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[番外地10] 黒幕はプチエンジェル事件同様、中国マフィアですね。 中川隆
3. 中川隆[-14953] koaQ7Jey 2021年12月02日 01:48:40 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[1]
旭川女子中学生凍死事件の黒幕はプチエンジェル事件同様、中国マフィアですね。
極導会は中国マフィアから児童売春を使ったハニートラップを引き受けただけでしょう。
実際に15000円で下級生を売春させるのは中学の先輩、行為の動画を取ってハニートラップにかけたり、脅迫して100万円脅し取ったりするのが極導会でしょう。 極導会は児童売春させて金を取っている訳ではありません。

#502021/04/29 12:01
元組関係者です(旭川ではないです)
ヤクザは金にならない事は一切しません。
業界内で当時聞いた噂話では、旭川はガキ達を使ってえげつない売春をさせていて、二次的なコンテンツで動画の盗撮をしてから、それをネタにしての示談金回収をシノギの一部にしていたみたいです。回収に回ってた若い衆はかなり遠方まで行かされてたみたいです。札幌の例の金貸しが仲介役を始めた当時は全国から客が旭川に殺到していた様子だから、かなり美味しいシノギだったみたい。有名なのは東北地方の某医療法人の理事長さんで、示談金支払った後もあしげく通って動画をコレクションしていたとの事

サアヤさんは覚醒剤中毒によるパニック障害が酷くなって手に負えなくなったので殺した可能性が高いですね:
#858 2021/07/11 18:58
札幌から〇崎さんが来ると言うので、BBQ用の冷凍庫を空けなければいけなくなった。左のドアをあけて、あいつが出てきたんではなまら洒落にならない。Hを呼んで、二人であいつを出した。
実際は40キロくらいなもんだろうが、80キロくらいに感じる。体をちじめて固まっている状態だったので、スタジオの中で解凍して、まっすぐに伸ばしてころがすようにブルーシートにまいて建物の裏に山になっている雪の中に隠した。まさか、〇崎さんがかまくらでもつくりださないかぎりは見つかることはない。
○崎さんが帰ったのは3日後で、ずいぶんと地元の高校生と悪ふざけをして帰っていった。Hとブルーシートをまたスタジオに運び、ブルーシートを開けると腐敗臭がやばかった。スタジオはドア一つで窓がないのですぐさまあいつをスタジオから出して、BBQ用の冷凍庫の底にまっすぐに寝かせた。気味が悪いと言うので、Hが顔のところにミズベリング岡山旭川のタオルをかけた。
リングという文字が上になったので、映画の「リング」みたいで気持ち悪くないか?と思った。時間を置くと腐敗臭も凍って行った。

▲△▽▼

京都や兵庫や福岡、そして旭川は部落地域なので児童売春が行われているのです。
プチエンジェル事件で児童売春していたのも部落の小中学生だけでした。

小5/6女子児童もイキナリ初対面の女子高生おねぇさんに部屋の掃除のアルバイト頼まれたは嘘!で前にも体売ってるのよ。。売x 少女(プチエンジェル)はイキナリ、街でスカウトでなく、既に淫売小5/6女子児童は登録制だったで、イキナリ街でスカウトはマスコミの作り話。

児童売春は稲川会/住吉会かの経営で今も存在しプチエンジェル事件は経営者が死んで(口封殺人?)結果的に監禁した形に成ったが、普通は実質同意上でのセックx 。。部落の少女とは言え、同意の上で腹の出た禿オヤジに股開く小5/6女子児童がが此の世に居る方が怖いけどね。

旭川の児童売春も登録制だったのです。旭川は zainichi 部落ですからね。

廣瀬爽彩さんはいつも真夜中の3時過ぎに売春用のスマホで呼び出されていた?
2019年ゴールデンウィークには、深夜3時くらいにB男らにLINEで呼び出された爽彩さんが、いきなり家を出て行こうとしたところを母親が止めるという出来事もありました。母親がいくら止めても、爽彩は『呼ばれているから行かなきゃ』と、すごいパニックを起こしていた。ようやく引き止めたものの、その後もひどく怯えていたそうです」

864 :可愛い奥様:2021/04/23(金) 15:57:13.35 ID:RLrws/Sl0.net
>廣瀬爽彩さんからきたメッセージを一部見せていただきました。

「ねぇ、どうして息を吸ったりはいたりただするだけのことがこんなに苦しいんだろう
明け方起きるといつも絶望した気持ちで、いっそのこともう目が覚めないでほしいのに、必ず4時ごろには現実に呼び戻される
今すぐ楽になりたい、みんな時間が解決するっていうけれど、私は1時間後も1分後さえも苦しい。1年後とか3年後とかそんなの堪えられない。1秒後に楽なりたい
私の世界には色も音もなくなってる」

#595 2021/07/07 04:39
あのね
「100人客取ったらやめてやる」
って言われたよ
条件はあとひとつ
「裁判はやめろ」
考えたけど決めた
終わりがあるなら我慢する
胸がいつも苦しくて、いつも心臓がドキドキして
こころがやすまる時なんかなかった
終わったらママと外食したり買い物したり楽しみたいな

#43 2021/06/19 00:37
午前4時と言うのが、空港からお客がやってきていた時間ではなかったか?とは言われているね
(午前8時の飛行機で帰る売春客の相手をするには早朝4時に自宅を出なければ間に合わない)

#2 2021/06/18 21:31
お前ら今時気づいたんか?地元じゃ暗黙の了解だぞ?
死をほのめかすメール送るのにAndroidとiPhoneの2種類あったよね?
Androidは売春の連絡用に持たされてた管理人から持たされてたスマホだよ。

#16 2021/06/18 22:34
そして主犯のC男は「便所ATMが逝ったから次の獲物探すべ・・」と言った。
便所ATMだ?
ということは売春させてた可能性あるのでは?
言ったら母親◯すぞ!とか言われてて誰にも話せなかった可能性。

#20 2021/06/18 22:52
4月の時点で加害者は爽彩さんに売り強要させてたリークあるね。2ヶ月経って信憑性が高くなってきた。アイス(シャブ?)奢ってもらった方、リークありがとう。

0385 ニューノーマルの名無しさん 2021/04/19 01:43:13
加害者の某は爽彩に売りを強要させてた
その金で遊び回ってたよ
叩かれるのはわかってるけど自分も加害者にアイス【註:覚せい剤の隠語)おごってもらった

0495 ニューノーマルの名無しさん 2021/04/19 01:48:47
んでね、まだいじめられて売りやらされてる女の子いんよ
072させられて動画とられたかは知らない
中学生じゃないから格安で売らないといけないからノルマゆって1日5人とやらないと髪の毛ひっぱったり見た目にわからない頭おもいっきり殴ってるんだって客を取らなかった

#22 2021/06/18 23:05
被害者は汚れたと言っていたのでその可能性は高い

#13 2021/05/09 21:58
くぱぁや のアダ名からもわかるように
すぐやらせてくれる女だった
この被害者の子はヤクザに管理売xさせられていて
売xを拒むとそのヤクザの子飼いのチンピラが制裁を加える。
イジメじゃなくて制裁な。

犯人に呼び出された

廣瀬爽彩さんは、母親が外出していた1時間の間に行方不明になりました。2月の夕方6時といえば外は真っ暗。氷点下17度のところを、コートも着ずに出かけたのは急ぎの用事ができたからでしょう。

そして廣瀬爽彩さんの発見場所近くで、3人の女子中学生が亡くなっていることがわかりました。

わずか2年の間に同じ場所で、女子中学生が亡くなっています。もしかしたら同一犯の可能性があり、旭川市民は「すべて同じ加害者の犯行では」と疑っています。一度目に廣瀬爽彩さんが川へ飛び込んだときの通報者も亡くなっていて、死因は謎。

事件の全体図は、こんな感じ?

1.旭川という田舎町で、長い間、ナマコ密漁と児童売春で稼ぐ旭道会支配のもと、市、教育委員会、学校、警察が持ちつ持たれつの隠ぺい体質で保たれていた。
3.旭導会は児童買春の嬢として、組所属のA、C、D、土兄弟に生贄となるターゲットを探させていた。
4.Cは、カラオケ店で複数の被害者を相手に、強姦配信をおこなっていた。
5.Cの指示で、Aが卒業アルバムから被害者を探しだした。
11.組からCに連絡があると、Cは被害者を呼び出し、売春をさせていた。
12.Cは早朝4時に被害者を呼び出していた。
http://www.asyura2.com/21/ban10/msg/189.html#c3

[近代史3] ベートーヴェン 『交響曲第9番』 中川隆
21. 中川隆[-14952] koaQ7Jey 2021年12月02日 02:00:52 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[2]
273名無しの笛の踊り2021/11/27(土) 05:56:44.37ID:nbfyAJgI>>380

バイエルンが出た時点で語り尽くされたこととは思うけど
最後が崩壊したからこそこれほどの伝説的名盤になったんだろうとは思う


311名無しの笛の踊り2021/11/27(土) 20:11:31.59ID:VySAe0EN>>313

BIS盤・BR盤は、EMI盤の価値を何ら減ずるものではない
本番より、ゲネプロの出来が良いからそちらをメインで使った、
という判断は全然アリ

最後の崩壊を含めて、EMI盤のほうが概ね出来が良く、
いかにも本番ぽいから、BR盤こそがゲネプロだ、などと
ワケの分からないことをいう評論家すらいたわけで

ただ、EMI正規盤の例の拍手が、本番とはまるで別物だった、
というのは正直、ちょっとモヤつくところがある


380名無しの笛の踊り2021/11/29(月) 03:39:26.79ID:aarUupaF
>>273

ワーナー (p) 1997 正規 「崩壊」有り 



ワーナー 2010年リマスター 正規 「崩壊」無し 




ワーナー 2020年リマスター 正規 「崩壊」有り 




Orfeo 公式(バイエルン) 「崩壊」無し 




381名無しの笛の踊り2021/11/29(月) 03:56:21.96ID:aarUupaF

youtubeの動画では

仏 FALP-381/82復刻 「崩壊」無し、拍手無し
日Angel (おそらくHA-5086/7)のサムネ 「崩壊」無し、拍手有り
英 ALP-1286/87復刻 「崩壊」無し、拍手有り
独再発LP (おそらくSMVP-8051/52 疑似ステレオ)復刻 「崩壊」有り、拍手無し
オープンリール復刻 「崩壊」有り、拍手有り

英国盤復刻の最後の音はなんとなく音程が悪いように聞こえる




389名無しの笛の踊り2021/11/29(月) 09:18:12.29ID:ZLMV3Smq

EMI盤の「崩壊あり」と「崩壊なし」って、そんなに違うかね?
「崩壊なし」というのは「あまり崩壊していないように聞こえる」
というのが妥当な表現なんじゃないの?


457名無しの笛の踊り2021/12/01(水) 20:59:37.16ID:sG6VDkwK>>458
>>454
「既発盤には第4楽章ラストのアンサンブルが崩壊しているバージョンと整っているバージョンがある」
という記事を読んだことがある。

EMIにはゲネプロと本番両方のマスターが今でも完全な形で保管されていて、
リマスター時の現場判断で部分的な差し替えを行っている・・・・って可能性は?



458名無しの笛の踊り2021/12/01(水) 23:54:21.44ID:CY+joqhX
>>457
>>380 のYouTube(Provided to YouTube by Warner Classics)でも聴ける
1997年と2020年リマスターが「崩壊バージョン」
2010年リマスターが整っているバージョンです
「崩壊バージョン」は拍手を付け足す際の編集で音が狂ったという説を音楽家YouTuberのセンセイが唱えています



459名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 00:50:35.50ID:OVlPC05S

崩壊バージョンってなんのこっちゃと思っていたが、初めて意識して聴きました(笑) サンクス
>編集で音が狂ったという説 っぽい気がします。素人耳の戯言ですが

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1636491451/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/838.html#c21
[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
134. 2021年12月02日 02:08:52 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[3]
Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=36064


グラハムオーディオのウェブサイトを、
そういえば、あるスピーカーの開発はどうなっているんだろうか……、と思い出すと、
アクセスしている。

今日も、LS5/1の復刻はどうなっているんだろうか、
発表されたのは2020年春だった。
2020年はコロナ禍で、いろんなことが影響を受けている。
LS5/1の復刻も例外ではないのだろう。

とはいえ一年半以上経つ。
そろそろ途中経過を知りたい。
なのでひさしぶりにグラハムオーディオのウェブサイトを見ていた。

そこにはLS5/1はなく、代りにいっていいのだろうか、
LS8/1という新型スピーカーが表示されていた。

BBCモニターにLS8/1という型番のモデルはなかった。
いったいどんなスピーカーなのかというと、
サランネット付きの写真から、すぐにスペンドールのBCIIということがわかる。

フロントバッフルの写真を見ると、まさにBCIIの現代版(グラハムオーディオ版)である。
残念ながら、当然ともいうべきか、
トゥイーターにセレッションのHF1300は使われていない。

製造されていないユニットなのだからしかたない。
気になるのは、その音である。

そのことに関連しての興味深いことは、フロントバッフルにレベルコントロールの銘板に、
“Derek Hughes Signature Edition”とあることだ。

デレク・ヒューズは、スペンドールの創設者スペンサー・ヒューズの息子である。
デレク・ヒューズは、2003年からハーベスに参画していた。

ハーベスのHL Compact 7ES-3には、デレク・ヒューズも関っている。
ならばグラハムオーディオのLS8/1も期待できそうである。
http://audiosharing.com/blog/?p=36064

Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=36068


デレク・ヒューズの名に期待したい理由は、もうひとつある。
別項で書いているD40の存在がそれである。

スペンドールの唯一のプリメインアンプD40は、1977年に登場した。
ステレオサウンド 44号の新製品の紹介記事で取り上げられている。
1977年暮の「コンポーネントステレオの世界 ’78」にもD40は登場している。

D40というプリメインアンプは、優秀なプリメインアンプとは呼べないだろう。
どんなスピーカーからもいい音を出してくれるわけではないからだ。

スペンドールのBCIIを接いだときにおいて、
どちら(BCIIとD40)も真価を発揮する、といえるほどの鳴り方を示してくれる。

このD40を設計開発したのが、デレク・ヒューズである。
ほんとうのところはなんともいえないのだが、
デレク・ヒューズは、BCIIの良さも欠点もよくわかっている男なのだろう。
そうでなければ、あんな造りのアンプで、BCIIから、
D40よりも立派な構成のアンプではどうやっても鳴らせなかった音は出せないだろう。

グラハムオーディオのLS8/1には、HF1300は搭載されていない。
けれど、もしかするとではあるが、
D40で鳴らしたBCIIの音を、LS8/1から聴けるのではないだろうか──、
そんな期待を、つい持ちたくなってしまう。

1 Comment
Hiroshi Noguchi
11月 29th, 2021
REPLY))
1979年頃に購入したBCIIを今も使っています。元々友人が手作りしてくれた、真空管のアンプで、それが壊れてからはカウンターポイントのSA3をアメリカで安く買ったのと、ラックスのキットを3結で自作して鳴らしていました。その後仕事で実家にそれらを放置して、21世紀になってアキュフェーズのプリメインアンプを買えるようになって、ディナウディオの小さなスピーカーとつないで官舎で聞いて結構満足していました。定年で空き家になった実家に戻り、アキュフェーズをBCIIにつないで鳴らすと、古くてもちゃんと音を出してくれるのですが、どこかもう一つで。BCIIの昔感じていたバッハの無伴奏や、室内楽での弦の高域がしなやかでスーッと伸びていく美しかったことを懐かしんでいます。昔はLPでしたし。

http://audiosharing.com/blog/?p=36068
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c134

[リバイバル3] audio identity (designing) 宮ア勝己 ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはセレッション HF1300が使われていた 中川隆
1. 中川隆[-14951] koaQ7Jey 2021年12月02日 02:09:33 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[4]
Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=36064


グラハムオーディオのウェブサイトを、
そういえば、あるスピーカーの開発はどうなっているんだろうか……、と思い出すと、
アクセスしている。

今日も、LS5/1の復刻はどうなっているんだろうか、
発表されたのは2020年春だった。
2020年はコロナ禍で、いろんなことが影響を受けている。
LS5/1の復刻も例外ではないのだろう。

とはいえ一年半以上経つ。
そろそろ途中経過を知りたい。
なのでひさしぶりにグラハムオーディオのウェブサイトを見ていた。

そこにはLS5/1はなく、代りにいっていいのだろうか、
LS8/1という新型スピーカーが表示されていた。

BBCモニターにLS8/1という型番のモデルはなかった。
いったいどんなスピーカーなのかというと、
サランネット付きの写真から、すぐにスペンドールのBCIIということがわかる。

フロントバッフルの写真を見ると、まさにBCIIの現代版(グラハムオーディオ版)である。
残念ながら、当然ともいうべきか、
トゥイーターにセレッションのHF1300は使われていない。

製造されていないユニットなのだからしかたない。
気になるのは、その音である。

そのことに関連しての興味深いことは、フロントバッフルにレベルコントロールの銘板に、
“Derek Hughes Signature Edition”とあることだ。

デレク・ヒューズは、スペンドールの創設者スペンサー・ヒューズの息子である。
デレク・ヒューズは、2003年からハーベスに参画していた。

ハーベスのHL Compact 7ES-3には、デレク・ヒューズも関っている。
ならばグラハムオーディオのLS8/1も期待できそうである。
http://audiosharing.com/blog/?p=36064

Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=36068


デレク・ヒューズの名に期待したい理由は、もうひとつある。
別項で書いているD40の存在がそれである。

スペンドールの唯一のプリメインアンプD40は、1977年に登場した。
ステレオサウンド 44号の新製品の紹介記事で取り上げられている。
1977年暮の「コンポーネントステレオの世界 ’78」にもD40は登場している。

D40というプリメインアンプは、優秀なプリメインアンプとは呼べないだろう。
どんなスピーカーからもいい音を出してくれるわけではないからだ。

スペンドールのBCIIを接いだときにおいて、
どちら(BCIIとD40)も真価を発揮する、といえるほどの鳴り方を示してくれる。

このD40を設計開発したのが、デレク・ヒューズである。
ほんとうのところはなんともいえないのだが、
デレク・ヒューズは、BCIIの良さも欠点もよくわかっている男なのだろう。
そうでなければ、あんな造りのアンプで、BCIIから、
D40よりも立派な構成のアンプではどうやっても鳴らせなかった音は出せないだろう。

グラハムオーディオのLS8/1には、HF1300は搭載されていない。
けれど、もしかするとではあるが、
D40で鳴らしたBCIIの音を、LS8/1から聴けるのではないだろうか──、
そんな期待を、つい持ちたくなってしまう。

1 Comment
Hiroshi Noguchi
11月 29th, 2021
REPLY))
1979年頃に購入したBCIIを今も使っています。元々友人が手作りしてくれた、真空管のアンプで、それが壊れてからはカウンターポイントのSA3をアメリカで安く買ったのと、ラックスのキットを3結で自作して鳴らしていました。その後仕事で実家にそれらを放置して、21世紀になってアキュフェーズのプリメインアンプを買えるようになって、ディナウディオの小さなスピーカーとつないで官舎で聞いて結構満足していました。定年で空き家になった実家に戻り、アキュフェーズをBCIIにつないで鳴らすと、古くてもちゃんと音を出してくれるのですが、どこかもう一つで。BCIIの昔感じていたバッハの無伴奏や、室内楽での弦の高域がしなやかでスーッと伸びていく美しかったことを懐かしんでいます。昔はLPでしたし。

http://audiosharing.com/blog/?p=36068
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1176.html#c1

[リバイバル3] セレッションのスピーカー史上最高のツイーター HF1300 中川隆
27. 中川隆[-14950] koaQ7Jey 2021年12月02日 02:10:30 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[5]
Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=36064


グラハムオーディオのウェブサイトを、
そういえば、あるスピーカーの開発はどうなっているんだろうか……、と思い出すと、
アクセスしている。

今日も、LS5/1の復刻はどうなっているんだろうか、
発表されたのは2020年春だった。
2020年はコロナ禍で、いろんなことが影響を受けている。
LS5/1の復刻も例外ではないのだろう。

とはいえ一年半以上経つ。
そろそろ途中経過を知りたい。
なのでひさしぶりにグラハムオーディオのウェブサイトを見ていた。

そこにはLS5/1はなく、代りにいっていいのだろうか、
LS8/1という新型スピーカーが表示されていた。

BBCモニターにLS8/1という型番のモデルはなかった。
いったいどんなスピーカーなのかというと、
サランネット付きの写真から、すぐにスペンドールのBCIIということがわかる。

フロントバッフルの写真を見ると、まさにBCIIの現代版(グラハムオーディオ版)である。
残念ながら、当然ともいうべきか、
トゥイーターにセレッションのHF1300は使われていない。

製造されていないユニットなのだからしかたない。
気になるのは、その音である。

そのことに関連しての興味深いことは、フロントバッフルにレベルコントロールの銘板に、
“Derek Hughes Signature Edition”とあることだ。

デレク・ヒューズは、スペンドールの創設者スペンサー・ヒューズの息子である。
デレク・ヒューズは、2003年からハーベスに参画していた。

ハーベスのHL Compact 7ES-3には、デレク・ヒューズも関っている。
ならばグラハムオーディオのLS8/1も期待できそうである。
http://audiosharing.com/blog/?p=36064

Date: 11月 28th, 2021
ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはHF1300が使われていた(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=36068


デレク・ヒューズの名に期待したい理由は、もうひとつある。
別項で書いているD40の存在がそれである。

スペンドールの唯一のプリメインアンプD40は、1977年に登場した。
ステレオサウンド 44号の新製品の紹介記事で取り上げられている。
1977年暮の「コンポーネントステレオの世界 ’78」にもD40は登場している。

D40というプリメインアンプは、優秀なプリメインアンプとは呼べないだろう。
どんなスピーカーからもいい音を出してくれるわけではないからだ。

スペンドールのBCIIを接いだときにおいて、
どちら(BCIIとD40)も真価を発揮する、といえるほどの鳴り方を示してくれる。

このD40を設計開発したのが、デレク・ヒューズである。
ほんとうのところはなんともいえないのだが、
デレク・ヒューズは、BCIIの良さも欠点もよくわかっている男なのだろう。
そうでなければ、あんな造りのアンプで、BCIIから、
D40よりも立派な構成のアンプではどうやっても鳴らせなかった音は出せないだろう。

グラハムオーディオのLS8/1には、HF1300は搭載されていない。
けれど、もしかするとではあるが、
D40で鳴らしたBCIIの音を、LS8/1から聴けるのではないだろうか──、
そんな期待を、つい持ちたくなってしまう。

1 Comment
Hiroshi Noguchi
11月 29th, 2021
REPLY))
1979年頃に購入したBCIIを今も使っています。元々友人が手作りしてくれた、真空管のアンプで、それが壊れてからはカウンターポイントのSA3をアメリカで安く買ったのと、ラックスのキットを3結で自作して鳴らしていました。その後仕事で実家にそれらを放置して、21世紀になってアキュフェーズのプリメインアンプを買えるようになって、ディナウディオの小さなスピーカーとつないで官舎で聞いて結構満足していました。定年で空き家になった実家に戻り、アキュフェーズをBCIIにつないで鳴らすと、古くてもちゃんと音を出してくれるのですが、どこかもう一つで。BCIIの昔感じていたバッハの無伴奏や、室内楽での弦の高域がしなやかでスーッと伸びていく美しかったことを懐かしんでいます。昔はLPでしたし。

http://audiosharing.com/blog/?p=36068
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1077.html#c27

[リバイバル4] EL34 シングルアンプ 中川隆
14. 中川隆[-14949] koaQ7Jey 2021年12月02日 02:26:53 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[6]
EL34 三結シングルアンプの制作 その1
https://ssw.hatenadiary.com/entry/2020/01/15/180000
 

うっかりヤフオクで落としてしまったEL34Bの方が先に手元に届きました。

ebayで買った方は、まだ海外の税関を通過していないみたい。

f:id:deepdiver7:20200110132841j:plain

手元に届いたEL34B


僕個人にとっては、とりあえず真空管を買ってみる、という行動はプラスに働いた様です。

テンションだだ上がりです。

まぁそのぶん、新しいおもちゃを手に入れた子供というよりは、綺麗な女の子を眺めるおっさんという体で、にやにやしながら真空管を手にとって眺める40代という、端から見れば地獄の様な光景が繰り広げられたわけですが。

気にしちゃいけません、そんなもん。

さて、このEl34を使ってアンプを作るわけですが、何はともあれ設計しなくちゃ始まりません。手元に真空管が届いてテンションが上がっているうちに、まずは出力段から設計してみようと思います。

簡単に設計しようぜ的なことを言っていますが、そのためには真空管の原理や動作についてある程度(僕は最低限だけどねー)は理解する事が必要ですし、せめてオームの法則くらいは判ってないとムリ。

ここでごちゃごちゃと原理やらを僕が書くよりは、僕がどこを読んで学んだかを書いておきます。(そのうち書くかもしれないけど)

真空管の動作原理については

林正樹氏のWebサイト内の

「超初心者のための真空管アンプの工作、原理、設計まで」
https://hayashimasaki.net/tubebook/index2.html

を参考にさせていただきました。

特に

「真空管の原理」のページ
https://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook11.html

は僕にとって判りやすかったです。

オームの法則やロードラインのお話は、ぺるけ氏の

「私のアンプ設計&製作マニュアル」
http://www.op316.com/tubes/tips/tips0.htm

を読んで勉強させていただきました。

ページを公開してくださっている両氏には心から感謝します。


EL34三結シングルアンプ の出力段を設計してみる

さて、EL34の三極管接続(以下三結)で行くわけですが、EL34のデータシートを探してみたのですが、なかなか三結した時のプレート特性(Ep-Ip)グラフが見つかりませんでした。

あちこち探し回ってようやく、

「ElectronTubedata」さんのサイト
https://tubedata.jp/

で見つけたのが このファイル。

https://tubedata.jp/sheets/129/e/EL34.pdf

PDFの9ページ目にプレート特性グラフが載っています。

おぉ、1ページ目には三結にした時の特性が載ってるじゃありませんか。素晴らしい!

それによると

プレート電圧:250v

プレート電流:70mA

バイアス:−15.5v

内部抵抗:910Ω

相互コンダクタンス:11.5s(mA/vで記載されてる。Sじゃないんだな)

増幅率:10.5

という事らしい。

え?

動作点の250vはいいとして、70mAも流すの・・?

うーん。

動作点で70mA流すと出力管は2本で140mA。

電圧増幅回路でどのくらい使うかまだわかんないけど、片系で5mA以上使うと、150mAのトランスの定格超えちゃう。

電源トランスは大きいしお高いこともあって、何となく適当に100mAくらいの小さいものを考えていましたが、これじゃ全く足りません。

この感じだとEl34を推奨条件でフルにドライブするには180mAくらいの容量が必要になりそうです。

さらに、出力トランスも、せいぜい5wクラスの小さいものを考えていたので、こちらも考える必要がありそうです。

EL34のプレート特性(Ep-Ip)グラフを見て、いくつか動作点の候補を考えてみます。

動作点260v40mAに置くと、この時のバイアスはおよそー20vになります。

電源容量的には都合が良いのですが、5kΩでも3.5kΩでも、ロードラインを引くとバイアスが深くなった時のグラフがかなり寝てしまい、出力の歪みが大きくなることが予想されます。250v40mAでもこの状況はあんまり変わらない様に見えます。

いろいろとポイントを変えてロードラインを引いてみたものの、電流が40mAだとどうにもこれだというポイントが見つかりません。

うーん。

・・・いやまて、そもそも40mAって話はトランスの定格を100mAに抑えたいところから始まった話なわけで。

ぶっちゃけこれがそれほど致命的な問題かと言えば、まったくそんなことはない。

だって全部これから作るんだし、手持ちの部品なんてまだいっこもないんだから。

要するに、トランスの定格を150mA、もしくは180mAにしてしまえば解決するじゃないか。

というわけで、電源トランスの電源容量を150mA〜180mAあるものと想定して一旦ここでは動作点を250v50mAあたりに置いてロードラインを引く事にしました。

負荷はとりあえず5kΩ/直流抵抗347Ωで設定。仮置きです。とりあえず東栄トランスのOPT-5Sを参考にしました。

この時のバイアスはおおよそで-18vくらいになりそうです。

欲を言えば260v60mAあたりに動作点を持ってきたい感じはありますが、どうでしょう。このあたりは実際に組み上げてみてからの調整でもよさそうです。

f:id:deepdiver7:20200115162623p:plain


うーん、やっぱりちょっと苦しそうなロードラインだなぁ。

ま、いいかぁ。なぁに、電流が足りなくて歪む様なら、もっと電圧も電流もあげてやればいいのさ(超適当)

ってことで、一旦これに決定。

真空管の動作としてはかなり余裕があると思われますから、少々電圧や電流が揺れても動くでしょうきっと。何かの拍子に爆発する様なこともないんじゃないかな。

ざっくり計算すると、

動作点:250v /50mA

バイアス:−18v(くらい?)

電圧降下:17.35v(東栄OPT-5S想定)

電源電圧:250v+17.35v+18v=285.35v

最大出力:(272×50)×0.001/8=1.7w

カソード抵抗:18v/50mA=360Ω

カソード抵抗消費電力:50mA×18v=0.9w

うーんどうなんだろう、全く自信がない。

まぁ、出力とかはおおよそこんなもんかな?という気もする。

きっとこの設計もあっち行ったりこっち行ったりフラフラするだろうから、一旦はこれで行ってみよう。

つづく

コメント


まさ@CF-Labo (id:deepdiver7)
ARITOさん
コメントありがとうございます。なるほど理解できました。310V40mAを動作点にしてみます!
おぉ、4W。高出力ですw
1年前 Add Star


ARITO@ハンブルク出張中
ロードラインが寝ていても特に問題はありません。グラフ何て軸のスケールを変えると傾斜はいくらでも変えられますし。
マサキさんのオリジナル動作点では50mA流していても実質30mAしか使えないですが、動作点を310V、40mAに移すと40mAをフルに使うことができ、出力は40mA^2×5kΩ/2=4Wに増えます。
1年前 Add Star


まさ@CF-Labo (id:deepdiver7)
ARITOさん
コメントありがとうございます。
なるほど、そういう考えでロードラインを引いてませんでした。
プレート電圧310Vにすると、およそ25Vのバイアスになるかと思います。
そのあたりから先は、特性のグラフの線がだいぶ横倒しになってますが、平気なモノなのでしょうか?
なんとなく音がひずんだりゆがんだりしてしまいそうな気がして、思い切ったバイアスを掛けにくいなぁと感じていました。
1年前 Add Star

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[リバイバル3] 真空管アンプ自作は時間と金の無駄 _ 自作では まともな音にならない 中川隆
20. 中川隆[-14948] koaQ7Jey 2021年12月02日 03:14:58 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[7]
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[近代史5] 音楽関係ブログ 中川隆
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[リバイバル3] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
1. 中川隆[-14943] koaQ7Jey 2021年12月02日 06:45:56 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[13]
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全段差動プッシュプル・アンプの庭 2019.8.22 /2021.4.28
http://www.op316.com/tubes/myamp/sadopp.htm

プリアンプを作ろう ラインプリとトーンコントロール 2021.4.28
http://www.op316.com/tubes/pre/pre.htm
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[近代史5] ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出 中川隆
1. 中川隆[-14942] koaQ7Jey 2021年12月02日 06:53:13 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[14]
中国政府による強制不妊と虐待、ウイグル女性が語る「地獄」
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/985.html

中国の生きたまま摘出した臓器に群がる世界の臓器ビジネス
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/912.html

欧米諸国はイルカの人道などには厳しいが、チベットやウイグルの人道には関心を持たない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/608.html

ウイグル弾圧で54か国が中国支持の衝撃 国連総会で日米欧と対決
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/708.html

日本人ジャーナリストがウイグル問題を報じると こういう目に遭う
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/482.html

中国が東トルキスタン共和国(現ウイグル自治区)を乗っ取った手口
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/205.html

中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国人のチベットでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/282.html

中国、新疆ウイグル自治区で強制労働、収容施設の少数民族57万人以上に綿花を収穫させたか
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1596.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1352.html#c1

[近代史5] ウーマナイザー 12種吸引及び振動モード、欧米の女性たちを虜《とりこ》にするアダルト・トイ 中川隆
37. 中川隆[-14941] koaQ7Jey 2021年12月02日 07:01:49 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[15]
鬼束ちひろをキレさせた通行人の“強烈な嫌味”
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1733.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/540.html#c37
[近代史7] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
2. 中川隆[-14940] koaQ7Jey 2021年12月02日 07:15:53 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[16]
木村 哲 情熱の真空管 / PassionateTubeAmplifier
-「真空管&半導体オーディオ」と「設計・製作技術」

◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。
◆筋肉がなくなり神経が冒されて四肢が動かなくなりやがて呼吸が停止する悪魔の病気です。
◆生きている限りできることは続けますがほとんど何もできないことをご了解ください。

◆私のハンドル名はイタリア語の「perche=何」すなわち「ぺるけ」です。
◆「べるけ」や「ぺける」ではないのでよろしく。
http://www.op316.com/tubes/tubes.htm

ぺるけさんのリスニングルーム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんは、Nifty FAVやfjazzのアクティブメンバーでいらっしゃいます。
また、真空管愛好の方の多くは、ぺるけさんのホームページ真空管とねこのHomePage をご存知ではないでしょうか?

ぺるけさんは、真空管による自作派として、mj誌などでもいろいろと独自の研究成果を発表されています。
そして、私の会社の同僚でもあります。もっとも、Niftyを通じて同じ趣味を持っていると知っていったわけでして、なにがお互いの関係を深めるかわかりませんね(^^)

ぺるけさんのお宅は、最近新築されました。
98/7/26に遊びに行かせていただきました。ぺるけさんの奥様にはお昼や手作りのケーキによるお茶の御用意を頂き、優雅な時を楽しませていただきました。ありがとうございました。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんのリスニングルームの全体像
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのお宅は、中央に吹き抜けになっているリスニングルームがあります。

←吹き抜けの上部からリスニングルームを撮影しました。
この写真で向かって右側が、ダイニングとキッチンです。左側がお嬢さんの音楽の練習室になっています。ちなみにお嬢さんは声楽家です。
オーディオセットは、撮影している位置の足元のあたりに配置されています。
このリスニングルームの床は、コンクリートの上にタイルをしいたもので、大変しっかりと作られています。

私がリスニングルームを撮影したあたりを、リスニングルームから撮影しました。
写真に写られてるのが、ぺるけさんです。
天井には→のような吹き抜けがあります。また、写真に写られているぺるけさんの背後には、階段の踊り場が有りますので、大きなエアーボリュームが確保されています。
トータルでリスナングルームの天井までは、8mほどはあるのではないでしょうか?

←ダイニングキッチン側が少し写るように撮影してみました。

ぺるけさんからのコメント
「椅子:ウィーンの椅子デザイナーMichael Thornet(ミヒャエル・トーネット)だよ。ダイニングの椅子もトーネット。何十年たっても変わらないデザインです。張り替えのメンテをやって今年で18年目。」
→お嬢さんの練習室より、ダイニングキッチン側を撮影しました。手前の取っ手が見える位置から向こう側がリスニングルームです。右側にシステムが見えます。


←お嬢さんの練習室が少し写るように撮影してみました。
奥にアップライトピアノが見えますね。
→左の写真で、リスニングルームの上方にある間接照明部分をアップで撮影してみました。吹き抜けの部分にも写っている部分を、上方から撮影したものです。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのリスニングルームのシステム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#

ぺるけさんのシステムは、一見するとこじんまりした音を出しているように思われるかも知れません。しかし、聴いてみると、このスピーカーからこうした音がと驚くような雄大な低音と、骨格のしっかりした、素晴らしく豊かなサウンドステージに、「おおっ」と没入してしまう音がします。

こうした音は、ぺるけさんの設計されたアンプや、このリスニングルームによりもたらされるものですが、なによりも大切なのは、こうしたシステムをまとめあげるぺるけさんの、ニュートラルな感性です。

ぺるけさんのシステムの左側を撮影しました。

こちら側には、ぺるけさんが作られたプリアンプ、トーンレスのアナログプレーヤー、CD/LDプレーヤー、カセットデッキなどが設置されています。

また、写真のスピーカーは、ロジャース製LS3/5Aです。LS3/5Aの台はオランダ製のもので、CDのケースと兼用になっています。左側のスピーカー台のケースはぺるけさん用のもので、右側のスピーカー台のケースは、お嬢さん用と決まっていらっしゃるそうです。
トーンレスのアナログプレーヤーで使用されているカートリッジはDENON DL-103です。

右側のシステムをぺるけさんと一緒に写してみました。
リスニングルームの壁が、ライブである事がおわかりいただけると思います。
ぺるけさんがご覧になってらっしゃるのは、私が試聴用にもっていった「若林圭子 Quelle Voix」の CDジャケットです。彼女の太く力強い歌声は、ぺるけさんのシステムとぴったりのマッチングを見せてくれました。
下の写真は、ぺるけさんの左側に設置されているシステムである、ソースとプリアンプを撮影したものです。


ぺるけさんのシステムの右側を撮影しました。
こちらには、ぺるけさんが作られたパワーアンプが設置されています。これらのパワーアンプは、mj誌で賞を取られたものです。

→が、パワーアンプです。 ぺるけさんからのコメント

「アンプについて:
上「6AH4GT全段差動PPアンプ」といい、最大出力は3W+3Wです。
下「6G-A4sアンプ」歪みの打ち消しで MJ Sidewinder of the
Year '95/96をもらいました。今はEL34が刺さっています。」
LS3/5Aのような低能率のスピーカーであっても、聴感上は十分な音量を得ることができます。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/537.html#c2

[近代史5] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
2. 中川隆[-14939] koaQ7Jey 2021年12月02日 07:16:43 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[17]
木村 哲 情熱の真空管 / PassionateTubeAmplifier
-「真空管&半導体オーディオ」と「設計・製作技術」

◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。
◆筋肉がなくなり神経が冒されて四肢が動かなくなりやがて呼吸が停止する悪魔の病気です。
◆生きている限りできることは続けますがほとんど何もできないことをご了解ください。

◆私のハンドル名はイタリア語の「perche=何」すなわち「ぺるけ」です。
◆「べるけ」や「ぺける」ではないのでよろしく。
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ぺるけさんのリスニングルーム
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ぺるけさんは、Nifty FAVやfjazzのアクティブメンバーでいらっしゃいます。
また、真空管愛好の方の多くは、ぺるけさんのホームページ真空管とねこのHomePage をご存知ではないでしょうか?

ぺるけさんは、真空管による自作派として、mj誌などでもいろいろと独自の研究成果を発表されています。
そして、私の会社の同僚でもあります。もっとも、Niftyを通じて同じ趣味を持っていると知っていったわけでして、なにがお互いの関係を深めるかわかりませんね(^^)

ぺるけさんのお宅は、最近新築されました。
98/7/26に遊びに行かせていただきました。ぺるけさんの奥様にはお昼や手作りのケーキによるお茶の御用意を頂き、優雅な時を楽しませていただきました。ありがとうございました。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんのリスニングルームの全体像
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのお宅は、中央に吹き抜けになっているリスニングルームがあります。

←吹き抜けの上部からリスニングルームを撮影しました。
この写真で向かって右側が、ダイニングとキッチンです。左側がお嬢さんの音楽の練習室になっています。ちなみにお嬢さんは声楽家です。
オーディオセットは、撮影している位置の足元のあたりに配置されています。
このリスニングルームの床は、コンクリートの上にタイルをしいたもので、大変しっかりと作られています。

私がリスニングルームを撮影したあたりを、リスニングルームから撮影しました。
写真に写られてるのが、ぺるけさんです。
天井には→のような吹き抜けがあります。また、写真に写られているぺるけさんの背後には、階段の踊り場が有りますので、大きなエアーボリュームが確保されています。
トータルでリスナングルームの天井までは、8mほどはあるのではないでしょうか?

←ダイニングキッチン側が少し写るように撮影してみました。

ぺるけさんからのコメント
「椅子:ウィーンの椅子デザイナーMichael Thornet(ミヒャエル・トーネット)だよ。ダイニングの椅子もトーネット。何十年たっても変わらないデザインです。張り替えのメンテをやって今年で18年目。」
→お嬢さんの練習室より、ダイニングキッチン側を撮影しました。手前の取っ手が見える位置から向こう側がリスニングルームです。右側にシステムが見えます。


←お嬢さんの練習室が少し写るように撮影してみました。
奥にアップライトピアノが見えますね。
→左の写真で、リスニングルームの上方にある間接照明部分をアップで撮影してみました。吹き抜けの部分にも写っている部分を、上方から撮影したものです。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのリスニングルームのシステム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#

ぺるけさんのシステムは、一見するとこじんまりした音を出しているように思われるかも知れません。しかし、聴いてみると、このスピーカーからこうした音がと驚くような雄大な低音と、骨格のしっかりした、素晴らしく豊かなサウンドステージに、「おおっ」と没入してしまう音がします。

こうした音は、ぺるけさんの設計されたアンプや、このリスニングルームによりもたらされるものですが、なによりも大切なのは、こうしたシステムをまとめあげるぺるけさんの、ニュートラルな感性です。

ぺるけさんのシステムの左側を撮影しました。

こちら側には、ぺるけさんが作られたプリアンプ、トーンレスのアナログプレーヤー、CD/LDプレーヤー、カセットデッキなどが設置されています。

また、写真のスピーカーは、ロジャース製LS3/5Aです。LS3/5Aの台はオランダ製のもので、CDのケースと兼用になっています。左側のスピーカー台のケースはぺるけさん用のもので、右側のスピーカー台のケースは、お嬢さん用と決まっていらっしゃるそうです。
トーンレスのアナログプレーヤーで使用されているカートリッジはDENON DL-103です。

右側のシステムをぺるけさんと一緒に写してみました。
リスニングルームの壁が、ライブである事がおわかりいただけると思います。
ぺるけさんがご覧になってらっしゃるのは、私が試聴用にもっていった「若林圭子 Quelle Voix」の CDジャケットです。彼女の太く力強い歌声は、ぺるけさんのシステムとぴったりのマッチングを見せてくれました。
下の写真は、ぺるけさんの左側に設置されているシステムである、ソースとプリアンプを撮影したものです。


ぺるけさんのシステムの右側を撮影しました。
こちらには、ぺるけさんが作られたパワーアンプが設置されています。これらのパワーアンプは、mj誌で賞を取られたものです。

→が、パワーアンプです。 ぺるけさんからのコメント

「アンプについて:
上「6AH4GT全段差動PPアンプ」といい、最大出力は3W+3Wです。
下「6G-A4sアンプ」歪みの打ち消しで MJ Sidewinder of the
Year '95/96をもらいました。今はEL34が刺さっています。」
LS3/5Aのような低能率のスピーカーであっても、聴感上は十分な音量を得ることができます。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1351.html#c2

[近代史4] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
2. 中川隆[-14938] koaQ7Jey 2021年12月02日 07:17:20 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[18]
木村 哲 情熱の真空管 / PassionateTubeAmplifier
-「真空管&半導体オーディオ」と「設計・製作技術」

◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。
◆筋肉がなくなり神経が冒されて四肢が動かなくなりやがて呼吸が停止する悪魔の病気です。
◆生きている限りできることは続けますがほとんど何もできないことをご了解ください。

◆私のハンドル名はイタリア語の「perche=何」すなわち「ぺるけ」です。
◆「べるけ」や「ぺける」ではないのでよろしく。
http://www.op316.com/tubes/tubes.htm

ぺるけさんのリスニングルーム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんは、Nifty FAVやfjazzのアクティブメンバーでいらっしゃいます。
また、真空管愛好の方の多くは、ぺるけさんのホームページ真空管とねこのHomePage をご存知ではないでしょうか?

ぺるけさんは、真空管による自作派として、mj誌などでもいろいろと独自の研究成果を発表されています。
そして、私の会社の同僚でもあります。もっとも、Niftyを通じて同じ趣味を持っていると知っていったわけでして、なにがお互いの関係を深めるかわかりませんね(^^)

ぺるけさんのお宅は、最近新築されました。
98/7/26に遊びに行かせていただきました。ぺるけさんの奥様にはお昼や手作りのケーキによるお茶の御用意を頂き、優雅な時を楽しませていただきました。ありがとうございました。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんのリスニングルームの全体像
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのお宅は、中央に吹き抜けになっているリスニングルームがあります。

←吹き抜けの上部からリスニングルームを撮影しました。
この写真で向かって右側が、ダイニングとキッチンです。左側がお嬢さんの音楽の練習室になっています。ちなみにお嬢さんは声楽家です。
オーディオセットは、撮影している位置の足元のあたりに配置されています。
このリスニングルームの床は、コンクリートの上にタイルをしいたもので、大変しっかりと作られています。

私がリスニングルームを撮影したあたりを、リスニングルームから撮影しました。
写真に写られてるのが、ぺるけさんです。
天井には→のような吹き抜けがあります。また、写真に写られているぺるけさんの背後には、階段の踊り場が有りますので、大きなエアーボリュームが確保されています。
トータルでリスナングルームの天井までは、8mほどはあるのではないでしょうか?

←ダイニングキッチン側が少し写るように撮影してみました。

ぺるけさんからのコメント
「椅子:ウィーンの椅子デザイナーMichael Thornet(ミヒャエル・トーネット)だよ。ダイニングの椅子もトーネット。何十年たっても変わらないデザインです。張り替えのメンテをやって今年で18年目。」
→お嬢さんの練習室より、ダイニングキッチン側を撮影しました。手前の取っ手が見える位置から向こう側がリスニングルームです。右側にシステムが見えます。


←お嬢さんの練習室が少し写るように撮影してみました。
奥にアップライトピアノが見えますね。
→左の写真で、リスニングルームの上方にある間接照明部分をアップで撮影してみました。吹き抜けの部分にも写っている部分を、上方から撮影したものです。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのリスニングルームのシステム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#

ぺるけさんのシステムは、一見するとこじんまりした音を出しているように思われるかも知れません。しかし、聴いてみると、このスピーカーからこうした音がと驚くような雄大な低音と、骨格のしっかりした、素晴らしく豊かなサウンドステージに、「おおっ」と没入してしまう音がします。

こうした音は、ぺるけさんの設計されたアンプや、このリスニングルームによりもたらされるものですが、なによりも大切なのは、こうしたシステムをまとめあげるぺるけさんの、ニュートラルな感性です。

ぺるけさんのシステムの左側を撮影しました。

こちら側には、ぺるけさんが作られたプリアンプ、トーンレスのアナログプレーヤー、CD/LDプレーヤー、カセットデッキなどが設置されています。

また、写真のスピーカーは、ロジャース製LS3/5Aです。LS3/5Aの台はオランダ製のもので、CDのケースと兼用になっています。左側のスピーカー台のケースはぺるけさん用のもので、右側のスピーカー台のケースは、お嬢さん用と決まっていらっしゃるそうです。
トーンレスのアナログプレーヤーで使用されているカートリッジはDENON DL-103です。

右側のシステムをぺるけさんと一緒に写してみました。
リスニングルームの壁が、ライブである事がおわかりいただけると思います。
ぺるけさんがご覧になってらっしゃるのは、私が試聴用にもっていった「若林圭子 Quelle Voix」の CDジャケットです。彼女の太く力強い歌声は、ぺるけさんのシステムとぴったりのマッチングを見せてくれました。
下の写真は、ぺるけさんの左側に設置されているシステムである、ソースとプリアンプを撮影したものです。


ぺるけさんのシステムの右側を撮影しました。
こちらには、ぺるけさんが作られたパワーアンプが設置されています。これらのパワーアンプは、mj誌で賞を取られたものです。

→が、パワーアンプです。 ぺるけさんからのコメント

「アンプについて:
上「6AH4GT全段差動PPアンプ」といい、最大出力は3W+3Wです。
下「6G-A4sアンプ」歪みの打ち消しで MJ Sidewinder of the
Year '95/96をもらいました。今はEL34が刺さっています。」
LS3/5Aのような低能率のスピーカーであっても、聴感上は十分な音量を得ることができます。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1731.html#c2

[リバイバル3] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
2. 中川隆[-14937] koaQ7Jey 2021年12月02日 07:17:51 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[19]
木村 哲 情熱の真空管 / PassionateTubeAmplifier
-「真空管&半導体オーディオ」と「設計・製作技術」

◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。
◆筋肉がなくなり神経が冒されて四肢が動かなくなりやがて呼吸が停止する悪魔の病気です。
◆生きている限りできることは続けますがほとんど何もできないことをご了解ください。

◆私のハンドル名はイタリア語の「perche=何」すなわち「ぺるけ」です。
◆「べるけ」や「ぺける」ではないのでよろしく。
http://www.op316.com/tubes/tubes.htm

ぺるけさんのリスニングルーム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんは、Nifty FAVやfjazzのアクティブメンバーでいらっしゃいます。
また、真空管愛好の方の多くは、ぺるけさんのホームページ真空管とねこのHomePage をご存知ではないでしょうか?

ぺるけさんは、真空管による自作派として、mj誌などでもいろいろと独自の研究成果を発表されています。
そして、私の会社の同僚でもあります。もっとも、Niftyを通じて同じ趣味を持っていると知っていったわけでして、なにがお互いの関係を深めるかわかりませんね(^^)

ぺるけさんのお宅は、最近新築されました。
98/7/26に遊びに行かせていただきました。ぺるけさんの奥様にはお昼や手作りのケーキによるお茶の御用意を頂き、優雅な時を楽しませていただきました。ありがとうございました。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/index.html#

ぺるけさんのリスニングルームの全体像
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのお宅は、中央に吹き抜けになっているリスニングルームがあります。

←吹き抜けの上部からリスニングルームを撮影しました。
この写真で向かって右側が、ダイニングとキッチンです。左側がお嬢さんの音楽の練習室になっています。ちなみにお嬢さんは声楽家です。
オーディオセットは、撮影している位置の足元のあたりに配置されています。
このリスニングルームの床は、コンクリートの上にタイルをしいたもので、大変しっかりと作られています。

私がリスニングルームを撮影したあたりを、リスニングルームから撮影しました。
写真に写られてるのが、ぺるけさんです。
天井には→のような吹き抜けがあります。また、写真に写られているぺるけさんの背後には、階段の踊り場が有りますので、大きなエアーボリュームが確保されています。
トータルでリスナングルームの天井までは、8mほどはあるのではないでしょうか?

←ダイニングキッチン側が少し写るように撮影してみました。

ぺるけさんからのコメント
「椅子:ウィーンの椅子デザイナーMichael Thornet(ミヒャエル・トーネット)だよ。ダイニングの椅子もトーネット。何十年たっても変わらないデザインです。張り替えのメンテをやって今年で18年目。」
→お嬢さんの練習室より、ダイニングキッチン側を撮影しました。手前の取っ手が見える位置から向こう側がリスニングルームです。右側にシステムが見えます。


←お嬢さんの練習室が少し写るように撮影してみました。
奥にアップライトピアノが見えますね。
→左の写真で、リスニングルームの上方にある間接照明部分をアップで撮影してみました。吹き抜けの部分にも写っている部分を、上方から撮影したものです。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/view.html

ぺるけさんのリスニングルームのシステム
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#

ぺるけさんのシステムは、一見するとこじんまりした音を出しているように思われるかも知れません。しかし、聴いてみると、このスピーカーからこうした音がと驚くような雄大な低音と、骨格のしっかりした、素晴らしく豊かなサウンドステージに、「おおっ」と没入してしまう音がします。

こうした音は、ぺるけさんの設計されたアンプや、このリスニングルームによりもたらされるものですが、なによりも大切なのは、こうしたシステムをまとめあげるぺるけさんの、ニュートラルな感性です。

ぺるけさんのシステムの左側を撮影しました。

こちら側には、ぺるけさんが作られたプリアンプ、トーンレスのアナログプレーヤー、CD/LDプレーヤー、カセットデッキなどが設置されています。

また、写真のスピーカーは、ロジャース製LS3/5Aです。LS3/5Aの台はオランダ製のもので、CDのケースと兼用になっています。左側のスピーカー台のケースはぺるけさん用のもので、右側のスピーカー台のケースは、お嬢さん用と決まっていらっしゃるそうです。
トーンレスのアナログプレーヤーで使用されているカートリッジはDENON DL-103です。

右側のシステムをぺるけさんと一緒に写してみました。
リスニングルームの壁が、ライブである事がおわかりいただけると思います。
ぺるけさんがご覧になってらっしゃるのは、私が試聴用にもっていった「若林圭子 Quelle Voix」の CDジャケットです。彼女の太く力強い歌声は、ぺるけさんのシステムとぴったりのマッチングを見せてくれました。
下の写真は、ぺるけさんの左側に設置されているシステムである、ソースとプリアンプを撮影したものです。


ぺるけさんのシステムの右側を撮影しました。
こちらには、ぺるけさんが作られたパワーアンプが設置されています。これらのパワーアンプは、mj誌で賞を取られたものです。

→が、パワーアンプです。 ぺるけさんからのコメント

「アンプについて:
上「6AH4GT全段差動PPアンプ」といい、最大出力は3W+3Wです。
下「6G-A4sアンプ」歪みの打ち消しで MJ Sidewinder of the
Year '95/96をもらいました。今はEL34が刺さっています。」
LS3/5Aのような低能率のスピーカーであっても、聴感上は十分な音量を得ることができます。
https://www.calvadoshof.com/Audio/lisroom/Peruke/system.html#
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1201.html#c2

[近代史5] 食べてはいけない 中川隆
130. 2021年12月02日 08:43:03 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[20]

市販や外食のチーズは食べてはいけない _ 知らないのは日本人だけ?!日本の3大ニセモノ食品とその危険性
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1353.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/425.html#c130
[近代史5] 日本に実在した奴隷 おじろく・おばさの真実 - YouTube動画 中川隆
1. 2021年12月02日 08:46:58 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[21]
【ゆっくり解説】日本史の闇の奴隷制度!おじろくおばさの謎。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おじろくおばさとは!?
何者だと調べたら、病みすぎた。

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1305.html#c1
[近代史3] ベートーヴェン 『交響曲第9番』 中川隆
22. 2021年12月02日 09:27:49 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[22]
437名無しの笛の踊り2021/11/30(火) 23:05:08.26ID:TH2gCPuP>>440>>441

5年前に書かれたとある学校法人のHPにあるブログ
    ↓
巨匠フルトヴェングラーの「名盤」の真相
http://www.britannia.co.jp/column/2016/08/149/

非常にクオリティが高くビックリしたので、
備忘録として



454名無しの笛の踊り2021/12/01(水) 18:30:46.84ID:RuYqpltd>>457>>461

>>437 のコラムでも指摘されているが、
バイロイトの第九は、第3楽章の開始10分後くらい、
[9:55〜9:59]あたりで、ホルンが目立つミスをしている

非常に目立つミスなので、初期盤でなじんだ方は、
「ああ、あそこね」とすぐ分かると思う

手許の初期CD(CC35-3165)では、このミスが確認できるが、
現行盤では、どういうわけか、ミスが消えている

おそらく、2010年のリマスタ以降、修正されていると思うのだが、
どういう技術を使っているのか、本当に不思議
きれいサッパリ消えてるんだよな

初期CDはもはや音質的にも無価値で、処分予定だったのだが
今となっては、トチったホルンが聴けるのが珍しく、
珍盤として持っておこう、と思い始めている



457名無しの笛の踊り2021/12/01(水) 20:59:37.16ID:sG6VDkwK>>458
>>454
「既発盤には第4楽章ラストのアンサンブルが崩壊しているバージョンと整っているバージョンがある」
という記事を読んだことがある。

EMIにはゲネプロと本番両方のマスターが今でも完全な形で保管されていて、
リマスター時の現場判断で部分的な差し替えを行っている・・・・って可能性は?



458名無しの笛の踊り2021/12/01(水) 23:54:21.44ID:CY+joqhX
>>457
>>380 のYouTube(Provided to YouTube by Warner Classics)でも聴ける
1997年と2020年リマスターが「崩壊バージョン」
2010年リマスターが整っているバージョンです
「崩壊バージョン」は拍手を付け足す際の編集で音が狂ったという説を音楽家YouTuberのセンセイが唱えています




461名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 01:56:14.86ID:Qusoe2bK>>467
>>454
3楽章

(p) 1997



Remastered 2010





Remastered 2020



1997年と2020年リマスターは3楽章ホルンのミスが目立つ
2010年リマスターは目立たない(修正?)

まとめると

初期LP起こし 3楽章のミス目立つ・4楽章「崩壊」無し
独再発LP起こし 3楽章のミス目立つ・4楽章「崩壊」有り
2010リマスター 3楽章のミス目立たない・4楽章「崩壊」無し
2020リマスター 3楽章のミス目立つ・4楽章「崩壊」有り
最新ハイレゾ 3楽章のミス目立つ・4楽章「崩壊」有り





467名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 07:34:11.46ID:UWU8KSDi>>470
>>461
>2010リマスター 3楽章のミス目立たない・4楽章「崩壊」無し

情報ありがとう
比較検討してみると、2010リマスターが異質なのかな
でも、ミスが修正されていて、一番聴きやすいマスターと言えるかも
ちなみに、ワーナー輸入廉価盤のベト全がこのマスター使用で、
紙ジャケ、オリジナルジャケット、しかも安い


470名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 08:34:02.85ID:s4bKSHnK
>>467
>>比較検討してみると、2010リマスターが異質なのかな

Hrのミスの修正もさることながら、
その前の部分で頻繁に聞こえる咳がほとんど除去されている。
リマスターに相当な手間暇をかけたと思われるが、
最近は旧盤の方向性に戻ってるんだね。




462名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 05:12:33.67ID:ZwIRERbS

もう普通にゲネプロの収録&編集ということでよくないかい?
他のセッション録音もみんなライヴ直前を狙ってそうしてるんだし。



463名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 05:25:03.59ID:ZwIRERbS

ちなみに私は2011年に出たCDを推す
理由はベト全の他の交響曲と横並びにしたとき
スタジオ録音として完成度が高いから




464名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 06:38:04.58ID:ZwIRERbS

バイロイトの第九について、フルトヴェングラーのラジオ放送記録をまとめた資料をみると

https://furtwaengler.org/download/RundfunkSenAuf.pdf

演奏当日はバイエルン、シュトゥットガルト、パリ、ヘルビー(スウェーデン南部)で実況放送されたとあるが
最後のスウェーデンへの回線は、バイロイトからバイエルンに一度行ってから戻ってというのは面倒なので
ベルリン経由で直接信号を送ったと考えるのが合理的である。

http://cent20audio.html.xdomain.jp/image723.jpg

BIS盤はバイエルン放送とは別回線で録音された全く異なる音源といえる。

逆に言えば現地で録音していたのはEMIのチームだけだった
という可能性もないわけではない。
理由はEMIが録音権を一手に握っていたので
会場での録音は禁止されていたと考えられるからだ。



465名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 06:54:40.84ID:ZwIRERbS

もうひとつ、BIS盤のアナウンスにウィーンやドルトムントのコールがあるのは
おそらくバイロイトの実況担当が国際放送用に録り溜めた多言語コールを流しただけかと。


466名無しの笛の踊り2021/12/02(木) 07:04:59.78ID:ZwIRERbS

BIS盤のアナウンスは以下のようになる。

開演前:
国際放送用の多言語コールの挿入
バイロイト実況のアナウンス→拍手入り

終演後:
ブラボー入り拍手のフェードアウト
→アセテート盤からのダビング時に挿入
バイロイト実況のアナウンス

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1636491451/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/838.html#c22
[近代史6] どうやって気温は決まる? 地球の気温を支配する太陽と地球の大法則 中川隆
1. 中川隆[-14936] koaQ7Jey 2021年12月02日 09:36:41 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[23]
地球温暖化はデマだった?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/137.html

発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

もうすぐ氷河時代が来る証拠?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/202.html

温暖化か寒冷化か
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/710.html

原発の専門家だった武田邦彦は何時から頭がおかしくなったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/238.html

櫻井春彦:「地球温暖化はデマだった」_ 櫻井ジャーナルは信用できるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/647.html
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/1014.html#c1

[近代史02] 白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程 中川隆
235. 中川隆[-14935] koaQ7Jey 2021年12月02日 10:47:36 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[24]
タイ女性もどんどん肌が白くなって、もう昔のイメージではなくなってしまった
2021.12.02


東南アジアでは今も昔も一貫して「美白」が中心になっていて「褐色の美」というのはあったとしてもあまり評価されない傾向にあった。どんなに美しい顔立ち、美しいスタイルでも、肌が黒いというだけで「あれは駄目だ」という話になってしまったのである。

だから、「肌の色は重要じゃなくて顔やスタイルが重要」とか「褐色の肌をした女性がむしろエキゾチックでいい」と思っている白人《ファラン》や私のような考え方をする人間は変人扱いされるほどであったのだ。

タイにも華僑系がたくさん入り込んでいて、彼らは現地のタイ人に同化して暮らしているのだが、この華僑系は完璧に肌が白いので、だから華僑系のタイ女性はそれだけでモテたのである。

タイで売れる化粧品も「美白」一辺倒である。コマーシャルも肌の白いタイ女性しか出てこない。テレビドラマに登場するタイ人も、何か違和感があることが多いのだが、それも登場人物の多くが白い肌の人物が多くて、やや現実離れしているような感じがあるからだ。

テレビや広告は「こうありたい」と、その民族が願うものがイメージとして投影されるので、現実離れしていくのは仕方がないのかもしれない。それが極端に誇張されているのが実はインドのボリウッドである。

そこに出てくるのは豪華絢爛なセットで繰り広げられる肌の白い美男美女である。あれを見て「インドはそういう世界なのだ」と思っていると、現実のインドを見たら間違えた国に行ったのではないかとでも思うだろう。

東南アジアでもインドでも、「肌が白い」というのは100%正義なのである。

https://blackasia.net/?p=28758
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c235

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
49. 中川隆[-14934] koaQ7Jey 2021年12月02日 10:48:37 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[25]
タイ女性もどんどん肌が白くなって、もう昔のイメージではなくなってしまった
2021.12.02


東南アジアでは今も昔も一貫して「美白」が中心になっていて「褐色の美」というのはあったとしてもあまり評価されない傾向にあった。どんなに美しい顔立ち、美しいスタイルでも、肌が黒いというだけで「あれは駄目だ」という話になってしまったのである。

だから、「肌の色は重要じゃなくて顔やスタイルが重要」とか「褐色の肌をした女性がむしろエキゾチックでいい」と思っている白人《ファラン》や私のような考え方をする人間は変人扱いされるほどであったのだ。

タイにも華僑系がたくさん入り込んでいて、彼らは現地のタイ人に同化して暮らしているのだが、この華僑系は完璧に肌が白いので、だから華僑系のタイ女性はそれだけでモテたのである。

タイで売れる化粧品も「美白」一辺倒である。コマーシャルも肌の白いタイ女性しか出てこない。テレビドラマに登場するタイ人も、何か違和感があることが多いのだが、それも登場人物の多くが白い肌の人物が多くて、やや現実離れしているような感じがあるからだ。

テレビや広告は「こうありたい」と、その民族が願うものがイメージとして投影されるので、現実離れしていくのは仕方がないのかもしれない。それが極端に誇張されているのが実はインドのボリウッドである。

そこに出てくるのは豪華絢爛なセットで繰り広げられる肌の白い美男美女である。あれを見て「インドはそういう世界なのだ」と思っていると、現実のインドを見たら間違えた国に行ったのではないかとでも思うだろう。

東南アジアでもインドでも、「肌が白い」というのは100%正義なのである。

https://blackasia.net/?p=28758
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c49

[近代史4] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
3. 中川隆[-14932] koaQ7Jey 2021年12月02日 12:04:22 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[27]
木村 哲 美しき英国車の生活
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html

木村 哲 音楽論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/539.html    


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1731.html#c3

[近代史5] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
3. 中川隆[-14931] koaQ7Jey 2021年12月02日 12:05:05 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[28]
木村 哲 美しき英国車の生活
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html

木村 哲 音楽論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/539.html  
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1351.html#c3

[近代史7] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
3. 中川隆[-14930] koaQ7Jey 2021年12月02日 12:05:57 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[29]
木村 哲 美しき英国車の生活
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html

木村 哲 音楽論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/539.html  
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/537.html#c3

[リバイバル3] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
3. 中川隆[-14929] koaQ7Jey 2021年12月02日 12:06:40 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[30]
木村 哲 美しき英国車の生活
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html

木村 哲 音楽論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/539.html  
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1201.html#c3

[お知らせ・管理21] 2021年12月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
2. 2021年12月02日 15:14:35 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[31]
下が一つの結論かも知れん↓
〜つまり 仁王像はパラノイアだってこと
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/629.html#c2
[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
1. 中川隆[-14928] koaQ7Jey 2021年12月02日 17:47:24 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[32]
英国カントリー・ドライビング 計画から実行・後始末まで
英国の田舎と街のドライビング
Driving UK Country and Cities
http://www.op316.com/rover/ukdrive.htm

動画のスタートはこちら・・・B4425をBiburyに向かう


このページは、仕事や観光で英国に行った人が、すばらしいカントリーサイドをドライビングしたり、田舎の町や村を訪れたりするためのヒントをご紹介します。
英国と日本との決定的な違いのひとつに、町並みの美しさがあると思います。英国人は、景観の美しさに対して非常に繊細な趣味を持ち、かつ保守的であるおかげで、日本のような見苦しく派手な看板や、ひとり目立とうとするような品のない建築物がありません。それは、ロンドン市内だけでなく、郊外に出れば出るほど徹底されています。ひとたびロンドン郊外に出れば、彼らがいかに田園風景というものを愛し、大切にしようとしているのかがひしひしと伝わってきます。このような、英国本来の良さを楽しむには、自分の意思でカントリーサイドを訪れ、できれば滞在し、ドライビングしたり散歩したりするしかないと思います。

しかし、英国で車を借りたり、列車に乗って旅するには、日本で売られているガイドブックの情報は全く不充分ではないかと思います。それは、ガイドブックというものが、基本的に都市での観光や買い物、ツァー、レストランでの食事を中心に編集されていて、個人が主体的に自由に英国のあちこちを移動するようにガイドされていないからだと思います。

このページでは、そういう既成の旅行プログラムではなく、もっと自分の力を信じて、主体的な英国旅行をしてみようという方に少しでもヒントが提供できればと思っています。ちなみに、私は海外旅行のベテランではありません。英国にはこれまでに3回しか行ったことがありません。そういう経験の浅い者でも、既成の旅行プログラムにはない旅ができるのだ、と思って自信を持って旅を楽しんでいただきたいのです。

STEP-1:情報収集

<英国ドライビングのガイド>
英国でドライビングを楽しむための手頃なガイドは英国政府観光庁で入手できます。この冊子には、英国の交通ルールや標識の見方がまとめてあるのでとても役に立ちます。英国政府観光庁では、ほかにも英国を楽しむためのさまざまなA4サイズの冊子が作られており、これらはいずれも写真がきれいで記事もよくまとまっています。Webページから申し込むだけでこれらが数百円の送料着払いですぐに送られてきます。

英国政府観光庁サイト・・・http://www.visitbritain.jp/?url=/jp
資料請求ページ・・・http://www.visitbritain.jp/profile/brochure/index.aspx

<ドライビング・ロードマップ>

英国の田舎を走るには、幹線道路だけでは全くダメで村と村をつなぐ小道が非常に重要な役割を果たします。なぜかと言うと、美しい村のほとんどは幹線道路から離れた小道を行った先にあるからです。そこで田舎道が載ったロードマップが必要になるわけですが、ロンドンなどの大きな都市は全くの例外で、そもそも英国の田舎には日本のような書店がほとんどなく、またヒースロー空港にも地図は売っていません。レンタカーサイトにもありません。

以前は非常に不便でしたが、今や海外の都市や田舎のロードマップは、amazon.co.jpで容易に入手できる時代になりました。但し、和書と違ってamazonといえどもすぐには在庫がないようで、発送まで最低でも2週間くらいはかかると思った方がいいでしょう。すくなくとも英国出発3週間前には注文しないと間に合いません。私は、Londonの書店でCollinsのROAD ATLASを買い、湖水地方限定の詳細地図をamazon.co.jpで入手してから英国のドライビングに出かけました。下の画像は、左から英国版JAFの"AA"、店でよくみかける"AZ"、超大判詳細地図も出している"Collins"、いずれも全英大判アトラス3種類。


<Webサイト>

GENERAL
Multi Map・・・http://www.multimap.com/map/home.cgi?client=public&db=GB&overviewmap=GB
NT:The National Trust・・・http://www.nationaltrust.org.uk/
NGS:The National Gardens Scheme・・・http://www.ngs.org.uk/
COTSWOLDS
The Cotswolds・・・http://www.the-cotswolds.org/
Cotswold Tourist and Travel Information Guide・・・http://www.cotswolds.info/
LAKE DISTRICT
Visit Cumbria・・・http://www.visitcumbria.com/index.htm
LovetheLakes・・・http://www.golakes.co.uk/default.asp
Lakeland Gateway・・・http://www.lakelandgateway.info/default.asp


STEP-2:国外運転免許証

海外で車を運転するには、日本の公安委員会が発行する国外運転免許証がいります。国外運転免許証の入手は簡単で、住んでいる場所によって指定されている警察署または試験場で、(普通は)その場で発行してくれます。必要なものは、「有効な運転免許証」と「写真1枚」、「パスポート」それに「2600〜2700円」だけです。印鑑がいる、という話を聞きますが、私の住所を管轄している警視庁板橋警察署ではいりませんでした。詳しくは、警視庁や各県警のHomaPageにアクセスしてください。国外運転免許証の有効期間は、発行日から1年間です。

なお、この免許証は「貸与」ですのでなくさないようにしてください。なくしたまま新しい免許証の交付を申請すると、理由の如何を問わず「私の過失で紛失しました。かくなる上はいかなる咎めがあっても文句を言いません」という趣旨が書かれた国家権力まるだしの不愉快きわまりない文書に署名・捺印させられます。

なお、海外のレンタカー会社のほとんどは、年齢制限があり23歳以下では車を借りることができません。また、年齢によって運転できる乗用車のサイズに制限がある国も存在します。渡航先でレンタカーを借りる際には、「国際運転免許証」と「日本の運転免許証」の両方、海外でメジャーな「クレジットカード」、国によっては「パスポート」も必要です。

<国外運転免許取得手続>・・・警視庁、神奈川県警、埼玉県警


STEP-3:レンタカーを予約する

<英国のレンタカーはマニュアル車が基本>

英国のレンタカーは、そのほとんどすべてがマニュアル車です。オーマチック車を借りたい場合は、あらかじめ日本を出る前にレンタカー会社に予約しておかないと、現地で慌てることになります。特に、世界的大手であるHertzやAVISはオーマチック車が非常に少ないか、全くないので要注意です。空港のレンタカーはまだましで若干置いていますが、LONDON市内ではほぼ絶望的です。シーズンによってはただでさえ少ないオーマチック車が出払ってしまうので、運転免許がオーマチック車限定の方は特に注意してください。また、予約の際には「オーマチック車」であることをしっかりと確認してください。

<ロスタイム>

予約をおすすめするもうひとつの理由は、予約なしで現地で借りようとした場合のロスタイムが非常に大きいからです。海外のレンタカー屋のチェックインはじつにのんびりしていて、カウンターは1つか2つしか開いておらず、そこに何人ものお客が行列をして忍耐強く順番を待っています。1人のお客のチェックインに15分かかったとして、4人並んでいたらあなたのチェックインが終わるのは1時間15分後ということになるからです。予約があれば簡単な手続きだけですぐにキーがもらえます。

<インターネットで予約>

レンタカーはほとんど例外なく日本からインターネットで予約できます。どこのレンタカー会社を使うかは好みにもよると思いますが、Londonヒースロー空港ならば、HertzやAVISといった世界のメジャーなレンタカー会社がすべて店を出しています。

Hertz (Hertzの日本サイト)
AVIS
Europcar
National
Alamo
BritainCar
Moores Car Rental
BRITISH CAR RENTAL SERVICE
CLASSIC MOTORING


ドライバーが2人以上の時はかならず登録してください。特に、保険に関して注意しなければならないのは、指定した以外の人が運転して事故を起こすと保証が全くありません。海外で人身事故を起こした場合、保険でカバーしきれないと永久に日本に帰って来れません。従って、保険はフル・カバーを指定してしっかりはいるようにしてください。


<ROVERは借りられるか>

新車の販売はなくなってしまった今(2007.7)となっては、ROVERを置いているレンタカー会社はまずないと思っていいでしょう。ごく一部には、ビンテージカーをはじめとする特別な車種の注文に応じてくれる会社もあるようですが確実な情報はありません

STEP-4:空港に着いたら

<空港の到着ロビーのレンタカー窓口に立ち寄る>
どの空港でも、到着ロビー(税関を出たところ)にもレンタカー会社のカウンターがあります・・・もっとも、このカウンターに誰かがいる確率はせいぜい50%ですが。ヒースロー空港に着いたら、とりあえず予約してあるレンタカー会社のカウンターに立ち寄って、どうしたらいいか確認することをおすすめします。通常、予約があればそのままレンタカー会社が運行しているマイクロバスに乗ってしまっていいのですが、空港の窓口でチェックインしてもらうと後が楽だったりしますし、万一、予約に不手際があった場合でも早くに手続をしてもらえます。

<レンタカー会社のバスに乗る>

空港のレンタカーサイトは、大概、空港の外の近くのどこかに集まっています。ヒースロー空港の場合は、空港の外の北側一帯にレンタカー会社各社が集まっています。空港のレンタカーサイトに行くには、レンタカー会社が運行しているマイクロバスを使います。世界共通のルールとして、空港のバス乗り場の一角にレンタカー会社のマイクロバス専用乗り場があって、そこで待っているとさまざまな色をした各社のマイクロバスが次から次へとやってきます。このマイクロバスに乗ってしまえば、黙っていてもレンタカーサイトに連れて行ってくれます。

大手レンタカー会社の場合は、マイクロバスの運転席のところにコンピュータの端末があって、バスに乗る時に予約した名前を告げると、コンピュータで検索してすでに準備されている車の目の前まで連れて行ってくれるというサーヴィスがあります。このサーヴィスが使える場合は、チェックインは不要でそのまま車に乗って出て行っていいのです。しかし、予約がないとレンタカーサイトのチェックインカウンターの行列の末尾に並ぶことになります。

<レンタカーサイト>

ちなみに、ヒースロー空港をとりまく道路は右図のようになっていて、国際線は中央に集中したTerminal-1からTermnal-3のどこかです。ここから上に細く薄い線が見えると思いますが、これが外とつないでいるトンネルです。空港への出入りはこのトンネルを使います。レンタカー会社のマイクロバスはTerminal-1〜3でお客を降ろしたり拾ったりしながらこのトンネルをくぐって空港の北側に出ます。

レンタカー会社各社のサイトは赤丸で印をつけたあたりに軒を連ねていますので、マイクロバスはトンネルを出たところにあるラウンドアバウト(のようなもの)にはいってから左右の坂を上って車が置いてある自社のサイトに向かいます。車を返したお客を空港に連れてゆくときも同じところを走ります。

STEP-5:レンタカーサイトにて・・・車のチェック
レンタカーサイトに着いたら、すでに予約が有効であれば車は用意されているのでキーと契約書を受け取ってすぐに出発できます。予約がなかったり、システムがへぼいレンタカー会社の場合はチェックインカウンターで必要な手続きをしなければなりません(2007.7のEuropCarのシステムはへぼかった)。ですから、マイクロバスを降りた時に、車に乗って出て行ってしまっていいか、チェックインカウンターに行かなければならないかを判断しなければなりません。そういう意味でも、空港にあるカウンターで聞いておけば迷う心配はなくなるというわけです。
さて、車のキーを手に入れたら、あるいはキーがついた車に乗ったら、最初にすることは「操作方法の確認」です。慣れた車種なら問題はないと思いますが、通常、レンタカーを借りた場合は乗り慣れていない車種であることがほとんどでしょう。安全運転のためにも、慌てず騒がず、ひとつひとつ各部の操作の確認を行います。車に乗ると、運転席かポケットのどこかに紙1〜2枚程度の操作マニュアルがありますから、まずはこれを見つけます。なければ事務所に行って必ずもらってください。

<パーキング・ブレーキ>

車種によって操作方法が違いますから必ずチェックします。運転席の脇のレバーを引く一般的なものや、メルセデスやクラウンのように足で踏むとブレーキがかかり、レバーを手で引くと解除されるタイプもあります。

<キー操作とエンジンの始動>

レンタカーにはあまり難しい車はありませんが、それでも車によって個性がありますからパーキング・ブレーキの操作が見えたらエンジンを始動してみます。

<ウィンカー・レバーとワイパー>

英国車は日本車と同じ右ハンドルですが、ウィンカー・レバーは日本車と逆の左側についています。そして、ワイパー・レバーは右側なのです。これに慣れておかないと、右左折をしようとした途端にワイパーが動いてしまって慌てることになります。この点については、ROVERのオーナーはすでに経験済みですね。

<ヘッドライトなど>

日本車の多くはヘッドライト・スイッチがハンドル脇のレバーに仕込んでありますが、欧州車の多くはハンドル右手前方のドアの付け根にあるダイアル式のスイッチであったりしますので、必ず操作方法をチェックしておきます。その他ハザードライトやフォグランプのスイッチも確認しておきます。

<オーディオとエアコンの操作>

最近のレンタカーはほとんどCD対応になっています。私は海外で車に乗る時はiPodとFMトランスミッターを使っています(右の画像)。FMトランスミッターはシガーライターから電源を取るタイプで、海外のFM周波数帯域にも対応したものが便利です。英国は夏でも気温は20℃くらいなので冷房はほとんど使いませんが、暖房は必須なのであらかじめ操作に慣れておきます。

<燃料の種類>

燃料の種類の呼称は日本と異なります。英国におけるガソリン車の標準は「Unleaded」を給油します。乗用車であってもディーゼル車はあたりまえに存在するので油断できません。その車が指定する燃料の種類は操作マニュアルのどこかに必ず書いてあります。燃料の種類を間違えたら大変なことになるので(モウモウと黒煙を吐いた挙句にエンジンがダメになります)くれぐれも間違えない、勘違いしないようにしてください。なお、燃料の種類は燃料タンクのふたのところにも書いてあります。同時に、燃料キャップの開け方も確認しておきます。

<トランク・リッド>

レンタカーの多くはご親切にトランク(英国ではBOOTという)を開けてあることが多いです。荷物が少なかったり座席に載せてしまった場合、トランクが開いたまま走り出してしまい、高速道路にはいってから風圧でトランクがわーんと開いてしまって大慌てになってしまわないように気をつけましょう。

STEP-6:出て行き方、戻り方の確認・・・ヒースロー空港編
レンタカーサイトは、通常、出入り口が決まっていて、入り口にも出口にもゲートがついていてむやみに出たりはいったりできないようになっています。レンタカーサイトを出る前に、「どうやって街や田舎に出て行ったらいいか」ということと「どうやってここに戻って来たらいいか」というきわめて重大なことについて確認しておきましょう。車を借りると、大概は「出て行き方、戻り方」を示した案内図をくれます。くれなかったら出し忘れているのですから「Can I have a map for coming back here」とかなんとか言ってもらってください。
右図はヒースロー空港のNationalレンタカーで車を借りた時にもらった案内図です。Nationalは空港のトンネルを出て左側に折れてしばらく行ったところにあります(緑色のマーク)。

「出て行き方」は右図上に赤い矢印で示されていて、レンタカーサイトのゲートを出たらすぐに右、その先で左、さらに右と進み、最初のラウンドアバウト(黒い丸印)を越えたら高速道路M4に向かう縦のブルーの通りに合流せよ、とあります。いちばん上のブルーの横線が高速道路M4で、右に行けばLondon、左に行けばCotswoldsです。

「戻り方」は黒い矢印で示されていて、、高速道路M4を出たら縦のブルーの通りを空港方面に向かい、最初のラウンドアバウトを左に出て(ここが重要!)、ぐるっと迂回してからトンネルに行く道路をまたぐように書かれています。このブルーの通りから黒い色に出るのがポイントで、これ逃すと一旦トンネルにはいって空港内を一周して戻ってこなければなりません。

トンネル入り口周辺を空から見たのが右図です。この画像は、Google Earthからキャプチャしましたので、みなさんのPCでも同じものを見ることができます。

画像を見るとわかるとおり、中央のラウンドアバウトは形が中途半端でぐるぐるまわれるのは上半分だけで、下半分はまわることができないようになっており、上から戻ってきた時にまわるつもりでいるとそのままトンネルの中に連れて行かれてしまうのです。

空港に戻ってきた時は、このラウンドアバウトもどきにはいって1/3周して国道をくぐったら、すぐに左に出なければなりません。そして、たぶんそこには「レンタカーのお帰りはこちら」なんていう親切な案内板はないのです。右の2つの図やPCのGoogle Earthで道路の様子をしっかり頭に叩き込んでおいてください。

STEP-7:さあ、出発
さて、準備ができたら出発です。レンタカーサイトの出口には検問所のような窓口があって、そこで契約書の写しを手渡したら、ゲートが開いて外に出られます。
一旦外に出たら、ぐずぐずさせてはもらえません。どんどん走らないと後ろがつかえます。だからこそ、これまでくどいくらい空港周辺の道路の様子や「出て行き方」の説明をしてきたのです。英国では、信号がほとんどないので止まって考える、という日本的なペースがつかめません。しかも、車の流れはかなり速いのであっという間に高速道路M4にはいっていることでしょう。

ところで、M4を西にまっすぐに行くルートでコッツウォルズを目指すのならそのま走っていていいですが、Oxford経由で行く場合はM4にはいったらすぐに左車線にはいらないとM25へのジャンクションに入り損ねますので注意してください。

Londonに行くにはM4を東進します。渋滞がなければ30分かかりませんが、30分以内にロンドン中心部に着けたらそれは余程に運がいいといっていいでしょう。ロンドン市街の道路は別格で、東京都心部並みに混んでいて難しいのです。路面は車で一杯なので今自分がいる車線が「直進」なのか「右折帯」なのかわかりません。しかも、車線の幅は東京よりも狭いのです。油断していると行きたくない方向に連れていかれます。連れて行かれた先が一方通行だったりして、慣れていないと何がなんだかわからなくなります。

STEP-8:交通ルール(工事中)
冒頭の「STEP-1:情報収集」のところでご紹介した英国政府観光庁サイトで入手可能な冊子「Driving in Britain」(右の画像)がおすすめです。主な道路標識も含めてよくまとめられています。

<英国の道路・・・"M"と"A"と"B">

英国の道路には、M4、A40、A429、B4255という風に名前がついています。"M"は"Motorway"の略でいわゆる高速道路ですが、日本と違って基本的に無料です(一部に有料なところがあります)。最高速度は70mile/h(=112km/h)ですがどの車も70〜90mile/hで流れています。ところどころにサービスエリアがあってガソリンを補給したり食事ができるようになっています。サービスエリアと次のサービスエリアとの間隔は日本よりもちょっと長いな、と思います。出口には、街の名前のほかに番号がついているので、何番で出るか決めておけば出口が近いかどうか迷わずに済む、という点は米国と同じです。

日本と決定的に違うな、と思うのは、どの車もいつまでも追い越し車線にいないということです。追い越したらさっさと走行車線に戻るのです。それも、追い越しざまにいきなりこちらの鼻先にはいってくるのでちょっとびっくりします。なんだか、競輪のレースをやっているみたいです。特徴的なのは、日本でありがちな行儀の悪いドライバーが全くといっていいくらいいないことでしょうか。不愉快な煽りや無理な割り込みはまずないといっていいでしょう。

それ以外は、日本の高速道路とほとんど変わるところはありません。"A"のつく国道クラスでは、信号やラウンドアバウトがあり、横断歩道や(たまに)交差点もありますが、2車線あってほとんど高速道路並のものから、1車線の田舎道的なものまでさまざまです。日本と違って、英国の道路地図では何車線あるかがきめ細かく明示されています。

"B"のつく道路になるとさすがに田舎道になってきます。冒頭の動画は、コッツウォルズのCirencesterからBiburyに向かうB4425です。牧草地と林のなかをぬけるB4425は、ゆるいカーブが連続する走って気持ちの良い道です・・・イングランドはどこを走ってもこんな感じなんですけどね。時折、遅い車に追いついたり、こちらが抜かれたりする程度ですが、周囲は農地か牧草地ですから地元のトラクターが走っていたり、羊が道をふさいでいたりすることもあります。

制限速度の表示は見たことがありませんので、日本でいう法定速度が適用されるのでしょうか。"B"の法定速度は40mile/h(=64km/h)だと本に書いてありましたが、実際にはどの車も50mile/h(=80km/h)以上で疾走してゆきます。実際のところはどうなんでしょう。もっとも、こういう道では「日本でいう追い越しのためのはみ出し走行禁止」・・・つまり黄色い中央線・・・はありませんので、追い越しは自由ですから、こちらがゆっくり走っているからといって、後ろの車があおってくるということはありません。追い越す時は、パッシングをして一気にこちらを追い抜いてゆきます。動画では、撮影用に時速60km/hくらいでゆっくり走っていたら、Audiがすいっと抜いて行きました。

ひとしきり走って、村にさしかかると「これより30mile/h(=48km/h)、ゆっくり走れ」の標識が現れます。これに出会うと、どの車もさっと徐行しはじめます。たいていの道路は村を貫通するように走っており、村の中では道路が狭かったり、農家の庭先を通ったりするため、やさしい走行を心がけなければなりません。村のはずれには、「Thank you for your careful driving」の表示があって、白地に黒い斜線の「速度制限はここまで」の標識があり、そこから再びカントリーロードがはじまります。次の村までは、おそらく数マイルはあることでしょう。

<M6 Tollにご注意>

英国の高速道路は無料が基本で、有料道路は数えるほどしかありませんが、最近、事情が変わったようです。英国を南北につなぐM6にバイパスが新設され、そこだけが有料化されました。この道路のことを"M6 Toll"といいます。M6を北上する時はまだいいのですが、注意しなければならないのは湖水地方の帰りなど北から南に向かう場合です。

右の画像で、上下に通っているのが昔からあるM6で、右に行くのが新しくできたM6 Tollです。北から南に行く場合、ジャンクションの構造上、追い越し車線側の2車線を走っているとそのままM6 Tollに連れていかれてしまうのがわかるでしょうか。M6を行きたければいちばん左端の1車線にはいらなければなりません。私はこのことに気づかずにうっかりM6 Tollにはいってしまいました。

<田舎道>

英国の田舎では、ほとんどの村が"A"や"B"といった幹線道路からはずれたところにあります。そのちいさい村々を訪ねようとすると"A"や"B"から脇道にはいらなければなりません。その脇道の案内には一定のルールがあります。"B"道路などを走っていると時々「┤」とか「├」といった記号の案内板に出会います。この先に「脇道の入り口」があるという意味です。速度を落として少し走ってゆくと「⇒」に村の名前を書いた案内板とともに細い脇道の入り口があります。ここをはいってゆけば表示の村にたどりつくよ、という意味です。コッツウォルズでは、この田舎道を自由に使えるかどうかがポイントになります。

ちなみに、この田舎道にはセンターラインはありません。2台の車が無理なくすれ違えるくらいの広さのこともあれば、バックして退避帯にはいらないとすれ違うことができない細道もあります。英国には車1台がやっと通れるような狭い田舎道がたくさんあるのです。それは、道路の脇の多くが牧草地であるために、羊が外に迷い出ないために石を積んで壁を作ってるからです。この壁と壁のすきまに道路があるためものすごく狭い上に外にはみ出ることができません。湖水地方には特にこのような道が多く、Hard Knot Passに至る極狭の道などでは1マイル進む間に4回も5回も退避することも珍しくありません。

このような道を走っていてしみじみ思うのは、ドライバー達のマナーの良さです。狭い道で対向車に気づくと、どの車も速やかに退避帯をさがして待機し、あるいはさっさとバックして道を空け、対向車にパッシングして「通ってもいいよ」と合図します。譲られた方のドライバーは、すれ違う際に窓を開けてにっこり笑って「Thank you」と声をかけたり手を振ります。この習慣は工事中の狭い道でも、市街地で路駐した車のために通りにくいところでも、至るところで目にすることができます。

<ラウンドアバウト>

さてラウンドアバウト(右図)です。英国の道路には交差点というものがあまりなく、どちらかというとラウンドアバウトという時計回りのロータリーが主流です。ラウンドアバウトは、電気のない馬車しかなかった時代に考案された交通システムです。馬車は、停止・発進が苦手でしかも急な右左折ができないので走りっぱなしでいけるロータリー方式は合理的です。それに、日本と違って郊外では家など滅多にないため、今でも交差点に信号機をつけるために電気を引くことができませんから。

このラウンドアバウトというやつが非常に良く出来ていて、「右側から来る車に道を譲れ」というたったひとつの約束で成り立っています。つまり、ロータリーに入ろうとする車よりもぐるぐる回っている車が優先しますので、ロータリーの入り口では徐行するか一時停止しなければいけません・・・"Give Way"という標識がある。一方、すでにぐるぐる回っている車は優先車両になりますからいつでも好きな時に外に出ることができます。

ラウンドアバウトいろいろ

左から、代表的な高速道路周辺の大ラウンドアバウト(M5の9番出入り口)、A419〜CirencesterからA429およびB4425にはいる二重のラウンドアバウト、
A46とB4077が交差するところのラウンドアバウト、ヒースロー空港レンタカーサイト付近にあるちいさなヘソのようなラウンドアバウト。
「左折」は、左ウィンカーを出しながら左寄りに進入し、すぐに出て行きます。
「直進」は、右ウィンカーを出しながら内周寄りに進入し、半周して左ウィンカーを出して出て行きます。
「右折」は、右ウィンカーを出しながら内周寄りに進入し、3/4周して左ウィンカーを出して出て行きます。
この方式は、ロンドン市内の3車線もあるような幹線道路にもあります。中は三重の輪っかになっていて、ぐるぐる回りながらどんどん車線変更するんです。これは相当に緊張します。交通量の多い場所にあるラウンドアバウトでは、"Give Way"のかわりに信号機がついていることがあります。その信号ですが、点灯の順序が日本と違います。赤から青になる時にも一旦黄色になるのです。また、日本では、黄色になってもぎりぎりまで通過しようとする車が多いですが、英国では、黄色になったらすぐに止まります。日本の感覚で黄色で通過しようとすると、ひとり交差点に取り残された感じになってしまうのです。
ラウンドアバウトは、一つの重要な目印でもあるらしく、英国で道をたずねると「2つ目のラウンドアバウトの次の角を曲がれ」という風な言い方をします。ラウンドアバウトにも、中央に立派な植え込みや石碑があるものから、地面に丸を描いただけのごく簡単なものまでありますが、どんなに小さくても一人前のラウンドアバウトらしく、ロードマップにはかならず○印で記載されています。

<駐車違反>

英国の違法駐車の取り締まりは日本以上に徹底しており、日本の感覚で「短時間だから」とうっかり違法駐車して違反切符を切られる旅行者が跡を絶たないようです。市街地や村の目抜き通り(ハイストリートという)、観光地の賑わった一帯は道路の脇に「黄色の二本線」が引かれていますが、これは駐停車禁止の印です。英国が日本と異なるのは、ところかまわず駐車禁止や駐停車禁止にするのではなく、店舗の前や適切なところに駐車可の場所がこまめに指定されていることと、探せば必ずどこかにパーキングがあるということです。日本と同じ方式のパーキングチケットもよく見かけます。英国の駐車違反の罰金は40ポンドあるいはそれ以上なので日本より厳しい金額になっています。そして、違反者はめったに見ません。旅の恥はかきすて、などと言わずしっかり交通ルールは守りましょう。

<歩行者優先>

英国ほど歩行者優先が徹底した国も珍しいのではないでしょうか。信号機が赤か青かということよりも、そこに歩行者がいるかどうかが優先されます。つまり、車にとって青信号であっても、そこに歩行者がいたら青が青でなくなるということは日本の道路交通法規においても実は同じなのですが、英国ではそれがちゃんと徹底されているということです。

従って、信号機のない道路で、歩行者が横断しようとしていた場合、日本だったら「行っちゃえ」となるところ、英国では車はすみやかに停止して歩行者の横断の安全を確保します。同じことを日本でやると、後続車にホーンを鳴らされたり、いらつくように脇を追い越して行く車がいますね。英国でも、たぶん、急いでいる車もあるんだと思いますが、そのようなことはまずなく、後続車はいらつく様子も見せずに大人しく待っています。

テニスのウィンブルドンで有名になりましたが、英国の天気は変わりやすく、さっと雨がやってきます。そんな雨の中をしばらく走るうちに、前方に妙な格好の赤い物体が現れたので、追いついてみたらこんなクラシックな車でした。革製のゴーグルをつけたドライバー氏は、実に気持ちよさそうにマイペースでゆるやかな坂道を登ってゆきました。もちろん、雨に打たれながら。

英国の道路は、高速道路も田舎道も路面がちょっと粗いところがあって、しかも50mile/h以上のペースでのロングドライブになりますから、ドライバー自身の疲労の度合いや同乗者の乗り心地を考えると、ある程度大きさのある車を借りることをおすすめします。但し、英国の道路も車線もかなり狭いので、余程車幅間隔に自身のある方でない限り、レンジローバーのような幅広の車はやめておいた方がいいでしょう。


STEP-9:給油
英国ではガソリンのことをPetrolと言います。給油のしかたは各国さまざまですが、日本との最大の違いはすべてセルフだということでしょう。セルフといっても支払方法は日本で普及しているセルフスタンドとはちょっと異なります。給油の手順は以下のとおりです。
スタンドにはいっても誰も出てきません。
車を空いているポンプ(給油する機械のことです)の前に停めます。
自分で給油します(右の画像。通常のガソリンはUnleadedといってノズルは緑色)。
油量と金額が表示されるので、それを見ながら給油したらいいでしょう。
給油が完了したらポンプの番号を確認します。
お金を用意します。金額はポンプに表示されているとおりです。
売店のレジに行って、ポンプ番号を告げるとさっき見た金額を言われますから、そこで支払います。英語が苦手な人は「ポンプ・ナンバー・セブン・プリーズ」という風に言えば充分通じます。」
レジは売店を兼ねているので、飲み物やちょっとしたものならここで買えます。
以上、おわり。
実は、この方法は日本のシェル系のセルフスタンドと全く同じなんですね。ですから、はじめて英国でドライブしようという人は、とりあえず日本でシェルのセルフスタンドで練習したらいいでしょう。なお、海外のスタンドのポンプにはカードでの支払い機能がついていますが、ホテルで使えたクレジットカードがスタンドでは使えなかったり操作方法がわかりにくいことが多いので、現金を用意されることをおすすめします。
英国にはあるのかどうか知りませんが、米国では先に現金を支払う方法が普及しています。車をポンプの前に停めたら、とりあえずレジまで行ってポンプ番号を告げ、先に現金を支払います。店員がレジを操作してポンプを開けてくれるので、車のところまで戻って自分で給油します。給油量が支払った金額に満たない場合は、レジで払い戻してもらいます(Refund pleaseと言う)。

STEP-10:街を走る(工事予定)
さて、ロンドン市内です。はじめて英国でドライブする場合は、まず、田舎を走ってラウンドアバウト等の英国的な運転ルールに慣れてから、ロンドン市内にはいることをおすすめします。また、東京のような、混雑していてしかも複雑な交差点の多い街での運転が苦手な人は、おやめになったほうが賢明であると思います。ロンドン市内の交通事情は、平日の東京の都心と同等かそれ以上に緊張しているからです。こんなところで事故なんか起こしてしまったら、せっかくの旅行が台無しです。
ロンドン市内の道路は車線が非常に狭く、しかも、住人の路上駐車が合法的に認められているため、大型乗用者では狭くて通れない場所がたくさんあります。実際、市内を走っている車のほとんどが1600ccかそれ以下のクラスの小型車です。走っている車同士の左右の間隔は、東京よりも10cmくらい狭いと思ってください。

道路は慢性的に渋滞していますから、道路上に書かれている右左折の案内の矢印など全く見えない、という点では東京と同じ、従って、交差点の構造を暗記していないと、どこに連れて行かれるかわからないという点も東京と同じです。

日本と決定的に違うのは、交差点に名前がないということです。そのため、一体どの角で曲がったらいいのかさっぱりわからなくなるのです。そうこうするうちに自分がいる場所がどこなのかわからなくなり、気がついたら右折帯にはいりこんでしまって、仕方なく右折したもののそこは一方通行路・・・そう、一方通行路も多いのだ・・・だった、なんていうことになるのです。さらに、元に戻ろうとしてラウンドアバウトをまわるうちに方角を完全に失ってしまうわけです。怖いでしょう?

英国では、歩行者絶対優先が徹底しており、人がいる横断歩道では車は必ず停止します。たった1台しか走っていなくても、横断歩道に人がいればその車は停止するのです。

日本では、横断歩道の手前の路上に菱形のマークが描かれていますが、英国では右の写真のようなぎざぎざのラインが横断歩道の合図です。このマークのあるところでは駐停車も追い越しも禁止です。なお、写真の道路は広いですし、車もいませんがこれは例外です。それにしても、ロンドンの街にROVER75の似合うことといったら・・・。

ロンドン市内の横断歩道には一応押しボタン信号がありますが、歩行者絶対優先のこの国では、歩行者は赤でもおかまいなしにどんどん渡ります。走っているバスから飛び降り下車した人が、そのまま交差点を横断してきます。ラウンドアバウトをはじめとするこのような交通システムやルールは、すでに馬車の時代に確立し、現代の自動車社会に受け継がれています。英国では、馬車の時代にすでに交通戦争を経験し、多くの交通事故の犠牲者を出しています。なまはんかな歴史ではないのです。

STEP-11:車を返す(工事予定)
そろそろ、借りた車を返す時がやってきました。さて、レンタカーは満タン返しが基本です。英国のガソリンスタンドはセルフサーヴィスになってるので、自分で給油しなければなりません。日本ではまだセルフのガソリンスタンドはあまり普及していませんから、車の燃料給油口がどうなっているのか見たこともない人も多いと思います。ですから、せめて、英国に発つ前にご自分の愛車の給油口がどうなっているのかぐらいは見ておいてください。ということは、車を借りた時に、借りた車の給油口の開け方くらいは確認しておかないと、後で慌てることになるかもしれません。給油は至って簡単で、ノズルを給油口に突っ込んでレバーを引くだけです。
燃料には3種類あります。ディーゼル用(黒いマーク)、Unleadedガソリン(緑のマーク)、Leaded(赤のマーク)です。普通車でしたらUnleadedを選びます。借りた車がどのガソリンで走るのかわからなかったら、車を借りる時に確認しておきましょう。給油し終わったら、店のレジのところに行って給油機の番号を言えば、精算してくれます。

高速道路"M4"に乗り、ヒースロー空港を目指します。ヒースロー空港への出口は4番です。4番を出たら南下して国道"A4"をくぐります。その先のトンネルにははいらずに、トンネル手前の大きなラウンドアバウトを左に折れて坂を登ります。あちこちに"Car Return"の案内板がありますので、それに従って走れば、まず、迷うことはないでしょう。

レンタカーサイトのゲートをくぐったら、おじさんが指差す方にどんどん行くと、やがて、乗り捨てられた車の行列の最後尾に着きます。車の旅はここでおしまいです。無線式のコンピュータ端末を持った係の人が、ごく簡単に車の傷の有無を調べ、ガソリンの残量を入力してゆきます。やがて、手元の小型プリンタで印字した清算書をびりりと切り取って渡してくれます。車の返却手続きはこれにて終了です。あっけないくらい簡単です。

荷物を下ろしてそこで待っていれば(ちょっとだけ歩かされることもある)、空港とレンタカーサイトを結んでいる送迎バスがあなたを拾いにきてくれます。バスに乗ったら、運転手に空港のターミナル番号と航空会社名を告げます。あとは、離着陸する旅客機でも眺めながらバスにゆられていればよろしい。目的に航空会社のカウンターに近いあたりまでバスが送ってくれることでしょう。

http://www.op316.com/rover/ukdrive.htm
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html#c1

[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
2. 中川隆[-14927] koaQ7Jey 2021年12月02日 17:48:48 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[33]
ROVERのある生活スタイル
Life Style in ROVER Car
Finally you meet ROVER 75.
http://www.op316.com/rover/rstyle.htm

ROVER 75 SALOON 遥かなる彷徨い:
クラシックな西欧の古城風の洒落た外観の喫茶室があった。 如何にもコーヒーが美味いと思わせる趣がある。コーヒー通の私でも、何となく入って見たいという気を惹き付ける何かがある。入って見て、調度品がどうの照明がどうのと言う前に期待を裏切らない雰囲気がある。1日中ここに居たいと思わせる穏やかな風を感じさせる。そういう「感性で乗る」ような車が欲しい、とずっと思っていた。

そういう車で、会社を辞めたら、北海道から九州まで日本全国を高速道路など使わず、一般道路だけで「道の駅」を頼りに期間など定めず、のんびりと旅をしたい。「夢」などという大袈裟な手の届かない事ではない。自分の意思一つで実現可能な事だ。それには、性能はほどほどで良いが、大きさ・スタイル・内装・ぐらいは自分の感性にマッチした、そして自分の懐具合で、背伸びしただけでは届かないが、でもチョッとジャンプすればなんとか届く、その程度の車が旅の伴侶として欲しい。そう思う度に、頭の中をよぎるのは帆船のヘッドエンブレムだったのである。街中で、本当に時たま、出遭う度にドッキンとし、すれ違った後も 後姿をバックミラーから消えるまで目で追ったものだ。それほど帆船のヘッドマークは、感性に訴えるものがあった。

私にとっては、何時かは「ROVER」でなく、最後は「ROVER」という予感があったのだ。

だから、帆船のヘッドエンブレムをつけた車で、旅をしている自分を よく思い描いたものだ。しかし我が人生最後の7代目の愛車となるはずの「ROVER」は、購入のチャンスを見てモタモタしていた(何せディラーが少ない)私を尻目にHONDA・BMWと迷走の果て、日本から消えてしまった。あの時、ROVERと共に旅への思いも消滅したのである。

60歳還暦で定年退職するはずだった私は、請われて65歳まで引き続き勤める事になった。そしてこの5年間の勤務延長が幸運の極みとなった。「ROVER」の復活と新しいSeventy Fiveに出遭う事になったのだから。残すところ、あと2年半、正に運命を感じるほどのジャストタイミングである。旅も復活だ。この車なら長旅のあっちこっちで起こるであろう渋滞もイライラせずに、快適な旅が出来る様な気がする。渋滞で止まったり、信号で止まったり、その度に綺麗だ、カッコいい、羨ましい、恨めしいと、正視・斜視・乱視・黙視・下目・上目・振り返り目とあらゆる熱い視線の集中砲火を浴びたら Seventy Fiveも きっと日本に戻って来て良かったと思うに違いない。そして、チビ・クロ・レオと三匹の黒柴が、人生の三分の二のライフスタイルを変えたように、Seventy Fiveも、私のライフスタイルを変えてしまうだろう。

復活した「ROVER」は、英国のプライドともに二度と日本から消えてはならない。

外車というと右を向いても左を向いてもベンツやBMWだ・・・私は国産や独の車に「夢」も「感性」も、何も感じないのである・・・私に国産車を感性の面から批評させたら、どれもこれもクソミソで粗大ゴミと相成る。が他車の悪口は、「75」が 品がないからよしなさい、私のオーナーに相応しくないと、怒るので止めましょう。(中略)私が「75」を評するならば、「類いまれな魅力と雰囲気を持って人間に惚れたと言わせる唯一の車がROVER 75である」となる。 そして、Seventy Fivewに惚れた定義を明確に記述するならば、何よりも「感性」があり、「雰囲気」があり、「心」を感じ、そして「夢」を持っているからだ。どれも、日独車には、求むべくも無いカタログの数値以外の問題である。

かく言う私も、仕方なく6台の国産車に乗ってきた。サニーGX・コロナ・プレリュード・ビガー・インスパイア・ミレー二アMCである。ミレーニアは、マスク良し、スタイル良し、ミラーサイクルエンジン良しのなかなかの車である。若い頃に憧れた車は、いすず117クーペ。欲しくて欲しくて夢でうなされた車である。自分の給料では手の届かない代物だった。多分一番長い年月に亘って悩まされた車だろう。

私も今年12月は(1月の誕生日)免許(ゴールド)の更新である。この免許が切れるまでは、ROVER Seventy FiveコニサーSE Saloonと一心同体で生きたいと思う。

SHADOW H16.10.17記・・・投稿記事より

We want the real thing.
1990年後半から、日本人の嗜好が変化しはじめている。これまで、私を含む多くの日本人にとって、MercedesやBMWは、高額を積まなけれ ば買えないあこがれの車だった。デザイン的魅力に乏しい、筋骨だけが逞しいドイツ車だけが日本の輸入車マーケットを席巻してきたが、 そのマーケットはすでに飽和している。国産車にも他の輸入車にも気に入ったモデルが見出せなかった私は、1997年、幸運にもR620に出会うことができた。R620やR75に乗って東京の街を走ると、多くの視線を感じる。私のR75に乗った人は、だれもが感動する。最近、TOYOTAもNISSANも明らかにROVER SALOONを模したモデルを市場に投入しはじめている。しかし、彼等が作ったモデルが表面的な真似事であることは、誰もが気づいている。私達は本物が欲しいのだ。
"The preferences of Japanese people started to change in the late 90's. Until then, owning cars such as Mercedes and BMW were dreams which are too pricey for most Japanese people, including me. German vehicles that are sturdily-built but lacking appeal as to their design have been conquering the import market.. I had not been able to find a car for me among Japanese cars nor imports but in 1997 I was fortunate enough to meet the R620. When I drive around the streets of Tokyo in the R620 or R75, I notice people looking at my car. Everyone who has been in my R75 is impressed. Recently, both Toyota and Nissan are starting to throw models similar looking to the Rover saloon onto the market. However, everyone knows that those models are superficial copies of the real thing. We want the real thing."

(2000.10.20/26)

Keeping acoustic beauty.
ROVERに現れている英国らしさのひとつに、アットホームでちょっと上質な居心地の良さがある。それは75だけではなく、114、200、400、600、800に乗っても明確に感じることができる。いや、むしろ故ダイアナ妃のプライベートカーでもあった114などの方がよりROVERらしさを感じられるかもしれない。
最も安価な114でさえ、日本のエコノミーカーでは考えられないほどの質感が盛り込まれている。一方で、オート機能や便利な電装オプションはない(114にはパワステすらない)。400や600にしても、シートには投資してもエアコンはオートではない。国産車高級車だったら内装は「木目調」だが、ROVERでは高級車でなくとも「本物の木目」があちこちに使われる。オプションを指定せずとも多くの場合、革シートになる(もっとも、ファブリックシートでもROVERの味はちゃんと出ているが)。そして、もうひとつはっきりと言えることは、ROVERには、カーデザインにおいて人間の目で見てバランスの取れた心地よい美しさがあり、車を降りた時に、必ず、思わず振り返ってしまうということだ。

世の中がどんなにデジタル化され、斬新なデザインで満たされようとも、相変わらず職人の手によって作りこまれた家具や食器や服飾のデザインの美しさは変ることはないであろう。そういうアコースティックな造形や色彩が、ことのほか自然を愛する英国人に連綿と受け継がれているのではないかと思う。少々保守的で、人間味のある造形がROVERにある。
What do you want to do?
好き嫌いで車を選んだ時、どんな車を受け容れることができるのだろうか。周囲を見れば、静粛性という意味で申し分のない性能の車はいくらでもある。路面の荒れた様子は車内には伝わって来ないだろうし、剛性に不満はないであろう。信頼性にも不満はないと思う。なのに何故、わざわざROVERを選ぶのか。
それは様式の問題なのだ。日本で洋家具を選ぼうとした時、そこには2種類の選択肢がある。日本家屋の感覚で作った洋風の日本家具と、欧州各国のそれぞれの時代の様式にのっとった西洋家具である。フローリングされた洋間であっても、多くの日本家屋のそれは、日本式の洋間である。そこにしつらえられたベッドやチェストは、日本式の家具であって西欧家具ではない。何故ならば、そのデザインや様式は、西欧のどの国の、どの時代の様式にも該当しないからだ。

国産車のデザインや内装もまた然りである。国産車の謎のひとつに、レースのシートカバーがある。椅子にレースのカバーをかけるという様式は一体どこから出てきたものなのだろうか。レースというものは、手作りの工芸品であり、高貴なご婦人の身の回りを飾るものである。それが、編んでもいないレースもどきをおっさんの座るシートの背当てなんかにして、一体どうするんだ。もちろん、ROVERはそんなオプションなど提供していない。なのに、国産車のシートは時々レースもどきをまとっている。中には、ご丁寧にレース風のカーテンまでつけている。謎は謎を呼ぶ。

ROVERの内装のカラーバランスは微妙である。その多くはベージュの革シートが装備されているが、その濃淡は車種によってダイナミックな違いをみせている。ベージュのシートに木目調の板を取りつければ高級車になるというわけではない。国産車の多くが、安易な真似をして墓穴を掘った例にはこと欠かないではないか(プログレは、ローバー800の内装を真似てデザインされたという有名な?話がある)。

国産高級車が持つ様式は、障子や襖が連想させられる。プログレには、残念ながらデザインというものを感じない。セルシオからでかい顔を取ったら、何が残るであろうか。何故、シーマはあれほどにメルセデス・コンプレックスを露にしなければならないのか。何故、小型車の多くがMINIを真似し、レトロに迎合しなければならないのか。ヴィッツにまで、ローバーもどきのグリルをつけて・・・Claviaのことだ、一体何をしたいのだろうか。
A little thing.
我が家には、ドライビングのためのお出かけセットというのがある。ROVERの車内で快適に過ごすための飲み物等セットである。いつも思うのであるが、缶入りの飲料を買って、缶からじかに飲むというスタイルには以前から抵抗があった。ちゃんとした食器で飲む、というささやかな贅沢をしたいのだ。レストランでボトル入りの飲料を注文したら、ちゃんとグラスがついてくるではないか。それに、ウォールナット・パネルのついたカップホルダーにアルミ缶では、いかにも安っぽくミスマッチである。
多くのドライバーが、あたりまえのように缶飲料を外から丸見えのダッシュボード上に立てているが、私はあれがたまらなく嫌いである。仕事で取引先まわりに忙殺されている車のことを言っているのではない。ちゃんとしたオーナーカーで、そういうお行儀のよろしくないことをやって欲しくないと思う。口に入れる物を外から丸見えの場所に置くというのは、少々品位を欠いた行為のように思えるのは私だけか。


そこでまず、グラスが必要になる。もちろん、75のカップホルダーにぴったりのサイズである。ちょっとクラシックなデザインのこのグラスは、Afternoon Tea(店の名前)の定番である。これを、ひとつひとつ布巾でくるんだのを用意する。ある程度の大きさのあるお盆もあった方が便利であることがわかった。膝に載せてテーブルがわりにして、コーヒーやちょっとした軽食をサーヴィスするのに重宝する。あたたかいコーヒーや冷茶を入れておくのに、車のボディカラーのBritish Racing Greenとお揃いのサーモスも用意した。たったこれだけのことで、ROVERの車内はくつろいだ空間に変化する。

British racing green, at first.
ROVERは、車内外ともに、絶妙なカラー・バランスが計算されている。色に対する感受性が問われる車であるということだ。車のボディ・カラーを選ぶ時、オーナーの色の好みだけでなく、普段、その車がどういう場所に置かれているのかについて考えてみることも、重要な意味があると思う。
我が家のカーポートは、煉瓦タイルにおおわれた2軒の隣家に挟まれている。我が家も煉瓦タイル張りである。そして、エントランスの基調となっているもうひとつのカラーは深いグリーンである。門扉も木部も深いグリーンで塗装され、植木の葉の色もあまり明るくないグリーンのものが選ばれている。すなわち、煉瓦色を基調にして、深いグリーンがアクセントになった一角にROVERを駐車するわけである。

煉瓦色の強いコーナーに赤系のボディ・カラーを溶け込ませるのは難しすぎる。人を驚かすでもなく、必要以上の存在感をアピールするでもない。あたりまえなくらいにごく自然に解け込んで周囲の風景と同化するのに、British Racing Greenほどふさわしいボディ・カラーはほかにないであろう。いや、白状すると、家を作る時、すでにBritish Racing GreenのROVERを手に入れることが計画されていたのである。

そのきっかけとなったのが、ROVER 400のカタログの写真である(↑)。煉瓦色や樹木を背景とした深いグリーンの車がどれほど美しく景観に溶け込むのか、これほど明確にイメージさせてくれるカタログ写真はほかにない。この写真を見た時、これから建つはずの我が家のエントランスに似合う車は、ROVERしかないと確信したのである。

(最初に手に入れたNew British Racing GreenのROVER 620SLi)

Clothing.
我が家は、駅から徒歩13分。夜になると、若い女性にとっては、あまりうれしい道ではなくなる。そのため、夜9時を過ぎるような日は、基本的に、駅まで車で迎えに行くしきたりになっている。ROVER 620から75に乗り換えたある晩、いつもどおり、娘を迎えに近くの駅に行った。車に乗りこむなり、娘にひとこと言われてしまった。「75にTシャツは似合わないから、今度から襟付きにしてちょうだい。」と。「ROVER 75+中年のおじさん+Tシャツ」という組み合わせは、駄目だというのだ。
イマジネーションを働かせて、Tシャツを着た自分が75の運転席に座って駅の車寄せに停まっている様子を想像してみると、やはり、これは格好が良くないのだ。ぼさぼさ頭も駄目である。良く考えて見れば、これは至極当然のことと言わねばなるまい。車の外観や内装のデザインにこだわるということは、その車に乗る人の身なりにもこだわらなければならない、ということを意味する。

「いや、そんなこと、気にしなくてもいいじゃないか。」というご意見もあろうかと思うが、我が家では通用しない。女がつける注文はうるさいのだ。それに、こっちがちゃんとしているというのに、すっぴん顔に乱れた髪で隣に乗られるのもお断りである。お互い様っていうことか。

Changing your driving style with ROVER.
ROVERのカタログを見ていると、内装と安全性についての説明に出会う。人間にとって心地よい内装は安全に貢献するというのだ。ROVERに乗る前は、その意味を理解することができなかった。なんだか適当なこじつけをしているなあ、くらいにした思わなかったのだ。ところが、620に乗っていうちに、その言葉の意味がだんだんわかってきた。そして、75に乗り換えて、一層明確に実感するようになった。
信号機のない横断歩道の前で人が立っていると、自然にブレーキングして停止できている。不思議である。加速は概してゆるやかかつスピーディであり、スピードもやや控え目である。住宅地にはいると、エンジン音に耳を澄ませながら、路面をていねいになめてゆく感触を楽しみつつ、住人の安眠の邪魔にならない速度で走る。遊んでいる子供や散歩している老婦人に気を配る。

ROVERに乗ると、運転が丁寧になり、周囲に対してやさしくなる。何故か。人間の行動は、自分が置かれた環境、自分が受けている扱いに強く影響を受ける。乱暴な言葉を浴びれば、自分も乱暴な言葉を吐いてしまう。丁寧な扱いを受ければ、自分の周囲に対する態度も丁寧になれる。ROVERは、ドライバーを実に大切に扱い、もてなしてくれる。それだから、ROVERを運転するドライバーは、周囲の歩行者や他の車に対して丁寧に振舞うことができてしまうのだ。

そういえば、車種ごとに、ドライバーの挙動や運転マナーの傾向は似ているではないか。きっと、何かあるに違いない。
Britishness in books.

ROVERが生まれた国、英国の文化を理解するという行為はなかなか楽しみに満ちている。すなわち、読書である。林望氏の名著「イギリスはおいしい」はその代表的な一冊といってよい。巷にあふれている日本人による英国観がいかにあさっての方向にずれているかがわかろうというものである。この続編といった内容で「イギリスは愉快だ」もなかなか楽しめる。この2冊を読んで、気分が悪くなったり不愉快になってきたら、あなたは英国車を所有し、乗るということは諦めた方が幸福であると言っておこう。


さて、ここまで学習して英国文化の受け入れ体制ができたならば、「リンボウ先生の役立たずの試乗記」に進んでみよう。ローバー・サルーンこそ紹介されていないが、ROVER MINI、ROVER MGF、Jaguar XJ6、LANDROVER Discovery、ケイターハム Super7などについて、リンボウ先生らしい偏った薀蓄が楽しめる。そして、仕上げはなんといっても井形慶子著「古くて豊かなイギリスの家/便利で貧しい日本の家」である。これを読まずして、本HomePageを支えている価値観は理解できないであろう。心して読んでいただきたい。 (2000.4.20)

http://www.op316.com/rover/rstyle.htm
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html#c2

[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
3. 中川隆[-14926] koaQ7Jey 2021年12月02日 17:51:57 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[34]
ROVER 600
世界一美しいセダン 2004.10.30
ROVER 620SLi
http://www.op316.com/rover/hrov600.htm

このカタログの写真を穴の開くほど見つめた方も多いことでしょう。

特別に多額のお金を積まなくても入手できるセダンの中で、おそらく、世界で最も美しいフォルムだといわれているのがこの"ROVER 600"シリーズです。そして、一旦シートに座れば、今度は上品で上質で落ち着いた雰囲気が待っています。やがて、そのフロントシートの快適さ、心地よさに気付くことでしょう。ドライビングを終えて、車から離れるとき、誰もがいま一度この"ROVER 600"を振返ってしまうのではないでしょうか。
車の評価といえば、エンジン性能であり、加速・ブレーキング性能であり、足回りの出来の良さであり、ボディー剛性であり、故障の少なさであり、あるいは静粛さであり、振動の少なさであります。残念ながら、英国人がHONDAのアスコット・イノーバをベースにして作ったこの車は、車の評価におけるあらゆる点において傑出したところがありません。凡庸といってもいいでしょう。

しかし、ごく少数ではありますが、こんな"ROVER 600"を愛する人達がいます。家族との交流を大切にし、上質なインテリアや品格ある生活態度に関心を持つような人達。流行や周囲の目に追従しないで、自信を持って自分の好みを誇れるような人達。人の気持ちを心地よくするようなデザインや自然な美しさを大切にする人達です。

悩んでいるあなたへ

ROVER 600シリーズカタログ(1997年)より
ROVER 600を買うには勇気がいります。何故って、あなたひとりだけ他人と違う選択をしなければならないからです。ひとから「どうして、そんな車を買ったの?」と聞かれた時に、自信を持ってあなたの考えを述べなければならないからです。これが、同じサイズ、同じ排気、同じパワーのMercedes Benz C200あたりだったら、黙っていても「わあ、ベンツだ、ベンツだ、コベンツだ。」と周りが勝手に騒いでくれます。「やっぱり、ベンツが欲しかったんだ。」と言えば済むことです。ものごとを、人の意見で選ぶことくらい、楽なものはありません。

しかるに、ROVER 600では、その手は使えません。あげくのはてに「それ、エンジンはホンダなんだろ。それもアスコット。」なんて言われたらどうしよう、と思って悩んでいるんでしょう、あなた。だったら、悩んでいないでさっさとC200をお買いになったらよろしい。100万円足せば済むことです。さもなくば、Accordにすればいいのです。下手な言訳をするくらいなら、知れた車を買った方がはるかに心安らかになれます。自分自身のアイデンティティを持てない人に、ROVER 600を手に入れることはできません。人と違うことができない人に、自分だけのおしゃれを選択することはできないのです。

でも、もしあなたが、そういう殻を破ってみたいと心から思っているのでしたら、勇気を出してROVER 600を手に入れることをおすすめします。きっと、想像していた以上に自由な気持ちの自分になれるでしょう。

ROVER 600購入ガイド
ROVERの200〜800のラインナップの中で、200と800はそれぞれ重大な問題を抱えていました。200ではCVTの不良の頻発、800ではKV6エンジンがいつか(必ず)吹いて逝ってしまう、という問題です。それに比べて、400と600はそういった問題もなく、ROVERの製品ラインの中では非常に安定した車です。今からROVERサルーンを中古で買おうというのであれば、75は別に考えるとして、400と600しかないと思ってください。
400には2世代あって、初代400はHONDAコンチェルトをベースにしたもので、リアビューがコンチェルトそのままに角張っています。2代目400はHONDAドマーニをベースにしたため、リアビューは高くせり上がっていて丸っこくなっています。400を手に入れるのであれば、1997年以降の2代目416SLiで走行距離の少ないものがおすすめです。ROVERらしい革シートに上品な内装、サンルーフがついてお買い得といっていいでしょう。

600はHONDAアスコット・イノーバをベースにしたもので、618Si(1800cc)、620SLi(2000cc)、623SLi(2250cc)の3グレードがあります。ファブリックシートの618Siは途中でなくなり、最終モデルは620SLiと623SLiです。600シリーズについて誰もが指摘する問題点は620SLiのトルク不足感です。峠道を元気良く走りたいのであれば、623SLiがいいでしょう。600を手に入れるのであれば、いろいろな意味で1997年以降の620SLiまたは623SLiで走行距離の少ないものがおすすめです。

しかし、そうはいっても800の魅力に抗いがたい気持ちを持つ方もいらっしゃるという事実があります。方法はないわけではありません。そのような方は、是非、ROVER 800 Series のページを訪れてみてください。きっと、解決への道が開けると思います。

(右上:ROVER Saloonの中でもとびきりすわり心地の良い600のシート)

我が家のスペシャル・オプション
ROVER 600の革装シートの上品な美しさをいつまでも大切にしたいと思う人は多いと思います。そうはいっても、頭髪の整髪料による汚れからシートを守る手だてはなかなかありません。そこで作ったのが右の画像のヘッドカバーです。
型紙をおこし、地の色も、パイピングの色も揃うように生地を探してきました。ヘッドレストをくるっとくるむようになっていて、一方にはゴム、もう一方には紐をつけて、脱着がしやすいようになっています。我が家の自慢の一品です。
ROVER 600 選定ガイド

落ち着いた内装・インパネが600の魅力。これは623SLiのものでウッドが多用されている。
燃費・・・「そんなもんだ」
燃費はいまいちです。市街地で6km/l〜7km/l、郊外で8km/l〜9km/l、高速で11km/l〜13km/lbくらいです。ガソリンタンクは、公称どおりの65リットルで、50リットルでほぼEmpty表示となり、ここを過ぎると警告灯が点灯します。
エンジン・フィール・・・「好き嫌いで決める」
ごく普通の直4 SOHC 2000ccエンジンですから、特別なものを期待してはいけません。よく回るエンジンである反面、低速時のトルク感はやや貧弱です。高速道路への合流では、ちょっと物足りなさを感じます。でも、100km/hあたりからD3ポジションでの加速はなかなかのもので、ヒューンと回ってくれます。エンジン音がほどよく聞こえてきますので(つまり、静かじゃないってこと)、音で回転数や負荷の様子がわかります。

エンジン音と振動・・・「ちょっとね」
始動直後のアイドリングの振動はかなり大きくうるさいです。いきなり発進して坂道などの負荷をかけると、しばらくの間、エンジンは振動が大きいままになります。1分程度の暖気をすると効果があります。また、一定時間の高速走行をした後だと、エンジンは非常に軽くスムーズになってきます。エンジンオイルを新しいものに交換することで、振動は体感でわかる程度に減少します。

ミッションとトルク・・・「なるほど」
日本で販売されている600シリーズはすべて4速ATで、ポジションは、1、2、D3、D4があります。1速と2速のギア比のせいなのか、はたまたHONDA車はみんなそうなのか(素人にはわかりませんが)、ここのシフト時のショックが目立ちますので、アクセルワークでカバーする必要があります。ATフルードを新しいものに交換することで、このシフトショックは減少します。箱根スカイラインなどでは、2とD3をうまく使い分けることで意外にきびきびした走りをすることができます。D4のままでほったらかしにするよりも、AT車なりに積極的にシフトをしたい人向きです。ただし、この車で峠を攻めるなんてことをしてはいけません。2000回転台のトルクが相対的に貧弱であるため、4人乗車時の長い急坂(ターンパイクの長い登りをそこそこのスピードで登ろうとすると、D3では力不足、D2ではうるさすぎで中途半端)では、もどかしさを感じるかも。

ボディ剛性・・・「しょうがないね」
HONDA車にルーツを持つこの車に、ボディ剛性の高さを求めてはいけません。フロントのタワーバーの装着は、ハンドリングの際のねじれ感の解決に非常に効果がありますので、検討すべきだと思います。

足回り・・・「ばたばた」
HONDAモデルらしく、足回りはかなりバタつきがあります。段差の多い荒れた路面では、足がついてゆけない状態が露呈します。ゆっくり走っても、早く走りぬけても、どちらもNGなところが少々つらいです。

取り回し・・・「これも好き嫌いかな」
典型的なFF車で、ややノーズヘビーなところがあります。それが、この車のちょっとおっとりした挙動に味を与えています。一人で乗って走り回るよりも、ドレスアップした誰かを乗せて、オペラかレストランにでも行く気分にフィットした走りをします。ハンドルの回転速度と車の挙動のバランスは非常に良く、国産車にありがちな不自然な遠心力による不快感はありません。ボディが角張っていないのと、お尻がややすぼまっているせいもあって、私は、ROVER 600は非常に運転しやすい車だと思います。ただし、回転半径は大きいので、Uターンは苦手です。

塗装ムラ・・・「しょうがないね」
これは、英国製の車です。そこいらじゅうにあるかすかな塗装ムラなんか気にしていたら、眠れなくなるだけです。600シリーズの塗装膜は決して強くないので、できればフッ素などのコーティングをすることをおすすめします。

ビビリ・・・「そんなもんだ」
購入してから数ヶ月経った頃、エアコン操作パネルあたりから若干のビビリ音が聞こえてきました。タイヤを替えることで走行時のビビリは半減します。停止時、前方ドア付け根付近からもビビリが出ましたが、フェルトを貼り付けることで止まりました。特に、エアコンを入れるとPポジション時の振動が激増しますので、ビビリがうるさかったら<エアコンを止めて我慢するか、サイドブレーキを引いてNポジションにしてしまいます。
特に、運転席側のドアの振動が大きく、ドアの付け根がボディ側と当たっておおきなビビリが出ることがあります。これは、ドアの付け根のボディと対向する部分に厚手のフェルトなどを貼って互いに密着さて、振動を抑え込むと効果的です。

タイヤノイズ・・・「そんなもんだ」
標準装備のタイヤは、路面のサーフェイスノイズをかなり拾います。そもそも、車外からのノイズをしっかり遮断するなんていう設計はしてないみたいです。高速道路の路面の状態がひどいと、オーディオの音が聞こえなくなります。冬場は、スタッドレスに履き替えるので、少しは静かになります。標準でついてくるGOODYEARをはずしてDNAdBとかREGNOに履き変えるだけで、620の価値は一気にアップしますので、是非ともお試しください。見違えると思います。

キズ・・・「しょうがないね」
ニュー・ブリティッシュ・レーシング・グリーンは、汚れが目立つだけでなく、塗装面が白よりも柔らかいため、キズがつきやすくなっています。この色を選んだ以上、ちゃんと世話を焼く義務が発生します。洗車はできる限り丁寧に。

ウィンドウォッシャーの吹き出しノズル・・・「そんなもんだ」
結構、勝手にあっちこっちに向きが変わります。天井ウォッシャーになったり、リアウィンドウウォッシャーになっていて、信号待ちの時に動作させて後続の車をあわてさせたりすることがあります。これは、そういうもんだ、と思ってほっておきましょう。

エアコン・・・「しょうがないね」
真夏でも気温20度の国から来た車の冷房はあんまり利きません。しょうがないね。それから、エアコンはオートではありません、手動です。暖房は、足元と後部座席の効きがいまいちなので、ゲストをお乗せした時などはちょっと注意がいります。また、エアコンを作動させるとアイドリング時の振動は倍増し、さすがにつらいものがあります。秋が恋しい車です。

オーディオ・・・「なんとかしたい」
なんでまた、こんなにネボケた音なんだろう。低域はボンつくし、中域のハリはないし、高域は出ない。明らかにスピーカのせいで、特に、フロントスピーカがよろしくない。それが証拠に、前後バランスを後ろだけにすると少しましな音になってくれます。それでも、低域でボディが共振するし、総じてネボケたサウンドであることには違いありません。名門英国GOODMAN製のスピーカーなのにねえ。

ワイパー・・・「そうなのかなあ」
ワイパーの締めネジがゆるみやすいので注意がいります。これがゆるむと、雨の走行中に、ワイパーが上がってこなくなったり、ひどい時は左右のワイパーがからまって動かなくなってしまいます(ホントニ)。レンチで締めれば済むこと(ソンナコトデイイノカーッ)なので、締め付け工具だけは常時車載しておきましょう・・・と、メカさんに言われました。

オートウィンドウ・・・「仕様です」
運転席側ウィンドウが、開く時のみオートで、閉まる時はオートではありません。事故防止のためだそうですが、それにもかかわらず、右手を挟んで痛い目に遭いながら、左手でスイッチの「閉」を押しつづけていた私は一体何なんだろう。高速道路の料金所を出てからすぐの加速では、数秒間左手がとられてしまうので、ちょっと気をつかいます。それから、スイッチがドア側ではなく運転席と助手席の間にあって、これをブラインドで操作すると前のウィンドウを開けたつもりが、たいてい後ろは開いてしまう。私は未経験ですが、ガラスが落ちる、というトラブルをよく聞きます。

スペース・・・「へ〜え」
前部座席とウィンドシールドとの距離が大きいため、非常に開放感のある空間となっています。後部座席のスペースはまあまあというところですが、リアウィンドウが迫っているので、夏場の日差しはちょっときついでしょう。ROVER 600から、AudiだとかSAABに乗り換えると、ROVER 600の前面がいかに開放感があるか実感します。

視界・・・「へ〜え」
ウィンドシールドは非常に大きく、開放的な視界が得られています。ということは、お天気が良い日に女性をお乗せするときは、日焼け止めがいるっちゅうことです。着座時の視点はやや高めです。後方視界はやや狭いのが欠点ですが、同じROVERでも400シリーズの後方視界の悪さに比べれば、600は普通なのかもしれません。。

イモビライザー・・・「できることなら世話になりたくないね」
1997年モデルから、コピーしたキーではエンジンがかからないしかけになりました。ドロボーの手口として、トランクを開け、そこのシリンダー錠をぬいてキーを複製する、という技が知られていますが、この手を使ってもROVER 600を動かすことはできません。

侵入センサー・・・「賛否両論、私は賛成」
超音波による侵入監視がついています。車内の空気の動きを感知して、派手にクラクション鳴らします。ということは、車内に吊るしておいた上着がおっこちたり、動物が動いたりすると、たちまち反応します。ご注意あれ。そして、あなたが車内にいたままリモコンロックをONにしてしまうと、あなたは動けなくなってしまうのでした。ははは。ちなみに、リモコンドアロックをかけると、ハザードが3回点滅してロックされたことを知らせてくれます。知らない人が見ると、びっくりするみたい。

ドリンクホルダー・・・「な〜るほど」
私は、運転席上面に飲料の缶を立てるのが大嫌いです。格好悪いし、だいいちお下品である。ROVER 600のドリンクホルダーは、ドアポケットについているため、外から見えません。そういうセンスには脱帽します。ただし、サイズが合わないとガタガタとうるさいです。

ドライビング・ポジションの調節・・・「考え方次第」
まず、ハンドルの上下の角度が変えられます。シートは、前後、高さ(微調整可)、背もたれ(微調整可)、ランバーサポート(微調整可)が変えられます。ただし、背もたれの調節は、ノブをくるくる廻す方法なので、レバー一発でおねんねはできません。女の子を誘い込んでイイコトしようとしても、態勢が整うまでに2〜3分かかります。そういう時は、2人で仲良くノブをくるくる頑張ってください。

シート・・・「感動」
このクラスで、革装でしかも手がかかるパイピング仕上げ、というのは珍しい。革装であっても、なかなかパイピングまではやらないものです。見た目の上品さだけではなく、沈まず、腰をしっかりサポートした、ほどよい硬さのシートの価値を、ロングドライブ時にかみしめることでしょう。腰痛持ちにとっては最高のシートだと思います。こういう価値観は、国産車にはないです。専用のクリーナーとクリームがありますから、すくなくとも数ヶ月に一度は汚れを拭き取り、クリームをすり込んでください。時間が経ったクリームは、容器の中で一見分離したかのように見えますが、棒切れでかきまわしてやれば、すぐに元に戻ります。

カラーバランス・・・「自慢」
停まっているROVER 600の車内を外からのぞき込むと、その淡く上品なカラーバランスに、つい見とれてしまいます。しかし、欠点もあります。運転席が強い日差しで照らされると、フロントのウィンドシールドに明るいベージュが映り込んでしまうのです。良い点は、その明るく上品な雰囲気だけでなく、車内のスイッチ類が確認しやすいことです。

デザイン・・・「脱帽」
落ち着いた上品なフォルム、所々にメッキパーツを配したややクラシックな雰囲気は、ここで改めて説明する必要はないでしょう。

薄幸の名デザイン
以前からEUNOS 500のデザインがいいな、と思っていました。ところが、さあ、車を買いましょうと思ったら時すでに遅しで、EUNOS 500は製造中止になっていた。あんな格好いい車が何故?いいエンジンなのに何故?日本では、ほんとうにさっぱり売れなかったらしいですね。MAZDAの販売体制にも問題があったとか。今でも、EUNOS 500が走っていると、つい、目で追ってしまいます。それだけ、デザインのラインが優れているということだと思います。そういえば、EUNOS 500とROVER 600は、ともに日本ばなれしたところが似ています。おそろしくマイナーな車だという点も似てますけど。
ちなみに、この方は、ROVER 600を近所のお店でボディコーティングをしてもらったときの預かり書の車種欄に、「マツダ ユーノス600」(???)と書かれて、それを二重線で消して「ローバー600」と書き直された、という経験をお持ちだそうです。

◇ 悲劇のクロノス兄弟
◇ 日本車唯一の世界で通用する、美しく優れたデザインを持った車
◇ 代車試乗記 ユーノス500編
◇ CARVIEW ユーザーレポート ユーノス500

生活のなかの価値観
ROVERに乗るようになると、車に対する価値観が変化します。最近、代車としてミレーニアに乗ったのですが、ROVER 600と同じ価格帯の車なのに、あまりの文化の違いに驚きました。国産車は、価格帯が高くなるにつれて、オート化された便利な装置やスイッチ類が激増します。それなのに、シートの素材も構造もあいかわらず安物のままです。良いシートは非常にコストがかかるのに対して、電子機器は安いのだそうです。ROVER 600は、オート化された装置をほとんど持ちません。その分、内装とシートとセキュリティに比重がかかっています。
同じ現象が、日本の家にも起こっています。いい家具は、テーブルひとつ、食器棚ひとつとっても数十万円します。しかし、そういう家具を日常あたりまえに、そして、メンテナンスしながら孫子の代まで使いつづける、という文化はどこに行ったのでしょう。家の壁や床や家具、そして照明の様式や色のバランスを取り、全体として落ち着いた雰囲気を出そうとすると、これまたたいへんなお金がかかりますが、それをちゃんとやってくれる業者も依頼するお客もその数は知れています。

一方で、欲しいものの話題というとデジカメやビデオカメラやオーディオやカーナビ、パソコン、携帯電話になってしまいます。車の装備も、どんどんハイテク化してゆきます。スイッチの数と高級度は比例するわけです。しかし、ほんとに高級なオーディオの世界では、スイッチの数はどんどん少なくなっているのです。

どうも、日本で高級というと、最新の技術を投入した、長持ちしない、多機能の道具、という気がしてなりません。ローテクで、定番として何年も長生きする、作り手のポリシーを感じることができる、そういう物を求めてゆくと、その多くが欧州に行きついてしまいます。我々消費者が、刹那的便利さを追求する限り、日本の車はあいかわらず安手のハイテク高級路線から抜け出すことができないでしょう。

腰痛治療シート
ちょっとした追突事故にみまわれ、2週間ほどの代車生活をしました。代車生活が始まって3日ほど経った頃、原因不明の腰痛が私を襲いました。最初は、「掃除の時に、重い物を無理して持ち上げたのがいけなかったかな。」と思っていたんですが、それにしても様子が変です。やがて、それは代車のシートのせいではないか、と思うようになったのです。その、体がすっぽりくるまれるやや固めのシートは、はじめのうちはいいのですが、運転を開始してから30分ほどで腰のあたりがむずむずしてきます。無意識のうちに、信号待ちのたびに、腰に手をやったり、背中を伸ばしてみたりするようになってきます。どうやら、ランバーサポートが決定的に欠如しているのです。家人は、腰に座布団をあてたらどう?なんて言います。
2週間が経ち、ROVER 620の修理が完了した頃には、もう、我慢の限界でした。一刻も早く代車を返却したい。しかし、ROVER 620に戻ってからも、腰痛は直らないのではないか、という不安もよぎります。

その不安は見事にはずれました。ディーラーの営業氏に無理を言って、当日中にROVER 620を受け取り、ひさしぶりにシートに掛けてみると・・・「おーっ、この感じ。なつかしい。代車と全然違う。なんだか、マッサージされてるみたい。」。走り出してみてびっくり。腰のあたりのむずむず感が全くなく、シートが腰のあたりをぐっと支えてくれている感覚が心地良いのです。年度末と雨のせいでしょうか、いつもよりもひどい渋滞のおかげで、帰宅まで2時間もかかってしまったのに、帰宅して車から降りる頃には腰痛はきれいに治ってしまったのです。それが証拠に、車から降りる際の無理な姿勢が全くつらくなかったのです。

ROVER 620のシートには、腰痛を治すツボを刺激する機能があるのかもしれません。そして、ROVER 620のエンジンの軽い響きまでも、懐かしく思えた一日でした。

http://www.op316.com/rover/hrov600.htm
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html#c3

[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
4. 中川隆[-14925] koaQ7Jey 2021年12月02日 17:53:51 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[35]

MINIを愛し続ける人達へ
Hi! Mira Gino 2004.11.1
ROVER MINI Mayfair
http://www.op316.com/rover/hrovmini.htm

当時のカタログから。

今日は、我が家のMINIが売られてゆく日だ。
エンジンがかからなくなってしまったから、自分で走って行けない。
それにしても、タートル・トレーディングの人はMINIを扱うと手際がいい。

ああ、トラックの背に売られてゆくよ。
ドナドナ♪とは、こういう気分を言うのね〜。
つづきはこちら。
2000年10月、MINIは最後の1台が工場を出た。これから先、MINIはもう生産されることはない(いや、MINIは継続して生産されているのだ)。幸い、これまでじつに多くのMINIが日本で販売され、また英国でも販売された。新車にこだわらなければ、これから先もMINIを手に入れるのはそう難しいことではない。しかし、もうすでにMINIの時代は終わったのだ。偉大なる小さなクラシックカーは、愛する人達の手によって維持し続けられ、いつまでも街を走り続けることだろう。

我が家の初代MINI。
軽井沢にて・・・まだ、若葉マークがついている。
英国車の誉。変えようがないカタチ。一体感の感動。歓喜のラバコン。手動の天国。究極のハイテク。世話の焼けるかわいいやつ。捨てるとこがない機械。そう簡単にはゴミ(廃車)にならない車。一生のうちに一度は乗ってみるべし。

MINIが似合う風景
・新国立劇場、つまりオペラハウス。正装して、淑女同伴で、MINIで車寄せに到着。
・軽井沢。新緑萌える季節、窓を開け、すがすがしい空気をいっぱいに感じながら、心地よいエンジン音を響かせて、MINIは風になります。

・日曜日。外苑西通り、絵画館前、青山墓地、有栖川公園、明治屋、そして旧山手通り沿いに停めて、カフェ・ミケランジェロでちょっと休憩。

・平日の午後。横浜、ホテル・ニュー・グランドでランチ。外人墓地から山手十番館へ。

・海の風に吹かれたくなったら、ちょっと足をのばして佐島か、逗子か、葉山へ。陸にMINIを待たせて、セールをあげて、沖に出る。ヒーブツーのままバウに寝転がって昼寝。

MINIになりたい
師匠 「あのMINIとやらは、乗り心地がたいそう悪いそうじゃな。」
弟子 「そりゃあ、この40年以上ずっとゴム玉をクッション代わりにしてますからねえ。」
師匠 「同乗者が酔ってしまうこともあるそうじゃな。」
弟子 「世間がそんなことを言って脅かすから、MINIが欲しい人まで手に入れるのを躊躇してしまうんですよ。でも、ぽんぽん跳ねるのは確かですね。マンホールがあったりすると、ついよけてしまいます。」
師匠 「後続車にはずいぶん迷惑な話じゃな。それに、矢鱈とあちこちが壊れるとか聞いているぞ。」
弟子 「でも、高速の路肩で止まっている車のほとんどはMINIじゃないですよ、師匠。濡れ衣というもんです。ハンドルやミラーだけじゃなくてメーターまで取り替えたり、足回りをいじったりする人が多いから、そう思われても仕方ないですけれど。」
師匠 「若い女の子が無闇にあこがれておるというのも気に食わんな。」
弟子 「そりゃあ、デザインがカワイイから仕方ないですよ。みんな、本当はMINIになりたいんですよ。」
師匠 「たしかに、最近はMINIのようでMINIでない妙な顔つきの小型車が矢鱈と目につくようになったな。」
弟子 「レトロ調ってやつですね。」
師匠 「全くつまらん車ばかり作りおって。日本の自動車デザイナーは一体どうなっているんじゃ。」
弟子 「デザイナー達が一生懸命働いたから、ああいうことになったんじゃないでしょうか。」
師匠 「なるほど。英国では誰も一生懸命働いたりせんから、MINIのデザインが今まで残ったというわけじゃな。」
弟子 「ホンダの初代シビックだって、いすゞ117クーペだって、デザインさえ変えずに今でも作り続けていれば、みんなMINIなんか買わなくったって済んだんですよ。」
師匠 「ふむふむ。」
弟子 「みんな、凡人のくせにデザインしたがるんですよ。新しいデザインに変えたがるんですね。凡人はデザインしちゃだめです。凡人は、優れたデザインを守ることに専念しなければいけません。これができるためには、凡人にも教養がなきゃだめなんですけど、そういう教育ができるだけの文化の地盤が高度成長でこわれちゃった。」
師匠 「出来の悪い弟子にしては、なかなか本質的なことを言うじゃないか。」
弟子 「ところで師匠はMINIにはお乗りにならないんですか?」
師匠 「それがな、娘が、ワシにMINIは似合わないと言うんじゃよ。」
弟子 「おやおや、MINIは、若い女の子よりも師匠のような一癖も二癖もありそうな中年のオジサンの方が似合うと思いますけどね。」
師匠 「何が言いたいんじゃ、君は。」
弟子 「師匠、お時間です。」
悩んでいるあなたへ

MINIのデザインはすてきです。なのに、MINIを手に入れることに躊躇する人のあまりの多さにはちょっとびっくりさせられます。実に、大半の人は、MINIを買うことをやめてしまうらしいのです。それは正しい決断です。なのに、街ではかなりのMINIに出会います。もうすこしマイナーな車であって欲しいな、と思う今日このごろです。
もし、あなたがMINIにあこがれていて、まだMINIを手に入れていないのでしたら、さっさとあきらめてMINI以外のもっとまともな車に目を向けることをおすすめします。それでも決して後悔することはないでしょう。あなたが、MINIに手を出さなかった理由を正当化するのは、とても簡単なことです。MINIのような、特別な価値を持った車は、もっと少数派でなければいけません。こんな車に200万円も出すなんて、どう考えても普通ではありません。車を選ぶ時に、他の小型車とMINIとを比較検討すること自体がおかしいのです。ROVERには、同じ価格帯に25(旧200)シリーズとMINIの2種類がありますが、この2つの車種を同列に比較できるでしょうか。

なんでこんなことを書くのかというと、MINIを選ぼうと思った時に、MINI特有の数々の特徴(世間では欠点ともいう)を我慢してほしくないのです。多くの人が、MINIが持つ雰囲気やデザインに憧れながら、実は、乗り心地の面白さ(悪さともいう)や、エンジン音の楽しさ(うるささともいう)や、伝統的な装備(マニュアルだらけだということ)を我慢して乗っています。いろいろな理由をつけて、自分を納得させて乗っています。こんな不健康なこと、もうやめましょう。デザインや雰囲気に呑まれて、安易な選択をしないでください。自分の服の趣味や、嗜好や、ライフスタイルと相談して、自分の生活にMINIが似合っているか、サマになっているかをよく考えてから決断してください。

なお、MINIは新車といえども、もうすでにクラシックカーです。自分でエンジンオイルを確認したりジャッキアップできないようでは、MINIを持つ資格はないと思ってください。


ROVER MINI 選定ガイド
鉄則・・・「とってもだいじなこと」
はじめてMINIを手に入れる方は、できる限り新しいモデルを選んでください。1992年以降のインジェクション化された当初のモデルは手を出してはいけません。MINIは1990年代後半にはいってからも、年々、改良が繰り返されてきました。そして、最終モデル('00)ではもはやオーバーヒートの心配など全くなくなったのです。しかし、そもそもMINIは真夏でも気温20℃にしかならない国で生まれた車です。エアコンなどいらない冷涼な気候を前提に設計・製造されてきました。日本の夏を元気に過ごすには、少々の工夫や精神論だけでは無理なのです。
それからもうひとつ。MINIは年式によって、メンテナンスの状況によって、乗り心地やエンジンフィールが極端に異なります。「えっ、これでもMINI?」と思うくらい快適なMINIもあれば、空中分解寸前のMINIも商品として(いい値段で)堂々と販売されているのです。ですから、偏った認識で重要な判断をしてしまわないためにも、できるだけ新しい年式の走行距離の少ないMINIを試乗して、その感覚を確認してから、お目当てのMINIを試乗されることを強くおすすめします。

なお、MINIは他の(普通の)車とは全く異なる乗り物ですから、MINIやビンテージものの英国車を扱っている専門の店で購入されることが重要です。普通の町の工場ではMINIを修理することはできません。JAFのレスキューもMINIだけは手に負えないのだ、ということを忘れないでください。

燃費・・・「なるほど」
燃費は、市街地で7km/l〜10km/l、郊外で10km/l〜13km/lくらいです。ガソリンタンクは、公称どおりの35リットルなんですが、20リットルでほぼEmpty表示とになります。

エンジン・フィール・・・「そう言われてもねえ」
なんとも表現しにくいので、是非、試乗してみてください。確実に言えることは、現代の普通の車とはまるっきり違うということです。窓を開けて走ると聞こえる、ガードレールに反射する我がMINIのエンジン音がたまらないです。

ミッション・・・「そうなんですか」
4速MTと4速ATの2種類があります。ATであっても、エンジンブレーキはMT並によくききます。クリープは非常にきつく、いかなる急坂もゴンゴン登ってゆきます。へたってきたMINIのATのシフト・ショックはかなり大きいです(元から大きいという意見もありますが・・・)。特に、3速から4速へは、ずるんとすべるようなショックがありますがびっくりしないように。

速度・・・「やっぱりそうかぁ」
高速道路では、80〜90km/h位が一番快適で、100km/hを越えるとエンジン音は徐々にうるさくなり、振動も増加します。もちろん、カーステレオの音なんか、全然聞こえません。100km/hを越えてからの加速性能は「ない」と思ってください。つまり、100km/hで走る前方の車を、一気に抜き去ることはできません。それでも、「軽」に比べたら、やはり立派な普通車で、安定感はなかなかのものです。視点が低いため、それほど速度が出ていなくても、結構スピード感があります。60km/hで田舎道を走ったら、こんなに楽しい車、ほかにないでしょう。

ボディ・・・「意外ですね」
ボディは非常にかたく、鉄板も分厚いものが使用されています。国産車からMINIに乗り換えると、ちっちゃな戦車にでも乗っているように感じます。

メンテナンス・・・「や、やっぱり」
少々手がかります。エンジンオイルは、3000kmの走行で早々と交換しなければなりませんし、トラブルも比較的多い車です。MINIを愛するがゆえに、トラブルの多さを否定する方もいらっしゃいますが、「高品質でノートラブルな車」とはとても言えません(除最終モデル)。

水温・・・「とってもだいじなこと」
ボンネットを開けてみてください。な、なんと、ラジエーターが横ちょを向いています。こんなんで、ちゃんと冷却できるんでしょうか。というわけで、真夏のMINIの水温は上昇しやすいのです。すべてのメカニズムが正常に働いていても、電動ファンがちゃんと廻っていても、古いモデルでは冷却能力に限界があります。MINIを実用車としてお使いになるならば、できるだけ新しい年式のMINIをおすすめします。できれば強力な電動ファンが標準装備された1997年以降のモデルです。

ハンドリング・・・「こればっかりは、試乗してみなくては」
パワステではありませんから、片手でハンドルくるくるしながらの車庫入れなんて、できません・・・いや、慣れるとできるんです、はい。切り返したい時は、停止する直前にハンドルを戻すのがこつです。不思議なことに、走り出してしまえば、重さはすっかり消えます。ハンドルのキレは良く、車幅がないこともあって、カーブが連続するようなところでは、俄然威力を発揮します。なお、ハンドルの重さも後期のモデルほど改善されています。

ブレーキ・・・「な、なんだ、これは」
MINIのブレーキは、踏んでもほとんど動きません。つまり、おそろしくカタイということです。脚の重さをかけてギュッと踏みます。慣れればどうってことありませんが。

車高・・・「な、ない」
MINIはものをモノを乗り越えるのが苦手です。路肩に乗り上げる時は、ナナメにはいってゆかないとボディーの下を打ちます。マフラーは地面すれすれなので要注意です。コインパーキングの跳ね上げ式の板がマフラーに当ると穴があきます。MINIは、タワーパーキングと跳ね上げ式コインパーキングは利用できません。

視界・・・「そうなんだぁ」
前方視界では、上が見えません。信号直下で停止してしまうと、上にある信号が見えなくなるのです。そういう時は、窓を開けて首をだして見ます。後方視界は非常に良く、とくにバックをする時の距離感覚のつかみやすさは特筆ものです。

ビビリ・・・「昔のトラックみたいですねえ」
エンジンの振動はかなり大きいですから、遅かれ早かれ車内のあちこちがビリビリがたがたいいます。

エアコンと換気・・・「イメージがつかめません」
単純明解なエアコン、ON/OFFしかない換気(後期モデルでは強弱がついた)、へんてこりんな仕掛けの暖房(これは変わらない)。寒い日は、ヒーターいれて、窓を開けて走るのが正しいMINIの扱い方です。とにかく、窓が曇り易いので、雨の日に4人で乗車なんかしてしまうとえらいことになります。なお、エアコンのガスは、いつのまにかぬけている、というのがMINIの特徴です。これはエアコン付きの全モデル共通です。

ワイパー・・・「まさか」
ワイパーの拭き取りの悪さは勲章モノです。おまけに、ウィンドシールドが寝ていないので、ガラコを塗っても無駄。水滴は飛びません。間欠ワイパーなんていう機能はもちろん、ない。おもちゃのようなワイパーなので、時々、走行中にとれてしまい、車を停めて拾っているひとがいるとか。なお、新しい年式のものはちゃんと間欠ワイパーがついています。

フォグランプ・・・「ふにゃあ」
フロントフォグのついているMINIって、格好いいですね。標準仕様では、ハイビームで連動して点灯するため、フロントフォグだけ独立して点灯できるようにするには別途工事がいります。

キー・・・「ややこしそうですね」
キーが3つあります。エンジンを起動するキー、ドアをロックするキー、ガソリンタンクを開けるキーです。オートロックなんていうハイテク機能はないので、車内から手でロックするか、外からキーをまわしてロックします。つまり、キーの閉じ込みをすることは有り得ない、という素晴らしいシステムになっています。

スペアタイヤ・・・「ホヘエー」
不思議なことに、MINIのスペアタイヤはノーマルタイヤで、ちっちゃなトランクに堂々と収まっています。

すべてが遠い・・・「手の短いひとは運転できない?」
英国人は、腕が長いのでしょうか。MINIでは、ハンドルも、ハザードランプ・スイッチも、パーキング・ブレーキも、あらゆるものが遠いところに取り付けられています。

ウォルナット・・・「す、すごい」
後期モデルのMINIは、フロントパネルが本物のウォルナットです。国産高級車でさえ木目調プリント板仕上げだというのに、MINIではちゃんとバーズアイはいったウォルナット張りなのです。

シート・・・「さすがですね、でも、ちょっと変」
あまり知られていないのが、MINIのシートの快適さです。全然ゆったりしたところはありませんが、腰のサポートがしっかりしており、ロングドライブでも疲れないのです。後期モデルほど後部座席が狭くなっていますので、MINIはみんな同じだと思ってはいけません。ところで、1990年代中半までのMINIのシートの背もたれは前に倒れません。つまり、後部座席に乗り込む時は、「」となった前席シートは「∠」とはならず「く」のようにしかなりません。「∠」のように倒せるのはかなり後期のモデルからです。

乗り心地・・・「大丈夫かなあ」
4つの車輪は、あの有名な「ゴム」で支えられています。ですから、ぽんぽん跳ねますし、振動を吸収しているとはとてもいえません。「ゴム」がへたってくると、ただでさえ重い頭が下がります。無神経な運転をすると、同乗者はほぼ確実に車酔いになります。しかし、ほとんどのMINIユーザーでは、同乗者はこれにすっかり慣れてしまい、高鼾で安眠できるようになります。

スペース・・・「4人は実用的じゃないのね」
前方座席に与えられた空間は非常に広く、さすがと唸ってしまいます。ただし、幅はありませんから、油断すると肘がドアに当たって痛いです。後部座席は、ヘッドクリアランスは十分なんですが、まあ、ちっちゃなベンチといったところでしょう。家族が3人以上いたら、MINIを常用にすることはあきらめてください。トランクに、ゴルフバッグはおろか、パター一本はいりません。

あいさつ・・・「一度、これをしてみたかった」
最近は、挨拶をするMINIが減ったそうです。でも、時々、手を振ったりするMINIがいます。

デザイン・・・「えっへん」
日本中の小型車がMINIになりたくて、ヘンなレトロ調デザインになってしまいました。MINIのデザインを越える車が出現するのは、一体いつのことでしょう。

Fun to Drive・・・「どーだい」
車を運転することの楽しさ「Fun to Drive」をこれほどに伝えてくれる車は、ほかにないかもしれません。多くのMINIオーナーは、この「Fun to Drive」の虜になっているのです。

メンテナンス
バッチイ冷却液の入れ替え大作戦
走行距離約50000kmに近い'92年式のMINIを手に入れたわけですが、当初から、ラジエーター・キャップの穴から見える冷却液のキタナサは気になっておりました。ラジエーター・キャップを開けたままでエンジンをかけると、うんこ色した冷却液がヘドロ状に淀みながら循環してゆく様子が見えます。冷却液というのはこういう色だと思っていたオメデタイMINIオーナーだったわけですが、オートバックスの店頭で見た冷却液の鮮やかな緑に仰天し、やっと、問題の存在に気がついたのでした。

おりしも、購入2年目の夏、水温の上昇と、ラジエーターキャップからの噴出に出くわし、これはなんとかせねば、とあれこれ調べてはじめてわかったことは、MINIの冷却液の入れ替えというのはそんなに簡単ではなさそうだ、ということでした。試しに、ラジエーター・キャップを開けたままでエンジンをかけ、穴からホースを突っ込んで水道水を注入しても、入り口と出口が同じわけですから、うまく腋が循環してくれません。

まず、エンジンを冷やします。ラジエーターとエンジンをつなぐところからヒーターに伸びている水道ホースくらいの太さのゴム管がありますので、これを緊縛している留め金をゆるめて、ドライバーでこじながら引っこ抜きます。このゴム管はヒーターに温水を送り込んでいますが、ここから水道水を送り込むことで、ラジエーターに溜まっている汚れた冷却水を押し出そうというわけです。このゴム管を口にくわえて(きたな〜っ)力いっぱい吹くと、ゴム管が繋がっていた側の穴から冷却水が勢い良く吹き出します。そこで、穴側とゴム管側の両方にホースをつないで、周囲に液が飛び散らないようにしておきます。

さて、エンジンをかけながらゴム管側に水道水を送り込みます。この時、MINIのヒーターノブを全開(引く)にしておかないと水は循環しません。しばらくすると汚れた冷却水は水道水によってどんどん薄められてきれいになってきます。きれいになってきたら、水道の蛇口からはずし、これをくわえて力いっぱい吹いてやって、ラジエーターに溜まっている水も追い出してしまいます。とはいっても、追い出せるのはせいぜい1リットル〜1.5リットルくらいです。ここまでやれたら、はずしたゴム管を元に戻して再びしっかりと締めておきます。

最後に、ラジエーターの空いたところに濃縮クーラントを入れれば丁度良い濃度になってくれるでしょう。この一連の作業手順はちょっと変則的のようにも思えますが、実はローバーの工場でも行われている標準的なものです。

"ROVER JAPAN" (今はもうありません。)
"Seven-days with COUNTRY MAN" (MINIショップを紹介してくださったmorimikiさんのHomepage。サイトがなくなってしまったようです。)
"Turtle Trading Ltd.「英国車のための自由空間」" (我が家の初代MINIはここから来ました。今もなにかとお世話になってます。)
MINIのある風景・・・
"Windy Garden" (Niftyserve輸入車フォーラム=MINIの部屋に参加されているアルテミスさんのページ)
"Takubo's HomePage" (MINIもいいけど、動くねこちゃんがミョーのかわいいのである)
"社会的不適合車協同組合" (なんでわざわざそんな車に乗ってるの?)・・・娘は会員番号 No.1705

http://www.op316.com/rover/hrovmini.htm
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1354.html#c4

[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
5. 中川隆[-14924] koaQ7Jey 2021年12月02日 17:56:13 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[36]
ROVER 75
ローバー75そのBritishな世界
http://www.op316.com/rover/hrov75.htm

"ローバー"に乗るということは、流行を追ったり、周囲の意見や視線を気にしたり、皆と同じでいたいと思ったり、そういう考え方とは異なる生活観・価値観がベースとなっているということに気がつかなければなりません。高い信頼性、迅速な修理、安価なメンテナンス、なんていう常識的なサービスを要求する正しい日本人であるあなたは、間違ってもROVERなどという英国車に手を出してはいけません。しかし、あえてROVERを選ぼうとしているあなたは、きっと、多くの国産車のコストに縛られたデザインの凡庸さや、エレクトロニクスが目的化してしまった贅沢機能や、様式感が欠落したままの偽豪華内装に疑問を感じ、自らの感じるままに行動しようとしているのだと思います。実に、自らの感じるままに行動するということは、とても勇気のいることなのです。

75にしてから、後席の利用頻度が激増した。セダンがこんなにも楽しく、居心地の良い車だったとは・・・
♪よりよきローバーライフのために♪ 「ROVER 75 オーナー心得」 2008.1.10
♪いまさら書くのもなんですが♪ 「ROVER 75 インプレッション」 2001.10.11

♪私の/あなたの♪ 「ROVER 75 トラブル&メンテナンスお助け情報」 2005.2.27

♪英国車の謎♪ 「ROVER 75 七不思議」 2001.11.13

♪知られざる♪ 「ROVER 75 隠し機能」 2002.4.7

♪作ってみよう♪ 「ROVER 75 ヘッドレスト・カバー」 2002.4.11

♪流石、英国のカタログはこんな感じ♪
「ROVER 75 UK Original Catalogue / Specifications(主要諸元)」

♪比べて見たい / 比べてはいけない♪ 「620 vs 75」 2001.7.13

「EURO NCAP Safety Test Report」 2001.6.9 / 「運輸省燃費データ」

♪ROVER 75のすべて♪ 「ROVER 75 テクニカル・データ」

♪ いつまでも大切にね ♪
我が家のROVER 75メンテナンスの記録

賛否両論分かれるところのオレンジ色のインパネ照明。

◆5600km ・・・初回オイル交換は是非とも(もっと)早目に!
マニュアル上では、通常走行の75は走行24,000kmまでオイル交換は不要とあります。しかし、大切な75を維持してゆくのに「それはないだろう」というのが私の感想。そこで、走行5600kmで、オイル及びエレメントを交換してもらいました。しめて約20,000円。ちょっと高いな。
その結果は・・・やっぱり、やってよかった。ずっと、1500rpm〜2000rpmあたりの低速域での加速時のゴロゴロ感が気になっていたのですが、これがきれいにとれて振動は見違えるほどに減ったし、全般的にもシルキーさが出てきました。こういうスムースな感じは納車以来経験したことがありません。KV6エンジンってこんなもんなのかな、と思っていたんですが、やっと今になってこのエンジンのフィーリングがわかってきたというわけです。75オーナーに皆さん、75を末永く乗るつもりならば、早目に初回のオイル交換してあげましょう。

◆9,000km ・・・おさらば GOODYEAR
ROVERサルーンおなじみの駄タイヤ"GOODYEAR"とおさらばする日が来ました。納車時に標準でついてくるGOODYEARは、荒れた舗装路面でたちまち馬脚を現わし、ゴウゴウと大きな音を立ててくれます。ゲストをお乗せした時などは、ロードノイズの大きさを指摘されるのではないかと実にひやひやものでした(実は、口に出しこそしないまでも、どなたも、この車は内装の上品さの割にはうるさいなあ、と思っていたらしいです)。
「ROVER 75の掲示板」のみなさんの何人かが、さっさともっと静粛なタイヤに履き替えているというお話を聞き、私も、約9,000kmの付き合いのGOODYEARとおさらばする決心したのでありました。さて、どのタイヤにするかですが、どうやらBSのREGNO GR-7000が人気のようです。静粛なだけではなく、粘りがあるといいます。私も、一旦は気持ちがREGNOの動いたのですが、AQドーナツの減りの速さがどうしても気になり、結局、YOKOHAMA DNA dBを選ぶことにしました。インターネットで近所でYOKOHAMAタイヤを扱っている店を調べて、いきなりおしかけました("http://www.yrc.co.jp/")。金額は工賃、税金込みで57,000円。店主によれば、静粛性ではDNA dB、持ちの良さではミシュランだということです。

さて、インプレッションです。はっきりいって、静かです。GOODYEARとは比較にならないくらい静かでジェントルです。今までは、「エンジン音<タイヤのロードノイズ」だったのですが、今では逆転して「タイヤのロードノイズ<エンジン音」となりました。ROVER製KV6エンジンの心地よいサウンドが聞こえてくるようになりました。車を運転しているのだ、という悦びが伝わってきます。悪いことは言いません。今すぐ、(借金してでも)GOODYEARとおさらばしましょう。

◆13,000km ・・・12ヶ月点検
2001年7月、ぶつけてしまった個所の修理を兼ねて、走行13,000kmのわが75を世田谷サービスセンターに12ヶ月点検に出しました。
気になっていた不具合は、納車以来点灯したことのないハイマウント・ストップ・ランプ、右サイドウィンカー内の結露、フロントドア上部の樹脂部のビビリ、エンジン始動後負荷時のボンネット内カラカラ音の4点。ハイマウント・ストップ・ランプは、ランプユニットの不良だった。サイドウィンカー内の結露は、ランプハウス交換。樹脂部は増し締めして様子見。カラカラ音はアイドラープーリーを交換して様子見、となりました。

12ヶ月点検ですが、交換部品なし、工賃のみで¥31,500。エンジンオイル交換は2度目になりますが、オイル代が¥7,500、工賃は¥1,500でした。結局支払った合計は、消費税込みで¥42,840。 ブレーキパッドの残りは、前6.8mm、後7.4mmありましたので、交換しませんでした。

◆22,000km ・・・ブレーキパッドとエンジンオイルの交換
2002年4月、走行22,000kmにしてブレーキパッド警告灯た点灯しました。太陽マークのこの警告灯がつくのははじめてです。それから、前回のオイル交換(2回目)が13,000kmだったので、ぼちぼちタイミングかなとも思っておりました。ROVER 75のコンピュータは、オイル温度と走行距離をベースに「あと何kmの走行でオイル交換しなさい」という情報を計算して(エンジン始動時に)表示してくれますが、我が家の場合は19,000kmで交換時期がきました。おりしも、75の定番トラブルである「ドアロックの動きが渋くなる」というのが助手席側ドアで発症し、運転席側ドアに広がったのでこれも見てもらいましょう。RSCに電話をしたら、こちらの都合がつき次第いつでもどうぞ、とのこと。一泊の入庫となりました。
交換直後のブレーキパッドの調子はすこぶる良好で、鳴きもなく、停止時もスムーズです。エンジンオイルを交換した結果、気になっていた振動が激減し、静かさが戻ってきました。ドアロックは、運転席側は非常に調子良くなりましたが、助手席側はいまいちの感じがします。様子を見て、再度の持ち込みになるかもしれません。

◆これまでのまとめ

自動車評論等の業界・マスコミ関係へひとこと
この車は英国車であり、しかもローバー製である。ローバーからいつもよりもちょっと出来の良い車が出たからといって、調子に乗って、まともな独逸車などと足回りなどを比較しないでいただきたい。英国紳士と独逸軍人を並べて、一体何を比べようというのだ。それから、パネルがはがれたとか、めっき部品がとれたとか、そういう程度のことで騒がないで頂きたい。走っているうちに、いろんなものがとれるのは、英国車としてはよくあることなのである。しかるに英国車のオーナーは、そういう時のために、例外なく愛車のトランクに両面テープだのガムテープだのを載せているのだ。

75はHONDA系のROVER車にはなかった、存在感のあるがっしりとした体格を持ち、それが走りにも現れている。
自動車評論等の業界・マスコミ関係へもうひとこと
ROVER 75というと、必ず話題になるのがその内装である。多くのローバーサルーンが当たり前に装備しているあの内装に対して「豪華」だなんて言うのはやめていただきたい。豪華でもなんでもない、ちょっと趣味が上品で、質が高いだけではないか。床と椅子の文化圏において、少々の教養と、ちょっと背伸びした趣味の良さと、誰もが好感を持つような上品さを求めたならば、家庭のインテリアにおいてもあの程度のものになるのは至極当然なことなのである。ROVERサルーンを選ぶということは、自分が住んでいる住宅環境と、車のセンスとをマッチさせただけのこと。
だから、「豪華」などと騒がないでいただきたい。そもそも、ローバーサルーンの内装について「豪華」という表現をすること自体、美的感覚があさってを向いているといわざるを得ない。倫敦にあるホテルやBBの内装を見たらすぐにわかる。お手軽料金のBBであっても、家具や調度、カーテン、食器に至るまで、日本のホテルがとても及ばないくらい、ちゃんとコーディネートされているではないか。ROVERというのは、そういう国民が作ってきた車なんである。


75のカップホルダーはグラスが似合う。缶飲料なんかを置いてはいけない。
スマート・ローンの顛末〜雹害車〜皆既月食の晩に何かが起こる

75のシートのヘッドレストに合わせて作ったカバー。パイピング・パターンが特殊で合わせるのが難しい。
とにかく、うちのおくさんは器用なのである。ちょいちょいと採寸してあっという間に作ってしまった。
洋裁の心得のある方には型紙のコピー差し上げます。

1997年、43歳にして運転免許を取り、いきなり"ROVER 620"などという英国車の虜になってしまった私であるが、当初は、その620をずっと乗りつづけるつもりでいた。そして、購入時は、例のROVERスマート・ローンというやつを使った。価格の1/3程度を最終回まで保留にした3年ローンを組み、最終回を前にして、(1)車を返却してチャラにするか、(2)残金を支払って車を100%自分のものにするか、決めるというシステムである。しかし、ご存知の通り、返却時の査定ひとつで車のオーナーは何万円、十何万円、あるいはそれ以上の負担をしなければならない。思ったほどに高くは引き取ってもらえない。ROVERのように、世間一般に流通していない車は、中古車としての販売に非常なリスクが伴う。3年後に一体まともな下取りに値する車であるかは、全くの賭であろう。であるから、スマートローンを選んだからといって、3年後にまともな価格で引きとってもらおうなどということは微塵も考えてはいなかった。HONDAのエンジンを積んだROVERなんて二束三文だろうな、くらいに思っていたのだ。長く乗りつづけるつもりだったから、そんなことは関係のない話だった。

3年目を迎えること数ヶ月前、ローン会社から「意思表示をせよ」というメールが来たので、迷わず「残金を支払って乗りつづける」旨の意思表示をした。エンジン絶好調といえどもあちこちがへたってきている感じがするし、ローンの意思表示の確認確認ついでに、相談して工場に入れようかな、くらいの気持ちで、ある日、かみさんと一緒にディーラーをたずねた。

今や、BMWの策略によってローバーディーラーの店内には、MGも200から800までのローバーも1台もなく、あるのはMINIとRANGE ROVER関係とそして75だけだった。せっかく来たんだから、ということで「75に乗ってみたい」と言ったところ、営業氏は「そんなことしたら、気が変わっちゃいますよ」とおっしゃる。やっぱり乗ってみたいじゃないですか、というわけで、75の試乗をしてしまったわけ。で、かみさんが一発で気に入ってしまったらしい(ということにしておく)。そこですかさず、営業さんからひとこと。先日の雹に遭った車を雹害車として割り引きするという。もちろん、完全に修復しての引渡し。駄目駄目、75なんて少々値引きしたところで、そんなもん買えますかいな。雑談するうちに、今でも、New British Racing Greenの600は人気があるのだという話になった。つまり、(格好良く言うと)我が620も、好きで大切に乗ってくださる方がかなりいらっしゃる、というわけである。ああ、こういう言葉に弱いのだ、私は。「75でもClubだったら、なんとかならないかな」などという不謹慎な考えがよぎる。

帰宅したものの、どうにも気持ちは"75"である。家族全員「(お金さえあるなら)欲しい」コールである。ああ、悪魔のような家族だ。こういう時、一家の主たる私は冷静であらねばならぬ。そこで、パソコンを取り出し、Excelを起動する。車両の価格、値引き額、消費税、登録諸費用、ローン金利等々を入力すると、月々のローン支払い額が出るしかけを作ったりしてみる。そこであたりまえなことに気がついたのでした。620のローンの最終回のために取っておいた約100万円は、75に買い換える際のローンの頭金になるではないですか。ほう、そういうことだったのか。と、その時、電話が鳴りました。かみさんの友人からの電話です。「皆既月食がはじまってるわよ。」そうだった、今日は皆既月食の日。早速ベランダに出て、今、まさに闇に包まれようとしている天空を見上げます。月はみるみるうちに痩せ細り、やがて、宇宙は闇に包まれました。満月の夜には何かが起こる。ましてや、それが皆既月食ともなれば、大事件が起こるに決まっている。そして、そのとおりになった。


我が家の玄関先にて。75の後ろにいるのはMINI Mayfair'92。
* * *
※高い査定の条件・・・改造しないこと。ローバー指定工場で、定期点検を欠かさないこと。大きな傷などはローバー指定工場で必ず修理しておくこと。内装は汚さない、傷つけないこと。ホイールをいつもきれいに、そして傷をつけないこと。余計な器具を取りつけないこと。ディーラーと仲良くすること。ローバー車を愛し、乗り継ぐこと。

※雹(ひょう)害車・・・素人考えだと、雹(ひょう)のひどいのを食らったら、ぼこぼこになってしまって板金でもしないと駄目みたいに思えますが、実態はそうではありませんでした。それに、雹害に遭った車はちゃんとシートをかぶっていたとのこと。事実、引渡し時に、雹害についての説明があり、無傷の状態の車を引き渡す旨の書面が提示されました。そりゃそうだよね。
http://www.op316.com/rover/hrov75.htm

トラブルお助け情報 2010.2.17
http://www.op316.com/rover/guide75.htm


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[近代史5] 木村 哲 美しき英国車の生活 中川隆
6. 中川隆[-14923] koaQ7Jey 2021年12月02日 18:04:04 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[37]

木村 哲 東京の郊外と街のドライビング
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木村 哲 音楽論集
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木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル
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[近代史7] 木村 哲 音楽論集 中川隆
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木村 哲 東京の郊外と街のドライビング
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木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル
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[近代史4] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
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木村 哲 東京の郊外と街のドライビング
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[近代史7] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
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木村 哲 東京の郊外と街のドライビング
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[リバイバル3] 木村 哲 私のアンプ設計&製作マニュアル 中川隆
4. 中川隆[-14918] koaQ7Jey 2021年12月02日 18:08:04 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[42]
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