3. 2025[52] glGCT4JRglQ 2025年10月04日 00:20:36 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[2210]
田中 宇氏の分析は「妄想」ではない。
トランプがらみの世界政治状況について宇氏のような分析・認識を妄想だとする人たちは既存世界が抱え続けて来た問題、即ち
「なぜ地球上の人間は少数の金持ちと大多数の
 搾取され続ける者たちとに分かれているのか」
という、これ以上ないという根本的な疑問を直視していない。
...
 トランプの政治的行動を「ジャイアン」とか「独裁者」とか評する者たちは、故意に
そう評しているのかどうかわからないが、「世界政治」を「町内会人事」と同列
に論じているのである。
 現在までの「世界政治」はその実態を我々に開示していない。
従って我々は「世界政治」が本当にはどういうダイナミズム、力関係、戦略に
よって行われて来たのかを知らない。
世界政治を変えようとするなら「世界政治の方法」を知らねばならない。
世界政治の方法は町内会政治や会社の人事争い社内抗争とは違う。
 トランプは <「少数の金持ちと大多数の貧乏人」構造> を変革することを目的として行動している。
「少数の金持ち」は富豪であるが故に金の力で思うが儘に世界の構造を自分側
に有利な構造に作り上げて来た。
この構造をすべて改造・終了しなければ変革はできない。
 その為には「少数の金持ち」に対抗できる「金持ち」でなければ、まず一歩を
 も踏み出す事はできない。金がなければ大統領選に出る事はできない。
 したがってトランプは金持ちである。
 更に、
 その為には少数の金持ち達が「政治行動として行ってきた嘘や脅迫」を彼ら
 同様に駆使できる能力がなければならない。
 したがってトランプは態度が「豹変」する。
 2期目のトランプの行動について既存メデイアは「トランプに振り回された」と、あたかもトランプが「馬鹿な独裁者」であるように言っていた。
しかし既存の「支配層」はそんなにノンキではない。
トランプの行動の意味を理解していた。
(表に出ないトランプ暗殺の企てはいくつもあったはずだ。)
現在の英国の状態と、かつて英国(と欧州)が確立していた「少数の金持ち」
の立場が2025年には完全に瓦解した。
そして今現在使われている武器は「少数の金持ち」達が構築してきた「経済」、
つまり株や関税である。
 トランプ(とその集団)は過去のあらゆる「少数の金持ち」が使って来た
ツールを使っている。
数百年あるいはそれ以上かかって構築された「支配」のツールを逆手に使うこと
を計画するにはどれだけの時間がかかっただろうか。
...
 トランプ、プーチン、その他の政治家は生まれた時のままのその人物だとは思われないが、そういう事は既存メデイアは一切いわない。しかしインターネット上ではすでに当然の事として語られ認められている。
 という事はどういう事か?
彼ら「将棋盤上の駒」を動かしているちからがある。
もちろん田中宇氏もそういう事に言及しない。
が、いずれ人間の目には「見えない世界」が確固たる存在を示す時が来る、と私は思っています。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/842.html#c3


 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。