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2011年11月07日18時15分 〜
コメント [自然災害17] 11・11“巨大地震”発生説を追う!首都圏直下型は起きるのか (zakzak)  赤かぶ
15. 2011年11月07日 18:15:49: HcR8iR199c
>11日におきると、いよいよ地震兵器だと理解せねばなるまいな。
11日に起きなきゃ地震兵器とか二度と言い出さないわけな?
ところで震度いくつからで、地方はどこだい?

また、日本以外の地震でごまかすのか?
地震起きなきゃ、必殺の「俺が地震兵器攻撃があると見破ったから取りやめた」って手を、また使う気か?
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/600.html#c15

コメント [マスコミ・電通批評11] 上原美優がいたプロダクション「プラチナム」は業界では有名な悪徳プロダクション。テレビ業界は「なんと連合」とズブズブの関係 TORA
19. 2011年11月07日 18:22:54: BjmbGnAB36
芸能界は怖いですね。

マルチモニターのイートレードは証券取引に最適なマルチモニタートレードシステムの販売をしております。

http://www.etrade.co.jp
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/805.html#c19

コメント [マスコミ・電通批評12] 〔田原発言訴訟〕 田原氏に慰謝料支払い命令 神戸地裁判決 (産経新聞)  赤かぶ
06. 2011年11月07日 18:29:03: BjmbGnAB36
物言えば唇寒し。

田原氏の場合は、取材テープが存在していなかったような気もしますが・・・

マルチモニターのイートレード
http://www.etrade.co.jp
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/424.html#c6

コメント [原発・フッ素18] 3号機で過去最高の毎時620ミリシーベルトを測定 ブルームバーグ 「WNAの生命維持500ミリシーベルト基準」を超える  赤かぶ
03. 2011年11月07日 18:33:16: tvuvXx6c7z
・福島原発震災情報連絡センター設立総会(CNIC録画)

http://www.ustream.tv/recorded/18353928
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/259.html#c3

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
126. 2011年11月07日 18:36:19: NYnvaJkYxc
1fIHDGNGa6 さん

こんばんわ。今、パソコンを起動したばかりです。
IDが変わっていると思いますが、54dxo8mDfc です。

まず、福島における白血病の発症についてですが、はっきり申し上げて
「わかりません。」残念ながら。該当箇所も、今から読み返すところです。

なお、3号機の爆発についてですが、例の垂直方向にドカーンと行った奴ですね。
これについても、確たる心証はありませんが、以下動画の20分あたりに
それについての説明があります。この件に関する資料でただちに提供できるのは、これだけです。

http://www.youtube.com/watch?v=bILZkytft1s&feature=related

ECRR報告については、上述したように、途切れ途切れ、休み休み読んでいる状態で、とても、人に解説できるレベルではありません。

私がECRRについて言及したのは、上記のやりとりを見てもらえばわかりますが、最初に言及した人が、「目的のためにウソの情報を流している」と言ったわけですね。私としては、学習中であり、それほどよくわからないが、ウソというからには、詳しいのだろうということで質問をしたわけです。

逆に言えばあなたのほうが詳しいように思える。いろいろと教えてください。よろしくお願いします。
なお、私ははっきり言って「反原発派」です。関東に住んでいます。文部科学省のモニタリング測定結果により、北関東において、チェルノブイリの「補償付希望避難区域」が存在していることはご存知ですね。

あと、変な質問で、ひとつだけ教えてください。
愛する家族(命がけで守りたい人)はいますか。そうでない人とは話しても無駄だと思うからです。気休めかもしれませんが、お願いします。



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c126

コメント [原発・フッ素18] チェルノブイリエイズ―汚染エリアの子供はCs-137で胸腺が破壊されてリンパ球T細胞がない状態(免疫不全) ポリーテイアー
40. 爺さん 2011年11月07日 18:37:25: pkMRoq8j2xu8g : UxEaOXHyEI
私は10さんは工作員ではないと思います。
実は私も興味があります。
チェルノブイリの風上と風下の症例について考えていて。
ヤブロコフたちも言葉を慎重に選んでいると思います。
だれか関連アーティクルだけでもいいからここに載せて下さい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/115.html#c40
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
29. 2011年11月07日 18:37:42: ZSzBI7Ntws
ガンとか白血病とかは、蓄積した毒素を排泄する器官という仮説があるよ。
風邪の発熱みたいなもので、薬物で抑え込んだら何もいい事は無いらしい。
大塚さんも検査なんかしたばっかりに医者の金儲けの餌食ですか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c29
コメント [経世済民73] 労働の質、技術共に世界トップなのに「GDP(PPP)/人」世界25位(台湾21位)政治の無策で国民犠牲 heiwatarou
02. フシギ空間 2011年11月07日 18:39:09: OmtZW.QhVGmO2 : 4RHu0ITBJc
>アメリカでは電気食料住居費は日本の1/2以下と安いのです,すなわちドルが安いのではなく円が実勢以上に高過ぎなのです。
>通貨の価値は購買力で決まるのです。

国内での購買力ではなく国外での購買力の高低が為替レートです。
いつまで同じ嘘をつき続けるつもりですか?
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/898.html#c2

記事 [原発・フッ素18] 給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市 (週刊東洋経済) 
給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/afe5433c1190ea6f42aa04060db20626/page/1/
11/11/01 | 12:18 週刊東洋経済


 東京・町田市の学校給食で出されていた牛乳に、放射性物質セシウムが混入していることが判明した。小中学生の子どもの保護者や市民に衝撃が広がっている。

 セシウムが検出されたのは9月6日。保護者からの強い要望を受けて、町田市の吉田つとむ市議(市議会副議長、志政クラブ所属)が専門検査機関の放射能汚染食品測定室に学校給食で提供された牛乳の検査を委託。すると、セシウム134と同137合計で6ベクレル/キログラムが検出された。

 セシウムは体内に取り込まれると全身の臓器に蓄積される。子どもは大人と比べて、甲状腺や心筋、脳、腎臓、小腸などに蓄積される量が多いことがチェルノブイリ原発事故の高濃度汚染地域で死亡した住民に関する調査で明らかになっている。

 事態を深刻に受け止めた吉田市議は、牛乳を製造していた明治(旧明治乳業)に質問状を送付。検出された原因や含有量ゼロを目指す考えの有無などを問いただした。しかし、同社から送られてきた回答書では、「(集荷地域にある)各自治体等の調査結果において、放射性物質は暫定規制値を大きく下回り安定しております。したがいまして、生乳の安全性は確保できているものと判断しております」との記述にとどまり、セシウム混入の原因や今後の対応策についてはまったく説明がなかった。

沈黙を続ける明治 町田市はひとごと

 吉田市議は語る。「明治は質問にきちんと答えていない。理解しがたいのは、自主的に放射性物質の検査を開始したと回答文に書いている一方で、『この検査は任意に行っているものであり、具体的な検査結果については公表をいたしておりません』と述べていることだ。これでは安全かどうか確かめようもない」。

 一方の町田市も対応が鈍い。「学校給食の放射能測定実施については、市民の請願に関連して6月の健康福祉常任委員会で付帯決議がなされたうえ、10月4日には市議会本会議でも全会一致で決議されている。にもかかわらず市は着手の姿勢すら見せていない」(吉田市議)。

 これに対して、町田市教育委員会の高橋良彰・保健給食課長は「議会の決議はたいへん重たい」と語る。が、「(測定実施には)市長部局からゴーサインが出ていない」と及び腰だ。本誌は石阪丈一市長にも測定に関する考えを尋ねたが、これまでのところ回答は得られていない。

 吉田市議宛の明治による回答書には注目に値する記述もある。問題の牛乳を製造していたのが、明治の神奈川工場(茅ヶ崎市、写真)であり、「主な集乳地域」が「神奈川県、静岡県、千葉県、北海道、青森県、岩手県、宮城県、山形県」であると記されていた点だ。本誌の取材に対し、明治は多くの産地の原乳を混ぜて牛乳を製造していると認めている。

 放射能汚染問題に詳しい、高木学校の崎山比早子氏(元放射線医学総合研究所主任研究官)は語る。「混乳されたうえで6ベクレル/キログラムが検出されたということが事実だとすれば、混ぜる前の牛乳はかなり汚染されていた可能性が高い。産地を特定して、汚染源を断ち切るための対策を直ちに講じるべきだ」。

 しかし、明治は本誌や吉田市議のみならず、町田市に対しても汚染原因についていっさい説明をしておらず、町田市も問題を放置している。

 では、問題の牛乳は明治が言うように「安全」といえるのか。崎山氏は、「原発事故後、数日間で取り決めた国の暫定規制値は前提とする被曝線量限度自体が高すぎる。それゆえに規制値を下回っていれば安全ということにはならない」とする。そのうえで、「学校給食の牛乳は子どもが毎日飲むもの。子どもは放射能への感受性が高いだけに、メーカーはゼロに近づける努力とともに検査データを公表すべきだ」と話す。

 放射能の体内被曝問題に詳しい岐阜環境医学研究所の松井英介所長は、「牛乳にセシウムが含まれていること自体あってはならないが、懸念されるのは、はるかに毒性が高く、骨髄細胞を傷害するストロンチウムも含まれている可能性が否定できないということだ」と指摘する。同氏は「国の責任で食品に含まれるストロンチウムについてもきちんと測定することが必要だ」と強調する。

 東京都教育庁によれば、明治の神奈川工場で製造された牛乳を学校給食で用いている自治体は都内で7区市(目黒区、世田谷区、三鷹市、調布市、狛江市、八王子市、町田市)に及ぶ。16万人近い子どもが同工場の牛乳を飲んでいるとみられ、衝撃はさらに広がる可能性がある。

横浜でも放射能検出 安全性確保の努力を

 町田市が学校給食の放射能検査に二の足を踏む一方で、すでに検査を実施している自治体もある。横浜市は10月11日から小学校給食で牛乳を含む1日分の食材について放射性物質の測定を開始。翌12日に干ししいたけから、350ベクレル/キログラムのセシウムが検出された。横浜市では、「国の暫定規制値(500ベクレル/キログラム)を下回るものの当面、念のために学校給食で干ししいたけの使用を控えることにした」(健康教育課)。

 横浜市がこうした動きを起こしたのは伏線があったからだ。福島第一原発事故直後から、小学校児童の保護者が市に対して給食の放射能検査実施や原発周辺地域の農産物の使用中止を求めてきたにもかかわらず、市は消極的な姿勢に終始。その後、8月に放射性物質に汚染されていた稲わらを与えていた可能性のある牛肉を、学校給食で4月19日から7月1日までに延べ16日にもわたって使用していた事実が判明した。食べた小学生の数は8万人以上に上り、市役所には保護者からの抗議が相次いだ。そうした経緯があるだけに、市に対する保護者の視線は依然厳しいが、何もやらないよりましだろう。

 パルシステム生活協同組合連合会や生活クラブ生協、会員制宅配企業のらでぃっしゅぼーやなどの機関はすでに放射能測定を自主的に実施、結果も公表している。また、生産者とともに安全性を確保するための取り組みも続けている。国内乳業最大手の明治や町田市に、そうした取り組みができないはずはない。

(岡田広行、張 子渓 撮影:鈴木紳平 =週刊東洋経済2011年10月29日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/261.html

コメント [近代史02] 司馬遼太郎の罪 (マヨのぼやき) 五月晴郎
08. 2011年11月07日 18:45:52: 6RUPvBJ5zo
司馬遼太郎というエセ「国民作家」は、歴史の裁きを受ける。

52 :無名の共和国人民 :11/10/30 13:23:46 ID:eJx0jrCT
歴史歪曲作家・司馬遼太郎はアメリカの手先である。

司馬遼太郎は、サントリー文化人(山崎正和、谷沢永一、鷲田小弥太、山口瞳など)に
思想的影響を与えた作家である。サントリー文化人の大ボスともいえる山崎正和は、
中曽根康弘の御用文化人でもあった男だ。サントリー文化人や司馬の政治的立場に
共通しているのは、「親米保守」ということだ。

では、司馬が明治維新を肯定し、日清・日露戦争という侵略を賛美しているのはどういう
わけか。明治維新や日清・日露戦争は、昭和の十五年戦争(満州事変・日中戦争・アジア
太平洋戦争)とは違い、日本が英米(アングロサクソン)の意のままに動いた侵略戦争で
あったということだ。つまり戦後の自民党政権や経済界の対米追従路線の、イデオローグ
としての御用作家であったのが、司馬遼太郎である。

岡崎久彦は「アングロサクソンについていけば日本は100年安泰だ」と発言し、小泉純一郎
は「私は根っからの親米派だ」と発言したが、彼ら親米保守の思想的な青写真は、明治美化
史観の司馬遼太郎と「海軍善玉論」の阿川弘之にあったといえる(これに、エドウィン・
ライシャワーの歴史観と、梅棹忠夫ら京都学派の「日本文明」「生態史観」が付け加わる
わけだ)。

明治以降の日本の戦争責任を全面的に追及できない司馬など平和主義者ではなく、単なる
親アングロサクソンの事大主義者でしかない。なのに、司馬の陳腐なフィクション史観に、
サントリー文化人だけではなく、渡部昇一や藤岡信勝や産経新聞らの右派、また井上ひさし
のようなリベラルな人や、朝日新聞さえも毒され続けてきた。

1980年代(中曽根政権)のジャーナリズムの旗手であったのが、司馬遼太郎と立花隆である。
立花隆はロッキードでは田中角栄を批判したものの中曽根は追及しなかった。また立花は
原発御用文化人でもある(原発導入の父は中曽根)。さらに、中曽根政権では、梅棹忠夫や
梅原猛ら新京都学派の御用学者により国際日本文化研究センターが設立されている。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/572.html#c8

コメント [原発・フッ素18] これは、偶然でしょうか。(木下黄太のブログ) → 天皇陛下・安室奈美恵・大塚範一キャスター のダウン 新世紀人
07. 2011年11月07日 18:47:14: o2NSs3wjrA
私はなんでもないけど。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/255.html#c7
コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
127. 2011年11月07日 18:48:30: pEgCpfCxXY
>>125さん、
その前に、どうして引用箇所の評価を他人に質問するにあたり
引用箇所前後の文脈を説明しないのですか。
ページ番号すらないのはおかしいじゃありませんか。
参照元の確定と指示くらい、お願いします。

それから、>>125において、
「100msv以下の外部被ばくと内部被ばくについて現行のリスクモデルが誤りと
指摘」とあるのですが、これはどこにありますか?
「被爆後3ヶ月〜5年の間が抜けているからだ」ともあるのですが、これは?
pdfのページ番号を指示ください。

後の部分については、すでに>>123で述べました
「そもそも、ECRR2010がここで依拠する(Kusano 1953)は報告論文のはずです。
ある事例に関する統計ですね。
それ自体がある典型例、あるモデル、ある規範、ではないが、
既存のあるモデルに疑問を呈するに役立つという位置づけでしょう。
そうであるかぎり、福島事故後が同様の経過を見ないか実証例とならないならば、
その報告やその事例論文(Kusano 1953)は虚偽だ、
ということにはならないはずです。
そこからまた、そのような報告や事例に依拠し既存のモデルに疑問を付する
ECRR2010をトンデモと呼ぶことも拙速に過ぎるのではないかと思われます。」
に尽きると個人的には思います。なお、この箇所が理解されたかといえば、
>>124のような意見が出てくる当たり、疑問ですね。
述べておられることがナンセンスであるのをお気づきでないんですね。
「彼らの主張している3ヶ月」とか意味が分かりません。
いったい、どこにそのような意味不明な主張の記述がありますか。
いま、私たちは、
ECRR2010報告の第五章第三節の2が少なくとも何を主張しているか、
をどう理解しているかをめぐる議論をしています。
ぼくはあなたの理解に問題があるのではなかろうかと
疑問を投げているに過ぎません。はたして、あなたがECRRが主張していると
理解した事柄が、当該箇所から読み取りうるのかと述べているわけです。
ぼくの理解では、当該箇所は、福島原発事故後三ヶ月で白血病とがんの
発症数倍増加を保障するものではありません。既存の放射線被曝についての
リスクモデルを疑わしめ修正をせまるものであり、つまるところ、
第三節冒頭にあるとおりだと思います:
「2003 年以来、原爆被爆者寿命調査(A-Bomb Life Span Studies)の解釈において
いくらかの更なる進展があったのでここに簡潔に報告する。これらの調査自体が、
外部被ばくに対してさえ、放射線リスクモデルを作り上げる基盤としては
問題があることを示している。」

根拠なく不安を煽るだけ、というのは違うので、
たとえば(Kusano 1953)のような事例論文のあるところから想定されうる
放射線リスク評価を行うなら、数倍のリスクがある、と述べているんですね。
しかし、その上でなお、あなたが「不安を煽るだけの姿勢に見え」
「とんでも集団」と評価するのは自由でしょうね。同意はしませんが。

「三号機で核爆発」についても、放射線被曝による発症リスク評価についても、
似たようなことが窺えると思います。つまり、あなたはバズビーが
何を論拠として、どう述べたか、評価とその及ぶ範囲を読めていない、
という問題です。専門家の下す評価については、専門家に相応しい読解というもの
があり、そうしなければひどい曲解に陥るばかりだと思います。
そして、専門家は一般にそのことに熟知していて、注意深く発言してもいます。
事実、バズビーはこう述べていました。ちょっと検索すればすぐ判明することです。http://classical.mo-blog.jp/blog/2011/07/post_c75e.html
「@In fact we now know that

Chernobyl
was a nuclear explosion; but there were also hydrogen explosions.

The Reactor 3 explosion atFukushima,
I believe, was a nuclear explosion. Not that it makes a lot of difference in terms of fallout.
 
   A……I believe that in the explosions at Fukushima Daiichi, huge amounts of spent fuel were blown sky high.

@はバズビー博士がこれまでの明らかにしていた見方だが、Aの「膨大な量の使用済み核燃料が上空に噴き上げられた」は、少なくとも、博士の発言としては、始めて
 この部分、「週刊金曜日」の訳(これは乗松氏の訳ではない)では「福島の爆発では、大量の放射性物質が高空に放出されました」とあるが、まったくその通りで間違いないものの、ここはやはり「使用済み核燃料が上空に噴き上げられた」との博士の言明に注目すべきだろう。 」

ECRRについて、おざなりな評価を下し、トンデモ集団だと狂騒し、
ECRR2010報告の放射線被曝リスク評価を無視し隠蔽して、
一体、どこの誰が利益を保身を得るのでしょう?
どこの誰が無駄に被曝して後々苦しむのでしょう。明白ですね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c127

コメント [経世済民73] 亀井静香氏: 国家の基本は「防衛自主権」と「関税自主権」だ (ジャーナリズム) 直人
06. 2011年11月07日 18:49:09: DG1Mh2PbGE
地下原発議連とかに入るなよ・・・
支持しにくいだろう
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/890.html#c6
コメント [原発・フッ素18] 統一協会の機関紙「世界日報」が 汚染ガレキの全国拡散を主張。 汚染ガレキは 国際利権か?? 米田道三
04. 2011年11月07日 18:55:00: 6RUPvBJ5zo
「世界日報」が汚染ガレキの全国拡散を支持したことを見れば、放射能ガレキ拡散・埋め立てを支持している輩どもの背景が見えてくる。

石原慎太郎は、霊友会と統一協会と日本会議の操り人形。

小林よしのりは、前秘書の金森由利子が統一協会信者であり、小林自身は、生長の家から支援を受けている。

副島隆彦の師匠・小室直樹は国際勝共連合人脈で、副島が支持する山下俊一のバックにあるのは日本財団(統一協会を日本に引き入れた笹川良一がつくった)。

江川紹子は隠れ統一協会信者で、オウム真理教事件の真相かく乱に貢献したジャーナリスト(オウムを操っていたのは統一協会とCIAと北朝鮮)。

橋下徹はガチガチの右翼思想(=統一協会の政治思想とそっくり)の持ち主で、父親は同和出身のヤクザ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/237.html#c4

コメント [原発・フッ素18] <核心>危険実感遠い安定 福島第一作業員が語る建屋内/数時間で被ばく限度 政府発表に違和感(東京新聞) gataro
03. 2011年11月07日 18:56:18: kXyU6hwZ9M
小出氏だって人の子
この日本が世界が悲惨な結末を迎える姿など見たくはないだろう
「御用」の先生方でなくても楽観的な見通しを語りたいのは人情
しかしだからこそ現在進行している事態がいかに深刻であるかを示唆している
北国に暮らしているが11月に入っているのに全然気温が下がらない
いつもなら雪のたよりどころか何度も積雪しているはずなのに
夜になっても暖房いらず
いくら暖冬、温暖化と言っても程がある
かえって1か月前、10月初旬より暖かいくらいだ
しかし「自然核分裂」が発生していたとの報道を聞き
この異常暖気の原因がかすかに見えてきた気がする

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/256.html#c3
コメント [原発・フッ素18] 除染を原子力委員会に任せていたら、とんでもないことになる Chick
02. 2011年11月07日 18:57:09: EvD0UYsTYA
除染をするとはどんな事をするのですか服に付いた放射能を洗い流して其の水はどうなるのですか、服だけでも後の始末が気になるのに、住宅地や田畑や山を除染するなんて到底出来ない事に思えますが、高圧ポンプで吹き飛ばすのであれば放射能の拡散ではないのかと思われます、他に方法があるのであれば不安のないように詳しく説明すべきと思ひます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/249.html#c2
コメント [原発・フッ素18] これは、偶然でしょうか。(木下黄太のブログ) → 天皇陛下・安室奈美恵・大塚範一キャスター のダウン 新世紀人
08. 恵也 2011年11月07日 18:57:19: cdRlA.6W79UEw : dNJCwzqJ3Q
>>01 自分はいち早く西に避難したが、2週間後くらいにひどい下痢

俺は福島に行ったときに高汚染地帯を通った翌日に、ひどい下痢と特殊な頭痛
手先のムズ痒さを感じたが、1日で症状はなくなった。
粘膜に放射線がダメージを与えた盛だろう。

高汚染地帯では長居しない事が唯一の対処法。
横浜でもセシウムが検出されてるし、皇居の汚染はまったくニュースにならないけど
汚染されてる可能性は大きい。
だから愛子様も線量計を持って、自衛していたほうが良いかもね。

>>02 愛子さんは家族で、那須の御用邸に8月に数週間いっていました

宮内庁のお役人は何をやってんだろ、俺には信じられん!
最低限愛子様や皇族は、京都御所か小笠原でも半年は旅行に行くべき。
自分の仕事をまともにやれない連中が、宮内庁に巣くってるのだろう。

日本国憲法もロクに理解出来ないハゲタなんかがいる様じゃね。
政争の具に使うような宮内庁長官がいるのが根源的原因だ。

ーーーー引用開始ーーーー
天皇陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだよ。だから、
何とかという宮内庁の役人がどうだこうだ言ったそうだけれども、全く日本国憲法、
民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない。

しかも、政府の一部局の一役人が、内閣の方針、内閣の決定したことについて
記者会見して、方針をどうだこうだと言うのは、日本国憲法の精神、理念を理解
していない。
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/328.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/255.html#c8

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
128. 2011年11月07日 18:57:46: pEgCpfCxXY
>>126さん、
論文内容を議論したい人がまずページ数も
資料のリンクも指示することなく質問ふっかけるなんて、
ちょっとありえないことなんです。
あまりにも不親切で、とんでもないことなんですよ。
引用の、抜き出した箇所すら、不明確ですから。
そんな人がいったい、そういう乱暴な態度で何をしたいか、
ぼくはこの先が思いやられるだけです。
ぼくは個人的に相手をするつもりですが、
あなたは、、、もちろん相手をなさってもいいのでしょうが、、、
残された時間が大切です、、、時間を大切になさってください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c128
コメント [経世済民73] ウォール街占拠:強欲金融資本から金を引き出し[預け替えろ]・・すでに65万人が預金引き出し 尚林寺
02. 2011年11月07日 18:58:39: dq36WC2TMB
たとえば日本ですとどういうところに預け替えればよいのでしょうか。
リストあれば・・・・??
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/901.html#c2
コメント [経世済民73] 生き残りを賭けた米国の日本植民地化計画=TPP、日本政府は米国盲従をいつまで続ける・・ 尚林寺
09. 2011年11月07日 18:59:06: FHVyh15Kso
TTP反対派は、「TTP交渉は一度参加したら抜けられない」と言ってきた。
野田総理は、国会で反対多数でも「参加表明する」と宣言している様なもの。
なぜ、内閣不信任案を提出しないのだろうか。
まさか、総理の「参加見送ります」なんて期待しているのだろうか?
だとしたら、推進派以上の売国土だ。
「俺たちは反対していた」なんて、偉そうに言われても、後の祭りだ。

国会議員の多数が反対なら、内閣不信任案で「TTP交渉入りを潰せる」じゃないか。
今となっては、反対派が「最終的に交渉入りを後押ししている」状況だ。

http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/892.html#c9

コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
08. 2011年11月07日 19:03:45: pEgCpfCxXY
だったら、なおのこと、見過ごすのではなく
逐一、必要最低限のコメントを残していくことが
ある種の読み手に可能なことかもしれませんね。
息の長いコメントはいずれ、論理的な議論とやらを
可能にするかもしれないですし。
ぼくにいわせたら、「こいつはこれこれができない」といった決めつけが、
一番よくないのです。実質的に賞賛を与えるようなものだからです。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c8
コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
10. 2011年11月07日 19:15:53: VHHN3tUNtQ
石原知事は、線量の問題がないレベルの瓦礫を受け入れると言っています。
そうであれば、良く決断した、と評価したい思います。
福島の花火を打ち上げるな、と騒ぐより理性的だと思いますよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c10
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
30. 2011年11月07日 19:16:48: b9XaYlTKdA
http://group.ameba.jp/group/kqjgYFwQvPVr/
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c30
コメント [原発・フッ素18] 東電、臨界の判定基準見直し 報告修正、キセノン検出で (共同通信)  赤かぶ
01. 2011年11月07日 19:17:19: kXyU6hwZ9M
こういう後出しジャンケンでルールを勝手に変えるから信用出来ないんだよ
ぐだぐだ小理屈・屁理屈はもういい
今起きていることがどのような影響を与えるのか
今後どのように事態が変化していくのか
それだけを語ってくれ



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/248.html#c1

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 野田ポチ首相 10日にTPPについて言及の予定 国民は革命さえ起こす覚悟で、警戒しましょう。
野田ポチ首相 10日にTPPについて言及の予定 国民は革命さえ起こす覚悟で、警戒しましょう。
http://sirarezaru.seesaa.net/article/234024301.html?1320660734


TPP結論、10日にも首相が表明 官房長官が見通し
 http://www.asahi.com/politics/update/1107/TKY201111070193.html

 いよいよ、TPPについて、日本の結論が定まりつつある。ネットでは、反TPP一色だが、新聞などの世論調査では、賛否が拮抗していることになっている。ウソをつけ。世論調査=世論操作である。国民の大半が反TPPのはずである。

 もし仮に、野田首相が独断でTPP加盟協議に参加することをAPECで表明したら、彼には天誅が下るだろう。右翼団体も今回のTPP加盟には反対なので、野田氏の暗殺さえ考えられる。それほどの売国政策である。

 さて、中日新聞でも朝日新聞でも、偶然なのかどうかわからないが、アメリカ国内が大変な状況になっていることをシリーズ記事として紹介している。朝日新聞では、アメリカのある市が財政破綻して警察官が4割削減され、犯罪が急増。そこで市民が自警団を組織して対抗しているという話。中日新聞では、格差に憤るNYデモ。他の新聞も同様なのだろうか?だとしたら、電通の命令か?

 ともかく、アメリカ国内は大変な状況になっているのである。もう恐慌が始まっていると思った方がいい。イタリアもIMFの査察を受け入れるようだし、世界情勢は緊迫の度合を深めているのである。

 では、日本はどうすればいいのか?

 決まっている。「鎖国」である。つまり、TPPには加盟しないことだ。

 今後世界恐慌が発生したとき、TPPに加盟していれば、アメリカ崩壊の荒波が、そのまま日本に押し寄せる。アメリカで麻薬や犯罪が多発しているのなら、日本にも麻薬や犯罪が輸入されるのである。CIAにも謀略にも障壁がなくなる。アメリカのやりたい放題にされるということである。

 そんな溺れる者はわらをもつかむ状態のアメリカに接近するのは、自殺行為なのである。抱きつかれて、一緒に溺れるならまだまし。実際には、日本を浮き輪((水中に沈めるとちゃんと浮き輪の働きをする)にして、アメリカだけが生き残ろうという謀略が、TPPなのである。

 田中真紀子さんが、TPPに加盟するのは、入水自殺を表現したそうだが、全くその通りなのである。

 日本人は歴史から学ばねばならない。副島隆彦氏が説明していることなのだが、世界恐慌直後に、井上準之助大蔵大臣が金解禁を断行し、日本は世界恐慌の直撃を受け、金融恐慌に陥った。その後、満州事変、日中戦争、太平洋戦争と、亡国の道に突き進んだのである。副島氏は、井上準之助の行動を、アメリカにあやつられたものであったと断言している。

 野田首相のTPP協議加盟は、この金解禁と同じ意味をもつ。協議に参加した後で、離脱することは不可能である。そんなことをでできるのは、世界の覇権国アメリカだかである。京都議定書からアメリカが脱退したことを、売国奴前原が協議後脱退可の先例として引用しているが、できるはずがないのである。日本は、属国なのだ。本国アメリカの意思に逆らえるはずはないのである。うそも休み休みつけ、この売国奴どもが!

 野田が将来暗殺されようがどうしようが構わないが、今やるべきはTPPには絶対加盟しないことである。こんな暴挙を許したら、日本人は愚か過ぎるというよりない。神風が吹くことを信じて、竹やりをもってアメリカに戦争をしかけた頃とまったく変わっていないことになる。

 もし、野田ポチ首相が、10日にTPP協議参加を表明したら、国民は国会と取り巻きましょう。100万人動員して、亡国内閣を引き釣りおろさねばなりません。

 日本の運命を決する日です。革命を起こす覚悟で、野田ポチ首相の説明に注力しましょう。

http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2180.html

コメント [自然災害17] 11・11“巨大地震”発生説を追う!首都圏直下型は起きるのか (zakzak)  赤かぶ
16. 2011年11月07日 19:18:41: W7KGvi8Dyw
>>毎月11日前後(10〜12日)に発生した震度4以上の地震を調べたところ
>>同じ時期に必ず発生していたことが分かった

調べたら
5月とか6月だと全国見渡せば、2〜3日に一回毎くらいには震度4の地震が起きている

たしかに、ウソはついていないが真実を伝えようともしていない
お得意の「報道しない自由」だね

意図的にその情報を隠せば「奇妙」だとか言えて
記事に出来て楽でいいよなぁ
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/600.html#c16

コメント [原発・フッ素18] チェルノブイリエイズ―汚染エリアの子供はCs-137で胸腺が破壊されてリンパ球T細胞がない状態(免疫不全) ポリーテイアー
41. 2011年11月07日 19:20:27: b9XaYlTKdA
http://www.youtube.com/watch?v=8_FmRZEYa1Q&feature=player_embedded
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/115.html#c41
コメント [原発・フッ素18] 発病した大塚範一キャスターは3月15日の朝、石巻市の屋外にいた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
03. 2011年11月07日 19:23:06: b9XaYlTKdA
http://www.youtube.com/watch?v=8_FmRZEYa1Q&feature=player_embedded
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/257.html#c3
コメント [経世済民73] 「ギリシャ四大悲劇」に見舞われた欧州と、懸念される「日本のイタリア化」・・スティグリッツの警告 尚林寺
05. 2011年11月07日 19:24:23: DyuIIO5nE6
>04デフォルトしたら、取りあえずこれ以上の借金に応じるところはなくなると思います。

私なら、返し切れない借金を一生背負って生きるより、追加の借金なんか要らないからデフォルトを選択するな。

第一、貸し手の責任をロクに問わず、50%の棒引きだけで、後はチャント支払って下さいよと言うのもおかしいと思う。

我が国の現内閣が、国家の税金の無駄遣いや、隠匿の事実をロクに問わないで、増税と言っているのと同じに見えてくる。

ガンバレ、ギリシャ国民、そんな借金なんかビタ一文返済しなくても良いぞ。
と、思ってしまう。


http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/902.html#c5

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
129. 2011年11月07日 19:25:13: NYnvaJkYxc
pEgCpfCxXY さん

わしじゃ。かのうじゃ。

また、あったのう。うひひひ。

まあ、しばらく、じじいといっしょにおれ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c129

コメント [原発・フッ素18] 「東日本女子駅伝を中止に追い込みたい」 山本太郎、ランナー被曝の可能性を憂慮 (ニコニコニュース)  赤かぶ
07. 2011年11月07日 19:26:46: kXyU6hwZ9M
山本太郎氏が折り畳み入道に何を言っても時間と労力の無駄
対談するならもう少しましな相手を選ばなきゃ
しかし田原子泣きじじいといいこの折り畳み入道といい
山本氏にはろくな奴がぶつけられていないな
誰が仕組んでいやがるんだ?
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/245.html#c7
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
31. 2011年11月07日 19:27:00: 5UcIlFsRJA
ウジテレビだからな。反対意見は封じ込められている。いわば、犠牲者だね。何とか克服して、見返してほしいね。がんばれよ、大塚君。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c31
コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
11. 2011年11月07日 19:29:01: b9XaYlTKdA

  ラエル

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c11
記事 [ペンネーム登録待ち板6] 野田ポチ首相 10日にTPPについて言及の予定 国民は革命さえ起こす覚悟で、警戒しましょう。
野田ポチ首相 10日にTPPについて言及の予定 国民は革命さえ起こす覚悟で、警戒しましょう。
http://sirarezaru.seesaa.net/article/234024301.html?1320661722

TPP結論、10日にも首相が表明 官房長官が見通し
 http://www.asahi.com/politics/update/1107/TKY201111070193.html

 いよいよ、TPPについて、日本の結論が定まりつつある。ネットでは、反TPP一色だが、新聞などの世論調査では、賛否が拮抗していることになっている。ウソをつけ。世論調査=世論操作である。国民の大半が反TPPのはずである。

 もし仮に、野田首相が独断でTPP加盟協議に参加することをAPECで表明したら、彼には天誅が下るだろう。右翼団体も今回のTPP加盟には反対なので、野田氏の暗殺さえ考えられる。それほどの売国政策である。

 さて、中日新聞でも朝日新聞でも、偶然なのかどうかわからないが、アメリカ国内が大変な状況になっていることをシリーズ記事として紹介している。朝日新聞では、アメリカのある市が財政破綻して警察官が4割削減され、犯罪が急増。そこで市民が自警団を組織して対抗しているという話。中日新聞では、格差に憤るNYデモ。他の新聞も同様なのだろうか?だとしたら、電通の命令か?

 ともかく、アメリカ国内は大変な状況になっているのである。もう恐慌が始まっていると思った方がいい。イタリアもIMFの査察を受け入れるようだし、世界情勢は緊迫の度合を深めているのである。

 では、日本はどうすればいいのか?

 決まっている。「鎖国」である。つまり、TPPには加盟しないことだ。

 今後世界恐慌が発生したとき、TPPに加盟していれば、アメリカ崩壊の荒波が、そのまま日本に押し寄せる。アメリカで麻薬や犯罪が多発しているのなら、日本にも麻薬や犯罪が輸入されるのである。CIAにも謀略にも障壁がなくなる。アメリカのやりたい放題にされるということである。

 そんな溺れる者はわらをもつかむ状態のアメリカに接近するのは、自殺行為なのである。抱きつかれて、一緒に溺れるならまだまし。実際には、日本を浮き輪((水中に沈めるとちゃんと浮き輪の働きをする)にして、アメリカだけが生き残ろうという謀略が、TPPなのである。

 田中真紀子さんが、TPPに加盟するのは、入水自殺だと表現したそうだが、全くその通りなのである。

 日本人は歴史から学ばねばならない。副島隆彦氏が説明していることなのだが、世界恐慌直後に、井上準之助大蔵大臣が金解禁を断行し、日本は世界恐慌の直撃を受け、金融恐慌に陥った。その後、満州事変、日中戦争、太平洋戦争と、亡国の道に突き進んだのである。副島氏は、井上準之助の行動を、アメリカにあやつられたものであったと断言している。

 野田首相のTPP協議参加は、この金解禁と同じ意味をもつ。協議に参加した後で、離脱することは不可能である。そんなことをできるのは、世界の覇権国アメリカだけである。京都議定書からアメリカが脱退したことを、売国奴前原が協議後脱退可の先例として引用しているが、できるはずがないのである。日本は、属国なのだ。本国アメリカの意思に逆らえるはずはないのである。うそも休み休みつけ、この売国奴どもが!

 野田が将来暗殺されようがどうしようが構わないが、今やるべきはTPPには絶対加盟しないことである。こんな暴挙を許したら、日本人は愚か過ぎるというよりない。神風が吹くことを信じて、竹やりをもってアメリカに戦争をしかけた頃とまったく変わっていないことになる。

 もし、野田ポチ首相が、10日にTPP協議参加を表明したら、国民は国を取り巻きましょう。100万人動員して、亡国内閣を引き釣りおろさねばなりません。

 日本の運命を決する日です。革命を起こす覚悟で、野田ポチ首相の説明に注目しましょう。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2181.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その71)・日月神示の研究・欧州金融危機の崩壊前夜   元伊勢80社
03. 2011年11月07日 19:31:43: FL3HBMFVVs
>>02
ご意見ありがとう御座います。

中国人を虐げたのは白人、朝鮮、韓国人を虐げたのは中国人だと伺ってます。

しかし中国は多部族国家ですので全てが白人に虐げられたとは考えていません。
むしろ虐げられている他部族を笑っていたそうです。

共産主義はロシア正教の入知恵によって始まりましたがスターリンが殺されたのを機に急速に恐怖政治へと変貌しました。

大陸思想は基本的に自分たちの為に成る事は”正義”ですから、常に優位に立ちたい考えはあると思います。

韓国、北朝鮮に対しては下層市民に対する劣等な扱いはまるで外国人扱いですからおそらく少数民族のエヴェンキ族を奴隷のように扱っているのでは?と感じています。
今の日本はこと”開発”に対して消極的で予算付けも微小な上 研究者も自ら名乗りを上げていない状況ですのでどうでしょうか?
仮にお金があったとしても 外国人官僚、政治家によって送金されるかと思います。

また中韓の進軍に対しては 地震あり、津波あり、放射能ありの日本に易々と軍事行動を起こすとは考えません、むしろ下手に攻撃してテロ国家のレッテルを張られ米国、ヨーロッパに根こそぎ喰われるよりも 大戦のどさくさの方が自然と考えました。

目の前にある楽園日本、よだれが出るほど欲しい筈ですから、露骨な嫉妬、敵対心は彼らの気性上 仕方がないと思います。

滅びの道はどうなるか解りませんが、正神と悪神が御霊の取り合いをしている様にも見えます。

日本国内での彼らの活動は国の混乱と日本人の荒廃が目的だと聞いています。
獣同士の方が戦がやり易いそうです。

大陸の内部崩壊は実質 民族対立になると考えます。
日本でも蝦夷のアイヌたちが反日声明を出したみたいですね。自然な流れかと思います。

最近、雛型日本で起きた事は世界で起きるのであれば ”その逆もある”と聞かされました。

着想や手段は変われど結果は同じ方向を向いているように感じます。

ウオッチャー
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/330.html#c3

記事 [雑談専用39] 崩壊する日本の労働環境
2011年11月7日、会社から届いた封筒を持参して、ハローワークに行った。封筒の中には離職票が入っていると思い、今日中に手続きを終了する予定だった。もちろん一定期間の猶予期間があり、その間は何も進行しないが、それは1週間か10日ぐらいだと思っていた。ところが、ハローワークから離れた予備駐車場で、封筒を開封しておどろいた。それは勝手に会社側が作成したもので、その書類に署名捺印しないと、離職票も渡さないし、給与も支払えないという脅迫状だった。この書類の記述内容に関して、一切の異議無しか有りかの選択部分でも無しの方に丸がつけられていた。退職理由も、自己都合に丸がつけられていた。本人自身が記入するべき部分も会社側が勝手に記入していた。ところが、本来明示するべき離職以前の賃金支払い状況などはすべて白紙のままだった。つまり、署名捺印をする部分だけに記入するように指示されており、また本人が記入するべき部分を会社側が勝手に記入していた。現在の社長は、女性に代わったという事を風の噂で聞いた。しかし、名前は不明。ハローワークの人物に事のしだいを説明した。すると、うかつにこういう書類に勝手に何も考えずに署名捺印すると後でとんでもない事になると言われた。また離職票に関しては、ハローワークの担当だが、それ以外は、労働基準監督署に行って話をしてくれと言われた。それで労働基準監督署に行った。そして事情を説明したら、そういう理由で、給与を支払わないと、違反行為になると言われた。また、社会保険に関しては、社会保険事務所に行って、相談するようにと言われたので、そこに向かった。その前にハローワークの職員に対しても、この問題を説明し、こういういい加減な会社もあると情報提供をした。市の社会保険事務所では、調査すると言われただけでこの日は終了した。xxxxの手口について、説明する。この会社では、本来、義務付けられている労働者の社会保険加入をきちんとやっていない。ただし、すべての社員に対してそういうことをしているのではなく、一部の社員にはきちんと対応し、また別の社員に対しては何もしないという差別的対応をしている。それは労働形態とか、入社時期は関係がない。そもそも社会保険の加入に関しては、これは使用者側、会社側の任意ではなく、法的に義務付けられている。これをきちんとしないと違法行為になる。そのことを知らない人が多い。厚生年金も、会社の健康保険も正社員であろうが、パート、アルバイト、期間社員、派遣社員、契約社員等、非正規雇用労働者であろうが関係なく、一定の基準を満たすと、強制的に加入しなればならない。しかし、現在の日本では、かなりの割合で、社会保険の未加入企業が増えている。健康保険の場合には会社側が半分を負担するので、未加入だと労働者側にとっても不利である。ただし、厚生年金の場合には、この加入金を支払いたくないという労働者が結構多い。そんな事をすると、受け取る段階になって、不利になるのだが、その分を給料から天引きされるのが嫌な人もいる。そもそも年金が受け取れるまで生き残れる自信がない人が多い。国民年金の場合には、失業して一年間は納税免除制度がある。ただし、受け取る段階で支給金額が減額される。私は、いろいろと事情はあるだろうが、そういうことをいい加減にしている会社は非常に危険であると思う。そういう会社は他の面でもいい加減なのである。何か不正行為を一つでもやっている会社は、他にも山ほど不正行為をしている事が多い。市の社会保険事務所の人は、この三重工熱のやり方に驚いていた。だがこれよりも上をいくひどい会社がある。それが、中部xxxxxxxである。中部ここは、何と2ヶ月更新の雇用契約を結んでいる。なぜ2ヶ月なのかというと、2ヶ月なら、社会保険に加入する基準を満たさないからだ。つまり、社会保険に加入するには、2ヶ月以上の勤務が必要である。もちろんすべての労働者を2ヶ月で解雇するわけではない。何度も2ヶ月ごとに再雇用するという方式をとっている。そうやって、4年以上も働いている人もいる。ちなみに3年以上の勤務になると、正社員として雇用することが法的に義務付けられている。派遣社員でも、3年以上派遣先で働き続けると、派遣先の正社員として雇用しなければならない。それで3年以上が経過しないように、一旦解雇し、また再雇用するという形態が多い。これも不正行為である。とにかく日本はこういう不正行為が蔓延しており、著しく労働者の権利は侵害されている。日本人でさえもこういう対応をするのであるから、外国人労働者に対しては、もっとひどいことをしている。しかし、なぜか労働組合活動に熱心なのは外国人である。とにかく日本の労働形態は、完全崩壊の状態であり、労働基準法などはまったく守られていないし、労働安全衛生法なども、完全に無視されている。恐るべき状態であり、全世界の先進国の中で、日本が一番無法状態である。日本はあらゆる面で遅れており、衰退しており、無法化が進んでいる。このような国が発展する事は絶対にありえない。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/641.html
コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その71)・日月神示の研究・欧州金融危機の崩壊前夜   元伊勢80社
04. 2011年11月07日 19:37:29: FL3HBMFVVs
追記
中国、韓国の団結心や同胞意識は戦後60年に渡る思想教育の賜物だと考えます。
特に中国が恐れているのは 民族意識の浮上 これが出ると 思想教育など消し飛びますので 異常な弾圧や恐怖政治が止められないと考えます。

ウオッチャー
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/330.html#c4

コメント [原発・フッ素18] 子や孫を持つ日本人は「モンスター」になろう!!  武田邦彦  赤かぶ
40. 2011年11月07日 19:39:16: lIVbCTcTLI
>36さん
でも、山下教授や高野教授は、ちゃんと現地に行っていますよ。その悲惨な情報を研究した科学者です。
 その彼らが、福島の放射能汚染は大したことがないと太鼓判を押しているのです。もし同じ状況なら、病気の子どもがたくさん出てきて、日本中からバッシングを浴びるのは確実です。ごまかしで、そんなことを言うはずないでしょ????

ウクライナから是非来て下さいと招かれたわけではなし、日本の国のお金で行かせてもらっているのでは。医療提供の見返りは現地人のデーター。政府からほとんどお金をもらっていないNGO団体のの医師なら話は違うと思いますが。
彼らは日本の国益のために働くひとなのです。東北・北関東の人々の健康より国益を第一とするひとたちにとって真実より国益が大切なのでは。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/211.html#c40

コメント [原発・フッ素18] 電力2社から計157億円 青森・東通村、使途明かさず(朝日新聞) BRIAN ENO
02. 2011年11月07日 19:40:48: v9I0GzB2Vc
不法な金、言い換えると正当性のない金を止めれば原発は動かせない。

正当性のない金とは独占企業にとって必要のない宣伝費用も含まれる。
電力業界の宣伝費用など全く必要がない。これだけでも、ゴミテレビ屋は一気に赤字に転落する。2000億近いと言われる。

この例のように表に出ない金、地元協力金とか称されている金、これも原発が安全で地元に雇用を生み出す事業であれば必要ないはず。

いつまでクソみたいな原発に予算をつけ裏金を回しているのか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/234.html#c2

コメント [経世済民73] 生き残りを賭けた米国の日本植民地化計画=TPP、日本政府は米国盲従をいつまで続ける・・ 尚林寺
10. 2011年11月07日 19:44:07: EX3NKuAy0b
>「俺たちは反対していた」なんて、偉そうに言われても、後の祭りだ。

現に反対派の議員は「野田首相が交渉入りを決定したら離党する」とか
言ってる始末。あれほど交渉入り=もう後戻りできないと言われているのに
こんな事言ってるのを見て、賛成派と反対派は裏では繋がっていて
表向きはやり合ってるように見せるだけ、要は出来レースとしか思えない。

もう参加は確定すると考えて、散々言われている最悪の展開になった場合に
一般人はどうしていくかを考える時期なのかもしれない。
反対と言って覆るものではもう無くなってる。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/892.html#c10

コメント [原発・フッ素18] 子や孫を持つ日本人は「モンスター」になろう!!  武田邦彦  赤かぶ
41. 2011年11月07日 19:44:49: GZezIR5v7A
29、30様へ

 「チェルノブイリ身体障害者同盟」の被害の死者数は150万人以上

が事実なら、私の完敗です。ぜひ、ウクライナ共和国のお友達と連絡を取り合って、真実を究明してください。

 私の予想では、ECRRのデータ捏造同様、何らかの情報操作が行われているものと予想します。

 で、結局、この板もどんどんランキングダウンですね。副○○○氏信奉者の私一人で反論できてしまうほど、「放射能コワイコワイ派」はペラペラなのですね。

 こりゃ〜、副島派一派を投稿拒否した理由もわかります。要するに、全然対抗できないから、投稿拒否したというわけですか?姑息ですね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/211.html#c41

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
130. 2011年11月07日 19:48:26: pEgCpfCxXY
え、かのうさん、だったの?
じゃ、今回はお活躍を拝見いたしますね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c130
コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その71)・日月神示の研究・欧州金融危機の崩壊前夜   元伊勢80社
05. 2011年11月07日 19:51:13: FL3HBMFVVs
追追記
この前 根拠を見せろと言う 高飛車さんがいましたが あいにく彼が望む根拠という理屈は持ち合わせていませんので ”根拠は無い”と伝えました。

しかし私は降りてくる言葉を一人で抱えてもどうしょうも無いので書き込みをしている次第で、私自身が降りてくる言葉がどのように明かされていくのかを見たいのです。それでウオッチャーと名乗る事にしました。あしからず。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/330.html#c5

コメント [原発・フッ素18] 給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市 (週刊東洋経済)  赤かぶ
01. 2011年11月07日 19:54:39: j8DlsR41DQ
警察は明治の社長と町田市の市長を捕まえろよ。

現在汚染さてるのを続行中のうたがいがあるぞ。逮捕して工場を封鎖しろよ。

すぐしろよ。安全だったら再開すればいい。不明だが汚染が進む可能性がある。

社長も市長も逃げてるだろうが。税金で食ってるんだろ。子供達のために汚染を止めるべきだろ。

子供がみんな病気になるおそれがあるぞ。もう泣きたくなるわ。どうして何千万お国民を汚染させて傷つけてる奴を止めようとしないんだ。安全でまをやめさせろよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/261.html#c1

記事 [原発・フッ素18] 猛烈な生物濃縮の始まり、19日福島沖コモンカスべ1280、シロメバル2400(水産庁発表)
今日の日刊ゲンダイに猛烈な魚類への放射能の生物濃縮がとりあげられています。
ということで

水産庁のホームページで見れますが、これが実にわかりにくい。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/kensa/pdf/eigo20111026.pdf

いちおう、日刊ゲンダイの記事を紹介しますと

セシウムの濃縮率は、事故前とくらべると約2万7000〜1万6000倍

今後汚染域は、太平洋沖にさらに拡大。影響は5年ほどは続くらしい。


10月19日公表の福島県沖産  コモンカスべ  1280 ベクレル(国の基準値の2倍)
10月26日          シロメバル   2400

11月            クロソイ    1420
              コモンカスべ  1260
              イシガレイ   1180
              アイナメ    1050

前橋市のワカサギ 589
    ウグイ  685

ちなみに、日刊ゲンダイの見出しは

「魚介類のセシウム汚染 日に日に上昇
 恐れていたことが現実に

 もう魚は食べられない?」

市川定夫氏(埼玉大名誉教授、放射線生物学、遺伝学者)の指摘されていたように、放射能の放出で一段落したと思ったのもつかの間、生物濃縮の第2幕が始まる(始まっている)食物連鎖によって、数千、数万、数百万倍に濃縮される。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/262.html

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
131. 2011年11月07日 20:02:04: NYnvaJkYxc
pEgCpfCxXY さん

ちょっと前に、世田谷の件では失礼したのう。
でも、あの0.15マイクロは本当なんじゃよ。そして、わしは、変わらず、筋金入りの「呪」原発じゃ。本当に家がなくなりそうじゃ。

>じゃ、今回はお活躍を拝見いたしますね。

いやいや、としよりは、なにごとも「はかどらん」のじゃ。
たしか、あのころ、5月くらいじゃったか。ECRR2010を読み始めたのじゃが、まだ読みきっておらん。生物学的等価線量とかのあたりで行ったりきたりじゃ。

まずは、1fIHDGNGa6 さんの お返事を待とうかのう。

それにしても、懐かしいのう。なんとなく、「逞しく」なったのう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c131

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 日本おバカ教育 1984
06. 2011年11月07日 20:03:21: EksFgvoSW6
西岡議長の突然の死 小沢が朋友を失い、民主Bが利、疑いたくもなる (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/795.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 07 日 15:05:55:
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/327.html#c6
記事 [原発・フッ素18] 園児の体重の増え方 4分の1に
11月7日 19時40分 NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111107/k10013794721000.html

福島県郡山市の幼稚園児240人余りについて、ことし6月までの1年間の体重の増え方を調べたところ、去年の同じ年齢層の4分の1程度にとどまっていたことが分かり、調査した小児科医は「原発事故で外遊びができず、食事の量が減るなどしたのではないか」として、追跡調査の必要性を指摘しています。

郡山市の小児科医、菊池信太郎医師は、市内の2つの幼稚園の4歳児と5歳児のクラスに通う245人の体重の増え方を調べました。その結果、ことし6月までの1年間に増加した体重は平均で0.81キロで、去年、同じ年齢層で測定した増加幅、平均3.1キロの26%にとどまったことが分かりました。このうち、5歳児クラスの体重増加の平均は0.84キロで、厚生労働省が去年、全国で行った発育調査の平均の1.8キロを大きく下回っていました。菊池医師によりますと、調査は原発事故の3か月後のものですが、幼稚園でも家庭でも外遊びができない状況が続き、ほかに要因が見当たらないことから、事故が影響して、体重の増加幅の減少につながった可能性があるということです。菊池医師は「外遊びができずに運動量が減り、食欲がわかなくなって食事の量が減ったり、我慢を強いられる生活にストレスを感じ、成長ホルモンの分泌に変化が起きたりしたのではないか。一時的なものであれば回復すると考えられるが、成長の停滞が長引かないよう、追跡調査を行って対策を講じるべきだ」と指摘しています。また、幼稚園の赤沼順子主任教諭は、「子どもたちは一見元気そうですが、ストレスを心の奥に押し込めて、実は、体は悲鳴を上げているということかと思いました。子どもたちが思い切り遊べるような場を地域に作ってほしいです」と話していました。子どもの発育や発達に詳しい、山梨大学教育人間科学部の中村和彦教授は、「事故から3か月の期間であっても、子どもたちの発育への影響は大きいと思う。幼少期には体の運動能力と認知的な能力、それに情緒や社会性といった能力が互いに関わりあいながら成長している。このため、体重の停滞が長く続くと、体の発育だけでなく機能の発達にも影響が出るおそれがある。さらに詳しいデータを集めて現状を分析し、子どもたちにどんな環境を整えればいいのか、早急に検討すべきだ」と話しています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/263.html

記事 [テスト23] テスト
※講演会のデータ(以下リンク先より、行替えなど若干修正)。

続・原発『安全神話』溶融
http://www.theater-seven.com/b1_110913.html

開催日 2011年9月13日(火)
会場 淀川文化創造館 シアターセブン 電話 06−4862−7733
時間 17:45開場 / 18:30開演
出演
    小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
    森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)
コーディネーター
    今井一氏(ジャーナリスト)
イベント内容
    [第1部]
    18:30
    小出裕章氏登壇
    前日(12日)に今井一氏が宮城県女川町で撮った最新の映像を紹介しつつ、小出氏が、東北大学時代、仲間と供に女川町の「鷲の神」に通い詰めた時の話を語る。
    18:50
    小出裕章氏が3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと、未だ不明なこと、そして、この先どうなるのかどうすべきなのか、を語る。

    [第2部]
    19:20
    森啓太郎氏登壇
    「農作物、畜産物等の汚染検査を厳密にした上で汚染された物は、子どもには決して食べさせないが、厳密に検査をすることを前提に廃棄するのではなく、例えば 50歳以上は飲食可として、大人が責任をとって食べよう」…という小出氏の主張について、同意できないという方と小出裕章氏とが直接議論を展開。

    20:30
    終演予定

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 1
alpham55
http://youtu.be/YSCAqop1GK8

1/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 2
alpham55
http://youtu.be/48JFIVxaqRo

2/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 3
alpham55
http://youtu.be/qYFMv8CfVDU

3/3のテキスト

 

2011年9月13日[1 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/MX9bVz_hGcw

1/5のテキスト

 

2011年9月13日[2 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/OFfXiFoO1Zs

2/5のテキスト

 

2011年9月13日[3 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/79n3Wk0Hids

3/5のテキスト

 

2011年9月13日[4 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/PXmWFiUydh4

4/5のテキスト。4分43秒からの宮城県農家の方の話しは重要

 

2011年9月13日[5 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/Z7DKMuaG7a0


5/5のテキスト

始めに戻る


 以下、資料として採録。テキスト中の赤表示はわたくしSOBA。なおテキスト起こし中、下記のような「ぼちぼちいこか。。。」さんの明らかな間違いと気がついた箇所は僕が直しておきました(※)。

※例を2箇所。

その1。
 小出さんが「ていせい生物」と正確に発音している所を、「ぼちぼちいこか」さんが「ていじゅう生物」と解釈して「定住生物」と書き間違えているのとか、

ただ、定住生物は別ですよ。例えばうにであるとか
↑間違い、↓訂正後。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか

その2。
 同じく「ぼちぼちいこか」さんの聞き間違い箇所、

ソ連だったら、カラチンスクでやったり、中国だったら六合であったり、
↑間違い、↓訂正後。
ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、

 YouTube部分のテキスト中キャプチャ画像は僕がやり、最初の小出先生思い出話しテキスト部分中キャプチャは「ぼちぼちいこか」さんの画像をお借りしました。すべて画像はクリックすると拡大します。今回、小出さんの思い出話しに関連して、一度見た小出さんのYouTubeを探す必要があり、その過程でこのテキスト起こしにやっとたどり着きました。松元保昭さんの紹介投稿が無ければ探せなかったかも知れません。松元さんにも感謝しています。最近特にGoogle検索では、情報統制の中に僕たちがいると実感させられる事が多いです。経験・コツの蓄積と根気が必要になっています。

 

再論:小出先生の「大人が食べなければならない」、レスポンスY(完)
    2011年 9月 19日
http://chikyuza.net/n/archives/14138

<松元保昭:パレスチナ連帯・札幌>

みなさまへ   松元

9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」という対論がアップされ、その長文の文字起こしを「ぼちぼちいこか。。。」さんがブログにアップしております。小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)と森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)の対論に会場からの発言も加わります。

この小出さんの問題提起をめぐって、私(松元)も5人の方のさまざまな角度からの所論を5回にわたって紹介してきましたが、今回を小出さん自らの「再論」として、これで終えたいと思います。

しめくくりに「ぼちぼちいこか。。。」さんの「まとめ」も掲載されていますが、おそらく今後何十年、何百年、あるいは何万年も「放射能汚染時代」のディレンマとして論じ続けられていくだろうと思います。

※長文ですから、万一字詰まりの場合は下記のビデオと文字起こしをご覧ください。
●9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」小出裕章氏と森啓太郎氏の討論2011年9月17日

http://hiroakikoide.wordpress.com/

●ぼちぼちいこか。。。9月13日 【文字起こしUP】小出裕章氏と語る、1から6(映像もあり、発言が色分けになっていて読みやすいです。)
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032401.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html

=====以下、文字起こし全文転載======

昨日行われた討論会を見ることができました。
小出先生は、3.11以降、かなり前から食品について「大人が汚染されたものを食べて、1次産業を守り、子供を守る」とおっしゃっていました。
そのことについての討論会です。
司会・進行は今井一さん、登壇者として、子供を放射能から守る全国ネットワークの森啓太郎さんです。

では、どうぞ。

【動画】
2011年9月13日小出裕章氏と語る、続・原発『安全神話』溶融
(02:16:00くらい)

<内容について>
3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと。
そして、この先どうなるのか、どうすべきなのか。
震災前より一貫して原子力発電所に対し「警告」を発し続けてきた、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)。
3・11から6カ月を経て、小出氏は次のように主張する。
「農作物・畜産物等の汚染検査を厳密にした上で放射線に汚染された物は、子どもには決して食べさせず、例えば50歳以上は飲食可などとして、大人が責任をとって食べよう」
本番組では、そんな主張に疑問を持つ方と小出氏との議論を通じて、現在進行形で危機が拡大する、放射線の影響について考えます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv62917682?ref=top


【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

(今井氏)6時半になりました。
携帯電話なってますけど、マナーモードにしてください。それで、どうも初めまして今井です。ジャーナリストです。
小出さんの本を買ってくださった方が、セットで買ってくださっているとの情報がアマゾンで入っていますが、最近この『原発国民投票』という本を出しました。
実はこの劇場のこの第7芸術劇場のフォーラム7のプロデューサーもやっています。上の第7芸術劇場の???スピリトというほうのプロデューサーもやらせていただいています。
そこにお越しになった方いらっしゃるかもしれませんけれども、5月に小出さんに原発神話溶融というタイトルで上でやったんですが、その時お越しになってくださった方、おられますか?
おぉ、3分の1くらいおられますね。で、覚えてらっしゃると思いますけれども、終わるときに小出さんに3.11から半年の9月に一度来てくださいと言ったら、小出さんが、「土日はすべて詰まってます」
ということで、平日しか空いてないということだったので、無理を言って、今日京大の原子炉研究所での研究が終わった後でこちらに来てただきました。

今日は、小出先生、今日は「さん」で行きます。小出さん、あちこちで仙台とか福島とか、この前四国にも行かれました。もちろん大阪でもやってらっしゃいます。ここにおられる方、多分小出さんの講演聞かれた方、居ると思うんですが、聞かれた方、手を挙げていただいていいですか?
ほぼ全員でしょ?ほらね?

それで、そういうことなんで、2週間3週間ほど前に小出さんと相談して、
「いつもの小出さんの講演は多分皆さん学んでらっしゃるので、今日はどこでもやったことがないようなことをやりませんか?」と相談しました。

そしたら、小出さんは
「是非やりたいことがある。それは、放射能で汚染された食物に関して、それを即刻廃棄処分にして、東電や国から畜産業や農業をやってる方に補償をさせると。もちろん補償はいいんだけれども、即刻廃棄というのはちょっと問題じゃないか?厳密にちゃんと測定をした上で、子供には決して食べさせてはいけないけれども、例えば50歳以上だと問題がない、60歳以上だったら問題がないというものについては、廃棄をしないで大人が責任を取って食べるべきじゃないか?」
という主張をされてます。

そのことについて、結構あちこちで『異議あり』という声があるんですよね。
小出さんのファンの中にも。
それで、小出さんは
「今日はそのことをじっくりと深く話をしたい。ついては自分の対戦相手を公募してほしい」
で、公募しました。

皆さん知ってますよね。HPにも載ってましたよね。
公募して、じゃあ出なかったらどうするか、その時はしょうがないから、私がやるしかないかと思ったら、すぐに手を挙げてくださった方がいて、子供たちを放射能を守る全国ネットワークの森さんなんですけどね。今日来てくださってます。
その森さんと小出さんとのやりとりというか議論は、第2部でやらしてもらいます。
第1部は、ちょうど半年ですから、この半年を小出さんがどんなふうに総括されているのかということを、小出さんの口から直接伺いたいと思っています。
では、早速小出裕章さんに登壇していただきます。どうぞ。

<05:00頃>
(今井氏)最近僕も取材で小出さんの密着取材をしてるわけですから、あちこちの講演会場行くんですけどね、女性の方がアイドルを見るような目で…
<会場爆笑>

正直言って、辟易してますよ。気持ち悪いんです。最初はこんなことなかったんです。普通に尊敬とかそういう感じだったんですが、最近「章ちゃん!」とかね、この前も浅草でやった時に、小出さん、いつも本にサインをされたりしますよね。今日も小出さんの本がずらっと揃ってますけど、女性のほうも女性のほうで、無茶苦茶なんですよね。
「抱きしめてください、ハグしてください」
とかね。
僕それを横で見てて、
「まさかしないだろう?」
と思ってたら、するんですよ!
<爆笑>

ちょっと調子に乗ってるんじゃないか?と(笑い)やっかみです。いいじゃないですか。そういう時代が来たということで。
そんなことですので、今日は頭に、実は私昨日女川原発に行ってまして、今日飛行機でこっちに来ました。
もう皆さん、小出さんのファンだからご存じだと思いますが、小出さんは、もともと反原発じゃなくて、原子力を平和利用する夢を持って、東北大学に入って行かれたわけですが、まもなく考えを改めて、かれこれもう40年以上過ぎてるわけです。
小出さんにとって、仙台と女川、女川で鍛えられたと言ってもいいと思うんですが、その女川の小出さんが昔住んでいらしたところとか、小出さんが師と仰ぐ方に昨日お目にかかってきました。その映像をちょっとだけ頭見ていただいて、それを見ながら小出さんに思い出を語っていただこうと思っています。
<07:15頃〜>
(今井氏)じゃあ早速映していただいていいですか?
電気を消してもらわないと…。
これは、小出先生マイクをどうぞ持ってください。

3be74429これは女川原発の前の海岸から撮ったところです。

9815be20もちろん小出さんが、いろいろ闘争されているときは、この原発は無かったわけです。小出さんどこが原発の建屋になるんですか?
(小出氏)これが原発の建屋です。

(今井氏)これは何なんですか?
(小出氏)これは排気塔です。

(今井氏)排気塔ね。
A8024e68これは防波堤の上から撮った映像です。まったく編集してません。飛行機着いて直ぐに今これUPしましたから、最後かなりひっくり返ってますけど、許してください。
この動画は間もなく終わりますけれども…。
これは、小出さんが女川でいろいろビラなんかを撒かれた何年後にできたんですか?

(小出氏)えー、私は74年の3月までここに居ました。
女川の原発が動いたのは、確か79年だったと思います。ですから、5年後くらいですかね。

(今井氏)で、次スチール写真があるので、見ていただきたいんですが。
これが今のそうですね、女川原発。
で、次ちょっと見ていただいて。これ、ちょっとこれ、小出さんのほうから解説してください。

(小出氏)私が女川に行きはじめた時に、女川で阿部宗悦さんという人が原子力に抵抗して活動を始めていた時でした。私は宗悦さんに女川の町のことを教えてもらいながら、ずっとそこで活動を始めて、あとでまた写真を見せていただけるかもしれないですが、そこにぼろぼろの長屋を借りて、長屋に住みこんで女川の原発に抵抗しようとしていた時期があるのですが、その長屋も宗悦さんが私たちのために借りて、地元の人間だからといってようやく借りられるわけですが、借りてくれたところで私たちは、かなり何年か住みながら女川原発に抵抗していました。
ただ、女川の町は、先日の津波でまるごと無くなっていました。宗悦さんの家もまるごと無くなって、私は宗悦さんは多分命を落としたと思ったのですが、なんとか逃げてくれて、宗悦さん、生きていてくれました。今は仮設住宅に入っていて、これが今宗悦さんが住んでいる仮設住宅。

(今井氏)これは女川第一小学校の敷地内にある仮設住宅。

(小出氏)これ、今ちゃんと写真に撮ってくれているけれども、宗悦さんの仮設住宅に行くと、玄関の前にこの旗が新たに染め抜いた旗ですけれども、『原発廃炉』という旗がはためいているという、そういう状態で宗悦さんは、いまだに原発をとにかくやめさせたいという活動を続けてくれていました。

(今井氏)はい。次の写真を。
この方がそうですね。これは、実は女川の駅から徒歩2分くらいのところなんですが、もちろん駅は今トイレしか残っていません。トイレとエレベータの残骸しか。それで、そこに海から近いというふうにいったら宗悦さんは、「女川の人はこれでは海から近いとは言わない」
と、まぁ海まで本当に歩いて3分かそこらなんですけど、阿部宗悦さんと、娘さんのみきこさんですね。ここが宗悦さんのお家やったんですよね。お店をやってらしたんですよね。

(小出氏)酒屋さん。

(今井氏)酒屋さんですよね。で、このこっち側に上がっていったところの写真をちょっと出します。次の写真をちょっと。
52f5c00fこれが実をいうと、今おっしゃったみたいに、この高さくらいまで全部水で、一日全部津波が来た後も全部残って、湖みたいになったそうです。

これくらいの高さまで。
で、次の写真を。

B707b18eここは、海岸広場と昔は呼んでいて、1970年の10月23日、原発反対の大きな集会がありまして、小出さんたちはさっき言った長屋で現地闘争本部を作って、漁民の皆さんにビラを配ったりして、コツコツと漁民の皆さんに呼びかけてらしたんですけど、ついに漁民も立ち上がって、反対集会があったんですが、これがそうなんですよね。海岸広場っていって。
次の写真をちょっと見ていただいて。

Ca8a903eもうちょっと引くとこんなかんじで、ここが海です。実はこっち側のこっちのすぐそばに女川の駅があるんですね。ここに1000人以上の方が集まって海上デモもあって、すごい熱気で、それが小出さんの大転換になったわけですよね。
次です。

Ef23bb24これが、さっき言った阿部宗悦さんが斡旋して、小出さんやほかの学生たちに「ここをつかえ」と言った長屋で、確か真ん中の廊下が結構広めで、左右に九軒づつでしたかね、あってね。確か四畳半か六畳くらいで。

(小出氏)二間だったと思います、昔は。

(今井氏)そこに学部ごとにいろんな方が、「今日は月曜日だからお前らが当番、水曜木曜はあなた」というふうにして、誰かが必ず常駐する形でそこでビラを作ったりして、拠点にして活動されていたわけですよね。
次の写真。これもそうです。
はい。次。
これで終わりです。
ちょっと明るくしていただいて。

<14:00頃〜>
(今井氏)
今はその長屋が無くなっていますけれども、実はその長屋で現地闘争本部で、小出さん真ん中来てください、ここへ。もう使わないです。

(小出氏)私使う…

(今井氏)いや、そのあと、後でまた…
<会場笑い>

(今井氏)じゃ、椅子だけ…

(小出氏)私、今井さんとあんまり近づきたくない…
<会場爆笑>

(今井氏)実はですね、それでその、「近づきたくない」…、もうね、その女性とはハグするくせにねぇ…。
で、実は、小出さんたちは当時あそこの長屋には何もないでしょ?布団一枚で…。

(小出氏)一枚ってことなないですけど…。女性だっていたし…。
(今井氏)二枚?

(小出氏)いやいや、何枚かあって…。

(今井氏)かなり汚いやつがね。

(小出氏)そうです。

(今井氏)それで、ガリ版、今日のお客さんはほとんどガリ版って言ったらわかると思いますけど、ニコニコ動画で若い人たちがいっぱい、「ガリ版」ってどう説明したらいいですか?ガリ切り、とかガリ刷りとか。

(小出氏)今日の方、ほとんどの方はわかると思うんですけど。
(今井氏)今日でも、ニコニコ動画で若い人たちが全国で見てらっしゃるから。

(小出氏)あー、そうですか。もちろんコピーはなかったわけだし、スキャナもありませんでした。蝋を引いた紙に、鉄ペンでやすりの上で字を書いて、それをインクで投射版と私たちが呼んだもので、ビラを作るということを毎日やっていました。

Ff3e4fb5

(今井氏)そのビラがこれなんです。現物です。
(小出氏)<笑い>

(今井氏)びっくりしたでしょう?ほら〜!
びっくりさしたろうと思ってね。これ全部あるんですよ。手に入れました、私が。これYahooのオークションに掛けたら大変なことになりますよ。
<会場笑い>
これなんですよね。
あとで皆さんにお見せしますから、どうぞ。
小出さん、これさきにどうぞ。まとめてちょっと。全部コピーとってますから。またコピーを渡します。
これね、えーと、このビラは、右見てもらったらわかると思うんですけど、『のりひび』って書いてあるでしょ?
この意味が分かる人、この中におられます?あ!手が挙がった!ちょっと言ってみてください。
(不明瞭)

あのね、『のりひび』というのは、女川の漁師さんたちがさんま獲ったりイワシ獲ったり、カキを養殖したりしてたんですけど、海苔の養殖の時に、いかだを作るんじゃなくて、当時は竹竿を突き刺して、そこで海苔の養殖をしてたんですよね。
その竹竿を突き刺したそういう状態のことを『のりひび』とこう言って、多分小出さんたちの気持ちは、
「女川町で自分たちものりひびになろうと。反原発の」
ということで書かれたと思うんですが、これ僕チラシ全部読んだんですが、なんかセクトの具体的な名前を出すと…、まあいいか、中核とか革マルのあのチラシとはちょっと一味違うんですよね。紋切型じゃないんです。中核、革マルの方、怒ったらダメですよ。
あの、一枚一枚、本当によく言葉を選んで、紋切型じゃなくて、よく考えて漁民の皆さんに訴えてらっしゃるんですよね。例えば、
「鉄塔を作ったり、道路を作ったりして漁民の皆さんに原発建設は既成事実なんだと、諦めさせようと、そんなふうに電力会社はしてるけれども、漁民の皆さん、諦めないでください」
というような内容ですよね。
だから、そんなことで小出さんたちは私が聞いたところによると、小出さん、何か女川の例の駅の前から船に乗って、原発予定地に船で行って、ビラを抱えたまま、そのビラを山道を通って十数キロの一軒一軒家に置いていったって聞いたんですけど、やられましたか?

(小出氏)もちろんです。ただ、私は行くときも歩いて行きました。

(今井氏)えぇ!!!

(小出氏)女川の町を朝早く出て、行きながら撒いていって、最後にさっき見た原発の敷地の今井さんが写真を撮ったというところに、小屋取(こやとり)という集落があって、ちょっと小さな港が。そこで最後にして、夕方になってテクテクとまた十数キロの道を歩いて帰ってきました。それは、普通は私はそうしました。

(今井氏)もうこんな時代は日本にこないでしょうね。今の学生が、その小出さん、どんな思いでやってらしたんですか?

(小出氏)今も一緒ですけれども、原子力だけは決して許せないと思いましたので、そのためには、『私ができることは、私の責任でやりたい』と、それだけです。

(今井氏)ということらしいです。
で、まあずっとそこから一直線に来てますよね。まっすぐに四十数年。

(小出氏)すいません。何の進歩もないまま…<笑い>

(今井氏)<笑い>そんなことで、改めて本当に、昨日私は歩いてではなくて、嘗て小出さんが仲間と一緒に一軒一軒ビラを配って歩いた集落を、私も昨日歩いてきたんですが、いやー、小出さんの仲間の方は、
「もう一回やれっていってもようやらん。」
って言ってましたね。
「よくあんなことやったな」
って。あと、援漁というのがありますよね。三里塚では援農というのがあったんですけれども、農業を支援するっていう。
小出さんたちの場合は、漁を支援する。漁師さんたちも最初は胡散臭い目で見るわけですよね。
「おまえら、目的は何や?」
みたいなそんな感じ<笑い>

(小出氏)役に立たないしね。学生が漁師になろうとしても、本当迷惑ばっかり。

(今井氏)カキ剥きとかやるんでしょ?

(小出氏)カキ剥きもやりましたし、のりひびを作るのもやりましたし、ワカメの目付とかいうのもやりましたし、山ほどやりましたけど、ほとんど足手まといだったと思います。

(今井氏)でも、いい話は小出さんがそういうふうにやると、だんだん漁師たちも情が移っていって、小出さんたちが女川の町から石巻を経て、仙台の自分たちのところに戻るわけです。仙台には仙台のアパートがあるんです。山屋敷っていう…。その山屋敷に帰るときに2時間半、3時間半かかるわけですけれども、漁師さんたちが、
「あんちゃん、これ持って帰れ」
って言って、いわしとかさんまを大量にビニール袋に入れて持って帰らせるわけですよ。
それで山屋敷の大家さんに渡すわけですよね。
大家さんとも会ってきましたけれども、なんか鶴瓶ちゃんのA Studioみたいになってきましたけれども、だけどその大家さん曰く、
「小出君が時々そうやって、さんまとかいわしとかを持ってきてくれるから、今度は山屋敷というアパートの廊下に七輪を置いて、みんなで焼いて食べた」
というふうに言ってました。ちなみに当時の家賃は5500円です。

小出さんは、一回も滞納が無かったと。何年いましたか?あそこに。

(小出氏)4年半居ました。

(今井氏)そんなことです。
そこから来て、今日の小出さん活動を続けてらっしゃるんですけど、今日さっきも言ったみたいに、そんな小出青年がずっと一直線に来て、今研究者として活躍されていますけれども、小出さんの目から見て、この3.11からの半年というのを少し話をしていただこうと思います。
小出さん、その話の時もパワーポイント要りますか?わかりました。
じゃあ僕ちょっとハケます。

【そのA】に続きます。

YouTube部分はここから

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
<22:20頃から>
(小出氏)皆さん改めて、こんばんは。今日はありがとうございます。なんか皆さん私の話は何度も聞いてくださっているという、さっき今井さんもそう挙手で確認してくださったようですし、今日はメインのテーマはさっき今井さんが言ってくださったように、汚染してしまったこの世界の中でどう生きるべきなのかという食べ物の話をしたいと思っています。
ただその前に今現在、福島の原発はどうなっているのかという話もしろと、今井さんからどうもそういう要求を受けたので、ちょっとだけその話をさせていただきます。
まず、後半の議論につなげるために、生き物というものの不思議さというか、私自身が「とてつもなく生き物とは不思議だ」と思っている根拠の話だけ聞いていただこうと思います。
この会場に集まってくださっている100人を超えているでしょうか、方と私も含めて、みんな違う人間だし、地球60数億人いる人間がみんな違う人間だというのは、DNAが違うからですね。
私の指の皮膚を取ってDNAの分析をする、あるいは皆さんの血液を採ってDNAの分析をしてもいいですけど、全て違う。一人一人が違うわけですね。
でも、私なら私のDNAというのは、皮膚のDNAも、血液のDNAも髪の毛のDNAもすべて私のDNAですよね。そうできているわけで。
命を支えているというのは、全てDNAに書き込まれた情報で命という存在があるということだと思います。
そのDNAというのは、あまりこまかい理論をする時間はありませんけれども、二本の糸がらせん状に縒り合わさって作られている。そのらせん状に結びつきあっている、絡み合っているDNAの一本一本は、幅は2ナノメートルという幅なんだそうです。たいへん小さな、ナノというのは10億分の1という意味で、とても目では見えない幅のもの。
そして、私の指なら指の細胞から一つの細胞を取ってきて、その中に入っているDNA、幅2ナノメートルというDNAを絡み合ったらせんをずっと引き伸ばしていくと、1.8メートルになっているんですね。
私の体の中には60兆個の細胞があるというんですけれども、60兆個の細胞の一つ一つを引き伸ばしたら、1.8メートルになるDNAがある。それが私を支えている
ということなんだそうです。
では例えば、ここに皆さんが普段使う裁縫の糸というものをイメージしてください。普通の糸ですね。大体より合わせっている糸になっていると思いますけれども。太さ0.2ミリという普通の糸くらい。裁縫用の糸というものが、もしDNAだったとすると、その糸、ぐちゃぐちゃに丸まっている糸をずっとほどいていくということを考えてほしいんですけれども、裁縫用の糸、どれくらいの長さにしたら、いわゆるDNAというイメージになるでしょうか?
本当は2ナノメートルで1.8メートルです。

0533850pxでも、それを0.2ミリの糸と考えて引き伸ばしていったら、どのくらいの長さになるか?ということを皆さんに考えてほしいわけですが、これは、近畿地方の地図です。今私たち大阪に居ます。一体裁縫用の糸を引き伸ばしていって、DNAの長さにしようとしたらどうなるかというと、ここらへんに若狭湾の原発群があって、大阪に電気を送ってきてくれるわけですけれども、DNAというのは、このくらいの長さになります。

180キロメートル。
小さい字で申し訳ないですけれども、普通の裁縫用の糸を180q引き伸ばす。それは二本で縒り合わさった糸なんですけれども、ずっとこうやってほどきながら、実はもともと二本からなる一本の糸をほどきながら二本からなる二本の糸に再生するというのが、『細胞分裂』ということなんですね。
細胞分裂をしながら、もともとは私が生まれたときは父親の精子と母親の卵子が合体した万能細胞一個だったわけですが、細胞分裂を繰り返しながら、私になったわけだし、皆さんになってるわけだし、生き物というのはそういうことをやっているわけです。
「こんな長さの糸をほどきながら、同じ糸をもう一本再生していくなんてことは、人間ならできない。人間ならっていうか人工的な技術を使ってはできない」
と私は思います。
でも、それを日々やってるんです。私なら私の細胞はやってるし、子供なんていうのはもっとどんどん活発にそれをやりながら自分の体を作っていくということをやっているわけです。
「本当に不思議なものだな」と私は思います。
そういうことをやっている生き物というものに対して、放射線というものが今、被曝を加えるという現実になっているんですね。そうすると、放射線というのは、DNAならDNAを作っているひとつひとつの、私たち分子結合を破壊することをやるわけですから、放射線に被曝をしてしまえば、本当に生き物としての基本的な情報を次々と壊されていくということになる。たくさん壊されてしまえば、もちろん生きることができなくなります。皮膚自身が壊れてしまう。血液自身が壊れてしまう。生きることすらできないことになるわけですし、たくさん壊れされないとして、福島の事故が起きて、枝野さんという官房長官が居て、枝野さんの口癖は、
「ただちに影響が出るレベルではない」
と、言ったわけですね。
でも、「ただちに」出なくたって、細胞に傷がつくということ自身は当たり前に起きる

すぐには見えなくても、その傷ついた細胞というものが、いつかまたガンになって出てきたりするということは、生物学的に言えば当たり前のこと。そのことは放射線というものを人間が知ってから100年以上経ちますが、その歴史の中で少しずつ事実を調べながら、科学的な知識を蓄えながら判ってきたことなわけです。
現在の学問の到達点というものは、こういう状況になっています。
0938850px私はここに『BEIR Z報告』と書きましたけど、これは私たち、普通「ベイル」と呼んでいます。Biological Effects on Ionizing Radioationという
んですけど、『電離放射線の生物影響』ということをずっと調べてきた米国の科学アカデミーの中にある委員会です。
その委員会が2005年に7番目の報告を出したわけです。長い研究をしてきた結論がどうだったかが書いてあります。
その結論はこうです。
利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。被曝のリスクは、低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
というんですね。

しきい値(閾値)というのは、「これ以下なら安全だ、被害が出ない」というものを私たちは閾値と呼ぶんですが、
『そんなものはない、こと放射線に被曝をするという限りは、どんなに微量であっても、ただちに影響が出ないレベルであっても、必ず危険がある』
というのが現在の学問の到達点
なわけです。
ですから、私は枝野さんの言い方を聞いて、
「こういう言い方は、やっぱりサイエンスとしては正しくないし、国としては危険があるということをもっとちゃんと認めるべきだな」
とずっと思ってきました。
1055850pxそういう放射線の被曝に関する知識が歴史とともに蓄えられてきたために、人々に対してどこまで被曝を我慢させるか?という値、いわゆる放射線の許容量というものは、時を経るにしたがって、どんどん低下してきました。
ここに1900年、1950年、2000年と書いてありますが、1900年というころは、実は放射線というものが発見された当初の頃です。
一番初めは1895年に、ドイツのレントゲンという物理学者が、初めてX線という放射線を発見するのですが、それ以降、放射線というものは何なのか?ということを調べる研究が始まったのでした。
皆さんご存知なのは、有名なキュリー夫妻とかが、必死で放射線って何かということを調べようとしていた時代なんですね。
その頃には、いわゆる放射線の許容量と書きましたが、どのくらいのものを人間に許容しようとしたか、或いは我慢できるかと考えたかというと、こういうところなんですね。

これは、横軸は普通の1900、1950、2000といって、皆さんが普通になじみ深いスケールで書いてありますが、縦軸は実は『対数グラフ』と私たちが呼ぶグラフでして、下からいうと10倍毎に上がっていくというそういう特殊なグラフ用紙を使っています
そして、レントゲンやキュリー夫妻たちが研究をしていたころは、1年間にどこまで浴びていいかというと、30,000ミリシーベルト、30シーベルトというような、こんなものを浴びたら死んでしまう、一辺に浴びたら死んでしまうというくらいのものが、許容量と言われていたんですね。
こういう時代にキュリー夫妻たちも仕事をしていて、自分の実験室で仕事をして、放射能を扱っているわけです。でも放射能がどれだけ危険かわからない。自分の実験着のポケットに入れて持ち歩いているわけです。そうすると、やけどするんですね。
「やっぱりやけどするのはまずいだろう」
ということで、この頃はそういうのが、いわゆる許容量というか、そんなに浴びるのはまずいから気をつけろよという値だった。
この頃にたくさんの人がキュリー夫妻も含めて死んでいくわけです。放射線っていうのは、被曝をすると危険だということがわかってきて、20年、30年も経つと被曝の許容量というのは、100分の1くらいまで下がってくるわけです。

それでもやっぱり放射線は危険だということがずっと判ってきて、次々と下がってくるわけですが、ここにICRPと書いてありますが、これが最近皆さんも聞くと思いますが、国際放射線防護委員会という国際的な組織ができる頃なんですが、その前に原爆の被爆ということが起きるんです。1945年。
被爆ということが起きて、それから被爆者にどういう影響が出てくるかということに研究が始まって、次々とまた治験が蓄積されてくるということになったわけです。
そうすると、やはり今まで思ってきたよりも放射線は危険だということが、次々と判ってきて、どんどん許容量というのも引き下げられてくる。
そして、これは黒い丸印は普通の職業人といっている人たちの許容量なんですけれども、職業人だけでなくて、たくさんの人々が被曝をする時代というのが来てしまったわけですね。
原爆が爆発したら、たくさんの放射能が地球全体にばら撒かれるということになったわけだし、医療上のX線撮影もどんどん広がってくる。
なんか人々を守らなければいけないということに気が付き始めて、普通の人々に対する許容量というものも、設定されるようになってくる。
1459850pxでも、それも次々と放射線は危険だということで、どんどん引き下げられてくる。これがこれまでの放射線影響に対する知識の蓄積史です。
言ってみればずっと下がってきた。

知れば知るほど被曝というのは危険だから、いわゆる許容量、どこまで我慢できるか?というものは下げるしかないということで、ずっと今日まできた、そういう歴史でした

<37:40頃から>

そして、福島の事故が起きてしまいました。
0035850pxこれはもう皆さん、十分ご存じだろうし、私もいつもこんな写真を見てもらっていますけれども、真ん中に並んでいるのは、タービン建屋。タービンという蒸気機関を回して発電をする建屋がずっと並んでいますし、その左側に原子炉建屋というのが並んでいる。
上のほうから1号機、ボロボロですね。吹き飛んでしまっている。2号機はなんかまだ形があるように見えています。3号機ボロボロ、4号機ボロボロというように、複数の原子炉が一気に壊れてしまったということになりました。
一体この壊れた原子炉の中からどれだけの放射能が環境に出てきたのかということを、日本の政府がIAEAという国際組織に報告書を提出しました。
その報告書のデータ、それがどこまで正しいか私にはわかりません、わかりませんけれども、どういう報告をしているかというのを、ここで見ていただこうかと思います。
ちょっと小さい絵でもう少しちゃんとスライドを作ればよかったんですが、小さい字で申し訳ありません。
ここに四角があるのは判っていただけるかと思います。

0247850pxこの四角は、広島原爆が爆発してまき散らしたセシウム137という一番危険性の大きい放射性物質の量というものを、この四角で書きました。
では、今壊れてしまった福島第一原子力発電所の原子炉からどれだけのセシウム137が放出されたかと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
まず、これが1号機。

すいません、また字が小さくて見にくくて申し訳ありませんが、広島原爆の約6発、7発分というものを1号機から放出したと言っています。

0319850px次が大変なんですけど、これは2号機です。
さっき「かろうじて建物が残っていますね」と皆さんに見ていただいた、2号機が実は一番酷いと。形は残っているけれども、外に放射能を放出したのは2号機が主犯だと日本の政府は言っています

そして3号機も何がしか放出したと言っています。

全体でどれだけかというと、これは大気中に放出した放射能なんですけれども、広島原爆が、放出した放射能の170発分。
私が言っているんじゃないですよ。
日本の政府が
『広島原爆170発分の放射能が既に出てしまいました』と言っているのです

そして、実はそれだけでは済まないのです。
セシウムというのは、私たちのような生き物にとって、かなり被曝に寄与する放射能で、私たちが普通アルカリ金属とよぶものに属していて、『カリ』というのを皆さんご存知ですね。窒素・リン酸・カリという肥料の三大要素といって、植物を育てるのに必要なものですし、それを食べながら人間が生きているわけで、私なら私の体の中にカリはたくさんあるわけですけれども、セシウムというのはカリと同じ挙動をしますので、環境が汚れてしまうと、私の体にカリももちろん入るし、セシウムももちろん入ってしまうという元素なのですが、セシウムという元素の中には、今見ていただいた137番という番号のついたセシウムのほかに、ほかのセシウムもあるんですね。
これが今見ていただいた日本の政府が言っている原爆170発分放出したというセシウムです。それが、ベクレル数で言うと、数字は面倒くさいですので、こういう数字だと政府は言っていました。それが、広島原爆170発分に相当していたというんですね。

そのほかにセシウムで違うセシウムがあります。なんていううセシウムかというと134番という番号のついたセシウムです。これが一体どれだけ放出されたかというと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
137番のセシウムに比べて2割多い、134番が既に放出されたと日本の政府は言っています。ただし、137番のセシウムと134番のセシウムは生物学的な毒性が少し違います。被曝の毒性が少し違う。
どのくらい違うかというと、セシウム137のほうは1ベクレル食べるごとに、ここに数字で示しているようなミリシーベルトという被曝をする。そして、134のほうは1ベクレル食べるごとにこれだけの被爆をする。片や1.3だし、片や1.9で約5割、134のほうが危険だと思われているんです。現在の学問だと。
そうすると、放出量で2割多いし、危険度で5割多いわけだから、一体このセシウム134というのは、広島原爆が放出した137というセシウムに比べると、何発分になるかというと、300発分になる

0649850pxこれを合算すると、セシウムという放射性物質だけで、広島原爆470発分というものが、すでに放出されたと言っているのです。
私じゃないんですよ。
何度も確認するけれども、私がデマで言っているのではない。日本の政府がIAEAという国際機関に対して、これだけ実は福島の原発からは出てしまいましたと言っている
そして、これはまだ収まっていないんです。今現在も出ているわけだし、ひょっとするともっともっとたくさん出てしまうんではないかということを私は危惧している、そういう状態で事故が今進行している。

【そのB】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
<45:00頃〜>
今までに出たセシウムでどんな汚染が生じたかということを少しずつ政府はデータを小出しにしてくるわけですけれども、比較的最近のデータが、こんなデータです。
セシウム137とセシウム134の合計で、どれだけ汚染をしたかということを色分けにしてこの地図に書きましたということです。(※)

160 ※SOBA:スクロールして見るなら。2011-08-30 文部科学省による航空機モニタリングの結果(改訂版)(福島第一原子力発電所から100,120qの範囲及び宮城県北部並びに栃木県南部の地表面に沈着したセシウム134、137の濃度の合計)

160_2 ※SOBA:こちらは最新版。スクロールして見るなら。2011-10-12 文部科学省による新潟県及び秋田県の航空機モニタリングの測定結果について(文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び新潟県及び秋田県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計)

そして、福島原子力発電所を中心として、円がいくつも書いてありますが、一番小さい円が半径20kmです。その外側が30q、60qがあって、ここは120qだったかな?100qか120qですがそういう円が書いてある。
そして、今現在、政府が避難の指示を出したという地域は、ここの黄色く塗ってある地域がそうです。避難の指示を出して、住民を避難所に押し込めた。避難所に押し込められた住民たちは、お年寄りを中心として次々と命を落とすというような地域が、この黄色いところを含めた赤いところですし、ここに取り残された家畜たちは、囲われたまま命を落とすということが起きているのが、こういうところです。
ただし、この青いところ、或いは、緑いろっぽいところ、こういうところがありますけれども、こういうところというのは、日本の法律、現在ある法律を適用すると、放射線の管理区域というところに指定しなければいけません。
放射線の管理区域というのは、
私のような非常に特殊な人間=放射線業務従事者というレッテルを貼られた特殊な人間だけが入っていい。
仕事のために入っていい。
そこに入ったが最後、水を飲んではいけない。
食べ物を食べてはいけない。
寝てはいけない。
という特殊なところですが
、そういう特殊なところに指定しなければいけない地域というのが、ずっとこういう範囲に広がっているのだそうです。日本政府が言っています。
福島県のほぼ東半分です。福島県はここまでですけれども、東半分以上ですね。さらに宮城県の南部、或いは北部、牡鹿半島という女川があったところですけど、こういうところ、そして茨城県の北部、栃木県の北部一帯というものは、放射線の管理区域にしなければいけないというほどの汚染を受けていると、日本の政府が言っています
「一体どうしてこんな汚染を受けたのか?」ということを群馬大学の人がこんな地図を作ってくれました(※)。


※SOBA:群馬大の早川由紀夫教授の「福島原発から半径300kmの汚染地図」。

(↓クリックで拡大します)
20110911gmap06 ←早川由紀夫の火山ブログ
放射能汚染地図(四訂版)より。

20110911の4訂版、(画像が大きいですスクロールして見たい場合はこちら)。

Route930 2011年9月30日汚染ルートとタイミング(改訂)より。

20110930版(スクロールして見たい場合はこちら

ここが福島の原発があるんですけれども、ある時に南西方向に風が吹いていて、その風で放射能が流された、そして南西方向に汚染を広げて、その汚染がずっと南に流れていって、茨城県、千葉県、或いは東京都の一部というところに汚染を落としたということになっています。
そして北西方向に、ある時に流れたものは、あるところで風向きが反転して、福島県の浜通りと言っている、両方山に挟まれた谷あいをずっと流れて栃木県或いは群馬県のほうに汚染を広げたというのですね。
そして、ある時に海沿いに出ていったものは、牡鹿半島をなめて、また内陸に拭き戻って宮城県の北部に汚染地域を作ったということを言っています。
そして、さっきも見ていただいたように、福島原発を中心に北西方向の一帯と、南西に伸びる一帯、こういうところが現在、強制避難をさせられています。これは、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で、強制避難させられたレベルとほぼ同じですけれども、そういうところから、約10万人の人が避難させられています。琵琶湖の面積のほぼ2倍。琵琶湖ってかなり巨大な湖です。皆さんも多分よく行かれると思いますけど、そこが二つ分入ってしまうほどのところが、もう無人にしなければいけないという状態になっているわけですし、もし、さっき聞いていただいたように日本にある現在の法律を厳密に適用しようとすると、福島県全域に匹敵するくらいの土地というものを無人にして、放棄しなければいけないというくらいの汚染を受けています
日本という国は、法治国家と言われています。
ですね?

例えば私が法律を犯せば、私は警察に捕まって刑務所に入れられる。法律を破れば処罰を受ける、そういう国だと言われている。私が法律を破ると、国家が処罰する。
でも、それなら、法律を守るのは国家の最低限の義務だと私は思います。
1341850px日本というこの国には、国家が定めた法律がたくさんあります。その一つは、一般の人々には1年間に1mSv以上の被ばくをしてはいけないし、させてはいけないという法律があるのです。
ですから、皆さんだって1mSv以上被曝をしてはいけない。もし皆さんに1mSv以上の被曝をさせるような人間が居たら、そいつは処罰すると言ってきた。日本の政府は。

それから、私は放射線の管理区域というところで働きますが、放射線の管理区域から出るときには、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあったんです。

私は、だから放射線管理区域で仕事をして、放射線管理区域からもし出ようとするなら、私の手すら、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて汚染していれば、私の手は外に出られない。つまり私自身が管理区域から出られない、そういう法律だったんです。
そういう法律があったんですが、今回の事故が起きて、今回の事故を起こした最大の犯罪者は、私は日本の国家だと思いますが、その国家が自分たちが定めたそういう法律を一切反故にしました。
「人々が1年間に1mSv以上被曝してもなんでもない」
と言い出したわけだし、
「1平方メートル当たり4万ベクレルを超えるような汚染があっても、そこに人々が住んでいい、子供を産んでもいい、そこで子供を育ててもいい」
というようなことを言い出している
、そういう状態になってしまったわけです。
法律というものは、一切の意味を失ったという、そういう時代に3月11日からこの日本という国家が入ったわけです。
本当に私は3月11日を境にして、日本というこの国家が変わってしまったと思います。

0022850px人々が普通に生活する場所が、私がいやいや入る放射線管理区域よりも遥かに汚れているんです。今。
土地も食べ物も、がれきも、下水の汚泥も、全てが今までは放射性物質と呼ぶようなものに変わってしまっている。
皆さんは、まだ実感してないかもしれないけれども、すでに福島を中心としてそういう世界になってしまっているんです。
ですから、福島に住んでいる人たちは、大変なことだろうと私は思うし、これからは福島を中心として、今日のこれからの後半の議論の中心になるけれども、福島で取れる食べ物を含めて、そういうものが流通機構というものがあるわけですから、そこらじゅうに流通してくる。放射能で汚れた世界で私たち自身が生きるしかないという、そういう時代に入った。
そういう世界に変わったんだということを皆さんにも是非とも認識しておいてほしいと思います。
<54:15頃から>
そういう中で、福島の人たちは大変です。
どうやって考えていいのか、私自身もわかりません。今現在、放射線管理区域に指定しなければならない汚染地で、人々が住んでいる。子供を産んで、子供をそこで育てるということをやっているわけです。
始めに聞いていただいたように、被曝をするということは、あらゆる意味で危険を伴うわけですから、そこに住み続ければ健康の被害を受けます。避けられません。
なんとか私は、それを避けて逃げてほしいと思います。
でも、日本の国家は
「そんなこと勝手にしろ」
と言っているんですね。強制避難地域はちょっと違うかもしれない。避難所を用意して、そこに移させたわけだけれども、そうじゃない地域の人に関しては、
「知らないよ、自分たちで勝手にやれ」
と言っているわけで、逃げたくても逃げられない。普通の人々は。仕事も何も全部捨てて、とにかく逃げたいと思っている人は、もちろん居るわけで、逃げた人も実際に居ます。でも仕事を捨てて逃げたときには、生活が崩壊してしまいます。
仕事を捨てられないから、子供だけでも逃がそうといって、子供を逃がした家もあります。でもそうなると今度は、家族はバラバラになってしまう、家庭が崩壊してしまうことになるわけです。
避難をするときには、今度は生活が崩壊する、家庭が崩壊する。

一方では、体、物理的なと言うか、生命体としての体は被害を受けるわけだし、避難をしようとすれば、今度は心がつぶれてしまうという、本当にどっちにしていいかわからないという、そういう選択の前で、福島の人たちは苦しい選択を毎日強いられている、そういう状態になっています。

本当にこういう被害を生じさせて、いったいその被害の大きさってどれだけなのか?と考えると、私にはよくわからない。
まずは広大な土地が失われます。
さっき今井さんが女川の町の写真を見せてくれて、私も行って、愕然としました。
私を育ててくれた、阿部宗悦さんという人が居た家も、跡形もない…。女川の町が何もないんです。私が借りて住んでいたアパートの当たりだって、そこまでが浸水して、さっき今井さんが見せてくれた写真ではまだ家は残っていたけれども、もう本当に女川の中心街は何もないという状態になっていて、私は呆然とそこに立ち尽くして戻ってきましたけれども、
「それでも!」
と思いました。
「この町は、必ず復興するんだ」と。
人々がそこに戻ってきて、家を建てて仕事をまた組み立てて、女川の町を復興すると思いましたし、むしろ確信しました。
「しかし」
と次に思った。

「福島原発周辺で、膨大な汚染を受けてしまったところは、もう復興できない。」
一見、綺麗ですよ。普通の家が建って、津波で襲われたわけでもなんでもない、地震でつぶれたわけでもない、家が建っているけれども、放射能は目で見えない。そういう目で見えない放射能で汚れているために、もうその町、その村はすべて捨てるしかない。
復興も何もできないで、失われてしまうというそういう土地が、少なくても今現在、琵琶湖の2倍というくらいの面積であるのです
その周辺にも放射線の管理区域にしなければいけない汚染を受けた土地があって、そこで今現在人々が住んでいる。たくさんの人が被曝を強いられているという状況。
そして、今日の後半のテーマですけれども、これから汚染した食べ物がどんどん出回ってきます。
『それをどうするのか?』
あらかじめ言っておきますけれども、私は放射能なんて決して食べたくはありません。どなたにも食べさせたくない。皆さんもそう思ってると思います。
そうなると、普通の感覚で言えば、放射能で汚れたものは要りませんというと思います。
そうなれば、福島の1次産業は崩壊します。
それに伴って、またたくさんの生活が崩壊するということになると思います。
そんな被害を一体どうやって補償するんですか?賠償するんですか?
戦争が起こって爆撃されて、破壊されたって、そこに戻ることができます。東京だって東京大空襲で焼け野原、広島だって長崎だって原爆で壊滅させられたけれど、それでも町はちゃんと復興できたんです。
しかし、今度はもう町自身が無くなってしまう。そういう被害の重さというのをどうやって考えたらいいか?
戦争だって起こらないような被害が、今現在起きているんです。

東京電力というのは、日本最大の会社です。
経済界に君臨してきた巨大な企業ですけれども、そんなものがいくら賠償しようと思ったって、賠償なんてできません。
ですから、今東京電力にどれだけの賠償責任を負わせようかといって、いろんな議論がありますけれども、私は議論をするまでもなく、「東電を倒産させろ」と思っています。
持てるモノ全てを吐き出させて、東電は倒産させるというのがいいと思います
。東電の株券は紙くずになります。一番困るのは巨大銀行ですね。まあ銀行なんてどうでもいいと、まずは思う。でも、個人投資家という人たちも居て、東電の株券を持っていたんでしょうけど、そういう方々には気の毒だけれども、でもしょうがない。東電なんかを信用した責任を取って、株券タダになっても諦めてくれと、私はそこはしょうがないと思います。

でも、東電なんか、何回倒産しても贖い(あがない)きれない被害が実は生じるんです。
日本の国家が倒産しても実は払い切れないくらいと実は私は思います。
ここに至ってなおかつ政治家とか経済界の人たちは、
「原子力を止めたら、電気代が高くなってしまう」
とかいうようなことを、どこまであほなのか?と私は思うけれども、そんな議論をしている人たちがいるんですね。
もうそれどころではないんだと。原子力をやってきたから、こんなことになってしまって、途方もない厄災を私たちはこれから背負っていかなければいけないということを、多くの人にちゃんと認識してほしいと私は思います。

(SOBA:ここから数分YouTubeなし部分)
あ、そうか。
今井さん、ここで辞めてもいいかな?
何時までやっていい?

(今井氏)どうぞ、お好きに。

(小出氏)えーっと、むしろ私は森さんと議論をするときに、その初めにでもこの後の話はしたい。どうしましょう?いいですか?それでも。はい。ではとりあえずここで切らせていただいて、後半の議論につなげたいと思います。

<01:02:00頃〜>
(今井氏)じゃあ今日の対戦相手を。森さんどうぞ上がってください。
森さんも小出さんもこの後また使うんですよね。

(小出氏)私今からまたあるけど、どうしたらいいですか?

(今井氏)ちょっとそのまま座っていてください。いや、動かさなくていいです。じゃあ小出先生、とりあえず座ってください。
森さん真ん中へ来て。椅子もいらない。

(小出氏)森さん、これ(プロジェクター)使われる?

(今井氏)はい、使われます。

(SOBA:ここまで数分YouTubeなし部分、終わり)

森啓太郎さんです。
東京から来ていただきました。今日の段取りを言いますね。皆さんお手元にプログラムがあると思うんですけど、まず、汚染された食品をどうするのか?食物をどうするのか?農作物をどうするのかについて、小出さんのほうからまず、最初5分くらい冒頭陳述というか、主張していただきます。で、それが終わったら、今度森さんのほうにしていただいて、その後、今度はパワーポイントを使わないで、椅子を並べて議論を展開すると。
では、引き続き小出さんのほうから。

【そのC】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
<01:03:15頃〜>
(小出氏)
では、私の議論に応じてくださるという森さんが来てくれたので、私の主張を今から述べさせていただきます。
またパワーポイント、私の分を映してください。
はい。今、福島でどういう事態になっているかということを聞いていただきましたので、そういう事態を受けて、私はどうしたいか?ということを、まず聞いていただこうと思います。
私の願いと書きましたが、私の願いはこうです。
『子供を被曝させない』
ということが第一です。
そしてもう一つあります。それは、
『1次産業を守る』
ということです。

この二つのことをどうしたら実現できるか?ということを考えてきて、私は、提案があって、それをこれまで発言してきたわけです。
まず、子供を被曝から守らなければならない理由というのは、かなり単純です。
一つは、子供は放射線の感受性が高いということです。
私は先ほど生き物というのは、大変不思議なものだといいましたけれども、DNAというものを複製するという、間違いなく複製するということで、生き物というものが成り立っているわけで、複製する細胞分裂を起こしている、その器官に傷をつけられてしまうと、どんどん傷が拡大していくといことになって、被害が大きくなるわけで、細胞分裂がしなくなるような大人というのは、不活発になる大人は、ほとんど危険が無くなるということになるわけです。
ですから、放射線の感受性の高い子供というものは、やはり守らなければいけないということが、私の根拠の一つです。
そして、何よりもですが、子供には原子力を選択した責任がありません。
今日、この場に居るのは、そこそこの大人の方で、選挙権も持っているわけだし、どういう政治を作るか、どういう社会を作るかと、それなりに発言権もあっただろうと思われる方々がいるわけで、そういう私を含めた大人というものが、今日の原子力をここまで許してきたわけだし、事故も許してきた。汚染も許してきた責任があると思うわけですが、子供に関しては一切そんな責任がないんです。何としても彼らに危険を負わせるということは、避けたいと私は思います。

0546850pxそして、ちょっとだけ言っておきますけど、子供の放射線の感受性というのは、今から見ていただくように大変高いと私は思います。
今ここに30歳という人の放射線の感受性を帯の高さで示しました。
これはちょっと理解がなかなか難しいかもしれませんが、1万人シーベルト当たりのガン指数という、そういう評価基準です。1万人シーベルトというのは、1人が1シーベルト被曝をした人を1万人集めてくれば、合計の被曝量が1万人シーベルト、そういう意味です。
もし、一人一人が0.1シーベルトしか被曝をしていなければ、逆に人数は10万人集めてこなければいけないというそういう単位ですが、そうすると、そのうち3855人が、ガンで死にます。30歳の人であれば。
そして、これはごくごく平均的な人間の危険度というのが30歳の人です。
今日この会場はほとんど30歳以上の方が多いように見えますが、30歳の方が居れば、ごく平均な方だと思っていただければと思います。
そして、年を取るだけ生命体としての活動はどんどん衰えていくわけで、細胞分裂なんかもうしないわけですね。体が大きくならないし、むしろどんどん小さくなっていく。年を取ればとるだけ。そういうことになるわけで、放射線に対する感受性はどんどん鈍くなってきます。どんな風かというと、こんなんですね。
55歳を過ぎれば、もう平均的な人に比べて、ほぼ100分の1です。

私はすでに60歳を超えてますので、もうほとんど危険はないというくらいの感受性しかなくなっているわけですね。
逆に子供のほうに行くにしたがって、感受性はどんどん上がっていきます。
ゼロ歳の赤ん坊というのは、平均的な人に比べたら、4倍も5倍も危険だという。そして彼らには原子力に関する何の責任もないですから、何としても守りたいというのが、私の根拠です。

0630850pxそうですね、これは、推進派というのは日本の政府などです。そして、Gofmanと書いたのは、私が信頼している米国のお医者さんでしたけれども、その人の放射線の危険度の評価というものをここに一つの表にしたもので、今見ていただいた縦の棒があったものは、Gofmanさんの評価に従いました。そして、今この場合には、1mSvの被曝をした人が1万人集まった場合のガン死者というのを書きました。1mSvというのは、皆さん判っていただけると思いますけれども、普通の皆さんが1年間に許されるというか、これ以上は被曝をするなよと言って決められたのが、1mSvです。
それで、そういう基準をあてはめられた人が1万人集まれば、日本の政府が言っていても、1人はガンで死ぬと。私が信頼しているGofmanさんの場合には4人が死ぬと

1mSvでも危険が無いということではない。
「1年間に1mSvの被爆をしていれば、1万人に1人、或いは1万人に4人はガンで死ぬよ。でも、それはこういう社会を維持するためには諦めろ」
という、そういう基準なんです。安全でも安心でも大丈夫でもない。危険はあるということは判っている。
「子供の場合には、それが4倍、或いは5倍近くになりますよ。それを諦めるしかない」
というのが法律の定めだったわけです

次に、1次産業を私が守りたいという理由ですけれども、原子力という今私たちがどっぷり浸かってきてしまったものは、エネルギー浪費社会の象徴だと私は思っています。
とにかくエネルギーを使えば豊かになれるというふうに日本と言う国がなってきてしまった、その象徴が私は原子力だと思っています。
そして、そういうエネルギー浪費社会というのは、持続可能ではありません。絶対にいつか破綻するという、そういうものです。

資源という面からもかならずそうなるし、環境破壊という意味でも必ずそうなります。ですから、エネルギー浪費社会というのをどこかで断ち切らなければいけないと私は思っていますし、そのためには、原子力を止めるしかないし、そうなら1次産業をもっと大事にするというそういう社会に変えなければいけないと思っていますので、今日、今福島で起きたような原子力による事故が起きたときに、1次産業をより壊滅させていくというような選択は、絶対にとってはいけない!こうなったからこそ、むしろ1次産業を守らなければいけないということが、私の願いの一つです
こういう時に国がやろうとしているのは何か?というと、
『まず基準を決めます。
例えば1sあたり500ベクレルという暫定基準が今、牛肉なら牛肉の暫定基準を決めます。そして、それを超えたものは排除して市場に流通させない。だから安全です。』

と言うんですね。そして、
『基準以下のものはもともと安全ですから、勝手に流通させます』
と言っているんですね。その結果、
『放射能の問題は、もう日本には何もありません。原子力はこれからもやりましょう。』

と、そういう論理の組み立てを日本の政府はしているわけです。
私はそれは正しくないと思います。
例えば1sあたり499ベクレルの汚染があったとすれば、それはそれで危険なんです。仮に400ベクレルだって危険だし、300ベクレルだって危険だし、100ベクレルだって危険だ。もっと言ってしまえば、10ベクレルなら10ベクレルの危険があるということなんです。
国がやっていることは、ほんとうにインチキだと私は思います。
そういう時に、私がさっき願った子供の被曝を守る、そして1次産業を守るというためには、どういうことをすればいいかというと、まず、強制的に今避難させられている地域があるんですね。私は避難させなければいけないと思うけれども、そこの1次産業は必ず崩壊します。要するに村自身、町自身が無くなってしまうわけですから、もう何もできない、崩壊すると思います。大変残念ですけど、なるだろうと思います。

次に今現在、強制的に避難させられていないというところでも、ものすごい被曝をしていて、私はそこの人たちも逃がしたいと思っていますけれども、国はそうしない。そこでも汚染した食料が多分これからもできてくるというときに、そこで少なくともそこで踏みとどまって、生産してくれる人たちが居る限りは、その食べ物は捨ててはいけないと私は思う・・・のです。
そういうところで生産したものは、汚染されています。その汚染されたものは、誰にも食べさせたくないと私は思うし、普通の方はみんなそう思う。そういうものは東京電力に買い取らせて補償させろと言うんですね。
じゃ、東京電力は買い取った食べ物をどうするかというと、捨てるんです。
でも、東京電力に買い取らせて捨てるということを判っている食べ物というものを、農業者や酪農業者が作ることができると思いますか?皆さん。
捨てちゃうために自分がモノを作れるでしょうか?
私はそれはできないと思う。
それなら、きちっと流通させるということを、やはり受け止めるしかないということを私は思っているのです。
議論はあるだろうと覚悟しています。
私はもちろん放射能を食べたくないし、誰にも食べさせたくありません。
でも、汚染したものは東電に買い取らせろというのであれば、汚染していないものっていうのはあるのか?と逆に問いたいと私は思う。
でも、汚染していないものなんて、もう無いんです。
福島の事故が起きてしまった以上は、程度の違いがあってもすべて汚染しているんです。
 500じゃない。
 400かもしれない。
 300かもしれない。
 100かもしれない。
 10かもしれない。
でも、日本中、或いは世界中、全部福島の放射能で汚れているのです。
どこかで基準を決めるなんてやり方は、日本の政府はやっているけれども、そんな基準の決め方はインチキです。すべてが危険だと思うしかないんです。
そうなれば、汚れていないものと、仮にどこかで線を引いたとしても、引いた線以下の汚染の食べ物に、私たちは向き合わなければいけない
どんなことをしてもそうなります。
そうなったときに必要なことは、東電に汚染したものだけを買い取らせるということを求めるのではなくて、どういう食べ物がどれだけ汚染しているということを東電にそれをしっかりと測定して、みんなに知らせろと要求することのほうが、私は大切だと思います。
そして、その上で私たちが向き合うということです。

一つ目の目標を実現する、つまり子供を守るための手段というのは、これは比較的簡単です。今聞いていただいたように、東電に食品の汚染を徹底的に調べさせる、そしてその上で汚染の度合いごとに、60禁、50禁、40禁というように、仕分けをしていって、子供には汚染の低いものを与えると、それはどういうことかというと、汚染の高いものは大人が食べるということです。
何度も聞いていただいてますけれども、被曝をするということは、必ず危険があります。
安全だとか、安心だとか、大丈夫だとか、そういう言葉は決して使ってはいけません。

「どこまでの汚染なら容認できるか?」
「引き受けることができるか?」
とただただそれだけのことです

181850px被曝量が上がっていくのが右側です。こっちは影響が表れる危険度の確率と書いてありますけれども、要するに危険の度合いですね。そうすると、被曝が多ければ危険度も多い。被曝が少なくなってくれば、危険も下がってくるわけで、この図を作ったのは、国のほうの推進派の学者ですけれども、あるところよりもっと少ない被曝は『容認できるレベルだ』というふうなことを原子力を推進している人たちが言っているのですけれども、容認できるなんてことを私は国に決めてほしくない。

ですから、国は500ベクレルなら500ベクレルと決めて、あとはみんな容認しろと言ってくるわけですけれども、私はそんなことを国に決めてもらう筋合いはないと思います。何度も聞いていただいていますけれども、放射線の感受性は、歳ごとに違うんだし、責任の度合いも違うのです。容認できるかどうかというのは、大変個人的な判断によるだろうと私は思います
自分に加えられる危害を容認できるか?或いは、罪のない人々にいわれのない危害を加えることを見過ごすかは、誰かに決めてもらうのではなく、一人一人が決めるべきことだと私は思います。
皆さんもこういう覚悟を決めて、これから放射能の汚染に向き合っていってほしいと思います。

蛇足ですけれども、ちょっと言っておくならば、責任の度合いに応じて汚染食品を食べろとと、私は言っているわけですから、皆さんのような大人に対してもそう言っていますし、もっと言うなら、東電の社員食堂は、猛烈な汚染食料で作ってほしいと思うし、国会議員の議員会館もそうだし、経産省の食堂も猛烈な汚染食品でこれから維持する、そういうようなことを踏まえて、汚染の分担を覚悟して生きるべきだというのが、私の主張です。
終わります。
<01:20:30頃〜>
(森氏)じゃあパソコンの用意をお願いいたします。

最初ですね、自己紹介のスライドを大体3分くらいで終わらせませて、反論のほうに入りたいなと思っています。
今日は皆さん、ご来場の方は恐らく小出先生の本を何冊も読まれてらっしゃる方々かなと思ってまして、私も先生の本を何冊か読んで、「大筋いいかな」と思っているんですけれども、いくつか、「やっぱりどうしてもこれは許せないな」というところがありまして、手を挙げさせていただいた次第です。
なぜ私が反論したくなったのかということも、背景をご説明させていただいたほうが、皆さまご理解いただきやすいかな?と思いまして、簡単に自己紹介スライドを3枚だけ簡単にご説明させていただきたいと考えております。
よろしいでしょうかね?
いろんな講演会出てみたんですけど、こんなに真剣に先生のほうに眼差しを送ってらっしゃることはないので、すごいアウェーだなと思いながら、さっきいい汗をそこでかかせていただいたんです。<笑い>
<会場笑い>

大丈夫かな?
じゃあスライドが用意できるまで、自己紹介簡単に口頭でさせてください。
もともとですね、今年の2月まで普通に社会人をしておりまして、10年間インターネットの業界で、テレビみたいなものを配信してやってきたんです。
3月から起業しようかなと思ってまして、本当はアメリカの西海岸に行って起業しようかなと思っていたんですけれども、あの、社会の役に立つような仕事がしたいというので始めたものですから、『地震があったときに何もしないのはうそつきだな』と思いまして、震災以降始めたのが、こちらの、スライド1枚めくっていただいてよろしいでしょうか?
日本ユニバ震災対策チームというところで、物資支援を行ってました。3月15日から、一般の方から水であったりとか食料とかを募りまして、義捐金も集めてモノを送っていたという団体です。最初の1か月で300トンの物資を送らせていただきました。

特に福島のいわき市なんですけど、これ、本当にびっくりしたんですけれども、私立の幼稚園は、実は水の支給がなかったんです。公立のほうだけ、国であったり地方自治体のほうが水を送ってたんですけど、「これはいかんな」ということで、ボストンのレッドソックスさんから3万本のペットボトルいただいたりとか、一般の方から水をいただいて、我々のほうで送付させていただいたという形になっています。
次のスライドお願いします。
今ですね、先月から始めたんですけど、子供全国ネットというものです。子供を放射能から守る全国ネットワークというNGOになるわけですけど、やはりいわき市の幼稚園の方とか見ていて、やっぱ根本的な解決になってないなという形で、先生の本を読んで子供の被曝率が高いということで判りましたので、全国のお父さん、お母さんの集まりの会です。

我々がやろうとしてますのが、右上にありますのが、ベクレルモニターといいまして、食料を専門に測る機械です。結構高くて、ベラルーシ製の安いものでも130万、ドイツ製とかアメリカ製になると、400万くらいするんですけど、とても各家庭で買うことが出来ない。
チェルノブイリの事故の後、このベクレルモニターが各学校に配られまして、ベラルーシのほうですね。それで、いまだに事故後25年近くたってるんですけど、未だに自分の子供に飲ませる牛乳を測って、子供に汚染していないものを分け与えている形になっています。
本来であれば、国のほうで配ればいいんですけれども、なかなか国のほうが動いてくれませんので、我々のほうで購入すると。
いくつか資金集めをやっておりまして、募金であったりとか、或いはソフトバンクさんが建てられた財団、東日本復興財団のほうに2000万申請してまして、あとはアメリカのパソコンのグラフィックボードのメーカーがあるんですけれども、そちらのほうに8000万近く申請してまして、来た義捐金でこのベクレルモニターを買って、各NGOさんだったり、お父さんお母さんの会のほうに配りたいなという形で考えております。

次のスライドお願いします。
もう一つ、実は私3日前から始めたんですけども、福島の市民計測所、放射能を測る方々から実は技術支援を、先ほどのベクレルモニターを買うときにアドバイスをいただいたんですけど、お父さんお母さんが来た時に
「じゃあ何を食べればいいのか?出口がないよ」
というご指摘をいただきまして、小さいお子さんお持ちの方とか多分イメージ付くとは思うんですが、今スーパーで売られているもの、例えば青森から静岡に関して入っているんですね。実際市民の計測所に確認してきたんですけど、例えば30ベクレルとか、40ベクレルとか10ベクレル、普通に入っています。
実際厚生労働省のほうでこれは公表してらっしゃるので、是非ウェブサイトなどでご覧いただければと思うんですけども。
500ベクレルの基準値を超えていなくても、高い数値というのは、200ベクレルとか普通にA4でWHOの基準の10ベクレルを超えるものに関しては、A4で3枚くらいになります。測ってるものだけで。
全てを測ってるわけではございませんので、そういう意味では、安全な食品を小さい子に食べさせるという意味では、オンラインで直販しかないなという形で、始めるようになりました。
実際私、両親とも1次産業、農家をやってまして、ここの空間線量を測るのはすでにやってまして、土壌検査も先週終わりまして、北海道のほう、北海道一部セシウムが出た、出てないという噂があったので、心配だったので、ちゃんとした3000万の機械で測って、問題なく出てなかったということで。

3番目に関しては、野菜が取れ次第、米とか野菜が取れ次第、実際放射能が汚染されていないというものだけを、販売するものを始めることになりました。
これは簡単な自己紹介です。

<01:27:40頃〜>
(森氏)ここから反論なんですけれども、1ページめくっていただいてよろしいでしょうか。
ここ、先ほどちょうど先生が説明いただいたものなんですけれども、著書のほうから取らせていただきました。

60歳以上、本の中では60歳以上の方のみ買える野菜のコーナーを作るべきというものがありました。
そこでふと思ったんです。
理論的にはきっと正しいんだろうな。先生が尊敬する博士が作った理論ですので、おそらく正しいという仮定のもとに話させていただきますと、ただ、理論的には正しいのはわかるんですが、自分の例えば大切なお父さんであったり、お母さん、或いはおばあさんに仮にリスクが低いといえども、1%のリスクであったりとか、食べて悪く、ガンになってしまう可能性があるものを食べさせることができるのか?ということです。
私のほうは、自分の親であったり、おばあさんに食べさせることはできないです。
或いはご商売されてる方いらっしゃると思います。飲食されてる方。自分のお客様、レストランの経営者をイメージしてください。自分のお客様に、
「60歳以上なんで、じゃあ例のメニューだそうか」
と、出せますでしょうか?同じお金をいただいてるんですよ。自分のお客様が、100人に1人であれ、1000人に1人であれ、自分が出したものでご飯を食べさせることができるでしょうか?というのが、第一の疑問です。

(小出氏)今答えていいですか?
もちろん出せます。出すしかないのです。
ですから、今森さんちゃんと言ってくださったけれども、国が例えば決めている1sあたり500ベクレルという基準があって、例えばそれを年寄りに出せと私が言うとする。
でも、500ベクレル以下のものというのは、もう山ほどあるんですよ。400もあるし200もあるし、100もあるし何十なんていうのは、もうザラに全部汚れているわけです。そういうものを食べるしかないんです。私たちは。もう否応なく汚染したものを食べるしかない。すべて危険なんです。
ですから、今私たちに残されている選択は、どうやって分担するか、どうやってリスクを負うか、それだけのことでしかないんです。
危険は皆あるという、そういう中での選択ですから、こういう選択を私はするしかないと思うし、もちろん私は年寄りに出せます。
<会場ざわざわ>

(小出氏)子供に出すなんてことは到底できないわけだから、できるだけ子供にはきれいなものをあたえるし、残った汚いものは大人に出すしかないというところまで、私たちは追い詰められているということを認識しなければいけないと私は思います。

【そのD】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
<01:30:40頃〜>
(森氏)今江戸時代なら、もちろんそういったこともあると思うんですけども、極端な話、輸入もできますし、汚染の度合いも全く異なると思います。
実際、厚生労働省であったり民間の団体の方で、食品の計測をしていると、例えば北海道で一切出てなかったりとか、あるいは西のほうで比較的薄かったりという形になっているし、ここに関しては、もう少し広い視野で、日本だけではなく、ほかの視点も考えてもいいんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうですけれども、もう世界中が汚れているのです。日本で言えばもちろん関西だってすでに福島の放射能で汚れているし、沖縄だって汚れている。
要するに「程度の差がどれだけか?」ということでしかありませんので、輸入をしたところで、もちろん汚れているんです。
その輸入食品で例えば日本人が生きのびるという選択をするなら、じゃあ日本で取れた猛烈な汚染食品はどうするの?その分、どうするのか?
海外にその分を回せばいいのか?というようなことになるとすれば、私は決してそんなことはやってはいけないし、日本の原発で生じた汚染は、海外には決して出さずに日本で引き受けるしかない。そのためにはやはり年寄りが受けるしかないというふうに私は思います。

(森氏)私の場合は、ご老人にはやはり人道的に今まで日本を作ってくれた方々ですので、そんな汚染されたものを食べさせるっていうのは、やっぱり間違ってるんじゃないかと思います。

(小出氏)私は間違っていないと思います。

(森氏)なるほど。

(小出氏)日本を作ってきた大人は、この原子力の事故を起こしたという大人でもあるわけですから、確かに作ってきたというのは本当ですけれども、この現実を作った大人なわけですから、その責任は負ってもらいたいと思います。

(森氏)先生は、ストイックですごくかっこいいなと思うんですけども、そのストイックさを人に押し付けてはいけないなと思います。
<会場笑い>

(小出氏)失礼しました。その通りだと思います。私は、はっきりと「自分でも食べたくないし、誰にも食べさせたくない」と始めにお断りしたし、例えば私の親にだって本心を言えば食べさせたくないです。


今日この会場に来ている私より年上の方もいらっしゃるけれども、そういう方にだって本当は食べさせたくないのです。
でも、すでに『汚れている』のです!
『汚れているものを、その食料を捨てるのか、捨てないのか?捨てないとすれば、誰が食べるべきなのか?』
というその選択しか、もう無いのです。
私は捨ててはいけないと言っているわけだし、捨てないとすれば、じゃあ汚染したものは誰が食べるかといえば、やはり年寄りから選ぶしかないというのが、私の主張です。

(森氏)はい。あの、選択肢をもうひとつあるかなと思ってまして、例えばベラルーシみたいに国家予算の20%使って放射能対策を取ると。
結構皆さん、腹をくくる必要があると思うんですけれども、強制避難地域以外でも高い土壌汚染があるところに関しては、農作物を作らないという選択肢も国民にあるんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうすると、その地域の1次産業を失うということですよね。私はそれをしたくないと言っているのです。ここまで1次産業を崩壊させてきて、原発の事故が起きたら、更にまた農耕禁止区域をどんどん広げていくというようなことをやるべきではないと、私は思っているので、作ってくれるという農業者、酪農業者が居るのであれば…。
…できないところはあるんですよ。
大変残念だけれども、もう本当に農業も酪農業もできないという地域は膨大に生じるのです。でもその外側でなおかつ踏みとどまって、農業をやってくれる人たち、酪農業をやってくれる人たちがもし残るのであれば、その人たちは支えなければいけないと、私は思っているのです。

(森氏)あの、私も両親が農家出身なので、よくわかるんです。土地で作るなと言われた場合に、ほかのお仕事に就くことができるかというと、やっぱり違うんです。
リンゴ農家であれば、リンゴを作るのはすごくうまいですけれども、例えば、ブルーベリーを作るには、また違うスキルが必要なんです。
ただ、一つだけ言えるのは、実際にまだ休耕田というのがまだたくさん地域があるわけです。例えば北海道だけでも、使われていない畑であったりとか、田んぼはたくさんあるので、例えば、仮に福島だけの話をさせていただくと、もっと大きいエリアが汚染されていると思いますけれども、福島の農家の方を、例えば北海道にお呼びして支援していくというのもあるんではないでしょうか。実際に私のほうでも、今福島の方を通じて、若いご家庭で農業をやりたいという方を北海道のほうに受け入れ準備をしたいなというふうに思っています。

(小出氏)すごいいい試みだと思います。本当に福島で猛烈な汚染を受けてしまって、どんなにやりたくても、そこで農業・酪農業をやれないという人は、多分たくさん何万人もいると思いますので、そういう人たちに対して、新たな土地を準備する、新たな土地を準備してもダメかもしれないと私は思います。要するに福島の農業・酪農業をやってきた人たちは、そこの土地が自分の命だったわけだし、本当に別の土地に行って、また農業・酪農業が再建できるかというと、私は不安ではあるけれども、でもやるべきだと思うし、すごい良い提案だと思います。
どんどんやってほしいと思いますけれども、それでも、今の福島の汚染地帯、猛烈な汚染地帯で強制避難させられている地帯じゃないところで、なおかつ、そこで自分が生きてきた土地、自分の故郷で、農業・酪農業をやりつづけたいと思う人もやはり居るだろうと私は思います。そういう人たちは、やはり私たちが支える以外にないと思いますし、もしそういうところに踏みとどまって、農業・酪農業をやってくださるという人がいるなら、私はそういう人たちが作った食べ物を、私自身は受け入れたいと思います。

(森氏)私のほうでは、やっぱりチェルノブイリの時も、やはり汚染された地域で住み続けたいというお年寄りも、未だに住んでいらっしゃるので、それは否定しません。
良いと思います。
個人の自由だと思います。
ただ、『売ってはいけない』んです。
理由は、私の農家さんとすごい近いので、よくわかるんですけど、産地偽装がこの後増えてくると思います。
作ってしまうということは、自分の家用であれば全く問題ないわけですが、仮にお米に入っていた場合、入ると思います。今までお米の偽装疑惑って何回事件で、新聞でお読みになったでしょうか?
今まででもコンプライアンス的に許されるものではありません。今、汚染された地域で作り続けるということは、そういったリスクを生むわけです。
子供も被曝してしまうリスクもあります。
なので、中途半端な政策はすべきでないと思っています。

(小出氏)それなら私は森さんに聞きたいけれども、例えばお米だったら1sあたりどこまでの汚れをハネるんですか?

(森氏)はい。日本の基準はやはり国際基準よりだいぶ高くなってますので、もちろん放射性物質が含んでいる、リスクがあると判っているけども、少なくても国際基準の、例えばWHOの10ベクレルくらいまでは下げてもらいたいなと思いますけど。

(小出氏)でも、じゃあ9ベクレルは安全なんですか?

(森氏)はい。えっと程度の差ですね。499ベクレルよりは安全かなと理解しています。

(小出氏)そうですね。ですから、要するに程度の差しかないわけですよ。
500でその基準を引こうと、10で基準を引こうと、どこまで行っても危険は必ず付随するんです。今、日本中が福島を中心として、程度の差はあるけれども全部汚れているんです。ですから、もともと大気圏内の核実験というものが行われて、地球上全部が放射能で汚されているのです。
ですから、先ほど森さんは、「検出できなかった」とおっしゃったけれども、検出できないなんてことは絶対ありません。私が測れば、世界中どんな食品でも必ず検出できる汚染があるのです。
ですから、どこまで受け入れるかというそういう選択しかないのです。
ですから、私は、基準を引くのではなくて、どこまで汚染しているかということキチッと測定して、後は分配するしかないというのが私の提案なんですね。基準を決めるというようなことに関しては、私は少なくとも反対です

(森氏)理解しました。
ただ、食べさせるのは、そこはやっぱり譲りたくないですね。

<会場笑い>

(小出氏)いや、食べるしかないのです。だから、全てが汚れているのです。

(森氏)はい。

(小出氏)基準を引こうと引くまいとすべてが汚れている。そういう世界で私たちは生きるしかないのです。
ですから、後は分配の問題なんだから、どういう責任で分配をするか?ということを私はさっきから提案しているんです。

(今井氏)<笑い>すごい議論が盛り上がってますけど、小出さん、まずちょっとカメラの関係で、距離もうちょっと二人詰めてもらえません?

(小出氏)パワーポイントもう使わない?

(今井氏)はい、もう使わない、使わない。森さん、まだ使う?

(森氏)ごにょごにょ

(今井氏)この辺までちょっと…。
で、あの、今日はニコニコ動画の視聴者からもう既に質問が来てます。それはあとで二人くらい選んで、お二人にぶつけますけれども、会場、せっかく来てくださってますし、演説をしないで…
<会場笑い>

(今井氏)1分以内に、簡潔にまとめる、という約束をしてくださる人だけが、森さんに対してでも小出さんに対してでも、或いは両者に対してでもいいです。
手が挙がりました。じゃあどうぞ。

(質問者@)福島は止まることを前提に考えたらダメですよ。と、先生に聞きたい。いつ止まるかはわからないんです。

(今井氏)ちょっと座ってください。

(質問者@)その論理をね、止まるものとして考える論理に走ってると思うんです。それは無理。

(今井氏)はい。わかりました。この今二人が議論していることに、割とこう当てて、どなたか質問ありますか?では、どうぞ。

(質問者A)私は広島から来たんですけど、5月に広島の山の中で原木栽培された干しシイタケを買って、それを買うときに春に作ったシイタケだと農家のおじさんがおっしゃったので、「これはセシウムたっぷりやな。でも、セシウム入ってるから、ほな秋のじゃなかったら要らんわ」とは言えなくて、買ったんですね。このくらい。
で、今中先生が広島に講演に来てくださった時に、先生に聞いたら、
「じゃあ測ってあげる。でも出ないよ。」
とおっしゃったんです。新しいセシウムは出ない。どう考えても、私は出ないって思えなかったんですね。でも、先生は、
「広島にもヨウ素飛んできたん知ってる」
とかおっしゃるから、
「ヨウ素来てんのやったら、セシウム来てないわけないわ」
と思ってたんですけど…。

(今井氏)で、結論をちょっと…。

(質問者A)あの、結局ですね、セシウム137が14ベクレル/s出たんです。
これは、森さんのおっしゃっている10ベクレルを超えてますよね。だけど、でもこれは134が出てないから、大気中核実験の時の汚染だっていう話になるんで、私自身すごく理解できないし、食べていいかどうかっていうのも、食べてますけど。
<会場笑い>

(今井氏)わかりました、ちょっと他にもおられるので。繰り返しますけど、私は小出さんに同意するとか森さんに同意するということで、どなたか手を挙げてもらえませんかね?意見でも質問でもいいです。では、お母さんどうぞ。

(質問者B)えっと、小出さんとは、ときどきこのお話をしたことあるんで、きょうちょっとまとめて言いたいんですけど…

(今井氏)あー、簡潔にお願いします。

(質問者B)1億総懺悔で戦争が終わった時に、国民みんなに責任があるっていうのと、少し似てる気がするんですよ。私は被害者であっても加害者である。両方持っててね、加害者であったことを反省するには、それをやった人間をやっぱりちゃんと責任を取らせていくという行動なんだと思うんです。
だから、「東電に高放射線のものを置く」とは思えへんしね、東電の食堂に。「東電とか御用学者とかそういう人たちに、まず食べてほしい」というのは、私の思ってることで、高齢者が食べるということは、それは個人の選択でいいと思っていて、それが原発をさせてきた責任だというと、それで終わってしまう可能性もあるな?と。

(今井氏)わかりました。もう小出さんがしゃべりたくてうずうずしてらしゃいますので。

(小出氏)あの、そうです。ご指摘の通りで、私はだから「責任を取らせたい」というふうに言っているのです。ですから、先ほども言ったように、東電の社員食堂はすべて猛烈な汚染食品、国会議員の議員会館も、経産省の食堂も全部猛烈な汚染食品で作るべきだといっているわけで、責任の重さに応じて取らせたいと思っています。
ですから、戦争の時もそうです。
こんなところで言ってはいけないのかもしれないけど、天皇にもきちっと責任を取らせなければいけなかったと思うし、それが取らせられなかったから、こういうことになっているんだと私は思います。
きちっと責任のあるところに、責任をとらせるということをやりたいと思っています。
ただし、ひとこと言っておくなら、戦争の時も、
『一般国民はただ騙されたんだから、責任がない』
という議論には、私は組みしません。
今の日本の人たちも、原子力をここまで許してきたのは、
『ただ騙されたんだから』
というようなことは、私は認めたくないと思っていて、騙された人たちには、騙された責任があると私は思いますので、大人はそれなりの覚悟を決めてほしいと思っています。

(今井氏)反論!?じゃあ短めにね。

(質問者B)あの、騙された責任っていうのは、騙した人に、例えば原発をやめさせるという行動で、それで東電なんかは、多分お金持ってるから、もうとっくにお米なんかは、去年のもの買い込んでるやろうし、そういう金持ちだけが有利になる結果になるんですよね。
「取らせたい」って言ったって、本当に取らないじゃないですか。
戦争責任もそうですけど…。

(今井氏)ちょ、ちょっと待って。小出先生もちょっと待って。

反論したいのは判るんですけど、ちょっと待って。
あの、東京のほうから、今と同じような類似の意見というか質問が来てますので、ついでに読んでから小出さん、反論してください。
「小出さんの20禁、30禁、60禁が実現した場合には、実際にはそうした放射能汚染食品を買い求めるのは、或いは買わされることになるのは、大人の50代以上の富裕層ではなく、貧困層やマイノリティ、年収200万円さえ手にしない母子世帯や、若年世代なのではないでしょうか?
10禁、20禁、60禁と表示したのが反作用し、同世代間においてさえ、富裕層がより汚染の少ないものを、同世代における貧困層が、より汚染の高い食品を買い求める結果を生み出すことになるのではないかと危惧します。
これは小出さんが一番嫌う、しわ寄せをする人々を生み出す、差別を再生産する事態に陥ってしまうように思うのですが、どうでしょうか?」
合わせてちょっと小出さん。

(小出氏)そうですね。おっしゃるとおりです。私はどの食べ物がどれだけ汚染しているかということを、きっちり表示して、きっちり表示してというよりは、むしろ東電に責任を取らせて、きっちり測定させて表示させろというのが、私の主張なんですね。
それをした上で、私が皆さんに求めたいのは、年寄りが食べて、子供にはきれいなものを与えようというのをやりたいというのが、私の提案なわけですけれども、それをもしやる、きっちりと汚染を測定して公表すると、私の望みとは違って、金持ちはきれいなものを買って、貧乏人が汚染の高いものを食べさせられることになるだろうと、大人も子供も関係なくそうなるだろうというのが、今のご指摘だったと思うし、多分そうなるだろうと私は危惧します。本当に危惧します。
でも、それが今の社会なんです。
今の社会にそういう矛盾があるのです。
そういう矛盾があるときに、汚染の度合いも何も皆さんに知らせないまま
「とにかく皆、もうわからないで食べろよ」
ということに、私は組みしたくないのです。
『事実がこうあるということをやっぱり知って、どういう矛盾があるのか?、どういう酷い現実なのか?ということを知ることしか。現実を乗り越えることができない』
と私は思うので、敢えて提案しているということです。

(今井氏)では、どなたでも、ほかに?

(質問者C)今、汚染のことってセシウムが中心なんですけど、例えばアルファ線とか測りにくいものってあるじゃないですか。例えばセシウム以外の核種が出たりとか、そういうのについては、どれがきれいだとか、厳密に測ったりできるのか?それから例えば森さんがおっしゃったことだと、「これは安全ですよ」とセシウムでは安全だったけど、実はアルファ線とかで危なかったと、そういうことで、現実的にどういうふうに対応できるのかな?というのが、わからないとこなんですが。

(小出氏)今私はセシウムの汚染のことの話をずっと聞いていただいたし、ご指摘くださったように、セシウム以外の汚染ももちろんあります。皆さん、多分危惧しているのはストロンチウムという放射能であったり、プルトニウムという放射能であったりすると思いますし、もちろんその汚染は必ずあります。先ほどから、私はセシウムに関しても、『どんな食べ物も汚れている』と言いました。『大気圏内の核実験が起きてから、地球上すべてが汚れている』と言いましたし、そういうレベルで言うなら、ストロンチウムの汚染もプルトニウムの汚染もあります。
ですから、大丈夫なんてこともないし、安全もなければ安心もありません。どこまで汚れているか、その程度の差しかないのです。
そして、福島の原発の事故で、生じた汚染に限っていうのであれば、すいません。あまり厳密的に正確さを求められると私は困りますけれども、ストロンチウムやプルトニウムという放射性物質はかなり放射線の毒性という意味では高いんですけれども、でも、汚染の度合いがセシウムに比べるとかなり低いので、私たちが注目すべき汚染はセシウムだと私は思います。
とにかくセシウムに注目する。その代りストロンチウムやプルトニウムの危険も忘れてはいけない。そういう向き合い方が今の時点ではいいのではないかと思います

(今井氏)じゃ、今さっき手上がった方。

(質問者D)世界中どこでも汚染されてしまって、汚染されていない食物はないということなんですけれども、福島の土地の汚染や農作物の汚染に比べたら、私はまだマシじゃないかと思うんですね。福島の農家の人たちは、自分たちの作った農作物が汚染されていることも判っているし、もう漁業のほうも海が汚染されていることも判って、再開。もう本人たちが一番よくわかってるんですね。
で、農作物を作っても、やはり家族には食べさせない、自分たちは食べない。お米も毎年自分たちのお米を食べていたけど、今年はほかのモノを買う。売るけれど、自分たちは食べないという、そういうことも私はいろんなところで見聞きしたりしてるんですね。
本当にその福島農家の人たちは、それで、その農作物を基準値を上げて流通させてもらって、お金が入ってきて、本当にうれしいのかな?と思うんですよ。
自分の作ったものが、それを誰かに買ってもらって、それを食べた人たちが被曝してガンになっていく、そういうのが本当にいいのか…。

(今井氏)わかりました。小出さん、ついでに、今の話に関連すると、おととい、仙台でぶんぶんカフェという放射能のお母さんたちの勉強会の時に、宮城県の農家の方を招かれたんですね。その農家の方から小出さんに必ず言ってほしいっていって、農家個々人意見が違うにせよ、
「自分たちは、今汚染された土壌でいろんな作物を作ることをもう辞めたい。宮城の土地を離れて(非常に福島に近いところなんですよね、県南の、)今の土地を離れて、代替地を用意してほしい。何県でもいいから、山形でも岩手でもいいから、そこで農業を続けたいと。作ることのほうを選択したい。そこに残るよりも。」
「もう一つ絶対言ってほしいのは、自分たちがものすごく被曝しているということを判ってほしい。その土を耕した時にどんどん吸い込んでいって、作ったものについての危険度は言われているけど、作っている本人たちが非常に危険に冒されているということを判ってほしい。だから代替地を用意してほしい」

というようなことを言っていました。

(小出氏)だからそうなんですよ。汚染は、ものすごい汚染地帯から、比較的汚染の少ないところまで『連続的に』分布しているんです。だから、自分たちの作っているものが、汚染している。それで隣の人は汚染していないということではないんです。
あるところは500、次のところは499、次のところは490かもしれないけど、どこかで自分のとこだけが汚染しているなんてことは、もう無いんです。
自分のところが汚染していると思うなら、それは隣も汚染しているし、離れたところも汚染している、そういう汚染の仕方なんですね。
でも、少しでも汚染の少ないところに行きたいというのは、もちろんそうだろうし、その方々が被曝をしているわけですから、私はそうしたいと思います。
ですから、福島の猛烈な汚染地帯で、農業を続けるということは、危険を背負うわけですから、そういう方が、さっき森さんが提案したように、北海道に移住して農業をしつづけたいというなら、もちろんそうすべきだと思います。
でも、それでもなおかつやっぱり「自分はここで生きたい」と思う農業者・酪農業者も居るだろうから、そういう人のものに関しては、私たちが支えるしかない、そういう提案を私はしているんです。

(今井氏)と、いう小出さんの主張に対して、もし異議があれば?

(質問者E)やっぱり、作るっていうことは、その場でものすっごいわかるんです。そのそこで作られる気持ちは。でも、それは、原発の汚染っていうことの意識をどこまでその方は意識されるんかな?という不安が、ちょっと最近感じているので、向こうの方から来られていて話を聞くと。

(小出氏)すいませんが、私はすべて汚染していると言っているんですよ。はい。
ですから、あるところで農業をやる方に対して、その疑問をもし抱かれるんだとしたら、そのちょっと離れたところで、もう少し汚染の少ない方に対しても、その疑問を抱かれますか?
「そんなところで農業をしていいのか?」と。
もしそれでも抱くのだとしたら、そこからもう少し離れて、もう少し汚染の少ない方にもそう思われるんでしょうか?
どこかで線を引くんですか?それとも?

(質問者E)そんなんじゃなくて、やっぱり原発は危険なものだということを判ってもらいたい。

(小出氏)皆判ってますよ、もう。

(質問者E)判ってないような気がするんですけど。あまりにも安全神話で洗脳されてて。

(小出氏)多分今福島県でかなりの汚染をしているところで、農業をやり続けようとしている方々は、自分で被曝をしているんですよね。その被曝もやはり、多分私は深刻に思ってるだろうと思います。もちろん、だからそれでもね、「安全だと思いたい」という気持ちはあるだろうけれども、それでも、危険がないなんていうふうには思ってないだろうし、原発に関してもかなりの思いはありながら、それでもやっぱり農業をやりたいと思っているんではないかな?と思います。それは私の推論ですので、ここで議論をしても仕方がないかもしれません。

【そのE】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html
(質問者F)すいません。手短に。
おとといまで福島県の5か所くらいを回ってコンサート等々をやってきました、芸人でございます。さっきの話を聞いていて、本当に矛盾を感じたのは、こっちからこっちへ飯館のほうに行った時もそうですけど、車で走って、こっちは作ってはダメといわれて、こっちは作っているんです。
「どこで線引くねん!?」
と本当に思いました。
それと、僕が聞きたいのは、私は今回ちょっと小心者なので、安物の計器を持っていきました。馬場製作所が作ったRAD、19800円の。それ「ピッピッ」てパルスしたら、それで計測するんですけど、向こうに行ったときに、飯館の泥縄というところで、偶然文科省の奴らが来てて、僕の計器は全然ダメ、とにかく「ピッピッ」言うんですけど、全然わかんないんです。で、文科省の奴が測ってたら、奴ってすいません。14.6マイクロシーベルト。で、怖くなって逃げました。
でね、僕聞きたいことは、そんなことで、僕の計器はもうたぶんダメだったと思うんですけど、関西で測るとものすごく反応するんですよ。だから、福島原発の放射能廃棄物じゃなくて、関西は、実はかなり前から汚染されてるんじゃないでしょうか。そういうデータ無いですか?

(小出氏)それは誤解です。はい。
もともと地球というこの惑星というのは、ものすごい地域差があるというそういう惑星です。例えば地震だって、日本人には当たり前だけれども、地球上はほとんど地震なんか無いですよ。地震があるのは太平洋、ぐるっと囲んでいるところ、あるいヒマラヤから地中海に抜けるところ、ほかは地震なんか無いというそういう惑星だし、地球上の大地のでき方というのも全部違っていて、日本列島の中でも、自然の放射性物質の濃度というのがものすごい違っていて、関東、或いは福島のあたりと、関西とを比べると、もともと関西は高いんです。それは、なぜかというと、関東地方は関東ロームというものでほとんど覆われているんですけど、関東ロームは、天然の放射性物質の含有量が低い。関西というのは六甲山もそうですけど、花崗岩というものでできていて、花崗岩というのは、もともとウラン・トリウムという放射性物質を大量に含んでいるというそういう岩なんです。
ですから、そういうところにいけば、お持ちになってる測定器が、バリバリと音を立てるというのは、もともと当たり前のことであって、ですから、福島の原発事故で放射能で関東地方が汚れてしまいました。被曝はいやだからといって、関西に逃げてきたりすると、余計自然の放射線で被曝をするという可能性も、実はあるんです。そういうものです。

(今井氏)いいですか。今の質問が悪いって言ってるんじゃなくて、いい質問なんですけど、今日はそういう議論じゃないので、せっかく議論がいい方向に向かってたので、ちょっともとに戻したいんですけど。今日のテーマで意見なり質問を出してください。

(質問者G)放射線治療に関連している者なんですけど、日々自然の放射線でもガン細胞って数千個できます。それは免疫力がくってくれているから、大丈夫なことになっているわけですよね。これから多分、水産物に猛烈に汚染も出てくると思うんです。この間家内と福島のものをおいしく食べました。
それで、免疫力ってすごく大事だと思うんですけれど、ですからあんまり食べるものを怖がるよりも、たばこの方がもっともっと酷いと思うんですけど、そうすると、一つ、そのこれからの水産物の濃縮汚染というのは、もっと酷くなって、それでも60禁も食べるべきかというあたり、一つよろしくお願いいたします。

(小出氏)水産物は多分これから、どんどん汚染が地域的に広がっていくと私は思います。
これは、どうなんだろう。あまり私も正しくないかもしれないけど、海というのは、昔から言っているように、海は広いな大きいなと、言っているように、かなり希釈効果があるだろうと思います。ですから、例えば、魚なんていうのは、回遊性の魚がたくさんいるわけですから、そういうものも広い海を泳ぎながら、かなり汚染を広げながら広がっていく。
だから、猛烈な、例えば陸で取れるような、キノコに猛烈な汚染が濃縮するとか、そういう形の汚染ではなくて、かなり広範に薄い汚染という形で出てくるんだろうと、海産物に関しては。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか、アワビであるとか、或いは、海藻なんていうのは猛烈なものが出てくると思いますけれども、いわゆる魚というのは、薄い汚染が広範囲に出てくるだろうと思うし、それはやはり日本のような海洋国家は受け入れるしかないと思います。
その場合も、私の原則は、60禁、50金の原則をあてはめるべきだと思っています。
そして、躊躇するのは、海藻。私が躊躇するのは海藻なんですけれども、海藻は多分猛烈な汚染の海藻というのが、きっと今でもあると思います。

それはデータがなかなか公表されていないので、判らないまま私たち食べてるかもしれないと思いますけれども、ものすごい濃度になって、キノコと匹敵するような濃度になっている海藻があるだろうと、私は思っていますし、正直言えば、福島県産の海藻とかいうのを食べて本当にいいのかな?というか、私自身が食べたいと思っているんですよ、私は。私は責任のある人間だと思っているから、食べたいと思うけれども、やはり放射能があらゆる意味で危険だということを、私は十分知っている人間ですので、躊躇するというのは、正直な気持ちです。

(今井氏)森さん、ちょっと待ってね。
あの、すいません。もう終了時間15分過ぎてるんです。それで、実は東京都から、遠いところから来られてるからおられるので、新幹線の時間もあるので、もう終わらないと新幹線が間に合わないんですね。
で、森さんに今簡潔に答えてもらってあと一人だけで、ちょっと終わらせてもらいます。ごめんなさい。いろいろな事情があるので。

(森氏)魚の件なんですけども、海藻と。たんぽぽ社というチェルノブイリの後ずっと食品を測ってこられた方がいらして、魚と海藻を測っています。
宝島のほうで発表ありましたので、また見ていただければと思うんですけれども、ブリとかでも、20ベクレルとか出てますし、意外と三陸のワカメは多分海流の関係だと思うんですけど、何回か測ってらっしゃるんですが、三陸のワカメは今のところ出てないとおっしゃっています。

(小出氏)私は三陸のワカメですでに検出しています。

(森氏)あー、そうですか!なるほど…。
参りましたね…。
<会場笑い>

(今井氏)参りましたって!<笑い>
じゃあ手が挙がってますから、一番最初に手を挙げた人から、ごめんなさい、許してください。簡潔にお願いします。

(質問者H)被曝量の容認のレベルの、容認できるレベルという話がありましたけど、お二人のお話を判断するのに、これだけ聞かせていただきたいんですけれど、1950年から1960年にかけて、世界中のあちこちで核実験がありましたよね。それで、先生は今地球全体が汚れているとおっしゃいました。この時に、どれだけの放射線が出てるのかというのは、当時数値として出ておりませんでしたけど、先ほどおっしゃったように、広島原爆と福島のを何倍ということで、あらわされましたが、その昔の核実験の、それはどれくらいの福島と比較したらどれくらいのものになるのでしょうか?

(小出氏)大気圏内の核実験というのが1950年代から60年代に大量に行われて、大気中に放射能をまき散らしたんですね。でもご存じだと思いますが、大気圏内の核実験というのは、米国の場合だったらネバダが中心だったわけだし、或いはビキニのあたりでやったりした。ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、要するに北半球の温帯というところでほとんどやっているんです。そうすると地球の大気循環というのは、北半球なら北半球で回っている、南半球なら南半球で回っているし、温帯なら温帯でかなり回っているわけですね。ですから、汚染というのは北半球の温帯を中心にした汚染を受けた。南半球は比較的綺麗だったし、北半球でも北極のほうとか赤道の地帯とか言うのはそんなに汚染を受けなかった。そういう意味でいうと、累積で、何十年もの累積で1平方メートルあたり、多分1000ベクレルと言う、そういうオーダーだったと思います。
長い時間をかけてですよ。

チェルノブイリの時は、日本に降ってきたのは、確か1平方メートル当たり100ベクレルくらいだったと思います。ですから、大気圏内核実験の汚染に比べれば、何十分の1かというレベルで、チェルノブイリの時は済んだんです。
それでも、日本中のたくさんの食べ物は汚れたという状況だった。
でも今は、さっきもちょっと聞いていただいたけれど、福島の周辺だと、1平方メートル当たり、何万、或いは何十万という、そういうレベルですでに汚れているとそういうことです。

(質問者H)それが今も続いているということですね。

(小出氏)これから何十年も続くのです。

(今井氏)じゃあもうこれで終わりますけど、ニコニコ動画からの質問もちょっと触れたんですけど、小出さんと森さん、最後に30秒づつくらい短く食に対しての全量検査はこれ、ニコ動からの質問です。
「食品に対する全量検査は現実的なことなのでしょうか?もしそれが可能だとすれば、今これを実施しないのはどのような理由からでしょうか?」

(小出氏)えー、全量検査は不可能だと思いますけれども、私は東電なんかつぶしてもいいので、東電には、東電の責任でやらせるべきだと思います。
汚染食品を買い取らせるために金を使わせるのではなく、どれだけ汚れているかということを調べるために、東電に金を使わせるということを私は求めたいし、倒産するまでそれをやらせたいと思います

(今井氏)わかりました。時間が来ました。ごめんなさい。新幹線でこれから東京へ帰られる方、今すぐ退出したほうが…。
じゃああの、小出さんと森さん、ちょっと立っていただいて、どうもありがとうございました。ちょっと握手!
<会場拍手>

じゃあそんなことでどうもありがとうございました。
【以上】
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
Bochibochiの考えをここに書かせていただきます。
何度も申し上げてきましたが、Bochibochiが考えていることは、基本的に以下の通りです。
 ・国策として、子どもたちを即刻疎開させること。
 ・福島に人の住めない地域があることを認め、謝罪し、その地域の住民に補償を約束すること。
 ・その場所で焼却灰や汚泥などの汚染されたものを国が管理すること。
 ・食品の線量測定体制を早急に確立し、全ての食品に汚染数値を記載するようにすること。
【参考記事】
 ・7月23日 【追記あり】完全に間違った優先順位
 ・7月24日 福島県・長野県:汚泥・がれき処理に限界近づく【非人道的な状態】
・ 8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】

Bochibochiは、小出先生のおっしゃることもわかるし、森さんのおっしゃることも、とてもよく判りました。
思想的には、両者ともに大人として責任を取りたいという気持ち、よく判ります。
けれど、こうなってしまった以上、今までの生活ができなくなることの覚悟が必要です。

そもそも、この討論会をオンラインで配信し、公開でやっている意味を考えてください。
まだ汚染を受け入れる準備ができていない人が多いのではないでしょうか。
やっぱりこの配信も、 Bochibochiの目には『問題提起』として映ります。

もし、今政府が体制を整えて、食品全部にベクレル表示をしたとします。
そこで、あなたはそのベクレル表示がついた食品を買うことができますか?その準備ができていますか?
多くの方は、それを目の当たりにして「嫌だ、食べたくない!」と思われるのではないでしょうか。
小出先生はそうなったときに、それを拒否せず、できるだけ多くの大人に受け入れてほしいと願っていらっしゃるのではないでしょうか。

でも、Bochibochiは、それを人に強制することではないと思っています。
ですから、先生の主張は、「自分がその時どうするのか?」という問いかけとして受け取っています。(ちなみにBochibochiは、ある程度食べると思います。)
小出先生は、あまりに1次産業に対する思い入れがあるため、その1次産業の人々を守るために、大人全員が程度に応じた責任として、そういう食品を拒否せず受け入れていく準備が必要だと言っていらっしゃるように思います。Bochibochiもそう思います。まだ準備ができていない…。

小出先生は、『程度問題』として森さんの努力を切り捨てようとしました。
それは違うと思います。
人間として、危険なものを進んで選ぶ人は少ないし、その程度を減らすために努力をするのは、『人間の本能』だと思います。ですから、その点においては、小出先生の主張はかなり極論すぎると感じています。
1次産業の方々のためにも、政府や東電は、少しでも被曝量を下げるための努力は惜しまないでほしいと考えます。

そこでどうしても、高濃度汚染地域で1次産業をされている方々にしわ寄せが行ってしまい、今までの生活ができないことを目の当たりにさせられてしまいます。
Bochibochiもずっと5000ベクレルの田畑で農作業をされている農家の方の被曝を気にしてきました。(9月7日 農水相:除染実験結果を今月後半に
発表へ・・・【除染をするなら・・・】)そんなところで作業をするなど、本当にあってはいけないことだと思ってきました。
政府の補償が中途半端であり、方針をはっきりと示さないために、農家の方々には、そのすべてを押し付けてしまっています。

だからこそ、やっぱりどこかで必ず線引きをしなければいけません。

できれば、それは今後の日本を考えると、より厳しいところで線引きするしかないと思っています。受け皿として、森さんがおっしゃっていたような代替地を用意できるなら、政府はどんどん進めてほしいですし、そこでの生活がうまくいくようなフォローアップもしていくべきだと思います。

小出先生は、1次産業の方の生活をできるだけ変えたくないとおっしゃっています。
そこに矛盾を感じます。
私たちも生活を変えるし、ある程度の汚染食品は受け入れる。

高濃度汚染地域の方々には、本当に申し訳ないけれども、その土地を離れていただいて、
「国の用意した代替地で続けるのか、農業をやめるか」
その選択をしてもらい、どちらを選んだとしても、そのためのバックアップを国としてやっていく。
国民はその費用のために納税する。
そういう形をイメージしています。

被曝の危険性や、測られる数値そのものの信ぴょう性、大人としての責任や、貧富の差。
全てが複合的に絡み合って、Bochibochiもまだ頭が整理できていません。状況が変わったり、いろんな方の意見を聞いて、また私自身の意見も変わっていくかもしれません。

第一優先の子供たちを守るため、食品の検査は必須事項です。

一刻もはやく実現させ、子供たちを守ると同時に、私たちがどう受け入れていくか、問われています。

失礼します。
(以上、転載終わり)

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コメント [原発・フッ素18] これは、偶然でしょうか。(木下黄太のブログ) → 天皇陛下・安室奈美恵・大塚範一キャスター のダウン 新世紀人
09. 2011年11月07日 20:06:51: JrPYjVYQO2
アメリカは30キロ圏内には女性、子供、高齢者は立ち入らないほうが良いと
してるように年寄りが皆、放射能に強いとは思えない。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/255.html#c9
コメント [経世済民73] TPP賛成論、ドラッカー経営学のMBA(経営学修士)[逝きし世の面影] さそり座
01. 2011年11月07日 20:07:34: 7XRJFph6NA
篭に乗る人担ぐ人、そのまたわらじを編む人と、昔の日本は棲み分けはあったが、それなりに幸福に暮らしていた。
みんなが殿様に成るんだ!と武器を持ったり、謀略を計ったりしたら生活成り立たないでしょう?
自業自得です。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/905.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 猛烈な生物濃縮の始まり、19日福島沖コモンカスべ1280、シロメバル2400(水産庁発表) ジャック・どんどん
01. 2011年11月07日 20:07:36: A4GQ7o9O02
ストロンチウム・セシウム・ヨウ素の生物濃縮、市川定夫(遺伝性物学・放射線生物学)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/448.html

ざまあみやがれ1さんが、市川定夫さんの動画、文字お起こしまでやってくれていて大助かり。感謝です。
事故後7ヶ月たってようやく、関東では、セシウム、ストロンチウムについてマスコミが注目するようになりました。
阿修羅の方々は、事故直後から現在の事態を予想されていたように思います。

いまだ、自然放射能と人工放射能、セシウム、ストロンチウムなのどの挙動、生物濃縮についてのホンマのことを知りたいという方、市川センセイが大変わかりやすく解説してくれてます。

15分×3本なので、仕事や用事のあいまにちょこっとのぞいてみてください。

http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/800.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/756.html

ざまあみやがれ1さんのブログから

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65744745.html

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65745462.html

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65745186.html  

  拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント

05. 2011年10月13日 18:47:57: EF2Owu3KPN
今回の原発事故に関連して視聴したビデオの中で、個人的に最も重要かつ有用なも
のでした。市川先生のおかげで、より一層食品に注意を払うことができた。アップ主に
感謝。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/262.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 柏市で、医師向けの放射線(洗脳)対策説明会開かれる「柏市や周辺の地域で発がんのリスクは高まっていない」 (日々雑感)  赤かぶ
03. 2011年11月07日 20:09:43: lIVbCTcTLI
医師向けの放射線対策説明会、ようするに患者さんから放射能についてきかれた場合の模範解答を教えてくれる会です。このとおり答えれば裁判になったとしても負けませんよ、ということ。同時に、逆にこれ以外の答えをするとどうなっても知りませんよ、という脅しでもある。。ほとんどの医師は説明会の話などハナから信用していないと思う。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/251.html#c3
記事 [テスト23] Re: テスト
※講演会のデータ(以下リンク先より、行替えなど若干修正)。

続・原発『安全神話』溶融
http://www.theater-seven.com/b1_110913.html

開催日 2011年9月13日(火)
会場 淀川文化創造館 シアターセブン 電話 06−4862−7733
時間 17:45開場 / 18:30開演
出演
    小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
    森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)
コーディネーター
    今井一氏(ジャーナリスト)
イベント内容
    [第1部]
    18:30
    小出裕章氏登壇
    前日(12日)に今井一氏が宮城県女川町で撮った最新の映像を紹介しつつ、小出氏が、東北大学時代、仲間と供に女川町の「鷲の神」に通い詰めた時の話を語る。
    18:50
    小出裕章氏が3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと、未だ不明なこと、そして、この先どうなるのかどうすべきなのか、を語る。

    [第2部]
    19:20
    森啓太郎氏登壇
    「農作物、畜産物等の汚染検査を厳密にした上で汚染された物は、子どもには決して食べさせないが、厳密に検査をすることを前提に廃棄するのではなく、例えば 50歳以上は飲食可として、大人が責任をとって食べよう」…という小出氏の主張について、同意できないという方と小出裕章氏とが直接議論を展開。

    20:30
    終演予定

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 1
alpham55
http://youtu.be/YSCAqop1GK8

1/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 2
alpham55
http://youtu.be/48JFIVxaqRo

2/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 3
alpham55
http://youtu.be/qYFMv8CfVDU

3/3のテキスト

 

2011年9月13日[1 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/MX9bVz_hGcw

1/5のテキスト

 

2011年9月13日[2 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/OFfXiFoO1Zs

2/5のテキスト

 

2011年9月13日[3 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/79n3Wk0Hids

3/5のテキスト

 

2011年9月13日[4 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/PXmWFiUydh4

4/5のテキスト。4分43秒からの宮城県農家の方の話しは重要

 

2011年9月13日[5 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/Z7DKMuaG7a0

5/5のテキスト

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 以下、資料として採録。テキスト中の赤表示はわたくしSOBA。なおテキスト起こし中、下記のような「ぼちぼちいこか。。。」さんの明らかな間違いと気がついた箇所は僕が直しておきました(※)。

※例を2箇所。

その1。
 小出さんが「ていせい生物」と正確に発音している所を、「ぼちぼちいこか」さんが「ていじゅう生物」と解釈して「定住生物」と書き間違えているのとか、

ただ、定住生物は別ですよ。例えばうにであるとか
↑間違い、↓訂正後。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか

その2。
 同じく「ぼちぼちいこか」さんの聞き間違い箇所、

ソ連だったら、カラチンスクでやったり、中国だったら六合であったり、
↑間違い、↓訂正後。
ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、

 YouTube部分のテキスト中キャプチャ画像は僕がやり、最初の小出先生思い出話しテキスト部分中キャプチャは「ぼちぼちいこか」さんの画像をお借りしました。すべて画像はクリックすると拡大します。今回、小出さんの思い出話しに関連して、一度見た小出さんのYouTubeを探す必要があり、その過程でこのテキスト起こしにやっとたどり着きました。松元保昭さんの紹介投稿が無ければ探せなかったかも知れません。松元さんにも感謝しています。最近特にGoogle検索では、情報統制の中に僕たちがいると実感させられる事が多いです。経験・コツの蓄積と根気が必要になっています。

 

再論:小出先生の「大人が食べなければならない」、レスポンスY(完)
    2011年 9月 19日
http://chikyuza.net/n/archives/14138

<松元保昭:パレスチナ連帯・札幌>

みなさまへ   松元

9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」という対論がアップされ、その長文の文字起こしを「ぼちぼちいこか。。。」さんがブログにアップしております。小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)と森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)の対論に会場からの発言も加わります。

この小出さんの問題提起をめぐって、私(松元)も5人の方のさまざまな角度からの所論を5回にわたって紹介してきましたが、今回を小出さん自らの「再論」として、これで終えたいと思います。

しめくくりに「ぼちぼちいこか。。。」さんの「まとめ」も掲載されていますが、おそらく今後何十年、何百年、あるいは何万年も「放射能汚染時代」のディレンマとして論じ続けられていくだろうと思います。

※長文ですから、万一字詰まりの場合は下記のビデオと文字起こしをご覧ください。
●9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」小出裕章氏と森啓太郎氏の討論2011年9月17日

http://hiroakikoide.wordpress.com/

●ぼちぼちいこか。。。9月13日 【文字起こしUP】小出裕章氏と語る、1から6(映像もあり、発言が色分けになっていて読みやすいです。)
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032401.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html

=====以下、文字起こし全文転載======

昨日行われた討論会を見ることができました。
小出先生は、3.11以降、かなり前から食品について「大人が汚染されたものを食べて、1次産業を守り、子供を守る」とおっしゃっていました。
そのことについての討論会です。
司会・進行は今井一さん、登壇者として、子供を放射能から守る全国ネットワークの森啓太郎さんです。

では、どうぞ。

【動画】
2011年9月13日小出裕章氏と語る、続・原発『安全神話』溶融
(02:16:00くらい)

<内容について>
3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと。
そして、この先どうなるのか、どうすべきなのか。
震災前より一貫して原子力発電所に対し「警告」を発し続けてきた、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)。
3・11から6カ月を経て、小出氏は次のように主張する。
「農作物・畜産物等の汚染検査を厳密にした上で放射線に汚染された物は、子どもには決して食べさせず、例えば50歳以上は飲食可などとして、大人が責任をとって食べよう」
本番組では、そんな主張に疑問を持つ方と小出氏との議論を通じて、現在進行形で危機が拡大する、放射線の影響について考えます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv62917682?ref=top


【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

(今井氏)6時半になりました。
携帯電話なってますけど、マナーモードにしてください。それで、どうも初めまして今井です。ジャーナリストです。
小出さんの本を買ってくださった方が、セットで買ってくださっているとの情報がアマゾンで入っていますが、最近この『原発国民投票』という本を出しました。
実はこの劇場のこの第7芸術劇場のフォーラム7のプロデューサーもやっています。上の第7芸術劇場の???スピリトというほうのプロデューサーもやらせていただいています。
そこにお越しになった方いらっしゃるかもしれませんけれども、5月に小出さんに原発神話溶融というタイトルで上でやったんですが、その時お越しになってくださった方、おられますか?
おぉ、3分の1くらいおられますね。で、覚えてらっしゃると思いますけれども、終わるときに小出さんに3.11から半年の9月に一度来てくださいと言ったら、小出さんが、「土日はすべて詰まってます」
ということで、平日しか空いてないということだったので、無理を言って、今日京大の原子炉研究所での研究が終わった後でこちらに来てただきました。

今日は、小出先生、今日は「さん」で行きます。小出さん、あちこちで仙台とか福島とか、この前四国にも行かれました。もちろん大阪でもやってらっしゃいます。ここにおられる方、多分小出さんの講演聞かれた方、居ると思うんですが、聞かれた方、手を挙げていただいていいですか?
ほぼ全員でしょ?ほらね?

それで、そういうことなんで、2週間3週間ほど前に小出さんと相談して、
「いつもの小出さんの講演は多分皆さん学んでらっしゃるので、今日はどこでもやったことがないようなことをやりませんか?」と相談しました。

そしたら、小出さんは
「是非やりたいことがある。それは、放射能で汚染された食物に関して、それを即刻廃棄処分にして、東電や国から畜産業や農業をやってる方に補償をさせると。もちろん補償はいいんだけれども、即刻廃棄というのはちょっと問題じゃないか?厳密にちゃんと測定をした上で、子供には決して食べさせてはいけないけれども、例えば50歳以上だと問題がない、60歳以上だったら問題がないというものについては、廃棄をしないで大人が責任を取って食べるべきじゃないか?」
という主張をされてます。

そのことについて、結構あちこちで『異議あり』という声があるんですよね。
小出さんのファンの中にも。
それで、小出さんは
「今日はそのことをじっくりと深く話をしたい。ついては自分の対戦相手を公募してほしい」
で、公募しました。

皆さん知ってますよね。HPにも載ってましたよね。
公募して、じゃあ出なかったらどうするか、その時はしょうがないから、私がやるしかないかと思ったら、すぐに手を挙げてくださった方がいて、子供たちを放射能を守る全国ネットワークの森さんなんですけどね。今日来てくださってます。
その森さんと小出さんとのやりとりというか議論は、第2部でやらしてもらいます。
第1部は、ちょうど半年ですから、この半年を小出さんがどんなふうに総括されているのかということを、小出さんの口から直接伺いたいと思っています。
では、早速小出裕章さんに登壇していただきます。どうぞ。

<05:00頃>
(今井氏)最近僕も取材で小出さんの密着取材をしてるわけですから、あちこちの講演会場行くんですけどね、女性の方がアイドルを見るような目で…
<会場爆笑>

正直言って、辟易してますよ。気持ち悪いんです。最初はこんなことなかったんです。普通に尊敬とかそういう感じだったんですが、最近「章ちゃん!」とかね、この前も浅草でやった時に、小出さん、いつも本にサインをされたりしますよね。今日も小出さんの本がずらっと揃ってますけど、女性のほうも女性のほうで、無茶苦茶なんですよね。
「抱きしめてください、ハグしてください」
とかね。
僕それを横で見てて、
「まさかしないだろう?」
と思ってたら、するんですよ!
<爆笑>

ちょっと調子に乗ってるんじゃないか?と(笑い)やっかみです。いいじゃないですか。そういう時代が来たということで。
そんなことですので、今日は頭に、実は私昨日女川原発に行ってまして、今日飛行機でこっちに来ました。
もう皆さん、小出さんのファンだからご存じだと思いますが、小出さんは、もともと反原発じゃなくて、原子力を平和利用する夢を持って、東北大学に入って行かれたわけですが、まもなく考えを改めて、かれこれもう40年以上過ぎてるわけです。
小出さんにとって、仙台と女川、女川で鍛えられたと言ってもいいと思うんですが、その女川の小出さんが昔住んでいらしたところとか、小出さんが師と仰ぐ方に昨日お目にかかってきました。その映像をちょっとだけ頭見ていただいて、それを見ながら小出さんに思い出を語っていただこうと思っています。
<07:15頃〜>
(今井氏)じゃあ早速映していただいていいですか?
電気を消してもらわないと…。
これは、小出先生マイクをどうぞ持ってください。

3be74429これは女川原発の前の海岸から撮ったところです。

9815be20もちろん小出さんが、いろいろ闘争されているときは、この原発は無かったわけです。小出さんどこが原発の建屋になるんですか?
(小出氏)これが原発の建屋です。

(今井氏)これは何なんですか?
(小出氏)これは排気塔です。

(今井氏)排気塔ね。
A8024e68これは防波堤の上から撮った映像です。まったく編集してません。飛行機着いて直ぐに今これUPしましたから、最後かなりひっくり返ってますけど、許してください。
この動画は間もなく終わりますけれども…。
これは、小出さんが女川でいろいろビラなんかを撒かれた何年後にできたんですか?

(小出氏)えー、私は74年の3月までここに居ました。
女川の原発が動いたのは、確か79年だったと思います。ですから、5年後くらいですかね。

(今井氏)で、次スチール写真があるので、見ていただきたいんですが。
これが今のそうですね、女川原発。
で、次ちょっと見ていただいて。これ、ちょっとこれ、小出さんのほうから解説してください。

(小出氏)私が女川に行きはじめた時に、女川で阿部宗悦さんという人が原子力に抵抗して活動を始めていた時でした。私は宗悦さんに女川の町のことを教えてもらいながら、ずっとそこで活動を始めて、あとでまた写真を見せていただけるかもしれないですが、そこにぼろぼろの長屋を借りて、長屋に住みこんで女川の原発に抵抗しようとしていた時期があるのですが、その長屋も宗悦さんが私たちのために借りて、地元の人間だからといってようやく借りられるわけですが、借りてくれたところで私たちは、かなり何年か住みながら女川原発に抵抗していました。
ただ、女川の町は、先日の津波でまるごと無くなっていました。宗悦さんの家もまるごと無くなって、私は宗悦さんは多分命を落としたと思ったのですが、なんとか逃げてくれて、宗悦さん、生きていてくれました。今は仮設住宅に入っていて、これが今宗悦さんが住んでいる仮設住宅。

(今井氏)これは女川第一小学校の敷地内にある仮設住宅。

(小出氏)これ、今ちゃんと写真に撮ってくれているけれども、宗悦さんの仮設住宅に行くと、玄関の前にこの旗が新たに染め抜いた旗ですけれども、『原発廃炉』という旗がはためいているという、そういう状態で宗悦さんは、いまだに原発をとにかくやめさせたいという活動を続けてくれていました。

(今井氏)はい。次の写真を。
この方がそうですね。これは、実は女川の駅から徒歩2分くらいのところなんですが、もちろん駅は今トイレしか残っていません。トイレとエレベータの残骸しか。それで、そこに海から近いというふうにいったら宗悦さんは、「女川の人はこれでは海から近いとは言わない」
と、まぁ海まで本当に歩いて3分かそこらなんですけど、阿部宗悦さんと、娘さんのみきこさんですね。ここが宗悦さんのお家やったんですよね。お店をやってらしたんですよね。

(小出氏)酒屋さん。

(今井氏)酒屋さんですよね。で、このこっち側に上がっていったところの写真をちょっと出します。次の写真をちょっと。
52f5c00fこれが実をいうと、今おっしゃったみたいに、この高さくらいまで全部水で、一日全部津波が来た後も全部残って、湖みたいになったそうです。

これくらいの高さまで。
で、次の写真を。

B707b18eここは、海岸広場と昔は呼んでいて、1970年の10月23日、原発反対の大きな集会がありまして、小出さんたちはさっき言った長屋で現地闘争本部を作って、漁民の皆さんにビラを配ったりして、コツコツと漁民の皆さんに呼びかけてらしたんですけど、ついに漁民も立ち上がって、反対集会があったんですが、これがそうなんですよね。海岸広場っていって。
次の写真をちょっと見ていただいて。

Ca8a903eもうちょっと引くとこんなかんじで、ここが海です。実はこっち側のこっちのすぐそばに女川の駅があるんですね。ここに1000人以上の方が集まって海上デモもあって、すごい熱気で、それが小出さんの大転換になったわけですよね。
次です。

Ef23bb24これが、さっき言った阿部宗悦さんが斡旋して、小出さんやほかの学生たちに「ここをつかえ」と言った長屋で、確か真ん中の廊下が結構広めで、左右に九軒づつでしたかね、あってね。確か四畳半か六畳くらいで。

(小出氏)二間だったと思います、昔は。

(今井氏)そこに学部ごとにいろんな方が、「今日は月曜日だからお前らが当番、水曜木曜はあなた」というふうにして、誰かが必ず常駐する形でそこでビラを作ったりして、拠点にして活動されていたわけですよね。
次の写真。これもそうです。
はい。次。
これで終わりです。
ちょっと明るくしていただいて。

<14:00頃〜>
(今井氏)
今はその長屋が無くなっていますけれども、実はその長屋で現地闘争本部で、小出さん真ん中来てください、ここへ。もう使わないです。

(小出氏)私使う…

(今井氏)いや、そのあと、後でまた…
<会場笑い>

(今井氏)じゃ、椅子だけ…

(小出氏)私、今井さんとあんまり近づきたくない…
<会場爆笑>

(今井氏)実はですね、それでその、「近づきたくない」…、もうね、その女性とはハグするくせにねぇ…。
で、実は、小出さんたちは当時あそこの長屋には何もないでしょ?布団一枚で…。

(小出氏)一枚ってことなないですけど…。女性だっていたし…。
(今井氏)二枚?

(小出氏)いやいや、何枚かあって…。

(今井氏)かなり汚いやつがね。

(小出氏)そうです。

(今井氏)それで、ガリ版、今日のお客さんはほとんどガリ版って言ったらわかると思いますけど、ニコニコ動画で若い人たちがいっぱい、「ガリ版」ってどう説明したらいいですか?ガリ切り、とかガリ刷りとか。

(小出氏)今日の方、ほとんどの方はわかると思うんですけど。
(今井氏)今日でも、ニコニコ動画で若い人たちが全国で見てらっしゃるから。

(小出氏)あー、そうですか。もちろんコピーはなかったわけだし、スキャナもありませんでした。蝋を引いた紙に、鉄ペンでやすりの上で字を書いて、それをインクで投射版と私たちが呼んだもので、ビラを作るということを毎日やっていました。

Ff3e4fb5

(今井氏)そのビラがこれなんです。現物です。
(小出氏)<笑い>

(今井氏)びっくりしたでしょう?ほら〜!
びっくりさしたろうと思ってね。これ全部あるんですよ。手に入れました、私が。これYahooのオークションに掛けたら大変なことになりますよ。
<会場笑い>
これなんですよね。
あとで皆さんにお見せしますから、どうぞ。
小出さん、これさきにどうぞ。まとめてちょっと。全部コピーとってますから。またコピーを渡します。
これね、えーと、このビラは、右見てもらったらわかると思うんですけど、『のりひび』って書いてあるでしょ?
この意味が分かる人、この中におられます?あ!手が挙がった!ちょっと言ってみてください。
(不明瞭)

あのね、『のりひび』というのは、女川の漁師さんたちがさんま獲ったりイワシ獲ったり、カキを養殖したりしてたんですけど、海苔の養殖の時に、いかだを作るんじゃなくて、当時は竹竿を突き刺して、そこで海苔の養殖をしてたんですよね。
その竹竿を突き刺したそういう状態のことを『のりひび』とこう言って、多分小出さんたちの気持ちは、
「女川町で自分たちものりひびになろうと。反原発の」
ということで書かれたと思うんですが、これ僕チラシ全部読んだんですが、なんかセクトの具体的な名前を出すと…、まあいいか、中核とか革マルのあのチラシとはちょっと一味違うんですよね。紋切型じゃないんです。中核、革マルの方、怒ったらダメですよ。
あの、一枚一枚、本当によく言葉を選んで、紋切型じゃなくて、よく考えて漁民の皆さんに訴えてらっしゃるんですよね。例えば、
「鉄塔を作ったり、道路を作ったりして漁民の皆さんに原発建設は既成事実なんだと、諦めさせようと、そんなふうに電力会社はしてるけれども、漁民の皆さん、諦めないでください」
というような内容ですよね。
だから、そんなことで小出さんたちは私が聞いたところによると、小出さん、何か女川の例の駅の前から船に乗って、原発予定地に船で行って、ビラを抱えたまま、そのビラを山道を通って十数キロの一軒一軒家に置いていったって聞いたんですけど、やられましたか?

(小出氏)もちろんです。ただ、私は行くときも歩いて行きました。

(今井氏)えぇ!!!

(小出氏)女川の町を朝早く出て、行きながら撒いていって、最後にさっき見た原発の敷地の今井さんが写真を撮ったというところに、小屋取(こやとり)という集落があって、ちょっと小さな港が。そこで最後にして、夕方になってテクテクとまた十数キロの道を歩いて帰ってきました。それは、普通は私はそうしました。

(今井氏)もうこんな時代は日本にこないでしょうね。今の学生が、その小出さん、どんな思いでやってらしたんですか?

(小出氏)今も一緒ですけれども、原子力だけは決して許せないと思いましたので、そのためには、『私ができることは、私の責任でやりたい』と、それだけです。

(今井氏)ということらしいです。
で、まあずっとそこから一直線に来てますよね。まっすぐに四十数年。

(小出氏)すいません。何の進歩もないまま…<笑い>

(今井氏)<笑い>そんなことで、改めて本当に、昨日私は歩いてではなくて、嘗て小出さんが仲間と一緒に一軒一軒ビラを配って歩いた集落を、私も昨日歩いてきたんですが、いやー、小出さんの仲間の方は、
「もう一回やれっていってもようやらん。」
って言ってましたね。
「よくあんなことやったな」
って。あと、援漁というのがありますよね。三里塚では援農というのがあったんですけれども、農業を支援するっていう。
小出さんたちの場合は、漁を支援する。漁師さんたちも最初は胡散臭い目で見るわけですよね。
「おまえら、目的は何や?」
みたいなそんな感じ<笑い>

(小出氏)役に立たないしね。学生が漁師になろうとしても、本当迷惑ばっかり。

(今井氏)カキ剥きとかやるんでしょ?

(小出氏)カキ剥きもやりましたし、のりひびを作るのもやりましたし、ワカメの目付とかいうのもやりましたし、山ほどやりましたけど、ほとんど足手まといだったと思います。

(今井氏)でも、いい話は小出さんがそういうふうにやると、だんだん漁師たちも情が移っていって、小出さんたちが女川の町から石巻を経て、仙台の自分たちのところに戻るわけです。仙台には仙台のアパートがあるんです。山屋敷っていう…。その山屋敷に帰るときに2時間半、3時間半かかるわけですけれども、漁師さんたちが、
「あんちゃん、これ持って帰れ」
って言って、いわしとかさんまを大量にビニール袋に入れて持って帰らせるわけですよ。
それで山屋敷の大家さんに渡すわけですよね。
大家さんとも会ってきましたけれども、なんか鶴瓶ちゃんのA Studioみたいになってきましたけれども、だけどその大家さん曰く、
「小出君が時々そうやって、さんまとかいわしとかを持ってきてくれるから、今度は山屋敷というアパートの廊下に七輪を置いて、みんなで焼いて食べた」
というふうに言ってました。ちなみに当時の家賃は5500円です。

小出さんは、一回も滞納が無かったと。何年いましたか?あそこに。

(小出氏)4年半居ました。

(今井氏)そんなことです。
そこから来て、今日の小出さん活動を続けてらっしゃるんですけど、今日さっきも言ったみたいに、そんな小出青年がずっと一直線に来て、今研究者として活躍されていますけれども、小出さんの目から見て、この3.11からの半年というのを少し話をしていただこうと思います。
小出さん、その話の時もパワーポイント要りますか?わかりました。
じゃあ僕ちょっとハケます。

【そのA】に続きます。

YouTube部分はここから

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
<22:20頃から>
(小出氏)皆さん改めて、こんばんは。今日はありがとうございます。なんか皆さん私の話は何度も聞いてくださっているという、さっき今井さんもそう挙手で確認してくださったようですし、今日はメインのテーマはさっき今井さんが言ってくださったように、汚染してしまったこの世界の中でどう生きるべきなのかという食べ物の話をしたいと思っています。
ただその前に今現在、福島の原発はどうなっているのかという話もしろと、今井さんからどうもそういう要求を受けたので、ちょっとだけその話をさせていただきます。
まず、後半の議論につなげるために、生き物というものの不思議さというか、私自身が「とてつもなく生き物とは不思議だ」と思っている根拠の話だけ聞いていただこうと思います。
この会場に集まってくださっている100人を超えているでしょうか、方と私も含めて、みんな違う人間だし、地球60数億人いる人間がみんな違う人間だというのは、DNAが違うからですね。
私の指の皮膚を取ってDNAの分析をする、あるいは皆さんの血液を採ってDNAの分析をしてもいいですけど、全て違う。一人一人が違うわけですね。
でも、私なら私のDNAというのは、皮膚のDNAも、血液のDNAも髪の毛のDNAもすべて私のDNAですよね。そうできているわけで。
命を支えているというのは、全てDNAに書き込まれた情報で命という存在があるということだと思います。
そのDNAというのは、あまりこまかい理論をする時間はありませんけれども、二本の糸がらせん状に縒り合わさって作られている。そのらせん状に結びつきあっている、絡み合っているDNAの一本一本は、幅は2ナノメートルという幅なんだそうです。たいへん小さな、ナノというのは10億分の1という意味で、とても目では見えない幅のもの。
そして、私の指なら指の細胞から一つの細胞を取ってきて、その中に入っているDNA、幅2ナノメートルというDNAを絡み合ったらせんをずっと引き伸ばしていくと、1.8メートルになっているんですね。
私の体の中には60兆個の細胞があるというんですけれども、60兆個の細胞の一つ一つを引き伸ばしたら、1.8メートルになるDNAがある。それが私を支えている
ということなんだそうです。
では例えば、ここに皆さんが普段使う裁縫の糸というものをイメージしてください。普通の糸ですね。大体より合わせっている糸になっていると思いますけれども。太さ0.2ミリという普通の糸くらい。裁縫用の糸というものが、もしDNAだったとすると、その糸、ぐちゃぐちゃに丸まっている糸をずっとほどいていくということを考えてほしいんですけれども、裁縫用の糸、どれくらいの長さにしたら、いわゆるDNAというイメージになるでしょうか?
本当は2ナノメートルで1.8メートルです。

0533850pxでも、それを0.2ミリの糸と考えて引き伸ばしていったら、どのくらいの長さになるか?ということを皆さんに考えてほしいわけですが、これは、近畿地方の地図です。今私たち大阪に居ます。一体裁縫用の糸を引き伸ばしていって、DNAの長さにしようとしたらどうなるかというと、ここらへんに若狭湾の原発群があって、大阪に電気を送ってきてくれるわけですけれども、DNAというのは、このくらいの長さになります。

180キロメートル。
小さい字で申し訳ないですけれども、普通の裁縫用の糸を180q引き伸ばす。それは二本で縒り合わさった糸なんですけれども、ずっとこうやってほどきながら、実はもともと二本からなる一本の糸をほどきながら二本からなる二本の糸に再生するというのが、『細胞分裂』ということなんですね。
細胞分裂をしながら、もともとは私が生まれたときは父親の精子と母親の卵子が合体した万能細胞一個だったわけですが、細胞分裂を繰り返しながら、私になったわけだし、皆さんになってるわけだし、生き物というのはそういうことをやっているわけです。
「こんな長さの糸をほどきながら、同じ糸をもう一本再生していくなんてことは、人間ならできない。人間ならっていうか人工的な技術を使ってはできない」
と私は思います。
でも、それを日々やってるんです。私なら私の細胞はやってるし、子供なんていうのはもっとどんどん活発にそれをやりながら自分の体を作っていくということをやっているわけです。
「本当に不思議なものだな」と私は思います。
そういうことをやっている生き物というものに対して、放射線というものが今、被曝を加えるという現実になっているんですね。そうすると、放射線というのは、DNAならDNAを作っているひとつひとつの、私たち分子結合を破壊することをやるわけですから、放射線に被曝をしてしまえば、本当に生き物としての基本的な情報を次々と壊されていくということになる。たくさん壊されてしまえば、もちろん生きることができなくなります。皮膚自身が壊れてしまう。血液自身が壊れてしまう。生きることすらできないことになるわけですし、たくさん壊れされないとして、福島の事故が起きて、枝野さんという官房長官が居て、枝野さんの口癖は、
「ただちに影響が出るレベルではない」
と、言ったわけですね。
でも、「ただちに」出なくたって、細胞に傷がつくということ自身は当たり前に起きる

すぐには見えなくても、その傷ついた細胞というものが、いつかまたガンになって出てきたりするということは、生物学的に言えば当たり前のこと。そのことは放射線というものを人間が知ってから100年以上経ちますが、その歴史の中で少しずつ事実を調べながら、科学的な知識を蓄えながら判ってきたことなわけです。
現在の学問の到達点というものは、こういう状況になっています。
0938850px私はここに『BEIR Z報告』と書きましたけど、これは私たち、普通「ベイル」と呼んでいます。Biological Effects on Ionizing Radioationという
んですけど、『電離放射線の生物影響』ということをずっと調べてきた米国の科学アカデミーの中にある委員会です。
その委員会が2005年に7番目の報告を出したわけです。長い研究をしてきた結論がどうだったかが書いてあります。
その結論はこうです。
利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。被曝のリスクは、低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
というんですね。

しきい値(閾値)というのは、「これ以下なら安全だ、被害が出ない」というものを私たちは閾値と呼ぶんですが、
『そんなものはない、こと放射線に被曝をするという限りは、どんなに微量であっても、ただちに影響が出ないレベルであっても、必ず危険がある』
というのが現在の学問の到達点
なわけです。
ですから、私は枝野さんの言い方を聞いて、
「こういう言い方は、やっぱりサイエンスとしては正しくないし、国としては危険があるということをもっとちゃんと認めるべきだな」
とずっと思ってきました。
1055850pxそういう放射線の被曝に関する知識が歴史とともに蓄えられてきたために、人々に対してどこまで被曝を我慢させるか?という値、いわゆる放射線の許容量というものは、時を経るにしたがって、どんどん低下してきました。
ここに1900年、1950年、2000年と書いてありますが、1900年というころは、実は放射線というものが発見された当初の頃です。
一番初めは1895年に、ドイツのレントゲンという物理学者が、初めてX線という放射線を発見するのですが、それ以降、放射線というものは何なのか?ということを調べる研究が始まったのでした。
皆さんご存知なのは、有名なキュリー夫妻とかが、必死で放射線って何かということを調べようとしていた時代なんですね。
その頃には、いわゆる放射線の許容量と書きましたが、どのくらいのものを人間に許容しようとしたか、或いは我慢できるかと考えたかというと、こういうところなんですね。

これは、横軸は普通の1900、1950、2000といって、皆さんが普通になじみ深いスケールで書いてありますが、縦軸は実は『対数グラフ』と私たちが呼ぶグラフでして、下からいうと10倍毎に上がっていくというそういう特殊なグラフ用紙を使っています
そして、レントゲンやキュリー夫妻たちが研究をしていたころは、1年間にどこまで浴びていいかというと、30,000ミリシーベルト、30シーベルトというような、こんなものを浴びたら死んでしまう、一辺に浴びたら死んでしまうというくらいのものが、許容量と言われていたんですね。
こういう時代にキュリー夫妻たちも仕事をしていて、自分の実験室で仕事をして、放射能を扱っているわけです。でも放射能がどれだけ危険かわからない。自分の実験着のポケットに入れて持ち歩いているわけです。そうすると、やけどするんですね。
「やっぱりやけどするのはまずいだろう」
ということで、この頃はそういうのが、いわゆる許容量というか、そんなに浴びるのはまずいから気をつけろよという値だった。
この頃にたくさんの人がキュリー夫妻も含めて死んでいくわけです。放射線っていうのは、被曝をすると危険だということがわかってきて、20年、30年も経つと被曝の許容量というのは、100分の1くらいまで下がってくるわけです。

それでもやっぱり放射線は危険だということがずっと判ってきて、次々と下がってくるわけですが、ここにICRPと書いてありますが、これが最近皆さんも聞くと思いますが、国際放射線防護委員会という国際的な組織ができる頃なんですが、その前に原爆の被爆ということが起きるんです。1945年。
被爆ということが起きて、それから被爆者にどういう影響が出てくるかということに研究が始まって、次々とまた治験が蓄積されてくるということになったわけです。
そうすると、やはり今まで思ってきたよりも放射線は危険だということが、次々と判ってきて、どんどん許容量というのも引き下げられてくる。
そして、これは黒い丸印は普通の職業人といっている人たちの許容量なんですけれども、職業人だけでなくて、たくさんの人々が被曝をする時代というのが来てしまったわけですね。
原爆が爆発したら、たくさんの放射能が地球全体にばら撒かれるということになったわけだし、医療上のX線撮影もどんどん広がってくる。
なんか人々を守らなければいけないということに気が付き始めて、普通の人々に対する許容量というものも、設定されるようになってくる。
1459850pxでも、それも次々と放射線は危険だということで、どんどん引き下げられてくる。これがこれまでの放射線影響に対する知識の蓄積史です。
言ってみればずっと下がってきた。

知れば知るほど被曝というのは危険だから、いわゆる許容量、どこまで我慢できるか?というものは下げるしかないということで、ずっと今日まできた、そういう歴史でした

<37:40頃から>

そして、福島の事故が起きてしまいました。
0035850pxこれはもう皆さん、十分ご存じだろうし、私もいつもこんな写真を見てもらっていますけれども、真ん中に並んでいるのは、タービン建屋。タービンという蒸気機関を回して発電をする建屋がずっと並んでいますし、その左側に原子炉建屋というのが並んでいる。
上のほうから1号機、ボロボロですね。吹き飛んでしまっている。2号機はなんかまだ形があるように見えています。3号機ボロボロ、4号機ボロボロというように、複数の原子炉が一気に壊れてしまったということになりました。
一体この壊れた原子炉の中からどれだけの放射能が環境に出てきたのかということを、日本の政府がIAEAという国際組織に報告書を提出しました。
その報告書のデータ、それがどこまで正しいか私にはわかりません、わかりませんけれども、どういう報告をしているかというのを、ここで見ていただこうかと思います。
ちょっと小さい絵でもう少しちゃんとスライドを作ればよかったんですが、小さい字で申し訳ありません。
ここに四角があるのは判っていただけるかと思います。

0247850pxこの四角は、広島原爆が爆発してまき散らしたセシウム137という一番危険性の大きい放射性物質の量というものを、この四角で書きました。
では、今壊れてしまった福島第一原子力発電所の原子炉からどれだけのセシウム137が放出されたかと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
まず、これが1号機。

すいません、また字が小さくて見にくくて申し訳ありませんが、広島原爆の約6発、7発分というものを1号機から放出したと言っています。

0319850px次が大変なんですけど、これは2号機です。
さっき「かろうじて建物が残っていますね」と皆さんに見ていただいた、2号機が実は一番酷いと。形は残っているけれども、外に放射能を放出したのは2号機が主犯だと日本の政府は言っています

そして3号機も何がしか放出したと言っています。

全体でどれだけかというと、これは大気中に放出した放射能なんですけれども、広島原爆が、放出した放射能の170発分。
私が言っているんじゃないですよ。
日本の政府が
『広島原爆170発分の放射能が既に出てしまいました』と言っているのです

そして、実はそれだけでは済まないのです。
セシウムというのは、私たちのような生き物にとって、かなり被曝に寄与する放射能で、私たちが普通アルカリ金属とよぶものに属していて、『カリ』というのを皆さんご存知ですね。窒素・リン酸・カリという肥料の三大要素といって、植物を育てるのに必要なものですし、それを食べながら人間が生きているわけで、私なら私の体の中にカリはたくさんあるわけですけれども、セシウムというのはカリと同じ挙動をしますので、環境が汚れてしまうと、私の体にカリももちろん入るし、セシウムももちろん入ってしまうという元素なのですが、セシウムという元素の中には、今見ていただいた137番という番号のついたセシウムのほかに、ほかのセシウムもあるんですね。
これが今見ていただいた日本の政府が言っている原爆170発分放出したというセシウムです。それが、ベクレル数で言うと、数字は面倒くさいですので、こういう数字だと政府は言っていました。それが、広島原爆170発分に相当していたというんですね。

そのほかにセシウムで違うセシウムがあります。なんていううセシウムかというと134番という番号のついたセシウムです。これが一体どれだけ放出されたかというと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
137番のセシウムに比べて2割多い、134番が既に放出されたと日本の政府は言っています。ただし、137番のセシウムと134番のセシウムは生物学的な毒性が少し違います。被曝の毒性が少し違う。
どのくらい違うかというと、セシウム137のほうは1ベクレル食べるごとに、ここに数字で示しているようなミリシーベルトという被曝をする。そして、134のほうは1ベクレル食べるごとにこれだけの被爆をする。片や1.3だし、片や1.9で約5割、134のほうが危険だと思われているんです。現在の学問だと。
そうすると、放出量で2割多いし、危険度で5割多いわけだから、一体このセシウム134というのは、広島原爆が放出した137というセシウムに比べると、何発分になるかというと、300発分になる

0649850pxこれを合算すると、セシウムという放射性物質だけで、広島原爆470発分というものが、すでに放出されたと言っているのです。
私じゃないんですよ。
何度も確認するけれども、私がデマで言っているのではない。日本の政府がIAEAという国際機関に対して、これだけ実は福島の原発からは出てしまいましたと言っている
そして、これはまだ収まっていないんです。今現在も出ているわけだし、ひょっとするともっともっとたくさん出てしまうんではないかということを私は危惧している、そういう状態で事故が今進行している。

【そのB】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
<45:00頃〜>
今までに出たセシウムでどんな汚染が生じたかということを少しずつ政府はデータを小出しにしてくるわけですけれども、比較的最近のデータが、こんなデータです。
セシウム137とセシウム134の合計で、どれだけ汚染をしたかということを色分けにしてこの地図に書きましたということです。(※)

160 ※SOBA:スクロールして見るなら。2011-08-30 文部科学省による航空機モニタリングの結果(改訂版)(福島第一原子力発電所から100,120qの範囲及び宮城県北部並びに栃木県南部の地表面に沈着したセシウム134、137の濃度の合計)

160_2 ※SOBA:こちらは最新版。スクロールして見るなら。2011-10-12 文部科学省による新潟県及び秋田県の航空機モニタリングの測定結果について(文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び新潟県及び秋田県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計)

そして、福島原子力発電所を中心として、円がいくつも書いてありますが、一番小さい円が半径20kmです。その外側が30q、60qがあって、ここは120qだったかな?100qか120qですがそういう円が書いてある。
そして、今現在、政府が避難の指示を出したという地域は、ここの黄色く塗ってある地域がそうです。避難の指示を出して、住民を避難所に押し込めた。避難所に押し込められた住民たちは、お年寄りを中心として次々と命を落とすというような地域が、この黄色いところを含めた赤いところですし、ここに取り残された家畜たちは、囲われたまま命を落とすということが起きているのが、こういうところです。
ただし、この青いところ、或いは、緑いろっぽいところ、こういうところがありますけれども、こういうところというのは、日本の法律、現在ある法律を適用すると、放射線の管理区域というところに指定しなければいけません。
放射線の管理区域というのは、
私のような非常に特殊な人間=放射線業務従事者というレッテルを貼られた特殊な人間だけが入っていい。
仕事のために入っていい。
そこに入ったが最後、水を飲んではいけない。
食べ物を食べてはいけない。
寝てはいけない。
という特殊なところですが
、そういう特殊なところに指定しなければいけない地域というのが、ずっとこういう範囲に広がっているのだそうです。日本政府が言っています。
福島県のほぼ東半分です。福島県はここまでですけれども、東半分以上ですね。さらに宮城県の南部、或いは北部、牡鹿半島という女川があったところですけど、こういうところ、そして茨城県の北部、栃木県の北部一帯というものは、放射線の管理区域にしなければいけないというほどの汚染を受けていると、日本の政府が言っています
「一体どうしてこんな汚染を受けたのか?」ということを群馬大学の人がこんな地図を作ってくれました(※)。


※SOBA:群馬大の早川由紀夫教授の「福島原発から半径300kmの汚染地図」。

(↓クリックで拡大します)
20110911gmap06 ←早川由紀夫の火山ブログ
放射能汚染地図(四訂版)より。

20110911の4訂版、(画像が大きいですスクロールして見たい場合はこちら)。

Route930 2011年9月30日汚染ルートとタイミング(改訂)より。

20110930版(スクロールして見たい場合はこちら

ここが福島の原発があるんですけれども、ある時に南西方向に風が吹いていて、その風で放射能が流された、そして南西方向に汚染を広げて、その汚染がずっと南に流れていって、茨城県、千葉県、或いは東京都の一部というところに汚染を落としたということになっています。
そして北西方向に、ある時に流れたものは、あるところで風向きが反転して、福島県の浜通りと言っている、両方山に挟まれた谷あいをずっと流れて栃木県或いは群馬県のほうに汚染を広げたというのですね。
そして、ある時に海沿いに出ていったものは、牡鹿半島をなめて、また内陸に拭き戻って宮城県の北部に汚染地域を作ったということを言っています。
そして、さっきも見ていただいたように、福島原発を中心に北西方向の一帯と、南西に伸びる一帯、こういうところが現在、強制避難をさせられています。これは、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で、強制避難させられたレベルとほぼ同じですけれども、そういうところから、約10万人の人が避難させられています。琵琶湖の面積のほぼ2倍。琵琶湖ってかなり巨大な湖です。皆さんも多分よく行かれると思いますけど、そこが二つ分入ってしまうほどのところが、もう無人にしなければいけないという状態になっているわけですし、もし、さっき聞いていただいたように日本にある現在の法律を厳密に適用しようとすると、福島県全域に匹敵するくらいの土地というものを無人にして、放棄しなければいけないというくらいの汚染を受けています
日本という国は、法治国家と言われています。
ですね?

例えば私が法律を犯せば、私は警察に捕まって刑務所に入れられる。法律を破れば処罰を受ける、そういう国だと言われている。私が法律を破ると、国家が処罰する。
でも、それなら、法律を守るのは国家の最低限の義務だと私は思います。
1341850px日本というこの国には、国家が定めた法律がたくさんあります。その一つは、一般の人々には1年間に1mSv以上の被ばくをしてはいけないし、させてはいけないという法律があるのです。
ですから、皆さんだって1mSv以上被曝をしてはいけない。もし皆さんに1mSv以上の被曝をさせるような人間が居たら、そいつは処罰すると言ってきた。日本の政府は。

それから、私は放射線の管理区域というところで働きますが、放射線の管理区域から出るときには、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあったんです。

私は、だから放射線管理区域で仕事をして、放射線管理区域からもし出ようとするなら、私の手すら、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて汚染していれば、私の手は外に出られない。つまり私自身が管理区域から出られない、そういう法律だったんです。
そういう法律があったんですが、今回の事故が起きて、今回の事故を起こした最大の犯罪者は、私は日本の国家だと思いますが、その国家が自分たちが定めたそういう法律を一切反故にしました。
「人々が1年間に1mSv以上被曝してもなんでもない」
と言い出したわけだし、
「1平方メートル当たり4万ベクレルを超えるような汚染があっても、そこに人々が住んでいい、子供を産んでもいい、そこで子供を育ててもいい」
というようなことを言い出している
、そういう状態になってしまったわけです。
法律というものは、一切の意味を失ったという、そういう時代に3月11日からこの日本という国家が入ったわけです。
本当に私は3月11日を境にして、日本というこの国家が変わってしまったと思います。

0022850px人々が普通に生活する場所が、私がいやいや入る放射線管理区域よりも遥かに汚れているんです。今。
土地も食べ物も、がれきも、下水の汚泥も、全てが今までは放射性物質と呼ぶようなものに変わってしまっている。
皆さんは、まだ実感してないかもしれないけれども、すでに福島を中心としてそういう世界になってしまっているんです。
ですから、福島に住んでいる人たちは、大変なことだろうと私は思うし、これからは福島を中心として、今日のこれからの後半の議論の中心になるけれども、福島で取れる食べ物を含めて、そういうものが流通機構というものがあるわけですから、そこらじゅうに流通してくる。放射能で汚れた世界で私たち自身が生きるしかないという、そういう時代に入った。
そういう世界に変わったんだということを皆さんにも是非とも認識しておいてほしいと思います。
<54:15頃から>
そういう中で、福島の人たちは大変です。
どうやって考えていいのか、私自身もわかりません。今現在、放射線管理区域に指定しなければならない汚染地で、人々が住んでいる。子供を産んで、子供をそこで育てるということをやっているわけです。
始めに聞いていただいたように、被曝をするということは、あらゆる意味で危険を伴うわけですから、そこに住み続ければ健康の被害を受けます。避けられません。
なんとか私は、それを避けて逃げてほしいと思います。
でも、日本の国家は
「そんなこと勝手にしろ」
と言っているんですね。強制避難地域はちょっと違うかもしれない。避難所を用意して、そこに移させたわけだけれども、そうじゃない地域の人に関しては、
「知らないよ、自分たちで勝手にやれ」
と言っているわけで、逃げたくても逃げられない。普通の人々は。仕事も何も全部捨てて、とにかく逃げたいと思っている人は、もちろん居るわけで、逃げた人も実際に居ます。でも仕事を捨てて逃げたときには、生活が崩壊してしまいます。
仕事を捨てられないから、子供だけでも逃がそうといって、子供を逃がした家もあります。でもそうなると今度は、家族はバラバラになってしまう、家庭が崩壊してしまうことになるわけです。
避難をするときには、今度は生活が崩壊する、家庭が崩壊する。

一方では、体、物理的なと言うか、生命体としての体は被害を受けるわけだし、避難をしようとすれば、今度は心がつぶれてしまうという、本当にどっちにしていいかわからないという、そういう選択の前で、福島の人たちは苦しい選択を毎日強いられている、そういう状態になっています。

本当にこういう被害を生じさせて、いったいその被害の大きさってどれだけなのか?と考えると、私にはよくわからない。
まずは広大な土地が失われます。
さっき今井さんが女川の町の写真を見せてくれて、私も行って、愕然としました。
私を育ててくれた、阿部宗悦さんという人が居た家も、跡形もない…。女川の町が何もないんです。私が借りて住んでいたアパートの当たりだって、そこまでが浸水して、さっき今井さんが見せてくれた写真ではまだ家は残っていたけれども、もう本当に女川の中心街は何もないという状態になっていて、私は呆然とそこに立ち尽くして戻ってきましたけれども、
「それでも!」
と思いました。
「この町は、必ず復興するんだ」と。
人々がそこに戻ってきて、家を建てて仕事をまた組み立てて、女川の町を復興すると思いましたし、むしろ確信しました。
「しかし」
と次に思った。

「福島原発周辺で、膨大な汚染を受けてしまったところは、もう復興できない。」
一見、綺麗ですよ。普通の家が建って、津波で襲われたわけでもなんでもない、地震でつぶれたわけでもない、家が建っているけれども、放射能は目で見えない。そういう目で見えない放射能で汚れているために、もうその町、その村はすべて捨てるしかない。
復興も何もできないで、失われてしまうというそういう土地が、少なくても今現在、琵琶湖の2倍というくらいの面積であるのです
その周辺にも放射線の管理区域にしなければいけない汚染を受けた土地があって、そこで今現在人々が住んでいる。たくさんの人が被曝を強いられているという状況。
そして、今日の後半のテーマですけれども、これから汚染した食べ物がどんどん出回ってきます。
『それをどうするのか?』
あらかじめ言っておきますけれども、私は放射能なんて決して食べたくはありません。どなたにも食べさせたくない。皆さんもそう思ってると思います。
そうなると、普通の感覚で言えば、放射能で汚れたものは要りませんというと思います。
そうなれば、福島の1次産業は崩壊します。
それに伴って、またたくさんの生活が崩壊するということになると思います。
そんな被害を一体どうやって補償するんですか?賠償するんですか?
戦争が起こって爆撃されて、破壊されたって、そこに戻ることができます。東京だって東京大空襲で焼け野原、広島だって長崎だって原爆で壊滅させられたけれど、それでも町はちゃんと復興できたんです。
しかし、今度はもう町自身が無くなってしまう。そういう被害の重さというのをどうやって考えたらいいか?
戦争だって起こらないような被害が、今現在起きているんです。

東京電力というのは、日本最大の会社です。
経済界に君臨してきた巨大な企業ですけれども、そんなものがいくら賠償しようと思ったって、賠償なんてできません。
ですから、今東京電力にどれだけの賠償責任を負わせようかといって、いろんな議論がありますけれども、私は議論をするまでもなく、「東電を倒産させろ」と思っています。
持てるモノ全てを吐き出させて、東電は倒産させるというのがいいと思います
。東電の株券は紙くずになります。一番困るのは巨大銀行ですね。まあ銀行なんてどうでもいいと、まずは思う。でも、個人投資家という人たちも居て、東電の株券を持っていたんでしょうけど、そういう方々には気の毒だけれども、でもしょうがない。東電なんかを信用した責任を取って、株券タダになっても諦めてくれと、私はそこはしょうがないと思います。

でも、東電なんか、何回倒産しても贖い(あがない)きれない被害が実は生じるんです。
日本の国家が倒産しても実は払い切れないくらいと実は私は思います。
ここに至ってなおかつ政治家とか経済界の人たちは、
「原子力を止めたら、電気代が高くなってしまう」
とかいうようなことを、どこまであほなのか?と私は思うけれども、そんな議論をしている人たちがいるんですね。
もうそれどころではないんだと。原子力をやってきたから、こんなことになってしまって、途方もない厄災を私たちはこれから背負っていかなければいけないということを、多くの人にちゃんと認識してほしいと私は思います。

(SOBA:ここから数分YouTubeなし部分)
あ、そうか。
今井さん、ここで辞めてもいいかな?
何時までやっていい?

(今井氏)どうぞ、お好きに。

(小出氏)えーっと、むしろ私は森さんと議論をするときに、その初めにでもこの後の話はしたい。どうしましょう?いいですか?それでも。はい。ではとりあえずここで切らせていただいて、後半の議論につなげたいと思います。

<01:02:00頃〜>
(今井氏)じゃあ今日の対戦相手を。森さんどうぞ上がってください。
森さんも小出さんもこの後また使うんですよね。

(小出氏)私今からまたあるけど、どうしたらいいですか?

(今井氏)ちょっとそのまま座っていてください。いや、動かさなくていいです。じゃあ小出先生、とりあえず座ってください。
森さん真ん中へ来て。椅子もいらない。

(小出氏)森さん、これ(プロジェクター)使われる?

(今井氏)はい、使われます。

(SOBA:ここまで数分YouTubeなし部分、終わり)

森啓太郎さんです。
東京から来ていただきました。今日の段取りを言いますね。皆さんお手元にプログラムがあると思うんですけど、まず、汚染された食品をどうするのか?食物をどうするのか?農作物をどうするのかについて、小出さんのほうからまず、最初5分くらい冒頭陳述というか、主張していただきます。で、それが終わったら、今度森さんのほうにしていただいて、その後、今度はパワーポイントを使わないで、椅子を並べて議論を展開すると。
では、引き続き小出さんのほうから。

【そのC】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
<01:03:15頃〜>
(小出氏)
では、私の議論に応じてくださるという森さんが来てくれたので、私の主張を今から述べさせていただきます。
またパワーポイント、私の分を映してください。
はい。今、福島でどういう事態になっているかということを聞いていただきましたので、そういう事態を受けて、私はどうしたいか?ということを、まず聞いていただこうと思います。
私の願いと書きましたが、私の願いはこうです。
『子供を被曝させない』
ということが第一です。
そしてもう一つあります。それは、
『1次産業を守る』
ということです。

この二つのことをどうしたら実現できるか?ということを考えてきて、私は、提案があって、それをこれまで発言してきたわけです。
まず、子供を被曝から守らなければならない理由というのは、かなり単純です。
一つは、子供は放射線の感受性が高いということです。
私は先ほど生き物というのは、大変不思議なものだといいましたけれども、DNAというものを複製するという、間違いなく複製するということで、生き物というものが成り立っているわけで、複製する細胞分裂を起こしている、その器官に傷をつけられてしまうと、どんどん傷が拡大していくといことになって、被害が大きくなるわけで、細胞分裂がしなくなるような大人というのは、不活発になる大人は、ほとんど危険が無くなるということになるわけです。
ですから、放射線の感受性の高い子供というものは、やはり守らなければいけないということが、私の根拠の一つです。
そして、何よりもですが、子供には原子力を選択した責任がありません。
今日、この場に居るのは、そこそこの大人の方で、選挙権も持っているわけだし、どういう政治を作るか、どういう社会を作るかと、それなりに発言権もあっただろうと思われる方々がいるわけで、そういう私を含めた大人というものが、今日の原子力をここまで許してきたわけだし、事故も許してきた。汚染も許してきた責任があると思うわけですが、子供に関しては一切そんな責任がないんです。何としても彼らに危険を負わせるということは、避けたいと私は思います。

0546850pxそして、ちょっとだけ言っておきますけど、子供の放射線の感受性というのは、今から見ていただくように大変高いと私は思います。
今ここに30歳という人の放射線の感受性を帯の高さで示しました。
これはちょっと理解がなかなか難しいかもしれませんが、1万人シーベルト当たりのガン指数という、そういう評価基準です。1万人シーベルトというのは、1人が1シーベルト被曝をした人を1万人集めてくれば、合計の被曝量が1万人シーベルト、そういう意味です。
もし、一人一人が0.1シーベルトしか被曝をしていなければ、逆に人数は10万人集めてこなければいけないというそういう単位ですが、そうすると、そのうち3855人が、ガンで死にます。30歳の人であれば。
そして、これはごくごく平均的な人間の危険度というのが30歳の人です。
今日この会場はほとんど30歳以上の方が多いように見えますが、30歳の方が居れば、ごく平均な方だと思っていただければと思います。
そして、年を取るだけ生命体としての活動はどんどん衰えていくわけで、細胞分裂なんかもうしないわけですね。体が大きくならないし、むしろどんどん小さくなっていく。年を取ればとるだけ。そういうことになるわけで、放射線に対する感受性はどんどん鈍くなってきます。どんな風かというと、こんなんですね。
55歳を過ぎれば、もう平均的な人に比べて、ほぼ100分の1です。

私はすでに60歳を超えてますので、もうほとんど危険はないというくらいの感受性しかなくなっているわけですね。
逆に子供のほうに行くにしたがって、感受性はどんどん上がっていきます。
ゼロ歳の赤ん坊というのは、平均的な人に比べたら、4倍も5倍も危険だという。そして彼らには原子力に関する何の責任もないですから、何としても守りたいというのが、私の根拠です。

0630850pxそうですね、これは、推進派というのは日本の政府などです。そして、Gofmanと書いたのは、私が信頼している米国のお医者さんでしたけれども、その人の放射線の危険度の評価というものをここに一つの表にしたもので、今見ていただいた縦の棒があったものは、Gofmanさんの評価に従いました。そして、今この場合には、1mSvの被曝をした人が1万人集まった場合のガン死者というのを書きました。1mSvというのは、皆さん判っていただけると思いますけれども、普通の皆さんが1年間に許されるというか、これ以上は被曝をするなよと言って決められたのが、1mSvです。
それで、そういう基準をあてはめられた人が1万人集まれば、日本の政府が言っていても、1人はガンで死ぬと。私が信頼しているGofmanさんの場合には4人が死ぬと

1mSvでも危険が無いということではない。
「1年間に1mSvの被爆をしていれば、1万人に1人、或いは1万人に4人はガンで死ぬよ。でも、それはこういう社会を維持するためには諦めろ」
という、そういう基準なんです。安全でも安心でも大丈夫でもない。危険はあるということは判っている。
「子供の場合には、それが4倍、或いは5倍近くになりますよ。それを諦めるしかない」
というのが法律の定めだったわけです

次に、1次産業を私が守りたいという理由ですけれども、原子力という今私たちがどっぷり浸かってきてしまったものは、エネルギー浪費社会の象徴だと私は思っています。
とにかくエネルギーを使えば豊かになれるというふうに日本と言う国がなってきてしまった、その象徴が私は原子力だと思っています。
そして、そういうエネルギー浪費社会というのは、持続可能ではありません。絶対にいつか破綻するという、そういうものです。

資源という面からもかならずそうなるし、環境破壊という意味でも必ずそうなります。ですから、エネルギー浪費社会というのをどこかで断ち切らなければいけないと私は思っていますし、そのためには、原子力を止めるしかないし、そうなら1次産業をもっと大事にするというそういう社会に変えなければいけないと思っていますので、今日、今福島で起きたような原子力による事故が起きたときに、1次産業をより壊滅させていくというような選択は、絶対にとってはいけない!こうなったからこそ、むしろ1次産業を守らなければいけないということが、私の願いの一つです
こういう時に国がやろうとしているのは何か?というと、
『まず基準を決めます。
例えば1sあたり500ベクレルという暫定基準が今、牛肉なら牛肉の暫定基準を決めます。そして、それを超えたものは排除して市場に流通させない。だから安全です。』

と言うんですね。そして、
『基準以下のものはもともと安全ですから、勝手に流通させます』
と言っているんですね。その結果、
『放射能の問題は、もう日本には何もありません。原子力はこれからもやりましょう。』

と、そういう論理の組み立てを日本の政府はしているわけです。
私はそれは正しくないと思います。
例えば1sあたり499ベクレルの汚染があったとすれば、それはそれで危険なんです。仮に400ベクレルだって危険だし、300ベクレルだって危険だし、100ベクレルだって危険だ。もっと言ってしまえば、10ベクレルなら10ベクレルの危険があるということなんです。
国がやっていることは、ほんとうにインチキだと私は思います。
そういう時に、私がさっき願った子供の被曝を守る、そして1次産業を守るというためには、どういうことをすればいいかというと、まず、強制的に今避難させられている地域があるんですね。私は避難させなければいけないと思うけれども、そこの1次産業は必ず崩壊します。要するに村自身、町自身が無くなってしまうわけですから、もう何もできない、崩壊すると思います。大変残念ですけど、なるだろうと思います。

次に今現在、強制的に避難させられていないというところでも、ものすごい被曝をしていて、私はそこの人たちも逃がしたいと思っていますけれども、国はそうしない。そこでも汚染した食料が多分これからもできてくるというときに、そこで少なくともそこで踏みとどまって、生産してくれる人たちが居る限りは、その食べ物は捨ててはいけないと私は思う・・・のです。
そういうところで生産したものは、汚染されています。その汚染されたものは、誰にも食べさせたくないと私は思うし、普通の方はみんなそう思う。そういうものは東京電力に買い取らせて補償させろと言うんですね。
じゃ、東京電力は買い取った食べ物をどうするかというと、捨てるんです。
でも、東京電力に買い取らせて捨てるということを判っている食べ物というものを、農業者や酪農業者が作ることができると思いますか?皆さん。
捨てちゃうために自分がモノを作れるでしょうか?
私はそれはできないと思う。
それなら、きちっと流通させるということを、やはり受け止めるしかないということを私は思っているのです。
議論はあるだろうと覚悟しています。
私はもちろん放射能を食べたくないし、誰にも食べさせたくありません。
でも、汚染したものは東電に買い取らせろというのであれば、汚染していないものっていうのはあるのか?と逆に問いたいと私は思う。
でも、汚染していないものなんて、もう無いんです。
福島の事故が起きてしまった以上は、程度の違いがあってもすべて汚染しているんです。
 500じゃない。
 400かもしれない。
 300かもしれない。
 100かもしれない。
 10かもしれない。
でも、日本中、或いは世界中、全部福島の放射能で汚れているのです。
どこかで基準を決めるなんてやり方は、日本の政府はやっているけれども、そんな基準の決め方はインチキです。すべてが危険だと思うしかないんです。
そうなれば、汚れていないものと、仮にどこかで線を引いたとしても、引いた線以下の汚染の食べ物に、私たちは向き合わなければいけない
どんなことをしてもそうなります。
そうなったときに必要なことは、東電に汚染したものだけを買い取らせるということを求めるのではなくて、どういう食べ物がどれだけ汚染しているということを東電にそれをしっかりと測定して、みんなに知らせろと要求することのほうが、私は大切だと思います。
そして、その上で私たちが向き合うということです。

一つ目の目標を実現する、つまり子供を守るための手段というのは、これは比較的簡単です。今聞いていただいたように、東電に食品の汚染を徹底的に調べさせる、そしてその上で汚染の度合いごとに、60禁、50禁、40禁というように、仕分けをしていって、子供には汚染の低いものを与えると、それはどういうことかというと、汚染の高いものは大人が食べるということです。
何度も聞いていただいてますけれども、被曝をするということは、必ず危険があります。
安全だとか、安心だとか、大丈夫だとか、そういう言葉は決して使ってはいけません。

「どこまでの汚染なら容認できるか?」
「引き受けることができるか?」
とただただそれだけのことです

181850px被曝量が上がっていくのが右側です。こっちは影響が表れる危険度の確率と書いてありますけれども、要するに危険の度合いですね。そうすると、被曝が多ければ危険度も多い。被曝が少なくなってくれば、危険も下がってくるわけで、この図を作ったのは、国のほうの推進派の学者ですけれども、あるところよりもっと少ない被曝は『容認できるレベルだ』というふうなことを原子力を推進している人たちが言っているのですけれども、容認できるなんてことを私は国に決めてほしくない。

ですから、国は500ベクレルなら500ベクレルと決めて、あとはみんな容認しろと言ってくるわけですけれども、私はそんなことを国に決めてもらう筋合いはないと思います。何度も聞いていただいていますけれども、放射線の感受性は、歳ごとに違うんだし、責任の度合いも違うのです。容認できるかどうかというのは、大変個人的な判断によるだろうと私は思います
自分に加えられる危害を容認できるか?或いは、罪のない人々にいわれのない危害を加えることを見過ごすかは、誰かに決めてもらうのではなく、一人一人が決めるべきことだと私は思います。
皆さんもこういう覚悟を決めて、これから放射能の汚染に向き合っていってほしいと思います。

蛇足ですけれども、ちょっと言っておくならば、責任の度合いに応じて汚染食品を食べろとと、私は言っているわけですから、皆さんのような大人に対してもそう言っていますし、もっと言うなら、東電の社員食堂は、猛烈な汚染食料で作ってほしいと思うし、国会議員の議員会館もそうだし、経産省の食堂も猛烈な汚染食品でこれから維持する、そういうようなことを踏まえて、汚染の分担を覚悟して生きるべきだというのが、私の主張です。
終わります。
<01:20:30頃〜>
(森氏)じゃあパソコンの用意をお願いいたします。

最初ですね、自己紹介のスライドを大体3分くらいで終わらせませて、反論のほうに入りたいなと思っています。
今日は皆さん、ご来場の方は恐らく小出先生の本を何冊も読まれてらっしゃる方々かなと思ってまして、私も先生の本を何冊か読んで、「大筋いいかな」と思っているんですけれども、いくつか、「やっぱりどうしてもこれは許せないな」というところがありまして、手を挙げさせていただいた次第です。
なぜ私が反論したくなったのかということも、背景をご説明させていただいたほうが、皆さまご理解いただきやすいかな?と思いまして、簡単に自己紹介スライドを3枚だけ簡単にご説明させていただきたいと考えております。
よろしいでしょうかね?
いろんな講演会出てみたんですけど、こんなに真剣に先生のほうに眼差しを送ってらっしゃることはないので、すごいアウェーだなと思いながら、さっきいい汗をそこでかかせていただいたんです。<笑い>
<会場笑い>

大丈夫かな?
じゃあスライドが用意できるまで、自己紹介簡単に口頭でさせてください。
もともとですね、今年の2月まで普通に社会人をしておりまして、10年間インターネットの業界で、テレビみたいなものを配信してやってきたんです。
3月から起業しようかなと思ってまして、本当はアメリカの西海岸に行って起業しようかなと思っていたんですけれども、あの、社会の役に立つような仕事がしたいというので始めたものですから、『地震があったときに何もしないのはうそつきだな』と思いまして、震災以降始めたのが、こちらの、スライド1枚めくっていただいてよろしいでしょうか?
日本ユニバ震災対策チームというところで、物資支援を行ってました。3月15日から、一般の方から水であったりとか食料とかを募りまして、義捐金も集めてモノを送っていたという団体です。最初の1か月で300トンの物資を送らせていただきました。

特に福島のいわき市なんですけど、これ、本当にびっくりしたんですけれども、私立の幼稚園は、実は水の支給がなかったんです。公立のほうだけ、国であったり地方自治体のほうが水を送ってたんですけど、「これはいかんな」ということで、ボストンのレッドソックスさんから3万本のペットボトルいただいたりとか、一般の方から水をいただいて、我々のほうで送付させていただいたという形になっています。
次のスライドお願いします。
今ですね、先月から始めたんですけど、子供全国ネットというものです。子供を放射能から守る全国ネットワークというNGOになるわけですけど、やはりいわき市の幼稚園の方とか見ていて、やっぱ根本的な解決になってないなという形で、先生の本を読んで子供の被曝率が高いということで判りましたので、全国のお父さん、お母さんの集まりの会です。

我々がやろうとしてますのが、右上にありますのが、ベクレルモニターといいまして、食料を専門に測る機械です。結構高くて、ベラルーシ製の安いものでも130万、ドイツ製とかアメリカ製になると、400万くらいするんですけど、とても各家庭で買うことが出来ない。
チェルノブイリの事故の後、このベクレルモニターが各学校に配られまして、ベラルーシのほうですね。それで、いまだに事故後25年近くたってるんですけど、未だに自分の子供に飲ませる牛乳を測って、子供に汚染していないものを分け与えている形になっています。
本来であれば、国のほうで配ればいいんですけれども、なかなか国のほうが動いてくれませんので、我々のほうで購入すると。
いくつか資金集めをやっておりまして、募金であったりとか、或いはソフトバンクさんが建てられた財団、東日本復興財団のほうに2000万申請してまして、あとはアメリカのパソコンのグラフィックボードのメーカーがあるんですけれども、そちらのほうに8000万近く申請してまして、来た義捐金でこのベクレルモニターを買って、各NGOさんだったり、お父さんお母さんの会のほうに配りたいなという形で考えております。

次のスライドお願いします。
もう一つ、実は私3日前から始めたんですけども、福島の市民計測所、放射能を測る方々から実は技術支援を、先ほどのベクレルモニターを買うときにアドバイスをいただいたんですけど、お父さんお母さんが来た時に
「じゃあ何を食べればいいのか?出口がないよ」
というご指摘をいただきまして、小さいお子さんお持ちの方とか多分イメージ付くとは思うんですが、今スーパーで売られているもの、例えば青森から静岡に関して入っているんですね。実際市民の計測所に確認してきたんですけど、例えば30ベクレルとか、40ベクレルとか10ベクレル、普通に入っています。
実際厚生労働省のほうでこれは公表してらっしゃるので、是非ウェブサイトなどでご覧いただければと思うんですけども。
500ベクレルの基準値を超えていなくても、高い数値というのは、200ベクレルとか普通にA4でWHOの基準の10ベクレルを超えるものに関しては、A4で3枚くらいになります。測ってるものだけで。
全てを測ってるわけではございませんので、そういう意味では、安全な食品を小さい子に食べさせるという意味では、オンラインで直販しかないなという形で、始めるようになりました。
実際私、両親とも1次産業、農家をやってまして、ここの空間線量を測るのはすでにやってまして、土壌検査も先週終わりまして、北海道のほう、北海道一部セシウムが出た、出てないという噂があったので、心配だったので、ちゃんとした3000万の機械で測って、問題なく出てなかったということで。

3番目に関しては、野菜が取れ次第、米とか野菜が取れ次第、実際放射能が汚染されていないというものだけを、販売するものを始めることになりました。
これは簡単な自己紹介です。

<01:27:40頃〜>
(森氏)ここから反論なんですけれども、1ページめくっていただいてよろしいでしょうか。
ここ、先ほどちょうど先生が説明いただいたものなんですけれども、著書のほうから取らせていただきました。

60歳以上、本の中では60歳以上の方のみ買える野菜のコーナーを作るべきというものがありました。
そこでふと思ったんです。
理論的にはきっと正しいんだろうな。先生が尊敬する博士が作った理論ですので、おそらく正しいという仮定のもとに話させていただきますと、ただ、理論的には正しいのはわかるんですが、自分の例えば大切なお父さんであったり、お母さん、或いはおばあさんに仮にリスクが低いといえども、1%のリスクであったりとか、食べて悪く、ガンになってしまう可能性があるものを食べさせることができるのか?ということです。
私のほうは、自分の親であったり、おばあさんに食べさせることはできないです。
或いはご商売されてる方いらっしゃると思います。飲食されてる方。自分のお客様、レストランの経営者をイメージしてください。自分のお客様に、
「60歳以上なんで、じゃあ例のメニューだそうか」
と、出せますでしょうか?同じお金をいただいてるんですよ。自分のお客様が、100人に1人であれ、1000人に1人であれ、自分が出したものでご飯を食べさせることができるでしょうか?というのが、第一の疑問です。

(小出氏)今答えていいですか?
もちろん出せます。出すしかないのです。
ですから、今森さんちゃんと言ってくださったけれども、国が例えば決めている1sあたり500ベクレルという基準があって、例えばそれを年寄りに出せと私が言うとする。
でも、500ベクレル以下のものというのは、もう山ほどあるんですよ。400もあるし200もあるし、100もあるし何十なんていうのは、もうザラに全部汚れているわけです。そういうものを食べるしかないんです。私たちは。もう否応なく汚染したものを食べるしかない。すべて危険なんです。
ですから、今私たちに残されている選択は、どうやって分担するか、どうやってリスクを負うか、それだけのことでしかないんです。
危険は皆あるという、そういう中での選択ですから、こういう選択を私はするしかないと思うし、もちろん私は年寄りに出せます。
<会場ざわざわ>

(小出氏)子供に出すなんてことは到底できないわけだから、できるだけ子供にはきれいなものをあたえるし、残った汚いものは大人に出すしかないというところまで、私たちは追い詰められているということを認識しなければいけないと私は思います。

【そのD】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
<01:30:40頃〜>
(森氏)今江戸時代なら、もちろんそういったこともあると思うんですけども、極端な話、輸入もできますし、汚染の度合いも全く異なると思います。
実際、厚生労働省であったり民間の団体の方で、食品の計測をしていると、例えば北海道で一切出てなかったりとか、あるいは西のほうで比較的薄かったりという形になっているし、ここに関しては、もう少し広い視野で、日本だけではなく、ほかの視点も考えてもいいんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうですけれども、もう世界中が汚れているのです。日本で言えばもちろん関西だってすでに福島の放射能で汚れているし、沖縄だって汚れている。
要するに「程度の差がどれだけか?」ということでしかありませんので、輸入をしたところで、もちろん汚れているんです。
その輸入食品で例えば日本人が生きのびるという選択をするなら、じゃあ日本で取れた猛烈な汚染食品はどうするの?その分、どうするのか?
海外にその分を回せばいいのか?というようなことになるとすれば、私は決してそんなことはやってはいけないし、日本の原発で生じた汚染は、海外には決して出さずに日本で引き受けるしかない。そのためにはやはり年寄りが受けるしかないというふうに私は思います。

(森氏)私の場合は、ご老人にはやはり人道的に今まで日本を作ってくれた方々ですので、そんな汚染されたものを食べさせるっていうのは、やっぱり間違ってるんじゃないかと思います。

(小出氏)私は間違っていないと思います。

(森氏)なるほど。

(小出氏)日本を作ってきた大人は、この原子力の事故を起こしたという大人でもあるわけですから、確かに作ってきたというのは本当ですけれども、この現実を作った大人なわけですから、その責任は負ってもらいたいと思います。

(森氏)先生は、ストイックですごくかっこいいなと思うんですけども、そのストイックさを人に押し付けてはいけないなと思います。
<会場笑い>

(小出氏)失礼しました。その通りだと思います。私は、はっきりと「自分でも食べたくないし、誰にも食べさせたくない」と始めにお断りしたし、例えば私の親にだって本心を言えば食べさせたくないです。


今日この会場に来ている私より年上の方もいらっしゃるけれども、そういう方にだって本当は食べさせたくないのです。
でも、すでに『汚れている』のです!
『汚れているものを、その食料を捨てるのか、捨てないのか?捨てないとすれば、誰が食べるべきなのか?』
というその選択しか、もう無いのです。
私は捨ててはいけないと言っているわけだし、捨てないとすれば、じゃあ汚染したものは誰が食べるかといえば、やはり年寄りから選ぶしかないというのが、私の主張です。

(森氏)はい。あの、選択肢をもうひとつあるかなと思ってまして、例えばベラルーシみたいに国家予算の20%使って放射能対策を取ると。
結構皆さん、腹をくくる必要があると思うんですけれども、強制避難地域以外でも高い土壌汚染があるところに関しては、農作物を作らないという選択肢も国民にあるんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうすると、その地域の1次産業を失うということですよね。私はそれをしたくないと言っているのです。ここまで1次産業を崩壊させてきて、原発の事故が起きたら、更にまた農耕禁止区域をどんどん広げていくというようなことをやるべきではないと、私は思っているので、作ってくれるという農業者、酪農業者が居るのであれば…。
…できないところはあるんですよ。
大変残念だけれども、もう本当に農業も酪農業もできないという地域は膨大に生じるのです。でもその外側でなおかつ踏みとどまって、農業をやってくれる人たち、酪農業をやってくれる人たちがもし残るのであれば、その人たちは支えなければいけないと、私は思っているのです。

(森氏)あの、私も両親が農家出身なので、よくわかるんです。土地で作るなと言われた場合に、ほかのお仕事に就くことができるかというと、やっぱり違うんです。
リンゴ農家であれば、リンゴを作るのはすごくうまいですけれども、例えば、ブルーベリーを作るには、また違うスキルが必要なんです。
ただ、一つだけ言えるのは、実際にまだ休耕田というのがまだたくさん地域があるわけです。例えば北海道だけでも、使われていない畑であったりとか、田んぼはたくさんあるので、例えば、仮に福島だけの話をさせていただくと、もっと大きいエリアが汚染されていると思いますけれども、福島の農家の方を、例えば北海道にお呼びして支援していくというのもあるんではないでしょうか。実際に私のほうでも、今福島の方を通じて、若いご家庭で農業をやりたいという方を北海道のほうに受け入れ準備をしたいなというふうに思っています。

(小出氏)すごいいい試みだと思います。本当に福島で猛烈な汚染を受けてしまって、どんなにやりたくても、そこで農業・酪農業をやれないという人は、多分たくさん何万人もいると思いますので、そういう人たちに対して、新たな土地を準備する、新たな土地を準備してもダメかもしれないと私は思います。要するに福島の農業・酪農業をやってきた人たちは、そこの土地が自分の命だったわけだし、本当に別の土地に行って、また農業・酪農業が再建できるかというと、私は不安ではあるけれども、でもやるべきだと思うし、すごい良い提案だと思います。
どんどんやってほしいと思いますけれども、それでも、今の福島の汚染地帯、猛烈な汚染地帯で強制避難させられている地帯じゃないところで、なおかつ、そこで自分が生きてきた土地、自分の故郷で、農業・酪農業をやりつづけたいと思う人もやはり居るだろうと私は思います。そういう人たちは、やはり私たちが支える以外にないと思いますし、もしそういうところに踏みとどまって、農業・酪農業をやってくださるという人がいるなら、私はそういう人たちが作った食べ物を、私自身は受け入れたいと思います。

(森氏)私のほうでは、やっぱりチェルノブイリの時も、やはり汚染された地域で住み続けたいというお年寄りも、未だに住んでいらっしゃるので、それは否定しません。
良いと思います。
個人の自由だと思います。
ただ、『売ってはいけない』んです。
理由は、私の農家さんとすごい近いので、よくわかるんですけど、産地偽装がこの後増えてくると思います。
作ってしまうということは、自分の家用であれば全く問題ないわけですが、仮にお米に入っていた場合、入ると思います。今までお米の偽装疑惑って何回事件で、新聞でお読みになったでしょうか?
今まででもコンプライアンス的に許されるものではありません。今、汚染された地域で作り続けるということは、そういったリスクを生むわけです。
子供も被曝してしまうリスクもあります。
なので、中途半端な政策はすべきでないと思っています。

(小出氏)それなら私は森さんに聞きたいけれども、例えばお米だったら1sあたりどこまでの汚れをハネるんですか?

(森氏)はい。日本の基準はやはり国際基準よりだいぶ高くなってますので、もちろん放射性物質が含んでいる、リスクがあると判っているけども、少なくても国際基準の、例えばWHOの10ベクレルくらいまでは下げてもらいたいなと思いますけど。

(小出氏)でも、じゃあ9ベクレルは安全なんですか?

(森氏)はい。えっと程度の差ですね。499ベクレルよりは安全かなと理解しています。

(小出氏)そうですね。ですから、要するに程度の差しかないわけですよ。
500でその基準を引こうと、10で基準を引こうと、どこまで行っても危険は必ず付随するんです。今、日本中が福島を中心として、程度の差はあるけれども全部汚れているんです。ですから、もともと大気圏内の核実験というものが行われて、地球上全部が放射能で汚されているのです。
ですから、先ほど森さんは、「検出できなかった」とおっしゃったけれども、検出できないなんてことは絶対ありません。私が測れば、世界中どんな食品でも必ず検出できる汚染があるのです。
ですから、どこまで受け入れるかというそういう選択しかないのです。
ですから、私は、基準を引くのではなくて、どこまで汚染しているかということキチッと測定して、後は分配するしかないというのが私の提案なんですね。基準を決めるというようなことに関しては、私は少なくとも反対です

(森氏)理解しました。
ただ、食べさせるのは、そこはやっぱり譲りたくないですね。

<会場笑い>

(小出氏)いや、食べるしかないのです。だから、全てが汚れているのです。

(森氏)はい。

(小出氏)基準を引こうと引くまいとすべてが汚れている。そういう世界で私たちは生きるしかないのです。
ですから、後は分配の問題なんだから、どういう責任で分配をするか?ということを私はさっきから提案しているんです。

(今井氏)<笑い>すごい議論が盛り上がってますけど、小出さん、まずちょっとカメラの関係で、距離もうちょっと二人詰めてもらえません?

(小出氏)パワーポイントもう使わない?

(今井氏)はい、もう使わない、使わない。森さん、まだ使う?

(森氏)ごにょごにょ

(今井氏)この辺までちょっと…。
で、あの、今日はニコニコ動画の視聴者からもう既に質問が来てます。それはあとで二人くらい選んで、お二人にぶつけますけれども、会場、せっかく来てくださってますし、演説をしないで…
<会場笑い>

(今井氏)1分以内に、簡潔にまとめる、という約束をしてくださる人だけが、森さんに対してでも小出さんに対してでも、或いは両者に対してでもいいです。
手が挙がりました。じゃあどうぞ。

(質問者@)福島は止まることを前提に考えたらダメですよ。と、先生に聞きたい。いつ止まるかはわからないんです。

(今井氏)ちょっと座ってください。

(質問者@)その論理をね、止まるものとして考える論理に走ってると思うんです。それは無理。

(今井氏)はい。わかりました。この今二人が議論していることに、割とこう当てて、どなたか質問ありますか?では、どうぞ。

(質問者A)私は広島から来たんですけど、5月に広島の山の中で原木栽培された干しシイタケを買って、それを買うときに春に作ったシイタケだと農家のおじさんがおっしゃったので、「これはセシウムたっぷりやな。でも、セシウム入ってるから、ほな秋のじゃなかったら要らんわ」とは言えなくて、買ったんですね。このくらい。
で、今中先生が広島に講演に来てくださった時に、先生に聞いたら、
「じゃあ測ってあげる。でも出ないよ。」
とおっしゃったんです。新しいセシウムは出ない。どう考えても、私は出ないって思えなかったんですね。でも、先生は、
「広島にもヨウ素飛んできたん知ってる」
とかおっしゃるから、
「ヨウ素来てんのやったら、セシウム来てないわけないわ」
と思ってたんですけど…。

(今井氏)で、結論をちょっと…。

(質問者A)あの、結局ですね、セシウム137が14ベクレル/s出たんです。
これは、森さんのおっしゃっている10ベクレルを超えてますよね。だけど、でもこれは134が出てないから、大気中核実験の時の汚染だっていう話になるんで、私自身すごく理解できないし、食べていいかどうかっていうのも、食べてますけど。
<会場笑い>

(今井氏)わかりました、ちょっと他にもおられるので。繰り返しますけど、私は小出さんに同意するとか森さんに同意するということで、どなたか手を挙げてもらえませんかね?意見でも質問でもいいです。では、お母さんどうぞ。

(質問者B)えっと、小出さんとは、ときどきこのお話をしたことあるんで、きょうちょっとまとめて言いたいんですけど…

(今井氏)あー、簡潔にお願いします。

(質問者B)1億総懺悔で戦争が終わった時に、国民みんなに責任があるっていうのと、少し似てる気がするんですよ。私は被害者であっても加害者である。両方持っててね、加害者であったことを反省するには、それをやった人間をやっぱりちゃんと責任を取らせていくという行動なんだと思うんです。
だから、「東電に高放射線のものを置く」とは思えへんしね、東電の食堂に。「東電とか御用学者とかそういう人たちに、まず食べてほしい」というのは、私の思ってることで、高齢者が食べるということは、それは個人の選択でいいと思っていて、それが原発をさせてきた責任だというと、それで終わってしまう可能性もあるな?と。

(今井氏)わかりました。もう小出さんがしゃべりたくてうずうずしてらしゃいますので。

(小出氏)あの、そうです。ご指摘の通りで、私はだから「責任を取らせたい」というふうに言っているのです。ですから、先ほども言ったように、東電の社員食堂はすべて猛烈な汚染食品、国会議員の議員会館も、経産省の食堂も全部猛烈な汚染食品で作るべきだといっているわけで、責任の重さに応じて取らせたいと思っています。
ですから、戦争の時もそうです。
こんなところで言ってはいけないのかもしれないけど、天皇にもきちっと責任を取らせなければいけなかったと思うし、それが取らせられなかったから、こういうことになっているんだと私は思います。
きちっと責任のあるところに、責任をとらせるということをやりたいと思っています。
ただし、ひとこと言っておくなら、戦争の時も、
『一般国民はただ騙されたんだから、責任がない』
という議論には、私は組みしません。
今の日本の人たちも、原子力をここまで許してきたのは、
『ただ騙されたんだから』
というようなことは、私は認めたくないと思っていて、騙された人たちには、騙された責任があると私は思いますので、大人はそれなりの覚悟を決めてほしいと思っています。

(今井氏)反論!?じゃあ短めにね。

(質問者B)あの、騙された責任っていうのは、騙した人に、例えば原発をやめさせるという行動で、それで東電なんかは、多分お金持ってるから、もうとっくにお米なんかは、去年のもの買い込んでるやろうし、そういう金持ちだけが有利になる結果になるんですよね。
「取らせたい」って言ったって、本当に取らないじゃないですか。
戦争責任もそうですけど…。

(今井氏)ちょ、ちょっと待って。小出先生もちょっと待って。

反論したいのは判るんですけど、ちょっと待って。
あの、東京のほうから、今と同じような類似の意見というか質問が来てますので、ついでに読んでから小出さん、反論してください。
「小出さんの20禁、30禁、60禁が実現した場合には、実際にはそうした放射能汚染食品を買い求めるのは、或いは買わされることになるのは、大人の50代以上の富裕層ではなく、貧困層やマイノリティ、年収200万円さえ手にしない母子世帯や、若年世代なのではないでしょうか?
10禁、20禁、60禁と表示したのが反作用し、同世代間においてさえ、富裕層がより汚染の少ないものを、同世代における貧困層が、より汚染の高い食品を買い求める結果を生み出すことになるのではないかと危惧します。
これは小出さんが一番嫌う、しわ寄せをする人々を生み出す、差別を再生産する事態に陥ってしまうように思うのですが、どうでしょうか?」
合わせてちょっと小出さん。

(小出氏)そうですね。おっしゃるとおりです。私はどの食べ物がどれだけ汚染しているかということを、きっちり表示して、きっちり表示してというよりは、むしろ東電に責任を取らせて、きっちり測定させて表示させろというのが、私の主張なんですね。
それをした上で、私が皆さんに求めたいのは、年寄りが食べて、子供にはきれいなものを与えようというのをやりたいというのが、私の提案なわけですけれども、それをもしやる、きっちりと汚染を測定して公表すると、私の望みとは違って、金持ちはきれいなものを買って、貧乏人が汚染の高いものを食べさせられることになるだろうと、大人も子供も関係なくそうなるだろうというのが、今のご指摘だったと思うし、多分そうなるだろうと私は危惧します。本当に危惧します。
でも、それが今の社会なんです。
今の社会にそういう矛盾があるのです。
そういう矛盾があるときに、汚染の度合いも何も皆さんに知らせないまま
「とにかく皆、もうわからないで食べろよ」
ということに、私は組みしたくないのです。
『事実がこうあるということをやっぱり知って、どういう矛盾があるのか?、どういう酷い現実なのか?ということを知ることしか。現実を乗り越えることができない』
と私は思うので、敢えて提案しているということです。

(今井氏)では、どなたでも、ほかに?

(質問者C)今、汚染のことってセシウムが中心なんですけど、例えばアルファ線とか測りにくいものってあるじゃないですか。例えばセシウム以外の核種が出たりとか、そういうのについては、どれがきれいだとか、厳密に測ったりできるのか?それから例えば森さんがおっしゃったことだと、「これは安全ですよ」とセシウムでは安全だったけど、実はアルファ線とかで危なかったと、そういうことで、現実的にどういうふうに対応できるのかな?というのが、わからないとこなんですが。

(小出氏)今私はセシウムの汚染のことの話をずっと聞いていただいたし、ご指摘くださったように、セシウム以外の汚染ももちろんあります。皆さん、多分危惧しているのはストロンチウムという放射能であったり、プルトニウムという放射能であったりすると思いますし、もちろんその汚染は必ずあります。先ほどから、私はセシウムに関しても、『どんな食べ物も汚れている』と言いました。『大気圏内の核実験が起きてから、地球上すべてが汚れている』と言いましたし、そういうレベルで言うなら、ストロンチウムの汚染もプルトニウムの汚染もあります。
ですから、大丈夫なんてこともないし、安全もなければ安心もありません。どこまで汚れているか、その程度の差しかないのです。
そして、福島の原発の事故で、生じた汚染に限っていうのであれば、すいません。あまり厳密的に正確さを求められると私は困りますけれども、ストロンチウムやプルトニウムという放射性物質はかなり放射線の毒性という意味では高いんですけれども、でも、汚染の度合いがセシウムに比べるとかなり低いので、私たちが注目すべき汚染はセシウムだと私は思います。
とにかくセシウムに注目する。その代りストロンチウムやプルトニウムの危険も忘れてはいけない。そういう向き合い方が今の時点ではいいのではないかと思います

(今井氏)じゃ、今さっき手上がった方。

(質問者D)世界中どこでも汚染されてしまって、汚染されていない食物はないということなんですけれども、福島の土地の汚染や農作物の汚染に比べたら、私はまだマシじゃないかと思うんですね。福島の農家の人たちは、自分たちの作った農作物が汚染されていることも判っているし、もう漁業のほうも海が汚染されていることも判って、再開。もう本人たちが一番よくわかってるんですね。
で、農作物を作っても、やはり家族には食べさせない、自分たちは食べない。お米も毎年自分たちのお米を食べていたけど、今年はほかのモノを買う。売るけれど、自分たちは食べないという、そういうことも私はいろんなところで見聞きしたりしてるんですね。
本当にその福島農家の人たちは、それで、その農作物を基準値を上げて流通させてもらって、お金が入ってきて、本当にうれしいのかな?と思うんですよ。
自分の作ったものが、それを誰かに買ってもらって、それを食べた人たちが被曝してガンになっていく、そういうのが本当にいいのか…。

(今井氏)わかりました。小出さん、ついでに、今の話に関連すると、おととい、仙台でぶんぶんカフェという放射能のお母さんたちの勉強会の時に、宮城県の農家の方を招かれたんですね。その農家の方から小出さんに必ず言ってほしいっていって、農家個々人意見が違うにせよ、
「自分たちは、今汚染された土壌でいろんな作物を作ることをもう辞めたい。宮城の土地を離れて(非常に福島に近いところなんですよね、県南の、)今の土地を離れて、代替地を用意してほしい。何県でもいいから、山形でも岩手でもいいから、そこで農業を続けたいと。作ることのほうを選択したい。そこに残るよりも。」
「もう一つ絶対言ってほしいのは、自分たちがものすごく被曝しているということを判ってほしい。その土を耕した時にどんどん吸い込んでいって、作ったものについての危険度は言われているけど、作っている本人たちが非常に危険に冒されているということを判ってほしい。だから代替地を用意してほしい」

というようなことを言っていました。

(小出氏)だからそうなんですよ。汚染は、ものすごい汚染地帯から、比較的汚染の少ないところまで『連続的に』分布しているんです。だから、自分たちの作っているものが、汚染している。それで隣の人は汚染していないということではないんです。
あるところは500、次のところは499、次のところは490かもしれないけど、どこかで自分のとこだけが汚染しているなんてことは、もう無いんです。
自分のところが汚染していると思うなら、それは隣も汚染しているし、離れたところも汚染している、そういう汚染の仕方なんですね。
でも、少しでも汚染の少ないところに行きたいというのは、もちろんそうだろうし、その方々が被曝をしているわけですから、私はそうしたいと思います。
ですから、福島の猛烈な汚染地帯で、農業を続けるということは、危険を背負うわけですから、そういう方が、さっき森さんが提案したように、北海道に移住して農業をしつづけたいというなら、もちろんそうすべきだと思います。
でも、それでもなおかつやっぱり「自分はここで生きたい」と思う農業者・酪農業者も居るだろうから、そういう人のものに関しては、私たちが支えるしかない、そういう提案を私はしているんです。

(今井氏)と、いう小出さんの主張に対して、もし異議があれば?

(質問者E)やっぱり、作るっていうことは、その場でものすっごいわかるんです。そのそこで作られる気持ちは。でも、それは、原発の汚染っていうことの意識をどこまでその方は意識されるんかな?という不安が、ちょっと最近感じているので、向こうの方から来られていて話を聞くと。

(小出氏)すいませんが、私はすべて汚染していると言っているんですよ。はい。
ですから、あるところで農業をやる方に対して、その疑問をもし抱かれるんだとしたら、そのちょっと離れたところで、もう少し汚染の少ない方に対しても、その疑問を抱かれますか?
「そんなところで農業をしていいのか?」と。
もしそれでも抱くのだとしたら、そこからもう少し離れて、もう少し汚染の少ない方にもそう思われるんでしょうか?
どこかで線を引くんですか?それとも?

(質問者E)そんなんじゃなくて、やっぱり原発は危険なものだということを判ってもらいたい。

(小出氏)皆判ってますよ、もう。

(質問者E)判ってないような気がするんですけど。あまりにも安全神話で洗脳されてて。

(小出氏)多分今福島県でかなりの汚染をしているところで、農業をやり続けようとしている方々は、自分で被曝をしているんですよね。その被曝もやはり、多分私は深刻に思ってるだろうと思います。もちろん、だからそれでもね、「安全だと思いたい」という気持ちはあるだろうけれども、それでも、危険がないなんていうふうには思ってないだろうし、原発に関してもかなりの思いはありながら、それでもやっぱり農業をやりたいと思っているんではないかな?と思います。それは私の推論ですので、ここで議論をしても仕方がないかもしれません。

【そのE】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html
(質問者F)すいません。手短に。
おとといまで福島県の5か所くらいを回ってコンサート等々をやってきました、芸人でございます。さっきの話を聞いていて、本当に矛盾を感じたのは、こっちからこっちへ飯館のほうに行った時もそうですけど、車で走って、こっちは作ってはダメといわれて、こっちは作っているんです。
「どこで線引くねん!?」
と本当に思いました。
それと、僕が聞きたいのは、私は今回ちょっと小心者なので、安物の計器を持っていきました。馬場製作所が作ったRAD、19800円の。それ「ピッピッ」てパルスしたら、それで計測するんですけど、向こうに行ったときに、飯館の泥縄というところで、偶然文科省の奴らが来てて、僕の計器は全然ダメ、とにかく「ピッピッ」言うんですけど、全然わかんないんです。で、文科省の奴が測ってたら、奴ってすいません。14.6マイクロシーベルト。で、怖くなって逃げました。
でね、僕聞きたいことは、そんなことで、僕の計器はもうたぶんダメだったと思うんですけど、関西で測るとものすごく反応するんですよ。だから、福島原発の放射能廃棄物じゃなくて、関西は、実はかなり前から汚染されてるんじゃないでしょうか。そういうデータ無いですか?

(小出氏)それは誤解です。はい。
もともと地球というこの惑星というのは、ものすごい地域差があるというそういう惑星です。例えば地震だって、日本人には当たり前だけれども、地球上はほとんど地震なんか無いですよ。地震があるのは太平洋、ぐるっと囲んでいるところ、あるいヒマラヤから地中海に抜けるところ、ほかは地震なんか無いというそういう惑星だし、地球上の大地のでき方というのも全部違っていて、日本列島の中でも、自然の放射性物質の濃度というのがものすごい違っていて、関東、或いは福島のあたりと、関西とを比べると、もともと関西は高いんです。それは、なぜかというと、関東地方は関東ロームというものでほとんど覆われているんですけど、関東ロームは、天然の放射性物質の含有量が低い。関西というのは六甲山もそうですけど、花崗岩というものでできていて、花崗岩というのは、もともとウラン・トリウムという放射性物質を大量に含んでいるというそういう岩なんです。
ですから、そういうところにいけば、お持ちになってる測定器が、バリバリと音を立てるというのは、もともと当たり前のことであって、ですから、福島の原発事故で放射能で関東地方が汚れてしまいました。被曝はいやだからといって、関西に逃げてきたりすると、余計自然の放射線で被曝をするという可能性も、実はあるんです。そういうものです。

(今井氏)いいですか。今の質問が悪いって言ってるんじゃなくて、いい質問なんですけど、今日はそういう議論じゃないので、せっかく議論がいい方向に向かってたので、ちょっともとに戻したいんですけど。今日のテーマで意見なり質問を出してください。

(質問者G)放射線治療に関連している者なんですけど、日々自然の放射線でもガン細胞って数千個できます。それは免疫力がくってくれているから、大丈夫なことになっているわけですよね。これから多分、水産物に猛烈に汚染も出てくると思うんです。この間家内と福島のものをおいしく食べました。
それで、免疫力ってすごく大事だと思うんですけれど、ですからあんまり食べるものを怖がるよりも、たばこの方がもっともっと酷いと思うんですけど、そうすると、一つ、そのこれからの水産物の濃縮汚染というのは、もっと酷くなって、それでも60禁も食べるべきかというあたり、一つよろしくお願いいたします。

(小出氏)水産物は多分これから、どんどん汚染が地域的に広がっていくと私は思います。
これは、どうなんだろう。あまり私も正しくないかもしれないけど、海というのは、昔から言っているように、海は広いな大きいなと、言っているように、かなり希釈効果があるだろうと思います。ですから、例えば、魚なんていうのは、回遊性の魚がたくさんいるわけですから、そういうものも広い海を泳ぎながら、かなり汚染を広げながら広がっていく。
だから、猛烈な、例えば陸で取れるような、キノコに猛烈な汚染が濃縮するとか、そういう形の汚染ではなくて、かなり広範に薄い汚染という形で出てくるんだろうと、海産物に関しては。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか、アワビであるとか、或いは、海藻なんていうのは猛烈なものが出てくると思いますけれども、いわゆる魚というのは、薄い汚染が広範囲に出てくるだろうと思うし、それはやはり日本のような海洋国家は受け入れるしかないと思います。
その場合も、私の原則は、60禁、50金の原則をあてはめるべきだと思っています。
そして、躊躇するのは、海藻。私が躊躇するのは海藻なんですけれども、海藻は多分猛烈な汚染の海藻というのが、きっと今でもあると思います。

それはデータがなかなか公表されていないので、判らないまま私たち食べてるかもしれないと思いますけれども、ものすごい濃度になって、キノコと匹敵するような濃度になっている海藻があるだろうと、私は思っていますし、正直言えば、福島県産の海藻とかいうのを食べて本当にいいのかな?というか、私自身が食べたいと思っているんですよ、私は。私は責任のある人間だと思っているから、食べたいと思うけれども、やはり放射能があらゆる意味で危険だということを、私は十分知っている人間ですので、躊躇するというのは、正直な気持ちです。

(今井氏)森さん、ちょっと待ってね。
あの、すいません。もう終了時間15分過ぎてるんです。それで、実は東京都から、遠いところから来られてるからおられるので、新幹線の時間もあるので、もう終わらないと新幹線が間に合わないんですね。
で、森さんに今簡潔に答えてもらってあと一人だけで、ちょっと終わらせてもらいます。ごめんなさい。いろいろな事情があるので。

(森氏)魚の件なんですけども、海藻と。たんぽぽ社というチェルノブイリの後ずっと食品を測ってこられた方がいらして、魚と海藻を測っています。
宝島のほうで発表ありましたので、また見ていただければと思うんですけれども、ブリとかでも、20ベクレルとか出てますし、意外と三陸のワカメは多分海流の関係だと思うんですけど、何回か測ってらっしゃるんですが、三陸のワカメは今のところ出てないとおっしゃっています。

(小出氏)私は三陸のワカメですでに検出しています。

(森氏)あー、そうですか!なるほど…。
参りましたね…。
<会場笑い>

(今井氏)参りましたって!<笑い>
じゃあ手が挙がってますから、一番最初に手を挙げた人から、ごめんなさい、許してください。簡潔にお願いします。

(質問者H)被曝量の容認のレベルの、容認できるレベルという話がありましたけど、お二人のお話を判断するのに、これだけ聞かせていただきたいんですけれど、1950年から1960年にかけて、世界中のあちこちで核実験がありましたよね。それで、先生は今地球全体が汚れているとおっしゃいました。この時に、どれだけの放射線が出てるのかというのは、当時数値として出ておりませんでしたけど、先ほどおっしゃったように、広島原爆と福島のを何倍ということで、あらわされましたが、その昔の核実験の、それはどれくらいの福島と比較したらどれくらいのものになるのでしょうか?

(小出氏)大気圏内の核実験というのが1950年代から60年代に大量に行われて、大気中に放射能をまき散らしたんですね。でもご存じだと思いますが、大気圏内の核実験というのは、米国の場合だったらネバダが中心だったわけだし、或いはビキニのあたりでやったりした。ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、要するに北半球の温帯というところでほとんどやっているんです。そうすると地球の大気循環というのは、北半球なら北半球で回っている、南半球なら南半球で回っているし、温帯なら温帯でかなり回っているわけですね。ですから、汚染というのは北半球の温帯を中心にした汚染を受けた。南半球は比較的綺麗だったし、北半球でも北極のほうとか赤道の地帯とか言うのはそんなに汚染を受けなかった。そういう意味でいうと、累積で、何十年もの累積で1平方メートルあたり、多分1000ベクレルと言う、そういうオーダーだったと思います。
長い時間をかけてですよ。

チェルノブイリの時は、日本に降ってきたのは、確か1平方メートル当たり100ベクレルくらいだったと思います。ですから、大気圏内核実験の汚染に比べれば、何十分の1かというレベルで、チェルノブイリの時は済んだんです。
それでも、日本中のたくさんの食べ物は汚れたという状況だった。
でも今は、さっきもちょっと聞いていただいたけれど、福島の周辺だと、1平方メートル当たり、何万、或いは何十万という、そういうレベルですでに汚れているとそういうことです。

(質問者H)それが今も続いているということですね。

(小出氏)これから何十年も続くのです。

(今井氏)じゃあもうこれで終わりますけど、ニコニコ動画からの質問もちょっと触れたんですけど、小出さんと森さん、最後に30秒づつくらい短く食に対しての全量検査はこれ、ニコ動からの質問です。
「食品に対する全量検査は現実的なことなのでしょうか?もしそれが可能だとすれば、今これを実施しないのはどのような理由からでしょうか?」

(小出氏)えー、全量検査は不可能だと思いますけれども、私は東電なんかつぶしてもいいので、東電には、東電の責任でやらせるべきだと思います。
汚染食品を買い取らせるために金を使わせるのではなく、どれだけ汚れているかということを調べるために、東電に金を使わせるということを私は求めたいし、倒産するまでそれをやらせたいと思います

(今井氏)わかりました。時間が来ました。ごめんなさい。新幹線でこれから東京へ帰られる方、今すぐ退出したほうが…。
じゃああの、小出さんと森さん、ちょっと立っていただいて、どうもありがとうございました。ちょっと握手!
<会場拍手>

じゃあそんなことでどうもありがとうございました。
【以上】
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
Bochibochiの考えをここに書かせていただきます。
何度も申し上げてきましたが、Bochibochiが考えていることは、基本的に以下の通りです。
 ・国策として、子どもたちを即刻疎開させること。
 ・福島に人の住めない地域があることを認め、謝罪し、その地域の住民に補償を約束すること。
 ・その場所で焼却灰や汚泥などの汚染されたものを国が管理すること。
 ・食品の線量測定体制を早急に確立し、全ての食品に汚染数値を記載するようにすること。
【参考記事】
 ・7月23日 【追記あり】完全に間違った優先順位
 ・7月24日 福島県・長野県:汚泥・がれき処理に限界近づく【非人道的な状態】
・ 8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】

Bochibochiは、小出先生のおっしゃることもわかるし、森さんのおっしゃることも、とてもよく判りました。
思想的には、両者ともに大人として責任を取りたいという気持ち、よく判ります。
けれど、こうなってしまった以上、今までの生活ができなくなることの覚悟が必要です。

そもそも、この討論会をオンラインで配信し、公開でやっている意味を考えてください。
まだ汚染を受け入れる準備ができていない人が多いのではないでしょうか。
やっぱりこの配信も、 Bochibochiの目には『問題提起』として映ります。

もし、今政府が体制を整えて、食品全部にベクレル表示をしたとします。
そこで、あなたはそのベクレル表示がついた食品を買うことができますか?その準備ができていますか?
多くの方は、それを目の当たりにして「嫌だ、食べたくない!」と思われるのではないでしょうか。
小出先生はそうなったときに、それを拒否せず、できるだけ多くの大人に受け入れてほしいと願っていらっしゃるのではないでしょうか。

でも、Bochibochiは、それを人に強制することではないと思っています。
ですから、先生の主張は、「自分がその時どうするのか?」という問いかけとして受け取っています。(ちなみにBochibochiは、ある程度食べると思います。)
小出先生は、あまりに1次産業に対する思い入れがあるため、その1次産業の人々を守るために、大人全員が程度に応じた責任として、そういう食品を拒否せず受け入れていく準備が必要だと言っていらっしゃるように思います。Bochibochiもそう思います。まだ準備ができていない…。

小出先生は、『程度問題』として森さんの努力を切り捨てようとしました。
それは違うと思います。
人間として、危険なものを進んで選ぶ人は少ないし、その程度を減らすために努力をするのは、『人間の本能』だと思います。ですから、その点においては、小出先生の主張はかなり極論すぎると感じています。
1次産業の方々のためにも、政府や東電は、少しでも被曝量を下げるための努力は惜しまないでほしいと考えます。

そこでどうしても、高濃度汚染地域で1次産業をされている方々にしわ寄せが行ってしまい、今までの生活ができないことを目の当たりにさせられてしまいます。
Bochibochiもずっと5000ベクレルの田畑で農作業をされている農家の方の被曝を気にしてきました。(9月7日 農水相:除染実験結果を今月後半に
発表へ・・・【除染をするなら・・・】)そんなところで作業をするなど、本当にあってはいけないことだと思ってきました。
政府の補償が中途半端であり、方針をはっきりと示さないために、農家の方々には、そのすべてを押し付けてしまっています。

だからこそ、やっぱりどこかで必ず線引きをしなければいけません。

できれば、それは今後の日本を考えると、より厳しいところで線引きするしかないと思っています。受け皿として、森さんがおっしゃっていたような代替地を用意できるなら、政府はどんどん進めてほしいですし、そこでの生活がうまくいくようなフォローアップもしていくべきだと思います。

小出先生は、1次産業の方の生活をできるだけ変えたくないとおっしゃっています。
そこに矛盾を感じます。
私たちも生活を変えるし、ある程度の汚染食品は受け入れる。

高濃度汚染地域の方々には、本当に申し訳ないけれども、その土地を離れていただいて、
「国の用意した代替地で続けるのか、農業をやめるか」
その選択をしてもらい、どちらを選んだとしても、そのためのバックアップを国としてやっていく。
国民はその費用のために納税する。
そういう形をイメージしています。

被曝の危険性や、測られる数値そのものの信ぴょう性、大人としての責任や、貧富の差。
全てが複合的に絡み合って、Bochibochiもまだ頭が整理できていません。状況が変わったり、いろんな方の意見を聞いて、また私自身の意見も変わっていくかもしれません。

第一優先の子供たちを守るため、食品の検査は必須事項です。

一刻もはやく実現させ、子供たちを守ると同時に、私たちがどう受け入れていくか、問われています。

失礼します。
(以上、転載終わり)

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今こそ、「主権者は私たち国民」、声をあげよう!!!

僕たちは知りたい真実の情報を 私たちは信じている情報の力を

↓(ツイッター)28SOBA ↓雑談日記     ↓クリックで地図  TBP主権者は私たち国民↓について
   原発にNOの、猫ちゃんの原発にニャ〜バナー TBP主権者は私たち国民バナー
http://www.asyura2.com/11/test23/msg/766.html

コメント [原発・フッ素18] 柏市で、医師向けの放射線(洗脳)対策説明会開かれる「柏市や周辺の地域で発がんのリスクは高まっていない」 (日々雑感)  赤かぶ
04. 2011年11月07日 20:12:34: FEC1zKK4NY
今はセシウムによる免疫不全がクローズアップされてきている。
これじゃー、免疫不全は「心配しすぎ」が原因になってしまう。
放射能汚染が原因の「脱毛、鼻血、耳鳴り、肌荒れ」なども「心配しすぎ」が
原因にされる。
困ったお医者様たちだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/251.html#c4
コメント [原発・フッ素18] 横浜市の公園で栽培した玄米からも放射性セシウムがキロ当たり13ベクレル検出されていた (EX-SKF-JP)  赤かぶ
01. 2011年11月07日 20:13:27: lIVbCTcTLI
福島や宮城の農家は農水省やJAの指導でカリウム剤を過剰にまいた。横浜の公園は何も対策をしなかったから稲がセシウムを大量に吸収いてしまったのではないか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/250.html#c1
記事 [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。
【必見】9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/09/50-639b.html#top


※講演会のデータ(以下リンク先より、行替えなど若干修正)。

続・原発『安全神話』溶融
http://www.theater-seven.com/b1_110913.html

開催日 2011年9月13日(火)
会場 淀川文化創造館 シアターセブン 電話 06−4862−7733
時間 17:45開場 / 18:30開演
出演
    小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
    森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)
コーディネーター
    今井一氏(ジャーナリスト)
イベント内容
    [第1部]
    18:30
    小出裕章氏登壇
    前日(12日)に今井一氏が宮城県女川町で撮った最新の映像を紹介しつつ、小出氏が、東北大学時代、仲間と供に女川町の「鷲の神」に通い詰めた時の話を語る。
    18:50
    小出裕章氏が3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと、未だ不明なこと、そして、この先どうなるのかどうすべきなのか、を語る。

    [第2部]
    19:20
    森啓太郎氏登壇
    「農作物、畜産物等の汚染検査を厳密にした上で汚染された物は、子どもには決して食べさせないが、厳密に検査をすることを前提に廃棄するのではなく、例えば 50歳以上は飲食可として、大人が責任をとって食べよう」…という小出氏の主張について、同意できないという方と小出裕章氏とが直接議論を展開。

    20:30
    終演予定

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 1
alpham55
http://youtu.be/YSCAqop1GK8

1/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 2
alpham55
http://youtu.be/48JFIVxaqRo

2/3のテキスト

 

小出裕章氏が語る福島原発事故の核心 3
alpham55
http://youtu.be/qYFMv8CfVDU

3/3のテキスト

 

2011年9月13日[1 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/MX9bVz_hGcw

1/5のテキスト

 

2011年9月13日[2 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/OFfXiFoO1Zs

2/5のテキスト

 

2011年9月13日[3 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/79n3Wk0Hids

3/5のテキスト

 

2011年9月13日[4 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/PXmWFiUydh4

4/5のテキスト。4分43秒からの宮城県農家の方の話しは重要

 

2011年9月13日[5 /5] 小出裕章氏「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」
dekasuginop
http://youtu.be/Z7DKMuaG7a0

5/5のテキスト

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 以下、資料として採録。テキスト中の赤表示はわたくしSOBA。なおテキスト起こし中、下記のような「ぼちぼちいこか。。。」さんの明らかな間違いと気がついた箇所は僕が直しておきました(※)。

※例を2箇所。

その1。
 小出さんが「ていせい生物」と正確に発音している所を、「ぼちぼちいこか」さんが「ていじゅう生物」と解釈して「定住生物」と書き間違えているのとか、

ただ、定住生物は別ですよ。例えばうにであるとか
↑間違い、↓訂正後。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか

その2。
 同じく「ぼちぼちいこか」さんの聞き間違い箇所、

ソ連だったら、カラチンスクでやったり、中国だったら六合であったり、
↑間違い、↓訂正後。
ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、

 YouTube部分のテキスト中キャプチャ画像は僕がやり、最初の小出先生思い出話しテキスト部分中キャプチャは「ぼちぼちいこか」さんの画像をお借りしました。すべて画像はクリックすると拡大します。今回、小出さんの思い出話しに関連して、一度見た小出さんのYouTubeを探す必要があり、その過程でこのテキスト起こしにやっとたどり着きました。松元保昭さんの紹介投稿が無ければ探せなかったかも知れません。松元さんにも感謝しています。最近特にGoogle検索では、情報統制の中に僕たちがいると実感させられる事が多いです。経験・コツの蓄積と根気が必要になっています。

 

再論:小出先生の「大人が食べなければならない」、レスポンスY(完)
    2011年 9月 19日
http://chikyuza.net/n/archives/14138

<松元保昭:パレスチナ連帯・札幌>

みなさまへ   松元

9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」という対論がアップされ、その長文の文字起こしを「ぼちぼちいこか。。。」さんがブログにアップしております。小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)と森啓太郎氏(子どもを放射能から守る全国ネットワーク)の対論に会場からの発言も加わります。

この小出さんの問題提起をめぐって、私(松元)も5人の方のさまざまな角度からの所論を5回にわたって紹介してきましたが、今回を小出さん自らの「再論」として、これで終えたいと思います。

しめくくりに「ぼちぼちいこか。。。」さんの「まとめ」も掲載されていますが、おそらく今後何十年、何百年、あるいは何万年も「放射能汚染時代」のディレンマとして論じ続けられていくだろうと思います。

※長文ですから、万一字詰まりの場合は下記のビデオと文字起こしをご覧ください。
●9月13日「責任ある大人が汚染食品を食べるべきか」小出裕章氏と森啓太郎氏の討論2011年9月17日

http://hiroakikoide.wordpress.com/

●ぼちぼちいこか。。。9月13日 【文字起こしUP】小出裕章氏と語る、1から6(映像もあり、発言が色分けになっていて読みやすいです。)
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032401.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html

=====以下、文字起こし全文転載======

昨日行われた討論会を見ることができました。
小出先生は、3.11以降、かなり前から食品について「大人が汚染されたものを食べて、1次産業を守り、子供を守る」とおっしゃっていました。
そのことについての討論会です。
司会・進行は今井一さん、登壇者として、子供を放射能から守る全国ネットワークの森啓太郎さんです。

では、どうぞ。

【動画】
2011年9月13日小出裕章氏と語る、続・原発『安全神話』溶融
(02:16:00くらい)

<内容について>
3.11から6カ月を経てわかったこと、確信したこと。
そして、この先どうなるのか、どうすべきなのか。
震災前より一貫して原子力発電所に対し「警告」を発し続けてきた、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)。
3・11から6カ月を経て、小出氏は次のように主張する。
「農作物・畜産物等の汚染検査を厳密にした上で放射線に汚染された物は、子どもには決して食べさせず、例えば50歳以上は飲食可などとして、大人が責任をとって食べよう」
本番組では、そんな主張に疑問を持つ方と小出氏との議論を通じて、現在進行形で危機が拡大する、放射線の影響について考えます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv62917682?ref=top


【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

(今井氏)6時半になりました。
携帯電話なってますけど、マナーモードにしてください。それで、どうも初めまして今井です。ジャーナリストです。
小出さんの本を買ってくださった方が、セットで買ってくださっているとの情報がアマゾンで入っていますが、最近この『原発国民投票』という本を出しました。
実はこの劇場のこの第7芸術劇場のフォーラム7のプロデューサーもやっています。上の第7芸術劇場の???スピリトというほうのプロデューサーもやらせていただいています。
そこにお越しになった方いらっしゃるかもしれませんけれども、5月に小出さんに原発神話溶融というタイトルで上でやったんですが、その時お越しになってくださった方、おられますか?
おぉ、3分の1くらいおられますね。で、覚えてらっしゃると思いますけれども、終わるときに小出さんに3.11から半年の9月に一度来てくださいと言ったら、小出さんが、「土日はすべて詰まってます」
ということで、平日しか空いてないということだったので、無理を言って、今日京大の原子炉研究所での研究が終わった後でこちらに来てただきました。

今日は、小出先生、今日は「さん」で行きます。小出さん、あちこちで仙台とか福島とか、この前四国にも行かれました。もちろん大阪でもやってらっしゃいます。ここにおられる方、多分小出さんの講演聞かれた方、居ると思うんですが、聞かれた方、手を挙げていただいていいですか?
ほぼ全員でしょ?ほらね?

それで、そういうことなんで、2週間3週間ほど前に小出さんと相談して、
「いつもの小出さんの講演は多分皆さん学んでらっしゃるので、今日はどこでもやったことがないようなことをやりませんか?」と相談しました。

そしたら、小出さんは
「是非やりたいことがある。それは、放射能で汚染された食物に関して、それを即刻廃棄処分にして、東電や国から畜産業や農業をやってる方に補償をさせると。もちろん補償はいいんだけれども、即刻廃棄というのはちょっと問題じゃないか?厳密にちゃんと測定をした上で、子供には決して食べさせてはいけないけれども、例えば50歳以上だと問題がない、60歳以上だったら問題がないというものについては、廃棄をしないで大人が責任を取って食べるべきじゃないか?」
という主張をされてます。

そのことについて、結構あちこちで『異議あり』という声があるんですよね。
小出さんのファンの中にも。
それで、小出さんは
「今日はそのことをじっくりと深く話をしたい。ついては自分の対戦相手を公募してほしい」
で、公募しました。

皆さん知ってますよね。HPにも載ってましたよね。
公募して、じゃあ出なかったらどうするか、その時はしょうがないから、私がやるしかないかと思ったら、すぐに手を挙げてくださった方がいて、子供たちを放射能を守る全国ネットワークの森さんなんですけどね。今日来てくださってます。
その森さんと小出さんとのやりとりというか議論は、第2部でやらしてもらいます。
第1部は、ちょうど半年ですから、この半年を小出さんがどんなふうに総括されているのかということを、小出さんの口から直接伺いたいと思っています。
では、早速小出裕章さんに登壇していただきます。どうぞ。

<05:00頃>
(今井氏)最近僕も取材で小出さんの密着取材をしてるわけですから、あちこちの講演会場行くんですけどね、女性の方がアイドルを見るような目で…
<会場爆笑>

正直言って、辟易してますよ。気持ち悪いんです。最初はこんなことなかったんです。普通に尊敬とかそういう感じだったんですが、最近「章ちゃん!」とかね、この前も浅草でやった時に、小出さん、いつも本にサインをされたりしますよね。今日も小出さんの本がずらっと揃ってますけど、女性のほうも女性のほうで、無茶苦茶なんですよね。
「抱きしめてください、ハグしてください」
とかね。
僕それを横で見てて、
「まさかしないだろう?」
と思ってたら、するんですよ!
<爆笑>

ちょっと調子に乗ってるんじゃないか?と(笑い)やっかみです。いいじゃないですか。そういう時代が来たということで。
そんなことですので、今日は頭に、実は私昨日女川原発に行ってまして、今日飛行機でこっちに来ました。
もう皆さん、小出さんのファンだからご存じだと思いますが、小出さんは、もともと反原発じゃなくて、原子力を平和利用する夢を持って、東北大学に入って行かれたわけですが、まもなく考えを改めて、かれこれもう40年以上過ぎてるわけです。
小出さんにとって、仙台と女川、女川で鍛えられたと言ってもいいと思うんですが、その女川の小出さんが昔住んでいらしたところとか、小出さんが師と仰ぐ方に昨日お目にかかってきました。その映像をちょっとだけ頭見ていただいて、それを見ながら小出さんに思い出を語っていただこうと思っています。
<07:15頃〜>
(今井氏)じゃあ早速映していただいていいですか?
電気を消してもらわないと…。
これは、小出先生マイクをどうぞ持ってください。

3be74429これは女川原発の前の海岸から撮ったところです。

9815be20もちろん小出さんが、いろいろ闘争されているときは、この原発は無かったわけです。小出さんどこが原発の建屋になるんですか?
(小出氏)これが原発の建屋です。

(今井氏)これは何なんですか?
(小出氏)これは排気塔です。

(今井氏)排気塔ね。
A8024e68これは防波堤の上から撮った映像です。まったく編集してません。飛行機着いて直ぐに今これUPしましたから、最後かなりひっくり返ってますけど、許してください。
この動画は間もなく終わりますけれども…。
これは、小出さんが女川でいろいろビラなんかを撒かれた何年後にできたんですか?

(小出氏)えー、私は74年の3月までここに居ました。
女川の原発が動いたのは、確か79年だったと思います。ですから、5年後くらいですかね。

(今井氏)で、次スチール写真があるので、見ていただきたいんですが。
これが今のそうですね、女川原発。
で、次ちょっと見ていただいて。これ、ちょっとこれ、小出さんのほうから解説してください。

(小出氏)私が女川に行きはじめた時に、女川で阿部宗悦さんという人が原子力に抵抗して活動を始めていた時でした。私は宗悦さんに女川の町のことを教えてもらいながら、ずっとそこで活動を始めて、あとでまた写真を見せていただけるかもしれないですが、そこにぼろぼろの長屋を借りて、長屋に住みこんで女川の原発に抵抗しようとしていた時期があるのですが、その長屋も宗悦さんが私たちのために借りて、地元の人間だからといってようやく借りられるわけですが、借りてくれたところで私たちは、かなり何年か住みながら女川原発に抵抗していました。
ただ、女川の町は、先日の津波でまるごと無くなっていました。宗悦さんの家もまるごと無くなって、私は宗悦さんは多分命を落としたと思ったのですが、なんとか逃げてくれて、宗悦さん、生きていてくれました。今は仮設住宅に入っていて、これが今宗悦さんが住んでいる仮設住宅。

(今井氏)これは女川第一小学校の敷地内にある仮設住宅。

(小出氏)これ、今ちゃんと写真に撮ってくれているけれども、宗悦さんの仮設住宅に行くと、玄関の前にこの旗が新たに染め抜いた旗ですけれども、『原発廃炉』という旗がはためいているという、そういう状態で宗悦さんは、いまだに原発をとにかくやめさせたいという活動を続けてくれていました。

(今井氏)はい。次の写真を。
この方がそうですね。これは、実は女川の駅から徒歩2分くらいのところなんですが、もちろん駅は今トイレしか残っていません。トイレとエレベータの残骸しか。それで、そこに海から近いというふうにいったら宗悦さんは、「女川の人はこれでは海から近いとは言わない」
と、まぁ海まで本当に歩いて3分かそこらなんですけど、阿部宗悦さんと、娘さんのみきこさんですね。ここが宗悦さんのお家やったんですよね。お店をやってらしたんですよね。

(小出氏)酒屋さん。

(今井氏)酒屋さんですよね。で、このこっち側に上がっていったところの写真をちょっと出します。次の写真をちょっと。
52f5c00fこれが実をいうと、今おっしゃったみたいに、この高さくらいまで全部水で、一日全部津波が来た後も全部残って、湖みたいになったそうです。

これくらいの高さまで。
で、次の写真を。

B707b18eここは、海岸広場と昔は呼んでいて、1970年の10月23日、原発反対の大きな集会がありまして、小出さんたちはさっき言った長屋で現地闘争本部を作って、漁民の皆さんにビラを配ったりして、コツコツと漁民の皆さんに呼びかけてらしたんですけど、ついに漁民も立ち上がって、反対集会があったんですが、これがそうなんですよね。海岸広場っていって。
次の写真をちょっと見ていただいて。

Ca8a903eもうちょっと引くとこんなかんじで、ここが海です。実はこっち側のこっちのすぐそばに女川の駅があるんですね。ここに1000人以上の方が集まって海上デモもあって、すごい熱気で、それが小出さんの大転換になったわけですよね。
次です。

Ef23bb24これが、さっき言った阿部宗悦さんが斡旋して、小出さんやほかの学生たちに「ここをつかえ」と言った長屋で、確か真ん中の廊下が結構広めで、左右に九軒づつでしたかね、あってね。確か四畳半か六畳くらいで。

(小出氏)二間だったと思います、昔は。

(今井氏)そこに学部ごとにいろんな方が、「今日は月曜日だからお前らが当番、水曜木曜はあなた」というふうにして、誰かが必ず常駐する形でそこでビラを作ったりして、拠点にして活動されていたわけですよね。
次の写真。これもそうです。
はい。次。
これで終わりです。
ちょっと明るくしていただいて。

<14:00頃〜>
(今井氏)
今はその長屋が無くなっていますけれども、実はその長屋で現地闘争本部で、小出さん真ん中来てください、ここへ。もう使わないです。

(小出氏)私使う…

(今井氏)いや、そのあと、後でまた…
<会場笑い>

(今井氏)じゃ、椅子だけ…

(小出氏)私、今井さんとあんまり近づきたくない…
<会場爆笑>

(今井氏)実はですね、それでその、「近づきたくない」…、もうね、その女性とはハグするくせにねぇ…。
で、実は、小出さんたちは当時あそこの長屋には何もないでしょ?布団一枚で…。

(小出氏)一枚ってことなないですけど…。女性だっていたし…。
(今井氏)二枚?

(小出氏)いやいや、何枚かあって…。

(今井氏)かなり汚いやつがね。

(小出氏)そうです。

(今井氏)それで、ガリ版、今日のお客さんはほとんどガリ版って言ったらわかると思いますけど、ニコニコ動画で若い人たちがいっぱい、「ガリ版」ってどう説明したらいいですか?ガリ切り、とかガリ刷りとか。

(小出氏)今日の方、ほとんどの方はわかると思うんですけど。
(今井氏)今日でも、ニコニコ動画で若い人たちが全国で見てらっしゃるから。

(小出氏)あー、そうですか。もちろんコピーはなかったわけだし、スキャナもありませんでした。蝋を引いた紙に、鉄ペンでやすりの上で字を書いて、それをインクで投射版と私たちが呼んだもので、ビラを作るということを毎日やっていました。

Ff3e4fb5

(今井氏)そのビラがこれなんです。現物です。
(小出氏)<笑い>

(今井氏)びっくりしたでしょう?ほら〜!
びっくりさしたろうと思ってね。これ全部あるんですよ。手に入れました、私が。これYahooのオークションに掛けたら大変なことになりますよ。
<会場笑い>
これなんですよね。
あとで皆さんにお見せしますから、どうぞ。
小出さん、これさきにどうぞ。まとめてちょっと。全部コピーとってますから。またコピーを渡します。
これね、えーと、このビラは、右見てもらったらわかると思うんですけど、『のりひび』って書いてあるでしょ?
この意味が分かる人、この中におられます?あ!手が挙がった!ちょっと言ってみてください。
(不明瞭)

あのね、『のりひび』というのは、女川の漁師さんたちがさんま獲ったりイワシ獲ったり、カキを養殖したりしてたんですけど、海苔の養殖の時に、いかだを作るんじゃなくて、当時は竹竿を突き刺して、そこで海苔の養殖をしてたんですよね。
その竹竿を突き刺したそういう状態のことを『のりひび』とこう言って、多分小出さんたちの気持ちは、
「女川町で自分たちものりひびになろうと。反原発の」
ということで書かれたと思うんですが、これ僕チラシ全部読んだんですが、なんかセクトの具体的な名前を出すと…、まあいいか、中核とか革マルのあのチラシとはちょっと一味違うんですよね。紋切型じゃないんです。中核、革マルの方、怒ったらダメですよ。
あの、一枚一枚、本当によく言葉を選んで、紋切型じゃなくて、よく考えて漁民の皆さんに訴えてらっしゃるんですよね。例えば、
「鉄塔を作ったり、道路を作ったりして漁民の皆さんに原発建設は既成事実なんだと、諦めさせようと、そんなふうに電力会社はしてるけれども、漁民の皆さん、諦めないでください」
というような内容ですよね。
だから、そんなことで小出さんたちは私が聞いたところによると、小出さん、何か女川の例の駅の前から船に乗って、原発予定地に船で行って、ビラを抱えたまま、そのビラを山道を通って十数キロの一軒一軒家に置いていったって聞いたんですけど、やられましたか?

(小出氏)もちろんです。ただ、私は行くときも歩いて行きました。

(今井氏)えぇ!!!

(小出氏)女川の町を朝早く出て、行きながら撒いていって、最後にさっき見た原発の敷地の今井さんが写真を撮ったというところに、小屋取(こやとり)という集落があって、ちょっと小さな港が。そこで最後にして、夕方になってテクテクとまた十数キロの道を歩いて帰ってきました。それは、普通は私はそうしました。

(今井氏)もうこんな時代は日本にこないでしょうね。今の学生が、その小出さん、どんな思いでやってらしたんですか?

(小出氏)今も一緒ですけれども、原子力だけは決して許せないと思いましたので、そのためには、『私ができることは、私の責任でやりたい』と、それだけです。

(今井氏)ということらしいです。
で、まあずっとそこから一直線に来てますよね。まっすぐに四十数年。

(小出氏)すいません。何の進歩もないまま…<笑い>

(今井氏)<笑い>そんなことで、改めて本当に、昨日私は歩いてではなくて、嘗て小出さんが仲間と一緒に一軒一軒ビラを配って歩いた集落を、私も昨日歩いてきたんですが、いやー、小出さんの仲間の方は、
「もう一回やれっていってもようやらん。」
って言ってましたね。
「よくあんなことやったな」
って。あと、援漁というのがありますよね。三里塚では援農というのがあったんですけれども、農業を支援するっていう。
小出さんたちの場合は、漁を支援する。漁師さんたちも最初は胡散臭い目で見るわけですよね。
「おまえら、目的は何や?」
みたいなそんな感じ<笑い>

(小出氏)役に立たないしね。学生が漁師になろうとしても、本当迷惑ばっかり。

(今井氏)カキ剥きとかやるんでしょ?

(小出氏)カキ剥きもやりましたし、のりひびを作るのもやりましたし、ワカメの目付とかいうのもやりましたし、山ほどやりましたけど、ほとんど足手まといだったと思います。

(今井氏)でも、いい話は小出さんがそういうふうにやると、だんだん漁師たちも情が移っていって、小出さんたちが女川の町から石巻を経て、仙台の自分たちのところに戻るわけです。仙台には仙台のアパートがあるんです。山屋敷っていう…。その山屋敷に帰るときに2時間半、3時間半かかるわけですけれども、漁師さんたちが、
「あんちゃん、これ持って帰れ」
って言って、いわしとかさんまを大量にビニール袋に入れて持って帰らせるわけですよ。
それで山屋敷の大家さんに渡すわけですよね。
大家さんとも会ってきましたけれども、なんか鶴瓶ちゃんのA Studioみたいになってきましたけれども、だけどその大家さん曰く、
「小出君が時々そうやって、さんまとかいわしとかを持ってきてくれるから、今度は山屋敷というアパートの廊下に七輪を置いて、みんなで焼いて食べた」
というふうに言ってました。ちなみに当時の家賃は5500円です。

小出さんは、一回も滞納が無かったと。何年いましたか?あそこに。

(小出氏)4年半居ました。

(今井氏)そんなことです。
そこから来て、今日の小出さん活動を続けてらっしゃるんですけど、今日さっきも言ったみたいに、そんな小出青年がずっと一直線に来て、今研究者として活躍されていますけれども、小出さんの目から見て、この3.11からの半年というのを少し話をしていただこうと思います。
小出さん、その話の時もパワーポイント要りますか?わかりました。
じゃあ僕ちょっとハケます。

【そのA】に続きます。

YouTube部分はここから

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032410.html
<22:20頃から>
(小出氏)皆さん改めて、こんばんは。今日はありがとうございます。なんか皆さん私の話は何度も聞いてくださっているという、さっき今井さんもそう挙手で確認してくださったようですし、今日はメインのテーマはさっき今井さんが言ってくださったように、汚染してしまったこの世界の中でどう生きるべきなのかという食べ物の話をしたいと思っています。
ただその前に今現在、福島の原発はどうなっているのかという話もしろと、今井さんからどうもそういう要求を受けたので、ちょっとだけその話をさせていただきます。
まず、後半の議論につなげるために、生き物というものの不思議さというか、私自身が「とてつもなく生き物とは不思議だ」と思っている根拠の話だけ聞いていただこうと思います。
この会場に集まってくださっている100人を超えているでしょうか、方と私も含めて、みんな違う人間だし、地球60数億人いる人間がみんな違う人間だというのは、DNAが違うからですね。
私の指の皮膚を取ってDNAの分析をする、あるいは皆さんの血液を採ってDNAの分析をしてもいいですけど、全て違う。一人一人が違うわけですね。
でも、私なら私のDNAというのは、皮膚のDNAも、血液のDNAも髪の毛のDNAもすべて私のDNAですよね。そうできているわけで。
命を支えているというのは、全てDNAに書き込まれた情報で命という存在があるということだと思います。
そのDNAというのは、あまりこまかい理論をする時間はありませんけれども、二本の糸がらせん状に縒り合わさって作られている。そのらせん状に結びつきあっている、絡み合っているDNAの一本一本は、幅は2ナノメートルという幅なんだそうです。たいへん小さな、ナノというのは10億分の1という意味で、とても目では見えない幅のもの。
そして、私の指なら指の細胞から一つの細胞を取ってきて、その中に入っているDNA、幅2ナノメートルというDNAを絡み合ったらせんをずっと引き伸ばしていくと、1.8メートルになっているんですね。
私の体の中には60兆個の細胞があるというんですけれども、60兆個の細胞の一つ一つを引き伸ばしたら、1.8メートルになるDNAがある。それが私を支えている
ということなんだそうです。
では例えば、ここに皆さんが普段使う裁縫の糸というものをイメージしてください。普通の糸ですね。大体より合わせっている糸になっていると思いますけれども。太さ0.2ミリという普通の糸くらい。裁縫用の糸というものが、もしDNAだったとすると、その糸、ぐちゃぐちゃに丸まっている糸をずっとほどいていくということを考えてほしいんですけれども、裁縫用の糸、どれくらいの長さにしたら、いわゆるDNAというイメージになるでしょうか?
本当は2ナノメートルで1.8メートルです。

0533850pxでも、それを0.2ミリの糸と考えて引き伸ばしていったら、どのくらいの長さになるか?ということを皆さんに考えてほしいわけですが、これは、近畿地方の地図です。今私たち大阪に居ます。一体裁縫用の糸を引き伸ばしていって、DNAの長さにしようとしたらどうなるかというと、ここらへんに若狭湾の原発群があって、大阪に電気を送ってきてくれるわけですけれども、DNAというのは、このくらいの長さになります。

180キロメートル。
小さい字で申し訳ないですけれども、普通の裁縫用の糸を180q引き伸ばす。それは二本で縒り合わさった糸なんですけれども、ずっとこうやってほどきながら、実はもともと二本からなる一本の糸をほどきながら二本からなる二本の糸に再生するというのが、『細胞分裂』ということなんですね。
細胞分裂をしながら、もともとは私が生まれたときは父親の精子と母親の卵子が合体した万能細胞一個だったわけですが、細胞分裂を繰り返しながら、私になったわけだし、皆さんになってるわけだし、生き物というのはそういうことをやっているわけです。
「こんな長さの糸をほどきながら、同じ糸をもう一本再生していくなんてことは、人間ならできない。人間ならっていうか人工的な技術を使ってはできない」
と私は思います。
でも、それを日々やってるんです。私なら私の細胞はやってるし、子供なんていうのはもっとどんどん活発にそれをやりながら自分の体を作っていくということをやっているわけです。
「本当に不思議なものだな」と私は思います。
そういうことをやっている生き物というものに対して、放射線というものが今、被曝を加えるという現実になっているんですね。そうすると、放射線というのは、DNAならDNAを作っているひとつひとつの、私たち分子結合を破壊することをやるわけですから、放射線に被曝をしてしまえば、本当に生き物としての基本的な情報を次々と壊されていくということになる。たくさん壊されてしまえば、もちろん生きることができなくなります。皮膚自身が壊れてしまう。血液自身が壊れてしまう。生きることすらできないことになるわけですし、たくさん壊れされないとして、福島の事故が起きて、枝野さんという官房長官が居て、枝野さんの口癖は、
「ただちに影響が出るレベルではない」
と、言ったわけですね。
でも、「ただちに」出なくたって、細胞に傷がつくということ自身は当たり前に起きる

すぐには見えなくても、その傷ついた細胞というものが、いつかまたガンになって出てきたりするということは、生物学的に言えば当たり前のこと。そのことは放射線というものを人間が知ってから100年以上経ちますが、その歴史の中で少しずつ事実を調べながら、科学的な知識を蓄えながら判ってきたことなわけです。
現在の学問の到達点というものは、こういう状況になっています。
0938850px私はここに『BEIR Z報告』と書きましたけど、これは私たち、普通「ベイル」と呼んでいます。Biological Effects on Ionizing Radioationという
んですけど、『電離放射線の生物影響』ということをずっと調べてきた米国の科学アカデミーの中にある委員会です。
その委員会が2005年に7番目の報告を出したわけです。長い研究をしてきた結論がどうだったかが書いてあります。
その結論はこうです。
利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した。被曝のリスクは、低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
というんですね。

しきい値(閾値)というのは、「これ以下なら安全だ、被害が出ない」というものを私たちは閾値と呼ぶんですが、
『そんなものはない、こと放射線に被曝をするという限りは、どんなに微量であっても、ただちに影響が出ないレベルであっても、必ず危険がある』
というのが現在の学問の到達点
なわけです。
ですから、私は枝野さんの言い方を聞いて、
「こういう言い方は、やっぱりサイエンスとしては正しくないし、国としては危険があるということをもっとちゃんと認めるべきだな」
とずっと思ってきました。
1055850pxそういう放射線の被曝に関する知識が歴史とともに蓄えられてきたために、人々に対してどこまで被曝を我慢させるか?という値、いわゆる放射線の許容量というものは、時を経るにしたがって、どんどん低下してきました。
ここに1900年、1950年、2000年と書いてありますが、1900年というころは、実は放射線というものが発見された当初の頃です。
一番初めは1895年に、ドイツのレントゲンという物理学者が、初めてX線という放射線を発見するのですが、それ以降、放射線というものは何なのか?ということを調べる研究が始まったのでした。
皆さんご存知なのは、有名なキュリー夫妻とかが、必死で放射線って何かということを調べようとしていた時代なんですね。
その頃には、いわゆる放射線の許容量と書きましたが、どのくらいのものを人間に許容しようとしたか、或いは我慢できるかと考えたかというと、こういうところなんですね。

これは、横軸は普通の1900、1950、2000といって、皆さんが普通になじみ深いスケールで書いてありますが、縦軸は実は『対数グラフ』と私たちが呼ぶグラフでして、下からいうと10倍毎に上がっていくというそういう特殊なグラフ用紙を使っています
そして、レントゲンやキュリー夫妻たちが研究をしていたころは、1年間にどこまで浴びていいかというと、30,000ミリシーベルト、30シーベルトというような、こんなものを浴びたら死んでしまう、一辺に浴びたら死んでしまうというくらいのものが、許容量と言われていたんですね。
こういう時代にキュリー夫妻たちも仕事をしていて、自分の実験室で仕事をして、放射能を扱っているわけです。でも放射能がどれだけ危険かわからない。自分の実験着のポケットに入れて持ち歩いているわけです。そうすると、やけどするんですね。
「やっぱりやけどするのはまずいだろう」
ということで、この頃はそういうのが、いわゆる許容量というか、そんなに浴びるのはまずいから気をつけろよという値だった。
この頃にたくさんの人がキュリー夫妻も含めて死んでいくわけです。放射線っていうのは、被曝をすると危険だということがわかってきて、20年、30年も経つと被曝の許容量というのは、100分の1くらいまで下がってくるわけです。

それでもやっぱり放射線は危険だということがずっと判ってきて、次々と下がってくるわけですが、ここにICRPと書いてありますが、これが最近皆さんも聞くと思いますが、国際放射線防護委員会という国際的な組織ができる頃なんですが、その前に原爆の被爆ということが起きるんです。1945年。
被爆ということが起きて、それから被爆者にどういう影響が出てくるかということに研究が始まって、次々とまた治験が蓄積されてくるということになったわけです。
そうすると、やはり今まで思ってきたよりも放射線は危険だということが、次々と判ってきて、どんどん許容量というのも引き下げられてくる。
そして、これは黒い丸印は普通の職業人といっている人たちの許容量なんですけれども、職業人だけでなくて、たくさんの人々が被曝をする時代というのが来てしまったわけですね。
原爆が爆発したら、たくさんの放射能が地球全体にばら撒かれるということになったわけだし、医療上のX線撮影もどんどん広がってくる。
なんか人々を守らなければいけないということに気が付き始めて、普通の人々に対する許容量というものも、設定されるようになってくる。
1459850pxでも、それも次々と放射線は危険だということで、どんどん引き下げられてくる。これがこれまでの放射線影響に対する知識の蓄積史です。
言ってみればずっと下がってきた。

知れば知るほど被曝というのは危険だから、いわゆる許容量、どこまで我慢できるか?というものは下げるしかないということで、ずっと今日まできた、そういう歴史でした

<37:40頃から>

そして、福島の事故が起きてしまいました。
0035850pxこれはもう皆さん、十分ご存じだろうし、私もいつもこんな写真を見てもらっていますけれども、真ん中に並んでいるのは、タービン建屋。タービンという蒸気機関を回して発電をする建屋がずっと並んでいますし、その左側に原子炉建屋というのが並んでいる。
上のほうから1号機、ボロボロですね。吹き飛んでしまっている。2号機はなんかまだ形があるように見えています。3号機ボロボロ、4号機ボロボロというように、複数の原子炉が一気に壊れてしまったということになりました。
一体この壊れた原子炉の中からどれだけの放射能が環境に出てきたのかということを、日本の政府がIAEAという国際組織に報告書を提出しました。
その報告書のデータ、それがどこまで正しいか私にはわかりません、わかりませんけれども、どういう報告をしているかというのを、ここで見ていただこうかと思います。
ちょっと小さい絵でもう少しちゃんとスライドを作ればよかったんですが、小さい字で申し訳ありません。
ここに四角があるのは判っていただけるかと思います。

0247850pxこの四角は、広島原爆が爆発してまき散らしたセシウム137という一番危険性の大きい放射性物質の量というものを、この四角で書きました。
では、今壊れてしまった福島第一原子力発電所の原子炉からどれだけのセシウム137が放出されたかと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
まず、これが1号機。

すいません、また字が小さくて見にくくて申し訳ありませんが、広島原爆の約6発、7発分というものを1号機から放出したと言っています。

0319850px次が大変なんですけど、これは2号機です。
さっき「かろうじて建物が残っていますね」と皆さんに見ていただいた、2号機が実は一番酷いと。形は残っているけれども、外に放射能を放出したのは2号機が主犯だと日本の政府は言っています

そして3号機も何がしか放出したと言っています。

全体でどれだけかというと、これは大気中に放出した放射能なんですけれども、広島原爆が、放出した放射能の170発分。
私が言っているんじゃないですよ。
日本の政府が
『広島原爆170発分の放射能が既に出てしまいました』と言っているのです

そして、実はそれだけでは済まないのです。
セシウムというのは、私たちのような生き物にとって、かなり被曝に寄与する放射能で、私たちが普通アルカリ金属とよぶものに属していて、『カリ』というのを皆さんご存知ですね。窒素・リン酸・カリという肥料の三大要素といって、植物を育てるのに必要なものですし、それを食べながら人間が生きているわけで、私なら私の体の中にカリはたくさんあるわけですけれども、セシウムというのはカリと同じ挙動をしますので、環境が汚れてしまうと、私の体にカリももちろん入るし、セシウムももちろん入ってしまうという元素なのですが、セシウムという元素の中には、今見ていただいた137番という番号のついたセシウムのほかに、ほかのセシウムもあるんですね。
これが今見ていただいた日本の政府が言っている原爆170発分放出したというセシウムです。それが、ベクレル数で言うと、数字は面倒くさいですので、こういう数字だと政府は言っていました。それが、広島原爆170発分に相当していたというんですね。

そのほかにセシウムで違うセシウムがあります。なんていううセシウムかというと134番という番号のついたセシウムです。これが一体どれだけ放出されたかというと、日本の政府が言っているかというと、これだけです。
137番のセシウムに比べて2割多い、134番が既に放出されたと日本の政府は言っています。ただし、137番のセシウムと134番のセシウムは生物学的な毒性が少し違います。被曝の毒性が少し違う。
どのくらい違うかというと、セシウム137のほうは1ベクレル食べるごとに、ここに数字で示しているようなミリシーベルトという被曝をする。そして、134のほうは1ベクレル食べるごとにこれだけの被爆をする。片や1.3だし、片や1.9で約5割、134のほうが危険だと思われているんです。現在の学問だと。
そうすると、放出量で2割多いし、危険度で5割多いわけだから、一体このセシウム134というのは、広島原爆が放出した137というセシウムに比べると、何発分になるかというと、300発分になる

0649850pxこれを合算すると、セシウムという放射性物質だけで、広島原爆470発分というものが、すでに放出されたと言っているのです。
私じゃないんですよ。
何度も確認するけれども、私がデマで言っているのではない。日本の政府がIAEAという国際機関に対して、これだけ実は福島の原発からは出てしまいましたと言っている
そして、これはまだ収まっていないんです。今現在も出ているわけだし、ひょっとするともっともっとたくさん出てしまうんではないかということを私は危惧している、そういう状態で事故が今進行している。

【そのB】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032484.html
<45:00頃〜>
今までに出たセシウムでどんな汚染が生じたかということを少しずつ政府はデータを小出しにしてくるわけですけれども、比較的最近のデータが、こんなデータです。
セシウム137とセシウム134の合計で、どれだけ汚染をしたかということを色分けにしてこの地図に書きましたということです。(※)

160 ※SOBA:スクロールして見るなら。2011-08-30 文部科学省による航空機モニタリングの結果(改訂版)(福島第一原子力発電所から100,120qの範囲及び宮城県北部並びに栃木県南部の地表面に沈着したセシウム134、137の濃度の合計)

160_2 ※SOBA:こちらは最新版。スクロールして見るなら。2011-10-12 文部科学省による新潟県及び秋田県の航空機モニタリングの測定結果について(文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び新潟県及び秋田県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計)

そして、福島原子力発電所を中心として、円がいくつも書いてありますが、一番小さい円が半径20kmです。その外側が30q、60qがあって、ここは120qだったかな?100qか120qですがそういう円が書いてある。
そして、今現在、政府が避難の指示を出したという地域は、ここの黄色く塗ってある地域がそうです。避難の指示を出して、住民を避難所に押し込めた。避難所に押し込められた住民たちは、お年寄りを中心として次々と命を落とすというような地域が、この黄色いところを含めた赤いところですし、ここに取り残された家畜たちは、囲われたまま命を落とすということが起きているのが、こういうところです。
ただし、この青いところ、或いは、緑いろっぽいところ、こういうところがありますけれども、こういうところというのは、日本の法律、現在ある法律を適用すると、放射線の管理区域というところに指定しなければいけません。
放射線の管理区域というのは、
私のような非常に特殊な人間=放射線業務従事者というレッテルを貼られた特殊な人間だけが入っていい。
仕事のために入っていい。
そこに入ったが最後、水を飲んではいけない。
食べ物を食べてはいけない。
寝てはいけない。
という特殊なところですが
、そういう特殊なところに指定しなければいけない地域というのが、ずっとこういう範囲に広がっているのだそうです。日本政府が言っています。
福島県のほぼ東半分です。福島県はここまでですけれども、東半分以上ですね。さらに宮城県の南部、或いは北部、牡鹿半島という女川があったところですけど、こういうところ、そして茨城県の北部、栃木県の北部一帯というものは、放射線の管理区域にしなければいけないというほどの汚染を受けていると、日本の政府が言っています
「一体どうしてこんな汚染を受けたのか?」ということを群馬大学の人がこんな地図を作ってくれました(※)。


※SOBA:群馬大の早川由紀夫教授の「福島原発から半径300kmの汚染地図」。

(↓クリックで拡大します)
20110911gmap06 ←早川由紀夫の火山ブログ
放射能汚染地図(四訂版)より。

20110911の4訂版、(画像が大きいですスクロールして見たい場合はこちら)。

Route930 2011年9月30日汚染ルートとタイミング(改訂)より。

20110930版(スクロールして見たい場合はこちら

ここが福島の原発があるんですけれども、ある時に南西方向に風が吹いていて、その風で放射能が流された、そして南西方向に汚染を広げて、その汚染がずっと南に流れていって、茨城県、千葉県、或いは東京都の一部というところに汚染を落としたということになっています。
そして北西方向に、ある時に流れたものは、あるところで風向きが反転して、福島県の浜通りと言っている、両方山に挟まれた谷あいをずっと流れて栃木県或いは群馬県のほうに汚染を広げたというのですね。
そして、ある時に海沿いに出ていったものは、牡鹿半島をなめて、また内陸に拭き戻って宮城県の北部に汚染地域を作ったということを言っています。
そして、さっきも見ていただいたように、福島原発を中心に北西方向の一帯と、南西に伸びる一帯、こういうところが現在、強制避難をさせられています。これは、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故で、強制避難させられたレベルとほぼ同じですけれども、そういうところから、約10万人の人が避難させられています。琵琶湖の面積のほぼ2倍。琵琶湖ってかなり巨大な湖です。皆さんも多分よく行かれると思いますけど、そこが二つ分入ってしまうほどのところが、もう無人にしなければいけないという状態になっているわけですし、もし、さっき聞いていただいたように日本にある現在の法律を厳密に適用しようとすると、福島県全域に匹敵するくらいの土地というものを無人にして、放棄しなければいけないというくらいの汚染を受けています
日本という国は、法治国家と言われています。
ですね?

例えば私が法律を犯せば、私は警察に捕まって刑務所に入れられる。法律を破れば処罰を受ける、そういう国だと言われている。私が法律を破ると、国家が処罰する。
でも、それなら、法律を守るのは国家の最低限の義務だと私は思います。
1341850px日本というこの国には、国家が定めた法律がたくさんあります。その一つは、一般の人々には1年間に1mSv以上の被ばくをしてはいけないし、させてはいけないという法律があるのです。
ですから、皆さんだって1mSv以上被曝をしてはいけない。もし皆さんに1mSv以上の被曝をさせるような人間が居たら、そいつは処罰すると言ってきた。日本の政府は。

それから、私は放射線の管理区域というところで働きますが、放射線の管理区域から出るときには、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあったんです。

私は、だから放射線管理区域で仕事をして、放射線管理区域からもし出ようとするなら、私の手すら、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えて汚染していれば、私の手は外に出られない。つまり私自身が管理区域から出られない、そういう法律だったんです。
そういう法律があったんですが、今回の事故が起きて、今回の事故を起こした最大の犯罪者は、私は日本の国家だと思いますが、その国家が自分たちが定めたそういう法律を一切反故にしました。
「人々が1年間に1mSv以上被曝してもなんでもない」
と言い出したわけだし、
「1平方メートル当たり4万ベクレルを超えるような汚染があっても、そこに人々が住んでいい、子供を産んでもいい、そこで子供を育ててもいい」
というようなことを言い出している
、そういう状態になってしまったわけです。
法律というものは、一切の意味を失ったという、そういう時代に3月11日からこの日本という国家が入ったわけです。
本当に私は3月11日を境にして、日本というこの国家が変わってしまったと思います。

0022850px人々が普通に生活する場所が、私がいやいや入る放射線管理区域よりも遥かに汚れているんです。今。
土地も食べ物も、がれきも、下水の汚泥も、全てが今までは放射性物質と呼ぶようなものに変わってしまっている。
皆さんは、まだ実感してないかもしれないけれども、すでに福島を中心としてそういう世界になってしまっているんです。
ですから、福島に住んでいる人たちは、大変なことだろうと私は思うし、これからは福島を中心として、今日のこれからの後半の議論の中心になるけれども、福島で取れる食べ物を含めて、そういうものが流通機構というものがあるわけですから、そこらじゅうに流通してくる。放射能で汚れた世界で私たち自身が生きるしかないという、そういう時代に入った。
そういう世界に変わったんだということを皆さんにも是非とも認識しておいてほしいと思います。
<54:15頃から>
そういう中で、福島の人たちは大変です。
どうやって考えていいのか、私自身もわかりません。今現在、放射線管理区域に指定しなければならない汚染地で、人々が住んでいる。子供を産んで、子供をそこで育てるということをやっているわけです。
始めに聞いていただいたように、被曝をするということは、あらゆる意味で危険を伴うわけですから、そこに住み続ければ健康の被害を受けます。避けられません。
なんとか私は、それを避けて逃げてほしいと思います。
でも、日本の国家は
「そんなこと勝手にしろ」
と言っているんですね。強制避難地域はちょっと違うかもしれない。避難所を用意して、そこに移させたわけだけれども、そうじゃない地域の人に関しては、
「知らないよ、自分たちで勝手にやれ」
と言っているわけで、逃げたくても逃げられない。普通の人々は。仕事も何も全部捨てて、とにかく逃げたいと思っている人は、もちろん居るわけで、逃げた人も実際に居ます。でも仕事を捨てて逃げたときには、生活が崩壊してしまいます。
仕事を捨てられないから、子供だけでも逃がそうといって、子供を逃がした家もあります。でもそうなると今度は、家族はバラバラになってしまう、家庭が崩壊してしまうことになるわけです。
避難をするときには、今度は生活が崩壊する、家庭が崩壊する。

一方では、体、物理的なと言うか、生命体としての体は被害を受けるわけだし、避難をしようとすれば、今度は心がつぶれてしまうという、本当にどっちにしていいかわからないという、そういう選択の前で、福島の人たちは苦しい選択を毎日強いられている、そういう状態になっています。

本当にこういう被害を生じさせて、いったいその被害の大きさってどれだけなのか?と考えると、私にはよくわからない。
まずは広大な土地が失われます。
さっき今井さんが女川の町の写真を見せてくれて、私も行って、愕然としました。
私を育ててくれた、阿部宗悦さんという人が居た家も、跡形もない…。女川の町が何もないんです。私が借りて住んでいたアパートの当たりだって、そこまでが浸水して、さっき今井さんが見せてくれた写真ではまだ家は残っていたけれども、もう本当に女川の中心街は何もないという状態になっていて、私は呆然とそこに立ち尽くして戻ってきましたけれども、
「それでも!」
と思いました。
「この町は、必ず復興するんだ」と。
人々がそこに戻ってきて、家を建てて仕事をまた組み立てて、女川の町を復興すると思いましたし、むしろ確信しました。
「しかし」
と次に思った。

「福島原発周辺で、膨大な汚染を受けてしまったところは、もう復興できない。」
一見、綺麗ですよ。普通の家が建って、津波で襲われたわけでもなんでもない、地震でつぶれたわけでもない、家が建っているけれども、放射能は目で見えない。そういう目で見えない放射能で汚れているために、もうその町、その村はすべて捨てるしかない。
復興も何もできないで、失われてしまうというそういう土地が、少なくても今現在、琵琶湖の2倍というくらいの面積であるのです
その周辺にも放射線の管理区域にしなければいけない汚染を受けた土地があって、そこで今現在人々が住んでいる。たくさんの人が被曝を強いられているという状況。
そして、今日の後半のテーマですけれども、これから汚染した食べ物がどんどん出回ってきます。
『それをどうするのか?』
あらかじめ言っておきますけれども、私は放射能なんて決して食べたくはありません。どなたにも食べさせたくない。皆さんもそう思ってると思います。
そうなると、普通の感覚で言えば、放射能で汚れたものは要りませんというと思います。
そうなれば、福島の1次産業は崩壊します。
それに伴って、またたくさんの生活が崩壊するということになると思います。
そんな被害を一体どうやって補償するんですか?賠償するんですか?
戦争が起こって爆撃されて、破壊されたって、そこに戻ることができます。東京だって東京大空襲で焼け野原、広島だって長崎だって原爆で壊滅させられたけれど、それでも町はちゃんと復興できたんです。
しかし、今度はもう町自身が無くなってしまう。そういう被害の重さというのをどうやって考えたらいいか?
戦争だって起こらないような被害が、今現在起きているんです。

東京電力というのは、日本最大の会社です。
経済界に君臨してきた巨大な企業ですけれども、そんなものがいくら賠償しようと思ったって、賠償なんてできません。
ですから、今東京電力にどれだけの賠償責任を負わせようかといって、いろんな議論がありますけれども、私は議論をするまでもなく、「東電を倒産させろ」と思っています。
持てるモノ全てを吐き出させて、東電は倒産させるというのがいいと思います
。東電の株券は紙くずになります。一番困るのは巨大銀行ですね。まあ銀行なんてどうでもいいと、まずは思う。でも、個人投資家という人たちも居て、東電の株券を持っていたんでしょうけど、そういう方々には気の毒だけれども、でもしょうがない。東電なんかを信用した責任を取って、株券タダになっても諦めてくれと、私はそこはしょうがないと思います。

でも、東電なんか、何回倒産しても贖い(あがない)きれない被害が実は生じるんです。
日本の国家が倒産しても実は払い切れないくらいと実は私は思います。
ここに至ってなおかつ政治家とか経済界の人たちは、
「原子力を止めたら、電気代が高くなってしまう」
とかいうようなことを、どこまであほなのか?と私は思うけれども、そんな議論をしている人たちがいるんですね。
もうそれどころではないんだと。原子力をやってきたから、こんなことになってしまって、途方もない厄災を私たちはこれから背負っていかなければいけないということを、多くの人にちゃんと認識してほしいと私は思います。

(SOBA:ここから数分YouTubeなし部分)
あ、そうか。
今井さん、ここで辞めてもいいかな?
何時までやっていい?

(今井氏)どうぞ、お好きに。

(小出氏)えーっと、むしろ私は森さんと議論をするときに、その初めにでもこの後の話はしたい。どうしましょう?いいですか?それでも。はい。ではとりあえずここで切らせていただいて、後半の議論につなげたいと思います。

<01:02:00頃〜>
(今井氏)じゃあ今日の対戦相手を。森さんどうぞ上がってください。
森さんも小出さんもこの後また使うんですよね。

(小出氏)私今からまたあるけど、どうしたらいいですか?

(今井氏)ちょっとそのまま座っていてください。いや、動かさなくていいです。じゃあ小出先生、とりあえず座ってください。
森さん真ん中へ来て。椅子もいらない。

(小出氏)森さん、これ(プロジェクター)使われる?

(今井氏)はい、使われます。

(SOBA:ここまで数分YouTubeなし部分、終わり)

森啓太郎さんです。
東京から来ていただきました。今日の段取りを言いますね。皆さんお手元にプログラムがあると思うんですけど、まず、汚染された食品をどうするのか?食物をどうするのか?農作物をどうするのかについて、小出さんのほうからまず、最初5分くらい冒頭陳述というか、主張していただきます。で、それが終わったら、今度森さんのほうにしていただいて、その後、今度はパワーポイントを使わないで、椅子を並べて議論を展開すると。
では、引き続き小出さんのほうから。

【そのC】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3032763.html
<01:03:15頃〜>
(小出氏)
では、私の議論に応じてくださるという森さんが来てくれたので、私の主張を今から述べさせていただきます。
またパワーポイント、私の分を映してください。
はい。今、福島でどういう事態になっているかということを聞いていただきましたので、そういう事態を受けて、私はどうしたいか?ということを、まず聞いていただこうと思います。
私の願いと書きましたが、私の願いはこうです。
『子供を被曝させない』
ということが第一です。
そしてもう一つあります。それは、
『1次産業を守る』
ということです。

この二つのことをどうしたら実現できるか?ということを考えてきて、私は、提案があって、それをこれまで発言してきたわけです。
まず、子供を被曝から守らなければならない理由というのは、かなり単純です。
一つは、子供は放射線の感受性が高いということです。
私は先ほど生き物というのは、大変不思議なものだといいましたけれども、DNAというものを複製するという、間違いなく複製するということで、生き物というものが成り立っているわけで、複製する細胞分裂を起こしている、その器官に傷をつけられてしまうと、どんどん傷が拡大していくといことになって、被害が大きくなるわけで、細胞分裂がしなくなるような大人というのは、不活発になる大人は、ほとんど危険が無くなるということになるわけです。
ですから、放射線の感受性の高い子供というものは、やはり守らなければいけないということが、私の根拠の一つです。
そして、何よりもですが、子供には原子力を選択した責任がありません。
今日、この場に居るのは、そこそこの大人の方で、選挙権も持っているわけだし、どういう政治を作るか、どういう社会を作るかと、それなりに発言権もあっただろうと思われる方々がいるわけで、そういう私を含めた大人というものが、今日の原子力をここまで許してきたわけだし、事故も許してきた。汚染も許してきた責任があると思うわけですが、子供に関しては一切そんな責任がないんです。何としても彼らに危険を負わせるということは、避けたいと私は思います。

0546850pxそして、ちょっとだけ言っておきますけど、子供の放射線の感受性というのは、今から見ていただくように大変高いと私は思います。
今ここに30歳という人の放射線の感受性を帯の高さで示しました。
これはちょっと理解がなかなか難しいかもしれませんが、1万人シーベルト当たりのガン指数という、そういう評価基準です。1万人シーベルトというのは、1人が1シーベルト被曝をした人を1万人集めてくれば、合計の被曝量が1万人シーベルト、そういう意味です。
もし、一人一人が0.1シーベルトしか被曝をしていなければ、逆に人数は10万人集めてこなければいけないというそういう単位ですが、そうすると、そのうち3855人が、ガンで死にます。30歳の人であれば。
そして、これはごくごく平均的な人間の危険度というのが30歳の人です。
今日この会場はほとんど30歳以上の方が多いように見えますが、30歳の方が居れば、ごく平均な方だと思っていただければと思います。
そして、年を取るだけ生命体としての活動はどんどん衰えていくわけで、細胞分裂なんかもうしないわけですね。体が大きくならないし、むしろどんどん小さくなっていく。年を取ればとるだけ。そういうことになるわけで、放射線に対する感受性はどんどん鈍くなってきます。どんな風かというと、こんなんですね。
55歳を過ぎれば、もう平均的な人に比べて、ほぼ100分の1です。

私はすでに60歳を超えてますので、もうほとんど危険はないというくらいの感受性しかなくなっているわけですね。
逆に子供のほうに行くにしたがって、感受性はどんどん上がっていきます。
ゼロ歳の赤ん坊というのは、平均的な人に比べたら、4倍も5倍も危険だという。そして彼らには原子力に関する何の責任もないですから、何としても守りたいというのが、私の根拠です。

0630850pxそうですね、これは、推進派というのは日本の政府などです。そして、Gofmanと書いたのは、私が信頼している米国のお医者さんでしたけれども、その人の放射線の危険度の評価というものをここに一つの表にしたもので、今見ていただいた縦の棒があったものは、Gofmanさんの評価に従いました。そして、今この場合には、1mSvの被曝をした人が1万人集まった場合のガン死者というのを書きました。1mSvというのは、皆さん判っていただけると思いますけれども、普通の皆さんが1年間に許されるというか、これ以上は被曝をするなよと言って決められたのが、1mSvです。
それで、そういう基準をあてはめられた人が1万人集まれば、日本の政府が言っていても、1人はガンで死ぬと。私が信頼しているGofmanさんの場合には4人が死ぬと

1mSvでも危険が無いということではない。
「1年間に1mSvの被爆をしていれば、1万人に1人、或いは1万人に4人はガンで死ぬよ。でも、それはこういう社会を維持するためには諦めろ」
という、そういう基準なんです。安全でも安心でも大丈夫でもない。危険はあるということは判っている。
「子供の場合には、それが4倍、或いは5倍近くになりますよ。それを諦めるしかない」
というのが法律の定めだったわけです

次に、1次産業を私が守りたいという理由ですけれども、原子力という今私たちがどっぷり浸かってきてしまったものは、エネルギー浪費社会の象徴だと私は思っています。
とにかくエネルギーを使えば豊かになれるというふうに日本と言う国がなってきてしまった、その象徴が私は原子力だと思っています。
そして、そういうエネルギー浪費社会というのは、持続可能ではありません。絶対にいつか破綻するという、そういうものです。

資源という面からもかならずそうなるし、環境破壊という意味でも必ずそうなります。ですから、エネルギー浪費社会というのをどこかで断ち切らなければいけないと私は思っていますし、そのためには、原子力を止めるしかないし、そうなら1次産業をもっと大事にするというそういう社会に変えなければいけないと思っていますので、今日、今福島で起きたような原子力による事故が起きたときに、1次産業をより壊滅させていくというような選択は、絶対にとってはいけない!こうなったからこそ、むしろ1次産業を守らなければいけないということが、私の願いの一つです
こういう時に国がやろうとしているのは何か?というと、
『まず基準を決めます。
例えば1sあたり500ベクレルという暫定基準が今、牛肉なら牛肉の暫定基準を決めます。そして、それを超えたものは排除して市場に流通させない。だから安全です。』

と言うんですね。そして、
『基準以下のものはもともと安全ですから、勝手に流通させます』
と言っているんですね。その結果、
『放射能の問題は、もう日本には何もありません。原子力はこれからもやりましょう。』

と、そういう論理の組み立てを日本の政府はしているわけです。
私はそれは正しくないと思います。
例えば1sあたり499ベクレルの汚染があったとすれば、それはそれで危険なんです。仮に400ベクレルだって危険だし、300ベクレルだって危険だし、100ベクレルだって危険だ。もっと言ってしまえば、10ベクレルなら10ベクレルの危険があるということなんです。
国がやっていることは、ほんとうにインチキだと私は思います。
そういう時に、私がさっき願った子供の被曝を守る、そして1次産業を守るというためには、どういうことをすればいいかというと、まず、強制的に今避難させられている地域があるんですね。私は避難させなければいけないと思うけれども、そこの1次産業は必ず崩壊します。要するに村自身、町自身が無くなってしまうわけですから、もう何もできない、崩壊すると思います。大変残念ですけど、なるだろうと思います。

次に今現在、強制的に避難させられていないというところでも、ものすごい被曝をしていて、私はそこの人たちも逃がしたいと思っていますけれども、国はそうしない。そこでも汚染した食料が多分これからもできてくるというときに、そこで少なくともそこで踏みとどまって、生産してくれる人たちが居る限りは、その食べ物は捨ててはいけないと私は思う・・・のです。
そういうところで生産したものは、汚染されています。その汚染されたものは、誰にも食べさせたくないと私は思うし、普通の方はみんなそう思う。そういうものは東京電力に買い取らせて補償させろと言うんですね。
じゃ、東京電力は買い取った食べ物をどうするかというと、捨てるんです。
でも、東京電力に買い取らせて捨てるということを判っている食べ物というものを、農業者や酪農業者が作ることができると思いますか?皆さん。
捨てちゃうために自分がモノを作れるでしょうか?
私はそれはできないと思う。
それなら、きちっと流通させるということを、やはり受け止めるしかないということを私は思っているのです。
議論はあるだろうと覚悟しています。
私はもちろん放射能を食べたくないし、誰にも食べさせたくありません。
でも、汚染したものは東電に買い取らせろというのであれば、汚染していないものっていうのはあるのか?と逆に問いたいと私は思う。
でも、汚染していないものなんて、もう無いんです。
福島の事故が起きてしまった以上は、程度の違いがあってもすべて汚染しているんです。
 500じゃない。
 400かもしれない。
 300かもしれない。
 100かもしれない。
 10かもしれない。
でも、日本中、或いは世界中、全部福島の放射能で汚れているのです。
どこかで基準を決めるなんてやり方は、日本の政府はやっているけれども、そんな基準の決め方はインチキです。すべてが危険だと思うしかないんです。
そうなれば、汚れていないものと、仮にどこかで線を引いたとしても、引いた線以下の汚染の食べ物に、私たちは向き合わなければいけない
どんなことをしてもそうなります。
そうなったときに必要なことは、東電に汚染したものだけを買い取らせるということを求めるのではなくて、どういう食べ物がどれだけ汚染しているということを東電にそれをしっかりと測定して、みんなに知らせろと要求することのほうが、私は大切だと思います。
そして、その上で私たちが向き合うということです。

一つ目の目標を実現する、つまり子供を守るための手段というのは、これは比較的簡単です。今聞いていただいたように、東電に食品の汚染を徹底的に調べさせる、そしてその上で汚染の度合いごとに、60禁、50禁、40禁というように、仕分けをしていって、子供には汚染の低いものを与えると、それはどういうことかというと、汚染の高いものは大人が食べるということです。
何度も聞いていただいてますけれども、被曝をするということは、必ず危険があります。
安全だとか、安心だとか、大丈夫だとか、そういう言葉は決して使ってはいけません。

「どこまでの汚染なら容認できるか?」
「引き受けることができるか?」
とただただそれだけのことです

181850px被曝量が上がっていくのが右側です。こっちは影響が表れる危険度の確率と書いてありますけれども、要するに危険の度合いですね。そうすると、被曝が多ければ危険度も多い。被曝が少なくなってくれば、危険も下がってくるわけで、この図を作ったのは、国のほうの推進派の学者ですけれども、あるところよりもっと少ない被曝は『容認できるレベルだ』というふうなことを原子力を推進している人たちが言っているのですけれども、容認できるなんてことを私は国に決めてほしくない。

ですから、国は500ベクレルなら500ベクレルと決めて、あとはみんな容認しろと言ってくるわけですけれども、私はそんなことを国に決めてもらう筋合いはないと思います。何度も聞いていただいていますけれども、放射線の感受性は、歳ごとに違うんだし、責任の度合いも違うのです。容認できるかどうかというのは、大変個人的な判断によるだろうと私は思います
自分に加えられる危害を容認できるか?或いは、罪のない人々にいわれのない危害を加えることを見過ごすかは、誰かに決めてもらうのではなく、一人一人が決めるべきことだと私は思います。
皆さんもこういう覚悟を決めて、これから放射能の汚染に向き合っていってほしいと思います。

蛇足ですけれども、ちょっと言っておくならば、責任の度合いに応じて汚染食品を食べろとと、私は言っているわけですから、皆さんのような大人に対してもそう言っていますし、もっと言うなら、東電の社員食堂は、猛烈な汚染食料で作ってほしいと思うし、国会議員の議員会館もそうだし、経産省の食堂も猛烈な汚染食品でこれから維持する、そういうようなことを踏まえて、汚染の分担を覚悟して生きるべきだというのが、私の主張です。
終わります。
<01:20:30頃〜>
(森氏)じゃあパソコンの用意をお願いいたします。

最初ですね、自己紹介のスライドを大体3分くらいで終わらせませて、反論のほうに入りたいなと思っています。
今日は皆さん、ご来場の方は恐らく小出先生の本を何冊も読まれてらっしゃる方々かなと思ってまして、私も先生の本を何冊か読んで、「大筋いいかな」と思っているんですけれども、いくつか、「やっぱりどうしてもこれは許せないな」というところがありまして、手を挙げさせていただいた次第です。
なぜ私が反論したくなったのかということも、背景をご説明させていただいたほうが、皆さまご理解いただきやすいかな?と思いまして、簡単に自己紹介スライドを3枚だけ簡単にご説明させていただきたいと考えております。
よろしいでしょうかね?
いろんな講演会出てみたんですけど、こんなに真剣に先生のほうに眼差しを送ってらっしゃることはないので、すごいアウェーだなと思いながら、さっきいい汗をそこでかかせていただいたんです。<笑い>
<会場笑い>

大丈夫かな?
じゃあスライドが用意できるまで、自己紹介簡単に口頭でさせてください。
もともとですね、今年の2月まで普通に社会人をしておりまして、10年間インターネットの業界で、テレビみたいなものを配信してやってきたんです。
3月から起業しようかなと思ってまして、本当はアメリカの西海岸に行って起業しようかなと思っていたんですけれども、あの、社会の役に立つような仕事がしたいというので始めたものですから、『地震があったときに何もしないのはうそつきだな』と思いまして、震災以降始めたのが、こちらの、スライド1枚めくっていただいてよろしいでしょうか?
日本ユニバ震災対策チームというところで、物資支援を行ってました。3月15日から、一般の方から水であったりとか食料とかを募りまして、義捐金も集めてモノを送っていたという団体です。最初の1か月で300トンの物資を送らせていただきました。

特に福島のいわき市なんですけど、これ、本当にびっくりしたんですけれども、私立の幼稚園は、実は水の支給がなかったんです。公立のほうだけ、国であったり地方自治体のほうが水を送ってたんですけど、「これはいかんな」ということで、ボストンのレッドソックスさんから3万本のペットボトルいただいたりとか、一般の方から水をいただいて、我々のほうで送付させていただいたという形になっています。
次のスライドお願いします。
今ですね、先月から始めたんですけど、子供全国ネットというものです。子供を放射能から守る全国ネットワークというNGOになるわけですけど、やはりいわき市の幼稚園の方とか見ていて、やっぱ根本的な解決になってないなという形で、先生の本を読んで子供の被曝率が高いということで判りましたので、全国のお父さん、お母さんの集まりの会です。

我々がやろうとしてますのが、右上にありますのが、ベクレルモニターといいまして、食料を専門に測る機械です。結構高くて、ベラルーシ製の安いものでも130万、ドイツ製とかアメリカ製になると、400万くらいするんですけど、とても各家庭で買うことが出来ない。
チェルノブイリの事故の後、このベクレルモニターが各学校に配られまして、ベラルーシのほうですね。それで、いまだに事故後25年近くたってるんですけど、未だに自分の子供に飲ませる牛乳を測って、子供に汚染していないものを分け与えている形になっています。
本来であれば、国のほうで配ればいいんですけれども、なかなか国のほうが動いてくれませんので、我々のほうで購入すると。
いくつか資金集めをやっておりまして、募金であったりとか、或いはソフトバンクさんが建てられた財団、東日本復興財団のほうに2000万申請してまして、あとはアメリカのパソコンのグラフィックボードのメーカーがあるんですけれども、そちらのほうに8000万近く申請してまして、来た義捐金でこのベクレルモニターを買って、各NGOさんだったり、お父さんお母さんの会のほうに配りたいなという形で考えております。

次のスライドお願いします。
もう一つ、実は私3日前から始めたんですけども、福島の市民計測所、放射能を測る方々から実は技術支援を、先ほどのベクレルモニターを買うときにアドバイスをいただいたんですけど、お父さんお母さんが来た時に
「じゃあ何を食べればいいのか?出口がないよ」
というご指摘をいただきまして、小さいお子さんお持ちの方とか多分イメージ付くとは思うんですが、今スーパーで売られているもの、例えば青森から静岡に関して入っているんですね。実際市民の計測所に確認してきたんですけど、例えば30ベクレルとか、40ベクレルとか10ベクレル、普通に入っています。
実際厚生労働省のほうでこれは公表してらっしゃるので、是非ウェブサイトなどでご覧いただければと思うんですけども。
500ベクレルの基準値を超えていなくても、高い数値というのは、200ベクレルとか普通にA4でWHOの基準の10ベクレルを超えるものに関しては、A4で3枚くらいになります。測ってるものだけで。
全てを測ってるわけではございませんので、そういう意味では、安全な食品を小さい子に食べさせるという意味では、オンラインで直販しかないなという形で、始めるようになりました。
実際私、両親とも1次産業、農家をやってまして、ここの空間線量を測るのはすでにやってまして、土壌検査も先週終わりまして、北海道のほう、北海道一部セシウムが出た、出てないという噂があったので、心配だったので、ちゃんとした3000万の機械で測って、問題なく出てなかったということで。

3番目に関しては、野菜が取れ次第、米とか野菜が取れ次第、実際放射能が汚染されていないというものだけを、販売するものを始めることになりました。
これは簡単な自己紹介です。

<01:27:40頃〜>
(森氏)ここから反論なんですけれども、1ページめくっていただいてよろしいでしょうか。
ここ、先ほどちょうど先生が説明いただいたものなんですけれども、著書のほうから取らせていただきました。

60歳以上、本の中では60歳以上の方のみ買える野菜のコーナーを作るべきというものがありました。
そこでふと思ったんです。
理論的にはきっと正しいんだろうな。先生が尊敬する博士が作った理論ですので、おそらく正しいという仮定のもとに話させていただきますと、ただ、理論的には正しいのはわかるんですが、自分の例えば大切なお父さんであったり、お母さん、或いはおばあさんに仮にリスクが低いといえども、1%のリスクであったりとか、食べて悪く、ガンになってしまう可能性があるものを食べさせることができるのか?ということです。
私のほうは、自分の親であったり、おばあさんに食べさせることはできないです。
或いはご商売されてる方いらっしゃると思います。飲食されてる方。自分のお客様、レストランの経営者をイメージしてください。自分のお客様に、
「60歳以上なんで、じゃあ例のメニューだそうか」
と、出せますでしょうか?同じお金をいただいてるんですよ。自分のお客様が、100人に1人であれ、1000人に1人であれ、自分が出したものでご飯を食べさせることができるでしょうか?というのが、第一の疑問です。

(小出氏)今答えていいですか?
もちろん出せます。出すしかないのです。
ですから、今森さんちゃんと言ってくださったけれども、国が例えば決めている1sあたり500ベクレルという基準があって、例えばそれを年寄りに出せと私が言うとする。
でも、500ベクレル以下のものというのは、もう山ほどあるんですよ。400もあるし200もあるし、100もあるし何十なんていうのは、もうザラに全部汚れているわけです。そういうものを食べるしかないんです。私たちは。もう否応なく汚染したものを食べるしかない。すべて危険なんです。
ですから、今私たちに残されている選択は、どうやって分担するか、どうやってリスクを負うか、それだけのことでしかないんです。
危険は皆あるという、そういう中での選択ですから、こういう選択を私はするしかないと思うし、もちろん私は年寄りに出せます。
<会場ざわざわ>

(小出氏)子供に出すなんてことは到底できないわけだから、できるだけ子供にはきれいなものをあたえるし、残った汚いものは大人に出すしかないというところまで、私たちは追い詰められているということを認識しなければいけないと私は思います。

【そのD】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034125.html
<01:30:40頃〜>
(森氏)今江戸時代なら、もちろんそういったこともあると思うんですけども、極端な話、輸入もできますし、汚染の度合いも全く異なると思います。
実際、厚生労働省であったり民間の団体の方で、食品の計測をしていると、例えば北海道で一切出てなかったりとか、あるいは西のほうで比較的薄かったりという形になっているし、ここに関しては、もう少し広い視野で、日本だけではなく、ほかの視点も考えてもいいんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうですけれども、もう世界中が汚れているのです。日本で言えばもちろん関西だってすでに福島の放射能で汚れているし、沖縄だって汚れている。
要するに「程度の差がどれだけか?」ということでしかありませんので、輸入をしたところで、もちろん汚れているんです。
その輸入食品で例えば日本人が生きのびるという選択をするなら、じゃあ日本で取れた猛烈な汚染食品はどうするの?その分、どうするのか?
海外にその分を回せばいいのか?というようなことになるとすれば、私は決してそんなことはやってはいけないし、日本の原発で生じた汚染は、海外には決して出さずに日本で引き受けるしかない。そのためにはやはり年寄りが受けるしかないというふうに私は思います。

(森氏)私の場合は、ご老人にはやはり人道的に今まで日本を作ってくれた方々ですので、そんな汚染されたものを食べさせるっていうのは、やっぱり間違ってるんじゃないかと思います。

(小出氏)私は間違っていないと思います。

(森氏)なるほど。

(小出氏)日本を作ってきた大人は、この原子力の事故を起こしたという大人でもあるわけですから、確かに作ってきたというのは本当ですけれども、この現実を作った大人なわけですから、その責任は負ってもらいたいと思います。

(森氏)先生は、ストイックですごくかっこいいなと思うんですけども、そのストイックさを人に押し付けてはいけないなと思います。
<会場笑い>

(小出氏)失礼しました。その通りだと思います。私は、はっきりと「自分でも食べたくないし、誰にも食べさせたくない」と始めにお断りしたし、例えば私の親にだって本心を言えば食べさせたくないです。


今日この会場に来ている私より年上の方もいらっしゃるけれども、そういう方にだって本当は食べさせたくないのです。
でも、すでに『汚れている』のです!
『汚れているものを、その食料を捨てるのか、捨てないのか?捨てないとすれば、誰が食べるべきなのか?』
というその選択しか、もう無いのです。
私は捨ててはいけないと言っているわけだし、捨てないとすれば、じゃあ汚染したものは誰が食べるかといえば、やはり年寄りから選ぶしかないというのが、私の主張です。

(森氏)はい。あの、選択肢をもうひとつあるかなと思ってまして、例えばベラルーシみたいに国家予算の20%使って放射能対策を取ると。
結構皆さん、腹をくくる必要があると思うんですけれども、強制避難地域以外でも高い土壌汚染があるところに関しては、農作物を作らないという選択肢も国民にあるんではないでしょうか?

(小出氏)はい。そうすると、その地域の1次産業を失うということですよね。私はそれをしたくないと言っているのです。ここまで1次産業を崩壊させてきて、原発の事故が起きたら、更にまた農耕禁止区域をどんどん広げていくというようなことをやるべきではないと、私は思っているので、作ってくれるという農業者、酪農業者が居るのであれば…。
…できないところはあるんですよ。
大変残念だけれども、もう本当に農業も酪農業もできないという地域は膨大に生じるのです。でもその外側でなおかつ踏みとどまって、農業をやってくれる人たち、酪農業をやってくれる人たちがもし残るのであれば、その人たちは支えなければいけないと、私は思っているのです。

(森氏)あの、私も両親が農家出身なので、よくわかるんです。土地で作るなと言われた場合に、ほかのお仕事に就くことができるかというと、やっぱり違うんです。
リンゴ農家であれば、リンゴを作るのはすごくうまいですけれども、例えば、ブルーベリーを作るには、また違うスキルが必要なんです。
ただ、一つだけ言えるのは、実際にまだ休耕田というのがまだたくさん地域があるわけです。例えば北海道だけでも、使われていない畑であったりとか、田んぼはたくさんあるので、例えば、仮に福島だけの話をさせていただくと、もっと大きいエリアが汚染されていると思いますけれども、福島の農家の方を、例えば北海道にお呼びして支援していくというのもあるんではないでしょうか。実際に私のほうでも、今福島の方を通じて、若いご家庭で農業をやりたいという方を北海道のほうに受け入れ準備をしたいなというふうに思っています。

(小出氏)すごいいい試みだと思います。本当に福島で猛烈な汚染を受けてしまって、どんなにやりたくても、そこで農業・酪農業をやれないという人は、多分たくさん何万人もいると思いますので、そういう人たちに対して、新たな土地を準備する、新たな土地を準備してもダメかもしれないと私は思います。要するに福島の農業・酪農業をやってきた人たちは、そこの土地が自分の命だったわけだし、本当に別の土地に行って、また農業・酪農業が再建できるかというと、私は不安ではあるけれども、でもやるべきだと思うし、すごい良い提案だと思います。
どんどんやってほしいと思いますけれども、それでも、今の福島の汚染地帯、猛烈な汚染地帯で強制避難させられている地帯じゃないところで、なおかつ、そこで自分が生きてきた土地、自分の故郷で、農業・酪農業をやりつづけたいと思う人もやはり居るだろうと私は思います。そういう人たちは、やはり私たちが支える以外にないと思いますし、もしそういうところに踏みとどまって、農業・酪農業をやってくださるという人がいるなら、私はそういう人たちが作った食べ物を、私自身は受け入れたいと思います。

(森氏)私のほうでは、やっぱりチェルノブイリの時も、やはり汚染された地域で住み続けたいというお年寄りも、未だに住んでいらっしゃるので、それは否定しません。
良いと思います。
個人の自由だと思います。
ただ、『売ってはいけない』んです。
理由は、私の農家さんとすごい近いので、よくわかるんですけど、産地偽装がこの後増えてくると思います。
作ってしまうということは、自分の家用であれば全く問題ないわけですが、仮にお米に入っていた場合、入ると思います。今までお米の偽装疑惑って何回事件で、新聞でお読みになったでしょうか?
今まででもコンプライアンス的に許されるものではありません。今、汚染された地域で作り続けるということは、そういったリスクを生むわけです。
子供も被曝してしまうリスクもあります。
なので、中途半端な政策はすべきでないと思っています。

(小出氏)それなら私は森さんに聞きたいけれども、例えばお米だったら1sあたりどこまでの汚れをハネるんですか?

(森氏)はい。日本の基準はやはり国際基準よりだいぶ高くなってますので、もちろん放射性物質が含んでいる、リスクがあると判っているけども、少なくても国際基準の、例えばWHOの10ベクレルくらいまでは下げてもらいたいなと思いますけど。

(小出氏)でも、じゃあ9ベクレルは安全なんですか?

(森氏)はい。えっと程度の差ですね。499ベクレルよりは安全かなと理解しています。

(小出氏)そうですね。ですから、要するに程度の差しかないわけですよ。
500でその基準を引こうと、10で基準を引こうと、どこまで行っても危険は必ず付随するんです。今、日本中が福島を中心として、程度の差はあるけれども全部汚れているんです。ですから、もともと大気圏内の核実験というものが行われて、地球上全部が放射能で汚されているのです。
ですから、先ほど森さんは、「検出できなかった」とおっしゃったけれども、検出できないなんてことは絶対ありません。私が測れば、世界中どんな食品でも必ず検出できる汚染があるのです。
ですから、どこまで受け入れるかというそういう選択しかないのです。
ですから、私は、基準を引くのではなくて、どこまで汚染しているかということキチッと測定して、後は分配するしかないというのが私の提案なんですね。基準を決めるというようなことに関しては、私は少なくとも反対です

(森氏)理解しました。
ただ、食べさせるのは、そこはやっぱり譲りたくないですね。

<会場笑い>

(小出氏)いや、食べるしかないのです。だから、全てが汚れているのです。

(森氏)はい。

(小出氏)基準を引こうと引くまいとすべてが汚れている。そういう世界で私たちは生きるしかないのです。
ですから、後は分配の問題なんだから、どういう責任で分配をするか?ということを私はさっきから提案しているんです。

(今井氏)<笑い>すごい議論が盛り上がってますけど、小出さん、まずちょっとカメラの関係で、距離もうちょっと二人詰めてもらえません?

(小出氏)パワーポイントもう使わない?

(今井氏)はい、もう使わない、使わない。森さん、まだ使う?

(森氏)ごにょごにょ

(今井氏)この辺までちょっと…。
で、あの、今日はニコニコ動画の視聴者からもう既に質問が来てます。それはあとで二人くらい選んで、お二人にぶつけますけれども、会場、せっかく来てくださってますし、演説をしないで…
<会場笑い>

(今井氏)1分以内に、簡潔にまとめる、という約束をしてくださる人だけが、森さんに対してでも小出さんに対してでも、或いは両者に対してでもいいです。
手が挙がりました。じゃあどうぞ。

(質問者@)福島は止まることを前提に考えたらダメですよ。と、先生に聞きたい。いつ止まるかはわからないんです。

(今井氏)ちょっと座ってください。

(質問者@)その論理をね、止まるものとして考える論理に走ってると思うんです。それは無理。

(今井氏)はい。わかりました。この今二人が議論していることに、割とこう当てて、どなたか質問ありますか?では、どうぞ。

(質問者A)私は広島から来たんですけど、5月に広島の山の中で原木栽培された干しシイタケを買って、それを買うときに春に作ったシイタケだと農家のおじさんがおっしゃったので、「これはセシウムたっぷりやな。でも、セシウム入ってるから、ほな秋のじゃなかったら要らんわ」とは言えなくて、買ったんですね。このくらい。
で、今中先生が広島に講演に来てくださった時に、先生に聞いたら、
「じゃあ測ってあげる。でも出ないよ。」
とおっしゃったんです。新しいセシウムは出ない。どう考えても、私は出ないって思えなかったんですね。でも、先生は、
「広島にもヨウ素飛んできたん知ってる」
とかおっしゃるから、
「ヨウ素来てんのやったら、セシウム来てないわけないわ」
と思ってたんですけど…。

(今井氏)で、結論をちょっと…。

(質問者A)あの、結局ですね、セシウム137が14ベクレル/s出たんです。
これは、森さんのおっしゃっている10ベクレルを超えてますよね。だけど、でもこれは134が出てないから、大気中核実験の時の汚染だっていう話になるんで、私自身すごく理解できないし、食べていいかどうかっていうのも、食べてますけど。
<会場笑い>

(今井氏)わかりました、ちょっと他にもおられるので。繰り返しますけど、私は小出さんに同意するとか森さんに同意するということで、どなたか手を挙げてもらえませんかね?意見でも質問でもいいです。では、お母さんどうぞ。

(質問者B)えっと、小出さんとは、ときどきこのお話をしたことあるんで、きょうちょっとまとめて言いたいんですけど…

(今井氏)あー、簡潔にお願いします。

(質問者B)1億総懺悔で戦争が終わった時に、国民みんなに責任があるっていうのと、少し似てる気がするんですよ。私は被害者であっても加害者である。両方持っててね、加害者であったことを反省するには、それをやった人間をやっぱりちゃんと責任を取らせていくという行動なんだと思うんです。
だから、「東電に高放射線のものを置く」とは思えへんしね、東電の食堂に。「東電とか御用学者とかそういう人たちに、まず食べてほしい」というのは、私の思ってることで、高齢者が食べるということは、それは個人の選択でいいと思っていて、それが原発をさせてきた責任だというと、それで終わってしまう可能性もあるな?と。

(今井氏)わかりました。もう小出さんがしゃべりたくてうずうずしてらしゃいますので。

(小出氏)あの、そうです。ご指摘の通りで、私はだから「責任を取らせたい」というふうに言っているのです。ですから、先ほども言ったように、東電の社員食堂はすべて猛烈な汚染食品、国会議員の議員会館も、経産省の食堂も全部猛烈な汚染食品で作るべきだといっているわけで、責任の重さに応じて取らせたいと思っています。
ですから、戦争の時もそうです。
こんなところで言ってはいけないのかもしれないけど、天皇にもきちっと責任を取らせなければいけなかったと思うし、それが取らせられなかったから、こういうことになっているんだと私は思います。
きちっと責任のあるところに、責任をとらせるということをやりたいと思っています。
ただし、ひとこと言っておくなら、戦争の時も、
『一般国民はただ騙されたんだから、責任がない』
という議論には、私は組みしません。
今の日本の人たちも、原子力をここまで許してきたのは、
『ただ騙されたんだから』
というようなことは、私は認めたくないと思っていて、騙された人たちには、騙された責任があると私は思いますので、大人はそれなりの覚悟を決めてほしいと思っています。

(今井氏)反論!?じゃあ短めにね。

(質問者B)あの、騙された責任っていうのは、騙した人に、例えば原発をやめさせるという行動で、それで東電なんかは、多分お金持ってるから、もうとっくにお米なんかは、去年のもの買い込んでるやろうし、そういう金持ちだけが有利になる結果になるんですよね。
「取らせたい」って言ったって、本当に取らないじゃないですか。
戦争責任もそうですけど…。

(今井氏)ちょ、ちょっと待って。小出先生もちょっと待って。

反論したいのは判るんですけど、ちょっと待って。
あの、東京のほうから、今と同じような類似の意見というか質問が来てますので、ついでに読んでから小出さん、反論してください。
「小出さんの20禁、30禁、60禁が実現した場合には、実際にはそうした放射能汚染食品を買い求めるのは、或いは買わされることになるのは、大人の50代以上の富裕層ではなく、貧困層やマイノリティ、年収200万円さえ手にしない母子世帯や、若年世代なのではないでしょうか?
10禁、20禁、60禁と表示したのが反作用し、同世代間においてさえ、富裕層がより汚染の少ないものを、同世代における貧困層が、より汚染の高い食品を買い求める結果を生み出すことになるのではないかと危惧します。
これは小出さんが一番嫌う、しわ寄せをする人々を生み出す、差別を再生産する事態に陥ってしまうように思うのですが、どうでしょうか?」
合わせてちょっと小出さん。

(小出氏)そうですね。おっしゃるとおりです。私はどの食べ物がどれだけ汚染しているかということを、きっちり表示して、きっちり表示してというよりは、むしろ東電に責任を取らせて、きっちり測定させて表示させろというのが、私の主張なんですね。
それをした上で、私が皆さんに求めたいのは、年寄りが食べて、子供にはきれいなものを与えようというのをやりたいというのが、私の提案なわけですけれども、それをもしやる、きっちりと汚染を測定して公表すると、私の望みとは違って、金持ちはきれいなものを買って、貧乏人が汚染の高いものを食べさせられることになるだろうと、大人も子供も関係なくそうなるだろうというのが、今のご指摘だったと思うし、多分そうなるだろうと私は危惧します。本当に危惧します。
でも、それが今の社会なんです。
今の社会にそういう矛盾があるのです。
そういう矛盾があるときに、汚染の度合いも何も皆さんに知らせないまま
「とにかく皆、もうわからないで食べろよ」
ということに、私は組みしたくないのです。
『事実がこうあるということをやっぱり知って、どういう矛盾があるのか?、どういう酷い現実なのか?ということを知ることしか。現実を乗り越えることができない』
と私は思うので、敢えて提案しているということです。

(今井氏)では、どなたでも、ほかに?

(質問者C)今、汚染のことってセシウムが中心なんですけど、例えばアルファ線とか測りにくいものってあるじゃないですか。例えばセシウム以外の核種が出たりとか、そういうのについては、どれがきれいだとか、厳密に測ったりできるのか?それから例えば森さんがおっしゃったことだと、「これは安全ですよ」とセシウムでは安全だったけど、実はアルファ線とかで危なかったと、そういうことで、現実的にどういうふうに対応できるのかな?というのが、わからないとこなんですが。

(小出氏)今私はセシウムの汚染のことの話をずっと聞いていただいたし、ご指摘くださったように、セシウム以外の汚染ももちろんあります。皆さん、多分危惧しているのはストロンチウムという放射能であったり、プルトニウムという放射能であったりすると思いますし、もちろんその汚染は必ずあります。先ほどから、私はセシウムに関しても、『どんな食べ物も汚れている』と言いました。『大気圏内の核実験が起きてから、地球上すべてが汚れている』と言いましたし、そういうレベルで言うなら、ストロンチウムの汚染もプルトニウムの汚染もあります。
ですから、大丈夫なんてこともないし、安全もなければ安心もありません。どこまで汚れているか、その程度の差しかないのです。
そして、福島の原発の事故で、生じた汚染に限っていうのであれば、すいません。あまり厳密的に正確さを求められると私は困りますけれども、ストロンチウムやプルトニウムという放射性物質はかなり放射線の毒性という意味では高いんですけれども、でも、汚染の度合いがセシウムに比べるとかなり低いので、私たちが注目すべき汚染はセシウムだと私は思います。
とにかくセシウムに注目する。その代りストロンチウムやプルトニウムの危険も忘れてはいけない。そういう向き合い方が今の時点ではいいのではないかと思います

(今井氏)じゃ、今さっき手上がった方。

(質問者D)世界中どこでも汚染されてしまって、汚染されていない食物はないということなんですけれども、福島の土地の汚染や農作物の汚染に比べたら、私はまだマシじゃないかと思うんですね。福島の農家の人たちは、自分たちの作った農作物が汚染されていることも判っているし、もう漁業のほうも海が汚染されていることも判って、再開。もう本人たちが一番よくわかってるんですね。
で、農作物を作っても、やはり家族には食べさせない、自分たちは食べない。お米も毎年自分たちのお米を食べていたけど、今年はほかのモノを買う。売るけれど、自分たちは食べないという、そういうことも私はいろんなところで見聞きしたりしてるんですね。
本当にその福島農家の人たちは、それで、その農作物を基準値を上げて流通させてもらって、お金が入ってきて、本当にうれしいのかな?と思うんですよ。
自分の作ったものが、それを誰かに買ってもらって、それを食べた人たちが被曝してガンになっていく、そういうのが本当にいいのか…。

(今井氏)わかりました。小出さん、ついでに、今の話に関連すると、おととい、仙台でぶんぶんカフェという放射能のお母さんたちの勉強会の時に、宮城県の農家の方を招かれたんですね。その農家の方から小出さんに必ず言ってほしいっていって、農家個々人意見が違うにせよ、
「自分たちは、今汚染された土壌でいろんな作物を作ることをもう辞めたい。宮城の土地を離れて(非常に福島に近いところなんですよね、県南の、)今の土地を離れて、代替地を用意してほしい。何県でもいいから、山形でも岩手でもいいから、そこで農業を続けたいと。作ることのほうを選択したい。そこに残るよりも。」
「もう一つ絶対言ってほしいのは、自分たちがものすごく被曝しているということを判ってほしい。その土を耕した時にどんどん吸い込んでいって、作ったものについての危険度は言われているけど、作っている本人たちが非常に危険に冒されているということを判ってほしい。だから代替地を用意してほしい」

というようなことを言っていました。

(小出氏)だからそうなんですよ。汚染は、ものすごい汚染地帯から、比較的汚染の少ないところまで『連続的に』分布しているんです。だから、自分たちの作っているものが、汚染している。それで隣の人は汚染していないということではないんです。
あるところは500、次のところは499、次のところは490かもしれないけど、どこかで自分のとこだけが汚染しているなんてことは、もう無いんです。
自分のところが汚染していると思うなら、それは隣も汚染しているし、離れたところも汚染している、そういう汚染の仕方なんですね。
でも、少しでも汚染の少ないところに行きたいというのは、もちろんそうだろうし、その方々が被曝をしているわけですから、私はそうしたいと思います。
ですから、福島の猛烈な汚染地帯で、農業を続けるということは、危険を背負うわけですから、そういう方が、さっき森さんが提案したように、北海道に移住して農業をしつづけたいというなら、もちろんそうすべきだと思います。
でも、それでもなおかつやっぱり「自分はここで生きたい」と思う農業者・酪農業者も居るだろうから、そういう人のものに関しては、私たちが支えるしかない、そういう提案を私はしているんです。

(今井氏)と、いう小出さんの主張に対して、もし異議があれば?

(質問者E)やっぱり、作るっていうことは、その場でものすっごいわかるんです。そのそこで作られる気持ちは。でも、それは、原発の汚染っていうことの意識をどこまでその方は意識されるんかな?という不安が、ちょっと最近感じているので、向こうの方から来られていて話を聞くと。

(小出氏)すいませんが、私はすべて汚染していると言っているんですよ。はい。
ですから、あるところで農業をやる方に対して、その疑問をもし抱かれるんだとしたら、そのちょっと離れたところで、もう少し汚染の少ない方に対しても、その疑問を抱かれますか?
「そんなところで農業をしていいのか?」と。
もしそれでも抱くのだとしたら、そこからもう少し離れて、もう少し汚染の少ない方にもそう思われるんでしょうか?
どこかで線を引くんですか?それとも?

(質問者E)そんなんじゃなくて、やっぱり原発は危険なものだということを判ってもらいたい。

(小出氏)皆判ってますよ、もう。

(質問者E)判ってないような気がするんですけど。あまりにも安全神話で洗脳されてて。

(小出氏)多分今福島県でかなりの汚染をしているところで、農業をやり続けようとしている方々は、自分で被曝をしているんですよね。その被曝もやはり、多分私は深刻に思ってるだろうと思います。もちろん、だからそれでもね、「安全だと思いたい」という気持ちはあるだろうけれども、それでも、危険がないなんていうふうには思ってないだろうし、原発に関してもかなりの思いはありながら、それでもやっぱり農業をやりたいと思っているんではないかな?と思います。それは私の推論ですので、ここで議論をしても仕方がないかもしれません。

【そのE】に続きます。

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3034144.html
(質問者F)すいません。手短に。
おとといまで福島県の5か所くらいを回ってコンサート等々をやってきました、芸人でございます。さっきの話を聞いていて、本当に矛盾を感じたのは、こっちからこっちへ飯館のほうに行った時もそうですけど、車で走って、こっちは作ってはダメといわれて、こっちは作っているんです。
「どこで線引くねん!?」
と本当に思いました。
それと、僕が聞きたいのは、私は今回ちょっと小心者なので、安物の計器を持っていきました。馬場製作所が作ったRAD、19800円の。それ「ピッピッ」てパルスしたら、それで計測するんですけど、向こうに行ったときに、飯館の泥縄というところで、偶然文科省の奴らが来てて、僕の計器は全然ダメ、とにかく「ピッピッ」言うんですけど、全然わかんないんです。で、文科省の奴が測ってたら、奴ってすいません。14.6マイクロシーベルト。で、怖くなって逃げました。
でね、僕聞きたいことは、そんなことで、僕の計器はもうたぶんダメだったと思うんですけど、関西で測るとものすごく反応するんですよ。だから、福島原発の放射能廃棄物じゃなくて、関西は、実はかなり前から汚染されてるんじゃないでしょうか。そういうデータ無いですか?

(小出氏)それは誤解です。はい。
もともと地球というこの惑星というのは、ものすごい地域差があるというそういう惑星です。例えば地震だって、日本人には当たり前だけれども、地球上はほとんど地震なんか無いですよ。地震があるのは太平洋、ぐるっと囲んでいるところ、あるいヒマラヤから地中海に抜けるところ、ほかは地震なんか無いというそういう惑星だし、地球上の大地のでき方というのも全部違っていて、日本列島の中でも、自然の放射性物質の濃度というのがものすごい違っていて、関東、或いは福島のあたりと、関西とを比べると、もともと関西は高いんです。それは、なぜかというと、関東地方は関東ロームというものでほとんど覆われているんですけど、関東ロームは、天然の放射性物質の含有量が低い。関西というのは六甲山もそうですけど、花崗岩というものでできていて、花崗岩というのは、もともとウラン・トリウムという放射性物質を大量に含んでいるというそういう岩なんです。
ですから、そういうところにいけば、お持ちになってる測定器が、バリバリと音を立てるというのは、もともと当たり前のことであって、ですから、福島の原発事故で放射能で関東地方が汚れてしまいました。被曝はいやだからといって、関西に逃げてきたりすると、余計自然の放射線で被曝をするという可能性も、実はあるんです。そういうものです。

(今井氏)いいですか。今の質問が悪いって言ってるんじゃなくて、いい質問なんですけど、今日はそういう議論じゃないので、せっかく議論がいい方向に向かってたので、ちょっともとに戻したいんですけど。今日のテーマで意見なり質問を出してください。

(質問者G)放射線治療に関連している者なんですけど、日々自然の放射線でもガン細胞って数千個できます。それは免疫力がくってくれているから、大丈夫なことになっているわけですよね。これから多分、水産物に猛烈に汚染も出てくると思うんです。この間家内と福島のものをおいしく食べました。
それで、免疫力ってすごく大事だと思うんですけれど、ですからあんまり食べるものを怖がるよりも、たばこの方がもっともっと酷いと思うんですけど、そうすると、一つ、そのこれからの水産物の濃縮汚染というのは、もっと酷くなって、それでも60禁も食べるべきかというあたり、一つよろしくお願いいたします。

(小出氏)水産物は多分これから、どんどん汚染が地域的に広がっていくと私は思います。
これは、どうなんだろう。あまり私も正しくないかもしれないけど、海というのは、昔から言っているように、海は広いな大きいなと、言っているように、かなり希釈効果があるだろうと思います。ですから、例えば、魚なんていうのは、回遊性の魚がたくさんいるわけですから、そういうものも広い海を泳ぎながら、かなり汚染を広げながら広がっていく。
だから、猛烈な、例えば陸で取れるような、キノコに猛烈な汚染が濃縮するとか、そういう形の汚染ではなくて、かなり広範に薄い汚染という形で出てくるんだろうと、海産物に関しては。
ただ、底生生物は別ですよ。例えばうにであるとか、アワビであるとか、或いは、海藻なんていうのは猛烈なものが出てくると思いますけれども、いわゆる魚というのは、薄い汚染が広範囲に出てくるだろうと思うし、それはやはり日本のような海洋国家は受け入れるしかないと思います。
その場合も、私の原則は、60禁、50金の原則をあてはめるべきだと思っています。
そして、躊躇するのは、海藻。私が躊躇するのは海藻なんですけれども、海藻は多分猛烈な汚染の海藻というのが、きっと今でもあると思います。

それはデータがなかなか公表されていないので、判らないまま私たち食べてるかもしれないと思いますけれども、ものすごい濃度になって、キノコと匹敵するような濃度になっている海藻があるだろうと、私は思っていますし、正直言えば、福島県産の海藻とかいうのを食べて本当にいいのかな?というか、私自身が食べたいと思っているんですよ、私は。私は責任のある人間だと思っているから、食べたいと思うけれども、やはり放射能があらゆる意味で危険だということを、私は十分知っている人間ですので、躊躇するというのは、正直な気持ちです。

(今井氏)森さん、ちょっと待ってね。
あの、すいません。もう終了時間15分過ぎてるんです。それで、実は東京都から、遠いところから来られてるからおられるので、新幹線の時間もあるので、もう終わらないと新幹線が間に合わないんですね。
で、森さんに今簡潔に答えてもらってあと一人だけで、ちょっと終わらせてもらいます。ごめんなさい。いろいろな事情があるので。

(森氏)魚の件なんですけども、海藻と。たんぽぽ社というチェルノブイリの後ずっと食品を測ってこられた方がいらして、魚と海藻を測っています。
宝島のほうで発表ありましたので、また見ていただければと思うんですけれども、ブリとかでも、20ベクレルとか出てますし、意外と三陸のワカメは多分海流の関係だと思うんですけど、何回か測ってらっしゃるんですが、三陸のワカメは今のところ出てないとおっしゃっています。

(小出氏)私は三陸のワカメですでに検出しています。

(森氏)あー、そうですか!なるほど…。
参りましたね…。
<会場笑い>

(今井氏)参りましたって!<笑い>
じゃあ手が挙がってますから、一番最初に手を挙げた人から、ごめんなさい、許してください。簡潔にお願いします。

(質問者H)被曝量の容認のレベルの、容認できるレベルという話がありましたけど、お二人のお話を判断するのに、これだけ聞かせていただきたいんですけれど、1950年から1960年にかけて、世界中のあちこちで核実験がありましたよね。それで、先生は今地球全体が汚れているとおっしゃいました。この時に、どれだけの放射線が出てるのかというのは、当時数値として出ておりませんでしたけど、先ほどおっしゃったように、広島原爆と福島のを何倍ということで、あらわされましたが、その昔の核実験の、それはどれくらいの福島と比較したらどれくらいのものになるのでしょうか?

(小出氏)大気圏内の核実験というのが1950年代から60年代に大量に行われて、大気中に放射能をまき散らしたんですね。でもご存じだと思いますが、大気圏内の核実験というのは、米国の場合だったらネバダが中心だったわけだし、或いはビキニのあたりでやったりした。ソ連だったら、セミパラチンスクでやったり、中国だったらロプノール(羅布泊)であったり、要するに北半球の温帯というところでほとんどやっているんです。そうすると地球の大気循環というのは、北半球なら北半球で回っている、南半球なら南半球で回っているし、温帯なら温帯でかなり回っているわけですね。ですから、汚染というのは北半球の温帯を中心にした汚染を受けた。南半球は比較的綺麗だったし、北半球でも北極のほうとか赤道の地帯とか言うのはそんなに汚染を受けなかった。そういう意味でいうと、累積で、何十年もの累積で1平方メートルあたり、多分1000ベクレルと言う、そういうオーダーだったと思います。
長い時間をかけてですよ。

チェルノブイリの時は、日本に降ってきたのは、確か1平方メートル当たり100ベクレルくらいだったと思います。ですから、大気圏内核実験の汚染に比べれば、何十分の1かというレベルで、チェルノブイリの時は済んだんです。
それでも、日本中のたくさんの食べ物は汚れたという状況だった。
でも今は、さっきもちょっと聞いていただいたけれど、福島の周辺だと、1平方メートル当たり、何万、或いは何十万という、そういうレベルですでに汚れているとそういうことです。

(質問者H)それが今も続いているということですね。

(小出氏)これから何十年も続くのです。

(今井氏)じゃあもうこれで終わりますけど、ニコニコ動画からの質問もちょっと触れたんですけど、小出さんと森さん、最後に30秒づつくらい短く食に対しての全量検査はこれ、ニコ動からの質問です。
「食品に対する全量検査は現実的なことなのでしょうか?もしそれが可能だとすれば、今これを実施しないのはどのような理由からでしょうか?」

(小出氏)えー、全量検査は不可能だと思いますけれども、私は東電なんかつぶしてもいいので、東電には、東電の責任でやらせるべきだと思います。
汚染食品を買い取らせるために金を使わせるのではなく、どれだけ汚れているかということを調べるために、東電に金を使わせるということを私は求めたいし、倒産するまでそれをやらせたいと思います

(今井氏)わかりました。時間が来ました。ごめんなさい。新幹線でこれから東京へ帰られる方、今すぐ退出したほうが…。
じゃああの、小出さんと森さん、ちょっと立っていただいて、どうもありがとうございました。ちょっと握手!
<会場拍手>

じゃあそんなことでどうもありがとうございました。
【以上】
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
Bochibochiの考えをここに書かせていただきます。
何度も申し上げてきましたが、Bochibochiが考えていることは、基本的に以下の通りです。
 ・国策として、子どもたちを即刻疎開させること。
 ・福島に人の住めない地域があることを認め、謝罪し、その地域の住民に補償を約束すること。
 ・その場所で焼却灰や汚泥などの汚染されたものを国が管理すること。
 ・食品の線量測定体制を早急に確立し、全ての食品に汚染数値を記載するようにすること。
【参考記事】
 ・7月23日 【追記あり】完全に間違った優先順位
 ・7月24日 福島県・長野県:汚泥・がれき処理に限界近づく【非人道的な状態】
・ 8月12日 食品安全委員会にパブリックコメントを送りました【生涯100mSvの件】

Bochibochiは、小出先生のおっしゃることもわかるし、森さんのおっしゃることも、とてもよく判りました。
思想的には、両者ともに大人として責任を取りたいという気持ち、よく判ります。
けれど、こうなってしまった以上、今までの生活ができなくなることの覚悟が必要です。

そもそも、この討論会をオンラインで配信し、公開でやっている意味を考えてください。
まだ汚染を受け入れる準備ができていない人が多いのではないでしょうか。
やっぱりこの配信も、 Bochibochiの目には『問題提起』として映ります。

もし、今政府が体制を整えて、食品全部にベクレル表示をしたとします。
そこで、あなたはそのベクレル表示がついた食品を買うことができますか?その準備ができていますか?
多くの方は、それを目の当たりにして「嫌だ、食べたくない!」と思われるのではないでしょうか。
小出先生はそうなったときに、それを拒否せず、できるだけ多くの大人に受け入れてほしいと願っていらっしゃるのではないでしょうか。

でも、Bochibochiは、それを人に強制することではないと思っています。
ですから、先生の主張は、「自分がその時どうするのか?」という問いかけとして受け取っています。(ちなみにBochibochiは、ある程度食べると思います。)
小出先生は、あまりに1次産業に対する思い入れがあるため、その1次産業の人々を守るために、大人全員が程度に応じた責任として、そういう食品を拒否せず受け入れていく準備が必要だと言っていらっしゃるように思います。Bochibochiもそう思います。まだ準備ができていない…。

小出先生は、『程度問題』として森さんの努力を切り捨てようとしました。
それは違うと思います。
人間として、危険なものを進んで選ぶ人は少ないし、その程度を減らすために努力をするのは、『人間の本能』だと思います。ですから、その点においては、小出先生の主張はかなり極論すぎると感じています。
1次産業の方々のためにも、政府や東電は、少しでも被曝量を下げるための努力は惜しまないでほしいと考えます。

そこでどうしても、高濃度汚染地域で1次産業をされている方々にしわ寄せが行ってしまい、今までの生活ができないことを目の当たりにさせられてしまいます。
Bochibochiもずっと5000ベクレルの田畑で農作業をされている農家の方の被曝を気にしてきました。(9月7日 農水相:除染実験結果を今月後半に
発表へ・・・【除染をするなら・・・】)そんなところで作業をするなど、本当にあってはいけないことだと思ってきました。
政府の補償が中途半端であり、方針をはっきりと示さないために、農家の方々には、そのすべてを押し付けてしまっています。

だからこそ、やっぱりどこかで必ず線引きをしなければいけません。

できれば、それは今後の日本を考えると、より厳しいところで線引きするしかないと思っています。受け皿として、森さんがおっしゃっていたような代替地を用意できるなら、政府はどんどん進めてほしいですし、そこでの生活がうまくいくようなフォローアップもしていくべきだと思います。

小出先生は、1次産業の方の生活をできるだけ変えたくないとおっしゃっています。
そこに矛盾を感じます。
私たちも生活を変えるし、ある程度の汚染食品は受け入れる。

高濃度汚染地域の方々には、本当に申し訳ないけれども、その土地を離れていただいて、
「国の用意した代替地で続けるのか、農業をやめるか」
その選択をしてもらい、どちらを選んだとしても、そのためのバックアップを国としてやっていく。
国民はその費用のために納税する。
そういう形をイメージしています。

被曝の危険性や、測られる数値そのものの信ぴょう性、大人としての責任や、貧富の差。
全てが複合的に絡み合って、Bochibochiもまだ頭が整理できていません。状況が変わったり、いろんな方の意見を聞いて、また私自身の意見も変わっていくかもしれません。

第一優先の子供たちを守るため、食品の検査は必須事項です。

一刻もはやく実現させ、子供たちを守ると同時に、私たちがどう受け入れていくか、問われています。

失礼します。
(以上、転載終わり)

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コメント [経世済民73] パナソニックだけじゃない 日本企業 次々おかしくなってきた (週刊現代) 世界大恐慌はすでに始まっている  赤かぶ
04. 2011年11月07日 20:22:10: iQfokLAWpk
「ものづくり」「輸出型産業」なんて、10年前の9.11で終わっているのに、10年間もごまかしてきた。

これからもごまかしたい連中が「TPP輸出産業保護」「円高対策」だとほざいている。

大体、「吉本興行のオーナーになった輩なんぞがソニーをダメにしたのは当然の帰結」

スティーブジョブの爪の垢でもせんじて飲みやがれ!
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/900.html#c4

コメント [原発・フッ素18] ハッキリしたこと(2) 4500億円と無策・増税  武田邦彦 (あまりにひどい原子力予算の使途)  赤かぶ
06. 2011年11月07日 20:24:25: v9I0GzB2Vc
除染事業をやるために独立行政法人が必要になるだろう。

仕事を請負うためにはまず役人OBを迎え入れなければならない。

これが日本の常識である。何があっても焼け太りが起こる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/247.html#c6

記事 [テスト23] Re: テスト
報道写真、宮城県女川町の瓦礫の中を行く祖母と孫、グーグル・アースで位置を確認するも、半年の間何度も見、色々考え、。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/11/post-fe85.html#top


 ちょうど、九州・長崎に滞在しているころ出会った記事です。今現在阿修羅のどこにもこの記事と写真は紹介されていません。「自分が紹介しなければ」と、思いました。

 見た瞬間、言葉をうしない圧倒され絶句してしまいました。左手前方には、津波で鉄骨だけになったビルの屋上に、これまた津波で流されたであろう車の残骸がのっています。

(↓クリックすると拡大します)
Sobotomago

被災地の祖母と孫(共同、写真ニュース)
http://www.47news.jp/photo/189576.php

宮城県女川町の被災地を歩く木村徳子さんと2人の孫。電気と水道はようやく復旧したが、孫が通う保育所再開のめどは立っていないという=4月30日

2011/4/30 22:23

 

 検索して直ぐに下記ツイートを見つけました。

http://twitter.com/shino_momo/status/64677586730631168
shino_momo 47NEWS「被災地の祖母と孫」女川の母と姪っ子達の写真が載りました。(後ろ姿ですが)眺湾荘から町のほうへ続く坂を下りているところ。 http://www.47news.jp/photo/189576.php #onagawa, #save_miyagi_onagawa,
10:08 PM May 1st TwitBirdから
Retweeted by 2 people

 

 ここで、「女川」と「眺湾荘」のキーワードを得、それを頼りに、下記HPにたどり着きました。このHPのページでも、――鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から、望郷山の東麓の峠を越し小乗浜――のような位置情報のキーワードを知りました。

みちのく遠島物語
かつて遠島(とおしま)と呼ばれた宮城県牡鹿半島地域の昔々の物語
http://tosima.seesaa.net/category/2756811-1.html

(略)

3.「カネ(カン・金)・ナリ(成り)」がコノリに転訛した。鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から望郷山の東麓の峠を越し小乗浜に抜ける付近に、昭和初期に採鉱されていた金山がありました。地元ではもっと古い時代にも採掘されていたという言い伝えがあります。小乗浜内には「金山」「金山向」という地名もあります。

 

 「祖母と孫」写真の光景が目に焼き付いていました。最初の頃は「コイツは許せない」で、「直ちに影響はない」男、枝野の写真を集めたりしていました。

 日も過ぎ、東京に帰京して3週間ほどたった頃、ふとグーグル・アースで位置をピンポイントで特定出来るのではないかと思いました。――宮城県女川町、眺湾荘、町のほうへ続く坂を下りているところ、鷲神浜の住宅地「眺湾荘」、小乗浜――のような位置情報。また「ビルの屋上に、津波で流されたであろう車の残骸」の位置関係補強情報です。

 いざやってみたらあっけないくらい簡単に特定出来ました。

21、GoogleEarthの画像中、「祖母と孫」地点に目印の黄色ピンをたてました。そこから左手前方に残骸鉄骨ビルの上に自動車残骸が見えます。高度138m。(スクロールして見るなら

Photo2、高度2.29km。(スクロールして見るなら

Photo_23、高度7.85km。左下の山王島近くに女川原発があります。「祖母と孫」のところから、直線距離約6.5kmのところです。(スクロールして見るなら

Photo_34、高度24.88km。「祖母と孫」の女川町のところから女川原発まで直線距離約6.5km、とても近いのが視覚的によく分かります。(スクロールして見るなら

Photo_45、高度287.69km。一関市、女川、福島原発など、相互の位置関係が分かります。(スクロールして見るなら

 9月になり、YouTubeで小出裕章先生が女川町の話しをしているのを見ました。女川原発反対闘争の関連で仲間と共に女川町の「鷲の神」に通い詰めた、東北大学時代の思い出などです。その後、3・11震災後の女川の話しになり、要旨「町が跡形もなくなくなって茫然としたけれど、必ず女川は復興するんだ。むしろ確信しました」と言う話しでした

 ただし、YouTubeを見た時にメモを忘れてしまい、検索して探そうとしたのですが、分かりません。小出さん関連は今や情報の大海の中にまぎれていて探すのが大変なのです。

 小出さんの「女川と復興」のキーワードが頭から離れなくなりました。その時すぐに僕の頭に浮かぶのは「祖母と孫」の写真でした。いや、むしろ「祖母と孫」の写真が頭から離れず、関連で「女川と復興」のキーワードが思い浮かぶと言う方が正確かも知れません。

 先日書いた、――【必見】9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。――のエントリーは、「祖母と孫」の写真と関連するキーワードに助けられてYouTubeを探し、テキスト情報も探し、書く事が出来ました。

震災関連:
ほとんど、やけくそ?アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走。

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 以下、資料として採録。

女川町 高台移転で土地高騰
11月1日 16時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013655521000.html

K10036555211_1111011926_1111011944_

津波で自宅を失った被災者が、自治体の高台移転の復興事業を待てずに保険金や老後の蓄えを投じて高台の住宅地を購入し、独自に移転する動きが宮城県で広がっていることが分かりました。こうした移転の影響で、女川町では、土地の取引価格が2倍から10倍以上に高騰する現象も起きています。

宮城県内の不動産業者などによりますと、津波で大きな被害を受けた沿岸部の自治体で、自宅を失った被災者が高台の土地を購入する動きが広がっていることが分かりました。長引く避難生活のなか、自治体の復興計画を待てず、老後の蓄えや震災で受け取った保険金を投じて住宅を再建しようとしているということです。このうち高台の住宅地が少ない女川町では、町が高台に土地を造成して住民を移住させる計画ですが、実現まで相当の時間がかかるとみられることから、個人で高台の土地を購入する人が相次いでいます。この影響で土地の価格が高騰し、震災前の2倍から10倍以上で取り引きされるケースが出ています。ことし6月に、震災前の2.4倍の価格で高台の土地を購入した鈴木博さん(77)は「値段を聞いた時は驚いた。しかし、もう土地が残っていないと聞き、高くても購入することにした」と話しています。また、隣の石巻市でも10年以上前に分譲されたものの売れ残っていた高台の分譲地が、震災前より平均で20%高い価格で完売したということです。その一方、高台に移転したくても値上がりした土地を購入できないという被災者も出ています。女川町の自宅を失い、夫も行方不明の阿部幸子さん(52)は「何とか買いたい気持もあるけど、子どものことを考えると今後の生活にお金もかかるし、借金してまで買うのは難しい」と話してます。宮城県宅地建物取引業協会石巻支部の高橋芳昭支部長は「津波が来ないところを探して、多くの被災者が集中して移住しているため、値段がつり上がっている」と話しています。

 

2011年10月27日 (木)
10マイクロシーベルトを超える中学で生徒が亡くなった(岩手県一関市の塾講師のブログ)
http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6be7.html

(略)

市内の某中学校の3年生が、先週校舎内で倒れ、意識が無いまま病院に搬送され亡くなった。クモ膜下出血による死亡だった。

その中学校は中庭が10マイクロシーベルトを超える高濃度汚染ポイントがあった。亡くなった生徒は運動部に所属しており、活動場所もその中庭での運動が多くあったという。

学校ではその高濃度の線量が新聞で報道されるまで、いっさい生徒たちや保護者らには伝えられていなかった。

ここまでが客観的な事実である。僕はこれ以上のコメントも詮索も控えさせて頂く。

生徒によるとそこの中学校の先生方も、僕のこのブログを読んでいるとのことだった。教室によっては空間線量が0.5マイクロシーベルトを超えているという。

僕は動揺を通り越して、この話を聞いたあと、塾からの帰り道、車内で泣いてしまった。悔し涙である。

 

20111026 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
tacc77
http://youtu.be/RMiRZymfo3I

セシウム再揮発説・積雪による放射線量減少・一関市のホットスポット等、Q&A6つ 小出裕章氏。

4分45秒から、ホットスポット関連で一関市について。

同じような質問で、一関の方なんですけれども、「一関市に住んでいるんですけれども、某有名教授が、『一関市は年間70mSvに達する』というふうにブログに書いていました。恐らく空間線量とかそういったことだと思うのですが、この可能性はあるんでしょうか?」という質問なんです。

(小出氏)一関は、風向きが悪かったというかですね、福島第一原発から流れてきた放射能が北に流れた時に、風下にちょうど巻き込まれてしまいまして、いわゆるホットスポットというところに当たっていると、私は思います。ですから、地域がそれなりの汚染を受けていると思いますけれども、1年間に70mSvになるという、それほど高い汚染ではないと私は思います。

そうですか。そうしますと、やっぱり同じように専門家の方に頼んで測っていって、具体的に判っていくという状況にならないといけないですね、。

(小出氏)そうですね。一関市内でも多分高いところもあるし、低いところもあると思いますし、また、先ほどから聞いていただいているように、雨が溜まるようなところは、それなりに高いところがあるように思いますので、やはり行政に測定してもらって、皆さん注意をするということは、やったほうがいいと思います。

 

一関4施設10マイクロシーベルト 目安上回る高い値【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111021_6  

 一関市教委は20日、市内の小中学校などで局所的に高い放射線量(空間線量率)が測定されたと発表した。最大で、3中学校と1無認可保育所で、文部科学省の線量率目安(毎時1マイクロシーベルト)を大きく上回る毎時10マイクロシーベルトを測定し、除染作業を急ぐ。

 市教委によると、9月26日から今月17日までに、小中学校や幼稚園、保育園など138施設を測定し、92施設(489カ所)で文部科学省の線量率目安を上回った。

 10マイクロシーベルトを測定したのは一関中、花泉中、川崎中と一関市花泉町のマルキの家ニコニコ託児室。いずれも雨どいの排水口や、雨どいのない軒下など雨水が集まりやすい地点で測定された。校庭や園庭では、1・28マイクロシーベルトを観測した折壁保育園の園庭を除き、目安を上回る値は測定されていない。

 目安を上回った施設では、測定された箇所への子どもの立ち入りを規制しているほか、19施設で除染作業が行われている。一関中では、10マイクロシーベルトを観測した排水溝付近の土を入れ替えるなどした。

(2011/10/21)

 

2011年09月09日
〔放射能〕一関市の「汚染牛」発覚で厚生労働省が異常な楽観論
http://alcyone.seesaa.net/article/225075109.html

☆岩手県産牛が基準値超え 出荷再開後初 「流通している肉は安全」 (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000618-san-soci

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/343.html

 岩手県は8日、同県一関市の2つの農家が出荷した肉牛2頭から、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。肉牛の出荷停止措置が解除された後、基準値を超える肉牛が出たのは初めて。厚生労働省は「きちんと検査態勢が機能したということだ。流通している肉は安全性が保たれている」としている。

 県によると、2頭からはそれぞれ、532ベクレルと583ベクレルのセシウムを検出。出荷した農家は、東京電力福島第1原発の事故で放射性物質に汚染された稲わらを与えたなどとして、全頭検査の対象になっていた。基準値を超えた肉牛は廃棄処分し、県は出荷した農家をあらためて立ち入り調査する。

 6日の簡易検査で8頭が県独自の検査基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことから、精密検査に回していた。

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http://www.asyura2.com/11/test23/msg/767.html

コメント [音楽5] エリック・クラプトンで「レット・イット・グロウ」 BRIAN ENO
02. 2011年11月07日 20:27:11: tvuvXx6c7z
・New VOX AC30VR and Fender Stratocaster

http://www.youtube.com/watch?v=-0PP-vW951A&feature=related

・VOX AC30 and Fender Telecaster USA

http://www.youtube.com/watch?v=b4elHVS8IEY
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/177.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
32. 2011年11月07日 20:37:45: VhiOD3QlwI
今と状況が少し違いますが6月頃に
妻の知人の元官僚の人が明白に
東北・特に福島の食材は出来るだけ
当面は食べない方が良いと話していました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c32
コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
12. 2011年11月07日 20:39:55: Y4z2FI9WCY
>>05
平常時の法律はデータと論証で決まったはず。
平常時から非常時に切り替えるのはデータ的論証的根拠がないと言っているのが武田氏の立場。

もちろん最前線の作業員は、いわば前線の兵隊だから
平常時規則を守っていたら話にならない。

でもいくら戦争でも、最前線の兵隊以外は関係ないし
ましてや同じ国民同士で人を殺してよい訳が無い。

でも、福島原発から恩恵を受けていた地域はある程度我慢すべきだというのは同意。
だからといって黙れはないだろうと。程度が知れます。
人口からいえば確かに900は少ないけど、良く考えたら結構な数字ですよね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c12

コメント [原発・フッ素18] 〔ゲーッ!東京でも3月に検出してた!?〕 都内で極微量のストロンチウム (Nuclear F.C)  赤かぶ
05. 2011年11月07日 20:41:12: FEC1zKK4NY
ドイツ放射線防護協会は、福島原発事故で排出されたストロンチウムは
セシウムのあるところにその25%ぐらいはあるとみている。
プルトニウムは微量らしいが、ストロンチウムは微量とはいえない。
ただ、どちらも検出が難しいので、政府・東電はしらん顔でおしとおすだろう。

ストロンチウムの影響は骨・骨髄に及ぼすので、健康障害は白血病などで
比較的早く判る。ただ判ったときが手遅れにならないことを祈るのみだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/228.html#c5

コメント [経世済民73] 日本が『TPP』に加入すると牛丼は2割引き、一方で失業率は20%になる恐れ 天空橋救国戦線
01. 佐助 2011年11月07日 20:43:31: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
日本はデフレ,円高,株安の不況で物価(商品など)が下がったら地獄に落ちます。日本は古今未曾有のパニックを迎えます。国民を不幸のどん底に突き落とす間抜けで最悪の逆噴射野郎が総理で民主党に政権をもたしたのが失敗だった。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/904.html#c1
コメント [経世済民73] TPP賛成論、ドラッカー経営学のMBA(経営学修士)[逝きし世の面影] さそり座
02. 佐助 2011年11月07日 20:45:28: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
頭が狂っているとしか思えない
(日米奴隷協定)に進むでしょうが何を対策しても手遅れ
1929年の第一次世界信用パニックの震源地となった米国は,世界の技術から流行までをリードしていた。この原動力は、新しい商品を世界で一番積極的に受入れたのが消費者だった。40%もの高関税障壁に固執した。固執して、欧州からの投資と自国農業を保護した。当然、他国はゼロ関税で報復した。にもかかわらず、米国商品は高関税障壁を乗り越えて輸出を延ばした。この米国商品の優位性は技術から流行まで、あらゆる分野で、世界をリードしていたのである。高関税障壁を乗り越えた理由に技術から流行まで、あらゆる分野で、世界をリードしていたからである。アメリカはこのことをよく調べています。だから戦争に負けたからゆうこと聞けとと云う事。

(商品の優位性で世界をリードしているのは日本です)
だから偽装TPPで日本にすべての分野で関税ゼロにさせて自分たちアメリカは高関税障壁に固執し保護主義をとるのであろう。しかし1929年の世界恐慌当時と違うでしょう,商品の優位性で世界をリードしているのは日本なんです。もし2013年にスタートする,日本が最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命から食料自給農業やエンジンレス車などすべての分野で画期的な市場が生まれると日本は2040年までは世界の技術でトップになれる。圧倒的に世界をリードできるのです。これは政治家次第で2019年頃には日本はサービス業だけの寂しい国家になる可能性もある。

もう一つアメリカの世界恐慌を認識して自国の労働市場、医療保険、金融資産、弁護士業務などすべてを日本で支配しようと企んでいるが,アメリカ側の押し付ける対策はもう時期がズレている。2006年の関税引き下げが挫折してから世界信用収縮恐慌は始まっているのです。低所得者の不動産暴落からリーマンシヨックなど体験したのに誰も認識しようとしなかったツケ(反動)がくるのです。はっきりゆうと手遅れ。

そして歴史から2012年にドル覇権の終焉を迎えることになっている。アメリカは新ドル又は徳政令かアメロ(北米通貨連合)になるデノミ政策を実施してチャラにしても,世界信用収縮恐慌の古今未曾有のパニックから逃れることはもうできません。そして世界的な企業の交代も行われます。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/905.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
13. 2011年11月07日 20:48:25: Y4z2FI9WCY
それに協力したいというなら、
都が持ってる住宅を開放し雇用も自治体が面倒を見て
東北の住民を受け入れればいいだけ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c13
コメント [原発・フッ素18] 〔放射能〕東京都のガレキ処理施設のフィルターでは機能不充分(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
02. かもめ荘 2011年11月07日 20:54:07: 6lpBY4hSD3cQw : K5XCy5y3lk
いつも勉強させて頂いてます。
今最も気になっている事なので転載させてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/o831tabe4u
宜しくお願いします。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/231.html#c2
コメント [原発・フッ素18] 発病した大塚範一キャスターは3月15日の朝、石巻市の屋外にいた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
04. 2011年11月07日 20:55:40: ydPGTZNZ0s
試食しすぎだろ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/257.html#c4
コメント [経世済民73] 日本のお金は大挙して逃げ仕度 (もしもしQさんQさんよ) 五月晴郎
09. 2011年11月07日 20:56:33: aP63yOYeOM
邱永漢って、まだ生きていたのか。悪党は死なない。バブルの時に何を言ったか。みんな忘れていると思っているのか。強欲なシナ人の典型だろう。こいつの言っていることを信じたら、地獄がまってるぞ。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/894.html#c9
コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
14. 2011年11月07日 20:56:59: FEC1zKK4NY
「黙れ」といわれてもまだ支持する人は、変人かマゾか。
東京のかたは、器が大きすぎる。底がぬけているとしか思えない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c14
記事 [テスト23] Re: テスト
報道写真、宮城県女川町の瓦礫の中を行く祖母と孫、グーグル・アースで位置を確認するも、半年の間何度も見、色々考え、。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/11/post-fe85.html#top


 ちょうど、九州・長崎に滞在しているころ出会った記事です。今現在阿修羅のどこにもこの記事と写真は紹介されていません。「自分が紹介しなければ」と、思いました。

 見た瞬間、言葉をうしない圧倒され絶句してしまいました。左手前方には、津波で鉄骨だけになったビルの屋上に、これまた津波で流されたであろう車の残骸がのっています。

祖母と孫

被災地の祖母と孫(共同、写真ニュース)
http://www.47news.jp/photo/189576.php

宮城県女川町の被災地を歩く木村徳子さんと2人の孫。電気と水道はようやく復旧したが、孫が通う保育所再開のめどは立っていないという=4月30日

2011/4/30 22:23

 

 検索して直ぐに下記ツイートを見つけました。

http://twitter.com/shino_momo/status/64677586730631168
shino_momo 47NEWS「被災地の祖母と孫」女川の母と姪っ子達の写真が載りました。(後ろ姿ですが)眺湾荘から町のほうへ続く坂を下りているところ。 http://www.47news.jp/photo/189576.php #onagawa, #save_miyagi_onagawa,
10:08 PM May 1st TwitBirdから
Retweeted by 2 people

 

 ここで、「女川」と「眺湾荘」のキーワードを得、それを頼りに、下記HPにたどり着きました。このHPのページでも、――鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から、望郷山の東麓の峠を越し小乗浜――のような位置情報のキーワードを知りました。

みちのく遠島物語
かつて遠島(とおしま)と呼ばれた宮城県牡鹿半島地域の昔々の物語
http://tosima.seesaa.net/category/2756811-1.html

(略)

3.「カネ(カン・金)・ナリ(成り)」がコノリに転訛した。鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から望郷山の東麓の峠を越し小乗浜に抜ける付近に、昭和初期に採鉱されていた金山がありました。地元ではもっと古い時代にも採掘されていたという言い伝えがあります。小乗浜内には「金山」「金山向」という地名もあります。

 

 「祖母と孫」写真の光景が目に焼き付いていました。最初の頃は「コイツは許せない」で、「直ちに影響はない」男、枝野の写真を集めたりしていました。

 日も過ぎ、東京に帰京して3週間ほどたった頃、ふとグーグル・アースで位置をピンポイントで特定出来るのではないかと思いました。――宮城県女川町、眺湾荘、町のほうへ続く坂を下りているところ、鷲神浜の住宅地「眺湾荘」、小乗浜――のような位置情報。また「ビルの屋上に、津波で流されたであろう車の残骸」の位置関係補強情報です。

 いざやってみたらあっけないくらい簡単に特定出来ました。

21、GoogleEarthの画像中、「祖母と孫」地点に目印の黄色ピンをたてました。そこから左手前方に残骸鉄骨ビルの上に自動車残骸が見えます。高度138m。(スクロールして見るなら

Photo2、高度2.29km。(スクロールして見るなら

Photo_23、高度7.85km。左下の山王島近くに女川原発があります。「祖母と孫」のところから、直線距離約6.5kmのところです。(スクロールして見るなら

Photo_34、高度24.88km。「祖母と孫」の女川町のところから女川原発まで直線距離約6.5km、とても近いのが視覚的によく分かります。(スクロールして見るなら

Photo_45、高度287.69km。一関市、女川、福島原発など、相互の位置関係が分かります。(スクロールして見るなら

 9月になり、YouTubeで小出裕章先生が女川町の話しをしているのを見ました。女川原発反対闘争の関連で仲間と共に女川町の「鷲の神」に通い詰めた、東北大学時代の思い出などです。その後、3・11震災後の女川の話しになり、要旨「町が跡形もなくなくなって茫然としたけれど、必ず女川は復興するんだ。むしろ確信しました」と言う話しでした

 ただし、YouTubeを見た時にメモを忘れてしまい、検索して探そうとしたのですが、分かりません。小出さん関連は今や情報の大海の中にまぎれていて探すのが大変なのです。

 小出さんの「女川と復興」のキーワードが頭から離れなくなりました。その時すぐに僕の頭に浮かぶのは「祖母と孫」の写真でした。いや、むしろ「祖母と孫」の写真が頭から離れず、関連で「女川と復興」のキーワードが思い浮かぶと言う方が正確かも知れません。

 先日書いた、――【必見】9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。――のエントリーは、「祖母と孫」の写真と関連するキーワードに助けられてYouTubeを探し、テキスト情報も探し、書く事が出来ました。

震災関連:
ほとんど、やけくそ?アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走。

始めに戻る


 以下、資料として採録。

女川町 高台移転で土地高騰
11月1日 16時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013655521000.html

K10036555211_1111011926_1111011944_

津波で自宅を失った被災者が、自治体の高台移転の復興事業を待てずに保険金や老後の蓄えを投じて高台の住宅地を購入し、独自に移転する動きが宮城県で広がっていることが分かりました。こうした移転の影響で、女川町では、土地の取引価格が2倍から10倍以上に高騰する現象も起きています。

宮城県内の不動産業者などによりますと、津波で大きな被害を受けた沿岸部の自治体で、自宅を失った被災者が高台の土地を購入する動きが広がっていることが分かりました。長引く避難生活のなか、自治体の復興計画を待てず、老後の蓄えや震災で受け取った保険金を投じて住宅を再建しようとしているということです。このうち高台の住宅地が少ない女川町では、町が高台に土地を造成して住民を移住させる計画ですが、実現まで相当の時間がかかるとみられることから、個人で高台の土地を購入する人が相次いでいます。この影響で土地の価格が高騰し、震災前の2倍から10倍以上で取り引きされるケースが出ています。ことし6月に、震災前の2.4倍の価格で高台の土地を購入した鈴木博さん(77)は「値段を聞いた時は驚いた。しかし、もう土地が残っていないと聞き、高くても購入することにした」と話しています。また、隣の石巻市でも10年以上前に分譲されたものの売れ残っていた高台の分譲地が、震災前より平均で20%高い価格で完売したということです。その一方、高台に移転したくても値上がりした土地を購入できないという被災者も出ています。女川町の自宅を失い、夫も行方不明の阿部幸子さん(52)は「何とか買いたい気持もあるけど、子どものことを考えると今後の生活にお金もかかるし、借金してまで買うのは難しい」と話してます。宮城県宅地建物取引業協会石巻支部の高橋芳昭支部長は「津波が来ないところを探して、多くの被災者が集中して移住しているため、値段がつり上がっている」と話しています。

 

2011年10月27日 (木)
10マイクロシーベルトを超える中学で生徒が亡くなった(岩手県一関市の塾講師のブログ)
http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6be7.html

(略)

市内の某中学校の3年生が、先週校舎内で倒れ、意識が無いまま病院に搬送され亡くなった。クモ膜下出血による死亡だった。

その中学校は中庭が10マイクロシーベルトを超える高濃度汚染ポイントがあった。亡くなった生徒は運動部に所属しており、活動場所もその中庭での運動が多くあったという。

学校ではその高濃度の線量が新聞で報道されるまで、いっさい生徒たちや保護者らには伝えられていなかった。

ここまでが客観的な事実である。僕はこれ以上のコメントも詮索も控えさせて頂く。

生徒によるとそこの中学校の先生方も、僕のこのブログを読んでいるとのことだった。教室によっては空間線量が0.5マイクロシーベルトを超えているという。

僕は動揺を通り越して、この話を聞いたあと、塾からの帰り道、車内で泣いてしまった。悔し涙である。

 

20111026 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
tacc77
http://youtu.be/RMiRZymfo3I

セシウム再揮発説・積雪による放射線量減少・一関市のホットスポット等、Q&A6つ 小出裕章氏。

4分45秒から、ホットスポット関連で一関市について。

同じような質問で、一関の方なんですけれども、「一関市に住んでいるんですけれども、某有名教授が、『一関市は年間70mSvに達する』というふうにブログに書いていました。恐らく空間線量とかそういったことだと思うのですが、この可能性はあるんでしょうか?」という質問なんです。

(小出氏)一関は、風向きが悪かったというかですね、福島第一原発から流れてきた放射能が北に流れた時に、風下にちょうど巻き込まれてしまいまして、いわゆるホットスポットというところに当たっていると、私は思います。ですから、地域がそれなりの汚染を受けていると思いますけれども、1年間に70mSvになるという、それほど高い汚染ではないと私は思います。

そうですか。そうしますと、やっぱり同じように専門家の方に頼んで測っていって、具体的に判っていくという状況にならないといけないですね、。

(小出氏)そうですね。一関市内でも多分高いところもあるし、低いところもあると思いますし、また、先ほどから聞いていただいているように、雨が溜まるようなところは、それなりに高いところがあるように思いますので、やはり行政に測定してもらって、皆さん注意をするということは、やったほうがいいと思います。

 

一関4施設10マイクロシーベルト 目安上回る高い値【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111021_6  

 一関市教委は20日、市内の小中学校などで局所的に高い放射線量(空間線量率)が測定されたと発表した。最大で、3中学校と1無認可保育所で、文部科学省の線量率目安(毎時1マイクロシーベルト)を大きく上回る毎時10マイクロシーベルトを測定し、除染作業を急ぐ。

 市教委によると、9月26日から今月17日までに、小中学校や幼稚園、保育園など138施設を測定し、92施設(489カ所)で文部科学省の線量率目安を上回った。

 10マイクロシーベルトを測定したのは一関中、花泉中、川崎中と一関市花泉町のマルキの家ニコニコ託児室。いずれも雨どいの排水口や、雨どいのない軒下など雨水が集まりやすい地点で測定された。校庭や園庭では、1・28マイクロシーベルトを観測した折壁保育園の園庭を除き、目安を上回る値は測定されていない。

 目安を上回った施設では、測定された箇所への子どもの立ち入りを規制しているほか、19施設で除染作業が行われている。一関中では、10マイクロシーベルトを観測した排水溝付近の土を入れ替えるなどした。

(2011/10/21)

 

2011年09月09日
〔放射能〕一関市の「汚染牛」発覚で厚生労働省が異常な楽観論
http://alcyone.seesaa.net/article/225075109.html

☆岩手県産牛が基準値超え 出荷再開後初 「流通している肉は安全」 (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000618-san-soci

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/343.html

 岩手県は8日、同県一関市の2つの農家が出荷した肉牛2頭から、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。肉牛の出荷停止措置が解除された後、基準値を超える肉牛が出たのは初めて。厚生労働省は「きちんと検査態勢が機能したということだ。流通している肉は安全性が保たれている」としている。

 県によると、2頭からはそれぞれ、532ベクレルと583ベクレルのセシウムを検出。出荷した農家は、東京電力福島第1原発の事故で放射性物質に汚染された稲わらを与えたなどとして、全頭検査の対象になっていた。基準値を超えた肉牛は廃棄処分し、県は出荷した農家をあらためて立ち入り調査する。

 6日の簡易検査で8頭が県独自の検査基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことから、精密検査に回していた。

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http://www.asyura2.com/11/test23/msg/768.html

コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
01. 2011年11月07日 21:00:32: FEC1zKK4NY
このテーマは、しつこいな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 放射能ガレキの東京搬入に関する石原都知事の発言に奇怪な点(低気温のエクスタシー) あややの夏
05. 2011年11月07日 21:02:32: Y4z2FI9WCY
北朝鮮と変わらんな
いや北京か字面も似てるしな
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/229.html#c5
コメント [経世済民73] 日本が『TPP』に加入すると牛丼は2割引き、一方で失業率は20%になる恐れ 天空橋救国戦線
02. 2011年11月07日 21:02:56: YRyE4hspJA
日本にもゲリラが出て来るかもしれないな。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/904.html#c2
記事 [原発・フッ素18] 報道写真、宮城県女川町の瓦礫の中を行く祖母と孫、グーグル・アースで位置を確認するも、半年の間何度も見、色々考え、。
報道写真、宮城県女川町の瓦礫の中を行く祖母と孫、グーグル・アースで位置を確認するも、半年の間何度も見、色々考え、。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/11/post-fe85.html#top


 ちょうど、九州・長崎に滞在しているころ出会った記事です。今現在阿修羅のどこにもこの記事と写真は紹介されていません。「自分が紹介しなければ」と、思いました。

 見た瞬間、言葉をうしない圧倒され絶句してしまいました。左手前方には、津波で鉄骨だけになったビルの屋上に、これまた津波で流されたであろう車の残骸がのっています。

祖母と孫

被災地の祖母と孫(共同、写真ニュース)
http://www.47news.jp/photo/189576.php

宮城県女川町の被災地を歩く木村徳子さんと2人の孫。電気と水道はようやく復旧したが、孫が通う保育所再開のめどは立っていないという=4月30日

2011/4/30 22:23

 

 検索して直ぐに下記ツイートを見つけました。

http://twitter.com/shino_momo/status/64677586730631168
shino_momo 47NEWS「被災地の祖母と孫」女川の母と姪っ子達の写真が載りました。(後ろ姿ですが)眺湾荘から町のほうへ続く坂を下りているところ。 http://www.47news.jp/photo/189576.php #onagawa, #save_miyagi_onagawa,
10:08 PM May 1st TwitBirdから
Retweeted by 2 people

 

 ここで、「女川」と「眺湾荘」のキーワードを得、それを頼りに、下記HPにたどり着きました。このHPのページでも、――鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から、望郷山の東麓の峠を越し小乗浜――のような位置情報のキーワードを知りました。

みちのく遠島物語
かつて遠島(とおしま)と呼ばれた宮城県牡鹿半島地域の昔々の物語
http://tosima.seesaa.net/category/2756811-1.html

(略)

3.「カネ(カン・金)・ナリ(成り)」がコノリに転訛した。鷲神浜の住宅地「眺湾荘」といわれる所から望郷山の東麓の峠を越し小乗浜に抜ける付近に、昭和初期に採鉱されていた金山がありました。地元ではもっと古い時代にも採掘されていたという言い伝えがあります。小乗浜内には「金山」「金山向」という地名もあります。

 

 「祖母と孫」写真の光景が目に焼き付いていました。最初の頃は「コイツは許せない」で、「直ちに影響はない」男、枝野の写真を集めたりしていました。

 日も過ぎ、東京に帰京して3週間ほどたった頃、ふとグーグル・アースで位置をピンポイントで特定出来るのではないかと思いました。――宮城県女川町、眺湾荘、町のほうへ続く坂を下りているところ、鷲神浜の住宅地「眺湾荘」、小乗浜――のような位置情報。また「ビルの屋上に、津波で流されたであろう車の残骸」の位置関係補強情報です。

 いざやってみたらあっけないくらい簡単に特定出来ました。

21、GoogleEarthの画像中、「祖母と孫」地点に目印の黄色ピンをたてました。そこから左手前方に残骸鉄骨ビルの上に自動車残骸が見えます。高度138m。(スクロールして見るなら

Photo2、高度2.29km。(スクロールして見るなら

Photo_23、高度7.85km。左下の山王島近くに女川原発があります。「祖母と孫」のところから、直線距離約6.5kmのところです。(スクロールして見るなら

Photo_34、高度24.88km。「祖母と孫」の女川町のところから女川原発まで直線距離約6.5km、とても近いのが視覚的によく分かります。(スクロールして見るなら

Photo_45、高度287.69km。一関市、女川、福島原発など、相互の位置関係が分かります。(スクロールして見るなら

 9月になり、YouTubeで小出裕章先生が女川町の話しをしているのを見ました。女川原発反対闘争の関連で仲間と共に女川町の「鷲の神」に通い詰めた、東北大学時代の思い出などです。その後、3・11震災後の女川の話しになり、要旨「町が跡形もなくなくなって茫然としたけれど、必ず女川は復興するんだ。むしろ確信しました」と言う話しでした

 ただし、YouTubeを見た時にメモを忘れてしまい、検索して探そうとしたのですが、分かりません。小出さん関連は今や情報の大海の中にまぎれていて探すのが大変なのです。

 小出さんの「女川と復興」のキーワードが頭から離れなくなりました。その時すぐに僕の頭に浮かぶのは「祖母と孫」の写真でした。いや、むしろ「祖母と孫」の写真が頭から離れず、関連で「女川と復興」のキーワードが思い浮かぶと言う方が正確かも知れません。

 先日書いた、――【必見】9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。――のエントリーは、「祖母と孫」の写真と関連するキーワードに助けられてYouTubeを探し、テキスト情報も探し、書く事が出来ました。

震災関連:
ほとんど、やけくそ?アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走。

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 以下、資料として採録。

女川町 高台移転で土地高騰
11月1日 16時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/k10013655521000.html

K10036555211_1111011926_1111011944_

津波で自宅を失った被災者が、自治体の高台移転の復興事業を待てずに保険金や老後の蓄えを投じて高台の住宅地を購入し、独自に移転する動きが宮城県で広がっていることが分かりました。こうした移転の影響で、女川町では、土地の取引価格が2倍から10倍以上に高騰する現象も起きています。

宮城県内の不動産業者などによりますと、津波で大きな被害を受けた沿岸部の自治体で、自宅を失った被災者が高台の土地を購入する動きが広がっていることが分かりました。長引く避難生活のなか、自治体の復興計画を待てず、老後の蓄えや震災で受け取った保険金を投じて住宅を再建しようとしているということです。このうち高台の住宅地が少ない女川町では、町が高台に土地を造成して住民を移住させる計画ですが、実現まで相当の時間がかかるとみられることから、個人で高台の土地を購入する人が相次いでいます。この影響で土地の価格が高騰し、震災前の2倍から10倍以上で取り引きされるケースが出ています。ことし6月に、震災前の2.4倍の価格で高台の土地を購入した鈴木博さん(77)は「値段を聞いた時は驚いた。しかし、もう土地が残っていないと聞き、高くても購入することにした」と話しています。また、隣の石巻市でも10年以上前に分譲されたものの売れ残っていた高台の分譲地が、震災前より平均で20%高い価格で完売したということです。その一方、高台に移転したくても値上がりした土地を購入できないという被災者も出ています。女川町の自宅を失い、夫も行方不明の阿部幸子さん(52)は「何とか買いたい気持もあるけど、子どものことを考えると今後の生活にお金もかかるし、借金してまで買うのは難しい」と話してます。宮城県宅地建物取引業協会石巻支部の高橋芳昭支部長は「津波が来ないところを探して、多くの被災者が集中して移住しているため、値段がつり上がっている」と話しています。

 

2011年10月27日 (木)
10マイクロシーベルトを超える中学で生徒が亡くなった(岩手県一関市の塾講師のブログ)
http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6be7.html

(略)

市内の某中学校の3年生が、先週校舎内で倒れ、意識が無いまま病院に搬送され亡くなった。クモ膜下出血による死亡だった。

その中学校は中庭が10マイクロシーベルトを超える高濃度汚染ポイントがあった。亡くなった生徒は運動部に所属しており、活動場所もその中庭での運動が多くあったという。

学校ではその高濃度の線量が新聞で報道されるまで、いっさい生徒たちや保護者らには伝えられていなかった。

ここまでが客観的な事実である。僕はこれ以上のコメントも詮索も控えさせて頂く。

生徒によるとそこの中学校の先生方も、僕のこのブログを読んでいるとのことだった。教室によっては空間線量が0.5マイクロシーベルトを超えているという。

僕は動揺を通り越して、この話を聞いたあと、塾からの帰り道、車内で泣いてしまった。悔し涙である。

 

20111026 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
tacc77
http://youtu.be/RMiRZymfo3I

セシウム再揮発説・積雪による放射線量減少・一関市のホットスポット等、Q&A6つ 小出裕章氏。

4分45秒から、ホットスポット関連で一関市について。

同じような質問で、一関の方なんですけれども、「一関市に住んでいるんですけれども、某有名教授が、『一関市は年間70mSvに達する』というふうにブログに書いていました。恐らく空間線量とかそういったことだと思うのですが、この可能性はあるんでしょうか?」という質問なんです。

(小出氏)一関は、風向きが悪かったというかですね、福島第一原発から流れてきた放射能が北に流れた時に、風下にちょうど巻き込まれてしまいまして、いわゆるホットスポットというところに当たっていると、私は思います。ですから、地域がそれなりの汚染を受けていると思いますけれども、1年間に70mSvになるという、それほど高い汚染ではないと私は思います。

そうですか。そうしますと、やっぱり同じように専門家の方に頼んで測っていって、具体的に判っていくという状況にならないといけないですね、。

(小出氏)そうですね。一関市内でも多分高いところもあるし、低いところもあると思いますし、また、先ほどから聞いていただいているように、雨が溜まるようなところは、それなりに高いところがあるように思いますので、やはり行政に測定してもらって、皆さん注意をするということは、やったほうがいいと思います。

 

一関4施設10マイクロシーベルト 目安上回る高い値【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111021_6  

 一関市教委は20日、市内の小中学校などで局所的に高い放射線量(空間線量率)が測定されたと発表した。最大で、3中学校と1無認可保育所で、文部科学省の線量率目安(毎時1マイクロシーベルト)を大きく上回る毎時10マイクロシーベルトを測定し、除染作業を急ぐ。

 市教委によると、9月26日から今月17日までに、小中学校や幼稚園、保育園など138施設を測定し、92施設(489カ所)で文部科学省の線量率目安を上回った。

 10マイクロシーベルトを測定したのは一関中、花泉中、川崎中と一関市花泉町のマルキの家ニコニコ託児室。いずれも雨どいの排水口や、雨どいのない軒下など雨水が集まりやすい地点で測定された。校庭や園庭では、1・28マイクロシーベルトを観測した折壁保育園の園庭を除き、目安を上回る値は測定されていない。

 目安を上回った施設では、測定された箇所への子どもの立ち入りを規制しているほか、19施設で除染作業が行われている。一関中では、10マイクロシーベルトを観測した排水溝付近の土を入れ替えるなどした。

(2011/10/21)

 

2011年09月09日
〔放射能〕一関市の「汚染牛」発覚で厚生労働省が異常な楽観論
http://alcyone.seesaa.net/article/225075109.html

☆岩手県産牛が基準値超え 出荷再開後初 「流通している肉は安全」 (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000618-san-soci

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/343.html

 岩手県は8日、同県一関市の2つの農家が出荷した肉牛2頭から、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。肉牛の出荷停止措置が解除された後、基準値を超える肉牛が出たのは初めて。厚生労働省は「きちんと検査態勢が機能したということだ。流通している肉は安全性が保たれている」としている。

 県によると、2頭からはそれぞれ、532ベクレルと583ベクレルのセシウムを検出。出荷した農家は、東京電力福島第1原発の事故で放射性物質に汚染された稲わらを与えたなどとして、全頭検査の対象になっていた。基準値を超えた肉牛は廃棄処分し、県は出荷した農家をあらためて立ち入り調査する。

 6日の簡易検査で8頭が県独自の検査基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことから、精密検査に回していた。

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http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/265.html

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
33. 2011年11月07日 21:05:27: f2bDRcpoc2
労災申請してほしいね
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c33
コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
09. 2011年11月07日 21:05:34: NYnvaJkYxc
>07さま

あ、そうだったんですか!
事情がよくわかりました。
ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c9

コメント [原発・フッ素18] チェルノブイリハート:福島なら翌年から、東京なら4−5年後から、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形児と堕胎の増加 ポリーテイアー
07. 2011年11月07日 21:08:33: ydPGTZNZ0s
花粉症は日本特有のもの。

植林が原因ではないかと思うが、海外の例は花粉症との合併症を考慮していない。

来年はセシウム花粉が襲いかかる世界初の例になる。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/253.html#c7

コメント [原発・フッ素18] 発病した大塚範一キャスターは3月15日の朝、石巻市の屋外にいた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
05. 2011年11月07日 21:09:18: ZqvBssa07w
いつも朝から脂ぎった顔で登場する、精力抜群の大塚おじさんだと思っていたのだが・・・。気の毒なことに白血病だとは。もしかして朝から放射能まみれの食物をしっかり食べていたからだろうか。ある意味、殉職だな、これは。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/257.html#c5
コメント [自然災害17] 沼津で海抜36メートル到達/明応東海地震(朝日新聞) gataro
03. 2011年11月07日 21:09:29: nQoA7dC4lI
02さん、補足させてください。

津波に関しては、気象庁が出す津波警報・注意報の波の高さは単なる目安でしか
ありませんし、私はかえって判断を誤らせる情報だと思っています。

津波は地形によって高さ、また遡るスピード、波長、波の振幅の回数等々の現象が
異なります。 浦や津といった地名の場所の奥は波が高くなります。 同じ津波
でも平地の河口などは波の高さも増しますが、遡るスピード・到達距離に注意が
必要です。河口から数Kmまで遡る事も予想しなくてはなりません。

沼津の戸田地区は、やはり湾状の地形で、湾の口は西に向いて大きく口をあけています。 そのようなところでは、数派に渡る津波が押し寄せた場合に、先に入った
波が逃げ場を失い、後から来る波でどんどん海水面が高くなります。 つまり、湾
に津波で押し寄せた海水がたまってしまうのです。 そのような結果で、36M
モノ高さになったと考えられられます。 また、津波は水深が浅くなるほど波が
高くなる性質があります。

是非、皆さんの住んでいる場所の周辺の地形を調べてください。 また海岸線
にお住まいの方は、海底の地形を地元の漁師さんや釣りを趣味にしている人・近
所の釣具店に聞いておくと良いでしょう。 急峻な駆け上がり状の海底の海岸で
すと、やはり波は高くなります。 

河口の場合は、遠浅の地形が多いので、注意が必要です。河口で波の高さが大き
くなり、かなりのスピードで波が川を遡ります。

東日本大震災の動画は避難の参考になります。 津波動画に写っている場所の地形
を観察しながら見るとより良いでしょう。

最後に、津波の到達スピードはジェット旅客機と同じくらい、時速約800kmといわれています。 100km離れた海底で地震が発生し、津波が起きた場合7〜
8分で第一波が到達します。

この事も、避難をする上で大変重要です。 何故なら、避難は時間との勝負に
なるからです。 
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/583.html#c3

コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
10. 2011年11月07日 21:10:17: NYnvaJkYxc
pEgCpfCxXY さん

この人は、工作員じゃないようじゃのう・・・。

あまりに不自然だから、そうとしか考えられんかった。

謝ったらいいのか、どうしたものか。


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c10

記事 [マスコミ・電通批評12] 日刊ゲンダイのガサ入れの裏に「ジェラシー」ありき  宮崎 学 
日刊ゲンダイのガサ入れの裏に「ジェラシー」ありき
http://miyazakimanabu.com/2011/10/30/1164/
2011年10月30日 宮崎学オフィシャルサイト


10月27日、「違法な風俗店の広告」を掲載したとして広告代理店社長が逮捕され、日刊ゲンダイ本社に家宅捜索が入った。ガサ入れの様子は大々的に報道されたので、見た人も多いと思う。
当日にテレビカメラが入るということは、事前に記者クラブにブリーフィングがあったということだ。同じメディア業界の者たちが特定のメディアにダメージを与えるような報道をすることに私は強い違和感を覚えた。それと同時に、この種の報道をした「記者たち」が「ざまあみろ」と感じたかどうか、問うてみたいと思った。
なぜこのような事態になったのか。事件について自分なりに「推認」してみたい。まず、石川知裕議員の有罪判決で有名になった「推認」なる言葉は、デジタル大辞泉には

すい‐にん【推認】 [名](スル)これまでにわかっている事柄などから推し量って、事実はこうであろうと認めること。「密約文書が保存されていると―する」

とあるが、言葉としては普段は使われない。
法律学小辞典(有斐閣)には「推定」はあるが、「推認」は載っていないのだが、法律関係者によると、「推認」とは「裁判官用語」とのことである。裁判官や法廷に出る弁護士、検察官が好んで使う用語であって、日本語としてはなじみが薄いのである。
前置きが長くなったが、今回の家宅捜索を私が「推認」すると、二つの「男の嫉妬」が見え隠れする。
まず、一つめ。この出版不況にあっても日刊ゲンダイは発売部数を伸ばして健闘してきた。部数がそこそこいいことに対するメディア特に新聞業界のジェラシーがある。特に日刊ゲンダイは、他紙と違って「反小沢」ではない。小沢叩き一色の業界の中で横並び報道を排した冷静な報道をしてきた稀有な存在だ。だから部数も伸びていたのだと「推認」できる。多様な意見を取り上げるのがメディアの役割であるのに、人気が出ると異端視して排除したがるのが既存メディアなのである。
そして、二つめのジェラシー。昨今の暴力団排除で目立っている警視庁のマル暴こと組対(組織犯罪対策部)4課に対する生安(生活安全部)のジェラシーである。
もともとヤクザ相手の組対4課とは、警視庁の中でもバカにされていたと「推認」される部署なのだが、最近は条例だ法改定だと、ちょっと雰囲気が違ってきた。そこで、エロの取締まりなどを担当する生安が「マル暴だけが目立ちやがって。俺たちもいっちょ行っとくか」と存在感を示したかったと「推認」している。
「警視庁は今回の事件を受け、日本新聞協会など7団体に対し、違法広告を掲載しないよう確認の徹底を要請していて、今後、取り締まりをいっそう強化する方針です」とTBSが報道していたが、「ヤクザの次はエロで行くぜ」と強硬策に出たのだと「推認」している。
これにより、他のメディアもエロに対して委縮するはずだ。こうした状況は、私のコンビニ訴訟で実話誌の腰が引けていたことからも「推認」できる。今後は記者クラブのあり方を含め、いろんな議論をしなくてはならない。
今回の件も事件としては大きくないが、根深い問題がある。

「推認」と「特定」
さて、「推認」についてもう少し考えてみよう。
来年の国会で成立が予定されている暴対法の「改正」では、「実行犯が特定されない段階でも、脅迫電話などの捜査から攻撃した組がほぼ特定されれば、規制に踏み切る」(10月13日付け読売新聞電子版)としている。状況証拠で何でもアリにするという話で、各紙がほぼ同様の報道をしている。
つまり、これも「推認」だ。確たる証拠がなくても、周囲の事情を見て、脈絡から「特定」する。非常に恐ろしい、恣意的な判断である。
石川判決でも明らかなように、「推認」は、刑事裁判の大原則である「疑わしきは被告人の利益に」をまったく無視しているのだが、それがどんどん拡大する傾向にある。
ちょっと話はそれるが、かつて社会主義国の法律を研究する「社会主義国法」というのがあった。学生時代にその権威であるF教授の講義をこっそり聞きに行ったことがある(登録してなかったからな^^;)。
教授によると、「推認」や「みなし」という言葉を最も頻繁に使ったのは旧ソ連など社会主義国家であったという。国家に不都合な「違法行為」を取り締まるために、いろいろと拡大解釈して、たくさんの人をシベリア送りにした。
いわゆる「革命的適法性」である。革命の為なら何をしてもいいというもので、極めてザツな、法とは言えない法の適用であった。
現在の「推認」は、まさに同じではないか。
個人の自由が、暴力団排除という極めてわかりやすいロジックで狭められているのだ。
そもそも自由(freedom)については、さまざまな形で弾圧を受けてきた左翼が最も大切にしなくてはならない概念である。
しかし、ことヤクザに関しては何の反応もないどころか「ヤクザなど弾圧されて当然」という態度である。結局、基本的人権だとか自由とか言っている左翼言論には「ただしヤクザを除く」という但し書きがついているのだ。
「私は君の言うことに賛成しないが、君がそれを言う権利は死んでも守るつもりだ(S・G・タレンタイア『ヴォルテールの友人』より)
そんな言葉は、もう死語となってしまったのだろうか。

 
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/425.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 野田首相の政策を操る松下財閥の司令塔PHPの戦略 ラムセス
01. 2011年11月07日 21:16:55: VJImzz3rgY
政経塾内閣の正体がホモだけでなくナチス似ているとは、実に驚くべきことであり衝撃的な情報である。日本の将来はお先真っ暗だと言わなければならない。どじょう内閣などとふざけている時ではない。売国奴が多い理由が明らかになった。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/331.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 「自発核分裂の意味するもの」再臨界があるかもという疑いはまだ消えていない 小出裕章 11/4 (ざまあみやがれい!)  赤かぶ
24. 2011年11月07日 21:18:06: C4o01wJ8i2
>>。ヨ阿修羅」に書き込む人間のレベルの低下は著しい。

私ですら書き込むくらいであるから同感!!

投稿をきちっと読み込み、冷静な判断をし、きれいな言葉で論理的な書き込みをしたいものです。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/209.html#c24

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
132. 2011年11月07日 21:18:47: pEgCpfCxXY
そう。背伸びしたがる子どもほど逞しい大人もなく、
背伸びしたがる子どもをいましめるほど無残な大人の姿もないのです。
前者は理念とも呼べないようなある大志[ambitious,転じてambiguous 多義性 ]を抱いている。
後者はひたすら保身あるのみ。前者の方がかえって不気味なのが
ぼくが好きですけどね。
うわさでは昔、アドルノがこうかいていたそうな。

「難解なもの、手に負えぬものこそお誂え向きだと思っている学生の無邪気さの方が、それだけが思想をそそるものであるのに、複雑なものに手を出す前に単純なことを弁えていなければならない、と指でおどしながら思想を警(いまし)める世の大人たちの狭い了見よりも、賢明なのである」

つまり、世の大人たちの秩序の元で保身に走りたければ
ICRPのような権威の狭い了見に跪いたらよく、
あくまでも子どもっぽい知的好奇心に走るなら
ECRRのような挑戦的なもの、権威に疑問を突きつけるものとともに
歩むことになるわけでしょう。ECRRの大志をめぐっては
名大名誉教授の沢田さんがこう指摘しています[April 2011]。
「ECRRのモデルが内部被曝を考えようとしてるモデルであることは間違いなくて、他にそうしたものがないのも間違いないですが、まだ未完成なんですよ。本来、研究者が、内部被曝も考慮したモデルを組み立てなければならないのですが、そうしたことが行われていないのが現実でしょう。放射性物質が今回の爆発で大量にてでいますから、福島県全体の農作物を、本当に細かく調査しなければなりません。海にも大量の放出があります。これも漁業に大きな影響を与えます。いずれも、内部被曝の問題として、切実に顕われてきますから、放射性物質の降下物を調べる作業を、かなり広いエリアでこまめにやり続けるしかない。」

 「元々、内部被曝を軽視してきた歴史は、原爆からあるのです。原爆の調査をした軍人たちがいて、放射線の外部被曝ということ以外に、そのダメージを考えることができなかった。そして、それをもとに制度設計された。放射能の被害は、近距離で影響を受けた人をベースに考えると言う想定。内部被曝を軽視してきたんです。戦後、アメリカの放射線防護委員会があって、そこに内部被曝の分科会があったのですが、この研究発表はさせてもらえなかった。分科会はカール・モーガンが中心でしたが。まあ、アメリカの軍事的な都合が、放射線の防護というのを、内部被曝を含めない方向に進んだという訳です。兵器としてどう使うかが優先だからです」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d414b2d24e9197063d9b225652fea931

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c132

コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
133. 2011年11月07日 21:19:03: NYnvaJkYxc
qyV1uveKEEさん

重大なコメントが別スレにあります。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html

私は以降、浅見氏を「工作員」扱いするのはやめます。
ちょっと遠くから見ていようと思います。

>浅見さん

ごめんなさいね。
ただ、今のところ、ECRRのことについてお話してますので、ちょっと、場所を貸してください。お願いします。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c133

コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
02. 2011年11月07日 21:20:42: dFs2VTgPYo

1、セシウム食品 全量検査  米検査 GBO 2000万 10台2億で1万トン/10日
  30kg米袋を10秒でみるGBO検知器  25ベクレル/kgまでわかる
http://www.youtube.com/watch?v=h2Tla-ZRm2Y  10:00−


2、処分場 人工バリア型処分場
http://www.youtube.com/watch?v=bvaj_Jpt7hw  9:30- 除染方法

専門家でもない人間がやっている 民間の専門家を活用していない

仏国 モルビリエ処分場(VLLW)  米国WCSテキサス処分場
http://www.youtube.com/watch?v=RuKIiqjEhb8

  放射能と食品、除染の対応は
1 http://www.youtube.com/watch?v=d0u_rQzWdL8

1 http://www.youtube.com/watch?v=W7hPK9E-lC0
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 柏市で、医師向けの放射線(洗脳)対策説明会開かれる「柏市や周辺の地域で発がんのリスクは高まっていない」 (日々雑感)  赤かぶ
05. 2011年11月07日 21:22:20: Y4z2FI9WCY
千葉のミスター大丈夫w
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/251.html#c5
コメント [原発・フッ素18] 京大全学連諸君!この時ばかりは全面支持する!!=御用学者に『京大原子炉研』の冠をかぶせて安全論を振りまく事に徹底抗議! 888(スリーエイト)
67. 2011年11月07日 21:23:45: CAgLtiVGtM
中核派? 奥浩平と中原素子の純愛をベースに仕立てられた政治的手記「青春の墓標」。貪り読んだものだ。柴田翔の「されど我らが日々」・・・etc

保守本流を戦後一貫して先導し、左翼弱体化の尖兵として文芸界のオーソリティとして君臨してきた「文芸春秋」の庇護に与った左翼諸派を私は社会変革の力とは思わない。利用されされていただけだね。左翼分断のコマとして。

この京大の役人を罵倒するパフォーマンスは受けるだろう。しかし、こういう言辞を同じ左翼勢力や無党派の人々に浴びせ、鉄パイプをふるった時代を知っているものは俄かにシンパシーを感じない。

原発推進派=保守本流は手ぐすねひいて彼らの跋扈を期待しているだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/190.html#c67

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
34. 2011年11月07日 21:24:00: f2bDRcpoc2
今後は有名人の病気情報は隠蔽されるな
最近見ないね−>死んでました
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c34
コメント [原発・フッ素18] 発病した大塚範一キャスターは3月15日の朝、石巻市の屋外にいた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
06. 2011年11月07日 21:28:03: Y4z2FI9WCY
農家どんだけ試食させてんだよ…w

逆効果だったね。
神様は見てるってことかな。
悪いことは出来ないね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/257.html#c6

コメント [中国2] 零細輸出業者怒り爆発 中国・湖州市で数万人抗議 地方政府の横暴 差別、人民元切り上げ… ピノキ
20. 2011年11月07日 21:28:08: UgsXpmQ80c
子供は「モノ」ゆがむ中国 人身売買組織を摘発
2011.11.7
中国南東部の浙江省嘉興の卸売り市場で、山積みにされた白菜の前でしゃがみ込む男児。その視線が見つめているのは、大人たちの荒廃した心のありようか

中国東部の山東省で、貧困家庭から乳児を買い取り、男児を最高5万元(約62万円)で売っていた人身売買組織が摘発された。
また南部の広東省の病院では、早産で生まれた乳児を医療チームが早合点して死産と判断、生きたままビニール袋に入れて廃棄する「事件」があったことが明らかになった。
いずれも背景には、子供をあたかも物質であるかのように見なす風潮があり、
突き詰めれば、中国政府の「一人っ子政策」に起因するとみられている。

男児、最高62万円
AFP通信によると、山東省の当局は先月、子供を売るために出産した女性たちに金銭を支払っていた組織のメンバー15人の身柄を拘束した。組織は買い取った乳児を、
子供に恵まれない夫婦や、息子を欲しがっている夫婦などに売っていた。
男児は最高5万元、女児は最高3万元(約37万円)で売られていた。
中国では現在、子供のいない夫婦が養子を迎える際にどこから迎えるかについての規制がなく、子供の人身売買が盛んに行われる事態を招いている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111107/chn11110716300009-n1.htm
中国の経済成長には、心が追いついていなかった。
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/869.html#c20

コメント [原発・フッ素18] 猛烈な生物濃縮の始まり、19日福島沖コモンカスべ1280、シロメバル2400(水産庁発表) ジャック・どんどん
02. 2011年11月07日 21:30:02: u3E6Ef3e1Q
同じ水産庁だが、こっちの方がわかりやすいと思う。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/pdf/111102_result_jp.pdf
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/262.html#c2
記事 [経世済民73] 7都市11地域を指定へ=ビジネス拠点を集中開発―政府
時事通信 11月7日(月)2時31分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000008-jij-pol

 政府は6日、大都市のビジネス、商業拠点としての競争力アップに向け、改正都市再生特別措置法で新たに導入した「特定都市再生緊急整備地域」に、東京、大阪など7都市11地域を指定する方向で調整に入った。同地域の開発には税制面や各種規制の優遇措置を適用し、官民連携により集中的にインフラを整備。国際企業の誘致競争などで、成長著しいアジア諸国の大都市に勝てる環境づくりを進める。

 7都市11地域は、▽札幌市▽東京都(東京都心・臨海地域、新宿駅周辺地域、渋谷駅周辺地域、品川駅・田町駅周辺地域)▽川崎市▽横浜市▽名古屋市▽大阪市(大阪駅周辺、臨海部)▽福岡市―。近く各地域の指定について国民から意見を募った後、年内に閣議決定する予定だ。 

http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/906.html

コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
03. 2011年11月07日 21:32:26: kLyXB0gADo
スクロールするだけでも長くて骨折れるわ。
糞ボケ団塊の世代は、とにかくくどい!

どうせ、小出・ハイハイ出版講演狂・裕章は、毎度おなじみの言を広げてるんだろ?いまさら聞きあきたわ。

最後にミラーマン植草のバナーは忘れないのな。
小沢の顔は貼らなくていいのかね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c3

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
35. siragajiji710 2011年11月07日 21:32:31: 6dzNJYdrNBev2 : P1XKXlqNxc
この件に関しては、福島の食材を食べたことと関係無いのではないですか。
放射能の影響に関しては、真の専門家である長崎大学・広島大学の研究者の説明が正しいようですよ。放射能の影響研究のど素人の武田邦彦他の「放射能コワイ、コワイ派」の無責任な発言は、福島及び日本の為になりません。
副島隆彦氏他の最新著作、「放射能のタブー」を購読することを、お勧めします。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c35
コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
04. 2011年11月07日 21:33:36: pEgCpfCxXY
この投稿は力作でしょうね。よくまとめられました。
感謝いたします。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c4
コメント [原発・フッ素18] チェルノブイリエイズ―汚染エリアの子供はCs-137で胸腺が破壊されてリンパ球T細胞がない状態(免疫不全) ポリーテイアー
42. 2011年11月07日 21:34:19: 9EDkLebUrI
 情報リテラシー講座です。

1 出典を明らかにしよう。

 このような投稿については、リンクされていない出典を明らかにすることが大切です。

2 googleを活用しよう。

 「ヤブロコフ」で検索すると、次の資料が出典だなと推認できます。


    ヤブロコフ・ネステレンコ報告
  http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/core/bookdata/1000/b1083.htm

3 ここから先は、素人では手に負えません。

 結局、ICRP対ECRR(藪ロコフを含む)のどちらが嘘つきなのか?という課題に行き着くわけです。

 私は、ICRPに所属する日本の科学者の良心を信用します。原発廃止論者の異人の言葉なんか、信じません。

 結局、堂々巡りだね。



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/115.html#c42

コメント [音楽3] U2-Pride (In the name of love) BRIAN ENO
01. 2011年11月07日 21:41:14: tvuvXx6c7z
・U2 songs (covers), VOX AC30VR.

http://www.youtube.com/watch?v=KWXmPXRXAgM&feature=related
http://www.asyura2.com/10/music3/msg/693.html#c1

コメント [マスコミ・電通批評12] 政経塾内閣批判の藤原肇博士の言論抹殺を狙う極右勢力からの分裂攻勢 フランクリン
05. 2011年11月07日 21:43:09: VJImzz3rgY
どうやら破壊工作をした勢力は撃破されたらしい。これまで破壊の舞台として使われていた場が消えてしまい、最後に幾つかのコメントがそれを示し書き込めなくなった様子でそれが分かる。
<幾つかの証拠の発言>
98:ひとやすみひとやすみ:2011/11/06(日) 18:27:42
藤原さん、このスレッドも過去ログ倉庫に入るそうですから、どうぞ、もう休んでください。くれぐれもご自愛下さい。

99 :一読者:2011/11/06(日) 19:08:57
あまりの急展開に驚いています。同時に自分の認識力と鑑識眼を高める必要をひしと感じています。内部事情に精通していないのに、藤原さんに対し、急かすような書き込みをしてすみませんでした。なにとぞお体にご自愛ください。また新しい管理人グループの皆さん、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

100 :普賢菩薩:2011/11/06(日) 20:55:37
全体になった議論のやり取りを拝読した感じは、観音様にションベンを引っ掛けたエテコウの不遜な驕り高ぶりに似ている。気の狂った亀が龍に食いついて踏み潰された感じは、見るも無様と言うしかない。横綱に叩きのめされたふんどし担ぎよりも無様で醜悪だ。
地獄から迷い出た悪魔に対して、藤原さんが相手にせず歯牙にもかけなかったのは見事だった。
流石は世界で活躍する一流人と埼玉のイナカッベの違いだ。藤原さん、どうかお大事に。カメめ愚かさはもう知れわたり、誰も相手にしなくなるに決まっている。
実力者と無能な成り上がり者の差がよく分かり、とても勉強になった。有り難うございます。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/423.html#c5

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
36. 2011年11月07日 21:43:14: Y4z2FI9WCY
〜半年前〜

風評被害に直面する福島野菜…
皆で食べて応援しましょう!がんばろうニッポン!
いただきまーす!うーんおいしい!
ほーら、こんなに福島野菜は安全ですよ!
おいしいですよ福島野菜!みなさんもいかがですか?


〜発病後〜

福島野菜は関係無い。以上。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c36

コメント [原発・フッ素18] 「東日本女子駅伝を中止に追い込みたい」 山本太郎、ランナー被曝の可能性を憂慮 (ニコニコニュース)  赤かぶ
08. 2011年11月07日 21:44:43: iQinVlOl1c
勝間は影が薄くなったな。さっさと死んでくれ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/245.html#c8
コメント [原発・フッ素18] 園児の体重の増え方 4分の1に 片瀬テルミドール夏希
01. 2011年11月07日 21:46:40: N4ysGmxBeU
被爆による健康被害だと思わないのはなぜ?
運動しないで食べたら普通体重増えるでしょ。
家でゲームばかりしている子も体重は増えるでしょ。
ゲームばかりしていると体重増えないなら、
ゲームダイエットとか成り立つということになる。
読書ダイエットとか囲碁将棋トランプダイエットとか聞いたことありますか?
ストレスを心の奥に押し込めて、ということもあるのかもしれませんが、
実は、体が悲鳴を上げているということは被爆による物理的影響によるものだと思うのが自然です。
尿から187ベクレルの子がいるというのに、まだ心理的影響にしたがるなんて、脳が発達してない人間のたわごとです。
実名で医師・教師・教授って、登場しているけど、恥ずかしくないのかな。
恥ずかしいと感じる知性もないのかな?
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/263.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
37. BAN 2011年11月07日 21:49:10: PSs0sf9BTuvB. : ZFSl3J1JO6

それより抗がん剤治療は一度始めてしまうと危険(後戻りできない)と聞いたことがあります、大丈夫でしょうか心配です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c37
記事 [エネルギー2] 都心に次世代電力網、災害時も首都機能維持 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20111107-OYT8T00185.htm

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、首都の電力需給が逼迫(ひっぱく)したことを受け、東京都は大規模オフィスビル群にIT(情報技術)を使って電力の需給管理を効率的に行う次世代電力網「スマートグリッド」の導入に乗り出すことを決めた。

 都内の全エネルギー消費の35%を占めるオフィスビルの電力使用を効率的に制御することで電力会社への依存を減らし、災害で停電した時にも首都機能を維持するための基盤を整えるのが狙いだ。年度内にビル所有者と共同調査を実施し、来年度からの実施を目指す。

 都が事業化を想定しているのは、東京駅に近い丸の内や大手町、新宿副都心など高層のオフィスビルが集中するエリアで、延べ床面積が1万平方メートル(20階程度)を超える中高層ビルを含む複数の建物が対象になる。

 スマートグリッドはITを活用して、電力会社や太陽光発電などの再生可能エネルギー、蓄電池など複数の電源の中から最も効率のいいものを選択する。
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/579.html

コメント [原発・フッ素18] 小出裕章Q&A(1)「2号機キセノン検出、東電は臨界は起きていないと言っているが?」 (ニコ生) 11/5  赤かぶ
07. 2011年11月07日 21:50:35: tvuvXx6c7z
・20111107 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章(録音)

http://www.youtube.com/watch?v=8wOp0rTkgaU
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/244.html#c7

コメント [リバイバル3] スピーカの最高峰 B&W Original Nautilus _ 音響は完璧でも… 中川隆
01. 2011年11月07日 21:51:10: MiKEdq2F3Q


女性にオーディオ・マニアが居ない理由

    |〃、 ii  川 ヾ  レ'/::::::::::〃爪::::::川::::::::||:::ヽ::::i::::::::::::i!\ \::::::::::
 ノ  ,/  |! i||  iiハ  | //::i:::::::::||:::| |i:|:::||!i::::::::::|i::::ヽ:::::|!:::::::::||:::\ \::::::
 / /ノi  | i!  |i川  | i::|:::|:::i::::::i!::| |ili:|:::||ヾヽ::::|i!:::::ヽ:::|!:::::::::||:::::\:::\:::
 //ノ i!│!| |!i |川ii  |i::!:::|:::|::::::|:::| i !ト!::| !ヾ゙i:::::|i!::::::ヽ:|!:::::::::|!::::::::\::::\
 //i! | | |_,,i,,L|ト!ilハ ||:|::::|:::|l::::||:i:| i ゙!゙ト、,i_ 'i,::!::|ii:::::::::i,:|i::::::::|!::::::::::::ヽ:::::
  /il i!| ‐''|´! | ハ!| | |i!::i:::|:::||::::|::::| !ヾ!:i`''‐i,,::::||!::::::::::||::::::::|::::::::::::::::ヽ::::
 i i!i | | | i/ / | /  ii | |ト、i:|!:::!゙!::|::::| ゙i ゙、ヾ'、 ゙、‐|、i:::::::::||:::::::|::::::::::::::::::ヽ:::
/i/|ii!//|!/!i/´i/   .|i |/ノi\i!゙、:iヽ|:::|  ヽ 'i  ! ヾi |'!ヽ::::||::::::/:::::::::::::::::::::ヽ
i i 川i!ハ/" _!   | │川 ヾ:ii ゙'∨     |    ゙ヾiヽヽ;||:::::i':::::::::::::::::::::::::
ノ ノ/リ,,,,,,二三テ=''" ヽノル |ノノヽヾ ノ  、,,,ノ,、     iヽ:::||:::::i'::::::::::::::::::::::::::::
 /   ̄ ´~~゙''''    ゙''‐- ..,,_,, ‐'    `゙ヾミッ、,,   ヽ::|::::/::::::::::::::::::::::::::::
,,イ|                i'"         `'‐='   `'|/i!:::::i::::::::::::::::::::::::
 i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ::    ゙、      〃:::::       i//::::ハ::::::::::::::::::i:::
  i i \\\\\ヽ    入       ′′′   / /:::::/:::::::::::::::::::|::::
!  | i            ,,ィノ(         :::: :    /:::::/:::::::::::::::::::/::::
i!  i i!            /i/  \             /:::::/:::::/::::::::::::/:::::
゙i!  | i          /⌒' y'⌒゙i           /::::::/::::::/::::::::::::/::::/i
 i  i ゙!         ん、,,ノ,__,,,r''          /:::::::/::::::/::::::::::::/:::://
゙、ii! ゙| i           ノ  。 `i          //:::::/:::::/::::::::::::/::::::/:::
ヾ!トl ゙iU          i     |         //::::::/::::::/::::::/:::/:::::i!::::::
 iiミ! ハ             i °  ゙、       //::::://::::/::::::/:::::/::::i::::ii::
 i!ヾ!i ゙、!         , '     |゙ヽ......,.,.,.,,,///://::://::::/::::://::::i::::リ::
 !ヽヾi  i゙、  ___,,,/      レWノ'レi/、//::/:://:/:::/::/:::ハ:i |::
、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、           "  ∨ノ / i/::///:/ .|:i i:::
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、              /i  ,ニニ--..,,/ |! !ノ::
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ              ,,!r''~      `~゙'''''ヽ、

37 :ヤフオクの詐欺師、denden95でございます。:2008/06/07(土) 16:44:45 ID:w+QT+D9P

EAR はイギリス人のティム・デ・パラビチーニが日本人スチュワーデス吉野をなんぱして、手篭めにしああげく女房にして立ち上げた管球オーディオブランドなのです。

造るやつがエロいので、音のほうもエロいんですが内部の真空管がロシア製なので、エロいアンプが台無しです。それで試行錯誤した挙句、このスレにたどり着きました。


ティム デ パラビッチーニ  
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1182.html

45 :仙人短 ◆TANPanX3xc :2008/06/07(土) 17:12:21 ID:UbVbvxUd

>>37
エロいので〜

オーディオにエロさが無くなれば、それはよもや、オーディオではない。

僕等がそれに注目出来る訳は、そこに、理(タナトス)ではなく。感情(エロス)と見ているからです。

魔王「あんたの話も、ようワカランが。つまり?」

閻魔「エロい方が、むしろ正解。オーディオ的には、だけど・・・」

短「閻魔は最近、凄い事言うよね・・・」

http://unkar.org/r/pav/1212015207


ユングは恋愛感情や性的欲動も、アニマ・アニムスの元型イメージの投影(projection)によって説明できると考えます。

アニマやアニムスは、『意識的な人生の生き方・対社会的(対他者的)な適応的な態度』を補償して、その人に精神的な安定感や幸福感を与えてくれるだけでなく、進むべき人生の進路や選ぶべき選択肢を暗示的に教えてくれる存在でもあるのです。

...

『影(シャドウ)』の元型は、『意識的態度に対する同性像のアンチテーゼ』として心にバランスのとれた全体性を回復させようとしますが、『アニマ・アニムス』の元型は、『意識的態度に対する異性像のアンチテーゼ』として自己に欠如した要素や特徴を補って心の相補性を実現しようとするのです。

影(シャドウ)をイメージで体験しているときには、不快感や抵抗感、否定感情を感じますが、アニマ・アニムスをイメージで体験しているときには、幸福感や恍惚感、肯定感情を感じやすくなるという特徴があります。

影(シャドウ)にせよ、アニマ・アニムスにせよ、物理的現実ではなく心理的現実に属するものですが、多くの場合、それらの元型のイメージが持つ感情や影響力は現実世界を生きる他者に投影されます。

嫌悪感を抱いているそりの合わない人物には『影(シャドウ)』が投影されやすく、

異性として理想的な魅力や誘惑的な特徴を持っている人物に『アニマ・アニムス』が投影されやすくなります。

http://d.hatena.ne.jp/tsu44510/20101126/1290763222

アニマは現実の女性に対してのみ投影されるばかりではなく、「物体に」向けられることもあります。

その典型的な例としては、「自動車」


マイカーをこよなく愛して、大切に大切に扱う男性の中には、自身のアニマをその車に投影している方もいるようです。

他には、プラモデルや時計、カメラ、オーディオなどにも・・・。

40年ほど前に書かれた著書の中で、河合隼雄先生はこのように述べられています。

「アメリカにおいては自動車がアニマ的な役割をもっているように思われる。

男性は競って素晴らしい自動車を買い、それを世話し、それについて友人たちと話し合いをする。

考えてみると、男性化したアメリカの女性に比べると、自動車のほうがはるかにアニマらしいともいえるが、近代の合理主義の産物に、非合理な感情の投影をしなければならぬのも気の毒な感じを抱かせる。

わが国において、この自動車のアニマ化はどの程度進んでいるのだろうか。」


男性の物体へのアニマ投影は、(私自身を含む)実体の女性のあり方にも、大きな要因があるようです。


ともあれ、河合先生がこの記事を書かれた40年前より、現代の日本では、車(物体)へのアニマ投影が進んであろうことは、間違いないようですね。

http://twinbells.blogo.jp/archives/930720.html
http://starpalatina.sakura.ne.jp/kouza/07.html


            ̄~^ヽ、;ヽ;;;;ヽ;:ヽ
           '~" ̄ヽヽ;i;;;i;;;;i;;;;i   
              ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i   あ…ん? ああ…あああ…いや? いや? ダメぇ!
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:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;.     ヽ /"     .::..   '::,,:ヽ.     i     :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';''   ノノノ/;/      ..:: ::::  ヽ,,,ノ     ':::    :::
ヽ,,_::''‐、,,,,''ー-''ー-"''/~'"''"/:/::      ::、::: ::::..     ..:.::::::::"     :::::::::
  ヽ


本当は聴覚は女性の方が優れているんですけどね:


自宅では1日中デコラを鳴らしている。蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Macに繋げてエンドレスで流している。

最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。

SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。Mac→AirExpress→CELLO DAC→DECOLA・・・この音は麻薬的な音である(2008/10/21)

http://more.main.jp/zakkichou06.html

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_________


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http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/491.html

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中川隆_詐欺師関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/157.html

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http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/131.html

中川隆_競馬関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/206.html

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 「自発核分裂の意味するもの」再臨界があるかもという疑いはまだ消えていない 小出裕章 11/4 (ざまあみやがれい!)  赤かぶ
25. 2011年11月07日 21:51:11: GNcNi6mjs6

政府・東電がウラン・プルトニウムの大量飛散を隠していることは致命的だ。

大阪府は現在、国立大学の教授を招いて受け入れを前提に議論しているが、

『セシウム以外は健康に影響を与えるレベルになく、セシウムが放射線被曝に関して
最も関係が深い。』としてプルトニウム・ストロンチウム等を無視した。

『ヨウ素は半減期が短いため、現在は問題ない。』ヨウ素129も無視だ。

『ストロンチウムやプルトニウムは、原子量が重いからすぐに落ちやすいと考え
られるのに、福島原発周辺でバックグラウンドとあまり変わらないことから、
飛散はないと考えられ、対象としなくてよい。』

ストロンチウムは軽い。プルトニウムは重いが米国西海岸まで飛散している。


大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議 委員名簿(敬称略)

山本孝夫 大阪大学大学院 工学研究科教授
takao@mit.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7888

藤川陽子 京都大学原子炉実験所准教授
fujikawa@rri.kyoto-u.ac.jp
0724-51-2447

児玉靖司 大阪府立大学大学院理学系研究科教授
kodama@riast.osakafu-u.ac.jp
072-254-9855

飯田敏行 大阪大学大学院工学研究科教授
iida@eie.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7909

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/209.html#c25

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
38. 2011年11月07日 21:53:56: 9Frs3i3EiY
彼の自宅は千葉県鎌ヶ谷
亡くなった親方の部屋は千葉県松戸
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c38
コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
11. 2011年11月07日 21:54:19: pEgCpfCxXY
そもそも、>>6>>7は証拠を示さずにかってにいってるだけですから、
無視されても仕方がないのです。
逆にいえば、>>6>>7さんは証拠を与えながら持論を展開するほうが
無用な混乱を起こさず、賢明だった。

従来のお立場を崩す必要、ないのじゃありませんか。
もちろん、従来の立場を>>6>>7をきっかけに
崩されるのもご自由です。
インターネットの掲示板なんですから、
個人は好きなようにその可能性を広げられたら
それでかまいません。

ぼくの場合、ある発言がその都度「工作員」してるかどうか
判断しますからね。ぼくだって工作員みたいなですよ。
工作員らしからぬものほど洗練された工作員だとすればです。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c11

コメント [原発・フッ素18] ビアンカ・ジャガーさんが、福島産を食べることを愛国行為としていることや、汚染ガレキの拡散に疑問 mainau
10. 2011年11月07日 21:54:30: Y4z2FI9WCY
>>09
一番は福島の農家だろうね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/221.html#c10
コメント [中国2] 零細輸出業者怒り爆発 中国・湖州市で数万人抗議 地方政府の横暴 差別、人民元切り上げ… ピノキ
21. 2011年11月07日 21:55:03: UgsXpmQ80c
時速195キロで居眠り運転=中国高速鉄道、「世界一証明」と皮肉も

【上海時事】中国福建省アモイ発浙江省温州行きの高速鉄道で4日、
時速195キロで走行していた列車の運転士が居眠りをしていたと、
乗客が証拠写真付きでミニブログ上で「告発」した。
7日の新華社電などによると、居眠り写真を掲載したのはアモイ在住の25歳の女性。
空調が故障して開け放しになっていた運転席をのぞくと、
運転士は背もたれにもたれかかり、熟睡状態だった。

温州の高速鉄道では7月に240人近い死傷者を出した追突・脱線事故が発生し、
正式な事故調査結果もまだ発表されていない。それだけにネット上では、
「中国の高速鉄道技術が世界一だと証明した勇ましい運転士」
「眠っていれば、人為ミスも起きない。みんな安心を」などと、
皮肉たっぷりの書き込みが相次いでいる。2011/11/07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011110700658&rel=m
眠狂四郎ならぬ眠狂死弄ですな
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/869.html#c21

コメント [原発・フッ素18] 猛烈な生物濃縮の始まり、19日福島沖コモンカスべ1280、シロメバル2400(水産庁発表) ジャック・どんどん
03. 2011年11月07日 21:55:36: A4GQ7o9O02
02様 ありがとうございます。かなり見やすいですね。
2000ベクレルのシロメバル食べたら、どないなってしまうんやろうか

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/262.html#c3
コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
134. 2011年11月07日 21:56:23: pEgCpfCxXY
>>133さん、
そのスレッドにも記しましたが、そのコメントが重大かどうか
議論の余地がありますよ。そこには証拠がないんですから。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c134
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
39. 2011年11月07日 21:57:56: I440LSqNOM
  何でもかんでも、放射能のせいですか???

 いまどきの壮年男性で、体調が絶好調の人がどれだけいるのやら。

 過酷な労働環境で、心も身体もぼろぼろの人が多いのでは?

 テレビ局のアナウンサーなんて、アメリカや電通のいいなりで、良心に反して嘘八百を国民に伝えなければなりません。そりゃ〜、身体がおかしくなりますよ。

 ならないのは、売国奴のえせジャーナリスト田原君や、エセコメンテーターのテリー伊藤とか、心臓に毛が生えた奴らだけです。

 我が愛知県は、幸い放射能の影響を全く受けておりませんが、私の職場でも、体調不良な同僚はたくさんおります。精神をやんで休職する方もおりますし、病気で入院している方もおります。

 よって、当たり前なのですよ。逸見アナウンサーも放射能が原因ですか?違うでしょ?

 たまたま、今は、国民の大多数が放射能コワイコワイ派で、身の回りに起きた不幸を、放射能のせいだと勝手に妄想して、掲示板の載せているだけです。

 たとえば、この「阿修羅」での一時期大騒ぎをしていた一関女子中学生が亡くなった件も、「阿修羅」常連による自作自演であることが明らかになっています。(i○ao氏が糾弾しています。)

 この記事も、同じ背景ですよ。

(引用開始)
 皆様の不安を解くべく、簡単な謎解きをします。
普段のケース
 突然死が起こった。当然のことなので、誰も書かない。詮索しない。拡声器(軽口武ちゃん)まで届かない。
今のケース
 
 突然死が起こった。たまたま。みんな放射能でびくびくだから、関連が噂になる。たまたま、誰かがブログに書く。たまたま資料を探していた拡声器(軽口武ちゃん)が発見。情報拡散!どば〜〜〜!
 そういうことです。

(引用終了)

(引用開始)
一関中学生の死をブログに載せたのも、阿修羅関係者だった。コワイコワイ派の自作自演である

 すでに、何度か取り上げた一関の女子中学生が亡くなったことを放射能に結びつけた投稿についての続報です。

 そのときには気づきませんでしたが、このことを報告したのが「阿修羅掲示板」で副島隆彦氏を誹謗中傷していたkanegon自身だとわかりました。

 結局、この投稿は放射能コワイコワイ派の自作自演だということです。

元のブログがカネゴンのもので、10月27日にブログにup。

10マイクロシーベルトを超える中学で生徒が亡くなった
http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6be7.html
2011年10月27日  大験セミナー わくわく日記

 そして、10月28日には、軽口武ちゃんが記事にしているのは、あまりにも不自然。カネゴンが軽口武ちゃんに直接メールをしたものと「推認」できる。

岩手3題
http://takedanet.com/2011/10/post_2cbb.html
平成23年10月28日  武田邦彦(中部大学)

 それを、すかさず「阿修羅」掲示板に紹介したのが、下記の投稿。

岩手3題  武田邦彦 (一関の高濃度放射線下の中学生の死亡) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/830.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 28 日 10:13:06: igsppGRN/E9PQ

 そして、同日中に続報まで載せられている。

〔続報〕クモ膜下出血により急死した岩手県一関市の女子中学生(低気温のエクスタシー)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/836.html
投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2011 年 10 月 28 日 19:15:48: hSNyXCkDoAhxY


http://alcyone.seesaa.net/article/232487023.html


 この一連の動きの関係者は、

kanegon→武田邦彦→赤かぶ→ ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会

 その間、わずか一日!

 まさに、放射能コワイコワ派オールスターの自作自演である。

 かねごんは、完全にこの中学生の死と微量の放射能が直接関係するものと決めつけ、強烈な学校批判をしている。確信犯である。きっと今までも、被災地の農作物に対する風評被害をばらまいてきたにちがいない(推認)。

 校庭で10マイクロシーベルト毎時というのも、彼の創作なのではないか?(攻略)

 管理人!「カルト板」「昼休み板」限定でいいので、投稿させなさい。卑怯だぞ。
(引用終了)

 上記の資料は、不安に思っているお母さんたちを安心させてあげられるものなのですが、どうして、彼が抹殺されているのですか?

 ちゃんと議論しましょうよ。

 この投稿も、私はエバーノートを使って保存しています。勝手に消さないでくださいね。

 本当に、原子板の運営方針は、武田教やバスビー教に偏りすぎていて、問題だと思います。管理人さん個人の主張を押し通さないでください。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c39

コメント [原発・フッ素18] 福島県南相馬市内の“乳幼児”の尿から1リットル当たり187ベクレル、93人は尿1リットル当たり20〜30ベクレルセシウム 赤かぶ
20. 2011年11月07日 22:02:07: I2JI34nIkA
>タマサンジン

原発が必要だという人間が

放射能の中にいろという


原発が必要だという人間が!

放射能の中にいろという!


原発が必要だという人間が!?

放射能の中にいろという!?


あなたに相応の報いがありますように。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/218.html#c20

コメント [経世済民73] 日本が『TPP』に加入すると牛丼は2割引き、一方で失業率は20%になる恐れ 天空橋救国戦線
03. 2011年11月07日 22:04:17: wIcpB1Tc7I

>>一方で失業率は20%になる恐れ・・・
>まさか日本も? 検索→ 台湾 売春合法化 大騒ぎ
台湾で売春が合法化 各都市に「風俗エリア」が設置され大騒ぎに
http://amaebi.net/archives/1852543.html
石原都知事、小学生が売春で1000万円稼ぐ日本人を嘆く
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1597784.html
>不安増幅?女の子ばかり・・・、根拠は正解か?
裕福な母親には息子が生まれやすく、貧困の中では娘が生まれやすい?
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090708_baby_gender/

「生物は死ぬ為に生まれてくる」。一度しかない人生なのに・・・
今は-- ニコニコ笑って、私達だって立派な納税者よ。合法売春。
昔は-- 生まれては苦界 死しては投げ込み寺 苦界十年の女達の世界
http://hagakurecafe.gozaru.jp/yosiwaratop.html
http://hagakurecafe.gozaru.jp/index.html
縄文時代、女性はのびのび過ごしておりました
弥生・古墳時代の女性、稲作により女性達に変化が出てきました
飛鳥時代の女性、初の女性天皇が誕生した時代
奈良時代の女性、律令制度が始まり、政治に関しては蚊帳の外に
戦国時代の女性、女性にとっては女難の時代到来〜!!
江戸時代の女性、男尊女卑が完璧になった時代でございます
ハガクレ★カフェ 女性史(各時代の女性の生活、縄文時代〜
〜弥生 飛鳥 奈良 鎌倉 戦国 江戸 明治 平成の女性)
http://hagakurecafe.gozaru.jp/zyoseitop.html
古代、女性は太陽だったハズ・・・それが何故??
http://hagakurecafe.gozaru.jp/zyosei1.html
宣伝相 ゲッペルスがドイツ国民に与えた19の警告。(中のソニーの言葉 消えた)
http://www.denik-bise.blogspot.com/2008/07/blog-post_5639.html
 検索→ ウーマンリブ運動 陰謀
 検索→ チャールズ皇太子 声明 遺伝子組み換え
 検索→ 古代バビロニア 支配 食糧 資本 暴力 情報 知識
 検索→ 移動しながら放射線測定 はがき大の装置開発
オープンソースで開発された高機能タスクマネージャー「Process Hacker」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20111107_487930.html



http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/904.html#c3

コメント [経世済民73] 日本のお金は大挙して逃げ仕度 (もしもしQさんQさんよ) 五月晴郎
10. 五月晴郎 2011年11月07日 22:04:42: ulZUCBWYQe7Lk : DGPKB98cvu
9のような人は現実には100人に1人、ネット上の発言者では100人に10人くらいいるのは知ってはいるが、やはり目にすると気分が悪いもんですねえ。

http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/894.html#c10
コメント [原発・フッ素18] やはり陽動作戦のマッチ・ポンプ狂言だった東京電力の深夜のキセノン検出発表 浅見真規
135. 2011年11月07日 22:05:12: yei3Sin0yI
そうかのう。

でも、事情を良く知っている人のお話のようじゃがのう。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/169.html#c135

コメント [原発・フッ素18] チェルノブイリハート:福島なら翌年から、東京なら4−5年後から、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形児と堕胎の増加 ポリーテイアー
08. 2011年11月07日 22:05:32: N4ysGmxBeU
奇形はあくまで被害の一部です。
見た目が普通でも内部に何らかの疾患を抱える子も生まれてきます
免疫が弱くてすぐ病気になる子は通常児にカウントされますし、
少々学力が低くても奇形児とはなりません。
脳疾患・軽度発達障害の増加などはよくわからないのです。
ましてその子たちが大人になって生む世代への影響とか
その孫の世代への影響とか、わかるわけがないのです。
放射能の影響はまったくないとか、たいしたことはないなんて言う根拠はどこにあるのでしょう。
04さん、どうか実験データの一部になってくださいね。あなたの家族が無事だといいですね。その子が産む子も、そのまた子孫も。
将来あなたやあなたの家族に放射能による不幸が訪れても、それはあなたの決断によるものなので、運がわるかったとか、ババひいちゃったとか明るく笑い飛ばして生きていってください。
まちがっても私の払う健康保険料を使って治療しないでくださいね。
あなたが幸運な星のもとに生まれてきていることを祈ります。
私は自分で努力して被害を減らして、幸運を増やすようにしていきます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/253.html#c8
コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
05. 2011年11月07日 22:05:45: SZqaQjVumI
>9月13日大阪

9月頃は、大阪のスーパーは、東日本産ばかりだったな。
最近では、たま〜にチラホラある程度。
事故以前の状態に戻りつつある。
大阪では、もう終わった話題ということでいいかな。

老婆心で一言。
ボーダーは、言うだけで実際自分では食ってない可能性がある。
信じて食ったらバカ見るかもね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c5

コメント [お知らせ・管理20] 「微量な放射能など大丈夫」と投稿するものは、抹殺されるのでしょうか?そんなに了見が狭いのですか? iyao
61. 2011年11月07日 22:08:05: m1rXStSFx6
 コメント数は、60のはずなのに、16個ものコメントが削除されている。本人の反論でしょ?読みたいなあ。それをさせないのは、リンチだよ。言論封殺です。

 「ごまかしはもうたくさんだ!」じゃなかったの?

 自分で、ごまかしているくせに、よく言うよ。

 彼と管理人との直接バトルがみたいな〜。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/355.html#c61

コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
15. 2011年11月07日 22:08:40: hXAmhy2eqg
逆に変人じやないと都知事は勤まらないと思うけど。
あ、別に石原支持しているわけじゃないけど高橋はるみよりましだよ。
東京がうらやましいよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c15
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
40. 2011年11月07日 22:08:54: Gt07NUTHqQ
39さん

自分の県で借りた線量計で愛知で計ってみましたが
場所によっては高いところ(人の集まる場所)がありましたよ。

判断をするのは個人です。
母親が女だからと言ってばかにしないでください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c40

コメント [経世済民73] 7都市11地域を指定へ=ビジネス拠点を集中開発―政府 吐息でネット右翼
01. 無段活用 2011年11月07日 22:09:38: 2iUYbJALJ4TtU : ZgIt55eFaN
記事が全く意味不明。

何がしたいの?

デパートの集客?大企業のオフィス誘致?起業家のサポート?

大都市の商業中心地なら、そのくらいしか考えられないが、本当にアジアに勝てる都
市をつくりたいのなら、私なら、まず那覇空港の着陸料を無料にするけどな。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/906.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 「なくせ!原発 10・30福島集会」   あいさつ7氏の録画  「UouTube」 AAA+
01. 2011年11月07日 22:14:08: tvuvXx6c7z
・百人百話 第一話 佐藤早苗(録画)(IWJ:CH9)

http://www.ustream.tv/recorded/18371228
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/260.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
41. 2011年11月07日 22:14:07: KQ7cN4fSN2
NHKのキャスターも毎朝食べてよ。

http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/48865830.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c41

コメント [原発・フッ素18] 給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市 (週刊東洋経済)  赤かぶ
02. 2011年11月07日 22:14:38: 9Frs3i3EiY
メーカーがそんな一文にもならない事に労力をつかうわけない。
もう誰もなんにもしてくれない事に慣れないと。
給食は安全だと信じて食べさせるか
やばいから弁当にするか
もういいかげんどっちかにしたらいいのに。
こんな文科省の運営する学校で安全な給食が出るわけないじゃん。
弁当作るのが面倒だから、ちゃんとした給食をって騒ぐんだろうね。
親が信用できないようなもんを子どもに食べさせるなよ。
1食300円でまともなもんが出てくると思うのが間違いです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/261.html#c2
コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
12. 2011年11月07日 22:15:27: yei3Sin0yI
pEgCpfCxXY さん

いや、確か、上記の6さんのようなコメントを、ずいぶん前に、どこかで見たような記憶があったのじゃよ。「議論してもダメだ」という。どういう意味かな程度には思っておったのじゃが、こういう意味なら合点がいく。
まあ、どっちにしても、どう思うかはそれぞれじゃな。実はわしは争いはきらいなのじゃ。


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c12

コメント [原発・フッ素18] (必見)9月13日大阪、「小出裕章氏が語る福島原発事故の核心」と「50歳以上は汚染食品を食べるべきか」YouTube。 SOBA
06. 2011年11月07日 22:18:45: tvuvXx6c7z
・20111107 たね蒔き「不思議の国?ギリシャの秘密〜ギリシャ通に聞く」

1.http://www.youtube.com/watch?v=wPpsAPq8cBQ
2.http://www.youtube.com/watch?v=FKGKRXeNPno
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/264.html#c6

コメント [経世済民73] 7都市11地域を指定へ=ビジネス拠点を集中開発―政府 吐息でネット右翼
02. 佐助 2011年11月07日 22:20:13: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
よくわからん
道州制のことなのか,地方に権力とカネでも移動して霞が関分解するのなかなぁ?
この不景気に間抜けが消費税増税するための時事通信の大ウソ報道。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/906.html#c2
コメント [原発・フッ素18] 横浜市の公園で栽培した玄米からも放射性セシウムがキロ当たり13ベクレル検出されていた (EX-SKF-JP)  赤かぶ
02. 2011年11月07日 22:21:59: 9Frs3i3EiY
小学5年生はお米の学習で、校庭で稲を育てます。
少し前に、収穫して、家庭科の授業で食べてしまいましたが。
当然カリウムなんかまいてません。
こわいですね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/250.html#c2
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
42. 2011年11月07日 22:22:02: Y4z2FI9WCY
>>23
彼らに出る気がないんだからしょうがない。
だから大塚さんにも野菜をいっぱい食べてもらってたんでしょう。
むしろ危険危険言ってたら、営業妨害とか言って怒って鍬で襲われそう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c42
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
43. 2011年11月07日 22:22:09: CNfrKdc8PA
>>39、私は「安全保障理事会」にツテのある者ですよ。発病の皆さん、坑酸化酵素の分泌が衰える年代の方でしょう。
兵庫県中部在住のこの私、我が家の畑のシシトウを料理しました。それだけ・・・
なら、「『阿呆ぅ』削除」でいいんですが、そのシシトウにイボが付いとりまして、それを包丁で削ると、中から「桃太郎」ならいいんですが、

   『 半 分 が 種 の 何 か 』
 
が生えとりまして・・・、もおええ、とあきらめて食いました。
重汚染地帯の野菜は、実は出荷出来る物の歩留まりが悪いのでは無いか、と思いました。

  電磁推進機研究者談

PS.まあ、8月に側溝の草引きしたら「福一引き」で「塩素の香り」・・・。



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c43

コメント [経世済民73] 7都市11地域を指定へ=ビジネス拠点を集中開発―政府 吐息でネット右翼
03. 2011年11月07日 22:24:30: 54hfgwIu9c
仙台入ってねぇぞ、こら。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/906.html#c3
コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
16. 2011年11月07日 22:25:54: Y4z2FI9WCY
高橋はるみを支持してるわけじゃないけど
石原よりは絶対ましだろうな
こいつ以下っていうのは北朝鮮ぐらいにしかいない
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c16
コメント [原発・フッ素18] 子や孫を持つ日本人は「モンスター」になろう!!  武田邦彦  赤かぶ
42. 2011年11月07日 22:26:20: 5Y9iAwBqP6
40さんへ

 それ、反論になってます?

 国が派遣したとしても、現地の状況はちゃんと見てきていますよ。直接住民の調査をしたのでは?データをもらっただけなの?どこにそんなことが書いてあるの?出典は?

 放射能の汚染で、どのような影響が出るか、将来起こるかもしれない原発事故のために、みっちり調査したに違いありません。(推認)

 そのデータと照らし合わせて、福島県では深刻な影響は起こらないと確信して、住民に安心するように呼びかけたのです。ウソをついているとでも?御用学者だから?本当に御用学者なの?その分類自体がおかしいのでは?

 仮に、御用学者だとして、ウソをついて放射能の害を意図的に隠蔽したとしましょう。でも、5年後には、病気が続発して隠せなくなりますよねえ。今以上のバッシングを浴びることは確実ですよねえ?そこまでしても、ウソをつくというのですか?おかしくない?君が山下教授の立場だったら、そんなバレバレのウソをつく訳???

 な、訳ないだろ!!!!!!

 彼は科学者として、客観的なデータから、「年間20ミリシーベルト」程度なら大丈夫と断言したのですよ。福島県の人々を安心させようとね。誠実な方なのです。

 君ら「放射能コワイコワイ派」がころっと「レベル7」にだまされたから、正直者を攻撃して、嘘つきを「神」とあがめているのですよ。

 いい加減、気づかないの?
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/211.html#c42

コメント [原発・フッ素18] 園児の体重の増え方 4分の1に 片瀬テルミドール夏希
02. 2011年11月07日 22:29:29: g9huGC0mc7
>>01氏に全く同感。
だれでも、最初に放射性物質が子どもの甲状腺に及ぼす影響を考えるはずだ。
チェルノブイリでは甲状腺被曝によって発達障害が起きたことが解っている。
3.11以前は賢いと見なされていた人々が実は愚かだったことが良く解るようになった。
それにしても、Fukushimaは現象が速すぎる。
チェルノブイリを越えることを確信する。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/263.html#c2
コメント [経世済民72] 正社員以外の労働者、過去最高の38・7% ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会
06. 2011年11月07日 22:30:34: 5Ldpt11Dzo
名ばかり正社員など、現状のままずっと続けるとおそらく死ぬだろうという環境にいる社員も足すと50%が非正規って言っても過言じゃないんじゃないの。
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/897.html#c6
コメント [経世済民73] 日本のお金は大挙して逃げ仕度 (もしもしQさんQさんよ) 五月晴郎
11. 2011年11月07日 22:31:20: erQZQH93SM
いやいや、邱永漢さんは国は個人を守ってくれない事を経験してきた人なんですよ
日本に亡命してきた。
台湾や中国に居ると殺される。

何処の国に行っても自力で生きていかないと迫られて
生き延びるためには知恵、ビジネス感・・・覚鍛えられた。

日本人だって南米移民、北米移民、ハワイ移民を経験した人は
邱永漢さんと似たような体験と生き延びる為の処世術を得ないと生きていけない

世界各地で戦乱が現在でも起きていて難民が何百万人も? 何千万人?
出ている、難民も生きていくためには邱永漢さんの様な経験をする。

何処に行っても人間は生活資金を稼がないと生きていけないので
邱永漢さんと似たような事をする、しないと生きていけないから

それだけの事ですよ、誰でも追い詰められたら同じ様な行動を取る。
他に選択肢が無いから

http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/894.html#c11

コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
17. 2011年11月07日 22:31:28: Hl0doLQ1tc
現都知事を支持したのは、芸人や反日外国人を都知事にするよりはマシと思っただけ…
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c17
コメント [原発・フッ素18] 給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市 (週刊東洋経済)  赤かぶ
03. 2011年11月07日 22:32:20: jG68GZM0qo

牛乳は飲んではいけない!

学校給食の牛乳を子どもに飲ませてはいけない!

小中学生の親たちは、これでも平気なのだろうか?


毒も薄めれば直ちに害はない、ときたか……。

産地混合による汚染は全食品に波及し、日本全国に拡散している。
 
 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/261.html#c3

コメント [お知らせ・管理20] 浅見真規に原発板で粘着する荒らしコメント削除の御願いと、投稿資格・情報発信資格の議論 浅見真規
13. 2011年11月07日 22:34:02: pEgCpfCxXY
争いは嫌い発言は、一般に、
市民の権利をめぐっては致命的ではあります。
何しろ、歴史的に見て、権利は勝ち取られてきたものであり、
与えられてきたもの、ではないからです。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/379.html#c13
コメント [経世済民73] 亀井静香氏: 国家の基本は「防衛自主権」と「関税自主権」だ (ジャーナリズム) 直人
07. 2011年11月07日 22:36:44: 3pzJyybIjk
亀井さんがこんな方とは存じませんでした。大変失礼しました。

防衛自主権、関税自主権と、外交自主権も、というと現状に対する考え方に問題があるでしょうか。

中曽根康弘氏の対談によっても、田中角栄氏の冤罪が、また少し証明され、逆に独自外交が強烈な脅しによって、抑え込まれたことを物語っている。

私は間違いなくだまされ、今どきの政治とカネのように怒りに震えていただろう。

小沢氏の場合も同じかと思うが、脅しが効果を発揮するためには<脅しだとわかること>が必要だ。解らなければ誰かそれらしい評論家に、−アメリカの謀略だ‐といってもらわなければならない。

上手な芝居は、かえって手間がかかる。

日本に、今どの程度の外交権があるだろう。

植民地にないのは、防衛権と外交権、であるそうだ。

自衛隊は今どの程度、日本の自衛隊であるだろうか。

!総理大臣の命令どうり、自衛隊は動くか。
日本の総理大臣の命令どうり、自衛隊は動くだろうか!

なんだか心配になってくるのは、私がいけないのだろう。

http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/890.html#c7

コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
18. 2011年11月07日 22:49:16: Y4z2FI9WCY
チンコで障子を突き破る小説と
芸能人軍団の応援で当選回数を重ねただけの立派なタレント知事でしょ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c18
コメント [原発・フッ素18] 給食の牛乳からセシウム、説明を怠る明治と町田市 (週刊東洋経済)  赤かぶ
04. 2011年11月07日 22:49:47: tWrSDnBsms

>>>明治は多くの産地の原乳を混ぜて牛乳を製造している>>

明治ばかりではない、大手の乳牛メーカーは「混乳」を行なっている。暗黙の
業界談合であり、おそらく業界団体通じての行政指導があるはずだ。

ついでながら、お米も、魚も、野菜も、「混合」されており、関西方面にも
でまわっていると思ったほうが良い。「福島産の米」として店頭で見たことが
ない。福島の米は補助金つきで安値で取引され、他県米として売られている。
5年、10年、病人が増え続き、病院と保険業界が暴利を得る。だから「急げTPP」なのだ。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/261.html#c4

コメント [原発・フッ素18] 「水飲み事件」と「黙れ!」事件・・・瓦礫に反撃  武田邦彦  赤かぶ
19. 2011年11月07日 22:52:11: FBP7YBueqA
そういえば、2008年、「石原銀行」とさえいわれた『新銀行東京』に都民の税金400億円を追加出資した際、自分の責任ではない旨強弁していた石原氏を見たとき、その正体を見た気がした。

2010年、『尖閣諸島中国漁船衝突事件』では、石原氏は「仄聞ですが〜日本の巡視艇の乗員がなんかの弾みに落ちたのを、中国の漁船の乗組員が銛で突いてるんだって」といっていたが、その続報がなかったので「・・・?」と思っていた。

2011年、東京都は岩手のがれきを受け入れたが、その処分業者「東京臨海リサイクルパワー(株)(http://www.tgn.or.jp/tokyorp/)」は東京電力の関係会社だった。HP右上にしっかり「東京電力グループ」と出ている。東電が出した放射性物質の含まれたがれきの処理に『都民の税金』を使って東電グループの会社にその金を還流しながら「黙れ!」といわれても、チョット...。

石原さんこそ、黙ってほしい!


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/235.html#c19

コメント [原発・フッ素18] 猛烈な生物濃縮の始まり、19日福島沖コモンカスべ1280、シロメバル2400(水産庁発表) ジャック・どんどん
04. 2011年11月07日 22:52:51: EszHBBNJY2

どんどんと魚介類は濃縮していることが判る。
かなりのレベルまで行き着く。
この程度はまだまだ、序の口。

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/262.html#c4
コメント [原発・フッ素18] これは、偶然でしょうか。(木下黄太のブログ) → 天皇陛下・安室奈美恵・大塚範一キャスター のダウン 新世紀人
10. 2011年11月07日 22:56:13: 8aBhErjpAg
きっぱり! 偶然です!

よくあることです。

なお、木下さんのブログから、いくつかピックアップ

  放射能被害を懸念する人々をターゲットにした、詐欺的な行為にも注意してください。
  http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/36946da89e7f5a0ea852ca060c9b9d49

 にて、創作記事に注意するように呼びかけていますね。反原発の一大勢力は、赤ちゃんをもつ母親と、ちゃねら〜です。ちゃねら〜は、嘘つきが多いので、出典には留意しましょう。この記事の北海道の母親の件の出典は確かですか?

 ストロンチウムがふつうに首都圏全域に存在していると思います。
  http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/c33d2a7a9cf8ce9c8df47745acfa0aa6
 
 ありえないと思いますよ。もとまな科学者に聞いてみましょう。

 キセノン検出は、二号機で核分裂反応継続、再臨界と考えるのが妥当。
  http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/2e823c3a3d220b6c8c4721ad24ae5de6

 大嘘もいいところです。気軽に「再臨界」とか使わないでください。まともな科学者に聞いてみましょう。

 というように、ちょっと読んでだけでも、眉唾なお方だとわかります。この程度の人が講演会を行っている状況に、危機感を覚えます。

 そりゃ、風評被害がおさまらない訳だ・・・。

  
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/255.html#c10

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