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[リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
113. 中川隆[-12764] koaQ7Jey 2020年5月06日 07:40:14 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[1]

EJ jordan 15cmフルレンジ Eikona2
https://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=139506155

こちらの商品はペア梱包になりますので2個単位でのご注文になります
有名なJordan JX92Sなどの成功を基に、優れた性能を発揮する世界クラスのスピーカーユニット。
英国の伝説的なスピーカー設計者のTed Jordanにより設計され、デンマークのScan-Speak A/Sが英国で作られた主要部品を基にデンマークで製造しています。


【15cmメタルコーンフルレンジ】
ー特徴ー
・バランスが良く洗練されたパフォーマンスパラメーター
・小型エンクロージャーでの広帯域再生
・ツイーターやクロスオーバーのいらない設計
・自然な高域再生
・優れた低域
・信頼できる高品質な部品と製造

インピーダンス:8Ω
出力音圧レベル:85.2dB
入力:50W/100W
重量:1.035kg

▲△▽▼


mixiユーザー(id:5343821)の日記
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary


Eikona2で聴くシベリウス

2019年は、思い立って、手持ちの無駄にゴージャスなスピーカーキャビネット2つを使って、フォステクスを超えていろんなユニットに挑戦した年だった。

イクリプスのサブウーファーと、クラッセのデジタル多機能プリ(簡易チャンデバ)、測定器のおかげで、いろいろ音作りができた。
このたび、ほぼ結論といえるシステムに絞ってこられたが、そうするとまた、新しいシステムを夢想してしまうのが欲張りな人間の性である。

とはいえ、キャビネットの処分は難しいので、手持ちのまだ処分できていないユニットを再度登場させたりする。
Eikona2、ジョーダンのメタルユニット直系で、イギリス発案ScanSpeak製の実に凝ったもの。
ペアで8〜9万もする。手持ちでは最高価格で、もともとは昨年の挑戦の本命だった。
これは、今回落ち着いて鳴らすと、さすがというパフォーマンスであった。

うちの使用法では、やや小さめで能率も低いので、他ユニットより不利なところがある。

ルックスもカッコイイが、遠目からだとシンプルなE100HDmk2が映える。もう少しアットホームに使う人向けのユニットだ。
最初使ったときの違和感は、ツィーターとリアスピーカーの能率が高すぎてバランスしていなかったのだろうと感じた。
絶賛ヤフオク中なので、誰か生かしていただけたら。

ところで、このユニットを使っていて、不思議なことがあった。

コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、シベリウスのハイレゾ。
こういうと、わかる人にはわかる、ある種の「本場もの」「専門家」の期待がある。
しかし、これがどうも、良い音で鳴らないのである。

ロンドン響自体が、ショルティ・アバド・ラトルと、最強の指揮者たちとたくさんレコーディングしている名門なのだが、よさはわかりにくい。
しかし、Eikona2でだけは、「ああなるほど」という感じで鳴ったのだ。
AUDAXでは、カスだと思っていたカラヤンとフィルハーモニア管のベートーヴェンがうまく鳴った。
これに近い体験で、不思議である。

冬になって毎日朝はシベリウスばかり聴いているのだけど、E100HDmk2もスウェーデンなので適性があるはずなのだが、Eikona2のブリティッシュなシベリウスはなんとも印象的であった。

表現が難しいが、楷書の良さ、格調の高い、硬質な鉛筆でしっかり描き上げたような表現というか。
いろいろなユニットを使っていると、「この音楽のときだけはこのユニットで」みたいなことはある。
実際はそんなことは難しいのだが、ユニットを並べているYoshiさんの気持ちが少しわかる。


▲△▽▼


Eikona2の逆襲(1)mixiユーザー(id5343821)の日記

FE103Aはエージング中だが、その前に、この一年のスピーカーユニット遍歴をまとめておきたい。
昨年の3月ごろから、大量のユニットと工具を購入して、いろいろやってみた。
これは大変よかった。いろんなことがわかった。

逆に言えば、最初の想定はどれも外れた。

最初の想定では、そもそも、

・スワンキャビ(バックロードホーン) 10センチユニット
・ネッシーキャビ(共鳴管) 13センチだが真鍮リングで10センチ装着可

このうち、スワンがゴールでネッシーはサラウンドと思っていた。
しかし、それ用にEMSのLB5を2ペア買ったものの、あっさり無駄になった。
スワンは確かに音場感などに優位性はあるが、私の環境は奥行きが取りにくいのでイマイチなのと、測定値だとネッシーが優秀なのに対し
、スワンは800Hzの落ち込みと右チャンネル160Hzに盛り上がりが出て、1.25キロから3キロあたりが盛り上がる特性になりやすい。
広い部屋ならスワンが面白いだろうが、こちらでローカットしてサブウーファーと組合わす分には、ネッシーを後面開放箱のように使うのが無難だった。
あとは、スーパーツィーターT90A-EXはなかなかよいのだが、10センチフルレンジだと高音が喧嘩するのに対し、13センチぐらいだとナチュラルに最高域が落ち込むので、つながりが良い。

・AUDAX
・EMS LB5
・EMS LB6
・EJ/JORDAN Eikona2
・EAD E100HDmk2

このあたりの比較になる。LB5以外はフォスでいう13センチ。

AUDAXは、古典的な高能率ユニットで、高域も低域も出ない。中音がしっかりしていて、今回の用途にはとてもよい。サブウーファーとスーパーツィーターは前提だからだ。
1940〜60年代クラシックがそれらしく鳴るのでは随一。セールで買って近い値で処分できたが、これだけキャラがハッキリしているなら、LB6処分でAUDAXのみ残すほうが良かった。

EMSは、セルロース振動板で、もとは励磁型の超高額ユニットを扱っている。スペックは過激なQ0の小ささでフォスそっくりなのだが、キャラはフランス的というか優雅だ。

上品で、AUDAXほど古すぎる音でもなく、もうこれで結論でよいかと思えた。高能率だから真空管に向く。
EADは、有名なジョーダンのJX92のライセンスを買い取っている?スウェーデンのメーカー。
最初はメタルコーンのクセをどのソフトでも感じて、これが結論にはならないだろうと思って一時ヤフオクにも出していた。しかし、なんだかんだ飽きたりして、交換を繰り返すうちに、いつも最後に鳴っているのはこいつなのだった。
いまではメタルコーンのクセというのもあまり感じず、LB6の少しモワっと雰囲気を出してくる感じと比較してニュートラルとも思う。輸入代理店によると、PPとのサンドイッチコーンだという。

日本では知られていないが、これは素晴らしいユニットだ。ScanSpeakの製造でもあるし。現代ハイエンドの品位がある。後述のEikona2と、コーンの工夫以外は同じ造りか、銅メッキがマグネット部にある分上回っているが、買値は私は5万以内で買えた。
能率86デシベル程度とあるが、Eikona2の85.2表示より3デシベル以上高く、92.1表示のLB6よりそんなに低くない。真空管でも大丈夫だ。

この中で、もっとも高価、いまは9万近くで売っていて、そもそもこの遍歴のきっかけになったのがEikona2の限定輸入販売をみたことだ。

だから、13センチ組ではこいつが本命だった。(画像)
が、装着して鳴らして、翌日には外して転売に出していた。

その後何度か再試して、よさもあるかなというとこだったが、新品同様での処分にはこだわっていた。が、57500円まで下げても、1年近く売れない( ´∀` )
もう新品同様もくそもないなと思って、ある程度結論となっていたE100HDmk2を外し、5分ぐらいで交換。遊びであったが、まさかの逆襲が・・・(続く)


▲△▽▼


Eikona2の逆襲(2)mixiユーザー(id5343821)の日記

Eikona2は、Jordan氏直系の会社の扱いだが、ここはこの一つのユニットのみで経営している。

フルレンジの口径の理想が何かという議論があって、BOSEは11.5センチ、フォスは一時(笑)13センチと言っていた(FE138ESR発売時)。

Eikona2は、フォスでいう10センチと13センチの中間よりは13センチよりの、12センチぐらいの振動板で、エッジが大きい。
聴く距離とか、低音重視とか高音重視とかで変わると思うが、フルレンジの基本はこのあたりだろう。
ツィーターを拒否するなら10センチがよく、ツィータープラス前提なら13センチのほうがスケールに余裕が出ると思う。
Eikona2だが、最初は音色は抜群で、ムターの四季など素晴らしかったが、近づいて聞くと音像とか音場が異様な感じ。
懲りに凝った構成のせいではないかと感じた。振動板もなぜか10.7gもある。何かの間違いではと思うほど。
ルックスは、普通の振動板のデザインであるEADのほうが、スッキリして、うちのキャビネットや部屋には合っている。
・・・と思ったのだが、Eikona2の能率が、思ったより低いことと、単体で鳴らすと思ったよりツィーターやウーファー、サラウンドが大きく鳴っていることに着目し、最後に、Eikona2以外の要素を下げてみた。

ツィーターのコンデンサーは0.33から0.1にする。イコライザーでも下げられるが、コンデンサーから小さくする。
サブウーファーはだいぶ下げたので10目盛りのうちついに1台に突入。リアは、トマンのパワーアンプでボリューム付きなので、目立たない程度に落とす。

これで、真空管でドライブしたEikona2は、日ごとによい感じで、やはりヴァイオリンの音色が素晴らしく、ムターの四季は合う。
オーケストラの音色表現が、全体に素晴らしい。

ルックスも、もともと細部がかなりおしゃれなデザインで、見慣れると悪くない。

EADのほうがルックスは好きだが、オーケストラの音色表現だとEikona2では。
EADのほうが能率が高いので、真空管のQUAD2で鳴らすには伸び伸びして有利だ。
ハイパワーアンプ所有者でルックスが気にならなければEikona2の勝ちではないか。

辰吉が薬師寺に敗れたコメントではないが、「強かったよ。いろいろ言って悪かった。詫びを入れたい」という感じだ。
なにせEADとかEikona2とかになると、日本で使っているのは1桁かもしれない( ´∀` )
私などのコメントが、ネット検索すると出てきたり、輸入代理店みたいなとこにも引用されたりしている。日本代表の見解だ。これは失礼だと思う。

オーディオでは、使いこなせず悪口を言うなんて日常茶飯事だ。すべてにおいてそういうことはあるものだが、反省しきりである。
Eikona2は、能率と振動板の重さ(たぶん、ダンプ材が駆使されてるのでその重さ)が問題なので、逆に、置いておいて夏用に中華デジアンを買ってドライブしてもおもしろそう。Toppingの2万のものは気に入った。
FE103Aは、この絶頂時に交代なので、たいへんに不利だ。

写真は、真鍮リングにつけたもの。

真鍮リングは、ペーパーで磨いたがかえってくすんでしまうなど。油で磨くと鏡面ぽくなると気づいたのが、装着後だ。プロは凄いなといつも思う。

振動板中央に黒い点があって、シールでも貼ってあるのかと思うが、角度によって内部のボイスコイルが透けて見えているようだ。こんなのは初めてだ。異形のスピーカーユニットである。

▲△▽▼


FE103アニヴァーサリー(4) mixiユーザー(id5343821)の日記 2020年05月03日14:12


写真は、サブウーファーをつけて、ツィーターのコンデンサーを0.15μにして、まあいいかなと思った時点でのもの。低音の特性は単体時より悪い。

これは、最近は欅坂の東京ドームBD大音量を基準にしているので、低音・超低音が多いと部屋が破綻してしまうのだ。綺麗な測定値を求めるあまりの無理をしないことにしている。

Eikona2に学んだのが、やはり中音とサラウンド以外の部分が大事だ。
スワンと108solは、音はよい感じだったが、特性はよくなかった。800Hzが落ち込んで、1キロから3キロあたりにピークがある。この展開はうるさくなりがち。

キャビもユニットも、ヘッドが独立しているよさはないけど、今回のほうが無難。
音はどうか。

おもしろいのは、ユニットごとに、おはこのソフトがあるようなこと。

AUDAXではカラヤンとフィルハーモニア管のモノラルベートーヴェン。古色蒼然だがフレッシュ。LP時代の佐野元春もよかった。
Eikona2はムターの四季。艶やかなヴァイオリンと濃い音色。あとデイヴィスのシベリウスのイギリス調。
E100HDmk2では、ヤンセンのブリテン・ヴァイオリンコンチェルト。現代ハイエンドの豊かさ。
LB6は、1970年代録音ぐらいのフィーリングがある。

103Aは、直感的にかけたのはショルティとシカゴ響のベートーヴェン交響曲1・2番。
これはデジタル再録のほうだが、隠れた名盤で、重々しいベートーヴェン像から、小編成オリジナル楽器・奏法で軽く速く演奏する時代への先駆けという感じ。

シカゴ響の明るい輝かしい響きで、スリリングに駆け抜けていく。
これは音色含め非常にキャラが合っていて、音の刻みの連続にワクワクする。
この流れで、似たアプローチのラトルとベルリンフィルの最近のベートーヴェンだが、やはり素晴らしい。エロイカの革命的な躍動が伝わる。

スケールは13センチに劣るが、音場感自体はむしろ広々とする印象もある。

中低音の実体感みたいなものは落ちる。重みと厚みのある振動板からの直接的な低音だろう。

音色は最初無機質というかのっぺらぼうのツルツルな明るさがあり、ポチの夢さん宅でも気になり、デジアンと相性悪い感じもした。コーティング剤とか何かのクセかもしれないが、エージングで落ちそうな部分ではある。
大音響では、ホワホワした芯のない感じもある。メタルコーンを聴き慣れたからもあるだろう。Eikona2の濃いヨーロピアンな音色は失われた。

このあたりは予想もしていたのだ。Eikona2の最近のバランスは絶妙だった。まだ飽きてもいないし、とても勝てるとは思えない。1か月我慢して使って退場の覚悟はできていた。
ただ、そこまで悪くもないのは、スーパーツィーターやサブウーファーに助けてもらったり、音色面はQUAD2の真空管のサポートがある。アルニコユニットの、私のイメージするビクタートーンみたいなのはあまりないけど、アルニコ以外よりは気品がある気もする。
FEの絶叫感がほぼ気にならないのは、上記の特性のおかげもあるし、超低音はほぼカットされてコーンが目に見えて振幅しないのもある。

詳細は


BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html

天才 E.J.JORDAN のメタルコーン ユニットを引き継いだスウェーデン EAD社のドライバー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1000.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c113

[近代史4] コロナ治療候補薬「レムデシビル」効果なし 中国で臨床試験、改善見られず 英紙報道 中川隆
10. 中川隆[-12762] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:10:39 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[3]
コロナウイルス対処に投与するレムデシビル、承認手続き開始が最短すぎる理由
2020/05/03
https://note.com/yzak/n/nc06fef50a6fe



【DHC】2020/5/1(金) 武田邦彦×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】
ID2020ってなんだよ!


今回は、レムデシビルの承認手続きが開始されたことについて、米認可の忖度を受け特別適用をしてた加藤厚労相の暴走問題について記事スクラップを書いていきます。

ちなみにこいつ「申請から1週間で」認可するとか言ってますが、このレムデシビルはホントに効果があるのか厚労省は実験したんですか?してないでしょ?ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NRTI)の副作用については検証したんですか?HIV感染者に投与する備蓄は確保できているんですかね?すべてが謎です。
レムデシビルってなんだよ

Wikipediaの情報によると以下のような物です。

レムデシビルは体内で代謝を受けてその活性型GS-441524に変わる。GS-441524は、ウイルスのRNAポリメラーゼを混乱させて、ウイルスエキソヌクレアーゼ (ExoN) googによる校正(正しい塩基配列に修正すること)を邪魔するアデノシンヌクレオチドアナログ(核酸分子アデノシンの類似物)であり、ウイルスRNA産生の減少を引き起こす。RNA鎖の合成を終わらせるのか、突然変異を引き起こすのかは不明である。(ウィキペディアより引用)

この薬、エボラ出血熱に使う予定だったが、人間にはあまり投与されずにAIDS用に使われてる薬ですが、ウィキの部分に注目していただきたい。その分によるとRNA鎖の合成を終わらせるのか、突然変異を引き起こすのかは不明である。という事で、前回のアビガンの補足レジュメで、以下のような疑問点を上げております。

アビガンは、逆転写の根本に作用するRNAポリメラーゼ阻害剤であることが関係しているのか?細胞のDNA遺伝子もろともウイルスのRNAを破壊し葬る薬なので、細胞が癌化するかもしれない危険な薬であるから日本人には投与したくないという事なのか?それとも、RNAウイルスの変異を引き起こす可能性があるのか?だから外国に配り外国人で実験するという事なのか?まったくその辺がよくわかりませんがとにかく、若者には使えないですよね。

これ、レムデシビルにも同じことがいえるんじゃないだろうか?細胞が癌化するかもしれないまたはRNAウイルスの変異を引き起こす可能性があるかもしれないですよね。HIVみたいに免疫系を破壊する能力のみのウイルスならまだしも、強力なサイトカインストームを起こすコロナウイルスがレムデシビルで変異したらどうするんですかね?やはり、感染した細胞もろとも破壊するアビガン三倍服用の方が、ガツンと聞くんじゃないでしょうか?まあいいやその辺は専門家に任せます。
クスリは飲んではいけない!?


問題はカネと利権が動いてること

なぜか、動きの凄く遅い厚労省が、すごーく不自然な速さで仕事をしております。ほんと不自然ですよね。アビガンには何かとケチをつけて、処方しないようにしているのに、効果を調べもしないでアメリカがやってるからという理由で認可はおかしいだろ。


レムデシビル、承認手続き開始 米認可受け特別適用—厚労相「申請から1週間で」:時事ドットコム

新型コロナウイルス感染症の治療薬候補の抗ウイルス薬「レムデシビル」を米国が認可したことを受け、厚生労働省は2日、海外での承


異例すぎるだろwアビガン認可は一年後ですか?おかしいでしょ!

 薬の承認は、国内での治験に基づき通常は1年ほどかけて審査される。政府は4月末、レムデシビルについては緊急の使用が必要として、他国の承認に基づき販売を認める医薬品医療機器法の特例承認を適用する方針を表明していた。厚労省はギリアド社からの申請後、薬事・食品衛生審議会を開き、レムデシビルの安全性などについて意見聴取する方針だ。

この記事のこの部分が重要です。薬の承認は、国内での治験に基づき通常は1年ほどかけて審査される。という事は、アビガンの審査が始まって一年後に認可なので、我々庶民が使えるようになるのは、たぶん来年です。

そして、アメリカ合衆国と書けばいいのにこの記事は、他国の承認に基づき販売を認める医薬品医療機器法の特例承認を適用する方針を表明と誤魔化すような記事になっております。つまり、アメリカの医療ビジネスに忖度したってことなのか?疑問である。

そして、話題となってる加藤厚労相が主導権を握る厚労省はギリアド社からの申請後、薬事・食品衛生審議会を開き、レムデシビルの安全性などについて意見聴取する方針だ。安倍総理はアビガン認可する可能性があったが、厚労省はなぜかレムデシビルを調べもしないで認可するといい始めた。さらに2月の記者会見では、厚労省職員がヘラヘラと笑いながら会見するお粗末ップリであった。実に不可解な点が多いもしや倒閣運動なのか?厚労省は、感染者を増やしたいようにしか見えない対応をしているが、これと似ているのがWHOとその議長さんである。

なぜ、国内でHIV治療にレムデシビルを使ってる人データは参考にしないのか?こんな厚労相が、トップでいいのか総理大臣候補に挙がってますよねこの人は!もし加藤厚労相が、内閣総理大臣になったら、アメリカと財務省の言いなりになって、国民のための医療が失われ大増税する可能性を否定できません。

ちなみに怪しいのでアメリカに目を向けると意外な計画が進んでいた。それについては動画資料を用意した。

【DHC】2020/5/1(金) 武田邦彦×須田慎一郎×居島一平【虎ノ門ニュース】





今回は、虎ノ門ニュースで武田氏と須田氏がマスゴミが言わない事を言ってましたので、これ消される前に見ておいたほうがいいですね。

問題の記事は、スウェーデン疫学者が集団免役に見通し示すという記事についての言及である。


スウェーデン、集団免疫に見通し 首都で数週間以内に獲得と疫学者(共同通信) - Yahoo!ニュース

【ニューヨーク共同】新型コロナウイルス感染で都市封鎖などをしない独自の対策を進めるスウェーデン政府の感染対策リーダーが、同


この記事は、共同通信なので慎重に読んだほうがいい。問題となったのは45分あたりから、欧米がどのようにこの医療に絡んでいるかについての竹田氏の言及である。



フォーラム201の動画はこちら↓



ビル・ゲイツは去年10月に新型コロナ演習を実施していた! 疑惑の「イベント201」を超徹底解説! 18カ月で、6500万人死亡!? - TOCANA
新型コロナウイルス騒動、いつになったら終わるんだ! 過剰な情報洪水にコロナ疲れになっている人も多いだろう。そんな時こそ、ケ

tocana.jp

以下の文はマンゴー製作所が、独自に聞き取りして文書化したのが以下の内容である。

武田邦彦 44:20〜

日本国民は知っておくべき、私は事実をそのまま言いますので、去年の10月18日にですねフォーラム201というものがあったんです。フォーラム201それはニューヨークでおこなわれた。どういう会議だったかというと、それがジョンズホプキンズ大学が主催しているんですよ。ブラジルで、豚から新型コロナウイルスが発生しブラジルで大きく感染し、それが飛行機を通じて全世界に反映した。それでパンデミックになるという詳細なレポートが出て、そのレポートに基づいて集まってニューヨークで議論したのが、フォーラム201である、これは去年の10月18日であります。
フォーラム201って、これブラジルで豚コロナウイルスが発生して、世界中に拡散したという前提で会議をしてたあれですよね。しかも、ビルゲイツ氏の予言が的中したという噂になったアレです。

その翌月の11月に中国で同じことが起こりました。それが、武漢風邪です。これが、ほとんど同じように感染しました。そのときの会議のスポンサーは、主催者はジョンズホプキンズ大学、世界経済フォーラム、ダボス会議のルーツですよダボスがあります。それから、ビルゲイツ財団ですね。この人たちが主催して、時期は明示してないが、新型ウイルスが発生し、世界にすごい感染症をもたらし具体的に患者数を言っているが、かなり今と同じです。

こいつら、武漢コロナ発生の一月前の10月18日にこんなシミュレーションやってたんですよ!これも、みんな知ってると思いますが、日本のマスコミはほとんど報道しません。

この話は、陰謀でも何でもありません。陰謀じゃありません。フォーラム201は英語さえ読めれば誰でも観測することができます。

でねこれは、皆さん特にあの日本人は、自然発生的であり自然的に物事が進んでいると、みんな世界が良い子であるということはないということです。世界の覇権だとか、医療の問題だとか、ワクチンの製造の会社の利権の問題だとか、全部入ってますよという事ですね。これが一つ重要なことですね。

英語が読めない日本人だけ、今回のウイルスにおける世界の覇権、医療ビジネス、ワクチン開発の利権やその他諸々が裏で動いているという事を知らないんです。だから、今回の記事スクラップの加藤厚労相のレムデシビル秒で認可決断などが不気味で不自然に感じる理由です。

ID2020ってなんだよ!

それともう一つは、ID2020という同じような系統の計画があります。これはどういう計画課というと、人間の体の中にチップを埋めてその人が何回ウイルスにかかったか?あるいは抗体はどういうものを持っているか?それと、ワクチンはどういうワクチンを摂取したかという記録が全部入っていて、それに基づいて世界からワクチンを供給する。そのような計画をID2020という。この計画も順調に進んでいる。

陰謀論ではありません。日本のテレビがそう言うものに全く触れないというだけです。

そんな計画をアメリカ主導でやろうとしてるのか!フォーラム201だとか、ID2020を今回の加藤レムデシビルごり押し問題みたいにごり押しされたらどうするんですか!チップ埋め込み強制されるかもしれない危険性があります。

もう一つ紹介しますが、WHO世界保健機関の理事長が問題なその人と、それから中国が結託して台湾を批判している。事実と異なるのに台湾は人種差別をしているとかそう言う事をする。日本も同様にそれを報じてます。

しかし、WHOの理事長選挙には、中国もカネを出していますが、WHOのファンドというものは20%が、各国政府であとの80%は、プライベートカンパニーでそのプライベートカンパニーで一番カネ出してるのが、ビルゲイツ財団ですよ。
☝ここで、同氏は、ビルゲイツ財団とWHOについて言及する。実は、アメリカ政府に以上にWHOのファンドに多額の資金を拠出しているのは80%は、プライベートカンパニーであり、中共政府ではなく、民間団体のビル&メリンダ・ゲイツ財団が多額の出資をしているということです。

そのビルゲイツ財団から理事もいます。その関連理事がそれは現在のトランプ大統領のホワイトハウスにもいます。ですから、トランプ大統領とホワイトハウスとビルゲイツ財団は共通の財政基盤です。

いずれにしても、悪いことをしようとしているわけではないんですが、ここから先が陰謀論です。

悪いことっていうかお金儲けをしようとしているようにしか見えないです。ちなみに、次の文では、武田氏の脳内妄想が含まれておりますので注意しましょう。
WHOが台湾は人種差別をしているとか、アメリカが中国からの入国を止めたときにWHOが言ってきましたが、これは陰謀論ですよ、10月18日のフォーラム201に沿った行動をするためには、つまり感染を拡大させようとするとねソレが必要なんですよもう少しアメリカの感染者を増やさないといけない。台湾の感染者も増やさないといけない。台湾は封じ込めに成功していたからこそわざわざWHOは台湾に対して人種差別をしているという発言をした。

☝ソレが必要と述べておりますが、ソレとはWHOによる台湾への圧力、アメリカは入国規制をするなという圧力になります。WHOが、フォーラム201に沿った形で、感染を拡大させるようなことをしていたのは、様々なことがあるからなんですね。
この話をね、フォーラム201の話と、ID2020の話、WHOの理事長の人事とカネの動きの話、アメリカの政策、一般の製薬会社すなわちワクチン会社の動き、これらを二つの面から考えなければならない。

僕が今ここでこの話をしたのは、日本人は言っちゃいけないかのような感じですよ。だけど世界の英語を読める人はアクセスでき堂々と閲覧できる。フォーラム201の4時間のディスカッション動画はすべて公開されています。

情報が途絶えているわけではないんですよ言っている方も悪いから隠しているわけではなく、日本のテレビや報道がなぜか報道しないという事です。

日本のマスコミは、こういう事実をなぜ報道しないんですかね?こういうのをみんなが知っていれば、レムデシビルの認可が早い理由も納得できますよね。その薬が安全かどうかは別の話ですが!

また同氏が思うに、不自然な点がいくつもあるというそれについても、本動画で述べている通りである。

どう考えてもおかしいと思ったのが、あまりにもコロナウイルスの被害が少ないんですよ。さっきのグラフを見ても、患者数も1万人、死者は300人日本の場合、インフルエンザでそれまで1万人死亡、それが4000人以下に下がったという良いことが起こっているのになぜ自粛するのか?なんでそんなにみんながびくびくするのか?なんでテレビはあんなにひどい報道をするのか?おかしい理屈に合わない。肺炎死亡者が減少しているのにみんな喜ばない。で何か陰謀を知っているんじゃないか?日本政府や首脳が知ってるんじゃないのか?

鋭いですねこれらの疑問についての答えはほとんど出ていませんが、恐らくカネと利権なんでしょう。そして調べた結果が以下の内容だという。

1コロナウイルスは人工的ウイルスである証拠を政府が持っている可能性

それで、僕が調べたのが、今回のウイルスが人工的なものなのかについて調べた。もしかして調べて人工的なものであるという事を政府が知っていてそして、全然被害とアンバランスな報道をテレビで繰り返しやって国民に非常に怖いという印象を与えて、被害が少ないのに自粛をやらせるという方向に行ったのは、人工的に作られたウイルスで、HIVのエイズウイルスの破片が入っている免疫が効きにくいからソレでこういうことをやっているのかと思った。


2フォーラム201の路線上の計画の可能性

だけどもう一つは、フォーラム201の路線上に沿っているという事、もしWHOの理事長が、指令が効く人であれば、台湾が人種差別をしているという発言も、アメリカが中国からの人の移動を禁止したことにWHOが反対したのも全部説明がつくんです。

これに対して、須田氏が以下のような内容を言っている。
ビルゲイツが、感染症リスクを喚起するような主張をしているがなぜそのようなことを言っているのか?表向きには、未知の感染症により多くの人命が危機にさらされるリスクの対策である。またビルゲイツ氏は、ワクチンの製造開発をしているというが、ワクチン製造にカネを投入してフォーラム201に沿ってコロナが発生する前からワクチン製造工場を作ったという。このワクチンというのは遺伝子配列がわからなないとワクチンをつくることはできないのだが、なぜか生産ラインを先に作ってしまったという。もし、その生産ラインが対象以外のウイルスの流行だった場合投資資金が無駄になるのだが、不自然なことにフォーラム201にそってあのウイルスのワクチンを作っているという。

ビルゲイツ氏は、コロナ発生前から、フォーラム201の内容に沿って、コロナワクチンの生産ラインを作っていたってことですか!これはヤバいですね。すごい先見の明がありますね。さすが億万長者だけのことはあります。こんなすごい人だとは知りませんでした。今回は珍しく、武田氏が陰謀論について語っている珍しい回でした。さらにUFOについての見解も述べておられます。

須田慎一郎 1:08:00〜
「階級格差」時代の資産防衛術 (イースト新書)



続いてマスゴミが若者が感染を拡大させているという誤報をしていた件についてです。

須田慎一郎

そこでの会議で驚くべきことが言われたある専門会議のメンバーがこう言ったんですよ。一時期若い人が感染させていると
そうそう言われていた名前もついていますね
実はこれはウソでしたと高齢者が感染を広げている。要するに高齢者の方がウイルスが多くて、喉に感染するケースが多いから肺じゃないのでそのウイルスが、どんどん放出されているというので、謝罪をしてお詫びをし訂正して高齢者が感染拡大の要因になっているという言いかをした。

所がなぜだかこれ日本感染症学会でも専門家の説明ですよ。それなのにもかかわらず全く周知されないし、それに基づいて対策も打たれていない。なおかつ、その動画もいまだにWeb上に公開されていない。という異常なことが起こっている。


武田邦彦

日本は、今度のウイルスが中国で作られているかどうかという事も報道しない。自粛してもちろん先ほどの須田さんの言う会議も報道しない。都合の悪いことはすべて報道しない。今の奴はもしかしたら、年寄りの方が感染力が強いということを報道したらいけないという横槍が入ったからやらないとか、ッもう(報道が)全部中国以下ですよねだから全然情報が入ってこないからものすごく難しい。なんでこんな日本になってしまったのか?あとねすぐ思いやりとか言うんですよ。僕はね老人だから言うけどね老人に思いやりなんかいりませんよ。

このように、日本のマスコミは偏向をして正しく報道をしていないことが、よくわかりました。たしかに、若者が感染を広げているという若者つるし上げみたいな報道してましたよね。それで、実は、高齢者が感染拡大の媒介になってる事実を、日本感染症学会で専門家の説明がされても、都合が悪いから報道しないんです。そして、「今日は何人感染しました」とか「感染は拡大しています」「三蜜を徹底しましょう」「命を守る行動をしましょう」とか連呼して報道してるんです。noteのお題になってる #今私にできること などもそれですよ。「あなたにできること」みたいな報道してますが、フォーラム201だとかID2020とかビルゲイツ財団が動いてるのに個人に何をさせる気なんですかね?結局疑問しか残りませんでした。
https://note.com/yzak/n/nc06fef50a6fe

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/827.html#c10
[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
231. 中川隆[-12761] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:28:37 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[4]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c231

[近代史4] 昭和天皇はウォール街のエージェントだったので、共産主義者のルーズベルト大統領と対立して対米戦争を起こした 中川隆
9. 中川隆[-12760] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:29:50 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[5]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/614.html#c9

[近代史4] 独裁者列伝 _ 昭和天皇 中川隆
4. 中川隆[-12759] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:30:28 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[6]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/799.html#c4

[近代史4] 大恐慌の時代 中川隆
14. 中川隆[-12758] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:31:14 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[7]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/630.html#c14

[近代史4] 英米はドイツ軍がソ連に勝てないとわかる迄は、ウォール街のエージェントのヒトラーと戦う気は全く無かった 中川隆
8. 中川隆[-12757] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:32:23 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[8]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/615.html#c8

[近代史4] ヒトラーの共産主義との戦い 中川隆
25. 中川隆[-12756] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:33:37 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[9]
2020.05.06
新型コロナウイルスが作り出したファシズム化の波に日本も乗っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/


 大きな災害によって経済が大きなダメージを受け、体制を変化させる引き金になることがある。その典型例が1923年9月1日に関東地方を襲った巨大地震だ。これは相模湾を震源とするもので、死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だと言われている。

 多くの企業が苦境に陥り、日本政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円を限度として政府補償を条件に日本銀行が再割引した。ところが銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 日本政府は復興資金を調達するために外債の発行を決め、森賢吾財務官が責任者に選ばれたが、その相手はウォール街のJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助だ。

 JPモルガンの総帥はジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアだが、実際に指揮していたのはトーマス・ラモント。そのJPモルガンは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えた。

 それ以降、この金融機関は日本の政治経済に大きな影響力を持つようになり、日本に対して緊縮財政の実施と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。緊縮財政で景気が悪化するだけでなく、日本から金が流出して不況は深刻化して失業者が急増、農村では娘が売られる事態になった。

 こうした政策を推進した井上は「適者生存」を信奉していた。強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする新自由主義的な考え方をする人物だったとも言えるだろう。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。

 アメリカでは1932年に大統領選挙があり、ウォール街を後ろ盾とするハーバート・フーバーがニューディール派のフランクリン・ルーズベルトに敗北する。巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認め、植民地やファシズムに反対するという立場を表明していた大統領が登場することになったのである。そうした事態に危機感を抱いたJPモルガンをはじめとするウォール街の大物は1933年から34年にかけてクーデターを準備した。

 クーデターの主力部隊として想定されたのは在郷軍人会。JPモルガンは指揮官としてダグラス・マッカーサーを考えていた。マッカーサーが結婚した相手の義理の父親はJPモルガンの幹部だったのだ。

 しかし、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけるのだが、この人物は憲法を遵守するタイプの人物だった。そこで計画内容を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにした。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 バトラーの話を聞いたジャーナリストのポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。

 その当時、ニューディール派より巨大資本に批判的だった上院議員がいた。ヒューイ・ロングだ。彼はルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考えて分かれる。ロングは純資産税を考えていたというが、1935年9月に暗殺された。

 新自由主義的な政策に反発する声は日本でも強く、1930年に浜口雄幸が銃撃されて翌年に死亡、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も引き起こされた。井上はJPモルガンと緊密な関係にあったが、団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。

 ルーズベルトが大統領に就任する前年、ジョセフ・グルーがアメリカ大使として来日している。グルーのいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻。その当時からグルーは政財官界だけでなく、日本の皇室に太いパイプを持っていた。

 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1941年12月7日に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入、翌年の6月にグルーは離日するが、その直前に商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 こうした流れと並行して日本の治安体制が強化されていく。1922年に「過激社会運動取締法」が提出されたが、当時でも内容が問題となって廃案になる。そうした政策を可能にしたのが関東大震災だ。

 地震の2年後に治安維持法が制定され、1928年3月15日には日本共産党関係者らが大量に検挙される。大半の人は勾引状など正式手続きを経ずに逮捕された。この後、特高警察は組織を拡大、思想検察制度が発足していく。

 こうした政策を推進した内務官僚、思想検察、特高警察などの人脈は第2次世界大戦後も支配システムの中枢として機能した。そうした戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいて、その背景にはウォール街が存在していた。

 COVID-19(新型コロナウイルス)が関東大震災と同じ役割を果たす可能性がある。このウイルス騒動はイラクへの侵略戦争を始める口実に使われた「大量破壊兵器」と同じ大嘘かもしれないが、このウイルスを利用して日本のファシズム化を促進、反ファシズムの声を封じるために収容所化を進めたいと考えている勢力は存在するだろう。少なくとも、そう思えるような動きがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202005060000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/638.html#c25

[近代史3] 人類進化史 中川隆
48. 中川隆[-12755] koaQ7Jey 2020年5月06日 08:37:21 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[10]
2020年05月06日
古代型ホモ属から現生人類への遺伝子移入
https://sicambre.at.webry.info/202005/article_9.html


 非現生人類ホモ属(古代型ホモ属)から現生人類(Homo sapiens)への遺伝子移入に関する研究(Gokcumen., 2020)が公表されました。本論文は、現生人類と古代型ホモ属との遺伝的関係について、最近までの知見をまとめており、この問題の把握にたいへん有益だと思います。古代DNA研究の飛躍的な進展により、人類進化史に関する理解は大きく深まりました。現代人の祖先集団が深刻なボトルネック(瓶首効果)を経たことは以前から指摘されており、現代人の遺伝的多様性はこの祖先集団にまでさかのぼれる、と考えられていました。ミトコンドリアDNA(mtDNA)の多様性などの以前の遺伝学的研究は、この見解を支持します。

 しかし、ゲノム規模研究は、現代人の進化史が複雑だったことを明らかにしてきました。現代人系統は、早期に分岐した系統との複雑な遺伝的つながりを有する、というわけです。これら複雑な関係を有する人類系統の中では、現生人類とネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)と種区分未定のホモ属であるデニソワ人(Denisovan)はすでに遺伝的に特定されていますが、遺伝的に未知の人類系統が一部の現代人集団に遺伝的影響を残した可能性も指摘されています。現代人の遺伝的多様性は、現生人類だけではなく古代型ホモ属にも由来します。本論文は、最近の知見に基づいて、遺伝子移入に関する特定の問題を検証していきます。


●遺伝子移入とは何か

 遺伝子移入(浸透性交雑)は、異なる生物学的分類群の一つ(高頻度で種)の遺伝子プールから、別の分類群への交配による遺伝子流動です。遺伝子移入には、比較的最近の共通祖先を有する二つの生物学的実体が分岐し、遺伝子プールが明確に分岐するのにじゅうぶんな時間、相互に孤立したままである必要があります。具体的には、たとえばネアンデルタール人と現生人類です。したがって、受け入れる側の集団はしばしば、遺伝子移入の有無が区別可能なアレル(対立遺伝子)を有します。遺伝子移入は固有の過程で、一般的であり、進化に重要だと明らかにされてきました。遺伝子移入されたゲノム多様性の研究により、時間の経過に伴う異なる集団間の相互作用の強度・持続期間・時期を推定できます。また遺伝子移入は、潜在的に新たな適応的もしくは不適応的な遺伝的多様性を集団に導入でき、表現型多様性と適応的過程の遺伝的基盤を理解するための自然実験を提供します。ゲノム規模のデータセットが豊富なおかげで、ゲノム全体の遺伝子移入の特徴を調査することは、ヒト進化の遺伝的研究における重要な焦点となってきました。


●古代型ホモ属の遺伝的データにより変わる現生人類の進化史

 21世紀に古代DNA研究が飛躍的に発展するまで、現生人類とネアンデルタール人に関する考察の大半は化石記録に基づいていました。そこでまず明らかになったのは、最古の現生人類的化石群はアフリカで発見されている、ということです。次に明らかになったのは、ユーラシアとオセアニア全域に点在するひじょうに古い人類化石があり、明確な非現代人的特徴を示すものの、系統分類は曖昧で論争になった、ということです。そのため、現生人類の起源に関して、20世紀後半にはアフリカ単一起源説と多地域進化説が提唱されました。アフリカ単一起源説では、現生人類の唯一の起源地はアフリカで、そこから世界中に拡散してネアンデルタール人など先住人類を置換した、と想定されます。ただ当初より、先住人類とのわずかな交雑および現代人(の一部集団)への遺伝的影響を認める交配説と、先住人類の遺伝的影響は現代人には残っていない、と想定する完全置換説とがありました。多地域進化説では、アフリカから(広義の)ホモ・エレクトス(Homo erectus)が100万年以上前にユーラシアへと拡散し、異なる環境に応じて地域集団が進化していき、相互に遺伝的交流を維持しつつ、比較的均一な現代人集団へと進化した、と想定されました。

 人類進化史に遺伝学が大きな役割を果たすようになったのは、20世紀第四四半期でした。人類の遺伝的変異に関する初期の研究では、現代人の遺伝的多様性の大半はアフリカの深い系統にあると示し、アフリカ単一起源説を支持しました。20世紀末に解析されたネアンデルタール人のmtDNAは、現代人の変異幅に収まらないと明らかになり、アフリカ単一起源説への支持はさらに強くなりました。多地域進化説では、ネアンデルタール人が現生人類の遺伝子プールにかなり影響を残した場合、少なくともある程度の現代人はネアンデルタール人からmtDNAを継承しているだろう、と示唆していたからです。こうして21世紀を迎えた時点では、現生人類の起源に関してはアフリカ単一起源説、その中でも完全置換説が主流となりましたが、現時点で振り返ると、このモデルは不完全でした。

 この流れを大きく変えたのは古代型ホモ属のゲノム解析でしたが、すでにその前から、現代人のゲノム解析によりネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入を指摘した研究もありました(関連記事)。ネアンデルタール人のゲノム規模データの公表により、ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入が確認されました。当初、ネアンデルタール人の遺伝的影響が残る現代人は、サハラ砂漠以南のアフリカ以外の全集団と推測されましたが、最近の研究では、以前の推定よりもはるかに多く、サハラ砂漠以南のアフリカ現代人集団のゲノムにもネアンデルタール人由来の領域が残っている、と推測されています(関連記事)。

 ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入が指摘されて間もなく、南シベリアのアルタイ山脈のデニソワ洞窟(Denisova Cave)遺跡で発見された個体が、現生人類とはネアンデルタール人と同じくらい遺伝的に異なり、オセアニアの現代人集団に遺伝的影響を残している、と推定されました。その後の研究で、現生人類とネアンデルタール人とデニソワ人の間の複雑な交雑が明らかになってきました(関連記事)。こうして現生人類の起源に関しては、単なる多地域進化説とアフリカ単一起源説との対立という枠組みを超えて、古代型ホモ属からの遺伝子移入の程度・範囲・年代・起源への関心が高まっていきました。


●古代型ホモ属から現生人類への遺伝子移入に関する疑問

 ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入は、現在では広く認められています。当初の研究では、サハラ砂漠以南のアフリカ現代人集団よりもそれ以外の地域の現代人集団において、ネアンデルタール人由来の多型アレルをずっと多く有する、という観察がその証拠とされました。これは、サハラ砂漠以南のアフリカ現代人集団はネアンデルタール人からの遺伝子移入がなかった、という仮定に基づいています。しかし、人類進化史において比較的新しい年代に最終共通祖先を有するネアンデルタール人と現生人類とでは、共有アレルも当然多くなります。じっさい、サハラ砂漠以南のアフリカ現代人集団(サン人)とそれ以外の地域の現代人集団(フランス人)とでは、ネアンデルタール人との多くの共有アレルが確認され、そのうちサン人になくてフランス人にのみ確認されるものはわずかで、ゲノムの塩基対のうち0.0002755%にすぎません。これは、偽陽性もしくは偽陰性率、人口史の仮定、変異率の推定値のわずかな偏りでも、遺伝子移入の分析を著しく偏らせる可能性を示します。そのため、非アフリカ系現代人の祖先集団が出アフリカの前にアフリカ系集団と分離しており、その人口史における遺伝的浮動の結果として、アフリカ系集団よりもわずかに多くのネアンデルタール人との共有アレルが残った、との見解も提示されました。

 しかし、ハプロタイプ水準での分析では、ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入の確実な証拠が得られます。ネアンデルタール人から現生人類に伝わったゲノム中のDNA領域は組換えによってのみ断片化されるので、現代人のゲノムにおけるネアンデルタール人由来のアレルは、まとまって発見されるはずです。じっさい、現代人のゲノムにおいて、ネアンデルタール人のゲノムと一致する近接派生的多様体が数十個から時には数百個存在する数百もの領域が特定されており、同様の事例はオセアニア系現代人集団のゲノムにおけるデニソワ人由来のアレルでも確認されています。これらの領域のサイズは、遺伝子移入事象の年代を推定する手がかりとなります。組換えが発生するので、この領域が短いほど遺伝子移入は古い年代に起き、逆にこの領域が長いほど遺伝子移入は新しい年代に起きたことになります。この古代型ホモ属由来の領域のサイズから、非アフリカ系現代人の祖先集団と古代型ホモ属との交雑は出アフリカ後と推定されています。ただ、この手法はアフリカにおける古代型ホモ属から現生人類系統への潜在的な遺伝的寄与の可能性を事実上除外します。現在の議論は、現生人類系統における古代型ホモ属からの遺伝子移入の年代・程度・機能的効果に焦点が当てられています。


●アフリカの人口史

 現代人の遺伝的多様性の大半(おそらく90%以上)は、20万〜10万年前頃に深刻なボトルネックを経た可能性の高い、アフリカの比較的均一な祖先集団にさかのぼれます。現代人と古代型ホモ属とのゲノム比較により、と少なくとも3系統の古代型ホモ属から現生人類への遺伝子移入が推定されています。アフリカにおける遺伝子移入の検証の難しさは、「遺伝子移入」と「深い遺伝的構造」の間の境界線が曖昧なことです。前者は異なる種のようなひじょうに多様な集団からの遺伝子流動を、後者は集団内の構造化された遺伝的多様性を意味します。

 過去1万年のアフリカ人のゲノムからは、アフリカ現代人集団では今や失われた深い系統が以前にはあった、と示唆されます(関連記事)。つまり、現代と比較して、1万年前頃のアフリカの現生人類の遺伝的多様性は高く、多様なハプロタイプが存在しました。これらの小集団はアフリカ現代人集団とは異なり、その固有の遺伝的多様性の大半は現代では見られません。これは、アフリカ現代人集団のゲノム分析だけでは見えない、かなりの深い遺伝的構造がアフリカにはある、ということです。この遺伝的構造は、コイサン集団と他のアフリカ人集団の分離前となる、35万〜25万年前頃に合着するハプロタイプを含んでいます。したがって、ボトルネック後の集団よりも古い現代人集団のハプロタイプの少なくともいくつかは、遺伝子移入ではなく、この古代の遺伝的構造で説明できます。

 アフリカの古代型ホモ属のゲノム規模データは欠如しているため、課題となるのは、「深い遺伝的構造」に由来するハプロタイプ多様性と、遺伝子移入事象に由来するそれとの区別です。両者の違いの一つは時間です。「深い遺伝的構造」に由来する場合は、明確な解剖学的現代人のハプロタイプの分岐年代である数十万年前までさかのぼり、遺伝子移入ではアフリカにおいて現生人類系統と古代型ホモ属系統とが分岐した100万年以上前までさかのぼる、と想定されます。まず間違いなく現生人類とは明確に異なる人類系統であるホモ・ナレディ(Homo naledi)が、じっさいに遭遇したのか確証はないとしても、アフリカでは現生人類と共存していたこと(関連記事)からも、アフリカにおける古代型ホモ属と現生人類系統との交雑はじゅうぶん想定されます。

 アフリカにおける遺伝的に未知の人類系統から現生人類系統への遺伝子移入を推定した研究は複数あり(関連記事)、200万〜50万年前頃に現生人類系統と分岐し、現在では絶滅した人類集団から現生人類系統への遺伝子移入が想定されています。ただ、この遺伝子移入事象の年代と場所は不明確です。たとえば、未知の人類系統と現生人類系統との分岐は200万〜150万年前頃、遺伝子移入事象は15万年前頃とも推定されていますが(関連記事)、これらの年代は確定的ではない人口統計学的モデル・変異率・組換え率に依存しているからです。したがって、より詳細な遺伝子移入事象の解明には、アフリカの古代型ホモ属の直接的なゲノム配列や、既知のものより古いアフリカの現生人類遺骸の古代ゲノムデータが必要です。


●ネアンデルタール人の進化史

 ネアンデルタール人は、ユーラシア、その中でもおそらくヨーロッパで40万年前頃までに進化し、その後でユーラシアに広く拡散した、と考えられます。ネアンデルタール人のゲノムデータからは、シベリア(東方)とヨーロッパ(西方)の大きく異なる2集団が存在し、東西両系統は遅くとも12万年前頃までには分離していた、と明らかになっています(関連記事)。9万年前頃のシベリアの古代型ホモ属個体は、母がネアンデルタール人で父がデニソワ人と明らかになりました(関連記事)。これは、異なる人類系統間の遺伝子移入が一般的だったことを示唆します。最近の研究でも、南シベリアのアルタイ山脈では、ネアンデルタール人とデニソワ人が遭遇した場合、両者の交雑は一般的だった、と推測されています(関連記事)。さらに、この交雑第一世代個体の母は東方系よりも西方系の方と近縁なので、シベリアでは、東方系ネアンデルタール人の存在した14万年前頃から9万年前頃までの間に、東方系から西方系への置換があった、と示唆されます。

 非アフリカ系現代人全員のゲノムに、さほど変わらない割合でネアンデルタール人由来と推定される領域があることは、非アフリカ系現代人全員の祖先である出アフリカ系現生人類集団が、各地域集団に分岐する前にネアンデルタール人との単一の決定的な遺伝子移入事象を経た、と示唆します。そのため、この遺伝子移入事象の場所は、出アフリカ現生人類とネアンデルタール人が最初に遭遇したアジア西部、おそらくはレヴァントで、年代は5万年前頃以前と推定されます。ただ、地域集団のゲノム構造からは、もっと複雑だったことが示唆されます。

 この時期のアジア西部のホモ属の直接的なDNA証拠は、ネアンデルタール人でも現生人類でも得られていません。また、アジア西部の現代人集団では、他地域の非アフリカ系現代人集団と比較してのネアンデルタール人の遺伝的影響は、レヴァントでは小さく、アナトリア半島とイランでは変わらない、と推定されています。これに関しては、アフリカから複数の現生人類集団がユーラシアへと拡散し、そのうち1集団だけがネアンデルタール人と交雑したことを反映している、と推測されています。代替的な仮説では、サハラ砂漠以南のアフリカ人集団からの最近の遺伝子流動により、レヴァントの現代人集団のゲノムのネアンデルタール人由来の領域が希釈された、と推測されています。じっさい、アジア西部現代人集団のゲノムにおいては、サハラ砂漠以南のアフリカ人系統の割合とネアンデルタール人系統の割合は負の相関関係にあります。また、サハラ砂漠以南のアフリカ人集団による近東集団の置換が想定されており、それはとくに古代エジプトにおいて顕著だった、と推測されています。非アフリカ系現代人集団に遺伝的影響を残したネアンデルタール人は、東方系より西方系に近いと推定されており、西方系ネアンデルタール人がアジア西部に拡散し、現生人類と交雑した、と考えられます。

 おそらくはアジア西部、もっと限定するとレヴァントにおける、5万年前以前のネアンデルタール人から非アフリカ系現代人全員の共通祖先集団への遺伝子移入事象の後にも、ルーマニアの早期現生人類個体でネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入が観察されているように(関連記事)、ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入事象が起きていた、と推測されています。また、現生人類からネアンデルタール人への10万年前頃の遺伝子移入も推定されています(関連記事)。じっさい、20万年前頃かさらにさかのぼる現生人類系統の出アフリカの可能性も指摘されています(関連記事)。現生人類このように、ユーラシアで広範にネアンデルタール人と現生人類との間の相互の遺伝子移入が起きましたが、その痕跡は現代人集団ではほとんど失われています。現代人のゲノムにおけるネアンデルタール人由来のアレル分布は、単一の遺伝子移入事象では説明できない、との見解も提示されており(関連記事)、ネアンデルタール人と現生人類との間の遺伝的関係は複雑だったようで、より詳細な解明には、さらに多くのネアンデルタール人ゲノムが必要です。


●デニソワ人

 古代DNA研究の重要な成果は、デニソワ人を遺伝的に新たな系統として発見したことです(関連記事)。デニソワ人はデニソワ洞窟で発見されましたが、その遺伝的影響を強く受けているのはオセアニア現代人集団なので、地理的分布に関心が寄せられてきました。非アフリカ系現代人の一部の祖先集団と交雑したデニソワ人は複数系統だった、と推測されています(関連記事)。デニソワ人から現生人類への遺伝子移入事象は複数回起きた、というわけですが、そのうちの1系統がニューギニア島(更新世の寒冷期にはオーストラリア大陸・タスマニア島と陸続きでした)まで拡散していた可能性さえ提示されています。アルタイ山脈のデニソワ洞窟とチベット高原東部でしか遺骸の確認されていないデニソワ人の分布範囲はまだ確定的ではなく、中国で発見されてきた、分類について議論のある中期〜後期更新世ホモ属遺骸の中に、デニソワ人と同じ分類群の個体があるかもしれず、多くの謎が残されています。仮にデニソワ人が南シベリアからチベット高原とアジア南東部、さらにはニューギニア島まで分布していたとしたら、現生人類にも匹敵するくらい多様な環境に適応していた可能性もあります。


●現代人の表現型への影響

 非アフリカ系現代人集団のゲノムにおけるネアンデルタール人由来の領域は1〜3%程度です。これらの領域はおおむね、機能的に重要なコーディング配列や調節領域から離れています。これは、ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入事象後に、ネアンデルタール人の派生的アレルが負の選択により排除される傾向にあったことを示唆します。つまり、現代人の表現型におけるネアンデルタール人の影響は全体的には小さい、というわけです。この負の選択の要因としては、交雑における不適合です。これにより、適応度が下がり、子孫が残りにくくなります。

 こうした負の選択は、繁殖および配偶子形成に関連する遺伝子座においてとくに影響が大きいと予想され、じっさい、現代人のX染色体のそうした領域において、ネアンデルタール人由来の領域は排除されている、と指摘されています(関連記事)。また、ネアンデルタール人の有効人口規模は現代人集団よりもずっと小さく、有害なアレルを除去できない可能性が高い、と推測されています。その結果、ネアンデルタール人の派生的アレルは現生人類においては適応度を下げるために排除された、という可能性も指摘されています。

 一方で、一部のネアンデルタール人由来のアレルは現生人類において適応的優位をもたらした可能性が指摘されています。それは肌の色(関連記事)や免疫(関連記事)に関連したアレルですが、一方で、代謝関連遺伝子のように、かつての環境では有利だったものが、現代では不利に作用しているものも指摘されています(関連記事)。ただ、多数の遺伝子が協調して機能することも指摘されており、ネアンデルタール人から現生人類への遺伝子移入における機能的役割については、さらに多くの検証が必要となります。

 また、機能的なネアンデルタール人から遺伝子移入されたアレルのほとんどは、コーディング配列ではなく調節配列に影響を与えている、と推測されています。つまり、タンパク質自体を変えるのではなく、その発現の水準に影響を及ぼしている、というわけです。また、デニソワ人からの遺伝子移入に関しては、チベット現代人集団において、デニソワ人由来の高地適応関連遺伝子ハプロタイプが適応度を高めている、と推測されています(関連記事)。全体的に、現代人集団における古代型ホモ属由来のアレルの表現型への影響は小さいものの、アフリカから異なる環境に拡散していった現生人類の適応度の上昇に役立ったものもある、と考えられます。ただ、本論文公表後の研究では、現代人集団の表現型におけるネアンデルタール人由来のアレルの影響は、これまでの推定よりもずっと小さかった、と指摘されています(関連記事)。


●今後の展望

 古代型ホモ属から現生人類への遺伝子移入に関する研究で問題となるのは、現代人の遺伝学的研究の標本抽出がヨーロッパ西部とアメリカ合衆国に偏っていることです。ただ、この問題はじょじょに解消されつつあり、とくに遺伝的にも文化的にも高い多様性を有するアフリカ現代人集団の研究の進展が期待されます。もう一つの問題は、古代DNAの不足です。これは、アフリカ・アジア南東部・オセアニアのように、DNAの保存に不適な環境条件の地域もあるので、全地域で同じように研究を進めることは困難です。また、研究者と資金の充実している研究集団が少ないことも、新たな視点や手法を妨げかねないという意味で、古代DNA研究の制約となっています。

 表現型への影響に関しては、ゲノムと環境の両方に依存しているため、研究は容易ではありませんが、遺伝的基盤の表現型への影響に関する包括的理解につながる可能性もある、と期待されます。過去10年で、古代型ホモ属から現生人類への遺伝子移入は珍しくなかった、と明らかになってきました。また、チンパンジー属(関連記事)やヒヒ属(関連記事)やブチハイエナ属(関連記事)など、他の動物でも広く遺伝子移入が確認されるようになりました。遺伝子移入は進化の主要な推進力の一部だった、と考えられます。


参考文献:
Gokcumen O.(2020): Archaic hominin introgression into modern human genomes. American Journal of Physical Anthropology, 171, S70, 60–73.
https://doi.org/10.1002/ajpa.23951

https://sicambre.at.webry.info/202005/article_9.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/581.html#c48

[近代史4] 困難極める単身高齢者の部屋探し 中川隆
1. 中川隆[-12754] koaQ7Jey 2020年5月06日 09:26:12 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[11]

住む所はいくらでも有るのに知らないだけ

苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/867.html#c1

[近代史4] 中国 Topping 社の超格安・超高音質 DAC 中川隆
4. 2020年5月06日 10:57:06 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[12]

Amazon 新登場 TOPPING D90 DAC
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■高音質&高性能ワイヤレスオーディオ
チップセットに"CRS8675"を使用、Bluetooth5.0やソニーのLDACなどをサポート。
お持ちのスマートフォン等と簡単にワイヤレスでの高音質再生を実現。
ハイレゾワイヤレス製品として認められており、高音質&高性能ワイヤレスオーディオを提供します。
■低ジッタのAK4118を採用
Optical/Coaxial/AESのレシーバーに使用し、192kHz/24bitに対応
■CPLD採用
クロック処理と信号処理の最適化のためにCPLDを採用。デジタル信号最適化により品質と安定性を効果的に改善。
■多入力
USB/Optical/Coaxial/AES/IIS/Bluetoothと幅広い入力をカヴァー。
USB、IISは768kHz/32bit、AES/OPT/COAXは192kHz/24bitまで対応。またBluetoothもLDACなどの高音質再生を可能に。
■2系統のアウトプット
XLR/RCAの2系統を選択可能、切り替えもでき同時に2系統出力も可能
■ボリュームを排しピュアなDACとしてもお使い頂けます
■6種類のDACフィルター
■Hi-Res対応
■トップスペック、トップパフォーマンス

仕様
サイズ(WxDxH):222x160x45(mm)
重量:1.4kg
電源:AC110V/AC220V 50Hz/60Hz
出力:XLR/RCA
入力:USB/Optical/Coaxial/AES/IIS/Bluetooth
USB:44.1-768kHz/16-32bit
   DSD64-DSD512(Native)
   DSD64-DSD256(DoP)
IIS:44.1kHz-768kHz/16bit-32bit
   DSD64-DSD512
OPT/COAX/AES:44.1-192kHz/16-24bit
Bluetooth:AAC/SBC/APTX/APTX LL/APTX HD/LDAC
付属品:電源ケーブル、USBケーブル、マニュアル、保証書、リモコン、Bluetoothアンテナ

・ 型番 D90-S
・ 定価 84,700円(内税)
・ 販売価格 77,000円(内税)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/489.html#c4

[番外地7] 日本の主権回復を妨害したのは天皇一族だった 中川隆
1. 中川隆[-12753] koaQ7Jey 2020年5月06日 11:18:38 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[13]
天皇を守る軍隊なんか有り得ないんだよ、そもそも天皇一族はバリバリの護憲派だしね。軍隊さえ持たなければ共産革命は起きないというのが天皇一族の持論なんだ:

日本の主権回復を妨害したのは天皇一族だった

米軍は何故日本に駐留しているのか? 日本は何故
軍隊が持てないのか?

それは共産革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しないからさ東京を囲むように米軍基地がある。
横須賀に海軍もある。
東京に敵は攻めて来るか?
なら、東京周辺は、何のために?

天皇家を革命から守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。

▲△▽▼

昭和天皇が米軍の日本からの撤退を止めた


天皇メッセージ発見者・進藤栄一氏に聞く 「苛烈な現実 今も」 – 琉球新報

「天皇メッセージは、1947年9月に宮内庁御用掛の寺崎英成が米国側に伝えたものを米本国に送った報告電文で、昭和天皇がすすんで沖縄を米国に差し出すという内容だった。昭和天皇の侍従長を務めた入江相政の日記でも裏付けられた。昭和天皇実録でも確認されている」

「さらに翌48年2月に寺崎が2度目の天皇メッセージを届ける。その中で『南朝鮮、日本、琉球、フィリピン、それに可能なら台湾を含め』て反共防衛線をつくるべきだと提言する。最も恐るべきは日本の共産主義化だと。これは戦前以来の発想だった」

―沖縄は日本から切り離され米施政権下を経て72年に日本に復帰した。だが米軍基地の集中は変わらず、基地の自由使用など“軍事占領”ともいえる実態は今も続いている。「沖縄が日本に復帰した後も米軍基地は残り、逆に強化されている。これは天皇メッセージに始まる沖縄の苛烈な現実の帰結だ」

▲△▽▼

昭和天皇 神道を奉じる分子とその同調者は反米的なので警戒を要する。
ホイットニー文書【以下がヒロヒトの発言記録(1946・4〜6)】

二、三週間前に占領が長く続くべきであるとの希望を述べた根拠を説明したい。日本人の心には未だ封建制の残滓が多く残っており、それを眼こそぎにするには長い時間がかかるだろうと感じている。
日本人は全体として、自己の民主化に必要な教育に欠けており、さらに真の宗教心にも欠けており、そのため一方の極端から他方の極端へと揺れやすい。日本人の封建的特徴の一つは、進んで人に従おうとする性格にあり、日本人はアメリカ人のように自分で考える訓練を受けていない。徳川政権は、民は指導者に従うべきであり、そのため忠誠心以外はいかなる道理も与えられてはならない、という論理のうえに築かれていた。かくして、平均的な日本人は、自分で考えることにおいて昔からの障害に直面している。かなり闇雲に従うという本能によって、現在、日本人はアメリカ的な考えを受け容れようと熱心に努力しているが、例えば労働者の状況を見れば、彼らは自分本位に権利ばかりに注意を集中し、本分と義務について考えていない。この理由は、ある程度、長年の日本人の思考と態度における氏族性に求められる。日本人が藩に分割されていた時代は、完全には終っていない。平均的日本人は、自分の親戚はその利益を追求すべき友人とみなし、他の人間はその利益を考慮するに値しない敵と考えている。日本人の間には宗教心が欠如している。私は神道を宗教とは考えていない。それは儀式に過ぎず、合衆国では甚だ過大評価されてきたと考えている。しかし、たいていの神道信者は超保守的で、彼らと、神道と超国家主義を同一視していた復員兵とその他の者は、しっかりと結びつく傾向を持っているので、依然として危険な面がある。
政府は、信教の自由に関する命令を厳守する立場にあり、現在彼らを取り締まる手段を持っていないために、こうした状況は危険だ。神道を奉じる分子とその同調者は反米的なので警戒を要すると考えている。
以上のようなことから、私は今は日本人のもつ美点を述べている場合ではなく、むしろその欠点を考える時だと感じている。私は、マッカーサー元帥と元帥の行っていることにたいへん大きな感銘を受けている。また、対日理事会におけるアメリカの態度にとても感謝し、それが安定効果を持つと感じている。
しかし、私は今、この国の労働状況をかなり憂慮している。日本の労働者は、物事を真似する事において、義務を等閑にして自分の権利を利己的に追求しやすく 、米国のストライキから有害な影響を受けるので、米国の炭坑ストが速やかに解決するよう希望している。
自分の治世に与えられた名前 ―昭和、啓発された平和― も今となっては皮肉なように思えるが、自分はその名称を保持することを望み、真に「煌く平和」の治世となるのを確実にするまでは、生き長らえたいと切に願っている。私は鈴木(貫太郎)提督の被った損失に心を痛めている。鈴木は、降伏準備のための内閣を率いるよう私が命じたのであり、海軍の恩給ばかりでなく、それは理解できるにしても、文官としての恩給までも失った。彼は侍従長を長く勤め、そして降伏準備の任務をよくこなした。彼の提督という階級と戦時の首相という地位が追放に該当するのは当然としても、彼は、皇室に仕えていた地位の恩給の受け取りも現在停止されている。私は、鈴木提督個人のためだけでなく、このような価値剥奪が日本人に理解されず、占領軍の利益にも日本自身の利益にもならない反米感情をつくり出すという理由から、不安を募らせている。  


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/611.html#c1

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
273. 中川隆[-12752] koaQ7Jey 2020年5月06日 11:48:53 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[14]
化が起きている
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c273

[近代史3] 日銀の金融緩和はアメリカの出口戦略に協力していただけだった 中川隆
13. 中川隆[-12751] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:00:12 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[15]
2020年05月06日
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html


▲△▽▼

新型コロナと株価暴落の「第二波」は10月か?ロックダウン解除の危険性=吉田繁治
2020年5月5日

5〜6月に都市封鎖が解除された場合、静かな7〜9月を経て、10月から新型コロナの第二波が来る可能性が高いでしょう。そうなれば株価は二番底をつけます。

「新型コロナの第二波に注意せよ」専門家の警告

英国LANCET(権威のある医学専門雑誌)に掲載されたこの論文は、「Beware of the second wave of COVIC-19(新型コロナの第二波に注意せよ)」として、以下のように述べています(4月8日)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30845-X/fulltext

[原文]
「Leung and colleagues also modelled the potential adverse consequences of premature relaxation of interventions, and found that such a decision might lead to transmissibility exceeding 1 again?ie, a second wave of infections.」

[翻訳]
「リャン(中国名の李?)と研究所の同僚は、政府介入の早期緩和(都市封鎖や移動制限の解除)が、逆の結果を生むことをモデル化し、感染は(現在の)第一波を超えて第二波を生むかもしれないことを発見した」

上記は、5〜6月に都市封鎖や移動制限を解除すれば新型コロナの第二波が訪れ、20年の秋・冬まで長期化する可能性があるという趣旨です。未来は現在の条件から確定したものではなく、未知の新しい現象が生じるので、確率的なものとしてしか示せない。LANCETでは「might」という仮定の助動詞を使っています。

感染症学者は、「最も多い26万人(839万人の人口の3%)の感染者が確認されたNY市ですら初期の段階であろう。感染者はこれからも増える」と言っています。


4月の反発はダマシ?楽観的すぎる株式市場

世界の株価を4月に上昇させた早期収束論は、数理モデルからは誤っている可能性が高い。ワクチンができるのも、最短でも1〜1.5年後とされているからです。
ワクチン開発に時間がかかるのは、臨床の治験が必要だからです。ワクチンは副作用を極小化する必要があるので、普通は短くても5〜7年かけます。ワクチンからの感染事例が出ると巨額の損害賠償になるからです。製薬会社は、そうした分かり切ったリスクは犯しません。

南半球での、およそ4か月遅れの感染増加を考慮すると、延期された東京オリンピックの開催も危ういと見なければならない。アフリカでの確認感染はごく初期段階の2万人(4月上旬)、オーストラリア6619人、ブラジルが1万人です。人が集まる会場は、ウイルス拡散の場になります。

無制限緩和という“人工心肺”で延命中だが
NYダウは、3月18日の一番底の1万8,600ドルから2万3,600ドルまで、4週で5,000ドル回復しています(4月20日)。ピークの2万9,500ドルから9,900ドル下落していたので、半分戻したことになります。
この買いは、

(1)コロナショックは5〜6月に収束するという論
(2)FRBによる2.3兆ドルのマネー供給

によって果たされています。

FRBは、3月3日と16日に2度(1.5ポイント)の利下げをした上で(短期金利誘導目標0.00%〜0.25%)、金融機関とファンドがもっていた米国債と、REIT(不動産上場投信)が下がっていた住宅証券のMBSを買い上げて、まず、金融機関にマネー供給をしたのです。その金額は、2兆ドル(220兆円)と巨大です。

米国債の価格は10年債で14%上がり、MBSも価格を回復しました。金融機関とファンドは、国債とMBSをFRBに売って、入ったドル現金をもとに33%下がっていた米国株(NYダウ、S&P500、ナスダック)の買い越しを続け、ダウで2万3,600ドルまで5000ドル戻したのです。

FRBは今回の量的緩和を無制限としています。株価を下げず、金融危機・企業倒産を防ぐためなら、いくらでも増額するということです

<中略>

50%回復した株式市場が想定しているロックダウン解除(5〜6月)が、米国で実際に行われた場合、静かな7月、8月、9月を経て、10月から第二波が来る可能性が高いと思っています。第二波が来れば株価は二番底をつけるでしょう。社債、CLO、REITの再下落も同時です。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/369.html#c13

[近代史3] 日本や中国のバブルは簡単に崩壊するけれど、アメリカのバブルだけは絶対に崩壊しない理由 中川隆
56. 中川隆[-12750] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:01:16 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[16]
2020年05月06日
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html


▲△▽▼

新型コロナと株価暴落の「第二波」は10月か?ロックダウン解除の危険性=吉田繁治
2020年5月5日

5〜6月に都市封鎖が解除された場合、静かな7〜9月を経て、10月から新型コロナの第二波が来る可能性が高いでしょう。そうなれば株価は二番底をつけます。

「新型コロナの第二波に注意せよ」専門家の警告

英国LANCET(権威のある医学専門雑誌)に掲載されたこの論文は、「Beware of the second wave of COVIC-19(新型コロナの第二波に注意せよ)」として、以下のように述べています(4月8日)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30845-X/fulltext

[原文]
「Leung and colleagues also modelled the potential adverse consequences of premature relaxation of interventions, and found that such a decision might lead to transmissibility exceeding 1 again?ie, a second wave of infections.」

[翻訳]
「リャン(中国名の李?)と研究所の同僚は、政府介入の早期緩和(都市封鎖や移動制限の解除)が、逆の結果を生むことをモデル化し、感染は(現在の)第一波を超えて第二波を生むかもしれないことを発見した」

上記は、5〜6月に都市封鎖や移動制限を解除すれば新型コロナの第二波が訪れ、20年の秋・冬まで長期化する可能性があるという趣旨です。未来は現在の条件から確定したものではなく、未知の新しい現象が生じるので、確率的なものとしてしか示せない。LANCETでは「might」という仮定の助動詞を使っています。

感染症学者は、「最も多い26万人(839万人の人口の3%)の感染者が確認されたNY市ですら初期の段階であろう。感染者はこれからも増える」と言っています。


4月の反発はダマシ?楽観的すぎる株式市場

世界の株価を4月に上昇させた早期収束論は、数理モデルからは誤っている可能性が高い。ワクチンができるのも、最短でも1〜1.5年後とされているからです。
ワクチン開発に時間がかかるのは、臨床の治験が必要だからです。ワクチンは副作用を極小化する必要があるので、普通は短くても5〜7年かけます。ワクチンからの感染事例が出ると巨額の損害賠償になるからです。製薬会社は、そうした分かり切ったリスクは犯しません。

南半球での、およそ4か月遅れの感染増加を考慮すると、延期された東京オリンピックの開催も危ういと見なければならない。アフリカでの確認感染はごく初期段階の2万人(4月上旬)、オーストラリア6619人、ブラジルが1万人です。人が集まる会場は、ウイルス拡散の場になります。

無制限緩和という“人工心肺”で延命中だが
NYダウは、3月18日の一番底の1万8,600ドルから2万3,600ドルまで、4週で5,000ドル回復しています(4月20日)。ピークの2万9,500ドルから9,900ドル下落していたので、半分戻したことになります。
この買いは、

(1)コロナショックは5〜6月に収束するという論
(2)FRBによる2.3兆ドルのマネー供給

によって果たされています。

FRBは、3月3日と16日に2度(1.5ポイント)の利下げをした上で(短期金利誘導目標0.00%〜0.25%)、金融機関とファンドがもっていた米国債と、REIT(不動産上場投信)が下がっていた住宅証券のMBSを買い上げて、まず、金融機関にマネー供給をしたのです。その金額は、2兆ドル(220兆円)と巨大です。

米国債の価格は10年債で14%上がり、MBSも価格を回復しました。金融機関とファンドは、国債とMBSをFRBに売って、入ったドル現金をもとに33%下がっていた米国株(NYダウ、S&P500、ナスダック)の買い越しを続け、ダウで2万3,600ドルまで5000ドル戻したのです。

FRBは今回の量的緩和を無制限としています。株価を下げず、金融危機・企業倒産を防ぐためなら、いくらでも増額するということです

<中略>

50%回復した株式市場が想定しているロックダウン解除(5〜6月)が、米国で実際に行われた場合、静かな7月、8月、9月を経て、10月から第二波が来る可能性が高いと思っています。第二波が来れば株価は二番底をつけるでしょう。社債、CLO、REITの再下落も同時です。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/121.html#c56

[近代史4] バブル崩壊の歴史 中川隆
9. 中川隆[-12749] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:02:07 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[17]
2020年05月06日
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html


▲△▽▼

新型コロナと株価暴落の「第二波」は10月か?ロックダウン解除の危険性=吉田繁治
2020年5月5日

5〜6月に都市封鎖が解除された場合、静かな7〜9月を経て、10月から新型コロナの第二波が来る可能性が高いでしょう。そうなれば株価は二番底をつけます。

「新型コロナの第二波に注意せよ」専門家の警告

英国LANCET(権威のある医学専門雑誌)に掲載されたこの論文は、「Beware of the second wave of COVIC-19(新型コロナの第二波に注意せよ)」として、以下のように述べています(4月8日)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30845-X/fulltext

[原文]
「Leung and colleagues also modelled the potential adverse consequences of premature relaxation of interventions, and found that such a decision might lead to transmissibility exceeding 1 again?ie, a second wave of infections.」

[翻訳]
「リャン(中国名の李?)と研究所の同僚は、政府介入の早期緩和(都市封鎖や移動制限の解除)が、逆の結果を生むことをモデル化し、感染は(現在の)第一波を超えて第二波を生むかもしれないことを発見した」

上記は、5〜6月に都市封鎖や移動制限を解除すれば新型コロナの第二波が訪れ、20年の秋・冬まで長期化する可能性があるという趣旨です。未来は現在の条件から確定したものではなく、未知の新しい現象が生じるので、確率的なものとしてしか示せない。LANCETでは「might」という仮定の助動詞を使っています。

感染症学者は、「最も多い26万人(839万人の人口の3%)の感染者が確認されたNY市ですら初期の段階であろう。感染者はこれからも増える」と言っています。


4月の反発はダマシ?楽観的すぎる株式市場

世界の株価を4月に上昇させた早期収束論は、数理モデルからは誤っている可能性が高い。ワクチンができるのも、最短でも1〜1.5年後とされているからです。
ワクチン開発に時間がかかるのは、臨床の治験が必要だからです。ワクチンは副作用を極小化する必要があるので、普通は短くても5〜7年かけます。ワクチンからの感染事例が出ると巨額の損害賠償になるからです。製薬会社は、そうした分かり切ったリスクは犯しません。

南半球での、およそ4か月遅れの感染増加を考慮すると、延期された東京オリンピックの開催も危ういと見なければならない。アフリカでの確認感染はごく初期段階の2万人(4月上旬)、オーストラリア6619人、ブラジルが1万人です。人が集まる会場は、ウイルス拡散の場になります。

無制限緩和という“人工心肺”で延命中だが
NYダウは、3月18日の一番底の1万8,600ドルから2万3,600ドルまで、4週で5,000ドル回復しています(4月20日)。ピークの2万9,500ドルから9,900ドル下落していたので、半分戻したことになります。
この買いは、

(1)コロナショックは5〜6月に収束するという論
(2)FRBによる2.3兆ドルのマネー供給

によって果たされています。

FRBは、3月3日と16日に2度(1.5ポイント)の利下げをした上で(短期金利誘導目標0.00%〜0.25%)、金融機関とファンドがもっていた米国債と、REIT(不動産上場投信)が下がっていた住宅証券のMBSを買い上げて、まず、金融機関にマネー供給をしたのです。その金額は、2兆ドル(220兆円)と巨大です。

米国債の価格は10年債で14%上がり、MBSも価格を回復しました。金融機関とファンドは、国債とMBSをFRBに売って、入ったドル現金をもとに33%下がっていた米国株(NYダウ、S&P500、ナスダック)の買い越しを続け、ダウで2万3,600ドルまで5000ドル戻したのです。

FRBは今回の量的緩和を無制限としています。株価を下げず、金融危機・企業倒産を防ぐためなら、いくらでも増額するということです

<中略>

50%回復した株式市場が想定しているロックダウン解除(5〜6月)が、米国で実際に行われた場合、静かな7月、8月、9月を経て、10月から第二波が来る可能性が高いと思っています。第二波が来れば株価は二番底をつけるでしょう。社債、CLO、REITの再下落も同時です。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/128.html#c9

[近代史02] 株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる 中川隆
22. 中川隆[-12748] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:04:31 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[18]
2020年05月06日
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html


▲△▽▼

新型コロナと株価暴落の「第二波」は10月か?ロックダウン解除の危険性=吉田繁治
2020年5月5日

5〜6月に都市封鎖が解除された場合、静かな7〜9月を経て、10月から新型コロナの第二波が来る可能性が高いでしょう。そうなれば株価は二番底をつけます。

「新型コロナの第二波に注意せよ」専門家の警告

英国LANCET(権威のある医学専門雑誌)に掲載されたこの論文は、「Beware of the second wave of COVIC-19(新型コロナの第二波に注意せよ)」として、以下のように述べています(4月8日)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30845-X/fulltext

[原文]
「Leung and colleagues also modelled the potential adverse consequences of premature relaxation of interventions, and found that such a decision might lead to transmissibility exceeding 1 again?ie, a second wave of infections.」

[翻訳]
「リャン(中国名の李?)と研究所の同僚は、政府介入の早期緩和(都市封鎖や移動制限の解除)が、逆の結果を生むことをモデル化し、感染は(現在の)第一波を超えて第二波を生むかもしれないことを発見した」

上記は、5〜6月に都市封鎖や移動制限を解除すれば新型コロナの第二波が訪れ、20年の秋・冬まで長期化する可能性があるという趣旨です。未来は現在の条件から確定したものではなく、未知の新しい現象が生じるので、確率的なものとしてしか示せない。LANCETでは「might」という仮定の助動詞を使っています。

感染症学者は、「最も多い26万人(839万人の人口の3%)の感染者が確認されたNY市ですら初期の段階であろう。感染者はこれからも増える」と言っています。


4月の反発はダマシ?楽観的すぎる株式市場

世界の株価を4月に上昇させた早期収束論は、数理モデルからは誤っている可能性が高い。ワクチンができるのも、最短でも1〜1.5年後とされているからです。
ワクチン開発に時間がかかるのは、臨床の治験が必要だからです。ワクチンは副作用を極小化する必要があるので、普通は短くても5〜7年かけます。ワクチンからの感染事例が出ると巨額の損害賠償になるからです。製薬会社は、そうした分かり切ったリスクは犯しません。

南半球での、およそ4か月遅れの感染増加を考慮すると、延期された東京オリンピックの開催も危ういと見なければならない。アフリカでの確認感染はごく初期段階の2万人(4月上旬)、オーストラリア6619人、ブラジルが1万人です。人が集まる会場は、ウイルス拡散の場になります。

無制限緩和という“人工心肺”で延命中だが
NYダウは、3月18日の一番底の1万8,600ドルから2万3,600ドルまで、4週で5,000ドル回復しています(4月20日)。ピークの2万9,500ドルから9,900ドル下落していたので、半分戻したことになります。
この買いは、

(1)コロナショックは5〜6月に収束するという論
(2)FRBによる2.3兆ドルのマネー供給

によって果たされています。

FRBは、3月3日と16日に2度(1.5ポイント)の利下げをした上で(短期金利誘導目標0.00%〜0.25%)、金融機関とファンドがもっていた米国債と、REIT(不動産上場投信)が下がっていた住宅証券のMBSを買い上げて、まず、金融機関にマネー供給をしたのです。その金額は、2兆ドル(220兆円)と巨大です。

米国債の価格は10年債で14%上がり、MBSも価格を回復しました。金融機関とファンドは、国債とMBSをFRBに売って、入ったドル現金をもとに33%下がっていた米国株(NYダウ、S&P500、ナスダック)の買い越しを続け、ダウで2万3,600ドルまで5000ドル戻したのです。

FRBは今回の量的緩和を無制限としています。株価を下げず、金融危機・企業倒産を防ぐためなら、いくらでも増額するということです

<中略>

50%回復した株式市場が想定しているロックダウン解除(5〜6月)が、米国で実際に行われた場合、静かな7月、8月、9月を経て、10月から第二波が来る可能性が高いと思っています。第二波が来れば株価は二番底をつけるでしょう。社債、CLO、REITの再下落も同時です。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html#c22

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
79. 中川隆[-12747] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:05:02 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[19]
2020年05月06日
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か


バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks

アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。


だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。

アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html


▲△▽▼

新型コロナと株価暴落の「第二波」は10月か?ロックダウン解除の危険性=吉田繁治
2020年5月5日

5〜6月に都市封鎖が解除された場合、静かな7〜9月を経て、10月から新型コロナの第二波が来る可能性が高いでしょう。そうなれば株価は二番底をつけます。

「新型コロナの第二波に注意せよ」専門家の警告

英国LANCET(権威のある医学専門雑誌)に掲載されたこの論文は、「Beware of the second wave of COVIC-19(新型コロナの第二波に注意せよ)」として、以下のように述べています(4月8日)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30845-X/fulltext

[原文]
「Leung and colleagues also modelled the potential adverse consequences of premature relaxation of interventions, and found that such a decision might lead to transmissibility exceeding 1 again?ie, a second wave of infections.」

[翻訳]
「リャン(中国名の李?)と研究所の同僚は、政府介入の早期緩和(都市封鎖や移動制限の解除)が、逆の結果を生むことをモデル化し、感染は(現在の)第一波を超えて第二波を生むかもしれないことを発見した」

上記は、5〜6月に都市封鎖や移動制限を解除すれば新型コロナの第二波が訪れ、20年の秋・冬まで長期化する可能性があるという趣旨です。未来は現在の条件から確定したものではなく、未知の新しい現象が生じるので、確率的なものとしてしか示せない。LANCETでは「might」という仮定の助動詞を使っています。

感染症学者は、「最も多い26万人(839万人の人口の3%)の感染者が確認されたNY市ですら初期の段階であろう。感染者はこれからも増える」と言っています。


4月の反発はダマシ?楽観的すぎる株式市場

世界の株価を4月に上昇させた早期収束論は、数理モデルからは誤っている可能性が高い。ワクチンができるのも、最短でも1〜1.5年後とされているからです。
ワクチン開発に時間がかかるのは、臨床の治験が必要だからです。ワクチンは副作用を極小化する必要があるので、普通は短くても5〜7年かけます。ワクチンからの感染事例が出ると巨額の損害賠償になるからです。製薬会社は、そうした分かり切ったリスクは犯しません。

南半球での、およそ4か月遅れの感染増加を考慮すると、延期された東京オリンピックの開催も危ういと見なければならない。アフリカでの確認感染はごく初期段階の2万人(4月上旬)、オーストラリア6619人、ブラジルが1万人です。人が集まる会場は、ウイルス拡散の場になります。

無制限緩和という“人工心肺”で延命中だが
NYダウは、3月18日の一番底の1万8,600ドルから2万3,600ドルまで、4週で5,000ドル回復しています(4月20日)。ピークの2万9,500ドルから9,900ドル下落していたので、半分戻したことになります。
この買いは、

(1)コロナショックは5〜6月に収束するという論
(2)FRBによる2.3兆ドルのマネー供給

によって果たされています。

FRBは、3月3日と16日に2度(1.5ポイント)の利下げをした上で(短期金利誘導目標0.00%〜0.25%)、金融機関とファンドがもっていた米国債と、REIT(不動産上場投信)が下がっていた住宅証券のMBSを買い上げて、まず、金融機関にマネー供給をしたのです。その金額は、2兆ドル(220兆円)と巨大です。

米国債の価格は10年債で14%上がり、MBSも価格を回復しました。金融機関とファンドは、国債とMBSをFRBに売って、入ったドル現金をもとに33%下がっていた米国株(NYダウ、S&P500、ナスダック)の買い越しを続け、ダウで2万3,600ドルまで5000ドル戻したのです。

FRBは今回の量的緩和を無制限としています。株価を下げず、金融危機・企業倒産を防ぐためなら、いくらでも増額するということです

<中略>

50%回復した株式市場が想定しているロックダウン解除(5〜6月)が、米国で実際に行われた場合、静かな7月、8月、9月を経て、10月から第二波が来る可能性が高いと思っています。第二波が来れば株価は二番底をつけるでしょう。社債、CLO、REITの再下落も同時です。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c79

[リバイバル3] チェロ AUDIO SUITE + Performance 中川隆
28. 中川隆[-12746] koaQ7Jey 2020年5月06日 12:23:53 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[20]

Mark levinson JC-2 プリアンプ | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12594938476.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1032.html#c28
[近代史4] コロナ・ウイルスの変異パターンは3種類、日本で流行っているコロナAは風邪みたいなもので、BとCが凶悪 中川隆
6. 中川隆[-12745] koaQ7Jey 2020年5月06日 13:24:38 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[21]
「人への感染」始まりは昨年末、遺伝子解析で確認 新研究
5/6


新型コロナウイルスの感染実態について、遺伝子解析に基づく新たな知見が発表された

(CNN) 新型コロナウイルスの人への感染は昨年末に始まり、猛烈な速さで世界中に広がったことが、英国の研究者らによる遺伝子データの解析で確認された。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のフランソワ・バロー教授らが世界各地の感染者7600人以上から検出されたウイルスの遺伝子データを解析し、感染遺伝学の専門誌に査読済みの論文を発表した。

それによると、チームは世界の科学者らが新型ウイルスの遺伝子データを共有している大規模なデータベースを使い、各地で異なる時期に検出されたウイルスの変異状況を調べた。

全てのウイルスの変異をさかのぼった結果、昨年末の時点に共通の起源があるとの仮説が裏付けられた。人への感染はここで始まったことが確認され、以前から感染が広がっていたとする説は否定された。

これまでの研究によると、新型ウイルスはコウモリに由来し、さらに別の動物を介して人に感染したとみられる。最初の感染者は昨年12月、中国・武漢市で報告された。

一部の医師らは、感染が何カ月も前から静かに広がり、すでに多くの人が免疫を獲得している可能性に期待を寄せてきた。バロー氏は「私自身もそれを期待していた」としたうえで、実際の感染者は多くても世界人口の1割程度だろうと述べた。

バロー氏によると、新型ウイルスは猛烈な速さで世界のほぼ全ての国に拡散した。欧米諸国でも、最初の感染例が報告された1〜2月より何週間、場合によっては何カ月も前から広がっていたことがうかがえる。

同氏は一方で、新型ウイルスが変異を繰り返しているからといって、悪い方向に変化しているとは言い切れないと指摘。ウイルスの感染力や毒性が強まっているかどうかは、今のところ断定できないと語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-35153348-cnn-int
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/757.html#c6

[近代史4] コロナ・ウイルスの変異パターンは3種類、日本で流行っているコロナAは風邪みたいなもので、BとCが凶悪 中川隆
7. 中川隆[-12744] koaQ7Jey 2020年5月06日 20:00:51 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[22]
新型コロナ「欧州株」の感染力「武漢株」より強い 突起部に14の変異
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト 5/6
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200506-00177298/

「欧州株の分布は驚くべき速さで増す」

[ロンドン発]新型コロナウイルスの変異について米ロスアラモス国立研究所は4月29日、スパイクタンパク質における14の変異を特定し、その中の1つの変異株(D614G、いわゆる欧州株)が2月初めから欧州で感染拡大し、世界中に広がったと指摘する査読前論文を発表しました。

論文は「D614Gの分布は驚くべき速さで増しており、もとの武漢株と比較してより迅速に拡散できる適応度の優位性を示している」と分析しています。筆頭著者のベティ・コーバー氏はフェイスブックにこう書いています。

「新興ウイルスが非常に早く広がり、3月にはパンデミックの支配的な株になったことを見ると心配だ。この変異株が流行し始めると、それまでにその地域で広がっていた株に取って代わる。D614Gの感染力は強い」

コロナウイルスは表面に他のウイルスとは異なる「王冠(コロナ)」のような突起(スパイク)を持っています。この突起はスパイクタンパク質から成り、標的となる細胞表面の受容体(レセプター)結合と細胞侵入の中心的な役割を果たしています。
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質はヒトの上気道や肺、腸などの上皮細胞表面にある酵素ACE2にひっつきます。今回の研究論文はそのスパイクタンパク質の変異をゲノム情報から解析したものです。

ロスアラモス国立研究所は世界中の患者6346人から採取された新型コロナウイルスのゲノム情報を解析。その結果、スパイクタンパク質の14の変異を特定し、欧州で被害を広げたD614Gが他の地域でも最も優位的な変異株になっていることが分かりました。
新型コロナウイルスの変異株が非常に急速に出現して、感染力が強いため優位的に広がったことを示唆しています。査読前論文なのでスパイクタンパク質の変異が感染力や病原性の違いにどのような影響を与えるのか、もう少し待たないと確かなことは言えません。

スパイクタンパク質はワクチンの重要なターゲットであるため、早い変異はワクチン開発にも大きな影響を与えます。欧州株に感染した患者はウイルス量が多いようですが、入院率で見た場合、武漢株と欧州株には大きな差がなかったようです。
しかし武漢株に感染して抗体ができたとしても欧州株に感染するかもしれません。流行の主流となった武漢株(オレンジ色)と欧州株(青色)の流行を観察したのが下のグラフです。


ロスアラモス国立研究所の査読前論文より

日本はもう少しで欧州株の流行をシャットアウトすることができそうです。安倍晋三首相が国家緊急事態宣言を今月末まで延長したことに対する批判が日本では渦巻いていますが、筆者は勇断だと思います。

欧州株は武漢株より感染力が強いので一段の警戒が必要だからです。もたもたしているように見えるのは日本が自由民主主義国家である証明です。これまでに発表されている主な研究論文をおさらいしておきましょう。


2月21日「新型コロナウイルスに5つのグループ」

中国科学院西双版納(シーサンパンナ)熱帯植物園の研究者、郁文彬(Wen-Bin Yu)氏らの 研究班がグローバルイニシアチブ(GISAID)に登録された93のゲノム情報を分析し「ゲノム情報に基づく新型コロナウイルスの進化と感染の解析」という論文を発表。


郁文彬氏らの論文より

ChinaXivに査読前論文として掲載され、正式受理は4月27日。それによると58のハプロタイプ(半数体の遺伝子型、塩基の組み合わせ)が確認され、5つのグループに分類できたそうです。


上のウイルスの家系図(系統樹)にあるH13やH38が新型コロナウイルスの先祖ハプロタイプとみられ、後に中継ぎハプロタイプのH3からH1が枝分かれしたとみられています。
塩基の数も2万9782個から2万9903個とばらつきがありました。塩基の一つ一つは「文字」のようなもので、この組み合わせがタンパク質を構成するアミノ酸という「単語」を作り出します。こうした単語が集まって新型コロナウイルスという短編小説を織りなします。

日本の国立感染症研究所(感染研)によると、新型コロナウイルスは一本鎖プラス鎖RNAウイルスで全長29.9 キロベース(kb)。塩基1個を1b(ベース)と表すので29.9kbとは29.9×1000(k)=2万9900個の塩基がつながっていることを意味しています。

ウイルスが増殖する時、遺伝情報をコピーしますが、この時、文字(塩基)を写し間違えてしまうことがあります。これが変異です。新型コロナウイルスには、こうしたミスプリを見つけて文字を切り取って正しい文字に置き換える校正機能(Viral Proofreader・NSP14)が備わっています。

しかしミスプリは完全には防げないようです。文字(塩基)が1つだけ入れ替わっても作られる単語(アミノ酸)が同じ場合、構成されるタンパク質は変わらず、短編小説のストーリーは全く変わりません。自動車のボディーがいくら傷ついても、そのモデル自体、エンジンやハンドルの機能が変わらないのと同じです。

ウイルスにとってミスプリはサバイバルのために欠かせない現象です。生存していくためには環境に適応できるようアミノ酸の配列を変える必要があるからです。たとえば58のハプロタイプや5つのグループがあったとしても宿主の免疫力や環境によって淘汰され、消滅を免れるのはその一部です。


3月3日「新型コロナウイルスにL型とS型」

北京大学のXiaolu Tang氏らの研究班が「新型コロナウイルスの起源と継続する進化」という論文をオックスフォード・アカデミックのナショナル・サイエンス・レビューに発表しています。

新型コロナウイルスのゲノム情報はコウモリや、ウロコで覆われた希少な哺乳類センザンコウを宿主とするウイルスに近いことを指摘。新型コロナウイルスの2つの主要なタイプであるL型とS型に進化しており、L型が7割以下、先祖に近いS型は3割以下で、L型の方が普及していると分析しました。

当初、論文の中で、L型が普及していることから 「L型の方が、感染力が強い可能性がある」と指摘していましたが、誤解を招くという批判を受け「(S型より出現の)頻度が高い」と修正しました。

4月8日「新型コロナウイルスにA、B、Cの3タイプ。誕生は昨年9月13日〜12月7日」
英ケンブリッジ大学のピーター・フォスター博士らの研究チームは米科学アカデミー紀要に掲載された論文などで「ウイルスは3つに大別でき、コウモリから人間に感染したのは9月13日から12月7日の間」との見方を示しました。


GISAIDで共有されている160人分の新型コロナウイルスのゲノムを遺伝的ネットワーク手法で分析したところ3つの型に大別できたそうです。

(A型)アウトブレイクの根源。中国雲南省のコウモリやセンザンコウから検出されたウイルスに最も近い。今回のパンデミックのエピセンター(発生源)とされる中国湖北省武漢市でも見つかったが、武漢市で流行したのはB型。アメリカやオーストラリアの患者からも派生したA型が見つかる。

(B型)A型から変異。武漢市を中心に中国や近隣諸国に蔓延。「B型は免疫学的または環境的に東アジアの人口の大部分に適応する可能性がある」(フォスター博士)。

(C型)B型から変異。イタリア、フランス、スウェーデン、イギリスの初期の患者にみられる主要な欧州型。初期の中国本土のサンプルからは見つからなかったが、シンガポール、香港、韓国では検出されている。

フォスター博士らは解析する新型コロナウイルスのゲノムを1001人分に広げたところ、変異する速度などから「95%の確率でコウモリから人間に感染したのは9月13日から12月7日の間とみられる」と話しています。

4月14日「アイスランドで流行する7つのハプロタイプ」

アイスランドで陽性と確認された1221人のウイルスのゲノム情報を解析した結果、大まかに分けて7つのハプロタイプが流行していることが判明。


アイスランドの研究論文より

4月14日「感染力も毒性も突然変異する新型コロナ『強毒種は270倍のウイルス量』中国の研究」

中国・浙江大学の研究班が査読前の論文で、浙江省杭州市で1月22日〜2月24日に無作為に選ばれた患者11人から取り出した新型コロナウイルスをサル由来のベロ細胞に感染させ、分析した結果を報告。

それによると、33を超える変異を確認。そのうち19は全く新しいものでした。感染時の宿主細胞への結合に不可欠なスパイク糖タンパク質で6つの異なる変異が起きていました。

ベロ細胞内のウイルス量は最大で270倍も異なり、ウイルス量の多い細胞はすぐに死にました。変異により病原性が大きく変化し、強毒性の種が生まれることが実験で初めて確認できたそうです。
英王立化学会の「化学の世界」のコラムニスト、デレック・ロー氏は「新型コロナウイルスの遺伝情報の中のORF7bが変異していた患者は45日間も陽性だった。こうした変異が患者の回復の遅れとどんな相関関係があるのか調べてみる価値はある」と述べています。

これに対して前出の宮澤教授は「それぞれの点突然変異が対応する構造タンパク質や非構造タンパク質にどのような機能変化をもたらしているかも全く明らかでなく、本当にその変異でウイルスタンパク質の機能が変わるのか、何の証拠もない」と指摘されています。

4月27日「新型コロナは14日ごとに変異 感染研が分析 武漢株より怖い欧州株を食い止められるか」

新型コロナウイルスの患者5073人から採取されたウイルスのゲノム情報を解析した結果、1年間で25.9カ所に塩基変異が起きると推定されることが感染研の調査で分かりました。単純計算で平均14日に1度のペースで変異していることになります。

感染研の報告書より
1月初旬に武漢市で発生したウイルス株(武漢株)を基点に日本各地に初期のクラスターが複数発生したものの、すでに消失へと転じていることを確認。中国経由の第一波を封じ込めたものの3月中旬以降、欧米経由の第二波(欧州株)の輸入症例が国内で広がっている恐れが強いと指摘しました。

4月28日「新型コロナは10タイプに変異 うち欧州株が支配的に」

インドの国立生物医学ゲノミクス研究所の研究班が55カ国3636個のゲノム情報を解析した結果「祖先の“Oタイプ”から10タイプに変異。うちA2a(いわゆる欧州株)が全ての地域で支配株に」と指摘する論文をインド医学研究評議会(ICMR)の医学雑誌に発表すると地元紙が報道。

A2aが世界中で支配的になったのは肺の細胞に侵入しやすいからと分析しています。主な内訳は次の通りです。

A2aタイプ 1848個(50.8%)
O 582個
B1 505個
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200506-00177298/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/757.html#c7

[リバイバル3] 1日に3杯以上コーヒーを飲むと失明する 中川隆
14. 中川隆[-12743] koaQ7Jey 2020年5月06日 21:06:25 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[23]
03.01.2020up
知人にもおススメしたい!美味しいコーヒーを淹れるコツとは
https://nightbura.biz/lpmode/article/7081?utm_source=taboola&utm_medium=referral


突然ですが、あなたはどんな時にコーヒーを飲んでいますか?

「朝の目覚めの一杯に」
「食後の一服に」
「リラックスしたい時に」

理由はそれぞれあるかもしれませんが『日常生活には欠かせない』という人も多いはず。

手軽なインスタントや、すぐ飲める缶コーヒー、今ではクラフトボトルやコンビニのコーヒーも人気ですが…

贅沢気分を味わうなら、やっぱり本格的な喫茶店のコーヒーが1番!

そんなコーヒーの豆知識を調べてみると、美味しく飲むコツと、美味しいコーヒーの特徴がわかってきました!


知り合いにも伝えたいコーヒーの意外な豆知識


@コーヒーは『豆』でなく『種』

コーヒー豆ですが、豆として木になっている訳ではなく…実は、アカネ科の植物” コーヒーノキ”の果実の中に入っている『種』なのです。

コーヒーノキは、白くてかわいい花が咲いた後、緑色の実になり、やがて実が完熟すると緑色から写真のような真っ赤な実に変化。
その中の種を取り出し、高温で焙煎することで、私たちがよく目にする『茶色いコーヒー豆』になります。

A『剪定しない』ジャングルのような環境が最適!?

本来のコーヒー栽培を追及すると、ジャングルなような森が最適な環境といわれています。

農薬や化学肥料を使わないのはもちろん、剪定をせず数メートルの高さにまで伸びたコーヒーノキはまるで放置されたかのような状態。

ですが、この葉に覆われた薄暗さと自然に積もった落ち葉の温かさこそ、コーヒーにとっては最適な環境なんです。

広大な土地と自然のサポートによって育てていくコーヒー栽培は、まさにこだわりぬいた農園のなせる技です。

「これなら私でも美味しいコーヒーが飲めるかも!」

初めてちゃんとコーヒーをドリップしてみましたが、コツさえ掴めばとっても簡単!

実際にドリップの方法で、覚えておきたいポイントと注意点を紹介しますね♪

やってわかった!ドリップの簡単な3つのコツ

まず、最初はドリッパーやサーバー、コーヒーを温めておきます。

気を付けたいのはお湯の温度!

温めるのが大切ですが、実際に注ぐのは沸騰したお湯でなく少し冷めた95度が最適です!

フィルターをセットしたら、コーヒー1杯10g程度を入れて平らにならします。

そして、コーヒーのうまみを最大限引き出すために、コーヒー粉全体が湿る程度にお湯を注いだら…

20秒〜30秒ほど蒸らすのが最初のポイント!

この蒸らすひと手間で、豆の中にあるわずかな空気が抜けて、しっかり抽出できるようになるんです!

蒸らしたら、今度はコーヒー粉の中心に小さな円を描くように注いでいきます。

お湯で膨れた粉が下にさがりすぎないよう、高さをあわせるようにお湯を継ぎ足していきましょう。

そして最後は、コーヒーが全て落ち切らないうちにドリッパーを外すのが重要!

全部落とし切ってしまうと、コーヒーにざらついた味が出てしまいます!

後は、サーバーからカップに注げば、
森のコーヒー(私ドリップver)が完成!

ポイントは、

・最初、全体に注いだら蒸らす
・その後は、小さく円を描きながらゆっくりと
・落ち切る前にドリッパーをはずす


とにかくインスタントと圧倒的に違うのは、作っている時に広がるコーヒーの香り!

香りが広がると、自宅が一瞬にしてお店のような贅沢空間に!

蒸らしている間、注いでいる時、それぞれ香りがわずかに変化するのが、私でもわかるくらいです!

そしてコーヒーを飲めば、しっかりと森のコーヒーを舌で堪能できて…

飲むだけじゃない、コーヒーをドリップする時間がこんなに楽しいとは思いませんでした♪

A冷めても美味しい!

気に入って、あれから毎日のように森のコーヒーを飲んでいますが、ちょっと家事をしている間に冷めてしまったことも…。

でも、冷めても美味しいんです!!

もちろん淹れたて直後が1番美味しいんですが、もともと雑味が少ないせいか味が落ちた感じもなく、しっかり酸味やコクがわかるんですよね!

今まで冷めたコーヒーは「もったいない!」だけで飲んでいましたが、これなら冷めても美味しくいただけます。

私のコーヒー習慣はこれから、もっともっと充実しそうです!

https://nightbura.biz/lpmode/article/7081?utm_source=taboola&utm_medium=referral
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/736.html#c14

[近代史3] 日銀の金融緩和はアメリカの出口戦略に協力していただけだった 中川隆
14. 中川隆[-12742] koaQ7Jey 2020年5月06日 21:55:56 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[24]
アメリカの魔法のステッキ、今回も無限資金供給発動か

バーナンキ(右)とポールソンは短期間で危機を終わらせ、後の10年の好景気を作った

画像引用:https://amp.independent.ie/migration_catalog/b1747/25060987.ece/AUTOCROP/w620h350/banks


アメリカはどうやって金融危機をクリアしたか

最近アメリカは新型コロナウイルスへの対策で1か月に300兆円も財政支出を決め、政府債務が急増している。

労働者の半数が自宅からの外出を制限され事実上の無職状態に陥っている。

年間の財政赤字は過去最悪の水準で、経済専門家や財政関係者は危機感を表明している。

だがそれでアメリカが破産するかというと、数年後には何事もなかったかのように立ち直っていると思われる。

2007年から2010年までの世界金融危機でも同じだったからで、当時はドルが無くなりアメリカが無くなると言われていた。

専門家たちは次の超大国は中国であり、世界は中国を中心に再編成されると言っていました。


10年前の新聞を読んだら今の専門家の言い分と同じで、同じことをずっと言っているだけだと気づくでしょう。

アメリカは2009年に破産を確信するほど経済と財政が悪化したが、1年後の2010年に立ち直り10年続く好景気に入りました。

重要な役割を果たしたのはFRB議長のバーナンキで、空から金を撒けといって毎週数兆円の資金供給をしました。


その方法は金融危機で破産した企業や公団の債権、株式を額面で買い取るという大胆なものでした。

その会社はすでに倒産しているので債権や株券はゴミに過ぎないが、ゴミを数百億円で買い取っていました。

FRBのゴミ買取でアメリカは空前の金余りになり、金は世界に還流して世界中が2010年代のバブルに突入しました。


アメリカの魔法のステッキ

比較しては何だが日本の麻生首相と白川日銀総裁は、金をばら撒くどころか逆に締め上げていました。

消費者金融が問題視され規制強化したのは良かったが、ほとんどの主婦や低所得者はカードを作れなくなった。

消費が大幅に落ち込んだが麻生首相は何も経済対策をせず、日本経済が崩壊するままにまかせてGDP大幅マイナスを記録した。


世界金融危機で最初にアメリカのサブプライムローンが破綻しローンを返済できない貧困者が続出した。

驚くべきことにアメリカ政府はローン破産した人の代わりにローンを支払い、住宅を差し押さえられないようにしました。

当時CNNでこの件を「ローンを払えないくらいで住宅を取り上げられるなんてあり得ない」と糾弾していました。


日本なら「金がないくせに借金したのが悪い」と破産者を非難したのではないでしょうか。

それでどうなったかというと、大盤振る舞いのアメリカはたった1年で完全に立ち直り10年間好景気を謳歌した。

ケチケチ日本は今も世界金融危機前まで回復しておらず、借金だけが雪だるま式に増えた。


どちらが正しくどちらが間違っていたかは明らかです。
http://www.thutmosev.com/archives/82873685.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/369.html#c14

[近代史3] 日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…| 中川隆
7. 中川隆[-12741] koaQ7Jey 2020年5月06日 23:03:43 : JiV1eTDCIw : eXZlblBTcFo4T1k=[25]

どうなる朝◯半島?! 篠原氏が語る今の◯産党
【怒れるスリーメン】309後半 篠原×高橋×加藤



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html#c7

   

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