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2011年11月24日16時04分 〜
コメント [原発・フッ素18] 柏市のスーパーで購入したメグミルクの放射能検査結果 HelloAgain
03. 2011年11月24日 16:04:14: dmfLGWBXjw
◎グリーンピース・ジャパン記者会見〖自由報道協会主催・録画〗【IWJ:CH5】

http://www.ustream.tv/recorded/18712935


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/643.html#c3

記事 [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ)
東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/11/post-4f10.html


 昨日のニュース、「東大原子力 反省の嵐 推進一転 シンポで再考」(2011年11月23日 朝刊)を後ろで採録しておきました。シンポジウムの議事録テキストも採録しておきました
末尾にジャンプ

 今から6年前の発言ですが、こんな馬鹿(東大)を税金使って飼っているとは。東大ってのは東京電力大学の略らしい。

 平成17年12月25日「プルサーマル公開討論会(佐賀県)」で東京大学工学系研究科システム創成学専攻教授の大橋弘忠は↓こんな事を言ってます。

「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」
filmmakerjpn

http://youtu.be/VNYfVlrkWPc

最初から(要旨)(議事録ではこの部分
大橋:「事故の時どうなるかは想定したシナリオに全部依存する。全部壊れて全部出て全部が環境に放出されればどんな結果でも出せる。それは大隕石が落ちてきたらどうなるかと言う起きもしない仮定。皆さん原子力事故が起きたら大変だと思っているかも知れないが、専門家になればなるほど格納器が壊れるなんて思えない。」

SOBA:このシンポジウムの6年後、福島で壊れちゃったんだけど。

 

2分1秒から(要旨)
「小出さんが言う事が起きるのは全く仮想的な話し。プルトニウムを1個1個取り出して皆さんの肺を切開手術して一つずつ埋め込めばそれくらい死にますよと言う話し。全く起きもしない仮想的な話し。そんな事を言っていたら自動車にも乗れないし何も出来ない」

SOBA:大橋の言っているケースは肺からプルトニウムを吸い込んで「内部被爆」すれば起きる事。

 

参考:原発業界御用学者@ウィキの、「大橋弘忠」より。

(以下転載始め)

東京大学工学系研究科システム創成学専攻教授。
厳密には専門外であるにも関わらず、原発擁護の発言をくり返した。
なかでも京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏と討論会を行った際、
プルトニウムは飲んでも安全
「 地震など原発には関係ない話 」
格納容器が破損するなどあり得ない。1億年に1回の確率
などと発言し、「 わからないのなら家に帰ってお子さんに聞け」等と聴衆に対しても罵声 を浴びせた。※

福島第一原発事故後、結果的に小出助教の危惧が全て的中してしまい、

現在は討論会での勢いは鳴りを潜め、逃亡中

自身の研究室ホームページからも「原子力」の文字は削除し

「メンバー」「アクセス」のページも急遽"工事中"にすり替えた

http://syrinx.q.t.u-tokyo.ac.jp/members.html

(以下略)

(以上転載終り)

※SOBA:「わからないのなら家に帰ってお子さんに」云々の部分は、大橋の発言ではなく、出光一哉(原発推進派、九州大学大学院教授)の発言、しかも誇張しすぎ。

 

 以下、大橋のHPをサイト内検索した時の証拠画像。
(↓クリックすると拡大します)
Photo
1、サイト内検索で、「情報」では、約 13 件 (0.06 秒)とヒットするのに。

Photo_2


2、「システム」では、約 11 件 (0.07 秒)とヒットするのに。

Photo_3


3、「シミュレーション」では、8 件 (0.07 秒)とヒットするのに。

Photo_4
4、site:http://syrinx.q.t.u-tokyo.ac.jp/ 原子力 に一致する情報は見つかりませんでした。

Photo_5
5、site:http://syrinx.q.t.u-tokyo.ac.jp/ 原発 に一致する情報は見つかりませんでした。

Photo_6
6、site:http://syrinx.q.t.u-tokyo.ac.jp/ 原子力発電所 に一致する情報は見つかりませんでした。

 以下、大橋のHPに行って確かめた証拠画像。
Photo_7
7、大橋弘忠のHP。

Photo_8
8、「研究室紹介」

Photo_9
9、「メンバー」、工事中にしてます。恥ずかしくて名前を載せられない?

Photo_10
10、「研究内容」

Photo_11
11、「ギャラリー」、HPのネット訪問者が気になるようです。

Photo_12
12、「アクセス」、工事中にしてます。お客さんに来て欲しくないらしい。

Photo_13
13、「リンク」

※SOBA:御用学者だけでなく、マスゴミや御用言論人や売国政治家に警告しておく。昔だったら時間がたてば忘れてもらえたデタラメや都合の悪い事などでも、ブログ(強力なサイト内検索)やYouTube(音や眼による確認)の登場で、国民は健忘症ではなくなった。いつでも、何度でも、繰り返し拡散する(笑)

 

 なお、上記YouTubeは以下の7を表題を変えてアップされたものです。上記YouTubeの部分は6/7の「13分26秒」からと、7/7の始めから。

1/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏(1)
311movie
http://youtu.be/2WVTSIZNiVs

始めから、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

7分20秒から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

 

2/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏(2)
http://youtu.be/xLmVYl5TKk8

始めから、小山英之(原発批判派、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)

7分57秒から、森本敏(拓殖大学海外事情研究所長)

 

3/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏(3)
http://youtu.be/hL1Jgdfsx7Q

始めから、森本敏(拓殖大学海外事情研究所長)

4分20秒から、山内知也(神戸大学海事科学部助教授)

 地震を考え拙速にやるな派。

12分から、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

 MOX燃料について。

 

4/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏 (4)
http://youtu.be/FFxJvU1Kf1s

始めから、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

30秒、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

1分30秒から、出光一哉(原発推進派、九州大学大学院教授)

2分47秒から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

4分54秒から、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

7分10秒から、小山英之(原発批判派、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)

7分57秒から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

9分54秒から、司会。

11分15秒から、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

 

5/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏 (5)
http://youtu.be/BMOGQl4CyM0

始めから、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

1分から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

5分35秒から、司会。

5分50秒から、小山英之(原発批判派、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)

 

6/7【原発問題】推進派vs反対派  小出裕章氏(6)
http://youtu.be/hNSb2n-jBm0

始めから、小山英之(原発批判派、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)

14秒、司会。

24秒から、出光一哉(原発推進派、九州大学大学院教授)

7分52秒、司会。

8分50秒から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

10分8秒から、山内知也(神戸大学海事科学部助教授)

11分5秒から、小山英之(原発批判派、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表)

13分26秒から、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

 

7/7【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏 (7)
http://youtu.be/Ho26hU3KVnM

始めから、大橋弘忠(原発推進派、東京大学大学院教授)

1分から、小出裕章(原発批判派、京都大学原子炉実験所助手)

4分27秒から、出光一哉(原発推進派、九州大学大学院教授)

5分40秒から、司会。

6分20秒から、森本敏(拓殖大学海外事情研究所長)

 

 質疑・応答部分。

1/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(1)
311movie
http://youtu.be/LarKKaG_d1A

2/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(2)
http://youtu.be/chjp7B3DcZ0

3/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(3)
http://youtu.be/FUqipXLEzzM

4/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(4)
http://youtu.be/RAvxaycbS6M

5/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(5)
http://youtu.be/l023HBXDOIg

6/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(6)
http://youtu.be/5vdGdXqCzLc

7/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(7)
http://youtu.be/eTw0wXCH8YI

8/8【玄海原発(佐賀県)】推進派vs反対派 質疑応答編(8)
http://youtu.be/cYnv7JBuIDE

始めに戻る

 

東大原子力 反省の嵐 推進一転 シンポで再考
2011年11月23日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112302000032.html

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「原子力工学の再考」をテーマに議論する東京大教授ら=22日、東京都文京区で

 福島第一原発事故はなぜ起きたのか。原子力業界に多くの人材を送り出してきた東京大が二十二日、反省を込めたシンポジウムを東京都文京区の同大構内で開いた。教授たちが原発に携わってきた産学官のOBらに原因を聞き取り調査した結果も公表。東大教授側からは「原子力教育を主導してきた立場としてあり方を再考したい」と、反省の弁が続いた。

 聞き取り結果は、個別の発言者は明らかにされなかったが、「ムラ的」とされる原子力界のあり方を反省する内容が多かった。

 「電力会社の技術者はトラブル対応で言い訳にたけ、デスクワークばかりしている」「権威ある専門家によって方向付けがされ、他の専門家があらがえない」など、現場の具体的な状況が浮かび上がってくる意見もあった。

 続くパネル討論会では、若手の助教や大学院生たちから自戒の念や、ベテラン教授に対し厳しい意見も出た。

 学生の一人は「事故直後に知人から、原子炉のことを聞かれたが答えられなかった。講義で学んでいたが、身になっていなかった」と話した。

 助教は「学生たちは実績のある先生方にも時代に応じて変わってほしいと願っている」と訴えた。

 これに対し、日本原子力学会長を務める田中知(さとる)教授は「新しいことをしようにも多忙でかまけていた。教員も変わっていかないといけない」と述べた。

 東電出身で原子力委員会委員でもある尾本彰特任教授は「私を含め事故を起こした人間をつくってきた東大原子力には、社会とのかかわりを研究していく責務がある。予算が切れたら終わりではいけない」と指摘していた。

 政府の事故調査・検証委員でノンフィクション作家の柳田邦男さんも講演。「原子力の専門家は、客観性を持ちながらも、事故被害者を自分の家族に置き換える視点を持つべきだ」と主張。講演後、田中教授は「では教育者はどうあるべきでしょうか」とすがるように質問し、柳田氏から現場感覚を養うようアドバイスされていた。
始めに戻る


 以下、資料として採録。

HOME > プルサーマル計画について > プルサーマル公開討論会
http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/

(略)

プルサーマル公開討論会・議事録

    議事録
    議事録ダウンロード(PDF:320KB)
    科学ジャーナリスト:中村浩美資料(PDF:355KB)
    九州大学大学院教授:出光一哉資料(PDF:1637KB)
    東京大学大学院教授:大橋弘忠資料(PDF:917KB)
    京都大学原子炉実験所助手:小出裕章資料(PDF:989KB)
    美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表:小山英之資料(PDF:2176KB)
    神戸大学海事科学部助教授:山内知也資料(PDF:840KB)
    (敬称略)

HOME > プルサーマル計画について > プルサーマル公開討論会 > プルサーマル公開討論会議事録1
http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/gijiroku-1.html

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 ↓ページ内ジャンプします。

議事録1011121314

プルサーマル公開討論会議事録

1.テーマ玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画の安全性について

2.開催日時平成17年12月25日(日) 13:00 〜 17:30

3.開催場所唐津ロイヤルホテル

4.参加者(パネリスト)九州大学大学院教授出光一哉
東京大学大学院教授 大橋弘忠
京都大学原子炉実験所助手 小出裕章
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表小山英之
拓殖大学海外事情研究所長 森本敏
神戸大学海事科学部助教授 山内知也
(コーディネータ)科学ジャーナリスト 中村浩美
(オブザーバー)資源エネルギー庁 大臣官房参事官 野口哲男
原子力安全・保安院 原子力発電安全審査課長佐藤均
原子力安全・保安院 原子力安全広報課長伊藤敏
原子力安全委員会事務局 審査指針課
安全調査管理官吉田九二三
原子力安全委員会 原子炉安全専門審査会委員更田豊志
九州電力(株) 取締役 原子力本部長樋口勝彦

(敬称略)


5.議事録

【総合司会】

佐賀県主催のプルサーマル公開討論会へたくさんの皆様にご参加を頂きまして誠にありがとうございます。私は本日の司会を務めさせていただきます平原と申します。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

それでは,まず初めに佐賀県くらし環境本部長の西野文夫より一言ご挨拶を申し上げます。

【西野本部長(佐賀県くらし環境本部)】

 皆様こんにちは。年末の日曜日という大変お忙しい中、県主催の公開討論会に多数ご参加いただきまして、誠にありがとうございます。また、本公開討論会の趣旨を御理解いただきまして、コーディネータ、パネラーをお引受けいただきました先生方に厚く御礼を申し上げます。あわせてオブザーバーとして出席いただいております国の関係機関、九州電力の方々にも御礼を申し上げます。

さて、本日の公開討論会でございますが、九州電力において計画されております玄海原子力発電所3号機におけるプルサーマルについて、その安全性にテーマを絞りまして、プルサーマルの推進に理解を有しておられる先生方、及び慎重な見解を有しておられる先生方が一同に介していただきまして議論していただくために開催したものでございます。

参加者の募集につきましては佐賀県及び長崎県鷹島町にお住まいの方々を対象とさせていただきましたが、多数の皆様から応募がございまして、本会場は相当窮屈になっておりますが、何卒よろしくお願い致します。また、本日の模様はケーブルテレビとインターネットによる中継を行いまして、県内の多くの方々が視聴できるようにいたしております。

次に玄海3号機のプルサーマル計画につきまして、これまでの経過を若干説明させていただきます。昨年の5月28日に佐賀県と玄海町及び九州電力の3者で締結しております安全協定に基づきまして九州電力から事前了解願いが提出されております。また、同じ日に国に対して原子炉設置変更許可の申請がなされております。国におかれましてはこの設置変更許可に経済産業省の原子力安全保安院において安全審査が行われ、その後更に経済産業省とは別の内閣府にございます原子力委員会及び原子力安全委員会で第二次審査が行われ、その安全審査の結果、安全性は確保されるとして本年の9月7日に経済産業大臣から原子炉設置変更の許可がなされております。県では昨年の5月事前了解願いが出されました後、九州電力から事前了解願いの内容等について説明を受けますとともに、国からもプルサーマルの必要性及び安全審査の結果等について説明を受けております。また、本年2月20日に開催されました九州電力主催の公開討論会での議論や、10月2日に開催されました国主催のプルサーマルシンポジウムでの議論等も聞かせていただいております。プルサーマルに関する真摯な議論がなされたものと理解いたしております。更に本日の公開討論会では、申しましたように、推進・慎重双方の立場の先生方が出席いただいておりますので、プルサーマルの安全性に関する議論を更に深めていただけるものと期待をいたしております。

本日は長時間になりますが、最後までご静聴いただきますようお願い申し上げまして主催者としての挨拶といたします。本日は皆さまよろしくお願い致します。

【総合司会】

 まずは、佐賀県くらし環境本部長、西野文夫よりご挨拶をさせていただきました。

それでは本日のプログラムを簡単にご案内いたします。初めに科学ジャーナリスト中村浩美さんのコーディネートによりパネルディスカッションを行います。その後休憩を挟みまして会場参加者の皆さまからご質問を受け、パネリストの方々にお答えをいただくという質疑応答の時間を設けております。なお、ご質問の主旨によってはオブザーバーにお答えいただく場合もございます。

ここで皆さまにお願いですが、会場への出入りは自由とさせていただきますが、他のお客さまにご迷惑とならないように配慮の方をよろしくお願い致します。また、再入場の際は入口の係員へ参加証のご提示をよろしくお願い致します。なお、本日は、インターネット及び地元ケーブルテレビによるライブ中継を行っております。予めご了承下さいませ。

それでは、ステージにお揃いの皆さまをご紹介致します。まずは、パネリストの方々から向かってあいうえお順にご紹介をさせていただきたいと思います。まずは九州大学大学院教授出光一哉さん。東京大学大学院教授大橋弘忠さん。京都大学原子炉実験所助手の小出裕章さん。美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表の小山英之さん。拓殖大学海外事情研究所長の森本敏さん。神戸大学海事科学部助教授の山内知也さん。以上6名の方々でございます。そして、オブザーバーの方々をご紹介したいと思います。経済産業省大臣官房参事官野口哲男さん。原子力安全・保安院原子力発電安全審査課長佐藤均さん。原子力安全・保安院原子力安全広報課長伊藤敏さん。原子力安全委員会事務局安全調査管理官吉田九二三さん。原子力安全委員会原子炉安全専門審査会委員更田豊志さん。九州電力株式会社取締役原子力発電本部長樋口勝彦さん。そして、全体を通してコーディネータを努めていただきますのは、科学ジャーナリストの中村浩美さんです。中村さんはエネルギー問題に限らず航空分野等幅広い分野で活躍されていらっしゃいます。

それでは、ここからはコーディネータの中村さんに進行の方をお願いしたいと思います。それでは中村さん、どうぞよろしくお願い致します。

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プルサーマル公開討論会議事録2

●第一部開始

【中村コーディネータ】

 本日コーディネータを努めさせて頂きます中村浩美です。会場の都合でこちら側の皆さんには、なかなか発言してる時も顔が見えないと思いますので最初にご挨拶をしておきますが、よろしくお願い致します。

先ほど主催者の佐賀県の方からご挨拶がございましたように、今日はこのプルサーマルの安全性というところに焦点を絞りまして、公平に、そして、冷静な議論を展開して欲しいという佐賀県主催者からのご依頼がございまして、安全性の議論を深めることによって県民の皆さまにこのプルサーマルを考えていただこうということで、パネルディスカッションを開くというご依頼を受けまして、私コーディネータとして本日伺った次第です。

今日の進め方ですけれども、まず最初に原子力発電あるいはプルサーマルについてよくご存知の方もたくさんいらっしゃるかとは思うんですけれども、簡単に私の方からおさらいをさせていただきまして、プルサーマルとはどんなもんなのか、九州電力が計画しているプルサーマルのほんの概要でございますけれども、まず簡単にそれをご紹介させて頂きます。そしてその後、壇上にいらっしゃいます6人の講師、パネリストの皆さんにそれぞれの立場、ご見解の元に、このプルサーマルの安全性についてご意見を発表していただきます。それをお伺いした後で、パネルディスカッションに入ってまいりたいと思います。安全性と一口に申しましても技術的な所から政策的なところ、あるいは防災の見地からと、色々なご意見があろうかと思いますが、私の方で少しずつ整理をさせていただきながら、パネリストの皆さんと議論を深めてまいりたいというふうに思っております。そしてこのディスカッションの質疑、あるいは後半の方では会場の皆さんから挙手をしていただいてご質問をお受けするという時間を設けておりますが、そういう時に、これはどうしても国あるいは九州電力担当でなければお答えできないというようなケースもあろうかと思いますので、先ほどご紹介のあったオブザーバーの皆さんに私共の後ろに控えていただいております。その様な場合に限ってオブザーバーの皆さんにはご発言を頂くということで、今日のパネルディスカッションの中心は壇上の6名のパネリストの皆さんと、それから会場で質問あるいはご意見を発表していただく会場の皆さんが主役ということでございます。プルサーマルを考える色々なアプローチがあろうかと思いますけれども、今回は佐賀県、主催者の意向がございまして、その安全性に焦点を決めてお話を進めてまいりたいと思います。プルサーマルとは言いましても、一般的な原子力発電に対する安全性に言及されるケースもございますでしょうし、我国の原子力政策と安全性という見地からのご発言もあろうかと思いますけれども、今回のテーマはプルサーマルの安全性ということですので、あまり議論が拡散しないようにパネリストの皆さんにもお願いをしたいと思います。

それでは早速ですが、正面のスクリーンの方に映像が出てまいります〔資料1−1:PDF61KB〕。皆さん一緒におさらいをしていただきたいと思いますが、まずは火力発電と原子力発電の違いとありますけれども、何らかの燃料を使って蒸気を作って、それでタービンを回して電気を作るという意味では火力発電、原子力発電と共通している訳ですが、ただ、その燃料の部分、蒸気の作り方が違う訳ですね。火力発電の場合ですと、石油・石炭・天然ガスなど燃焼させて蒸気を作る訳ですが、原子力発電の場合、PWR、加圧水型の場合ということになりますと、ウラン燃料の核分裂によって高温の熱が発生すると、その暖められた水を送り、蒸気発生器の方へ送りまして、そこでまた別の水がやってきて、それが蒸気に変わると。この蒸気がタービンを回して発電をしていくと、こういう形です。

この原子力発電所、一般論なんですけれども5つの壁で守られている。安全対策が施されているというふうに言われております。ご覧のような所で〔資料1−2:PDF76KB〕。まず最初に燃料を焼き固めたもの、ペレットと申しますけれども、これを被覆管という金属の“さや”ですね、この中に入れて燃料棒というものを作るわけです。ここで、第一の壁、第二の壁ということになりますが、第三の壁、大事な所が原子炉容器ということですね。ここにウラン燃料を納めているわけですけれども、厚さがおよそ20センチの鋼鉄製の容器ということになります。さらに、そのまた外側に原子炉格納容器というのがありました。さらにまたその外側、この原子炉格納容器については鋼鉄製の部分とそれからコンクリートの壁の部分があるということで、5つの壁によって原子力発電所の安全対策は施されている、これももう皆さん既にご存知だと思います。

そして今日のプルサーマルのテーマになります九州電力の玄海3号機の原子炉なんですけれども、皆さんのお手元にもお配りしてありますからご覧いただきたいと思いますが、原子炉容器というのがありまして、その中に燃料棒を集めた物、燃料集合体と言いますけれども、玄海3号機の場合ですと、ここに193体も入っているわけですね〔資料1−3:PDF68KB〕。こういう形になって原子炉の中に燃料が納められていると。今日のテーマのプルサーマルということなんですけれども、これはMOX燃料というものを使うわけなんですが、通常の原子力発電所の場合ですとウラン燃料ですよね〔資料1−4:PDF88KB〕。このウラン燃料、いわゆる燃やす、核分裂が起きる。そう致しますと、使用済燃料という段階で実は全部が燃え切るわけではないんですね。核分裂とともに核分裂生成物というものが出てきますけれども、その中に燃えにくいウランもありますし、それからプルトニウムというのが新たに出てくる。燃えやすいウランも含まれている。この使用済燃料というものを、日本の場合はリサイクルということを考えてますから、これがまた新たな燃料資源になるという考え方になるわけです。そこで、使い終わったウラン燃料からこのプルトニウムを取り出して、そしてまたウラン等と混ぜてMOX燃料というものを作ると、Mixed Oxideと言って混合酸化物と言うんですけど、この頭文字をとってMOX燃料と言っているわけですね。この中には当然プルトニウムというのが入ってくる。ここが最初の原子力発電で使うウラン燃料と違う所になるわけですね。ここに大きな特徴がありますし、今日の議論の一つの焦点になろうかと思います。プルサーマルというのは造語なんですけれども、プルトニウムを使うということで、その“プル”ですね。サーマルというのは、サーマルリアクターっていうのが軽水炉、普通の原子力発電所の炉のことです。これを合わせて作られた言葉で、“プルサーマル”という言い方をしております。九州電力が計画しておりますこのプルサーマルなんですけれども、玄海の3号機ということですね〔資料1−5:PDF63KB〕。九州電力としては2010年度までに実施したいということなんですが、このMOX燃料というものなんですが、ここのところが安全性の点でおそらく今日もパネリストの皆さんから色々議論になるところだと思うんですが、ウラン235、これが核分裂を起こすものですけど、その濃度とか、プルトニウムの含有率、ここ大事な所ですね。燃料集合体平均、ペレット、焼き固めた燃料ですね、その最大の数字が出てきます。単位がまた出てきます。例えば燃料集合体平均で約 4.1wt%濃縮ウラン相当以下というようなことが書いてありますね。これはウエイトパーセントということで、重量での割合を示す単位なんですけれども、それから今度、ペレット最大の所でも13wt%(ウエイトパーセント)以下で、核分裂性プルトニウムの富化度8wt%以下、ウエイトパーセント、8ウエイトパーセント以下とありますけれど、この数字が何を意味するのかというのは分からない方も多いと思うんですが、これは、この後パネリストの皆さんのご発言の中でよく聞いていただければお分かりいただけると思います。今日の議論の中のかなり重要な部分を示すと思います。それからMOX燃料集合体の最高燃焼度。ここにも何かMWd/t(メガワットディーパートン)という単位が出てくるんですけども、これはメガワットディーパートンということで、燃料1トンがどの程度燃えたかっていうことを示すものなんですが、このあたりのことについてもおそらく議論になると思いますから、是非しっかりと皆さんお聞きになって下さい。そして、このMOX燃料の装荷量、どれぐらい納めるかということなんですけれども、玄海3号機には燃料集合体が193体あります。そのうちMOX燃料集合体を最大48体装荷するということで、全体の4分の1程度がこのMOX燃料というものになるという計画になっております。

そして、この九州電力のプルサーマル計画の安全性につきましては平成16年5月28日に九州電力が国に対して原子炉設置変更許可申請を行いまして、今年の9月7日に国の安全審査が終了し、許可が出ているということになっております。このプルサーマルをめぐりましては、国主催のシンポジウムも開かれましたので、このあたりは皆さんもご記憶かと思いますし、参加された方もいらっしゃると思います。という概要でございます。

これについて、今日は安全性にポイントを絞って議論を進めていきたいということになります。それでは早速ですけれども、パネリストの皆さんからプルサーマルの安全性に関するそれぞれのご意見をお伺いしていきたいと思いますが、まずは私のお隣の側からぐるっと回りたいと思います。出光さんどうぞ。

【九州大学大学院 出光教授】

 それでは、出光と申します。九州大学におりまして、中身に入る前に少し自己紹介を簡単にさせていただきますと、今から25年ほど前に九州大学を出まして、原子力の方を専攻しておりまして、その後、動燃事業団、今は名前が変わってしまいまして、日本原子力研究開発機構になりました。そこに入りまして、一番最初にやった仕事が高速炉燃料、使用済燃料、今の軽水炉ではなくて高速炉と呼ばれる次世代の原子炉、この燃料の再処理の研究をやっておりました。その燃料の中にはプルトニウムが30%入っている、そういうものの再処理の実験をやっておりました。その後、廃棄物の処分関係の研究をやりまして、平成元年から大学に戻りまして核燃料と廃棄物の研究をやっております。

中身に入ってまいります〔資料2−1:PDF105KB〕。この表ですけども、いわゆる発電用軽水炉原子炉施設に用いられる混合酸化物燃料について、という題目で原子力安全委員会の専門部会の報告書が出ております。ちょっと名前が長いので3分の1MOX報告書と略させていただきますが、この中にプルトニウムを軽水炉で使用する、いわゆるプルサーマルについて検討された結果が書いてあります。その中のプルトニウムの含有率、あるいはプルトニウム富化度といったものについて検討されておりまして、この検討の中では先ほども中村さんの方から言われましたように、プルトニウムの含有率がペレットの中で最大で13%。それから、核分裂性プルトニウム富化度、これがペレットの中で約8%というふうになっております。これは、核分裂性プルトニウムというのは、プルトニウムの中に核分裂しやすいものとしにくいものがありまして、核分裂のしやすいプルトニウム、これの割合を示したものです。燃料全体に対して核分裂しやすいものの割合を示したものです。それから、炉心の装荷率といいまして、原子炉の中には、集合体がたくさん入っているわけですが、そのうちのどれだけをMOX燃料に変えていいかということで、一応検討は3分の1程度までというふうになっております。それから、燃焼度というのがありますが、これは、燃焼度、後で出力というのも出てまいりますが、燃焼度というのは車で例えれば走行距離と思って下さい。それから、出力というのはその時の車のスピードと。ですから、出力が高くて長く運転すればたくさん走るということで、ご理解いただければよろしいかと思います。その、最高燃焼度ですが、45,000MWd/tということに設定されております。これは、ウラン燃料を超えない範囲ということで設定をされております。これらの報告書に書いてありますこういった仕様を満足しましたら、従来の設計を大幅に変更することなしにMOX燃料を使用可能であるというふうに報告書で言っております。ここでちょっと注意しておきたいのは、これ以上になったら危なくて使えないと、そういう数字ではありません。報告書では一応設定としてこういう値までを検討しましょうということで検討してありますので、さらに高い含有率の燃料を将来使うことになった場合には再度検討して報告書が出されるというふうになると思います。これに対しまして九州電力の玄海3号炉では、プルトニウム含有率、それから核分裂性プルトニウム富化度については、報告書と同レベルまでのものを使う可能性がある。ただし、炉心の装荷率については集合体全体の4分の1程度で使うということを考えておられます。燃焼度については、報告書と同じ45,000MWd/tということで、考えられております。この報告書についてですが、一応設計を大幅に変更することなく使えるといっておりますが、一応留意点ということで、燃料関係について以下の4項目があげられております〔資料2−2:PDF93KB〕。まず、プルトニウムを混ぜますとペレットの融点及び熱伝導度が低下する。ペレットのクリープ速度が増加する。核分裂生成ガス放出率がウランペレットより若干高めである。ペレット内のプルトニウム含有率の不均一が製造時に生じる可能性がある。この4項目について留意をして欲しいというふうに書いております。このことについては後ほど説明いたしますが、このうち、ペレットのクリープ速度が増加するにつきましては、このクリープ速度というのは、分かりやすく言うと燃料の柔らかさ、変形のスピードが早いということを意味しておりまして、どちらかというと、燃料棒が壊れにくくなる方の性質でありますので、後の説明からは省きます。

まず、プルトニウムが入った場合の燃料の融点についてですが、このグラフが融点の測定結果が示してありまして、横軸がプルトニウムの割合で、縦軸が融点になっておりまして、皆さんから向かって左側の端がウラン、右側の端がプルトニウムということで、この線の交差している分で言いますと、ウランですと2,800℃ぐらい〔資料2−3:PDF88KB〕。プルトニウムですと2千4百数十℃ということで、確かに融点は低下いたします。しかし、実際に使うプルトニウムの濃度というのが10%前後ということでみますと、確かに融点は低下するんですが、融点の低下は数10℃程度と、100℃までは下がらないということで、安全性には問題なかろうというふうに後で申し上げます。

それから、熱伝導率についても確かにこのグラフも同じなんですが、確かに下がります〔資料2−4:PDF91KB〕。ただし、10%程度プルトニウムが入った場合の熱伝導率の低下も、やはり10%程度。ここで注意していただきたいのは、ここには線がいっぱい書いてあります。これは、温度が違うと熱伝導率が変わるんですね。燃料の、プルトニウムの組成というよりも、温度の方でより大きく熱伝導度が変わります。従いまして、プルトニウム濃度よりも温度、つまり運転条件の方が影響するということになります。これらをまとめまして、じゃあ安全なのか、あるいは燃料は溶けないのかということについて言います〔資料2−5:PDF108KB〕。最も厳しい条件の評価で燃焼度が1,200MWd/tと燃焼初期になりますが、そこで見ていきます。ウランペレットでは融点が約2,800℃ですが、実際MOXになりますと、これが70℃程下がりまして2,720℃に融点は下がります。ですが、実際の運転条件は、定格の場合ウランの方では1,830℃。それから、MOXでは1,820℃ということで、900℃程の余裕がございます。もし途中異常時があった場合ということで、燃料の温度が上がった場合ですが、この評価ではウラン炉心の場合2,200℃。MOX炉心の場合で2,250℃ということで、やはりここでも500℃近くの裕度を持っているというかたちで運転されますので、中心部が溶融するということは通常時あるいは想定されている異常時においてもないということを確認されております。

【中村コーディネータ】

そろそろ一旦おまとめ下さい。

【九州大学大学院 出光教授】

 後は、圧力の方ですけども、燃料ペレットからの圧力については、解析をした結果、十分に燃料は壊れないということが確認されております〔資料2−6:PDF106KB〕。それから、プルトニウムスポットについても、製造時に400ミクロン以下のものについては問題ないというふうにされております〔資料2−7:PDF85KB〕。定常時についてもスポット内の温度上昇が数℃程度、それから、初期に消滅してしまうということがあります。異常時についても、後ほど時間があればご説明いたしますが、スポットが存在した条件でも壊れないということが分かっております。実績ですが、今までに約5,000体弱の集合体が世界で使われておりまして、これは、玄海3号炉でいきますと数十年分の実績ということになります〔資料2−8:PDF114KB〕。燃焼度、それから装荷率等についてもお配りしました資料に載せておりますが、高い燃焼度、それから、30%以上の装荷率、そういったものもございます〔資料2−9:PDF90KB〕。特に、プルトニウムを使うにあたってウラン燃料等大きく異なることはありません。それと、積極的に使用することによってエネルギー資源を有効に利用することが出来ます〔資料2−10:PDF97KB〕。ということで、終わりにしたいと思います。

【中村コーディネータ】

後ほどまたご発言の機会はございます。では続いて大橋さんどうぞ。

【東京大学大学院 大橋教授】

 東京大学の大橋です。私も出光先生と同じように大学で教育と研究にあたっているんですけど、また一方でこういう安全審査に関して意見を述べさせていただいたりすることもやっております。今日はこうやってお話する機会を与えていただいて大変ありがとうございました。何をお話ししようかと今まで佐賀県で行われたその安全性に関する質疑応答をずっと勉強してきたんですけれども、実は正直申し上げて何でこんな事をやっているんだというくらい意味の無い、もう検討しちゃったことを何回も聞かれて、今、出光さんがお話されたような内容の話を何度となく回答しているというようなことですので、今日は我々がこういう問題をどういうふうに考えるかという考え方のところですとか、県から、事故時の影響について話せというのがありましたんで、それについてまとめてまいりました。

原子力安全、ちょっと早口で申し上げます、申し訳ありません〔資料3−1:PDF123KB〕。我々の現代社会にはこういう色んな問題が出てきてます。原子力発電ですとか、遺伝子操作、伝染性の疾患ですとか地球環境問題です。こういう問題は極めて技術の果たす役割が大きくて、どうしても感情に動かされるとかっていうふうに社会の意見が決まっていくところが非常に危ない所で、原子力安全の問題はこういう問題の代表ですけれども、安全がどう確保されているのか、技術的にどういう根拠でどう判断したのかということが問題となるべきです。それに対しまして、流される情報の多くが、これはマスメディアも含めてですけれども、過度に情緒的なアプローチで、怖い・恐ろしいだとか、管理社会になるんじゃないかとか、又は原爆と同じとか、今日のテーマでもありますけどテロが起こるんじゃないかとか、そういうイメージがたくさん流されてます。こういう現代社会を取り巻く科学技術の問題というのは科学技術をベースにした客観的な判断をする、これが一番の基本で、県はそういうことでこういう会を開いていただいてるんですけど、こういうのに基づいて、社会的・経済的・環境的に意思決定をしていくというのが民主主義社会の基本になります。安全確保の考え方です〔資料3−2:PDF103KB〕。安全確保の視点は安定に運転出来るかどうか。何か起きた時に安全に停止出来るか。万一の事故時に放射能影響を防げるか。こういう問題です。安全設計・安全評価はどうやっているかというと、考えられる最も厳しい条件で評価をします。安全余裕を見込む、その中で系統の一部が機能しないようなことを保守的に仮定をします。これを逆手に取ればこういうことが起こるんじゃなかというような議論にどんどん入っていってるわけです。何を検討するかというと、核反応に関する特性、あと、熱水力に関する特性、構造的にもつかどうかという特性を検討します〔資料3−3:PDF82KB〕。これに関連しまして、考える原子炉の状態は停止時であるとか通常運転時、過渡変化時、事故時を扱います。プルサーマルにつきましては、燃料をプルトニウム入り燃料に変えるだけですので、今ご説明したうちの核的特性が変化するだけです。その核的な特性が変化させた時の設計解析評価をやりまして、丁度出光先生がご説明いただいたような一定条件下、MOXの装荷割合とか燃焼の条件下では現行と同等の特性を設計することが可能だという結論になっております。従いまして、原子炉特性に基本的な変更はありませんし、安全性が現行の軽水炉と変わることはありません。隣に安全余裕の図を書いておりますけれども、なんとなく安全余裕が減るんじゃないかというような議論がされているんです。そうではありません。安全上の制限値がありまして、運転上の制限値があって、運転範囲はこういうところでやっています。ここを安全余裕と呼んでいまして、ここの運転範囲というのは原子炉の状態ですとか燃料の設計とか又は運用の仕方によって変わりうる範囲ですので、安全余裕は全く同じです。こういうことの判断の根拠は解析ですとか実績、実験、学術的知見、経験に基づいて総合的な特性を判断します〔資料3−4:PDF103KB〕。

プルサーマルの基本問題に戻ってみますと、核的特性を正しく予想できるかどうか。その核的特性を予測したものから安全評価の入力を作りまして、運転停止特性ですとか、過渡変化だとか、事故の時どうなるかという検討をします。核的特性につきましては、これまで軽水炉、プルサーマル、高速炉、実験炉、新型転換炉などで多様な条件の経験と実績を持っています。それと、核データベースの整備、解析手法の改良、計算機性能の向上とあいまって、基本的に100%の確率で正しく予測できるという技術は確立しています。これに、プルサーマルに関しては臨界実験ですとか、今ご紹介いただいたような装荷割合、原子力出力、燃焼度、プルトニウム含有率についての実績をベースに判断をしています。

事故の影響範囲については技術的に想定しうる最大の放射能漏洩を仮定してMOXを装荷した時に、よう素が1%弱増えますけれども、希ガスは5%強減るという結果になっておりまして、現行と同等の結果です〔資料3−5:PDF104KB〕。これに対して、距離が2倍に、距離が増えて面積が4倍になるというのがあります。これの原因が、原因というか出所がよく分からずにまずインターネットで調べたんですけれど、どうやらどなたのオリジナルか分からないんですけど、原子力資料情報室のホームページに解析が貼ってありまして、その解析の内容というのがちょっと言葉は過激ですけどもむちゃくちゃです。ラスムッセン報告の特別なシナリオを持ってきて、30年前のですね。プルトニウムとか他の元素がチェルノブイリより更に放出されるという想定をしています。これは、捏造ともいえる解析で技術的には発生しないシナリオです。確率的な議論を決定論的に置き換えているとか、軽水炉ではチェルノブイリのようなことは起きるわけがないので、それを意図的に想定して怖いですよ、怖いですよという恐怖の垂れ流しをやっているような評価結果です。プルサーマルの安全性のまとめですけれども、プルサーマルは今ご紹介したように、現行の軽水炉と全く同じ安全性と信頼性を持っています〔資料3−6:PDF78KB〕。安全余裕を食いつぶすとか、事故の影響が2倍4倍になるというようなことは全くありません。ここで是非申し上げておきたいのは、玄海町だとか佐賀県の地元の方々が不安を感じる必要は全くありません。技術的に不誠実なのは誰でしょうか。技術的に全く根拠が無い話です。学会では全然発表なんかされたことがありません。都合の良いデータを使って都合の良い解釈をする。関係の無い話を持ち出されます。チェルノブイリなんか、軽水炉と全然関係が無いという結論が専門家の間で決まっているのに、チェルノブイリがどうだとか、今日も先ほどの資料で拝見したんですけど、地震の話が出されると思います。今日、我々はプルサーマルの安全性、つまり玄海3号炉のウラン燃料の変わりにMOX燃料を入れた時に安全性が確保されるかどうかという議論に来ているのに、地震なんか全然別の話題ですけど、それも怖いですよ怖いですよと恐怖心をあおるような話になってると思います。

以上です。ありがとうございました。

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プルサーマル公開討論会・議事録3

【中村コーディネータ】

大橋さんでした。続いて小出さんどうぞ。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 京都大学の小出です。今の大橋さんの話には私は反論が山ほどあるんですけれども、後での議論の時にということで、まずは基本的にですね、プルサーマルというのはどういうものなのかということを聞いていただきたいと思います。

私は68年に原子力の平和利用というものに大変な期待を抱きまして、原子核工学科という学問を選びました。どうして私がそういうふうに原子力に期待を抱いたかというと、化石燃料は使えば無くなってしまう、将来のエネルギーは原子力に頼るしかないというふうに聞いたからです。今、ここにご参集の皆さんも、多くの方がそういうふうに思われているだろうと思います。ただし、それは事実でないのです。大橋さんが、今客観的な事実で議論をしようとおっしゃるので私もそうしたいと思いますけれども、それならば地球上にあるエネルギー資源はいったいどういうものがあるのかということをここに、四角の大きさであらわしています〔資料4−1:PDF67KB〕。私は今聞いていただいたように、化石燃料が無くなるから原子力だという宣伝を信じまして、原子力に進んだわけですけれども、一番たくさん地球上にある資源は石炭です。もちろん化石燃料。天然ガスというのが最近たくさん見つかってきまして今現在このくらいの大きさだと言われていますけれども、多分もっともっと大きな四角になります。現在、私たちがどっぷりと使っている石油がある。それから、現在は使いにくいのでまだ使ってないオイルシェールやタールサンドという資源もあります。ここまでが全部化石燃料なんです。これが無くなったら原子力だと言われたわけなんですけれども、原子力の燃料であるウランはこれしかない。石油に比べても数分の1しかないし、石炭に比べたら数十分の1しかないという大変貧弱な資源だったのです。こんなものに人類の未来を託するなんてこと、そのことがまずバカげていると思わなければいけません。ただし、原子力を推進する人達には夢があります。今私がここにウランとして書いた資源は核分裂性の資源です。いわゆる燃えるウランです。しかし、原子力の資源には違うものがあると。プルトニウムというものがあるというふうにおっしゃるわけです。プルトニウムというのは長崎の原爆の材料です。ですから、原子炉でも燃えるということでプルトニウムを生み出してそれを資源にしたいというふうに考え出した。一体どうするかというと、こういうことをやりました〔資料4−2:PDF89KB〕。まず一番初めはウランを掘ってきます。それを色々な形で加工しまして、普通の原子炉で燃やすということをやる。これが現在やっていることです。後々に廃物の処分をしなければいけないわけですけど、それが今ちょっとどうしていいか分からないので取っておくということになっています。

原子力を推進している人達が描いた夢というのは全然別でして、こちら側です。プルトニウムというのを作り出してそれを高速増殖炉という特別な原子炉を動かすことによってまたそれを再処理という特別なことをしなければいけないのですけれども、グルグルグルグルこのサイクルを回すことでようやく核分裂性のウランに比べて60倍ぐらいまで原子力の資源が増えるだろうという、そういう夢を描いたわけです。ただし、このプルトニウムというのは天然には全くありません。そうすると、どこかから調達してこなければいけないということになりまして、普通の原子力発電所から出てきた燃料の中からプルトニウムを作り出してこちらに引き渡そうとしたんです。しかし、高速増殖炉というのは実は実現できていないのです。世界的にも実現できていないし、日本でも“もんじゅ”という実験炉が潰れてしまったというそういう状態。ところが、このサイクルを動かすということが原子力をやってきた人達の夢だったわけですから、プルトニウムをとにかく生み出して渡したいと思っていた。どのくらいプルトニウムを作ったかというと、こういうふうに作ってきてしまったわけです〔資料4−3:PDF81KB〕。1993 年から2004年までのデータをここに書きましたけれども、日本という国が高速増殖炉で使うんだといいながら使用済みの燃料から分離してきてしまったプルトニウムはどんどん増えまして、今現在43トン、日本という国の懐にあるわけです。細かい議論をするときりが無いのですけれど、もしそれで原爆を作ったらどうなるかというと、右側の軸に書きました。一番上のここに50と書いてあるのは、50メガトンという単位です。長崎の原爆は21キロトンでした。例えばここに20という数字があります。20メガトンですけれども、これは21キロトンの長崎の原爆を1,000発作れるというぐらいの量に相当します。つまり、今現在日本という国が持ってしまったプルトニウムというのは、長崎原爆をもし作ることに使うならば、2,000発も出来てしまうというぐらいの量になっているわけです。こうなると、国際的な関係から見て大変な疑惑を受けるということになります。日本というのは高速増殖炉をやると言っていたけれども、実際には出来ていない。それなのに、プルトニウムだけは懐に入れちゃった。一体どうするのだと言って大変な疑惑を受けていまして、このプルトニウムを何とか始末をつけなければいけないということになります。それで、今現在こういう状態にあるわけですけれども、しょうがないのでプルサーマルで燃やしてしまおうということを考えたわけです〔資料4−4:PDF99BK〕。ですから、これはもともと本当は必要だったんではなくて、原子力をやろうとしていた人達の夢が破れてしまったから、どうしようもなくて今追い込まれてしまっている道なのです。日本がやってきた原子力政策が根本的から間違えてしまったからそこに今私たちが追い込まれてしまっているという、そういうことになっている。結局、原子力政策が破綻してしまいましたので、そのつけで安全性を犠牲にします。大橋さんは犠牲にしないと言ったけど、必ず犠牲にします。それから、経済性も犠牲にします。それから、資源的にはほとんど意味がありません。高速増殖炉をやるということならば別ですけれども、プルサーマルなどは全く意味がないと言った方がいい程度のことです。それで、プルサーマルに踏み込んでしまうという、そういうことになってしまいました〔資料4−5:PDF75KB〕。

安全余裕が食いつぶされないとおっしゃったので一言だけ言っておきます〔資料4−6:PDF84KB〕。今、示していますのが想定している原子炉の危険度だと思って下さい。玄海3号炉でもいいです。こういう原子炉を設計するときにどうするかというと、大橋さんもおっしゃったように、安全余裕というのを考えて設計して作るわけです。しかし、本当の危険はもっと大きいのかもしれないのです。想定していることが間違えていたということはよくあることでして、人間は完璧ではありませんので、残念ながら事故というのは起こるわけです。だから、普通の原子力発電所でも事故は起こります。実際にたくさん起こってきているわけです。では、これからプルサーマルにすると、どうなるかというと、こういうことになります。危険が増加します。それは先ほど出光さんがいくつかの要因をあげて下さった。危険は必ず増加します。安全余裕は低下します。ではどうするかというと、ここの部分を工夫して何とかすればいいんだと言っている。工夫で頑張ると言ってるにすぎないのであって、危険は必ず増加します。こういうことを皆さんが受け入れるのかどうなのかということが問われているというふうにお考えいただければいいと思います。以上です。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。続いて小山さんお願い致します。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 長い名前の会の代表ですが、普段は美浜の会と略称しております、小山です。

 この新聞ですが、これは1999年の12月16日の記者会見の模様なんですが、左から2番目に私がおります〔資料5−1:PDF171KB〕。この年の1999年の9月に、関西電力の高浜4号用のMOX燃料データに不正があるという疑惑が起こってきました。関電は、イギリスに人を派遣しまして、僅か1週間調査しただけで、「不正はない」というように結論しました。その結論を当時の規制当局である通産省と原子力安全委員会は、直ちに了承しました。その後、通産省は、イギリスから入った重要な疑惑のデータを隠していたというのも明らかになりました。それに対して私たち市民は、膨大なデータの入力作業を行いました。これは中学生の二人の娘さんまでが一生懸命データ入力に加わりまして、そして不正があるということを突き止めて、差し止め訴訟を起こしました。それで、12月17日に判決が出るという予定になっていたその前日の16日に、関西電力がやっぱり不正がありました、すみませんと謝りまして、全部燃料を破棄してしまったという、そういうことであります。その時私は、原告団の責任者をしておりました。私は専門家ではありませんので、これから皆さんの、多くの方が抱いておられる疑問点をできるだけ代弁する発言をしたいと思っております。

 これは、原子力安全・保安院、これは通産省のあとになるわけですが、佐賀県に9月9日に説明した図ですけども、ここでは原因のところに関電が悪い、関電が悪いと書いてありまして、規制当局としての責任には全く触れておりません〔資料5−2:PDF101KB〕。こういう姿勢で今回も安全審査をやられるというのでは、全く信頼ができないと思います。

 それで、その後、この事件が契機になりまして、福島原発のプルサーマル、新潟県の柏崎刈羽原発のプルサーマルという所にも大きな反対の声が沸き起こってきました〔資料5−3:PDF93KB〕。刈羽村の住民投票では、プルサーマル反対の意思が多数を占めました。この刈羽村という所は、原発に人々の生活が非常に依存しておりまして、いわば原発城下町と言われている所ですけれども、ですから容易に原発には反対はできない。しかし、プルサーマルには反対したいと。これ以上危険なのはごめんだと。そういう意思が多数になったわけです。そういうことがありまして、現在は、東電も関電もプルサーマルを実施できる目途が全く立っておりません。

 プルサーマルというのは、ウラン燃料用に設計された原発で、設計に反して特性の異なる危険なプルトニウムを混ぜた燃料、MOX燃料を燃やす事であります〔資料5−4:PDF72KB〕。普通であれば、設計に反する事をやるというのはとんでもないことだと考えるわけですけど、だんだん慣らされていくと言いますか、それがあると思います。それでどうなるかというのは、九州電力の新聞の2面広告が教えてくれておりますけれども、そのうちの一つは、先ほどからも大橋さんも、出光さんもおっしゃっています、70℃燃料が溶けやすくなるということですね。ここのところが、この線とこの線の間で70℃溶けやすくなる〔資料5−5:PDF84KB〕。

 これは、1979年スリーマイル島の原発2号機の事故でありますが、炉心のこの燃料の45%が溶けてしまいまして、そのうちの3分の1が炉の下の所に、この底の部分に落下しました〔資料5−6:PDF119KB〕。ここはもっと融点が低いですので、下手をすると、底が溶けてしまって、下に落ちると、下に水が溜まってますから、水蒸気爆発を起こす恐れがあります。そういうような方向に70℃で溶けやすくなるということは、もっとたくさん溶けて、底が抜ける傾向が高まるということになります。

 それで、プルサーマルが本当にウラン炉心と同等であるのであれば、何も安全性に全く問題ないということであれば、危険手当等らしいものを交付する必要は全くないわけですけれど、既に政府が予算措置をしているらしいのは、受入に「はい」とプルサーマルに手を挙げただけで、年に2億円、5年間。運転を開始した5年間は、年5億円を交付しましょうということですね〔資料5−7:PDF92KB〕。ウラン炉心と同等のはずではなかったんでしょうか。そして、もし安全であるのならば、そういうものに手当てを出すというのは、税金の無駄遣いであると思います。

 それから、最後の方ですけれども、私たちは、プルトニウム、そこにあるから使えとか、簡単に言いますけれども、プルトニウム利用の陰には放射能汚染があります〔資料5−8:PDF57KB〕。青森とか岩手の人たちの、そこに、再処理工場でプルトニウムを分離するわけですけれども、そこでは、ここに再処理工場がありますが、ここから毎年、毎年、年間、放射能が、スリーマイル島の原発事故で出た放射能の3.6倍の放射能がこの排気筒から空に、大気に放出されます〔資料5−9:PDF108KB〕。この端っこの方でも、自然の放射能の2倍の放射能が含まれておりまして、そういう放射能を産まれたての赤ん坊から何十年も毎日毎日吸わねばならないという、そういう状態に置かれるわけです。それからこっちの六ヶ所再処理工場の地面の下を通って、パイプを海に引きまして、海の底50メーターの海底から上を向けて、放射能の廃液を毎日放出します〔資料5−10:PDF75KB〕。これをもし飲みますと、47000人分の致死量に相当するのが、毎年ここから放出される。放射能摂取限度で言いますと、3億3000万人分に相当します。こういうのがずっと拡散していきまして、岩手の三陸海岸の豊かな漁場の方にまで押しかけるということで、岩手県議会では全会一致で、自民党も全部含めて、これに対して説明を求めるということを決めました。

 プルサーマルを容認するということは、今のようなプルトニウム汚染を引き起こして、日本を放射能汚染の泥沼へと導く道であります〔資料5−11:PDF62KB〕。プルサーマルを拒否すれば、また別の道が目の前に開けてくる。そういう第一歩になると思います。以上です。
【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。続いて森本さんお願い致します。

【拓殖大学海外事情研究所 森本所長】

 私は、そもそも原発、あるいは原子力の分野の専門家ではなく、国家の安全保障や危機管理の分野の仕事をしてきたものなので、そういうコンテキストで原発あるいは原子炉の安全性というものを論じてみたいと思います。途中の議論は全部省略をし、結論のみをお話したいと思いますが、原発を含むこの種の、国の中にある重要な施設に対するリスクというのは、大きく分けて2つあって、一つはこれは否定しようもないのですが、大規模な災害というもので、もう一つは作為によるものです。この作為によるものというのは、何らか人間の意図が加わっているというものであり、それが今日の議題である、例えばテロだとか、ゲリラ、コマンドだとか、場合によっては、国家の命を受けて不法に侵入し、重要施設を破壊するといった行動です。本格的な侵略が国家に対して行われるとすれば、国際法上武力による攻撃は、それに当てはまりますが、この場合は原発どころではなく、国全体が他国によって侵略を受けるわけですから、ここは今日の議論の対象から外したいと思います。

つまりある種の、国全体が戦争に巻き込まれている状態を議論してみても、あまり原発のケーススタディには参考にならないので、原発だけを重要な目標だと考えて、この種の攻撃が起きた場合のを議論しようとするものです。一体、どういう目的で例えば原発、あるいは原子炉を攻撃するのかというと、一般論として国際政治では2つくらい目標があります。一つは言うまでも無く、そのような重要な国家の施設を破壊することによって、国家の機能を麻痺させるといったもの。第二にそれだけではなく、そのことによって社会的不安をもたらし、国家の意思を他に強要するといった、ある種の武力による威嚇という国際法上の問題がこの場合、例えば原発に対する攻撃の背景要因にあるとすれば、そのようなことをする主体とは、どういうものかと考えた場合、現在の国際政治の中では、例えば、ある種の団体、組織等が行うテロがその例です。

例えば、中東湾岸で見られるようなイスラムのテロといったものが国際社会の中に広がって、それが我が国に及ぶ場合。第二は周辺諸国が何らかの意図を持って、我が国の国益に対する重大な侵害を与えようとするものです。我々はこの種のリスクを非対称脅威と言っています。すなわち、相手が国家であり、国家が軍事力を使って、堂々と攻めてくるというのではなく、誰が主体なのかわからない、目的もよくわからない、様相もよくわからない、つかみどころがないといったようなもので、こちらから正規の軍隊で対応することが、合理的に考えて正しいかどうか、なかなか分かりにくい場合であり、この種のものが我々の周りにあるということです。

ついでに言うと、我が国の国家の安全保障とか、防衛について、我が国政府は2種類の脅威とかリスクを考えております。一つが今申し上げた非対称脅威で、もう一つは、我が国に対する伝統的な脅威というものです。

さて、このようなテロが現実にある特定の原発に波及するといった場合、突然そのようなテロが原発の前に現れるとは、少し考えにくいわけです。もちろん論理的には、ある日、夜間にテログループが航空機から降りてきて、九州上陸をして、施設を破壊するという活動がないわけではない。しかし、いずれにしろ、我が国の地理的範囲、地理的環境を考えると、経空経海と言って、空域を通っていくか、海域を通っていくかであります。陸続きでない我が国に陸から伝わってくるということは考えにくいですから、従って、海を渡ってくるか、空から来るということです。ということは、第一義的に事前に何らかの兆候があると考えるのが普通です。もちろん、兆候を見逃す場合、あるいはこちらで欺瞞行為をやって混乱をしている時に別の方向から入ってくる場合、いろいろありますけれども、一般論として周辺諸国からこの種の原発攻撃が行われる場合、現在は、これは我が国の過去15年に渡る経験からしてですけど、アメリカの偵察衛星で、例えば北朝鮮の海域から出た小型の船舶、どのような船舶であれ、我が国の領海の中に近づくものについては、我が国に通報があるということです。通報があった場合、それをずっとフォローし、必要な場合、海上保安庁、あるいは海上自衛隊の情報収集のための航空機を飛ばして、それを情報収集をします。それ以外に報道にある、ご存知の通り、青森県にエックスバンドレーダーというものをまもなく建設するということです。これは来年建設工事が完了すると思いますが、そうなると、ミサイルとかロケットが飛来してくる場合に、いち早くエックスバンドレーダーで探知できるということになります。

日本海には、海上自衛隊と米海軍がイージス艦を派遣していますけれど、1隻で大体日本の半分の情報収集をすることができますので、この種の情報収集によって、ある程度、我が国に近づく航空機及び船舶を事前に情報収集をするということができると思います。

時間がないので、この種のテロによるリスクというものに我が国が対応する時に何が一番問題かということを2つだけお話してみたいと思います。

1つは、日本の地理的環境をご覧になるとお分かりのように、まず海を渡って何かが近寄って来る時には、国際法上は、まず海上保安庁が日本の領海の外で、警戒をし、そして、その相手の対象がそれでも日本の領海の中に入ってくるか、もしくはその対象物が海上保安庁では対応できない武器を持っていると考えられる場合、現在は、海上自衛隊に対し海上警備行動が発令になった場合に、海上自衛隊が海上保安庁からテイクオーバーして対応できます。北朝鮮の不審船が入った時にそういうことが行われたことはご承知のとおりです。

他方において、海を渡って陸に上がってきた場合にどうするかというと、ここからは海上自衛隊でも海上保安庁でもなく、警察にその対応が任されます。ただし、警察とは言っても警察が持っている兵器体系では、ミサイルとか、ロケットに対応できないと明らかになった場合、自衛隊が出ていくことになりますが、そのためには、防衛出動か治安出動が下令されないとダメなので、国会承認が必要です。我が国は戦後、防衛出動と治安出動が下令されたことは一回もありません。他方、そのような場合でなく、原発の周辺に自衛隊が出て、常時警戒監視をやったり、情報収集したりする。つまり駐屯地から自衛隊を外に出すという法的権限は、今日我が国にはありません。一度防衛庁がこれを領域警備法という形で、法律を作ろうとしたのですが、結局今日でも法律ができていません。周辺事態法だとか、有事法制というのは、周辺で紛争が起きた場合とか、有事が起きた場合の話です。平時に誰かしらがわからないところが乗り込んで来て、原発を攻撃しそうだ、あるいは1発ロケットが飛んできたといった場合、しかも警察で対応できない時に、自衛隊を出す法律上の枠組みがないということが第一の問題です。もちろん、これは法律だけの問題ではなく、日本は役所が縦割りになっているので、海上保安庁、海上自衛隊、警察、陸上自衛隊と4つの組織を効果的に、例えば佐賀県だったら、佐賀県知事の一括した統制の下で運営できるかという問題があって、これは法律上の問題ではありません。すなわち、この原発に対する攻撃を効果的に事前に防ぐという方法は、相当法体系と国内の体制をまだまだ整備していかないといけないということではないかと思います。

実際に攻撃を受けた場合にどうなるかというと、現在のロケットとかミサイルで、現在の非常に堅固に守られた構造物である原発が、直ちにミサイルやロケットで破壊されるとは考えにくい。また、そのような攻撃に対して破壊を防ぐための十分な施設でできているということになりますので。しかし、安全というのは万全ではなく、安全に絶対はありませんので、もし安全で100%守れるのなら、何の警備もいらないということになります。そうではないと思います。我々は外から来るもの、あるいは中からこれに呼応するもの、いろいろな種類のリスクに対応しないといけないのですが、残念ながらまだ十分な法体系と国家の体制が出来ていないという問題を提起し、時間が延びましたけど、プレゼンテーションを終わります。

【中村コーディネータ】

ありがとうございました。お待たせしました。続いて、山内さんどうぞ。

【神戸大学海事科学部 山内助教授】

 皆さんこんにちは。神戸大学 海事科学部の山内と申します。私は経歴から言うと、17、18年くらい前まで大阪大学の原子力工学科というところで学生院生をしておりまして、その後、神戸商船大学という大学に職を得て、神戸大学との統合の後、海事科学部の教員になっています。学生の頃は原子炉材料の勉強もしたのですけど、今日は佐賀県の方に呼んでいただいて本当にありがとうございます。私が皆さんの前に、皆さんのためにお話できることがあるとすると、専門家というよりも、やはり95年の阪神の震災を経験したものとして、一生活者として発表をさせてもらいたいというふうに思います。

それは、強く思いましたのは、契機となりましたのは、今年3月の地震、こちらの方であった地震と、その後、今回この討論会に呼ばれた時に、玄海原発の設置地震、許可申請書を少し見ました。それを見て、やはり地震の問題を提起しておきたいと考えまして、今日は地震の問題を提起させていただきたいと思います。

結論を先に申しますと、私の考えでは、プルサーマルの議論をする前に、原発耐震審査指針の見直し、あるいはこれが済むまではプルサーマルに対する判断は待ってもいいというのが私の考えです〔資料6−1:PDF126KB〕。

玄海原発は、私たち関西に住む者が抱えている、若狭湾にある原発に比べると比較的新しいようなので、ここにあります老朽化という意味では、比較的新しいということになろうかと思いますけれども、やはり若狭と同じように、原発の文明がこれまで経験した事ないような地震の活動期に進められようとしている計画であるということを見ないといけないと思います。それが実際に玄海原発を考える場合には、どういう時期に、どういうタイミングで、炉心にそういった、これまで経験の無い燃料が放り込まれようとしているのかというところを見る必要があるというふうに考えるからです。

これが3月20日の新聞。これが神戸の方で報道された模様なんですが、これで私が注目すべきものとしては、未知であった断層、これまでそこに断層があると思われてなかった所、そこでマグニチュード7の地震が発生したということです〔資料6−2:PDF135KB〕。私たちが経験したのが7.2でしたから、ほぼそれに等しいような地震が発生したということです。それを見ますと、ここの警固断層系とありますけど、それの延長線上にあるということですね〔資料6−3:PDF126〕。玄海原発の古い方の設置申請書を見ると、この警固断層系が載っていないんですね。91年の日本の活断層にはようやくこれが載るようになりまして、その後に見つかったということです。

玄海原発の方を見ると、原発の基準となっている地震強度には、これは想定するものなんですけど、最強地震というものと、限界地震というものがあります。最強地震は過去の経験を生かそうということで、どうも1700年くらいに壱岐のあたりで大きな地震があったと。それがマグニチュード7ぐらいだっただろうと、そういう記録が残っています。それを基にしてこのS1地震というものが設定されております。

もう一つは、更に大きな7.5というものと、直下地震として6.5というものが出ております。なぜ6.5なのかというと、現在の審査指針に6.5と書いてあるんですね。6.5よりも大きな地震があれば、そこは過去にも地震があったはずだから、活断層もあるだろうということで6.5にしたということを、私自身も国の官僚の方々から何度か聞かせていただきました。

ところが、実際に活断層のなかった所で7.0が現に起こってしまったわけですから、安全性を確保しようと考えるのであれば、直下地震として6.5ではなくて、少なくとも7.0を考えるべきではないかというふうに考えます。

その後、今年の8月になりまして、これは非常に驚くべき地震が起こりました〔資料6−4:PDF126KB〕。宮城沖の地震。これの最大の特徴が、地震の揺れが、原発のサイト、女川原発ですけど、そこで観測されたということなんですね。女川原発は3基とも自動停止をしまして、一昨日ですか、2号機は動かしてもいいんじゃないかという保安院の判断が出たというふうに、報道を通じて聞いております。ですけど、ここで起こったことは非常に大きな問題をはらんでいます。つまり設計用に考えた地震があるんですけど、それは距離にして48キロ、規模にして7.4。その時に大体 180ガルぐらい。ガルというのは加速度の単位ですけれども、これぐらいの揺れになるだろうということを想定しておったんですね。

ところが、実際には、もっと遠くて、更に小さい地震であったにもかかわらず、もっと大きな地震を経験してしまった〔資料6−5:PDF117KB〕。それが原発のサイトで計測されてしまった。これが非常に大きな問題になりまして、まだ議論は続いておるということです。問題は、小さくて遠い地震なのに揺れが予想を上回った。これまで非常に大きな権威を持っておりました、大崎の手法という計算手法が使われているんですけども、それを超えてしまったというところです。

記録値を表す時に、こちらが速度で、ちょっとこれ複雑な形になっておりますけれども、建物の周期によって揺れの大きさがどの程度であったのかということ〔資料6−6:PDF101KB〕。この波線になっているものが実測値です。大崎の手法という現在の審査指針で使われている方法を見ると、それより小さい地震を想定してしまうんですね。これが非常に大きな問題になっていると考えます。

少なくとも現在の耐震設計審査指針の見直しが完了するまでは、玄海でのプルサーマルは待ってもらってもいいんじゃないか、待つべきじゃないか、というのが私の意見です〔資料6−7:PDF137KB〕。

少しだけ経験を述べさせてもらうのですけど、阪神大震災、非常に寒い日に起こったこともあるんですけど、逆に良かったことは、救援物資でおそらく皆さんからもいただいたものは、外に置いておいても腐らなかった。夏だったら大変なことになったんです。非常に大事なのは、何か大きなことが起こった時に、そこに付加的な災害ですね、例えば地震の後に大雪が降るとか、地震の後に豪雨が来るとか、そういうことになると被災している地域は非常に大変なことになる。ですから、被災している所に決して放射能を降らすような、あるいは少しでもいいから、少しであってもそういうことは起こってはならないわけであって、実際の地震によって、これだけ過去の審査地震が揺らいでいます。ですからそれの決着がつくまで、佐賀県としては待ってもいいんじゃないかというふうに考えます。以上です。

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プルサーマル公開討論会・議事録4

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。6人のパネリストの皆さんそれぞれのご専門、あるいは一番関心を持っていらっしゃるポイントについて、ご発言をいただいたわけですが、それぞれお考えが全く違う部分が多々ありますけれど、今日は「安全性」について議論を深めたいという趣旨でございますので、まずはこの原子炉の安全性について、もう少し各パネリストのご意見を伺ってみたいと思うんですが、先日行われました安全性と必要性に関する国のシンポジウムの際も、会場からもたくさんの質問が出されたわけですが、その中に安全性に関するご質問というのは、大変多くてですね、一つは、海外でこのプルサーマル、MOX燃料使用の実績があると言っているけれども、その海外の実績と、実際に今度玄海3号機で行われようとしているところには違いがあるんではないかと。それが安全性の問題につながるんじゃないかというご指摘がありました。それはプルトニウムの富化度という言い方でされております。それから装荷量というところでもご指摘をされているんですけども、このあたり、まずは原子炉の安全性に関してご意見がございましたら、お伺いしたいと思いますが。それでは大橋さんどうぞ。

【東京大学大学院 大橋教授】

 今、ご紹介があったようにプルトニウムの富化度ですとか、燃焼度ですとか、炉心にプルトニウムをどれだけ装荷するのかということで、これまでの実績と数字を細かく比べたり、ここがないじゃないかと、そういう議論があったように伺っています。

これについては、殆どについて、例えば原子炉の出力ですとか、燃焼度ですとか、炉心の装荷割合については、ヨーロッパで、各国で実績が出ております。玄海で検討されているのは、その範囲内に収まっています。ただその収まっているからいいとか、ちょっと出ているからいいという判断をしているのではなくて、我々がそういうことを考えるベースとなっている基本的なデータと、そういうことを設計して、解析して、評価するやり方にどれぐらい我々は技術的な信頼をもって、根拠としているのかということに基づいています。

例えば、プルトニウムの富化度については、玄海で用いる値というのは、フランスなんかの値なんかよりも上回っています。それがじゃ上回っているからダメかというと、そんなことはありません。我々はプルトニウムの富化度で言えば、先ほど申し上げたように、高速増殖炉の30%だとか、あまりいい例ではありませんけれども、原子爆弾の性能だとかも、殆ど正確に予測して解析することができます。臨界実験によって、冷温停止、冷温停止というのは、もっとも反応度が高い所ですけれども、核分裂が起きやすい状態で実験をして、これはプルトニウム富化度の14.4%というところまでやっていますけれども、その中で、核定数とか、反応度係数というのを測定しまして、それから原子炉運転特性だとか、過渡変化の計算に用いるわけです。そこから先は、普通の原子炉で何回も実績の出ている計算ですから、我々の根拠というのは、そのことによって揺らぐ事はないということで、全く高い信頼性で、今の玄海。又は言い換えれば、出光先生がご紹介された、3分の1MOX報告書の検討の範囲内というのは、科学技術的な根拠はあるものだと思います。

【中村コーディネータ】

 小出さん、さらに加えて、先ほど安全余裕、危険性、危険度の増加というご指摘がありましたけれど、例えば、制御棒の効きが悪くなるとか、融点が下がるとか、いくつかプルトニウムなるがゆえの特性が出てきて、それが安全性の問題につながるじゃないかというご指摘があろうかと思うんですけど、いかがですか。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 それはもちろんあるわけですね。スクリーンに出せるんでしょうか。ラインは繋がっているんですよね。

【九州大学大学院 出光教授】

 探している間にちょっと私の方から、先ほど融点が下がるので、スリーマイルアイランドの時のような事故が起こるとたくさん溶けるというような話がありましたけれど、まず科学的に間違いの方から正しておきたいんですが、融点が下がるからたくさん溶けるということはありません。たくさん熱量を与えられますとたくさん溶けます。例えば、製氷機で氷を作って、氷は融点低いですから、0℃で溶けますけども、それよりも低い所に保存しておけば溶けないわけですね。熱量を加えると溶けます。ということで、融点が高い低いというのと、溶ける量の多さというのは関係がないですね。

【中村コーディネータ】

溶け易いということは言えるわけですね。

【九州大学大学院 出光教授】

 溶け易いというのは、その温度になった時に溶けるけども、その温度に到達するまでの熱量、その後、溶ける時に加えられる熱量で決まります。氷の場合も、1グラム80カロリー加えますと氷が水になりますけれども、80カロリーなければ1グラム溶けないわけですね。ということで、これは中学校の理科で習うと思いますので、もし分からなければ帰ってお子さんに聞いていただければ分かるかと思います

【中村コーディネータ】

お待たせしました。小出さんどうぞ。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 こういう議論は山ほどできると思うんですけど、一つだけ、ちょうど融点の話が出ましたので、その話をしたいのですが、出ますでしょうか〔資料4−7:PDF82KB〕。

これは九州電力が新聞に答えた時の質問です。「MOX燃料はウラン燃料より低い温度で溶けて危険が増すと言われていますが、大丈夫ですか」という質問。それに対して、「ウランにプルトニウムを混ぜると、溶融点は、混ぜたプルトニウムの量によって低くなります。従って、玄海3号機で使用するMOX燃料ペレットの場合、溶融点はウラン燃料よりも70℃低い約2,720℃となります」と。なかなか正直だなと。先ほどから出光さんもおっしゃっておられるとおりです。

確かに今まで使っていたウラン燃料に比べて溶け易くなるというのは確実です〔資料4−8:PDF111KB〕。そうなった時にどうなるかというと、これが回答なんですね〔資料4−9:PDF98KB〕。「MOX燃料ペレットの溶融点は約2,720℃ですが、出力が異常に上昇する場合でもペレットの最高温度は約2,250℃までしか上がらないため、MOX燃料のペレットは溶けることはありません」と。これが九州電力の答えだし、今の出光さんの答えでもあるし、大橋さんの答えでもあるわけです。

ただし、こういう考え方というのは、私はダメだと思っているのです。つまり、技術というものは、一歩一歩の蓄積で、もちろん少しずつは進歩するけれども、常に落とし穴もあるわけです。間違えてしまうこともあるわけだし、想定していることに関しては対応できるけれども、想定していなかったことが起これば対応できないというのが技術なのです。だからこそ安全余裕というものが必要なのだし、安全余裕はなるべく大きく取っておくというのが原子力のようなものを相手にする時の鉄則であるわけです。

その安全余裕というのを一つずつこういう形で、融点のこともそうですし、富化度のこともそうですけど、一つずつ、一つずつ、安全余裕を削っていってしまっているという、そのことが私は問題だと、先ほども訴えさせていただいたつもりです。

【中村コーディネータ】

 という小出さんのご指摘ですが、大橋さんどうぞ。

【東京大学大学院 大橋教授】

 これはもう安全余裕を完全に間違えて理解しておられる方の考え方で、融点が下がるということがどういうプラントに問題を引き起こすかということから解析をして、何かが起こった時に、それが溶けるのか、溶けないのか、そういう議論をしているわけです。ですから、融点がちょっと変わったから危険になりますよ、怖いですよというような話は技術的には何の根拠もありません。

一つ、先ほど小山さんにお伺いしたい。大変申し訳ないんですけども、スリーマイル島の事故の時に炉心が溶けました。炉心が下に落ちまして、原子炉の下に溜まって、冷やされて固まったのがTMIの事故です。もちろん炉心がそのまま発熱を続ければ、原子炉の中から溶けて下に落ちたというのは考えられなくはないです。小山さんの資料の中に落ちたら水蒸気爆発が起こるかもと書いてありました。私は水蒸気爆発の専門家です。更田さんもそうですけど、我々専門家の間ではそんなことは夢にも考えられていないんですけども、もし、TMIで炉心が下に落ちて水と混ざったら水蒸気爆発が起こるかもしれないというのはどういうふうに判断されたんですか。

こうやってお聞きしているのは、こういう話をこういう場所でいい加減な根拠でされると、そうすると反対派の方がいやTMIは水蒸気爆発が起きたんだろうというようなことを引用されるわけですね。水蒸気爆発が起こると、今度は格納容器が壊れたんじゃないかというふうに拡大していくんですけども、もとのところは、どういうお考えで、どなたからお聞きになって、どういう判断で「TMIでもし燃料が溶けて下に落ちると水蒸気爆発が起こるかもしれない」と書かれたんでしょうか。

【中村コーディネータ】

小山さんどうぞ。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

何か資料に基づいて話したのではありません。

【東京大学大学院 大橋教授】

 そうすると、こういう公の場で話をされるには不適切ではありませんでしょうか。技術的な議論をしている時にですね、何の根拠もないお話を「かも」という言葉をつければ許されるという類の内容ではないように思うんですけど。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

じゃ、水蒸気爆発は起きないという証明はできるんですか。

【東京大学大学院 大橋教授】

 そういうレトリックな話をしているんじゃないですよ。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 できるんですかと聞いているんですよ。
条件によると思うんですが・・・。

スリーマイル島の場合の話をされているのですか。

【東京大学大学院 大橋教授】

はい。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

それは、ちょっと私はわかりません。

【東京大学大学院 大橋教授】

 分からなければ書くべきではないんではないでしょうか。ここで書かれたことがまた二次的、三次的に引用されて、起こるかもしれない、いや起きる、いや格納容器が壊れると、そういうふうに必ずなっていくような構造を持っているように見受けられたから、大変恐縮だったんですが、お伺いした次第です。

【中村コーディネータ】

 ご指摘は結構です。小出さんご発言あるそうです。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 スリーマイル島の場合には、原子炉の半分が溶けました。圧力容器の底に沈んでいた段階でようやく事故が収束できたということで、圧力容器は幸いに壊れなかったし、格納容器も壊れませんでした。それは一つの事故のシーケンスです。

ただし、そういうスリーマイルの事故が起きるまでは、ああゆう事故は決して起きないと日本の人も言っていたし、世界の原子力を進める人たちが言っていたのです。ところが事故はやはり起きてしまったのです。その時に、起きた後もですね、日本の原子力委員会、いや原子力安全委員会は、原子炉は溶けていないと言っていました。私はその時ちょうど、伊方の裁判ということで、原告側の住民側の証人ということで出ていまして、「炉心が溶けた」と私は証言しましたけれども、その時に、内田秀雄という大変偉い学者さんが出てきて、「原子炉は溶けていない」と発言されました。しかし、その後5年経って、ようやく原子炉の中をのぞけるようになって、初めて原子炉が溶けていたんだということがわかりました。その時に、会社の経営者の人は何と言ったかといいますと、「もし、あの事故の進行過程で原子炉が溶けていたということが分かっていたならば、運転員は慌てて逃げてしまっていただろう」というふうに言ったんです。それ程事故というのは、どういうふうに進展するかがわからない、そういうものなんです。

ですから、たまたまスリーマイル島の時には水蒸気爆発は起きませんでした。だから、じゃ軽水炉というところで水蒸気爆発が起きないかというと、そうではないのです。軽水炉という今の玄海原子力発電所の場合でも、水蒸気爆発が起きる、あるいは水素爆発が起きるということは想定もできるんです。きちんと技術的に想定もできると。それをどこまで考えて、どういう事故評価をするかというとこで、国はある程度以上のことは考えないという、そういう姿勢を現在取っているという、そういうことです。

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プルサーマル公開討論会・議事録5
【中村コーディネータ】

 プルサーマルの安全性ですので、あまり拡散しないように期待したいと思うのですが、ただ、限られた時間なので、後でおそらく会場の方からもこの件については再質問もあろうかと思いますので、その時にまたパネリストにはご発言いただきますけれども、プルサーマルの安全性ということで、今、技術的なことを伺ったんですけども、もう一つ、私も実際に今までのシンポジウムなどに参加させていただいて、お聞きした中で、万が一事故が起きた時の影響範囲の問題、それから平常時、通常運転時でも、例えばそこで働く人たちの被爆量が増えるんじゃないかとか、平常時でもそうですね。万が一事故が起きた時には被害が拡大すると。一部大橋さんが先ほどご指摘になりましたけれど、この辺の不安というのは、やはり佐賀県、あるいは隣接の長崎県の方、さらには福岡県の方も含めていいんですけれども、やはり住民の皆さんの不安として指摘をされているんですよね。

次に、この特に事故時の被害の想定、被害の拡大、その危険性、このあたりについて、皆さんのご意見をお伺いしたいと思うんですが。じゃ、口火は大橋さんで。

【東京大学大学院 大橋教授】

 私のパソコンを写していただけませんでしょうか。これが事故範囲の話を少し詳しく調べてまとめてきたものです〔資料3−7:PDF99KB〕。なかなか資料がなかったんですけれども、先ほど申し上げましたように、原子力資料情報室という所のホームページに、志賀、これは石川県の方ですけども、志賀原発2号炉における事故時の影響予測、プルサーマルの場合とウラン燃料の場合という比較がありました。おそらくこれと同じやり方で、同じやり方をして、距離で2倍、面積で4倍という主張がされているんだと思います。

ラスムッセン報告というのがあります〔資料3−8:PDF104KB〕。ラスムッセン報告というのは、1975年に発表されました格納容器破損のシナリオというのが含まれている報告です。この格納容器破損のシナリオを使って、プルトニウムの放出については、チェルノブイリで放出された値プラスアルファという4%という値を想定して、他のアクチニド元素もどんどん放出されるという仮定を置いて、半数死亡の距離を計算すると、ウラン燃料で45キロ、MOX燃料で83キロと約2倍になりますから、これをもってして距離で2倍、面積で4倍の評価になっているかと思います。

ラスムッセン報告というのは、原子力のリスクを定量的に評価したもので、1975年に発表されました。それはシナリオをそれぞれ考えまして、あるシナリオについて確率、それからその影響を評価して、確率を影響評価して、全部足してリスクを求めたものです。一番顕著な結果は、当時原子力のリスクは、隕石に当たって、隕石が地球に落ちてくるリスクと同じだという評価をされまして、反対派の方からはおかしい、おかしいと評価されたものです。

これは、こういうことなんです。大隕石、例えば地球が壊れるような大隕石が落ちる確率というのは、地球が出来て40億年間一つも来ていないわけですから、極めて小さい確率です。ただ、地球の大きさのような隕石が当たれば、地球は全員死亡ということになります。中程度の隕石ですと、確率は中間だけど、影響も中間くらい。小隕石はおそらく、1年に何個か落ちてきている確率は大きいんだけれども、その影響というのは殆ど海へ落ちて、燃え尽きたりして微小であると。こういうのを足してリスクを求めるのがリスク評価です。

確率論的安全評価研究というのが、ラスムッセン報告の後始まりまして、想定するシナリオの詳細化だとか、確率の評価、機器の故障データベースを充実させる。放射線影響評価の高度化ということで、膨大な研究とデータの充実と手法の高度化が行われています。

これはお配りした資料につけてありますけども、レベル1PSA、PSAというのは、確率論的安全評価で炉心がどれくらいの頻度で損傷するかと。また次はレベル2というので、格納容器がどれくらいの頻度で破損して、公衆に放出されるか。それの影響はどうかというのはレベル3という評価でされています〔資料3−9:PDF66KB〕。

2倍4倍解析という原子力資料情報室の解析の問題点は、都合のいいシナリオだけとってきているわけです〔資料3−10:PDF96KB〕。例えば大隕石が落ちますよと。怖いですよ、地球は全員死んじゃいますよと。この確率論的安全評価というのは、確率を考慮してリスクを求めるためのもので、シナリオだけとってきてもしょうがないわけです。30年前の古いデータです。今は格納容器破損が起きる確率は極めて小さい。1億年に1回というような評価がされているのに、それが起きると考えたらというような評価がされています。だからチェルノブイリのケースとは全然違います。チェルノブイリのようなことが起こるとは、原子力の専門家は誰も思っていないわけです。それは起こるかもしれない。危険ですよと言って、大きく異なるデータを意図的に持ってくると。

それが先ほど小山さんにご質問したことと関係するんですけど、二次的に引用されるわけです。ホームページを調べてみると、何か根拠は分からないけれども、プルトニウムだから距離2倍、被害4倍に広がるとかですね、これまでの倍は逃げないといけない。面積は、汚染面積は4倍にもなると言われていると。これは全く根拠のない。これは我々から言えば捏造です。原子力資料情報室というのは、どういうものか知りませんけれど、技術レベルが極めて劣るのか、こういうことを日常的にやっておられるか、どちらかだと思います。そういうデータを出す事によって、どんどんどんどん二次的に言って、それにマスメディアがそれに飛びつけば、距離が2倍、被害が4倍、何十万人が死にます。何兆円損しますというふうに広がっているのが、こういう解析の一番大きい問題点だと思います。

【中村コーディネータ】

 反論どうぞ。はい、じゃ、小出さん。スクリーンの方に小出さんの資料を出していただけますか。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 私、大橋さんの話を聞いているとすごい技術信仰論者なんだなというふうに思います。何でも人間が思っているとおりに動くというふうに、どうも大橋さんは思われているようなんですけど、そうではないんですね。

残念ながら原子力の世界でも、これまでたびたび色んな事故が起きてきたんです。決して起きないと言われているような事故も山ほど起きてきました。例えば皆さんご記憶かもしれませんが、1999年の9月30日に東海村の核燃料加工工場で臨界事故というのが起きました。そんな事故は私たち原子力関係者は決して起きないと思っていました。もう、20年前に根絶された事故だというふうに思っていまして、まさかと思ったわけですけれども、でもやはり事故が起きたんです。二人の労働者が大変悲惨な死を遂げました。それを受けて今見ていただいている原子力安全白書というのが2000年に出まして、こう書いてあります〔資料4−10:PDF151KB〕。「多くの原子力関係者が原子力は絶対に安全などという考えを実際には有していないにも関わらず、こうした誤った安全神話がなぜ作られたのだろうか。その理由としては以下のような要因が考えられる。他の分野に比べて高い安全性を求める設計への過剰な信頼。長期間に渡り人命に関わる事故が発生しなかった安全の実績に対する過信。過去の事故経験の風化。原子力施設立地促進のためのPA(パブリックアクセプタンス)。公衆による需要活動の分かり易さの追求。絶対的安全への願望。」というんです。こんなことでやっていてはダメだということなんです。

実際に国がどうやって安全審査をするかというと、こういうことになっています〔資料4−11:PDF96KB〕。まず「重大事故」というのを考えるといっています。これは技術的に考えて起こる事故です。こんなことなら起こるだろうということを考える。そのうえに「仮想事故」というのを考えて、念には念を入れて起こらないような事故まで考えているからいいだろうというのです。それでも、どちらの事故でも格納容器は壊れないということになっています。今、大橋さんは格納容器が壊れる確率なんてものすごく少ないんだというふうな発言をされたわけですけれども、国は必ずこうなんです。格納容器は壊れない。じゃあ、格納容器が壊れるような事故はどういうふうに呼ぶのかというと、「想定不適当事故」だと言うんです。考えちゃいかん。そんなことはないのです。どんな事故だって考えて、そういう事故がどれだけの可能性で起きるのかということと含めて皆さんに説明する責任が、国に実はあるのです。それを未だに一度もやってないという大変不思議な国が日本なんです。ラスムッセン報告というのは1975年にやられたと先ほど大橋さんがおっしゃった通り、その中でやった仕事は2つです。1つは、小さい事故から大きい事故までとにかく様々な事故を考えて被害を全てに関して明らかにするということを1つやりました。もう1つのことは、それぞれの事故がどういう確率で起きるかということを確率計算をする。ですから、やっていることは2つなんです。事故が起きた時の被害を計算する仕事と、その事故の起こりやすさの確率を計算するという、その2つの仕事をしていました。それをラスムッセン報告という形で公表したのですけれども、その報告は実は1979年の1月に撤回されてしまいました。その研究をした米国の原子力規制委員会自身が撤回しました。なぜかというと、原発の大事故は先ほど大橋さんが言ったみたいに隕石で被害を受けるのと同じぐらいの危険なんだというようなことを米国の電力会社がずっと使っていたわけですけれども、そういう言い方は正しくないと、そんなことを公衆に言ってはいけないんだと、今現在確率の計算というのは開発の途上なんであってよく分からないと。そういう絶対値を使ってはいけないということで、実は撤回したんです。その直後の3月にスリーマイル島の事故が起きるということになりました。それ以降、米国ではしきりにこの確率論的安全評価という研究はなされてきました。たくさんの研究がなされています。報告も出されています。大きな事故が起こった場合には、ほんとに大きな事故が起こった場合にはどういう結果が出るということも、たびたびそれが示されています。米国では示されている。

しかし、日本ではそういうこと絶対やらないと、国としては事故は絶対起きないんだと、想定不適当なんだと言って無視してしまうという、そういう姿勢を貫いてきたという、大変私は不思議な国だと思っています。

【中村コーディネータ】

 はい、ありがとうございました。それで、小出さんの本質論は十分に理解できるところなんですが、大橋さん、その同じところで議論をするんだと、ちょっと打ち切りたいんですけど、本来の所へ戻したいので、逆に小山さんの方から手が上がりましたんで、小山さんのご発言を優先します。小山さんどうぞ。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 これは、先ほど大橋さんにだいぶ突っ込まれましたけれども、ここでは溶けないと言っているわけですよね。しかし、実際にはスリーマイルでは溶けたというのが事実として非常に重要な点だと思います。

それと、あと、さっきからちょっと問題になっています富化度の話ですが、これは、国の資料ですけれども、集合体の平均のプルトニウム含有率と呼ばれていますが、上段のこういうところが、プルトニウムの中には核分裂するものとしないものとありますけれども、全部合わせたものが上の段、核分裂するものだけが下の段のパーセンテージです。核分裂するものでいいますと4.5とか4.9とかこういう数字ですけれども、玄海の場合は6.1という値をとるということですね〔資料5−12:PDF99KB〕。それから、上の段で見ても限界は9.0で、これは諸外国のこういうところにはどれも無いという、それを高い富化度のものがやられるということです。そうしますと、富化度が高くなりますと、プルトニウムスポットという、こういう塊が、富化度が高いほどたくさんゴロゴロと川原の石のように並んでいるということが分かります〔資料5−13:PDF100KB〕。ですから、富化度が高いということは、こういう状態のMOX燃料を使うということになります。それでさきほど、出光さんでしたが、千百ミクロンのプルトニウムスポットを使った実験をやっても壊れなかったと言われましたが、何が壊れなかったのかはっきりおっしゃいませんでした。

この実験は、千百ミクロン、1.1ミリですけど、非常に大きなスポットですが、これをペレットの表面のところに貼り付けております〔資料5−14:PDF60KB〕。上から輪切りにすると、こういう所に貼り付けております。だけど、今問題になっているのはスポットがありますと、しかも1個だけです。あんなたくさんゴロゴロとあるような実験ではありません。こういう所にいっぱいプルトニウムスポットが中の方にありますと、そこからガス状のものが出てくると。そのガスが、中から燃料を膨張させようとして、壊そうとする力が働くんですが、これは、外に貼り付けていますから、そういう実験をしてるんではないということが分かります。これの目的は、この外の所に被覆管があるんですけども、この、ここから出る熱によって被覆管がどういう影響を受けるかという、それだけに限ってやられた実験であります。ですから、今問題になっているようなガスが出てくることによって燃料が壊れるかどうかということを調べた実験ではないと。だから、壊れなかったというのは当たり前の話であります。

それから、ガスがMOX燃料とウラン燃料でどれぐらい違うかという、これはブランパンという人がやった2001年の論文に書かれているんですが、これ、横軸が燃焼度と言いまして、どれぐらい中で燃料を燃やしたかという、そういうものです〔資料5−15:PDF61KB〕。燃焼度が高くなりますとこのピンクのようにMOX燃料はガスが、ペレットの中からガスが出てくる割合が高いということです。ウランはこういう青い所で全然違う振る舞いをしているということが分かります〔資料5−16:PDF121KB〕。ですから、ガスが出てくるということはどういうことかと言いますと、本当はあそこに更田さんという専門家がいらっしゃるので、私は更田さんからだいぶ書かれたのを読み、だいぶ勉強させていただいたんですが、ペレットの中のこういう大きな空洞、ポアと呼ばれる空洞が出来て、こういう中にガスが溜まるんです〔資料5−17:PDF84KB〕。これは更田さんの所から、パンフレットから取らせていただいた図ですけれども、燃料というのはこういう粒々で出来ておりまして、粒と粒の間の所に気体が、ガスが溜まって、そして、これで燃料をバラバラにしようとする力が働くということです〔資料5−18:PDF125KB〕。もしも、制御棒が飛び出すような事故が起こりますと、模擬実験でありますと、ほんとにバラバラになって燃料が冷却水中に飛び出すという、こういうことが起こると。

それでですね、実は、1つ、安全解析というのは、安全という結論に合わせるように解析するということがこれまで行われているという、これちょっと事実として指摘しておきたいと思います〔資料5−19:PDF64KB〕。それは、蒸気発生器というものがあります。この蒸気発生器という所で1次系の熱を2次系に伝える役割をする細い管がいっぱいあります。こういう細い管が一台の蒸気発生器に3,400本あります〔資料5−20:PDF67KB〕。私は、関西電力の高浜2号機というのが、これが実にこの細い管の62%が何らかの損傷を起こして穴が空いたりヒビがはいったりしました。62%ですよ、それにも関わらず安全性は新品と全く変わらないんだという、こういう解析が、損傷が起こるたびに解析を変えていって、62%も損傷しているのに安全性は全く変わらないという結論を出しておりました。それで、1990年代の初め頃に蒸気発生器を持っている高浜2号機を止めるようにという訴訟を起こしました。そういうことに対して、安全解析というのはそういうようなことが出来るということなんですね。

それで、今これは、政府の方が制御棒が飛び出すと飛び出した所の核分裂が盛んに起こります。中性子がバッと増えまして、中性子が増えた、これは政府の図ですけども、増えて、急に中性子が増えております〔資料5−21:PDF90KB〕。そうすると、そこで核分裂が盛んに起こるから、そこで熱がたくさん出てきます。それも一緒に合わせた図がこれでありますが、これは九州電力が設置変更許可申請書で出してるもので、赤い方が今回のプルサーマルの場合です〔資料5−22:PDF79KB〕。青い方が前回の平成11年に出したものです。さっきの中性子の振る舞いについては、私これをものさしで計って、1つの図に合わせたんですけれども、さっきの政府の図と基本的に同じ振る舞いをしております。こっちがその時に出る燃料の熱です。前はこういう高い熱が起こるよという、こういう解析になっておりました。ところが、今回のプルサーマルに関する解析の値としては、こんな所に、高い所に下がってしまっています。この値はここに下がってしまいました。これは、関西電力も同じことをやっていますので、関西電力に確かめていますけども、これは、対象がウラン燃料からプルサーマルに変わったからではないんだと。解析の方法を変えたから下がりましたという、対象は同じなんですけど、熱が出ないような解析に変えたんです。こんなことが出来るんですよ。なぜ、そういうふうに変えたかと言いますと、実は、前は燃料はなかなか破損しないと思われておりました。ところが、そこにおられる更田さんなんかがやられた原研の実験によりまして、意外ともろく燃料は壊れるということが分かりました。ここの所に線を引いてますが、これが、この線を越えると燃料が壊れるよという、前はこれはもっと高かったのが、新しい実験の知見によって下がりました。そうすると、前のままの青い線のままではほとんど燃料が壊れてしまいます。だから、壊れないようにするために解析を変えて熱が出ないようにしたんですよ、こんなふうに。こんなことをやられてるんです。こういうことが安全解析という名のもとにやられてるんです。

ですから、こういう解析が、いくらでも色んな理屈はつけられると思いますが、この壊れ易さの判断が変わったために、それに合わせるように解析を変えて安全にしてしまうという、こういうことが現にやられているということです。以上です。

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プルサーマル公開討論会・議事録6
【中村コーディネータ】

 プルトニウムスポットの影響というご指摘もありましたので、このあたりを是非議論していただきたいんですが。

【九州大学大学院 出光教授】

 小山さんの質問のいくつかについてお答えしようと思いますが。まず、小山さんもご指摘ありましたように、プルトニウムスポットの実験でガスが出ないのは当たり前だという話ですけど、指摘というか、違う目的の実験ですからガス放出の話をしているわけではないんで、違う目的の実験を見てそれが違うというのは何か変なので、更田先生もいらっしゃいますが、かいつまんでスポットがあった時の実験結果について説明させていただきます。

スライドの方を出していただけますか〔資料2−11:PDF61KB〕。小さくてすいません。NSRRという原子力研究所が持っている、今は組織が変わりましたが、そちらの実験施設でプルトニウムスポットを入れたもの、入れてないものの実験を行いました。小さくて見難いので声で大きく言いますと、その時2種類の実験をやっております。フェイズ1、フェイズ2と2種類の実験をやって、フェイズ1がMOX燃料のものとウラン燃料の破壊の仕方の違いを見る試験です〔資料2−12:PDF84KB〕。プルトニウム含有率で6.3ウエイトパーセント、重さ比で6.3。プルトニウム富化度といいますか、使ったプルトニウムの核分裂性のものの割合が74%。ですから、6.3に後で7.4%かけていただければ富化度になるかと思います。約4%強ということになりますが、その燃料を入れて壊れるまで実験をやっています。壊れる所と壊れない所の差を見るという実験をやっております。

それから、フェイズ2では、これはふげん燃料タイプというものでMOXをベースにしまして、そこにプルトニウムスポットを直径400ミクロン、0.4ミリのものと1,100ミクロン、1.1ミリのもの、これを一番厳しい条件で被覆管にくっつけた状態で壊れるか壊れないか、そういう実験をやっております。ここらへんは飛ばしますが、先ほど言いました、どれだけの熱量を一気に加えたら燃料は壊れるか壊れないか、そういう実験をやっておりまして、いろんなパラメータをふって実験をやっております。フェイズ2についても同じですが。これは結果で、壊れているものもあります〔資料2−13:PDF77KB〕。ただこれ、フェイズ1の結果ですが、2本目は壊れておりますが、これは、輸送中に壊れたんであろうと思われています。一応、ただ破損にはなっております。この時加えた熱量が267カロリー、1グラムあたり267カロリーというのを加えると壊れると〔資料2−14:PDF80KB〕。260 とか255、このあたりだと壊れてない。試験結果、おおまとめにしてあります。そうしますと、破損のしきい熱量というのが出されております。標準ウラン燃料の場合、つまりプルトニウムが入ってない状態ですと268〜280カロリー、1グラムあたりこれだけの範囲の所以上だと破損が起きます。ただし、破損といっても先ほど言われたように粉々に粉砕されるというのではなくて、脆くなったり穴が空いたりするかもしれないと。それから、MOX燃料。先ほどプルトニウム6%強入ったものについては、やはり280〜286、このぐらい加えると壊れるということで、これ見ますと、ウランが入っているものとプルトニウムが入っているもので差が無いというのが分かります。それから、その下、ちょっと文字が間違ってすいません。MOX燃料のフェイズ2の方で粒子が入ってた場合ですね。その場合に、そのしきいの熱量が変わるか変わらないかというのを見たら、280カロリーぐらいを境界にして壊れる壊れないが変わるというのが分かります。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 すみません、これは新燃料ですか。

【九州大学大学院 出光教授】

 はい。新燃料です。ということで、ですから。新燃料とそれでない場合の話はまた別なんですが、新燃料の場合、こういう所で壊れる、壊れないというのを試験しているということです。スポットがあろうが無かろうが、あるいはプルトニウムが入っていようが入っていまいが、どういう時に壊れるかというのはMOX燃料とウラン燃料では差が無い。こういう実験結果で、そういう結果を出しているということです。それから、

【中村コーディネータ】

 そろそろまとめて下さい。時間がなくなりました。

【九州大学大学院 出光教授】

 プルスポットについては特に入っている、入ってないということについては差は無いというふうに判断されております。ガス噴出についてまだ説明はしてないんですが、

【中村コーディネータ】

 簡単に説明していただけますか。

【九州大学大学院 出光教授】

 途中だけ出すと誤解をまねいて、よく誤解されるんで、どうしたらいいかな。FPガスの放出メカニズムというのは、先ほど図が出ておりましたけども、どういうモデルで計算しているという、先ほどと同じような図ですけれども、まずガスが出来ますと〔資料2−15:PDF97KB〕。粒内に出来まして、それが粒界に動いていきます。そこに溜まっていきます。そこに溜まっていったものが最後に繋がって放出が起きるという。これがガス放出のモデルになっております。あと、直接放出とういのがありまして、表面付近から直接出て行くガスもあります。これについては、いろんな燃焼度ですとか、あるいは出力、それについて計算を行いまして、計算結果と実際に実験をやってどれだけ出てきたかというのを見比べて、それが十分な精度で予測可能であるということを確認しております〔資料2−16:PDF65KB〕。先ほど出ましたブランパーの、多分このデータだとは思うんですが、こちらの黒い点がMOXでこちらの白い方がウラン燃料で、それでガスがたくさん出るという話を多分されてるんだと思います〔資料2−17:PDF80KB〕。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 私のは2001年です。これは古いほうですね。

【九州大学大学院 出光教授】

 これは古い方ですか。この時もですね、見られて分かると思うんですけど、そこにちゃんと書いてあります。線出力、つまり、車で言えば、速かった時にはガンガン熱を出している時、そういう時にはガスはたくさん出ますよと、そういうことは出ておりました。MOXだから高いんではなくて、出力、つまり、その時にパワーを出したからガスがたくさん出たんですよとその論文にも書いてありますし、そのように評価されております。

これが最新のデータで2004年に出たものですが、さらに実験を続けられて出て〔資料2−18:PDF93KB〕。これは2001年のデータも含まれております。その時にもちゃんと書いてあって、これは更にそれの補足のデータが出ているんですが、燃焼度はもうこのあたりにきますと7万を超えるぐらいまでMOXでやっておりますが、それでも、失礼しました、6万を超えたあたりですね、このあたり。そこでも、放出率は上がってないんです。線出力を下げたところで運転すれば出ませんよというのは、ちゃんと実験で示されております。ということで終わります。

【中村コーディネータ】

 先ほど私が質問した関連で、大橋さん以外はご発言が無かったんですが、それは事故時の影響範囲、影響拡大についてなんですが、なぜそれをお伺いしたかというと、今日は佐賀県の主催なんですけど、防災対策の問題、これは自治体の責任でありますよね。この防災対策の範囲をプルサーマルになったらもっと広げた方がいいんじゃないかというご指摘がありました。その関連で、実は事故時の影響範囲等について皆さんどうお考えですかということをお伺いしたんですけど。今、県としては発電所周辺10キロの範囲内の防災対策ということで、多分、それを今広げる必要は無いという判断だと思うんですけど、そのあたりも関連して、時間も最後になってきましたので、事故時の影響等についてのご意見を伺います。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 原子力発電所というものは、それ自体が危険な物だと私は思います。玄海原子力発電所、現在動いている物も危険な物だと思います。

本当に私たちが恐れているような事故が起きるとすれば、起きるかどうか私は分かりません。でももし起きたとすれば、事故の範囲、被害が出る範囲が10キロで収まるなんてことは到底ありません。もっともっと大きな範囲で被害が出ていくということになるだろうと思います。そしてその中で、プルトニウムを燃やすということになれば、その被害の範囲が拡大するということは当たり前のことです。なぜかというと、プルトニウムはウランに比べて数十万倍も毒性が高いからです。ですから、現在の玄海原子力発電所で事故が起きる。同じような事故がこれからこのMOXを使ってる玄海の3号炉で起きるとすれば被害は必ず拡大する。ですから、範囲も必ず拡大すると思わなければいけません。それが10キロでいいのか20キロでいいのかというような議論は私はしたくはありません。もっともっとはるかに広大な地域が汚染されるということがありうるということを覚悟しておいて下さいと、それだけはお伝えしたいと思います。

【中村コーディネータ】

 山内さんは、この関連ではご発言ありませんか。

【神戸大学海事科学部 山内助教授】

 事故の想定という場合には、ソースタームをどういうふうにとるのかというので非常に計算結果も変わってくると思うんですよね。ですから、それが私もNRCのレポートなんかを読むんですけど、決定版がなかなか出てこない。先ほど、蒸気爆発が起きないと言われたのか、それとも、蒸気爆発が起きない、起きても格納容器が壊れないというふうに言われたのかよく分からない大橋先生のお話だったんですけれども。

【東京大学大学院 大橋教授】

水蒸気爆発は起きない。

【神戸大学海事科学部 山内助教授】

 水蒸気爆発は起きないですか。どれだけのものが出てきうるかですよね。そこの所については、私の考えでは説得的なソースタームなり、それは出されていない。ですから、最悪の場合を考えておかなければならないんじゃないかというふうには考えます。

【中村コーディネータ】

 はい、ありがとうございました。小山さんどうぞ。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】
 これは、今の中に入っている放射能が取り出してから1年経った時にどれぐらい放射能が違うかということを、これは関西電力が計算したものを私たちはもらったものです〔資料5−23:PDF133KB〕。それで、ここに、ここの数値が並んでいますけれども、まとめますと、核分裂で生まれる放射能については、MOX燃料の方が1.1倍多いと。それから、長寿命の、ウランより重いプルトニウムとか、そういう非常に何千年という寿命を持った、長い寿命を持った放射能なんですけども、これが6.8倍多いということです。ですから、もし4分の1炉心でしますと、だいたいこの長寿命の元素が2.5倍、2倍ぐらいは多い。2.5倍ぐらい多いということになりまして、これが外に出るかどうかという議論はあるにしても、危険になるのは確かであります。

さっきの出光さんが言われたことですけど、このグラフを見せられました〔資料5−24:PDF56KB〕。これは2種類のモデルがあるんですが、FINEモデルというのとFPACモデルというのがありますが、ここで、この線がウランの場合の2.5倍ガスが出るという線です。そしてそれを、ここ、これ実は一、十、百、千という目盛りになっていますので非常に線のところに接近しているように見えますけど、これを普通の目盛りにこの部分を直してみますと、これに対して2倍ぐらいは違うんですね〔資料5−25:PDF58KB〕。目盛りを普通の目盛りにすると。ですから、ここで2.5倍ウランの、2.5倍出て、更に2倍ぐらい出るということですけど、5倍ぐらいのガスが出るということになります。こういうことはもちろん計算はされて、そういう対策はとられているのは事実なんですけど、これだけは指摘しておきたいと思います。以上です。

【中村コーディネータ】

 はい、ありがとうございました。大橋さんどうぞ。

【東京大学大学院 大橋教授】

 2つの点を指摘したいと思うんですけれども、事故の時どうなるかというのは想定したシナリオに全部依存します。全部壊れて、全部出て、全部が環境に放出されるとなればどんな結果でも出せます。それは、大隕石が落ちてきたらどうなるかという、そういう起きもしない確率についてやっているわけですね。皆さんは原子炉で事故が起きたら大変だと思っているかもしれませんけど、専門家になればなるほど、そんな格納容器が壊れるなんて思えないんですね。どういう現象で、何がなったら、どうなるんだと。それは反対派の方は、いや分からないでしょうと。水蒸気爆発が起こるわけがないと専門家はみんな言っていますし、僕もそう思うんですけれども、じゃあ、何で起きないと言えるんだと、そんな理屈になっていっちゃうわけです。ですから今、安全審査でやっているのは、技術的に考えられる限り、ここがこうなって、こうなって、ここが壊れてプルトニウムがこう出てきて、ここで止められて、それでもなおかつという仮定を設けた上で、更にそれよりも過大な放射能を放出された場合の前提を置いて計算をしているわけです。ここが一番難しい所ですけれども、我々はそういうのはよく分かります。被害範囲を想定するために、こういうことが起きると想定をして解析をするわけです。ところが一般の方はどうしても“いやそういうことが起きるんだ” と。また、反対派の方が“ほら見ろ、そういうことが起きるから、そういう想定をするんだ”というふうに、逆方向にとられるから、おそらく議論はかみ合わないんだと思います。

もう1つはプルトニウムの毒性です。プルトニウムの毒性というのは非常に誇張されてとらえられています。プルトニウムの毒性は、そのプルトニウムの健康被害を扱う専門家の方は社会的毒性というふうに呼んでいます。実際にはなんにも怖いことはありません。仮に大げさな話をして、プルトニウムをテロリストが取っていって貯水池に投げ込んだと。そこから水道が供給されていると。じゃあ何万人が死ぬかというと、そんなことはありません。1人も死なないというふうに言われています。プルトニウムは水にも溶けませんし、仮に体内に水として飲んで入ってもすぐに排出されてしまいますから、その小出さんが言っているような事が起きるのは、全く仮想的にプルトニウムのツブツブを1個1個取り出して、皆さんの肺を切開手術して、肺の奥深くの出てこない所に1つずつ埋め込んでいったらそれぐらい死にますよと、全く起きもしないような仮想について言っているわけです。そんな事をやっていったら皆さん自動車にも乗れないし、電車にも乗れない、何が起こるか分からないですよという話と全く同じです。

【中村コーディネータ】

それぐらいでよろしいです。小出さん短くどうぞ。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 毒物というのは、体への取り込み方でその毒性が変わります。例えば、口から食べる場合。食べたり飲んだりする場合、それから、呼吸で取り込む場合で全く違います。今、大橋さんがおっしゃったのは貯水池を汚す、あるいは飲んだって大丈夫だということをおっしゃって、口から取り込む方のことをおっしゃったわけだけども、プルトニウムの場合に怖いのは、鼻から呼吸で吸入する場合です。その毒性は、ものすごく恐ろしいものです。それを今、1つお見せしたいんですけど〔資料4−12:PDF95KB〕。世界にはプルトニウムの研究者が山ほどいます。原子力を支持している人もいますし、原子力に反対している人もいます。ここに、縦にいくつもそういう人達を並べていて、上の方が批判派、だんだんいって一番下が一番の推進派です。たばこを吸う人とたばこを吸わない人、それぞれに分けていっていまして、プルトニウムの239番という番号のついたプルトニウムについて数字が出ていますし、それから、原子炉の中で出来るプルトニウムについての数字もあります。これは、どういう数字を出しているかというと、何マイクログラムのプルトニウムを吸入したらば、肺がん線量というのは、肺がんになって死ぬかというのです。数字見ていただいたら分かると思いますけれども、たばこを特に吸う人というのはめちゃくちゃ危険で、0.0ナントカという、そういう数字です。マイクログラムというのは百万分の1なんです。ですから、手のひらに乗っけても感じない、こんなものが計れる天秤はほとんどの皆さんの家には無いし、大学にもほとんど無いというぐらいの、それぐらいのほんの少量でも、もし吸い込むようなことになれば肺がんで死んでしまうという、プルトニウム研究者が皆が合意している、そういう毒物なのです。ですから、貯水池に汚染して飲む場合とかいうのではなくて、事故の場合には原子力発電所から気体になったものが流れてくるのです。それを吸い込むことが危険なのです。

【東京大学大学院 大橋教授】

 どうして気体になるんですか。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 事故の場合にはもちろん微粒子になるわけですし、ものすごい高温になっていますので、エアロゾルにもなって出てくるわけです。ですから、近傍で落ちるというのは本当です。しかし、でも、粒子になって、粒子あるいはエアロゾルになって飛んでくるという成分も必ずあります。

【東京大学大学院 大橋教授】

 もう1つ聞きたいんですけど、そのプルトニウムで肺がんになって亡くなった方っていうのは歴史上いるんですか。そういう疫学的所見はあるんですか?

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 はい。マンハッタン計画の労働者をずっと追跡しているグループがあります。肺がんで死んでいる人達がいます。ただし、統計学的にそれが有意と言えるかどうかということの検証をずっと続けてきているという、そういう段階です。

【東京大学大学院 大橋教授】

 今のところ有意だという結果が出てないと聞いていますけど。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 こういうものは大変難しいのです。学問は。

【中村コーディネータ】

 分かります。それは。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 毒物の危険を証明する。統計学的に証明するということは大変難しくて、たくさんの人々の症例を長い年月に渡って追跡しながら証明しなければいけないんです。ですから、広島・長崎の原爆の人達の中からガンが出てくるということだって、何万人もの被爆者というのを何十年間も追跡してやっと分かるという、そういうものなんです。ですから、科学はこれからもその作業を続けますけれども、一歩一歩しか行かないということはご理解いただきたいと思います。

【中村コーディネータ】

 はい、ありがとうございました。じゃあ、出光さん、短くお願いします。ちょっと、森本さんにお伺いしたいことが最後にあるもんですから。

【九州大学大学院 出光教授】

 どんな少量のプルトニウムも危ないのかということに、私は異論がありまして、私、学生と一緒に毎年プルトニウム使った実験をやっておりまして、今の所ピンピンしております。先ほども数字が出ていましたけども、許容量でいきますと、1人あたり0.087マイクログラム〔資料2−19:PDF66KB〕。計れないといえば確かに計れないんですが。じゃあ、それが危険かという話でいきますと、今までの核実験とかでプルトニウムがたくさん放出されていて、長崎でも出ておりますが、1人あたりのプルトニウムの降下量でみますと100倍以上なんですね、許容値の。ただそれを体の中に取り込んでいるかというと、実際はそうじゃないし、チェルノブイリの時も放出された量は、プルトニウムは確かに出てはきていますが、かなりの部分はあまり広がらなかったと。定量的な話にならなくて申し訳ないですが、それで、プルトニウムによる被害が出たかというと、プルトニウムによる被害というのはまだ確認されてないというのが実態です。

【中村コーディネータ】

 はい、ありがとうございました。それで、セキュリティの問題で、原子力発電所へのテロ攻撃。これがプルサーマル計画が進んでくると余計そのターゲットとしてクローズアップされるんじゃないかという、やはりそういう不安もあったんですが、この問題については、ほんとにもう森本さんが唯一この中でのご専門でございまして、他のパネリストからは発言が無かったので重ねてそういう不安を持ってらっしゃる県民の方もいらっしゃるので、森本さんに、このテロとプルサーマル計画についてのお話を伺って、この第一部を終わりたいと思いますので、森本さんよろしくお願いします。

【拓殖大学海外事情研究所 森本所長】

 2つばかりお話したいのですが、最初に僕はイスラムのテロリストが日本の国の中に入り込んで、何らかの物理的なテロ活動をやる蓋然性は少し低いと思っているんです。これには理由があって、日本の社会をご覧になるとお分かりのように、言ってはならないんですけど、単一民族で多民族国家でない。従って、イスラムのグループが日本に入り込んで何らかの活動をする場合、我々の社会の中では非常にアイデンティファイしやすいので、難しいと思いますし、また、無事に逃げられるとも思わないし、日本にその種の脅威を与えるような武器弾薬を多量に持ち込むということもなかなか難しいので、私は周辺国からこの種の、例えばテロだとか、ゲリラコマンド活動が起こりうる、つまり、国際法上誰がやったか分からないが、不法な活動が行われる蓋然性は、むしろイスラムのテロよりも大きいと思いますが、その場合に、その種のグループなり、周りの国のどこかが日本のプルサーマルを破壊しなければならないような軍事的かつ戦略的必然性があるかというと、それもちょっと考えにくい。例えば、日本が100%プルサーマルでエネルギーに依存しているっていうのなら分かりますけども、わずかしか、日本の原子力は30%弱です。だから、私が、例えば相手の国であれば、それは極めて重要な、例えば国家的な化石燃料の備蓄、戦略備蓄倉庫を攻撃するというなら多少出来るかもしれないですけど、それも日本の領域の中に入ってやらないといけないので難しく、私はそれよりも海上輸送路で公海上で脅威を与える。どこか近くに通ると必ずそこは狙われて、潜水艦から攻撃を受けるとか、あるいは機雷がどこかにあってそれに触れて日本に近寄れないとか、といった誰がやったか分からないが日本の領域の中を侵略していないと言えるような脅威を与えるといったリスクの方が、むしろ高いと思うので、プルサーマルを持ってるからプルサーマルだけが相手に狙われて攻撃を受けるという蓋然性を考えると、少し軍事的には考えにくいと思うんです。

他方、もう1つ申し上げたいんですけど、皆さまの議論を聞いて非常に今日は勉強になって、“なるほど、そういう議論なのか”と思って聞いたんですが、私のように国家の安全保障をやっている者からこの国全体の安定を見た場合にプルサーマルや日本の技術というものの技術的許容度をどの程度認めるか認めないかという議論よりも、蓋然性を考えどのようなリスクがあるかという観点に立って考えてみると、例えば周りの国で北朝鮮、あるいは韓国も追いかけて原子力開発とか核開発とかやっているんですが、彼らが日本よりもはるかに技術レベルが低く、核兵器を作っているかもしれないけれども、技術の低いレベルで核実験をやろうとしてうまくいかなかったり失敗したり、あるいは、例えば地下核実験をやって、例えば地下水を破壊し、その中に放射能をたくさん放出するような核実験を日本の周辺でやり、それが日本海を汚染するとかっていうケースだとか、あるいは中国は今どれぐらい持ってるんですか、原発を。

【中村コーディネータ】

 9基ですね。でも、近々、あと27基ぐらい増やすとか。

【拓殖大学海外事情研究所 森本所長】

27 基とか、2020年までとか言っていますけど、ネットをひくと2050年までに100基近くという目標があるんですが、それは日本海の向こう側にあるわけです。海浜にあるわけですから。それを十分に管理もしないで環境も十分に考えずに、そういった原発が日本海の向こう側にあることからくる我が国へのリスクの方が、蓋然性としては非常に高いと思うんですよね。そういうことはあんまり議論すると、議論が拡散しちゃうんで、国際政治を議論するようになっちゃうから黙ってたんですけども、日本の技術をどこまで我々は信用できるか出来ないかという議論をやっているのは、それはそれで良いのですが、もう少し日本の技術のレベルをグローバルに見た場合に周りから受けるリスクの方が、高いのではないかということだけは申し上げておこうと思うんです。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。専門家のご意見としてご指摘お受けいたします。それで、ちょっと予定の時間をオーバーしてるんですが、ここで休憩を挟ませていただいて、その後、会場の皆さんから挙手でご質問をいただいて、パネリストの皆さんとの質疑応答、必要に応じてはオブザーバーからの回答というのもあるかもしれませんが、そういう形で第二部の方を進めたいと思いますので、しばらく休憩を取らせていただきます。ありがとうございました。

第一部終了 〜休憩〜

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プルサーマル公開討論会・議事録7
●第二部開始(15:30)

【総合司会】

それではお時間が参りました。皆さまお席の方にお着きになられましたでしょうか。まだの方はお急ぎいただきますようにお願い致します。それでは会場との質疑応答を進めさせていただきたいと思います。引き続きコーディネータの中村浩美さんに進行をお願いしたいと思います。それでは中村さんよろしくお願い致します。

【中村コーディネータ】

はい。それでは、第二部ということで、会場の皆さんからのご質問をお受けしたいと思うんですが、今日は広く、ご出席の皆さんからご意見を伺いたいということで、知事、副知事、県議会議長をはじめ、玄海町長さん、町議会議長さん、唐津の市長さん、市議会議長さん、皆さんお出でいでになっていらっしゃいますが、主催者の方で、なるべく公平に当てるようにと言われておりまして、ブロックに分けて、この中でという形で進めさせていただきます。  

申し訳ないですけど、そういうルールで進めさせていただいて、ちょっと後ろを見ていただくと、ABCDEFGまで一応皆さんのブロックがABC順になっているんですね。今度は真ん中ぐらいのところで1と2に分れています。そこでブロックを想定して私が質問をお受けしていきたいと思っておりますので、よろしくご協力をいただきたいと思います。

それから限られた時間ですので、主催者の方の意向としては、お一人様2分くらいを目途にご発言いただきたいということで、事務局の方がタイムキーパーはしますからということで、2分ちょっと前になると、チーンと予鈴が鳴ると思いますので、それが鳴りましたらおまとめいただいて、質問の要旨を明確にしていただきたいというふうに思います。 

それではまずは、順番に当てていきますので、まずはこちらの方達がですね、そこAブロックです。ここBブロックです。前の方の方がAの1。Bの1ということになります。前の方のAブロックとBブロックの真ん中から手前の方の中でご質問のある方、挙手をして下さい。Aブロックいいですか、Bブロックからいきますよ。それではそちらのクリーム色のシャツを着ていらっしゃる方。係がマイクをお持ちしますので、よろしくお願いします。

最初にご連絡があったと思いますけれども、本日はインターネットとCATVで中継。この後、議事録も作られるということで、恐れ入りますが、どちらからお出でのどなたかお聞かせいただきたいと思います。

【会場参加者?】

 玄海町から来ました○○です。今日ですね、公開討論会があるということで、参加証をいただいて、どういったことを質問しようか、自分なりに考えて来ました。

私も今回のプルサーマルの計画の発表以降、様々な講演会に参加したり、玄海町の行政放送を見たりしているんですけど、MOX燃料の採用に関して、はっきり言って現在のところまだ十分理解できていません。と言いますのは、先ほどの話の中にもあったように、現在使用されているウラン燃料ですか、それをMOX燃料に替えるということですけども、これは扱いによっては、先ほどのお話のように危険であることには変わりはないと思っているわけです。しかしながら、危ない、危ないと言われて、玄海の1号機が運転を開始して30年近く経ちますけども、私の家の方で作っている米とか野菜が放射能の影響で売れなくなったとか、そういうこともございませんし、私の友達も原発の方で働いていますけれど、それが放射能の影響で具合が悪くなったとか、そういう話も一向に聞いたことがありません。

というのは、やはり、国とか県とか、実際に運転している九電が、危ないなら危ないなりに一生懸命放射線管理とか、監視をしているからだというふうに私は思っております。

今、導入に難色を示されている方の分、私のイメージとしては、私が子供にテーブルに置いた包丁をこれ危ないから触っちゃダメだよと言っているようなイメージを受けるんですね。だから、それは親がちゃんと管理して台所になおせば何も子供がケガすることはないわけで、危ないことは判ります。

それで通常の運転時に、要は私たちの生活にどういうふうに影響が出るのか。玄海町の作物が食えなくなるのか、そういったところをちょっとご質問したいと思うのですが。

【中村コーディネータ】

 はい。わかりました。これはどなたかお答えいただける方いらっしゃいますか。小出さんはどういう心配をされているんでしょう。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 原子力発電所というのは、先ほどから私何度も聞いていただいていますけれど、そういうふうに危険なものだと思います。要するに原子炉の中に膨大な危険物質を入れているわけです。それが今おっしゃったように、きちんと管理ができている限りは皆さんに対して被害が出ないし、風評被害のようなことも起きないということで、MOX燃料にしたところで、きちんと管理ができている限りは、たぶんそうだろうと思います。直ちに皆さんに被害が出るという事はないと思います。

ただし、私が心配しているのは、MOX燃料に使われるプルトニウムというのは、ウランに比べて放射線の毒性が大変高いです。ですから、もし管理が少しでもどこかで綻びが出れば、労働者が被ばくする、そして周辺の被ばくが増えると、そういうことになるだろうと思います。ただし、それは、すぐに皆さんに被害が出るとか、そういう現れ方はおそらくしないだろうというのが私の予想です。

私が恐ろしいと思うのは、先ほどから聞いていただいているように、事故になった時が心配だというふうに思っています。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。その辺の管理は、国の監督責任もありますし、もちろん事業主体の九電さんの責任、これは皆さんも注視する、注視するというのは、注目して見続ける必要があるんだろうと思います。それではこのブロックの方で、ご質問のある方。

【会場参加者?】

 佐賀市在住の○○でございます。先生方のお話をお伺いして、プルサーマルを実施すると制御棒の効きが少し悪くなる、燃料の溶融点が若干低下するということで、安全の裕度は減少するが、それでも必要な安全は確保できるということで、私なりに理解しました。

身近な話で確認したいのですが、例えて言えば、時速100キロメートルで走ると脱線するカーブがあって、今までは時速60キロメートルで走っていたと、これからは時速62キロメートルとか63キロメートルで走るということになるのでよろしいかということです。もし時速が2キロメートル、3キロメートル上がると、確かに危険は増すと思いますけど、脱線しないというのも一つの見方と思っています。それでもプルサーマルを実施するというのは、時速100キロメートルに近いスピードで走るということなのでしょうか。以上でございます。よろしくお願いします。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。なかなかこういう問題って、例えにするとまた、理解が難しい部分もあるんですが、出光先生、学生さんにお話するように分かり易くお願い致します。

【九州大学大学院 出光教授】

 例え話でいきますと、例えば車に乗る時に、一人で乗っている時は軽いのでブレーキがよく効きます。人を乗せたり、荷物をたくさん乗せるとブレーキの効きが悪くなりますというのと、同じだと考えてもらえばいいと思います。当然、過積載はダメですけども、隣に一人ついでに乗せていくという場合にブレーキの効きがちょっと悪くなるという時はどうするかというと、運転中はちょっと深めに踏み込みましょうと。そうすればちゃんと前との車間距離を保てると。危ない時にはちゃんと止まれるかというのを確かめるわけですね。急ブレーキを異常時にはちゃんと止められるか、急ブレーキを効かせられるか。
それをこの原子炉でプルサーマルの時もちゃんと確認をして、プルトニウムが入っていてもちゃんと原子炉は止められますよと。運転中も、今日は説明がなかったんですけども、ほう酸濃度というのをちょっと濃度を上げて、少し踏み込みを深くしましょうと。そういう方法でコントロールはできますよと。そういうことをやっているということです。

【中村コーディネータ】

 ご理解いただけましたか。
すみません、遅くなりました。お隣で手を挙げていらっしゃった方。

【会場参加者?】

 鹿島市から来ました○○です。玄海原子力の2号機で燃料漏れがあったと思いますが、もしプルサーマルを実施した後に燃料漏れが発生したらどのような現象が起こるでしょうか。プルトニウムが発電所周辺に放出されるということがあるんでしょうか。そこらへんをお伺いしたいと思います。

【中村コーディネータ】

これについては、出光さん。

【九州大学大学院 出光教授】

これは私の方から説明します。ピンホールというのが開いて、中からプルトニウムとかウランとか、燃料自身が出てきたというのではなくて、その中の核分裂生成物が冷却水の中で検出されました。検出されましたというか、あるレベル以上に上がりましたというので、ピンホールが開いたと。だたし、そのピンホールというのは、非常に小さくて目で見ても分かりません。今の確率論的に言うと、燃料棒10万本作ったらそのうち1本くらいにピンホールが開くかもしれない、それくらいのレベルになっております。大きさ的には1ミクロンもないくらい、1000分の1ミリもない穴だと思いますが、目視でどこに開いたというのは見つかりません。洩れているという、核分裂性のもので洩れた量も非常に少ない量でした。それも1次冷却水の中で、外側には全く出てきていません。例えば、MOXがそういう形になって、ピンホールが開いたとしても、状況は変わらないというふうにご理解下さい。

【中村コーディネータ】

A/B1ブロックよろしいですか。じゃそちらの。

【会場参加者?】

 私、呼子から来ました、○○ですけど。今までですね、話を学者さんたちとか、いろんなことを聞きまして、原発は安全であると、中には心配をされた方もあります。しかし、人間が原発を発明して、それで運転が確実にいく時は、心配も何もいらないですけど、これが一つ間違うと、沖縄県であったように、ヘリコプターは飛ぶように出来ています。しかし、人間が操縦します。ロボットじゃありません。ということで一歩間違った場合は、玄界灘の魚も何も食べられません。野菜も一緒です。ということで、私は不安で、不安でなりません。子孫をなくさないようにして下さいと、私は思います。以上です。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。そのあたりは重ねてあれですけど、特に事業主体である九州電力の責任は大きいと思いますが、大橋さん何かコメントありますか。短くお願いします。

【東京大学大学院 大橋教授】

 わかりました。人間が間違う可能性があるというのは、最初から認識して原子力発電所の設計というのは行われてきまして、もちろん一番は間違えないような操作盤とすること、また次は仮に間違ってもそれが決して危険側に行かないように、フェールセーフというんですけど、そういうような設備を付けるということになっています。今、人間の行動の研究がどんどん進んでいまして、今度は人間がグループとして行動する時、間違わないようにするにはどうすればいいかというところまで、今研究が進んでいます。

今、子孫がどうこうという心配をしておられるというのは、私は原子力の関係者として心痛く聞いていますけれど、決して原子力発電所の近くに住んでおられる、プルサーマルするしないにかかわらずですね、原子力発電所というのは、皆さんが思っておられるよりずっと安全なものです。格納容器が破損するというようなことは、物理的には考えられませんし、放射能被害が顕著に外に出て起こるということは有り得ませんから、是非、心穏やかに暮らしていけるように、我々のPRというのもしていかなければいけないと思っております。

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プルサーマル公開討論会・議事録8
【中村コーディネータ】

 本当に皆さんの不安を払拭するためには、情報公開、包み隠さず、何でも皆さんの知りたいことを知るというのが大事だと思うので、国ももちろんそうですけど、九州電力も、それから自治体もそういう責任があるかと思いますけれど、是非それは期待したいと思います。次はABの次のブロック、赤いセーターを持ってらっしゃる方。

【会場参加者D】

 唐津から来ました、○○と申します。先ほど質問された方もいらっしゃるんですが、似ているんですが、制御棒の効きが悪くなるとか、燃料の融点が下がるとか、プルトニウムのスポットが出来るとか、余裕が少なくなるのはいかんよという話で、余裕は大事だから絶対残しとけという、小出先生のご指摘がありましたけども、非常に分かり易いんですけど、要は程度問題じゃないかと思うんですよね、それに関しては。

先ほど、時速100キロを60キロという話がありましたが、同じように考えていまして、100キロは脱線するよと言われていて、そこは技術的に確認していると。そこを60kmで走っていると。それを65キロというと、人がたくさん運ばなきゃいけないから時刻表を見直して65キロで走ることにしましょうと。それはいかんのかというと、そんなことはないんじゃないかと思うんですよね。

先ほど国の安全審査というのは、安全だという結論を出すためにやっていると、何かすさまじい話もありましたけど、私は基本的に先ほどの100キロ、60キロと同じように、ある技術的な限度というか、必要なものというのは、かっちり検証して出してですね、それに対して十分余裕があるということを確認していくのが、安全審査だと思うんですよ。だからそれを何か結論的に変に、教えていただいた方もいらっしゃいますので、ここははっきり、そうなんだというのを確認したいので、どなたかお答えいただければと思います。

【中村コーディネータ】

これは一つには小山さんのご発言に関連していると思うんですが、小山さん。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 私が言ったのは一つの例に基づいて、実際に自分も裁判まで起こした経験に基づいて蒸気発生器の例で言いました。これは蒸気発生器の細かい管が62%も損傷しているのに、新品と全く同じであるという安全審査にだんだんだんだん変わっていったんですよね。安全解析が、そのものが変わっていって、実は前よりも熱があまり出ないということが、新しい知見によってわかりましたとか、そういうような理屈がつけられるんですけどね、だけど常識で考えて、62%も損傷しているものが、新品と同然だと言われても絶対信用できませんがね、そういうことを言っているわけです。一つの例として。

【中村コーディネータ】

 はい。一つの例として、関西電力の例をお話になったんですが、今のご意見とご質問に対して、国の方からちょっとどういう姿勢で臨んでいるのかを聞いてみましょうか。保安院に聞いてみましょうか。じゃ、保安院の佐藤課長お願いします。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 今ご質問ありましたように、我々技術的に合理性があるかどうかというところが、我々安全性を判断するポイントだと思っております。こういった技術的な合理性を判断するものとして、様々な実験、経験などをベースに我々判断しているわけであります。その中で、ここにありましたような、制御棒の効きだとか、それから燃料の溶融点の問題。そういったことについても、それぞれ技術的な判断基準をベースに、安全か、そうじゃないかを我々判断しております。

只今の蒸気発生器の問題もご指摘いただきましたけども、蒸気発生器、今はかなり新しいものに殆ど取り替わっておりまして、損傷というのがなくなってきておりますけれども、小山さんがおっしゃったように、昔はけっこう伝熱管が損傷しておりました。その際、修理の仕方と致しましては、スリーブ、さや管を内に当てて補修するとか、使えないものは栓をして使えなくすると、こういったことをやっていたわけでございます。当然そういうことをやっていけば、解析上厳しくなっていくのは確かでございます。我々そういった条件をベースに、冷却材喪失事故の時の燃料被覆管温度がどうなるかといったことについて、解析で判断しているわけでございますが、その判断基準は、そういったケースを満足するというようなことで我々安全性を確認しているところでございます。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】
 ちょっとすみません。一言だけ言わせて下さい。

【中村コーディネータ】

 はい。小山さん。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】
 今は判断基準がありまして、そしてそれを満足するように解析方法をだんだんだんだんと変えていったのが事実であります。

【中村コーディネータ】

 それについてはいかがですか。先ほどの小山さんの指摘もその解析方法が変わっているというご指摘だったんですね。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 解析方法、これは、解析というのは、より精緻の方に持って行くというのが、基本的な今の流れでございます。先ほど小山さんがスライドに出された、解析というのは、一言言いますと、二次元の解析手法のモデルを使ってやったケースが古いケースでございます。最新の解析というのは、コンピューターの精度も上がっていることもあるんだろうと思いますが、三次元のより詳細な評価が行えるようになってきているということでございまして、より現実に近い評価が可能になっていると。二次元でやった場合には、そういった二次元の限界というのもあるわけでございました。安全裕度を多くとって判断していたわけでございますが、三次元で解析することによって、より精緻、現実のベースで評価できるようになってきていると。こういうことで結果が異なっているということだろうと思っております。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】
 そういうものもありますが、熱が、前に思っていたよりも意外と出ないことが分かったというふうに解析を変えているんです。私は詳しく調べていますけれども。

【中村コーディネータ】

 そのケースのお話をここでしていただくより、ご質問いただいた方に伺いますけど、今の保安院の審査姿勢というか、臨む姿勢についての説明でよろしいですか。

【会場参加者D】

 基本的に技術的根拠をかっちりさせて、それに対して裕度がちゃんとあるということを確認しながら進めていくんだと、それが当然だと思うんですけど、その通りやっていただいているというご回答であればそれでいいと思います。

【中村コーディネータ】

 ということで、よろしゅうございますね。保安院も安全委員会もうなずいていらっしゃいますから、ご指摘のとおりということで。それじゃABの後ろの方の方いらっしゃいますか。紙を持ってらっしゃる方。

【会場参加者E】

 唐津市厳木町から来ました、○○と申します。プルサーマル発電については、私は、技術的な難しいことは分からないけれども、将来のエネルギー政策としては必要であるので推進すべきものと考えますが、以前の鹿児島県川内市から急に玄海町に変更になった理由が第一点ですね。

それから第二点、今は厳木も唐津市内になっているんですが、唐津市内でも一番遠くです。それで、この工事承認について、私は原子力保安院の方に電話をかけて聞いたんですが、工事承認は地元行政区画、例えば玄海町長、佐賀県知事の承認があれば着工ができるということで、その法律的根拠は何かと聞いたら、「特にございません」という回答でした。

先般、4月6日に唐津市長さんに聞きましたら、そんなことはないという原子力委員会の回答でございましたということでございますが、その理由をお願いしたいと。

【中村コーディネータ】

 まず、最初のなぜ玄海3号機でこの九州電力はプルサーマルを始めるのかというのは、九州電力に伺った方がよろしいですか。それでは樋口本部長お願いします。

【九州電力(株) 樋口取締役】

 九州電力の原子力発電本部長を仰せつかっております樋口でございます。なぜ玄海3号機でプルサーマルを実施するかという話でございますが、もともとどの私どもの原子炉でプルサーマルをやっても問題はないということは、先ほどの3分の1MOXの安全委員会の資料からもお分かりいただくと思いますけれども、私共は、今3.2tのプルトニウムを持っているわけでございます。これを計画的に燃やす必要があるわけでして、そういうことで、玄海の1,2号、3,4号、それから川内の1、2号のいずれで実施するか、これを純技術的な観点から検討致しました。

その結果、玄海3、4号が原子炉の中に入っている燃料の数が一番多ございまして、そのうちの4分の1の燃料をプルサーマルの混合酸化物燃料に致しますと、私共が持っているプルトニウムを、海外にあるプルトニウムをバランスよく燃やすことができると、そういうことで、3,4号であれば、安全上技術的には問題なく、安全に管理できることになりました。

そして、なぜ3号かという話でございますけれど、これはやはり、初めて私共が新しい燃料を入れるわけであります。これは海外から参りますので、その検査をちゃんとやる必要があります。先ほどから議論になっておりますように、多少放射性の強い燃料が入ってくるわけで、その管理をちゃんとやる。今までと同じような被ばくの範囲内でやるという従業員の管理、そういうものも大切でございますので、そういう意味で非常に広いスペースが必要になりまして、3号の方がたまたまスペースが広いので、今回は3号でやろうというのが、その主旨でございます。

【中村コーディネータ】

2番目の話は、唐津が市町村合併で大きくなって、玄海町の立地隣接自治体になったという背景もあるんですけど、工事承認の件というのは、どなたがお答えになる。それでは保安院の方から。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

ちょっと私、詳細は承知しておりませんが、プルサーマルも同様でございますが、こういった工事計画なりの技術的な認可というのは、安全性について保安院が判断すれば、それで着工はできるというのが法律の考え方でございます。

ただ、こういったものを進めるに当たっては、地元のご理解を必要とするということがまずあるわけでございまして、これは規制とは直接関係しないところであるものでございまして。例えば具体的に一つの例を言えば、事業者と自治体との間で安全協定等が結ばれているケース等がそういった承認というところになるのかなと思いますけれども、保安院、要するに国の規制側としては、安全協定ということについては、直接関与するものではないということであります。

【中村コーディネータ】

短くお願いしますね。

【会場参加者E】

玄海の4号機は、プルトニウム発電を目的にして建設された新しい施設だったと思うんですよ。それを急に3号機に変えたというのが、我々は理解できません。

それともう一つね、鎮西町の串、それから玄海町の普恩寺とは、原発拠点からいきますと、串の方が近いんです。そういう不平等な行政をどうしてやっているのかということで、私はそういう疑問を持っているのでお伺いします。

【中村コーディネータ】

重ねて九州電力さんにお伺いしますけど、まだ玄海3号機ということについて納得をされていないようですけど。

【九州電力(株) 樋口取締役】

先ほどご説明を致しましたけれども、玄海3号機に決めたいきさつは、玄海1,2号機、3,4号機、それから川内の1,2号機、この全部の原子炉の大きさ、燃料の数、それから原子炉で実施した場合の安全性、これを技術的に検討しまして、玄海3,4号機に最終的になったわけでございます。ですから、技術的にはどの原子炉でやってもできるものでございますけれども、私共が持っている海外のプルトニウムを、これを効率よく一つの原子炉でやる方がやりやすいということもございますので、そういう意味で、燃料の数が一番大きい、193体入っております、玄海3,4号機でやるようになったわけであります。

それから二問目のご質問の、鎮西町串地区、肥前町納所、そういう所の方が非常に近いところにあるというお話がございまして、私共プルサーマルをやるにつきましては、広く、東松浦郡、唐津市に合併されましたが、東松浦郡のいろんな方に説明をしてまいりました。そして、原子力発電所に近い所につきましては、1つ一つ、集落を訪ねまして、皆様方に不安に思うことを質問していただきまして、1つ一つ言葉を尽くして説明をしてまいりました。玄海町につきましては、27 の地区がございますが、この地区につきまして、1つ一つ説明をしてまいりました。

ご指摘のように、串地区、鎮西町串地区は玄海町の役場よりももっと近い所にあるわけで、発電所から非常に近い所にあるわけでございまして、そういう意味で私共は、行政区は違いますけれども、串地区には区民の方に集まっていただきまして、説明をしたつもりでございます。

今後もいろんなご質問につきましては、特別のグループもできておりますので、説明に行きたいと思っております。それから肥前町につきましても、区長さんの2つの部落につきまして、区民の方に集まっていただきまして説明をしたところでございます。そういう意味で、今後ともそういう不安に思われた方々がおられた場合には、私共が出向いて説明をしたいと思っております。そういうことでよろしくお願いしたいと思います

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プルサーマル公開討論会・議事録9
【中村コーディネータ】

 ありがとうございます。C/D/Eの前の方の方。

【会場参加者F】

 鎮西町漁協の○○と言います。先だって、5月又は7月、2回続けてプルサーマル絶対反対ということで、海上デモを致しました。デモというのも、たくさんの理由があったわけですが、その理由をここで一つ一つ言うとなると時間もかかりますので、私が以前よりこれはおかしいなと思うことが一点だけあったので、そちらを聞いてみたいと思います。

実は、私、玄海漁連の方で役員をしておりまして、当時漁連の役員会の折に、九電の方よりプルサーマルの必要性、安全性の内容の説明があったわけですが、その時に私、質問しました。「当時、おそらく全国でも佐賀県は白血病が非常に多いと。まして佐賀県の中でも東松地区、玄海地区、鎮西、呼子、肥前、そちらの方が非常に多い」といったような疑問があったわけです。なぜ多いのかと、そのへんの質問をしたわけですけど、その回答を速やかに持ってくると言ったような答えがあったわけですけど、現在に至ってまだ来ていませんので、そちらの方の答えを聞きたいと思います。

【中村コーディネータ】

 それは○○さん、ご質問された相手はどちらですか。

【会場参加者F】

 当時ですね、九電の方から説明に来ていたと思います。

【中村コーディネータ】

 九電の説明会の時に質問されたんですね。

【会場参加者F】

 それでまた、今回のプルサーマルの反対に対しての理由もいろいろあるわけですけど、そちらの理由は、また組合長がおりますので、後から。

【中村コーディネータ】

 今の件というのは、九州電力の説明会の時に一度質問されているそうですので、樋口本部長お願いします。

【九州電力(株) 樋口取締役】

 私より分かる範囲でご回答させて頂きたいと思います。私も玄海漁連の組合長さんの集まられた場所で、プルサーマルの必要性、安全性について説明を致しました。ただ、その時にはそのお話は出てなかったような気が致しましたけども、その後、要望書も出ましたし、私共の担当が説明に行った中で、話が出たかもしれません。

そこで、白血病の問題でございますけれども、私が聞き及んでおりますところでは、私共は原子力発電所を運用する前からですね、もう30年以上前になるんですけど、私共の発電所に近い、外津地区、串地区ですね、それからちょっと離れた玄海町につきまして、健康管理特別調査というのも定期的にやっております。これが30年以上のデータが出まして、それによって何を見るかといいますと、要は健康調査なんですけども、今さっきおっしゃられておりますような、そういうものがないということを見るというのも一つの目的でございます。

ただ、その中で私共の保健医であります先生が言われましたことは、この白血病につきましては、放射線による影響というのは、被ばくの影響とかそういうのも確かに学術的にあるわけですが、それとは別に、地区、地域、要するに日本全体に色んなレベルで、ある年を越えますと、白血病が多くなる地域があると聞いています。例えば、和歌山県もその一つであると聞いております。その中で、そういうものがあると聞いておりますので、そういう意味での白血病というのはどこでもあるようでございます。その頻度は違うようでございます。

ちなみに、私共の発電所の周りに今放射線がどれくらいあるかと言いますと、自然の放射線は2.4ミリシーベルト、単位はどうでもいい、2.4くらいあるわけです。そして通常、私共が管理しておりますのは、これを0.001以下、要するに自然の放射線によるレベルと比べますと、殆ど無視できるような形に管理しているわけでございます。それから、各都道府県の地域差、これを見てみますと、これが、自然放射能が2.4に対しまして、0.3ぐらいの差があるわけであります。そういう意味では地域によってこんなに大きな差があるわけでございますので、そういう意味で、私共の発電所の影響ではないのではなかろうかと、私共は思っております。

もちろん、そういうことがあってはいけませんので、私共は出来る限り周辺に放射線が出ないようにと、そういうふうな管理をしているわけでして、そういうことでご理解をいただきたいと思っております。以上です。

【中村コーディネータ】

 では続いて、一番前の女性の方。

【会場参加者G】

 唐津市の○○です。先ほどプルトニウムは安全という話があったんですけど、そんなふうに安全だったら、チェルノブイリの原発事故の時に、19年間で150 万人死亡しております。800キロ圏内に放射能がばらまかれて、150万人死亡しておりますけれど、どうしてそういったことになるのかなと思うわけです。やはり、プルサーマル計画のMOX燃料というのは、ウラン燃料の15万倍の放射能を持つと聞いています。近づいただけで被ばくし、100万分の1グラムでプルトニウムは人を殺すと聞いております。そういったことを踏まえて、考えなければいけないと思います。

ウラン燃料の15万倍以上の使用済MOX燃料についてですが、使用済ウラン燃料の3倍の発熱量を持ち、同じ発熱量になるまで100年以上かかって、放射能が半減するのに2万4千年かかると聞いています。この使用済MOX燃料の処理方法がまだ決まっていなくて、玄海町に蓄積されることになっています。2万4千年も安全に管理できると、一体誰が言えるのでしょうか。

人形峠のウランを掘った後の残りの土、ウラン残土を誰も引き取り手がなくて、人が近づけない土地になっています。地元の訴訟が起きて、動燃が一部6億円でアメリカに輸送しておりますが、残り456立方メートルは、地元に残されたままになっております。そのウラン燃料の15万倍以上の放射能を持つ使用済MOX燃料の処理について、一体どうなるだろろうと。

操業費42兆9,000億円となっていますが、使用済MOX燃料の費用は含まれていないと聞いています。一体どのくらいかかるかわからないというところが本当だと思います。税金が投入されて、教育福祉が圧迫されると思います。その点について答えをお願いします。

【中村コーディネータ】

 まず最初の被害想定というか、またチェルノブイリの話が出てきたんですが、大橋さんお願いします。

【東京大学大学院 大橋教授】

 はい。チェルノブイリの話だとか、今の15万倍の放射能というのがよくわからないんですけれども、そういうのをどこでお聞きになって、どうしてそういうのを信じるに至ったかというのを教えていただけませんか。

100 万分の1グラムが致死量だというのは、先ほど申し上げたように、原理的にありえないような、肺の中に1個1個埋めていくということをやらないと起きないわけですね。ですから、環境に放出されるというシナリオというのは、我々には考えられませんし、仮に放出されようが、呼吸として入るということも、またこれも極めて考えにくいことなんですけど、そういうことを申し上げても全然ダメなわけですか。

【会場参加者G】

 ウクライナで150万人死亡したというのはウクライナの政府の発表です。それからMOX燃料はウラン燃料の15万倍の放射能を持つというのは、元京都大学原子炉実験所の小林圭二先生のレポートからです。それから100万分の1グラムのプルトニウムで人を殺すというのは、小出先生からお聞きしたことです。

【東京大学大学院 大橋教授】

 チェルノブイリについては後に私よりもっときちんと説明できる方がいらっしゃると思いますけれども、どうしてそういう事は信じて我々が説明する技術的内容はまったく拒絶して、何も変わらないじゃないですか。

【中村コーディネータ】

 パネリストと会場の方と直接討論はしないで下さい。そういうデータをご覧になって不安になっている方が他にもいらっしゃると思うので、そういう市民の方の立場を考えて専門家の方としてはお願いします。まず、チェルノブイリのことをなるべく手短にお願いします。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 チェルノブイリというのはわが国の軽水炉と型が違う炉でございます。このチェルノブイリというのはいろんな要素が事故に至る過程としてあったわけでございますが、ひとつたとえればこの自己制御性というところですね。私、10月2日の説明会で説明しましたけれども、自分で出力を戻そうとする力がわが国の軽水炉ではあるという説明を致しましたけれども、チェルノブイリの炉は低い出力ではそういう性質がないというようなわが国の設計とは違う炉でありました。従って我々は、チェルノブイリのような事故が軽水炉では起こることはないというふうに考えております。

【中村コーディネータ】

 ただあの実際の被害については、チェルノブイリは日本のケースとは違うんだけれども、たしかにその大きな被害が出たということは間違いないですね。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 これは、あれだけ大きな事故が起きたわけであります。被害のその150万人という数字については、私、細かい数字承知しておりませんけれども、大変な方が被害を受けたというのはその通りでございます。

【中村コーディネータ】

 そのやっぱり被害に対するショックというのはやっぱり大きく受け取られたと思うんで、それがまた自分が関心を持っているプルサーマルに結びついたということで、ご発言あったんだと思いますが、ひとつあの使用済MOX燃料の件、これについては、まず国の方からもお伺いしましょう。

【九州大学大学院 出光教授】

 使用済MOX燃料の処理の技術的な話からいきますと、プルトニウムが13%入ったものが処理できないかというとそんなことはありません。私が冒頭に言いましたように、私が最初に実験したのが高速炉の使用済燃料の再処理で、その中にはプルトニウム30%が入っておりました。それで、何ら問題なくここまでの技術で再処理できております。ただスケールは小さいですけども、実験的には原理的なところは確認できております。あとスケールアップはどうするかという話はございますが。それから経済的なところの話は別としまして、今MOX燃料を貯蔵するということですけども、しばらく貯蔵することにはなると思いますが、2万4千年貯蔵するというのは計画ではございません。現在みなさんご承知のように六ヶ所村で再処理工場を作っておりますけども、そちらの方で通常のウラン燃料の処理をしまして、今の予定ですと2010年以降にプルトニウムがたくさん入ったような燃料も再処理の次期のプラント、それについて検討しようということになっております。で、ほったらかしにしているというわけではなくて、まず軽水炉燃料のうちのウラン燃料の再処理事業をまずやって、次にMOX燃料というふうに考えております。

【中村コーディネータ】

 では続いて、野口参事官の方から。

【資源エネルギー庁 野口参事官】

 今、お話がありましたけれども、使用済のMOX燃料、MOX燃料を発電に使いますとこれはまた使用済になる訳でございます。2010年から仮にプルサーマルを始めるということになりますと、何年か経ちますとこれがまた使用済になって出てくるということでございまして、国の方針としては2010年頃からこの処理について検討を開始する予定でございます。

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プルサーマル公開討論会・議事録10
【中村コーディネータ】

 それでは、そちらの方お願いします。

【会場参加者H】

 私、唐津市の玄海原発から10キロ圏内に居住しております○○でございます。実は今日の討論会の主催は県でございます。この趣旨は、討論会の中でパネラーの方あるいは、参加者の意見を県が聞きながら、これから考えられます九電との安全協定をどういうふうに対応していくのかというひとつの指針にするのが今日の目的だったというふうに私も理解しておるわけでございますけども、今日色々な先生方のお話を、推進派の先生、あるいは慎重派の先生のお話を聞いておりますと、なかなかどれがどっちかなというふうに思うのが大半じゃなかったのかなというふうに思っております。

そういう形で先ほど国の安全保安院の方から、安全保安院がプルサーマル導入を認知をすればそれだけで法的にはいいんですよ、と言うふうにお答えでした。ただ安全協定というのはやっぱりその周辺に居住する人々が安心で安全でいかに生活できるかというそういうものをやっぱり我々は国や地方自治体が責任を持ってやる。あるいは設置者である電力会社がやるこれはもう当然のことですね。そういう観点に立って、これから安全協定をどうするかという問題になっていくであろうと思います。そうなった時にじゃあ設置行政区域が本当に技術的に、私は安全であるか問題があるかというそういう判断ができるような状態ではない。今までも色々論議をしてきましたけども、あくまでも原子力情勢は国の需要で推進されておるからという、国が安全であるからという形でやられています。これについて私は、地方自治体にもっと技術者そういう見極める体制というものを作り上げていきたい。その辺どう思われるか。

もう一点は、ちょっと時間もございませんが、もう一件。あのスリーマイルの問題もありました。これを契機にしまして、いわゆる原発設置区域から直線で7キロであったやつが10キロに見直されました。これはやっぱり原子力が非常に原発が安全であるという神話が崩れた問題であります。今日のご意見を聞きましても安全であるというふうに言われましたけれども、完全に事故はございませんという意見はひとつも聞かれなかった。そこに問題があると思うんですね。私達は、この完全に事故がないとするんであればその証明というものをどのようにして出されていくのか、それに基づいて我々がどう対応していくのかというようなことをしていかなければならないんですね。そのことが大きな問題だと思います。それについてお伺いいたします。

【中村コーディネータ】

 まあ、あのこれはお答えあると思いますけど、技術に絶対完全はないです。完全と言うことはないことなんで、表現の仕方の問題もあると思いますが、まずその安全協定等々、自治体との関係の件なんですけども、これは県は今日、一応お答えの予定入ってないんですけども、まずそれでは九州電力の方でどういうふうになっているかを伺いましょう。

【九州電力(株) 樋口取締役】

 安全協定に関してでございますけども、私どもと地元玄海町、それから佐賀県の間に安全協定を結んでいるわけでございます。先般、唐津市議会で私もこの件につきましてご質問をうけました。そこで私がお答えいたしましたのは、安全協定は確かにこの三者で結ばれております。但し、私どもはですね、周辺のこともちゃんと考えておりまして、何か異常がありますと、唐津市についてもちゃんと情報を流すというそういうことも安全協定の中に盛り込まれているわけでございます。ただ私どもは、行政範囲を考えてみた場合に、やはり唐津市の意向を反映するのは県の仕事だと思っております。そういうことで安全協定についての議論がされると思いますけども、私どもはその線で県当局ともご相談をしながら今後の方針を決めていきたいと思っております。以上でございます。

【中村コーディネータ】

 今のご質問で他の方も同じご意見だと思いますけども、唐津は立地ではないですけども、隣接市なわけですよね、大唐津全体がですね。で、安全協定を結ぶんならやはり立地本体だけでなくて周りの自治体の意見なども聞いて県は判断すべきだし、できれば安全協定というのは例えば現在の場合だと玄海に対するこの唐津市が結ぶべきだというふうにお考えで仰っていると理解してよろしいですか。

【会場参加者H】

 質問者としてはそのこともあるんですね。それともう一つは安全だというね、佐賀県がどうやって安全性の確認をするのか今の体制で、あるいは唐津市がどうやって安全であるという体制ができあがっておらないわけですね。今、佐賀県も唐津市もだろうと思うんですけども、安全だと言われるのはですね、国が審査をされて安全だから、だから安全ですよというような形にしかなってないわけですね。やっぱり独自に自治体が安全確認ができるような体制、これをひとつやっていただきたいと言うことがひとつ。もう一点は、プルサーマル、今まではですね、ウランを燃料としたいわゆる原子炉だったわけですね。そういう設計になっている。先ほど質問者の方から100キロと60キロの話が出ましたけれども、それよりも私はガソリン車の車に混合燃料入れて走るようなもんじゃないかなと言うふうに思うんですよ。そういうですね、ウランとMOX燃料の事故があった場合の違い、その辺も明確にされておらない。その辺もひとつ明らかにしていただけないでしょうか。

【中村コーディネータ】

 その技術的なことは、こちらでお答えできると思いますし、今の例えもときどき聞く例えですので、ガソリン車と他の混合燃料という話もあるんですが、ただ県あるいは唐津市、玄海町も含めてでしょうけど、今のご指摘というのは、県民のみなさんのご意見としてまずはお伝えするという立場でいいですか、今日の所は。まず国の方にはですね。自治体の方には、まずはそれをとにかく私の方からお伝えするということにしますが、それは後ほど国の方に伺います。その技術的なところから、大橋先生。

【東京大学大学院 大橋教授】
 大変失礼な言い方ですけど、大変心外です。今まで、我々パネルディスカッションで一生懸命説明してきてですね、みなさんお聞きになったと思うんですけども、今日はプルサーマルの安全性というタイトルでパネルが開かれました。で、出光先生はきちんとした先生ですので、データをもっていかに安全であるかを説明されて、私はこういう問題をどういうふうに考えるべきであるかをどういうふうに考えて、どういうふうに設計して安全を確保しているのかというご説明を差し上げました。で、それがかみ合わないとおっしゃるんですけども、反対派慎重派の方が言っておられるのは、もうその10年も前に検討して溶融温度が少し下がるとか、制御棒の効きがプルトニウムだとちょっと悪くなるとか、もうみんな考慮に入れた上で国は報告書を出して九州電力は安全審査の解析書を作って、国がさらに安全審査をしたという結果の中に入っていることをごちゃごちゃ言っておられます。で、それはもう全部かたがついちゃってますから、今日、慎重派の方が言っておられたのはみなさんご存じのように、エネルギー政策としておかしいじゃないかとか、地震が起きたらどうするんだとか、再処理工場で青森とか岩手のことを考えてみろとか、プルサーマルの安全と全然かけ離れてることばかりです。そんならそういう専門家を呼んできて議論する。どうして関係あるんですか。プルサーマルの安全とは関係がないですよ。

【中村コーディネータ】

 不規則発言で、やらないでください。壇上と。それはあのみなさんのお気持ちは、多分、小出先生が先ほどおっしゃったことだと思うんで、あのそういう刺激の仕方はしないで下さい。せっかくみんな冷静に話してきたんだから。

【東京大学大学院 大橋教授】

 せっかく説明してもですね、いやかみ合わない、わからないと、いつまで言ってもそうじゃないですか。理解しようと言う気があるんでしょうか。

【中村コーディネータ】

 ちょっとそれぐらいにしておいてください。今の大橋先生の発言に対しては、私もイエローカード出しますけれども、ただ会場でまたそうして不規則発言をたくさんされると他に静かに聞きたい方もいらっしゃるんで、それだけは控えて下さい。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 一番初めに申し上げたけれども、安全性の問題とは単にテクニカルな問題だけでは決まりません。原子力の政策的な問題もあるし、もちろん経済的な問題もあるし、日常的な管理の問題もあるし、いろんなことが絡んでいるわけです。技術というのはもちろん事故が起きないようにやるわけですけども、必ずしもそれが貫徹できない時があるわけです。それで今までもずっと事故が起きてきたというそういう歴史をたどっているわけで、プルサーマルをやればその危険が増えますと私は発言しています。そういうものをみなさんが受け入れる必要はないというふうに私は思うということを一番初めに申し上げたわけです。

【中村コーディネータ】

 自治体に対するご要望についてはですね、責任を持ってまずお伝えするということと、国の方としてどういう姿勢でいらっしゃるかということだけは、ちょっとお答えを聞いて次に移りたいと思いますので。

【資源エネルギー庁 野口参事官】

 国と地方の関係というのはなかなか難しいところがあるんですけども、法律に基づいて国がチェックを行います。それを尊重していただいて、地元の自治体も、これは地元の自治体のお立場、すなわちこの地域の安全を守っていらっしゃるというお立場から、さまざまなチェックをしていただくという事かなと思います。お話で出ました安全協定につきましては、これをどうこうと言うことは国の立場で申し上げるべきことではないと思いますけども、やはり地元のご理解を得ることが一番大切なことでありますので、事業者と、自治体とがきちっとお話をされていくと言うことが重要であると思っております。

【中村コーディネータ】

 茶色のブレザーを着ていらっしゃる方。

【会場参加者I】

 唐津市から来ました、○○と申します。まず最初に、小出先生がスライドの中でエネルギーがたくさんあるというようなスライドが出たかと思うんですけども、これは世界にはあるかもしれませんけども、日本にはこれは厳しい状況ではないかと思います。また昨今の原油高とか尖閣列島、天然ガスの問題、かなり厳しいと思っています。あとこの先生の想定外の危険度というのにハテナマークがついた資料があるんですけども、想定外というのはどういうことなんでしょう。具体的な例を。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 まずはエネルギー資源のことから、お伝えしますけども、確かに日本は資源小国なんですね。自分の国の中でとれている資源は、たしか4%ぐらいしかないだろうと思います。残りのほとんどのエネルギーは輸入してきているわけです。原子力はなにか国産エネルギーのようなことをいう人がいるんですけれども、もちろん違います。全部が海外からの輸入です。結局日本という国は大変エネルギーの少ないとこで何とか生き延びなければいけないというしくみをもっているわけですから、なるべくエネルギーを使わないようにこれから社会をどう作っていくかということを考えるのが一番大切なことです。どんどんどんどんエネルギーを使いたいから原子力でもいいからもってこいというようなそんな考え方を改めていただきたいと私は思います。

それから想定外の事故というのはどういうような事故かということですけども、私は先ほど発言をしたときに国がどういう事故を災害評価をするかということを聞いていただきました。国は重大事故という事故と仮想事故という事故、2つの事故を考えて、それで事故想定をして周辺の人たちをどうやって守るかということをやっているわけです。ただし、その事故では格納容器という最後の砦のようなものは絶対壊れないという、この前提で災害評価がなされているわけです。でも格納容器が壊れるという事故もシナリオとしてはいくらでもかけるわけです。そういう事故が起きたときには被害がどんどんどんどん大きくなるということも考えられるわけです。私は、そういう格納容器が壊れる事故の想定もしてそういう場合にはどういう対策が必要なのかということを考えるのが国の責任だし、自治体の責任だし、それをまずみなさんに伝えた上で判断をあおがなければいけないだろうというふうに思っています。以上です。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。小出さんのご意見について出光先生はどのようにお考えでしょうか。

【九州大学大学院 出光教授】

 私の方で、燃料の安全性の専門家ということでそちらについての話をしてきたつもりなんですが、未だにわからないといわれて多少ショックを受けているんですけども、先ほど配った資料にもありますけども、過去の海外の実績、現在も年間450体もMOX燃料が世界の原子炉で使われております。毎年450体ですね。毎年毎年500体ぐらいが増えていって、現在、4894体、昨年末ですね。今もう更に500体ぐらい増えていますから、5,000体超えていると思います。これでいいますと、玄海の3号炉でこれから使うものの数十年分、百年近いような実績が今まであって、それまでの実績で、色んな原子炉を見ていますけども、燃料の破損がなかったわけではない。

先ほど言いましたピンホールのようなものが起きております。ただそれはウラン燃料とプルトニウム原料を混ぜたもので、特に差は見られないと。中でどんな現象が起きているというのも使い終わった燃料を調べられております。特にプルトニウムが入ったから違うとそういうことは見つけられておりません。そういう現状を考えてウランとプルトニウム、今使われているような設定の範囲内で、差はないというふうにご説明したんですけども、安全性について疑問があるといわれましても、これ以上示すデータがないんですけども、壊す実験もやられているんですね、どうやったら壊れるという実験もやられていて、それに対してこういうより過酷な条件で試験をして、その結果でもウランと変わらないと。運転条件は条件を満たすように運転すれば壊れないという条件をはっきりさせているわけですね。絶対安全というのは言えませんけども、このレベルになったら壊れる、このレベルだったら壊れないというのは科学的に言うのはできます。今後どんなことが起きるかわからないと言われても、それはどういうようなことが起きるのかというのまでは、私も科学者として保障はできません。ただこういうふうに使っている分には、ちゃんと壊れずに使うことができたし、これからも使うことができるというふうに考えております。

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プルサーマル公開討論会・議事録11
【中村コーディネータ】

 筒を振ってらっしゃる方を先に。

【会場参加者J】

 呼子町の○○です。2点ほど聞きたいと思います。1点は、MOX燃料は国内で前例がなくそのような危険な燃料を玄海町で先駆けて使用する必要性があるのかというのが1点。もう1点は、過去にはスリーマイルとチェルノブイリの悪例があり、型、様式は違うが人的ミスや科学者の予想を超えたトラブルまたテロによる事故の危険性があり、その被害は従来の数倍となり、甚大な事故につながると思います。万一の場合の責任の所在はどこにあるのか、明確に示していただきたいと思っております。

【会場参加者K】

 MOX燃料の使用済燃料は、半永久的に残ると思うが、現在はその処理方法はただ地中に埋めるだけのこと。使ってしまったものを全く無害にはできないのでしょう。ということは、我々は負の資産を子孫に残すだけではないでしょうか。これは大きな汚点を残すことになるのではないでしょうか。

【中村コーディネータ】

 使用済MOXに限らないですね。今の使用済燃料に関してもですね。

MOX燃料プルサーマルの必要性というお話もずいぶんやったと思っていたんですが、それが指摘されました。それから被害のことについてもパネリストがお話しされたと思うんですが、更によく知りたいということなんだと思います。それから万が一の時とそれから使用済燃料の最終処分ということですよね。この辺りの責任、国の方針決まっているわけですが、その辺りのご質問になりました。最後の所は国の方にお答えいただくとして、重ねて、プルサーマル、MOX燃料使用の必要性、安全性それから被害想定この辺りの話をお願いします。

【九州大学大学院 出光教授】

 廃棄物関係私の専門でありますのでお答えいたします。

直接捨てるだけと言われましたが、一応再処理をしてプルトニウム、ウランは回収してまた燃料として使う、と。それ以外を固めて捨てましょうということにしております。半永久的になくなるという定性的なお話ですが、半減期というのがありまして、放射能がだんだん少なくなっていきます。中には、ウランのように 45億年というとてつもなく長いものもありますが、中には、1年ぐらいで減っていくものもある。5年ぐらい30年といろんなものがあります。放射線に限らずいろんな物でゴミが出てくるわけですが、例えば重金属とかそういったものの化学的毒もあるわけですが、それとくらべて放射性廃棄物処分の利点は何かというと、最初は危険なんだけどもだんだんだんだん量が減っていくんです。重金属系は毒性は変わらないし量も減りませんが、放射性廃棄物の場合は量がだんだん減っていきます。確かにたくさんあるのでそれが近くにあれば危険です。

しかし、例えばガラス固化体というものにしますが、すぐ側にいればそれはその人の命に関わる問題になります。例えば、今は地下に千年間は絶対に漏れ出さないようにしましょうというふうにしております。それからその後も、仮に漏れだしたとしてもそれの移動をものすごく遅くしてやって出てくるものが途中で放射能がなくなるように、そういったことを考えて、地下に埋めるわけです。だんだん毒性がなくなってくるので、それに対応して捨てていこう、そういうシナリオが成り立つのは放射性廃棄物だけなんですね。他の廃棄物の重金属系は固めてそれは半永久的に置くしかないんですが、放射性の場合は危険度がだんだんだんだん減ってくるというそういう利点があるので、処分がしっかりできるようになっているというそういう考えで、今、地下に埋めるといっていますが、ただ埋めるのではなくて、色んな手段を施して人に対する影響がないようにと、そういうのを考えて捨てるということを考えております。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

使用済MOX燃料が今のところは全く持って行くところがないというのは認めざるを得ないと思います。2010年頃からどうするかということを検討するということになっております。そして現在の使用済ウラン燃料ですが、これは六ヶ所村に運んでこれからそろそろアクティブ試験というのを始めようとしておりますが、今おっしゃったガラス固化体にするということ、ここに非常なネックがあるということ、うまくいっていないということが明らかになっております。ガラス固化体にもしできないとしますと、液体状態という非常に危険な状態で、絶えず攪拌しながら冷却しなければならないという非常に危険な状態の液体の高レベルの放射性廃液が貯まります。

もしMOX燃料にしますと、まだ東海村で実験をやっておりますが、まだその問題解決していないと、公的に認められております。それから、MOX燃料になりますと、ガラス固化体の所が非常に困難になっていくことが見えるわけで、そういうような状態の中で現在の所、もし使用済MOX燃料ができればどうなるかまったく見当もつかないという、それが事実であります。だからそれをあたかも将来は解決するかのようにして今引き受けるととんでもないことにならないとも言えないというのが、それが事実だと思います。現に、イギリスのBNFLという会社の所では、ガラス固化体にするところがうまくいってなくて、最近、中から内部文書が出まして、実はガラス固化体に非常に欠陥品があるということが内部文書で明らかになりました。そういうような問題もありますので、うまくいくというようなことは決してないわけであります。

【東京大学大学院 大橋教授】

 先ほど刺激的な発言をしてすみませんでした。

MOXの再処理とかガラス固化の問題が今小山先生からご指摘いただいたんですけども、技術開発という言葉、今見通しが立たないとよく言われるんですけども、このMOX燃料の再処理というのは2010年頃から検討開始するとなってます。さらにガラス固化とか、なんで固化するかとか、その後検討することになると思います。でもそういう技術開発は、決して宇宙に人を送ろうとか、核融合を地球で起こそうとかいう技術開発とは違います。我々の技術の範囲内ですから、お金をかけて着実に段階を踏んでいくことで必ず達成できる技術開発です。そこは全然違うところです。

【中村コーディネータ】

 必要性についてまだ疑問をもってらっしゃる方がいらっしゃるということが、今の発言でわかったので、必要性、万が一の時の防災体制、そのあたりの国の基本的な考え方、これを簡潔にお伺いして次に行きたいと思うんですが。

【資源エネルギー庁 野口参事官】

 必要性については既に色んなところで議論されておりますので、ここで改めてということはございませんが、使用済燃料を再処理して、回収されるウラン、プルトニウムを有効活用していくというのが基本的な考え方です。先ほどご質問のあった中で、高レベルの放射性廃棄物、これの処分場が決まっていないということが、これが大きな課題だと我々も認識しています。5年前に法律を作って枠組み、色々な制度を作ったわけですけども、まだこれから実際の処分場を決めていくには何段階かに渡って、色んな手続きを踏んでいかなければなりません。その手続きがまだ進んでいないという状況でございます。これについては、我々もできるだけ早く処分場が決まるように努力して参りたいと考えてございます。

【会場参加者K】

 大事なことをまだ伺ってないんですよ。責任の所在はどこにあるのかという。

【中村コーディネータ】

 では保安院の方に答えてもらいます。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 万一の事故が起きたときの責任ということでございますけども、まず安全を確保する責任というのは一義的にはまず事業者にあると、我々は考えてございます。また我々保安院と致しましては、当然安全規制を行っているわけでございますから、その安全規制を行うという観点からの責任も当然あると思っております。原子力発電所で万一事故が発生いたしまして、周辺の方々に放射線による被害が及んだ場合の制度といたしましては、事業者が全額を賠償するということで原子力損害賠償法というのが定められております。これは額と致しましては、600億円というものが支払われることになっておりますけども、それを超える損害に対しては必要に応じて国会の決議により認められた範囲の中で国が援助を行うという制度も用意してございます。何よりもまず事故を起こさないというのが、まず第一でございますけども、万が一事故が起きた場合そういった損害を賠償する制度も法的には用意していくということでございます。

【中村コーディネータ】

 紙を上げて立ち上がられた方から。

【会場参加者L】

 佐賀から来ました○○といいます。世界の実績の関係で先ほど出光先生から、すでに世界で5,000体の実績がありますから、やれますよという説明がありました。九州電力が計画をしているプルトニウムの含有率、富化度の観点からそういう世界の実績の原発の施設があるのかどうなのか、ということが私は疑問にあります。世界の実績をいくら説明されても、含有率、富化度の点からするとかなり低いところでの原発の運転がやられているのではないかというところがございますので、そういうところからすれば、なぜ安全だといえる判断が示されるのかというのが疑問にあります。

あとひとつは地震との関係でございます。先ほど、山内先生の方からご説明がありましたが、例えば、インドスマトラ沖地震で大津波が起きて大変な被害がマスコミで報道されました。そうしたとき、津波が玄海原発に押し寄せたときにそのスマトラ沖地震レベルまで大丈夫ということが国の話し合いのところでされているのかどうか、どこら辺までなら津波の被害は大丈夫ということが言えるのかどうか、ということをお聞きしたい。

【会場参加者M】

 九州電力の公開討論会の時にも言ったが、資料が非常に不十分だというより、数字を操作して、大事なところを隠している。表を見ると装荷率というのが書いてあるけども、燃料体総数、それと装荷したMOX燃料の数はわざわざはずしてある。それと何年のものなのかがわからない。そして、九電のは燃料体総数と予定している分で、計算をすると25%になるけれども、手元にある原子力市民年鑑の2003年のもので計算すると、ベルギーのものもドイツのものもスイスのものも、ここに書いてあるようなパーセントにはならない。九電の計算のやり方と同じようなやり方でこの装荷率を出したら、いくらになるのかお答えいただきたい。

【会場参加者N】

 鳥栖の○○と申します。色々な先生達の専門的なご意見を聞きまして、本当に困っとるわけですけども、時間の関係でひとつ、森本先生の方から日本のプルサーマルの関係については非常に安全だというお話もありましたが、中国とか韓国の例が出されました。そここそ問題じゃないかというお話がありましたから。私は、日本の中で初めてプルサーマルが試行されるということで、佐賀県に天が下ろされようとしております。私は佐賀県のプルサーマルに問題があるとか、鹿児島とか東京が賛成だというような話をしているわけじゃないんですよ。今本当に大橋先生とか、出光先生の方からお話があったように、安全に安全を重ねたプルサーマルだということでありましょうけども、じゃあ逆に外国のプルサーマルの安全性について、原子力の安全委員会についてはどのように認識されているのでしょうか。また、それについての対応をどうしたらいいのか、日本のプルサーマルはいいけれども、外国のプルサーマルはだめだという話じゃないわけですよ。そういう面でご回答をお願いします。

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プルサーマル公開討論会・議事録12
【中村コーディネータ】

 まとまった形になりますけども、海外実績、データ分析の件です。

【九州大学大学院 出光教授】

 海外実績のデータ分析、これも私が実際やったわけではなくて、これは調査結果があります。計算結果も多分九電で計算したんではなくて、調査部会が説明した資料で非常に表としては大きくなります。多分それを全部見せたらOHPで字が全部見えなくなってしまうから、その中から掻い摘んで出してきたのが、多分、資料で載せている分だと思います。装荷の開始時期等は、書いてありまして、燃焼度については、燃料を入れてから出てくるまで数年経ちますので、その後のデータだというふうにご理解下さい。

ちなみに燃焼度のもの、今も5万メガワットデーとかそういった燃焼度のものは恒常的に運転されておりまして、6万メガワットデーを今は目標にして、海外では更に上の燃焼度を狙っているというところであります。九電のデータにつきましては、これはこうやりたいということで出しているので並べております。それからプルトニウムの濃度については、冒頭にも言いましたが、例えば13%以上になったら危ないとかそういう話ではないということは一番冒頭に申し上げたと思います。他の海外でのものに比べますと、九電の方が入れるプルトニウムは多いと思います。これは確かです。

別に隠しているわけでも何でもないんですが、運転の仕方が違うので、例えばフランスとかドイツとかは、そこまで入れないで運転するような運転の仕方になっている。逆に入れすぎても使い残しが増えるから少なく入れているという。日本の場合には、例えばフランスの場合ですと、290日間運転とかに対しまして、日本の場合には400日と長いので、その分よりたくさん核分裂するものを最初に入れといてやると、そういう形で運転をされるということで濃度が増えているということです。量が多くなったら危ないのかという話については、先ほど融点の話もしまして熱伝導の話もしましたし、そういった話をしたので差はないということを申し上げて、それ以上ご説明することはないんですけども、燃料の物性等につきましては以上です。

この報告については、ちゃんと報告書の形で調査結果が出ておりますので、その報告書で出ております。その中についてデータに疑問があるんであれば、その報告書そのものに疑問を出していただいて、どこのデータがおかしいと、だからないんではないか、という話ではないですか。

【東京大学大学院 大橋教授】

 燃料のハードウェアについては出光先生がおっしゃったとおりです。ソフトウェアについては、プルトニウム含有率が今までに実績がないというのを上回る件については2つ理由があります。1つは、実は説明してるんですけど。

【会場参加者M】

 MOX燃料の数を聞いてるんです。

【東京大学大学院 大橋教授】

 それは、どうしましょうか。

【会場参加者M】

 違うことばっかり言っているじゃないか。

【九州大学大学院 出光教授】

 僕がご説明しようと思っていたのは、装荷率が上回ることについて…。

【中村コーディネータ】

 ご質問の主旨が全然違うんですけども、これはデータもってないようです。お答えできないようです。

【九州大学大学院 出光教授】

 古いデータでよければ、どこのデータについて聞かれたいでしょうか。装荷体数については出ております。フランスのサンローランでは96体とかですね。

【中村コーディネータ】

 ちょっと待って下さいね。

【九州大学大学院 出光教授】

 例えばネッカーですと32体とかですね。

【会場参加者M】

 どこがですか。

【九州大学大学院 出光教授】

 ネッカーというのがあるはずです。

【中村コーディネータ】

 ドイツの…。

【会場参加者M】

 ネッカーは12体になっている。

【九州大学大学院 出光教授】

 すみません。これは総数ですね。

【会場参加者M】

 総数は193でしょう。燃料体総数が193で2003年に入れたのが12体でしょう。九電と同じ計算をやったら、6.2%にしかならない。

【九州大学大学院 出光教授】

それは何年のデータを見られているのでしょうか。

【会場参加者M】

2003年。

【九州大学大学院 出光教授】

 今、手持ちでもってきてないんですが、2004年のデータが出ていると思います。すみません。すぐには見つからないんですが…。

【中村コーディネータ】

 ちょっとまってくださいね。時間の関係で、今ちょっと調べてるんで、その前のご質問についての防災関係のご質問がありました。地震とかスマトラ沖並みの津波というようなご指摘もあったんですけど、防災についてはどのようなお考えなんでしょうか。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 津波についてご意見いただきました。本日プルサーマル関係ということで、津波の方のデータを持ってきていないんですが、安全審査でどういうことをやっているかということをご紹介したいと思います。

 津波の場合は、それぞれ発生する津波の大きさというのをシミュレーションによって、津波の高さ、それと引き波の高さを求めます。津波の上がる方の高さについては、基本的に我が国の発電所は、想定される津波の高さより高い所に設置されているということで、津波の高さによる問題はないという評価を行ってございます。また、引き波も安全上の大きな問題となります。これは、原子炉を冷やすための水が取れなくなるということで、引き波に関する評価も行っているわけでございますが、基本的には我が国の発電所は、こういった引き波が発生しても、水の冷却というのは確保されるといったような評価を行ってございます。

 大変申し訳ありませんが、具体的な玄海の数字については、手元に持っておりませんので、ここでのお答えはできませんので、ご了承いただきたいと思います。

【中村コーディネータ】

 それで今のご質問のところなんですが、先生達は研究者ですから、今持っている資料と持ってない資料があるらしいんですが、ご説明できる資料はあるらしいですね。ただ、今ここにはどうもないみたいなんですけども、これは。

【会場参加者M】

 もうひとつ言わせて。

【中村コーディネータ】

 ただね、ちょっと待って下さい。今日、パネリストとしてお招きをしているので、糾弾するような形は止めて下さいね。データが分かれば。

【会場参加者M】

 資料について質問してるんだから。

【中村コーディネータ】

 わかりました。おっしゃっていることは。

【会場参加者M】

 私はどうやって計算したかわからんけれど、このパーセントは一致している。しかし九州電力のパーセントはね、燃料総数分の装荷予定のMOX燃料の数で 25%ができるはずなんです。そしたらね、他のベルギーやドイツやスイスのやつが、その計算ではそのパーセントは出てこない。だから質問している。おかしいじゃないか。九電の計算のやり方と、外国の計算のやり方と違うのを持ってきているのか。

【中村コーディネータ】

 そこは今、お答え出来ないみたいですね。データがないので、これはちょっと継続預かりにさせて下さい。

【会場参加者M】

 じゃ、いつ開きますか。

【中村コーディネータ】

 いつ開くじゃなくて、そのデータについては、報告書を確認すれば出ますか。

【九州大学大学院 出光教授】

 そのデータをどこかで提示すればいいですか。

【中村コーディネータ】

 そうですね ホームページでもいいですし、あるいはメールで送るということも可能ですか。

【会場参加者M】

 私はそういうものを買う金がありませんから、手紙でお願いします。

【中村コーディネータ】

 ただ、いずれにしろ方法はあれとしてですね、○○さんの件については、データ確認をするということを一応お約束して。

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プルサーマル公開討論会・議事録13
【会場】

 海外について答えていない。

【中村コーディネータ】

 はい。その件はたぶん森本さんですね。伺うとしたら。最後に○○さんがご質問になった、中国、韓国、北朝鮮の疑惑もあるわけですが、原子力発電という現実があって、向こうはまだプルサーマルまでいっていませんが、中国は将来的には考えているらしいですけど、そういうところのセキュリティの問題と我が国というところですよね。そのへんについて、恐れ入りますが、森本さんにご意見をお伺いしたいと思います。

【拓殖大学海外事情研究所 森本所長】

 技術的な細かい点は、本当は原子力をやっている人の方が詳しいんだと思うんですが、私はナショナルセキュリティしか担当していないので、私がこういうふうに考えているというか、今までの僅かな勉強の中で理解できることはこういうことです。

 一つは、まず、中国というのは残念ながらまだこの種の問題、すなわち原子力の平和利用や環境問題についての法的な枠組みがまだ十分整備されていない。国には発展段階があって、それを全部我々と同じレベルのものを期待するということが少し無理なのかもしれないんですけど、特に原子力の平和利用だとか、環境だとかという問題については、まず法律が十分に整備されていないために、国内でその被害に遭う人が、特に環境問題では非常に多く、これはご承知のとおり、中国の一般の人々の大変大きなフラストレーションとか、不安になっていて、しばしば環境問題については暴動の原因になっているということだと思うんです。

 今のような状態で、中国が原子力の平和利用、つまり原発を増やしていくということになりますと、安全管理がうまくできていない上に、技術レベルが低いということになると、核兵器を作る技術はあるが、原子力の平和利用の個々のマネージメントについてのきめ細かな技術が十分なかった場合に、その種の被害というのが、中国の人民だけでなく、周辺諸国に及ぶ影響というのを我々は考えなければならないということが、第一です。

もう一つは、実は中国だけではなく、北朝鮮はなかなかまだNPTやIAEAに戻ってくれてないものですから、国際条約を適用して、北朝鮮にとやかく言ってもどうにもならないのですが、ただ、アジアの中では中国や北朝鮮だけではなく、韓国や台湾のいわゆる核開発というものもしばしば言われていますし、また核開発だけでなくて、原子力の平和利用については既にご承知の通り両方とも原子炉を持っているわけですから、そういう問題はこれから増えていくと思いますし、インドネシアやその他のアセアンの諸国でも、やっぱり原発がこれから増えていく。

 どう考えても、アジアのエネルギー需給というのが2020年以降に非常に厳しくなって、どの国も経済発展をするために、原発を一定以上導入しないといけないという時に、今申し上げたように、国内の安全管理が十分でない国のこの種の問題が、周りに及び、場合によっては、環境に与える影響だけではなく、そのプルトニウムが溜まって、それが核兵器の原材料になるという問題をどうしたらいいかということについては、従来からアジアの中で非常に大きな問題意識があって、ヨーロッパにおけるユーラトムのような、つまりプルトニウムを共同管理をする方法はないかということを随分議論してきたわけです。

 例えば、その作ったプルトニウムをどこかアジアの共通の銀行のような所にきちんと預けて、出し入れを透明性にして、IAEAの監視だけではなくて、自国でそれが核兵器に転換されるということがないように、地域として共同管理するという方法とか、あるいは原子力の平和利用について、技術的な協力というのを進めて、この分野で安全管理を一緒にやっていくということができればよいのですが、これはなかなか各国の主権というものがあって、手が出せない部分があって、非常に皆悩んでいるということです。

 この問題は、国際会議に入ると必ず大きな問題になって、結局原子力の平和利用というのを不拡散という問題が障害を与えているということなんで、これはなかなかすっきりいかないのですが、アジア太平洋における地域の安定の非常に大きな課題の一つということなんではないかと思います。

【中村コーディネータ】

 日本の安全技術というのが輸出できればいいんですけどね。そういう感じがします。

それでは、すみません。公平にやれというのがあそこにありました。お待たせしました。そちらのブロックの方から。

【会場参加者O】

 唐津市内に住んでおります、○○と申します。まず、コーディネータの方に一つ注文がありますが、指名に当たってはですね、やはりある程度許容できる意見を持った人ですね、これも当ててもらいたいという意味から、そういう仕分けをしてもらうと。

【中村コーディネータ】

 すみません。わからないものですから。

【会場参加者O】

 糾弾大会みたいになってしまっているので。私は安全性につきましては、過去フランスほか、このプルサーマル導入をされて、実用運転を長年月されている実績を見ても信頼できるというふうに私は思っております。社会生活のシステム上における事故災害というものは、毎年、数千人にも及ぶ死者を出しているんですね。交通事故、あるいは列車、航空機、医療事故に至ってもですね、現実にあるわけですね。その中にいわゆる人、従事者に関わっている災害の要因が非常に多いと思うんですよ。この点を我々は十分監視しなければいけないというふうに思うわけです。これはプルサーマル・原子力発電についても十分言えることだと思います。その従事する人たちの技能維持、または安全、ルールを守る、これを指導・監査する機関、こういうものを十分に充実させるということが、非常に大事じゃないかと。そういうふうな意見を持っております。

【中村コーディネータ】

 ご意見として伺います。ありがとうございます。すみません、そのブロック遅くなってすみませんね。

【会場参加者P】

 唐津市から来ました、○○と言います。本日の討論会を聞いてイメージより安全ではないかというふうに私は感じました。その理由としては、先ほど質問の中からありましたとおり、もしも実施して、事故を起こした時、九州電力や国は責任を取ります。その体制も築いています、というふうなことをおっしゃいました。

 また、九州電力や国の責任を取るところにも原子力の専門家は多数いらっしゃると思います。その専門家の方々は、自分のプライドにかけて安全と言わないものに賛成はされないと、私は信じております。そこで慎重なご意見の先生方に質問をさせていただきます。先生方がおっしゃっていることに対し、九州電力や国は、先生方の技術的な主張を理解していないとお考えなのか、それとも技術的なものは理解しているものの、それを何か目をつぶってでも、無視してでも進めなければならないという理由があるとお考えなのでしょうか、その点よろしくお願いします。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 今ご質問くださった方と私は実は正反対に思っているわけです。

九州電力が補償するよ、それから足りない部分は国が補償するよと言って、先ほど国の方が説明された。その通り、原子力損害賠償法で書いてあるんです。でもなんで、原子力損害賠償法などというのを定めなければならなかったのかというと、原子力の場合にはとてつもない危険を抱えていて、一つの民間会社では補償ができないようなことが起こるかもしれないと。だからしょうがない時には国が出てくるよというのがあったからなんです。それは世界的に皆分かっていまして、一番初めは米国のプライス・アンダーソン法というのができたわけですけれども、民間会社に任していたらば、補償ができないような事故が起こるかもしれないというのが前提になって、原子力が進められてきているわけです。

 ですから、それほどのものだということを皆さんが覚悟してくださるならばいいと思います。私はもちろんずっとそういうふうに話して来ましたし、国の方は私の言っていることは十分承知しているわけです。ですから、とてつもない事故だってあるよという事は承知しているからこそ、そういう体制をとっているわけです。

ちなみに言わせてもらうならば、チェルノブイリの原子力発電所の事故というのは、86年の4月に起きたわけですけれども、とてつもない被害が起きまして、そのためにソ連という国は崩壊してしまったという。その崩壊の一つの重要な要因になったくらいの被害なわけです。国家が倒産してしまうという、それくらい巨大な被害が起こりうるというのが、原子力の本質にあるということを皆さんに理解しておいていただきたいと思うわけです。

【中村コーディネータ】

 というのが、小出さんのご意見です。一番そっちのブロックの方よろしいですか。

【会場参加者Q】

 佐賀市の○○と申します。今日は、いろいろな先生のご意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。色んな勉強になりました。

質問なんですけど、現在世間を騒がせております、耐震、耐震といえば、山内先生の方からお話がありましたけど、耐震関係で、耐震の設計偽造という、俗に言う「姉歯問題」というのが世間を騒がせております。

今回、そのプルサーマルの、今日はプルサーマルの安全性ということで討論会があったわけですけれども、当然その安全の部分についてですね、九州電力としてもですね、この安全という面で、いろんな偽装とかそういったことはないと思っていますし、そういったことがあったとしても何のメリットもないと思います。

また、いろんな国、原子力安全・保安院とか、安全委員会においてもいろんな審査が行われておりますが、先に言いました偽装問題においては、そういった国、自治体、民間の審査体制においての偽造というのがあっていました。この点について、今回のプルサーマルを含めて、原子力を含めたところの安全的審査というふうな観点からのご意見をお聞かせ願いたいと思います。

【中村コーディネータ】

 これはどなたか、お答えご希望ありますか。

【会場参加者Q】

 そしたら、審査ということで国の方にお願い致します。

【原子力安全・保安院原子力発電安全審査課 佐藤課長】

 国の安全審査というのは、このプルサーマルに限らず、例えば原子炉の場合は、原子炉の設置許可、それから次の段階で工事計画の認可、また、その工事をした中身がその通り造られているかどうかを国が確認するという、使用前の検査、こういった様々な段階において国のチェックが入ってございます。

 審査においては、更に我々審査した結果を原子力安全委員会が再度チェックするという、ダブルチェックシステムも用意されているというところでございます。

こういった最近話題になっておりますような、データの偽造などという問題は、原子力のケースにおいては、起こりにくい状況ではあると思います。ただ、偽造が起こらないかといえば、それは我々のチェックの中で当然抜けてしまうものもあるわけでございます。それ自体我々全て100%否定するわけにはいかないと思ってございます。こういったことも我々あるわけでございますので、原子炉等規制法においては、申告制度というのも別途用意してございまして、申告者の保護をはかりながら、こういった内部状況についても我々対応することによって、そういったものをなくすようにするというようなことを対応しているわけでございます。

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プルサーマル公開討論会・議事録14

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。それで、まだまだ手が上がるのはわかるんですが、予定の時間を延長してるんですけども、だいぶ経ってしまいました。今日は6人のパネリストの皆さんと一緒にプルサーマルの安全性について考えてきたんですけども、会場の皆さんまだご質問あろうかと思いますが、だいぶん時間も過ぎましたので、最後にもう一度、このパネリストの皆さんとご意見を一言ずつお伺いしながら、皆さんの胸にそれぞれ引き受けていただいて、プルサーマルを考える一つの基準にしていただきたいというふうに思います。それでは、まずお一人ずつ伺いますけど、まずは山内さんから。皆さんへのメッセージでも結構です。

【神戸大学海事科学部 山内助教授】

 はい。今日はプルサーマルの問題のところに地震の議論が抜けているじゃないかということで、地震の議論は持ってきたつもりでおります。少し津波の話なんかも出ましたけど、神戸等では港湾で津波の際に船舶が燃料、液化燃料のタンクに、そういうところにぶつかるんですけれども、それをどう回避するのかということが大問題になっています。原発の方なんかでも、取水口の水位がたぶん問題になると思うんですけど、やはり今後とも、プルサーマルも勿論なんですけど、地震の方、現に皆さんの近くで地震があったわけですから、考えられる。考えるというのがまず大事じゃないかというふうに思いました。

プルサーマルのかなり細かな物性値とかの話だったんですけど、一般的な印象でもよろしいでしょうか。実は大学のいた研究室が材料系だったので、MOXの融点が何度だとか、ウランの酸化物の融点が何度とかいうのは、試験の時に覚えさせられるんですよね。勿論その数値は今日も変わってないんですけども、10年経ってもまだ後の議論をされているというようなことも議論になったんですけども、どうしてこの10年、20年の間にもっと融点が高いとかね、もっと熱伝導度の高い燃料とかね、そういうものを推進側の人が作れてないのか。

今日、かなり議論になったのは、安全余裕がどうしたこうしたという議論で終始して、なかなか本質までいかなかったと思うんですよね。そのへんの話じゃなくて、どうして70℃なら70℃。小さいと言うならもっと高い、もっと性能のいい燃料を作ればいいわけで、そういうような議論が、そういった努力がなされていないのかなという印象を、私は今全然燃料を触っていませんからわかりませんけど、進んでないのかなという印象を持ちました。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。パネリストの山内さんでした。続いて森本さんお願いします。

【拓殖大学海外事情研究所 森本所長】

 私は今会場で出た質問の中で、最後のご質問に非常に共鳴を覚えるものなのですが、やはり日本の社会における安全神話というのがすごい勢いで崩れつつあるということではないかと思うのです。原子力の平和利用、つまり原発というものがなかなか各地域に浸透しないというか、皆さんの理解が得られない理由は、やはり過去数十年の間に日本の原発でちょっと考えられないような、皆さんが後でおっしゃるような事故が現に起きてきたということだと思うんです。一つ一つの事故は大変不幸な偶発的な事故だったんですけども、日本の社会の中で我々が考えないといけないのは、我々が守らなければならない基本的なルール、規律というものがどこかで弛緩してきて、社会そのものに非常に強い緊張感がなくなってきているということか、あるいは、その中にいる個々の我々が少しモラルが低いという状態が、現象としてこういう事故を生んできたんではないかと思うんです。

原子力の平和利用というのは、絶対に事故があってはならない分野の仕事で、そういう意味では我々は絶対安全ということは、世の中に絶対なんていうことはないわけですから、常に緊張して、努力をしながら、努力をしながら、自分達が決められたルールをきちんと一人ずつが守ると。もしそれでも問題があるというなら、その決めている規律そのものが間違いなわけで、そういう自分の身の回りの問題を常に見直して、見直して生活をしていくということをしないと、これは何も原発だけの問題ではなく、我々の日々の生活、ここから、この部屋から出て車に乗る時からそうだと思うんですけど。

今回の耐震偽装というのは、私は日本社会の中で特異な事件ではなく、我々の中にある日常の生活の問題がこういう形で表れた、ある種の日本社会の氷山の一角なんではないかと思うんです。そういう意味で、我々がよい社会を作るために、安全な社会を作るために、一人一人がこれから心掛けていかなければいけないということなので、そういう意味では今日のこのシンポジウムを通じて、我々はもう一度、自分達の身の回りをもう一度見直して、自分達でなんとなくやってきたことというのが、本当に正しく行われているのか、自分達が守っているルールというのが、本当に正しいのかということをもう一度見直すと、そこから私は安全管理というものが始まるんではないかと、私は思うわけです。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございました。パネリストの森本さんでした。続いて小山さんどうぞ。

【美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 小山代表】

 私は、関西に住んでおりますので、美浜3号機の事故にずっと関わってきておりました。美浜3号機の事故が起こしたのは、予想外に老朽化が進んでいるということが明らかになったわけです。そして全体の中で、原発全体が老朽化が進んでおります。それが60年今からまだ使おうかという発想も出ておりますが、他方では、新増設とか、新規立地というようなものは殆ど出来ておりません。これは資源エネルギー庁が作ったグラフを見ても明らかで、ガターと落ちております。だから一口で言いますと、原発というのは黄昏の時代と言いますか、そういうところに入ってきている。老朽化という問題は、本当に真剣に取り組まないと、いつ事故を起こすか分からないような、そういう時代に入ってきているということだと思います。

そういうところで、プルトニウムが今まで海外で再処理したものが、たまたまそこにあると。だからそれを使うということになるわけですが、九州電力が16体ずつMOX燃料を入れていきますが、それは3回ないし、せいぜい4回入れるだけの分しかありません。プルトニウムがありません。その後どうなるかというのは、全く見通しが立っておりません。六ヶ所で動かして、プルトニウムを分離して、そこにまたMOX燃料工場を新しく六ヶ所に作って、そこでMOX燃料が初めてできる。それがいつになるか、なかなかわからない。2012年頃とか言われていますけれど、見通しが立っておりません。

ですから、皆さんは今すぐ慌ててプルサーマルを判断するようなことは全然する必要はないと思います。ゆっくり考えて、本当にこれで大丈夫なのかどうか、ゆっくり考える時間は十分あります。今慌てて決める必要は全くないと思います。

それから使用済MOX燃料一つだけとっても、どうなるかという見通しが全く立ってないから、今引き受けたら、そのまま永久に置かれる可能性は勿論あるわけですよね。そういう見通しが全く立っていない段階で慌てて決める必要は全くないと思います。まだまだ皆さん、これは皆さんの選択される問題ですから、よくよく議論して、十分な納得された上で判断されるように希望します。以上です。

【中村コーディネータ】

 はい。ありがとうございました。パネリスト小山さんでした。続いて小出さん、どうぞ。

【京都大学原子炉実験所 小出助手】

 今日は一番始めに聞いていただきましたけれども、プルサーマルをやるということは、まずは安全性を犠牲にします。経済性を犠牲にします。これはひどいものです。九電の方がよくご存知だと思います。それから資源的には殆ど意味がないという、そういうものです。でもなんでそれをやらなければならなくなってしまったかというと、国が進めてきた原子力政策が破綻したからなんです。思ったようにはいかなかったからなんです。これからも原子力というのは、思ったようにいかないことは山ほど出てきます。今、小山さんがちょっとおっしゃったけれども、MOXという燃料を玄海で燃やした後の使用済燃料をどうするのかというと、2010年頃から再処理をするかどうか考えると言っているわけですけれども、考えたところでいい名案が出ないなんていう選択だってあるわけです。本当に望んでいる通りにはならなかったというのが、これまでの原子力の姿なわけですから、皆さんはもしMOX燃料を受け入れる、プルサーマルを受け入れるというならば、今国が説明していること、あるいは九州電力が説明していることが、その通りにはならないかもしれないということを必ず含んでおいていただきたいと思います。

【中村コーディネータ】

 ありがとうございます。パネリスト小出さんでした。続いて、大橋さんどうぞ。

【東京大学大学院 大橋教授】

 まず最初に、原子力技術というのは一般公衆の方に顕著な放射線影響を与えないということを、最大の目標にスタートした技術です。論理の倒錯が起こるんですけども、何かあっても大丈夫なように施設し、仮に何があっても、重大事故、仮想事故がそうですけど、仮に何があってもこうだと、仮にこうなってもという検討をするわけです。そうすると、それは起こるんだろうという議論になるわけです。先ほどの原子力賠償保険もそうで、もしこうなったら、こうなったらという、その最果てにそういう制度があるんですけど、それが逆に見れば、いやそれはやっぱり起こるだろうという捉え方をされるのがとても残念です。

もう一つは、プルサーマルの安全性について、私は今日簡単にご説明をしたんですけど、本当に専門家として、どうしてこういうことをこんなふうに議論する必要があるのかと思うくらい、何の問題もないと思っています。原子力にはたくさんの技術者がメーカーだとか、電力だとか、行政庁だとか、我々も参加していますけど、誰一人そんな危険なものを地方に押し付けて、危険だと分かっているのを地方に押し付けようなんていう人は誰もいないと思います。

ですから、ただ一点私が大変気になりますのは、皆さん今度はイデオロギー論争に巻き込まれたり、また原子力発電所があるから不安に思っておられるというのは、とても残念です。原子力発電所というのは、皆さんが思っている以上に安全です。そこに何か社会的インフラストラクチャーの施設があるよりもはるかに安全だと思っています。以上です。

【中村コーディネータ】

 パネリスト大橋さんでした。続いて、出光さんどうぞ。

【九州大学大学院 出光教授】

 技術的な話はたくさん言いましたので、答えられなかったものについては、後日お答え致しますということで。

私も冒頭にも言いましたが、東海村という所に住んでいまして、再処理工場もあるし、原子力発電所もあると。そこに7年半住んでおりまして、その後ですが、一時期スイスに1年間行ったことがありますが、その住んでいる場所のすぐ近くに、今日の資料の表には載せておりませんが、ベツナウという炉がありまして、そこにはもうMOXが入っていました。そこで1年間暮らしまして、周りの人の様子をみましたけど、特に変わった様子もないし、偶然ですけど、子供が通っていた学校の家庭科の先生のご主人がちょうどベツナウで働いていたとか、一緒に話をしたりして、特に普通の家庭のようになっておりまして。ただ、スイスの人を見ていてうらやましいなと思ったのは、原子力発電所に勤めている人、あるいは研究所に勤めている人、原子力をやっている人は非常に尊敬されていたんですね。住んでいて、そこの研究所に行っていると言うと、一目置かれるというか、そういうふうに特別なふうに見てもらえると、お前はちゃんとしたことをやっているというふうに見てもらえます。アジアから来て、ヨーロッパ圏にアジア人が住んでいると、意外とうがった目で見られることもあるんですが、そこの研究所に勤めているというだけで尊敬をされると、あるいは発電所に勤めているというだけで尊敬をされるということで、どれだけ地元に根付いているのかというのが実感できました。

あと、研究所、プルトニウムMOXやっているところですけど、近くに農場とかいっぱいありました。研究所から時々、周りに牛が放牧されていまして、カランカランという牛のカウベルが聞こえてくるという、そういうのどかな所で研究をやっておりましたけれども、特に風評被害というのは起きていませんでしたし、他の所と変わらないような生活がちゃんとできておりました。ということで、プルサーマルについて、急ぐ必要はないという話もありますが、できるものはやった方がいいし、全然経済的なメリットも資源的なメリットもないと言いますが、使うと、例えば1トンの燃料を処理しますと、燃料250キログラム分のウラン、プルトニウムが回収できます。25%。プルトニウムだけを見ても13%、MOX燃料130キログラム分回収できます。これはものすごい資源だと思います。ですから、資源の有効利用という観点ではこのまま進めていきたいというのが私の意見です。

【中村コーディネータ】

 今日は佐賀県の主催でプルサーマルの安全性を考えるということで、公開討論会を行ったわけですが、勿論この安全性から少し幅が広がって本質論とか、政策論とか様々なところまで、パネリストの皆さんのご意見は広がりましたけれども、会場からも熱心なご質問をいただいて、国や九州電力からもご回答をいただきましたし、パネリストの皆さんもまた会場の皆さんのご質問に対して真摯にお答えいただいて、本当にありがとうございます。
  予定の時間を30分も過ぎてしまったんですけども、皆さんに感謝致します。この長い時間、最後まで熱心に参加をしていただいた皆さんに感謝をして、本日の公開討論会を終わらせていただきます。ありがとうございました。
終  了(17:30)

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コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
04. 2011年11月24日 16:11:49: 7uUWRfKsPQ
大体、福士政広とかいう似非御用学者が出てきた段階で胡散臭いと思ったよ。
結果まで見たけど、やっぱり捏造報道だと確信した。NHKは殺人ほう助の大罪を犯した。
NHKは視聴料を強制的に払わないといけない有料放送です。しかも我々の血税までも使われています。
わざわざお金を払って殺されるんじゃ、たまったものではない。
悪徳NHKには死んで(解散して)いただかないといけませんね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c4
コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
01. 2011年11月24日 16:16:44: 9bBNNMeCJk
農家を装って風評被害はないといったのはこのやらせ質問ですね↓包丁と原発を比べるとは。

 >>玄海町から来ました○○です。今日ですね、公開討論会があるということで、参加証をいただいて、どういったことを質問しようか、自分なりに考えて来ました。

私も今回のプルサーマルの計画の発表以降、様々な講演会に参加したり、玄海町の行政放送を見たりしているんですけど、MOX燃料の採用に関して、はっきり言って現在のところまだ十分理解できていません。と言いますのは、先ほどの話の中にもあったように、現在使用されているウラン燃料ですか、それをMOX燃料に替えるということですけども、これは扱いによっては、先ほどのお話のように危険であることには変わりはないと思っているわけです。しかしながら、危ない、危ないと言われて、玄海の1号機が運転を開始して30年近く経ちますけども、私の家の方で作っている米とか野菜が放射能の影響で売れなくなったとか、そういうこともございませんし、私の友達も原発の方で働いていますけれど、それが放射能の影響で具合が悪くなったとか、そういう話も一向に聞いたことがありません。

というのは、やはり、国とか県とか、実際に運転している九電が、危ないなら危ないなりに一生懸命放射線管理とか、監視をしているからだというふうに私は思っております。

今、導入に難色を示されている方の分、私のイメージとしては、私が子供にテーブルに置いた包丁をこれ危ないから触っちゃダメだよと言っているようなイメージを受けるんですね。だから、それは親がちゃんと管理して台所になおせば何も子供がケガすることはないわけで、危ないことは判ります。

それで通常の運転時に、要は私たちの生活にどういうふうに影響が出るのか。玄海町の作物が食えなくなるのか、そういったところをちょっとご質問したいと思うのですが。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c1

コメント [マスコミ・電通批評12] 県民を怒らせた「福島テレビ」の女子アナの“逃亡” (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
04. 2011年11月24日 16:18:07: u3E6Ef3e1Q
この女子アナを責めても仕方ないだろう。

もし、自分の会社が社会的に不正義なことをしているのではと感じても、国や行政がそれを支持している限り、多くの人は、とりあえずは会社に従っているのでは。

それに気付いた時点で、社の方針に反する行動を取ったり、上司に激しく反抗して、辞表を叩きつけて去ったり出来る人はあまりないだろう。

彼女だって、福島を去って、そのまま黙って生活していることも可能だったはず。彼女なりの責任感で話しているのだと思う。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/458.html#c4

コメント [原発・フッ素18] カタログハウスのテレビCM放送拒否の真相は?(アーバンプレッパー)、「原発国民投票」CMをマスゴミは拒否 スカイキャット
55. 2011年11月24日 16:29:46: txfDxGOXwI
通販生活の購読層は元々B層じゃない。精神的に質の高い生活を好むインテリ女性がターゲットだし、実際そういう人が読んでる。広告が流れなくてもあまり関係ないんじゃないか?購読層は元々友達ネットワークが豊富で活動的なるが故に口コミで拡大して来た訳だし。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/597.html#c55
コメント [原発・フッ素18] 4号機の原子炉は沸騰していた (原子力緊急事態宣言)  赤かぶ
05. 2011年11月24日 16:31:09: CGaB34XTl
【転載はじめ】
玄海4号機:九電が再開方針固める 保安院から評価受け

九電は31日、経済産業省原子力安全・保安院から「報告書の内容はおおむね妥当」との評価を受けたことを明らかにした。これを受け、事業者(電力会社)としての判断で4号機の運転を再開する方針を固めた。

再稼働に地元自治体の了解は不要だが、安全性をめぐる議論が続く中、地元の理解を得ることなく再稼働すれば反発が予想され、古川康佐賀県知事の判断が注目される。

九電は「原発再開は事業者判断」という内容を佐賀県と玄海町に連絡した。その上で「4号機は準備ができ次第、通常運転に復帰し、12月に定期検査に入る予定」と発表した。夜には再稼働に向けた準備作業に着手。数日で準備が整うという。

4号機は12月中旬に定期検査入りする予定で、当初は運転停止のまま検査入りするとみられていた。だが、冬場に向けて電力需給は逼迫(ひっぱく)するため、九電は約1カ月の短期間でも需給面で貢献できるとみている。九電管内では12月上旬に玄海1号機も定期検査に入るため、4号機の検査入りで全6基が停止する。

 原子力安全・保安院は「今回は手順書の誤りで、設備の故障ではない。定検のような大がかりな検査は必要でなく、安全評価(ストレステスト)の1次評価は必要ないと判断した」と再稼働を容認した。

 玄海4号機は10月4日、2次系冷却水を海水で冷やす復水器の異常により原子炉が自動停止していた。【中山裕司】
毎日新聞 2011年11月1日 1時28分(最終更新 11月1日 8時06分)
【転載おわり】


保安院から評価受け???

保安院が評価したら安全だとでも言うのか!
だったら福島で保安院は何してたんだ!
福島第一は事故起こしたろうが!
爆発したろうが!
建屋もみんなメチャメチャだろうが!
メルトダウンしているんじゃないのか!
放射能が馬鹿漏れしているだろうが!
どうやって止めるんだよ放射能!

”再稼働に地元自治体の了解は不要”だって????

それで一番被害を受けるのは地元自治体と国民だろうが!
事故になったら保安院はどんな責任を取ってくれるのか!
死刑になれとまでは言わないが、せめてお前らの全財産で償ったらどうだ!
そんなもんで償いきれるものではないが、お前らがこんな評価して事故になっても何の責任も取らず悠々自適の生活をする事が許せない!
福島第一原発の事故でも何の責任も取ってないだろうが!
責任も取らない保安院が何で原発再稼動に向け「報告書の内容はおおむね妥当」との評価を出せるんだ?!
保安員が評価したから玄海原発は再稼動だって??
たった1ヶ月間だけの再稼動。
電気の需要が逼迫するからだって?!
嘘コケ!
お前らの儲けの金が逼迫したんだろうが!
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/637.html#c5

コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
05. 2011年11月24日 16:31:36: xp04eqNbvU
責任をとってこの番組はすぐに廃止とすべきである。
はしゃぎまわる頭の悪い女アナ、売れなくなったジャニーズのタレント、
ジャーナリスト気取りの肺がん病みの記者のトリオじゃ見る気がしない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c5
コメント [経世済民74] 植草一秀氏のお話しを聴いて「財務省解体」が最重要課題の一つとなった!(杉並からの情報発信です) 会員番号4153番
04. 2011年11月24日 16:42:14: DFm4Tpbax6
選挙もないし、
テロリストとなって野田や経産省幹部を刺し、
直接民主主義を実現するしか
抵抗の道はないのか


http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/267.html#c4

コメント [経世済民74] オリンパスの最近の報道を見て思うこと  (闇株新聞) 新世紀人
01. 2011年11月24日 16:46:08: jLYH3uUUCc
オリンパスだの大王製紙などのニュースは、切迫している政界経済破綻やオキュパイ・ウオールのデモが拡散している話から目をそらす、一種の目くらましの記事だろう。 日本のマスコミの程度の悪さの見本じゃないかな。 N.T
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/278.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 原発事故の後に甲状腺機能低下1175人のうち939人(80%) 群馬の院長調査 (SAVE CHILD)  赤かぶ
03. 2011年11月24日 16:46:36: rWmc8odQao
マイコプラズマ肺炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/18myco.html

無菌性髄膜炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/17aseptic.html

急性出血性結膜炎
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/14AHC.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/639.html#c3

コメント [マスコミ・電通批評12] NHK『あさイチ』でクレームFAX読み上げ (トピックニュース)  赤かぶ
17. 2011年11月24日 16:47:19: DFm4Tpbax6
あざといねぇ

それよりもNHK役員は国民投票で選ぶべし

公共性の根拠がないじゃないか


http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/442.html#c17

コメント [カルト8] 被験者の脳内情報を遠隔から詐取する技術は完成されている チベットよわー
03. 2011年11月24日 16:47:34: 7epxt4gXRA
>思考透視は実際にある技術である。カルトの類でさえない。

正しくはカルト創価学会等が何らかの理由によって利用している技術、ということですね。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/689.html#c3

コメント [経世済民74] アンカー役のドイツが崩壊寸前に(5日連続安)・・ドイツ銀は欧州と米国の金融危機をつなぐ導管 尚林寺
08. 2011年11月24日 16:52:12: VWzsLN79TM
豪州の刑事裁判では、日本人を含めて白人以外の被告はほぼ100%有罪らしいね。

白人、特に英国系の連中は、本来そういうものだ。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/265.html#c8

コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
149. 2011年11月24日 17:01:58: wFrhazihTk
あっ!私の手元にある本の「まえがき」に、塩野七海さんと全く同じ主旨が載っています。 参考になると思いますので紹介しますね。

(全文引用開始)

まえがき

2011年3月12日に、福島で原発爆発・放射能漏れが起きた。それからもう半年以上が経った。いまごろ放射能についての本を出しても売れな い。どうやってみても売れない。そのこともわかっている。

本屋にはすでに放射能関係の本がたくさん並んで、そして消えていった。それでもようやくにしてこの本は出来上がった。それは、放射能漏れ の大事件に私たちが身をもって直接関わったからである。私たちSNSIは、遠くからの傍観者の集団ではない。福島の原発のそばにまで行きま した。現地に行きもせず、遠く遠くのほうから知ったかぶりをして「放射能はコワイコワイ」「危険だ」「子供たちが危ない」と騒いだ人々がた くさんいる。今もほんの一部だが騒いでいる。「福島になど行く必要はないのだ」と言い放った原発・放射能の専門家たちがいたのには驚いた。 私は許し難いことだと思っている。放射能、原子力発電についての専門家であれば、何があろうと絶対現場に駆けつけなければダメである。現地 に居続けなければいけないのだ。それが専門家〔エキスパート〕というものなのだからだ。このこともわからず、遠くのほうから知ったかぶりで 放射能の恐怖や危険を盛んに書いて煽り立てた人々がいる。それらすべてと、この本は闘う。

本文中の各所で低線量の放射能の恐怖をさんざん煽った者たちの名前を明記する。ここで断言しておくが、それらの代表は武田邦彦、小出裕 章、広瀬隆、児玉龍彦の悪質な四人組である。この四人が“放射能恐怖煽動の四人組”である。いずれ大きな責任を取ってもらおうと思う。本書で は名前を挙げて筆誅〔ひっちゅう〕とする。彼らは放射線の人体・健康への被害の本当の専門家ではまったくない。放射線(あるいは放射性物 質)について、学者として何十年もの長い経験と思考を重ねてきたのは、放射線医学者たちである。長崎大学医学部教授の山下俊一、広島大学医 学部教授の神谷研二、東京大学医学部準教授の中川恵一たちである。そして彼らの先生が、長瀧重信氏(放射線影響研究所元理事長)と佐々木康 人(日本アイソトープ協会常務理事)である。彼らの今回の大事故の直後からの誠実な活動と責任ある発言を、私たち日本国民は褒め称えなけれ ばならない。彼ら医学者たちの主張に深く耳を傾け、彼らの指図と指導に日本国民は冷静沈着に従って行動するべきである。そしてこの国の大災 害からの復興を、指導者層と国民が団結して推し進めなければならない。これが、この本の結論である。

彼ら賢明なる放射線医学者たちの主張についても、この本の中で概略取り上げる。彼らは御用学者ではない。東電からたくさんの金〔かね〕を もらってきた小宮山宏(東大元総長、原子力委員長、東大工学部名誉教授、現在も東電の監査役)を頭目とする原発工学者の極悪人たちとは根底 から異なる。

私たちは、放射線の人体への被害についての専門家ではない。なんの専門家でもない人間たちが専門家のフリをして偉そうにあれこれ語ると、 それ自体が虚偽を生む。虚偽を撒き散らかすために一冊の本を編んではならない。しかし、「放射能コワイコワイ」派の連中がすでにあまりにも 多くの虚偽を雑誌記事などで大量に撒き散らした。しかも、それを恐るべきことに、彼らは科学(サイエンス)の正しい知識のフリをして撒き散 らした。このことの異様さへの激しい怒りを私は強く感じる。「放射能は目に見えないから怖い。あとあとにならないとわからないから怖い」と いう。「目に見えないから怖い」という奇妙な合い言葉は、どう考えてもこれは宗教体験である。あるいは、ある特定の信仰にドップリと入信し ていく人間たちの姿そのものである。すなわち、「科学のフリをした宗教」である。

厳密なサイエンス(science、本当は近代学問と訳すべき)のフリをして、それなりの根拠に基づいて主張しているフリをした者たちが輩出し た。無名の一般大衆がインターネット上にワーワー書き散らすのは、どうせもともと愚か者であるから顧慮に値しない。しかし、自らの名前を もって「専門家」と称してあれこれ週刊誌等に書いた者たちは、後々徹底的に事実検証〔テスティフィケーション〕されなければならない。だか らその作業の一部をこの本でやった。放射線の人体と人生への影響と危険〔リスク〕について研究する放射線医学の専門家でもない者たちが恥知 らずにも、いまも日本国民に放射能の恐怖を煽動している。

私たちSNSI学問道場は、この世の一切のタブーに挑戦する。この世の一切のタブーに挑戦するという私たち学問道場の本来の(すなわち創 設時からの)性格からして、福島放射能問題を生半可な議論で終わらせる気はない。徹底的に名指しで叩き続ける。放射能コワイの時代の風潮に 乗らず、逆に激しく抵抗するこんな本がいまどきそんなに売れないことは私たちもわかっている。売れない本を出すことを、出版社は嫌がる。そ れでも、この出版社と担当編集者はこの本を出さざるを得ないのである。それは、すでに出すと決めていたからだ。

「賞味期限切れ」という言葉が近年わりと流行っている。原発・放射能の問題は出版ビジネスとしてはどうやらもう飽きられて賞味期限間近で ある。だが、それでもなおこの現状にしつこく食らいついていって、大きな真実を暴きたてて、本当の真実が細々とでも世の中に伝わり広がらな ければならない。この私たちの決意を支持してくれる少数の本当に優れた読書人たちが全国に散らばって居てくださる。とっさの思いつきに過ぎ ない「脱原発」や「反原発」などという愚かな言葉を振り撒き、まるでそれが一挙に国民の大多数の意見であるかのように喧伝〔けんでん〕す る。原発電力にドップリつかって、さんざん使ってきた自分自身を省みることさえしない。「危ないから危ない。怖いものだから怖い」という単 純極まりない煽動言論に、またたく間に多くの国民がからめ取られていった。

私はこの事態をこの半年、凝視し見据えながら不愉快でならなかった。そして、現にほんの微量の、なんの人体被害もない(ないどころか、健 康にいいとする学説もある)放射能を過剰に恐怖する者たちとの戦いはこれからも続く。私たちはあくまで、ドギツイまでに本当の真実を暴き立 ててゆく。そうすることによってしか、真の読者たち(本当に優れた人々)を獲得し結集してゆくことはできないのだ、と腹の底からわかってい る。そのように堅く決意している。だから、この本には通常の書物では書いてはならないことをたくさん書いた。このように「まえがき」で申し 上げておく。

この本では、私の学問道場の研究員たちが15人、論文を寄せた。一人一人の味わいが出ている。今も福島第一原発から21キロのところに開設 している私たちの福島復興活動本部(田村市都路)からの現地報告の活動日誌も載せた。それぞれに面白い趣向を凝らした文章である。我々の学 問道場は一切のタブー(禁忌)のこの国への蔓延を恐れない。それに立ち向かう。ひたすら「大きな枠組みのなかの諸真実を暴き立てること」に 向かってさらに突き進む。この一筋の道以外に、私たちの学問道場が生き延びる活路はないと心得る。

2011年10月2日

○○○○

(貼りつけ終わり)

(全文引用終了)

やっぱり賢人って、同じような感想をもつものなのですね。

私も彼らに共感します。賢人の仲間入りできるかな?

少なくとも放射能コワイコワイしか言わない君たちよりは、賢いかな(笑)

そうそう、本のタイトルは『放射能のタブー』でした。 皆さんもこれを読めば、洗脳が解けるのにな〜。 脱原発が命の異人のいうことなんて、鵜呑みするからバカなんですよ。 日本人の魂、和の精神を取り戻しましょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c149

記事 [カルト8] 記憶の片隅−地下鉄サリン事件の黒幕・kenshin(米国は、オウム事件、911、311の真相を人類に告白すべきです)
http://kenshin.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/10/post_8e3c.html
2010/10/23
記憶の片隅−地下鉄サリン事件の黒幕
戦後最大規模の凶悪テロの真相!

麻原教祖の黒幕を追跡!

世の中の大事件には必ず陰謀が蠢いている。

事件は巨大な組織によって入念なプランが練られて実行される。

自然災害や交通事故及び個人犯罪の類は、陰謀であるケースは少ない。

ここで言う陰謀とは、オカルト的な意味合いでは無い。

権力とカネに染まっている裏社会の暗躍を対象とする。

地下鉄サリン事件 (平成7年)

この事件は1995年3月20日に発生。

今からもう15年前の出来事である。

よって30代以上の方々は、ご記憶に残っていると思われる。

事件の本質は、社会を混乱に陥れて国家転覆を計り麻原王国を誕生せしめるものであった。

麻原 彰晃 (wiki)

麻原教祖を崇拝するオーム真理教という洗脳されたカルト集団が、無差別大量殺人を行ったのである。

負傷者は6300名、死亡者13名。

現在もサリンの後遺症に悩まされる方々がおられる。

平成元年の坂本弁護士一家殺害事件

平成6年の松本サリン事件

そして地下鉄サリン事件の発生10日後には・・・

警察庁長官狙撃事件

上記のオウム真理教が関係した犯罪において、

死刑確定(最高裁)    2名

死刑判決(高裁)      1名

死刑判決(地裁)     10名

無期懲役確定(最高裁) 1名

無期懲役判決(高裁)   2名

無期懲役判決(地裁)   2名

懲役17年確定       1名

上記の他に現在も3名が指名手配となっている。

平田  信  (45)

高橋 克也 (52)

菊池 直子 (38)

参考: 「3大事件」の主な被告の裁判状況

凶悪事件の公訴時効廃止によって、警視庁は犯人逮捕に向けて捜査体制を再構築している。

尚、犯人逮捕に結びつく重要な情報提供者に対しては懸賞金が設定されている。

詳しくは下記をご覧頂きたい。

オウム真理教関係特別手配被疑者 (警視庁)

フリーダイヤル 0120−006−024

11月から公的懸賞金を原則300万円に増額 オウム3容疑者も対象

(産経新聞 2010.9.30)

最大で1名500万円、3名まとめて1500万円也。

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この事件で長野県上九一色村は全国規模で名が知られる事となった。

サティアンと呼ばれる施設をいくつも建築し、麻原教祖を頂点とした内閣まで組閣されていたのである。

サティアン (wiki)

インターネットの著しい普及でこの事件に対する情報は溢れ返っている。

オーム真理教関連のみの専用グログを立ち上げても何年もネタには困らないであろう。

それほど、この事件は深い闇の中に包まれている。

無数にある都市伝説の中でも、最も黒幕に迫った都市伝説をまとめてご紹介する。

あくまでも状況証拠による推測の部分もある事を冒頭に申し上げておく。

世界中を震撼させた地下鉄サリン事件とオーム真理教の真相。

麻原彰晃は傀儡に過ぎない。

オーム真理教のバックには創価学会。

オウム真理教の広報部長だった上祐史浩は創価の関与を暴露している。

出典記事の冒頭のみ抜粋する。

1995年4月4日、オウム真理教の広報部長だった上祐史浩が外国特派員協会の会見で、オウム教の諜報省がオウム防衛組織の背景を調べた結果、少なくとも27人は元創価学会員であったと公表した。

(写真右:上祐史浩)

創価学会の警備組織の牙城会の関係資料がウイルスで流出

もうひとつ面白い記事がある。

ご存じ無い方が多いと思われますが、五井野 正 という日本人がいる。

この五位野博士は世界の主な人名事典に必ずその名が記載されている日本が誇る偉大な人物である。

博士の足跡を是非、ご覧頂きたい。

五井野正

空き缶及びポイ捨てタバコの回収に尽力し、葛飾北斎の浮世絵を通じて世界に江戸文化の素晴らしさを伝えている。

チェルノブイリ原発事故後の調査・研究にも力を注いでいる。

(写真右:五井野博士)

一方、傘下の外務省大鳳会に手配をさせて外国要人との会談をこなしてステータスを上げて、200以上の名誉市民や名誉博士の称号を手中に収めている池田大作。

自らの受賞した賞を毎回誇らしげに信者に報告して、聖教新聞の1面トップにデカデカと掲載して自らの偉大さをアピールする人物。

勲章を買い集めてる!池田大作の巻

愛と平和を訴え教育に力を入れているが、実態は熱心な信者を利用している。

創価学会の末端の信者は偽の御本尊と仏壇を高額で買わされている。

聖教新聞は信者に無給配達させて財務と言う名の集金は銀行振り込み。

政教分離と言いながら、しっかりと創価の施設は選挙管理事務所に変身可能です。

選挙スタッフも無給の信者。

教育施設では金を取って洗脳工作が行われている。

最後は朝鮮式の墓を高額で買わされる。

最後まで信者は搾り取られている。

創価学会の信者は池田大作は偉大な人物だと心酔している。

しかしながら、池田大作がどんなに欲してもノーベル平和賞は手に入らない。

マネーで手に入らない権威もあるのだ。

基本的に朝鮮人・中国人にはノーベル賞を受賞できない。

ロスチャイルド家の御主人である英国王室は日本人以外のアジア人を人間とは思っていない。(今回の中国民主化活動に功績のあった劉暁波に対する授与は政治的意図)

日本人である五位野博士に激しく嫉妬する池田大作。

池田大作が憎悪する五井野博士の誕生日が6月27日。

五井野博士の現在の実家は長野で、松本サリン事件発生日は6月27日。

なにかの偶然でしょうか?

海外では五井野博士の活動がSGIによって妨害されている。

事件になって信者が逮捕されているケースもある。

94年6月27日に・・なぜ信州に?池田大作が仕組んだ事件?

驚くなかれ、創価学会は軍事兵器を南アフリカから調達している。

南アは既にSGIの巣窟である。

こんな事がまかり通るのはアメリカの存在のおかげだ。

北朝鮮−創価学会の関係。

創価学会は北朝鮮宗教である

元締めは統一教会でありロシアとも関係が深い。

オウムの信者は現在もロシアに大勢いる。

オウム事件の再考察

統一教会のバックにはユダヤのSWC。

もちろんCIAとペンタゴンの関与も深い。

朝鮮総連や民潭もグルである。

最終的にはネオコン軍産複合体の悪巧みと金儲けに過ぎない。

結局、ディビッド・ロックフェラーに辿りついてしまう。

オウムは、ニューヨークの爺さんに踊らされてたんじゃないですかね?

つまり、黒幕がこの世から消えない限り事件は解決しない。

CIAの手先である電通のパシリであるマスコミは都市伝説すら絶対に報道出来ない。

ギャグすらもご法度である。

さて、なにかと凄い情報の多いオルタナティブ通信。

創価から統一教会、北朝鮮に至るまで後半部分は実にリアルにまとめられております。

http://alternativereport1.seesaa.net/archives/200707-1.html

地下鉄サリン事件当時の国会議員である栗本慎一郎の見解をご紹介します。

統一教会とオーム真理教と北朝鮮の関係

以前はチャンネル桜で動画がアップされていたが現在は消滅しているが・・・

金日正の秘密??初めて知る方はきっと驚かれるでしょう。

http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/437.html

現在、キーマンであった創価の大先生は今年の5月から信者の前に姿を見せていない。

大先生と自民党清和会のお付き合いは長い。

そもそも北朝鮮へのコネクションは統一教会無しには考えられないのである。

過去にこんな事例もある。

wikiより抜粋

1985年、大石寺の正本堂完成記念の祝典に岸信介の代理で安倍晋太郎が出席して以来、何度も面会したという。

「きれいな心で学会のこと、世界のことなど私と話し合うことを楽しみにして下さったようである」と教祖様は述べている

池田大作に膝を屈した安倍と小泉

大石寺の正本堂は日蓮正宗から破門された後、池田大作が速やかに解体している。

その後の池田大作と日蓮正宗の争いは激化した。

警察の取り調べで発覚したそうであるが、サリンを使って日蓮正宗の中枢をせん滅する計画もあったというから驚きである。

麻原彰晃の黒幕の正体は創価学会であり統一教会であり、辿って行くとディビッド・ロックフェラーに行き着く。

即ちロスチャイルド家を介しアメリカの代理人支配を移任されていた、ディビッド・ロックフェラーは統一教会の文鮮明を手先にして勝共連合を動かしている。

日本の政治はディビッド・ロックフェラーの掌で右往左往しているだけである。

彼の駒である在日朝鮮人が日本の政治を動かしている。

未だに大多数の日本人はこの実態に気がつかないのである。

所詮、在日朝鮮人も使い捨てにされる運命である。

アメリカのパシリか中国の奴隷になるしか選択肢は無い。

日本人の状況とて同じである。


ディビッド・ロックフェラーに運転をさせた世界でただ1人の男がいるという。

それは日本人である。

祖父は文部省から国会議員へ。

父は和光証券会長。

そして叔父は三菱の相談役。

あのロックフェラーセンタービルの買収に関わった大物人物である。

(写真右:ロックフェラーセンタービル)

http://mjk.ac/qP4eTQ

猛毒を有するかなりの大物だ/太田龍

フリーメーソンのエージェントか?

日本人にかけられたヒルガードの洗脳

数学、コンピューターの超天才が信じるのは仏陀

こんな記事もあった。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~conspire/tomabeti_chakumelo.html

そして、彼が理事を務めるダビデマークのこの様な財団法人も。

http://www.saimin.co.jp/jha/

100%蓮舫はこの様な財団法人を事業仕訳する事は出来ない。

そして誰一人としてこの団体と文部科学省、厚生労働省の関係を質問することは出来ない。

ビルダーバーグ会議のメンバーの更なる上位機関に属するとされる機関がある。

http://syouhou.iza.ne.jp/blog/entry/552505/

関連図書

彼はここのメンバーと噂されている。

以上が、都市伝説の全貌である。

あまり追求するとデンジャーなので・・・

オーム真理教の近況を伝える記事があったのでご紹介する。

はびこる「麻原彰晃」 逮捕から15年 オウム儀式やめぬ教団 

(産経 2010.5.17)

最後になってしまったが、オーム真理教は姿形を変えながら破防法の適用を逃れて闇の勢力に温存されている事を再認識して頂きたい。

ご拝読頂きましてありがとうございました。

(敬称略)

反社会行為を繰り返す朝鮮カルト宗教に破防法を適用せよ!

あなたのクリックがネット世論を形成していくきっかけになります。

日本を愛する方々からの、ご支援のクリック宜しくお願い致します。

.

【気になったニュース】

《国内発信》

◆こんな官房長官に税金を使う必要は無い!無駄使いである。

仙谷氏、国会での謝罪に「ノーコメント」6連発

◆この方は日本民族でしょうか?

岡崎公安委員長「反日デモは国益にかなう」 民主は質問取り下げ求める

(産経 2010.10.22)

◆朝鮮人に国政は無理なんです。

あまりに軽くへりくだり過ぎな菅内閣「対中外交」失言集 

(NEWS ポストセブン 2010.10.22)

◆小田原評定は企業を滅ぼす。

JAL再生とはダメ幹部再生だった(稲盛和夫会長) 

(YUCASEE MEDIA 2010.10.20)

◆国内もエキサイトしてきましたが最低限のモラルは守るべきと思います。

国内反中国デモはひどい! 排外主義と差別的言辞をまきちらし、中国観光客に罵声

(日刊ベリタ 2010.10.20)

《海外発信》

◆言論弾圧に続いて国内監禁!

中国人キリスト教信者、出国を禁止される (大紀元 2010.10.23)

◆中国国民の怒りの矛先は中国政府へ!

日中「尖閣密約」あったか 中国側「中傷と悪だくみ」 炎上の反日感情に亀裂

(大紀元 2010.10.22)

◆完全に飽和状態!大渋滞で車は動かない・・・

北京市当局、渋滞解消に向け走行自動車数を制限へ 

(ウォール・ストリート・ジャーナル 2010.10.22)

◆アメリカも中国もやってる事は同じである。

中国はアメリカと同じ位「ならず者」 (News week 2010.10.22)

◆ロシアでもプーチン独裁体制が強化!

Newsweekロシア版「廃刊」の真相 (News week 2010.10.21)

◆好きな方も嫌いな方も必見です!

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた素晴らしい銀河系の様子を早回しで 

(カラパイア 2010.10.20)

【雑学コーナー】

どうして日本はロックフェラー家に支配されているのでしょうか?

ロックフェラー家の歴史を振り返ってみましょう。

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【政局情報】

菅内閣は末期的症状である。

仙谷官房長官の国会答弁及び記者会見は見るに耐えない。

これほど国民を愚弄する官房長官が過去にいたであろうか?

遅かれ早かれ仙谷官房長官は、自爆して辞任するであろう。

さて、小沢一郎は検察審査会に対して事実上の宣戦布告である。

私個人とすれば小沢一郎の政治生命には興味が無いが、明らかに検察審査会のいい加減さを垣間見る事が出来る。

もはや小沢一郎は別件起訴されている。

虚偽記載では立件不可能なのである事がはっきりしたのである。

土地購入の届け出が2週間遅れただけで起訴されるのなら、国会議員は殆ど全員起訴されるであろう。

とにかく小沢一郎の政治生命を終了させようと画策する黒幕の強い意志が感じとれる。

ここまでディビット・ロックフェラーに睨まれてしまっては身動きは取れない。

ジェイ・ロックフェラーかロスチャイルド家の援軍をじっと待つしか無い。

検察審査会との裁判に持ち込めば小沢一郎の勝利は確定である。

焦点は最高裁が上告を受理するか否かである。

最高裁がどちらの陣営に属しているか判明するであろう。

どのみち今まで検察と裁判所はグルであった。

国際的にも起訴有罪確立が99%の国は日本しか無い。

これでは裁判をする前から有罪が決定しているのと同じである。

今回の茶番劇でこの国の司法が既に機能していない事に気がつくであろう。


中国では現在、チベット自治区で3日連続デモが起きている。

チベット語の廃止と中国語の強制がチベット民族の誇りを刺激したのである。

日本人もいつまでも平和ボケしていると中国語しか話せなくなってしまうかも知れない。

このまま朝鮮人に国政を任せていては日本国消滅である。

アメリカや中国と交渉するにも、先ずは日本人が政治を取り戻す必要がある。

日本人になりすましている朝鮮人国会議員は速やかに辞表を提出して頂きたい。

出自を偽っての立候補は当選無効である。

どう考えても朝鮮人に国政は無理である。

日本人は朝鮮人を排除しない限りまともな未来は訪れないであろう。

目覚めよ!大和民族!


日本の既存政党は朝鮮人と中国共産党に汚染されている。

売国民主政権は最悪の朝鮮政権だが、以前の自公連立政権とて朝鮮人による悪政三昧だった。

本当の愛国政治家は電通マスコミなんかには登場出来ません。

評論家を含め全て猿芝居です。


http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/690.html

記事 [昼休み51] モハメドアタの旅客機ハイジャックも衝突も嘘だったそうで、米マスコミとシルバースタインは真相を語るべきです。
WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!補足 by 飄(つむじ風)〜まだ覚醒前の方はお早めに御覧下さい!?
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/367.html
投稿者 888(スリーエイト) 日時 2011 年 11 月 23 日 22:43:36: jwMgwr3A1J/pE

飄(つむじ風) 様ブログ

2011-11-23 記事
WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!! 補足
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/11/wtc_0c66.html

(以下に全文転載〜動画は上記URLにて直接御確認下さい。)

かつて『WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!』という記事を
拙ブログに掲載した・・・・
少し、補足しておく!
まあ、マスメディアの情報は
全て、眉に唾を付けて観るべき事が多い!!

 都合の悪い動画は、必ずと言って良いほど消される。下手をするとYouTubeアカウント迄、消される。又、アカウントは作れば良いだけに話だが、面倒だ。

 そう言う訳で、前『WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!』記事を補足しておきたい。再掲動画も加えておいた。

 飛行機の激突は捏造である。

 全て、Computer Graphics(コンピューター・グラフィックス)の処理による捏造であることが、判明した。断定しても良かろうと思う。捏造であるから、その齟齬は必ず、顕れる。

 実にいい加減な話だ。それを今だに信じている人々は多い。嘆かわしいが、マスメディア神話が先行しているから無理もない。マスメディアは洗脳機関であることは、ことある事に指摘してきたが、一事は万事で、これからは眉に唾付けて視聴するようになる人が増すだろう。

 それが9.11真相究明の目的である。9.11に限ったことでではない。あらゆる面にその魂胆は見受けられる。日本のマスメディアも例に漏れない。CG捏造まではしないだろうが、報道にはあらゆる恣意的な洗脳意図が汲み取れる。


 この事を肝に銘じて、読み解く必要がある。現在、その最たるものは、『小沢一郎関係』『TPP』『福島原発』等々である。留意されたい。


 CG捏造と、音声までも・・・???!


前『 WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!』記事の再掲動画である。

(以上、転載終了)  


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/479.html

コメント [不安と不健康15] カロリー0の甘味料で子供が知的障害に もっと早く知りたかった 代理投稿1
04. 2011年11月24日 17:07:53: NtaJpRXcDQ
40歳の二児の母です。私も長男の妊娠中にアスパルテーム入りのガムを毎日のように噛んでつわりをらくにしていました。
小3の長男は発達障害でADHDと高機能自閉症です。
今は必ず表示成分をみて買うようにしています。
飲料水なども必ず見ます。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/307.html#c4
コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
02. 2011年11月24日 17:10:46: kt8kMAlWgi
この犯罪者らの名前をゼッタイ忘れてはならない。処罰されるまで、追いつめるしかない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c2
コメント [原発・フッ素18] NHK、食事のセシウム量測定ミス…番組で謝罪 (読売新聞)  赤かぶ
03. 2011年11月24日 17:10:50: sgrPE4M4Lg
NHKが関係して測定した放射性物質の測定が全て疑われます。測定器、分析機の機器の更正を行ってしないということを自白したわけですね。分析、測定のイロハを守っていない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/641.html#c3
記事 [経世済民74] ドイツ金売却/HSBCの地下金庫に・・ETF残高増加中
http://ameblo.jp/kokkahasan/

NY金価格1700ドル台を割り込みましたが、ダウ・ジューンズがIMFのデーターを基に報じたところによりますと、ドイツが10月に15万オンスの金を売却したようです。

ドイツ国債入札の札割れが起こしましたが、欧州危機を受けて、ドイツの信用も揺らいできています。

ドイツの金売却はそうした背景を反映しており、健全な財務にも陰りが生じているようです。

バードモント・キャピタルのスコット・ガードナーCIOは、金市場について「ドルの堅調と流動性をめぐる連鎖的な展開が懸念され、金を圧迫している。また中央銀行による金売りの観測も市場の重しになっている」と述べています。

リーマンショック後に生じたような銀行間の信用不安によりドル不足が深刻化しており、ドル資金調達コスト上昇が金融機関の財務を圧迫し、破たんに追いやる可能性も指摘されています。

いよいよ、金融市場の総クラッシュが起きる危険性が高まってきたと言えます・・・。


*****************************************************
■今やロンドンのHSBCの地下金庫に・・ETF残高増加中

http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/a22e90ec037b890a494ca32db9d57358

(略)・・21日に1トン強減ったETFが22日は6トン程増加。「GLD(SPDRゴールド・シェア)」だけで今月ここまでで約54トンの増加。

ユーロ圏のソブリン債から金ETFへの資金移動が継続的に起きていると見られる。ジワジワだが無視できない量になってきた。

たとえば日本国内で買い取られていった金製品などが、スイスで精錬されて地金になり、ロンドンに送られてETFに仕立て直され買われて行っているというイメージだ。

日本国内で街をゆく女性が身に着けていたものがこの夏に換金され、今やロンドンのHSBCの地下金庫に・・。(亀井幸一郎/一部抜粋)


http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/283.html

コメント [音楽5] Emerson, Lake & Palmer - Tarkus Medley (Part 1) 地には平和を
15. 2011年11月24日 17:13:24: kwZ5yFNCsw
はあ〜〜・・・ディープなお話ですね。
シュールで哲学的なロックバンドなんですか?
私にはちんぷんかんぷんで、理解できた曲はビッグタイムだけでした。
でも、そのシンセサイザーの音はいいと思いました。
ピンクが架空のロックスターの名前っていうのを、さっき初めて知りました。
「我々はレンガの一つにすぎない」とかいうの、興味あるので探して聴いてみます。
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/288.html#c15
コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
06. 2011年11月24日 17:16:17: WB0OtLNUvc
天誅暮れ!!!!!!!
言いたい事たくさんありすぎて、なんーも言えねえ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c6
コメント [音楽2] 消えた名曲 「竹田の子守唄」(2/2) ピノキ
02. 2011年11月24日 17:17:16: kwZ5yFNCsw
知りませなんだ。これは考えさせられる子守唄なんですね。
http://www.asyura2.com/10/music2/msg/157.html#c2
コメント [原発・フッ素18] 放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ (毎日新聞)  赤かぶ
11. 2011年11月24日 17:19:35: WB0OtLNUvc
ほんとに目先だけだな。
時間が経ってから、また出ました。ってことは素人でも考えてつくわ。ボケ!!

何なんだろ、この馬鹿集団いい加減にしろ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/638.html#c11

コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
07. 2011年11月24日 17:20:42: 14crGWgRJM
こんな嘘吐きnhkへ視聴料は払いません。
居(N)ぬ間に
人(H)を騙す
菅(K)と同じで嘘吐き名人。

罰金かけろ!
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c7

記事 [自然災害17] 北極海の氷が「前例のない」割合で縮小、気候変動が原因か(英科学誌ネイチャー)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=ayrCe4_jihR8

11月24日(ブルームバーグ):北極海の氷が過去1000年以上の間で「前例のない」割合で消えつつあるという研究が発表された。研究は、その原因が人間が影響を与えている気候変動にあることを示唆している。

英科学誌ネイチャーに24日発表された研究によると、過去数十年の傾向は、近い将来に北極で夏季に氷が消滅する可能性を示唆している。海氷の面積の縮小は過去1450年間で期間の長さや規模の大きさにおいて他に例がなく、温室ガスが温暖化の原因になっている可能性があるという。

米国立雪氷データセンターによると、北極海の氷は毎年夏に溶けて寒くなると拡大するが、今年は面積が433万平方キロメートルと、1979年以来2番目に小さい規模に縮小した。これまでの海氷の減少も同様のペースで起きていたが、溶解の規模はこれまでに匹敵するものがないと、研究者は指摘している。

この研究に携わったチリの乾燥地域研究センターの地理学者、クリストフ・キナード氏は電話インタビューで、「衛星から見えるこの継続的な減少は、確かに異常と思える」と指摘。「この傾向が今後も続くことを示している」と述べた。


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/619.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理 元伊勢80社
05. 2011年11月24日 17:24:57: 5rBfBHcEqQ
> 「わがまま・強欲な者」は排除されると覚悟すべきだろう。
> 昔のはなしです。


10年前のコメントを読んで
神族と日本人の関係が飲み込めました。

本来の日本の土着民族は ムー・ニライカナイの脱出組。
神と人間が平等な社会で ニライカナイは女族だったので
日巫女達の霊能師が 登美の国の様に民を率いていた国家。
倭国の卑弥呼が有名だったに過ぎない。
それを、国津神と言う。

大陸系の民族は 男族で好戦的で上下関係を作ってしまった。
これを、天津神と言う。

天皇家は、大陸系なので 封建社会を作ってしまった。
国津系の伝承を 隠蔽してしまったのでややこしくなった。
宮崎神武が 兄王の神武を殺して座を奪ったのが事実。


最初に、日本へ来た大陸系は ニギハヤヒ(ニニギ)尊の様に
物分りが良かった。
後から 来た者ほど、好戦的で支配欲が強かった。

最終的には 歴史を優先するなら 国津系の伝承を復活し
平等な社会を造る必要がありますね。

秦一族が 裏天皇を 今の皇室と入れ替えても問題が残りますね。

以下、生きた歴史書の語りべ=マリアさんの話ですが 全ての辻褄が合います。 


38 名前:マリア :2001/06/25(月) 00:00
>> 36こういう問いには答えます。
まず、向こうはユタの神というのはいないの。
これは訂正していただけないと。
ユタは霊能師のようなもので、霊を見る力があるの。
あなたのところにユタの神が来たというのなら、
それは言葉は悪いけど、低級霊が神を名乗っているのだと思うわ。
高級な霊だとしたら、向こうの神のアマミキヨか旦那さんの
シネリキヨの部下の系列の神々でしょうね。

それと別のノロという巫女がいて、
その人たちが仕えているのは、主にアマミキヨという
ムーの脱出組。うちの伝承では、あたしの先祖の姉らしいわ。
久高島というところにたどり着いたようね。
あなたも一度、ユタの方でなくって、そちらも行ってらしたら?

竜宮とか、海底王国とかいう理由は、
海に沈んでしまったところだし、他にも理由がありそうだけど
そのことは確固たる証拠がないから触れないわ。

411 名前:マリア :2001/07/14(土) 01:03
あたしが言っているものは、
天津は天皇家を中心とするグループの神。
国津は天皇家が来る前に各地にいた神。

国津の神は土地に根付いた神。
国津の神は横一列よ。ここからはうちの伝承だけど・・・。
母親的立場に天照大神。父的立場に素戔嗚尊。
この二人のバランスは、天照大神の方が強いわ。
神々の父母としては尊敬されるけど、何も権力はもたないわ。
同位の中の首位に大国主命がいるけど、彼はあくまで議長役。


463 名前:マリア :2001/06/16(土) 22:19
>>454あたしの先祖の国が交わったのは、神武帝の時代。
ただ、神武帝は二人いた。もちろん饒速日命とは違う方よ。
だから、少し違うわね。

448 名前:ななし :2001/06/16(土) 03:33
今の天皇家は、3つの氏族が、姻戚関係を結んで、その長を天皇としたものだろう。
各氏族が宝物を持ち寄って、その保持者を天皇の証とした。−>三種の神器
つーことは、マリアは、その時、留守居役だったおそらくは蘇我系の子孫という
わけなのじゃろう。
どうじゃ。


464 名前:マリア :2001/06/16(土) 22:28
>> 448あら、忘れてた。あたしはその流れとは少し違うわね。
倭国の女王日巫女、饒速日命、初代神武天皇の家系よ。
平家とも再度交わった事もあるわ。
物部氏はあたしの一族の男系の一族よ。
あたし達は万系一系女系の一族なのよ。

448 名前:ななし :2001/06/16(土) 03:33
今の天皇家は、3つの氏族が、姻戚関係を結んで、その長を天皇としたものだろう。
各氏族が宝物を持ち寄って、その保持者を天皇の証とした。−>三種の神器
つーことは、マリアは、その時、留守居役だったおそらくは蘇我系の子孫という
わけなのじゃろう。
どうじゃ。

454 名前:海幸彦 :2001/06/16(土) 20:29
女帝擁立を画策しているというが、元々、日本は女王国だった。
この女王国は、合併した3つの国の一つだ。合併して出来た国が日本だ。
この合併は、大化改新の時に起きた。
中大兄皇子の正妻の倭姫王が女王であると思われる。大海人皇子の妻の後の持統天皇も
女王国の王族だ。そして、女王国の男王が、天皇を補佐した。
そして、天皇に女王国から正妻を与え、生まれた男を次の天皇にする。
こうして、紆余曲折はあったにせよ、これが昭和まで続いた。
その意味では、今の天皇が最後の本当の天皇といえよう。
女王に相当する内親王は、清宮(すがのみや)と呼ばれた。
だから、雅子が女帝というのは、本来は、間違いだろう。

日本の成り立ちを語るには、継体天皇以降、特に、大化改新、壬申の乱を語らねば
ならないな。


314 名前:マリア :2001/07/08(日) 12:51
>>311それが一番よ。神社にお参りする事も良しよ。
もしこの先転居などがあっても、産土神様を大切に。
良い神社には良い気があるから、探しに行ってごらんなさい。
きっと、お力になってくださるはずよ。

>>313あら、よく来たわね。いらっしゃい。
葛上神社には、昔に何やら感じるものがあっていきました。
そうなのよ。謎解きの一部が、隠されていると感じたわ。

ところで、あたしの一族の伝承が、色々な先祖たちのものが全て
混ざってしまっているとの説は、当たっていると思うわ。
お陰で謎解きがまた出来たわ。ありがとう。

ところで、鹿島香取大和本宮の件もよければ教えてね。
あそこにいるものは一体何なの?他の鹿島や香取にはないものがあるわ

324 名前:名無しさん@1周年 :2001/07/08(日) 15:37
>> 314
313です。
マリアさんの伝承の中に二人の神武天皇がいるというの、ありましたよね?伝説にはもちないですよ。
でも、ひょっとしたら・・・いう噂は以前から・・・ですわ。
私の友達も霊感いる子がいてます。みんなそう言いますね。
鹿島香取は旧住民は行きませんし監視の意味合いもあるという、噂もあります。
詳しくは知りませんわ、すいません。
龍が現れて鹿島と香取の神様がおりてきたとかいうのが、云われのようなんですけど・・・。

>> 324悪いわね。わざわざ情報を引き出させてしまって。
そうなの・・・。最初の神武天皇は、怨霊と化してしまって
いたでしょうね。それを封じるためなのかも知れないわね。
何より、彼にはもう天津神としてはいれなかったのかもね。

怨霊と成り果てながらも、ずっと登美国の人たちを、
守ってきていたかも知れないわね。
でも、やはり天皇家側からは邪魔になるわよね。
そういう目的で、鹿島の神様と香取の神様を置いたのかもね。
一人の神様ではダメで、二人の神様を置いたのかも知れないわね。

422 名前:にゃんこ :2001/07/14(土) 08:31
みなさん、おはようございます。
毎日暑いですがお体大丈夫ですか?
夏バテに注意して乗り切りましょう。
しかし、ちょっと来ない間にすごくスレが進んで
いて、びっくりです。
が、非常に興味ある内容で、面白いです。
天津神と言うのはやはり後から来た神なんですねぇ。
国津神が土着の神で。
どうも国津神を悪く書いてるような神話が多い
ので、疑問に思ってましたが。。。
私ですね、子供の頃に読んだ神話の中で一番
好きなの、因幡の白うさぎなんです。
うさぎさんがかわいいのと大国主神がとっても
親切でなんか嬉しかったんですね。
なんでかわかりませんけど。
では、またおじゃましますね。


426 名前:マリア :2001/07/14(土) 12:37
>> 422
天津系の最初の態度は侵略だった。
それは彼らの出自が日本でなかったからよ。
彼らは日向で、国津と交わっているけれどね。

国津の女王は彼らの道を正した。
これで和は成ったの。
先の女王がニギハヤヒを養子に取ったように、
神武帝を養子に取った。
しかし、彼らの民はやはり自分たちの道を、捨てられなかったのよ。
あたしの先祖は最後まで和を第一に頑張ったけど、及ばなかった。
大地を血で汚したのよ。彼らは。
しかし、封印でこれを全て静め、現在に至っているの。
封印が解かれそうになれば、再封印をする。
これが彼らのやり方だったのよ。

確かに天津の民が持ってきた神は、後からのものだったけど、
実際は同じ役割の神がいるわけだから、
大して問題にならないの。
名前は変えられても、一緒のことだから変わりないのよ。


427 名前:マリア :2001/07/14(土) 12:50
彼らは根源を重要視した関係上、
一神教となってしまっただけなのよ。根本は同じよ。
ただし、人と神を隔ててしまう癖がある。
天津系の民の信仰形態と良く似ているわ。
あたしの先祖たちというのは、民といつも交わっていた。

天皇も現人神として、
遠いところにやらされてしまっているでしょ?
あれは大陸からの影響なのよ。
本来、天皇とは神を現す人だから、
今のようにどんどん人の前に姿を見せていけばいいの。

423 名前:(*'-'*) :2001/07/14(土) 09:39
>> 411 マリアさん
母親的立場に天照大神。父的立場に素戔嗚尊。 それはヒメヒコ制の雛型なのでしょうか


>それはヒメヒコ制の雛型なのでしょうか?
ある意味当たりよ。国津系の民にはね。
ただ、太陽と月とか、海と山とか、色んな意味がここに含まれているわ。


456 名前:マリア :2001/07/15(日) 13:52
>> 453 初期は、あたし達の伝承では
饒速日命のように物分りの良い人たちが来る。
後期には、神武天皇を兄王をそそのかして討つような
大地を血で汚す人たちが来る。
モンゴル帝国の例を、見て頂ければ分かるとおりよ。
出雲の国譲りの伝説には、彼らのやり方が書いてあるでしょう?

きっと、そのようにして国を築いてきた人たちなのでしょう。
無知から来たものだから、それは仕方がないわ。
いつか彼らにも、理解できる時が来るはずよ。
天の浮舟とは、海の浮舟。普通の船より早い船。という説もあるわね。
エジプトの古代の王族の乗り物に、グライダーのようなものがある。
生駒山からは、それを使って降りてきたのでしょうね。
当時あたし達は、テレパシーを使って交信する技術は持っていたけど、
そういう技術は不要だから、持ち合わせていなかったもの。

根源の神は、同じよ。だから、私たちは和を保てたのよ。
話の筋が少々違っていても、あたし達は認めるから。
日本人って、そういうところあるでしょう?


457 名前:マリア :2001/07/15(日) 14:02
天津が来た理由。それは新しい国を探すためよ。
それがどんな理由であったかは、
日本という土地が特殊な土地だからでしょうね。
きっと、シルクロードを伝わっていた伝説のせいよ。

あたし達のような国津の世界というのは、国々は皆が対等なのよ。
連合国家だったから。神道の基本となる世界だけれどね。
その中で、神の心と民の心を写せる巫女や神官を務める
良い女王や王が出れば、その人が国々の長となったの。

でも、天津の世界は違う。階級制を重んじる民だった。
だから、国津を潰していかないとだめだったのよ。
天津の男はすぐに国津の女と交わった。
国津は大地を血で染めることを嫌う。穢れを嫌うからね。
天皇制が今日まで続いてきた要因の一つね。
あたしの先祖が、神武帝を認めたことも理由の一つだけれども。


462 名前:マリア :2001/07/15(日) 20:32
邪馬台国の女王の件はそうね。ただ、実子だとは限らないわ。
色んなところの女王も、みんな日巫女よ。
たまたまその当時は、倭のある地区の女王に力があっただけよ。

また、子供と遊べない人は、日巫女になれなかったの。
民と苦しみを分かち合えない人も、日巫女にはなれなかったわ。

古事記は、天津と国津の神話を
天津側の都合の良いように編集したもの。
国津側から見れば、また違ってくるわ。
そして、天津との遭遇時代の女王であった
あたしの先祖たちのものとも、また違ってくるわ。
三通りのものがあるわね。

http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html#c5

コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
150. 2011年11月24日 17:25:00: E2Pba6f5YQ

誰か、放射能に、誰にでも、そこにあるよ、ということがわかる、色とか臭いとかを付けてくれればいいのに。 できたら、核種別に。

そしたら、こんな議論、なくなるのでは。

放射能少しもこわくないおじさんも、色や臭いのついた、放射能でまみれたものに近づきたくない、食べたくない、着たくない、という人を、頭ごなしには、非難できなくなるのでは....


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c150

コメント [マスコミ・電通批評12] 県民を怒らせた「福島テレビ」の女子アナの“逃亡” (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
05. 2011年11月24日 17:30:51: 14crGWgRJM
典型的 芸能人

言われた原稿を読むだけの人=マスコミの常態
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/458.html#c5

コメント [原発・フッ素18] 放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ (毎日新聞)  赤かぶ
12. 2011年11月24日 17:31:52: NPeJVDMYNk
まあ、なんというか、よくまあこれほど色々な手を考え付くなあ、というほどさまざまな、あの手この手のからめ手で「福島の農産物は安全。福島は住んでも大丈夫」という洗脳が行われている。

いま福島で「放射能汚染で危険だ」というとキチガイ扱いされるらしい。
http://ameblo.jp/c-dai/entry-11084927590.html

いやはや、なんという国民だろう。天皇陛下万歳といって敵艦に体当たりしていった神風特攻隊の狂気の沙汰が世界でもまれなことだというが、日本人なら勇ましく素晴らしい犠牲的精神なんだからな。
この国の民は、なんでもやりかねないね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/638.html#c12

コメント [戦争b8] WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!補足 by 飄(つむじ風)〜まだ覚醒前の方はお早めに御覧下さい!? 888(スリーエイト)
01. 2011年11月24日 17:33:01: IkqKHPIbWw
ハリウッドのSF映画技術は進んでいるから・・・・
「ジュラシックパーク」等々 上手く創っている
現実の人間とCG恐竜を上手く映像で繋ぎ合わせて現実のように

こんな情報が有った事に驚き、ペンタゴン、WTC7等と辻褄が合ってくる。
突入したボーイング767とか757は無かったなら

ペンタゴンも93便とか残骸がない、最初からハイジャックされた飛行機が無ければ辻褄が合う

http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/367.html#c1

記事 [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111122t15037.htm

「NRI学生小論文コンテスト2011」(野村総合研究所主催)で、仙台三高2年の伊藤愛里咲さんが大賞に輝いた
ヒキガエルを活用した、放射性物質の除染という着想と、生物学者になるという、将来への熱い思いが評価された

「ふたたび大地に立つ―そのために私がやれること―」と題した小論文は、「2025年の日本を担うわたしの夢」をテーマにした、高校生の部で、873点の中から、第1位に選ばれた


小論文の中で提案した、ヒキガエルを使った除染は、縄張り争いをせずに、個体を増やすことや、死骸の乾燥が早く、骨が大きく見つけやすい、といったヒキガエルの特徴に着目した方法だ

伊藤さんは、放射線量が高い地域に、ヒキガエルを投入することで、ハエなどの害虫駆除と、ヒキガエルのふんを餌とする、ミミズなど土中生物の活性化により、荒廃した土壌の改善に役立つと考察

併せて、体内に放射性物質を取り込んだ、ヒキガエルの死骸を、周辺の土とともに回収すれば、除染に貢献できると考えた
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html

コメント [日本の事件29] 大王製紙の闇 taked4700
03. taked4700 2011年11月24日 17:40:47: 9XFNe/BiX575U : LN6AmskqYc
>>02

「実質的」に創業したと言っています。一度倒産していますから、その後の会社を築いたという意味です。

井川伊勢吉(いかわいせきち、1909年11月7日-1990年7月4日)
大王製紙創業者。愛媛県宇摩郡三島村(現在の四国中央市)出身。1943年〜1964年・1965年〜1987年に大王製紙社長、1987年〜1990年に大王製紙会長。

井川高雄(いかわたかお、1937年8月28日-)
井川伊勢吉の長男[26]、2代目。1962年、大学卒業とともに大王製紙入社するも、同時に大王製紙が会社更生法を申請。更生手続終結の1965年に大王製紙に戻る。1987年〜1995年に大王製紙社長(3代目は創業家でない大沢保)。1995年〜1999年に大王製紙会長。会長退任後も、大王製紙最高顧問として経営に影響を与える存在であったが、2011年10月28日付で解嘱。

です。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/871.html#c3

記事 [原発・フッ素18] 「埋蔵電力」(自家発電)による電力供給増強策を否定した“殺人”経産省がヌケヌケと「自家発電拡大」へ“仕組み”を変更

 腐敗臭が漂う東電(及び他の電力会社)と二人三脚で原発を推進してきた経産省だけあって、ウソとデタラメは輪をかけてお得意のようだ。

 電力需給逼迫、節電!という“脅迫”があふれかえっていた夏頃、みんなの党の渡辺代表の「埋蔵電力」発言が俄然注目を浴びた。
 企業などが保有する自家発電設備から“買電”できる規模がどれくらいあるのかは、たんに夏場や近未来の電力需給問題に関わるだけではなく、国内電力総供給可能力ということで国民多数が安心して同意できる脱原発のスピードにも関わってくる話である。

 結果は、経産省幹部に対する菅前首相の叱責にもかかわらず、わずか160万キロワットほどしか「埋蔵電力」はないというものだった。

 その一方で、東電の電力供給能力は、夏場でも“余裕”で、他の電力会社に融通できるほどだった。その陰で、節電に励む幾多のひとが熱中症にかかり、何人ものひとが死んでいった。

 当時の産経新聞は、経産省の資料から、「沖縄を除く全国の自家発電設備は計3141カ所、出力にして約5368万キロワット(今年3月末現在)ある。ただ、電力会社への売電を事業としている卸供給設備を除けば約3440万キロワット。このうち約260万キロワットはすでに電力各社と売電契約を結んでいる。残る約3200万キロワットについては、本来の目的である自家使用に加え、設備を休廃止していたり送電線への系統接続がないなど、売電は事実上、不可能だ」(産経新聞記事)と報じている。

 しかし、今日の日経新聞が報じている経産省の説明は、「全国の自家発設備の発電容量は5373万キロワットあるが、現状の仕組みではコストがかさむため、売電に回る電力は限られている。企業の負担軽減で、これまで稼働していなかった自家発の電力を掘り起こす」とまったく違うものになっている。

 売電のメリット(最低限損失がない条件)がなければ燃料の追加的手当もしないから、売電規模が限定されるのは当然であり、夏場に経産省から発表された数字が160万キロワットになるのも当然である。

 電力需給が逼迫と大騒ぎした時点で、「現状の仕組みではコストがかさむため、売電に回る電力は限られている。企業の負担軽減で、これまで稼働していなかった自家発の電力を掘り起こす」政策を講じていれば、不注意や不運はともかく、過剰な節電が原因で命を落とす人はいなかったのである。

夏場の経産省は、原発の維持と東電の利益のために、内閣総理大臣や国民にウソをついてまで、国内の電力供給力をきわめて過小に見積もったのである。


※ 関連情報

「菅首相に「埋蔵電力」問題でどやしつけられた経産省の松永事務次官と細野資源エネルギー庁長官」
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/185.html

「埋蔵電力、真夏の夜の夢 首相の思いつきに現場困惑」
2011.7.23 16:44  産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110723/plc11072316500010-n1.htm

「原発停止で電力は足りるか[日経ビジネスオンライン]」

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110714/221487/?ST=print

=====================================================================================
企業の電力販売促す 自家発電拡大 経産省、仕組み変更

 経済産業省は、企業による自家発電設備の利用促進や新規参入電力会社による卸売り販売の拡大を目指し、現行の制度を見直して企業の負担を軽減する。電力会社に卸販売する際には事実上1社にしか供給できないが、複数の電力会社に販売できるようにする。自家発設備の故障に備えたバックアップ契約は、割安な新規参入電力会社とも結びやすくする。

 法改正はせず、電力会社への指導などで仕組みを見直す。業界向け新ガイドラインを順次示す。

 全国の自家発設備の発電容量は5373万キロワットあるが、現状の仕組みではコストがかさむため、売電に回る電力は限られている。企業の負担軽減で、これまで稼働していなかった自家発の電力を掘り起こす。

 鉄鋼メーカーなど独立系発電事業者(IPP)が複数の電力会社と供給契約を結べるようにし、夜間など未活用の時間帯の電力を使えるようにする。自家発を辛がける企業が販売先の需要に見合う電力を供給できなかった場合、電力会社に支払うペナルティー料金は半額程度に引き下げる。

[日経新聞11月24日朝刊P.3]



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/647.html

コメント [カルト8] 被験者の脳内情報を遠隔から詐取する技術は完成されている チベットよわー
04. 2011年11月24日 17:45:27: nDasRVyQqI
>01

それはわからん。

>02

問われているポイントは発想などではなくて、具体的な言葉やイメージだ。
現在進行でやっている。同じ奴が10年以上はりついてネットじゅうを追跡してくる。
そのうち名前や住所のわかっている工作員もいる。

>03
創価は無関係。


http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/689.html#c4

記事 [昼休み51] 米国都合、霞が関都合のETCは廃止し、高速道路も選挙公約通りに無料化し、全国を活性化すべきです。
ETC搭載の義務化検討を国交省有識者座長が見解(共同通信)高速道路無料化とはなんだったのか?あと民主投票した屑は責任とれ
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/617.html
投稿者 木卯正一 日時 2011 年 11 月 23 日 02:31:20: xdAt6v.ugMgqA

ETC搭載の義務化検討を 国交省有識者座長が見解

高速道路料金に関する国土交通省の有識者委員会座長の寺島実郎日本総合研究所理事長は22日、
道路管理を効率化するため、通行車両にETC(自動料金収受システム)の搭載を義務化するよう
検討すべきだとの考えを記者団に示した。

同日の有識者委員会の会合後、寺島氏は、ETCの導入などにより、きめ細かい料金設定や交通量の
管理が可能になっているとした上で「自動車損害賠償責任保険の加入義務のように、ETC搭載を前提
に管理していかないと、コスト面で問題が出てくるのではないか」と述べた。

2011/11/22 20:11 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112201002544.html


田舎は足代わり、または畑仕事のためにジジババが車に乗っていて、
この人達は一生、高速道路なんて乗らないんだが。

俺ももう5年くらいは高速乗ってないわ。
世の中には高速道路を利用しない人間の方が多いんだから、義務化はあり得ないよ。


有料道路を使わなくても義務化
NHK方式じゃねーか!


民主党に入れた、入れるように誘導してきた屑と馬鹿は早く償えやコラ!♪


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/480.html

コメント [原発・フッ素18] 都内3ヵ所ストロンチウム 経産省前・有楽町などで検出 (朝日新聞)  赤かぶ
112. ちくり 2011年11月24日 17:46:24: 7bQi7EEOS8PBo : sSryywNWtE
太平洋のストロンチウムはセシウムの3倍だよ。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111104s.pdf
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1600/2011/11/1600_110710_02.pdf
そして毒性は最大140倍(ECRR係数で1歳以下の場合)
少なく見積もっても11倍(ICRP係数で1歳以下の場合)
大人ではECRR係数で138倍、ICRP係数で2.15倍
原典はココ
http://www.mikage.to/radiation/internal_exposure.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/604.html#c112
コメント [原発・フッ素18] 放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ (毎日新聞)  赤かぶ
13. 2011年11月24日 17:47:52: xpqRhr8Lm2
除染方法確率はJA福島の見解でしょう。

なんともおそまつ。絶句しました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/638.html#c13

記事 [マスコミ・電通批評12] 朝日新聞って恐ろしいですね
昨日(22日)夕刊7面の井上工業元社長らが逮捕された記事で

記事の中ほどにゴシック体の活字で「田中元首相が勤務」という小見出しがあり、

記事中に

「若き日の田中角栄元首相が東京支店に勤務していたこともある」とのくだりがありますが

記事の趣旨や流れからしてなぜ、田中元首相が勤務していたことを報じる必要があるのが

不思議でなりません。

そこには田中元首相に対する朝日新聞の意図的な悪意を強く感じます。

これは、

小沢氏に対する朝日新聞の執拗で悪意に満ちた「私怨」ばらしとも思える

一連の報道と根っこは同じものです。

政治家とはいえ特定な個人に対する(それが故人であっても)「私怨」を忘れず

その恨みを新聞という武器を使ってはらすというやり方は

朝日新聞がすでに「社会の公器」であることをかなぐり捨てたことに他なりませんし、

「人格破壊」「人間破壊」とも思える攻撃を執拗に繰り返すその姿からは

朝日新聞の「ファッショ」とも思える側面が垣間見え、ゾッとします。

朝日新聞って恐ろしいですね。

http://iijf.blog129.fc2.com/blog-entry-559.html
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/459.html

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
01. 2011年11月24日 17:51:38: WDXVTlrXQw
何か 水だの藻だのヒキガエルだの次々と出てくるがどれも貧乏臭えな〜(笑)。
放射能除去装置…とは言わねえが こう21世紀っぽいっうか、技術大国日本っつうか 「最先端科学技術〜!」
みたいな感じで 「おおっ 凄え〜!」
てぇのは 何かねえのかい!?
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c1
コメント [カルト8] 被験者の脳内情報を遠隔から詐取する技術は完成されている チベットよわー
05. チベットよわー 2011年11月24日 17:52:00: Xy93FIMaJupUQ : nDasRVyQqI

私がこの告発を2002年に開始したときには、典型的な「統失」者の妄想ということで
誰も聞く耳さえもたなかった。

また、私自身もまだどこかで「自分の思い違いであれ」と願っていた。

しかし現実は現実。これはマインド・トリックでもなんでもなく、本当に現存する
電磁波技術であり、遠隔から脳内の伝達情報を詐取することが可能になっている。

2008年以降では、ヨーロッパやアメリカでも科学論文が次々に出され、
関連研究やその学説が公開されるようになってきている。よって、私のこういった投稿も
「ありえる」範囲へと移行してきたのだ。


http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/689.html#c5

コメント [昼休み45] 米国が新型地震兵器のテストでチリを襲いましたA・ロストワールド(米国の意にそぐわない事があった直後の地震だったようです) 小沢内閣待望論
02. 2011年11月24日 17:52:06: L7yaOSO9wQ
8月にバージニア州(ワシントン近郊)で、原発が止まるほどの地震(M5.9)があったんですけどねw
このクラスは実に100年ぶりだとか。
これはどんなふうに説明されるのかな?
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/325.html#c2
記事 [自然災害17] 東日本巨大地震600年周期…千年に一度見直し (読売新聞) 
東日本巨大地震600年周期…千年に一度見直し
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111124-OYT1T00681.htm?from=main1
2011年11月24日14時34分 読売新聞


 東日本大震災を受け、大規模地震の長期評価見直しを進めている政府の地震調査委員会は、三陸から房総にかけての太平洋沖で、今回と同じタイプの海溝型地震が「平均600年程度」の間隔で発生しているとする報告書をまとめた。

 今回と同様の地震は貞観地震(869年)が知られ、1000年間隔という見方もあったが、過去の津波堆積物などの詳しい調査の結果、より短い間隔で起きていたことが判明した。

 震災前の三陸―房総沖の長期評価では、過去400年の間に繰り返し発生している地震(宮城県沖地震)などが想定地震となっていたが、今回のような連動型の巨大地震は想定外だった。このタイプの地震が一定の間隔(周期)を持つと評価されたことで、今後、国の地震評価が大きく見直されることになる。

 新たな評価では、過去2500年間の地層に残された津波堆積物の調査結果を反映した。報告書では、今回と同様に連動型で大規模な津波を伴う地震が、紀元前4〜3世紀ごろ、4〜5世紀ごろ、869年、15世紀ごろ、今回の5回起きたと認定。次に起こる地震の規模は、マグニチュード(M)8・3〜9・0とみている。


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/620.html

コメント [原発・フッ素18] 〈ニュース圏外〉放射能恐れ沖縄へ (朝日新聞)  赤かぶ
18. 2011年11月24日 17:56:37: FWVGfeuPIw
>03

>被害にあう可能性が高い、
>逃げたほうがメリットがあると思えるなら、
>逃げればいい。
>被害が出ないと信じて残ったほうがメリットがあると思うなら
>残ればいい。

>逃げるにしかずという言葉もありますし。安心弁当

 それで、あなたは逃げるのか逃げないのか。また、福島県内から県外に逃げるのか、東日本から西日本に逃げるのか、それとも、日本から海外に逃げるのか。前に読んだような気もするが、忘れてしまった。コメントのその答の部分をリンクしてくれてもよい。いずれにしても、逃げる逃げないの話は、特に逃げると言う話は、他人に読ませるより、自分が逃げる方が緊急で、自分は逃げないで他人に逃げろというのはおかしいでしょう。多摩散人。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/617.html#c18

コメント [原発・フッ素14] 福島原発事故の健康被害 余命の損失は約20万年分に上る!? (Nuclear F.C)  赤かぶ
09. 2011年11月24日 17:57:35: kDgQKiQww2
このブログって監視対象ですよね。漫画家まで監視してけしからんって報告書出してるくらいだし。
まったく、そういうことに回す金を安全対策に回してればこんな大惨事は防げていたはずなのに。官僚ってのは他人を蹴落としてナンボの人たちの集まりだからね。
エリートもまた然り。
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/867.html#c9
コメント [経世済民74] 植草一秀氏のお話しを聴いて「財務省解体」が最重要課題の一つとなった!(杉並からの情報発信です) 会員番号4153番
05. 2011年11月24日 17:59:01: RQr0HSIrcE
○投稿された方は、大変わかりやすくまとめて下さいました。
自分も植草氏の話を聞いて、財務省解体が緊急の課題であると認識したところです。経済・財政は真に日本国民のことを思う植草一秀氏、高橋洋一氏、亀井静香氏などを政府の要職に就任させ、任せるべきである。植草氏の洞察力、高橋氏の緻密さ、亀井氏の胆力があれば、この危機を乗り越えることができると思う。関連する情報があります。

○「財政危機」は虚構である。緊縮政策・増税をやめ、景気刺激政策をせよ!
「2011.3.23に予算委員会公聴会」が開催され、公述人として日本金融財政研究所
所長の菊池英博氏、京都大学教授の藤井聡氏らが公述し貴重な分析と提言をしている。
 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/177/0029/17703230029001a.html
国会中継録画 「2011年3月23日 予算委員会公聴会」を選択する。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

菊池氏の要点として
@財政危機は「虚構」であり、「50兆円はすぐにでも捻出できる」、「増税は不要」
A小泉政権以降の政策によりデフレに突き進み、税収が減少している
B鳩山内閣の時に景気刺激策がとられたが、菅政権になってまたデフレ政策となった

藤井氏の要点として(後日整理したもの) http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/
@「東日本復活5年計画」「列島強靭化10年計画」
特に、東日本復活においては、被災者に対する就労支援
A10ヶ年で日本を強靭なる国家への「復興」を図る計画のための財源を、
・日本銀行の積極的な買いオペレーションを促す日銀・政府間の適切な協調の下、
・年間数兆円から、最大で20兆円規模の「国債発行」を行う、

○要するに、財政危機は嘘・偽り。東日本復興のために特別会計からの捻出と長期国債で賄え。復興関連の事業を強烈に展開し、景気を刺激すべきだ。内需拡大を忘れてはいないか。財源については、国民新党の亀井静香氏も言っていた。鳩山政権の時、財務省から金を出させたのも亀井氏だった。
最近の歴代財務大臣である、菅馬鹿人、野田駄目彦、チビッコギャング安住などは、全く話にならない。彼らは財務官僚に丸め込まれ、財務省アナウンサーとなり、困った時には責任をとらされるだけの首切りパペットに堕している。この不況の時期に増税だとか年金を減額とか、暗い話ばかり持ち出す政権は「無能」を越えて「悪徳政権」としか言いようがない。まさに悪代官である。そんな話しか出てこなければ「上げ潮派」でなくとも、財布のひもは締まるというものである。
財務省はさらなるデフレを呼び込み、小泉売国政策をさらに続け、外資に日本を得るつもりか。許さん!!! この会議の内容は東日本大震災・福島原発事故もあり、殆どのメディアで取り上げられることもなく結果的に封じ込められた。そのために311が仕組まれたと考えるのは妄想か?

3.11同時多発テロ http://www.youtube.com/watch?v=IMD0tQtIyVQ&playnext=1&list=PL94DFFCC229FCC073
裏社会学 http://www.youtube.com/watch?v=wrBrs2GhnC0&feature=PlayList&p=8F6AAED747D5FA00&playnext_from=PL&index=0&playnext=1http://dokuritsutou.heteml.jp/
独立党 http://dokuritsutou.heteml.jp/


http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/267.html#c5

コメント [エネルギー2] 企業の自家発電活用で「みなし節電」 経産省が活用策  (日本経済新聞) 蓄電
02. 2011年11月24日 18:03:32: 6ljFenjqZU
企業の電力販売促す 自家発電拡大 経産省、仕組み変更

 経済産業省は、企業による自家発電設備の利用促進や新規参入電力会社による卸売り販売の拡大を目指し、現行の制度を見直して企業の負担を軽減する。電力会社に卸販売する際には事実上1社にしか供給できないが、複数の電力会社に販売できるようにする。自家発設備の故障に備えたバックアップ契約は、割安な新規参入電力会社とも結びやすくする。

 法改正はせず、電力会社への指導などで仕組みを見直す。業界向け新ガイドラインを順次示す。

 全国の自家発設備の発電容量は5373万キロワットあるが、現状の仕組みではコストがかさむため、売電に回る電力は限られている。企業の負担軽減で、これまで稼働していなかった自家発の電力を掘り起こす。

 鉄鋼メーカーなど独立系発電事業者(IPP)が複数の電力会社と供給契約を結べるようにし、夜間など未活用の時間帯の電力を使えるようにする。自家発を辛がける企業が販売先の需要に見合う電力を供給できなかった場合、電力会社に支払うペナルティー料金は半額程度に引き下げる。

[日経新聞11月24日朝刊P.3]
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/647.html
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/593.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 都内3ヵ所ストロンチウム 経産省前・有楽町などで検出 (朝日新聞)  赤かぶ
113. 2011年11月24日 18:03:59: HLHo9PPZao
wFrhazihTk
WFUgPaWZMk
m1rXStSFx6 はアクセスの多いところにわく虫のようなやつです。(同一人物)

何回か話したことがありますが、相手にするだけ「完全に無駄」です。

放射線に関する基本的知識をちょっと質問するだけで一時的に駆除できますが、
返答に窮すると「放射線防護学研究者談」などを貼りつけてくることがあります。

かつて論拠を示せと問い詰めたとき「自分は文系だからわからない」「権威ある組織(ICRPなど)を信頼する」というおよそ、この掲示板では聞いた事の無いようなことを平気でしゃべりました。

自分の論理破綻、事実過誤などは全く気にしないので、「ハエ」に例えるのが一番近似しているように思います。削除依頼が一番適していると思われます。

                          
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/604.html#c113

記事 [昼休み51] 平成の核爆弾男・西田は、与野党のキムチ勢力を裏切り「日本人の生活が第一」を掲げ、小沢家康に寝返るべきです。
西田昌司が小沢一郎に「悪かった!」というだけで 政界再編(自民党的政治のパンツを剥ぐ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/670.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 17:58:08: dkOnWN./sADdA

超人大陸 =Uチューブ西田チャンネルでの西田の政策
TPP反対 消費税反対内需拡大 辺野古より自主防衛 そして野田詐欺政権打倒 解散
を主張しており、本気だ

彼が田中康夫 の「日本サイコー(最高&再興)に出演した
この番組のゲストは 松木謙公 稲田朋美 中野剛志 そして西田昌司だが
この人たちが TPP反対署名(232)を構成している

政治情勢は
小沢鳩山連合から 鳩山が崩れ落ち 鳩山残党 川内 松野が事実上浪人状態だ
原口は鳩山にくっつき 不信任案をぐちゃぐちゃにしてしまい
事実上 バトンを落とし リーダー?状態だから
民主A 民主B構想は 後退した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政界はグラツキ始めた
薩長土肥連合の機運が芽生えている
西田*稲田 谷垣のクビを獲り 野田内閣を立ち往生させ解散 と歯切れがいい

西田が 谷垣=石原&石破&小泉を軟弱と罵りつつ 小泉イズムを葬り
党内世論の主役だ
反主流与党田中康夫・松木謙公・川内博史・松野頼久・下地幹郎たちの心は脱藩している
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/481.html

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
02. okonomono 2011年11月24日 18:07:40: ufgCmUGS6CG6M : l0huI9fNsI
人間の方がヒキガエルよりも骨が大きくて見つけやすいし、そもそも放射性物質による汚染は人間が引き起こした事態なのだから、人間を使って除汚すればよさそうなものだ。つまり、体内に放射性物質を取り込んだ人間の死骸を周辺の土とともに回収して処分するのだ。あ、すでにやってるのか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c2
記事 [昼休み51] 日本国は、銀座のナンバーワンホステスの判断を真似て、腐れ縁のヒモをスマートに斬るべきです。
TPP加入で米国をとるか、ASEAN+6で中国、インドをとるか、板挟みになった日本としては非常に難しい局面となっている。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/281.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 11 月 24 日 15:19:32: CP1Vgnax47n1s

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu252.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
TPP加入で米国をとるか、ASEAN+6で中国、インドをとるか、
板挟みになった日本としては非常に難しい局面となっている。

2011年11月24日 木曜日

◆TPPに対し反対論(慎重論)にならざるを得ないこれだけの理由 11月23日 行政調査新聞
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=198:tpp&catid=39:2009-07-09-03-13-14&Itemid=61

詳細はご自身で納得いくまで吟味していただきたいが、日本にとってTPPとは強烈な毒薬であることを認識していただきたい。その主な点は以下の通りだ。

・TPP分野での国境は撤廃される状態になる。外国から低賃金労働者が入って来る。日本人は低賃金を我慢したり、職に就けなくなるなど、景気悪化、社会混乱が始まる。

・世界的不景気、デフレに呑み込まれ、日本のカネは米国に簒奪される。


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/482.html

記事 [経世済民74] 東アジア首脳会議の議長声明:「ASEAN+6」の推進が方針

TORAさんの投稿の中に、「TPP加入で米国をとるか、ASEAN+6で中国、インドをとるか、板挟みになった日本としては非常に難しい局面となっている」という一節があるが、TPPと「ASEAN+6」は、TPPとNAFTAが両立するように、対立する関係ではない。

 TPPに日本を入れ込んだのは、米国の利益追求だけではなく、日本に米国の重しをしっかり付けることが大きな目的である。
 日本に、「ASEAN+6」などの経済圏構想で主導権を自由に発揮させないための措置である。

 ASEANは、TPPはいずれにしても遙か彼方の話と考え、リアリティがあり実益も大きい「ASEAN+6」を推進する意向である。

 日本は、TPPはTPPに入ってやる“高いハードル”を持ち出して排除され、「ASEAN+6」で政治はともかく経済的主導権を握る必要がある。それが、アジア諸国の利益でもある。

 日本国民をTPP参加に煽るために、ASEAN諸国もTPPに色気を示すと書いてきた手前、添付する記事は隅っこで小さく扱われている。

===========================================================================
「16カ国で自由貿易圏推進」

 【ジャカルタ=野沢廉二】東南アジア諸国連合(ASEAN)は23日までに、ASEAN各国や日米中などが参加した19日の東アジア首脳会議(サミット)の議長声明を発表した。経済統合に関してASEAN10ヶ国と日中韓、オーストラリア、ニュージーランド、インドの計16カ国を対象にした自由貿易圏構想「域内包括的経済連携(RCEP)」を推進する方針を盛り込んだ。

[日経新聞11月24日朝刊P.7]


http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/284.html

記事 [マスコミ・電通批評12] 獄中の堀江貴文氏からの手紙  週刊 上杉 隆 (ダイヤモンド) 
獄中の堀江貴文氏からの手紙
http://diamond.jp/articles/-/14995
2011年11月24日 週刊 上杉 隆 :ダイヤモンド・オンライン


■堀江氏が日本のメディアと社会に与えた影響

 当然ながら刑務所での生活は厳しい。さまざまな制約があり、文字通り、刑に服する期間となっている。

 ライブドア事件で有罪判決を受けた堀江貴文氏は長野の刑務所に服役している。面会は制限され、手紙のやり取りも自由とはならない。

 夏の終わりは水虫に悩んでいたようだが、その後は痔で苦しみ、腎臓結石の手術も受けたという。

 詳細は堀江氏のメルマガなどに詳しいが、その有料メディアの性質からも、ここでそれ以上の言及は控える。

 その堀江氏から手紙が届いた。内容は筆者との共著などの感想であるが、外部への発信の制限を考えれば、決して無駄にはできない。

 その内容を紹介しながら、改めて、堀江貴文という人物が日本の社会、とりわけメディア界にいかなる影響を与えたのか、考察してみたい。

〈上杉さんへ

『だからテレビに嫌われる』いよいよ出ましたね。いつ出るんだろうと思っていたら、早々に重版。ありがたいかぎりです。ちなみに新聞広告は見ていたのですが、担当編集の苗字は知っていたのですが下の名前がわからず2週間近く手元に書籍が入らなかったです。内容は星5つ! アグレッシブにテレビ業界の闇に切りこんでいるから、みなさん読んでみてください!

 最近は寂しいからか、シャバにいるときはほとんどテレビを観なかったのに、中では毎日のように見たりしてますけどね。「ビフォーアフター」が好きですね。「トップランナー」も面白いです。あとはローカルニュース番組とか。

 でも、既存メディアの情報だけを入れた後に、スタッフからネット上の情報を貰うと、わかってはいたけど「そこまでか!」というくらい情報の乖離に驚きます。新聞でも「小沢会見がネット番組で行われた」とか書かれているだけで、サイト名やURLが書かれていないから、お年寄りとかはニュースソースに辿りつけないだろうなと。雑誌とかはまだマシなんですけどね〉

 時間がもったいないから、地上波テレビを観なくなったと語っていた堀江氏だが、さすがに娯楽の少ない刑務所の中ではそうも言っていられないのだろう。

 だが、裏返せば、刑務所に入らなければ、堀江氏がテレビを観ることもなかったといえる。“メディア界の風雲児”とも呼ばれ、時代の先頭を切っていた彼が、自由を奪われた際にようやく辿り着いたのが「テレビ」であるとはなんという皮肉な結果だろう。

 換言すれば、テレビ自らが“刑務所の娯楽”という安全の中に埋没してしまった観がある。それはメディアとしての停滞に他ならないし、成長を放棄したことを宣言したようなものである。

■もし堀江氏が放送局のM&Aに成功していたら

 堀江氏が、経営破たんしたライブドアを買い取ったのが2002年、わずかその2年後の2004年には、大阪近鉄バファローズの球団買収に踏み出している。

 楽天、DeNAなどが球団買収を成功させている今日を考えれば、堀江氏の時代の先を見据えるその感性には改めて驚くばかりだ。

 そして、球団買収に失敗すると、今度は一転、東北地方への球団設立を計画し、「仙台ライブドアフェニックス」として新規参入を計った。だが、先の楽天に審査で敗れて自らの球団を持つという夢は阻まれた。

 翌2005年、いよいよ堀江氏は放送局の買収に乗り出した。これが堀江氏にとっての躓きの一歩となったかのようにみえる。だが、現在の放送と通信の関係をみれば、逆に日本のメディア界にとってこそ、この買収劇は大きな“転倒”だったと言えはしまいか。

 自由主義社会では当然の権利である株の売買による企業買収だが、当時の日本、とくに放送局が相手となると、それは事実上認められていなかったのだ。

 ニッポン放送株の40.1%を取得し最大株主になると、子会社のフジテレビから出入り禁止を喰らって、レギュラー番組『平成教育2005予備校』を降板させられた。

 これ以降、本来は放送業界の救世主であるはずの堀江氏が「テレビの敵」となるのは残念でならない。

 仮に当時、堀江氏が放送局買収に成功していれば、いまだに政府で論議されている「放送と通信の融合」は一気に進み、日本はこの分野において世界のトップランナーになっていたことも考えられる。もちろん、フジテレビは放送通信分野で圧倒的なアドバンテージを得て、少なくとも日本ではその業界のトップの地位にいただろう。またそうなれば、ニコニコ動画や自由報道協会も存在すらしなかったかもしれない。

 なにしろ、堀江氏の扱われ方が示すように、当時の通信業界はまだ弱かったのだ。先行の既得権組の放送業界に排除され、粗悪で信用のならないメディアとして圧倒的なマイナーの地位に押し込まれていたのである。

■未だ頑なにドアを閉ざす日本の放送業界

 ところが、世界では事情が違っていた。2005年当時には、グーグル、ユーチューブなどが全米を席巻し始め、通信時代、あるいは放送通信の融合という時代がすでに到来していることを告げた。

 2006年にはフェイスブック、ツイッターが誕生し、さらに加速度的にメディア環境は変わる。そして2008年の米大統領選までにはCNN/YouTube.comが象徴的なように放送と通信の融合が完了してしまうのであった。

 一方で、日本の放送業界だけが相も変わらず、不毛な戦いを続けていた。旧態依然としたシステムに守られたテレビが自らの利権を守るためにメディア改革を妨げていたのだ。

 現在、通信業界が放送業界との融合を妨げた事例はひとつもない。ニコニコ動画がフジテレビやNHKと手を結び、自由報道協会がすべての放送局に場を開放している一方で、放送業界はそのドアを閉じ続けている。

 そのドアは錆び始め、SNSが元で中東で革命が起こり、米国でネットを連帯の要としたoccupy運動が広がっているにもかかわらず、いまだ自ら無意味な対立構造を煽っている。

 その息苦しい世界に耐えられず新時代の言論人たちは、次々と自らのメディアを立ち上げようとしている。

■あまりにも惜しい堀江氏2年間の不在

 東裕紀氏は2010年に『思想地図β』を発刊させ、津田大介氏も来年(2012年)にも新しいメディアを立ち上げようとしている。また、すでに西村博之氏が「2ちゃんねる」を、またドワンゴの川上量生氏がニコニコ動画の提供を行っている。

 現在、全員40代前後のメディア革命児たちだが、この列に同じ年代の旗手・堀江氏がいたらどうだったのだろうか。

 彼が、塀の中にいる2年間は日本の言論空間にとって大きな損失である。

〈『放課後ゴルフ倶楽部』も読みましたよ。上杉さん、ゴルフいいですね……。ということで、書評を書いてみました。

 刑務所の中にも熱烈なファンを持つ上杉隆氏初のゴルフ本。なんと、ゴルフ本は私の『ホリエモンの目覚めた……』より後発。ゴルフジャーナリスト(笑)なのに。

 初対面のとき(『週刊SPA!』でのゲリラ的連載。親会社フジテレビ日枝氏の逆鱗にふれ4回で打ち切りに)、マスターズのお土産をくれたり、一緒にラウンドすると、ひたすらセベ・バレステロスなど海外著名ゴルファーのモノマネをしながら80台でコンスタントに回る上杉氏がなぜそうなったかの秘密がわかる本である。

 ちなみに本書中に登場する「第1回東京脱力新聞杯」にも私は参加している。(二日酔いでフラフラになった挙句、同組のゴルダイ大川氏には迷惑をおかけしてしまったが!!)上杉氏の中学時代の悪友たち(本書にも登場)も参加されていた。

 こんな感じです。上杉さんも、そろそろ面会に来てください。痩せた姿をお見せできますよ。

堀江貴文〉

 日本では「カネの亡者」というレッテルを貼られている堀江氏だが、実際はこの通り、単に楽しいことが大好きなひとりの日本人に過ぎない。

 ただ、メディア界における彼の存在はカリスマ性を帯びている。前出の4人の革命児の誰に聞いても、堀江氏の存在は特別な言葉を持って語られる。

 いま日本の放送業界は最大のピンチを迎えている。とりわけ、3・11以降はその信頼性が大きく揺らいでいることもあり、先が見渡せないでいる。

 こういう時こそメディア界の誘導灯である堀江氏がいれば――。そう思うのは筆者だけではあるまい。

 堀江貴文という人物を塀の中に閉じ込めなければならなかった現在の日本社会は、自らの成長を自ら封じ込めているのではないだろうか。


http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/460.html

コメント [経世済民74] オリンパス筆頭株主にゴールドマン…M&A絡み? (zakzak)  赤かぶ
01. 2011年11月24日 18:16:22: jkMlsqjrZY
またしてもゴールドマンか!

金融・経済事件の陰にGSありか!

サブプライムローン、郵政民営化、

いつもGSだ!

持ち主は、ロスチャイルドだ!
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/282.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 「埋蔵電力」(自家発電)による電力供給増強策を否定した“殺人”経産省がヌケヌケと「自家発電拡大」へ“仕組み”を変更 あっしら
01. 2011年11月24日 18:19:03: dxRUrDKLng
まさに 経産新聞
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/647.html#c1
記事 [昼休み51] 福島が風評被害を解消するには、米国メーカーとイスラエル管理会社を排除し、日本企業に任せる事です。
放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ (毎日新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/638.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 24 日 01:20:36: igsppGRN/E9PQ

放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111124k0000m040008000c.html
毎日新聞 2011年11月23日 18時08分(最終更新 11月23日 20時05分)


 東京電力福島第1原発事故を受け、果樹園での放射性物質の除染を各農家が効率よく進められるよう、JA新ふくしま(福島市)は23日、福島市内の2カ所の農園でリンゴやモモなどの除染実験を行った。今後、実験で確立した技術を各農家に伝え、来春までに除染実施を求める。

 この日午前9時から果樹園農家の生産者ら約80人が見守るなか、農協職員2人が実証実験をスタート。県農業総合センターの職員の指導を受けながら、高圧洗浄機を使って、リンゴやモモ、ナシの樹皮を1本あたり5〜15分程度かけて洗い流したほか、刃物で樹皮を削りとるなどした。

 この結果、実験前に比べ、放射性セシウム濃度は25〜85%減少した。

 この除染方法は同センターが事故後に研究を続けてきたもので、担当者は「このやり方なら、果樹園の土壌をはぎ取ることなく、果物への汚染は限りなくゼロにできるはず」と話している。

 JA新ふくしまの吾妻雄二組合長は「実験を通じ、除染の効果だけでなく、どの程度の人と金がかかるかを確認し、できるだけ早く果樹園全体での除染を進めていきたい」と話した。【川上晃弘】

 


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/483.html

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
03. 2011年11月24日 18:20:41: c7Lmt5rMeU
ほぉ〜・・・・・
生き物で除染ですか・・・

なんとも、恐ろしい事です。
放射能変異したヒキガエルに滅ぼされるかもしれません。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c3

コメント [戦争b8] 与那国島:自衛隊配備反対で街頭行動 妹之山商店街
03. 2011年11月24日 18:23:18: WRWvZr5gi6
沖縄はヤマト併合の歴史を背景にもっている。大東亜戦争にて、ヤマトのために、琉球人は多大なる犠牲をしいられたのだ。日本軍のほうがアメリカ軍より残酷であった事実はゆるがない。対中国の捨て石のために与那国がまた犠牲になるおそれがある。日本国家主義による島の基地化が島の民意に優先されてはならない。琉球人、島人の微妙な気持ちがわかぬのか。無知な2番。勉強せえ。構造は国家による原発推進と同じだ。
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/360.html#c3
記事 [近代史02] 今、何故、「江藤淳と吉本隆明」なのか?(文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)
朝日カルチャーセンター「小説教室」の前に、時間があったので立川駅ビルの8階にある本屋に立ち寄ったら、江藤淳と吉本隆明の対談集『文学と非文学の倫理』が出ている。しかもその脇に、吉本隆明の『情況への発言』の新装板が並んでいる。どうしたのだろう。出版界にどういう変化がおきているのだろう。何かが変わろうとしているように見受けられる。「江藤淳と吉本隆明」と言えば、70年前後、論壇やジャーナリズム、アカデミズムで、両雄として一世風靡していた文藝評論家である。この二人の華々しい活躍ぶりにあこがれて、小説家でも学者でもなく、敢えて文藝評論家を目指したものも少なくない。その後、江藤淳が自死し、吉本隆明が老いていくにつれて、論壇もジャーナリズムも、そしてアカデミズムも地盤沈下し、柄谷行人やは蓮実重彦らの活躍にも関わらず、ニューアカ・ブームを経て、思想性も批評性も喪失した小物たちが跋扈する世界に成り果てた。奇しくも311以後、論壇の情勢も一変し、さらに先の見えない時代に突入した。もはや「小物たち」が跋扈する余地はなくなった。そこへ、江藤淳と吉本隆明の対談集『文学と非文学の倫理』や吉本隆明の『情況への発言』が、復活してきたというわけだろうか。面白いことだ。僕も、江藤淳や吉本隆明を読みながら青春時代を過ごした人間である。「大きな物語」を語り続けた江藤淳や吉本隆明の復活は大いに歓迎である。特に『文学と非文学の倫理』は、左右両翼を代表する思想家同士の丁々発止の対談集である。二人の言葉は今も古びていない。新鮮だ。とりわけ「江藤淳の復活」は喜ばしい。ここ2、30年、保守論壇でさえ「江藤淳」を語ることはタブーになっていた。三島事件以後、保守・右翼論壇の「神」的存在なった三島由紀夫を絶賛するあまり、エッセイ「『ごっこ』の世界が終ったとき」(「諸君!」昭和45年1月号)で、三島由紀夫の楯の会自決(三島事件)を「軍隊ごっこ」と斬り捨てたり、小林秀雄との対談で三島事件を「病気」と批判した江藤淳は、三島由紀夫を批判したということで、「悪役」のレッテルを張られてきた。「江藤淳全集」も企画されていたと言うが、いつのまにか立ち消えになっている。僕は、「江藤淳のタブー化」と、保守論壇の「愚者の楽園化」、そして論壇そのものの地盤沈下、さらにはジャーナリズムやアカデミズムの沈滞化は、無縁ではないと考える。今こそ、江藤淳を読み直すべき時だろう。(続く)

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20111121/1321883361
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/576.html

コメント [原発・フッ素18] 福島では、「市民戦争」が始まっている! ジャック・どんどん
391. 2011年11月24日 18:27:58: ZA5RK4ptJY
ももん爺さん。返事が遅れて申し訳ありませんでした。ボランティアはその被害の大きさにただただ圧倒されただけでなんにもできずに帰ってきただけでした。顔が見えないのをいいことについ喋ってしまいましたが、軽率だったと恥じております。
最近、マスコミの放射能恐怖をあおる報道を見るにつけ思うの除染費用は一体誰が払うのだろうか?ということです。もちろん東電が洗うのは当然のことなのですが、その額が払えないくらいになったら誰が負担するのでしょう?政府、即ち税金ですね。放射能の不安をあおればあおるほど誰に文句を言われることもなく除染費用の見積もりが上げることができ増税できるというシナリオです。しかも除染しても完全に放射能を取りきることはできないという逃げ道つきです。放射能は私も怖いですが、どうも増税の為に利用される可能性があるなと感じています。政府の裏にはアメリカつまり金融ユダヤ人がいるという前提で考えると除染作業は彼らが日本人からお金をふんだくれるうちでのこづちみたいなモノになる危険性を秘めていると思えるのです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/362.html#c391
コメント [マスコミ・電通批評12] 朝日新聞って恐ろしいですね 元引籠り
01. 2011年11月24日 18:31:29: WRWvZr5gi6
最近の大新聞はすべからく翼賛化したファシズム新聞だ。焼き討ちうちこわし!
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/459.html#c1
コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理 元伊勢80社
06. 2011年11月24日 18:36:44: FL3HBMFVVs
少々歴史考証を超えましょう。
この世界を創った方達の本当の目的です。

歴史はそのプロセスに過ぎませんし、わざとややこしくして”思考の足止め”をしています。

極論で言うと「王政と奴隷制」に地球人を分けること。過去に何度も実験しましたがどれも小さくまとまってしまい 地球規模には至らなかったので最後にワンワールド、世界統一政府を王制とは逆の民主制を使い成し遂げようとしています。

一見いいように聞こえますが、中身は 奴隷従属です。王の椅子に座るのは人間ではなく ドラコニアという宇宙人だそうです。支配層の方達は何とか取り入ろうとしますが最後には裏切られます。そして自分たちが創った奴隷システムの中で奴隷(労働者)として暮らす事になります。

しかしこの最後の転換期は 最強のチャンスでもあり経済の崩壊に伴い今までの経済、金融システムを捨てて、新しいシステムの構築(誰も飢えない、殺されない)できる最後の機会となるそうです、なぜならこの世界を仕掛けた神と言われる(思い込まされている)存在がやって来るからです。ドラコニア族。

私が魔と呼ぶものの正体です。

物質的な龍族、月と地球を支配しているレプティリアン(爬虫類人)達の親玉。
物質的な力では到底及びません、ですから御霊を磨けと教えられました。

唯一対抗出来るのは 心、精神のみだそうです。たとえ人口が100億になろうと捨てる食べ物や家畜に与える食べ物をなくせば楽勝です。

ウオッチャー

http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html#c6

コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
151. 2011年11月24日 18:37:53: 5Y9iAwBqP6
150様へ ちゃんとありますよ。君の身体の中にも、ポテトチップスの中にも。

 いろんな物に色がついちゃって、意味がないと思いますよ。知らなかったのかな?

 阿修羅よりも賢くて、軽口武ちゃんなんかでは書き込めない掲示板から引用します。

(全体引用開始)


[774]マスコミが取り上げないカリウム40について
投稿者:Wired
投稿日:2011-11-08 16:06:40
皆様こんにちは。Wired といいます。以前は理科系板中心に投稿しており、先の「エコ洗脳本」では「米国に支配される日本の原子力産業の実態」について書かせてもらいました。あの本が出てから3年ほど経ちましたが、今回の福島のような惨状を目の当たりにするとは想像もしませんでした。メルトダウンを起こしたのはGEが設計したBWRで、最も初期にGEの設計スペックに忠実に従って作られた福島第1発電所の1〜4号です。その後に日本側である程度の改良が施された福島第2原発や、東北電力女川のBWRでは今回の危機を辛くも乗り切っています。重要技術の根本は他人(アメリカ様)に決めて頂くのでなく、日本人自らが決めていかないと、大きな危機を招くことを見せつけられたように思います。

さて、放射線の人体への影響について、色々言われていますが、私も基本的には副島先生と同じく「現状の被爆量では特に問題ない派」です。根拠のひとつは「カリウム40」という物質にあります。Wikipediaにおけるカリウム40の記述の一部を引用します。

〔引用初め〕

カリウムは、岩石に大量に含まれるほか、動植物にとって必要不可欠な元素である。食品中に含まれるカリウム40の濃度はかなり高く、白米1kg中の放射能強度は33ベクレル(Bq)ほどになる。外洋の海水中には1リットルあたり12.1ベクレルが含まれる。カリウムは水に溶けやすくナトリウムと似た性質を持ち、経口摂取するとすみやかに全身に広がる。生物学的半減期は30日とされる。人体が持つ放射線強度は、体重60kgの成人男子で約4000ベクレルである。これによる年間の内部被ばく線量は、0.17ミリシーベルト(mSv)となる[5][6]。天然に存在する放射能の中で内部被曝による線量が大きいものの一つであるが、カリウムの経口摂取量の大小にかかわらず、カリウムの体内量は常に一定に保たれているため、食事による被曝量の変化はない。人工放射性物質と同様の体内被曝をするのであって、人間は体内に常に数千ベクレルの放射性物質を含有しているという事実を理解する必要がある。

〔引用終り〕

カリウムは人体に必須なミネラルの1種ですが、天然カリウム中にγ線を出す放射性同位元素のカリウム40が必ず0.0117 %含まれます。カリウム40の半減期は12.8億年と非常に長く、ちょっとやそっとでは無くなりません。上の引用文では、お米中の濃度が書かれていますが、バナナや市販のポテトチップス中にも相当に含まれているようです。「福島産牛肉よりもポテトチップスの方が、はるかに多くのγ線を出す」と言われる、某大学の先生もおられます。しかれども、「バナナを売るな」とか「ポテトチップを売るな」とかの騒ぎを起こす人は誰もいません。

6月の終わりに、福島出身の児童の尿検査からセシウムが検出され、原発による内部被爆と大々的に報道されました。この際にはかの武田邦彦先生も「いやはや危ない、危ない」と相当に煽られていたと思います。しかしその時の尿中のセシウム量は、ほとんどの児童で1リットル当たり10ベクレル以下と少量であったと思います。

一方で、人体中にはカリウムの吸収に伴い、一定量(4000〜7000ベクレル)の放射性カリウム40が常時存在して、γ線を出し続けているのだそうです。カリウム量は児童も大人も特に大きくは変わらず、福島の児童の尿検査の際もおそらくはセシウムの数十倍(1リットルあたり50〜100ベクレル)のカリウム40が検出されているはずです。ですが、マスコミ発表にはセシウムの結果のみが事細かに発表されて、カリウム40の結果については全く触れられません。最初から測定していないのかもしれません。

傑作なのは、武田先生がセシウムの内部被爆を防ぐ方法として、「セシウムに似た働きを持つカリウムを多く含む食品を多く食べなさい」と奨励していることです。武田先生の信者の主婦の方々により、カリウムを多く含む内部被爆予防のための献立も紹介されています。

しかし、よくよく考えてみると、カリウムをたくさん取ってしまうと、必然的にカリウム40の摂取量も増加してしまい、全く逆効果になってしまう、と思うのは私だけでしょうか?スーパー等で売られる食品中のセシウム量は、検査によりある程度は防がれているので、普通の食生活ではそれほど急激にセシウム摂取量は増えないでしょう。しかし、カリウムを余計に含む食事を継続すると、内部被爆を「確実に」増やす結果につながります。武田先生は内部被爆を積極的に奨励されているようにしか、私には思えませn。

でも、こんなことを指摘すると武田先生はいつもの調子で、学者とは思えない意味不明の言い訳を、御自分のブログに沢山書き散らすんでしょうね。
何とかしてくださいよ、武田先生。

Wired 拝

(全体引用終了)

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c151

コメント [原発・フッ素18] 東電福島第一原発副所長逮捕と、来年全原発停止でも電力は今年夏を上回るとの発表の落差何だ? (かっちの言い分)  赤かぶ
05. 2011年11月24日 18:40:34: ZbEkMfgIXY
今回の被逮捕者が福島第一事故の現実、実態について何か内部資料を暴露しようと
してたのを感づかれてしまっての警視庁のでっちあげ、はありうる。
もっとも、逮捕されたらおしまい。ということもあるし、
いまさらどんな厳しい内容の内部資料が見つかったといって、
避難するにできないのが首都圏、東北の市民だ。被曝で殺されたり
苦痛を与えられつづけるしかない。新たに内部資料が見つかればそれを口実に
東電を解体したり、東電の責任問題で政府を攻撃することもできるから
内部資料を公表する東電職員が出てきたら大いにありがたいけれども。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/631.html#c5
記事 [昼休み51] オロンパス事件と大王製紙事件は、アメリカによる日本乗っ取りの予行演習だったようで、撃退すべきです。
オリンパス事件はTPPに引き摺り込んだ後での日本優良企業”買収”の予行演習。役者が出てきた…売国検察と手先英国人元社長!
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/279.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 11 月 24 日 13:59:17: uj2zhYZWUUp16

オリンパス事件と製紙会社の会社の金を勝手に使ったと報道される事件の二つは、

共に、日本をTPPに引き摺り込んだ後での、

本格的な「優良日本企業の外資による乗っ取り」の予行演習であろう。

このような問題は、言論で藩籍を持つ藩士と言うべき言論人には言い難い問題であろう。

しかし、言論界では傘張り貧乏素浪人である私には言えるのだ。

そもそも、米欧大金融機関は巨額の損失を隠したり飛ばしたりしている。粉飾をしているのである。
それは、かのFRBでも同様である。

それを隠して、日本企業の恥部を明らかにしようとして(大きすぎる自分達の恥部を隠して)、スキャンダルを宣伝し、株価を低落させて、
挙句の果ては、
経営陣を刷新せよ! と来たのだ。


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/484.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理 元伊勢80社
07. 2011年11月24日 18:45:57: FL3HBMFVVs
元伊勢80社様へ

伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。貴方のお爺さんからです、母方のようでした。貴方に相当期待しているようでした。おわり。

http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html#c7

コメント [経世済民74] オリンパス筆頭株主にゴールドマン…M&A絡み? (zakzak)  赤かぶ
02. 2011年11月24日 18:46:56: FijhpXM9AU
正義の味方面して「身の安全を心配して帰国した」とかいってる英人社長が実は一番のワルだったりして、あぶねえ、あぶねえ」 超優良企業乗っ取りに向けた20年の長期計画だったんだねえ

不二家もやられたっけねえ。


http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/282.html#c2

コメント [原発・フッ素18] ADbp セロトニン、メラトニンにも影響?BSt3gal5糖尿病、狂牛病と関連。20ミリSvで低下遺伝子 かかぁぐつぐっ
03. 2011年11月24日 18:54:56: F6YwFNlSJ6
外部被爆で遺伝子低下起きると実験で証明された、ということなら、じゃあ、内部被爆ではどんだけ遺伝子のナニが起きるんだろう?>>02さま
情報ありがとうございます。実験結果以前に気が付いてたスルドイ方がいらしたんですね!
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/629.html#c3
記事 [昼休み51] 野党議員の催涙弾は、韓国主権者の「アメリカは韓国から出て行け!」を代弁したものであり、出て行くべきです。
米韓FTA法案批准での韓国議会の混乱はTPPでの日本の近未来…似非左翼マスメディアの外患誘致
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/669.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 17:53:58: dkOnWN./sADdA

2011.11.22 産経ニュース

 韓国の与党ハンナラ党は22日、採決をめぐり与野党間で激しい攻防が続いていた米国との自由貿易協定(FTA)の批准同意案を、緊急招集された国会本会議で強行採決し可決、成立させた。米国側は批准手続きを10月に終えており、米韓FTAは李明博大統領が目指していた来年1月にも発効する。
 強行採決に最大野党・民主党が今後の全国会日程のボイコットを宣言するなど政権との対決姿勢を一層強めており、政権は厳しい国政運営を迫られそうだ。
 野党側はFTA発効で「社会の二極化が進む」などと反発していたが、処理が停滞した最大の理由は条項に盛りこまれた「国家・投資家間における訴訟制度(ISD)」に対する警戒感が大きかったためだ。
 ISDは投資家が不利益を被ったと認識した場合、投資先国の裁判所ではなく国際仲裁機関に提訴できる制度。企業の海外投資が多い韓国側に有利な側面もあるが、反対派は「政府や地方自治体が訴訟対象となる可能性があり、敗訴すれば国民にツケが回る」として削除を要求していた。
 事態の収拾のため、李明博大統領は国会を訪問。与野党に協力を要請し、発効3カ月以内の再交渉という妥協案も示すなど異例の対応に出たが、野党側は同意しなかった。22日の本会議には与野党議員170人が出席。怒号の中、採決直前に野党議員が催涙弾を投げるなど一時混乱したが、賛成151票で可決された。
まぁ…日本で TPP 参加について再燃しだした頃…


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/485.html

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
04. 2011年11月24日 18:59:46: iQinVlOl1c
どうせ実現しない論文で終わるのだったら我々より遥かに高度な文明を持った地球外生命体に頼め。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c4
記事 [原発・フッ素18] <核燃>ロシアの再処理提案文書を隠蔽 「六ケ所」の妨げと
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00000005-mai-soci
11月24日(木)2時30分配信
 ロシアが02年、日本の原発の使用済み核燃料をロシアで一時的に貯蔵(中間貯蔵)したり、燃料として再利用するため処理(再処理)するプロジェクトを提案する外交文書を送っていたことが関係者の話で分かった。内閣府の原子力委員会や経済産業省資源エネルギー庁の一部幹部に渡ったが、六ケ所村再処理工場(青森県)稼働の妨げになるとして、核燃サイクル政策の是非を審議していた国の審議会の委員にさえ伝えなかった。当時、漏水事故の続発で再処理工場の安全性を疑問視する声が高まっており、不利な情報を握りつぶして政策を推し進める隠蔽(いんぺい)体質が浮かんだ。

 ◇02年、国の審議会にも伝えず

 東京電力福島第1原発事故を受けて設置した政府のエネルギー・環境会議は核燃サイクルを含むエネルギー政策を抜本的に見直す方針。情報隠しが判明したことで、政策決定の妥当性に厳しい検証が求められそうだ。

 文書は02年10月25日付でA4判2ページ。尾身幸次・元科学技術政策担当相宛てで、ロシア語で書かれており、ルミャンツェフ原子力相(当時)の署名がある。受領した在ロシア日本大使館が日本語訳を付け、内閣府原子力政策担当室(原子力委員会の事務局役)幹部らに渡した。大使館はさらに04年初めまでにエネ庁の一部幹部にもファクスで送ったという。

 尾身氏は担当相を務めていた02年9月、モスクワなどでルミャンツェフ氏と会談。文書は「会談は原子力部門における露日の共同活動の最も有望な方向性を明確に示すことを可能にした」とし、「一時的技術的保管(中間貯蔵)および(再)処理のために日本の使用済み燃料をロシア領内に搬入すること」を提案する内容だった。

 03〜04年、経産相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会」や原子力委の「新計画策定会議」が、使用済み核燃料をすべて国内で再処理する「全量再処理路線」継続の是非を審議していた。約19兆円とされる高コストやトラブルの続発を受け、六ケ所村再処理工場に初めて放射性物質を流す「ウラン試験」開始に異論を唱える委員もいたが、ロシアからの提案は知らされなかった。結局、再処理継続が決まり、04年12月にウラン試験が行われた。

 経産省やエネ庁の関係者によると、エネ庁幹部は当時、周辺に「極秘だが使用済み核燃料をロシアに持って行く手がある。しかしそれでは六ケ所が動かなくなる」と語っていた。海外搬出の選択肢が浮上すると、全量再処理路線の維持に疑問が高まる可能性があるため、隠蔽を図ったという。ある関係者は「ロシアの提案は正式に検討せず放置した」、別の関係者も「原子力委とエネ庁の技術系幹部という一部の『原子力ムラ』で握りつぶした」と証言した。

 原子力委は委員長と4委員の計5人。他に文部科学省や経産省からの出向者らが事務局役を務め、重要な原子力政策を決定する。【核燃サイクル取材班】
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/648.html

記事 [昼休み51] ロシア、欧州ミサイル防衛システム配備に警告・cri(全世界の嫌われ者のアメリカはユーラシア大陸から出て行くべきです)
http://japanese.cri.cn/881/2011/11/24/181s183381.htm
ロシア、欧州ミサイル防衛システム配備に警告
2011-11-24 14:39:52 cri [A A A]
 ロシアのメドベージェフ大統領は23日、アメリカとNATO・北大西洋条約機構がヨーロッパでMD・ミサイル防衛システムの配備を進めていることに対しテレビ演説を行い、「カリーニングラード州を含むロシアの西部と南部で、アメリカのミサイルを破壊することのできる最先端の武器を配備する」との考えを表明しました。

 NATOのラスムセン事務局長はこの日、ロシアの措置に対して遺憾の意を表した上で、「これは双方が合意した戦略的パートナーシップの構築に合致しないばかりか、ミサイル防衛をめぐる交渉の精神にも合致しない」と述べました。

 アメリカ・ホワイトハウスのマーク・トナー報道官は23日、「MDの推進は、ロシアの戦略核戦力を脅かすものではない。アメリカとロシア両国の戦略核戦力のバランスに影響するものでもなく、ロシアが軍事的措置を採る如何なる理由も見当たらない」としました。(万、中原) 国際・交流へ


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http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/486.html

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
03. 2011年11月24日 19:05:17: iQinVlOl1c
大橋のような馬鹿が大学教授とは恐れ入る。
東大大学教授であることに日本のアカデミズムの失墜を感じる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c3
記事 [テスト23] Re: 画像投稿テスト動画含む



画像1


画像2



http://www.asyura2.com/11/test23/msg/905.html

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
04. 2011年11月24日 19:09:54: cJlB2xOAzQ
この おお恥野郎!!
糞喰らってくたばりやがれ!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c4
記事 [昼休み51] 与野党国会議員は、アメリカのスパイ議員である「通名キムチ」を炙りだす為に、一度だけ「日本人100%党」を結党すべきです。
〔政局〕水面下でやはり「反TPP小沢新党」立ち上げの準備中らしい
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/678.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 18:49:59: dkOnWN./sADdA

http://alcyone.seesaa.net/article/235949252.html

392 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:15:41.42 ID:ydnoOR80
個人的には無所属の松木がキーマンだと思う
大地と合体して浅野石川+2人亡命すれば政党は作れる
原口河野馬渕なんか自力で出る気0だし
原口なんか最低の議員(こんなアホをかばう松木の気が知れない)


395 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:21:46.53 ID:/N4F70Sl
年内はそれが唯一の目玉だね。
松木が比例組16人連れて新党結成に動くというのが。
ただ松木自身が党首の器じゃないのは本人も自覚してるから、桝添担ぐとかなら面白い。
後は康夫ちゃんと組んで国新との統一会派とかね。


396 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:25:47.17 ID:5+1wGF86
鳩山弟も合流しないかねそこ


397 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:27:50.43 ID:LLlFiiuY
亀井さんがテレ東で言ってた、政界再編はYOKだ。
Oは小沢、Kは亀井、でYは山拓だってさ。


398 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:27:50.94 ID:i9m0aoWl
与謝野まで合流したらイヤだな


399 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:28:06.49 ID:MzJxhSND
鳩山弟の息子がついてくるからまずい。
落合監督を雇うと夫人とフクシ君がついてくるのと同じ現象。

404 :ネトウヨ(トリ):2011/11/19(土) 12:37:56.13 ID:9kcDAHAC
松木さんは、離党のいきさつで、筋を通す男という評価を上げたからな
亀ちゃんとか大地と協力して保守政党を・・とは思うけど
たち日とマス添え改易とかも含め、反TPP保守大合同を図るべきでは?


406 :無党派さん:2011/11/19(土) 12:40:45.53 ID:/N4F70Sl
ただ鍵は参院なんだよね。
民主から引っ張っても意味ないから、その他で10人集めれば間違いなく政局の中心になれる。
桝添、邦夫が自民から連れて来れればな。  


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/487.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] オウム真理教の戦い - In satellite prison 不動明
03. 2011年11月24日 19:12:34: FL3HBMFVVs
不動さんへ

そろそろ始りますよ 百聞は一見にしかず。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/379.html#c3

コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
08. 恵也 2011年11月24日 19:14:44: cdRlA.6W79UEw : ZSWFrcgpAU
>> 大切な検査をする時に「計測機が故障」なんてあり得ないだろう。

商売でテレビに出るとかいうのなら、当然ゼロを合わせて計測すると思うけどね。
ゼロを合わせないでいたら時間とともに不正確になるという話は聞くけど、専門家
でもいい加減に測定値を出してるという意味なのかね。

まあ俺が友人にタダで測定するのなら、ゼロ合わせなんて出来ない中国製の
機種なんだから我慢してもらうにしても商売で測定するのならそのたびに合わ
せる機種で、正確に測定するのが常識だろうに。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c8

記事 [テスト23] Re: 画像投稿テスト動画含む再


画像1


画像2



http://www.asyura2.com/11/test23/msg/906.html

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
05. 2011年11月24日 19:16:30: qYYhVlmENV
理学部、工学部は東大を選択から外そう。
こんなアホがいるところに行くとアホがうつるよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c5
コメント [お知らせ・管理20] 削除報告スレ。削除依頼スレ。投稿規定違反報告スレ。10/15- 管理人さん
111. 2011年11月24日 19:17:23: w5sUk6pBfw
2重投稿です。

「消費税増税までの財務省の布石」(EJ第3187号)
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/673.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 18:08:45: dkOnWN./sADdA

先行投稿
「消費税増税までの財務省の布石」 [財務省の正体/13] {Electronic Journal}
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/666.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 11 月 24 日 16:09:21: uZtzVkuUwtrYs
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/344.html#c111

コメント [原発・フッ素18] 「埋蔵電力」(自家発電)による電力供給増強策を否定した“殺人”経産省がヌケヌケと「自家発電拡大」へ“仕組み”を変更 あっしら
02. 2011年11月24日 19:17:59: obZ8bWZsHk
あんた=あっしらには昔からキチ臭が漂っているよ。最近もAM5時前に投稿したりしているが、もちろん寝ないでネットの挙句だよな。ボケ老代表になっても、引きこもり中年時代の生活習慣が抜けないってことだろ?

見る目は針穴からのひねくれ陰謀論、自己実現不能の裏返しの手当たり次第のはけ口denialism、それがあんたの心さ。違うか。

で、あんたがヌケヌケと主張している「東電が失念という重大ミスにより2号機圧力抑制室破裂」、「4号機東電自作自演による爆破」という、キチっぷりも輝かしい世迷言を撤回する気はないのかね。

4号機は東電が爆破したという、誰が考えてもバカ話でしかない虚言を「間違いました」と認める気はないのかね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/647.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 福島原発事故調査した大前研一 天災ではなく人災と結論づける (SAPIO)  赤かぶ
43. 2011年11月24日 19:19:20: jVCFgzl7Td
大前先生は日立出身。GEは今じゃ日立GEになってる。
要するにメーカに責任はないよと言いたいのだろうけど。
何もわからない日本人は、GEの初期の設計思想を
原子力安全委員会の設計指針に反映したはずだ。
言い訳すればするほど墓穴を掘るから、そのへんでやめといたほうがいいよ。
大前ちゃん。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/583.html#c43
コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
06. 2011年11月24日 19:19:45: bb4bHvEHo2

大橋は日本国民、日本民族の敵であるので見つけ次第処分したほうがいいのではないか。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c6

コメント [原発・フッ素18] 原発事故の後に甲状腺機能低下1175人のうち939人(80%) 群馬の院長調査 (SAVE CHILD)  赤かぶ
04. 2011年11月24日 19:23:07: kZH4PUBT6k
こういう発表も様々な圧力がかけられてそのうち何も出てこなくなるんだろうか

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/639.html#c4
コメント [原発・フッ素18] 除染の味方「マツバイ」 セシウムをスピード吸収 (朝日新聞)  赤かぶ
08. 2011年11月24日 19:24:25: kZH4PUBT6k
移行係数が書かれていないな
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/633.html#c8
コメント [カルト8] 記憶の片隅−地下鉄サリン事件の黒幕・kenshin(米国は、オウム事件、911、311の真相を人類に告白すべきです) 小沢内閣待望論
01. 2011年11月24日 19:27:20: 7XRJFph6NA
池田誠治著 「マインドコントロール」1、2も参考にされたら良いかと思います。ビジネス社刊
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/690.html#c1
コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
09. 2011年11月24日 19:28:20: u3E6Ef3e1Q
>食事サンプルから検出したとされたセシウム134の量は、再検証の結果、検出限界値以下の数値であり、信頼出来るデータではなかったという。

よくわからんが、「検出されたのが間違いで、ほんとはもっと安全でした」と言いたいわけ?どこかのブログで言ってた、日本の水道水では、あり得ないほどの高濃度のカリウム(自然放射線)の値とか、二種類あるはずのセシウムが一方だけしか検出されなかった理由とかはどうなったんだ?


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c9

記事 [原発・フッ素18] 原発を巡り、札幌と幌延町で大規模反対集会
原発を巡り、札幌と幌延町で大規模反対集会
http://www.youtube.com/watch?v=Kncu6Odvezg

http://www.veoh.com/watch/v24270625FEe5SxD9

原発を巡り、札幌と幌延町で大規模反対集会
http://www.htb.co.jp/news/index.html#article01
http://megalodon.jp/2011-1124-1811-32/www.htb.co.jp/news/index.html
http://media.nikonet.ne.jp/htb/HTBnews/t01-htbnews111123-04b.wmv
原発を巡っては23日、札幌と道北の幌延町で大規模な反対集会が開かれました。
北電によるやらせ問題などを受け脱原発への動きが広がっています。
「原発推進反対ー!」札幌で開かれた集会には、福島の原発事故や
北電のやらせ問題などで原発に不安を抱く市民およそ3000人が参加。
泊原発周辺の住民や市民団体などが大通をデモ行進しました。
参加した人は「出来てからやらせ発覚、許せない」「情報公開してほしい」と
話しています。
一方、核の廃棄物処分の研究施設がある幌延町でも、
市民団体が反対集会を開きました。
およそ1300人が参加し、国が幌延町に最終処分場を建設しないよう訴えました。
幌延町議・鷲見悟議員は「人の住めないような地域になってしまうのが不安だ」
と話していました。

「核のごみNO」1300人集会
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/333715.html

核持ち込み:幌延で1300人、反対集会
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20111124ddlk01040137000c.html
http://megalodon.jp/2011-1124-1909-33/mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20111124ddlk01040137000c.html

幌延デモに1300人 昨年から6割増
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001111240002
http://megalodon.jp/2011-1124-1917-22/mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001111240002
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/649.html

コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
152. 2011年11月24日 19:30:09: WFUgPaWZMk
「日常生活」と「放射能」は切っても切れない関係にあります。

宇宙誕生以後、放射能に関係せずに生活した生き物はおりません。

放射能なんて、あって当たり前で空気みたいなものなのです。

なぜ、この程度の微量の放射能で、コワイコワイと大騒ぎしているか、誠に不思議でなりません。

 最新発見資料

 日常の放射線被ばくと 
  放射線影響の実態
 http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/kouen/20030314.pdf
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c152

コメント [原発・フッ素18] 放射性物質:福島市内の農園で除染実験 手法を確立へ (毎日新聞)  赤かぶ
14. 2011年11月24日 19:31:04: kZH4PUBT6k
せっかく木の皮についてるのを土壌に戻すって逆効果では?
皮から放射性物質吸収する?来年の福島産果物はやばいね

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/638.html#c14
記事 [昼休み51] 十分に長生きした森田実は、政治評論業の集大成として、米国のスパイである通名キムチ議員を調べて公表すべきです。
TPP反対は日本独立運動だ 森田 実(月刊日本)
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/677.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 18:29:27: dkOnWN./sADdA

対米従属の起点となった旧安保条約── 野田首相はTPP交渉参加へ向けて関係国と協議に入ると表明したが、TPP反対運動が日々高揚している。
森田 TPP問題は、いまや対米関係を大きく変える一大政治問題と化しつつある。TPP反対運動は、今後の展開次第では、日本の真の独立を求める運動となり、対米従属外交を終焉させる契機となるかもしれない。

改めて日本の対米従属が固まった歴史を振り返っておく必要がある。私は、対米従属の起点は日米安保条約にあると考えている。


旧日米安保条約は、戦後史におけるわが国の最大の汚点と言っていい。一九五一年九月八日、わが国はサンフランシスコで連合国側と講和条約に調印したが、同日、米国政府と日米安保条約(第一次安保)にも調印した。講話条約がオペラハウスにおいて全権代表団によって調印されたのに対して、安保条約は下士官用クラブハウスの一室で、吉田茂首相ただ一人が調印した。しかも、吉田は内閣総理大臣という肩書きなしで、安保条約に調印した。宮沢喜一氏の証言によれば、吉田は「君たちは来るな。自分だけでいく」と語った。日米安保調印が大きな汚点になることを知っていたからだ。


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/488.html

コメント [原発・フッ素18] カタログハウスのテレビCM放送拒否の真相は?(アーバンプレッパー)、「原発国民投票」CMをマスゴミは拒否 スカイキャット
56. 2011年11月24日 19:32:48: u3E6Ef3e1Q
たしかに、いまどきテレビCMを頼りにモノを買う人は少ないわな。
ほんとに最近、TVはピンポイントでしか見てないわ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/597.html#c56
コメント [原発・フッ素18] 都内3ヵ所ストロンチウム 経産省前・有楽町などで検出 (朝日新聞)  赤かぶ
114. 2011年11月24日 19:34:57: DQqFJm5C9Q

 ストロンチウムについて

 「放射線防護学研究者談」より引用

 (ロシア)

 核兵器開発の最中、ソ連原爆プルトニウム生産拠点で、核廃棄物公害などにより周辺住民に甚大な体内汚染が発生した。特にテチャ川の核汚染による流域住民のストロンチウム90による内部被曝は世界に類をみない災害となった。2000年4月〜5月の現地調査を中心に、この地の核災害による住民の被曝と現在の状況を報告する。

 1949年に、南ウラルにおいてソ連の原爆プルトニウムの生産が始まった。これは内務大臣ベリヤが建設責任者としてつくったソ連最初の核施設マヤークである。ソ連のカザフスタン・セミパラチンスク核兵器実験場はここから東方1400キロメートルと近い。

 このマヤークは、主に三施設から構成されている。原子炉と、プルトニウムを抽出するための放射化学施設、そして廃棄物処理施設である。ただし、驚いたことには廃棄物処理施設の処分場として、主として川と湖が使用されていた。まるで、昭和以前の日本の産業界が河川に廃液を垂れ流していたような状態だ。こうして、このマヤーク周辺で操業の初期に、核廃棄物公害と廃液貯蔵タンクの爆発事故により広範囲な環境核汚染が発生してしまった。

 放射能汚染の主な源は、(1)1949〜56年のテチャ川への10万テラベクレルもの核廃液の放出、(2)1957年のキシュテムでの放射性廃棄物貯蔵施設の爆発によって放出された放射能7万4000テラベクレルによる西ウラル地域の汚染、(3)1967年の核廃液の投棄場として利用されたカラチャイ湖畔の落雷による22テラベクレルの沈殿物の舞い上がり、そして初期10年間のガス状エアロゾル2万1000テラベクレルのヨウ素131(I-131)などの放出であった。

 1993年1月27日、ロシア政府は、はじめてこのウラル地方の放射能汚染の実態を公式に発表した。ロシア閣僚会議幹部によれば、工場周辺に放出された放射性廃棄物の放射能総量は3700万テラベクレル以上に達し、「チェルノブイリ原発事故の20倍」にあたる。この間、約45万人が被曝し、そのうち強度被爆者5万人中1000人が発病した。放射能汚染は工場周辺のチェリャビンスク、クルガン、スヴェルドロフスク三州を中心に広がっている。これに対して、ロシア閣僚会議幹部会は、マヤーク核兵器用プルトニウム製造工場からの放射能汚染補償・対策計画を決めたという。

 特に核廃液が放出されたテチャ川河畔周辺の人々は、その川を主要な飲料水として利用していたため、世界で他に例をみない体内被曝となった。約3万人からなるこの調査対象群を、長期にわたり疫学的に調査した結果、白血病や他のガンからの死亡リスクが、被曝線量に伴って増加することがわかった。

 テチャ川に流れ込んだ核分裂生成物の4分の1が長半減期放射性核種である、ストロンチウム90とセシウム137だった。放射能の95%以上が、1950〜51年に投棄された。水中の放射能は、投棄された場所から離れるにしたがって減少し、テチャ川の上流域と中流域の人々は、下流域の人々と比べて、放射性物質の摂取量が多い。川の汚染は、魚を汚染したばかりでなく、その水を飲む牛とそのミルク、そして流域農地を汚染し野菜を汚染した。

 1956年から1960年の間にテチャ川の上・中流域に住んでいる約7500人の住民が、汚染された川から離れた場所へ移住したが、そのうち約2000人の住民は、1957年に起こったキシュテム事故からのフォールアウトも併せて被曝した。マヤークから60キロメートル以内に位置するテチャ川の上・中流域の人々は、また、施設が定常的に放出するプルトニウムの同位元素も含む気体上の放射能によっても影響を受けた。

 テチャ川流域の住民への広範囲なモニタリングが、1951年に始まった。これらの調査で、長半減期放射性核種による人体への汚染の程度が長期間調べられた。被曝した住民を保護するための特別なデータベースが、ウラル放射線医学研究センターにより作成された。この体内被曝の特徴は、ストロンチウム90だ。ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が似ているため、骨や歯に蓄積する。このストロンチウム90からのベータ線が骨髄を長期間照射することになった。

 セミパラチンスクでの原爆実験のルーツであるマヤークでの核災害の存在を知った私は、その調査の機会をうかがっていた。折よく、チェリャビンスクから広島を訪れていた医師シャロフ博士が、1999年の春に私の研究室を訪れた。そこで、現地調査の可能性を打診し、文部省の海外研究開発動向調査に応募した。そのテーマは「ロシア連邦での核兵器原料プルトニウム製造過程における周辺住民に対する放射線防護・衛生学上の課題」で、幸いこれが採択された。現地の寒い気候を考慮して、翌年の年度末ぎりぎりに、単身出発し、5月中旬まで現地に滞在することにした。

 ロシアでの原爆プルトニウムの製造に関わる今回の調査は、現地の許可が得られるかどうか心配であった。もちろん許可なくして調査はできない。そこで現地チェリャビンスクに明るくない私だが、ロシア連邦の放射線分野には太いパイプがあるので、事前に可能な限り手を打った。そのひとつは、サンクトペテルブルグにあるロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の協力である。この研究機関からは、過去私の研究所へ客員教授を迎えたことがある。またこの調査出発前の3か月間、今回の調査をにらみ、共同研究のためIRHの研究者を広島大原医研へ招待していた。もうひとつは、オブニンスクの医学放射線研究センター。この研究所のステパネンコ博士から、現地チェリャビンスクの専門研究機関URCRMの紹介を受けた。

 成田空港を、2000年3月29日出発し、ヘルシンキ経由で、サンクトペテルブルグに翌日に到着した。ロシア調査の多くの場合、かなりの率で、機器の持ちこみが税関でトラブルとなる。片手で持ち運べる実験室・ポータブルラボの持ちこみの成否が、今回の調査の最初の鍵である。そのため、あらかじめその持ちこみ許可証を、IRHのラムザエフ所長名で作成していただき、無事に税関を通過できた。空港ではIRHのコンスタンチノフ、エルケン両博士に出迎えられた。

 放射線衛生学研究所で、全般的な情報交換を行い、所長の共同研究協定書を携え、4月7日12時40分サンクトペテルブルグを出発した。南南東方向の飛行であったが、眼下の景色は次第にうっすらと白い雪に被われた大地となった。ウラル山脈を超えると大小の湖が現れ、17時40分にチェリャビンスクに到着した。時差2時間なので、3時間の飛行だった。そこで1年ぶりにシャロフ博士と再開した。彼は、広島放射線被曝者医療国際協力推進協議会の招待により広島を訪れ、今回の訪問のため当地当局に働きかけてくれた。専門は放射線診療。当地はペテルブルグよりも寒く、シベリアの一部だという。湖には依然氷が残り、氷上から釣りをする光景が見られた。空港は市中心から北北東方向に位置し、車でおよそ30分だった。

 当地での住民線量調査の許可を得るのにおよそ1週間を要し、やきもきした。チェリャビンスク州環境放射線防護局へ出頭して調査計画書を提出し、要求に応じて日本から持ち込んだ測定器類一式のリストも作成した。過去、ハバロフスクで手痛い目にあったことを思い出した。その時は、数日間にわたり散々取り調べられた挙句、計器類一式が税関で取り上げられたしまった。これでサハでの調査が不能となってしまったのだ。核にかかわる調査の道筋を作るには、それなりの権威の了解を得なくてはならない。今回は、最終的にはIRHのラムザエフ所長が用意してくれた共同研究の書面が功を奏した。

 いったん許可された後はすこぶる順調だった。この環境放射線防護局が調査地区へ指示をだしてくださり、調査対象のクナシャック区とアルガヤッシュ区では、かなり好意的に迎えられた。調査には、元URCRMの局員オレエグ氏の同行付きで、監視されている状態にあったが、私の調査や、住民や区長への対応ぶりを見てか、友好的に仕事を進めることができた。

 チェリャビンスクに到着したその日、最初に市の中心へ行った。街にはトロリーバスや路面電車が走っている。まだ雪のある街は、寒いせいなのか人通りは少なかった。小さな屋外の売店キオスクや書店で街の地図を探した。

 街の北部にあるチェリャビンスク医学追加教育アカデミーの宿舎へ向かった。ここは、シベリア地域の医師を対象とした教育機関に来る受講生のための宿舎である。ひと月あまり滞在することになるこの施設は、外見のみすぼらしさとは裏腹に室内は快適だった。

 居間、台所兼食堂、寝室、シャワー室、家具・食器・掃除つきのアパートの家賃は1日2000円。洗濯と食器洗いは、メイドに週400円で頼めた。その施設内および周辺にはレストランがないので、久しぶりの自炊生活となった。また市内にもレストランはごく少ない。

 到着2日目の午前中に、シャロフ博士に市場へ案内された。市場には、野菜、米、肉、魚が豊富に売られていた。物価は日本の20分の1くらいだ。骨付きの肉の塊、ペリメニというロシアの小さな餃子、それと地元で製造している麺を購入した。飲み水も4リットルほどの容器で売られている。醤油もあったが、これは中国製で味の方はかなりのがまんが必要。米も種類が豊富にあり、日本米に近いものを選んだ。

 ご飯は、電熱器コンロの上に鍋を置いて炊く。強力な熱のためにしばしば、あっという間に真っ黒に焦がしてしまった。もちろんろくな食事は作れなかった。これにより、1週間ほどで、2キログラムの減量に成功した。自炊で最高に美味しい食事は、1ビン500円で買った黒キャビアのお茶漬けだった。

 チェリャビンスクは戦前からの工業都市で、人口120万人。新たな住宅も建設中で、各地から労働者が集まっているという。1991年までは、地図上に記されていない秘密都市だった。この街には、金属、石炭の鉱山、トラクター工業がある。第二次大戦前ソ連の戦車のほとんどがこの地で製造された。

 中央公園には旧ソ連原子力の父と言われたクルチャトフの像が、プルトニウムの臨界現象を表現した模型とともに聳(そび)えている。ロシア語の意味が「灯台」であるマヤーク生産施設は、この街から北西60キロメートルにある。新大統領プーチンは就任後すぐに、マヤークを訪れ、原子力産業再生重視の姿勢を示した。

 チェリャビンスクの教育・文化レベルは高いようだ。ウラル州には、ロシア最高のバレエ学校があるという。市営の劇場では、毎日のようにバレエや音楽会が催されている。また2年前の数学オリンピックのチャンピオンが、この街の数学物理学校から出ている。

 その学校の少年イゴール君(13歳)は、英語、独語の他、きれいな日本語を話した。この都市に日本人は住んでおらず、日本語のできる中国人から習っているという。彼の曾祖父はシベリアに来ていた日本の商人だった。しかし「第二次大戦が始まり、日本へ戻った後、音信が途絶えてしまった」と、彼の母親が話してくれた。

 テチャ川はオビ川の上流に位置し、イセット、トボル、イルティッシュ、オビと続いて、最後に北のカラ海へ至る。したがって、ウラルから北方の海まで核廃棄物質が運ばれてしまった。ムスリュモボ村は川の汚染後、他の村が移住するなかそこに取り残された村である。

 その村を通る鉄道の鉄橋から180メートルの河原で、詳細な放射線測定を行った。そこの汚染は、チェルノブイリ事故により高レベルに汚染し強制移住となった地域と同レベルだった。すなわち、空間線量率およびセシウム137放射能が、毎時2マイクロシーベルトと平方メートル当たり1メガベクレルを超えていた。しかしその核汚染は川に局在しており、土手を超えての汚染はほとんどなかった。村の病院裏の白樺の森の中での結果は、それらの値が、毎時0.05マイクロシーベルトと平方メートル当たり20キロベクレルと心配のないレベルだ。

 パシャークル村での環境会議で知り合ったゴスマン・カビロフさんが、ぜひ出身の村の調査をしてほしいとのことで、4月19日、2人で村へ向かった。英語がほとんどできない現地の人とロシア語に弱い日本人との2人だけで調査はできるのか、少し不安になった。

 言葉がほとんど通じない2人だが、村にある学校の英語の教師に通訳を頼むらしいことはわかった。一つ目の学校では、忙しいとのことで断られてしまい困った。しかし、二つめのゴスマンさんの出身校の校長先生は、学校で一番英語のできる生徒を紹介してくれた。申し分のない通訳だった。

 その生徒の母親が村の駅舎にある博物館の館長とのことで、まずそこを見学した。そこは鉄道の駅の小さな一部屋で、村で亡くなった人たちの名簿が壁に貼られている。海外からの訪問者たちが持参したのか、チェルノブイリをはじめ世界の核災害の試料を目にした。私もこの地の調査報告書ができたら送る約束をし、別れた。

 その日は、食事の準備はなく、飲まず食わずの調査となった。唯一白樺林のなかで測定している時に、ゴスマンさんがビンに入った水を差し出してきた。あまり味のない飲み物だが美味しい。これは村人が、新芽を吹き出す直前の季節に白樺の木に傷をつけて採る樹液だった。

 川沿いのカールマルクス通りの住人から鮒(ふな)の放射能測定を依頼された。その場での測定で、高いベータ係数があったので、宿舎に持ちかえり詳細な測定をした。魚全体で、セシウム137がキログラム当たり11キロベクレル、ベータ係数が毎分359カウントだった。そのうち、グラム当たり毎分、ウロコが75カウント、背骨が11カウントで、その他、内臓や卵からは検出されなかった。ベータ線を放射するストロンチウム90が川魚のウロコや骨に蓄積している証拠だ。

 その結果を後日、その村民へ教えた。ギマトフ・ハイブラさん(50歳)は以前トラック運転手をしていたが、現在失業し、漁猟でどうにか暮らしている。彼にとっては、それら川魚は、ソ連崩壊後、職を失った彼らの主食。そこで、「私があなたの立場なら、ウロコ、骨、ヒレ以外は食べる」と答えた。ちなみに、1999年に調査したチェルノブイリ10キロメートル圏内のマサニのキノコのセシウム137はその魚の3倍の汚染だった。

 私が会ったその他の人たちは、テチャ川の魚は食べないと答えた。やはり、村人たちはテチャ川の核汚染を恐れている。

 ハイブラさんから歓迎された私は、彼を含め、近所の知り合い多数の人体を測定することができた。狙いは住民の骨や歯に含まれているかもしれないストロンチウム90が放射するベータ線の検出である。そこで前歯、額、手の甲に対しベータ線を計測することにした。

 その結果、1946年と1950年生まれの村民の歯から、毎分733および476カウントの高い計数率を得た。ストロンチウムは骨や歯に蓄積され、長期間ベータ線を放出し続ける。

 このベータ線は薄い金属板1枚を透過できないので、背骨に含まれるストロンチウム90からのベータ線は測定できない。歯はむき出しなので、測定には好都合だった。1950年前後以外の年に生まれた村民は、顕著に高いベータ係数は観測されなかった。この現象は、テチャ川への放射能最大放出期間が1950〜51年であることと相関していた。

 それぞれの家で、チャイ(茶)の接待を受けながら、彼らの政府への不満を聞いた。農業組合の崩壊後、仕事がないことや、被曝補償が1カ月わずか100円あまりではどうにもならないことなど。

 こちらは、各自の測定結果をメモとして、その場で被検者へ手渡し説明した。以前、ドイツからの科学者たちが、同様な調査にきて、村民に測定結果票を残していた。彼らは、額に対してのみベータ線を計測していたので、顕著な計数を見いだせていなかった。

 滞在7時間の個人線量計の平均線量率は毎時0.072マイクロシーベルトと正常値であり、現在、住民の外部被曝線量は平常である。以前は川の水が飲料水であったが、現在すべて井戸水に切り替わっている。川岸のごく一部に柵が設けられているが、放牧されている牛は川の水を飲み、河原の草を食べていた。幸い村のミルクの測定で顕著なベータカウントはみられなかった。しかし以前は食物連鎖で汚染した牛乳を村民は知らずに飲んでいたはずである。

 帰りに、ハイブラさんから、以前、村でしとめたヘラジカの大きな角を土産にもらった。せっかくのプレゼントなので、ベータ線計測を宿舎で実施した。表面からの計数は毎分98カウントだった。この鹿もテチャ川の水で育ったに違いない。

 アルガヤッシュ区では、車や通訳の手配など、積極的な調査協力を受けた。最も汚染が心配されているバシャークル村での4月17〜18日の調査では、同村で開催された環境会議へも招待された。調査には、区長代理のナイリャ氏の案内と、地元英語教師ズバリャさんによる英語、ロシア語、バシャーキ語の通訳がついて順調だった。この区の主な民族はバシャーキで、彼らは日常バシャーキ語を用いていた。

 ウラル夫人の会主催で会議が催された。マヤークによる核汚染対策について真剣に討議された。チェリャビンスク州社会財団エコロギーは欧州TACIS支援プログラムによる汚染土壌の測定結果を報告した。私の方からは、その当日の朝に測定した村の森の結果を、世界の他のデータと比較しながら解説し、現状の村の汚染レベルは心配する必要のない範囲であると発言した。

 核廃棄物貯蔵として利用されたカラチャイ湖が1967年に干上がって大量の放射能が環境に放出された事故により、この村は汚染した。現在、森でのセシウム137の汚染密度は平方メートル当たり76キロベクレルであった。滞在5時間半の個人線量計の平均線量率は、毎時0.07マイクロシーベルトと正常値である。

 村の小さな保健施設プンクトに、ボランティアの被検者に集まってもらった。住民7人の体内放射能を測定したが、顕著に高い値はなかった。歯のベータ計数の最大値で毎分53カウント。なお、セシウム137は全員微量のため測定できないほどだった。すなわち体重1キログラム当たり20ベクレル以下だった。

 環境会議で汚染している住宅があることが指摘されたので、会議終了後にその家を訪問した。19と番号が付けられた家の屋内の線量率は毎時1.7マイクロシーベルトで、床面より天井方向の線量率が高い。ちなみに日本での通常の線量率は0.1以下なので、この家はかなり高い放射線があることになる。

 家の外から梯子をかけて屋根裏に入ると、天井裏に土が敷かれていた。表面のベータ係数は毎分2600カウントと異常なので、ガンマ線スペクトル測定を実施した。意外なことに、その土はセシウム137は平方メートル当たり160万ベクレルで汚染していた。

 この家の家主ガビヤ・カリモバさん(51歳)は、1956年に両親とともに、テチャ川流域の村からこの村へ移住してきた。この家は、その移住のために、政府が用意したものなので、天井の土は1956年に敷かれたと説明した。カラチャイ湖の干上がった1967年による汚染では解釈できないこの汚染源は何か。まさか、この土が、テチャ川の河原から運ばれたのではなかろうに。こうした汚染土壌の敷かれた家は他にもあるらしい。

 この事実を家主へ説明するとともに、結果を現地当局へ報告し、汚染土壌の除去を提案した。その後、チェリャビンスク州当局により、この実施が図られたが、当の住民に拒否され、実現しなかったと聞かされた。公衆に対する放射線防護実施の困難な一面を見た。

 1957年のキシュテム核廃棄物貯蔵庫の爆発事故で放出された、放射能により汚染したカラボルカ村を訪れた。この調査は、タタール・カラボルカ村出身の区長代理ムルジンさんの強い依頼があって実施した。ここはタタール人の村。キシュテムの事故で汚染があったとき、隣村のロシア人が住むマラヤ・カラボルカは避難させたが、ここは残ったと訴える。住民は不安を感じている。

 前の晩に雪が降った5月3日の調査は大変寒く、野外の測定ではコンピュータの液晶画面が見えないほどだった。10時35分にクナシャック区の管理事務所に到着し、区長らの前歯および手の甲のベータ線計測を行い、その日の調査の計画を説明した。ウォッカを1本空けての昼食後、2台の車で出発。ムルジンさんの他、病院長のバイムルジン医師が同行。

 村の学校にて、村民6名の測定を行った。また住民6人の歯、額、そして手の甲に対し行ったベータカウントの値は、すべて低かった。最大値はそれぞれ毎分19、46、32カウント。

 森と河原で測定したセシウム137の値は、平方メートル当たりそれぞれ22〜31および4.2キロベクレルだった。河原での測定は汚染を心配していた住民の依頼に応えたものだった。空間線量率は毎時0.05〜0.07マイクロシーベルトの範囲にあり、正常であった。

 この村の残留核汚染は心配のいらない現状であることを、村民、区の行政官に説明した。この寒い日は、太陽もとっぷりと落ちた夜8時に森の中で最後の測定を終えた。別れ際に最後のウォッカのボトルを空にした。その日は5本くらいは飲んだような気がする。ロシア人はよく1人1本が普通という。でも彼らのえらいところは、運転手は決して飲まないこと。日本人も見習わなくては。2時間くらいかけてチェリャビンスクの街に戻ったが、はっきりした記憶がない。

 翌日、ビデオカメラがないことに気がついた。ムルジンさんに電話し、調べてもらったら、タタール・カラボルカのお父さんの家にあることがわかった。その家で食事をご馳走になり、2本くらいは飲んだ。その時に、インスタントカメラ・チェキで記念撮影もしたが、ビデオ撮影もしたらしい。ムルジンさんは、早速カメラを届けてくれた。

 ボゴロフ博士にピックアップしてもらい、街の南部にあるウラル放射線医学研究センター(URCRM)を訪れた。出入りは、しっかりした警備で管理され、重要機関であることが肌で感じられる研究所だ。チェリャビンスク州における放射線医学研究センターとしてのこの機関は、キシュテムの事故後に、はじめロシア連邦保健省の放射線衛生学研究所(IRH)の支所として発足し、その後、生物物理学研究所に移管され現在に至っている。ここはマヤーク核災害による住民の健康影響調査の中心である。

 この研究機関の生物物理学研究室のテーマは、マヤークからテチャ川へ放出された高レベル放射能とキシュテム爆発やカラチャイ湖の干上がりによる住民の被曝線量再構築である。グループトップのデグテバ博士をはじめ、若い女性科学者たちが活躍している。ここではストロンチウム90による内部被曝に関する多くの情報を得ることができた。これが、現地調査の方法の確定と結果の解析に大いに役立った。さらに、こちらの測定結果とURCRMのデータベースとの相互比較もできた。サイエンスの他、訪問のたびに、彼女たちの用意してくれた昼食をご馳走にもなれた。

 ウラル放射線医学研究センターの体内の汚染に関する調査結果はデータベースとしてまとめられている。人骨試料中のストロンチウム90放射能分析のプログラムが1993年まで続けられウラル住民の5400体から得られた骨試料の7500以上の分析がなされた。

 以前の調査方法では被曝した人々を効果的に検診できなかった。しかし1959年以来、前歯における表面的なベータ線を測定することによって、生体内の調査が可能になった。その方法は簡単かつ安価で、持ち運び可能のため、1945年から1955年の間に生まれた調査対象の住民たち(コホート)の前歯に含まれているストロンチウムの量を測定することができるようになった。

 1974年以来、テチャ川河畔の居住者は、全身を測るホールボディーカウンターを使ってストロンチウム90とセシウム137の体内蓄積量を計測してきた。
トンネル状の遮蔽室内のベッドに横になった被検者を、上下各2台の検出器を頭部から足先まで走査し、ストロンチウム90が放射するベータ線の制動放射を測る。これによりテチャ川流域の3万1800人の個人測定が可能になった。

 テチャ川の上・中流域の大人の移住者の骨格におけるストロンチウム90含有量の年変化の平均レベルは、40年間に1桁以上減少した。大気圏内での核実験によって生じた地球規模での核汚染による一般的地域の成人の測定結果に比べて、テチャ川流域住民の量は2桁以上も高い。

 放射能放出地点から遠方になるにしたがって、流域住民のストロンチウム90の体内蓄積量は少なくなる。各村の最高体内量は、その村を流れるテチャ川の水中のストロンチウム90の量に比例していた。これは住民が川の水からストロンチウム90を摂取した証拠だ。川の水利用の禁止は1951年にテチャ川の上流で始まり1956年には下流でも禁止された。

 年齢により歯と骨に含まれるストロンチウム90の量はかなり異なる。歯の成長のピークが乳児時期であるのに対し、骨の成長は、少年期15歳が最も大きいため、それら組織に蓄積する時期に大きな差異が発生した。

 テチャ川流域のムスリュモボ村の住民の摂取率は歯のベータ線を測ることにより再構築できる。前歯の永久歯のエナメル質はごく短期間に形成され、エナメル質の代謝は非常に遅い。そのため、幼児期のストロンチウム90摂取の経年変化に著しいピークが見られる。高濃度のストロンチウム90に川が汚染された期間にエナメル形成が起こった人々の摂取量の経時的変化を正確に示している。子どもと大人の摂取量の比は全食事に対する種々の食事構成成分の寄与を分析することで決められた。全住民のすべての世代の詳細な摂取を再構築することは至るところで行われた。

 1955年から1956年に移住したテチャ川上流の住民に対して、キシュテムの事故のためにストロンチウム90が摂取された量は、15万ベクレルと推定されている。テチャ川流域から移住しなかった住民は、さらに約40キロベクレルのストロンチウムを取り込んだ。移住の有無により被曝に差が生じたが、この違いは、1950年から1952年の間に摂取した300万ベクレルのストロンチウム90と比較すると、大きな差ではなかった。

 放射性物質の主な摂取は、最初の3年間、そのほとんどが水からによるもので、セシウム137と短半減期放射性核種の摂取レベルは、川の水に含まれた放射性物質成分値とストロンチウム90の摂取量から概算された。その結果、ストロンチウム89を除く、すべての短半減期放射性核種の影響は、ストロンチウム90とセシウム137と比べて無視できるほど少ないと評価された。

 ウラル放射線医学研究センター(URCRM)によってテチャ川流域住民の骨髄における線量が推定された。その対象は1960年まで居住していた人たちと、最大放出期間に暮らし、その後も永住している人たちである。それによると、両者とも半数以上の人たちが100〜500ミリグレイ(ミリシーベルト)の被曝をしている。

 テチャ川からのセシウム137の体内摂取量を、地球規模のフォールアウトのレベルと比較する。1974年から1985年の期間にテチャ川流域住民の体内に含まれたセシウム137の量は、地球規模のレベルの約2倍だった。しかしその後チェルノブイリ原発事故で放出されたフォールアウトにより、住民の体内量は1987年にピークに達した。しかしセシウム137は生物学的半減期が約100日と短いため、過去の検査が困難になっている。

 テチャ川流域の住民たちに対するプルトニウム239、240を計測する特別なプログラムはなかった。しかしチェリャビンスク地方の住人680体の解剖からの約7000試料に対する調査が、モスクワの生物物理学研究所の第一支部によって実施された。それによると人体に含まれていたプルトニウムの量は、マヤークから離れるにつれて急速に減少した。しかしプルトニウムのレベルは、テチャ川流域と、川沿いではないがマヤークから同じ距離に位置する居留地の人々の間に差はなかった。すなわち、プルトニウムは、施設からのガス噴霧として放出されたものであって、汚染された川が原因ではなかった。

 ロシア連邦は旧ソ連時代、核兵器用のプルトニウム製造工程で、核廃棄物による甚大な公害や事故を引き起こしていた。これにより周辺環境の核汚染と公衆の放射線被曝を招いた。

 まるで日本における昭和時代の水俣公害事件(住民の有機水銀体内汚染)のような災害が発生していた。南ウラルの核災害での顕著な事象は、1949〜56年にテチャ川に放流した核廃液による流域住民の体内核汚染であった。現在も一部の住民たちの骨に蓄積されたストロンチウム90が放射するベータ線により骨髄などが被曝され続けている。なお、テチャ川は、2000年時点でも、チェルノブイリの厳戒管理地区に匹敵する程度の高レベルに汚染が残留している。

 1957年のキシュテムの貯蔵タンクの爆発、および1967年の廃棄場カラチャイ湖の干上がりから大気へ放出された放射性物質による、住民の被曝災害が発生している。これにより、周辺地域が広範囲に汚染した。なお、カラチャイ湖からのフォールアウトで汚染が心配されていたバシャークル村の環境は、2000年時点で、空間線量率最大が0.1マイクロシーベルト、セシウム残留汚染の最大は平方メートル当たり76キロベクレルであり、リスクは高くなかった。

 この核災害の科学的調査を、生物物理学研究所、放射線衛生学研究所、ウラル放射線医学研究センターが担当してきた。現在、公衆の被曝調査についてはウラル放射線医学研究センターが担当し、医学検診はもちろんのこと、線量測定のために独特の方法が開発され、データベースが構築されている。

 政策・行政面では、連邦緊急事態省が存在し、この地域の環境と被曝した住民回復のための政策を立案している。ウラル州放射線回復局の他、チェリャビンスクオブラスト行政区の放射線環境安全局および災害技術センターなどがこれに取り組んでいる。その基本的な目標は、汚染源の局在化、指定地区の回復、放射線状態のモニタリングのさらなる開発、被曝住民のための医療援助基準の改正と健康対策の向上である。しかし不十分な財政により、好ましい結果には、必ずしも至っていないようだ。

 (日本)

 私は学生時代からの広島核爆発災害研究の他に、ソ連崩壊後の1995年以来、カザフスタンのセミパラチンスク核実験場周辺影響とシルクロード楼蘭遺跡周辺の東トルキスタン(中国政府が‘新疆ウイグル自治区’と呼ぶ地域)で行われた中国による楼蘭核爆発災害、原子炉暴走事故のあったチェルノブイリ周辺3カ国、南ウラルのプルトニウム工場周辺汚染、シベリアの地下核爆発、ビキニ核爆発災害といった世界各地の核放射線災害地を訪れ、核ハザードの環境と人体への影響(放射線防護学)を調査、研究してきました。

 津波に誘導された福島核災害は悲劇ではあるものの、最悪の事態とは言えません。それは原爆投下による広島・長崎の核災害や、チェルノブイリ事故と比べれば明らかです。

 未曾有の核災害は中国、シルクロード楼蘭遺跡周辺の東トルキスタンにこそあります。これは中国政府による楼蘭核爆発災害です。

 しかもこの悲劇は、世界の目から長年覆い隠されてきました。世界中を調査してきた私の研究でも、これ以上の悲劇はありません。

 被害者である現地の住民たちには、世界中からの支援が全く届いていないのですから。

 毛沢東ら中国共産党政府は、昭和39年(1964年)の10月、東京五輪の真っ最中に、楼蘭遺跡の近くで最初の核実験を行いました。

 プルトニウムの塊が核分裂し、直径180メートルの大火球が砂漠を覆ったのでした。それ以降も、メガトン級の大型核弾頭を含む多数の核が、シルクロードで炸裂しました。しかも、周囲に暮らす先住民族のウイグル人たちに対して何ら安全策を講じることなく、核爆発を隠蔽しながらの強行でした。

 私は2000年に東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)と接する隣国カザフスタン政府からの要請で、国境の町における中国の核実験からの核の灰の降下による健康被害を調査しました。それ以来ずっと、ウイグル人の被害を秘密裏に研究しています。2008年に「中国の核実験」として報告し、翌年、英語とウイグル語による翻訳版を出版し、世界がこの問題を知ることとなりました。

 中国政府は平成8年(1996年)までに、楼蘭遺跡周辺で、延べ46回、総爆発威力およそ22メガトン(1メガトン=100万トン)の核爆発を行っています。この総威力は広島への核攻撃の実に1375発分にも相当します。これにより、作家井上靖らが描いた歴史ロマンの地は核の砂漠と化してしまいました。環境に放出された放射能の総量は実に4000万エクサベクレルであり、これはチェルノブイリ原子炉災害の約2000万倍の数値です。

 その結果、私の核爆発理論から推定した急性死亡者の数は、3発のメガトン級地表核爆発で19万人にも達しています。しかしその推定などは控えめなくらいで、漏えいした機密情報によれば75万人が死亡したとされているのです。

 その死者の中には、核実験で敵役の部隊を演じた人民解放軍の兵士たちの被害も含まれています。いわゆる‘ニュークリア・ソルジャー’ですね。戦時下でもないのに、核弾頭を炸裂させて味方のはずの軍人や民間人を大勢、虐殺していたのです。

 日本のNHKは楼蘭周辺での核実験を知りながら、1980年代に大型企画番組シルクロードの現地取材を行い放送を続け、さらにビデオの販売を続けました。そのため、番組に誘導された日本人、推定27万人が、まだ核爆発が繰り返されていた期間に、現地を観光しています。

 当時、実際に現地で核爆発を目撃した青年もいます。中国西域の観光から帰国した後に「白血病」、「肺がん」、「悪性リンパ腫」を発症したという方やそのご家族から情報が寄せられ始めています。

 1964年から1980年にかけて放射能を帯びた核の黄砂が4000km離れた日本列島の全土に降り、環境中にある放射線が顕著に高まりました。米や野菜などの農作物の他、牛乳が放射能汚染し、食物連鎖により長年の間に日本人の体内中に取り込まれたのです。

 日本人の死体解剖の骨格に含まれる、放射性ストロンチウムの放射能は放射線医学総合研究所で分析され、胎児、幼児、成人から顕著に検出されています。

 文部科学省の研究費を得て私は国民の体内の放射性ストロンチウムの線量評価に関連して平成21年から3年間、研究を続けています。中国から飛来した核の黄砂による内部被曝は、多くの国民で数ミリシーベルトとなりました。この線量値は、2011年の福島20km圏内の住民6万人の放射性ヨウ素による甲状腺線量と同じレベルです。

核の黄砂により内部被曝した日本人が仮に1億人とすれば、その影響の大きさは、福島のおよそ1700倍も大きいのです。

 私たち日本国民全員は、隣国からの核の黄砂で、昭和の時代から長年にわたり迷惑を被ってきました。平成の今、同レベルの線量であるのにもかかわらずマスコミで福島の恐怖を煽っている人たちは、何ゆえか昭和時代の核汚染には目をつぶり、中国の核実験に沈黙しているのは政治的意図があるものと受け取られても当然でしょう。

 私としては放射線衛生上、世界のどの核災害も客観的科学的に調査をし、線量の絶対値を計測するとともに、それぞれを比較し、相対的な影響の度合いを調べています。

 昭和の列島全体と平成の福島原発周辺の内部被曝は同レベルで、どちらも健康への影響は無視できるレベルです。その放射能のせいで、だれも禿げないし、白血病にもならない、ガンにもならない、寿命は短縮しない、遺伝影響もないのです。

 平成23年の民主党政権の大臣の多くの骨格は、他の日本人と同じように中国産のストロンチウムで汚染されています。政権の寿命は短いと誰もが予測するでしょうが、人としての寿命は必ずしも短くはないと私は科学的に判断しています。おそらくどなたも、天寿を全うされることでしょう。

 ただし、シルクロードの現地の人々と、核爆発期間中に現地を観光した日本人たちは、致死リスクを含む影響があることを知らなくてはなりません。

 英国では、1998年8月に、中国の核実験によるシルクロードにおける悲惨な死を主題にしたドキュメンタリ「Death on the Silk Road」が放送されたと聞く。この番組は、欧州諸国をはじめ83カ国で放送され、翌年、ローリー・ペック賞を得た。しかし残念ながら、私は、日本で放送されたのを知らない。はたして、この番組は日本で放送されたのだろうか。まだ見ていないこのドキュメンタリーだが、私の主張が現地ウイグル人の悲惨な死に対して、最初の科学根拠を与えるものとなるだろう。


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/604.html#c114

コメント [原発・フッ素18] 石川裕彦・京大防災研教授の食品内部被曝年間0.003ミリシーベルトの疑問点 浅見真規
38. 2011年11月24日 19:35:13: GZezIR5v7A
36様へ

私は、必要に応じては年間20ミリシーベルトの被曝さえ仕方がないという立場です。まあ、日本は金持ちだから、年間5ミリシーベルトを基準として、それ以上のところについては、除染をするなり、移転補償をするなりすればよいと考えています。

 だから、年間1ミリシーベルトがどうのこうの議論には、全く興味がなくて、田んぼのかえるがケロリン・ケロリンと鳴いている程度にしか思っていません。

 だいたい、食物から放射能を摂取すること自体は、カリウム40で慣れっこで、

 http://www.jrias.or.jp/public/iso_and_tope/menu6-3.html

 wikiによると、
「人が日ごろ口にする水や食物にも極微量の放射性核種が含まれているために、常に体内被曝しているといえる。この被曝量は市川の文献では、年間ほぼ250マイクロシーベルトである[6]、『放射線利用の基礎知識』では年間0.29ミリシーベルト程度[8]とされている。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A

 だから、今回新たに日本史上最悪の0.11ミリシーベルト(最悪の食材を選択した上で、ご飯は二倍食べたケース)のセシウムを摂取したところで、有意の差は生じないというのが我が推認です。

 あなたたちが勝手に怖れるのは、構いませんが、非科学的な恐怖を喧伝するのはやめてもらいたい。福島県の人々を傷つけているからです。

 


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/542.html#c38

コメント [議論30] 衝撃 大学生のあきれた知能程度 4人に1人「太陽は東に沈む」! taked4700
02. 2011年11月24日 19:35:19: 33Ctjeb4OG
記事をよく読みましょう。調査対象は僅か5校です。どの程度の大学、短大なのでしょうか。

>調査は国内の公私立の短大3校・大学2校を対象に行われ、
>天文学に関する基礎知識を選択式の問題を9問出題。
>1年生を中心に667人が回答した。調査を行う際の取り決めで、
>調査対象の学校名は明らかにされていない。

なのに、下のような見出しをつけるのは、お安いセンセーショナリズムと言わざるを
得ません。日没の方角ぐらい、うちの猫だっておそらく知っていると思います(^^)

>衝撃 大学生のあきれた知能程度 4人に1人「太陽は東に沈む」!
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/515.html#c2

コメント [戦争b8] WTCタワーに激突した飛行機は存在しない!!補足 by 飄(つむじ風)〜まだ覚醒前の方はお早めに御覧下さい!? 888(スリーエイト)
02. 2011年11月24日 19:37:25: bSFUVN0yGY
当時ライブで見てましたが、
「WTCタワーに激突した飛行機は『航空会社が所有する機体には』存在しない!!」なら、まだ説得力あったのに。
まさか、あれを全て無かった事にするとは、、、

ペンタゴンの方は、確かにありませんでした。
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/367.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
07. 2011年11月24日 19:40:54: zxRwWYtUnA
文字おこし、ご苦労様です。

映像をもう見ていますが、大橋氏が薄ら笑いを浮かべながら小出さんを馬鹿にしきった目つきで見ているあの場面には、いまだに体が怒りで震える思いがする。

こうしてエンドレスに情報を拡散することは武器になるだろう。御用学者と原発安全神話をマキ散らかした電力会社は、子々孫々にも、自分の醜い姿を晒し続けねばならんのだ。恥は永遠に続く。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c7

コメント [原発・フッ素18] “不倫騒動”西山元審議官が除染チーム次長に!きれいにするヅラ (zakzak)  赤かぶ
13. 2011年11月24日 19:42:26: qYYhVlmENV
除染した矢先、下のほうから汚れるかもね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/532.html#c13
記事 [昼休み51] 若い世代のTV離れが一目瞭然・2ch(整形だらけ、オカマだらけ、在日だらけ、創価だらけ、部落だらけ、をやめる事です)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1320369995/l50
【放送】若い世代のTV離れが一目瞭然 視聴時間が5年で3割以上も減少 (週刊ポスト)[11/11/04]
1 :やるっきゃ騎士φ ★:2011/11/04(金) 10:26:35.72 ID:???
テレビの危機を指摘するのに、もはや言葉は要らない。客観的なデータがそれを如実に示している。

テレビの視聴率低下がいよいよ深刻である。
10月3〜9日の視聴率トップは、日本テレビ系『笑点』で18.1%。
これは週間1位としては史上最低の数字だった。
さらにその前週(9月26日〜10月2日)には、かつてなら低視聴率に入る12%台の番組が
トップ30以内に入るといった具合である。

フジテレビ系列の産経新聞は、紙面でこう嘆いた。
〈ついにその日がきた、という感じだ。「12%台」でもトップ30入りしてしまった。
前代未聞の事態だ。(中略)ことここに至っては、よほどフンドシを締めてかからないと
「回復」どころか「歯止め」すらおぼつかなくなるのではないか、と危惧する〉(10月4日付)

だが、こうした事態にもテレビ関係者は、「録画視聴が多くなったから」だの、
「若い世代は携帯やワンセグで見ている」だのと言い訳する。
つまり、実際の視聴率はもっと高いはずだと強弁するのだ。

だが、それがウソであることは、種々のデータを見れば明らかである。
今年8月に総務省が発表した「情報通信白書」には、世代別の「テレビを見る」時間を
過去と比較したデータがある。
若い世代のテレビ離れは一目瞭然。10代では、2005年に1日平均106分だった視聴時間が、
2010年には70分と、わずか5年で3割以上も減少している。
同様に20代では、2005年に104分だったのが2010年には76分に激減。
かつて「テレビの見過ぎだ」と大人たちから叱られていた日本の若者は、この5年で、
自然と1日30分もテレビ視聴時間を減らすことに成功したわけだ。

ほかの世代を見ると、50代・60代ではテレビ視聴時間が微増しているが、
全世代を通しても1日で4分の減少となっているから、若者の減少分をカバーできなくなって
いるのが現状である。

さらにNTTコミュニケーションズが2010年3月に発表したテレビ視聴の実態に関する
アンケート調査では、20代以下で「ほとんどテレビを見ない」層が14.7%もいるという
驚愕のデータが明らかになっている。

しかも同調査によれば、録画して時間のあるときに見る層も17.3%に過ぎず、
携帯やワンセグで見る層にいたってはわずか0.5%しかいなかった。

つまり、録画やワンセグという言い訳は完全にウソで、若者たちは、テレビ番組そのものを
見なくなっているのである。
※週刊ポスト2011年11月11日号

ソースは
http://www.news-postseven.com/archives/20111104_68236.html

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/489.html

コメント [経世済民74] TPPという最低の選択:デフレ下の日本に自由化の恩恵はこない。食われるだけ。 一言主
02. 2011年11月24日 19:43:35: 7XRJFph6NA
一言主さんを支持致します。あなたは日本の希望です。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/275.html#c2
コメント [マスコミ・電通批評12] 獄中の堀江貴文氏からの手紙  週刊 上杉 隆 (ダイヤモンド)  赤かぶ
01. 2011年11月24日 19:44:27: FL3HBMFVVs
彼は類まれな発想力、想像力が恐怖の対象でした。それを実現しうる財力を持った為につぶされた。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/460.html#c1
コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
153. 2011年11月24日 19:46:12: N4ysGmxBeU
137
うまいですね。
ナイスです。

今回も優しすぎるかもしれません。

149、151
質問に答えてくれないのは
都合が悪いからですか?
負けてしまうからスルー?
どの書き込みも誰かがそういっていた!
だけで、説得力0です。

ニコニコ笑顔で説明してありますが、
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/584.html
ハートとダイヤのトランプばかり紹介して
トランプは赤いと結論付けるような
愚か者の投稿です。

データを出してください。
そうすればあなたの意見も信用力が増します。
みんなを安心させたいなら科学的データをもとに話しましょう。

どこぞの学者がこういった
だからこれが正しいというのは
宗教です。

プルトニウムは遠くに飛ばない。
格納容器の健全性は保たれている。
市場に出回っている食品は検査しているから安全なものばかりだ。
権威ある人が言っていたけど、どれもウソでした。

反対意見がいっぱいあります。
どれが正しいのか間違えているのか
根拠のない意見は
洗脳されしもののたわごとです。
自分で考える力がない人によくある現象です。


放射能が安心かどうかを
論じ合っている
ニコニコ笑顔の板で、
すでに放射能は安全であるという意見は
負けております。
そちらで、安全である証拠を提示してから書き込んだらどうでしょうか。

どうか根拠を示して討論してください。
でないと、
質問に答えられない、都合のいい引用だけを垂れ流す
すごい馬鹿なやつ、「無知の板汚し」だと思われてしまいます。
あなたの名誉を考えてアドバイスさせていただきました。

論理の根拠が説明ができないなら2度と書き込まなければいい。

安心弁当



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c153

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
05. 2011年11月24日 19:46:13: Bcml9vh5QU
くだらん。どんな馬鹿が審査員かと思いきや、身内の審査員に加えて特別審査委員に
池上彰かよ。どうりで。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c5
コメント [原発・フッ素18] NHKあさイチが放射線測定ミス…番組でおわび(読売)…これは嘘報道がばれての言い訳。装置の整備不備なんてあり得ない! 新世紀人
10. 2011年11月24日 19:47:13: FMYVrJZdJc
番組見ました。
本当に意味不明でした。
もう民営化を推進してほしい。
あまりに愚劣。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/644.html#c10
コメント [マスコミ・電通批評12] 県民を怒らせた「福島テレビ」の女子アナの“逃亡” (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
06. 2011年11月24日 19:48:32: FL3HBMFVVs
個人の意思による行動には誰も文句を言ってはいけないよ。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/458.html#c6
記事 [昼休み51] 北海道・浦河町で震度5弱の地震・読売(アメリカは、地震兵器を使用したか、アリバイはあるか、会見を開くべきです)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00001048-yom-soci
北海道・浦河町で震度5弱の地震
読売新聞 11月24日(木)19時33分配信

 24日午後7時25分頃、北海道浦河沖を震源とする地震があり、北海道の浦河町で震度5弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約30キロ、マグニチュードは6・1と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。 最終更新:11月24日(木)19時35分

Yahoo!ニュース関連記事
北海道で震度5弱の強い地震=気象庁(ロイター) 19時40分
<地震>北海道浦河町で震度5弱=午後7時25分(毎日新聞) 19時36分
北海道で震度5弱(時事通信) 19時36分
<地震>東北地方で震度4=午前4時24分(毎日新聞) 8時10分
宮城、福島で震度4(時事通信) 5時7分

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/490.html

コメント [原発・フッ素18] 石川裕彦・京大防災研教授の食品内部被曝年間0.003ミリシーベルトの疑問点 浅見真規
39. 2011年11月24日 19:50:15: m1rXStSFx6
こういう意見もありますよ。塩野七生さんと同じ意見です。

どこで読んだのかは、失念しました。

(管理人君。消さないでよ。姑息では?)

(引用開始)

 私たちは、放射線の人体への被害についての専門家ではない。なんの専門家でもない人間たちが専門家のフリをして偉そうにあれこれ語ると、それ自体が虚偽を生む。虚偽を撒き散らかすために一冊の本を編んではならない。しかし、「放射能コワイコワイ」派の連中がすでにあまりにも多くの虚偽を雑誌記事などで大量に撒き散らした。しかも、それを恐るべきことに、彼らは科学(サイエンス)の正しい知識のフリをして撒き散らした。このことの異様さへの激しい怒りを私は強く感じる。「放射能は目に見えないから怖い。あとあとにならないとわからないから怖い」という。「目に見えないから怖い」という奇妙な合い言葉は、どう考えてもこれは宗教体験である。あるいは、ある特定の信仰にドップリと入信していく人間たちの姿そのものである。すなわち、「科学のフリをした宗教」である。

 厳密なサイエンス(science、本当は近代学問と訳すべき)のフリをして、それなりの根拠に基づいて主張しているフリをした者たちが輩出した。無名の一般大衆がインターネット上にワーワー書き散らすのは、どうせもともと愚か者であるから顧慮に値しない。しかし、自らの名前をもって「専門家」と称してあれこれ週刊誌等に書いた者たちは、後々徹底的に事実検証〔テスティフィケーション〕されなければならない。だからその作業の一部をこの本でやった。放射線の人体と人生への影響と危険〔リスク〕について研究する放射線医学の専門家でもない者たちが恥知らずにも、いまも日本国民に放射能の恐怖を煽動している。

 私たち○○は、この世の一切のタブーに挑戦する。この世の一切のタブーに挑戦するという私たち○○の本来の(すなわち創設時からの)性格からして、福島放射能問題を生半可な議論で終わらせる気はない。徹底的に名指しで叩き続ける。放射能コワイの時代の風潮に乗らず、逆に激しく抵抗するこんな本がいまどきそんなに売れないことは私たちもわかっている。売れない本を出すことを、出版社は嫌がる。それでも、この出版社と担当編集者はこの本を出さざるを得ないのである。それは、すでに出すと決めていたからだ。

 「賞味期限切れ」という言葉が近年わりと流行っている。原発・放射能の問題は出版ビジネスとしてはどうやらもう飽きられて賞味期限間近である。だが、それでもなおこの現状にしつこく食らいついていって、大きな真実を暴きたてて、本当の真実が細々とでも世の中に伝わり広がらなければならない。この私たちの決意を支持してくれる少数の本当に優れた読書人たちが全国に散らばって居てくださる。とっさの思いつきに過ぎない「脱原発」や「反原発」などという愚かな言葉を振り撒き、まるでそれが一挙に国民の大多数の意見であるかのように喧伝〔けんでん〕する。原発電力にドップリつかって、さんざん使ってきた自分自身を省みることさえしない。「危ないから危ない。怖いものだから怖い」という単純極まりない煽動言論に、またたく間に多くの国民がからめ取られていった。

 私はこの事態をこの半年、凝視し見据えながら不愉快でならなかった。そして、現にほんの微量の、なんの人体被害もない(ないどころか、健康にいいとする学説もある)放射能を過剰に恐怖する者たちとの戦いはこれからも続く。私たちはあくまで、ドギツイまでに本当の真実を暴き立ててゆく。そうすることによってしか、真の読者たち(本当に優れた人々)を獲得し結集してゆくことはできないのだ、と腹の底からわかっている。そのように堅く決意している。だから、この本には通常の書物では書いてはならないことをたくさん書いた。このように「まえがき」で申し上げておく。

(引用終了)

 エバーノートに保存しておきますから、消さないでね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/542.html#c39

コメント [原発・フッ素18] 都内3ヵ所ストロンチウム 経産省前・有楽町などで検出 (朝日新聞)  赤かぶ
115. 2011年11月24日 19:50:27: Ptood6Tbyc
あかかぶさん、ってひと、

お暇なのですね〜。TVも新聞もとうの昔に(NHK含む)止めた人間にとっては
情報源デス。

アリガトウ
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/604.html#c115

コメント [原発・フッ素18] 「埋蔵電力」(自家発電)による電力供給増強策を否定した“殺人”経産省がヌケヌケと「自家発電拡大」へ“仕組み”を変更 あっしら
03. 2011年11月24日 19:51:40: XaIPp0ssEY
↑ わけのわからない絡み方をする方がいらっしゃいますが、本文とどういう関連があるのでしょうか??
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/647.html#c3
コメント [経世済民74] 戦慄「赤字転落」会社が増え続けている(日刊ゲンダイ) パナソニック 任天堂 マツダ 大手21社で1兆3327億円の損失  赤かぶ
01. 佐助 2011年11月24日 19:52:06: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
現在進行中の世界恐慌は世界基軸通貨の交代期なので次の時代をリードする企業が誕生しトップ企業が入れ替わる時代でもある。米国を襲った30年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させた。1930年代以降の世界的企業の多くは、1930年代をチャンスにして1950年までに登場した企業なのだ。古今未曾有のパニックは産業界のトップ交代が加速し新たな弱小企業が大企業や世界的に巨大産業に生まれ変わります。

消費税増税して国民に耐乏を押し付け,TPPで関税障壁を低くし、外資を導入して増加すると諸刃の剣となる。そして経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減し,古今未曾有のパニックを迎えます。そして各企業が内部留保している財産は一瞬の内になくなります。これは仏典に「三災七難」という名言がある。国家の最高指導者が間抜けで最悪だと、あらゆる災難が競って襲ってくるというのである。そして国民を不幸のどん底に突き落とすのである。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/280.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 除染にヒキガエル活用を 仙台三高生徒が小論文大賞 シフォン
06. 恵也 2011年11月24日 19:52:15: cdRlA.6W79UEw : 4A0cdJzKTo
>>01 「最先端科学技術〜!」みたいな感じで 「おおっ 凄え〜!」
>>  てぇのは 何かねえのかい!?

あったらこんなに苦労はしない。
そんな最先端科学技術は1000年以上は無理でしょう。
科学技術のブレイクスルーが生じないと、山林や田畑への除染は無理。

いまは自然の中で、何とか人間の役に立ちそうな生き物を見つけるのが
関の山だろう。ヒキガエルって良いところに目を付けたものだ!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/646.html#c6

コメント [原発・フッ素18] <核燃>ロシアの再処理提案文書を隠蔽 「六ケ所」の妨げと anan
01. 恵也 2011年11月24日 19:52:27: cdRlA.6W79UEw : 4A0cdJzKTo
>> 稼働の妨げになるとして、核燃サイクル政策の是非を審議していた国の
>> 審議会の委員にさえ伝えなかった。

不思議な記事だ、主語がない。
誰と誰が相談の上決めて「審議会の委員にさえ伝えなかった」のか判らん。
原子力委員会とエネルギー庁の幹部だとは判るけど、責任者の名前がない。
握りつぶしを決めた本人くらい書いてくれ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/648.html#c1

コメント [マスコミ・電通批評12] 朝日新聞って恐ろしいですね 元引籠り
02. 2011年11月24日 19:54:27: ZA54wiREXw
 何をいまさら…。

 過去にあった朝日新聞阪神支局襲撃事件は時効になったが、
もしかして、「やらせ」だったのかもしれぬ。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/459.html#c2

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理 元伊勢80社
08. 2011年11月24日 19:55:11: FL3HBMFVVs
追記
内なる神を理解していながら外の神に振り回されているのが気に入らないらしい。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html#c8
コメント [経世済民74] 「ユーロ金融危機」で縮む世界経済:米で「富裕層以外は死ぬまで働き続ける社会になる」との未来図 あっしら
02. 佐助 2011年11月24日 19:56:20: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
日本の総理や財務大臣と官僚は「貧乏人や中小企業は首をつって死ね(そうすれば淘汰され景気は早く回復する)」と、常々思っているために、ついついホンネの失言をしてしまうものだ。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/269.html#c2
記事 [原発・フッ素18] 菅前総理が語る浜岡原発停止の真相(静岡朝日テレビ)
菅直人前首相_浜岡原発停止の真相(独占取材)とびっきりしずおか
http://dai.ly/vkrSFY

--------------------------------------

http://www.satv.co.jp/0100news/

2011年11月23日
菅前総理が語る浜岡原発停止の真相(静岡朝日テレビ)

 浜岡原発全面停止を決断した菅直人前総理があさひテレビの単独インタビューに応じ決断に至った経緯などを語った。収録は11日。要旨は次の通り。1.福島の事故では地獄を垣間見た。浜岡で事故が起こり避難区域が広がり首都圏や名古屋圏が全部避難となったら日本が機能しなくなる。2.海江田経産大臣(当時)が止めるべきだと経産省としての考え方をまとめて話しに来た。3.(浜岡を犠牲にして他を再稼働させるという経産省の思惑は?)そういうシナリオがあったか分からない。ただその後玄海原発の(再稼働)問題が起きるわけだが、保安院だけで判断する、経産省だけで判断するというのは国民的な理解が得られない。再稼働のルール(ストレステスト)を作らせた。4.地元市民にとっては経済的な影響という意味では申し訳ないが安全性をないがしろにして多少危なくても仕方ないという考えは3.11を経験した日本の行政・国民としてとれない。5.原発への考え方が根本から3.11以前は間違っていた。甘かった。

[SATV 県内] 2011年11月23日



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/650.html

記事 [原発・フッ素18] 市民団体が全市町に「玄海原発の廃炉」要請
市民団体が全市町に「玄海原発の廃炉」要請
http://www.youtube.com/watch?v=WLB0Z0PqHN0
http://www.veoh.com/watch/v242719016f4yBNwg

市民団体が全市町に「玄海原発の廃炉」要請
http://megalodon.jp/2011-1122-1638-06/www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php
mms://isdsv1.merep.com/autovod/01/2011/11/21/1121Y04.wmv
MOX燃料の使用中止を求める訴訟を起こしている市民団体が
21日から県内すべての自治体をまわり、
玄海原発の廃炉を国や九州電力などに求めるよう要請する活動をはじめました。
要請したのは玄海原発プルサーマル裁判の会のメンバーで
21日は4人が多久市を訪れ要請書を手渡しました。
要請書では定期検査後に玄海原発を再稼働させずそのまま廃炉するよう
国や九電などに求めることや自治体が独自に玄海1号機の危険性を
住民に周知することなどが盛り込まれています。
市民団体は今月29日までに県内すべての自治体を回り同じ要請を行うことに
しています。

県の内部調査に反対派は
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php#0148627
http://megalodon.jp/2011-1123-1755-02/www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php
mms://isdsv1.merep.com/autovod/01/2011/11/22/1122Y03.wmv
県の今回の調査結果について玄海原発プルサーマル裁判の会の石丸初美代表は
次のように話しました。
(玄海原発プルサーマル裁判の会石丸初美代表)
「プルサーマルがそこ(討論会)からスタートしたわけで
それで色んな九電のやらせとか組み込まれていたのであれば
2005年12月25日に戻って検証をし直すべきと思う。
減俸で許されない。古川知事を守ろうとしているのが私たちにはみえみえ。
とにかく今再稼働をするという重責が古川知事に課せられているんだろうと
私は思っている」

玄海4号機停止求めて市民団体が申し入れ
http://megalodon.jp/2011-1105-1236-16/www.sagatv.co.jp/news/text/news3ch.php
mms://isdsv1.merep.com/autovod/01/2011/11/04/1104Y02.wmv
玄海原発4号機が通常運転に戻った一方で、4日、市民団体が
県と九州電力に対し再稼働の中止を求める申し入れを行いました。
申し入れを行ったのは「お休み!玄海原発2号機3号機の会」で
県の担当課に古川知事宛ての申し入れ書を手渡しました。
申し入れでは4号機の自動停止は誤った手順書が原因としているが
現場は手順書の誤りに気づく知識や技術力を持っていないと指摘しています。
その上で玄海原発で福島のような事故が起きた場合九電の技術力では
事故が無事に収束することは考えられないなどとして
知事に4号機の再稼働を中止させるよう求めています。
一行はこのあと九電佐賀支社にも4号機の停止を求めて申し入れを行いました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/651.html

コメント [経世済民74] 戦慄「赤字転落」会社が増え続けている(日刊ゲンダイ) パナソニック 任天堂 マツダ 大手21社で1兆3327億円の損失  赤かぶ
02. 2011年11月24日 20:00:31: DyuIIO5nE6
赤字会社の影で、復興事業、復興利権、原発復興利権?、等でウハウハの企業も沢山有るだろうね。

表向き、イャーうちも仕事が無いよねーとか言いながら
内心、儲かって儲かってしょうがねーやー、ウハウハ!!ってね。

50万円のプレハブが700万円の仮設住宅にどんだけの数、化けたから。

http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/280.html#c2

コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
463. 2011年11月24日 20:04:06: N4ysGmxBeU
458
iya0は素人だから、単なる推認
その程度の内容を真実だと思って投稿している愚かなやつだということですね。
そのことをあなたもちゃんとわかってるんですね。

格納容器のすぐ下にとぼっているんじゃないの?
あなたも素人の単なる推認。
ま、たぶん同じ人だろうけどね。

デマを信じて話を作る。
単なる推認を真実とでっち上げ、
今日も科学と立ち向かう。
敵は論理ー阿修羅ー!

行け!おとぼけ戦隊 スイニンジャー
放射能は安全だ!

必殺技 
根拠なき大量投稿めくらまし
反論はみえないきこえなーーいバリヤー
一人なんだけど5色 分身の術
お前ら馬鹿なんだーファイヤー
安全かもしれないんだーキック


幼稚な遊び、楽しそうだね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/584.html
で、安全だという意見の根拠となるデータを示してよ。
優しく待ってあげてるんだから。


安心弁当



http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c463

コメント [議論30] 衝撃 大学生のあきれた知能程度 4人に1人「太陽は東に沈む」! taked4700
03. 2011年11月24日 20:06:38: Yhlz42sAPs
アメリカの世代間分断工作の一環。若者が就職難なのは自己責任と思わせるために捏造調査を行う。最初から結論は決まっている。売国マスコミのひどさ、ここにきわまれり。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/515.html#c3
コメント [原発・フッ素18] 4号機の原子炉は沸騰していた (原子力緊急事態宣言)  赤かぶ
06. Ryukyuan.isao-pw 2011年11月24日 20:06:53: YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
4号機の原子炉内に核燃料が残っていた事は間違いないと思います。
従って東電が言う3号機からの水素ガス逆流では無くて4号機の核燃料が燃えて使用済み燃料プールの水位低下で発生した水素ガスに引火して爆発したのが事実でしょう。
★誰も書かない自爆用原爆1000発以上の衝撃!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/11/post_7105.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/637.html#c6
記事 [Ψ空耳の丘Ψ60] 何なの、このコメント。
進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html
投稿者 元伊勢80社 日時 2011 年 11 月 24 日 08:13:54: QltTAR96mRc1.

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント

07. 2011年11月24日 18:45:57: FL3HBMFVVs
元伊勢80社様へ

伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。貴方のお爺さんからです、母方のようでした。貴方に相当期待しているようでした。おわり。


★★★ 何なの、このコメント。 ★★★

・・・伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。・・・
・・・伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。・・・
・・・伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。・・・
・・・伝言です。「いい加減に目を覚ませ 小僧!」だそうです。・・・


・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  ・・・小僧!・・・  

http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/384.html

コメント [マスコミ・電通批評12] 県民を怒らせた「福島テレビ」の女子アナの“逃亡” (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
07. 2011年11月24日 20:09:31: YRyE4hspJA
福島県民に彼女を責める資格は無い、現実を知れ !

妊娠中の女性が福島を去るのは当然です、東京ですら関西、九州へ避難している家族は

沢山いる、モルモット状態の福島で生活する気が知れん。

神奈川以東は人が住めない地域です。

関西への首都移転も考えてるんと違いますのか。

自分の家族で有れば職を捨ててでも離れろと言う。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/458.html#c7

コメント [原発・フッ素18] 「国際熱核融合実験炉」(ITER):大震災の影響で実験開始1年遅れ、核融合反応は27年をめざす あっしら
01. 2011年11月24日 20:09:33: EEhzUWbgQK
核融合による発電も第二の高速増殖炉になる可能性が強そうだ。

40年前にすぐに出来そうな話もあったが、現在でも雲をつかむような話だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/592.html#c1

コメント [カルト8] 山本五十六の真実B白洲次郎ブームと山本五十六誹謗中傷はセットである ♪ペリマリ♪
01. 仁王像 2011年11月24日 20:10:20: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
 ペリマリさん、やっていますねー。

 白州次郎が「ジークムント・ウオーバーグの庶子」というのは、初耳でした。女性の方は日本人なのでしょうか。確かに体型やマスクは日本人離れしているが、純白でもない感じです。白洲文平は養父だったということですか。

 ところで歴史に堪能なペリマリさん、近代史の方にも進出して来て下さい。
 そして自分を棚に上げて言うのもなんですが、要点を絞って文章をもっと簡潔にしていただくとありがたい。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/686.html#c1

記事 [昼休み51] 想定内の、アメリカ国債、ドルの紙クズ化・alternative(独露中印日は債権国組合を結成し踏み倒しを阻止すべきです)
http://alternativereport1.seesaa.net/article/236818046.html
2011年11月24日
想定内の、アメリカ国債、ドルの紙クズ化

書物短評 : ウィリアム・フォークナー全集  全27巻  冨山房

 アメリカ南部の片田舎で小説を書き続けた「世間知らずの田舎者、世界全体を知らない」フォークナーが、ノーベル文学賞を受けた理由は、近代社会に入り、共同体、帰属する社会集団を失った人間達が、必死で、もう一度共同体を取り戻そうとする姿を描いたためであり、しかも人類は、未だ新しい社会共同体を形成出来ていない。

そのため、人類は、古い共同体=民族・国家等に「無理矢理、自分の帰属先を見つけ出そうとする」(注1)。しかし「実体の無い、空疎な、虚構の共同体である民族・国家に自己を帰属させ、それで良し、として自己正当化するには」、他の民族に対する差別と排除、抹殺と言う「テコの原理」が必要となる。「自己の中身が空虚であり、主張すべき実体の無い人間は、他人を批判し、否定する事によってしか、自己正当化の根拠を見出す事が出来ない。」その結果、近代における民族主義、国家主義は、異民族・隣接する他の国家に対する差別と虐殺、戦争を「テコ」とした、強烈な中央集権国家=ファシズムに行き着く。

現在社会の最も「精鋭な問題がファシズム」になる。

フォークナーは、それを無意識的に描き出している。無意識的と言うのは、フォークナー自身には、南北戦争で崩壊したアメリカ南部の奴隷社会を「懐かしみ、後ろ髪を強く引かれている」面が見えるためである。

必然的にフォークナーは、アメリカ開拓時代からの古い民間伝承=様々なアメリカ開拓にまつわるエピソードを、一種、懐古趣味的に大量に作品に取り込んでいる。

 その代表的な民間伝承には、後に大富豪となり、ロックフェラー等に引き継がれてゆく財産を築いた「名門貴族アスター家」の毛皮売買のエピソードがある。アスター家は毛皮売買で巨万の富を築き、その一族系列には英国のチャーチル家、ダイアナ元皇太子妃(故人)が含まれている。

アスター一族のビジネス・スタイルは、アメリカ先住民(インディアンと蔑称されてきた)に対し、ガラス球を宝石と偽り、1つのガラス球を数百枚の毛皮と交換する、という「スタイル」であった。ほとんど「タダ同然」のガラス球を宝石と偽り、先住民を騙す、サギ商法である。

詐欺師。これが英国名門貴族にして、ヨーロッパ大陸・米国社交界の「花形貴族であり続けてきた」アスター一族=英国首相チャーチル一族、ダイアナ一族の「正体」である。

 またフォークナーの描く民間伝承には、白人が老馬にコールタールを塗り、馬の内臓にガスを注入し、馬が若く毛並みにツヤがあり、体格が良いように「見せ掛け」、アメリカ先住民に高値で馬を売り付け、商取引が終わって数十秒後に、馬からガスが抜け、老馬の姿に戻り、激怒した先住民から、白人が銃で応戦し、ゲラゲラ笑いながら逃亡する、という「サギ商法」も出て来る。

この2つのエピソードが、先住民を騙し、虐殺し、その土地・財産を奪って形成されたアメリカ建国の「真実を正確に表現している」。

この老馬にコールタールを塗り偽装する言う「サギ商法」は、そのまま、無価値なサブプライム債券を、トリプルAと言う「ウソの評価・格付け」で偽装し、世界中から資金を「ダマシ取り」、その結果、起こった今次の、世界恐慌そのものの原理である。

アメリカは、たまたまサブプライムという商品を売る「ミスを犯した」のでは全く無い。

「サギ商法」は、アメリカの国家建設原理そのものなのである。

アメリカ・ドル、米国国債は、その「サギ商法」の正体を現し、やがて紙クズになり、暴落する。

老馬を売り付けた白人が「先住民=有色人種」に銃を乱射しながら、騙された先住民をゲラゲラ笑って嘲笑しながら、逃亡してゆくように、アメリカは、やがて、金融恐慌の解決のために戦争を起こし、銃を乱射しながら、「大量に溜め込み、紙クズとなったドルと米国債に激怒する有色人種=日本人」を、ゲラゲラ笑い嘲笑しながら、逃亡して行くであろう。

フォークナーが描き出したように、それは「アメリカ合衆国の建国原理」そのものである。

今後起こる、アメリカ国債の紙クズ化、ドルの紙クズ化には、このアメリカ国家の建国原理が明確に刻印されている。

注1・・・ベネディクト・アンダーソン 「定本・想像の共同体」  書籍工房早山、参照。

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/491.html

コメント [マスコミ・電通批評12] 朝日新聞って恐ろしいですね 元引籠り
03. 2011年11月24日 20:12:29: YRyE4hspJA
朝日、読売はタブロイドより劣りますので読む人いるの ? と言うところ。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/459.html#c3
コメント [経世済民74] 植草一秀氏のお話しを聴いて「財務省解体」が最重要課題の一つとなった!(杉並からの情報発信です) 会員番号4153番
06. 2011年11月24日 20:15:43: eEdDplVwaI
財務省には、銃殺刑と・○○瓶・・・だ。

こんな投稿すると・・・、税務調査が待っている。

調査が入るその前に・・・、消費税を「老後&病気」と一体化する前に・・・、国債1000兆保有がパンクする。

ざまあ見ろ。

以上
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/267.html#c6

コメント [原発・フッ素18] ニコニコ笑顔で放射能は避けられなくても免疫力アップ HelloAgain
44. 2011年11月24日 20:16:03: N4ysGmxBeU
ただいまの判定です。

安全であるとのデータがまったくないので、
安全ではない派がポイントをリードしております。

フォイト!

安心弁当

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/584.html#c44

記事 [昼休み51] キャノンの御トイレより更に酷い住友化学の米倉は、福島原発事故を半年前に知っていたかのような行動をした理由を説明すべきです
米倉を国会に呼べ(属国離脱への道)
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/675.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 11 月 24 日 18:13:23: dkOnWN./sADdA

http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201111/article_45.html

自らが経営する住友化学の遺伝子組み換え利権のために総理大臣気取りでTPPをごり押しする超A級戦犯、米倉弘昌経団連会長のバックボーンについて、ようやく知る人が多くなってきた。

 とうとう今日11月22日発行の日刊ゲンダイが「なぜTPPを推進するのか 経団連米倉会長 ボロ儲けのカラクリ」と題して追求している。

 ちょっと遅すぎたか。野田がAPECに出席する前に話題になっていれば、また事情は変わってきたかもしれないが、仕方ない。もっとも取り上げているのは日刊ゲンダイのみで、大マスコミはもちろんスルー。

 既に書いたように、住友化学は、TPPはもちろん福島原発事件でも一儲けを企んでいる日本らしからぬハイエナ企業。日刊ゲンダイのいうように、米倉を国会に呼んでつるし上げるべきだ。

“素晴らしき嗅覚に脱帽です”
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201111/article_40.html

“経団連・米倉会長がTPPに前のめりなのは、モンサントと住友化学が長期的協力関係を結んでいるからか”
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/201110/article_19.html

“なぜTPPを推進するのか 経団連米倉会長 ボロ儲けのカラクリ”
http://gendai.net/articles/view/syakai/133825
 反対論が強いのに、強硬にTPPを推進している経団連の米倉弘昌会長(74)。なぜ、シャカリキになっているのか。
 大新聞テレビはまったく報じないが、ネット上では「米倉が会長をしている住友化学がボロ儲けできるからだ」と批判が噴出している。
 TPPに参加すると、アメリカから「遺伝子組み換え食品」が大量に入ってくる恐れが強い。日本は遺伝子組み換え食品に“表示”を義務づけ、一定のブレーキがかかっているが、アメリカは表示義務の“撤廃”を求めているからだ。その時、国内最大の農薬メーカー、住友化学が大儲けするというのだ。一体どんなカラクリなのか。
「住友化学は昨年10月、アメリカのモンサント社というバイオ会社と提携しています。モンサント社は、強力な除草剤『ラウンドアップ』と、ラウンドアップに負けない遺伝子組み換えの種子をセットで売っている。遺伝子組み換え種子ビジネスの大手です。ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を作っていました。要するに、遺伝子組み換え食品が広まると、モンサント社が儲かり、ビジネスパートナーの住友化学もウハウハというわけです」(霞が関事情通)
しかし、自分の会社の利益のためにTPPを推進しているとしたら許されない。遺伝子組み換え食品にどんな危険があるか分かっていないからなおさらだ。
「TPPに参加したら、日本の食の安全は崩壊しかねません。たとえば日本は大豆の90%を輸入に頼っている。産地はアメリカが70%で、アメリカの大豆の90%が遺伝子組み換えです。いまは表示を見れば遺伝子組み換えかどうか判断がつくが、表示義務が撤廃されたら、消費者は判断がつかなくなる。多くの消費者は、強力な除草剤をまいても枯れない大豆、人為的に作った大豆が本当に無害なのか不安なはずです」(農協関係者)
 住友化学は「米倉会長は経団連会長としてTPPを推進しているに過ぎません」(広報部)と釈明するが、米倉会長を国会に呼んで真相を問いただすべきだ。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
01. 2011年11月24日 18:38:48: YRyE4hspJA
米倉は悪過ぎる !
こんなミエミエの売国野郎は少ない。
住友化学は潰れた方が良い。


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/492.html

コメント [原発・フッ素18] 原発を巡り、札幌と幌延町で大規模反対集会 妹之山商店街
01. 2011年11月24日 20:19:28: 7XSlWXnFeg
 妹之山商店街さん、 投稿と同時くらいに「北海道で震度5」でしたね。 泊村辺りじゃどうだったんでしょう。  高橋はるみさん、無関心ではいられませんよね。 
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/649.html#c1
記事 [昼休み51] ASEANは、ユーロ・中東・中露印日に呼び掛け、ユーラシア連邦建国の坂本竜馬になるべきです。
東アジア首脳会議の議長声明:「ASEAN+6」の推進が方針
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/284.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 11 月 24 日 18:10:21: Mo7ApAlflbQ6s

(回答先: TPP加入で米国をとるか、ASEAN+6で中国、インドをとるか、板挟みになった日本としては非常に難しい局面となっている。 投稿者 TORA 日時 2011 年 11 月 24 日 15:19:32)

TORAさんの投稿の中に、「TPP加入で米国をとるか、ASEAN+6で中国、インドをとるか、板挟みになった日本としては非常に難しい局面となっている」という一節があるが、TPPと「ASEAN+6」は、TPPとNAFTAが両立するように、対立する関係ではない。

 TPPに日本を入れ込んだのは、米国の利益追求だけではなく、日本に米国の重しをしっかり付けることが大きな目的である。
 日本に、「ASEAN+6」などの経済圏構想で主導権を自由に発揮させないための措置である。

 ASEANは、TPPはいずれにしても遙か彼方の話と考え、リアリティがあり実益も大きい「ASEAN+6」を推進する意向である。

 日本は、TPPはTPPに入ってやる“高いハードル”を持ち出して排除され、「ASEAN+6」で政治はともかく経済的主導権を握る必要がある。それが、アジア諸国の利益でもある。

 日本国民をTPP参加に煽るために、ASEAN諸国もTPPに色気を示すと書いてきた手前、添付する記事は隅っこで小さく扱われている。

===========================================================================
「16カ国で自由貿易圏推進」

 【ジャカルタ=野沢廉二】東南アジア諸国連合(ASEAN)は23日までに、ASEAN各国や日米中などが参加した19日の東アジア首脳会議(サミット)の議長声明を発表した。経済統合に関してASEAN10ヶ国と日中韓、オーストラリア、ニュージーランド、インドの計16カ国を対象にした自由貿易圏構想「域内包括的経済連携(RCEP)」を推進する方針を盛り込んだ。

[日経新聞11月24日朝刊P.7]


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/493.html

コメント [経世済民74] 世界的パニックに備えるべきだ・・人類史上最大の未体験ゾーン「9.11・リーマンショックなどは犬の散歩程度だった」と 尚林寺
11. 2011年11月24日 20:22:55: eEdDplVwaI
「○生生命」入ってる保険7本、明日解約します。

業務がぼんくら、時間が掛るので・・・間に合うだろうか?

解約屁礼金はあきらめだ///

ijyou
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/253.html#c11

コメント [Ψ空耳の丘Ψ60] 進化を求める私(その76)・神々の進化論・「我の強い者はいらない」という論理 元伊勢80社
09. 2011年11月24日 20:23:38: 5rBfBHcEqQ

> ドラコニア族。

初めて 知りました。

まことちゃんの グワシの様な仕草は ただの挨拶ではなく、信仰者なのですか?

http://blogs.yahoo.co.jp/kyo910yagi/51732228.html


http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/383.html#c9

コメント [経世済民74] ドイツ金売却/HSBCの地下金庫に・・ETF残高増加中 尚林寺
01. 佐助 2011年11月24日 20:27:07: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
15万オンスの金を売却しましたか,これはドイツも世界恐慌に巻き込まれている証明になるでしょう。ドイツの大連立政権は間違いなく分裂するでしょう。

世界の国が、いずれ激烈なキン争奪戦争をスタートさせることになる。各国政府が、国民のキンの輸出入と売買を禁止し国民から買い上げることになる。「保有しているキンを尺度に通貨を発行する」これをキン返り政策としたら。ニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わることになる。

ユーロは必ず、ドルとの均衡安定を回復するため、加盟国のキンをかき集めて、ユーロの固定通貨圏の動揺を防止するため、心ならずも、第三次キン本位制に移行するはずです。

中国とインドと日本と南アフリカとロシアは1933年のルーズベルトのように民間のキンの売買と輸出を禁止し、国家だけが買上げる政策を採用すれば、キン保有で米国と欧州を越え、基軸通貨国になるチャンスはある。しかし多民族国家&多部族国家である中国とインドと南アフリカとロシアは一致して行動することは困難である

ドルのキン離れによる世界の信用膨張で、最も恩恵を受けた国が日本だから。日本は、世界恐慌の最大の打撃をこうむります。ポンドのキン離れによる世界の信用膨張により、第一次世界大戦ブームで経済成長した米国は、1929年の最高の経済指数を、三分の一以下に縮小させるスーパーバブルに直撃された。それは十年を経過しても、生産・販売・株式・雇用・投資・貿易の指数を回復できなかった。この恐怖の体験を日本は避けられません。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/283.html#c1

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
08. Ryukyuan.isao-pw 2011年11月24日 20:27:35: YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
こう言う御用学者が国民を騙して安全神話を捏造した事が原発管理者の慢心に繋がり重大なアクシデントが起きる事は有り得ないと思い込んでいたのです。
冷却水喪失でメルトダウンに至るシミュレーションビデオも現場では殆どが見ていなかったと言います。
★東電に限らず全ての電力会社と原発関連施設、核燃料関係施設の安全管理体制は経産省安全保安院、文科省安全委員会とのもたれ合い体質で全く信頼性に欠けるのです。
この様な原子力村の利権維持の為に国民を騙して破綻した安全神話に縋って原発を動かし続ける限り、必ず次の原発事故が発生します。
★誰も書かない自爆用原爆1000発以上の衝撃!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/11/post_7105.html
★全ての原発を止めなければ何処にも逃げ場は無いのだ!

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c8
コメント [近代史02] 続・: 恐るべき”破壊力”を持つ書ー鬼塚英昭著『原爆の秘密〔国内編〕〜昭和天皇は知っていた』 仁王像
05. 仁王像 2011年11月24日 20:27:51: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
 本書はまた、無念の被爆死を余儀なくされたたくさんの人々、そして被爆後生き残っても受けられるはずの医療も受けられずに苦しみながら死んでいった人々への鎮魂歌でもある。
 そして本書もまた、身を削るような命をかけた作業のなかから生まれたに違いない。
 鬼塚英昭氏こそ真に勇気ある戦士、日本男子の鑑である。

 第六章では取材中出会った被爆者・掛井千幸さん(当時78歳)に出会い、その手記を引用し、「名文に巡り合えた。いかなる作家でも、広島のあの日、あの時を、彼女のように描けないだろう。簡潔にして的確、そして詩情が悲しみの中から漂ってくるではないか」と書く。
 そして「彼女は乙女のように微笑んでいた。年を超えた美しい人である。”ああなんて美しい人なんだろう”」と思い続けた、と述懐する。
 重い重いテーマを追及する過程で体験した数少ない「救い」であった。

 (注)彼女は、爆弾炸裂直後、父母の居る広島市に入り被爆した。21日後、実家の場所で白骨化した両親を見つける。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/575.html#c5

コメント [マスコミ・電通批評12] インターネット愚民党新聞、発刊いたしました 愚民党
03. 2011年11月24日 20:33:32: iGxLtcvUr2
 さっそく拝見しました、ミヒャエルエンデの発言に心から共感をおぼえます
 資本主義社会を根底から考え直さなくてはいけない時です
        お金は人を幸せに出来ない

   すばらしい発信をお続けください、期待しています!
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/453.html#c3

コメント [経世済民74] 大恐慌が迫る!第2のリーマン・ショックに備えよ ババを引くのはこの金融機関だ[現代ビジネス] さそり座
06. 2011年11月24日 20:35:37: eEdDplVwaI
「○本生命」7本解約ついでに・・・

「EU・ユーロ」とは、・・・ラテン国を食い物にする「ドイツ帝国」なのですな。

先週トルコへ行ったが、ドイツ車は少なく、フランス・イタリヤ車が巾を利かせていた。(懸命な選択と思う・・・。ろくでもない「ベンツ」「BM」。)
地球経済&環境を破壊しつつあるドイツ。

ギリシャ人がんばれ。

以上
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/258.html#c6

コメント [原発・フッ素18] 東大脳のお馬鹿大先生・御用学者大橋弘忠、「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」(平成17年佐賀シンポ) SOBA
09. 2011年11月24日 20:40:53: eSSdrdM90u
使用済みMOX燃料に関する大橋氏の見解もわかりますね。

>技術開発は、決して宇宙に人を送ろうとか、核融合を地球で起こそうとかいう技術開発>とは違います。我々の技術の範囲内ですから、お金をかけて着実に段階を踏んでいくこ>とで必ず達成できる技術開発です。


いったいいくらお金をかけるおつもりなのかしら?


http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/645.html#c9

コメント [マスコミ・電通批評12] NHK『あさイチ』でクレームFAX読み上げ (トピックニュース)  赤かぶ
18. 2011年11月24日 20:41:30: txfDxGOXwI
色々あるけどこの時間帯じゃ、あさイチが視聴率断トツらしいな。そりゃそうだろう、みのもんたとか羽鳥などなど朝から暑苦しい男顔を見たい主婦なんぞ居ないだろうよ。それに朝の気ぜわしい時に民放は広告が煩すぎる。そういう前提つまり見たい民放番組はないんだから期待に応えてよ!!てなわけで苦情が行く。そんなとこだろう。つまり厭ならチャンネルを変えればいいんだが、変えるチャンネルがないんだよ。それとあさイチはうるさ型の主婦層を大量にモニターとしてネットワークしてるので、その彼女らが番組を動かしてるっていう意識を持ってるらしいよ。そういうわけでクレームを読み上げるのもモニター対策であり、ガス抜きってこと。プロデューサーも有働も柳沢も強かなもんだよ。
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/442.html#c18
コメント [原発・フッ素18] 被曝をできるだけ避けようとする日本人たちを、“悪徳中国人企業家”と較べ、“人でなし”と罵倒する塩野七生さん あっしら
154. 2011年11月24日 20:46:16: WFUgPaWZMk
「質問に答えてくれないのは
都合が悪いからですか?」

 馬鹿の相手がうっとうしいからです。

 君の投稿で国語科以外の投稿があるの?

 理数系の投稿はどれ?

 あるなら相手してあげるから、番号を書きなさい。

 君のような馬鹿丸出しなのに、本人は気づいていない奴がうざくて大嫌いなのよ。ネットだけが生き甲斐で、現実世界では誰にも相手されていない奴が威張っているのが馬鹿らしくて、相手する気になれないんだよ。

 俺にも相手を選ぶ自由がある。投稿数を絞って、もっとまともな反論をしなさい。

 せめて、投稿数だけでも勝とうとするのはやめなさい。

 で、一問だけ答えてやるから、番号を示しなさい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/581.html#c154

コメント [経世済民74] アンカー役のドイツが崩壊寸前に(5日連続安)・・ドイツ銀は欧州と米国の金融危機をつなぐ導管 尚林寺
09. 2011年11月24日 20:48:50: eEdDplVwaI
今こそ、日本人が目覚め。

国か支出を税収の範囲の・・・7割減にすべきだ。

医療は全て10割負担は自費とし・・・
年金は「ゼロ」とする。
医療と年金に「国か」を介在させない。

そうするか・・・   しなくてもそう「成る」。

80億人/資源無き地球の国家のあるべき姿・・・「国の仕事は"軍事"だけ」。
以上
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/265.html#c9

コメント [原発・フッ素17] 「原発いらない福島の女たち〜100人の座り込み〜」アクションの締めくくりデモに1000人(レイバーネット日本) gataro
10. 2011年11月24日 20:53:45: 1SbYyyOeTw
原発は貧しい人達を下請けや孫受けで日雇いとして働かせている、放射能の高い危険な場所で、金のために体を張って働き続けている。差別社会の犠牲者としか思えない、人権侵害が巧妙に行われている。福島の災害は今まで伏せられていたいた事を雄弁に語りかけています。
 放射能汚染を有耶無耶にしたままで、被害を最小に評価した宣伝を学者に遣らせていると、聞いたときには唖然とした。国民を守らなければならない立場の人が反対の行動をするとは、この国は完全に狂っているとしか思えない。全国に張り巡らされた原発は五十四基、まともな人間の考える事ではありません。『もんじゅ』のように大量の資金を使って先の見通せない無駄遣い、放射能廃棄物や使用済み核燃料の処理工場は先送りで見通しも立っていない、汚染物の垂れ流しは計画の破綻としか云えない状況です。以上の事が解決できない限りれ原発は廃止すべきです。
 福島の皆さんの悲痛な叫びは必ずや届くと思ひます、どうか健康に注意され頑張って下さい。

http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/877.html#c10
コメント [経世済民74] 植草一秀氏のお話しを聴いて「財務省解体」が最重要課題の一つとなった!(杉並からの情報発信です) 会員番号4153番
07. 2011年11月24日 20:56:04: NRvAM7Ti0k
野田を代表に選ぶ民主党が駄目だろう
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/267.html#c7
コメント [原発・フッ素18] 白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー) 天空橋救国戦線
464. 2011年11月24日 20:56:09: APdZ6honkY
つまり、副島隆彦の発言の根拠をしつこく訊ねることがiyao氏にとっては言葉尻をつついてるという解釈。
信じられん。事故1週間後の安全宣言がどれだけ重大かを考えれば、その根拠が些細な問題である筈がない。
そんなんだから信者になっちゃうんだろうな
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html#c464
コメント [原発・フッ素18] 東電福島第一原発副所長逮捕と、来年全原発停止でも電力は今年夏を上回るとの発表の落差何だ? (かっちの言い分)  赤かぶ
06. 2011年11月24日 20:57:08: O13kYrzswY
>04さん

いくらなんでも若年性認知症でこの事件を片付けるのはどうかと・・・
あなたが彼を診断した精神科医でもあるならきておき。
わざわざ値札を付け替えて購入しようとしたわけですのでそしてこれは万引きではありません。
阿修羅に出没する工作員のコメントでないことを祈りたいと思いますが…
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/631.html#c6

コメント [原発・フッ素18] 都内3ヵ所ストロンチウム 経産省前・有楽町などで検出 (朝日新聞)  赤かぶ
116. Ryukyuan.isao-pw 2011年11月24日 21:01:22: YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
首都圏も関東も汚染されている事実を隠蔽したままで既得権益利権集団は米国傀儡体制を維持し続ける筈です。
北海道は安心とか徳島県だからとか関西は安全とか思い込むのは余りにも無知です。
★ 原発災害で破滅する前に!全ての原発停止を!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/11/post_5624.html
★誰も書かない原発列島、恐怖の実態!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/10/post_783e.html
★原発災害100km圏内は直接の当事者だ!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/10/post_455f.html
★誰も書かない自爆用原爆1000発以上の衝撃!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/11/post_7105.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/604.html#c116

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