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2020年4月20日16時39分 〜
記事 [カルト26] 鉄は国家なりの後に、しばらく金は国家なりが続いたが、農は国家なりに戻る事である。
一千万人が就農するとどうなるか、連合どころではない最強労組が誕生する訳で、例えが良くないが毛沢東みたいな指導者も出て来て、外資族と言うか在日族が牛耳る日本を百姓が千年ぶり位に奪還する訳で、農協も失業予定者もしょぼくれていると思うが、コロナが厄介で紛らわしいが、これから地方はいい意味で凄い事になるのである。
私が以前から東京を捨てろと書いてきたイメージは東京で過労死するより田舎で気楽にやった方がいいんじゃね程度の意味だったが、今書いている意味は、これからマジで地方がスリリングで東京でボケボケしている場合じゃないぜという意味で、まだそれどころではないと思うが、コロナが東京を殺し地方に天下を取れと天命を下したようなものなのである。
だから、失業は渡りに舟で、破産倒産首切りは一時的には辛いだろうが、実はプレミアチケットでメソメソしている場合ではないのである。
http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/309.html
コメント [近代史4] 大西つねき :正しいベーシックインカム 中川隆
2. 中川隆[-13084] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:40:27 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[38]
2015年11月28日
日銀国債買い入れで「日本破産」と喚いた連中 日銀国債は返済しなくて良い
日銀が買い入れた国債は、再び売却しない限り、存在しないのと同じ
引用:https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/images/pict_60_03.gif


日銀による日本国債買い入れが急増し、いまや360兆円に達しているとされています。

この国債は返済を迫られるのか、それとも雲散霧消するのでしょうか。


安倍首相対財務官僚

2013年から2015年春にかけて日銀が国債を買い取れば「日本が崩壊する」と主張する人が大勢居ました。

それも立派な肩書きを持つ経済学者や大学教授、官僚や国会議員、著名文化人や投資家を総動員して「日本は滅びる」キャンペーンを展開していました。

日本という国では時おりこうした、国を挙げた反政府キャンペーンが展開され、最近では反安保法制がありました。

       

このように国全体、特に全マスコミや教育関係者に命令できる組織は官僚しかなく、特に財務省が政権を交代させたがっている時に起こります。

財務省は事実上全省庁の予算を握って命令できる立場に居るので、マスコミ、大学教授、言論人などあらゆる人々を利権によって動員します。

安倍首相が消費税先送りを決めてから、反安倍運動が展開されたのは偶然ではなく、そう指導した人が居たからです。


財務省は全省庁で唯一、日本の財政が悪化すればするほど権力を増し、利益を得る役所です。

日本財政が健全だった頃は、当時の大蔵省には何の権限も無く、田中角栄に子供のようにあしらわれていました。

だから財務官僚は日本の財政を悪化させて地位を高めようとし、その為の有効な手段が消費税です。


消費税を導入すれば国民は消費をしなくなるので日本のGDPが減少し、税収も減少するのが分かっています。

消費税増税で得られる僅か数兆円のために、日本のGDPを減らして数十兆円の税収を減らすことが出来ます。

税収を減らせば財政は悪化するので、財務官僚の権勢は朝廷を支配した平家一族並みに高まるでしょう。


その財務官僚に真っ向から歯向かう行為が「日銀の国債買い入れ」でした。


嘘つき学者達は沈黙した

日銀による国債買い入れは安倍首相就任後の2013年から始まり、同時に財務省による「日本が破産する」キャンペーンが始まりました。

この頃ごく一部の変人を除いて、全ての経済アナリストや評論家は、日銀による買取に反対していたと思います。

代表的な意見は「金利が急上昇して国債支払い不能になりデフォルトする」というものでした。


別な意見では「ハイパーインフレが発生してジンバブエのようになり日本は破産する」とも言っていました。

ジンバブエは超インフレで100兆ジンバブエ・ドル札を発行したので知られていて、国庫金が2万円を割り事実上破産しました。

インフレ率は5000億%に達し、トイレットペーパーを買うのにその何倍もの紙幣を持っていかなければなりませんでした。


中央銀行が国債を買い取れば信用が低下して金利が上がる、国債を買い入れてお金をばら撒くのでインフレになる。

両方とも事実ですが話が極端であり、普通は僅かに金利が上がり、僅かにインフレ率が上がる程度です。

例えばアメリカはリーマンショックの時に、日銀を遥かに上回る国債買い入れを行いましたが、少し変化した程度でした。


日本崩壊論は大嘘も良い所で、カブトムシを見て大怪獣だと叫ぶような行為でした。

そう言っていた偉い先生達は今は黙り込んでしまい、自分がそう主張した過去すら隠そうとしています。

替わって彼らが現在言っているのが「日銀が国債を買っても借金は減らない」という主張です。


財務省が発表した「日本の借金」のうち、本当の借金は半分以下に過ぎない
201505081803
引用:http://www.marketnewsline.com/news/images/201505081803.jpg


日銀が買い取った国債はどうなる?

日銀が買い入れた国債はやがて満期を迎え償還されるが、日銀が「国債乗換」をすれば政府はお金を支払う必要がありません。

「国債乗換」とは満期が来た国債を1年間の短期国債と交換する行為で、毎年繰り返すと支払わなくて済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分の支払いは免除されている恰好です。


日銀の保有国債は300兆円を突破していて、まだまだ買い入れをするつもりなので、やがて400兆円にもなるでしょう。

日本国債の発行残高は約800兆円ですが、色々なカラクリがあって実際には400兆円程度しかありません。

例えば「高速道路の通行料やガソリン税で支払う」と財源が決まっている建設国債も「国債」と一まとめに計算されています。


国民が支払う借金ではないので建設国債を外国では国の借金に含めていませんが、こうした手口で財務省は日本の借金を多く見せかけています。

従って日銀が400兆円の国債を買い入れるという事は、事実上日本国債の全てを日銀が買い占めるという事なのです。

国債買い入れの先輩である米国FRBを見ると、毎年3000億ドル(40兆円)も国債を買い入れているが、FRBが倒産するという噂はありません。


FRBの総資産は2014年末でで2.5兆ドル(約300兆円)まで膨らみ、現在はもっと増えたと思います。

FRBは満期を迎えた国債を償還し、再び国債に投資していて、日銀の「国債乗換」とほぼ同じ事をしています。

FRBが得た金利収入は政府に納めているので、政府はFRB保有分は実質的に国債金利を支払っていません。


インフレによって国債の価値は少しずつ減少し、一方で金利は払わず、実質的に償還もしていないのでFRB保有分は、政府の負担になりません。

長期的には中央銀行保有分の国債はインフレによる価値の目減りでどんどん減少していくでしょう。

日銀が保有する日本国債も同じことで、インフレ率がプラスでさえあれば返済する必要が無いのです。


これに異を唱えているのが財務省による宣伝部隊で、インフレになればインフレ率を下げるために、日銀は国債を売却せざるを得ないと言っています。

これもまた小さな事を大げさに言う類で、今の日本のインフレ率はゼロなのに、10%になった時の事を心配しているのです。

日銀が国債を売却しなくてもインフレ率を下げる方法は色々とあり、すぐに国債を売却する必要などありません。


というわけで日本は800兆円だか1000兆円の借金を気にする必要は無く、年度ごとの収支だけを正常にすれば「破産」はしません。

気がかりなのは安倍首相や日本政府が、財務省の言いなりになって消費税を増税し、再びマイナス成長にする事です。
http://thutmose.blog.jp/archives/48914879.html

2016年02月15日
金融緩和で国債買取280兆円 日銀への利払いや償還はどうなった


日銀は毎年90兆円ペースで国債を買っています
引用:http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/1/0/1058642f.jpg


日本政府が発行した国債の27%を、日銀が保有しているのが分かりました。

今年はさらに増えそうですが、日銀が保有している国債の償還や利払いはどうしているのでしょうか。


日銀が国債の27%を保有

日本銀行が保有する日本国債は、2016年1月29日で、日銀HPで2,855,022億円つまり285兆円に達しました。

国債残高は財務省HPで1029兆円と書かれているので、日本国債の27.7%を日銀が保有しています。

2012年末には89兆円、2014年末には190兆円(短期国債を除く)だったので、1年で90兆円のペースで買っているのが分かります。

今年も同じペースなら2016年末には370兆円近くになり、日本国債の35%を日銀が保有する事になります。

いったい日銀が保有した国債は将来どうなり、金利の支払いなどはどうなっているのでしょうか。

国債には満期があり、10年国債は10年後に額面の金額を支払う必要が生じます。


しかし日銀は「国債乗換」をするので政府は償還する必要がありません。

「国債乗換」は満期が来た国債を別の国債と交換することで、繰り返すことで国はお金を払わずに済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分を国は支払わなくて済んでいます。


ではもし日銀が「国債乗換」をせず満期を迎えたらどうなるのか、興味深いですね。

理論上政府は日銀に額面の金額を支払わねばならないが、「必ず支払う」のではなく請求があって初めて支払います。

日銀がもし政府に請求しなかったら、財務省のHPの説明では満期から10年間請求しなければ、請求権が消滅します。


日銀国債の償還や利払いはどうなっている

日銀は政府の借金を消す為に、満期を迎えても請求せず、10年経ったら国債は消滅してしまうのです。

日銀保有国債が消滅し、政府がお金を払わなければ日銀は額面分の損失を計上する事になります。

日銀が巨額損失を被ったら、破産して日本は倒産するのでしょうか?


日銀が国債を買いまくっているのは、金融緩和をしてインフレ率を上げて、経済成長するためです。

従って充分にインフレ率が上昇し、経済成長率が上がったら、逆に保有国債を手放す「出口戦略」を取るでしょう。

すると政府は新しい国債保有者に現金を償還する必要があるが、その時は経済が好転し税収も増えているので問題なくなる。


インフレ率が上がると金利も上がるので、政府の支払いが増えるが、それはインフレ率上昇で相殺されます。

こんな風にやがて日本経済が好転すれば、問題も解決する事になっています。

ところで現在日本は政策金利がマイナスですが、日銀保有国債への金利支払いはどうなったのでしょうか。


政策金利がマイナスになっても国債金利がマイナスになった訳ではないので、国は金利を支払う必要があります。

実際政府は日銀に金利を支払っていますが、「国庫納付金」という名目で政府に戻しています。

日銀の決算日には「受け取った」事にしておいて、決算後に政府に戻すことを延々と繰り返しています。

要するに日本政府は日銀が国債を持っている限り、利払いも償還もしていないのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/54757382.html
 

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【青木泰樹】広義の政府負債から眺めると
投稿日: 2016/09/10 From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授

先月も報道された「国の借金、1053兆円(平成28年6月末現在)」。

もはや風物詩と化したマスコミのプロパガンダですが、財務省が3か月ごとに発表する統計(「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」)に基づいて報道されますので、ほとんどの国民は嫌でもこの嘘を年間4回聞くことになります。

刷り込みを狙っているのでしょうね(そもそも国民経済は政府と民間経済から成り立っており、民間を無視して政府だけを抜き出して「国」と決めつけるところに土台無理のある話です)。

この統計には、一般政府の債務に分類されない「償還や利払いが租税からなされない財投債」も借金として計上されており、かなり盛り込んだ数字になっています。
少しでも大きな金額に仕立てあげて、増税の地ならしのために「国は借金漬けで大変だ」という印象を政治家や一般国民に抱かせようとしている意図を、大半の皆さんは既に見抜かれていることでしょう。

本日は、「広義の政府の負債」についてお話しします。

それを突き詰めていけば、経済成長(経済の健全化)を目指す財政運営がいかに重要であるかを理解できると思います。

政府の負債(借金)と聞けば、先ず国債が思い浮かぶでしょう。

国債は政府負債の中心ですから(6月末で800兆円強あります)。

他方、一般の人にはあまり知られていませんが、ベースマネー(現金)もまた政府の負債なのです。

正確には日銀券は日銀の負債ですが、政府と日銀(中央銀行)のバランスシート(B/S)を結合した「統合政府(広義の政府)」を考えれば、日銀券は政府の負債となります(日銀のB/Sの負債側に日銀券、資産側に国債、政府のB/Sの負債側に国債、資産側に徴税権が置かれますから、両者を足し合わせるとそうなります)。

現在、ベースマネーは約400兆円です。

財務省は「国の借金」の中にベースマネーを加えておりません(加えればもっと大きな数字に見せることができるでしょうに)。

さすがに償還義務も利払いも必要ない現金残高を「国の借金」と強弁するのは躊躇(ためら)われたからでしょう。

さて「広義の政府負債=国債残高+ベースマネー(現金残高)」と定義して、この観点から金融政策および財政政策を考えます。

先ず、日銀は量的緩和(国債買取り策)によって何をしているのでしょうか。

実は「民間保有の国債」と「現金」を交換しているだけなのです。
すなわち日銀と民間銀行の間で政府の負債同士を交換しているだけなので、量的緩和によって民間保有の広義の政府負債残高は変化しません。

政府負債の増減とは全く関係のない政策なのです。

それでは、量的緩和のメリットは何でしょうか。

ひとつは、償還も利払いも必要な「負担になる政府負債(国債)」を、そうした必要のない「負担にならない政府負債(現金)」と交換することによって政府の負担を減らせることです(民間に対して利払いや償還をしなくて済みますから)。

次に、金利全般を押し下げて資金の借りやすい経済環境を整えることです。
この二つは量的緩和によって確実に実現できました。

しかし、日銀の思惑通り(教科書通り)にインフレにはなりませんでした。その理由は、私がよく持ち出す下記の定義式を見れば簡単にわかります(ここで非金融部門は個人と企業から成る実体経済を指します)。

「ベースマネー(B)=金融部門保有の現金(B1)+非金融部門保有の現金(B2)」。

「マネーストック(M)=B2+非金融部門の預金(D)」。


量的緩和は銀行保有の国債と交換にB1(日銀当座預金)を増やすだけの政策ですから、当然のことながら、直接マネーストックは増えません。

実体経済の規模を表す名目GDPに影響を及ぼすのはマネーストックですから、量的緩和だけでは景気に影響を及ぼすことができず、それゆえインフレにもならないことは自明です。

しかし既存の経済学では、民間経済を二部門に分けず一元的に考えますので、B1とB2を区別することができず、それらを一緒くたにしてしまいます(同じ鍋に入れる)。

結果的に金融部門と非金融部門(実体経済)が混在した中でベースマネーとマネーストックを考えることになりますから、ほとんどの経済学者は貨幣認識に関して間違えます。

例えば両者の関係を「貨幣乗数(M÷B)」と定義して、貨幣乗数の値が安定的(一定値で推移する)なら、「ベースマネーによるマネーストック管理は可能である」といった岩田日銀副総裁の好きそうな結論が出てくるわけです。

しかし、現実経済では貨幣乗数の値は不安定で、量的緩和をすればするほど低下を続けています。

これは当たり前のことで、多少専門的になって申し訳ないのですが、経済学の貨幣乗数の定義式に「銀行の超過準備(現金)」は入っていない(論理的に入れられない)からなのです。経済論理で理屈がつけられないのです。

そうした現実的要素を捉えるための認識手段として、私は再三再四、「民間部門を二分割し、かつ貨幣の役割を考慮して貨幣循環を考えましょう」という動態的貨幣論を唱えているわけです。

さて、量的緩和(B1の増加)によってマネーストックは自動的に増えないことが理解されたと思います。

それでは、マネーストックが増える条件は何でしょう。

それは実体経済(非金融部門)の預金(D)が増えることです。

そのためには企業や個人が銀行融資を受けて投資を行うことが必要です(投資支出が他者の所得増になり、結果的に預金が増えるのです)。

すなわち、この不確実な世の中でリスクを負って借金をする人(投資者)がいてはじめて、言い換えれば「借金」があってはじめて経済は成長するのです。

注意すべきは超過準備(B1)から融資が行われたのではなく、信用創造によって民間に新規の購買力が生まれたのですから、この場合、日銀当座預金の額は変わらないことです(無論、政府負債残高も変わらない)。

ところが先行き不透明な現況で民間の資金需要は低迷せざるを得ません。

金利が底ばいを続ける中、さらに僅かの金利低下があったとしても実物投資を刺激しないことはこれまでの経験から実証済みでしょう(投資が実質金利のみに依存するのは経済学の世界だけの話)。

しかし日銀は銀行に融資を拡大させるために、マイナス金利を導入しました。

銀行にペナルティを課して融資を促す政策ですが、民間に資金需要の無い状況では、いたずらに銀行収益を圧迫させ、リスク資産への投資を促すだけです。
投機を助長し金融を不安定化させる政策ですから、天下の愚策といえましょう(マイナス金利の深堀はさらに混迷をもたらします)。

マネーストックを増やすもう一つの手段は、非金融部門の現金(B2)を直接増やすことです。

これは民間金融機関を通さない「新規の政府負債の創出」ですから、ミルトン・フリードマンのヘリコプターマネー(元祖ヘリマネ)ですね。
以前指摘したように、昨今のヘリマネの定義はさまざまです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/07/09/aoki-28/

そのとき紹介した若田部昌純早大教授のヘリマネの定義は「貨幣を増やし、増えた貨幣が恒久的に残ること」で、ヘリマネと量的緩和の違いは「増やした貨幣を将来回収するか否か」でありました。

定義は約束事にすぎませんから、人それぞれどのような定義であっても、そこから有意な論理が展開されれば問題とはなりません。

ただし若田部氏の定義は、「新規の政府負債の創出」を意味しないので、フリードマンの元祖ヘリマネとは全く別物といえます。

若田部氏の定義を現実的観点から解釈すれば、「日銀当座預金を増やし、増えた日銀当座預金が恒久的に残ること」をヘリマネと言っているのですから。

先述した通り、量的緩和によっても広義の政府負債は不変ですから、将来民間銀行から現金を回収しようとしまいと政府負債残高に変わりはありません。

ヘリマネといった奇策を用いることなく、新規の政府負債の創出を伴うことなく経済を成長させ、結果的にマネーストックを増加させる手段こそ財政出動なのです。
以前より指摘しているように、「日銀保有の国債を徐々に新規の政府債券(無利子長期国債)と交換する」という適切な出口戦略をとれば、いわゆる国債の累増に起因する問題は完全に解消します。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/06/11/aoki-27/

もちろん、この場合も広義の政府負債残高は変わりません。

ただし日銀が量的緩和を今後も継続すると、民間保有の国債が干上がることになります。

民間金融機関にとって国債は長期資金の運用手段として、また担保用としてある程度保有する必要がありますから、この事態は避けねばなりません。

そのためにも、また現在の日本を取り巻く様々な脅威(地震や台風といった自然災害、外国からの軍事的圧力等)に備え、かつ国土の比例的発展を促すための資金調達手段として適切な量の建設国債を発行する必要があるのです。

日銀が買い、政府が売る。

これが金融政策と財政政策のバランスをとる王道なのです。

肝心なのは、建設国債は市中消化されねばならないことです(日銀が量的緩和をしている以上、金利は上がらない)。

銀行に国債を与える必要があるからです。

市中消化によって日銀のB/Sの負債側にある日銀当座預金から、同じく負債側の「政府預金」へ現金が移動することになります。

すなわち日銀当座預金の中で超過準備として死蔵されたカネ(所得を生まない不活動貨幣)を、政府が建設国債の発行により調達し、実体経済(非金融部門)へ注入することによって所得化するカネ(活動貨幣)に転換するのです。

結果的にマネーストックは増加し、名目GDPも増加するのです。

民間主体が投資意欲のない(借金しない)状況で、政府が社会に有益な投資のための借金をすることで、経済は成長するのです。

この場合、建設国債が市中消化されているわけですから、当初からの広義の政府負債残高は変化しません。

それゆえヘリマネではないのです。

近視眼的に日銀当座預金の増加を以って、それがあたかも財貨への需要増をもたらすと捉え、ハイパーインフレの危険性を唱える主流派学者の間違った懸念も生じないでしょう。

現行の枠組みの中で真っ当な政策を実施すれば、ヘリマネを持ち出さなくとも景気浮揚は可能なのです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/category/aoki/page/2/


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森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 日本の財政は世界一健全
掲載日時 2016年10月26日 14時00分 [政治] / 掲載号 2016年11月3日号

 財務省はこう主張している。

 「日本は1000兆円以上の借金を抱えていて、財政が破たん状態にある。高齢化社会の社会保障費を賄うためにも、消費税率を引き上げていく以外に方法はない」


 しかし、本当に日本の財政が破たん状態なら、なぜ日本の国債にマイナスの金利がつくのだろうか。財政破綻した国の国債は、信用されないから、高い金利を払わないと資金が調達できない。例えば、'09年の政権交代により財政赤字が表面化、結果、破たんしたギリシャでは、国債金利が一時、40%を超えたのだ。

 日本国債の金利が世界一低い理由は、財務省自身が発表している資料を見ると明らかになる。

 財務省が今年1月に発表した「国の財務書類」によれば、日本政府(一般会計+特別会計)が抱える負債は1171兆円と、国民がよく知っている数値となっている。ところが、日本政府が抱えている資産額が679兆円もあるため、純債務は492兆円にすぎない。財政の実態は、イメージとずいぶん異なる。GDPの2倍あると言われている借金が、実質的にはGDPと同じ程度しか存在しないからだ。

 また、今年3月に財務省が発表した「連結財務書類」をみると、事態はさらに改善する。これは、日本政府に加えて各省庁から監督を受けるとともに、財政支援を受けている特殊法人、認可法人、独立行政法人、国立大学法人などを加えたものだ。

 これによると、平成26年度末の純債務は439兆円とさらに減少する。しかも、前年度の純債務は451兆円だったから、借金は1年間で12兆円も減少しているのだ。そのため、少なくとも日本の借金が毎年増え続けているという認識は、事実と異なるのだ。
 さらに、この連結財務書類には、日本郵政や日本政策投資銀行などが含まれているが、肝心の日本銀行が含まれていない。その日本銀行が財政の一番のカギを握っている。

 これまで、日銀は金融緩和を進めるために、年間80兆円という猛烈なスピードで国債を買い続けてきた。日銀のバランスシートを見ると、平成26年度末の国債保有高は270兆円に達している。実は、この日銀が保有する国債は、政府にとって事実上返さなくてよい借金なのだ。

 実態はもう少し複雑だが、シンプルに言うと、日銀は国債を市場から購入して、日本銀行券を発行する。日本銀行券は、国債と異なって、利払いの必要がないし、元本返済の必要もない。つまり、国債を日銀が購入するということは、国債を返済不要の日銀券にすり替えるということなのだ。そこで、日本の連結純債務の439兆円から、日銀が保有する国債残高の270兆円を差し引くと、日本政府の本当の借金は169兆円ということになる。

 しかも、これは平成26年度末の話だ。平成27年度末の日銀の保有国債は349兆円に増えているから、日本の本当の借金は、90兆円にすぎない。しかも今年度も年間80兆円ペースで日銀は国債を買っているとみられるから、日本政府は、今年度末には実質無借金経営になる。

 長かった財政再建が、ようやく今年度に完了するのだ。
http://wjn.jp/article/detail/1787426/

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「ブタ積み」された不換紙幣の価値とアベノミクス
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/621.html

アベノミクスと貨幣数量説 埼玉学園大学教授 奥山忠信 (2014/02/03)


 2年間で貨幣量を2倍にして、2%の物価の上昇をもたらす。言うまでもなく、アベノミクスと呼ばれる経済政策の根幹をなす黒田日銀総裁の金融政策である。貨幣量の調整を経済政策の基本とする点で、マネタリズム(貨幣量の増加が物価を上げ、貨幣量の減少が物価を下げるという経済学の伝統的な学説)にもっとも忠実な政策である。

 30年前のアメリカのレーガン大統領の政策と目標は逆だが、手法は同じである。いわゆるレーガノミクスが、インフレとの戦いを目標にしたのに対して、アベノミクスはデフレからの脱却を唱えている。レーガンの新保守主義を支えたマネタリズムの巨匠フリードマンが、インフレは貨幣現象である、という名言を残したが、安倍首相は2013年2月7日、衆議院予算委員会において、デフレは貨幣現象である、とフリードマンを真似ている。

 たしかに、アベノミクスの推奨者たちは、現政策を単純な貨幣数量説ではないと主張し、インフレマインドの定着を唱えている。フリードマンは、マインドの定着は20年かかると言っている。インフレが起きてから20年という意味である。今回の政策は、インフレが起こる前にインフレマインドを定着させようとする点と、インフレマインドを短期に定着させようとする点が、新しい点と言えなくもない。

 しかし、これは「騙せたら勝ち」と言っているに等しい。危うい政策であり、メディアの「大本営発表報道」的協力を不可欠とする政策と言える。文字通り背水の陣の政策である。しかし、背水の陣の政策は、本当に有効性を持つのかどうか。

 ■19世紀への先祖返りの結果

 1980年代以降のマネタリズムの隆盛と、1990年代以降のグローバリゼーションの急展開で国家対市場の対立が叫ばれ、国家や社会による保護を前時代的なものとし、規制緩和を是とする経済思想が席巻した。そして、市場主義の下での自由競争を最も効率的なシステムとする思想が広く受け入れられるようになった。これは19世紀への先祖返りである。

 第二次世界大戦後に人類の「進歩」と思われていたケインズやマルクスの「革命」は、マネタリズムによって一掃されてしまった。いわゆるフリードマンによる経済学上の「反革命」の勝利である。

 しかし、市場主義の下での自由競争は、不運な弱者を淘汰し、格差社会は世界的な傾向となった。新興国はもとより、先進国の貧困問題が時代の新しい主要な社会問題として浮上してきた。

 わが国もまた、労働者の3分の1を非正規雇用とする社会となった。事実上の社会主義とさえ言われていた70〜80年代の日本の賃金体系がたちどころに崩壊し、先進国内でもまれにみる速さで格差社会を生み出したのである。

 ■通貨変動相場制を真に受けた唯一の国

 今、アベノミクスで株価が1.5倍になるなかで、2013年下半期(7〜12月)の実質賃金(物価変動を考慮した賃金)は、1%を超える下落が予想され、リーマン・ショック以来の下落はばとなる。年間60〜70兆円の貨幣供給は、賃金には反映していないのである。

 日本の賃金は下降線をたどり続けている。これは国際化への日本的な対応の帰結であった。その基本的な原因は、日本が変動相場制への転換を生真面目に受け止めた点にある。ニクソン・ショックとスミソニアン体制の崩壊後の1973年以降、変動相場制が導入された。

 1944年のブレトンウッズ会議によって作られた第二次世界大戦後のIMF体制は、固定相場制とアメリカ・ドルと金との兌換(1トロイオンス=35ドル)によって成立していた。ニクソン・ショック(1972年8月)による戦後体制の崩壊は、資本主義世界の崩壊を思わせるほどの衝撃であった。しかし、東西冷戦下、ベトナム戦争の泥沼化が続く中で、アメリカは金兌換による金の国外流出を見逃すことはできなかった。戦時には紙幣はただの紙に戻る。金は戦時には不可欠の貨幣となる。

 変動相場制は、金・ドル兌換停止と国家の為替市場への不介入を前提とする。国家が為替市場に介入しないということは、外貨準備が不要になることを意味する。変動相場制に伴う為替以上の混乱は、先物市場が作られることによって回避されるものとされていた。フリードマンが提唱したこの学説は、貨幣に関する市場主義であり、外貨準備不要の理想的なシステムとされていた。

 しかし、理論的な関心は持たれていても、その現実性は信じられていなかった。信じられていなかったからこそ、8月のニクソン・ショックの後の変動相場制を12月のスミソニアン合意によって固定相場制に戻したのである。その崩壊は、変動相場制の理論的な優位ではなく、固定相場制の放棄の帰結に過ぎない。

 現実の変動相場制は、為替を維持するために大量の外貨を必要とし、国家が為替介入し、国際的な協調体制をとることによってかろうじて維持されてきた。当初の理論的な想定とはあまりにも違いすぎる。為替リスクを回避すると言われていた先物市場も、アジア通貨危機(1997年)には、投機の対象として利用された。

 変動相場制を真に受けたのは日本だけと言える。ヨーロッパはさまざまな制度を作って広域経済圏の固定的な為替相場を維持しようと努めていたし、新興国はドルをはじめとする強い通貨にリンクして貿易の安定を保とうとしていた。この動向は今でも同じである。ヨーロッパの努力の結果が欧州単一通貨ユーロである。ドルが世界通貨である限り、アメリカは経常収支の制約を直接に受けることはない。おそらくは、日本が変動相場制の被害を一番被った国であろう。

 ■起きなかったトリクルダウン

 1985年プラザ合意時の1ドル250円水準から、1995年の1ドル=80円の円高まで、10年間で円は3倍になる。以後一時的に円安に振れることはあったが、円高基調は続いた。日本は、この経済環境の悪化を、国外への生産拠点の移動と賃金の切り下げによって国際的な競争力を維持し乗り切ろうとしたのである。

 正規雇用者の賃金の上昇を抑え、非正規雇用を急激に増やすことで、グローバリゼーションに対応したのである。名ばかりの労働市場の流動性である。規制緩和の行きつく先が今であり、安易な市場主義導入のつけが回っているのである。

 戯言を言わせてもらえば、もしニクション・ショック(1971年8月)がなければ、・・・金とドルとの兌換、そして固定相場が維持されていれば、日本は今でも「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でいられたかもしれない。

 現状は、過少消費不況である。非正規雇用の急激な増大が、貧困化をもたらし、消費需要を停滞させているのである。政府が経営者団体に賃上げを迫るという異常事態は、この問題の深刻さを政府が認識していることを示している。富者を富ませれば徐々に貧者も豊かになるというトリクルダウンは起きなかったのである。

 ■「ブタ積み」されたマネーの効果

 日銀が供給した膨大なマネーはどこに消えたのか。日銀の中の金融機関の口座の中に眠っているだけである。これを隠語で「ブタ積」みという。貨幣数量説による貨幣量の増加のイメージは、しばしばヘリコプター・マネーと呼ばれる。貨幣数量説の論者であるベンバーナンキが「ヘリコプター・ベン」と呼ばれたのは、貨幣数量説による。

 本当にヘリコプターから1万円札を撒くのなら拍手喝采であろう。しかし、そうではない。量的緩和のために日銀券を刷るわけではない。日銀券はアベノミクスの計画でもほとんど増えない。金融機関の国債が日銀に移り、日銀の中にある金融機関の口座に莫大な代金が振り込まれるだけである。紙幣の印刷費もかからない。

 そこから先に貨幣が流れるかどうかは、企業と金融機関の行動次第である。実際にはなかなか流れないのである。不況マインドの中では、資金は借りたくても借りられない。貸したくてもリスクが大きすぎる。統計上の雇用が増えても、非正規雇用が増えるだけで、肝心の実質賃金が下がるとなると、何の効果もなかったことになる。「ブタ積み」の量が増えたのである。根本的な問題は、貨幣の問題ではないのである。

 しかし、日銀が国債を買って貨幣を供給するという手法は、国債の値段を上げ、金利を低くする効果は期待できる。もともとゼロ金利状態なので、その変化はわずかであり、国内の製造業がこの微々たる金利の変化で投資行動を変えることは考えにくいが、金融機関にとってはわずかな差も見逃せない。金利の低下が期待されれば、円は売られ、円安になる。この期待は為替を円安に誘導する。輸出産業にとっては、これは有利に働くはずである。

 言うまでもないが、円安による輸入価格の上昇は、デフレからの脱出ではあっても、不況の脱出の指標ではない。物価が上がっても喜ぶべきことではない。むしろ実質賃金の低下の要因となる。また、財政投資によるGDPの増大は、経済成長ではあるが、ケインズの手法であり、マネタリズムの批判してきた政策である。貨幣量増大の成果に数えるべきではない。

 また、国債を日銀が買うことによって、日銀以外の機関の投資行動が、国債から株にシフトすることは十分に考えられるので、株式市場は活性化する。あるいは活性化することが期待される。現状は外資中心の株の売り買いだと言われているが、この思い込みによって株価は上昇する。ただし、株価の上昇と実体経済の成長とは直接の関係はない。株価は株価、架空の評価である。株でもうけた人が、もうけた分を株に投資しないで消費に回すという仮定で成り立つ話であり、多くの期待は出来ない。

 株や不動産は、生産を刺激するものではないので、いくら上昇しても、実体経済に結びつく保証はない。貨幣を増加すれば、為替が下がり、株価が上がる効果は期待できるが、景気が回復して物価が上がる保証は特にないのである。

 ■貨幣数量説の本来の意味とは?

 なぜそのような幻想が生じたのか。それは貨幣数量説の出自と理論にある。貨幣数量説の起源は不確かである。貨幣が増えれば物価が上がるという考えは、日常経験に馴染みやすい。とは言え、この学説は、コロンブスのアメリカ発見以来の金銀のヨーロッパへの流入、これに伴う16世紀のいわゆる価格革命と呼ばれる時期に普及している。当時のヨーロッパの貨幣は金と銀である。その増加と物価の上昇が軌を一にしたのである。

 これが学問的な関心の対象となった。貨幣数量説の創設者には、ジョン・ロック、モンテスキュー、デイビッド・ヒュームという世界史を飾る知性が名を連ねている。この学説は、ヒュームにおいて完成するが、有名な公式は20世に入ってから、アーヴィング・フイッシャーによって作られる。MV=PT(M:貨幣量、V:貨幣の一定期間での使用回数あるいは流通速度、P:価格、T:取引量)、である。千円札が5枚、1週間に各3回使われたとすると、1万5千円。アイスクリームが1個100円で1週間に150個売れたとすると、1万5千円。購入総額(MV)と販売総額(PT)は常に等しいので、この公式は常に成り立つ。Vが慣習的に一定でTにも大きな変化が一般にはないと仮定すると、MとPは、比例定数1の正比例関係になる。つまり、一方が2倍になれば他方も2倍になるのである。MV=PTが「自明」であるとすれば、この正比例関係も「自明」になる。

 フリードマンによれば、貨幣量と物価の比例関係を言うだけでは貨幣数量説ではない。貨幣量の増加が原因で、価格の上昇は結果であると言うことが重要である。Mが原因で、Pが結果であるということは、この等式からは本来導くことはできない。価格が上がれば貨幣量も増えるという必要流通手段量説も成り立つ。この考えは貨幣数量説に対する批判の系譜として伝統的に受け継がれている。アダム・スミスやカール・マルクスなどがそれであり、現在の貨幣供給に関する内生論もこの系譜にある。

 とは言え、貨幣数量説にとっては、貨幣の供給が外生的に決まる、とすることで政策手段としての意味を持つ。しかし、この学説には当初から根本的な疑問が付きまとっていた。貨幣量が増えれば本当に需要量は増えるのか(ジェームズ・ステュアート)、貨幣が増えても使われなければどうなるのか、という疑問である。使われなかった貨幣は物価に影響しないのだから、等式から外して、貨幣数量説を成立させる(J.S.ミル)見解も登場する。

 単純化すれば、一定期間に100円のアイスクリームが1個売れ、100円玉が一個使用された、というだけの等式である。自明ではあるがそれ以上の意味は持たない。今でも、使われた貨幣だけを取れば、貨幣数量説はいつでも成立する。問題なのは供給されたが、使われなかった貨幣の存在である。今の日銀の目標は、貨幣量を2倍(基準年の200%)にして、物価を2%上げることにあるが、それ自体が、本来の貨幣数量説とは程遠い。

 ■国際的通貨システムの根本的な見直しを

 ニクソン・ショック以降、アメリカ・ドルは一国の不換紙幣のままで世界貨幣として信認されてきた。ロバート・マンデルによれば、シニョレッジ(貨幣発行益)がアメリカ一国によって独占されている状態であり、道義的にいつまで続くかわからない状態にある。各国通貨もまた不換紙幣である。通貨発行の歯止めは失われつつある。

 それとともに、バブルとその崩壊が景気循環を主導するようになっている。アメリカはリーマン・ショックの後で、4カ月で通貨を3倍にして、証券市場崩壊の危機を乗り切っている。しかし、増えた貨幣を回収することは極めて困難である。量的緩和を縮小したり、場合によっては止めたりすることはあっても、通貨量を元に戻すことはありえるのだろうか。市中に流された大量の貨幣は、次のバブルの源泉となる。その分だけバブルとその崩壊の規模が大きくなる可能性が高い。

 しかし、それだけではない。不換紙幣は固有の価値を持たない。貨幣数量説が唱えるように、貨幣量によって比例的に貨幣価値が管理されているわけではない。貨幣価値は人々の社会的な幻想によって維持されているにすぎない。貨幣価値に対する信認の崩壊は、インフレのレベルを超えて市場の崩壊である。

 格差社会の現実に立ち向かい、現代の国際通貨システムを根本的に考え直す時期に来ていると言える。
http://judiciary.asahi.com/fukabori/2014013100001.html  


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借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏
週刊ポスト2017年1月13・20日号

「日本は1000兆円も借金があるから増税しなければいけない」

「ギリシャのように破綻する可能性がある」

──新聞・テレビで何度も繰り返されてきた“警告”だ。

だが、日本という国家の財務状況は「借金の額」だけを見ても判断できないはずだ。

 投資家や銀行が企業の経営状態が健全かをチェックする際には、必ず「バランスシート」を見る。傘下に多くの子会社を抱える大企業の財務体質をはかる場合、子会社を含めた連結決算の財務諸表を見なければ本当の姿はわからない。

 国の財政も同じだ。主要国は政府の財務諸表を作成する際、政府単独とは別に、政府と中央銀行の財務諸表を合算した「統合政府」のバランスシートを作成している。しかし、日本(財務省)はそれを作成していない。

経済アナリストの森永卓郎氏が語る。

「信じ難いかもしれませんが、政府と日銀を含めた連結バランスシートを考えると、いまや日本の国家財政は世界一健全なんです」

 アベノミクスの開始以来、日銀は大幅な金融緩和で国債を大量に買い続け、2016年10月には日銀の国債保有残高は400兆円を超えた。

 日銀はお札を刷って、国債を買っている。つまり、日銀のバランスシートには、保有する400兆円の国債が「資産」に計上され、「負債」には市中銀行が日銀に預けている当座預金と日銀券(お札)の発行額が計上される。

 森永氏の解説を簡単に説明すると、

政府と日銀のバランスシートを合算(連結)して考えると、政府が発行した900兆円近い国債のうち400兆円は「統合政府」自ら保有しているから相殺され、実質的な国債発行額は500兆円に減る。

 かわりに日銀券と銀行の当座預金の400兆円が「負債」に計上されるが、いくらでも自由に発行できる日銀券は返済の必要がなく、銀行が当座預金の引き出しを求めた場合も日銀はお札を刷って払うことができる。

いずれも事実上、返済する必要がない負債だ。


 日銀が国債を買い入れたことで、国(統合政府)のバランスシート上、資産の裏付けがない借金である純債務は491兆円から91兆円に大幅に減ったのである。

 当然ながら、そのリスクも指摘されている。

本来、中央銀行に国債を大量に買わせるとインフレ、国債暴落、通貨安という副作用が起きて、国民生活に大ダメージを与えるとされてきた。

ところが、日本には“特殊な状況”が生まれているというのだ。


「現在の日本経済は日銀が物価を上げたくても上がらない、国債はゼロ金利だから多少金利がついた方がいい、為替ももう一段の円安が望ましい。

副作用が起きても全部プラスに働く。
こんな国は日本だけで、世界でも日本だけが使える魔法なのです」(森永氏)


 国の資産を管理する財務省理財局の資金企画室長などを歴任した嘉悦大学教授の高橋洋一氏もこういう。

「私が初めて国のバランスシートをつくった当時と一番違っているのはそこです。

日銀の国債大量買い入れによって統合政府のバランスシートでみると日本の借金は大きく減り、財政再建は終わったと考えていい。

 20年前、私が米国プリンストン大学に留学中にバーナンキ教授(前FRB議長)が、

『中央銀行が量的緩和してもインフレにならなければ財政再建ができるね』

といったことがある。それがまさに20年後の日本で現実になった」


 一方で、財務省は“まだ日本は借金大国で増税が必要だ”としきりに繰り返している。

しかし、いまこの国に必要なのは、増税ではなく、経済成長でもっと国の税収を豊かにし、将来の年金問題を解決することだろう。

 たしかに専門家の中には、たとえ今インフレが起きていなくても中央銀行の国債大量買い入れがいきなりハイパーインフレを引き起こすリスクがあると指摘する声も多い。手放しで現状に安心はできないだろう。

 ただ、国が借金をする裏付けに徴税力という“資産”が使えるのは、国民が経済成長を支え、納税の義務を果たしているからだ。

増税はその経済成長に冷や水を浴びせる。

「借金が多いから増税」という財務省のロジックが乱暴であることも、国のバランスシートから浮かび上がってくる。


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スティグリッツ教授の「日本国債無効化論」 2017-03-16

日本では重大な報道が相次いでいますが、本日はこれ。


『スティグリッツ教授:政府・日銀保有国債の無効化主張−諮問会議
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-14/OMSL6D6JIJUO01
●政府債務が「瞬時に減少」、「不安和らぐ」と−スティグリッツ氏
●債務の永久債や長期債への組み換えも提言−金利上昇リスク移転可能
 ノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ米コロンビア大学教授は14日夕、経済財政諮問会議に出席し、政府・日銀が保有する国債を無効にすることを提言した。
 会議に提出された資料によると、スティグリッツ教授は、政府・日銀が保有する国債を無効化することで、政府の債務は「瞬時に減少」し、「不安はいくらか和らぐ」と主張。また、債務を永久債や長期債に組み換えることで、「政府が直面する金利上昇リスクを移転」できるとしている。永久債の発行は「政府支出に必要な追加的歳入を調達し、経済を刺激する低コストの方法」だとした。
 日本の政府債務については、金利の大幅な上昇で「政府は問題に直面するかもしれない」と懸念を表明。しかし「政府債務を低下させるために消費税を上げることは逆効果」であり、代替案として企業の設備投資を促す炭素税の導入を挙げた。
 スティグリッツ氏は記者団に対し、金融政策では強い経済を取り戻すのに必要な刺激を与えるのは難しい、と説明。財政政策によって、さまざまな分野の構造改革を進めるべきだと述べた。
 スティグリッツ氏は昨年3月、政府が開いた国際金融経済分析会合の初会合に出席し、17年4月に予定していた消費増税について、世界経済が低迷する中での実施は間違っているとして安倍晋三首相に再考を促した。安倍首相は6月、消費増税の再延期を正式に表明した。』


 日本銀行は、日本政府の子会社です。そのため、日本銀行が保有する国債については、連結決算で相殺されるため、返済の必要も、利払いの必要もありません。これは価値観云々とは関係ない、単なる統計的な真実です。


 償還期限が来たところで、借り換え「させれば」済む話です。何しろ、日本銀行は日本政府の子会社です。(別に、日銀保有ではない国債にしても、償還期限が来ると借り換えされるのですが、本日はその話はしません)


 すなわち、日本政府が保有する国債は、「シャッキ〜ンッ!」とやらではないのです。単なる、貨幣です。と言いますか、そもそも中央銀行の国債買取は「国債の貨幣化(マネタイゼーション)」と呼びます(財政ファイナンスとやらではありません)。今、この瞬間も、日本政府は国債の貨幣化を猛烈な勢いで推進しているのです(量的緩和による)。


 というわけで、わたくし共は、
「日本に財政問題(国の借金で破綻する!)など、存在しない」
 と主張し、青木泰樹先生の「長期の無利子国債(ゼロクーポン債)」といった提言を拡散してきたわけです。


 すでにして、日銀保有の国債は「実質的に負債ではない」わけですが、これを名目的にも単なる貨幣にしてしまうのが、長期無利子国債です。日本政府が長期無利子国債を発行し、日本銀行の保有する国債と交換してしまえば、名実ともに「クニノシャッキ〜ン」は消滅します。


 文字通り「消える」のです。


 などと、わたくし共が主張を続けても、一向に受け入れられないのですが、ノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツ教授が言ってくれれば、別でしょう?


「政府・日銀が保有する国債を無効化することで、政府の債務は「瞬時に減少する」


 上記のスティグリッツ教授の言葉が、真実なのです。 


 ちなみに、政府が保有する国債とは、恐らく社会保障基金(国民年金や厚生年金など)が保有する国債のことなのでしょうか。バランスシート上、日本政府の一部である社会保障基金も国債を保有しているため、「政府が政府に金を借りている」状況になってます。 


 もちろん、財務省は日銀保有分も、社会保障基金保有分も「政府の負債」に積み上げ、
「クニノシャッキンデハタンスル〜ッ!!!」
 プロパガンダに活用しています。日本政府は、自分が自分に借りている負債分までもを「借金」に積み増しされ、破綻する、破綻すると騒がれているのです。


 ちなみに、上記のスティグリッツ教授の発言は、今のところブルームバーグ紙にしか載っていませんでした。こうして、日本国民は情報を統制され、間違った道を歩まされることになるというわけです。


 日本に財政問題など存在しないにも関わらず、財務省の「国の借金プロパガンダ」により我が国は亡国路線を邁進しています。


 スティグリッツ教授の経済財政諮問会議による発言が、少しでも政府をまともな方向に動かしてくれることを願うばかりです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12256819916.html

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2017年10月23日
日本の財政収支は改善していた

リーマンショックでGDP比9%台に悪化した単年度赤字は3%台になった
引用:ブルームバーグhttps://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iFwAlpjvFtG8/v2/750x-1.png


日本の財政赤字が改善傾向

衆議院選挙も終わったが、今回の選挙では「財政赤字」や「財政均衡」が争点になりませんでした。

過去の選挙では日本の借金をどう返すか、大増税しかないという議論が必ず起きていました。

どうして財政議論が沈静化したかというと、この数年で日本の財政赤字は縮小し、改善されつつあるからです。

         
「日本の借金は世界最大!(嘘です)」と騒いでいた財務省のデータを引用すると、2016年財政収支はGDP比4.9%の赤字でした。

2017年度の歳入約63兆円で歳出97.4兆円、単年度の財政赤字は35.3兆円でした。(財政関係基礎データ 平成29年4月より)

歳出のうち「真水」つまり執行する予算は73.9兆円で、国債費が約23.5兆円でした。


歳入が63兆円で歳出が73.9兆円なので赤字額は11.9兆円で、残りは国債償還費用でした。

この国債を日銀が大量に購入していて、9月時点で約400兆円、日本政府が発行している国債残高は865兆円でした。

国債のうち584兆円だけが国が払う債務で、274兆円は建設国債なので高速料金やガソリン税から利用者が払っています。


584兆円のうち短期債務は予算のやりくりで数ヶ月間借りては返済するもので、長期債務はおそらく500兆円くらいでしょう。

政府が返す500兆円のうち400兆円を既に日銀が保有していて、もうすぐ100%に達してしまいます。

現在日銀は国から国債償還を受けると同じ金額の国債を購入しているので、実質的に国は償還していません。


毎度おなじみ財務省の「国の借金」実は政府が返すのは赤い部分の584兆円だけで、そのうち400兆円を日銀が保有しているので、賞味184兆円しかない。
004B
引用:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.gif


財政赤字問題は解消に向かう

では日銀が国債を100%近く保有してしまい、これ以上買えなくなったらどうするか、というのが「金融緩和出口論」です。

そのまま持ってれば良いんじゃないかという意見、いや債券市場の健全性を損なうから全部売却しろという終了論があります。

今まで買い集めた国債を日銀が売り飛ばしたら、どう考えても大混乱になるが、財務省などはそう主張している。


別な考え方としては政府は「永久国債」や50年債、100年債をゼロ金利で発行して、事実上凍結してしまうというのがあります。

イギリスとかは100年以上前の借金をそのようにして「冷凍保存」しているそうです。

日本のGDPがこのままプラスで推移すれば税収は自然に増えるので、数年後には国債を除く単年度赤字はもっと少なく成るでしょう。


すると事実上、財政議論は単年度で黒字化することから、今まで日銀が買い取った国債をどう処理するかという問題に変わります。

日銀を倒産させて第二日銀を立ち上げても良いが、それはあんまりなので、やはり低金利の長期債で「塩漬け」か「冷凍」が妥当でしょう。

米経済メディアのブルームバーグは今週、「日本の財政収支は大幅に改善した」という記事を掲載しました。


それによると2011年ごろに日本の単年度赤字はGDP比9%に達していたが、現在は3%か4%で推移しています。

日本の政府債務そのものも、この2・3年は増えていないとしています。

データの計算方法は書いていないが、GDPのプラスや日銀の国債買い取りで借金の増加は止まりつつある。
http://www.thutmosev.com/archives/73227958.html


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天才・高橋洋一の国会「財政危機は大ウソ。天下り先を売らないのが、その証拠」「消費税増税はアンフェアだ!」2018年予算委員会公聴会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kiG1ceqfPCs

2018年2月24日 土曜日

◆天才・高橋洋一の国会「財政危機は大ウソ。天下り先を売らないのが、その証拠」「消費税増税はアンフェアだ!」2018年予算委員会公聴会

◆国会公聴会で話した「アベノミクス擁護」の理由 2月22日 高橋洋一

 政府はすべての人に職があることを目指すべきだ。職があれば、社会の安定にもつながる。

 職があることは、就業者数で見てもいいし、失業率でもいい。

 例えば、失業率が低くなれば、自殺率は顕著に下がるし、犯罪率も下がる。社会問題のいくつかは、失業率を低下させることで、ある程度解決する。

 さらに、若者にとって職があることは重要だ。例えば、大学の新卒者の就職率は1年前の失業率に連動する。

 一流大学の就職率は常にいいが、筆者が教える大学では雇用事情の影響をもろに受ける。5、6年前には就職率は良くなかったが、今では全員が就職できるまで上昇している。

 この5年間、学生の学力が目立って上昇したわけではない。ただ、アベノミクスに異次元金融緩和があっただけだ。

 学生は就職が自分たちの“実力”のせいでないことをリアルに感じている。就職は学生の一大関心事なので、だから安倍政権の人気が高いのだ。

 マクロ経済政策が雇用政策であることは、欧米では常識だ。

 そして、このことは「左派政党」がいち早く主張した。ところが、日本では、保守の安倍政権が初めて主張して、結果を出している。一部の野党が、いまの金融緩和策を否定しているのは、世界から見れば雇用の確保を無視しているわけで、海外では理解不可能なのではないか。

 マクロ政策で雇用確保に熱心でない一部の野党が、労働法制の議論で細かい話をしているのは、かなり奇異に見える。
(中略)


しばしば、日本は財政状況が悪いという声を聞くが、筆者にはかなり疑問だ。

 経済学では、政府と中央銀行を会計的に合算した「統合政府」という考え方がある。もちろん、行動として中央銀行は、政策手段の独立性があるが、あくまで法的には政府の「子会社」なので、会計的には「連結」するというわけだ。

 この場合、財政の健全化を考える着目点は、統合政府BS(バランスシート)のネット債務ということになる。図6は、財務省ホームページにある連結政府BSに日銀BSを合算し、「統合政府BS」として、私が作成したものだ(図表6)。

 統合政府BSの資産は1350兆円。統合政府BSの負債は、国債1350兆円、日銀発行の銀行券450兆円になる。

 ここで、銀行券は、統合政府にとって利子を支払う必要もないし、償還負担なしなので、実質的に債務でないと考えていい。

 また国債1350兆円に見合う形で、資産には、政府の資産と日銀保有国債がある。

 これらが意味しているのは、統合政府BSのネット債務はほぼゼロという状況だ。

 このBSを見て、財政危機だと言う人はいないと思う。

もっとも、資産で売れないものがあるなどという批判があり得る。しかし、資産の大半は金融資産だ。天下りに関係するが、役人の天下り先の特殊法人などへの出資金、貸付金が極めて多いのだ。

 売れないというのは、天下り先の政府子会社を処分しては困るという、官僚の泣き言でもある。もし、政府が本当に大変になれば、関係子会社を売却、民営化する。このことは、民間会社でも同じだ。

 例えば、財政危機に陥ったギリシャでは政府資産の売却が大々的に行われた。道路などの資産は売れないというが、それは少額であり、数字的に大きなモノは、天下り先への資金提供資産だ。

 海外から見れば、日本政府はたっぷりと金融資産を持っているのに売却しないのだから、財政破綻のはずはないと喝破されている。

 もちろん、海外の投資家は、政府の債務1000兆円だけで判断しない。バランスシートの右側だけの議論はしない。あくまで、バランスシートの左右を見ての判断だ。

 この「統合政府」の考え方からすれば、アベノミクスによる量的緩和で、財政再建がほぼできてしまったといえる。

 かつて、私のプリンストン大での先生である前FRB議長のバーナンキが言うっていた。

「量的緩和すれば、デフレから脱却できるだろう。そうでなくても、財政再建はできる」

 まさにそのとおりになった。

 実際に、財政再建ができたということを、統合政府BSに即して、具体的に示そう。

 資産が900兆円あるが、これは既に述べたように大半は金融資産である。その利回りなどの収益は、ほぼ国債金利と同じ水準であり、これが統合政府には税外収入になる。

 また、日銀保有国債450兆円は、統合政府にとっては財政負担はない。この分は、日銀に対して国が利払いをするが、日銀納付金として、統合政府には税外収入で返ってくるからちゃらだ。

 つまり、負債の1350兆円の利払い負担は、資産側の税外収入で賄われる。この意味で、財政再建がほぼできたといってもいい。(後略)


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森永卓郎氏 「日本経済にとっては安倍総裁の再選が望ましい」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180525-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 5/25(金) 7:00配信
 
 安倍氏が総裁選に勝利すれば消費増税再凍結もあるか?


 2018年9月の自民党総裁選で誰が勝者となるのか。安倍晋三総裁の対抗馬として誰が立候補するかもまだ明白にはなっていない状況だが、経済アナリストの森永卓郎氏は、安倍氏と岸田文雄政調会長の一騎打ちになる可能性が高いと予想している。総裁選の日本経済への影響について、森永氏が解説する。

 * * *
 自民党総裁選が私の予想通りの構図になったとしても、安倍氏と岸田氏のどちらが勝つかは、正直なところ現状でははっきり見えない。ただし、はっきり予想できることはある。こと日本経済にとっては、安倍氏の勝利が望ましいということだ。

 岸田氏が勝って岸田政権が誕生すれば、消費税の8%から10%への引き上げが2019年10月から予定通りに行なわれるはずだ。その結果は、火を見るより明らかだ。前回の消費税率引き上げ後と同様に、日本の景気が大きく失速することは間違いない。

 一方、安倍氏が勝てば、少なくとも消費税が上がることはないと考えられる。安倍氏はおそらく、自民党総裁選前に再び消費税の凍結、あるいは引き下げを表明すると、私は見ている。なぜなら、内閣支持率の急落という逆境から一発逆転勝利を狙う最後の切り札は、それしかないと思われるからだ。

 日本経済にとって最良のシナリオは、安倍氏が消費税率の引き下げを宣言して勝利することだ。その結果、たとえば消費税が5%に引き下げられれば、日本の株価も一気に上がるはずだ。

 消費税を5%に引き下げても、通貨発行益を財源として利用すれば、財源的には何の問題もないはずだ。日銀は量的金融緩和で国債を大量に買い増し続けているが、日銀が保有する国債は、元利の返済が実質不要だ。日銀が国債を買い入れるということは、国債を日銀が供給するお金にすり替えることを意味する。日銀券は元本返済も利払いも不要なので、日銀保有の国債は借金にカウントする必要がなくなる。それが通貨発行益と呼ばれるものだ。

 2017年度ベースの日銀の国債買い入れ額は、約31兆円に上った。ということは、通貨発行益が2017年度ベースで約31兆円出たということだ。一方、2017年度のプライマリーバランスの赤字額は約19兆円なので、2017年度の日本の財政は実質的に約12兆円の黒字だったのだ。それに対して、消費税を5%に引き下げるために必要な財源は約8兆円なので、問題なく可能なのである。

 もし安倍氏が総裁選に勝って消費税率が8%に据え置かれた場合でも、岸田氏が勝って消費税率が10%になった場合を比べれば、日経平均株価は5000〜6000円の差が出ておかしくないと見る。一般の個人投資家にとっても、安倍氏の勝利が望ましいといえるのである。

 ちなみに2108年1〜3月期の実質GDPは、2年3か月ぶりのマイナス成長となっている。「リーマン・ショック並みの経済危機がくれば、消費税凍結を考える」と総選挙で発言した安倍総理が、消費税の凍結あるいは引き下げを断行する環境は整ってきている。


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2018年09月13日
経済好調のアメリカはなぜ焦っているのか
アメリカが公表しているのは連邦の直接債務だけ


引用:http://www.sankei.com/images/news/171004/prm1710040002-p1.jpg


絶好調なアメリカの悩み

アメリカは2010年のリーマンショック明けから9年連続の好景気で、来年も景気拡大が予想されている。

にも拘わらずトランプ大統領は取るに足らない貿易赤字を問題視し、中国や欧州に解消を迫っている。

この動きはいずれ日本にも波及し、輸入拡大と輸出削減を迫ってくるでしょう。


アメリカ経済は絶好調で株価は毎年過去最高を更新し、消費も企業業績もすべて拡大しています。

貿易赤字も好調だから増えてるので、米国の消費が活発過ぎて国内生産だけでは需要を満たせないのです。

反対に日本は貿易黒字ですが、これは国内消費が弱いから外国から輸入しなくても良いというだけです。


つまり貿易赤字こそ繁栄の象徴であり、貿易黒字の国は国内消費が弱いのを示しています。

じゃあなんでトランプは怒っているかというと、経済に弱いのもあるが拡大し続ける債務懸念があります。

経済全て絶好調のアメリカの悩みは増え続ける債務で、公的債務は推定で5500兆円に達していると言われています。


日本の借金は「たった」1000兆円ですがアメリカはその5倍で、GDPの差が3倍あるのを考慮しても多すぎる。

悪いことにアメリカは自国の公的債務を国民に公開しておらず、アメリカ人は「アメリカに借金はない」と信じています。

だから平気な顔で「日本は世界最悪の借金を抱えている」などと他国を批判したりしています。


アメリカの債務爆弾とは

アメリカは家計債務と企業債務、金融債務も膨張していて、その原因は最近の経済好調そのもに求められる。

「資産=債務」というのが経済原則なので、株価が上がって米国の資産が増えれば、同じ金額の負債も増えています。

ここで問題になるのは米国の公的債務がGDPの3倍以上になるなど、稼ぐ金より債務額が遥かに多いことです。


よく日本は「年収500万円の人が1000万円の借金をしている」とたとえられます。

その比率ではアメリカは「年収1500万の人が5500万円の借金をしている」という事になり、どっちもどっちです。

いつか起きるのではないかと言われているのがアメリカの債務危機で、世界的な経済危機を予測する人もいる。


アメリカ政府が公表している公的債務は「連邦債務」だけで日本で言えば中央の借金のみで、地方や特殊法人、公的企業や団体分を除外してある。

いつどんな形で噴き出すのかは分からないが、増え続ける借金を永遠に隠し続けることはできない。

同じことは中国についても、欧州についても当てはまる。


世界各国は経済成長率を遥かに超えるペースで借金を増やし、しかも日本以外は公表していない。

いつどんな形で各国の債務が明らかになるかは分からないが、人々が真相を知ったら混乱するでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/77493099.html


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IMFが公表した日本の財政「衝撃レポート」の中身を分析する それでも消費増税は必要ですか(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/804.html

2018.10.15 橋 洋一 経済学者 嘉悦大学教授 現代ビジネス


やっぱり日本のメディアは報じないが…

消費税増税の外堀がさらに埋められた。安倍総理は、15日の臨時閣議で、来年10月に予定している消費税率10%への引き上げに備えた対策を早急に講じるよう指示する。この臨時閣議は、首相が16日から訪欧するために開催されるもので、西日本豪雨や北海道地震の災害復旧費などを盛り込んだ平成30年度補正予算案が決定される。

消費増税の足音が近づいてきているが、前回の本コラム(「消費増税で国民に負担を強いる前に、政府がいますぐにやるべきこと こんな順番では納得できない」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57879)では、消費増税前に、政府保有株の売却などやるべきことがあると指摘した。

今回は、その続きの一つとして、IMF(国際通貨基金)が公表した重要なレポートを紹介しよう。先週も指摘したように、IMFは財務省出向職員が仕切っている側面もあり、単なる財務省の代弁としか言いようのないレポートもあるのだが、財務省の出向職員があまり手を出せないスタッフペーパーのなかには、いいものもあるのだ。

今回紹介するものはその類いである。それは、今月の公表された「IMF Fiscal Monitor, October 2018 Managing Public Wealth」(https://www.imf.org/en/Publications/FM/Issues/2018/10/04/fiscal-monitor-october-2018)である。

これは、各国の財政状況について、負債だけではなく資産にも注目して分析したものだ。このレポート、海外メディアの注目度は高い(たとえば https://jp.reuters.com/article/imf-g20-breakingviews-idJPKCN1ML0NF)が、日本のメディアではさっぱり取り上げられない。だからこそ、紹介する価値があるというものだ。

筆者が大蔵省時代に、政府のバランスシート作りに取り組んだ経緯は、前回のコラムでも少し触れたが、レポートを見る前に、その当時の世界の情勢も加えておこう。

筆者がバランスシートづくりに取り組んだのは、1990年代中頃であるが、その当時、アメリカなどでさえ、政府のバランスシート作りにはまったく手がついていなかった。その意味で、筆者はこの分野での先駆けであったことを自負している。

そこで、筆者がその考え方(企業と同じように、政府もバランスシートによって財政を評価するべきだということ)を諸外国の財政当局の担当者に話すと、興味津々であった。そのおかげで、アメリカなどのアングロサクソン系国家から、「そのバランスシート作りについて、日本のやり方を教えてほしい」という要望があり、かなりの数、海外出張に行った記憶がある。

さて、それを前提にIMFのレポートに話を戻そう。上記のIMF報告書の33ページのAnnex Table 1.2.3には、各国データの「availability」がある。要は、各国がこの「バランスシート」の考え方を導入した年代が分かるわけだ。

日本は他先進国とともに、一番早い2000− となっている。ここの記述はやや不正確であり、日本は1995− が正しいと思う。筆者の記憶では、日本が1995年ごろにバランスシートをつくり、他先進国はその後2年くらいでできあがったはずだ。

これには、ちょっとした理由がある。日本の政府バランスシートは1990年代中頃に作られ、世界最先端を行っていたのだが、その公表は封印されたのだ。

大蔵省はそれまで、バランスシートではなくその右側だけの負債だけを都合よく利用して財政危機を訴えてきたので、包括的なバランスシートが出来てしまうと、それまでの説明に矛盾が生じてしまうからだろう。大蔵省だからというわけではないだろうが、このバランスシートは「お蔵入り」と言われたことは覚えている。

その後、2000年代になって小泉政権が誕生すると、財務省内からも「そろそろ政府のバランスシートを公表したほうがいい」と言う声が上がり、そこに例の「埋蔵金論争」などもあったことから、結局バランスシートを公表するようになった。

それからは、財務省のホームページにはバランスシートが公表されている(https://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/index.htm)が、これについては財務省がマスコミにまともなレクチャーをしないから、ほとんど知られていない。債務の大きさだけを強調し、財政再建が必要だと主張するためだ。財務省も財務省だが、財務省からレクを受けないと記事が書けないマスコミも情けない。

いずれにしても、2000年代から各国でバランスシート作りが盛んになり、データも蓄積されてきたところなので、IMFでも各国のバランスシートについて分析できるようになったのだろう。

グラフをみれば一目瞭然

さて、当該のIMFレポートでは、主に一般政府(General Government)と公的部門(Public Sector)のバランスシートが分析されている。

一般政府とは中央政府(国)と地方政府を併せた概念である。一方の公的部門とは、中央銀行を含む公的機関を含めたものだ。

筆者は、これまで統合政府という概念でバランスシートを論じることが多かった。例えば、2015年12月28日「『日本の借金1000兆円』」はやっぱりウソでした〜それどころか…財政再建は実質完了してしまう!」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156)などである。

この場合、筆者が考慮するのは中央政府と中央銀行だけにしているが、ネット資産(資産マイナス負債)に着目する限り、これはIMFレポートの「公的部門」とほぼ同じである。というのは、地方政府と中央銀行を除く「公的機関のネット資産」はほとんどゼロであるからだ。

中央銀行も、形式的にはネット資産はほぼゼロであるが、中央銀行の負債は実質的にはないので、実質的なネット資産が大きくなるので、統合政府ではそれをカウントしているわけだ。そこで、統合政府のバランスシートをみれば、ネット負債はほぼゼロ……つまりネット資産もゼロとなっている。

これらを踏まえた上で、IMFレポートを見てみよう。

2ページの図1.1では、比較可能な国の「公的部門バランスシート」でのネット資産対GDP比がでている。


それによれば、日本の公的部門のネット資産対GDP比はほぼゼロである。これは、筆者の主張と整合的だ。まあ、こんな話は誰が計算しても同じである。

ここから出てくる話は、「巨額な借金で利払いが大変になる」というが、それに見合う「巨額な資産」を持っていれば、その金利収入で借金の利払いは大変ではなくなる、という事実だ。このため、日銀の保有する国債への利払いは、本来であればそのまま国庫収入になるが、それを減少させる日銀の当座預金への付利を問題にしているわけだ(詳しくは先週の本コラムを見てほしい)。

ギリシャ、イタリアと比べても…

続いてIMFレポートでは、一般政府バランスシートでのネット資産対GDP比も分析している。7ページの図1.4である。


ここでも、日本は若干のマイナスであるが、ギリシャ、イタリアと比べるとそれほど悪くない。

IMFレポートでは、どのような財政運営をすると、ネット資産がどのように変化するか、という分析を行っている。例えば、単に赤字国債を発行するだけだと、ネット資産は減少するが、投資に回せばネット資産は減少しない。その投資が生きれば、ネット資産は増加する……といった具合だ。

この観点から論をさらに進めれば、先週の本コラムに書いたような「研究開発国債」という考え方は容認できるだろう。もっとも、今の財務省の経済音痴では、そのような新手は望むべくもないだろうが。

このほかにも、ネット資産は財政状況をみるのに使える。理論的には、ネット資産が限りなく減少すると(数学的な表現では、マイナス無限大に発散)財政破綻、ということになる。IMFレポートではそこまで書いていないが、35ページのAnnex Table 1.3.1.において、長期金利と一般政府でのネット資産との状況について、回帰分析を行っている。

その含意は、「ネット資産が少なくなると、長期金利が上昇する傾向がある」となっており、理論面でのネット資産と財政破綻の関係と整合的であることが示されている。

そこで、一般政府でのネット資産対GDP比とその国の信用度を表すCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)レートの関係の相関を調べてみた。


これをみるとかなりの相関があることが分かる。筆者はCDSのデータから、その国の破綻確率を計算し、例えば、日本は今後5年以内に破綻する確率は1%未満であるといっている。この話は、日本のネット資産がほぼゼロであることと整合的になっている。

こうした話は、本コラムでこれまでにも書いている。昨年来日したスティグリッツ教授が、経済財政諮問会議の場でも「日本の財政負債は大半が無効化されている(から財政破綻にはならない)」といっている。

そのとき、日本の増税学者は「スティグリッツが間違っている」と強気だった。これに対し、筆者はもしそうなら、スティグリッツに手紙を書き謝罪文をもらうべきだといった。いまだに、スティグリッツから謝罪文がきたという話は聞いていない。

すり替え、が始まった

財政破綻を訴え増税を主張する人たちは、それでもやはり消費増税を強行するのだろうか。IMFレポートをみれば、財政破綻というロジックが使えなくなったことは歴然なのに……。と思っていたら、増税派は「財政破綻を回避するために」という論法ではなく、「将来の年金など社会保障のために増税すべき」と、新しい言い方に変え始めている。これには失笑するほかない。

筆者は、社会保障の将来推計の専門家である。社会保障の将来像などを推計するのはそれほど難しくない。かつては、「財政問題のストック分析:将来世代の負担の観点から」(https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/04030014.html)という論文も書いている。

今更「社会保障が重要」などという暢気なコメントを出すような人より、ずっと前からこの問題については考えている。

何より、社会保障財源として消費税を使うというのは、税理論や社会保険論から間違っている。大蔵省時代には、「消費税を社会保障目的税にしている国はない」と言い切っていたではないか。

そんなデタラメに、まだ財務省がしがみついているのかと思うと、心の底から残念で仕方ない。

社会保障財源なら、歳入庁を創設し、社会保険料徴収漏れをしっかりとカバーし、マイナンバーによる所得税補足の強化、マイナンバーによる金融所得の総合課税化(または高率分離課税)といった手段を採ることが、理論的にも実践的にも筋である。

それらを行わずに、社会保障の財源のために消費増税を、というのは邪道である。さらに、景気への悪影響も考えると、いまの時期に消費増税を行うというのは尋常ではない。

少々難解かもしれないが、ぜひともIMFレポートなどを読んで、「消費増税の是非についての認識を深めてほしい。


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2018年10月22日
IMFが「日本政府に借金はなかった」と密かに訂正

日本の借金は1000兆円だが資産も1000兆円なので返さなくて良いということ


画像引用:https://blog-imgs-118.fc2.com/n/o/n/nonkinonki007/2017122219315723e.jpg


日本に借金はなかった

IMFは長年「日本の公的債務は200%以上で世界最悪」と言ってきたが、最近急に「日本政府に借金はない」と言い出しました。

180度の転換に憶測が飛び交っているが、IMFは何を言っているのでしょうか。

10月10日にIMFは主要31カ国の財政モニター報告書を発表し、負債とともに資産も計上している。

従来のIMF報告書は負債を書くだけだったので、「日本の借金は世界一」と連呼していました。

この幼稚さは以前から指摘されていて、日本政府には負債を上回る資産があるのに、負債だけを見るのはおかしいと言われていました。

また日本政府が発行する国債のほとんどを日本人が保有していて、そのほとんどを日本銀行が保有しています。


日銀は日本政府の政府機関なので、要するに日本の借金のほとんどは日本政府から借りていることになる。

自分で自分に借用書を書いて、自分に金利を払って自分で受け取るようなことをしています。

これが「日銀の独立性」で、日本政府から独立した組織として会計するので、こんなおかしな事になっている。


IMFによると31カ国の資産合計額は101兆ドル(約1京1000兆円)で債務合計は94%と驚くほど健全だった。

主要国全体では資産が債務の2倍以上あり、IMFが長年警告していた「危険性」はどこにも存在しなかった。

日本については負債がGDPの283%に達しているが、負債の半分以上は日銀や日本政府が「貸している」。


日本よりドイツの「借金」が多かった

さらに日本政府が所有する資産を差し引きすると、日本の純資産=正味の借金はゼロだった。

反対に今までIMFが健全財政を褒めたたえていたドイツは純資産がマイナスなので正味の借金が存在した。

反論もあり日本政府の資産(たとえば皇居や基地などの土地)は売却できないし貸すこともできない。


IMFが今頃各国の本当の純資産を発表したのは、国の本当の負債と資産を各国が公表していなかったからでした。

公的債務の完全な資料を公開していたのは日本だけだったので、日本の債務が世界一という作り話が創作された。

実際には金額でもGDP比でも中国とアメリカの方が、日本より公的債務が多かったのだが、少なく公表していました。


さすがにこの「作り話」のウソ臭さに世界の人々も気づいていて、ちゃんと計算するべきだという批判が強まった。

遅まきながらIMFは各国の本当の資産と負債を計算しなおし、従来の説を事実上訂正するに至った。

IMFに「日本の借金は世界一」と報告していたのは日本の財務省で、財政を悪く見せかけることで消費増税を推進しようとした。


だがそのトリックは否定されたわけで、来年10月の消費増税は土壇場で中止するのではないかと憶測を呼んでいる。
http://www.thutmosev.com/archives/77911536.html

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「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と経済成長ー 
平成30年3月7日 講師: 中野剛志 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=PIVG7XDGrH4


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第2回「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と租税ー 
平成29年4月27日 講師:中野剛志 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Zc9-Y5jiIO4


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日銀破綻という妄想論 2019-02-13

三橋TV第51回【イメージではなくデータで】
https://youtu.be/b1Agvto1oXc


 スポンサーが、三橋TVで藤巻健史の破綻論を取り上げてくれと言い出したのは、彼の著作「日銀破綻」が切っ掛けだったようです。


三橋TV第22回【藤巻先生もっと勉強しましょう 前編】
https://youtu.be/WFM4ubl8CEY

三橋TV第23回【藤巻先生もっと勉強しましょう 後編】
https://youtu.be/NFGyAHvg8pI


 で解説した通り、藤巻の破綻論は「日銀破綻論」を含めて、全て出鱈目です。というか、彼は会計やデータを無視というか「見ない」傾向が強いです。


 とはいえ、藤巻に影響され、

「三橋は日本国債は日銀が買い取れば返済、利払い不要となるため破綻しないと言っているが、日銀の負債が増えるじゃないか!」
 と、面倒くさいことを言ってくる連中が後を絶ちません。


 あのね、こう言っては何ですが、わたくしはこの手の話の「専門家」なのですよ。しかも、頭に「超」をつけても構わないほどの専門家です。何しろ、これでご飯を食べているのです。日銀が国債を買い取った場合のバランスシートや会計の動きを把握していないはずがないでしょ。


 もっとも、「破綻脳」の人たちは、とにかく「日本は破綻する」という結論は変えず、懸命に破綻理論を考え付こうとします。藤巻やらあなた方の「ピコーン!ひらめいた!」系の破綻論など、とっくにデータで否定済みです。


 が、もう一度書いておきます。


 日本銀行は、通常、日銀当座預金というおカネを発行し、国債を買い取ります。その時点で、政府の国債に対する返済・利払い負担が消えるのは、これは単なる事実。


 さて、現在、日銀の当座預金は三つの階層に分かれています。「基礎残高」「マクロ加算残高」「政策金利残高」に三つです。


 本来、日銀当座預金に金利はつきません。とはいえ、現在は「基礎残高」に+0.1%が付利され、逆に「政策金利残高」からは0.1%の金利を徴収しています(いわゆるマイナス金利)。


 誤解している人が多いのですが(藤巻もでしょうが)、現在、増えている日銀当座預金は金利がつかないマクロ加算残高であり、基礎残高ではありません。基礎残高は、200兆円超でほぼ横ばいが続いています。


 「金利がつかないマクロ加算残高」が量的緩和で増え続けているのです。


 というわけで、基礎残高に対し+0.1%の金利を支払い、逆に政策金利残高から0.1%の金利を徴収し、差額つまりは「日銀当座預金に対して日銀が支払わなければならない金利」がいくらかといえば、年に2000億円弱です。


「そんな安いのか!」
 と、思われたでしょうが、安いのです。

 そもそも、金利を付利する基礎残高が200兆円超なので、0.1%の金利は2000億円です(そこから政策金利残高から得られる金利が差っ引かれる)


 例えば、日銀の「第133回事業年度(平成29年度)決算等について 」を見ると、「補完当座預金制度利息」として1836億円の費用が計上されています。これが、日銀当座預金に対する付利です(厳密には差額)。


 さて、日銀の純資産は直近で29兆円。日銀は意外に「収益源」が多い事業体ですが、とりあえず何も利益を稼げないと仮定して、日銀当座預金の金利を支払い続けると、約150年後に債務超過になる計算ですね。藤巻をはじめ、日銀破綻論者は全員死んでるでしょ、間違いなく。(わたくしも死んでいますが)

 
 しかも、日銀が債務超過になったところで、政府がおカネを発行し、資本投入したら終わる話です。


「政府がおカネを発行するなんて!」
 と、思われた方は、硬貨を使うのをやめましょう。あれは、政府が純資産として発行しているおカネです(厳密には金属代金と加工料はかかっていますが)。


 何を言いたいのかといえば、藤巻をはじめ「ど素人」の破綻論は、全てデータや事実に基づいて否定されているという話です。それにも関わらず、
「日銀が国債を買い取ると、利払いで債務超過になって破綻する!」
 と、大衆を煽るのは簡単です。論破されても、しつこく、繰り返せば済む話ですし。


 それに対し、こちらは「会計」「おカネの動き」について細かく説明しなければなりません。それどころか「おカネとは何なのか?」を理解してもらわなければ、破綻論を打破できないのです。


 先日のメルマガにも書きましたが、この「プロパガンダの非対称」もまた、我々の前に立ちふさがる壁なのです。


 藤巻のように無知な扇動家の嘘つきが「日銀が破綻する!」と叫ぶと、それなりに効果を持ってしまうわけでございます。


 というわけで、金融や財政を完璧に理解した「反・緊縮財政」の政党が必要なのです。


 とりあえず、日銀破綻論を言い出す連中を見かけたら、本エントリーに誘導して下さいませ。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12439776870.html


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2019年09月23日
アメリカのMMT経済、100年国債を中央銀行が買い取り

日本政府は日銀から32兆円借りて23兆円返済しているが、日銀が無限に買い取れば返済しなくて良い


画像引用:平成31年度予算案を閣議決定 一般会計101兆4564億円、初の大台 - 産経ニュースhttps://www.sankei.com/economy/news/181221/ecn1812210013-n1.html


アメリカ全体の借金は5000兆円以上

アメリカは最近「日本は世界最悪の債務国家」のような事を言わなくなったが、これはアメリカの方が借金が多いのに気づいたからです。

欧米人は自分が正しいと思うと大声で他人を非難するが、自分が悪いと思うと黙ってシラを切ろうとする。

アメリカ合衆国の2018年度財政赤字は約9000億ドル(約97兆円)、19年度は約1兆ドル(約107兆円)と見積もられています。

これは単年度で連邦累積債務は16兆億ドル(約1700兆円)、だがこれらは1年前の数字なので現在はもっと悪化しています。

アメリカの公的予算は連邦予算と州予算、民間予算に分かれていて、合計すると連邦債務の3倍の公的債務が存在すると言われています。

国全体の借金が連邦債務の3倍としたら5100兆円だが、もっと多い筈だと指摘する専門家が多い。


赤字の源は社会保障費や教育費やインフラ工事などだが、これらを州や市や民間団体が行っています。

例えば米軍に従事したアメリカ兵はこれから高齢化するが、民間を装った特殊法人的な団体に社会保障費を付け替えたりしています。

オバマケアでアメリカにも公的保険制度ができたが、高齢化が進むと年数十兆円も政府が赤字補填することになる。


アメリカには民間の高速道路が多いが、実態は政府や州の赤字を付け替えるための「道路公団」に過ぎない。

道路企業が経営破綻しても道路を解体して売却する訳にはいかないので、道路公団と同じで政府が払うしかない。

都合が良い事にアメリカ全体の公的債務は「国防上の秘密」なので、誰も調査できないようになっている。


日本は実質MMT経済を行っている

日本もアメリカを見習って国全体の借金を「国防上の秘密」にして財務省に調査させないようにすれば、半額以下に減らせます。

アメリカのGDPは日本の3倍だが借金は5倍以上多いので、控えめに言ってもアメリカのほうが公的債務が多い。

そして現在アメリカを超えつつあるのが中国で、GDPで超える夢は果たせそうもないが、借金の額では先に追いつくでしょう。


GDPの3倍以上も公的債務があったら経済破綻するのではないかと思うが、そこで登場したのがMMT経済理論でした。

MMTとは中央銀行が国債を買い取れば借金していないのと同じになるという理論で、日本はすでに実施しています。

日本の借金は約1000兆円だが国が発行する長期国債は500兆円ほどで、このうち460兆円を日銀が保有しています。


日本政府は日銀に金利を払っているが、日銀は受け取ったお金でまた日本国債を買うので、政府と日銀がお金をやり取りしているだけです。

日本の長期金利はマイナスなので実際には政府は金利を払わず、実質的に借金の返済もしていません。

平成31年度予算では国債を32兆円発行し(借金をし)、国債を23兆円返済したので差し引き9兆円の不足でした。


アメリカは100年国債でMMT経済へ

日本政府は日銀から9兆円金を借りて、まあ後日払うよと言っているが返す気はないでしょう。


元米FRB総裁バーナンキが2016年に来日し安倍首相と会談した時、永久国債で借金を踏み倒せばいいと提案しました。

安倍首相は断ったが内心「それでいこう」と思った筈で、日本は実質MMTに進みました。


バーナンキの提案ではゼロ金利で永久に償還しない国債を発行し、全額日銀が買い取ればそれで日本政府の借金はチャラになります。

日本の実質MMTが成功しているのを見てアメリカもやろうという事になり、50年国債や100年国債の発行を検討しています。

超低金利で超長期債を発行してFRBに買い取らせれば、アメリカの借金問題は100年後に先送りできる。


100年後の人どうするかは今の人たちには関係ないので、アメリカの借金問題は解決します。

ちなみにイギリスは第一次大戦の借金をいまだに返済していないし、アメリカはフランス革命前の借金を返済していません。

政府の国債をゼロ金利で買わされた中央銀行はその後どうなるかですが、100年後に破産すれば良いんじゃないでしょうか。
http://www.thutmosev.com/archives/81021721.html

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2020年02月24日
永久国債とは何か 日銀の国債買い入れを制度化


財務省のペット、麻生財務大臣


引用:https://renote.s3.amazonaws.com/uploads/article_image/file/21779/a18bbb67.png


永久国債を提言

数年前FRB議長のベン・バーナンキが来日した時に「永久国債」を提言したが、体よく断られていました。

バーナンキは、日本が再びデフレに戻るリスクを指摘し、「ヘリコプターマネー」を勧めた。

ヘリコプターマネーはバーナンキ議長が「ヘリコプターでお金を撒けば良い」と言ったことから始ました。

だから『教祖』のバーナンキがヘリコプターマネーを勧めるのは予想された事で、むしろその話を聞きに言ったのでしょう。

政府が永久国債を発行し、市場を通さずに中央銀行が直接買い取る事で、国債市場に影響を与えず公共事業を実施できる。

バーナンキは選択肢の一つとして説明し、それ以上踏み込んだ話にはならなかったという。


バーナンキは2016年に安倍首相と会談し、アベノミクスや金融緩和を続けるべきだと発言しました。

今まで出てきた永久国債とは、満期を定めない国債の事で、発行者(国)が求めない限り、償還しなくても良い。

その代わり永久に利子を払い続ける必要があるが、例えばゼロ%やマイナス金利で発行すれば、金利は払わずに済みます。


金利の付かない債権を買う人はいないが、中央銀行が買い取れば、事実上返済しなくて良い借金になります。

そのような国債は前例がないのかと思いきや、大和総研の資料では2014年に世界で2,278億ドル(約25兆円)も発行されています。

イギリスでは5000億円近い永久国債が発行されていて、200年以上前の国債が今でも塩漬けにされ続けています。


財務省の飼い犬とアヒル

日本でも年間数千億円の永久債が民間によって発行されているが、政府は永久国債発行に否定的です。

理由は日本では日銀の直接買い取りが禁止されているので、マイナスやゼロ金利では購入者が居ないと考えられる為です。

日銀の国債引き受け額は2019年末時点で国債発行額の約43%に達したが、最近は頭打ちになっている。


先ほど書いたように日銀の直接引き受けは禁止されているので、一旦市場で販売した国債を、日銀が買い取っています。

これを直接日銀が国から買い取っても、実質的に何も変わらないが、財務省が強く反対しています。

反対理由は表向き「財政の健全性が損なわれる」と言っていますが、要は自分の縄張りだから手を出すなという事です。


犬が近づいた人間に吼えるのと同じで、財務省の縄張りを守る為に吼えるのです。

例えば財務省と飼い犬たちは、ヘリコプターマネーで日本の信用が崩壊すると言っています。

この崩壊論は財務省に近い人ほど大好きな理論で、これを口にしたら「ああ財務省の飼い犬だな」と判断できます。


増税しないと日本崩壊する、金融緩和で日本崩壊する、アベノミクスで日本崩壊する、今度はヘリコプターマネーで日本崩壊すると言っています。

「ハルマゲドンが来る」と言っていた麻原彰晃やオウム幹部達と、彼らの理論がそっくりなのは気のせいでしょうか?

財政支出を増やすと国債が「金利1000%」になったり通貨は「1ドル1万円になる」などと言っています。


彼らの理論では財政を縮小するほど「日本の信用が高まり」財政が健全化するが、過去25年間その通りにした結果、日本経済は崩壊しました。

逆に日本の数倍の借金を抱えている中国とアメリカはまったく破産せず、日本より高成長を続けています。

日本の借金はアメリカや中国と同じ基準で計算するとGDP80%以下に過ぎず、逆にアメリカと中国はGDP比300%以上の借金を抱えています。


財務省と飼い犬たちはこういう本当の数字を突きつけると逃げ回り、「日本破綻」「日本崩壊」という言葉だけを、アヒルのように繰り返しています。


バーナンキの言う通り日本政府が永久国債をゼロ金利で発行し日銀が全額買い取ると、事実上日本政府の借金は消えてなくなります。


財務省が主張する日本の借金がGDP比200%だから財務省は威張れるが、借金ゼロになったら誰も財務官僚に敬意を払わなくなります。


そうなると財務官僚の権限が小さくなり天下り先がなくなり、彼らの金儲けができなくなります。


財務省事務次官経験者は退官した後銀行などに天下りし、年収数億円プラス数年ごとに十億円以上の退職金を受け取ります。


退官後の収入が数百億円にも達するそうで、結局財務官僚がやっているのは「自分の金儲け」です。
http://www.thutmosev.com/archives/63560735.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/765.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK271] 維新政治の「改革」のおかげで大阪市の保健所はわずか1ヶ所に!橋下、松井、吉村の各氏はなんか言ってみろよ。これでコロナか… gataro
7. 2020年4月20日 16:41:06 : IyPDa7ddDQ : OHBGVjQ1Y2E1ZzI=[3]
彼らはいい宣伝と思っているのじゃないか
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/686.html#c7
コメント [近代史4] れいわ新選組 大西つねき :日本一まともな年金の話 中川隆
4. 中川隆[-13083] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:41:20 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[39]
2015年11月28日
日銀国債買い入れで「日本破産」と喚いた連中 日銀国債は返済しなくて良い
日銀が買い入れた国債は、再び売却しない限り、存在しないのと同じ
引用:https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/images/pict_60_03.gif


日銀による日本国債買い入れが急増し、いまや360兆円に達しているとされています。

この国債は返済を迫られるのか、それとも雲散霧消するのでしょうか。


安倍首相対財務官僚

2013年から2015年春にかけて日銀が国債を買い取れば「日本が崩壊する」と主張する人が大勢居ました。

それも立派な肩書きを持つ経済学者や大学教授、官僚や国会議員、著名文化人や投資家を総動員して「日本は滅びる」キャンペーンを展開していました。

日本という国では時おりこうした、国を挙げた反政府キャンペーンが展開され、最近では反安保法制がありました。

       

このように国全体、特に全マスコミや教育関係者に命令できる組織は官僚しかなく、特に財務省が政権を交代させたがっている時に起こります。

財務省は事実上全省庁の予算を握って命令できる立場に居るので、マスコミ、大学教授、言論人などあらゆる人々を利権によって動員します。

安倍首相が消費税先送りを決めてから、反安倍運動が展開されたのは偶然ではなく、そう指導した人が居たからです。


財務省は全省庁で唯一、日本の財政が悪化すればするほど権力を増し、利益を得る役所です。

日本財政が健全だった頃は、当時の大蔵省には何の権限も無く、田中角栄に子供のようにあしらわれていました。

だから財務官僚は日本の財政を悪化させて地位を高めようとし、その為の有効な手段が消費税です。


消費税を導入すれば国民は消費をしなくなるので日本のGDPが減少し、税収も減少するのが分かっています。

消費税増税で得られる僅か数兆円のために、日本のGDPを減らして数十兆円の税収を減らすことが出来ます。

税収を減らせば財政は悪化するので、財務官僚の権勢は朝廷を支配した平家一族並みに高まるでしょう。


その財務官僚に真っ向から歯向かう行為が「日銀の国債買い入れ」でした。


嘘つき学者達は沈黙した

日銀による国債買い入れは安倍首相就任後の2013年から始まり、同時に財務省による「日本が破産する」キャンペーンが始まりました。

この頃ごく一部の変人を除いて、全ての経済アナリストや評論家は、日銀による買取に反対していたと思います。

代表的な意見は「金利が急上昇して国債支払い不能になりデフォルトする」というものでした。


別な意見では「ハイパーインフレが発生してジンバブエのようになり日本は破産する」とも言っていました。

ジンバブエは超インフレで100兆ジンバブエ・ドル札を発行したので知られていて、国庫金が2万円を割り事実上破産しました。

インフレ率は5000億%に達し、トイレットペーパーを買うのにその何倍もの紙幣を持っていかなければなりませんでした。


中央銀行が国債を買い取れば信用が低下して金利が上がる、国債を買い入れてお金をばら撒くのでインフレになる。

両方とも事実ですが話が極端であり、普通は僅かに金利が上がり、僅かにインフレ率が上がる程度です。

例えばアメリカはリーマンショックの時に、日銀を遥かに上回る国債買い入れを行いましたが、少し変化した程度でした。


日本崩壊論は大嘘も良い所で、カブトムシを見て大怪獣だと叫ぶような行為でした。

そう言っていた偉い先生達は今は黙り込んでしまい、自分がそう主張した過去すら隠そうとしています。

替わって彼らが現在言っているのが「日銀が国債を買っても借金は減らない」という主張です。


財務省が発表した「日本の借金」のうち、本当の借金は半分以下に過ぎない
201505081803
引用:http://www.marketnewsline.com/news/images/201505081803.jpg


日銀が買い取った国債はどうなる?

日銀が買い入れた国債はやがて満期を迎え償還されるが、日銀が「国債乗換」をすれば政府はお金を支払う必要がありません。

「国債乗換」とは満期が来た国債を1年間の短期国債と交換する行為で、毎年繰り返すと支払わなくて済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分の支払いは免除されている恰好です。


日銀の保有国債は300兆円を突破していて、まだまだ買い入れをするつもりなので、やがて400兆円にもなるでしょう。

日本国債の発行残高は約800兆円ですが、色々なカラクリがあって実際には400兆円程度しかありません。

例えば「高速道路の通行料やガソリン税で支払う」と財源が決まっている建設国債も「国債」と一まとめに計算されています。


国民が支払う借金ではないので建設国債を外国では国の借金に含めていませんが、こうした手口で財務省は日本の借金を多く見せかけています。

従って日銀が400兆円の国債を買い入れるという事は、事実上日本国債の全てを日銀が買い占めるという事なのです。

国債買い入れの先輩である米国FRBを見ると、毎年3000億ドル(40兆円)も国債を買い入れているが、FRBが倒産するという噂はありません。


FRBの総資産は2014年末でで2.5兆ドル(約300兆円)まで膨らみ、現在はもっと増えたと思います。

FRBは満期を迎えた国債を償還し、再び国債に投資していて、日銀の「国債乗換」とほぼ同じ事をしています。

FRBが得た金利収入は政府に納めているので、政府はFRB保有分は実質的に国債金利を支払っていません。


インフレによって国債の価値は少しずつ減少し、一方で金利は払わず、実質的に償還もしていないのでFRB保有分は、政府の負担になりません。

長期的には中央銀行保有分の国債はインフレによる価値の目減りでどんどん減少していくでしょう。

日銀が保有する日本国債も同じことで、インフレ率がプラスでさえあれば返済する必要が無いのです。


これに異を唱えているのが財務省による宣伝部隊で、インフレになればインフレ率を下げるために、日銀は国債を売却せざるを得ないと言っています。

これもまた小さな事を大げさに言う類で、今の日本のインフレ率はゼロなのに、10%になった時の事を心配しているのです。

日銀が国債を売却しなくてもインフレ率を下げる方法は色々とあり、すぐに国債を売却する必要などありません。


というわけで日本は800兆円だか1000兆円の借金を気にする必要は無く、年度ごとの収支だけを正常にすれば「破産」はしません。

気がかりなのは安倍首相や日本政府が、財務省の言いなりになって消費税を増税し、再びマイナス成長にする事です。
http://thutmose.blog.jp/archives/48914879.html

2016年02月15日
金融緩和で国債買取280兆円 日銀への利払いや償還はどうなった


日銀は毎年90兆円ペースで国債を買っています
引用:http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/1/0/1058642f.jpg


日本政府が発行した国債の27%を、日銀が保有しているのが分かりました。

今年はさらに増えそうですが、日銀が保有している国債の償還や利払いはどうしているのでしょうか。


日銀が国債の27%を保有

日本銀行が保有する日本国債は、2016年1月29日で、日銀HPで2,855,022億円つまり285兆円に達しました。

国債残高は財務省HPで1029兆円と書かれているので、日本国債の27.7%を日銀が保有しています。

2012年末には89兆円、2014年末には190兆円(短期国債を除く)だったので、1年で90兆円のペースで買っているのが分かります。

今年も同じペースなら2016年末には370兆円近くになり、日本国債の35%を日銀が保有する事になります。

いったい日銀が保有した国債は将来どうなり、金利の支払いなどはどうなっているのでしょうか。

国債には満期があり、10年国債は10年後に額面の金額を支払う必要が生じます。


しかし日銀は「国債乗換」をするので政府は償還する必要がありません。

「国債乗換」は満期が来た国債を別の国債と交換することで、繰り返すことで国はお金を払わずに済みます。

日銀保有の国債は毎年10兆円以上満期を迎えているので、その分を国は支払わなくて済んでいます。


ではもし日銀が「国債乗換」をせず満期を迎えたらどうなるのか、興味深いですね。

理論上政府は日銀に額面の金額を支払わねばならないが、「必ず支払う」のではなく請求があって初めて支払います。

日銀がもし政府に請求しなかったら、財務省のHPの説明では満期から10年間請求しなければ、請求権が消滅します。


日銀国債の償還や利払いはどうなっている

日銀は政府の借金を消す為に、満期を迎えても請求せず、10年経ったら国債は消滅してしまうのです。

日銀保有国債が消滅し、政府がお金を払わなければ日銀は額面分の損失を計上する事になります。

日銀が巨額損失を被ったら、破産して日本は倒産するのでしょうか?


日銀が国債を買いまくっているのは、金融緩和をしてインフレ率を上げて、経済成長するためです。

従って充分にインフレ率が上昇し、経済成長率が上がったら、逆に保有国債を手放す「出口戦略」を取るでしょう。

すると政府は新しい国債保有者に現金を償還する必要があるが、その時は経済が好転し税収も増えているので問題なくなる。


インフレ率が上がると金利も上がるので、政府の支払いが増えるが、それはインフレ率上昇で相殺されます。

こんな風にやがて日本経済が好転すれば、問題も解決する事になっています。

ところで現在日本は政策金利がマイナスですが、日銀保有国債への金利支払いはどうなったのでしょうか。


政策金利がマイナスになっても国債金利がマイナスになった訳ではないので、国は金利を支払う必要があります。

実際政府は日銀に金利を支払っていますが、「国庫納付金」という名目で政府に戻しています。

日銀の決算日には「受け取った」事にしておいて、決算後に政府に戻すことを延々と繰り返しています。

要するに日本政府は日銀が国債を持っている限り、利払いも償還もしていないのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/54757382.html
 

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【青木泰樹】広義の政府負債から眺めると
投稿日: 2016/09/10 From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授

先月も報道された「国の借金、1053兆円(平成28年6月末現在)」。

もはや風物詩と化したマスコミのプロパガンダですが、財務省が3か月ごとに発表する統計(「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」)に基づいて報道されますので、ほとんどの国民は嫌でもこの嘘を年間4回聞くことになります。

刷り込みを狙っているのでしょうね(そもそも国民経済は政府と民間経済から成り立っており、民間を無視して政府だけを抜き出して「国」と決めつけるところに土台無理のある話です)。

この統計には、一般政府の債務に分類されない「償還や利払いが租税からなされない財投債」も借金として計上されており、かなり盛り込んだ数字になっています。
少しでも大きな金額に仕立てあげて、増税の地ならしのために「国は借金漬けで大変だ」という印象を政治家や一般国民に抱かせようとしている意図を、大半の皆さんは既に見抜かれていることでしょう。

本日は、「広義の政府の負債」についてお話しします。

それを突き詰めていけば、経済成長(経済の健全化)を目指す財政運営がいかに重要であるかを理解できると思います。

政府の負債(借金)と聞けば、先ず国債が思い浮かぶでしょう。

国債は政府負債の中心ですから(6月末で800兆円強あります)。

他方、一般の人にはあまり知られていませんが、ベースマネー(現金)もまた政府の負債なのです。

正確には日銀券は日銀の負債ですが、政府と日銀(中央銀行)のバランスシート(B/S)を結合した「統合政府(広義の政府)」を考えれば、日銀券は政府の負債となります(日銀のB/Sの負債側に日銀券、資産側に国債、政府のB/Sの負債側に国債、資産側に徴税権が置かれますから、両者を足し合わせるとそうなります)。

現在、ベースマネーは約400兆円です。

財務省は「国の借金」の中にベースマネーを加えておりません(加えればもっと大きな数字に見せることができるでしょうに)。

さすがに償還義務も利払いも必要ない現金残高を「国の借金」と強弁するのは躊躇(ためら)われたからでしょう。

さて「広義の政府負債=国債残高+ベースマネー(現金残高)」と定義して、この観点から金融政策および財政政策を考えます。

先ず、日銀は量的緩和(国債買取り策)によって何をしているのでしょうか。

実は「民間保有の国債」と「現金」を交換しているだけなのです。
すなわち日銀と民間銀行の間で政府の負債同士を交換しているだけなので、量的緩和によって民間保有の広義の政府負債残高は変化しません。

政府負債の増減とは全く関係のない政策なのです。

それでは、量的緩和のメリットは何でしょうか。

ひとつは、償還も利払いも必要な「負担になる政府負債(国債)」を、そうした必要のない「負担にならない政府負債(現金)」と交換することによって政府の負担を減らせることです(民間に対して利払いや償還をしなくて済みますから)。

次に、金利全般を押し下げて資金の借りやすい経済環境を整えることです。
この二つは量的緩和によって確実に実現できました。

しかし、日銀の思惑通り(教科書通り)にインフレにはなりませんでした。その理由は、私がよく持ち出す下記の定義式を見れば簡単にわかります(ここで非金融部門は個人と企業から成る実体経済を指します)。

「ベースマネー(B)=金融部門保有の現金(B1)+非金融部門保有の現金(B2)」。

「マネーストック(M)=B2+非金融部門の預金(D)」。


量的緩和は銀行保有の国債と交換にB1(日銀当座預金)を増やすだけの政策ですから、当然のことながら、直接マネーストックは増えません。

実体経済の規模を表す名目GDPに影響を及ぼすのはマネーストックですから、量的緩和だけでは景気に影響を及ぼすことができず、それゆえインフレにもならないことは自明です。

しかし既存の経済学では、民間経済を二部門に分けず一元的に考えますので、B1とB2を区別することができず、それらを一緒くたにしてしまいます(同じ鍋に入れる)。

結果的に金融部門と非金融部門(実体経済)が混在した中でベースマネーとマネーストックを考えることになりますから、ほとんどの経済学者は貨幣認識に関して間違えます。

例えば両者の関係を「貨幣乗数(M÷B)」と定義して、貨幣乗数の値が安定的(一定値で推移する)なら、「ベースマネーによるマネーストック管理は可能である」といった岩田日銀副総裁の好きそうな結論が出てくるわけです。

しかし、現実経済では貨幣乗数の値は不安定で、量的緩和をすればするほど低下を続けています。

これは当たり前のことで、多少専門的になって申し訳ないのですが、経済学の貨幣乗数の定義式に「銀行の超過準備(現金)」は入っていない(論理的に入れられない)からなのです。経済論理で理屈がつけられないのです。

そうした現実的要素を捉えるための認識手段として、私は再三再四、「民間部門を二分割し、かつ貨幣の役割を考慮して貨幣循環を考えましょう」という動態的貨幣論を唱えているわけです。

さて、量的緩和(B1の増加)によってマネーストックは自動的に増えないことが理解されたと思います。

それでは、マネーストックが増える条件は何でしょう。

それは実体経済(非金融部門)の預金(D)が増えることです。

そのためには企業や個人が銀行融資を受けて投資を行うことが必要です(投資支出が他者の所得増になり、結果的に預金が増えるのです)。

すなわち、この不確実な世の中でリスクを負って借金をする人(投資者)がいてはじめて、言い換えれば「借金」があってはじめて経済は成長するのです。

注意すべきは超過準備(B1)から融資が行われたのではなく、信用創造によって民間に新規の購買力が生まれたのですから、この場合、日銀当座預金の額は変わらないことです(無論、政府負債残高も変わらない)。

ところが先行き不透明な現況で民間の資金需要は低迷せざるを得ません。

金利が底ばいを続ける中、さらに僅かの金利低下があったとしても実物投資を刺激しないことはこれまでの経験から実証済みでしょう(投資が実質金利のみに依存するのは経済学の世界だけの話)。

しかし日銀は銀行に融資を拡大させるために、マイナス金利を導入しました。

銀行にペナルティを課して融資を促す政策ですが、民間に資金需要の無い状況では、いたずらに銀行収益を圧迫させ、リスク資産への投資を促すだけです。
投機を助長し金融を不安定化させる政策ですから、天下の愚策といえましょう(マイナス金利の深堀はさらに混迷をもたらします)。

マネーストックを増やすもう一つの手段は、非金融部門の現金(B2)を直接増やすことです。

これは民間金融機関を通さない「新規の政府負債の創出」ですから、ミルトン・フリードマンのヘリコプターマネー(元祖ヘリマネ)ですね。
以前指摘したように、昨今のヘリマネの定義はさまざまです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/07/09/aoki-28/

そのとき紹介した若田部昌純早大教授のヘリマネの定義は「貨幣を増やし、増えた貨幣が恒久的に残ること」で、ヘリマネと量的緩和の違いは「増やした貨幣を将来回収するか否か」でありました。

定義は約束事にすぎませんから、人それぞれどのような定義であっても、そこから有意な論理が展開されれば問題とはなりません。

ただし若田部氏の定義は、「新規の政府負債の創出」を意味しないので、フリードマンの元祖ヘリマネとは全く別物といえます。

若田部氏の定義を現実的観点から解釈すれば、「日銀当座預金を増やし、増えた日銀当座預金が恒久的に残ること」をヘリマネと言っているのですから。

先述した通り、量的緩和によっても広義の政府負債は不変ですから、将来民間銀行から現金を回収しようとしまいと政府負債残高に変わりはありません。

ヘリマネといった奇策を用いることなく、新規の政府負債の創出を伴うことなく経済を成長させ、結果的にマネーストックを増加させる手段こそ財政出動なのです。
以前より指摘しているように、「日銀保有の国債を徐々に新規の政府債券(無利子長期国債)と交換する」という適切な出口戦略をとれば、いわゆる国債の累増に起因する問題は完全に解消します。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/06/11/aoki-27/

もちろん、この場合も広義の政府負債残高は変わりません。

ただし日銀が量的緩和を今後も継続すると、民間保有の国債が干上がることになります。

民間金融機関にとって国債は長期資金の運用手段として、また担保用としてある程度保有する必要がありますから、この事態は避けねばなりません。

そのためにも、また現在の日本を取り巻く様々な脅威(地震や台風といった自然災害、外国からの軍事的圧力等)に備え、かつ国土の比例的発展を促すための資金調達手段として適切な量の建設国債を発行する必要があるのです。

日銀が買い、政府が売る。

これが金融政策と財政政策のバランスをとる王道なのです。

肝心なのは、建設国債は市中消化されねばならないことです(日銀が量的緩和をしている以上、金利は上がらない)。

銀行に国債を与える必要があるからです。

市中消化によって日銀のB/Sの負債側にある日銀当座預金から、同じく負債側の「政府預金」へ現金が移動することになります。

すなわち日銀当座預金の中で超過準備として死蔵されたカネ(所得を生まない不活動貨幣)を、政府が建設国債の発行により調達し、実体経済(非金融部門)へ注入することによって所得化するカネ(活動貨幣)に転換するのです。

結果的にマネーストックは増加し、名目GDPも増加するのです。

民間主体が投資意欲のない(借金しない)状況で、政府が社会に有益な投資のための借金をすることで、経済は成長するのです。

この場合、建設国債が市中消化されているわけですから、当初からの広義の政府負債残高は変化しません。

それゆえヘリマネではないのです。

近視眼的に日銀当座預金の増加を以って、それがあたかも財貨への需要増をもたらすと捉え、ハイパーインフレの危険性を唱える主流派学者の間違った懸念も生じないでしょう。

現行の枠組みの中で真っ当な政策を実施すれば、ヘリマネを持ち出さなくとも景気浮揚は可能なのです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/category/aoki/page/2/


▲△▽▼


森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 日本の財政は世界一健全
掲載日時 2016年10月26日 14時00分 [政治] / 掲載号 2016年11月3日号

 財務省はこう主張している。

 「日本は1000兆円以上の借金を抱えていて、財政が破たん状態にある。高齢化社会の社会保障費を賄うためにも、消費税率を引き上げていく以外に方法はない」


 しかし、本当に日本の財政が破たん状態なら、なぜ日本の国債にマイナスの金利がつくのだろうか。財政破綻した国の国債は、信用されないから、高い金利を払わないと資金が調達できない。例えば、'09年の政権交代により財政赤字が表面化、結果、破たんしたギリシャでは、国債金利が一時、40%を超えたのだ。

 日本国債の金利が世界一低い理由は、財務省自身が発表している資料を見ると明らかになる。

 財務省が今年1月に発表した「国の財務書類」によれば、日本政府(一般会計+特別会計)が抱える負債は1171兆円と、国民がよく知っている数値となっている。ところが、日本政府が抱えている資産額が679兆円もあるため、純債務は492兆円にすぎない。財政の実態は、イメージとずいぶん異なる。GDPの2倍あると言われている借金が、実質的にはGDPと同じ程度しか存在しないからだ。

 また、今年3月に財務省が発表した「連結財務書類」をみると、事態はさらに改善する。これは、日本政府に加えて各省庁から監督を受けるとともに、財政支援を受けている特殊法人、認可法人、独立行政法人、国立大学法人などを加えたものだ。

 これによると、平成26年度末の純債務は439兆円とさらに減少する。しかも、前年度の純債務は451兆円だったから、借金は1年間で12兆円も減少しているのだ。そのため、少なくとも日本の借金が毎年増え続けているという認識は、事実と異なるのだ。
 さらに、この連結財務書類には、日本郵政や日本政策投資銀行などが含まれているが、肝心の日本銀行が含まれていない。その日本銀行が財政の一番のカギを握っている。

 これまで、日銀は金融緩和を進めるために、年間80兆円という猛烈なスピードで国債を買い続けてきた。日銀のバランスシートを見ると、平成26年度末の国債保有高は270兆円に達している。実は、この日銀が保有する国債は、政府にとって事実上返さなくてよい借金なのだ。

 実態はもう少し複雑だが、シンプルに言うと、日銀は国債を市場から購入して、日本銀行券を発行する。日本銀行券は、国債と異なって、利払いの必要がないし、元本返済の必要もない。つまり、国債を日銀が購入するということは、国債を返済不要の日銀券にすり替えるということなのだ。そこで、日本の連結純債務の439兆円から、日銀が保有する国債残高の270兆円を差し引くと、日本政府の本当の借金は169兆円ということになる。

 しかも、これは平成26年度末の話だ。平成27年度末の日銀の保有国債は349兆円に増えているから、日本の本当の借金は、90兆円にすぎない。しかも今年度も年間80兆円ペースで日銀は国債を買っているとみられるから、日本政府は、今年度末には実質無借金経営になる。

 長かった財政再建が、ようやく今年度に完了するのだ。
http://wjn.jp/article/detail/1787426/

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「ブタ積み」された不換紙幣の価値とアベノミクス
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/621.html

アベノミクスと貨幣数量説 埼玉学園大学教授 奥山忠信 (2014/02/03)


 2年間で貨幣量を2倍にして、2%の物価の上昇をもたらす。言うまでもなく、アベノミクスと呼ばれる経済政策の根幹をなす黒田日銀総裁の金融政策である。貨幣量の調整を経済政策の基本とする点で、マネタリズム(貨幣量の増加が物価を上げ、貨幣量の減少が物価を下げるという経済学の伝統的な学説)にもっとも忠実な政策である。

 30年前のアメリカのレーガン大統領の政策と目標は逆だが、手法は同じである。いわゆるレーガノミクスが、インフレとの戦いを目標にしたのに対して、アベノミクスはデフレからの脱却を唱えている。レーガンの新保守主義を支えたマネタリズムの巨匠フリードマンが、インフレは貨幣現象である、という名言を残したが、安倍首相は2013年2月7日、衆議院予算委員会において、デフレは貨幣現象である、とフリードマンを真似ている。

 たしかに、アベノミクスの推奨者たちは、現政策を単純な貨幣数量説ではないと主張し、インフレマインドの定着を唱えている。フリードマンは、マインドの定着は20年かかると言っている。インフレが起きてから20年という意味である。今回の政策は、インフレが起こる前にインフレマインドを定着させようとする点と、インフレマインドを短期に定着させようとする点が、新しい点と言えなくもない。

 しかし、これは「騙せたら勝ち」と言っているに等しい。危うい政策であり、メディアの「大本営発表報道」的協力を不可欠とする政策と言える。文字通り背水の陣の政策である。しかし、背水の陣の政策は、本当に有効性を持つのかどうか。

 ■19世紀への先祖返りの結果

 1980年代以降のマネタリズムの隆盛と、1990年代以降のグローバリゼーションの急展開で国家対市場の対立が叫ばれ、国家や社会による保護を前時代的なものとし、規制緩和を是とする経済思想が席巻した。そして、市場主義の下での自由競争を最も効率的なシステムとする思想が広く受け入れられるようになった。これは19世紀への先祖返りである。

 第二次世界大戦後に人類の「進歩」と思われていたケインズやマルクスの「革命」は、マネタリズムによって一掃されてしまった。いわゆるフリードマンによる経済学上の「反革命」の勝利である。

 しかし、市場主義の下での自由競争は、不運な弱者を淘汰し、格差社会は世界的な傾向となった。新興国はもとより、先進国の貧困問題が時代の新しい主要な社会問題として浮上してきた。

 わが国もまた、労働者の3分の1を非正規雇用とする社会となった。事実上の社会主義とさえ言われていた70〜80年代の日本の賃金体系がたちどころに崩壊し、先進国内でもまれにみる速さで格差社会を生み出したのである。

 ■通貨変動相場制を真に受けた唯一の国

 今、アベノミクスで株価が1.5倍になるなかで、2013年下半期(7〜12月)の実質賃金(物価変動を考慮した賃金)は、1%を超える下落が予想され、リーマン・ショック以来の下落はばとなる。年間60〜70兆円の貨幣供給は、賃金には反映していないのである。

 日本の賃金は下降線をたどり続けている。これは国際化への日本的な対応の帰結であった。その基本的な原因は、日本が変動相場制への転換を生真面目に受け止めた点にある。ニクソン・ショックとスミソニアン体制の崩壊後の1973年以降、変動相場制が導入された。

 1944年のブレトンウッズ会議によって作られた第二次世界大戦後のIMF体制は、固定相場制とアメリカ・ドルと金との兌換(1トロイオンス=35ドル)によって成立していた。ニクソン・ショック(1972年8月)による戦後体制の崩壊は、資本主義世界の崩壊を思わせるほどの衝撃であった。しかし、東西冷戦下、ベトナム戦争の泥沼化が続く中で、アメリカは金兌換による金の国外流出を見逃すことはできなかった。戦時には紙幣はただの紙に戻る。金は戦時には不可欠の貨幣となる。

 変動相場制は、金・ドル兌換停止と国家の為替市場への不介入を前提とする。国家が為替市場に介入しないということは、外貨準備が不要になることを意味する。変動相場制に伴う為替以上の混乱は、先物市場が作られることによって回避されるものとされていた。フリードマンが提唱したこの学説は、貨幣に関する市場主義であり、外貨準備不要の理想的なシステムとされていた。

 しかし、理論的な関心は持たれていても、その現実性は信じられていなかった。信じられていなかったからこそ、8月のニクソン・ショックの後の変動相場制を12月のスミソニアン合意によって固定相場制に戻したのである。その崩壊は、変動相場制の理論的な優位ではなく、固定相場制の放棄の帰結に過ぎない。

 現実の変動相場制は、為替を維持するために大量の外貨を必要とし、国家が為替介入し、国際的な協調体制をとることによってかろうじて維持されてきた。当初の理論的な想定とはあまりにも違いすぎる。為替リスクを回避すると言われていた先物市場も、アジア通貨危機(1997年)には、投機の対象として利用された。

 変動相場制を真に受けたのは日本だけと言える。ヨーロッパはさまざまな制度を作って広域経済圏の固定的な為替相場を維持しようと努めていたし、新興国はドルをはじめとする強い通貨にリンクして貿易の安定を保とうとしていた。この動向は今でも同じである。ヨーロッパの努力の結果が欧州単一通貨ユーロである。ドルが世界通貨である限り、アメリカは経常収支の制約を直接に受けることはない。おそらくは、日本が変動相場制の被害を一番被った国であろう。

 ■起きなかったトリクルダウン

 1985年プラザ合意時の1ドル250円水準から、1995年の1ドル=80円の円高まで、10年間で円は3倍になる。以後一時的に円安に振れることはあったが、円高基調は続いた。日本は、この経済環境の悪化を、国外への生産拠点の移動と賃金の切り下げによって国際的な競争力を維持し乗り切ろうとしたのである。

 正規雇用者の賃金の上昇を抑え、非正規雇用を急激に増やすことで、グローバリゼーションに対応したのである。名ばかりの労働市場の流動性である。規制緩和の行きつく先が今であり、安易な市場主義導入のつけが回っているのである。

 戯言を言わせてもらえば、もしニクション・ショック(1971年8月)がなければ、・・・金とドルとの兌換、そして固定相場が維持されていれば、日本は今でも「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でいられたかもしれない。

 現状は、過少消費不況である。非正規雇用の急激な増大が、貧困化をもたらし、消費需要を停滞させているのである。政府が経営者団体に賃上げを迫るという異常事態は、この問題の深刻さを政府が認識していることを示している。富者を富ませれば徐々に貧者も豊かになるというトリクルダウンは起きなかったのである。

 ■「ブタ積み」されたマネーの効果

 日銀が供給した膨大なマネーはどこに消えたのか。日銀の中の金融機関の口座の中に眠っているだけである。これを隠語で「ブタ積」みという。貨幣数量説による貨幣量の増加のイメージは、しばしばヘリコプター・マネーと呼ばれる。貨幣数量説の論者であるベンバーナンキが「ヘリコプター・ベン」と呼ばれたのは、貨幣数量説による。

 本当にヘリコプターから1万円札を撒くのなら拍手喝采であろう。しかし、そうではない。量的緩和のために日銀券を刷るわけではない。日銀券はアベノミクスの計画でもほとんど増えない。金融機関の国債が日銀に移り、日銀の中にある金融機関の口座に莫大な代金が振り込まれるだけである。紙幣の印刷費もかからない。

 そこから先に貨幣が流れるかどうかは、企業と金融機関の行動次第である。実際にはなかなか流れないのである。不況マインドの中では、資金は借りたくても借りられない。貸したくてもリスクが大きすぎる。統計上の雇用が増えても、非正規雇用が増えるだけで、肝心の実質賃金が下がるとなると、何の効果もなかったことになる。「ブタ積み」の量が増えたのである。根本的な問題は、貨幣の問題ではないのである。

 しかし、日銀が国債を買って貨幣を供給するという手法は、国債の値段を上げ、金利を低くする効果は期待できる。もともとゼロ金利状態なので、その変化はわずかであり、国内の製造業がこの微々たる金利の変化で投資行動を変えることは考えにくいが、金融機関にとってはわずかな差も見逃せない。金利の低下が期待されれば、円は売られ、円安になる。この期待は為替を円安に誘導する。輸出産業にとっては、これは有利に働くはずである。

 言うまでもないが、円安による輸入価格の上昇は、デフレからの脱出ではあっても、不況の脱出の指標ではない。物価が上がっても喜ぶべきことではない。むしろ実質賃金の低下の要因となる。また、財政投資によるGDPの増大は、経済成長ではあるが、ケインズの手法であり、マネタリズムの批判してきた政策である。貨幣量増大の成果に数えるべきではない。

 また、国債を日銀が買うことによって、日銀以外の機関の投資行動が、国債から株にシフトすることは十分に考えられるので、株式市場は活性化する。あるいは活性化することが期待される。現状は外資中心の株の売り買いだと言われているが、この思い込みによって株価は上昇する。ただし、株価の上昇と実体経済の成長とは直接の関係はない。株価は株価、架空の評価である。株でもうけた人が、もうけた分を株に投資しないで消費に回すという仮定で成り立つ話であり、多くの期待は出来ない。

 株や不動産は、生産を刺激するものではないので、いくら上昇しても、実体経済に結びつく保証はない。貨幣を増加すれば、為替が下がり、株価が上がる効果は期待できるが、景気が回復して物価が上がる保証は特にないのである。

 ■貨幣数量説の本来の意味とは?

 なぜそのような幻想が生じたのか。それは貨幣数量説の出自と理論にある。貨幣数量説の起源は不確かである。貨幣が増えれば物価が上がるという考えは、日常経験に馴染みやすい。とは言え、この学説は、コロンブスのアメリカ発見以来の金銀のヨーロッパへの流入、これに伴う16世紀のいわゆる価格革命と呼ばれる時期に普及している。当時のヨーロッパの貨幣は金と銀である。その増加と物価の上昇が軌を一にしたのである。

 これが学問的な関心の対象となった。貨幣数量説の創設者には、ジョン・ロック、モンテスキュー、デイビッド・ヒュームという世界史を飾る知性が名を連ねている。この学説は、ヒュームにおいて完成するが、有名な公式は20世に入ってから、アーヴィング・フイッシャーによって作られる。MV=PT(M:貨幣量、V:貨幣の一定期間での使用回数あるいは流通速度、P:価格、T:取引量)、である。千円札が5枚、1週間に各3回使われたとすると、1万5千円。アイスクリームが1個100円で1週間に150個売れたとすると、1万5千円。購入総額(MV)と販売総額(PT)は常に等しいので、この公式は常に成り立つ。Vが慣習的に一定でTにも大きな変化が一般にはないと仮定すると、MとPは、比例定数1の正比例関係になる。つまり、一方が2倍になれば他方も2倍になるのである。MV=PTが「自明」であるとすれば、この正比例関係も「自明」になる。

 フリードマンによれば、貨幣量と物価の比例関係を言うだけでは貨幣数量説ではない。貨幣量の増加が原因で、価格の上昇は結果であると言うことが重要である。Mが原因で、Pが結果であるということは、この等式からは本来導くことはできない。価格が上がれば貨幣量も増えるという必要流通手段量説も成り立つ。この考えは貨幣数量説に対する批判の系譜として伝統的に受け継がれている。アダム・スミスやカール・マルクスなどがそれであり、現在の貨幣供給に関する内生論もこの系譜にある。

 とは言え、貨幣数量説にとっては、貨幣の供給が外生的に決まる、とすることで政策手段としての意味を持つ。しかし、この学説には当初から根本的な疑問が付きまとっていた。貨幣量が増えれば本当に需要量は増えるのか(ジェームズ・ステュアート)、貨幣が増えても使われなければどうなるのか、という疑問である。使われなかった貨幣は物価に影響しないのだから、等式から外して、貨幣数量説を成立させる(J.S.ミル)見解も登場する。

 単純化すれば、一定期間に100円のアイスクリームが1個売れ、100円玉が一個使用された、というだけの等式である。自明ではあるがそれ以上の意味は持たない。今でも、使われた貨幣だけを取れば、貨幣数量説はいつでも成立する。問題なのは供給されたが、使われなかった貨幣の存在である。今の日銀の目標は、貨幣量を2倍(基準年の200%)にして、物価を2%上げることにあるが、それ自体が、本来の貨幣数量説とは程遠い。

 ■国際的通貨システムの根本的な見直しを

 ニクソン・ショック以降、アメリカ・ドルは一国の不換紙幣のままで世界貨幣として信認されてきた。ロバート・マンデルによれば、シニョレッジ(貨幣発行益)がアメリカ一国によって独占されている状態であり、道義的にいつまで続くかわからない状態にある。各国通貨もまた不換紙幣である。通貨発行の歯止めは失われつつある。

 それとともに、バブルとその崩壊が景気循環を主導するようになっている。アメリカはリーマン・ショックの後で、4カ月で通貨を3倍にして、証券市場崩壊の危機を乗り切っている。しかし、増えた貨幣を回収することは極めて困難である。量的緩和を縮小したり、場合によっては止めたりすることはあっても、通貨量を元に戻すことはありえるのだろうか。市中に流された大量の貨幣は、次のバブルの源泉となる。その分だけバブルとその崩壊の規模が大きくなる可能性が高い。

 しかし、それだけではない。不換紙幣は固有の価値を持たない。貨幣数量説が唱えるように、貨幣量によって比例的に貨幣価値が管理されているわけではない。貨幣価値は人々の社会的な幻想によって維持されているにすぎない。貨幣価値に対する信認の崩壊は、インフレのレベルを超えて市場の崩壊である。

 格差社会の現実に立ち向かい、現代の国際通貨システムを根本的に考え直す時期に来ていると言える。
http://judiciary.asahi.com/fukabori/2014013100001.html  


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借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏
週刊ポスト2017年1月13・20日号

「日本は1000兆円も借金があるから増税しなければいけない」

「ギリシャのように破綻する可能性がある」

──新聞・テレビで何度も繰り返されてきた“警告”だ。

だが、日本という国家の財務状況は「借金の額」だけを見ても判断できないはずだ。

 投資家や銀行が企業の経営状態が健全かをチェックする際には、必ず「バランスシート」を見る。傘下に多くの子会社を抱える大企業の財務体質をはかる場合、子会社を含めた連結決算の財務諸表を見なければ本当の姿はわからない。

 国の財政も同じだ。主要国は政府の財務諸表を作成する際、政府単独とは別に、政府と中央銀行の財務諸表を合算した「統合政府」のバランスシートを作成している。しかし、日本(財務省)はそれを作成していない。

経済アナリストの森永卓郎氏が語る。

「信じ難いかもしれませんが、政府と日銀を含めた連結バランスシートを考えると、いまや日本の国家財政は世界一健全なんです」

 アベノミクスの開始以来、日銀は大幅な金融緩和で国債を大量に買い続け、2016年10月には日銀の国債保有残高は400兆円を超えた。

 日銀はお札を刷って、国債を買っている。つまり、日銀のバランスシートには、保有する400兆円の国債が「資産」に計上され、「負債」には市中銀行が日銀に預けている当座預金と日銀券(お札)の発行額が計上される。

 森永氏の解説を簡単に説明すると、

政府と日銀のバランスシートを合算(連結)して考えると、政府が発行した900兆円近い国債のうち400兆円は「統合政府」自ら保有しているから相殺され、実質的な国債発行額は500兆円に減る。

 かわりに日銀券と銀行の当座預金の400兆円が「負債」に計上されるが、いくらでも自由に発行できる日銀券は返済の必要がなく、銀行が当座預金の引き出しを求めた場合も日銀はお札を刷って払うことができる。

いずれも事実上、返済する必要がない負債だ。


 日銀が国債を買い入れたことで、国(統合政府)のバランスシート上、資産の裏付けがない借金である純債務は491兆円から91兆円に大幅に減ったのである。

 当然ながら、そのリスクも指摘されている。

本来、中央銀行に国債を大量に買わせるとインフレ、国債暴落、通貨安という副作用が起きて、国民生活に大ダメージを与えるとされてきた。

ところが、日本には“特殊な状況”が生まれているというのだ。


「現在の日本経済は日銀が物価を上げたくても上がらない、国債はゼロ金利だから多少金利がついた方がいい、為替ももう一段の円安が望ましい。

副作用が起きても全部プラスに働く。
こんな国は日本だけで、世界でも日本だけが使える魔法なのです」(森永氏)


 国の資産を管理する財務省理財局の資金企画室長などを歴任した嘉悦大学教授の高橋洋一氏もこういう。

「私が初めて国のバランスシートをつくった当時と一番違っているのはそこです。

日銀の国債大量買い入れによって統合政府のバランスシートでみると日本の借金は大きく減り、財政再建は終わったと考えていい。

 20年前、私が米国プリンストン大学に留学中にバーナンキ教授(前FRB議長)が、

『中央銀行が量的緩和してもインフレにならなければ財政再建ができるね』

といったことがある。それがまさに20年後の日本で現実になった」


 一方で、財務省は“まだ日本は借金大国で増税が必要だ”としきりに繰り返している。

しかし、いまこの国に必要なのは、増税ではなく、経済成長でもっと国の税収を豊かにし、将来の年金問題を解決することだろう。

 たしかに専門家の中には、たとえ今インフレが起きていなくても中央銀行の国債大量買い入れがいきなりハイパーインフレを引き起こすリスクがあると指摘する声も多い。手放しで現状に安心はできないだろう。

 ただ、国が借金をする裏付けに徴税力という“資産”が使えるのは、国民が経済成長を支え、納税の義務を果たしているからだ。

増税はその経済成長に冷や水を浴びせる。

「借金が多いから増税」という財務省のロジックが乱暴であることも、国のバランスシートから浮かび上がってくる。


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スティグリッツ教授の「日本国債無効化論」 2017-03-16

日本では重大な報道が相次いでいますが、本日はこれ。


『スティグリッツ教授:政府・日銀保有国債の無効化主張−諮問会議
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-14/OMSL6D6JIJUO01
●政府債務が「瞬時に減少」、「不安和らぐ」と−スティグリッツ氏
●債務の永久債や長期債への組み換えも提言−金利上昇リスク移転可能
 ノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ米コロンビア大学教授は14日夕、経済財政諮問会議に出席し、政府・日銀が保有する国債を無効にすることを提言した。
 会議に提出された資料によると、スティグリッツ教授は、政府・日銀が保有する国債を無効化することで、政府の債務は「瞬時に減少」し、「不安はいくらか和らぐ」と主張。また、債務を永久債や長期債に組み換えることで、「政府が直面する金利上昇リスクを移転」できるとしている。永久債の発行は「政府支出に必要な追加的歳入を調達し、経済を刺激する低コストの方法」だとした。
 日本の政府債務については、金利の大幅な上昇で「政府は問題に直面するかもしれない」と懸念を表明。しかし「政府債務を低下させるために消費税を上げることは逆効果」であり、代替案として企業の設備投資を促す炭素税の導入を挙げた。
 スティグリッツ氏は記者団に対し、金融政策では強い経済を取り戻すのに必要な刺激を与えるのは難しい、と説明。財政政策によって、さまざまな分野の構造改革を進めるべきだと述べた。
 スティグリッツ氏は昨年3月、政府が開いた国際金融経済分析会合の初会合に出席し、17年4月に予定していた消費増税について、世界経済が低迷する中での実施は間違っているとして安倍晋三首相に再考を促した。安倍首相は6月、消費増税の再延期を正式に表明した。』


 日本銀行は、日本政府の子会社です。そのため、日本銀行が保有する国債については、連結決算で相殺されるため、返済の必要も、利払いの必要もありません。これは価値観云々とは関係ない、単なる統計的な真実です。


 償還期限が来たところで、借り換え「させれば」済む話です。何しろ、日本銀行は日本政府の子会社です。(別に、日銀保有ではない国債にしても、償還期限が来ると借り換えされるのですが、本日はその話はしません)


 すなわち、日本政府が保有する国債は、「シャッキ〜ンッ!」とやらではないのです。単なる、貨幣です。と言いますか、そもそも中央銀行の国債買取は「国債の貨幣化(マネタイゼーション)」と呼びます(財政ファイナンスとやらではありません)。今、この瞬間も、日本政府は国債の貨幣化を猛烈な勢いで推進しているのです(量的緩和による)。


 というわけで、わたくし共は、
「日本に財政問題(国の借金で破綻する!)など、存在しない」
 と主張し、青木泰樹先生の「長期の無利子国債(ゼロクーポン債)」といった提言を拡散してきたわけです。


 すでにして、日銀保有の国債は「実質的に負債ではない」わけですが、これを名目的にも単なる貨幣にしてしまうのが、長期無利子国債です。日本政府が長期無利子国債を発行し、日本銀行の保有する国債と交換してしまえば、名実ともに「クニノシャッキ〜ン」は消滅します。


 文字通り「消える」のです。


 などと、わたくし共が主張を続けても、一向に受け入れられないのですが、ノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツ教授が言ってくれれば、別でしょう?


「政府・日銀が保有する国債を無効化することで、政府の債務は「瞬時に減少する」


 上記のスティグリッツ教授の言葉が、真実なのです。 


 ちなみに、政府が保有する国債とは、恐らく社会保障基金(国民年金や厚生年金など)が保有する国債のことなのでしょうか。バランスシート上、日本政府の一部である社会保障基金も国債を保有しているため、「政府が政府に金を借りている」状況になってます。 


 もちろん、財務省は日銀保有分も、社会保障基金保有分も「政府の負債」に積み上げ、
「クニノシャッキンデハタンスル〜ッ!!!」
 プロパガンダに活用しています。日本政府は、自分が自分に借りている負債分までもを「借金」に積み増しされ、破綻する、破綻すると騒がれているのです。


 ちなみに、上記のスティグリッツ教授の発言は、今のところブルームバーグ紙にしか載っていませんでした。こうして、日本国民は情報を統制され、間違った道を歩まされることになるというわけです。


 日本に財政問題など存在しないにも関わらず、財務省の「国の借金プロパガンダ」により我が国は亡国路線を邁進しています。


 スティグリッツ教授の経済財政諮問会議による発言が、少しでも政府をまともな方向に動かしてくれることを願うばかりです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12256819916.html

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2017年10月23日
日本の財政収支は改善していた

リーマンショックでGDP比9%台に悪化した単年度赤字は3%台になった
引用:ブルームバーグhttps://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iFwAlpjvFtG8/v2/750x-1.png


日本の財政赤字が改善傾向

衆議院選挙も終わったが、今回の選挙では「財政赤字」や「財政均衡」が争点になりませんでした。

過去の選挙では日本の借金をどう返すか、大増税しかないという議論が必ず起きていました。

どうして財政議論が沈静化したかというと、この数年で日本の財政赤字は縮小し、改善されつつあるからです。

         
「日本の借金は世界最大!(嘘です)」と騒いでいた財務省のデータを引用すると、2016年財政収支はGDP比4.9%の赤字でした。

2017年度の歳入約63兆円で歳出97.4兆円、単年度の財政赤字は35.3兆円でした。(財政関係基礎データ 平成29年4月より)

歳出のうち「真水」つまり執行する予算は73.9兆円で、国債費が約23.5兆円でした。


歳入が63兆円で歳出が73.9兆円なので赤字額は11.9兆円で、残りは国債償還費用でした。

この国債を日銀が大量に購入していて、9月時点で約400兆円、日本政府が発行している国債残高は865兆円でした。

国債のうち584兆円だけが国が払う債務で、274兆円は建設国債なので高速料金やガソリン税から利用者が払っています。


584兆円のうち短期債務は予算のやりくりで数ヶ月間借りては返済するもので、長期債務はおそらく500兆円くらいでしょう。

政府が返す500兆円のうち400兆円を既に日銀が保有していて、もうすぐ100%に達してしまいます。

現在日銀は国から国債償還を受けると同じ金額の国債を購入しているので、実質的に国は償還していません。


毎度おなじみ財務省の「国の借金」実は政府が返すのは赤い部分の584兆円だけで、そのうち400兆円を日銀が保有しているので、賞味184兆円しかない。
004B
引用:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.gif


財政赤字問題は解消に向かう

では日銀が国債を100%近く保有してしまい、これ以上買えなくなったらどうするか、というのが「金融緩和出口論」です。

そのまま持ってれば良いんじゃないかという意見、いや債券市場の健全性を損なうから全部売却しろという終了論があります。

今まで買い集めた国債を日銀が売り飛ばしたら、どう考えても大混乱になるが、財務省などはそう主張している。


別な考え方としては政府は「永久国債」や50年債、100年債をゼロ金利で発行して、事実上凍結してしまうというのがあります。

イギリスとかは100年以上前の借金をそのようにして「冷凍保存」しているそうです。

日本のGDPがこのままプラスで推移すれば税収は自然に増えるので、数年後には国債を除く単年度赤字はもっと少なく成るでしょう。


すると事実上、財政議論は単年度で黒字化することから、今まで日銀が買い取った国債をどう処理するかという問題に変わります。

日銀を倒産させて第二日銀を立ち上げても良いが、それはあんまりなので、やはり低金利の長期債で「塩漬け」か「冷凍」が妥当でしょう。

米経済メディアのブルームバーグは今週、「日本の財政収支は大幅に改善した」という記事を掲載しました。


それによると2011年ごろに日本の単年度赤字はGDP比9%に達していたが、現在は3%か4%で推移しています。

日本の政府債務そのものも、この2・3年は増えていないとしています。

データの計算方法は書いていないが、GDPのプラスや日銀の国債買い取りで借金の増加は止まりつつある。
http://www.thutmosev.com/archives/73227958.html


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天才・高橋洋一の国会「財政危機は大ウソ。天下り先を売らないのが、その証拠」「消費税増税はアンフェアだ!」2018年予算委員会公聴会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kiG1ceqfPCs

2018年2月24日 土曜日

◆天才・高橋洋一の国会「財政危機は大ウソ。天下り先を売らないのが、その証拠」「消費税増税はアンフェアだ!」2018年予算委員会公聴会

◆国会公聴会で話した「アベノミクス擁護」の理由 2月22日 高橋洋一

 政府はすべての人に職があることを目指すべきだ。職があれば、社会の安定にもつながる。

 職があることは、就業者数で見てもいいし、失業率でもいい。

 例えば、失業率が低くなれば、自殺率は顕著に下がるし、犯罪率も下がる。社会問題のいくつかは、失業率を低下させることで、ある程度解決する。

 さらに、若者にとって職があることは重要だ。例えば、大学の新卒者の就職率は1年前の失業率に連動する。

 一流大学の就職率は常にいいが、筆者が教える大学では雇用事情の影響をもろに受ける。5、6年前には就職率は良くなかったが、今では全員が就職できるまで上昇している。

 この5年間、学生の学力が目立って上昇したわけではない。ただ、アベノミクスに異次元金融緩和があっただけだ。

 学生は就職が自分たちの“実力”のせいでないことをリアルに感じている。就職は学生の一大関心事なので、だから安倍政権の人気が高いのだ。

 マクロ経済政策が雇用政策であることは、欧米では常識だ。

 そして、このことは「左派政党」がいち早く主張した。ところが、日本では、保守の安倍政権が初めて主張して、結果を出している。一部の野党が、いまの金融緩和策を否定しているのは、世界から見れば雇用の確保を無視しているわけで、海外では理解不可能なのではないか。

 マクロ政策で雇用確保に熱心でない一部の野党が、労働法制の議論で細かい話をしているのは、かなり奇異に見える。
(中略)


しばしば、日本は財政状況が悪いという声を聞くが、筆者にはかなり疑問だ。

 経済学では、政府と中央銀行を会計的に合算した「統合政府」という考え方がある。もちろん、行動として中央銀行は、政策手段の独立性があるが、あくまで法的には政府の「子会社」なので、会計的には「連結」するというわけだ。

 この場合、財政の健全化を考える着目点は、統合政府BS(バランスシート)のネット債務ということになる。図6は、財務省ホームページにある連結政府BSに日銀BSを合算し、「統合政府BS」として、私が作成したものだ(図表6)。

 統合政府BSの資産は1350兆円。統合政府BSの負債は、国債1350兆円、日銀発行の銀行券450兆円になる。

 ここで、銀行券は、統合政府にとって利子を支払う必要もないし、償還負担なしなので、実質的に債務でないと考えていい。

 また国債1350兆円に見合う形で、資産には、政府の資産と日銀保有国債がある。

 これらが意味しているのは、統合政府BSのネット債務はほぼゼロという状況だ。

 このBSを見て、財政危機だと言う人はいないと思う。

もっとも、資産で売れないものがあるなどという批判があり得る。しかし、資産の大半は金融資産だ。天下りに関係するが、役人の天下り先の特殊法人などへの出資金、貸付金が極めて多いのだ。

 売れないというのは、天下り先の政府子会社を処分しては困るという、官僚の泣き言でもある。もし、政府が本当に大変になれば、関係子会社を売却、民営化する。このことは、民間会社でも同じだ。

 例えば、財政危機に陥ったギリシャでは政府資産の売却が大々的に行われた。道路などの資産は売れないというが、それは少額であり、数字的に大きなモノは、天下り先への資金提供資産だ。

 海外から見れば、日本政府はたっぷりと金融資産を持っているのに売却しないのだから、財政破綻のはずはないと喝破されている。

 もちろん、海外の投資家は、政府の債務1000兆円だけで判断しない。バランスシートの右側だけの議論はしない。あくまで、バランスシートの左右を見ての判断だ。

 この「統合政府」の考え方からすれば、アベノミクスによる量的緩和で、財政再建がほぼできてしまったといえる。

 かつて、私のプリンストン大での先生である前FRB議長のバーナンキが言うっていた。

「量的緩和すれば、デフレから脱却できるだろう。そうでなくても、財政再建はできる」

 まさにそのとおりになった。

 実際に、財政再建ができたということを、統合政府BSに即して、具体的に示そう。

 資産が900兆円あるが、これは既に述べたように大半は金融資産である。その利回りなどの収益は、ほぼ国債金利と同じ水準であり、これが統合政府には税外収入になる。

 また、日銀保有国債450兆円は、統合政府にとっては財政負担はない。この分は、日銀に対して国が利払いをするが、日銀納付金として、統合政府には税外収入で返ってくるからちゃらだ。

 つまり、負債の1350兆円の利払い負担は、資産側の税外収入で賄われる。この意味で、財政再建がほぼできたといってもいい。(後略)


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森永卓郎氏 「日本経済にとっては安倍総裁の再選が望ましい」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180525-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 5/25(金) 7:00配信
 
 安倍氏が総裁選に勝利すれば消費増税再凍結もあるか?


 2018年9月の自民党総裁選で誰が勝者となるのか。安倍晋三総裁の対抗馬として誰が立候補するかもまだ明白にはなっていない状況だが、経済アナリストの森永卓郎氏は、安倍氏と岸田文雄政調会長の一騎打ちになる可能性が高いと予想している。総裁選の日本経済への影響について、森永氏が解説する。

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 自民党総裁選が私の予想通りの構図になったとしても、安倍氏と岸田氏のどちらが勝つかは、正直なところ現状でははっきり見えない。ただし、はっきり予想できることはある。こと日本経済にとっては、安倍氏の勝利が望ましいということだ。

 岸田氏が勝って岸田政権が誕生すれば、消費税の8%から10%への引き上げが2019年10月から予定通りに行なわれるはずだ。その結果は、火を見るより明らかだ。前回の消費税率引き上げ後と同様に、日本の景気が大きく失速することは間違いない。

 一方、安倍氏が勝てば、少なくとも消費税が上がることはないと考えられる。安倍氏はおそらく、自民党総裁選前に再び消費税の凍結、あるいは引き下げを表明すると、私は見ている。なぜなら、内閣支持率の急落という逆境から一発逆転勝利を狙う最後の切り札は、それしかないと思われるからだ。

 日本経済にとって最良のシナリオは、安倍氏が消費税率の引き下げを宣言して勝利することだ。その結果、たとえば消費税が5%に引き下げられれば、日本の株価も一気に上がるはずだ。

 消費税を5%に引き下げても、通貨発行益を財源として利用すれば、財源的には何の問題もないはずだ。日銀は量的金融緩和で国債を大量に買い増し続けているが、日銀が保有する国債は、元利の返済が実質不要だ。日銀が国債を買い入れるということは、国債を日銀が供給するお金にすり替えることを意味する。日銀券は元本返済も利払いも不要なので、日銀保有の国債は借金にカウントする必要がなくなる。それが通貨発行益と呼ばれるものだ。

 2017年度ベースの日銀の国債買い入れ額は、約31兆円に上った。ということは、通貨発行益が2017年度ベースで約31兆円出たということだ。一方、2017年度のプライマリーバランスの赤字額は約19兆円なので、2017年度の日本の財政は実質的に約12兆円の黒字だったのだ。それに対して、消費税を5%に引き下げるために必要な財源は約8兆円なので、問題なく可能なのである。

 もし安倍氏が総裁選に勝って消費税率が8%に据え置かれた場合でも、岸田氏が勝って消費税率が10%になった場合を比べれば、日経平均株価は5000〜6000円の差が出ておかしくないと見る。一般の個人投資家にとっても、安倍氏の勝利が望ましいといえるのである。

 ちなみに2108年1〜3月期の実質GDPは、2年3か月ぶりのマイナス成長となっている。「リーマン・ショック並みの経済危機がくれば、消費税凍結を考える」と総選挙で発言した安倍総理が、消費税の凍結あるいは引き下げを断行する環境は整ってきている。


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2018年09月13日
経済好調のアメリカはなぜ焦っているのか
アメリカが公表しているのは連邦の直接債務だけ


引用:http://www.sankei.com/images/news/171004/prm1710040002-p1.jpg


絶好調なアメリカの悩み

アメリカは2010年のリーマンショック明けから9年連続の好景気で、来年も景気拡大が予想されている。

にも拘わらずトランプ大統領は取るに足らない貿易赤字を問題視し、中国や欧州に解消を迫っている。

この動きはいずれ日本にも波及し、輸入拡大と輸出削減を迫ってくるでしょう。


アメリカ経済は絶好調で株価は毎年過去最高を更新し、消費も企業業績もすべて拡大しています。

貿易赤字も好調だから増えてるので、米国の消費が活発過ぎて国内生産だけでは需要を満たせないのです。

反対に日本は貿易黒字ですが、これは国内消費が弱いから外国から輸入しなくても良いというだけです。


つまり貿易赤字こそ繁栄の象徴であり、貿易黒字の国は国内消費が弱いのを示しています。

じゃあなんでトランプは怒っているかというと、経済に弱いのもあるが拡大し続ける債務懸念があります。

経済全て絶好調のアメリカの悩みは増え続ける債務で、公的債務は推定で5500兆円に達していると言われています。


日本の借金は「たった」1000兆円ですがアメリカはその5倍で、GDPの差が3倍あるのを考慮しても多すぎる。

悪いことにアメリカは自国の公的債務を国民に公開しておらず、アメリカ人は「アメリカに借金はない」と信じています。

だから平気な顔で「日本は世界最悪の借金を抱えている」などと他国を批判したりしています。


アメリカの債務爆弾とは

アメリカは家計債務と企業債務、金融債務も膨張していて、その原因は最近の経済好調そのもに求められる。

「資産=債務」というのが経済原則なので、株価が上がって米国の資産が増えれば、同じ金額の負債も増えています。

ここで問題になるのは米国の公的債務がGDPの3倍以上になるなど、稼ぐ金より債務額が遥かに多いことです。


よく日本は「年収500万円の人が1000万円の借金をしている」とたとえられます。

その比率ではアメリカは「年収1500万の人が5500万円の借金をしている」という事になり、どっちもどっちです。

いつか起きるのではないかと言われているのがアメリカの債務危機で、世界的な経済危機を予測する人もいる。


アメリカ政府が公表している公的債務は「連邦債務」だけで日本で言えば中央の借金のみで、地方や特殊法人、公的企業や団体分を除外してある。

いつどんな形で噴き出すのかは分からないが、増え続ける借金を永遠に隠し続けることはできない。

同じことは中国についても、欧州についても当てはまる。


世界各国は経済成長率を遥かに超えるペースで借金を増やし、しかも日本以外は公表していない。

いつどんな形で各国の債務が明らかになるかは分からないが、人々が真相を知ったら混乱するでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/77493099.html


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IMFが公表した日本の財政「衝撃レポート」の中身を分析する それでも消費増税は必要ですか(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/804.html

2018.10.15 橋 洋一 経済学者 嘉悦大学教授 現代ビジネス


やっぱり日本のメディアは報じないが…

消費税増税の外堀がさらに埋められた。安倍総理は、15日の臨時閣議で、来年10月に予定している消費税率10%への引き上げに備えた対策を早急に講じるよう指示する。この臨時閣議は、首相が16日から訪欧するために開催されるもので、西日本豪雨や北海道地震の災害復旧費などを盛り込んだ平成30年度補正予算案が決定される。

消費増税の足音が近づいてきているが、前回の本コラム(「消費増税で国民に負担を強いる前に、政府がいますぐにやるべきこと こんな順番では納得できない」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57879)では、消費増税前に、政府保有株の売却などやるべきことがあると指摘した。

今回は、その続きの一つとして、IMF(国際通貨基金)が公表した重要なレポートを紹介しよう。先週も指摘したように、IMFは財務省出向職員が仕切っている側面もあり、単なる財務省の代弁としか言いようのないレポートもあるのだが、財務省の出向職員があまり手を出せないスタッフペーパーのなかには、いいものもあるのだ。

今回紹介するものはその類いである。それは、今月の公表された「IMF Fiscal Monitor, October 2018 Managing Public Wealth」(https://www.imf.org/en/Publications/FM/Issues/2018/10/04/fiscal-monitor-october-2018)である。

これは、各国の財政状況について、負債だけではなく資産にも注目して分析したものだ。このレポート、海外メディアの注目度は高い(たとえば https://jp.reuters.com/article/imf-g20-breakingviews-idJPKCN1ML0NF)が、日本のメディアではさっぱり取り上げられない。だからこそ、紹介する価値があるというものだ。

筆者が大蔵省時代に、政府のバランスシート作りに取り組んだ経緯は、前回のコラムでも少し触れたが、レポートを見る前に、その当時の世界の情勢も加えておこう。

筆者がバランスシートづくりに取り組んだのは、1990年代中頃であるが、その当時、アメリカなどでさえ、政府のバランスシート作りにはまったく手がついていなかった。その意味で、筆者はこの分野での先駆けであったことを自負している。

そこで、筆者がその考え方(企業と同じように、政府もバランスシートによって財政を評価するべきだということ)を諸外国の財政当局の担当者に話すと、興味津々であった。そのおかげで、アメリカなどのアングロサクソン系国家から、「そのバランスシート作りについて、日本のやり方を教えてほしい」という要望があり、かなりの数、海外出張に行った記憶がある。

さて、それを前提にIMFのレポートに話を戻そう。上記のIMF報告書の33ページのAnnex Table 1.2.3には、各国データの「availability」がある。要は、各国がこの「バランスシート」の考え方を導入した年代が分かるわけだ。

日本は他先進国とともに、一番早い2000− となっている。ここの記述はやや不正確であり、日本は1995− が正しいと思う。筆者の記憶では、日本が1995年ごろにバランスシートをつくり、他先進国はその後2年くらいでできあがったはずだ。

これには、ちょっとした理由がある。日本の政府バランスシートは1990年代中頃に作られ、世界最先端を行っていたのだが、その公表は封印されたのだ。

大蔵省はそれまで、バランスシートではなくその右側だけの負債だけを都合よく利用して財政危機を訴えてきたので、包括的なバランスシートが出来てしまうと、それまでの説明に矛盾が生じてしまうからだろう。大蔵省だからというわけではないだろうが、このバランスシートは「お蔵入り」と言われたことは覚えている。

その後、2000年代になって小泉政権が誕生すると、財務省内からも「そろそろ政府のバランスシートを公表したほうがいい」と言う声が上がり、そこに例の「埋蔵金論争」などもあったことから、結局バランスシートを公表するようになった。

それからは、財務省のホームページにはバランスシートが公表されている(https://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/index.htm)が、これについては財務省がマスコミにまともなレクチャーをしないから、ほとんど知られていない。債務の大きさだけを強調し、財政再建が必要だと主張するためだ。財務省も財務省だが、財務省からレクを受けないと記事が書けないマスコミも情けない。

いずれにしても、2000年代から各国でバランスシート作りが盛んになり、データも蓄積されてきたところなので、IMFでも各国のバランスシートについて分析できるようになったのだろう。

グラフをみれば一目瞭然

さて、当該のIMFレポートでは、主に一般政府(General Government)と公的部門(Public Sector)のバランスシートが分析されている。

一般政府とは中央政府(国)と地方政府を併せた概念である。一方の公的部門とは、中央銀行を含む公的機関を含めたものだ。

筆者は、これまで統合政府という概念でバランスシートを論じることが多かった。例えば、2015年12月28日「『日本の借金1000兆円』」はやっぱりウソでした〜それどころか…財政再建は実質完了してしまう!」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156)などである。

この場合、筆者が考慮するのは中央政府と中央銀行だけにしているが、ネット資産(資産マイナス負債)に着目する限り、これはIMFレポートの「公的部門」とほぼ同じである。というのは、地方政府と中央銀行を除く「公的機関のネット資産」はほとんどゼロであるからだ。

中央銀行も、形式的にはネット資産はほぼゼロであるが、中央銀行の負債は実質的にはないので、実質的なネット資産が大きくなるので、統合政府ではそれをカウントしているわけだ。そこで、統合政府のバランスシートをみれば、ネット負債はほぼゼロ……つまりネット資産もゼロとなっている。

これらを踏まえた上で、IMFレポートを見てみよう。

2ページの図1.1では、比較可能な国の「公的部門バランスシート」でのネット資産対GDP比がでている。


それによれば、日本の公的部門のネット資産対GDP比はほぼゼロである。これは、筆者の主張と整合的だ。まあ、こんな話は誰が計算しても同じである。

ここから出てくる話は、「巨額な借金で利払いが大変になる」というが、それに見合う「巨額な資産」を持っていれば、その金利収入で借金の利払いは大変ではなくなる、という事実だ。このため、日銀の保有する国債への利払いは、本来であればそのまま国庫収入になるが、それを減少させる日銀の当座預金への付利を問題にしているわけだ(詳しくは先週の本コラムを見てほしい)。

ギリシャ、イタリアと比べても…

続いてIMFレポートでは、一般政府バランスシートでのネット資産対GDP比も分析している。7ページの図1.4である。


ここでも、日本は若干のマイナスであるが、ギリシャ、イタリアと比べるとそれほど悪くない。

IMFレポートでは、どのような財政運営をすると、ネット資産がどのように変化するか、という分析を行っている。例えば、単に赤字国債を発行するだけだと、ネット資産は減少するが、投資に回せばネット資産は減少しない。その投資が生きれば、ネット資産は増加する……といった具合だ。

この観点から論をさらに進めれば、先週の本コラムに書いたような「研究開発国債」という考え方は容認できるだろう。もっとも、今の財務省の経済音痴では、そのような新手は望むべくもないだろうが。

このほかにも、ネット資産は財政状況をみるのに使える。理論的には、ネット資産が限りなく減少すると(数学的な表現では、マイナス無限大に発散)財政破綻、ということになる。IMFレポートではそこまで書いていないが、35ページのAnnex Table 1.3.1.において、長期金利と一般政府でのネット資産との状況について、回帰分析を行っている。

その含意は、「ネット資産が少なくなると、長期金利が上昇する傾向がある」となっており、理論面でのネット資産と財政破綻の関係と整合的であることが示されている。

そこで、一般政府でのネット資産対GDP比とその国の信用度を表すCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)レートの関係の相関を調べてみた。


これをみるとかなりの相関があることが分かる。筆者はCDSのデータから、その国の破綻確率を計算し、例えば、日本は今後5年以内に破綻する確率は1%未満であるといっている。この話は、日本のネット資産がほぼゼロであることと整合的になっている。

こうした話は、本コラムでこれまでにも書いている。昨年来日したスティグリッツ教授が、経済財政諮問会議の場でも「日本の財政負債は大半が無効化されている(から財政破綻にはならない)」といっている。

そのとき、日本の増税学者は「スティグリッツが間違っている」と強気だった。これに対し、筆者はもしそうなら、スティグリッツに手紙を書き謝罪文をもらうべきだといった。いまだに、スティグリッツから謝罪文がきたという話は聞いていない。

すり替え、が始まった

財政破綻を訴え増税を主張する人たちは、それでもやはり消費増税を強行するのだろうか。IMFレポートをみれば、財政破綻というロジックが使えなくなったことは歴然なのに……。と思っていたら、増税派は「財政破綻を回避するために」という論法ではなく、「将来の年金など社会保障のために増税すべき」と、新しい言い方に変え始めている。これには失笑するほかない。

筆者は、社会保障の将来推計の専門家である。社会保障の将来像などを推計するのはそれほど難しくない。かつては、「財政問題のストック分析:将来世代の負担の観点から」(https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/04030014.html)という論文も書いている。

今更「社会保障が重要」などという暢気なコメントを出すような人より、ずっと前からこの問題については考えている。

何より、社会保障財源として消費税を使うというのは、税理論や社会保険論から間違っている。大蔵省時代には、「消費税を社会保障目的税にしている国はない」と言い切っていたではないか。

そんなデタラメに、まだ財務省がしがみついているのかと思うと、心の底から残念で仕方ない。

社会保障財源なら、歳入庁を創設し、社会保険料徴収漏れをしっかりとカバーし、マイナンバーによる所得税補足の強化、マイナンバーによる金融所得の総合課税化(または高率分離課税)といった手段を採ることが、理論的にも実践的にも筋である。

それらを行わずに、社会保障の財源のために消費増税を、というのは邪道である。さらに、景気への悪影響も考えると、いまの時期に消費増税を行うというのは尋常ではない。

少々難解かもしれないが、ぜひともIMFレポートなどを読んで、「消費増税の是非についての認識を深めてほしい。


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2018年10月22日
IMFが「日本政府に借金はなかった」と密かに訂正

日本の借金は1000兆円だが資産も1000兆円なので返さなくて良いということ


画像引用:https://blog-imgs-118.fc2.com/n/o/n/nonkinonki007/2017122219315723e.jpg


日本に借金はなかった

IMFは長年「日本の公的債務は200%以上で世界最悪」と言ってきたが、最近急に「日本政府に借金はない」と言い出しました。

180度の転換に憶測が飛び交っているが、IMFは何を言っているのでしょうか。

10月10日にIMFは主要31カ国の財政モニター報告書を発表し、負債とともに資産も計上している。

従来のIMF報告書は負債を書くだけだったので、「日本の借金は世界一」と連呼していました。

この幼稚さは以前から指摘されていて、日本政府には負債を上回る資産があるのに、負債だけを見るのはおかしいと言われていました。

また日本政府が発行する国債のほとんどを日本人が保有していて、そのほとんどを日本銀行が保有しています。


日銀は日本政府の政府機関なので、要するに日本の借金のほとんどは日本政府から借りていることになる。

自分で自分に借用書を書いて、自分に金利を払って自分で受け取るようなことをしています。

これが「日銀の独立性」で、日本政府から独立した組織として会計するので、こんなおかしな事になっている。


IMFによると31カ国の資産合計額は101兆ドル(約1京1000兆円)で債務合計は94%と驚くほど健全だった。

主要国全体では資産が債務の2倍以上あり、IMFが長年警告していた「危険性」はどこにも存在しなかった。

日本については負債がGDPの283%に達しているが、負債の半分以上は日銀や日本政府が「貸している」。


日本よりドイツの「借金」が多かった

さらに日本政府が所有する資産を差し引きすると、日本の純資産=正味の借金はゼロだった。

反対に今までIMFが健全財政を褒めたたえていたドイツは純資産がマイナスなので正味の借金が存在した。

反論もあり日本政府の資産(たとえば皇居や基地などの土地)は売却できないし貸すこともできない。


IMFが今頃各国の本当の純資産を発表したのは、国の本当の負債と資産を各国が公表していなかったからでした。

公的債務の完全な資料を公開していたのは日本だけだったので、日本の債務が世界一という作り話が創作された。

実際には金額でもGDP比でも中国とアメリカの方が、日本より公的債務が多かったのだが、少なく公表していました。


さすがにこの「作り話」のウソ臭さに世界の人々も気づいていて、ちゃんと計算するべきだという批判が強まった。

遅まきながらIMFは各国の本当の資産と負債を計算しなおし、従来の説を事実上訂正するに至った。

IMFに「日本の借金は世界一」と報告していたのは日本の財務省で、財政を悪く見せかけることで消費増税を推進しようとした。


だがそのトリックは否定されたわけで、来年10月の消費増税は土壇場で中止するのではないかと憶測を呼んでいる。
http://www.thutmosev.com/archives/77911536.html

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「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と経済成長ー 
平成30年3月7日 講師: 中野剛志 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=PIVG7XDGrH4


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第2回「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と租税ー 
平成29年4月27日 講師:中野剛志 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Zc9-Y5jiIO4


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日銀破綻という妄想論 2019-02-13

三橋TV第51回【イメージではなくデータで】
https://youtu.be/b1Agvto1oXc


 スポンサーが、三橋TVで藤巻健史の破綻論を取り上げてくれと言い出したのは、彼の著作「日銀破綻」が切っ掛けだったようです。


三橋TV第22回【藤巻先生もっと勉強しましょう 前編】
https://youtu.be/WFM4ubl8CEY

三橋TV第23回【藤巻先生もっと勉強しましょう 後編】
https://youtu.be/NFGyAHvg8pI


 で解説した通り、藤巻の破綻論は「日銀破綻論」を含めて、全て出鱈目です。というか、彼は会計やデータを無視というか「見ない」傾向が強いです。


 とはいえ、藤巻に影響され、

「三橋は日本国債は日銀が買い取れば返済、利払い不要となるため破綻しないと言っているが、日銀の負債が増えるじゃないか!」
 と、面倒くさいことを言ってくる連中が後を絶ちません。


 あのね、こう言っては何ですが、わたくしはこの手の話の「専門家」なのですよ。しかも、頭に「超」をつけても構わないほどの専門家です。何しろ、これでご飯を食べているのです。日銀が国債を買い取った場合のバランスシートや会計の動きを把握していないはずがないでしょ。


 もっとも、「破綻脳」の人たちは、とにかく「日本は破綻する」という結論は変えず、懸命に破綻理論を考え付こうとします。藤巻やらあなた方の「ピコーン!ひらめいた!」系の破綻論など、とっくにデータで否定済みです。


 が、もう一度書いておきます。


 日本銀行は、通常、日銀当座預金というおカネを発行し、国債を買い取ります。その時点で、政府の国債に対する返済・利払い負担が消えるのは、これは単なる事実。


 さて、現在、日銀の当座預金は三つの階層に分かれています。「基礎残高」「マクロ加算残高」「政策金利残高」に三つです。


 本来、日銀当座預金に金利はつきません。とはいえ、現在は「基礎残高」に+0.1%が付利され、逆に「政策金利残高」からは0.1%の金利を徴収しています(いわゆるマイナス金利)。


 誤解している人が多いのですが(藤巻もでしょうが)、現在、増えている日銀当座預金は金利がつかないマクロ加算残高であり、基礎残高ではありません。基礎残高は、200兆円超でほぼ横ばいが続いています。


 「金利がつかないマクロ加算残高」が量的緩和で増え続けているのです。


 というわけで、基礎残高に対し+0.1%の金利を支払い、逆に政策金利残高から0.1%の金利を徴収し、差額つまりは「日銀当座預金に対して日銀が支払わなければならない金利」がいくらかといえば、年に2000億円弱です。


「そんな安いのか!」
 と、思われたでしょうが、安いのです。

 そもそも、金利を付利する基礎残高が200兆円超なので、0.1%の金利は2000億円です(そこから政策金利残高から得られる金利が差っ引かれる)


 例えば、日銀の「第133回事業年度(平成29年度)決算等について 」を見ると、「補完当座預金制度利息」として1836億円の費用が計上されています。これが、日銀当座預金に対する付利です(厳密には差額)。


 さて、日銀の純資産は直近で29兆円。日銀は意外に「収益源」が多い事業体ですが、とりあえず何も利益を稼げないと仮定して、日銀当座預金の金利を支払い続けると、約150年後に債務超過になる計算ですね。藤巻をはじめ、日銀破綻論者は全員死んでるでしょ、間違いなく。(わたくしも死んでいますが)

 
 しかも、日銀が債務超過になったところで、政府がおカネを発行し、資本投入したら終わる話です。


「政府がおカネを発行するなんて!」
 と、思われた方は、硬貨を使うのをやめましょう。あれは、政府が純資産として発行しているおカネです(厳密には金属代金と加工料はかかっていますが)。


 何を言いたいのかといえば、藤巻をはじめ「ど素人」の破綻論は、全てデータや事実に基づいて否定されているという話です。それにも関わらず、
「日銀が国債を買い取ると、利払いで債務超過になって破綻する!」
 と、大衆を煽るのは簡単です。論破されても、しつこく、繰り返せば済む話ですし。


 それに対し、こちらは「会計」「おカネの動き」について細かく説明しなければなりません。それどころか「おカネとは何なのか?」を理解してもらわなければ、破綻論を打破できないのです。


 先日のメルマガにも書きましたが、この「プロパガンダの非対称」もまた、我々の前に立ちふさがる壁なのです。


 藤巻のように無知な扇動家の嘘つきが「日銀が破綻する!」と叫ぶと、それなりに効果を持ってしまうわけでございます。


 というわけで、金融や財政を完璧に理解した「反・緊縮財政」の政党が必要なのです。


 とりあえず、日銀破綻論を言い出す連中を見かけたら、本エントリーに誘導して下さいませ。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12439776870.html


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2019年09月23日
アメリカのMMT経済、100年国債を中央銀行が買い取り

日本政府は日銀から32兆円借りて23兆円返済しているが、日銀が無限に買い取れば返済しなくて良い


画像引用:平成31年度予算案を閣議決定 一般会計101兆4564億円、初の大台 - 産経ニュースhttps://www.sankei.com/economy/news/181221/ecn1812210013-n1.html


アメリカ全体の借金は5000兆円以上

アメリカは最近「日本は世界最悪の債務国家」のような事を言わなくなったが、これはアメリカの方が借金が多いのに気づいたからです。

欧米人は自分が正しいと思うと大声で他人を非難するが、自分が悪いと思うと黙ってシラを切ろうとする。

アメリカ合衆国の2018年度財政赤字は約9000億ドル(約97兆円)、19年度は約1兆ドル(約107兆円)と見積もられています。

これは単年度で連邦累積債務は16兆億ドル(約1700兆円)、だがこれらは1年前の数字なので現在はもっと悪化しています。

アメリカの公的予算は連邦予算と州予算、民間予算に分かれていて、合計すると連邦債務の3倍の公的債務が存在すると言われています。

国全体の借金が連邦債務の3倍としたら5100兆円だが、もっと多い筈だと指摘する専門家が多い。


赤字の源は社会保障費や教育費やインフラ工事などだが、これらを州や市や民間団体が行っています。

例えば米軍に従事したアメリカ兵はこれから高齢化するが、民間を装った特殊法人的な団体に社会保障費を付け替えたりしています。

オバマケアでアメリカにも公的保険制度ができたが、高齢化が進むと年数十兆円も政府が赤字補填することになる。


アメリカには民間の高速道路が多いが、実態は政府や州の赤字を付け替えるための「道路公団」に過ぎない。

道路企業が経営破綻しても道路を解体して売却する訳にはいかないので、道路公団と同じで政府が払うしかない。

都合が良い事にアメリカ全体の公的債務は「国防上の秘密」なので、誰も調査できないようになっている。


日本は実質MMT経済を行っている

日本もアメリカを見習って国全体の借金を「国防上の秘密」にして財務省に調査させないようにすれば、半額以下に減らせます。

アメリカのGDPは日本の3倍だが借金は5倍以上多いので、控えめに言ってもアメリカのほうが公的債務が多い。

そして現在アメリカを超えつつあるのが中国で、GDPで超える夢は果たせそうもないが、借金の額では先に追いつくでしょう。


GDPの3倍以上も公的債務があったら経済破綻するのではないかと思うが、そこで登場したのがMMT経済理論でした。

MMTとは中央銀行が国債を買い取れば借金していないのと同じになるという理論で、日本はすでに実施しています。

日本の借金は約1000兆円だが国が発行する長期国債は500兆円ほどで、このうち460兆円を日銀が保有しています。


日本政府は日銀に金利を払っているが、日銀は受け取ったお金でまた日本国債を買うので、政府と日銀がお金をやり取りしているだけです。

日本の長期金利はマイナスなので実際には政府は金利を払わず、実質的に借金の返済もしていません。

平成31年度予算では国債を32兆円発行し(借金をし)、国債を23兆円返済したので差し引き9兆円の不足でした。


アメリカは100年国債でMMT経済へ

日本政府は日銀から9兆円金を借りて、まあ後日払うよと言っているが返す気はないでしょう。


元米FRB総裁バーナンキが2016年に来日し安倍首相と会談した時、永久国債で借金を踏み倒せばいいと提案しました。

安倍首相は断ったが内心「それでいこう」と思った筈で、日本は実質MMTに進みました。


バーナンキの提案ではゼロ金利で永久に償還しない国債を発行し、全額日銀が買い取ればそれで日本政府の借金はチャラになります。

日本の実質MMTが成功しているのを見てアメリカもやろうという事になり、50年国債や100年国債の発行を検討しています。

超低金利で超長期債を発行してFRBに買い取らせれば、アメリカの借金問題は100年後に先送りできる。


100年後の人どうするかは今の人たちには関係ないので、アメリカの借金問題は解決します。

ちなみにイギリスは第一次大戦の借金をいまだに返済していないし、アメリカはフランス革命前の借金を返済していません。

政府の国債をゼロ金利で買わされた中央銀行はその後どうなるかですが、100年後に破産すれば良いんじゃないでしょうか。
http://www.thutmosev.com/archives/81021721.html

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2020年02月24日
永久国債とは何か 日銀の国債買い入れを制度化


財務省のペット、麻生財務大臣


引用:https://renote.s3.amazonaws.com/uploads/article_image/file/21779/a18bbb67.png


永久国債を提言

数年前FRB議長のベン・バーナンキが来日した時に「永久国債」を提言したが、体よく断られていました。

バーナンキは、日本が再びデフレに戻るリスクを指摘し、「ヘリコプターマネー」を勧めた。

ヘリコプターマネーはバーナンキ議長が「ヘリコプターでお金を撒けば良い」と言ったことから始ました。

だから『教祖』のバーナンキがヘリコプターマネーを勧めるのは予想された事で、むしろその話を聞きに言ったのでしょう。

政府が永久国債を発行し、市場を通さずに中央銀行が直接買い取る事で、国債市場に影響を与えず公共事業を実施できる。

バーナンキは選択肢の一つとして説明し、それ以上踏み込んだ話にはならなかったという。


バーナンキは2016年に安倍首相と会談し、アベノミクスや金融緩和を続けるべきだと発言しました。

今まで出てきた永久国債とは、満期を定めない国債の事で、発行者(国)が求めない限り、償還しなくても良い。

その代わり永久に利子を払い続ける必要があるが、例えばゼロ%やマイナス金利で発行すれば、金利は払わずに済みます。


金利の付かない債権を買う人はいないが、中央銀行が買い取れば、事実上返済しなくて良い借金になります。

そのような国債は前例がないのかと思いきや、大和総研の資料では2014年に世界で2,278億ドル(約25兆円)も発行されています。

イギリスでは5000億円近い永久国債が発行されていて、200年以上前の国債が今でも塩漬けにされ続けています。


財務省の飼い犬とアヒル

日本でも年間数千億円の永久債が民間によって発行されているが、政府は永久国債発行に否定的です。

理由は日本では日銀の直接買い取りが禁止されているので、マイナスやゼロ金利では購入者が居ないと考えられる為です。

日銀の国債引き受け額は2019年末時点で国債発行額の約43%に達したが、最近は頭打ちになっている。


先ほど書いたように日銀の直接引き受けは禁止されているので、一旦市場で販売した国債を、日銀が買い取っています。

これを直接日銀が国から買い取っても、実質的に何も変わらないが、財務省が強く反対しています。

反対理由は表向き「財政の健全性が損なわれる」と言っていますが、要は自分の縄張りだから手を出すなという事です。


犬が近づいた人間に吼えるのと同じで、財務省の縄張りを守る為に吼えるのです。

例えば財務省と飼い犬たちは、ヘリコプターマネーで日本の信用が崩壊すると言っています。

この崩壊論は財務省に近い人ほど大好きな理論で、これを口にしたら「ああ財務省の飼い犬だな」と判断できます。


増税しないと日本崩壊する、金融緩和で日本崩壊する、アベノミクスで日本崩壊する、今度はヘリコプターマネーで日本崩壊すると言っています。

「ハルマゲドンが来る」と言っていた麻原彰晃やオウム幹部達と、彼らの理論がそっくりなのは気のせいでしょうか?

財政支出を増やすと国債が「金利1000%」になったり通貨は「1ドル1万円になる」などと言っています。


彼らの理論では財政を縮小するほど「日本の信用が高まり」財政が健全化するが、過去25年間その通りにした結果、日本経済は崩壊しました。

逆に日本の数倍の借金を抱えている中国とアメリカはまったく破産せず、日本より高成長を続けています。

日本の借金はアメリカや中国と同じ基準で計算するとGDP80%以下に過ぎず、逆にアメリカと中国はGDP比300%以上の借金を抱えています。


財務省と飼い犬たちはこういう本当の数字を突きつけると逃げ回り、「日本破綻」「日本崩壊」という言葉だけを、アヒルのように繰り返しています。


バーナンキの言う通り日本政府が永久国債をゼロ金利で発行し日銀が全額買い取ると、事実上日本政府の借金は消えてなくなります。


財務省が主張する日本の借金がGDP比200%だから財務省は威張れるが、借金ゼロになったら誰も財務官僚に敬意を払わなくなります。


そうなると財務官僚の権限が小さくなり天下り先がなくなり、彼らの金儲けができなくなります。


財務省事務次官経験者は退官した後銀行などに天下りし、年収数億円プラス数年ごとに十億円以上の退職金を受け取ります。


退官後の収入が数百億円にも達するそうで、結局財務官僚がやっているのは「自分の金儲け」です。
http://www.thutmosev.com/archives/63560735.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/712.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
22. 2020年4月20日 16:41:20 : QLdPYLaBfk : bUJtNVkxQWZ6T1k=[54]

 投資していた株が コロナで すってんてんになったので

 何とかして 金を作らないと 一家がやっていけない
 
 
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
7. 赤かぶ[71794] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:41:30 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1636]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c7
コメント [近代史4] 政府の借金は返さなくて良い 日銀国債購入で分かった事 中川隆
2. 中川隆[-13082] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:42:35 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[40]

2020年3月11日
日銀が債務超過になっても問題ない理由
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951


 日銀は大量にETFを持っていて、株価下落で債務超過に陥るのではないか、と懸念する人がいますが、日銀の債務超過は問題ない、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。


日銀は大量のETFを持っている

 日銀は、大量のETFを持っています。ETFというのは株式投資信託の一種なので、要するに巨額の日本株を持っているということですね。したがって、株価が暴落すると日銀が高い時に買った株が含み損を抱えることになり、それが膨らむと日銀が債務超過に陥るのではないか、と心配している人がいます。

 確かに、株を大量に持っている株式会社は、株価が値下がりすると債務超過に陥ることになります。決算書を作る際に保有する株式を時価評価するか否かによって表面上の数字は変わりますが、いずれにしても実質的に債務超過になることには違いないわけです。

 一般企業が債務超過に陥ると、倒産の可能性が格段に高まります。債務超過というのは「資産をすべて売却しても負債が返済しきれない」という状態ですから、債権者は不安になります。

 「他の債権者が自分より先に債権を回収したら、自分の債権が回収できなくなってしまう。それは困るから、他の債権者より先に自分が返済を受けてしまおう」と債権者たちは考えて、会社に押しかけて来ます。そうなると、会社は倒産せざるを得ません。

 早い者勝ちになるのか「裁判所が会社の財産を管理して、資産を売り、債権者たちに平等に分ける」といったことが行われるのか、といった違いはありますが、いずれにしても会社は消滅してしまうわけですね。

 そこで、「日銀も株式会社なので、同じように消滅してしまったらどうしよう」と考える人もいるでしょう。

 そうでなくとも、日銀が債務超過だということは、日本銀行券という紙幣の信用力を大きく損なう原因となるのではないか、と心配する人もいるでしょう。

 しかし、筆者は全く心配していません。


日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらえば良い

 日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらい、債務超過を解消すれば良いだけのことです。日銀法に増資の規定がなければ日銀法を改正すれば良いだけの話ですから。

 日銀が数兆円の債務超過に陥り、その分だけ増資をしたとします。増資を引き受けた日本政府は「債務超過の会社の株式という紙くず」を、例えば5兆円で買うことになります。それは嬉しいことではありませんが、日本経済のために必要であれば、仕方ないでしょう。

 「そんなことをしたら財政赤字が数兆円も拡大してしまう」と心配する人もいるでしょうが、1100兆円の借金を抱えている日本政府の借金が数兆円増えたからと言っても、「誤差の範囲」でしょう。

 もちろん、政府が1100兆円の借金を抱えていることが問題だ、という人はいるでしょうが、その問題については本稿は触れないことにしておきましょう。

 反対に、政府が数兆円の出資を惜しんで日銀が倒産してしまったら、日本経済に考えられないほどの悪影響が生じるわけですから、政府は増資を引き受けないという選択肢を持っていないわけですね。

 そもそも日銀の資本金は1億円です。債務超過による倒産が怖いなら、最初から資本金を大きくしておけば良いのに、そうしていないのは、何とでもなるからでしょう。心配は無用です。

 今回の株価暴落で日銀が債務超過に陥るのか否か、筆者にはわかりませんが、将来金利が上昇した際に国債の価格が下落し、国債を大量に保有している日銀が債務超過に陥る可能性は決して小さくないと思います。その意味では、日銀の債務超過について今のタイミングで考えてみることは有益でしょう。

日銀は金儲けのための会社ではない

 日銀が含み損を抱えたとして、それについて日銀を批判する人がいるとしたら、それは誤りです。日銀の目的は利益を稼ぐことではありませんから。

 日銀は、民間銀行とは異なり、儲けるための会社ではないのです。政府の子会社として、日本経済をうまく回すための組織なのです。金融政策を決める際には政府の指図を受けない、といったことはありますが、日本経済をうまく回そうという目的は政府と共有しているわけです。

 日銀が金融政策で国債を購入するのは、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。政府が公共投資や減税をするのも、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。日銀がETFを購入するのも、同じことです。

 したがって、日本経済をうまく回すために国債やETFを買い、それが仮に値下がりして損が出ても、政府がその損を負担することは何もおかしいことではないのです。

日銀納付金を返してもらう、と思えば良いのかも

 以下は余談です。日銀は、黒字の年には法人税等を納めた上に、国庫に納付金を納めています。そうであれば、赤字の時にはこれを返してもらうとしても、何も不思議なことではないでしょう。

 もっとも、これを突き詰めると、一般の民間企業が赤字で倒産しそうな時には、過去に支払った法人税等を国から返してもらう、という話になりますね。理屈上は正しそうですが、財政当局が認めるとも思えないですね。というわけで、深く考えるのはやめておきましょう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/819.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[71795] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:42:51 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1637]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK271] 「あまりにも遅れて小額10万円支給」という愚策を決定、安倍晋三首相が会見するも国民は反応せず、政治家としての資質が問わ… 笑坊
3. 2020年4月20日 16:42:53 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[4973]
国債発行による「財政破綻」を強調する著名人に対する、国民の反応で見えてきたこと。
.
風花未来チャンネル
2020/04/19 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=F6zdhW-BIuE
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/638.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK271] WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点〈AERA〉 赤かぶ
60. 2020年4月20日 16:43:22 : 99Vp34Gf6w : cmJwVWxpQWJ3V0U=[107]
医学誌ランセットの
推定死亡率が0.66%は
無感染症の患者をカウントで
推定の定義ファイルは笑えるが
現実に感染者数が増えたアメリカの
死亡率は上昇している
中国の死亡率も増えているが
検査数は疑問で感染者数は
8万を超えた時から微増
各国の思惑は民主主義の
放棄と国民主権の剥奪か
指数関数には至っていないが
ランセットは馬鹿馬鹿しい


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c60

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
23. 2020年4月20日 16:44:21 : QLdPYLaBfk : bUJtNVkxQWZ6T1k=[55]

 コロナのための 国民マスクが 不安を拡大する

 このマスクは 口の横が 空いてるぞ〜〜 

 これは マスクではなく 衝立だ〜〜〜

 
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK271] 466億円かけたアベノマスク 厚労省がメーカーヒタ隠しの怪(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
99. 斜め中道 (-_-メ)[354] js6C35KGk7kgKC1fLdIp 2020年4月20日 16:44:55 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[3449]
>>98 マッハの兄弟

マスクが届いたら、使う度胸ある?

皆様のコメントを見ると、悪鬼〜♪とキスするぐらいの度胸は必要なんじゃないかと思えてきた・・・♪
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/633.html#c99

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
9. 赤かぶ[71796] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:45:29 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1638]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
51. 2020年4月20日 16:46:23 : cOowtS1pGQ : bjVwNXE3Wm1vR0E=[21]
>9
福沢諭吉も有名だけど、福沢は征韓論を薦めていた差別主義者だったね・・・・・・。
福沢こそ、菅原道真の祟りに遭うべきだったと今なら思う。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c51
コメント [近代史4] 政府の借金は返さなくて良い 日銀国債購入で分かった事 中川隆
3. 中川隆[-13081] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:46:23 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[41]
2019年10月27日

日本政府が検討する超長期国債 100年債で国の借金はチャラになる?


安倍首相に永久国債発行を勧めたバーナンキ元議長

引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20160711/22/fxshufoo/75/a7/p/o0738046013695152887.png

日本政府が検討し始めた100年債

麻生財務相は2019年9月10日の衆院予算委員会で、「ただいまの段階で、100年債の発行は考えていない」と答弁しました。

消費増税対策として100年債発行を発行すべきという野党の質問に答えたものだが、額面通りには受け取れない。

冒頭に「ただいまの段階で」と付けたように検討はしていると考えられ、欧米各国で50年債や100年債の発行が相次いでいる。


日本の政策はアメリカの真似をする事が多いが、ムニューシン米財務長官は2日後の12日に「50年国債の発行を検討する」と語った。

財務長官はさらに「成功すれば100年債も考える」と野心的な計画を語り、超長期債発行に強い意欲を持っているのを伺わせた。

米政府が現在発行している最長期債は30年だが、2017年頃にも50年債を検討した事があった。


アメリカが超長期債を検討しているのは米国の借金が多いのと現在低金利なためです。

低金利のうちに100年債を発行すれば、少ない利子を払うだけで問題を100年後に先送りできる。

米連邦政府は22兆ドル(約2300兆円)の累積債務を抱えており、数年から30年で償還しています。


アメリカは10年間続いた好景気が終わり停滞期になりつつあるが、それでも他の先進国より成長率が高い。

米国債金利も日本や欧州より高いので、投資家から見ても米国の超長期債は魅力的です。

スウェーデン、オーストリア、メキシコ、アルゼンチンが100年債を発行し、イギリス等も発行を検討している。


国の借金はなくせる

実はイギリスは第一次大戦前に発行した国債を償還しておらず、アメリカもフランス革命前のフランス国王からの借金を返済していない。

日本も敗戦前の国債を召喚しなかったので、これらは永久国債のようなものと言える。

永久債は社債として各国で発行されていて、償還しなくていい代わりに永久に金利を払うので企業にとってあまり有利ではない。


ところがGDPの2倍の国の借金(国債はその半分程度)を抱える日本では、借金減額の手段として注目された。

バーナンキ元FRB議長は2016年7月に安倍首相と歓談した時、永久国債を発行するよう勧めた。

現在日銀は400兆円以上の国債を買い取っているが、政府は毎年金利分を市場と日銀に支払っている。


もし永久国債を発行すると永久に日銀が保管するので、事実上日本政府の借金は半分になる。

この時マイナス金利で永久国債を発行して日銀が買い取れば、時間が経てば借金が減っていきます。

安倍首相はこのアイディアに乗り気でなかったが、借金を減らす魔法の手段として注目された。


これができるのは日本国債の買い手のほとんどが日本人(生保や金融機関)で、日銀が買い取る事もできるからでした。

財務省は否定しながら50年債や100年債の発行を検討している筈で、ゼロ金利やマイナス金利で日銀に買い取らせるでしょう。

ゼロ金利で日銀が買ってインフレ率が1%なら、保管するだけで日本国債が毎年1%(4兆円以上)減っていく。


4兆円は消費税を1.5%増税するのに相当し、消費税と違って景気を冷やす事もない。
http://www.thutmosev.com/archives/81325615.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/819.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[71797] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:46:45 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1639]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
52. 2020年4月20日 16:46:57 : GCx0UsVmvw : bkIzdGpsR3F6Lnc=[1]
TBS「ひるおび!」で、なぜ韓国がコロナ・コントロールに成功したかを番組後半で詳しく見せていた。
で、この番組のレギュラーコメンテータの八代ときたら、「民間の検査機関を含めて日本には充分な量的能力が無いから、当初仕方なかったのでは・・・云々カンヌン」と、ま〜だこの野郎、言い訳がましいこと言う。
まあ韓国のコロナコントロールの手際良さを聞いていた、もうひとりのレギュラーコメンテータ田崎は、どんな気分だったんだろう・・・大笑い

で、この番組のレギュラードクター、ナビタスクリニック新宿の濱木珠恵はPCR推進派なんだけど批判を恐れていたか、これを主張するのに明らかに、ためらう感じが以前からあった。でも今はもう恐れるもの無いだろうね。

あと、フジのバイキングは、以前からとても良いんだよ。坂上が安倍ヨイショ芸能人じゃなく、かつレギュラーコメンテータも、すっかり安倍批判派が多いので。
今日も坂上らしく、遠慮なくズバズバ言ってたよ。
レギュラーコメンテータのひとり東国原は、以前PCR抑制派で、今ではすっかり観念したかPCRには、もう触れなくなったな。笑い
で、この番組でも韓国のコロナ・コントロールを取り上げていたけど、東国原「私はムン・ジェイン政権を支持しません。しかしコロナに関しては上手くいってますね云々」と素直に認めてた。笑い
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
11. 赤かぶ[71798] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:47:21 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1640]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
12. 赤かぶ[71799] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:48:08 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1641]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c12
コメント [近代史4] 大西つねき : 政府通貨の疑問に答える 中川隆
15. 中川隆[-13080] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:48:29 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[42]
2020年3月11日
日銀が債務超過になっても問題ない理由
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951

 日銀は大量にETFを持っていて、株価下落で債務超過に陥るのではないか、と懸念する人がいますが、日銀の債務超過は問題ない、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。


日銀は大量のETFを持っている

 日銀は、大量のETFを持っています。ETFというのは株式投資信託の一種なので、要するに巨額の日本株を持っているということですね。したがって、株価が暴落すると日銀が高い時に買った株が含み損を抱えることになり、それが膨らむと日銀が債務超過に陥るのではないか、と心配している人がいます。

 確かに、株を大量に持っている株式会社は、株価が値下がりすると債務超過に陥ることになります。決算書を作る際に保有する株式を時価評価するか否かによって表面上の数字は変わりますが、いずれにしても実質的に債務超過になることには違いないわけです。

 一般企業が債務超過に陥ると、倒産の可能性が格段に高まります。債務超過というのは「資産をすべて売却しても負債が返済しきれない」という状態ですから、債権者は不安になります。

 「他の債権者が自分より先に債権を回収したら、自分の債権が回収できなくなってしまう。それは困るから、他の債権者より先に自分が返済を受けてしまおう」と債権者たちは考えて、会社に押しかけて来ます。そうなると、会社は倒産せざるを得ません。

 早い者勝ちになるのか「裁判所が会社の財産を管理して、資産を売り、債権者たちに平等に分ける」といったことが行われるのか、といった違いはありますが、いずれにしても会社は消滅してしまうわけですね。

 そこで、「日銀も株式会社なので、同じように消滅してしまったらどうしよう」と考える人もいるでしょう。

 そうでなくとも、日銀が債務超過だということは、日本銀行券という紙幣の信用力を大きく損なう原因となるのではないか、と心配する人もいるでしょう。

 しかし、筆者は全く心配していません。


日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらえば良い

 日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらい、債務超過を解消すれば良いだけのことです。日銀法に増資の規定がなければ日銀法を改正すれば良いだけの話ですから。

 日銀が数兆円の債務超過に陥り、その分だけ増資をしたとします。増資を引き受けた日本政府は「債務超過の会社の株式という紙くず」を、例えば5兆円で買うことになります。それは嬉しいことではありませんが、日本経済のために必要であれば、仕方ないでしょう。

 「そんなことをしたら財政赤字が数兆円も拡大してしまう」と心配する人もいるでしょうが、1100兆円の借金を抱えている日本政府の借金が数兆円増えたからと言っても、「誤差の範囲」でしょう。

 もちろん、政府が1100兆円の借金を抱えていることが問題だ、という人はいるでしょうが、その問題については本稿は触れないことにしておきましょう。

 反対に、政府が数兆円の出資を惜しんで日銀が倒産してしまったら、日本経済に考えられないほどの悪影響が生じるわけですから、政府は増資を引き受けないという選択肢を持っていないわけですね。

 そもそも日銀の資本金は1億円です。債務超過による倒産が怖いなら、最初から資本金を大きくしておけば良いのに、そうしていないのは、何とでもなるからでしょう。心配は無用です。

 今回の株価暴落で日銀が債務超過に陥るのか否か、筆者にはわかりませんが、将来金利が上昇した際に国債の価格が下落し、国債を大量に保有している日銀が債務超過に陥る可能性は決して小さくないと思います。その意味では、日銀の債務超過について今のタイミングで考えてみることは有益でしょう。

日銀は金儲けのための会社ではない

 日銀が含み損を抱えたとして、それについて日銀を批判する人がいるとしたら、それは誤りです。日銀の目的は利益を稼ぐことではありませんから。

 日銀は、民間銀行とは異なり、儲けるための会社ではないのです。政府の子会社として、日本経済をうまく回すための組織なのです。金融政策を決める際には政府の指図を受けない、といったことはありますが、日本経済をうまく回そうという目的は政府と共有しているわけです。

 日銀が金融政策で国債を購入するのは、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。政府が公共投資や減税をするのも、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。日銀がETFを購入するのも、同じことです。

 したがって、日本経済をうまく回すために国債やETFを買い、それが仮に値下がりして損が出ても、政府がその損を負担することは何もおかしいことではないのです。

日銀納付金を返してもらう、と思えば良いのかも

 以下は余談です。日銀は、黒字の年には法人税等を納めた上に、国庫に納付金を納めています。そうであれば、赤字の時にはこれを返してもらうとしても、何も不思議なことではないでしょう。

 もっとも、これを突き詰めると、一般の民間企業が赤字で倒産しそうな時には、過去に支払った法人税等を国から返してもらう、という話になりますね。理屈上は正しそうですが、財政当局が認めるとも思えないですね。というわけで、深く考えるのはやめておきましょう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951




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2019年10月27日
日本政府が検討する超長期国債 100年債で国の借金はチャラになる?


安倍首相に永久国債発行を勧めたバーナンキ元議長

引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20160711/22/fxshufoo/75/a7/p/o0738046013695152887.png


日本政府が検討し始めた100年債

麻生財務相は2019年9月10日の衆院予算委員会で、「ただいまの段階で、100年債の発行は考えていない」と答弁しました。

消費増税対策として100年債発行を発行すべきという野党の質問に答えたものだが、額面通りには受け取れない。

冒頭に「ただいまの段階で」と付けたように検討はしていると考えられ、欧米各国で50年債や100年債の発行が相次いでいる。

日本の政策はアメリカの真似をする事が多いが、ムニューシン米財務長官は2日後の12日に「50年国債の発行を検討する」と語った。

財務長官はさらに「成功すれば100年債も考える」と野心的な計画を語り、超長期債発行に強い意欲を持っているのを伺わせた。

米政府が現在発行している最長期債は30年だが、2017年頃にも50年債を検討した事があった。


アメリカが超長期債を検討しているのは米国の借金が多いのと現在低金利なためです。

低金利のうちに100年債を発行すれば、少ない利子を払うだけで問題を100年後に先送りできる。

米連邦政府は22兆ドル(約2300兆円)の累積債務を抱えており、数年から30年で償還しています。


アメリカは10年間続いた好景気が終わり停滞期になりつつあるが、それでも他の先進国より成長率が高い。

米国債金利も日本や欧州より高いので、投資家から見ても米国の超長期債は魅力的です。

スウェーデン、オーストリア、メキシコ、アルゼンチンが100年債を発行し、イギリス等も発行を検討している。


国の借金はなくせる

実はイギリスは第一次大戦前に発行した国債を償還しておらず、アメリカもフランス革命前のフランス国王からの借金を返済していない。

日本も敗戦前の国債を召喚しなかったので、これらは永久国債のようなものと言える。

永久債は社債として各国で発行されていて、償還しなくていい代わりに永久に金利を払うので企業にとってあまり有利ではない。


ところがGDPの2倍の国の借金(国債はその半分程度)を抱える日本では、借金減額の手段として注目された。

バーナンキ元FRB議長は2016年7月に安倍首相と歓談した時、永久国債を発行するよう勧めた。

現在日銀は400兆円以上の国債を買い取っているが、政府は毎年金利分を市場と日銀に支払っている。


もし永久国債を発行すると永久に日銀が保管するので、事実上日本政府の借金は半分になる。

この時マイナス金利で永久国債を発行して日銀が買い取れば、時間が経てば借金が減っていきます。

安倍首相はこのアイディアに乗り気でなかったが、借金を減らす魔法の手段として注目された。


これができるのは日本国債の買い手のほとんどが日本人(生保や金融機関)で、日銀が買い取る事もできるからでした。

財務省は否定しながら50年債や100年債の発行を検討している筈で、ゼロ金利やマイナス金利で日銀に買い取らせるでしょう。

ゼロ金利で日銀が買ってインフレ率が1%なら、保管するだけで日本国債が毎年1%(4兆円以上)減っていく。


4兆円は消費税を1.5%増税するのに相当し、消費税と違って景気を冷やす事もない。
http://www.thutmosev.com/archives/81325615.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/764.html#c15

コメント [近代史4] 大西つねき :正しいベーシックインカム 中川隆
3. 中川隆[-13079] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:49:04 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[43]
2020年3月11日
日銀が債務超過になっても問題ない理由
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951

 日銀は大量にETFを持っていて、株価下落で債務超過に陥るのではないか、と懸念する人がいますが、日銀の債務超過は問題ない、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。


日銀は大量のETFを持っている

 日銀は、大量のETFを持っています。ETFというのは株式投資信託の一種なので、要するに巨額の日本株を持っているということですね。したがって、株価が暴落すると日銀が高い時に買った株が含み損を抱えることになり、それが膨らむと日銀が債務超過に陥るのではないか、と心配している人がいます。

 確かに、株を大量に持っている株式会社は、株価が値下がりすると債務超過に陥ることになります。決算書を作る際に保有する株式を時価評価するか否かによって表面上の数字は変わりますが、いずれにしても実質的に債務超過になることには違いないわけです。

 一般企業が債務超過に陥ると、倒産の可能性が格段に高まります。債務超過というのは「資産をすべて売却しても負債が返済しきれない」という状態ですから、債権者は不安になります。

 「他の債権者が自分より先に債権を回収したら、自分の債権が回収できなくなってしまう。それは困るから、他の債権者より先に自分が返済を受けてしまおう」と債権者たちは考えて、会社に押しかけて来ます。そうなると、会社は倒産せざるを得ません。

 早い者勝ちになるのか「裁判所が会社の財産を管理して、資産を売り、債権者たちに平等に分ける」といったことが行われるのか、といった違いはありますが、いずれにしても会社は消滅してしまうわけですね。

 そこで、「日銀も株式会社なので、同じように消滅してしまったらどうしよう」と考える人もいるでしょう。

 そうでなくとも、日銀が債務超過だということは、日本銀行券という紙幣の信用力を大きく損なう原因となるのではないか、と心配する人もいるでしょう。

 しかし、筆者は全く心配していません。


日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらえば良い

 日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらい、債務超過を解消すれば良いだけのことです。日銀法に増資の規定がなければ日銀法を改正すれば良いだけの話ですから。

 日銀が数兆円の債務超過に陥り、その分だけ増資をしたとします。増資を引き受けた日本政府は「債務超過の会社の株式という紙くず」を、例えば5兆円で買うことになります。それは嬉しいことではありませんが、日本経済のために必要であれば、仕方ないでしょう。

 「そんなことをしたら財政赤字が数兆円も拡大してしまう」と心配する人もいるでしょうが、1100兆円の借金を抱えている日本政府の借金が数兆円増えたからと言っても、「誤差の範囲」でしょう。

 もちろん、政府が1100兆円の借金を抱えていることが問題だ、という人はいるでしょうが、その問題については本稿は触れないことにしておきましょう。

 反対に、政府が数兆円の出資を惜しんで日銀が倒産してしまったら、日本経済に考えられないほどの悪影響が生じるわけですから、政府は増資を引き受けないという選択肢を持っていないわけですね。

 そもそも日銀の資本金は1億円です。債務超過による倒産が怖いなら、最初から資本金を大きくしておけば良いのに、そうしていないのは、何とでもなるからでしょう。心配は無用です。

 今回の株価暴落で日銀が債務超過に陥るのか否か、筆者にはわかりませんが、将来金利が上昇した際に国債の価格が下落し、国債を大量に保有している日銀が債務超過に陥る可能性は決して小さくないと思います。その意味では、日銀の債務超過について今のタイミングで考えてみることは有益でしょう。

日銀は金儲けのための会社ではない

 日銀が含み損を抱えたとして、それについて日銀を批判する人がいるとしたら、それは誤りです。日銀の目的は利益を稼ぐことではありませんから。

 日銀は、民間銀行とは異なり、儲けるための会社ではないのです。政府の子会社として、日本経済をうまく回すための組織なのです。金融政策を決める際には政府の指図を受けない、といったことはありますが、日本経済をうまく回そうという目的は政府と共有しているわけです。

 日銀が金融政策で国債を購入するのは、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。政府が公共投資や減税をするのも、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。日銀がETFを購入するのも、同じことです。

 したがって、日本経済をうまく回すために国債やETFを買い、それが仮に値下がりして損が出ても、政府がその損を負担することは何もおかしいことではないのです。

日銀納付金を返してもらう、と思えば良いのかも

 以下は余談です。日銀は、黒字の年には法人税等を納めた上に、国庫に納付金を納めています。そうであれば、赤字の時にはこれを返してもらうとしても、何も不思議なことではないでしょう。

 もっとも、これを突き詰めると、一般の民間企業が赤字で倒産しそうな時には、過去に支払った法人税等を国から返してもらう、という話になりますね。理屈上は正しそうですが、財政当局が認めるとも思えないですね。というわけで、深く考えるのはやめておきましょう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951




▲△▽▼

2019年10月27日
日本政府が検討する超長期国債 100年債で国の借金はチャラになる?


安倍首相に永久国債発行を勧めたバーナンキ元議長

引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20160711/22/fxshufoo/75/a7/p/o0738046013695152887.png


日本政府が検討し始めた100年債

麻生財務相は2019年9月10日の衆院予算委員会で、「ただいまの段階で、100年債の発行は考えていない」と答弁しました。

消費増税対策として100年債発行を発行すべきという野党の質問に答えたものだが、額面通りには受け取れない。

冒頭に「ただいまの段階で」と付けたように検討はしていると考えられ、欧米各国で50年債や100年債の発行が相次いでいる。

日本の政策はアメリカの真似をする事が多いが、ムニューシン米財務長官は2日後の12日に「50年国債の発行を検討する」と語った。

財務長官はさらに「成功すれば100年債も考える」と野心的な計画を語り、超長期債発行に強い意欲を持っているのを伺わせた。

米政府が現在発行している最長期債は30年だが、2017年頃にも50年債を検討した事があった。


アメリカが超長期債を検討しているのは米国の借金が多いのと現在低金利なためです。

低金利のうちに100年債を発行すれば、少ない利子を払うだけで問題を100年後に先送りできる。

米連邦政府は22兆ドル(約2300兆円)の累積債務を抱えており、数年から30年で償還しています。


アメリカは10年間続いた好景気が終わり停滞期になりつつあるが、それでも他の先進国より成長率が高い。

米国債金利も日本や欧州より高いので、投資家から見ても米国の超長期債は魅力的です。

スウェーデン、オーストリア、メキシコ、アルゼンチンが100年債を発行し、イギリス等も発行を検討している。


国の借金はなくせる

実はイギリスは第一次大戦前に発行した国債を償還しておらず、アメリカもフランス革命前のフランス国王からの借金を返済していない。

日本も敗戦前の国債を召喚しなかったので、これらは永久国債のようなものと言える。

永久債は社債として各国で発行されていて、償還しなくていい代わりに永久に金利を払うので企業にとってあまり有利ではない。


ところがGDPの2倍の国の借金(国債はその半分程度)を抱える日本では、借金減額の手段として注目された。

バーナンキ元FRB議長は2016年7月に安倍首相と歓談した時、永久国債を発行するよう勧めた。

現在日銀は400兆円以上の国債を買い取っているが、政府は毎年金利分を市場と日銀に支払っている。


もし永久国債を発行すると永久に日銀が保管するので、事実上日本政府の借金は半分になる。

この時マイナス金利で永久国債を発行して日銀が買い取れば、時間が経てば借金が減っていきます。

安倍首相はこのアイディアに乗り気でなかったが、借金を減らす魔法の手段として注目された。


これができるのは日本国債の買い手のほとんどが日本人(生保や金融機関)で、日銀が買い取る事もできるからでした。

財務省は否定しながら50年債や100年債の発行を検討している筈で、ゼロ金利やマイナス金利で日銀に買い取らせるでしょう。

ゼロ金利で日銀が買ってインフレ率が1%なら、保管するだけで日本国債が毎年1%(4兆円以上)減っていく。


4兆円は消費税を1.5%増税するのに相当し、消費税と違って景気を冷やす事もない。
http://www.thutmosev.com/archives/81325615.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/765.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK271] 悪が栄えた例(ためし)はない。(日々雑感) 笑坊
9. 2020年4月20日 16:49:30 : FbUv5Cu4qA : LnVVZnFtZzkxNGM=[37]
ことわざ

悪は栄える。1230
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/687.html#c9

コメント [近代史4] れいわ新選組 大西つねき :日本一まともな年金の話 中川隆
5. 中川隆[-13078] koaQ7Jey 2020年4月20日 16:49:30 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[44]
2020年3月11日
日銀が債務超過になっても問題ない理由
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951

 日銀は大量にETFを持っていて、株価下落で債務超過に陥るのではないか、と懸念する人がいますが、日銀の債務超過は問題ない、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。


日銀は大量のETFを持っている

 日銀は、大量のETFを持っています。ETFというのは株式投資信託の一種なので、要するに巨額の日本株を持っているということですね。したがって、株価が暴落すると日銀が高い時に買った株が含み損を抱えることになり、それが膨らむと日銀が債務超過に陥るのではないか、と心配している人がいます。

 確かに、株を大量に持っている株式会社は、株価が値下がりすると債務超過に陥ることになります。決算書を作る際に保有する株式を時価評価するか否かによって表面上の数字は変わりますが、いずれにしても実質的に債務超過になることには違いないわけです。

 一般企業が債務超過に陥ると、倒産の可能性が格段に高まります。債務超過というのは「資産をすべて売却しても負債が返済しきれない」という状態ですから、債権者は不安になります。

 「他の債権者が自分より先に債権を回収したら、自分の債権が回収できなくなってしまう。それは困るから、他の債権者より先に自分が返済を受けてしまおう」と債権者たちは考えて、会社に押しかけて来ます。そうなると、会社は倒産せざるを得ません。

 早い者勝ちになるのか「裁判所が会社の財産を管理して、資産を売り、債権者たちに平等に分ける」といったことが行われるのか、といった違いはありますが、いずれにしても会社は消滅してしまうわけですね。

 そこで、「日銀も株式会社なので、同じように消滅してしまったらどうしよう」と考える人もいるでしょう。

 そうでなくとも、日銀が債務超過だということは、日本銀行券という紙幣の信用力を大きく損なう原因となるのではないか、と心配する人もいるでしょう。

 しかし、筆者は全く心配していません。


日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらえば良い

 日銀が債務超過になったら、増資をして政府に引き受けてもらい、債務超過を解消すれば良いだけのことです。日銀法に増資の規定がなければ日銀法を改正すれば良いだけの話ですから。

 日銀が数兆円の債務超過に陥り、その分だけ増資をしたとします。増資を引き受けた日本政府は「債務超過の会社の株式という紙くず」を、例えば5兆円で買うことになります。それは嬉しいことではありませんが、日本経済のために必要であれば、仕方ないでしょう。

 「そんなことをしたら財政赤字が数兆円も拡大してしまう」と心配する人もいるでしょうが、1100兆円の借金を抱えている日本政府の借金が数兆円増えたからと言っても、「誤差の範囲」でしょう。

 もちろん、政府が1100兆円の借金を抱えていることが問題だ、という人はいるでしょうが、その問題については本稿は触れないことにしておきましょう。

 反対に、政府が数兆円の出資を惜しんで日銀が倒産してしまったら、日本経済に考えられないほどの悪影響が生じるわけですから、政府は増資を引き受けないという選択肢を持っていないわけですね。

 そもそも日銀の資本金は1億円です。債務超過による倒産が怖いなら、最初から資本金を大きくしておけば良いのに、そうしていないのは、何とでもなるからでしょう。心配は無用です。

 今回の株価暴落で日銀が債務超過に陥るのか否か、筆者にはわかりませんが、将来金利が上昇した際に国債の価格が下落し、国債を大量に保有している日銀が債務超過に陥る可能性は決して小さくないと思います。その意味では、日銀の債務超過について今のタイミングで考えてみることは有益でしょう。

日銀は金儲けのための会社ではない

 日銀が含み損を抱えたとして、それについて日銀を批判する人がいるとしたら、それは誤りです。日銀の目的は利益を稼ぐことではありませんから。

 日銀は、民間銀行とは異なり、儲けるための会社ではないのです。政府の子会社として、日本経済をうまく回すための組織なのです。金融政策を決める際には政府の指図を受けない、といったことはありますが、日本経済をうまく回そうという目的は政府と共有しているわけです。

 日銀が金融政策で国債を購入するのは、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。政府が公共投資や減税をするのも、儲けるためではありません。日本経済をうまく回すためです。日銀がETFを購入するのも、同じことです。

 したがって、日本経済をうまく回すために国債やETFを買い、それが仮に値下がりして損が出ても、政府がその損を負担することは何もおかしいことではないのです。

日銀納付金を返してもらう、と思えば良いのかも

 以下は余談です。日銀は、黒字の年には法人税等を納めた上に、国庫に納付金を納めています。そうであれば、赤字の時にはこれを返してもらうとしても、何も不思議なことではないでしょう。

 もっとも、これを突き詰めると、一般の民間企業が赤字で倒産しそうな時には、過去に支払った法人税等を国から返してもらう、という話になりますね。理屈上は正しそうですが、財政当局が認めるとも思えないですね。というわけで、深く考えるのはやめておきましょう。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18951




▲△▽▼

2019年10月27日
日本政府が検討する超長期国債 100年債で国の借金はチャラになる?


安倍首相に永久国債発行を勧めたバーナンキ元議長

引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20160711/22/fxshufoo/75/a7/p/o0738046013695152887.png


日本政府が検討し始めた100年債

麻生財務相は2019年9月10日の衆院予算委員会で、「ただいまの段階で、100年債の発行は考えていない」と答弁しました。

消費増税対策として100年債発行を発行すべきという野党の質問に答えたものだが、額面通りには受け取れない。

冒頭に「ただいまの段階で」と付けたように検討はしていると考えられ、欧米各国で50年債や100年債の発行が相次いでいる。

日本の政策はアメリカの真似をする事が多いが、ムニューシン米財務長官は2日後の12日に「50年国債の発行を検討する」と語った。

財務長官はさらに「成功すれば100年債も考える」と野心的な計画を語り、超長期債発行に強い意欲を持っているのを伺わせた。

米政府が現在発行している最長期債は30年だが、2017年頃にも50年債を検討した事があった。


アメリカが超長期債を検討しているのは米国の借金が多いのと現在低金利なためです。

低金利のうちに100年債を発行すれば、少ない利子を払うだけで問題を100年後に先送りできる。

米連邦政府は22兆ドル(約2300兆円)の累積債務を抱えており、数年から30年で償還しています。


アメリカは10年間続いた好景気が終わり停滞期になりつつあるが、それでも他の先進国より成長率が高い。

米国債金利も日本や欧州より高いので、投資家から見ても米国の超長期債は魅力的です。

スウェーデン、オーストリア、メキシコ、アルゼンチンが100年債を発行し、イギリス等も発行を検討している。


国の借金はなくせる

実はイギリスは第一次大戦前に発行した国債を償還しておらず、アメリカもフランス革命前のフランス国王からの借金を返済していない。

日本も敗戦前の国債を召喚しなかったので、これらは永久国債のようなものと言える。

永久債は社債として各国で発行されていて、償還しなくていい代わりに永久に金利を払うので企業にとってあまり有利ではない。


ところがGDPの2倍の国の借金(国債はその半分程度)を抱える日本では、借金減額の手段として注目された。

バーナンキ元FRB議長は2016年7月に安倍首相と歓談した時、永久国債を発行するよう勧めた。

現在日銀は400兆円以上の国債を買い取っているが、政府は毎年金利分を市場と日銀に支払っている。


もし永久国債を発行すると永久に日銀が保管するので、事実上日本政府の借金は半分になる。

この時マイナス金利で永久国債を発行して日銀が買い取れば、時間が経てば借金が減っていきます。

安倍首相はこのアイディアに乗り気でなかったが、借金を減らす魔法の手段として注目された。


これができるのは日本国債の買い手のほとんどが日本人(生保や金融機関)で、日銀が買い取る事もできるからでした。

財務省は否定しながら50年債や100年債の発行を検討している筈で、ゼロ金利やマイナス金利で日銀に買い取らせるでしょう。

ゼロ金利で日銀が買ってインフレ率が1%なら、保管するだけで日本国債が毎年1%(4兆円以上)減っていく。


4兆円は消費税を1.5%増税するのに相当し、消費税と違って景気を冷やす事もない。
http://www.thutmosev.com/archives/81325615.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/712.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK271] ロイター通信が「世界一間抜けなファーストレディー」として昭恵夫人の50人旅行を報じ、その夫である安倍さんの新型コロナへの… gataro
68. 2020年4月20日 16:50:37 : 9eXzOPTpmw : VUkxRTA1aUpGQVE=[174]
.

9.11 で 、核が 使われた事は、100% 確実なのだが。
今は、画像を 紹介するだけに しておく。
次を 見れば、9.11 では 尋常で無い事が 起きていた と
考えるように なるであろう。 岩盤が 溶けているのだ。

【 WTC Ground 0 、溶岩、画像 】

https://i0.wp.com/impiousdigest.com/we-content/uploads/2016/01/1-14-38-Tower-4-Site-September-2008.jpg

.



http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/643.html#c68

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナウイルス感染がなかなか衰えない中で巨大宗教団体が苦境に立たされている。これは果たして大法難なのか(板垣 英憲) 笑坊
6. 2020年4月20日 16:51:12 : bqgUOy6jC6 : NHlNQUlrdS82NzY=[88]
かつてマレーシアに滞在していたとき、創価学会の信者である中華系マレーシア人の家を夜に訪問したことがあった。訪れてみると、耳をつんざくうちわ太鼓の音が。民家が密集している場所なので、近隣はうるさくて仕方がないだろうに、やってる方はなんとも思っていない風。こんなに他人に迷惑をかけていても平気な宗教って何なのだ?それに比べればイスラム教のモスクから流れてくるコーランの響きのほうがよほどましだと思った。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/688.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
13. 赤かぶ[71800] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:51:38 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1642]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK271] 女子アナ赤江珠緒さんの勇気ある告白が明らかにした鬼畜国家日本 青木
66. 2020年4月20日 16:51:50 : 2znFHSd6Wg : Wi9kTC95VmhNaVk=[2]
赤江さんと家庭の状況が同じ人、(すなわち感染者と面倒を見なければいけない家族)は、これから多く出現すると思われる。

中国や韓国のように当局が、自宅隔離の家庭のために、食料とか日用品を届けてくれるわけではない日本では、感染者が出かけて調達する必要がある。

赤江家では、だれか、これらの必要品を買って、自宅まで届けてくれる、奇特な人がいるのだろうか?

当方が、このような立場に置かれた場合は、買い物に行くことを選択する。

隣国の中国、台湾、韓国に比べても、ひどい国になった。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/678.html#c66

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナウイルス感染がなかなか衰えない中で巨大宗教団体が苦境に立たされている。これは果たして大法難なのか(板垣 英憲) 笑坊
7. 命を大切に思う者[2069] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 16:52:25 : LB9DG4mcOw : aUlKdkVwVDVsSEk=[20]
学会員も他の国民と同じように被害を受ける、それが自民党に協力して来た結幕です、わかったか、学会員よ!
自民党に協力してれば自分達だけは甘い汁を吸い続けることができると思ってたんだろうけど、
甘い汁にこだわり、自民党に検査妨害(オリンピック強行のために感染者数を少なく見せる)やらせていたせいで、
自分達でさえ甘い汁が吸えないほど、国全体が瀕死の状態になった。学会員も、甘い汁どころか、一緒に死ぬなあ〜

2〜3月の2ヶ月間、自民党が検査妨害していたせいで、
感染者は自分が感染源だと知らないまま動き回って他の人に染しまくってこうなった。
医療崩壊を防ぐために軽症者の入院は拒否しないといけなかったげど、検査だけはやらないといけなかったのです。
感染者に、自分が感染源だと知って貰うためにです。知らなきゃ、知らずに他の人に染しまくるだろう。

コロナで死ぬのは、学会員は自業自得だけど、私達まで道連れにしないでほしかった。もうすぐ皆死ぬ。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/688.html#c7
コメント [原発・フッ素52] 原子力規制委 福島第一原発の爆発映像入手し分析へ  (NHK)  魑魅魍魎男
2. 2020年4月20日 16:52:26 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[252]
騙しすぎた。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/648.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
14. 赤かぶ[71801] kNSCqYLU 2020年4月20日 16:52:51 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1643]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
181. 2020年4月20日 16:55:02 : GKXYqJBNC4 : djg0SzlLdVpPaWM=[11]
>>179
数万にも及ぶ検査は誰がやるのだろうか?

保護具もマスクも人員も大きく不足している現状は理解できているのだろうか。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c181

コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
182. 2020年4月20日 16:57:21 : zdRsZjRBy2 : eEt2NWxYakJqMTY=[189]
抗体検査とは、指先の少量の血液を分析してその人がすでにコロナウィルスに感染し、抗体、つまり免疫を持っているかどうかを判断する、ということだ。艦長が解任されたことで話題となった空母「セオドア・ルーズベルト」では、4800名の乗組員のうち655人の感染が確認され、1名が死亡した。ところが陽性反応が出たうちの実に60%が無症状だった、という。

世間にはこうした無症状で感染の自覚がないままに治癒し、免疫を得ている人々がいる。それを割り出すために始まった抗体検査だが、最初の試みで思わぬ結果が出た。ABCニュースの報道によると、カリフォルニア州サンタクララ郡で試験的に行われた抗体検査を受けた3300人のうち、抗体反応があったのが2.8〜4.2%程度だった、というのだ。

 サンタクララ郡の人口は200万人ほどで、郡内の感染者は公式には1000人程度、と発表されていた。しかし抗体検査の結果から、実際には4万8000〜8万1000人程度がすでに感染していた、という予測が成り立つ。PCR検査などで陽性が判明した人の50〜80倍、という驚くべき数字だ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c182

コメント [政治・選挙・NHK271] ロイター通信が「世界一間抜けなファーストレディー」として昭恵夫人の50人旅行を報じ、その夫である安倍さんの新型コロナへの… gataro
69. 2020年4月20日 16:59:10 : 9eXzOPTpmw : VUkxRTA1aUpGQVE=[175]
.

68のものの番地は 次。

https://i0.wp.com/impiousdigest.com/wp-content/uploads/2016/01/1-14-38-Tower-4-Site-September-2008.jpg


.
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/643.html#c69

コメント [近代史4] 新型コロナウイルスはデザイナーズウィルス、免疫細胞を無効化することが判明 中川隆
18. 中川隆[-13077] koaQ7Jey 2020年4月20日 17:02:56 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[45]

【新型コロナ】公電が示す“武漢研究所起源説”の信憑性 研究所には米政府の金が流れていた
飯塚真紀子 | 在米ジャーナリスト 4/19
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200419-00174088/


 新型コロナウイルスは武漢研究所が発生源。

 科学者たちが“トンデモ説”と言って否定してきた新型コロナの“武漢研究所起源説”が、今、にわかに信憑性を帯び始めている。

 武漢研究所とは「中国科学院武漢ウイルス研究所」のことで、ここでは、危険性が最も高い、バイオセイフティーレベル4のウイルスや病原体が研究されており、コロナウイルス研究の中心的な研究所としても知られている。

 この研究所で感染した科学者が“感染者第1号”となって、地域に感染を広めたという“武漢研究所起源説”は“新型コロナ生物兵器説”とともに、“トンデモ説”として、科学者たちに否定されているが、今、トランプ政権は、この説の検証を進めている。

 2年前の公電の中で、武漢研究所の安全運営上の問題が指摘されていることがわかったからだ。

 一方、検証を進めているトランプ政権にとっては、好ましくない情報も流れている。英米メディアが、武漢研究所のコロナウイルスの研究に、米政府が莫大な研究資金を援助していたことを報じているからだ。

 つまり、もし、この研究所から新型コロナが流出していたことが証明された場合、新型コロナの感染拡大には、間接的ではあるが、米政府も関与していたということになる。米の議員は、米国民の税金が中国の危険な研究に使われた可能性があるとして、怒りの声をあげている。

安全運営が不十分な研究所

 武漢研究所の安全運営の問題について報じたのは、4月14日付のワシントン・ポスト電子版だ。

 2年前、北京のアメリカ大使館の外交官が、武漢研究所を数度訪問、その際、研究所の安全性に問題があることに気づかされた外交官は、米政府に「コウモリのコロナウイルスに関する危険な研究を行なっている研究所の安全性が不十分である」と警告する公電を2回送っていたという。

 2018年1月19日付の公電は、

「この研究所には、高度に密閉された研究室の安全運営に必要な、訓練された技術者や調査員が非常に不足している」

と安全運営の問題を指摘。

 さらに、公電は、コウモリ由来のコロナウイルスは人に伝染して疾病を引き起こし、将来、コロナウイルスによる感染爆発が起きる可能性も指摘している。

「最も重要なのは、研究者が、SARSのようなコロナウイルスは、ACE2という人の受容体と結びつくことを示したことだ。これは、コウモリ由来のSARSのようなコロナウイルスが人に伝染し、SARSのような疾病を引き起こすことを示唆している。公衆衛生の観点から、コウモリが持っているSARSのようなコロナウイルスの調査と、将来発生するコロナウイルスの感染爆発の防止に重要なアニマルーヒト・インターフェイスの研究を継続して行う必要がある」

 トランプ政権の国家安全保障担当の高官らは、武漢研究所から新型コロナが流出した可能性と、新型コロナが人工的に開発された生物兵器であるという可能性を考えていた。しかし、後者の可能性はゲノム解析の結果、人工的に作られたものではないとわかり、否定された。

 そして、2ヶ月前から、2年前のこの公電がトランプ政権内を駆け巡り始め、安全運営に問題があったと指摘されていた武漢研究所から新型コロナが流出した可能性が議論され始めたという。

米政府は研究資金を援助

 では、どうやって新型コロナは流出したのか?

 英紙デイリーメールは、新型コロナを含んだ血を浴びた武漢研究所の科学者が感染者第1号となり、その科学者が地域に感染が広めた可能性があると報じている。

 公電はまた、コウモリのコロナウイルス研究は重要かつ危険であることから、米政府は武漢研究所を支援するよう訴えているが、実際、米政府は研究所に研究資金を援助をしていたと英米のメディアは指摘している。

 英デイリーメールが入手した書類によると、アメリカは武漢研究所のコロナウイルス研究に370万ドルの資金援助を行なっていたという。

 武漢研究所は、研究所から1千マイル以上離れた雲南省の洞窟に住むコウモリをコロナウイルスの実験に使っていたが、同紙によれば、その実験には、米国立衛生研究所(NIH)が出した370万ドルの研究資金が投じられていたというのだ。

 また、フォックスニュースも、武漢研究所は、米国立衛生研究所から710万ドル相当の研究資金を得ていたと報じている。うち、370万ドルが前述のコウモリのコロナウイルス研究に関する研究資金で、340万ドルがウイルスをねずみの脳に注入する研究資金だったという。

 ちなみに、中国は、コロナウイルス研究を通して、中国はアメリカ並みかアメリカ以上に、コロナウイルスの発見に取り組んでいることを示したかったようだ。

新型コロナの感染爆発を警告していた

 また、武漢研究所の主任研究員で「コウモリ女」というニックネームを持つジェンリー・シー氏は、1年前に発表した論文で、コウモリに由来するSARSのようなコロナウイルスの感染爆発が中国で起きることを、以下のように警告していたという。

「将来起きるSARSやMERSのようなコロナウイルスによる感染爆発はコウモリに由来する可能性が非常に高い。そして、感染爆発は中国で起きる可能性が高まっている」

アメリカ人の死は中国の責任

 米政府の資金援助で行われたコロナウイルス研究の過程で新型コロナが流出し、感染が世界に拡大した可能性があることに対し、アメリカの議員たちは怒りを抑えきれない。

「米国立衛生研究所は370万ドルの研究資金を武漢研究所に提供し、研究所はそのお金でコロナウイルスの研究者を募集、その後に、武漢で新型コロナ感染が発生した。アメリカ政府が何年間も、武漢研究所の危険で残酷な動物実験に資金提供を行い、それが、新型コロナ感染の世界拡大を引き起こした可能性があることを知り、むかついている」(共和党下院議員のマット・ガエズ氏)

「アメリカ人が死んでいるのは中国共産党政府の責任であることに疑いの余地はない。彼らは、新型コロナの起源を隠蔽することで、アメリカ人の命を危険にさらしている。米国立衛生研究所はすぐにアメリカ人の税金を中国の危険な研究に投じるのをやめなければならない」(共和党上院議員のマーサ・マクサリー氏)

 ところで、武漢研究所に資金提供していたのはアメリカだけではなかった。

 カナダも、直近では、先月、この研究所に資金提供していたことを、カナダのレベルニュースが伝えている。カナダの研究機関は、3月初め、新型コロナと闘うための研究開発資金を同研究所に提供すると発表したという。

海鮮市場起源はおかしい

 信憑性を帯びてきた、武漢研究所起源説。

 しかし、武漢研究所も中国政府も感染爆発は研究所とは無関係と主張しており、多くの専門家も関係性を否定している。

 一方で、新型コロナが武漢の海鮮市場に由来するという中国政府の主張はおかしいという指摘もある。

 ランセットに出された中国人研究者の論文によると、昨年12月1日に確認された最初の感染者や、最初の感染者集団の3分の1以上の人々は海鮮市場と繋がりがなく、また、市場ではコウモリが売られていなかったからだ。

 また、中国政府は新型コロナの感染源に関する情報を完全に封じ込め、アメリカ人専門家に、初期の患者から採取した新型コロナの検体をまだ提供していないという。

 1月11日に新型コロナのゲノムを発表した上海の研究所はすぐに閉鎖され、医者や初期に感染拡大を報じたジャーナリストは姿を消してしまったとも言われている。

 新型コロナは武漢研究所発なのか?

 トランプ政権がこの研究所から新型コロナが流出したという証拠を突き止めるのは難しいという声もあるが、今後の行方が注目されるところだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200419-00174088/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/768.html#c18

コメント [近代史4] 河添恵子 : 習政権が必死に隠している武漢コロナ・ウイルスの発生源 中川隆
13. 中川隆[-13076] koaQ7Jey 2020年4月20日 17:03:46 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[46]

【新型コロナ】公電が示す“武漢研究所起源説”の信憑性 研究所には米政府の金が流れていた
飯塚真紀子 | 在米ジャーナリスト 4/19
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200419-00174088/


 新型コロナウイルスは武漢研究所が発生源。

 科学者たちが“トンデモ説”と言って否定してきた新型コロナの“武漢研究所起源説”が、今、にわかに信憑性を帯び始めている。

 武漢研究所とは「中国科学院武漢ウイルス研究所」のことで、ここでは、危険性が最も高い、バイオセイフティーレベル4のウイルスや病原体が研究されており、コロナウイルス研究の中心的な研究所としても知られている。

 この研究所で感染した科学者が“感染者第1号”となって、地域に感染を広めたという“武漢研究所起源説”は“新型コロナ生物兵器説”とともに、“トンデモ説”として、科学者たちに否定されているが、今、トランプ政権は、この説の検証を進めている。

 2年前の公電の中で、武漢研究所の安全運営上の問題が指摘されていることがわかったからだ。

 一方、検証を進めているトランプ政権にとっては、好ましくない情報も流れている。英米メディアが、武漢研究所のコロナウイルスの研究に、米政府が莫大な研究資金を援助していたことを報じているからだ。

 つまり、もし、この研究所から新型コロナが流出していたことが証明された場合、新型コロナの感染拡大には、間接的ではあるが、米政府も関与していたということになる。米の議員は、米国民の税金が中国の危険な研究に使われた可能性があるとして、怒りの声をあげている。

安全運営が不十分な研究所

 武漢研究所の安全運営の問題について報じたのは、4月14日付のワシントン・ポスト電子版だ。

 2年前、北京のアメリカ大使館の外交官が、武漢研究所を数度訪問、その際、研究所の安全性に問題があることに気づかされた外交官は、米政府に「コウモリのコロナウイルスに関する危険な研究を行なっている研究所の安全性が不十分である」と警告する公電を2回送っていたという。

 2018年1月19日付の公電は、

「この研究所には、高度に密閉された研究室の安全運営に必要な、訓練された技術者や調査員が非常に不足している」

と安全運営の問題を指摘。

 さらに、公電は、コウモリ由来のコロナウイルスは人に伝染して疾病を引き起こし、将来、コロナウイルスによる感染爆発が起きる可能性も指摘している。

「最も重要なのは、研究者が、SARSのようなコロナウイルスは、ACE2という人の受容体と結びつくことを示したことだ。これは、コウモリ由来のSARSのようなコロナウイルスが人に伝染し、SARSのような疾病を引き起こすことを示唆している。公衆衛生の観点から、コウモリが持っているSARSのようなコロナウイルスの調査と、将来発生するコロナウイルスの感染爆発の防止に重要なアニマルーヒト・インターフェイスの研究を継続して行う必要がある」

 トランプ政権の国家安全保障担当の高官らは、武漢研究所から新型コロナが流出した可能性と、新型コロナが人工的に開発された生物兵器であるという可能性を考えていた。しかし、後者の可能性はゲノム解析の結果、人工的に作られたものではないとわかり、否定された。

 そして、2ヶ月前から、2年前のこの公電がトランプ政権内を駆け巡り始め、安全運営に問題があったと指摘されていた武漢研究所から新型コロナが流出した可能性が議論され始めたという。

米政府は研究資金を援助

 では、どうやって新型コロナは流出したのか?

 英紙デイリーメールは、新型コロナを含んだ血を浴びた武漢研究所の科学者が感染者第1号となり、その科学者が地域に感染が広めた可能性があると報じている。

 公電はまた、コウモリのコロナウイルス研究は重要かつ危険であることから、米政府は武漢研究所を支援するよう訴えているが、実際、米政府は研究所に研究資金を援助をしていたと英米のメディアは指摘している。

 英デイリーメールが入手した書類によると、アメリカは武漢研究所のコロナウイルス研究に370万ドルの資金援助を行なっていたという。

 武漢研究所は、研究所から1千マイル以上離れた雲南省の洞窟に住むコウモリをコロナウイルスの実験に使っていたが、同紙によれば、その実験には、米国立衛生研究所(NIH)が出した370万ドルの研究資金が投じられていたというのだ。

 また、フォックスニュースも、武漢研究所は、米国立衛生研究所から710万ドル相当の研究資金を得ていたと報じている。うち、370万ドルが前述のコウモリのコロナウイルス研究に関する研究資金で、340万ドルがウイルスをねずみの脳に注入する研究資金だったという。

 ちなみに、中国は、コロナウイルス研究を通して、中国はアメリカ並みかアメリカ以上に、コロナウイルスの発見に取り組んでいることを示したかったようだ。

新型コロナの感染爆発を警告していた

 また、武漢研究所の主任研究員で「コウモリ女」というニックネームを持つジェンリー・シー氏は、1年前に発表した論文で、コウモリに由来するSARSのようなコロナウイルスの感染爆発が中国で起きることを、以下のように警告していたという。

「将来起きるSARSやMERSのようなコロナウイルスによる感染爆発はコウモリに由来する可能性が非常に高い。そして、感染爆発は中国で起きる可能性が高まっている」

アメリカ人の死は中国の責任

 米政府の資金援助で行われたコロナウイルス研究の過程で新型コロナが流出し、感染が世界に拡大した可能性があることに対し、アメリカの議員たちは怒りを抑えきれない。

「米国立衛生研究所は370万ドルの研究資金を武漢研究所に提供し、研究所はそのお金でコロナウイルスの研究者を募集、その後に、武漢で新型コロナ感染が発生した。アメリカ政府が何年間も、武漢研究所の危険で残酷な動物実験に資金提供を行い、それが、新型コロナ感染の世界拡大を引き起こした可能性があることを知り、むかついている」(共和党下院議員のマット・ガエズ氏)

「アメリカ人が死んでいるのは中国共産党政府の責任であることに疑いの余地はない。彼らは、新型コロナの起源を隠蔽することで、アメリカ人の命を危険にさらしている。米国立衛生研究所はすぐにアメリカ人の税金を中国の危険な研究に投じるのをやめなければならない」(共和党上院議員のマーサ・マクサリー氏)

 ところで、武漢研究所に資金提供していたのはアメリカだけではなかった。

 カナダも、直近では、先月、この研究所に資金提供していたことを、カナダのレベルニュースが伝えている。カナダの研究機関は、3月初め、新型コロナと闘うための研究開発資金を同研究所に提供すると発表したという。

海鮮市場起源はおかしい

 信憑性を帯びてきた、武漢研究所起源説。

 しかし、武漢研究所も中国政府も感染爆発は研究所とは無関係と主張しており、多くの専門家も関係性を否定している。

 一方で、新型コロナが武漢の海鮮市場に由来するという中国政府の主張はおかしいという指摘もある。

 ランセットに出された中国人研究者の論文によると、昨年12月1日に確認された最初の感染者や、最初の感染者集団の3分の1以上の人々は海鮮市場と繋がりがなく、また、市場ではコウモリが売られていなかったからだ。

 また、中国政府は新型コロナの感染源に関する情報を完全に封じ込め、アメリカ人専門家に、初期の患者から採取した新型コロナの検体をまだ提供していないという。

 1月11日に新型コロナのゲノムを発表した上海の研究所はすぐに閉鎖され、医者や初期に感染拡大を報じたジャーナリストは姿を消してしまったとも言われている。

 新型コロナは武漢研究所発なのか?

 トランプ政権がこの研究所から新型コロナが流出したという証拠を突き止めるのは難しいという声もあるが、今後の行方が注目されるところだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200419-00174088/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/602.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK271] 悪が栄えた例(ためし)はない。(日々雑感) 笑坊
10. 2020年4月20日 17:03:51 : IXNu7NfWTM : S2hhWXMyN25QMVE=[1]
福井県のマスク購入券のマスクは50
枚入りで2350円だ。それが現在の底値だろう。60枚で3000円なら特別高くもない。仕入れ値が上がっているのだ。それを公取委がどうのとか悪だとか72歳の右翼爺さんは相変わらずだ。こんなバカは一日中ネットばかり見ているのだろうが本当に認知症レベルだ。板垣とか雑感とか全く価値のないブログを紹介し続ける投稿者も管理人の関係者とか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/687.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK271] 施設でクラスター発生の危険: 児童相談所は、人身拘束している児童を「緊急事態宣言」期間中、実親の元に帰宅させよ! 子供の権利条約
10. 2020年4月20日 17:05:14 : scDylcOJhc : NG1ReGZzaW9xRE0=[23]
児童養護施設に全く問題がないとは言わないが、この状況下で親元へ返せとは!?
平時においても自分の子供を養育保護できない親だからこそ入所となってるのに。
親も仕事が減ったり自宅へ仕事を持ち込んで普段と違うせっぱつまった状況の中
子供の食事の世話やら生活全般の面倒等もしかしたら入所前よりDVやネグレクト
増えるのではないかと想像するだけで恐ろしい。今家庭内感染が増幅の傾向にある。
親元へ返せといってる人はもしかして当の児童相談所の人間なのか?

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/676.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK271] WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点〈AERA〉 赤かぶ
61. 2020年4月20日 17:06:31 : 2znFHSd6Wg : Wi9kTC95VmhNaVk=[3]
福島原発事故の健康問題で、心ある人々の不信、不評をかった医学者たちが、一切に厚労省・感染研・専門家委員会の批判に転じている。

政府の犬が、ある組織に浸透する場合は、最も先鋭的な意見を主張して、信頼を勝ち得る。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c61

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
24. 2020年4月20日 17:08:49 : fPAGedqalU : S0tQb1pzMi91OVU=[964]
 アベノマスク配布は、品不足のおりだから町内会なら
 御意見番としての進言は確かに重宝されたのだろうが、
 
 総理大臣が直接国民に金品を届けるという行為は、
 売名、買収と言えばいいのか、釈然としないのだが。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK271] 日本のコロナウイルス感染は韓国方式のようなPCR検査を行わなと泣きを見ることになる。(かっちの言い分) 一平民
18. HIMAZIN[993] SElNQVpJTg 2020年4月20日 17:08:51 : Qlb2zfZhlw : eGRFcnFhZHVBZG8=[1]
まだ精度ガーが居るのか。検査を拒絶したら100%不明だよど阿呆。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/675.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
25. しんのすけ99[113] grWC8YLMgreCr4JYglg 2020年4月20日 17:09:29 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[1005]
>>17さんのおっしゃる通り 座布団一枚あげたいな

安倍ちゃんにしても このお役人にしても まったく判っていない、なぜアベノマスクがこんなに揶揄され
扱き下ろされているのか


別に マスクを配ることが悪いというのではない 大多数の国民が 一刻も早く日本政府の保証や給付を
今か今かと待っていた時に 「マスク二枚」 などという【余りにもケチ臭い】対策を ドヤ顔で打ち出す
その無神経さに 全国民がイラっと来たのだという事 そこが理解できていないのであれば

「東大出ても 馬鹿は馬鹿」 こう言われるのは致し方のない事だ

つまり 「国民一人当たり10万円」 これを先に言えっての その後からマスク二枚と言うのなら
絶対に文句は出なかったし むしろ 称賛する人は必ずいたであろう 要するにものの順序が出鱈目で
肝心なことを言わずに どうでも良い事を先に言い出す しかもドヤ顔で

◆ 10万円の後に(少なくとも大規模給付の確約後) マスク二枚と言えば 誰も馬鹿にはしなかった ◆

この官僚が馬鹿なのか 安倍ちゃんが おぼっちゃまなのか どちらにせよこの国は見通し暗いな
石破さんにでも総理をやってもらいたい・・・。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
30. 2020年4月20日 17:11:36 : JvJYzZcJ0A : Uzg5Y25hRlR3aDY=[429]
普通、製品の一部に不良品が出た場合、同じレーンで作った品物は、全部返品にすると思うが。

衛生用品のマスクに、髪の毛混入や虫が混入や、生地事態に汚れが付いていた事態が1900件以上もあったのに、全部回収しないで、それだけ交換すると言うのは、普通は、企業倫理として有り得ない。

そんなマスクは気持ちが悪い。
どんな工程で製造されるとそんな事態が起き得るのか?

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
31. 2020年4月20日 17:11:44 : 2znFHSd6Wg : Wi9kTC95VmhNaVk=[4]
お見事!466億円のゴミを製造したことになる。

晋三に憑いた悪魔らしい顛末だ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
183. 2020年4月20日 17:12:32 : zdRsZjRBy2 : eEt2NWxYakJqMTY=[190]
>>181
コロナ抗体検査は血液でやるの
PCR検査とは別物

コロナ抗体検査に着手、厚労相が表明 4月中にも開始
2020/4/17
加藤勝信厚生労働相は17日の記者会見で、新型コロナウイルスの流行状況を把握するため、抗体検査に着手すると表明した。「状況が整えば、関係者の協力をいただきながら早急に取り組みたい」と述べた。厚労省は月内にも始められるように準備を進めており、対象地域や規模を詰める。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c183

コメント [政治・選挙・NHK271] 立憲民主党の支持率急落は当然か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
49. 2020年4月20日 17:12:43 : C2i4eDKWA6 : d3pUQ3kvbGNsV2s=[-2774]
嘘吐きパヨク】

立憲民主・尾辻かな子議員「橋下が公務員の給与を0にしろと言った」とデマ、無事炎上

h ttp://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1587340187/

:2020/04/20(月) 08:49:47

立憲民主党の尾辻かな子衆院議員(45)が19日、ツイッター投稿で、元大阪市長の橋下徹弁護士の「1講演のギャラは200万円」と書き込み、「普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか」と記した。新型コロナウイルス問題で休業要請が出る中、国会議員の収入が高すぎると指摘される中でのツイートに批判が集まり、大炎上を招いている。

尾辻氏はこの日、ツイッターに「橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにとか、妬みを煽ることばかり言っていますが、彼の1講演のギャラは200万円です。90分で200万円稼げる人が、普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか」と記した。

橋下氏は「公務員の給料をゼロに」と発言したかは不明で、尾辻氏の事実誤認との指摘もあがっている。

h ttps://news.livedoor.com/article/detail/18144906/


尾辻かな子 @otsujikanako

橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにとか、妬みを煽ることばかり言っていますが、彼の1講演のギャラは200万円です。90分で200万円稼げる人が、普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか。 h ttps://twitter.com/aomurasaki_ll/status/1084073895932514304 …
あおむらさき @aomurasaki_ll

橋下徹氏「(講演会ギャラ)自分の手取りでは200万円もない」とした。
1/12(土)デイリースポーツ

H30公表 政治資金収支報告書より

日本維新の会→株TNマネジメント 2,160,000円×2回
あだち康史講演会→株TNマネジメント 2,160,000円

手取りは少し少ないとしても維新からの支払は216万円/回。

12:15 - 2020年4月19日

h ttps://twitter.com/otsujikanako/status/1251711081082310657
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/568.html#c49

コメント [カルト26] 鉄は国家なりの後に、しばらく金は国家なりが続いたが、農は国家なりに戻る事である。 ポスト米英時代
1. 2020年4月20日 17:13:42 : vo8JBCxObc : NGxldG5QNU45Sms=[14]
農産物を作ってネットで販売すれば田舎を拠点にしてもいいですよね。
底網で漁師っていう方もそういう販売にすれば海沿いの町もそうですが。

http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/309.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
53. 命を大切に思う者[2070] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 17:17:27 : PGVVrX2tWc : NzhNbXQ2V0kvS0E=[34]
内田樹は、何だか、複雑怪奇な、頓珍漢なことを言ってるように見える。
その人達が、安倍政権をいまだに支持し続けるのは、単純に、不正な金を貰って来て、貰い続けたいからです。
支持率調査で自民党支持が高いのは、普通の人は即電話を切り、不正な金を貰い続けたい奴らだけが回答してるからです。

あと、
安倍政権が、2〜3月の2ヶ月間、何もしなかった(無策)という広めるのは間違い。
安倍政権は、2〜3月の2ヶ月間、保健所を脅して検査妨害し、ウィルス拡散テロをやっていたのです。
もし何もしなかったのなら、ここまで酷くはならなかったのです。
わざわざウィルス拡散テロをやったから、その2ヶ月間に、途轍もなく蔓延してしまい、今やっと蔓延がバレ始めた。
入院先の不当占拠を防ぐには、
軽症者の入院を拒否するよう法制化すればよかったのに、安倍政権は、
軽症者の発見を禁止し街に解き放つよう法制化した。ウィルス拡散テロです。
検査拒否された人は、
「検査する必要は無い」と答えられたら、「自分は感染源ではない」と思って出勤するだろう。
「検査する必要は無い」と答えた行為は、他の人に染しまくらせるように感染者を誘導した、テロ行為なのです。
他の人に染しまくらせることそのものが目的でなくても、そうなると知って誘導したのだから、テロ行為なのです。
安倍政権は、2〜3月の2ヶ月間、ずっとそれをやっていた。無策であってくれた方は良かった。テロをやってた。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c53
コメント [国際28] トランプが中国に罪をなすりつけている理由(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
9. 2020年4月20日 17:19:17 : ZEpZjRC56Q : NGxhbk9qZHBlbUU=[296]
感染者を素早く発見し、隔離する。韓国のやり方が最善だった。感染者を手厚く処遇することも条件だ。
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/606.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK271] <政権の終わりが始まった! 首相判断、方針次々覆す>独断と迷走の安倍政権 与党内からも「末期の様相」(朝日新聞) 赤かぶ
51. 2020年4月20日 17:19:45 : zoQT8P5lSA : bUZhLlA2L3JtdzY=[23]
終わりの始まりではない。もうとっくに終わっている。誰が首取るかだけ。
知能、(どれだけ勉強したか)、胆力(自分や国民に辛く厳し事でも、国家国民の明日の為に決断できる。)、この2つが欲しいなあ。今は上滑りしてる。周囲にはろくな奴しかいないし、司法にまで手を入れることは許されない。
次は女性がいいな。テレビに出てる奴はいらんわ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/679.html#c51
コメント [政治・選挙・NHK271] 近未来、安倍氏はコレ(アベノマスク)で総理を辞めることになりそう:1枚50円のマスクの製造・配布コストが400円/枚とは絶句!… 赤かぶ
83. 2020年4月20日 17:20:46 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[607]
高いマスクは意地でも買わん、そのうち100均で投げ売りだ
高値で仕入れた業者はお気の毒。

アベノマスクは10枚で100円が相当だ。
50円もするかいな。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/656.html#c83

コメント [政治・選挙・NHK271] 立憲民主党の支持率急落は当然か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
50. 2020年4月20日 17:20:55 : C2i4eDKWA6 : d3pUQ3kvbGNsV2s=[-2773]
>>35
こういうコメントしている奴って共通して何故か公明党はあまり叩いていないから不思議だね


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/568.html#c50

コメント [カルト26] 小麦が後二ヶ月分と言うならば、食糧の非常事態宣言も出さなければ駄目で、自宅待機を田畑待機に変更要請しなければ駄目である。 ポスト米英時代
7. 2020年4月20日 17:21:38 : VyI4hvJHy2 : VHUvSi5sdnM3eVU=[175]
 フードスタンプのような食料品とそれ以外の物が買える「お金A」と、食糧品以外の物しか(ここがミソ)買えない「お金B」をつくる。給与や年金は「お金A」と「お金B」で支払われ、「お金A」は国が定める生活保護費程度の最低限の文化的暮らしを補償する額以上とし、残額を「お金B」で支給する。
 なぜ所得格差が人の尊厳や生死を左右するのだろうか。それは農やインフラ整備などの生きるために絶対不可欠な商品と労働が、金融や服飾・芸能・芸術と言った高付加価値商品と同じ「お金」で売買されるからだ。100万のロレックスと釣り合う200トンの米(10kg・5000円で計算)はの何人の飢えを満たすだろうか。
http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/263.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK271] 「韓国が大嫌いな日本人」を、世界はどのように見ているのか(President Online/古谷 経衡) AN
67. 罵愚[8460] lGyL8A 2020年4月20日 17:22:24 : l4Mb7amHUg : OFd6c1EvZ1Fra0k=[175]
 エドモンド・パークの保守主義の根底には、フランスより100年前に、すでに名誉革命を経験していたジョン・ブルの意地があったと思う。その保守主義は民主主義革命以前の旧勢力の復興、復権ではなく、すでに実現していたイギリスの立憲君主制への信頼だった。わかってもらいたいのは、保守とは、反革命を主張して、革命以前の旧体制への回帰ではなく、革命勢力の暴走を防止して、理性的な政策の選択なんだよ。くりかえすが、革命前の政権への逆走ではない。100年先輩として、フランス革命の不合理、非倫理をついたものなんだよ。
 日本の歴史のなかでは、維新政府の内紛としての西南戦争の評価だな。西郷軍の暴発の理由がわかっているわけではなく、ここで歴史談議をはじめようというのでもない。「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする、ちょんまげ頭をたたいてみれば、因循姑息な音がする」と歌われたように、当時の日本は前述のフランスに似た状況下にあった。わかっているのは、西郷軍に参加したり声援を送ったのは旧薩摩藩士ばかりではなかった。気持ちは、没落した侍階級に共通したものだったから、反革命戦争の一面は、たしかにあった。そして、ここでは旧体制派は敗れて消滅している。体制防衛に勝ったのは、革新勢力…維新政府だったのだ。
 そして次の段階で中国に進出した日本の勢力は保守だったのだろうか、それとも革新だったのだろうか? 共同して満州に鉄道を敷こうというアメリカの提案を拒否したのは、日本の保守なのか、革新だったのか? 支那に派遣させられる前に、国内でクーデターを実行した青年将校は保守なのか、革新なのか? その満州の植民地経営に経済的成功をおさめた岸信介は、戦後の60年安保と合わせて考えるとき、保守なのか、革新なのか?
 そして、これで最後にしようと思うのだが、太平洋戦争に惨敗して、日本列島に70年間の平和をもたらした“9条平和主義”と自民党の“アメポチ経済政策”は、どちらが保守で、どちらが革新なんだろうか?
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/524.html#c67
コメント [医療崩壊5] 首都圏の大病院に勤める看護師「四谷三丁目」さんの叫び 「最前線は地獄の底だ」  魑魅魍魎男
2. 2020年4月20日 17:23:21 : qW5770aSac : ZHBpTDdEcXlON1U=[2697]
>>1
自分の患者をほったらかしにしてか?
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/903.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK271] 悪が栄えた例(ためし)はない。(日々雑感) 笑坊
11. 2020年4月20日 17:23:25 : Ftu1fh224s : elRrcGNVWGZ4dlU=[1]
不織布を紙と言い切るのはどうかと思う記事
世界中で枯渇しているのだからそれは値段も上がるだろう
日本国民だけの問題ではない
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/687.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
184. 2020年4月20日 17:24:52 : GKXYqJBNC4 : djg0SzlLdVpPaWM=[12]
>>183
別物であろうとなかろうと一つ間違えば数千人レベルの大規模感染を引き起こす。
専門家が十分な感染防御をして実施しなければならないのは同じこと。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c184

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
32. 2020年4月20日 17:24:56 : NWQWeSISpM : STJOcEVQOXhyVDI=[514]

>31さん

@マスク二枚をアドバイスした 官僚の名前を教えてください。
しんぞうぼっちゃまは 官僚に騙された 被害者  (−−〆)

A自民党は ほぼ全員一律10万円支給に賛成していたそう。
それを 官僚がしんぞうぼっちゃまに 30万円の案を提示して 押し切ったそう・・。

森卓さんが 本日ラジオで おっしゃっていました。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
26. 2020年4月20日 17:29:44 : 0D5VluIzuY : RWpTTnRvQldEZFk=[33]
あの黒川同様品のない顔してるな〜 お前が、佐伯か。

安倍一味で、近くドボ〜ンの運命です。

お天道様を見て、政治しないといけませんよ!

安倍晋三を見て政治いていると、閻魔大王に地獄行を命じられます!

ガッハッハッハ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK271] 「韓国が大嫌いな日本人」を、世界はどのように見ているのか(President Online/古谷 経衡) AN
68. 罵愚[8461] lGyL8A 2020年4月20日 17:32:00 : l4Mb7amHUg : OFd6c1EvZ1Fra0k=[176]
 つまりねぇ、中間的結論として、オマエさんの言うところの「君主制、貴族制、神政政治、寡頭制、独裁制、専制、全体主義へ回帰しよう」という主張は、保守主義ではない。なんと呼んだらいいのか、考えてみたんだが“守旧派”と呼ぶのが、正しいんじゃぁないのかなぁ?
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/524.html#c68
コメント [国際28] コロナ危機はまだ序の口(田中宇)「言われているほど重篤性がない」論は厳禁、戦前より騙されやすい間抜け てんさい(い)
17. 2020年4月20日 17:32:22 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[608]
封じ込めが完璧だと逆に再燃が心配される。
ほどほどの封じ込めで水面下静かに広がる。

弱毒のウイルスを選抜して感染させていることになる。

ワクチンみたいなものだ。ひょっとすると日本はしのぎ切ったのかもしれん。

マスコミの手前、責任ある立場の人はなかなかそうは言えないが。
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/593.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
54. 2020年4月20日 17:35:20 : 0D5VluIzuY : RWpTTnRvQldEZFk=[34]
金、金だけの利権政治だ、安倍政権。

利権にあずかる一味が、支援しているだけの話。

この朝鮮猿に、理念などない。

金に群がる朝鮮猿、、、反省もしない、責任も感じない、、、馬鹿の極限政権ですわ。

日本から、税金から、金抜かれるばかりです、、、。国民には、入りません。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c54

コメント [政治・選挙・NHK271] メディアから排除すべき権力の茶坊主衆(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
28. 2020年4月20日 17:35:46 : qj9AVm5NT2 : OVpCeTNOR2RTbk0=[18]
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/644.html#c32」の続き;

>全員に対してPCR検査を実施しなかったことが最大の誤りだ。

船内社会は、Social Distancing(直接交流を厳禁として社会を回す)
の真逆の社会(直接交流を推進して船内社会を回す)ですから、

日本政府の対応は、「ペトリ皿でコロナを培養している様なモノ」で
論外だと米国では切り捨てられていました。

で、Social Distancingを担保できる船内社会にする為に、乗客全員
を下船出来る様にする為に、

大日本帝国憲法と整合性が取れる現行の検疫法に基づく行政施行ルール
が存在しない、カラスの勝手検疫;

急ごしらえの検疫棟に乗客全員を放り込み、症状が出た乗客は強制
隔離入院させ、

外国人乗客全員の為の引き取り飛行機の手配を本国政府に要請し、

本国政府が要請に応じない場合は、費用は本国政府持ちで、強制送還
することが合法的に可能でした。

>世界の常識は真逆。
 検査を全面的に実施して感染者を明らかにし、感染者を隔離する。
 これが感染拡大抑止の基本だ。

欧米の常識は、韓国を見習ったテスト・テスト・テストです。

そしてテスト・テスト・テストの目的が「敵の見える化」です。

要するに、見えない敵であるコロナを「見える敵」に変容させない
限り、見えないコロナと戦う戦略は立てようが無いし、

見えないコロナと戦うことは不可能だということです。

この最重要な真実の周知徹底が未だに成されていません、米国でも
この最重要な真実の周知徹底が未だに成されていません。

結果;米国のテスト徹底率は、韓国の70%の徹底率に過ぎません。

そこで、米韓大統領が電話で合意しました:600,000 coronavirus
tests to the United States。

日本の首相又は厚労大臣又は各都道府県知事が;韓国の3つのコロナ・
テスト・キット・メーカーに、なぜ注文しようとしないのでしょうか?

昨日、新規感染者数が一桁を達成した韓国の凄いところ(欧米は市民
の憲法保障権利意識が、良い意味でも悪い意味でも高いので、韓国の
マネは不可能):

韓国市民がプライバシー権を実質的に放棄して、市民監視プログラム
に協力している事実です。

日本では、市民意識が皆無で、国民意識が完全に跋扈していますから、
韓国より進んだ「共産主義社会下の国民監視プログラム」を

作成することは朝飯前なのに、なぜ、死刑囚(政令官僚様+官僚機構)
は、なぜ、そうしないのかが納得できません。

共産主義社会下の国民監視プログラムは、大日本帝国憲法と整合性が
とれるので、

大日本帝国憲法を尊重擁護している国会議員には「国民監視プログラム
法案」を可決成立させる義務がありますが・・・

なぜなら、テストで陰性と結果が出たとしても、それはテストした
時点での結果を保障しているに過ぎなく、

テストした後に感染者との直接交流機会があれば、再テストが必須
と成るからです。

要するに、政府の一日でこなせるテスト能力を見えない敵であるコロナ
と戦うに十分にするには、

米国だと、一日当たり、50万テストをこなせる能力が必須。

日本だと、一日当たり、20万テストをこなせる能力(現在のドイツの
能力)が必須です。

「a lack of testing capacity was a “dereliction of duty.”」

要するに、日本政府が未だに20万テストをこなせる能力を保持して
いない事実は、”恥ずべき怠慢”だということですが、

日本の全てのメディアは;死刑囚(政令官僚様+官僚機構)ケツ舐め
メディアばかりですから、

日本政府が未だに20万テストをこなせる能力を保持していない事実は、
”恥ずべき怠慢”だという真っ当な批判記事が主権者皆様の目に触れ
ませんので、

コロナとの戦いでの肝心要の問題を知る術がありませんので、核心ずら
しのケツ舐めメディアが創り上げた枝葉末節問題に翻弄されてしまう
運命に有ります。

結果;

100万人が亡くなったことは仕方が無いで終わり、日本版CDCも創立
されず、

検疫法も違憲審査の上で破棄され、科学的根拠やデーターに基づく
人権を重視した検疫を担保する検疫法&行政施行ルールも作成されず、

大日本帝国憲法下の社会が続いてしまうことになりますが・・・
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/673.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK271] メディアから排除すべき権力の茶坊主衆(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
29. 2020年4月20日 17:36:46 : EUZEAb6B0M : V1N3aTNtcDJja2M=[5]
YOUtubeで「既得権バームクーヘン」と云う言葉を覚えた。これは言い得て妙だ。
外から皮をめくって、いくらめくっても既得権のお友達ばかり。

既得権バームクーヘンの外の大衆はいつまでも貧乏で飢えてコロナの被害にさらされる。こんな世の中を変えないといけない。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/673.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK271] <政権の終わりが始まった! 首相判断、方針次々覆す>独断と迷走の安倍政権 与党内からも「末期の様相」(朝日新聞) 赤かぶ
52. 2020年4月20日 17:36:49 : sRr6kRZiV2 : dHlEZ1hjVHdkcVE=[182]
>51

 多摩散人です。

要するに、誰なんですか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/679.html#c52

コメント [経世済民134] 米ニーマン・マーカス、破産申請準備 百貨店業界初の新型コロナウイルスでの破綻に(ニューズウィーク) 赤かぶ
4. 2020年4月20日 17:37:22 : QLdPYLaBfk : bUJtNVkxQWZ6T1k=[56]

 日本のデパートでは どこが一番に 倒産するのかね〜〜〜

 東京には デパートが 多すぎるかも〜〜
 
 それに 高級品を売る 六本木などの ショッピングモールも 少し 業態が古いよね〜〜

 ===

 シャネル・ビトン・グッチなどの 海外の高級ブランドの路面店だって 無傷ではないだろう

 
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/375.html#c4

コメント [近代史4] コロナ・ウイルスは簡単に感染し、生存期間は 2週間を超える 中川隆
12. 中川隆[-13075] koaQ7Jey 2020年4月20日 17:37:25 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[47]
2020年04月20日
エアロゾルが新型コロナウイルスを運ぶ距離は最大約4メートル、「靴の裏」からウイルスが拡散する可能性も
https://gigazine.net/news/20200420-aerosols-shoes-spread-coronavirus/


各国の研究者によって新型コロナウイルスの研究が進められている中で、「感染者が吐き出した新型コロナウイルスがエアロゾル化して空中を漂い、最大で半径13フィート(約4メートル)に拡散する」「医療従事者の『靴の裏』からもウイルスが外部に広がる」「布マスクでもウイルスの拡散を防止できる」といった事実が判明しています。

Early Release - Aerosol and Surface Distribution of Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 in Hospital Wards, Wuhan, China, 2020 - Volume 26, Number 7—July 2020 - Emerging Infectious Diseases journal - CDC
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/7/20-0885_article

Droplets and Aerosols in the Transmission of SARS-CoV-2 | NEJM
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2009324

Exhaled 'Aerosols' Spread Coronavirus Up to 13 Feet, Shoes Carry Virus, Too
https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/coronavirus-1008/exhaled-aerosols-spread-coronavirus-up-to-13-feet-shoes-carry-virus-too-756797.html


中国の研究チームが査読付き医学誌のEmerging Infectious Diseases journalに発表した論文では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を受け入れるために作られた火神山医院の、集中治療室(ICU)および一般病棟における新型コロナウイルスの分布について調査されています。研究チームはウイルスの分布を調べるために、ICUや一般病棟の床、室内の空気や排気、コンピューターのマウス、ドアノブ、ごみ箱、ベッドの手すり、患者が装着していたマスク、防護服などからサンプルを採取したとのこと。

サンプルを分析した結果、ICUの床から採取されたサンプルのうち70%から新型コロナウイルスが検出されたそうです。この結果について研究チームは、人々が吐いたウイルスを含む液滴が重力や空気の流れによって落下し、床に付着したのだろうと指摘。また、COVID-19の患者が入っていない病院内薬局の床からも新型コロナウイルスが検出されたことから、研究チームは「ウイルスは床全体に広がっています」「医療スタッフの靴がウイルスのキャリアとして機能しているかもしれません」と述べました。


また、多くの人が触れるコンピューターのマウスやドアノブ、ごみ箱、ベッドの手すりなどからもウイルスが検出されているほか、COVID-19患者がいる病室の空気からもエアロゾル化したウイルスが検出されたとのこと。研究チームは患者に近い空気ほどウイルスが検出される割合が高く、「ウイルスを含んだエアロゾルは患者の付近とその空気が流れる先に集中していました」と主張しています。

しかし、空中を漂うエアロゾルは、新型コロナウイルスの感染を防ぐために必要な「社会的距離」とされる6フィート(約1.8メートル)を超え、最大で半径13フィート(約4メートル)先まで到達するかもしれないと研究チームは指摘。この結果を受けて、ニューヨークのレノックス・ヒル病院に勤務するRobert Glatter医師は、空中を漂うエアロゾルが従来の想定より遠くまで到達する可能性があることから、理想的な社会的距離は6フィートより遠いかもしれないと述べました。

今回の研究は新型コロナウイルスが従来の想定より遠くまで伝播する可能性を指摘したものでしたが、一つの光明も示しています。2020年3月30日の時点で火神山医院には多くのCOVID-19患者が収容されていましたが、研究チームの調査では医療スタッフが新型コロナウイルスに感染した事例はなかったそうです。つまり、適切な防護服や防具を身に着けて感染防止プロトコルに従うことにより、医療スタッフをウイルスの感染から守ることができることが示されました。


また、ハーバード大学やペンシルベニア大学の研究チームが、レーザー光の散乱を用いて人間が会話する時に吐き出したエアロゾルの拡散を追跡した研究結果も、査読付き医学誌のNew England Journal of Medicineに報告されています。この研究によると、会話によってエアロゾルが空中に拡散することがわかったものの、口に湿ったおしぼりを着用しただけでエアロゾルの拡散を抑えられることがわかりました。つまり、医療用のマスクでなくても、布マスクや口を覆う手ぬぐいなどでウイルスの拡散を抑止できるとのことです。

https://gigazine.net/news/20200420-aerosols-shoes-spread-coronavirus/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/715.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK271] 施設でクラスター発生の危険: 児童相談所は、人身拘束している児童を「緊急事態宣言」期間中、実親の元に帰宅させよ! 子供の権利条約
11. 2020年4月20日 17:38:44 : WCXTAK8Xgs : dXJ4VXBscndBSi4=[1]
>>10
>平時においても自分の子供を養育保護できない親だからこそ入所となってる
そもそも、この認識が事実と全く異なる。
「養育保護できない親」というのは、大部分児相がノルマ達成と利権強化のために作り上げた虚構。
家庭でも十分に養育監護できる子どもが実は大半だ。こちらのサイトを参照→
https://twitter.com/justice_kansai

そういうわが子をクラスター発生リスクが高い児相一時保護所や児童養護施設に人身拘束のままにされていたら、親として、我が子のことが心配になるのは当たり前。

しかも、それで児相が責任を取るかというと、
>本日も児童相談所職員が『仮に一時保護所内で子供がコロナにかかってもどうすることもできないし我々の責任ではない。
>特段の予防措置を講じるつもりもない。』と何ともアホな発言をしたみたいです。
などと、安倍の上をいくトンデモ発言をしている様子(上記、ジャスティス関西の4月11日のツィートから引用。)

>親も仕事が減ったり自宅へ仕事を持ち込んで普段と違うせっぱつまった状況
だから、児相が親切心で子どもを収容してあげているわけではない。権力的に人身拘束しているのだ。
つまり、親の意思とはまったく関係のない強制力で、我が子がコロナ感染・重篤化リスクに置かれている。

そもそも、責任をとれない児相の公務員に拉致・拘禁の強権など、与えるべきではない。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/676.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK271] 河井克行前法相夫妻の公選法事件 東京地検特捜部が逮捕許諾請求を視野 案里氏秘書の初公判も〈週刊朝日〉 赤かぶ
8. 2020年4月20日 17:39:23 : 0D5VluIzuY : RWpTTnRvQldEZFk=[35]
あれだけ違法行為の証拠がありながら、河井夫妻をいまだ逮捕しない!

検察、どうなっているのだ!

日本は倫理崩壊するぞ!正義を示せ!

黒川ょ、お前もいずれは安倍と一緒に処刑される身になるのかィ?
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/683.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
15. 2020年4月20日 17:40:25 : zMN3fYj49c : WG9lTTB0UTc1TFk=[1]
お金持ちと高給取り、高額年金受給者は小遣いできたぐらいにしか思えないんだろうな
生活保護世帯で遊んでいる人はパチンコどこでやろうかと思っているんだろうな
低年金受給者は生活費に充てられると思っているんだろうな
雇止めの人、仕事なくなった人や飲食業に人などは10万じゃどうにもならないとおもうんだろうな
それぞれ事情が異なるのだから、次回はその事情に合わせた給付やったほうが良い
マイナンバーは活用できないのか?
何か国民の税金で給料もらっている人たちが偉いのか? 昔の悪代官と同じ?
勘違いしていると思う。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c15
コメント [カルト26] 鉄は国家なりの後に、しばらく金は国家なりが続いたが、農は国家なりに戻る事である。 ポスト米英時代
2. 2020年4月20日 17:41:49 : NWQWeSISpM : STJOcEVQOXhyVDI=[515]

●日本を破壊しているのは 日本政府  @LOVE01·  4月14日

コロナの混乱に紛れて行っている悪政 ( 庶民殺し ) 続き
敵国条項ありきの改憲議論 ( 緊急事態条項、財政健全化追加 )

日中韓FTA
小学校敷地内に 5G基地局
野菜農家への収入補充を廃止 (検討)
電気通信事業法等の一部改正案 (外国法人)
高齢者フリーランス法案
RCEP
郵便局員1万人削減案
政府批判対策に24億円


http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/309.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
55. 2020年4月20日 17:43:33 : 99Vp34Gf6w : cmJwVWxpQWJ3V0U=[108]
まず、政党政治がいらない
供託金も政党助成金も不要
田舎の利権政治家と無知識議員
2,3世の世襲を養う幼稚園はいらない
議員資格制度の導入で任期4年で
総入れ替えは腐敗の防止
総理は個人投票で選出
欧米のインチキ選挙制度からの
脱却は政党の廃止


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c55

コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
56. 2020年4月20日 17:43:43 : p74BuTBl7s : L2NYa1pFdnRhLlE=[15]
>14
以前から消費税撤廃、BI推進を唱えている小野盛司氏による様々なシミュレーションデータがあります。
国債をベースに様々な補償を行ってもまず問題なさそうです。
他にも多くの建設的提言をされています。

日本経済復活の会
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/index-2.html
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c56

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
16. 赤かぶ[71802] kNSCqYLU 2020年4月20日 17:44:01 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1644]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK271] 悪が栄えた例(ためし)はない。(日々雑感) 笑坊
12. 2020年4月20日 17:45:38 : chMGxRH2Xs : QWdCdmh2WGVvcFU=[34]
「和の精神」「一丸となって」これが怖いのだよ。言いかえると反対意見を言わさない、場の雰囲気に逆らえない。精神論に落ち込む。

先の大戦、これが悲惨な結果を生んだ。責任も一億総懺悔とやらで免責された。今もそういうことを言うやつが多い。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/687.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
33. 2020年4月20日 17:48:39 : 7mNLBtH6Xk : Y2VBOWdnUlcvQm8=[27]
誰かが言った・・・

10万円一律支給の前に、

・・官僚が、しんぞうぼっちゃまに 
30万円の案を提示して 
押し切ったそう・・ デンデン!

ノン・ノン・ノン!・・・でしょ〜フツウ!

某貢ぎ先の根の腐った主権者の皆様がいる、
世界一の強盗殺人国アメ●カの伝統芸、
濡れ衣ナシグリ作戦をまねて、
アベ様の下僕公務員にナシグリ作戦ですか??

政治主導といって、
違法法律違反、閣議決定乱発犯罪者なのに、
殺されてはかなわんと、平身低頭の官僚様が
アベ様を押し切ったんですか???
ありえんでしょ!!

とりあえず、
法律さえ守らない犯罪人が偉そうにしている、
緊急事態なので、
親族様にもしっかりと犯罪性を認識していただき、
アベグル最高裁判事の皆様や、
捜査機関の皆様も一緒に、
所定の箱に、辛うじて主権者の国民の皆様で
入れて上げてください!

まず、カルト宗教政治集団の除菌殺菌から・・・
よろしくお願いします。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
27. 2020年4月20日 17:48:41 : z3VmIykiz2 : bXdCL29DSTl2VEU=[72]
見るからに気持ち悪い顔をしているな。こいつの変化する顔、ぞっとする!!
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
1. 赤かぶ[71803] kNSCqYLU 2020年4月20日 17:51:29 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1645]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
2. 赤かぶ[71804] kNSCqYLU 2020年4月20日 17:52:10 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1646]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
3. 赤かぶ[71805] kNSCqYLU 2020年4月20日 17:53:09 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1647]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
4. 赤かぶ[71806] kNSCqYLU 2020年4月20日 17:54:11 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1648]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c4
コメント [カルト26] 長野アビガン救済教2 「アビガン特許、製造販売権は全て、中国共産党に今すぐ無償で差し出せ」(コシミズ) チベットよわー
6. 2020年4月20日 17:59:49 : vo8JBCxObc : NGxldG5QNU45Sms=[15]
欧米の医薬品資本家や軍事産業資本家からも販売妨害された薬がアビガン。

ウイルス・・・というそのものの繁殖を抑えてしまうのでエイズやサーズやコロナまでなんでも抑えてしまう驚異の薬でこれが広まってしまうと軒並み欧米の医薬品メーカーさんは廃業に追い込まれるわけでしょう。

日本政府はその脅威の実力を買っていてだから200万人分の備蓄をしていたわけですよ。ほんとのパンデミックに備えているわけです。

あまり欧米の医薬品などの資本家たちににらまれたくないだけです。
 
http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/296.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK271] 維新政治の「改革」のおかげで大阪市の保健所はわずか1ヶ所に!橋下、松井、吉村の各氏はなんか言ってみろよ。これでコロナか… gataro
8. 2020年4月20日 18:02:14 : 0D5VluIzuY : RWpTTnRvQldEZFk=[36]
維新は、安倍の後方部隊であること知っているだろう。

保健所を減らし、業員数、病院ベッド数を減らし続けてきた、、、反省の声も聞こえてこないな〜

オイ、松井どうなんだ!答えろ!

国民の味方??、、、これは、間違い。とんでもない政党ですぞ!
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/686.html#c8

コメント [国際28] 季節性インフルエンザとCOVID-19(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
4. 2020年4月20日 18:02:39 : 2znFHSd6Wg : Wi9kTC95VmhNaVk=[5]
> 検査を充実させると致死率が低下する

ボストンのホームレス収容施設で、397人の抗体検査をしたところ、146人が陽性で、1人を除いて、全く症状が出ていない。

https://www.boston25news.com/news/cdc-reviewing-stunning-universal-testing-results-boston-homeless-shelter/Z253TFBO6RG4HCUAARBO4YWO64/

カリフォルニア州サンタクララ郡で、応募者3330人に行われた抗体検査の結果から、米国では、2.49−4.16%の間で、抗体保有者(感染者と既感染者)がいる可能性が、指摘されている。

> COVID-19 Antibody Seroprevalence in Santa Clara County, California

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.04.14.20062463v1

CDCが、医者に、「COVID−19で死亡」の診断書を書くことを半ば、強制している。

> 陰謀論と事実:ある医師の衝撃的なお話

https://www.youtube.com/watch?v=IpMfunW4ZMg

酸素が、5Gに使用される60GHzミリ波の98%を吸収する。

> Fixed Wireless Communications at 60GHz Unique Oxygen Absorption Properties

https://www.rfglobalnet.com/doc/fixed-wireless-communications-at-60ghz-unique-0001

低線量の放射線を長期に浴びた場合と同じように、5Gに対して、長期にわたって曝露した場合、健康被害が出ない保証はない。


http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/601.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
57. 2020年4月20日 18:04:40 : KiETwX4rrE : TkRjNnZHamVBNEE=[2]
> 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン)

>>35 に書いたように本日4月20日迄の人口100万人当たりの死者数は
日本が2名で韓国は5名である。
人口当たりの死者数は韓国は日本の2.5倍である。
それ故、内田樹の書く「無策な安倍政権」は真っ赤な大嘘である。
内田樹は何故大嘘を書くのか?

人口当たりの死者数が日本の2.5倍もある文在寅政権の方が退陣すべきであった。
しかし、文在寅は大統領に再選された。
「無策な文在寅大統領」をいまだに支持し続ける人がいるのが韓国である。

内田樹は「無策な文在寅政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由について書くべきである。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c57

コメント [政治・選挙・NHK271] これは労働者の集団墓地だ(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
12. 2020年4月20日 18:06:59 : C2i4eDKWA6 : d3pUQ3kvbGNsV2s=[-2772]
外国人技能実習生の「窓口」5億円所得隠し 3監理団体に国税指摘 広島やレタス村の非営利団体

2020/04/20(月) 10:05:49.67 ID:sdkcI5bB9.net

外国人技能実習生の受け入れ窓口として国が運営許可を出している「監理団体」の3団体が税務調査を受け、総額約5億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。経費を架空計上して裏金をつくり、代表者による個人的な使用や海外工作に充てたとされる。監理団体は技能実習がきちんと行われているかをチェックする非営利団体で、所得隠しの発覚は初めて。

3団体は、

協同組合フレンドニッポン(FN、広島市)▽
全国人材支援事業協同組合(長野県佐久市)▽
朝日協同組合(同県川上村)。

複数の関係者によると、監理団体で全国最大規模のFNは広島国税局から、他の2団体は関東信越国税局から2018年秋ごろに税務調査を受け、いずれも18年3月期までの数年間に不正な経理操作が発覚した。

FNは国内外の関連会社に一部の業務を委託したように見せかけて架空経費を計上するなどしたとして、約3億円の所得隠しを指摘された。非営利の監理団体は法人税率が一般企業より軽いことなどから、重加算税を含む追徴税額は約5千万円とみられる。

全国人材支援事業協同組合は経費の水増しなどがあったとして3年間に約1億1千万円、関連団体の一般社団法人「全国人材支援連合会」は売り上げの一部を簿外にしたなどとして7年間で約9千万円の所得隠しを指摘された。

2020/04/20(月) 10:10:56.72 ID:v59M3rPr0.net
>>1
>川上村の特産物のレタスの生産農家に中国人実習生らを派遣

奇跡の村の超ブラックなからくり


★平均年収2500万円、「レタス長者」の川上村 実態は中国人実習生に過酷労働強いる「ブラック農家」?

h ttps://www.j-cast.com/2014/12/04222500.html?p=all
それを近年は、国の外国人技能実習制度を利用した中国人などの外国人実習生が農作業を手伝う。
村が受け入れている外国人農業実習生の数は810人。
じつに村の人口の19.5%を占める人数に及んでいて、その多くが中国人という。

h ttps://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1587344749/


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/647.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
17. 2020年4月20日 18:08:14 : eMS8CeA2Xc : c3F4QVFVLmZ5Lms=[31]
「レストランで大人数で飲食はしたが、桜の下にござを敷いて花見で飲食をしたわけではない」
 も加えてくれませんかのう。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
18. 2020年4月20日 18:11:12 : nQGXH1Tho6 : akFLLmhrTUtiT0E=[108]
>国民はもう気付いている。
それは買いかぶりだよ。
マスクなしで外歩いてる人の多いこと、遊び回ってる子どもたちとそれを見ながらおしゃべりを楽しんでる親たち、どちらもマスクなし。。。
町を歩いても開いてる店で昼間から酒飲んでる奴が目立ち、行楽地は大賑わい。
みんな「自分だけは大丈夫」「コロナ禍はもうすぐ終わる」と楽観的。

どうして野党は自公に勝てないか?こういうノンポリ棄権者の考えを理解しようともせず、周りにいる頭の固いシンパの言うこときいてばかりいるから。
べき論ばかりで役に立たない、行動に移さないネット軍師が大きな顔してるから組織票をしっかり固めてる自公に連戦連敗。
ネトウヨと一緒に「日本人は優秀だ!真面目だ!日本はすごい国だ!」と考えてるから現実に対処できない。
今こそ民主党が次の内閣はこの面々だとアピールする絶好の機会なのに未だに分裂状態で共産党に協力する気ゼロ。
これではいくら安倍内閣がひどくても野党へ期待は集まらない。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
34. 2020年4月20日 18:13:27 : eMS8CeA2Xc : c3F4QVFVLmZ5Lms=[32]
表に
I am not ABE
と刺繍を入れて使うとよいと思います。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c34
記事 [カルト26] 全農は、失業者を一千万人と想定し、全員を雇用するにはどうすればいいか、知事会や首長会や県人会と腹積もりしておく事である。
ヤマトか佐川がバブルが弾けた頃だと思うが、応募者全員雇いますみたいな事をぶち上げて、ブルーカラーながら人事業界をビックリさせた事があるが、今回はその比ではなく、コロナ大恐慌で失業した方を全員雇いますとぶちあげる事で、昔の感覚で言うと、ラーメン屋でもやるかとか深夜トラックでもやるかとかタクシーでもやるかみたいなセーフティネットになってもらいたい訳で、他の業種全てが半分首切りみたいな状態で、ごく一部の特需業種も満員御礼で、それこそ嫌がられている自衛隊でも吸収しきれないような人数だから、全農が受け皿になるしかないのである。
幸か不幸か、鬼畜米英ラエルがコロナが終息もしていないのに食糧危機を仕掛けてきており、自給率を百%以上に引き上げなければならないという大目標もあり、失業者を全員使わなければ到底達成できない事は全農自身がよく分かっている筈で、どんなに無謀でも走りながらやるしかないのである。
例えがだが、月給五万円その代わり住居も三食も用意するし子供の学費も負担するとか給料が無いに等しい代わりに必要十分な福利厚生を用意して迎えればいい訳で、炭鉱の飯場を現代風にアレンジしたような受け入れでいいのである。
心配しなくても、とりあえず転がり込めるようにしてあげれば、その者達が前職の能力を発揮するから飯場の奴隷みたいにはならないから、言い換えれば全農の無出資組合員になりませんかみたいなノリでいいのである。
角栄の下図は力なりではないが、一千万人の失業者集団は一人一人は自信を無くしているかもしれないが、その塊は欧州の一カ国みたいなポテンシャルを秘めており、キリキリ村や金玉村ではないが、一つの国を建国する位の積もりで募集したらいいのである。
募集広告も来たれ一千万人、全農王国へとか大風呂敷広げたらどうよという感じである。
http://www.asyura2.com/20/cult26/msg/310.html
記事 [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal)
【コロナ】JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面

https://biz-journal.jp/2020/04/post_152489.html
2020.04.20 06:30 文=真壁昭夫/法政大学大学院教授 Business Journal


羽田空港(「Getty Images」より)


 新型コロナウイルスの感染拡大が世界の航空業界を直撃している。人々の移動が抑制され、旅客数は大幅に減少している。それに伴い、世界の航空業界の業況が急速に悪化している。今後、国内外の旅客需要がどの程度落ち込むか見通しが立たない。航空各社の危機感は日に日に高まっている。航空業界は、これまでに経験したことがないほどの異常な事態を迎えているといえる。

 航空旅客需要は、世界経済全体のGDPの変化に大きく影響される。リーマンショック後、日本の航空業界はかなり厳しい環境に直面した。2010年には日本航空(JAL)が会社更生法の適用を申請し、経営破綻に陥った。その後、世界経済が緩やかに回復し、2012年12月から日本の景気は回復局面に移行した。その中で、日本への外国人観光客などが大幅に増えたことなどが、ANAをはじめ国内航空業界の回復を支える大きな要因となった。

 現在、そうした動きが急速に止まり始めている。5月の連休、夏休みの航空旅客需要がどうなるかは読めない。今後の感染動向によって、ANAの事業環境が想定される以上に不安定化する可能性は排除できない。そうした不確実性に同社がどう対応するかは、国内経済全体の先行きを考える上で重要と考える

■リーマンショック後のANAの業績動向

 ANAをはじめとする航空各社の業績は、世界経済全体の動向から大きく影響される。端的に、世界経済全体で景気が良い場合、業績は上向く。反対に、景気が減速すると、業績には下押し圧力がかかることが多い。まず、この基本的なポイントを確認しよう。

 2008年9月のリーマンショック後、世界経済の成長率は大きく低下した。2009年、世界経済全体のGDP成長率はマイナス0.075%に落ち込んだ。それとともに世界各国で企業収益と人々の収入が減少した。

 世界全体で海外出張や海外旅行に出かける人が大幅に落ち込んだ。それが、航空旅客需要を低迷させた。ANAの業績は悪化し、2010年3月期の営業損益は542億円の赤字に落ち込んだ。その後、中国の4兆元(当時の邦貨換算額で57兆円程度)の景気対策や、米国経済の緩やかな持ち直しに支えられ、世界経済は徐々に回復した。それが、ビジネスや観光目的でのエアライン利用客の増加を支えた。

 世界経済全体が上向く中、ANAは国際線の拡大を進めることによって業績を拡大させた。同社の旅客数合計に占める国際線の割合は、2009年3月期の9%から2019年3月期には16%にまで上昇した。見方を変えれば、ANAは経済のグローバル化への対応を進めることによって業績の拡大を実現した。

 具体的には、わが国が観光を成長戦略の一角に位置付け、中国、韓国、台湾などを中心に外国人観光客が増加したことがある。2017年4月、ANAはインバウンド需要の取り込みなどを目指してLCC(格安航空会社)であるピーチ・アビエーションへの出資比率を引き上げ、連結子会社とした。また、中国の需要など海外の要因に支えられて日本経済が緩やかに回復し、ビジネスや旅行目的でエアラインを利用する個人も増えた。その結果、2019年3月期、ANAの営業利益は1,650億円に達した。この間、経営再建が進められたJALの業績が改善したことも併せて考えると、航空業界の収益は各社の事業戦略に加え、世界経済全体の動向に大きく左右されることがわかる。

■新型コロナウイルスの感染拡大とANA

 中国を震源地に新型コロナウイルスが世界に拡散したことがANAの事業、業績、財務内容に与える影響はかなり深刻だ。リーマンショック後、世界各国は、中国の需要取り込みなどを重視した。それに沿って、世界的に、中国を中心とするアジア地域向けの航空旅客輸送が増加した。2018年ごろからは米中の通商摩擦の影響や、中国経済の成長の限界などから中国向けの旅客需要には鈍化の兆しが表れた。それでも、米国の労働市場の改善や低金利環境に支えられ、世界経済全体はそれなりの落ち着きを維持した。それが、航空業界の収益を支えた。

 その中、欧州を中心に中国の需要取り込みを重視する国が増えた。2019年、イタリア政府は中国の提唱する広域経済圏構想である「一帯一路(21世紀のシルクロード経済圏構想)」への参加を表明した。これはG7参加国で初めてだった。その上、両国政府は文化・観光面の振興を重視し、直行便を増発した。景気の低迷や財政難などの難題に直面するイタリアにとって、中国の需要にアクセスすることは自国経済の安定を目指すために欠かせなかった。

 イタリアで新型コロナウイルスの爆発的な感染が発生した背景には、こうした中国への接近が無視できない影響を与えたはずだ。さらに、欧州各国は人の自由な移動を認めることによってEU域内の経済関係の強化を目指した。人の自由な移動によってコロナウイルスがドイツやスペイン、フランスなどに拡散され、各国で医療体制は限界に直面している。

 この状況下、日米欧をはじめ世界各国が人の移動を制限し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えようと必死だ。感染を抑えるために各国は国境の封鎖や外出の制限あるいは禁止など人の動線を絞らざるを得ない。

 渡航制限などの影響から、4月、ANAは国際線を通常の85%に削減する。当たり前だが、航空業界で飛行機を飛ばすことができなければ旅客収入は得られない。羽田空港などのカウンターを訪れる人もまばらであり、ANAをはじめとする航空業界全体が事実上の開店休業状態に陥り始めている。

■広範な経済活動への影響の懸念

 ANAが直面している状況は、他の企業にとっても他人事ではない。人の移動が制限されると、経済活動全体が縮小する。重要なことは、どの程度の期間、このような状況が続くかが読めないことだ。ワクチンの開発には1年程度の時間がかかるとみられる。その状況下、いつ、どのように感染が収束に向かうかが見通せない。感染の影響が長引けば、その分、航空需要は落ちる。欧州各国や米国、さらには日本での感染状況を見る限り、企業も個人も政府も、長期化を念頭に置いて今後の方策を練ることが重要だろう。

 ANAが直面する航空旅客需要の急減は、世界経済全体で需要と供給のバランスが大きく崩れていることを示す。実体経済の悪化は避けらず、2020年の世界経済の成長率がマイナスに落ち込むことは不可避の状況にある。

 この状況下、企業などは対応が可能な段階で、できるだけの対策を徹底しなければならない。足許、先行きの市況反転を念頭に置いて戦略を練ることよりも、これまでの投資戦略や資金調達などの計画を見直し、守りを固めることの重要性が高まっている。ANAは事業拡大路線を修正し始めた。同社はハワイ路線のシェア拡大に向けて投入を目指していた仏エアバス社のA380の受領を半年程度先延ばしするという。また、ANAは国内7行から約1000億円の借入を検討し、政府系金融機関からの資金調達も目指されていると報じられている。

 リーマンショック後、ANAは自己資本を積み増し、財務体質を改善させてきた。ある程度の収益の下ぶれに耐えられる体制はできてはいると考えられる。ただ、新型コロナウイルスの感染の影響がどう推移するか先行きは読めない。状況によっては、金融機関の業績が悪化し、企業の資金調達の不確実性が高まる可能性がある。需要の落ち込みが続けば、自助努力での対応もかなり難しくなるかもしれない。

 こうした展開を念頭に、ANAは環境変化への対応を進めようとしている。航空業界はグローバル化の進展とともに業況を拡大させてきた。今後、同社の事業・経営体制がどう変化するかは、新型コロナウイルスが国内外の経済・金融市場に与える影響を考える際の重要な視座となろう。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)



http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html

コメント [政治・選挙・NHK271] 女子アナ赤江珠緒さんの勇気ある告白が明らかにした鬼畜国家日本 青木
67. 命を大切に思う者[2071] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:19:15 : YPHYrmVINY : LmFpMEVxLzA3ems=[31]
> もともと、自宅待機措置に無理がある。実情を無視した空論だ。
> 世帯調査によると、33%が単身、30%が共働き、その他も核家族が圧倒的に多い。
> 自宅療養で感染を防ぐことは不可能なのだ。中高年世帯で自宅療養となれば一家全滅もあるだろう。
> というか、武漢でそれが多発し、自宅療養は否定されている。

赤江珠緒アナの告白は勇気あるものだろうけど、
Oricon News は告白内容を
「自宅療養しか選択肢がないときは、検査してはならない」という意味になるよう編集していますね。
ミスリードしています。

「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は感染者である」という状態を、改善しないといけないのは確かですが、
どう改善させるべきかに、官僚やネット工作員やこの Oricon 等の、文系人間どもが介入して来ると、
「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は検査されず感染者ではない」という状態にすべき、検査してはならない
とする論調を蔓延させられてしまうのです。

あのねえ、
検査してもしなくても、赤江,夫は感染者であり、隔離先が必要であることに変わりはないのです。
検査しなければ、赤江,夫が感染者であることや、隔離先が必要であることが、バレなくなるだけです。
検査しないことによって、何も改善されないのです。単に、改善が必要であることが、バレなくなるだけです。

赤江,夫のような悲劇を生まないための改善方法は
「検査数に見合うだけ、隔離先を増やす」の一択です。
「隔離先に収まるように、検査数を抑える」なんてしても、何の改善にもならないのです。

もし
「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は検査されず感染者ではない」という状態にすべき、の方針にするなら
「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は実際にも感染者ではない」という状態にしないといけないのです。
実際にも感染者ではない状態に戻すなど、不可能です。
「実際にも感染者でない状態」でないと成り立たない話を、
「検査せず感染者だとわからない状態」で成り立つかのように騙すのが、官僚やネット工作員や Oricon です。

官僚やネット工作員やこの Oricon 等の、文系人間どもが国民に思い込ませてることは、
検査すると__「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は感染者である」という悲劇が起きる。
検査しなければ「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は感染者である」という悲劇は起きない。

しかし、本当は、
検査すると__「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は感染者である」という悲劇が起きる。
検査しなくても「赤江,夫には隔離先が無い。赤江,夫は感染者である」という悲劇が起きる。
検査すると__「感染者が、自分が感染源だと思わずに通勤し、大量の人に染しまくる」ウィルス拡散テロは起きない。
検査しなければ「感染者が、自分が感染源だと思わずに通勤し、大量の人に染しまくる」ウィルス拡散テロが起きる。

本当はどうかを見たら、検査しない方がいい理由は無く、検査した方がいい理由はある。
だから、隔離先からあふれる人も、検査だけはするという方法が正しいのです。
その上で、「検査数に見合うだけ、隔離先を増やす」努力もする。これが正しいやり方。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/678.html#c67
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
1. 赤かぶ[71807] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:19:35 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1649]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c1
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
2. 赤かぶ[71808] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:20:09 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1650]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK271] <遂に本音が出た!>都市封鎖も出来ず…憲法の限界あらわ 安倍首相「緊急事態条項」明記に前向き 国家の危機に備え(夕刊フ… 赤かぶ
88. 罵愚[8462] lGyL8A 2020年4月20日 18:20:20 : l4Mb7amHUg : OFd6c1EvZ1Fra0k=[177]
 いやいや、>>84 のおマエさんのご意見は、北海道全体の患者の数を住民の数で割った全道の数字では意味がない。患者は札幌保健所管内で多発しているんだから、札幌保健所管内の住民数を患者の7割の数で割り算しないと、意味がないというものだろう? 違うのかい?
 それに対して、わたしは北海道全体に希釈しても異常に高い数値だと指摘してるんだよ。もちろん、全国の保健所管内単位のデータがあるんなら、それが一番には違いないが、それはないんだろう?
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/491.html#c88
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナウイルス感染がなかなか衰えない中で巨大宗教団体が苦境に立たされている。これは果たして大法難なのか(板垣 英憲) 笑坊
8. 2020年4月20日 18:21:30 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[15]
>>7
自民党に協力する宗教は悪い宗教
自民党に協力しない宗教は良い宗教とでも
言いたげのように思うが
基本的には>>2に同意。

>>5
れいわから立候補した野原氏のことは
あまり悪く言いたくはないが
神でも金でも大概だな。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/688.html#c8

コメント [国際28] トランプが中国に罪をなすりつけている理由(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
10. 2020年4月20日 18:22:35 : hWB0853NeI : ZWFTbG1xSXZPeUE=[1]
>>9
韓国は感染者を手厚くどころか

・GPSで位置を把握
・自宅隔離の場合、ビデオチャットで常に行動を監視
・外出したら即座に警官が飛んできて罰金、最高で懲役1年

感染者には人権無いんだけど。
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/606.html#c10

コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
3. 赤かぶ[71809] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:23:11 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1651]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c3
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
4. 赤かぶ[71810] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:23:57 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1652]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c4
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
5. 赤かぶ[71811] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:24:26 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1653]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c5
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
6. 赤かぶ[71812] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:25:30 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1654]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c6
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
7. 赤かぶ[71813] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:26:24 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1655]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
19. 2020年4月20日 18:26:39 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[16]
>>18
>ネトウヨと一緒に「日本人は優秀だ!真面目だ!
>日本はすごい国だ!」と考えてるから現実に対処できない。

ネトウヨへの反動で「日本人は劣等だ!不真面目だ!
日本は最低の国だ!」と言ったところで
別に支持は集まらないと思うけどな。

>マスクなしで外歩いてる人の多いこと、遊び回ってる
>子どもたちとそれを見ながらおしゃべりを楽しんでる
>親たち、どちらもマスクなし。。。
>町を歩いても開いてる店で昼間から酒飲んでる
>奴が目立ち、行楽地は大賑わい。
>みんな「自分だけは大丈夫」「コロナ禍は
>もうすぐ終わる」と楽観的。

ならその人達に訴えかけても無駄だと思われる。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c19

コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
8. 赤かぶ[71814] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:27:03 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1656]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
28. 2020年4月20日 18:27:37 : p74BuTBl7s : L2NYa1pFdnRhLlE=[16]
>3
うわっ!!
お尻の穴が走ってる!
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c28
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
9. 赤かぶ[71815] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:28:13 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1657]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK271] 維新政治の「改革」のおかげで大阪市の保健所はわずか1ヶ所に!橋下、松井、吉村の各氏はなんか言ってみろよ。これでコロナか… gataro
9. 命を大切に思う者[2072] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:29:01 : PGVVrX2tWc : NzhNbXQ2V0kvS0E=[35]
保健所の数が少ないことも問題ですが、コロナウィルスが蔓延した理由に、保健所の数は関係ない。

なぜなら、保健所の人達は、
「軽症でも入院させるとする自民党の法律の遵守が至上命令。ウィルス拡散テロをやってもいいから、遵守してる形を作れ」
の脅しにひれ伏して検査拒否し、ウィルス拡散テロをやってるからです。数が100あっても100全部がテロをやる。

検査拒否は、ウィルス拡散テロです。
「医療崩壊(病床の不当占拠)を防ぐために、検査を拒否する必要があった」など全くの出鱈目です。

病床の不当占拠を防ぐやり方は2つある。
(a) 入院は拒否するけど検査だけはして陽性と伝える → 感染者は他の人に染さないように注意を払う。
(b) 「検査は不要」と答えて感染してないと思わせる → 感染者は安心し切って街中で他の人に染しまくる。
病床の不当占拠は(a)でも防げるのに、わざと(b)をやったのはウィルス拡散テロです。
「感染者の30%は陰性と出るから、(a)でも(b)でも感染拡大率は同じだ」と言う人達も居ますが、
体調が変わる度に再検査を繰り返せば、ウィルスばら撒き段階の人の大半をすぐ拾えてる状態になる。
(a)と(b)とでは、感染拡大率に雲泥の差があるのです。
入院先や隔離先が無くても、感染者に極力他の人に染させない方法はいくらでもあるのです。
検査しなければ、染させない方法を、感染していない膨大な人にもやらせないといけなくなり、社会が麻痺する。
やらせる必要があるかないかを判別するために、絶対に検査だけは必要なのです、入院や施設に隔離できなくても!

(a)にすると、自民党が決めた「コロナ感染は軽症でも入院させないといけない」という法律を破ることになりますが、
こんな、ウィルス拡散テロをやらない限り守れない法律、破るべきだったのです。
(a)の、ウィルス拡散テロに加担せずに、その結果、その法律を破ることになってしまうのと、
(b)の、その法律を形だけ守ってる状態にするために、検査拒否してウィルス拡散テロをやるのとでは、
人としてどちらが正しいかわかるでしょう。
法律の方が間違っているのです。
保健所の人がすべきだったことは、全員検査し、軽症者には自分が感染源であることを伝えてから、法律を破って家に帰し、
「軽症でも入院させるとする自民党の法律の遵守が至上命令。ウィルス拡散テロをやってもいいから、遵守してる形を作れ」
と強要し続ける人達と、法律を「コロナは入院必須」にしつこく維持し続ける自民党議員達を、
テロリストとして裁判にかけることだったのです。その法律に従った人達は全員共犯です。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/686.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
20. 2020年4月20日 18:29:03 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[17]
>行動に移さないネット軍師が大きな顔してるから
>組織票をしっかり固めてる自公に連戦連敗。

無能な働き者、という言葉があるだろう?
闇雲に行動に移せば良いというものでもない。

>今こそ民主党が次の内閣はこの面々だと
>アピールする絶好の機会なのに

駒かいようだが民主党はもう存在していない。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c20

コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
10. 赤かぶ[71816] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:31:27 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1658]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c10
コメント [原発・フッ素52] 福島県産米65%、初の首位 業務用販売比率、弁当やレストラン用 (福島民友)  魑魅魍魎男
13. 2020年4月20日 18:32:17 : 58xAOgfnAk : NmtISmVXUkhmdlk=[54]
福井県は放射能垂れ流しで、甲状腺ガンで甲状腺摘出している人が多いから、免疫が大幅に低下している。どこのダマスゴミも触れない内容です。だからコロナにやられる。

そのコロナだが、中国大陸ではぶり返してきたらしい。以前のよりさらに強力になって。だから日本でも危ない。これは予想だが、一旦は夏に下火になり、それから冬に向けて強力になって再発するようだ。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/639.html#c13

コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
11. 赤かぶ[71817] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:32:19 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1659]


http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
29. panbet37[2578] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2020年4月20日 18:32:31 : 6J7XudsF6g : SWhiVG1scjVucXc=[187]
悪党安倍晋三の下には、悪党ばかりが蝟集する。というより、悪党が悪党を育て、前川喜平さんみたいに、そうでない人間、悪に染まらない人間は徹底的に、どんなことをしても排除するからだ。むろん、脅したり、●したりすることもあるでしょうね。

 ブルブルブル(恐怖で震えているさま)。怖〜いよー。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
30. 2020年4月20日 18:32:51 : Ft5PhGZaus : eVhpVlpSams1eTY=[671]
 「東大出てもバカはバカ」か。灘高校の秀才、湘南高校の才女。
 国際性事学者ー女狐ー三浦が「コロナはただの流行性感冒」なんてぬかした情報源は、このところ「三密度」大の佐伯秘書官空だったんだな。下痢便パンスケ晋三の官邸は「ただの流行性感冒」の意識が充満しているからこそ、役にも立たないクズマスクを国民につけさせようとする。大した根性だ。
 この秘書官の強引な「押し相撲」、国際性事学者ー女狐ー三浦の「初体験」に沿っていたのだろう。
 ヒョツトコ麻生はマスクから鼻を出したマンマ。マスクに失礼だろう。
 このマスクの一件が、下痢便パンスケ晋三内閣、および内閣官房の全てを物語る。いかに、欺瞞と奢りが満ち溢れているのだろうか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
21. 2020年4月20日 18:32:59 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[18]
>未だに分裂状態で共産党に協力する気ゼロ。
>これではいくら安倍内閣がひどくても
>野党へ期待は集まらない。

自分は共産党への拒否感はないが世間は知らない。
それはそうと野党への期待が集まらないのは
偏に「経済政策」の欠如ではないか。

とはいえ幾ら多数が支持してようが自分自身は
新自由主義経済など真っ平御免だけどな。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK271] 維新政治の「改革」のおかげで大阪市の保健所はわずか1ヶ所に!橋下、松井、吉村の各氏はなんか言ってみろよ。これでコロナか… gataro
10. 命を大切に思う者[2073] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:33:50 : XSV3HZTobI : VmppZ25ZU3ZxVVU=[34]
最近は「検査拒否された人が出歩いたせいで蔓延した。検査拒否された人のせいだ」と責任転嫁する投稿を
ネットで見かけますが、
検査して、自分が感染源だと教えてあげれば済むところを、
わざわざ検査拒否して、自分が感染源かどうかわからないままわざとしておく理由が、どこにあるんだ?
隔離先が無くても検査だけはして、自分が感染源だと教えてあげるのだけはすればいいだろう! 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/686.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
5. 2020年4月20日 18:36:03 : EO7BzZFUDQ : NUNMSUFJLkJRWE0=[203]
不要不急の接触をはしないは
誰もが言ってること
専門家な煽るばかりではなく
なぜ院内感染が防げないのか
今、抗体検査というものがあるそうな
無症状で感染していても
抗体検査をすれば
コロナに対する抗体ができたかわかるそうだ
医療従事者にはまず全員に抗体検査を受けてもらう
抗体ができた人を看護に充てる
そうすれば院内感染もへるのではと
素人考えだが思う

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
185. 2020年4月20日 18:36:14 : A7RRoT8qeg : TVRBTmtWaThNNTY=[1]
>>153
こんなコメントされてるから見ておいてね。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c45
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c47

680のc35は、「早漏」。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c185

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
31. 2020年4月20日 18:38:24 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[19]
>>10
10万円、20万円・・・・30万円、
未来永劫保障すれば、そういうシステムが
崩壊することなく構築出来るなら
一生涯政権を維持出来るな。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c31
コメント [国際28] コロナ危機はまだ序の口(田中宇)「言われているほど重篤性がない」論は厳禁、戦前より騙されやすい間抜け てんさい(い)
18. 2020年4月20日 18:39:33 : JU5JuyEwsM : Tm1RWnpMa1p3dzY=[1]
投稿、よくまとめて頂いた。非常にためになる。

とにかく議論できるまともなデータが出てこない事には、感情だけが先走って何事も進まない。
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/593.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
22. 赤かぶ[71818] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:40:56 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1660]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
32. 2020年4月20日 18:41:05 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[20]
>>29
でも前川は出会い系利用を「貧困調査」等と
言い張った汚点がある。汗ダラダラだったな。
敢えて擁護するなら慣れない場ということでの汗だったのか。
猪瀬も尋常ではないほど汗を掻いていたが。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c32
コメント [国際28] 新型コロナウイルス、なぜ再び陽性になる? 韓国で進む研究と新たな疑問(ニューズウィーク) 赤かぶ
7. 2020年4月20日 18:42:15 : 1hFwhl5XF6 : dXZTY1pyS01GUXM=[504]
そういえば、人間の免疫システムをすり抜けるウイルスの研究をしていた日本人がいましたが、聞いてみれば分かるかも知れません。
確か今、専門家会議の一員だったはずです。

http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/604.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクアンケート75.9%が「使わない」縮むマスクや髪の毛の混入や汚れも判明(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
35. 2020年4月20日 18:42:19 : JvJYzZcJ0A : Uzg5Y25hRlR3aDY=[430]
>>20. さん

押印署名して送り返すより、やっぱり私は捨てちゃうな、その方が後々面倒に巻き込まれないで済むから。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/677.html#c35

コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
12. 2020年4月20日 18:43:15 : 58xAOgfnAk : NmtISmVXUkhmdlk=[55]
グンカツ‏ @gunkatsu
https://twitter.com/gunkatsu/status/1240134680072069121
航空会社の多くが5月まで持ちこたえられないみたいなニュース見たときには半信半疑だったけど、渡航禁止の国がポツポツと増えてきたニュースが合わさってこりゃいよいよ例の猫さんがYouチャプター11しちゃいなYO!してる姿が幻視出来るようになってきた。

Dr.ノリコ@新天地で戦闘中‏ @madamnoriko
https://twitter.com/madamnoriko/status/1241512202642665472
新型コロナ問題が長引けば、日本も含めて多くの航空会社が持ちこたえられないかもしれないよね……

キャセイ航空、旅客便をほぼ全面欠航へ 需要激減
https://www.cnn.co.jp/business/35151152.html … @cnn_co_jpより

佐久間 信吉@グッドウィルズ・パートナーズ‏ @goodwillsjp
https://twitter.com/goodwillsjp/status/1241857200043077632
コロナで世界の航空会社が支援要請、大手も3か月で現金枯渇 / 多くの航空会社は3か月しか持ちこたえられない画像引用:911やリーマン以上の世界航空危機欧米メディアの報道によると政府の支援がまったくない場合2020年5月までに、世界の大半の航空会社が経営破綻するという。ANA、JALは国際線と国…

゚・ ✴✿ ✨ 𝒎𝒂𝒓𝒊 ✨✿ ✴・゚‏ @mari_318wanko
https://twitter.com/mari_318wanko/status/1241933404087582721
コロナで世界の航空会社が支援要請、大手も3か月で現金枯渇 💦💦

欧米の大手航空会社ですら手持ちのキャッシュフローは3か月で、それ以上は持ちこたえられない…航空会社は高価な航空機やパイロットの養成、高額な人件費など必要経費が多く利益率が低い。

゚・ ✴✿ ✨ 𝒎𝒂𝒓𝒊 ✨✿ ✴・゚‏ @mari_318wanko
https://twitter.com/mari_318wanko/status/1245914535254315009
旅行業界は、COVID-19によって最初に大きな打撃を受けた産業だった💦

5月末までに「世界のほとんどの航空会社は倒産する」…各国政府の介入がなければ|BUSINESS INSIDER https://www.businessinsider.jp/post-210286 @BIJapanから

●軍の仕事を受託していない純粋の航空会社は、あと2週間でバタバタ倒れるようだ。
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK271] 安倍首相の「朝日も3300円で布マスク販売」反論はフェイク! 朝日販売マスクは泉大津市の公的事業で高性能、アベノマスクと雲泥… 赤かぶ
61. 2020年4月20日 18:44:39 : C2i4eDKWA6 : d3pUQ3kvbGNsV2s=[-2771]

泉大津市の公的事業のはずなのに何で朝日新聞と癒着していたの?
何で朝日新聞が販売の仲介になっているの?

何で在日リテラが火消し作業で記事にしていたの?

色々とわからないことだらけだけど高性能だからとかで誤魔化している不思議
購入したくとも朝日新聞に情報が流れるからヤクザみたく購読押し売りされる危険性もあるから疑問しかないけどね


参考

「朝日新聞」の大罪 全国販売所に“残紙”押しつけ冷遇黙認 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇(日刊ゲンダイ)
h ttp://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/792.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 12 日 11:10:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

朝日新聞記者を覚せい剤使用容疑で逮捕 東京本社文化くらし報道部 警視庁  
h ttp://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/704.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 22 日 12:33:43: igsppGRN/E9PQ

覚せい剤朝日新聞販売所長を逮捕w
h ttp://www.asyura2.com/07/hihyo7/msg/146.html
投稿者 時間を返せ 日時 2007 年 11 月 21 日 13:38:13: gkt7hELIBPsRg

2014/09/15(月) 17:28:31.80 ID:b/nAwxid.net

「声」担当からの酷い電話
私はよく新聞に投稿していて朝日が自虐的な記事を出した場合
批判してきたが当然掲載されない。以前私に「声」欄担当者から電話があった。
「あんたねー各紙へ投稿しているようだがこれと同じものを他紙に出してないだろうなぁー」
まるでヤクザ口調だった。朝日の凋落にはこんな社員がいることにも一因があるのではないか。
(千葉県・75才)

週刊文春9/18号 「読者より」


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/651.html#c61

コメント [政治・選挙・NHK271] WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点〈AERA〉 赤かぶ
62. 命を大切に思う者[2074] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:45:57 : PGVVrX2tWc : NzhNbXQ2V0kvS0E=[36]
> ――日本では当初から「検査を抑えて医療態勢を守る」という考えがありました。
>   そもそも、世界の専門家の間でこのような手法はどう評価されているのでしょうか。
>
> 検査を抑えるという議論など、世界では全くなされていません。
> 検査を抑えないと患者が増えて医療崩壊するというのは、
> 指定感染症に指定したので陽性の人たちを全員入院させなければならなくなったからであり、
> 検査が理由ではありません。

「「検査を抑えて医療態勢を守る」という考えがありました」?
そんな考えあるわけない。
オリンピック開催のために感染者数を少なく見せかけることだけが目的で、
それが目的だと国民に感ずかれないために、そういう考えをでっち上げただけです。

「指定感染症に指定したので陽性の人たちを全員入院させなければならなくなったから」は少し不正確。
正しくは、保健所の人達が「全員入院の法律を逆算してでも守れ」とする命令に従ったからです、加担したからです。
保健所の人がすべきだったことは、
全員検査し、軽症者には自分が感染源であることを伝えてから、法律を破って家に帰し、

「軽症でも入院させるとする自民党の法律の遵守が至上命令。ウィルス拡散テロをやってもいいから、遵守してる形を作れ」

と強要し続ける人達と、法律を「コロナは入院必須」にしつこく維持し続ける自民党議員達を、

テロリストとして裁判にかけることだったのです。
この命令は大量虐殺せよとの命令なのだから、
「命令の逆らったら報復される」などと甘っちょろいことを言ってる場合ではなかった。
あなた達は、脅されたとはいえ、大量虐殺に加担したのです。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c62
コメント [近代史3] 左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方 中川隆
4. 中川隆[-13074] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:46:02 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[48]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html#c4

コメント [近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
67. 中川隆[-13073] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:47:13 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[49]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c67

コメント [政治・選挙・NHK271] 安倍首相の「朝日も3300円で布マスク販売」反論はフェイク! 朝日販売マスクは泉大津市の公的事業で高性能、アベノマスクと雲泥… 赤かぶ
62. 2020年4月20日 18:47:40 : C2i4eDKWA6 : d3pUQ3kvbGNsV2s=[-2770]
>>24

朝日新聞を通さず、大津毛織さんが通販を開始してくれたら良いですね。


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/651.html#c62

コメント [近代史3] 日本は共産党にとって天国だった 意外と知られていない世界の共産党事情 中川隆
8. 中川隆[-13072] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:47:52 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[50]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/565.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
33. 2020年4月20日 18:48:07 : Ft5PhGZaus : eVhpVlpSams1eTY=[672]
 32にランサーズ登場。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c33
コメント [近代史3] 中島みゆき「世情」(1978年) _ 中島みゆき は何故 30歳以降 才能が完全に枯渇してしまったのか? 中川隆
65. 中川隆[-13071] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:48:38 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[51]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/286.html#c65

コメント [近代史3] かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代 中川隆
16. 中川隆[-13070] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:49:05 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[52]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK271] 「無策な安倍政権」をいまだに支持し続ける人がいる理由――内田樹の緊急提言(文春オンライン) 赤かぶ
58. 2020年4月20日 18:49:24 : 99Vp34Gf6w : cmJwVWxpQWJ3V0U=[109]
57
政府統計の嘘と隠蔽工作は
知っているだろう
悪性新生物は死因の30%
SARS-cov-2に該当する症状
肺炎だけで無い

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/682.html#c58
コメント [近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
18. 中川隆[-13069] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:49:41 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[53]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c18

コメント [近代史3] 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった 中川隆
141. 中川隆[-13068] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:50:29 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[54]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html#c141

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナ禍、この面々に任せて大丈夫か/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
23. 命を大切に思う者[2075] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:51:01 : PGVVrX2tWc : NzhNbXQ2V0kvS0E=[37]
任せていいかも何も、今こうなってるのは、
こいつらが、2月〜3月、2ヶ月間も、検査拒否によるウィルス拡散テロをやったせいです。
ウィルス拡散テロそのものが目的ではなく、感染者数を少なく見せかけることが目的だろうけど、
ウィルス拡散テロになるとわかってて、わざと検査拒否させていたのだから、未必の故意のテロなのです。
無策だったからじゃないんだよ。わざわざウィルス拡散テロをやってたからなんだよ。
即刻排除しなければならない。

病床の不当占拠を防ぐやり方は2つある。
(a) 入院は拒否するけど検査だけはして陽性と伝える → 感染者は他の人に染さないように注意を払う。
(b) 「検査は不要」と答えて感染してないと思わせる → 感染者は安心し切って街中で他の人に染しまくる。
病床の不当占拠は(a)でも防げるのに、わざと(b)をやったのはウィルス拡散テロです。
「感染者の30%は陰性と出るから、(a)でも(b)でも感染拡大率は同じだ」と言う人達も居ますが、
体調が変わる度に再検査を繰り返せば、ウィルスばら撒き段階の人の大半をすぐ拾えてる状態になる。
(a)と(b)とでは、感染拡大率に雲泥の差があるのです。
入院先や隔離先が無くても、感染者に極力他の人に染させない方法はいくらでもあるのです。
検査しなければ、染させない方法を、感染していない膨大な人にもやらせないといけなくなり、社会が麻痺する。
やらせる必要があるかないかを判別するために、絶対に検査だけは必要なのです、入院や施設に隔離できなくても!

(a)にすると、自民党が決めた「コロナ感染は軽症でも入院させないといけない」という法律を破ることになりますが、
こんな、ウィルス拡散テロをやらない限り守れない法律、破るべきだったのです。
(a)の、ウィルス拡散テロに加担せずに、その結果、その法律を破ることになってしまうのと、
(b)の、その法律を形だけ守ってる状態にするために、検査拒否してウィルス拡散テロをやるのとでは、
人としてどちらが正しいかわかるでしょう。
法律の方が間違っているのです。
保健所の人がすべきだったことは、全員検査し、軽症者には自分が感染源であることを伝えてから、法律を破って家に帰し、
「軽症でも入院させるとする自民党の法律の遵守が至上命令。ウィルス拡散テロをやってもいいから、遵守してる形を作れ」
と強要し続ける人達と、法律を「コロナは入院必須」にしつこく維持し続ける自民党議員達を、
テロリストとして裁判にかけることだったのです。その法律に従った人達は全員共犯です。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/692.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
34. 2020年4月20日 18:51:07 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[21]
アンカーミス >>10>>25

>>19
まあでも官僚の所為にしやすい環境はある。
甘利もコロナ関連でテレビ出演した時は
官僚に擦り付けるような発言をしていたし、
他方で官僚はテレビに出ない。
国家公務員、政治家に尽くすという役割から
(本来は国民の奉仕者)政治家に盾突かない。
精々、無知な政治家を騙して誘導するくらいか。
ともあれ官僚がどうあれ安倍が
決断しているのは間違いない。

山本太郎はおしゃべり会の時に鳩山由紀夫が
官僚から偽情報を掴まされた事例を紹介していたが、
この場合、騙される方が悪いとも言える。
ずぶの素人でもないのだから
駆け引きくらい勝てよ、と。

あと民主党のことは初めて政権を握ったことを
言い訳にされるし自分も前までは
その意見に同意だったが(東日本大震災、
レベル7の原発事故)国民には
初めてだとかそういうのは関係ないこと。

飲食店だと多少は許されるかもしれないがね。
「この子初めてなんです」とかね。
初めから上手に出来る人間なんて居ないし。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK271] WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点〈AERA〉 赤かぶ
63. 2020年4月20日 18:51:13 : etQ6yYQ5Lc : aHdSNDcxbkZWWE0=[2]
>>61

福島県の甲状腺がんのことですね。当時(今も甲状腺がんに苦しむ住民は数多くいられるのだが)、
保健政策の専門家として、渋谷健司さんは、こういうことを述べて居られる──

「(福島県では被ばく量が高くないのに、甲状腺癌が多数発見された)一つの可能性は、
甲状腺の超音波検査を集団で実施すると、かなりの確率で甲状腺癌が見つかるということ
だ。」(2014年6月10日 第3回福島県甲状腺検査評価部会およびその後のブログ)
https://www.huffingtonpost.jp/kenji-shibuya/thyroid-function-test_b_5518695.html
 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/680.html#c63

コメント [政治・選挙・NHK271] コロナウイルス感染がなかなか衰えない中で巨大宗教団体が苦境に立たされている。これは果たして大法難なのか(板垣 英憲) 笑坊
9. 空虚[3439] i_OLlQ 2020年4月20日 18:51:16 : 7hCg1RE4Z2 : VXU1aHMwN3pIYmc=[1]
ふーん がっきーにしては普通だw だがしかし!オカルトの洗脳をなめちゃってるな。 精神医学専門の、どっかの大せんせに教えを乞うたほうがええぞな。

>創価学会の内情に詳しい情報通からの情報である。

学会Freaker情報とな?誰ぞが名指ししとるが、れいわの野原氏にきちっと内部情報を伺ったらええんちゅの?素直にさw ちなみにおいらも創価活動家だったぞ、いろいろ細かい実情を知っとるぞwww 

【 Freakerなんぞのソースを頼っちゃアカンてw 】
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/688.html#c9

コメント [マスコミ・電通批評15] (偽パンデミック)コロナ騒動がヤラセである数多くの状況証拠!ヤバすぎるその目的とは?(泣いて生まれてきたけれど)(5Gの脅… こーるてん
23. あるみ[16] gqCC6YLd 2020年4月20日 18:51:20 : FOohVQgSSf : dHR4Z0taTUo4RUE=[1]
石川県福井県富山県は東京と同じ3月25日に5G開始して人口少ないのに患者数多いです。マイクロソフトカナダの元社長も5G危険だと警鐘を鳴らしています。安全と言うデータは1996年にマネキンを使用して試験したものらしいです。中国は既に5G基地局は稼働していないと言う情報あり。http://www.wabiz.org/Home/news/pressneedstobeheldaccountableforhurtingpeople/conspire-corona-or-5g/rf/other/dr-thomas-cowan
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/564.html#c23
コメント [近代史3] 不破哲三の正体 中川隆
8. 中川隆[-13067] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:51:26 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[55]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
35. 赤かぶ[71819] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:51:32 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1661]






http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c35
コメント [近代史3] 日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…| 中川隆
6. 中川隆[-13066] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:51:59 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[56]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK271] 女子アナ赤江珠緒さんの勇気ある告白が明らかにした鬼畜国家日本 青木
68. 2020年4月20日 18:52:01 : QSNB3AM4c6 : dnZXOEN3bU5LNjI=[1]
人生イロイロ医者もイロイロ

インフル程度で騒ぎ過ぎだ、自粛の必要はない、のクスミン
老人の命を救うオルベスコを紹介し、番組を追われた大谷医師


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/678.html#c68

コメント [近代史4] 左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方 中川隆
3. 中川隆[-13065] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:53:28 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[57]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/797.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
36. 赤かぶ[71820] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:53:45 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1662]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c36
コメント [近代史4] 憲法改正の前に在日米軍を撤退させなければ憲法議論は無意味 中川隆
2. 中川隆[-13064] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:54:25 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[58]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/781.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK271] アベノマスクを主導した“官邸の金正恩”(週刊文春) 赤かぶ
37. 赤かぶ[71821] kNSCqYLU 2020年4月20日 18:54:31 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[1663]


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/691.html#c37
コメント [番外地6] アホが書いた日本国憲法 中川隆
33. 中川隆[-13063] koaQ7Jey 2020年4月20日 18:55:06 : at6ayMU0Ck : WklkR3pzU3dhZmM=[59]
残酷を直視できない「事なかれ主義」の日本人 2020年04月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html

「残酷を直視できない事なかれ」は1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。

 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。

 今回の新型コロナ騒動の全体像が、日を追うごとに鮮明になりつつあるが、それらの流れのなかで、浮き上がってきた問題点も、はっきり見え始めている。
 私が、1月末の報道(主に羽鳥MS)から一貫して感じているのは、日本政府や関係者の共通点、うんざりするほどの「事なかれ主義」である。

 安倍晋三がコロナ禍をひどく軽く考え、オリンピック開催を第一義に情報操作する姿勢を見せていたのは、はっきり分かった。
 PCR検査をしたがらないのも、疫病パンデミックという恐ろしい事態を矮小化、小さく、軽く見せようとして、なんとか無理矢理でもオリンピックを実現したい、という軽薄な考えの上に、見せかけだけの対策を行っている姿がはっきり見えていた。

 とにかく、事態の深刻さを直視したくない。政権の人気取りだけは大げさに報道するが、直面する事態を軽く見せかけ、すぐにでも解決できるようにしか公表しない。

 期待していた「オリーブの木」の黒川君までも、コロナ禍に関して「事なかれ」姿勢が見えたので、本当にがっかりした。そういう姿勢では、これからの恐ろしい時代を真正面から切り開くことなどできるはずがない。
 靖国神社を参拝するなどの無益な冒険を敢行できるなら、もっと真剣に問題を受け止められるはずだ。

 メディアの司会者の大半も、事態の深刻さを理解できている者は、テレ朝の玉川徹を除いて、ほとんどいなかった。
 日本人は、どうして、ここまで現実にある問題の矮小化=「ことなかれ」が好きなのだろう?
 私は、「残酷を直視できない」日本人の文化的パーソナリティに大きな問題があるような気がしている。

 外国映画やドラマを見ていると、日本では、まずお目にかかれない残虐シーンが、これでもかと豊富に出てくる。
 フリンジ・NCIS・Bones・lie to me 手元にあるDVDをみても、ほぼすべてのドラマが、まるで残虐シーンの競争をしているように、これでもかと破損腐敗した遺体をリアルに題材にしている。

 戦争映画でも、ライアン・地獄の黙示録・プラトーン・フルメタルなど、すべての映画に、銃弾で頭が吹っ飛ぶシーンとか、銃器自殺とか、本当の殺人シーンを再現しているような迫力のある残酷シーンが目白押しだ。

 翻って、日本映画やドラマで、遺体の出てくるシーンがあったとしても、アンチリアリティの制約でもあるのかと思える実に抽象的で陳腐な表現ばかり。
 人が死んでいても、アメリカドラマのように脳味噌が吹き飛んだり、腐敗してウジが湧いていたり、血糊が変色して黒ずみ、真っ黒の臓物が飛び出していたりするシーンは、ほとんど見たことがない。

 以下は、残酷と称する映画の予告編だが、アメリカの映画関係者が見たら、お笑い芸人の遊びにしか見えないだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=DK0Z2F06U5A

 血が噴き出たり、肉片が飛んだりの現実感が希薄なのだ。だから、座頭市など日本映画のチャンバラシーンは、現実感のない観念的な映像ばかりだったので、「殺人でなく、体操にすぎない」と、海外では不評だった。
 後に、勝やタケシが、少しはリアリティのある殺陣を公開してみても、どこか芝居じみて現実感に乏しい表現から逃れられないでいる。

 テレビドラマで、毎回死体が登場する、沢口靖子の科捜研シリーズとか、内藤剛志の刑事シリーズなども、24時間経た遺体の血糊が顔料赤のままになっていて、リアリティからほど遠い子供だまししか感じ取れず、現実感・空気感・肌に染み入る衝撃を感じることができないことにより、とてもアホらしくて見ていられない。

 日本製の映画やドラマが評価されないのは、こうした真実・現実から乖離した観念的でリアリティのない表現ばかりであることが最大の原因だろう。演出家たちは、かつて川内康範が作詞のリアリティを得るため日航機事故の遺体置き場に通ったような努力が必要だろう。

 というより、こうした「残酷を直視できない事なかれ」は、戦後のある時期までは、戦争の残虐を体験させられたことの反作用だったのだろうが、その後、日本人から勇気や精神的タフネスを奪うために、意図的に演出された路線だったような気さえするのだ。

 もう少し言えば、これはCIAの日本国民コントロール政策に含まれた陰謀だったかもしれない。
 「血を見ることを嫌悪する」心優しい日本人ばかり作って、小さな犠牲を厭わず戦闘的な姿勢を奪い去る仕掛けだったかもしれないのだ。
 こうした傾向は、1960年代末の全共闘運動のなかで、すでに見られた。

 「命を賭して」なんて勇ましいかけ声があふれかえるなかで、東大安田講堂や新宿の路上騒乱でも、飛び交うのは命どころか、せいぜい、石と火炎瓶程度にすぎなかった。
 対する警察側も、せいぜい警棒とジュラルミンの盾、それに催涙弾程度だった。
 「命を賭した」ならば、実弾が飛び交うのが筋であり、結末は天安門事件のように残虐な死体の山ということになるべきだった。

 私も興奮しながら参加した、あの当時のデモも、結局、かけ声ばかりで、残酷を直視する姿勢はなく、「事なかれ主義」が横行していたのである。
 「これが日本人の文化的パーソナリティ」と言ってしまえば、それまでだが、世界の他国では、アメリカの映画やドラマに出てくる残酷こそが真実なのだ。
 日本人は、あるべき真実を、たくさんのオブラートで包んで、雰囲気だけを味わって「行き着くべきところに行き着かない」という臆病さがあると考えるべきだろう。

 こうした日本的臆病が、今の日本政府の「事なかれ主義」による重い重い、無意味な政策の羅列につながっていて、日本人が事態を正しく直視することを妨げている。
 それどころか、日本的事なかれ主義は、今や、ネット界の主流にもなってしまっている。
 ユーチューブも、残酷シーンがわずかでも含まれている動画は、片っ端から削除していて、昔のような自由な情報収集が不可能になっている。
 今、私が、この文章のなかで「残酷シーン」を紹介しようとしたら、ほぼすべてのシーンが削除されてしまって、これでは「残酷」とは何であるのか、子供たちに理解させることさできなくなっている。

 まさに日本流事なかれ主義が、世界のSNSを制覇しているような状況で、かつてイスラム国が捕虜の首を切断する生々しい映像も、今や探し出すことさえできない。
 逆に言えば、ネットSNSを利用している世界中の読者は、世界には残酷が存在しない、蝶と花だけの世界であるかのような洗脳をもたらしているのではないか?

 ネット上には、ネットの残酷シーンに拒絶反応を示して、追放を要求する知性も思索もない馬鹿が溢れているが、現実社会が蝶や花だけの世界と勘違させられている連中が、いざ、コロナ禍のような事態に遭遇して、対策を正しく考えることなどできるはずがない。

 我々の人生には、苦もあれば楽もあり、天国もあれば地獄もある。人生に真正面から対峙し、苦難を克服するには、良いことも悪いことも、あらゆるすべての情報が必要なのだ。
 ユーチューブのように、「残酷排除」のような愚かな姿勢では、子供たちは正しい人生観を持てなくなる。
 我々は、すべての真実を隠蔽しないで見せるメディアを必要としているのではないのか?
 もう、いいかげん「事なかれ主義」は追放されなければならない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1097.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/613.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK271] <朝日新聞、社会面で全面報道!>新型コロナ 日本、PCR検査少ないのは  赤かぶ
186. 2020年4月20日 18:55:55 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[2103]
>>185
680のc47
そりゃそうだろ。
軽症は何もしなくても8割が自然治癒だ。
それが9割になっても大差ないと見るだろ。

で、残り2割の重症化が1割に減るわけだから、重症化は半減してるね。
これ、効いてないというのも難しいとは思うよ。
何度も書くけど、重症化したらアビガンは効きにくい。
重症化した事例はどの程度自然治癒するのかよく知らんから、効いたとも効いてないとも言わないけどね。
偽薬との比較をしなければ、効くかどうかってのはわからないんだよ。

で、肝心の君の言葉に対する答えは、昔は早漏だったけど、最近は遅漏(笑)。

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/665.html#c186

コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
6. 命を大切に思う者[2076] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 18:58:09 : LB9DG4mcOw : aUlKdkVwVDVsSEk=[21]
「入院先や隔離先が無いから、検査してはならない」などという嘘に振り回されてはいけません。
入院先や隔離先が無くても、検査だけはやって、
感染者に、自分が感染源であることを知って貰うことだけは、絶対にやらないといけない。
入院先や隔離先がないために、自宅で死ぬ人も居るでしょう。
しかしそれは、検査しなければ、解決するわけではなく、コロナで死んだことバレなくなるだけです。
むしろ、検査しなければ、自分が感染源であることを知らずに、他の人に染しまくらせることになる。

「感染者の30%は陰性と出るから、(a)でも(b)でも感染拡大率は同じだ」と言う人達も居ますが、
体調が変わる度に再検査を繰り返せば、ウィルスばら撒き段階の人の大半をすぐ拾えてる状態になる。
(a)と(b)とでは、感染拡大率に雲泥の差があるのです。
入院先や隔離先が無くても、感染者に極力他の人に染させない方法はいくらでもあるのです。
検査しなければ、染させない方法を、感染していない膨大な人にもやらせないといけなくなり、社会が麻痺する。
やらせる必要があるかないかを判別するために、絶対に検査だけは必要なのです、入院や施設に隔離できなくても! 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK271] <高まる陽性率、医療崩壊始まってる!>新型コロナ 医療最前線、伝えたいことは 国立国際医療研究センター、医師・忽那賢志… 赤かぶ
7. 2020年4月20日 18:59:53 : Tcojb822lY : UHVOajhnNFpweW8=[140]
ついに始まりました、連休明けの非常事態解除キャンペーンが、
クラスター感染の場所は、夜の街でもなく、企業でもなく、家庭内感染だとのこと!
外出禁止は必要なしと言う事だ、実に分かり易い。
いつものように個人データにより詳細データは公表できないとするのだろう。
データー改竄の手間も省き始めた政権はどこに向かい始めたか、とんでもない事に!
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/693.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK271] <政権の終わりが始まった! 首相判断、方針次々覆す>独断と迷走の安倍政権 与党内からも「末期の様相」(朝日新聞) 赤かぶ
53. 命を大切に思う者[2077] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年4月20日 19:00:05 : LB9DG4mcOw : aUlKdkVwVDVsSEk=[22]
総理が安倍でなくなるだけで、
衆議院を自民党が占拠している限り、同様の悪事は続く。
安倍でなくても、衆議院を自民党が占拠している限り、オリンピック利権で検査拒否してたよ。
衆議院から自民党全体を排除しなければならない。 

http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/679.html#c53
コメント [経世済民134] 郵便局、「全国一律」サービス終焉か…過疎地では廃止も、日本郵便1万人削減の検討で(Business Journal) 赤かぶ
25. 2020年4月20日 19:00:25 : 58xAOgfnAk : NmtISmVXUkhmdlk=[56]
うちの友人からの情報。1万人削減の話は、ゆうちょ銀行、かんぽ生命から日本郵便に言ってきた話で、それが独り歩きしているからだとか。実際のところは、配達員の慢性的不足が深刻で、この3月いっぱいで多くの配達員が退職しており、業務運行が綱渡り状態だそうだ。

現在のままでも配達は正常に機能しておらず、特に夜間配達や再配達で人手を取られている。だから夜間配達、再配達はいずれ廃止されるだろう。だいたい、ヤマトがやってたから郵便局も対抗して開始した訳で、そのヤマトも人手不足で苦しんでいるのだから、無理なサービスは速やかに廃止することが必要だ。
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/350.html#c25

コメント [国際28] 季節性インフルエンザとCOVID-19(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
5. 2020年4月20日 19:01:29 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[1]
何かある 「パンデミック」の 裏側に
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/601.html#c5
コメント [国際28] イスラム教のラマダン 集団で食事・礼拝「3密」に厳戒 パイプライン
1. 2020年4月20日 19:01:51 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[2]
狙い撃つ イスラム教の 習慣も
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/603.html#c1
コメント [国際28] 新型コロナウイルス、なぜ再び陽性になる? 韓国で進む研究と新たな疑問(ニューズウィーク) 赤かぶ
8. 2020年4月20日 19:02:19 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[3]
免疫が 効かないように 作り上げ
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/604.html#c8
コメント [国際28] 米、新型コロナウイルス死者4万人突破 経済活動再開急ぐトランプを州知事たちが批判(ニューズウィーク) 赤かぶ
10. 2020年4月20日 19:02:42 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[4]
厚化粧 剥がれて焦る トランプは
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/605.html#c10
コメント [国際28] トランプが中国に罪をなすりつけている理由(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
11. 2020年4月20日 19:03:06 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[5]
中国の せいに仕立てろ 叩くため
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/606.html#c11
コメント [経世済民134] <コロナ>JALとANA、事実上の休業状態に…航空業界、未曾有の経営危機に直面(Business Journal) 赤かぶ
13. 2020年4月20日 19:03:29 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[6]
困ったよ 誰も行かない 遠くへと
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/376.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK271] メディアから排除すべき権力の茶坊主衆(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
30. 2020年4月20日 19:04:04 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[7]
腐敗の巣 茶坊主たちが 食い荒らし

嘘とカネ メディア取り込む 完全に
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/673.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK271] 今回のアベノマスクばら撒き政策は、安倍氏の幼児性を国民の眼前に露呈させた:いまだに彼を支持できるのはネトウヨくらいか(… 赤かぶ
22. 2020年4月20日 19:04:18 : HFkHbGMvcw : bUM5Q0ZTT3huVWc=[8]
都合良し だからつけ込む 幼児性
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/674.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK271] 安倍6月退陣で「麻生首相」の悪夢(サンデー毎日) 赤かぶ
98. 天然理心的飛影[57] k1aRUpedkFOTSZTyiWU 2020年4月20日 19:05:07 : Ail3jk9Btk : aDU0SUREMmdWQS4=[151]
クライシスよ。
俺の94の意見を実現すれば、日本での大統領制はいつか必ず実現するはずである。
もっと頑張れ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/617.html#c98
コメント [政治・選挙・NHK271] 若者に「非常事態」の体験を 曾野綾子(Will)/東国原や橋下徹etc.は曾野綾子と、「得手勝手」「独善」「非常識」などを共通… gataro
11. 2020年4月20日 19:06:05 : k9LLbxXPzI : alVBaTlUUUs4cjI=[22]
>稲田が、自分の息子は慶応だが、自衛隊には絶対入れません。
>と公言したのには心底びっくりした。

ええ・・・それで保守気取りかよ・・・あり得ないな。

>東国原が知事をやってた頃「若者を自衛隊に入れて
>鍛えた方がいい」って言ってたのを思い出します。
>そういう風に言う人に限って自分だとか、自分の息子だとかを
>自衛隊に入隊させるか?って話になると 「いやいや
>そういう話じゃないでしょ」みたいに誤魔化しだしますよね…

我が子は可愛い人間の性。その性に気付いていれば
安易にそういうことも言わないが取り敢えず
「男らしさ」をアピールしたい連中に限って
そういうことを言う。とはいえ簡単に自分の子供でさえ
送り出せば=勇ましいという評価も出来ないけどな。
子供と言っても結局は他人的な部分もあるし、
子供が死んでも子供を駒としか思ってないなら
胸も痛まないだろう。ただ結果の御家断絶なら
乃木の行動は好意的に評価することも出来る。
何はともあれ名分が大事。
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/681.html#c11

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