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2012年5月06日09時07分 〜
コメント [経世済民75] 橋下市長:「原発ゼロ無策は国家危機」   いら立ち募らす経済界 「1年たっても政府は無策」  日本は衰退  無念と寂しさ MR
02. 2012年5月06日 09:07:57 : tWkKTx4efs
製造業が海外に移転するのは何も原発停止の電力供給だけが理由ではなく、円高要因が大きい。
海外に行く企業は既に進出しているし、その結果が東南アジア洪水被害だが。
海外に出向いても電力エネルギー消費自体を減らさなければ、進出した国に対しても
エネルギー消費の大きな負担を背負わせるだろう。

そもそもエネルギーコストなど安くはない。原発は価格コスト計算が粉飾だったというだけで、全く安くもない事を財界は知らされていないのだろうか。
経済的にエネルギーが必要だが、そうであれば原発再稼動ではなく、
現在の町工場で金属素材を溶かす際に用いられる電気炉ではなく、
直接強い火力を与える燃料の燃焼が熱効率は良いし節電に対して効果も大きい。
(燃料代は高いだろうが、元々原発コストが粉飾なので電気エネルギー自体が安くはない)

高層マンションであれば、火災の安全性を考慮したオール電化ではなく、
ヨーロッパでも多く採用されているセントラルヒーティング方式であってもいい。

インターネットスマートフォンなどIT技術が発達しているのだから、
仕事で電車移動する必要はないし、
長距離移動も飛行機を使えば、より大きな電力を消費する東京と名古屋を結ぶ
リニアモータ鉄道計画など必要がないのは明らかだろう。

エネルギー問題は現状でも出来る事はあるはずで、手放しでエネルギー需要のみを訴える財界や事業者は
広く社会に対する責任、企業モラルやコンプライアンスというものを果たしているのが疑問が残る。

無限エネルギーなど物理的にもありえない。それこそ詐欺だ。

http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/856.html#c2

コメント [経世済民75] 投機は悪なのか? MR
03. 2012年5月06日 09:11:41 : DhMjC6G9OE
宝くじは確実に6割目減りするギャンブル。一億円を宝くじに費やした自治体も
ありました。一億円で夢を買ったのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「個人が投資をするのは、社会正義ではなく、自己利益の最大化のためのエゴ行為です。」

このように書くと投資している人で不快に感じる人がいるかもしれませんが、このエゴシステムこそが最大の利点であり優れた点です。
何が優れているか?個々人が自分のエゴを優先することによって、社会がうまく回るという仕組みです。
個々の行為が「善意」「奉仕の精神」「正義を実行する」のような道徳的価値観によって支えれられているシステムはその道徳心の欠如や欲望によって崩壊してしまいます。システムとして非常に脆い。
しかし、自由な投資「個人が投資をするのは、社会正義ではなく、自己利益の最大化のためのエゴ行為です。」

このように書くと投資している人で不快に感じる人がいるかもしれませんが、このエゴシステムこそが最大の利点であり優れた点です。
何が優れているか?個々人が自分のエゴを優先することによって、社会がうまく回るという仕組みです。
個々の行為が「善意」「奉仕の精神」「正義を実行する」のような道徳的価値観によって支えれられているシステムはその道徳心の欠如や欲望によって崩壊してしまいます。システムとして非常に脆い。
しかし、自由な投資行動を含んだ資本主義では自己利益最大化のためのエゴ行為が社会全体のメリットに繋がり、個々人の高いモラルなどに依存しません。これが素晴らしい。
行動を含んだ資本主義では自己利益最大化のためのエゴ行為が社会全体のメリットに繋がり、個々人の高いモラルなどに依存しません。これが素晴らしい。
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1721776.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 正義と愛・平等、等の「人類の理想・英知」をモットーにする共産主義・社会主義が
隅に追いやられ、弱肉強食(ジャングルの掟)を掲げる資本主義が自由主義と言う
名で世を支配してきました。


http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/859.html#c3

コメント [原発・フッ素23] 5月5日、「全原発運転停止」から「脱原発依存」に方向転換を (保坂展人のどこどこ日記)  赤かぶ
05. 恵也 2012年5月06日 09:13:11 : cdRlA.6W79UEw : TfqYvClxNk
>> 「原発依存から段階的な脱出」

この言葉はごまかしだよ。
今脱出できなければ、日本は永遠に脱出できません。
鉄は熱いうちに叩かないと、絶対に曲がらない。

ドイツのメルケル首相が脱原発を変更させようとしたみたいに、段階的になんて
いってたら利権集団は絶対に反撃して現状維持に戻すのは当たり前。
例えたら意思の弱い人間が「段階的にタバコを止めます」と約束してるようなもの。

>> 「福島原発事故の安全な収拾と原因究明」

原因究明で一番重要なのは、1号機の爆発経過であり内部の配管写真の公開だ。
タービン建屋作業員の証言などから地震直後の津波が来てないときに「シューシュー」
という蒸気が噴出してる音が聞こえてたと言うものがあります。

この1号機の爆発のために、周りの2号機、3号機、4号機の電源車やそのケーブル
などが損傷し冷却不能になってしまった。
一番大切な時期に冷却水が循環できなくなってしまったわけだ。

冷却水が通ってる非常に大きな配管が損傷してた可能性は非常に大きい。
「シューシュー」という音が聞こえた時点で、海水注入を決断してたら圧力も低いから
ベントの必要もなく簡単に水素も発生させずに終結できたでしょう。
逆に言えば1号機さえ動いてなければ、こんな大事故にならなかったのじゃないかね。

>> 経済産業省う中心とした官僚の抵抗

こいつらが一番悪い。
経産省の下部組織である原子力安全・保安院に原子炉のことがよく判りもしない
経済学部出身の寺坂を任命し、東電を監視させた。
ところがこいつは原子力ムラの住人で、安全神話の元凶だったわけだ。

寺坂に菅直人が「予備バッテリーを使えないのか」と聞くと「海水に漬かってダメ」
というばかりで対処法をまったく答えれなかった。

原子炉の安全に最高責任を持つべき立場に、こんな経済学部出身のド素人の
商務流通審議官を任命していた経産省官僚全体の責任は非常に重い。
経産省官僚は抵抗できる立場じゃないだろう。

こんな任命をした連中は、傷害致死容疑で懲戒免職や地検特捜部の取調べを
受けるべき立場だが、地検特捜部までが原子力ムラの仲間じゃ・・・・・
MOX燃料に抵抗した佐藤栄佐久前福島県知事は地検特捜部に、弟の土地
取引を贈収賄として逮捕され起訴されて、いま最高裁で裁判受けてます。

これだけ東京電力が力を持ったのは、発電送電を分離せず独占状態にして世界一
高い電気代を使い、経産省から検察庁、政治家、マスコミまで買収していたからだ。

ーーーー引用開始ーーーー
原発を止めたら検察が逮捕しにやって来た<元福島県知事「知事抹殺」>
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/772.html

>> 「核のゴミ」をどう処理するための途方もない時間と費用、

発電と送電を分離して、発電を自由競争にしようとした時期に電力会社は核のゴミなど
を処分するのに30兆円がいるから税金で面倒を見てくれと、電事連が脅したことがあります。

これで結局、電気の自由競争は中身のない形だけになりました。
小泉総理は電力会社には非常に弱かった。

ーーーー引用開始ーーーー
電事連、2045年までの原発の解体・再処理に30兆円と試算
 高・低レベル放射性廃棄物の貯蔵・処分や原子炉の解体・撤去、原子燃料
再処理などいわゆるバックエンド(後処理)費用が、電気事業連合会による初の
長期試算で、2045年までに全国で約30兆円にのぼることが明らかになった。

試算は2005年の運開を予定している青森県六ヶ所村再処理工場の稼動期間
を40年と仮定し、同工場を止めるまでの総費用を計算した。30兆円のうち、燃料
の再処理関係で10兆円程度と見られている。

-朝日新聞(3/31,2002)-
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/480.html#c5

コメント [原発・フッ素23] 国際的にも厳しいはずが…食品中の放射性物質、国と民間「二重基準」広がる (産経新聞)  赤かぶ
08. 恵也 2012年5月06日 09:13:33 : cdRlA.6W79UEw : TfqYvClxNk
>> ウクライナは流通事情が悪く、地元の汚染された食品を本当に食べざるを得なかった。

こんなことを言う厚労省の担当者の氏名を出せ!
福島市や郡山市の地元の人間は「汚染された食品を本当に食べざるを得ない」
から、その安全を守るのがオマエら厚労省の仕事だろう。

地元の人間が食料を生産して全部売り払って、汚染されてない食料を食べれる
わけじゃなかろうに!

>> 国は100ベクレルで十分安全だともっとPRしてほしい

安全なはずがないだろう。
だいたい3.11の前にはほとんどの食品が0.1ベクレルだったのに、その1000倍の放射能
で日本人相手に人体実験する気か!

外国との比較をしてるが、外国は日本と違って輸入品への規制。
食べる割合がまったく違うのに、それを無視して「新基準値が国際的に見て極めて
厳しい」なんてデマもいいところだ。

比較をするのならチェルノブイリで汚染され、大量に食べざるを得ないロシア、ウクライナ
ベラルーシの汚染地帯の規制値と比べて厳しいのか緩いのかを考えるべき。

日本だって3.11の前は370ベクレルだったが、それは輸入品が相手なの。
いまの厚労省の基準はまったく信頼性がありません。
いかにも産経新聞らしい大本営発表の文章だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/484.html#c8

コメント [経世済民75] 橋下市長:「原発ゼロ無策は国家危機」   いら立ち募らす経済界 「1年たっても政府は無策」  日本は衰退  無念と寂しさ MR
03. 2012年5月06日 09:14:54 : tWkKTx4efs
ついでに言えば、消費エネルギーについて、石油、石炭、ガス、原子力などのように
供給側のエネルギーリソースの多様性を訴えるなら、
消費側のエネルギーリソースについても多様性を実現すべきだ。
電力一つに消費エネルギーリソースを依存することについては疑問がある。


http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/856.html#c3

コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
07. 2012年5月06日 09:20:48 : M0HB1LqPNo
探しました。これだね。
http://www.ustream.tv/recorded/22362542
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c7
コメント [原発・フッ素23] 国際的にも厳しいはずが…食品中の放射性物質、国と民間「二重基準」広がる (産経新聞)  赤かぶ
09. 2012年5月06日 09:22:03 : zyI7foPaHY
キログラムあたり100ベクレルは放射性廃棄物の基準だ。こんなものが全国に配送されるだけで、残飯やし尿を通して、ガレキの全国運搬と同じように、放射能のばら撒きが行われているのと同じ意味合いが出てくる。

全国に癌や白血病、心筋梗塞、さらには畸形を産むリスクを、食品を通して拡大している。

放射能は閉じ込めなければいけない原則に立てば、キロ当たり10ベクレルでも高すぎるとも言える。とりわけ海水にはストロンチウムが大気以上に高濃度に放出されていると見られ、魚はセシウムだけの検査では到底、流通させるべきものではない。

産地偽装も悪質を極めている。基準はもっと厳しくし、ロンダリングや産地偽装の詐欺師は極刑に処すぐらいの取締りと刑罰が必要だと思う。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/484.html#c9

記事 [原発・フッ素23] 「原発ゼロ未来へつなぐ」 泊3号機停止 立ち上がるこどもの日(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050690070746.html

【社会】
「原発ゼロ未来へつなぐ」 泊3号機停止 立ち上がるこどもの日

2012年5月6日 07時07分


 北海道電力泊(とまり)原発3号機(北海道泊村)は五日午後十一時三分、定期検査のため運転が止まり、国内に五十基ある原発が一九七〇年以来四十二年ぶりにすべて停止した。原発が運転再開するめどは立っておらず、昨年三月の東京電力福島第一原発事故を経験した日本は、発電量の三割を占める原発の運転ゼロが続く前例のない時期に入った。原発の安全性に不信感を抱く市民グループは「原発ゼロ」を脱原発に向けた一歩と位置付け、全国各地で集会やデモを開いた。

 泊3号機は午後五時、核分裂の連鎖反応を抑える制御棒を原子炉に挿入。出力を徐々に下げ、六時間後の午後十一時三分、ついにゼロになった。七日午後には原子炉内の温度が一〇〇度以下の冷温停止状態になる予定。

 北海道電は「泊原発は電力の安定供給にとって重要な基幹電源。安全確保を徹底し、一日も早い発電再開を目指す」とのコメントを発表した。
 原発から四キロ離れた対岸のフェリー埠頭(ふとう)には脱原発の市民団体のメンバーら百人が集まり、停止の瞬間を待った。停止が確認されると、照明でオレンジ色に輝く原発に向かって一斉に手を振り「さよなら原発」と声を張り上げた。

    ◇

 東京都港区の芝公園では午後一時から「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」が開かれ、約四千人(警視庁調べ)が参加した。区内の旧芝離宮恩賜庭園まで約一キロを「原発いらない」などと訴えながらデモ行進した。

 ルポライターの鎌田慧さんや作家の沢地久枝さん、落合恵子さんらが呼びかけ、市民グループなどが企画。こどもの日にちなんで「さよなら原発」などと書かれた大きなこいのぼりが泳ぎ、「子どもを放射能から守ろう」と記したのぼり旗も掲げられた。

 鎌田さんがマイクを手に「原発が全て止まる歴史的な瞬間。子どもに地球、日本を残す責任がある」と訴え。東京・霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴え続けている福島市の椎名千恵子さん(65)の音頭で、参加者らが「ノーモア原発」「ノーモア」とシュプレヒコールをし、こいのぼり形の小旗を振った。

 泊3号機の地元、北海道では午後一時、四十の市民団体が札幌市の大通公園で集会を開き、雨の中、四百五十人(主催者発表)が集まった。福島第一原発事故で福島市から札幌市に家族で避難した中学二年の渡辺刀麻君(13)は「事故で福島の絆はずたずたに切り裂かれた」と訴えた。札幌市の高校一年の池沢加那さん(15)は「重荷を背負うのは私たち子どもです。原発は本当に必要なのですか」と疑問を投げ掛けた。

 東海地方でも、名古屋市中区の繁華街で二百五十人がデモ行進。参加した愛知県小牧市の会社員船橋憲秀(のりひで)さん(64)は「またどこかで大震災が起きる前に原発をなくさないと」と話した。

(東京新聞)

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/485.html

コメント [原発・フッ素12] こんなにゆるい日本の暫定基準値 てんさい(い)
37. 2012年5月06日 09:26:23 : c3MGH08xSU
32様!俺は、31様に同意。32様に32様の文言をそっくりお返ししたいな〜!(拝)
 11.3.11ダメリカ人口地震津波原爆テロ以前の放射能基準値はどうだったのかね?何故か?ダメリカ人口地震津波原爆テロの直前に突如原発管理会社が変わったり胡散臭いね、あたかも、福一原発事故を偽装する為に変わった?なんと手回しが良い事だ!と思えなくも無い。(笑)ないし、後に、やたら放射能基準値を下げて放射能除染を喧伝?なんて気もしないでもない。(笑)
 少し、踏み込んで考えれば、ダメリカ湯堕爺企業に何兆円もの除染事業を〇投げさせん為の放射能喧伝?除染?略間違えないようだ?
 ダメリカ人口地震津波原爆テロの放射能隠蔽せんが為の福島第一原発事故捏造だ。(この謀略は奥が深いが)これから、1.2.3.4号機がドウタラコウタラとマスゴミが騒ぐだろうネ。
 現に、性懲りも無く4?号機が水素?(笑)湯田や企業のマグ名社(原発管理会社)は、どうなっているんだ!証人喚問でもして、取り調べたらハッキリするかもネ。
 実は、燃料棒がぬきとつて移動し、メルトダウンは、偽装でしたとゲロるかも?(笑)(拝)
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/154.html#c37
コメント [原発・フッ素23] 島田市「放射能汚染深刻」環境省認める 2012/03/27 ( 福島県は「死灰の街」になった ) 乃依
08. 2012年5月06日 09:26:58 : WWsRNIJtAQ
 
あれ?? バグフイルターって放射能除去出来るって言ってなかった?
あれ?? 放射能って消えて無くなるって言ってなかった?

あれ〜??  おかしいな〜?? ねえ、細野大臣。

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/471.html#c8

記事 [原発・フッ素23] 電源開発促進税(電気料金の約2%)は廃止すべき、原発促進のために料金に上乗せしたもので廃止しは当然
http://9214.teacup.com/uran235/bbs/113

電気料金に約2%上乗せ(消費税と合わせると7%)年間約3500億円になる
特別会計なので経産省の自由裁量で使われる、
したがって、使途が不透明で、例えば原発地域顔役の海外旅行などの大盤振る舞いが露見して非難されたこともあり、天下り法人にも多額の金が流れているのは容易に想像できる

5月5日原発全てが停止したことでもあり、当然廃止すべき

特に電気料金に税として上乗せするなら消費税と同じに明示すべきなのに
国民には知られせたくない、知られたくない、というやり方は国民軽視でやってはならないこと

そもそも税が必要なら一般会計で賄うべき
▼特に研究開発などで必要なら予算に計上すべき
毎年一定の金額が入いり自由に使えるやり方は厳に慎むべきで、それも3500億円と多額なのですよ、ずさん過ぎますよ。

電源開発促進税を廃止し2%電気料金を引き下げて頂きたい

以上
ーーー
(参考)
膨大な数の原発関連天下り機関(御用機関も含む)これらを維持するお金はどこからくるのでしょうか?
http://ww.asyura.com/09/qa3/msg/138.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/486.html

コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
08. 2012年5月06日 09:32:55 : M0HB1LqPNo
関東一盟社の他に、日本皇悠社、秋心会。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c8
コメント [経世済民75] 投機は悪なのか? MR
04. 2012年5月06日 09:35:24 : JMM8VytInE
>行動を含んだ資本主義では自己利益最大化のためのエゴ行為が社会全体のメリットに繋がり、個々人の高いモラルなどに依存しません。これが素晴らしい。

これ書いた人は馬鹿だね。
経済主体に拮抗力が無い場合は、自己利益実現行為は単なる搾取になっちゃうの。

投機はバイアスを大きくするだけ。
凶作の時、米を買い占めるのと同じこと。

中央銀行が資金を供給していればだいたい買いから入る。
それで買いのバイアスが強くなる。

小笠原は不労所得がどうしていけないかも理解していない。
賭博が何で法律で禁止されているのか理解していない。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/859.html#c4

コメント [戦争b9] 北朝鮮「対決が願いなら火の味をたっぷりと」 (読売新聞)  赤かぶ
07. 2012年5月06日 09:36:39 : cpmGTIRPSo

と、資本主義の奴隷 放射能汚染日本人がほざいております
俺ら日本人もどんだけ軍需産業の餌食になっているか考えろよ 低能

半島死ね死ねは 国内の不満を海外に向けようとしている 工作員の書き込み


はいはい
------------------------- 糸冬  了 -------------------------------------------------------
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/303.html#c7

コメント [原発・フッ素23] 4号機使用済み燃料プールがカタストロフィーに至るプロセス(アーバンプレッパー) 馬鹿まるだし
18. 2012年5月06日 09:44:40 : cpmGTIRPSo

声を上げても東電は黙殺 マスコミにリークしても黙殺 学者も黙殺 役場も黙殺
それが原子力村 

このことを無視してあげあしとるのは 東電の工作員

何重にも不具合がリークされないように手が打ってあって リークされても工作員が
ネットで頑張ってる 流石です
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/459.html#c18

コメント [戦争b9] 共和党大統領候補の一人ロン・ポール氏の10年前の予測に今さら驚く...(BLOGS) 中田英寿
18. mabo0726 2012年5月06日 09:54:13 : Rax4HZP5zYzhs : wi3fbxqOME
ロンポール批判が待ち受けていたかのようにバタバタ来たのは、だいぶ旗色が悪くなって来てるんでしょ! あせりミエミエですよ〜いい気味だ!!
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/276.html#c18
コメント [原発・フッ素23] 原発ゼロの日 さようなら原発5・5集会とデモに参加 フクイタカノリ
01. 2012年5月06日 09:54:20 : Q5D5fFKwyw
夜、経産省テント前に行きました。
こちらも一時右翼がすごかったそうですが、経済産業省を囲むほどの人。
午後11時までのカウントダウン、発電がゼロになり、みんなで乾杯!!
その後、かんしょ踊り、福島のお母さん・佐藤幸子さんの踊りは力強かった。
改めて母は強しの感。そうそう、山本太郎さんも来訪、11時前は代々木公園へ。
このテント村は、「原発村が廃村になるまで続けてほしい」と要望してきました。
時間を作って、また訪れようと思います。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/473.html#c1
コメント [原発・フッ素23] 若い人も年配者も注意しよう!  論文から見た被曝による発がん  武田邦彦  赤かぶ
35. 2012年5月06日 09:55:15 : FpVPO6YryM
16さんに同意です。
屋内で20%未満になる…?
はぁ〜?どうして そんな数字になるんでしょうか?
シェルターを持ってる人ですか?!
20%減なら 分かりますが〜
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/436.html#c35
コメント [原発・フッ素23] 10.15μSv/h 柏市立柏病院 (乖離のぶろぐ)  赤かぶ
05. 2012年5月06日 09:55:26 : cpmGTIRPSo

このことが理解できる「知能」がある人間は 迷わず家族を疎開させてくださいね
日本人のほとんどが30年で「寿命」で死ぬわけなんだが

10代以下の子供たちの寿命まで 短くする必要は無い まして家族なら
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/458.html#c5

記事 [リバイバル3] 天才料理長を失った嵐山_吉兆と雲仙_半水盧のその後


懐石・会席料理(懐石)ランキング [食べログ]
http://r.tabelog.com/RC010101/

京料理ランキング [食べログ]
http://r.tabelog.com/RC010104/

懐石料理
http://www.google.co.jp/search?q=%E6%87%90%E7%9F%B3%E6%96%99%E7%90%86&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-ContextMenu&rlz=1I7DAJP&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=X4iWT46XBsz2mAXGxuTiDg&sqi=2&ved=0CGkQsAQ&biw=1089&bih=858&sei=ZIiWT_CjLcKImQWRlK3UDg

会席料理
http://www.google.co.jp/search?q=%E4%BC%9A%E5%B8%AD%E6%96%99%E7%90%86&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-ContextMenu&rlz=1I7DAJP&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=z4eWT5CMF8vQmAWUr6zODg&ved=0CF0QsAQ&biw=1089&bih=858&sei=I4iWT87jILGKmQXksbHYDg


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      ,. <////////`>、         `ー|   / 斤´ 7 `ヽ: : : : : : ヘ            ヘ
   ////////////////∧         j.  ノ ,辷ンゅ  ∨: : : : : :ヘ            ヘ
  ////////////////////!         /  ^´ ////     i: : : : : : :i  r-、          i
  .i////////////////////ヽ _      /            .!: : : : : : :|  ー'r 、        |
  .!///////////////////////      `  _      _,.、    l: : : : : : : !    ´o         !
  !'/////////////////////,!         ` ー- (:::":ノrや´!: : : : : : : |             |
  ∨////////////////////               !j ////j: : : : : : : : !            i
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1. 吉兆創始者 湯木貞一の精神を受け継いだ伝説の天才 石原仁司

日本料理店で最高評価の『未在』(みざい)
【ミシュランガイド 京都・大阪2010  三つ星店】

住所 京都府京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町620-1 円山公園内
TEL 075-551-3310

http://www.mizai.jp/
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/
http://www.google.co.jp/search?q=%E6%9C%AA%E5%9C%A8&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-ContextMenu&rlz=1I7DAJP&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=ZjeZT9jIOsijiAfIhMjvCA&ved=0CHgQsAQ&biw=1089&bih=858


17:30〜22:00(※18時一斉スタートで1回転のみ。15分前来店が必須)
お料理は25,000円(サ別)
水曜日などが不定期にお休み
完全予約制

地図
http://www.mizai.jp/access/#


27才で既に生ける伝説となった石原仁司

石原仁司 略歴

昭和27年12月15日生まれ(島根県仁多郡出身)
昭和43年、春15歳で大阪高麗橋吉兆本店にて、故・湯木貞一氏に師事
同年ご縁により京都龍安寺内大珠院にて、故・盛永宗興老師に師事
昭和47年、京都吉兆本店にて徳岡孝二氏に師事
昭和50年、料理主任
昭和54年、京都吉兆(嵐山本店)料理長拝命
平成4年、京都吉兆総料理長拝命
平成10年、京都吉兆を退職
平成10年9月20日より雲仙半水盧オーナー上杉昌也氏に招聘され半水盧料理長を拝命。

http://www.mediapark.ne.jp/gyozan/ishihara.html


昭和27年12月15日生まれ  島根県仁多郡出身
昭和43年 大阪高麗橋吉兆本店に入店・故湯木貞一氏に師事
京都龍安寺大珠院住職・故盛永宗興老師と出会い、師事を仰ぐ
昭和47年 京都吉兆本店に移る
昭和54年 京都吉兆本店料理長に就任
平成4年 京都吉兆本店総料理長に就任
平成10年 雲仙半水盧料理長
平成16年 京都東山の円山公園に未在を開く

http://www.nagasueshoten.co.jp/nagasuebooks/mizai/profile.html


未在 石原仁司の茶懐石 [大型本]
石原仁司 (著), 松風里栄子 (編集), 久保田康夫 (写真)


茶のこころをもてなしに取り入れ、一座建立の茶事の空気を映し出す「未在」。
ミシュランガイドでも数少ない、三ツ星を二年連続獲得しました。

「未在」とは、禅語で限りがない≠ニいう意味で、石原氏が心に 刻んできた二文字です。修業にはこれで良いという限りはなく、無限であることを戒めとし、店名を「未在」としました。

「未在の料理」は、石原氏独自の茶懐石ですが、その根底には師であった吉兆創始者の故湯木貞一氏の精神が流れています。茶事のしきたりと心をもてなしに取り入れ、一座建立の茶席の空気を映し出しています。

茶の湯に造詣の深い民俗学者・熊倉功夫氏との対談では、「未在」の原点や茶・禅・料理の関連が語られます。また、料理を愛でながら、素材の由来・未在流献立・器などについて話は弾みます。
http://nagasueshoten.blog106.fc2.com/blog-entry-247.html
http://www.nagasueshoten.co.jp/nagasuebooks/mizai/mizaitoha.html


ミシュランの波紋 2009/10/14(水)

13日に格付けリストが発表された「ミシュランガイド」の京都・大阪版。

「修業していたヨーロッパでは三つ星はすごいこと。将来的にそういう店になりたいと思っていた。」

唯一、大阪から三つ星に選ばれたフランス料理「HAJIME(ハジメ)」(大阪市西区)のシェフ、米田肇さん(37)は京都市東山区で開かれた出版記念パーティーで喜びを語った。


ミシュラン社によると、日本人を中心とした7人の調査チームが平成19年秋から約2年かけて行った訪問取材に基づき評価。ミシュランガイドは世界的な権威を持つ格付け本とされ、紹介されれば店の知名度は一気に高まり、「宣伝効果」は計り知れない。

「ミシュランガイド京都・大阪2010」の発表で記者に囲まれる三つ星各店の代表者ら。

脈々と伝統が受け継がれてきた繊細な京料理。星を受けた京都の店舗からは「世界に京料理を発信する大きな弾みになる。」と喜びの声が上がった。

「海外にアプローチしていくには、ミシュランの星は大きな信用となり、活動の幅が広がるチャンス。」

三つ星を受けた吉兆嵐山本店(京都市右京区)の徳岡邦夫社長(49)は歓迎の意向を示し、

「この仕事は評価を受け続けるもの。常連さんも一般のお客さんもミシュランも同じ。これからも努力していきたい。」

と力を込めた。

一代で料亭を築き、三つ星となった「未在」(同市東山区)の石原仁司さん(56)も

「歴史がなくてもこんな土俵に上がれるとは、大きな励みになりました。」

と喜びを表した。


茶懐石で人気の「未在」の主人、石原仁司さん(56)は「景気が低迷する中、世界中からグルメが訪れてくれれば。」と歓迎。

京都の店舗では「外国企業に日本文化が正当に評価できるのか。」という懐疑的な見方も、依然くすぶっているという。


一方、調査員が07年秋から、京都・大阪の飲食店や宿泊施設約1000店を身分を隠して訪ね、その後に料理人らを取材して、皿の上の料理だけを評価する方法には、「料理だけでなく、店全体の雰囲気も評価されるべきだ。」と反発する店も。評価方法に反発して取材協力を断った店は、東京2009年版の数倍の約20店に上り、ミシュランの評価方法を疑問視するなど、気骨を見せる店もあった。和食の店は東京版では6割だったが、今回は8割に増加。三つ星を得た7店でも、うち6店を京都市内の日本料理店が占めた。

一つ星評価を受けたが、取材拒否した日本料理店「一よし」(京都市)の店主、粟津加寿男さん(60)は「味の評価はお客さんが決めるもの。」と指摘する。また、お好み焼き、たこ焼きなど大阪の食文化を代表する「粉もん」の店がなかったことに、たこ焼き店「道頓堀くくる」の永尾俊一専務は「高級料理だけが料理じゃない。単純な物差しで測れない味わいがある。」と反発。

「ミシュラン」京都・大阪版リスト

おなじみの星付きレストランや料理店、旅館は京都、大阪合わせて150店軒。

最高ランクの三つ星に輝いたのは7店で、京都では「吉兆嵐山本店」「菊乃井本店」など6店、大阪からは「ハジメ」1店が選ばれた。

二つ星レストラン・料理店は24店、旅館が1軒。
一つ星にはレストラン・料理店116店、旅館2軒が輝いた。


「三つ星」7店リスト【京都】(全て京都市)

  菊乃井 本店  東山区 和食

  吉兆 嵐山本店 右京区 和食

  千花      東山区 和食

  つる家     左京区 和食

  瓢亭      左京区 和食

  未在      東山区 和食


【大阪】(大阪市)

  ハジメ     西区  仏

http://blogs.yahoo.co.jp/shigeto1953/34419078.html

851 :食いだおれさん:2009/10/13(火) 18:35:02

瓢亭の高橋さんの態度は何だかなぁ〜?
アレだけ掲載拒否言ってて、写真撮影が満面の笑みってどう言うこと?

しかし、吉兆と未在は流石に犬猿の仲
写真撮影も両サイド(笑)
http://mimizun.com/log/2ch/gurume/1253634200/

料理人、石原仁司さんは嵐山吉兆から半水慮に移ったばかり。その後、京都に戻って『未在』をはじめた。

徳岡邦夫さんが引き継がれたのが、今から思えば石原さんが雲仙に転職のとき。

徳岡さんの<吉兆>本が料理本コーナーにあふれかえってるんで、そんなことをおもいだしました。
http://taizoo.com/?p=2388

吉兆嵐山本店の料理長まで努めたという石原仁司氏、イケイケドンドンの現総料理長である若主人、徳岡氏との関係で独立したと漏れ聞きました。
http://tomosato.net/weblog2/?p=188

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 14:20:50 ID:T0If6Hdz0

雲仙の半水盧は、バブル時代に京都系の資本で創った余りにも有名な“旅亭”
一泊30〜50万なんていう部屋もあったね。

吉兆嵐山本店とほぼ同レベルというか、嵐山吉兆の板場が引き抜かれて行ったのでよく似ている。ただ京都より量が多くて大満足でした…。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 23:08:10 ID:WWFc0ZjG0

NHKの番組「プロフェッショナル」で吉兆嵐山が取り上げられていた。

中で、7年前総料理長以下10人の料理人が辞めたとあった。 石原氏が半水盧に引き抜かれた時期と一致する。

数人引き連れて行ったと聞いていたが、10人とも移ったのだろうか?
http://mimizun.com/log/2ch/hotel/1134127683/

259 :列島縦断名無しさん:2005/09/05(月) 13:08:00 ID:Oos3XzB60

半水盧の元料理長石原さんの店「未在」がいよいよマスコミに登場。 日経おとなのOFFに詳しく紹介されている。

去年秋、円山公園の店を探しにいったが、あまりの侘しさに哀れを感じた。 吉兆と喧嘩別れした結果かなと。
http://mimizun.com/log/2ch/travel/1117087969/

その才ただ人にあらず('09/12 訪問)

未在の主人石原氏は、吉兆嵐山店の料理長を歴代最年少で勤め上げた伝説の料理人です。直接ご本人から聞いたのですが、吉兆で約30年勤め上げ、その後5年ほど長崎の半水慮で料理長をしたそうです。

その伝説の料理人のことをはじめて知ったのは、半水慮時代でした。超辛口の知人達が、

「あの人の料理は日本一や! どんなジャンルでもあの人に勝てる料理人はおらへん」

と口を揃えて言ってたことが強く印象に残っています。半水慮時代にはたまたま縁がなく、ようやく行けそうなチャンスが巡ってきた時にはすでに石原氏は長崎を離れていました・・・

半水慮をお辞めになったあと、しばらく食通さんの間で伝説の料理人探しが行われたのは有名な話ですよね。でもなかなか足取りが掴めなくて、皆さん諦めムードが漂っている時に突如京都円山公園で未在の営業をスタートされたんだとか。

天才の名を欲しいままにしてきた石原氏ですが、店名は実に控えめ。未だここに在らず・・・
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/COND-0/smp2/?PG=3&lc=0


望月信晃 私の修行先 


W 嵐山 吉兆 ” 店主 徳岡 邦夫
09 ミシュラン 三ツ星レストランに選ばれました。


私の修行先です。19歳より6年間お世話になりました。食の基本をここで叩きこまれました。 お父さんの 徳岡孝二 さんにお世話になりました。

富士で育った私は毎日が食べた事のない食材で衝撃の連続でした。料理の仕込みから仕上げまで朝早くから夜遅くまで良くやったと思います。


ご飯の美味しい炊きかた。

吉兆ではお客さんの時間に合わせ、見計らって人数分の釜でそのつど炊いていきます。お座敷に持って行きますので釜を磨いてお出しします。ご飯ひとつにもこれだけ気を使っています。

望月信晃 私の師匠 
2009 三ツ星レストラン  “ 未在 ”石原 仁司 


私の師匠です。 嵐山吉兆でいっしょに仕事をして来ました。バブルがこれからといった時でした。食に対していろいろと教えてもらった恩師でもあります。師匠に負けないようこれからも頑張らなくては!!
http://www.sakana-mk.jp/blog/?m=200911


ニューヨーク  ブラッシュストローク 2011年8月6日

ニューヨークにフレンチのブーレイと世界最大の調理学校・辻調理師専門学校が共同で和食店を出すという話は10年前からあって、それがなんだかんだの紆余曲折を経てやっと開店したのが今年の4月でした。

シェフの山田勲さんは三上さんに料理の旨さを、京都・吉兆の徳岡邦夫さんに料理の創造性を、京都・未在の石原仁司さんに料理の美しさを学んだという実に恵まれた経験を持っています。

それがいまこの店で一つずつ結実し始めています。上記3人に加えデイビッド・ブーレイもがハッパをかけて毎月どんどんよくなっている。懐石スタイルを取るここの会席料理はブーレイの技法も恐れずに拝借しすべてを和食の土壌に着地させて飽きさせない。辻調からの村島、成田両シェフが脇を固め、山本幻さんのカクテルも加わって和の地平を拡げてもいます。85ドルと135ドルのコースのみですが、バーではアラカルトも頼めます。
 
この店ができて、私にとってのNYの和の御三家が完成しました。酒肴の「饗屋」、野菜懐石の「嘉日」を加えたこの3店は、東京や京都でも恥ずかしくない。ぜひお試しあれ。
http://www.info-fresh.com/index.php?pages=seikatsu&type=detail&no=5265

生きる伝説'10/06/23 ('08/10 訪問)

料理の世界において、いずれのジャンルにおいても「伝説の料理人」あるいは「巨匠」と称される人物が片手に収まる程必ずといって良い程存在するように思います。 例えば

フレンチでしたら、フェルナン・ポワン、ポールポキューズ、アランデュカス、

イタリアンでしたら、グアルティエーロ・マルケージ、

スパニッシュでしたら、フェラン・アドリア

の各氏が(私の場合)パッと思い浮かぶでしょうか。

そして、日本料理では?という問いには、湯木貞一、辻嘉一の両氏を筆頭に、東は京味の西健一郎氏、西は未在の石原仁司氏の名を迷わず挙げると思います。


石原氏は、歴代最年少(27歳)で吉兆嵐山の料理長に就任された方。個人的に、数多ある吉兆グループの中でも「嵐山」というのは、特別な意味合いがあるように感じております。


店は完全予約制であり、スタート時間も18時から(到着は15分前)と決められております。建物は数奇屋風の佇まいで、店内に足を一歩踏み入れると、白木のL字型のカウンター席に通されます。無駄な物が一切除された落ち着いた雰囲気なのですが、厨房内には、ある種の独特の緊張感が漂っており、食べ手としても気持ちが更に引き締まります。

さり気無く見事な掛け軸が掲げられているので、石原氏に問うと、作は京都画壇の重鎮、山元春挙とのこと。
流石に一流の店はスケールの大きさが違います。

料理は、まず、御主人から折敷を受け取り、「向付け・汁・ご飯」が茶懐石の作法に則って供されます。

御飯は炊き上がる前の一口サイズの柔らかいもので、米は御主人の故郷である島根の仁多米を使っておられます。
この仁多米は言うまでもなく、棚田で収穫された無農薬米であり、西日本では最も良質なる米とも評されるだけあって、噛み締めると澱粉質特有の甘味が感じられます。

汁は零余子豆腐の赤出汁で、コクとキレを感じる見事なお味のものでした。

この後に店名と同じ「未在」なるお酒が供されました。
このお酒、金木犀の香が鼻腔を擽り、実に食欲が掻き立てられます。

向付けは、とんぶりと五種茸と丹波豆の胡麻和え。
深まりゆく秋を感じながら、食材を愛惜しむように戴きました。

お造りは、鮪(大間)、鯖、鯛(愛媛)、障泥烏賊(五島列島)、縁側の胡麻和えなど。まず、その盛り付けのセンスに圧倒されます。
また、お造りには、ちり酢と醤油と昆布出汁のゼリー状のものや、塩水だれ、鯛の肝を漉して柚子胡椒を混ぜたものなどが添えてあり、石原氏のアドバイスを元に、ネタに合う調味料を各自でチョイスして戴きます。お造り(の質や魅せ方)一つとっても、未在と他店の間にある「大きな壁」を実感できると思います。


御椀は、ぐじと松茸と鱧の椀。
ぐじは若狭、松茸は丹波、鱧は韓国。
まさに最強コンボ!これで不味い訳がありません。(笑
どの食材も当然の如く美味でしたが、やはり最も印象に残ったのは椀の吸い地でした。

焼物は神戸牛の炙り。脂のとても上品な甘さを感じる肉でした。
食感は柔らかく、サシの入り方も綺麗でしたから、恐らく若い雌牛なんでしょうね。

口直しは、名残鱧と松茸の小茶碗。鱧は韓国で脂ノリがよく身もフワリと柔らか。
淡路のさっぱりとした味わいの鱧も無論美味しいのですが、冷めると身が固くなり、味が著しく劣化しますから、やはり鱧は韓国産が好みです。

八寸は丹波栗、鯛の笹の葉巻き、秋刀魚の燻製、鴨ロース、穴子の煮凝り、小芋と大徳寺納豆、蛸の玉子、菱の実。
御造りの時も感じましたが、盛り付けの斬新なセンスをこちらでも感じることが出来ました。
一品一品の美味しさは、今更言うまでもありません。

炊き合せは小芋と鰊で、これもさり気無く美味しかった。
その後、津居山の蟹と淡路のカマスの和え物まで供され、もうこの時点で、私の舌はノックアウトに!^^;

食事は湯桶と香の物。茶懐石風に「湯の子」が入った湯桶で供されるのですが、グループ毎に回って来るのが、ちょっと驚きでした。^^;
香の物はきゅうり、大根、泉州の水茄子、ラディッシュで、どれも美味しく、中でも泉州の水茄子は白眉と感じました。

甘味は丹波栗きんとん。
これほど濃厚で美味なる栗きんとんは、今まで戴いたことは御座いません。
御薄の水は八坂神社の御神水で、石原氏自らお茶を点てて下さいました。

水菓子は、13種類の果物を使ったという華やかな一皿。
そして、生姜のシャーベットでコースは一通り終了したのでした。


私の知る限り、現在の日本料理店の中では最高峰にある一軒であり、ミシュラン発表前から、★★★を取られることは確信しておりました。料理の味、盛り付けの芸術性、器(凄いです!)、店の雰囲気、客人への気配りやおもてなしの心・・・と全てにおいて申し分がないと思います。

ミシュランで今回★を獲得された、祇園のS友氏は、石原氏は料理人として尊敬して止まない方であり、氏の前に立つだけで緊張する・・・と。

また、同じく★を獲得された、上賀茂のA山氏は未在に関して、

「最高の技量を持つ職人が最高の材料を使って、あの値段は安いと思います。私は料理人なので、お店で料理を戴けば大概の物は見よう見真似で作れますが、あの料理は私には作れません。」

と仰せられておられましたが、石原氏が持つカリスマ性や供される料理の内容からも、それは満更大袈裟ではないように思えます。


当店の唯一の欠点は、「そのスタイル」でしょうか。
祇園さ々木のようにカウンターで同時に料理を戴くのですが、個々の皿のレベルが尋常ではなく、また調理法や食材も多岐に渡る為、食べ終えた後、妙に疲れるんです。無論、それを大きく凌ぐ至福感が味わえることは間違いないですが。

ミシュラン以降、一気に予約が難しくなったとの話を耳にしておりますが、それだけの価値は十二分にある一軒です。
こちらを訪れることなくして、日本料理を語ることなかれ。
今後、和の分野でこちらを超える店に出会うことが果たして出来るのでしょうか?
http://u.tabelog.com/wienerwald/r/rvwdtl/1066155/

"茶懐石"料理店の頂点に君臨される店 … 御料理『未在』。('10/08 訪問)

ちょうど一年振りの"未在"さん。御存知のとおり二年連続ミシュランでは最高位の★★★評価を受けた店であり全国の食通だけではなく同業の著名な料理人までもが店主"石原"氏の供される料理を味わいに訪れる店であり全国の頂点に君臨する懐石料理店と云っても過言ではないでしょう。

前月伺った"竹馬"さんの店主"西岡長久"氏の御言葉を拝借すると往時"吉兆"さんに"石原"氏が弟子入りで入門された際に店主の"湯木貞一"氏は

"物凄いやつが今度うちに入ってきたわ…"

と真顔で本当に云ったのだそうであります。

例により外の待合席にて小梅のリキュールが供され、しばらくして店内へ…席に着くと店主"石原"氏より、ひと組ごとに"ようこそいらっしゃいました"と顔を見ながら、ひととおり軽く挨拶を受けます。

料理は折敷が手渡され飯、汁、先付という茶懐石に則ってのスタイル、自分は二度目ということもあり特に驚きはないものの多分はじめて伺った方はこのスタイルに一瞬、戸惑われることでしょう〜。

全国の銘店の設計を手がけられている杉原デザイン事務所による内装の設え、凛とした空気が漂いもてなしを受けるこちら側も思わず背筋を正されます(笑)

紅白の水引で結ばれた蓮の葉の中の蓮根餅の先付からはじまり、一文字によそわれた飯と赤だしの味噌汁、その後に店名を冠した酒を一献、造りは真鯛と蛸、本鮪のトロと大トロ、槍烏賊、鱧おとしの五種をふた切れづつ、椀物は鮑と鮑の肝の葛湯仕立、焼物は黒毛和牛の炙り、○(すっぽん)の煮凝りを間に挟んで子鮎焼と焼物が再び、八寸には鯛の笹巻き寿し、鰻の印籠煮、鱧&焼鮎のムース状の料理、八幡巻に糸もずくの海胆のせ、賀茂茄子と赤万願寺の炊き合わせを戴き食事は土鍋で炊き上げられたごはんを赤蕪、水茄子の香の物で先ずは戴き次に焦がし湯を茶碗に注いで戴き茶漬風に。
食後の水菓子はわらび餅、店主自ら一服づつ点ててくださる御薄、フルーツカクテルに生姜のソルべと戴いてコースはひととおりです。

料理の美しさに目を瞠るものがあるのは云うに及ばずですが使われている器も見応えがあります。

今回は同じ時期に伺ったということもあり供された料理は一年前のものとだいぶ被っているようにもレイティングしながら思ったのでありますが料理を戴いている際には、そんなことは余り気にもならず、その辺が"石原"さんの凄いところなのでしょう…、"未だ在らず"="未在"さん。茶懐石に興味をお持ちの方は一度訪れてみても良いと思います。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/

日本料理界の至宝 石原仁司氏が繰り出す究極の料理 '11/10/15 ('11/07 訪問)
フェルゼン伯爵 (117) さんの口コミ ( 男性・東京都)


 男性であれ女性であれ、20歳を過ぎた大人であれば、片思いにしろ両思いにしろ身を焦がすような恋をした経験をしたことがある人がほとんどでしょう。 あの、天国のような喜びに満ちあふれていながら、他方で感じる狂おしいほどの苦しさ。 そんな恋い焦がれる気持ちがレストランに対してあっても良いと思います。

 今回100件目のレビュー店としてご紹介するこちらの京都の「未在(みざい)」は、私が恋い焦がれ続けてきた日本料理店であり、全国の日本料理界の頂点に位置すると言っても過言ではないお店です。 そして、このお店の調理を指揮し、多くの日本料理の料理人達が目指す頂にいるのが、料理長の石原仁司氏。全国の料亭の頂点に君臨すると言っても過言ではないあの京都の吉兆嵐山本店で、わずか27歳で料理長となった伝説の天才料理人です。
 
 お料理は、27,000円の夜のコース1本のみ。普通10%かかるサービス料はありません。希望日に訪問するため、半年前から予約しました。

普通に考えれば驚異的に高額な料理に感じられますし、私にとっても簡単にポンと支払える金額では決してありません。 でも、実際に食べ終えた感想では、「この内容で27,000円は安い。」というのが正直なところです。訪問した多くの人が同じような感想を抱くのではないでしょうか。

 私が、これほど料理で感動したのは、東京都中央区銀座にあるフレンチの「ロオジェ」(現在は休業中)のジャック・ボリーシェフ(先日までシェフを務めていたブルーノ・メナール氏の前任者)のお料理を味わった時だけです。「カンテサンス」の岸田シェフのお料理でもこれほどの感動は味わいませんでした。

 京都の懐石料理店をくまなく食べ歩いたわけではないので、あまり偉そうなことは言える立場では無いのですが、こちらのお店のお料理は、総合力で他のお店を圧倒しており、追随を許さないのではないかと思います。

これは私の勝手な想像ですが、もし仮に料理代金が50,000円になったとしても、半年前から連日予約で一杯ではなくなるかもしれませんが、訪問したがる人はたくさんいると思います。

 こう言うと、「27,000円もの料理代を払うのだから、美味しいのは当然だよ。」と思われる方もいるでしょう。 でも、私はそうは思いません。なぜなら、いくら高級食材を使っても、料理を美味しさの高みに昇華させるためには、そのための技量とセンスが必要だからです。 

 かつて、競馬の武豊騎手が連戦連勝だった時に、マスコミに「武豊は、名馬ばかりに乗っているのだから、優勝して当然だ。」と言われた際、武豊騎手が「誰でも名馬を乗りこなせるわけではない。名馬を乗りこなすためには、それだけの腕が必要なのだ。」との趣旨の反論している記事を雑誌で読んだことがありました。まさに、わが意を得たりと感じました。

 モータースポーツのF1好きの方なら、故アイルトン・セナや全盛期のミハエル・シューマッハに替わって、他のF1ドライバーが彼らが乗っているその車に乗ったとしても、到底彼らのような実績を残すことが不可能であることは、容易に分かると思います。


 私が訪問したのは、2011年7月上旬の夏のある暑い日でした。

 饗宴は18時から一斉スタートなので、遅れて他の人に迷惑をかけないように、早めに到着すると、お弟子さんが外で待っていて、「お待ちしておりました。お呼びするまでこちらでお待ちください。」とベンチの方へ通されました。

 お店は一軒家で、写真のとおり「簡素な美」を極めたかのような造り。

 梅酒をいただきながらしばらく待っていると、「お待たせしました。」と呼ばれ、L字型の10席のカウンターに通されました。しばらくして、連れも無事到着。 なお、店内での写真撮影は禁止なので、残念ながら今回は店内やお料理の写真はありません。

 当日の料理は、茶懐石の儀式が終わった後、以下のように料理11品、石原氏自らがたてた抹茶をはさみ、デザート5品の計16品でという非常に豪華な内容でした。通常の懐石料理が、8、9品程度であることを考えると、通常の倍の品数です。

 しかも、どの料理も文句なく美味しく、1品1品の充実度がずば抜けているので、想像以上の満足感でした。
 これだけの内容を、通常どおり1品ずつ解説していくと、私が述べたいことのポイントがずれてしまうので、あえてポイントのみに絞って述べます。


(料理内容)

@ 新牛蒡の真丈、焼き茄子のずんだ、オランダ豆
A 鱧落とし、青のりソース、梅肉、針しょうが
B 向附(お造り)
C 椀物(ぐじ豆腐、よもぎ麺、汲み上げ湯葉)
D 奥出雲の黒毛和牛の炙り、赤山椒のソース、マッシュルームソース
E 京トマト、とうもろこし、帆立の焼霜など
F 八寸(琵琶湖の稚鮎、枝豆、ほおずき、蛸の卵など)
G ばい貝
H 賀茂茄子の冷製
I 明石の蛸、琵琶湖の鱒、鮑など
J 食事
◎ 抹茶
K 呉豆腐(ごどうふ)、黒蜜
L ばんかんのゼリー
M げんこうのコンフィチュール
N 19種類の果物
O クランベリーのシャーベット


 私が最も驚いたのは、3品目のお造りでした。 内容は、五島列島のヤリイカ、愛媛の鯛、境港で水揚げされた鮪。特に鮪は、300キログラムクラスのものの、高級な部位です。 2人前ずつお皿に盛ってあるのですが、その盛りつけの華麗さと素材の質の高さに圧倒されました。素材が最高級なのは、一目でわかりました。写真でお見せできないのが残念です。

 これを塩酢につけて食べたのですが、あまりの美味しさに唖然呆然。懐石料理でこれほど美しくて、美味しいお造りは食べたことがありません。 食材への目利きの素晴らしさに感服しました。

 
 次に驚いたのは、4品目の椀物の出汁でした。 椀物は、ぐじ(甘鯛)豆腐の椀。尋ねたところ、日本料理の基本となる出汁は、昆布、鰹、ぐじ(甘鯛)でとっているそうです。もちろん、出汁の取り方、かけている手間暇等は秘中の秘です。なお、見ている限りでは、出汁を使う料理は、弟子任せにせず、必ず石原氏が最後の仕上げをしているようでした。

 ゆっくりと味わうように飲んだところ……「!!!」何と言う美味しい出汁!これは、今まで味わったことのない出汁です。 私が最も好む京都の「祇園末友」の出汁が、重さ的には軽めだが不規則に落ちてくる木の葉を一閃でスパッと切る切れ味の鋭い刀だとするなら、「未在」の出汁は、ズッシリと重いものすごい剛刀で身をバッサリと一刀両断されるかのような感覚です。そして、単に豪快というのではなく、繊細さと儚さを併せ持っているのが素敵です。  

 では、同じく私が好きな椀物で名高い京都の「桜田」を加えた3店の椀物のうち、どれが一番優れていると感じたか?
これらはいずれも最高峰クラスなので、優劣をつけるのは非常に難しく、個人の好みの問題なのですが、あえて言えば、私としては、「祇園末友」の椀が最も好みに合います。

 なぜなら、「未在」の出汁は、若干味が濃いめのしっかりとした味であり、飲んだ時のキレ味を重視する私の好みと微妙にくい違うからです。甲冑の兜割(かぶとわり)のできるような剛刀よりも、サッと一瞬で心をえぐるような「祇園末友」のキレの鋭い出汁の方が、私の心に響きました。そのため、その次が「桜田」で、その次が「未在」という感じでしょうか。

 これは、あくまで好みの問題で、「未在」の方が文句なく1番だと思われる方が断然多いと思われるので、もし「未在」の大ファンでこの文を読んで不愉快になられた方がいらっしゃいましたら、「京懐石のことなど何も分かっていない素人の戯言」ということで一笑に付してお許しください。


 3番目に述べたいのは、食材と食べ方への半端のないこだわりです。

 京都の懐石料理店は、仕入先がほとんど同じであるため、同じ時期に連続して数軒の懐石料理店を訪問すると、同じような食材ばかり出されてしまい、飽きが来るのですが、「未在」は違います。 これは、ただ単に鮑などの高級食材を使っているに止まらず、1品の料理に対して、最も適すると思われる食材を全国各地から取り寄せているので、まるで全国の名産品が一同に介しているかのようでした。一体どうやって入手しているのかと非常に不思議でした。

 日本酒も一般的なものは使わず、「未在」という店名を冠したお酒を蔵元を指定して特別に造らせています。
そして、食べ方も、鱧落としなら青のりのソースや梅肉というように、1品1品食べ方を細かく指定されます。最高の食べ方を長年日々研究したのでしょう。

 ただ、あまりにも指定が細かいので、正直疲れを感じました。

 なお、18時一斉スタートというのを気にされる方が多いようですが、客を2回転するわけではないので、私はあまり気になりませんでした。 

 良くない意味でちょっと気になった点は、お店の醸し出すかなり緊張を強いられる雰囲気です。 カウンター割烹の醍醐味は、御主人との楽しい会話ですが、何か質問してはいけないような雰囲気でした。

 料理に限らず、どの分野においても、その道の権威や巨匠と呼ばれる人には見えないオーラがあり、その方の前に立つと緊張した雰囲気が流れるものですが、日本料理界の権威と言っても差し支えない石原氏が自然と放つオーラのせいなのかもしれません。

 この日は一斉スタートのはずが、空いている席があったので、なぜかと思っていると(未在は毎日予約で一杯なので)、遅れて2人来ました。 会話内容からして、製薬会社のMR(営業担当者)が医師を接待しているようでした。失礼ながら緊張するタイプには見えないその医師が、「非常に緊張する雰囲気だなあ。」と言っていたので、私と同じように感じる人もいるのだと思いました。

 ちなみに、その営業担当者のお店選びは完全に失敗したと思いました。このお店は、あくまで料理を純粋に楽しむ場所で、最も接待に向いておらず、料理は二の次という姿勢は、全身全霊を込めて料理を作っている石原氏やお弟子さん達に失礼だと思います。

 食事を終えると、石原氏から丁寧なご挨拶があり、お名刺を頂戴しました。
 
 お会計は、料理代27,000円と、連れと2人で日本酒を2合飲んで、29,000円ちょっと。
 最初に述べたように、この金額は安いと思います。

 緊張を強いられる雰囲気だったけれど、それは石原氏が全身全霊を込めてお料理を作っていることの証だと思うので、非常に満足感に包まれながらお店を出ました。 帰りは、暗くなっているため、お弟子さんが提灯で足下を照らしながら、送ってくださいました。風情があって非常に良い感じです♪

 石原氏も外に出て、私たちが見えなくなるまで、丁寧に見送ってくださいました。

 このお店は、万人向けでは無く、賛否両論あり得ますが、半年前から予約をして良かったと思える素晴らしいお店でした♪

 また、石原氏のお料理を味わう時が訪れることを楽しみにしています。

http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/3363419/

京都「未在」 2009年11月02日(月)

京都円山公園内の「未在」さんで夕食をいただきました〜

藤棚の奥にある、とても美しい数奇屋風一軒家。デザインは杉原明さん(コチラ )によるものだとか。美しく朱色に塗られたカウンター席、10席のお店です

ご主人は、元 嵐山吉兆料理長。27歳最年少での就任なさったことで、有名な方です。

15歳から大阪高麗橋吉兆で修行をはじめられて、前述の嵐山吉兆料理長、雲仙半水盧(うんぜんはいずいりょ、長崎)の料理長を経て未在さんをオープンし、今年で6年目になるのだそう。現在は常連さん比率がとても高いお店のようです。


この日いただいたものは次のような内容でした〜


●向付、汁、飯

ご主人から折敷を受け取り、最初はコチラから。

柔らかい一口ご飯、八丁仕立ての汁。

向付はずいきなどの入った和え物でした。

茶懐石をカウンターでいただく、ちょっと不思議な感覚〜

その後飲み物は冷酒をいただきました〜

●御造り

豊かな量の鯛、烏賊、鯖、マグロ3種が、華やかに盛り付けられていました。

お魚は産地よりも質を優先して選んでくださっている様子。

醤油ではなく、だし醤油の煮こごり、塩水だれ、鯛の肝を漉して柚子胡椒を混ぜたもの、を添えながらいただきました。


●煮物椀

松茸、ぐじ豆腐

特におだしの味の良さは感動。とても美味しかったです


●焼き物

黒毛和牛の霜降りでした。実山椒、マッシュルームのペーストなどを添えてありました。


●鉢肴

毛蟹などを使った和え物


●八寸

焼き栗、鬼びしの実、秋刀魚山椒煮、丹波黒豆の枝豆、衣かつぎ、鯛鮨、穴子の煮こごり、白子、鴨ロース、いくら、

などが華やかに盛り付けられていました〜


●里芋とにしんの炊き合わせ

●湯桶(ゆとう)と香の物

●甘味(丹波栗きんとん)

●おうす

●水菓子

12種類の果物を使ったという華やかな一皿でした。


●シャーベット

しょうがのぴりりと辛いシャーベット

※日経BP社の公開画像より
写真の右から2番目の方が未在さんのご主人、石原仁司さんです。
温かみのある、お客さんを愉しませようとのお心遣いが伝わる方でした。

個性的なスタイルで芸術性に富んだ、素晴らしいお店でした〜
お料理に関しては、食材の仕入れ力、丁寧な下ごしらえ、包丁の素晴らしさや調味の正確さ、準備の完璧さ、などを感じました。そして華のある盛り付けと、懐石の構成も素敵。とても質の高いものだとわたしは思いました。器も貴重なものが多く、そのどれもが美しかったです。


飲み物もお酒だけではなく、ワインやシャンパンを品揃え。正統派のスタイルに加え、柔軟なおもてなしの心も見えるお店だと思います。独特の雰囲気は非日常を感じさせてくれますし、心地よい緊張感も、時には良いですよね。また機会を作って伺いたい一軒です〜

こちらでの食事も、幸せな時間でございました

■「未在」そのSense、素晴らしいと思います。

石原仁司さんは、料理の天才との呼び声も高く、その経歴は嵐山吉兆で約30年勤め、その後5年程、半水慮で料理長をされたそうですね。そこをお辞めになったあと、しばらく充電されていたようです。

「未在」という店名もどのような意図で付けられたのかは存じませんが、そのSense、素晴らしいと思います。
是非行って、お会いしてみたい方ですね♪

ペイ爺 2009-11-02 11:16:04
http://ameblo.jp/hime-ameblo/entry-10367944617.html

2011-08-31 16:17:39 paopaowineの投稿

昨夜、パオの誕生日ディナーと言う事で もぐもぐさんに京都の「未在」さんでご馳走してもらいました。パオの誕生日は8月9日なのですが、8月で運良く予約が取れたのが昨夜だったというわけです。

「未在」さんはご存知のようにミシェランの最高峰=★3つを2年連続で獲得されています。また、全国の食通はもとより、さまざまな料理人が店主「石原仁司」さんの供される料理を味わうために訪問されます。ちなみに石原さんは「嵐山吉兆」で27歳の若さで料理長に就いた伝説の料理人です。

さて、未在さんのシステムについて説明しましょう。

お客さんは1日当たり10名のみとなります。


電話で予約しますと当日は午後5時45分にはお店に到着するよう念を押されます。午後6時から一斉に石原ワールドを堪能していくわけです。

店舗は阪急河原町駅から徒歩で20分ほど丸山公園内に真ん中ほどに位置します。少々わかりにくいのですが大きな藤棚を目印にすれば良いと思います。そんなパオ組も少々、道に迷ってしまい、5時過ぎに駅を出発したのですが到着したのは35分ごろでした。

お弟子さんが既に外でお待ちのようでした。数寄屋造りのお店は想像していたよりも小さく、簡素な佇まいです。


門から入ると玄関に続く小路、そして、良く手入れされたお庭が目に入ります。店内の準備が出来るまで玄関右横の東屋・腰掛待合に案内されました。熱いおしぼりを出していただきました。屋外ではまだ蚊が多いようですので刺されないように気をつけたいものです。

涼しげな紫蘇のリキュールが出てきました。中には甘く漬け込んだ小梅が入っています。
小梅は酸味が全く無く、甘くて美味しかったです。

リキュールを飲み干すと、準備が出来たようでお弟子さんたちにより店内に案内されました。

残念ながら未在さんは店内や料理の撮影は禁止されています。ご了承下さい。


店内に足を踏み入れると白檀の香り、そして凛とした和の空間が待ち受けています。予想に反してこじんまりとした印象です。
L字型のカウンターの一番奥の席に案内されました。

席の前には優しく揺らめく橙色の灯火がホッと一息つかせてくれます。
いつの間にやらL字のカウンター10席が全て埋まっていました。

6時少し前に店主の石原さんが登場、お一人お一人に挨拶を行ないます。その後、お弟子さんより飲み物を聞かれました。パオ組は生ビールをオーダーしました。まずは石原店主の挨拶から始まり、その後、自身両手により折敷が手渡され、パオの緊張感が最高潮に達します。


料理は飯、汁、先付という茶懐石に則ってのスタイルです。

島根県産の米はアルデンテ状、米自体の甘みが秀逸でした。
汁は冬瓜の赤だし仕立て、鰹だしがしっかりと効いていました。

この後、店主よりお店のオリジナル酒である"未在"が奥の席に座ったもぐもぐさんから順に一献づつ振舞われていきました。


このお酒は岐阜県産とのことで味・香りからすると純米大吟醸と言うことがすぐにわかりました。利き酒師的には香りが穏やかな「爽酒」と「薫酒」の間に位置するお酒でお造りやあっさりとした出汁には相性が良さそうです。
http://ameblo.jp/paopaowine/entry-11003452832.html


基本的にそれぞれの料理は各々の盆にのせられて出てきます。

コースは以下の通りになります。

@茶事
 ・仁多米のごはん(アルデンテ)
 ・冬瓜の赤出汁椀
 ・オリジナル酒・未在を一献


A先付け
 ・蓮根餅
  蓮根餅は蓮の葉に包まれています。 蓮の葉は紅白の水引で綴じられいるため、開いてみると葉が大きなお皿に早変わりです。 蓮根餅の下には出汁のジュレ、ずんだのムースが敷き詰められており、さまざまな食感と複雑な味わいの相乗効果が楽しめて、本当に美味しかったです。


 ・京唐菜と伏見唐辛子のおひたし
  上品にあっさりと味付けられています。
  唐辛子の葉は旨みが感じられ、 辛さは全く感じられません。


B造り
店主がそのお客さんの雰囲気を見て、器を選んでいるそうです。パオ組の器は涼しげな錫の大皿で出てきました。
あしらいは海ブドウ、本山葵、山芋の短冊。醤油の煮凝り、ポン酢、にがりと柑橘汁のたれでいただきます。

・愛媛の鯛
 コリコリとした歯ごたえ、身の甘さはこれまで食べたことない美味しさでした。 
 にがりと柑橘汁のたれとよく合います。

・青森のマグロ
 それぞれのお客様で部位が違うようで 幸運なことにパオ組には脂がのった大トロがあたりました。
 身の上には辛み大根がのっています。 こちらは醤油の煮凝りでいただくと好相性でした。
 他には焙りの部位もいただきました。


・五島列島の槍烏賊
 新鮮なので、身は幾分透きとおっています。 コリコリとした食感の後、口の中に烏賊の甘味が拡がります。

 耳の胡麻和えはお酒(未在・純米大吟醸)とのマリアージュが楽しめました。


・韓国の鱧
 梅肉と鱧の肝添えの2種類をいただきました。 旬の鱧は瑞々しく、何とも言えない美味な脂が堪能できました。
2人でいただいてもそれぞれの種類が1人あたり2.3切れ。思ったより多くはありませんでした。


C椀物 
・鮑、いたちきゅうり、ゆば、白髪ネギ、しょうがと葛仕立て

鮑は軟らかく仕上がっていますが、程よく歯応えが残っており、美味しいのですが、椀物の味わいの中心をになっている生姜ベースの出汁が素晴らしく、これまで味わったことのない旨みを感じました。

この辺りでお酒をオーダーしまして「未在の辛口」を冷やでいただきました。やや熟成感が感じられ、米の旨みが際立っています。このお酒は濃厚なのでぬる燗でいただく方がよかったようです。
http://ameblo.jp/paopaowine/entry-11003536275.html#main


D焼き物 
・奥出雲の黒毛和牛サーロイン・マッシュルームのソース
あしらいは8種類の葉野菜(ハーブ)
焼き加減はミディアムレアなので肉の弾力をしっかりと感じながらも口の中で蕩けていきます。

マッシュルームのソースが秀逸でした。

E冷製
・スッポンの煮こごり
中にはネギ、しょうが、丁字麩が入っています。
スッポン料理はたびたび生姜が効きすぎて本来の旨みが感じられないことがあるのですが、未在さんの煮こごりは一味も二味も違います。こんなに美味しいスッポン料理は初めてです。


F焼き物 
・琵琶湖の鮎・蓼のソース、赤芋茎添え
シンプルに鮎の焼き物かと思いきや、いただいてみるとしっとり感があります。軽く出汁に漬け込んで、軽く寝かせてあります。
この辺りにも一工夫がなされており、本当に感心させられます。


G八寸
・鱧の子の煮凝り
・燻製肉の山芋とろろかけ
・雲丹の冷製
・鯛笹巻き鮨
・鰻印籠煮

団扇の形をした盆皿に盛り付けられています。各々のお客様からあまりの盛り付けの美しさに何とも言えない歓声が上がりました。一品一品、美味しいのには間違いありません。

この辺りで京都の大吟醸酒、フルーツ香が薫る「桃の滴」を一緒にいただきました。そろそろ、腹の具合も7分目になってきました。

http://ameblo.jp/paopaowine/entry-11006632734.html#main


G炊き合わせ

・加茂茄子、万願寺唐辛子の胡麻ソースかけ
瑞々しい加茂茄子をまったりと甘めの胡麻ソースをつけていただきました。
このあたりで急にお腹が膨らんでまいりました。


Hご飯・香の物

・香の物
 水茄子・辛子、胡瓜・もろみ、大根、ラディッシュ、壬生菜、煮昆布

・ご飯
ご飯は土鍋でじっくりと炊き上げられています。やや硬めの飯粒はパオ好み、硬めなのには理由があります。
淡い塩味のお湯におこげを加えたいわゆる「焦がし湯」をさらさらとかけて、「お茶漬け風」にいただきます。
お腹一杯でしたが、おかわりを勧められるまま、何とかもう一杯を平らげました。


I茶菓子〜デザート
ここで店主・石原さん自ら、お一人お一人に八坂神社御神水によりお抹茶を点てていただきました。


・わらびもち、黒蜜(波照間島の黒糖)、丹波黒大豆のきな粉
これは普段食べているわらびもちとは違います。黒密の甘みは濃厚、きな粉も香ばしいです。餅は決め細やかでいつまでもプルプルしています。


・13種類のフルーツカクテル
山盛りのフルーツ群によりパオの体中が甘酸っぱくなってきました。


・ブルーベリー、マンゴー、ロゼシャンパーニュのジュレ
こちらのデザートを作り出した途端、客席のほぼ全員の顔が険しくなりました。
「まだ、出てくるの〜?」という感じです。(笑)


ロゼシャンパーニュのジュレが苦みを利かした大人の味わいになっており、ほどよいアクセントになっていました。


・新しょうがのソルベ ステビアの葉、70〜100年に一度咲く花の蜂蜜

店主から「ソルベはどうですか」と聞かれます。
パオはお腹一杯で食べられないほどではなかったのですが、甘酸っぱい物が連続したのでソルベは遠慮しました。
しかしながら、他のお客様の全ての方がソルベをいただいていました。

未在さんに来られるお客さんの胃袋の容量もミシュラン3つ星級なことに驚いてしまいました。


時計を見ると10時前を示しており、幸せな宴の時間もあっという間に過ぎていきました。店を出ると辺りは真っ暗です。
お弟子さんが提灯の灯りを照らして、帰り道を見送ってくれました。


 お料理+生ビール2杯+冷酒3合(2人で)お値段は1人当たりで3万円余りでしたが、お料理の質、量ともに充分、もとは取れていると思います。 料理の質・量などあらゆる面で未在さんに匹敵する料理屋さんはまず存在しないでしょう。 他の分野も含めて唯一無二な領域に達している料理屋と言っても過言ではないでしょう。 とにかく一生忘れることのない素敵な誕生日ディナーでした。 もぐもぐさん本当にありがとうございました。

 次回、もし予約が取れるのであれば、松茸の時期か寒い時期で再訪できればと思います。今度はデザートも完食したいと思います。
http://ameblo.jp/paopaowine/entry-11008444021.html#main

721 名前:食いだおれさん [04/12/08 13:01:15]

ついに念願の円山公園内の「未在」に行ってきたヨ。


725 名前:721 [04/12/08 14:55:02]

すばらしい料理でしたよ 。でも、ある程度お茶事の勉強してから行くことをおすすめします。

二人で五万円(飲み込み)であれならばあの辺では一番かも
入店時間を指定されるのには驚きましたが・・・
石原さんもよく喋ってくれましたし。


727 名前:721 [04/12/08 15:44:48]

まず最初に飯に汁(白味噌仕立、天然占地茸、溶芥子)
向付は白和え
造りは五種盛り込み
煮物椀ー鶉の松風みたいなん
焼物ー近江牛山椒焼き、ソースは赤ワインだっけ
預鉢ー海老芋、蓮餅、菊菜
八寸ー十二種盛りぐらい
酢物ー松葉蟹
食事ー湯桶
菓子ー栗きんとん
水物ー果物

こんなもんだっけか
二品ぐらい抜けてるかもよ

729 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:01:58]

元京都吉兆の料理長の店
ちなみに二十代でなった 唯一の人物です。


730 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:17:40]
>>725
>でも、ある程度お茶事の勉強してから行くことをおすすめします。

理由は?


731 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:20:15]

そのほうが楽しめるからじゃ無いの?
皿や茶わん持つ所作でだいたい見る人が見ればわかるし。


732 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:21:44]

出し方が茶事っぽいだけの話やんけ!!!!
それを、たかが料理屋で飯食うのに「茶事の勉強してから・・・」やと!!!????
あほくさ・・・


733 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:24:53]
>>731
掛け軸や部屋のしつらえなんかでも、良さが分らないでは勿体無いんだろうね?


735 名前:食いだおれさん [04/12/08 17:36:22]
>>733
そういうものが判る・判らないなんてのは、茶事を知っている・知らないとは関係あらへんな。
そもそもお嬢さん芸とかでやってる程度ではどうしょうもないやろ。
料理屋で飯食う程度のことで茶事を云々したがるのが理解不能やね。

737 名前:食いだおれさん [04/12/08 18:13:16]
>>727
茶事がどうのと言う割には八寸がてんこ盛りに過ぎる様じゃないか。
それに向付が白和えで、造りが別に出てくる訳だ。なんだかねぇ・・・

どうです?>>721さん。


738 名前:食いだおれさん [04/12/08 18:37:48]

杉板に八寸が二種盛りだっていう方が頭が堅いのでは?
形式に拘らず、もっと自由な発想が茶事の本道では?
美味しくて尚且つ心が豊かになればそれでいいんでねーの


739 名前:食いだおれさん [04/12/08 18:45:54]

>美味しくて尚且つ心が豊かになればそれでいいんでねーの

ならば尚更、茶事を「勉強」してから・・・云々などという意見は廃除されるべきでありましょう。


740 名前:食いだおれさん mailto:sage [04/12/08 19:17:39]
>>739
茶事の楽しみを知っている方がより楽しめるって事じゃないか?
はぁー天一でラーメン食ってこよう。


742 名前:食いだおれさん [04/12/08 19:28:40]

「勉強」ついう言い方ががねぇ〜
理念的にもなんだかなぁ〜


743 名前:食いだおれさん [04/12/08 19:35:14]

コース価格はいくらだったのか知りたいです。教えてください。

744 名前:721 [04/12/08 20:33:32]
>>743
最初は一万五千円だったけど最近は一万八千円か二万円に値上げしたらしい。


745 名前:食いだおれさん [04/12/08 20:54:11]

円山公園か。場所代が高そうやねぇ。


752 名前:食いだおれさん [04/12/08 23:10:02]

2万なら何とか行けそうだな。


754 名前:食いだおれさん mailto:sage [04/12/09 00:19:43]

もうすこし敷居の低いところがいいな。
なんて言ってるようじゃこのスレを見る資格はないかもしれないけど
orz


764 名前:食いだおれさん [04/12/11 08:35:36] >>748

円山公園は京都市の公園のはず。
でも、公園内で営業してる店結構あるよね。


772 名前:食いだおれさん mailto:sage [04/12/12 17:13:59]
>>764
円山公園の管理者は京都市だが、地主は国(財務省)らしい。
国が市に委託して管理させてるって感じかな。
もともとは八坂神社や知恩院の境内地だったのを国が買い上げて(収容して?)公園として整備したらしいよ。

今、公園内で出店してる店はもともと八坂神社などの門前で茶店などをやってた店が多いらしい。

以上、前に円山公園でお店やってる人が言ってました。

773 名前:食いだおれさん [04/12/12 17:37:33]

じゃあ何故、未在って店が新規で出店できるんだ?


774 名前:食いだおれさん mailto:sage [04/12/12 19:29:32]

未在はたぶん既存店の買取です。 円山公園はけっこう売り物件出るんですよ。
ただ市街化調整区域だし、都市公園法やらなんやらに引っかかって規制が多いのと、売値と買値がなかなか合致しないようで実際の売買には至らないケースが多いみたいです。

私は円山公園の飲食店にはけっこう行きましたけど、どこも似たり寄ったりって感じですね。(値段も料理も)
1店だけ要注意店があるんですが、ここで名前をだすのはやめときます。
http://yomi.mobi/read.cgi/food6/food6_gurume_1093972361

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2. 石原料理長を失った雲仙 半水盧のその後


半水盧
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙380−1
TEL :0957−73−2111

http://hanzuiryo.jp/
http://travel.rakuten.co.jp/platinum/pltnm/hotel/28929/
http://r.tabelog.com/nagasaki/A4203/A420301/42000232/dtlrvwlst/
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1022852-d1106104-Reviews-Hanzuiryo-Unzen_Nagasaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html


雲仙の紅葉なう。
http://www.youtube.com/watch?v=-CjP3aXO1g4


地図
http://web.travel.rakuten.co.jp/platinum/pltnm/hotel/28929/map.html

おいしい料理にはオーロラが見える

歌仙を雲仙で巻いたことがある。仲間の一人が旅館の料理長から声がかかった。
料理の凛たる冴えに酒はすすみ歌仙は朧ボロボロ。

料理人、石原仁司さんは嵐山吉兆から半水慮に移ったばかり。その後、京都に戻って『未在』をはじめた。

徳岡邦夫さんが引き継がれたのが、今から思えば石原さんが雲仙に転職のとき。

徳岡さんの<吉兆>本が料理本コーナーにあふれかえってるんで、そんなことをおもいだしました。

昆布からグルタミン酸がでるのは65度で1時間。
しかし、吉兆では前夜から12時間の水だし。
この方が旨みをピュアに味わえると書いてます。
ラーメンちゃぶ屋さんはスープの醤油は67度。お肉のたんぱく質は68度から水分を分離しはじめる。
温泉卵は67度。なんか集中してますね。
緯度でゆうたら、オーロラがみえる場所。おいしい料理にはオーロラがみえるんですよ。
http://taizoo.com/?p=2388

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 22:04:41 ID:qMNEHGCw0

石原さんいなくなってオーナーも変わってから あそこは別なものになったとは思うな。


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 23:02:50 ID:m6t8WCqf0
>>49
今の半水廬より凄いなんて、とんでもない宿だったんだね。
石原さんは親分で実際は佐々木さんが仕切っていたらしいが・・・
石原さん京都へもどったけど、ああいう仁義に外れた行動とるとやっぱり京都の組合は許してくれんね。
http://mimizun.com/log/2ch/hotel/1165579639/

こちらの料理長は前料理長と共に京都吉兆から来た佐々木正さんです。

前の料理長が辞めてしばらくは味が落ちたと客が減りましたが、今は静かに人気が出ているようです。おそらく相当な苦労をなさった事でしょう。だって前の料理長は現在日本料理の最高峰と目されている京都『未在』の店主、石原仁司氏なんですもん。
天才、カリスマと言われる人の後を継ぎ、人をまとめていくのは難しいものです。

リーダーシップを確立し、厨房を自分のものとするまでには時間がかかったかもしれませんが、今は素敵なお料理を作って下さっているようでホッとしました。


ただ、やや保守的かな?

使う食材・調理法・盛付け、もう少し冒険してもいいかもと思いました。
日本料理はバランスが難しい。格式や作法にとらわれ過ぎると味気ないものとなるし、斬新過ぎ・独創的過ぎると日本料理の奥ゆかしさ・閑かな和みがなくなります。

半水盧は基本に忠実でありながら、華やかな色彩センスがあり、凡庸には見えませんでしたが、驚きもありませんでした。

遊び心が垣間見られればもっと魅力的だと思います。お料理からは真面目な人柄が窺われましたが、余暇の時間はもっと遊んだ方がいいかも^^(年中無休だと料理長には休みがないかしら?^^;)
http://obaa.jugem.jp/?eid=369

半水慮に関しては、経営が宮崎旅館に移ったことで料理が変わった、サービスが変わったなど言われることもあるようです。しかし、看板の板長の後を受けた現板長のプレッシャーはいかほどのものかと察して余りあります。

そういった環境で精進なさらないはずはない。良い宿には良い客がつく。良い客は良い宿を育てる。と思ったりして。少なくとも、わたしにはその気概が十分に感じ取れたお料理でした。10年後、20年後、どんな風に彼の料理が変わっていくのか、とても楽しみ。次に訪れた時、その時期の、その日の一番の素材を使った彼の一番をいただくのが今から本当に待ち遠しい。
http://plaza.rakuten.co.jp/travelmode/007003


777 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 14:59 ID:52I4dfFo [1/1回発言]

半水廬は経営がチェンジして、経営者・女将・総料理長が全て交替し、仲居の士気も下がっているときいたが、持ち直したのですか?

ちなみに前総料理長は、今年京都に店を出したって。
でもここは吉兆の系統の料理だから、長崎に来てまで吉兆の料理 や京料理は食べたくないという人もおります。


778 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 15:24 ID:rfUcM8pq [2/2回発言]
>>777
前の経営者がバブルのはじけで持て余し、宮崎旅館に買い取ってもらった。
息子が代表、嫁が女将。

確かに先代の料理長は京都吉兆の出であるが、数人の料理人を引き連れていった。
立板・煮方・向板・焼き方等、今のチームは京都吉兆で修業した連中だから先代が抜けても味は変わらない。

吉兆の料理どれほどの人間が食べているのだろうか。 吉兆の料理と京料理は違う。
http://logsoku.com/thread/travel.2ch.net/travel/1058921101/

100 :列島縦断名無しさん:2006/01/10(火) 15:32:13 ID:LmfzNNZk0

雲仙の半水盧は14部屋で3年の月日と百数十億の金をかけたんだぞ。
たった6億の安普請でぐだぐだ言うんじゃねえ。

106 :列島縦断名無しさん:2006/01/10(火) 22:18:27 ID:siBoYyuG0

半水盧の平屋の離れに泊まると、半水盧の紹介の本が何冊か置いてあるよ。そこに100数十億円の金をかけて、最高の宮大工と木材を集めて作ったようなことを書いた記事が載っていた。 バブルの頃だから出来たようなことなんだね。

長崎の果てに超高級旅館を建てて、小型飛行機で客を集めるというプランだったんだけどバブルがはじけて、半水盧を建てたオーナーは経営から手を引いてしまった。

開設当時は平屋の離れは一人50万円(!)くらい取るバブリーな宿だったらしいけど、さすがに今は一人10万円で泊まれる。(CPたいへんよし)

泊まるとたまげる世界が広がる。「椿」の露天風呂なんて、たくさんの樹々が植えられた百坪以上の広い擂鉢状の庭の底にあって、ただただその風景に呆れながらの入浴を楽しめる。 (底にあるから入浴しているときもどんどん落ち葉が風呂にたまって、自分で掻きださねばならないのがうっとうしいけど)


725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 14:20:50 ID:T0If6Hdz0

雲仙の半水盧は、バブル時代に京都系の資本で創った余りにも有名な“旅亭”
一泊30〜50万なんていう部屋もあったね。
吉兆嵐山本店とほぼ同レベルというか、嵐山吉兆の板場が引き抜かれて行ったのでよく似ている。ただ京都より量が多くて大満足でした…。

今は、宮崎旅館系の5万程度のちんけな田舎高級旅館になりはてたがハード面では今でも抜群です。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 23:08:10 ID:WWFc0ZjG0

NHKの番組「プロフェッショナル」で吉兆嵐山が取り上げられていた。
中で、7年前総料理長以下10人の料理人が辞めたとあった。
石原氏が半水盧に引き抜かれた時期と一致する。

数人引き連れて行ったと聞いていたが、10人とも移ったのだろうか?


733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 19:26:42 ID:OPAhBLPz0

吉兆飯なぁw
何で雲仙来てまで?って気も
まぁ1回ならいいかなと言う気はしないでもないか。
板変ってどうよ?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 21:55:02 ID:hCw6sBgv0
>>733
吉兆飯、吉兆飯・・・とかまびすしいが、夕食だけで嵐山5万円、高麗橋6万円、銀座8万円。

雲仙の濁り湯に浸かって、立派な庭を見ながら吉兆飯食って、あのふかふかの布団で寝て、朝風呂入って、旨い朝飯食って、
それでぽっきり5万円、安いもんだと思うね。 嵐山も高麗橋も銀座も「吉兆飯」と簡単に行ける場所でもねえし。

井戸水沸かした風呂入って、竹薮見て飯食っての8万円の宿よりは余程コスパはいい。

石原さん辞めても変わらんよ。
親方一人で作れる飯でもないし・・・・

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/05(金) 10:11:30 ID:xnwmVI4l0

料理長が代わればその店の料理も変わる。 だから強羅花壇も美味しくなった。
高級旅館に求めるものは伝統と格式。時代に見合った変化、総合的なバランス。
高いお金を払うのだからそれ以上に満足させて欲しい。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/05(金) 11:31:37 ID:OKSkcI0x0

真の高級旅館は料理長が代わってもさほど変化はない。

7〜10人のチームが出来ているであろうし、実際の料理は花板(二番)が取り仕切っている。
時間をかけて徐々に変化が出るかもしれないが。

明らかに料理が変わるのは、料理長一人に寄りかかった発展途上の旅館。


412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/05(金) 19:52:19 ID:2Sbrn8+H0
>411
そうでもないと思う。 チームがあるって事は、料理長が変わるときにチームごと代わる事も多いし、味が変わらないのは、どっちかていうと経営者の方向性による部分の方が多いんじゃないかな。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/06(土) 19:02:57 ID:koYp1t2v0

料理長は総合プロデユーサーであり旅館経営の一端を握っている。
例えば強羅花壇は料理長が代わってから良くなっているし(以前の料理長は同郷)
旅館ではないがリッツカールトン大阪の香桃も美味しくなった。
いずれにしろ料理は進化していく。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/06(土) 22:12:05 ID:W3JxCGS50
>>414
強羅花壇の料理長は何時代わったのですか?最近ですか?
一年前に訪れた時は極普通の会席料理だったです。
高額な宿泊料金に価する料理ではありませんでした。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/06(土) 22:29:02 ID:uZEiTkdz0
>>415
同感!
2年前に3度目の宿泊したが、料理長不在だったのか、盛り付けも含め、感動に値段に値しなかったなあ〜。
かわせみや指月が口に合うな。

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 23:07:00 ID:2/Ft3ICj0

寝具、良くなったんだハンズイリョ。宮崎になる少し前行ったときは微妙だったな。
でも正直、もてなし、食事、しつらい総てで俵屋のほうが好みだった。かわせみとは一長一短かな。
半は平屋泊ると次5万部屋行くのを迷うのが辛いな。

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 23:24:53 ID:hCw6sBgv0
>>737
>でも正直、もてなし、食事、しつらい総てで俵屋のほうが好みだった。

俵屋はいいねえ・・・
いろんな宿へ行けば行くほど俵屋の良さがわかってくる。あの宿の醸し出す空気は別格だな。
日本一の旅館かもしれない。 井戸水でも槙の浴槽だから許すw

食事は半水盧のほうが好みだけど、「もてなし」、「しつらい」、「食事」と見事にバランスが取れている。

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 00:51:14 ID:oGJDCj8V0

・旅館名   半水盧 

・お部屋のカテゴリー 一般棟(部屋の名前忘れました)

・お値段 確か二人で10万超え

・宿泊人数/泊数 夫婦で一泊

・接客の印象 丁重です。

・部屋の感想 広いです。最初は広くて感動しましたが無駄に広くて私は逆に落ち着かなかった。 何事も程々が一番というのが私の感想。

・温泉の評価  他の宿と異なりほとんど貸切状態なのでそれだけで大満足です。

・食事の評価  普通に美味しい。

・値段や他の宿と比較 コストパフォーマンスは非常に良いと思います。ただ問題なのが立地。
 値段は安いと思いますが、時間を充分にとって静かに連泊出来れば堪能出来るのではないでしょうか?
 一泊で時間を気にしながらの宿泊(旅行)なら家から近い同等レベルの旅館の方がリラックス出来ると思います。

・一言コメント 非常に良い宿でとてもお金が投資されているのは分かりますが、余韻は時間と共に薄れてるかも。
 立地条件を除外しても、全てが高級でも常連になりたいと思わせる何かが(私には)ありませんでした。
 スイートよりもジュニアスイートの方が落ち着く人間の感想なので、高い視点で語ってるわけではありません。

 単に「また帰ってきたい」という安心感やどこかで感じたい素朴さが私には得られなかっただけだと思います。
 時間とお金に余裕があり連泊してる人はまた全然違う感想を持ってると思います。とりあえず宿泊して不満を感じる
 人はいないはず。
 

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 05:59:06 ID:4u5RGHRz0

やるな、石原氏去った後の吉兆飯に惑わされず、「普通に美味しい」
嵐山や高麗橋を普段遣いされている方かな。謙遜されているが、素養、審美眼がしっかりされている。


873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 11:23:27 ID:qZ61w5L80

半水盧: 無駄に広くて私は逆に落ち着かなかった。何事も程々が一番。 問題なのが立地。

これも、そのものズバリ。


>「また帰ってきたい」という安心感やどこかで感じたい素朴さ

私は蓬莱の離れや俵屋にそれを感じますね。

半水盧の飯は凄く美味いと思うけど好みかな。
普通と思うなら嵐山や高麗橋を普段には使わんでしょうw 高いだけでアホらしい。

 

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 16:49:31 ID:oGJDCj8V0
>>872
吉兆あまり好きではないんですよ。味云々と言うより経営スタイルの
話なのですが…上と下の格差がすごいですよね。

>>873
誤解がないように訂正しておきますが半水盧の飯は美味しいです。だけど、高麗橋等が高いだけであほらしいと考えているのは
確かです。何でも高い金だせば…という考えは好きではないので。


876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 21:00:53 ID:pyEpsTJ10

吉兆さんは格差ありあり。
高麗橋は料理よりも格式を重んじる所。
創始者の心を伝えていってほしい。

723 :教えて:2006/06/25(日) 21:35:26 ID:q2SCWeox0

最高の食事を提供された高級旅館とはどこですか?
ホテルやオーベルジュ以外です。

・夕食
・朝食
それぞれのレポ下さい。


724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/25(日) 22:25:45 ID:uMiU8hqd0

夕食・・・・半水盧
朝食・・・・半水盧

文句なしにダントツ。 5万円で吉兆嵐山本店とほぼ同レベルの食事が楽しめる。

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 14:29:05 ID:X2w+NTIU0

いかにも成金趣味のババァが好む宿ということか・・・・・

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 15:24:05 ID:r72q9Kg60

成金趣味のババアが好む宿(ハード抜群、金だけ高くて、飯が糞不味い)
No.1 強羅花壇
No.2 無量塔

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 15:34:49 ID:E2+wkIWl0

成金趣味以外に、あまり情報持ってなくていろんなところを知らないてのもあるのでは。

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 15:45:11 ID:u6qimyM40

夕食に関して言えば

半水盧>指月>あさば>柊家=かわせみ


730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 16:05:25 ID:VhYIIvsh0

半水盧>指月>蓬莱>あさば=かわせみ

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 20:56:24 ID:XRbiMjF00

夕食 かわせみ>柳生の庄>指月
朝食 指月>あさば>蓬莱

本州しか泊まっていないので本州以外はわかりません。

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/26(月) 21:42:55 ID:NSLoBJHg0

朝食:かよう亭>半水盧>俵屋>玉の湯
昼食:無量塔
夕食:やまさ旅館(安心院)>野鶴亭(日当山温泉)>半水盧>かわせみ

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/03(水) 20:32:01 ID:ZB6pZdli0

御宿かわせみ、半水虜、どちらかに行こうと考えています。
かわせみは料理を食べてみたいと思ったからです。 日本料理を食べてみたいと思ったのは京都の木乃婦以来です。
半水虜は時間を忘れさせてくれそうだからです。 よろしければ皆様方のご意見を聞かせて下さい。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/03(水) 22:56:50 ID:lS6GkNvR0

>>399
旅費と旅行時間を考慮にいれなければ、半水盧のほうが絶対お薦め。

部屋・庭・温泉・料理・宿泊料、どれも半水盧のほうが優る。
かわせみが良いのは応対くらいかな。

まあ半水盧の応対が良ければ、文句なしに日本一の旅館なんだが・・・

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/03(水) 23:15:29 ID:4qNsHlqm0

半水リョ、お金かなり掛かってるし、ハードでは一番でしょ。
ただ、料理、サービス、全体のバランスを考えれば個人的には圧倒的に かわせみ。(特に最近)
全てに心がこもってる。 もてなしの哲学というか価値観が統一されていてそれが料理にも感じられる。
うちはこうです!みたいな。

ハードが良いのは当然すばらしいが、誰がやってもある程度の評価は得られるように思う。
もちろん、半水リョの料理も吉兆の料理を好む方には良いですが。 できれば、両方行かれては!
でも、半水リョがお好みであれば、東北ではむしろ宗園の方が良いかも。半水リョとある意味、同じ路線ですよ。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/03(水) 23:32:14 ID:lS6GkNvR0

「半水盧」と「かわせみ」の料理、好みが分かれるのはよくあること。
確かに吉兆の料理は好みでないという人も私のまわりに結構いる。
しかし私の好みでは「半水盧」の料理の方が「かわせみ」のそれより数段上。

「宗園」の料理は両者より数段落ちる。 料理を期待するとがっかりする。庭以外に行く価値のない宿だ。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/04(木) 01:16:32 ID:bLNRwrm8O

半水慮は、大資本で作って料理人も京都吉兆から連れてきた、開業時にある程度完成された旅館。そのかわり、何年経ってもそれ以上の進歩はない。

一方、御宿かわせみは、こつこつと築き上げてきた旅館。何度も行くとその度に進化しているのが分かる。いずれにせよ、タイプの異なる旅館だが、それぞれすばらしい。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/04(木) 08:51:06 ID:Rd8O7QvN0

399です。 皆様の貴重なご意見ありがとうございます。
かわせみの料理は斬新さと作り手の創意工夫が感じられ、半水虜は京料理の真髄を味わう事ができると。
わたしは温泉よりも料理やもてなしを重視するのでどちらの宿も悩むところです。
本来なら御宿かわせみを選択するところですが今回は半水虜に行くことにします。
もちろん時間が許せば次回はかわせみに足を運んでみます。
最近は京料理もあえて少し型を崩す兆候があります。味はもちろん盛り付けや器など楽しみです。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/04(木) 15:47:52 ID:Am19UEGd0

東伊豆以北へ行くと多くの旅館の味付けが変わる。
関西の人間にとって、鰹や醤油のきつさはどうも口にあわん。(ワシだけやろか?)

逆に、関東の人間にとって京料理はなんか物足りんのとちゃうやろか?

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/04(木) 20:11:34 ID:2Yz7oSy60

>>407
京都生まれで東京で暮らし、現在札幌ですが、本当に上質の料理ならどこの土地のものでも口に合わないと思ったことはありませんね。 もちろん、それぞれの良さを味わうには発想の転換も必要ですが。

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/05(金) 01:15:41 ID:6B9TQeM50

日本中の懐石料理屋や高級旅館の調理人が主に京都で修行し、そこでの味付けを基本としてるから全国均一的な味に
なったのかな?
でも地方の定食屋クラスの店だとまだまだその土地独特の味が残っていると思います。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/05(金) 19:52:19 ID:2Sbrn8+H0
>407
地域割りでいくと静岡は東海だけど、伊豆は明らかに関東圏。
東のお客さんが多いので味付けも濃い目になる傾向がありますね。
高級旅館で料理長が京都の料理店出身の場合、その味をそのまま出されると思いますが、関東の味に慣れたお客様が多いとやっぱりその要望に合わしていく形になるので、京風でも若干濃い目の味付けになったり。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/23(日) 18:42:50 ID:I2+rllAg0

指月の料理は典型的な京料理。 旅館で出る京料理としては最高峰じゃないかな。

ただ上品過ぎて・・・・
下品な俺としては華やかな吉兆飯の半水盧のほうが好みだがw

いずれにせよ、旅館の京風料理としては東西の双璧。

802 :798:2006/07/23(日) 22:58:04 ID:CoBHjtgx0
800さん>>
やはりそんなに上品なのですねw 楽しみです。
半水盧さんには3年ほど前に宿泊したことあります。 半水盧さんの料理・部屋・その他に圧倒されましたw 
朝からデザートでモンブランが出てきたのにはびっくりしましたがw
でも味は最高でしたっ 

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/07(日) 00:26:31 ID:Svzt/ZWe0

懐石料理ってふつう感動するか?

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/07(日) 01:42:31 ID:b161BX440

めちゃくちゃするねえ〜
眼で感動、舌で感動、手触りで感動・・・・

眼で感動するのは懐石くらいだな。 中華は美的感覚ゼロ
フレンチは幾何学模様。芸術性はゼロだんもんねw


420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/08(月) 08:08:43 ID:J0JkW/2g0

懐石は盛り付けはもちろん器にも惚れ惚れする。
感動してみたいのなら例えば京都の木乃婦あたりはオススメです。
花壇の料理は以前よりマシになっただけでオススメはできません。
妻が花壇の部屋係りが良かったのでよくおじゃましてました。
中華は意外と奥が深い。でも美的は・・・


421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/09(火) 01:01:41 ID:XYqrFvlj0
>>420
器は重要だね。器と料理が全く合ってない物を出す料理人は美的感覚ゼロだし、味も駄目な人が多い。
それと器が安物のオンパレードだと興ざめです。

http://mimizun.com/log/2ch/hotel/1134127683/


200 : ◆ynmayHQxXc : 03/07/31 13:15 ID:y/hWFclT [1/7回発言]

半水盧と御宿かわせみ、この両者を訪れた人の多くは、おそらくは両者がよく似たコンセプトで建てられたものとの印象を持つことと思います。そして、そのコンセプトは、新興旅館の目指すものの一典型であると感じましたので、そのことについて述べさせていたきます。


「高級旅館」というものは人によってそれぞれ定義があると思います。私なりの定義を
述べさせて頂ければ、


(1)非日常的感を演出し、かつそれが自然に存在している空間を持っている。

(2)そこにいれば、普段と違う、濃厚な密度を持った時間が流れる。


の2点を有するところだと思います。

私は雲仙の半水盧に泊まったとき、以上の2点を強く感じ、それ以来「高級旅館」なるものに興味を抱いております。少々の探究心も生じました。

そして、御宿かわせみは、半水盧以来の感銘を与えてくれました。かつ、半水盧とかわせみは、非常に似通ったコンセプトのもとに運営されている旅館だと思いました。

御宿かわせみは飯坂温泉という有名な温泉地にあるものの、その位置は中心地より相当に外れております。半水盧も同様に、雲仙という歴史ある温泉地にはありますが、中心地より外れ、周囲には何もありません。展望もなにも効きません。

それでもそのような不利なところに建てるのには、ある意志があると思います。
それは、徒手空拳といったら言い過ぎでしょうが、バックグランドに乏しいところに、自分の力のみで客を集められる、魅力のある宿を造ってみせるという意志が。

それゆえ、最高の建築材を用いて、細部まで神経の行き届いた建物を建て、その周りにこれも人工美の限りを尽くした、その結果自然そのものの域に達した庭園を造り、そうしてそこに、自立し、自己完結した世界がつくり出されたわけです。

御宿かわせみも、半水盧も、前に立ってみますと、旅館がそこにあるだけで、旅館の姿だけで、人の心に何か迫るものを与えてくれます。大げさな言い方をすれば、オーラを発しています。

私が九州の旅館選びのタネ本にしている、「一度は泊まりたい九州・山口の宿(プラニング秀巧社)」では、半水盧旅館は、薄暮のなか内から光を発した姿で撮影されています。やはり、このような写真を撮りたくなる力を持っていると思います。御宿かわせみの紹介写真は見たことがないのですが、やはりそのような写真が撮られているのでは。

両旅館とも、オーナーが、名旅館とはかくあるべしという信念を持ち、あらゆる名旅館のいいところを調べ、吸収し、それを実践した、執念の産物だと思います。 思ってるだけで、頭の中にあるだけでは、砂上の蜃気楼以下のものですが、オーナーは、
それを実在のものにしたのです。

それを実現するに費やした努力 ――勉強、研究、デザインのまとめ、金銭面の交渉、人集め、教育…等々を考えますに、とんでもない労苦が積み上げられたピラミッドの、その上澄の部分に旅館が存在し、そこに我々宿泊客が遭遇した、そういうことに感じられます。 だからこそ、ああいう濃密な時間を、素晴らしい空間を楽しめたと思います。

春夏秋冬、季節ごとに、宿は風景を変え、旅人を招く。
機会があれば、是非ともまた御宿かわせみを訪れてみたいです。…ただ、福島は遠く、訪れてみたい宿は、まだまだ多し。いつの日になることやら。

http://logsoku.com/thread/travel.2ch.net/travel/1058921101/

391 : 雲仙半水盧の記: 03/11/19 22:18 ID:H3XbcBE9 [1/8回発言]

雲仙の中心地を少し離れたところに半水盧は位置し、自動開閉式の長屋門をくぐると、ゆるい下り坂の先に旅館の玄関が見える。長い太閤塀で隔たれた半水盧の敷地内は、周囲の自然とはまったくの別世界になっている。植えられている樹々の植生は雲仙の山とは全然異なり、楓、椿、石楠花、桜、櫨、ドウダン等の、花や紅葉の美しい樹々が植えられ、季節ごとに庭を華やかに
彩取っているものと思われる。とくに楓の樹はひと際数が多く、紅葉の盛りの時期はまことに見事なものと思われ、その時期に石畳を歩きながらの庭散策はたいそう風情のあるものであろう。

しかし、私が訪れたのがまだ紅葉初期の時期だったため、楓は2〜3分程度の紅葉であり、残念であった。しかしドウダンは今が盛りで、うつくしく真紅に染まっていた。


【部屋】
華やかな和服姿の仲居さんに部屋へと案内される。
部屋は2階立ての離れ形式となっており、2階に入り口の玄関がある。この2階部は8畳の居間、それより広い洋間(寝室)、ホール、広縁、手洗い、風呂から成っており、これだけですでに並みの「高級旅館」を越える規模を持つ。だが半水盧はそれに加え更に1階部を持ち、ホールの階段を下るとそこに13.5畳+7.5畳の広大な居間が広がっている。その広さだけで感動ものであるが、その部屋の材料である建築材、畳、窓枠等、じつに上等であり、また部屋のアクセントとして処々に飾られている置物、花、振袖、掛け軸、色紙も彩り鮮やかで、全体として、たいへん贅沢な空間を形成している。

ハードに関してまさに超一級の旅館であり、最初訪れたとき度肝を抜かれたが、2度目に訪れても、やはり大したものだとの感慨を持った。


【料理】
半水盧の料理といえば吉兆の流れを組む料理で有名である。 吉兆といえば、豪華絢爛とか、過剰演出とかのイメージがあるけれど、つまりは華やかなハレの舞台で出てくるべき料理というふうに認識されているのではなかろうか。

博多のリバレインにも吉兆があるけれど、懐石料理好きの人が食事を楽しむ場というより、結婚式等の祝宴の流れで使われていることが多いようである。 雲仙の山中まで来て吉兆飯が出なくともという意見があるとも思うが、半水盧に来るということが
一種のハレの舞台であることは相違なく、この豪華な施設で出る料理は、やはり絢爛たる吉兆料理が相応しいと思う。

さて、その料理。嵐山吉兆の料理長をやっていた板長が変わったということであるが、出てきた料理は前料理長と同様に吉兆懐石であった。レベルはもちろん高い。向附から小鉢、煮物、造り、八寸、焼物、どれも良い素材を用いて、繊細にして高度な仕事をした、隙のない見事な料理。

渡り蟹を黄味酢であえた向附はほどよい酸味の味で、それからの料理への食欲をさらに高める。
鯛、烏賊、縞鯵の造りは新鮮な素材が素晴らしい。松茸の土瓶蒸しと鱧のしゃぶしゃぶは土瓶蒸しの味の変化とともに鱧の味の変化を楽しめる、少し遊び心のある料理。旬の素材を美しく皿に盛った八寸は美術品のようでもあり、食べるのが勿体なくなるくらい。一品一品に、食べているこちらも気を抜けず、しっかりとその美味を確かめながら、楽しい時間をかみしめる。

板長が変わったということで、少し心配していたが、杞憂であった。この料理なら通常の吉兆の店にまったく遜色ないレベルだと思う。


【温泉・寝室等】
温泉は一般的に楽しめるようになっている。
この旅館の近くに小地獄温泉という共同浴場があるけど、その強烈に白濁した、入るだけで身体中が温もる、いかにも「温泉」という湯に比べると、個性が弱い。硫黄泉の独特の臭いがこもる内湯では濃度を薄め、臭いが拡散する露天では濃い目に調節している。だから、「本格的」な温泉に弱い人でも、ゆったりと楽しめるようにできている。こういう旅館に向いた処置であろうか。
10室に対して、大浴場が2ヶ所。人と会うこと少なき風呂であり、だいたいの時間で貸切状態を楽しめる。

半水盧は寝室が和室になっている部屋と、洋室になっている部屋があり、洋室になっている部屋を今回は選んだ。前回和布団の極上さに感心したので、ベッドの布団にも期待していたのであったが、こちらは高級シティホテル並であって、ちょっとがっかり。寝るときの豪華感を希望する人は、和室が寝室の部屋をとったほうがよいでしょう。

半水盧の宿泊料金はメインの2階立て離れは1人5万円である。九州の宿にしては、強気の料金設定なのであるが、施設,料理,風呂から考えると、極めてコストパフォーマンスの良い宿といえる。

【雑感】
前回泊まったとき同様、仲居さんは若い人であった。廊下ですれ違うほかの仲居さんを見ても、この旅館の仲居さんの平均年齢は低めのようである。若さ重視で採用しているのでしょうかね。 客商売、若さは大事であろうけど、こういう旅館の仲居という職業ではどんなものであろうか?

挨拶にしても、案内にしても、料理の上げ膳、下げ膳にしても、よくトレーニングはされているようで、標準以上の接客は出来ていると思う。しかしそこから先がなさそうである。一定のことをこなすのに、いっぱいいっぱいという感じであり、余裕が感じられない。マニュアル以外のことを要求すると、それだけでパニックに陥りそうな印象があり、にこやかな表情の裏に、あっぷあっぷの緊張いっぱいの表情が伺われる。仲居さんの緊張感というのは客にも伝わり、なんかこちらにも変な緊張感が生じてしまう。そこで何が困るかというと、はやい話、雑談が出来ない。旅先で、仲居さんから得る情報は、その地方のこと、旅館のこと等、たいへん有用で、記憶に残るものなのだが、なにしろ業務に精一杯の仲居さんを前には、せめてその仕事が滞りなく進むよう、こちらも粛々と飯を食うことしか出来ない。

旅館業はたいへんな数の裏方さんの努力により成り立っているのであるが、幸か不幸か、仲居さんはその代表となる立場ゆえ、こういうのもどうしたものかと思う。とくに、半水盧のような旅館では、「仲居は若けりゃそれでいい」と思うような客は泊まるはずもなく、仲居さんには「情報発信」の役目を期待している客が必ずいるわけで、改善の余地は大いにある。


食事が終わる頃に女将さんが挨拶に現れた。
半水盧はバブルの余波で建てられたような旅館なのであるが、多角的な経営を行っていたオーナーが 半水盧を経営する余力がなくなったため、今年からオーナーが変わったのであり、女将さんも居るようになったのである。

で、その初めて見た女将さんも、会話を交わすうち、あっぷあっぷしている印象を受けるんですな。
半水盧の女将にはなったが、いったい何をどうしたらいいのか、ということでアタフタしている印象を受ける。

…新オーナーの名前から判断するに、新オーナーは雲仙の某老舗有名旅館の関係者のようである。だから新経営陣は旅館経営の玄人であるはずなのだが、半水盧のような旅館と、某老舗有名旅館とは形態は相当に異なるので、今、まさに暗中模索、四苦八苦の状態で経営している雰囲気である。

で、私ごときの高級旅館初級者でも気になった問題点。

女将さんにリピーターの割合を聞いてみたのだが、50%もいかないそうなのである。創業10年以上たった高級宿にしてはこの値、低すぎる。半水盧という旅館、九州では「高い旅館」ということで有名である。それで、高級旅館マニアに加え、恐いもの見たさに訪れる人もあるのだろうけど、そういう人たちに「半水盧行きました。すごかったです。おわり。」という感想で終了させてしまってるみたいだ。「すごかったです」のあとに、「また来たいです」「今度は家族を連れてきます」とかの感想が得られる宿にしないと、宿の経営は厳しいのだろうけど、リピーターを招く魅力が何か欠けているみたい。

私が思うにこういう種類の旅館は高級旅館マニアという人種をターゲットとしなければ成り立たないであろう。高級旅館マニアは、旅館が気に入れば、値段や距離に少々難があろうが、季節ごとに何度も繰り返し行く人種なのである。この旅館は、そういうマニアの心の琴線に響く「何か」が、足りないではないか。

半水盧を訪れる客は相当なツワモノばかりなので、うぶな女将さんに、いろいろアドバイスするそうである。「まず勉強しろ」と。それで、勉強に行く際の推薦旅館は、「強羅花壇」「茶寮宗園」「御宿かわせみ」が常に挙げられるそうである。私は、前2者は知らないけれど、「かわせみ」に行けば、仲居さんの接客なんかはとても参考になると思う。

ついでに言えば、高級旅館マニアが近年好んでいる九州旅行コースは、半水盧で一泊、翌日は天草下田の「五足のくつ石山離宮」で一泊だそうだ。雲仙よりも天草下田はさらに辺鄙なところである。ところが、「五足のくつ石山離宮」は予約するのも困難な人気旅館となっている。経営戦略がしっかりしているのであろう。


ところで、私は半水盧のファンである。
近くて便利だし、山の麓にあるので、登山のついでに泊まれる。旅館そのものも素晴らしいので、登山と、旅館泊の二つをともに楽しめるため、雲仙行が魅力あふれるものになった。今後も季節の移り変わりとともに、何度も行きたいし、また行く予定である。

さて、失笑を覚悟で言えば、「高級旅館」というものは、総合的な芸術品に思える。ひとつの文化と言ってよい。施設、料理、温泉のレベルからいって、半水盧は十分に「高級旅館」になれる資格を持っている。というより、最初から「高級旅館」を目指して建てられた旅館は九州では、この一軒だけだろうから、その施設の素晴らしさは九州では群を抜いているし、たぶん西日本でも最高レベルのものであろう。そんな貴重な価値をこの旅館は持っているのである。だから当初の意志に基づいて、「高級旅館」の道を進んでほしい。


経営者が変わってゴタゴタしているとは聞いている。
そして、1年前と比べて、具体的なことは書かないけど、弛緩としか言いようのない事象を複数宿泊中に私は経験した。それが過渡期の一時的な現象なのか、それとも衰退期の具象像なのか、私は判断できないけど、ここ数年が肝心な時期であることは確実に思える。 半水盧が、某老舗有名旅館の高級部門になってしまうのか、それとも名実ともに、九州を代表する「高級旅館」の地位を築くのか。今後の宿泊で、見守っていきたいと思う。

401 : 列島縦断名無しさん: 03/11/20 21:25 ID:J0VG5Z8f [1/1回発言]
>>391
雲仙半水盧の記、ご苦労様です。 私の感想とよく似ています。

若い仲居さんはまさにそのとおりで、所作が目に浮かびますね(笑)

新しい料理長は京都吉兆から前料理長と一緒に雲仙へ行かれた方だそうです。
(京都吉兆の女将さんの話です)
新しい女将さんは某老舗旅館の若女将でしょう。HP上の写真と同じ人物でした。

776 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 14:45 ID:rfUcM8pq [1/2回発言]

荘園・かわせみ連泊したけど、かなり差がある。 荘園はあさばとは比較にならない。あさばは日本一。
かわせみの料理かなりいけるけど半水盧のほうが旨い。

荘園へ行くのは「話の種」くらいに思っていた方がよい。

かわせみは東京以北の人間にとってはリピートしやすいが 名古屋以西の人間にとってはやはり「話の種」
同じ交通費つかうなら半水盧のほうが良い


777 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 14:59 ID:52I4dfFo [1/1回発言]
>>776
半水廬は経営がチェンジして、経営者・女将・総料理長が全て交替し、仲居の士気も下がっているときいたが、持ち直したのですか?

ちなみに前総料理長は、今年京都に店を出したって。

でもここは吉兆の系統の料理だから、長崎に来てまで吉兆の料理 や京料理は食べたくないという人もおります。


778 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 15:24 ID:rfUcM8pq [2/2回発言]
>>777
前の経営者がバブルのはじけで持て余し、宮崎旅館に買い取ってもらった。
息子が代表、嫁が女将。

確かに先代の料理長は京都吉兆の出であるが、数人の料理人を引き連れていった。
立板・煮方・向板・焼き方等、今のチームは京都吉兆で修業した連中だから先代が抜けても味は変わらない。

吉兆の料理どれほどの人間が食べているのだろうか。
吉兆の料理と京料理は違う。
懐石がいやなら「荘園」や「海石榴」の存在価値もなくなる。

個性的な料理が望みならば「かわせみ」より「あさば」や「蓬莱」のほうが満足度が高い。


779 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 16:51 ID:mde3mW1T [1/1回発言]

あさばはたしかに日本屈指の宿だけど、宗園の建築や客室露天もこれまた魅力があって良いと思うけどな。人の好みそれぞれ。私も777さんと同じで嵐山吉兆味を何度も雲仙に食べに行くよりはかわせみの特選料理を楽しみにリピートする方が好き。これも人それぞれ。 泊まった人が自分のお気に入りを決めればいいかと。

確かにかわせみ〜宗園と連泊だと、同じ毛色(高品位和風旅館、客室露天、たたずまい、サービス良好、料理上々)なだけにどうしても両者を較べてしまうと思います。較べるよりはそれぞれ単独で行った方が愉しさは大きいかもしれませんね。


780 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 18:27 ID:LFYItjwG [1/1回発言]
>>779
このところ名前が挙がっている旅館はそれぞれ素晴らしい宿ばかりですね。 それぞれ個性があって、まさに「好みの問題」ではないでしょうか。 「茶寮宗園」も素晴らしい旅館ですが、相手が「御宿かわせみ」では、まさに「相手が悪い」で可哀想なところがあるように思います。連泊すると違いがすぐわかりますからね。

私は、「御宿かわせみ」あまりリピートしたいとは思いません。 あまりにも優等生すぎるという感じがしました。バランスが良すぎてなぜか印象に残らないのです。

『私の好み』では、「半水廬」です。同じ5万円ではコストパフォーマンスがずっと良いと思いました。
交通費はそう変わらないし、料理もそうですが、あの建物がすごい。

781 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 21:59 ID:n3Nj1OVp [1/3回発言]
>780
半水慮の5万の部屋はたしかにコストパフォーマンスが良いけれども、奥にある平屋離れの10万円の部屋のほうがはるかにコストパフォーマンスがいいよ。 あれを経験すると、どの旅館もコストパフォーマンスに悪い気になってしまう。

(ただし、平屋は創業当時は50万だっというからあきれてしまう。バブルとはすごい時代だっと思う。半水慮は全部つくるのに100億円以上かけてるそうで、元をとるのは大変でしょうね)


782 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 22:19 ID:7BLKivpc [2/4回発言]
>>781
でも一度平屋に滞在するとメゾネの方に帰れなくなる諸刃の剣w
でもまーあんまりリピートはしなくてもいいかな。


783 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 22:37 ID:n3Nj1OVp [2/3回発言]

>でも一度平屋に滞在するとメゾネの方に帰れなくなる諸刃の剣

ギク!
てか、寿も椿もリピーターばっかりなんだね。 やっぱりあれ経験するとメゾネにはまず帰れんだろう。
お手洗いの広さとか、呆然としてしまう。ほとんどギャグの世界。

漏れは「寿」の庭のせせらぎが好き。庭から道路を走る車が見えるのは愛嬌ということで…

785 : 列島縦断名無しさん: 04/07/08 22:47 ID:n3Nj1OVp [3/3回発言]

そういえば、半水慮の平屋は、予約とるとき「なにかのお祝いですか」と聞かれる。
ただ泊まるときでも、誕生日なり結婚記念日なり昇進なり、なんでもいいから答えておくと、シャンパン一瓶と、夕食に祝いの料理が一つサービスでつくよ。

メゾネのほうはそんなことないから、平屋は半水慮でも特殊な位置にあるみたいだね。


791 : 列島縦断名無しさん: 04/07/09 03:34 ID:Bf9CkhBP [1/1回発言]

半水廬、メゾネの方でも誕生日祝いと言ったら
料理とは別に、お赤飯を出してくれましたよ
シャンパンは流石になかったけどね


792 : 列島縦断名無しさん: 04/07/09 13:16 ID:2wJYB0U7 [1/1回発言]

このところのかわせみ、気合入ってる気がする。今まで以上に。
DMきたけど、特選献立も特薦の一品とやらに変わって更にグレードアップしていくらしいし。
確かに料理も行く度に良くなってる。6月行ったけど、今までより良かった。 特薦もだけど全体的にも。
このスレに出た旅館大抵行ったことあるけどリピートしてきて飽きることなく、むしろどんどんやみつきになっていった旅館て
個人的にはかわせみだけ。あそこはリピートして何回か泊まって本当の良さが分かるとおもう。
その間他に泊まって比べてみると良いかも。
http://logsoku.com/thread/travel.2ch.net/travel/1058921101/


【高級】ラグジュアリー旅館【Luxury】


46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 15:26:21 ID:1o7SOW/s0

何故半水廬が出てこない?

あさばの接客は悪くないがなあ。
付かず離れずの良い距離だ。
まあ勘違いちゃんが来なくなるのはいいことだ。


47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 20:27:16 ID:/DFGw1IR0

半水廬と指月の夕飯は日本一
半水廬の朝飯は日本一
半水廬のハードは日本一

接客がなあ〜ww
接客良くなりゃ日本一の旅館

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 22:04:41 ID:qMNEHGCw0

>>47
石原さんいなくなってオーナーも変わってから あそこは別なものになったとは思うな。


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 23:02:50 ID:m6t8WCqf0
>>49
今の半水廬より凄いなんて、とんでもない宿だったんだね。
石原さんは親分で実際は佐々木さんが仕切っていたらしいが・・・
石原さん京都へもどったけど、ああいう仁義に外れた行動とるとやっぱり京都の組合は許してくれんね。


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/16(月) 12:18:26 ID:RBEaTMsq0

半水廬の庭が少し荒れてきてると思うのは俺だけか?
まあ広すぎるから厳しいだろうけどね。


143 :宿無しさん@予約いっぱい:2008/04/11(金) 17:38:58 ID:4MEY23bH0

半水廬の湯もよかった。 小地獄の湯だからかな。
雲仙地獄より自分には合っていた。

少し庭が荒れていたけど。
料理は好みがあるが十分満足できる。

ただ遠いw


144 :宿無しさん@予約いっぱい:2008/04/11(金) 23:31:29 ID:cpwwR7af0
>>143
そこもそうだけど湯布院御三家も関東、東海、近畿からは遠いね。
福岡辺りに住んでいたら半水廬も含めて毎月ローテーションで泊りに行ってる。

145 :宿無しさん@予約いっぱい:2008/04/12(土) 16:54:06 ID:L304ASQ2O
>>144

空港から遠いからなあ…湯布院。
妙見石原荘や雅叙苑は空港から近いから、東京からでも気軽なんだけど。


146 :宿無しさん@予約いっぱい:2008/04/12(土) 18:23:38 ID:VebQYzff0
>>145
由布院なんて福岡APからあっという間。1時間半だよ。
http://mimizun.com/log/2ch/hotel/1165579639/

_______


2010長崎 旅亭半水盧(はんずいりょ)1 お部屋
 

半水盧は、6000千坪の日本庭園にたった14棟の離れが点在する贅沢な旅館です。
総工費は120億円。京都から呼び寄せられた宮大工が3年かけて造ったそうです。2棟の特別棟を除いた12棟はほぼ同じ広さですが、一つ一つ少し間取りが違います。迷いましたが、私達は洋室のある棟をお願いしました。

ちなみに1棟の延床面積は80坪(260u)ととても広いです。85uのマンション3戸分


ゆったりした玄関
2階の和室
広縁
洋室
2床ともダブルベッドですが、部屋が広いので写真で見るとシングルみたいですw

階段を下りて1階へ
1階は2間とも和室です。
食事はこの部屋でします。
畳縁は一体感があって座敷が余計に広く感じられました。
お庭
ガラス窓は一点の曇りもなく磨きあげられていました。
1階の玄関
2階の玄関を出ると屋外に出ますが、1階を出ると各部屋に通じる屋内の廊下になっています。
雨の日や寒い日も安心してお風呂に行けます。^^
各階のおトイレ 広いですが、ごく普通のトイレでした。
洗面所

お風呂
部屋の檜風呂は温泉じゃないので入りませんでしたが、よく手入れされていました。

お花は部屋の随所に飾ってあります。華美なものではなく、茶花のような活け方で私好みでした。^^

でもアメニティーはイマイチかな。ごちゃごちゃ置いてありますが、高級旅館のアメニティという感じはしませんでした。
女性は基礎化粧品を持参した方がいいと思います。浴衣もごく普通でした。お風呂用の巾着は可愛いです。

着替えてリラックスした頃合いに抹茶とお菓子を持って来て下さいました。手作りの胡桃だんごが美味しかったです☆
http://obaa.jugem.jp/?eid=367


2010長崎 旅亭半水盧2 庭園・温泉
 
お風呂の前にお庭を散策しました。


東門
メインエントランスではない東門は静まりかえってますが、実は自動ドアだったりします。
でも自由に開閉する訳ではありません。モニタでチェックしてるのかな?

小路に沿って離れが並びますが、丸見えにならぬよう前栽が配されています。


寿苑 椿苑
この二棟は特別棟です。著名人の利用が多いらしい。美空ひばりさんが亡くなる少し前までここに滞在していたとか、某元野球選手がここで食事をするためだけに仕事の後羽田から長崎空港、そしてヘリでここに通った等、逸話があるようです。

バブル期は一泊一人50万だったんだとか(+_+)(今は10万〜です)

お庭はさほど広くはありませんが、よく掃除されて枯葉一つ落ちていませんでした。
花の時期と紅葉の時期はとても綺麗なんだそうです☆

洗心庵
茶室とありましたが、水屋と野点用の椅子がある東屋みたいなものでした。かなり老朽化してるかも。^^;
貸切風呂を予約していたので一周りして部屋に戻りました。

お風呂は一階から出て渡り廊下を歩いて行きますが、敷地が斜面の上なので結構階段もあります。
足の弱いお年寄りには利用しにくいと思います。

貸切用の西の湯

国見岳と妙見岳がありますが、女性に人気が高いという妙見岳をお願いしました。
基礎化粧品やシャンプーはよくあるタイアップのお土産品で、特別いい物は使ってませんでした。^^;

そしてお風呂。
特別大きくもなくごく普通のお風呂でしたが、私は雲仙温泉の泉質が大好きなので滞在中何度も入りました。気持ちよかった〜!(^o^)

尚、東の湯は写真で見たより小さかったのですが、大きいのは男湯のようです。女湯は貸切風呂と同じくらいかな?
この旅館は接待で泊まる男性客の方が多いらしく、滞在中ほとんど女性客と会わず、お風呂はずっと貸切状態でした☆
http://obaa.jugem.jp/?eid=368

2010長崎 旅亭半水盧3 食事 

さて、お風呂から部屋に帰ると夕食用のセッテイングがしてありました。晩ご飯の時間でーす(^o^)

師走十七日のお品書きはこんな感じ

自家製花梨酒とこのわた
酒呑みの私はこのわた大好きでございます。
もうすぐ兎さんと交代の虎さんも可愛い(〃▽〃)

添えられた短冊の言葉は一人一人違いました。

一花開天下春(一花開きて天下春なり)とは、「一輪の花が天下に春が来たことを告げる」という意味で大体想像通りでしたが、調べると仏教的な別の意味もありました。

一つは「一を聞いて十を知る」
もう一つは「長年の苦労の末に心に花が開いて悟りが開け、世の中を喜びの眼で見ることができる」のような意味。
よい言葉をいただきました。^^

煮物椀は甘鯛と胡麻豆腐
長崎風の黒胡麻でできた甘い胡麻豆腐ではなく、京風の白い胡麻豆腐でした。
私は長崎に行くと無性に黒い胡麻豆腐が食べたくなりますが、椀物にはやはりこちらが合います。

お造り
平目がぷりっぷりで美味しゅうございました。イカとカンパチも新鮮です(*^,^*)

箸休めはとんぶり
九州ではとんぶりを食べる習慣がないので、とんぶり畑も見かけませんが、何処で仕入れたのかプチプチと新鮮でした。
ずっと長崎に住む伯母は初めてで「ホウキ草ん食べらるって知らんやった」と言ってましたw

八寸
小皿にとっていただきます。カラスミやらクワイの揚げ物やらでお酒が進みました。^^;

フグのがめ炊きはイマイチかなぁ。
勿論まずくはないのですが、煮付けにすると白身魚のようで見た目も味も印象が薄かったです。
私はてっさ・てっちり以外なら湯引きか唐揚げがいいな。^^


長崎牛や車海老・蟹の小鍋
牛肉が甘くてジューシーでしたが、そろそろお腹いっぱいです(+_+)
早く食べないと肉や海老がまずくなるので焦りますが、全部食べるのは大変でした。
味は出汁とカレーで選択でき、母だけカレー鍋にしましたが、出汁の方がよかったです。
ちなみに多比良がねというのはこちらの言葉でワタリガニの事です。


別腹到着〜♪
サンタの飾りやフランボワーズのケーキがクリスマスらしくて可愛いです。
苦し〜っとかいいながら全部食べました(笑)ごちそうさまでした〜!(^o^)

私達は食べるのが速い方ですが、時計を見たら3時間経っていました。でもお料理の配膳が遅いという事はなく、お部屋係さんとお話しながらのんびりお酒を飲み、楽しい時間を過ごす事ができました。
食事の間にもう一人の客室係さんが寝具をセットしてくださり、ベッドも寝やすい状態に変わっていました。

夜食のおにぎりも用意されてました。
お腹いっぱいで手が出ませんでしたが、ここのお米はつやつや・もちもちで美味しいです。
魚沼産コシヒカリだそうですが、雲仙の千々石町には見事な棚田が広がっているので、地元で良い作り手を探すのもいいかもと思いました。

そして朝食。用意されたお膳に和紙がかけてありました。

朝も器が綺麗です。こちらの陶器は全て有田焼、漆器は輪島塗を使っているそうです。
ぱっと見美濃や信楽のような器もありましたが、有田にも色んな窯元があるって事かな。
お部屋係さんが10代で時々間違ってた部分もあったので、真相はわかりません。^^;

尚、小鉢の一つに温泉卵がありましたが、前日に苦手な食べ物を聞かれ、火の通っていない卵と答えた伯母は茶碗蒸しになっていました。

湯豆腐
サラダは野菜の味が濃くてとても美味しかったです。
ゼリーもグレープフルーツの酸味とアングレーズソースのバランスがよく美味しゅうございました。


宴の後
夕・朝食共に味付けの基本は関西風の出汁の味付けでした。関東に住む妹は薄味でいいねと言ってましたが、私にはしっかり味がついてるように感じられました。でも勿論濃いわけではなく、どの料理もピンボケするような薄味にならず、又素材の味を隠すこともなく、程よく味付けられていたと思います。量は私達には充分というか終盤は苦しいくらいでしたが、よく食べる男性には少ないかもしれません。


こちらの料理長は前料理長と共に京都吉兆から来た佐々木正さんです。

前の料理長が辞めてしばらくは味が落ちたと客が減りましたが、今は静かに人気が出ているようです。おそらく相当な苦労をなさった事でしょう。だって前の料理長は現在日本料理の最高峰と目されている京都『未在』の店主、石原仁司氏なんですもん。
天才、カリスマと言われる人の後を継ぎ、人をまとめていくのは難しいものです。

リーダーシップを確立し、厨房を自分のものとするまでには時間がかかったかもしれませんが、今は素敵なお料理を作って下さっているようでホッとしました。

ただ、やや保守的かな?
使う食材・調理法・盛付け、もう少し冒険してもいいかもと思いました。
日本料理はバランスが難しい。格式や作法にとらわれ過ぎると味気ないものとなるし、斬新過ぎ・独創的過ぎると日本料理の奥ゆかしさ・閑かな和みがなくなります。

半水盧は基本に忠実でありながら、華やかな色彩センスがあり、凡庸には見えませんでしたが、驚きもありませんでした。
遊び心が垣間見られればもっと魅力的だと思います。お料理からは真面目な人柄が窺われましたが、余暇の時間はもっと遊んだ方がいいかも^^(年中無休だと料理長には休みがないかしら?^^;)
http://obaa.jugem.jp/?eid=369

2010長崎 旅亭半水盧の感想 / 旅の終わり

半水盧本館
談話室
ショップ

いつも宿泊施設についてはネットで調べて行きますが、半水盧は不便なせいか情報が少なかったので他より細かく記録してみました。で、感想ですが、私はあまり良い宿とは思わなかったので、リピートはしないと思います。

理由はサービスが良くなかったからです。

到着してお茶をいただいている時、夕食時の飲み物をどうするか聞かれ、「今決めた方がいいですか?」と聞くと、「その方が夕食時にスムーズにサービスできますので」とおっしゃったのでワインリストを見て選び、妹がフロントに電話しました。
しかし、フロントの方は話の途中で電話を切ってしまいました。どうも保留ボタンと何かを間違ったようです。
しばらくして「在庫がありました」と電話がありましたが、夕食時にサーブされたのは違うワインでした。白を頼んだのに赤。
妹は長く営業の仕事をしているので電話では的確に用件を伝えるし、必ず復唱して確認するので相手の方がメモをしてれば間違いはないはずなんですが。

この時は頼んだものと変えてもらい「いえいえ、開栓前に気づいてよかったです」ですませたのですが、チェックアウト時に明細を見たら別のワイン名があり、飲んだものより高く請求されていました。「飲んだのは○○○ですが」と銘柄を言うと、フロントにいた二人共価格がわからず、いつまでもリストを調べています。仕方ないので離れの部屋にあったワインリストを持って来ていただき、「これです」と言うと訂正してくれましたが、随分待たされた上ワインのサービス料の15%もきっちり請求されました。あれでサービスになるんだろうか?と疑問でした。


お部屋係の方は素直で真面目な感じの方で好感がもてましたが、この春就職したばかりの10代で、「秋田の魚沼産」とか時々間違えていました。もう一人の方は最近入ったばかりで、夕食時に空になったお皿を引くのを何度も忘れてました。普段ならさほど気になりませんが、懐石料理の小さな卓上膳にカラの皿がぎゅうぎゅうになるのは妙でした。仕方ないので自分で卓の端に並べましたが、盛付けを見る楽しみが半減してしまいました。

そして朝食時、「食後はコーヒーにされますか?紅茶になさいますか?」と聞かれたので数を言うと、
「お一人様500円になります」
これも興ざめでした。

一人当たり数万円の宿泊費を取ってるのに、まだ請求するのか?と思うし、せっかくリラックスしているのに現実に引き戻されます。でもお部屋係の方が悪いわけではありません。これは経営者や女将の問題でしょう。無粋な台詞を言わなければならない客室担当はむしろ可哀想です。

本来ならこのクラスの旅館ではもう少し経験のある人が応対すべきだと思います。でもフロントでワインを間違ったのも若い人でしたし、客室係も18才〜21才の人が妙に多かったです。従業員をあまり大事にせず、給料も安いのではないかと勘ぐってしまいました。

アメニティも良いものを使ってないし、送迎サービスもなかったり、何かとケチ臭い感じがするのです。じゃらんの口コミにも厳しい意見がありましたが、この旅館はそうした口コミを削除してしまいます。

せっかく素敵なお部屋と丁寧なお料理があるのに、非常に勿体ない。お部屋は綺麗に掃除され、庭もよくメンテされていましたが、そうして頑張っているスタッフの努力を無にしないよう、経営者の方には現状を見直して欲しいです。
http://obaa.jugem.jp/?eid=370

微妙です・・・。 [旅亭半水盧]
moeさん 投稿日:2007年4月3日

高額な宿泊費を考えると微妙です。

私は2階のあるお部屋に4人で泊まりましたが、部屋は素晴らしかったです。広くてゴージャスで、もちろん清潔でした。
食事も大変おいしく頂きました。接客も良かったと思います。

ただ残念なのは風呂です。風呂まで遠いのはしょうがないとして、内風呂から続く申し訳ない程度の狭い露天は自然のままといえばそうかもしれませんが、葉がうっそうとし、悪く言えば手入れをされていない感じを受けました。11月だというのに蚊が驚くほど大量に発生しており、くつろぐどころではなくすぐ内風呂に非難・・・。部屋に入ったときの感動もすっかり消失です。

風呂の近くに水溜りでもあって、温泉のせいで暖かいから11月でも蚊がいたのでしょうけど、掃除をしているときあの大量の蚊に気付かないはずがありません。対処のし様もあるかと思います。

脱衣所のアメニティ等はいろいろ揃えてありましたが、風呂は一切楽しめませんでしたし、風呂のせいで一気に気分が盛り下がりました。私が入った風呂以外にもほかに風呂はあるようでしたが行く気にはなりませんでした。

同じくらい高額な宿泊料を払うのであれば絶対にここには二度と泊まりません。
安価でももっと満足できる温泉宿は多数あります。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen004994/1.htm


旅亭「半水盧」 2003年7月末訪問

長崎空港から車で二時間弱、雲仙登山道の七曲がりを抜けたあたりに旅亭「半水盧」がある。レンタカーが長屋門の前に停まると音もなく門が開いた。そのまま坂をゆっくり下ると本館正面に着く。フロントの男性と和服姿の若い女性が迎えに出ていた。車のキーを預けフロントでチェックイン。和服姿の女性の案内で木立に囲まれた石畳の小径を離れに向かう。広々とした緑の中にポツン、ポツンと点在していた。

離れは二階建て、玄関を入るとそこは二階部分であった。二階は、和室が二部屋。居室と寝室になっている。その他、内風呂とトイレ。眺望は木立が見えるのみであまり良くない。

階段を下りると一階部分。和室が二部屋とトイレ、食事をする場所である。坂を利用して作られた離れ、その谷側に一階部分の庭がひろがっている。座敷からの庭の眺めが素晴らしい。小さな池がありその中に、滝が作られている。静寂の中に、滝の音、ひぐらし、つくつくほうし、アブラゼミなどの蝉の声がなんともいえない雰囲気を醸し出している。夫婦二人には広すぎるくらいの贅沢さであった。

一階から別の出入り口があり、渡り廊下に出ることができる。なんと半地下の渡り廊下がすべての建物を結んでいたのである。ここを通って大浴場へ行く。


(応対)
部屋係はうら若い女性であった。物腰は固くマニュアルを精一杯こなしている感じも伺えたが、一生懸命頑張っている姿は好感が持てた。誰しも初心者の頃はあるものだ。和服姿がとても似合っており経験をつめば良い仲居さんになるだろう。私個人としては、若い女性の方がテンポが合う。仕事上若い女性達に囲まれているせいもあるかもしれない。仲居という職業、朝早くから、また夜遅く変則的な勤務である。家庭に問題は生じないだろうか。そんなことを考えると結婚前の若い女性のほうが余計な心配をせずに済む。


(風呂)
大浴場は東西にある。私が訪れた日は客が少なかったようで西のみの使用であった。露天風呂は小振りである。14室に二カ所の大浴場、不必要に大きくすることはないが露天風呂に開放感がないのは残念であった。バスタオルは薄っぺらで高級感に乏しかったが、却って、心おきなく何枚も使え、むしろ合理的なのかもしれない。

内風呂は檜作り、温泉でなく沸かし湯とのこと。滞在中、お湯を流しっぱなしにできないところは残念であった。

(料理)
典型的な会席料理。「だし」加減が素晴らしかった。

私は「八寸」に料理の熱意を感じるがここの「八寸」は大変満足のいくものであった。リキが入っている。

「果物」も、その種類としては最高のものを使っている。上品な甘さが素晴らしい。

「 刺身」は平均的。やはりネタがものをいう世界か。

隣の川で獲れたという鮎の塩焼きは、小振りではあったが、やわらかさといい香りといい申し分なく頭もしっぽも美味しかった。

酒「半水盧大吟醸」は少し塩辛く感じ、あとくちに不満が残った。

料理長の名前が 石原氏でなく佐々木氏となっていたのが少し気掛かり。

夕食の時間中、部屋のスピーカーから音量を抑えた琴の音が流れ、庭の、ひぐらしを中心とする蝉時雨と滝の音が絶妙のハーモニーを奏でていた。至福の時間であった。妻も素晴らしい庭を見ながら食べたいと、座る位置を変えたほどだった。二階で布団を敷く音は聞こえなかった。

朝食の味噌汁の味は絶品であった。温泉卵のだし汁も最高。とにかくここの「だし味」は感激だった。デザートのアスパラのプディングも素晴らしい。キャラメルのほのかな苦さと甘さの調和は絶品。

朝食時、二階の襖の開け閉めの音が気になった。布団の片づけであろう。客の眼のないところでの振る舞いにもっと心配りが必要かもしれない。


(寝具)
マットレスと綿の敷布団の二枚重ね。「ふかふか」ではある、しかし腰が沈み込む感じが不満。ウレタン系マットレスの宿命。腰痛症の持病のある客にとっては却って辛いかもしれない。敢えて「ふかふか」にしない名旅館もあるが、こんなところに意図があるのだろうか。

しかし高級ホテルのベッドには敵わない。今後、旅館の寝具の問題点として論議されていくことだろう。ベッドがトレンドになりつつあるのも頷ける。

忙しい日常から離れ、非日常の空間を願うものにとって最高の旅館ではなかろうか。
夢のような一夜であった。違う季節にまた行きたいものだ。
http://abitaro.com/hanzuiryo/hanzuiryo.htm


半水盧再訪 2005年10月中旬訪問

今回も長崎空港からレンタカーの旅であった。時間に余裕があったので島原の町や普賢岳溶岩ドームを見ながら東側からの山道を登った。鬱陶しい山道に関して言えば、地図のうえからは距離にさほど差はないような感じであったが、実際走ってみると曲がりくねった山道がとても長く感じた。小浜からの道の方がずっと楽である。

雲仙の温泉街を抜けると、特徴ある太鼓塀が見えてきた。
長屋門の前に車を止めると前回同様音もなく開いた。本館玄関前には女将が待ち受けていた。

フロントにはスーツ姿の男性と洋服の女性スタッフがいた。ここで宿帳を記入している間に男性スタッフが荷物を離れに運んでくれた。じきに和服の女性が現れ、離れまで案内してくれたが紅葉はまだまだであった。


離れに着くと、お茶と和菓子がでた。この女性が部屋係であった。

離れは「水仙」。 前回の「弥生」と基本的な部屋の造りは同じである。 1棟を2客室に分け、それぞれ平入り玄関と妻入り玄関としていて出入り口の距離をとり、妻入り玄関の客室の多くを和洋室としているようである。「水仙」は飾井戸のある二階玄関が特長的であった。

二階は、8畳の次の間と三点セットの置いてある広縁、夜に寝室となる10畳の座敷、檜造りの部屋風呂と立派なトイレからなる。窓からの眺望はまずまずである。

階段を降りると、渡り廊下に出ることができる一階の玄関スペース、8畳ほどの次の間と、食事をする場所となる13畳の座敷がある。一階の部屋の造りは素晴らしい。 しかし庭の眺めは塀の向こうが湯殿となっているせいか狭く、出来が良いとは言えない。

一階にもトイレがある。


(応対)
男性のフロントスタッフはとても親切で丁寧な応対であり好感が持てるが、女性スタッフはまだ若く、やや事務的であった。もう少し笑顔が欲しい。部屋係の女性は前回の時より年齢が上がっており、とても良い応対であった。廊下ですれちがった他の部屋係の女性も笑顔が素晴らしくとても親切な受け答えをしてくれた。

印象的であったのは女将の奮闘振りであった。フロントに常駐してすべての到着客を出迎え宿帳記入の間相手をし、そして夕食時部屋に挨拶に来て、最後はチェックアウトの時にフロントですべての宿泊客に挨拶をしていた。


(湯殿)
東西あるが、今回両方を制覇した。 お湯は硫黄泉で濁り湯である。加水しているが、かけ流しであり湯量はとても豊富であった。硫黄の匂いは温泉気分を満喫させてくれる。

 

屋内湯殿に関して東西それほどの違いはなかったが、露天風呂に関しては大きな差があった。「西の湯」のほうが広々としていて気持ちがよい。「西の湯」がお勧めである。 

脱衣所には東西とも、サウナの後にと自然塩と冷水のセットが置いてあった。


(夕食)
前回よりも少しばかり味にばらつきを感じたが相変わらず出汁の味は素晴らしい。
しゃぶしゃぶ風に食べる名残鱧、残念ながら旬を過ぎていた。文字通り名残りであった。
新鮮な刺身は塩と酢橘だけで食べてもとても美味しい。
かます寿司は口当たりが絶妙、八寸は吉兆風で、見るからに芸術的である。
出汁が良いので、炊合わせも絶品。湯葉も本当に美味しかった。

もう一つ残念なことには果物の甘さが今ひとつであったことだ。果物の出来がよくないと画竜点睛を欠く。
全体的には相変わらず素晴らしい夕食であった。

(寝具)
超豪華な寝具である。今まで経験した宿のなかでは、「俵屋」・「あさば」・「強羅花壇」と並ぶ。今回はリネンの素晴らしさも相まって比類なき寝心地を与えてくれた。肌触りの良い極上のカバーやシーツは幸せを与えてくれる。


(部屋風呂)
立派な風呂なのだが沸かし湯とのこと、それから東西の湯殿が使えたので、結局未使用であった。


(朝食)
本当に美味しい朝食であった。今まで経験したなかでは前回ともども最高の朝食である。

まずアオサの味噌汁は絶品、烏賊の塩辛と山葵の相性も驚愕、明太子も極上の味、温泉玉子や饂飩の出汁も最高、サラダのドレッシングも絶妙な味わい、デザートのアングレーズソースも申し分なかった。しかし最後のコーヒーがいまいちであったのは愛嬌か。

(感想)
二年ぶりの訪れでしたが、やはり素晴らしい宿でした。
バブル真最中に建てられた部屋は細かな所まで意匠が施されています。

今後、これほどの宿を作るということは到底不可能なことではないかとすら思ってしまいます。ハードでは文句なしに日本一ではないでしょうか。

しかしソフトに関しては細かな点で「??」と感ずるところもありました。
湯殿の風呂桶と椅子がプラスチック製であったこと。浴室に響く檜の風呂桶の音は旅情を高めてくれます。
夕食時、日本酒が瓶のまま出てきたこと。少しでも気の利いた割烹なら氷に浸したガラス容器に移し替えてくれるでしょう。

部屋の「お茶セット」の煎茶の品質が悪い。名旅館なら針のような茶葉を用意しておくべきです。
ダイレクトメールが極めて事務的、等々。

  雲仙という、地理的に不利な要素を抱えています。 長崎空港からのアクセスも不便です。路線バスでは二時間半以上かかってしまいます。一日1往復しかない直行バスが、せめて2〜3往復あれば良いのですが。契約タクシーもあるそうですが三人以上になれば長時間は窮屈です。

このような不便さを押してリピーターは来ます。こういったリピーターを満足させるためには、もっともっと神経を尖らせている必要があるのではないでしょうか。 こういったことが克服できた時には、文字通り 「日本一の旅館」 になれると確信しています。
http://abitaro.com/hanzuiryo2/hanzuiryo2.htm

雲仙半水盧 2005.11.16

紅葉はまだでした。

瓶のままでは興醒めです。

吉兆風です。
土瓶むし
しゃぶしゃぶ風に食べる名残鱧、残念ながら旬を過ぎていました。文字通り名残りでした。

新鮮な刺身は塩と酢橘だけで食べてもとても美味しい。
かます寿司は口当たりが絶妙。
八寸は吉兆風で、見るからに芸術的です。
出汁が良いので、炊合わせも絶品。
湯葉も本当に美味しかった。
残念なことに果物の甘さが今ひとつでした。果物の出来がよくないと画竜点睛を欠きます。

http://puiko2000.blog27.fc2.com/blog-category-134.html


雲仙 半水盧再訪 2007.11.05

今回は紅葉が綺麗でした。
酒は「しずく酒、大吟醸」島原の地酒です。やや辛口ですが、すっきりと爽やかな味でした。

以前は、四合瓶をそのまま置いていくような無粋な応対でしたが、よほど顰蹙を買ったのでしょうか、素敵な切子の酒器を用意してくれました。

鯛の鱗煎餅、初めて食べましたがとても美味しいものでした。
家喜なます、柿と胡麻風味の白和えのマッチングは絶品。
碗物も素晴らしい。
その後も充分楽しめる夕食でした。

吉兆風の八寸です。この盛り方も吉兆風。

果物は以前のような唸るほどの素晴らしさではありませんでした。

以前に比べて気になったのは、吉兆風の煌びやかといえるほどのメリハリの利いた醤油味やつゆ味ではなかったことです。どちらかといえば地味な味となっていました。山葵も香りに欠けていました。

わかりにくいところからコストカットが始まっているのでしょうか。
http://puiko2000.blog27.fc2.com/blog-category-132.html


sakuraさん [ 08/05/17 14:49 ]
広すぎて使い勝手が悪いです。仲居さんも新米さんなのか、悪くはないけど普通。お風呂も平凡。施設やパブリックスペースも充実しておらず誰も使っていないので電気もついていない。

食事はおいしかったが前日たべたお造りやイカ刺しのほうがはるかに鮮度が良かったので特に良いという風には感じられなかったです。

一度はいってみたい宿だったので期待が大きすぎたのでしょうか、値段の割にはいまいちでした。もっと安くてもいい宿はいっぱいあります!5人以上でいかないとコストパフーマンスが悪いですね。
http://ryokan-gp.com/srk/746-263

“部屋・設備は最高、温泉普通、料理は残念な高級旅館”2012/03/10に投稿

ほかの方が、設備について説明されているので、温泉の質とお料理に絞ってレビューさせていただきます。
まずは温泉ですが、雲仙の他の旅館と比して平均的です。可もなく不可もなく。設備は最上ですので、少々見劣りしてしまいますね。泉質を求めるのであればお勧めできません。

そしてお料理です。こちらは某京都の有名3つ星料亭から料理人を雇っていることで有名で、先代料理長は独立して自ら3つ星料亭を開業したほどの方だったと伺い、大変期待しておりました。が、結果から言って期待はずれです。

お食事は客室1階の広間にて贅沢に部屋食。庭の風景も風流で、2名いた仲居さんの気遣いも実に行き届いておりました。しかし、お料理がいけない。素材の味を殺すような味付け(カレー鍋は無いでしょう?)もあれば、季節感を無視した料理、京都の瓢亭を形ばかりまねた、ただのゆで卵(何か特別な卵でもないらしい)とさんざんです。

実に残念。料理さえ最高なら・・・。

2011年8月に訪問(体験)、家族で行きました。

http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1022852-d1106104-Reviews-Hanzuiryo-Unzen_Nagasaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html

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Re: はじめまして。 - 北斗七星 2009/07/30 (Thu) 16:39:00

「雲仙観光ホテル」→「半水慮」

は、雲仙に行った時の私達のお決まりのコースなのです。(といっても3回だけですが)


まず、半水慮のお得なコースですが、部屋の価格帯は2パターンしかありませんので施設的には全然問題ないと思います。
問題の食事ですが、「半水慮」なら、どんなグレードの料理(たとえ昼食程度)でも、美味しいのは間違いありません。
ぜひ、そのコースで楽しんできてください。
ただし、大浴場等のお風呂はイマイチに思います。

また、「雲仙観光ホテル」ですが、私達の大好きなクラシックホテルの一つです。戦前の面影をそのままに残す赤い屋根のロッジ風のホテルは本当に素敵です。昨今流行の外資系の豪華なホテルと較べると居住性や設備など較べものになりませんが、ここには、なんとも言えない心休まる空間、優しい応対、ロマンティックでアンティークな空気が漂っています。

雲仙観光ホテル
http://www.unzenkankohotel.com/
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen005848/1.htm
http://r.tabelog.com/nagasaki/A4203/A420301/42004657/


逆に雲仙宮崎旅館は「半水慮」と同系列とは思えない料理と対応でした。
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3490281

Re: 旅館選び(長文です) - あびたろう 2010/05/19 (Wed) 21:31:47

湯布院御三家ですが、そのうち「亀の井別荘」の料理は少し変わっていると思います。好みに当たり外れが大きいでしょう。

「玉の湯」の料理は、懐石料理を期待すると裏切られます。湯布院周辺の契約農家で栽培された素晴らしい野菜や家禽類を使った滋味溢れるものです。「命のスープ」で知られる辰巳芳子女史の薫陶を受けた料理です。私は洋朝食で出たスープが忘れられません。

「無量塔」の料理については、私が泊った時は無粋な郷土料理という感じで好みではありませんでしたが、九州在住の料理の達人である先輩ブロガーから、「数年前から、無量塔の料理は洗練されてとても美味しくなったから、是非行くように」と勧められています。

ここに来られる諸先輩方では、MEIDONさんが、かつて「玉の湯」のリピーターであったように記憶していますし、北斗七星さんご夫婦は「無量塔」のリピーターだと思います。このように達人方がリピートされる宿ですので間違いないのでは・・・

九州で料理が素晴らしい宿は、なんといっても雲仙の「半水盧」です。かつて吉兆嵐山本店の料理長であった石原氏が料理長を勤め(現在は京都の円山公園にある「未在」のオーナー)それを引き継いだ佐々木料理長が健在なら、素晴らしい料理を堪能できるはずです。

あと料理でお勧めの宿は、湯河原ですが、中田料理長が健在なら「石葉」です。

Re: 旅館選び(長文です) - 北斗七星 2010/05/20 (Thu) 01:03:50

まろんさん、「あさば」は御満足されたようで良かったですね。
私も、どちらかというとリピートはしない方ですね〜
ただ、その中でも何軒かは毎年一度は訪れています。下記の4軒がそれです。

●すべてが究極のバランスで保たれている、宿の完成形と思える「あさば」

■贅沢な素材で美味しい料理を新しい工夫で作るとこうなるという「御宿かわせみ」

◆私たちが日本で一番美味しいと思ってるフレンチと日本一好きな「走り湯」に入浴できる「ヴィラ・デル・ソル(「蓬莱」別館)

★究極の癒しの空間であり、訪れる度に「生きていて良かった」と感じさせてくれる「山荘 無量塔」


です。まあ、今回は西日本、特に九州・由布院を中心に感想を述べてみたいと思います。今まで、無量塔4回、玉の湯2回、亀の井別荘1回と一応、俗に言う「御三家」はすべて訪れています。 私が感じた【料理】における御三家の満足度は


亀の井別荘>山荘 無量塔=玉の湯

という感じです。私の印象ですが、

亀の井別荘は正統な懐石料理に一番近い気がします。量は多くもなく少なくもありません。

無量塔は、懐石料理と郷土料理をミックスした感じ。たしかに、あびたろうさんがおっしゃる通り、訪問する度に美味しくなってるような気がします。

玉の湯は、郷土料理を豪快に食べさせてくれます。メインやサブの料理をセレクトできたり、「もしお腹に余裕があれば、、、●●●をお持ちしますけど、いかがですか?」というようなサジェスチョンが何度かありました。大食漢の私がようやく完食できた量の多さで、女性にしては食いしん坊の妻は半分ぐらいしか食べれませんでした。それと、ここの欠点は、味が濃いので後半、飽きてくることと、食事をする場所が居酒屋のような畳敷きの広間で間仕切りもないので全てのグループの様子が全て丸見え状態なのが個人的に苦手ですね。落ち着いて食べれないし、たまたまでしょうが、料理が来る度に一眼デジで撮影するのを他のお客さんに笑われてチョット恥ずかしかったです。

なので正確に言うと


亀の井別荘>山荘 無量塔≧玉の湯、、、

でしょうか。

ただ、料理だけを考えるなら九州には、亀の井別荘など足元にも及ばない「半水慮」が長崎・雲仙にあります。料理で決めるならココしかないでしょう。

私たちが、無量塔を毎年訪れる理由は、

「研ぎ澄まされた審美眼を持つオーナーが予算を一切気にせず、自分の美意識を追及するためにお金を無尽蔵に注ぎこむと、こういう空間が生まれるのか〜」

と言った感じでしょうか。デザイン、音楽、ダンス、アート等に通じ、芸術に近しい環境で育った妻の言葉を借りるならば、「目に心地良いものばかり集められたユートピアのような場所」だそうです。^^
また、無量塔の場合、部屋によって、まるでコンセプト(というか空気?)が違ってきます。


宿の機能やセンスは気にせずとにかく美味しい最高の料理をと言う事なら「半水慮」

料理だけでなく、宿としてのバランスも求めるなら「亀の井別荘」の【離れ】が良いのではないかと思います。

まあ、紹介した4軒のどこに行っても、きっと大まかな部分で満足できると思います。

Re: 旅館選び(長文です) - まろん 2010/05/20 (Thu) 16:46:02

「半水慮」いいですね、お料理すばらしいです。

玉の湯のお食事処の件ですが検索してみるとお部屋食できるのではないでしょうか。お料理がよくても書かれているような中でいただくんでしたら論外です、絶対部屋食希望です。

無量塔は他の書き込みで洗練されたとはいえない普通の料理、、、とか多かったですし、失礼ですがブログの写真だけ見てもよくあるどこでもいただけるような無粋な和食かなって感じています。これは亀の井にはより感じています。まあ食べてもいないので見た目だけですが、、。全体的にもコストパフォーマンスが悪く高すぎるのでは??というご意見も多いようです。

ただお料理以外は御三家では一番泊まってみたい宿だと感じています。お部屋のオススメベスト3教えてください。

お菓子作りも趣味なのでPロール食べてみたいです。もし他に泊まっても単品で食べに行く事は可能ですか?
おいしいですか?

主人とゆっくり相談できていないので変わるかもしれませんが今のところ無量塔と玉の湯で検討しつつ他地方も見ている
感じです。

Re: 旅館選び(長文です) - 北斗七星 2010/05/21 (Fri) 00:54:04

【半水慮】私たちは一度だけしか訪問した事はありませんが、その時の料理は絶品でした。私たちも日本全国あちこち食べてきましたが、本格懐石の中では一番だと感じました。

また、従業員教育も素晴らしく出過ぎず、それでいて気配りはしっかりと…という私たち好みの応対でした。部屋は一泊一人10万円の特別室に宿泊したため、あまり参考にはなりませんので、あびたろうさんの訪問記をご覧になると良いでしょう。

特別室の印象は専用の門をくぐり、玄関まで庭園があり建物中に部屋が驚くほど沢山あり、小さな旅館を丸ごと貸切った、、、といえば想像いただけるでしょうか?客室露天風呂も小さな旅館の大浴場並みの大きさがあります。笑ったのは、同じ客室にいながら妻とはぐれてしまい、お互い携帯電話で

「今、庭が見える和室にいるんだけど、そっちは?」
「こっちも和室だけ灯篭は見える?」
「見えない。じゃあリビングの向うにある方の和室かな?屏風ある?」

なんて、迷子になってしまいました。施設は典型的なバブル期に建てられたものでゴージャスではありますがセンスは感じられませんでした。また、女将の対応も慇懃無礼といった感じで少し不満でした。一番の欠点は大浴場が二つあるのに片方しか使わせないし、その大浴場自体も凡庸でがっかりしました。笑ったのは、HPの特別室の紹介に

「洋室に置かれたバカラの調度の輝きに異国を想い、、、」

としきりにバカラを謳い、実際、この文面を読んで、バカラと仕事上の関係があった妻が、この部屋「椿」を希望したいきさつもあり、かなり楽しみに訪問したのですが、洋室(リビング)はおろか、広い部屋中どこを探しても「バカラがないっ!」。夕食の時に食前酒でも入って出てくるのか?と思い夕食時にそれらしいグラスが出てきたので「こちらはバカラですか?」と訊ねたところ「いいえ、違いますよ。似てるでしょ?よく間違われるんですよね〜」と客室係。ついに妻が

「HPに客室にバカラを飾ってると書いてあったんですが見つからないんですけど、、、」

すると、「バカラはロビーの棚に飾られていますのでご自由に鑑賞して下さいと…」。

妻は「それならHPにあんな事書かなきゃいいのに」とかなり立腹してました。そもそも、バカラは芸術品ではなく普段使いの食器を多く作っており、値段もそれほど高くもないのに、ケチケチしてロビーの鍵付の棚に入れるほどのものでもないと思うのですが。

まあでも、料理はとにかく最高に美味しかったですよ。^^あと一般客室はすべてメゾネットタイプです。私たちはメゾネットが嫌いなので(どちらかの階が死に部屋になってしまう)特別室にせざるを得なかったというのもあります。


【玉の湯】の食事の件ですが、あびたろうさんの訪問記を見たら、部屋食もできるようですね。

無量塔の場合はできれば食事処で食べて下さい。古民家を移築した母屋にあり、中央での高さ10mはあろうかという天井までの空間は圧巻です (白川郷をイメージしてください) 。もちろん完全個室でのんびり食事を楽しめますし、なにしろ部屋食では味わえない、まさに「出来立て」の状態で料理が湯気を上げて、または冷気を発しながら運ばれてくるのは何よりの贅沢です。

また、朝食の御飯はこの食事処の中央の空間の火の入った竈でひと組ごと炊き上げています。正直、焦げなどもあり、普通に炊いた方が美味しいですが(爆)、たまにはこういう香ばしい御飯も食欲をそそります。(特に朝) 

あ、それと、無量塔の朝食は和朝食と洋朝食をセレクトできますが、「洋」は厳禁です!(爆)。
たぶん、後悔すると思いますのでご注意を。

蛇足ですが、私と妻が議論して(笑)決定した人気の旅館の食事だけに注目して10点満点で評価したものです。(有名旅館だけの中での評価なので、かなり厳しく採点しています。「1」が普通の宿の普通の食事と考えて下さい)


【北斗七星夫婦のお食事ランキング】

10:旅亭半水慮、御宿かわせみ
 9:あさば、蓬莱
 8:亀の井別荘、俵屋 
 7:無量塔、庭園の宿石庭、華の宿ふくや、つつじ亭、あかん鶴雅別館鄙の座
 6:玉の湯、山のホテル夢想園、八ツ三館、渓流荘しおり絵、仙郷楼、匠の宿佳松、熱海荘、三余庵
 5:山みず木、岩の湯
 4:しょうげつ、谷川の湯あせび野
 3:竹ふえ、大観荘、別邸仙寿庵、大丸温泉旅館、温泉山荘だいこんの花、滝乃屋
 2:山河、槍見館、強羅花壇
 1:長寿館、鶴の湯温泉


【無量塔のコストパフォーマンス】ですが・・・

たしかに、まろんさんがおっしゃるように、玉の湯や亀の井の部屋に泊まって、あの料理、、、ということであればコスパは高いかもしれませんが、無量塔の一番の魅力は、その施設、さらに言えば「その空間」、もっと言えば「その世界」だと思っています。

お二人の旅が、一般的な旅の場合、

(チェックインして、部屋に案内され、大浴場で入浴後、館内をブラブラし、浴衣で温泉街(由布院で言えば「湯の坪街道」)を散策し、洋服に着替えて観光地(由布院で言えば「由布岳」「金鱗湖」)を訪れ、宿に戻り食事の前にひとっ風呂・・・)

そういった利用には、ハッキリ言って無量塔は全く向いていません。なので、まろんさんの旅が、そういった内容なら、まず一番初めに候補から外すのは間違いなく「山荘 無量塔」です。ココだけは行かないで下さい(笑)。行けば失望し散財を悔いることになると思います。^^;

また、まろんさんの旅が、予定も決めず、のんびりユッタリ、誰にも邪魔されず美空間に包まれて非日常感を楽しみたいのであれば、無量塔以外にオススメする宿はありません。(料理は別として)

無量塔には大浴場がありませんが、各部屋にすばらしい大きな客室風呂(ほとんどが内風呂ですが)があります。宿の施設では日本一と言われる素晴らしいバーがあります。しかも、このバーは、かつて大人気でいつも満員だったのですが、宿泊客が入れないため、今では外来者は受け付けてなく、今では信じられないくらいガラガラでのんびり宿泊者が過ごせるようになっています。

こういった姿勢を見ても、金儲けに走る事無く、宿泊者に対する特別な思いが伝わってきます。他の御三家に較べると(亀の井の場合は門の中には宿泊者しか入れないというのがありますが)、宿泊者の特権のようなものがすごく感じられ、なおさら居心地の良い空間になるのではないのでしょうか?

よく、「無量塔ワールド」と言われますが、その理由は、宿周辺に、系列の美術館、イタリアンレストラン、チョコレートショップ、蕎麦屋等の施設が集まってるからというのあるでしょうか、私は、無量塔が、通常の宿と一緒に括れない「空間」あるいは「世界観」を持っているからではないかと思っています。

私の中で、「世界観」を感じる宿は、無量塔の他には「あさば」と「俵屋」だけです。

最後にご質問にお答えしますね。
【お部屋のオススメベスト3教えてください。】


これは難しいですね〜^^;

無量塔の全12室(棟)はどれ一つ、同じタイプのモノがありませんが、雰囲気で分類すると6つぐらいに分けられるでしょうか。私たちも、まだ4部屋しか泊まってませんが、宿の御厚意で全ての部屋を拝見させていただきましたので、質問にはお答えできると思います。

今まで泊まった4つの部屋(「汲」「昭和の別荘」「籐」「東」)は厳選に厳選を重ねて選んだものなので、やはりオススメはこの4つの部屋に「明治の別荘」を加えた5つではないでしょうか?
部屋に何を求めるかによって、選び方が全く違ってくると思います。


【籐(とう)】
私たち夫婦の中では、「籐」がこの中では一段落ちる印象です。無量塔を代表する部屋と言われていたせいもあり、かなり期待して訪れました。なるほど、素晴らしい部屋ではあるのですが、期待が大きかったせいか、移築した豪農の古民家の雰囲気は良いのですが、同じようなタイプの利用しそうもない部屋が何部屋もあり、広過ぎてなんとなく落ち着かず居場所がない感じがしました。寝室はツインベッドです。(ここは部屋食で)また、無量塔の4つの価格帯の中でも最上位(全込7万円/人)と言う事もあり、コスパ的には正直「ん?」という感じでした。初めて来た方が、この部屋をチョイスした場合、きっと「無量塔って高い」という印象を持たれるのではないでしょうか?


【明治の別荘】
とにかく広いです。そしてボロくて暗いです。多分、この先、こんな(良い意味で)非常識な部屋に泊まる事は一生ないのではないでしょうか?寝室はツインベッドです。 私たちも、まだ、泊まっていないので、このくらいにしておきますが、楽しみに最後に残している部屋です。この部屋は母屋の食事処「柴扉洞」で食べれます。ここも無量塔の4つの価格帯の最上位(全込7万円/人)ですが、ここはひと棟全部使えて驚異的な広さなのでコスパは悪くないと思います。


【汲(きゅう)】
お金を掛けたデザイナーズ風の部屋で、和と洋を巧みに組み合わせた、ある意味、一番、無量塔らしくない部屋でしょう。洗練された一流リゾート感覚のデザインは圧巻で、数々のサプライズがありました。客室の風呂は半露天でテラスにはオシャレなチェアも備えてあります。イメージ的には「彼女を連れてくればイチコロ」と言った感じでしょうか?(笑)部屋は広過ぎずちょうど良い感じで、まろんさんのように海外の旅が多い方には向いているかもしれません。もちろんツインベッドですが、こちらは部屋食になります。無量塔の4つの価格帯のうち下から2番目(税込5万5千円/人)なのでコスパは素晴らしいと思います。


【昭和の別荘】
ここは、大好きな部屋(棟)の一つです。一言で「懐かしいおばあちゃんの家」と言った感じで、なんとも居心地が良い空間です。寝室はツインベッドルームです。客室風呂は子供の頃を思い出す古いタイル貼りでお湯から出たくなくなりました。また、クラシックホテル風のリビングや、本格的な茶室なども備えてあり、楽しく気持ちよく過ごせること請け合いです。古さを演出するのではなく、本当に古いものを集めて作った贅沢な古さです。ここも母屋の食事処「柴扉洞」で食べれます。古い部屋が嫌いでなければ、この部屋もオススメです。無量塔の4つの価格帯のうち下から2番目(税込5万5千円/人)なのでコスパは素晴らしいと思います。


【東(ひがし)】
オーナーの藤林氏が気に入ってしまい、しばらく自分の部屋として居住していたという話を支配人から聞き、ぜひとも泊まってみたいと思い、今年泊まってきました。結果は大正解&大満足でした。

広さは無量塔の中では狭い方の部類ですが、それでもツインベッドの寝室、切り妻式の高天井のリビング、コタツのある和室、長〜い月見縁台、そして短い渡り廊下を渡って別棟に浴室棟とかなりの広さで、また畳敷きのリビングは切り妻式屋根の建築のため非常に高い天井で解放感満点。二人にとってまさに絶妙の居住空間でした。また、サプライズは清潔で新しい浴室棟。オシャレな脱衣所から浴室を見ると湯船もまずまずの広さ。入ってみると湯加減もバッチリ。しばらく入って気持ちよくなったところで半透明の窓を開けてみてビックリ。そこは板張りのテラスと露天風呂が!要するに浴室は窓で仕切られており、湯船は外と繋がっている(説明下手ですみません)構造に思わず唸ってしまいました。

しかもこれで値段は、無量塔の4つの価格帯の最下位(全込4万8千円/人)とコスパは超満足。私たちの中では一番評価の高い部屋です。嬉しい事にこの部屋は母屋の食事処「柴扉洞」で食べれます。しかも別棟の中では母屋まで一番近いです。

目的・好みによって部屋の選び方はガラリと変わってくると思いますが、少しは参考になりましたでしょうか?
ちなみに、私たちの中でのベスト5は

@ 「東(ひがし)」
A 「汲(きゅう)」(次点:同タイプ「暁(ぎょう)」)
B 「昭和の別荘」
C 「明治の別荘」
D 「籐(とう)」(次点:どうタイプ「吉(きち)」)


次点・・・狭いけど「楽(らく)」も良い部屋です

【Pロールについて】
Pロールは、無量塔に泊まる以前、由布院の中心地にある「B-speak」で30分待ちして途中で断念した事があります。その後も、いつ行っても行列。時間をずらして行き、「おお!並んでないぞー」と喜んで行くと売り切れ、、、の繰り返しでした。
ところが、無量塔に宿泊するようになって知ったのですが、前日に予約しておくと、チェックアウト時に持って帰れます。また、カットロールをTan’s Barでサービスのコーヒーと一緒に(Pロールは有料ですが)食べる事もできます。

私たちは、前日にお土産用にロールを数本、翌日チェックアウトしながら食べる用に、チョコとプレーンを1カットずつ予約しておき、Tan’s Barで半分ずつ食べながらチェックアウトの手続きをするのが慣習になっています。これって最高に贅沢だと思いませんか?^^
こういう面にも、無量塔の宿泊客に対する「特別の思い」を感じさせられますし、宿泊客側からすると「無量塔に宿泊する優越感・満足感」を感じてしまいます。

ちなみに、Pロールの味ですが・・・・
失神するぐらい美味しいです!(チョコもプレーンも美味しいが、強いて言えばプレーンが究極です)

Re: 旅館選び(長文です) - MEIDON 2010/05/21 (Fri) 05:04:12

「玉の湯」についてコメントさせていただきます。食事の場所ですが、お部屋か食事処の葡萄屋になります。旅行会社などでお部屋を予約した場合には、その宿泊プランに記載されている食事場所に限定されてしまいます。直接予約の場合には、選択できます。ただし、宿泊人数が4人以上の場合には部屋にもよるかもしれませんが葡萄屋に限定されてしまいます。

 朝食も選択できますよ。ただし、朝食を部屋食で希望する場合には朝9時以降になってしまいます。

 皆さんが指摘されている食事の量ですが、最近はそれほど多くはないです。でも、すべてを食べきることは私には無理ですが、以前のようにメインの前にお腹がいっぱいになることはなくなりました。

 「Pロール」ですが、電話予約すれば確実に買えます。5日前から予約可能です。

Re: 旅館選び(長文です) - 北斗七星 2010/05/21 (Fri) 07:44:08

玉の湯の食事ですが、2回とも個人の旅行で行ったのですが、食事の場所は聞かれず「夕食は葡萄屋になります」とだけ言われたもので、すっかり皆さんそうだとばかり思い込んでしまってました。すみません。


それと食事の量ですが、私がやっと完食、妻が半分しか、、、と書いたのは。

「●●●もありますけど、食べれますか?」と聞かれた3度とも「食べます!」と言った結果での話で、「いえ十分です」と言ってれば、ちょうど良い量だったかもしれませんね。ちなみに、私たちが行ったのは去年の春だったのですが、もしかしたら、その後、量が少なくなったのかな?(私は多い分には一向に構わないのですが・・・爆)

ただ、あのクラスの宿にしては食事処がお粗末だったのと、ちょっと私たちには味が濃すぎた点で、皆さんほど美味しかったという印象がないのですよ。(妻はスッポン鍋は美味しかったと言ってました)。

朝食は部屋のテラスで食べましたが、これはすごく美味しかった!
天気も良かったので風に吹かれながら食べる洋朝食(洋朝食は、あびたろうさんオススメでしたね)は最高でした。ただ、妻は、朝食のジュースがニンジンジュースしか選べないのに文句を言っていました。オレンジジュースしかなくて選べないなら文句はないのですが、好き嫌いの分かれるニンジンジュースで他に選べないのは納得がいかないと、、、言われてみるとたしかにそうですよね。

その点、亀の井別荘は、夕食も朝食(朝食は玉の湯の勝ち)も非常に丁寧に作られていて、玉の湯の客室内風呂も良かったですが、亀の井のはそれ以上に広く明るく、内風呂なのに解放感いっぱいでした。大浴場も、玉の湯も悪くないですが普通っぽくて、亀の井の方が素敵でした。また、談話(読書)室の建物の外窓ガラスに由布岳が反射するように設計されている美意識に思わず「アッ!」と叫んでしまいました。

Re: 旅館選び(長文です) - MEIDON 2010/05/21 (Fri) 11:42:33

 私もコメントを一部訂正しなければなりません。「玉の湯」の食事場所はいつも選択できると思ってました。その日の状況によっては選択できないとは知りませんでした。確実なのは前もって部屋食希望と伝えたほうがよいようですね。

 夕食の量ですが、支配人が変わって代替わりしてからは減ってきたように思います。昨年の春だとすでに量は少なくなっていた時期だと思います。先代(現在は会長)のころは、ものすごい量でした。

 また味付けですが、全国区の宿ですが、味は九州の味付けになるようです。例えば、煮物などは甘じょっぱいのは九州特有のもの。煮物が選択になったのも、この味の好き嫌いが別れるようなのでと聞いたことがあります。

 今はありませんが、以前は最後におそばが出てきました。こちらのそばつゆも甘めで好みがかなり別れたようで、メニューから消えてしまったようです。


Re: 旅館選び(長文です) - まろん 2010/05/21 (Fri) 12:46:06


今ふとオススメの旅館の空きを検索してみましたところ各旅館とも希望日は満室です。
無量塔もお書きいただいているお部屋は全て満室。。。
半年前くらいから予約しないとだめのようですね。

Re: 旅館選び(長文です) - 北斗七星 2010/05/21 (Fri) 13:55:58

上に名前が出ている宿は、各人の好みが分かれるだけで、どれも超一流の宿ばかりですので、最終的には、どこに泊まっても間違いはないと思いますよ♪^^

たしか、亀の井別荘でソバが出ましたよ。とても美味しかったです。

なんでも、昔、観光開発で由布院の土地が大々的にゴルフコースを作るために買われそうになったのを、現当主の中谷健太郎氏が阻止するために買い占めて、とりあえず蕎麦でも作ろうかと蕎麦畑にしたそうです。
感じの良い仲居さんから、そんな話を聞きながら食べ、いっそう美味しく感じられたのを覚えています。

無量塔ワールドの「不生庵」も非常に美味しかったですし
基本的に由布院は、蕎麦が美味しい土地なのでしょうかね?
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3991704


九州へ - hana39 2012/04/10 (Tue) 17:44:25

6月に2泊で夫婦で九州へと計画中です。
雰囲気やおもてなしももちろん大切なんですが とにかくお料理がおいしいと評判のところに宿泊したいと思っております。主人はお魚派、私はお肉がどちらかというと好みです。

観光地でもオススメや私がスイーツ好きなので和洋菓子、パンなどもオススメありましたら教えて下さい。


Re: 九州へ - あびたろう 2012/04/10 (Tue) 22:12:25


>とにかくお料理がおいしいと評判のところ

これは、雲仙の「半水盧」がダントツです。京都吉兆の流れを汲む味です。
最後に訪れてから4年半経ちますが、当時の味がそのまま保たれていれば、私が経験した日本の宿の中でベスト5に入ります。
http://abitaro.com/hanzuiryo2/hanzuiryo2.htm
http://abitaro.com/unzenkouyou/unzenkouyou.htm


それ以外に料理の美味しい宿は思いつきません。

Re: 九州へ - MEIDON 2012/04/11 (Wed) 09:22:40

 呼ばれたので出てきました。本格的な懐石ならば、半水盧でベストですが、私は湯布院担当のようですね。

 お料理からなら御三家、草庵秋桜あたりでしょうか。お部屋の空き、旅行記などから選ばれてみてはいかがでしょうか?一つに絞れなければ、翌日のランチでの食事のみの利用も可能ですよ。

 カジュアルになりますが、無量塔は別府湾サービスエリアにも出店していますので、こちらも参考にしてみてください。http://www.timehills.jp/


 定番になりますが、B-SPEAKのロールケーキ、まきのやの天然酵母パンあたりでしょうか?

 湯布院はどの宿もお肉がメインになってしまいます。お魚だと別府にも1泊されるとバランスがよいかもしれません。

潮騒の宿晴海
http://www.seikai.co.jp/

昨年宿泊しました。御三家のような雰囲気はありませんが、この夏も再訪の予定です。宿のスイーツも美味しかったです。

 レトロですが、友永パン屋
http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440202/44000059/

はまってしまいました。元々、湯布院の玉の湯の売店で売っていたのが私の中では始まりでしたが、こちらもおすすめです。ご検討ください。

Re: 九州へ - 湯平 2012/04/12 (Thu) 21:42:14

「料理の美味しい宿」って、九州にかぎらず案外と少ないものです。
それでもきちんと修業した料理人がいる、定評のある宿としては、

由布院・玉の湯(地のものを使った素朴な料理が主。肉に関してはボリューム多い)

由布院・無量塔(創作系の和食。料理そのもののレベルは九州でもトップクラスだが、食べる人にとっては量が少なめかも)

なお由布院御三家のうち亀の井別荘は二つに比べるとやや落ちる印象があります。

長湯温泉・翡翠の庄(山女料理と生ハム、それに地の野菜など。地元の良い素材を使った田舎風の料理。豊後牛も出てきます)

安心院・やまさ旅館(すっぽんのフルコースがメインです。すっぽん料理に関しては定評あります)

武雄温泉・扇家(創作系の懐石料理。魚も肉もバランスよく出て来る)

妙見温泉・石原荘(正統的な懐石料理ですが、鮎のシーズンが特によいみたい)

霧島温泉・ふたり静(和洋をうまく組み合わせた創作系料理)

壱岐湯本温泉・海里村上(海鮮系の料理では九州でも指折りの宿)


といったところですか。

半水盧は経営母体が変わって結構経ちますので料理はどんなものでしょうか。
かつての半水盧の料理のファンの人たちは、今は元半水盧料理長のいる京都の未在に行っているようです。

Re: 九州へ - あびたろう 2012/04/13 (Fri) 00:29:49

湯平さんお薦めの無量塔へは何時か行きたいと思っているのですが、なかなか行けずにいます。
以前と変わったとされる料理を食べてみたいものです。また石原荘・ふたり静・海里村上などは一度行ってみたいと思っていた宿です。

半水盧も石原料理長から佐々木料理長に代わっても味は落ちていないと思うのですが、宿の方針でしょうか食材にコストの制限がかかっているような気がしてなりません。 漬け醤油や水菓子など、金にあかせてという感じが無くなったような気がしました。
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5067264


June 13, 2009
某鮨屋の常連客W氏は旅館めぐりが趣味であり、日本全国の名のある旅館を訪ね歩いていて、その旅館それぞれの趣を、旅情とともに楽しんでいるのだけど、その旅館めぐりの経験値の豊富さから、一つの結論を出さざるをえなくなっている。

 すなわち、「旅館の料理は美味しくない」、と。

 …まあ、全ての旅館の料理が美味しくないというわけではないのだが、たしかに「美味しい料理を出す旅館」がレアであることは事実ではあろう。

 W氏はその中での例外的ケースとして、京都の「美山荘」、調子のよいときの「妙見石原荘」をあげ、これらの宿にはよく通っているとのこと。そして、これくらいしか「食える」料理を出す旅館がないのはかなしいことですと言う。

 私は調子の悪いときの石原荘なら知っているけど、W氏がそう誉めるなら、もう一度くらいは行ってみようかな、湯は極上の宿だしとか思いつつ、九州で美味い宿といえば無量塔をはずすわけにはいかんでしょうと言った。

 そうすると、W氏はたしかに無量塔は7年前に行ってみて美味かった記憶がある。じつは、なんとなく再訪する機会もなく7年が過ぎたわけだが、今年の8月に再訪する予定を入れていると言う。そして今の無量塔はどのようなものであろうかと聞く。7年前に比べると、料理の方向がずいぶんと変わってきており、創作系に傾いてきています、でもそれは「美味い方向への」傾きだから、食通のWさんには必ず満足できる料理が出ると思います、と答えた。

 そして6月に私が経験した、無量塔の料理。今までもよりさらにパワーアップした、見事な和料理。これは、8月にはW氏は必ず幸福な気持ちで食事ができるはずと確信いたしました。 その料理のいくつかを紹介。

【先付け】:「無量塔の夏」なる題が敷紙に書かれている。
 生ハムに桃を合わせるという面白い組み合わせのオードブル。生ハムの酸味と塩味が、桃の澄んだ甘みとよく調和している。付け合わせの、赤カブ、レンコン、インゲン豆などが、鮮やかな色取りで、主役のハムと桃を引きたて、色彩的にも面白い。食味も見た目も、初夏の、生きいきとした自然を感じさせる逸品の料理。

【八寸】
 以前の無量塔の八寸はsimple is bestという感じの、白身魚と大根のみ、というすっきりした造り皿だったけど、近頃は吉兆風の、ずいぶんと賑やかな八寸になってきた。
 どれもこれもとても手のかかった、そして繊細に細工されたものばかり。甲烏賊の刺身と蓮芋の茎をあわせ紫陽花に見立てたもの。大根を薊のように切ったもの。雲丹を小芋にはさみ、海苔で包んで揚げたもの。見た目の美しさ同様の、高いレベルの旨さを食べて感じることができる。

【地鶏治部煮鍋】
 無量塔の以前の定番「地鶏鍋」は、地部煮鍋として復活(?)
 地部煮鍋とは、なんでも北陸の郷土料理らしいけど、小麦でとろみをつけて、甘辛い出汁で地鶏、野菜を煮あげたもの。出汁も、地鶏も、野菜も味が強く、なんとも混沌とした料理。野菜の味がしっかりしているから、こういう大胆な鍋もできるのでしょう。
 具も美味しく、スープも美味であり、すべて飲み干してしまった。

【焼き物】
 焼き物は、出始めの鮎。日田の天然もの。
 まだ解禁開けが近く、サイズも小さめで味が弱めのため、片側だけ焼いて、鮎独自の香りをしっかりと残したもの。上手な焼きかたです。骨煎餅もあり、カリカリの歯ごたえが心地よい。酒のいい肴ともなる。


【変り鉢】
 〆はいつもの豊後牛の五葷諸味焼き。これに季節野菜をたくさん添えて。初夏は野菜が最も美味しい時期だろうけど、どれも濃厚な旨さと甘さを持った、いい野菜ばかり。無量塔は、由布院現地の農家と契約しており、朝採れたての野菜を料理に使っているそうだが、そういう努力がここまでの料理を支えているわけですな。
 本日の料理の敷き紙に書かれていた「無量塔の夏」という題。たしかに、夏の美味さと、そして力強さを感じることができました。


 無量塔は文句なしの名宿だけど、私としては特に料理が素晴らしいと思う。

 旅館に人が求めるものは、部屋、料理、サービス、庭、風景、風呂など主にあげられるだろうが、私は、料理>部屋>サービス>風呂…というふうな順番で宿を選ぶ人間であり、料理・部屋・サービス・風呂の傑出した宿である無量塔は、今のところ九州で最も気に入った宿となっている。

 冒頭登場のW氏も、料理を1番にあげるタイプの人であり、今の無量塔はたぶんツボに入るであろうと思う。


_______

「舌」の感覚というものは、人それぞれですね。たしかに「美味しい料理を出す旅館」は少ないですが、「名料亭」といわれる店でも美味しい料理を出す所は少ないと思います。

私が本当に美味しい料理を出す旅館だと思っているのは、

「半水盧」・「柊家」・「あさば」・「うち山」・「蓬莱」・「指月」です(でした)。

しかし「半水盧」は三回目の訪問時、醤油の味が落ちているのが気になりました。料理の本当に美味しいところは、醤油やあしらいも素晴らしいと思います。コストを切り詰めだしたのかな? と感じました。

「うち山」は料理長が「石葉」に移られました。近々、「石葉」へ追っかけをします(笑)

「蓬莱」は星野リゾートに買収されて、明らかに味が落ちました。

「指月」は、なぜか廃業してしまいました。

大好きな旅館が減っていき、悲しい限りです。

「美山荘」、二度目の訪問で、明らかに味が変わっていました。以前は、泥臭いというか郷土料理の味付けだったのが、京風の雅な味になっていました。美山荘常連の友人にそのことを話すと「四代目が板場に口出ししなくなったからだよ」と冗談めかして答えていましたが(笑)

「無量塔」の料理、管理人さんが好みだとは驚きです。「無量塔」の料理は、ここに書かれている和料理屋「喜泉」などと(イメージですが)対極にあるような料理だと思っていたので・・・
1月の「無量塔」訪問記に書かれているように、余程変わったのでしょうか?

某ブログやSNSで「かわせみ」料理談義がおこなわれていました。好きな人、重くて好みでないという人、本当に「人の好みはそれぞれ」ですね。だからこそ「ブログ」が面白いのでしょう。
Posted by: あびたろう | June 23, 2009 at 09:26 PM


無量塔の料理、あびたろうさんのページをみると2005年に訪れていますので、そのころとは芯は同じなのでしょうが、ずいぶんと異なる傾向の料理にはなってきています。私の料理の好みは、

「良い素材を用いて、妙な調味量で味を塗りつぶすようなことはせずに、的確な技術で調理し、素材を的確に組みわせて料理を作り、それにより素材そのものの良さをそれぞれ際立ちながら、さらに料理全体として調和がある」

というものです。けっこう難しい条件のようですが、探せばそういう料理店もあるもので、それらは旬ごとに通う店となっています。

無量塔も、「良い素材、良い技術」の料理ですが、以前は、「こんな美味い田舎料理もあるんだぞ」という感じの、剛球勝負みたいな、田舎風味付け、田舎風料理でした。たぶん、宿が、これも剛球勝負みたいな、重厚な田舎的建築物ばかりだったので、それにあわせたのでは。今は、近代的で優雅な部屋が4棟ほどあり、その部屋の雰囲気にあわせたような創作系料理となっています。あの部屋には、以前の田舎料理はどう考えてもあわない。じつは、今の系統の料理のほうが、料理長が愉しく自由自在に作っている雰囲気があり、料理長の目指す料理の方向にあると思います。

もしかしたら、あびたろうさんの美山荘での話のように、以前はオーナーが口を出していたけど、今は口をださなくなった、ということかもしれませんが。

「蓬莱」・「指月」、食事が美味しいことで有名な旅館で、一度は訪れたかったのですが、時の流れは無情です。とくに「指月」は誰もが誉めるので、ぜひともとは思っていたのですけど。まあ、「半水盧」の石原料理長が京都に店を出したように、「指月」の料理長も店を出してくれるという可能性もあろうので、それに期待するしかないですか。

旅館の経営は今はどこも大変でして、由布院を代表する老舗有名旅館も大手への経営譲渡の噂があります。私の好きな旅館は、なんとかこの厳しい時代を生き残ってほしいと願っております。
Posted by: 管理人 | June 25, 2009 at 01:00 AM
http://promontory.cocolog-nifty.com/promontory/2009/06/post-b6ff.html


雲仙より戻ってまいりました。 - BIANCO 2009/08/30 (Sun) 02:57:59

「雲仙観光ホテル」また、「半水盧」についても、あびたろうさんの訪問記で既に、十分と尽くされていると思いますので、少し、ご報告です。

観光ホテルについて。

「夏の味覚プラン」というのを選びましたら、お部屋は、2階の「ラグジャリーツイン」でした。
北斗七星さま、おまけのお部屋のお風呂は、さわりもしませんでした。(笑)

で、楽しみにしておりました夜のフレンチについて、最初に共された、デミタスでの冷製スープ(?)は、とっても美味しく、期待が広がったのですが、残念ながら、次のお皿から、ラストのデザートまで、盛り上がることなく終わってしまいました。

翌日、スタッフの方のお話によりますと、いつからと尋ねそびれたのですが、料理長さんが変られたとのことでした。新しい料理長さんは、長崎の方で、フレンチと日本と長崎の融合を意識されているとのことでした。感想としては、そこに、気持が入りすぎてたのかなと感じました。

少し不思議に思ったのは、テーブルに着かれていた方々の半数以上、7割近くの方が、和食を頂かれておられました。そんなことで、お食事は残念でしたが、スタッフの方達はみなさん、慇懃な様子もなく、いつも笑顔で穏やかで、真っすぐな、そしてぬかりのない対応がとても感じが良く、気持の良い滞在をさせて頂きました。

「半水盧」について。
お部屋は、あびたろうさんと同じ、「弥生」でした。少し、不思議な気がいたしましたよ。
あびたろうさん、ほんと、鮎、最高でした。今まで食した中で、一番だと思いました。
また、お食事をしながらの、お庭は、やはり、これもご馳走だと感じました。

空港からの送迎については、初日には、「雲仙観光ホテル」まで送って下さり、また、観光ホテルでは、「半水盧」さんの車で着いたことで、翌日には私達が、「半水盧」に宿泊することをドライバーさんから聞き及んだ様子で、当日には、観光ホテルさんが、「半水盧」までお送りしますと送って下さり、なかなか、温泉内での連携サービスが行き届いてるなと有り難く、感心もしました。

Re: 雲仙より戻ってまいりました。 - あびたろう 2009/08/30 (Sun) 10:22:51

雲仙観光ホテルの料理、そうですか。
お客の7割近くが和食を食べているということで、なんとなく雰囲気がわかりますね。

半水盧に関しては、あの凄い建物や庭の維持だけでも大変だと思います。
料理の質がすこしずつ変質しているのでは、とも危惧しています。
料理長によって変わってよい料理ではないので・・・
「半水盧の料理」を維持して欲しいものです。


Re: 雲仙より戻ってまいりました。 - BIANCO 2009/08/31 (Mon) 14:31:07


「半水盧」に関して、ご報告しなくてはと思っていたこと、うっかり忘れておりました。(汗)

★お風呂の、桶、椅子はプラスチックから、木に変わっており、あの独特な音を響かせてくれておりました。

★冷酒は、ビンのままではなく、酒瓶は、氷に埋められ、別途、切子の酒器に移し変えるべく用意されておりました。

★上階での布団の上げ下ろしの音は、一切、気になりませんでした。

★そして、地の利の悪さ克服のための、空港からの送迎サービス。


あびたろうさんが、気になられておられた、これらの問題点は、概ね改善されていたようです。もしかしたら、半水盧の何方かが、あびたろうさんのこの「訪問記」を熟読なされているのではと、ふと思ったりしてしまいました。(笑)


お料理については、
目に見えることとして、夜のフルーツは無かった記憶で、あびたろうさんの朝食の折のデザートが夜に出ており、朝は、デザートもフルーツも無かったように思います。コーヒーも出ておりません。
確かに美味しかった、アオサのお味噌汁は、朝ではなく、夜でした。

たわいのないことですね。削がれたものが、お得なプランによるものか、どうかは、わかりません。
個人的には、気になることでもなく、旅館でのお食事とすれば、総じて、やはり美味しかったと思います。

唯、何と言っても、私は、初めてでしたので、比較のしようもありませんが、あびたろうさんのレポートと写真の画像を見せて頂いた限りの、勝手な想像と推測だと、やはり、少し、変わっているのかもという気もいたします。何とか、あびたろうさんの危惧が、無用なものとなりますよう、私も願います。

補足として、「雲仙観光ホテル」さんが、特別にさるパン工房にオーダーしているという天然酵母のパンは、とっても美味しかったです。


Re: 雲仙より戻ってまいりました。 - あびたろう 2009/08/31 (Mon) 21:49:58


料理もコストカットを余儀なくされると、「つけ醤油」などの調味料や「あしらい」の質が落ちてくるようです。

それから、料理人の本当のこだわりは「フルーツ」にあると思っています。指月のフルーツも凄いものでした。女将は「千疋屋に出すものと同等品を使っている」と言っておられましたが、頷ける代物でした。

蓬莱は明らかに質が落ちていました。

この御時勢、経営も大変でしょう。きっと料理人も苦しい思いをしているのでは、と心配してしまいます。
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3561380


             /        /  イf它メミー-       ヽ
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       !′      / l   ′| l|   l| |l  | |ト、  | l | l >      |
      !       /  川  l| |||」|   l|`T 7 ハT | l | | |       |
      {        〈  川  |l kヘ 八   | |/,,斗=ミk j | ! |       |
     \::      ヽノ川  |l_|孑テミ\ | l〃 弋ヅ゙} ' 从 |:      |\
       ヽ       \ノ|  lヘド _ゞソ   u  U / /| j:       |\ ヽー- 、
        ヽ        ヘ  l 八 U   、       / /l  |´      {  、  ̄ ヽヽ
         \       \{  ヽ     __   u イ l| |       | \ \ }ノ
           〉、:      〔_ト   ト   ` ̄  /┼ノ |        |   ヽ l\ ヽ
          / ヽ        |  |├]>  <_|/l/  ;        /   '.| ヽ ゛、
 .        / / l | 丶       |  |ノ└       /  ∧       { | l |、  }|
        / / ハ  ヽ      ' 〃        V  ′       / l || \ ノノ
       / / / 弋  \   l  ||        ノ  /  .:..     /j:i、   ノ人  ヽ
      ´ / /   / `7⌒ヽ/ | ノ|ー-      イ ;′.:´     ヽ{i:i:i:i:ト--<ハ  }
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3. 京料理とは


杉浦
 こちら萬亀楼さんでは、有職料理をお客さんのご要望に応じておだしになっていますが、そもそも有職料理とはどのようなお料理ですか。

小西氏
 もともと、有職っちゅうのは、宮中のあらゆることを有職と呼んだんです。式典とかでどういうものを着て、どういう小道具を使って、どういう祭壇の作り方をして、というのを全部有職、と。そういう中で、それぞれの専門の仕事をしてきた家を司(つかさ)というんですが、有職司の中には桓武天皇から続いているのもある。うちは400年続いてきた。だから有職料理というのも、宮中か宮家で作られてきたのがすべてそう呼ばれてきたわけ。

杉浦
 有職料理は、平安時代からあったんでしょうか。

小西氏
 やってたんでしょう。そういう様式のことを有職言うんやから。節会とかで、こう絵巻物で書かれているから、そういうのがわかるだけ。ただ「有職」という名前がついたんは、平安時代からやない。後からつけただけ。

 いいですか、「宮中」いうのも実はなんぼでもあるんです。天皇家と、いわゆる近衛家とか、力あるのがみんな宮家を名乗ってたんやから。うちはその中の、八条宮から京極宮、有栖川宮と続くパターンを継承してるというわけや。ね。同じ宮中でも、うちの宮家はこういうふうにやります、うちはこうですと、それも同じ有職や。

杉浦
 その有職料理が「京料理」と呼ばれる料理の根底にあるのでしょうか。

小西氏
 京料理と一口に言いますけどその成り立ちはそんな簡単ではないんです。

鎌倉時代にやね、禅宗の影響で精進料理がでてきた。それと、足利末期に、フィリピン辺りからきたのを南蛮料理というた。堺とかに世界各国から来た料理が、いわゆるモダンなものとしてはいってきたわけです。これをとりいれて茶懐石が生まれた。で、最後が町方料理。これは京都の一般の人が食べるお惣菜やお万菜やね。
この五つが混合、ミックスするわけ、ある時期に。で、それぞれの料理屋が、扱う材料は大体同じやけど、味付けの仕方や盛り付けの仕方にそれぞれ特徴をだしよった。だから、京料理いうても、それぞれの店の京料理があるわけ。ひとつの店でパーフェクトとは言えない。だから京都の老舗の料理屋さんやったら、みんなルーツをもっとるわね。有職系やったらうちとか、茶懐石やったら辻留とか、柿伝、町方やったら中村楼、平八、美濃吉とかね。

そういうことで、京料理というのが枝を広げてきたわけやね。京都ではそういうルーツが的確にあるから老舗と言うんやね。大阪やったら百年続いたら老舗とかいうんやろうけど、京都じゃそんな、とんでもない(笑)。だから、店それぞれが同じようなもん使いながら、どこかちょっとずつ違うとこ出していったんが京料理。そこのうちの京料理、っちゅうわけやね。

だから、有職料理イコール京料理っちゅうわけではないんです。


杉浦
 京料理というと何かこう非常に洗練されたきれいなイメージがあるのですが、いかがでしょうか。

小西氏
 それはやね、とくに有職料理に限らず、都いうところは昔から全国の人が来るわけ。しかも秀でた人が来るわけでしょう。そうなってくると力のある人も来るからもてなしをせなあかん。で、もてなしをするということは、洗練されなあかんいうことや。様式でも何でも、泥臭い感覚じゃあかんということやね。それぞれきたもんが仁義を尽くして、粗末なもんやったら、華麗な器に盛ろかとか、そういう知恵が当然できてくる。そうして、よそにない洗練されたものができてくるんやね。
で、料理と平行して器も特徴ある豪華なものが出てきたり、珍しい器がでてきたり、それに加えて歌舞音曲、部屋のたたずまい、生活様式も全部京都は違うわけよ。(笑)それで地方から上ってきたカントリーボーイは、こうフワッとなるわけですよ。憧れるわけや。で、ますます花であれ何であれ華麗にしていく。それは、歴史の中でしょうがないこと。だから、京都いうのはなんで洗練されてるかというと、そういう土地柄やった。で、四季の変化もこうしてあることやし。


杉浦
 最近、日本全国で京料理の看板をかかげていますが、どう思われますか。

小西氏
 結局、京都の料理いうたら有職料理から始まって、精進料理を経過して、南蛮とか茶懐石とかあって、町方料理もちょこっと手を出して、適当に寄せ集めて、自分とこのカタチの料理を作ってきた。で、京都の人の偉いところは、よその料理を真似せなんだことやね。
今の料理屋みたいに、どこかの本が出たら、それを見て写して、いうような意気のないことせなんだ。自分とこは自分とこ、と。だら、「あそこの料理は・・・」というようなものが出てきたわけや。

 真似ばっかりしてたら自分のものはできへんいうことや。それは、料理人に知恵がない、いうねん。様式ばっかり真似して味はかけ離れてる、いうのが多い。で、名前だけ「京料理」つけたらいいと。箱根の山の中で京料理やなんて、アホカ、言うねん。東京行って京料理、北海道行って京料理、鹿児島行って京料理、ニューヨーク行って京料理(笑)。

 ええか、これはね。京都でとれた材料を京都の水で処理して京都でだすさかいに、京料理いうねん。京都の料理つこて東京でだすんやったら「京都風東京料理」てぬかせ、て。ね、ほんま。(笑)

杉浦
 京都はよく薄味といいますが、これは貴族社会があったからですか。

小西氏
 京都は薄味やというけど、京都は山国やから野菜はとれるわね。で、昔は野菜炊くいうたらね、家族も多いから、いつぺんにぎょうさん炊く。ね、そしたら余るでしょ。それをぎょうさんを濃い味をつけたら、その日に全部たべきれんかったとき、余計濃いなる。次の日も熱うして--野菜て熱うして食べるのよ。冷たいんは漬物やで--熱々にして食べる時、味が足らん人は、お浸しいうて醤油とか辛子とか山椒とか七味や一味とか、適当に調合してつけて食べたん。
炊けたときにおいしいても、時間が経つと味がしみこみ過ぎてたべられへんてあるやないの。だから、薄味が基本いうのはそういうことや。勿論、貴族社会もそうしてた。で、京都は野菜がぎょうさんとれるから、向こうから乾燥したタラ、棒ダラがきたら、京芋と合わせて、芋ぼうとなるわけや。塩をしたサバがきてサバ寿司や。それが、京都のご馳走でもあるし特徴でもある。


杉浦
 料理に携わる人たちにおっしゃりたいことはなんでしょうか。

小西氏
 そうですね。京都では「三けん」というんですが「堅実、賢明、謙虚」。
堅実というのは、材料の選択。目を肥やすということ。
賢明は、作り方は丁寧にする、と。
で、謙虚いうのは、何でも一人で仕切ったらあかんていうこと。周りを上手く使うことで、料理も早くできるし周りを勉強さすこともできるでしょ。整理整頓も早くすむ。

 それから、味の味覚は二日しかもたへん、言うねん。買うたもんは食べいうことや。三日目には味が落ちる。それはいまでも言えることや。だから、適量、適材。控えめにこうて上手に生かすのが知恵や、いうことです。まっ、料理いうのは、結局、考えて作りなさいよ、いうことやね。
http://www.tsuji.ac.jp/hp/jpn/kyoto/home.html

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参考A 有職料理

有職料理(ゆうそくりょうり)とは、平安時代の貴族の社交儀礼の中で発達した大饗料理が、公家風の料理形式として残った物である。但し、現在「有職料理」と言われている物は、本膳料理などの影響も受け、平安時代当時そのままの様式ではない。また、本膳料理を有職料理に含める定義もある。


大饗(だいきょう/おおあえ)料理

長屋王邸出土木簡などから、奈良時代には既に貴族社会で接待料理が成立していたことが伺えるが、その具体的な形式は不詳である。それが発達した物が「延喜式」神祇項目に出てくる「神饌」と思われ、春日大社の神饌や、談山神社の「百味御食」(ひゃくみのおんじき)などにその形式を残していると考えられている。

平安中期になると、貴族の中でも皇族、摂関家、それ以外の貴族の序列は動かしがたい物となり、その接待の形式として「大饗」が定められる。唐文化の影響を受け、「台盤」と呼ばれるテーブルに全料理を載せたり、「唐菓子」など渡来の料理も添えられるなどの献立の多さもさることながら、食べる側にも食べ物の種類ごとに細かい作法が要求されたことが『内外抄』や『古事談』の記述から分かり、現代人から見ると大変堅苦しい物だったようである。出汁を取る、下味をつけるなどの調理技術が未発達で、各自が塩や酢などで自ら味付けをしていた。珍しいものを食べる事によって貴族の権威を見せつけ、野菜を「下品な食べ物」とみなして摂取しなかった事や、仏教の影響で味の美味いまずいを口にする事をタブー視していたことから、栄養面から見るとかなり悪い食事であった。「大饗」には少なくとも「二宮大饗」と「大臣大饗」の2形式が存在していた。

二宮大饗
正月、諸臣が中宮、東宮への拝謁を終えた後、朝廷から饗応に預かる物。ほとんど記録が無く、具体的な献立内容や形式は不明。

大臣大饗
親王などの皇族が大臣の屋敷を訪れた際の接待料理の形式。

平安末期の『兵範記』に書かれた藤原基実の保元元年(1156年)「大臣大饗」は、永久4年(1116年)の藤原忠通のそれを参考とし、事前の準備は宴会予定日の9日前から始められ、赤漆塗の膳を特別にあつらえ、その膳の上には白絹を現在のテーブルクロスの如く敷き、これまた特別にあつらえた折敷や漆塗の食器に料理を盛りつけたとある。

この時の具体的な内容は『類聚雑用集』に記録されているが、それによると、献立の内容は参列者の身分によって異なっており、皇族の正客(「尊者」と記述される)は28種類、三位以上の陪席公卿は20種、少納言クラスでは12種、接待する主人が最も少なく8種となっていた。献立内容は「飯」、調味料、生もの、干物、唐菓子(今のドーナツに近い)、木菓子(=果物類)。生ものには獣肉類は無く、魚介類、鳥類(雉など)で占められ、干物もアワビやタコ、蛙などで獣肉類は無い。調味料が別皿になっているところから見て、料理自体には味はなく、食べるときに好みで調味料をつけながら食べた物と考えられる。この調味料も身分によって差があり、尊者や公卿はひしおなど4種あったが、主人には塩と酢のみであった。また、食器として箸の他に鎌倉時代以降は衰退する匙(スプーン)が存在し、各料理を盛りつけた容器の大きさがほぼ同じで料理の序列が判然としていない点も後の時代の料理とは異なる特徴といえる。


有職料理の誕生
鎌倉時代になり政治の実権が貴族から武士に移ると、大饗料理を維持することは困難となった。室町時代になると経済的・文化的にも武士の優位は動かしがたい物となり、武士も公家の文化を取り入れ、武士独自の饗応料理として「本膳料理」の形式を確立する。公家も本膳料理の形式を取り入れつつ、独自の式典料理として「有職料理」の形式が次第にまとまっていった物と考えられる。この過程で大饗料理には存在していた台盤や唐菓子などの中国文化風味が欠落していった物と思われる。


有職料理の変遷
江戸時代初期、徳川家光が行った二条城での後水尾天皇御成行事の際、天皇家側の料理人2名(高橋家、大隅家)、徳川幕府側の料理人2名(堀田家、鈴木家)の他に京都の町方の料理人から生間(いかま)家が抜擢されて調理に携わったことから、生間家は八条宮家の料理人をその後代々拝命することになる。明治時代になり桂宮家(八条宮家の後裔)が子孫断絶により絶家したため、生間家も下野し、その料理法は京都の民間の限られた料亭に伝えられた。

現在、宮中でも皇族の結婚式などの中継で会席料理などとは大きく異なる盛りつけの日本料理が見られることから、生間家が伝えた物とは別の有職料理が伝えられている物と思われるが、外国要人などの接待にはもっぱらフランス料理が使われており、極限られた儀式でしか食べられない物のようである。


形式
生間流29代家元でもある小西重義氏(生間 正保)が店主の料亭「萬亀楼」での有職料理の形式は以下の通りである。

初箸:会席料理の「先付」にあたる
添え:会席料理の「小付」にあたる
椀物
お造り
嶋台

など。

特に生間流の場合は造りの捌き方に「式包丁」という作法がある。一切魚に手を触れず、包丁と菜箸のみを使うのが特徴。

萬亀楼
有職料理が食べられる料亭。先述の通り、店主は江戸時代からの有職料理伝承者。
http://www.mankamerou.com/index.html

西陣魚新 同じく有職料理が食べられる料亭
http://www.kyo-ryori.com/shop.php?s=68

六盛 大饗料理を「王朝料理」として復刻
http://www.rokusei.co.jp/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%A5%97%E6%96%99%E7%90%86


参考B 本膳料理

本膳料理(ほんぜんりょうり)とは、日本料理の正式な膳立て。
「食事をとる」という行為自体に儀式的な意味合いを持たせているのが特徴。

室町時代に確立された武家の礼法から始まり江戸時代に発展した形式。 しかし明治時代以降ほとんど廃れてしまい、現在では冠婚葬祭などの儀礼的な料理にその面影が残されている程度である(婚礼の際の三々九度など)。更に、肝心の料理店自体が用語の使い方を誤っている例がしばしば見られる(単なる婚礼や法事の会席料理や仕出し弁当に「本膳料理」という名前を付けている例がある)。

鎌倉時代、武家の間には「椀飯」という正月に御家人から将軍に料理を献上する儀式があった。当初は鯉一匹など簡単な物であったが、室町時代になり武家の経済的政治的優位が確立し、幕府政治の本拠地も公家文化の影響が深い京に移るに至って、料理の品数も増え、料理自体にも派手な工夫が凝らされるようになった。特に室町幕府の将軍を接待する「御成」が盛んになってからは次第に宴会料理の形式が整えられていった。ここに本膳料理が成立したと考えられる。


形式
式三献、雑煮、本膳、二の膳、三の膳、硯蓋からなり、大規模な饗宴では七の膳まであったとの記録もある。ただし、特徴的なのはこうした膳の多くが「見る」料理であり、実際に食べる事ができる料理は決して多くは無かった。この本膳料理は少なからず儀礼的な物であり、この後に能や狂言などの演技が行われつつ、後段と呼ばれるうどんや素麺といった軽食類や酒肴が出されて、ここで本来の意味での酒宴になった。なかには三日近く行われた宴もあったようだ。

献立としては一汁三菜、一汁五菜、二汁五菜、二汁七菜、三汁五菜、三汁七菜、三汁十一菜などがあったとされる。もっとも基本的な形は、本膳には七菜(七種の料理)、二の膳には五菜(五種の料理)、三の膳には三菜(三種の料理)を配膳するものである。

配膳
配膳の順序は、本膳、二の膳、三の膳、四の膳、五の膳の順にし、上座の客を先に、順次、下座の客におよぶようにし、最後に主人に配膳する。 膳は、料理に呼気がかからないように両腕を伸ばし、身体から離して高めに捧げ持つ。 持ち方は、膳を先方に向け、左右の両縁にそれぞれ両手を掛けて、客の前、適当な位置に進める。 本膳は客の正面に、二の膳は客から向かって本膳の右に、三の膳は同じく左に、四の膳は、本膳のむこうがわ、本膳と二の膳との間に、五の膳は、同じく本膳と四の膳との間にかけて置く。


本膳料理の「家元」
室町時代の中期頃には、複雑になった本膳料理を専門に調理する料理流派が成立した。「大草流」「進士流」が有名で、『大草殿より相伝之聞書』など師匠から弟子へ一子相伝の料理の”秘法”を伝えていた。一方、礼法家の立場からは、本膳料理の食事作法を定めるようになり、小笠原流の『食物服用之巻』などのハウツー本が生まれた。


硯蓋
硯蓋(すずりぶた)は、江戸時代に出現したもので、卓袱料理や砂糖の普及とも絡んでいると思われる特異な献立である。当初は文字通り、硯の蓋に供されたともいわれる。硯蓋に出される料理はきんとん、羊羹、寒天菓子等の甘味類(料理の一品として出されるため料理菓子、口取り菓子とも呼ばれる)、あるいは蒲鉾、牛蒡や小魚の佃煮といった保存の効く食物が多く、これらは賓客が持ち帰る慣わしであった。ちなみに、御節料理としてお馴染みの伊達巻も硯蓋でよく出された料理といわれ、長崎では食感や製法の類似性から「カステラかまぼこ」とも呼ばれており、この三つの関連性は高いと思われる。

懐石料理における八寸に似ているが、八寸がその場で食べて(これを食い切りという)、料理も酒肴に近い物が供されるが、硯蓋は前記のように菓子類や保存性の高い食品が盛られる。関西では硯蓋の料理を口取りといい、内容は似ているがその場で食べる慣わしであった。現在はコストや慣習の問題から廃れている。

料亭洲さき:飛騨高山藩主家だった金森氏の流儀に基づく「宗和流本膳料理」が食べられる料亭
http://www.ryoutei-susaki.com/index.html

喜楽庵:豊後国臼杵藩主家だった稲葉氏の料理人に伝来していた本膳料理が食べられる料亭
http://www.kirakuan.jp/

平八茶屋:一部を再現した本膳料理が食べられる料亭
http://www.heihachi.co.jp/


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%86%B3%E6%96%99%E7%90%86


参考C 懐石料理


懐石(かいせき)とは、本来茶の湯において茶会の際、会の主催者である亭主が来客をもてなす料理をいい、禅寺の古い習慣である懐石にその名を由来する。懐石料理とも呼ばれる。懐石を弁当にしたものを点心という。

懐石料理とは茶道の形式に則した食事の形式である。利休時代の茶会記では、茶会の食事はただ「会」とのみ記されており、本来は会席料理と同じ起源であったことが分かる。江戸時代になって茶道が理論化されるに伴い、禅宗の温石(おんじゃく)に通じる「懐石」の文字が当てられるようになった。懐石とは寒期に蛇紋岩・軽石などを火で加熱したもの、温めた蒟蒻(こんにゃく)などを布に包み懐に入れる暖房具を意味する。

「懐石」が料理に結び付く経緯は諸説ある。一に修行中の禅僧が寒さや空腹をしのぐ目的で温石を懐中に入れたことから、客人をもてなしたいが食べるものがなく、せめてもの空腹しのぎにと温めた石を渡し、客の懐に入れてもらったとする説。また老子の『徳経』(『老子道徳経』 下篇)にある被褐懐玉の玉を石に置き換えたとする説などである。

天正年間には堺の町衆を中心としてわび茶が形成されており、その食事の形式として一汁三菜(或いは一汁二菜)が定着した。これは『南方録』でも強調され、「懐石」=「一汁三菜」という公式が成立する。また江戸時代には、三菜を刺身(向付)、煮物椀、焼き物とする形式が確立する。さらに料理技術の発達と共に、「もてなし」が「手間をかける」ことに繋がり、現在の茶道や料亭文化に見られる様式を重視した「懐石」料理が完成した。なお、『南方録』以前に「懐石」という言葉は確認されておらず、同書を初出とする考えがある。

『お茶会』と『お茶事』は違う。「お茶事」は、一昼夜行うことであり、「お茶会」は、ただ単に、お菓子を食べ、お抹茶を飲むことを指す。

懐石料理と「茶懐石」

現代では茶道においても共通する客をもてなす本来の懐石の意味が廃れ、茶会の席上で空腹のまま刺激の強い茶を飲むことを避け、茶をおいしく味わう上で差し支えのない程度の軽食や類似の和食コース料理を指すといった実利的な意味に変化している。

懐石料理は茶会以外の場、例えば料亭や割烹などの日本食を扱う料理店を初めとして様々な飲食店で提供される饗応料理である会席料理と同じ「カイセキ」の発音の混同を防ぐため、茶事を目的とする本来の懐石を特に「茶懐石」と表して区別することもある。この一因には、料理店で提供される際に、会席料理を持ち出す順序、提供される順序などが「茶懐石」と若干異なることにある。例えば茶懐石で初めに提供される飯と味噌汁は料理屋の会席では省略され、先に八寸が提供されることが多い。また一人一人に料理が盛って持ち出され、茶席におけるように、取り回し時に特別の作法を言われぬことなど、総じて料理屋で食べる会席料理は打ち解けたものであることが多い。また料理店によっては料理のみを提供し、料理の後に薄茶の提供がないこともままある。

加えて、懐石料理は本来量が少なかったことから、量の少ないコース料理全般を懐石と呼ぶ傾向があり洋風懐石や欧風懐石といった名称の料理が存在する。

懐石の流れ

飯、汁、向付
飯碗、汁碗、向付を乗せた折敷(おしき、脚のない膳)を亭主自ら運び、客に手渡す。膳の手前左に飯碗、手前右に汁碗、奥に向付が置かれ、手前に利休箸(両端が細くなった杉箸)を添える。箸置は用いず、箸は折敷の縁に乗せかけてある。飯碗と汁碗は塗り物の蓋付き碗、向付は陶器製の皿を用いるのが普通である。飯碗には炊きたての柔らかい飯を少量盛り、汁碗の味噌汁も具が頭を出す程度に控えめの量にする。向付は一汁三菜の1菜目に当たるもので、なます、魚の造りなどを盛る。飯は一口程度を残し、汁は全部吸い切り、向付は酒が出されてから手を付けるのがマナーとされている。客が汁を飲み切った頃合を見て、亭主が銚子と盃台(客の人数分の盃が乗っている)を運び、客に酒を注ぐ。客はここで向付の肴に手を付ける。酒は懐石の中で3回ほど出される。


煮物
1献目の酒が出された後、一汁三菜の2菜目に当たる煮物碗が出される。煮物碗は飯碗や汁碗よりやや大きめの蓋付き碗を用いる。煮物は懐石のメインに相当する料理であり、しんじょなどを色取りよく盛る。煮物に続いて飯次(飯器)が出され、客は各自の飯碗にお替りの飯を付ける。また、亭主から汁替えが勧められ、味噌汁のお替りが運ばれる。


焼物
焼物は一汁三菜の3菜目に当たる。煮物碗が客一人一人に配られるのに対し、焼物は大きめの鉢に盛った料理(焼魚など)を取り回す。取り箸は青竹か白竹製で中節の取り箸を用いる[1]。客は鉢からめいめいの食べる分を取り箸で取り分け、向付か煮物碗の蓋に取る。なお、焼物は重箱で出す場合もあり、その場合は重箱の下の段に焼物、上の段に香の物を入れる。ここで2度目の飯次が出され、2度目の汁替えも勧められるが、汁替えは客の方で断るのが通例となっている。また、煮物の後か焼物の後に2献目の酒が勧められる。


預け鉢
現代の茶事では、一汁三菜に加え「預け鉢」あるいは「進め鉢」と称して、もう1品、炊き合わせなどの料理が出されることが普通である。これも焼物と同様に、大きめの鉢に盛り合わせた料理を天節(止節、節が持ち手の端にあるもの)の取り箸で取り分ける[1]。なお、流派によっては「預け鉢」そのものを「強肴(しいざかな)」と称する場合もある。


吸物
食事の最後に出される小さめの吸物で、「箸洗い」「すすぎ汁」とも称する。以後は盃事となる。


八寸
八寸(約25cm)四方の杉の素木の角盆(これを八寸という)に、酒の肴となる珍味を2品ないし3品、品よく盛り合わせる。2品の場合は、1つが海の幸ならもう1品は山の幸というように、変化をつけるのがならわしである。亭主は正客の盃に酒を注ぎ、八寸に盛った肴を正客の吸物碗の蓋を器として取り分ける(両細の取り箸が用いられ、それぞれの端が酒肴によって使い分けられる[1])。酒と肴が末客まで行き渡ったところで、亭主は正客のところへ戻り、「お流れを」と言って自分も盃を所望する。その後は亭主と客が1つの盃で酒を注ぎ合う。盃が正客から亭主、亭主から次客、次客から亭主、と回ることから、これを「千鳥の盃」と称する。

客が上戸の場合は、さらに「強肴」(しいざかな)と称される珍味が出される場合もある(強肴は「預け鉢」の前後に出される場合もあり、「預け鉢」そのものを「強肴」と称する流派もある)。


湯と香の物
納盃した後、湯桶(湯斗、湯次)と香の物が出される。湯桶には湯と共に「湯の子」が入っている。湯の子は飯の「おこげ」が本来だが、あられ等で代用することもある。添えられた湯の子すくい(柄杓)で湯の子を取って飯碗と汁碗に入れた後、両碗に湯を注ぎ、飯碗に少量残しておいた飯で湯漬けをする。香の物は一片を残しておき、これで碗をゆすぐ。最後は湯を全部飲み切り、器を懐紙で清めて亭主に返す。これは禅寺の食事作法を取り入れたものである。


菓子
食事の後に菓子が出される。菓子は縁高(ふちだか)と称する重箱に入っており、黒文字と称する木製の楊枝が添えられている。縁高は客の人数分重ねられ、1段に1個の菓子が入っている。正客は縁高の一番下の段を残し、残りを次客に送る(次客も同様にする)。菓子は懐紙に取り、黒文字を使って食する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%90%E7%9F%B3#.E6.87.90.E7.9F.B3.E6.96.99.E7.90.86.E3.81.A8.E3.80.8C.E8.8C.B6.E6.87.90.E7.9F.B3.E3.80.8D


参考D 会席料理

会席料理は宴席に供される料理である。本膳料理が廃れた現在、日本料理に於いては、儀式などで出される最も正統な料理形式である。会席とはもともと連歌や俳諧の席のことであり、呼称の似た「懐石料理」と混同されがちだが、ルーツは同じであるものの、近世以降は明確に区別されている。懐石料理は茶を楽しむためのものだが、会席料理は酒を楽しむためのものである。江戸時代には会席が料理茶屋(りょうりぢゃや)で行われるようになり、酒席向きの料理が工夫されるようになった。

会席料理の献立は、一汁三菜(吸い物・刺身・焼き物・煮物)が基本である。さらにお通し・揚げ物・蒸し物・和え物・酢の物などの酒肴が加えられ、最後に飯・味噌汁・香の物、水菓子となる。

伝統的な例 [編集]

1.先付(さきづけ) ・・・ 前菜
2.椀物(わんもの) ・・・ 吸い物
3.向付(むこうづけ) ・・・ 刺身
4.鉢肴(はちざかな) ・・・ 焼き物
5.強肴(しいざかな) ・・・ 煮物
6.止め肴 ・・・ 原則として酢肴(酢の物)、または和え物
7.食事 ・・・ ご飯・止め椀(味噌汁)・香の物(漬物)
8.水菓子 ・・・果物

ご飯、止め椀、漬物は同時に供される。ただし上記以外にも油物(揚げ物)や蒸し物、鍋物が出ることがある。油物が供される場合には一般に強肴のあとである。 飲み物は基本的に日本酒、または煎茶である。近年はほうじ茶やコーヒーが出されることもある。 明治時代以降は肉も出される。シチューなどの洋食の皿が交えられたり、デザートとして洋菓子が供されたり、ご飯の代わりに蕎麦やうどんが出されることもあり、上記のような献立の流れに必ずしもとらわれるものではない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9A%E5%B8%AD%E6%96%99%E7%90%86


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Y 二 ヽ 人ノノノハ ゞ┴'   、` }   }         ! ! !八 |从八
{ 仄} }} ノミ辷彡'}      ,. '  从 ヽ'_       !:/:/レ人< ヽ
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4. 創始者 湯木貞一の商売の上手さだけは完璧に受け継いだ現在の吉兆


高級料亭「吉兆」は、1930年、神戸の料理屋の跡取りだった湯木貞一が創業。
茶道などに造詣が深く、料理に茶懐石の手法などを用いて高い評価を受けた。


■「吉兆」創業者・湯木貞一
神戸の料亭の一人息子に生まれ、15歳から板前修業に入る。25歳の時、松江藩主・松平治郷(不昧/ふまい)著「茶会記」を読んで感激、昭和4年30歳で独立、翌5年「吉兆」を設立した。

14年に株式会社に改組、社長に就任。大阪の本店をはじめ東京、京都に支店を持つ。
“世界之名物 日本料理”をキャッチフレーズに、東京サミットなど国賓への日本料理を提供する料亭にまで育てあげ、茶人としても一家言を持っている。
62年大阪に茶懐石道具の湯木美術館を設立。63年料理界初の文化功労者となる。
著書に「吉兆」「吉兆味ばなし」(全4巻)などがある。


■一男四女に、のれん分け

貞一は、長女・照子、長男・敏夫、次女・準子、三女・佐知子、四女・義子をもうけた。

バブル崩壊後の91年、貞一の孫や娘婿(料理人)に、のれん分けしてそれぞれが別法人として独立した。
(孫は各2人ずつ、計10名で、そのうち料理人は数少ないが、京都吉兆・徳岡邦夫がマスコミ等で有名。)

5社による「吉兆グループ」は高級料亭には珍しい多店舗展開を実施。
中でも船場吉兆の積極的な事業展開は際立ち、洋風デザートや、「高級料亭の味を家庭でも」のキャッチフレーズで、惣菜の販売にも乗り出していた。人気の一方で、「売り上げ拡大に走りすぎて、品質や伝統を守れるのか」との声もグループ内部から上がっていたという。

(※吉兆の「吉」は、正確には、下が長い「土」に「口」。)

吉兆の創設者であり、日本料理の大御所であった湯木貞一氏は一代でこの暖簾を作った人であって、吉兆はそういう意味では老舗ではない。氏には”吉兆あじばなし”という著作があり、季節折々の旬の味わいについて味わい深い随筆を残している。

吉兆味ばなし 湯木 貞一 (著)
http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_athr_dp_sr_1?_encoding=UTF8&search-alias=books-jp&field-author=%E6%B9%AF%E6%9C%A8%20%E8%B2%9E%E4%B8%80


吉兆での食事は高価であることから豪奢・贅沢の代名詞のような印象を持たれてるが、その本質は茶懐石であり、食材に対する徹底した理解と、亭主としての客へのもてなしの心を基礎としている。懐石は、茶道の成立時期に宴会料理から分離し質素・こころずかいを理念として確立した。千利休は茶懐石を一汁三菜として、宴会と厳しく区別した。茶会は二時(ふたとき)以上にわたることを禁じ、客はいつ帰らなければならないかということまで規定した。このため、食事は酒肴をともなわない簡単なものに拘ったのである。

しかし、どういう経緯からか懐石は日本料理の頂点のようになり、どちらかというと豪奢なものへと転化していった。また、茶の手前も本来は茶会の一部で、招待する側とされる側の4時間にわたる抽象的な座敷演劇の一番の見せ場であった。当事の周辺の現実からすれば、利休の茶は既存の価値観に対する大きな挑戦であった。二時という時間も当事の時間感覚からすればかなり簡略された雰囲気を持っていた。

茶器についても、当時の既存の価値観での室町の正統の唐物をきらい、ゴミに等しかった朝鮮の雑器に法外な値をつけたりした。
もっともこのあたりは秀吉と利休の収集に対する確執から生まれたようで健全ではなかったかもしれない。茶室とは本来2,3畳で狭く、また天井も低くひどく圧迫感のある部屋である。また、出入りも正式の玄関ではなくネコの出入り口のようなところで這うように出入りする。記録によれば一畳を亭主である利休が陣取り、残り一畳を3人の客が並んで座ったという茶会もあった。

現在でもアンディウォーホールのコラージュのように凡人には図りがたい価値を持ったものが新しい潮流でと考えられているように利休の茶は当事そういう位置づけを持っていたようである。利休の茶は利休の死によって固定化した。裏・表・武者小路の三家が形式美としてこれを今に伝えている。

吉兆の湯木貞一という人は、この茶懐石の、客をもてなすということに徹底して拘った料理人であったようだ。このあたりは吉兆あじばなしに溢れている。なぜなら、吉兆あじばなしには、惜しげもなく氏のノウハウと旬と料理に対する細やかな材料に対する気配りが開示されている。

大町市のくろよんホテルの中に吉兆の名を冠した和食レストランがある。経営はこの湯木氏の孫にあたる人である。ホテルの中の食事どころなので決して敷居も高くなく、子供連れの多いときはファミリーレストランと変わりなくなるが、吉兆の
料理というものを垣間見せてくれる。 突き出しはかならず、旬の草花のおしたしであるが、もしかするとこの小鉢と次に出てくるお椀が吉兆の根っこではないかと自分は思っている。

最初の小鉢では必ず季節のメッセージがある。新しい時を迎える喜びだ。

おわんでは、満腹感を演出する。つまり人間の幸せの一つを支える。これにはグルタミン酸とイノシン酸つまり、昆布と鰹だしが絶妙の組み合わせで我々の味覚をするどくくすぐる。

もう一つ重要なのはご飯である。満腹感と季節感を併せて演出する。

そして、ほんの少しではあるが、湿箸、御盆への打ち水、季節の花など吉兆の演出の垣間を見せてくれる。時には、大袈裟であったり、場違いなものもあるが、だいたい我々が忘れてしまった月々の祝い事を思い出させてくれる。

和食の本質は時に対する繊細さであるといえる。これは茶懐石の本質である。 茶には一期一会という考えがあり時を大切にす
る。これは、利休に至る茶道の歴史の元に一休禅師が居たことが大きい。利休も一休の墨跡を大切にした。 時間の大切さを浮き彫りにするのが、季節感という言い方もできるが、懐石の大切な要素である。その気持ちを亭主が客に伝える。

その吉兆の創設者が亡くなった今、吉兆は今後どこへ行くのだろうか?
http://www.lcv.ne.jp/~yokota/contents/mumble/ykt/970414.htm


湯木貞一は、尋常高等小学校を卒業して15歳のころ、父親(私の義祖父に当たる)が経営していた神戸にあった料理屋・中現長(なかげんちょう)の調理場に見習いに入りました。実のところ、上級学校に進学して勉強したいという希望を持っていましたが、「料理屋に学問はいらない」という父親の考えで許してもらえず、諦めたということでした。

それならば、一流の技術を身につけたいと考え、その当時大阪で有名であった三人の料理人から指導を受けたいと、父親に頼みました。父親は喜んで、通り名を大名竹という人を大正4年に大金で迎えてくれたそうです。そして人並み以上に努力を重ねて、23歳頃には料理の修行はほとんど出来上がっていたそうで、親方の次の役である煮方さんの立場となっていました。

しかし、何か仕事に気持ちの入らない毎日が続いていたそうです。そうしたある日、一緒に働いていた大阪の大店「魚岩」の甥であった松浦さんが本を貸してくれました。その本の中に松平不昧公の茶会記があり、中の懐石の献立に目を奪われたそうです。その懐石献立の中に

「あふれんばかりの季節感を感じた。ああ日本料理には季節があるではないかと感激し、目の前のウロコがパッと取れたような気がした」

ということでした。この話はよほどその時の感激が印象に残っていたのか、何度も聞かされました。その時から「お茶」に興味を持ったそうです。そして仕事にも熱が入るようになり楽しくて楽しくて仕方がなかった、と言っておりました。
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_8b.html


昭和5年11月、湯木貞一は神戸から離れて大阪の新町に間口1間2分5厘(2.25メートル)、奥行6間(10.6メートル)の小さな店を出すことになりました。29歳の時でしたが、開業の半月ほど前にいとこの「きく」と結婚をしました。当時、大阪画壇で活躍していた須磨対水氏の発案で、今宮戎に関係する吉兆笹から「吉兆」と店の名前が決まりました。そして、須磨対水氏によって「お鯛茶処吉兆」とかかれた暖簾が店の前に掲げられました。

店は箸紙のように細い形だったと、湯木貞一が話していましたが、入ったところからずっと通路があり、右側が調理場で横には丸炉が切ってあったそうです。一番奥が客席で、丸炉には釜を掛け、お客様が来られると釜の湯で香煎茶を差し上げたそうですが、これもお茶から来たことでしょう。

天井には、京都の高辻にある和田卯さんで求めた朱塗りの八方行燈を吊り、黒塗りで縁を朱塗りにしたテーブルに、朱塗りの椅子を合わせ、それに萌黄色の座布団を載せるなど、全体をハッキリとしたコントラストでまとめました。

食器も当時のお茶人さんたちに好まれた永楽さんや楽さんの上質な食器を揃えたそうです。奥に設けたトイレの小用には杉の葉をたっぷりと入れたりするなど、茶味のある洒落たしつらえの店であったそうで、開店の時はとてもうれしかったと話しておりました。
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_8c.html


ようやく開店したその日は、鯛茶一杯で85銭だけの売上だったそうですが、次第に洒落た店だという評判が立ち、1、2ヶ月もしますと大勢のお客様で賑わうようになったそうです。

この店のお客様には、品格のある美人画の上村松園先生、『茶杓300選』を書かれた高原慶三様、アサヒビールの山本為三郎様、日商岩井の高畑誠一様、美術商の児嶋嘉助様、花道去風流の西川一草亭様、陶芸家の白井半七様がおられました。また、船場の旦那衆も多く、中でも横堀の木材問屋泉平の北尾平兵衛様と堀江にあった質屋の福田平兵衛様は茶の湯に造詣が深く、茶の心得なども教えて頂き、改めてお茶に目を開いたことがあったそうです。そうした方々のお陰で、店はいつも忙しいことになりましたが、湯木貞一は

「商売はお金より、よいお客様に恵まれることが大切や」

と話しておりました。
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_8d.html

昭和12年、湯木貞一は念願の表千家様へ入門をさせて頂きました。36歳の時でした。即中斎宗匠が襲名されて間もない頃で、12時少し前に門前に立ち、お祖堂の点雪堂にお参りし、盃を頂戴したということでした。その感激は一生涯忘れられないものであったようです。そうした頃に銘手習の茶杓を頂戴したことがありました。それは茶杓の裏に朱漆でいろはと書かれている珍しいもので、現在は、湯木美術館に収蔵されています。

入門と同じ年の11月に、吉兆が繁盛して新町の店が手狭になったことから南船場の畳屋町に移転をしました。間口3間、奥行30間の広さで、新町のおよそ12倍にもなりました。三畳台目の茶室を入れて9間もあった大きな風情のある店だったそうです。残された店の記録によりますと、古備前・永楽・白井半七・初代竹泉・楽吉左衛門などの器を用いていたそうですし、掛物は清巌宗渭・酒井抱一・呉春・烏丸光広などで、一級の品を心掛けて集め、用いていたことがわかります。

その後、昭和20年に戦災に遭い、戦後の最初の店は現在、湯木美術館のある平野町でした。その後、京都嵐山・大阪高麗橋・東京銀座と店の数が増えていきました。
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_8e.html


湯木貞一にはさまざまな事を折に触れて教えてもらいましたが、店のことで一番大切なのは

「お客様が何を望んでおられるか。そのためにはどのようにしたら喜んで頂けるか」

ということでした。玄関のしつらえ、部屋のしつらえなど、その時々の趣向を考えて掛軸や花と花入を選び、献立は勿論のこと、食器にも心を尽くすことです。

湯木貞一は、料理の天才だったと思います。私が言うのはおかしいことですが。湯木貞一が嵐山の店に来られたとき、器に盛られた料理を見て「ちょっとお箸を貸して」といい、すっと料理に手を加えると、料理が見違えるように、花が咲いたように美しくなったものです。ああしたことは、中々に出来るものではありません。やはり、美に対する感覚が優れていたのだと思います。

そして、いつも料理のことを考えていました。暮らしの手帖社の故花森安治様が湯木貞一のことを「金太郎飴のように、いつでもどこでも、料理の話しか出てこない」と書いておられますが、本当にそうでしたね。湯木貞一は、

「工夫して心ととのふ己が手に 花鳥風月みな料理なり」

の和歌を残しています。また、「世界の名物 日本料理」のフレーズを考えたごとく、日本料理に大きな誇りと希望を持っておりました。そして「なんとかして、日本料理の本格的なものを完成したい」と念願していました。
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_8f.html

1930年(昭和5年)創業。老舗料亭がひしめく関西にあって「吉兆」はまだ駆け出し、創業者の湯木貞一が一代で築き上げた店なのだ。湯木貞一は1901年(明治34年)神戸の花隈に生まれた。生家は「中現長」という割烹料亭。「料理人に学問はいらない」という父の方針で、尋常高等小学校を終えるとすぐ、15歳で板場に入り、実家での料理修行がはじまった。

鍋磨きや野菜の皮むきなどの下働きからはじまり、先輩の板前に料理の手ほどきを受ける文字通り下積み生活が10年ほどつづき、自分はこのままでいいのだろうかと悩んでいたとき、湯木の将来を決定づける大きな出会いが訪れる。先輩のすすめで読んだ、江戸時代を代表する大名茶人・松平不昧が著した『茶会記』で、湯木は茶の湯と出会う。時に湯木貞一24歳。『茶会記』に綴られていた茶料理の献立を読み、「はじめて日本料理のなかに『季節』が生かされていることを鮮明に意識した」(湯木貞一・辻静雄共著『吉兆料理花伝』)という。湯木はすすんで料理に季節感を取り入れようと誓い、同時に料理をつくる楽しみを知った。当時、昭和初頭の料理は、魚や野菜など季節ごとに旬の素材を使わざるえなかったので、自然と季節感は備わってはいたそうだが、一歩踏み込んで料理に季節の風情を織り込んでいこうとするものではかったようだ。のにに「毎日の料理に気迫がはいりました」と述懐している。


その5年後に湯木は親元を離れ、29歳にして大阪市新町(現在の西区新町)に店をもつ。昭和5年11月21日、「吉兆」の創業である。店名は大阪の冬の風物詩、今宮戎神社の十日戎で配られる「吉兆笹」に由来する。十日戎は商売繁盛を願う、商人の町大阪を象徴しり祭り。笹飾りを売る売り子たちの「キッチョウ、キッチョウ」のかけ声からとって「、「御鯛茶處 吉兆」と名づけられた。開口一間少々、カウンターと小さなテーブル席を合わせて10人も入ればいっぱいになる小さな店だった。オープン初日は客が一人も来なかったそうだが、やがて店がしゃれているという評判が立ち、間もなく「吉兆」は繁盛店となる。小さな店でありがなら、高価な器を揃え、茶の湯を意識して調理場と客席の間に風炉を置いて客に茶をふるまったという。湯木自身もますます茶の湯にのめり込んでゆき、茶事を通して多くの通人と交流をもつようになり、湯木のセンスはさらに磨かれていく。

新町で7年間商売をつづけ、昭和12年にミナミの畳屋町に移った。畳屋町の店は開口3間、奥行きが30間もあり、新町の店とは比較にならないほどの広さだった。大阪大空襲で店が焼ける昭和20年3月13日までの8年間で、「吉兆」は大阪でも名のとおった料理屋に成長する。顧客であった府知事の計らいで、ほかの店が営業を禁止された戦時中も「吉兆」は商売を許可された。しかしそれがあだとなって、北大路魯山人や永樂善五郎、白井半七らの高価な器や掛け軸などが空襲で全部焼けてしまうことになった。


「吉兆」が日本を代表する名店へ一気に駆け上るのは戦後のことである。
戦後、最初に店を構えたのは大阪市中央区平野町。現在の湯木美術館にある場所だ。昭和21年に平野町に店を開き、23年嵐山に「嵯峨吉兆」(現在の京都吉兆嵐山本店)を、24年には平野町の店を高麗橋に移した。旗艦店「高麗橋吉兆」の誕生である。嵐山も高麗橋も、湯木と親しかった古美術商の児島嘉助氏の持ち家で、氏の死後に息子さんら譲り受けたものだ。

ここから湯木貞一の絶頂期がはじまる。湯木の料理の評価はますます高まり、政財界の要人や文化人たちが通う店となる。配膳は仲居であったが、女性の接待などは行わない。最高の料理を芸術品のような器に盛り、華美を廃した数奇屋造の座敷で供する。床の間には選び抜かれた花瓶や香炉などに、優れた書や画の掛け軸がさりげなく飾られ、適度な距離を保った潔いサービスでもてなす。茶室で亭主が客人に一服の茶をふるまう、湯木はまさに茶の湯の精神を食事に置き換えたのだ。ここに「吉兆」という、料理を主軸とした総合芸術が完成した。

湯木貞一は生涯をとおして、先取の精神に富んだ料理人であった。いち早く西洋料理の素材を取り入れたり、バカラなど洋の器なども積極的に使っていた。自分のつくりあげた料理に固執せず、時代にあった、つねに新しい料理を模索しつづけ、1997年4月7日、95歳で世を去った。しかし、「吉兆」と湯木貞一の精神は5人の子どもたち、そして孫たち、弟子たちのなかに連綿と受け継がれている。

湯木貞一は経営にも新しい試みをした。個人経営が多かった当時の料理界にあって、昭和14年には「吉兆」を法人化。昭和31年の船場店を皮切りに36年には銀座店、40年には大阪ロイヤルホテル(現在のリーガロイヤルホテル)内にテナントとして初出店するなどの店舗展開をした。これは湯木の人柄によるところが多く、株式会社化も店舗展開もいつも力を貸してくれる人がいての結果である。約70年が経ち、現在では日本全国に25店舗の吉兆がある。そのなkには、デパートのテナントや美術館のお食事処なども含まれるが、「吉兆」は「吉兆」。日本料理の最高峰というイメージは微動だにしない。

湯木貞一は10年前に世を去った。そして、彼が一代で築き上げた身代と信頼は5人の子どもたちに託された。高麗橋を拠点とした本吉兆をはじめ、神戸、船場、京都、東京の5つの別法人に分割され、それぞれが「吉兆」ブランドを守りつつ、新たな展開をはじめた。
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京料理ということよりも日本料理を大きく変えた料理の天才として、北大路魯山人と湯木貞一の両氏の名を逸することはできない。二人とも京料理から学ぶところが大きく、いわば、京料理を取り入れながら独自の綾里を創造した人物といってもよい。北大路魯山人は、京都で生まれて二十歳まで京都で過ごした。子供の時からご飯の炊き方や豆腐の味にうるさかったと言うほど、味覚に自信はあったようだが、その頃は生活の余裕もなく、京料理の真髄にふれる機会はなかったと思われる。

魯山人が各地を遍歴して再び京都に戻った28歳から33歳頃までは、京都に有力な支持者があって京料理に親しみ、後に美食倶楽部をつくり、星岡茶寮をもって、天下の美食家を集めるような綾里を展開する素地が形成された。毒舌家の魯山人だが、京料理には一目おいていて、次のように批評している(『魯山人芸術論集』)。

京都は、昔から料理はもっともよく発達していた。ここには長く天皇の皇居があった。しかも、四周山々に 囲まれて、綾里の材料とすべき海産の新鮮な魚がなかった。ここに与えられた材料は、豆腐、湯葉、ぜんまいなどであった。この一見まずい材料をもってして貴族、名門の口を潤すべき綾里を考案しなければならなかった。こうした材料、こうした土地柄が、立派な料理の花を咲かせたのは理の当然といえよう。

また、昆布だしについても、東京にはない京都の特有の伝統でもあると述べている。魯山人はもともとが京都の人だったため、京料理が身体でわかっていた面があるだろうが、その創作した料理は京料理とはずいぶん違うものとなり、そのために東京や鎌倉などでその本領を発揮したといわれている。しかし、どこか京都を故郷と思う気持ちが生涯なくならなかったのも事実であろう。

湯木貞一氏は神戸の人で、大阪で店を持ち、既に30代で注目された料理人である。湯木氏は外から京料理を見て、その良さを讃えている。辻静雄氏との対談の中から幾つか言葉を拾ってみる(『吉兆料理花伝』)。


湯木: 一昔前、大阪はお刺身を作っても、京料理のきめの細かさはありませんでした。ぶつ切りの鯛の刺身をお客さんに食べさせていた。南地にきくのやさんという店がありまして、そこの腰かけ料理が当って、お客さんに大変喜ばれて盛んだったんです。その頃の大阪料理いいましたら、鯛の活きのいいところを分厚くつくって味わわせたものです。それに対して、京都はきめが細かくて、若狭甘鯛を糸づくりで勝負させた。大阪の人は糸づくりなんてしんきくさいと言ってやらなかったものですね。大阪はざんぐり、京都は粋に盛りました。粋とざんぐりの違いです。大阪では料亭へ行かなくても美味しいお刺身が腰かけ屋で食べられました。そういう店を最初につくったのがきくのやさんでしょう。当然、料理を支えたお客さんの違いもありましたでしょうね。


辻: すると、大阪と京都の料理の考え方の一番大きな違いは何ですか?


湯木: 茶の湯と精進でしょうね。次にあまごとかゴリ(魚ヘンに休)とか川魚を料理に取り入れたことも大阪よりは一歩進んでいました。盛り付けにも一日の長がありました。

http://www.kitcho.com/kyoto/event/madrid_fusion_05/mf_020_jp.html


吉兆の蹉跌 〜ブランドと「のれん」のはざまで〜

あまり知られていないことだが、「吉兆」という料亭は、創始者の湯木貞一氏が、1930年に大阪で鯛茶所として開店し、一代で創り上げたもので、百年以上続く老舗料亭、日本料理店が、数多く存在する日本にあって、その歴史はたかだか70余年でしかない。その吉兆が、これほどまでの名声をどうして築くことができたのか?それは、ひとえに湯木貞一という創始者の非凡さによっている。

大正〜昭和の料理人で湯木と並び称されるのが、北大路魯山人だが、魯山人は正真正銘の天才であり、料理を魯山人という個性が創り出す「芸術作品」にまで高めた。湯木貞一も天賦の才能を持った料理人ではあったが、魯山人とは対照的に、「日本料理」というジャンルそのものを構築した。湯木は、魯山人のようなクリエイターというよりは、エディターとしての才能に秀でた人物であったといえるだろう。


日本料理というジャンルを確立した吉兆の創始者、湯木貞一

湯木や魯山人が現れるまでは、日本料理とは、宮廷料理の流れをくむ有識料理、武家料理の伝統を引き継ぐ本膳料理、地方の郷土料理などが、雑多に混在するものでしかなかった。

湯木貞一は、そこに茶懐石の伝統を接合して、素材と季節感を軸にした、現在の「日本料理」の基本型を確立した。茶懐石とは、もともと茶事の前に供される引き立て役としての料理でしかなかったが、その理念を軸に、雑多な日本の料理をひとつの統合したイメージをもった「日本料理」として編集したのだ。

素材と季節感を大切にし、器や空間にまで心配りをするという考え方は、魯山人が料理の世界に持ち込んだものといえるが、その料理思想を受け継ぎながら、湯木はそこに「日本料理」という概念の枠組みを用意したといえるだろう。その意味で、近代日本料理の祖型は、魯山人と湯木の二人三脚によって創り上げられたといっても過言ではなく、その功績は、近代フランス料理の父といわれるオーギュスト・エスコフィエにも比肩するといってよいだろう。つまり、吉兆とは、もともと「モダン(近代)」にその誕生の母胎があったということだ。

湯木が吉兆の創立を通じて成し遂げたことは、何だったのだろうか。私は、それは、現在の言葉で表現するならば、「ブランディング」だったのではないかと考えている。湯木は「日本料理」というジャンルそのものを創り上げる一方で、そこに「吉兆」の名を刻印した。そのことが、吉兆が何百年も続く「のれん」を誇る老舗料亭に伍して、一代にして名声を確立できた最大の理由である。


「のれん」と「ブランド」は似て非なるもの

ところで、「のれん」という言葉は「ブランド」と同一視される面があるが、実は似て非なるものである。「ブランド」とは、牛に焼き鏝で刻印を押して、その牛が自分の所有物であることを明示したことがそもそもの起源になっているように、自他を区別し、自らの所有権を主張する契機が、その根底にある。ブランドが「知財」といわれるのも、もともとそれが財産・資産と同じものと見なされるからだ。

一方、「のれん」とはバトンリレーのように永遠に受け継がれるものであり、究極的には、それは誰のものであるかを問わない無名の価値にまで収斂する。「のれん」の価値とは、未来永劫受け継がれていく、その事自体から生まれてくる。

今回の吉兆の偽装問題は、この「ブランド」と「のれん」の間において生じたことではないかと考えると少し違った角度で問題が見えてくる。

「のれん」を重視する企業は、成長よりも市場の継続性を重視する。例えばその日作った饅頭が売り切れれば、「売り切れ」として店を閉めてしまうのが「のれん」を優先する老舗の流儀だ。一時の需要に合わせて増産すれば、未来の市場を食いつぶしてしまうという知恵が、長年の間に身についている。黒豆プリンの賞味期限を改ざんしていた吉兆にしろ、返品された商品を使い回していた赤福なども、売り切れるだけのモノしか作らなければ、そもそも今日のような偽装問題は起こらなかった。

「のれん」にとって次に求められるのは、ヒトの継続性だ。技術の伝承はもちろんのこと、そこで働く従業員や顧客との関係が濃密でなければ、バトンはリレーされていかない。「のれん」を守るという意識のもとで、“幻想の共同体”が成立している様は、ブランドの世界とは対照的だ。ブランドは、モノに刻印されるのであり、モノの流通とともに際限なく、広がっていくが、モノが傷つけばブランドも崩壊する。赤福はお伊勢参り全盛の時代から脈々と300年も続く老舗だが、いつしか「ブランド化」した。赤福という「のれん」とヒトとの関係は希薄になり、ついに関係者からの内部告発によって、数々の偽装が明るみに出てしまった。

吉兆、赤福の不祥事は、いずれも食品の偽装に関わる問題だが、吉兆の場合は、ブランドから「のれん」を志向した過程の中で生じ、赤福の場合は「のれん」がブランド化していく過程で生じた問題と位置づけることができる(図)。

パート従業員に責任を転嫁する船場吉兆

そして、吉兆の場合は、さらに問題が先鋭に現れている。

賞味期限の改ざんや牛肉の産地偽装などの問題を引き起こした船場吉兆の湯木尚治取締役は、こともあろうに、その責任をパートの主婦においかぶせようとした。そうしたトカゲの尻尾きりにも似た行為に反発したパートの主婦たちが、弁護士を立てて記者会見を行い、「湯木尚治取締役から直接、改ざんの指示を受けた」とあらためて告発するという前代未聞の事態にまで発展した。その後もこの取締役は、マスコミにも顔を出して、「自分も含め経営層は改ざんの事実を知らなかった」という強弁を押し通そうとしているが、愚かなことに肝心なことを理解していない。

この人物は、必死に吉兆の「ブランド」を守るつもりでこうした行動に出ていたのかも知れないが、全ては裏目に出るだろう。なぜなら、この時点で守るべきは吉兆の「のれん」でなければならないからだ。どんなに高度な品質管理を行ったとしても、商品を扱う以上、どこかで瑕疵や事故が発生する。その時点で商品ブランドは地に墜ちることになるが、消費者が本当に見ているのは、実はその先だ。


幻想の共同体を繋いだ山一証券、野澤元社長

山一証券が経営破綻した時、当時の山一証券の野澤正平社長は、感極まって、泣きながら「みんな私たちが悪いんであって、社員は悪くありませんから! 善良で能力のある社員たちに申し訳なく思います」と釈明した。そんなセンチメンタルな釈明が会社の経営や冷徹な企業間競争の中で何の足しになるか、だから山一は駄目になるのだと、当時のマスコミレベルでの評判は芳しくなかったが、山一の元社員たちにいわせると、あの言葉によって多くの社員が精神的に救われ、また、野澤社長の泣きながらの会見が全国的に有名になったおかげで、元山一証券マンに対する目が変わり、その後の転職活動にもプラスに働いたという。山一証券は潰れたが、山一マンたちの“幻想の共同体”は、野澤社長の一言によって、リレーされたのだ。山一の破綻劇のこの一瞬に浮かび上がった“幻想の共同体”は正しく「のれん」とよべるものだった。

吉兆の創始者、湯木貞一は、本当は、「のれん」というものに強烈な羨望を持っていたのではないか。それを物語るように、吉兆が料亭としての名声をほしいままにして、全国展開を進めていく過程で、1991年に親族(一男四女)に「のれん分け」をするような形で吉兆を分社の連合体にしていった。親族をそれぞれの分社組織のトップに据えて、吉兆の“幻想の共同体”をしっかりと支えることで、確かな「のれん」を創り上げていこうとしたのだ。

ズタズタになった吉兆の「のれん」

しかし、湯木の思いとは裏腹に、吉兆の「のれん」は、いつのまにか変質し、人々の思いの連鎖は断ち切られ、ズタズタになってしまった。

ブランドは常に唯一無二の存在になることを目指す「王様」のような存在だ。船場吉兆の湯木取締役に教えてやりたいのは、王には必ず「王殺し」が伴うということだ。王の力が衰えを見せると、たちまちに王の首がすげ替えられる「王殺し」が始まる。ブランドも同じことで、永遠に君臨するブランドというものはありえない。吉兆が、今直面しているのはこの「王殺し」である。
そして、「王殺し」にあった吉兆が為すべきことは、ひとつしかない。余すところ無くきちんと殺されることである。吉兆グループとしては、今回の不祥事は船場吉兆がやったことだからというような形で逃げを打つことは、いささかも許されないし、もしそれをやれば、再生の機会を永遠に失うことになるだろう。
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2007/11/post_8e1e.html


【吉兆 偽装表示】中核「本吉兆」社長の責任と謝罪 2007 年10月31日


高級料亭「吉兆」グループの一つ、「船場吉兆」がプリンやゼリー、タルト、ケーキなど5種類の菓子のラベル張替えで消費期限を偽装していた。  最近名店、老舗の食品不祥事が相次いでいるので、「吉兆」よ、お前もかという感じなのだが、この事件に限っておやっと思うことがいくつかあった。

 マスコミは高級料亭「吉兆」と簡単に書いているが、この料亭の高級は並大抵のそれではない。 たとえば大阪にある「本吉兆」の高麗橋本店と、「東京吉兆」の築地の本店は初めての人は入れない。つまり、一見(いちげん)さんお断りの店として有名である。

 では誰がお客かといえば、それは主に政財界のお歴々である。 過去3度の東京サミットで、他の由緒ある著名料亭を押しのけて日本料理の担当に選ばれており、世界の指導者は「吉兆」の味を日本料理の味と思って帰国した。政界、お墨付きの料亭なのである。

 ただその歴史は意外に浅く、1930年、昭和5年に茶道の造詣が深かった創始者の湯木貞一氏が、茶懐石の流れをくむ料亭として大阪で立ち上げた。したがって「吉兆」は関西財界を中心に名声を高めてきており、今日、東京の新喜楽、金田中とならんで日本三大料亭の一つ称せられているのは、料理もさることながら商売のうまさも垣間見える。「松花堂(しょうかどう)弁当」は貞一氏の発明である。

 現在「吉兆」は、貞一氏の長男の系統が継ぐホールディングカンパニーのような立場の株式会社「吉兆」を中核に、本店というべき大阪の「本吉兆」、それに4人の娘たちが、店舗と称する「神戸吉兆」、「船場吉兆」、「京都吉兆」、「東京吉兆」を展開し、不動産を管理する会社など10社、約20店の料理店から成り立っている。

 今回不祥事を起こしたのはこのうち、貞一氏の三女、佐知子氏の系列になる「船場吉兆」で、同社の湯木正徳社長は福岡県出身の料理人で、佐知子「船場吉兆」取締役の婿養子である。

 この事件で意外に思ったのは、表示偽装の対象が日本料理でなかったことと、「吉兆」グループの責任体制が明確でなかったことである。  報道によれば、グループの頂点に立つ株式会社「吉兆」は、ホールディングカンパニーという説もあれば、知的所有権を管理する会社(asahi.com)などという説もあり、その実態は定かでない。しかし世間的には、貞一氏の直系の孫にあたる湯木潤治氏が社長を務める株式会社「本吉兆」がグループの中核と思われており、この事件でもグループの長として、何らかの言及があるものと思われていた。

 ところが、「吉兆」グループからの具体的謝罪は何もなかった。  ネットの公式サイトでは「吉兆 各店舗ご案内」として明確にグループの案内をしており、各店舗の不祥事の最終責任は明らかにグループにある。 平時には「吉兆」の看板を最大限に利用しておきながら、ひとたび不祥事を起こすや、責任の所在をあいまいにするのは、料理人の風上にも置けないふるまいではないだろうか。
http://pub-web.co.jp/?p=262


【吉兆】創業者・湯木貞一翁を悼む☆

<船場吉兆>経営陣の責任認める 農政局に改善報告書

改善報告書の提出後、頭を深々と下げて、謝罪をする船場吉兆の湯木佐知子取締役=京都市上京区で2007年12月10日午前10時9分、望月亮一撮影

 食品の産地偽装や不正な品質表示が次々に明るみに出た高級料亭「船場吉兆」(本店・大阪市中央区)は10日午前、一連の食品偽装が湯木喜久郎取締役(45)ら経営陣の責任と認める改善報告書を農林水産省近畿農政局(京都市)に提出した。その後、同社は京都市内で記者会見し、社内の調査委員会で調べた結果、本店取り扱いの販売用の食品計約30品目で不正な品質表示があったことを明らかにした。販売用カタログに記載されている食品のほぼ全部だった。

 今後は、食品販売から当面撤退。洋菓子の販売は完全にやめ、料亭経営に専念する。料亭は大阪市内の2店の再開を目指すが、福岡市の2店の存続は未定。

 改善報告書では、湯木正徳社長(74)、妻でおかみの佐知子取締役(70)、社長の長男喜久郎取締役、次男尚治取締役(38)の4役員の責任を「不適切表示を認識しながら、漫然と放置していた」とした。家族経営の問題点として、法令を検証する部署がない▽指揮命令系統がない▽役員の権限が明確でない−−などを挙げ、佐知子取締役を除き、3役員は辞任する。法令の認識が甘いことから、弁護士などを社外取締役に迎えることも検討している。

 船場吉兆は、持ち帰りや贈答用の「牛肉みそ漬け」で、佐賀、鹿児島、熊本産の牛肉を使いながら、但馬牛、三田牛として販売し、大阪府警が先月16日、不正競争防止法違反容疑で家宅捜索。改善報告書によると、4年前から九州産を使うようになり、だんだん九州産の比率が上がったという。

 福岡市の「吉兆天神フードパーク」で売れ残りの菓子などの期限ラベルを張り替えて販売した問題は、発覚当初、「店のパート従業員が勝手にやった」と説明した。改善報告書では「店長の尚治取締役が、売れ残った商品を店員らが廃棄することに厳しい態度をとり、店員らが期限切れ商品を売らなければいけない状態に陥らせた」とし、「実質的に店員らに指示したと言わざるを得ない」と結論付けた。

 同社は料亭のほか、総菜や菓子、加工食品や食材セットなどを販売。こうした販売用食品は「吉兆」の名前を使っただけで、大半は別業者が委託製造。賞味・消費期限の設定も今年3月までは科学的な試験をせず、記者会見で佐知子取締役は「長年の経験に基づく感覚で決めていた」と述べた。

 【ことば】船場吉兆 料理界で初めて文化功労者に選ばれた湯木貞一氏(故人)が1930年、大阪に開いた料理屋「吉兆」がルーツ。現在は、船場吉兆(本店・大阪市中央区)のほか、本吉兆、京都吉兆、神戸吉兆、東京吉兆の5グループにのれん分けされ、船場吉兆は貞一氏の三女の婿、正徳社長が経営。数年前から料亭の心斎橋店(同)でカレーを提供するなど、本格的な日本料理にこだわらない営業方針は、吉兆グループ内でも異色だった。 (毎日新聞) 12月10日11時1分配信


☆吉兆の創業者、湯木さんは北大路魯山人の厨房で修業した人。
 正統な後継者として日本料理の粋をつくりあげた。
 吉兆の創業の最大のスポンサーが松下幸之助翁。

 湯木さんには、幸之助研究に没頭していたころ、少しお会いして話を聞いたことがある。
 「国と国民を救う気持ちで、料理にあたってもらいたい」というのが幸之助翁の口癖だったと聞いた。

 どこで「船場吉兆」が間違ったかといえば、「人」という他はない。  娘の結婚相手だからといって、とんでもないアホを社長にしてしまった。  しかも、娘が産んだ子だからといって、とんでもないバカを店長にした。  しかも、みんなウソつきばかりだ。

 能力のないものが高い地位にあると、ゴマカシが発生するのである。  能力と地位の格差に、無理に地位にしがみつく期間をかけた分だけ、ゴマカシの数と大きさは増大すると考えられる。
http://plaza.rakuten.co.jp/freiherr/diary/200712100000/


船場吉兆の転落の始まり
http://www.youtube.com/watch?v=eIBSPSnPPDY

【ニュース】船場吉兆で料理の使いまわし発覚
http://www.youtube.com/watch?v=nqA4AXx14IE


船場吉兆の「恥の上塗り会見」
http://www.youtube.com/watch?v=tVm_FkJfuj8&feature=relmfu
そうです。これが伝説のお笑いコンビです。


470 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/06(火) 02:53:12
泣きながらパート従業員に全責任をなすりつけるホラ吹き息子と
それを腹話術で操るババア
っつう見世物小屋でも始めればいい
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/food/1195241291/

「5万円出してくれはったら、ちゃんとした料理をお出しします」 船場吉兆の “ささやき女将”のエピソード 2008/01/17(木)

偽装表示問題で民事再生法の適用を申請した名門料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の再建を託された女将の湯木佐知子社長(70)。半世紀にわたり店を切り盛りし「やり手女将」の名をはせる半面、創業者の三女で「世間知らず」ともささやかれ、経営手腕を疑問視する声もある。

 「とにかくプライドが高く、服装や外見で客を判断していた。吉兆は普通の店とは違うという意識をすごく強く持っていた」。

 佐知子氏と親交がある業界関係者は女将時代を振り返り、エピソードを打ち明ける。

 ある時、一見客が訪れた。佐知子氏は「5万円出してくれはったらちゃんとした料理をお出しします」
 と高飛車な態度を取った。ノーネクタイの客には「うちは高いですよ」と門前払いするように言い、 怒りを買った。

 半面、常連客は「愛想がいい」「サービス精神旺盛」と口をそろえる。
 女将として一流の接客を心得、船場吉兆の象徴的存在だった。

 「吉兆」の創業者、故湯木貞一氏の末娘として溺愛を受け、1956年に現在の本店が開店した当初から経営に携わってきた。「電話受け付けから芸妓の采配まで一人で切り盛りし、従業員には口出しさせなかった」と出入り業者。「料理人をニックネームで呼ぶ」(元料理人)など従業員との 接し方もソツがなかったという。
http://unkar.org/r/newsplus/1200576518


船場吉兆・湯木尚治取締役 2007年11月16日 (金)

 この人も恐らく、1969年生まれですね。現在、38歳です。しかしこの人は酷い経営者ですね。金持ちのバカボンです。最初に、福岡のデパート「岩田屋」で賞味期限のの改ざん疑惑が発覚したとき、「現場の判断」と湯木取締役は言いましたが、それは無いだろう恐らく、船場吉兆が関与していると思いました。でも、湯木取締役が主犯だったのですね。

 次に本店での産地偽装疑惑やブロイラーを地鶏として、販売した疑惑で、湯木取締役は納入業者の責任だとして謝罪はしましたが、関知しないことだと責任逃れをしました。この段階で、彼をバカボンで無責任だと思いました。でも大きな事件は、パートが勝手に賞味期限の偽装をやったのだと「しらを切った」ことでえす。更に許せないのは、販売責任者にウソの報告書に署名をせまったことです。


(引用開始)
販売責任者に「ウソ報告書」への署名迫る…船場吉兆取締役

「延ばして売りや」――。「船場吉兆」(大阪市)が福岡市の百貨店「岩田屋」内の店舗で食品の表示を偽装していたことを巡り、14日記者会見したパートの販売責任者らは、消費・賞味期限を改ざんするよう、同社側から指示があったことを強調した。「パート一人でやれるはずない」とも訴え、「すべてパートに任せていた」としている同社側の姿勢を批判した。

 ◆改ざん
 会見には、販売責任者の女性と、当時の同僚だったアルバイト女性3人、山口健一弁護士の計5人が出席した。

 販売責任者らの説明によると、賞味期限が残り1か月を切った総菜について、「店長」の湯木尚治取締役に相談すると、「そんなん日持ちするんやで。1か月くらい延ばし(延ばせ)」と指示され、賞味期限のラベルを張り替えた。

 賞味期限を改ざんしても商品が売れ残ると、湯木取締役は「なんでそんなに売れんのか」と声を荒らげたこともあった。値引きを提案しても、湯木取締役は拒否し「何回も賞味期限の話はするな」と言ったこともあるという。

 湯木取締役は普段から「こんな売り上げでどうするんや」としっ責することも多かった。こうした態度に、販売責任者は「一人で賞味期限の話をするのが怖かった」と証言した。


 ◆責任転嫁?
 販売責任者によると、問題が表面化した後の10月末、船場吉兆が経営する福岡市内の日本料理店へ呼び出された。

 湯木取締役は個室で「何としても会社を守っていかないといけない」と話し、威圧するように販売責任者の隣に座った。事実上の“軟禁状態”で、あらかじめ用意していた「不正はすべて販売責任者が行った」とする内容の事故報告書を示した。

 湯木取締役は署名を求めたが、販売責任者が「事実と違う」と拒むと、「それはあんたの言い訳や」と激高。帰れそうもなかったため、販売責任者は「トイレに行く」と部屋から出ることを繰り返し求め、4回目で料理店を抜け出した。

 次の日も、同店で、別の社員から「賞味期限を過ぎた商品を売った理由を書いてほしい」と、報告書の作成を求められたが断った。帰宅の際には、湯木取締役から店のスタッフに謝罪するよう言われ、「謝らなければ帰れない」と思い、頭を下げた。

 またアルバイトの一人は、福岡市の調査が店舗に入ったことを電話で報告した際、湯木取締役から「あんたのせいで、大変なことになったやないの」とどなられたという。


 ◆ずさんな管理体制
 すしと弁当の販売を担当していたアルバイトは、「福岡市の調査を受けるまで、従業員はだれも、消費期限と賞味期限の違いを知らなかった」と証言。さらに本店から送られてくるラベルは、賞味期限を表示するものしかなかったことも明らかにし、食品の管理体制の甘さを指摘した。

 別のアルバイトは「いつも『ありえない会社』と思っていた」とこぼした。

(引用終わり)


 本当に「ありえない会社」だと思います。湯木取締役に比べると、ミートホープの社長でさえ同情できます。社長の「世襲」は多くの場合「弊害」の方が多いです。湯木取締役は「現場」と離れて「経営」をしています。「吉兆」は高級なブランドです。先ず、他の「吉兆」はかなりの打撃を被りました。今後どうなるのかは、わかりません。でも、「船場吉兆」は「廃業するべき」だと思います。バカボンが経営者になる、韓国では大財閥でも、バカボンに相続させるので問題になりました。吉兆くらいの小さな規模だと、世襲は仕方がないのかもしれません。でも、優秀な「番頭」をつけておかないと「バカボン」の暴走は止められません。「テン・アローズ」は大丈夫でしょうか。

 とにかく、湯木取締役は、すぐにばれる嘘をつきます。「正直なのは、最善なやり方だ」はアメリカの諺ですが、日本では「嘘つきは泥棒の始まり」と言います。賞味期限の延期は小さな嘘です。でも、そうした真実を隠したため、他人に責任をとらせる。テレビでの湯木取締役の態度は、納得のいくものではないし、最後は逃走しました。次にどんな無様な対応をするのでしょうか。
http://asahina-kyouko.air-nifty.com/kabu/2007/11/post_4705.html


1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★ tokimeki2ch@gmail.com 2008/05/08(木) 00:59:42 ID:???0

大阪市の本店で客の食べ残しを使い回していた高級料亭の船場吉兆(民事再生手続き中)は7日、福岡市の博多店のほか、 同市の天神店(閉店)、大阪市の心斎橋店(同)でも食べ残しを客に提供していたことを明らかにした。

これで全店で使い回しをしていたことになり、不信はさらに深まりそうだ。

*+*+ 産経ニュース 2008/05/08[00:29] +*+*

61 :食いだおれさん:2008/05/07(水) 22:22:10

>佐知子社長は
「今年3月に府警の事情聴取を受けた際に知らされたが、手つかずの料理は食べ残しとは違うと思った」
と弁明した。


41 :食いだおれさん:2008/05/03(土) 15:27:10

船場吉兆マニュアル
一見さんに出すマグロの刺身は使い回し5回以上で尚且つ色はほとんど黒に近い紫色のものを出すこと。

3回以上来店のお馬鹿さんにはやや赤見の残る紫色の刺身とすること。

46 :食いだおれさん:2008/05/04(日) 12:15:37

 【吉兆のおもてなしまとめ】 *現時点の判明分

・客が手をつけずに回収された銀ダラやハモ、牛肉などの焼き物を再び調理して出す
・同上を折り詰め弁当に使用
・刺し身に使うワサビは、客がはしをつけて半分ほど残った場合も回収してしょうゆに混ぜ、
 「ワサビじょうゆ」として別の料理に使用
・鰻丼の食べ残しを電子レンジで温め直し、器を替えて出す
・石焼きにする魚介類、フルーツゼリーなどはそのまま別の客に出す

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1200291795/


498 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/09(金) 06:36:25

おかみは、「手が付いて無い料理と、残り物とは違うだろう。マスコミはそのニュアンスの区別がつかないのか?」と怒ってます。

499 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/09(金) 07:26:18

もう、神の領域やね。

500 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/09(金) 07:57:19

なんたって、料理会の人間国宝の店みたいなもんだから、素人や料理を知らないマスコミにグダグダ言われる筋合いは無い。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/food/1195241291/

23 :食いだおれさん:2008/06/02(月) 10:43:41

使いまわしは先代のころからやっていたという話しだが、先代から 教えを受けた他の吉兆が使い回しをしていなかったなんて、 信じてる方います?
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/


424 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/09(日) 08:55:23

湯木尚治取締役がパート証言否定 (07.11.16)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/kaizan/ka_07111602.htm

「船場吉兆」(大阪市)による食品の表示偽装問題で、読売新聞の取材に応じた湯木尚治取締役(38)は15日、福岡市の百貨店「岩田屋」地下の店舗で行われた消費・賞味期限切れ商品の販売を「湯木取締役に指示された」としたパートの販売責任者らの証言を否定、不正への会社側の関与がなかったと改めて強調した。


425 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/09(日) 14:57:18

地元九州朝日放送で夕方18時半からのニュースで独占インタビューでも
あくまでもパートが勝手にやったことでこれは誓ってもいいと涙ながらに訴えました

427 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/10(月) 13:20:44

「僕は真実だけを話している」 船場吉兆取締役パート証言を否定
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195190463/


「僕は真実だけを話している」
「僕は真実だけを話している」
「僕は真実だけを話している」

ここまで大見え切って断言したのに、それが大ウソだったわけだよ。
それなのに湯木尚治が表に出てこないのは、おかしすぎるだろう。


423 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/09(日) 08:52:53

福岡のデパートの出店で、あれだけ賞味期限の偽装に関してパート店員に責任を押し付けてたコメント垂れ流して、そのまま雲隠れは許せんな。 謝罪会見の時も尚治は出ていなかったじゃないか。

どれだけ偉そうに、弁解してたか忘れていないぞ。公式に謝罪するのは、まず尚治だろうが。


91 :食いだおれさん:2008/07/12(土) 09:18:27

 あの日、湯木庄治は記者会見で大見得を喋った、上部の関与は一切有りません、全てパート従業員が単独で行った行為であり私ども吉兆が如何にも関与していたことはまったくございません、と涙を浮かべて会見を行った、此処から転落の始まりが起こった。
二日後彼は大阪船場吉兆本店の駐車場から愛車のベンツ300Cコンプレッサーに乗り込む寸前に毎日放送のキャスターにマイクを向けられる。 ここで彼は堂々と言ってのけた、全ての根源はパート従業員の不徳の行為であって吉兆の幹部の関与は一切有りませんと、

また、マタ、又、偽弁で乗切ったかに見えた翌日、パート従業員の息子さんがタマタマ、弁護士で有った為、内容証明の文書が船場吉兆に届いた、彼は慌てた、高級料亭だが中身は大衆食堂、什器は立派だが、顧問弁護士も飼っては居ない、

慌てた彼は専務に相談、専務も、遊びは得意だが会社経営はまったくぞんじません、兄弟で思案していた事が、表に出てから代表と専務、庄治がお詫び会見

ここでもウソを言った。 頭が真っ白の会見に向かい、腹話術師の裏社長が表に出ることに

 佐和子さんは引責辞任はしないのですかの質問に、ハァ、ハア〜、
 年を取ると耳が聞こえませんがナと受け流す、シタたか、
 でも、結局は悪は栄えずでした、チャンチャン


15 :食いだおれさん:2007/12/18(火) 01:18:45

人間のクズ

16 :食いだおれさん:2007/12/18(火) 02:43:08

てか、ちょっと頭が弱いだけ

28 :食いだおれさん:2008/01/09(水) 03:11:31

てか、分かりやすい人だったね。


6 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 03:47:27 ID:URCZiGEb0 [1/15回発言]

喜久郎取締役は、いい人というか、普通の感覚を持っているんだろうね。
こうなっては、人と目を合わせてしゃべれないし、声も小さくなる。

89 :食いだおれさん:2008/06/19(木) 22:38:49

長男の方が誠実そうに見えたが、次男はどうして、パートが偽装したんだと、すぐ分かる嘘ついたのか?
大学までエスカレートきたから、世間知らずのお坊っちゃまなのか


17 :食いだおれさん:2007/12/18(火) 03:16:32

頭が弱い若僧に金や地位を与えた必然的な結末

迷惑千万
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/food/1195241291/
http://unkar.org/r/gurume/1195912131

768 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 14:00:59 ID:k1/FxWUe0 [2/2回発言]

船場吉兆の不手際

・賞味期限改ざん発覚後、店長である取締役・湯木尚治は「すべてパートが勝手にやった」と説明

・パートの言い分は、すべて店長の指示。一パートがそんなこと判断できる体制ではないとマスコミに発言。

・湯木尚治は「すべてパートがやった」という報告書を作成し、パートたちに署名を強要。パートが反発。

・湯木尚治は各メディアにおいてもパートの責任とする発言を繰り返すものの、記者会見は拒否し雲隠れ。

・地鶏、味噌漬け、その他ほとんどの商品で賞味期限または産地の偽装が発覚。

・記者会見にて、すべては経営陣の指示で、パートの責任ではないと発言を撤回。

・取締役で母親である女将の湯木佐知子が会見にて、涙を流さない泣きまねがアップで映される。

・湯木佐知子が息子・湯木尚治に横から「頭が真っ白になった、と言え」と指示する声をマイクが拾う。


463 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 10:52:34 ID:V6iVQd6j0 [3/9回発言]

最初に

「会社は悪くありません、みんなパートの責任ですッ!」

って言っちゃったからな


267 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 08:56:48 ID:s5mNius20 [1/1回発言]

> 「従業員の独断」と説明したことについても、経営陣が
> 売れ残りを破棄することに対して厳しく叱責していたとして

叱責はしたけど、「偽装する」って判断を下したのは従業員だって言いたいわけね。
とことん糞なやつらだな。さっさと廃業しろ。

57 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 05:24:08 ID:sRp/pbxb0 [1/4回発言]

ここは偽装どうこうというより、その後の言い逃れが酷すぎる。

確かに食品関係は最近の法改正で厳しくなった部分があるから、昔からやってきてそれを遵守できてなかった部分があって偽装がでるところはあると思う。 それなら、それで非を認めて反省、再認識して再発防止を図ればいいものを
自分たちは悪くない、従業員や取引先が勝手にやったを連発したんじゃ、どうしようもない。

もはや吉兆の経営陣の体質が最悪


76 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 05:50:40 ID:sRp/pbxb0 [2/4回発言]

ここまで散々パートや仕入れ業者なんかに責任なすりつけたところが
心を入れ替えて出直しますなんていったところで、だれも信用しないわな。


77 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 05:52:51 ID:v6x/mdD90 [1/1回発言]

軟禁して念書強要したパートのおばちゃんにテレビの前で土下座して欲しかった。これだけ有名になって今更謝罪を画像ファイルであげたところでどうにかなるとでも思ってるのかね


105 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 06:32:07 ID:iO3Dh7+b0 [1/1回発言]

偽装は食品業務を続ける資格があるかどうかの問題。
パートのおばちゃんに罪を着せたのは、人間失格かどうかの問題。

692 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:15:25 ID:uH591e1c0 [1/1回発言]

他の偽装改竄企業に比べると船場吉兆は人材が豊富の様だな
これほど嘘で固めた謝罪会見を見るのは初めて
怒りを通り越し笑えるな
この婆さん然り家族全員大嘘つきという事が益々理解出来た謝罪会見wwww
これでまた恥の上塗りwwww
それに気付いてないのがまた笑えるwwww


722 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:34:04 ID:fPTdhnGS0 [3/4回発言]

ばばあが想定してなかったのは、テレビでアップになることだね。
いくら上手に泣きまねしても、涙が1滴も流れてないところをテレビカメラは大写しにした。


505 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 11:25:02 ID:wddyiPja0 [1/1回発言]

ばばあの嘘泣きっぷりを見て、湯木貞一から派生する一族全体があやしげに見えてきた


317 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 09:17:59 ID:38fQdFjz0 [1/1回発言]

どう見てみてもババアが黒幕だな


702 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:19:39 ID:rSrfyYgtO [1/2回発言]

凄い下品な女将さん。知らん言っとけ!…
あの左右極端に違う歪んだ顔つき見たら、偽装から嘘会見に至るまであのオババの指南に違いない。相当のタマと見た。京都から東京まで吉兆あんなのが他に4人いるんだな(怖

561 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 12:09:30 ID:1kZj6mkD0 [1/3回発言]

創立者の実子である婆ァが一番の権力者なのさ。
料亭の大女将だよ。現場を取り仕切っていたんじゃないか?
常識的に考えて、こいつが諸悪の根源だろう。
創立者が死んだ10年前から不正が始まってる。

お、ピンポンきた。

675 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:02:34 ID:eVlXU3cc0 [1/1回発言]

このばばあが偽装支持した可能性が高いな。
夫は多分、ただの板前馬鹿だろう。
大体こういうせこいことして設けようというのは、女が多いよ。
社長の嫁さんが経営に口出すと、ろくなことやらんよ。
モラルや信念がないからな。
だから、平気でこういうことやる。

この娘は、自分が料理とかしないから、店の料理や味にプライドがなかったんだよ。
ただの創業者の娘なだけで。
だから、目先のもうけのためだけに、こんな偽装を安易に支持したんだよ。


597 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 12:22:12 ID:C+B8mbMk0 [2/2回発言]

創業者の湯木君料理作りは創作の先駆者で立派だったが
子作りが創作できず最悪であったというお話

385 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 09:57:52 ID:IoVGGpub0 [2/3回発言]

先代の娘である女将(湯木家のナンバー1)に精神的に虐げられて、婿と息子が屈折していった様が想像される。

婿養子は辛いな。

631 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 12:36:02 ID:OP6jcbiZ0 [1/1回発言]

こんな偽造がバレてなければ この店は品格高い一流として扱われ続けてたわけか

世間で「一流」とされるものなんて、裏へ回ればこんなものか

恐れ入るよーなもんじゃないって事だな(笑)


639 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 12:38:34 ID:eyHWe2Q/0 [16/25回発言]
>>631
三ツ星のすし屋も口コミで実態が判ったしなw
・弟子に握らせる
・料金ばか高!
・常連とおしゃべりしてるだけの店主

一流を目指してる時は最高だけど、一流になったら終わりだな。


668 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 12:56:25 ID:KIS4I0JN0 [2/5回発言]

大阪の食は別に吉兆なんか無くなっても全然かまわない
主流派粉モンだからみんな直通した滅菌食品ばっかり。
もっと危ないのは京都祇園の老舗料亭だろう。
菊の井とかあぐらかいて金儲けで手広くやりだしたとことか。
俺は学生時代に平八とかホテル松井とかでバイトしてたが
そらもう・・あんた・・残ったビール1本にまとめてやな・・
知らぬは客ばかりなりw

694 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:15:32 ID:KIS4I0JN0 [3/5回発言]

瓶に残った余りビールを泡を立てずに1本にまとめる方法
一見では分らないような再栓の仕方
栓抜きでいい音を出す方法・・・

とかどこでも秘伝の隠し技があるよね

676 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:04:59 ID:caVqURjE0 [2/3回発言]

京都とか大阪で「伝統」を看板に掲げてる商売人って、なんでああも胡散臭そうな顔つきになるのか?
原材料をけちって、手順を割愛して、人件費をけちって、それでもって「伝統」の看板料だけで、本人も半ば信じられん高値で売りつける

そんなことを応仁の乱、大阪夏の陣以来何代も延々と続けてきたら、そりゃ詐欺師の顔にもなるか。
船場吉兆なんかまだ三代目だから、真の熟成は今後だな

700 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:18:41 ID:Og/7gZV20 [1/1回発言]
>>676
でも「伝統」の看板に騙されやすいのが関東人なんだよな。
仕事で関西に五年住んでるけど、京都なんか関西人はロクに行かない。関東人観光客ばっか

「そうだ、京都に行こう」にホイホイ乗せられて、まずいモン高値で買わされてご満悦
同じ関東人ながら情けないちゅーか、騙される方が馬鹿も一理あるんだよな

735 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 13:40:55 ID:caVqURjE0 [3/3回発言]
>>700
まったく祇園、嵐山やそこらの観光スポットの店で 「京の昼膳・4730円」あたりを注文し、小鳥の餌セットみたいなチープ料理を「やっぱり京都だね」「器もいいわあ」なんてのたまわっているのは、大抵、関東人だからね 

鞍馬の方では二千円ほどのきつねうどんも出てたっけ
頼むからみんな、欺されに遠路やってこないでくれ

http://logsoku.com/thread/news24.2ch.net/newsplus/1197312106/


305 :食いだおれさん:2009/07/25(土) 14:45:28

何処の吉兆が一番美味しいのでしょうか。


56 :食いだおれさん:2008/08/14(木) 19:44:51

今や吉兆という名前はインチキ割烹の代名詞になっているものな。どこの吉兆だって一緒だろうよw。
元々ろくな料理人じゃないのが金持ちに取り入るのが上手かっただけだろうよ。

59 :食いだおれさん:2008/09/14(日) 14:31:53

どこの吉兆も調理師学校でて2,3年のボウズばかりだな。

303 :食いだおれさん:2009/07/25(土) 01:29:56

京都吉兆は別物でしょ

本吉兆と神戸吉兆と船場吉兆が本当の吉兆

とくに、ビル吉兆(船場吉兆)が一番味が良いと評判だった・・・・


304 :食いだおれさん:2009/07/25(土) 13:22:10
>>303
吉兆グループのメニューは徳岡孝二会長が考えだしたものだ
湯木貞一が独自で考え出したモノは少ない


306 :食いだおれさん:2009/07/25(土) 14:47:10

他の吉兆は全部湯木なのになんで京都だけ徳岡なの?


307 :食いだおれさん:2009/07/25(土) 15:29:18

京都以外は婿養子


398 :食いだおれさん:2011/01/27(木) 00:43:53
>>306-307
京都吉兆は次女の家系だが邦夫氏は先代の孝二氏の息子ではない
邦夫氏は次女と前夫の子供でその夫は若くして事故で亡くなる
孝二氏は次女の再婚相手
だからかしらないが邦夫氏を「邦夫さん」って呼ぶね

全ての吉兆が婿養子ではなく本吉兆は唯一の息子の長男の家系

401 :食いだおれさん:2011/05/26(木) 11:14:00.69
>>398
でも、高麗橋は包丁握らんよ
孫の中で料理してるのは、嵐山のドルジと船場の長男だけ。
あと、修行して無いよ。

因みに世間が叩きまくった、船場の長男はストイックに料理を追求してた地味な人で組合での料理の評判も良かったよ。
田舎とかで、湯木貞一が始めた店の様なちっこい割烹を初めて欲しなぁ。

106 :食いだおれさん:2009/02/16(月) 15:42:18

高麗橋本店だけで充分。
嵐山本店始め、他店は「吉兆」の名を語る資格あるのかな?


107 :食いだおれ:2009/02/16(月) 15:59:02

味だけで言ったら、高麗橋よりもビル吉兆の方が美味かったかも知れません。 が、私も使い廻しを食べさせられたのかも・・・(笑)

京都吉兆の嵐山本店は風情もロケーション、建築や調度類に至る迄抜群ですし、ニ代目さんの目の黒いうちは貴重な存在だと思います。 三代目さんが改心してくれたら宜しいのですがね。

東京吉兆の本店は、黙って嵐山の倍近い請求が来る。
これは個人使いにはかなり無理が有りますよね。
自分の懐を心配しなくて済む幸運な方々には結構なお店かと。
皮肉は抜きにして、文化の継承の観点からは貴重な存在だと思います。

神戸吉兆は、どちらかと言えば宴会で稼いでいる様です。
本吉兆・東京吉兆・京都吉兆の各本店と花吉兆くらいが残れば良いのではないかな?と感じます。

108 :食いだおれさん:2009/02/16(月) 16:15:59

高麗橋本店は、若い衆に「吉兆イズム」を叩き込む為の聖地でもあるし、何としても残しておかないとな。

329 :食いだおれさん:2009/10/06(火) 11:47:00

詳しい人に聞きたいんだけど、吉兆は、どの店が一番評価高いんだろう。
店を広げすぎて、何がどうなってるのか分からない。

333 :食いだおれさん:2009/10/06(火) 12:43:19
>>329

高麗橋

334 :食いだおれさん:2009/10/06(火) 18:34:34
>>329

今は何だかんだ言っても嵐山吉兆ですね

341 :食いだおれさん:2009/10/08(木) 14:55:00
>>329
嵐山が一番だと思う。
こぶ平は船場ショックまでは勘違い甚だしかったが、最近は客の見送りにも出て来る様に成った。
一時期のケッタイな創作料理も影を潜めてエエ傾向
孫の中でもマトモに料理してる奴の少ない事、こぶ平が今の吉兆のイメージリーダーなのは疑う余地は無い

高麗橋もアカンわ
女将の着物、袖口真っ黒けやわ
10万弱も払って有れは無いやろう

築地も料理に精彩かくね
味も濃く、だし汁もレシピ通りやってるのカイナ?

一番良い選択は予約困難だが未在に行くのがベストだと思う。

342 :食いだおれさん:2009/10/08(木) 23:27:48

本吉兆 
船場騒動の時、知らんぷりしてたカスや


東京吉兆
上に同じや
それに此処は関西組とは疎遠になっててようわからん
銀座本店の客層は吉兆グループで一番やとはきいとる
さすが天下の銀座やな


京都吉兆
船場騒動の時にHPでちゃんと謝っとったな
知らんぷり決めこんどった本吉兆と東京よりはマトモや
一番頑張っとるわ


神戸吉兆
可もなく不可もなく完全に空気や
やけど船場騒動の時はHPでちゃんと謝罪しとったからええとしよ


239 :食いだおれさん:2009/03/16(月) 02:22:06

いつ、船場の二の舞になるか?わからないけどね・・・ 
やっぱり、体質そのものは変わらないから、親族経営での怠慢とか! 
従業員を大事にしないと、船場みたいに、いつリークされるか、わからないし・・・ 


294 :食いだおれさん:2009/07/08(水) 22:48:19

吉兆は既に終わってる
湯木翁の最大の失敗は全ての娘に店を持たせたこと
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/


263 :食いだおれさん:2011/11/20(日) 14:53:03.11

船場吉兆は『北新地 湯木』として割烹スタイルで復活
次男は既にミナミで展開中 :


『北新地 湯木』
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27061319/

吉兆の流れをくむ北新地・湯木――伝統の技と洗練をご堪能下さい

吉兆初代・祖父の代から続く思いを継承すべく、「北新地 湯木」の屋号を掲げ11月21日にオープン致しました。

季節感に満ち溢れた五感に響くお料理を心からのおもてなしをお届け致します。夜は四季折々の懐石料理を8000円から、お昼は祖父の考案した「味の宝石箱 松花堂弁当」を3000円から海鮮石焼付きでお楽しみ頂けます。 皆様にご賞味頂きたいお料理を沢山ご用意してご来店をお待ちしております。


大阪府大阪市北区曽根崎新地1-7-12 ダーリンビル 1F
TEL: 06-6348-2000

地図
http://r.gnavi.co.jp/k160401/map/#figure


264 :食いだおれさん:2011/11/21(月) 07:49:49.24

長男は高麗橋経営、平野町の正月屋・吉兆にて働いている。


266 :食いだおれさん:2011/12/04(日) 16:50:35.40

中々、長男の腕は大したもの
古い形の料理バカだね。
次男はホンマにアンポンタン
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1200291795/

    |:::::::::::::::::   ____________    :::::::::|
手  |::::::::::::: ,. '":::::::::::::::::::::::::`ヽ.  ::::::::| 頭  ど
遅  |:::::  /::::::::く:::::::╋::::::::>:::::::::\  :::| で.   こ
れ  |:::: 〈:::::::::;:::--- 、─ァ -- 、:;:::::::::〉 :::| す   が
で. .|:::::  ,〉'"      `'´     `ヽ!  :| か  悪
す  |:::: /   /  ハ  ハ ヽ ヽ 、  ',  |  ゜  い
ね. |:::: i  ,'  /!__i_, !' ! ,_ハ__ハ ',  ! ',    ん
  ゜/::  ノ.! ! /,ィ-ァ!、! レ',ィ-=!、! i ハ  〉    で
´\|::  〈 ノ Yレヘ''ゞ-'     ゞ-''/レ' ン ∠、    す
::::    〈 ハ  !ハ."  ______  "ハ ハ !   !    か
::     ノ、 `ァ'_」>、._`ー' ,,.イ/イ、ノ    ヽ.  ?
     / `ァ''´ ',   ヽ干´ン::::::::::::`ヽ.   `''ー─
    ! ヽ/   ,y ヽ、. .,!':::::::::.y::::::::::::',
    〉r〈_,.-、7-、  Y十::::.::::::i::::::::::::::〉

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5. 石原料理長を追い出した(?)吉兆 嵐山本店のその後

吉兆 嵐山本店

〒616−8385京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町58
TEL:075−881−1101
http://www.kitcho.com/kyoto/shoplist/arashiyama/
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/


KITCHO KYOTO 京都 吉兆
http://www.youtube.com/watch?v=p8D6gP4j3oc


地図
http://maps.google.co.jp/maps?source=embed&hl=ja&q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%89%E5%85%86+%E5%B5%90%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%BA%97&lr=&ie=UTF8&hq=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%89%E5%85%86+%E5%B5%90%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%BA%97&hnear=&ll=35.013637,135.674647&spn=0.006295,0.006295


京都吉兆(京都市右京区)

京都本店嵐山店
リーガロイヤル店
花吉兆
京都グランヴィア店
松花堂店
名古屋店

徳岡凖子(次女/S9年生)
徳岡孝二(娘婿/社長)
徳岡邦夫(孫)
杉井延子(孫) 京都本店嵐山店
http://kingendaikeizu.net/kittyou.htm


『吉兆』嵐山本店 総料理長 徳岡邦夫

1960年生まれ。『吉兆』の創業者・湯木貞一の孫。

高校卒業後僧侶生活を経て大阪の湯木氏のもと高麗橋『吉兆』にて本格的に料理の修業を始める。
その後、『吉兆』を離れる事を希望し、朝ごはん屋台などを企てるが断念。
大阪『吉兆』 (1980〜1983)、東京『吉兆』 (1983〜1987)と修行を続け、湯木貞一氏から料理の核心を学ぶ。

1995年から、京都嵐山『吉兆』の総料理長として現場を指揮する。

2004年 イタリア・スローフード協会主催、"食の祭典"「サローネ・デル・グスト」 に日本料理代表として招聘
2005年 スペインの"マドリッド・フュージョン"に招聘される。
2006年 イタリア・スローフード協会主催、"食の祭典"「サローネ・デル・グスト」 に日本人初 2大会連続招聘
2007年 料理本「嵐山吉兆 四季の食卓」(シリーズ)を出版、 洞爺湖サミット  食の部門 日本料理担当
http://www.tsujicho.com/report/cat680/-vol1.html


今年のワースト店 ☆吉兆 嵐山本店 2011年12月31日(土)

主人のドルジ(こぶへい)、もとい徳岡邦夫総料理長が不在と聞いて期待していたのですが、挨拶に出てきた嵐山本店料理長を見て友里は椅子から(座椅子ですけど)転げ落ちそうになったのです。見た目30才前後にしかみえない自称料理長であったからです。昨年の大政奉還(義父の徳岡孝二氏が完全引退)後、ベテランの料理人をみな排除してしまったのでしょうか。

若くても腕が良ければ文句はないのですが、如何にも自信なさげな応対は料理にそのまま反映されてしまったのであります。立派な部屋に高価な器、そして船遊びさえもカバー出来ない料理の不完成度でありました。

これで初代から続く常連客が果たして通い続けるものなのか。マスコミ露出や店癒着ライターと手を結んでいるようですが、一見客や業界人相手の商売では前途は厳しいと私は考えます。
http://tomosato.net/weblog/%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%BA%97/

335 名無しさん@八周年 New! 2007/11/16(金) 12:19:42 ID:1L9eypvz0

俺は京都吉兆の調理場で働いていたけど、産地は偽装してたよ。
京都産の筍に九州産の筍混ぜてたよ。『味の素』は使っていないと言って『いの一番』使ってたし(笑)。

京都吉兆は数何前に内部で包丁沙汰があってベテランがみんな辞めちゃったから今は調理学校出て数年の調理師が大半を占めてる。だから魚もおろせないから魚屋におろして持って来てもらってるし食材も一度に大量に仕込んで冷凍保存している。

俺もこんなとこじゃ修行にならないからすぐ別の店に移ったけど。新しくできた京都吉兆の名古屋店は京都グランヴィア店の店長と料理長が赴任してやってるから、特に酷いらしい。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/peko/1195096569/

偉大な父をもった二代目は、父に一歩でも近づきたいと願うあまり、往々にして臆病になり、小さくまとまってしまうこともめずらしくない。足利将軍家しかり、徳川家しかり。「吉兆」がそうであるかどうかはわからないが、バブルの崩壊もあり、世の中から「吉兆」は停滞してしまったと思われた時代がつづいた。

ところがいま、ふたたび「吉兆」にスポットが当てられはじめている。「京都吉兆嵐山本店」料理長、徳岡邦夫の存在に注目が集まっているからだ。2002年の暮れ、TBS系の「情熱大陸」でクローズアップされた徳岡邦夫の姿に度肝を抜かれた。徳岡邦夫は湯木貞一の孫に当たる。母や湯木貞一の弟子であり、娘とともに嵐山店の経営を任された「京都吉兆」の現社長。徳岡邦夫は絵に描いたようなサラブレッドである。テレビでは、そんな徳岡が悩み苦しみつつ、素材を見極め、自分の料理を発見し、料理人として進むべき道を見出していく求道者のような姿を描いていた。私は、これが日本料理の最高峰をきわめた湯木貞一から受け継がれたDNAなんだと、と画面に引き込まれてしまったのを憶えている。

徳岡邦夫は1960年(昭和35年)生まれの46歳だが、名門料亭のボンとして、順風満帆のなかを生きてきたわけてはない。実は徳岡の現在の父、徳岡孝二氏とは血のつながりがない。母は大津市坂本の老舗「鶴喜そば」の嫡男と結婚し邦夫を設けるが、実父は邦夫が2歳の時に他界。湯木貞一は高麗橋に戻り店を手伝っていた娘を、信頼できる愛弟子・徳岡孝二に嫁がせ、ふたりに嵐山店を任せたのだ。そのころの湯木貞一はすでに功なし名をとげた、当代随一の料理人としてだれもが認める存在であった。

邦夫少年は、現在ほど観光地化していなかった嵯峨嵐山の自然のなかでのびのびと育った。中学時代はサッカー三昧。にわか勉強で岡山の名門進学校に進んだが、高一でドロップアウト。嵐山に帰って実家の厨房に入り、15歳から2年間見習いとして働く。人より2年遅れて高校に再入学。高校時代はバンドでドラムに明け暮れた。いつしか音楽は趣味の範疇を超え、卒業後はプロのミュージシャンになる決意をしたが、当然両親は大反対。母には泣かれ、父には殴られ……。そのとき間に入ったのが、湯木貞一であった。邦夫は祖父の忠告を受け、交流のあった禅寺の老師のもとへ相談に出向くが、いきなり頭を剃られ文字通り坊主にされてしまう。寺では暗いうちから起きて座禅と作務の日々。修行生活もふた月が過ぎ、自分の我を通して周囲を悲しませることよりも、周りが望む道に進み父母を喜ばせるほうが、自分も幸せになるのではないかと考えるようになったという。邦夫は改めて料理の道を目指そうと意を固め、寺を出て、祖父のもとへ向かった。このとき邦夫は20歳。「高麗橋吉兆」で料理人人生を再び歩みはじめることになった。
http://www.kitcho.com/kyoto/media/2007/070730_02_06.html

湯木貞一は、偉大だと感じました。('11/07 訪問)

20数年前、お祖父様の湯木貞一が、ご健在の頃、高麗橋の吉兆に、主人に連れて行ってもらいました。その時の感動は、今も忘れられません。お部屋のしつらえの素晴らしさ、器は、バカラ。お料理は、今も思い出すぐらい、美味しく、一つ一つ素材そのもの味、風味がしていました。

今回、嵐山の吉兆さんに、とても期待しながらいってまいりました。お部屋は、夏らしいしつらえがしてあり、綺麗に磨かれお手入れがいきとどいていました。かんじんのお料理は、季節が感じられる飾りつけと、盛り付けは、素晴らしく思いました。

味は、最高級品をお使いになっておられると感じましたが、いじくり過ぎていらしゃるのか、素材そのもの味、風味が無くなっていると思いました。

最初は、ワクワク、そのうち、主人は、うーん、と、首を傾け、口数が少なくなりました。

鮎は、大振りなのにパサつき、ウニ豆腐は、豆腐の味がきつく、雲丹の風味が感じられません。

確か、有る雑誌に、お祖父様に一番可愛がられて、味覚について教えをしていただいたと・・。新しい味の追及も大切だと思いますが、あの、お祖父様のしっかりした、キレの良い。また、素材そのものを大切にした料理。改めて偉大だと感じました。

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30年ぶりの嵐山吉兆です('11/12 訪問)


30年ぶりの嵐山吉兆です。30年前の感動を思い出しながら、わくわく・どきどきしながら門をくぐりました。

私が年をとったせいか、少しの感動しか有りませんでした。

建物は全体に年数がたち、年数がたっただけに変わっていました。お庭は、前回は昼食で明るい庭でしたが 今回は夜の庭であまり分かりませんでした。

料理は 少し味が薄かったように思います。それと少し演出のしすぎではないでしょうか。外国のお客様には喜ばれるかもしれませんが、本当の日本料理を食べたい人には不要ではないでしょうか。

接客は 普通でした。驚いたのは 女将さんが自己紹介なしで隣に座っていて 尋ねたら女将さんでした。

全体的には 日本一の嵐山吉兆に行ったとの思い出だけが残りました。


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昔から嵐山といえば「吉兆」だったが・・。('10/04 訪問)

今では50才手前のただのオヤジだが、子供の頃より嵐山と言えば私にとっては「吉兆」だった。
とはいっても、たかだか家族の記念日で年に1回、父に連れられて行く程度だった。
理由は、ただ私の父が嵐山吉兆のファンだったからだ。
初めて訪れたのは中学生。即ち中学の進学・入学祝いに連れて行ってくれたと記憶している。
今から30数年前の話だ・・。父は既に他界しているがとにかく食道楽を地でいっていた人だった。

此処はお料理の味だけではなくて、見た目の美しさ・器へのこだわりを含めた美しさ・掛け軸から調度品から生け花に至るまでの部屋の設え・庭の手入れ・仲居の対応等全てが完成されていた。
父がよく言っていた言葉・・「此処は全てにおいて完成されている。」が口癖だった。

判りやすく言えば、「美味しんぼ」の美食倶楽部のようなものだと理解すれば判りやすい。
美食倶楽部は、北大路魯山人の「星が丘茶寮」がモデルだと思うが、魯山人ほどの料理への情熱があったかどうかは判らない。魯山人は自分の作る料理を盛る器が無い事が不満で、自分で器まで作った人である。吉兆はその魯山人の器を使っている。と言う事は、自分達の作る程度の料理では魯山人の器で十分収まると考えているのだろう。

それはそうだろうと思う。魯山人の器で収まらないならば、魯山人以上の料理が必要だろう。
もしくは、全く違う何かがあれば別の話にもなるだろうが・・。

今回久々(20数年ぶり)に嵐山「吉兆」へ訪れた。
既に代も変わり先代の息子が仕切っているのだろう。年は私と同じか少し下か、と言う所だ。
料理の水準以外は全くといっていいほど変わっていないと思った。
非常に懐かしくさえ感じた。

しかし、肝心の料理の味の水準が・・・・・・。

タイヤ本では★★★です。しかし・・・。

昔を知るものにとっては少し残念でならない。
それとも私自身の舌の水準が低くなったのか??

総合評価としては★4つだが、料理だけをとると・・・。
無論そう言う意味ではCPも悪くなる。他が良いだけに残念ではある・・。

吉兆という名に期待が大きすぎたのか??
料理の味に関しての採点基準は当然厳しくなってしまう。

若き徳岡さんの今後に期待したい。


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嵐山 吉兆('11/09 訪問)

ものすごく久しぶりに吉兆さんに行きました

お料理、満足できませんでした

お椀の味も満足できなかったし、その上「お椀の味加減はいかがでしたか?」と質問されたのには驚きました
私たちは残したわけではないし、お店の方は「塩加減はいかがでしたか?」といった意味でその質問をされていました
これからのお料理で調整致しますので、というふうにおっしゃっていました

でも、お椀の味ってそのお店で一番自信をもってだすものだと思うのに、それを好みで変えるわけ?と思って驚きました
他のお料理もこねくりまわしてある割には微妙でした
最後のお薄も下手くそにたててあったし

八寸などの盛り付けは綺麗で秋らしくよかったですし、お酒は美味しかったです
でもそれってこういうお店では普通やし、見た目ばっかりで中身のない、と感じました

ま、ミシュランでも☆もろてはるみたいやし、東京やらの人にはこれがうけるんかもしれませんが
私はもういいです :-(
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/

まだまだ、私が来るには早過ぎた・・・。'11/01/27 ('10/10 訪問)

紅葉シーズンに友人が京都に遊びに来ると言うので、半年前に予約を入れた。それなりの価格帯の店であるが故、容易に部屋が確保出来ると思っていたのだが、見通しは甘く、私の切望していた部屋の大半は、ほぼ全て埋まっていた。

流石に天下の「嵐山」というべきか、部屋のしつらえ、料理の魅せ方、仲居の対応、全てにおいて、申し分がない。
料理の説明はこちらが催促しない限りしなかったが、説明を求めると、食材の旬や味の特徴、調理法に至るまで全て完璧に答えて来る。

また、聞けば、嵐山は世界各国の要人が集まるので、英語や中国語は勿論、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語・・・と、
語学堪能な仲居が多いとのことだった。

肝心な料理の方だが、華美な装飾が施されてはいるものの、特別感心するような内容ではなかった。

旬の松茸は、料理によって、産地や部位を使い分けているとのことだが、前日に別の店で戴いた地物の松茸と比べると、香りが乏しいように感じた。

また、何より、生命線である出汁の切れ味も今一つで、塩気も少し強く感じた。

途中で女将が料理の味付けについて感想を聞いてきたので、素直に「塩気が少し強く感じる」とお伝えしたところ、次の料理から、多少緩和されたように感じた・・・・が、食事の松茸御飯がこれまた塩気が強く、同席者との口数も次第に少なくなって行ったのだった。

最後に供された、カスタードクリームをかけて戴くフルーツは、なかなか美味でしたが、今回供されたコースの内容に関しては、この半分の値段でも、(和食の本場京都では)もっと美味しいと思えるところは無数にあると感じるものだった。

ただ、これは八日市の招福楼でも感じたことなのですが、料亭というものは、日本文化の集大成の場であり、その素晴らしさを、五感を駆使して味わえることに真の意味合いがあると。。。
純粋に味や費用対満足度をひたすら訴求するのは極めて無粋であり、そういった人間には永遠に価値がわかるところではないと。。。

茶道、華道、建築、食事の作法、食材の旬や意味合い、器・・・
恥ずかしながら、私は、そのいずれにおいても中途半端な知識しか持ち合わせていない。
料亭は食べ手の日本文化への造詣の深さが大きく問われる場所。
まだまだ、私が来るには早過ぎた・・・そう思いながら、帰路に就いたのだった。


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高級料亭に違いはないのだが・・・('08/04 訪問)


こちらの店はずいぶんと久方ぶりの訪問となった。そして以前に比べて印象に強く残ったのが料理への疑問である。

京都屈指の名料亭だけのことはあって、しつらえは最高級。無論だされる器も申し分ない。仲居さんたちのレベルもさすがというところ。雰囲気だけを採点すれば最高点なのだが私には疑問が残る料理が多かった。

外国料理との融合も考えておられるのかもしれないが、気をてらったような演出が気になるし、全体に食材、味そのものも価格に対して、唸らせるようなレベルではないと感じた。

無論、好みもあるので一概には言えないとは思うが、この店のようなクラスならば妙な演出や料理の手法ではなく、さすが!と思わせてくれる料理を期待したい。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/

やっぱり期待しちゃうよねw 10/09 訪問

2年ぶり2度目の吉兆 嵐山本店への訪問。久々の訪問に前回の記憶を辿りながら期待を膨らませ行った来ました!
9月末で7時頃の嵐山はまさに暗闇で人もほとんど皆無といった感じw
そんな感じで、門の前からお出迎えでさっそくお座敷へ
中秋の名月の頃なのかお供えをしていました!
庭から聞こえる鈴虫の音も東京では味わえない雰囲気!!


料理はどれもいい感じでしたが特段インパクトに残るものがなかったのは正直なところです。盛り付けと器の雰囲気はとてもよかったですが。

期待した松茸もどうやら韓国産らしく、(HPには国産と書いてました)その点も残念に思いました。
季節がら中途半端な時期というのもあったのでしょう・・・ww


担当の方が前回訪問した時よりもフレンドリーでいろいろ説明してくれてその点はとてもよかったです。


金額一人6万円でお願いしていたのでその割にはといった印象です。
相対的な評価になりますが、3日目にいった祇園 末友の方が半分以下の値段で非常にインパクトがあっただけに、決してこちらも悪くないのですが衝撃がなかったと言うのが正直なところでしょう。

ただやっぱり雰囲気とサービスはとてもよかったです!
なかなか体験できない雰囲気ですよ! 
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/


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嵐山 吉兆 2009年10月18日(日)|

3つ星をとったのは予想外。本当に調査員は料理を食べているのでしょうか。

常連の席に潜り込ませていただきましたが、部屋、器、船遊びと「料理」以外は大変満足しました。

しかしこれで7万円弱は、美味しい和食店の2回分。条件の悪い船の上で鮎を焼く必要はないのではとも疑問に思った贅沢な夜でした。
http://tomosato.net/weblog/%E6%9C%80%E8%BF%91%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%97%E3%81%9F%E5%BA%97%E3%80%80%E7%9F%AD%E8%A9%95%E7%B7%A8%E3%80%80%EF%BC%94%EF%BC%91/

名古屋のバブルを実感、吉兆 名古屋 2007年12月22日(土)|

今回の食材偽装問題で「吉兆」が5つの会社に分かれていると初めて知った方も多かったのではないか。湯木姓を名乗らない京都吉兆の三代目徳岡邦夫氏、TVなどマスコミ露出が激しく強気な店舗展開をしており、今年名古屋ミッドランドスクエアの41階に出したのがこの「吉兆 名古屋店」です。

船場のおかげでキャンセルが多いと嘆く徳岡氏を知り、名古屋に一泊した私は昼の訪問を思いついたのです。今なら飛び込みでも入店できる、京都グランヴィア店は結構空いていた、との思惑でしたが入店してビックリ。店内は個室もホールも喧噪で最後のテーブル席だったのです。

メニューを見て唖然。京都各店では6000円以下で提供される松花堂弁当がありません。最低値はミニ懐石の1万円。他は1万5000円、2万8000円と嵐山本店の次に高額な店でした。

仕方なく頼んだミニ懐石、食後感は最悪。

八寸は柿なます、イクラ、黒豆、トンブリ、サーモンなど食材、調理とも期待外れ。
和食の生命線のお椀のタネは蕪、シメジ、名古屋コーチンの鶏団子。団子はなんと山椒を利かせてありました。こんなタネでは繊細な出汁は合わないと考えたのか、カツオが強すぎるバランス悪い出汁。その割に余韻がありません。

造りの鯛はクラッシュアイスに直に載せられています。創作和食で昔見た手法ですが、これでは溶けてベチャベチャになるではないか。
シビ(鮪)の握りも酢飯が甘く醤油のジュレのようなものを乗せてあります。
鰆をエリンギでまいた揚げ物もモロミ醤油を付け合わせ、〆の鯛飯も生姜が強すぎるなど、これが京都に本店を置く名門和食の支店なのか。

味付けは素人受けを狙った濃い味や変化球の調味料を多用していてまるで創作和食です。京都吉兆への期待はもろくも崩れ去りました。

ビールもドライの中瓶が1000円と仕入れの3倍以上はやり過ぎです。 料理高い、ビール高い、調理は味濃くまるで創作和食、とこの店がなぜ満席なのか。名古屋がバブルであるとは聞いていましたが、新幹線で30分程度と簡単に京都へ行けます。名古屋の方にはこのCP良くない店へ行くより、足を運んで本物の京料理を堪能されることをおススメします。もっとCP良い和食店は京都に沢山あります。
http://tomosato.net/weblog2/?p=114


京都吉兆が北海道へ進出とは2008年05月14日(水)

読者の方からのメールを見て驚きました。この時期に(といっても前から決まっていたのでしょうけど)、京都吉兆がウインザーホテル洞爺に出店するというのです。昨年名古屋へ出たばっかりなのに、翌年に北海道とは私には無謀に思える営業展開であります。

今年初めに同じ京都の有名店「美山荘」が撤退したホテルへの進出ですから普通は躊躇するはず。「美山荘」の撤退の原因を洗い出し、改善できると判断したのでしょうか。

摘み草をウリにした料理店が北海道の地を選んだことにも疑問でしたが、吉兆も大丈夫なのか。タケノコ、松茸、グジ、鱧、鯛、松葉蟹、京野菜など京料理の主役を張る食材は「新鮮さ」が命。東京の店が絶対かなわないのは、朝摘み、朝漁(間人蟹などは正確には前の晩でしょうか)の食材をその日のうちに提供するというのが大きな利点であります。でも北海道では難しいでしょう。

では北海道の食材を使うのか。北海道には北海道のすばらしい食材があると思いますが、これを使いこなす経験を果たして積んできたのでしょうか。

あまりの急膨張からか、名古屋店のクオリティの低さに驚いた友里でしたが、北海道の店の人材は大丈夫なのか心配です。
昔ウインザーへ行ったときタクシーの運転手から「このホテルは東京の人より関西の人が良く来る」と教えてもらいました。

今でも関西の方が多いとしたら、北海道まで来て京都吉兆の料理が食べたいものなのか。サミット主催決定後、外人客が増えたとのことで外人観光客をターゲットにしているならば、吉兆ブランドもある程度受けると思いますが、そう何年もサミット効果が続くとは思えません。

徳岡家には、湯木貞一翁の「店と屏風は広げすぎたら倒れる」の言葉が伝わっていないのかもしれません。
http://tomosato.net/weblog/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%89%E5%85%86%E3%81%8C%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%81%B8%E9%80%B2%E5%87%BA%E3%81%A8%E3%81%AF/


さよなら 吉兆 リーガロイヤル店 2010年02月01日(月)|

2010年01月08日(金)
読者の方から京都吉兆が、「リーガロイヤル店」の閉店を発表したと教えてもらいました。
http://kyotokitcho.seesaa.net/article/136950873.html

この店の料理長は三代目から見ると守旧派の立場だったとも漏れ聞いたことがあります。
名古屋や洞爺湖を入れたら本店含めて7店舗はやはり負担が大きかったのかもしれません。「リーガロイヤル店」と「グランヴィア店」は場所といいホテル内といい、被りも多かった。やはりどちらか撤退するしか道はなかったのかもしれません。
http://tomosato.net/weblog/page/277/?menu=cats


1/8の友里ブログで京都吉兆リーガロイヤル店の1/31閉店をお知らせしました。書いた責任というほどのものはないかもしれませんが、たまたま関西に所用がありましたので、先日昼の「特別献立」を食べに行ってきました。
結論から先に言わせていただくと、「これなら閉店もやむなし」か。

あと数日で店を閉めるというのに、店内(ホール)は半分も客が入っていません。スタッフと親しげに話す年配客、その態度の大きさからもおそらく常連に近い立場だと思うのですが、その人が「閉店」を知らず驚いておりました。
HP上(新年の挨拶など)で閉店を公表するだけではなく、お世話になった常連以外にも名刺などから住所や名前を知っている客すべてに伝達していなかったのではないか。

一番の驚きは、ホールに入ったら「鰻重」を食べている客を見かけたことです。何かの間違いかとメニューを見ましたら、立派に「鰻重 4000円」とありました。 支店とは言え京都の高額和食店、メニューに立派に「鰻重」を登場させるのはいかがなものか。雄叫びを上げる幼児もホールで受け入れていましたから集客に必至なのでしょうが、これを巷では

貧すれば鈍する

?と言うのではないかと思ってしまいました。


1万2000円のコース内容は以下の通りです。
http://www.kitcho.com/kyoto/shoplist/rihga/info/2010/01/post_9.html

しかし実際提供されたものは予告と違う料理もありました。
「火取り唐墨 焼餅」のお椀、私が食べた椀タネは「はまぐり」と「豆腐」。焚合も「甘鯛とろろむし」ではなく、大根、人参、蓮根、飛竜頭などの焚き合わせでありました。
私のようにHPを見てわざわざ「特別献立」を食べに来る客もいるはず。料理内容は死守していただきたかった。

ご飯ものの「ミニすきやき」と白飯。テーブル上の炭火で加熱するのですが、火力が弱いのか時間がかかり、かなり煮込む形となりました。何でも炭でやれば良いというものではないはずです。
全体に出汁など味付けは甘めでありまして、こう言っては申し訳ないですが、特にお椀の出汁は料理好きな奥様の家庭レベルと違いがわからなかった。
はっきり言ってCP悪すぎ。閉店記念の特別献立でもこのレベルなら、普段のコースは「推して知るべし」ではなかったかと思ってしまいました。

リーガロイヤル店の料理長は京都吉兆の会長派、つまり現社長で全実権を握っている徳岡邦夫氏とは一線を画す立場と漏れ聞きいております。湯木貞一氏の料理からの脱皮を唱える邦夫氏にとっては守旧派のようなもの。
そんな料理長の店でもこの料理レベルということは、閉店間際でも満席にならない店内と合わせて考えると、店全体のモチベーションが消滅していたとしか思えません。
せっかく立ち寄ったのにこの食後感、がっかりしました。

昨日の1/31はリーガロイヤルの最終日です。本来なら店主(徳岡邦夫社長)が最終日の夜に来てくれた客全員に挨拶やお礼を述べるべきだと思うのですが、あのイヴェントが予定通り開催されたとしたら徳岡邦夫氏はその晩は東京です。似非グルメの放送作家・すずきB氏が関係する「シェフ・ワン」という変なイヴェントに参加することになっているからです。

http://chef-1.shop-pro.jp/?pid=16863262

同じ経営者として、私は徳岡邦夫氏の頭の中が理解できません。
http://tomosato.net/weblog/page/269/?menu=cats


京都吉兆、ご乱心か2010年04月12日(月)


読者の方からの情報で知りました、京都の「こぶへい」、もとい、「朝青龍」、もとい「ドルジ」と親しまれている京都吉兆の代表者・徳岡邦夫氏がなんとシンガポールのカジノホテルに自分の名を冠した店を出店するそうです。

http://kyotokitcho.seesaa.net/article/146063939.html

1月に「リーガロイヤル店」を閉めたばかり。そして徳岡邦夫氏の代になってから一番評判が良かった(唯一まともと言われていた)「花吉兆」を3月に「HANA吉兆」に改悪、もとい、リニューアルしたばかりです。
昨年半ばのTVヨイショ番組で「大赤字」と放映されていましたから、平成21年度も赤字から脱出できなかったのではないか。不採算店を閉めたのは良いと思いますが、「和紙作家」、「左官作家」、「景色盆栽家」と自称する人たちにカモにされて、もとい、お願いして、奇っ怪な内外装の和食店「HANA吉兆」にしてしまいました。

http://www.kitcho.com/kyoto/shoplist/hana/index.html


3人のHPや写真を見る限り、かなり自意識過剰な方々。「・・・作家」や「・・・家」という肩書きをつけることで付加価値を上げるという「儲け主義」が透けて見えますから、「HANA吉兆」のリニューアルにはかなりの額を持って行かれた、もとい、投資したと思います。

そこに、自己資金ではなくスポンサーが居ての名前貸しと推測するプロデュース店「kunio tokuoka」のオープン。
ミシュラン3つ星店とは言え、「徳岡邦夫」という名が世界的に通用するとは思えませんが、全館スイートルーム?のカジノホテルロビー階(高層階ではないようです)なので、和食ということだけで世界のセレブや富裕層には受けるかもしれません。

http://www.rwsentosa.com/language/en-US/Hotels/CrockfordsTower

しかしプロデュースとは言え、自分の名を冠するほどのイレコミです。洞爺湖、名古屋はじめ京都市内の4店舗にまで余力がまわるのか。

総本山である嵐山本店から常連が離れているとの話も漏れ聞きます。常連重視から一見客や観光客などミーハー路線へ舵切りすぎにも思える三代目経営。関谷江里子さんを宣伝につかうより、もっと他に打つ手があると思うのは友里だけではないでしょう。
http://tomosato.net/weblog/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%90%89%E5%85%86%E3%80%81%E3%81%94%E4%B9%B1%E5%BF%83%E3%81%8B/

リニューアルで料理も最悪に、HANA吉兆 2010年06月05日(土)

【京都いいとこ動画】HANA吉兆 / HANA-KITCHO【HD】
http://www.youtube.com/watch?v=fI96x_5OMzY


元々が京料理ではない吉兆料理。創業者・湯木貞一氏が考え出した創作和食で、「湯木料理」といえる独特のものだと私は思っております。和食の基本を残しながらの創作料理は京都の地元客にも支持されていたのですが、三代目になって改悪ともいえる大きな舵切りをしてしまった。

料亭を一般客に開放するとして、「嵐山吉兆」の予約が一見客でもネットで出来るようになりました。 誰でもお金を払えば料亭体験が出来るというのは画期的な試みですが、物事には限度と言うか、やり過ぎは禁物です。昔からの常連客より一見客、観光客を重視したのでしょうか、目先を変える奇を衒っただけのサプライズ料理にだけ注力してしまったのです。

カレー粉や赤ワインのソースを使うなどその迷走ぶりに眉をしかめる地元客が引いてしまったのは当たり前のことか。そしてその改悪は、二代目が最後まで関与していて京都吉兆グループでは唯一まともと言われた「花吉兆」にも及んでしまったのです。

この3月のリニューアルで「HANA吉兆」に変名、この店名だけでも引いてしまうではありませんか。「和紙作家」、「左官作家」、「景色盆栽家」という自己陶酔的な肩書きを自称する職人によって奇抜さを増した内装。料理も立派に改悪されていると確信し、ウリの「ワイン会席」(1万円)をダメを承知で先日体験してきました。

ワインに合うよう味(塩も)を濃いめにしたというこのコース料理、しかしワインは貧弱なリスト(泡、白、赤いれぞれがわずか3種類)からの別途料金による注文となります。

酢の物の蒸しアワビは生臭く、鱧のお椀は出汁が濃すぎて鱧もしょっぱすぎ。

造りの代わりに出たのがオリーブオイルでマリネした海老や烏賊、ホタテの石焼きです。胡椒も強すぎて料理の体をなしていない唖然の代物。

吉兆のウリである八寸も、まるでデパ地下弁当のレベルとしか思えません。鮎の塩焼き2匹がこの日辛うじて普通レベルでありました。

穴子がほとんど見あたらない穴子飯と果物で〆となりましたが、昼だったのでビールにグラスシャンパン2杯、安い赤ワインハーフ1本での支払いが2名で3万数千円。

観光客相手の大箱店と変わらないレベルの料理を出す三代目の迷走を、貞一翁は草葉の陰でどう考えているのか。人ごとながら心配です。
http://tomosato.net/weblog2/?p=286


京都吉兆の品格


269 :食いだおれさん:2009/04/26(日) 14:26:52

週刊文春の記事が酷かった。
京都吉兆は「京料理の店ではない」と総料理長も公言しているのに、
記事を書いている記者は何も分かってない。

301 :食いだおれさん:2009/07/23(木) 20:10:20

吉兆に詳しい人に聞きたいんだけど、徳岡氏の評判はどうなの?
いま、多方面で活躍(?)されてるみたいだが。
良く雑誌でも見かける。(東京の食イベントでも)

272 :食いだおれさん:2009/05/09(土) 15:28:37

京都吉兆の徳岡氏は中身スカスカのくせに吉兆の名前だけで大物になったつもりでいるのが滑稽で笑える

262 :食いだおれさん:2009/04/17(金) 11:05:54

実家の良い材料と小手先のダイニング系料理を合体させて、
眼の上のタンコブを辞めさせ独自の世界を探求する徳岡邦夫氏の今後に期待


77 :食いだおれ:2009/02/12(木) 17:11:34

先代はすごかったんだけどね〜・・・・・
邦夫チャンの料理とスタンスに¥6万払う気は無くなったな。

今や観光名所と化した京都吉兆本店

78 :食いだおれさん:2009/02/12(木) 19:08:29

邦夫はあちこちで評判悪すぎ

408 :食いだおれさん:2011/11/03(木) 11:17:28.14

こぶ平はデカイ図体の割に気の小さい方で自信の無い分、虚勢はられてるだけ。
寂しい気の小さいヒトなんですよ。

自分に自信が有ったり、器がデカけりゃ古株料理人(未在石原氏など)や中居頭初め、先代からの有能なスタッフを切ったりしません。


314 :食いだおれさん:2009/08/20(木) 21:53:49

まぁ、ただのデブのプータローやしな…

仕事には来ないし、どこかでカキコしてたように…出来ないくせに、自称料理人やし…
恥ずかしいと思わんのかな…

従業員の、給料はカットしても、自分の生活水準は下げない、人や死ね

何においても、やっぱり!!
いまだに、自分が料理人と言ってるのが、従業員には、がまんできないみたいやけどね!

これについて、何か思う人はいるのかな??


261 :食いだおれさん:2009/04/17(金) 00:39:58

修行しないで日本全国逃げ回ってた奴に弟子を採る資格があるか?


102 :食いだおれさん:2009/02/15(日) 21:55:26

徳岡氏の実力に疑問符を付ける人間は数多い。
料理屋の実力は主人の才能だけにあらずとも
徳岡氏本人には「世界の名物 日本料理」を支える素質・才能は感じられない。

慈善事業でない料理屋を存続させる売上も店舗より物販に比重が変わってゆくかもしれない。
まあ、それでよいのではないだろうか。

79 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 09:19:32

知人から聞いた話だよ。

元ポンテヴェッキオの本店シェフが独立して祇園に開いたリストランテへ知人が行ったら、そこのイタリア料理店に徳岡邦夫が客として来ていたそうだ。

時間は午後7時頃。
京都吉兆の総料理長がそんな時間帯に嵐山に居なくていいのかと思ったそうだ。

板前ら従業員が居れば総料理長など居なくても日本料理店はまわるのかもしれないが、客に対しては不誠実ではないだろうか。


80 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 11:05:07

べつに徳岡さんを擁護するわけじゃないが、そんなのはよくあることだろ。
それを言えば某店の村田氏なんてほとんど厨房にはいないらしいし。
まあその某店は実質的な料理長は別にいるんだけどね。


京都の老舗料亭 菊乃井
http://kikunoi.jp/
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26001346/

村田吉弘
京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」の長男として生まれる。立命館大学在学中、フランス料理修行のため渡仏。大学卒業後、名古屋の料亭「加茂免」で修行を積む。1976年実家に戻り、「菊乃井木屋町店」を開店。1993年株式会社菊の井代表取締役に就任。自身のライフワークとして、「日本料理を正しく世界に発信する」「公利のために料理を作る」。また「機内食」(シンガポールエアライン)や「食育活動」(医療機関や学校訪問・講師活動)を通じて、「食の弱者」という問題を提起し解決策を図る活動も行っています。現在NPO法人日本料理アカデミー理事長。
http://kikunoi.jp/outline/profile/

81 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 11:17:26
ふーん

総料理長の肩書きは名誉職なんですか?

103 :食いだおれさん:2009/02/16(月) 14:05:08

徳岡って人は、一体何をやりたいんでしょう。
先日、料理評論家(?)の門上さんとフランス食べ歩きをしてたけど、その前に、色々やることがありそうな気がするけどね。 評判がガタ落ちした吉兆の名を揚げるために、もっと「内部」に力を入れないと・・・
まぁ、いちファンの勝手な意見ですけどね。


104 :食いだおれ:2009/02/16(月) 14:42:12

村田氏ほどでは無いと感じるけど、邦夫君も日本料理よりフレンチなんかの洋食系が作りたいんじゃないのか?と疑問を感じる事が有る。

さ々木や修伯の様な中途半端な店ならば、創作料理の美味いもん屋に終止しても、それを喜ぶ客が来るから良いのだろうが、京都吉兆嵐山本店の看板を掲げる以上、やはりそれなりの格式を持った料理が食べたいと願っている人は多いはず。 父親の代で獲得した多くの上客(それも常連)が、ここに来てかなり離れて行ってしまっている現実を直視すべきだと思うが。

和食より洋食だ好き!という人物が作る高額な和食を、わざわざ食べたいと言う御大尽は稀でしょうよね。


105 :食いだおれさん:2009/02/16(月) 15:03:10

まぁ、時代が時代やから、フレンチやイタリアンとの交流は大事かもしれんけど、「吉兆イズム」というのを忘れたらいかんわな。 湯木翁が創り上げた歴史を履き違えてるんやないかな。
単なる観光飯屋にならんように・・・今が大きな分岐点ですな。


82 :食いだおれ:2009/02/13(金) 12:39:20

ムラタさんは極端な例だけど、マスコミが大好きだったり店の規模を広げ過ぎたりする店の店主は和・洋共に店で直接指揮をとる事が少ないですね。 本当にいつ店にいるの?ってパターン・・・

私自身が本当に美味いと思う割烹・イタリアン・フレンチ等のどの店も、店主自らが確実に目を光らせています。

京都でも主として観光客に大人気(一時の事と思いますが)の創作系の店に、店主不在はよく見られる現象だと感じています。 創作系料理の味決めが容易だという事でしょうが。

本当に誠実で正統派料理を出す店は、お馴染みさんを本当に大切にする意味も有るのでしょう。いつ出掛けても店主もしくは料理長が迎えてくれます。 京都に住んでいる所謂「味にウルサイ」人達はこうした店に足繁く通う事が多いと思います。

そういえば何年も吉兆や菊乃井に行って無いな。


83 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 12:59:57

その点、瓢亭のT氏はフラフラしてないから好感が持てる。
何だかんだいっても、トップは店にいなきゃダメ。
吉兆も菊乃井も、良い後継者が育たないぞ。(断言)

84 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 13:25:18

確かに、料理長が目を光らせてる店は、料理が「しっかり」してますな。
料理長の居ない店は、味にブレがあったり、良い意味での緊張感がありません。

イタリアンの笹島さんの店も、この数年で魅力半減しましたな。
ま、商売に走らなアカンのは分かりますが、何とのう残念です。

87 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 14:12:02
>>84
確かに、ギオは魅力なくなっちゃったね… 旨い事は旨いけど。
もっと魅力のある店が増えてきたから、もう行かないかな。
パッパラルド時代は大好きだったが…
木屋町の新店はどうなんやろ。

料理長が店にいなくても回せる所は、やっぱり組織がシッカリしてるんやろね。
その代わり、リスクも大きいけどね。


86 :食いだおれ:2009/02/13(金) 13:36:41

瓢亭は以前より料理・雰囲気ともにとても好きな料亭です。
特に跡継ぎ息子はかなり出色の出来の良さでは無いでしょうか。
各方面のウルサ方からもかなり評判が良いですね。

まあそれと比較して、京都吉兆の後継者は先代と比べると・・・・
町の蕎麦屋レベルの思考回路しか無いのは残念です。

しかし全国ネットの放送で、客に話を陰で聞き耳を立てていたのが思い切り流れてしまったのはイタかったですよね。
恐らく演出も入っているとは思いますし、料理屋サイドでの狭い常識の範疇として、生の評価を聞いて次に役立てたい。と思う気持ちは理解が出来ないわけでは有りませんが、これは世間一般に通用する理屈なんかでは有りませんし、言ってみれば立派な盗聴とも受け取られます。 番組製作サイドも店サイドも、何でこんな初歩的な事が判らないのかが不思議でもあります。

先代さんは怒っているんじゃないでしょうか?


89 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 14:19:01

観光料理屋、観光レストランは、料理長不在でも良いだろうね。
例えば「なかひがし」や「さ々木」が料理長不在だったら、絶対に経営成り立たない。
私は観光料理屋に興味ないけど、ミーハーさんは好きなんだろね。


94 :食いだおれ:2009/02/13(金) 16:07:00

「なかひがし」や「さ々木」それにレベルはだいぶ落ちるが「修伯」とか「千ひろ」「大喜久」や現在の「千花」なんかはイメージ作りや決して高く無い食材を高級そうに見せるのが上手いな。
だから地元の人間でこれらに行くのは味オンチの金持ちか、下心満々でお水のオネエチャンを連れて来る連中、女性への機嫌とりってパターンが多いよな。 口の肥えた連中はもっと良心的で美味い店を知ってて、そういう店に通う。

そうそう、鳴りもの入りで独立した「末友」に行ってみたが、思った通 り「さ々木」のパクリっぽかった。


93 :食いだおれさん:2009/02/13(金) 15:57:54

旅館だけど、俵屋は、ずーっと高評価で一定してるね。
料理も最高。
年に一度しか行けないけど、未だ最上の料理を堪能できる。


95 :食いだおれ:2009/02/13(金) 16:20:52

俵屋も柊屋も居心地最高だね。 お代も結構だけど・・・(笑)

料理も多少華には欠ける感はあるが、旅館の料理だからそれで正解だと思うし、とてもレベルが高いね。
同じ旅館でも近叉の料理は”料理旅館”を名乗るだけあってかなり華が有るけど、これらは好みで使い分けって範疇ですね。


96 :食いだおれ:2009/02/14(土) 17:09:01

柊屋、炭屋、俵屋ってやっぱりいいよな。

ところで京都吉兆のHPを覗いて来た。 邦夫氏のコラムにワケの判らんサミットとやらのレシピが出ていた。

わざわざ京都吉兆の本店にまで出掛けて大枚をはたいて、こんな創作料理を食いたいとは思わないな。

湯木翁も船場は除いて2代目までは結構上手く行ったが、3代目はどこもダメっぽい感じがする。
京都吉兆は名古屋も洞爺湖も大赤字の様だ。
比較的ミーハーに好調な本店の客は、これらの赤字店の埋め合わせにされているって事だな。


97 :食いだおれさん:2009/02/15(日) 04:57:45

しかし、吉兆は手を広げすぎた。

「屏風と店舗は広げすぎると倒れる」・・・至言だな。

湯木翁の名を汚した者ども、ほんまに虫唾が走る。

もう、吉兆は「高麗橋本店」だけで良くないか?
嵐山本店は、支店(嵐山店)という形で置いておくのも良いが…

98 :食いだおれさん:2009/02/15(日) 10:53:50

同感。
店舗が多くなると、味は落ちるし、有り難味が無くなる。
多店舗展開して利益が上がるのは「稀」。
経営が少しでも傾いたと思ったら、再生する知恵が出る間もなく急降下。
ファミレス以外、利益追求はほどほどにすべきだな。


99 :食いだおれさん:2009/02/15(日) 13:02:20

おまえらバカじゃね?
料理屋は慈善事業じゃねーんだよ。

100 :食いだおれ:2009/02/15(日) 13:33:37

お利口さんの>>99 さん、そうそう料理屋は慈善事業じゃありませんよね。 だから店鋪存続のために利益を出して行くのは当然ですよね。 でも分不相応に拡大した場合以外でも、情勢の変化等の要因で経営状況が悪化するケースも多く見られる。 だから拡大する勇気が有るならば、場合に拠っては縮小する勇気も同時に持っていなければいけないって事でしょう。

特に高級と呼ばれる料理屋やレストランは、多店鋪展開をするほど味もステータスも低下していく事例が多く見られる。
結果として拡大路線が自分の首を絞める結果になりがちだからこそ、拡大路線を基本的に放棄した経営が、自分達の身を守り次代へも継なげられる確率が高 いって事でしょうね。
おっと、お利口さんには釈迦に説法か。


101 :食いだおれさん:2009/02/15(日) 15:41:37
>>100氏に同意です。
結局、「固定客」が揺ぎ無い信頼を寄せる店が強いんですよ。
万が一、儲けに走って、運良く儲けることが出来ても、固定客がつかないばかりか、永く店を続ける事は出来ません。
「一時的な熱狂」に酔いたいのなら、店舗拡大で良いでしょう。


120 :食いだおれさん:2009/02/18(水) 23:13:11

徳岡さんも、村田さんも、こういうの好きだねぇ…

著名シェフ総勢28名による「丸の内シェフズクラブ」が発足2009年2月18日 20:00
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_3870/


122 :食いだおれさん:2009/02/19(木) 13:43:39
>>120
こういうのって業者や店の宣伝か金儲けの一助になるぐらいで、実際に世の中の役にたったためしがないんだよな。

つか、徳岡氏はケツに火が付いてることを理解してるのかな。
こんなことをしてる場合じゃないと思うんだけど。
やっぱりおぼっちゃまなのかねぇ。


123 :食いだおれ:2009/02/19(木) 17:21:17

だってソバ屋の坊主だもん


124 :食いだおれさん:2009/02/19(木) 20:34:20
>>120
業界にとって、もっと良いやり方があると思うけどなぁ。
自己顕示欲と安易な金儲けって感じ。
いつまでこんな事やってんだろ。


128 :食いだおれさん:2009/02/27(金) 03:17:49

タレント料理人になりたいのか、吉兆の名を掲げて有名になりたいのか、どっちなんだろ?
他店の板長たちは、彼に対してどういう気持ちを持ってるのか気になる。


276 :食いだおれさん:2009/06/23(火) 23:23:17

よくもまぁ〜(笑)テレビでアンな不味そうな料理作るわなぁ
創業者は泣いてはるで


277 :食いだおれさん:2009/06/28(日) 10:09:50

凄いマスコミ露出ですな?
はたして嵐山に徳岡さんは週・何日居るんだろう?


125 :食い逃げ:2009/02/22(日) 17:17:30

邦夫氏には天才だった義父に対する嫉妬や対抗心に加えて、自分の心の中に垣根を作ってしまっている様な気がする。
それが吉兆ブランドを継承していく上でネガに作用していると感じる。 マスコミやつまらないイベントに出たがり過ぎる傾向や、何かと名誉的な称号を欲しがり過ぎる事は、言い換えて見ればコンプレックスの裏返しなのかも知れません。

先代と異なった方向性で名声を得たいと考えるのも判らないでは有りませんが、未完成な創作料理や無国籍化した料理なんぞを、こんな御時世に大枚をはたいて来店する客にとっては失望感を覚える方々も多いのではないでしょうか?
勿論、グランビアやリーガ ロイヤル、松花堂店でも一定以上の料理を出している事に異論は有りませんが、吉兆ブランド料をプラスして考えても、これらの店よりも料理・値打感共に上を行く店は数多有りますよね。

味に厳しい方々が、本店よりも花吉兆を密かに贔屓する事実も強く心に刻むべきだと感じます。

邦夫氏に望む”吉兆の品格”とは、勿論盗聴まがいの事(笑)は当然心を改めるとして、新たな創造や創作はしっかりした基本の上に成り立つと云う当たり前な事を悟ってから出来て行くんじゃないでしょうかね?
改めて親爺に教えを乞うのが早道かと。

127 :食いだおれさん:2009/02/27(金) 00:55:34
>>125
なるほど。
確かに、自信の無い人ほど勲章(名前だけですがw)を欲したりしますよねぇ・・・
徳岡さん、ストイックに料理道を追求した方が、印象UPすると思うし、将来の吉兆にとっても良いと思うんですが・・・
一度、メディアに巻かれると、後は落ちてゆくだけ。
歴史が証明してるんですけどね。(個人店なら良いですが)


130 :食いだおれさん:2009/02/27(金) 12:56:15
>>127
人には向き不向きというものがある。
ひたすら一つの道に精進することが好きな人もいれば、目立つ事が生きがいの人もいる。
その人の生き方をどう捉えるかはそれも人によってそれぞれだし、これが正しいという物はない。

徳岡氏の生き方が世の中が求める物と相容れなければ京都吉兆が消えていくだけだし、それで困る人は本人と家族以外にはあんまりいないと思う。


131 :食いだおれさん:2009/02/27(金) 14:23:14
>>130
確かに御説ごもっとも。
創業者・二代目と、これだけ名声を築いて来た名店だからこそのファンも沢山いる訳で、私自身もそれなりの思いは持っている。 お店は贔屓の客の為にも存在して欲しいし、何よりも7店鋪を有して100人近くいると思われる従業員への責任は重大かと。


136 :食いだおれさん:2009/03/02(月) 17:06:38
>>131
船場のことで影響を受けつつも経営は順調だからね
すなわち今のやり方が成功してるということ
文句付ける必要はないね


142 :食いだおれさん:2009/03/02(月) 19:47:44

徳岡氏や村田氏のような日本料理の広報マンは必要だと思います

最近は日本料理を志す人が年々減ってるんですよね
別ジャンル、特にイタリア料理に人気が集まっていて調理師学校でもイタリアンのほうに生徒取られちゃてるんですね
だから日本料理もメディアでもっとアピールしたほうが良いと思いますね

実際、徳岡氏や村田氏の著作を読んで和食を志したという生徒が結構います
昔は道場六三郎氏に憧れて和の世界に入った生徒が結構いました
だから広報マンとなるスター料理人も必要だと思うんですゃ


143 :食いだおれさん:2009/03/02(月) 21:13:59
>>142
でも、その「広報活動」とやらが、マイナスイメージになってるんだよね。
それと、本気で和食を広めたいと思うのであれば、もっと愛想良くしないと。
両氏の本を読んで和食目指しても、現場とのギャップに戸惑いを覚える若い衆も多いんじゃないかなぁ・・・
そんなに単純なものでもないしね。(他料理も一緒だけど)

若い衆に阿る広報活動ではなく、日本料理独自の広報活動しなくちゃ。
今のままでは、単なるメディア迎合の「軽いもの」に見えてしまいますわ。


144 :食いだおれさん:2009/03/02(月) 21:33:31

同意。
両者はルックスもイマイチ(失礼)だし、話し方もヘタクソ。
広報活動は、華も必要じゃないかな。 そういうのは、東京の料理人に向いてると思う。
実質的な味や値段にコダワリを持つ関西人の客は、日本料理に軽いイメージを持ちたくないよ。


152 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 00:57:49

そうそう。 ハッキリ言って、吉兆は信頼を逃した。

「料理の鉄人」を始めとする番組や女性誌に出てた料理人で、その後残った人はいるか?
皆、さっぱり見かけなくなった。 「専門料理」や「シェフ」(これはフレンチ・イタリアン)に載ってる人は例外だが・・・

以前の吉兆が好きだったからこそ危惧してるんだよ。
色々な客が苦言を呈してくれてるだろ。


154 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 01:09:07

メディアや雑誌に出てもエエけど(人それぞれやし)、 出ることによって、時代の趨勢に飲み込まれて「良い店」「愛される店」の本質を逃してしまうような気がする。

「儲け本位」とでも言うのかなぁ・・・
ま、商売やから仕方ないんやけど、「賑やかし」ではなく「食べるのがホンマに好きな客」にとって、タレント料理人の店っちゅうのは、何や、行く気にならんわなぁ。 実際、味のほうも落ちよるし。

それらを危惧した客たちが、現状に不満を洩らしてるんじゃないの?
吉兆や日本料理を愛するからこその「苦言」。
これが分からないと、離れていったファンを取り戻すことは出来んし、日本料理の新たなファンを獲得するんは難しいで。


165 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 01:40:41

真面目にコツコツ料理作ってたほうが、広報活動(笑)より宣伝になる時代だけどね〜


283 :食いだおれさん:2009/06/28(日) 19:45:20

吉兆といっても、嵐山以外は無視してもいいな?

129 :食いだおれさん:2009/02/27(金) 06:23:32

花吉兆が一番美味しくない?

285 :食いだおれさん:2009/06/30(火) 13:11:33
>>283
嵐山の2/3程度の料金を出せば、花吉兆の方が遥かにマシな物が喰える。

290 :食いだおれさん:2009/07/07(火) 21:51:44

吉兆で昼を食って、夜は瓢亭に行ったが明らかに後者のほうが旨かったぞ

286 :食いだおれさん:2009/06/30(火) 15:23:06

未在行けよ

295 :食いだおれさん:2009/07/09(木) 19:12:29

未在に行くか? 嵐山に行くか? 
コスパのよい未在やね。


252 :食いだおれさん:2009/04/12(日) 15:16:12

未在の方が美味くて安い


174 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:01:24

料理作ってる人に「成功者」っているの?
きっつい仕事の割りに薄給・長時間労働・・・死んでもやりたくないw
臭いしダサイし。
フレンチやイタリアンだったら、本国でやりたいと思うけど。
(待遇いいし、尊敬されてる)

178 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:11:05
>>174
イタリアやフランスの調理師は待遇良くて尊敬されてるとかどんだけお花畑なんだ?
調理師が長時間労働なのはどこも同じ
給料だって下っぱ安いのはどこも同じ
仏だろうがイタリアだろうが下っぱは尊敬なんてされない
一流になれば尊敬される
それは日本でも同じ

179 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:17:20

料理が長時間労働なのは仕方ないよ
一般人が働いてない時間が営業時間なんだもの・・
どうしても物理的に拘束時間が長くなる
基本的にサービス業そういうもんだし・・


180 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:25:00

調理師か・・・。
狭い厨房で、ヘンコな男どもと長時間に渡って重労働。
しかも、めっちゃ給料が安い。
子供が出来ようものなら、どれだけの犠牲を払うか・・・
跡取りや、ボンボン以外は、絶対になっちゃいけない仕事だよ。
小さい頃から勉強して、良い大学に入るべき。

>>178
下っ端が尊敬されないのは、どの世界でも同じですよ。
でも、ヨーロッパの方はM.O.F(フランスでしたっけ?)など、職人が大事にされ、尚且つ尊敬されてます。
特に、レストランのサービスマンはチップが貰えるから、羨ましい。
凄い儲けになりますよ。 日本だと、到底考えられないです。

184 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:33:36
>>180
外国のことなんて大して知らないくせに勝手なイメージだけで語るなよ
二流、三流の職人が職人というだけで尊敬されるとか思ってるのか?
どこにそんな甘い世界があるんだよ?


185 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:37:09
>>182
感覚的に話を捉えるのではなく「現状」を見て下さいよ。
日本の職人・・・例えば、鳶や左官の方は、相当儲ける方もおられます。
ただ、調理師となれば別。
ヨーロッパも長時間拘束ですが、日本より待遇が良いのは確かな事です。
お国柄の違いがあるから仕方ないのですが・・・
(バカンスや、食文化・政治の違いなど)
日本の調理師さんの待遇が良いとは、決して言えません。


188 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 02:44:47
>>185

イメージで語らないで具体的にどう待遇が良いのかちゃんと数字出して説明してよ
給料だって下っぱ調理師は安いよ
向こうはバカンスある代わりに普段の祝祭日少ないよ
日本みたいに休みが分散せずに固まってるんだよね
それにいくらバカンス中といってもサービス業はまとまった休みなんてそうはとれないのが実情だし
やっぱり隣の芝生は青く見えすぎだと思うよ


203 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 03:16:04

海外在住の漏れが来ましたよ
ただいまフレンチ修行でパリ郊外のレストランで下働きしながら勉強中です
こっちの職場もしんどいすよ。給料も安っいし。下っぱなんてゴミ扱いだし。
当たり前すけど楽な職場なんてないもんですわ
でもあと三年は頑張るつもりす!


220 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 23:26:25
調理師かぁ。
貧乏臭くて、ガラが悪いってイメージ。
うちの息子には、絶対やらせたくない。
ホワイトカラーじゃないと、一生苦労するよ。


225 :食いだおれさん:2009/03/03(火) 23:34:43
>>220
今からの時代は、手に職を持ってる人が強いんだよ。
しかも、お勉強と違って、並外れた体力、勘、センスが必要。
誰でも店に入れるが、10年以上続く奴がいないほど厳しい世界。
ファミレスや居酒屋とは違うぞ。 料亭や割烹の話だ。


254 :食いだおれさん:2009/04/14(火) 18:41:55

辻調出て2年目、厨房片付けて寮に戻れるのは12時過ぎ、5時過ぎには叩き起こされてます。
休みの日も先輩のお使いをさせられたり。
こんなにしんどいのはリーガロイヤルだけですか?


257 :食いだおれさん:2009/04/15(水) 09:37:07
>255
リーガに2年目はいない。


258 :食いだおれさん:2009/04/15(水) 21:38:16
>>254
リーガの追い回しかい。
がんばれ。
1年間辛抱して、有名な割烹に潜り込んで、スポンサー見つけて店を持て!。
夢を持てば耐えられるだろう。


259 :食いだおれさん:2009/04/16(木) 02:09:29

リーガの厨房じゃなくて吉兆の方だろ?
せめてホテルの正社員ならそれなりにちゃんと待遇されるのにな
まあ最近のホテル厨房は期間派遣ばっかりだけどな

260 :食いだおれさん:2009/04/16(木) 20:32:20
254です。
蟹工船の世界です。


263 :食いだおれさん:2009/04/18(土) 10:30:38
254です。
やっぱり先輩に我慢できません。 辞めます。

264 :食いだおれさん:2009/04/18(土) 11:33:32
>>254
そういう職場に対して労基は何も言わないの?

うちの会社なんか労務カードの書き方やPCのログオン、ログオフ時間までチェックされて、 いろいろと指導されるのに。

265 :食いだおれさん:2009/04/18(土) 15:32:45
>>264
飲食店は小規模な事業所が多いから、いちいち細かい指導はし切れないんじゃないかな。
訴えがあれば動くんだろうけど、和食の場合は腕一本で渡り歩く的な感覚の人が多いから自ら労基やハロワに駆け込んだりする人もいない。 実際のところ、厚生年金や健康保険どころか雇用保険すら加入してないような事業所もいっぱいある。 それどころか従業員の給料よりも店舗の設備投資を優先させてしまうような事業主も普通にいる業界だからもうむちゃくちゃですよ。


266 :食いだおれさん:2009/04/18(土) 15:43:38

厨房スタッフ採用の募集広告で既に1日10時間以上の勤務時間になっている飲食店を偶に見るが、週休3日ではないようだ。

労働基準法では一週間の労働時間は40時間と決められている。
だから週40時間を超えた部分は残業となるので、36協定で「残業を可能」とする取り決めが必要になる。
その上で40時間を超えた部分には割り増し賃金を事業所が支払う。
したがって上記取り決めを行い、割増賃金を支払っているならば違法ではない。


267 :食いだおれさん:2009/04/25(土) 14:43:57

飲食業界でまともな待遇求めたらアカン
飲食業でまともな待遇得るには経営者になるしかないんや


316 :食いだおれさん:2009/08/21(金) 07:52:00

まさに、蟹工船
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/


       ,-、             ,.-、
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 l  , , ,           ●      l   おい、おまいら
 ` 、      (__人__丿    、、、   /   やる気あんのか?
   `ー 、__               /
       /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´
       /,          |
      (_/          |  |
        ,         ヽ、_)   ∩
       l           |\  ノ |    
 .       |    ヘ      |`ヽ二 ノ
 .        |   /  \    /
       `ー‐'    `ー‐'
                         


__________________
__________________


6. 堕落を続ける吉兆を見て、湯木貞一の精神を受継ぐべく未在を開業した石原仁司でしたが…


290 :食いだおれさん:2009/07/07(火) 21:51:44

吉兆で昼を食って、夜は瓢亭に行ったが明らかに後者のほうが旨かったぞ


286 :食いだおれさん:2009/06/30(火) 15:23:06

未在行けよ

295 :食いだおれさん:2009/07/09(木) 19:12:29

未在に行くか? 嵐山に行くか? 
コスパのよい未在やね。

252 :食いだおれさん:2009/04/12(日) 15:16:12

未在の方が美味くて安い


270 :食いだおれさん:2009/04/27(月) 01:19:25

未在良いね


287 :食いだおれさん:2009/07/01(水) 19:55:28

未在はだいぶCPが落ちたぜ。
客を店サイドの都合に合わせて呼びつけるブロイラー方式も気に喰わん。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/


('12/04 訪問)

京都の桜の時期に合わせて全国一位の未在さんに伺いました。

六時から全員同時に始めるとの事なので、少し早めに。円山公園の中を桜見物がてらお店を探し少し迷ってから一軒家のお店を発見。支度中の表示が有り閉まってもいるので再度散策。五分前くらいにやっと入り口の前にお店の人が現れ中に案内してくれるのかと思えば手前の庭で待たされ強制的に桜湯を出される。

この時点でお客様目線ではないなと不安に。玄関を通されるとカウンターだけのお店で、ご主人が何かしているが、いらっしゃいませでもない。なんか頑固おやじのいるラーメン屋みたいと思い、どこに座るかも案内されず立ち尽くしていると、やっとこちらへと、、、

全てが店に客側が合わせるのかー、と思いながら。御主人と挨拶。

膳が配られると、箸置きがなく、杉の箸が濡れている。私の祖母がお茶の師範だったので、わー本気の懐石かと気づかされ、そういう事ねと納得。

作法に見たてて始まると、周りの方はぎこちなく辺りを伺いながらの食事。これは、楽しい空間なのだろうかと思いながら一の膳へ
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/

良くない意味でちょっと気になった点は、お店の醸し出すかなり緊張を強いられる雰囲気です。 カウンター割烹の醍醐味は、御主人との楽しい会話ですが、何か質問してはいけないような雰囲気でした。

 料理に限らず、どの分野においても、その道の権威や巨匠と呼ばれる人には見えないオーラがあり、その方の前に立つと緊張した雰囲気が流れるものですが、日本料理界の権威と言っても差し支えない石原氏が自然と放つオーラのせいなのかもしれません。

 この日は一斉スタートのはずが、空いている席があったので、なぜかと思っていると(未在は毎日予約で一杯なので)、遅れて2人来ました。 会話内容からして、製薬会社のMR(営業担当者)が医師を接待しているようでした。失礼ながら緊張するタイプには見えないその医師が、「非常に緊張する雰囲気だなあ。」と言っていたので、私と同じように感じる人もいるのだと思いました。

 ちなみに、その営業担当者のお店選びは完全に失敗したと思いました。このお店は、あくまで料理を純粋に楽しむ場所で、最も接待に向いておらず、料理は二の次という姿勢は、全身全霊を込めて料理を作っている石原氏やお弟子さん達に失礼だと思います。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/3363419/

ちょっと格好つけすぎだがお値打ち、未在 2006年5月13日(土)

京都吉兆の料理長が独立して一昨年、円山公園の一角にオープンしたのがこの「未在」です。紹介雑誌には、この道40年もの経験を有しながら店名を「未だ在らず」にとありました。中途半端というような店名で商売していいのか、と突っ込みたくなりした。
円山公園の管理事務所脇を上がったところに位置する店は隠れ家的で雰囲気は最高。しかし店前にある屋根付きの車庫がちょっと興醒めします。

夜の1回転営業ですが、入店は17時半と19時に分けて予約をとっています。つまり、カウンターを満席にせず、半分しか客を入れないということです。

京都の和食屋へ通いだして気がついたのですが、同伴カップルでなくても京都の客は結構早めの時刻に入店するようです。
18時なんて当たり前。東京のように、19時、19時半というと嫌な声を聞かされたこともありました。
よって、17時半の集合というのも、京都の店では無理がない範囲なのでしょう。
15分前に来店するよう指示されますが、店に着いても直ぐに店内へ通さず、入り口前のベンチに座らされ、オシボリと汲み出し紫蘇香煎が供せられます。早く座ってビールが飲みたいのに焦らされます。そして予約時刻になってようやく入店。

カウンターは10席ありますが、前客はコースの後半へ差し掛かっているところでした。早速ビールを注文したのですが直ぐ出てきません。
イライラしていると、カウンター内から主人が我々に折敷を手渡してきました。

見ると器が左右と向こう側に3つ。飯、汁、向付という茶懐石の形式ではありませんか。
ビールが直ぐ出てこない訳がわかりました。
左側の飯、右の八丁仕立てのズイキの汁を食した後、主人は純米大吟醸を一杯振舞ってくれ、やっとビールが出てきます。
茶事に関心がない人は戸惑い緊張してしまうでしょう。私もびっくりしました。

小さなカウンター和食でこの作法に拘る必要があるのかどうか。予約時に説明するべきと考えます。しかし、その後はお酒も好きなようにオーダーでき、料理が出てくると頬が緩むこととなりました。

造りは大皿で、鯵は意外でしたが大間鮪、鱧、明石鯛と量も多く、山葵、柑橘、梅肉とちり酢のほか、醤油と昆布出汁をゼリー状にしたものが添えられております。

お椀はこの時期、松茸で出汁もよい。

黒毛和牛炙り、綺麗な盛り付けの八寸、炊き合わせ、強肴の穴子の後、焦し湯で〆てデザートです。

いずれの料理も味、質、盛り付けなど吉兆の流れを感じるもので、満足しました。


<結論>
コースは21,000円で予算は25,000円以内。
この雰囲気、味わい、量を考えると、最初はちょっと堅苦しいけどお値打ちの京料理と考えます。
同じ吉兆出身でも、勘違いして飛騨から東京へでてきた「のり寛」とは比較にならない完成度の料理です。
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2006/06_0513_tomosato.html

2011年04月24日(日)

久々の訪問。東京と違って円山公園は花見、祇園は「をどり」でかなり盛り上がっておりました。

京都の3つ星和食の中では自他共に認める「創作和食」、京料理ではありません。(嵐山吉兆や菊乃井が京料理かと聞かれても返事に困りますけど)

なぜか料理のスタートは懐石の型式にこだわる不思議。飯、汁、向付けの3点セットが供された後にお酒が店主から振る舞われるのですが、その後の派手な造りや八寸の盛りを見るにつけ、全体としての統一感がないのではないかといつも思ってしまいます。

京料理の御法度との説もある牛肉も健在。安定していると言えばそれまでですが、季節感を感じる料理というより定番料理が主体の「湯木料理」と考えます。?
http://tomosato.net/weblog/%E6%9C%80%E8%BF%91%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%97%E3%81%9F%E5%BA%97%E3%80%80%E7%9F%AD%E8%A9%95%E7%B7%A8%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%92/


繁盛店の傲慢さがでてしまったか、未在 2009年03月14日(土)

繁盛店、有名店のお約束の道をたどってしまったと感じた久々の京都は丸山公園内の「未在」への夏の再訪でありました。

当初はカウンターを満席にせず、時間をずらしてキャパの半分しか予約を受けなかった変則2回転営業だったのですが、いつの間にかカウンター席全員(6名)時間厳守(17時45分集合 18時一斉スタート)になっておりました。クオリティを保つためキャパ全員の料理を同時に造るのを回避した変則2回転営業が、店の都合を優先するブロイラー方式に改悪していたのです。

なぜ店の都合で18時から一斉に食べ始めなければならないのか。「祇園 さヽ木」と同じく繁盛店の驕りを感じてしまいます。

吉兆嵐山本店の料理長まで努めたという石原仁司氏、イケイケドンドンの現総料理長である若主人、徳岡氏との関係で独立したと漏れ聞きましたが、そのうち「祇園 さヽ木」を真似て大箱店へ移転、ピザ窯まで備えてしまうのではないかと危惧してしまいます。当然ながらコースも2万5000円と値上げておりました。

茶懐石を意識した最初のお膳は飯、汁、向付。八丁味噌仕立てのズイキの汁に茄子の鰹&昆布のジュレの向付は普通でありました。鱧の落としは3片だけ。チリ酢、梅肉、鱧の肝が乗せられていますが、肝心の鱧が薬味に負けて旨味を感じません。

造りのアオリイカ、鯛、マグロも質は普通か。

サイコロ状の醤油の煮こごりは余計でありました。

お椀はタネが鮎豆腐。以前は吉兆そのものの出汁だと感じましたが、今回は昆布が強すぎるのではないか。

そして焼き物は黒毛和牛。実山椒のソースは悪くなかったが肝心の和牛の質に疑問。

続く箸休めの「山葵と鯛の肝のシャーベット」は山葵が変に甘すぎて箸休めになりません。

豪華だった八寸も稚鮎、鱧子、鯛寿司、鴨ロース、さえずり、枝豆、ウニソーメンとアイテムは豊富でしたが、全体にクオリティが落ちたと感じました。

冷製の賀茂茄子の焚き合わせの後、焦がし湯と氷菓にフルーツで〆となりましたが、 一人当たり3万円弱の支払いを考えると、食材、質含めCPはかなり劣化してしまったと判断。

客は信奉者のリピーターが多いようで、店としての進歩が止まってしまったのかもしれません。

当分は再訪は出来ないなと思って店を後にした次第であります。
http://tomosato.net/weblog2/?p=188

傲慢さだけが前面に出た迷店('12/03 訪問)


数ヶ月前に予約して訪問しました。18時一斉スタートでした。私達は4人で予約していたのですが、一人で17時40分前に先に着いた私は、その後他のお客さんたちが次々に集合して座席に通してもらっていましたが、カウンターの後ろの荷物置きで待ってくださいといわれてしまいました。

17時45分に残りの2人が来店したのですが、一人だけどうしても道が混んでいてタクシーが進まないと連絡がありました。
そうなると明らかに苛立った空気がお店側から流れていました

17時55分になり、苛立った大将が「今どこにいるか電話して確認しろ」と。

結局18時5分に到着、ただならぬ気配を察していた友達は店に入るなり「すみません!!」と謝りたおすも、「いらっしゃいませ」の一言もなく、他のお客さんに向かって、「大変お待たせしてすみませんでした、それでははじめます」と。

まだ友達、席にも着いてないのに…
一人3万以上も払って楽しい時間を過ごすはずの一流店で、たった5分の遅刻でそこまで言われなければいけないのか?

周りの客を見てみると、笑顔のお客さんは一人も居らず、時々ぽつりぽつりとささやき声で話す以外はシーーンと静まり返った店内。

私たちがお造りを食べるのが遅いと、早く食べるように催促されます、ここのお店ではお店のペースにすべて客が合わせる、というのが基本のようです。ゆっくりと話に華を咲かせながら食事を楽しみたい私には合わないと感じました。

肝心のお料理は、それはモチロンまずい訳はないですよ、ただしこの値段を払って美味しいのは当たり前
正直ゆううつな気分で食べればそんなに美味しいとも感じないものです

3万以上のお金を払えば、お料理が美味しいのは基本、それ以上におもてなしの心やしつらえ、お客さんに素晴らしい時間を過ごしてもらいたい、というお店の気持ちが伝わったくるのが当たり前だと思います

吉兆や瓢亭、和久傳といった本当の名店と同じような評価を得ていること自体信じられませんでした。

ここのお店には、お料理の前に「客をもてなす心」という基本的なことを一から勉強して欲しいと感じました。
http://u.tabelog.com/001091856/r/rvwdtl/3968276/

有名店ゆえに、、、、('11/06 訪問)


6時にスタートなので遅れないようにと念を押されていたのですが、東京から仕事終わりで駆けつける友人と待ち合わせ、
豪雨などが重なり、6時少し過ぎになってしまいました。

6時ぴったりにはお店より、どちらにいらっしゃるのかと、ちょっと高圧的な電話、、、

もうお店のすぐそばで、タクシーを降りるところだったので、そう言ったものの、円山公園の中という特殊な立地でタクシーを降りてからも少し歩かなくてはなりません。タクシーの運転手さんが気を利かせて、店に一番近い場所まで乗せてくれました。
地図を見ながら、一番最短の道で行こうとしたものの、店の方がなぜか遠回りの道案内。

おそらく道案内の始点が決まっているんでしょうね。

近い道の方向であっているか確認しても、とにかく、遠回りになる始点まで戻るようにと説明されているお店の方も、いらいら口調。

急いで店内に。
確かにお店に着くと他のお客様は全員そろい、申し訳ない気持ちに、、何度も謝りながら席につきました。

遅れてしまったのが悪いのですが、居心地が悪く端の席に小さくなってお料理スタート。

説明は私たちから離れたカウンターで小さな声で説明
聞き取れず、どれで、どのお刺身をいただけば良いのか迷いつつも気軽に聞けないかんじ、、
終始不機嫌そうな店主に、ピリピリしてるお弟子さんは、お客さんに気を使うのではなく、店主の顔色ばかり見ている気がします。

お食事は、確かにおいしいとは思うのですが、美味しいと思えないものがあれば、私の責任って感じで美味しくないはずがないというプレッシャーにまるで裸の王様のお洋服を褒める町人な気分です。


お料理は、素材の良いものをがっつり出されていると思います。
素材もかなりこだわりを持ってらっしゃるのだと思います。

ただ、私には高尚過ぎて残念ながら、このお値段を出すなら、もっと単純に楽しく食べたいなぁと思ってしまいました。


お料理は、ある一定の値段を越えれば、器、店の設え、店主の人柄、店の雰囲気などエンターテインメントな部分が付加価値としてついてくると思うのです。他のお客さんと、自分が差別されている気持ちにさせるのはどうかと、、、

かなりの緊張感を持って挑まれたほうが良いかと。

リラックスして、美味しい食事と楽しい会話を至福に思う私には、私がお店に求めるものと、お店が目指すところが違ったのだ思います。お客さんが気を使わなくてはいけないお店は苦手な私には残念ながら向いてませんでした。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/COND-0/smp2/?PG=2&lc=0

なるほどこれが京都で一番の料理屋なのか('11/07 訪問)


円山公園の一等地にあり、素敵である。

お料理は一品一品が大盛りである。お造り好きの私にとってこの量は好ましい。

客は金持ちそうな人ばかりで、一般人は私だけだったから差別されたのか、鮪のお造りが私はすべて赤身で、隣りはすべて中トロ。精神世界や茶の精神を語るなら、同額を払っている客に対して、気を遣った方が良いと思った。

これって、けっこう悲しいですよ。
私は酒を飲まないので、シラフでそういうのを見ているのです(笑)

逆にこれであぁただのメシ屋じゃん、と緊張感も解けて気楽に食べられたのも事実でしたね。料理はなんだかわからない珍味ではなく、わかりやすい上等な素材でガツンと満腹になっていくタイプ。味もけっこうしっかり目についています。茶席ということでか、ごはんの煮え端が出てきたり、草喰なかひがしに似ている雰囲気もあるが、あそこよりもわかりやすい料理である。

予約をとれるのが半年先だそうで、二回転させないで10人しか相手にしないならそういうことにもなるのだろうと、思った。とにかく金持ちそうな装いと振る舞いでお出かけください(笑)
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002279/dtlrvwlst/


90 :食いだおれ:2009/02/13(金) 14:25:11

未在も以前と比べてだいぶ落ちた気がする。
店主が天狗になったのか、利益追求に走り始めたのか・・・?

開店当初からしばらく通ったが、最近は足が遠のいた。 残念
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/

3つ星和食の「未在」、料理長退任か? 2011年05月13日(金)


友里掲示板で興味ある情報が提供されました。 未在の石原料理長がオーナーと決裂して店を辞めるらしいとの仰天情報です。

同じく友里掲示板で話題のヨイショライター・関谷江里さんが宣伝するそこらの京料理屋ではなく天下の3つ星和食の内紛情報
でありますから衝撃的です。でも私は石原氏が雇われ料理長であったことにより驚いたのです。
http://blog.excite.co.jp/detiti/10108058/

未在のオーナー 高堂のりこ
http://blog.excite.co.jp/detiti/10108058/


タイミング良く、京都の花街に詳しい方からも同じような花街情報をいただきました。「未在」が閉店するかどうかはわかりませんが、石原氏が辞めてしまう可能性は高いようです。

性懲りもなくこの10月に発売予定のミシュラン京都・大阪・神戸・奈良版。「未在」の替わりにもう1店3つ星を造り出さないと体裁がとれないかもしれません。

京都吉兆筋の情報ですが、「未在」の使い勝手悪いブロイラー方式(一斉スタート)やここ数年のCP劣化はオーナーの意向
ではないかとの話も聞きました。無事退任されてまともなスポンサーの元で出直すならば、石原氏にはこのような点を改善したよりよい店にしていただきたいものです。

http://tomosato.net/weblog/%ef%bc%93%e3%81%a4%e6%98%9f%e5%92%8c%e9%a3%9f%e3%81%ae%e3%80%8c%e6%9c%aa%e5%9c%a8%e3%80%8d%e3%80%81%e6%96%99%e7%90%86%e9%95%b7%e9%80%80%e4%bb%bb%e3%81%8b%ef%bc%9f/

2011年05月14日(土)

京都の3つ星和食「未在」の内紛情報を色々な方からいただきました。1年前くらいから急に目立ちはじめたという自称オーナーの高堂のりこ氏。実態は雇われ料理長なのかどうかわかりませんが、石原氏と本格的に係争しているとも漏れ聞いております。

詳しくは別の機会に述べたいと思いますが、店、特にレストランはある意味シェフや料理長が客寄せパンダの役をかっているわけです。3つ星和食「未在」は石原さんがあってこそ存在できる店。グラナダ経営時の「カンテサンス」の岸田シェフや「分とく山」の野崎総料理長の例を出すまでもなく、オーナーは日夜 花形雇われシェフ(料理長)をいつまで引き留め続けられるかに頭を痛めているわけです。独立されたら集客が激減すると自覚しているからですが、この高堂女史は何を考えているのでしょうか。転貸借による地代のピンハネに執着するあまり、一番大事なコンテンツである花形料理長を失うということがわからないのでしょうか。

石原氏がいる「未在」の自称オーナーだからまわりからチヤホヤされるのです。決裂して石原氏が去ってしまうと、円山公園内の「元うどん屋」だったという建屋の単なる借り主という肩書きだけしか残りません。あまりに未在色が強すぎるため、あの建屋で新しく腕を振るおうと考える有能な料理人が出てくるとは考えられない。

石原氏が居る「未在」の自称オーナーがプロデュースしたからこそ、赤坂の「花楽(かぐら)」とかいう料理屋もネットでちょっと取り上げられるのです。
http://blog.excite.co.jp/detiti/10108058/


狡猾なやり手と言われているようですが、私には未在の成功で舞い上がってしまっただけの勘違いオバサンにしか思えません。
http://tomosato.net/weblog/%e5%ba%97%e8%a9%95%e4%be%a1%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%82%92%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99-6/

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  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
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  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、
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7. 石原仁司は純真過ぎて湯木貞一の事も、茶道の事も理解できなかった

まあ、島根県の山奥から15才で出て来て、ずっと料理しかやっていない人だから、人間の事がわかる筈も無いのだけど。

1) 湯木貞一の子供や孫は本当に湯木貞一の精神を踏みにじったのか?


23 :食いだおれさん:2008/06/02(月) 10:43:41

使いまわしは先代のころからやっていたという話しだが、
先代から 教えを受けた他の吉兆が使い回しをしていなかったなんて、 信じてる方います?
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/gurume/1212147317/


335 名無しさん@八周年 New! 2007/11/16(金) 12:19:42 ID:1L9eypvz0

俺は京都吉兆の調理場で働いていたけど、産地は偽装してたよ。
京都産の筍に九州産の筍混ぜてたよ。『味の素』は使っていないと言って『いの一番』使ってたし(笑)。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/peko/1195096569/


17 :食いだおれさん:2007/12/18(火) 03:16:32

頭が弱い若僧に金や地位を与えた必然的な結末

迷惑千万


5 :食いだおれさん:2007/11/25(日) 16:45:46

貞一のように図々しい説教をしないだけましじゃないか。


43 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 04:34:32 ID:ibxBPKdv0 [1/1回発言]

会見でババァが「死んだ父に申し訳ない」とひたすら言っていたのに引いた
まずは客に謝るべきじゃねぇのかと


96 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 06:18:41 ID:rRih4m55O [1/3回発言]

あの婆さんは誰に謝ってたんだ?
自分には、死んだ父親に謝っているようにしか聞こえなかったが。


517 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 11:31:26 ID:cPMMbD080 [6/9回発言]

ミートホープは、父親がごまかそうとしてたのを、息子が「正直に言え」といってたのが、まだ救われた。 吉兆は、そういう人物がいない。


51 : 名無しさん@八周年: 2007/12/11(火) 05:02:35 ID:ximNi8UqO [1/1回発言]

パートへの責任転嫁
善人そうな顔をして、泣く演技ができる気持ち悪さ
偽装指示・腹話術からも伺い知れる、上から下への絶対服従

極めつけは、「父に顔向けできない」という私物的な発想

428 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/10(月) 13:30:13

三代目 湯木尚治 吉兆、祖父への思い 
 「生まれた時から家は料理屋」−−

湯木尚治さんは、芸者が出入りするのが当たり前の環境で育った。
遠足の弁当は塗りの膳に入った松花堂弁当。誕生会はお友達を呼んで吉兆本店で流しソーメン。
「派手だからやめてくれ」とPTAで苦情がでて以後誕生会は中止になったこともあったとか。

 またある日、家政婦が子供の食事にインスタントの味噌汁を出そうとした。
すると祖父の貞一氏が「子供にインスタントの味付けを食べさせるのはやめてくれ」と怒ったこともあったという。

やっぱり、お坊ちゃんが甘やかされ放題で育って、あんな人物になってしまったんだろうな・・・。


429 :もぐもぐ名無しさん:2008/03/10(月) 23:24:36
>>428
エエこと書いてあったなー。 発言も立派や。

ただおじいちゃん
「嘘はあかん」
って教えてないのね。


14 :食いだおれさん:2007/12/15(土) 13:14:52

湯木尚治なんて吉兆グループの巨悪氷山の一角にすぎない かわいいもんだよ


79 :食いだおれさん:2008/05/28(水) 08:17:24

ばれたのが船場吉兆だっただけで
オール吉兆グループで使い回しや賞味期限・産地偽装etc.・・・


480 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/07(水) 10:45:48

高級料亭でも何でもない
権門にすり寄って金と名誉を手に入れた御用料亭が馬脚を顕しただけ


481 :もぐもぐ名無しさん:2008/05/07(水) 10:59:35
そもそも老舗ですらない

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/food/1195241291/


どうやら結論としては


@ 湯木貞一は天才的料理人だったが、それ以上に抜け目ない商売人であり、金と社会的成功にしか関心が無かった。

A 湯木貞一の子供や孫は料理の才能こそ受継げなかったが、湯木貞一の教えはすべて忠実に守り通そうとした。


という事になりそうですね:

「吉兆」創業者・湯木貞一

神戸の料亭の一人息子に生まれ、15歳から板前修業に入る。25歳の時、松江藩主・松平治郷(不昧/ふまい)著「茶会記」を読んで感激、昭和4年30歳で独立、翌5年「吉兆」を設立した。
14年に株式会社に改組、社長に就任。大阪の本店をはじめ東京、京都に支店を持つ。
“世界之名物 日本料理”をキャッチフレーズに、東京サミットなど国賓への日本料理を提供する料亭にまで育てあげ、茶人としても一家言を持っている。


「吉兆」と湯木貞一さん2007-11-19

「船場吉兆」の名前が連日マスメディアを賑わせている。「吉兆」の名前こそ高級料亭に縁のない私でも知っていたが、「船場吉兆」なんて初耳で「吉兆」とどのような関係にあるのだろうと思っていた。テレビに顔を出した支店長かの名前が湯木なにがしだったので、やはり湯木貞一さんにつながる店かな、と半信半疑ながら納得したのである。そうこうしているうちに日経夕刊(11月16日)に「吉兆グループ」の解説が出ていたのでその関係が分かった。湯木貞一さんにに始まり、のれん分けなどで増えた五社が吉兆グループを作っていたのであるが、お互いは経営方針も扱う商品も異なる別会社であるとのことだった。しかしお互いに「吉兆」の名を背負っていることでは共通してから、他の四社への影響は避けられないだろう。

私はいまだかって「吉兆」と名の付く店で食事をしたこともなければ、贈答品のやり取りをしたこともないので、「吉兆」は私にとって無縁の存在である。世間のほとんどの人もそうではなかろうか。となるとわれわれは別に騒ぐことでもなんでもない。「ああ、そう」で済む話である。生もの、調理ものの食品を閉店間際まで豊富に陳列している店がいかに多いことか、なにか裏がありそう、とは多くの人が思っていることであろう。その「裏」をわれわれが次第に知ることになったのである。今や『食品偽装』は日本社会での常識であると思っておればいいではないか。だからここでは湯木貞一さんとのある接点の思い出話を述べるに止める。

「暮らしの手帖 第2世紀」に湯木貞一さんが「吉兆つれづればなし」を毎号掲載しており、食いしん坊の私はよく目を通したものである。古い雑誌を探してみると、その第39号(昭和50年 november-december)には季節に合わせた「かきのたべ方いろいろ」が取り上げられている。「かきはなまが一番」から始まるが、そこでは産地の広島からカンに詰めて送られてきた、剥き身のかきの取り扱い述べられている。

《 かきをきれいな水で洗ってから、もういっぺん甘酢で洗います。この甘酢は生酢に砂糖を入れ、少し甘味をきかせてください。 かきの新鮮なものは、白いところと、ふちの黒いところがハッキリしています。ちょっと黄色くなったり、白と黒とが、際立たなくて、どことなくネズミ色をしていたり、余分に日がたったものになると、なんだかベトッとして弾力性がなく、色あいがシャッキリと冴えていない、そこまでになったものは、生では使うことは出来ません。》

昭和50年といえば32年前のこと、このように自分の目でかきの鮮度を確かめて家庭で料理するのがごく当たり前だったのあろうか。上の記事には「酢の量できまるうまさ」、「土手焼の家庭ふう」、「かいご飯には汁をかけて」、「汁かけ飯と栗のこと」、「おじやとかき雑炊」とつづき、「最後にかきののり巻き」で締めくくられている。おじやは私の大好物で、一人暮らしの頃にはよく作った。ところが湯木さんによると、ダシは手間をかけてとるものなので、だから時間がかかってしまう。

《 いりじゃこも、昔の人はちゃんと段どりをつけたものです。いりじゃこは、お湯がわいたからそこへほりこんで煮たてたといって、ダシのでるものではありません。これは少し長く水につけておいてもらわなければならいので、朝、おじやを煮くという場合など、前の晩に、必要なだけの水にいりじゃこ昆布を入れて、ひと晩つけておいたものです。 そして、ひと晩水につけたいりじゃこと昆布をさっと煮立てます。にたってきたら、こして、しょう油で味をつけます。》

とうるさい。たしかに手間をかけると本当に美味しいおじやが出来上がる。しかし私がそこまでの段どりをするのは現実にはむつかしく、インスタントダシのお世話になっていた。

湯木さんの記事はあくまでも家庭料理法であったが、最後に(筆者は大阪高麗橋吉兆主人)と紹介されていたので、一度は本場の味を味わって、とも思ったものである。しかしそのうちに「吉兆」と云えば大層な料亭で、庶民が気楽に行けるところではないことが分かってきた。私が京都に単身赴任してからのことであるが、たまたま嵐山にある「吉兆」の前を通りかかったときに、大きな門構えといかにも奥行きがありそうな荘重な佇まいに圧倒された。何かの折りに同僚の間でこの店が話題になり、

「いや、一人十万円もみておけば舟で川遊びまで出来ますよ。一度行きますか」

なんていいあったものの、話だけで終わってしまった。十万円といえば当時私の借りていたワンルームマンション1ヶ月分の家賃だったのである。

その湯木貞一さんとは思いがけないところでまた出会った。といってもこれも本の中で、である。辻静雄という方がいた。新聞記者から調理師学校の校長に転身した料理人であり料理研究家で、この方の華麗な料理生活が世に知られていた。気のあった友人たちを自宅に招いて催す夕食会では、腕利きの調理師学校の教授たちが腕を振るった料理でもてなすもので、その模様が招待客から折に触れて紹介されたものである。辻さんは私とほぼ同年代であるが、身を以て料理を探求されたあまりにご自身の肝臓がフォアグラ化して、それが原因で還暦を待たずに亡くなられたとの伝説があるくらいである。私がヨーロッパに出向く前にこの方の「ヨーロッパ一等旅行」(鎌倉書房、昭和52年刊)を手に入れて、あわよくばご推奨のレストランにと思ったことがあったが、一読してそれは叶わぬ夢と覚らされた。

《旅はどうしても飛行機の一等席にすわることから始まることになる。座席はゆったりしているし、サーヴィスもまあまあ行き届いている。》

《旅の道連れは、多くて、四人から六人くらいまで、これ以上になるとホテルのスゥイート・ルームの予約を取るのが困難な上、料亭でもよい席をしつらえるのに無理が出て来る。》

《独り旅は特にいけない。ロンドンのホテル・リッツのような相当格式の高いホテルでもシングルというのは、だいたいがご主人のお付きの人の部屋用ということになっていて、とんでもないところへ入れられたりする。》

こういう注意書きが延々と連なってくるとわれわれ庶民はかりそめにも「一等旅行」なんて不遜に考えるべきものではない、と思い知らされるのである。これは辻氏の料理哲学から素直に出て来る戒めで、その根底に次のような思想がある。

《 大衆的な赤提灯、縄暖簾をくぐるのには、さして気をつかうこともないのは当然だが、ひとたび、上等な方の料理屋さんに足をふみ入れるとなると、これを味わうにはなりふりかまわずというわけにはいかないのだ。衣食住とも、三拍子揃った水準のところでの勝負になる。》

《 日本の料亭では床の間に光琳の掛軸や不昧公の書がかけられているところへ、織部の器や乾山に料理が盛られて出されたりする。こんなとき料亭の客人となるためには、これらの日本の文化を賞味するにたるだけの生活の背景がなければ、心許ないことにもなる。西洋でも同じことで料理や食器の勉強はもとより、泊まるホテル、旅籠屋の類にいたるまで、バランスのとれた生活体験なるものがなくては、位負けしてしまうのである。》

いや、仰ることはすべてごもっとも、その通りである。毎月少しずつ積み立てて10万円になったら「嵐山吉兆」へ、なんて想像すること自体場違いというものなのであった。

この「ヨーロッパ一等旅行」は辻静雄氏の正味十一日間の体験を元にした旅行記で、同行者がいた。

《 ご一緒した料亭"吉兆"のご主人の名前は湯木貞一さん。私の最も敬愛する端正な白髪のご老人である。神戸生まれだということで、今年七十七歳というお年にもかかわらず、舶来文化にはお小さい頃からことのほか馴染んでおられた方らしく、ハイカラなご趣味の方である。》

《 私のいささか強引な誘いに根負けされたものか、一九七六年の秋にそれではということになって、大阪の本店のご長男をはじめ、ビル吉兆、そして東京の吉兆を取り仕切っておられるお兄さんたちとヨーロッパ旅行をしてみようという決心をなさった。》

辻さんが湯木貞一さんを強引に誘ったのには次のような背景がある。

《 いつの頃からか私は日本の料理に興味をもち、大阪に住んでいることから、高麗橋の料亭・吉兆に足繁くかよっていたが、これだけの料理をつくる方に、もし西洋の料理をお見せしたら、日本料理の将来に何かを加えることができるのではないかと思うようになった。》

「吉兆」とはこういう世界の店なのである。それなりの資格のある人がお馴染みさんになればいいのであって、庶民が足を踏み入れるところではないのである。分を弁えることを早々と学んだ私にはまったく無縁の存在であり、それが正解であった。

上に引用した吉兆グループの目につくところは、「本吉兆」を除いてあとは(湯木貞一氏の)長女、次女、三女、四女の婿が社長になっていることである。「本吉兆」の前の主人は辻さんの本に出て来る「大阪の本店のご長男」であったのだろうか。昔の大阪商人はひょっとして出来の悪い息子に家を継がせるよりは、出来のよい子飼いの使用人を婿養子に迎えるほうが家が繁昌するというので、娘の生まれることを歓迎したそうである。その意味では湯木さんも大勢の後継者に恵まれて安堵されたことであろうが、今回の出来事が「売り家と唐様で書く三代目」の兆しになるのでは、と泉下で固唾を飲んでおられるような気がする。
http://blog.goo.ne.jp/lazybones9/e/3cb823e7374aad466c6301fa844bf5cb

吉兆の仲居さんといえば、大卒のインテリで、しかも数カ国語がしゃべれないと採用されない、と聞いたことがあります。

担当して下さった方は、こちらの質問に料理、食材についてはもちろんのこと、室礼のことや器のこと、どれもこれもよどみなく、的確に答えてくれました。しかもユーモアをまじえて、こちらをたててくれるような答え方です。

さすが〜、、と思いましたね。料理もさることながら、この接客が一流の所以なんだ、と思いました。
もうずいぶん前、20代の頃、接待の末席に高麗橋吉兆に連れて行ってもらったことがありました。(あそこは今でも一見さんお断りかも、、)
当時はもう恐れ入って小さくなっていて、料理も雰囲気も味わうどころではなかったのですが、唯一印象に残っているのが、当時の吉兆の仲居頭の方の当意即妙の会話だったのです。もっとお安くて、お料理のおいしいところは他にもたくさんありますが、こういうもてなしに払うお金なら納得できます。
http://cheruprifre.blog.eonet.jp/default/2011/03/post-e2c3.html


まだまだ、私が来るには早過ぎた・・・。('10/10 訪問)

紅葉シーズンに友人が京都に遊びに来ると言うので、半年前に予約を入れた。
それなりの価格帯の店であるが故、容易に部屋が確保出来ると思っていたのだが、見通しは甘く、私の切望していた部屋の大半は、ほぼ全て埋まっていた。

流石に天下の「嵐山」というべきか、部屋のしつらえ、料理の魅せ方、仲居の対応、全てにおいて、申し分がない。料理の説明はこちらが催促しない限りしなかったが、説明を求めると、食材の旬や味の特徴、調理法に至るまで全て完璧に答えて来る。

また、聞けば、嵐山は世界各国の要人が集まるので、英語や中国語は勿論、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語・・・と、語学堪能な仲居が多いとのことだった。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/

★嵐山吉兆 まだまだ行くのには早すぎたお店★('12/03 訪問)

接客が上から見られてるようで、正直気持ちの良いものではありませんでした><

「あなたたちが来るようなところではない」

といわれてる感じがしました;

やはりまだまだひよっこが来るようなところではなかったですね。憧れていたお店でしたがなんだか残念でした。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2604/A260403/26001312/dtlrvwlst/COND-0/smp2/?PG=2&lc=0


要するに、吉兆というのは純粋に料理を愉しむ場では無いという事ですね。 何も知らない少年が大演奏家のコンサートや名優の舞台を見に行っても、『私が来るには早過ぎた・・・』と感じさせられる事は絶対に無いのですが、それは芸術や文学を純粋に愛する人と吉兆に食事に行く人とは質的に違うという事でしょう。

そもそも、芸術や文学を純粋に愛する人は世間的には負け組の側に入ってしまいますから、吉兆に10万円の懐石料理を食べに行く事は有り得ないのですね。

要するに、湯木貞一が対象としていたのは芸術や文学が全くわからない、知性も教養もゼロの政治家や実業家や資産家だけなのです。湯木貞一の精神とか茶懐石というのは所詮その程度のものなのです。湯木貞一が愛した茶道についても全く同じ事が言えます:

___________


2) 茶道の本当の目的


柔道、剣道、弓道、華道、茶道 何でも同じですが、日本人は仏教の悟りの過程を真似して中身の無い物を如何にも奥深い深遠な物に見せかけるのが得意なのですね。

本来、剣道、弓道は殺しのノウハウ、柔道は喧嘩のノウハウ、華道、茶道はもてなしのノウハウであって、それ以上の物ではないのです。道と付くものをやる人間はみんな知性も教養もゼロのアホばかりでしょう。アホだからこそ道だとか精神だとか言ってカッコ付けるしかないのですね。

それに悟りと言っても、大乗仏教や禅宗や密教では釈迦の悟りの意味を完全に誤解していたのですが:


禅宗は知識ではなく、悟りを重んじる。禅宗における悟りとは、生きるもの全てが本来持っている本性である仏性に気付くことを言う。このため、唐代の祖師たちは苦闘を重ねながら悟ってきたのである。

しかし宋代以降、悟りを得るための多くの技法が考案されてきた。坐禅(瞑想とは異なる)、公案(知的な理解を超えた話を理解すること)、読経(お教を読むこと)、作務(普段の作業)などの修行を既に悟りを得た禅師の元ですることで、悟りが得られるようにメソッド化されてきた。

悟りは、ロウソクの火が、消えているロウソクに伝わるように(伝灯)、師から弟子へと伝わるとされる。それは言葉(ロゴス)による伝達ではない。それゆえに正しい禅師を選ぶことが肝心とされる。それは悟りを得ている事だけではなく、自分の個性に適合している禅師を選ぶという意味もある。しかしながら、悟りを得た禅師が指導して悟らせるのではない。師を持たずに悟りを得たゴータマ・シッダッタ(仏陀、釈尊)を持ち出すまでもなく、唐代の祖師たちは、師匠から教わって悟ったのではないのである。

悟りを言葉により定義することは出来ないが、言葉を始めとしていろいろな方法で悟りの境地を表現することはできる。そのため特に日本に伝わった後、詩や絵画を始めとした芸術的な表現の上に悟りが表現されており、その香りを味わうことができる。芸術以外にも、茶の湯や生け花を始めとした振舞いなどにも表現されており、振舞いをたどることによって、悟りの世界を味わうという手段も生まれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%B8%88%E5%AE%97

悟りへの道ー夢窓疎石の教えー

峯尾: 夢窓国師と言いますと、非常に優れた造園家で、沢山の庭園を造っており、目の前のこの天龍寺の庭もそうなんですが、禅宗にとって庭の意味するところというのは、どういうものなんでしょうか。

 
平田:  禅宗に必ず庭がなくてはいけないということはないのですが、一つの禅の芸術表現として庭があるということです。だから、禅の表現は庭園芸術だけではなく、能もそうであるし、茶道も明らかに禅から出ているわけです。そういう芸能の一つに庭園芸術はあると思います。ことに夢窓國師はそのような山水を愛し、愛でるということが好きだったようですね。


峯尾:  天龍寺以外で夢窓国師が造った庭ですが、まず、岐阜県多治見市の永保寺(えいほじ)。これは比較的若い時に造られたものですね。
 
平田:  虚渓山に入ったのは・・・
 
峯尾:  三十八歳ですね。
 
平田:  まだ若い。聖胎長養の真っ最中ですね。山中にあって池を造り、観音信仰をもっていたのでしょうか、観音閣というようなものを造るわけです。ずいぶん高いところにあるおぜん型の坐禅石もあります。その上で坐禅をしたのでしょう。
 
峯尾:  そして、天龍寺の比較的近くにある西芳寺(さいほうじ)、私どもは、「苔寺(こけでら)」と言っていますが。
 
平田:  夢窓國師は南陽慧忠(なんようえちゅう)(中国・唐の禅僧)という中国の國師に憧れ、彼をモデルにしているようなとこがあります。その南陽慧忠の有名な詩をとって、一つ一つ庭園に名をつけたわけです。「湘(しょう)の南(みんなみ)、潭(たん)の北(きた)」という詩句があって、「湘南亭」「潭北亭」という茶室がある。「中に黄金あって一国に充つ」というので、「黄金池」と言っているわけですね。
 
峯尾:  そして枯山水ですね。
 
平田:  向上関(こうじょうかん)。
 
峯尾:  滝を表している。

平田:  ええ。得ては捨て、悟っては捨て、ますます向上していくという意味で向上関というところがある。もともと西芳寺は浄土宗の寺で、改宗して禅の寺にしたのです。ここは先ほど言った聖胎長養の人だけを入れる場で『西芳遺訓』と称して、厳しい規則を作って、ここへ住んでいる人はその規則に従う、いわば厳しい悟後の修行の道場であったわけです。苔寺を造る時に、このような句を作っています。
 
     仁人自是愛山静   仁人(じんじん)は自(みず)から是(これ)山の静なるを愛す
     智者天然楽水清   智者は天然に水の清きを楽しむ
     莫怪愚惷翫山水   怪(あやし)むこと莫(な)れ愚惷(ぐとう)の山水を翫(もてあそ)ぶを
     只図藉此砺精明   只だ此(こ)れを藉(かり)て精明(せいめい)を砺(と)がんことを図(はか)るのみ
 
「砺(れい)」、これは研ぎ澄ますという意味なんですね。そこから「励精閣(れいせいかく)」というのを造っている。この偈頌がいわんとしていることは、「私が山や川のような山水を愛して庭を造るというようなことを、なぜそんなことをするのだという人がいるかもわからないが、それは言うことなかれ、怪しむことなかれ、そういうものを通して我が心を研ぎ澄ますためなのだ」ということです。怨憎(おんぞう)、愛欲、見たり、聞いたり、欲しがったり、貪ったりという心はどこから出てくるのか、そういう心の根源へと目覚めるためにやっているんだと。それが庭を造るひとつの方針になっているわけです。

 
上田:  心を磨く場として、夢窓国師は庭造りにいそしまれたと思うのですが、私が好きな言葉に、
 
     山水に得失なし
     得失は人の心にあり
       (『夢中問答』)
 
というのがあります。自然そのものの中に人間のありようを見出すということでしょう。

人間は常に損得を考えて行動する。自然と人間が一体化する、今の言葉で言えば共生ですね。ともに生きる。そういう思想が禅宗の庭園にあるのではないかと私は思います。禅宗の庭というのは観賞の庭より、まさに心を磨く庭だと思いますね。枯山水などもそうですし、曹源池(そうげんち)のように見事な池を廻遊する。廻遊式庭園というのですが、このような庭を造られる心ですね。

日本の文化というものは、室町時代の庭園に集約されているような気がします。庭園の文化は、勿論、中国、朝鮮の方から入ってきたものですが、最近飛鳥寺の南で飛鳥時代の大きな庭園の遺構が見つかり、もう飛鳥時代には日本独自の庭園の文化になっているんですね。京都には名園が多いですが、大体が室町時代のものです。いわゆる苔寺、すなわち西芳寺にしても、鹿苑寺金閣にしても室町時代でしょう。大徳寺の大仙院の庭もですね。これはまさに日本の文化を集約している。そういう日本の庭園文化の基礎を夢窓国師が作られたと言えると思います。

 
峯尾:  上田さんは庭を造らせた夢窓国師だけでなく、実際の庭師の方たちのこともおっしゃっていますね。
 
上田:  ええ。夢窓国師は勿論設計されたでしょうが、忘れ易いのは、「山水(さんずい)の河原者(かわらもの)」と呼ばれた人びとのことです。彼らは身分も低くて、差別された人びとですが、そういう人たちが庭造りに加わっているんですね。時代は下りますが、銀閣寺のあの名園も、そのオーナーには足利義政がいるのですが、実際には善阿弥(ぜんあみ)という庭師が造るわけです。ですから、夢窓国師の庭の背後に、そういう「山水河原者(さんずいかわらもの)」と呼ばれた人びとが加わっているということも忘れてはならないと思います。
 
 
上田:  高僧なりのあり方についてですね。深山幽谷にこもって悟る、もちろんそれは大事なことですが、その教えを世俗に広める、民衆を救わずして何の宗教だという考えが私にはあります。そういう意味では夢窓国師の行われたことは、今の世にも学ぶべきものが多いと思います。特に、乱世でしょう。乱世の中で、敵味方を乗り越えて、教えののあるべき姿を説かれたというところに魅力を感じますね。
 

 
平田: 最近の宗教学者は、「純粋禅」なんていう言葉を使うが、そんな言葉を誰が作ったのかは知らないが、純粋に拘ったら、そんなものは禅じゃない。やはりいろいろなものを包み込んで、それを自家薬籠中のものにしながら、禅をあたためていくところが本当の一流の禅。

人を見たら一喝をはいたり、一棒を叩いたりして、禅ぶるというのは本当ではないんです。この点は頂相(ちんそう)をご覧になっても、夢窓国師は私なんかと違って、痩せ型で、口元を見ても慈悲に満ちた口元をしておられる。あの人こそ純粋な日本人で、純粋に一流人であると私は思う。和歌も巧みでしたしね。だから、「宋直入の禅ではない」とも批判される。非常に日本化した禅というものを広めた方だと思っております。
http://www1.kcn.ne.jp/~hk2565/kokoro-262.htm

茶道は修行であり、稽古にひたすら励むことで悟りを得ることが出来ると師匠からも教えてもらって、確かに色んなことが分かるようになってきた。点前の所作を通して生まれる『何故?』を考えたり、師匠に言われたことを咀嚼しきれずに抱えたままの状態で月日を重ね、ある時急にその言葉の意味が分かるようになったり。

けど、悟ったり、理解が深まったりというのは、あくまで自分目線で世の中の仕組みを『世の中こうなってるんだよ』と思慮深い顔で語っても だから、この世界の真ん中でどうやって生きていけば良いのかという答えは導き出せない。
それを茶道を通して人に伝えて行こうというのだから尚更難しい。
http://torianchado.sblo.jp/article/53284658.html

茶道・禅・スノビズム

 茶の湯は禅宗より出たるに依りて・僧の行を專にする也。珠光・紹鴎、皆禅宗也。(『山上宗二記』)

 茶の湯と禅の結び付きは、利休の高弟、山上宗二の言葉を引用するまでもなく、よく知られていることである。抹茶の風味・茶人の立ち振る舞い、侘びた茶室の佇まい等々、禅宗のストイックな雰囲気は茶の道のいたる所に看取できる。禅的であると同時にそれは、日本的という言葉もふさわしいと言えるだろう。

 しかし、現象的な面だけではなく、思想的な面でも茶と禅を強く結び付けることは可能だろうか? 茶を一杯飲むだけのために必要とされる、覚え切れぬほどの煩項な点前。「数寄」の名のもとにくり広げられる、かくあるべき価値体系。これらは茶道を特徴づけるものではあるものの、果たして、禅の精神に沿うものなのだろうか? 

たしかに、禅宗の寺には「規矩」と呼ばれる細かい規則があり、食事の仕方から草履の上げ下ろしに至るまで正しい作法が決められている。その意味では、「点前」と「規矩」の類似性から茶道の細かい決まり事も、禅と無関係ではないと言うことはできるだろう。だが、それにしても、現象的な共通点以上のものではなく、思想的な裏付けがあるわけではない。

 逆に、禅宗を含めた仏教が目指すのは、いっさいのとらわれやこだわりをなくすことではなかっただろうか? 

法外な値段で売買されてきた茶器はまさに欲望(煩悩?)の対象であるといえるだろう。そして、茶道の美意識とこだわりの体系は、すべてを超越した悟りの意識の前ではどれほどの価値をもつのか? こうしてみると、茶道と禅の関係は極めてあやういものに思えてくる。


 ロラン・バルトは禅と言語についてこう語っている。

 禅において《悟り》と名付けられているもの、これはおそらく、言語の空おそろしい宙吊り、わたしたちの内なる「記号列」の支配を追い払う空白、わたしたちの人となりを構成する内的詠誦の割れ目にほかならないのではなかろうか。この無言語の状態が一種の解放であるのは、二次的思考(思考についての思考)の増殖・あるいは余分な表徴化作用の行う終わりのない補足−−つまり言語そのものがその行い手であるとともに規範である悪循環−−これが仏教的体験を閉塞するものだからである。逆に、二次的思考の廃絶こそが、言語の悪しき無限をうちくだく。これらの仏教体験の一切において、たいせつなのは、言語をいわく言いがたいものの神秘的な沈黙のもとに押しつぶすことではなくて、言語に「見切りをつける」ことなのであり、たえず象徴が執念ぶかく事物にとってかわろうとする働きを独特の旋回運動のなかにまきこんで、表現へと導いてしまう言葉の独楽を停止させることなのである。要するに、そこにおいて攻撃の目標となるのは、意味論的作業としての象徴なのである。
(ロラン・バルト『表徴の帝国』)

 フランスの記号学者バルトが言っているように、禅の目標とすべき地点は「言葉を停止させる」ことであるといえるだろう。この場合の「言葉」とは我々が口に出し・読み・書く記号だけを表しているのではあるまい。ソシュールが提唱した記号学が音声記号だけでなく・広く文化一般を対象としたように、禅が停止させるべき意味はすべての価値体系、すべての文化体系に広がるはずである。

 そのことは、禅の「以心伝心、不立文字」という教えの中にも見ることができる。《悟り》の経験というものは経典などの言葉で伝えることはできない。逆に悟りを言葉でとらえようとすればするほど、いわゆる「悪循環」に陥ってしまう。それを手に入れるには(それはもちろん、容易なことではないのだが)、記号の持つ意味作用を宙吊りにすることが不可欠だということである。

 一方、茶道を記号論的な観点から解釈するとどうなるだろうか。いくつかの茶書から、茶書の特徴と言える部分を引用してみる。


名物の釜

一 平蜘蛛  松永の代に失す。宗達平釜、藤波平釜、弐つ。但し此の三つ釜は、当世在りても用いず。
一 紹鴎小霰釜 水弐升の上入る。信長公より宗二拝領して、後に関白様へ進上す。
一 乙ごぜの釜、関白様に在り。
  此の釜、信長公より山上宗二拝領し、関白様へ進上す。
(以下、項目続く)(山上宗二 『山上宗二記』)


客人類

一 客になりて座敷へ入る事、上座入は、上座の分の障子をあけ、次に下座のほうをあけ、下座入は、先ず下座の方をあけ、後に上座の方をあくべし。さて、縁より床ならびに勝手へ目をくばり、気を閑めて座中へ入るべし(以下項目続く)   (真松斎春渓『分類草八木』)


一 数寄と云う事、何れの道にも好み嗜みを云うべし。近代、茶の湯の道を数寄と云うは、数を寄するなれば、茶の湯には物数を集むる也。侘びたる人も風炉釜・小板・水指・水翻・蓋置・茶入・茶碗・茶筅・茶杓・茶巾・囲炉・自在・炭斗・火箸・花入・画・墨跡・葉茶壺・茶臼等を集むる也。諸芸の中に、茶の湯ほど道具を多く集むる者これ無し。(同上)


 これら茶書のありかたは、現代のカタログやマニュアルとほとんど同じものと考えてさしつかえあるまい。南坊宗啓が書き残したといわれている『南方録』にも曲尺割(かねわり)と呼ばれる、道具の置き方の非常に細かい法則がイラスト入りで描かれている。これらのありさまは、あたかも昆虫の図鑑か、語学の文法書にも似て、茶の道の文化体系の網の目の様子を示している。

 徹底した様式化とその反復、そして、反復による様式のさらなる洗練。茶の湯の文化は、武道や芸能と同じように、コジェーヴの言う日本的スノビズムの様相を呈している。この饒舌な姿はそのままでは《悟り=言葉の停止》と縁があるとは言えないだろう。

これらのスノビズムと禅の間に関連があるとすれば《悟り》そのものにおいてではなく、そこに至るまでの過程においてではないだろうか。先にも述べたとおり、禅寺での修行僧の生活が事細かに規則によって規定されていること。そして、日本曹洞宗の開祖、道元が「只管打坐」と伝えるように、ただひたすら座禅を反復し、打ち込むこと。これらはいずれもそれ自体は《悟り》そのものではなく、あくまでも《悟り》に至るための過程である。

このように、茶道をはじめとする日本のスノビズムの文化は禅の精神そのものというよりも、禅の形式の引用といったほうがよいのではないだろうか。

 茶道をはじめとする日本のスノッブな文化は、禅の《悟り》そのものではない。だがそれは、茶道では禅の修行にはならない、ということではない。「仏法を以て修行得道する事也」(『南方録』覚書)といわれるように、茶道が《悟り》に至る過程を引用しているものならば、それをたどって大悟する可能性もある。また、それは茶道に限ったことではなく、唐の普化禅師を開祖とする普化宗では、吹禅と称して尺八を吹くことを修行とした。さらに、道元が宋に渡った時に年老いた典座(食事係)との問答で理解したことは、禅者にとって本来雑用はひとつもなく、すべてが仏道の実践であるということであった。

つまり、食事を作ることでも、掃除をすることでも、それが何であろうと《悟り》に至る可能性はあるということだ。
http://homepage2.nifty.com/k-katsunori/sadou.htm

まあ、禅で悟りを得た名僧は一人も居ないですし、まして茶道で悟りを得られる筈も無いのですが、元々、千利休は茶道の精神はどろどろとして浅ましい世俗的欲望を隠す為の建前だというのを前提にして、形式だけを整えて茶の湯の儀式体系を完成させたのです:


『千利休』

一般に彼の名は茶道の大成者として世に知られている。別にその事自体が間違いではないが、同時に『当代随一の茶人』の称号が皮肉な事に彼の本質を消し去ってしまっている気がする。

彼は江時代の文化人の様に芸の道一筋に打ち込んでいた訳ではなく、むしろどろどろとした政治や商売の世界に棲息していた『政商』とも言うべき立場の人間である。

彼が堺の豪商の息子としてこの世に生を享け、物心ついた西暦1530〜1540年頃は古い価値観が地響きを立てて崩れ落ちつつも未だに一定の権威を所有していた『不確実の時代』であり、そんな時代にあって上流階級の人々が嗜んだのが茶道であった。茶の湯を楽しむ趣味自体は奈良・平安時代から存在していたが、それは静寂な茶道のイメージとは異なる多分に猥雑なものだった。そんな流儀は人間の浅ましい欲と付き合う連中の支持は得られず、彼等が志向したのは閑静な環境で定刻に遅れた者は追い返す厳しい礼儀の下で行われる『茶数寄』であった。


この様に現世からの煩わしさから逃れる趣のあった茶数寄だが、嗜む連中自身が金と暇と権力を持て余していた為(全てを所有している人物はごく限られていたが)権力者との接触は避け難く、次第と本来の目的から逸脱していく。

例えば徹底した唯物論者であった織田信長は茶の湯本来の『わび』『さび』への価値は認めなかったが、付帯価値とも言える『社交場兼密談』としての茶道を認めていた。

その様な状況の中で幾何・音楽等の南蛮文化に詳しく刀・書画の鑑定眼をも併せ持つ持つ田中与四郎は『千宗易』として信長に接近、彼の要望に合わせて伝統的な概念と斬新な新発想を巧みに纏め上げる事で信長の周囲にいる胡散臭い連中に一堂に会せるだけの共通の価値観を与える事に成功、この功績をきっかけに『利休』の称号へと近付いていく。

一般に我々が『利休』と呼んでいるのは単なる号ではなく1586年に朝廷から下賜された居士(こじ)号である。
理由は『禁中茶会』を開く為とされたが無論それだけではない。
これは秀吉から宗易への目に見えぬ彼の功績への褒美であった。

周知の通り本能寺の変を契機とした政治的混乱を巧みな手腕で鎮圧した羽柴秀吉は『偉大な主君』織田信長の遺産を殆ど全て相続したのだが、その統治体制には大きな問題点があった。元々農民からの成り上がりである秀吉には譜代の家臣など存在する訳も無く、戦にせよ(人たらしの彼は調略の方を好んだ様だが)領地の統治にせよ、実弟の秀長が補佐役としてかなりの部分をフォローしていた。

数カ国を預かるサラリーマン大名としてならそれでも問題ないが天下を預かる中央政権としてはきちんとした政権機構は必要であった。言葉を変えれば単なる行政手腕だけではなく、万人を納得させるだけの政治理念を持つ人材が秀吉自身も含めて羽柴家には存在しなかった。

単に力があるからとか勢力があるから天下が治まる程世の中は甘くはなく、秀吉は強大な外敵と戦う間にも内部の難題にも取り組まねばならなかった。石田三成に代表される子飼いの官僚達にその様な器量はない。

彼が急激過ぎる程の膨張への対応策として選択したのは堺の大商人を『社外重役兼相談役』として招聘する手段だった。こうして信長政権下では『有力茶頭』の一人に過ぎなかった千宗易は天下第一の実力を持つ『千利休』としてその名を天下に轟かせる。

だが秀吉と利休の蜜月は決して長い年月ではなかった。大阪城築城とそれに伴う城下町の発展は堺の衰退を招来し、指折りの大商人であった利休も派手な外聞とは異なり内実は必死で金銭の工面を執り行う。そして彼の力を借りて天下を統一した豊臣政権は有り余る武力と経済力を吐き出す為に国内志向の強い堺よりも海外志向の強い博多への結び付きを強めていく。

表向きは『不敬の振る舞いが多かった』だの『関白との芸術観の違い』故とされる利休の末路はどろどろとした豊臣政権内部の
抗争の一端に過ぎなかったのである。
http://www6.tok2.com/home/temjin/rikyuu.html

千利休は武器商人   JUST-IDEA 12/03/03

日本における武器商人の起源について学んでいます。茶人千利休は、堺銃、及び火薬の営業マンだったようです。戦国の世において、茶室は、商取引の場、或いは、接待の場として利用されていた可能性もあります。そう捉えると3人の天下人に仕え、非業の死を遂げた利休の生涯にも裏の史実がありそうです。


■歴史を変えた堺銃
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_kokusai/asia_sea13.html

堺商人は、薩摩から種子島などを経由して琉球へと往復していたので、鉄砲の伝来をすぐに知ることができ、その製造技術を堺に持ち帰りました。それを見てすぐに模造品をつくる高い技術を、堺の職人たちは持っていました。

戦国大名の多くは、この新兵器に注目し、堺へ続々と注文を出しました。これらを引き受けることができたのは、現代の総合商社のような役割を果たしていた堺商人が、職人たちを組織し、「部品互換方式」(部品の大きさをあらかじめ決めておいて、別々に作っても製品として組み立てることができるため大量生産が可能になるものづくりの手法)を開発するなどして、鉄砲の大量生産に成功したためです。

有名な茶人である今井宗久や千利休らも、鉄砲の製造取引や硝石の貿易で活躍した商人でした。


■千利休
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic21.html

活力に湧く自由都市・堺に信長が目をつける。信長は圧倒的な武力を背景に堺を直轄地にし、軍資金を差し出させ鉄砲の供給地とした。

信長は堺とのパイプをより堅固にするべく、政財界の中心にいて茶人でもあった3人、今井宗久(そうきゅう)、津田宗及(そうぎゅう)、利休を茶頭(さどう、茶の湯の師匠)として重用した。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=261886

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茶の湯と倒錯文化(1)


侘び茶とは、中世の堺で武野紹鴎や千利休によってはじめられた茶の湯文化です。

形成された初期の頃には、いまだ「侘び数寄」などと呼ばれていたらしく、侘び茶と呼ばれるようになるのは江戸時代になってからです。つまり、後の世に武野紹鴎や千利休が実践していた茶の湯の様式のことを、侘び茶と呼ぶようになったというように順序に逆転がみられます。以下では、武野紹鴎や千利休の実践した茶の湯のことを、便宜的ですが通俗的な呼び名として「侘び茶」に統一することにします。

侘び茶は、数寄物といわれた堺衆の武野紹鴎や千利休によってはじめられたとされています。

武野紹鴎や千利休は、唐物の天目茶碗にみられるような品質の高い工芸品などよりも、むしろ実用品とされた高麗茶碗や呂宋壺を重用することになります。また、公家文化の茶の湯では使用されることがなかった竹細工を茶席の中に用いるなど、茶の湯そのものを革新的な試みによって実践していくということになります。

このような、茶の湯は、おそらくは当時においては風変わりな(数寄物)ものとして写ったのではないでしょうか。このように風変わりな(数寄物)茶の湯が、時の堺の権力者である三好長慶や松永久秀、織田信長の目にとまることになり、庇護をされることになります。

風変わりな茶の湯である侘び茶は、やがて権力者の周辺で権威ある社交手段として認識されるようになります。このことで、侘び茶の持つ社会的価値は増していくことになるのですが、それとともにその指南役であった武野紹鴎や千利休ら堺衆の権威も増していくということになります。

では、なぜ時の堺の権力者が、このような倒錯した文化ともいえる侘び茶に対して高い評価をすることとなり、指南まで受けるということになったのでしょうか。

そもそも茶の湯は、貴族や大名の間だけで行われていた、公家社会の社交文化のひとつであったとされています。茶の湯が一般大衆にまで広まることになるのは、江戸時代も中期以降のこととされています。従って、千利休らの堺衆が風変わりな茶の湯である侘び茶を広めることになる対象とは、一般大衆ではなく、戦国大名などの時の権力者たちであったということになります。


茶の湯と倒錯文化(2)


戦国時代は、律令制の持つ秩序や旧来からの価値が崩壊してしまった時代であり、秩序と価値の大転換期にあたるといえます。朝廷や幕府の権威も地に落ちてしまい、諸国の兵(つわもの)がのし上がっては、つぶされていく弱肉強食の下剋上の時代でした。絶対的に信用できるような秩序や価値は、もはやどこにも存在せず、先が見えないということでは、現代社会にも通じるものがあるのかもしれません。

このような下剋上の時代にあっては、既存の秩序を破壊し、新しい秩序を構築するということが、すなわち天下をめざすということにもなってきます。既存の秩序の破壊という時代精神を持担った戦国大名が、侘び茶の持つ既存文化への反逆性に対して共感を抱き、高く評価することになるのは自然なことであったのかもしれません。つまり、倒錯文化としての侘び茶が、価値の逆転を目指す戦国大名により、親和的な文化として受け入れられたということになります。

それでは、そもそも武野鴎紹や千利休がはじめた侘び茶が、公家社会の茶の湯文化に対するカウンターカルチャー(対抗文化)として、強い反逆性を帯びることになるのはどうしてなのでしょうか。

千利休は「ととや」とよばれた納屋衆(倉庫業)であり、屋号からは鮮魚を扱う商人であったとされています。そして、千利休の侘び茶の師匠であった武野紹鴎は、武器商人とも皮革を扱う問屋ともいわれており、時の堺の支配者であった三好長慶などとも武器商人として交流があったとされているようです。また、千利休についても、三好長慶や松永久秀との茶会での交流の記録が残されていることから推測すれば、おそらく武野紹鴎と同様に茶人としてだけではなく、商人としても時の権力者たちと接触していた可能性が高いと考えることができるのではないでしょうか。

そして、時の権力者である戦国大名からの信任を得るために、なにより必要とされた才覚は、より多くの武器を商うということであり、権力者の布武による覇権にいかに貢献できるかということであったと考えられます。武野紹鴎と千利休が、このような商いを通じて、時の堺の権力者から大きな信任を得ていた可能性については、あながち否定できないことではないでしょうか。

茶の湯と倒錯文化(3)

武野紹鴎や千利休が武器を扱う商売をしていたとすれば、両人が武具の生産にとって必需品とされる皮革を扱う職人とも交流があったことは、推測できるところです。皮革の生産を生業とする職人や屋号の「ととや」から推測できる漁労を生業とする職人が、当時の日本の支配的な宗教観であった死に対するケガレや仏教における殺生戒などから、特別視されていたことや賤視されていたことは考えられることです。

職業が、いまだ身分制度としては固定化されておらず、流動的な時代であったといえますが、その生業が先のような宗教観から畏怖や賤視の対象になっていたということについては、網野善彦氏など多くの研究者によって言及がされているところです。

武野紹鴎が武器を商っていたとされるように、千利休も同様な商いをしていた可能性については先にも触れました。両人が、時の堺の権力者から信任を得ていたということは事実であり、権力者を相手に商売で利益をあげていた可能性は十分に考えられることです。そして、現在においても、武器商人は平和のかく乱者として疎んじられています。

もし、武野紹鴎や千利休が、武器商人として利益をあげていたら、おそらく当時の堺の町衆は、両人のふるまいをにがにがしく思って眺めていたのではないでしょうか。宗教的な禁忌品を商いするだけではなく、これを武器に転用し、時の堺の権力者と取引をしていたとすれば、堺の町衆である世間の目は、両人を、おそらく、ねたんだり、賤視したり、そして特別視するということになったのではないでしょうか。

武野紹鴎や千利休が、このような世間からの特別視や賤視というものを経験していたとすれば、おそらくその心理状態は抑圧的なものであったと推測することができます。侘び茶が形成される背景には、このような創始者の抑圧心理というものが、大きく影響していた可能性があることについて指摘できるのかもしれません。

武野紹鴎や千利休が、世間からの特別視や賤視からの抑圧心理を共有していたとすれば、侘び茶は抑圧心理がもたらすことになる、反逆性を原因とした倒錯文化ということになります。つまり、既存の宗教観や文化的秩序からもたらされるコンプレックスは、自我の防衛機制として、いったん抑圧されてしまうことになります。

しかしながら、抑圧されたコンプレックスは、自我のバランスを維持するために、旧来の既存システムに対する強い反逆性として出現してくることになります。そして、出現した反逆性は、価値の逆転という倒錯性を伴うことにもなります。このような反逆性は、戦国大名が下剋上の時代にあって既存の価値を否定しながら、新たな秩序と価値を構築しようとした反逆性と、その方向性がとても似ているといえそうです。

茶の湯と倒錯文化(4)

武野紹鴎とその弟子の千利休は堺の南宗寺で侘び茶を始めたとされることから、侘び茶と禅宗との関係については従来から指摘がされているところです。この関係については否定できるものではないと思われます。しかしながら、この論考では、ひとつの仮説として、武野紹鴎と千利休を取り巻く社会的背景が抑圧的なものであったことを想定し、両人が伝統的な茶の湯の権威を認めながらも、一方で旧来の文化観や宗教観を破壊することになる侘び茶に傾倒した深層心理の視点から考察することとしております。

抑圧心理は、反逆性(倒錯性)という心理状態を出現させることになります。

侘び茶が、抑圧されたコンプレックス(複合的心理)によって生み出された倒錯文化ということであれば、このような倒錯文化を共有できるような心理的背景を持つ人は限られていたといえそうです。つまり、誰もが同じように抑圧心理を背負いながら暮らしていたわけではないということです。従って、侘び茶は、草創期においては理解されるということは少なく、比較的小さい規模の人たちによって始められた趣向のひとつであったのかもしれません。このことからすると、侘び茶は、既存の茶の湯文化に対するカウンターカルチャー(対抗文化)として位置付けられることになります。

侘び茶が、カウンターカルチャー(対抗文化)ということであれば、その本質は旧来からの世間の持つ宗教観や文化観への反逆性ということになるのが自然といえそうです。つまり、侘び茶は、既存の公家文化である茶の湯を憧憬しながらも、一方では既存の茶の湯も持つ権威に対する反逆性から生み出されることになった倒錯文化ということになります。

戦国時代は、社会の秩序や価値が崩壊してしまった時代でした。時の権力者は、旧来からの権威や価値を利用しながらも、その必要性がなくなれば迷うことなく破壊する行動様式(エトス)が主流の時代であったといえます。侘び茶は、このような時代にあってはじめて成立することができた文化といえるのかもしれません。つまり、下剋上の時代精神が背景となり、侘び茶の持つ倒錯文化が熟成されていくことになったといえそうです。


茶の湯と倒錯文化(5)

第2章 侘び茶とコンプレックス

戦国大名の中でも松永久秀や織田信長は、朝廷や幕府、そして宗教などの旧来からの権威を認めなかったことについては、よく知られているところです。また、松永久秀や織田信長は、旧来からの権威の破壊者として、戦国大名の中でもひときわ異才を放つ存在といえそうです。下剋上という戦国時代を勝ち抜くためには、旧来の権威を利用するだけではなく、むしろその権威を超越していくことが、新たな支配者に求められた能力であったといえるのかもしれません。従って、戦国の世の支配者となるためには、旧来の権威を破壊するということが求められていたということがいえます。

しかしながら、未だ呪術的な世界観が支配的であった中世の世においては、朝廷や宗教という既存の権威を破壊するという行為は、畏怖の感覚からすれば、大罪として認識されるということが一般的な感覚であったと思われます。従って、旧来からの権威を何らかの形で利用しようとした支配者は多かったものの、実際には秩序と権威を破壊することまでできた支配者は、戦国の世でも一握りの人たちであったといえるかもしれません。

このような戦国大名にとって侘び茶の持つ倒錯文化の反逆性は、既存の政治的権威である朝廷や幕府を否定することにもつながることから、戦国大名が戦略的に侘び茶に内在する政治性を利用したことは考えられることです。侘び茶に見られるような、価値がないとされたものを高く評価することや価値があるとみなされていたものを躊躇なく破壊するなどの反逆性は、戦国大名が下剋上の時代を生き抜くために日常的に試みていた戦略といえるのではないでしょうか。

松永久秀や織田信長は政治的秩序の破壊者であり、同時に新たな政治的秩序の構築者であったということができます。そして、松永久秀や織田信長が、倒錯文化としての侘び茶を政治的な戦略手法として利用したことについては、千利休ら堺衆が重用されたことからも説明できることといえます。一方、侘び茶の持つ既存の秩序への反逆性とは、公家文化への羨望の裏返しでもあったことについては同時に押さえておかなければならないことと思われます。

茶の湯と倒錯文化(6)

このような両義性は、侘び茶のみならず下剋上の戦国大名にも内在していた心性ということができます。侘び茶と戦国大名が結びつくのは、おそらく侘び茶に内在していたコンプレックス(葛藤)が戦国大名のコンプレックス(葛藤)に共鳴したと考えられます。これはユング心理学のコンプレックス仮説である「コンプレックス(葛藤)はコンプレックス(葛藤)に共鳴する」にあてはまります。

むろん、侘び茶に内在するコンプレックスが形成されるのは、その創始者である武野紹鴎や千利休が自分自身のコンプレックス(葛藤)を抑圧したためということです。そして、松永久秀や織田信長の抱いたコンプレックスは、下剋上という時代精神によって形成されたものですが、結果として武野紹鴎や千利休の持つコンプレックスに対し共鳴していくという形になったのです。


今一度整理しておきます。

侘び茶においては、唐物のような豪華で質の良い茶器は重要とはされずに、むしろ実用品として大量に生産されることになった形のいびつな茶器が、高い価値があるものとされることになりました。

また、漁師が使用する魚籠などの竹細工が、伝統的な高品質の磁器などよりも価値のあるものとして茶席に飾られることになりました。

このような倒錯した文化は、確かに既成の価値観にとらわれない革新的なものの見方への飛躍ということがいえるのかもしれません。しかしながら、旧来の価値が創造されるまでのプロセスを十分に評価したものとはいえそうにはありません。要するに、誰もが共有できる価値(普遍性)にはなっていないということです。従って、侘び茶の持つ倒錯的価値とは、選定する者の恣意的な評価基準に依拠することになってしまうため、どうしても曖昧な価値基準が残ってしまうことになります。つまり、侘び茶がなぜ素晴らしいのか、なぜ美しいのかという美意識が、恣意性を帯びたものになってしまうということです。

これは、侘び茶の美意識が、当時の日本人の自然な感覚からすると、かなりずれたものになっていることを推測させます。おそらく当時の日本人の標準的な価値基準(文化)ではなかったといえそうです。このことからすると、草創期の侘び茶は、倒錯した美意識を共有できるような限定された範囲において成立していた特殊な文化(価値観)ということになるのではないでしょうか。


茶の湯と倒錯文化(7)

論考の最初の問いにもどることになりますが、侘びや寂は果たして日本人の美意識となっているといえるのでしょうか。

いままで見てきましたように、侘びや寂が倒錯した文化であるという特徴からすると、人間の持つ感性に対してストレートな価値観というよりも、むしろ屈折した価値観といえるかもしれません。つまり、侘びや寂は日本人なら誰でも共通感覚として持つことができる普遍文化というよりは、むしろ特定の集団の特殊性を伴った文化ということになるのではないでしょうか。

従って、侘び茶の侘びや寂の本質を理解しようとするのであれば、その価値が形成される過程まで遡るという必要があるのかもしれません。そして、価値の倒錯を引き起こすことになった、戦国という特殊な時代背景や社会背景というものを理解する必要があるのかもしれません。このように侘びや寂が特殊な時代や社会を背景として形成された文化なら、日本人であれば誰でも同じようにその価値が共有できるという普遍的な側面は否定されることになり、むしろ倒錯文化としての特殊性が強調されてくるということになります。

千利休は、侘び茶の創始者であったがゆえに、侘び茶の持つ特殊性、つまり価値の恣意性を独占することができたのかもしれません。そして、価値が恣意的であったがゆえに、千利休の権威は政治的に利用されることにもなったのかもしれません。このため、さらに上位にある権威から、千利休の権威(政治性)が否定されてしまうと、侘び茶の持つ価値も衰退するということになってしまいます。侘び茶が、千利休という特殊性(政治性)に依拠していたがゆえの結末といえるのかもしれません。これらのことからすると、侘び茶は、それ自体が自律した(思想性のある)文化というよりも、特殊性ゆえの愉悦性、あるいは恣意性ゆえの脆弱性というような、どちらかというと寄生的な倒錯文化ということになるのかもしれません。

また、侘び茶では、装飾的な茶器よりも、むしろ実用的な茶器を重視したという特徴から、侘び茶が、「使用的価値」に重点をおいていたように思われることもあるようです。しかしながら、実際にはその実用的な茶器に破格な価値や値段がつけられたことからも分かるように、千利休が選定した「利休ごのみ」というものが、ひとつの「象徴的価値(ブランド)」になっていたということになります。
http://kkmessage.exblog.jp/tags/%E5%8D%83%E5%88%A9%E4%BC%91/

茶の湯と倒錯文化(8)

象徴的価値とは、ブランドのロゴなどにみられるような価値のことであって、その価値が共有できている人にとっては権威や権力を象徴することになります。つまり、茶器などの「名物」を所持しているということが、権力者の象徴にもなるということです。このように、侘び茶の持つ社会学的な意味は、侘び茶に実用性を重視するような使用的価値が重んじられていたものではありません。むしろ、旧来の公家文化の茶の湯と同様に権威や権力の象徴的価値を重んじる記号的意味が重視されていたということになりそうです。

この点からすると、旧来からの茶の湯と侘び茶には大きな相違はないということになります。しかしながら、侘び茶は、権威への羨望や憧憬というコンプレックス(葛藤)を抑圧したことによって、旧来の価値基準が倒錯した形で出現することになったものでした。つまり、侘び茶とは、創始者の武野紹鴎や千利休のコンプレックス(葛藤)が引き起こした倒錯的価値ということであったわけです。そして、そのような倒錯的価値は、当時の日本人の感覚からすれば、おそらく普遍的な感覚とはいえず、千利休の権威によって支えられていた特殊な象徴的価値であったということになります。

千利休が削ったとされる茶杓(ちゃしゃく)がいくつか残っています。しかしながら、これらを別の茶人のものと比較して、美的に、技術的に明確な区別をすることはおそらく無理ではないでしょうか。そこに差異を認めるとすれば、それはかつて千利休が選定したという歴史的意味だけになると思われます。つまり、侘び茶がもともと内在させていた倒錯文化の持つ反逆性や政治性という本質は、モノや作法という様式からは消失してしまうということになるということです。

現在まで続く茶道は、千利休がいったん廃絶された後に、再興されたものであって、侘び茶の流れを汲むものといえます。しかしながら茶道は、千利休以来の伝統に基づいた作法という様式は守りながらも、侘び茶にもともと内在していた倒錯文化の本質についてまでは、おそらく伝えていないように思われます。このことからすれば、もともと侘び茶は時代背景を越えて成立することができるような普遍的な価値を持った文化ではなく、戦国という動乱の時代を背景として成立した特殊な価値を持った倒錯文化ということになるのではないでしょうか。

茶の湯と倒錯文化(9)


第3章 倒錯文化と堺

侘び茶は、人間の持つ感覚にストレートに伝わるようなものの見方ではなく、むしろ屈折した倒錯文化ということでした。美しいものを美しいとはしない、価値の高いものを高いとは評価しないということは、価値のないとされるものを高いと評価することになり、否定されているものを積極的に肯定するという尺度が転倒した倒錯文化ということになります。従って、このことからは、弱いものが強いということにもつながることになり、貧しいものが貴いことということにもなってしまう、複雑で屈折した倒錯文化ということになります。ニーチェのいうルサンチマンにも通じるような、抑圧的で屈折したものの見方といえるのかもしれません。

養老孟司氏によると、普遍性とは、人間が持つ一般的な感性や感覚のうちで、両端に偏在することになる極端を取り除いた残りとして定義されています。侘びや寂が、このような普遍性として位置付けられるのであれば、侘び茶の持つカウンターカルチャーとしての反逆性は、人間や社会に幅や厚みを与えるものと位置づけられることになるのかもしれません。しかしながら、倒錯したものの見方を無批判に鵜呑みにしているだけでは、人間や社会に幅や厚みを与えるどころか、人間の持つ自然な感覚や社会の秩序を混乱させてしまうことにもなり、私たちのアイデンティティに危機をもたらすことになります。

従って、まず私たちに求められるものは人間の持つ普遍的な一般感覚であり、倒錯した特殊な感覚ではないということです。そして、橋本治氏によると、個性とは一般感覚という基盤からこぼれ落ちてしまった感覚や能力のことであり、つまり個性とは一般からの破綻ということになります。このような破綻は、私たちに痛み(みんなと同じではないという痛み)をもたらすことになるのですが、やがて破綻した個性は、一般感覚という全体の中に再び統合されていくという考え方があります。

ユング心理学でいう個性化の過程ですが、これは自我が個性をコンプレックス(葛藤)として抑圧してしまうのではなく、むしろ自我に統合していく過程にあたるとされています。


茶の湯と倒錯文化(10)

現在の茶道においては、侘び(劣っていること)や寂(時間が経過して古びたこと)は、伝統の様式や作法として残っていますが、倒錯文化の持つ本質までは伝えていないといえるのではないでしょうか。

侘びや寂は、完全なものにはない、むしろ手垢のついた少しいびつなものにこそ価値があるとする美意識といえます。

このような美意識と似たものとしては、ドレスダウンのような、わざとドレスコードを破って着崩すという文化があります。最近のバンクーバーオリンピックで、物議をかもしたドレスダウンの問題は、同様な美意識といえるのかもしれません。

しかしながら、現在の茶道においては、侘びや寂が既定のものになってしまっていることから、なぜこのような迂回的な表現がなされるようになったかという理路までは理解されていないようです。従って、現在の茶道には、観念や様式としての侘びや寂は残っていても、その意味や起源についての考察は、十分になされているとはいえないのではないでしょうか。

現在の茶道が、従来からの伝統の様式と作法を受け継いで来たことは間違いないことですが、その本質までは受け継いでいるといえないように思われます。

現在にまで至る茶道の流れは、千利休のあとに再興された京千家の千少庵や千宋旦の流れを受け継ぐものといえます。 表千家、裏千家、武者小路千家の三千家などは、千利休以来の伝統の様式と作法を「型」によって受け継ぎながら、その差異は小さいものにとどまっているようです。そして、茶道の美意識が、もともと倒錯的価値に起源を持つ可能性があることまでは考察されておらず、従って反逆性や政治性も茶道の本質ではなくなってしまっているように思われます。

しかしながら、侘び茶の発祥の地である堺や京都には、いまだ侘びや寂を生み出すことになる倒錯文化を受け継ぐような土壌が伝統として残っているところがあるように思われます。もちろん、劣っていることが素晴らしいとか、弱いものが強いとされるような倒錯文化に見られる現象は、堺や京都だけに限って見られることではなく、他の日本の都市でも同様な現象はあるのかもしれません。堺や京都では中世以前から都市文化が成立していたことから考えれば、都市化と倒錯文化との間には相関関係があるのかもしれません。現代のように都市化が進んだ社会状況では、誰もがコンプレックス(複合的心理)を抑圧しなければならない構造の中に投げ込まれているということになり、いずれの都市にあっても倒錯文化が生まれる土壌にあるということであるのかもしれません。

茶の湯と倒錯文化(11)

現代社会に見られる価値の倒錯性は、反逆と憧憬のようなアンビバレンツ(両面等価)な葛藤(コンプレックス)を抑圧してしまうことによって出現する、病理的な現象といえるのかもしれません。そして、このような倒錯的なものの見方は、日本だけに見られる独自のものではなく、欧米社会においても報告がなされています。

フロイトの精神分析では、葛藤(コンプレックス)がもたらす価値の倒錯性について、抑圧心理や転嫁行動(敵ではない弱い第三者を攻撃する)、反動形成(嫌いな相手に逆に優しくする)などが報告されています。

また、ニーチェのいうルサンチマン(弱者の奴隷精神がもたらす価値観の反転)も、同様に価値の倒錯が見られる現象といえるのではないでしょうか。

このように、価値の倒錯性は、洋の東西を問わず、私たちの日常生活の中で当たり前の現象として出現しているといえそうです。

人間は、自我を脅かすような葛藤(コンプレックス)が生じると、無意識にこれらを抑圧することによって自我を守ろうとします。その結果、意識下にとどめ置かれることになった葛藤(コンプレックス)は、自我の自己制御を誤作動させてしまうことになり、やがて価値の倒錯が引き起されることになるようです。

しかしながら、現在のストレスフルな社会環境では、日常的に多元的な価値を抱え込まなければならない状況は決して珍しいことではありません。このため、自分自身が既に価値の倒錯を引き起こしてしまっていたとしても、また逆に回りから倒錯した価値観を押し付けられたとしても、そのまま気付かないでいるというケースは多々あるのではないでしょうか。

茶の湯の発祥の地である堺や京都は、歴史的に多元的な価値観が並立して存在する伝統的な都市文化の土壌になるということができそうです。そして、幾重にも重なった歴史の古層に覆われた堺や京都では、多元的な価値観の棲み分けがなされないままに、対立と協調という長い歴史が繰り返されてきたのではないでしょうか。このような価値の多元性は、現代の都市文化が抱えるひとつの特徴でありますが、長い歴史を経過することによって錯綜した問題が、さらに複雑化してしまっているのではないでしょうか。


堺や京都では、このような都市文化の特徴を伝統的に受け継いできたということになるのではないでしょうか。そして、コンプレックス(葛藤)を抑圧した結果として出現する倒錯的価値が、伝統的なものの見方になってしまっていると、それが自然となってしまい、自分が倒錯した構造にあることにさえ気付かなくなってしまうことにもなります。つまり、伝統的に倒錯したものの見方が強く残っているような社会では、普遍性ではなく特殊性が社会の基盤になってしまうということです。
http://kkmessage.exblog.jp/i20/


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吉兆の創業者 湯木貞一は周囲の環境や人間関係もメンタリティーも千利休と非常に近いですね。

反対に島根県の山奥から15才で出て来て、それ以来ずっとストイックに料理道の探究だけを続けてきた石原仁司は千利休から最も遠い所に居る人物でしょう。

即ち、湯木貞一には千利休の気持ちも茶道の精神も良く理解できたが、石原仁司には茶道は想像を絶する世界だった。

石原仁司が「未在」で客をカンカンに怒らせてでも、どうでも良い茶道の形式に執拗に拘り続けるのはこういう背景があるのですね。

従って、茶道や湯木貞一の精神を忠実に受継いでいるのはやはり堕落している様に見える湯木貞一の子供や孫の方であって、石原仁司ではありません。

現在の吉兆の凋落の原因は石原仁司の様な頑固でうるさいけれど才能が有った人をすべて追い出してしまって、料理や味がわかる人がもう誰も残って居ないという事だけでしょう。

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京都の「おもてなしの文化」 とは _ わかる人にはわかる日本一ハイ・センスな京都 俵屋旅館
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/231.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/276.html

記事 [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。
5月5日のインターネット放送で、私はようやく理解しました。

原発はリサイクルを前提としているので『使用済み燃料棒は資産』、よって、今後稼働しないと、財務計上として損失計上となるので、膨大な赤字を抱えることとなり会社(電力9社)が潰れてしまう経済構造となっているからです。

電力会社が潰れた場合、
・8次下請けまである下請けの人達の給料は無くなり
・原発で生きていた町(お金が落ちない)が潰れ
・株式を購入していた東京都等の自治体の財政が危なくなり
・安定株として運用していた年金がこそげ落ち
・電力会社株を元に購入していた国債に影響し
・電力料金値上げで、製造業に影響する

国会議員で構成する委員会では、昼夜おおもめの状態で、マスコミもそれを貼りついて見ているにも関わらず、報道されないのは何故かいぶかっておりました。

4月28日に東電が事業計画を提出しましたが「柏崎刈羽再稼働」を条件にしているのは、赤字倒産する会社に銀行が貸さないからで、政府が1兆円の公的資金投入するプランもそのためです。

放送では、東電が潰れた場合の影響をシミュレーションする上で、財務の詳細も含め実態の開示を要請しているのですが、提出が無く(法では民間なので)、1兆円の株主となり経営を握り実態把握するしか無いと嘆いておりました。

この国が、原発が無いと回らない経済だったと初めて理解しました。

それを知った後でも、再稼働反対の私は変なのでしょうか。政府の理解できる調査結果報告を期待します。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html

コメント [原発・フッ素23] これを隠ぺいと言わずして、何を隠ぺいと言うのだろうか。 - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 千早@オーストラリア
13. 2012年5月06日 09:59:03 : FWVGfeuPIw
>12

 あなたは去年の9月18日に、「もう関東は終わりだな」と書いてある。下のURL参照。 

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/602.html#c2

 あれから8ヵ月、関東がいつどのように終わりになったのか。

 あなたがどこに住んでいるか知らないが、私は関東に住んで、普通に生き、毎晩飲んでいる。私も、私の周囲も、そのまた周囲も、そのまた周囲も、全然終わりになっていない。私が終わりになるとすれば、脳梗塞ぐらいだ。

>12 安全だというのなら、早く福島に引っ越して証明してくれよ。

 私は福島に引っ越す必要も予定もない。他人の生活を勝手にどうこうしろと言わないでほしい。私が福島に引っ越さなくても、原発の議論は出来る。仮に私が福島に引っ越しても、あなたが、「恐れ入りました。散人さんの意見が正しいことが証明されたことを認めます」などと言うわけがないだろう。引越しの費用と労力が無駄になるだけだ。多摩散人。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/470.html#c13

コメント [戦争b9] 価格上昇のF35、日本への売却総額8000億円 米国防総省見直し (産経新聞) 1機当たり117億円  赤かぶ
08. 2012年5月06日 10:01:38 : vz2UqWQ5es
日本の自衛隊にはF35は高価なオモチゃにすぎない。日本の防衛に役立つとは到底思えない。米軍需産業や日本商社を利するのみ、国民は大損。購入は止めろ!
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/298.html#c8
コメント [経世済民75] 橋下市長:「原発ゼロ無策は国家危機」   いら立ち募らす経済界 「1年たっても政府は無策」  日本は衰退  無念と寂しさ MR
04. 2012年5月06日 10:01:44 : dJWKa4MY9A
同様のお狂い記事を惨頸で見たが
やらせ新聞埋日を忘れていた
本音丸出しで実に解り易いが
お前ら基地外新聞仲間に国民はどん引きしていることに
いい加減気付けよな
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/856.html#c4
コメント [原発・フッ素23] 文科省は本気で殺人を行っている。知らぬが仏。仏になるまでウソ教育 (乖離のぶろぐ)  赤かぶ
33. 2012年5月06日 10:02:17 : 8MlwDnLPWk

どこまで行ったら、腐敗への浸食が止まるんですかね。


文科省、財務省、・・・・・省、官庁、官僚、その他 

これ等の組織で働いている人たち全員が破壊者だとは

どうしても思えないのですが。

必ず真当な使命感を持った官僚の方おられる思います。

腐敗への浸食を止めるには、これ等の方が声を

上げるしかないように思えるのですが。


潮目が変わってきたと思うのですが。

正義の御旗の元、情報漏洩やリークは犯罪ではないと思います。

あとは勇気だけですよね。


優秀な頭脳の持ち主に、真の勇気が加わった時のパワーは絶大です。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/441.html#c33

コメント [原発・フッ素23] [覆された備え1]シェルター構想幻に 安全信じ議論されず(福島民報) クマのプーさん
03. 2012年5月06日 10:03:36 : FpVPO6YryM
今は 特別な方たちのみ 頑丈なシェルターを お造りになってて 庶民まで手が回らないのでは?と 思ってしまっています…

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/387.html#c3
コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
09. 2012年5月06日 10:06:11 : esmsVHFkrM

このビデオは非常にいい。

右翼の部分を切り出してもっと短いバージョンを作ってYoutubeなりへ投稿してもっと多くの人に見てもらうべきだ。切り出すときには平和に歌を歌っているところも少しだけ頭に入れてそのような平和な抗議活動が突如大音響での右翼の登場で暴力的に威嚇されるその対比がよく分かるようにするべきだ。その際英語のキャプションも入れて日本人ばかりではなく外国人にも見てもらうべきだ。そうタイトルは''Japanese Violent Right Wing and Extremely Patient Japanese Police''だ。

これを見れば誰の目にも以下のことが瞭然だ。

1. 右翼は異常に大きな騒音を公道上で出していること。
2. 右翼の車は道交法違反の改造が行われていてそれが公然と公道を走行していること(赤色回転灯が屋根についている)。
3. 右翼の車には車体から大きくはみ出して大きな旗がいくつも取り付けられていて落下や接触が危ぶまれるその状態で公道を走行していること。
4. 右翼の車が何台も歩道に停車していること。また他の車は何台も公道をふさぐ形で停車していること。この状態が約1時間継続すること。
5. 右翼は人間の網膜を傷つけるレーザー照射装置と思われるものを保有していて現に人間に向けて使用していること(運転席に光る緑色の光に注目)。
6. 右翼は公道上で公然と暴力を背景に他人を威嚇していること(その声量、調子、内容、警官にぶつかっていく行動等々、普通の人が怖いと感じるそのもの)。それが約1時間継続すること。
7. 右翼はこのような違法行為に子供を巻き込んでそれを利用していること(小さな鯉のぼりを持った小太りの子供が警官に食って掛かっているところに注目)。
8. 以上の行為に対し、警察はただ右翼の前面に立ちふさがって右翼による直接的な暴力行為が他人に及ばないようにするばかりで、違法行為そのものを中止させたりそれを行う違法行為者を制止したり逮捕したりすることがまったくないこと。その不作為により言論の自由に対する暴力的な威嚇は約1時間継続し、結果として言論の自由が大きく侵害されていること(このような怖い思いをしなければ日本では言論の自由が行使できないのか)。

以前、整然として平和的な反原発デモを小さく分断して多数の警官で囲み、その上でその異常な規制に逸脱したとしてデモ参加者を逮捕までした警察と同一の警察とは思えないほど右翼の違法行為に「寛容」な警察だ。それがはっきりわかる。

さすが映像の力だ。誰でも同じことを見て同じ感想を持つ。

できれば右翼部分完全バージョン(約1時間)のほかに冗長部分割愛バージョン(約15分程度)を作って拡散してほしい。多くの人に見てもらうにはできるだけ短くする必要がある。

このビデオは日本について一切を語っている。日本の右翼がどんなものであるのか、日本の警察がどんな警察であるのか、このような民主主義国家にあるまじき事件が一国の首都の枢要部分(霞ヶ関だ)で発生したのにそれを一切報道しない日本のマスコミとはなんの意味があるのか。このような右翼違法行動に対して一切問題としないばかりかそれを擁護するような日本の保守言論人とは何者であるのか。

まさに百聞は一見にしかずだ。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c9

コメント [原発・フッ素23] 島田市「放射能汚染深刻」環境省認める 2012/03/27 ( 福島県は「死灰の街」になった ) 乃依
09. 2012年5月06日 10:07:28 : M0HB1LqPNo
「資料4島田市の試験焼却前後における松葉の放射能調査結果について」がダウンロードできません。こちらになったようです。
http://sokuteisitu.plumfield9905.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/04/%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%94%E5%B3%B6%E7%94%B0%E5%B8%82%E3%81%AE%E8%A9%A6%E9%A8%93%E7%84%BC%E5%8D%B4%E5%89%8D%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%9D%BE%E8%91%89%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

>結論
島田市の焼却施設は、ガス化・高温溶融一体型の炉で、燃焼・溶融帯の温度は1,000〜1,800 度であり、『ごみ中の灰分、金属、セトモノ、ガラスなどの不燃物が高温で完全に溶融され、有害な重金属類は還元雰囲気の下、後段の排ガス処理にて捕集されるため高品質の溶融物が産出されます。溶融物は急冷後、スラグとメタルに分離され再利用されます。』と島田市HP に説明されている。このような高温で環境に飛散した放射性セシウムを(化学形態がどうあれ)焼却するとガス化して消失
すると考えられる。少なくとも松葉を坩堝で燃やすと松葉に含まれる放射性セシウムは消失する。さまざまな状況(焼却温度や焼却した放射能性セシウムの総量と灰に残っている放射能の総量など)を考えれば、ある割合で放射性セシウムが焼却場から環境へ放出されていると考えることができる。島田市の焼却場から周辺に放出された放射性セシウムは、卓越風に乗り谷に沿って流れ、1 の松葉を汚染し、その後島田市内を東の方向(4, 5)へ向かったと考えることも出来るが、まだ推測
の域を出るものではない。焼却が継続されるようであれば、継続した調査を行う必要があると考える。焼却される放射能の総量が多くなれば、環境に放出される放射能量も多くなるので、焼却の影響を明らかにすることができるであろう。

がれき広域処理が如何に愚かな行為か言及されています。
>環境に放出された放射性物質は、回収しない限り形を変えて何時までも環境に存在し続ける。事故などで放射性物質が環境に拡散すれば、環境から放射性物質を回収するのにエネルギーが必要になる。無駄なエネルギーを使って各地に拡散された放射性物質が環境を汚染すれば、汚染を環境から減らすには更にエネルギーを投入しなければならない。エネルギーの再投入がなければ、時間だけが頼りとなる。
・・・

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/471.html#c9

コメント [マスコミ・電通批評12] 大朝日新聞の落日 (オリーブの声)  赤かぶ
27. 2012年5月06日 10:20:20 : vCwYfr8yBE
昨日の東京新聞もよかった。コンビニに最近行くのが楽しいわ。
原発記事も読みごたえあり
小沢氏叩きはやめよ、という投書も載っていた。

コンビニに東京新聞を買いに行くと、残り一部だけとかが多いよな。
売れている?
他の新聞はぎっしり詰まっているのに。

http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/872.html#c27

コメント [原発・フッ素23] 電源開発促進税(電気料金の約2%)は廃止すべき、原発促進のために料金に上乗せしたもので廃止しは当然 heiwatarou
01. 2012年5月06日 10:20:47 : EszHBBNJY2
いまごろ官僚は、原発促進以外に使えるように小細工していますよ。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/486.html#c1

コメント [原発・フッ素23] 電源開発促進税(電気料金の約2%)は廃止すべき、原発促進のために料金に上乗せしたもので廃止しは当然 heiwatarou
02. 2012年5月06日 10:23:22 : YRagkaIZq2
●野田総理の嘘つきペテンぶりがよく分かる動画は、下記のURL

http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

●野田総理の無知・無能ぶりがよく分かる動画は、下記のURL

http://www.youtube.com/watch?v=LHtfZEOqzEw&feature=related

上記の映像を見ればいかに今の日本が危ういか国民は気づくと思う。
権力維持だけを願う野田・自ら締結しようとする条約の内容も知らず
サインだけする様な馬鹿が日本のトップに居る事自体日本の悲劇である。
この様な総理を我々国民は、信任した覚えはない!!!

●平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。
二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、
その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れている・・・。
シロアリ退治を声高々と国民へ訴え、自らが権力を握るや手のひらを返すように
国民への約束を反故にする様な輩を絶対に許す事はない!!!!

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/486.html#c2

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
01. 2012年5月06日 10:23:59 : Q5D5fFKwyw
利権でつるんでいたものにダメージが出るのは当然だと思うのですが、そもそも、原発って、電力供給量は30%以下のはずですよね。そして5月5午後11時にゼロ。
原発関連だけに利権が桁違いに集中しているのが問題では?
 雇用も、原発関連の下請けが8次まであることがそもそも間違い。
今後は直接雇用、一次までで良いし廃炉になるまでの仕事量はそれこそ膨大。
 火力・水力をまずきちんと稼働させ、雇用を安定させながら自然エネルギーに転換していくのがベストではないでしょうか。
 泥棒やら殺人を許す機構を潰すのが「経済改革」だと思います。
 今の政権は「利権改悪」を推し進めようとしているだけ。利権システムにヒビが入りそうになるのを、絆創膏で隠そうと必死なだけ。
 日本列島が福島と同じ災禍を被れば、初めて分かるのでしょうか。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c1

コメント [原発・フッ素23] 4号機使用済み燃料プールがカタストロフィーに至るプロセス(アーバンプレッパー) 馬鹿まるだし
19. 2012年5月06日 10:31:52 : oDZLjorBrU
>>10 3Aa8u44snI
>東電自身は以下のように言っています。

>4号機原子炉建屋は傾いておらず、燃料プールを含め地震で壊れることはありません

でも東電は事故以前はこう言っていました。

原発は5重の安全に守られていて、事故になる事など絶対に有り得ません!

事故になる事は絶対に有り得ないのですから、いくら地元からヨウ素を配っておいてくれと要望が有っても、事故は決して起き無い前提なのだから、絶対にそんなものを配る事は有り得ません!

でも・・・・・・・・あれっ?・・?冷却機が止まっちゃったよ?・・・・あれっ!非常用電源も止まっちゃったよ・・あれっ!放射能が出ちゃった・・・・・・あれっ!そっちもコッチも配管が破談してるよ!・・・・あれ〜〜水が無くなっちゃった!・・・・・あれっ!・・・・水をかけたら高濃度汚染水が漏れてるぅ〜〜〜〜〜!!!!!!、あぁ〜〜〜!!!圧力が上がり続けるぅぅっぅ〜〜〜〜〜〜ベンとさせてもらいますぅ〜〜・・・・あ〜ぁ、爆発しちゃった・・・・そしてついに・・・・福島第一原発は溶融しちゃったのです・・・・・(-_-;)

国民******ねぇ・・・・・プルト君・・・・・それなん? 

プルト君*********さ〜〜?僕に言われても〜〜 想定外やから〜〜〜(@_@。
         これでこらえてね
         ハイ、これでオシマイにして次ぎ、行こう!
         さぁ元気出していこう再稼動ダー!(^o^)丿

国民************何それ?????????????????


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/459.html#c19

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
02. 2012年5月06日 10:51:54 : FpVPO6YryM
01さんに 同意です。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c2
コメント [原発・フッ素23] 瓦礫のトリック・・・法律を作る国会議員が「法の目をくぐる」習慣か?  武田邦彦  赤かぶ
04. 2012年5月06日 10:56:37 : Uzzt27smXI
要はお金。

でも放射能汚染された大地のどこで何に使うの、そのお金?
嫁はんのシャネルも娘のグッチも、その生地に包まれた躯の奥の子宮が放射線に破壊され続け、腐肉のにおいがする瓦礫ビジネスで苦労した末にその手で奇形児を抱く時、儲けた金で整形すれば何とか助かるとでも考えているのだろうか?

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/464.html#c4

コメント [原発・フッ素23] 泊原発3号機検査へ 国内の全原発が停止に/高まる世論反映/福島第一元炉心技術者語る/子供の日に稼働ゼロって運命的 gataro
02. 2012年5月06日 11:01:37 : Uzzt27smXI
ハイロー(廃炉ー) ハイロー
こえーをそーろーえー
みんなで楽しくいざー
ハイロー(廃炉ー) ハイロー
ハイロー(廃炉ー) ハイロー
ほがーらかにー
楽しく歌えばいざー ハイホー
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/462.html#c2
コメント [経世済民75] ホントは必要のないビジネス。投信、英語、婚活(よーく考えると必要のない商品サービスが…掲示板化するビジネスマン) 墨染
05. 2012年5月06日 11:02:22 : OrZqilj3LM
しかし、市場原理主義者らしき人が未だに居るのですね。
笑ってしまいますね。
大学出立ての新入社員ですかね!

http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/838.html#c5
コメント [原発・フッ素23] 国際的にも厳しいはずが…食品中の放射性物質、国と民間「二重基準」広がる (産経新聞)  赤かぶ
10. 2012年5月06日 11:02:36 : yz1F2Btkww
汚染された土地で農業漁業をしないとう選択肢はないのだろうか
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/484.html#c10
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
03. 2012年5月06日 11:05:01 : EszHBBNJY2
>>電力会社が潰れた場合、
・8次下請けまである下請けの人達の給料は無くなり
・原発で生きていた町(お金が落ちない)が潰れ
・株式を購入していた東京都等の自治体の財政が危なくなり
・安定株として運用していた年金がこそげ落ち
・電力会社株を元に購入していた国債に影響し
・電力料金値上げで、製造業に影響する
>>

トータルコストで比べたら原発が高いというのは理解していると思う。
それを(巧妙に見えないように)国民が税金で負担しているか、
判りやすく電気代で負担するかの違い。
前者は、事故の時の被害は甚大だがここでは賠償額が巨額すぎて除く。

原発1基の製造は100万kwで4000億-4500億円 毎年原子力に5000億円の補助金が
支払われており、ほぼ、補助金で造ったと思っていい。
そのほかに電源促進税(電気料に上乗せ)電気料金の2%分が年間7000億円。
原子力に関する研究開発では、すべて税金投入で実験炉やウラン鉱脈探し、
契約などはすべて税金で、儲かりそうな案は電力会社が採用。
原子力関係に使う税金は年間2兆円とも言われています。
(もんじゅや再処理やプルサーマル、中間貯蔵庫や最終処分場や諸々)


上記をすべて辞めるとしたら、電気料金は見た目上がりますが税金は浮いて
社会保障などへまわすことができます。結果として、庶民や企業の負担は減ります。

電力会社は独占企業のための収益は、必要経費の3.5%に決められている。つまり、350億収益が欲しければ、1兆円経費を使えばよい。架空のニーズと無駄な施設をつくればよい。
仮に原発がなくなれば、安定した電気と価格の安い電気を求めて企業は海外に移転するといいますが、世界一高い電気代ですでに去る企業は去っています。
日本の電力料金はアメリカの3倍。そのために日本は国際競争力を失った。アルミ、銅、鉄鋼の精錬は電気をたくさん使う。これらの企業は日本に残っていない。日本の企業の4分の1は自家発電している。
理由は、電力会社が原発の補助金などを多く受けているにもかかわらず、独占に胡坐をかき3.5%の総括原価方式を盾にコストを膨大にかけてきたためです。
コストが上がれば上がるほど、利益が上がるので当然です。

独占をやめさすには送電網を取り上げ、発電onlyで競争をさせ自由な市場にすることで、総括原価方式を採用できなくすることです。
その送電網を取り上げる方法は、原発を再稼動させず赤字を累積させて潰す又は潰す寸前まで行かなければなりません。

原発は電力会社の資産に計上されています。彼らは稼動しない原発の資産を維持して減価償却を行い、膨大なウランの減価償却や中間貯蔵庫やこれから最終処分場も
造らなければならない。50基の原発を廃炉にするのに30年係ります。
30兆円という試算もあり、燃料の維持、保管、処分でも数十兆円掛かります。
だから、電力会社に原発を持たせるのはより危険なのです。
債務超過に陥るなどの経営上の問題だけで、老朽化した原発も動かそうとする力学が働くことです。東電の事故が、経営上の問題や経営層の力学で十分な安全対策がとられていなかったことは周知事実です。減価償却の終わった原発ほど利益を生むことになり、それほど長くない原発に安全対策は必要ないからです。

国民にとって、企業にとってどちらが得か議論にもなりません。
自由競争によるコスト削減、電気料金は既存の電力会社の崩壊とともに安くなるでしょう。また、企業の余った電気を安く買いたい人、環境重視でエコ電力を使いたい人も選択が自由です。
原子力に関する税金投入はゼロになり、国庫負担も軽減され福祉に回ります。

弱った電力会社では追いきれない原子炉の廃炉や燃料の処理には国庫負担は今後発生するでしょうが、事故が起こった場合の保証や損害賠償など長期の国家賠償を上記に加えると天文学的な負担を国民が負うということです。


 
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c3

記事 [Ψ空耳の丘Ψ60] キッシンジャーが中国に約束: 次期大統領はジェブ・ブッシュ
キッシンジャーが中国に約束: 次期大統領はジェブ・ブッシュ

http://beforeitsnews.com/story/2076/640/Kissinger_Promises_China..._Jeb_Bush_Will_Be_Next_President_A_Must_Read.html

要訳:

ロシア外務省の製作したリポートによると、中国副首相Li Keqiangとキッシンジャーの会合で、キッシンジャーは、前フロリダ州知事、John Ellis Bush (JEBジェブ、ジョージの弟)が共和党代表レースに出馬していないにも関わらず、次期大統領になると伝えたそうだ。

中国副代表Xi Jinpingとジェブが昨日、中国で会見し、二カ国間の協力を、ジェブがホワイトハウスに入った「新時代」に推進する事に合意した。(新冷戦じゃないだろうな!)

このリポートによると、共和党大統領候補選は完全に人工的に操作されており、「行き詰まり」に終わるという。その結果、ジェブが「コンセンサス候補」として党の代表にノミネートされる。

ロムニーもポールも第一次投票で代表になる十分な票数がもらえず(操作され)、その後、支持者達は誰でもノミネート出来る。

最も驚く事は、キッシンジャーによると、アメリカの選挙システムは完全に国防省がコントロールしており、民意は反映されず、エリートの八百長である事。

SCYTLなどの電子投票機器のソフト自体が細工出来るイカサマ。ClarityElections.Comのソフトはアメリカの525地域で採用されており、そこへ資金を出しているのが、25年前に、ブッシュ家とビン・ラデン家が始めたカーライル・グループ。

中国側から、「何故、前回はジェブではなく、オバマだったのか?」との質問に、キッシンジャーは、アメリカ国民がブッシュ・クリントン王朝継続には心の準備(洗脳)が足りなかったからと答えた。実際には、1981年のレーガン大統領暗殺未遂より、当時のブッシュ・シニア副大統領から、クリントン、そしてブッシュ・ジュニア・パート1のクーデター政権が続いた。(暗殺未遂犯はブッシュ・シニアのビジネスパートナーの息子で、その兄貴もジョージの兄貴とお食事会の中)

さらに、オバマ(バリー・ソエトロ)は「繋ぎのリーダー」として安全なチョイスだった。元々オバマはブッシュと血縁関係だから。オバマの母親、アン・ダンハム・ソエトロは1967年、ハワイからインドネシアに行き活動したCIAのエージェントで、そのハンドラーはブッシュ・シニア。その数年後、ブッシュ・シニアはCIA長官に就任。

偽黒人のオバマを使うことで、ブッシュ王朝では出来なかったであろう様々な法改悪(ファシズム)が出来た。(っていうか、オバマも偽ユダヤ)

”Being ignored by these American liberals and progressives, however, are that the laws being passed by the Obama regime are intended to be used against them and include the power of the US President to designate anyone he so chooses as a “terrorist,” kill them without charges or trial, hold American citizens in prison, also without charges or trial, and, under a new law being pushed through the US Congress, would give the US government the power to strip Americans of their citizenship without being convicted of being “hostile” against the United States.

Though the claims made by Kissinger to China detailing how the election process in the United States has now been completely destroyed are beyond appalling, it does not, on the other hand, come as surprising from a “war criminal” who once boasted “It is not a matter of what is true that counts, but a matter of what is perceived to be true.””
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/726.html

コメント [マスコミ・電通批評12] アメリカが在日を使って日本を支配している件・・・・・・言われてみるとそうかなって感じだが 怪傑
19. 2012年5月06日 11:07:28 : o3IwHF9JTk

アメリカだけじゃない、日本だけでもない 世界は困っている。

ビートルズ解散の訳、ジョン、マイケルジャクソンの死因 アメノウズメ塾

http://www.youtube.com/watch?v=bGITxfx76KM&feature=related

悪魔に魂を売ったアーティスト達

http://www.youtube.com/watch?v=2yGCifW1hmM&feature=relmfu


http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/867.html#c19

コメント [原発・フッ素23] ≪こちら特報部≫ 「福島」元技術者 10年前の脱原発 2012/05/04(東京新聞)  赤かぶ
10. 2012年5月06日 11:09:31 : oDZLjorBrU
恵也さん、私みたいな素人にそんなに詳しく教えてくれてありがとう。
何度も再処理すればプルトニュームがドンドン圧縮されて強力プルトニュームが出来るということは無いのですね。
核爆弾がすぐ出来るというものでは無いのですね。
安心しました。

でも六ヶ所村の燃料再処理工場は今年9月稼動をしようとしていますから、これを何とか阻止しなければならないです。

でも形あるものはいつか必ず壊れます。

六ヶ所村の再処理工場が1日稼動しただけで、日本に現存する全原発が1年間に外部に放出させているのと同じ量の放射能を一日で放出すると言う事は、一度稼動させたら六ヶ所村の再処理工場を無くす事などコンリンザイ不可能って事ですね。

六ヶ所村の再処理工場が今年9月に稼動すると、日本にある50基の原発全部を稼動させた時に放出させてきた放射能は一気に2倍にまで跳ね上がって放出されるという事ですか?

ウワーオー!
なんて事!


六ヶ所村の再処理工場稼動絶対阻止!


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/445.html#c10

コメント [音楽7] Snoop Doggy Dogg お子茶魔
06. 2012年5月06日 11:11:35 : DtexUPLa8g
yasasi-no-
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/223.html#c6
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
04. 2012年5月06日 11:13:56 : UDls5sKIrE
蒸気を上げている約1000トンの、核溶解燃料の前での、銭勘定は無意味。「電力会社が原発を止めれば、潰れる」とはどういう事?他の発電があるのでは?変な幼稚な三段論法出すな。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c4
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
05. 2012年5月06日 11:24:00 : Bmak5YFOmA
要するに電力会社は粉飾決算のオンパレードということですね。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c5
コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
10. 2012年5月06日 11:25:02 : S3x2D2VdKo
偽ウヨク、偽ホシュも問題だが
東電、保安院を守るだけの警察も大問題だな。
本物の右翼は日本の国土を守る、本物の警察は市民を守るだろ正義をみせろ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c10
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
06. 2012年5月06日 11:25:20 : yUhs7pinVI
・8次下請けまである下請けの人達の給料は無くなり
>廃炉作業がある。

・原発で生きていた町(お金が落ちない)が潰れ
>廃炉作業がある。

・株式を購入していた東京都等の自治体の財政が危なくなり
>既に大損失。東京都の影響は微々たるもの。

・安定株として運用していた年金がこそげ落ち
>年金運用のほとんどは国債。

・電力会社株を元に購入していた国債に影響し
>意味不明

・電力料金値上げで、製造業に影響する
>自家発電or送電自由化で対応可
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c6

記事 [原発・フッ素23] 「次世代へ、原発ゼロの未来を」各地で集会・デモ(朝日新聞ほか)
5月5日「原発ゼロ」を祝うカンショ踊り
http://youtu.be/EVraB_70m2o

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http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY201205050356.html

「次世代へ、原発ゼロの未来を」各地で集会・デモ(朝日新聞)


泊原発3号機の停止にあわせ、パレードする市民グループ=5日午後、札幌市中央区、上田幸一撮影

左 さよなら原発5・5集会に参加した人たち=5日午後、東京都港区、遠藤真梨撮影

 5日は札幌や東京、大阪、名古屋など各地で原発の再稼働に反対を訴える集会やデモがあった。永久の原発ゼロへ――。「こどもの日」に重ね、次世代への脱原発の思いを語る参加者も多かった。

 東京都内では、脱原発への政策転換を求める1千万人の署名運動の一環で「さよなら原発5・5集会」が開催され、主催者の集計で約5500人が参加した。

 「今日の原発停止は再稼働への準備。社会を転換させないと本当の意味での原発ゼロはやってこない」。呼びかけ人の一人、経済評論家の内橋克人さんが「次の世代のため、今日がスタート地点だ」と呼びかけると、拍手がわき起こった。

 作家の落合恵子さんは参加者に「原発ゼロがずっと続くよう一人一人が約束しましょう。これから生まれる子供たちの未来も含め、ここから再び一歩を始めたい」と語りかけた。

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「全廃炉の実現を」 関電京都支店前で原発ゼロ集会(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120505000090

原発全停止で反対運動相次ぐ(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205060020.html

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以下は「しんぶん赤旗」 2012.05.06 日刊紙から


(1面)


(10面)


(11面)


(11面)

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/488.html

コメント [マスコミ・電通批評12] 大朝日新聞の落日 (オリーブの声)  赤かぶ
28. 2012年5月06日 11:27:00 : Dv5ASQYZAs
朝日、読売、毎日、日経、産経、の落日が近い?
一旦坂をころがり始めたら早いぞ。
朝日のテレビコマーシャルをみたぞ。(スポットだけど)
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/872.html#c28
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
07. 2012年5月06日 11:29:48 : ypqGLZNBJY
愚問ですが、9社で2.5兆円分所有している核燃料ですが、

(1)電気会社の財務諸表にある「加工中核燃料」=「使用済み核燃料棒」と考えてよいのでしょうか?「装荷核燃料」=「原発炉内にセットされてる燃料棒」ということでしょうか?

(2)ちなみに各社何本ぐらい保有しているのでしょうか?(一本いくら?)

(3)東電の福島にある燃料棒(4号1500本、ほか6400本?)は、原発再稼動しなくてもすでに価値なし=減損ですよね?

この燃料棒はアメリカとかに売れないのだろうか?

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c7

コメント [マスコミ・電通批評12] 大朝日新聞の落日 (オリーブの声)  赤かぶ
29. 2012年5月06日 11:36:02 : SwpTEj32Ng
家族で、一人でもインターネットを見る人がいる家では、新聞のおかしさがわかるんでしょうけど、年寄りばかりの家とか、週刊女性誌のゴシップ記事を信じてる主婦とかだと、何が起きてるのかわからないんじゃ?
なにせ、世間様と違うことをしてはいけないという刷りこみができてる人たちが多いんですから。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/872.html#c29
コメント [経世済民75] 「復興バブル」に沸く 東北最大の繁華街 国分町を行く (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
04. 2012年5月06日 11:37:09 : Qhokvbmgmc
じゃぁおまいわオナヌーしないんだな?
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/848.html#c4
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
08. 2012年5月06日 11:41:03 : 6BLG8ZaMw2
原発がある限り人権侵害はなくなりません、推進派と反対派に分かれて壮絶な闘争を繰返してきた歴史があります。幾多の不条理な事件をおこしています、全国に設置した原発は五十四基になります、危険に対する幼稚な考えに驚きます。暴走すればコントロールの出来ない恐ろしい設備は福島の大災害で照明されました。それなのに何故強行するのか、其処にはプルトニュウムの影がちらついている。電気の需要を賄うのに犠牲を強要してまで、原発に頼ることはありません。石油は国内で生産可能と成りつつあります、メタンハイドレートも近海でみつかっています資源は十分あります。
 原発に固守する姿勢は愚かな挑戦としか見えません、放射能で汚染された物や使用済み核燃料は増え続けています。処理設備が先送りを続けて破綻状態です。これらを増やさない為にも原発は廃止すべきです。

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c8
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
09. 2012年5月06日 11:41:45 : EszHBBNJY2
>>07

(3)について、
東電は3月頃に4基の原発に関して廃炉にしたので、減損処理をしています。
1020億円?だったはず。 但し、原子炉設備と建屋のみだと思う。
燃料棒については、目視もできないので多分、未処理でしょうね。
1-4号機と共有プールで合計14000ユニット(燃料棒集合体数)だったと思う。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c9

コメント [原発・フッ素23] 「次世代へ、原発ゼロの未来を」各地で集会・デモ(朝日新聞ほか) gataro
01. 2012年5月06日 11:49:20 : Si4g2GlOLI
次なる指針


原発ゼロおめでとうございます。
引き続き再稼動をさせないよう、原発をすべて廃炉させるよう、脱原発で力を合わせましょう。


さて、原発村がこっそり温存を図ろうとしている再処理の動きには注意が必要です。地震の危険性の報道がやたらと多い昨今、こういう報道操作があるときは要注意です。原発村の常套手段としては大概、大事件の報道が盛んな時に、陰に隠れて少しだけ情報開示してきています。原発関連の事故報告など、まさに何度もこの手で国民はごまかされてきました。


福島原発事故の際も高濃度汚染水放出や3号機核爆発など計画停電の影に隠れて、報道は僅かで、今でも国民の多くは知らない人もいるくらいですから、実に巧妙です。


気をつけなければならない動きは六ヶ所村核燃料再処理事業の再開問題ともんじゅの動きでしょう。再処理はプルトニウムを溜め込む目的ですが、原発を脱原発する方向性と真っ向から対立します。


脱原発の最大の目的は、安全な社会を求め、子供たちに死の灰という負の遺産を残さないことであって、今後死の灰はどんどん減らしていこうというするものです。しかし、核燃料再処理事業が本格的に始まれば死の灰は今までの原発施設全体より遥かに増大して増え続けてしまうことになります。これは何としても阻止せねばなりません。


日本は日本の原発の再処理をフランスに依頼して、日本産のプルトニウムでフランスの核実験に寄与したという被爆国日本としては何とも恥ずかしい過去の経験を、実は多くの日本人に隠して来ています。世界にも有数に大量のプルトニウムを保持する日本がさらにプルトニウムを増産しようという狙いは何なのか。アメリカやフランスのための死の商人になることでも目指しているのでしょうか?


いずれにせよ、日本の大人たちは死の灰だけは子供に残さない努力は重ねなければならないでしょう。そのためには、断乎、ノーモア原子力を達成できるよう死の灰を増産する動きには目を光らせて監視して行く必要があると言えましょう。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/488.html#c1

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
10. 2012年5月06日 11:49:22 : t9M2KfINao
もうハッキリしているが、以下のことを確認しておくこと。

「原発および原発燃料は不良債権であって資産ではない」


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c10

コメント [原発・フッ素23] 枝野経産相「関西電力管内の計画停電計画を」−読売オンライン 民兵
10. 2012年5月06日 11:56:28 : oDZLjorBrU
1ヶ所でも稼動を許したら、なし崩し的にドンドン稼動する。
前例が出来れば国はとどまるところを知らない。
あそこは安全が認められた、だったらもこれも認められる筈と、必ずこう来る!
裁判所も前例で許可を出す。
裁判所は過去、常に国に勝利をもたらしてきた。
裁判所は国民の被害の訴えの声も阻止の訴えにも耳を貸した事はほとんど無い。
裁判所は常に国の原発政策に加担してきた。

今年9月に青森県の六ヶ所村にある燃料再処理工場が稼動の予定だ。
あれを先ず廃止させろ!
あれこそ一番危ない施設だ。
青森県の六ヶ所村にある燃料再処理工場が稼動すれば、ここ一ヶ所だけで年間の放射能放出量は、他の原発1年分と同じだけの年間放出量だって!
今年9月に稼動しちゃうよ。
一度稼動したら最後、この青森県の六ヶ所村にある燃料再処理工場は廃止が不可能だってさ、放射能が物凄くて。

【ウィキペディア参照】
六ヶ所再処理工場 は、日本原燃が所有する核燃料の再処理工場。
1993年から約2兆1,900億円の費用をかけて、青森県上北郡六ヶ所村弥栄平地区に建設が進められている。現在試運転中である。

日本の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場である。

最大処理能力はウラン800t/年、使用済燃料貯蔵容量はウラン3000t。


【原子力資料情報室 CNIS 参照】
六ヶ所再処理工場は、原子力発電所約30基が1年毎に取り替える量に相当する800トンの使用済燃料を毎年取り扱う(図1参照)。その上、再処理とは使用済燃料中に生成・蓄積したプルトニウムを取り出すための操作である。原子炉の段階では曲りなりにもプルトニウムや核分裂生成物を閉じ込めていた燃料棒を、再処理工場では細かく切り裂き、硝酸に溶かした上で化学的にプルトニウムを分離しなければならない。当然、環境に放出する放射能の量は桁違いに多くなり、原子力発電所が1年で放出する放射能を1日で放出するといわれる。
 
原子力発電所が環境に放出する放射性物質に対しては、気体についても液体についても濃度規制が課せられる。
再処理工場の場合、気体で放出される放射能に対しては敷地境界外に出るまでの大気中での希釈効果を考えてよいことにされており、原子力発電所と同等の濃度規制が課せられる。
しかし、例えば液体として放出が予定されているトリチウムを原子力発電所の規制3)に適合させようとすれば、毎日100万トンもの希釈水が必要となってしまう。そのため、再処理工場が放出する液体の放射能に対してはもともと濃度規制がなく、住民の被曝線量を計算し、その計算値が規制値を下回ればよいとされた4)。そして、日本原燃と国は、平常運転時の住民の被曝線量を計算したところ、年間22マイクロシーベルトにしかならなかったと言う5)。

再処理は軍事上の至上命令のために開発され、それがどんなに不経済であっても、どんなに環境汚染を引き起こしても運転が許された。
「平和利用」を標榜して行なわれる日本の六ヶ所再処理工場の場合、何よりも経済性が重視されて設計されたし、運転される。

六ヶ所再処理工場で平常運転時に放出が予定されている放射能と、それによる被曝量の評価結果を図3に示す。気体状の放射能の寄与が圧倒的で、そのうちでもクリプトン85(Kr-85)、トリチウム(H-3)、 炭素14 (C-14)の3核種だけで約7割になる。
日本原燃はそれらの核種は「フィルタでは取り除けません。……充分な拡散・希釈効果を有する高さ約150mの主排気筒、沖合い約3km、水深約44mの海洋放出口から放出します」5)と書き、全量を放出するとしている。
 しかし、クリプトンは沸点が零下152℃で、その温度まで冷やしさえすれば、液化して捕捉できる。六ヶ所再処理工場から放出されるKr-85は年間3.3×1017ベクレルで、それを重量に換算すれば23kgでしかない。クリプトンの捕捉技術開発にはすでに160億円の国費が費やされたが、それを活かすことなく全量を放出すると言う。
トリチウムについては、その一部を飽和蒸気として排気筒から放出するとしているが、トリチウムを排気筒から放出する場合、等量の排水口からの放出に比べて17倍の被曝を与えると日本原燃自身が評価している。
放出する空気の除湿は簡単なことであり、除湿して捕捉したトリチウムを排水口から放出しさえすれば、被曝量は大幅に低減できる。
また、費用はかかるが、トリチウムの同位体濃縮技術はすでに確立されており、トリチウムを捕捉しない理由も要は経費がかかるというだけである。
炭素14についても、全量放出とされている。
炭素の捕集は化学的な手法で可能であるから、たとえば水酸化ナトリウムと反応させれば固体化できる。
 
もともと放射能に「安全量」はない。

「充分な拡散・希釈」とは、広範囲に汚染を広げることである。
六ヶ所再処理工場が毎年放出するKr-85は全地球規模に汚染を広げ、全世界では1320人・Svの被曝を与える8)。1000人/1万人・Svというがん死のリスク係数を当てはめれば毎年約130人、40年の操業では約5000人ががん死することになる。

 再処理工場の運転は立地地域の住民にかつてない被曝を与える。

放射性物質のクリアランス基準は年間10マイクロシーベルトであり、国や日本原燃による22マイクロシーベルトという被曝評価値は、すでにその値を2倍以上超えている。
また、放射能の捕捉をせずに「希釈・拡散」させるのであれば、地球規模での汚染を生じさせる。
経済的な費用を惜しんで本来為すべき処置も取らない工場を稼働させることは故意の犯罪だと私は思う。
【原子力資料情報室 CNIS 参照】ここまで

ウィキペディアによれば
国や原燃は、これらの多くは大気や海水によって希釈されるので人体に影響が出るレベルの線量にはならないとの立場を取っている。
そうです。

そういえば。
汚染水は海に流せば希釈されるので人体には影響はないとか言っていた大学教授がいなかったっけ?


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/448.html#c10

コメント [原発・フッ素23] 国際的にも厳しいはずが…食品中の放射性物質、国と民間「二重基準」広がる (産経新聞)  赤かぶ
11. 2012年5月06日 11:58:58 : ILiTPGkN7Y
1960年代、自然食品専門店に「霞が関消印」の脅迫状が繰り返し送付されてきたことが話題になった。
「全国健康食品協会」等の業界団体が未だ形成されていない頃のことだった。
販売品の「合成添加物『無添加表示』を止めろ」との趣旨であった。
厳しくすると、妨害するのが霞が関の方針なのだ。 
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/484.html#c11
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
11. 2012年5月06日 12:02:17 : iQinVlOl1c
燃料棒は宇宙人にでも高く売れ。それしか無い。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c11
記事 [ペンネーム登録待ち板6] コメント投稿用
コメント投稿用
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2575.html
コメント [経世済民75] 国民のカネを国内に向けず大災厄招く政権の異常 (騾馬に引かれた善光寺参り・・遠いい帰り道の過ち) 墨染
01. 2012年5月06日 12:04:34 : uz4zqg3c5L
政治が敗戦いらい独立してないから、奪われて滅ぼされる。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/860.html#c1
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
12. 2012年5月06日 12:06:20 : ypqGLZNBJY
09さま

ありがとうございます。なるほど、14000ユニットもあるのか。

2011年3月期の時点で、東電の原発関連設備が約1.6兆(原発施設が7342億、核燃料が8699億)だったのに比べると、減損がたったの1020億って、少なすぎのような・・・
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c12

記事 [原発・フッ素23] 結局殺すしか選択肢はなかった20km圏内の牛や豚、鶏
・結局殺すしか選択肢はなかった20km圏内の牛や豚、鶏
http://hamstern.air-nifty.com/mogumogu/2012/04/20km-6e2d.html


政府は20km圏内の家畜については「農家の了承を得てから殺処分をする」という対応を取っていましたが、殺すのを了承しない一部の農家(とそれを支援する人々)がいるため、「移動や繁殖、出荷をしないなら飼い続けても良い」という事にするようです。

これ、「殺すのは可哀想」と言っていた農家とそれを支援している人々にはものすごい「皮肉な対応」になっています。
「殺すのは可哀想?なら寿命まで飼ってもいいけど余計な餌代は自分らで出してよね。牛や豚、鶏などの補償金は通常の相場分しか出さないから。」って感じです。
国は牛や豚、鶏など一頭につき補償金を当然出すでしょうが、その補償代金は通常の家畜の相場相当しか出さないでしょう。寿命が尽きるまでに飼うとなると、余計にかかる餌代やもろもろの費用は全額農家の自己負担となります。

もともと農家は肉牛はもちろん、乳牛も寿命が尽きるまで飼った事なんかほとんどありません。豚や鶏もそう。
繁殖用のも繁殖できなくなったらお役御免です。

寿命まで飼い続けるとなると餌代や諸々の費用が余計にかかって馬鹿にならないので、結局「途中で殺している」のが普通の畜産なんですよ。
今回の原発事故で急に「殺すのは可哀想」みたいな頭の悪い意見が出てきましたが、今までも寿命が尽きる前にさんざん殺していたのに、それを今更「殺すのは可哀想」とか言い出してもすごい違和感があります。
結局いつ殺すのかが変わっただけの話です。

国は「移動や繁殖、出荷をしないなら飼ってもいいよ」という対応にするみたいですが、それで寿命まで飼い続ける馬鹿な農家はいないでしょう。
通常の期間飼うならともかく、出荷できないとなると病気で死ぬか寿命が尽きるまで飼うしかありません。(それとも気が変わって途中で殺しますか?)
寿命が尽きるまで飼うとなると余計な餌代・世話代が相当かかります。
農家が餌代や世話代を自己負担しながら、牛や豚の寿命が尽きるまで20km圏内で飼い続けると思いますか?それはないですよね。

「研究用に生かして欲しい」みたいな意見もありますが、牛の寿命って15〜20年くらいあるので、研究用で引き取って現地で飼い続ける場合も寿命が尽きるまで生かし続けるとは到底思えません。
結局研究用でも「途中で殺す事になる」のは変わりがないんですよね。


国の補償金については、今殺しても、しばらく飼ってから殺しても家畜一頭につき同額しか出してもらえないでしょう。
農家や一部の人の単なる自己満足のためだけに余計にかかるようになってしまう餌代や世話代の分まで国が出す道理はありませんし、実際政府はそんな金は出さないでしょう。
国民感情からしても、「出荷もしないのに飼い続けたい?その分の餌代や世話代を税金でまかなえ?馬鹿も休み休み言え」って言われるのがオチです。
殺すのを引き延ばせば延ばすほど余計な餌代や世話のコストがかかる事になり、それが全額農家の負担になります。
結局一日も早い殺処分を選択した方が農家のためになるでしょう。


それでも判断を先送りにして、身銭を切りながらしばらくは飼い続ける馬鹿な農家もいるかもしれません。
その場合は「業者が出荷禁止にも関わらず安く買い叩いて全国に出回らないか?」という疑心が生まれ、せっかく回復してきた全国の牛肉はもちろん、豚肉や鶏肉、鶏卵などの消費にまで影響が出てくるでしょう。
迷惑な事この上ないです。

農家としてはそういう業者に安く買い叩かれるより、国に補償金をもらった方がはるかにわりがいいと思いますよ。
同じ一頭分でも、業者が買い取る価格より、国からもらう補償金の方がはるかに多いでしょう。
 
一部の農家は業者に安く売却した上、さらに国からも補償金をもらおうとする人もいるかもしれません(二重取り)が、国の補償金支払いの場合は契約書を交わす事になります。
もし、「家畜を業者に売ったのに、死んだ事にして国から補償金をもらった」となると立派な詐欺罪にあたりますので、後で判明すると重い刑事罰を受ける事になってしまいます。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/489.html

コメント [原発・フッ素23] 文科省は本気で殺人を行っている。知らぬが仏。仏になるまでウソ教育 (乖離のぶろぐ)  赤かぶ
34. 2012年5月06日 12:09:44 : WNb98HHYVA
33]さん

彼らは「優秀な頭脳の持ち主」と思っていることがそもそも間違いなのです。
確かに記憶力はすばらしい。
思考力もそこそこあるかもしれません。
その場限りの逃げ道をみつけるための思考力程度はね。
なにせ彼らは日本の教育制度にそった頭脳の持ち主ですから。

しかし、肝心なのは「開発力と解決力」、そしてほんものと偽物をみきわめる真贋力と、チャレンジする実行力です。つまり勇気です。これらは、残念ながら、彼らがいっさい持ち合わせていない能力のかずかずです。仮に持っていたら、彼らは霞ヶ関住人にはなりません。なったとしても、その有様をみたとたんに嫌気がさして霞ヶ関から出るでしょう。あるいは、出るまでもなく排斥されるでしょう。

人間は組織に生きる動物です。そうでなければ生きていけません。その組織の衣を着て生きます。その組織が大きいほど、自分も大きいつもりになります。期間が長ければ長いほど組織そのもののような気になるのでしょう。

その尊大さは態度をみたら分かります。ちいちぇえ人間と笑っちゃいますけどね。ほんとうに一匹オオカミで生きるには、心身ともにそれなりの能力が必要ですから、彼らほどちいちぇえ人間はいません。組織から離れ一人になったら、虫けらぐらいでしょうか。一人ではなにもできない、だから権威・権力にしがみつくのです。

一般国民が目をさまし、彼らは「虫けらどうぜんだ」、「我が子を虫けらにはしない」と思うようにならないかぎり、日本はたちなおれません。日本は放射能で生き地獄になるというのに、いまだに、親たちは進学校、塾、学歴に血道をあげています。これが日本の現実です。残念ながら!


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/441.html#c34

コメント [原発・フッ素23] これを隠ぺいと言わずして、何を隠ぺいと言うのだろうか。 - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 千早@オーストラリア
14. 2012年5月06日 12:10:01 : pPJ5gJb78A
この多摩散人というのは頭がおかしいのか?

5年後から被曝被害が顕在化すると何度言ったらわかるのか。

月日もろくに数えられないらしい。

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/470.html#c14

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 気配り裁判所が“グレー”に脚色?「真っ白」小沢氏“無罪”判決 成瀬裕史 (JanJanBlog)
http://www.janjanblog.com/archives/70842
2012年 5月 2日 22:57
成瀬裕史


(転載開始)


■「無理スジ」事件に下った「当たり前」の“無罪”判決

 4月26日、小沢氏に「無罪判決」が下った。
 そもそも、西松建設からの「迂回献金」を狙って大久保秘書を逮捕したが、ダミーと目した政治団体に活動実績があったことから、修正申告で済むような土地取得の「期ズレ」という“微罪”に訴因変更し、現職国会議員の石川氏まで逮捕したという、検察の「チョンボ」を隠すため(?)のような“事件”である。

 公判でも会計の専門家が「土地取得の資産計上は登記時が基準」と証言し、“正しい報告”をしたのにも拘わらず、「土地取得の原資を詮索されマスコミに騒がれるのを恐れた」とし、秘書だった石川氏が小沢氏と「共謀」し、報告日を一年遅らせるという「政治資金規正法違反」を犯したという、“フロッピィ改ざん”前田元検事も「無理スジ」と証言した“事件”であった。

 一部の「ヤメ検」などを除き、大方の識者が予想したとおり、「無罪」となるのが当たり前の「でっち上げ」事件(?)だったのではあるまいか…。

 
■強い「政治色」の中、“無罪”を下した裁判官の「勇気」に敬意!?

 こんな事件(?)であっても、巷では最後まで「有罪もあり得る」との憶測も流れていた。
 何故か?

 それは、この事件が、極めて「政治色が強い」事件であったからである…。

 「政権交代」が確実視された総選挙直前、大久保秘書の逮捕により、小沢氏は民主党代表の座を退いた…。

 「政権交代」後も石川氏逮捕によるマスコミの「政治とカネ」の大合唱により、鳩山首相とともに小沢氏は幹事長を“W辞任”し、「消費増税」を容認する菅政権が誕生した…。

 そして、その菅氏と小沢氏が争った民主代表選の投票当日、検察審査会が二度目の「起訴相当」を議決した…。

 日本国憲法第76条には、「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される」とされているが、
このような極めて「政治色」の強いこの裁判において、自らの「良心」に従い“無罪判決”を下した裁判官の「勇気」に対し、小沢氏のコメント同様、まずは最大級の「敬意」を表したい…。

 しかし、その判決文を紐解くと、“無罪判決”とは一転、最高裁・事務総局やマスコミ(に作られた世論)への「気配り」が、随所に見て取れる…。
(参考)NHK NEWSWEB「小沢元代表裁判 判決の要旨」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120426/t10014737421000.html


■裁判官の“身内”である裁判所事務官が仕切る「検察審査会」

 まずは“身内”である、最高裁・事務総局への「気配り」である。

 憲法の上では「良心に従ひ独立」している筈の“裁判官”ではあるが、10年の任期後に再任されるためには、最高裁の「指名」が必要である。(憲法第80条)
 また、勤務地や昇給などの「人事」も最高裁・事務総局が握っている。

 このため、“普通”の裁判官であれば、自らの「良心」とともに「最高裁」に対しても「気を遣う」のは当然であろう…。

 小沢氏を「起訴相当」とした検察審査会は、「三権」の何処にも属しないことから「憲法違反」との声もあるが、実質的には最高裁・事務総局の配下にあると考えられる。

 検察審査会の事務局長および事務官は、裁判所事務官の中から、最高裁判所が任命する。(検察審査会法第20条)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO147.html
 また、検察審査会事務局は、一般市民から「くじ」で選ばれた検察審査員11名の互選による検察審査会長の“指揮監督”を受けて事務を掌るされている。

 しかし、一般市民たる“シロウト”が指揮監督できる筈はなく、事務局に頼らざるを得ないのが「実態」であろう…。
 そんな検察審査会長が頼りとする“裁判所事務官”ではあるが、彼らは単なる国家公務員で、彼らを任命した最高裁・事務総局の指示に従うのは、これまた「明白」であろう…。

 とするならば、最高裁・事務総局の配下にある“裁判所事務官”が事務局として主導した検察審査会の「議決」を、身内の“裁判官”が否定することなど、「決してあり得ない」のではあるまいか…?

 
■「威迫」「虚偽記載」があっても手続きが「正当」なら起訴議決は「有効」?

 判決要旨の「公訴棄却の申立てに対する判断」では、
特捜検事の“虚偽”捜査報告書作成により
「検察審査員をして、錯誤に陥らせ、本件起訴議決をさせた」ことから
「起訴議決は無効で公訴棄却」とする弁護側の主張に対し、

特捜検事が「威迫と利益誘導によって、被告人の関与を認める旨の供述調書を作成」し、「内容虚偽の捜査報告書を作成し、送付」したとしても、
「審査手続きに違法があるとはいえず、また、起訴議決が無効であるとする法的根拠にも欠ける」とし、
また、「検察審査員の錯誤等を審理、判断の対象とすることは、会議の秘密に照らして相当でなく、実行可能性にも疑問がある」として、
「公訴の手続が規定に違反し無効であると解することはできない」ことから、「検察官の意図を判断するまでもなく、公訴棄却の申立ては、理由がない」としている。

 言い換えると、たとえ「強要された供述調書」や「虚偽の捜査報告」であったとしても、「だからダメ」とは法律に書いていないし、
検察審査会の会議は「秘密」なので、検察審査員の判断が誤ったかどうか判断できないことから、
「起訴議決が無効」とはいえず「公訴棄却は理由がない」としている。

 「検察官の意図」や「検察審査会の会議内容」には踏み込まず、「法律に書いていない」「証明不可能」という外的要因により「起訴議決は無効で控訴棄却」という弁護側の主張を退けたこの判決文は、
“身内”である検察審査会事務局、さらには彼らを任命・指導する最高裁・事務総局、ひいては裁判所総体に対して「累が及ばないよう」配慮した、裁判官の「気配り」がにじむ内容となっている…。


■「世間の常識」を理解できない?“司法”関係者…

 次に、判決要旨の「争点に対する判断」では、 
石川氏が小沢氏個人資産の4億円を土地の決済に充てず、りそな銀行から預金担保で4億円の貸付を受けた目的を、
「個人資産から陸山会に提供された事実が、収支報告書等の公表によって対外的に明らかとなることを避けるため」としている。

 「親方日の丸」の国家公務員である裁判官(検察官もそうだが)は、もしかしたら「流動資産」や「運転資金」の意味を、一生理解できないかもしれない…。
 「流動資産」と「固定資産」の違いを理解していれば、「運転資金」として必要な「流動資産」たる現金4億円を使って「固定資産」たる土地代金の決済に充てることなど決してあり得ず、預金担保で土地代金を短期借入して決済後、登記後の土地を担保に長期借入し、そのお金で短期借入を返済し、担保とした預金を「流動資産」に戻すことは、「世間の常識」なのである。

 「不動産をキャッシュで購入する」ことを“当たり前”と思っている(?)「高給取り」の司法・マスコミ関係者の方が、余程、「庶民の感覚からかけ離れている」のではあるまいか…。


■「メディアに騒がれるのを避ける」ことが“犯罪動機”にあたるのか?

 また、石川氏が「小沢氏の個人資産を決済に充てなかった」理由として、
「マスメディア等から追求的な取材や批判的な報道を招く」などで、
小沢氏が「政治的に不利益を被る可能性を避けるため」としている。

 たとえば「ヤミ献金を収支報告書に載せなかった」のであれば、
政治資金規正法上、「重大な犯罪」と理解できるが、
「マスコミに騒がれるのが嫌で個人資産を充てず借入とした」ことが、
どんな“犯罪”にあたるというのであろうか…。

 また、石川氏が本登記を翌年1月に遅らせた目的を、
「陸山会の土地取得・代金支出の報告書を1年間遅らせ平成17年分として公表する」ための“口実作り”としているが、
「公表を1年先送り」することに、何の“犯罪動機”があるというのであろうか…。
(検察の「威迫と利益誘導」が一部認められている石川氏の供述調書には「土地取得がマスコミに報道され、民主党代表選に影響することを懸念した」とされているようだが、いずれにせよ“犯罪行為”を隠すためではない…)


■“検察”側に配慮し?「会計処理の専門家」の証言を否定した“裁判所”

 また、判決要旨の〔土地の所有権移転時期及び収支報告書における計上時期〕では、
「土地の所有権は売買契約に従い平成16年10月に移転」したとし、
「本登記の17年1月に取得した」旨の収支報告書は、「虚偽の記入に当たる」としている。

 しかし、昨年12月の第11回公判では、「会計処理の専門家」として弁護側・指定弁護士の双方が証人申請した弥永真生筑波大教授(商事法、制度会計)が出廷し、収支報告書への土地取得の資産計上について
「確定性、客観性から考えると、登記時が基準になる」と証言。
10月の土地購入を、翌年1月の本登記に併せて収支報告書に記載したことは「虚偽記載には当たらない」としている。

 裁判官は、双方からの証人申請による“専門家”の証言を、何を根拠に「否定」したのであろうか…?

 “裁判所”を所管する「法務省」の事務次官を代々務める、検察庁の「顔を潰さない」ための“配慮”であろうか…?


■結論は「小沢氏が“虚偽記載”と思わなかった可能性がある」ので“無罪”

 判決要旨最後の〔被告人の故意・共謀〕では、
小沢氏の「政治的立場や、金額の大きい経済的利害に関わるような事柄」については、
石川氏が「自ら判断できるはずがなく、被告人に無断で決定し、実行することはできない」はずとし、直接証拠がなくても、小沢氏が認識・了承していたことは、「状況証拠に照らして、認定することができる」とした上で、

「しかし、被告人」小沢氏が、
決済日を変更できず平成16年中に土地の所有権が移転し取得費が支出されたことを認識せず、
土地取得及び取得費支出が17年に先送りされたと認識していた可能性があり、
17年分の収支報告書への計上を“虚偽記載”として
「認識していなかった可能性がある」としている。

 言い換えると、小沢氏は、石川氏が(マスコミに騒がれたくない等の理由で)土地の所有権移転を1年遅らせることを認識・了承していたとしても、
(その工作が上手く行かず)16年中に所有権移転していたこと「知らなかった」可能性があり、
17年分で報告することを「虚偽記載と思わなかった」可能がある、
ということである。

 判決要旨では、小沢氏に「虚偽記載」の認識があったかどうかが、
「収支報告書の虚偽記入・不記載の“共謀共同正犯”として故意責任を問う」ために必要な要件であるとした上で、

「このような被告人の故意について、十分な立証がされたと認められることはできず、合理的な疑いが残る」とし、
従って、「被告人の故意及び石川元秘書ら実行行為者との共謀を認めることはできない」とし、
「被告人は無罪」としたのであった。

 何のことはない、小沢氏が報告書の記載を“虚偽”と認識していない以上、「虚偽記載」の“共謀共同正犯”には「なり得ない」ということである。


■持って回った「被告人の故意について、合理的な疑いが残る」との言回し

 それにしても、被告人の故意について「合理的な疑いが残る」とは、何とも「持って回った」言い方である。
 小沢氏は「故意ではない」とするのが“合理的”との意味だが、
小沢氏には「疑いが残る」と言っているように“勘違い”してしまいそうになる…。

 そのためか(?)、マスコミ報道では「疑わしきは罰せず」という言葉が踊っている…。

 この“勘違い”は、小沢氏を「叩き続けたい」マスコミと、マスコミ(に作られた世論?)に過剰反応する裁判所との、「阿吽の呼吸の成せる業」とも取れるのだが…。


■“無罪判決”というのに、従来主張を繰り返す三大紙の「思考停止」

 そんな裁判所の“配慮”に「気を良くした」のか、“無罪判決”だったというのに、翌日4月27日の“三大紙”社説には「思考停止」とすら思える、従来どおりの「小沢バッシング」の言説が並んでいた…。

 朝日曰く、「小沢氏無罪判決―政治的けじめ、どうつける」
「『うそ』は認定された」
「説明責任を果たせ」
そして、取って付けたように「検察は猛省し謝罪を」 …。

 読売曰く「小沢氏無罪 復権の前にやることがある」
「『秘書任せ』の強弁は許されない」
「『消費税』へ影響避けよ」
「国会で説明責任果たせ」
そして「検察は捜査の猛省を」…。

 毎日曰く、「小沢元代表無罪 なお政治的責任は重い」
「検察の失態も強く批判」
そして「もう権力闘争はやめよ」と言いつつ
「元代表が有罪か、無罪かの問題と消費増税の是非とは本来、まったく関係がない」
とし消費増税方針を支持…。

 結局、マスコミが、小沢氏を“叩き”続け、「小沢氏排除」を主張する菅政権とその後の野田政権の「民主党内主流派」を“支持”し続けているのは、
“消費増税”を掲げる「我が国の最高権力」たる官僚機構・財務省の“ご意向”に忠実なだけかもしれない…。


■「小沢裁判」とは官僚機構からの「政権奪取」を阻止する“反動的騒動”?

 結局、「小沢裁判」とは、「我が国の最高権力」たる官僚機構(の隠れ蓑としての自民党政権)から、小沢氏率いる民主党(それを支持する主権者・国民)が「政権奪取」するのを“阻止”しようとするための、
そして「政権交代」後は、小沢氏を政権与党の“主流派”から「引きずり降ろす」ための、
“反動的騒動”だったように思える…。

 そんな「反動的」動きに対し、最初から最後まで“加担”をし続けるマスコミの“罪”こそ、私は何よりも「重い」と思うのであるが…。


(転載終わり)
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2576.html

コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
11. 2012年5月06日 12:12:25 : 4QNZ1Y02gs
警察・検察・自衛隊は時の権力を守るもの、また自らを守るものであり、決して民衆の味方とか民衆を守るものではありません。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c11
コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
13. 2012年5月06日 12:13:37 : uz4zqg3c5L
今整理しないと将来にわたって事故と使用済み燃料棒の保存とで費用と国民汚染とでたかいものにつくのは自明の理、なのに愚民化でしないのは亡国。

複式簿記をやめればいい東電は。経済は恣意的に動くものだ。

原発推進の善洗脳と賄賂で人心道徳が崩壊して亡国している。腐ってるのは切る。

関係団体には円を印刷して配ればいい。国難である。日銀と外国の工作員売国奴は追討。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c13

コメント [原発・フッ素23] 報道されない現実「5月5日子どものための原発ゼロ記念日、経産省前に右翼がうじょうじょ」(動画)  赤かぶ
12. 2012年5月06日 12:14:57 : S3x2D2VdKo
>警察・検察・自衛隊は時の権力を守る
だから「正義」を見せろと言っている
アホか!
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/477.html#c12
コメント [音楽7] TEE 電話で抱きしめて お子茶魔
04. 2012年5月06日 12:17:01 : DtexUPLa8g
ほんまほんま、びっくりした!
ウェブサイト載せてくれたんじゃね。ありがと・・・
そーゆーとこで女子にもてるんでしょーねーww

歌詞がけっこう切ないけ、かわいそー。男は特に・・
一緒におってくれん彼女なら別れてしまえ〜。
次行ってみよ〜。と言いたいとこじゃが
んな単純なことじゃないのよね・・たぶん。

K子


http://www.asyura2.com/12/music7/msg/233.html#c4

コメント [自然災害16] チェーンメール 鴎
03. 2012年5月06日 12:20:09 : 5ia1K6zGVc
この文を3〜10ヵ所貼り付け、回してくださいw
これをやった貴方は、夢や学校一のモテ子に
なりますw
やんなかったら不幸が突撃します
もうココまで読んでしまった人は最低3ヵ所は回さないと絶対不幸が100%突撃して死亡
するでしょう
これをやった人は、実際に
両思いになれたり、
学校一のモテ子になれたり、
夢が叶ったり
欲しい物が手に入ったり
キスされたり
告られたり
一気に幸せが手に入ります
だから移せば移すほどお得!
その他にもたっくさん叶った人がいます
だから回してね失敗した人なんていません

実際なったよ@@
ラブレターもらいまくり!!下駄箱あけると「ザザザーッ」ってなるよ!

http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/481.html#c3

コメント [原発・フッ素23] 4号機使用済み燃料プールがカタストロフィーに至るプロセス(アーバンプレッパー) 馬鹿まるだし
20. 2012年5月06日 12:24:58 : 3Md7MgWbW2
以下四、五、六、七を参照。


青森県六ヶ所再処理工場の劣化ウラン試験運転に関する質問主意書

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a159090.htm

四 劣化ウランは濃縮工程で発生し、その所有権はウラン濃縮を委託した者にある。米国から輸入された劣化ウランの本来の所有者は特定できないと聞いているが、それに間違いないか。三菱原子燃料が調達した劣化ウランは、本来の所有者が米国濃縮ウラン会社にその所有権を無償で移譲したものか。

五 米国濃縮ウラン会社はその前身である米国エネルギー省から劣化ウランを譲り受けたと聞いている。米国エネルギー省は軍事用濃縮もおこなっていた。日本政府は三菱原子燃料が調達した劣化ウランが軍事目的の濃縮工程で発生したものではないとの確証を得ているのか。また軍事目的の濃縮工程で発生した劣化ウランの場合でも、日本政府は輸入を許可するのか。

六 米国NRCの資料によると、日本国内に劣化ウランの在庫があるにもかかわらず米国から輸入するのは「事業者が必要とする純度の劣化ウランが既に米国にあり供給可能であるため」とある。「事業者が必要とする純度」とは、具体的には何を意味するのか。

七 三菱原子燃料は米国濃縮ウラン会社から劣化ウランを購入したのか。価格はいくらか。

衆議院議員稲見哲男君提出青森県六ヶ所再処理工場の劣化ウラン試験運転に関する質問に対する答弁書

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b159090.htm

四について

 三菱原燃から聴取したところ、お尋ねの「本来の所有者」については、三菱原燃が劣化ウランを調達した「米国濃縮ウラン会社」から特定できないとの説明を受けており、また、三菱原燃が「米国濃縮ウラン会社」から調達した劣化ウランについて、「本来の所有者」が「米国濃縮ウラン会社」にその所有権を無償で譲渡したものか否かは承知していないとのことである。

五について

 劣化ウランを含む核物質の輸入について、外国為替及び外国貿易法(昭和二十四年法律第二百二十八号。以下「外為法」という。)第五十二条の規定に基づく輸入の承認を行う際には、輸入する核物質の国内における使用等に必要な原子炉等規制法の規定に基づく許可等がなされているかなどについて審査を行っているところであるが、「劣化ウランが軍事目的の濃縮工程で発生したもの」か否かは審査項目としておらず、お尋ねの三菱原燃が調達した劣化ウランについても、軍事目的の濃縮工程で発生したものか否かは承知していない。

六について

 御指摘の米国原子力規制委員会(NRC)の資料を特定することができないことなどから、お尋ねの「事業者が必要とする純度」について正確にお答えすることは困難であるが、三菱原燃から聴取したところ、「米国濃縮ウラン会社」から劣化ウランを調達する際、使用済燃料の再処理によって回収されるウランには核分裂生成物などの不純物が含まれているため、そのようなウランではなく天然ウランを濃縮することに伴って発生した劣化ウランを納入することを契約上の条件にしたとのことである。

七について

 三菱原燃は、米国商社を通じて「米国濃縮ウラン会社」から御指摘の劣化ウランを調達しているが、有償であるか無償であるかを含め、その価格については、三菱原燃等の正当な利益を害するおそれがあるため、答弁を差し控えたい。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/459.html#c20

コメント [自然災害18] ミッチェル・クームス M9.3の地震が東京を襲うという警告(facebookより)      びっくりカメラ
62. 2012年5月06日 12:25:29 : KRyPjTTXtw
>>58
発想や思考回路の話をしていて
立場など関係ありませんよ?
自覚してしまったから
壊れたオルゴールのように在日ガー工作員ガーと、話を逸らせようとしているんですね。

哀れですね
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/273.html#c62

記事 [原発・フッ素23] [書き起こし] 小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。 2012年5月4日 ニューヨーク  

【書き起こし】小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。2012年5月4日 ニューヨーク
http://portirland.blogspot.jp/2012/05/201254.html
2012/05/05 portirland


情報提供深謝です。

管理人も、途中から動画を見ていたのですが、今の所、録画はアップされていないようです。
アップされ次第、動画を埋め込みます。

2012年5月4日、米国のニューヨークで、小出裕章さん・布施純郎さん・中山憲さん達が、合同で記者会見を行いました。

原発問題の第一人者である小出氏と、医師の方々とのコラボで、非常に興味深い講演のセッティングであったというのが、管理人の感想です。


2012年5月3日小出裕章講演会 in NY(記者会見の前日) FBのページより引用。

左から坂本龍一氏、小出氏、中山憲氏、布施純郎氏

CFF 2nd Ustream is May 4th (Fri) 10AM~11AM / JPN 5/4 11PM~12AM
Hiroaki KOIDE’s Press Conference for American Media in NYC


WHO: Mr. Hiroaki Koide, Assistant Professor, Research Reactor Institute of Kyoto University, Japan; Dr. Junro Fuse, Internist, Japan; Dr. Ken Nakayama, Orthopedic Surgeon, Japan; Dr. Andy Kanter, MD, MPH, Physicians for Social Responsibility, USA; Kazko Kawai, Voices for Lively Spring, Japan; Mari Inoue, Human Rights Now, USA.

講演者


・小出裕章

・中山憲


・布施純郎


・Andy Kanter (動画がアップされ次第ご確認下さい。)


<小出先生>

日本の原子力発電所は絶対に事故は起きないと言っていた。
マスコミも安全だと言っていたため 国民もそう思い込んでいて、昨年とうとう 大きな事故を経験してしまった。

地震発生直後に原子力発電所は非常に危機的な状況になり、まず、原子炉の核分裂反応を止めました。

そのため、原子力発電所は自力で発電する力は失った。

原子力発電所は外部から電力を送電を受けるはずだったが、外部からの送電塔も壊れて、外部電源が絶たれてしまった

その場合に備えて、非常用のディーゼル発電機を準備していたが、巨大な津波が1時間後に襲って、全てのディーゼル発電機が使えないようになった。

原発が一度発電を始めてしまうと、炉心に大量の放射性物質が蓄積してしまい、自分で発熱し続けるので、冷却し続けないと高温に達してしまう。

炉心を冷やすためには冷却水を循環させる必要があり、ポンプを動作させないといけないが、ポンプを動かす電力が一切なくなってしまった。
そのため次々と、炉心が溶けていってしまった。

燃料棒の被覆のジルコニウムが水と反応して大量の水素が発生してしまった。
その水素が建屋に溜まって、建屋を吹き飛ばしてしまった。
そのため、大量の放射性物質が環境に放出されてしまった。

日本政府がIAEAに対して提出した報告書によると、放出されたセシウムは15,000テラベクレルとされている。

広島原爆は、セシウムは、89テラベクレルなので、170発分になる。
今お話したのは待機中への放出のことだが、そのほか海へも大量の放射性物質が排出されてしまった。

大気は、大気の循環にのって世界に広がっていて、アメリカにもヨーロッパにも放射性物質が届いていることが判っている。

濃密に汚染されたのは、東京電力福島第一原発の周辺であり、約10万人の方々は強制避難で おそらくしばらく帰れない。

日本政府は日本は法治国家だと言ってきた。

安全な国だと言ってきた。

もしそれが本当ならば 日本の国が法律を守るのは最低限の義務だと思う。

日本には 放射能や被爆に関する法律がある。それは米国と同じこと。

普通のみなさんは、1年間に1ミリシーベルト以上の被爆をしてはいけないことになっている。
放射線管理区域からは、4万ベクレル/平方メートル以上のものは持ち出してはいけない。

その法律を守るならば、2万平方キロメートルを放射線管理区域として無人地帯にしなくてはならない。それは、日本の全土のうちの5%を越える面積であり、日本政府は、それはできないと判断して、そこに人々を残すという判断をしてしまった。

海へ流れた放射能は、世界の海の中をどんどん広がって汚染しているが、東京電力福島第一原発の近くの漁民たちは、魚を捕るのを自粛している。

しかし、漁民もいつまでも猟を自粛していられないから、いずれ食卓に、汚染された魚がでるだろうし、汚染は世界の海に広がっているため、世界の食卓に汚染された魚がでることを危惧している。

今後どうなるかというお話をします。

東京電力福島第一原発で危機的状況にあるのは、1号機から4号機の4つです。
1号機から3号機は、運転中でした。4号機は定期検査中ということで停まっていた。
そのため原子炉の炉心から核燃料を取り出して、横の燃料プールに置いてあった。

通常は炉心には548体の燃料棒が普通あるが、点検中の4号機建屋のプールには、それらも含めて、1,341体の燃料棒が保管されていた。
そのプールにある燃料に含まれるセシウムの量は、少なく見積もっても広島原発の5千発分に相当する。

そのプールは、昨年3月15日に、すでに損傷を受けて傾いてしまっている。
そのプールが倒壊したら、大量の放射性物質が環境に放出されてしまうことを危惧している。
いまでも、たびたび、毎日のように余震が発生している。

その大変な危険性を東京電力自身も認識していて、震災直後から4号機建屋には補強工事を施したということになっている。
(音声中断 30秒)

放射能で大変汚れた現場で、作業員が作業できる状況ではなかったので、補強工事ができたのか不安である。

大きな地震が起きないよう祈っている。
もし倒壊したら、これまでに放出したら、これまでの10倍以上の放射性物質が放出することになる。

1〜3号機の炉心は3つとも、溶けてしまったことが判っている。
ただし、溶け落ちた炉心がどこにあるのか ということすら 未だにわからない。

火力発電所であれば、現場に行って調べられるが、原子力発電所の場合は、その現場に見に行くころすらできない。

これから、どこにあるかも判らない放射性物質を閉じ込めようとする・環境に出ないようにする、長い長い闘いが待っている

このような事故は、かつて、人類が経験したことのない事故であり、私自身どうしたらよいかわからないが、何十年何百年と、放射能との闘いが始まる。


<布施先生>

以下の3つのことを主張します。

@内部被曝に関する情報の規制が存在し、市民の内部被曝に対する警戒心がなくなっている

A首都圏にもホットスポットが存在し、健康被害が実際に存在している

B内部被曝を軽視した政策、食品基準、汚染がれき処理が行われている


まずは、@の内部被曝に関した情報の規制が存在し、市民の内部被曝に対する警戒心がなくなっている点から。

事故当時から現在まで、政府からは、安全であるという情報だけで、テレビ新聞からも正しい情報が発信されない。

政府が発表する被害の数値、汚染の数値は、海外の機関が発表する数値とは食い違っており 過小な評価と思わざるを得ない。

日本の多くの医師は内部被曝に無関心であり沈黙している。
日本の甲状腺学会などの各医学会も同様である。
日本の医師たちは内部被曝の教育を受けておらず、マスコミの安全であるという報道と 政府の安全であるという主張を信じている。

内部被曝について。
内部被曝は吸入と食物摂取による放射性物質の蓄積である。
ECRR等は「内部被曝のリスクは外部被曝のリスクの200倍から600倍」と言っている。

内部被曝による被害はがん等の悪性質感に限らず、免疫力低下などの免疫疾患などがある。
日本政府は内部被曝と、それによる健康被害を小さく評価している。


A首都圏のホットスポットについて
すでに、倦怠感・下痢・鼻血・喉の違和感・胸痛・湿疹などが発症している。
これからは、子どもの子供の甲状腺疾患・大人のガン・糖尿病ほか・あらゆる症状が増えてくるのではないかと考えている。

これは関東から東北を拡大した汚染図である。
そして関東地方にはホットスポットが散在している。
ホットスポットは気象条件、風や雨等により発生する恒常的な汚染地帯である。

二本松市は 300キロベクレル/平方メートルと政府は発表している。
それでも ここは避難区域ではない。
現在、実際の計測値は、12,000キロベクレル平方メートルである。
そして、ここで人々は普通に生活している。

これも政府が過小に数値を公表している一つの事例である。
この事実は日本のマスコミでは、報道されていない。


<中山先生>

B内部被曝を軽視した政策、食品基準、汚染がれき処理が行われている点について
日本政府は被爆を軽視して内部被曝を認めようとしない。
それを示す2つのことがある。

ひとつは、この食品安全基準で。もう一つは汚染がれきの処理。

新しい食品基準は、お米を含む食品基準が100Bq/kg。
水と牛乳は。

そこでベラルーシの基準をみてみると。
水は10Bq/kgでおなじだが、主食のパンはベラルーシが40Bq/kgで、日本が100Bq/kg。
乳児用の牛乳はベラルーシが37 Bq/kgで、日本は50Bq/kg。

私たちは、新しい基準でも緩すぎると思っている。
循環する食品の50%が汚染されているからである。

ICRPのグラフをみると、1日10Bq/kg食品を食べ続けたら。
600日で1,400ベクレルが体内に残留。
1,400ベクレル体内に残留すると、半数の人が心電図に異常がでるレベルとバンダジェフスキー博士は言っている。

だから私達は、日本の食品基準は緩すぎると考える。

日本政府は瓦礫約50億ポンドを可能であれば燃やして、燃やせない分は埋め立てようとしている。

これは焼却場の図です。静岡県島田市の焼却場で試験焼却をした結果です。
343,445ベクレルの瓦礫をピットに捨てて 燃やした結果 煙突からは111,912ベクレルが拡散した。
ガスとなった放射性物質は約32%は大気中に放出される。

日本政府は福島第一原発事故を再発させようとしており、環境の放射性物質は大気中で世界に広がり、灰を海に埋めようとしている。全く理解できない行為。

原発の事故はその国だけに影響するのではなく世界中に拡散する。


世界の安心のために3つ提案

・原発 放射線に関する情報は透明性が必要

・内部被曝関する情報を開示する必要がある

・原発事故は世界中に影響するため 原発は世界全体で縮小させるべきである


<質疑応答>←質問者は黒 回答者は赤


<森ゆうこさん>

ことしの4月22日まで、日立市にいて、昨年3月は被災しました。
実際はわたしも被災っていうのがあれほどひどいものとは思わなくて、M6.9(管理人注記 ご本人の数字の勘違い)ということで阪神大震災と同じくらいすごかったが。
それを打ち消してしまうほどの、原発災害であった。

正直に言うと、何故アメリカは、日本政府が断っても踏み入って助けに来てくれなかったのかが疑問である。
アメリカは、炉心溶融や爆発を予想して、日本政府に専門家の派遣などを提案したが、日本が断った。日本が断ったことをアメリカは非難した。

わたしは、アメリカやここにいる人を責めるつもりはないが、考えていただきたいのは、アメリカ政府は何故踏み入ってこなかったのかを考えてもらいたいし、次に惨事が起こるならば、踏み入ってでも助けて欲しい。

<司会者>
質問はどなた宛ですか?
質問者は名乗って、誰宛の質問なのかを仰ってください。

<アメリカ人の方>
アメリカ政府に変わって答えることはできないが、小出先生も言っていた通り、透明性を上げることにより市民に正しい情報が伝わり、プレッシャーがかかって正しい行為に繋がるので、透明性が必要だと思う。

ひとつ、この事故の分析の一つだと思うが、日本においては、原子力ムラといって政府・原発産業・電力会社などが密接でに連携していることが、情報が公開されない原因であると思われる。

アメリカのAP通信が分析したが、規制当局と原子力産業と電力会社が、密接な関係であり、それを変えない限り市民の健康を保つための改善は望めない。

<リトアニアの新聞社の記者さん>
4号機の使用済み燃料プールが崩壊するかもしれないという話があったが それを抜いてどこかに持って行くことはできないのか。

小出先生「23番!」←(管理人補足・スライドのこと)
これが問題の原始炉建屋。

水素が爆発して建屋がボロボロに吹き飛んでいることが解る。
最上階は、オペレーションフロアと呼んでいる大きな空間で、クレーンなどがあるが、そこが破壊されてボロボロになってしまっている。

問題は、その階の下も破壊されて床も壁もなくなっている。使用済み燃料プールはこの場所にある
使用済み燃料プールの埋め込められている部分が破壊されてしまっていて、この部分に放射能が広まってしまっている。

ここにプールがあるので、この壁が崩れれば、なんの保護もできなくて、放射性物質が噴き出してくることになる。

そのため東電は、できる限り早く、このプールにある燃料を外に運び出そうとしている。
この写真は事故直後のもので、ここに見えるのが使用済み燃料を交換するためにしようするクレーンである。

ただ、もうすでに全部が破壊されてしまっているため、今のままでは、使用済み燃料を安全に運び出すことができなくなっている。

これが、事故直後の4号機の建屋の写真である。
東電は、この建屋をどんどん撤去している。もうすでに、ここの壁が撤去されているのがわかる。

この写真は、壊れたクレーンを撤去しているところ。こちらはそのあとの写真である。今はこの通りプールが剥き出しの状態になっている。
この下に水が入っていて燃料がたくさん含まれている。
この上に大きな建屋を作ろうとしていて、新しいクレーンを設置しようとしているがその作業に1年半かかると言われてている。

みなさん気がついているかどうかわかりませんが ここに作業員が映っています。大変な汚染の場所ですが、使用済み燃料プールから燃料をなんとか取り出そうとして作業している。

<別の記者さん>
たとえその新しい建屋とクレーンができても、12フィートの燃料の集合体を抜き出せるのか?

<小池先生>
分からない。このプールの中にはたくさんの構造物の瓦礫が入ってしまっているので、まずはその瓦礫をクレーンで取り出さなくてはならない。

その上で、キャスクと言われる100トンの物をプールの底に沈める必要があります。沈めたキャスクの中に約4mの使用済み燃料をキャスクの中に入れなければいけない。しかし使用済み燃料の集合体自身が、がれきで壊れてしまっているものもある。通常状態でも使用済み燃料をキャスクに入れて移動することをやってきたが (音声中断 数秒)

ですから、たくさんの困難が目の前にあるが、このままにはしておけないので、一日も早くここから取り出さなければならないし、東京電力もそのための作業をしている。

今回の事故は人類が始めて経験する事故で、何ができるのかさえ解らない。

燃料棒を安全な場所に移すまで、何年もかかってしまうであろう。

その間に大きな余震が起こらないことを、みなさん一緒に祈ってください。


<アメリカ人女性>

みなさんのエネルギッシュな姿勢と、専門知識を共有してくださることを感謝します。このような場にはアメリカ人がいっぱいになるはずだが、そうでないことを恥ずかしく思う。

基本的には世界的な緊急事態なのであるが マスコミがブロックアウトしていると感じて驚いた。
朝日新聞の斎藤たどみさんという、わたしの親友が言っていたことが印象的であった。

第二次世界大戦のときの行動基準として、アメリカ国民に対して広島長崎の実態を理解することがマスコミによって阻まれたため、核兵器の拡散が起こった。

マスコミが同じように関心がない状況にあるが、同じように原子力産業が拡散してしまう懸念がる懸念がある。

私たちはどうすればいいのか。もっと広く市民に情報を拡散するにはどうしたらいいか。

<中山先生が回答>

マスメディアの専門家でなくて恐縮だが、日本のマスメディアはスポンサーがつかないと経営できない状況。

残念ながら多くのマスメディアの大きなスポンサーは東電です。雇い主に悪いことは言えない

日本では、そのマスメディアの経営体型を変えなくてはならないが、できるかどうかは判らない。

そのため、私達は新しいインターネットで、特にfacebook を中心とした新しいメディアが中心となっている。


<女性>

(質問の通訳なし)

<小出先生>

クリーンな食べ物はない。
残念ながら福島の事故は起きてしまい、全地球に汚染を広げてしまっている。
そのため、クリーンとか安全という食べ物というものはありません。

ただし、猛烈に汚れている食べ物から比較的安全な食べ物まで、連続的に分布している。それをどのように受け入れるかが問題。

猛烈な汚染食品は原子力を進めていた方々に食べてもらう。東電幹部、原子力を進めてきた政治家や、学者に食べてもらう。そういう仕組みを作りたい。

後は、原子力をここまで許してきてしまった大人たちに、汚染された食べ物を食べてもらって、子どもたちに汚染されていないものを食べさせてあげる。

ただしそれを実現するためには、どの食べ物がどれだけ汚染されているのかを正確に検査する必要がある。その情報を提供するように東京電力に言っている

その作業をしようとすると、膨大な作業になる。多くのお米・野菜・魚をきちんと検査することをしないと子どもたちに食べさせることはできない。

東電は巨大な会社でマスコミや政治を支配してきたが、その作業を行おうとすると相当な打撃になる。

私たちが向き合っている汚染は、東電福一原子炉の中にあったものが噴き出したのだから、自分の所有物がどこにどれだけあるのかを示すことは東京電力の義務だと思う。

東電は倒産するであろうが、わたしは東電を必ず倒産させなくてはならないと思っている。


<リトアニアの新聞記者さん>

あと数ヶ月で、新しい原発、ABBRタイプの最先端技術の原発と言われているが、そのタイプはテキサスをはじめ、あらゆる国で拒否されたとも噂されている(リトアニアの原発導入について?)。

リトアニアは人口300万人、面積65,000平方メートルしかない国だが新しい原発の危険性を教えていただきたい。

<小出先生>

リトアニアには チェルノブイルと同じタイプの原子力発電があったはずだ。チェルノブイリ事故後に危険だということで停止させられたと思う。


人類はたくさんの原発事故を経験したが。

1番目は、英国のウィンズゲールの原発事故であった(管理人注記 現、セラフィールドのこと)。

2番目は、1979年の米国で起きたスリーマイルであり、米国のメーカーが作った加圧水型原発であった。

3番目は、1986年4月26のチェルノブイリ原発事故であり、ソ連が開発した黒鉛減速型原子炉であった。

4番目が、米国のGEが開発した 沸騰水型原子炉である。

つまりどんな原子炉でも、事故を起こしていた。

そのために事故を起こしたタイプが危ないと言われて、そのほかが安全かというとそんなことはない。

原発は機械だから、たまには壊れる。
その機械はウランを燃やすので、必ず放射性物質を放出してしまう。
どのような原発も危険なのでリトアニアも新しい原発の稼働を拒否してもらいたい。


<フィラデルフィアの女性>

マイケル博士、放射能の危険性を教育する立場にあるが、フィラデルフィアにおいて、福島事故後数週間において、乳児死亡率が48%増えたという事実がある。ヨウ素131の濃度が非常に上昇したという統計があるが。

質問は何故、ゼオライトの一種であるクリノトライト(?)で、福島第一にお周りを包まないのか。的外れかもしれないが。今現在、原発は爆発で破壊されている。その中に放射性物質が入っているため、何らかの方法で放射性物質を閉じ込める必要は絶対あります。

<小出先生>

さっき4号機のプールをみてもらったが、大量の燃料が壊れずに水の底に沈んでいる。

まず、今はまだ、それらを外に取り出さないと、全体を封じ込めることは出来ない。
使用済み燃料プールは一から3にもありすべてをとりださないといけない。

まずは4号機のプールが危ないということで。まずは、四号機の使用済み燃料を全て取り出さないといけないが、それだけでも一年半かかって。

その後に、一号機も、二号機も、三号機も使用済み燃料を取り出さないといけない。

それが全てできてから、封じ込めることになるが、それをはじめるのは10年くらい先になる。

もちろん一刻も早く封じ込みたいが、今は出来ない状況にある。

<フィラデルフィアの女性>

すぐさまに封じ込めればよかったと想うがどうか。

<小出先生>

そうだったかもしれません。ただし、あの事故が起きていた当時は、予想もしなかった事故が起きていて作業員が近づくこともできなかったし、あの時点で封じ込めるという力は我々人間にはなかったと想う。

<フィラデルフィアの女性>

あとで もう少し議論させて下さい。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/490.html

コメント [原発・フッ素23] 枝野経産相「関西電力管内の計画停電計画を」−読売オンライン 民兵
11. 2012年5月06日 12:34:20 : Mnxczxr6Dw
黙殺された野村総研レポート
  「テレビを消せばエアコンの1・7倍節電できる」

          ↑
阿修羅に昨夏投稿された記事。

関西電力その他の電力マフィアが計画停電などという
脅迫をしてくるのなら、まず国民的な「テレビ見ない運動」を起こそう!

今年はオリンピックがあり、これを見ずに済ませるのは難しい。
だからせめて真夏の甲子園高校野球大会を、秋の10月まで
延期するような働きかけを行なうべきだ。
高野連は朝日新聞社が牛耳っているから、
朝日新聞の良識が試される。(←どうせ堕サヒ新聞に良識なんてないけどなw)

ナイター中継も自粛だ! 

あと、フジテレビなどの深夜放送も禁止!

それから「お台場共和国も電力の無駄づかいだから禁止!

テレビ局が節電に協力しないなら、テレビ局の電源ケーブルを■■
するしかないかな。(笑)


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http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/221.html

黙殺された野村総研レポート
  「テレビを消せばエアコンの1・7倍節電できる」

『週間ポスト』8/19・26日号
平成23年8月8日(月)発売
小学館 通知

 黙殺された野村総研レポート


「テレビを消せばエアコンの1・7倍節電できる」

「こまめに電灯を消そう」「エアコンの設定温度を28度に」テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。その一方で、黙殺され続けている一番効果的な節電方法がある。
 それはズバリ「テレビを消すこと」だ。
 興味深いデータがある。野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。
 これによれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130h。一方、液晶テレビを1台消すと220hとなる。
 単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1・7倍にもなるということだ。
 この夏、エアコンを使わずに熱中症で亡くなる人が続出している。にもかかわらず「テレビを消す」という選択肢を国民に知らせないテレビ局は社会の公器といえるのか。
 自分たちにとって「不都合な真実」を隠しつつ、今日もテレビはつまらない番組を垂れ流し続けている。

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http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/448.html#c11

コメント [環境・エネルギー・天文板4] 地球温暖化で降雨・蒸発の循環強まる=米科学者ら  時事通信 ダイナモ
01. 2012年5月06日 12:34:55 : IYyRSPdFJA
いまだにCO2地球温暖化詐欺に加担する科学者がいるとは驚きだ。地球は寒冷化に本来は向うはずだったが、どういうわけか太陽系全体は温暖化に向っている。さらに米軍内の秘密結社要員がケムトレイルを世界中にまき、HAARPによる電磁波で局所的に温暖化を行い、豪雨を降らせている。いわゆる気象兵器である。この問題を抜きにグローバルに温暖化を論じていも意味をなさないのではないか。そこをどう考えるか考察されたし。
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/736.html#c1
コメント [原発・フッ素23] Mr,100ミリ ヤマシタ先生の嘘がバレタ!? (大山こういちのブログ)  赤かぶ
02. 2012年5月06日 12:35:02 : IDzknLDpKk
山下俊一は、3・11の後、県に雇われ、100m以下は安全、マスクなど必要ない、自分の孫を砂場で遊ばせて信用してもらえるならお安いこと、などと言ってまわった。
もちろん「砂場」云々の約束は反古にする。
その後、自分は安全を説いたのではなく安心をといている、といいだした(100m以下は良く分からない)などと。
8月22日ドイツ「シュピーゲル」誌とのインタビューでも、100m以下は分からないようなことを言っている。
その後、11月の「国民の健康会議」では、100mが安全と言うのは「黄金律」であると断言した。

なお、ドイツ誌とのインタビューでは「(被験者は)200万人の福島県民全員です。科学界に記録を打ち立てる大規模な研究になります」

このように、福島県民をはじめとする多くの人々の健康と命にかかわる問題について、ころころということを変え、福島県民を実験材料にできるとよだれをたらしているのが山下俊一なのだ。

今では、「プルト大橋」とともに、御用学者の筆頭格として有名になった山下だが、まだまだ、その本性、行動を不断に明らかにしてゆく必要がある。

大山こういちさんは応援しています。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/476.html#c2

コメント [原発・フッ素23] 小出さん、ニューヨーク デビュー!(^^) 千早@オーストラリア
03. 2012年5月06日 12:36:00 : TCJtx0B8Rw
Get a glimpse of their contented looks at New York City.
Just prize winners where the goodness of the spirits are honored by the atomos of the age, junior or high school honor students or the hosts for a gameshow.
The sets were really phony.
Real snakes, you are competing for the title, stepping on other people's feet, not for the being exposed, never for the life.
Hearing always snappy jokes, we expct a wonderful soliloquy in the last act.
Canned approval would every time set our nerves on edge.

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/469.html#c3
コメント [経世済民75] 「復興バブル」に沸く 東北最大の繁華街 国分町を行く (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
05. ぽー 2012年5月06日 12:37:31 : mZQxUnJThajaY : bMErwcF7dw
仙台市在住です。
仕事柄、国分町界隈の人々と接する機会が多いし、自分も足を運びますが
この日刊ゲンダイの記事とは全く異なり、ブンチョウは閑古鳥が鳴いていますよ。
そこで働いている人達から実際に聞いた話ですし、タクシーの運転手さんもそう言っていました。

どっからこんな記事がうまれるのか、不思議。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/848.html#c5

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
14. 2012年5月06日 12:37:36 : ypqGLZNBJY
原発施設と建屋は減損しても、

明らかに溶けてボロボロになった燃料棒は減損をしない・・・

燃料棒は本当に東電の所有物なのか疑ってしまう。

アメリカからリースされてる、なんてことはないだろうか?

(4号機ミステリーに言われているように、アメリカの核弾頭に充当する核燃料の作成を日本が肩代わりしていたとしたら・・・なんて考えすぎだろうか?)


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c14

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
15. 2012年5月06日 12:37:55 : qgYKitRcME
ええと
電力会社がつぶれても
電力会社はなくなりませんよね電力は必要なんだから
(原発の無い)新しい電力会社ができて
上層部がいれかわるだけじゃないですかね
発電所を回したり電線をどうかしたりの下々の仕事は結局必要だから
なくなりませんよね
あと年金だか株だかお金の回転は
帳簿をやりくりすればなんとかなりまよね
たぶん



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c15

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
159. 2012年5月06日 12:41:46 : oKuHvOcVuY

 「アメリカでは1979年のスリーマイル島原発事故以来、1基も原発が作られていない。あのアメリカでさえ脱原発をしたのだから日本も脱原発をするしかない」というようなことがよく言われますが、これは事実に反しています。確かにアメリカに何基あるのかと聞かれれば答は104基で、スリーマイル島原発事故以来増えていません。しかし、実質的な原子力の中身を見ると、全く違う事実が見えてきます。

 実は、アメリカはスリーマイル島原発事故以来、100万KW級の原発でいうと、何と50基分の原発の新規建設に匹敵するパワーアップを実施しているのです。既存の原発を改造したり、最新の設備に更新したりして、次々と出力の増強をしました。また、原発の経済性を決める最も重要なファクターである稼働率を、地道な努力により、1970年代は6割程度だったものを9割まで引き上げているのです。日本の原発の稼働率は、3・11以前でも6割程度で、アメリカや韓国などの電気代が安い国に大きく負けていました。定期点検の期間を短縮したり、より効率的に保守作業を実施して、9割程度まで稼働率を引き上げるのは、世界のスタンダードなのです。またアメリカは原発の耐用年数も40年から60年に引き延ばしています。

 そもそもアメリカで新規の原子力発電所が建設されなかったのは、放射能漏れの事故のためというよりも、1980年代は化石燃料が非常に安かったからです。火力の方が安かったので、わざわざ政治的なリスクの高い原発を新規に建設する必要がなかったのです。ところが、ここ数年、アメリカも積極的に新規に原発を建設する計画を発表しています。これも地球温暖化などの環境問題といよりは、この数年の間に化石燃料価格が数倍に跳ね上ったからです。エネルギー産業も実はかなりの部分が市場原理で動いています。

 ところで、市場最悪のチェルノブイリ原発事故が起きたウクライナはどうでしょうか。実はウクライナは非常に積極的に原子力を推進しています。事故が起こった1986年当時は20%弱しかなかった原子力の比率は、今や50%に達しています。新しい原発の建設も順調に進んでいます。そもそも途上国で、50年に1回ぐらいシビア・アクシデントが発生して、その結果、最悪の場合、癌になる確率が何十年後に0.うん%上がるかもしれないし、上がらないかもしれない、というようなものをリスクとは呼びません。

 放射能ホラーを怖がるのは、豊かな国の贅沢なのです。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c159

コメント [] ペトロナスタワー 手抜き工事他 ねこ
82. 2012年5月06日 12:42:34 : MohxEazYDA
乾酷と縁を切ればすべて解決!

相手にすることない! 協力もすることない!

黙っていれば自然と自滅! 
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/584.html#c82

コメント [音楽7] TEE 電話で抱きしめて お子茶魔
05. 2012年5月06日 12:46:38 : 0EopofEgjc
次か・・・
なんにすっかなぁ・・・

(茶魔)
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/233.html#c5

コメント [原発・フッ素23] 枝野経産相「関西電力管内の計画停電計画を」−読売オンライン 民兵
12. 2012年5月06日 12:49:46 : oDZLjorBrU

電気が足りなきゃ先ず、TV局を止めろやー!

それもしないで何が計画停電だ!何ぬかすんじゃぁー!

だがな、いくら国民を恫喝してもダメや!
政府がかつて国民に教え込んだんや!

欲しがりません!勝つまでは!って。

矢でも鉄砲でも持って来い! 江戸時代でも縄文時代でもやって来い!
受けて立ってやる!
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/448.html#c12

コメント [原発・フッ素23] <水平垂直>「原発ゼロ」 失われる理解、無念と寂しさ - 産経新聞 千早@オーストラリア
21. 2012年5月06日 12:50:23 : IDzknLDpKk
>>20
夢よふたたび、
とばかりに、異国に買われていくのだろうサ

これはリアリティある予言ですね。
あるべきでないことですが、充分可能性があります。
なにしろ、いまだに原発を輸出しようとしている体たらくです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/466.html#c21

コメント [原発・フッ素23] 4号機使用済み燃料プールがカタストロフィーに至るプロセス(アーバンプレッパー) 馬鹿まるだし
21. 2012年5月06日 12:55:33 : 1TFmrJdprY
京大の小出先生が宮澤賢治の言葉を引用されていた、

「個性の優れる方面に於て、各々止むなき表現をなせ」


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/459.html#c21

コメント [経世済民75] 消費税増税の背後にある国際金融資本(金貸し)の狙いは、何なのか? 墨染
01. 2012年5月06日 12:59:26 : BZZjZAt60A
「消費税増税によって、財政赤字=国債発行に歯止めが掛かるとはとても言えない。」というのはわかります。
しかし
「消費税増税による財政健全化」がアナウンス→短期的には世界中のマネーを日本国債に集中させる→ドルやユーロの連鎖暴落が、EUやアメリカ発ではなく、日本発で始まる可能性が高まってきた。

論理に飛躍がありすぎるのでは?
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/861.html#c1
コメント [お知らせ・管理18] ツイッター配信再開しました。 管理人さん
29. 2012年5月06日 13:04:47 : J9pXRpuwtQ
池村和朗弁護士
『汐見医師が、既に死亡している事を隠蔽し『今死んだ』と虚偽の死亡時刻を告げた、この事実をもって不法行為としての、違法性が、認められるものではないというべきである』

汐見医師
の代理人弁護士と、衆議院議員岸田文雄先生は、環境省の顧問、下記の、汐見医師からの、手紙の中に、一度も 記載が 無かった『環境事業公社で 舌が 胸まで 垂れた死体を 火葬した その費用を 汐見医師が 負担している』との 通知が 環境省顧問 の 池村弁護士らが 汐見医師の 代理人に立ち、どういう訳か 『環境省事業公社で火葬その費用は汐見医師が負担している』環境省事業公社領収書を池村和朗弁護士が 突然 送って来た!!

環境省お化け領収書
を市場に流通させていると信用力低下 国債金利上昇 格付け会社 ム-ディ-ズ・スタンダ-ドプア-ズ が 一斉に 格下げ 日本は 投資不適格と見做される。

下記の 汐見医師 から の いずれ の 手紙の中
においても『環境省事業公社 に おいて白島動物病院で死体遺棄していた 死体 を火葬した その費用は 汐見医師が 負担している』の記載はなかった。
1、『遅くなりました 謝罪いたします 死亡して 二ヶ月 以上 経っての 謝罪
 すません』
2、『弁護士が 来週 連絡しますお話してください』
3、 『貴方が 納得される 方法 で 解決したい と 早期より 思って おります親
親族 友人 関連団体 から 早期の 解決の 要望 が あります』
4、『死亡して もう すぐ 1年に なります私に 非の ある 部分も あり 貴方
が 納得 する方法で 解決したい と 早期より 思って おります』
5、 『すっかり 秋らしく なりましたが 私としては 貴方の 納得する 方法で    解決 を望んでおります』

6、『治療費の返還 損害賠償の支払いを考慮している』
 『危篤に陥った時 臨終の際にも診療を施さなかったことや危篤に陥った事を伝  えなかった 臨終の際 にも立ち会う 機会を与えなかった事や死亡時刻の改竄   について 当方の 過失を 認めますつきましては 治療費の 返還 損害賠償の支  いを考慮しています』

との上記、死亡後二ヶ月経ってまた死亡後一年経っての手紙、全ての手紙の中に『環境省事業公社に於いて白島動物病院で虐殺した死体を火葬したその費用は汐見医師が負担している』の記載はなかった



http://www.asyura2.com/09/kanri18/msg/777.html#c29

コメント [原発・フッ素23] [書き起こし] 小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。 2012年5月4日 ニューヨーク   赤かぶ
01. 2012年5月06日 13:05:32 : 1TFmrJdprY
★動画発信★

MENA Communications Presents
"Hiroaki KOIDE Lecture in NYC"

http://vimeo.com/41616418
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/490.html#c1

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
160. 2012年5月06日 13:05:51 : Mnxczxr6Dw
>>159は、
せっせと「捨てID」を使いながら、
議論する気もなしにただこの掲示板を荒らす目的で、
このスレッドの論旨とまったく関係のない「原発お得」神話の
長文マントラを貼り付けて、必死で荒らしを続けている、
毎度おなじみの副島隆彦&餓鬼悶道場カルト信者です。

この長文マントラのパクリ元は、米国系投資銀行勤務の舌先野郎
として世間で嘲笑されている藤沢数希が
無知のくせしてシッタカこいて著したゾッキ本
『「反原発」の不都合な真実』(新潮新書、2012年)
ですが、新潮社と言えば東京電力・電事連から広告をたくさんもらって
デマを振りまいている賤業チンドン屋。(笑)

ついでにいえば、この藤沢のネタはすでに古い。賞味期限切れの
ネタで詐欺をやってる。
まるで中国のドブさらい食用油商人だなこいつ。(笑)

こういうインチキデマに騙されないよう、みなさん気をつけましょーね。(笑)
  
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c160

コメント [日本の事件30] 時速60キロ超で電柱激突 京都・祇園19人死傷事故 (ANN) 衝突までの暴走動画  赤かぶ
19. 2012年5月06日 13:08:01 : nwe9T7iLXY
急激な天候変化に対応できず
北九州市から来た医師など男性6人のグループが北アルプスの白馬岳で、吹雪の中で遭難して死亡した事故で、警察は、寒さをしのぐテントなどの装備を持たなかった6人が、この時期特有の急激な天候の変化に対応できずに一気に体温を奪われ遭難したとみて当時の状況を調べています。
北アルプスの白馬岳では、今月3日から登山に来ていた北九州市の医師、岡崎薫さん(75)をはじめ、医師や獣医師などの男性6人のグループが、4日遭難しました。5日になって尾根で倒れて死亡していた男性6人が見つかり、警察が調べた結果、岡崎さんのグループの6人と確認されました。
白馬岳周辺では、6人が遭難したおととい午後から吹雪となりましたが、警察によりますと6人は、極度の寒さにさらされたことによる低体温症で死亡したということです。
また、発見当時の6人は、Tシャツにジャンパーなどの軽装で、寒さをしのぐための簡易型のテントなどの装備も持っていなかったほか、現場には雪洞を掘ってビバークしたような跡もなかったということです。
警察は、6人がこの時期特有の急激な天候の変化に対応できずに一気に体温を奪われ遭難したとみて当時の状況を調べています。

05月06日 07時57分

http://www3.nhk.or.jp/fukuoka/lnews/5014913261.html

遭難死亡のうち5人身元判明
5日朝、北アルプスの白馬岳に向かう尾根で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された登山者6人のうち5人は、連絡がとれなくなっていた北九州市の医師らのグループと確認され、警察は、残る1人についても身元の確認を急いでいます。
北アルプスの白馬岳で、北九州市の63歳から78歳の男性6人の登山グループが、4日夜、宿泊する予定の山荘に到着せず、連絡がとれなくなりました。
5日朝になって、白馬岳に向かう尾根で6人の登山者が倒れているのを別の登山者が発見しましたが、その後全員の死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡した6人のうち5人は、いずれも北九州市に住む医師4人と獣医師で、岡崎薫さん(75)、政所良治さん(78)、三島齋さん(75)、井上義和さん(66)、村井正和さん(63)と確認されました。
警察は、残る1人は、北九州市の自営業、角田重雄さん(63)と見て確認を急いでいます。
6人はいずれも軽装で、防寒着などは身につけていなかったということで、警察は天候が悪化した中で身動きがとれなくなり、低体温症で死亡したとみて調べています。6人のうち岡崎薫さんは、北九州市門司区で小児科医院を経営し、平成14年から3年間、北九州市小児科医会の会長も務めていました。
岡崎さんとテニス仲間の男性は、「岡崎さんは、休みの時、よく北アルプスなどを医者仲間と一緒に登っていた。『高い山だと危ないのでは』と言ったこともあるが、岡崎さんは『安全でとても爽快だ』と話していた。経験が浅いことはないと思うので、まさかという気持ちだ」と話していました。

05月05日 09時23分

http://www3.nhk.or.jp/kitakyushu/lnews/5024898061.html

涸沢岳で大牟田の男性死亡
北アルプスの涸沢岳で登山をしていた福岡県の男女6人が遭難し、大牟田市の71歳の男性が死亡しました。
4日夕方、北アルプスの涸沢岳で登山をしていた福岡県の56歳から71歳の男女6人が遭難し、大牟田市の無職、吉野和記さん(71)が低体温症のため死亡しました。
他の5人も低体温症になり、病院で手当てを受けていますが症状は軽いということです。
福岡県勤労者山岳連盟によりますと、吉野さんはかつて連盟の会長も務めていた登山歴50年近いベテランで、北アルプスは毎年のように登っていたということです。また、たびたび吉野さんと一緒に登山をしていた福岡市中央区の井上善雄さん(39)は「最新の登山技術も意欲的に取り入れていた上、いろいろ創意工夫しながら登るように、教えてくれた人なので、亡くなったとは、信じられません」と話していました。
一方、遭難した6人のうち、吉野さん以外の5人は福岡市の登山サークルに所属していました。
福岡県勤労者山岳連盟の大塚三紀夫副会長は、「吉野さんは、登山サークルのメンバーに頼まれて同行したのではないか。」と話しています。
警察によりますと、一行は4日夕方、女性1人が低体温症で体調を崩したため、吉野さんら3人が山荘に救助の要請に向かいましたが、悪天候のため3人も身動きがとれなくなったということで、警察がさらに詳しく調べています。

05月05日 21時46分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024902771.html
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/203.html#c19

コメント [原発・フッ素23] 電源開発促進税(電気料金の約2%)は廃止すべき、原発促進のために料金に上乗せしたもので廃止しは当然 heiwatarou
03. 2012年5月06日 13:09:09 : nwe9T7iLXY
6月は電気ガス料金値上げへ
九州・沖縄の来月・6月の電気とガス料金は、燃料や原料となる原油や天然ガスなどの価格がすべて上昇したことから、そろって値上げされることになりました。
電力会社とガス会社は、過去3ヶ月間の燃料価格の変動をもとに毎月、料金の見直しを行っています。九州電力が発表した来月の電気料金は、標準的な家庭で6607円となり5月より、27円値上げされることになりました。
これは、燃料となる原油や天然ガス、それに石炭の価格がいずれも上昇したためで2か月ぶりの値上げとなります。
また沖縄電力の電気料金は標準的な家庭で来月は7869円となり、今月より72円高くなります。
火力発電の比率が高い沖縄電力では、4か月連続の値上げとなり、全国の電力会社の中で最も大きな値上げ幅です。
また、福岡・長崎・熊本の3県にガスを供給する西部ガスの来月のガス料金は、原料の天然ガスの価格上昇により標準的な家庭で今月より31円上がって、5897円となります。

05月06日 07時57分

http://www3.nhk.or.jp/fukuoka/lnews/5014903511.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/486.html#c3

記事 [音楽7] Jean carne / Collaborations から2曲
Niteflyte Feat Jean Carne - If You Believe

Jean Carne & Lonnie Liston Smith - Star Flower [HQ]

http://www.asyura2.com/12/music7/msg/235.html

コメント [原発・フッ素23] [書き起こし] 小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。 2012年5月4日 ニューヨーク   赤かぶ
02. 2012年5月06日 13:10:46 : 1TFmrJdprY
会場にはミュージシャン・坂本龍一氏の姿も。
以下のブログで会場の模様が伺い知れる。

小出裕章というひと(ウィンザー通信)
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/199e2b3bfe14e60e8af0cc445c37d37a

「あれ?
ちょっとこの人……坂本龍一さんちゃうかしらん?
彼は最前列の、わたしの席の真ん前に座っていた。
iPhoneで、講演の様子を録画しながら、時折うなづいたり、じっと小出先生を見つめたりして、とても真剣に話を聞いておられた。」

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/490.html#c2

記事 [原発・フッ素23] 脱原発に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地/[CML 016832] 脱原発の現実
脱原発に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地
http://dai.ly/IMvDYP

脱原発に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地 投稿者 gomizeromirai

NHK BS1 ドキュメンタリーWAVE

“脱原発”に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地〜
  放送: 5月 5日(土)22:00〜22:49
 再放送: 5月13日(日)20:00〜20:49
原発に依存してきた町が、原発を失った時、どう再生するのか。ドイツ北東端の
小さな町ルブミンは、かつての東独最大の原発城下町。ドイツ統一後、突然の原
発閉鎖で雇用と収入源を失った。町は広大な原発跡地開発に再生を託し、20年間
の試行錯誤の結果、今では、跡地に多くの企業が並ぶ。一方、原発の解体作業は
未だ続き、併設する中間貯蔵施設には今後30年間原子炉容器が置かれたままとな
る。その中間貯蔵施設には、ドイツ中から放射性廃棄物が運び込まれるようにな
り、町のもう一つの再生の柱、観光産業に影を落としている。番組では、再生へ
のルブミンの模索を徹底取材。原発を脱することの困難さを現地に見る。

--------------------------------------

http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-May/016660.html

[CML 016832] 脱原発の現実

donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2012年 5月 5日 (土) 00:32:29 JST

 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 この番組は、衛星放送ではなく総合テレビで放送すべきです。
 
 スターリン主義体制下の「社会主義国の優等生」旧ドイツ民主共和国(東ドイ
ツ)は、日本と同様、原子力発電所建設を国策として進めました。これはアメリ
カの対抗して、旧ソビエトが原発輸出に力を入れていたことが背景にありました。
 日本と同様の「原子力ムラ」が形成されました。ドイツ社会主義統一党 (SED)
の党官僚、原発関連の国有企業と大学が癒着して、原発関連の利権を分け合う構
図が存在しました。
 
 原発は社会主義国家建設必要不可欠な発電所であり、豊かな生活を保障するも
のであるとのプロパガンダが大々的に流され、原発に対する批判は一切許されま
せんでした。(社会主義国家建設以外は日本と同じです)
 
 日本と同様、原発は僻地に建設され、原発にすべてを依存する原発城下町が形
成されました。
 
 北東端にあるルブミンもそうでした。原発建設によって寒村は原発労働者で賑
わう町になりました。日本ほどではありませんでしたが、補助金がばらまかれ、
公共施設が数多く建設されました。旧東ドイツの中でかなり豊かな生活を送るこ
とができる町でした。
 
 それが20年前の東西ドイツ統一によって一変しました。老朽化と危険な構造
であることを理由にルブミン原発は閉鎖されました。町はあっという間に寂れま
した。それに対して町は広大な原発関連施設跡地を工業団地に変え、企業誘致に
取り組みました。その甲斐あって風力発電所の設備を作る企業を中心に、多くの
企業が進出しました。町は少しずつ立ち直って行きました。
 
 一方で、今も高い放射能が現出される原子炉などの施設の解体撤去が進んでい
ません。中間貯蔵施設には行き場がまだきまっていない使用済み核燃料が保管さ
れたままです。そこへ、ドイツ全土から放射性廃棄物が運び込まれています。ル
ブミンは核のゴミ捨て場になってしまうのではないかという懸念が広がっていま
す。
 
 ドイツの脱原発の現実を描く番組がNHKBS1で放送されます。
 
 NHKBS1
 
 ドキュメンタリーWAVE
 
 “脱原発”に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地〜
 http://www.nhk.or.jp/documentary/
 
 
 放送日:5月5日(土)
 放送時間:22:00〜22:49
 
 再放送
 放送日:5月13日(日)
 放送時間20:00〜20:49

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/491.html

コメント [原発・フッ素23] (速報)  千葉の野菜、果物の汚染  武田邦彦  赤かぶ
26. 2012年5月06日 13:13:15 : QHCbaMKLQU
なぜ千葉県やJAは一切こうしたデータを計測したり発表したりしないのか?

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/434.html#c26
コメント [原発・フッ素23] [書き起こし] 小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。 2012年5月4日 ニューヨーク   赤かぶ
03. 2012年5月06日 13:15:37 : 1TFmrJdprY
子どもを放射能汚染から守れ NYで小出氏講演
2012年5月4日 17時43分

 【ニューヨーク共同】40年以上にわたり反原発を訴えてきた京都大原子炉実験所の小出裕章助教が3日、ニューヨークで講演し、福島原発事故後の放射能汚染から子どもを守ることの重要性を強調、多くの日本人女性から「子どもと一緒に日本に帰って安全だろうか」と心配する声が出た。
 小出氏は講演で、放射線ががん死亡率に与える影響に関する海外の研究を引用し、0歳児は全年齢平均の約4倍の影響を受けるとのデータを紹介。
 「子どもが泥んこになって遊ぶような場所が、放射線管理区域の基準を超える」レベルで汚染されたとし「子どもを被ばくから守らなければいけない」と訴えた。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050401001046.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/490.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 茂木健一郎が原発事故についてほとんどTLしない訳「脳と原子力、じつは切っても切れない関係です」 sci
30. 2012年5月06日 13:16:12 : oDZLjorBrU
>当事者の立場になって 脳科学者 茂木健一郎

>ひとりの素人として原子力に向き合う時に、一番大切なことだと思うのは「当事>者として考える」ということである。

>自分が原子力関係の研究者や、現場の技術者だとしたら、どんなことを考え、
>感じ、行動するだろう。

>関係者の家族は、どんな思いで職場に働き手を送り出しているのだろう。
>当事者から見た「原子力」を想像してみることでしか、原子力について本当に語>ることはできないと思う。


つまりこの茂木健一郎は「原子力に向かう時に、国民の事などは決して考えたりはしないで、常に原子力関係の研究者の事や関係者の家族は、どんな思いで職場に働き手を送り出しているのだろう」って事しか考えないって言ってる。
この人にとっての「当事者の立場」とは原子力関係者の立場でしかない。

今じゃ、この人の脳はイカレテル、としか私には思えないけどっ!

「一般の人々の原子力に対する期待に応える」なら全原発の即時廃炉以外にはあり得ない。
ただのゲームオタクでしょ、この人。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/516.html#c30

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
16. 2012年5月06日 13:18:01 : Q1AShcAlNU
アメリカ企業が日本の原発産業(電力会社)に既得権益をもっているようだが、
それがどんな形なのかを知りたい。
というのも、アメリカ政府が野田首相の訪米に期待していたのは、原発再稼動の確約だとアメリカの一部メディアが伝えていたからだ。

この報道で、野田政権の原発再稼動への暴走理由が理解できた。

TPP参加推進、原発再稼動、消費税増税(増額をF35戦闘機42機の購入(8000億年)など、野田政権が不退転で実行しようとしているのは全てアメリカの国益のためなのだ。ワシントンポスト紙が野田首相を賞賛する記事を載せたのも納得だ。

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c16

コメント [原発・フッ素23] [書き起こし] 小出裕章氏・布施純郎氏・中山憲氏などの合同記者会見。 2012年5月4日 ニューヨーク   赤かぶ
04. 2012年5月06日 13:22:22 : 1TFmrJdprY
坂本龍一氏がUStreamで公開した講演の模様

小出裕章先生NY講演 - 2012年5月3日(木) 5/3/12
http://www.ustream.tv/recorded/22326522
http://www.ustream.tv/recorded/22330181
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/490.html#c4

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
161. 2012年5月06日 13:22:26 : Js2hVq7py2
>>160
>こういうインチキデマに騙されないよう、みなさん気をつけましょーね。(笑)

なんて言いながら「作業員800人死去」などという与太話を信じるスットコドッコイ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c161

コメント [原発・フッ素21] 広瀬隆氏 「福島第一原発に末期的事故の予感 人生最後の事態も」(週刊朝日)  赤かぶ
128. 2012年5月06日 13:29:03 : oDZLjorBrU
>>28さん
今ではその地震予知というのは、実際には出来ないという地震研究者もいますから、そのせいかどうかは分らないんじゃないですか?
放射能なら、これは確実に関西の方が安全です。
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/457.html#c128
記事 [戦争b9] 戦艦大和沈没時 「バンザーイ」の声があちこちから起こった (週刊ポスト) 
戦艦大和沈没時 「バンザーイ」の声があちこちから起こった
http://www.news-postseven.com/archives/20120506_104677.html
週刊ポスト 2012年5月4・11日号


 ノンフィクション作家・門田隆将氏が100人を超える生還した兵士たちを全国に訪ね、取材した『太平洋戦争最後の証言』(小学館刊)。三部作の完結編となるのが「大和沈没編」である。門田氏は、大和が沈没する時の様子をこう記している(文中敬称略)。

 * * *

 大和が沈没する時に「万歳」の声があちこちから起こっている。三番高角砲の射手、亀山利一(89)は最期の時、「万歳」を叫んだ一人だ。

「わしら三番高角砲は、ちょうど艦橋の下やで、撃ちつづけたのや。最後、艦が斜めになってまって、(退避の)命令が出たのやわ。わしら走って一番主砲の前のほうに来たら、万歳、万歳しよるのよ」

 バンザーイ、バンザーイ……大和と共に死んでいく兵士たちが今生への名残を込めて、そう叫んでいた。

「わしも立ってそのまま、万歳、万歳してな。その時は、敵の攻撃も何もなかったな。あれは、不思議なぐらい静かな中で、万歳の声が聞こえとったな」

 万感を込めて万歳を唱和した亀山は、ぐるりとまわってみた。三百六十度、最後の風景を自分の目で確かめようと思ったのだ。

「まあ、これでこの世の終わりやで、ずうっとひとまわりしたのや。最後の“地球”やで、ずうっとな。もう海水が傾いだ艦橋の下についてまって、わしは右舷に走って、右腹の喫水線まで行ったのよ。喫水は、でばって大きいで、結構歩けるでね。水がずうーっと来よるんやけど、まだ大和はまわりよったからな。わしは大和と一緒に最後までまわったわ。それで、ざあーっと海に入っていったな」

 亀山は、こうして最後まで大和にいたまま海に入っていったのである。

「一緒にぐるぐるなりながら、そのうち気を失った。その時、家族の顔が一人ひとり映ってきてな。その日の朝、わしは思い出して、親や兄妹の名前を呼んだのや。大和の最期の日やったでな。その顔がひとりでにずうっと頭に浮かんだわ。父、母、じいさん、ばあさん、兄妹……全員の顔が出てきた。それで、銃後を守ってくださいって言ってな」

 意識が失われていく時、頭に浮かんだのは、やはり家族の顔だった。

「その時、不思議なことに、自分の葬式まで浮かんできてな。あれは昭和十七年やったか、わしが休暇でひと晩だけ家に帰った時、支那事変で死んだ人たちの村葬をちょうどやっててな。それで、ああ、わしもあそこで村葬してもらえると思ったんやな。

 それから、腹に巻いとる千人針と、胸のお守りさまを押さえたのやわ。そしたらぱっと覚えがなくなった。苦しいで、神さまや仏さまが止めてくれたのかわからんわね」

 それは、「死」に臨んだ不思議な体験だった。しかし、気がつくと亀山は、重油の海に浮いていた。

「海は油だらけでどろーっとな。あれは飲んだらいっぺんやで。しばらくしたら敵機が機銃で撃ってきたわ。頭の上をまわって反対からも来たな。手を出して、てめえら撃ってみろと叫んだな。二、三回で行ってもうた。それからは小さいのに掴まって浮いとったわな」

 亀山が漂流の末に駆逐艦雪風に救出されたのは夕方のことだ。

 奇跡の生還を果たした亀山はその後、呉の海兵団に戻って残務整理をおこなっている。そこで、すでに大和で亡くなった兵士たちに届いた実家からの手紙を目のあたりにした。

「大和が沈んだっていうことは秘密になっとったでな。そういう手紙を整理してたら、夕べ、靴音がとんとしたで戻ったかと思ったら、そうやなかった、とか、夢の中であんたが帰ってきたところを見た、とか、そういうことがずうっと書いてあった。わしは、ああ、みんなの魂は、やっぱり、家族のもとに帰ることができたと思うてね。それを知って、なんかほっとしたな」

 肉体はなくなったが、戦友の魂は愛する人のもとに帰っていった――亀山は、訥々とそう語った。



http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/307.html

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
162. 2012年5月06日 13:33:04 : AdOzA9DseA

 福島の人たちにとって、恐らく最も心強い研究結果は、世界の高放射線地域の住民に、健康被害が全く見つかっていないということです。自然放射線量がブラジルのガラパリで年間10ミリシーベルト、インドのケララ地方は高いところで年間70ミリシーベルト、イランのラムサール地方では高いところで年間260ミリシーベルトもの放射線量になります。しかし、こういった地域で「繰り返し」疫学調査が行われていますが、放射線に起因する健康被害は全く見つかっていないのです。日本でも古くからラドン温泉など、自然の低放射線をむしろ健康促進に利用してきました。これらの研究結果は、今、福島で問題になっている、年間20ミリシーベルト未満の低放射線量被曝は健康被害をもたらさない、という直接的な証拠でしょう。

 また、2011年10月には、世田谷のとある民家で年間30ミリシーベルトという高い放射線量が観測され、メディアが騒然となりました。反原発運動家たちは、福島第一原発の事故で首都圏も広範囲に汚染されていると騒ぎましたが、後にラジウムの入った瓶が原因で、原発事故とは何ら関係がないことが判明しました。この民家には2011年2月まで92歳のおばあさんが住んでおり、ラジウム鉱石の入った瓶は、50年以上も前にそこへ引っ越して来た時に既にあったもののようです。また、夫は、10年ほど前に亡くなっていましたが、この夫婦は2男1女をこの高放射線環境で育てました。おばあさんも、既に60歳前後になる子供たちも皆健康で、夫も放射線とは関係がない病気で亡くなったそうです。たった5人の症例から、医学的な結論を導き出すことはできませんが、このような例は、低放射線量の長期被曝は健康にほとんど影響がないことを示唆しているのではないでしょうか。

 将来、福島の人たちに放射能に関する何らかの健康被害が確認される可能性は極めて小さいと考えています。むしろ原発事故によるコミュニティの崩壊や、長期的な避難所生活によるストレス、そして今後どのような産業で福島が復興していくのか、という経済問題の方が遥かに深刻でしょう。

 放射能の危険性をいたずらに煽るよりも、福島県がどうしたら復興できるのかを考える方が重要です。それがチェルノブイリ原発事故から人類が学んだことであり、福島の多くの人が本当に望んでいることではないでしょうか。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c162

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
17. 2012年5月06日 13:39:29 : 3Md7MgWbW2
16さん
>アメリカ企業が日本の原発産業(電力会社)に既得権益をもっているようだが、
それがどんな形なのかを知りたい。

いま、原子力ムラの論議は、核燃料棒(使用済み)の国際管理体制についてである。
原子力村は、日本だけではない。
原子力村は日本に核物質を提供している米国、そしてヨーロッパ原子力共同体と、国際的なマフィヤである。

そこで、日本を核廃棄物の最終処分場として国際的に管理をしようとの論議が、今年3月から開始されている。

以下、米国内事情。

『米国での使用済み燃料問題は解決できるか』

http://www.asahi-net.or.jp/~sj7k-nmr/index9..htm
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c17

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
163. 2012年5月06日 13:45:45 : Mnxczxr6Dw
 
>>162は元爆弾テロ犯の死刑囚・大森勝久が書き散らした戯れ言。

「原発安全教」のカルト信者は、こんなものまで引っぱり出してくる
キチガイ信者。(笑)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c163

コメント [雑談専用39] 私たちはどのように考えているのか   朱子学について 宮島鹿おやじ
58. 宮島鹿おやじ 2012年5月06日 13:47:54 : NqHa.4ewCUAIk : psTlSVWt4k
今、奥紅葉谷にいます。

新緑が鮮やかです。

http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/250.jpg
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/853.html#c58

記事 [テスト25] Re: 投稿テスト 
5月3日 小出裕章さんのNY講演会
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/06/2012_may3/
2012年5月6日 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ


2012年5月3日(木)、小出裕章さんの講演会がNYにて行われました。


録画
Hiroaki KOIDE Lecture in NYC


MENA Communications Presents
“Hiroaki KOIDE Lecture in NYC”

SD, 2 hours 3 min, in Japanese, no English Subtitles (coming soon)

May 3rd (Thu) 2012, 7PM~10PM
Holy Trinity Lutheran Church

Hiroaki Koide, Nuclear Reactor Specialist and Assistant Professor at Kyoto University Research Reactor Institute. After realizing in 1970 that nuclear power was extremely dangerous, Mr. Koide dedicated over 40 years of his career to educate the nuclear industry and the general public to stop nuclear reactors in Japan. After the nuclear disaster in Fukushima, he gained “rock star” status due to his tireless efforts in providing detailed analysis and honest suggestions to the Japanese community about the extent of the disaster. He will speak about the extremely dangerous conditions at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, including the concerns regarding the damaged Unit 4 irradiated fuel pool.

2012 Copy Rights, MENA Communications, East River Films Inc


自動翻訳

MENA通信プレゼンツ
"NYCに小出裕章講演会"を

SD、2時間3分、日本語、英語字幕がない(近日発売)

5月3日(木)2012、午後7時〜午後10時
Holy Trinity Lutheran教会


小出裕章 原子炉の専門家、京都大学原子炉実験所助教授。原子力発電は非常に危険であったこと、1970年に実現した後、小出氏は、日本で原子炉を停止するために、原子力産業界や一般国民を教育に彼のキャリアの40年以上の歴史を捧げました。福島県原子力災害の後、彼は災害の程度について、日本のコミュニティに詳細な分析と正直なアドバイスを提供する彼のたゆまぬ努力により、 "ロックスター"のステータスを得た。彼は、破損した4号使用済燃料プールの懸念を含む福島第一原子力発電所は非常に危険な状況について話します。

2012コピーの権利、MENA通信、イーストリバーフィルム株式会社


http://www.asyura2.com/12/test25/msg/773.html

コメント [原発・フッ素21] 広瀬隆氏 「福島第一原発に末期的事故の予感 人生最後の事態も」(週刊朝日)  赤かぶ
129. 2012年5月06日 13:49:58 : oDZLjorBrU
我が家の7歳の孫が先日ママとパパと恐竜博物館へ行って来たと言う。
いろいろ話してくれた。
聞きたいことがあったら、紙に書いておけばこの次ぎ来た時キートクンが答えを書いて張り出しておいてくれると、次にいくときを楽しみに書いて来たと言う。
化石は何で土の深くまでもぐったのか?と書いて来たそうだ。
そして私にいろいろ質問してきた。
多分ママに聞いている事もあるのだろうけど。

ボク・・・・「ねぇおばあちゃん、ママが子供の頃は地球の人口は50億くらいだったとか言ってたけど、今はどのくらい?」

私・・・・「ん〜〜、多分70億くらいかな?」

ボク・・・・「ボクが大人になるころ人口は100億を超えちゃうんじゃない?」
ボク・・・・「僕達食べるもの有るかな〜大丈夫なの?」
私・・・・・・「・・ぁっあっ〜・・・・だ・だ・だ・いじょうv・・・・それま   でに人口はだんだん減るんだって!」・・・(どうしてって聞かれたらどう   しよう・・・・ドキドキドキ)でも聞かなかった。
ボク・・・・・「おばぁちゃん、遊ぼう!」
私・・・・・・「うん!」でも・・・・心臓バクバク


http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/457.html#c129

コメント [原発・フッ素23] 結局殺すしか選択肢はなかった20km圏内の牛や豚、鶏 aba
01. 2012年5月06日 13:50:00 : VH8bBu7qiE
牛は約2歳4ヶ月、豚は生まれて約7ヶ月の若さで屠殺されます。
動物を殺してカネにしている畜産農家が「殺すのは可哀想」など、どんな顔で言えるのでしょうか…
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/489.html#c1
コメント [カルト9] アホなんか! 手かざしで、病気が治ったら、医者は、要らんがなあ!!! 宇宙一いい加減な博士
42. 2012年5月06日 13:52:12 : psTlSVWt4k
謹厳報告です。

宮島の紅葉谷公園の新緑です。

http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/251.jpg
http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/440.html#c42

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
164. 2012年5月06日 13:53:25 : Js2hVq7py2
>>163

他人を「キチガイ」呼ばわりしながら「作業員800人死去」などという与太話を信じるスットコドッコイ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c164

コメント [原発・フッ素23] Mr,100ミリ ヤマシタ先生の嘘がバレタ!? (大山こういちのブログ)  赤かぶ
03. 2012年5月06日 13:55:04 : Dpwruf7zdc
年間100ミリシーベルト=胸のレントゲンを全身に2000回分/年

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/476.html#c3
記事 [原発・フッ素23] 5月3日 小出裕章さんのNY講演会 録画 (小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ) 
5月3日 小出裕章さんのNY講演会
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/06/2012_may3/
2012年5月6日 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ


2012年5月3日(木)、小出裕章さんの講演会がNYにて行われました。


録画
Hiroaki KOIDE Lecture in NYC


MENA Communications Presents
“Hiroaki KOIDE Lecture in NYC”

SD, 2 hours 3 min, in Japanese, no English Subtitles (coming soon)

May 3rd (Thu) 2012, 7PM~10PM
Holy Trinity Lutheran Church

Hiroaki Koide, Nuclear Reactor Specialist and Assistant Professor at Kyoto University Research Reactor Institute. After realizing in 1970 that nuclear power was extremely dangerous, Mr. Koide dedicated over 40 years of his career to educate the nuclear industry and the general public to stop nuclear reactors in Japan. After the nuclear disaster in Fukushima, he gained “rock star” status due to his tireless efforts in providing detailed analysis and honest suggestions to the Japanese community about the extent of the disaster. He will speak about the extremely dangerous conditions at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, including the concerns regarding the damaged Unit 4 irradiated fuel pool.

2012 Copy Rights, MENA Communications, East River Films Inc


自動翻訳

MENA通信プレゼンツ
"NYCに小出裕章講演会"を

SD、2時間3分、日本語、英語字幕がない(近日発売)

5月3日(木)2012、午後7時〜午後10時
Holy Trinity Lutheran教会


小出裕章 原子炉の専門家、京都大学原子炉実験所助教授。原子力発電は非常に危険であったこと、1970年に実現した後、小出氏は、日本で原子炉を停止するために、原子力産業界や一般国民を教育に彼のキャリアの40年以上の歴史を捧げました。福島県原子力災害の後、彼は災害の程度について、日本のコミュニティに詳細な分析と正直なアドバイスを提供する彼のたゆまぬ努力により、 "ロックスター"のステータスを得た。彼は、破損した4号使用済燃料プールの懸念を含む福島第一原子力発電所は非常に危険な状況について話します。

2012コピーの権利、MENA通信、イーストリバーフィルム株式会社

       ◇

子どもを放射能汚染から守れ NYで小出氏講演
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050401001046.html
2012年5月4日 17時43分 東京新聞

 【ニューヨーク共同】40年以上にわたり反原発を訴えてきた京都大原子炉実験所の小出裕章助教が3日、ニューヨークで講演し、福島原発事故後の放射能汚染から子どもを守ることの重要性を強調、多くの日本人女性から「子どもと一緒に日本に帰って安全だろうか」と心配する声が出た。
 小出氏は講演で、放射線ががん死亡率に与える影響に関する海外の研究を引用し、0歳児は全年齢平均の約4倍の影響を受けるとのデータを紹介。
 「子どもが泥んこになって遊ぶような場所が、放射線管理区域の基準を超える」レベルで汚染されたとし「子どもを被ばくから守らなければいけない」と訴えた。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/492.html

コメント [原発・フッ素23] 脱原発に揺れる町〜ドイツ・世界最大の原発跡地/[CML 016832] 脱原発の現実 gataro
01. 2012年5月06日 13:59:34 : OTOSIyOeKE
>この番組は、衛星放送ではなく総合テレビで放送すべきです。

 同意です、NHKは「愚民化政策」の片棒を担ぐ機関ですから、Eテレ、BSで流すのが、組織内良識派の精一杯の抵抗では無いでしょうか?
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/491.html#c1

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
18. 2012年5月06日 14:04:16 : ypqGLZNBJY
東電が燃料棒の減損処理するかしないかで、誰がそれを所有していたかがはっきりするかも。もしこのまま減損処理しなければ、「なぜしないのか?」を問われることになり、「アメリカの下請けやって輸出していました」がバレてしまう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c18
記事 [ペンネーム登録待ち板6] 911、311、アスベスト疑惑追及版元に、連日40万件メールサーバーテロ
ここに投稿することで被害が拡大するかもしれませんが、以前の刊行直後の国税庁査察、銀行口座差し止め措置もあったので、事実として記録し、危険回避のため皆様の認知、拡散を希望します。背景は不明です。

書籍「9.11テロ疑惑国会追及」の版元、編集発行人です。
藤田議員、きくちゆみ、童子丸、千早、グリフィン博士 共著
http://www.amazon.co.jp/dp/4906496431


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午後の紅茶と陰謀論(75)サイバーテロ攻防 より
http://luna555.blog19.fc2.com/blog-entry-268.html

●ところで、
国内最大手のGMOサーバーにおく僕の会社への、1日最大40万件規模のメールサーバー攻撃は、3月25日ごろから開始さえ、ついに連休中にダウンして、現在は復旧作業をしている。


もし、この日記やカキコミが原因とするならば、なにが連中の気にさわったのだろう? 

気になった記事は以下の2つだ。

ミクシイならば、直前の3月12日の日記
午後の紅茶と陰謀論(62)アノニマス摘発
http://mixi.jp/list_diary.pl?year=2012&month=3&day=12

ーーーーーーーーーーーーーーー
●今回、彼らのリーダーが裏切り、組織の幹部が摘発逮捕されたというニュースが流れているが、抵抗そのものが消滅することはないだろう。

LulzSec(ラルズセック)リーダーがアノニマスを裏切って捜査協力、幹部一斉検挙
http://www.gizmodo.jp/2012/03/lulzsecfbi.html
http://www.gizmodo.jp/upload_files2/120306LulzSec.jpg

アノニマス(名無し=お前ら):私たちは闇の勢力を地球上から排除する
http://www.youtube.com/watch?v=xwTm8BF8mVE&feature=related


英国の抵抗映画「V」をモチーフにしたアノニマスの匿名性は、特定のリーダーを持たないことが重要な組織論になっているからだ。

逮捕劇に協力した自称リーダーは、アノニマスに潜入していたスパイでしかない。
ーーーーーーーーーーーーーーーー


ブログならば、2月末日のミクシイ再録
「海底地震権威への国策逮捕?」 記事となるのだが・・・・
http://luna555.blog19.fc2.com/blog-date-201202.html

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午後の紅茶と陰謀論(60)海底地震権威への国策逮捕?
2012.02.29.03:27

前回でも触れたが、かって冤罪で国策逮捕された海底地震学者、島村英紀博士の発言が、注目されている。

世界初の海底地震計の開発者パイオニアであり、CCSS(制御震源地震学国際委員会=地球内部構造を研究するための人工地震の国際学会)の日本人唯一の委員長を1983-1989年に務めた元北大教授・地震火山研究観測センター長は、まぎれもなく「311以降の現代史の謎」を解き明かすキーマンといえるだろう。


●巨大地震を誘発か!愛知沖“新資源”掘削に専門家警告
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120218/dms1202181446009-n1.htm

武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)は「人造地震」の危険性を指摘。

「掘削が直接、大地震を引き起こすことはまずない。しかし、すでに蓄積された地震エネルギーを刺激し、誘発することはあり得る。

80年も地震がなかった米コロラド州では1962年、圧力をかけた地中への廃水処理が地震を頻発させた。

2004年の新潟中越地震は天然ガス田での作業が引き金を引いたという説もある。南海トラフは大津波をともなう地震を起こす場所だけに、慎重に検証すべきだろう」

●かって06年、彼が絵に描いたような冤罪で逮捕されたとき、世間は、博士の「地震予知利権」告発運動と神戸震災、中越地震への人工地震誘発疑念公表が小泉政権を揺さぶったからだと指摘した。

しかし、311以降の今となっては、その背景にはもっと深い闇があったのではないかと、容易に想像できるだろう。
いま、むしろ、なぜこうした事実がジャーナリズムで再浮上しないのか、不思議だ。


・島村英紀『私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。』 (講談社文庫)への読者の反響と新聞の書評
http://shima3.fc2web.com/bunko-hannnou.htm

2012.1.に追加 「誰も思いつかない発想で知的世界を切り拓こうとする研究者ほど、日本で研究することは危険ということになる」 (ある研究者のブログから)

島村英紀 著「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか 」を読了。海底地震学の研究者で元北大教授, 元国立極地研究所所長の著者が2006年2月1日に家宅捜索→任意同行→逮捕されて以来、171日に亘って札幌拘置所に拘置され、執行猶予付き有罪判決を受けるまでの精緻な記録文だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しかし、本当のミクシイ直前日記は、3月20日のこちらなので、
三菱自動車、ホンダ、自動車業界にとって極めて隠したいはずの亡父のアスベスト死亡事故隠蔽記事のほうなのかもしれない。


午後の紅茶と陰謀論(64)肺がんと自動車
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1831382963&owner_id=26776173&org_id=1831352796


午後の紅茶と陰謀論(63)ホンダ石綿和解
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1831352796&owner_id=26776173&org_id=1831382963


いずれにせよ、サイバーテロが何らかの警告ならば、ちゃんと理由を通達をしてもらえないと、こちらは何が問題なのか理解できないので、こうしてサイバーテロがあった事実だけが、告知されていき、双方にとってメリットはないだろう。

・参考
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月2日に日刊サイゾーweb版
●隠蔽の“家元”三菱自動車がアスベスト被害者遺族に口止め料!?
http://www.cyzo.com/2011/12/post_9245.html

死因1位の肺がん増加、実は以下が真相です。
アスベスト(潜伏40年)吸引者は5倍、喫煙者は10倍、両方のひとは50倍のリスクで肺がんに。
自動車は、2004年まで石綿含有のブレーキ、クラッチ部品などを使用し、現在もリコールされないで走行させているま肺がん産業です。入院死亡労災、国家補償、交渉で企業補償がでるので、本人遺族はあきらめないこと!


・参考
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
米国からの日本の独立を目指した小沢・鳩山派への弾圧の遠因
国会で911陰謀説が議論される 1/3
http://www.youtube.com/watch?v=VtvulJId4sI

書籍「9.11テロ疑惑国会追及」
藤田議員、きくちゆみ、童子丸、千早、グリフィン博士 共著
http://www.amazon.co.jp/dp/4906496431

米軍基地グアム移転派の前鳩山総理、小沢元代表、寺島日本総研会長(外交顧問)が推薦人!ワシントンポスト他マスコミの異常な本書弾圧。調子に乗ったト学会、「たかじんのどこまで委員会」、フジ、TBS、サンケイ、読売、朝日新聞までがろ露骨な中傷、印象操作・・ついに政権が崩壊するも、ウイッキリークスら世界的に米軍の内部暴露報道が解禁! 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1516784592&owner_id=26776173

しかも、311以降、なぜか著者の藤田議員は日銀担当財務副大臣に就任、欧米の金融危機にあたるという意外な展開に!?
911陰謀論は、もはや都市伝説ではない!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2577.html

コメント [音楽7] TEE 電話で抱きしめて お子茶魔
06. 2012年5月06日 14:07:25 : 0EopofEgjc
意味違ったみたいwww
無理して手抜き工事投稿して損した(><)w

(茶魔)
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/233.html#c6

コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
165. 2012年5月06日 14:08:09 : oNqclzIefs
死傷者が出ないほど安全に作業しているのかネ。 大量被爆者は多数いるはずだがネ。
現場の被害状況を詳細把握しているのかね。
問題原発(福島)の安全対策進んでないのではないか。何にもニュースないね。 不思議だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c165
コメント [原発・フッ素23] 福島原発の作業員800人死去の情報を東北大学医学部附属病院が緘口令を敷いて、外部に洩れなく(板垣英憲) 乃依
166. 2012年5月06日 14:08:22 : wBo8nlOdDA
>161.164  で、お前が「作業員800人死去」が与太話と信じる根拠は?(しかしスットコドッコイって懐かしい言葉だね)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/427.html#c166
コメント [原発・フッ素23] 国際的にも厳しいはずが…食品中の放射性物質、国と民間「二重基準」広がる (産経新聞)  赤かぶ
12. 2012年5月06日 14:08:53 : rWmc8odQao
武田邦彦氏
「日本の法律は「1年1ミリシーベルト=外部+内部被曝」と決まっている。これを正面から否定する人はいない。厚労省の大臣がさらっと「1年1ミリですよ」と言って、これまでの違法を謝罪しない。まさに現場から離れた東京の論理だ。
 それなのに、またも政府の機関が決めた今回の食品の基準は「食品だけで1年1ミリ」と公言した。厚労省の食品安全担当が、厚労省の大臣とは違うダブルスタンダードなのだから驚く。」
http://takedanet.com/2012/05/post_5f6b.html

小役人はダメだな。国民の健康を真剣に守る気がないようです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/484.html#c12

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
19. 2012年5月06日 14:09:58 : SD53V16zEI
>>07 さん
> (1)電気会社の財務諸表にある「加工中核燃料」=「使用済み核燃料棒」と考えてよいのでしょうか?

使用前で加工中の核燃料と、使用済み核燃料を合わせていうようです:
http://trust.watsystems.net/matuo/matuo1.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c19

コメント [自然災害18] ミッチェル・クームス M9.3の地震が東京を襲うという警告(facebookより)      びっくりカメラ
63. 2012年5月06日 14:09:58 : Gr5bDYpjMg
>>62

>壊れたオルゴールのように在日ガー工作員ガー

逆だよ。
在日の書き込みは、批判ばかりで、論理立てて書けない。
元々、論理的な思想を持っていないからだ。

私が進めているのは、反NWO.
世界裏天皇制による 世界統一。

在日が、私を批判する時点で、反仏陀・反イエス・NWO。

元々、二つの勢力しかない。

ドラコアン(アヌンナキ)・レプティリアンのNWO VS 日本の神々と正神+アンドロメダ評議会 

ノアの洪水の時は、

ドラコアン(アヌンナキ)・レプティリアン VS 正神 (日本の神々を含む)

と、人間の魂の取り合いだった。

系統立てて説明する在日に、あった事が無い。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/273.html#c63

記事 [経世済民75] 官々愕々 まやかしの「年金一元化」  古賀 茂明 (現代ビジネス) 
官々愕々 まやかしの「年金一元化」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32415
2012年05月06日(日)週刊現代 古賀 茂明「日本再生に挑む」:現代ビジネス


 4月13日、厚生年金と共済年金の一元化のための法案が国会に提出された。だが、長年の懸案が民主党政権になってようやく実現した、と評価してもらっては困る。この法案は5年前に自民党と公明党が提出した法案とほぼ同じだ。この時、内容が中途半端だとして法案を潰したのが民主党である。自分で否定したものを5年も経ってから提出したのはなぜか。実はこの裏には、官僚の策謀があるということを読み解いてみたい。

 今回出された統合法案により、これまであったいくつかの官民格差が是正される。しかし、公務員に対する様々な制度上の優遇措置が厚生年金並みに変更されるのには時間がかかる。格差が解消されるとしても3年半後。それまでの間は格差を温存するのだ。

 また、現在は厚生年金の保険料率16・412%に対して国家公務員共済は職域加算分まで含んでも15・862%と安くてすむのだが、これが統一されるのは平成30年になってから。6年も先だ。

 さらに、批判の焦点となっている職域加算。民間の企業年金に当たる、いわゆる3階部分だが、厚労省の推計でも企業年金がある事業所は37・5%しかないのだから、職域加算は廃止するのが筋。しかし、なぜかいったん廃止した後、改めて「新たな年金」について別に法律で定めるということになった。つまりなくならないのだ。

 そして、ここからが本題だが、なぜ官僚が自分達の特権を一部放棄してまで厚生年金と統合したいと考えたのか。実は国家公務員共済の将来がかなり危なくなってきているからだ。年金を受給する高齢者を何人の現役世代で支えているかを示す年金扶養率を見ると、厚生年金では2・39。つまり2・4人で一人を支えるのに対して、国家公務員共済は1・53。かなり苦しい。国家公務員は民間に比べて年齢構成がいびつで若い人の割合がどんどん少なくなる構造になっている。しかも、新卒採用の大幅削減を続けることになっていて、状況は一段と厳しくなる。少子高齢化が極めて深刻化することが確実なのだ。

 もう一つ、保険料収入で賄われる1階・2階部分の支出に対して何年分を積立金として保有しているかという積み立て比率は、厚生年金の4・2年に対して国家公務員共済は7・8年で3・6年分多い。少子高齢化の影響が厳しい公務員共済にとっては当然の備えだが、3・6年多い程度ではむしろ足りないくらいだ。従って、統合するなら積立金全額を持参金として持ってきてもらわないと、厚生年金の加入者に将来大きな負担がかかることになる。

 ところが、今回の統合法案では、厚生年金が4・2年分の積立金しかないから、共済も4・2年分しか積立金を持って来なくてよいということになっている。では、余った3・6年分はどうするのかというと、職域加算、つまり3階部分の支払いに充てて良いということになっているのだ。

 つまり自分達の特権は守りながら、将来苦しくなった時には民間のサラリーマンにおんぶにだっこで助けてもらおうという虫の良い話なのだ。要するに官民格差是正に名を借りた公務員共済の救済策そのもの。民主党は官僚と公務員労働組合が反対する政策はとれない。だから、「身を切る改革だ!」などと叫んでも決して信じてはいけないのだ。


「週刊現代」2012年5月5・12日号より



http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/862.html

コメント [原発・フッ素23] 東電曰く、「4号機原子炉建屋は傾いておらず、燃料プールを含め地震で壊れることはありません」 (暗黒夜考)  赤かぶ
06. 2012年5月06日 14:20:53 : wreTGuAbV2
地震で地盤沈下したという情報もありますが。
北側より南側が80cm低い不等沈下だそうだが、 この地盤沈下の情報が正しくて、また(1)の測定も正しかったら、えらいことですな。

すぺての部材と接合部が健全な状態で、本来の剛性と耐力があると仮定しても、解析で80cmも強制変位を掛ければ、建屋はもう崩壊してます。
鉄筋コンクリートは、そんなに曲がるわけない。経験値で言えば80mmとか、まあ、単位がひとつ少ないくらいがいいところです。

部材検討の解析モデルで、一階と地下階を外してるのはなぜだろう。
東電は、地盤については、ダンマリなのは、なぜだろう。

部材検討の立体解析モデルを作れるなら、同じモデルを使って、地震動に対する検討を行えば、手間も掛からず、精度も上がる。

何故わざわざ「串団子モデル」なのかな?

大地震で、地盤に影響がないわけがない。東電は、地盤の健全性を確認し、公表するべきだ。
でないと、確認したけど公表出来なかったのかなあ、と思ってしまいます。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/482.html#c6

記事 [日本の事件30] ガードレール設置不備の責任をも追求すべき(PL法)、バス居眠り運転で7人死亡の事故
ガードレールの設置に不備が無かったら死者は出なかったかも、もちろん居眠り運転の責任が軽減するわけはないが
ガードレールがも少し長かったら、防音壁の串刺しは無かったとの報道もあった
被害者としてガードレール不備の責任をも追及して頂きたい、国民の安全のためにお願いしたいのです

道路には事故多発個所が特定されている、なら危険表示するだけでなく安全対策を講ずべきなのです
当局の事故防止の姿勢は安易過ぎると思う、
例えば事故があると信号器が付けられるが、事故が起きる前に信号器をつけるべきなのです

▼製造物責任法(PL法)は欧米に比べ日本は製造者にかなり甘いようです。この点も検討すべきです
今回の事故で米国なら教育的配慮の保障があるので、かなりな驚くほどの賠償金が支払われると思うのです、

http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/263.html

コメント [自然災害18] ミッチェル・クームス M9.3の地震が東京を襲うという警告(facebookより)      びっくりカメラ
64. 2012年5月06日 14:21:28 : Gr5bDYpjMg
【日本を取り巻く包囲網】


全く理解できてない、在日工作員の為に、もう一度、整理すると・・・
在日工作員は、人間を完全家畜するNWOの歩兵の立場に居る。

明治帝は、在日朝鮮人・伊藤博文が、山口県田布施村(被差別村)から連れて来た

素性のあやしい、大室寅之助が、なりすましの現人神となった。

明治と云う名前も、イルミナティを意味します。

すなわち、伊藤博文も、大室寅之助も フリーメイスン会員。

日本は、明治時代から、外国人が主導権を握っています。

日露戦争の時、日本は融資をロスチャイルド家に依頼しましたが、

ロシアとバクー油田開発をしていたので、シフ家を紹介されました。

英国銀行と、シフ家から融資を受けました。

ユダヤにとっては、ロシアが負けた方が都合が良かった。

ロシアは、ユダヤの支配下に入りました。

第一次世界大戦の終了した翌年の1919年から、ロシアは中国の洗脳教育を開始します。

オバマ大統領は、バリバリの共産党員に育てられた ロシア正教徒。

キッシンジャー氏が、ロシアのスパイと云う噂もありましたが、

米国の支配者層は、ロシアのスパイ達です。

朝鮮半島の北朝鮮 VS 韓国の争いは、米国とロシアがゲーム的に作ったものです。

既に、脅威では無くなってます。

日本には、シナ朝鮮人が計画的に送り込まれ、2・3世を含めると、既に国民の

三割にも達しています。

国会議員の過半数以上は、なりすましの日本人=在日シナ朝鮮人と云われます。

司法・立法・行政、日教組・マスコミなど全分野に於いて、在日支配です。

私は、それに気が付いてなかったのです。

あれ?騒ぐほどでも無かった!と思い直したのが、昨年10月に頂いた 以下のコメントです。


> 19. 2011年10月06日 21:25:39: j8DlsR41DQ
> 龍雲さん。
> テレビ局に温情で入れてあげたのが仇になったということですね。
> シナ朝鮮人は恩を仇でかえすのですよ。命を助けてもらった恩人の寝首をその晩に掻く。
> 恩人の寝首を掻くというメンタリテイの遺伝子です。そういう種類の動物ですよ。
> 羞恥心とか恩とかの観念は希薄です。大陸はそういう類の生命体のみが生き残ったのでしょうね。
> 我々日本人が考える人間とは異質のものなのです。違ういきものです。
> シナの田舎に住んでみるとわかります。
> 城塞の塀の中だけに少しだけ秩序があります。
> 城塞の中の一族内だけの決まりというようなものでしょうか。
> 民族や人種はそれぞれ認識する想念や観念が違うのです。
> 脳細胞や遺伝子レベルで違うのです。
> 半島人にいくら他人を尊重しろと言っても無駄です。

http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/273.html#c64

コメント [音楽7] TEE 電話で抱きしめて お子茶魔
07. 2012年5月06日 14:21:59 : DtexUPLa8g
なんじゃ、そりゃ!?

手抜きってなんのこと?

K子
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/233.html#c7

記事 [経世済民75] 賃貸物件の空室率は全国平均で約20%。入居者を獲得するため礼金、敷金を抑えるなど家主間の競争も激化している
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu263.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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賃貸物件の空室率は全国平均で約20%。入居者を獲得
するため礼金、敷金を抑えるなど家主間の競争も激化している

2012年5月6日 日曜日

◆不動産投資の落とし穴 空室・老朽化、リスクに  5月5日 日経新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A88889DE6E3E2E3E1EAEBE2E2E0E2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;df=3

伸び悩む給料の補填や将来の年金不安に備えようと、会社員ら個人投資家の間でマンションなど不動産投資に関心が高まっている。ただ、不動産は投資金額が大きく、空室発生や家賃下落、老朽化などのリスクもある。不動産投資の注意点をしっかり学んでおこう。

 4月の週末。都内の雑居ビルの会議室に数十人の個人投資家が集まり、講師の話に真剣に聞き入った。席を立つ人はおらず、終了後も物件選びなどに関する質疑応答が延々と続いた。

 不動産投資に関心を寄せる個人が増えている。ただ、一部には不動産特有の仕組みやリスクについて十分な知識を持たないまま、投資に踏み切る個人もおり、専門家からは懸念する声も出ている(表A)。

■入居者獲得争う

 その一つが利回りだ。値上がり益狙いで投資した1980年代と違い、最近は家賃収入をベースにした利回りで投資するのが主流。投資用物件のパンフレットなどには、年間の家賃収入を購入価格で割った「表面利回り」が表示されている(図B)。

 表面利回りは借り手がついた前提で計算されたもの。賃借人が退去すれば収入はゼロ。空室を避けるため家賃を下げざるを得ない事態もありうる。賃貸物件の空室率は全国平均で約20%。入居者を獲得するため礼金、敷金を抑えるなど家主間の競争も激化している(グラフC)。

 コストも無視できない。購入時には仲介手数料、登録免許税などが価格の10%程度かかるうえ、毎年、固定資産税などの税金が発生する。管理や家賃保証などを専門業者に委託すれば手数料が月家賃の10%前後必要だ。賃借人が退去したら修繕費が10万円以上かかる。「様々なコストを含めた『実質利回り』も見るべきだ」(不動産情報会社のネクスト)。当然、実質利回りは表面利回りより低くなる。

 不動産の売買は相対取引であり、物件選定に目利きが欠かせない。管理がいい加減だったり、修繕積立金が少なかったりすれば、多額の修繕費を求められることもある。ファイナンシャルプランナー(FP)の久谷真理子氏は「エントランス、ポスト、自転車置き場など共用施設のチェックが不可欠」と指摘する。

■ローンは高金利

 ローンの利用にも注意したい。会社員は返済能力が高いとされ、金融機関の審査に通りやすい。「退職金や相続などで資産に余裕がある50〜60代は現金で買う。一方、20〜30代は頭金が少ないもののローンで購入している」(マンション販売会社)

 マイホーム購入の際に利用する住宅ローンと違い、不動産投資で使うのは主に事業用ローン。金利は一般的に住宅ローンに比べて高く、大半が変動金利だ。金利上昇も大きなリスクになりうる。

 資産価値の下落もリスクの一つ。家賃下落などで想定していた収入が得られず、ローンの返済や経費が重荷となる。売却という選択肢もあるが、こちらも簡単ではない。

 例えば新築物件は一般的に購入直後に数%、10年後に20%程度価値が下がるといわれる。数年保有後に売却すると多額の損失が発生、負債が残る事態もよくあるという。FPの久谷氏は「不動産は修繕費や返済額などコストが膨らみやすい。資金計画を保守的に立てたうえで投資するのが鉄則」と強調する。

 もっとも、不動産投資で成功する可能性がないわけではない。セミナーの講師などを務め、「カリスマ大家さん」と呼ばれる個人もいる。

 ただ、会社員が仕事の合間に物件探しなどに時間を割くのは難しい。不動産をもとにした資産運用なら、上場不動産投資信託(REIT)も有力な選択肢になるだろう。

 メリットばかりに目を奪われるのは禁物。リスクやコストを徹底的に検証したうえで、ライフプランや資産運用の目的、資金計画、性格を考えてから臨んでも遅くない。


◆<ここが反省点>税・費用との闘い、震災で修繕費も 5月5日 日経新聞
http://www.nikkei.com/money/investment/mandi.aspx?g=DGXZZO4101390002052012000000

2006年から資産運用を目的にマンションへの投資を始めた。首都圏の中古マンションを7戸(約8000万円)、約6000万円を銀行から借りて買った。

 不動産は税金や費用との闘いだ。当時は会社員。不動産所得は給与と総合課税され、確定申告時に納税を迫られた。修繕費の計上が過大と税務署から指摘され、修正申告したこともあった。

 空室の発生、家賃の引き下げや滞納も経験した。東日本大震災で修繕費もかかった。

 4戸を売却し、3戸を所有している。ローンの残額は約1800万円。様々なコストを差し引いた実質的な手取りは月3万円。ローンを抱えてリスクを取ったものの、期待したほど収益が上がらないと思う。

(神奈川県、自営業、40代)


(私のコメント)


日経新聞に不動産投資のことについて書かれていたので、私の体験談を元に書いてみたいと思います。「株式日記」でも不動産投資については何度も書いてきましたが、超低金利時代においては不動産投資は上手く行けば8%以上の利回りで運用が出来ます。しかし失敗することも多いからなかなか手が出しにくいことも確かです。

しかし、サラリーマンを定年まで勤め上げることは、ストレスも多く何時リストラに遭うかも知れません。そんな時に不動産からの収入があればリストラに遭っても困ることは無いでしょう。むしろ不動産投資が軌道に乗れば脱サラして専業にすることもいいでしょう。その為には若い時から自己資金を貯めて少なくとも1000万円くらいの自己資金を銀行に預金して信用を得ましょう。

若い時なら、サラリーマンをしながらアパート経営も可能でしょう。アパートの一室を自己で使いながら家賃収入も得ることも出来ます。マンション投資なら都心に物件が豊富だから普段から見て回れば掘り出し物があるかもしれません。私もサラリーマン時代でも土日は物件を見て回りましたが、当時は良い物件が無かった。利回りよりも値上がり益を当てにした投資が主流だったからだ。

だから借金も資産のうちと言われて、借金してマンションを買って節税することが流行った。しかし不動産投資は政府が途中で税法を変えてしまうことがあるので注意が必要だ。私のときもバブル崩壊で不動産の値上がりを目的とした投資はダメになり、利回り採算の合う物件を残して、買っておいた土地は全部売り払ってしまった。そして自己資金をプールしておいたおかげで助かった。

だから不動産投資は、失敗だったと分かった時には最低でも転売できるように物件であることが必要条件だ。しかし日銀が資産デフレ政策をとったことで不良化した資産の売却が非常に出来にくくなってしまった。アメリカではFRBが日本の失敗を見て大規模な金融緩和してデフレを防いで資産の流動化だけは確保している。そうしなければ銀行が不良債権を処分できないからだ。

デフレ経済が続いたことで、家賃相場も保証金も大幅な引き下げが行なわれた。ビルの保証金は大きな金額だから資金ショートしたところもあるようですが、自己資金を確保しておいたおかげで私の場合は何とか助かった。アパートの場合は20年以上経って減価償却も終わって銀行ローンも済んでいるので、家賃=収入になる。しかし老朽化が激しくメンテナンスが必要になる。

昨日一昨日と、日本の会社は専門家を育てないと書きましたが、不動産会社のサラリーマンに聞いたところで不動産運用のプロではないから、彼らの話を真に受けたら失敗することが多いだろう。株式投資も証券会社の営業マンの言うとおりにやっていたらスッテンテンになるのと同じだ。銀行にしても資金運用の相談をしたところで彼らは素人だから何も分かってはいない。

日経新聞の記事に、「4月の週末。都内の雑居ビルの会議室に数十人の個人投資家が集まり、講師の話に真剣に聞き入った。席を立つ人はおらず、終了後も物件選びなどに関する質疑応答が延々と続いた。」とありますが、講師の話しを聞いても一般的な話だけで実践的な話しを聞くことは難しいだろう。講師も必ずしも専門家ではないからだ。

不動産も満室経営が続けば高利回りになりますが、空室が続出した時の対策が適切でないと失敗することになる。ローンを抱えている時ではローンの支払いで家賃の引き下げもままならない時もあります。そのような時は物件の用途を変えて賃貸に出すのがいいだろう。都内のオフィスビルも最初は事務所ビルとして賃貸に出していましたが、事務所だとどうしても競争が激しくて空室が出る。

そのような時には、場所が良ければ飲食ビルや店舗ビルに用途変更して、逆に家賃の引き上げにも成功することもある。アパートにしてもメンテナンスをまめにして新築同様の品質を保つことが経営の秘訣だ。その為にはリフォーム業者だけでなく自分でも出来る事をしている。さらいは周囲の清掃やペンキの塗り替えなど自分でやるくらいでないと管理が行き届かなくなる。

日経新聞の記事でも、「エントランス、ポスト、自転車置き場など共用施設のチェックが不可欠」と指摘していますが、共用部分の管理が行き届かないと空室の要因になる。このように個人の経営だと管理できる物件の件数も限られるから手を広げすぎないことも大切だ。さらにはトラブルが起きた時には即断即決で解決する能力も必要であり、この点がサラリーマンとは大きく異なるところだ。

「ここが反省点」の記事にしても、8000万円の資金で一気に7戸のマンションを買ったことが失敗の原因だろう。おそらくワンルームマンションなのでしょうが、マンションの場合は広いほうが潰しが利くから家族向けのマンションを買うべきだったのだろう。広くて場所もよければ事務所として貸すことも可能だろう。ワンルームマンションでは客層が限られるから失敗する。



http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/863.html

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
20. 2012年5月06日 14:26:34 : EszHBBNJY2
>>15

03ですが、03のコメントのように、原発を止めたら電力会社は沖縄電力(原発なしで黒字決算)以外は毎年赤字となるのは確実。
数年で潰れるか、もしくは原発を引き剥がした時点で債務超過。
政府などが、原発を燃料棒と一緒に高額な価格(資産計上以上の価格で)で買い取れば別ですが、廃炉費や中間貯蔵や最終処理場などを含めて50兆円程度の費用を
不良債権引き受けに使えるわけもありません。

最終的に引き受けざる得なくても、電力会社を潰すまでいかないと国民が納得しないでしょう。
ですから、早めに送電網を差し出して独占を止めることと、電力の自由化にともない総括原価方式のコスト算出をあきらめるしかないのです。

生き残りたければ、原発を止めて独占を止めて送電網を開放して自由化ののちに
ひとつの発電会社として生き残るのです。
それでも火力、水力などを鑑みれば、9電力会社は莫大な電力を発電する
地域では頭ひとつふたつ飛びぬけた存在として生き残れます。

経営努力は相当必要でしょうが、負の遺産(原発・燃料)の処理を
免れるのであれば、当然のことでしょう。
厳密に、算定すれば負の遺産(原発・燃料)を抱えている今の時点で
本当は債務超過であるのです。
粉飾とは言わないけど、最終処分場や中間貯蔵庫(東海、六ヶ所村)など
の維持費、関電のもんじゅの後始末などどこがどれだけ費用負担するか明確でない
ので債務超過にならないだけです。そうやって長年誤魔化してきただけです。

>>発電所を回したり電線をどうかしたりの下々の仕事は結局必要だから
>>なくなりませんよね

最後に、下請けの仕事の件ですが、廃炉事業50基+4基の処理は更地までに
30年間掛かります。莫大な金が動きます。 燃料の貯蔵や最終処分場もこれから
造ります。
質問者がどの分野にいるのかわかりませんが、電力の自由化や送電網の一元管理で公共物として機構ができれば、そこに仕事ができます。
また自由化で参入事業者が激増することで、投資も増え仕事も大きく増えると思います。反面大きな競争も生まれますので、電気代低下で企業や家庭は助かるけど、
殿様商売では生き残れません。

ただ、職や仕事は激増することは間違いないでしょう。
送電網・配電網・企業余剰電力などに関する仕事にかかわっている方は、
公共インフラとしての重要な仕事を得ることが可能です。

電柱や保守管理の仕事は、今までとおりです。ただ、新しい仕事を
会社が得るチャンスも増えます。
その地域一帯に独占で頂上に君臨していた1社が、すべての生殺与奪権を持っている状況ではなくなるのですから、これからチャンスは増え、多くの中小企業が
上場するまでに成長するかもしれません。

巨大な規制や独占を排除したら、○○で困る、企業海外脱出、金利が上昇など
馬鹿馬鹿しい脅しです。困るのは官僚や既得権益層だけです。
下請けにはチャンスが増え、国民には経済が好転して活性化により恩恵があります。高速道路無料化は頓挫しましたが、無料化による経済効果は日本全土で数十兆円と信じています。現在の甘みと甘い汁を味わったら誰でも手放したくはないでしょうが、国民の公共財や公共インフラ・ライフラインに巣くうのはいい加減に
止めて、国全体の底上げを考えなければいずれ自分たちに類が及ぶと考える時期です。 寄生虫は、宿主が死ねば寄生虫自身も死ぬのです。

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c20

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
21. 2012年5月06日 14:27:33 : 3Md7MgWbW2
18様(ypqGLZNBJY)

17です。
>「アメリカの下請けやって輸出していました」

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a159090.htm

十一 米国製劣化ウランは現在、どこにどのような形で保管されているのか。二〇〇四年四月三十日現在で、再転換され粉末に加工された量はどのくらいか。未加工分はどのくらいか。全量分の加工終了予定はいつか。

十二 米国製劣化ウランはウラン試験のどの部分に使用されるのか。模擬燃料集合体に加工されることはないのか。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b159090.htm

十一について

 三菱原燃から聴取したところ、お尋ねの米国製劣化ウランについては、約二十四トン・ウランの劣化ウランを製品として日本原燃に納入するため、歩留まりを考慮して約二十六トン・ウランの六フッ化ウランを輸入したところであるが、そのうち、本年四月三十日現在で酸化ウラン粉末への再転換を終了している約二十二トン・ウランの劣化ウランについては、茨城県那珂郡東海村に所在する三菱原燃の貯蔵施設に保管しており、残りの約四トン・ウランの劣化ウランについては、茨城県那珂郡東海村に所在する三菱原燃の再転換施設において本年六月中旬に再転換を終了する予定で再転換の作業を進めているところであるとのことである。

十二について

 日本原燃から聴取したところ、お尋ねの米国製劣化ウランについては、酸化ウラン粉末の形態で原燃再処理工場に搬入した後、硝酸により溶解し、ウラン溶液として使用することとなるとのことである。
 また、「日本原燃株式会社再処理施設の試験運転に係る対応について」(平成十四年八月三十日付け通達平成十四・八・〇九原院第一号)に基づき、本年三月十七日に日本原燃から経済産業省原子力安全・保安院に提出された「再処理施設ウラン試験計画書」によれば、当該ウラン溶液は、再処理施設の分離施設、精製施設及び脱硝施設における機能及び性能の確認のために使用するとのことである。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c21

コメント [医療崩壊3] 医師が驚きの提案「死ぬのにはがんに限る。ただし、治療はせずに」 (WEB本の雑誌)  赤かぶ
02. 2012年5月06日 14:29:02 : EdQemnepkG
苦しまない確率3割って・・・
どうやって3人いる中で他の2人差し置けるなんて思えるのだろう?

一度の人生の最後にそんな分の悪いバクチ打ちたくねぇな

苦しまずに逝った人の倍する人が苦しんで逝ってるのを見て
よくがんに限ると言えるわ

自分は見てるだけだから
そのラクな方しか見ないという事だろうか
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/517.html#c2

コメント [日本の事件30] ガードレール設置不備の責任をも追求すべき(PL法)、バス居眠り運転で7人死亡の事故 heiwatarou
01. 千早@オーストラリア 2012年5月06日 14:30:18 : PzFaFdozock6I : lvBAIA9Luw
>ガードレールの設置に不備が無かったら

それを十分承知で、あそこで事故を起こすように仕掛けたのですよ。
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/263.html#c1

コメント [原発・フッ素23] 東電曰く、「4号機原子炉建屋は傾いておらず、燃料プールを含め地震で壊れることはありません」 (暗黒夜考)  赤かぶ
07. 2012年5月06日 14:34:35 : xYdtbnaiBM
こんな無責任で頭の弱い連中に日本人どころか人類の未来がかかっているという凄いばかげた現実。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/482.html#c7
コメント [原発・フッ素23] 瓦礫のトリック・・・法律を作る国会議員が「法の目をくぐる」習慣か?  武田邦彦  赤かぶ
05. 2012年5月06日 14:38:51 : YRagkaIZq2
●瓦礫受け入れは、誰の為か?
下記のURLの漫画で見れば分かりやすいです。
これも税金を食い物にするシロアリの考えそうな事!

http://deigoinsatu.toypark.in/gareki/gareki.html

受け入れ先の自治体名を変えてみれば何処にでも当てはまる事です。
国民は、政府を信用しておりません。
政治家が国民の信任を得られなくなったら終わりです。


●野田総理の嘘つきペテンぶりがよく分かる動画は、下記のURL
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

●野田総理の無知・無能ぶりがよく分かる動画は、下記のURL
http://www.youtube.com/watch?v=LHtfZEOqzEw&feature=related

上記の映像を見ればいかに今の日本が危ういか国民は気づくと思う。
権力維持だけを願う野田・自ら締結しようとする条約の内容も知らず
サインだけする様な馬鹿が日本のトップに居る事自体日本の悲劇である。
この様な総理を我々国民は、信任した覚えはない!!!

●平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。
二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、
その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れている・・・。
シロアリ退治を声高々と国民へ訴え、自らが権力を握るや手のひらを返すように
国民への約束を反故にする様な輩を絶対に許す事はない!!!!
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/464.html#c5

コメント [原発・フッ素23] 「次世代へ、原発ゼロの未来を」各地で集会・デモ(朝日新聞ほか) gataro
02. 2012年5月06日 14:39:08 : oDZLjorBrU
>>01さん
私も一番恐ろしいのが青森県六ヶ所村の燃料再処理工場を稼動される事です。
今まで事故続きの為に青森県六ヶ所村の燃料再処理工場の稼動は延び延びになってきましたが、今年の9月が最終期限になっているそうで、政府は何としてもこれを稼動させようとしている気がしてなりません。

青森県六ヶ所村の燃料再処理工場は稼動すると今まで日本にあった原発30基が1日に放出する量に匹敵するほどの量の放射能を1日で放出するそうですね。

普通燃料再処理工場というと、原発ほどの怖さを感じませんが、とんでもない事なのですね。

原子力資料情報室(CNIC)によれば

六ヶ所再処理工場は、原子力発電所約30基が1年毎に取り替える量に相当する800トンの使用済燃料を毎年取り扱う。
その上、再処理とは使用済燃料中に生成・蓄積したプルトニウムを取り出すための操作である。
原子炉の段階では曲りなりにもプルトニウムや核分裂生成物を閉じ込めていた燃料棒を、再処理工場では細かく切り裂き、硝酸に溶かした上で化学的にプルトニウムを分離しなければならない。
当然、環境に放出する放射能の量は桁違いに多くなり、原子力発電所が1年で放出する放射能を1日で放出するといわれる。

*拡散して下さい!!!!!!!
今年の9月にこの青森県六ヶ所村の燃料再処理工場を稼動させようとしています。
稼動したら最後、もう放射能が強すぎて廃止も出来ないほどの恐ろしい施設です。
稼動させないで下さい。
今ならまだ稼動していません。
今なら廃止出来ます。
事故続きで停止が続いていましたが9月はその期限切れで、政府は今年の9月に稼動すると言っています。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/488.html#c2

コメント [自然災害18] ミッチェル・クームス M9.3の地震が東京を襲うという警告(facebookより)      びっくりカメラ
65. 2012年5月06日 14:40:21 : Gr5bDYpjMg
>>64に追記です。

在日朝鮮人主導の日本政府が、中国進出した最大の目的は、
朝鮮半島を、中国の奴隷支配から開放するため。

従って、朝鮮民族と日本人は 戦争なんて してない。
朝鮮民族は、捏造の歴史を刷り込まれている。

【捏造でも勝てば正義】【人殺ししても勝てば正義】【強さこそ正義】と云う根本思想だから、
朝鮮人の指導者たちは、全く【嫌韓】を気にしてない。


羞恥心も罪悪感も無い民族だから NWOの歩兵には、使い易いと云う事。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/273.html#c65

コメント [音楽7] バングラディッシュ・コンサート 全編 BRIAN ENO
07. 2012年5月06日 14:41:19 : DtexUPLa8g
髪長いってwみんな長いですよね(笑)
ヒゲのおにいさんでした。

彼のとこはよく聴いてなかったので、もってきました。
かっこいいですね。

LEON RUSSELL-YOUNGBLOOD .wmv  バングラデシュコンサートの一部です。
http://www.youtube.com/watch?v=7D8udJjGcag&feature=related

Hummingbird Leon Russell
http://www.youtube.com/watch?v=np5SnrExMDM&feature=related

Leon Russell-CBS Sunday Morning
http://www.youtube.com/watch?v=1RFxA7cVQm0&feature=related

K子

http://www.asyura2.com/12/music7/msg/148.html#c7

コメント [カルト9] カマシの親方リチャード・コシミズまたもや暴言連発、東京公演で大狂乱 チベットよわー
07. 2012年5月06日 14:41:36 : JeWANq9cmU
お前コシミズ批判以外に関心ないのか?

何をそんなに憎く思うのだ?

こういう投稿はRK独立党の宣伝にはなるけどね(笑)

http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/475.html#c7

記事 [原発・フッ素23] 原発全停止、再稼働判断は誰の手に 大飯3、4号機は月内困難か - 福井新聞
福井県内の商業用原発の運転状況

福井新聞ONLINE 5月6日(日)10時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000302-fukui-l18

 北海道電力泊原発3号機が5日夜、定期検査に入り、国内の商業用原発が全て停止した。再稼働に向け国内で最も手続きが先行している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐっては、地元による是非判断が焦点となっているが、消費地である関西圏の首長の反発と政府の対応を横にらみする状況で、再稼働の環境が整うにはまだ時間が掛かりそう。加えて、中長期的な原子力・エネルギー政策見直しの方向性が定まらないことと、夏の電力需給を見越した再稼働という短期的な問題とがない交ぜになり、出口が見通せないでいる。(伊豆倉知)

 政府は4月、新たな安全基準を示し、大飯3、4号機の“安全宣言”をした。また、関電管内では夏場に15%程度の電力不足が生じるとの見通しを示している。枝野幸男経済産業相は14日、福井県を訪れ、西川知事と時岡忍おおい町長に再稼働への協力を求めた。

 県は専門家でつくる原子力安全専門委員会で安全性を独自に検証中。おおい町では26日夜に住民説明会が開かれたが、安全性に対する不安の声が相次いだ。町会は週明けから、国による経済的な支援策なども含めて検討し、意見集約を始める方針。時岡町長は町会の議論と県専門委の検証結果などを踏まえ、判断するとみられる。

 西川知事は、県専門委による安全性確認を前提に、町長と県会の意向を参考にして判断する。当初、関係者の間では「4月末に知事判断」との日程もささやかれたが、政府が説明を重ねても京都、滋賀両府県知事が慎重姿勢を崩さず、関電の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長も政府批判を繰り返す状況に不満を募らす県内関係者もおり、地元は一気に模様眺めの空気に転じた。

 県の専門委は8日を含め複数回の会合を開く予定で、報告書をまとめる時期は見えていない。県会がいつ最終的な全員協議会を開くかも現段階では未定。知事は枝野氏と会談した際、政府の責任で関西の理解を求めるよう求めており、事態が進むかは政府の努力次第。ある県議は「判断のボールを誰が持っているのかもよく分からない」と苦笑するほどだ。

 しかも、仮に地元の同意が得られ、政府が再稼働を最終判断しても、すぐに運転再開できるわけではない。長期間停止していたため起動準備には通常の約10日間より長い期間かかるとみられるからで、現時点ですでに5月中の再稼働は難しいとの見方も浮上している。

【関連記事】
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40年超原発運転で県内首長賛否 福井、老朽化に懸念の声も
滋賀、京都知事「脱原発工程表を」 大飯再稼働で経産省副大臣と会談

最終更新:5月6日(日)10時48分

福井新聞ONLINE
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/493.html

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
22. 2012年5月06日 14:43:21 : ypqGLZNBJY
19さま

非常に勉強になりました!ありがとうございます!
特にこの記述・・・

核燃料:    特に「加工中核燃料」が曲者。これは文字通り加工中のものと、
        再処理にまわされたものの合計とされる。前者は、例えば10年後
        の使う予定だからということで燃料の購入契約を結べば、その契
        約金額がレートベースに算入できるというもの。それを使う、使
        わないは全く関係がない。後者の再処理も同様だ。取り出したプ
        ルトニウムが利用できるかどうかもわからないのに、使用済み燃
        料が資産としてレートベースに含まれているのだ。現時点では、
        始末のできない、やっかいなゴミに過ぎないというのに、そんな
        費用まで電気料金として負担させられている。

レートベースの肥大化→適正報酬のアップ(=利潤増大)、適正原価の上昇(設備が増えれば、その減価償却費や固定資産税が増える)→総括原価の上昇→電気料金のアップ

原価が高いほど利益がでる仕組みなのですね。そのためにも核燃料の資産は大きいほうがいい。ゴミでもホコリでも何でも計上してそうです。


http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c22

記事 [原発・フッ素23] おおい町議会、再稼働で7日全協 是非で意見集約、複数回開催 - 福井新聞 2012年5月4日
(2012年5月4日午前7時17分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/34533.html

 福井県おおい町議会は3日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働の是非に関する意見集約に向けた全員協議会を、7日に開く方針を決めた。町会としては慎重に判断すべき案件だとの考えから、全協は1回だけで終わらせず複数回開く見通し。できれば来週中をめどに結論を出したい方向だ。(原発取材班)

 町会は当初、住民説明会での町民の反応や、3月に議会としてまとめた「統一見解」に対する国の回答をみて、意見をまとめる意向だった。ただ、4月26日の住民説明会や19、20日に各地区で開いた議会報告会では、町民から原発の安全性に疑問、不安の声が続出。町会としてより慎重に対応すべき問題と判断した。また、26日の柳沢光美経産副大臣との意見交換で、統一見解に対して政府が示した回答内容も詳しく検証する方針で一致していた。

 統一見解は、▽東京電力福島第1原発事故の知見を反映した安全基準の提示▽原子力災害制圧道路や避難道路の多重化▽原発の運転停止で影響を受ける地域経済や町財政への支援措置―など。

 町会はこれまで非公式な会合を重ね、3日も新谷欣也議長をはじめ副議長、各常任委員会、特別委員会の委員長らが集まり、意見集約に向けた方法などを話し合ったという。

 7日を含めて複数回開く全協では、統一見解に対する国の回答の検証結果や、議会報告会、住民説明会で出た町民意見などを踏まえた上で、町会としての意思をどう示すかなどの議論を重ねる。早ければ来週中にも再稼働の是非に関する意見をまとめ、時岡忍町長に示す方針。

 時岡町長は、町会の意見や大飯3、4号機の安全性を検証している県原子力安全専門委員会の結論を踏まえて判断し、西川一誠知事に町の意思を伝える見通し。知事は県会での議論なども参考に最終判断する。ただ、関西圏の首長らは再稼働に難色を示し、理解が得られるかも焦点となっている。


【関連の記事】
≫福井県議会、再稼働で全協2段階に 大飯原発で自民党県政会提案(5月2日)
≫大飯再稼働、迫られる難しい判断 町長と議会、民意どうくみ取る(4月28日)
≫原発停止でも電源交付金を一定保証 経産副大臣がおおい町議会に約束(4月26日)
≫大飯原発再稼働、県議の賛否は? 8割が「条件付き賛成」(4月19日)
≫再稼働判断、知事要請で全協招集 大飯原発で県会、公開も検討(4月18日)
================================================================

モロ、利権でホクホクだったおおい町長が、どのように再稼動に持っていこうとするか
が見ものです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/494.html

コメント [音楽7] キャンディ&ハンス・ダルファー (父と娘の共演) BRIAN ENO
01. 2012年5月06日 14:46:35 : DtexUPLa8g
ノリノリしてかっこよかったです。
お父さん、すごくうれしかったでしょうね。

K子
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/111.html#c1

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
23. 2012年5月06日 14:50:24 : EszHBBNJY2
>>19
>>22

すごい勉強になった。酷いなこの内容は。
これは拡散する必要がある。
旨みの蜜の味が、想像よりも濃厚すぎるのか。


電気事業固定資産:原発はその建設費が巨額だから、レートベースを引き上げる。
   
建設中資産:  おかしなもので、建設中のものまでレートベースに算入される。
        建設中の発電所など電気料金支払い者になんのサービスも提供し
        ていないのにである。だから原発建設に何年かかろうが、電気会
        社にとっては一向に構わないということだ。

つまり、電力会社にとって「原発」とは「金のなる木」なのだ。いくら建設費が高騰しようが、再処理や「核のゴミ」の後始末に金がかかろうが、それらは全てレートベースを押し上げ、利潤を生んでくれる。そして必要な費用は、みんな電気料金支払い者の負担とくれば、電力会社いわく“原発はやめられまへんでェ〜”。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c23

コメント [原発・フッ素23] なにがなんでも原発再稼働する理由を初めて理解しました。 thai_suki
24. 2012年5月06日 14:52:26 : kFSBHHnrzo

原発の全停止と再稼動への難題の現状をみて、疑問2つ。
どちらであっても、世界の国民の負担になるのでしょうね。
あくまで仮説を前提なので、何かネタ拾いにでもなれば。

疑問-1
もし人工地震なら、やられた側の損害はもの凄い、その後始末や
補償などはどの様な形で行われるのだろうか、内密の布石などあり?

疑問-2
もし100%災害なら、原発利権の失われた収益を何か別のもので
回復を図るのだろうか、それはどんな形のものだろうか、深謀遠慮?

http://inri.client.jp/hexagon/img/Rocke_vs_Roths_A.gif
http://inri.client.jp/hexagon/img/Rocke_vs_Roths_B.gif
「ロックフェラー 対 ロスチャイルド」説の研究
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe600.html

>もし人工地震なら、下記の内容と矛盾?それとも了解済みで?
>これまだ見れます、あちこちでネタにされ、何か拾えたりなど
天空の蛇 その7 Legacy of Ashes。ありとあらゆるテロ組織もグルなの。グルグル
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/212.html
キッシンジャーが中国に約束: 次期大統領はジェブ・ブッシュ
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/726.html
スクープ!5月末、アメリカ軍とロシア軍が、反テロに向けて共同軍事演習か
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/306.html
中ロvs米の核戦争は2020年以降に起こるだろう!?−ジョエル・スコーセンノ予測
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/581.html
 検索→ 天空の蛇 その7 Legacy of Ashes  ・関連など拾えたら

以上、あくまで仮説を前提なので、思い込みは厳禁です。



http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/487.html#c24

記事 [原発・フッ素23] 原発全停止 暗闇から明日が見えるか - 福井新聞
(2012年5月6日午前9時08分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/34564.html

 1970年3月14日、福井から大阪万博会場に「原子の火」が送られ新時代が開けた。あれから42年。北海道電力の泊原発3号機が定期検査に入り、日本の電力を支えてきた原発が全停止。異常な事態である。東京電力福島第1原発事故の収束に向けた対応や国内原発をめぐる混乱から見えてくるのは、安全装置のコントロール機能不全、「政治的人災」ともいうべき国のお粗末な状況だ。

 国際社会に安全をアピールしてきた日本の原子力政策が破綻し、克服できない現実を示す象徴的な日である。政府は電力需給が厳しい関西圏へ向け、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に必死だが、ますます強まる政府への不信感が安全対策の信頼性を低下させ、地元同意を一層困難にしている。今後のエネルギー政策が定まらない中で原発の暗闇は広がるばかりである。

 ■地元は真剣に議論■

 全電力消費の3割を担う基幹電源の原発が全停止するのは、一時的なのか。枝野幸男経済産業相は先月の講演で「5月6日から一瞬ゼロになる」と発言し、物議を醸した。

 本県や地元おおい町は福島事故発生直後から緊急対策や安全基準を示すよう国に再三要請。一定の対策が示されると、県原子力安全専門委員会などで検証を重ねてきた。地元説明会では経済面と安全面の板挟みで苦悩しながらも率直な意見を述べる住民の姿があった。隣接の小浜市でも真剣な議論を行っている。

 経産相の「一瞬」発言は原発再稼働を安易に考えたものか。政府の描くスケジュールに乗せようとするなら、勘違いも甚だしい。「停止は集団自殺」と言い放った民主党の仙谷由人政調会長代行は枝野氏とともに本県を訪れ、民主党県議らにプレッシャーを掛けた。暮らしや経済への影響があるとはいえ、一度「脱原発依存」を明言した民主党政権が再稼働へ政治力を駆使する状況に、国民の戸惑いや反発は強い。

 ■得られない安心感■

 脱原発を明確に掲げ、過激な発言を繰り返すのは橋下徹大阪市長だけではない。隣県からは「もし福井県で事故が起きれば琵琶湖が汚染される」、名古屋からも「水源の木曽川上流が汚染される」と不安感を増幅させる政治的発言が相次ぐ。福島のような事故が起きれば真っ先に深刻な被害に遭うのは地元である。多様な意見があって当然だが、地元が丁寧な安全検証と議論を重ねる環境づくりも必要なのではないか。

 事故の再発防止へ向けた専門的論議は、当初の暫定対策論から過酷事故の絶対防止へ格段にステップアップ。関電が「福島のような事故は起きない」と強調しても、重要な対策が中長期対策になっている限り、安心感を与えられなくなっているのも事実だ。地元町会や県会は近く本格協議に入るが、課題置き去りの拙速な結論ならば県民の納得を得られないだろう。よほど覚悟が必要だ。

 ■ウミを出し尽くせ■

 「起こるはずのない」「起きてはいけない」事故の発生は、原子力安全規制のずさんさが露呈した瞬間でもあった。場当たり的な政府の初期対応、遅れた情報開示、事故責任が問われる経産省原子力安全・保安院が政府と一体化し、再稼働へ向けた新安全基準を自前でつくる矛盾、ダブルチェックの役割を放棄した原子力安全委員会、それに代わる原子力規制庁設置の大幅な遅れ、40年以上たっても漂流する核廃棄物。
 再稼働に影響を与える福島事故検証は政府や国会、民間でも多角的に実施しているが、結論は出そろっていない。耐震安全性の見直しや津波対応、国の防災指針も明確でなく、地域防災計画も進まない。

 安全の根拠と責任の所在はどこにあるのだろうか。原発リスクを地方に押しつけてきた消費構造を見直し、再生可能エネルギーへシフトする努力は不可欠だ。しかし、議論の短絡的な飛躍は現実を見失う。

 原子力政策のウミを出し尽くし、安全の再構築が可能かを冷静に見極める英知と技術力が必要だ。重大な転換点に立ち、問われているのは、なすべきことをやり抜くごく当たり前の力ではないか。(北島 三男)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/495.html

コメント [自然災害18] 震度7の東京湾北部地震が発生すると赤坂のビルや山手線、アメ横が倒壊する (週プレNEWS)  赤かぶ
08. 2012年5月06日 14:55:35 : QmyrjoZuIs
>>01 さん
その通りです。
地震対策ばかりでなく都市を分散させる事によって職も広がります。
シャッター通りも少なくなるでしょう。
日本の都市集中は昔から異常です。
昔の江戸でも百万都市だと云いますから、都市に住む人の考えを変えてもらうと同時に行政がそのような政策を考えなければいけません。
貧困が増える程都市集中が激しくなり、それが高まるにつれて貧困者が多くなります。
都市機能を分散させる事に地震対策と別の面で日本を蘇らせる事が出来るのではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/299.html#c8
コメント [戦争b9] 米無人機がパキスタンの女子高にミサイル2発を発射 3人死亡(サーチナ) 中田英寿
17. 弓月 2012年5月06日 14:56:05 : jSaMV/aR9adfc : O9YZOJE4VE
この事件、マスコミで報道されてないね。どういうこと?
こういう殺戮をみると、ヒロシマのときから何も進歩していないことが分かる。

自衛隊が米軍に反旗を翻さない理由はもうないだろう。
東京大空襲、沖縄殺戮で殺された日本人の子孫であるわれわれが、米軍の海外展開費用の50%を負担してるという悲劇。

もう米軍から押しつけられた9条は横において、軍事独立すべき時期がきた。
いつまでも蹂躙されているアジアのためにも。
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/287.html#c17

コメント [音楽5] キング・クリムゾンでアイランドから名曲「Prelude: Song Of The Gulls 」 BRIAN ENO
01. 2012年5月06日 14:58:23 : DtexUPLa8g
ぜんぜんクラシックでした(笑)
文句ありません。

K子
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/171.html#c1

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