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Air−Real gmCCiYKSgXyCcYKFgoGCjA 全コメント
[ペンネーム登録待ち板7] BI試行に関する具体的なアイデア意見立案募集

望ましき社会システムの立案に関した多数の意見を求めます。
あなたの生の声をお聞かせください。

現在、混乱の極みにある多くの社会的な問題、緊急を要する課題に対し、一気にそれらの解消を促す可能性を秘めている、
ベーシックインカム(総国民基本報酬制度/略称「BI」)案に関する諸意見を求めます。

施行に対しての懸念や疑問、異議、または期待するとした賛同の意見等を始め、
改革のさきがけとなるかもしれないあなたが社会に抱いている想いなどをここに是非お聞かせください。

また「BI制度に依存せずとも、今すぐにはじめられる」といったアイデアなどがあればまたその内容を具体的にお教えください。


社会の枠組みが一部の人間の偏重した価値観によって動かされていると感じるのなら、それを変えましょう。そのためによりよい具体的な提案を私たちとともにお考えください。

私たちの理想の社会とは誰かが作ってくれるものではありません。

すぐに花実をつけずとも、今ここからはじめましょう。
われわれの意志をここに示しましょう。


気兼ねなく、誰でも気軽に議論に参加してほしいと思います。

そしてまた、先見性ある認識や幅広いご意見を長い目で育むことのできる環境として、
新たな専用議論板創設をここに提案させていただきます。


なお、個人の感想ですが、BI制度が実現すれば、それを期に一気に物事の価値観が自然な様相へと様変わりしていくことが予想されます。

暮らしはすぐに変わるものではないでしょうが、それは日増しに形を変えて、不足した場所に必要なものが届くように人々は柔軟に対応し、浸透していくはずです。

つまり、これまでのような余剰的生産活動は自然な形に抑えられ、その分、あらゆる分野で、多様な品種の生産現場、新たな産業が生まれることになると考えられます。→これまでにない多様性の開花

反して、これまで一手に幅広いニーズに応えてきたとする大企業の商品市場は粛々と統合されていくと考えます。

企業の理念はようやくその建前が本音と統合されて、その本質が問われるわけです。


経済はこれまで、消費者と労働者を同一視して扱ってきたわけですが、BI施行後は価値観がおおきく変わり、
人々は無理せず賃金を稼ぎ、余暇を増やすということに意識のウェイトが移るだろうと予測します。

ですから、これまでと同一の条件で、過酷な労働環境に人員が投入されることはなくなるでしょう。

つまり既存の企業側の体制のままでは、いままでどおりに変わらぬ人員を維持することは不可能となるということです。

しかし、同業種間の競争がなくなり、統合されいく過程の中で、無駄な人員がなくなるのは当然ですし、
社会を維持する上で不可欠な、たとえば介護、育児、ホビー、教育、食育では、人員はいくらでも不足するはずですから、人手が足りない場所にいくらでも半ボランティアという形で、手の空いた人々が無理せず対応できるようになればよいのです。

若い家族が遊びに出て行っても、シニア世代の力を借りて、教育も、遊びも、
地域社会全体で一手に子育てをすればよく、多感な時期に子供たちを孤独にさせないですみます。

また、孤立者や介護を必要とするような人々を減らすという意味でも、
シニア世代の活躍の場が広がることは望ましいことはいうまでもありません。

あらゆる貧困な発想が、私たちからまっすぐさ、気高さ、豊かさを奪います。

私たちが求める愛とはあなたが赦せばそれは自然とあなたの中から溢れでるものです。

あなたが自然であることを忘れない限り、あなたが自分を信頼して、そこに身を預けることができる限りは、あなたはどこにいても何があっても大丈夫です。

何もかもが手に入る優越的な高みなどどこにもありません。それらはまやかしです。

人々はまやかしを求めて、煽られてはおののき、恐れ、怒り、臆病となり、
激情を駆り立て、争いへと勇んでいきます。

人々はどの時点においても、争いを望んではいません。

あらゆる争いは、争いをなくそうとするための戦いであると主張しますが、
そんな道理が通用すること自体、私たちはまやかしの中に存在していることの証拠です。

私たちのあり方自体がまやかしそのものだと気づかせてくれるわけです。


人間的な発想、知恵とは本来何のためにあるのでしょう。

あらゆる固定化された宗教理念、科学信仰、道徳的な学問の権威は、
われわれの社会にまこと心の自由をもたらしたでしょうか。


それはさておき、これまでの労働と資本間の供給のバランスはBI施行後は崩壊します。

しかしそうなることで、より柔軟に、人々は空いた時間に仕事をするといった逆転の発想で、金権に振り回されることなく、必要な分を稼ぐということが可能となるでしょう。

そのような理想の社会を作ることはできるはずです。

企業は、もとい、社会は人の手助けなしには力を失います。

各々思い思いに本当に自分の力を見極めることのできる場所、
遺憾なく自身の力を発揮できる場に収まりをみせて、
そこで全体に望まれた成果を挙げることができるようになるでしょう。

よって、職種によってはこれまでどおりに対価としての報酬をいくら吊り上げても人員を確保できなくなる可能性があります。

無益な競争ができなくなり、無駄がカットされ、同業企業はみな互いに優れた部分だけを残し、社会全体に望まれた形で統合され、本当に必要なものだけに集中して、要望に対するものづくりをしていけるはずです。

逆にいえば、純粋に優れた技術者志望の人間はより多くの有益なアイデアをもちより、集うはずです。

そして、本当に社会全体に必要とされるものだけが開発され、人々の手に行き渡るということになるでしょう。

そうならないことのほうが本当におかしいといえるのです。


http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/585.html

[ペンネーム登録待ち板7] BI試行に関する具体的なアイデア意見立案募集 Air−Real
3. Air−Real[1] gmCCiYKSgXyCcYKFgoGCjA 2016年4月07日 17:31:36 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[25]
よろしくお願いします。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/585.html#c3
[ペンネーム登録待ち板7] BI試行に関する具体的なアイデア意見立案募集 Air−Real
5. Air−Real[2] gmCCiYKSgXyCcYKFgoGCjA 2016年4月07日 21:25:24 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[27]
お手数おかけしました。ありがとうございます。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/585.html#c5
[雑談・Story41] イシュマエルとピダハンとの間隙にて
ある足跡を無意識にたどっていたのだろう。

「イシュマエル 人にまだ希望はあるか」 という本の紹介投稿を目にした。

それはかつてここにいた投稿者のものである。

私はにわかにその本の内容を知ろうとし、ネットで調べた。

そこで目に付いた書籍の内容の一文を抜き出して、ここに載せたいと思う。


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 実際には真っ逆さまの途中なのだが、本人は『飛行』と思い込んでいる現象に有頂天だ。
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また、本書にはこうした一文もある。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎ 個人によって程度の差はあれ、君たちは、君たちに世界を破壊し続ける行為を無理強いする文明システムに拘束されている。 そうしないと生きられない仕組みになっている ◎ 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私は今、ピダハンを新たなルーツとして私の中に取り入れようとしている。

かつて私は幼いころ、ヤノマミ族に親近感を強く覚えていたことがある。
彼らはわれわれ日本人と同じアジアの顔立ちをしている。

そして今私は、時間さえあれば、あらゆる違和感を自身から捨て去ることに夢中だ。

なぜならそこで私は、現時点で私の中の自然であるものの領域が、
わたしたちが人間的であるとするために持ちえたさまざまな言語認識による概念、
そしてそこに生まれた価値観や判断指針としたものに毒されていることを知ったからである。

それらこそまさに人工添加物といえるものである。

自我というものもまたそうした添加物に毒されてうまれたものだといえる。


次の一文はピダハン関連のサイトから借用したものである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◎ ピダハン語の発見によって、言語学の世界は、人間の言葉はどこから発生したのか、私たち人間を人間としているものは何なのか、という根源的な問題に直面している ◎

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

日々に頭をかきむしり、神経を刺激し苛立つ方々へ


「私たちはいったいこの先どこへ向かうのだろう」

そのような悩みを抱えること自体、なんら無意味で代わり映えのしないものだと言おう。

われわれを進歩発展へと結びつけるものは、われわれ自ら動き出すことでしかなく、
それは誰かをどこかに縛りつけて責め立てて済む、そんな働きを指すのではない。


悩みを抱える自分を哀れに思うのをやめることだ。
あなたは孤独ではない。

あなたの眺める星や雲、鼓膜に届く汽笛や喧騒、足裏に感じる体の重み、海の潮騒、散る春の香、手肌に運ぶ夜風のつめたさ、それらに孤立した自分を感じとるあなたの意識も、すべては極小の素子が構成する。

つまりあなたはそれら同元の素子であり、それらに満ちた中にまたあなたは存在する。

あなたがそれらを愛せば、それらもまたあなたを愛すように感じる。


自然であろうと決断するのだ。

そこに自然は快方を示す指針を与えてくれる。

あなたの決断がそれを呼び込むこととなる。


怒りや不満、心の痛み、自信の喪失、あらゆるものをしっかりと感じきって受け止めた後は、
次にそれらを違和感と認識するのだ。

そしてゆっくりと心を正対させ、あなたの客観的な意識を自分の中心に置きかえていく。

そしてそれら過去の自分から目を離していく。

心地よい暖かさを取り戻そうと決めて、そこに集中するのである。


そこでは痛みを感じていてもよいのである。

それは間違ったことでもなんでもない。

何を感じてしまったとしても、そうさせるままにしておくこと。
そしてなおもあなたはただ力みを抜くことに全神経を集中させる。

あなたの中に根付いている判断指針が、
「間違ったものは排除せねばならない」と騒ぎ立てても、
あなたはそこには従わなくていい。

本来自由で磐石なあなたの力を呼び起こすことにつながるのは、自分を信頼して、
不要な体の力み、そして心の力みを捨てることだけである。

自分の中で渦巻き上昇する風の力を感じるというように、中心は常に穏やかなのである。

違和感として抵抗感情をもたらすのはあなたの中にある常識というものにあなたが従うことによる。

常に、正か邪かを決めて、それで物事を判別して捉えていなければ危険だという認識のもとに生まれるのである。


あなたが自然で、芯から解放された状態へと向かうには、
そうした違和感となる思考をことごとく脱ぎ捨て、
体勢を自然の指針が示す向きへと立て替えることにある。

自分の身を信頼できる自分に任せるということである。

自分を無条件に信頼するということは自然を信頼するということであり、
そこにある自分とは自然そのもののことである。

あなたがそのように自分を信じることにするなら、
あなた自身の中にある自然の働きはあなたに必要なすべてを教えてくれる。

自己へ対する疑念は消え去れば、融和的解決へとつながる力は戻ってくる。


これまでとてつもない膨大な時間を有して、緊張状態を保ってきたわれわれが、
すぐに動き出せるとは思えなくとも、まずはそこからはじめよう。

常に今あるこの場所を認識するなら、そこは常にゼロを指し示し、
それはつまり始まりの場所となる。

常に今、ここからはじめよう。
そしてここから動き出そう。

ここをあらゆる懐疑的な力が無へと帰る場所にしよう。

そしてここに本当に必要な世界を作り出そう。


http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/334.html

[雑談・Story41] BI制度に向けての意見立案、そして専用板開設へのご賛同を募集します
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望ましき社会基盤モデルの立案に関する多数の意見を求めます。

あなたの生の声をお聞かせください。

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現在、社会は、来るべくして迎えた混乱の極みの中に突入しており、
多くの社会的な問題、緊急を要するとした多くの課題を抱えています。

現行政府をはじめ、私たちは現在、それらに希望をもてる明確な答えをひとつとして持てていません。

日々迷える私たちはこれから、いったいどんな社会を「実現する」といえるのでしょうか。
そして政府は、そんなわたしたちをいったいどこに導こうとしているのでしょうか。

私たちは今、社会全般のあらゆる動きに対して懐疑的で、不寛容になりつつあります。


しかし、私たちはそれらを解消するアイデアを持っている筈です。

なぜなら人間が作った問題に対する答えもまた人間の中にあるからです。

簡単に「できない」「難しい」との答えしか出せないのなら、
そんな答えだけを導く頭の中はもはや汚染されているのです。

そんな空気にいつまで浸っていたいというのでしょうか。
毒に犯されて動けなくなる前に、すぐにすがすがしい空気に入れ替えましょう。

常識といった判断指針のほとんどは私たちに制限を課し、身動きする力を奪うものでしかありません。

何の役にも立たないものは捨ててしまった方が身のためです。


誰の胸にもある望ましき未来の社会をともにひとつのテーブルの上に持ち寄って語り合ってみませんか。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

一気にそれら難題を解消へと促す可能性を秘めた、

「ベーシックインカム(総国民基本報酬制度/以後略称「BI」を使用)」案に関する諸見を求めます。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


BI制度施行に際して、現時点で懸念されるといった疑問や異議、
または、期待するとした賛同意見等をはじめ、
あなたが社会に抱いている想いなどをここにお寄せください。


改革のさきがけとなるかもしれない、皆さんの生の声を一挙にここに募集するものです。

〜     〜     〜     〜     〜     〜

日々に現行の政府の社会運営に対し、憂いを持たれているという方は是非ご賛同ください。

そして、一人鬱積するのではなく、あなたの心のうちにある本音を歪めることなく、
ここに吐露してみませんか。

われわれ、そして社会全体に向けてきちんと言葉にして発してみてください。

そしてそこにはただ文句を放つのではなく、誰もがあなたの意見に賛同したくなる、
そんなアイデアをそれぞれに時間を作って考え、そしてここで披露してみてほしいのです。

どんなに実現の難しそうなことでも、それを皆で多角的に本当に不可能かを検討してみれば、
そこからなにかあらたな発想やヒントが生まれるかもしれません。


よって気兼ねなく、誰でも気軽に議論に参加してほしいと願っています。

そこに自然と息吹くものは必ずあるはずです。

社会の枠組みが特定の偏重した価値観によって動かされているのだと感じるのなら、
どうした価値観なであればよりよい社会を築いていけるのかをともにじっくり話し合ってみましょう。


◎私たちの理想の社会とは誰かが作ってくれるものではありません◎


ですので、ただ一方を批判し罵倒するだけといった、あなた自身にとってもっとも益しない行為だけはおやめください。

誰か少数の責任者たちだけに任せて、へまをしたら責め立て、重圧を働きかければ、
私たちにとっての望ましい社会が作られていくなんてことは誰も思ってはいないはずです。

われわれひとりひとりの意志をここに融合させましょう。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


そして、先見性ある認識や幅広いご意見を長い目で育むことのできる環境は必要です。

よって、「新たな専用議論板創設」をここに提案させていただきます。

また、それに対する賛同の意見などもここにお寄せくださればと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

あなたの知恵と力をお貸しください。

             Air−Real(アーリエル)拝
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/337.html

[雑談・Story41] 生き方の発想を本質に沿って根本から逆転していく、そんな時代が到来しています。
逆転後の世界

☆  ☆  ☆  ☆


逆転後の世界では、秘密保護法のような時代に逆行したものは必要なくなるはずです。

いまでも個人情報なんてものはなんだかんだいってだだ漏れのままだし、
道端でどこかの個人の住所と電話番号が雨風にさらされていたって、
緩やかな空気の広がりだけを感じることのできる世界では、
誰もそんなもの気にもしないことでしょう。

今回のタックスヘイブンの暴露問題、これは明るみに出て、当然多くの国民側に利するところといえます。

これにコンプライアンス違反が適用するとしたら、はなはだおかしな話だといえるでしょう。

法律とは本来誰を守るためにあるのでしょう。


心に無用な怒りや不穏さ、そしてやましい自身の遍歴を抱えている方たちだけが、
そうして勝手におびえているだけで、秘密保護法なんてものは、
そうした人々を保護するだけに生まれたものでしかないわけでしょう。


あらゆることが逆転すれば、コンプライアンスなんてものの必要ない社会も当然作れます。

その為にはすべてに於いて透明性を維持すればよいというだけの話です。


BI施行後には、誰が何をどれくらい持っていたとしても、
なんらとやかく人のことに興味を持つ人はいなくなることでしょう。


誰もが一定の平等性が確保され、また維持される世界をみなで実現していけばよいのですから。

そこで、不平不満となる要素や被害者意識といったものから、人々の心は解放されるはずです。


過剰なサービス合戦でコストを切り詰め、顧客数を増やしてきたことによる弊害というものはかならず生まれますし、
そうしてなんでもかんでも無理して動かなければならなくなった今の社会とはやはり異常です。

ただの建前好きの見栄っ張りが多いことを逆手に取った社会性がこの国の国民性だと単純に思えるところです。

意気地や気概といった言葉は何かに挑む、そうした時に前向きに何かを回転させる力とはなります。

しかし、年がら年中そうして、自分の素直な意思に反して、
何かに挑もうとすることだけが必要だとは思いません。

既存の世界をひっくり返す力とは単純に、正しいことを正しい、
間違っていることは間違っている、といえる人々にのみ持たされてあるものです。


企業側の体質も、そこで働く従業員も同様に、大事なものをいいように取り違えて、
また顧客としてそれらを利用するものたちもそこに一緒になって、
ともにこの社会の民度、または人間性を低下させてきたのだと思っています。


自分たちののぞまぬ在り方を貫き通して、自ら首を絞めることになったというだけです。


そうして社会を推進してきたのだとしても、実際は無為無策のまま、
なし崩し的にここにただたどり着いているだけだともいえます。


企業理念は、地域社会に貢献することといった内容がたいてい盛り込まれています。

しかし、そこに住む人々を牽引していくといった気概は建前で、
実際働いている下々の人は、別のところにある本音だけで、
ぎりぎりと自らを動かすことしかできていません。

今見せられてあるのは、そうしてたどり着いた社会の末期の状況であるといえます。


いつの世も透明であることだけが大事であるだけです。

ゼロの力。常にいまここから。それだけが大事です。


現在、消費税をさげろという声を上げるだけが現状、
国民の精一杯の力のように思われていますが、そうではなく、
本来、国民はやはり国を支えていく力があるのです。

ですが、それもきちんと国と国民の間に相互互助の関係性があればこそできるのであり、
冷静に考えれば、BI施行後はその基本報酬と他の労働から得た利益分を足して、
そこから税金として10%を社会シェアとして負担することになんら不都合はないはずです。

常に一定額の予算は政府の元に集まるようにするだけでよいのですから。

資金は国民有志を含めた検討委員会を発足し、そこで管理させ、
金の収支と支出の流れのすべては公表して、常に透明性を維持することに尽きます。

隠すものはいずれかならず外に出る時が来るのだから、
はじめから隠さなければよいということを理解するだけです。


そして、その運営資金は本当に国民に必要とされる適切な社会事業へとまわし、
そのつど何を作るかを決めた後に、そこに必要とされる投入額を決めて、
その後改めてその事業費にカンパ金を投入するかどうか、国民に信を問えばよいのです。

そうして社会事業は常に人々の善意のカンパでまかなわれるとするならば、
誰からも文句はでないでしょう。


今回のタックスヘイブン問題は、氷山の一角のようですが、
すべて切り崩して明るみにしてほしいものです。


そしてわれわれはそれらをどう受け入れるか考えなくてはならないはずです。

許すのは、二度と同じことを繰り返すことを「許さない」ことによってできるはずです。


そして国民は決断し、これまでとは違った新しい社会のあり方を提案し、選択していけばよいだけです。

ただ怒りをぶつけるだけでは、何にも解決しないでしょう。

次の一手が大事なのです。


各個人が貯蓄に迷走したり、財テク活動に奔走したりといった必要性は、
BI施行後の世界では、そもそも意味をなさないのですから、
そうした意識は徐々に薄れていくでしょう。

そして、好循環を促すには前向きなポジティヴな意識だけが大事なのです。


国家事業としては余暇を楽しむ為の豪華なシェア施設を観光エリアに作ればよく、
維持など含めて、カンパ名目の代金でまかなわれるようにしたらどうでしょう。

カンパした人々はそこを無償で貸し与えられて、交番制で宿泊できるようにすれば、
事業費としての負担金がより多く集まるというようなことも起こるかもしれません。

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/338.html

[雑談・Story41] 社会全体は若い夫婦をもっと外へと遊びに出る時間をつくらせることです。
これまでの狭量な常識観を逆転させれば、
「若い夫婦はもっと外へ遊びに出る時間をつくりなさい」となります。

もちろん遊びっぱなしを推奨するわけではありませんが、
現在の共働きの家庭などは、食べるものもコンビニ食で済ませたり、
若い夫婦に子供を育てる力が不足していたりと、
現代ならではの第三者には手の出しにくい、こまごまとした問題を抱えているようです。

そのため、彼らには次の社会を担う為の見識を広めてもらう必要性から、
そうした狙いの元、社会の一番の働き手でもある若い世代をねぎらい、
大切にするという意味を含めて、地域に対する認識を高めてもらう期間を設けるということを提案したいと思います。

BI施行後の世界は、不要な責任論の押し付け合いなどが減ることを願っています。

なぜならそこに必要なものは皆で作ればよいからです。

皆で考え、知恵を出し合い、問題に対処する。

誰かが必要とすることへの力添えは全体でまかなえばよいだけだからです。


やれ子育て放棄だ、やれ無責任だとののしるだけの世界は金輪際おさらばにしましょう。


その代わりとして、若いうちは遊びの時間を増やしなさい、と、
より柔軟な発想と包容力で彼らを包み、教え諭すのです。

その恩恵は必ず帰ってくると信じるからこそできるのです。


こうした考え方全般が現代の常識から外れているとしても、
このいまの他社排除的な考え方自体が異常すぎるのだと私は思っています。

常識がこれまでとは逆転してもきちんと社会は健全に機能していくと私は考えます。

そのように機能するからこその社会というものであって、
これはその理に適った自然なものだ、と感じています。


若い世代は子育てをシニア世代に託し、遊びに出て行くことを許してもらうのです。


地域は全体で子育てを奨励し、シニア世代の熟錬の子育ての技と力を中心として、
住民の力を借りて、彼らの子供たちを見守る場をつくるのです。

そうした施設には、自立支援の必要な方の介護施設も合わせて作られるのがよく、
地域社会全体で仲間の面倒を見あう、そうした意識によるとりくみをつくります。

そうしたなかで、誰か特定の相手を不審に思ったり、敵視したり、
排除するというような意識がなくなっていけばよいと考えます。

そうしたしくみをつくることができれば、保育所も保育資格者もいりません。


そして、シニア世代は活躍と報酬を得る場をつくります。

地域の伝承してきた味で食育し、ものづくりを教えます。

祖父母のいる家庭では温和でやさしく賢い子供たちが育ちます。

そうした機会が均等に各家庭に与えられるならば、
子供たちだけでなく、その親たちにとっても恵まれた教育の場になるはずです。


そうしたつながりの中、子供たちが大人のあり方を見て育つのですから、
そこに必要な教育も遊びもしつけも、自然と身につき、引き継がれていくはずです。

そのように子育てを地域が支えることにすれば、
現在のような子育てに関する問題は大方解消するでしょう。

そしてだれもが、いつまでも安心してその地域社会の一員でいつづけられます。

人々はいつまでも働き手としてその地域から必要とされるのであり、
多感な時期の子供たちも誰一人として孤立することがなくなります。

より温和な環境が、地域に根付くことにもなります。
そこでは誰もが健やかでいられます。


こうしたことは皆さんが、心の奥底で感じていることです。

問題がまったくないわけではないのだと思いますが、問題はそのつど解消していけばよいだけで、
誰もが孤立しないためにはそれが最良の選択だと、私もただそこに同意するものです。


また、介護を必要とするような人々を極力減らすという意味でも、
シニア世代の活躍の場が増えることは、結果、望ましい状況へとつながるはずです。


少子化問題に対しては、人口減少は私は自然な成り行きだと考えていますので、
無理に増やすといった政策は採らなくてもよくなるのが、BI制度だと認識しています。

不自然に子供を持つ必要性というものはそもそもないと考えるのが自然です。

BIは成人するまでは、基本的に子育てのための費用として、
親がその分を取得することになると考えもするのでしょうが、
そこにはある種の問題を孕んでいると感じられますので、
それは別にして考える必要があると思っています。

もし赤ん坊にもBIの報酬が適用されるとするならば、
子供が教育過程を経て自立するまでは、一世帯の金銭の所得額には一定の上限を課し、
必要な教育費といったものや、医療費といったものにたいして、
全額無料化といったもので対応すればそもそもよいのだと考えます。

自然な考え方を採用するのがなんにおいても正解に向かわせる秘訣だと私は思っています。

金銭の増大だけを求めて家族を増やそうとするなら、
それは誤った方向にいたるはずですから。

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人々が当たり前に正規の報酬を手にし、恒久的にそれが保障されていくならば、
それだけでたいていの「必要なもの」は足りてしまいます。

安心感が持続していくと感じられる中に、人はより自然に人との結びつきを得ようとするでしょう。

個々に生活基盤を安定させるのみにとどまらず、同志で資本を募って、
合資会社などを起こす人々は増えるはずです。

地域社会や世界にないものは、その緩やかな時間の流れと、安定した心理のもと、
必要性に応じて、どんどん形にしていくことができます。

報酬の安定した供給により生まれる資本がそれらを推進するのです。

人々はそこでは個々に誰もが一応は自立した存在となるのですから、
基本的にはこれまでのような不安な心理を貴重とした、
相互依存の傾向はなくなっていくはずです。

代わりに自然な親近感や、同質の考え方を抱くもの同士が、自然と惹かれあい、
もてる力を融合させていくでしょう。

それは依存とは呼ばないはずです。

そしてこれまでのような常識といったものが根本から見直しを図られ、
決まりきった形を求める必要性が影を潜めていけば、
男女間、または夫婦のあり方、家族のあり方などにも、
新たな形が生まれていくことにもなるかもしれません。

また、人々のライフスタイルの多様化に合わせて、これまでの定住型の生活ではなく、
新たな居住環境のスタイルとして、トレーラーや、シェアハウスを渡り歩く、
移動型の暮らしなども流行るかもしれません。

何度もいうように、互いに自立しているのですから、
互いを拘束する関係性はより減っていきます。

そこに新たな結婚観もまた生まれることにもなるでしょう。

これまでタブー視されていたことを平然と問題視しない人々も、現れると予感します。


そしてただ在るだけの純粋な関係性だけに、充足感を得る人々は増えるでしょう。


全体がつながって、負担しあって、自分たちに必要とされるものを生み出す力によって、
社会とはそこに牽引されていくのですから、
そこにはもはや疑念や不信感といった、人々を分断する働きは、
ただ違和感しか生まないことでしょう。


素直で健全で明るく住みよい社会性とは、空気を読みあうことや、強権を発動させて、
罰則をもってその精神性を萎縮させたり、無理やり服従させようとすることで生まれるものではないのです。

人々にあらゆる重圧をかけて心理を屈服させれば、
犯罪がゼロになるわけでも、望ましい社会が実現するわけでもありません。


飾り立てた表向きにはきれいなだけの標語をいくら掲げても、
本質的にそこにとられている行動が、鉛色の貧困な発想に基づいたものでしかないのなら、
人々はただそこに歪な社会原理を感じることしかできないわけです。

誰もがそうした世界に辟易し、変えたいと願った為に、
それを変えるチャンスがこうして巡ってきた、ただそれだけだと思います。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/339.html

[政治・選挙・NHK204] タックスヘイブンの違法性がよりよく理解できるラジオ内容を紹介します。
ネットではこの国家ぐるみの、とは言い過ぎかもしれないが、
合法といわれつつも、タックスヘイブン利用企業、また個人の悪質な違法性が、
よく理解できるYOUTUBE動画があるので紹介します。

荻上チキ氏のTBSラジオの内容を録音したもの

https://www.youtube.com/watch?v=JX1utCugTa4

同内容
https://www.youtube.com/watch?v=NUL6A7NimXM


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/428.html

[雑談・Story41] パナマ文書でリークされた企業や個人はいかに国家というものを信頼していないかよくわかる。
このハッキングに使ったソフトウェアが世界中に売れ渡るならば、
ほかのファイルがばら撒かれるのも時間の問題だろう。

われわれ国民がその問題に対して、働きかけていく、また動くというのは、
この話題に関心を持って盛り上がっていくということで始まるものだということをあるラジオは示している。

そのとおり、それが国民として当然の義務ともいえるだろう。

このタックスヘイブン利用に対して現時点でに対して利用企業、
また個人の悪質な違法性というものが、本当にわかりやすく理解できる動画があるので紹介します。

テレビはもういらない。

荻上チキ氏のTBSラジオ

https://www.youtube.com/watch?v=JX1utCugTa4

同内容
https://www.youtube.com/watch?v=NUL6A7NimXM
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/340.html

[雑談・Story41] タックスヘイブンに秘匿された資産、少なくともざっと3000兆円。(↑のラジオの内容より)
これは、面白い。

いま、3000兆円という不当な資金のあることが大々的にリークされている。
そのはずだが、テレビ、新聞他の報道メディアは何を伝えているのだろうか?

われわれは困惑している。
今後社会はどう動くべきなのか。
究極の分岐点が今此処だ。

報道はこの流れの中、やはり小出しでガス抜きを繰り返し、
圧力がかけられていないふりをして、回避地(ヘイブン)にいつづけるのだろうか。

マスメディアの動きに対して、人々は非常に敏感だ。

この情報が当たり前に開示されなければ、
現時点で国策を一手に”任せられている”とする政治家たちの言動などもなにひとつ信じることができないだろうな。

当然支持することなんてできやしない。


3/11、あの日私の夢はついえた。何もなければその年私は福島にいた。

だからいまでもそこに繋がれている自分がいる。
別のタイムラインの自分が陽炎のようにささやくのだろう。
「果たしていないことがある」、とね。

この不当に留保された金が世に出れば、福島だろうが世界中のすべてを楽園に変えられるだろう。

右へならえで整列させて、黙ってれば悪いことにはしない、と馬鹿な大人たちは言うのだろうが、
「空気を読むことが社会人のたしなみ」、そのようにいっているだけの無能な社会を作って、
ただうんうんと難しい顔してうなづくだけの人間をならべて、
それを子供たちにみせてどんな未来を作れというのか。

だから飽きられるというのだ。


その金はいつ、何に使おうとしていたのか?

まさか、よくやった自分への「ご褒美」?


その金があるなら、世界中の子供たちを、
そしてその家族を病気や貧困から救えるだろう!


そして福島だけでなく、世界中の放射能や地雷で汚染された地域を再び元通りにすることもできるだろうな。

水を真水に戻すことができて、世界中のいさかいを根絶することもできるんじゃないのか。


ユニセフなんかいらない。使途不明金何十億の赤い羽根もいらない。赤十字なんて団体もいらない。

そんなものがなくても人々が率先して活動できる、新しい社会だけが必要だ。

そんな企業らに支援されたACなんて団体も、無駄にもの一切いらない。

もちろん、人殺しの軍隊もいらない。


こいつらのしていることは何だ?


それが人の住む社会というものか。

誰がえらいんだ? そして、なぜえらいんだ?

誰かがいつ、そんな社会にしてくださいと頼んだというんだ?

誰かがこんな社会を維持してくださいと頼んでいるというんだ?

誰がいつどこで「それが人というものだ」と決めた?


こんな大きな問題を相手にできないで、ただ静かに放置して自然消滅を願うメディアなど、
庶民が買い支えて維持する必要性などあるだろうか。

そんな役に立たないもの、誰が必要とするというんだ?


本当に必要なルールとはなんだといえるんだ?

タックスヘイブン是正税制。

しかし、あまりにも巨額すぎて、手の施しようがないということだったようだ。

だが、ようやく注目されて、これは今後、
国民全体の声で審議すべき必要がある問題であることは間違いない。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/341.html

[雑談・Story41] グローバルタックスの可能性 新刊書籍紹介/『世界の富を再分配する30の方法』(合同出版)
http://isl-forum.jp/archives/1477

国際連帯税フォーラムより

2016.03.30

いよいよ刊行!『世界の富を再分配する30の方法』(合同出版)


グローバル連帯税の入門書である『世界の富を再分配する30の方法─グローバル・タックスで世界を変える』がいよいよ合同出版より刊行されます

≪4月4日発売! A5変型判 144頁 定価1,400円+税≫


「深刻化を増す世界の貧困・環境破壊・紛争」の裏には、
グローバルな格差・不平等という問題が存在します。

さらにその根底には経済(金融)のグローバル化という構造が横たわっています。

本書では、その変革のためにグローバル・タックスという手法で地球上の富の再分配を行い、
公正で持続可能な社会創造に向けた具体的な政策を、
たいへん「分かりやすく」提示しています。

ぜひお手に取ってお読みください。

<執筆者>
上村雄彦(横浜市立大学教授)<編集>
金子文夫(横浜市立大学名誉教授)
佐藤克彦(前・PSI 加盟組合日本協議会(PSI-JC)事務局長)
田中徹二(グローバル連帯税フォーラム代表理事)
津田久美子(北海道大学法学研究科博士課程)
望月 爾(立命館大学法学部教授)

<内容紹介>
貧困や格差、環境破壊など世界が抱えている深刻な問題、
同じ世界で、たった1%のお金持ちに富が集中する現状、
その2つを同時に解決できる革新的な税のしくみ、それがグローバル・タックスです。

グローバル・タックスは、地球上の富を再分配し、世界を変える可能性を秘めているのです。


<目次>

第1章 世界が抱える深刻な問題

1 地球を悩ます貧困・環境破壊・紛争
2 一瞬にして世界に不幸をまき散らす金融危機
3 富める人は富み、貧しい人はどんどん貧しくなる世界
4 ODAでは地球の問題は解決できない 
5 CSR、BOPの手法では世界の貧しさは解決できない
 
コラム@ トマ・ピケティの『21 世紀の資本』と「グローバル資本税」


第2章 世界のお金が1%に集中するしくみ

6 世界経済が資本主義的市場原理で一体化すると……
7 地球上のおカネと資源を貪る多国籍企業
8 実体経済の数十倍にも膨れ上がったお金の売り買い
9 1%の大金持ちに富が集中する世界のしくみ
10 マネーゲーマーたちの天国 タックス・ヘイブンのしくみ
11 地球問題を解決するのにいくらかかるのか

コラムA ドーア氏の名著『金融が乗っ取る世界経済─ 21 世紀の憂鬱』


第3章 地球規模で税金を集め、分配するしくみ

12 グローバル・タックス(国際連帯税)はこうして生まれた
13 グローバル・タックスってどんなしくみ?
14 トービン税がグローバル通貨取引税へ進化した
15 国際社会で税金を集めるルールはどのようなものか?
16 炭素に税をかけて、温暖化を解決する方法(←これは根本的な解決としてはどうかな?)
17 武器の売買に税をかければ、武器取引も抑制される
18 飛行機に乗ることで、三大感染症の対策に貢献できる
19 グリーン気候基金で温暖化対策の資金を調達する
20 グローバル・タックスで運営される国際機関が出現すると…

コラムB プチ・グローバル累進的資産課税の提案

第4章 金融取引税のとりくみ

21 金融は、経済の血液
22 EU金融取引税の実施で、310億ユーロの資金が見込まれている
23 世界ではじめてEU10カ国が金融取引税の実施に合意した

コラムC 誤解されがちな金融取引税


第5章 いま、私たちが抱える問題は武力や資源の争奪では解決しない

24 世界の問題を解決する資金源革新的開発資金を創り出すために
25 集めた税金を活用する最適な機関をつくる
26 99%のための国際連帯税キャンペーン
27 なぜ、世界の労働組合は国際連帯税を求めるのか
28 国際連帯税を導入するためのルールづくり
29 日本でグローバル・タックスが実現・導入される道筋
30 世界の問題を私たちの手で解決するために

コラムD 「格差と貧困」は世界のキーワード

************


私も探してちょっと呼んでみたいと思う。

これを元にもっと深く自分なりの回答を模索したいと思う。

これからの生き方、これからの社会のあり方。
ますます、面白いことになっていくという予感は確かにここに感じる。

以前から、20年以上も前から、
面白い時代がくるんだというのはわかかっていたことだけれども、
いざここにきてこれほどとはおもわなんだ。

面白い。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/342.html

[政治・選挙・NHK204] パナマ文書記載のタックスヘイブン利用企業に「NHK」名称の会社が存在 エコーニュース(NHKに照会中)。
http://echo-news.red/Japan/NHK-Global-Inc-on-Panama-Leaks
より

エコーニュース>国内>

パナマ文書記載のタックスヘイブン利用企業に
「NHK」名称の会社が存在 英TIMES紙の検索データベースで判明

2016年4月14日08時29分 submit to reddit

カテゴリ:国内タグ: 受信料, 支払督促, 租税回避

パナマ文書記載のタックスヘイブン利用企業に「NHK」名称の会社が存在
 英TIMES紙の検索データベースで判明

スクリーンショット 2016-04-14 8.08.26


英国紙、タイムズの日曜版サンデータイムズが作成したパナマ文書記載記載の
法人・人名検索データベースにパナマ所在の法人として
「NHK GLOBAL INC」が記載されていたことが分かった。

もっとも、現時点で入手出来る情報からは、
このNHK GLOBAL INC. についてどういう会社であるのか、
また日本の公共放送NHKと関係があるのかなどについては不明である(現在、NHKに照会中)。


さらに、役員として登録されている人物らについて調べてみても、
非常に大量の会社で役員を務めており
ペーパー企業の「ペーパー役員」に近い存在のようである。
そのため、本体の会社との関係が非常に分かりにくくなっている。

なお、NHK GLOBAL INC.が、
このモサックフォンセカ顧客リストに含まれていることについては、
すでに一部で匿名のネットユーザーからの指摘がされている旨を申し添える。

以下は一般論だが、タックスヘイブンへの資金移動には

@租税回避行為の面があると共に、

A資金の使途に付いて、外部から検証しにくくなる効果があり、
役員や幹部職員による横領行為を極めて容易にするという側面がある

(要は、国際投資と言う名目で、いったん租税回避地へ流した企業・
団体の資金を今度はこっそりと自分たちの懐に資金を入れていても
外部からは分からないということである)。

繰り返して言うが、現段階ではNHK GKOBAL INC.と日本のNHKの関係は不明である。
ただし、2013年にやはりICIJが公開したオフショアリークス文書では
名前の記載があった一部IT会社の役員が、
今年になって関係を認めるなどして騒ぎとなっている。


【追記】ほかに、日系大企業グループと関係のありうる名称では

 MITSUI PROPERTIES

もモサックフォンセカの顧客リストから見つかった。
ただし三井系列の場合グループの企業数が多すぎるため、
今のところ同グループと関係があるかを問い合わせること自体が困難である。

【追記2】さらに、顧客リストの中には

SHARP MANAGEMENT, S.A.

も発見されたが、
三井とシャープいずれも役員リストに

 DIVA ARGELIS PATIñO DE DONADOやLETICA MONTOYA 

の名前が見つかった。
おそらく使い回し役員の「わら人形」名であると思われる。


(このS.A.というのは、「NHK GLOBAL INC.」の会社情報欄にある

「SOCIEDAD ANONIMA」(スペイン語で株式会社に相当)の意味と思われる。

なおシャープ社の海外子会社は、名称の最後にS.A.を冠していることが多い。 )


エコーニュース @echonewsjp

【再掲】パナマ文書記載のタックスヘイブン利用企業に「NHK」名称の会社が存在

http://echo-news.red/Japan/NHK-Global-Inc-on-Panama-Leaks

このNHK GLOBAL INC.と、日本のNHKの関係について、現在NHKの広報部に問い合わせ中。

View image on Twitter

エコーニュース @echonewsjp

【更新】パナマ文書記載のタックスヘイブン利用企業に「NHK」名称の会社が存在
 検索データベースで判明

http://echo-news.red/Japan/NHK-Global-Inc-on-Panama-Leaks … ←現時点で、公共放送NHKとの関係は不明


***************

国民から視聴料を徴収しているテレビ報道機関がまさかとは思いますし、
無関係であることをただただ祈るばかりですが、
それには、きちんと疑惑に対して返答していただくことで、
われわれは再び国内の企業を信頼して、安心して生活することができます。

よって疑惑を晴らしていただかないと、国民はもはや何を信じたらよいかわからないままおかれてしまいます。

何もやましいところがなければ公衆の前で、明らかにできるはずでしょうし、
できなければそれだけで、二重三重の疑いをかけられることとなります。

公共放送とは国民の視聴に対しての徴収負担金によってまかなわれているとするのですから、
信頼性に耐えうる答えを常に視聴者である国民の前に出すことは当然の義務といえます。

その返答しだいでは、国民は軽んじられていると判断するのであり、
そうした国に賊、もとい、属していることはできなくなります。

信頼して視聴する立場関係にはなくなるのですから、
視聴料など当然払う義務すらなくなるというものでしょう。

ここは早急に、きちんと政府に事実確認を急いでいただきたいと考えます。

疑惑追及には民進党の議員の方がいいかな。
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/542.html

[社会問題9] <<犯罪者を取り締まる狂気は犯罪そのもの>>大阪府警の取り調べで「恫喝」・自白強要の冤罪の実態
チンピラ感、雑魚感まるだし。
これが警察の本質か?それとも大阪だけがこうですか?

とにもかくにも、異常。これが正常さを維持する役職というものですか?

上からの指示なのか、ノルマが課せられているような構図でもあるのか。

とにかくこれが現実だと思うと、憤りを隠せない。

犯罪者を取り締まろうと意気込む人格とは狂気的な犯罪そのもの。

そんなもので社会正義が勤まるか!

2016.3.29 19:57

大阪府警の取り調べで「恫喝」と提訴 ヘルパー男性、刑事告訴も


<<動画>>

https://www.youtube.com/watch?v=HmAXwSLMX9M


 大阪府警天満署の任意の取り調べで何度も恫喝(どうかつ)され、抑鬱状態になったとして、大阪府大阪狭山市のヘルパーの男性(31)が29日、府に220万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。男性は取り調べを担当した氏名不詳の署員2人について、特別公務員暴行陵虐致傷と公務員職権乱用の罪で府警に告訴した。

 訴状などによると、大阪市内の路上で昨年10月、車の窓ガラスが傷つけられる事件があり、天満署は現場近くにいた男性を任意同行のうえ、器物損壊容疑で取り調べた。男性は「身に覚えがない」と否認したが、署員2人に犯人と決めつけられ、深夜から早朝にかけ意識がもうろうとする中で、容疑を認める供述調書に署名、指印させられた。

 翌11月に改めて取り調べを受けた際、再び容疑を否認したが、署員から「なんで反省できんのじゃ、アホ」などと恫喝され、後に「不安抑鬱状態」と診断されたという。男性は「無実なのに、違法な取り調べで精神的苦痛を受けた」と主張している。

 男性の代理人弁護士によると、男性は同容疑で書類送検されたが、昨年12月に不起訴処分となった
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/652.html

[中国8] <○○国家>中国政府、弁護士を一時拘束 SNSでパナマ文書に言及 ◎葛永喜弁護士の勇気を讃える◎
http://www.asahi.com/articles/ASJ4H5W0GJ4HUHBI01P.html

中国政府、弁護士を一時拘束 SNSでパナマ文書に言及

中国政府が報道を規制している「パナマ文書」について、
ネット上で発言を繰り返していた中国広東省の人権派弁護士、葛永喜氏(42)が
15日未明、公安当局に拘束された。

”公然と他人を侮辱した疑い”(侮辱されて当然の行為)で取り調べを受けたが、同日夜に釈放された。

「パナマ文書」の衝撃


 パナマ文書は、習近平(シーチンピン)国家主席ら中国共産党の現旧指導者8人の親族と
タックスヘイブン(租税回避地)の関係を暴露したが、
国内のメディアはほとんど報じていない。

だが、民主活動家らはネット上で海外の報道を紹介したり、
中国政府の対応や指導者の節税(*←脱税*)を批判したりしている。

今回の拘束は、政府への批判が広がらないよう警告する意味があったとみられる。

 葛氏は中国版LINEにあたる微信などで

「パナマ文書の後、どうやって反腐敗を進めるのか」などと批判。

14日には習氏らが裸でパナマ運河を渡っている風刺写真に
「水(不正の闇)は深い」とコメントを付けていた。

釈放された葛氏によると、当局は14日の写真を問題視し、
今後、同様の投稿をしないよう求めたという。

中国で、パナマ文書をめぐる言論を理由にした拘束が明らかになったのは初めて。
(広州=延与光貞)

**************
水面下では、中国も若者を中心に動いていることがわかる。

それにしても中国という国は不幸だ。

こうしたことは本当に国民に是非を問うべきだ。
そしてこれは、自分たちの家族や愛すべきものの未来、
そしてなにより国を愛すことによる憂いであり、そのための行動だ。

国は違えどその行動がきっかけとなり、盛り上がっていくことを期待したい。
そのために少しでも、海の外へとエールを送りたい。
http://www.asyura2.com/16/china8/msg/489.html

[中国8] パナマ文書に次期台湾総統・蔡英文氏の兄の名前 <新唐人電視台> ほか
http://jp.ntdtv.com/news/15813/

パナマ文書に次期台湾総統蔡英文氏の兄の名前

2016年04月13日



【新唐人2016年4月13日】

パナマ文書流出で台湾次期総統蔡英文(さい えいぶん)氏の兄、
蔡瀛陽(さい えいよう)氏の家族もパナマで
ダミー会社を設立していたことがわかりました。

蔡氏の家族は、弁護士を通じて、
「蔡瀛陽氏は国外の金融商品を購入するために会社設立したが、長年使用されていない」と発表しました。

蔡英文氏の家族の財産は、再びメディアの注目を集めています。

ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)は、
パナマのモサック・フォンセカ法律事務所が漏えいした文書を取得し、
世界の政治、経済界の著名人がパナマで100万社のダミー会社を設立し、
うち台湾からは1万6千社以上もあり、その名前が注目されています。

アルファベットを中国語に変換すると蔡瀛陽氏となり、
クリックして見ると、蔡氏家族は他にもいます。

蔡英文氏の名前はありませんが、台湾の登録住所は、
蔡氏が育った陽明山の実家です。

蔡瀛陽氏は2008年1月3日に 「KOPPIELIMITED」社を設立しました。


報道後、蔡氏の家族は、弁護士を通じて回答しました。

「当時、金融商品購入のため外資銀行の紹介で海外に会社 設立したが、
投資の不調で1年足らずで解約し、以来この会社は未使用で早期に閉鎖します。
また全て合法的で隠蔽することは無い」と強調しました。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160405/video/169153.html (中国語)


(翻訳/小松 映像編集/李)



関連ニュース

ケニア事件、台湾が中国共産党の不当手法を「国際マフィア同然」と非難

習近平と蔡英文、パナマ運河通航式典で同時登場の可能性

台湾の若者「自分は台湾人」国民意識73%へ増加 中国人ではない

**********************
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=44516

蔡英文氏、パナマ訪問を優先的に考慮
2016-03-25


パナマのAlfredo Martiz Fuentes駐中華民国大使(左)は25日、
民進党中央本部を訪れ、パナマの大統領が
次期総統に決まっている蔡英文・民進党主席(右)にあてた招待状のコピーを手渡した。

6月に行われるパナマ運河拡張工事竣工式への招待。(写真:民進党提供、CNA)


蔡英文・次期総統が、パナマからの招待を優先的に考慮すると述べた。

中華民国と正式な国交を結んでいるパナマでは、
パナマ運河の拡張工事が6月に終わる見通しで、
6月26日の竣工開通式が予定されている。パナマが、
6月の時点では中華民国総統に就任している蔡英文・民進党主席を
この式典に招待していることが明らかになった。中国大陸の指導者、
習近平氏も招いているとされ、蔡英文氏と習氏の対面が実現するかどうかが注目される。

パナマの駐中華民国大使は25日、民進党にパナマの大統領による招待状のコピーを届け、
蔡英文・主席の出席を要請すると共に、蔡・主席と両国の関係について意見交換した。

会談後、民進党の阮昭雄・スポークスマンは、
パナマは中米における重要な友好国の一つだとした上で、
蔡英文・主席はこれら工事の竣工を祝福すると共に、
招待に感謝したと明らかにした。阮・スポークスマンは、

「開通式典は蔡英文・次期総統の就任からわずか1ヶ月後だが、
蔡・次期総統はこの招待を優先的に検討する」と述べている。

蔡英文・主席は会談の中で、新政権はイノベーション産業、
ハイテク、医療、熱帯病ワクチンの研究、教育などの面から友好国との人材交流、
産業提携を強めたいとして、新たな概念で友好国との関係を推進する考えを示したという。

*******************
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=45037

呂・元副総統、駐パナマ大使就任を否定
2016-04-02


台湾では今年1月に行われた次期総統選挙で、
最大野党・民進党の候補、蔡英文・主席が当選したことで、
5月20日に政権が交代する。新政権の人事が注目される中、
陳水扁・総統の時代に副総統を務めた呂秀蓮・女史が
駐パナマ大使として派遣されると伝えられた。

呂・元副総統はただちにプレスリリースを出してこれを否定していたが、
2日に改めて否定すると共に、総統府、もしくは党内で、何らかの目的のため、
報道機関に不正確な情報を伝えている者がいないか、
蔡英文・次期総統が注意するよう促した。

呂・元副総統は、新政権で公職にはつかない考えを示している。

呂・元副総統は、「完全なデマ」だと強調、自分は打診を受けていない他、
蔡英文・主席も知らなかったと指摘した。

呂・元副総統は、流された情報がまことしやかで、
戦略的な思考まで含まれていると驚き、
メディアを操作しようとする一部の人間には動機があり、
警戒すべきとの見方を示した。

**********************

どこも真っ黒だね。
明るみに出た分だけ対処しようがあるはずで、中国政府のようにあからさまに、
「私は黒です」といっているような態度に出れば、もうこれは、
ただそこを掘り下げればいいだけだと誰でもわかる。

いまや、どれだけこれを合法だなどといっても、脱税犯の謗りは免れず、
合法ハーブが「脱法」から「危険」に変化していったとき、
こぞっていい加減にしろと誹謗したのと同じで、
誰もが、それはしちゃいけないでしょ、こそこそ隠れてなにやってるの。
と非難されて、当然の結果です。
http://www.asyura2.com/16/china8/msg/491.html

[中国8] <中華民国・台湾>財政部、パナマ文書解明に専門チーム <Radio Taiwan International>
http://japanese.rti.org.tw/news/?recordId=45153

財政部がパナマ文書の真相解明に向けて専門チームを結成する方針。

世界各国のジャーナリストで作る非営利の報道機関、
「国際ジャーナリスト連合(ICIJ)」は先ごろ、
1150万件にも及ぶ通称「パナマ文書」を公表した。

このパナマ文書は、各国の企業や政治家などが、
タックスヘイブン(租税回避地)を利用して脱税を行っていたことを示す重要な資料とされている。

ICIJのウェブサイト上で、「台湾」というキーワードで検索すると
1万6000件もの結果が現れる。そのため、6日に行われた立法院財政委員会では、
立法委員からこの件に関する質問が相次いだ。

財政部の張盛和・部長は、多くの国家はこの文書について態度を保留していると指摘、

「免税の組織、国家発展基金まで含まれており、荒唐無稽だ。
これらはいずれも課税されず、脱税の必要がない機関だ。

1万6000件全部が脱税だということはありえない」と強調した。

(*この反論も自分から黒だというのと同じ)


張・部長は、また、「財政部には国際事務を担当する国際財政司がある。
財政部はICIJと台湾のオピニオン雑誌、天下雑誌にも自発的に連絡を取り、
事態解明への参与、あるいは協力できるかどうかを聞く。

仮に参与できるのであれば、パナマ文書真相解明のための専門チームを設立、
高いリスクがある機関あるいは人物について、脱税の疑いがないかを調査し、
脱税が確認された場合には追徴課税を行う」と方針を明らかにした。

(***完全にパナマ文書に名前が載っていることに、やましさを認めたうえで、
(時期台湾総統・蔡氏の家族は、こういっている。

(→「当時、金融商品購入のため”外資銀行の紹介で”海外に会社を設立したが、
(”投資の不調”で1年足らずで解約し、以来この会社は未使用で早期に閉鎖します。
(また全て合法的(取り締まる法律がないというだけ)で隠蔽することは無い」と答えている。***)

張・部長はその上で、

「海外における脱税を調査、追究するには、二つの条件があるとして、
一つは当該国と租税協定があるかどうか、情報を提供してもらえるか。

二つ目は国内法が完備しているかだ」と指摘、

「中華民国台湾とパナマの間には租税協定はない、情報交換は困難だ。
さらに、反脱税法はまだ可決されていないため、公権力は制限されてしまう」と述べた。

*************

これでは完全に国民の怒りを買うだろうが、台湾、そして中国はパナマとの親交国関係にあったからか、他国に比べて、かなりの数の企業がそこに、名を連ねているようだ。

それは手軽さと、匿名性とセキュリティの高さ、
そしてほとんど自国の人間がやっているのだという安心感からか、
脱税目的以外にも都合よく利用できるものだとかなんとか誘われて、
ほとんどの国民と企業がかかわってしまったのだろう。

次期総統の家族の話から伺えるように、
銀行の投資家から話をもちかけられたとある。

いまこうして、うまい話に飛びついたツケが回ってくることに対しても、
数の論理で、そこから逃れようとする姿勢が張部長の発言からも垣間見える。

つまり、発端はどうあれ、今ではそこにいる誰もがやましいことだと確信していることが伺えるものだ。表向きの言葉はどうあれ、それらは行動に現れるものだからだ。→メンタリズム

張部長の焦りと、言い訳じみた逃げの姿勢に現れている。

http://www.asyura2.com/16/china8/msg/492.html

[国際13] パナマ文書関与の報道暴露で スペイン産業相 ホセ・マヌエル・ソリア氏 辞任  <毎日新聞>
http://mainichi.jp/articles/20160416/ddm/007/030/109000c

パナマ文書
スペイン産業相辞任 関与の報道


【パリ賀有勇】

租税回避地(タックスヘイブン)での取引を暴露した
「パナマ文書」に記載のある法人との関係を報じられたスペインの
ホセ・マヌエル・ソリア暫定産業相が15日、辞任した。

ソリア氏は「文書に名前のある人物は即座に説明すべきだ」と述べていたが、
その後、スペインメディアが法人への関与を報道。

ソリア氏は否定したが、別の法人の書類に本人の署名があることも報じられ、辞任に追い込まれた。

 昨年12月の総選挙で新興2政党が躍進したスペインでは、
連立協議が難航し、新政権が樹立されない状態が続いている。

 第1党・国民党のソリア氏の辞任は、今後の連立協議に影響を与えかねない。

 パナマ文書を巡っては、サッカー・スペイン1部リーグのバルセロナに所属する
メッシ選手が租税回避地に法人を所有していたとされる。

http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/394.html

[国際13] スペイン産業相が辞任表明  パナマ文書問題で国民反発 <NHK NEWS WEB>
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160415/k10010481961000.html

スペイン産業相が辞任表明 パナマ文書問題で国民反発

4月15日 22時11分


各国の首脳などが租税回避地、いわゆるタックスヘイブンにある企業を利用していた問題で、
関わりを報じられたスペインのソリア産業相が
財政緊縮策に苦しむ国民の強い反発を受け、辞任を表明しました。

この問題は、パナマの法律事務所から流出した文書によって、各国の首脳などが、
いわゆるタックスヘイブンにある企業を通じて金融取引を行っていた実態が明らかになったものです。

この中で、タックスヘイブンとされるイギリス領チャンネル諸島の
ジャージー島にある企業の責任者を以前務めていたと報じられた、
スペインのソリア産業相が15日、辞任を表明しました。

ソリア産業相は声明で、「説明責任を十分に果たせなかった」などとしたうえで、
みずからが所属する国民党に影響が及ぶのを避けるため、辞任を決めたとしています。

スペインは経営難の銀行を救済するため、
ユーロ圏の国々から金融支援を受けるのと引き換えに
失業手当の削減などの財政緊縮策に取り組み、
国民は苦しんできただけに、今回の問題に強く反発しています。

国民党としては、去年12月に行われた議会選挙のあと連立交渉が難航し、
再選挙が行われる可能性も取り沙汰されているだけに、
産業相の辞任で今回の問題の幕引きを図る思惑もあるものとみられます。

http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/395.html

[経世済民107] 「パナマ文書」の税逃れ問題に各国が本腰を入れない真の理由 《1》 ダイヤモンド・オンライン
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160414-00089582-diamond-bus_all

「パナマ文書」の税逃れ問題に各国が本腰を入れない真の理由

ダイヤモンド・オンライン 4月14日(木)8時0分配信

 タックスヘイブンに隠匿された資産の一端を暴いた
「パナマ文書」が世界を震撼させている。

アイスランドで首相が辞任、英国ではキャメロン首相が窮地に立たされている。
ロシアのプーチンも中国の習近平も強烈なボディーブローを食った。

 隠匿資産にはいろいろある。
権力者が私腹を肥やした財産を隠すのは途上国に多く、
先進国では金持ちが税金逃れの財産を隠す。

 どちらも国家・国民に対する重大な背信行為だが、
利用者たちは「法に触れることはなにもしてない」と言いつのる。

 先進国はどこも財政難で、増税や歳出削減が叫ばれている。
だったら真っ先にすべきは、税金を払うべき企業や個人が、
合法的に逃げる「租税回避」の解消ではないか。

ところが対策は遅々として進まない。なぜか。

 タックスヘイブンを必要とする勢力が強いからだろう。
多くの国で、指導者が関与していたことをパナマ文書は明らかにした。


 「警察署長が事件の黒幕」みたいな話である。
背後には、もっと深い闇がある。金融ビジネスの闇である。


● 「伊勢志摩でタックスヘイブン対策」も 茶番に終わる公算が大(*そのとおりだった*)


 安倍首相が議長を務める伊勢志摩サミットで
「タックスヘイブン対策」が話題となる、という。

各国では手が及ばない難題こそサミットにふさわしい。
首脳が集まりながら「パナマ文書」を無視することはできまい。

 14日のG7財務省・中央銀行総裁会合の議題に上がるという。
納税は国家の土台だ。財政・金融の責任者が真剣に向き合う課題だろう。
だが、結論は見えている。

「経済開発協力機構(OECD)の作業部会で進められている対策の進展に一層の力を入れる」
というような文言が声明に盛られ、お茶を濁すことになるだろう。

 タックスヘイブンは2013年、
北アイルランドのロックアーンで開かれたG8サミットで主要議題として取り上げられた。

議長は英国のキャメロン首相。この年は多国籍企業の脱法的節税が問題になっていた。

 グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどの多国籍企業が
タックスヘイブンにペーパーカンパニーを作り、
帳簿上の資金を経由させることで税金を逃れていた。

英国では、スターバックスが積極的な事業展開をしながら税金はほんのわずかしか払っていないことが議会で問題になった。

 「徴税の公平を歪めるタックスヘイブンの利用」を声高に批判していたキャメロンはサミットの議題に取り上げたのである。

納税回避だけではない。

「テロとの戦い」はテロ資金を封ずることなしに進まない。

対策は米国にとっても重要度を増していた。

 このサミットが茶番だったことは「世界かわら版・第38回」に書いた通りである。

議事を仕切ったキャメロンは、形ばかりの対策で問題を先送りした。

タックスヘイブンの裏でロンドンの金融街シティが重要な役割を演じているからである。


 英国が敢えてサミットのテーマに選んだのは、
フランスやドイツが議長国の時に国際租税問題が議論されることを避けたかったからと推察できる。

英国の金融界が節税(脱税対策)に一役買っていることにEUの大陸諸国は厳しい目を向けている。

*********************
→2につづく
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/593.html

[ペンネーム登録待ち板7] 投稿可能数の上限の解放を希望します。
パナマ文書関連で、この機を逃すことなく旬な情報をここに投稿したいと考えています。
それでも一日10を超えることはないと思います。
上限アップ、もしくは撤廃を願い出ます。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/588.html
[国際13] 租税回避地の企業に差別的と訴えたパナマ WTOで敗訴 <NHK NEWS WEB>
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478171000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_002

租税回避地の企業に差別的と訴えたパナマ WTOで敗訴

4月16日 12時36分


租税回避地、タックスヘイブンの企業に対し、
市場の参入などでより厳しい条件を課すアルゼンチンの制度は差別的で問題があるとして、
パナマがWTO=世界貿易機関に提訴していた問題で、
WTOは、制度の適用に一貫性があれば問題はないとして、パナマの主張を退けました。

この問題は、
アルゼンチンが、税に関する情報交換などに非協力的なタックスヘイブンの企業に対し、
市場の参入や支店の開設などでより厳しい条件を課す制度を導入したことに対し、
差別的で問題があるとして、タックスヘイブンとされるパナマがWTOに提訴していたものです。

1審にあたるWTOの紛争処理小委員会は去年9月、
パナマの主張を大筋で認めましたが、アルゼンチンが上訴し、
最終審にあたる上級委員会で審理が行われてきました。

その結果、WTOの上級委員会は、
アルゼンチンが租税回避を支援するすべての国や地域に対して同様の措置を取るなど、
制度の適用に一貫性があれば問題はないとして、パナマの主張を退けました。

これによってパナマの敗訴が確定することになります。

タックスヘイブンを巡っては、いわゆる「パナマ文書」の流出をきっかけに
課税逃れや脱税などの防止に向け、透明性を高めるよう求める声が強まっています。

今回の決定を受け、アルゼンチンと同様に租税回避を支援するタックスヘイブンに対し、
より厳しい措置を取る国が増えることも予想されます。


http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/409.html

[経世済民107] 経団連、欧州案に反対=課税逃れ対策で−パナマ文書 <JIJI.COM>
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041800710&g=eco

経団連、欧州案に反対=課税逃れ対策で−パナマ文書


 経団連が国際課税に関してまとめた提言案が18日、明らかになった。

欧州連合(EU)域内で事業を行う多国籍企業に
納税情報などの開示を求める欧州委員会提案は、
二重課税の拡大や企業秘密の流出につながりかねず、反対する姿勢を明確にした。

19日に発表する。

 EU諸国はタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた
「パナマ文書」の問題を受けて課税逃れ対策を強化。

影響は日本企業の海外事業にも及びそうな気配になってきた。

 欧州委はこのほど、全世界での年間売上高が
7億5000万ユーロ(約920億円)を超える多国籍企業に
EU加盟国ごとの納税額や財務状況などの開示を義務付けることを欧州議会に提案した。

 経団連の提言案は、欧州委の提案について「懸念する」と指摘。

事業を行う国ごとの所得、納税額といった国別報告事項は
「企業の機密情報を含む」ものであり、
一般公開を可能な限り回避するとした国際合意に反すると訴えた。

(2016/04/18-18:45)
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/625.html

[ペンネーム登録待ち板7] 投稿していないのに「可能数の上限を超えました」→不具合ですか ブラウザ→googlechrome
投稿する際は、新規投稿のページ(文字入力の画面)から、入力を終えて、
→次の画面(投稿される前段階の決定欄をチェックする画面)へと移り変わるわけですが、
そこで入力ミスを見つけたとして、ブラウザで一つ前の画面に戻るとします。

それで「すでに一回の投稿が終了された」と認識されるのか、
何度か画面を行き来しただけで、「本日の上限をこえました」の文字が。

ブラウザはグーグルクロームです。

これでは、いくら上限が増えたとしても安心納得するということはできません。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/591.html

[雑談・Story41] 報ステにみるジャーナリズムの光と影 古館氏が消えたあとのジャーナリズムにかける期待と思い

(4/14)放送予定だった報道ステーションの特番は、
突然の熊本の大地震の影響でお流れになった。

いたしかたないことではあったと思うが、本日(4/19)になっても大きな余震は続き、
被害内容も日々明るみとなって、被災した人々の生活は地震にただ慣れつつあるというだけで、
大変な状況は現在も続いている。

そうした中でも、平常どおりのニュースも流れるようになった現時点の今日(4/20)だが、
震災であわただしく番組が震災関連重視の番組を取り上げる中で、

「刑事司法改革法案」、いわゆる"国民発言禁止法案"が可決、成立していたりする。

この騒ぎの中でいつのまに、という人もきっと多いことだろう。

http://ameblo.jp/jcjk-now/entry-12148524344.html
より以下転用
*****************************

刑事司法改革法案=盗聴自由法。

「今や国家非常事態…ネット発言禁止法が衆院で可決」
 
この法案は、全く関係ない4つを束ねた、
目くらまし法案です。

刑事司法改革法案は4点セット

●取り調べの可視化:一見改善に見えて実は、取り調べの録画は事件全体の3%だけ。
つまり本気じゃない。改善したふり。

●国選弁護人を義務化:軽犯罪にも弁護士を派遣。どーでも法案。

●司法取引:犯罪者が他人をチクれば、減刑してあげる。
無実の貴方をチクるかも?冤罪が激増。

●通信傍受の対象拡大:従来は裁判所の許可を得て、警察がNTTに出向き第三者の監視付きで盗聴していたが、
今後は警察署内で自由に盗聴していい。

電話もメールもネットも、盗聴し放題です。
貴方のブログ、FB、ツイッターに、警察が裏でこっそりログインするのです。
 
*****************************
ここまで。

私個人はそんなこと大して気にしてはいない。やましいことはなにもしていないわけだから。

問題とするのは、こうした大事な法案が、国民の信を問わず、
その目をかわす様に着々と行われているということだ。

つまり、ここでは、「報道が果たすべき役割」に対する意見を述べたいのである。

そしてまた、それはこの社会をともに作る、国民全体にも述べたいことである。


伝えるべき、今流すべき情報があるなら、それを流すのは当たり前のはず。

国民に関わる重要な問題に対して、国民の信を問うのは当然のものであるはず。

報道とはその役割として存在するために信頼されるのであり、
なんらかの圧力に屈するということなどあってはならないものだ。

こうした重要な情報ならば、いくらでも時間を割いて、
国民に知らせる必要があるのではないか。

まがりなりにも公前に立つことを責務として自覚する人間とは、
何事にも意欲的、挑戦的になるべきではないだろうか。


パナマ文書関連のニュースは前日にもわずか報道されたようだったが、
引き続き予定していた、パナマ問題特番を放映するとしたその日の、
報ステの特集の見出しはこうだった。
     ↓    ↓

→「透明性を確保せよ。税金逃れのパナマ問題。」


もちろんご存知のとおり潰れたのだが、いつするのだろう。
やらなきゃならない問題のはずだが、古館氏がいなくなってから、
ようやく期待できるかと、注目しはじめていただけに残念だ。

サブコメンテーターの女性は芯がある顔立ちをしていてて、
古館氏を踏襲するかのような話しぶりが何かしらを期待させるのだが、
脇の男どもにはまったく期待できない。

もう本当にテレビなど必要ないんじゃないのかと、がっくりくる。


クローズアップ現代の長年勤め上げた国谷キャスターの突然の降板ともども、本当に残念だ。

彼女は「同調圧力」という言葉を出して、政府と国民間を繋ぐメディアのジャーナリズムのあり方に対して懸念しているということを文面に伝えている。


社会のもつ世論や風潮といったものは、常に社会全体に政治に良い影響を与えるものでなくてはならない。

一部の偏重した思想だけに世界が傾いていくことなどのあってはならないからだ。
そのための、ストッパーとしての働きもまた必ず社会の中に必要なものだ。


人々は自覚もなしに恣意的な感情を煽られるままに、流される。
同調圧力というものに加担しやすい不安定な精神状態に常に置かれ続けるからだ。

自分の確固たる考えの下に人々と繋がることができないのである。
常に自分の持っている価値観が周囲と同じかどうかだけを照らしあう必要性だけで動いているからだ。

人々はそうして社会の空気感としての世情に加担することになりながらも、自分たちが歩いている場所がどこかを理解していない。


仮想敵がつくられるのは、ゲームの世界を理解すればよくわかる。

ルールというものの成立には欠かせない要素だ。
そこで、はじめて駒を動かす側の人間が動きやすくなるのである。
つまり、駒となる人々を先導しやすくなるという利点のみにある。

駒とは、ルールを理解し、その論理に同調できる人間のことである。

そこにある論理とは、強いもの、勝利者が正義であるという根拠のない理屈である。

そのため、そこになびくものを作るには、実際的に恐怖する相手を生み出し、そこに対峙して見せて、恐れと敵対心を駆り立てる。

そして萎縮させては、少しずつ手なづけるのである。

これは裏を返せば、臆病さや卑怯さといった、
自虐的な劣等感に裏打ちされる人間の哀れな姿の表れである。

あさましさや優越的思想とはそこに基づく。


これまでも報道メディアはそうしてあさましい政治権力に従い、その一手を担ってきた面がある。

ネットも当然そこに利用されて、そうしたあさましい権力に同調するものを増やすのに一役買ってもいる。

そうやって、ひとつの空気感というものが醸成されれば、
あとはそこに指先で陣頭指揮をとる人間が現れて、
その手のひらを返すだけで、人々はわけもわからず一気にそこになだれ込んでいくことになる。

米国のトランプを支持するあの漫画みたいな過熱ぶりに理解できるように、
国民性とはもっとも権力者にとって武器ともなるし、恐れともなる。


人々が何を優先するかについては、常に、目の前の命を助けることに注がれるべきだが、そこに視野を狭くしてはいけない。

もっとも大事なのは、長いスパンであっても、人々全体にとって、本当に益する社会をみんなの願望をより集めて、実践するということがもっとも大事なことなのであるから。


だから、陰でとんでもない話がとんとん拍子に事を進めてしまうことを許すようなことがあってはいけないのである。


メディアは人々にとって益する情報を流さない理由はどこにもないはずだ。

ジャーナリズムを真に自覚する者なら、そこに黙っていられることなどできないはずだ。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/347.html

[雑談・Story41] 子供たちから大人たちへ捧げる言葉 「私たちをいつも守ってくれてありがとう」

子供たちの通学路には、よくこんな標語の書かれた立て看板がある。

「悪いこと 強く断る 勇気もて」

こうしてそれをわざわざ取り上げること自体、誰に対しての皮肉なのか、といった、
うがった見方を先にされるかもしれない。だがそれは狙い通りだ。

こうした言葉は「自然の自浄機能(自然秩序)の枠組みから意図的に外れる人間社会に」とっては、
いつまでも金言としてなければならないはずのものである。


こうした言葉、また教えとは、子供時分から口うるさく教え込まれたものだ。

今ではうっとおしさだけを感じる大人も少なくないだろう。


たいてい社会に入ってまもなく、正論で反論を切り返す目だった社員は、先輩上司に呼ばれて、

「何事もただ”はいはい”と返事を返していればいいだけだ」と教えられる。

当たり前で正論を振りかざしていると、周囲に疎まれるだけで損するのはおまえだぞ、と諭される。

それが「大人社会のルールだ」と誰もが思っていることだろう。

だが、人々は周囲を常に警戒するようにして、裏で集まっては、
「みんな同じ事を考えている」と不安をあらわにする。

はっきり言いたい事を言ってはいけないということらしい。だが、そうして陰口は横行する。
私はそれが納得できない。それで結局損をするのは誰か。そこにいる全員じゃないか。

対して、そうした意見は「幼い」とののしりの対象になるのだろう。

だが品位をもって、はっきり言うべきことをいえない大人を擁護するだけの囲いに混ざる気持ちはない。

そして、それこそが、「同調圧力」というものだ。


内実は誰もが、自分たちの社会がほんの数パーセントの人間に動かされていることに不安と苛立ちを覚えている。

そうして、自分たちを乗せた船が、自分の望んでいない方向へと向けて着々と舵が取られていることに、ただただ嫌悪感を抱いているのである。


自分たちの世代は関係ない。次の世代が大変なだけだ。黙ってやり過ごそう。そう思っているのかもしれない。

でなければ、変えなきゃと思うだろう。すべてが依存、他人まかせなのである。

しかし、その気持ちはわからないでもない。板ばさみになっていることは理解できる。

だから誰かが動かなければならないのだ。


「鉄は熱いうち打て」とよく聞かされたが、ならばいつまでも情熱を持ち続けることはよいことであるだろう。

熱身を帯びて、世相に敏感であることはよいことだ。


それはある種、渡り鳥たちが自然と備える「ナビゲーションシステム」と同様のものともいえるし、
またそれは、幼いころに親や教師に真剣に叱られ、諭されてきたことによる、
「正しくありたい」とする素直な人の願望に起因するものかもしれない。


さて、今の社会をざっと見回して、あなたはどういった感想を持つのだろう。

さめた感想なのか。それともなんとかしたいがなんともならないと、考えあぐねているのか。


現況の社会の中では、人の社会における自浄作用の部分とは、きちんと機能しているといえるだろうか。


いまこうして声をあげないと、浄化を求めるわれわれの声は、
せまりつつある暗雲と雨音にかき消されていくのではないか?それも人工的な暴風雨に。


子供時分に理解してきた正論というものが、
いったいどこまで通用するのかを試してみようとする、
そんな気概すらもなくなりつつある現代に、
いったい、子供時代にうけてきた教育とはなんだったのかを改めて思う。

そして今ある子供たちの教育とはどんな人間を育てるためのものなのかと思う。


子供たちは、自分の親や、教師の言動、そして普段のあり方をことつぶさに観察している。そしてそれを真似る。

子供たちは打てば響く。しっかりと反発し、反論してくる。それも正論をぶつけてくる。


大人はそこにきちんと向き合っているのだろうか。


正しさだけでは飯は食えないというなら、それはもう盗賊の育成を正当視する社会とはいえないか。


そういえば、本日、メディアで流れていた話題で、
”国境なき記者団”が発表した日本の報道の自由度ランキングが72番に落ち込んだ、というものがあった。

そんな順位など普段は気にしないが、
「もっともな結果だ」という思いとともに、変な安心感を得た。

なぜなら、「世界は日本の現政府の政治体質をしっかり監視、注目している」という事実を知れたからである。

そして、「非常に厳しく危険視している」という第三者国からの客観的な検証は、
自国の現政権に不満を持つ国民の意見に正当性と後ろ盾を与えたからである。


「悪いこと」には法の抜け道があり、それを「合法だ」と明るく謳うものがいる。


だが、いまや世界はそうした悪辣なテロリストを匿いかねない考え方には、はっきりとノーを突きつける。

法の抜け道は、必ずわずか数パーセントのもの達がつくりあげた桃源郷へと通じている。


そしてそこには、えらく蓄えられた蜜があり、それらに目がくらむものを手玉に取る。

「強者の論理」にならってをそこに通ずるパスポートを手に入れたならば、
そこからの取りこぼしを拾い集め、また、奪い合うこともできて、
多大な生命環境をいたずらにもてあそぶだけの博打に延々と興じることができる。


そこにあるもの達の常識とは結局、全体のわずか数パーセントのものたちの特権を生む為だけに作られている。

「合法」を敢えて声高に謳う者がいるなら、それは当たり前の価値観において「脱法を意味する」と周囲に触れ回るも同じことであるが、
そこにある論理は、なぜそれが「悪いか」の根拠を示さない。

そうではなく、「必要だから必要だ」、「正しいと決められたから正しい」といった根拠なき理屈だけがまかり通る、とするのである。

つまり、なんら力を持たないも一緒なのである。


というよりそもそもそうした力など存在しないのである。

つまりそこにあるのは力の正義であり、それは武器と弾薬の破壊性そのものでしかない。


量数あるものが力を持つ、つまり正しいという論理である。


これは単純にいって、おぞましい。

人間の心を「いびつ」に組み替える原因はその強者の論理にある。


人類の魂の年齢が幼いというのはその点にある。


そこに生命の本質、正常な皮膚感覚を閉じ込めてしまうのである。


特権社会の中に席巻する学識で大人ぶることができると考える、
そうした意味のない大人の論理は果たして、ヒトの社会をこのまま正常に保つことができるだろうか。

何度も繰り返してきた破壊と戦争。振り下ろされてきた弱いものへの拳。


いじめやDVなどといったものは、社会から受けた心の痛みが、
そのままさらに弱いものへと振り下ろされるだけのものである。

実害を受けた子供は痛みを知る。

しかし子供は怒りより悲しみが勝るのだ。

そして、まさにそうした大人の世界を理解しようと勤めるのだが、
正論を学んでいこうとしても、それは果てしなく絶望へと繋がっている・・・。

「正論では誰も救えない」、そしてまたそうした子供たちも狂気へと走らせる。


そして、やがて順応性だけが迫られる場所にたどり着いて自問する。

「自分はここにいたいのか?」

「自分はここで何をしたいんだろう?」


自身に繰り返し、そこになじむかの資質があるか問い、そして次に勇気が問われ、ある者はこの場所を捨てていく。


その答えから目を逸らして、順応し生き残ることを決意したものは、自分の本当の価値を捨て去ることを選択する。

それも勇気だ。愛すべき家族とともにいつまでも居たいが為に。


もっともっと純粋な感覚からすれば、そんな大人の理屈なども屁理屈でしかない。


与えられたものでただ遊ぶだけで、何も作ることができないなんておかしい、と思うだろう。

魂とは、創造性の塊だ。

彼らの創造性と愛に比較して、この世界が如何につまらないかは誰だって想像できる。

そんなつまらない世界を延々続けようだなんてことは到底理解できない。


明るい未来をイメージできないものが増えている。

かしこぶることだけをまねして、自分の人生に何も見出せていない。

いまわれわれが率先して動かねば、全体はますます、迷いの中に、正常さを逸し、そして自浄機能を失っていくだろう。

私はそんなことは望んでいない。だからできることをやる。

望ましい自分を想像する。

望ましい世界を想像する。

人の喜ぶ顔を創造する。

ここにいてやりたいことをやる。

後悔等したくない。


************************
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/348.html

[経世済民107] 「パナマ文書」拡がる波紋 日本は今後どうするのか…<ホウドウキョク−オピニオンサイト>
http://compass-houdoukyoku.jp/9492-2/
より。


「パナマ文書」拡がる波紋

on 14th 4月 2016 in 安全保障・外交


パナマ文書流出を受け、EUが動き出した。
一方、冷静沈着な日本は今後、どうするのか…


報じられていること

4月12日、欧州連合(EU)の欧州委員会は、EU域内で活動する多国籍企業に対し、
財務内容の情報開示を厳格化する政策案を発表しました。

タックスヘイブン(租税回避地)に関する「パナマ文書」の問題を受け、
企業の脱税や課税逃れの阻止を強化する対策です。

欧州メディアによると対象は世界の年間売上高が約924億円以上の多国籍企業で、
企業体だけでなく収益や法人税の納付額について活動先の加盟国別に
報告するよう要求しています。

また、EU内だけでなく、租税回避地とみなされる国・地域における
税務データの開示も求めています。

今回の対策強化はEU内部で過去数年、検討されてきましたがパナマ文書で
租税回避地の広範な利用実態が明るみに出たことで、租税回避地での活動に
関する報告も急遽、対策に盛り込んだと見られます。

2人の方にお話をうかがいました

スクリーンショット 2016-04-14 17.39.17経済ジャーナリスト

堀 浩司 氏は、

(『パナマ文書』とは、一体何ですか?)

パナマの法律事務所から流出した文書です。モサク・フォンセカ事務所が、
21万社のペーパーカンパニーを作りました。ヨーロッパで実際動いていますが、
パナマが非常に税金が安いので会社を置きました。中でも官僚、
政治家など分かっているだけで140人の有名人がスキャンダル的に報道されています。

(本来税制上、ペーパーカンパニーを利用することは合法ですか?)

合法です。税は公平が御旗です。税は納めますが、納めたくない気持ちもあるので、
税を回避するのは嘆かわしいと世界的には思われています。

(シンガポールは法人税が安いから起業したくなりますか?)

若い人は成功するとシンガポールへ行きます。しかし、今回のパナマは行ってはいません。
香港やシンガポールもタックスヘイブンと言われますが、実際にそこでビジネスを展開しているのでちょっと違います。

(ロンドンで何かが起こったときにイギリスに守ってもらえない可能性もありますか?)

ケイマン諸島など、色々ありますが、
ロンドンのシティという金融地域やマンハッタンから指令が行きます。
守ってもらうよりもその権利を放棄しているのが実情です。

(各国としてはパナマのタックスヘイブンに圧力をかけますか?)

オフショア、タックスヘイブンは、1930年頃からできていることです。
日本にもタックスヘイブン対策税制の法律が40年くらい前にできています。
各国は税収が逃げていきますが、なかなか成果は上がりません。
パナマはアメリカの政治支配地域なので、アメリカが動けば租税回避も可能です。
イギリスのケイマン諸島やバミューダ諸島もあり、総督は女王が任命します。
大国の金融の動きがこれを止めている現実があります(税は各国で行われています)。

アメリカは変わっていて、日本は居住地で行いますが、
アメリカの人が全世界の所得をアメリカで申告することになっています。

(アメリカ人だけは政府の考えとして税金を払う義務もありますが、ローマは市民というだけで守られましたか?)

国民はそうですが、法人はまた違ってきます。法人はどこでも作れます。

(法人は国家に守られていますが税金を払わずにいるところがあり、明らかになったのがいけないのですか?)

多国籍企業からすると、国民は国にたいして思いがありますが、
それがないのでコストになります。税金は飽くまでコストです。
コスト削減の為に安い国に作ります。自然人とは違う体系があります。

(法人はフリーライズをすることが本能に叶っていますか?)

税金は日本では憲法に定められた義務です。多国籍企業の場合はあくまでもコストです。
愛国心よりもビジネスなので、タックスヘイブンなりを使うことになってしまいます。

(キャメロンさんの父のこともありますが、法人を作っているのは個人であり、個人が最終的には利益を得るのですか?)

大企業は大きなモンスターのように動いています。ちょっと企業と個人は違います。
利益について上げていたので個人として動き、キャメロン首相の父は投資ファンドの利益を置いていました。

(説明に十分な案件ですか?)

退陣要求のデモがおこっていますが、意図が租税回避なのかが大きな鍵です。

(貴族の土地などイギリスはそもそもタックスヘイブンの国なのかと思ってしまいますが?)

そうですね。今は、政権スキャンダルとして動いています。
一所懸命働いて税金を我々は払っているにも関わらず、富豪が税金逃れをしているのは譲れません。
そこを厳しくやらないといけませんね。誰がどうしたというスキャンダルではなく…

(仕組みということになってくると、共通の利益は政府が権限を掌握すべきですか?)

そうですね。

(本当に資本主義を国内に残さず駆逐しても大丈夫ですか?)

国家が例えば中国は一部が政権を握っています。
政府というところのものと動かす人が違います。香港などは返還されましたが、
自前のオフシェアとして残しておきたい考えもあります。
本当の民主主義より、政権を握る一部の人たちのためのタックスヘイブンであります。

スクリーンショット 2016-04-14 17.22.45中央大学

法科大学院教授
森信 茂樹 氏は、


(結構な量の文書ということですね?)

IT時代にふさわしい犯罪だと思います。一度に流れますが、コピーでやっていたらここまではなかったでしょう。

(法律事務所は攻撃を受けたといいますが、サイバー攻撃をした人の犯罪ですか?)

そうだと思います。

(もし内部の人が流出していた場合はどうなりますか?流出の責任もありますか?)

ケースバイケースでよく分かりません。かつてリヒテンシュタインの銀行から
解雇になった幹部がドイツにリストを売った例もあります。
億単位のカネで買ったそうです。どういう問題があるかは分かりません。

(今回のはスキャンダルとして挙げられていますが、出てきたときに最初に指導者程責任が重いのですか?)

そうだと思います。日本の企業の名前も出ると言われています。
金融機関の名前が出たとしたらタックスヘイブンにファンドを作って投資をするのは常識です。
保険金を高利回りで運用するメリットもあります。
そこで、どういう意味を持っているのか一つ一つ問う必要があります。
名前があったから悪いという話ではありません。

(金融機関対政府、会社対政府の関係の問題を最終的にとくのは民主主義の意志ですか?)

それよりも税金は各国最高の主権です。各国の法律に従った利益、税金を徴収していくことに尽きます。

(現状違法でないものを違法と受け止めるべきではないのですか?)

そうですね。まず、2014年から海外に5千万円以上の資産ある場合は、書類を出す義務があります。

(それは個人の資産ですか?)

法人の株主が自分だと、資産になります。

(資産を確定したときに100%株主だと個人資産になるのですか?)

そのために、まず会社にします。1億の会社をタックスヘイブンに出したらそれが資産になります。

(調べる対象の補足のためですか?)

税の世界、納税義務は基本的にあるので申告義務が果たされているかどうかです。
すぐに違法や刑罰には繋がりません。申告義務が果たされているか、それを調べるために
OECDが中心となって進めます。
リーマン・ショック時に、ロンドンサミットが行われましたが、(リーマンショックの混乱の中)
誰がどこにお金を流したのか分かりませんでした。
大きな流れの中に入ってきています。

(先進国への利益はパナマにありますか?)

パナマは4カ国ほどある(国外源泉の収入は非課税)国の一つです。
スイスの銀行はアメリカから脱税を支援したとして刑事罰を受けています。
スイスの口座を持って、脱税かどうか分かりませんが、? スイスの銀行に預けていた
人も銀行も処分を受けているはずです。

(国が規制を強めるていますか?)

パナマで0にするのは問題ではありません。
問題は、日本やアメリカに払うべきものがパナマを通じて別のところへ行き、
日本、アメリカにないのが問題です。

(かならず国が正しいことになるのではないですか?本当にこのようなときだけ課税の権利をアピールをするのはどうなのでしょうか?)

それは、間違った考え方だと思います。
国家は税金を払わない人を罰しています。そうなると法律がおかしいことになります。
日本国政府はタックスヘイブンにある人たちも日本に納税をさせる権利はあり、
一部の富裕層がお金を見えにくくしているのに対して国家は最大限の努力をすべきと思います。

***************
以上。
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/743.html

[雑談・Story41] ペトロ(ペテロ)とユダ 「この中に私を裏切る者がいる」 −それは一人を指す言葉のはず−
これはどちらもキリスト教の物語に描かれた、実在するとされる十二使徒のうちの名前である。

有名な宗教絵画である「最後の晩餐」での一コマで、キリストはその中で弟子たちにこう告げているとされている。

「この中に(12人の弟子たち)私を裏切るものがいる」


キリスト教全般には長らく、さまざまな伝説や謎が飛び交う。

だが、現実には、それら謎を解く鍵すら偽ものがまじっているといった状況のようで、
真実および事実とするものを追求する者をも意図的に張り巡らされた迷宮の中に閉じ込めてしまっているようである。

近年、その謎が解明される唯一の手がかりが見つかっているはずだが、
そのことは別の機会に誰かが話してくれることだろう。

そうした今も、いまだ多くの謎に触れるための手がかりとして、
著名な作家の絵画や、彫刻を元に、さまざまな解釈が当てはめられてあるようだが、
それも解釈する人間の手腕に委ねられてしまうに過ぎず、決定的な解決のための証拠とはならない。

その中のひとつとして、謎にもされていない定説について、今回、改めて話をしてみようと思った。

私が反応するのは、裏切り者の汚名を受けた一人の弟子の話である。

一般的に、通説ではキリストを裏切った弟子は「ユダ」ということにされている。

しかし、私が知っている「事実」は違うのである。

私はクリスチャンでもなければ、宗教全般、どれにも依存しない立場のものだが、
そうした宗教なき信仰の中にきちんと人として敬うものを見出しているつもりなので、
あからさまな対立感情なども持たず、あらゆる宗教形態に対して排除的でも差別的にもならない。

ただそこにある物事のあり方の本質だけを見て、そこに誤りがあるかどうかを判断している。

私がユダに関して、どうにも無視できないのはその事実ゆえである。

もし仮に、それが一般的に知られている事実とは違い、彼は裏切り者ではなかったとしたら、
これは歴史上もっとも長きに渡って謗りを受けつづけている冤罪事件となる。


さて、注目してほしいのは、(私も今日まで当然知らなかったのだが、)
もう一人、そこに裏切り者と呼ばれる「ペトロ(ペテロ)」という人物がいたという事実である。

「ユダという名前は聞いたことがあるが、ペトロは知らない」といった人々が、
わたしがそうであったように大半がそうではないかと察するものである。


そしてまた、キリストはあの有名な晩餐で、「二名、私を裏切る者”たち”がいる」と言ったとは誰も記憶していないだろう。

ではなぜ、もう一人のほうは「裏切り者」の謗りを逃れたのだろうか。

ペトロとはどういう人物だったのだろうか。

以下転載。
http://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AD%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%88%87%E3%82%8A

***********************

ペテロの言動は極端から極端です。それは以下の言動をみると彼の性格をよく表わしています。

@彼は水の上を自信満々に歩き始めますが、数秒後には沈みながら助けを叫びました。

A彼はイエスについて「あなたこそ生ける神の子キリストです」と告白し称賛されながら、
イエスの受難の予告を聞くと、すかさず「そんなことがあなたに起こるはずがありません。」と言って、イエスから「引き下がれ。サタン」と叱責を受けました。

Bゲッセマネの園へ行く途上で、イエスのためにいつでもいのちを捨てる覚悟ですと誓ったペテロに、イエスは「わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。ここを離れないで、わたしといっしょ目をさましていなさい。」と言われても、目を覚ましている事さえできませんでした。

C群衆がイエスを捕えに来た時、ペテロは剣を抜いて戦う勇気を示しますが、イエスから「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます」と言われてしまいます。そんなペテロが同じ夜、大祭司の中庭で自分がイエスの弟子であることを三度も否認してしまったのです。

**************
転載ここまで。

上記だけではちょっとわかりづらいので、もう一文wikiから。

**************

最後の晩餐のあと、キリストはペテロに
「あなたは鶏が鳴く前に3度、私を知らないというだろう」と予言し、
ペテロは「絶対にありえない」と否定するが、翌日キリストが連行され、
ペテロがその様子をうかがっていると、
周囲から「おまえもキリストの弟子だろう」と詰め寄られると「違う」と否認してしまう。

ペテロは再三問われ、3度目に否認した直後、鶏が雄たけびを上げ、
その声を聞いてペテロはキリストの予言を思い出し、涙にくれる。

+ + + + + + + + + + + + +

(前略)聖書にはそれ以上の記述はなく、史実的にも実証できないが、
外典である『ペトロ行伝』にも見られる聖伝ではローマへ宣教し、
ネロ帝の迫害下で逆さ十字架にかけられて殉教したとされている。
伝承では67年とされる。また同じ伝承によると、
ペトロが迫害の激化したローマから避難しようとアッピア街道をゆくと、
師のイエスが反対側から歩いてくる。
彼が「主よ、どこへいかれるのですか?(Domine, quo vadis?)」と問うと、
イエスは「あなたが私の民を見捨てるのなら、
私はもう一度十字架にかけられるためにローマへ」と答えた。

******************
ここまで。

これを読むとああなんとなく、そんな話を思い出したというひともいるだろう。

とにかくそうして、イエスの弟子であることを彼は否認してしまうことになり、
そのことが「イエスを裏切った」とされるものとなっているようだ。

そして、改めてここに告げたい私の知る事実とは、

「ユダはキリストを磔刑から助けようと画策し、それを実行した」

というものであり、つまり、「ユダ」とは、裏切るどころか、
キリストを最後まで助けようと動いた唯一の人、というものなのである。

つまり、そこにある真実とは、われわれが一般的に知る事実とは本質の部分では違うものの、
その物語の結末によって、そのドラマ性を受益する人類や、信仰者側にとっては、
なんら遜色のないものとなって伝えられているのである。

人々、つまりキリスト教信仰者にとっては、
磔になったキリストのラストはもっとも鮮烈な人類史に残る偉業としての出来事である。

しかし、実際そこにあった背景とは、ユダの画策によって、
●キリストと風貌のよく似た酩酊者がキリストの身代わりとして刑の執行の舞台の前に差し出された。

●マリアはその者を知るのか涙していた。

●鬼気として磔に上がった身代わりは磔にされる。

そしてそれを後ろで見ていたキリストは、自分の果たそうとしていたドラマの結末が、
自分とは違う別の人間によって果たされたことで、自分の役割の成就と存在意義を理解して、
それ以後、街から姿をけしたのである。

私の知る事実とはこれ以外なく、多くの信仰者がキリストの磔を信じるのと同様、迷いはない。


われわれのわずか数百年遡っただけの歴史伝承の内容を見ても、非常に政権側に偏りがあるものと認められるが、
それは時の有力者によって意図的に隠されたもうひとつの真実と総合的に判断されなくてはならないものであることは、
今では誰もが認めるところだろう。

単にひとつの角度から見た歴史的事実だけが、後の人々全体に対して継続して受益すべきものだといった考えは、
偏重した驕りに似た考え方であるといわざるを得ない。

人類の総合的な記憶を蓄積する書物庫アカシックレコード(虚空蔵)のようなものがあるなら、
各時代背景や、歴史的物語として総合的な物語がすべて補完されていてしかるはずだが、
それぞれのアクセスする意識的な意図に合わせて、読み取られるエリアもまた部分的に限定されてしまうはずである。

人々は意識的に現在の自分たちに都合のよい情報にのみアクセスするなら、
多角的な情報はあっても、それらはほぼ機能しないということになるだろう。

われわれの持つ生態細胞の記憶による本能とは、
太古の恐竜時代の肉体的な感覚にまで遡りもするし、また現時点で存在しない、未来の蓋然性にまで及んで、
常にそこにアクセスすることによって引き出される能力だといえる。

インスピレーションというのはまさに、未踏の地から齎された記憶だと言える。

細胞活動、またそれらの持つ記憶というものに対して、私たちはまだ観察に頼るほかないと感じている。
科学における推察とは、すべて観察とその事実確認によって証明するものとされてきたからだ。

私たちとは、それら直接的に関与するはずの細胞活動の働きに対して、
まったく受動的な立場を維持するだけにとどまるべき存在なのだろうか、
という問いかけをしてみたい。

それは同様に、そうしてかつての歴史といったもの、つまり過去というものに、
いつまでもずっと引きずられたままの生き方を余儀なくされるだけの存在なのかどうかという問題と重ねて、
今改めて、各個人には問うてほしいと考える。

さて、閑話休題。

ユダの生涯については、それ以後のことまで調べていないが、
”このこと”によって、ユダはその事実を人前に隠し続けたことは間違いがなく、
ひとり汚名を着続けることを選んでいたのかもしれない。


そして、受難を逃れたキリスト自身のドラマは以後も続くが、その事実をいったいどれだけの人間が把握していたかは知らない。

とにかく、要点としては、人々の知るキリスト物語の締めくくりは、人知れず、ユダの策略によって変更されていたものの、
実質的に「人々に求められていたドラマ」は彼らの関与なく、”与えられた”というものである。


キリストの生涯という物語とは、われわれの人類史に大きな影響を与えている。
そしてまたそれを伝えるものたちに受益をもたらすところともなっている。←後者に関しては望まれてはいなかった。

人々は神という概念をそこで理解したはずだった。


とにもかくにも、こうして人類はあらたな教材を手に入れ、人々はそれまでになかった信仰への道筋を確立した。

しかし、この物語には、ヨハネ、イエスに続く、三番目の立役者が必要であった。

いわば三番目に現れたキリスト。それが、パウロ(サウロ)その人である。

段階的に、人々に何を説くかという最後の役割がよほど重要だった。

キリストはキリスト教、つまり宗教というものの確立を望んではいなかったのである。

人々は、そこでただ、自身の力を神の偉業の前に比較し、
以前と同様に、ただ自己を小さく頼りないものと感じてしまうだけになってしまった。

ここでいえるのは、つまりパウロは最後の最後で失敗した。

そしてそれゆえにその魂は再来するのである。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/354.html

[雑談・Story41] 何を持って嘘。何を持って確たる証拠とするのか甚だ疑問。
とにかくも、面白いものだと思っています。
→コメント欄の埋め尽くし作業

親投稿のコメント欄
>8
のコメントに直接返信するわけではないですが、
一言あるとすれば、上記表題のとおりです。


人々に認識されている事柄が”事実(真実)”だとするには、
どのようにして認識されるにいたったかという点だけが重要です。

”既成事実”とするものが、必ずしも歴史上において、唯一それだけが事実だとするのは、
現在では、余程そのことで自分たちの沽券に関わる事だと考えるものたちだけでしょう。

たいていの人間ならそのことは理解できるはずでしょう。

私が言いたいのは、
人々にとって、「その情報が何をもたらすのか」、
重要なのはそこだけです。

私が親投稿で伝えたことは「確かに事実だ」と断言しますが、証明はもちろんできません。
しかし、それはお互い様だということです。

たとえば、日本の昔話、アンデルセンの御伽噺、そのどちらもが、
地域性、または時代性とともに、その内容が変化していったとしても、
そこに伝えられている本質は代わり映えしないものです。

そして私はそのことで、もともと利する立場にもないのですから、
もちろん、一般的に知られている寓話の話を好きだという立場の人に対してまで、
でばって関与しようなどといった気持ちは微塵もありませんし、またできないものです。

大概そこに反論してくるのは、そこに縛りづけになっている狂信的なマニアか、
そこにとりわけ大きな利権が発生する立場のものだけです。

ただ、それはそれで何かしら人々の教材となることには違いないのですから、
別に非難することもありません。それぞれにおいて、気づきがあるというだけです。

もちろん私の知る”事実”が真相であるということに対しては揺るぎもないことです。

とりあえず、こうなることを予見して、
あらかじめ書いておいたコメントを載せておこうと思います。

以下。

++++++++++++++

私がこうした話をするのは、人々が何にこだわり、
そのことで何を見失っているかを理解する機会を与えたいからである。

あなた方の争いの元は、「意味のない価値観」を持ち、
それを持つもの同士によって起こされる。

くだらぬいざこざはすべて人々にとって意味のない価値観と価値観のぶつかり合いである。

「本当に価値あるもの」とは単純に人々がそれを「真実だ」と呼べるはずのものである。

それは純粋に自身の感性を紐解く人ならば気づくだけのものである。

だが、多くの人々はその真実を理解できないがために迷う。

そして自分の外側にそれら真実が隠されているのだと捜し歩く。

それは、迷いにある自分に酔いしれているからである。


「光明とは、自身の外側に尋ね当たるものではない。存在するものすべての身のうち(それそのものの内奥に蔵する)にある。」ということである。

(イエスがすべての人に光をみるのみだ、とする話と同一)

「本当に価値と呼べるもの」を知らないとするのは、
「真の調和」を理解できない間だけである。

常に策(はかりごと)略に頭を働かせているからである。

迷いの霧を晴らしたいのであれば、自分の抱える問題のみに向き合うことである。

自身のどうした感情、また性格の起こりにも理由があるのであり、
そのことを理解しようとすればよいことである。

何事も人前に隠さず、臆さず、自分に透明性を持って人々に接する人に、
なんら恐れや悩みなど訪れないものである。

故にその逆においては、闇を深くしていく。
つまり、
「自分たちの知識(ほかならぬ地位や名誉や利権のからんだ知識)」のみを価値と掲げて、
他方の声を制圧しようとすることは、結果「自分たちの都合」のみを押し通そうとすることとなり、
それは自分の心の声すら隠し、真実を閉じ込める行為である。

そしてそこには代わりに「権力への志向性」が生まれることとなる。

言葉はその道具となった。

それはただいたずらに人々の真実性を歪曲し、
人々の当たり前の「神聖さ」をも、言葉の意味するところのみに形骸化し無力化する。

そうして世界のあらゆる場所で真実は覆われ、光が隠されていったのである。
そこには必ず「神」という概念と支配権力が結びつけられた価値観画生まれ、
それにより、思想組織、宗教、国家というものが生まれている。

それらは本来、人々に必要とされないものである。
つまり、人々は、神なるもの、そして神なる英知、
神なる神聖さとはそもそも直接的につながりを得ているからである。

人々がそれらから乖離された状態であるにも原因があり、
そこには人々の意識的な心というものが関与しているが、
それはまた改めて、投稿しなおす予定がある。

人々がその真実というものを理解できないのは、
三毒(仏教用語)に冒されているためであるが、
その原因は、人々の持つ価値観にある。

何ら光明をもたらさない価値観。

それらは、全体のごく一部の人間が作り上げた利権がもたらすのである。

エジプト然り、ローマ然り、メキシコ然り、もともとの土台をすべて根こそぎ、
自分たちの理解に都合のよい価値観一色に塗り染めてしまうのである。

人々のもとにそうして覇権国家が生まれるのはそこにある推進力の性質由縁のことである。
多くのものはわけもわからず、自分たちにとって意味のない価値観を
権力支配の下で絶えず押し通そうとするだけとなる。

それは宗教界に顕著である。すべてがそうだとは言わないが、私が知る限り、
ほとんどの宗教活動家を称するものは、自身の存在性の真実すら理解できていない。

「人が本当に求めているもの」が何かを知らないのでは、「何も知らないのと同じ」ことである。

日本における仏教界の問題点もまた宗派間のいざこざにある。
無知である証拠と理由はそこに山積みである。

+++++++++++++

以上。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/356.html

[雑談・Story41] 三人のキリスト的存在 
*「キリスト的存在」とは教師の役割を自認する意識グループのひとつをさす言葉と理解することができる。

われわれ人類の意識をその生徒と見れば、”キリスト”とはたびたび姿や時代をかえ、
われわれの前に教師として現れている存在だということになる。

つまり、人々の評価の大なり小なり違いはあれど、キリストと呼べる存在は人類史に多数存在しているとすることができる。

われわれも同じように、すべての転生とは、
多種多様な場所と人種間を選んで偏りなく生まれている。

そこに理解できることとは「キリスト」とは、また、それぞれの魂は、たった一国の宗派、
また種族に属しつづけるものでなどないということである。

またそれは個人の名を指すものでもない。


*ヨハネ、イエス、パウロ(サウロ)は三人のキリストである。


われわれの意識とは、地球の意識を母体として、肉体をともにする同質存在としてある。
だが永劫にわたってそうあるわけではないように、キリスト意識そのものもまた、
地球の意識に属すものではない。

人類はすでにその数回の接触のおり、人類の目覚めに必要な「変容の種子」が埋め込まれている。

そしてわれわれの意識の中にも、そのキリスト意識は内蔵されているということだ。

私たちが宗教という題材に過敏に影響力を受けて反応するのはそこに起因する。

それはこれまで以上の何者かになろうとする、それぞれの欲する期待が、
そのことを通じて、外側へと現れようとするからである。

種子は既に蒔かれている。
常にその期待に通じているものを選んで、その種子は外側に芽を伸ばそうとするだろう。


繰り返すことだが、現代の私たちが抱える問題とは、ひとつの価値観を境にしてその解釈の食い違いによる争いが絶えないことにある。

われわれはそもそもひとつの価値観の中に統べられ、
ロボットのように働くようプログラムされてはいない。

生命とはわれわれそのものであり、それはただ多様性を発揮するために存在する。

つまりわれわれに必要な統一的価値観とは、
あらゆる多様性ある価値を認めるということ、
そして互いの存在性を認め合うというものだけである。


われわれの変容によって世界はその様相をがらりと変化させてしまうだろうが、
その時期はもうそこまできているのであり、われわれはその理解を推し進めようとしている。

新しい価値観への目覚めと、意識の抜本的改革が起こることで、
資源を求めて、支配権をめぐって争うといった数々の根本的な争いの原因もすべて、
そこに一掃させてしまうほどのことが起こりはじめるだろう。

教師たちはそれをこの今のわれわれの時代に合わせて、
過去にその種子を蒔いてきているというわけである。

それぞれの出来事はその今に通じている。

失敗はもう繰り返されない。

適宜に新たな物語は到来すると既に予言されていることである。


この話を信じられないとして、眉唾と聞き流すものにもその恩恵は平等に訪れる。

誰もそこから排除されない。

すべての生命がそのことを祝う日が近づいている。


彼ら教師も私たちも、ともに同じ、「概念的な人格存在」であることを理解すれば、
この先の話がとんとんと進むことになる。



http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/358.html

[雑談・Story41] ”場”における現実的認識とヒーリングに関する概要
まずはじめに、一人の人物とその言葉を紹介したい。

wikiから。
以下。
***********
ラルフ・ワルド・エマーソン

別名 コンコードの賢者

生誕 1803年5月25日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
死没 1882年4月27日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコード

地域 西洋哲学  学派 超越主義
研究分野 個人主義、神秘主義
主な概念 自己信頼、オーバーソウル

ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson )は、
アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。無教会主義の先導者。

***エマーソンの言葉***
 

自然とは言語であり、人が学び得るあらゆる新しい発見とは、新しい言葉なのである。

しかしそれは、個々に分けられて辞書の中で生気を失った言語ではなく、
一体として最も重要で普遍的な意味合いを伝えるものである。

私はこの言語を学びたい。それは新しい文法を知ることではなく、
その言語によって書かれた大いなる書物を読むことであるだろう。

+++ +++ + +++ +++ 

我々は連続したものや、断片、かけら、微粒子の中で生きている。

それに対し、人間の内には全なる魂がある。

それは智者の沈黙であり、この世界の美である。

全なる魂故に、あらゆるかけらも粒子も、等しく永遠なる一者に関係している。

そしてその内に我々が存在し、その無上の幸福がすべて我々の手に入るこの深淵なる力は、
どんな時も自らを満たし完全であるだけでない。

見ることと見られるものであること、見る者と見せ物、主体と客体がひとつであるのだ。

我々はこの世界を部分部分で、太陽とか、月とか、動物とか、木とかいうようにしか見ない。

だがそれらのものが一部として光り輝いている、全なるものが魂なのである。

*********
転載、以上。

先駆者は常にわれわれの中に道として続く。


さて。

われわれが学びを得る必要性を感じるのは、現存するあらゆる問題に対処したいと考えるためだが、
裏を返せば、問題がなぜ起こるのかといえば、われわれ人間がいまだ無知だからである。

しかし、われわれの無知さとは、われわれ自身に対する無知さゆえのことなのである。

つまり、他方が他方を軽んじることの無知さにある。

そして今、その無知さはわれわれの存在自体に対する無関心さに置き換えられてある。

つまり、学びの本質、学ぶことの意義もまたそこに書き換えられつつある。

人間的なものに対する存在認識の誤りが無知さにつながるのであり、
そこにおいて得る知識とするものに問題を解決する力はなく、多くの問題を野放しにし、
そこにさらに多くの問題を生むことにしかならないのである。


さて、本スレの話の続きとその補足となる。


イエスキリストの生涯のドラマに欠かせないのは十二使徒の役割である。

それは、それぞれの人格が、人間にみられる十二の性格にそれぞれ対応するからである。

私たちは、彼らのドラマに自分たちを重ねてみることができるゆえに、
そこに人間的な気づき、そして学びというものを得ることもできるといえる。

彼らが残したとするそれぞれの文書が、細かな部分に食い違いを見せる点については、
謎というより、彼ら弟子の性格をそれぞれに現していると見たほうがスルーしやすい。

いずれにしても、そこからもわかるとおり、
弟子たちのそれぞれが違ったコンセプトを持つのは、
ひとつの事実を多角的に見せることが意図されているからである。

そして「裏切り」の冠に対応する人格(者)はそこに一人だけである、ということも理解されることである。

つまりそれは「ペテロ」か「ユダ」、どちらか一人である。


キリストのドラマは人類が、自身の霊性に対する無知さゆえに起こりうる出来事を題材として取り上げている。

つまりキリストの物語に限らず、あらゆる宗教の物語とは常に気づきの”場”として提供されているものである。

ドラマはそれぞれの立場に対応する解釈と意図が加わり、書物に置き換えられてきた。
それらもある意味では教材となりうるのだろうが、誰にも望まれていないことに私もまた関心がない。


ところで、わたしはすでに、ユダはキリストを助けようと画策し、実行に移した人物だと評価した。

身代わりに磔になった酩酊者とする人物もまた、狂信的な性格のものであったため、
身代わりを探すユダの目に留まったのである。
そして彼は自分こそが磔台に上るにふさわしい人物だと信じ、熱烈な信仰心のもとに昇華している。
(パウロも日蓮も熱心すぎるほどの性格ゆえに狂信的ともいえるかもしれない)


では次に、キリスト意識と人類の意識との関わりについて。


聞きなれない方もいると思うので念のために。
→俗に言う「キリスト意識」とは、何を指すのか?


イエスとヨハネ、そしてパウロら三人は、同じキリスト意識から派生した意識的存在である。
(これに関しては別途投稿のこと)
*(上に紹介したエマーソンに関する記述場所でも、オーバーソウルの概念については触れられている)

私たちもまた意識的な存在、つまり物理的身体をまとった”概念的存在”である。


私たち人類はみな、肉体の知覚を通して、読み込んだ情報を脳内で処理し、
そこに「自分自身」とする個我性や現実感覚を得ている。


そこにある”情報”こそは、そうした自分自身、またはわれわれ自身といえる。

”場”の概念を理解する上で、「われわれ自身の意識」とは、物質的な素子を身にまとって活動する意識を指すが、
”情報”とはその物理的な知覚の範疇の外においても同時的にやりとりされているものだといえる。

われわれはそれらの情報を”現実として知覚する段階”で、初めてそれに触れ、反応するものだと考えているが、
それはあくまで概念的な知覚内における出来事であり、真実とはそこだけに限定されない。

そうして、”場”で感知し、やりとりされた情報は、物理的な肉体の知覚に解釈しなおされた後、
われわれはそれを知覚、認識して現実としているのだが、そこで理解できることはつまり、
”それ以前”に、われわれであるものとは、その”情報”の存在自体に対し、反応しているということが理解できるはずである。

例えて、「肉体」はパソコンであり、「五感」は”知覚のモニター”である。
情報はプログラムであり、共通のOS「空間と時間という概念」を通して、
オンラインで現実(映像)空間として、われわれ全体に認識されている訳である。

その世界において、私たちとは「そこに生存している」ように感じていると言えるのである。

言えることは、私たちが肉体上に知覚を通して昇ってくる”現実の認識”以前に、
”情報”だけの段階が存在し、そこにおいても、それらに触れ、そこで十分、
現実と認識されうる以前に、起こりうることをすべて精査する自分がいる、という事実であり、
デジャヴとはその事実の一端を伝えるものである。

またそのプレ現実を知覚する機能の備わった「自身」としての存在から、
あなたという「自己認識」とは発生しているということである。

上の例えに沿えば、そのあなたとは、「PCモニターの前に座っている人物」のことである。

それを守護神や、守護霊という呼び方をするものもいるだろうし、
その存在自体、あなたにアピールしてきたときもあるかもしれない。

それは、”同時的に、前世や来世として存在する”自分である、あなたの存在の本質をあらわすものと言える。

そこには人格的な概念による差異や、差別の必要性を感じるとしても、
それら人間的尺度による解釈の一切は当てはまらない。

いわばそこに霊的な関係、つまりあなた方の価値観で想像しうるすべての関係性は的を得ないだろう。
身内関係にあたるとしても、あなたがそこに差別的な意思を持てば、それらは途端に仰々しく振舞わざるを得なくなる。理解もできないものに変わってしまうのである。


私たちは限定された「モニターに映し出された”情報”」のみを
”極度に肉体の知覚に集中することによって”現実と認識することができているとする。

感覚としては半径一メートルから三メートルの範囲にある「”場”」を自分自身と捉えて考えてみてほしい。

それがあなたが多様な情報を基に集中して作り出せている世界である。


つまり、肉体以外の空間にあるものもまた(理解しづらいのは当然だが)、本質的には「あなた自身(私)」である。

思想的なものではなく、あなたの吐く息も、かつてあなたの一部であったものなら、
これから吸い込む息も、やがてあなたになるものだということができる。

これば事実である。思想的な解釈でも、このことは十分に理解できるものであるはずだが、
私とするものがどこからどこまでが私とするかについては、枚挙に暇がないといっておこう。

当然それら「私」にも多様性があり、流派、流儀にグループ分けができるものだが、
いずれにしても、すべての存在は源流を持ち、すべての支流はひとつの源につながっている。

蛇足だが、
神とは「上(かみ)」である。橋の源流側を上手(カミテのカは右を表す)と呼ぶ。
(対して民タミとは下手(タ=左))

ここで改めて、気づいておいてほしいことだが、これは比喩的例えを用いたひとつの発想であり、ひとつの方便である。


ここは想像を働かせてみてほしい。

あなたとは”場”であり、あなたの”場”ですべてのことが起こる。


あなたは周囲の”場”から情報を受け取り、
自分の”場”に同じコピーしたものを自身で作り上げ、みて、触り、感じ取っている。


たとえば、現実で、誰かからスプーンを受け取るとする。

そのスプーンがあなたの”場”に発生させるには、あなたがそれを受け取るための同意と手続きが必要である。

あなたの場へ同意なく、他人の”場”が進入したり、情報が侵入することはないからである。

あなたがその情報を自分の経験のために利用すると考えることで、そのものが引き寄せられてくるのである。

つまりこの世界とは、それぞれの多様性ある価値に触れ、それらを利用するために存在する。


現実として起きていることとは、自分の”場”でのみ起きていることである。

やりとりされた情報をあなた自身の手で起動させて、
それをモニターに映して、「受け取った」と感じているのである。


もう一例あげると、たとえば現実で、喫茶店に入りテーブルを囲んで誰かと食事をしたとする。

互いにそこにある木でできた硬いテーブルを認識する二人だが、
互いはそれぞれの”場”で、硬い木製のテーブルで大きさや色合い、
位置といった情報を互いにテレパシックにやりとりして完璧に帳尻を合わせているに過ぎない。

つまり、それらはそれぞれの現実認識の中に作り上げているということ。

それは電車の座席も同じであるし、会社の定時上がり、デートの待ち合わせや、
起床といった時間の概念もまた、意識が刷新され行く毎瞬、
それら同意の下に存在していることを告げている。

確かめようがないとするのは、人間的な価値観を通して肉体の知覚に依存し観察しつづけることになるからである。


ともかく、それは何より人間的な経験を優先するためであるし、
当然のこととは言えるのだが、キリストや釈迦といった教師は、
あらゆる概念に通じていたということが理解できるため、訓練など要することもなく、
そうした多次元的な観察眼を通して、すべての存在価値を等しく見ていたとすることができる。 


ここで思い出してほしいのが、ヒーリングに関する話題である。

釈迦やキリストは確かに、そうした知識に秀でた偉大な教師であるといえ、
多次元的な性質を境界なく現在も体現している存在だと確かにいえるのだが、
ヒーリングのしくみ自体は民間の催眠療法とそのしくみは一切違わない。

私たちは、それぞれの”場”に直接的な影響力を与えることはできない。

これは原則としてそうあるのである。

情報そのものとして”場”に存在しているそれぞれは、
唯一、その”場”に対して大きな影響力を持つものだということができる。

つまり、自身に奇跡を起こせる神とは唯一、あなたそのもの自身である。


他者の影響力を自身の下にコピーし、唯一、そこであなた自身の力により、奇跡なるものを起こしているのである。

つまり、それぞれの本質は神聖な光である。上も下もない。
ただそれぞれに受け入れている価値観による差異が、
その影響力の大きさというものに関係すると言えるだろう。

自身に影響力を与えるのは、あなたがそこに受け入れたい情報があるからであるが、
あらゆる経験もまた、それはあなた自身に役立てるために自分で起こしたということができるのである。

それぞれが光であり、特別な価値を持つものであり、
ヒーラーであるということを完全に理解した上で、
偉大な教師というものは、そのもの自身で抱え持つ問題点の本質を見抜き、
その個性に対応した働きかけを熟知していなければならないということになる。

こうした偉大な教師といえる存在とは、常にどの次元においても活動的に存在し、
経験といえるものを常に積んでいる。

釈迦もキリストもそうした魂の一団に属し、教師としての経験を積んでいる。
そこに終わりなどない。

それを知るものはすべてそうあれ、ということである。

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/359.html

[雑談・Story41] なるほど”パナマ”タックスヘイブン問題 立ち読み禁止の本屋で「座り読みなら問題ない」と居座る感覚レベル
そもそも「ペーパーカンパニー」を作ろうとする挙動自体、
「なんかやましいことでもするの?」と世非難対象となりうるはずだが、
やはり全うな人間のやることではないな、と思うのは、
こうして明るみに出た後で、
「 違法性がない」だとか、「非合法性はない」とか、または「知らなかった」というものまであり、
「使えるものはなんでも使え」という発想が最初から認識されていたということがまるわかりだということであり、よってふてぶてしい言い逃れだと知るところとなるのである。

こうした企業家全体の体質のもとで、よくこれまで全うな経済社会と言えたものだ、
労働社会とはよくやってこられたなというのが正直な感想。

まさに詐欺師養成所のような社会だと思う。

そこに本当の意味で人間的な価値、社会を牽引する”個性を発揮する”「人物」はいなかった(育たなかった)ということだ。


「やましさ」がないとするなら何もつつみ隠さず、

”すべて透明性を確保しろ”

と一括するくらいのすがすがしさがほしいところだ。

本当の国益を担う企業家を自負するものならそうした気概の元に自分を認めることができるのだろう。

政治家も当然そうだ。

宗教家もな。

すべて腐ってしまっている。

ここにあるのは人間性の性根の問題だ。


上記タイトルにあるように、

「立ち読み禁止の本屋で、”座り読みなら問題ないな”と認識するレベル」が、
ずっと容認されてきたというのは、なるほど正確な例えだと思った。

なら、これは著しく人間性が低下したことにより招いた問題だといえる。


「おいおい、そうじゃないだろ」

と釘を刺してやるまともな人間がいなかったということでもある。


これは自己保身にのみ走る人間(”自己中心的”とする言葉は主体性を単に言い表す言葉なので厳密に差別する)だけが社会の運営を取り仕切るようになっているため、
そうした「野放し」が正当性を持ってしまう訳で、
そこには何の自浄作用の効果も期待できない。


今回そうして明るみに出たのだから、以後改正されていくのは当然だが、
堀江貴文や木村太郎などが興奮気味に口すっぱく反対するのを見て、
相変わらず権力志向の人間が何かにしがみつづけるさまは見ていて、
落ちぶれた人間の哀れみをみるようで、しょうもな、と思う。


そもそも、大きな企業の看板だけが、社会経済に必要とされているわけでもなく、
競争力は常に資本の大きなほうに軍配があがるのだから、そんな仕組みはいらない。

結局それは人間的にはサイテーな結果を招くだけ。

小さな研究開発所がいくつも繋がりをもって、
単にそれぞれの求めるベクトルが寄り添うもの同士、そのつど手を組んで、
資本の手など借りずに、自分たちの夢を実現していけばよいだけである。

それには全体がまず、BI制度で、個々人がそれぞれ資金を集めあって手を組んでゆく、
そして同じ夢を実現していくというのがいい。

そうした過程で、自然と、多様な企業形態もまたそこから生まれていくはずである。

そこでの自然と個々人の夢はまた、全体にとって抱く夢として、
ベクトルを共にするはずだし、より自分たちの求めるところに素直に進んでいくことになるはずだ。

そこに驕りたかった指導者など要らないのである。

BI以降は税負担10%など誰もが当然、何の疑念も問題もなく支払えるのだから、
全体的な資本はまた個々人によりまかなわれ、
全体にとって必要と認められた研究開発なら、みなのカンパで支えていければよいだけである。

タイトルや上記にある本屋の立ち読みの例えは、本日のTBSのNスタ内で聞いたもの。


http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/362.html

[雑談・Story41] (実は日本は…)今、世界で騒がれていること(パナマ文書)→動画内文章書き起し+「自民党憲法草案」

YOUTUBE動画

https://www.youtube.com/watch?time_continue=463&v=C9Zzr4jpwvE

から、以下、文字部分を書き起したもの

****************

    5月10日「パナマ文書」がついに公開されました。

  テレビでもこの話題が取り上げられるようになってきましたが…

        テレビでパナマ文書の扱いは…


 「タックスヘイブンを使って節税するのは合法であり、犯罪ではない」

    「政治家がやるのは合法とはいえ問題かもしれない」

 「しかし、企業が節税するぶんには合法なので批判はできない」


       こういった論調で語られると思います。

        しかし本当にそうでしょうか?


       政治家がやっていなかったとしても

      日本国民には「怒る理由」があるのです

         まず1つ目の理由ですが

大企業は”経済団体”を通じて”政策”に介入出来るようになっています。

 ”経団連(日本経済団体連合会)”という経済団体を通じて

     自分達に有利な政策を通してくれる政党に
      多額の政治献金を渡して支援しています。


         この経団連という団体は、

      政治に対して財界の発言力を確保するために

         結成された組織なのですが、

        政党への献金額を決めるために

     「政策評価」というものを実施しています。


       この「政策評価」によって経団連から
    
         高い評価を受けた政党は


     ”多額の献金を受け取れるようになります”


           また、経団連は
       「消費増税」と「法人税の軽減」を
         主張していたのですが、

         ”2012年には実際に
      「社会保障と税の一体改革関連法案」
          が成立しています。”


       このように、政治に影響力を持ち

       国民の生活に関わる「経済政策」に
         介入してきた大企業が

      ”透明性のない場所に資産を移して

         租税を回避することが

     「問題ない」と言い切れるでしょうか?”


      怒る理由はそれだけではありません。

          2つ目の理由は


        ”巨額の資産の出所です”


        「利益」というのは通常

   会社が持つ「資本」(設備、製品etc)を元に

      労働者が働くことで産まれるものです。


      こうして産み出された利益のうち

       労働者に分配する分の比率を
        「労働分配率」と言い

           それ以外の、
       会社に分配される分の比率を
       「資本分配率」と言います。


     企業の資本が元になっていることも
     もちろん忘れてはならないのですが、

   ”利益を産み出すのは労働者の労働です。”


        この集まったお金を
       タックスヘイブンに集めて
     租税回避するとどうなるでしょうか?

       ↓    ↓    ↓

    資本分配で企業にお金を分配した労働者が、
     さらに企業が税逃れしたぶんの負担を
     肩代わりしなくてはならなくなります。

     ”「資本分配」と「税金の肩代わり」
      という「2重の分配」によって、
  実質的な労働者への分配が下がることになります。”


     これは、普通の労働者はもちろん

   ”収入(分配)の少ないワーキング・プア
      にとっては重大な問題です。”


        そして3つ目の理由は、


    「労働者の権利を縮小させる法案」を
       ”通しやすいように”、
  ”お金がないフリをしていたということです。”


      雇用の規制緩和も消費増税も、
      (そして社会保障費の削減も)

   「不景気だから仕方ない」という空気で、
    否応なしに受け入れざるを得ない感覚が
       世にはあったと思います。


     ”お金がないと思っていたから

    与党が労働者の立場を弱くしても
   選挙で負けることはありませんでした。”

    野党が労働者の待遇改善を訴えても

     「財源がない」という声で
        それを一蹴して

     労働者の待遇改善について
  真剣に議論されることはありませんでした。


 細かいところを言えば他にも色々あるのですが、
      以上のような理由から、

 ”「企業の租税回避は合法だから問題はない」”

    という、メディアの報道には
      共感できないのです。

         そして…

      「消費税の増税」も
     「労働者の賃金の減少」も

     ”まだ、終わっていません”

  巨額の献金によって癒着した政・官・財の
     エスタブリッシュメント達は

     ”さらなる消費増税を続けて
   今以上の税金を庶民に負担させます。”


      政治家と資本化が
   あまりにも深く癒着した社会は


  ”「民主主義社会」とは言えません”


   これは私の個人的な考えなのですが…

    ”「パナマ文書」問題の本質は
 ”租税回避”とは違うところにあると思います。”

   もちろん、租税回避も重要な問題であり、
    糾弾すべきことではあるのですが…

      しかし、この問題がなぜ
     「世界最大のリーク」とまで
      呼ばれているのか…

     ”なぜ、世界の民衆が
  こんなにも怒りの声をあげているのか…”

   ”租税回避だけに注意していると
    見落としてしまうところに、
  この問題の本質が隠されていたのです。”

  先日 イギリスの放送局BBCが、
 もっとも的確にこの問題の本質を突いた
     コメントを残している。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
権力者たる支配階級の政治家と
経済で世の中を牛耳る
大企業、超富裕層が癒着して

本来は塞がないといけない法律の抜け穴を
意図的に放置してきた事はきわめて悪質であり

政治家と大企業が癒着してそれをやると、
国民にはどうしようもない

”誰もそれを正すことが出来ない”

[これは違法よりもタチの悪い合法であり]

「合法だから」「誰もがやってる節税だから」
と逃げる企業は許されるべきではない

自ら進んで法の抜け道を使ったことを謝罪し
きちんと国に税金を払うべきである

政治と財界との癒着、
これこそ「パナマ文書」が
世界最大のリークたるゆえんの
一つではないでしょうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それにしても、イギリスの国営放送は
なかなかきわどいところを突いてきますね。
どこかの国の国営放送も見習って欲しいです。


      BBCが指摘するように、
   政治家と企業が癒着して行われる不正を

    ”国民の力で糾弾することは
     とても難しいことです。”

   私達は、何もできないのでしょうか?


    アメリカの大統領候補の政治家
 バーニー・サンダースは演説でこう語っています。

    ↓   ↓   ↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 「トップの富裕層1%が90%の富を独占しているのは
  公正ではありません。」

 「しかし、どの大統領でも、この私ですら、
  ”大統領1人の力で”
  弱い人を助ける改革をもたらすことは出来ません。」

 「富裕層の資金提供者は強大なので
  どの大統領も”やらねばならぬこと”
  を一人では出来ないのです。」

  「しかし

   もうすでに政治に興味を失った人々、

   ワシントンで行われていることに失望し
   不満を持っている人、

   これまで政治に興味を持っていなかった
   若者を含む

   ”数百万の人々が一緒に、
 
 
     「この偉大な国の政府は、
      少数の金持ちではなく、
      われわれみんなの政府なのだ!」”


   その声を上げたとき、
   私達はこの国を変えることが出来るのです。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    サンダースは演説でこのように語りました。

      日本は大勢で声を上げたとしても、
     その声は届かないのかもしれません。

         政と財の癒着には
         かなわないのかも
          しれません。

    ですが、より多くの人達に、この事実を
    知ってもらい、糾弾の声をあげたのなら…

       どうか伝えてください。
        この重大な問題を…

        少しでも多くの方に…


******   ***   ******
******    *    ******
*******   *   *******
ここまで。
YOUTUBE動画からの転載書き起こし

単に憤るだけでなく、現政府に対して、
改めて国の方向性をその理念に問い質さなくてはならない。

国民の主権として、われわれには国家権力の動向を常に監視し、取り締まる義務がある。

以下、youtube動画内容にて確認してみてください。

「22 木村草太×荻上チキ「自民党憲法草案」2015.09.25」

https://www.youtube.com/watch?v=4ZzvaYlEcyM

これは書きおこしできないのでそれぞれで聞いてみてください。
  ↑
自民党の悪事がぜんぶばれてるね。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/363.html

[雑談・Story41] 苫米地氏 MXテレビ番組内パナマ発言書き起こし ICSJ記載租税回避日本企業名のほんとうのリスト
番組動画
https://www.youtube.com/watch?v=Dwu0KrUrHh0

[番組内フリップ書き写し]
● メディアで取り上げられない租税回避企業リスト ●


電通              −バージン諸島(スイス銀行口座経由)
東京電力            −バージン諸島(スイス銀行口座経由)
JAL             −バージン諸島
住友金属工業          −バージン諸島
住友林業            −バージン諸島
ドワンゴ            −ケイマン諸島
NTTドコモ          −バージン諸島
楽天ストラテジックパートナーズ −ケイマン諸島
ライブドア           −バージン諸島
ソフトバンク          −バージン諸島
オリックス(ファンド)     −バージン諸島 モナコ
野村證券            −ニウエ(2015年まで国交なしの新興租税回避地)
大和証券            −バージン諸島
日興証券            −バージン諸島
東京海上            −ケイマン諸島
日商岩井            −バージン諸島
三菱商事            −バージン諸島
伊藤忠商事           −バージン諸島
丸紅              −ラブアン(マレーシアの租税回避地)
豊田通商            −バージン諸島
大日本印刷           −ケイマン諸島
日本製紙            −ケイマン諸島
商船三井            −バージン諸島
バンダイ            −バージン諸島、ケイマン諸島
ドリームインキュベータ     −ケイマン諸島
セコム             −バージン諸島
東洋エンジニアリング      −バージン諸島
JAFCO           −バージン諸島、ケイマン諸島
ファストリテイリング      −(シンガポール)
JX              −バージン諸島

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下の括弧内コメントはすべて、この番組動画内で、
苫米地氏がパナマ問題について言い放った論説、コメントを書き留めたものです。


「これはもちろんあきらかに脱税のための方法論なんで言い逃れできないんです」

「パナマ文書租税回避記載の東電、電通、JALの社名をいっさい出さない、
日本のメディアはジャーナリズム失格。国会で取り上げてない政治家たちも同様。
まあ、政治家周辺の人物も入ってますからね。」

「電通が風評被害とまで朝日新聞なんかでいってましたけども、
私がDENTSU.Inc.と、
私が今ここでリアルタイムで検索します。そうすると、

1−8−1 Higashishibashi Minatoku
 TOKYO.105−7001 JAPN、

これ、風評被害ってもしも言ったらば、データベースに出てる人全員に
風評被害っていえますよね。東京電力はTEPCOって入れてください。出てきます。」

「ってことで、ここはMXテレビとは関係ありませんので、
私の作ったフリップリストで言うと、ここ、日本企業の本当のリスト、もちろん一部です。(上記記載リストのフリップ取り出す)」


「バージン諸島とか書いてあるのは租税回避地、
新聞は、さっきのデータに”JAPAN”と入れたところのリストだけを出してますけど、
”JAPAN”と入れても出てこないように、
バージン諸島とかそういうところに入ってるんで、
個人名、企業名で(例えば)TEPCOって入れてください。出てきます。

そうすると、例えばこれ電通の場合、意図的にやってます。
わざわざスイスの銀行の口座を経由して、タックスヘイブンのバージン諸島にでてます。

で、パナマ文書にでてくるのは、”電通セキュリティース証券会社”ってのが出てくるんですけど、それはそこで止まっちゃってるんでわからないんですね。

ただし、それはデータベースとして統合されると、DENTSU.Inc.で入れるとちゃんと”東新橋”ででてくるんで、電通さん、これを風評被害というのはかなり厳しいと思いますよ。」

「で、東京電力でてきます。JALでてきます。住友金属でてきます。
住友林業、花粉症で有名な、ドワンゴさん、あのー・・ミキタニ氏はでてましたよね。
あれは、興銀を辞める直前なんで、まだ興銀時代に投資してたのがいいとか悪いとか、
そんな話は出てくるかもしれませんけど、ただし、
楽天という会社が2006年に投資してますから、これは、メディア一切報道してないんですね。

NTTドコモ、ライブドア、あの、オリックス、
野村證券・・野村證券の場合はニウエってとこがあるんですけど、
これは租税回避地で2015年まで国交さえなかったところなんで、
かなり本気の租税回避地に、野村證券、作ってますよね。

大和証券、・・証券会社大体そうですけど、三菱商事、伊藤忠、丸紅、豊田通商、
大日本印刷、日本製紙、商船三井、バンダイ、ドリームインキュベータ、セコム、
ま、これ以外にもずらーっとでてくる・・、

JAFCOってのは野村証券系のベンチャーキャピタルです。
これはキャピタルでいくつか、名前がいっぱい出てきます。

でファストリテイリングさんは、これは一応名前出てくるんですが、
シンガポールっていうのは租税回避地っていえるかどうかってのはまた別の話ですけど、
リストには一応でてくるんで載せてます。

その他のところは明らかに租税回避地を通して、
”JAPAN”では出てこないものは多いです。

これが本当の租税回避地リストなんで、
データベースに”JAPAN”と入れて、
出てきたものだけを流している新聞て言うのは、
意図的に隠しているとしか思えません。

で、そこで、じゃあ、あのー、今後、
でてくる人たちの名前がいっぱい・・個人名もいっぱい出てきます
・・その人たちの言い訳が大体予想できるんで、(別のフリップを出す)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
今後出てきそうな記載者の言い訳

まず、
◎ビジネスのためで租税回避目的ではない→●租税回避目的以外で租税回避地は使われません

これはマネーロンダリングはワンセット。皆さんがよく、海外では・・新聞とかでは、
海外に租税回避地に会社を作るのは合法だと言ってますが当たり前です。

海外行ってショッピングするのは日本の法律関係ないです。止めようがないです。
ただし、成田帰ってきたら、申告しなかったら、イケマセンよね?
ということはもともとその目的なんで、詭弁に過ぎない。

◎「投資先の依頼で」ってのもあると思います→●投資先の租税回避に協力してるわけですから、
更に自身も租税回避してるんで、言い訳にはなりません。

◎損したから租税回避ではないって言ってる人→●損かどうか関係ないんで、元本そのものの話なんで、
利回りがどうかって話じゃないですから、もしもやってれば、利益がでたって(表に話が)出てないわけですから、
言い訳になってないです。

◎租税回避地として認識していなかった→●そんなばかな、で、契約書に必ず(登記地記載)でてますから、それはプロとしてありえない訳で。

◎金額が小さい→●これ、金額の大小じゃないんです。
そういうことをやっている、っていう、ビジネスとしてありえない倫理観、
我々は正確に納税してますよ。そうした人たちにとってとんでもない話、
ってのは大小の話じゃない。

◎政治家じゃないから節税は問題じゃない→●っていってますけど、政治家であろうがなかろうが、犯罪は犯罪です。節税は脱税。政治家でなくとも犯罪。

◎みんなやっている→●子供の論理(笑)

で、最後のフリップになりますけど、(以下フリップの内容)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


租税回避地への投資、法人設立は、
税逃れとロンダリング以外の理由はまったくないです。

で、節税ってもしもいうんだったら、これ、
入ってくる所得は全世界どこで受けても、必ず申告する・・、
申告した上で、税務当局と、経費性を(交渉)争うのはかまわないですけど、
入ってくるものをよその国の、日本の国税が手が出せない、
そういった・・ケイマン諸島だなんだに作っといて、それをビジネスだというのはありえません。

そしてそういった(隠された)企業のリストをまったく報道していないMXテレビ以外の全テレビ局、
新聞社全部、日経新聞に対しては、広報・・各社の広報室が行っていることをそのまま書いてます。
例えば、”すでに、これは・・そこで損した、ここで処理した、我々は問題ない”・・、
それは国税庁が問題ないかを判断するんで、企業広報が言う話じゃありません。そしてさっきいったように、
もしも、本当に処理しちゃったんなら、それは証拠隠滅したんでそっちのほうが問題です。

ってことで、こういった企業の株主の方々は、六月の総会で絶対に問題にしてください。

で、自分の(会社名の載る)社員は、自分の(在籍する)社名をデータベースに、
例えば”DENTSU”と入れるだけだったら、”電通セキュリティース”しか出てこないですから、
”DENTSU.Inc.”まで入れて初めて出てくるんで、自分の会社の色んな社名入れて、社内で問題にしてください。」



そして、個人名見ました。日本の政界関係者います。

ですから、政治家は黙ってるだろうし、
マネーロンダリングの世界的な理由は、
ロンダリングして消えたお金を政界工作に使うってのが世界各国でやっていることなんで、
ですから政治家さきにいてほしくないという気持ちはわかりますけども、

今こそ襟を正して、ぜんぜんパナマ文書が日本で問題になってないんで、
新聞は、”適切に処理した”っていう企業の広報の垂れ流しで終わりです。

とんでもない話だって事を理解してほしいって事です。」



http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/365.html

[雑談・Story41] スイスの銀行が暴露した顧客の資産隠しの手口 WSJ
http://jp.wsj.com/articles/SB11130368917055384376704581310893626426986
http://blog.goo.ne.jp/maccn99/e/0ba0cd5c99f3bae299dccc2f12e8f426(同内容)

スイスの銀行が暴露した顧客の資産隠しの手口

By LAURA SAUNDERS
2015 年 10 月 23 日 19:45 JST

 スイスには追跡不能なデビットカードにお金をため込む銀行があった。別の銀行では、現金を移転したい顧客が「いくつか音楽をダウンロードしてくれないか」などの暗号文を送っていた。さらにスイスフランを金(ゴールド)に換え、それを親戚の貸金庫に保管してくれる銀行もあった。

 スイスにある多くの銀行は今年、国外に資産を隠す方法をどのように米国の顧客に勧めたかについて、秘密を暴露しました。これは情報提供を受ける見返りに銀行の告発を見送るという、米司法省の取り組みの成果です。また、申告されていない外国銀行口座を取り締まる米国政府の広範な取り組みの成果でもあり、UBSグループなどスイスの大手行がそれに応じてきました。ただ、こうした行為に関与したのは大半がほとんど知られていない企業で、罰金も比較的少額だったため、さほど注目を集めてこなかったのです。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はスイスの銀行が関わった40件以上にわたる司法省の和解文書を精査しました。ここから、外国企業の租税回避技術や顧客の口座を隠し続ける数え切れないほどの方法について、貴重な情報を入手することができました。こうしたサービス提供に関与したのは国際的な銀行から住宅ローンを専門とする小さな町の金融機関まで及び、米国と関わりのある口座数は合計で1万口以上、金額で100億ドル(約1兆2100億円)以上に達することが分かりました。

 不正行為を認めた金融機関は、刑事告発を避けるために合計3億6000万ドル以上の罰金や和解金を支払いました。弁護士やスイスの銀行は、今回の取り組みで40以上の金融機関が現在も司法省と交渉中だと推測しています。未申告の口座を持っていた5万4000人以上の納税者は、和解して刑事告発を回避するため、米内国歳入庁(IRS)に合計80億ドル以上を支払ったのです。

 以下に紹介するスイス金融機関のやり方は、署名入りの和解文書に詳細に記されていたものです。ここでは2008年までさかのぼって不正行為が明らかにされたのですが、そのうちのいくつかは数十年前に行われたものです。

 金融機関の大半は、数人の従業員しか知らない数字やコードネームを使った口座を顧客に提供したとしています。また、金融機関は米国宛ての郵便物を保管しましたが、これは米政府が調査に乗り出す可能性を恐れた顧客を安心させることも目的だったのです。郵便物の保管手数料について、ある銀行の顧客は同行のマネジャーに「あなたとの取引は(米)当局の目にとまった時のための安い保険だった」と話したといいます。

 リヒテンシュタインや英領バージン諸島、パナマなどタックスヘイブン(租税回避地)に設立された見せかけの信託や基金を使い、米国の納税者が口座を保有していることを厳重に包み隠すのを手助けした銀行も多いのです。

 米国の顧客がいつでも資金にアクセスできるように、一部の銀行は追跡が困難なプリペイド式のデビットカードを発行しました。南スイスのルガーノにあるBSIは、現金が必要になった顧客の一部が「まだガソリンタンクは空のままだ」といった暗号文を電子メールで送ってきたと明らかにしました。

 金融機関は米国のマネーロンダリング(資金洗浄)規制を恐れる顧客にも便宜を図っていました。この規制では1万ドル以上の資金移動が調査対象となります。地方銀行のサン・ガラー・カントナルバンクは米国の顧客9人に対し、1万ドル未満の引き出しを繰り返させ、合計300万ドルの引き出しを認めたと述べています。

 同行は2009年、ある顧客が100万スイスフラン(現在の為替レートで1億2400万円)の入った口座を閉鎖し、そのうちの40万スイスフランで金を購入することを認めました。その金と余った現金は、顧客の米国人でない親戚が持つ貸金庫に収められたといいます。銀行の多くは、米当局から圧力をかけられたスイスの大手行から逃げ出す顧客の口座を引き受けてきたのです。

 UBSが刑事責任を問われる可能性に直面した2008年、チューリッヒを本拠とするミグロバンクは米国の顧客との取引について検討するワーキンググループを招集しました。同行はそれについて、拡大させる価値のある収益性の高いビジネスだと判断しました。

 2009年から10年にかけ、ミグロバンクは米国人の口座75口以上を開設しましたが、その多くがスイスの大手行から流れてきたものでした。ある幹部は2010年の後半、同行はスイス人顧客が大半を占める中堅行であるため、「米当局からにらまれる」ことはないだろうと話していました。

 スイスの銀行に対する米国の追跡が広がるなか、ミグロバンクは2012年春までに米内国歳入庁に口座申告するよう米国人顧客に促すようになりました。それと同時に、同行は米国人の顧客が内国歳入庁に見つからないよう預金を引き出したり移転させたりするのを認めました。ここにはスイスの他行の秘密口座に資産を移すことが含まれていました。

 金融機関が口座情報を開示するなどの措置を取ったり、顧客が内国歳入庁に口座申告したのを証明したりすれば、刑を軽くすることができます。個人の顧客に課される罰金は、最大で口座資産の半分に達することがあります。

 UBSは2009年に不正行為を認め、米当局から訴追を見送ってもらう見返りに7億8000万ドルを支払いました。クレディ・スイス・グループは14年に刑事訴追で有罪を認め、26億ドルを支払うことに同意したのです。

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/367.html

[雑談・Story41] 独裁者の隠し資産 スイス、独裁者の隠し資産になぜ決着がつかないのか?  SWI
http://www.swissinfo.ch/jpn/%E7%8B%AC%E8%A3%81%E8%80%85%E3%81%AE%E9%9A%A0%E3%81%97%E8%B3%87%E7%94%A3_%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9-%E7%8B%AC%E8%A3%81%E8%80%85%E3%81%AE%E9%9A%A0%E3%81%97%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B1%BA%E7%9D%80%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84-/41668974
より転載

独裁者の隠し資産


スイス、独裁者の隠し資産になぜ決着がつかないのか?


Samuel Jaberg

2015-09-18 11:00


汚職疑惑の渦中にあるマレーシアのナジブ首相。
スイスの銀行に預けられている数千万フランが連邦検察庁によって凍結された
(Reuters)


独裁者の隠し資産の凍結や返還問題に関し、
「模範」といわれるスイスの新法が解決を促進させるといわれる。
しかし、これで今後スイスの金融界に不正資金が流れ込んでこないという保証にはならない。
最近明らかになったいくつかの事件は、マネーロンダリング(資金洗浄)対策の欠陥を提示する。


 「スイスは、今後一切外国の独裁者の隠し金庫にはならないと世界に証明すること」。
これが新しい法律「外国の政治家などの要人の不正な資産の凍結と返還(LVP)」の基本だ。
現在、連邦議会で審議中のこの法律は、世界銀行の専門家が「模範だ」と賞賛するものだ。


 1986年にフィリピンのマルコス元大統領の隠し資産問題が持ち上がって以来、
独裁者の隠し資産を記載したリストは長くなる一方だ。
またそれは、スイス政府とスイスの銀行の名誉を傷つけてきた。


 リストには例えば、次のような要人の名がずらりと並ぶ。

コンゴ民主共和国のモブツ元大統領、ナイジェリアの故アバチャ将軍、
メキシコのサリナス元大統領、
ハイチのデュヴァリエ元大統領、
コートジボワールのバグボ元大統領、
チュニジアのベンアリ元大統領、
リビアの故カダフィ大佐、
それにエジプトのムバラク元大統領。

そして、こうした隠し資産は自国民からのお金の強奪とその結果としての貧困を生み出し、
またいつもスイスのいくつかの銀行との「共犯性」を秘めてきた。


 スイスでは多くの人が、独裁者の隠し資産問題は過去の出来事だと思いたがっている。
金融危機、スイスの銀行秘密主義の「緩やかな死」をもたらすことになった世界からの圧力、
ますます強まる透明性への要求、マネーロンダリング、
こうしたことのすべてがこの隠し資産問題と関連がある。


 キリスト教民主党の連邦議会議員、ジャック・ネイリンク氏はこう言う。

「我々スイス人は、物事を隠匿する国民ではない。スイス銀行は、道徳的に更正した。
また成功するためにごまかしを行う必要はないとも気づいた。
スイスフランが強いこと、政治的に安定していること、
諸機関が機能していること。スイスが成功するにはこれで十分だと感じている」


隠し資産がまた発覚


 だが、「アラブの春」で多くの独裁者が失脚し、
その隠し資産が明るみに出た後でも、実は同じような事件が発覚している。

ブラジルの国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件、
ウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ元大統領とその近親者による汚職、
ウズベキスタン大統領の長女グリナラ・カリモヴァ氏のマネーロンダリング疑惑
などが明らかになり、こうした事件の当事者によってスイスの銀行に送られた資産の
計数億フラン(数百億円)が数カ月前、連邦検察庁によって凍結された。


いわゆる「犯罪」と外国の政治家などの要人(PEP)
の隠し資産を区別することは難しいものの、
現在スイスでは少なくとも約50億フランの資産が凍結されていると、
連邦検察庁は指摘している。


 また9月初めにも、マレーシアのナジブ・ラザク首相が
トップを務める政府系投資会社「ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)」における、
ナジブ首相に対する不正資金疑惑が浮上している。

これだけではない。スイスのある週刊誌によれば、
エリトリア政府による数千万フランの不正資金が
ジュネーブとチューリヒにある銀行口座を介して送金されたという。


 こうした状況に対し、スイスのNGO「ベルン宣言(BD)」で
金融を専門にするオリビエ・ロンシャン氏はこう話す。

「残念ながら連邦議会で今審議中の新法は、
最近起こっているこうした事件に対して、たいしたことはできない。
新法はスイスにすでにストックされている資産に対してのみ適用でき、
スイスに流れ込んでくる不正資金を阻止することはできない」


マネーロンダリング対策の欠陥


 予防という観点からすると、
1998年に成立したマネーロンダリングに関する法律は、
スイスの銀行が外国の政治家などの要人(以下PEP)の資産を取り扱う場合、
その資産の出所を確かめなければならないとしている。

この義務は、経済協力開発機構(OECD)からも勧告されている。


 しかし、この資産の出所を確かめるシステムには欠陥が多い。

まずそれは信頼関係に基づいたものであり、また金融機関に依存したものだからだ。
つまり金融機関は自ら不正の疑いのある取引を公表しなくてはならない。

「現実には、銀行が実施する独自の調査方法に関しては情報がほとんどない」とロンシャン氏はコメントする。


 匿名を条件に、スイスのある大手銀行上層部の1人は、
こうした義務には膨大なエネルギーが注がれていると話す。

「PEPと銀行が取引を始める、ないしは関係を維持する場合、
決定は銀行幹部によって行われる。その後、内部の行員が調査を続行し、
銀行に悪い評判が立たないように気をつけている」


プライベートバンクが一番危ない


 この人物は、
「しかし、どの銀行もこうした不正なお金の流入から逃れられるとは言えない。
なぜならPEPは巧妙に不正資金を隠すからだ。犯罪によって得られたお金は、
まず銀行などに預けようと試みられるが、
このところ美術品や不動産に投資されることが多い」と言う。


 国境を越えて取引されるこうした資産の、
25%にあたる2兆3千億フランを扱っているとされるスイスは、
このような問題に巻き込まれる可能性が非常に高い。

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オフショアプライベートバンキング市場での国・地域比較

2014年、スイスはこの市場でトップの25%を占め、
国境を越えて取引される資産の計9兆6千億ドルのうち2兆4千億ドルを扱った。

25 %スイス
16 %香港&シンガポール
13 %チャンネル諸島&ダブリン
13 %カリブ諸国 & パナマ
11 %イギリス
7 %アメリカ
6 %ルクセンブルク
9 %その他

出典: The Boston Consulting Group’s Global Wealth Report 2015
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 「小さなプライベートバンクが一番危ない。

というのも、こうした銀行は不正資金を調査する進んだ方法を持つための資金がないからだ」


と言うのは、バーゼル統治研究所(BIG)のグレッタ・フェンナー氏。
この研究所は、賄賂や不正資金などの犯罪を扱う独立機関だ。


政界と金融界の責任


 結論として、スイスに預けられている独裁政権者の隠し資産に関する「あいまいさ」には、さまざまな問題点がある。

例えば一つには、PEPがどの時点からスイス政府や国際機関にとって「犯罪者」になるかという問題だ。

 つまり、正当な資産と考えられたものがある日突然、
賄賂などによる不正資産に変化することもまれではないということだ。

「例えば、スイス政府にとってはまったく普通の政治家であるエジプトのムバラク元大統領を、どうしたらスイス銀行が犯罪者のように扱えるのか?」

と問いかけるフェンナー氏は、政界と金融界が分かち合うべき責任について言及する。


 こうしたあらゆる問題を避けるために、元検事のパオロ・ベルナスコーニ氏は
日刊紙ル・タンの中で、次のように述べた。

「スイス銀行は、外国政府のメンバーやその近親者の資産を一切扱わないようにすべきだ」。

これに対しロンシャン氏は、「スイス人のリベラルな考えに反する発言だ」と批判する。


 しかし、たとえ最も穏やかな提案でさえ、受け入れられるのは難しいことだ。

2012年に連邦議会は、社会民主党の議員マルグレット・キーナーネレン氏が出した提議を拒否している。

それは「PEPに、彼らの資産は正当に蓄えられたものだという証明を文書で提出してもらうようにする」というものだった。

(仏語からの翻訳・編集 里信邦子), swissinfo.ch

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/368.html

[雑談・Story41] 資産の逃避 独裁者の隠し資産を返還するための「モデル法」 SWI
http://www.swissinfo.ch/jpn/%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%81%AE%E9%80%83%E9%81%BF_%E7%8B%AC%E8%A3%81%E8%80%85%E3%81%AE%E9%9A%A0%E3%81%97%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E8%BF%94%E9%82%84%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE-%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E6%B3%95-/37066028

資産の逃避

独裁者の隠し資産を返還するための「モデル法」


アルマンド・モンベリ


2013-10-08 11:00

ホスニー・ムバラク元エジプト大統領は、非合法に得たお金をスイスの銀行に預金していたと言われている
(AFP)


多くの独裁者から、資産の隠し場所として好まれてきたスイス。
現在は世界に先駆け、このような資産を凍結し返還するための新法を定めようとしているところだ。
しかし法律を制定しても、「アラブの春」に表れたように、すべての問題を解決できるわけではない。

 「スイスは2011年、ベンアリやムバラクの資産を凍結した。
チュニジアとエジプトで2人が失脚した後に、最初にこの措置を取った国がスイスだった。
だが称賛を受けることはなく、その代りに、スイスにも隠し金があったという批判が起こった」
と言うのはスイス銀行家協会(SwissBanking)の広報担当レベッカ・ガルシアさんだ。


 1980年代、スイス政府は独裁者の資産を凍結し、
被害を受けた当事国にお金を返還する努力を重ねてきた。
しかし、国際的な評価は否定的な方に傾いた。
特に厳しく批判されたのが、スイスの銀行に資産を隠していた独裁者の多さだった。


 「アラブの春」の勃発後、エジプト、リビア、チュニジア、シリアの独裁者が
それまでの数十年間に、合わせて約10億フラン(約1100億円)をスイスに預けていたことが明らかになった。


 この問題をよく認識しているスイス政府は2013年5月、
対策強化を目的とした「独裁者の資産の凍結と返還に関する連邦法」を策定する意向を発表した。
 
 その後、各政党や関係組織が制定文について9月中旬まで協議を続けた。
これについては銀行界の専門家も、種々の点で国際的なモデルとして使われるにふさわしいレベルだと認めている。


立証責任の転換


 新法の主な狙いは、資産凍結の条件を緩和して、預金を引き出しにくくすることだ。
現状では、当事国がスイスに捜査協力を依頼した場合と、当事国の国家構造が完全に崩壊し、
捜査協力を依頼できない状況に陥った場合のいずれかしか凍結することができない。


 「国家構造の完全崩壊には至らなかったが、
通常の捜査協力を依頼する状態にもなかったケースはエジプトをはじめ数多い。
権力を持つ人物がすぐに入れ替わって、スイス当局は誰と交渉すればよいのか分からない状態だ」。

こう話すのはマルク・ヘルケンラート氏。
スイスの六つの主要NGOをまとめるロビー団体「南同盟(Alliance Sud)」で国際財政問題を担当している。


 アラブの春が発生した際、スイス政府は連邦憲法に則って緊急措置を取り、
元独裁者の資産を凍結することにした。だが、これは基本的に例外的なケースだ。


 重要なポイントはもう一つある。法案に立証責任の転換が盛り込まれていることだ。
これにより、ムバラク元大統領やベンアリ元大統領の資産が
不法行為で得られたものだということを証明するのはスイスの責任ではなく、
またエジプトやチュニジアといった当事国の責任でもなくなる。
今後は、元独裁者自らが資産の合法性を証明しなければならない。


大規模な資産の逃避


経済協力開発機構(OECD)によると、年間推定約8500億ドル(約82兆円)が
工業国からタックスヘイブン(租税回避地)へと非合法に流れている。

これは、各国政府や国際組織、NGOが開発援助として最貧国に支払っている
年間総額約1300億ドルを軽く超える金額。

世界銀行は、このような開発援助資金のうち年間200億〜400億ドルが、
横領や汚職、権力の悪用によって、独裁者や官僚の懐に入ると推定。


悪循環


 政府の法案が通れば、スイスは今後、当事国の捜査により活発に加わることになるはずだ。
何よりも、捜査協力の申請を受け取る前に、銀行口座情報を開示しなければならなくなる。


 南同盟のヘルケンラート氏は「これまで我々は悪循環を支え続けてきた」と言う。
「捜査協力を申請しなければ、当事国はこれらの情報を得ることができない。
だが、これらの情報なしでは通常、捜査協力の依頼を文書化するのは無理なのだ」


 銀行業界はこの法案の策定に関し、全体的には支援しているものの、
情報開示についてはためらいを残す。

「情報を渡すのは、受け取り国が自国の民主制を保証でき、
しっかりした法的構造を有する場合のみとするべきだ」

とスイス銀行家協会のガルシアさんは言う。

「そうしなければ、処置次第で特定の人々の権利や生活が脅かされる可能性がある」


 新法によると、返還された資産は国民の生活環境の改善や、
当事国の法治国家としての方向性を強化するために投入される。
これは、返還されたお金が新たに汚職や組織的犯罪の悪循環に入り込むのを防ぐためだ。


スイスに保管されている独裁者の資産


スイスが独裁者の資産問題に初めて取り組むことになったのは1986年、
フィリピンの独裁者フェルナンド・マルコス元大統領の失脚後。

以来、数々の独裁者の資産がスイスの銀行に隠されていることが明らかになった。

コンゴ民主共和国のモブツ元大統領、ハイチのデュヴァリエ元大統領、
ナイジェリアのアバチャ故将軍、メキシコのサリナス元大統領、エジプトのムバラク元大統領、チュニジアのベンアリ元大統領、リビアのカダフィ元大佐など。

これまでの約20年間で、スイスは不法に得られた隠し資産
17億フラン(約1800億円)を当事国に返還。

世界銀行によると、同時期、世界中で50億フランが返還された。


政党からの批判


 この法案については来年、連邦議会で協議される予定だ。
だが、すでに右派政党から抗議の声が上がっている。

「スイスに新しい法律は必要ない。
スイスは何と言っても他国のかなり先を行っているのだから」

と言うのは、国民党のルツィ・シュタム下院議員だ。

 「そればかりか、やり過ぎるときすらある。エジプトの場合がそうだ。
ムバラクの預金は、返還先も分からないまま凍結してしまった」


 一方、左派にとってはこの法案は大きな一歩だ。だが、それでもまだ足りない。
凍結と返還に関しては詳細が定められたが、スイスの銀行がこのようなお金を受け入れ、保管するという問題には触れられていないからだ。


 独裁者の隠し資産はほぼ例外なく、汚職や横領などの犯罪から得たものだと社会民主党は強調する。

「そうでなければ、悪名高い政治家が不正に得た資産を当事国に返還するための
連邦法や資金洗浄取締法があるにもかかわらず、
エジプトの独裁者ホスニー・ムバラクがどうしてスイスに
7億フラン以上もの預金をしておけたのか」


 だが、スイス政府は現職君主の資産を凍結することはできない。
政治家は一般に不可侵特権に守られており、スイスはすべての国に対してその権利を保証しなければならないからだ。


 連邦外務省広報官のピエール・アラン・エルチンガー氏は

「資産凍結の指示は、捜査協力が実現しそうなときにのみ効果がある。
権力の交代を目前に控えているような状況下では、凍結指示は通常出ない」と言う。


注意義務


 「銀行には注意義務がある。新しい顧客とビジネスを始める前には、
その枠内でそれ相応の照会を行うのが銀行の役割だ。相手が政界で目立っている人物なら、
注意義務はさらに厳しくなる」とエルチンガー氏。


 だが南同盟のヘルケンラート氏は、このような注意義務は
常にしっかりと守られているわけではないと指摘する。

「銀行は、法律の中の最小限をクリアしたら満足してしまうようだ。
また銀行を監督する当局も、銀行に最大限を求めるわけではなく、
あっさりとそれを認めてしまう」

 一方の銀行家協会は、このような批判を次のように打ち消す。

「資金洗浄取締法により、銀行は疑わしいケースを届け出ることになっている。
だが、高位の政治家が権力を悪用しているか否かを判断するのは銀行の役割ではない」とガルシアさん。

 「さらに、国家元首が世間の怒りを買うのは失脚してからのこと。
ムバラクもカダフィも、政治生命が終わるほんの数週間前まで、
欧州の国家元首から抱擁されキスされていた」


(独語からの翻訳 小山千早), swissinfo.ch


リンク
連邦外務省:重要な公的地位を有する者(PEPs)が不当に得た資産について(英語)
連邦財務省:重要な公的地位を有する者が不当に得た資産について(英語)

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/369.html

[環境・自然・天文板6] 6月なのに…北海道で雪 北日本で強い寒気  NNN 
6月なのに…北海道で雪 北日本で強い寒気
http://www.news24.jp/articles/2016/06/02/07331662.html

2016年6月2日 10:21


 北日本を中心に寒気が入り込んだ影響で、北海道では2日、山間部などで雪が観測された。

 十勝岳は2日朝、生い茂った緑に一面、白い雪が覆った。雪は1日夕方から断続的に降ったという。北海道内の上空には4月中旬並みの寒気が入ってきて、山間部では6月にもかかわらず雪が観測された。

 2日はオホーツク海側の平野部でも4月上旬から中旬並みの寒さとなる見込みで、道内は週明けまで平年より寒い日が続く見込み。


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/345.html

[経世済民109] イラン、原油生産量の凍結に応じない方針=シャナ通信 6月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/iran-oil-production-idJPKCN0YN43R
World | 2016年 06月 1日 19:17 JST

イラン、原油生産量の凍結に応じない方針=シャナ通信

[ドバイ 1日 ロイター]


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石油輸出国機構(OPEC)総会を翌日に控えた1日、OPECでイラン代表を務めるメディ・アサリ氏は、原油生産量の凍結に応じない方針を示し、市場が安定してからでないと生産枠は協議できないと語った。

イラン石油省が運営するシャナ通信によると、アサリ氏は「イランは公正かつ合理的な価格で市場を安定させるOPECの取り組みを支持する。しかし生産量の凍結は一切約束できない」と語ったとされる。

また、同氏は「生産枠の設定は、市場が安定して初めて協議できる問題だ」と述べたという。
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/394.html

[経世済民109] OPEC 産油上限、合意できず 総会でイラン反対   毎日新聞 6月2日
http://mainichi.jp/articles/20160603/k00/00m/020/056000c

OPEC
産油上限、合意できず 総会でイラン反対

毎日新聞2016年6月2日 20時31分(最終更新 6月3日 00時35分)

 【ロンドン坂井隆之】

石油輸出国機構(OPEC)は2日、ウィーンの本部で定時総会を開いた。欧米メディアによると、湾岸産油国などが、需給引き締めに向けて原油生産量の上限設定を求めたが、増産を続けたいイランとの溝が埋まらず、合意に至らなかった。4月のドーハ会合に続いて協調態勢の構築が不調に終わり、OPECの機能不全が一段と鮮明になった。

 OPECは昨年12月、日量3000万バレルの生産上限を取りやめ、各国の裁量に委ねる体制に移行した。生産量が上限を超え、空洞化していたためだが、需給が緩んで原油価格が下落。今回は、サウジアラビアなどが現状水準を上限として再設定するよう提案。しかし、1月に欧米の経済制裁が解除されて以降、増産を続けるイランが反対した。

 イランのザンギャネ石油相は会合前、上限設定は、イランに大幅増産を認めることが前提との考えを示していた。一方、サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、イランに対抗して大幅増産する考えはないと強調した。

 サウジやカタールは4月にドーハで開いた会合でも、非OPECのロシアなど十数カ国とともに生産量を1月の水準に凍結する生産調整を模索したが、イランが参加を拒否し合意に至らなかった。国際原油価格は2月の1バレル=20ドル台半ばから最近は50ドル近くまで回復したが、ベネズエラなど財政悪化にあえぐ加盟国からは価格下支えのため協調を求める声が強かった。
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/395.html

[経世済民109] 米雇用統計 就業者数が極めて低い伸び 円高進む 6月3日 21時50分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160603/k10010545791000.html

米雇用統計 就業者数が極めて低い伸び 円高進む

6月3日 21時50分


アメリカの景気の現状を示す重要な指標の雇用統計が発表され、
先月の農業分野以外の就業者数は16万人程度の増加とみていた市場の予想に対し、
3万8000人の極めて低い伸びにとどまりました。

これを受けてロンドンの外国為替市場では、期待外れの内容だったという受け止めが広がり、円高が進んでいます。

アメリカの労働省が3日に発表した雇用統計によりますと、先月の失業率は4.7%で、
前の月より0.3ポイント改善しました。

しかし、農業分野以外の就業者数は、16万人程度の増加とみていた市場の予想に対し、
3万8000人の極めて低い伸びにとどまりました。

これを受けて、ロンドンの外国為替市場では期待外れの内容だったという受け止めが広がり、
ドルを売って円を買う動きが強まり、1ドル=107円台をつけました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、
ことしに入ってからは追加の利上げを見送ってきました。

イエレン議長は先週、この数か月のうちに追加の利上げが可能になるという見方を示しましたが、
今回の結果は市場の予想を大きく下回る内容で、今月中旬の金融政策を決める次の会合での利上げには逆風となりそうです。


http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/440.html

[議論31] LH「スイス大使館で聞いたベーシック・インカム実現の可能性」:社会における健全性→議論の必要性
URL先の全文は後半に。

まずは全文掲載に先駆けて、見出しにもある、
議論の必要性に対しての文節を先に抜き出して掲載しておきます。
  ↓    ↓
http://www.lifehacker.jp/2016/06/160604basic_income_swiss.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政府が無条件で月27万円支給。スイス大使館で聞いたベーシック・インカム実現の可能性



「国民投票の結果に関わらず、議論をすること自体はスイス社会にとって健全なこと」


── スイス国民はベーシック・インカム制度についてどう思っていますか?


ペレス=ラプラント氏:

事前の調査によれば、国民の過半数はベーシック・インカムに反対しているようです。
ベーシック・インカムを支持しているのは、国民の25〜40%とのことなので、
6月5日の国民投票でもおそらく過半数の支持を得られず、
否決されるだろうと予想されてはいます。

ただ私は、国民投票の結果に関わらず、
このような社会の根幹を問う議論が国民の間で行われていること自体は
スイス社会にとって健全なことだと考えています。

IT技術やロボット技術が今後さらに発展して、
人間の仕事が機械に置き換えられる時代が来ると言われていますが、
そうなれば人間がする仕事はどんどん減ってくるかもしれません。

そんな時代に、私たち人間は何をすればいいのでしょう?

 前述の市民グループは、実際にこんな疑問を公の場で提起して、
ベーシック・インカムが解決策の1つの現実的な解決策になる、と主張しているのです。

確かに、国民投票で否決される可能性は今のところ高いですが、
スイス国民はこのテーマを真剣に受け止めていますし、
しっかり議論したうえで投票するでしょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ↑     ↑  
 (記事抜き出しここまで)

 ◎◎◎ 私が提案する議論内容 ◎◎◎


この記事にある内容にかんがみて、自分たちの置かれた社会に差し迫った状況に対して、
われわれも力強く何かを期待して訴える立場にあるということをまず、伝えたいと思います。

スイス国民である彼らの提示した内容は、後続する国々の若者に対するメッセージでもあります。

われわれは状況としてみても、なんら彼らと変わらない立場にあるのだということです。

ここに私たちに対する課題としてみることができるのは、
つまり議論すべきは、BI制度がどのように社会に浸透していけるのか、
言い換えて、どのようにすればそこでわれわれの求める社会制度が実現の運びとなるのかについてです。

われわれにとってBI制度だけが必要なのではなく、
それを機能させるためのわれわれ自らの働きかけが、最も重要な部分であるということです。

まずは、議論に必要な、建設的な話し合いというものを実現すること、
そのためにそこに必要とされる姿勢を理解する、というところから始まることになるでしょう。

現在の政治、議会の場を見るかぎり、あのままを真似していても駄目だということは子供にもわかることです。

逆に私たちが一から、彼らにやり方を示し、提示してあげればよいだけです。

できるとからはじめましょう。

未来を私たちの手で作るということです。
誰もが納得した上で作り出していくということです。

私の本分は転載記事の末尾に後続で付け足すことにします。

では、まずは転載記事全文ここから。
  ↓   ↓
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近年、ヨーロッパを中心に注目を集めているベーシック・インカム。

オランダが2016年の1月からユトレヒトで実証実験を開始し、
フィンランドでも導入が検討されています。

ベーシック・インカムとは、政府がすべての国民に対して
最低限の生活を送るのに必要な金額を無条件で定期的に支給するという構想のこと。

これまで単純に「アイデア」として語られていたベーシック・インカムでしたが、
近年は国の福祉政策として真面目に検討されるようになっています。

2016年6月5日、スイスでベーシック・インカムの導入をめぐる国民投票が行われます。

ベーシック・インカムに関する世界初の国民投票となることから、
国際的にも大きな注目を集めています。

そこでライフハッカー[日本版]は、
ベーシック・インカムについて現地の温度感を知るべく在日スイス大使館を訪れました。

インタビューに応じてくれたのは在日スイス大使館にて文化・広報部長を務める、
ミゲル・ペレス=ラプラント氏。

ベーシック・インカムについて世界一熱い議論が交わされている理由がわかるはずです。

国民の発案がきっかけで実施する国民投票


── ベーシック・インカムについての国民投票が行われるのはスイスが世界初となりますが、
なぜ世界に先駆けて国民投票が行われることになったのですか?

ペレス=ラプラント氏:

まず、よく誤解されるのですが、今回のベーシック・インカムは、
政府が発案して国民投票を呼びかけているわけではありません。

スイスでは10万人の有権者の署名を集めれば、
国民投票を実施できる「国民イニシアチブ(国民発議)」という制度があります。

ベーシック・インカムについてのアイデアも、
一部の市民グループが「スイス全体でベーシック・インカム導入を議論すべき」
と考えて署名を集めたのがきっかけでした。数年前に10万以上の署名数を集め、
2016年6月5日に導入の是非を問う国民投票が実施されることになりました。


仮に国民の過半数が賛成した場合、
ベーシック・インカムが国の法律としてもっとも効力を持つスイス連邦憲法になります。

スイスの根幹を決める重要な国民投票なので、国内では活発な議論がされています。

ベーシック・インカムの提案内容はたった3つの文章だけ

── 議論になっているベーシック・インカムはどのような案ですか?


ペレス=ラプラント氏:

国民イニシアチブで発議された提案は、
その時点では明確に詳細が決まっていない状態のものもあります。

今回のベーシック・インカムについての提案は非常にシンプルなもので、
たった3つの文章しかありません。

内容は「すべての国民を対象としてベーシック・インカム制度が制定されること。

制度の詳細については政府が検討する」というものです。つまり、まず憲法になり、
その憲法に沿う形で下位の法律が決まっていくというプロセスになります。


── ベーシック・インカムに対する、スイス政府の立場を教えてください。

ペレス=ラプラント氏:

今回のベーシック・インカムについて、政府は反対の立場をとっています。
ベーシック・インカムを導入すると経済の弱体化を招く、というのが主な理由です。
ベーシック・インカムで国民1人につきどれくらいのお金を支給するかは決まっていませんが、
国民の間では月2500スイスフラン(約27万円)程度になるだろう、
という議論になっています。高額だと思うかもしれませんが、
スイスの物価水準で考えれば決して高額ではありません。

問題は、2500スイスフラン以下の収入を得ているパートタイム労働者が
労働する意欲をなくしてしまうことです。それが結果的にスイス経済の弱体化を招きます。

もう1つ、政府がベーシック・インカムに反対する大きな理由はコストです。

ベーシック・インカムのアイデアは、年金制度や失業保険制度といった
既存の社会保障制度をベーシック・インカムに差し替えることで、
行政コストを抑えることにあります。

ベーシック・インカムを提議した市民グループはこの点を根拠に、
導入するために追加のコストは必要ないと主張しています。

ただ、スイス政府が行った試算によると、
ベーシック・インカム制度を支えるためには2100億スイスフラン(約23兆円)
ものコストがかかり、行政コストを抑えるだけでは不十分である、と主張しています。


「国民投票の結果に関わらず、議論をすること自体はスイス社会にとって健全なこと」

── スイス国民はベーシック・インカム制度についてどう思っていますか?

ペレス=ラプラント氏:

事前の調査によれば、国民の過半数はベーシック・インカムに反対しているようです。
ベーシック・インカムを支持しているのは、国民の25?40%とのことなので、
6月5日の国民投票でもおそらく過半数の支持を得られず、
否決されるだろうと予想されてはいます。

ただ私は、国民投票の結果に関わらず、
このような社会の根幹を問う議論が国民の間で行われていること自体は
スイス社会にとって健全なことだと考えています。
IT技術やロボット技術が今後さらに発展して、
人間の仕事が機械に置き換えられる時代が来ると言われていますが、
そうなれば人間がする仕事はどんどん減ってくるかもしれません。

そんな時代に、私たち人間は何をすればいいのでしょう?

 前述の市民グループは、実際にこんな疑問を公の場で提起して、
ベーシック・インカムが解決策の1つの現実的な解決策になる、と主張しているのです。

確かに、国民投票で否決される可能性は今のところ高いですが、
スイス国民はこのテーマを真剣に受け止めていますし、しっかり議論したうえで投票するでしょう。

── 今回の国民投票で否決された場合、
スイスは将来にわたってベーシック・インカムを取り入れることはないのでしょうか?

 それとも、近い将来にまた議論が盛り上がり、
導入をめぐる国民投票が行われる可能性もありますか?


ペレス=ラプラント氏:

国民投票が再度実施される可能性はあります。
新しい国民イニシアチブが提起され、10万人の署名を集めればいいからです。

ただ、スイスの文化的な傾向なのですが、国民投票が一度行われたら、
その議論はクローズしたと見なされ、決定が尊重されます。

つい先日、スイスの世界最長のトンネルとしてゴッタルドベーストンネルが開通しましたが、
これも国民投票で建設が決まりました。17年の歳月を費やしたプロジェクトでしたが、
国民の意思が最後まで尊重された例だと思います。

── ただ、今回のベーシック・インカムについては、
ベーシック・インカムのアイデアそのものに対して反対なのではなく、
ベーシック・インカムのやり方に対して反対しているだけ、と見る人もいます。


ペレス=ラプラント氏:

解釈の仕方によっては、そういう見方もできると思います。
ただ、前述したように、今回の国民イニシアチブ自体は非常にシンプルなものです。

よって、今回の国民投票で否決なら、
スイス国民はベーシック・インカムそのものに対して反対である、
と捉えることができると思います。

── フィンランドやオランダなど、欧州の他の国でも
ベーシック・インカム導入が議論されていますね。


ペレス=ラプラント氏:

ヨーロッパを中心に、ベーシック・インカムの概念が注目を集めているのは事実です。

ただ、スイスでの議論が他国の議論と違うところは、
政府が主導してベーシック・インカム導入を検討しているわけではなく、
市民が発端となって議論が始まったところ、
そして実際に導入するかどうか直接決める力を市民が持っている点です。


── 最後にライフハッカー読者に向けて何かコメントがあればお願いします。

ペレス=ラプラント氏:

スイスは直接民主主義の国です。

国民ひとりひとりが、政策の導入などの重要事項についても、
オーナーシップを持って議論します。

ベーシック・インカムについては、読者の皆さまにもぜひ興味を持っていただき、
またご自身の仕事やそれをとりまく環境について考える機会となれば良いなと思います。

また、ベーシック・インカムについて興味深い点で、
前述の市民グループも主張していることなのですが、
スイスでは仕事をしていない余暇の時間に、
ボランティア活動をしている人々が数多くいます。

たとえば、スイスは日本のように山が多い国なのでハイキングをする人が多いのですが、
登山道を作ったり整備したりする仕事はハイキング協会のような組織が主導して
ボランティアで行われているケースが多いです。

他にも、絵画が好きな人が空いている時間に美術館でボランティア活動をしたり、
音楽が好きな人がコンサートホールの運営を手伝ったりすることもあります。

ベーシック・インカムの1つの議論は、人々に、
こうした活動に従事することもできるという選択肢を与える、という意図もあるのです。


インタビューに応じてくれたペレス=ラプラント氏は、
スイスでは国民投票をする機会が多いので議論をするテーマは多いものの、
ベーシック・インカムはその中でも高い関心をもって議論されているテーマだ、
と教えてくれました。

社会の在り方そのものを問う議論であり、
国民ひとりひとりの生き方に直接影響を与えるテーマであるベーシック・インカム。

社会福祉にとってかわる斬新な制度なのに、
現時点で過半数の国民が反対の意思を示している事実は、
スイスで社会の仕組みに対して真剣な議論がされている証拠と言えるのかもしれません。


6月5日に行われる国民投票の結果に注目しましょう。あなたはベーシック・インカムに賛成ですか? 反対ですか?

(文・聞き手/大嶋拓人、写真/大嶋拓人、米田智彦)


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   ↑   ↑
以上ここまでが記事転載全文。

続きは後ほど。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/373.html

[経世済民109] <幅広い議論の開始こそが勝利> 産経 スイスBI、否決の見通し、スイスで初の国民投票
産経より転載

2016.6.5 20:56

世紀のバラマキ策は否決の見通し、スイスで初の国民投票 全住民に月27万円を支給はいかがなもの?

 【ベルリン=宮下日出男】

スイスで5日、すべての住民に対して無条件に毎月、
一定額を支給する「最低所得保障」(ベーシック・インカム)の導入をめぐる国民投票が行われた。

現地メディアは同日、出口調査の結果、
反対多数で否決される見通しだと報道。

だが、欧州では新たな社会福祉のあり方の一つとして議論もされており、一石を投じそうだ。

 最低所得保障の是非を国民全体に問うのは世界で初めてといい、
市民団体が必要な署名を集めて投票が実現。投票で具体的な内容は問われていなかったが、
団体側は大人に月2500スイスフラン(約27万円)、
子供に625スイスフランを支給するとし、国内の外国人も対象に想定していた。

 推進派は最低所得保障の導入で国内の貧困や不平等の是正につながるとし、
失業手当などの社会保障と入れ替えることで行政効率化も図れると主張。だが、
反対派はコストが大きく膨らむ上、逆に人々の労働意欲をそぎ、
生産性を低下させると反論していた。

 スイス政府やほとんどの政党は最低所得保障の導入に反対を表明。

投票直前の世論調査でも約7割が反対していた。これに対し、

推進派の市民団体側は「幅広い議論の開始こそが勝利だ」としている。

 最低所得保障をめぐっては他の欧州諸国でも議論されており、
フィンランド政府やオランダの自治体が効果を検証するため、
来年から一部に対して試験的に導入する方針も示している。

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ここまで。

今後の各国の若者の議論の高まりが直接自分たちの行く末を左右することになるだろう。
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/487.html

[環境・自然・天文板6] 自然の運動法則
柔軟な思考は大事です。

その発想がなんらかの機会に応用できるとも考えます。

地球の科学でいまだ認められていない、つまり解明されていない運動法則があります。

例えば、内破モデルです。縮爆、爆縮とされるすでに実用化され、未解明ながらも実在するエネルギーモデルです。

自然では、例えば台風や渦潮の運動モデルにそれを理解することができます。

台風は、中心がモーターの軸のように回転して発生しているわけではなく、
中心に向かって外側から吸い上げられるようにエネルギーが流れています。

なぜか中心であるほど無風でエネルギーはゼロ、つまり無回転の状態として感じられます。

自然の中に見るエネルギーはことごとくこの内破型モデルを採用しています。

これには竜巻のような上昇型と、渦潮にみる下降型があります。

その螺旋の先にある中心に収束していくエネルギーは、
観測できない場所へと消えてしまっているかのようです。

まるで隣接次元へと吸い込まれてしまっているかのように。

つまり、自然発生的な竜巻や台風も、ある種の自浄作用、自然界のバランスを保つために発生していると考えられます。

私は、電子スピンもこの内破モデルで回転していると考えています。

モーターのように地軸で回転の動力を得ているととらえるのはナンセンスです。

中心軸から外側へと動力を伝えることによる回転モデルではないため、逆に、
外側からなんらかのエネルギーを内側(別次元)へと収束し、
物理的空間においても、そこにはなんらかのエネルギーの交換の働きが認められるはずです。

宇宙モデルでいえば、ホワイトホールとブラックホール的な存在です。

われわれの空間がそれぞれの規模の場で成っており、
それぞれに属す、各単位の規模の細胞がくっついてできているようなものだと捉えるなら、
われわれの認識する規模の空間もまた、
細胞壁が互いにくっついた隣接点で囲われた格子状のエリアだと理解できます。

その各単位ごとの場のいずれもがまた、単純に宇宙の縮図を表すモデルだと理解すると、
接合点ごとに、それに見合う規模の、ブラックホールとホワイトホール的作用点も存在すると考えます。

場という概念自体が電磁的な実態を纏って、
空間とはわれわれの意識の中に毎瞬の電磁的な刷新で生まれていると考えれば、
そう考えるのは至極妥当です。

まずこのことを理解するには、われわれがいくつかの別宇宙と、
同時的にこの空間を共有、またはリンクしているという事実と、
われわれがいくら精密な観測機器を使用しても、
われわれがそもそも観察できない性質の素子運動もそこには存在しているということを知らねばなりません。

それを単純に無いものとし、影響すらないと思い込むことはできないということです。

一部の人間がいまだ理解していないのは、
本質的な気付きを覆い隠す人間的な知性への執着が、一番劣等で無価値なものだということです。そこに本心では気づいているために、なおも見ぬフリをして覆い隠そうとするのです。

科学、またはそこにおける発明とは、
今あるルールでできることをしようといった社会モデルを構築することとは違うのですから。


自然のメカニズムとしてそのメカニズムそのものである地球に認められる運動とは、
中心軸から外側へとエネルギーが放出される恒星の爆発的エネルギー(破壊型)ではないということ。

そしてこの内破型エネルギーはどの恒星においても標準的に実装されていると認められるはずだということです。

この内破モデルは、われわれが理解できるかどうか関係なく、
かなり前からすでに製品として実用化されています。

それは水素と酸素の自然な結合比率を守ってガスを取り出すことによって発生させる炎でできたバーナーです。

このバーナーの炎は内破型とされる縮爆エネルギーで発生しているため、
通常われわれが認識できるとする、科学的理解で発生させることのできる、
爆発炎上型のバーナーの炎の性質とはまったく異質な働きを見せます。


これら運動は、理解するしないにかかわらず、われわれは今、利用できます。

われわれがこれまで理解してきたのは、
軸のあるモーターの回転力による中から外側へと伝えるだけの伝導的な力だけです。

地球も、回転軸を見立てて、それを中心に回転しているという運動モデルを当てはめていることから伺えます。

つまり、これまでの科学とはその認識しか利用できなかったために、
地球の持ついわば非循環的な効率性の悪い破壊的エネルギーしかわれわれは使用してこなかったということです。

ですから、ガソリンの発見も、ウランの発見もあらゆる公害と被害しか生めなかった。

それを自然な元の姿に循環するところまでを発明しない限り、
それは自然を理解したことにもならず、まともな科学、発明とは言えません。

よって、今の科学は限界にきています。

人々はそこに気づいてもなお気づかないフリをしつづけているということであり、
おごり続けているにすぎません。
結果、自分たちを破壊することになるわけです。

愚かなのは、その間近になっても気づかないフリをしつづけるだろうということです。

そうした観点から新しい発想が求められています。
それが次の時代の科学を牽引することでしょう。

ですからそうした観点から単に排除的なコメントは何の価値もありませんし、
一見風変わりな投稿は逆に賛辞に値します。

伝えたかったのはそのことです。

ここからはおまけとして、想像のお遊びにお付き合いいただくことは恐縮ですが、面白いので続けます。


地球は軸を中心に回転している独楽だと考えられていますが、そうではなく、
地球の回転は、二つの極性におけるそれぞれ二種類の同期的な、
内破型のスピン運動だと理解できます。

その交じり合う中心(コア)には、格別大きな、他次元との照合点、または接合点として見出される部分、いわばエネルギー交流の場が認められると思います。

そうすると地球の外周に循環する磁力線が螺旋状にコロイド型の運動ラインを形成し発生しているというのもすんなり理解できます。

これは人間の身体にも同様のものが形成されていると認められます。

私がいま疑問とするのは、引力とはその内破的な回転運動モデルを採用したスピンの性質によるものではないかということです。

引力に対して斥力があるように、
そもそも重力のある場所にはそれに拮抗する浮揚力も存在しているはずです。

重力を発生させる原因に対して、遮蔽物となるものを割り込ませれば、
そこには反重力的性質が認められることとなります。

ヴィクトルシャウベルガーの考察に寄れば、
その浮揚力は川の流れの中に卵形の石が回転しながら浮かび上がる様子から確認した、
といわれていますが、ほかにも、マスや鮭の遡上、鯉もそうだと思いますが、
原理としては、われわれが手にするもので作り上げられるものだという気がします。

関連の書籍、まだ未読であればお勧めします。
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/349.html

[経世済民109] 東証、終値は1万6019円 下げ幅600円に迫る 英国の国民投票 EU離脱 懸念の影響
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016061301001735.html

東証、終値は1万6019円 下げ幅600円に迫る


 週明け13日の東京株式市場は、
国民投票を控えて英国の欧州連合(EU)離脱による世界経済への悪影響が警戒され、
日経平均株価(225種)は大幅に続落、下げ幅は600円に迫った。

 終値は前週末比582円18銭安の1万6019円18銭。
東証株価指数(TOPIX)は46・18ポイント安の1284・54。
出来高は約18億7600万株だった。


(共同)


http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/738.html

[議論31] BIによる社会基盤:社会保障の一本化:二極性の統一:一段階上の次元の社会創造へ向かって
日本独自のBI構想の必要性を提唱します。
キーワードは『内と外』です。

私の頭の中には、すでに新たな循環の輪の統一からなる、
社会基盤構想がぐるぐると音を立てて、無限大のエネルギーを生むように回転しています。

その概念を皆さんと共有したいと考えるにいたりました。

皆さんとともに、提案しあったアイデアを実現可能な具体的なものに煮詰めていき、
それを世論へと反映させていくための段取りを考えています。

これには多くの理解者と支持、賛同者の力が必要です。

そして私はここに参画する意思を持つ人々と、あくまで共同体として存在したいと思います。

誰かがリーダーではなく、みながそれぞれ同じ立場を共有します。

まずは、全体のための議論を展開していく、その議論の場所としてふさわしい、ここ以外の場を求めています。

とりあえず、なにより多くの賛同者を必要とします。

そのさきがけとして、皆様には改めて一般的なBIに対するイメージを拾って載せてみたいと思います。

以下。

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http://doda.jp/careercompass/compassnews/20160311-15426.html

無条件でお金がもらえる時代がくる? ベーシックインカム導入後の働き方を大胆予想

掲載日:2016/03/11


すべての人に無条件の権利として一定の所得が給与されるとしたら、人の働き方はどう変わるでしょうか?

「ベーシックインカム」といわれる制度が、現在欧州を中心とした世界中で導入が検討されています。フィンランドでは2017年ごろ試験導入が行われるそうで、その支給額は1人約11万円。この「ベーシックインカム」がもし日本でも導入されたら、私たちの働き方はどう変化するのでしょうか?

そこで、ベーシックインカム導入後の働き方の未来予想を、ベーシックインカム世界ネットワーク理事の山森亮さんに聞きました。

すべての人に無条件で生活費が給与されるベーシックインカム


まず「ベーシックインカム」とはどのような制度なのか、山森さんに聞きました。

「ベーシックインカムとは、すべての個人に、無条件の権利として、生活に足ると考えられる所得を給付するという考え方です。

これは私たちが知っている福祉の考え方とは根本的に異なっています。例えば生活保護を受給する場合、稼働能力の活用や、資産や所得が一定以下であることなど、給付を受けるための条件が設定されています。

しかし、ベーシックインカムにはそのような条件がありません。働いていてもいなくても、子どもがいてもいなくても、結婚していてもいなくても、ステータスにかかわらず、皆平等に給付を受けることができます」(山森亮さん、以下同じ)

ベーシックインカムは試験的段階


近い将来、フィンランドでベーシックインカムが試験導入されるというニュースが最近話題となりました。このベーシックインカムという考え方には、どのような歴史があるのでしょうか。

「考え方には200年ほどの歴史がありますが、今のところ、完全な形で実際に給付が行われている国、地域はありません。

2004年にブラジルで、市民ベーシックインカム法という法律ができましたが、税制改革を行った後に段階的に導入することをうたっており、現時点では、所得制限付きの児童手当がその第一段階として導入されているにすぎません。

『生活に足りると考えられる所得』という限定を外せば、アメリカのアラスカ州で、石油収入を州民全員に等しく分配する制度があります。

ただ昨年、フィンランドと、ユトレヒトなどオランダのいくつかの都市が給付実験を行う準備を始めたことから、現在、世界的な注目を集めているといえます」(同)

ベーシックインカム導入によって変化する働き方


もしベーシックインカムが導入されると、私たちの働き方はどのように変化するのでしょうか?

@ 目先の生活より、先を見据えた人生設計をすることができる

「多くの人が、やりたい仕事に就くための技能や資格を習得するための進学や訓練を、金銭上の理由から断念して、今の仕事に就いています。

ベーシックインカムの導入だけで、私たちがそうした状況から完全に自由になるわけではありませんが、少なくとも今よりは、長期的な視野に立って、人生設計ができるようになるでしょう」(同)

A 生活収入以外のことに、時間や意識を向けることができる。

「多くの人は生活費を稼ぐための仕事に時間の大部分をとられています。ベーシックインカムが導入されることで、生活費を稼ぐための仕事からある程度解放され、お金以外の側面に目を向けることができるようになるでしょう。お金にならない仕事や活動にも、時間とエネルギーを使うことができるようになります」(同)

B 労働法規を犯す企業は淘汰(とうた)されていく

「仕事を辞めても食べていけるのであれば、割の合わない仕事を続けていくよりも、転職や充電、新しい技能の習得などへ意識が向きやすくなります。そのため、労働法規が順守されていないような職場での離職率は上がり、自然とブラック企業と呼ばれるような業務体系の会社は淘汰されていくでしょう」(同)

ベーシックインカム導入の最大の課題は「不信感」


ベーシックインカムはこれまでの仕事観や人生観を根本的に変えてしまう大変な行政改革ゆえに、実現には課題も伴うことが予想されます。現実問題として、ベーシックインカム導入の課題はなんなのでしょうか?

まず思いつくのは、財政的な問題です。しかし山森さんは、「財政的にはあまり問題はない」と語ります。

「財政的な問題については、多くの経済学者がそれは問題ではないと考えているのです。2016年1月にダボスで開かれた世界経済フォーラムでも、2010年にノーベル経済学賞を受賞したクリストファー・ピサデリスが、ベーシックインカムを『最も好ましい』政策として論じました」(同)

   ◆   ◇   ◆

実際には財政的な問題ではなく、政治的な問題が大きいそう。しかしその背景にある根本的な問題は“心理的な不信感”だと山森さんは指摘します。


「財政的な問題がクリアーされている以上、導入課題として考えられているのは、税制改革を行う政治的困難に由来する、政治的な問題ということになります。しかし、政治家にその意思が欠如しているとすれば、民主主義社会では、それは巡り巡って、有権者の問題ということになります。

つまり、人々の心理的な問題が現在、一番の大きな課題といえるでしょう。私たちの多くは、『働かざる者食うべからず』と教えられて育ってきました。働いていなくても給付されるベーシックインカムは、一見、そうした教えに反しているようにみえます。私も実は二十数年前に初めてベーシックインカムを知ったときは反発を覚えました。

これまでの価値観が覆る考え方なだけに、ベーシックインカムを実現するためには『不信感』を払拭(ふっしょく)していくことが大切なのではないでしょうか」(同)

ベーシックインカム実現の方向へ世界は向かっていく


まだ市民権を獲得したとは言い難いベーシックインカム。今後、ベーシックインカムは実現に向かって展開していくのでしょうか?

「略)冒頭で触れたフィンランド政府の実験は早ければ来年にも始まります。

こうした動きが一筋縄でベーシックインカムの導入につながるとは、私個人は思っていませんが、長期的にはベーシックインカムないしベーシックインカム的な制度の導入の方向へ、世界は向かっていくのではないかと考えています

なぜなら、技術革新によって多くの仕事が失われており、オックスフォード大の研究によれば、アメリカの現在の仕事のうち半数近くは、今後20年のあいだに無くなるだろうと予測されています。既存の雇用や福祉の仕組みは、こうした動向に対応できていません。

ただ既存の福祉の仕組みと一口にいっても、海外の国と日本では、その実際の運用には雲泥の差があります。ベーシックインカムないしベーシックインカム的な仕組みについても同じことがいえます。どのような具体的な仕組みを、どのように導入するのか、それは有権者にかかっています」(同)

「綱」ではなく「道」を歩む人生に
最後に、山森さんは現在の社会を「綱渡り」に例えて、ベーシックインカム導入後の未来を教えてくれました。

「私たちの知っている福祉の仕組みを、しばしばメディアや専門家は通常の生活を営むことが難しくなった人びとを受け止める『セイフティーネット』と例えますが、言葉の裏を返せば、私たちの人生は常に『綱渡り』ということになります。

現状、日本の福祉制度は完全に機能していると言いづらい状況にあります。例えば、生活保護を必要としている人のうち、実際に受給している人は5人に1人もいないといわれています。

ベーシックインカムを導入することで、私たちの生活は道を踏み外すことのないよう足元ばかりを見る『綱渡り』ではなく、そもそも踏み外すことのない『道』を歩むことができ、失敗を恐れずにさまざまな挑戦ができるように変化していくでしょう」(同)

いかがだったでしょうか? もしかしたらいつか、ベーシックインカムの制度が日本で導入される日がくるかもしれません。そんなときのために、今回見てきたベーシックインカムの基本的な考え方や歴史を心の片隅に留めておくとよいでしょう。

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識者プロフィール

山森亮(やまもり・とおる)Basic Income Earth Network理事。同志社大学経済学部教授。関連著書に『ベーシック・インカム入門』(光文社新書)、『貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか』(橘木俊詔との共著、人文書院)、『Basic Income in Japan』(共編、Palgrave Macmillan)ほか。

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   ◆   ◇   ◆
*以下某ページから抜粋
   ◆   ◇   ◆
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Q. 財源はあるのですか。


A. 古山明男氏の案

電子マネー

1. 新しい電子マネー型の公共通貨をつくって、配ります。 納税に使えますし、日銀マネーと交換できます(手数料あり)。

自動回収

2. この新しいお金は、使ったときに1%が自動回収されます。 使わずに持っていると、1ヵ月ごとに1%、やはり自動回収されます。

先に出して後から回収

3. 回収したお金は、つぎのベーシック・インカムの財源になります。 先に出して、後から回収して、循環させる方法です。


古山明男(ふるやまあきお)
1949年生まれ。 私塾・フリースクールを主宰。 子ども、若者、母親たちと接した経験から、「労働と教育に根本的転換が起きる」として、ベーシック・インカムのある社会を描きだす。 また、独自の電子マネーによる減価式公共通貨を提案。


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以上 抜粋終わり。

BIの所得保障によって、年金、児童手当、生活保護、失業給付を廃止、それらに関する役所仕事の一本化。←これはぜひ実現せねばなりません。

BIマネーをデビィットカードのようなものを使って支給するという案だと、
使わないままでいても年度更新ごとに残金が¥ゼロになるように設定することで、
貯蓄ができないようにすれば、購買力は促進されます。

もちろん月々安定して振り込まれるので、それでローン支払いもできるなら、
金額の大きな商品も安定して売れることになるでしょうね。

ともかくそんなことはいいんです。
改革案として大事なことはもっと根本的なものです。

大事な本筋の話は別の回にて。
議論の場と、議論できる支持者、賛同者、仲間がみつけられたらすぐに行いたいと思います。

そうした場の提供、または情報も求めています。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/374.html

[議論31] Y コンビネータがオークランドでベーシックインカムの検証実験を計画中
http://jp.techcrunch.com/2016/06/01/20160531y-combinator-announces-basic-income-pilot-experiment-in-oakland/

Y Combinatorがオークランドでベーシックインカムの検証実験を計画中

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Yコンビネータとは?(wikiより)

YコンビネータLLC(Y Combinator LLC)は、
カリフォルニア州マウンテンビューのベンチャーキャピタルである。

主にスタートアップ企業に対し投資している。

2005年にポール・グレアム、ロバート・T・モリス、トリヴァー・ブラックウェル、
ジェシカ・リヴィングストンにより設立された。

他のスタートアップファンドと比較した場合、
Yコンビネータは非常に少ないお金 (2万ドル前後) を提供するのが特徴である。

3カ月にわたって集中的に指導し他のベンチャーキャピタルなどから投資を受けられる状態まで育てる。
これはグレアムの哲学に依るものである。2011年までに約316社に投資を行っている。

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    ↓  ↓

Y コンビネータがオークランドでベーシックインカムの検証実験を計画中

2016年6月01日 by Kate Conger (@kateconger)

Y Combinatorは本日、カルフォルニア州オークランドで初のベーシックインカムの検証を行うと発表した。

このスタートアップ・アクセラレーターは昨年秋からベーシックインカムのコンセプトについて調査を行っていて、近いうちに給与を支払うようになるという。

Y Combinatorは当初、所定のグループに対してベーシックインカムを5年間支払い、
その効果を研究すると言っていたが、そこから方針を変えた。

まずは短期的な研究をオークランドで開始するという。

Y Combinatorはブログ記事に「目標は、ベーシックインカムの手法について検証し、
さらに長期の研究に備えることです。例えば、どのように給与を支払うか、データを集めるか、
ランダムなサンプルを抽出するかなどです」。

パイロット検証での結果によっては、Y Combinatorは継続して長期的な研究を行う考えだ。

全員に一定の金銭的な支援を保証するというベーシックインカムのコンセプトは、ここのところ注目を集めてきた。

(略)

テクノロジー業界の大物もベーシックインカムを支持している。

Y Combinatorの会長であるSam Altmanは、
テクノロジーが仕事を奪うほど、ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)の必要性が高まると主張している。

「テクノロジーが仕事を消し去る時代が来るということは、
十分な人生を送るために必要なコストが大幅に下がるということです」とAltmanは ツイートしている。

「そして、私は未来の仕事環境にスムーズに移行するためにはベーシックインカムのようなクッションが必要だと考えています」。


しかし、ベーシックインカムのコンセプトに反対する人もいる。

一番大きな課題は、どこからそのお金を支出するかだ。

Y Combinatorには裕福な投資家陣がいるため、
ベーシックインカムの資金源について思い悩む必要はないかもしれないが、
政府にとってこの資金源は問題だ。

政府の予算優先政策センター(CBPP)は、
政府がベーシックインカムの財源を担うことは、
貧困層を支援する政策の財源を削減することになり、
貧困率を高め、資金は中流階級や上流階級に回ることになると主張している。

「例えば、UBI(ユニバーサル・ベーシックインカム)で全員に毎年1万ドルを支給したとします」
とCBPPのRobert Greensteinは今日、書いている。

「それで年間3兆ドル以上のコストがかかります。10年で30兆から40兆ドルかかるのです」。

スイス政府もコストを指摘し、投票者にベーシックインカムの否決を促している。


しかしY Combinatorは、このパイロット検証を将来のベーシックインカムの設計する方法として捉え、
政府の財源からの支出が正しいアプローチとは限らないという。

オークランドでの研究は、
ミシガン大学で博士号を取得したElizabeth Rhodesが率いる。


「私たちのパイロット検証では、収入は無条件で提供します。検証期間中、
いかなる状況でもベーシックインカムを提供し続けます。
参加者はボランティア活動をしてもいいですし、
仕事をしてもしなくてもいいのです。海外に引っ越しても構いません。なんでもできます。
私たちはベーシックインカムが自由な行動を推奨することに期待し、
この研究では人がその自由をどのように体験するかを知りたいと思います」とAltmanは言う。

Y Combinatorはすでにオークランドの役人やコミュニティーグループと協力してパイロット検証の計画を立てているが、まだ正式なローンチ日は決まっていない。


[原文へ]
https://techcrunch.com/2016/05/31/y-combinator-announces-basic-income-pilot-experiment-in-oakland/


(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter)

*********
転載ここまで。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/375.html

[議論31] 最低賃金を設定するよりベーシックインカムの方が優れている理由  GIGAZINE
2016年04月06日 09時00分00秒

最低賃金を設定するよりベーシックインカムの方が優れている理由

by MattysFlicks

政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を
無条件で定期的に支給するという「ベーシックインカム構想」が、
世界中で注目を浴びています。

アメリカやイギリスなど、多くの国で最低賃金の引き上げが行われていますが、
ベーシックインカムの導入は最低賃金の設定よりも優れている可能性があるとして、
ニュースサイトのBloombergが論じています。

A Basic Income Is Smarter Than a Minimum Wage - Bloomberg View
http://www.bloombergview.com/articles/2016-04-01/a-basic-income-is-smarter-than-minimum-wages


アメリカのニューヨーク市では最低賃金が引き上げられており、
イギリスでも同様の動きが起こっています。しかし、
福祉国家と言われるスウェーデンにはデンマークやノルウェー、スイスなどと同様に、
実は法的に決められた最低賃金というものが存在しません。

その代わり、年単位で団体交渉が行われ、現在では平均賃金の64%にあたる
2万クローナ(約27万円)という金額が1カ月あたりの最低賃金として認められています。

この額はアメリカの最低賃金の2倍以上となっていますが、
スウェーデンの野党が3つ国外から流れてくる技術力の低い移民たちに備えて、
より低い額の最低賃金を法定しようという動きがあります。

スウェーデンの失業率は全体的に見ると7.6%と、さして高くはないのですが、
もともとスウェーデンで生まれた国民と
外国から入ってきた移民との貧富の差が大きいという問題を抱えています。

雇うべき自国民が十分に存在するにもかかわらず、
スキルが低くコミュニケーションもおぼつかない移民を
高い最低賃金で雇うという人はほとんど存在せず、結果、
若年層の失業のうち70%以上は移民であると言われています。

「最低賃金が高いこと」が少数民族によるスラム街や暴動を生み出し、
テロリストによるリクルートの温床を生み出しかねないという事態を見て、
野党は「最低賃金を引き下げることで民族間の緊張を解くと共に、
中東からの労働力を自国に適正に引き入れる」という施策を提案しているわけです。


この点、国際通貨基金(IMF)は

「証拠は不十分ですが、現在の研究が示すところには、
移民の雇用率や移民の仕事の質が高いのは、最低賃金が低く、雇用の保護が薄く、
二重労働市場が存在しない場所である傾向があります」

と説明しており、
スウェーデン野党の施策は理屈的には当を得ていると言えます。

同様の取り組みを行っている国として、ドイツが挙げられます。

ドイツは2015年に移民に対応するため

1時間8.50ユーロ(約1070円)

という最低賃金をもうけましたが、
このような施策は二重労働市場を生み出しやすいという点に注意する必要があります。

つまり、最低賃金の低下が進むと労働市場が相対的に高賃金・良好な労働条件や、
恵まれた昇進機会などがある一次労働市場と、
そうでない市場に分断されてしまう可能性があるわけです。

そして、上記のような事態を避けるために検討されているのが「ベーシックインカム」です。

ベーシックインカムとは政府が国民に対して
「最低限の生活に必要な資金」を定期的に無条件で支給するというもの。

現在は構想の段階で、世界中の国や機関によって
その有用性が調査されたり実験されたりしています。

ベーシックインカムの詳細については以下の記事を読むとよくわかります。


http://gigazine.net/news/20150706-basic-income-city/
働かなくても最低限のお金がもらえる「ベーシックインカム」構想が実現すると何が起きるか現実の都市でテスト - GIGAZINE


フィンランド政府は2017年から2年間にわたり、フィンランド国民1万人を対象に、
月550ユーロ(約6万9000円)の金銭を与える
ベーシックインカムの大規模な実験を行うことを検討中です。

経済的には苦しいものの、
現在の収益システムを切り詰めれば実験が可能であると政府は試算しています。

また、カナダのオンタリオ州政府は
ベーシックインカムの試験的支給について法案の提出準備を開始しており、
ニュージーランドでも労働党党首が次の総選挙で
ベーシックインカムの導入を政権公約として掲げるかどうかについて検討を始めています。

(略)

ベーシックインカムのアイデアは急進的で共産主義的にも見えますが、
実際のところはややリバタリアニズムの雰囲気をまとっています。

ベーシックインカムを実行すれば
政府は人々に食べるものと着る物を国民に提供する必要がありますが、
一方で、いったん必要なものを提供してしまえば、
その後に労働市場を規制する必要がなくなります。

「人々に食べ物を与え、着る物を提供すること」
という労働市場の目的は既に達成されているからです。

フィンランド政府はベーシックインカム構想によって、
現在の失業者らが何も失うことなくパートタイムの仕事につけると考えているとのこと。

ただし、専門家らはベーシックインカムによって国民の労働意欲がそがれることや、
税金が高くなることなどを指摘しています。

一方で、移民とベーシックインカムの関係で起こりうる問題として、
ベーシックインカムを導入した国は移民にとっても魅力的であるため、
移民の数が増えることが挙げられます。しかし、ベーシックインカムの存在がなくても近年のヨーロッパは移民の増加にあわせて移民手続きを整備する必要に迫られており、
既に混乱を避けるために多くの取り組みを行っています。

もしかすると、いったんベーシックインカムが導入されれば、
労働市場に規制がなくなり活発化するため、
今よりも移民が受け入れられやすくなる可能性も考えられます。

政府の仕事は、民間企業に「従業員にどのくらい給料を支払うべきか」
を命令することではなく、国民1人1人の生活を安定させ、安心感を与えることです。

これから来るべき社会に向けて、企業や裕福な人々は、
ベーシックインカムを機能させるために税額が上がることと、
労働市場の規制が取り払われることを頭に入れておく必要があるとBloombergは述べています。

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http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/376.html

[政治・選挙・NHK208] GPIF、不正会計で東芝を提訴 <今回の提訴対象は保有株の一部>:企業の買い支えは不正運用
http://jp.reuters.com/article/gpif-toshiba-idJPKCN0Z90CL

 6月23日、GPIFは、東芝の不正会計問題をめぐり1000万ドル近くの損害賠償を求めて提訴した。


[23日 ロイター] -

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、
東芝(6502.T)の不正会計問題をめぐり1000万ドル近くの損害賠償を求めて提訴した。

ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が報じたもので、
GPIFの報道担当者が提訴を確認したという。

報道によると、日本トラスティ・サービス信託銀行は東京地裁に提出した訴状で、
株価下落により損害を被ったとして9億6400万円(920万ドル)を求めている。

****************

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL23HL8_T20C16A6000000/

GPIF、不正会計で東芝を提訴 9.6億円の損害賠償請求

2016/6/23 15:55


 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が東芝(6502)の不正会計問題を巡り、
約9億6000万円の損害賠償を求めて提訴したことが23日分かった。

日本株の資産管理の委託先である日本トラスティ・サービス信託銀行が5月に、
不正会計問題による株価下落で損害を被ったとして東京地裁に訴状を提出し、
6月21日に第1回口頭弁論が開かれた。

今回の提訴対象は保有する東芝株の一部にとどまり、
損害賠償の請求額は今後、増える可能性もある。

 GPIFは企業の不祥事を巡り、
過去には独フォルクスワーゲン(VW)や西武鉄道などを相手取って訴訟を起こしている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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年金を使って東芝を買い支えていたことが判明したというニュース。

年金の株式投入で運用の失敗があからさまに伝わるニュース。

年金を投入して企業を支えていたということが、問題。

どれくらいの規模が使われたのか、またどれだけ株を保有していたかを知る権利がある。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/389.html

[雑談・Story41] これを読む方へ宛てたメッセージ
今振り返ってみて、私たちが経験してきた戦後の時代の「新しい生活」とはなんだったのでしょうか?


そこでわれわれは何をしてきたのでしょうか?

ここにいまある『人間』の社会とはいったい何でしょうか?


何のためにわれわれ人間とは存在し、『人間』として何を自覚しているのでしょうか。

あなた方が今演じている「自己」、または人間としての役割とは、

いったい全体、どんなものでしょうか?


半世紀をはるか超える以前に、「終戦」を迎えたわれわれの祖先のなかで、

間違いなく『新しい幕開け』を切れたと思った人はいったいどれくらいいたのでしょうか。

終戦。


ひとまずそのことで何らかの区切りがついたのだとしても、

それまでのわれわれ人間が抱えていた『問題』、

そして、そこに突入していったわれわれのあり方とは、

何かそこで”終着”をみせたのでしょうか?

そう考えるとけして他人事とは思えないのは中東イスラム圏に対する問題です。

そこに同様の思いをもって目を向ければ、少なくとも理解できるものがあるはずでしょう。

彼らとてわれわれと同じです。

イラク侵略戦争で無残に家族を”誤爆”によって失い、”そこに残された人々”は、

その後、どのように自分たちの問題を決着させようとしているのでしょうか。


過ぎれば終わったことでしょうか?


そこに至らしめた問題とはなんら片付いていないはずです。

彼らもまた、人間としての一面にある、”横暴な知性”の「犠牲者」です。


一握りの「偉ぶるもの」がいて、彼らは自分たちの力をかざし、可能性を踏みにじる。

そして、人々が「本当の知恵」を持ち、つながることを恐れている。


だから、その「妨害」をしているのではないのですか?

そこでは、「自分たちだけが正しい」からです。

それを人々に教えなくてはならないとしている。


親なり権力者なり、みな同じ性質を持っています。

そこではいったい何を教えているのでしょうか!

なんと馬鹿げたことでしょうか!

差別のまなざしでそこに君臨しつづけようとする者がいる。

だから人としての自分の本質がいつまでも掴めない!

肉体も感情も、精神も魂も、みなばらばらに互いを嫌悪し、

ひとつのくだらぬ人間的『おごり』の中にまとまりをみせていない!

そこでは、一番上にたとうとする意識だけが自分だと正しいのだと、

その力をただ見せようとしつづけている!


そんなことでは、人間はいつまでたっても成長しない。


草や木や花はそんなことはしない。

けれども自然と一体となって、われわれの住む全体の環境を維持し続けている。


人間は、比較することを誤った使い方しか学んでいない。


比較して、自分たちができることが多いのだとして、

それで「優れているのだ」と思い込みたがっているだけ。


そして結局何も教わることもできず、まともなことを何ひとつできていない。

そこでは、「誰もできない」「自分以外みな間違っている」

「愚かだ」と人をののしることしかできていない。

つまりなんら万人を分け隔て救えるはずの、当たり前の知恵を持てていない!


そうした彼らは自らの驕りの上に、人に教えを請うということをしない。

何よりも誰よりも知恵あるものを「恐れ」、そして自分をも捨てている。


「自分たちが必要だとするもの」を「自分たちが作るのは当たり前のこと」です。

間違っても、「自分たちが社会を必要とする」から「社会に従属すべき」であるのではなく、


あなたがたが本当に必要としているのは、

「自分たちが必要とする社会」を自分たちでつくれるのだ、という、

その「当たり前の力」だけであるはずです。

「できること」を「できない」といい続けて、「できないこと」にしつづける。


そんな馬鹿げたことは聞いたことがない!


そしてそれは、本当に人間としては無益で無価値でくだらぬ考えであるということ。

いつからその力を捨ててしまったのか、考えてみてください。

あなた方もまた、その犠牲の上に、

ただ”居座り続けているだけ”になっているのではありませんか?

それらの”妨害”に「敵対するのがやめられない」とするのは、

あなた方自ら、その本当の知恵や力を”自分に持たせること”を「妨害している」のと同じことです。

それは、自分たちの力を認めていないことも同然なのです。


ですから、『敵対するもの』常に心が捉われて、同じレベルの仲間となり、

そこで望みもせぬ役柄を演じることにしかなっていないのです。

自分たちに必要なものを自分たちで作るのは当然のことです。


「ここから先は自分たちは関われない。」


いいですか? 「そんな場所はどこにもありません」


妨害には、敵対するのではなく、そこに無駄な力を投入せず、

自分が望ましいと考える「自分を持つ」ことに専念してください。

「できない自分たち」を自らの思い込みによって作りあげるのをやめてください。


そのようにあなた方はある特定の『人間』を演じているのです。


当たり前にやれるはずのことすら「できない」とした限界を

自ら、自分たちで作っていることの馬鹿馬鹿しさにさえ気づけないでいるのです。


「本当の自分」とのつながりを取り戻したければ、

いますぐ、自分たちの必要な社会を自らの手で築くための議論を始めてください。

『人間とするもの』にはその当たり前の権利、そして責任ある役割があります。


くだらぬ論争などいりません。それは何一つ物事を変えません。

この国を、この国の人間というものを本質から変えてみる気はありますか?


あなた方にはその気持ちがあるのかどうなのか。


はっきりとした「自分」をもってください。

自分たちに必要なものを作るのに、戦いの場は必要ありません。

人とは、真剣さ、そして誠実さ、そしてその場所を楽しむ『遊び心』だけが必要です。


                         アーリエル
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/391.html

[政治・選挙・NHK210] パナマ文書問題: 日本人の不正 初の発覚、「AIJ投資顧問」元社長、悪用認めるも罪の自覚なし
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612361000.html

パナマ文書分析 日本人の不正 初めて発覚  NHKonline

7月28日 19時00分


世界各国の記者で作る団体が分析を進めている「パナマ文書」。
このプロジェクトに参加したNHKの取材で、
巨額の年金資金を消失させた「AIJ投資顧問」の元社長が
租税回避地・タックスヘイブンにあるペーパー会社を悪用した株価操作などを行っていたことを認めました。

パナマ文書に関連して日本人の不正行為が明らかになったのは初めてです。

各国の首脳や富裕層などの隠れた資産運用を暴いた「パナマ文書」は
中米パナマの法律事務所から流出した膨大な内部データで、南ドイツ新聞が入手し、
「ICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合」が世界各国の記者と連携して分析を進めています。

NHKは先月下旬からこのプロジェクトに参加し、パナマ文書を独自に調べたところ、
ICIJが日本関連として公表している個人や企業以外にも少なくとも370人の日本人に関する資料が見つかりました。

そして、こうした資料から投資運用会社「AIJ投資顧問」の浅川和彦元社長(64)が
イギリス領バージン諸島に2つのペーパー会社を保有していたことが分かりました。

AIJは4年前、全国の年金基金から預かった年金資金など
およそ1500億円のほとんどを運用の失敗で消失させていたことが発覚しました。

浅川元社長は年金基金などに対する詐欺などの罪に問われ、ことし4月、
懲役15年の判決が確定し今月22日に収監されました。

浅川元社長は収監される3日前、取材に応じ、保有していた2つのペーパー会社について
「AIJを設立する前、外資系の証券マンだった1990年代半ばに
上場企業の経営者などの顧客に頼まれ、香港の会計事務所を通じて購入した」と説明しました。

そのうえで「ペーパー会社は名義が隠せるので、
表向きはわからない形でその口座にカネを流し、
顧客の企業が上場した時に外国人が買っているように見せかけて株価を操作していた。
顧客の名前は迷惑がかかるので明かせない」などと証言しました。

パナマ文書に関連して日本人の不正行為が明らかになったのは初めてです。

またパナマ文書の資料には2つのペーパー会社は4年前、
AIJの不正が発覚した時期に株主が別の法人名義から
浅川元社長の個人名義に書き換えられたうえ、
浅川元社長の逮捕の前後に閉鎖されたことが記載されています。

こうした手続きについて浅川元社長は身に覚えがないとしたうえで、
AIJとの関係については

「ペーパー会社を使っていたのは10年ほど前までで関係ない。
口座には今は資金は入っていない」と強調し、
AIJが運用していた資金を使った不正や資産隠しは否定しました。

専門家「不正行為の温床 日本も認識を」


タックスヘイブンの問題に詳しい青山学院大学の三木義一学長は
「タックスヘイブンは不正な方法で資金などの隠蔽に使われており、
これがマネーロンダリングやほかの犯罪などにつながっていくことがあった。

今回、その側面が日本にもあったことが見えたわけで、
その意味では日本もタックスヘイブンは税金が軽くなる地域と考えるだけではなくて
今のままにしておくと、犯罪の資金などが隠される可能性があると認識する必要がある。

国際社会もタックスヘイブンの存在が不正な行為の温床地帯になりかねないとして、
連携の中で減らしていくことが必要だ」と話していました。

明らかになった2つのペーパー会社


NHKがパナマ文書を分析したところ、
AIJ投資顧問の浅川和彦元社長に関する36点のファイルが見つかりました。

この中にはペーパー会社に関する書類や、
パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」が香港の仲介業者と交わしたメールなどがあります。

こうした資料から元社長がイギリス領バージン諸島に設立された
「NIC CAPITAL MANAGEMENT」(エヌアイシー キャピタルマネジメント)、
「AIM ASSET MANAGEMENT」(エーアイエム アセットマネジメント)という
2つのペーパー会社を保有していたことが分かりました。

このうち「NIC」社は1995年に
「GOLD MILLION」(ゴールドミリオン)という別の名前で設立されていて、
設立当初の資料には株主や取締役として元社長の名前はないものの
香港の銀行にアメリカドルと日本円の預金口座を開いて運用を元社長が行うと記載されています。

その後、証券取引等監視委員会によるAIJ投資顧問の検査が始まるおよそ3か月前、
この会社のすべての株の名義が元社長個人に移されています。

そして検査でAIJの不正が発覚し、
国会で元社長の証人喚問が行われた直後に閉鎖されていました。

別の資料では元社長をこの会社の唯一の「受益者」だとしています。

一方、「AIM」社は1996年に設立され、
こちらも当初は別の名前で株主も元社長ではありませんでしたが、
監視委員会の検査が始まったおよそ1週間後に株主の名義が元社長個人に変更され、
元社長が詐欺などで逮捕された4か月後に閉鎖されていました。

この2つのペーパー会社の存在はこれまで
AIJ投資顧問の事件の捜査や裁判の過程では明らかになっていませんでした。

衝撃の「パナマ文書」


「パナマ文書」は租税回避地=タックスヘイブンに法人を設立することを
主な業務にしている中米パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した顧客データです。

流出したデータは1977年から去年まで40年近い事務所の活動を記録した
1150万点に上る膨大なファイルで、その一つ一つにタックスヘイブンの
法人設立に関する大量の書類や電子メール、顧客のパスポートの写しなどが含まれています。

去年、匿名の人物から南ドイツ新聞に提供され、
各国の記者で作る団体「ICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合」と連携して
分析が進められました。そしてことし4月、ICIJなどの報道によって
各国の首脳や富裕層らがタックスヘイブンに作ったペーパー会社を通じて
金融取引を行っていたことが次々と明らかになりました。

世界各地で税の公平な負担を求める声が高まり、
真相を明らかにするよう求めるデモも相次いで、
アイスランドの首相やスペインの産業相が辞任に追い込まれました。
こうした事態を受け、「パナマ文書」はG20やG7などの国際会議で
主要なテーマとして議論され、富裕層や多国籍企業による課税逃れを防ぐための
国際的な枠組み作りが加速しています。

370人の日本人の情報が


ICIJは5月、「パナマ文書」で判明したタックスヘイブンにある
21万社と関係する個人や企業の実名をホームページ上で公開しました。

この中には、日本関連として「JAPAN」と分類された個人や企業の名前が400近くあり、
日本でも企業経営者や大手商社などがタックスヘイブンに法人を設立していたことが分かりました。
ただ、いずれも合法的な利用だと説明していて、これまで不正行為が明らかになったケースはありませんでした。

こうしたなか、NHKは先月下旬、ICIJによるパナマ文書プロジェクトに加わりました。
そしてデータの提供を受け、独自に分析を進めたところ
ICIJが「JAPAN」と分類した以外にも多数の日本人に関する情報が含まれていることが分かりました。

ICIJは膨大なデータをコンピューターの分析ソフトに
一定の条件を設定して機械的に分類したため、
日本人であっても住所地が海外に登録されていた場合に
「JAPAN」に分類されなかったり、
ペーパー会社の保有者として認識されていなかったりして
多くの情報が埋もれたままになっていたのです。

NHKでは現在、データを1つずつ記者が手作業で調べていて、
少なくとも370人の日本人の情報が含まれていることを新たに確認しています。

AIJ投資顧問の元社長に関する資料もこうした分析作業の中で見つかりました。

年金資金消失事件 浅川元社長は懲役15年


AIJ投資顧問の浅川和彦元社長は、大手証券会社の支店長を務めたあと
外資系の証券会社を経て独立し、2003年(平成15年)から年金の運用を始めました。

翌年、投資運用会社を買収して、「AIJ投資顧問」を設立し、
「毎年、安定して高い利益を上げている」とうたって、
投資先に悩む厚生年金基金などからおよそ1500億円の資金を集めていました。

しかし4年前、実際には運用の失敗が続き、
資金がほとんど残っていなかったことが証券取引等監視委員会の検査で発覚しました。

その後、元社長は巨額の損失を出していたのに
うその運用実績を示して基金からおよそ248億円をだまし取ったなどとして、
逮捕・起訴され詐欺や金融商品取引法違反の罪に問われました。

浅川元社長は詐欺の罪については無罪を主張しましたが、
ことし4月、刑の上限に当たる懲役15年の判決が確定しました。

またほかの幹部などと連帯して156億円の追徴金を支払うよう命じられました。

代理人の弁護士によりますと浅川元社長は今月22日に収監されたということです。

この事件を契機に財政が悪化している厚生年金基金の解散を促す法律ができるなど
年金制度にも大きな影響が出ました。

年金基金の被害回復につながるか


AIJ投資顧問に運用を委託していた年金基金などの加入者と受給者は
88万人余りに上っていましたが、回収できた資金はわずかで
事件の影響で解散する年金基金が相次いでいます。

現在、AIJを引き継いだ会社は破産手続きが進められていて、被害回復のめどは立っていません。

パナマ文書からAIJの元社長が保有するペーパー会社の存在が明らかになったことについて、
破産管財人の代理の弁護士は
「現在、このペーパー会社を調査中で、新たな資産が見つかるなどした場合は債権者にお伝えしていきたい」と話しています。

巨額損失被害の年金基金「とにかく金を返してほしい」


長野県内にある建設会社300社余りの従業員など
6000人以上が加入していた「長野県建設業厚生年金基金」は、
当時、AIJ投資顧問におよそ65億円の運用を委託していました。

このうち回収できたのは、現時点では2億8000万円ほどと
60億円以上の損失が出ています。

基金はことし5月に解散し、現在は精算作業に追われています。

この基金の元理事長で現在は代表清算人を務める中川信幸さんがNHKの取材に応じました。

この中で中川さんは「浅川元社長がしたことは会員の老後の生活に関わることで、
非常に憤りを覚える。汗水垂らしてためた金を持っていかれたのは非常に腹立たしいが、
とにかく金を返してほしい」と話しました。

さらに「会員のために1円でも多く回収しようと必死の思いできょうまで来た」としたうえで、
浅川元社長が保有していたペーパー会社について
「誰が追及するのか分からないが、そこに資産が残っているなら、その中から返してほしい」と訴えました。

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http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/404.html

[雑談・Story41] パナマ文書問題 AIJ投資顧問元社長、株価操作でTHの悪用認めるも無自覚:証券系等不正指南手口暴露>
浅川元社長 不正悪用告白

 「株価操作 言うとまずいけど」


政治板リンク

パナマ文書分析 日本人の不正 初めて発覚
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/404.html

動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=KKw6-aXtJ7s

関連記事

浅川元社長 告白の一問一答「株価操作 言うとまずいけど」


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612431000.html

浅川元社長 告白の一問一答「株価操作 言うとまずいけど」
7月28日 19時00分

パナマ文書の分析でAIJ投資顧問の元社長が
タックスヘイブンにあるペーパー会社を悪用した株価操作などを行っていたことが明らかになりました。

浅川元社長は、収監される3日前の今月19日、
東京都内のホテルでおよそ2時間にわたってインタビュー取材に応じました。

その主なやり取りです。

 

 被害者に対する気持ちは

 
浅川元社長は裁判で詐欺の罪については無罪を主張しましたが退けられ、
懲役15年の判決が確定しました。

インタビューで最初に間もなく収監されることへの心境や被害者に対する気持ちを尋ねると
裁判への不満を口にしました。

 

元社長:被害者の方の金銭に対しては本当に申し訳ないっていう気持ちいっぱいあるんだけど、運用のことの反省なんだよね。
だけど詐欺っていうことに対して反省って言われると、僕にはピンとこないんですよね。

記者:今後の被害弁済は?

元社長:いや、被害弁済ってさ、意味が僕、逆に聞きたいんだけど、
取ってないのに被害弁済って何なの?教えてもらいたいんだけど。

僕ね、現金ね、全く取ってない。懐に入れないのは事実だから。いくら探られても。
 
 

2つのペーパー会社の資料示す2つのペーパー会社の資料示す
 

インタビューが始まって30分後、持論を展開する浅川元社長に
パナマ文書で見つかった2つのペーパー会社に関する資料を示しました。

イギリス領バージン諸島に設立された2社の資料には
株主や銀行口座の運用者として浅川元社長の名前が記載されていました。
 

記者:AIJ設立のちょっと前のこと。パナマ文書に浅川さんの名前が出ている。

元社長:出てるの? ウソ、俺そんなの知らないけどさ。冗談だろ。

記者:名前が出ている。ここに法人の設立時期とかが書いてあるんですけど。
1952年生まれのアサカワ・カズヒコさん、ジャパニーズって書いてある。
2つ会社があって。
 
 

 「株価操作してたの」
 
 
浅川元社長は示された資料に驚きを隠しませんでした。
そしてAIJを設立する前、外資系証券会社に勤務していた頃、
顧客から依頼されてペーパー会社を購入したという説明を始めました。

元社長:これ違うの、作ったんじゃないのよ。当時ね、香港に行くと、会社を買えるの。
僕が作ったわけじゃないの。外資系の時代。
これは、ひとつはお客さんの口座なの。要は何かって言うと、
名前出すと響くから言わないけど、当時、節税対策とか、当時でも悪いことだな、考えたら。
そこにお金を流して、そこから日本の株を買うとか。

記者:名義を出したくない人?

元社長:出したくない人。そういう形で利用してたの。

記者:お客さんが名義を隠すために会社を買ってあげた?

元社長:そうそう。しかも自分の会社が上場する時とか。
そうすると、わかんない形で流したいじゃない。
自分のところの株価操作してたの。当時はまだ金融庁にしたって、トロかったから。
外資系証券とかは当たり前のようにやってたんだよ。

記者:個人の良いお客さん?

元社長:個人だけじゃなくて、金法もありますよ

記者:何ですか?

元社長:金法、金融法人。生保、損保とか。

記者:生保、損保もそういうダミーの名前を?

元社長:やってた、やってた。なんぼでも。
だから潰れちゃったところいっぱいあるじゃない。『飛ばし』ですよ。
そんなことあんまり僕が暴露してもしょうがない。
僕もびっくりしちゃった。載ってるんだなって。

 
 
AIJとの関係はAIJとの関係は
 
 
証券マン時代の顧客の依頼でペーパー会社を使った不正に協力していたと告白した浅川元社長。
パナマ文書にはAIJの問題が発覚した時期に
ペーパー会社の株主や役員が浅川元社長に変更されたと記載されています。

AIJとの関係を質問しました。
 

記者:会社の名前が2つ。見覚えありますか?

元社長:ありますよ。

記者:AIJに証券取引等監視委員会の検査が入った頃(2012年1月下旬)、
会社の名義が浅川さん個人に変わってる。

2012年2月1日に主要株主がカズヒコ・アサカワさんに変わっている。
 

元社長:2012年の2月1日に変わってる?こんなことはないよ。じたばたしてないもん。

記者:浅川さんの記憶でこの2社を買ったのは、もっと前?

元社長:94年か95年ごろ。

記者:AIJが始まったのは。

元社長:(前身の会社を取得した)2002年。だからこれとは全く関係無いんだよ。

記者:2002年以降は、こういう会社を使うことはなかった?

元社長:ないよね。使うっていうか、当時はお客さんの金もあったし、
あとは株価操作、言うとまずいけど。

つまり日本の市場に(顧客が自社株買いの注文を自分の名義で)直接出すとうるさいから、
外資系を使って注文を出すと。

そうすると、外資系が注文出すと外人買いだから。

わかんないよね。だから(名前を)出したくない場合には、そうやってるんですよ。

色んな使い道ありましたよね。お客さんが名前出せないとか、あるじゃないですか。
そういうのは全部バラしたらキリが無いででしょう、20年分のくらいの。
全部バラしてごらんよ、逮捕はできないけど、目つけられちゃうでしょ、検察にさ。あんたこんなのどこで集めてきたの、こんなの。
 

記者:パナマ文書ってところで。
 
 

ペーパー会社を依頼した顧客は
 
 
株価操作に関わったことを認めた一方、AIJの業務とは関係ないと強調する浅川元社長に対し、
ペーパー会社の調達を依頼した顧客は誰なのか繰り返しただしました。
 

記者:それぞれ特定のお客さんのための会社?

元社長:そうそう。だから俺の名前を株主として出しているけど。

記者:本当はいるんですね。本当の所有者の方が。

元社長:ああ、いるいる。

記者:上場した会社の社長もいたっていうことですか?

元社長:いるよ。その名前はさ、出したくない。

記者:金融法人はどちらですか?

元社長:もうちょっとね、色々問題あるから(言えない)。

記者:完全にお客さんの口座として?

元社長:そうそう。

記者:お客さんは今でもご存命?

元社長:存命だよ。1人は死んだな。名前はちょっと出したくない。

記者:何の会社の社長かは?

元社長:それは言いません。人に迷惑かかる話だしね。僕、今回の事件(の捜査や裁判)で、基本的には(関係者の)名前出してないから。

記者:この会社、何年位、使っていた?

元社長:何年位だろうね。まあ別のビジネスもあったからね。AIJに関係ないビジネスもあったからね。AIJ投資顧問じゃない…。

記者:これ、その前の段階?

元社長:いやいや、これは2004年か2005年まで続いてるんじゃないかな。名前出せないけど、節税対策で使った会社があるんだよ。税金払わなかったよ。

記者:何もしなければ、いくら払わなければならなかった?

元社長:どうだろう、(利益が)20億円位だから10億円位払ってたかな、税金。

記者:利益が20億円を日本で税金を・・・。

元社長:ゼロにしたと。そんな名前を会社の名前出してもどうしようもないよね。
国税当局に行くって言っても『やめてくれ』っていう話になるだけで。でも10年以上前の話だからもう関係ないよね。
 
 


巨額の税逃れも打ち明けた浅川元社長。しかし顧客の名前を明かすことは最後まで拒み続けました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここまで。転載終わり


更なる追求が期待されるところですが、この悪用を認めていながらこの無自覚さでいられるのが彼らなのでしょうね。

この元社長の弁舌の軽さには驚きますが、そこに語るような手口が実際本当のことなら、
文書に記載されているほとんどの企業、個人は到底、白とはいえないと断言したも一緒のことです。まず間違いないということでしょう。

いよいよ面白くなってきたなというところです。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/396.html

[経世済民111] パナマ文書分析 日本人の不正 初めて発覚  NHK
政治版リンク

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/404.html


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612361000.html

パナマ文書分析 日本人の不正 初めて発覚  NHK

http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/435.html

[経世済民111] 浅川元社長 告白の一問一答 「株価操作 言うとまずいけど」 NHK
浅川元社長 告白の一問一答「株価操作 言うとまずいけど」


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010612431000.html

浅川元社長 告白の一問一答「株価操作 言うとまずいけど」
7月28日 19時00分

 

パナマ文書の分析でAIJ投資顧問の元社長が
タックスヘイブンにあるペーパー会社を悪用した株価操作などを行っていたことが明らかになりました。

浅川元社長は、収監される3日前の今月19日、
東京都内のホテルでおよそ2時間にわたってインタビュー取材に応じました。

(以下)その主なやり取りです。

 

  被害者に対する気持ちは

 
浅川元社長は裁判で詐欺の罪については無罪を主張しましたが退けられ、
懲役15年の判決が確定しました。

インタビューで最初に間もなく収監されることへの心境や被害者に対する気持ちを尋ねると
裁判への不満を口にしました。

 

元社長:被害者の方の金銭に対しては本当に申し訳ないっていう気持ちいっぱいあるんだけど、運用のことの反省なんだよね。
だけど詐欺っていうことに対して反省って言われると、僕にはピンとこないんですよね。


記者:今後の被害弁済は?

元社長:いや、被害弁済ってさ、意味が僕、逆に聞きたいんだけど、
取ってないのに被害弁済って何なの?教えてもらいたいんだけど。

僕ね、現金ね、全く取ってない。懐に入れないのは事実だから。いくら探られても。
 
 

 2つのペーパー会社の資料示す
 

インタビューが始まって30分後、持論を展開する浅川元社長に
パナマ文書で見つかった2つのペーパー会社に関する資料を示しました。

イギリス領バージン諸島に設立された2社の資料には
株主や銀行口座の運用者として浅川元社長の名前が記載されていました。
 
 

記者:AIJ設立のちょっと前のこと。パナマ文書に浅川さんの名前が出ている。

元社長:出てるの? ウソ、俺そんなの知らないけどさ。冗談だろ。
 

記者:名前が出ている。ここに法人の設立時期とかが書いてあるんですけど。
1952年生まれのアサカワ・カズヒコさん、ジャパニーズって書いてある。
2つ会社があって。
 
 

 「株価操作してたの」
 
 
浅川元社長は示された資料に驚きを隠しませんでした。
そしてAIJを設立する前、外資系証券会社に勤務していた頃、
顧客から依頼されてペーパー会社を購入したという説明を始めました。
 

元社長:これ違うの、作ったんじゃないのよ。当時ね、香港に行くと、会社を買えるの。
僕が作ったわけじゃないの。外資系の時代。
これは、ひとつはお客さんの口座なの。要は何かって言うと、
名前出すと響くから言わないけど、当時、節税対策とか、当時でも悪いことだな、考えたら。
そこにお金を流して、そこから日本の株を買うとか。
 

記者:名義を出したくない人?

元社長:出したくない人。そういう形で利用してたの。
 

記者:お客さんが名義を隠すために会社を買ってあげた?

元社長:そうそう。しかも自分の会社が上場する時とか。
そうすると、わかんない形で流したいじゃない。
自分のところの株価操作してたの。当時はまだ金融庁にしたって、トロかったから。
外資系証券とかは当たり前のようにやってたんだよ。
 

記者:個人の良いお客さん?

元社長:個人だけじゃなくて、金法もありますよ
 

記者:何ですか?

元社長:金法、金融法人。生保、損保とか。
 

記者:生保、損保もそういうダミーの名前を?

元社長:やってた、やってた。なんぼでも。
だから潰れちゃったところいっぱいあるじゃない。『飛ばし』ですよ。
そんなことあんまり僕が暴露してもしょうがない。
僕もびっくりしちゃった。載ってるんだなって。

 
 
 AIJとの関係はAIJとの関係は
 
 
証券マン時代の顧客の依頼でペーパー会社を使った不正に協力していたと告白した浅川元社長。
パナマ文書にはAIJの問題が発覚した時期に
ペーパー会社の株主や役員が浅川元社長に変更されたと記載されています。

AIJとの関係を質問しました。
 
 

記者:会社の名前が2つ。見覚えありますか?

元社長:ありますよ。
 

記者:AIJに証券取引等監視委員会の検査が入った頃(2012年1月下旬)、
会社の名義が浅川さん個人に変わってる。

2012年2月1日に主要株主がカズヒコ・アサカワさんに変わっている。

元社長:2012年の2月1日に変わってる?こんなことはないよ。じたばたしてないもん。
 

記者:浅川さんの記憶でこの2社を買ったのは、もっと前?

元社長:94年か95年ごろ。
 

記者:AIJが始まったのは。

元社長:(前身の会社を取得した)2002年。だからこれとは全く関係無いんだよ。
 

記者:2002年以降は、こういう会社を使うことはなかった?

元社長:ないよね。使うっていうか、当時はお客さんの金もあったし、
あとは株価操作、言うとまずいけど。
つまり日本の市場に(顧客が自社株買いの注文を自分の名義で)直接出すとうるさいから、
外資系を使って注文を出すと。
そうすると、外資系が注文出すと外人買いだから。
わかんないよね。だから(名前を)出したくない場合には、そうやってるんですよ。

色んな使い道ありましたよね。お客さんが名前出せないとか、あるじゃないですか。
そういうのは全部バラしたらキリが無いででしょう、20年分のくらいの。
全部バラしてごらんよ、逮捕はできないけど、目つけられちゃうでしょ、検察にさ。あんたこんなのどこで集めてきたの、こんなの。
 
記者:パナマ文書ってところで。
 
 

 ペーパー会社を依頼した顧客は
 
 
株価操作に関わったことを認めた一方、
AIJの業務とは関係ないと強調する浅川元社長に対し、
ペーパー会社の調達を依頼した顧客は誰なのか繰り返しただしました。
 

記者:それぞれ特定のお客さんのための会社?

元社長:そうそう。だから俺の名前を株主として出しているけど。
 

記者:本当はいるんですね。本当の所有者の方が。

元社長:ああ、いるいる。
 

記者:上場した会社の社長もいたっていうことですか?

元社長:いるよ。その名前はさ、出したくない。
 

記者:金融法人はどちらですか?

元社長:もうちょっとね、色々問題あるから(言えない)。
 

記者:完全にお客さんの口座として?

元社長:そうそう。
 

記者:お客さんは今でもご存命?

元社長:存命だよ。1人は死んだな。名前はちょっと出したくない。
 

記者:何の会社の社長かは?

元社長:それは言いません。人に迷惑かかる話だしね。
僕、今回の事件(の捜査や裁判)で、基本的には(関係者の)名前出してないから。
 

記者:この会社、何年位、使っていた?

元社長:何年位だろうね。まあ別のビジネスもあったからね。
AIJに関係ないビジネスもあったからね。AIJ投資顧問じゃない…。
 

記者:これ、その前の段階?

元社長:いやいや、これは2004年か2005年まで続いてるんじゃないかな。
名前出せないけど、節税対策で使った会社があるんだよ。税金払わなかったよ。
 

記者:何もしなければ、いくら払わなければならなかった?

元社長:どうだろう、(利益が)20億円位だから10億円位払ってたかな、税金。
 

記者:利益が20億円を日本で税金を・・・。

元社長:ゼロにしたと。そんな名前を会社の名前出してもどうしようもないよね。
国税当局に行くって言っても『やめてくれ』っていう話になるだけで。

でも10年以上前の話だからもう関係ないよね。
 
 

巨額の税逃れも打ち明けた浅川元社長。しかし顧客の名前を明かすことは最後まで拒み続けました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
転載おわり

大して悪びれる様子もなく、昔を懐かしむような言葉でさらりとした語り口で暴露する元社長。
その内容を知るに、現在でも企業全体はそのような淡々とした感覚で租税回避地を使ってきたということが伺える。

だが、「時効だから今はもう関係ない」とするのは誤りで、今現在の企業にも同じ体質が受け継がれていることは間違いがなく、これからそれらに対する真相の追求はますます強まっていく。
この元社長の無邪気な暴露には開いた口がふさがらないが、これによって公の知るところとなり、それら企業間の不正隠蔽体質による結束に穴を開け、更なる追求が期待できる間口が広がったものである。
http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/436.html

[雑談・Story41] 『心という道具の遣い方』を知ることの重要性
正直そうした風潮に安易に乗りたいとは、わたくしは思いません。
それもまた真実とするものとは異なり、歪曲された解釈を単純化した符号でしかないもののように思います。

反発心とするものをただくすぐることになるだけならば、それはそこに既にある対立の溝を深めるためのエネルギーしかないでしょう。

つまりその解釈もまた、あなたの一時の不満の捌け口により生まれた都合的解釈であり、同様の感情に揺れ動く人々へ対する煽りでしかないものです。これは何も感情的に対立した批判ではありません。冷静な客観的視点と理解してほしく思います。

私もまたそうした真理的理解に至らない者である癖に、口うるさい小言ばかりをいうようで大変失礼をしている気持ちもありますが、そうした考えはすでに大衆化されつつあって、それもまた人々の不満を煽り、煽られるがままにそこに乗じた人々が数をただ増やすようにして一般化されていくだけのものではと考えるのです。

そうして人々の感情に流されるようにして生まれた道理や道義的見解が必ずしも、望み期待された正しさにつながらないことは、冷静に見れば、ほとんどの人が理解できることであるはずです。

単純な符号が、眠れる大衆に対して功を奏するというなら、より本質的に目覚めを促す、その考えとは対照的な考えなり、価値観を提示することのほうが大事なのではないでしょうか。

人々が単純にも常にエネルギーの浪費行為、つまり有限とするエネルギーの消費行為にしか意識が向かないとするのは、意識的なエネルギーの捉え方に由来することだと思っています。

エネルギーは有限だとするわれわれに一般化された物理的見地による意識的な作用により、身体もまたその意識に準じた限定的な利用経路しか探り当てることしかできなていないのです。

あなたは幸運なことに、普通一般の価値観を飛び越えた感性をお持ちであると理解します。真剣に物事に正対しようとしておられる方だとお見受けします。ですが、ここでおっしゃるようなことはあなたの期待する深い理解にいたるものとしては見ることはできません。


単純に物事を掴みとることが真理に近づくことで大事というなら、私は希望を持って、
いまだ人はただ、「道具の使い方」がろくにできていないだけであると理解したいと思います。

人間の『心』もまた道具です。人の世の乱れは、そのあらゆる『道具の誤用』が目立っているということだと理解します。

つまり本来われわれの必要とする道具とは、破壊行為を主たる目的にしたものではなく、ただ健全と建設的な用途に向けてだけ存在するものだと考えています。知識とはその正しい道具の使い方と一体であり、そこにわれわれの心もまた育み、使われるものであるです。
新しいものが生まれれば、単に古いものはそこに姿を隠していくだけのことであるはずです。

これは、言行一致ならぬ『知行一致(陽明学)』、「知る」ことは「行い」と一体のものでなくてはならない、という考えです。
こうした考えはわたくしも独自的、または必然的に学ぶことになったもので、他人の受け売りをそのまま信じているということではありません。

そこに、心(意)とは人の建設的な意識の使い方によって輝きを見るものだということをただ知るだけです。


このことは、ただ耐えておとなしく我慢すればよいというような、昔ながらの押し付け的な説教を現代においてただ繰り返すといったものではありません。


人々は社会において、この『心』の使い方の本来の使い方、その重要さにいまこそ気づくべきです。

対面を気にする事で生まれる、差別視的要素が如何にして自分の中に広がりを持って生まれているのかを自ら問いたださなくてはなりません。

それらが期待と裏腹の、真逆の心の使い方、つまり『心の誤用』を生み出していることに気づき、そのことが如何にその人間の本質を覆い隠すものとなっていないのかどうかです。

人々は何か恐れを見るようにして、自分の本心から遠ざかろうとしています。
そこに対して、いまだ逃避を繰り返し、意識の眼が向いていない状況にあるのだと言えます。

その要因として、人々は過去に、自分たちが受け入れた価値観の前に挫折を繰り返し、そのことで起こる社会的な事象から自身の心が蹂躙されると感じることを何度も屈辱的に経験してきたということが挙げられます。
そこでは、恥の概念だけが大きく成長してきたということです。

われわれはそうした心の働きを自ら閉じ込めてしまうような、定められた人間的価値観というものに、みずから、がんじがらめに自身を縛り付けているのです。

それは自然な感性の発露を抑制し、敢えて不活性な怒りという溜め込んだ感情、または欲情のエネルギーの発散、解放の際にしか自らのエネルギーを感じ、活用できていないということです。しかもそうしたものは不自然であるために不活性で持続しない、石油のようなエネルギーの使い方しかできません。

つまり決まりきった価値観によってただ闇雲に感情の動きを不自然に制することは、自然で自由で活発な生命のエネルギーの働きを常に制限、抑制し、閉じ込めるものとして作用するだけなのです。

われわれの心の使い方とは、意識的エネルギーの使い方(現実とは自らの創造性を駆使して生まれているという真理を知ること)を理解するためにあるものだというのが私の理解するところです。

それは、本能の性質をただ縛るものでなく、その中で、人間として必要なことはそのまま生かし、建設的な望ましいエネルギーの取り出し方、洗練された使い方を理解することにあります。それが悟りといえるものであるような気がします。

対して自ら望まないこと、云わば不要なものと決別することができないのはなぜかも知ることとなります。
不要とするものと始終向き合って、対立して離れられないことほど、不要で無益で無駄なことはないはずです。それこそ不要なのです。

自己の意識を制限しないこととは、ただ自己の必要性に従うことだけであるのであり、それが抑圧されたエネルギーを溜め込まないことであるといえます。よって自己中心的といった言葉の誤解釈によって起こるような、懸念される犯罪心理など、当然不要で、そうした学びの中では、なんら不安な心理とはただただ不要なものでしかないのです。

何か正しいことがあるのだと信じたい、とする考えの歪さほど、不要なものをただいたずらに自身の心中に巻き起こします。

われわれはそれらこれまでの人間的態様、不自然な意識の有り様を踏まえて、本来の自然な感性にしたがって、新しい社会的要素を基盤、またその基礎から作り上げる必要があります。

われわれはこれまで、そうした人間的に普遍化するとみた価値観のもとで、頭に理解されるだけの『人間的な生き方』を生み出すことだけを余儀なくされてきました。そこに専念してきた人の一本気なあり方を単純に正しさとして理解の定着を見たことに、ひとつのわれわれに必要な学びも確かにあったと思っています。

しかし、そこには同時的に、本来生命に付随するはずの、本能に即した身体の健全さも失われてだけいったということになります。
当然、以降、人々は価値観というものに振りまわされ、限定されたエネルギーの使い方だけをそこに学ぶことにもなっていきました。
それは期せずして、自身が限定的なエネルギーの解釈それ自体に身動きが取れないように閉じ込められてしまうということになります。

そこでは当然、肉体より上位であるはずの意識(心)の使い方も必然的に不自然なものとなります。

そこからは終わりを見ることなく、坂道を転落していくように人の意識は同じ毎日をただ繰り返すように同じ精神的場所へ縛り付けられていくはずです。

ゆえに、われわれは過去から連綿と変わらず、いまだ本質的な部分で、苦しみもがきつづけているのです。

これは、その苦しみとするものをただ敵視し向かい合い、それでいて遠ざけることだけといった逃避の為に意識的なエネルギーを(不活性なものに転換して)費やしてきたということができます。


あらゆる「道具」がろくに使えないとする状況を招いているのは、この「心(意識)」の使い方の誤用にあると見ます。よってそれは改善することは可能です。


過去にはそのことをすでに理解していた人々がいたことを存じ上げておりますが、今日ではそれもついぞ途絶えて、人々はそこから再び、ただ古い認識から何か限られた糧だけを汲み上げるようにして、常に何かと対峙し、そしてまた逃れるようにだけして、この現代まで生き延びてきたことのように感じています。

そこでは、残念ながら、より簡単にそうした苦しみから逃れる方法、そのことだけを享楽と理解し疑うことなく、ただ癒しと救いを自身の意識の外側とする架空の隔離空間へと見出してきたというわけです。

そうした意識の遣い方による働きが世界中で起きつづけているということは間違いなく言えると思います。

そうした意識が、われわれの物理体系をどう維持し、支えているのか、意識的な影響とはゼロではないのです、というより、多大な影響を与えています。そしてそれはどちらが先ということではなしに、われわれ自身に対して同時に起こしている、ということが言えます。

敢えて理解されない事を前提に言うなら、制限され、閉鎖的なわれわれの物理体系とは、われわれの意識の参画によるものです。

われわれの意識はまた、それぞれ個人の人体内だけに留まり影響するものではなく、自由なエネルギーの流れの中に組み込まれています。
われわれの物理的見地によるところにて知る、閉鎖的な空間体系、物理的枠組みとは、そうした意識の成り立ち、発生的根拠を要因として作り出され、維持されているということと理解しています。


われわれ人間の存在とするもっとも中心に軸としてあるのは『心(意識)』で、人類にはいまだその存在意義すらよくつかめておらず、よってもちろん使い方などわかってはいないものです。つまりあらゆるものは使い方次第である、という言葉を頭で理解するには至っても、肝心なその働き、作用をどのように使うべきか、そこへ対する意識的飛躍が阻まれているのです。

すべては自身が生んでいることへの気づきだけが必要です。

よってわれわれは自己の感性を改めて感覚的に捉えなおす必要があると思っています。

われわれが馴染んだ人造的で機械的な価値観は、われわれをただ分解して成り立つものとしか認識することができません。

われわれはひとつのものなのです。すべては愛すべき存在の片割れであり、存在の大いなる働きの一部を担っています。
その意識が必要なのです。


私が何よりいま、大切なこととして思うのは、私たちは社会において、素直に良いものに感動し心を開く、という、心を育む環境を得ることです。

そうした根本的な気づきがまったく足りていないことにより、社会を自分たちの想いの力で生かすことができていない、ということと知るからです。

つまり人は人前で自分の本心を覆い隠すように、常に自身に働きかけているということです。

それは人々の脳裏に、”そうすることが自分の身を守ることに繋がる”といったような観念的な理解が常に優位性を保つように支配的な価値観が社会に蔓延しているからです。

本当の心の遣い方ができていなければ、人は外部の価値観にただ流されるだけになります。

道具の使い方を知るということは、道具を愛するということが基本です。

それができていなければ、体の使い方、意識、または感性の使い方、お金の使い方、すべてに「できていない」と言えます。

感情や想いとするものに人が引きずられやすいのは、それは、自分の心の置き方、つまり心意(意識)の遣い方によるものです。

そこに何より重きを置くということを通して、人の感性をただ開くという、そのための知恵が私たちには必要なのです。

これはわれわれの物理的知見であるところの科学的な論法や、理論的な考え方では解釈に至らない部分であると思いますが、ともかく、意識が先で物質(形)は後です。

意識あるものに形がのります。

われわれの手にした知見による解釈が正しかろうが間違っていようが、われわれがそこに理解し定めた運動法則に従うということは、意識的にわれわれはそこに乗ろうとすることなのです。

そのことによって、その物理的視野を手にし、なんらかの形で自分たちの生活、または経験、気づきを得るために役立てようとします。
そのこと自体なんら間違っているということではありませんが、気づいたならば、改善、または望ましいと理解する方向へと切り換えることが必要なはずです。

作られた出来合いの流れにただ乗るのではなく、より具体的に自己の性質に、自らの意識になじむように物事を作っていけばよいだけです。

われわれは意識そのものです。

何もないところに閉鎖的な物理体系による空間を作り上げて、それを維持しているのもわれわれです。

そこに限定された能力をもってわれわれが存在するのも、われわれが限定的な価値観にいまだ乗っているからです。

そうした場もまた、より自由なエネルギーの流れがその背景に広がりを持って存在します。

われわれの意識と連動した意識の永遠無限性は同じひとつの背景に存在できるものです。


私の方に至らないことがあるとお思いであれば、それもまた直に言葉にして返してくだされば結構です。それもまた私にとって何にも変えがたい価値を秘めるものとしてありがたくただ感じ取りたいと願っています。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/399.html

[政治・選挙・NHK211] ワンセグ携帯所有者はNHK受信料不要、さいたま地裁判決 弁護士ドットコム
https://www.bengo4.com/internet/n_5038/

ワンセグ携帯所有者はNHK受信料不要、さいたま地裁判決

埼玉県朝霞市の大橋昌信市議(NHKから国民を守る党)が、テレビを設置せず、ワンセグ機能付きの携帯電話を所有しているだけで、NHKの放送受信料を支払う必要があるかどうかの確認を求めていた裁判で、さいたま地裁(大野和明裁判長)は8月26日、受信料を払う必要はないとする判決を下した。

裁判では、「受信設備を設置した者」に受信契約の義務があると記した「放送法64条1項」の解釈などが争われていた。大橋市議は、携帯電話のワンセグは「設置」ではなく、「携帯」だと主張。対するNHKは「設置」とは「受信設備を使用できる状態に置くこと」と反論していた。

判決文では、マルチメディア放送(サービスが終了したNOTTVなど)の定義を定めた放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていることから、ワンセグも「設置」とするNHKの主張を「文理解釈上、相当の無理がある」とした。

判決後、大橋市議は「多くの国民が疑問に思っていたことなので、主張が認められて喜ばしい。NHKには間違って契約させられていた方に真摯に対応していただきたい」と話した。

【午後4時35分追記】

判決を受けて、NHKは「判決は放送法64条の受信設備の設置についての解釈を誤ったものと理解しており、直ちに控訴します」とのコメントを発表した。今後もテレビを持たないワンセグ携帯の所有者に対して、受信料の徴収を続けるという。

(弁護士ドットコムニュース)

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/808.html

[政治・選挙・NHK211] 「契約の自由」への迫害。近代法のあり方を問う「NHK問題」:『国家』同様、独善的で独占的な『商売方法』
私のコメント:

そもそも契約といいつつも、「選択の自由がない」という押し付け論に発展する時点で異常だと理解できる。そしてまた、”あまねくすべての受信機”を対象にして受信料金を徴収できる、とする考え方自体が常人には異質なものと理解されるのである。

テレビの受信機とはあくまで「受動的な性質しか持たない」のであって、基本的に個別に電波を拒むことは不可能な代物である。よってそうした器具を対象に”徴収できる”とする判断は近代法の流れからいって、詐欺まがい、もしくは権力の横暴でしかない。だからいかがわしいのである。これは裏を返せば例えて、「自然界に存在し漂っている電気」をすべて有償化して個人的な利益目的の為にその徴収を企てようとするような考え方とほぼ同質のものだといえる。

つまり、誰もが容認できぬところに常に論点が置かれたままにあるために、それぞれの自由はそこに延々と侵害されつづけるわけである。こうしたやり方は、じつに横暴であるといわざるを得ない。こうした論理が通用する国はとたんに詐欺の温床となり法もまた無秩序化するだろう。

詐欺契約とはほとんどこの類の手法であるといえる。

他のケーブルテレビやcsはどのようにして受信契約を結んでいるというのか。
当然だが、それは自由な契約によるものである。よって契約内容に満足がいかなかったら、破棄できるし、卑劣な不祥事の多い会社と付き合ったりはしない。何においても自由な契約がそこにある。

nhkとはなぜ特別なのか。特別ならば何をしても許されるのか。そんな国は危険な国ランキングの上位に位置することとなる。

特別に信頼あるものにしたいのならば、無料でボランティア運営化すればよいだけである。
これは国家権力以外にほかに例が見当たらない独善的で独占的な商売方法であるといえる。

よって『国家』もまたその体をなすため、その直接的な運営者にあたる政府関係者による営利目的の為の商売とならないとも限らない。

権力に金の流れる仕組みを変えなければならないのだから、ゆえに政治は政治家の一族がうまれるような踏襲制になってはならないのである。細川前総理のように任期を終えたら淡々と芸術家に転身するなりするのが自然。口だけで育った二世の若手議員など存在しなくていい。
政治は文化芸能ではない。これからの政治は国民全体が関与して、運営すべきものである。そもそも政治とは全体が負担して運営していくものだ。

そもそも憲法とは人のあやまち、横暴さ、権力者による個人的な悪巧みを牽制、または取り締まるために存在する。国家すらその監視下に置かれていなければならないものであるのは当然である。国家的な指導者の過ちが存在しないとは言えないのである。

国の法律というものが存在するのは、国民の自由への侵害行為を許さないところにある。
そのため以外にない。

その大前提があって国とは機能するのであって、そこで国民の暮らしとは成り立つ。
一個人の権力者の思惑などに動かされない基盤が存在してなければ、まともな国とは言えないだろう。

よって現行、政治家を自負するものは、政治に携わっている間の身分は、我をなくし国民と世界の平和秩序と安寧の為だけにただ存在してあるべきものである。
これは国民をも高度に精神性を高めた人間性へと引き上げるものとして機能しなくてはならないということである。天皇はその存在をしてその機能を果たしている。それは天皇家の役目だけではない。ほとんどの神職的存在がそのようになくてはならないのである。政治家であれ、医者であれ、教師であれ、それ同じことである。高度な精神性を兼ね備えた人間社会の宣言として、それぞれはその象徴としてその役職の舞台に立つということである。

もしそうしたことがいま、この国の国民に伝わらないものになってしまったというのであれば、その国は存在していく意味をなんら持たないまま漂っていくことになる。よっていずれ内部から崩壊していくのも仕方のないことなのだろう。

しかしそれとは真逆の行為、国を破壊する行為を政治家、政府がやっているのなら、話は別である。

法の権限が簡単に一権力に支配、犯されるようなことがあっては絶対ならないし、政府とはすべての国民にとって存在するものであり、一部の個人的な思惑の実現の為にあるのではないということが常に示されていなければならない。これを犯す動きがあれば、それは国民総出で取り締まり、即刻、対処しなければならない。

国民の自由を守らない、または侵害するものであれば、法は機能しているとは言えない。

法の権限の解釈を自由に変更できる余地など、本来残されてなどいないはずのものである。
すべては国民の総意が決めればよいだけである。

国家がもし『独善的で独占的な商売』となりうるといえるなら、その営利とはすべて国民に還元されるべきものである。しかしそうではなく、国家的な営利が、一部のものだけに還元されうるとするならば、それは許されることではない。それこそ非国民的所業であるとえる。国家的な悪巧みとは、国家的な予算をなし崩し的に、国家権力を取り仕切るものたちによって、一部のものだけに還元する仕組みを為すことだといえる。

国家的悪巧みの先端にあるものは権力の横暴さを露出するからすぐわかるというものである。


以下は2013年12月30日の記事。

https://www.bengo4.com/other/1146/n_1094/
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「NHK受信契約」はいつ成立するのか? 矛盾する2つの「高裁判決」をどう見るべき

NHKの「受信契約問題」が、新たな展開を見せている。NHKは近年、受信契約を結んでいない個人に対して「受信料の支払いを求める訴訟」をいくつも起こしているが、この秋から冬にかけて、高裁レベルで「矛盾する内容」の判決が出たのだ。

一つは、10月の東京高裁判決(難波孝一裁判長)。こちらでは、「NHKが契約の締結を通知すれば、承諾の意思表示がなくても2週間経過すれば契約が成立する」というNHKに有利な判断が示され、大きな反響を呼んだ。

ところが、同じ東京高裁が12月18日に下した判決は、それと異なっていた。下田文男裁判長は、「NHKからの契約申し込みと受信者による承諾という双方の意思表示がなければ、受信契約は成立しない」というNHKに不利な基準を示し、波紋を投げかけたのだ。

2つの高裁判決で、受信契約をめぐる判断が大きく分かれた形だが、このことはどう捉えればいいのだろうか。矛盾する判決をどう見るべきなのか、山内憲之弁護士に聞いた。

●10月判決は「近代法の枠組み」からはみ出ている

「東京高裁には多くの裁判官がおり、それぞれが憲法に定められた『裁判官の独立』のもとに判決を下すわけですから、同じ裁判所で同じ問題について審理したとしても、それぞれの裁判官の判断がわかれることはあります」

山内弁護士はまず、このように述べる。ただ、この2つの判決は、受信契約がどのような形で成立するかについて、大きく異なる判断をしている。なぜ違いが出たのだろうか。

「10月の判決は、NHKが通知してから2週間が経てば、それで契約が成立するとしました。

ところが、契約というものは、申込と承諾という意思の合致によってのみ成立するというのが、近代法の大原則です。

それに照らすと、通知という『申込』だけで、一方的に受信契約が成立するという10月の判決は、近代法の枠組みからずいぶんはみ出ているというのが私の印象でした」

●12月判決は「従来の地裁判決」と同じ判断

では、12月の判決は、どういう判断だったのだろうか?

「一方、12月の判決は、契約締結を命じる判決が確定すれば契約が成立する、と判断しました。

これは、従来の地裁レベルの判断と同じで、判決をもって『承諾』の意思に代えることができるという民法の規定(414条2項但書き)に基づくものです。

この判決を書いた裁判官は、承諾もないのに契約が成立する根拠は放送法に存在しない、と指摘しており、その点は極めてまっとうだと思います」

●最高裁で判例が「統一」されることに期待

ほぼ同様の事例について、判決に「違い」が出てしまったわけだが、この先どうなるのだろうか?

山内弁護士は「いずれ最高裁で判例が統一されることを期待しましょう。おそらくは、12月の判決の考え方が維持されるのではないでしょうか」と予想する。

なお、12月の判決も、「契約を命じる判決が出れば、契約は成立する」としていて、結論として契約や支払いの義務を認めている。テレビがあれば必ず契約を結ばなければならないというルールそのものについても批判があるが、それについてはどう考えるべきだろうか。山内弁護士は次のように述べていた。

「たしかに、受信料の強制徴収制度そのものにも、根強い批判があります。しかし、それを変えるためには、放送法自体を改正する必要があります。これは国会、ひいては民意に委ねられている問題だといえるでしょう」

(弁護士ドットコムニュース)

山内 憲之(やまうち・のりゆき)弁護士
平成12年(2000年)弁護士登録。南堀江法律事務所(大阪市西区)代表弁護士。
大学、地方自治体、司法試験予備校等での講師歴多数。大阪弁護士会医療委員会委員。
所在エリア:大阪大阪市西区
事務所名:南堀江法律事務所
事務所URL:http://www.yama-nori.com/
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/812.html

[政治・選挙・NHK213] <滑稽極まりない> NHK静岡放送局副局長 自転車盗んだ疑いで逮捕 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160923/k10010703971000.html


9月23日 12時03分
NHK静岡放送局副局長 自転車盗んだ疑いで逮捕

NHK静岡放送局の副局長が静岡市内で歩道に止めてあった自転車を盗んだ疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、NHK静岡放送局の副局長、小林達彦容疑者(53)です。警察の調べによりますと、小林副局長は去年12月18日の夜から翌朝までの間に、静岡市葵区で歩道に止めてあった自転車1台を盗んだとして窃盗の疑いが持たれています。警察によりますと、自転車に貼ってある所有者の名前などのシールをテープで隠して使っていたということです。

警察によりますと、調べに対し「会合のあと早く家に帰りたくて盗んだ」などと容疑を認めているということです。

NHKは「職員が逮捕されたことは誠に遺憾です。事実関係を調べたうえで厳正に対処します」とコメントしています。

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あほか。気が緩んでいた、綱紀粛正締めなおすの騒ぎではない。これが今の社会の実情の姿だ。ありえない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/359.html

[経世済民113] 日銀が株主? ETF購入の功罪 nhk online
ビジネス特集 日銀が株主? ETF購入の功罪

9月21日 11時45分

東京株式市場では、この1か月余り、株価の動き方が大きく変わりました。その主役は日銀。7月末にETF=上場投資信託と呼ばれる金融商品の買い入れ額を一気に2倍に増やす追加の金融緩和策を決めたことが、今の“ETF相場”を呼び起こしたのです。中央銀行が、株式を組み込んだ金融商品を購入するという世界的に見ても異例の政策は、株価を下支えする一方で、弊害や将来のリスクも懸念されています。何が問題なのでしょうか。

(経済部 大江麻衣子)


日銀ETF買い入れの歴史


「きょうは日銀はETFを買ったのか」

この情報が、株式市場を大きく動かしています。ETFは、複数の企業の株式を組み合わせた金融商品で、個別企業の株式のように市場で売買されます。日銀が購入しているETFは、日経平均株価などの株価指数に連動して値動きするタイプです。

日銀がETFの買い入れを始めたのは6年前。金融市場の安定を図ることを理由に、年間4500億円の枠が設けられました。その後、大規模緩和を掲げた黒田総裁のもと、年間の買い入れ額は、1兆円、3兆円と相次いで上積みされ、ことし7月には、年間6兆円にまで拡大されました。

“ETF相場”の実態は


「年間6兆円」という新たな方針に基づいて、日銀が初めてETFを購入したのは8月3日。347億円を買い入れました。その後、1日当たりの買い入れ額を707億円に増やし、4日、10日、25日、26日と立て続けに購入します。

そこからは、ある傾向が見てとれます。いずれも、日経平均株価が午前中は値下がりして終わっているのです。このため、多くの市場関係者は「午前中の値動きがマイナス傾向の日の午後に、日銀はETFを買い入れている」と見ています。

日銀の買い入れ実績を公表するのは、その日の夕方なので、株式の取引時間中には日銀の動きを知ることはできません。このため、「日銀がETFを買ったのではないか」「株価は上昇に転じるのではないか」という観測が広がることで、さらに株価を押し上げる“効果”もあります。

結局、8月の1か月間で日経平均株価は318円上昇。1日の下げ幅は最大でも308円にとどまり、市場関係者は「日銀のETF購入が株価を下支えしている」と評価しています。

日銀の1日当たりの買い入れ額は、9月に入ってさらに増えて733億円に。今や、日銀が保有するETFは市場全体の半分近くを占めています。


弊害を指摘する声も


日銀のETFの買い入れには、株式市場を下支えしているという評価の一方で、落胆する投資家もいます。投資歴15年で、株式投資のコンサルタントをしている横浜市の44歳の男性は「日銀のETF買い入れで、株価が一律に押し上げられた結果、適正価格とはいえない銘柄も多い。株価の振れ幅が小さくなり、割安な銘柄に投資するメリットが低くなったので、最近は取引回数を以前の4分の1に減らした」と話していました。

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「企業の経営者や株主は、株価というシグナルを通じて経営上の問題に向き合ってきたが、日銀のETF買いで、

企業の業績に関係なく株価が一律に押し上げられれば、課題を見過ごすことになりかねない」

と警鐘を鳴らしています。


日銀が企業の“筆頭株主”に?


さらに、井出さんが問題視しているのが、日銀がETFの購入によって、

多くの企業の“隠れた大株主”になっている

ことです。井出さんの試算によると、このまま年間6兆円のペースで購入を続けた場合、

来年7月末には、日銀は、電機部品メーカー「ミツミ電機」の株式の20.6%を事実上保有する筆頭株主。

ほかにも、

半導体検査装置メーカー「アドバンテスト」の株式の18%、

非鉄金属メーカー「東邦亜鉛」の13.6%を保有する実質的な筆頭株主になる見通し

だとしています。

ただ、株主総会で議決権を行使できるのはETFの運用会社なので、日銀が議決権を行使するわけではありません。いわば、

日銀は「モノ言わぬ安定株主」ともいえる存在で、株主との対話を重視する時代の流れに逆行するのではないか

とも指摘されています。


企業は売却リスクを懸念

日銀のETF購入には別の懸念も指摘されています。

将来的に日銀がETFを売却する際に株価が下落するリスク

です。日銀が実質的な筆頭株主になっているあるメーカーに話を聞きました。担当者は

「日銀がデフレ脱却を目指してETFを買っていることには反対しないが、将来、ETFを売却することになれば、株価が急落しないか心配だ。株価の低いときには売却を控えたり、少しずつ長い期間をかけて売却したりするなど配慮してほしい」

と話していました。


問われる政策の持続性


デフレ脱却に向けて、大規模緩和を続ける日銀。ことし4月には、賃上げや設備投資に積極的な企業の株式を組み込んだETFを買い入れ、資産運用会社に条件を満たしたETFの開発を促すなど、ETF市場の活性化にも力を入れています。

しかし、日銀が今のペースでETFの買い入れを続けると、1年後の保有額は15兆円に上ることになります。今後、市場全体が拡大しても、日銀の影響力の大きさが変わることはなさそうです。株価の形成や企業統治などに「ゆがみ」が生じる副作用が指摘されるなか、日銀がいつまでこの政策を続けるのか。政策の持続可能性が問われています。


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土壇場の急場しのぎで、根本的な解決を何も見ない。奇妙でいびつな屁理屈。
ない頭を並べ立て、こねくり回した挙句の陳腐な発想。これのどこがまともな政策といえるのか。
馬鹿が馬鹿を仰ぐのも無理はない。
http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/552.html

[雑談・Story41] <物知りの皆さんに質問>毎年使途不明金数十億を隠し続ける『赤い羽根募金』の黒幕とは?
赤い羽根募金というと私は幼いころ見たTBSのテレビ番組、

「大橋巨泉のこんなものいらない」という番組のテーマでとりあげられた「『赤い羽根募金』がなぜいらないか」の理由として、

毎年、使途不明金数十億(当時四十億円/年単位の使途不明金)がある

と取り上げられていたことに端を発する。

そのことをいまだに克明に覚えているのは、『偽善』と呼ぶにはこれ以上無いというくらいの明白な『悪』をそこで認識したからであり、幼心に怒りに打ち震えたからである。

その当時の記憶が温存してあることによって、いまだに赤い羽根をみると嫌悪感が募ってくるのである。

自分はそうした場所に混じりたくない、いかがわしい金集めには参加したくない、とした素直な心に「自分を感じる」わけである。

この番組のシリーズ最終回のテーマは、「国境など要らない」というテーマであったから、実に先進的な発想を形にした、今では珍しい番組作りが行われていたと感心する。そこに当時の人々の想いと、巨泉という人物の意志の強さ、豊かさを感じることができる。

人間として生まれたからには平和を希求する、という、至極当たり前でもっともな視点による締めくくりにて、惜しまれつつ番組を終えたが、いま再び当時のフィルムを蘇らすことは現代の若者の意識に一石を投じることになるかもしれない。ちなみに司会のリードを勤めたのは「とくだね」の小倉氏であるから、氏もまた同じ思いを共有しているはずである。

というわけで、現国会で自民党がこぞってその胸に”どのようにして生産されたかもわからない”「赤く塗られた鳥の羽」をつけているのをみると、非常にいかがわしい団体に見える、という自民党に対して滑稽で珍妙な印象を受けるという私の個人的な心情をこの場を借りて吐露するものである。

赤という色もなぜ赤なのか、羽をむしられている鳥の無残な惨状を脳裏に抱かせる時点でアウトなわけで、他生物の生き血をすすって生きている人間というおぞましさと、原罪的な発想とをくっつけたいだけなのか、さまざまな観念的な印象操作を与える時点で、シンボリックであり、そこにどう素直に善意の象徴として絡むのかも疑問である。

しかしながら、それがまた彼らにはマッチした色というか、そのいかがわしき団体と不穏なつながりをあえて示唆してみせているというか、まあ、そういうばかばかしさがあって実に漫画テイストに彩られた政権に感じるのである。

個人的に人のため善意を尽くしたいと本気で願うなら、金で事は解決せず、直接必要なもの奉仕しにいく気概なくして善意など存在しないのだから、しかたなく時点の金に換えて奉仕しに行く団体をそれぞれに作るほうがいい。

どこぞの馬の骨かわからないものに金を預けるだけなんざ、善意、施しと呼ぶにはおこがましい。都政改革同様、その金がどこにどう流れているのかそれを透明にすべきである。

信頼があるとするならそれでいいが、公表もされない使途不明金が数十億もあるところをただ信じて託すというのは馬鹿というか無責任でしかない。よってそんなところに金を預ける馬鹿はいない。

わかっていながら、易々と善意と称しては寄付金を募って集め歩く人間や、そこに寄付する人間もまた、自分がないのである。よほど人の目に恐れをなしているか、自分や人の世そのものを馬鹿にしているかのどちらかで、そうしてつねづね自身に対するやましさを抱えては、自分を否定し、仮面をかぶって、隠れて、さ迷い歩く人の類であり、そうしていながらやっぱり息苦しさを解消したいと願う。問題とはそうして人々が維持しているのである。

教育の現場では、寄付金を半強制的に徴収されていたと記憶する。いまでもそうだろう。真の教育者、金は二の次だとする人間はまことにいるのか?

もしいるのなら、そんなことはさせず、それぞれの人格に見合った、自分らしい善意の施し方を考えさせる、そのための機会を設けるべきだ。それが社会を育てることになる。

恐れに根ざした行為が世の中から一向になくならないのは、事の本質に目が向いていないままにあるからである。争いや批判の応酬ばかりが繰り返されている原因とはそれである。

であるならば、まずは自分に向き合って、自分の抱える、または社会の抱える問題の原因となる事の本質とは何かをしっかりと自身に追求すべきである。自分が何に踊らされているかを突き止めるのである。

特に教師たる立場のていたらくが目立つ。人の長と立つものがふがいないばかりに教育とは名ばかりの洗脳が横行している。

問題を解消することなど簡単である。

大事なのはそれぞれ、恐れの正体を自身の中に見極めることである。仮面をかぶった自分の姿に気づくことである。そうすることで、あらゆる事の本質に気づく。

自分に期待が持てるようになる。

自分を好きになる生き方の発想がおのずと身につくというものである。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/417.html

[雑談・Story41] 正気の象徴三笠宮大老ご逝去。真っ向から日本軍部批判、皇室批判した人物。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/27/prince-mikasa_n_12667676.html
より抜粋

(19)43年1月からは中国への派遣軍の参謀として南京に赴任。お印にちなんだ「若杉参謀」の名を用いた。現地で軍紀の乱れや中国人の虐殺などを見聞し、現地の将校らを戒める激烈な講話をした。当時としては、命がけともいえる行動だった。

この講話は「支那事変に対する日本人としての内省」という文書にまとめられており、94年に国立国会図書館で発見された。

”三笠宮さまは、日中戦争の解決しない理由を「日本陸軍軍人の『内省』『自粛』の欠如と断ずる」と厳しく軍部を批判、中国内の抗日活動について「抗日ならしめた責任は日本が負わなければならない」と指摘している。

また、南京に樹立した国民政府についても、「元来、国民政府は日本が真に中国のためを思い、民衆を救い、統一国家を完成するために作ったというより、諸外国から非難された日本の侵略主義を掩蔽(えんぺい)せんがための、一時的思いつきによる小刀細工の観が深い」としている。

さらに、日中戦争について「陛下の御考え又は御命令で戦闘が生じたのでなく、現地軍が戦闘を始めてから陛下に後始末を押しつけ奉ったとも言うべきもの」と、軍部の独走を指摘している。”

(朝日新聞1994年7月6日夕刊)


著書『帝王と墓と民衆 - オリエントのあけぼの』に付された自叙伝「わが思い出の記」の中でも、「一部の将兵の残虐行為は、中国人の対日敵愾心をいやがうえにもあおりたて、およそ聖戦とはおもいもつかない結果を招いてしまった」「聖戦に対する信念を完全に喪失した私としては、求めるものはただ和平のみとなった」と、戦時中の苦しい心境を吐露している。


三笠宮さまは終戦時には陸軍少佐だった。ご結婚70年に寄せた文書では「空襲で邸(やしき)が全焼したため、経済的な労苦はほかの宮家と比べてはるかに大きかった」と当時を偲んでいる。


■「戦争放棄」を強く支持。しかし… 新憲法への揺れる思い

戦後間もない1946年6月、新憲法案を採決した枢密院の本会議で、三笠宮さまは新憲法案の戦争放棄を積極的に支持。日本の非武装中立を主張した。その一方で、「本草案はどうしても、マッカーサー元帥の憲法という印象を受ける」「種々の情勢上反対する訳にも行かないが、さりとて賛成することは良心が許さぬ」と賛否矛盾した態度をとった。こうした矛盾からは、当時置かれた困難な立場と率直な思いがうかがえる。

以下に発言の一部を紹介する。

”日本はたとえ受動的にせよ他国間の戦争はもちろん局地紛争にでも巻き込まれては日本の再建ができぬばかりでなく、今度こそ日本人の滅亡に陥る危険性がある。兵器の進歩を予察する時一層しかりである。故に日本は絶対に厳正なる局外中立を堅持せねばならぬ。

”第一は本草案はどうしても、マッカーサー元帥の憲法か、一歩譲ってもごく少数の日本人の決めた憲法という印象を受けること。


■戦後はオリエント研究者に 歴史学者として「紀元節」復活に反対も


戦後は東京大学文学部の研究生として「古代オリエント史」を専攻。トルコなどで遺跡調査に携わった後、青山学院大学などで古代オリエント史の講師として教壇に立った。

戦後廃止された「紀元節」(神武天皇即位の日とされる2月11日)が、1950年代に「建国記念日」として復活させようという動きが高まると、歴史学上の確証がないことから歴史学者として反対の論陣を張った。デイリー新潮によると、三笠宮さまは「紀元節についての私の信念(「文藝春秋」59年1月号)」の中で、以下のように記している。

”昭和十五年に紀元二千六百年の盛大な祝典を行った日本は、翌年には無謀な太平洋戦争に突入した。すなわち、架空な歴史――それは華やかではあるが――を信じた人たちは、また勝算なき戦争――大義名分はりっぱであったが――を始めた人たちでもあったのである。もちろん私自身も旧陸軍軍人の一人としてこれらのことには大いに責任がある。だからこそ、再び国民をあのような一大惨禍に陥れないように努めることこそ、生き残った旧軍人としての私の、そしてまた今は学者としての責務だと考えている”


(南京虐殺は“人数に関係はありません”のお立場「三笠宮殿下」 | デイリー新潮より 2015/12/3)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102700177&g=soc
より抜粋


◇「菊のカーテン」
 戦後、東大文学部の研究生となり、古代オリエント史研究者の道を歩み、「学者皇族」として活躍。テレビやラジオ、雑誌などにもたびたび登場した。憲法9条について「戦争放棄は大変いいと思いました」と述べ、紀元節復活の動きには「歴史学的、考古学的な裏付けがない」と反対。時に踏み込んだ見解を示し、保守派勢力から「赤い宮さま」とやゆされたこともあった。
 太平洋戦争以前の皇室制度を「格子なき牢獄(ろうごく)」と著書で表現。皇室の閉鎖性を、東西冷戦時代の「鉄のカーテン」になぞらえ、「菊のカーテン」と表現した。「皇室を尊厳の対象にしようとすると、また昔の状態に向かう恐れがあるのではないでしょうか」と雑誌の対談で述べたこともあった。
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抜粋転載ここまで。

皇族とそのとりまきを勤めたがる軍部との関わりは”神代の時代”から何も変わってはいないということができる。軍部とはどこからどこまでを指すのかをはっきり申せば、政財界そのものということができる。

皇室の自浄作用・三笠宮老中の軍部批判は今日もまだ生きているということができる。
まさに正気の象徴として記憶していくべきである。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/424.html

[雑談・Story41] 枇杷は薬王樹、では大麻は神の化身か悪魔の申し子か。それは人の心の中のみにぞある。
いまさらいうことでもないが、大麻がらみの事件報道のあり方については辟易する部分しかない。

大麻に関しては広義において、それを扱うものの人間性を浮き彫りにするアイテムだといえる。

使用に関していえば、なにひとつ喫煙経験のない私が言うのもなんだが、食用となる種、植物油など、医学面でも効用は高いものとされ、また、土地を選ばずどこにでも自生するとされ、また成長も早いため、建築資材、パルプ原料、燃料、そして麻は衣料分野等々において幅広く使い方ができるわけである。とくに作物の育たないとされる貧しい土地において本領を発揮するため、そこに住む人々にとっては食、また職を助けることになるはずであり、衣糧品として特化した植物といえるはずである。

そうした事実には一切目隠しをし、報道をはじめ、大麻に関する知識を過度に誘導するのは、あからさまに、人々かそれに対して敏感に危険視するように仕向けているということが伝わってくる。

成分の刺激性についてのみをとりあげるというのは、教育の観点から見てもはなはだおかしいことだと頭上に疑問符が点灯するはずである。

つまりはそのように自然な植物として存在する「大麻」を敬遠させることが目的であるのであり、それはまさに、有用な成分を数多く含んだ植物である事実を否定するものでさえある。

これは単に、もともと全国各地どこででも自生していたこの大麻が、再び各地で栽培できることを阻止する動きそのものであり、もし仮にそのようになってしまった時に、非常に都合が悪いとする存在を連想するのは難しくないわけである。

そうして考えられるかぎりの職を並べ立てれば、そこにはひとつの食物連鎖のような構図が浮かび上がるはずである。なんとなくそこにあるつながりを線と線で結んでいけば、そこに圧力を加えている背後関係が見えてくるのである。

こうした報道の馬鹿さ加減を指摘すれば、たとえば、河豚の毒部分のみをいまの時代にクローズアップして騒ぎ立てても、いまや中毒を恐れて敬遠するものなどいないだろうし、そんなやつがいたらどんな時代に生きてんだと、無知呼ばわりされるということになるが、そうした時代も確かにあったのである。

大麻に関しても、そうした時代がいずれ外側からもたらされるのは時間の問題だ。なにせ世界中はすでに大麻の利便性に注目しているからである。そうしたなかで、閉鎖的な空間に囲われて取り残されているのはこの国も同じで、むしろ時代に逆行している。

情報を極力排除し、誤った印象操作をしてコントロールする。どこぞの国とこの国も大差ない。与えられたおもちゃで遊ぶだけで、後に非常に癇癪をもった大人に成長する。ここは幼き人ばかりである。

オリンピック問題も似た様なもので、誰と誰が利益を得るかはそこに登場する人物を線で結び付けてしまえばわかるというものである。

正直、オリンピックなど誰も必要としていないし、われわれにとってなんの役に立つのかもわからないのに都民は総出で参加費を徴収されるというのだから驚きだ。

そもそも、戦国時代の名残のようでしかなく、刀狩や参勤交代同様、大衆が知恵と力をつけないように定期的に金を出させて、それを吸い上げている仕組みであるようにしか思えない。
そこに見世物としての娯楽をくっつけてあるだけだ。ローマ時代の拳闘士の見世物から変わりない。大衆の不満をそこでガス抜きしているだけである。

武道はいつかしらスポーツになって、武術の術理など掻き消えてしまったと嘆くがその通りだ。
スポーツとは、そこに誰か一人が権威として立たなければならない世界ではない。誰もが健常であるために進められるものであるはずで、順位などまったくそこに必要とされていない。

誰か一人がヒーローになるための祭典などボクシング同様、見世物でしかなく、人々の憂さを晴らすために存在する。そこに権威主義にあやかろうとする人々の健弱さと傲慢さを見る。
そんなところにスポーツマンシップなどあったものではない。

権威を誇るものたちの競い争う場を日々見せられて、人の傲慢さがひしめきあった状況の中で黙って見過ごしていれば、三兆円という数字が吸い上げられていく仕組みがつくられているのである。ほかにも必要とする金の使い道などいくらでもあるだろうに。

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/425.html

[雑談・Story41] 成蹊大・加藤節教授の安倍総理の無知・無恥批判:安倍政権は劣等感と復讐心の権化

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK215 > 326.html より  

成蹊大・加藤節教授 / 「安倍さんは、ずるい政治家です」 
http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/326.html

投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 11 月 01 日 10:45:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
   


 加藤名誉教授は、安倍首相が在学中に政治思想史を教えていた


「フルテキスト完全版 総理の恩師(成蹊大・加藤節教授)  安倍首相の無知と無恥を叱る!」

   FRIDAY (6/3(金) 17:20配信)

☆ 記事URL: http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160603-00010000-friday-pol

「安倍さんは、ずるい政治家です。政治の世界では、人を欺いたり、裏切ったり、ずる賢く立ち回ったりというのはありますが、それは政治家同士の権力争いで行われること。

政策決定が国民の生活なり人生設計に影響がある場面で、そういうズルをやっちゃいけないんですよ。

消費増税の再延期、伊勢志摩サミットでのパフォーマンスも非常に大きな問題があります。安倍さんのやり方は本当に姑息だと言わざるを得ません」


 こう安倍首相を批判するのは、政治学者の加藤節成蹊大学名誉教授。実は加藤教授は、安倍首相が成蹊大学法学部に在籍していた当時の恩師の一人であり、「安保法案に反対する学者の会」の呼びかけ人の一人でもある。ただ、「在学中の彼については、まったく記憶にないんですよ。目立った生徒ではなかったんでしょうね」と、当時を振り返る。

安倍晋三は幼少期からの16年間を、成蹊学園、成蹊大学で過ごした。現在でも同級生などとの交流を大事にし、『成蹊』への思いはかなり強い。

その母校から突きつけられた「NO」の声にどう答えるのか。


 安倍首相のどこがダメなのか。加藤教授はこう語る。(以下、加藤教授の話)


 安倍さんを表現するとき、私は、二つの「ムチ」に集約できると思うのです。一つはignorantの「無知」、もう一つはshamelessの「無恥」です。


 「無知」についていうと、彼はまず歴史を知らない。戦後の日本が築いてきた歴史を踏まえていないんです。歴史はよく知らないから、そんなものは無視しても良いと考えているのではないでしょうか?

 ある政策を決定する場面で、現代にいたるまで過去の政権がどういう議論と決定をしてきたか、そのプロセスを知ることは非常に重要なことです。

しかし、安倍首相はそういう過去の世代へのリスペクトがまったくないんです。

日本国憲法というのは、戦争で400万人もの人が亡くなり、その犠牲者たちに対する義務感で作られた側面があるわけです。

歴史を学ぶというのは、過去の人々のアイデアを学ぶことで、憲法制定までには、敗戦直後から多くの学者や政治家が必死になって頭を使ってやってきたわけです。

憲法議会ではまさに丁々発止の議論をして憲法を作っていきました。
押しつけ憲法なんて言う人もいるけど、私が影響を受けた政治哲学者の南原繁(憲法制定時の貴族院議員で元東京大学総長)は、
「(憲法制定に関わった)メンバーを見たまえ、そんなケチなヤツは一人もおらんよ」と言っていました。
人から押しつけられて自分たちのことを決めるようなヤツは一人もいないから、メンバーを見てものを言えと言いたかったのでしょう。

 さらに、これまで70年間、憲法を改正しようという動きはほぼ封じられてきました。これは、憲法を自分たちの手で掴み取り、そして定着してきたという証拠でしょう。

 安倍さんが戦後70年に渡って議論を積み重ねてきた流れを汲み取って、それを踏まえているとは到底思えませんし、個人的にも、現行憲法で十分だとは思いませんが、その原理を簡単に捨てるの愚かなことだと思います。

 もうひとつ、安倍首相のshamelessの「無恥」についてお話しましょう。

一言で言って、安倍さんはずる賢いんです。
立憲主義とは、最高規範が権力を縛る、というのが基本的な考え方です。
いまでいう最高規範は憲法ですよね。
憲法が政策決定に影響を与えるのは当然のことなのです。
しかし、安倍首相は自分の考えに同意する人物を登用し、反対する人はクビにしてしまう。
つまり、安倍政権のやり方というのは、「法による支配」ではなく「人」による支配なんです。

現在、政策の違憲性について指摘するのは最高裁判所と内閣法制局です。
安倍さんは、これまで集団的自衛権について違憲だと唱えていた内閣法制局長官をクビにし、自分に都合の良い人物を据えた。
内閣法制局長官が解釈すれば、それが法ですから、形としては法の支配です。
しかし裏を返せば、実際には人の支配なんですよ。
これまでの歴代の内閣はこれだけはやってこなかった。
人事に手をつけて自分の都合の良い解釈を引っ張り出して後のことは考えない。

実に危険な考え方です。無恥としか言いようがない。

 安倍さんは、7月の参議院選挙で消費税増税再延期を争点として国民の信を問うと言っています。
ここでは、安倍さんが、アベノミックスによって増税を可能にする経済状況を作り出せなかったのではないか、増税延期の理由にサミットでは合意されなかった議論を政治的に利用したのではないかという点についてはふれません。

私は安倍さんの政治手法や政治姿勢をめぐる問題点を二つ指摘しておきたいと思います。

 消費税の増税は、特に次の世代のために社会保障の充実をはかるための財源を確保するという共通認識の下、国会という立法部で合意し、決定した政策でした。
首相は行政府の責任者として立法府のこの決定を忠実に執行する義務を負っています。
それをしないということは、安倍さんが三権分立という近代国家の大原則を認識していないのではないかと考えざるをえません。
何度となく自分を「立法府の長」と公式の場で語った安倍さんの発言とともに大変気になるところです。
これが指摘しておきたい第一の点です。

第二に指摘しておきたいのは、消費税増税を選挙の争点として国民の信を問うという安倍さんの姿勢の問題性についてです。
国民の多数も野党の多くも賛成している消費税増税再延期は選挙の争点にはなりえません。
むしろ、消費税増税が次世代への責任という政治家が負うべき重要な責任に基づくものであるならば、その責任に忠実に、むしろ増税の実施をこそ争点として国民の信を問うことが、政治家に求められる態度であり見識であるはずです。
それを示すことのできない安倍さんには、次世代を含む国民の豊かな人生の設計に責任を負うべき政治家としての資質や姿勢に大きな問題があると感じられてなりません。

 先般の伊勢志摩サミットに際して日本のマスコミで取り上げられなかった問題点を一つ指摘しておきたいと思います。
それは、安倍さんが、伊勢神宮の門前で各国首脳を出迎えるというパフォーマンスを行ったことです。
この点については、外国の多くのメディアが注目して本国に配信しました。
そこに、神道という宗教の政治的利用の匂いを敏感に感じ取ったからです。
政教分離という日本国憲法も掲げている近代法の原則に照らしてみて、

そこには、宗教の政治的利用という憲法に触れる側面があったように感じられてなりません。

昨年来、立憲主義や法の支配、三権分立といった近代国家の原則を蹂躙する傾向を強めてきた安倍政権が、宗教に対してどういう態度を取るかを、政教分離という原理的な視点から今後とも注視して行かなければと思います。

 過去の世代が議論し築き上げてきたものへの敬意と次世代への責任。
その二つを考えるなら、もっと重要な案件はたくさんあります。
少子高齢化、原発、地震など国民の存続に影響する重要議題は山積しています。
きちんと過去と向き合い、次世代につなぐ政権運営をするべきなのです。

撮影 会田園


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テキスト完全版 総理の恩師(成蹊大・加藤節教授)  安倍首相の無知と無恥を叱る!(FRIDAY)
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まさに指摘どおり。
そして彼は政治の舞台を私情にて走っている。それはある種ノルマを果たすためだけに走り回る営業マンのように心がない。

政治家は我欲を持ってはいけない聖職に当たる役職だと私も当然そう考えている。その任を志すものなら、当たり前に持っていなければならない意識であるはずだし、それは誰から教えられるでもなく、政治の志、またその責任とは自然と沸いて出てくるものだ。ところが、世間一般には、『政治家とは我欲の塊のような人間がなるものだ』というイメージが定着しているらしい。それはこれまでの政治家たちの振る舞いがそうしたイメージを社会に植え込んだのである。情けないことに、その皮肉もまた的を当てたものだといえるだろうが、人は政治をそう否定してあるべきではないのである。

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/431.html

[雑談・Story41] 拡散<大橋巨泉の手記> 安倍政権への怒り "「見事なウソツキと言う他ない。」"
政治選挙版から部分転載

http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/780.html


  大橋巨泉オフィシャルウェブサイトより 

2016.11.11. 巨泉の安倍政権への怒りを未亡人が激白  リテラ


 2016年7月12日、惜しまれつつも82歳で亡くなった大物司会者の大橋巨泉氏。当サイトではこれまでも折に触れて、安倍政権への怒りを筆頭に巨泉氏が息を引き取る直前まで我々に伝えようとしていた権力への反発のメッセージを紹介してきた。


((故・大橋氏)):

〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉
          
   (「週刊現代」16年7月9日号/講談社)


 あれから約4カ月が経ったいま、巨泉氏と47年間連れ添った寿々子夫人の手記が「週刊現代」16年11月19日号に掲載され話題となっている。

 5ページにわたるこの手記では、これまでの夫婦生活や巨泉氏が司会者として大活躍していた時代の思い出話、夫の闘病を支えながら寿々子夫人が感じたことなど色々なトピックが語られているが、そのなかでもとりわけハイライトとして綴られているのが、巨泉氏が晩年に最も力を入れていた文筆の仕事、特に権力に対しての彼のメッセージについてであった。


 巨泉氏といえば、民主党議員だった01年に、アメリカの同時多発テロを非難し「アメリカを支持する」との国会決議に民主党でたった1人反対、戦争へ向かおうとする姿勢を断固拒否したエピソードが印象深い。寿々子夫人が手記に書いている通り、日本の未来を守るためなら自分の得にならないようなことであってもその意見を主張し続けるという姿勢は、頑として曲げてこなかった人物なのである。

 彼が政界へ乗り出したのは01年のこと。当時すでに巨泉氏は「セミリタイア」を宣言し悠々自適な生活を送っていた。そんな彼を動かしたもの、それは、当時人気絶頂だった小泉純一郎首相の進めようとする国づくりに対する危機感であった。

 結果的には前述したような意見の相違で党との折り合いがつかず、巨泉氏は早々に議員を辞職してしまうわけだが、それ以降も彼は、強者のみがどんどん強くなり、虐げられている者のことは無視される世の中の流れに疑念を呈し続けてきた。

 そんな時代の集大成として登場したのが、第二次安倍政権である。巨泉氏は、経済を最優先にするなどと口当たりのいいことを述べる一方で、その裏にある安倍首相の本当のねらいを見抜いていた。巨泉氏はこのように警鐘を鳴らしている。


((故・大橋氏))

〈彼にとって「経済」はムードを煽る道具に過ぎず、本当の狙いは別のところにあるからだ。
(中略)

 安倍は先日、「国づくり」に関する有識者会議で、「ふるさと」や「愛国心」について熱弁をふるった。
曰く、「日本人は生れ育った地を愛し、公共の精神や道徳心を養って来た。
ふるさとをどう守ってゆくかを考えて欲しい」。
見事なウソツキと言う他ない。

(中略)

「公共の精神や道徳心」を強調することで、現憲法が保障してくれている、「個人の権利(人権)」に制限を加えたくて仕方がないのだ。

それでなくても「知らしむべからず」なのに、もっと制限を加えて、政権の思う通りにあやつれる国民にしたいのである。
そのためには現在の憲法が邪魔なので、これを改正するために、まず人気を取り、その勢いで改正してしまおうという訳だ。

(中略)

 そもそも憲法とは、国民が守るの変えるのという法律ではない。

国家権力(時の政府)の公使を制限するためにあるものだ。

軍部が暴走して、数百万人の国民の命を奪った戦前戦中のレジームへのタガとして現憲法は存在する。
それを変えて戦前への回帰を計る現レジームは、禁じ手さえ使おうとしている。
止めようよ、みんな〉

(「週刊現代」13年5月4日号より)


 また、巨泉氏はこのようにも語っていた。

〈ボクの危惧は、4月にウォール・ストリート・ジャーナルに、麻生太郎副総理が述べた言葉によって、裏うちされている。

麻生は「参院選で安倍政権が信任された時、首相の関心はおそらく経済から教育改革と憲法改正に向うだろう」と言っていた。

要するにボクの持論通りなのだ。

“経済”とか“景気”とかいうものは、あくまで人気(支持率)を高めるための道具であり、本当の目的は教育と憲法を変えて、「強い日本」をつくる事なのである。この鎧を衣の下に隠した、安倍晋三は恐ろしい男なのだ〉

(「週刊現代」13年6月22日号)

 巨泉氏の嫌な予感はすべて的中。安倍政権は数の力を盾に横暴な国会運営を開始し、特定秘密保護法、安保法制を強行採決。さらには憲法改正に本格的に踏み出している。

 巨泉氏が安倍政権を警戒し、怒りを表し続けてきた理由。それは、彼自身の戦争体験にある。1934年生まれの彼が実際にその目で見た戦争は、人間の命がないがしろにされる恐ろしいものだった。それは安倍政権や、彼らを支持する者たちが目を背けている、戦争の真の姿である。

((故・大橋氏))

〈何故戦争がいけないか。

戦争が始まると、すべての優先順位は無視され、戦争に勝つことが優先される。

昔から「人ひとり殺せば犯罪だけど、戦争で何人も殺せば英雄になる」と言われてきた。

 特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、戦争になっても生命の大事さは重視される。
捕虜になって生きて帰ると英雄と言われる。
日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。
いったん戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。

 それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている。

(中略)

 ボクらの世代は、辛うじて終戦で助かったが、実は当時の政治家や軍部は、ボクら少年や、母や姉らの女性たちまで動員しようとしていた。
11、12歳のボクらは実際に竹槍(たけやり)の訓練をさせられた。
校庭にわら人形を立て、その胸に向かって竹槍(単に竹の先を斜めに切ったもの)で刺すのである。
なかなかうまく行かないが、たまにうまく刺さって「ドヤ顔」をしていると、教官に怒鳴られた。「バカモン、刺したらすぐ引き抜かないと、肉がしまって抜けなくなるぞ!」

 どっちがバカモンだろう。
上陸してくる米軍は、近代兵器で武装している。竹槍が届く前に、射殺されている。
これは「狂気」どころか「バカ」であろう。

それでもこの愚行を本気で考え、本土決戦に備えていた政治家や軍人がいたのである。

彼らの根底にあったのは、「生命の軽視」であったはずである〉

(「週刊朝日」15年9月18日号/朝日新聞出版)


 当然のことながらニュースでは、『11PM』(日本テレビ)、『クイズダービー』(TBS)、『世界まるごとHOWマッチ』(MBS)といった人気番組を手がけた功績などを讃えつつ訃報を伝えたわけだが、残念なことに、最期の最期に巨泉氏が我々に残そうと苦闘した政権への怒りのメッセージを、ワイドショーやニュース番組はことごとく無視した。『報道ステーション』(テレビ朝日)でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍首相について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだ。


〜〜〜〜〜〜

沖縄に”駐留する”機動隊の若者が発した「差別発言」を公の機関がじきじきに否定するという”事件”は耳に新しいが、大橋氏の危惧した「生命を軽んじる」危険な思想的兆候は片鱗としてすでに現れはじめているということである。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/436.html

[雑談・Story41] 『恨(ハン)』いま、大麻使用者の耳元に訪れるのは神の使いか、悪魔のささやきか。
留置所に放り込まれ、保釈金に300万。

ここにすごく違和感を感じるのだが。

罪というのは金で解決できるの?

金が用意できないものは保釈されない?

このしくみは詐欺ではないの?

子供時分にはみなそこに違和感を覚えるはずだ。

ああそういえばキリスト教でそうしたことを以前広めてたか。
しかしそれは意識の高い稀有な人々には、紛れもなく『詐欺』だとしか認知されていないはずだね。

見せしめとして公衆の面前で恥辱を受けさせられ、被疑者から起訴処分までに随分と時間をかけて昇格させられた前科ものは、果たしてそこに握らされた恐れによって反省を促されることとなるのだろうか。

そこに沸き立つのはいともたやすく権力に屈する人々の愚に対する怒りと情けなさと諦めの入り混じった「哀悼の念」だけか。

それとも、そこで、「それでも自分は正しい」として正しいと考えることをすることを選ぶか。
そしてそこでより自分への信頼を強化するか。

しかし諌めるわけでもないし、それを止めもしないが、そうしてもそれはやはり大衆の目には、謝罪をしないことによる開き直りと映るだろう。メディアはそう助長するだけだ。

まあ、ともかく、本人が誤りを感じていないとするなら、そこに誰が誤りと認めさせることができようか。

罪の自覚、反省材料がしっかりなければ、再び娑婆に解き放たれて再び同じことをすると人々はそこに恐れを感じている。

しかしもとより間違っていないと感じている人間に対して何を改めるべきだと彼らは諭すのかね。
韓国では、そうした『恨(ハン)』(韓国文化では:”自分が今いるべき場所に立てていない”とする意だとのこと)とする感情に対してひどく敏感らしい。
恐れを感じる人間が多いのだ。つまり罪人に対しての理解よりも復讐による恐れを感じてしまう。だからすぐに極刑を求めてしまう文化が生まれるのだ。

昔は罪人を殺してもその恨みが怖くて、祭ったり、死体をばらばらにして各地に点在して埋めたりした。手塚、首塚、足塚など、日本にもそうした事例跡が地方には存在する。

もっともわたしなら、何もそれらに依存せずとも、心ひとつを使って社会は変えられることを望むし、それには本質的な意識改革が必要だということと理解している。

それを人々に証明することを望んでいるし、それは必ず実現するつもりだ。

自分たちが何か人に迷惑をかけたのだろうかを考えて、恨みつらみを抱えても仕方がない。

私は自分が正しいと思って何かに取り組んでいる人間を責める真似はしないし、そうした人間を仲間としてみて誇りに思う。仕方がない。誰も迷惑はこうむっていないのだから。

気のおかしいことを感じているのは、正誤が逆転して面子をつぶされることを恐れている権力思考の砦に住む連中だけだ。

彼らは慢性的な被害妄想疾患症患者なのだから気の毒だ。
しかし自分でそれを選んでそうしているのだから何も気遣う必要はないけれどね。

しかし世間で騒がれているように確かに、それら薬物の常習で事件事故を起こし、被害を受ける側の人々がいる。

しかし、それらは大麻使用でおきた事件ではあってもの、事件の起きた本質的原因とはいえない。

本質はそこにはない。

飲酒も、居眠りも、携帯も、スマホでgoも同じ本質を抱えている。

それを作った酒造会社やゲーム会社に原因があるのではない。

より根本的には、人々の抱えるそうした問題の原因はあらゆる「道具の使い方」に係る誤りだ。

意識も、心も、知識も、言葉も、肉体も、金も、すべては人間が利用するツールだ。

人間が生存していく上で必要とする社会システムも、当然われわれがより快適な生き方を創造するために利用すべきツールであり、それらはわれわれの思考、想像・創造性により生み出されてしかるものである。

より根本的には、人々はそれら道具(Tool)の使い方の誤りによって生じる問題だ。

だから、いまこそ根本、ことの本質へと目が向かなければならない。目が覚めなければならない。

本質的な問題を解決に向かわせるための意識的な取り組み、働きかけが最優先なのである。

権力の傍にいるもの、その力を握るものたちとは基本的にその道具の扱い方を知らない、ゆえに誤っているのである。

道理で道具の使い方に横暴さが感じられるわけである。その方法しか見出せていないからである。

それは本質に目がいっていない。つまり人としての目がどこかイッちゃってるわけだ。

これで世の中、良くなるといえるかね。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/437.html

[雑談・Story41] <↑本文改定>:本投稿をすでにお読みくださった方は申し訳ありませんが、こちらをもう一度ご一読ください。
留置所に放り込まれ、保釈金に300万。

ここにすごく違和感を感じるのだが。

罪というのは金で解決できるの?

金が用意できないものは保釈されない?

このしくみは詐欺ではないの?

子供時分にはみなそこに違和感を覚えるはずだ。
ああ、そういえばキリスト教でそうしたことを以前広めてたか。

「金で罪は拭える。だから金を捨てなさい。ご寄付を。」とね。

しかし、それはいまや『詐欺』だと認知されてはいない?

見せしめとして公衆の面前で恥辱を与えられ、被疑者から起訴処分に昇格するまで、ずいぶんと時間をかけたものだが、その間何があったのだろう。

われわれはその密室におけるやりとりを知ることはないだろう。

前科犯は、果たして、ふたたびそこに握らされた「圧」に屈したのだろうか。

そしてそこで猛省を促されることとなったのだろうか。

それとも、そこに、いともたやすく権力に屈する衆愚に対して、怒りと、情けなさと諦めの入り混じった「哀悼の念」を沸き立たしただろうか。

そしてそのことで踏みとどまり、抵抗を消して、なお「それでも自分は正しいのだ」として、これまで以上に「自分」を貫き通すことになるだろうか。

そしてそこで、より「自己への信頼」を強化するだろうか。

私はそこに諌めの言葉を投げたいとも、なんらそこにかけられる言葉を思いつくものではない。その義理も理由ももってはいない。

ただ願わくば、「正しさなる」ものを追い求める人々が、ひとつの方法論だけに固執することなく、この期にもっと視野を広げてそれまで以上に見えていなかった、見晴らしのよい高みを手にしてほしいと思う。

人の心の悲痛を知るものには、心を語る資格がある。ヤクザだろうと、悪びれた少年少女であろうと、痛みを知るものはみなそれを語る資格がある。

そして人々はみな、そこに耳を傾ける必要がある。

そこにある思いをどのように全体に寄与することができるか、そこからそれぞれが、どう自分が納得できるようにそれを形作っていくか。人前に表現していくか。大事なのはそれだけだ。

だが、やはり大衆の目には、「けじめをつける」といった謝罪の姿を晒さない限り、「開きなおり」と映り、人々はメディアに伝えられるままに負のイメージをずっと彼らに抱き続けるのだろうな。

そしてメディアは尚もそこでただ、人々の衆愚っぷりを紙面に伝え、そのことを助長するためだけに何かを繰り返し叫びつづけるのだろう。

ともかく、本人がとくに罪の意識を感じたり、誤ったことだと理解していないとするなら、それ以上そこに誰も何も説き聞かせる力など持たない。

そしてもともとこの場合、彼らはいたって”まとも”だったという事実である。

公衆の面前に何ら迷惑をかけたり、”間違ったこと”をした訳でもない。

ただ、それらを暴いたことが誇りのように、彼らを面前に引きずり出し、騒いだ連中がいたというだけである。


大昔からこうした話はいまだ続いているというだけだ。

眠れる−善良なる−大衆は、その社会通俗的観念による縛りから外へは一歩も出ようとしない。

無知というより、保守的であるがゆえに、ひとたび異端を目にすると、恐れからそれを攻撃しようとする。そして、罪の自覚のない者たちに野火を放ち、追い立てる。

そこで罪の意識を抱えるのはむしろ追い立てる側となる保守的な者たちである。

そして以後、その自分たちの仕打ちに対するむごさへの正当性を、更なる転化により、彼らの復讐を恐れるように翻す。そして彼らが再び野に放たれることを拒みつづけるのである。

人がこうした状況を脱するためには、犯罪を犯したとする人をも説得しえる力を持つことである。
赦し、反省を促すための知恵をもたなければならない。

加害者がなぜその行動に至ることになったのか。
人々はそこに耳を澄ます勇気を持たなければならない。

事に至るその経緯を自分たち全体の問題として理解することができなければ、人々にとって、また、全体にとっての本質的な解決策など生まれはしないのだから。

排他的、排除的、差別的、それでことは永遠に解決はしないのである。
そして問題そのものの数は当然減少しない。

罪を作るものの心理的背景、そしてそこにある本質的な原因を探らなければ、人はいつまでも無知なまま、どこにも踏み込めず、何をも踏まえず、よってなんら自分たちにも正当な理由ももつことがないまま横暴に振舞わざるを得なくなる。

単に対象物を責め立てて弾劾すればそれで問題が解決すると思い込み続けるのでは阿呆なままである。

ある種、そうして咎人として生まれた人物とは、そうした人々の社会的な観念的眼差しのもとで、人々の前に差し出された、いわば「生贄」だと看做すことができるのである。

災いの前兆は人々の胸に蜃気楼のように立ち昇り現れては、ありもしない恐怖と狂気を撒き散らす。そこに対して手を差し伸べるものなど表れようも無いのである。

そして自分たちの苦しみ一時の解消のために、感性を麻痺させるための『激的な麻酔薬』として弾劾の為の祭壇(裁断)とは用意されるのだ。

人々を狂わすのは神か悪魔かわからない姿をまとった、人の心の闇の投影ということになる。


韓国では、『恨(ハン)』(韓国文化では:”自分が今いるべき場所に立てていない”とする意だとのこと)とする感情に対して国民はひどく敏感らしい。

上記にあるような、そうした畏怖の念、復讐の恐れを感じる人間が多いのだ。

それはつまり隣国に対する緊張状態に常に人々が晒された状態にあるということが影響しているのかもしれないし、歴史的な背景としてもつ文化的な遺伝子によるものが強いのかもしれない。

わからないがとにかく、反射的に復讐に対する恐れを敏感に感じてしまうのだろう。
すぐに物事に短期決戦的に決着をつけてしまおうとするのかもしれない。
あ、わが国でもまったくそのとおりだった。

すぐに極刑を求めてしまうというのも、そうした文化的背景によるものだという気がする。

昔は罪人を殺したら、その怨念を怖れて、死体をばらばらにして各地に埋めたりした。
手塚、首塚、足塚など、日本にもそうした四股を分割して祭ったとする祠がそこら中に点在する。

怨念という恐れの文化は、自分たちに認めるべき非などなければそもそも人は持たなかったはずである。
そして疫病などもそれらと結びつくはずも無かったのである。

すべてのことの起こりは”観念的な遺伝子”の生み出すパターンを原因としているのだから。つまり人の不幸の病は人々の恐れにより生まれたともいえる。これ以上は本筋から離れるので控える。

つまり昔は今と比較にならないほど、冤罪事件によって葬られたとする事例が多かったのではと容易に想像する。

そのカルマ的因果といった、後世に引き継がれた「解決すべき人類の課題」とは、今の時代の人間も当然引き継いでいるというわけだ。


確かに大麻は医療分野において期待すべき特性を秘めている。
だが、そう性急にコトを進めることは賢くも、簡単でもないことも知っている。

医療関係の既得権益団体の利権は膨大だ。

刺客が送られてきても、それにお茶を出して歓談している余裕も無い。
冗談ではない話だが、現に、そうした”事件”はすでにいくつもわれわれは眼にしているといえる。

何も真っ向から馬鹿に対抗せずとも、心という道具を通じて社会に本質を説き、周りのものから目を覚まさせれば、内側から変われるものだと理解する。
むしろそうなることを望んでいる。

役不足だろうとなんだろうと、誰もやらないなら誰かがやるしかない。
そしてそこに力を共にするものもきっと現れる。

ひとりでも自分の満足のために、自分と約束したすべきことを果たしてからあちらに行くつもりだ。

本質的な理解に至る過程において、本当に求められているものなら、それは自然と人々に”再び”受け入れられるものになると理解する。

よって私が第一に目指すのは、そうして、人々の本質的な欲求(根本的な欲求:生まれながらのありのままに自分の価値を認めるとした状態『基本値のゼロ』から何かを望み願うこと:心身ともに健常であること)を満たす方法論を語ることである。

人々が健全であり、生まれながらに価値を秘めているということは当たり前である。
それを否定するのが今の人間社会、そして不要な価値観である。つまり欠乏感から何かを望み生まれているのが社会的な価値観(本質的な要求から離れた観念的価値観)である。

今の社会は欠落感の蔓延した状況である。そこから何を願っても本質的解決には結びつかない。

根本的な人々の必要性による要求というものが延々と解消の見込みがないとすることによって、延々と抑え込まれたままとなる。
そのことによる痛みはもはや麻痺して忘れられるだけとなって、そこから発せられる根源的な満たされない想い(欲求)を溜め込んでしまっている。
そして、それを抱え込んだまま、人間的な価値観により、それを正当性に置き換えて、痛みを悪と見なして遠ざけたり、それは本能だから理性で抑えこなくてはいけないと考えたり、苦しみは成長に必要だと思い込んだりして、ずっと訳もわからずその本質的な苦しみ、そしてその解消への欲求を隠し通したり、一時の憂さを晴らすだけのために代替案でまかなったりしてきたのである。

もはやそうした意味の無い状況は必要無いのである。

ということは、人はまだ基本のゼロにすら到達していないということである。
当たり前であるはずの磐石な基盤などいまだできちゃいないのである。

ゼロという基盤に到達した時点で、もうそこからどこへ向かわなくてもよくなる。
ゼロがすべてなのだから。

そこから求めるものはすべて適うものとなるのである。

人類は、いままだ、常にマイナスの位置(欠乏感)から何かを望むことしかできていない。

そしてそこで何かを満たしつづけているとしても、そのことで何ら進歩はなく、尚も基本のゼロにはたどり着かないまま、慢性的な欠落した状況についに感覚を麻痺させてしまっている。

それは本質的な欲求とするものが何かを忘れてしまっているために、本来の願望の優先順列をいつまでも本質から外れたものを優先するよう、入れ替えつづけているということだ。


経験は力であり、そこであらゆる痛みを経験する。しかし、そこで前進を止めるべきではなく、本質的な要求が何か、そこに答えを得るまで前進は続けなくてはならない。目指すはマイナスからの脱出であり、ゼロにたどり着くことがすべてだ。

痛みを恐れていて前進はできない。よって掘り起こしてまでも、自分の中に隠された本質的な苦しみを解消に向かわせなくてはならない。

自分の隠してきた痛みに向き合わなくてはならないのだ。

まずは麻痺した感性を取り戻すことであり、そこで痛みに気づくことであり、それには自分とするものと真正面から向き合わなくてはならない。

自分の中に恐れとして感じているもの、その痛みに向き合って、目を背けず、対象物から逃げず、それを受け入れ、そこにある痛みや悲しみを感じなくてはならない。

その痛みをつむぎだしてきた観念と和解し、そこに感謝するというだけでいい。

いつまでも痛みを放って、隠して苦しんでいてはいけない。

自分がすべきだと感じること、そして、正しいと感じることなら、それはどんどん社会においてやるべきだ。

その生まれながらにありのままの姿を何と比較することなく健全であると見なし、その自分を受け入れることだ。

社会で人が何か特別なことをしなければならないわけでもない。

ただ今現在は不幸なこの社会をみなの想いで、健全でありのままの姿に戻してやること。

その本質的な要求を叶えるための行動はすべて正しくある。

そのことで誰も迷惑をこうむるものはいない。

それを「そのことで社会の秩序を乱し、迷惑をこうむるものがいる」と気のおかしいことをいうものがいるなら、それこそ、それでこれまでの正誤が逆転して、くだらぬ自分たちの面子をつぶされることのみを恐れた、社会の当たり前の秩序を乱す「権力思考の砦」に住むおろかな連中だけである。


確かに、実際に世間で騒がれているように、それら薬物の常習で危険な運転行為による過失事故を起こすもの、それで被害を受ける人々がいる。

しかしそれらは、大麻使用によりおきた事件ではあっても、そこに起こされた事件の本質的原因とはいえない。

よって事件性の本質はそれではない。

飲酒も、居眠りも、携帯も、ポケモンgoによる過失も、同じ本質を抱えている。

けしてそれを作った酒造会社やゲーム会社に原因があるのではない。
よってとんちんかんな世の中に出た抗議はただ、ただ無責任で非生産的でしかない。

より根本に立ち迫れば、それは人々の抱えるすべての問題の原因は、そこそこで起きる「道具の誤用」に係るものなのである。

意識も、心も、知識も、言葉も、肉体も、金も、薬も、食べ物も、すべては人間が利用するツールだと見なせば理解できるはずだ。

人間が生存していく上で必要とする社会システムも、当然われわれがより快適な生き方を創造するために利用すべきツールであり、それらはわれわれの思考、想像・創造性により生み出されてしかるべきものである。

だから、いまこそ根本、ことの本質へと目が向かなければならないのである。

『覚醒』しなければならない。一度感じたらもう痛みや刺激は必要ない。
刺激的で大きな事件が世界中に起きていても、いまだ民衆は”眠れる”ままではないか。

欠乏感、無気力といったマイナスの状態から何を求めても、怒りや悲しみといったマイナスの働きしか増幅されない。だから、ただ純粋に自分たちが求める社会のありかたのみに、意識を100%向けることが必要なのである。 

本質的な問題を解決に向かわせるための意識的な取り組み、その働きかけが最優先なのである。

権力の傍にいるもの、その力を握るものたちとは基本的に「道具の扱い方」を知らない。ゆえに誤っていると見ることができるのである。

どうりで物の扱い方すべてに横暴さが感じられるわけである。

単純な方法しか思いつかない短絡思考を見透かされないために防御意識を構築するわけである。エリート思想も一緒である。

それは本質に目がいっていない事が原因だ。
つまり人としての眼差しがどこかイッちゃってるわけだ。

これで世の中、良くなるといえるかね。  

批判的にしめくくるとしても、そこからすぐに転じて自分たちの知恵に向かって歩みだすこと。

私はあなた方を牽引する考えを披露する準備がある。

しかし、ここでそれをしようか躊躇っている段階にまだある。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/438.html

[雑談・Story41] <さすがばかまじめ、ゆうバック>繰り返す 簡易郵便局9億横領 賠償金半額返金検討
驚きの価格が実現!半額 万が一紛失してしまった場合でも賠償の代金が半額になります。(AIに任せて自動見出しをつくらせてみた)

弊社 池野郵便局元社員による業務上横領 - 日本郵便
www.post.japanpost.jp › ... › お知らせ・プレスリリース › 九州支社のプレスリリース
弊社 池野郵便局元社員による業務上横領. 2015年7月2日. 詳しくはこちらをご覧ください。 弊社 池野郵便局元社員による業務上横領(PDF47kバイト). 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

[PDF]弊社 局長による業務上横領の疑い - 日本郵便
www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2015/12_kyushu/0701_01_01.pdf
2015/07/01 - 弊社湯前郵便局(熊本県球磨郡湯前町)の局長が、郵便局の現金を横領していた疑いのある事案が. 判明いたしました。 現在全容解明に向けて、鋭意調査中でございますが、関係の皆様はもとより、お客さまに多大なる. ご迷惑をお掛けする ...

湯前町郵便局長が横領かその手口を過去の郵便局横領で見ると? - 美 ...
buildnet.hatenablog.com/entry/2015/07/02/211329
2015/07/02 - 熊本県湯前町の前の郵便局長が郵便局内の現金1億数千万円を横領した疑いがあることがわかったそうで、日本郵便によると前の局長は、およそ1年 ... 湯前町郵便局長が横領かその手口を過去の郵便局横領で見ると? 事件・事故 熊本県内.

郵便局員による横領詐欺にあって困っています。 - その他(法律) 締切済 ...
oshiete.goo.ne.jp › ニュース・災害・社会制度 › 法律 › その他(法律)
2006/09/10 - 早速ですが、#1の方の補足になりますが郵便がらみの事件は警察では相談に乗ってくれても捜査はできない決まりになっています。郵便がらみは郵政監察官室があるからみたいです。郵便局の窓口では話にならないので、 1)直接郵政監察 ...

岡山郵便局長8億3000万円横領事件: テレビ大菩薩峠
daibosatutouge.seesaa.net/article/365582953.html
2013/06/08 - 岡山芳賀佐山郵便局(岡山市北区芳賀)の元郵便局長(61)が在職中、多額の顧客貯金などを着服し、その後自己破産していた問題で、第1回債権者集会が6日、岡山地裁で開かれ、被害者は12人で被害額が約8億3千万円に上ることが ...

熊本県湯前町の前郵便局長が1億4000万円を横領 驚きの使い道は?
syumi-no-sekai.com › 国内ニュース
結構ある郵便局の横領事件 に移動 - ・長野県小諸市の諸簡易郵便局の元局長(66)が顧客役180人から計約8億9千万をだまし取った。 ... 福岡中央郵便局の元課長が同局から500万円を横領。2011年6月〜2012年10月にかけ、7回 ...

南沢まち子!簡易郵便局長!8億9千万円詐取!被害180人!
netatyou.jp › 時事ニュース › 事件・事故
2015/10/13 - 長野県小諸市の諸(もろ)簡易郵便局の南沢まち子元局長(66)が、顧客約180人から計約8億9千万円をだまし取っていた、と日本郵便信越支社(長野市)が、発表しました。 ... 今後、熊本県警に業務上横領容疑で告訴する方針です。

郵便局元課長を逮捕 1200万円横領容疑 [転載禁止]©2ch.net
echo.2ch.net/test/read.cgi/nenga/1434603870/
2015/06/18 - 元郵便局課長が1200万円横領…容疑認める ... 横領:郵便局の1200万円着服、元課長逮捕 課長 .... 私も勤務していた郵便局で貯金課の職員が横領して、某新聞記者から「横領事件のことについて・・・」と質問を受けたことがあります。

【愚】 郵便局員の犯罪ニュース 【愚】 - 2ちゃんねる
peace.2ch.net/test/read.cgi/nenga/1225245050/l50
191 :ゆうパックの被害者:2012/12/19(水) 11:18:34.64 ID:iZHGsppe: 神戸中央郵便局(TEL078-360-9577)、ゆうパック ..... 217 :〒□□□-□□□□:2015/11/10(火) 14:30:16.08 ID:rMf8PIkY: 郵便局員の横領事件なんて、単なる「お家芸」にすぎない。

【ブラック】日本郵便の社員が年賀状販売ノルマ7000枚を達成できず、うつ ...
jin115.com/archives/51989309.html
2013/12/06 - 年賀状販売で過酷ノルマ」=自殺元社員の遺族、日本郵便提訴―埼玉 (時事通信) - Yahoo!ニュース picture_00170 ..... 37 名前: 名無しゲーマーさん 2013年12月06日 01:18 返信する: 賠償金は年賀はがきで支払われるんだろうな. 38 名前: 名無し ..... それと物流部門は、旧郵便事業のブラック体質そのままに来年度、正社員の基本給とボーナスが半額になるという新人事制度が導入される。 …何人辞めてくかな ...

〜〜〜〜〜〜
この手の横領事件、なぜか数年に一度聞くような気がする。
金預けて半額しか還付されないなら手を出すなといいたい。

といっても、大型の金融詐欺グループ事件とは違って、詐欺に加担してるって感覚などなく、ほかに近場で預けるところがない高齢者が、いわれるがままに信頼して頼んだってのが詐欺にあってるんじゃないの?

窓口で、「任せてください。信頼の預金方法です。」って言われて、「いえ、普通でお願いします。ってあなた、それ犯罪ですよ。」って一言釘刺して、「正しい選択をしていればこんなことにはならなかったんですよ・・。」って預ければよかったとでもいうのかね。

それにしても、一人ノルマ7000枚って。。。すでに破綻してんじゃないのかい?
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/442.html

[雑談・Story41] JR北海道の廃線問題。民営化は果たして間違っていなかったか。
私はリアルタイムで国鉄の民営化に関して問題意識を持ったことはない。

けれども、民営化自体は間違っていないと考える。
それは郵政同様、人々の不公平感を緩和する意味で「時代の必要」に押された形だったと考えるからだ。元国鉄職員だった人々の年金は、どんな田舎であっても月に25万は支給されている。

それどころか、国策のすべてをきちんと民営化すべきである。
その上で人々は無策な政治家とは違って懸命かつ、ことの必要性を最大限に重んじた決断をするだろう。必要なところにはきちんと足りる分以上の物資や人材をまわすことを全体の意見として決断する。そうした仕組みを考え出すだろう。(雛形はすでに存在しているが)

社会に必要とされるインフラ・システムを国益として同一のものと視ていないのはおかしいのである。
われわれはそこに当たり前にあるとしている恩恵は金では買えないものだということを理解していない。また、その認識を得られないとするなら、その社会の仕組みは完全に常軌を逸した価値観の上に作られているということである。

われわれが問題とすべきは、国益とするものがわれわれの益するところとして直に還元されないということにある。特定の利権の拡大に、われわれの国益としての利益が流れてしまうのはおかしなことだ。そうした道筋がなぜ生まれるのかということに関して、われわれはひどく鈍感な立ち位置に置かれているといわざるを得ない。まず頭を冷やしてよく考えるべきはそれなのである。

よって、今生まれている痛みとは、かつての民営化に端を発したものなどでなく、今新たに本質を異にして生まれたものでもない。きわめて本質の部分にある以前からあった痛みが形を変えて現れたものでしかない。そしてそれは隠されつづけることによって、同様にまた、再び形を変えて現れる。人の痛みの本質は根本的原因を理由としているのである。

そして、常に時代の要求とする声とは、「人々の社会全体の健全化を希求する声」であるはずだ。

いままたここに、本質的な問題として人々が抱える痛みによる「声」が発せられている。

国策とはこれに答える義務がある。
われわれは常に問題の核心に迫ろうとするとひどい目くらましに会う。
特定の利権団体だけが問題を隠すようにして動きだすからである。
彼らの子供が介入できない大人の理由とするものは、大人でもわからない。
しかしすでに彼らが大人ぶる余裕などどこにもないはずである。
彼らが茶を濁すための政治的な理由などすでにこの世界には存在していない。

しかし、そうした事態を招くのは、われわれ自身にも問題があるのだ。

要は、いま、社会の基盤が全体的に破綻、崩壊しているということに対して、国民一人一人が何を思うかである。

われわれはこうした問題を機に、今ある社会の抱える根本原因に対して、なんらかの根本的な解決策を模索しなければならない。

経済のトリクルダウンなどといったことは起こらない。

国自体を人体として捉えれば、今現在は完全に頭にのみ血がのぼって、今にも倒れそうな状態である。

長らく底冷えがつづいた状態である。
下半身にまず血液が回っていなければ人体も経済も暖かさを取り戻さない。
国を足湯か半身浴をさせることである。
血液の循環が滞った部分をこのまま放置しているなら、いずれ全体を腐らすだろう。

人体を支える足や腰を暖めることによって、次第に熱が背筋を伝って、上へ上へとのぼり体全体を暖めていく。そしてそれは非常に効率よく持続する。

それが実践できないとするのは、そもそも、既存の経済政策、システムの概念自体が破綻しているからである。とどのつまり全体にとってそれらはまったく無価値なものといえるのである。

血液の当たり前の循環こそが、健全な状態の維持・持続を生むために必要大事であるのであって、その根本を無視した政財界の横暴、職権乱用は社会全体に多大なる悪影響を与えるものと見ることができるだろう。
社会基盤を作るうえでもっとも当たり前に人々に必要とされるはずのシステムが丸々抜けているのである。

自然の摂理はわれわれに嘘を言わない。まずは嘯くのをやめ、自分の抱える本当の痛みにしっかりと向き合うことだ。でなければ永遠に何ひとつ安堵に満たされることはない。

われわれはわれわれの抱える何かを変えるためにここにいるのである。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
http://news.livedoor.com/article/detail/12312548/

JR北海道の「悲鳴」を聞き流す北海道庁の「非常識」


2016年11月21日 14時45分 デイリー新潮

JR北海道が発表した「単独維持困難」路線のひとつ、宗谷線(名寄―稚内)


 過去最悪の175億円の赤字決算になる見通しのJR北海道は、11月18日、「単独では維持困難な路線」として10路線13区間のリストを公表した。営業距離にして1237.2キロ、同社の全路線の約半分に相当する。

 とくに札沼線の北海道医療大学―新十津川間、根室線の富良野―新得間、留萌線の深川―留萌間の3路線3区間は、廃線を前提に沿線自治体と協議する方向で検討中だという。

 今年、念願の北海道新幹線開業に漕ぎ着けたばかりのJR北海道に、いま何が起こっているのか――?

『鉄道復権』(新潮選書)などの著書で知られる宇都宮浄人・関西大学教授(交通経済学)に話を聞いた。

■JR北海道が赤字なのは“当たり前”

「まず指摘しておきたいのは、JR北海道が赤字経営になるのは“当たり前”ということです。人口密度の高い大都市圏以外で、そもそも鉄道事業者に、線路・駅・信号設備などインフラの維持コストを含めて黒字で経営しろという発想に無理があるのです。もしバス会社に道路整備や信号機の費用を負担させたら、経営は成り立たない。なぜ鉄道事業者は全てのコストを背負わなければならないのでしょうか?」


「海外では、線路などのインフラ部分は公的資金で賄い、鉄道事業者は運行サービスに集中する〈上下分離方式〉が、今や“常識”です。日本は高度成長と都市部への極端な人口集中によって例外的・一時的に鉄道事業者の黒字経営が実現しましたが、生産年齢人口が減り始めた低成長の時代にそれを求めるのは、もはや“非常識”となっているのです」

■「鉄道放棄」が「地方消滅」を招く


「鉄道の存否が地域の経済活動や住民生活に与える影響の大きさを踏まえれば、JR北海道のリスト公表を受けて高橋はるみ・北海道知事が出したコメントは、あまりに当事者意識を欠くものに感じます」


(高橋はるみ・北海道知事のコメント)

JR北海道においては、徹底した管理コストの削減など最大限の自助努力を進めつつ、全道の交通ネットワークを形成する公共交通機関としての役割を十分認識し、道や関係自治体などへの丁ねいな説明とともに、信頼関係を大切に拙速な対応を行うことのないよう強く求めます。

※コメント全文
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/komento/h28/281118gkomento.htm


「コメントにある通り、『公共交通機関の役割を十分認識』するなら、JR北海道に責任を丸投げするのではなく、道庁が率先して北海道の交通のあり方を考え、世界の“常識”である〈上下分離方式〉で鉄道の土台を支えることを検討すべきでしょう」


「地域の〈鉄道放棄〉が現実のものとなれば、車を運転できない子供や老人など交通弱者が住みにくくなる。それは中長期的に見れば、その地域の人口減少を招き、〈地方消滅〉が現実となる。その先にあるのは日本の国力衰退です」


「鉄道が苦境にあるのは、一部の大都市中心部を除いて、全国どこも同じです。これを機会に、日本でも鉄道インフラを一般道路と同じように国や自治体で支える仕組みを作り出してほしいと思います」


宇都宮浄人(うつのみや・きよひと)
1960年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業。1984年に日本銀行に入行。2011年に関西大学経済学部教授に就任。著書に『鉄道復権』(新潮選書、第38回交通図書賞受賞)、『路面電車ルネッサンス』(新潮新書、第29回交通図書受賞)、『地域再生の戦略: 「交通まちづくり」というアプローチ 』(ちくま新書、第41回交通図書賞受賞)など。

デイリー新潮編集部

検索結果

JR北海道が大赤字でも潰れない理由は国民の税金だった事が判明し批判 ...

nenene-news.com › JR北海道
2016/05/10 - JR北海道は札幌近郊区間のみの路線の会社と成り、他のJRも赤字路線の大量切捨てを実施し、東日本大震災に今回の熊本の震災で被災した路線など100%廃線。その影響は私鉄にも及び。日本から地方の鉄道は消滅すると思います。


JR北海道、赤字300億でも倒産しないカラクリとは - ハフィントンポスト

www.huffingtonpost.jp/2013/09/24/jr-hokkaido_n_3985142.html
2013/09/25 - JR北海道の相次ぐ列車事故の問題は、技術的側面と経営体質という全体的な問題が相互に絡み合っている。赤字額は300億円を超え、毎期大量の赤字を垂れ流しているJR北海道。それでも倒産しない理由は何か。


北海道旅客鉄道 - chakuwiki

https://wiki.chakuriki.net/index.php/北海道旅客鉄道
2016/09/18 - もういっそJR東日本と合併して、「札幌支社」になろうよ〜そうすれば首都圏近郊路線の莫大な収益で北海道の赤字は救済できるでしょ? 2014年、快速エアポートの自由席にオールロングシート車が投入されるようになってからは、ますます ...


JR北海道、赤字を出す不採算路線を廃止できない深刻な裏事情 - ビジネス+IT

www.sbbit.jp › 業種・規模別 › 運輸業・郵便業
2015/11/19 - JR北海道の2015年第2四半期決算が発表された。営業利益は105億円の赤字となったが、加えて浮き彫りとなったのが、不採算路線の驚くべき収益構造だ。2016年3月26日に開業する北海道新幹線についても不安材料がある中で、JR ...


JR大赤字線は100円稼ぐのに800円も掛かる | 鉄道ビジネス | 東洋経済 ...

toyokeizai.net › 鉄道最前線 › 鉄道ビジネス
2016/06/03 - 結局、鉄道臨時増刊号では自社で詳細なデータを公表したJR北海道、JR東日本両社の2014(平成26)年度の営業 ... 営業係数」は、100円の営業収入を得るためにかかる費用を示す数値。100未満なら黒字、100を超えていれば赤字となる。


JR北海道の赤字を何とかするためには、赤字路線を徹底的に廃止し ...

neoblog.itniti.net › 現代社会へ思うこと › その他
2016/07/18 - しかし、JR北海道の経営は相変わらず苦しいままのようです。鉄道路線を維持するためとはいえ、いつまでも赤字を垂れ流すわけにも行きません。JR北海道の赤字を何とかするためには、赤字路線を徹底廃止し、どうしても維持したい(しなけれ ...


JR北海道旅客鉄道 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/北海道旅客鉄道
北海道旅客鉄道株式会社(ほっかいどうりょかくてつどう、英称:Hokkaido Railway Company) は、1987年4月1日に日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業を .... その影響もあり、JR北海道での2015年(平成27年)決算においても4期ぶりの経常赤字としており、連結赤字が58億円も悪化した。 更に2016年度は発足後30年を経過しており、札幌圏内 ...


JR北海道とJR四国とでは経営状態が悪いのはどちらでしょうか?ま ...

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp › ... › 交通、地図 › 鉄道、列車、駅
2013/08/24 - 大差はないですが、どちらかといえばJR四国でしょうね。 参考までに両社の経営状況は以下の通りです(あくまで私見です)。 【JR北海道】 ・北海道は札幌への一極集中が見られ、他の地域では過疎化が著しく進んでいる。そのため赤字路線が ...

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/444.html

[雑談・Story41] <過剰化するサービスとドライバー不足>解決策の見えない闇に入り込んだ状況:利用者が理解しなければならない事
過剰なサービス合戦の果てに陥った状況により生まれた事件である。

佐川急便の身代わり出頭事件http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161122/k10010780111000.html
なお、
国交省連結トラック実験
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200050&g=eco

↑これだってちょっと間違えば大変な事故を起こすぞ。ブレーキングはよほど整備をしっかりした車体でないと、ゆるいくだり坂でも、積んだ荷物の重量しだいでは止まらなくなる。万が一、運転にちょっと疲れて気が緩んで、普段と同じ車間距離で走ったら、気づいた時に一気に青ざめてしまうだろう。追突しただけですまないぞ。めりめり運転席を運転手ごとつぶしちゃうかもよ。トラックは過積載が一番怖い。で、結局重量制限するってんなら、連結トラックは軽量荷物しか運べないということになりそうだ。そうするとあまり意味がないということになる。

これらに現れているように、現状、輸送業界は慢性的な人手不足だ。けれども人材は金で解消できるはずだとするだろう。つまり現状は、人を雇うための当たり前の金がない、言い換えれば仕事量に見合う賃金が払えない→人が来ないということだと思う。

基本、運輸業界が企業母体をまかなっているのは精鋭ドライバーたちだ。

だってそうだろう。一人で朝から晩まで、平均100件超の荷物を時間配分まで考えてきちんと経路を作り、一分たりとも無駄な時間を作らないで動くわけだから。それで一時間あたり20から30件の荷物を捌くわけだ。平均二分に一軒だとしても、場所によっては五分、十分かかる場合もあるはずだ。

午前中指定配達がもし、一人分50件あったとしたらどうだ?

朝の指定配達が済んだあとも、再び同じコースに戻って、時間指定のない荷物を配り始める。

同じところをぐるぐる回る。何度も同じ距離をガソリン使っていったりきたり。
それを夜の配達指定まで大概ひとりでやっているわけだ。

指定配達の荷物をその家に人が居ようが居まいが訪れて、家主がまだ睡眠途中で起きてなかったとしたらそれだけで時間をロスする。もし朝の指定配達が全件留守だったらどうだろう?

それは当然、午後にふたたび同じ場所に訪れなくてはならなくなる。
思うのだが、そういう荷物は最初からすべてコンビニ指定にすればよいのではと思う。

エリアにもよるだろうが、北海道とかだったらどうなんだろうね?春や夏はいい気分だろうけど、冬場なんかちょっと想像つかない。
悪天候に関係なく、地震、災害、事故、道路状況の良し悪し、視界の良し悪し関係ないわけだから。ケガもしてられない。

都市部やビジネス街は人海戦術を使うほかないだろう。安い人件費を使って。
人手のない中で、ビル街、高層アパート。
一軒一軒、癖の違う企業の都合に合わせて動かなくてはならない。
市庁舎や病院、公益団体、さまざまな建物の構造事情も誰よりも詳しくなってしまうだろう。

都市部はほんとにいったい何人体制でやっているのか。その数字を公表してほしい。見てみたいものだ。労働法に引っかかるんじゃないか?

さきほど報ステを見ていて思ったんだが、どの客も朝の早い同じ時間帯にもってこいというのだそうだ。乳製品を扱う業者のようだった。当然だろう。温度管理、冷蔵状態にも気を配らなければならない。一日二十件程度なら楽そうだが、それがすべて午前のうちだけという話だ。それなら話は変わる。「同じ時間帯なんて物理的には無理だ」とはいえないのだろう。
経営的に見ても、やっぱり実際的に無理なわけだ。
だから、なんとかごまかしつつやっているというのが状況だろう。

これで、人件費手当てが時間給支給だったらどうすんだろね。

人手を増やせば、事は収まるだろう。

だが、それができたら文句はない、という経営者側の苦悩である。

その根本解決への手引きとして、われわれは社会の根本改革案を最早、社会全体へ要求すべきだと考えるわけだ。

商売は客が第一というが、そもそもサービスの基盤にあるのは人間と人間のつながり、基本仕事はすべてボランティアだと私は思っている。

だから自分が客だとしても、店側の働きぶりに感謝する。これは人として当たり前のことだ。

それができなくなった世の中がここにある。

私はもはや社会、そして人間性は破綻していると見ている。
経済界、政界、国の指導者たるブレインがあのざまで、これまでの教育でも、社会的な観念とは、人々に略奪をけしかけているも等しいのだからね。

人々はその行動全般の動機、起点とするものを『満たされていない場所からの逃避』によって得ているわけだ。そんな馬鹿でおかしなことはないんだよ。
よいこのみなさん。われわれは人間として社会を築いているんだよ。略奪者の集まりとして存在しているんじゃないよ。あなた方は洗脳されているんだからね。

金を払えば客。客だからクレームをつける。
↑人格破綻。根本的に生命としての倫理認識がずれているといわざるを得ない。根底から何一つ満たされていないことによる欲求のはけ口。(これは基本的に存在自身を認められていないという不安による脅迫観念から生まれている。だからそこには根本的な存在性そのものを愛し癒す相手を欲求するようになる。)

企業努力は、ドライバーの個々の努力などというのも間違いだといえる。
これは社会全体、国全体のあり方に通ずる。

毎日一人で平均百件超の配達をこなす配達要員は、基本とっかえひっかえのアルバイト要員で簡単にまかなえる業種ではない。地理や道順をはじめからこなせる人間だけが集まるわけではないんのから当然だ。

運輸業の覇者、ヤマト運輸のトップは経営理念をウォルトディズニーに感化されたらしいが、ディズニーランドがほぼアルバイトでまかなえているからといって、”なるほど!そうか!”じゃないぞ。どの業種でも同じ企業理念で真似られるはずはない。大丈夫か?
どの企業も頭は政権与党と同じでずぼらじゃないのか!?ニッポンはどうなってんだ。

チェーン店は軒並み、外へ外へと手を広げていく間は景気がいいが、拡大がとまると一気に苦しくなる。だから国内企業は黒字を出すためには海外へと手を出していくしかない。それがセオリーだと考える。
そもそもいつまで右肩上がりがつづくと思ってんだよ。無能か?
そんな経営は手詰まった瞬間から崩壊していく。

そして、共食い、つぶしあいがはじまる。
よいこのみんなは、国益なるものはまずこの時点で損なわれているということに気づくべき。

コストコなんてあと何年持つだろうか。
商品を売るという意識も危機感もないからサービスは過剰に演出できる。会員費を集めたら、次の箱物の資金に充てて、次々乱立していくってのが海外チェーンのセオリーだから。どれもこれもねずみ講に等しい。

収入が拡大していくなんてことはいつまでもおきない。
きれいな血液がきちんと回ってさえ居れば人間は生きられる。国も同様。

全体が生きることができるために何をするかを考えるべき。
それぞれの企業理念はそうした意味では限りなく「自分に都合のいい文句」でしかない。

収入が拡大していかない限り、持続する人員の数を増やすことはできない。当たり前の賃金では雇えない。←この考えから抜け出せないのがそもそもの病気の原因だ。よって立ち行かなくなるのも当然だといえる。
ディズニーランドも、働き手にストレスこそなさそうだが、影では似たところがありそうだ。

ヤマト運輸グループは母体が大きい。ひとつ頭突出するためにさまざまなサービスをもっている。

二番手に続こうとする佐川も郵政もとても同じような基盤は持てていない。
佐川はアジア向けのビジネス向け商品での展開を図っているが、もともと国内でこれだけの問題を抱えていて、経営としてはあまり長く続かないような気がする。

郵政は問題外。ここはもう破綻している。

ゆうパック事業は赤字続き。彼らの経営はおかしい。

配送業の無理な指定配達サービスを大手並みに安い賃金で契約、受託→商品破損、延着、賠償、赤字→人件費、人材減のまま慢性的な人手不足→過酷な時間外労働

外注の下請け配送会社に丸投げして、人件費カット。

コンプライアンス法令順守で労働法令クリア(当然、下請け会社には労働監査が入る)。

この時点で経営が成り立っていない。
元受が、大々的にコンプライアンス違反を下請けに転化しているわけだ。

唯一の収入源とする年賀状の営業もタレントを起用したCMに金をかけるだけ。
なんら企業力を伸ばそうといったアイデアがあるわけでもなさそうだ。

下の投稿にあるように年賀状一人ノルマが7万枚(およそ35万円)とは。これって何ハラスメントっていうんだろうか?やんわりとした押し売り行為かもしれない。アルバイトからも毟り取ることになってはいないだろうね。それやっちゃいけないよ。

これは、営業の人間だけの話ではないだろう。もちろんヤマトも佐川も、他の企業も何らかのノルマはあって売れなきゃほとんど自腹だろうが、そもそも専門の運輸業だけでやっていけないというのはどうなんだ?

このように社会には不要なものが多すぎる。不要な人材は居ない。不要な企業、不要な商品が多すぎる。詐欺が横行するのもうなづける。

血液が回っていないんだよ。

それは企業というよりは、国のあり方、経済のあり方、人の扱い方、動かし方、サービスのあり方、すべてが間違っているといえる。

そろそろ人類も破綻するんじゃないの?

ともかく、本来ならば、下の投稿内に書いたように、全体性が機能力を保持、持続、または発揮するために、必要なライフラインは国民全体の働きでまかなうことが賢明だ。

国益を優先するというのであれば、郵政や佐川、ヤマトは得意分野ごとに仕事を分担して手を組むことが必要だと私は思うがね。

そして国益を担い、健全な経済の循環をつむぐための人材はいくらでも雇用確保すればよく、その前提としての社会保障、基盤づくりが必要となる。


http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/445.html

[雑談・Story41] <いじめはなくすべきか?>誰が子供の社会を救えるか?:”金権主義”という幻想は潰えるのか?
子供の社会は大人の社会が反映される。

子供は手身近な大人をよく見て育つ。社会に溶け込むために必死に真似をする。

子供は親たちの価値観を見て育ち、そこにある観念を引き継ぐ。つまり大人の社会と同じ価値観による社会性を作り出す。

■子供たちが社交的に振舞う必要性を感じるとき、その手本となる大人たちの価値観では、いったい何を教えることができているか?

仲間として取り入るには、なにをすべきか?
特に逆境にある場合、そこからの脱出のために大人は何をしているか

□子供社会で理解している価値観:金品で何でも解決できるといった価値観(いじめの要因)

■子供たちが自分を守る必要性を感じるとき、そこに役立つ手本となる大人社会ではどうした価値観を必要としているか?

自分を守るために、自分が得するためになにをすべきか?

最大限に自分の立場を利用すべしといった価値観

まずはなんらかの「優位的立場」を手に入れる必要性を大人社会は常にそれぞれの子供たちに追い求めさせることになる。
<競争意識の植え付け>

嫉妬ややっかみ(不公平感の増強:いじめの要因)

□子供たちが理解していること:強さとは権威的価値観であるということ

そこにある倫理的理解の本質:やさしさとは強さからもたらされる(横暴な性質を陰に潜めた倫理的価値観→屈折したねじれの原理)

□いじめる側の理解:弱い立場の相手には力を誇示して、飴と鞭で従えさせればいいとする。

□いじめを受ける側の理解:弱い立場は無力で、何も持てずただ堪えるほかない。それ以上の本質的強さを求める必要性を感じていく。

今回のメディアに露出した事例のように、福島の子供が新しい土地に住むことになって、異質な目を向けられることで初めて自分の立場の弱さを意識した時、彼らはその状況を打開する必要性を感じ取ったに違いない。

はじめそれは社交的に振舞ったつもりが、次第に脅しに屈する生き方へと変貌してしまったのではないかと推測する。

しかし救いは、というより現代の社会的価値観の蔓延した中において、福島出身の彼が自発的に自分の成長にプラスに転化できたということである。

これは今後、大人社会が彼から逆に何かを学ぶことになるはずだ。

彼らは今、社会の山積した問題をすでに背負って生きているということである。


さて、「大人が手本を示さねばならない!」その口で、行動でわれわれ大人は何を彼らに示してきたか。

テレビに露出した大人たち、ワイドショーの司会、コメンテーター、報道キャスター、政治家、評論家たち。

そいつらにはちょっとここで自分の姿を一度振り返って見ろといいたい。

「どの口がそんな言葉を吐けるのか」それを自分自身にはき捨てるべきだ。

『うわべだけでことを済ますこと』をいままさにここで再び彼らに示しているも同然なのだから。

(特にミヤネ屋等、ワイドショーの司会、コメンテーターは軒並みすべて噴飯ものだ)

この国の政治にかかわる取り巻きによる報道がそもそもその堕落した大人たちの手本となる。

この国のメディア、ワイドショーがそもそもこの国の馬鹿の実例だ。

うわべだけの口先ばかりの子供たちを育てる責任はいったい誰だといえるのか?

つまり、そこになんら反省もない場合、今後も「いじめはなくならない」、そして、こうした子供の事例を挙げて、いじめは必要かもしれない、と言うことにもなってしまうだろう。


話はやや趣が変わるが、根本的なこれらの解決に向けた話をひとつしてみたい。

これはあくまで仮定の話でしかなく、私がベーシックインカムという制度をそのまま支持しているということではないが、もしそこに意味する本質的な制度改革が施行され、それが人々の基本的な不安と欲求を解消に導き、とりあえず人々の生活を根本的に満たすものとなったとき、そのとき多くの場合、人は必死に働く必要性を失うだろう。

しかし、そこで人は新たな価値観を手にするはずである。

仕事に対して意欲をもってそれを生きがいとしてきた人たちは、当然、はじめは社会に失望したように振舞うだろう。なぜなら、厳しい仕事ほど人手が離れるからだ。そのことで稼ぎも失う。

雇われてきた側は、そのことで「生きるため」の生活に関するリスクが激減することによって、社会に直接的に不必要と思われる産業からは人々は逃げ出してくる。そうなると人件費をいくら吊り上げても人が集まらないリスクを抱える企業も続出するはずだ。
そこで詐欺犯グループなども当然減少→消滅に向かうだろう。

だが、そこにある「不要」は余剰生産を抑え、生物の乱獲にも歯止めをかけることになるだろう。
そしてそこで、いったんそれら過剰な労働は淘汰されることになる。物価は高騰する。
だが、そもそも当たり前の「ものの価値」が戻るだけで、「人々が求めるもの」に多様性が生まれる。そしてもともと人々は当たり前の「ものの価値」によってそうした物価を受け入れることができるはずだ。そのときは不必要な価値観、欲求には流れない心理的な土台を持つようになっているからだ。そのため、問題は自然と収まりを見せるはずだ。

自分の憂さを晴らすための金ほしさのためではなく、人々が欲しいものを求める声にこたえようという純粋な思いにのみ、自然に人はつき動かされるようになる。そうすると衰退するかに見えた市場には再び人は戻る。

本当に人々に必要とされる仕事は、振り出しから始めればよいだけだ。

そこにこそ、社会を運営する本当の政治が何か理解できてくるようになる。
何に人を投じる必要があるのかを全体が把握して運営をまわす事務方もまた多く必要となってくる。

そして、そこに生まれた新たな価値観に慣れていく過程で、仕事に”あぶれた”人たちは、社会に本当に必要とする産業、インフラ、生産性を高める事業などに対して、やる気に”あふれた”働きを見せることになるだろう。
価値観はそこでようやく逆転する。

特別な権威的誇示をそこに示す必要性は何もないということになっていく。

トランプを評価するわけではないが、正しいこともある。
それは「まずは自国第一とする」ことでそれはまさしく正しい。

まずはそれぞれが循環する枠組みを整え、それらを侵害することなく、その上で外交のための循環を作り出せばいい。

どの国もそれをやることだ。

そうすればあらゆる問題は解決に向けて価値観を共にしていくことになる。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/447.html

[雑談・Story41] 「保護主義の蔓延を阻止すべき」とはよく言ったものだ:無慈悲無自覚無責任官僚制社会主義国ニッポン
官僚制社会主義(wikiより)

官僚制社会主義(かんりょうせいしゃかいしゅぎ)とは、日本の護送船団方式や官製談合などを揶揄した言葉である。

概要

政治家の石井紘基は日本の官僚支配について「資本主義の仮面をつけた、官僚制社会主義国家」と語っている。

ここでいう「社会主義」とは非効率な官僚制、健全な自由競争を阻害する国家の手厚い保護などをもって揶揄的に「社会主義」と呼称したものであり、本来の意味での社会主義とは全く無縁である。

日本社会が社会主義的であるとみなす意見としては、他に日本型社会主義という言葉も存在するが、日本型社会主義は肯定的評価として用いられる場合もあるが、官僚制社会主義という言葉はもっぱら否定的な評価の言葉として用いられる。

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参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=v2IARqEj3c8

民主党(現・民進党)政権がなぜ失敗にいたったか、そしてそこにあった反省点を踏まえて、次はどのように野党が政権奪取すべきかは、われわれ自身、そこに参加することが可能であるとする。当然ながらこの国の舵取りは、この腐敗した社会システムを嫌悪するわれわれ国民にかかっているということになる。

たとえば上記動画の中にあるように、現支配社会システムが機能不全に陥ることなく、次の新たなシステムにどう移行させることができるか、そのためのアイデアが必要だということである。

単に痛みだけが必要とされるのではない。痛みを可能な限り和らげた(多くの国民にとっては嬉しい悲鳴となる)転換方策が必要なのである。

そしてそのアイデアは当時の日本(いまからたかだか数年前)にもなかった、われわれの手元にある「ある発想」を大々的に採用して、実現可能とするアイデアへと結び付ければよいのである。

もはや国、政府、そして企業は破綻している。それを救うのはわれわれ一人ひとりの意識にある。それを世界を救う雛形にすべきなのである。
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/449.html

   

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