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2019年10月13日08時53分 〜
記事 [経世済民133] 米中休戦、年末高に賭ける株式市場 米中貿易、景気懸念で一時休戦、構造問題先送り タリフマン動かすチャイナ・ショック論 「日本化」恐れるFRB 金融政策の枠組み巡り論争


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50931370S9A011C1ENI000/?n_cid=SPTMG053
米中休戦、年末高に賭ける株式市場
(NY特急便)
NQNニューヨーク 張間正義
トランプ政権 貿易摩擦 北米
2019/10/12 6:22
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年末の株高を見込む声が増えた=ロイター
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年末の株高を見込む声が増えた=ロイター

米中貿易協議に揺れた米株式相場は今週末に大きく動いた。11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、上げ幅は一時、500ドルを超えた。週間では4週ぶりに上昇した。農産物と通貨分野に限った「部分合意」で「休戦」となり、米経済の後退懸念が和らぐとみた投資家が一斉に買い上げた。12月にかけ相場が急落した昨年と異なる年末高シナリオへの期待がにわかに高まってきた。

中国による農産物の輸入拡大と引き換えに、米国が15日に実施予定だった対中関税第1〜3弾の関税率引き上げを見送るという部分合意でさえも株価の押し上げ要因になると市場は捉えた。追加関税の応酬による米中の実体経済の悪化が一段と進む最悪のケースが避けられたためだ。

制裁関税の引き上げの見送りが実現し、株式相場の先高観は一段と強まった。中国での売上比率が高いアップルが1年ぶりに上場来高値を更新したほか、建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など中国関連とされる銘柄に買いが集まった。

米中休戦で市場の関心は米経済が景気後退に向かうのか減速で済むのかどうかに移る。一般的な景気後退の定義は「2四半期連続のマイナス成長」だ。生産関連統計の悪化などから「失速の初期段階に入った」(バークレイズのマイケル・ゲイペン米国チーフエコノミスト)との指摘もある一方、足元で2%程度の成長率を維持し雇用者数の増加も続く米国では、経済の「エンジン」の個人消費が引き続き堅調なままだ。

今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つボストン連銀のローゼングレン総裁は4日、年後半の米経済の成長見通しについて「私が潜在成長率とみている1.7%前後になる」と話した。生産関連の統計が弱含むなか、米経済は「巡航速度」だといえる潜在成長率を維持するという見立てだ。

ウォール街で弱気の「ハウスビュー」(会社の公的見解)を出すモルガン・スタンレーは、関税引き上げが続くことを前提に米国の景気後退入りを予想してきた。FTNフィナンシャルのクリス・ロウ氏は「制裁関税の引き上げ見送りで、景気後退に陥る可能性は低下した」と指摘する。

株式の需給要因も株価を下支えしそうだ。来週から本格化する7〜9月期決算発表で米主要500社の純利益は4%減少する見込みだが、シティグループの株式ストラテジスト、トビアス・レフコビッチ氏は「株式減少」に注目する。旺盛な企業の自社株買いが進む米国では18年以降、発行済み株式数が2%以上減少した。株価をみる上で重要な1株利益(EPS)を算出する際の分子に当たる純利益が減っても、分母の発行済み株式数が減少していることから、EPSの大幅な低下は生じにくいとの見方だ。

決算シーズンは米株の最大の買い手とされる企業の自社株買いが自粛される「ブラックアウト」期間に入るため、一時的に相場が調整する可能性は残る。ただ、米中休戦で先高観を強めた市場では「決算期間中に下がったところが年内最後の買い場になる」とトレーダーの鼻息も荒い。

(NQNニューヨーク=張間正義)

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トランプ氏「中国と第1段階の合意に達した」 (2019/10/12 11:17更新)
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NY商品、原油が続伸 イランのタンカー爆発の報道で 金は続落 (2019/10/12 5:03)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50947240S9A011C1EA2000/
米中貿易、景気懸念で一時休戦、構造問題先送り
トランプ政権 貿易摩擦 中国・台湾 北米
2019/10/12 20:19
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11日、ホワイトハウスで習近平中国国家主席からの手紙を披露するトランプ米大統領=ロイター
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11日、ホワイトハウスで習近平中国国家主席からの手紙を披露するトランプ米大統領=ロイター

【ワシントン=河浪武史、北京=原田逸策】米中両国は中国が米国産農産品の輸入を拡大する一方、米国が制裁関税の引き上げを見送ることで合意した。関税合戦の悪化は回避したが、実態は農業や通貨など切りやすいカードだけを切った「小粒合意」だ。中国の産業補助金の見直しなど構造問題は棚上げしたままで、制裁関税を完全撤廃する貿易戦争の終結はみえない。

「中国による農畜産品の購入は過去最大だ。米国の農家はすぐに大きなトラクターを手に入れた方がいいぞ」。トランプ米大統領は11日、中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らをホワイトハウスに招き、口早に合意内容を記者団に説明した。

舞い上がるトランプ氏と対照的に中国は非常に冷静だ。中国側の声明は「農業などで実質的な進展があった」としただけで「合意」の表現はない。国営テレビの昼のニュース番組でも3番手の扱いにとどまった。中国には昨年5月に制裁回避で合意しながら、すぐにトランプ氏がちゃぶ台返しをした苦い記憶が残る。

米国は中国が400億〜500億ドル分の米農産品を購入すると明らかにした。これは過去最高だった12年(260億ドル)を5〜9割も上回る。

中国の報復関税の影響で、農産品の対中輸出は18年に90億ドル程度まで急減していた。穀物産地はトランプ氏の支持基盤である激戦州の中西部が多い。米国側が主張する400億〜500億ドルの対中輸出が実現すれば、苦境に立たされている米農家が受ける恩恵は大きい。


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中国も豚肉などが高騰し、庶民の不満がくすぶる。習指導部にも安い米国の農畜産品の輸入拡大は渡りに船だ。もっとも中国がこれだけの規模の米農産品を買い付けるのかどうかは不透明な面も残る。

通貨政策も米中双方の利害が一致しやすい分野だった。トランプ政権は8月、中国を追加制裁に道を開く「為替操作国」に指定し、人民元安を批判してきた。今回の交渉で中国は為替介入の実績など通貨政策の透明化を米国に提案し、米財務省は「為替操作国」の指定解除の検討に入った。

両国の部分合意を演出したのは、景気失速への懸念という共通項だ。米国は製造業の景況感指数が10年ぶりの水準に悪化した。設備投資も輸出もマイナス基調が続く。

一方の中国も貿易戦争の長期化で、7〜9月期の成長率は6%割れもささやかれる。これ以上の経済への打撃を避けようと米中が歩み寄れたのは一定の成果ともいえる。

もっとも中国のハイテク産業への産業補助金など構造問題は素通りした。米国が狙う本丸は、先端産業を育てて米国を追い越そうとする「中国製造2025」政策を潰すことにあった。

トランプ氏は「今回の第1段階が終われば、すぐに第2、第3段階に取りかかる」と、構造問題に切り込む考えを強調する。ペンス副大統領ら対中強硬派も部分合意に不満を隠さない。

中国は「(国家の)原則にかかわる問題は決して取引しない」(人民日報)との立場を堅持する。産業補助金や国有企業での譲歩には慎重で、今後の交渉は難航必至だ。

中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置についても合意を先送りした。トランプ氏は「貿易戦争の終結は間近だ」とするが、米中問題は世界経済の最大のリスクであり続ける。


 

タリフマン動かすチャイナ・ショック論
Global Economics Trends 編集委員 小竹洋之
トランプ政権

米中衝突

貿易摩擦

小竹 洋之

Global Economics Trends
2019/9/29 2:00
 
Global Economics Trends
世界的な関心を集める経済学の最前線の動きやトピックを紹介します。
トランプ米大統領は「タリフマン(関税男)」と名乗ってはばからない。「私は関税のプラットフォームに立つタリフマンだ」。筋金入りの保護主義者として知られた第25代大統領マッキンリー(在任1897〜1901年)の発言に倣ったらしい。

トランプ米大統領(左)は高関税政策を繰り出し、中国の習近平国家主席に構造改革を迫る=ロイター
そんなトランプ氏が中国に仕掛けた貿易戦争の出口は見えず、内外からの批判が絶えない。しかし「米国は中国のせいで多くの雇用を失った」という主張には、認めざるを得ない面もある。これを裏付ける経済学界の実証研究が相次いでいるからだ。
■中国からの輸入増、米国の弱者に痛み
「チャイナ・ショック論」――。中国からの輸入拡大と米国の雇用減少との間に相関関係を見いだす研究は、こう総称される。英経済学者デビッド・リカードらの伝統的な貿易理論では、各国が比較優位な産業に特化し、国境を越えて生産物を売買することで、最適な資源配分を達成できるはずだった。だが現実には衰退産業から成長産業への労働移動などが円滑に進まず、低学歴や低スキルの労働者が予想以上の痛みを被っていると説く。
この分野の権威は米マサチューセッツ工科大学(MIT)のデビッド・オーター教授、スイス・チューリヒ大学のデビッド・ドーン教授、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のゴードン・ハンソン教授だ。2013年の論文「チャイナ・シンドローム」(The China Syndrome: Local Labor Market Effects of Import Competition in the United States)や16年の論文「チャイナ・ショック」(The China Shock: Learning from Labor Market Adjustment to Large Changes in Trade)は、世界の経済学界に広く影響を与えた。
01年に世界貿易機関(WTO)に加入した中国の経済発展には、目覚ましいものがあった。米国の輸入増の衝撃はかつてないほど大きく、労働市場の調整にも多くの時間やコストがかかる。だから中国との産業競争や価格競争が厳しい地域で、失業者の増加、賃金の低下、労働参加率(働く意思のある人の割合)の落ち込みが目立つと3氏はいう。
■全産業で200万〜240万人の雇用が減少
MITのダロン・アセモグル教授やカリフォルニア大学デービス校のブレンダン・プライス助教授も執筆陣に加わった論文「輸入競争と2000年代の米国の大幅な雇用の減少」(Import Competition and The Great U.S. Employment Sag of The 2000s)は、より詳細な定量分析の結果を示した。中国からの輸入増によって、1999〜11年の米国の雇用が製造業で98.5万人、全産業では200万〜240万人減ったと試算している。
トランプ氏もチャイナ・ショック論を意識しているフシがある。「トランプ経済プランの評価」(Scoring the Trump Economic Plan: Trade, Regulatory, & Energy Policy Impacts)――。現在のナバロ大統領補佐官(通商担当)とロス商務長官が16年11月の米大統領選前にまとめ、トランプ氏が掲げる経済政策(トランポノミクス)の理論武装を試みた文書には、オーター、ドーン、ハンソン各氏の研究が引用されている。
■トランポノミクスの理論武装に活用
それだけではない。ナバロ・ロス文書は米連邦準備理事会(FRB)のプリンシパル・エコノミスト、ジャスティン・ピアース氏と米エール大学のピーター・ショット教授の研究も併せて紹介している。両氏は16年の論文「米国の製造業の驚くほど急速な雇用の減少」(The Surprisingly Swift Decline of US Manufacturing Employment)で、中国のWTO加入を機に米国が最恵国関税の適用を恒久化したため、中国からの輸入や投資などが増えて、米国の製造業の雇用が減ったと分析した。オーター氏らと歩調を合わせる主張である。
17年1月に発足したトランプ政権は、ナバロ・ロス文書をなぞるように動いてきた。高関税政策を繰り出し、中国に構造改革を迫るのも筋書き通りだ。こわもてのタリフマンを「異端児」と切って捨てるのはたやすいが、その念頭にある経済学的な知見を軽視するわけにはいかない。
■消費者や輸出増の恩恵を説く研究も

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中国からの輸入増と米国の雇用減を関連づける研究が続く(米ペンシルベニア州)=ロイター
チャイナ・ショック論の研究はいまも続く。米調査機関エコノミック・ポリシー・インスティテュートのロバート・スコット氏とザーン・モックハイバー氏は18年、「中国による深刻な損失」(The China toll deepens)と題するリポートをまとめた。中国に対する貿易赤字が01〜17年に拡大した結果、米国が340万人の雇用を喪失したと指摘している。01〜11年に限ってみると、労働者の所得を年平均370億ドル押し下げたという。
しかし一連の研究が国際貿易のマイナス面を強調しすぎているとの批判もある。エール大学のロレンゾ・カリエンド教授、米セントルイス連銀エコノミストのマキシミリアーノ・ドボルキン氏、米ジョンズ・ホプキンス大学のフェルナンド・パーロ助教授による19年の論文「貿易と労働市場の力学」(Trade and Labor Market Dynamics: General Equilibrium Analysis of The China Trade Shock)が一例だ。
3氏は中国からの輸入増が響き、米国が00〜07年に製造業の雇用を55万人失ったと試算した。一方で安価な輸入品を購入できる消費者などの恩恵に注目し、米国全体の厚生(経済的満足度)が0.2%増大したと分析している。
カリフォルニア大学デービス校のロバート・フィーンストラ特任教授と米アイダホ大学の笹原彰助教授は、中国からの輸入増だけでなく、米国の世界に対する輸出増も加味すべきだという。17年の論文「チャイナ・ショック、輸出、そして米国の雇用」(The "China Shock", Exports and U.S.Employment: A Global Input-Output Analysis)では、95〜11年にモノの輸出入で差し引き170万人の雇用を生む効果があったと結論づけた。
■新規産業の育成や安全網の強化を
チャイナ・ショック論を代表するオーター氏らも、国際貿易の拡大が米国全体にもたらすプラス面を否定しているわけではない。労働市場の調整力が鈍いために、弱者に強い負荷がかかるのが問題で、それが排外的なポピュリズム(大衆迎合主義)の温床にもなっていることを訴えたいのだ。だからこそ新規産業の育成や安全網の強化などを処方箋に挙げる。
こうした研究をトランプ政権が都合良く利用し、異様な高関税政策を正当化するのは、あまりにも危険ではないか。たとえ民意の後押しがあろうと、米経済の底上げに資するとは思えない。
国際通貨基金(IMF)によると、米中貿易戦争の激化は20年の世界の国内総生産(GDP)を0.8%押し下げる恐れがある。FRBは最近のリポート「通商政策を巡る不確実性の経済的影響」(The Economic Effects of Trade Policy Uncertainty)で、17〜18年に通商政策の不確実性が高まった結果、米国の総投資が1〜2%低下するかもしれないと予測した。

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アダム・ポーゼン米ピーターソン国際経済研究所長は成長基盤の劣化を心配する
長い目で見た成長基盤の劣化を懸念するのは、米ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長だ。貿易戦争の広がりなどによる対米直接投資の減少を嘆き、「経済ナショナリズムのせいで、長期的なビジネスの場を提供してきた米国の魅力が低下した。ポストアメリカの世界経済体制が出現しつつある」と話す。
晩年のマッキンリーは、タリフマンの軌道修正を図ったという。トランプ氏が改心する日は果たして来るのだろうか。
【記事中の参照URL】
■The China Syndrome: Local Labor Market Effects of Import Competition in the United States
https://pubs.aeaweb.org/doi/pdfplus/10.1257/aer.103.6.2121
■The China Shock: Learning from Labor Market Adjustment to Large Changes in Trade
https://www.nber.org/papers/w21906.pdf
■Import Competition and The Great U.S. Employment Sag of The 2000s
https://www.nber.org/papers/w20395.pdf
■Scoring the Trump Economic Plan: Trade, Regulatory, & Energy Policy Impacts
https://assets.donaldjtrump.com/Trump_Economic_Plan.pdf
■The Surprisingly Swift Decline of US Manufacturing Employment
http://faculty.som.yale.edu/peterschott/files/research/papers/pierce_schott_pntr_2016.pdf
■The China toll deepens
https://www.epi.org/files/pdf/156645.pdf
■Trade and Labor Market Dynamics: General Equilibrium Analysis of The China Trade Shock
http://faculty.som.yale.edu/lorenzocaliendo/CDP.pdf
■The ‘China Shock', Exports and U.S. Employment: A Global Input-Output Analysis
https://www.nber.org/papers/w24022.pdf
■The Economic Effects of Trade Policy Uncertainty
https://www2.bc.edu/matteo-iacoviello/research_files/TPU_PAPER.pdf
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「日本化」恐れるFRB 金融政策の枠組み巡り論争[有料会員限定]
2019/9/1 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50177050V20C19A9I00000/?n_cid=SPTMG053


 
「日本化」恐れるFRB 金融政策の枠組み巡り論争
Global Economics Trends 編集委員 太田康夫
太田 康夫 Global Economics Trends
2019/9/1 2:00
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米国の金融政策の枠組みを巡る論争が活発になっている。その背景には、中央銀行である米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の将来に不安を強めていることがある。目標としてきた物価水準に達していないにもかかわらず、米中貿易摩擦の影響などで景気悪化の兆しが出てきたからだ。インターネット経済の拡大など革新的な技術発達の影響で、物価は失業率や需給ギャップによって左右されるという伝統的な理論が揺らいでいることも影響している。

かじ取りを誤ると、政策金利がゼロ近くに張り付き、金融政策が効かなくなる日本のような状況に陥る恐れが強まっている。FRBはこうした「日本化」を回避するため、2020年前半をめどに金融政策の枠組みの見直しを進めている。新しい枠組みとして物価目標策の手直しなど複数案が浮上している。

会場近くで話すパウエルFRB議長(右)とイングランド銀行のカーニー総裁(8月23日、米ジャクソンホール)
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会場近くで話すパウエルFRB議長(右)とイングランド銀行のカーニー総裁(8月23日、米ジャクソンホール)

8月22日から24日まで地区連銀のひとつであるカンザスシティー連銀が、米ワイオミング州のジャクソンホールで「中央銀行の課題」をテーマにシンポジウムを開いた。例年は気軽な雰囲気で構造問題を話し合うが、今年はトランプ大統領が利下げを求めるなかで異様な雰囲気の会議となった。

冒頭講演したパウエルFRB議長は、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降の米中貿易摩擦や、香港情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりをあげ、情勢変化が及ぼす影響を評価し、適切に行動すると述べた。

本来の長期的な課題として「政策金利がゼロ近傍から抜け出せない状況が続くリスクに直面している。そうしたニュー・ノーマル(新常態)に対処するため、われわれは金融政策の戦略、手段、コミュニケーションなどの見直しに着手し、政策手法をさらに追加する必要があるか精査している」(Speech by Chair Powell on challenges for monetary policy)と強調した。

シンポジウムでは具体論のうちコミュニケーションのあり方について議論し、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のアサナシオス・オルファニデス教授は「金融政策とそのコミュニケーション」のなかで、金融政策リポートの発表を年2回から4回に増やすことや、政策の不確実性に関してリスクシナリオのより精緻な提示などを提案している。

◇   ◇

現在の金融政策の枠組みはFRBが12年に導入した。政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導、将来の金融政策に関するフォワードガイダンス(先行き指針)、国債などの資産購入、透明性の高い情報伝達の4つの手法を用いて、長期インフレ目標値2%の達成を目指すインフレーション・ターゲット(インフレ目標)政策である。それまで内部的にPCE(個人消費支出)コア価格指数で年1〜2%上昇をめざしてきたが、目標を公表して透明性を高めるとともに、目標値をそれまでの上限の2%に設定し、FRBの使命である物価安定と完全雇用に資する適切なインフレ期待を定着させることを狙った。

その後、雇用は回復したものの、物価は目標の2%には届かず、FRBは18年11月に金融政策の戦略や手法の見直しに着手した。19年1月にはニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁がサンフランシスコ連銀のエコノミスト、トーマス・メルテンス氏と連名で「金融政策の枠組みと低金利制約」(Monetary Policy Frameworks and the Effective Lower Bound on Interest Rates)と題するスタッフリポートを発表した。そのなかで「通常のインフレーション・ターゲティングではインフレ期待がインフレ目標より下で固着し、超低金利の弊害を拡大する」と指摘し、3つの対応策をあげている。

1つ目は物価上昇への対応(利上げ幅)に比べて、物価下落への対応(利下げ幅)を小さくすることによって、インフレ期待が低下することを防ぐマイルドな手法である。銀行破綻などショックが起きた時の利下げ幅を小さめにして、できるだけ金利がゼロに近づくのを避ける考え方だ。

2つ目は平均インフレーション・ターゲティングである。現在のインフレ目標は一時点での目標に対する物価の位置を評価して、目標に近づけようとする。それに対して、平均インフレーション・ターゲティングは5年や一景気サイクルといった一定の期間をとり、期間内の平均値が目標を上回るようにする。例えば金融危機対策で低金利を余儀なくされ、その間は目標が達成できなければ、危機が去った後に目標を上回る水準が続くことを容認して、危機時の目標未達成分を埋め合わせることで、平均で目標を達成する。それによってインフレ期待の醸成をより確実なものにすることができるという。

3つ目は物価水準ターゲティングである。1930年代にスウェーデンが取り入れたことがあるが、戦後は導入例がない。今のインフレ目標は実際の結果に関係なく毎年2%の上昇を目指すのに対し、物価水準ターゲティングの場合は毎年2%ずつ物価が上がっていく水準そのものを目指す。物価水準の指標で考えると、1年目は102、2年目は104強、5年目は110強の達成を目指して、金融政策を運営する。仮に5年間1%ずつしか物価が上がらなければ、5年後には5%の物価上昇を目指すことになり、より踏み込んだ緩和が必要になる。

◇   ◇

金融政策の枠組み見直しについて、より幅広く議論するため、シカゴ連銀で6月に中央銀行論の専門家などを集めて会議を開いた。そのなかで、ストックホルム・スクール・オブ・エコノミクスのラール・スベンソン教授が、「金融政策は従来の(景気と物価の状況に応じて政策金利を変化させる)テーラー・ルールに基づくものより、(インフレーション・ターゲティングなど)予想ターゲティングの方が優れている。そのための手法を比較検討すると、ゼロ金利制約なども考慮したうえでFRBの使命を果たすためには平均インフレーション・ターゲティングが優れている面がある」(Monetary Policy Strategies for the Federal Reserve)と主張している。

議論は広がりを見せている。米大手金融機関のJPモルガン・チェースのエコノミストであるデイビッド・マッキー氏、ブラス・カスマン氏などは「インフレーション・ターゲット後の世界」と題する論文の中で、「FRBの動きは最初の一歩にすぎず、金融政策のあり方が大きく見直される」と指摘。具体的には目標は物価だけでなく複数設定される、物価目標については2%よりも高い水準にする、政策手法をより多様化する、財政や規制政策との協調を強める、などの方向性が志向されるとの見通しを示している。

目標については、名目国内総生産(GDP)の伸び率を採用するいわゆる「GDPターゲティング」の考え方がある。セントルイス連銀のジェームズ・ブラード総裁は19年4月に公表したワーキングペーパー(Optimal Monetary Policy for the Masses)のなかで「GDPターゲティングは最適な金融政策手法」だと分析している。GDPは財政政策や貿易政策の影響も受けるため、中央銀行の目標になじむかは議論が分かれている。

オリビエ・ブランシャール氏
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オリビエ・ブランシャール氏

物価目標自体を引き上げる考えは、10年に国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストだったオリビエ・ブランシャール氏が提起した論点で、14年にIMFのエコノミスト、ローレンス・ボール氏が「4%のインフレ目標はゼロ金利制約を回避し、導入に伴う経済の下押し圧力もそれほど厳しくない。最小のコストで、便益が得られるのではないか」(The Case for a Long-Run Inflation Target of Four Percent)と支持している。これに関しては、2%でも期待の醸成が難しいなかで、4%にしたからといって効果は不透明との見方も根強く、FRBは目標自体の見直しには慎重だ。

また日欧は、景気対策としてはマイナス金利政策を導入している。これも対応策の一つではあるが、金融機関経営などに対する副作用が大きいためFRBは消極的で、そうした状況に陥らないような枠組み作りに全力を挙げる方向だ。

◇   ◇

08年のリーマン・ショック前までは、金融政策に関しては足元のインフレ率と経済の強さをベースに金利水準を決めるテーラー・ルールが重視されていた。同ルールの提唱者である元米財務次官のジョン・テーラー氏はFRBが示している危機後の政策枠組みは一定の効果があったとする分析に対して、「(イールドカーブに働きかける)スロープ政策の成功の証拠は薄い」と指摘。物価目標を引き上げたり、日和見主義的なリフレ政策を受け入れたりするのではなく、ルールに基づいた正常化に取り組むべきだとしている。

シカゴ、ジャクソンホールなどで議論は熱を帯びたものの、内容は拡散気味だ。ゼロ金利制約は避けるべき現象という点は多くの学者が認めており、改革は平均インフレターゲットを軸に展開される見通しだが、実際にFRBがめざす20年前半にまとまるかどうか不透明な面もある。

【記事中の参照URL】
■Speech by Chair Powell on challenges for monetary policy
https://www.federalreserve.gov/newsevents/speech/powell20190823a.htm
■Monetary Policy Frameworks and the Effective Lower Bound on Interest Rates
https://www.newyorkfed.org/research/staff_reports/sr877
■Monetary Policy Strategies for the Federal Reserve(ダウンロード)
https://www.chicagofed.org/~/media/others/events/2019/monetary-policy-conference/1-svensson-strategies-pdf.pdf
■Optimal Monetary Policy for the Masses
https://doi.org/10.20955/wp.2019.009
■The Case for a Long-Run Inflation Target of Four Percent
http://www.imf.org/external/pubs/ft/wp/2014/wp1492.pdf
Global Economics Trends
「グローバル・エコノミクス・トレンズ」というタイトルで、世界的な関心を集める経済学の最前線の動きやトピックを紹介します。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49044390X20C19A8I00000/?n_cid=SPTMG053
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/368.html

コメント [政治・選挙・NHK266] 数十年に一度の巨大台風に、おフランス料理に舌鼓。庶民の苦しみなど知る由もない。(かっちの言い分) 一平民
26. わ寺ソーカ禅ZEN善[-59] gu2Om4NcgVuDSpFUgnmCZIJtkVA 2019年10月13日 08:54:14 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-3356]
>>24

まあ、ふつうに考えれば、

>2007年には内閣官房「美しい国づくり」企画会議座長代理

からでしょうけどね。

でも、

>1978年、カイロ大学文学部客員助教授(-1980年)

→小池東京都知事→小泉パパ→CIA→ショータロー

なんではない?

ユリコ、騙されないで!

https://www.youtube.com/watch?v=BipVr3H8DGE

>百合子は取り戻す!!

https://www.youtube.com/watch?v=c-uzj5w5Rec

>いま立ち向かうエレ爺


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/407.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
29. 空虚[2985] i_OLlQ 2019年10月13日 08:54:50 : nVBxAsps0q : L3FGNVhlUjF4TEk=[6]
>>27 プロの仕事は迅速だなw 守銭奴魂は強い、ルサンチマンを超えるw
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c29
記事 [経世済民133] 台風への特別対応で日経電子版を無料公開中です 台風19号、企業活動に影響 臨時休業や工場停止 千曲川や多摩川など各地で氾濫 死者5人に 相次ぐ台風襲来、リスクと備え 専門家に聞く


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台風19号、千曲川や多摩川など各地で氾濫 死者5人に
台風19号の影響で冠水した道路脇で立ち尽くす人(13日午前6時15分、川崎市)=共同共同
台風19号、千曲川や多摩川など各地で氾濫死者5人に
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8:20更新
■太平洋に抜けた台風19号。死者5人、行方不明13人に■東京の多摩川や長野の千曲川など、氾濫が相次いだ■東京電力管内の停電はピーク43万戸→けさ27万戸に…
東海道新幹線、始発から運転再開 在来線は点検に時間
計画運休が解除され、増水した多摩川の上を通る電車(13日午前、東京都世田谷区)
東海道新幹線、始発から運転再開在来線は点検に時間
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JR東海は13日、東海道新幹線について、始発からおおむね時刻通りに運転を再開した。ただ速度を落として運転するため遅れが見込まれるほか、一部の列車は運休する。山陽新幹線は始発から平常運転を行っている。首都圏の在来線は線路や架線設備などの点検に時間がかかる見込みで、JR東日本によると、山手線や京浜東北線、中央線などは始発から運転を見合わせている。一部の駅では付近の河川の増水など…
「自社株買い>調達」200兆円 資金吐き出す株式市場

「自社株買い>調達」200兆円資金吐き出す株式市場
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家電・日用品、増税で反動減百貨店も落ち込む
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週休3日どうだった? 体験者に聞く効果とハードル
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桜の戦士、決戦の日 難敵スコットランド相手に「勇気」
台風19号が接近する中、スコットランド戦に向け調整するリーチ主将(左から2人目)らラグビー日本代表
桜の戦士、決戦の日 難敵スコットランド相手に「勇気」
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12日 19:59
ラグビー日本代表は13日、ワールドカップ(W杯)1次リーグ最終戦のスコットランド戦(横浜国際総合競技場)に臨む。台風の影響で開催の可否が決まるのは同日午前だが、8強の顔ぶれが決まる大一番に向け、日本は平常心で臨む準備を進めてきた。試合が中止になれば引き分け扱いとなる。日本は勝ち点でスコットランドを上回り、1位突破を果たす。だが、過去1勝10敗という難敵からの"不戦勝"を望む者はい


 


台風19号、企業活動に影響 臨時休業や工場停止
環境エネ・素材 サービス・食品 小売り・外食
2019/10/12 20:51
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台風19号の影響で、12日は企業も安全確保などの対応に追われた。臨時休業や閉店時間を早める店が相次ぎ、工場でも生産停止の動きが広がった。一部地域では停電も発生したことから、今後は被害状況の把握のほか、復旧や営業再開へ向けた取り組みが必要になる。

臨時休業したセブンイレブンの店舗(12日、東京都江東区)
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臨時休業したセブンイレブンの店舗(12日、東京都江東区)

台風で臨時休業を伝える商業施設の張り紙(12日、東京都新宿区)
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台風で臨時休業を伝える商業施設の張り紙(12日、東京都新宿区)

スーパーや百貨店などに加え、24時間営業のコンビニエンスストアでも休業する店が目立った。

ファミリーマートは12日午後7時時点で、関東や東海で約2500店が一時休業している。ローソンは午後5時時点で全国の約2200店が休業している。

セブン―イレブン・ジャパンは12日の休業店舗が1000店以上に達したもようだ。当初は約1000店の休業を計画していたが、店舗ごとに判断を委ねており、実際に休業した店舗はこれを上回ったとみられる。

イオンリテールは関東や東北、東海で運営する128店で12日の閉店時間を早めた。通常は午後9時〜午後10時だが、正午〜午後5時にした。同社は「顧客や従業員の安全確保と帰宅を優先した」と説明する。ダイエーも関東地方の78店で午後1時に一斉に閉店。13日の営業は台風の進路など状況をみながら、店ごとに判断するという。

ファーストリテイリング傘下のユニクロも12日は関東や東海を中心に350店で休業し、85店で営業時間を短縮した。しまむらも約800店で朝から休業した。

工場でも生産を停止する動きが広がった。

JFEスチールは12日、東日本製鉄所の千葉地区(千葉市)と京浜地区(川崎市)について主要生産設備の一部を停止した。日本製鉄も君津製鉄所(千葉県君津市)の設備を止めた。化学メーカーのADEKAも13日にかけて化粧品原料やディスプレー材料を生産する千葉工場(千葉県袖ケ浦市)の稼働を停止する。

明治は愛知県の工場で、通常は夜間も稼働する牛乳などの生産を午後3時に終了した。社員には不要不急の外出を避けるよう呼びかけ、安全確保を徹底する。

台風の影響で、週末に予定されたコンサートやミュージカルなど少なくとも約200のイベントが中止・延期となった。チケット販売のぴあはイベントの中止・延期情報をホームページで告知し、購入者にメールで払戻期間や方法を案内した。今後も中止・延期になるイベントは増える可能性があり、チケット購入者への周知を徹底する。

東京電力ホールディングスは復旧体制を大幅に増員した。

9月の台風15号で被害状況の把握が遅れたことから、7倍強となる1万7300人の体制を敷いた。前回は深夜のコールセンターの人数が不足して停電の対応ができなかったため営業部門も増員。すでに発電機車約160台を各拠点に配備した。12日午後5時時点で、東電管内で約3万戸が停電しており、復旧を急いでいる。

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日本製鉄は現在、3工場の稼働を停止している(写真は室蘭製鉄所の高炉)
日本製鉄、室蘭製鉄所の一部設備を停止 火災で
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日鉄、君津の設備停止で「他社代替も検討」
2019/9/17 13:25
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50947630S9A011C1000000/

台風19号、千曲川や多摩川など各地で氾濫 死者5人に
行方不明13人 停電一時43万戸
社会・くらし
2019/10/12 19:02 (2019/10/13 8:20更新)
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台風19号の影響で冠水した道路脇で立ち尽くす人(13日午前6時15分、川崎市)=共同
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台風19号の影響で冠水した道路脇で立ち尽くす人(13日午前6時15分、川崎市)=共同

台風19号は12日夜に静岡県の伊豆半島に上陸し、関東から東北を縦断して太平洋に抜けた。記録的な大雨によって長野市の千曲川で堤防が決壊して周辺の住宅地などが対規模に浸水した。他にも各地で河川氾濫や浸水・冠水、土砂崩れが相次いだ。13日朝の段階で5人が死亡、13人が行方不明となっている。

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・台風19号、企業活動に影響 臨時休業や工場停止
台風の接近、通過に伴い各地で記録的な大雨が降り、気象庁は12日午後以降、計13都県に5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5に当たる「大雨特別警報」を発令した。13日午前7時30分時点で岩手県に大雨特別警報を出している。

増水した長野県上田市の千曲川(12日午後)=国交省北陸地方整備局ホームページから、共同
増水した長野県上田市の千曲川(12日午後)=国交省北陸地方整備局ホームページから、共同

各地で河川の水位が上昇し、東京都世田谷区では多摩川が氾濫した。長野市の千曲川のほか、宮城、福島、栃木、埼玉、静岡の各県でも河川が氾濫した。

各地のダムの貯水量が増えたため、相模原市の城山ダムや長野県伊那市の美和ダムなどでは水があふれないよう緊急放流が行われた。

神奈川県や千葉県などで停電が広がり、東京電力管内では13日午前0時の約43万戸をピークに、午前7時時点で約27万戸で停電している。中部電力管内では13日午前1時に最大約6万5千戸が停電し、同日午前5時時点で約6万戸が停電している。暴風雨や飛来物で設備が故障したのが原因とみられる。

千葉県市原市などによると、12日午前8時すぎ、同市で竜巻とみられる突風が発生。車が横転して50代の男性が死亡、8人が負傷した。この突風で全壊12棟を含め、計89棟の住宅が被害を受けた。

JR東海は13日の始発から東海道新幹線の運行を再開した。JR東日本は13日も山手線や中央線などの在来線を始発から運休し、安全確認や復旧作業を進めている。京成電鉄や東急などは安全確認を終えた路線で運行を再開した。

計画運休が解除され、増水した多摩川の上を通る電車(13日午前、東京都世田谷区)
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計画運休が解除され、増水した多摩川の上を通る電車(13日午前、東京都世田谷区)

鉄道各社は12日朝から順次、新幹線や首都圏の在来線で計画運休を実施した。

成田空港と羽田空港は12日午後までにすべての旅客便の着陸受け入れを取りやめた。全日空は12日、羽田、成田、静岡各空港を発着する国内線全便を欠航。日本航空と合わせた欠航便は国内線を中心に1300便以上、影響人員は約21万人に上った。

都内などでは12日、スーパーやコンビニの休業が相次ぎ、東京ディズニーランドなどテーマパークも休園した。

安倍晋三首相は12日午後、被害が発生した場合は人命第一の災害応急対策に全力で取り組むよう関係省庁に指示した。

東京都は台風の直撃に備え、2000年の三宅島噴火以来19年ぶりに災害対策本部を設置して対応にあたった。

多くの便が欠航し、閑散とした羽田空港の出発ロビー(12日)
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多くの便が欠航し、閑散とした羽田空港の出発ロビー(12日)

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強風の中を歩く人たち(12日、東京都新宿区)

強い勢力を保った台風19号は3連休初日の首都圏を襲った。9月には台風15号が千葉県を中心に大きな被害をもたらしたばかり。高まる台風リスクにどう備えるべきなのか。専門家に聞いた。

■「スーパー台風、リスク高まる」 坪木和久・名古屋大教授(気象学)

台風19号は6〜7日の24時間で中心気圧が77ヘクトパスカルも下がり、1959年の伊勢湾台風クラスの「急速強化」をした。9月の台風15号は関東の近海で異例の発達をした。かなり高い緯度まで強さを維持した点が共通している。

温暖化が進むと長期的に台風の発生個数はわずかに減っていくが、海面水温が上がれば「スーパー台風」が本州に到達するリスクは高くなる。既に新たなステージに入ったと捉え、防災対策の見直しにつなげるべきだ。

■「企業、安全優先で休業を」 牧紀男・京都大防災研究所教授(都市防災計画)

建物の鉄筋コンクリート化や河川堤防の整備などで都市のインフラは大幅に強化されてきた。一方、道路や建物に覆われた都市部では、短時間の大雨を処理しきれずに地下街に水が流入するなどの被害が発生する恐れもある。

台風は襲来する時間がある程度予想できる。従業員などの安全を最優先し、企業は台風が接近・通過する間はしっかり休業し、通過後に迅速に事業再開に取り組む方針で対応すべきだ。

■「計画運休、訪日客への対応重要」 綱島均・日本大教授(鉄道工学)

JR東日本が2日前に計画運休の可能性を公表したことで連休中の商業施設や大型イベントの休止が早めに決まり、被災や帰宅難民のリスクを減らすメリットがあった。早めの告知は利用客に受け入れられつつあるのではないか。

海外で自然災害による計画運休の仕組みがある国は少なく、訪日外国人への対応はとりわけ重要だ。多言語で情報を提供するとともに、訪日前に旅行会社が可能性を告知するなどして早めの周知を図るべきだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50950650S9A011C1EA2000/?n_cid=SPTMG053 


 

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スーパーや百貨店などに加え、24時間営業のコンビニエンスストアでも休業する店が目立った。

ファミリーマートは12日午後7時時点で、関東や東海で約2500店が一時休業している。ローソンは午後5時時点で全国の約2200店が休業している。

セブン―イレブン・ジャパンは12日の休業店舗が1000店以上に達したもようだ。当初は約1000店の休業を計画していたが、店舗ごとに判断を委ねており、実際に休業した店舗はこれを上回ったとみられる。

イオンリテールは関東や東北、東海で運営する128店で12日の閉店時間を早めた。通常は午後9時〜午後10時だが、正午〜午後5時にした。同社は「顧客や従業員の安全確保と帰宅を優先した」と説明する。ダイエーも関東地方の78店で午後1時に一斉に閉店。13日の営業は台風の進路など状況をみながら、店ごとに判断するという。

ファーストリテイリング傘下のユニクロも12日は関東や東海を中心に350店で休業し、85店で営業時間を短縮した。しまむらも約800店で朝から休業した。

工場でも生産を停止する動きが広がった。

JFEスチールは12日、東日本製鉄所の千葉地区(千葉市)と京浜地区(川崎市)について主要生産設備の一部を停止した。日本製鉄も君津製鉄所(千葉県君津市)の設備を止めた。化学メーカーのADEKAも13日にかけて化粧品原料やディスプレー材料を生産する千葉工場(千葉県袖ケ浦市)の稼働を停止する。

明治は愛知県の工場で、通常は夜間も稼働する牛乳などの生産を午後3時に終了した。社員には不要不急の外出を避けるよう呼びかけ、安全確保を徹底する。

台風の影響で、週末に予定されたコンサートやミュージカルなど少なくとも約200のイベントが中止・延期となった。チケット販売のぴあはイベントの中止・延期情報をホームページで告知し、購入者にメールで払戻期間や方法を案内した。今後も中止・延期になるイベントは増える可能性があり、チケット購入者への周知を徹底する。

東京電力ホールディングスは復旧体制を大幅に増員した。

9月の台風15号で被害状況の把握が遅れたことから、7倍強となる1万7300人の体制を敷いた。前回は深夜のコールセンターの人数が不足して停電の対応ができなかったため営業部門も増員。すでに発電機車約160台を各拠点に配備した。12日午後5時時点で、東電管内で約3万戸が停電しており、復旧を急いでいる。

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日鉄、君津の設備停止で「他社代替も検討」
2019/9/17 13:25
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50947630S9A011C1000000/?n_cid=SPTMG053

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/369.html

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
30. 2019年10月13日 08:58:47 : Gdl9SMIoFI : UUFxdm50ZkJxaVk=[3]
>>28

言っておくが、おまえらの「フセイセンキョ」「ムサシ」営業を見つけ次第、

RK尊師の「放射能は安全、風評被害こそ危険」という酷い体制側コメントを逆宣伝してやるから。

それでいいのかどうか、尊師に確認とっとけや(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
31. 罵愚[7925] lGyL8A 2019年10月13日 09:02:04 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[749]
 なにをノーテンキなこと言ってるんだろうかね…災害現場にヘリコプターで乗り込んだ総理の言動が、被害を拡散して、復旧を阻害した経験を、どこに置き忘れてきたんだろうかね。あの時、空き缶がフランス料理を食っていれば、海水注入が行われてメルトダウンが防げた可能性が大きかった。サヨクのバカ政権が原因だよ。
 それでなくても「なんで一番でなければ、いけいないんですか? 二番じゃぁいけないんですか」なんて言ったり、きわめつけは、「コンクリートから人へ」なんて、国民を奈落の底へ突き落とした“悪夢の三バカ政権”が諸悪の元凶だよ。

 あの三バカを支持する ★阿修羅♪の低能児こそがこの国の劣化の原因さ、
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c31

コメント [経世済民133] 安倍政権、消費増税“不況”の兆候…飲食・小売り業界、異常な値下げ競争で利益毀損(Business Journal) 赤かぶ
4. 2019年10月13日 09:02:06 : EdZACIFCKC : VGlJcWRuM01tU0E=[15]

今、スーパーマーケットでは17時半過ぎた位から急に来店客数が増える。

何故なら18時以降「お惣菜」の値段シルーが『半額』に張り替えられるのを待ってるから。

消費税増額には持ち帰り食品は「適用外」の筈だが、少しでも安い物を求める心理が働くのだろう。

そして、其れ迄大量に積まれていた「お惣菜パック」がアッと言う間に無くなり、他の商品には目もくれずレジへと殺到し、サッサと帰って行く。

帰宅するのが恐らく19時前後となるが「遅い夕食」を採っても生活を守るのに必死なのだろう。

其れに比べ千葉、今回の関東周辺台風直撃の最中、優雅に「豪華なフランス料理」等々を御堪能し「爆睡」出来る幸せな「森羅万象を司る」キチガイ総理が我が美しきニッポン国には存在する。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/360.html#c4

コメント [カルト22] ダマスゴミの話では、東京に三時間位いる筈だが、バンドレが下手こいて終ってしまったようである。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 09:02:16 : FRMVNHgpTE : UjJaZm9yZkhRMU0=[1]
自分は東京在住ですが去年9月30日の本物と思われる台風の時は一晩中暴風雨が凄く、雨戸の無い我が家は窓ガラスが割れるんじゃないかくらい怖かったですが、昨晩の『今まで経験したことの無いくらいの台風』とやらは、21時頃ちょっと風が強くなったものの30分もしないうちに静かーーーになってしまいました。
おーーーい60mの風は何処いっちゃったんだーい!

ド腐れNHKは一日中台風ニュースだったらしいですが、これって2年前の夏の『北朝鮮やらせミサイル』の時に一日中ミサイルニュースを垂れ流し、国民の恐怖をいたずらに煽っていたのと同じ手法ですね。
奴等は柳の下に何匹泥鰌が居ると思ってるんでしょうか。もうとっくにバレてるんだが。
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/900.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK266] NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ! 高市早苗総務相の無内容な災害対策会議を強引に報道(リテラ) 赤かぶ
13. 2019年10月13日 09:02:35 : kTbuH3KpL6 : SERJSEY1YkV2RHc=[231]
これほどの「国家緊急事態」に、自民党政府は何の反応もしない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/413.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
32. 空虚[2986] i_OLlQ 2019年10月13日 09:03:32 : nVBxAsps0q : L3FGNVhlUjF4TEk=[7]
いいこと教えたるわwルサンチマン真性ド低層民のSixth Senseは、守銭奴のそれとは一味違う狂気の為せるものだwww
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK266] 「自分の非」を絶対に認めず「他人の非」を責める安倍晋三!  赤かぶ
20. 2019年10月13日 09:03:59 : d0wNQ2tHec : d0FmdE8ySGg0NVU=[34]
この「悲しいほどのバカ」なアベが長期間総理を務めている現実に目まいがするのは私だけではないだろう。

「あわれなくらいバカ」なアベだから裏方が操りやすいので長続きしているのだろうね。

世界一の辣腕政治家であるあのプーチンが27回も会談するのはアベのバカさが面白過ぎるからだろう。

良く言えば精神のリラクゼーションになるのかも。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/403.html#c20

コメント [国際27] 一体いつになったらロシア人は気がつくのだろう?(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
4. 2019年10月13日 09:04:37 : vhSKeX2m22 : UmQ2QWZmRUpTWXM=[5]
これ書いたポール・クレイグ・ロバーツってのは国際戦略研究員だぜ。つまり、書いてる内容は反米、反イスラエル的でも、こやつ自身はネオコンの手先。

ロシアや中国批判を入れてるトコは、覇権国アメリカの怖さを見せてやる!という負け犬の遠吠えみたいなもんだよ。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/517.html#c4

コメント [経世済民133] 訪日の理由は「安いから」 世界に取り残され日本の弱体化が顕著に〈週刊朝日〉 赤かぶ
18. 2019年10月13日 09:05:42 : bzZ2RKPC1k : MmJMUERrZnJjeTY=[2]
藤巻は、金融の本業は食えないからな
税金にたかって
内容のないありふれた雑文書いて

維新の票集めボケ老人

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/356.html#c18

コメント [自然災害22] 台風19号は「カテゴリー5」級 列島大パニックで経済損失は(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
36. 2019年10月13日 09:06:11 : LKX1T8M2ak : LzlOdm80NkZObjY=[76]
箱根の1,000mm越えにはたまげたが、さすがに箱根は強いな。
先の九州豪雨と比べると雲泥の差がみられるが、何が違うのだろうか?
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/750.html#c36
コメント [政治・選挙・NHK266] 辻元清美の質疑は分かりやすくそして面白い!安倍や進次郎もコテンパン(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
6. 2019年10月13日 09:06:21 : xACje35p42 : bGlEWEVpd2hiU1k=[5]

>見逃した方は滅茶苦茶面白いから是非見て欲しい。

この「面白い質問」の結果、飢えた子どもがお腹いっぱい食べられるようになったのか? この質問で悲惨に追いやられている派遣労働者の労働環境や賃金が改善されたのか? この面白い質問で高齢の経済的弱者の薬代が提供されることになったのかね? 

面白い質問・答弁__
それが国民生活の改善につながらないのであれば、単なるガス抜きに過ぎないだろう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/404.html#c6

コメント [自然災害22] 強力化する台風 列島上陸リスク増大 地球温暖化と大雨、台風の関係 各国の台風予測モデルを徹底分析 都市型大規模災害の可能… 鰤
2. 2019年10月13日 09:08:14 : ahIS9pEfFk : RnZUZWFVRU1VVzI=[26]
>わが国における観測結果の分析によると、過去100年において、自然災害につながる可能性のある、日降水量100mm以上や200mm以上の降水が発生する日数は増加傾向にあり

上の文章は多少誤解があるように思います。 なぜならば 過去100年間 なだらかに 変動が起こっているわけではないと思われるからです。
つまり日本においては 1990年ぐらいから 大きく変動してると思われるのです。 その根拠は 1990年代前半に起こった奥尻島地震です。 日本海で非常に大きな地震が起こり、その結果、日本海にプレート境界があり、そこで大きな地震が起こり得るということが実証されて、日本海東縁歪み集中帯の存在が認識されて行きました。
そしてその後1995年に阪神大震災が発生をしたわけです。 2011年の311 大地震もこういった変動の同一線上にあると思われます。

世界的に見ると1980年の北アメリカ大陸西側で起こったセントヘレンズ山の山体崩壊が象徴的です。 北アメリカ大陸の西岸にあるカリフォルニア付近ではこの前後からマグニチュード6から7の地震が起こり出してきています。
つまり1980年ぐらいから世界的に 地震の頻発する期間に入っていて、 これ以降、海面温度が徐々に上昇をしてきたと考えるべきだと思います。

言いたいことは二つあります。 一つは人類の活動によって排出される二酸化炭素ガスの濃度の影響が温暖化に全く関係がないとは言いませんが、その割合はずっと小さくて、最も大きな影響は海面温度の上昇によるということです。
もう一点は海面温度の上昇は海のプレートの動きの活発化により、そして海のプレートの活発化は海面温度の上昇だけではなく、火山噴火の多発や大地震を起こしていくということです。

現在の温暖化議論は大地震や噴火についてまったく関心が向けられていません。この点が大きな世論の誤誘導だと思います。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/755.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
33. 空虚[2987] i_OLlQ 2019年10月13日 09:09:19 : nVBxAsps0q : L3FGNVhlUjF4TEk=[8]
>>30 RK・ BJなんぞ、ただの商業陰謀論者だw尊師なんぞ云うご大そうなものではないぞえ? バカなの? チミらの大好きなドB層ですら相手にしとらんぞ今時www。

原発反対偽装守銭奴君w そーゆー商売も在るんだわな。浮世は魑魅魍魎の巣窟だw
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c33

コメント [カルト22] ガイア・NHK・今朝現在、東京と神奈川で三万戸停電、おかしくね。停電担当がフライイングしてしまったようである。 ポスト米英時代
45. 2019年10月13日 09:09:54 : haNmHQ19oM : ZG9ZaEFqa3NjTTY=[241]

42です。

長野、栃木、福島等・・・各地の洪水等で罹災されました
方々のお見舞いを心から申し上げます。



http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/882.html#c45

コメント [経世済民133] 米中休戦、年末高に賭ける株式市場 米中貿易、景気懸念で一時休戦、構造問題先送り タリフマン動かすチャイナ・ショック論 … 鰤
1. 2019年10月13日 09:12:24 : myJmO9sK9c : QnZLQmppeUlwMDI=[767]

 株式はバクチだ〜〜

 >米中休戦、年末高   って言葉を考え出した者たちの勝利だね

 この言葉を発する前に 仕込んだ株を 言葉を発信した後に 売り逃げる

 ===

 株式は 究極のインサイダーゲームだよな〜〜〜
 
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/368.html#c1

コメント [雑談・Story41] 続々続・植草センセを讃える歌集 仁王像
6. 仁王像[2820] kG2JpJGc 2019年10月13日 09:12:55 : zjFfKHH6mI : N0xRLzR1RHB3bEE=[3]
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/346.html#c13

 ♪あの植腐変だよ ジタバタおやじ
  赤い褌(ふんどし) わたじを履いて
  誰を待つやら 便座の片隅
  時計眺めて ソワソワニタニタ
  これが 便座の ジタバタおやじ

 ♪雨に降られてジタバタおやじ
  傘も差さずに 褌外し  
  ままよ、便座は私のお好み
  偽論やイカサマ 私の天国 
  これが便座のジタバタおやじ

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/782.html#c6

記事 [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。
十人位犠牲になってしまったようだが、土木学会の試算まではいかなくて不幸中の幸いだったが、多くの者が家に籠城してこの台風大雨強風を観察し、少なくとも京都府民並みにバンドレーダーに疑念を持った筈である。
また、追い追い、電磁波を不自然に照射している写真もネットに出回るであろうから、今度こそは軍事攻撃であったと気がつかねば馬鹿で、藤原がいみじくもB29の大編隊みたいな台風だと書いたが、正に日米戦争屋が泥棒や金儲け目的に起こした訳で、プーチンも大統領という立場で言い切ってくれているのだからいい加減に鬼畜米英ラエルに食い物にされている事に気がつかねば駄目である。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html
コメント [カルト22] ガイア・NHK・今朝現在、東京と神奈川で三万戸停電、おかしくね。停電担当がフライイングしてしまったようである。 ポスト米英時代
46. 2019年10月13日 09:16:42 : haNmHQ19oM : ZG9ZaEFqa3NjTTY=[242]

さて、自然災害もさることながら、
我が国の総理は、台風が来るというのに
有楽町の高級フランス料理に舌鼓していたとか・・・

私は、てっきり自宅か官邸で待機しているものと思っておりました。
どんな事情があろうと総理として失格です。

あなたは、いい死に方はしないでしょうね。
私は、絶対見届けますからね。



http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/882.html#c46

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
34. 2019年10月13日 09:17:28 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[314]
ゴルフウエア着た時のたるんだ下腹見てられないよ
腹は黒いし、たるんでる
政治活動も私利私欲以外は興味無しか ダメだろ
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c34
コメント [政治・選挙・NHK266] 「山本太郎君のめざましい努力には、私も頭が上がらない」 小沢一郎議員が絶賛、次期総選挙では、400万票獲得すると予想  赤かぶ
81. 2019年10月13日 09:17:29 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3292]
れいわ新選組山本太郎代表に伺いました。
.
TheGOEMON2011
2019/10/12 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=SUkrSD-ijHo
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/355.html#c81
コメント [国際27] 株価大暴落の大本命、ハイイールド債とBBB社債(リーマンショックの4倍の恐怖)債券からの金融危機とドイツ銀行とゆうちょ銀行 パイプライン
6. 2019年10月13日 09:17:32 : bzZ2RKPC1k : MmJMUERrZnJjeTY=[3]
わずか440兆円のジャンクを問題にしてるようでは金融経済を理解していない、といってるようなもの。では日銀が持っている償還不能国債400兆円はどうだ?しかも額面より高値で買って真っ赤だぞ。利息どころかマイナス金利だ。こちらのほうが遥かに問題だ。そしてもっと問題は郵貯や農協や日本の金融機関が苦し紛れに抱える金融派生商品だ。投信などとほざいているが中身はゴミ溜め以下の肥溜め。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/500.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK266] NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ! 高市早苗総務相の無内容な災害対策会議を強引に報道(リテラ) 赤かぶ
14. 2019年10月13日 09:19:29 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[315]
やってるフリでは人は助けられない
相当な被害なのに報道規制か手が回らないのか
どこもかしこも被害甚大
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/413.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
35. 2019年10月13日 09:19:58 : Gdl9SMIoFI : UUFxdm50ZkJxaVk=[4]
>>33 「頭が空虚」

しらばっくれるんじゃねえよ。「フセイセンキョ」厨は=コシミズ組員、

最近はひたすら隠してるが、過去には堂々と名乗ってたよ。


24. 2014年6月03日 19:11:40 : arhIVrQVhU
2ちゃんねる掲示板は北朝鮮CIA統一教会の掲示板なので、
執拗に創価や在日+在日系で成功した国内企業を中傷していますが、
オウム事件と絡んでいる、創価学会の暗部(一部のトップ)も問題が多い。
オウム事件を起こす創価学会なので、内部告発者は単なる企業の「内部告発」より、
身の危険があるので、告発前に発信力のあるリチャード・コシミズ氏や、
ベンジャミン・フルフォード氏などと接触して、「保険」を手に入れておいた方が良いでしょう。

両氏のバックには大物がついているので、そう易々と手出しは出来なくなります。

集団的自衛権の目的は、9.11同様の「自作自演テロ」を起こして
地球上のどこでもアメリカの戦争に付き合って、殺人の下請けをすることです。
中国とは前面戦争になりませんが、局地的な紛争を起こして、永遠に両国の
関係が上手くいくことをさせない外交・政治的な紛争を起こしす計画があります。

不正選挙を手助けしたことで、戦争の出来る国に変え、戦後の昭和時代から
守ってきた平和主義をぶち壊して、子や孫の世代まで血を流す国に作りに
作り変え、徴兵制をも検討しているのが、自民党です。

統一教会CIA北朝鮮・米国ネトウヨに騙されていた「ゆとりネット右翼」も
自民党の移民政策と徴兵制へと繋がる集団的自衛権の行使の危険さに
気づき始めたようです。

戦場に行くのは若者です。若者はもちろん、子や孫を戦場に送りたくない方も
不正選挙の集計機「ムサシ」と、自作自演テロの数々に眼を向けましょう。

################################

コシミズ氏のブログのコメント欄に
数多くのコメントが寄せられているので、要チェック!
(お馬鹿なコメントや工作員の低レベルなコメントはボツにされるので、
くだらないコメントや、一言しか書けない馬鹿意見を読まなくてすみます。)
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
36. 空虚[2988] i_OLlQ 2019年10月13日 09:23:21 : nVBxAsps0q : L3FGNVhlUjF4TEk=[9]
あのな、登場の仕方が解りやすいんだ、それにも程があるぞ。ワンパの「ハイハイ」とか、もちっとなんとかならんのかえ?それで仕事になるんか? 劣化しとるな、ドB層すら騙せんわな。 それしか云わんというのも、努力が足らん。リストラされんぞ、もちっとスキル上げないと人工知能リカちゃん2号でええわってなことになる。ガンガレ♪
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c36
コメント [原発・フッ素52] 台風19号で福島原発は…? 直撃なら汚染水ダダ漏れの危機(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
39. 2019年10月13日 09:25:25 : Okcf0OLHBU : LllRLzU5cTcwR0k=[2]
台風20号に発展しそうな雲があるようです。(防災アナリストのユーチュバーさんの弁)

20日頃に注目です。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/171.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
37. 2019年10月13日 09:25:58 : kTbuH3KpL6 : SERJSEY1YkV2RHc=[232]
アヘが垂れ流したデマと既に司法の場で確定しているデマを、いまだに安倍工作員が垂れ流している。お前らは負けを認めなければ永遠に負けは無いと思っているのだろう。カルトではそう教えているからな。

海水注入を止めたのは東電の経営陣だ。
海水を入れたら自動的に廃炉になるからな。
なお菅直人には海水注入を止める理由が全く無い。

そして菅直人が原発事故現場へ飛び込んだことは、菅直人が真の国士だったという証拠だ。
あの時枝野は官房長官で「ただちには危険は無い」と連呼、それでいて自分の家族はシンガポールに逃していた。

菅直人は逃げず、むしろ原発事故現場へ自ら乗り込んだ。
首相になった経緯まで含めて菅直人は叩かれているが、本当にその評価は正しいか?
原発事故を目の当たりにして、彼は原発村を裏切ったのではないか?
だからこそ異様に、いまだに叩かれているのではないか?

東電は爆発前に撤退し、政府に押しつけるつもりだった。
自衛隊を使った国家管理下で爆発したことにすれば、全ての責任から逃れ、賠償も廃炉も国家に押しつけられると考えていたのだ。
それを「空気を読まずに」阻止したのが菅直人だ。

そして東電が倒産したことを受け、電事連はきちがいのようになった。
菅直人を引きずり下ろし、野田を使って政権交代を実現し馬鹿で言いなりになる安倍政権を実現。今後の原発事故では電力会社が責任を負わなくていいようにするための法整備を進めたのである。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK266] 「自分の非」を絶対に認めず「他人の非」を責める安倍晋三!  赤かぶ
21. 2019年10月13日 09:27:43 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[316]
国難晋三
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/403.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
38. 空虚[2989] i_OLlQ 2019年10月13日 09:28:10 : nVBxAsps0q : L3FGNVhlUjF4TEk=[10]
おっと、ガンガってるやんw エビデンスが2CHか。それがチミの限界値か?残念だわなw。 又暇な時に遊んであげるわ。ド低層民はこれから奴隷労役がまっとるでなww
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c38
コメント [カルト22] 軍事技術を適用した 軍事台風19号に警戒せよ 国際評論家小野寺光一
5. 2019年10月13日 09:30:43 : RxgBsI01YE : R09EWWNiSEJDd0E=[1]

世界は人間の皮をかぶった悪魔に支配されている。
以下は、見ておく価値があるだろう。

>私が気象兵器(人工地震・人口雲・人口台風など)に関する情報のシェアを止めない理由と安直に情報の修正を行わない理由。2014年2月11日 5:57
https://www.facebook.com/notes/ririko-kirisawa/%E7%A7%81%E3%81%8C%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%85%B5%E5%99%A8%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%9C%B0%E9%9C%87%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E9%9B%B2%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E5%AE%89%E7%9B%B4%E3%81%AB%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1/493314067439095/


http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/871.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK266] NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ! 高市早苗総務相の無内容な災害対策会議を強引に報道(リテラ) 赤かぶ
15. 2019年10月13日 09:31:31 : Sab1JwwBgI : dXlkcnJmL0FoWjI=[1]
アベは政治家をやっていていい人間ではない。

1日も早く、日本国から排除するべきだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/413.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
39. 2019年10月13日 09:32:14 : c9ApqwAIGo : aTF5REpTSEdlNkk=[1]
東京五輪なんて今すぐやめろ返上しろ税金は自然災害対策に使えよ

来年の夏に安倍自民党や電通やマスゴミそしてバカ芸能人どもが
「災害を乗り越えて国民が一緒に」と煽りまくるのは目に見えてる
騙されてなるものか
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
40. 2019年10月13日 09:33:26 : kTbuH3KpL6 : SERJSEY1YkV2RHc=[233]
なお廃炉負担については、いつの時点で海水を入れたかが責任問題となるため、東電管理下で入れてしまったら東電は責任の一端を担うことになる。

日本政府へ全て押しつけ全額国民負担で処理するためには、どうしても日本政府の管理下、つまり国民の責任下で海水を注水し、廃炉を余儀なくした、という形を取る必要があった。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c40

コメント [政治・選挙・NHK266] ついに景気悪化を認めた内閣府、消費増税後に「春から不況だった」と示唆するズルさ 街にあふれる「タピオカ屋さん」早くも下… 鰤
37. ゆめほんさんさん[254] guSC34LZgvGCs4LxgrOC8Q 2019年10月13日 09:34:09 : LQJI5ahyFc : MWd4Q3NhSXJENE0=[250]
アショアが効くかどうかって
そりゃ むずい
アショアがすることは敵の予測
そりゃもー そりゃもー なかなか

歴史主義でわかるなら
とっくの昔に信号予測理論でわかってる
なぜ、だって信号予測理論て、過去のデータから
未来を予測する理論
歴史主義って過去のデータから推測する主義でしょ
それ、信号予測理論そのものじゃん
天気予報、日経平均予測、過去のデータから推測
いろいろあるよ

でも、それなりは それなり
夢ちゃんの理論はそれに限界があるって理論

それ歴史主義にとってめちゃくちゃ都合悪い理論

それそものを黙ってるほうがいいのにべらべら国会で
しゃべっちゃった
止めとけばいいのに しゃべっちゃった

夢ちゃんの証明した限界の範囲内でわかる
それに尽きる まったくもって 尽きる

わからないとも言えない わかると断言もできない

それでも決めるのが軍事の作戦
そのとき、明らかに明々白々の知識の不足に
基づいて結論出しちゃう これはあほ 
世界の潮流に大遅れ

あの大戦での レーダ技術がこれ
これは バカ

今回はそうでない 世界一の理論を考えたのは日本人
まだ生存してる

それでも、その理論を無視 これは馬鹿げてる 
これを夢ちゃんがさんざん言ってること

こうさんとうはでも言わない なぜなら
それは歴史主義の否定につながるかもしれないから
恐怖のあまり 無視しておけと

それでも 国会質問
そのたびに、 夢ちゃん 大笑い

一番無視してるのが野盗 バカの集団

これが夢ちゃんの言ってること
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/363.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
1. 日高見連邦共和国[16599] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 09:35:48 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[9]
『事実関係』がはっきりするまで、ガタガタ騒ぐ問題じゃない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c1
コメント [リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
94. 中川隆[-10935] koaQ7Jey 2019年10月13日 09:36:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1899]

「やる意味のないことは、うまくやっても意味がない」とはよく言われるが、関心のない仕事に関わり続けるというのは、まさに「やる意味のないこと」なのである。
https://fullinvest.xyz/?p=6618


▲△▽▼

 官僚というのは「恐怖心を持つこと」「怯えること」「上の顔色を窺うこと」に熟達した人たちが出世する仕組みですから、彼らにとっては「勇気を持たなかったこと」が成功体験として記憶されている。

 凡庸な知性は、論理的に突き詰めて達した予想外の帰結を前にして立ちすくんでしまう。論理的にはそう結論する他ないのに、「そんなことあり得ない」と目をつぶって踏切線の前で立ち止まってしまう。

_____


論理は跳躍する - 内田樹の研究室 2019-05-18
http://blog.tatsuru.com/2019/05/18_0922.html


少し前に「すばる」でも教育についてのインタビューを受けた。そのときに「論理国語」について話したことがテープ起こしされて戻ってきたので、加筆してここに掲げる。

 今度、兵庫県の国語の先生たちの集まりで講演をするのですが、その打ち合わせに来た先生たちに伺うと、現場の話題はやはり学習指導要領の改訂で登場した「論理国語」のようです。いったい何なの、とみなさん疑問に思っていらした。本当にわからないらしい。

 そのときに「論理国語」に準拠した模試の問題の現物を見せてもらいました。驚きました。生徒会の議事録と生徒会の規約を見せて、年度内に生徒総会を開催することは可能かどうかを問うものだったんです・・・。

 契約書や例規集を読める程度の実践的な国語力を「論理国語」という枠で育成するらしい。でも、模試問題を見る限り、これはある種の国語力を育てるというより、端的に文学を排除するのが主目的で作問されたものだと思いました。

「論理国語」を「文学国語」と切り離して教えることが可能だと考えた人たちは、文学とは非論理的なもので、何か審美的な、知的装飾品のように思っているんじゃないですか。だから、そんなもののために貴重な教育資源を割く必要はないと思っている。現にそう公言する人は政治家とビジネスマンには多くいますから。自分たちは子どもの頃から文学に何も関心がなかったけれど、そんなことは出世する上では何も問題がなかった。現に、まったく文学と無縁のままにこのように社会的成功を収めた。だから、文学は学校教育には不要である、と。たぶんそういうふうに自分の「文学抜きの成功体験」に基づいて推論しているんだと思います。政治にもビジネスにも何の役にも立たないものに教育資源を費やすのは、金をドブに捨てているようなものだ、と。そういう知性に対して虚無的な考え方をする人たちが教育政策を起案している。これは現代の反知性主義の深刻な病態だと思います。

「論理国語」という発想に対して僕が懐疑的なのは、試験問題を作る場合、「正解」がわかっていて、受験生は論理的にそれをたどってゆくと「すらすらと」結論に達するというプロセスが自明の前提されていることです。たぶん、彼らの考える「論理」というのは、そういうものなんでしょう。でも、論理的にものを考えるということを実際にした経験のある人ならわかると思うけれど、論理的に思考するというのは、平坦な道を歩くようなプロセスじゃない。むしろ、ある種の「深淵」に直面して、それを跳び越えるという「命がけ」のプロセスなんです。

 僕は子どもの頃にエドガー・アラン・ポウやアーサー・コナン・ドイルを読んで「論理的にものを考える」ということがどういうことかを学びました。「論理的にものを考える」というのはオーギュスト・デュパンやシャーロック・ホームズ「のように考える」ということだと最初に刷り込まれた。それは今でも変わりません。

 名探偵の推理こそ「論理的にものを考える」プロセスの模範だと思いますけれど、ここには「正解」を知っていて「作問」している人はいません。登場人物が現場に残された断片から推理して、その帰結として正解を「発見」するんです。名探偵の行う推理というのは、ひとつひとつの間に関連性が見出しがたい断片的事実を並べて、それらの断片のすべてを説明できる一つの仮説を構築することです。その仮説がどれほど非常識であっても、信じがたい話であっても、「すべてを説明できる仮説はこれしかない」と確信すると名探偵は「これが真実だ」と断言する。それは「論理」というよりむしろ「論理の飛躍」なんです。
 
 それは実際に学術的な知性がやっていることと同じです。

 カール・マルクスや、マックス・ウェーバーや、ジーグムント・フロイトはいずれもすばらしい知的達成をなしとげて人類の知的進歩に貢献したわけですけれど、彼らに共通するのは常人では真似のできないような「論理の飛躍」をしたことです。目の前に散乱している断片的な事実をすべて整合的に説明できる仮説は「これしかない」という推理に基づいて前代未聞のアイディアを提示してみせた。「階級闘争」も「資本主義の精神」も「強迫反復」もいずれも「論理の飛躍」の産物です。同じ断片を見せられて、誰もが同じ仮説にたどりつく訳じゃない。凡庸な知性においては、常識や思い込みが論理の飛躍を妨害するからです。
  
 例外的知者の例外的である所以はその跳躍力なんです。彼らの論理的思考というのは、いわばこの跳躍のための助走なんです。こうであるならこうなる、こうであるならこうなる・・・と論理的に思考することによって、思考の速度を上げているんです。そして、ある速度に達したところで、飛行機が離陸するように、地面を離れて跳躍する。そうやって、ただこつこつと理屈をこねている限りは絶対に到達できないような高みに飛び上がることができる。

「論理的にものを考える」というのはこの驚嘆すべきジャンプにおける「助走」に相当するものだと僕は思います。そこで加速して、踏切線で「常識の限界」を飛び越えて、日常的論理ではたどりつけないところに達する。

 でも、凡庸な知性は、論理的に突き詰めて達した予想外の帰結を前にして立ちすくんでしまう。論理的にはそう結論する他ないのに、「そんなことあり得ない」と目をつぶって踏切線の前で立ち止まってしまう。それこそが「非論理的」ということなんです。

 フロイトの『快感原則の彼岸』は20世紀で最も読まれたテクストの一つですけれど、フロイトはここで症例研究から、そのすべてを説明できる仮説として「反復強迫」さらには「死への衝動」という驚嘆すべきアイディアを取り出します。これは「跳躍」です。フロイト自身は「思弁」と呼んでいます。これは論理的にものを考えるということの本質的な力動性について書かれた重要な言葉だと思います。フロイトはこう述べています。

「次に述べることは思弁である。誰もが、それぞれの見地から価値をみとめたり、あるいは軽視したりするかもしれな行き過ぎた思弁にもなる可能性がある。つまりそれは、ある理念がどんな結論をみちびき出すかという好奇心から、その理念を首尾一貫して利用しつくそうという試みである。」(フロイト、「快感原則の彼岸」、『フロイト著作集6』、井村恒郎他訳、人文書院、1970年、163頁)

 論理的にものを考えるというのは「ある理念がどんな結論をみちびきだすか」については、それがたとえ良識や生活実感と乖離するものであっても、最後まで追い続けて、「この前提からはこう結論せざるを得ない」という命題に身体を張ることです。

 ですから、意外に思われるかも知れませんけれど、人間が論理的に思考するために必要なのは実は「勇気」なのです。

 学校教育で子どもたちの論理性を鍛えるということをもし本当にしたいなら「論理は跳躍する」ということを教えるべきだと思います。僕たちが「知性」と呼んでいるのは、知識とか情報とか技能とかいう定量的なものじゃない。むしろ、疾走感とかグルーヴ感とか跳躍力とか、そういう力動的なものなんです。

 子どもたちが中等教育で学ぶべきことは、極論すれば、たった一つでいいと思うんです。それは「人間が知性的であるということはすごく楽しい」ということです。知性的であるということは「飛ぶ」ことなんですから。子どもたちだって、ほんとうは大好きなはずなんです。
 
 今回の「論理国語」がくだらない教科であるのは、そこで知的な高揚や疾走感を味わうことがまったく求められていないことです。そして、何より子どもたちに「勇気を持て」という論理的に思考するために最も大切なメッセージを伝える気がないことです。

 そもそも過去四半世紀の間に文科省が掲げた教育政策の文言の中に「勇気」という言葉があったでしょうか。僕は読んだ記憶がない。おそらく文科省で出世するためには「勇気」を持つことが無用だからでしょう。

 官僚というのは「恐怖心を持つこと」「怯えること」「上の顔色を窺うこと」に熟達した人たちが出世する仕組みですから、彼らにとっては「勇気を持たなかったこと」が成功体験として記憶されている。

だから、教育の中でも、子どもたちに「恐怖心を植え付ける」ことにはたいへん熱心であるけれど、「勇気を持たせること」にはまったく関心がない。それは彼ら自身の実体験がそう思わせているのです。「怯える人間が成功する」というのは彼ら自身の偽らざる実感なんだと思います。だから、彼らはたぶん善意なんです。善意から子どもたちに「怯えなさい」と教えている。「怯えていると『いいこと』があるよ。私にはあった」と思っているから。

 でも、知性の発達にとっては、恐怖心を持つことよりも勇気を持つことの方が圧倒的に重要です。

「勇気」というのは、知性と無縁だと思う人がいるかも知れませんけれど、それは違います。スティーヴ・ジョブスはスタンフォード大学の卒業式で、とても感動的なスピーチをしました。いまでもYoutubeで見ることができますから、ぜひご覧になってください。その中でジョブスはこう言っています。

The most important is the courage to follow your heart and intuition, because they somehow know what you truly want to become.

「最も重要なのはあなたの心と直感に従う勇気を持つことである。なぜなら、あなたの心と直感はなぜかあなたがほんとうに何になりたいのかを知っているからである。」

 ほんとうに大切なのは「心と直感」ではないんです。「心と直感に従う勇気」なんです。なぜなら、ほとんどの人は自分の心と直感が「この方向に進め」と示唆しても、恐怖心で立ち止まってしまうからです。それを乗り越えるためには「勇気」が要る。

 論理的に思考するとは、論理が要求する驚嘆すべき結論に向けて怯えずに跳躍することです。

「論理が要求する結論」のことを英語ではcorollaryと言います。日本語ではこれを一語で表す対応語がありません。僕はこの語を日本の思想家では丸山眞男の使用例しか読んだ記憶がありません。でも、これはとても重要な言葉だと思います。それがどれほど良識を逆撫でするものであっても、周囲の人の眉をひそめさせるものであっても、「これはコロラリーである」と言い切る勇気を持つこと、それが論理的に思考するということの本質だと僕は思います。
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自分の生きるべき場所ではないところで苦しみ続けるのは合理的ではない


生物学で重要な功績を残したチャールズ・ダーウィンは、当初は医者を目指していた。しかしダーウィンは医者の道に馴染めずに挫折した。ダーウィンは教師からも「一般的な知性レベルに達していない」とも言われていた。

しかし、ダーウィンこそが自然科学で最も重要な業績を残した人物であるというのは誰もが異論がないはずだ。

ダーウィンには医学という「場所」は合っていなかった。もし、ダーウィンが仕方なく医師になっていたら人類の歴史はまた違っていたはずだ。ダーウィンは合っていない道を捨てて、自らの道を歩んだ。そして、大きな偉業を残した。

人間社会は多種多様で、人間にはいろんな可能性がある。どこにでも行ける。どこにでも定住できる。そして、適性があるかどうかは別にして、どんな仕事に就くのかも基本的には自由に決めることができる。

人間社会はいろんな可能性を目指すことができる。だから逆に、自分の生きるべき世界を間違うこともある。「生きるべき世界」というのは、自分のいるべき場所、仕事、方向、生活などを包括したものを指す。

正しい場所にいて、正しい生活をして、正しい仕事に就いていて、正しい方向を目指していれば、とても生きやすく充実した人生を歩むことができる。しかし、人間は常にそうであるとは限らない。(鈴木傾城)


そして、死んだ目をしている

間違った場所にいることもある。間違った生活をしていることもある。間違った仕事に就いていることもある。間違った方向を目指していることもある。

バスケットボールの伝説と言われているマイケル・ジョーダンは当初、野球選手だったのだが、そこではまったく芽が出なかった。合っていなかった。しかし、バスケットボールの選手に転向して、その運動能力は大きく開花していった。

マイケル・ジョーダンのような傑出した才能を持つ人物でさえも、フィールドを間違うと芽が出ないというのは興味深いことである。

マイケル・ジョーダンは自分の生きるべき「場所」を見つけられた。その人生を仔細に観察すると、「自らに適した場所に生きる」というのは、いかに大切なことなのかが分かる。才能はいるべき場所によって活かされるかどうか決まる。

ところが、自分の才能が活かせたら大きな存在感を持てる人が、惰性に流されて間違った場所に長くいることが多い。

その人が自分の才能を活かせないというのは、本人ばかりか、人類にとっても大きな損失である可能性がある。その才能を活かすことができれば、世の中を変えるような「何か」が生まれるかもしれないからだ。

わざわざ自分の「生きるべき世界」から外れた場所にいて、そこで苦労するのは生き方が間違っている。自分に合わない世界にいると、もがき、苦しみ、苦闘するだけの人生に終わる。

自分が何を得意とするのかを見極めれば、自分の生きるべき世界がどこなのかが分かる。その世界こそが自分の縄張りであり、その縄張りの中で生計を立てられれば、それが最もその人にとって素晴らしい人生である。

社会を見回すと、誰もがそうなっているわけではないことにすぐに気付く。

好きで仕事をしているわけではない人に数多く出会うからだ。カネのために、生活のために、家族のために、耐えながら自分に合わない仕事をしている。どう見てもその人に合っていない仕事であっても、そこに居続ける。


自分の生きるべき世界を探す

もちろん、環境が整わない中で生きているということもある。たとえば、資金や教育や環境がないと、なかなか悪い環境から抜け出せない。「自分の得意を活かす」など夢のまた夢の世界で、彼らは与えられた仕事を感情もなくやるだけだ。

そんな彼らも、その内面を丁寧に追っていけば、他人よりも優れた何かを持っているはずなのだ。そして、自分が好きで仕方がない世界があるはずなのだ。

しかし、ほとんどの場合は間違った世界にいたとしても誰も何もしてくれない。誰もが自分の人生を生きるのに必死だからだ。つまり、よほどの偶然がなければ、自分を発掘してくれる人もいなければ才能を見出してくれる人もいない。

「自分の世界」で生きることができない人たちがこの世には膨大にいる。珍しくないばかりか、ほとんどがそうした人で占められている。

すべての国のすべての世代で、人々は同じ問題を抱えている。

みんな、最初は自分の生きるべき場所で生きることができない。自分がまったく関心のない不慣れな場所で、黙々と生きるしかない。

俳優のハリソン・フォードは大工だったし、ブルース・ウィリスは原子力発電所の警備員だった。そして、ジョニー・デップはボールペンのセールスマンだった。当たり前だが最初からスターだったわけではない。

しかし、不慣れで関心もなく低賃金で展望もない場所は、「自分の場所」ではないのだから、そこからは抜けることを考えなければならない。そこで生きるのは自分の武器を活かせない不完全燃焼の生き方だからだ。

その武器を思いきり振り回せる場所が、自分の「生きるべき世界」である。その環境は他人がどうかは関係ない。たとえば、サボテンは荒れた砂漠の平原が自分の縄張りだ。蓮(はす)は、泥まみれの沼が自分の縄張りだ。


自分の才能が活かせる「場所」は?

それぞれの個体にはそれぞれの縄張りがある。まずは、そんな世界を見つけ、そこに潜り込まなければならない。

どんな生物でも、それぞれ自分の生きるべき場所を自覚し、その中で生きるのが最も効率的なのだ。また、自分の「いるべき場所」を常に意識して、その場所に身を置くのが「効率的な生き方」なのである。

自分の才能と生きるべき場所ががっちりと合えば、生きるのに効率が良い。何よりも、自分が心地良く感じる。まるで、パズルのピースがあるべき場所にぴったりとハマるような心地良さがある。

力を注がなければならないのは、一にも二にも、その才能を活かした場所に潜り込むことであると言える。

自分が関心を持つことができない世界で惰性で生きても、多くは徒労に終わってしまう。魚が陸に順応しようとして壮絶な努力をしても、その努力が徒労に終わるのと同じだ。自分の縄張りではないところでは努力が実らない。

そういった意味で、自分の才能が活かせる場所がどこなのかを考えるのは無駄ではない。今の場所が「自分の居るべき場所ではない」と思うのであれば、そこに注力するよりも離れる努力をした方がいいのだ。

逆に、そこが自分の場所だと思うのであれば、周囲の反対があっても、思いきりそこに注力した方がいい。「自分の生きるべき世界」を意識する生き方というのは、どん底から這い上がるための生き方だ。

自分の世界はどこなのか。そして、自分がいなければならない場所にいかにして潜り込むのか。今、自分は「どこ」にいるかどうかを検証するのは重要だ。

自分の生きるべき世界ではない場所にいて苦しみ続けるのは良い選択肢ではない。自分の生きるべき世界を探す必要がある。それも、早急にだ。人生は短いので先延ばしすればするほど文字通り先がなくなる。(written by 鈴木傾城)


チャールズ・ダーウィン。生物学で重要な功績を残したチャールズ・ダーウィンは、当初は医者を目指していた。しかしダーウィンは医者の道に馴染めずに挫折した。ダーウィンは教師からも「一般的な知性レベルに達していない」とも言われていた。
https://blackasia.net/?p=13693



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なぜ日本人は社畜を続ける?違法な時間外労働、約半数が過労死ライン超え=鈴木傾城 2019年7月7日
https://www.mag2.com/p/money/720722

厚労省は、平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督結果を明らかにしたが、違法な時間外労働がみつかった事業場の約半数は、過労死ラインとなる月80時間超だった。相変わらず日本は、従業員を過労死スレスレまで働かせている。そして、それが珍しくない。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』鈴木傾城)

人生は正味1万日、安定すらないサラリーマンを続けていいのか?

社畜化されていることに気が付かない日本人

厚生労働省は、平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督結果を明らかにしたが、違法な時間外労働がみつかった事業場の約半数は、過労死ラインとなる月80時間超だった。
※参考:平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表 – 厚生労働省

残業は月80時間を超えると「過労死ライン」と労働行政は言っている。1日4時間以上の残業、もしくは12時間労働になると月80時間残業に到達する。これが続くと、いずれは健康被害を被ることになる。

ところが、日本では80時間残業をする人間は山ほどいて、「なぜ80時間くらいで騒ぐのか分からない」とうそぶくサラリーマンも多い。


すっかり社畜化してしまい、異常が異常であることが分からなくなってしまう。

実のところ、従業員と会社の契約は8時間労働で決められているのだから、そこに月80時間を超えて働かせるというのは「異常事態」なのである。

なぜ会社の奴隷が生まれるのか

企業が従業員をここまで働かせるというのは、いくつもの理由がある。

誰もが気付いているのは、長時間残業させることによって、会社は「上司の言うことなら何でも従う奴隷」を作り出すことができるようになるということだ。

私生活を放棄させ、会社第一の人間に仕立て上げ、会社が「もっと働け、ただで働け」と言っても黙って従う体質にする。


それを「社畜化」というが、会社は長時間残業させることによって社畜を生み出す。


残業代なしの長時間労働は、見えない賃金引き下げ

長時間残業をさせて残業代も払わない企業を「ブラック企業」と日本人は呼んでいる。

日本で長時間残業が減らないのは、意図的に社畜を作り出すと同時に、コスト削減も実現するためである。


日本人はグローバル化した世界から見るとまだ賃金が高い。企業がそれをカバーするためには日本人に無給の長時間残業をさせることで帳尻を合わせる。

企業はすでに国境を越えて活動しており、安い賃金でも働く労働者が世界中にいることを知っている。途上国に行けば、安い給料でも雇いきれないほどの人たちが職を求めて殺到する。安い働き手はいくらでもいる。

だから、高賃金・好待遇を要求する日本人の労働者は、本来であれば賃金を下げるかリストラするのが合理的経営となる。しかし、非常時でもないのに賃金も下げたりリストラしたりすると社会的に批判を浴びる。

だから、残業代なしで長時間残業させて帳尻を合わせるのである。それが「日本人を雇う秘訣」だった。残業代なしの長時間労働は、見えない賃金引き下げと気付くべきなのだ。


もうサラリーマンでは生きられない

しかし、これからの時代は「残業代なしで長時間働かせる」というシステムは批判の対象になって使えなくなるかもしれない。

だとすれば、どうなるのか。

簡単だ。経営者は従業員の賃金を下げるか、リストラが容易になるように非正規雇用をより増やす。あるいは外国人労働者を入れる。

どのみち企業の方向性は「より安く雇う」にあるので、その流れは決して止まることはない。

だから、日本人の8割を占めるサラリーマンは、よほど優秀な人でもない限り、どんなに働いても給料が上がらない。物価が上がっているのに賃金が上がらないのはそういうことなのだ。

我慢していれば状況が良くなるわけではない。先に行けば行くほど、労働環境は悪くなっていく。もはや、このままでは多くの日本人が、日雇い労働も同然の待遇と賃金になっていく。


さすがにもう、日本人もサラリーマンという生き方に疑念を持ち、別の生き方を模索してもいい時期に入っている。

サラリーマンは安定ではなくなる

そもそも、日本人の8割がサラリーマンというのが奇妙な話である。本当に日本人は、これほどまでサラリーマンという職業が好きだったのか。

いや、それは「生計を立てる上で、もっとも安定していた」という理由で選ばれていただけのはずだ。


今後、サラリーマンという職業が安定を示すものでなくなっていくと、自然とこの職業は捨てられていく。安定がないのなら、そんな職業にしがみついていても意味がないからである。

今後は雇用を削減するイノベーションも、さらに突き進んでいく。ハイテクの飛躍的な進化が世の中の変化をもたらし、人工知能の活用や、ロボット化や、自動運転に見られる「未来」が手が届くところにまで来ている。

そうなると、サラリーマンはより賃金が安くなり、恒常的なリストラの対象になっていく。サラリーマンという職業は、安定ではなくなるのである。

人間が生きられるのは正味1万日程度

職業として安定がなくなったのであれば、サラリーマンという職業にしがみつくのは虚しくなっても当然だ。どのみち低賃金を余儀なくされるのであれば、自分のやりたい方向で生きた方が人生も楽しい。


人間はどうあがいても1度しか生きることができず、しかも寿命はだいたい決まっている。人生が約80年だとすると、人間が生きることができる日数は、実質的に2万9200日しかない。

ここからさらに寝ている時間や、通勤時間や、暇つぶしする時間をあれこれ差し引くと、だいたい正味1万日ほどしかないのではないか。

人間が生きている時間というのは限りなく長いように見えるが、計算してみると、実はそれほど長いものではないというのが分かってくる。

正味1万日もない人生は、刻々と消え去っていく。もし、この期間の間、自分がまったく興味や関心のない仕事に就いているとしたら、それだけで膨大な時間の無駄を重ねることになる。

それは「人生史上、最悪の間違い」

10年も20年も関心も興味も生き甲斐も未来もない仕事に就いていると考えて欲しい。

仮に20年もそんな仕事に就いていたら、7,300日が無駄だったということになる。1万日から7,300日が無駄になったら、残りは2700日しかない。長い人生の大部分が無駄になる。

だから、基本的に自分が関心も興味も持てないような仕事にいつまでも就いているというのは、「人生史上、最悪の間違い」であると言うことができる。

どの仕事に関心が持ているのかというのは、他人が決める問題ではない。自分が決める問題である。


自分に合っていないし、興味もないし、ストレスと鬱しか感じないような職に就いているのであれば、それがどんなに給料が良くても、世間体が良くても、それは最終的に自分の仕事ではない。

サラリーマンから足を洗う時期に来ている?

サラリーマンをやっている人の多くは、今でも本当は満足しておらず、最初から「生活の糧」のためにやっていたのではなかったか。それならば、もうサラリーマンという職業に未来がなくなった今、いよいよこの職業から去ることを考える時期に来ているのではないだろうか。

それが自分の人生に実りを与えるものではないと分かっていながら続けるのは、人生を賭けて無駄な投資を続けているようなものだ。無駄な投資はいくらそこにカネを注ぎ込んでも、まったくリターンを生み出さない。関われば関わるほど、損失が膨らみ、最終的には人生を破壊する。


自分にとって何が重要か、何が重要でないかは、他人にはまったく分からない。それは自分しか判断ができないものだ。

他人にとっては有意義なはずだと思われている職業であっても自分にとって無駄だと思えばそれは無駄なのである。自分が自分の人生の何に投資するかは、自分が最も夢中になれるものであるべきで、そこに他人の意見や見栄や外聞を持ち込むべきではない。

これができるかどうかで、自分が生まれてきたことに価値があるかどうかが決まる。自分のしたいことに邁進し、その中で生きていけるのであれば、それが最も充実した人生であると言うことができる。
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自分の持っている「得意分野」は、それを一番過小評価しているのは自分

隣の芝生は青く見えるし、他人はみんな自分よりも幸せに見えるし、上を見ればいくらでも自分の上がいる。

今は他人のプライベートがSNSで可視化される時代になっているので、余計に幸せそうな他人の姿が目に飛び込んでくる。

彼らはSNSでそうした自分の充実ぶりを誇示する。そのため、目に入ってくる他人は、誰もが自分にはない才能を持ち、自分にはないモノを持ち、自分にはない賞賛や幸せを得ているように見える。

この世は確実に「運の良し悪し」があるのだが、それを見せつけられるのだ。その結果、多くの人たちが他人と比べて今の自分に劣等感や不運を感じていく。感受性の強い人ほど、無意識に他人と自分を比較して落ち込む。

「自分は運が悪いのではないか」と悩む。

先天的に聡明な頭脳を持って生まれる人もいるが、自分にはない。容姿端麗に生まれる人もいるが、自分にはない。超人的な運動能力で生まれる人もいるが、それも自分にはない。

まわりを見回すと自分よりも優れた人、自分よりも豊かな人、自分よりも条件が良すぎる人が確かに存在する。まわりは、自分が持っていない何かを持っているのだ。(鈴木傾城)

個人の能力では克服できない「運」

もっとも、運が悪いと思っているのは自分だけで、本当は自分もまたまわりから見ると、自分もまた「運が良い人間」だと思われているのかもしれない。

たとえば、戦乱の世に生きているコンゴやイラクの人たちから見ると、私たちが「日本で生まれ、日本で生きている」というだけで運が良いと思うはずだ。

少なくとも日本に住んでいるのであれば、戦乱で住んでいる家を追われることはないし、自分や家族が爆撃で手足が吹き飛ぶようなことを心配する必要もない。コンゴやイラクではそれが日常茶飯事だ。

同じ理由で、極貧に沈んでいるアフガニスタン人々も、インドの低カーストの人々も、やはり日本人を「先進国に住んでいる」というだけで「運の良い人」だと思っている可能性はとても高い。

私はインドネシアのスラムにいた時、「あなたは日本人で良かったわね。私も日本人として生まれたかったわ」と現地の女性に言われた。

さらに私は東南アジアでは何度も現地の女性に結婚してくれと言われたが、それは私自身に魅力があって愛されたからではなく、ただ単に私が日本人で一緒に日本に行けば貧困から脱することができるという彼女たちの打算があったからだ。

会ったその日に「結婚して欲しい」と言われたこともある。彼女は私の名前を聞くこともなく結婚を口にした。私がそれを断ると、彼女は雨に打たれてずぶ濡れになったまま私から去って行った。(ブラックアジア:名前も国籍も知らないのに、あなたと結婚したいという女)

貧困国の貧困層の中で生まれてしまうと、這い上がるのはとても難しい。生まれた環境が悪すぎることで、辛苦の人生を歩まなければならなくなってしまう。

先進国に連れて行ってもらえて貧しい境遇から抜けられるかもしれないと思えば、知らない男と結婚することすらも彼女たちには幸せに思うほど荒んだ人生がそこにあったということだ。

運の悪さを克服するには?

私たちがアフガニスタンに生まれていたら、まったく今とは別の人生を歩んでいたはずだ。ソマリアに生まれていたら、もっと違ってたかもしれない。どんなに向上心があって頭が良くても、アフガニスタンでは男は戦士や農民、女は無教育であることが一般的な人生である。

ソマリアで生まれていたら、男は海賊か失業者、女は男の財産として人生を全うする確率が高い。そう考えると、個人の能力では克服できない「運」というものは確かにあるのだ。

運が悪ければどうしたらいいのか。運の悪さを克服するにはどうしたらいいのか。

多くの国で、どん底に堕ちて這い回っている人たちを見ていると、彼らがそこから這い上がるにはどうしたらいいのか、よく考えるようになる。あるいは自分がそこに堕ちた時、自分に何ができるのかをよく考えることがある。

途上国の貧困に暮らす人たちであっても、彼らをよくよく観察すると面白いことが分かる。彼らは気付いていないけれども、個人的な資質から言うと、彼らは彼らなりにずっと恵まれた物を持っていると思うことがあるのだ。

彼らの中には、すさまじく壮健で無尽蔵な体力を持っている人もいる。話をしてみると、日本人には到底及ばないような頭の回転と度胸を持っている人もいる。女性にしても、思わず息を飲んでしまうような美しさを持った女性もいる。

彼らは確かに運が悪くて貧困地帯で暮らしているものの、個人的な資質から言うと、先進国の誰よりも優れているものをたくさん持っている。先進国で生まれていたら成り上がれた「潜在能力」を持った人がごろごろしていたのだ。

多角的に見ると、彼らも「運が良い」と思える何らかの長所をそれぞれ持ち合わせている。決してその存在の100%が不運なわけではない。

ここに突破口があるのではないかと私は思ったものだった。

誰でも、他人よりも優れた「何か」がある。誰にも負けないという得意分野を持っていたり、才能を持っていたり、能力を持っている。

ただ、本人がそれに気付いていなかったり、その国では誰も評価しなかったり、才能に気付いていても貧困で稼ぐのが精一杯で才能を磨く環境になかったりする。


先天的に優れているもの

自分の持っている「得意分野」は、実はそれを一番過小評価しているのは自分だったりする。他人よりも早く走れるとか、他人よりも何倍も視力があるとか、他人よりも音感が優れているとか、そんなものは何ら意味がないように自分は思う。

しかし、自分には先天的に優れているものや得意なものが1つでもあって、それが自覚できるのであれば、それを軸にして運をつかむことができるかもしれない。

何もないと思っていた自分を振り返り、自分の中の「得意分野」を見つけられると、それにフォーカスし、それを活かせる生き方を考えるべきなのである。得意を活かせる環境に動く。あるいは、得意を活かせる環境を作る。

そして、得意分野から離れない。

他のものを切り捨てて、ただ得意分野に絞ってその方向に焦点を合わせて真っ直ぐに突き進んでいくようにする。そうすることによって、自分が持っていた潜在能力を活かすことができるようになる。

自分の得意分野や才能があるのに、それを活かせない環境や仕事に就いていると、永遠に浮上することができないし、うまく生きることもできない。

得意でないことや本位でない環境にいるというのは、それだけでうまくいかないのは当然のことだ。

自分の中の潜在才能を自覚して、それを活かすのか活かさないのかで、運の良し悪しは変わってくる。そんなことは当たり前であり、シンプルな原理だと思えるが、多くの人たちを見ていると、かなりの人が「自分の得意を活かさないで生きている」のが分かる。

隣の芝生は青く見えるし、他人はみんな自分よりも幸せに見えるし、上を見ればいくらでも自分の上がいる。しかし、見るべきはそこではない。見るべきものは、常に自分なのである。

自分が何を持っていて、それでどう戦えるか。自分が持ち合わせている大切なものを見れば、そこから突破口も見えてくるはずだ。(written by 鈴木傾城)


途上国の貧困に暮らす人たちであっても、彼らをよくよく観察すると面白いことが分かる。彼らは気付いていないけれども、個人的な資質から言うと、彼らは彼らなりにずっと恵まれた物を持っていると思うことがあるのだ。
https://blackasia.net/?p=13053

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自分の人生に重要ではないものには、決して「継続は力なり」を当てはめるな


「継続は力なり」という言葉がある。これは、目的を達成する前に早々とあきらめる人を戒め、つらくても継続することに意味があると知らしめる格言である。

何でもそうだが、何かを始めたときは最初から目的のものがすんなりと手に入るわけではない。

むしろ、目的を達しようと思えば思うほど、むしろ道は遠ざかるような目に遭う。「良くなる前には悪くなる」という現象がどこの世界にもある。

努力すればするほど成果から遠ざかっていき逆境になる。ところが、それでも努力を続けていると、あるときから物事が好転し始めて、やっと目的に到達することができるのだ。

いったん落ちて、高みに浮上するというのは、「Jカーブ効果」とも言われる。(ダークネス:「良くなる前には、いったん悪くなる」という現象を認識せよ)

浮上するためには、誰もがダメだと思うところで、もがくような努力をしなければならない。それが「継続は力なり」という言葉に表されている。(鈴木傾城)


無駄なものは無駄だというケース

しかし、努力すれば何でも叶うのかと言われれば、まったくそういうわけでもない。どんなに努力しても、どんなに継続しても、自分には何ともならない目標もある。

人間は誰でも超人ではない。無駄なものは無駄だというケースもある。努力しても叶わないものは叶わないこともあるし、努力する以前に目標が成り立たないこともある。

(1)肉体的な能力が備わっていない。
(2)遺伝的能力・才能が備わっていない。
(3)目的に到達するのに時間がかかりすぎる。
(4)それに本気になれない。
(5)自分が心から目指しているものではない。

こういった場合、いくら「継続は力なり」と言っても、それが実現されることはない。肉体的・遺伝的に到達できない目標である場合の努力は意味がないし、やりたくないものを目指しても意味がない。

難しいのは、最初からそれが分かる人はどこにもいないということだ。

目が見える人は、誰でも画家になる自由はある。しかし、目指す前は、自分にその才能があるかどうかは分からない。自分がそれに最後まで深い関心や興味を持てるかどうかも分からない。

やってみて初めて、自分に向いていないと思ったり、関心を持てないと思ったり、才能もないと思ったり、それでもやりたいというエネルギーもないということに気付く。

最初は、誰でもいろんなものに試行錯誤する。すべてに「継続は力なり」と言っていれば、すべてが中途半端になる。ということは、「継続は力なり」の一方で「さっさとやめる」ということも重要であることが分かる。


続けるという決断の裏に必要なもの

自分が実現したいというものがあって、それに関しては血だるまになっても取り組むつもりならば、その一方で自分の人生の枝葉末節のものはすべて切り捨てるという別の決断も必要になる。

つまり、「続ける」という決断の裏に、「やめる」という決断をも必要になるのだ。

自分に向いていないもの、関心のないもの、自分の人生に必要のないもの、好きになれないもの、意味のないものは「やめる」ことが重要だ。

他人にとってそれは重要かも知れないが、自分にとって重要でなければ、やめるのは悪い選択肢ではない。自分にとって大したものではないと思えばやめるしかないし、間違えたと気付いてもやめるしかない。

余計なことを「やめる」ことによって必要なことに集中できる。それによって人生がすっきりする。迷いもなくなる。どうでもいいものを「やめる」と、それだけで時間も、情熱も、資金も、重要なものに集中させることができる。

何でもかんでも、ただ続ければいいというものではない。

優れた企業は常に選択と集中をして、余計なものを切り捨てるのだが、この選択と集中は、どちらも一点に全力投球する行為であることに気付かなければならない。

つまり、他の枝葉を切り取らなければ、選択も集中もできないのである。逆に言えば、選択と集中を実現するためには、どうでもいいものをすべて「やめる」しかない。

行き当たりばったりの人が言う「やめる」と、選択と集中に取り組んでいる人が言う「やめる」とは、同じ「やめる」でもまったく意味合いが違う。


やめる決断ができるかどうか

「重要なことを続ける」と決意した人の「別のものをやめる」という決断は、非常に意味のあるものなのだ。

駄目なものにしがみつかない。自分には意味がないと思うものにしがみつかない。いたくない会社、やりたくない仕事に、しがみつかない。実りのないプロジェクトを続けない。

経営者が大成できるかどうかというのは「やめる決断ができるかどうか」にかかっていることが多いと言われている。続ける決断は簡単だが、やめる決断は覚悟がいるからだ。

やめると言うと、失敗したと言われるし、格好が悪いと思われるし、挫折したと陰口を叩かれることもある。

力がないと思われることもあるし、時には中途半端だと罵られることもある。

しかし、それが自分の目指すものではないと途中で気付いたり、他人はどうであれ、それが自分には意味がないと思えば、「やめる」という選択と決断は、逆に毅然と決断しなければならないのである。

「やめる」というのは、失敗したという意味で捉えられることが多い。しかし、他に目的があった場合は「やめる」ことが大きな前進となる。

プライドが傷ついて、やめなければならないのにやめれない人もいる。

しかし、たかがプライドごときで時間も金も人生もすべて失って撤退を迫られるより、袋叩きに遭っても毅然として「やめる」という勇気が必要なのである。

あなたは、やめる勇気、引き返す決断ができるだろうか。ゆっくり休んで自分の人生をよく見つめ、「やめるべきもの」をピックアップすればいい。

自分の人生にとって重要ではないものに「継続は力なり」という格言を当てはめてはならない。自分にとって重要なものに選択・集中して、枝葉は毅然と「やめる」のが重要だ。(written by 鈴木傾城)


登ることが自分の人生に意味がないのであれば、やめなければならない。自分の人生にとって重要ではないものに「継続は力なり」という格言を当てはめてはならない。自分にとって重要なものに選択・集中して、枝葉は毅然と「やめる」のが重要だ。
https://blackasia.net/?p=10989


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関心も興味も持てない仕事を続けるのは「人生史上、最悪の間違い」だ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=4658

人生は長いようで、それほど長いというわけではない。「光陰矢の如し」も「少年老いやすく学なりがたし」も真実だ。うかうかしていると人はあっという間に歳を取り、「あの時にああしておけばよかった」と後悔することになる。

ところで、人間の時間を浪費するのは「何もしないで怠惰でごろごろする無為な時間」だと考える人は多いが、実際に人間の時間を奪っているのは「怠惰な時間」ではない。

誰もが分かっていて目をつぶっていること。それは、「労働」が自分の人生の時間の大半を奪っているということだ。特に日本はその傾向が強い。

なぜか。日本は会社に忠誠を尽くしているのかどうかを残業時間で測って、残業時間が長い社員を「忠実な社員」と見て引き立てていく傾向にあるからだ。

出世したければ滅私奉公しなければならない。それが長時間残業の常態化を生み出している。

少しでも出世したいと考える人間は進んで社畜になる。そのため「100時間くらいで自殺するのは情けない」という人間も出てくるようになる。そして社畜が増えると残業代を払わなくても働くので会社も助かる。

そのため、日本の企業は長時間残業をさせて、残業代も払わないような企業が続出する。そして、日本人は人生において自分の時間をほとんど持てないまま消耗していく。(鈴木傾城)


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c94

コメント [原発・フッ素52] 台風19号で福島原発は…? 直撃なら汚染水ダダ漏れの危機(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
40. 2019年10月13日 09:37:19 : I3FKv3kgE6 : SnNRN0daSHFhMjY=[5]
33は、おそらく チミ豚糞 であろう。
豚の糞の 臭い が している。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/171.html#c40
コメント [政治・選挙・NHK266] 野党が政権をめざすならば 消費税10%後の財政政策をどうすべきか?玉木雄一郎×落合貴之×足立康史×森信茂樹 鰤
1. 日高見連邦共和国[16600] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 09:37:32 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[10]
何故コレ、枝スレ?

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/416.html#c1
記事 [カルト23] 待機官僚が、野党質問者に逆ギレしているようだが、馬鹿を支えまくる自分に怒りを向けろという事である。
いくら鬼畜米英ラエルの戦争屋が後ろ楯のアベニヤフが首相だからといって、読み書きできない馬鹿を行政府の長として支えまくる自分達が悪い訳で、馬鹿でも読めるようにフリガナを振った答弁書の為の仕事自体が国民への背信であり、馬鹿の言いなりになるのが官僚ではないのである。
それを、野党の質問が遅いから帰れないとか、高い志など期待していないが、小泉と馬鹿が大幅に引き上げたのに見合う仕事をしろという事で、左遷覚悟で国民の為に立ち回る事も給料に含まれている訳で、調子こいてんじゃねーという事である。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/103.html
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
2. 2019年10月13日 09:38:53 : kTbuH3KpL6 : SERJSEY1YkV2RHc=[234]
それぱ質問趣意書を貰わないと答弁できない白痴が議員をしているからではないかね。そもそもそれ自体がおかしいのだ。どこの世界にテスト問題の事前提供を求め、それに基づいたカンニングペーパーを用意する代議員がいるか。
それは代議士としての能力が無いという証明ではないか。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c2
コメント [リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
95. 中川隆[-10934] koaQ7Jey 2019年10月13日 09:39:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1900]

途上国より不幸な日本人。なぜ清潔で治安が良くモノが溢れる日本が世界幸福度18位なのか=鈴木傾城 2019年10月11日
https://www.mag2.com/p/money/777946


米国の世論調査会社ギャラップ・インターナショナルとWINとの共同調査による2018年の世界幸福度調査で、日本の幸福度は「18位」だった。清潔で治安が良くモノが溢れた日本で、日本人はそれほど幸せを感じていないというのが統計データで見える。

社会に窒息感が蔓延中。日本人を縛り付ける4つのブレーキとは?

あなたは幸せを感じているだろうか?

日本は徐々に足元から崩れ去っているのだが、まだ多くの人々がきちんと生活していけている素晴らしい社会であり、さらに途上国のように社会の混乱や暴力が蔓延しているわけでもない。

日本にはまだ底力があり、それなりに国際的地位もある。頭がおかしい指導者が独裁する北朝鮮や、暴力と無法が蔓延する中東や南米の国々とは違って、秩序も保たれて人々は安心して生きている。

それで、あなたは幸せを感じているだろうか?


日本の幸福度「世界18位」

米国の世論調査会社ギャラップ・インターナショナルとWINによる共同調査による2018年の世界幸福度調査では、どのような結果が出ていたのか?

幸せを感じている人の比率として、1位から順番に、「フィジー」「コロンビア」「フィリピン」「メキシコ」「ベトナム」「カザフスタン」「パプアニューギニア」「インドネシア」「インド」「アルゼンチン」「オランダ」の順だった。

日本は「18位」だった。清潔で治安が良くモノが溢れた日本で、日本人はそれほど幸せを感じていないというのが統計データで見える(編注:国連による世界幸福度報告(2019年度版)によると、日本は過去最低の58位となっています)。

確かに、日本の社会には、秩序と安心がある。しかし、それが人々の幸せに結びついていない。それどころか、この秩序と安定が日本人を息苦しくさせていく。

秩序と安心があまりにも長く保たれていくと、人々はやがて過度に「空気を読む」ようになり、秩序と安心を乱すことができなくなる。その結果、自分の心を無意識に縛る心理的なブレーキが生まれる。

「風波を立てるようなことはしたくない」とか「現状維持したい」とか「みんながやっている通りにしたい」という空気に縛られてしまうのだ。

そうなると、環境が激変して自分も変わらなければならない時が来ても変われない。


今の日本には閉塞感、無力感、先の見えない不安感、自信喪失が蔓延しているのは、決して見過ごしていい現象ではない。


日本人を縛り付ける4つのブレーキとは?

<ブレーキその1:前例主義>

日本は「前例主義」である。それは、前例がないことをやると批判されるという意味である。

新しいことをしようとすると、前例がないので誰もが「自制」する。あるいは自制させられる。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。


<ブレーキその2:横並び主義>

日本は「横並び主義」である。それは、まわりを見回して、まわりと違うことはしないということだ。あるいは、敢えてまわりに合わせるということだ。

まわりに合わせるために、自分の行動を調整する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

<ブレーキその3:事なかれ主義>

日本は「事なかれ主義」である。それは、衝突が起きそうになると衝突を起こさないように我慢するということだ。正しいか間違っているかはともかく、自分が我慢して場を収める。

あえて軋轢や衝突を起こさないために、自分を抑制する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。


<ブレーキその4:先延ばし主義>

日本は「先延ばし主義」である。それは、サラリーマン社長のやっていることを見てもよく分かる。自分の任期中は「つつがなく」過ごせればいいので、面倒なことやリスキーなことはすべて先に延ばしてしまう。

先に延ばすことによって自分の身分を保身する。つまり、自分の行動にブレーキがかけられる。

(1)前例主義
(2)横並び主義
(3)事なかれ主義
(4)先延ばし主義

そのどれもが、自分自身の行動を縛り付けるものであることに気付いてもいい。

日本の社会にこの4つが強固に機能しているということは、つまり日本人は強固に抑圧されているということなのである。

社会が機能していない途上国の方が幸せ

日本の社会はあまりにも、秩序を重視するあまり、それが人々を強烈に縛る「見えない鎖」と化して閉塞感や無力感に追いやっている。

どんなに才能や能力があっても、人間にブレーキをかけさせる4つの主義が働いていると、行動することができないほど縛られてしまう。これが、日本に根深い閉塞感を生み出していると言える。

自分の行動がいちいち漠とした社会の空気に抑制されるのだから、やる気が削がれて無気力になり、将来が不安になっても仕方がない。

そう考えると、なぜ経済破綻しているような南米の国家や、途上国に分類される国の国民が、逆に幸せを感じているのかも分かってくる。

途上国では、幸か不幸か国家や社会の規制力が弱い。前例があろうがなかろうが生き延びるために「何でもしなければならない」し、「何でもしろ」という行動が求められている。

他人と同じでなければならないという規制力もない。生きるのに必死だから、他人と衝突することも厭わない。先延ばしなどしていたら死んでしまうから、常にやるべきことをやる。

もともと物を持っておらず、失敗しても失うものもないので、思いきって行動ができる。

つまり、経済破綻しているような国では社会が脆弱なので、逆に国民は規制に縛られることもなく、思いきり自分を解放できているのである。

秩序もなく、物質的豊かさもなく、法的規制も弱く、治安も悪いのだが、だからこそ皮肉なことに「やりたいことを全力でできる」という社会になっている。


結果的に、彼らは愉快に、楽しく生きている。

安全のための規制が日本人を縛っている

日本は組織や国家に「何でもかんでも規制してもらう」ことによって、安全や秩序や安心を手に入れたとも言える。

しかし、その社会的秩序は、他人を法や常識で縛ると同時に、自分もまたそれに縛られる元になる。


日本の治安は素晴らしいが、その素晴らしさを維持するために、自分もまた縛られている。しかし、社会を安全に清潔に規則正しくするために、日本人は自分も縛られることを敢えて受け入れたのだ。

「本当はこんなことをしたいのだが、前例はあるのだろうか。なければやめておこう」

「こんなことをしている人はいないので、他人がしていないのならやめておこう」

「こんなことをしたら風波を立てるからやめておこう。何を言われるか分からないから先延ばしにしよう」

これらは、すべて自分を縛るものなのである。

社会全体に「窒息感」が漂っている

日本の一流企業の経営者もサラリーマン社長なので、まったく同じ発想と行動パターンをする。そのため、会社が自滅していっても現状維持する発想しか思い浮かばない。


日本国内では、あまりに社会全体がこの4つのブレーキが強く効きすぎた結果、日本人すらも社会に対して閉塞感を感じるようになり、今やそれを通り過ぎて「窒息感」にもなっているようにも見える。

「新しいタイプの日本社会」を模索する時代に

また、日本の社会は今、激変する世界の動きの中で、急激に取り残されようとしており、それが経済の衰退や日本の尊厳の低下となって現れている。

いよいよ日本の今までの社会は時代遅れになって規格に合わなくなっている。新しいタイプの日本社会を模索していかなければならない局面に来ている。


それには、日本を縛り付けている「4つのブレーキ」を大胆に取り外して、跳躍することが求められている。

幕末・明治維新の混乱期は、名もない下級武士が歴史を変えたのと同様に、新しい時代はまだ何も持っていない人間が変える。社会が激動するときは、いつも名もない人間が既存社会を打ち壊して新たな社会を作り出す。

日本の閉塞感は極まっている。いよいよ、日本を変える一群が生まれても不思議ではない。



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世界で最も清潔な国 日本 _ 管理に都合悪い存在はすぐに排除される

funny driving india confusion street cars motos - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=pS4Ef16oreM

Rush Hour Traffic in Ho Chi Minh City, Viet Nam - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4phFYiMGCIY


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管理が行き届くと秩序が国にみなぎるが、徹底されると不都合なことが起きる
https://blackasia.net/?p=12586

日本人は、特に国家に押さえつけられているわけではない。しかし、基本的に街にはゴミひとつ落ちていない。

人々は、たとえ車が一台も来ていなくても、ほとんど信号無視はしない。時間もきちんと守られる。人々は列を乱さない。人々は礼儀正しい。そして、街を走っている車もきれいだ。基本的に交通ルールもきちんと守られている。

いろんな面で、日本は細部まできちんと管理が行き届いている。

これが、どこかの途上国でも行こうものなら大変なことになる。「街はゴミだらけ、交通ルールは無視、列は常に割り込みされる、口論は始まる」は日常茶飯事だ。

走っている車の中には動いているのが奇跡のようなボロボロの車もあり、追い越し、割り込み、スピード違反、信号無視は当然で、人々も赤信号無視で好き勝手に横断歩道を渡って常に大混乱している。高速道路の脇で人が寝ていることもあれば、野良犬や牛がいたりすることもある。

途上国もゆっくりと変わりつつあるのだろうが、日本に比べるとまだまだ「混沌」の度合いは深い。ただ、その野放図な光景に言葉にならない魅力を感じ「人間的で、活気があっていいじゃないか」と不思議な開放感に心が打たれる人もいる。(鈴木傾城)


日本は驚異的に見える

日本の清潔・安全・秩序は、別に国家による国民監視と強圧で実現しているわけでもない。また日本人も「ルールを破ったら罰金がくる」から、しぶしぶ礼儀正しくしているわけでもない。

日本人のそれは、言ってみれば「国民気質」なのである。何事も、きちんとしていないと納得できない几帳面さが日本人にはあって、その几帳面さが日本という国の隅々に行き渡っている。

何から何まで細かい暗黙のルールがあって、日本人はそのルールを機敏に察して誰に言われるまでもなくそれを守る。たとえ、自分が損をかぶることになっても、当初の約束やルールを守ろうと思う。

これが、他国の人々から見ると、驚異的にも見えるし、恐怖にもなる。

たとえば、東南アジアやインドから来た人々は、みんな日本の感想として「あまりに秩序的、あまりの清潔さで、改めて日本はすごいと感じた」と言う。

それは、大きな称賛なのだが、「自分はこんな管理された国では息が詰まって生きていけない」と考える人もいる。日本は清潔できれいだが、そのきれいさはルーズな人間にはやっていけないほどの厳格さが求められているように彼らは思う。

大雑把な国からやってきた人たちから見ると、「敬意を表するが、自分にはやっていけないな……」という感情を呼び起こすようだ。

「東南アジアは、何事にもルーズで街も汚い」という印象を持つ日本人は今でもそれなりにいる。その裏返しで、「日本は、何事にも管理された国で住むには厳しい」という感想を彼らは持つようだ。

実はかなりエネルギーが要る

日本人の清潔好きは世界一と言ってもいい。だから、日本人から見れば、日本以外のすべての国は実際に行ってみると、「どこかルーズで汚れている」という感想になる。

先進国であるはずの、アメリカ・ロサンゼルスや、フランス・パリに行っても、やはり「思ったよりも街は汚かった」という印象を持って帰る。それは言うまでもなく、「世界で最も清潔な国、日本」に住んでいるからである。日本の基準に慣れてしまうと、とても海外で暮らせなくなってしまう。

清潔さを保つには、実はかなりエネルギーが要る。

日本は「ゴミひとつ落ちていない」というが、実際にはゴミを捨てる人はそれなりにいる。気付かなければいけないのは、それを毎日片付ける人がちゃんといるということである。

汚れたものを綺麗にするには、忍耐力と継続心がいる。どんなに街をきれいにしても、翌日にはもう汚れている。

「どうせ翌日には汚れるのだから、放っておけ」というのが大雑把な国に住んでいる人たちの考え方で、だから、行政が「仕方なく」街の片付けをする。それでも行き届かないところは、基本的に放置される。

しかし、日本人はかなりのエネルギーを使って、地域社会に住むひとりひとりが、毎日毎日、忍耐力と継続心を発揮してゴミをきちんと処理する。

実際には日本人もゴミを捨てたり汚したりしているのだが、普通の人たちが毎日家のまわりを「ゴミひとつ落ちていない」状態に仕立て上げている。ゴミの分別もまたしっかりと為される。

日本人にしてみれば、大したことをしているように見えないのかもしれないが、多くの外国人から見ると「あまりに秩序的、あまりの清潔さで、改めて日本はすごいと感じた」という話になっていく。

これが、「そこまで徹底できない自分には日本は無理かも」という気持ちを、無意識に外国人に与えている。

都合悪い存在は排除される

管理された状態というのは、美しくて、秩序だっていて、とても清潔である。日本人は非常に管理好きで、管理することやされることに対して違和感を持つことはない。

だから、管理社会が生み出す「裏側」については、無頓着な部分もあるし、気付かない人も多い。「管理が行き届くと、街は美しくなるし、秩序だって清々しいし、清潔であるし、いったい何の問題があるのか」と問う人もいるはずだ。

管理が高度に行き届くと、どうなるのか。

たとえば、タイでは野良犬がそのまま放置されている。バンコクにも、野良犬が住宅街にうようよしていて、十数匹が群れをなして闊歩していることもある。

これが日本ならば、すぐに通報されて保健所に連れて行かれて「処分」される。日本は管理された国なので、「管理に都合悪い存在は排除される」のである。「抹殺」と言ってもいいかもしれない。

存在が抹殺される。

管理が厳密になればなるほど、管理から外れた存在が生きながらえることができなくなる。

野良犬の話は一例であり、「人間自身」も管理から外れると通報されて排除・抹殺される危険性がどんどん高まっていく。

行き過ぎた管理社会の中では、「管理に都合悪い存在が排除・抹殺されている」という事実は、気付いた方がいいのかもしれない。管理される社会で得るものもあれば、失うものもある。高度に管理された社会は、管理できないものを抹殺していくという恐怖の一面も持っている。

いつしか、知らない間にいろんな存在が誰にも気付かないところで抹殺されているのである。もし、徹底した管理社会の中で、私たち自身が「管理に都合悪い存在」と認定されたら、私たちは排除・抹殺されることさえもあり得る。

良いことも行き過ぎると邪悪になるということだ。(written by 鈴木傾城)

東南アジアやインド圏ではどこでも野良犬がいて、市場や街をうろうろとさまよっている。しかし日本は野良犬をほとんど見ない。日本はなぜ野良犬がいないのか。それは「管理に都合悪い存在」なので排除・抹殺されているからである。

東南アジアはさすがに減ったが、インドでは今も路上でこのように生活している人は多い。途上国から来た人は、「日本はホームレスがいない」と言う。いないわけではない。日本はホームレスもまた「管理」されて見えなくなっているのである。
https://blackasia.net/?p=12586

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c95

コメント [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 09:40:17 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[386]
最近 井口が 気象改変の電波についてなにも書かないが
この電波を日本が 京都大学が 東京大学が(今回の19号)やりはじめたからでは無いだろうか?

https://quasimoto.exblog.jp/

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html#c1

コメント [リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
96. 中川隆[-10933] koaQ7Jey 2019年10月13日 09:41:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1901]

長い旅に出て、過去を消して人生をリセットしよう

政府が与えてくれた「10連休」を、旅で消化するのは悪い選択肢ではない2019.04.19
https://blackasia.net/?p=12633

2019年のゴールデンウィークは、新天皇の即位に伴って2019年に限って5月1日を祝日とすることが決まったので、空前絶後の「10連休」となる。長いバケーションを取る欧米人にとって10連休くらい大したことはないはずだが、日本人にとって10連休は相当な期間のように感じているはずだ。

せっかくの10連休だから、旅に出るという人も多いだろう。

全日本人がいきなり10連休を取るのだから、当然のことながら移動は大混雑だ。私自身はこの混雑があまり好きではないので、正月やゴールデンウィークや夏休みのようなシーズンはどこにもいかない。

しかし、こういう時しか休みが取れない人には、混雑を覚悟してでも「旅」に出ることを勧める。

私が一ヶ所にじっと潜むような生活に変転したのは、2006年以後にひどく身体を壊してからだ。それでも今でもふらりとどこかに出かけて「ここではない他の場所」に行く。それは人生の重要な儀式でもある。

旅は日常生活を遮断する。一定の習慣と日常が延々と続いて惰性になっている時間を、旅に出た瞬間に断ち切ることができるようになる。海外に出なくても、日本の地方に行ったり、違う都市に行くだけで新しい発見がある。(鈴木傾城)

「長い旅」と「短い旅」のこと

旅をすると、普段とは違う人と話し、違うものを食べ、違う場所を歩き、違うことに関心を持つ。そのため、気が付けば日常を忘れて新しい発見に夢中になる。その発見が、改めて自分を活性化することに気付く。それが旅の醍醐味だ。

ところで、旅と言っても「長い旅」と「短い旅」はまったく違うものである。長い旅は「今の日常を完全に捨て去る」ためにある。短い旅は「すぐ日常に戻るが自分の気持ちを解放する」ためにある。

かつて私は旅をするというのは半年から一年の単位で考えていたので、旅というのは常に長い旅を指していた。

その間、誰にも居場所を言うわけでもないので、私はしばしば半年以上「消息不明」になっていたということになる。日本に戻るとすればビザの更新だけの用事だったので、戻っても一週間もすればまた東南アジアに出た。

そうすると、気持ち的にも環境的にも旅を出る前の日常に戻れなくなる。

半年以上の長旅をするというのは、日常を捨て去るということだったのだ。日常を捨て去るというのは、仕事も、友人も、何もかも捨て去るということと同義だ。場合によっては、住処すらも処分する必要もある。

私の場合は半年以上の旅をする時、その間の家賃を支払うのも馬鹿らしいとは思ったのだが、長旅から戻って来て住処もない日々が続くのが嫌なので住むところだけは確保していた。

しかし、タイのバンコクで長旅をしていた他のバックパッカーたちに聞くと、多くは住む場所を処分していた人も多かった。日本に戻ったら親の家に転がり込むか、もしくはすぐに住み込みの仕事を探してそこに潜り込むと言った。

彼らは旅を終えても元の日常に戻る術がないので、新しい生活をそこから始める必要があったのだ。

「それも、いいかもしれない」と思ったこともある。

長旅は、人生をリセットしてくれる


もし今までの日常生活に完全に行き詰まり、未来がなく、絶望しか残らないのであれば、長旅は素晴らしくよい「人生の転換」になる。長旅をするというのは、日常を壊し、忘れ去るという意味で最大の効果をもたらすからだ。

半年以上も海外をさまよっていたら、日本に戻ってくる頃には間違いなく気持ちが以前と違っている。すべて処分して国外に出た人は「かつての日常」は痕跡すらも消えているからだ。

もし、過去を消したいのであれば、日本に何かを残しておくよりもすべて処分して身ひとつで海外に出た方がいい。住まないのに家賃を払い続けることの馬鹿馬鹿しさを回避できる。

生活の拠点がなくなって携帯電話も解約したりすると、必然的にどうでもいい人間関係はすべて消え去っている。

そうなると、戻る時には同じところに戻る必要性すらもなくなって新天地で心機一転の人生も遅れる。そこで人生をリセットして、また新たな人生をそこで組み立てていくことが可能だ。

長旅はその「人生のリセット」を環境的にも心理的にもしてくれるものなのである。

今の日常が自分の負担でしかない場合、その世界から抜け出すことに苦慮する人も多い。そんな人ほど長旅が効く。1年もその場所にいなければ良くも悪くも忘れ去られ、自分もその日常に未練が切れる。

長旅で知らない場所でいろんな人と出会い、いろんな別れを経験し、いろんな発見をしながら過ごし、気持ちが新たになったところで日本に戻って一からやり直す。それが長旅のメリットでもある。

振り返って見れば、私自身も長旅が終わって日本に戻るたびに、生活がリセットされていた。私自身はそれが気に入っており、特に問題を感じなかった。きっと、若さがそれを好んでいたのだろう。

しかし、事故や病気に見舞われて健康を失ってからは長旅は控えるようになって、その代わり、数日ほどの旅を年に数回するだけにとどめるようになった。

旅に出るというのは良い選択肢だ

こうした短い旅は、若い頃はなるべく避けていた。そんなせわしない旅は面白くないと思っていた。来たばかりなのに、もう帰ることを考えなければならない旅で何が得られるのだろうかと馬鹿にしていたこともあった。

実際、長旅をしている時、来たばかりなのにあと数日でまた日本に戻らなければならないという人とバンコク・ヤワラーの安宿で会ったこともあった。

この男は毎日休む間もなくあちこち出かけていた。旅に出て時間に追われていたのである。それを見て、「忙しくて可哀想だ」と思ったものだった。

確かに短い期間の旅行はせわしないかもしれない。

しかし、それでも自分がそうするようになって気付いた点があるとすれば、たったそれだけでも日常生活を遮断するのにはまったく問題がないということである。

たった数日の旅行でも、多くの発見ができる。知らないところを歩く喜びも充分に得られる。

そして、長旅と違って日常生活にダメージを与えることなく日常に戻ることもできるので、日頃の憂さを忘れて自分を解放したいのであれば短い旅の方がずっと良い。

長い旅が良いのか、短い旅が良いのかは、その人の人生でどれだけ日常が重荷になっているかによる。

本当に今の日常を捨て去りたいと決意しているほど行き詰まっているのであれば長旅に出る方がいいし、日常に戻りたいが一時的に遮断したいのであれば短い旅の方がいい。いずれにしても旅は日常を遮断する。旅に出るというのは良い選択肢だ。

まずは、政府が与えてくれた「10連休」を旅で消化するのは悪い選択肢ではない。もうスケジュールは立てているだろうか?

Have a nice trip!
https://blackasia.net/?p=12633


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いい日旅立ち _ 山の向こうで待っている人とは…
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/283.html

残雪の出羽三山に「生まれかわりの旅」に出よう _ 月山スキー場
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/866.html

ディープ世界とは何か _ つげ義春が見たもの
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/300.html

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北海道の温泉に行こう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/561.html

屈斜路湖畔 三香温泉 その人気の秘密
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/589.html

キタキツネ物語の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/609.html

『見張りの湯』 から玉川源流へ _ 八幡平の温泉 _ 失われゆく湯治文化
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/314.html

雪の中の湯治場  北信濃 山田温泉
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/920.html

長野県 真田町 千古温泉 _ 足腰の痛み・運動麻痺に効く名湯
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/228.html

苗場の近くの名湯 2 _ 女性に超絶人気の 川古温泉別館 旅館 峰
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/575.html

冬の信州の高原に行こう _ 美ヶ原高原
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/780.html

温泉マニアの泊まりたい宿 No.1 小屋原温泉 熊谷旅館
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/525.html

妙見温泉 どさんこ・和気湯
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/224.html

安楽温泉 鶴の湯・朱峰
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/225.html


▲△▽▼

中川隆 _ 温泉関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/453.html

温泉ガイド情報
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/455.html

車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c96

コメント [リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
97. 中川隆[-10932] koaQ7Jey 2019年10月13日 09:43:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1902]

音楽は一日の生活をリセットする為のもの

音楽はこういう部屋で聴きたい


”静寂の空間” バング&オルフセン 二子玉川/ホームメディア・AV システム
http://www.houzz.jp/photos/49539201


長野県の別荘にBeoLab5スピーカーをインストール致しました。

オーナー様は別荘を計画されていた7年前からBeoLab5スピーカーの導入をイメージされてました。

リビングは3面、高さ4mのガラス張りの開放的なスペースとなっており
目に入る自然環境を招き入れるような設計意図があります。

窓前に配置したBeoLab5はランドスケープを構成する要素として、これ以上ないほど調和しています。

7年越しの夢を叶えたオーナー様には BeoLab5 の圧倒的なサウンドクオリティと
iPadでの快適な操作をご体感頂き、訪れる頻度が高くなりそうだと仰って頂きました。
http://www.houzz.jp/photos/49539201

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c97

記事 [国際27] 自分の弾劾騒動を起こして軍産を潰すトランプ/田中宇
自分の弾劾騒動を起こして軍産を潰すトランプ/田中宇
 http://tanakanews.com/
 【2019年10月10日】
 ウクライナ疑惑の騒動は、諜報界のトランプ配下のエージェントたちが民主党をたぶらかして濡れ衣だとすぐにばれる自滅的な弾劾騒動をやらせ、トランプ自身でなく、本当にウクライナ側から不正な政治献金をもらっていた民主党のバイデン元副大統領・次期大統領候補の汚職捜査へと発展させようとしている。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/522.html
コメント [政治・選挙・NHK266] ついに景気悪化を認めた内閣府、消費増税後に「春から不況だった」と示唆するズルさ 街にあふれる「タピオカ屋さん」早くも下… 鰤
38. ゆめほんさんさん[255] guSC34LZgvGCs4LxgrOC8Q 2019年10月13日 09:44:27 : LQJI5ahyFc : MWd4Q3NhSXJENE0=[251]
レーダ技術の遅れ
これがミッドウェーで船ほとんど全部撃沈に

これは当時の数学者の責任、というか、

そもそも、そんなバカを育てた
そのまた前の数学者の責任

どんどんたどれば、明治時代の洋行帰りの数学者に
きっと行き着く

明治の世には、わからないから、彼らを神と崇めた、
それに決まってる

そいつはどうしたか
祇園から講義に向かった それを世があやした
親分肌だと ばかばかしい

バカの系譜がどんどん どんどん つながった
悲しいけど無理ない 後進国の悲惨

イマは現代 豚は豚 認めよう
そこから、再出発だ

いまでも工学部でエロ教授 絶対に掘り起こして
徹底的に責任取らせよう みな 国家公務員

ふざけんじゃないよ これを夢ちゃんは言ってる
そこから始めようと
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/363.html#c38

コメント [自然災害22] “危険な台風” 気象庁会見から見えたものは… 気象庁「1200人以上犠牲の狩野川台風に匹敵 特別警報も」気象庁 梶原靖司予報課… 鰤
6. 2019年10月13日 09:45:52 : rx7W1iJ5zM : eGtDeGxiYXNieWc=[1]
各地の気象データから上陸時の勢力は
中心気圧 955hPa
最大風速 35m/s
暴風雨圏 直径150km程度
目が無くなったので暴風雨を伴う積乱雲が離散拡散した模様。

東北沖にあった前線と合体したことで勢力が弱まったとみるが、
雨雲の範囲は大きく広がった。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/749.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK266] ついに景気悪化を認めた内閣府、消費増税後に「春から不況だった」と示唆するズルさ 街にあふれる「タピオカ屋さん」早くも下… 鰤
39. ゆめほんさんさん[256] guSC34LZgvGCs4LxgrOC8Q 2019年10月13日 09:48:24 : LQJI5ahyFc : MWd4Q3NhSXJENE0=[252]
ミッドウェー作戦大失敗
敵のレーダの前に赤子の舟遊び 全滅というほどの

それが、インパールの悲劇を呼んだ
人肉を食べたとか

いままた、日本人がせっかく作った
最適信号予測理論を無視するのか

人肉はそれほど美味だったのか

どうする どうする
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/363.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK266] なぜ児相職員の猥褻事件は異常に頻発するのか? 子供の権利条約
5. 2019年10月13日 09:50:27 : lFxhUU8MIM : QnBuSXdmMFg5Vi4=[1]
>>2
児相、児童養護施設関係の、既得権益に浸ってる方ですね!?
その議論、問題点満載ですよ:

1.>生を絶対視するのならば生きてこその未来とも言えるので
>短絡的に親に返すのとはわけが全然違う
児相は、凶悪虐待事案見殺しもしょっちゅうやっていますが。
心愛ちゃん、結愛ちゃん、羽月ちゃん…
これで児相は、「生を絶対視」してるなんで、恥ずかしくなく言えますか?
まず、凶悪虐待事案をすべて根絶してから、こういうことを唱えてください。
え?根絶できない?
はいはい、よくわかりますよ、凶悪虐待事案が時々起こってくれないと、児相にもっとカネを、人員を、権限を、というキャンペーンが張れなくなりますからね。
要するに凶悪事案は単なる行政正統化のための口実。実は、次々子供狩りして、それをあなた方の児童養護施設に回して児童養護施設の既得権益を維持するのが、児相の仕事なんです。もちろん、それで児相の自分たちも、子ども一人1ヶ月約35万円の保護単価を獲得し、焼け太りを図っています


2.
>光あれば闇あんだろ。
百歩譲って、凶悪事案にそれなりに児相が対応しているとしてみましょう。しかし、だから子どもの権利条約や国連勧告に違反した拉致行為、そして、猥褻行為や暴行のような人権侵害を子どもたちに加える行政行為は、全く正当化されません。
真に、看板に書いてあるような「子どもの権利の最後の砦」として子どもの人権確保を結果として得たいのならば、その過程自体も児童福祉的に行わなければならないのです。現在は全くそうなっていないので、警察の方が児相よりマトモだ、という状況になってしまっています

ならば、こういう児相や児童養護施設のような既得権益維持のため存在している組織は、解体するしかありませんね。
「既得権益をぶっ壊す!」児相と児童養護施設をぶっ壊す!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/406.html#c5

記事 [戦争b22] トルコ シリア軍事侵攻 IS活発化で勢力盛り返し懸念/nhk
トルコ シリア軍事侵攻 IS活発化で勢力盛り返し懸念/nhk
2019年10月13日 7時11分シリア内戦
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128351000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

トルコによるシリア北部への軍事作戦で、過激派組織IS=イスラミックステートの掃討作戦を担ってきたクルド人勢力がトルコ軍との戦闘に追われる中、現地ではISの犯行とみられる爆弾テロが起きるなどISが活動を活発化し、勢力を盛り返すことが懸念されます。

トルコ軍はシリア北部に侵攻して敵対するクルド人勢力に対する軍事作戦を続けていて、作戦から4日目となった12日、国境の町ラス・アルアインの制圧を進めるなど攻勢を強めています。

現地の情報を集めているシリア人権監視団などによりますと、シリア側ではこれまでに市民28人が死亡し、家を追われた避難民は8万人以上にのぼっているほか、トルコ側でもクルド人勢力側の砲撃で市民17人が死亡するなど双方で民間人の被害が拡大しています。

こうした中、シリア北東部のカミシュリでは11日に複数の市民が死傷する車を使った爆弾テロがあり、ISが犯行声明を出しました。

またクルド人勢力主体の部隊は同じく北東部にあるISの戦闘員の収容施設の近くでも車を使った爆発があったほか、別の収容施設ではトルコ軍の砲撃が近くに着弾しISの戦闘員5人が脱走したと発表しました。

クルド人勢力は、アメリカの支援を受けて、ISの掃討作戦の中核を担い、1万人を超すISの戦闘員を拘束していますが、トルコ軍との戦闘に追われる中、ISが活動を活発化し、勢力を盛り返すことが懸念されます。


アラブ連盟「トルコ軍事作戦は侵略以外なにものでもない」

トルコがシリア北東部のクルド人勢力に対して越境攻撃を続けていることを受け、アラブ諸国で作るアラブ連盟は12日、エジプトの首都カイロで緊急の外相会合を開きました。

このなかでアラブ連盟のアブルゲイト事務局長は「トルコの軍事作戦は武力による侵略以外のなにものでもなく、世界はこれを容認してはいけない」と述べ、強く非難しました。

アラブ連盟は会合のあと声明を発表し、「トルコによる攻撃で、過激派組織IS=イスラミックステートなどが再びこの地域で活動を始めることがあれば、トルコが責任を負うべきだ。われわれは国連安全保障理事会に対し、トルコの攻撃を直ちに停止させシリアから撤退させるための必要な措置をとるよう求める」として、ISの復活に強い懸念を示し、国際社会が協力してトルコの軍事作戦を止めるよう求めました。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/871.html

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
3. 2019年10月13日 09:52:02 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[1]
>>2
そうそう。

それに、公務員は「薄給」とはいえ、それなりの身分保障もあるからなあ。
家族第一ならば公務員になるなよって。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c3

コメント [リバイバル3] 最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー 中川隆
98. 中川隆[-10931] koaQ7Jey 2019年10月13日 09:52:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1903]

いい日旅立ち (山口百恵) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=QMhX_pF0NkA
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%84%E3%81%84%E6%97%A5%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A1+%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5&sp=mAEB

雪解け 間近の 北の空に 向かい 過ぎ去りし 日々の夢を 叫ぶ時

帰らぬ 人たち 熱い胸を過ぎる

せめて今日から 一人きり 旅に出る

ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 夕焼けを探しに 母の背中で聞いた 歌を道連れに

岬の外れに 少年は 魚釣り 青いススキの小道を 帰るのか

私は今から 想い出を作るため 砂に枯れ木で 書くつもり さようならと
    
ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 羊雲を探しに 父が教えてくれた 歌を道連れに

ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 幸せを探しに 子供の頃に歌った 歌を道連れに

▲△▽▼

いい日旅立ち・西ヘ (鬼束ちひろ) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%84%E3%81%84%E6%97%A5%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A1+%E8%A5%BF%E3%83%98++++%E9%AC%BC%E6%9D%9F%E3%81%A1%E3%81%B2%E3%82%8D


遥かな しまなみ 錆色の凪の海

セピアの雲は流れて どこへ行く

影絵のきつねを追いかけた あの頃の夢を今もふところに 西へ行く

ああ 日本のどこかに私を待ってる 人がいる

いい日旅立ち ふたたび風の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに

蛍の光は 遠い日の送り火か

小さく見える景色は 陽炎か

出逢いも別れも 夕暮れにあずけたら自分の影を捜しに 西へ行く

ああ 日本のどこかに私を待ってる 人がいる

いい日旅立ち 朝焼けの雲の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに

ああ 日本のどこかに私を待ってる 人が居る

いい日旅立ち 憧憬は風の中 今も聞こえるあの日の 歌を道連れに

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html#c98

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
41. 2019年10月13日 09:55:27 : XHGDjRoLR6 : TmdFWG9qRUM3em8=[11]
そうは言っても珍歩とか安倍批判やってる奴等も安倍の中韓への対応は評価してるし、ネトウヨと一緒に日本スゴイ!外人が悪い!とかやってんじゃん
韓国が悪い!と野田豚枝豆も言ってるし
珍歩や空き缶枝豆親衛隊にこそ言いたい!
安倍を倒す気あるのか!と
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c41
記事 [自然災害22] 北半球に時計回りの気流の流れが発生をしています
https://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=-224.12,18.02,425

上のリンクで地球全体の気流の流れを見ることができます。
非常に面白いことに北半球のグリーンランドから北アメリカ大陸の東岸にかけて時計回りの気流が発生をしてることがわかります。
普通、北半球では台風が典型的ですが反時計回りの気流が発生をします。
当然南半球では時計回りの気流が発生をするわけです。

台風19号の発生の前に、大西洋ではハリケーンロレンツォというやはり非常に大きな嵐が発生をしていました。
また 現在南極大陸の周辺で南極を取り巻くように 低気圧が発生をしています。
たぶんここまでキレイに南極を取り巻くように嵐が発生をしてることはあまりなかったように思います。
全体的に海のプレートの動きが活発化をしているのではないでしょうか。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/756.html

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
42. 2019年10月13日 09:55:43 : 3l8wrsvh1A : S3liTzZDaGljcEk=[1]
この日、一緒にフランス料理を食べた人たちこそ糾弾されるべきではないですか。取り巻きがチヤホヤするから図に乗るんでしょ。どんなツラした奴らか見てみたい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c42
記事 [戦争b22] 米国防長官 トルコ国防相に軍事作戦の中止求める/nhk
米国防長官 トルコ国防相に軍事作戦の中止求める/nhk
2019年10月12日 6時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012124551000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_013

トルコ軍によるシリア北部への軍事作戦についてアメリカが作戦を黙認したという批判が広がる中、アメリカのエスパー国防長官はトルコのアカル国防相に対して軍事作戦を中止するよう求めたことを明らかにしました。

トルコによる軍事作戦は、シリア北部からアメリカ軍部隊が撤退した直後に始まっていて、民間人の犠牲が広がる中でトランプ政権は侵攻を黙認したと国内外から批判を浴びています。

こうした中、アメリカのエスパー国防長官は11日、国防総省で記者会見し、10日にトルコのアカル国防相と電話会談し、「軍事作戦はわれわれのパートナーを危険にさらし、地域を不安定化させる」と述べ、軍事作戦を中止するよう求めたことを明らかにしました。

会見に同席したミリー統合参謀本部議長によりますと、トルコ軍は空爆や砲撃を中心にシリア北部への攻撃を続けており、軍事作戦を中止する兆候は見られないということです。

エスパー長官は「シリアに駐留するアメリカ軍の兵力に変わりはない」と強調したうえで、「われわれはクルド人たちを見捨ててはおらず、誰も軍事作戦を許可などしていない。それだけははっきりさせてほしい」と反論しましたが、批判が収まる気配はありません。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/872.html

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
4. 2019年10月13日 09:56:52 : XHGDjRoLR6 : TmdFWG9qRUM3em8=[12]
難癖つけて働いた気になってる珍走の道=鰤
すっこんでろ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c4
コメント [カルト23] 待機官僚が、野党質問者に逆ギレしているようだが、馬鹿を支えまくる自分に怒りを向けろという事である。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 09:57:31 : kTbuH3KpL6 : SERJSEY1YkV2RHc=[235]
アホ官僚も実はたいして安倍と違いはない。
ただ安倍は自分で調べられないが、官僚は調べて無難な答弁原稿を作ることができる、という程度の違いだ。

今の国会は、例えば制退機とは何か?と質問を受けて答えられないような奴が砲兵連隊長になっているようなものだ。
その場で答えられない無知は官僚も同じだ。
しかし官僚はwikiで調べて原稿を書くことができるが、安倍はセイタイキと読むこともできないので調べることはおろか答弁原稿を書くこともできないというわけだ。

本来は森ゆうこの質問にそらで完璧に返答できる者が大臣の職に就くべきなのだ。諸外国ではそう理解されていて、日本の質問趣意書の事前提出の話を聞くと当惑した顔をする。

幕末にアメリカを視察した勝海舟は「アメリカでは人の上に立つ者はそれ相応の能力を有しているが、この点は日本とは真逆である」と老中に感想を述べて叱られたが、今でも変わってない。
むしろ今や官僚の世界でも勝海舟のような反骨漢が一掃されて劣化する一方だ。
今より幕末の方が開明的だったかもしれない。
幕府には勝海舟を登用するだけの知性が有った。

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/103.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK266] 辻元清美の質疑は分かりやすくそして面白い!安倍や進次郎もコテンパン(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
7. 2019年10月13日 09:59:53 : 4UCt9mKsHs : eWxCT2kyLjFza2s=[12]
民主党が内輪もめやってる間は何やっても安倍内閣安泰だよ
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/404.html#c7
記事 [経世済民133] ルノー会長が会見「新しい空気を入れること必要」/nhk
ルノー会長が会見「新しい空気を入れること必要」/nhk
2019年10月11日 23時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012124191000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_020

フランスのルノーのスナール会長は、ボロレCEO=最高経営責任者の解任を決めた取締役会のあと、記者会見し、カルロス・ゴーン元会長の体制の下で中枢にいたボロレCEOの交代によって経営を刷新するねらいがあったことを明らかにしました。

スナール会長は記者会見で、ボロレCEOを解任した理由について「ルノーが連合を組む日産も経営体制を刷新し、大きな変化があった。アライアンスの将来を考えるとルノーとしても新しい空気を取り入れることが必要だと考えた」と述べ、ゴーン体制の下で中枢にいたボロレCEOの交代によって経営を刷新するねらいがあったことを明らかにしました。

一方、スナール会長は取締役会で解任を決めたことについて、望ましい方法ではなく、ボロレ氏にもそうした考えを伝えたものの、ボロレ氏にみずから辞任する意思がなかったため、解任せざるをえなかったことを明らかにしました。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/370.html

コメント [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。 ポスト米英時代
2. 2019年10月13日 10:02:43 : VaC3qNBNpo : S1RxOUsvTGpIdzI=[20]
東大の核関連の研究施設は四谷からひたちなか市まで直線上に4ヶ所あるとか。
計画運休やら停電やらの電力を使って、自衛隊なども加わり多量の水蒸気を製造
していたんだろう。エヴァンゲリオンのヤシマ作戦じゃないけれど鉄道用の地下
原発ってのは相当無数にあるんだろうね。運休するための言い訳が念入りすぎて
笑ってしまう。塩害だとか・・・

この国の馬鹿どもは本当に戦争したいんだろうね。かりに奴らのような人種が
勝ち残って支配しても自壊していくほかないだろうけど。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
5. 2019年10月13日 10:04:04 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[2]
地方公務員は災害となれば徹夜だぞ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
6. 日高見連邦共和国[16601] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 10:04:09 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[11]
森ゆうこを悪戯に庇う気はないが、今回の短い彼女の質問で、回答に迷うような項目などない。

その『回答』へ“調整”に手間取るのは『何かを隠そうとしている与党側の問題』でしかない。

そもそもの『質問通告期限』という“ルール”から見直せねばならない問題ではあるまいか?

国会の質問は“バチバチ”とガチンコでやり合うのが基本だろう。

そもそも、『質問通告』出したって、帰ってくるのは!ほぼ官僚作文!

『通告を出さない』、『通告は来たが準備できない』、その両方が“有り”だろうに!

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK266] 安倍首相を内乱予備罪で刑事告発、その後の経過(メルマガ 日本一新) 元長岡京・豊
18. 2019年10月13日 10:05:33 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[647]
【佐高信×早野透+平野貞夫の3ジジ放談】関電2.26事件、積年の「闇」ほか

https://www.youtube.com/watch?v=uqhFQMtAgSg

41分10秒ころから平野さんが「安倍首相を内乱予備罪で刑事告発」のその後を説明しています。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/391.html#c18

記事 [カルト23] 井口・人工地震の見分け方。人工地震が起こせるという事は、人工台風と言うか発達させたり進路誘導は簡単にできるのである。
これから頭のいい奴が、その中でのバンドレーダーの役割を解明してくれると思うが、一つはバスガイドのように、ハイもっと左に東京を直撃してーとか、ハイ東北の駐車場に入る前に東京でアイドリングしてーとかピッピと誘導している感じで、左に見えますのが先ほど相模川で見れなかった多摩川の氾濫でございます、右に見えますのがもうちょっとで氾濫する荒川でございます、しばし阿鼻叫喚を肴にご歓談をお楽しみくださいという感じなのと、バンドレーダーが旅館の客引きみたいに花道を作って、こちらをお通りください、なるべく被害が大きくなるように、ラグビーの花道みたいに走り抜けないで、ゆっくりお通りくださいみたいな事や弁慶やコンサートの整理員みたいに台風の先頭を通せんぼしてゆっくり進ませている感じがした訳だが、プーチンのおかしな台風や大雨は米軍の気象兵器と言うのがファイナルアンサーである。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/104.html
コメント [カルト22] ダマスゴミの話では、東京に三時間位いる筈だが、バンドレが下手こいて終ってしまったようである。 ポスト米英時代
2. 2019年10月13日 10:07:24 : 5262rAabcs : WXZmLm1QbmFyMlU=[1]
TVのスイッチつけろや
長野県千曲川流域
森高千里の歌で有名な渡良瀬川
久慈川
その他各所どういう状況かよく見て見ろ
被災範囲でいえば3.11より酷い

そういう下らんこと言っているようではポスト先生も台風19号上陸直前におフランス料理かっ食らっている火炎瓶と同類だぞ
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/900.html#c2

コメント [経世済民133] 安倍政権、消費増税“不況”の兆候…飲食・小売り業界、異常な値下げ競争で利益毀損(Business Journal) 赤かぶ
5. 2019年10月13日 10:07:25 : 45qP55FaI2 : a0JYM1hQVFFweDI=[93]
手取り50万円がなければ、生活できない。
預貯金に回せるお金はわずかだと思う。
その半分にも満たない勤労者もかなりの割合で存在する。
単身者に至っては10万円で生活を余儀なくされる。
 日本は100均国家。インスタントラーメン国家。
高額の名ばかりの介護保険を徴収されて、老後は
共倒れ夫婦であれば月50万円が無ければ心中しかない。
 早く死んだ方が勝ちだ という老人の逆説的皮肉が
肯定的事実に変わってくるのも哀れだ。
  すべては自公政権の責任で、信任する国民の因果でもある。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/360.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
7. 日高見連邦共和国[16602] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 10:07:57 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[12]
>夢見る官僚@まだまだ若手@a_dreaming_man
 帰りたい。帰って食料確保したい(もう売り切れているらしいけど)。風も強まっ てきてるみたいだから早く雨戸も閉めたい(窓割れないか怖い)。

>夢見る官僚@まだまだ若手@a_dreaming_man
 流石にこれはもうおかしい。まだ問が届かない。

ホントにコイツが担当官僚なら、勤務時間中にツイートなんぞしてイイのかよ!

しかも、業務に関する『守秘義務違反』だろうがよ!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
8. 日高見連邦共和国[16603] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 10:09:52 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[13]
あ、私が一番ガタガタ言ってるか。ゴメン。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
43. 2019年10月13日 10:10:29 : lSEfXrG9vc : a1U4YXBaNDNxS28=[290]

海水面が上がって島が水没する危険が言われているが、空から水が滝のように降って島

が水没する話が新しく出てきた?  



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c43

コメント [近代史3] 安倍晋三は会う人ごとに「相手が望むこと」を言っている 中川隆
3. 中川隆[-10930] koaQ7Jey 2019年10月13日 10:10:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1904]

安倍晋三大先生様、おありがとうごぜーますだ 2019年10月12日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-901.html

 
 あなた様は、日本国民に究極の自由を与えてくだせすった、素晴らしい大恩人でごぜーます。

 人を騙す自由、嘘をつく自由、誤魔化す自由、貧乏になり生活苦に苛まれる自由、被曝して死ぬ自由、詐欺に遭う自由、挙げ句は人殺しの自由、まったく日本の民衆の究極の自由を実現した、空前絶後の大偉人でごぜーますだ。

 一番、記憶に新しいところでは関西電力で、文句のつけようのない収賄で、幹部に数億円を超える多額の賄賂が贈られ、もちろん納税申告もなく、数千万円の背広券が実際に使われたのに、「ただ預かっていただけ……返そうと思っていた」と弁明すれば、もみ消しで有名なヤメ検上がりの弁護士が、「何もなかった犯罪にあたらない」と決めてくれて無罪放免ということでんな。
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d93fdcae4b0019647b087d9

 関西電力の元幹部は、プルサーマルに反対した町長を殺害せよと下請けの警備会社に指令して、それを警察に告発したら、逆に、告発した警備会社社員が別件で逮捕され有罪にされたそうでんな。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-887.html

『関西電力「反原発町長」暗殺指令』(斉藤真/宝島社)
 https://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/ed9bff8b4890faba816c08e6d3759412

 警察に殺人依頼を受けたと告発したのは1999年から2007年頃までの間、福井県の高浜原発の警備を請け負い、その暗殺指令を受けたという警備会社の社長と従業員。

 高浜原発ではプルサーマル導入を進めていたが、これに高浜町の今井理一町長(当時)が強硬に反対したことで、関西電力若狭支社副支社長で、高浜原発を牛耳っていたKという幹部が、この警備会社の従業員のほうに町長の襲撃を依頼した。
 K副支社長は、関電X重役の指示で行った。
 具体的な殺害方法まで提案した上で、「はよ、殺さんかい」とくどいくらいに催促してきたという。

 「週刊現代」(講談社、2008年3月29日号/4月5日号)にこの経緯を告白するのだが、しかし、逮捕されたのはK副支社長でなく、告発した彼らのほうだった。
 立替金の返還をK副支社長に要求したことが恐喝にあたるとして、大阪府警に摘発逮捕されてしまった。

 大阪府警は、山口組の下部組織と揶揄されるほど、暴力団と癒着していた。
 これは、今でも、大阪府警が全国最悪の冤罪製造装置となっている背景である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-461.html

 関西電力は、警察・検察・裁判所から大量の天下りを、こういうときのために受け入れてきて、収賄から殺人に至るまで、もみ消してきたそうでんな。
 安倍晋三閣下は、もちろん、これを容認し、賄賂をもらっても、「返そうと思った」と弁明さえすれば、11年間、黙って保有していても犯罪にならない司法をお作りになったのでごぜーますな。
 さすがでごぜーます……(^_^)v

 安倍様のおかげで、詐欺でも泥棒でも収賄でも「返そうと思った」と弁明すれば許される「自由」な日本になったのでごぜーますだ。

 安倍様が日本にもたらした「自由」は凄まじい量でごぜーますが、あまりにたくさんありすぎて、なかなか記憶を呼び戻すのも大変ながら、心に残る偉業としては、甘利収賄、それになんと言っても、伊藤詩織さん強姦事件でごぜーますな。

「甘利大臣に賄賂1200万円」報道ーー郷原弁護士「絵に描いたようなあっせん利得」(2016年6月)
  https://www.bengo4.com/c_1009/n_4194/

 千葉県白井市の建設会社が、周辺の道路工事で損害が出たとして、UR(都市再生機構)に補償を求めた交渉をめぐり、甘利大臣の事務所に計1200万円の現金を提供したことや、甘利氏側が、献金の一部を、政治資金収支報告書に記載していなかった。
甘利大臣の公設第一秘書が、URの道路用地買収をめぐるトラブルに関して、UR側に補償金を要求していた業者から依頼を受け、UR側との交渉に介入し、URに2億2000万円の補償金を支払わせ、2013年8月に、その謝礼として500万円を受け取った。
 同年11月に大臣室、2014年2月には神奈川県内の事務所で、甘利本人が現金50万円ずつ計100万円を直接受け取った。

 典型的なあっせん利得収賄事件だが、結局、甘利は不起訴となって表舞台に復帰した。 https://mainichi.jp/articles/20160604/ddm/005/070/023000c

 これも安倍先生様の強力なお力添えのおかげでごぜーます。今後は、収賄容疑をかけられたら甘利とおなじように「記憶が曖昧」と弁明することで不起訴になる前例が確定したのでごぜーます。
 自由国家万歳!

 2015年4月3日、伊藤詩織が就職やアメリカの就労ビザについての相談のため、東京都内で当時TBSの政治部記者でワシントン支局長であった山口敬之と会食。同日深夜から4日早朝にかけて飲酒後、薬を盛られたなどとして、ホテルでの準強姦の被害を訴えている。2016年と2017年の2回の不起訴処分になった。現在民事係争中。

 「山口敬之氏が伊藤詩織氏をスラップ提訴!」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38502

 山口は、自らが行った強姦事件をもみ消すために、安倍晋三官邸の警視庁、中村格刑事部長に指示させて、警察による逮捕を阻止、警察・検察の事情聴取に対しても、強姦の事実を否定して、不起訴処分となり、その後は、山口を糾弾する、伊藤詩織さん本人、小林よしのりらに対し、スラップ訴訟を仕掛けている。
 後に、伊藤詩織事件に対する官邸の関与を記録した秘密文書が明らかになった。 
 https://yuzawaheiwa.blogspot.com/2018/09/24.html

 このなかで、中村格に山口の強姦をもみ消すように指示した責任者が、今、日本版CIA長官となってる北村滋であることが明らかにされた。
http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/853.html

 もう言葉もごぜーませんだ……。強姦事件を起こしても、安倍晋三をヨイショしてきた記者なら、官邸がもみ消してくれることになったのでごぜーます。
 もう、やりたい放題! きっと今日も、官邸に集う美人記者が官邸関係者の毒牙にかかって、睡眠薬を飲まされてパンティを脱がされ、残酷な運命に翻弄されていることでごぜーましょう。
 安倍晋三官邸にさえ関係してれば強姦の自由が保障されたのでごぜーますだ…(-_-)。なんと素晴らしい日本国家なのでごぜーましょう!

 まあ、国民生活に巨大な悪影響を及ぼした安倍政権の極悪政策といえば、なんといっても二度にわたる消費大増税であるが、これを書いていると、今すぐギロチンを国会議事堂前に設置し、偉大なる安倍大先生様にお楽しみいただくしかないのだが、まあ、その前に、日本国民をジェノサイドしている20ミリシーベルト被曝容認政策を、世界が糾弾することになるだろう。

 暴走する原子力規制委員会 「20ミリまで安全」「食品基準緩和を」
 https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-15857

 年間1ミリシーベルトを1.3億日本国民が被曝すると、年に8000名の被曝死者・重度障害者が発生する。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20180920.html

 被曝→被害の関数は直線的なので、年間20ミリシーベルトを1.3億人が被曝すると、年に16万人の被曝死者・重度障害者が出現することになる。
 つまり、安倍政権による年間20ミリシーベルトの被曝許容は、立派なジェノサイド=大量殺人である。

 この種のジェノサイドを起こした責任者は、国連国際法廷により、終身刑に処せられることになってて、もちろん安倍晋三も立派な資格がある。
 死刑制度反対を標榜してきた東海アマは、「安倍政権関係者全員を、より人道的なギロチンにかけろ」と主張する。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/11-1/yuyama.pdf

 なお、「年間20ミリシーベルトの被曝が安全」というデマを前提にして、安倍政権は、20ミリシーベルト以下の福島放射能汚染地に帰還しない住民に対し、補償を剥奪し、避難民住宅に対し、懲罰的な家賃の値上げを福島県とともに行っている。 

 自民党政権は、放射能汚染によるジェノサイドを実行しても、何の根拠もなく口先で「安全だ」と言っていれば、自由に国民を殺戮できるようになったのでごぜーますだ。
 (^_^)v

 安倍政権による基幹統計改竄

 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/07/news010.html

 安倍晋三大先生様の悪行といえば、モリカケを筆頭に、無数にありすぎて、今や思い出すことさえ莫大な記憶を要する困難な作業になっているわけだが、「本当のワル」と後の世の、そのまた後の世まで糾弾されるであろうことは、基幹統計を権力の介入によって改竄し、国家の仕事のすべてを嘘で固めてしまったことですな。

 ビジネスオンラインが指摘するように、【中国の経済統計が信用できないという批判をよく耳にするが、統計が信用できない国は、国際社会で高い評価を得ることは絶対にない。今回、政府統計で不正が見つかったことは、日本が信用できない国になりかけているということであり、事態はかなり深刻と思ってよい。】

 ということだが、実は、我々が福島放射能事故以来、無数に目にしてきた事実の改竄、隠蔽の事例でいうと、まず、福島県に数百も設置されたモニタリングポストの線量値について、除染を請け負ったゼネコン(清水建設)からの情報で、国の除染指令は、モニタリングポストの周囲10mの表土だけを完全に除染し、あとは適当でいいとの指示があったと情報を得た。
 つまり、国が出している放射能汚染情報の大半が、さまざまな形で改竄され、汚染を軽く見せかけてきたのである。

 そして、そうなれば、当然、白血病などの被曝障害も、人口動態統計という基幹統計のレベルで改竄していると考えるしかない。
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/799.html

 福島県は、東電フクイチ事故後、白血病データを計上しない方針を明らかにしたが、この情報は、ネットから削除されてしまっている。
 人口動態統計における福島県の、白血病や死者数などのデータは、捏造されている疑いが極めて強い。グーグルトレンドも、白血病に関するグラフを改竄してしまった。

 まったく、死ぬほど嘘が大好きな安倍晋三大先生様、統計も嘘、モリカケも嘘だらけ、何もかも嘘、こんなに嘘ばかりつく人も初めて見た。
 こんな人物でも日本国首相が長期間務まるというのは、本当に凄いことだ。

 話によれば、大学の入学も卒業も、全部裏口だったんだって? 当時の担当教授が、「安倍は卒論も出してないし、授業にも出てこず、単位も出してない」と暴露したが、それでも、ちゃんと成蹊大学法学部を卒業したことになってる。
 https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/21cdaf9b3c4c4e4d2bba4c26e5a31127

 なお、法学部だというのに、安倍が一生懸命変えるべきと叫び続けている日本国憲法を一度も読んだことがないそうだ。
 
https://www.j-cast.com/2013/03/30171884.html?p=all

 安倍晋三、ポツダム宣言を読んだことがない
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160063

 ちなみに、ポツダム宣言は、日本国憲法より上位にあり、国際条約よりも上位にあるので、日本国の行動を規制する最大の拘束法である。
 例えば、台湾は未だに法的に日本領だが、ポツダム宣言で日本領を否定されているため、領有を主張できない。主張した瞬間に、ポツダム諸国と戦争になるからだ。

 まったく日本国民は、史上最も素晴らしい首相を戴いたものだ。
 日本政府と、日本国民の生活を完全に破壊し、就任以来、日本人の所得を平均12万円下げた。日本人の生活水準・所得は、安倍政権在任中に、世界ランキングを10位以上下げてしまったといわれる。(政権に都合の悪いデータはネット上に出なくなった)

 みなさん、こんな素晴らしい首相を、いつまで担ぐおつもりですか? 
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-901.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/629.html#c3

コメント [近代史3] 安倍政権下で自殺・不審死した人物 中川隆
17. 中川隆[-10929] koaQ7Jey 2019年10月13日 10:11:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1905]

安倍晋三大先生様、おありがとうごぜーますだ 2019年10月12日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-901.html

 
 あなた様は、日本国民に究極の自由を与えてくだせすった、素晴らしい大恩人でごぜーます。

 人を騙す自由、嘘をつく自由、誤魔化す自由、貧乏になり生活苦に苛まれる自由、被曝して死ぬ自由、詐欺に遭う自由、挙げ句は人殺しの自由、まったく日本の民衆の究極の自由を実現した、空前絶後の大偉人でごぜーますだ。

 一番、記憶に新しいところでは関西電力で、文句のつけようのない収賄で、幹部に数億円を超える多額の賄賂が贈られ、もちろん納税申告もなく、数千万円の背広券が実際に使われたのに、「ただ預かっていただけ……返そうと思っていた」と弁明すれば、もみ消しで有名なヤメ検上がりの弁護士が、「何もなかった犯罪にあたらない」と決めてくれて無罪放免ということでんな。
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d93fdcae4b0019647b087d9

 関西電力の元幹部は、プルサーマルに反対した町長を殺害せよと下請けの警備会社に指令して、それを警察に告発したら、逆に、告発した警備会社社員が別件で逮捕され有罪にされたそうでんな。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-887.html

『関西電力「反原発町長」暗殺指令』(斉藤真/宝島社)
 https://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/ed9bff8b4890faba816c08e6d3759412

 警察に殺人依頼を受けたと告発したのは1999年から2007年頃までの間、福井県の高浜原発の警備を請け負い、その暗殺指令を受けたという警備会社の社長と従業員。

 高浜原発ではプルサーマル導入を進めていたが、これに高浜町の今井理一町長(当時)が強硬に反対したことで、関西電力若狭支社副支社長で、高浜原発を牛耳っていたKという幹部が、この警備会社の従業員のほうに町長の襲撃を依頼した。
 K副支社長は、関電X重役の指示で行った。
 具体的な殺害方法まで提案した上で、「はよ、殺さんかい」とくどいくらいに催促してきたという。

 「週刊現代」(講談社、2008年3月29日号/4月5日号)にこの経緯を告白するのだが、しかし、逮捕されたのはK副支社長でなく、告発した彼らのほうだった。
 立替金の返還をK副支社長に要求したことが恐喝にあたるとして、大阪府警に摘発逮捕されてしまった。

 大阪府警は、山口組の下部組織と揶揄されるほど、暴力団と癒着していた。
 これは、今でも、大阪府警が全国最悪の冤罪製造装置となっている背景である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-461.html

 関西電力は、警察・検察・裁判所から大量の天下りを、こういうときのために受け入れてきて、収賄から殺人に至るまで、もみ消してきたそうでんな。
 安倍晋三閣下は、もちろん、これを容認し、賄賂をもらっても、「返そうと思った」と弁明さえすれば、11年間、黙って保有していても犯罪にならない司法をお作りになったのでごぜーますな。
 さすがでごぜーます……(^_^)v

 安倍様のおかげで、詐欺でも泥棒でも収賄でも「返そうと思った」と弁明すれば許される「自由」な日本になったのでごぜーますだ。

 安倍様が日本にもたらした「自由」は凄まじい量でごぜーますが、あまりにたくさんありすぎて、なかなか記憶を呼び戻すのも大変ながら、心に残る偉業としては、甘利収賄、それになんと言っても、伊藤詩織さん強姦事件でごぜーますな。

「甘利大臣に賄賂1200万円」報道ーー郷原弁護士「絵に描いたようなあっせん利得」(2016年6月)
  https://www.bengo4.com/c_1009/n_4194/

 千葉県白井市の建設会社が、周辺の道路工事で損害が出たとして、UR(都市再生機構)に補償を求めた交渉をめぐり、甘利大臣の事務所に計1200万円の現金を提供したことや、甘利氏側が、献金の一部を、政治資金収支報告書に記載していなかった。
甘利大臣の公設第一秘書が、URの道路用地買収をめぐるトラブルに関して、UR側に補償金を要求していた業者から依頼を受け、UR側との交渉に介入し、URに2億2000万円の補償金を支払わせ、2013年8月に、その謝礼として500万円を受け取った。
 同年11月に大臣室、2014年2月には神奈川県内の事務所で、甘利本人が現金50万円ずつ計100万円を直接受け取った。

 典型的なあっせん利得収賄事件だが、結局、甘利は不起訴となって表舞台に復帰した。 https://mainichi.jp/articles/20160604/ddm/005/070/023000c

 これも安倍先生様の強力なお力添えのおかげでごぜーます。今後は、収賄容疑をかけられたら甘利とおなじように「記憶が曖昧」と弁明することで不起訴になる前例が確定したのでごぜーます。
 自由国家万歳!

 2015年4月3日、伊藤詩織が就職やアメリカの就労ビザについての相談のため、東京都内で当時TBSの政治部記者でワシントン支局長であった山口敬之と会食。同日深夜から4日早朝にかけて飲酒後、薬を盛られたなどとして、ホテルでの準強姦の被害を訴えている。2016年と2017年の2回の不起訴処分になった。現在民事係争中。

 「山口敬之氏が伊藤詩織氏をスラップ提訴!」
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38502

 山口は、自らが行った強姦事件をもみ消すために、安倍晋三官邸の警視庁、中村格刑事部長に指示させて、警察による逮捕を阻止、警察・検察の事情聴取に対しても、強姦の事実を否定して、不起訴処分となり、その後は、山口を糾弾する、伊藤詩織さん本人、小林よしのりらに対し、スラップ訴訟を仕掛けている。
 後に、伊藤詩織事件に対する官邸の関与を記録した秘密文書が明らかになった。 
 https://yuzawaheiwa.blogspot.com/2018/09/24.html

 このなかで、中村格に山口の強姦をもみ消すように指示した責任者が、今、日本版CIA長官となってる北村滋であることが明らかにされた。
http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/853.html

 もう言葉もごぜーませんだ……。強姦事件を起こしても、安倍晋三をヨイショしてきた記者なら、官邸がもみ消してくれることになったのでごぜーます。
 もう、やりたい放題! きっと今日も、官邸に集う美人記者が官邸関係者の毒牙にかかって、睡眠薬を飲まされてパンティを脱がされ、残酷な運命に翻弄されていることでごぜーましょう。
 安倍晋三官邸にさえ関係してれば強姦の自由が保障されたのでごぜーますだ…(-_-)。なんと素晴らしい日本国家なのでごぜーましょう!

 まあ、国民生活に巨大な悪影響を及ぼした安倍政権の極悪政策といえば、なんといっても二度にわたる消費大増税であるが、これを書いていると、今すぐギロチンを国会議事堂前に設置し、偉大なる安倍大先生様にお楽しみいただくしかないのだが、まあ、その前に、日本国民をジェノサイドしている20ミリシーベルト被曝容認政策を、世界が糾弾することになるだろう。

 暴走する原子力規制委員会 「20ミリまで安全」「食品基準緩和を」
 https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-15857

 年間1ミリシーベルトを1.3億日本国民が被曝すると、年に8000名の被曝死者・重度障害者が発生する。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20180920.html

 被曝→被害の関数は直線的なので、年間20ミリシーベルトを1.3億人が被曝すると、年に16万人の被曝死者・重度障害者が出現することになる。
 つまり、安倍政権による年間20ミリシーベルトの被曝許容は、立派なジェノサイド=大量殺人である。

 この種のジェノサイドを起こした責任者は、国連国際法廷により、終身刑に処せられることになってて、もちろん安倍晋三も立派な資格がある。
 死刑制度反対を標榜してきた東海アマは、「安倍政権関係者全員を、より人道的なギロチンにかけろ」と主張する。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/11-1/yuyama.pdf

 なお、「年間20ミリシーベルトの被曝が安全」というデマを前提にして、安倍政権は、20ミリシーベルト以下の福島放射能汚染地に帰還しない住民に対し、補償を剥奪し、避難民住宅に対し、懲罰的な家賃の値上げを福島県とともに行っている。 

 自民党政権は、放射能汚染によるジェノサイドを実行しても、何の根拠もなく口先で「安全だ」と言っていれば、自由に国民を殺戮できるようになったのでごぜーますだ。
 (^_^)v

 安倍政権による基幹統計改竄

 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/07/news010.html

 安倍晋三大先生様の悪行といえば、モリカケを筆頭に、無数にありすぎて、今や思い出すことさえ莫大な記憶を要する困難な作業になっているわけだが、「本当のワル」と後の世の、そのまた後の世まで糾弾されるであろうことは、基幹統計を権力の介入によって改竄し、国家の仕事のすべてを嘘で固めてしまったことですな。

 ビジネスオンラインが指摘するように、【中国の経済統計が信用できないという批判をよく耳にするが、統計が信用できない国は、国際社会で高い評価を得ることは絶対にない。今回、政府統計で不正が見つかったことは、日本が信用できない国になりかけているということであり、事態はかなり深刻と思ってよい。】

 ということだが、実は、我々が福島放射能事故以来、無数に目にしてきた事実の改竄、隠蔽の事例でいうと、まず、福島県に数百も設置されたモニタリングポストの線量値について、除染を請け負ったゼネコン(清水建設)からの情報で、国の除染指令は、モニタリングポストの周囲10mの表土だけを完全に除染し、あとは適当でいいとの指示があったと情報を得た。
 つまり、国が出している放射能汚染情報の大半が、さまざまな形で改竄され、汚染を軽く見せかけてきたのである。

 そして、そうなれば、当然、白血病などの被曝障害も、人口動態統計という基幹統計のレベルで改竄していると考えるしかない。
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/799.html

 福島県は、東電フクイチ事故後、白血病データを計上しない方針を明らかにしたが、この情報は、ネットから削除されてしまっている。
 人口動態統計における福島県の、白血病や死者数などのデータは、捏造されている疑いが極めて強い。グーグルトレンドも、白血病に関するグラフを改竄してしまった。

 まったく、死ぬほど嘘が大好きな安倍晋三大先生様、統計も嘘、モリカケも嘘だらけ、何もかも嘘、こんなに嘘ばかりつく人も初めて見た。
 こんな人物でも日本国首相が長期間務まるというのは、本当に凄いことだ。

 話によれば、大学の入学も卒業も、全部裏口だったんだって? 当時の担当教授が、「安倍は卒論も出してないし、授業にも出てこず、単位も出してない」と暴露したが、それでも、ちゃんと成蹊大学法学部を卒業したことになってる。
 https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/21cdaf9b3c4c4e4d2bba4c26e5a31127

 なお、法学部だというのに、安倍が一生懸命変えるべきと叫び続けている日本国憲法を一度も読んだことがないそうだ。
 
https://www.j-cast.com/2013/03/30171884.html?p=all

 安倍晋三、ポツダム宣言を読んだことがない
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160063

 ちなみに、ポツダム宣言は、日本国憲法より上位にあり、国際条約よりも上位にあるので、日本国の行動を規制する最大の拘束法である。
 例えば、台湾は未だに法的に日本領だが、ポツダム宣言で日本領を否定されているため、領有を主張できない。主張した瞬間に、ポツダム諸国と戦争になるからだ。

 まったく日本国民は、史上最も素晴らしい首相を戴いたものだ。
 日本政府と、日本国民の生活を完全に破壊し、就任以来、日本人の所得を平均12万円下げた。日本人の生活水準・所得は、安倍政権在任中に、世界ランキングを10位以上下げてしまったといわれる。(政権に都合の悪いデータはネット上に出なくなった)

 みなさん、こんな素晴らしい首相を、いつまで担ぐおつもりですか? 
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-901.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/542.html#c17

コメント [自然災害22] 北半球に時計回りの気流の流れが発生をしています taked4700
1. 2019年10月13日 10:12:30 : ahIS9pEfFk : RnZUZWFVRU1VVzI=[27]
全くの推測ですが、 ヨーロッパの西 方の沖合、例えばリスボン沖で、大きな地震が起こりつつあるのかもしれません。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/756.html#c1
コメント [カルト23] 井口・人工地震の見分け方。人工地震が起こせるという事は、人工台風と言うか発達させたり進路誘導は簡単にできるのである。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 10:12:53 : 3ah459lR8Q : MVZrS09HY0p4bVE=[96]
ポスト氏、今回の台風は関東に被害を起こす様に始めから計画されてたのではないだろうか、前回15号は主に千葉、今回は神奈川、東京、埼玉、長野等ではないだろうか、何故かはあまりに多すぎて分からん。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/104.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
44. 2019年10月13日 10:15:48 : dxkTl1vUxc : NXlNOUwyaUpSenc=[186]
東大名誉教授の山内さんには、そうとう以前から失望している。日曜討論に出ていた頃はそれなりに納得する意見を言っていた。
 大体東大の名誉教授が安倍と会って何を話すんだろう?天気はどうか・災害が出るかもな? そんな話をしているんか? 
 それと、11日1930,安倍の夜の晩餐会に関して言えば、TBSの松原さんの番組は以前から組まれているから当日は、安倍の批判までは時間制約で間に合わない。
 この日の番組に松川るいが出ているのでパスしようと思ったが、一橋の権准教授が出ていたので見た。で、松原さん、必ずしも韓国バッシングをするような番組にはしてはいなかった。 感想です。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c44
コメント [政治・選挙・NHK266] 煙のないところに煙を立てる軍産共同体の小僧たち。(日々雑感) 笑坊
3. 2019年10月13日 10:17:34 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[3]
>米ロ対立「冷戦」構造という虚構の軍事緊張

虚構じゃないけど。
「冷戦終了後」もNATO拡大したり旧ソ連諸国に手を出して政権転覆活動してるのはどこの国?

中ロのユーラシア大国を封じ込めようと考えて得るのは米英をはじめとするアングロサクソン諸国の基本戦略だからね。
それを問わずにロシア・プーチンばかり非難するのはあまりにも偏った認識だ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/400.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
9. 日高見連邦共和国[16604] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 10:18:21 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[14]
いや、私も少し混乱してる。(笑)

『質問通告』はルールじゃない。与野党間の“慣習”だ。

無論、だからと言って軽んじる気はないが、絶対するものでもない。

あと、森ゆうこのツイッターものぞいてね。色々書いてるから!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
10. 日高見連邦共和国[16605] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 10:19:29 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[15]
09です。誤記訂正。

×:絶対するものでもない。⇒ ○:絶対視するものでもない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK266] NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ! 高市早苗総務相の無内容な災害対策会議を強引に報道(リテラ) 赤かぶ
16. 2019年10月13日 10:20:20 : lSEfXrG9vc : a1U4YXBaNDNxS28=[291]

自然災害が森田健作の無能を顕わにしたが、少し遅れて森田健作が首相もやっているよ

うだ!

これから長野、神奈川やらも森田健作が現われる予感。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/413.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK266] NHK経営委 会長への厳重注意は「編集の自由損ねず」委員長/nhk 仁王像
1. 2019年10月13日 10:25:14 : dxkTl1vUxc : NXlNOUwyaUpSenc=[187]
ふん!ふざけた論理だな!怒り!
  けどNHKはもっと体制にシビアに接し、報道しなければ視聴率は落ちる。元に、日曜討論さえ全野党党首を出演させない。ありきたりの与党の答弁なんて、ざるに水、糠に釘の類いから一歩も出ない馬鹿討論。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/418.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
45. 2019年10月13日 10:26:05 : GirhQxaYmw : V2pXUzVGL3BCU1U=[12]
空前の台風の来襲を前にして、
国民の無事を少しでも祈るように気持ちがあれば、
こんなことは絶対にしない。
われわれ国民は皆、このことをしっかりと覚えておくことだ。
それ以上でもそれ以下でもない。それで十分だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c45
コメント [リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
259. 中川隆[-10928] koaQ7Jey 2019年10月13日 10:29:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1906]


台風19号 被害まとめ、7人死亡 24人行方不明
10/13(日) 9:27配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191013-00000113-jnn-soci

 台風19号の日本列島直撃から一夜が明けました。被害が各地で相次いでいて、JNNのまとめではこれまでに7人が死亡、24人が行方不明になっています。

 こちらは、長野県千曲川の映像です。岸辺が崩れ落ちている様子がわかりますが、次の瞬間・・・。家屋が川に崩れ落ち、そのまま流されました。

 千曲川では12日午後8時すぎに上流の上田市で氾濫し、その後、下流の長野市や千曲市で水が堤防を越えて住宅地に浸水する被害が相次いでいます。

 一方、こちらは、栃木県佐野市を流れる秋山川の映像です。堤防が決壊し、水が住宅地に押し寄せる様子が確認できます。川が増水し、堤防が決壊。濁流となった水が住宅街に流れ込んでいます。住宅は浸水、車も半分ほど埋まっているのが分かります。

 12日午後9時20分ごろに佐野市内を流れる秋山川が氾濫しました。田島町・赤坂町など複数の地区の住宅が浸水し、船津川町は孤立しているということです。消防には、「逃げ遅れた人がいる」といった119番通報が440件以上、寄せられているということです。また、大橋町では午前0時前、橋も崩落したということです。

Q.何時ぐらいに避難を
 「きのうは夕方6時半ぐらいでした。別のところに避難したんですが、水が氾濫したということで、避難場所を移動しますと言われてここを見たら、ここより窓ガラスのところまで水位が上がっていて」(避難した人)

 一方、東京の世田谷記念病院では、170〜180人の患者が5階建ての3階以上に避難しているということです。首都圏では、多摩川が世田谷区玉川で氾濫。車が水没したほか、東京・世田谷区の二子玉川駅の周辺では、住宅地に水が流れ込む被害も出ました。

 また、群馬県富岡市では土砂崩れが起き、土砂に飲み込まれた家屋から高齢の男性1人が助け出されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 「(被害に遭ったのは)4軒くらい。土砂がまだ流れているから。山の傾斜がそっくり落ちた。その下にある家が・・・。排水溝がある、ちょっとした側溝が。でもこれだけ雨が降ったら、一気に出てきたんだね」(近所の人)

 JNNのまとめではこれまでに7人が死亡、心肺停止が1人、24人が行方不明になっています。(13日08:32)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191013-00000113-jnn-soci



▲△▽▼

2019年10月13日
台風や地震に強い住宅はマンション、一戸建てやアパートにもメリット

裏山が崩れたマンション、一戸建てやアパートなら建物ごと埋まっていた

画像引用:【台風18号】綾瀬で土砂崩れ マンション一室に流れ込み2人けが | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞https://www.kanaloco.jp/article/entry-52550.html


災害ではマンションが最強なのか

2019年は台風被害が多く10月にも大型台風が上陸していますが、台風に強い住宅を考えてみます。

日本では毎年どこかで地震や台風で大きな被害が出ていますが、住宅にダメージがあるのは一戸建てが多い。

台風で倒壊したりする大半は一戸建て住宅で、次いでアパートなど集合住宅が多い。




マンション建築の建物は台風くらいでは微動だにせず、せいぜい窓ガラスが割れて水道やガスや一時止まる程度です。

1995年の阪神大震災ではいくつかのビルが横倒しになったが、避難する間もなく崩壊したビルは少なかった。

2000年代の新潟地震や2011年の東日本大震災では、マンションやビルが倒れた例は無かったと思います。


阪神大震災から20年ほどで耐震基準が大幅に強化され耐震工事も実施されたため、地震そのものでの被害を免れました。

津波に対しても東日本大震災ではマンション減築の強さが確認され、5階建て以上ならどんな津波でも最上階に上がれば助かる計算です。

マンションは豪雨や土砂崩れにも強く、建物自体が崩れたり流されることはまず考えなくて良い。


2015年頃横浜で傾斜マンションが発覚し2005年頃には姉歯マンション問題が発覚しました。

傾斜マンションは杭打ち不良、姉歯マンションは設計の手抜きだったのですが、この程度の手抜きは強度にほとんど影響しません。

姉歯マンションは東日本大震災でも1棟も被害なしという優良物件ぶりで、まったく問題なかったそうです。


多少の手抜きをしても問題ないほど日本の建築基準は厳しいので、建物自体の強度に不安があるマンションはまず存在しない。

一戸建てやアパートのメリット

マンションに比べて一戸建てや低層アパートはいかにも頼りなく、文字通り吹けば飛ぶような印象を受けます。

耐震性は鉄筋コンクリートに及ぶべくもなく、土砂崩れや大雨にも弱く火災にも弱いです。

一戸建ての大きなメリットは隣と空間がありプライバシーが保たれ、庭があったりしてペットを飼う事も出来る。


田舎ではマンションなどない地域が多く、過疎地では一戸建て住宅しか存在しない場合もあります。

一戸建てにはマンションにない開放感があり、家族だけで建物と敷地を占有できる喜びもあります。

マンションはいかに立派でも建物は全員の共有物なので、様々な制約があります。


賃貸アパートは都心から地方都市まで存在し、多くは2階建てで鉄骨建築、壁を叩くと隣に響く構造です。

新しい建築基準なら地震で倒壊する事はないが、大雨では1階部分が浸水しやすく地盤によっては移動したりする。

賃貸アパートのメリットは替わりがいくらでもあるのですぐ引っ越せることで、後はどうなろうが住人に責任はありません。


一戸建てではすべての損害は自分持ちで、保険に加入しているとしても全ての損失が補償されるわけではないです。

分譲マンションが頑丈だが共用部分も含めて建物のダメージは自分持ちで、修繕費用や積立金が高額になる。

被害を受けたらすぐ引っ越すつもりなら、賃貸アパートは気楽かも知れません。


建物として最強なのはマンション、こだわりの一戸建て、気軽な賃貸アパートと言えそうです。
http://www.thutmosev.com/archives/81214472.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c259

コメント [リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
549. 中川隆[-10927] koaQ7Jey 2019年10月13日 10:29:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1907]

台風19号 被害まとめ、7人死亡 24人行方不明
10/13(日) 9:27配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191013-00000113-jnn-soci

 台風19号の日本列島直撃から一夜が明けました。被害が各地で相次いでいて、JNNのまとめではこれまでに7人が死亡、24人が行方不明になっています。

 こちらは、長野県千曲川の映像です。岸辺が崩れ落ちている様子がわかりますが、次の瞬間・・・。家屋が川に崩れ落ち、そのまま流されました。

 千曲川では12日午後8時すぎに上流の上田市で氾濫し、その後、下流の長野市や千曲市で水が堤防を越えて住宅地に浸水する被害が相次いでいます。

 一方、こちらは、栃木県佐野市を流れる秋山川の映像です。堤防が決壊し、水が住宅地に押し寄せる様子が確認できます。川が増水し、堤防が決壊。濁流となった水が住宅街に流れ込んでいます。住宅は浸水、車も半分ほど埋まっているのが分かります。

 12日午後9時20分ごろに佐野市内を流れる秋山川が氾濫しました。田島町・赤坂町など複数の地区の住宅が浸水し、船津川町は孤立しているということです。消防には、「逃げ遅れた人がいる」といった119番通報が440件以上、寄せられているということです。また、大橋町では午前0時前、橋も崩落したということです。

Q.何時ぐらいに避難を
 「きのうは夕方6時半ぐらいでした。別のところに避難したんですが、水が氾濫したということで、避難場所を移動しますと言われてここを見たら、ここより窓ガラスのところまで水位が上がっていて」(避難した人)

 一方、東京の世田谷記念病院では、170〜180人の患者が5階建ての3階以上に避難しているということです。首都圏では、多摩川が世田谷区玉川で氾濫。車が水没したほか、東京・世田谷区の二子玉川駅の周辺では、住宅地に水が流れ込む被害も出ました。

 また、群馬県富岡市では土砂崩れが起き、土砂に飲み込まれた家屋から高齢の男性1人が助け出されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 「(被害に遭ったのは)4軒くらい。土砂がまだ流れているから。山の傾斜がそっくり落ちた。その下にある家が・・・。排水溝がある、ちょっとした側溝が。でもこれだけ雨が降ったら、一気に出てきたんだね」(近所の人)

 JNNのまとめではこれまでに7人が死亡、心肺停止が1人、24人が行方不明になっています。(13日08:32)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191013-00000113-jnn-soci



▲△▽▼

2019年10月13日
台風や地震に強い住宅はマンション、一戸建てやアパートにもメリット

裏山が崩れたマンション、一戸建てやアパートなら建物ごと埋まっていた

画像引用:【台風18号】綾瀬で土砂崩れ マンション一室に流れ込み2人けが | 社会 | カナロコ by 神奈川新聞https://www.kanaloco.jp/article/entry-52550.html


災害ではマンションが最強なのか

2019年は台風被害が多く10月にも大型台風が上陸していますが、台風に強い住宅を考えてみます。

日本では毎年どこかで地震や台風で大きな被害が出ていますが、住宅にダメージがあるのは一戸建てが多い。

台風で倒壊したりする大半は一戸建て住宅で、次いでアパートなど集合住宅が多い。




マンション建築の建物は台風くらいでは微動だにせず、せいぜい窓ガラスが割れて水道やガスや一時止まる程度です。

1995年の阪神大震災ではいくつかのビルが横倒しになったが、避難する間もなく崩壊したビルは少なかった。

2000年代の新潟地震や2011年の東日本大震災では、マンションやビルが倒れた例は無かったと思います。


阪神大震災から20年ほどで耐震基準が大幅に強化され耐震工事も実施されたため、地震そのものでの被害を免れました。

津波に対しても東日本大震災ではマンション減築の強さが確認され、5階建て以上ならどんな津波でも最上階に上がれば助かる計算です。

マンションは豪雨や土砂崩れにも強く、建物自体が崩れたり流されることはまず考えなくて良い。


2015年頃横浜で傾斜マンションが発覚し2005年頃には姉歯マンション問題が発覚しました。

傾斜マンションは杭打ち不良、姉歯マンションは設計の手抜きだったのですが、この程度の手抜きは強度にほとんど影響しません。

姉歯マンションは東日本大震災でも1棟も被害なしという優良物件ぶりで、まったく問題なかったそうです。


多少の手抜きをしても問題ないほど日本の建築基準は厳しいので、建物自体の強度に不安があるマンションはまず存在しない。

一戸建てやアパートのメリット

マンションに比べて一戸建てや低層アパートはいかにも頼りなく、文字通り吹けば飛ぶような印象を受けます。

耐震性は鉄筋コンクリートに及ぶべくもなく、土砂崩れや大雨にも弱く火災にも弱いです。

一戸建ての大きなメリットは隣と空間がありプライバシーが保たれ、庭があったりしてペットを飼う事も出来る。


田舎ではマンションなどない地域が多く、過疎地では一戸建て住宅しか存在しない場合もあります。

一戸建てにはマンションにない開放感があり、家族だけで建物と敷地を占有できる喜びもあります。

マンションはいかに立派でも建物は全員の共有物なので、様々な制約があります。


賃貸アパートは都心から地方都市まで存在し、多くは2階建てで鉄骨建築、壁を叩くと隣に響く構造です。

新しい建築基準なら地震で倒壊する事はないが、大雨では1階部分が浸水しやすく地盤によっては移動したりする。

賃貸アパートのメリットは替わりがいくらでもあるのですぐ引っ越せることで、後はどうなろうが住人に責任はありません。


一戸建てではすべての損害は自分持ちで、保険に加入しているとしても全ての損失が補償されるわけではないです。

分譲マンションが頑丈だが共用部分も含めて建物のダメージは自分持ちで、修繕費用や積立金が高額になる。

被害を受けたらすぐ引っ越すつもりなら、賃貸アパートは気楽かも知れません。


建物として最強なのはマンション、こだわりの一戸建て、気軽な賃貸アパートと言えそうです。
http://www.thutmosev.com/archives/81214472.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c549

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
11. 2019年10月13日 10:31:51 : EjXZleXX3E : clpzSzBTbXN6QUk=[1]
どうせネトウヨのためにするデマだろう。統一教会は犯罪者デマ集団だ。

破防法をかけろ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK266] 書評の信頼性に泥を塗った新潮社の「ヨイショ感想文」騒動 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. 2019年10月13日 10:31:55 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[4]
>元ラノベ作家で現在は無職の百田尚樹さん(63)

すげー皮肉。さすが適菜というべきか。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/394.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK266] 数十年に一度の巨大台風に、おフランス料理に舌鼓。庶民の苦しみなど知る由もない。(かっちの言い分) 一平民
27. 2019年10月13日 10:33:45 : PvhEm0KBkU : US5tNEN6REdpWms=[-1]
フランス料理といい勝負?の
血の付いた料理に舌鼓をうつ創価学会ストーカー犯罪者!
清和会何やら?と公明党の後方バックの創価ママ軍団の戦争法案とのせめぎ合い?

アフガン、シリア等への戦争、ラテン国への政治介入は絶対反対だ。
日本の憲法改案?にも反対だったが、
創価学会集団ストーカーのお蔭での考えが変わった。

安部さん、オタクの勝ち?

何の罪もない人を自殺に追い込んでの、事実上の殺人で悪あぶく銭を稼ぐ公明党創価学会集団ストーカー!
19号台風、15号台風でも亡くなられた方々、一瞬にして家、何もかも失ってしまった方々がいるのに創価学会集団ストーカーターゲット自宅をスマホを手に徘徊、うろつき!

いつものイカレタ若い自転車男3、
金髪の派手な男1、
きれいな白いペット犬親子1、
自転車おばさん
2!
生きているだけで……?
では、人を殺して、自分は生き残りたい、ストーカー殺人をするようなクズは?



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/407.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK266] 数十年に一度の巨大台風に、おフランス料理に舌鼓。庶民の苦しみなど知る由もない。(かっちの言い分) 一平民
28. 2019年10月13日 10:34:11 : GirhQxaYmw : V2pXUzVGL3BCU1U=[13]
おかげさまで、分かったことが2つある。
安倍がどういう人間かということと、
憲法改正による非常事態条項は全く必要のないこと。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/407.html#c28

コメント [経世済民133] 《ユニクロ柳井正「このままでは日本は滅びる」「公務員の人員を半分にする。それを2年で実行する」w》柳井も孫も他を非難する… お天道様はお見通し
3. 2019年10月13日 10:34:32 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[5]
>>2

バブル崩壊時も言われたがそれほど簡単ではない。
公務員賃金は他の民間賃金の相場の基準になっている。
この業種、会社は公務員より1割増しと2割減とかね。
だから公務員賃金が下がると民間の賃金も下がる。

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/363.html#c3

記事 [国際27] 孤立するサウジ皇太子が頼るのは米国の傭兵会社(櫻井ジャーナル)
孤立するサウジ皇太子が頼るのは米国の傭兵会社
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201910110001/
2019.10.12 櫻井ジャーナル


 サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子は孤立化を深め、父親である国王のサルマン・ビン・アブドラジズ・アル・サウドからの信頼も失ったと言われている。

 そのサルマン国王が最も信頼していた警護責任者のアブドル・アジズ・アル・ファガム少将が9月28日に射殺された。公式発表では、ジェッダにある友人の家で個人的な諍いから殺されたとされているが、宮殿で殺されたとする情報がある。イエメン情勢やジャマル・カショーギ殺害の真相を国王へ伝えたので殺されたとも言われている。

 2017年11月4日から皇太子はライバルの粛清を実施、48時間の間に約1300名を逮捕させた。その中には富豪や少なからぬ王子や閣僚が含まれていたとされている。その際、イスラエル軍は皇太子を守るため、F-15やF-16を含む軍用機をサウジアラビアへ派遣したとも報道された。アメリカの傭兵やイスラエル軍の手を借りて粛清をしなければならないほどモハメド・ビン・サルマンは孤立している。

 拘束された人びとは財産を取り上げられただけでなく拷問された。その拷問を行ったのはサウジアラビア人でなく、ブラックウォーター(すでにXe、さらにアカデミへ名称が変更されているが、今でもよく使われているので、ここではこの名称を使う)。

 会社側はこの情報を否定しているが、警護の人間が信頼できない皇太子はブラックウォーターのような傭兵会社に頼らざるをえないと見ている人は少なくない。皇太子はできるだけ早く国王に即位したいようだが、その目論見が実現した際、国王の警護はブラックウォーターのような傭兵が担当することになるのだろう。





http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/523.html

コメント [国際27] 孤立するサウジ皇太子が頼るのは米国の傭兵会社(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 赤かぶ[34599] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:36:56 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24670]



http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/523.html#c1
コメント [国際27] 孤立するサウジ皇太子が頼るのは米国の傭兵会社(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 赤かぶ[34600] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:37:28 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24671]



http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/523.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK266] 野党が政権をめざすならば 消費税10%後の財政政策をどうすべきか?玉木雄一郎×落合貴之×足立康史×森信茂樹 鰤
2. 2019年10月13日 10:40:14 : Iic1ktb3aY : MDB5Z2lYU25ITWc=[1]
無駄に長くて、どこで文章が切れるのか
わかりづらい
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/416.html#c2
コメント [経世済民133] 訪日の理由は「安いから」 世界に取り残され日本の弱体化が顕著に〈週刊朝日〉 赤かぶ
19. 2019年10月13日 10:40:41 : XhtXhKRcUY : b0k1R2hoN2xuMlU=[38]
ビックマック指数だと1ドル70円ぐらいなのに108円ぐらいにしているから
何らかのショックの時に円高に振れるんだよね
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/356.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK266] NHK経営委 会長への厳重注意は「編集の自由損ねず」委員長/nhk 仁王像
2. 2019年10月13日 10:40:53 : yL5Gzq7kkU : VmVNM0RML3doVWc=[764]
それを編集の自由に介入したというのだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/418.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 赤かぶ[34601] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:43:17 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24672]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c1
コメント [経世済民133] 訪日の理由は「安いから」 世界に取り残され日本の弱体化が顕著に〈週刊朝日〉 赤かぶ
20. 2019年10月13日 10:43:36 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[6]
>>17

藤巻はリベラルでも知識層でもないけどな。

日本経済の絶頂期は、ふつうに日本批判は受けていたぞ。
テレビでも「日本の奇妙な習慣」とか笑い飛ばしていたし。

「日本批判を記事にすれば売れるという」のが「時代遅れ」になったのは
落ちぶれたから(笑。 自分を笑える余裕がなくなったんだろうね。

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/356.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
12. 2019年10月13日 10:45:13 : yL5Gzq7kkU : VmVNM0RML3doVWc=[765]
本来質問の内容を通告する必要はないと思う。答えられない者が答弁するのはおかしい。役人のペーパーを読むだけなら誰でも出来る。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
2. 赤かぶ[34602] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:46:21 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24673]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK266] 数十年に一度の巨大台風に、おフランス料理に舌鼓。庶民の苦しみなど知る由もない。(かっちの言い分) 一平民
29. 2019年10月13日 10:48:28 : Sab1JwwBgI : dXlkcnJmL0FoWjI=[2]
「待て」すら出来ないバカ犬。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/407.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
13. 2019年10月13日 10:50:57 : Ft5PhGZaus : eVhpVlpSams1eTY=[379]
 2さんのいう通りだ。
 「君主」が「素人芸」に陥り、「白痴化」しているというのは、カール・シュミットが涎をたらして待っている状況だね。
 山本タローが凱旋で「質問する事、事前に教えてくださいね」と言っているか、どんな嫌味な、ねじ曲がった様な質問に対してもそれをほぐして答えている。これが奴の「凄さ」なんだよ。
 「ろくでなし」「おもてなし」「四十のサカリ婚」のセクシーな、ポエムな(反吐が出てきそうだな)お答えができる様にお願いします、なんていう奴は政治は「白痴」がやるものと思っているんだろうか。
 政治家として「焦点」になる事が分からなくてどうする。それを官僚、と言っても係長、良くても課長クラスが電通のブラック残業の様な死ぬまで資料を当たる作業。のり弁資料の黒塗り解析で死にそうになり、国税ー佐川の瞬時に消えるソフトに悩まされてやっているわけだ。
 そんな事おかいなく、「高級おフランス料理」を食したり、「おもてなし」といちゃつくわけだ。
 「恥をしれ」、「恥毛」より。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
3. 赤かぶ[34603] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:51:12 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24674]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
14. 2019年10月13日 10:52:16 : aLJqT63zTc : d3pSckhkandNVnc=[4]
虚偽答弁作るのに残業とか国民を馬鹿にしてるのか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
4. 赤かぶ[34604] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:57:37 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24675]






http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
46. 2019年10月13日 10:58:43 : 45qP55FaI2 : a0JYM1hQVFFweDI=[94]
一夜明ければ大変な事態になっている事が判明。
国家非常事態を宣言し、自衛隊を総動員して被害を食い止める必要がある。
国民に避難準備させ、おフランスとは人間を超えている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c46
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
5. 赤かぶ[34605] kNSCqYLU 2019年10月13日 10:59:34 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24676]









http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c5
コメント [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。 ポスト米英時代
3. 2019年10月13日 11:01:02 : nw0R8iSIcw : a0daTFFrZ3kxd2c=[1]

余りも見事なホットスポット?が台風に沿って動いている。


大ちゃんママ@yobu_dai
このサイトでは世界の海水温の分布図と見られるデータが見られますが…今回の台風の誕生の過程を見ると、どうも日本近海に見られる「局地的な海水温の上昇の維持」が不自然な現象としか感じられないのは素人である私の思い込みでしょうか?


MIMIC-TPW ver.2
http://tropic.ssec.wisc.edu/real-time/mtpw2/product.php?color_type=tpw_nrl_colors&prod=global2×pan=24hrs&anim=html5

2019-10/12---10/13

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
6. 2019年10月13日 11:02:31 : lmqrR7HGT2 : Ny41enlHZWl0VG8=[2]
売国奴の総理大臣は、国民の血税を外国にばらまきまくっているが、そのカネ誰のカネだと思ってんのか・・・。
国民のために、治水対策のために使ったらどうなのさ。
日本は国土の3/4が山。狭い国土では急傾斜。国民のことを考えれば治水がまず一番だろうが。
国民に寄り添うどころか、フランス料理に寄り添ってやがる。
世界中の笑いもだ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c6
コメント [環境・自然・天文板6] 驚愕 東工大教授が指摘「福島第一原発原子炉内“謎の生物”が!」 ピノキ
1. 2019年10月13日 11:05:01 : PbPsG6Z4Dw : a3NqNndUZU1iNm8=[1]
やがて放射線をもエネルギー源とする新生物に突然変異し、バイオフィルムが多細胞生物化してシンゴジ・・
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/784.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
7. 2019年10月13日 11:08:53 : cA4M9XWQOQ : SVU1VEVRT3hDVlk=[324]
確かに土建国家と言われていたが
日本のインフラは
他国に比べ充実してると賛同する
だが
大艦巨砲主義から空母の時代気付いても
二兎を得ようと大和を強引に作った
なんか合理主義より
情念執念で論理を超えて突き進む
ようは
決断するリーダー不在 
ストップができない国民性なのだ
かなり正確に予想できた気象予報
これをもっと活用して
減災にもっと工夫すべきなのかと思う
自然に喧嘩売っても
もっと大きなちからでしっぺ返しうけるのだから
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c7
コメント [カルト22] 気協・関東も暴風域。東京・雨ザーザーだが風なし、プー・おかしな台風は米軍の仕業。人工台風は報道と実感に食い違いがあるの… ポスト米英時代
14. 2019年10月13日 11:09:34 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[653]
雨は確かに醜いほど降ったようだが、風はどこ吹く風状態だ。

なのに、関東地方にまだ台風が来てもいないのに、あちこち大規模停電って何だ?

風がなくて停電だから、電柱が豪雨で水没したというのか?

電力会社の人工停電だろ。

「電力会社に楯突くとこうなるぞ!」って脅しね。
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/891.html#c14

コメント [昼休み54] 原子力発電は本当に危険なのか? 中川隆
9. 中川隆[-10926] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:11:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1908]

2019年10月13日
【三橋貴明】電力は生命維持装置

【近況】

台風19号が近づく中、
メルマガを書いています。

我が国は自然災害大国です。
倒木一本で、電線が破損し、
一帯が停電となる国なのです。

ライフライン、特に「電気」が失われると、
その瞬間に、日常生活は吹っ飛びます。
さらには、電気が無いと
「通信」ができない。

通信が途絶すると、救援要請が出せない。
当然、救援は遅れる。
あるいは、救援を出したとしても、
例えば給水車がどこにいるのか、
情報を住民に伝達することができない。

エアコンが止まり、家電が動かなくなり、
エレベータが止まり、
病院が停電すると「人の命」が失われる。

電力は国家であり、日常であり、
そして生命維持装置なのです。

それにも関わらず、
我々は電力を初めとする
エネルギー安全保障強化に対し、
あまりにも無関心というか、
「適当」「いい加減」な態度を
とり続けてきました。

エネルギー自給率一桁の国において、
非合理的・非科学的に原子力発電所を
停止し、「ビジネス」に貢献し、
国民のエネルギー安全保障を破壊する
電力自由化、発送電分離を礼賛し、
電線地中化、無電柱化は「カネ」を理由に
推進せず、電力会社が送電網の
メンテナンス費用を削らざるを得ない状況に
追い込み、電気関連の人材育成もせず、
非常事態に備えた電力業と土木・建設業の
連携訓練もせず、いざ大停電が発生すると、
政治家や国民が「現場」で苦労する
電力関係者に責任を押し付ける。

違います。
日本のエネルギー安全保障がここまで
弱体化したのは、我々のせいであり、
政治家のせいであり、
電力会社や「現場」の責任ではありません。

将来世代はもちろん、現在の我々の
安全で豊かな生活を守るためにも、
「現場」を大切にする気風を取り戻し、
「カネ」の呪縛から解き放たれなければ
なりません。

そして、邪なビジネスに
日本の電力市場を売り渡す「改革」は、
全て元に戻す。

何が大切なのか。
それを一人一人が真剣に考えさえすれば、
正しい解は、おのずから
明らかになるはずです。
https://38news.jp/economy/14760
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html#c9

コメント [経世済民133] 日本が「生産性が低すぎる国」になった五輪イヤー 衰退への一手を打った法律とは 景気後退予想は4割、日銀追加緩和には過半数が… 鰤
8. 2019年10月13日 11:11:35 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[7]
>>4

リンク先読むと、
「比較的規模の大きい」中堅企業 と書いてあるよな?

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/355.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK266] 予算委で露呈 想像を超えるオンポロ内閣、チンピラ答弁(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 2019年10月13日 11:12:36 : XQvSwM1dp2 : cGhVNWFYT2M1R0U=[3]
おんぼろ内閣などの呼び名ではなく、はっきりと政治の私物化、盗人一味と呼ぶべきだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/409.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK266] 安倍首相を内乱予備罪で刑事告発、その後の経過(メルマガ 日本一新) 元長岡京・豊
19. 2019年10月13日 11:16:32 : 15PjXyrpxg : N0o3cGxqV3E3YUE=[18]

なんで告訴しないの?w


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/391.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風19号は「カテゴリー5」級 列島大パニックで経済損失は(日刊ゲンダイ) :自然災害板リンク  赤かぶ
10. 2019年10月13日 11:16:38 : GirhQxaYmw : V2pXUzVGL3BCU1U=[14]
この台風はほんとうにすごいものであった。
だから、あれくらいの報道は、当然といえば当然だと思う。
しかし、誤解を恐れないで述べるとすれば、
問題なのは、既に地方は継子扱いされているという意識が
確実に生じてしまっているということ。
見捨てられ感とというか。
その結果として首都圏がこのような大災害に襲われようとしても、
心底からは、祈り・見舞うような気持には、自分を含めて地方は
なれないのかもしれない。
マスコミが、いくらボランティアを大々的に報道しても、
冷めた目で見てしまう。
ほんとうは、日本にとってこのことが大問題なのだが。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/395.html#c10

コメント [経世済民133] 高齢法がアダに? リストラ最大の標的はバブル期入社世代 令和のリストラが始まった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2019年10月13日 11:16:53 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[8]
>>4
>これが、現在社会の共通の願いでもある。

バブル世代は社会の中に入らないのかよって。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/344.html#c5

コメント [経世済民133] サムスン、利益6割減で韓国経済と“ダブル危機”到来…日本による対韓輸出規制が直撃(Business Journal) 赤かぶ
9. 2019年10月13日 11:17:04 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3293]
冷静な対話で解決を
.
日本共産党
2019/10/11 に公開
2019.10.11 笠井政策委員長会見 韓国への輸出規制強化について
https://www.youtube.com/watch?v=9vqsf-nSm9Q
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/361.html#c9
記事 [カルト23] 大ママ・日本近海・局地的な線上の海水温の維持。バンドレを海上でも花道のように航行すれば台風の誘導は可能である。
ケトルみたいなブイを、桂三枝のさーいらっしゃいみたいに披露宴のバージンロードみたいに台風の線路を作ってもいいし、それが目的のドローン船舶やバンドレ専用原潜でやってもいいし、考えれば考えるほど下らないが、その下らない事を泥棒や金儲けの為に真剣に取り組むのが戦争屋である。
制空権を持っているからやりたい放題な訳だが、くそを投げつける準備を隣の庭でやっているのかるのを察知したら、さすがに投げつけられるまで待っているというのはアホで、中露に肥溜めをひっくり返してもらうとか、肥桶や柄杓に細工して戦争屋がひっかぶるようにするとか、スマートに未然に防がなければ防災とは言えないのである。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/105.html
コメント [自然災害22] 北半球に時計回りの気流の流れが発生をしています taked4700
2. 2019年10月13日 11:20:07 : EZGQrv8sMS : OVppZFFnVmFtSTY=[1]
コリオリ力は、進行方向に対し右向きに働くんでしょう?
だから、赤道付近から北上する台風は、反時計回りの渦になる(北半球)。
また、南下する気流はコリオリ力で右にそれる結果、時計回りの渦になる。

どちらも既知の法則通りではないの?


http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/756.html#c2

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか? 中川隆
117. 中川隆[-10925] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:20:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1909]


食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島 2019年10月12日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571

 環太平洋経済連携協定(TPP)11が昨年12月発効し、日欧経済連携協定(EPA)が今年2月発効したのに続いて今月7日、日本政府は日米FTAの一部としての日米貿易交渉協定に正式署名した。いずれも自動車やITなど独占企業の市場拡大のために農業分野を犠牲にして決着をはかったものだ。政府は今回の日米貿易協定署名で国内の農業分野にどれほどの影響が出るかの試算を出していない。トランプが要求する来年1月1日の発効に向けて国会承認を強行しようと必死だ。TPPが問題になった時点で当時の農水省はTPP発効によって日本の食料自給率は14%まで低下するとの試算を出している。特産物以外の農業生産がほぼ壊滅するという水準であり、国民への食料供給は危機的になり、飢餓や餓死の蔓延も懸念される。輸入依存の食料の安全性も問題になってくる。さらに食料の90%近くを輸入に依存する国が独立国といえるのかという食料安保の問題も大きい。農産物の関税撤廃や削減による市場開放によって日本の食料はどうなっていくのか、座談会をもって論議した。


稲刈りをする農家(北海道)

 司会 TPP11や日欧EPA、日米FTAで農業はどうなっていくのか。

 A 日本の農産物市場は戦後、1960年代から輸入自由化が推進されてきた。政府は自動車やテレビなど工業製品のアメリカへの輸出拡大のために農業生産を犠牲にし、米国産農産物の輸入を拡大してきた。米国産レモンを皮切りに70年代のグレープフルーツ、90年代の牛肉、オレンジなどの輸入自由化で国内の酪農・畜産、ミカン農家などは離農や倒産など悲惨な事態を経験した。

 B 食料自給率は1960年に79%だったが、70年に60%、80年に53%になり、90年には40%に、97年には戦後最低の37%に落ちた。この年はコメの不作で緊急輸入をした年だ。その後2000年に40%、15年に39%、17年に38%、18年にはふたたび戦後最低の37%に落ちている。これは先進国のなかで最低で、韓国(39%)よりも低い。ちなみにアメリカは130%、フランス127%、ドイツ95%、スペイン93%、イギリス63%、イタリア60%だ。

 C 日本の農業分野はすでに十分に市場開放されており、これ以上の市場開放は国内の農業生産の壊滅、すなわち国民への食料供給の危機であることを、TPP参加をめぐって生産者は強く訴えていた。

 A TPPは「例外なき関税撤廃」を原則とするものだ。日本は最低限の食料供給を守るために、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などに最後の砦として高関税をかけてきた。ところがTPPではこの主要品目も関税削減の対象とし、大幅な関税削減や無関税枠をもうけた。TPPが18年12月に発効するとその後5日間で半月分の牛肉輸入が増え、さらに2月にTPP水準を上回って日欧EPAが発効すると豚肉は輸入が5割増、チーズなど乳製品は輸入が3割増えた。これに加えて日米FTAで農業分野のさらなる市場開放を約束した。国内の農家への打撃は重大だ。

 農水省はTPP発効で食料自給率は14%まで下がると試算した。18年の食料自給率37%の半分以下で、約90%の食料を輸入に頼るということになる。

 D ほとんどの食料を輸入に頼るということはさまざまな危険がともなう。農水省は不測の事態に備える食料の安全保障というマニュアルをつくっている。想定される事態として、国内の大不作やおもな輸出国での大不作。おもな輸出国での事件、事故による貿易の混乱。おもな輸出国による輸出規制などをあげている。

 最悪のケースとして穀物、大豆やその関連製品の輸入の大幅な減少をあげ、日本国内の生産だけでどんな食生活ができるか具体的なメニューも示している。

 〈朝食〉御飯一杯、蒸かし芋二個、ぬか漬け一皿 〈昼食〉焼き芋二本、蒸かし芋一個、果物五〇c 〈夕食〉御飯一杯、焼き芋一本、焼き魚一切れ

 これは2010年に出したもので、食料自給率は約40%だ。食料自給率が14%になれば、不測の事態が起こった場合これほどの食事もできなくなる。というよりほとんど国内に食べ物はないという事態だ。

侵される食品の安全性 GM作物消費は世界一

 A 食料を輸入に頼る危険性はほかにもある。食品の安全性だ。アメリカは牛肉の輸入増大を狙っているが、米国産の牛肉には成長ホルモン(エストロゲンなど)が使用されている。発がん性リスクがあるとして日本では使用が認可されていない。アメリカの牛肉には国産牛に比べて600倍のエストロゲンが入っていたとの医師の報告もある。日本での使用は認められていないが、アメリカの圧力で成長ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めている。EUは国内での使用も禁止し、成長ホルモンが入っているアメリカ産牛肉の輸入も拒否している。

 B EUはオーストラリア産牛肉の輸入は拒否しない。それはオーストラリアがEU向けには成長ホルモンを使用していないことを証明しているからだ。EU向け以外は、日本に輸入されるオーストラリア産牛肉にも成長ホルモンを使っている。

 A EUでは、1989年に成長ホルモンを使用しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止したが、その後2006年までに乳がん死亡率がアイルランドで44・5%、イギリスで34・9%、スペインで26・8%減少したとの調査結果もある。

 牛や豚など家畜の成長促進剤ラクトパミンも人体に悪影響があるとして、EU・中国・ロシアなどでは使用を禁止し、輸入も厳しく規制している。とくに心臓病や高血圧の患者に影響が大きい。長期に接種すると染色体の変異や悪性腫瘍を誘発するとされている。

 日本でも国内の使用は認めていない。輸入肉については残留基準値を設定しているが、その検査はおこなわれておらず、実質的にはフリーパスだ。牛肉・豚肉の自給率はすでに40〜50%であり、今後10〜20%になってから安全な国産をといっても手に入らなくなる。

 B アメリカでは乳牛の乳量増加効果がある遺伝子組み換え成長ホルモンも乳牛に注射している。この成長ホルモンを注射された牛から搾った牛乳・乳製品を大量摂取することで、前立腺がんや乳がんの発症率が高まるという論文も発表されている。この成長ホルモンは日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは認可されていない。日本ではこの成長ホルモンの使用を認可していないが、アメリカからの輸入は認めている。

 C BSEの問題もある。2003年にアメリカでBSEが発生し、日本は米国産牛肉の輸入を禁止した。その後小泉政府のもとで20カ月齢以下の輸入を認め、TPP参加を前に20カ月齢以下を30カ月齢以下に緩和した。そして今回日米貿易協定の交渉に入る前に規制を全面撤廃した。24カ月齢の牛からもBSEの発症例はある。アメリカでのBSE検査率は1%未満で、検査にひっかからないだけともいえる。


牛舎でエサを食べる乳牛(北海道)

 D 遺伝子組み換え(GM)食品も大きな問題だ。モンサントが除草剤・ラウンドアップに耐性を持つGM大豆をつくり出し、ラウンドアップとセットで販売を開始したのは1996年だ。アメリカは世界最大のGM作物栽培国だが、販売段階での表示義務はない。日本にはGM食品に表示義務があるが、EUなどに比べると格段に基準がゆるい。

 C EUではGM作物の表示には厳しい。スペインではスーパーで販売している食品だけでなく、レストランで提供するメニューにも義務づけている。国内で流通・販売していくことが難しいということで、ドイツ、スウェーデン、ポーランドは2011年にGM作物の栽培を中止した。14年にはEU最大の穀物生産国フランスがGMトウモロコシの栽培を全面中止。さらに15年にはルーマニアが、16年にはスロバキアもGM作物の栽培から撤退した。

 D ロシアでは16年に上院でGM作物の生産および輸入を全面的に禁止する法案が可決・成立した。ロシアは12年に世界貿易機関(WTO)に加盟したさいに、アメリカに押し切られてGM作物の栽培や輸入を解禁・容認した。だが、国民の圧倒的多数がGM食品を拒否したため、ロシア国会は生産・輸入禁止に動いた。

 A 日本はGM作物を年間数千d輸入する、世界で有数のGM作物消費国だ。食品用大豆の国内自給率はわずか7%だ。残りは輸入に頼っている。輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどだ。16年度のGM大豆の作付け面積は順に94%、97%、94%だ。

 日本への輸入が許可され、販売・流通が認められているGM作物は八種類ある。大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、甜菜、アルファルファ、パパイヤだ。このうち大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿がおもに流通している。これら8種類のGM作物を主な原材料とする加工食品のなかで、食品衛生法の安全審査をクリアしたのは19年5月に320種類にのぼる。15年の214種類から急増している。

 だが、320種類のうち表示を義務付けられているのは33種類しかない。大豆では豆腐や納豆、豆乳類、味噌などは表示義務があるが、醤油、コーン油、大豆油、菜種油、液糖、GM飼料で飼育された肉など、タンパク質が分解されているとされる食品には表示義務はない。たとえば醤油になにも表示がない場合は、通常はGM大豆が原料であることを意味する。豆腐には表示義務があり、表示がない場合はGM大豆不使用ということになる。

 C 消費者はGM食品とは知らずに口にしている場合が多いということだ。アメリカの政府関係者が「日本人は一人当り世界でもっとも多くのGM作物を消費している」と発言している。日本はトウモロコシの100%、大豆の93%を輸入に依存しているが、アメリカなど輸入先国のGM比率はトウモロコシも大豆も90%前後だ。日本で消費されるトウモロコシ、大豆の80%前後がすでにGM作物ということになる。

 B アメリカやEUなどではGM作物の栽培や流通・販売を消費者が拒否する運動が広がっており、GM食品は行き場を失っている。そうしたなかで内閣府の消費者委員会は今年四月、GM食品ではないと表示できる条件を厳格化する表示基準の改定案を政府に答申した。この狙いは「遺伝子組み換えでない」という表示を事実上不可能にすることだ。山田正彦氏は「市場をオーガニック食品に奪われたモンサント(現バイエル)は、またとないチャンスを日本で得る」とし、行き場を失った世界中の遺伝子組み換え作物が大量に日本に流入し、「多国籍アグリ企業が扱いに困った作物の最終的な廃棄場」になると指摘している。

 D 鈴木宣弘氏はアメリカはまるで「GMトウモロコシや小麦は牛・豚・日本人に食わせておけ」といった対応だと話している。

世界の動きと逆行 ゲノム食品も規制緩和

 A GM作物の健康破壊と同時に除草剤ラウンドアップの主成分であるグリホサートに発がん性が確認され、世界各国で販売が禁止されているが、日本政府は逆に残留規制を緩和して世界中で売れ残ったラウンドアップを流入させている。

 C グリホサートは収穫直前の小麦を早く乾燥させる効果があり、直前にラウンドアップを噴霧するプレハーベストという方法が導入されている。収穫時の手間が省け、グリホサートが芯にまで浸透して余分な水が抜かれるので、輸送するさいにカビや細菌が発生するリスクが抑えられる。アメリカやカナダ、オーストラリアでもラウンドアップを使ったプレハーベストをおこなっている。

 日本の消費者団体などが輸入小麦やそれを原料にしたパンを検査したところ、グリホサートが検出された。国産小麦を使ったパンからは検出されなかった。政府は「基準値以下だから問題ない」との態度をとっているが、その基準値が大幅に緩和されたものだから問題だ。そのうえ小麦はパンや麺類など毎日口にする主食であり、積み重なっていけば健康を害する危険性は高い。

 輸入農産物に使用される防腐剤や防カビ剤など、ポストハーベスト(収穫後)農薬についてもアメリカは日本の残留基準を緩めるよう要求してきている。

 B GM食品と同様にゲノム編集食品に対しても規制を強化する諸外国の動きと逆行して日本はフリーパスの姿勢だ。EUの司法裁判所は18年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」との判断を出した。アメリカの農務省は18年3月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しない」との声明を出したが、改変の仕方によっては遺伝子組み換えであるとした。日本の環境省は18年8月、アメリカに追随して「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」との見解を発表し、同9月に厚労省は「従来の品種改良と同じ、安全だ」とする報告書をまとめ、厚労省への届出だけで市場への流通を認める方針だ。表示も必要ない。

 D 種子大手の米コルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は年内にもゲノム編集トウモロコシ販売を厚労省に届け出る動きを見せている。ゲノム編集技術はモンサント・バイエル連合とダウ・デュポンの二強が独占する状態だ。日本が先頭に立ってゲノム編集食品の本格的な流通を開始することは、米バイオメジャーの実験場となる危険性が高い。GM種子の販売もモンサント社など数社で世界中のシェアを独占している。

モンサント法の日本版 種子法廃止・種苗法改定

 A 農産物市場の開放と同時進行で進んでいるのは、種子法(正式名称=主要農産物種子法)の廃止や種苗法の改定だ。種子法が誕生したのは敗戦間もない1952年で、「二度と日本の国民を飢えさせてはならない」という精神にもとづくものだった。日本人の主食である「コメ・麦・大豆」の安定供給のために、それらの種子の生産と普及を国の責任として位置づけ、「種子の開発予算」は都道府県の負担とした。種子は「日本人の公共財産」として扱われ、一般農家は安定した価格で種子を買うことができた。

 ところが2017年2月、安倍政府は種子法を廃止し、かわって「農業競争力強化支援法」を制定することを閣議決定し、4月14日衆議院と参議院でわずかな審議で採択された。種子法が民間の参入を阻害しているとし、これまで税金で開発・改良してきた種子の知見を民間業者に渡すことを目的としていた。これを山田正彦氏は「モンサント法案の日本版」と見ている。

 B 1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効すると、モンサントやデュポンなどの多国籍アグリ企業は、メキシコで栽培されていたあらゆるトウモロコシを輸入し、種子をゲノム解析したうえで育種登録や応用特許を次次と申請した。メキシコの農家がトウモロコシを栽培するには、モンサントやデュポンに使用料を払わなければならなくなった。

 さらに2012年にはメキシコ政府は、種子の一部を保存して次の年の栽培に備える自家採種を犯罪行為として原則禁止にした。そのうえで政府に登録された種子を毎年購入することを義務づける法案制定へと動いた。こうした一連の農家の自主性を奪う法案は「モンサント法案」と呼ばれ、農民を中心とする国民の猛反発を受けて廃案となった。

 D モンサント法案はユポフ条約=「植物の新品種に関する国際条約」をよりどころとしている。91年に改定し、新しい種子を開発した民間企業の知的財産権を守り、同時に農家から自家採種の権利を奪うなど、新品種を開発した育種者の権限が大幅に拡大された。主導したのは国際種子連盟で、モンサントをはじめ多国籍アグリ企業がメンバーに名を連ねている。しかも91年の条約を批准した国は新品種を育てた者の権利を守る国内法を整備する義務を負う。さらにTPPの合意文書には91年ユポフ条約の批准を義務づけている。

 日本はユポフ条約を82年にアジアで初めて批准し、98年に91年条約を批准しており、国内法の整備が義務づけられる。これに従って日本では種苗法改定に着手した。日本では種苗法によって、種苗の自家採種が容認されてきた。ところが2018年5月、農水省は自家採種を原則禁止する方向での種苗法改定の検討に入った。

 山田氏は「種子法廃止で公的な予算措置を廃止し、農業競争力強化支援法でコメの300近い品種数を民間の数種類に集約させ、外資を含めた民間企業へ長く蓄積されてきた種子の育種知見を提供させる。そして種苗法改正で自家採種を全面禁止することで農家は多国籍アグリ企業から高価格の種子を買わざるをえない状況をつくりだしていく」と指摘し、これが「日本版のモンサント法」であり、その総仕上げが種苗法の改正だとしている。

 A 90年代なかばアルゼンチン政府は、農地規制を緩和して外資の土地所有を認めた。外資が土地を買い占め、巨大な遺伝子組み換え大豆畑がつくられ、その大豆だけに耐性を持つ除草剤の空中散布によって周辺農家の作物は枯れた。国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になり、経済不況時に餓死する国民が続出した。イラクでも多国籍アグリ企業が在来種の種子を品種登録し、農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失った。

 B 種子を外資に支配され食料を輸入に依存する国は主権国家、独立国家とはいえない。アメリカは食料を戦略物資と位置づけている。ブッシュ大統領はかつて「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)食料自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」と語った。アメリカは戦後一貫して日本国民の胃袋を牛耳るために画策してきた。安倍政府は米国産農産物の輸入を増大させるだけでなく、主食であるコメや麦、大豆の種子も含めてアメリカの多国籍アグリ企業に差し出す構えだ。TPP、日欧EPA、日米FTAまできて日本の食料をめぐる事態の激変に専門家は警鐘を鳴らしている。生産者と消費者をはじめ広範な国民が連帯して根本的な問題の解決に向けて進む必要がある。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html#c117

コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
8. 2019年10月13日 11:24:05 : JfNvBbWpe3 : eGs2ZWQuOWxwNTY=[30]
この国にとっての有事は戦争だけだ
この国は防災に金をかけない
個人に対して気をつけろと言うだけだ
命を守る行動を個人に任せきりにする国だ
そういう国だという認識を持たねばならない
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c8
コメント [経世済民133] 40歳で“肩叩き”の衝撃…業績好調でも進む早期退職若年化 令和のリストラが始まった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 2019年10月13日 11:25:08 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[9]
スキルを武器にするにはスキルやスキルを持つ人を保護しないといけない。
要するに参入障壁を設けないといけないけど、
日本企業は誰でもいろいろやれるような体制を好むから、
スキルを多くの社員に公開・取得させてしまうからスキルが武器にならない。

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/341.html#c28
コメント [国際27] 米国、中国の国策的監視ネットワーク「天網」を破壊…ファーウェイ他100社超を禁輸対象に(Business Journal) 赤かぶ
7. 2019年10月13日 11:27:35 : ra7oI4smxc : SlBnWlkva1U5Tmc=[10]
監視社会はアメリカの方がずっと先輩だろう。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/503.html#c7
記事 [国際27] くすぶるウクライナ。強欲な「実業家」父と息子チーム!(マスコミに載らない海外記事)
くすぶるウクライナ。強欲な「実業家」父と息子チーム!
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-647f93.html
2019年10月13日 マスコミに載らない海外記事


くすぶるウクライナ。強欲な「実業家」父と息子チーム!
2019年10月11日
Henry Kamens
New Eastern Outlook

 最近、興味が刺激されるためではなく、アメリカ大統領選挙との関係のため、ウクライナで一体何が起きているのか、支援という見せかけの下、アメリカによって、いかに事が進められているかについて、多くの人々が短期集中講座を受けている。

 ジョー・バイデン前合衆国副大統領、特に息子ハンターの後ろ暗い取り引きを調査するようウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領に圧力をかけたと言って、民主党は今トランプを非難している。

 ずばり要点を言って、トランプは、この主張は、全て彼の二期目の立候補を阻止するため、投票箱では得ることができない優位を民主党が得ようと意図する「魔女狩りのたわごと」ときっぱり切り捨て、どんな非行も否定した。

 これは全て本当かも知れない。だが、これまでの10年にわたりウクライナでは、余りに多くのことが起きた。例えば、オバマ政権やCIAや他の連中は、実際、政府を乗っ取るため、大勢の反ロシア分離主義者ナチに資金を供給したのだ。それからクリミアは不安と反撃で、ロシア加入を票決し、飛行機が墜落し、誰も今まで真実を語らなかった。

 皆様がウクライナについて、これまで読んだものの大半が間違っており、それも、ブラウン大学スラブ研究のウラジミール・ゴルステイン教授が言う通り、控えめな表現だ。彼はモスクワで生まれ、1979年、アメリカに移住した。だが主流マスコミは、アメリカとそのパートナーによる失策や災難を洗脳、正当化するため報道を多く報じている。

一体どういうことなのか

 少なくともアメリカ人のため、複雑な問題を単純にすれば、ウクライナで起きた全てが、2016年の民主党全国委員会電子メールのハッキングと大統領に選ばれたコメディアンと関係があるのだ。

 民主党は、彼らの政治資金団体の一部から、彼ら自身の失敗から注意をそらし、資金集めをするために、ウクライナ・カードを使いたいと思ったのだ。共和党も、民主党と平均的なウクライナ人に対して同じカードを使いたいと望んで、「我ら人民」は彼ら両方が立ち去ることを願いながら、双方の間で、身動きできずにいる。

切り札

 話は、2014年早々の、当時の「EUくそくらえ」ヨーロッパ・ユーラシア担当国務次官補ビクトリア・ヌーランドと、駐ウクライナ・アメリカ大使ジェフリー・パイアットの電話会話にさかのぼる。当時、会話のすぐ後、バイデン副大統領はウクライナの選挙で選ばれた政府をアメリカの支援を得ての打倒「実現に一役買う」上で役割を演じていた。

 それはこの話題で最大の犯罪だが、代替メディアは、しっかり文書化しているものの、独立政府の違法な打倒を、全ての当事者が見落としていることは語られていない。

 だが突然「ドナルド・トランプが、もしウクライナ政府が、彼の再選での勝利を支援するのを拒否したら、ウクライナへの軍事援助を保留すると脅したことを我々が知った今、下院民主党議員の4分の3以上が弾劾調査支持で登場したのだ」。この情報がばれたタイミングは大いに疑わしく、この情報がどう漏れたのか、誰が漏らしたのかという点では、ホワイトハウス内の関係筋だったのは明らかだ。

 このような声明は信頼できないが、より大きな構図を考えると、議論の余地がある問題だ。誰が弾劾されるか、されないか決めるのは上院だ。「When Democrats Turn Out」は、民主党が選挙で歴史を作り続けるのを可能にすべく、全国の有権者を活性化させる運動だが、弾劾を決定することはできない。

 トランプが、様々な罪で大統領の座から追いだされるのに値するのは言うまでもないが一番薄弱な罪は、彼の大言壮語、ふるいのように情報を漏らさない信頼できるスタッフを選んでいないことだ。

 トランプに「取り引きの手管」を教えることができるジョー・バイデンと彼の「実業家」息子ハンターに対する最近の非難合戦は別として、ウクライナは他の連中の権益用プレイステーションに過ぎない。薬物検査で失格し、海軍から追い出された後、ハンター・バイデンが彼の名を、外見上明白ないかなる公表もせずに、ウクライナのガス企業ブリスマ・ホールディングスに雇われたのを公然と認めるのを大半の人々は望んでいない。

 アメリカに公認され支援されたクーデターにより、ウクライナの親ロシア派前大統領が打倒された二カ月後、2014年4月に彼の新しい仕事が始まった。ウクライナの正統大統領の排除前と、その間と、その後、新たに据えたアメリカ傀儡政権を支援するアメリカの取り組みに、ハンター・バイデンの父親は大いに関与していた。

 収賄や、ロシアによるオランダ旅客機撃墜と主張されるものへの対処や、東部地域での一般人に対する砲撃などのため、ウクライナは信頼性を大きく損なった。

 飛行機撃墜の調査に従事したオランダ関係筋はこう語っている。


「我々の調査はウクライナとの共同調査だった。多くの不確実な問題がある。彼らによれば撃墜したのはロシアだ。だが私はそれがロシアではなかったと確信している。彼らは決してそれほど愚かに行動しないだろう。[メディア]はロシアを非難するが、実際の証拠は見せず、根拠がない主張だけだ。彼らは嘘をついている。知っていると主張する全員が、ウクライナ自身が、ウクライナ戦闘機で撃墜したのだ。」


『燃えるウクライナ』

 ウクライナで起きたことの多くは、きちんと文書化されているが、それらはアメリカやウクライナを肯定的な視点で描いていないため、間もなく欧米の多くによって、ロシアの宣伝にすぎないと切り捨てられた。世界的に有名な映画・ドキュメンタリー制作者オリバー・ストーンが示している通り、それは現実からほど遠い。

 ストーンの『燃えるウクライナ』は、2004年のオレンジ革命や、2014年の蜂起と民主的に選出されたヤヌコーヴィチの暴力的な追放をもたらした、この地域における深い分裂を歴史的な視点でみている。欧米メディアは「大革命」として報道したが、実際には、超国家主義集団とアメリカ国務省によって書かれ演出されたクーデターだった。

 それ以来起きていることが東西間の不和の種であることが証明され、内部問題は一層激化した。これらは更に、ロシア語に対する全面的攻撃と、超インフレによって悪化し、既に社会から取り残された人々を一層の貧困に追い込み、最も優れた人々にも、そこそこの人々にも、EUで彼らの運を試してみるよう強いたのだ。

 この結果は肯定的ではなく、続く頭脳労働者と熟練労働者の流出は長期的な悪影響をもたらすはずだ。即座のとばっちりは地域の大衆だけでなく地域全体が受けるのだ。

 個々の要因は余りにうまく合っている。当初オバマとジョー・バイデンは、ヨーロッパ諸国に、彼らと団結して、ロシアに対抗し、アメリカがウクライナでしている全てを支持するよう圧力をかけた。そこでバイデンとそのチームは報酬を与えられなければならず、彼らは冷戦後のもう一つの戦利品を分けるという考えで、パブロフの犬のように気持ちが高ぶったのだ。

 どういうわけか無能で不祥事を起こした息子が、ウクライナの主要ガス企業重役になった。もちろん、ジョー・バイデンが、ハンター・バイデンの怪しい活動を調査し始めたウクライナ検事総長を、10億ドルのアメリカ援助を彼の辞任に関連づけて追い出したのを自慢した後でさえ、これは利益相反ではあり得なかった。

 子供が学問や他の功績が勝ち取れなかった場合、政治家が息子や娘の職を大企業で見つけるのは珍しいことではない。それは子供を片づける一つの方法だ。

 1991年、ウィリアム・ケネディ・スミスが強姦罪で告発された時、彼の家族は「辺ぴな場所」のアルバカーキで、彼に医療インターンの新しい仕事を見つけた。スミスは役職に適任だったが、他の女性たちが彼に対して申し立てた類似の告訴から、無罪になった強姦犯人としてさえ、彼が患者の近くに行くのを不適格にすべきだった。にもかかわらず、彼の親類と政治的な支持者たちが世界の至るところに埋めて売る地雷の被害者を更生させる彼自身のキャリアを積むことが可能だったのだ。

 これらの任命が、支援と結び付けられて、政権を形成したり、打倒したりするために使われる時に問題が起きるのだ。彼が父親を困らせ、大統領選出馬に損害を与える可能性が低いウクライナでのハンター任命は、支援受け入れの一つの条件だった。実際そうしたように、ウクライナが他に、この支援を求めれば、ハンターは帰国し、彼の問題も持ち帰らなければなるまい。そこの貧しい人々は将来のアメリカ大統領の息子ではなく、ウクライナ人に過ぎないのだから、ヤヌコーヴィチ排除ということになる。

白い太陽、黒い夜

 ウクライナの現在の苦い体験と、そこで演じられているゼロ・サムゲームは、古いソ連映画『砂漠の白い太陽』のある場面を強く思い起こさせる。


「すぐ殺されたいのか、それとも最初少し拷問されるのを望むか。俺は最初、拷問されるほうが良い。」


 映画全体は、現在のウクライナ、特に気候や政治や科学についての議論に、関連している。強欲やな政治家や戦争屋を選出し、連中の師弟を権力の座に任命し続けるのは、我々の生き残りにとって非常に良くない。このような連中はロシアや他の世界を瀬戸際に押しやることの危険を見ず、自身の儲けしか心配しない。

 映画の赤軍軍人は(映画の21:30で)、彼を捕らえた民族主義者と白軍ギャングから、どうやって逃れるか考えるため、時間を適切に使い、拷問を選んだ。だが文明世界と単純な人々は、ウクライナや他の不安定地域で、彼らのリーダーがそこにいることになった混乱から一体どうやって逃れられるだろう?

 文脈を無視して解釈されているとは言え、一回の電話会話に関して起きたことは、我々が悩まされる中、少なくとも、最終的脱出を計画する多少の猶予を我々に与えてくれる。トランプは我々に苦悩と逃げるべきディストピア不毛地帯の両方を与えたのかもしれないが、彼の介入がなければ、我々はそれらすら持てなかったかもしれないのだ。

 アメリカと、そのヨーロッパ・パートナーが約束したり、行ったりした支援と民主主義構築は、ウクライナでは決して効果的ではなかった。彼らは、ウクライナ政府に、行動に責任をとったり、国民の実際のニーズに対応したりするよう奨励しなかった。

 結果は、国内での更なる分裂だ。元々、政治的、経済的に混迷していた国が、益々不安定にされ、より広範な地域をその泥沼に引き込むのだ。たとえそれが問題を作っても、そうしたこと全てを、いつもの通り、何らかの現地人に固有の欠点のせいにできるので、アメリカは満足なのだ。

 それは全て問題の根源、アメリカと同盟国が代理を使ってしているあらゆること、つまり侵入と干渉を、ロシアなどの他者を、いけにえとして問題を負わせる道具としてのウクライナや他の国々の役割に帰結する。

 問題は、バイデンやオルブライトやクリントン夫妻やブレアなどの連中が、それをどのように実行するかを知っていることだ。彼らは欧米の技能を持っている。彼らは手段を選ばず、彼らの国で彼らの専門職のトップに就いたのだ。つまり既にジョージアのような国で実行したように、ウクライナやアルバニアやイラクのような新たに解放された国で、連中がノウハウを実践しようと望むのは決して驚くべきことではない。

 ウクライナはそのために存在するのだろうか? これが主権国家の役割だろうか? 我々が現地の人の欠陥について語るなら、そうした欠陥は実際一体どの国にあるのだろう?

Henry Kamensはコラムニストで中央アジアとコーカサス専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/10/11/ukraine-smolders-greedy-businessman-father-and-son-team/

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http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/524.html

コメント [カルト22] ダマスゴミの話では、東京に三時間位いる筈だが、バンドレが下手こいて終ってしまったようである。 ポスト米英時代
3. 2019年10月13日 11:33:27 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[654]
●暴風がないのに、広域停電のからくり。

雨はひどかったようだが、暴風はスカされた。

ニュースを見ていると、台風が本土上陸する少し前くらいから、台風の目を写した雲の画像がでなくなった。

おそらく、あの頃から台風は温帯低気圧に変わって、台風の目は消滅していたのであろう。

もちろん、温帯低気圧は、豪雨をもたらすので危険であることに変わりは無いが、暴風の危険は低下したとみている。

そこで、電力会社の停電実行担当は、早い段階であちこちで停電を発生させたのだろう。

暴風がないのに停電では、理屈が立たないから、どさくさにまぎれて早めに停電を強行した。

従って、あれだけ広く停電が多発したのに、停電の原因も説明しないし、その映像も一切報道されなかった。

電気の、即ち「電力会社」の存在価値を高めるために、みせしめに行った広域停電だったと推定する。

●本当に怖いのは『アベの台風』!

さて、雲の写真を写すと、台風の渦巻きが曖昧になってしまってるんで、同心円で描画した台風の進路の情報しか示さなくなった。

そして、風がないのに瞬間最大風速は60mに据え置かれたまま。

このように、隠蔽、捏造、改竄・・・は、気象分野にも拡大しているってことです。

これは『アベの台風』と言うべきもので、これの拡大の方が、よっぽど恐ろしいわい!
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/900.html#c3

コメント [経世済民79] 日本株GW暴落!? 米市場は「ヒンデンブルグ・オーメン」警戒 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
1482. 2019年10月13日 11:33:51 : I3FKv3kgE6 : SnNRN0daSHFhMjY=[6]
MMT というものについて。

これは、自明の『理論』ですが、
誰が 言っているのか、誰が 支持している のか という事が 重要です。
Stephanie Kelton という女は、MMT は良いと話しています。
これは、Stephanie Kelton の MMT です。
Stephanie Kelton の 、税の見方なども付随したStephanie Kelton の MMT です。
Stephanie Kelton を 支持しているのは、
米民主党の Alexandre Occasion Corpses やら Bernie Sanders やら です。
一方 、Trump大統領は、金本位制にして Cabal を やっつけようと しています。
それで 米民主党は、Stephanie Kelton を 利用しようとしているのです。
FRB は、株の100% を 何人かの 個人が 所有する 全くの 株式会社です。
ところが 日銀は 政府が その株の55%を 持っていますから 米とは 事情が 異なります。
日銀黒田総裁は、MMT に 反対しています。
黒田は、元大蔵官僚です。黒田は、糞財務省の 緊縮政策擁護派に 成ってしまった
ようです。日銀は、自ら 財政出動する事が 出来る と いうのにです。
山本太郎は、悪くないです。

しかし、三橋貴明氏 と Stephanie Kelton の 対談 の中で
三橋は、Stephanie Kelton の 話の 或る部分で 『それは 知りませんでした』
と言っている部分が 有ります。知らなかった というのには タマゲました。

.


http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/610.html#c1482

コメント [カルト23] 井口・人工地震の見分け方。人工地震が起こせるという事は、人工台風と言うか発達させたり進路誘導は簡単にできるのである。 ポスト米英時代
2. 佐助[7381] jbKPlQ 2019年10月13日 11:41:43 : CBecl62sKU : NVJZRmFlY1paMEk=[453]
自然地震波形と人口地震波形

トンネル掘削機は,GLから1万メートル程度はいけます。それもモグラ式を使えば,モグラのようにジグザグも可能。土圧や水圧などをクリアできれば,マグマの行動も観測できるはず。プロなら地下に水爆や原爆やダイナマイトなどを設置もできます。海水やガスや岩盤や湿度や酸欠などクリアしなければならないことはある。

人工地震と自然地震の,地震波形をみれば簡単にわかる。送り時間0.001s波形の早送りがあると,停止点から作動したときの波形が読み取れるから嘘か本当かわかるのだが。

ただし,ローパスフイルターの周波数やセンサーの特性値やどんなセンサーを使った波形なのかでも見方がかわる。振動計でもGやガルなどの加速度計なのか変位計や応力ゲージでもわかる,エンコーダやジャイロでもわかる。ただしオシログラフやビシやストレンメータの特性が分からないのでデータの信頼性に重要。

人工地震の波形なんだが,一定線から脈動しているが,そのつなぎ点の波形がわかると完璧。なぜか,それは波形をつなぎ合わせ貼り付けしているかしていないかがわかるからだ。

3.11の東日本の大震災は,波形を見る限り人工地震だと言えるが,早送り波形を見ないと100%人工地震や地下原発の波形だとは言い切れない。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/104.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK266] 「自分の非」を絶対に認めず「他人の非」を責める安倍晋三!  赤かぶ
22. 2019年10月13日 11:41:54 : Nv7DZ1SwTs : VC9ZWndISXFRMTY=[22]
緑:日本の総理はバカにしかやらせない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/403.html#c22
コメント [カルト23] 井口・人工地震の見分け方。人工地震が起こせるという事は、人工台風と言うか発達させたり進路誘導は簡単にできるのである。 ポスト米英時代
3. 佐助[7382] jbKPlQ 2019年10月13日 11:43:14 : CBecl62sKU : NVJZRmFlY1paMEk=[454]
見分け方波形

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/104.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
15. 日高見連邦共和国[16606] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 11:43:33 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[16]
投稿主さまへ質問です。貴方は以前、『真相の道』ペンネームで投稿を繰り返した方ですか?

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c15
記事 [近代史3] 内田樹 嫌韓の構造

嫌韓の構造 - 内田樹の研究室 2019-10-13
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html


 今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。


 (前略)日韓の対立を煽る仰々しい大見出しが週刊誌や月刊誌の表紙に印刷される状況が続いている。記事そのものを読む人は数十万でも、新聞広告や電車の中吊り広告を目にする人はその何十倍にもなる。これらの広告は「今の日本では『こういうこと』を言っても構わない」という印象を刷り込んでいる。同型的な言葉づかいが繰り返されるほど「嫌韓を語ることが日本の常識である」という心証が形成されてゆく。

 私はテレビを観ないので伝聞情報だが、民放のワイドショーや情報番組でも、連日韓国についてのニュースが長時間放映され、韓国を口汚く罵るコメンテーターがさまざまな番組で重用されているという。

 だが、仮にも「隣国と断交も辞さず」というような危険な言葉を口にするのであれば、メディアも発言者も、それなりのリスクを背負う覚悟を持つべきだと思う。


「これはできるだけ多くの日本人に周知させるべき知見である」と本気で信じているならば、「ネットで炎上」くらいのことで謝罪すべきではない。

「国交断絶が国益を最大化する唯一の政策だ」と信じているなら、謝罪も釈明も要らない、そう言い続ければいい。

「50万人の在日コリアンが日本から出てゆく方が国益にかなう」と本気で信じているなら、そう言い続ければいい。

職を賭しても、社会的制裁を受けても、それでも言い続けねばならないと思うなら、言えばいい。そういう言葉のせいで失われるものがあり、傷つく人がおり、恐怖を感じる人がいても、それでも「韓国と縁を切ることが日本のためだ」と本気で思っているなら、謝罪も釈明もするな。

『新潮45』のときにも言ってが、非常識で、挑発的で、攻撃的な言葉をあえて発信するなら、編集者も書き手もそれなりのリスクを負うべきである。

『新潮45』では新潮社の社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされた。編集者はこれに一言の反論もせず、事実上の廃刊を受け入れた。

 だが、それでいいのか。仮にも自分の責任で公にした文章である。自分自身と書き手の名誉を守るために、編集長は社長に辞表を叩きつけて、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったのではないか。だが、彼らはそうしなかった。ということは、それらの言説は彼が「職を賭しても伝えたいこと」ではなかったということである。身体を張って、身銭を切ってでも「言いたいこと」なら言えばいい。社長に一喝されたら引っ込めるくらいの言葉なら、はじめから言わない方がいい。

 だが、今の日本のメディアで行き交っている嫌韓言説の大半は「言っても今なら処罰されなさそうだから」というぼんやりした期待のうちに口にされている。だから、処罰のリスクがあったら、たちまち撤回して、謝罪するということが起きる。そして、そのような覚悟を持たない人々のまき散らす嫌韓言説によって、現実の日韓関係は後戻りできないほどに傷ついている。

 政府の対韓国強硬姿勢とそれに追随した嫌韓言説のせいで、韓国人観光客は激減した。韓国人観光客は日本全体では前年同月比で48%減である。九州や対馬の観光事業は壊滅的な打撃を受けた。日本製品の不買運動も始まった。日本車の販売台数は57%減、食料品は40%減、日本産ビールに至っては97%減を記録した。日本政府が外交的カードのつもりで切った半導体原料の輸出規制は、韓国国内での原材料調達システムへの切り替えを後押ししただけで、日本企業はたいせつな顧客を失って終わった。

 実体経済へのこの負の影響について、政府もメディアも一言の弁明もしていない。韓国市場に依存するようなビジネスモデルを採択した事業者たちの「自己責任」だと言ってつっぱねるつもりだろうか。

 嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」をそこに感知するからである。

 嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。

 だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、「よくやった」という言葉は見たことがない。

 さて、国益増大のためでなく、国威発揚にためでもないとしたら、いったいそれは何のための言葉なのか。

「金儲けのためだ」という言い訳が次に出て来る。

「読みたいという人がいるから『心にもないこと』を書き飛ばしているのだ。リアルでクールな需要供給の原理に従ってしていることについて、『覚悟』だの『国益』だの、大人げない批判はやめてくれ」と。これが言い訳の第二層である。

 本気で書いているわけじゃない。金になるから書いているんだ。そう言うと、批判をかわせることを彼らは知っているのである。

 私たちは「どうしてそんなことをするんだ」と問い詰めたときに、「金のため」と答えられると「なんだ、金のためだったのか」とあっさり追及の手を止めてしまう。「そうか、金のためか。だったら、しかたがない。誰もみんな金のために生きているんだから」という妙なもの分かりのよさをみんな発揮して、一気に批判のテンションを下げてしまうのである。

「金のために」というのはある意味最強の「言い訳」である。これは「誤解されかねないことを書いたことを謝罪する」という言い訳とよく似ている。

「誤解」なら、悪いのは「書き手の意図を誤解した読者」である。読解力の低い読者に責任が転嫁され、書き手は免罪される。

「金のため」も言い訳の構造は同じである。ジャンクな商品を欲しがる消費者がいるから、こちらもジャンクな商品を売っているのだ。悪いのは「欲しがる方」ではないのか、と。

「金のため」であることを誇示するために、発信者は意図的な「手抜き」を行う。

 売れ筋の嫌韓言説をもとに「嫌韓テンプレート」を作って、それをなぞって書くのである。新味のない論理、手垢のついた語法、定型的な比喩、何度も孫引きされたデータ、そういう「ありもの」だけで文章を綴ると、そこには「固有名を持った書き手がどこにもいない文章」が現れる。

 以前、担当だった若い女性編集者が「おじさん週刊誌」に転属になったことがあった。「記事書くの、大変でしょう」と同情したら、「簡単ですよ」と言われた。「おじさん読者が喜びそうな書き方のテンプレート」というものがあるのだと言う。それに合わせて書けば、「おじさんが書いたような文章」が出来上がると言われて、びっくりした。そこには厳密な意味での「書き手」がもはや存在しない。テンプレートやアルゴリズムのような「作文機能」だけがあって、それが人間のような顔をして文章を製造しているのである。

「出版人としての覚悟があるのか」と私が力んでみても、薄笑いでかわされるのはそのせいなのである。「職を賭して言いたいこと」なんか彼らにははじめからなかったのである。

「自分が言いたいことでもない言葉」のために、なぜに職を賭したり、社会的制裁を受けなければならないのか? 「文句があれば謝るからさ、いつまでもうるさく言うなよ」と彼らがしかめっ面をするのもなるほど当然なのである。書いたのは「定型文を量産する」テンプレートで、読むのは「誤解する読者」なんだから、「文責を負う人間」なんかどこにもいなくて当然である。
 
 と「種明かし」をされたところで嫌韓言説をこれ以上批判する意欲が失せてしまう。でも、それがこの「金のため」という第二層の言い訳のねらいなのである。「金のため」は隠された本音から私たちの目を逸らすための目くらましなのである。

 嫌韓言説の一番奥にあるほんとうの動機は「おのれの反社会的な攻撃性・暴力性を解発して、誰かを深く傷つけたい」という本源的な攻撃性である。

「ふだんなら決して許されないふるまいが今だけは許される」という条件を与えられると、いきなり暴力的・破壊的になってしまう人間がこの世の中には一定数いる。ふだんは法律や常識や人の目や「お天道さま」の監視を意識して、抑制しているけれども、ある種の「無法状態」に置かれると、暴力性を発動することを抑制できない人間がいる。

 私たちの親の世代の戦中派の人々は戦争のときにそれを知った。ふだんは気のいいおじさんや内気な若者が「今は何をしても処罰されない」という環境に投じられると、略奪し、強姦し、殺すことをためらわないという実例を見たのである。戦中派の人たちは、人間は時にとてつもなく暴力的で残酷になれるということを経験的に知っていた。

 私も60年代の終わりから70年代の初めに、はるかに小さなスケールだが似たことを経験したことがある。大学当局の管理が及ばない、あるいは警察が入ってこないという「保証」があるときに、一部の学生たちがどれほど破壊的・暴力的になれるのか、私はこの目で見た。

 最初に驚かされたのは三里塚の空港反対闘争に参加したときに、学生たちが無賃乗車したことである。数百人が一気に改札口を通ったのだから、駅員には阻止しようがない。切符を買っていた私が驚いていたら、年長の活動家が笑いながら、「資本主義企業から搾取されたものを奪還するのだ」という政治的言い訳を口にした。

 しかし、降りた千葉の小さな駅で、屋台のおでん屋のおでんを学生たちが勝手に食べ出したのには驚いた。「やめろよ」と私は制止したが、学生たちはげらげら笑って立ち去った。おでん屋は別に資本家ではない。ただの貧しい労働者である。その生計を脅かす権利は誰にもない。でも、学生たちは「衆を恃んで」別に食べたくもないおでんを盗んだ。今なら盗みをしても処罰されないという条件が与えられると、盗む人間がいる。それもたくさんいる、ということをそのとき知った。

 学生運動の渦中で多くの者が傷つき、殺されたが、手を下した学生たちにも、その人を傷つけなければならない特段の事情があったわけではない。ただ、政治的な大義名分(「反革命に鉄槌を下す」)があり、今なら処罰されないという保証があったので、見知らぬ学生の頭を鉄パイプで殴りつけたり、太ももに五寸釘を打ち込んだりしたのである。その学生たちはそののち大学を出て、ふつうのサラリーマンになった。今ごろはもう年金生活者だろう。

 私はこういう人たちを心底「怖い」と思っている。こういう人たちを「大義名分があり、何をしても処罰されない」という環境に決して置くべきではないと思っている。だから、できるだけ法律や常識や世間の目が働いていて、「何をしても処罰されない」という環境が出現しないように久しく気配りしてきたのである。

 嫌韓言説に対して私が「怒り」よりもむしろ「恐怖」を感じる理由はそこにある。今なら、韓国政府と韓国民を批判するという大義名分さえ立てば、どんなに下品で暴力的な言葉を口にしても、どんな無根拠な暴言でも許され、処罰されることがない。人々はしだいにそう思い始めている。だが、「処罰されない」という保証があれば、要らないものを盗み、ゆきずりのものを壊し、恨みもない人間を傷つけるということが平気でできる人間を私たちの社会は一定数抱え込んでいるという事実を忘れてもらっては困る。その数は皆さんがたが想像しているよりはるかに多いのである。

 嫌韓言説をドライブしている人たちは固有名において、オリジナルな政治的知見を述べたいわけではない。その人が口を噤んだら、もう誰も彼に代わって言う人がいない言葉を語っているわけではない。彼が口を噤んでも、誰か他の人が一言一句同じことを繰り返すことができるような言葉ばかり語っていることからもそれは知れる。

 彼らは金が欲しいわけでもない。「金のためだ」と仮に言ったとしても、それは本音ではない。そう言うと、みんなが「安心」するから、それ以上の追及を止めるから、そう言っているだけである。

 彼らがほんとうにしたいことは他の人がたいせつにしているものを、意味もなく盗んだり、壊したり、傷つけたりすることである。そして、そのような邪悪な衝動に動かされているということに本人も気づいていない。

 いずれ、嫌韓ブームが去れば、彼らはまた「ふつうの人」に戻って、韓国のことなど何も口にしなくなるだろう。そもそもどうして自分があれほど熱心に韓国のことを罵倒していたのか、その理由すら思い出せまい。彼らは別に韓国に用事があったわけではないからだ。中国大陸に攻め入った兵士たちが個人的に中国人に恨みや憎しみがあったわけではないのと同じである。

「大義名分」と「処罰されない」という条件に自動的に反応する人たちがいる。同じ条件が別の国や集団やあるいは個人を相手に成立したら、そういう人たちは同じことを繰り返すだろう。

 日本には言論・表現の自由がある。だが、それはすべての人々にはひとしく極論や暴論を述べる権利があるとことと解してはならない。言論の自由を行使することを通じて対話的で豊かな言論の場を創出しようと願っている人もいるし、言論の自由をもっぱら人を傷つけ、人を恐怖させ、たいせつなものを踏みにじるために道具的に利用する人もいる。そして、残念ながら、その二者を識別できる外形的な指標はない。「ふつうのおじさん」がいつ「非道な刑吏」に変貌するかは事前には予測がつかないのである。私たちにできることは、法律と常識と世間の目と「お天道さま」にきちんと機能してもらって、「今なら何をしても処罰されない」と思い込む人間の出現をできる限り先送りすることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/664.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 朝鮮関係投稿リンク 中川隆
23. 2019年10月13日 11:44:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1907]
内田樹 嫌韓の構造
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/664.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/973.html#c23
コメント [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。 ポスト米英時代
4. 佐助[7383] jbKPlQ 2019年10月13日 11:44:42 : CBecl62sKU : NVJZRmFlY1paMEk=[455]
太陽光発電システム

奥多摩町にある人工降雨装置の効果は,米国で同じことを個人がやり,大雨になり止められなくなったことがある,見たことがあるか詳しいことは知らない。人工降雨装置に詳しい先生はもう亡くなられているのでみんな疑心暗鬼になっている。


信楽にある人工気象兵器!京大のMUレーダーの効果は,何しているのだろうか。電波,調査把握だろうと思うが。気になり近くから眺めたことがあるが,よく分からない。

まさか太陽光をブロックしているのでは,
ケムトレイルでブロックや硫黄やある薬剤を散布させ,雨雲が集まり雨を降らすことができるようだが,雨を止めることはできない。太陽光をブロックさせると温室効果になり海水温が上がるのかも知れない。よくわからない

もともと,京大で静止衛星で,電子を溜め込み,地球に発電エネルギーとして送り込み,動力として使おうとの発想だったはず。

ついでに太陽光をブロックさせる実験もやっているのかも知れない
気候変動と地球温暖化の主因は、温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)だと専門家は見ている。しかし、もしCO2を利用して燃料を生産し、環境への負担を軽減することができたらどうだろう? ......となったのかも知れない。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html#c4

コメント [昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
346. 中川隆[-10927] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:47:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1908]
嫌韓の構造 - 内田樹の研究室 2019-10-13
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html

 今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。


 (前略)日韓の対立を煽る仰々しい大見出しが週刊誌や月刊誌の表紙に印刷される状況が続いている。記事そのものを読む人は数十万でも、新聞広告や電車の中吊り広告を目にする人はその何十倍にもなる。これらの広告は「今の日本では『こういうこと』を言っても構わない」という印象を刷り込んでいる。同型的な言葉づかいが繰り返されるほど「嫌韓を語ることが日本の常識である」という心証が形成されてゆく。

 私はテレビを観ないので伝聞情報だが、民放のワイドショーや情報番組でも、連日韓国についてのニュースが長時間放映され、韓国を口汚く罵るコメンテーターがさまざまな番組で重用されているという。

 だが、仮にも「隣国と断交も辞さず」というような危険な言葉を口にするのであれば、メディアも発言者も、それなりのリスクを背負う覚悟を持つべきだと思う。


「これはできるだけ多くの日本人に周知させるべき知見である」と本気で信じているならば、「ネットで炎上」くらいのことで謝罪すべきではない。

「国交断絶が国益を最大化する唯一の政策だ」と信じているなら、謝罪も釈明も要らない、そう言い続ければいい。

「50万人の在日コリアンが日本から出てゆく方が国益にかなう」と本気で信じているなら、そう言い続ければいい。

職を賭しても、社会的制裁を受けても、それでも言い続けねばならないと思うなら、言えばいい。そういう言葉のせいで失われるものがあり、傷つく人がおり、恐怖を感じる人がいても、それでも「韓国と縁を切ることが日本のためだ」と本気で思っているなら、謝罪も釈明もするな。

『新潮45』のときにも言ってが、非常識で、挑発的で、攻撃的な言葉をあえて発信するなら、編集者も書き手もそれなりのリスクを負うべきである。

『新潮45』では新潮社の社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされた。編集者はこれに一言の反論もせず、事実上の廃刊を受け入れた。

 だが、それでいいのか。仮にも自分の責任で公にした文章である。自分自身と書き手の名誉を守るために、編集長は社長に辞表を叩きつけて、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったのではないか。だが、彼らはそうしなかった。ということは、それらの言説は彼が「職を賭しても伝えたいこと」ではなかったということである。身体を張って、身銭を切ってでも「言いたいこと」なら言えばいい。社長に一喝されたら引っ込めるくらいの言葉なら、はじめから言わない方がいい。

 だが、今の日本のメディアで行き交っている嫌韓言説の大半は「言っても今なら処罰されなさそうだから」というぼんやりした期待のうちに口にされている。だから、処罰のリスクがあったら、たちまち撤回して、謝罪するということが起きる。そして、そのような覚悟を持たない人々のまき散らす嫌韓言説によって、現実の日韓関係は後戻りできないほどに傷ついている。

 政府の対韓国強硬姿勢とそれに追随した嫌韓言説のせいで、韓国人観光客は激減した。韓国人観光客は日本全体では前年同月比で48%減である。九州や対馬の観光事業は壊滅的な打撃を受けた。日本製品の不買運動も始まった。日本車の販売台数は57%減、食料品は40%減、日本産ビールに至っては97%減を記録した。日本政府が外交的カードのつもりで切った半導体原料の輸出規制は、韓国国内での原材料調達システムへの切り替えを後押ししただけで、日本企業はたいせつな顧客を失って終わった。

 実体経済へのこの負の影響について、政府もメディアも一言の弁明もしていない。韓国市場に依存するようなビジネスモデルを採択した事業者たちの「自己責任」だと言ってつっぱねるつもりだろうか。

 嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」をそこに感知するからである。

 嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。

 だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、「よくやった」という言葉は見たことがない。

 さて、国益増大のためでなく、国威発揚にためでもないとしたら、いったいそれは何のための言葉なのか。

「金儲けのためだ」という言い訳が次に出て来る。

「読みたいという人がいるから『心にもないこと』を書き飛ばしているのだ。リアルでクールな需要供給の原理に従ってしていることについて、『覚悟』だの『国益』だの、大人げない批判はやめてくれ」と。これが言い訳の第二層である。

 本気で書いているわけじゃない。金になるから書いているんだ。そう言うと、批判をかわせることを彼らは知っているのである。

 私たちは「どうしてそんなことをするんだ」と問い詰めたときに、「金のため」と答えられると「なんだ、金のためだったのか」とあっさり追及の手を止めてしまう。「そうか、金のためか。だったら、しかたがない。誰もみんな金のために生きているんだから」という妙なもの分かりのよさをみんな発揮して、一気に批判のテンションを下げてしまうのである。

「金のために」というのはある意味最強の「言い訳」である。これは「誤解されかねないことを書いたことを謝罪する」という言い訳とよく似ている。

「誤解」なら、悪いのは「書き手の意図を誤解した読者」である。読解力の低い読者に責任が転嫁され、書き手は免罪される。

「金のため」も言い訳の構造は同じである。ジャンクな商品を欲しがる消費者がいるから、こちらもジャンクな商品を売っているのだ。悪いのは「欲しがる方」ではないのか、と。

「金のため」であることを誇示するために、発信者は意図的な「手抜き」を行う。

 売れ筋の嫌韓言説をもとに「嫌韓テンプレート」を作って、それをなぞって書くのである。新味のない論理、手垢のついた語法、定型的な比喩、何度も孫引きされたデータ、そういう「ありもの」だけで文章を綴ると、そこには「固有名を持った書き手がどこにもいない文章」が現れる。

 以前、担当だった若い女性編集者が「おじさん週刊誌」に転属になったことがあった。「記事書くの、大変でしょう」と同情したら、「簡単ですよ」と言われた。「おじさん読者が喜びそうな書き方のテンプレート」というものがあるのだと言う。それに合わせて書けば、「おじさんが書いたような文章」が出来上がると言われて、びっくりした。そこには厳密な意味での「書き手」がもはや存在しない。テンプレートやアルゴリズムのような「作文機能」だけがあって、それが人間のような顔をして文章を製造しているのである。

「出版人としての覚悟があるのか」と私が力んでみても、薄笑いでかわされるのはそのせいなのである。「職を賭して言いたいこと」なんか彼らにははじめからなかったのである。

「自分が言いたいことでもない言葉」のために、なぜに職を賭したり、社会的制裁を受けなければならないのか? 「文句があれば謝るからさ、いつまでもうるさく言うなよ」と彼らがしかめっ面をするのもなるほど当然なのである。書いたのは「定型文を量産する」テンプレートで、読むのは「誤解する読者」なんだから、「文責を負う人間」なんかどこにもいなくて当然である。
 
 と「種明かし」をされたところで嫌韓言説をこれ以上批判する意欲が失せてしまう。でも、それがこの「金のため」という第二層の言い訳のねらいなのである。「金のため」は隠された本音から私たちの目を逸らすための目くらましなのである。

 嫌韓言説の一番奥にあるほんとうの動機は「おのれの反社会的な攻撃性・暴力性を解発して、誰かを深く傷つけたい」という本源的な攻撃性である。

「ふだんなら決して許されないふるまいが今だけは許される」という条件を与えられると、いきなり暴力的・破壊的になってしまう人間がこの世の中には一定数いる。ふだんは法律や常識や人の目や「お天道さま」の監視を意識して、抑制しているけれども、ある種の「無法状態」に置かれると、暴力性を発動することを抑制できない人間がいる。

 私たちの親の世代の戦中派の人々は戦争のときにそれを知った。ふだんは気のいいおじさんや内気な若者が「今は何をしても処罰されない」という環境に投じられると、略奪し、強姦し、殺すことをためらわないという実例を見たのである。戦中派の人たちは、人間は時にとてつもなく暴力的で残酷になれるということを経験的に知っていた。

 私も60年代の終わりから70年代の初めに、はるかに小さなスケールだが似たことを経験したことがある。大学当局の管理が及ばない、あるいは警察が入ってこないという「保証」があるときに、一部の学生たちがどれほど破壊的・暴力的になれるのか、私はこの目で見た。

 最初に驚かされたのは三里塚の空港反対闘争に参加したときに、学生たちが無賃乗車したことである。数百人が一気に改札口を通ったのだから、駅員には阻止しようがない。切符を買っていた私が驚いていたら、年長の活動家が笑いながら、「資本主義企業から搾取されたものを奪還するのだ」という政治的言い訳を口にした。

 しかし、降りた千葉の小さな駅で、屋台のおでん屋のおでんを学生たちが勝手に食べ出したのには驚いた。「やめろよ」と私は制止したが、学生たちはげらげら笑って立ち去った。おでん屋は別に資本家ではない。ただの貧しい労働者である。その生計を脅かす権利は誰にもない。でも、学生たちは「衆を恃んで」別に食べたくもないおでんを盗んだ。今なら盗みをしても処罰されないという条件が与えられると、盗む人間がいる。それもたくさんいる、ということをそのとき知った。

 学生運動の渦中で多くの者が傷つき、殺されたが、手を下した学生たちにも、その人を傷つけなければならない特段の事情があったわけではない。ただ、政治的な大義名分(「反革命に鉄槌を下す」)があり、今なら処罰されないという保証があったので、見知らぬ学生の頭を鉄パイプで殴りつけたり、太ももに五寸釘を打ち込んだりしたのである。その学生たちはそののち大学を出て、ふつうのサラリーマンになった。今ごろはもう年金生活者だろう。

 私はこういう人たちを心底「怖い」と思っている。こういう人たちを「大義名分があり、何をしても処罰されない」という環境に決して置くべきではないと思っている。だから、できるだけ法律や常識や世間の目が働いていて、「何をしても処罰されない」という環境が出現しないように久しく気配りしてきたのである。

 嫌韓言説に対して私が「怒り」よりもむしろ「恐怖」を感じる理由はそこにある。今なら、韓国政府と韓国民を批判するという大義名分さえ立てば、どんなに下品で暴力的な言葉を口にしても、どんな無根拠な暴言でも許され、処罰されることがない。人々はしだいにそう思い始めている。だが、「処罰されない」という保証があれば、要らないものを盗み、ゆきずりのものを壊し、恨みもない人間を傷つけるということが平気でできる人間を私たちの社会は一定数抱え込んでいるという事実を忘れてもらっては困る。その数は皆さんがたが想像しているよりはるかに多いのである。

 嫌韓言説をドライブしている人たちは固有名において、オリジナルな政治的知見を述べたいわけではない。その人が口を噤んだら、もう誰も彼に代わって言う人がいない言葉を語っているわけではない。彼が口を噤んでも、誰か他の人が一言一句同じことを繰り返すことができるような言葉ばかり語っていることからもそれは知れる。

 彼らは金が欲しいわけでもない。「金のためだ」と仮に言ったとしても、それは本音ではない。そう言うと、みんなが「安心」するから、それ以上の追及を止めるから、そう言っているだけである。

 彼らがほんとうにしたいことは他の人がたいせつにしているものを、意味もなく盗んだり、壊したり、傷つけたりすることである。そして、そのような邪悪な衝動に動かされているということに本人も気づいていない。

 いずれ、嫌韓ブームが去れば、彼らはまた「ふつうの人」に戻って、韓国のことなど何も口にしなくなるだろう。そもそもどうして自分があれほど熱心に韓国のことを罵倒していたのか、その理由すら思い出せまい。彼らは別に韓国に用事があったわけではないからだ。中国大陸に攻め入った兵士たちが個人的に中国人に恨みや憎しみがあったわけではないのと同じである。

「大義名分」と「処罰されない」という条件に自動的に反応する人たちがいる。同じ条件が別の国や集団やあるいは個人を相手に成立したら、そういう人たちは同じことを繰り返すだろう。

 日本には言論・表現の自由がある。だが、それはすべての人々にはひとしく極論や暴論を述べる権利があるとことと解してはならない。言論の自由を行使することを通じて対話的で豊かな言論の場を創出しようと願っている人もいるし、言論の自由をもっぱら人を傷つけ、人を恐怖させ、たいせつなものを踏みにじるために道具的に利用する人もいる。そして、残念ながら、その二者を識別できる外形的な指標はない。「ふつうのおじさん」がいつ「非道な刑吏」に変貌するかは事前には予測がつかないのである。私たちにできることは、法律と常識と世間の目と「お天道さま」にきちんと機能してもらって、「今なら何をしても処罰されない」と思い込む人間の出現をできる限り先送りすることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html  

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c346

コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
9. 日高見連邦共和国[16607] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 11:47:32 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[17]
そもそも、“安全・防災”の観点から、沿岸・河岸の、本来住むべきところじゃない場所
に住んでることが問題ではなっいか。すぐにドーコーできる問題ではないが、私が生まれた小さな村は
水害常襲地で、『標高20m以下に建物を建築してならず』という“村条例”を持っていたんだよ。

みんな、災害(特に水害)に無頓着過ぎたこの40年ではなかったか?そこから猛反すべきだ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c9

コメント [] 在日朝鮮人タレント
98. 中川隆[-10926] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:48:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1909]

嫌韓の構造 - 内田樹の研究室 2019-10-13
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html

 今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。


 (前略)日韓の対立を煽る仰々しい大見出しが週刊誌や月刊誌の表紙に印刷される状況が続いている。記事そのものを読む人は数十万でも、新聞広告や電車の中吊り広告を目にする人はその何十倍にもなる。これらの広告は「今の日本では『こういうこと』を言っても構わない」という印象を刷り込んでいる。同型的な言葉づかいが繰り返されるほど「嫌韓を語ることが日本の常識である」という心証が形成されてゆく。

 私はテレビを観ないので伝聞情報だが、民放のワイドショーや情報番組でも、連日韓国についてのニュースが長時間放映され、韓国を口汚く罵るコメンテーターがさまざまな番組で重用されているという。

 だが、仮にも「隣国と断交も辞さず」というような危険な言葉を口にするのであれば、メディアも発言者も、それなりのリスクを背負う覚悟を持つべきだと思う。


「これはできるだけ多くの日本人に周知させるべき知見である」と本気で信じているならば、「ネットで炎上」くらいのことで謝罪すべきではない。

「国交断絶が国益を最大化する唯一の政策だ」と信じているなら、謝罪も釈明も要らない、そう言い続ければいい。

「50万人の在日コリアンが日本から出てゆく方が国益にかなう」と本気で信じているなら、そう言い続ければいい。

職を賭しても、社会的制裁を受けても、それでも言い続けねばならないと思うなら、言えばいい。そういう言葉のせいで失われるものがあり、傷つく人がおり、恐怖を感じる人がいても、それでも「韓国と縁を切ることが日本のためだ」と本気で思っているなら、謝罪も釈明もするな。

『新潮45』のときにも言ってが、非常識で、挑発的で、攻撃的な言葉をあえて発信するなら、編集者も書き手もそれなりのリスクを負うべきである。

『新潮45』では新潮社の社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされた。編集者はこれに一言の反論もせず、事実上の廃刊を受け入れた。

 だが、それでいいのか。仮にも自分の責任で公にした文章である。自分自身と書き手の名誉を守るために、編集長は社長に辞表を叩きつけて、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったのではないか。だが、彼らはそうしなかった。ということは、それらの言説は彼が「職を賭しても伝えたいこと」ではなかったということである。身体を張って、身銭を切ってでも「言いたいこと」なら言えばいい。社長に一喝されたら引っ込めるくらいの言葉なら、はじめから言わない方がいい。

 だが、今の日本のメディアで行き交っている嫌韓言説の大半は「言っても今なら処罰されなさそうだから」というぼんやりした期待のうちに口にされている。だから、処罰のリスクがあったら、たちまち撤回して、謝罪するということが起きる。そして、そのような覚悟を持たない人々のまき散らす嫌韓言説によって、現実の日韓関係は後戻りできないほどに傷ついている。

 政府の対韓国強硬姿勢とそれに追随した嫌韓言説のせいで、韓国人観光客は激減した。韓国人観光客は日本全体では前年同月比で48%減である。九州や対馬の観光事業は壊滅的な打撃を受けた。日本製品の不買運動も始まった。日本車の販売台数は57%減、食料品は40%減、日本産ビールに至っては97%減を記録した。日本政府が外交的カードのつもりで切った半導体原料の輸出規制は、韓国国内での原材料調達システムへの切り替えを後押ししただけで、日本企業はたいせつな顧客を失って終わった。

 実体経済へのこの負の影響について、政府もメディアも一言の弁明もしていない。韓国市場に依存するようなビジネスモデルを採択した事業者たちの「自己責任」だと言ってつっぱねるつもりだろうか。

 嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」をそこに感知するからである。

 嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。

 だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、「よくやった」という言葉は見たことがない。

 さて、国益増大のためでなく、国威発揚にためでもないとしたら、いったいそれは何のための言葉なのか。

「金儲けのためだ」という言い訳が次に出て来る。

「読みたいという人がいるから『心にもないこと』を書き飛ばしているのだ。リアルでクールな需要供給の原理に従ってしていることについて、『覚悟』だの『国益』だの、大人げない批判はやめてくれ」と。これが言い訳の第二層である。

 本気で書いているわけじゃない。金になるから書いているんだ。そう言うと、批判をかわせることを彼らは知っているのである。

 私たちは「どうしてそんなことをするんだ」と問い詰めたときに、「金のため」と答えられると「なんだ、金のためだったのか」とあっさり追及の手を止めてしまう。「そうか、金のためか。だったら、しかたがない。誰もみんな金のために生きているんだから」という妙なもの分かりのよさをみんな発揮して、一気に批判のテンションを下げてしまうのである。

「金のために」というのはある意味最強の「言い訳」である。これは「誤解されかねないことを書いたことを謝罪する」という言い訳とよく似ている。

「誤解」なら、悪いのは「書き手の意図を誤解した読者」である。読解力の低い読者に責任が転嫁され、書き手は免罪される。

「金のため」も言い訳の構造は同じである。ジャンクな商品を欲しがる消費者がいるから、こちらもジャンクな商品を売っているのだ。悪いのは「欲しがる方」ではないのか、と。

「金のため」であることを誇示するために、発信者は意図的な「手抜き」を行う。

 売れ筋の嫌韓言説をもとに「嫌韓テンプレート」を作って、それをなぞって書くのである。新味のない論理、手垢のついた語法、定型的な比喩、何度も孫引きされたデータ、そういう「ありもの」だけで文章を綴ると、そこには「固有名を持った書き手がどこにもいない文章」が現れる。

 以前、担当だった若い女性編集者が「おじさん週刊誌」に転属になったことがあった。「記事書くの、大変でしょう」と同情したら、「簡単ですよ」と言われた。「おじさん読者が喜びそうな書き方のテンプレート」というものがあるのだと言う。それに合わせて書けば、「おじさんが書いたような文章」が出来上がると言われて、びっくりした。そこには厳密な意味での「書き手」がもはや存在しない。テンプレートやアルゴリズムのような「作文機能」だけがあって、それが人間のような顔をして文章を製造しているのである。

「出版人としての覚悟があるのか」と私が力んでみても、薄笑いでかわされるのはそのせいなのである。「職を賭して言いたいこと」なんか彼らにははじめからなかったのである。

「自分が言いたいことでもない言葉」のために、なぜに職を賭したり、社会的制裁を受けなければならないのか? 「文句があれば謝るからさ、いつまでもうるさく言うなよ」と彼らがしかめっ面をするのもなるほど当然なのである。書いたのは「定型文を量産する」テンプレートで、読むのは「誤解する読者」なんだから、「文責を負う人間」なんかどこにもいなくて当然である。
 
 と「種明かし」をされたところで嫌韓言説をこれ以上批判する意欲が失せてしまう。でも、それがこの「金のため」という第二層の言い訳のねらいなのである。「金のため」は隠された本音から私たちの目を逸らすための目くらましなのである。

 嫌韓言説の一番奥にあるほんとうの動機は「おのれの反社会的な攻撃性・暴力性を解発して、誰かを深く傷つけたい」という本源的な攻撃性である。

「ふだんなら決して許されないふるまいが今だけは許される」という条件を与えられると、いきなり暴力的・破壊的になってしまう人間がこの世の中には一定数いる。ふだんは法律や常識や人の目や「お天道さま」の監視を意識して、抑制しているけれども、ある種の「無法状態」に置かれると、暴力性を発動することを抑制できない人間がいる。

 私たちの親の世代の戦中派の人々は戦争のときにそれを知った。ふだんは気のいいおじさんや内気な若者が「今は何をしても処罰されない」という環境に投じられると、略奪し、強姦し、殺すことをためらわないという実例を見たのである。戦中派の人たちは、人間は時にとてつもなく暴力的で残酷になれるということを経験的に知っていた。

 私も60年代の終わりから70年代の初めに、はるかに小さなスケールだが似たことを経験したことがある。大学当局の管理が及ばない、あるいは警察が入ってこないという「保証」があるときに、一部の学生たちがどれほど破壊的・暴力的になれるのか、私はこの目で見た。

 最初に驚かされたのは三里塚の空港反対闘争に参加したときに、学生たちが無賃乗車したことである。数百人が一気に改札口を通ったのだから、駅員には阻止しようがない。切符を買っていた私が驚いていたら、年長の活動家が笑いながら、「資本主義企業から搾取されたものを奪還するのだ」という政治的言い訳を口にした。

 しかし、降りた千葉の小さな駅で、屋台のおでん屋のおでんを学生たちが勝手に食べ出したのには驚いた。「やめろよ」と私は制止したが、学生たちはげらげら笑って立ち去った。おでん屋は別に資本家ではない。ただの貧しい労働者である。その生計を脅かす権利は誰にもない。でも、学生たちは「衆を恃んで」別に食べたくもないおでんを盗んだ。今なら盗みをしても処罰されないという条件が与えられると、盗む人間がいる。それもたくさんいる、ということをそのとき知った。

 学生運動の渦中で多くの者が傷つき、殺されたが、手を下した学生たちにも、その人を傷つけなければならない特段の事情があったわけではない。ただ、政治的な大義名分(「反革命に鉄槌を下す」)があり、今なら処罰されないという保証があったので、見知らぬ学生の頭を鉄パイプで殴りつけたり、太ももに五寸釘を打ち込んだりしたのである。その学生たちはそののち大学を出て、ふつうのサラリーマンになった。今ごろはもう年金生活者だろう。

 私はこういう人たちを心底「怖い」と思っている。こういう人たちを「大義名分があり、何をしても処罰されない」という環境に決して置くべきではないと思っている。だから、できるだけ法律や常識や世間の目が働いていて、「何をしても処罰されない」という環境が出現しないように久しく気配りしてきたのである。

 嫌韓言説に対して私が「怒り」よりもむしろ「恐怖」を感じる理由はそこにある。今なら、韓国政府と韓国民を批判するという大義名分さえ立てば、どんなに下品で暴力的な言葉を口にしても、どんな無根拠な暴言でも許され、処罰されることがない。人々はしだいにそう思い始めている。だが、「処罰されない」という保証があれば、要らないものを盗み、ゆきずりのものを壊し、恨みもない人間を傷つけるということが平気でできる人間を私たちの社会は一定数抱え込んでいるという事実を忘れてもらっては困る。その数は皆さんがたが想像しているよりはるかに多いのである。

 嫌韓言説をドライブしている人たちは固有名において、オリジナルな政治的知見を述べたいわけではない。その人が口を噤んだら、もう誰も彼に代わって言う人がいない言葉を語っているわけではない。彼が口を噤んでも、誰か他の人が一言一句同じことを繰り返すことができるような言葉ばかり語っていることからもそれは知れる。

 彼らは金が欲しいわけでもない。「金のためだ」と仮に言ったとしても、それは本音ではない。そう言うと、みんなが「安心」するから、それ以上の追及を止めるから、そう言っているだけである。

 彼らがほんとうにしたいことは他の人がたいせつにしているものを、意味もなく盗んだり、壊したり、傷つけたりすることである。そして、そのような邪悪な衝動に動かされているということに本人も気づいていない。

 いずれ、嫌韓ブームが去れば、彼らはまた「ふつうの人」に戻って、韓国のことなど何も口にしなくなるだろう。そもそもどうして自分があれほど熱心に韓国のことを罵倒していたのか、その理由すら思い出せまい。彼らは別に韓国に用事があったわけではないからだ。中国大陸に攻め入った兵士たちが個人的に中国人に恨みや憎しみがあったわけではないのと同じである。

「大義名分」と「処罰されない」という条件に自動的に反応する人たちがいる。同じ条件が別の国や集団やあるいは個人を相手に成立したら、そういう人たちは同じことを繰り返すだろう。

 日本には言論・表現の自由がある。だが、それはすべての人々にはひとしく極論や暴論を述べる権利があるとことと解してはならない。言論の自由を行使することを通じて対話的で豊かな言論の場を創出しようと願っている人もいるし、言論の自由をもっぱら人を傷つけ、人を恐怖させ、たいせつなものを踏みにじるために道具的に利用する人もいる。そして、残念ながら、その二者を識別できる外形的な指標はない。「ふつうのおじさん」がいつ「非道な刑吏」に変貌するかは事前には予測がつかないのである。私たちにできることは、法律と常識と世間の目と「お天道さま」にきちんと機能してもらって、「今なら何をしても処罰されない」と思い込む人間の出現をできる限り先送りすることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html  

http://www.asyura2.com/2002/dispute2/msg/515.html#c98

コメント [政治・選挙・NHK266] 「自分の非」を絶対に認めず「他人の非」を責める安倍晋三!  赤かぶ
23. 2019年10月13日 11:48:29 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[655]
●「キチガイに刃物」

アベに権力を持たすということは、そういうことです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/403.html#c23

コメント [テスト31] 『<民立>憲法裁判所』設立の提案 歙歛
1. 歙歛[100] n1@fYQ 2019年10月13日 11:49:48 : iSOYn4cqmQ : ek5qL1ZMMzdCMW8=[1]

将来の日本


http://www.asyura2.com/14/test31/msg/830.html#c1
コメント [近代史3] ネトウヨ一般に共通する特性 中川隆
1. 中川隆[-10928] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:49:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1907]
嫌韓の構造 - 内田樹の研究室 2019-10-13
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html

 今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。


 (前略)日韓の対立を煽る仰々しい大見出しが週刊誌や月刊誌の表紙に印刷される状況が続いている。記事そのものを読む人は数十万でも、新聞広告や電車の中吊り広告を目にする人はその何十倍にもなる。これらの広告は「今の日本では『こういうこと』を言っても構わない」という印象を刷り込んでいる。同型的な言葉づかいが繰り返されるほど「嫌韓を語ることが日本の常識である」という心証が形成されてゆく。

 私はテレビを観ないので伝聞情報だが、民放のワイドショーや情報番組でも、連日韓国についてのニュースが長時間放映され、韓国を口汚く罵るコメンテーターがさまざまな番組で重用されているという。

 だが、仮にも「隣国と断交も辞さず」というような危険な言葉を口にするのであれば、メディアも発言者も、それなりのリスクを背負う覚悟を持つべきだと思う。


「これはできるだけ多くの日本人に周知させるべき知見である」と本気で信じているならば、「ネットで炎上」くらいのことで謝罪すべきではない。

「国交断絶が国益を最大化する唯一の政策だ」と信じているなら、謝罪も釈明も要らない、そう言い続ければいい。

「50万人の在日コリアンが日本から出てゆく方が国益にかなう」と本気で信じているなら、そう言い続ければいい。

職を賭しても、社会的制裁を受けても、それでも言い続けねばならないと思うなら、言えばいい。そういう言葉のせいで失われるものがあり、傷つく人がおり、恐怖を感じる人がいても、それでも「韓国と縁を切ることが日本のためだ」と本気で思っているなら、謝罪も釈明もするな。

『新潮45』のときにも言ってが、非常識で、挑発的で、攻撃的な言葉をあえて発信するなら、編集者も書き手もそれなりのリスクを負うべきである。

『新潮45』では新潮社の社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされた。編集者はこれに一言の反論もせず、事実上の廃刊を受け入れた。

 だが、それでいいのか。仮にも自分の責任で公にした文章である。自分自身と書き手の名誉を守るために、編集長は社長に辞表を叩きつけて、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったのではないか。だが、彼らはそうしなかった。ということは、それらの言説は彼が「職を賭しても伝えたいこと」ではなかったということである。身体を張って、身銭を切ってでも「言いたいこと」なら言えばいい。社長に一喝されたら引っ込めるくらいの言葉なら、はじめから言わない方がいい。

 だが、今の日本のメディアで行き交っている嫌韓言説の大半は「言っても今なら処罰されなさそうだから」というぼんやりした期待のうちに口にされている。だから、処罰のリスクがあったら、たちまち撤回して、謝罪するということが起きる。そして、そのような覚悟を持たない人々のまき散らす嫌韓言説によって、現実の日韓関係は後戻りできないほどに傷ついている。

 政府の対韓国強硬姿勢とそれに追随した嫌韓言説のせいで、韓国人観光客は激減した。韓国人観光客は日本全体では前年同月比で48%減である。九州や対馬の観光事業は壊滅的な打撃を受けた。日本製品の不買運動も始まった。日本車の販売台数は57%減、食料品は40%減、日本産ビールに至っては97%減を記録した。日本政府が外交的カードのつもりで切った半導体原料の輸出規制は、韓国国内での原材料調達システムへの切り替えを後押ししただけで、日本企業はたいせつな顧客を失って終わった。

 実体経済へのこの負の影響について、政府もメディアも一言の弁明もしていない。韓国市場に依存するようなビジネスモデルを採択した事業者たちの「自己責任」だと言ってつっぱねるつもりだろうか。

 嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」をそこに感知するからである。

 嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。

 だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、「よくやった」という言葉は見たことがない。

 さて、国益増大のためでなく、国威発揚にためでもないとしたら、いったいそれは何のための言葉なのか。

「金儲けのためだ」という言い訳が次に出て来る。

「読みたいという人がいるから『心にもないこと』を書き飛ばしているのだ。リアルでクールな需要供給の原理に従ってしていることについて、『覚悟』だの『国益』だの、大人げない批判はやめてくれ」と。これが言い訳の第二層である。

 本気で書いているわけじゃない。金になるから書いているんだ。そう言うと、批判をかわせることを彼らは知っているのである。

 私たちは「どうしてそんなことをするんだ」と問い詰めたときに、「金のため」と答えられると「なんだ、金のためだったのか」とあっさり追及の手を止めてしまう。「そうか、金のためか。だったら、しかたがない。誰もみんな金のために生きているんだから」という妙なもの分かりのよさをみんな発揮して、一気に批判のテンションを下げてしまうのである。

「金のために」というのはある意味最強の「言い訳」である。これは「誤解されかねないことを書いたことを謝罪する」という言い訳とよく似ている。

「誤解」なら、悪いのは「書き手の意図を誤解した読者」である。読解力の低い読者に責任が転嫁され、書き手は免罪される。

「金のため」も言い訳の構造は同じである。ジャンクな商品を欲しがる消費者がいるから、こちらもジャンクな商品を売っているのだ。悪いのは「欲しがる方」ではないのか、と。

「金のため」であることを誇示するために、発信者は意図的な「手抜き」を行う。

 売れ筋の嫌韓言説をもとに「嫌韓テンプレート」を作って、それをなぞって書くのである。新味のない論理、手垢のついた語法、定型的な比喩、何度も孫引きされたデータ、そういう「ありもの」だけで文章を綴ると、そこには「固有名を持った書き手がどこにもいない文章」が現れる。

 以前、担当だった若い女性編集者が「おじさん週刊誌」に転属になったことがあった。「記事書くの、大変でしょう」と同情したら、「簡単ですよ」と言われた。「おじさん読者が喜びそうな書き方のテンプレート」というものがあるのだと言う。それに合わせて書けば、「おじさんが書いたような文章」が出来上がると言われて、びっくりした。そこには厳密な意味での「書き手」がもはや存在しない。テンプレートやアルゴリズムのような「作文機能」だけがあって、それが人間のような顔をして文章を製造しているのである。

「出版人としての覚悟があるのか」と私が力んでみても、薄笑いでかわされるのはそのせいなのである。「職を賭して言いたいこと」なんか彼らにははじめからなかったのである。

「自分が言いたいことでもない言葉」のために、なぜに職を賭したり、社会的制裁を受けなければならないのか? 「文句があれば謝るからさ、いつまでもうるさく言うなよ」と彼らがしかめっ面をするのもなるほど当然なのである。書いたのは「定型文を量産する」テンプレートで、読むのは「誤解する読者」なんだから、「文責を負う人間」なんかどこにもいなくて当然である。
 
 と「種明かし」をされたところで嫌韓言説をこれ以上批判する意欲が失せてしまう。でも、それがこの「金のため」という第二層の言い訳のねらいなのである。「金のため」は隠された本音から私たちの目を逸らすための目くらましなのである。

 嫌韓言説の一番奥にあるほんとうの動機は「おのれの反社会的な攻撃性・暴力性を解発して、誰かを深く傷つけたい」という本源的な攻撃性である。

「ふだんなら決して許されないふるまいが今だけは許される」という条件を与えられると、いきなり暴力的・破壊的になってしまう人間がこの世の中には一定数いる。ふだんは法律や常識や人の目や「お天道さま」の監視を意識して、抑制しているけれども、ある種の「無法状態」に置かれると、暴力性を発動することを抑制できない人間がいる。

 私たちの親の世代の戦中派の人々は戦争のときにそれを知った。ふだんは気のいいおじさんや内気な若者が「今は何をしても処罰されない」という環境に投じられると、略奪し、強姦し、殺すことをためらわないという実例を見たのである。戦中派の人たちは、人間は時にとてつもなく暴力的で残酷になれるということを経験的に知っていた。

 私も60年代の終わりから70年代の初めに、はるかに小さなスケールだが似たことを経験したことがある。大学当局の管理が及ばない、あるいは警察が入ってこないという「保証」があるときに、一部の学生たちがどれほど破壊的・暴力的になれるのか、私はこの目で見た。

 最初に驚かされたのは三里塚の空港反対闘争に参加したときに、学生たちが無賃乗車したことである。数百人が一気に改札口を通ったのだから、駅員には阻止しようがない。切符を買っていた私が驚いていたら、年長の活動家が笑いながら、「資本主義企業から搾取されたものを奪還するのだ」という政治的言い訳を口にした。

 しかし、降りた千葉の小さな駅で、屋台のおでん屋のおでんを学生たちが勝手に食べ出したのには驚いた。「やめろよ」と私は制止したが、学生たちはげらげら笑って立ち去った。おでん屋は別に資本家ではない。ただの貧しい労働者である。その生計を脅かす権利は誰にもない。でも、学生たちは「衆を恃んで」別に食べたくもないおでんを盗んだ。今なら盗みをしても処罰されないという条件が与えられると、盗む人間がいる。それもたくさんいる、ということをそのとき知った。

 学生運動の渦中で多くの者が傷つき、殺されたが、手を下した学生たちにも、その人を傷つけなければならない特段の事情があったわけではない。ただ、政治的な大義名分(「反革命に鉄槌を下す」)があり、今なら処罰されないという保証があったので、見知らぬ学生の頭を鉄パイプで殴りつけたり、太ももに五寸釘を打ち込んだりしたのである。その学生たちはそののち大学を出て、ふつうのサラリーマンになった。今ごろはもう年金生活者だろう。

 私はこういう人たちを心底「怖い」と思っている。こういう人たちを「大義名分があり、何をしても処罰されない」という環境に決して置くべきではないと思っている。だから、できるだけ法律や常識や世間の目が働いていて、「何をしても処罰されない」という環境が出現しないように久しく気配りしてきたのである。

 嫌韓言説に対して私が「怒り」よりもむしろ「恐怖」を感じる理由はそこにある。今なら、韓国政府と韓国民を批判するという大義名分さえ立てば、どんなに下品で暴力的な言葉を口にしても、どんな無根拠な暴言でも許され、処罰されることがない。人々はしだいにそう思い始めている。だが、「処罰されない」という保証があれば、要らないものを盗み、ゆきずりのものを壊し、恨みもない人間を傷つけるということが平気でできる人間を私たちの社会は一定数抱え込んでいるという事実を忘れてもらっては困る。その数は皆さんがたが想像しているよりはるかに多いのである。

 嫌韓言説をドライブしている人たちは固有名において、オリジナルな政治的知見を述べたいわけではない。その人が口を噤んだら、もう誰も彼に代わって言う人がいない言葉を語っているわけではない。彼が口を噤んでも、誰か他の人が一言一句同じことを繰り返すことができるような言葉ばかり語っていることからもそれは知れる。

 彼らは金が欲しいわけでもない。「金のためだ」と仮に言ったとしても、それは本音ではない。そう言うと、みんなが「安心」するから、それ以上の追及を止めるから、そう言っているだけである。

 彼らがほんとうにしたいことは他の人がたいせつにしているものを、意味もなく盗んだり、壊したり、傷つけたりすることである。そして、そのような邪悪な衝動に動かされているということに本人も気づいていない。

 いずれ、嫌韓ブームが去れば、彼らはまた「ふつうの人」に戻って、韓国のことなど何も口にしなくなるだろう。そもそもどうして自分があれほど熱心に韓国のことを罵倒していたのか、その理由すら思い出せまい。彼らは別に韓国に用事があったわけではないからだ。中国大陸に攻め入った兵士たちが個人的に中国人に恨みや憎しみがあったわけではないのと同じである。

「大義名分」と「処罰されない」という条件に自動的に反応する人たちがいる。同じ条件が別の国や集団やあるいは個人を相手に成立したら、そういう人たちは同じことを繰り返すだろう。

 日本には言論・表現の自由がある。だが、それはすべての人々にはひとしく極論や暴論を述べる権利があるとことと解してはならない。言論の自由を行使することを通じて対話的で豊かな言論の場を創出しようと願っている人もいるし、言論の自由をもっぱら人を傷つけ、人を恐怖させ、たいせつなものを踏みにじるために道具的に利用する人もいる。そして、残念ながら、その二者を識別できる外形的な指標はない。「ふつうのおじさん」がいつ「非道な刑吏」に変貌するかは事前には予測がつかないのである。私たちにできることは、法律と常識と世間の目と「お天道さま」にきちんと機能してもらって、「今なら何をしても処罰されない」と思い込む人間の出現をできる限り先送りすることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html  

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/634.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
16. あおしろとらの友[2448] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2019年10月13日 11:49:59 : rQLCdfBKkU : WGkwV2M4NGhPL1U=[11]
 
 政治板で論ず「べき」ことなのか。だいたい。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c16
コメント [自然災害22] “危険な台風” 気象庁会見から見えたものは… 気象庁「1200人以上犠牲の狩野川台風に匹敵 特別警報も」気象庁 梶原靖司予報課… 鰤
7. 2019年10月13日 11:50:00 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3294]
「初動が遅かった災害」2018 7 19 内閣委員会「カジノでも災害でもろくな答弁しないのか?」山本太郎〖実践実学大学〗
.
実践実学大学
2019/10/12 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=4gc6DrI1PgA
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/749.html#c7
コメント [リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
49. 中川隆[-10927] koaQ7Jey 2019年10月13日 11:51:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1908]
嫌韓の構造 - 内田樹の研究室 2019-10-13
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html

 今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。


 (前略)日韓の対立を煽る仰々しい大見出しが週刊誌や月刊誌の表紙に印刷される状況が続いている。記事そのものを読む人は数十万でも、新聞広告や電車の中吊り広告を目にする人はその何十倍にもなる。これらの広告は「今の日本では『こういうこと』を言っても構わない」という印象を刷り込んでいる。同型的な言葉づかいが繰り返されるほど「嫌韓を語ることが日本の常識である」という心証が形成されてゆく。

 私はテレビを観ないので伝聞情報だが、民放のワイドショーや情報番組でも、連日韓国についてのニュースが長時間放映され、韓国を口汚く罵るコメンテーターがさまざまな番組で重用されているという。

 だが、仮にも「隣国と断交も辞さず」というような危険な言葉を口にするのであれば、メディアも発言者も、それなりのリスクを背負う覚悟を持つべきだと思う。


「これはできるだけ多くの日本人に周知させるべき知見である」と本気で信じているならば、「ネットで炎上」くらいのことで謝罪すべきではない。

「国交断絶が国益を最大化する唯一の政策だ」と信じているなら、謝罪も釈明も要らない、そう言い続ければいい。

「50万人の在日コリアンが日本から出てゆく方が国益にかなう」と本気で信じているなら、そう言い続ければいい。

職を賭しても、社会的制裁を受けても、それでも言い続けねばならないと思うなら、言えばいい。そういう言葉のせいで失われるものがあり、傷つく人がおり、恐怖を感じる人がいても、それでも「韓国と縁を切ることが日本のためだ」と本気で思っているなら、謝罪も釈明もするな。

『新潮45』のときにも言ってが、非常識で、挑発的で、攻撃的な言葉をあえて発信するなら、編集者も書き手もそれなりのリスクを負うべきである。

『新潮45』では新潮社の社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされた。編集者はこれに一言の反論もせず、事実上の廃刊を受け入れた。

 だが、それでいいのか。仮にも自分の責任で公にした文章である。自分自身と書き手の名誉を守るために、編集長は社長に辞表を叩きつけて、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったのではないか。だが、彼らはそうしなかった。ということは、それらの言説は彼が「職を賭しても伝えたいこと」ではなかったということである。身体を張って、身銭を切ってでも「言いたいこと」なら言えばいい。社長に一喝されたら引っ込めるくらいの言葉なら、はじめから言わない方がいい。

 だが、今の日本のメディアで行き交っている嫌韓言説の大半は「言っても今なら処罰されなさそうだから」というぼんやりした期待のうちに口にされている。だから、処罰のリスクがあったら、たちまち撤回して、謝罪するということが起きる。そして、そのような覚悟を持たない人々のまき散らす嫌韓言説によって、現実の日韓関係は後戻りできないほどに傷ついている。

 政府の対韓国強硬姿勢とそれに追随した嫌韓言説のせいで、韓国人観光客は激減した。韓国人観光客は日本全体では前年同月比で48%減である。九州や対馬の観光事業は壊滅的な打撃を受けた。日本製品の不買運動も始まった。日本車の販売台数は57%減、食料品は40%減、日本産ビールに至っては97%減を記録した。日本政府が外交的カードのつもりで切った半導体原料の輸出規制は、韓国国内での原材料調達システムへの切り替えを後押ししただけで、日本企業はたいせつな顧客を失って終わった。

 実体経済へのこの負の影響について、政府もメディアも一言の弁明もしていない。韓国市場に依存するようなビジネスモデルを採択した事業者たちの「自己責任」だと言ってつっぱねるつもりだろうか。

 嫌韓言説を私はきわめて危険なものだと思っているけれども、それは「覚悟がないまま発信されている」とか「実体経済に影響が出ている」ということだけに基づくものではない。わが国の安寧を損ないかねない「病的なもの」をそこに感知するからである。

 嫌韓言説は表向きは「政治的メッセージ」として発信されている。自分たちの言葉は国益を最大化するために発されているという「愛国的言い訳」がまず用意されている。

 だが、「失われた国益」については先に上げたようなデータがすでにあるが、嫌韓言説によって「日本が得たもの」については誰からも教えられた覚えがない。誰でもいい、誰か「嫌韓のおかげで「現に『こんなにいいこと』があった」という実例を知っているなら、ぜひ教えて欲しい。海外メディアを徴する限り、日本政府の対韓政策によって東アジアの地政学的安定が崩れることを危惧する声はあっても、「よくやった」という言葉は見たことがない。

 さて、国益増大のためでなく、国威発揚にためでもないとしたら、いったいそれは何のための言葉なのか。

「金儲けのためだ」という言い訳が次に出て来る。

「読みたいという人がいるから『心にもないこと』を書き飛ばしているのだ。リアルでクールな需要供給の原理に従ってしていることについて、『覚悟』だの『国益』だの、大人げない批判はやめてくれ」と。これが言い訳の第二層である。

 本気で書いているわけじゃない。金になるから書いているんだ。そう言うと、批判をかわせることを彼らは知っているのである。

 私たちは「どうしてそんなことをするんだ」と問い詰めたときに、「金のため」と答えられると「なんだ、金のためだったのか」とあっさり追及の手を止めてしまう。「そうか、金のためか。だったら、しかたがない。誰もみんな金のために生きているんだから」という妙なもの分かりのよさをみんな発揮して、一気に批判のテンションを下げてしまうのである。

「金のために」というのはある意味最強の「言い訳」である。これは「誤解されかねないことを書いたことを謝罪する」という言い訳とよく似ている。

「誤解」なら、悪いのは「書き手の意図を誤解した読者」である。読解力の低い読者に責任が転嫁され、書き手は免罪される。

「金のため」も言い訳の構造は同じである。ジャンクな商品を欲しがる消費者がいるから、こちらもジャンクな商品を売っているのだ。悪いのは「欲しがる方」ではないのか、と。

「金のため」であることを誇示するために、発信者は意図的な「手抜き」を行う。

 売れ筋の嫌韓言説をもとに「嫌韓テンプレート」を作って、それをなぞって書くのである。新味のない論理、手垢のついた語法、定型的な比喩、何度も孫引きされたデータ、そういう「ありもの」だけで文章を綴ると、そこには「固有名を持った書き手がどこにもいない文章」が現れる。

 以前、担当だった若い女性編集者が「おじさん週刊誌」に転属になったことがあった。「記事書くの、大変でしょう」と同情したら、「簡単ですよ」と言われた。「おじさん読者が喜びそうな書き方のテンプレート」というものがあるのだと言う。それに合わせて書けば、「おじさんが書いたような文章」が出来上がると言われて、びっくりした。そこには厳密な意味での「書き手」がもはや存在しない。テンプレートやアルゴリズムのような「作文機能」だけがあって、それが人間のような顔をして文章を製造しているのである。

「出版人としての覚悟があるのか」と私が力んでみても、薄笑いでかわされるのはそのせいなのである。「職を賭して言いたいこと」なんか彼らにははじめからなかったのである。

「自分が言いたいことでもない言葉」のために、なぜに職を賭したり、社会的制裁を受けなければならないのか? 「文句があれば謝るからさ、いつまでもうるさく言うなよ」と彼らがしかめっ面をするのもなるほど当然なのである。書いたのは「定型文を量産する」テンプレートで、読むのは「誤解する読者」なんだから、「文責を負う人間」なんかどこにもいなくて当然である。
 
 と「種明かし」をされたところで嫌韓言説をこれ以上批判する意欲が失せてしまう。でも、それがこの「金のため」という第二層の言い訳のねらいなのである。「金のため」は隠された本音から私たちの目を逸らすための目くらましなのである。

 嫌韓言説の一番奥にあるほんとうの動機は「おのれの反社会的な攻撃性・暴力性を解発して、誰かを深く傷つけたい」という本源的な攻撃性である。

「ふだんなら決して許されないふるまいが今だけは許される」という条件を与えられると、いきなり暴力的・破壊的になってしまう人間がこの世の中には一定数いる。ふだんは法律や常識や人の目や「お天道さま」の監視を意識して、抑制しているけれども、ある種の「無法状態」に置かれると、暴力性を発動することを抑制できない人間がいる。

 私たちの親の世代の戦中派の人々は戦争のときにそれを知った。ふだんは気のいいおじさんや内気な若者が「今は何をしても処罰されない」という環境に投じられると、略奪し、強姦し、殺すことをためらわないという実例を見たのである。戦中派の人たちは、人間は時にとてつもなく暴力的で残酷になれるということを経験的に知っていた。

 私も60年代の終わりから70年代の初めに、はるかに小さなスケールだが似たことを経験したことがある。大学当局の管理が及ばない、あるいは警察が入ってこないという「保証」があるときに、一部の学生たちがどれほど破壊的・暴力的になれるのか、私はこの目で見た。

 最初に驚かされたのは三里塚の空港反対闘争に参加したときに、学生たちが無賃乗車したことである。数百人が一気に改札口を通ったのだから、駅員には阻止しようがない。切符を買っていた私が驚いていたら、年長の活動家が笑いながら、「資本主義企業から搾取されたものを奪還するのだ」という政治的言い訳を口にした。

 しかし、降りた千葉の小さな駅で、屋台のおでん屋のおでんを学生たちが勝手に食べ出したのには驚いた。「やめろよ」と私は制止したが、学生たちはげらげら笑って立ち去った。おでん屋は別に資本家ではない。ただの貧しい労働者である。その生計を脅かす権利は誰にもない。でも、学生たちは「衆を恃んで」別に食べたくもないおでんを盗んだ。今なら盗みをしても処罰されないという条件が与えられると、盗む人間がいる。それもたくさんいる、ということをそのとき知った。

 学生運動の渦中で多くの者が傷つき、殺されたが、手を下した学生たちにも、その人を傷つけなければならない特段の事情があったわけではない。ただ、政治的な大義名分(「反革命に鉄槌を下す」)があり、今なら処罰されないという保証があったので、見知らぬ学生の頭を鉄パイプで殴りつけたり、太ももに五寸釘を打ち込んだりしたのである。その学生たちはそののち大学を出て、ふつうのサラリーマンになった。今ごろはもう年金生活者だろう。

 私はこういう人たちを心底「怖い」と思っている。こういう人たちを「大義名分があり、何をしても処罰されない」という環境に決して置くべきではないと思っている。だから、できるだけ法律や常識や世間の目が働いていて、「何をしても処罰されない」という環境が出現しないように久しく気配りしてきたのである。

 嫌韓言説に対して私が「怒り」よりもむしろ「恐怖」を感じる理由はそこにある。今なら、韓国政府と韓国民を批判するという大義名分さえ立てば、どんなに下品で暴力的な言葉を口にしても、どんな無根拠な暴言でも許され、処罰されることがない。人々はしだいにそう思い始めている。だが、「処罰されない」という保証があれば、要らないものを盗み、ゆきずりのものを壊し、恨みもない人間を傷つけるということが平気でできる人間を私たちの社会は一定数抱え込んでいるという事実を忘れてもらっては困る。その数は皆さんがたが想像しているよりはるかに多いのである。

 嫌韓言説をドライブしている人たちは固有名において、オリジナルな政治的知見を述べたいわけではない。その人が口を噤んだら、もう誰も彼に代わって言う人がいない言葉を語っているわけではない。彼が口を噤んでも、誰か他の人が一言一句同じことを繰り返すことができるような言葉ばかり語っていることからもそれは知れる。

 彼らは金が欲しいわけでもない。「金のためだ」と仮に言ったとしても、それは本音ではない。そう言うと、みんなが「安心」するから、それ以上の追及を止めるから、そう言っているだけである。

 彼らがほんとうにしたいことは他の人がたいせつにしているものを、意味もなく盗んだり、壊したり、傷つけたりすることである。そして、そのような邪悪な衝動に動かされているということに本人も気づいていない。

 いずれ、嫌韓ブームが去れば、彼らはまた「ふつうの人」に戻って、韓国のことなど何も口にしなくなるだろう。そもそもどうして自分があれほど熱心に韓国のことを罵倒していたのか、その理由すら思い出せまい。彼らは別に韓国に用事があったわけではないからだ。中国大陸に攻め入った兵士たちが個人的に中国人に恨みや憎しみがあったわけではないのと同じである。

「大義名分」と「処罰されない」という条件に自動的に反応する人たちがいる。同じ条件が別の国や集団やあるいは個人を相手に成立したら、そういう人たちは同じことを繰り返すだろう。

 日本には言論・表現の自由がある。だが、それはすべての人々にはひとしく極論や暴論を述べる権利があるとことと解してはならない。言論の自由を行使することを通じて対話的で豊かな言論の場を創出しようと願っている人もいるし、言論の自由をもっぱら人を傷つけ、人を恐怖させ、たいせつなものを踏みにじるために道具的に利用する人もいる。そして、残念ながら、その二者を識別できる外形的な指標はない。「ふつうのおじさん」がいつ「非道な刑吏」に変貌するかは事前には予測がつかないのである。私たちにできることは、法律と常識と世間の目と「お天道さま」にきちんと機能してもらって、「今なら何をしても処罰されない」と思い込む人間の出現をできる限り先送りすることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/10/13_0715.html  

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c49

コメント [カルト23] タマ・19号が気象操作の証拠、プー・おかしな台風大雨は米軍の気象兵器。狙いは水道破壊→民営化その他のようである。 ポスト米英時代
5. 2019年10月13日 11:51:05 : P86ncLmOFg : UTdRckZtTUJVYm8=[4]
先ほど気温を測定したら44度でした。 電磁波を照射した気象改変は、台風が過ぎると気温が下がるという、海流の自然な現象もかく乱していきます。

私は気象庁や内閣府と電話でやりあっています。311の津波の異常現象や、飛行機雲のようなケムトレイルが空に巻き散らかされ、重低音の騒音が鳴り響く後の異常気象などを、問題視して問い合わせています。

それぞれの地域から、異常な現象を発見したら、気象庁等に問い合わせてください。 周囲で噂をしているだけで、職責があるところに問い合わせる、連絡をするのを怠っているために、行政の監視がぬるく、気象犯罪が繰り返されるのだと思います。

気象兵器の被害は起きるたびに、イスラエルの攻撃を受けているパレスチナを思います。 日本はイスラエルに軍事支援を行い、さらに日本政府が自国民に被害を負わせています。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/102.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK266] NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ! 高市早苗総務相の無内容な災害対策会議を強引に報道(リテラ) 赤かぶ
17. 2019年10月13日 11:55:23 : lWUCfj8NHI : dkhPWS51WGNoeFk=[26]
悪夢のような安倍政権、
しかしこれは正夢(まさゆめ)だ。

こうも天災が多いのは為政者に徳がなく人を得ていないからだ。
科学的でないと言う者もいるかも知れないが、古来からの真実だ。
一刻も早く安倍政権を変えなければ、類似の天災は続くであろう。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/413.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK266] 数十年に一度の巨大台風に、おフランス料理に舌鼓。庶民の苦しみなど知る由もない。(かっちの言い分) 一平民
30. 2019年10月13日 11:56:13 : 3B099Eu1CM : bC9zL2R2Y3cuQVU=[2]
2?他カルト創価学会員へ

その前に創価学会集団ストーカー被害者は次々と自殺強要=殺されていっている!

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/407.html#c30

記事 [カルト23] ネトゲ・風じゃなくて雨が本命だった。だから、台風のスピードを遅くさせる必要があった訳である。
たーさん、明日は休みなんだからまだいいじゃないですかー、多摩川が氾濫するまでゆっくりしてってくださいな、ほらバンちゃんたーさんにお注ぎして、ドレちゃんもフルーツの盛り合わせかシャンパンタワーご馳走になっちゃうなさいみたいな兵器が必要で、京都のバンドレーダーはジャミングが目的で始まったのは本当だと思うが、こんなこともあんなことも出来ちゃうじゃんと多角経営に乗り出した匂いがするが、ハープの時もあれやこれやできると言われたもので、それが災いして陰謀論にされてしまったが、ハープもいろんな事に悪用できる訳で、5Gが懸念されるのと同じである。

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/106.html
コメント [テスト31] 『<民立>憲法裁判所』設立の提案 歙歛
2. 歙歛[101] n1@fYQ 2019年10月13日 12:00:27 : iSOYn4cqmQ : ek5qL1ZMMzdCMW8=[2]

将来の日本

http://www.asyura2.com/14/test31/msg/831.html


http://www.asyura2.com/14/test31/msg/830.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK266] 日本軍「慰安婦」問題の核心?池田恵理子さん「あるくラジオ」で大いに語る(レイバーネット)  肝話窮題
4. 2019年10月13日 12:01:32 : 3CxE8iafkI : dldibFNxSG0ya0E=[26]
> つい先日来日した元「慰安婦」92歳のイ・オクソンさんの話から始まった。彼女たちがどんな体験をして、心と身体に深い傷を負ったのか。何十回とアジア現地を訪ねて記録を集めてきた池田さんならではの、濃い実証的な話が続いた。

イ・オクソンさんは、1942年15歳のときに、延吉で「買い物に行く途中で2名の男に捕まり、トラックの荷台に押し込まれた。」と証言している[5]。ただし、拉致された男性については、「朝鮮男 2人[6]」により連れ去られたと語っていたが、「日本人と朝鮮人の男[5]」に捕まったと証言を変えている。

検索で出てきた李容洙さんも「国民服を来た日本人の男から、ワンピースと革靴をもらってうれしくてついて行った」と話していた内容が「日本の軍服を着た男らが家にやってきて、男から何かとがったものを背中に突きつけられ船に乗せられて行った」と“軍による強制連行”を主張する内容に変更している」[2]。

池田恵理子さんの「濃い実証的な話」とは、一体何なのか?

[1] 李玉善
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E7%8E%89%E5%96%84
李 玉善(イ・オクソン、이옥선)は韓国の韓国のナヌムの家で生活する韓国人女性活動家。2000年に中国政府から韓国に引き渡され、従軍慰安婦問題の被害者として日本に謝罪を求める政治運動に参加している。朝鮮日報の報道では、米国ニュージャージー州バーゲン郡の郡長と面会し、同群の慰安婦の碑建立に尽力した、としている[1]。元朝日新聞出版局写真記者によるサポートを受け、海外でも活動している[2][3]。

2014年6月16日、ナヌムの家で共同生活する元従軍慰安婦らと共に、朴裕河が2013年8月に出版した『帝国の慰安婦』の出版を差し止め、名誉棄損による損害賠償を訴えた。イは「血が沸いて肉が震えて言葉もない」と訴えた[4]。
証言[編集]
1942年15歳のときに、延吉で「買い物に行く途中で2名の男に捕まり、トラックの荷台に押し込まれた。」と証言している[5]。ただし、拉致された男性については、「朝鮮男 2人[6]」により連れ去られたと語っていたが、「日本人と朝鮮人の男[5]」に捕まったと証言を変えている。慰安婦としては1日に40-50人の男性を相手にしていたと証言している。[7]

[2] 李容洙
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E5%AE%B9%E6%B4%99#証言の矛盾
『証言』の変遷[編集]
李の証言については「国民服を来た日本人の男から、ワンピースと革靴をもらってうれしくてついて行った」と話していた内容が「日本の軍服を着た男らが家にやってきて、男から何かとがったものを背中に突きつけられ船に乗せられて行った」と“軍による強制連行”を主張する内容に変更していることから信憑性がないと産経新聞により指摘されている[41]。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/412.html#c4

コメント [カルト22] 気協・関東も暴風域。東京・雨ザーザーだが風なし、プー・おかしな台風は米軍の仕業。人工台風は報道と実感に食い違いがあるの… ポスト米英時代
15. 2019年10月13日 12:03:56 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[656]
「ひまわりリアルタイムWeb」
https://himawari8.nict.go.jp/ja/himawari8-image.htm

これで見ると、本土上陸前に台風の目は、なくなっている。

豪雨をもたらした雲は、相変わらず広域で厚くかかっている。
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/891.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK266] 「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回… 赤かぶ
32. 2019年10月13日 12:05:55 : Nv7DZ1SwTs : VC9ZWndISXFRMTY=[23]
ひょっとするとこれから先に安倍がノーベル平和賞に立候補したりして(しかも国士気取り(所謂「ネトウヨ」)を引き連れて)?!
当然ながら受賞できる訳が無いけど、受賞できなかったらネット上で(・・・・・・と言うより今の多くの種類のマスコミが)ノーベル平和賞選考委員会の悪口を喧伝したり「韓国(或は朝鮮または中国)の陰謀だ」等と騒いだりするのかな?!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/396.html#c32
コメント [テスト31] 『<民立>憲法裁判所』設立の提案 歙歛
3. 歙歛[102] n1@fYQ 2019年10月13日 12:06:10 : iSOYn4cqmQ : ek5qL1ZMMzdCMW8=[3]

将来の日本

<民立>憲法裁判所http://www.asyura2.com/14/test31/msg/831.html


http://www.asyura2.com/14/test31/msg/830.html#c3
コメント [経世済民133] 《ユニクロ柳井正「このままでは日本は滅びる」「公務員の人員を半分にする。それを2年で実行する」w》柳井も孫も他を非難する… お天道様はお見通し
4. 2019年10月13日 12:07:01 : R0LxjIRplA : NGt2OHpwRnkwUEE=[13]
何言ってるの、消費が減って、不景気になるだけだよ。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/363.html#c4
コメント [近代史3] 内田樹 嫌韓の構造 中川隆
1. 中川隆[-10926] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:07:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1909]

サンデー毎日「嫌韓言説について」 - 内田樹の研究室 2019-09-24
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方はほぼブログ記事のままである。二重投稿するなというご意見もあると思うが、ブログに書いたものは「原稿」ではないのだからその辺はご勘弁願いたい。

『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」という挑発的なタイトルの下に韓国批判記事を掲載した。新聞広告が出るとすぐに批判の声が上がった。同誌にリレーコラム連載中の作家の深沢潮さんはご両親が在日韓国人だが、執筆拒否を宣言した。続いて、韓国籍である作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」と批判した。私もお二人に続いて「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイッターに投稿した。

 本音を言うと、そんなこと書いてもほとんど無意味だろうと思っていた。『週刊ポスト』編集部にしてみれば、はじめから「炎上上等」で広告を打ったはずだからである。炎上すれば、話題になって部数が伸びる。ネットでの批判も最初のうちは「広告のうちだ」と編集部では手を叩いていたことだろう。

 所詮は「蟷螂の斧」である。私ごとき三文文士が「小学館とは仕事をしない」と言っても、先方は痛くも痒くもない。もう10年以上小学館の仕事はしていないし、今もしていない。これからする予定もない。そんな物書き風情が「もう仕事をしない」と言ってみせても、小学館の売り上げには何の影響もあるまい。

 ところが、意外なことに、その後、版元の小学館から謝罪文が出された。

「多くのご意見、ご批判」を受けたことを踏まえて、一部の記事が「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたことを「お詫び」し、「真摯に受け止めて参ります」とあっさり兜を脱いだのである。

 取材の電話がそれからうるさく鳴り出した。どこにもだいたい同じことを述べた。今回は多めの紙数を頂いたので、私見をもう少し詳しく語りたいと思う。

 私が『週刊ポスト』編集部にまず申し上げたいのは「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」ということである。

 以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような「政治的に正しくない」発言をなす時には、それなりの覚悟を以て臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての「筋の通し方」だと思う。その覚悟がないのならはじめから「そういうこと」は書かない方がいい。

『新潮45』のときには、社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされたが、これに対して編集長は一言の反論もしなかった。それはおかしいだろう。仮にも編集長が自分の責任で公にした文章である。ならば、自分自身のプロとしての誇りと彼が寄稿依頼した書き手たちの名誉を守るためにも、編集長は辞表を懐にして、記者会見を開き、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったと私は思う。でも、彼はそうしなかった。編集部の誰もそうしなかった。黙したまま休刊を受け入れた。

 済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の徴候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが「職を賭してでも言いたいこと」ではなかったからである。

 たとえどれほど人を怒らせようとも、泣かせようとも、傷つけようとも、これだけは言っておかなければならない、ここで黙っていては「ことの筋目が通らない」とほんとうに思っているのなら、人は職を賭しても語る。でも、今回の記事はそういうものではなかった。炎上することを予期しておきながら、その規模が想定外に広がると、あわてて謝罪した。ということは、これらの記事は編集者たちが「職を賭しても言いたいこと」ではなかったということである。

 私が「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」という強い言葉を使ったのは、それゆえである。「職を賭してでも言いたいわけではないこと」を言うために、この週刊誌は多くの人を恐れさせ、不快にし、社会の分断に掉さし、隣国との外交関係を傷つけることを気にしなかった。「ぜひ言いたいというわけでもないこと」をあえて口にして、人の気持ちを踏みにじった。

 彼らがほんとうに韓国と断交することが国益にかなうと信じているなら、謝ることはない。これからもずっと「断交しろ」と言い続ければいい。日本国内にいる49万8千人の在日コリアンを「この国に自分たちの居場所はないのではないか」という不安に陥れることが日本社会をより良きものにするために必須の措置だと信じているなら、謝ることはない。これからも「日本から出ていけ」と言い続ければいい。でも、『週刊ポスト』は謝罪した。もちろん、本気の謝罪ではないことはでもわかっている。来週からもまた少し遠回しな言い方で同じような記事を書き続けるだろう。だが、それなら今回も謝るべきではない。編集長は堂々と記者会見をして、「社名に泥を塗っても、職を失っても、これだけは言っておきたいから言ったのだ」と広言すればいい。拍手喝采してくれる人もきっといただろう。だが、彼らはその支援を待つことなく、尻尾を巻いた。

「書くなら覚悟をもって書け」という私の考えに同意してくれる人は残念ながら出版界には少ないと思う。おおかたの出版人は鼻先で笑うことだろう。

「何を青臭いことを言ってるんですか。そういう記事を読みたいという読者がいるから、記事を書いてるだけですよ。ただの需要と供給の話です。出版人の矜持だ覚悟だって、内田さん、なんか出版に幻想持ってませんか?」と、たぶんそう言われるだろう。

 数年前にある週刊誌が党派的にかなり偏った政治記事を掲げたことがあった。その週刊誌からインタビューを申し込まれたので、「あんな記事を書く週刊誌とは仕事をしない」と断ったら、苦笑いされた。「あんなこと、われわれが本気で書いてると思ってるんですか? ああいうことを書くと売れるから、『心にもないこと』を書いているんです」と「大人の事情」を説明してくれた。それを聴いて、私はさらに怒りが募った。

 これらの記事は、「これは私の言いたいことです」と固有名において誓言する書き手が存在しない文章である。誰もその「文責」を引き受ける人がいない言葉が印刷され、何十万もの読者がそれを読む。そして、「そういう考え方」が広く流通する。

「フランスにおける反ユダヤ主義」は私の研究テーマの一つだったが、研究を通じて骨身にしみた教訓は「発言の責任を取る人間がどこにも存在しない妄想やデマでも、強い現実変成力を持つことができる」という歴史的事実であった。だから、私は空語や妄想を軽んじない。

 けれども、私に「裏の事情」を話してくれたフレンドリーな編集者は自分たちが流布している「空語」の現実的な影響力については特に何も考えていないようであった。適当に書き飛ばした「空語」を読んで、それを現実だと「誤解」するのは読解力の足りない読者の責任であって、書いた側には責任がないと思っていたらしい。

 厄介な話だが、このような考え方にも実は一定の理論的根拠はある。「あらゆるテクストは多様な解釈に開かれており、テクストを一意的に解釈する権利は誰にも(書き手自身にも)ない」というのはロラン・バルト以来のテクスト理論の中核的なテーゼだったからである。

 今回の『週刊ポスト』も、謝罪していたのは、「誤解を広め」かねないことについてであり、「間違ったことを書いた」ことについてではない。「テクストの最終的な意味を確定するのは読者たちであり、筆者ではない」というポストモダンの尖ったテクスト理論はここでは書き手の責任を空洞化するために功利的に活用されていたのである。学知というのは、こういうふうに劣化するものだということを私は知った。

 どれほど「ジャンク」な商品でも、それを「欲しい」という消費者がいる限り、その流通を妨害してはならないというのは市場経済の基本ルールの一つである。アメリカには「学位工場(degree mill)」というものがある。貸しビルのオフィスに電話とパソコンがあるだけの、実体のない「大学」だが、金を払えば、学位記を発行してくれる。学問的には無価値な学位だが、それでも「欲しい」という人がいる。だから商売になる。アメリカにはこれを禁じる法律がない。売り手も買い手もそれが「ジャンクな商品」だということをわきまえた上で売り買いしているのである。「大人の商売」である。だから、市場原理に従えば、空語や妄想を読みたいという人がいる限り、妄想や空語を売ることも適法だということになる。

 私はこういう「原理主義的」な考え方を好まない。たとえ理屈ではそうでも、いくらなんでも非常識だと思う。もちろん、「それは非常識だ」と私が言っても、「お前の言う『常識』とはいつ公認されて、どの地域において『常識』なんだ? どれだけの一般性があるんだ?」と切り立てられると絶句する他ない。しかし、私はここで絶句するということが「常識の手柄」だと思っている。常識に基づいて革命を起こしたり、テロをしたり、人を収容所に監禁したりすることはできない。「そんなの非常識」だからである。

 常識は強制力を持たない、弱い知見である。控えめな抑止効果はあるが、それ以上の力を持たない。けれども、そういう言葉がいまのメディアには一番足りないのではないか。

 こういう問題が起きると「表現の自由を侵すな」という原理主義的な反論を語る人がいる(今回もぞろぞろ出て来た)。だが、「ヘイトも、差別も、犯罪教唆も、言論の自由」だというようなことを言う方々は別に「表現の自由」が譲れない基本的人権だと思ってそう言っているわけではない。そのことは肝に銘じておいた方がいい。

「表現の自由」という言葉は一つだけれど、それを「手段」として功利的に使う人たちと「目的」として掲げている人たちでは、同じ言葉でも奥行きや広がりが違う。

「表現の自由」を口にする人たちが「表現の自由があらゆる領域で保障されるような社会を構築するため」にその原理を掲げるなら、私はそれを支持する。いまここにおける「限定的な表現の自由」の行使が、未来の「より包括的な表現の自由」の実現をめざすものであるなら、私はそれを支持する。

 だが、自分たちの政治的信念を宣布する上で便宜的に「表現の自由」論を口にする人については、彼らに「表現の自由」を認めることを私は留保する。もし彼らがその言論を通じて実現をめざしているのが、異物を排除し、多様性を認めず、単一のイデオロギーで統制された「純血主義」的社会であるなら、私は彼らが「表現の自由」を口にするのはそもそも「ことの筋目が通らない」と思うからである。

 もちろん私は一介の私人であるから、法律や暴力を以て彼らを黙らせることはできない。私にできるのは「この人たちの言うことに耳を貸してはいけない」とぼそぼそ言うだけである。

 いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫している。だが、これを止めさせる合法的な根拠はいまのところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐりぬけて、非常識な言説はこれからも流布し続けるだろう。私たちにできるのは「それはいくらなんでも非常識ではないか」とか「それではことの筋目が通るまい」というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止することだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/664.html#c1

コメント [リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
50. 中川隆[-10925] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:07:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1910]


サンデー毎日「嫌韓言説について」 - 内田樹の研究室 2019-09-24
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方はほぼブログ記事のままである。二重投稿するなというご意見もあると思うが、ブログに書いたものは「原稿」ではないのだからその辺はご勘弁願いたい。

『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」という挑発的なタイトルの下に韓国批判記事を掲載した。新聞広告が出るとすぐに批判の声が上がった。同誌にリレーコラム連載中の作家の深沢潮さんはご両親が在日韓国人だが、執筆拒否を宣言した。続いて、韓国籍である作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」と批判した。私もお二人に続いて「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイッターに投稿した。

 本音を言うと、そんなこと書いてもほとんど無意味だろうと思っていた。『週刊ポスト』編集部にしてみれば、はじめから「炎上上等」で広告を打ったはずだからである。炎上すれば、話題になって部数が伸びる。ネットでの批判も最初のうちは「広告のうちだ」と編集部では手を叩いていたことだろう。

 所詮は「蟷螂の斧」である。私ごとき三文文士が「小学館とは仕事をしない」と言っても、先方は痛くも痒くもない。もう10年以上小学館の仕事はしていないし、今もしていない。これからする予定もない。そんな物書き風情が「もう仕事をしない」と言ってみせても、小学館の売り上げには何の影響もあるまい。

 ところが、意外なことに、その後、版元の小学館から謝罪文が出された。

「多くのご意見、ご批判」を受けたことを踏まえて、一部の記事が「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたことを「お詫び」し、「真摯に受け止めて参ります」とあっさり兜を脱いだのである。

 取材の電話がそれからうるさく鳴り出した。どこにもだいたい同じことを述べた。今回は多めの紙数を頂いたので、私見をもう少し詳しく語りたいと思う。

 私が『週刊ポスト』編集部にまず申し上げたいのは「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」ということである。

 以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような「政治的に正しくない」発言をなす時には、それなりの覚悟を以て臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての「筋の通し方」だと思う。その覚悟がないのならはじめから「そういうこと」は書かない方がいい。

『新潮45』のときには、社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされたが、これに対して編集長は一言の反論もしなかった。それはおかしいだろう。仮にも編集長が自分の責任で公にした文章である。ならば、自分自身のプロとしての誇りと彼が寄稿依頼した書き手たちの名誉を守るためにも、編集長は辞表を懐にして、記者会見を開き、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったと私は思う。でも、彼はそうしなかった。編集部の誰もそうしなかった。黙したまま休刊を受け入れた。

 済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の徴候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが「職を賭してでも言いたいこと」ではなかったからである。

 たとえどれほど人を怒らせようとも、泣かせようとも、傷つけようとも、これだけは言っておかなければならない、ここで黙っていては「ことの筋目が通らない」とほんとうに思っているのなら、人は職を賭しても語る。でも、今回の記事はそういうものではなかった。炎上することを予期しておきながら、その規模が想定外に広がると、あわてて謝罪した。ということは、これらの記事は編集者たちが「職を賭しても言いたいこと」ではなかったということである。

 私が「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」という強い言葉を使ったのは、それゆえである。「職を賭してでも言いたいわけではないこと」を言うために、この週刊誌は多くの人を恐れさせ、不快にし、社会の分断に掉さし、隣国との外交関係を傷つけることを気にしなかった。「ぜひ言いたいというわけでもないこと」をあえて口にして、人の気持ちを踏みにじった。

 彼らがほんとうに韓国と断交することが国益にかなうと信じているなら、謝ることはない。これからもずっと「断交しろ」と言い続ければいい。日本国内にいる49万8千人の在日コリアンを「この国に自分たちの居場所はないのではないか」という不安に陥れることが日本社会をより良きものにするために必須の措置だと信じているなら、謝ることはない。これからも「日本から出ていけ」と言い続ければいい。でも、『週刊ポスト』は謝罪した。もちろん、本気の謝罪ではないことはでもわかっている。来週からもまた少し遠回しな言い方で同じような記事を書き続けるだろう。だが、それなら今回も謝るべきではない。編集長は堂々と記者会見をして、「社名に泥を塗っても、職を失っても、これだけは言っておきたいから言ったのだ」と広言すればいい。拍手喝采してくれる人もきっといただろう。だが、彼らはその支援を待つことなく、尻尾を巻いた。

「書くなら覚悟をもって書け」という私の考えに同意してくれる人は残念ながら出版界には少ないと思う。おおかたの出版人は鼻先で笑うことだろう。

「何を青臭いことを言ってるんですか。そういう記事を読みたいという読者がいるから、記事を書いてるだけですよ。ただの需要と供給の話です。出版人の矜持だ覚悟だって、内田さん、なんか出版に幻想持ってませんか?」と、たぶんそう言われるだろう。

 数年前にある週刊誌が党派的にかなり偏った政治記事を掲げたことがあった。その週刊誌からインタビューを申し込まれたので、「あんな記事を書く週刊誌とは仕事をしない」と断ったら、苦笑いされた。「あんなこと、われわれが本気で書いてると思ってるんですか? ああいうことを書くと売れるから、『心にもないこと』を書いているんです」と「大人の事情」を説明してくれた。それを聴いて、私はさらに怒りが募った。

 これらの記事は、「これは私の言いたいことです」と固有名において誓言する書き手が存在しない文章である。誰もその「文責」を引き受ける人がいない言葉が印刷され、何十万もの読者がそれを読む。そして、「そういう考え方」が広く流通する。

「フランスにおける反ユダヤ主義」は私の研究テーマの一つだったが、研究を通じて骨身にしみた教訓は「発言の責任を取る人間がどこにも存在しない妄想やデマでも、強い現実変成力を持つことができる」という歴史的事実であった。だから、私は空語や妄想を軽んじない。

 けれども、私に「裏の事情」を話してくれたフレンドリーな編集者は自分たちが流布している「空語」の現実的な影響力については特に何も考えていないようであった。適当に書き飛ばした「空語」を読んで、それを現実だと「誤解」するのは読解力の足りない読者の責任であって、書いた側には責任がないと思っていたらしい。

 厄介な話だが、このような考え方にも実は一定の理論的根拠はある。「あらゆるテクストは多様な解釈に開かれており、テクストを一意的に解釈する権利は誰にも(書き手自身にも)ない」というのはロラン・バルト以来のテクスト理論の中核的なテーゼだったからである。

 今回の『週刊ポスト』も、謝罪していたのは、「誤解を広め」かねないことについてであり、「間違ったことを書いた」ことについてではない。「テクストの最終的な意味を確定するのは読者たちであり、筆者ではない」というポストモダンの尖ったテクスト理論はここでは書き手の責任を空洞化するために功利的に活用されていたのである。学知というのは、こういうふうに劣化するものだということを私は知った。

 どれほど「ジャンク」な商品でも、それを「欲しい」という消費者がいる限り、その流通を妨害してはならないというのは市場経済の基本ルールの一つである。アメリカには「学位工場(degree mill)」というものがある。貸しビルのオフィスに電話とパソコンがあるだけの、実体のない「大学」だが、金を払えば、学位記を発行してくれる。学問的には無価値な学位だが、それでも「欲しい」という人がいる。だから商売になる。アメリカにはこれを禁じる法律がない。売り手も買い手もそれが「ジャンクな商品」だということをわきまえた上で売り買いしているのである。「大人の商売」である。だから、市場原理に従えば、空語や妄想を読みたいという人がいる限り、妄想や空語を売ることも適法だということになる。

 私はこういう「原理主義的」な考え方を好まない。たとえ理屈ではそうでも、いくらなんでも非常識だと思う。もちろん、「それは非常識だ」と私が言っても、「お前の言う『常識』とはいつ公認されて、どの地域において『常識』なんだ? どれだけの一般性があるんだ?」と切り立てられると絶句する他ない。しかし、私はここで絶句するということが「常識の手柄」だと思っている。常識に基づいて革命を起こしたり、テロをしたり、人を収容所に監禁したりすることはできない。「そんなの非常識」だからである。

 常識は強制力を持たない、弱い知見である。控えめな抑止効果はあるが、それ以上の力を持たない。けれども、そういう言葉がいまのメディアには一番足りないのではないか。

 こういう問題が起きると「表現の自由を侵すな」という原理主義的な反論を語る人がいる(今回もぞろぞろ出て来た)。だが、「ヘイトも、差別も、犯罪教唆も、言論の自由」だというようなことを言う方々は別に「表現の自由」が譲れない基本的人権だと思ってそう言っているわけではない。そのことは肝に銘じておいた方がいい。

「表現の自由」という言葉は一つだけれど、それを「手段」として功利的に使う人たちと「目的」として掲げている人たちでは、同じ言葉でも奥行きや広がりが違う。

「表現の自由」を口にする人たちが「表現の自由があらゆる領域で保障されるような社会を構築するため」にその原理を掲げるなら、私はそれを支持する。いまここにおける「限定的な表現の自由」の行使が、未来の「より包括的な表現の自由」の実現をめざすものであるなら、私はそれを支持する。

 だが、自分たちの政治的信念を宣布する上で便宜的に「表現の自由」論を口にする人については、彼らに「表現の自由」を認めることを私は留保する。もし彼らがその言論を通じて実現をめざしているのが、異物を排除し、多様性を認めず、単一のイデオロギーで統制された「純血主義」的社会であるなら、私は彼らが「表現の自由」を口にするのはそもそも「ことの筋目が通らない」と思うからである。

 もちろん私は一介の私人であるから、法律や暴力を以て彼らを黙らせることはできない。私にできるのは「この人たちの言うことに耳を貸してはいけない」とぼそぼそ言うだけである。

 いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫している。だが、これを止めさせる合法的な根拠はいまのところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐりぬけて、非常識な言説はこれからも流布し続けるだろう。私たちにできるのは「それはいくらなんでも非常識ではないか」とか「それではことの筋目が通るまい」というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止することだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c50

コメント [近代史3] ネトウヨ一般に共通する特性 中川隆
2. 中川隆[-10924] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:08:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1911]


サンデー毎日「嫌韓言説について」 - 内田樹の研究室 2019-09-24
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方はほぼブログ記事のままである。二重投稿するなというご意見もあると思うが、ブログに書いたものは「原稿」ではないのだからその辺はご勘弁願いたい。

『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」という挑発的なタイトルの下に韓国批判記事を掲載した。新聞広告が出るとすぐに批判の声が上がった。同誌にリレーコラム連載中の作家の深沢潮さんはご両親が在日韓国人だが、執筆拒否を宣言した。続いて、韓国籍である作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」と批判した。私もお二人に続いて「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイッターに投稿した。

 本音を言うと、そんなこと書いてもほとんど無意味だろうと思っていた。『週刊ポスト』編集部にしてみれば、はじめから「炎上上等」で広告を打ったはずだからである。炎上すれば、話題になって部数が伸びる。ネットでの批判も最初のうちは「広告のうちだ」と編集部では手を叩いていたことだろう。

 所詮は「蟷螂の斧」である。私ごとき三文文士が「小学館とは仕事をしない」と言っても、先方は痛くも痒くもない。もう10年以上小学館の仕事はしていないし、今もしていない。これからする予定もない。そんな物書き風情が「もう仕事をしない」と言ってみせても、小学館の売り上げには何の影響もあるまい。

 ところが、意外なことに、その後、版元の小学館から謝罪文が出された。

「多くのご意見、ご批判」を受けたことを踏まえて、一部の記事が「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたことを「お詫び」し、「真摯に受け止めて参ります」とあっさり兜を脱いだのである。

 取材の電話がそれからうるさく鳴り出した。どこにもだいたい同じことを述べた。今回は多めの紙数を頂いたので、私見をもう少し詳しく語りたいと思う。

 私が『週刊ポスト』編集部にまず申し上げたいのは「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」ということである。

 以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような「政治的に正しくない」発言をなす時には、それなりの覚悟を以て臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての「筋の通し方」だと思う。その覚悟がないのならはじめから「そういうこと」は書かない方がいい。

『新潮45』のときには、社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされたが、これに対して編集長は一言の反論もしなかった。それはおかしいだろう。仮にも編集長が自分の責任で公にした文章である。ならば、自分自身のプロとしての誇りと彼が寄稿依頼した書き手たちの名誉を守るためにも、編集長は辞表を懐にして、記者会見を開き、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったと私は思う。でも、彼はそうしなかった。編集部の誰もそうしなかった。黙したまま休刊を受け入れた。

 済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の徴候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが「職を賭してでも言いたいこと」ではなかったからである。

 たとえどれほど人を怒らせようとも、泣かせようとも、傷つけようとも、これだけは言っておかなければならない、ここで黙っていては「ことの筋目が通らない」とほんとうに思っているのなら、人は職を賭しても語る。でも、今回の記事はそういうものではなかった。炎上することを予期しておきながら、その規模が想定外に広がると、あわてて謝罪した。ということは、これらの記事は編集者たちが「職を賭しても言いたいこと」ではなかったということである。

 私が「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」という強い言葉を使ったのは、それゆえである。「職を賭してでも言いたいわけではないこと」を言うために、この週刊誌は多くの人を恐れさせ、不快にし、社会の分断に掉さし、隣国との外交関係を傷つけることを気にしなかった。「ぜひ言いたいというわけでもないこと」をあえて口にして、人の気持ちを踏みにじった。

 彼らがほんとうに韓国と断交することが国益にかなうと信じているなら、謝ることはない。これからもずっと「断交しろ」と言い続ければいい。日本国内にいる49万8千人の在日コリアンを「この国に自分たちの居場所はないのではないか」という不安に陥れることが日本社会をより良きものにするために必須の措置だと信じているなら、謝ることはない。これからも「日本から出ていけ」と言い続ければいい。でも、『週刊ポスト』は謝罪した。もちろん、本気の謝罪ではないことはでもわかっている。来週からもまた少し遠回しな言い方で同じような記事を書き続けるだろう。だが、それなら今回も謝るべきではない。編集長は堂々と記者会見をして、「社名に泥を塗っても、職を失っても、これだけは言っておきたいから言ったのだ」と広言すればいい。拍手喝采してくれる人もきっといただろう。だが、彼らはその支援を待つことなく、尻尾を巻いた。

「書くなら覚悟をもって書け」という私の考えに同意してくれる人は残念ながら出版界には少ないと思う。おおかたの出版人は鼻先で笑うことだろう。

「何を青臭いことを言ってるんですか。そういう記事を読みたいという読者がいるから、記事を書いてるだけですよ。ただの需要と供給の話です。出版人の矜持だ覚悟だって、内田さん、なんか出版に幻想持ってませんか?」と、たぶんそう言われるだろう。

 数年前にある週刊誌が党派的にかなり偏った政治記事を掲げたことがあった。その週刊誌からインタビューを申し込まれたので、「あんな記事を書く週刊誌とは仕事をしない」と断ったら、苦笑いされた。「あんなこと、われわれが本気で書いてると思ってるんですか? ああいうことを書くと売れるから、『心にもないこと』を書いているんです」と「大人の事情」を説明してくれた。それを聴いて、私はさらに怒りが募った。

 これらの記事は、「これは私の言いたいことです」と固有名において誓言する書き手が存在しない文章である。誰もその「文責」を引き受ける人がいない言葉が印刷され、何十万もの読者がそれを読む。そして、「そういう考え方」が広く流通する。

「フランスにおける反ユダヤ主義」は私の研究テーマの一つだったが、研究を通じて骨身にしみた教訓は「発言の責任を取る人間がどこにも存在しない妄想やデマでも、強い現実変成力を持つことができる」という歴史的事実であった。だから、私は空語や妄想を軽んじない。

 けれども、私に「裏の事情」を話してくれたフレンドリーな編集者は自分たちが流布している「空語」の現実的な影響力については特に何も考えていないようであった。適当に書き飛ばした「空語」を読んで、それを現実だと「誤解」するのは読解力の足りない読者の責任であって、書いた側には責任がないと思っていたらしい。

 厄介な話だが、このような考え方にも実は一定の理論的根拠はある。「あらゆるテクストは多様な解釈に開かれており、テクストを一意的に解釈する権利は誰にも(書き手自身にも)ない」というのはロラン・バルト以来のテクスト理論の中核的なテーゼだったからである。

 今回の『週刊ポスト』も、謝罪していたのは、「誤解を広め」かねないことについてであり、「間違ったことを書いた」ことについてではない。「テクストの最終的な意味を確定するのは読者たちであり、筆者ではない」というポストモダンの尖ったテクスト理論はここでは書き手の責任を空洞化するために功利的に活用されていたのである。学知というのは、こういうふうに劣化するものだということを私は知った。

 どれほど「ジャンク」な商品でも、それを「欲しい」という消費者がいる限り、その流通を妨害してはならないというのは市場経済の基本ルールの一つである。アメリカには「学位工場(degree mill)」というものがある。貸しビルのオフィスに電話とパソコンがあるだけの、実体のない「大学」だが、金を払えば、学位記を発行してくれる。学問的には無価値な学位だが、それでも「欲しい」という人がいる。だから商売になる。アメリカにはこれを禁じる法律がない。売り手も買い手もそれが「ジャンクな商品」だということをわきまえた上で売り買いしているのである。「大人の商売」である。だから、市場原理に従えば、空語や妄想を読みたいという人がいる限り、妄想や空語を売ることも適法だということになる。

 私はこういう「原理主義的」な考え方を好まない。たとえ理屈ではそうでも、いくらなんでも非常識だと思う。もちろん、「それは非常識だ」と私が言っても、「お前の言う『常識』とはいつ公認されて、どの地域において『常識』なんだ? どれだけの一般性があるんだ?」と切り立てられると絶句する他ない。しかし、私はここで絶句するということが「常識の手柄」だと思っている。常識に基づいて革命を起こしたり、テロをしたり、人を収容所に監禁したりすることはできない。「そんなの非常識」だからである。

 常識は強制力を持たない、弱い知見である。控えめな抑止効果はあるが、それ以上の力を持たない。けれども、そういう言葉がいまのメディアには一番足りないのではないか。

 こういう問題が起きると「表現の自由を侵すな」という原理主義的な反論を語る人がいる(今回もぞろぞろ出て来た)。だが、「ヘイトも、差別も、犯罪教唆も、言論の自由」だというようなことを言う方々は別に「表現の自由」が譲れない基本的人権だと思ってそう言っているわけではない。そのことは肝に銘じておいた方がいい。

「表現の自由」という言葉は一つだけれど、それを「手段」として功利的に使う人たちと「目的」として掲げている人たちでは、同じ言葉でも奥行きや広がりが違う。

「表現の自由」を口にする人たちが「表現の自由があらゆる領域で保障されるような社会を構築するため」にその原理を掲げるなら、私はそれを支持する。いまここにおける「限定的な表現の自由」の行使が、未来の「より包括的な表現の自由」の実現をめざすものであるなら、私はそれを支持する。

 だが、自分たちの政治的信念を宣布する上で便宜的に「表現の自由」論を口にする人については、彼らに「表現の自由」を認めることを私は留保する。もし彼らがその言論を通じて実現をめざしているのが、異物を排除し、多様性を認めず、単一のイデオロギーで統制された「純血主義」的社会であるなら、私は彼らが「表現の自由」を口にするのはそもそも「ことの筋目が通らない」と思うからである。

 もちろん私は一介の私人であるから、法律や暴力を以て彼らを黙らせることはできない。私にできるのは「この人たちの言うことに耳を貸してはいけない」とぼそぼそ言うだけである。

 いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫している。だが、これを止めさせる合法的な根拠はいまのところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐりぬけて、非常識な言説はこれからも流布し続けるだろう。私たちにできるのは「それはいくらなんでも非常識ではないか」とか「それではことの筋目が通るまい」というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止することだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/634.html#c2

コメント [] 在日朝鮮人タレント
99. 中川隆[-10923] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:08:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1912]


サンデー毎日「嫌韓言説について」 - 内田樹の研究室 2019-09-24
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方はほぼブログ記事のままである。二重投稿するなというご意見もあると思うが、ブログに書いたものは「原稿」ではないのだからその辺はご勘弁願いたい。

『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」という挑発的なタイトルの下に韓国批判記事を掲載した。新聞広告が出るとすぐに批判の声が上がった。同誌にリレーコラム連載中の作家の深沢潮さんはご両親が在日韓国人だが、執筆拒否を宣言した。続いて、韓国籍である作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」と批判した。私もお二人に続いて「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイッターに投稿した。

 本音を言うと、そんなこと書いてもほとんど無意味だろうと思っていた。『週刊ポスト』編集部にしてみれば、はじめから「炎上上等」で広告を打ったはずだからである。炎上すれば、話題になって部数が伸びる。ネットでの批判も最初のうちは「広告のうちだ」と編集部では手を叩いていたことだろう。

 所詮は「蟷螂の斧」である。私ごとき三文文士が「小学館とは仕事をしない」と言っても、先方は痛くも痒くもない。もう10年以上小学館の仕事はしていないし、今もしていない。これからする予定もない。そんな物書き風情が「もう仕事をしない」と言ってみせても、小学館の売り上げには何の影響もあるまい。

 ところが、意外なことに、その後、版元の小学館から謝罪文が出された。

「多くのご意見、ご批判」を受けたことを踏まえて、一部の記事が「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたことを「お詫び」し、「真摯に受け止めて参ります」とあっさり兜を脱いだのである。

 取材の電話がそれからうるさく鳴り出した。どこにもだいたい同じことを述べた。今回は多めの紙数を頂いたので、私見をもう少し詳しく語りたいと思う。

 私が『週刊ポスト』編集部にまず申し上げたいのは「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」ということである。

 以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような「政治的に正しくない」発言をなす時には、それなりの覚悟を以て臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての「筋の通し方」だと思う。その覚悟がないのならはじめから「そういうこと」は書かない方がいい。

『新潮45』のときには、社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされたが、これに対して編集長は一言の反論もしなかった。それはおかしいだろう。仮にも編集長が自分の責任で公にした文章である。ならば、自分自身のプロとしての誇りと彼が寄稿依頼した書き手たちの名誉を守るためにも、編集長は辞表を懐にして、記者会見を開き、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったと私は思う。でも、彼はそうしなかった。編集部の誰もそうしなかった。黙したまま休刊を受け入れた。

 済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の徴候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが「職を賭してでも言いたいこと」ではなかったからである。

 たとえどれほど人を怒らせようとも、泣かせようとも、傷つけようとも、これだけは言っておかなければならない、ここで黙っていては「ことの筋目が通らない」とほんとうに思っているのなら、人は職を賭しても語る。でも、今回の記事はそういうものではなかった。炎上することを予期しておきながら、その規模が想定外に広がると、あわてて謝罪した。ということは、これらの記事は編集者たちが「職を賭しても言いたいこと」ではなかったということである。

 私が「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」という強い言葉を使ったのは、それゆえである。「職を賭してでも言いたいわけではないこと」を言うために、この週刊誌は多くの人を恐れさせ、不快にし、社会の分断に掉さし、隣国との外交関係を傷つけることを気にしなかった。「ぜひ言いたいというわけでもないこと」をあえて口にして、人の気持ちを踏みにじった。

 彼らがほんとうに韓国と断交することが国益にかなうと信じているなら、謝ることはない。これからもずっと「断交しろ」と言い続ければいい。日本国内にいる49万8千人の在日コリアンを「この国に自分たちの居場所はないのではないか」という不安に陥れることが日本社会をより良きものにするために必須の措置だと信じているなら、謝ることはない。これからも「日本から出ていけ」と言い続ければいい。でも、『週刊ポスト』は謝罪した。もちろん、本気の謝罪ではないことはでもわかっている。来週からもまた少し遠回しな言い方で同じような記事を書き続けるだろう。だが、それなら今回も謝るべきではない。編集長は堂々と記者会見をして、「社名に泥を塗っても、職を失っても、これだけは言っておきたいから言ったのだ」と広言すればいい。拍手喝采してくれる人もきっといただろう。だが、彼らはその支援を待つことなく、尻尾を巻いた。

「書くなら覚悟をもって書け」という私の考えに同意してくれる人は残念ながら出版界には少ないと思う。おおかたの出版人は鼻先で笑うことだろう。

「何を青臭いことを言ってるんですか。そういう記事を読みたいという読者がいるから、記事を書いてるだけですよ。ただの需要と供給の話です。出版人の矜持だ覚悟だって、内田さん、なんか出版に幻想持ってませんか?」と、たぶんそう言われるだろう。

 数年前にある週刊誌が党派的にかなり偏った政治記事を掲げたことがあった。その週刊誌からインタビューを申し込まれたので、「あんな記事を書く週刊誌とは仕事をしない」と断ったら、苦笑いされた。「あんなこと、われわれが本気で書いてると思ってるんですか? ああいうことを書くと売れるから、『心にもないこと』を書いているんです」と「大人の事情」を説明してくれた。それを聴いて、私はさらに怒りが募った。

 これらの記事は、「これは私の言いたいことです」と固有名において誓言する書き手が存在しない文章である。誰もその「文責」を引き受ける人がいない言葉が印刷され、何十万もの読者がそれを読む。そして、「そういう考え方」が広く流通する。

「フランスにおける反ユダヤ主義」は私の研究テーマの一つだったが、研究を通じて骨身にしみた教訓は「発言の責任を取る人間がどこにも存在しない妄想やデマでも、強い現実変成力を持つことができる」という歴史的事実であった。だから、私は空語や妄想を軽んじない。

 けれども、私に「裏の事情」を話してくれたフレンドリーな編集者は自分たちが流布している「空語」の現実的な影響力については特に何も考えていないようであった。適当に書き飛ばした「空語」を読んで、それを現実だと「誤解」するのは読解力の足りない読者の責任であって、書いた側には責任がないと思っていたらしい。

 厄介な話だが、このような考え方にも実は一定の理論的根拠はある。「あらゆるテクストは多様な解釈に開かれており、テクストを一意的に解釈する権利は誰にも(書き手自身にも)ない」というのはロラン・バルト以来のテクスト理論の中核的なテーゼだったからである。

 今回の『週刊ポスト』も、謝罪していたのは、「誤解を広め」かねないことについてであり、「間違ったことを書いた」ことについてではない。「テクストの最終的な意味を確定するのは読者たちであり、筆者ではない」というポストモダンの尖ったテクスト理論はここでは書き手の責任を空洞化するために功利的に活用されていたのである。学知というのは、こういうふうに劣化するものだということを私は知った。

 どれほど「ジャンク」な商品でも、それを「欲しい」という消費者がいる限り、その流通を妨害してはならないというのは市場経済の基本ルールの一つである。アメリカには「学位工場(degree mill)」というものがある。貸しビルのオフィスに電話とパソコンがあるだけの、実体のない「大学」だが、金を払えば、学位記を発行してくれる。学問的には無価値な学位だが、それでも「欲しい」という人がいる。だから商売になる。アメリカにはこれを禁じる法律がない。売り手も買い手もそれが「ジャンクな商品」だということをわきまえた上で売り買いしているのである。「大人の商売」である。だから、市場原理に従えば、空語や妄想を読みたいという人がいる限り、妄想や空語を売ることも適法だということになる。

 私はこういう「原理主義的」な考え方を好まない。たとえ理屈ではそうでも、いくらなんでも非常識だと思う。もちろん、「それは非常識だ」と私が言っても、「お前の言う『常識』とはいつ公認されて、どの地域において『常識』なんだ? どれだけの一般性があるんだ?」と切り立てられると絶句する他ない。しかし、私はここで絶句するということが「常識の手柄」だと思っている。常識に基づいて革命を起こしたり、テロをしたり、人を収容所に監禁したりすることはできない。「そんなの非常識」だからである。

 常識は強制力を持たない、弱い知見である。控えめな抑止効果はあるが、それ以上の力を持たない。けれども、そういう言葉がいまのメディアには一番足りないのではないか。

 こういう問題が起きると「表現の自由を侵すな」という原理主義的な反論を語る人がいる(今回もぞろぞろ出て来た)。だが、「ヘイトも、差別も、犯罪教唆も、言論の自由」だというようなことを言う方々は別に「表現の自由」が譲れない基本的人権だと思ってそう言っているわけではない。そのことは肝に銘じておいた方がいい。

「表現の自由」という言葉は一つだけれど、それを「手段」として功利的に使う人たちと「目的」として掲げている人たちでは、同じ言葉でも奥行きや広がりが違う。

「表現の自由」を口にする人たちが「表現の自由があらゆる領域で保障されるような社会を構築するため」にその原理を掲げるなら、私はそれを支持する。いまここにおける「限定的な表現の自由」の行使が、未来の「より包括的な表現の自由」の実現をめざすものであるなら、私はそれを支持する。

 だが、自分たちの政治的信念を宣布する上で便宜的に「表現の自由」論を口にする人については、彼らに「表現の自由」を認めることを私は留保する。もし彼らがその言論を通じて実現をめざしているのが、異物を排除し、多様性を認めず、単一のイデオロギーで統制された「純血主義」的社会であるなら、私は彼らが「表現の自由」を口にするのはそもそも「ことの筋目が通らない」と思うからである。

 もちろん私は一介の私人であるから、法律や暴力を以て彼らを黙らせることはできない。私にできるのは「この人たちの言うことに耳を貸してはいけない」とぼそぼそ言うだけである。

 いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫している。だが、これを止めさせる合法的な根拠はいまのところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐりぬけて、非常識な言説はこれからも流布し続けるだろう。私たちにできるのは「それはいくらなんでも非常識ではないか」とか「それではことの筋目が通るまい」というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止することだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html
http://www.asyura2.com/2002/dispute2/msg/515.html#c99

コメント [昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
347. 中川隆[-10922] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:09:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1913]

サンデー毎日「嫌韓言説について」 - 内田樹の研究室 2019-09-24
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方はほぼブログ記事のままである。二重投稿するなというご意見もあると思うが、ブログに書いたものは「原稿」ではないのだからその辺はご勘弁願いたい。

『週刊ポスト』9月13日号が「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」という挑発的なタイトルの下に韓国批判記事を掲載した。新聞広告が出るとすぐに批判の声が上がった。同誌にリレーコラム連載中の作家の深沢潮さんはご両親が在日韓国人だが、執筆拒否を宣言した。続いて、韓国籍である作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」と批判した。私もお二人に続いて「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイッターに投稿した。

 本音を言うと、そんなこと書いてもほとんど無意味だろうと思っていた。『週刊ポスト』編集部にしてみれば、はじめから「炎上上等」で広告を打ったはずだからである。炎上すれば、話題になって部数が伸びる。ネットでの批判も最初のうちは「広告のうちだ」と編集部では手を叩いていたことだろう。

 所詮は「蟷螂の斧」である。私ごとき三文文士が「小学館とは仕事をしない」と言っても、先方は痛くも痒くもない。もう10年以上小学館の仕事はしていないし、今もしていない。これからする予定もない。そんな物書き風情が「もう仕事をしない」と言ってみせても、小学館の売り上げには何の影響もあるまい。

 ところが、意外なことに、その後、版元の小学館から謝罪文が出された。

「多くのご意見、ご批判」を受けたことを踏まえて、一部の記事が「誤解を広めかねず、配慮に欠けて」いたことを「お詫び」し、「真摯に受け止めて参ります」とあっさり兜を脱いだのである。

 取材の電話がそれからうるさく鳴り出した。どこにもだいたい同じことを述べた。今回は多めの紙数を頂いたので、私見をもう少し詳しく語りたいと思う。

 私が『週刊ポスト』編集部にまず申し上げたいのは「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」ということである。

 以前『新潮45』の騒ぎの時にも同じことを書いた。あえて世間の良識に反するような「政治的に正しくない」発言をなす時には、それなりの覚悟を以て臨むべきと私は思う。人を怒らせ、傷つける可能性のある文章を書くときは、それを読んで怒り、傷ついた人たちからの憎しみや恨みは執筆したもの、出版したものが引き受けるしかない。それが物書きとしての「筋の通し方」だと思う。その覚悟がないのならはじめから「そういうこと」は書かない方がいい。

『新潮45』のときには、社長名で「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられ」という指摘がなされたが、これに対して編集長は一言の反論もしなかった。それはおかしいだろう。仮にも編集長が自分の責任で公にした文章である。ならば、自分自身のプロとしての誇りと彼が寄稿依頼した書き手たちの名誉を守るためにも、編集長は辞表を懐にして、記者会見を開き、「新潮社の偏見と認識不足と戦う」と宣言すべきだったと私は思う。でも、彼はそうしなかった。編集部の誰もそうしなかった。黙したまま休刊を受け入れた。

 済んだことを掘り起こして、傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、それでもこれが出版人としての矜持を欠いた態度だったということは何度でも言っておかなければならない。それなりに現場の経験を積んできたはずの編集者たちが示したこのモラルハザードに私は今の日本のメディアの著しい劣化の徴候を見る。

 なぜ彼らはこうも簡単に謝罪するのか? 理由は簡単である。別にそれらの言葉は彼らが「職を賭してでも言いたいこと」ではなかったからである。

 たとえどれほど人を怒らせようとも、泣かせようとも、傷つけようとも、これだけは言っておかなければならない、ここで黙っていては「ことの筋目が通らない」とほんとうに思っているのなら、人は職を賭しても語る。でも、今回の記事はそういうものではなかった。炎上することを予期しておきながら、その規模が想定外に広がると、あわてて謝罪した。ということは、これらの記事は編集者たちが「職を賭しても言いたいこと」ではなかったということである。

 私が「あなたがたには出版人としての矜持はないのか?」という強い言葉を使ったのは、それゆえである。「職を賭してでも言いたいわけではないこと」を言うために、この週刊誌は多くの人を恐れさせ、不快にし、社会の分断に掉さし、隣国との外交関係を傷つけることを気にしなかった。「ぜひ言いたいというわけでもないこと」をあえて口にして、人の気持ちを踏みにじった。

 彼らがほんとうに韓国と断交することが国益にかなうと信じているなら、謝ることはない。これからもずっと「断交しろ」と言い続ければいい。日本国内にいる49万8千人の在日コリアンを「この国に自分たちの居場所はないのではないか」という不安に陥れることが日本社会をより良きものにするために必須の措置だと信じているなら、謝ることはない。これからも「日本から出ていけ」と言い続ければいい。でも、『週刊ポスト』は謝罪した。もちろん、本気の謝罪ではないことはでもわかっている。来週からもまた少し遠回しな言い方で同じような記事を書き続けるだろう。だが、それなら今回も謝るべきではない。編集長は堂々と記者会見をして、「社名に泥を塗っても、職を失っても、これだけは言っておきたいから言ったのだ」と広言すればいい。拍手喝采してくれる人もきっといただろう。だが、彼らはその支援を待つことなく、尻尾を巻いた。

「書くなら覚悟をもって書け」という私の考えに同意してくれる人は残念ながら出版界には少ないと思う。おおかたの出版人は鼻先で笑うことだろう。

「何を青臭いことを言ってるんですか。そういう記事を読みたいという読者がいるから、記事を書いてるだけですよ。ただの需要と供給の話です。出版人の矜持だ覚悟だって、内田さん、なんか出版に幻想持ってませんか?」と、たぶんそう言われるだろう。

 数年前にある週刊誌が党派的にかなり偏った政治記事を掲げたことがあった。その週刊誌からインタビューを申し込まれたので、「あんな記事を書く週刊誌とは仕事をしない」と断ったら、苦笑いされた。「あんなこと、われわれが本気で書いてると思ってるんですか? ああいうことを書くと売れるから、『心にもないこと』を書いているんです」と「大人の事情」を説明してくれた。それを聴いて、私はさらに怒りが募った。

 これらの記事は、「これは私の言いたいことです」と固有名において誓言する書き手が存在しない文章である。誰もその「文責」を引き受ける人がいない言葉が印刷され、何十万もの読者がそれを読む。そして、「そういう考え方」が広く流通する。

「フランスにおける反ユダヤ主義」は私の研究テーマの一つだったが、研究を通じて骨身にしみた教訓は「発言の責任を取る人間がどこにも存在しない妄想やデマでも、強い現実変成力を持つことができる」という歴史的事実であった。だから、私は空語や妄想を軽んじない。

 けれども、私に「裏の事情」を話してくれたフレンドリーな編集者は自分たちが流布している「空語」の現実的な影響力については特に何も考えていないようであった。適当に書き飛ばした「空語」を読んで、それを現実だと「誤解」するのは読解力の足りない読者の責任であって、書いた側には責任がないと思っていたらしい。

 厄介な話だが、このような考え方にも実は一定の理論的根拠はある。「あらゆるテクストは多様な解釈に開かれており、テクストを一意的に解釈する権利は誰にも(書き手自身にも)ない」というのはロラン・バルト以来のテクスト理論の中核的なテーゼだったからである。

 今回の『週刊ポスト』も、謝罪していたのは、「誤解を広め」かねないことについてであり、「間違ったことを書いた」ことについてではない。「テクストの最終的な意味を確定するのは読者たちであり、筆者ではない」というポストモダンの尖ったテクスト理論はここでは書き手の責任を空洞化するために功利的に活用されていたのである。学知というのは、こういうふうに劣化するものだということを私は知った。

 どれほど「ジャンク」な商品でも、それを「欲しい」という消費者がいる限り、その流通を妨害してはならないというのは市場経済の基本ルールの一つである。アメリカには「学位工場(degree mill)」というものがある。貸しビルのオフィスに電話とパソコンがあるだけの、実体のない「大学」だが、金を払えば、学位記を発行してくれる。学問的には無価値な学位だが、それでも「欲しい」という人がいる。だから商売になる。アメリカにはこれを禁じる法律がない。売り手も買い手もそれが「ジャンクな商品」だということをわきまえた上で売り買いしているのである。「大人の商売」である。だから、市場原理に従えば、空語や妄想を読みたいという人がいる限り、妄想や空語を売ることも適法だということになる。

 私はこういう「原理主義的」な考え方を好まない。たとえ理屈ではそうでも、いくらなんでも非常識だと思う。もちろん、「それは非常識だ」と私が言っても、「お前の言う『常識』とはいつ公認されて、どの地域において『常識』なんだ? どれだけの一般性があるんだ?」と切り立てられると絶句する他ない。しかし、私はここで絶句するということが「常識の手柄」だと思っている。常識に基づいて革命を起こしたり、テロをしたり、人を収容所に監禁したりすることはできない。「そんなの非常識」だからである。

 常識は強制力を持たない、弱い知見である。控えめな抑止効果はあるが、それ以上の力を持たない。けれども、そういう言葉がいまのメディアには一番足りないのではないか。

 こういう問題が起きると「表現の自由を侵すな」という原理主義的な反論を語る人がいる(今回もぞろぞろ出て来た)。だが、「ヘイトも、差別も、犯罪教唆も、言論の自由」だというようなことを言う方々は別に「表現の自由」が譲れない基本的人権だと思ってそう言っているわけではない。そのことは肝に銘じておいた方がいい。

「表現の自由」という言葉は一つだけれど、それを「手段」として功利的に使う人たちと「目的」として掲げている人たちでは、同じ言葉でも奥行きや広がりが違う。

「表現の自由」を口にする人たちが「表現の自由があらゆる領域で保障されるような社会を構築するため」にその原理を掲げるなら、私はそれを支持する。いまここにおける「限定的な表現の自由」の行使が、未来の「より包括的な表現の自由」の実現をめざすものであるなら、私はそれを支持する。

 だが、自分たちの政治的信念を宣布する上で便宜的に「表現の自由」論を口にする人については、彼らに「表現の自由」を認めることを私は留保する。もし彼らがその言論を通じて実現をめざしているのが、異物を排除し、多様性を認めず、単一のイデオロギーで統制された「純血主義」的社会であるなら、私は彼らが「表現の自由」を口にするのはそもそも「ことの筋目が通らない」と思うからである。

 もちろん私は一介の私人であるから、法律や暴力を以て彼らを黙らせることはできない。私にできるのは「この人たちの言うことに耳を貸してはいけない」とぼそぼそ言うだけである。

 いま日本のメディアには非常識な言説が瀰漫している。だが、これを止めさせる合法的な根拠はいまのところない。たとえ法律を作っても、その網の目をくぐりぬけて、非常識な言説はこれからも流布し続けるだろう。私たちにできるのは「それはいくらなんでも非常識ではないか」とか「それではことの筋目が通るまい」というような生活者の常識によって空論や妄想の暴走を抑止することだけである。そのような常識が通じる範囲を少しずつ押し広げることだけである。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/24_0939.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c347

コメント [テスト31] 『<民立>憲法裁判所』設立の提案 歙歛
4. 歙歛[103] n1@fYQ 2019年10月13日 12:09:31 : iSOYn4cqmQ : ek5qL1ZMMzdCMW8=[4]

将来の日本


<民立>憲法裁判所
http://www.asyura2.com/14/test31/msg/831.html


http://www.asyura2.com/14/test31/msg/830.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK266] 無節操な埼玉補選。(日々雑感) 笑坊
13. 2019年10月13日 12:09:45 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[657]
上杉氏は、あちら側の人ではないのか?

橋下徹、小池百合子などと同様に、野党を攪乱する目的ではないか?

気をつけよう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/377.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
10. 2019年10月13日 12:14:11 : lWUCfj8NHI : dkhPWS51WGNoeFk=[27]
「台風19号により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。」安倍晋三 @AbeShinzo
・・・台風通過の翌日早めにこんなこと言えばいいと思っているのかこのバカ、一週間後に言え。

悪夢のような安倍政権、
しかしこれは正夢(まさゆめ)だ。

こうも天災が多いのは為政者に徳がなく人を得ていないからだ。
科学的でないと言う者もいるかも知れないが、古来からの真実だ。
一刻も早く安倍政権を変えなければ、類似の天災は続くであろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c10

コメント [カルト23] 大ママ・日本近海・局地的な線上の海水温の維持。バンドレを海上でも花道のように航行すれば台風の誘導は可能である。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 12:15:43 : P86ncLmOFg : UTdRckZtTUJVYm8=[5]
日本に稲作がもたらされた時のように、これからは海で作物を作る時代なのだと思います。

海から・・もたらされる恵みを食材にして、栄養をとる。
日本の食卓は海産物が豊富ですが、海外ではそうでもない。

海に囲まれた民族だからこそ、海の生き物たちと共存していく知恵があるのだと思います。と言っても、海の生き物たちの生態を、この国ではたいして研究していないのです。 絶滅危惧種に追い込んでいる状態。

海の生態系に負荷をかけすぎずに、海の畑を作り、海藻が豊かに繁る間を魚たちが暮らし、、人間は栄養を分けてもらう。
イルカやクジラはシリウスからやってきたと言われていますから、彼らにご指導をお願いしましょう。 シリウスの知恵、、知りたいですよね。

マンモスの頃の氷河期との違いは、 人類が海から学び、海の畑を豊かにして、地球上のすべての生物が参加する太陽系時代が、水瓶座の時代かと思います。

フクイチからの放射性物質の拡散を防ぐのが、日本では喫緊です。

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/105.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK266] 生々しい関電衝撃情報<本澤二郎の「日本の風景」(3463)<「検察捜査は100%ない」の日本の特捜部事情> 笑坊
4. 歙歛[104] n1@fYQ 2019年10月13日 12:16:20 : iSOYn4cqmQ : ek5qL1ZMMzdCMW8=[5]

何百年先にでも実現して貰いたい


<民立>憲法裁判所
http://www.asyura2.com/14/test31/msg/831.html


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/401.html#c4
コメント [不安と不健康16] “早死にする人”ランキング 短命にある共通点とは…(ZAK×SPA!)  赤かぶ
138. 中川隆[-10924] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:17:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1911]
食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島 2019年10月12日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571


 環太平洋経済連携協定(TPP)11が昨年12月発効し、日欧経済連携協定(EPA)が今年2月発効したのに続いて今月7日、日本政府は日米FTAの一部としての日米貿易交渉協定に正式署名した。いずれも自動車やITなど独占企業の市場拡大のために農業分野を犠牲にして決着をはかったものだ。政府は今回の日米貿易協定署名で国内の農業分野にどれほどの影響が出るかの試算を出していない。トランプが要求する来年1月1日の発効に向けて国会承認を強行しようと必死だ。TPPが問題になった時点で当時の農水省はTPP発効によって日本の食料自給率は14%まで低下するとの試算を出している。特産物以外の農業生産がほぼ壊滅するという水準であり、国民への食料供給は危機的になり、飢餓や餓死の蔓延も懸念される。輸入依存の食料の安全性も問題になってくる。さらに食料の90%近くを輸入に依存する国が独立国といえるのかという食料安保の問題も大きい。農産物の関税撤廃や削減による市場開放によって日本の食料はどうなっていくのか、座談会をもって論議した。


稲刈りをする農家(北海道)

 司会 TPP11や日欧EPA、日米FTAで農業はどうなっていくのか。

 A 日本の農産物市場は戦後、1960年代から輸入自由化が推進されてきた。政府は自動車やテレビなど工業製品のアメリカへの輸出拡大のために農業生産を犠牲にし、米国産農産物の輸入を拡大してきた。米国産レモンを皮切りに70年代のグレープフルーツ、90年代の牛肉、オレンジなどの輸入自由化で国内の酪農・畜産、ミカン農家などは離農や倒産など悲惨な事態を経験した。

 B 食料自給率は1960年に79%だったが、70年に60%、80年に53%になり、90年には40%に、97年には戦後最低の37%に落ちた。この年はコメの不作で緊急輸入をした年だ。その後2000年に40%、15年に39%、17年に38%、18年にはふたたび戦後最低の37%に落ちている。これは先進国のなかで最低で、韓国(39%)よりも低い。ちなみにアメリカは130%、フランス127%、ドイツ95%、スペイン93%、イギリス63%、イタリア60%だ。

 C 日本の農業分野はすでに十分に市場開放されており、これ以上の市場開放は国内の農業生産の壊滅、すなわち国民への食料供給の危機であることを、TPP参加をめぐって生産者は強く訴えていた。

 A TPPは「例外なき関税撤廃」を原則とするものだ。日本は最低限の食料供給を守るために、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などに最後の砦として高関税をかけてきた。ところがTPPではこの主要品目も関税削減の対象とし、大幅な関税削減や無関税枠をもうけた。TPPが18年12月に発効するとその後5日間で半月分の牛肉輸入が増え、さらに2月にTPP水準を上回って日欧EPAが発効すると豚肉は輸入が5割増、チーズなど乳製品は輸入が3割増えた。これに加えて日米FTAで農業分野のさらなる市場開放を約束した。国内の農家への打撃は重大だ。

 農水省はTPP発効で食料自給率は14%まで下がると試算した。18年の食料自給率37%の半分以下で、約90%の食料を輸入に頼るということになる。

 D ほとんどの食料を輸入に頼るということはさまざまな危険がともなう。農水省は不測の事態に備える食料の安全保障というマニュアルをつくっている。想定される事態として、国内の大不作やおもな輸出国での大不作。おもな輸出国での事件、事故による貿易の混乱。おもな輸出国による輸出規制などをあげている。

 最悪のケースとして穀物、大豆やその関連製品の輸入の大幅な減少をあげ、日本国内の生産だけでどんな食生活ができるか具体的なメニューも示している。

 〈朝食〉御飯一杯、蒸かし芋二個、ぬか漬け一皿 〈昼食〉焼き芋二本、蒸かし芋一個、果物五〇c 〈夕食〉御飯一杯、焼き芋一本、焼き魚一切れ

 これは2010年に出したもので、食料自給率は約40%だ。食料自給率が14%になれば、不測の事態が起こった場合これほどの食事もできなくなる。というよりほとんど国内に食べ物はないという事態だ。

侵される食品の安全性 GM作物消費は世界一


 A 食料を輸入に頼る危険性はほかにもある。食品の安全性だ。アメリカは牛肉の輸入増大を狙っているが、米国産の牛肉には成長ホルモン(エストロゲンなど)が使用されている。発がん性リスクがあるとして日本では使用が認可されていない。アメリカの牛肉には国産牛に比べて600倍のエストロゲンが入っていたとの医師の報告もある。日本での使用は認められていないが、アメリカの圧力で成長ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めている。EUは国内での使用も禁止し、成長ホルモンが入っているアメリカ産牛肉の輸入も拒否している。

 B EUはオーストラリア産牛肉の輸入は拒否しない。それはオーストラリアがEU向けには成長ホルモンを使用していないことを証明しているからだ。EU向け以外は、日本に輸入されるオーストラリア産牛肉にも成長ホルモンを使っている。

 A EUでは、1989年に成長ホルモンを使用しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止したが、その後2006年までに乳がん死亡率がアイルランドで44・5%、イギリスで34・9%、スペインで26・8%減少したとの調査結果もある。

 牛や豚など家畜の成長促進剤ラクトパミンも人体に悪影響があるとして、EU・中国・ロシアなどでは使用を禁止し、輸入も厳しく規制している。とくに心臓病や高血圧の患者に影響が大きい。長期に接種すると染色体の変異や悪性腫瘍を誘発するとされている。

 日本でも国内の使用は認めていない。輸入肉については残留基準値を設定しているが、その検査はおこなわれておらず、実質的にはフリーパスだ。牛肉・豚肉の自給率はすでに40〜50%であり、今後10〜20%になってから安全な国産をといっても手に入らなくなる。

 B アメリカでは乳牛の乳量増加効果がある遺伝子組み換え成長ホルモンも乳牛に注射している。この成長ホルモンを注射された牛から搾った牛乳・乳製品を大量摂取することで、前立腺がんや乳がんの発症率が高まるという論文も発表されている。この成長ホルモンは日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは認可されていない。日本ではこの成長ホルモンの使用を認可していないが、アメリカからの輸入は認めている。

 C BSEの問題もある。2003年にアメリカでBSEが発生し、日本は米国産牛肉の輸入を禁止した。その後小泉政府のもとで20カ月齢以下の輸入を認め、TPP参加を前に20カ月齢以下を30カ月齢以下に緩和した。そして今回日米貿易協定の交渉に入る前に規制を全面撤廃した。24カ月齢の牛からもBSEの発症例はある。アメリカでのBSE検査率は1%未満で、検査にひっかからないだけともいえる。


牛舎でエサを食べる乳牛(北海道)

 D 遺伝子組み換え(GM)食品も大きな問題だ。モンサントが除草剤・ラウンドアップに耐性を持つGM大豆をつくり出し、ラウンドアップとセットで販売を開始したのは1996年だ。アメリカは世界最大のGM作物栽培国だが、販売段階での表示義務はない。日本にはGM食品に表示義務があるが、EUなどに比べると格段に基準がゆるい。

 C EUではGM作物の表示には厳しい。スペインではスーパーで販売している食品だけでなく、レストランで提供するメニューにも義務づけている。国内で流通・販売していくことが難しいということで、ドイツ、スウェーデン、ポーランドは2011年にGM作物の栽培を中止した。14年にはEU最大の穀物生産国フランスがGMトウモロコシの栽培を全面中止。さらに15年にはルーマニアが、16年にはスロバキアもGM作物の栽培から撤退した。

 D ロシアでは16年に上院でGM作物の生産および輸入を全面的に禁止する法案が可決・成立した。ロシアは12年に世界貿易機関(WTO)に加盟したさいに、アメリカに押し切られてGM作物の栽培や輸入を解禁・容認した。だが、国民の圧倒的多数がGM食品を拒否したため、ロシア国会は生産・輸入禁止に動いた。

 A 日本はGM作物を年間数千d輸入する、世界で有数のGM作物消費国だ。食品用大豆の国内自給率はわずか7%だ。残りは輸入に頼っている。輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどだ。16年度のGM大豆の作付け面積は順に94%、97%、94%だ。

 日本への輸入が許可され、販売・流通が認められているGM作物は八種類ある。大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、甜菜、アルファルファ、パパイヤだ。このうち大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿がおもに流通している。これら8種類のGM作物を主な原材料とする加工食品のなかで、食品衛生法の安全審査をクリアしたのは19年5月に320種類にのぼる。15年の214種類から急増している。

 だが、320種類のうち表示を義務付けられているのは33種類しかない。大豆では豆腐や納豆、豆乳類、味噌などは表示義務があるが、醤油、コーン油、大豆油、菜種油、液糖、GM飼料で飼育された肉など、タンパク質が分解されているとされる食品には表示義務はない。たとえば醤油になにも表示がない場合は、通常はGM大豆が原料であることを意味する。豆腐には表示義務があり、表示がない場合はGM大豆不使用ということになる。

 C 消費者はGM食品とは知らずに口にしている場合が多いということだ。アメリカの政府関係者が「日本人は一人当り世界でもっとも多くのGM作物を消費している」と発言している。日本はトウモロコシの100%、大豆の93%を輸入に依存しているが、アメリカなど輸入先国のGM比率はトウモロコシも大豆も90%前後だ。日本で消費されるトウモロコシ、大豆の80%前後がすでにGM作物ということになる。

 B アメリカやEUなどではGM作物の栽培や流通・販売を消費者が拒否する運動が広がっており、GM食品は行き場を失っている。そうしたなかで内閣府の消費者委員会は今年四月、GM食品ではないと表示できる条件を厳格化する表示基準の改定案を政府に答申した。この狙いは「遺伝子組み換えでない」という表示を事実上不可能にすることだ。山田正彦氏は「市場をオーガニック食品に奪われたモンサント(現バイエル)は、またとないチャンスを日本で得る」とし、行き場を失った世界中の遺伝子組み換え作物が大量に日本に流入し、「多国籍アグリ企業が扱いに困った作物の最終的な廃棄場」になると指摘している。

 D 鈴木宣弘氏はアメリカはまるで「GMトウモロコシや小麦は牛・豚・日本人に食わせておけ」といった対応だと話している。

世界の動きと逆行 ゲノム食品も規制緩和

 A GM作物の健康破壊と同時に除草剤ラウンドアップの主成分であるグリホサートに発がん性が確認され、世界各国で販売が禁止されているが、日本政府は逆に残留規制を緩和して世界中で売れ残ったラウンドアップを流入させている。

 C グリホサートは収穫直前の小麦を早く乾燥させる効果があり、直前にラウンドアップを噴霧するプレハーベストという方法が導入されている。収穫時の手間が省け、グリホサートが芯にまで浸透して余分な水が抜かれるので、輸送するさいにカビや細菌が発生するリスクが抑えられる。アメリカやカナダ、オーストラリアでもラウンドアップを使ったプレハーベストをおこなっている。

 日本の消費者団体などが輸入小麦やそれを原料にしたパンを検査したところ、グリホサートが検出された。国産小麦を使ったパンからは検出されなかった。政府は「基準値以下だから問題ない」との態度をとっているが、その基準値が大幅に緩和されたものだから問題だ。そのうえ小麦はパンや麺類など毎日口にする主食であり、積み重なっていけば健康を害する危険性は高い。

 輸入農産物に使用される防腐剤や防カビ剤など、ポストハーベスト(収穫後)農薬についてもアメリカは日本の残留基準を緩めるよう要求してきている。

 B GM食品と同様にゲノム編集食品に対しても規制を強化する諸外国の動きと逆行して日本はフリーパスの姿勢だ。EUの司法裁判所は18年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」との判断を出した。アメリカの農務省は18年3月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しない」との声明を出したが、改変の仕方によっては遺伝子組み換えであるとした。日本の環境省は18年8月、アメリカに追随して「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」との見解を発表し、同9月に厚労省は「従来の品種改良と同じ、安全だ」とする報告書をまとめ、厚労省への届出だけで市場への流通を認める方針だ。表示も必要ない。

 D 種子大手の米コルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は年内にもゲノム編集トウモロコシ販売を厚労省に届け出る動きを見せている。ゲノム編集技術はモンサント・バイエル連合とダウ・デュポンの二強が独占する状態だ。日本が先頭に立ってゲノム編集食品の本格的な流通を開始することは、米バイオメジャーの実験場となる危険性が高い。GM種子の販売もモンサント社など数社で世界中のシェアを独占している。

モンサント法の日本版 種子法廃止・種苗法改定

 A 農産物市場の開放と同時進行で進んでいるのは、種子法(正式名称=主要農産物種子法)の廃止や種苗法の改定だ。種子法が誕生したのは敗戦間もない1952年で、「二度と日本の国民を飢えさせてはならない」という精神にもとづくものだった。日本人の主食である「コメ・麦・大豆」の安定供給のために、それらの種子の生産と普及を国の責任として位置づけ、「種子の開発予算」は都道府県の負担とした。種子は「日本人の公共財産」として扱われ、一般農家は安定した価格で種子を買うことができた。

 ところが2017年2月、安倍政府は種子法を廃止し、かわって「農業競争力強化支援法」を制定することを閣議決定し、4月14日衆議院と参議院でわずかな審議で採択された。種子法が民間の参入を阻害しているとし、これまで税金で開発・改良してきた種子の知見を民間業者に渡すことを目的としていた。これを山田正彦氏は「モンサント法案の日本版」と見ている。

 B 1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効すると、モンサントやデュポンなどの多国籍アグリ企業は、メキシコで栽培されていたあらゆるトウモロコシを輸入し、種子をゲノム解析したうえで育種登録や応用特許を次次と申請した。メキシコの農家がトウモロコシを栽培するには、モンサントやデュポンに使用料を払わなければならなくなった。

 さらに2012年にはメキシコ政府は、種子の一部を保存して次の年の栽培に備える自家採種を犯罪行為として原則禁止にした。そのうえで政府に登録された種子を毎年購入することを義務づける法案制定へと動いた。こうした一連の農家の自主性を奪う法案は「モンサント法案」と呼ばれ、農民を中心とする国民の猛反発を受けて廃案となった。

 D モンサント法案はユポフ条約=「植物の新品種に関する国際条約」をよりどころとしている。91年に改定し、新しい種子を開発した民間企業の知的財産権を守り、同時に農家から自家採種の権利を奪うなど、新品種を開発した育種者の権限が大幅に拡大された。主導したのは国際種子連盟で、モンサントをはじめ多国籍アグリ企業がメンバーに名を連ねている。しかも91年の条約を批准した国は新品種を育てた者の権利を守る国内法を整備する義務を負う。さらにTPPの合意文書には91年ユポフ条約の批准を義務づけている。

 日本はユポフ条約を82年にアジアで初めて批准し、98年に91年条約を批准しており、国内法の整備が義務づけられる。これに従って日本では種苗法改定に着手した。日本では種苗法によって、種苗の自家採種が容認されてきた。ところが2018年5月、農水省は自家採種を原則禁止する方向での種苗法改定の検討に入った。

 山田氏は「種子法廃止で公的な予算措置を廃止し、農業競争力強化支援法でコメの300近い品種数を民間の数種類に集約させ、外資を含めた民間企業へ長く蓄積されてきた種子の育種知見を提供させる。そして種苗法改正で自家採種を全面禁止することで農家は多国籍アグリ企業から高価格の種子を買わざるをえない状況をつくりだしていく」と指摘し、これが「日本版のモンサント法」であり、その総仕上げが種苗法の改正だとしている。

 A 90年代なかばアルゼンチン政府は、農地規制を緩和して外資の土地所有を認めた。外資が土地を買い占め、巨大な遺伝子組み換え大豆畑がつくられ、その大豆だけに耐性を持つ除草剤の空中散布によって周辺農家の作物は枯れた。国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になり、経済不況時に餓死する国民が続出した。イラクでも多国籍アグリ企業が在来種の種子を品種登録し、農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失った。

 B 種子を外資に支配され食料を輸入に依存する国は主権国家、独立国家とはいえない。アメリカは食料を戦略物資と位置づけている。ブッシュ大統領はかつて「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)食料自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」と語った。アメリカは戦後一貫して日本国民の胃袋を牛耳るために画策してきた。安倍政府は米国産農産物の輸入を増大させるだけでなく、主食であるコメや麦、大豆の種子も含めてアメリカの多国籍アグリ企業に差し出す構えだ。TPP、日欧EPA、日米FTAまできて日本の食料をめぐる事態の激変に専門家は警鐘を鳴らしている。生産者と消費者をはじめ広範な国民が連帯して根本的な問題の解決に向けて進む必要がある。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571

http://www.asyura2.com/13/health16/msg/134.html#c138

コメント [不安と不健康15] コンビニ弁当やお握りは辞めた方がいいです。『拡散』 (カズちゃんのブログ)  赤かぶ
321. 中川隆[-10923] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:17:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1912]
食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島 2019年10月12日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571


 環太平洋経済連携協定(TPP)11が昨年12月発効し、日欧経済連携協定(EPA)が今年2月発効したのに続いて今月7日、日本政府は日米FTAの一部としての日米貿易交渉協定に正式署名した。いずれも自動車やITなど独占企業の市場拡大のために農業分野を犠牲にして決着をはかったものだ。政府は今回の日米貿易協定署名で国内の農業分野にどれほどの影響が出るかの試算を出していない。トランプが要求する来年1月1日の発効に向けて国会承認を強行しようと必死だ。TPPが問題になった時点で当時の農水省はTPP発効によって日本の食料自給率は14%まで低下するとの試算を出している。特産物以外の農業生産がほぼ壊滅するという水準であり、国民への食料供給は危機的になり、飢餓や餓死の蔓延も懸念される。輸入依存の食料の安全性も問題になってくる。さらに食料の90%近くを輸入に依存する国が独立国といえるのかという食料安保の問題も大きい。農産物の関税撤廃や削減による市場開放によって日本の食料はどうなっていくのか、座談会をもって論議した。


稲刈りをする農家(北海道)

 司会 TPP11や日欧EPA、日米FTAで農業はどうなっていくのか。

 A 日本の農産物市場は戦後、1960年代から輸入自由化が推進されてきた。政府は自動車やテレビなど工業製品のアメリカへの輸出拡大のために農業生産を犠牲にし、米国産農産物の輸入を拡大してきた。米国産レモンを皮切りに70年代のグレープフルーツ、90年代の牛肉、オレンジなどの輸入自由化で国内の酪農・畜産、ミカン農家などは離農や倒産など悲惨な事態を経験した。

 B 食料自給率は1960年に79%だったが、70年に60%、80年に53%になり、90年には40%に、97年には戦後最低の37%に落ちた。この年はコメの不作で緊急輸入をした年だ。その後2000年に40%、15年に39%、17年に38%、18年にはふたたび戦後最低の37%に落ちている。これは先進国のなかで最低で、韓国(39%)よりも低い。ちなみにアメリカは130%、フランス127%、ドイツ95%、スペイン93%、イギリス63%、イタリア60%だ。

 C 日本の農業分野はすでに十分に市場開放されており、これ以上の市場開放は国内の農業生産の壊滅、すなわち国民への食料供給の危機であることを、TPP参加をめぐって生産者は強く訴えていた。

 A TPPは「例外なき関税撤廃」を原則とするものだ。日本は最低限の食料供給を守るために、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などに最後の砦として高関税をかけてきた。ところがTPPではこの主要品目も関税削減の対象とし、大幅な関税削減や無関税枠をもうけた。TPPが18年12月に発効するとその後5日間で半月分の牛肉輸入が増え、さらに2月にTPP水準を上回って日欧EPAが発効すると豚肉は輸入が5割増、チーズなど乳製品は輸入が3割増えた。これに加えて日米FTAで農業分野のさらなる市場開放を約束した。国内の農家への打撃は重大だ。

 農水省はTPP発効で食料自給率は14%まで下がると試算した。18年の食料自給率37%の半分以下で、約90%の食料を輸入に頼るということになる。

 D ほとんどの食料を輸入に頼るということはさまざまな危険がともなう。農水省は不測の事態に備える食料の安全保障というマニュアルをつくっている。想定される事態として、国内の大不作やおもな輸出国での大不作。おもな輸出国での事件、事故による貿易の混乱。おもな輸出国による輸出規制などをあげている。

 最悪のケースとして穀物、大豆やその関連製品の輸入の大幅な減少をあげ、日本国内の生産だけでどんな食生活ができるか具体的なメニューも示している。

 〈朝食〉御飯一杯、蒸かし芋二個、ぬか漬け一皿 〈昼食〉焼き芋二本、蒸かし芋一個、果物五〇c 〈夕食〉御飯一杯、焼き芋一本、焼き魚一切れ

 これは2010年に出したもので、食料自給率は約40%だ。食料自給率が14%になれば、不測の事態が起こった場合これほどの食事もできなくなる。というよりほとんど国内に食べ物はないという事態だ。

侵される食品の安全性 GM作物消費は世界一


 A 食料を輸入に頼る危険性はほかにもある。食品の安全性だ。アメリカは牛肉の輸入増大を狙っているが、米国産の牛肉には成長ホルモン(エストロゲンなど)が使用されている。発がん性リスクがあるとして日本では使用が認可されていない。アメリカの牛肉には国産牛に比べて600倍のエストロゲンが入っていたとの医師の報告もある。日本での使用は認められていないが、アメリカの圧力で成長ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めている。EUは国内での使用も禁止し、成長ホルモンが入っているアメリカ産牛肉の輸入も拒否している。

 B EUはオーストラリア産牛肉の輸入は拒否しない。それはオーストラリアがEU向けには成長ホルモンを使用していないことを証明しているからだ。EU向け以外は、日本に輸入されるオーストラリア産牛肉にも成長ホルモンを使っている。

 A EUでは、1989年に成長ホルモンを使用しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止したが、その後2006年までに乳がん死亡率がアイルランドで44・5%、イギリスで34・9%、スペインで26・8%減少したとの調査結果もある。

 牛や豚など家畜の成長促進剤ラクトパミンも人体に悪影響があるとして、EU・中国・ロシアなどでは使用を禁止し、輸入も厳しく規制している。とくに心臓病や高血圧の患者に影響が大きい。長期に接種すると染色体の変異や悪性腫瘍を誘発するとされている。

 日本でも国内の使用は認めていない。輸入肉については残留基準値を設定しているが、その検査はおこなわれておらず、実質的にはフリーパスだ。牛肉・豚肉の自給率はすでに40〜50%であり、今後10〜20%になってから安全な国産をといっても手に入らなくなる。

 B アメリカでは乳牛の乳量増加効果がある遺伝子組み換え成長ホルモンも乳牛に注射している。この成長ホルモンを注射された牛から搾った牛乳・乳製品を大量摂取することで、前立腺がんや乳がんの発症率が高まるという論文も発表されている。この成長ホルモンは日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは認可されていない。日本ではこの成長ホルモンの使用を認可していないが、アメリカからの輸入は認めている。

 C BSEの問題もある。2003年にアメリカでBSEが発生し、日本は米国産牛肉の輸入を禁止した。その後小泉政府のもとで20カ月齢以下の輸入を認め、TPP参加を前に20カ月齢以下を30カ月齢以下に緩和した。そして今回日米貿易協定の交渉に入る前に規制を全面撤廃した。24カ月齢の牛からもBSEの発症例はある。アメリカでのBSE検査率は1%未満で、検査にひっかからないだけともいえる。


牛舎でエサを食べる乳牛(北海道)

 D 遺伝子組み換え(GM)食品も大きな問題だ。モンサントが除草剤・ラウンドアップに耐性を持つGM大豆をつくり出し、ラウンドアップとセットで販売を開始したのは1996年だ。アメリカは世界最大のGM作物栽培国だが、販売段階での表示義務はない。日本にはGM食品に表示義務があるが、EUなどに比べると格段に基準がゆるい。

 C EUではGM作物の表示には厳しい。スペインではスーパーで販売している食品だけでなく、レストランで提供するメニューにも義務づけている。国内で流通・販売していくことが難しいということで、ドイツ、スウェーデン、ポーランドは2011年にGM作物の栽培を中止した。14年にはEU最大の穀物生産国フランスがGMトウモロコシの栽培を全面中止。さらに15年にはルーマニアが、16年にはスロバキアもGM作物の栽培から撤退した。

 D ロシアでは16年に上院でGM作物の生産および輸入を全面的に禁止する法案が可決・成立した。ロシアは12年に世界貿易機関(WTO)に加盟したさいに、アメリカに押し切られてGM作物の栽培や輸入を解禁・容認した。だが、国民の圧倒的多数がGM食品を拒否したため、ロシア国会は生産・輸入禁止に動いた。

 A 日本はGM作物を年間数千d輸入する、世界で有数のGM作物消費国だ。食品用大豆の国内自給率はわずか7%だ。残りは輸入に頼っている。輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどだ。16年度のGM大豆の作付け面積は順に94%、97%、94%だ。

 日本への輸入が許可され、販売・流通が認められているGM作物は八種類ある。大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、甜菜、アルファルファ、パパイヤだ。このうち大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿がおもに流通している。これら8種類のGM作物を主な原材料とする加工食品のなかで、食品衛生法の安全審査をクリアしたのは19年5月に320種類にのぼる。15年の214種類から急増している。

 だが、320種類のうち表示を義務付けられているのは33種類しかない。大豆では豆腐や納豆、豆乳類、味噌などは表示義務があるが、醤油、コーン油、大豆油、菜種油、液糖、GM飼料で飼育された肉など、タンパク質が分解されているとされる食品には表示義務はない。たとえば醤油になにも表示がない場合は、通常はGM大豆が原料であることを意味する。豆腐には表示義務があり、表示がない場合はGM大豆不使用ということになる。

 C 消費者はGM食品とは知らずに口にしている場合が多いということだ。アメリカの政府関係者が「日本人は一人当り世界でもっとも多くのGM作物を消費している」と発言している。日本はトウモロコシの100%、大豆の93%を輸入に依存しているが、アメリカなど輸入先国のGM比率はトウモロコシも大豆も90%前後だ。日本で消費されるトウモロコシ、大豆の80%前後がすでにGM作物ということになる。

 B アメリカやEUなどではGM作物の栽培や流通・販売を消費者が拒否する運動が広がっており、GM食品は行き場を失っている。そうしたなかで内閣府の消費者委員会は今年四月、GM食品ではないと表示できる条件を厳格化する表示基準の改定案を政府に答申した。この狙いは「遺伝子組み換えでない」という表示を事実上不可能にすることだ。山田正彦氏は「市場をオーガニック食品に奪われたモンサント(現バイエル)は、またとないチャンスを日本で得る」とし、行き場を失った世界中の遺伝子組み換え作物が大量に日本に流入し、「多国籍アグリ企業が扱いに困った作物の最終的な廃棄場」になると指摘している。

 D 鈴木宣弘氏はアメリカはまるで「GMトウモロコシや小麦は牛・豚・日本人に食わせておけ」といった対応だと話している。

世界の動きと逆行 ゲノム食品も規制緩和

 A GM作物の健康破壊と同時に除草剤ラウンドアップの主成分であるグリホサートに発がん性が確認され、世界各国で販売が禁止されているが、日本政府は逆に残留規制を緩和して世界中で売れ残ったラウンドアップを流入させている。

 C グリホサートは収穫直前の小麦を早く乾燥させる効果があり、直前にラウンドアップを噴霧するプレハーベストという方法が導入されている。収穫時の手間が省け、グリホサートが芯にまで浸透して余分な水が抜かれるので、輸送するさいにカビや細菌が発生するリスクが抑えられる。アメリカやカナダ、オーストラリアでもラウンドアップを使ったプレハーベストをおこなっている。

 日本の消費者団体などが輸入小麦やそれを原料にしたパンを検査したところ、グリホサートが検出された。国産小麦を使ったパンからは検出されなかった。政府は「基準値以下だから問題ない」との態度をとっているが、その基準値が大幅に緩和されたものだから問題だ。そのうえ小麦はパンや麺類など毎日口にする主食であり、積み重なっていけば健康を害する危険性は高い。

 輸入農産物に使用される防腐剤や防カビ剤など、ポストハーベスト(収穫後)農薬についてもアメリカは日本の残留基準を緩めるよう要求してきている。

 B GM食品と同様にゲノム編集食品に対しても規制を強化する諸外国の動きと逆行して日本はフリーパスの姿勢だ。EUの司法裁判所は18年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」との判断を出した。アメリカの農務省は18年3月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しない」との声明を出したが、改変の仕方によっては遺伝子組み換えであるとした。日本の環境省は18年8月、アメリカに追随して「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」との見解を発表し、同9月に厚労省は「従来の品種改良と同じ、安全だ」とする報告書をまとめ、厚労省への届出だけで市場への流通を認める方針だ。表示も必要ない。

 D 種子大手の米コルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は年内にもゲノム編集トウモロコシ販売を厚労省に届け出る動きを見せている。ゲノム編集技術はモンサント・バイエル連合とダウ・デュポンの二強が独占する状態だ。日本が先頭に立ってゲノム編集食品の本格的な流通を開始することは、米バイオメジャーの実験場となる危険性が高い。GM種子の販売もモンサント社など数社で世界中のシェアを独占している。

モンサント法の日本版 種子法廃止・種苗法改定

 A 農産物市場の開放と同時進行で進んでいるのは、種子法(正式名称=主要農産物種子法)の廃止や種苗法の改定だ。種子法が誕生したのは敗戦間もない1952年で、「二度と日本の国民を飢えさせてはならない」という精神にもとづくものだった。日本人の主食である「コメ・麦・大豆」の安定供給のために、それらの種子の生産と普及を国の責任として位置づけ、「種子の開発予算」は都道府県の負担とした。種子は「日本人の公共財産」として扱われ、一般農家は安定した価格で種子を買うことができた。

 ところが2017年2月、安倍政府は種子法を廃止し、かわって「農業競争力強化支援法」を制定することを閣議決定し、4月14日衆議院と参議院でわずかな審議で採択された。種子法が民間の参入を阻害しているとし、これまで税金で開発・改良してきた種子の知見を民間業者に渡すことを目的としていた。これを山田正彦氏は「モンサント法案の日本版」と見ている。

 B 1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効すると、モンサントやデュポンなどの多国籍アグリ企業は、メキシコで栽培されていたあらゆるトウモロコシを輸入し、種子をゲノム解析したうえで育種登録や応用特許を次次と申請した。メキシコの農家がトウモロコシを栽培するには、モンサントやデュポンに使用料を払わなければならなくなった。

 さらに2012年にはメキシコ政府は、種子の一部を保存して次の年の栽培に備える自家採種を犯罪行為として原則禁止にした。そのうえで政府に登録された種子を毎年購入することを義務づける法案制定へと動いた。こうした一連の農家の自主性を奪う法案は「モンサント法案」と呼ばれ、農民を中心とする国民の猛反発を受けて廃案となった。

 D モンサント法案はユポフ条約=「植物の新品種に関する国際条約」をよりどころとしている。91年に改定し、新しい種子を開発した民間企業の知的財産権を守り、同時に農家から自家採種の権利を奪うなど、新品種を開発した育種者の権限が大幅に拡大された。主導したのは国際種子連盟で、モンサントをはじめ多国籍アグリ企業がメンバーに名を連ねている。しかも91年の条約を批准した国は新品種を育てた者の権利を守る国内法を整備する義務を負う。さらにTPPの合意文書には91年ユポフ条約の批准を義務づけている。

 日本はユポフ条約を82年にアジアで初めて批准し、98年に91年条約を批准しており、国内法の整備が義務づけられる。これに従って日本では種苗法改定に着手した。日本では種苗法によって、種苗の自家採種が容認されてきた。ところが2018年5月、農水省は自家採種を原則禁止する方向での種苗法改定の検討に入った。

 山田氏は「種子法廃止で公的な予算措置を廃止し、農業競争力強化支援法でコメの300近い品種数を民間の数種類に集約させ、外資を含めた民間企業へ長く蓄積されてきた種子の育種知見を提供させる。そして種苗法改正で自家採種を全面禁止することで農家は多国籍アグリ企業から高価格の種子を買わざるをえない状況をつくりだしていく」と指摘し、これが「日本版のモンサント法」であり、その総仕上げが種苗法の改正だとしている。

 A 90年代なかばアルゼンチン政府は、農地規制を緩和して外資の土地所有を認めた。外資が土地を買い占め、巨大な遺伝子組み換え大豆畑がつくられ、その大豆だけに耐性を持つ除草剤の空中散布によって周辺農家の作物は枯れた。国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になり、経済不況時に餓死する国民が続出した。イラクでも多国籍アグリ企業が在来種の種子を品種登録し、農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失った。

 B 種子を外資に支配され食料を輸入に依存する国は主権国家、独立国家とはいえない。アメリカは食料を戦略物資と位置づけている。ブッシュ大統領はかつて「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)食料自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」と語った。アメリカは戦後一貫して日本国民の胃袋を牛耳るために画策してきた。安倍政府は米国産農産物の輸入を増大させるだけでなく、主食であるコメや麦、大豆の種子も含めてアメリカの多国籍アグリ企業に差し出す構えだ。TPP、日欧EPA、日米FTAまできて日本の食料をめぐる事態の激変に専門家は警鐘を鳴らしている。生産者と消費者をはじめ広範な国民が連帯して根本的な問題の解決に向けて進む必要がある。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571

http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c321

コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
17. 日高見連邦共和国[16608] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 12:17:34 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[18]
>>16 『あおしろとらの友』さん

確かに、問題が国家公務員の“労働環境”の問題ならば、2交代勤務・フレックス・代休取得
という対策を含めて幅広く議論すべきです。そもそも『サブロク協定』が守られているのかと。

また、『イザって時に家に帰れない云々』って泣き言も、民間で働いてる者だって一緒でしょうに。

上司や社長の我がまま、クライアントの都合、設備トラブルなど、“帰れない事情”は四六時中。

例えば今回の件だって、森ゆうこが『遅滞常習犯』ならまだしも、これでは只のスケープゴート。

そもそも『事前通告』の2稼働日前までの提出って“慣習”も、どこまで厳密に守られてるのか?

“為にする批判”にしか聞こえません。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c17

コメント [リバイバル3] 輸入肉を食べると癌になる 中川隆
15. 中川隆[-10922] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:19:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1913]
食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島 2019年10月12日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571


 環太平洋経済連携協定(TPP)11が昨年12月発効し、日欧経済連携協定(EPA)が今年2月発効したのに続いて今月7日、日本政府は日米FTAの一部としての日米貿易交渉協定に正式署名した。いずれも自動車やITなど独占企業の市場拡大のために農業分野を犠牲にして決着をはかったものだ。政府は今回の日米貿易協定署名で国内の農業分野にどれほどの影響が出るかの試算を出していない。トランプが要求する来年1月1日の発効に向けて国会承認を強行しようと必死だ。TPPが問題になった時点で当時の農水省はTPP発効によって日本の食料自給率は14%まで低下するとの試算を出している。特産物以外の農業生産がほぼ壊滅するという水準であり、国民への食料供給は危機的になり、飢餓や餓死の蔓延も懸念される。輸入依存の食料の安全性も問題になってくる。さらに食料の90%近くを輸入に依存する国が独立国といえるのかという食料安保の問題も大きい。農産物の関税撤廃や削減による市場開放によって日本の食料はどうなっていくのか、座談会をもって論議した。


稲刈りをする農家(北海道)

 司会 TPP11や日欧EPA、日米FTAで農業はどうなっていくのか。

 A 日本の農産物市場は戦後、1960年代から輸入自由化が推進されてきた。政府は自動車やテレビなど工業製品のアメリカへの輸出拡大のために農業生産を犠牲にし、米国産農産物の輸入を拡大してきた。米国産レモンを皮切りに70年代のグレープフルーツ、90年代の牛肉、オレンジなどの輸入自由化で国内の酪農・畜産、ミカン農家などは離農や倒産など悲惨な事態を経験した。

 B 食料自給率は1960年に79%だったが、70年に60%、80年に53%になり、90年には40%に、97年には戦後最低の37%に落ちた。この年はコメの不作で緊急輸入をした年だ。その後2000年に40%、15年に39%、17年に38%、18年にはふたたび戦後最低の37%に落ちている。これは先進国のなかで最低で、韓国(39%)よりも低い。ちなみにアメリカは130%、フランス127%、ドイツ95%、スペイン93%、イギリス63%、イタリア60%だ。

 C 日本の農業分野はすでに十分に市場開放されており、これ以上の市場開放は国内の農業生産の壊滅、すなわち国民への食料供給の危機であることを、TPP参加をめぐって生産者は強く訴えていた。

 A TPPは「例外なき関税撤廃」を原則とするものだ。日本は最低限の食料供給を守るために、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などに最後の砦として高関税をかけてきた。ところがTPPではこの主要品目も関税削減の対象とし、大幅な関税削減や無関税枠をもうけた。TPPが18年12月に発効するとその後5日間で半月分の牛肉輸入が増え、さらに2月にTPP水準を上回って日欧EPAが発効すると豚肉は輸入が5割増、チーズなど乳製品は輸入が3割増えた。これに加えて日米FTAで農業分野のさらなる市場開放を約束した。国内の農家への打撃は重大だ。

 農水省はTPP発効で食料自給率は14%まで下がると試算した。18年の食料自給率37%の半分以下で、約90%の食料を輸入に頼るということになる。

 D ほとんどの食料を輸入に頼るということはさまざまな危険がともなう。農水省は不測の事態に備える食料の安全保障というマニュアルをつくっている。想定される事態として、国内の大不作やおもな輸出国での大不作。おもな輸出国での事件、事故による貿易の混乱。おもな輸出国による輸出規制などをあげている。

 最悪のケースとして穀物、大豆やその関連製品の輸入の大幅な減少をあげ、日本国内の生産だけでどんな食生活ができるか具体的なメニューも示している。

 〈朝食〉御飯一杯、蒸かし芋二個、ぬか漬け一皿 〈昼食〉焼き芋二本、蒸かし芋一個、果物五〇c 〈夕食〉御飯一杯、焼き芋一本、焼き魚一切れ

 これは2010年に出したもので、食料自給率は約40%だ。食料自給率が14%になれば、不測の事態が起こった場合これほどの食事もできなくなる。というよりほとんど国内に食べ物はないという事態だ。

侵される食品の安全性 GM作物消費は世界一


 A 食料を輸入に頼る危険性はほかにもある。食品の安全性だ。アメリカは牛肉の輸入増大を狙っているが、米国産の牛肉には成長ホルモン(エストロゲンなど)が使用されている。発がん性リスクがあるとして日本では使用が認可されていない。アメリカの牛肉には国産牛に比べて600倍のエストロゲンが入っていたとの医師の報告もある。日本での使用は認められていないが、アメリカの圧力で成長ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めている。EUは国内での使用も禁止し、成長ホルモンが入っているアメリカ産牛肉の輸入も拒否している。

 B EUはオーストラリア産牛肉の輸入は拒否しない。それはオーストラリアがEU向けには成長ホルモンを使用していないことを証明しているからだ。EU向け以外は、日本に輸入されるオーストラリア産牛肉にも成長ホルモンを使っている。

 A EUでは、1989年に成長ホルモンを使用しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止したが、その後2006年までに乳がん死亡率がアイルランドで44・5%、イギリスで34・9%、スペインで26・8%減少したとの調査結果もある。

 牛や豚など家畜の成長促進剤ラクトパミンも人体に悪影響があるとして、EU・中国・ロシアなどでは使用を禁止し、輸入も厳しく規制している。とくに心臓病や高血圧の患者に影響が大きい。長期に接種すると染色体の変異や悪性腫瘍を誘発するとされている。

 日本でも国内の使用は認めていない。輸入肉については残留基準値を設定しているが、その検査はおこなわれておらず、実質的にはフリーパスだ。牛肉・豚肉の自給率はすでに40〜50%であり、今後10〜20%になってから安全な国産をといっても手に入らなくなる。

 B アメリカでは乳牛の乳量増加効果がある遺伝子組み換え成長ホルモンも乳牛に注射している。この成長ホルモンを注射された牛から搾った牛乳・乳製品を大量摂取することで、前立腺がんや乳がんの発症率が高まるという論文も発表されている。この成長ホルモンは日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは認可されていない。日本ではこの成長ホルモンの使用を認可していないが、アメリカからの輸入は認めている。

 C BSEの問題もある。2003年にアメリカでBSEが発生し、日本は米国産牛肉の輸入を禁止した。その後小泉政府のもとで20カ月齢以下の輸入を認め、TPP参加を前に20カ月齢以下を30カ月齢以下に緩和した。そして今回日米貿易協定の交渉に入る前に規制を全面撤廃した。24カ月齢の牛からもBSEの発症例はある。アメリカでのBSE検査率は1%未満で、検査にひっかからないだけともいえる。


牛舎でエサを食べる乳牛(北海道)

 D 遺伝子組み換え(GM)食品も大きな問題だ。モンサントが除草剤・ラウンドアップに耐性を持つGM大豆をつくり出し、ラウンドアップとセットで販売を開始したのは1996年だ。アメリカは世界最大のGM作物栽培国だが、販売段階での表示義務はない。日本にはGM食品に表示義務があるが、EUなどに比べると格段に基準がゆるい。

 C EUではGM作物の表示には厳しい。スペインではスーパーで販売している食品だけでなく、レストランで提供するメニューにも義務づけている。国内で流通・販売していくことが難しいということで、ドイツ、スウェーデン、ポーランドは2011年にGM作物の栽培を中止した。14年にはEU最大の穀物生産国フランスがGMトウモロコシの栽培を全面中止。さらに15年にはルーマニアが、16年にはスロバキアもGM作物の栽培から撤退した。

 D ロシアでは16年に上院でGM作物の生産および輸入を全面的に禁止する法案が可決・成立した。ロシアは12年に世界貿易機関(WTO)に加盟したさいに、アメリカに押し切られてGM作物の栽培や輸入を解禁・容認した。だが、国民の圧倒的多数がGM食品を拒否したため、ロシア国会は生産・輸入禁止に動いた。

 A 日本はGM作物を年間数千d輸入する、世界で有数のGM作物消費国だ。食品用大豆の国内自給率はわずか7%だ。残りは輸入に頼っている。輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどだ。16年度のGM大豆の作付け面積は順に94%、97%、94%だ。

 日本への輸入が許可され、販売・流通が認められているGM作物は八種類ある。大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、甜菜、アルファルファ、パパイヤだ。このうち大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿がおもに流通している。これら8種類のGM作物を主な原材料とする加工食品のなかで、食品衛生法の安全審査をクリアしたのは19年5月に320種類にのぼる。15年の214種類から急増している。

 だが、320種類のうち表示を義務付けられているのは33種類しかない。大豆では豆腐や納豆、豆乳類、味噌などは表示義務があるが、醤油、コーン油、大豆油、菜種油、液糖、GM飼料で飼育された肉など、タンパク質が分解されているとされる食品には表示義務はない。たとえば醤油になにも表示がない場合は、通常はGM大豆が原料であることを意味する。豆腐には表示義務があり、表示がない場合はGM大豆不使用ということになる。

 C 消費者はGM食品とは知らずに口にしている場合が多いということだ。アメリカの政府関係者が「日本人は一人当り世界でもっとも多くのGM作物を消費している」と発言している。日本はトウモロコシの100%、大豆の93%を輸入に依存しているが、アメリカなど輸入先国のGM比率はトウモロコシも大豆も90%前後だ。日本で消費されるトウモロコシ、大豆の80%前後がすでにGM作物ということになる。

 B アメリカやEUなどではGM作物の栽培や流通・販売を消費者が拒否する運動が広がっており、GM食品は行き場を失っている。そうしたなかで内閣府の消費者委員会は今年四月、GM食品ではないと表示できる条件を厳格化する表示基準の改定案を政府に答申した。この狙いは「遺伝子組み換えでない」という表示を事実上不可能にすることだ。山田正彦氏は「市場をオーガニック食品に奪われたモンサント(現バイエル)は、またとないチャンスを日本で得る」とし、行き場を失った世界中の遺伝子組み換え作物が大量に日本に流入し、「多国籍アグリ企業が扱いに困った作物の最終的な廃棄場」になると指摘している。

 D 鈴木宣弘氏はアメリカはまるで「GMトウモロコシや小麦は牛・豚・日本人に食わせておけ」といった対応だと話している。

世界の動きと逆行 ゲノム食品も規制緩和

 A GM作物の健康破壊と同時に除草剤ラウンドアップの主成分であるグリホサートに発がん性が確認され、世界各国で販売が禁止されているが、日本政府は逆に残留規制を緩和して世界中で売れ残ったラウンドアップを流入させている。

 C グリホサートは収穫直前の小麦を早く乾燥させる効果があり、直前にラウンドアップを噴霧するプレハーベストという方法が導入されている。収穫時の手間が省け、グリホサートが芯にまで浸透して余分な水が抜かれるので、輸送するさいにカビや細菌が発生するリスクが抑えられる。アメリカやカナダ、オーストラリアでもラウンドアップを使ったプレハーベストをおこなっている。

 日本の消費者団体などが輸入小麦やそれを原料にしたパンを検査したところ、グリホサートが検出された。国産小麦を使ったパンからは検出されなかった。政府は「基準値以下だから問題ない」との態度をとっているが、その基準値が大幅に緩和されたものだから問題だ。そのうえ小麦はパンや麺類など毎日口にする主食であり、積み重なっていけば健康を害する危険性は高い。

 輸入農産物に使用される防腐剤や防カビ剤など、ポストハーベスト(収穫後)農薬についてもアメリカは日本の残留基準を緩めるよう要求してきている。

 B GM食品と同様にゲノム編集食品に対しても規制を強化する諸外国の動きと逆行して日本はフリーパスの姿勢だ。EUの司法裁判所は18年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」との判断を出した。アメリカの農務省は18年3月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しない」との声明を出したが、改変の仕方によっては遺伝子組み換えであるとした。日本の環境省は18年8月、アメリカに追随して「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」との見解を発表し、同9月に厚労省は「従来の品種改良と同じ、安全だ」とする報告書をまとめ、厚労省への届出だけで市場への流通を認める方針だ。表示も必要ない。

 D 種子大手の米コルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は年内にもゲノム編集トウモロコシ販売を厚労省に届け出る動きを見せている。ゲノム編集技術はモンサント・バイエル連合とダウ・デュポンの二強が独占する状態だ。日本が先頭に立ってゲノム編集食品の本格的な流通を開始することは、米バイオメジャーの実験場となる危険性が高い。GM種子の販売もモンサント社など数社で世界中のシェアを独占している。

モンサント法の日本版 種子法廃止・種苗法改定

 A 農産物市場の開放と同時進行で進んでいるのは、種子法(正式名称=主要農産物種子法)の廃止や種苗法の改定だ。種子法が誕生したのは敗戦間もない1952年で、「二度と日本の国民を飢えさせてはならない」という精神にもとづくものだった。日本人の主食である「コメ・麦・大豆」の安定供給のために、それらの種子の生産と普及を国の責任として位置づけ、「種子の開発予算」は都道府県の負担とした。種子は「日本人の公共財産」として扱われ、一般農家は安定した価格で種子を買うことができた。

 ところが2017年2月、安倍政府は種子法を廃止し、かわって「農業競争力強化支援法」を制定することを閣議決定し、4月14日衆議院と参議院でわずかな審議で採択された。種子法が民間の参入を阻害しているとし、これまで税金で開発・改良してきた種子の知見を民間業者に渡すことを目的としていた。これを山田正彦氏は「モンサント法案の日本版」と見ている。

 B 1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効すると、モンサントやデュポンなどの多国籍アグリ企業は、メキシコで栽培されていたあらゆるトウモロコシを輸入し、種子をゲノム解析したうえで育種登録や応用特許を次次と申請した。メキシコの農家がトウモロコシを栽培するには、モンサントやデュポンに使用料を払わなければならなくなった。

 さらに2012年にはメキシコ政府は、種子の一部を保存して次の年の栽培に備える自家採種を犯罪行為として原則禁止にした。そのうえで政府に登録された種子を毎年購入することを義務づける法案制定へと動いた。こうした一連の農家の自主性を奪う法案は「モンサント法案」と呼ばれ、農民を中心とする国民の猛反発を受けて廃案となった。

 D モンサント法案はユポフ条約=「植物の新品種に関する国際条約」をよりどころとしている。91年に改定し、新しい種子を開発した民間企業の知的財産権を守り、同時に農家から自家採種の権利を奪うなど、新品種を開発した育種者の権限が大幅に拡大された。主導したのは国際種子連盟で、モンサントをはじめ多国籍アグリ企業がメンバーに名を連ねている。しかも91年の条約を批准した国は新品種を育てた者の権利を守る国内法を整備する義務を負う。さらにTPPの合意文書には91年ユポフ条約の批准を義務づけている。

 日本はユポフ条約を82年にアジアで初めて批准し、98年に91年条約を批准しており、国内法の整備が義務づけられる。これに従って日本では種苗法改定に着手した。日本では種苗法によって、種苗の自家採種が容認されてきた。ところが2018年5月、農水省は自家採種を原則禁止する方向での種苗法改定の検討に入った。

 山田氏は「種子法廃止で公的な予算措置を廃止し、農業競争力強化支援法でコメの300近い品種数を民間の数種類に集約させ、外資を含めた民間企業へ長く蓄積されてきた種子の育種知見を提供させる。そして種苗法改正で自家採種を全面禁止することで農家は多国籍アグリ企業から高価格の種子を買わざるをえない状況をつくりだしていく」と指摘し、これが「日本版のモンサント法」であり、その総仕上げが種苗法の改正だとしている。

 A 90年代なかばアルゼンチン政府は、農地規制を緩和して外資の土地所有を認めた。外資が土地を買い占め、巨大な遺伝子組み換え大豆畑がつくられ、その大豆だけに耐性を持つ除草剤の空中散布によって周辺農家の作物は枯れた。国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になり、経済不況時に餓死する国民が続出した。イラクでも多国籍アグリ企業が在来種の種子を品種登録し、農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失った。

 B 種子を外資に支配され食料を輸入に依存する国は主権国家、独立国家とはいえない。アメリカは食料を戦略物資と位置づけている。ブッシュ大統領はかつて「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)食料自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」と語った。アメリカは戦後一貫して日本国民の胃袋を牛耳るために画策してきた。安倍政府は米国産農産物の輸入を増大させるだけでなく、主食であるコメや麦、大豆の種子も含めてアメリカの多国籍アグリ企業に差し出す構えだ。TPP、日欧EPA、日米FTAまできて日本の食料をめぐる事態の激変に専門家は警鐘を鳴らしている。生産者と消費者をはじめ広範な国民が連帯して根本的な問題の解決に向けて進む必要がある。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/733.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
11. 楽老[1357] inmYVg 2019年10月13日 12:21:42 : T8JrIOrw0g : R3M0dXdZcXBHWm8=[209]
土砂は大変大きな耐圧縮性をもつが引張り応力には非常に弱い。
だから
河川の氾濫、堤防の決壊は河岸がわずかな応力(下流へ流れる平行流のうちの非常にわずかな分力)でえぐられて、段々とえぐられた部分が大きくなり、遂には堤防へ正面からぶつかる衝撃力となって決壊する。
これはコンクリートも同じで引っ張りにはカラキシ弱い。
このため鉄筋を入れる。

海岸のテトラポッドもその下に洗堀防止用のマットを敷く。
でないと段々とテトラポッドが沈んでいく。

超大型の土嚢袋(円筒織機を利用すれば)長尺袋ができる。
このsandbagをを並べて堤防にすると解決するのだがコスト高でゼネコンは採用しない。
糞の役にも立たないイージスァショアに較べればはるかに有効で安価なのだが。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c11

コメント [リバイバル3] 加工乳・低脂肪乳を飲むとガンになる 中川隆
4. 中川隆[-10921] koaQ7Jey 2019年10月13日 12:21:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1914]
食料の9割輸入に頼る危険な道 GM・ゲノム食品の投棄場と化す日本列島 2019年10月12日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571


 環太平洋経済連携協定(TPP)11が昨年12月発効し、日欧経済連携協定(EPA)が今年2月発効したのに続いて今月7日、日本政府は日米FTAの一部としての日米貿易交渉協定に正式署名した。いずれも自動車やITなど独占企業の市場拡大のために農業分野を犠牲にして決着をはかったものだ。政府は今回の日米貿易協定署名で国内の農業分野にどれほどの影響が出るかの試算を出していない。トランプが要求する来年1月1日の発効に向けて国会承認を強行しようと必死だ。TPPが問題になった時点で当時の農水省はTPP発効によって日本の食料自給率は14%まで低下するとの試算を出している。特産物以外の農業生産がほぼ壊滅するという水準であり、国民への食料供給は危機的になり、飢餓や餓死の蔓延も懸念される。輸入依存の食料の安全性も問題になってくる。さらに食料の90%近くを輸入に依存する国が独立国といえるのかという食料安保の問題も大きい。農産物の関税撤廃や削減による市場開放によって日本の食料はどうなっていくのか、座談会をもって論議した。


稲刈りをする農家(北海道)

 司会 TPP11や日欧EPA、日米FTAで農業はどうなっていくのか。

 A 日本の農産物市場は戦後、1960年代から輸入自由化が推進されてきた。政府は自動車やテレビなど工業製品のアメリカへの輸出拡大のために農業生産を犠牲にし、米国産農産物の輸入を拡大してきた。米国産レモンを皮切りに70年代のグレープフルーツ、90年代の牛肉、オレンジなどの輸入自由化で国内の酪農・畜産、ミカン農家などは離農や倒産など悲惨な事態を経験した。

 B 食料自給率は1960年に79%だったが、70年に60%、80年に53%になり、90年には40%に、97年には戦後最低の37%に落ちた。この年はコメの不作で緊急輸入をした年だ。その後2000年に40%、15年に39%、17年に38%、18年にはふたたび戦後最低の37%に落ちている。これは先進国のなかで最低で、韓国(39%)よりも低い。ちなみにアメリカは130%、フランス127%、ドイツ95%、スペイン93%、イギリス63%、イタリア60%だ。

 C 日本の農業分野はすでに十分に市場開放されており、これ以上の市場開放は国内の農業生産の壊滅、すなわち国民への食料供給の危機であることを、TPP参加をめぐって生産者は強く訴えていた。

 A TPPは「例外なき関税撤廃」を原則とするものだ。日本は最低限の食料供給を守るために、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などに最後の砦として高関税をかけてきた。ところがTPPではこの主要品目も関税削減の対象とし、大幅な関税削減や無関税枠をもうけた。TPPが18年12月に発効するとその後5日間で半月分の牛肉輸入が増え、さらに2月にTPP水準を上回って日欧EPAが発効すると豚肉は輸入が5割増、チーズなど乳製品は輸入が3割増えた。これに加えて日米FTAで農業分野のさらなる市場開放を約束した。国内の農家への打撃は重大だ。

 農水省はTPP発効で食料自給率は14%まで下がると試算した。18年の食料自給率37%の半分以下で、約90%の食料を輸入に頼るということになる。

 D ほとんどの食料を輸入に頼るということはさまざまな危険がともなう。農水省は不測の事態に備える食料の安全保障というマニュアルをつくっている。想定される事態として、国内の大不作やおもな輸出国での大不作。おもな輸出国での事件、事故による貿易の混乱。おもな輸出国による輸出規制などをあげている。

 最悪のケースとして穀物、大豆やその関連製品の輸入の大幅な減少をあげ、日本国内の生産だけでどんな食生活ができるか具体的なメニューも示している。

 〈朝食〉御飯一杯、蒸かし芋二個、ぬか漬け一皿 〈昼食〉焼き芋二本、蒸かし芋一個、果物五〇c 〈夕食〉御飯一杯、焼き芋一本、焼き魚一切れ

 これは2010年に出したもので、食料自給率は約40%だ。食料自給率が14%になれば、不測の事態が起こった場合これほどの食事もできなくなる。というよりほとんど国内に食べ物はないという事態だ。

侵される食品の安全性 GM作物消費は世界一


 A 食料を輸入に頼る危険性はほかにもある。食品の安全性だ。アメリカは牛肉の輸入増大を狙っているが、米国産の牛肉には成長ホルモン(エストロゲンなど)が使用されている。発がん性リスクがあるとして日本では使用が認可されていない。アメリカの牛肉には国産牛に比べて600倍のエストロゲンが入っていたとの医師の報告もある。日本での使用は認められていないが、アメリカの圧力で成長ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めている。EUは国内での使用も禁止し、成長ホルモンが入っているアメリカ産牛肉の輸入も拒否している。

 B EUはオーストラリア産牛肉の輸入は拒否しない。それはオーストラリアがEU向けには成長ホルモンを使用していないことを証明しているからだ。EU向け以外は、日本に輸入されるオーストラリア産牛肉にも成長ホルモンを使っている。

 A EUでは、1989年に成長ホルモンを使用しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止したが、その後2006年までに乳がん死亡率がアイルランドで44・5%、イギリスで34・9%、スペインで26・8%減少したとの調査結果もある。

 牛や豚など家畜の成長促進剤ラクトパミンも人体に悪影響があるとして、EU・中国・ロシアなどでは使用を禁止し、輸入も厳しく規制している。とくに心臓病や高血圧の患者に影響が大きい。長期に接種すると染色体の変異や悪性腫瘍を誘発するとされている。

 日本でも国内の使用は認めていない。輸入肉については残留基準値を設定しているが、その検査はおこなわれておらず、実質的にはフリーパスだ。牛肉・豚肉の自給率はすでに40〜50%であり、今後10〜20%になってから安全な国産をといっても手に入らなくなる。

 B アメリカでは乳牛の乳量増加効果がある遺伝子組み換え成長ホルモンも乳牛に注射している。この成長ホルモンを注射された牛から搾った牛乳・乳製品を大量摂取することで、前立腺がんや乳がんの発症率が高まるという論文も発表されている。この成長ホルモンは日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは認可されていない。日本ではこの成長ホルモンの使用を認可していないが、アメリカからの輸入は認めている。

 C BSEの問題もある。2003年にアメリカでBSEが発生し、日本は米国産牛肉の輸入を禁止した。その後小泉政府のもとで20カ月齢以下の輸入を認め、TPP参加を前に20カ月齢以下を30カ月齢以下に緩和した。そして今回日米貿易協定の交渉に入る前に規制を全面撤廃した。24カ月齢の牛からもBSEの発症例はある。アメリカでのBSE検査率は1%未満で、検査にひっかからないだけともいえる。


牛舎でエサを食べる乳牛(北海道)

 D 遺伝子組み換え(GM)食品も大きな問題だ。モンサントが除草剤・ラウンドアップに耐性を持つGM大豆をつくり出し、ラウンドアップとセットで販売を開始したのは1996年だ。アメリカは世界最大のGM作物栽培国だが、販売段階での表示義務はない。日本にはGM食品に表示義務があるが、EUなどに比べると格段に基準がゆるい。

 C EUではGM作物の表示には厳しい。スペインではスーパーで販売している食品だけでなく、レストランで提供するメニューにも義務づけている。国内で流通・販売していくことが難しいということで、ドイツ、スウェーデン、ポーランドは2011年にGM作物の栽培を中止した。14年にはEU最大の穀物生産国フランスがGMトウモロコシの栽培を全面中止。さらに15年にはルーマニアが、16年にはスロバキアもGM作物の栽培から撤退した。

 D ロシアでは16年に上院でGM作物の生産および輸入を全面的に禁止する法案が可決・成立した。ロシアは12年に世界貿易機関(WTO)に加盟したさいに、アメリカに押し切られてGM作物の栽培や輸入を解禁・容認した。だが、国民の圧倒的多数がGM食品を拒否したため、ロシア国会は生産・輸入禁止に動いた。

 A 日本はGM作物を年間数千d輸入する、世界で有数のGM作物消費国だ。食品用大豆の国内自給率はわずか7%だ。残りは輸入に頼っている。輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどだ。16年度のGM大豆の作付け面積は順に94%、97%、94%だ。

 日本への輸入が許可され、販売・流通が認められているGM作物は八種類ある。大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、甜菜、アルファルファ、パパイヤだ。このうち大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿がおもに流通している。これら8種類のGM作物を主な原材料とする加工食品のなかで、食品衛生法の安全審査をクリアしたのは19年5月に320種類にのぼる。15年の214種類から急増している。

 だが、320種類のうち表示を義務付けられているのは33種類しかない。大豆では豆腐や納豆、豆乳類、味噌などは表示義務があるが、醤油、コーン油、大豆油、菜種油、液糖、GM飼料で飼育された肉など、タンパク質が分解されているとされる食品には表示義務はない。たとえば醤油になにも表示がない場合は、通常はGM大豆が原料であることを意味する。豆腐には表示義務があり、表示がない場合はGM大豆不使用ということになる。

 C 消費者はGM食品とは知らずに口にしている場合が多いということだ。アメリカの政府関係者が「日本人は一人当り世界でもっとも多くのGM作物を消費している」と発言している。日本はトウモロコシの100%、大豆の93%を輸入に依存しているが、アメリカなど輸入先国のGM比率はトウモロコシも大豆も90%前後だ。日本で消費されるトウモロコシ、大豆の80%前後がすでにGM作物ということになる。

 B アメリカやEUなどではGM作物の栽培や流通・販売を消費者が拒否する運動が広がっており、GM食品は行き場を失っている。そうしたなかで内閣府の消費者委員会は今年四月、GM食品ではないと表示できる条件を厳格化する表示基準の改定案を政府に答申した。この狙いは「遺伝子組み換えでない」という表示を事実上不可能にすることだ。山田正彦氏は「市場をオーガニック食品に奪われたモンサント(現バイエル)は、またとないチャンスを日本で得る」とし、行き場を失った世界中の遺伝子組み換え作物が大量に日本に流入し、「多国籍アグリ企業が扱いに困った作物の最終的な廃棄場」になると指摘している。

 D 鈴木宣弘氏はアメリカはまるで「GMトウモロコシや小麦は牛・豚・日本人に食わせておけ」といった対応だと話している。

世界の動きと逆行 ゲノム食品も規制緩和

 A GM作物の健康破壊と同時に除草剤ラウンドアップの主成分であるグリホサートに発がん性が確認され、世界各国で販売が禁止されているが、日本政府は逆に残留規制を緩和して世界中で売れ残ったラウンドアップを流入させている。

 C グリホサートは収穫直前の小麦を早く乾燥させる効果があり、直前にラウンドアップを噴霧するプレハーベストという方法が導入されている。収穫時の手間が省け、グリホサートが芯にまで浸透して余分な水が抜かれるので、輸送するさいにカビや細菌が発生するリスクが抑えられる。アメリカやカナダ、オーストラリアでもラウンドアップを使ったプレハーベストをおこなっている。

 日本の消費者団体などが輸入小麦やそれを原料にしたパンを検査したところ、グリホサートが検出された。国産小麦を使ったパンからは検出されなかった。政府は「基準値以下だから問題ない」との態度をとっているが、その基準値が大幅に緩和されたものだから問題だ。そのうえ小麦はパンや麺類など毎日口にする主食であり、積み重なっていけば健康を害する危険性は高い。

 輸入農産物に使用される防腐剤や防カビ剤など、ポストハーベスト(収穫後)農薬についてもアメリカは日本の残留基準を緩めるよう要求してきている。

 B GM食品と同様にゲノム編集食品に対しても規制を強化する諸外国の動きと逆行して日本はフリーパスの姿勢だ。EUの司法裁判所は18年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」との判断を出した。アメリカの農務省は18年3月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しない」との声明を出したが、改変の仕方によっては遺伝子組み換えであるとした。日本の環境省は18年8月、アメリカに追随して「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」との見解を発表し、同9月に厚労省は「従来の品種改良と同じ、安全だ」とする報告書をまとめ、厚労省への届出だけで市場への流通を認める方針だ。表示も必要ない。

 D 種子大手の米コルテバ・アグリサイエンス(元ダウ・デュポン)は年内にもゲノム編集トウモロコシ販売を厚労省に届け出る動きを見せている。ゲノム編集技術はモンサント・バイエル連合とダウ・デュポンの二強が独占する状態だ。日本が先頭に立ってゲノム編集食品の本格的な流通を開始することは、米バイオメジャーの実験場となる危険性が高い。GM種子の販売もモンサント社など数社で世界中のシェアを独占している。

モンサント法の日本版 種子法廃止・種苗法改定

 A 農産物市場の開放と同時進行で進んでいるのは、種子法(正式名称=主要農産物種子法)の廃止や種苗法の改定だ。種子法が誕生したのは敗戦間もない1952年で、「二度と日本の国民を飢えさせてはならない」という精神にもとづくものだった。日本人の主食である「コメ・麦・大豆」の安定供給のために、それらの種子の生産と普及を国の責任として位置づけ、「種子の開発予算」は都道府県の負担とした。種子は「日本人の公共財産」として扱われ、一般農家は安定した価格で種子を買うことができた。

 ところが2017年2月、安倍政府は種子法を廃止し、かわって「農業競争力強化支援法」を制定することを閣議決定し、4月14日衆議院と参議院でわずかな審議で採択された。種子法が民間の参入を阻害しているとし、これまで税金で開発・改良してきた種子の知見を民間業者に渡すことを目的としていた。これを山田正彦氏は「モンサント法案の日本版」と見ている。

 B 1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が発効すると、モンサントやデュポンなどの多国籍アグリ企業は、メキシコで栽培されていたあらゆるトウモロコシを輸入し、種子をゲノム解析したうえで育種登録や応用特許を次次と申請した。メキシコの農家がトウモロコシを栽培するには、モンサントやデュポンに使用料を払わなければならなくなった。

 さらに2012年にはメキシコ政府は、種子の一部を保存して次の年の栽培に備える自家採種を犯罪行為として原則禁止にした。そのうえで政府に登録された種子を毎年購入することを義務づける法案制定へと動いた。こうした一連の農家の自主性を奪う法案は「モンサント法案」と呼ばれ、農民を中心とする国民の猛反発を受けて廃案となった。

 D モンサント法案はユポフ条約=「植物の新品種に関する国際条約」をよりどころとしている。91年に改定し、新しい種子を開発した民間企業の知的財産権を守り、同時に農家から自家採種の権利を奪うなど、新品種を開発した育種者の権限が大幅に拡大された。主導したのは国際種子連盟で、モンサントをはじめ多国籍アグリ企業がメンバーに名を連ねている。しかも91年の条約を批准した国は新品種を育てた者の権利を守る国内法を整備する義務を負う。さらにTPPの合意文書には91年ユポフ条約の批准を義務づけている。

 日本はユポフ条約を82年にアジアで初めて批准し、98年に91年条約を批准しており、国内法の整備が義務づけられる。これに従って日本では種苗法改定に着手した。日本では種苗法によって、種苗の自家採種が容認されてきた。ところが2018年5月、農水省は自家採種を原則禁止する方向での種苗法改定の検討に入った。

 山田氏は「種子法廃止で公的な予算措置を廃止し、農業競争力強化支援法でコメの300近い品種数を民間の数種類に集約させ、外資を含めた民間企業へ長く蓄積されてきた種子の育種知見を提供させる。そして種苗法改正で自家採種を全面禁止することで農家は多国籍アグリ企業から高価格の種子を買わざるをえない状況をつくりだしていく」と指摘し、これが「日本版のモンサント法」であり、その総仕上げが種苗法の改正だとしている。

 A 90年代なかばアルゼンチン政府は、農地規制を緩和して外資の土地所有を認めた。外資が土地を買い占め、巨大な遺伝子組み換え大豆畑がつくられ、その大豆だけに耐性を持つ除草剤の空中散布によって周辺農家の作物は枯れた。国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になり、経済不況時に餓死する国民が続出した。イラクでも多国籍アグリ企業が在来種の種子を品種登録し、農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失った。

 B 種子を外資に支配され食料を輸入に依存する国は主権国家、独立国家とはいえない。アメリカは食料を戦略物資と位置づけている。ブッシュ大統領はかつて「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)食料自給できない国を想像できるか。それは国際的圧力と危険にさらされている国だ」と語った。アメリカは戦後一貫して日本国民の胃袋を牛耳るために画策してきた。安倍政府は米国産農産物の輸入を増大させるだけでなく、主食であるコメや麦、大豆の種子も含めてアメリカの多国籍アグリ企業に差し出す構えだ。TPP、日欧EPA、日米FTAまできて日本の食料をめぐる事態の激変に専門家は警鐘を鳴らしている。生産者と消費者をはじめ広範な国民が連帯して根本的な問題の解決に向けて進む必要がある。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13571

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1. 赤かぶ[34606] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:22:00 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24677]



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2. 赤かぶ[34607] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:22:33 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24678]



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3. 赤かぶ[34608] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:23:36 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24679]



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コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
18. 日高見連邦共和国[16609] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年10月13日 12:24:07 : 0Xdxxmgv0Y : T2FWc1VmRFMuZG8=[19]
それに、『稼働日2日前提出』ってのも、オカシイと言えばオカシイ。

本来なら、『稼働日3日前定時迄』、『稼働日2日前の正午厳守』ではないのか?

これが慣習だから官僚期限を過ぎても受け取るんだろうが、ちゃんとした
『ルール』にしちゃえば、お互いにスッキリするんじゃね?で、森ゆうこと
言って思い出すのが、『日本未来の党』の比例名簿提出のドタバタ劇だ。

提出が期限定時に送れそうになった理由を擁護したり言い訳する気はないが
『遅れそうな事』を事前に通知し、実際に名簿を提出しようと走ってくる政治家
の目前で受け付けの部屋の扉を閉じようとして森ゆうこが足で、寸前で阻止し
『名簿を渡した』ってあの光景はなんだ!って話しを思い出さずにはいられない。
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4. 赤かぶ[34609] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:24:08 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24680]



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5. 赤かぶ[34610] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:24:57 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24681]



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6. 赤かぶ[34611] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:25:33 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24682]



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7. 赤かぶ[34612] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:26:25 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24683]



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8. 赤かぶ[34613] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:27:02 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24684]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/421.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK266] 室井佑月「結局、金かい?」〈週刊朝日〉 赤かぶ
29. 2019年10月13日 12:27:26 : P86ncLmOFg : UTdRckZtTUJVYm8=[6]
ラグビーワールドカップの試合中止も、 賠償目当てか。
(気象改変兵器を、海外に宣伝する目的もあるかと。)

平尾氏がご健在ならば、ご活躍されたと思うラグビーワールドカップ。
佐藤しのぶさんがご健在ならば、ご活躍されたと思う東京五輪。惜しまれます。

地方の小さな集会ならば、 入れ歯をパカパカ音を鳴らして話しても、
口角に泡を出しながら話しても、 構わないと思いますが、

テレビの長寿番組だとか、ワールドカップの重役のそのような姿。
たしなみも、、どうなってしまったのかと。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/390.html#c29

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9. 赤かぶ[34614] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:27:58 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24685]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/421.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK266] ☆予定追加と変更☆<れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー>第二弾・九州 追加で長崎県対馬市に行くことに!  赤かぶ
10. 赤かぶ[34615] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:28:59 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24686]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/421.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
12. 2019年10月13日 12:30:31 : WBLR85rxFg : ZzhJWXh6ckNBTlk=[188]
河川の越流・氾濫は予想を超える雨などでやむを得ないが、堤防決壊は偏に国土省の怠慢によるものといってよかろう。
 ダム管理についても、あまりに水の活用を重視するために防災性が軽んじられているのではなかろうか。単にダム建設を多くしたところで、防災性の向上に繋がらない。よく防災必要性を論じて計画量を見極めて、それに応じたダム管理を行うことが重要であろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK266] 表現が規制、弾圧される社会。それであなたはいいのですか? ・・・  あいちトリエンナーレ 補助金不交付 問題で表出した「… 肝話窮題
4. 2019年10月13日 12:35:06 : MKqG1kdtXk : SXdLSXU1UGpua0U=[144]
>あらためて、あれって芸術作品なのだろうか? それとも、政治的主張なんだろうか?

それを行政←政治家が決めちゃならないって話してるのに…己の愚を罵れよw
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/411.html#c4

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11. 赤かぶ[34616] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:35:13 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24687]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/421.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
47. 2019年10月13日 12:38:12 : MPDJ0CTnGM : UXBldHNRT3FrUWs=[1]
どうせ、マスコミはこの件に関しては騒がないんだろう。マスコミが騒がないから安倍は辞めない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c47
コメント [政治・選挙・NHK266] 台風なのに帰宅できない国家公務員の悲惨な現状 台風接近しているのに…国民民主・玉木代表、所属議員の質問通告遅れで謝罪 鰤
19. あおしろとらの友[2449] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2019年10月13日 12:39:47 : rQLCdfBKkU : WGkwV2M4NGhPL1U=[12]

 国会議員は国会での質疑で何ら制限を受けず、また政府は責任者として「答弁」をする義務がある。
 質問内容の事前通告がない、ということは答弁を免れる理由とはなりませんね。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/415.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
48. 赤かぶ[34617] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:41:16 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24688]












http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c48
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49. 赤かぶ[34618] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:42:18 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24689]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c49
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50. アキエ[255] g0GDTINH 2019年10月13日 12:42:42 : ovh21rC4os : NGhVVmxRRDJvUVU=[142]
アベクソ、森羅万象ヤローのくせに全く役立たず。内政外交成果ゼロ歴代サイチョー記録更新チュー。唯一、このバカが人の役に立ったのは、神戸セイコー時代に、上司に牛乳買ってきたパシリだけ。全く意味のない「イワユル政治家」。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c50
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51. 赤かぶ[34619] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:43:00 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24690]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c51
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52. 赤かぶ[34620] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:43:38 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24691]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c52
コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
53. 赤かぶ[34621] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:45:04 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24692]









http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c53
コメント [カルト23] ネトゲ・風じゃなくて雨が本命だった。だから、台風のスピードを遅くさせる必要があった訳である。 ポスト米英時代
1. 2019年10月13日 12:45:39 : LSxfBFR2u2 : UnRQTlRZLkZNc0U=[45]
これから大気圏内電磁波攻撃(小型核によるEMP攻撃)が予想される戦争が勃発するから、予行演習で首都機能(大雨による交通インフラ)麻痺の実害データを蓄積して、スーパーコンピューターへ入力して、復帰にかかる最適解を割り出そうとしてるんだよ。有事立法は既に可決されている周辺事態特別法で充分対応できるしな、後は物理的な敵地攻撃能力を持てば完璧だよ 
次の大戦(最終戦)では我々日本人が最前線でクルーズミサイルの飛び交う電磁波攻撃電子戦を戦うことになる覚悟しろ

http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/106.html#c1
コメント [経世済民133] 《ユニクロ柳井正「このままでは日本は滅びる」「公務員の人員を半分にする。それを2年で実行する」w》柳井も孫も他を非難する… お天道様はお見通し
5. 2019年10月13日 12:46:29 : WBLR85rxFg : ZzhJWXh6ckNBTlk=[189]
このままでは、といっても日本経済がおかしいのは経営者が自己努力をしないで国にばかり頼っているからではないか。他国に逃げるのなら早く逃げて日本の悪口は言わないほうがよいのではないか。

 国内の多くの人のためにすべからく企業を経営しようという気のある人たちだけでよいのです。

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/363.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK266] <国民の命を守る気、あるのか!>記録的な台風接近で庶民が右往左往、安倍首相はフランス料理を堪能! 赤かぶ
54. 赤かぶ[34622] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:46:58 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24693]



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/414.html#c54
コメント [政治・選挙・NHK266] 改めて認識すべき治水対策・防災対策の重大性(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
13. 2019年10月13日 12:49:33 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[317]
現政権は無用の長物の武器購入が趣味で防災は頭にありません。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/420.html#c13
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55. 赤かぶ[34623] kNSCqYLU 2019年10月13日 12:50:01 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[24694]






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