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DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100238
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[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
146. 中川隆[-12338] koaQ7Jey 2019年2月08日 11:45:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019年02月08日
ルノーVS日産第二幕へ フランスがルノー株売却か


フランス政府は日産乗っ取りを周到に準備したが、日本政府を軽く見ていた

画像引用:【電子版】日産、ルノーとの出資比率見直しも 西川社長が示唆 | 自動車・輸送機 ニュース | 日刊工業新聞 電子版http://d1z3vv7o7vo5tt.cloudfront.net/medium/article/img3_file5af999921b39e.jpg

ルノーが日産に譲歩

ゴーン会長逮捕で険悪化していた日産とルノー、日本とフランス政府の対立は新たな展開を見せている。

仏経済誌シャランジュによるとフランス政府は今後段階的にルノー株を売却する検討をしている。

フランス政府はルノー株の15%を所有しているが、国内法によって議決権は2倍の30%になっている。




マクロン大統領は就任前から「ルノーと日産を国有化する」と公言し、そのために両者の統合を進めていた。

ゴーン会長はマクロンとは犬猿の仲で国有化に反対だったが、身分保証と引き換えに賛成派に寝返った。

日産には以前から「ルノーお荷物論」があり、実質赤字会社のルノーが日産を支配する状況への不満が蓄積していた。


過去に何度か日産がルノー株を追加取得して独立するプランが報道されたことがあった。

現在ルノーは日産株の44パーセントを所有し、日産はルノー株の15パーセントを所有している。

日産がもう10%ルノー株を追加取得すると、日本の国内法でルノーの日産への議決権が消滅し対等な関係になる。


日産側の幹部が独立計画を練っているころ、マクロンとゴーンは日産とルノーを統合し、独立不可能にしようとしていました。

報道によると2019年前半にでも日産とルノーは統合される計画で、ゴーン逮捕は2018年11月19日だった。

逮捕は日産側の幹部らが東京地検に告発したのがきっかけで、東京地検特捜部には国策が深く関与している。

フランス政府はルノー株を手放すか

フランス政府とルノーによる日産乗っ取りに危機感を抱いた政府が、防止のためにゴーン逮捕に動いたのは間違いないように思える。

もし日産がルノーに統合されてフランス国有企業になってしまえば、マクロンが言ったように「日本の工場を閉鎖してフランスで生産する」ようになる。

日本に収めている税金もフランスのものになり、フランスは労せずして莫大な富を手に入れる。


ゴーン逮捕によって日本政府の態度は明白になり、統合が不可能なのも明らかになった。

両者の協定によってルノーは日産の経営に介入できないし、統合を強要もできない。

日産は株式公開買い付けでルノーに戦争を仕掛けることもできるし、増資で株式希薄化という手段もある。


G20や電話会談でマクロンは安倍首相にゴーン釈放とルノー日産統合を要求したが、安倍首相は相手にしなかった。

ルノーやフランス政府が取れる方法としては、相手が拒否しても強引に統合し、強引にフランス国有化もできなくはない。

こうした場合フランスは強い非難を浴び、「フランスによる企業乗っ取り」を全世界が警戒するようになる。


逆にルノーと日産が絶縁して資本関係を解消すると、日産はともかくルノーは独立して存続できないと思われる。

提携関係を維持するのが最善なのだが、現状維持ならフランス政府がルノーを所有する意味がなくなる。

日産を乗っ取るためにルノーと一緒に国有化する話だったので、フランスとしてはルノーだけ持っていても仕方がない。


ルノーは日産株の一部を手放すか、日産がルノー株を追加取得し「対等な提携」に移行するかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/78982493.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c146

[昼休み54] カルロス・ゴーンは所得税をゼロにする為に世界各地の日産所有豪邸を転々としていた 中川隆
23. 中川隆[-12337] koaQ7Jey 2019年2月08日 11:47:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019年02月08日
ルノーVS日産第二幕へ フランスがルノー株売却か


フランス政府は日産乗っ取りを周到に準備したが、日本政府を軽く見ていた

画像引用:【電子版】日産、ルノーとの出資比率見直しも 西川社長が示唆 | 自動車・輸送機 ニュース | 日刊工業新聞 電子版http://d1z3vv7o7vo5tt.cloudfront.net/medium/article/img3_file5af999921b39e.jpg

ルノーが日産に譲歩

ゴーン会長逮捕で険悪化していた日産とルノー、日本とフランス政府の対立は新たな展開を見せている。

仏経済誌シャランジュによるとフランス政府は今後段階的にルノー株を売却する検討をしている。

フランス政府はルノー株の15%を所有しているが、国内法によって議決権は2倍の30%になっている。




マクロン大統領は就任前から「ルノーと日産を国有化する」と公言し、そのために両者の統合を進めていた。

ゴーン会長はマクロンとは犬猿の仲で国有化に反対だったが、身分保証と引き換えに賛成派に寝返った。

日産には以前から「ルノーお荷物論」があり、実質赤字会社のルノーが日産を支配する状況への不満が蓄積していた。


過去に何度か日産がルノー株を追加取得して独立するプランが報道されたことがあった。

現在ルノーは日産株の44パーセントを所有し、日産はルノー株の15パーセントを所有している。

日産がもう10%ルノー株を追加取得すると、日本の国内法でルノーの日産への議決権が消滅し対等な関係になる。


日産側の幹部が独立計画を練っているころ、マクロンとゴーンは日産とルノーを統合し、独立不可能にしようとしていました。

報道によると2019年前半にでも日産とルノーは統合される計画で、ゴーン逮捕は2018年11月19日だった。

逮捕は日産側の幹部らが東京地検に告発したのがきっかけで、東京地検特捜部には国策が深く関与している。

フランス政府はルノー株を手放すか

フランス政府とルノーによる日産乗っ取りに危機感を抱いた政府が、防止のためにゴーン逮捕に動いたのは間違いないように思える。

もし日産がルノーに統合されてフランス国有企業になってしまえば、マクロンが言ったように「日本の工場を閉鎖してフランスで生産する」ようになる。

日本に収めている税金もフランスのものになり、フランスは労せずして莫大な富を手に入れる。


ゴーン逮捕によって日本政府の態度は明白になり、統合が不可能なのも明らかになった。

両者の協定によってルノーは日産の経営に介入できないし、統合を強要もできない。

日産は株式公開買い付けでルノーに戦争を仕掛けることもできるし、増資で株式希薄化という手段もある。


G20や電話会談でマクロンは安倍首相にゴーン釈放とルノー日産統合を要求したが、安倍首相は相手にしなかった。

ルノーやフランス政府が取れる方法としては、相手が拒否しても強引に統合し、強引にフランス国有化もできなくはない。

こうした場合フランスは強い非難を浴び、「フランスによる企業乗っ取り」を全世界が警戒するようになる。


逆にルノーと日産が絶縁して資本関係を解消すると、日産はともかくルノーは独立して存続できないと思われる。

提携関係を維持するのが最善なのだが、現状維持ならフランス政府がルノーを所有する意味がなくなる。

日産を乗っ取るためにルノーと一緒に国有化する話だったので、フランスとしてはルノーだけ持っていても仕方がない。


ルノーは日産株の一部を手放すか、日産がルノー株を追加取得し「対等な提携」に移行するかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/78982493.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/333.html#c23

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
154. 中川隆[-12336] koaQ7Jey 2019年2月08日 12:16:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]


2019.02.07
片山さつき事務所「2000万円口利き」
https://rondan.net/14978


『週刊文春』(2019.2.14号)で、自民党・片山さつき氏の事務所界隈で起きた「2000万円口利き」が特集されました。

当選するまでは土下座して、当選したら土下座させるのが政治家の本領。政治家と言うのは、選挙に落ちたら無職になってしまうという凄まじいリスクの高い職業なので、金に執着してしまうのは宿命なのかもしれません。

今回報道された仔細は、ざっくり言えば次のようなものです。


「徳島のイチゴ事業は、本来なら二千万円もの融資が実行されるような案件ではなかった。実際、日本政策金融公庫からの融資を一旦断わられています。それが実現したのは片山さつき事務所の存在があったから。二〇一四年、議員会館の片山事務所で彼女の公設秘書と約二時間にわたり面談し、口利きの依頼をしました。『(片山氏は)旧大蔵省出身だから、電話一本で融資が決まる』との触れ込みで、成功報酬は融資額の一割、二百万円でした」

小誌の取材にイチゴ業者の融資にかかわった関係者はこう打ち明けた。

二千万円口利き事件

この「2000万円口利き事件」が明るみになるまでには複雑な経緯があります。ここではこれを時系列に噛み砕いてまとめます。
12014年1月、徳島県で夏イチゴの栽培事業を行なう「K社」が設立されることになり、初期投資として2000万円を金融機関から融資を受けようとしたが断られた。
2永田町の十全ビルに拠点持つ山本拓也(仮名)という実業家が「片山さつきの秘書(磯脇賢二氏)が電話一本入れれば融資が決まる」という話をK社に持ち込む。成功報酬は200万円(うち磯脇氏の取り分が65万円)。
3K社は「片山氏の威光で、すぐに融資が下りるものと期待して」、この山本氏に融資の仲介を依頼する。しかし再び「融資不可」となる。K社は、片山事務所がどのような働き掛けをしているか分からず疑心暗鬼になる。
4その後、K社は事業計画を本格的になり直し、不動産を担保に入れて三度目の申請(2015年4月)で融資が下りる。
5これを受けて山本氏はK社に成功報酬を要求。これに対しK社は「融資が決まった時期が遅い」と憤慨し、支払いを拒否する。
6山本氏も怒り、磯脇賢二氏(片山さつき氏の秘書)に報告したうえで、K社などを相手取り慰謝料を請求する民事訴訟をおこす。
7裁判の結果、2017年8月に請求は棄却される。

という経緯で、本来は秘密裏に行なわれるはずの「口利き料」の請求が民事訴訟を通じて行われるという異例の事態が起りました。

裁判記録には片山事務所の関与を示唆する記述

「政治とカネ」の問題を考察するならば、山本氏を仲介して片山事務所の磯脇氏が「口利き」に関わっていたかどうかが問題となります。これについては次のように報道されています。


さらに裁判資料には片山事務所の関与をうかがわせる記述がある。A社社長が山本氏の仲介で、議員会館内の片山事務所で磯脇氏に引き合わされた場面がこう記されているのだ。
〈その席で、磯脇から、被告に対し、今回の融資申込は出直した方がよいとアドバイスされ、本件融資申込みについて再構築を勧められた〉


磯脇氏は、自身が代表理事を務める一般社団法人「復興支援士業ネットワーク」の昨年度の財務資料で、K社への“口利き”について詳細に説明している
のだ。
そこで磯脇・山本コンビの成功報酬二百万円のうち、磯脇氏の取り分である 「六十五万円」を、法人の“売上”としていたことを明記している。……

貸金業法違反の疑い

また、裁判では、このような山本氏と磯脇氏による融資ビジネスが貸金業法違反に当たると裁判で指摘されたそうです。2000万円の融資で10%(200万円)の 媒介手数料は出資法が定めた5%を超えているためです。

この問題を『週刊文春』が、直接、磯脇氏にインタビューしたところ「不適切」であったと認めたとのこと。重要箇所を引用すれば次のようになります。


――徳島のK社の融資案件について伺いたい。
「徳島の農家さんが夏に冬イチゴを作れるようにしたいということで、融資の持込みをしていたんだけど、なかなか駄目で、どうにかならないかと。それで政策金融公庫の徳島の人を紹介した。俺はそれで終わり。紹介しただけであって『融資を絶対通せ』、『片山が言っているからやれ』なんて言ったことはない」

……

――山本氏は融資額の一〇%の謝礼を要求していた。
「法令違反じゃないですか。それは知りませんでした」
――では磯脇さんの成功報酬六十五万円はどういう意味合いなのか。
「山本氏から『いろいろやっていただいたので』ということで」
――何度か電話をしただけで六十五万円の報酬は高過ぎるのではないか。
「……(沈黙)」
――なぜ六十五万円を復興支援団体の会計に計上したのか。
「片山事務所として貰うわけにはいかないですから

……

一時間半に及ぶやりとりの後、磯脇氏は次のように語った。「政治家秘書としては貰うべきではないし、いまにして思えば六十五万円の計上は不適切だったかもしれないですね。貰ってないからいいのかと言われれば、そうではないとは思う。不適切だったのかもしれない」

なお『週刊文春』は、片山事務所に取材を申し込んだそうですが、融資の件については回答を拒否したとのことです。

このように当人の説明がどうであれ、議員事務所による口利きによって現金のやり取りが発生している以上、これは道義的に問題があると言わざるを得ないでしょう。まして今回の場合、磯脇氏自身が「不適切だった」と認めているのですから。最後に『週刊文春』は次のようにまとめています。


片山氏は、口利きビジネスが横行する事務所の体質をどう説明するのか。大臣自らが説明責任を果たすべきなのは言うまでもない。

果たして片山議員の説明責任が果たされる時は来るのでしょうか?

元秘書がやったことだから私は知らぬと回答

https://rondan.net/14978
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c154

[近代史3] 知恵遅れの皇太子の嫁にされた上に、皇族全員から陰湿な苛めに遭った美智子妃殿下は復讐の鬼と化した 中川隆
9. 中川隆[-12335] koaQ7Jey 2019年2月08日 12:22:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019.02.08
美智子さま、「小室圭さん」引き剥がし作戦の深謀遠慮——結婚は事実上の“ご破算”
https://rondan.net/14908

満身創痍の小室親子

秋篠宮殿下に促され「文章」を発表した小室圭さん。その内容は、母親・佳代さんと元婚約者との間に起きた金銭トラブルについて「解決済み」という従来の見解を示すだけで、秋篠宮殿下が望まれた「国民の理解」を得るには程遠いものでした。金銭トラブルを起こしている当の母・佳代さんは、現在、元婚約者の方と解決に向け交渉に臨んでいるとのことですが、未だ予断を許さない状況です。

これを受けて週刊誌は小室親子を総バッシング状態。その報じるところによれば「小室圭・眞子さまvs秋篠宮ご夫婦」という対立関係が深まっているとのことでした。

また先週末から今週にかけて、新たに眞子さまが佳子様と共闘宣言されたとか、皇太子殿下が本件について憂慮されているとか、天皇皇后両陛下も小室圭さんの言動には思う所があるといった報道が相次ぎ、仮にこれが真であるならば、さながら皇族全体を交えての苦肉の争いという様相を示しています。


関連記事天皇陛下も「小室圭問題」に留意。強行結婚なら「一時金」減額
2019年2月5日

関連記事佳子さまが眞子さまと共闘宣言! 皇太子殿下「小室圭問題」に最終結論
2019年2月5日
ご公務増加の眞子さま

そんな中、本日(2019.2.6)発売の『週刊新潮』(2019.2.14号)には、眞子さまと皇后美智子さまとの関係について興味深い考察が載せられていましたので、これを検討していきたいと思います。

まず、今年予定されている「御代替わり」と共に、秋篠宮ご一家の公務が増えることになり、眞子さまの負担も増えたとのこと。宮内庁の山本信一郎長官が定例会見で次のように言及したそうです。


「今回はまた『国民体育大会総合閉会式』『全国都市緑化祭』『森と花の祭典—「みどりの感謝祭」』という、これまで秋篠宮ご夫妻が担われてきた三つのご公務を、5月以降は新たに眞子さまが単独で受け持たれるこが決まったのです」(同)
『週刊新潮』(2019.2.14号)
なんと、この三件の公務を眞子さまに任せたのは、他ならぬ皇后さまだとのこと。この事情について「御所の事情に通じるさる関係者」が次のように発言。


その“急先鋒”こそが、他ならぬ皇后さまだという。それゆえ今回の眞子さまのご公務増加についても、とりわけ皇后さまのご意向が強く反映されていると明かすのは、御所の事情に通じるさる関係者である。
「皇后さまはかねて、ご公務に真摯に取り組まれる眞子さまのお姿をご覧になり『さすがは内親王ね』と感嘆なさっていました。一昨年の5月に小室さんの存在が報じられた後も、伊勢神宮の祭主を務める黒田清子さんを念頭に置かれながら『結婚して皇室を離れたとしても、眞子には引き続き、民間にありながら公的なお仕事に携わってもらいたいの』と、繰り返し切望されていました」
『週刊新潮』(2019.2.14号)

皇族が減る一方の中で、眞子さまや佳子さまはご結婚された後も公務につかれてほしいと期待する国民は多いと思います。

これとは直接関係ありませんが、現在、小室圭さんはアメリカで国際弁護士にななるために勉強中とのこと。もし海外勤務となれば眞子さまが結婚後の公務につかれることは不可能になるため、その様な点からも小室圭氏には批判が集まっています。じゃあいったいどうしろと…(ハダンネ、ハダン)。

小室圭さんを懐疑的にご覧になる皇后さま

ところでこの新潮記事の結論を先んじて言えば、「皇后陛下は小室氏を快く思っておらず、眞子さまと小室圭さんを引き離すために公務を増やした」というのです。

皇后さまが小室圭さんを快く思わない所以については、またもや謎の事情通が登場して雄弁に語ります。


「そもそも皇后さまは“お相手”として報じられた翌日、さっそく小室さんが眞子さまとの会話内容をメディアに明かしてしまったことに、強い衝撃を感じておられました」(同)
『週刊新潮』(2019.2.14号)

「以来、一貫して小室さんを懐疑的にご覧になってきたのですが、それが事実上の“ご破算”となったことを受け「眞子には公務を続けてほしい。それは成年皇族としての人生を形成し、新しい天皇・皇后をお支えすることに繋がります。まして次の代は皇嗣家という非常に重要な家ができるわけですから、ぜひその状況でつとめを果たしてほしいのです」と、しきりに仰り、その流れに沿って公務の引き継ぎは決まっていったのです」(同)
『週刊新潮』(2019.2.14号)
なんとご結婚は「実上の“ご破算”」なのだそうです。ホントにそこまで断言しちゃって大丈夫なんでしょうか。

週刊誌に出てくる謎の関係者・事情通について、それが実際に存在するのか否かについては考えるだけ野暮というものなのですが、こう言われた時に「明確に反論できない」「皆に潔白を信じてもらえない」という事態になってしまっていることが重要です。

私は、当ブログにコメントいただいている皆様の平均的立場と比べると、お二人の結婚を祝ってあげたいという気持ちが強いです。しかし、これまでの小室親子の対応には不手際が多く、胡散臭い印象ばかり国民に与えしまっています。こういった記事を読むとき、実際に謎の事情通が実在するかどうかは別として、その発言内容が「理に適っている」と思えてしまうことは少なくありません。

こうした事態になってしまっていることが、小室親子の最大の悲劇でしょう。「皇后美智子さまは小室圭を疎んじている」と言われても、「そんなはずないでしょ」と反論できないのが現状でしょう。

不満を抱かれる眞子さま

このような小室親子が総バッシング状態である中、眞子さまは小室圭さんとの結婚を切実に望んでいると報じられています。眞子さまは「婚約」ではなく「婚約内定」と表現されていることに不満であるとか。


「眞子さまが、最もご両親や宮内庁に不信感を持っておられるのは、何かにつけ“婚約内定の段階”だと強調される点なのです」
『週刊新潮』(2019.2.14号)

「眞子さまはご両親のこうした経緯をご存じで、ご自身の置かれた境遇と比べて納得のいかないご様子です。実際に昨年7月、小室さんが留学するフォーダム大学が“フィアンセ”との文言をホームページに載せた際、宮内庁は正式な婚約者ではないとして訂正を求めましたが、これについても大いに不満を募らせておられました」(同)
『週刊新潮』(2019.2.14号)
確かに秋篠宮殿下も、先の誕生日会見で「まだ婚約前ですので」と強調なさっていました。

「婚約」と「婚約内定」の差、譬えるなら就活の「内定者」と「内定予定者」の違いでしょうか? よほどのことが無い限り「内定予定者」はそのまま「内定者」に繰り上がるわけですが、この度の「婚約内定者」はそのまま「婚約者」になるのか未だ不透明です。それだけのコトを小室親子はやらかしてしまっています。

しかし既に今上陛下の御裁可が下りていることは否定しようのない事実ですから、これを覆すにはよほど理由が無ければなりません。そして御代替わりにより5月から現皇太子殿下が新天皇に即位されます。こういった事情も事態を複雑化させるでしょう。

眞子さまの公務増加は皇后陛下の深謀遠慮

以上をまとめれば、今回の眞子さまの公務増加は、皇后・美智子さまによる「引き剥がし作戦」だというのが『週刊新潮』の大胆な推測です。いわば、美智子さまが、お二人の“結婚阻止”のために実力行使に出たということです。

謎の事情通も次のように。


「ご両親とは一向にわだかまりが解けていません。先ごろ公表された小室文書は、眞子さま側からの“反撃”とも読めますが、今度は反対に、皇后さまのご意向も踏まえたご公務増加という“軛”に見舞われたわけです」(同)

『週刊新潮』(2019.2.14号)
そして皇室ジャーナリストの神田秀一氏が最後に現れ、この記事の内容が正しいものであるかのようにお墨付きを与えます。


皇室ジャーナリストの神田秀一氏が指摘する。「御代替わりに伴い、秋篠宮さまに支給される皇族費は3倍になり、当然ながらその分、お仕事も増えます。現在の皇室は慢性的人手不足で、皇后さまとしてもぜひ眞子さまと佳子さまにはご公務に励んでもらいたいとお考えでしょう。ただ佳子さまは3月まで大学生で、今後留学の可能性もあるため現時点で割り振れない。となれば、眞子さまにかかる負担はおのずと重くなります。ご公務の分担については事前にご本人の了承を得ますから、眞子さまはその“方針”を受け入れたということなのでしょう」
『週刊新潮』(2019.2.14号)
そして最後に編集部が次のように追い討ちを。


すべては、一刻も早く小室さんから引き剥がし、成年皇族の本分を全うしてほしいと願う皇后さまの深謀遠慮なのである。
『週刊新潮』(2019.2.14号)
以上の新潮記事が真であるならば、皇族の中で小室圭氏と眞子さまの結婚を応援しているのは殆ど誰もいないことになります。一応、今週発売の『女性自身』(2019.2.19号)によれば、佳子さまが眞子さまを応援されているとのことですが、いずれにせよ四面楚歌に変わりはないでしょう。

ひとまず、小室圭さんの母親・佳代さんと元婚約者との間の交渉の行く末が次の焦点になるのではないでしょうか? 

しかし元婚約者殿は『暴露本』を出すとのもっぱらの噂ですが……。

【速報2/7発売『女性セブン』】小室圭さん「文章」は、眞子さまが書かれた——悠仁さまも結婚に反対!


【速報2/7発売『週刊文春』】小室圭さん「文章」に秋篠宮殿下が怒られた二つの問題

https://rondan.net/14908

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/118.html#c9

[近代史3] チャンネル桜の常連 西岡力 の悪質な詐欺の手口 中川隆
19. 中川隆[-12334] koaQ7Jey 2019年2月08日 15:33:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

amazon の西岡力の本に 777 のペンネームで書評を書いたら、次々に削除されました。

右翼はやる事が えげつないですね。


amazon.co.jp 西岡 力 本
https://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_1?ie=UTF8&text=%E8%A5%BF%E5%B2%A1+%E5%8A%9B&search-alias=books-jp&field-author=%E8%A5%BF%E5%B2%A1+%E5%8A%9B&sort=relevancerank
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/216.html#c19

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
191. 中川隆[-12333] koaQ7Jey 2019年2月08日 15:59:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

玄関までわずか数十センチで凍死…北海道「ホワイトアウト」で視界奪われたか
[ 2019年1月20日 05:30 ]


 北海道地方が連日激しい風雪に見舞われる中、札幌市の北側約25キロに位置する当別町で、66歳男性が自宅玄関までわずか数十センチのところで倒れているのが見つかり死亡が確認された。北海道警が、17日午後10時25分ごろ同町の無職古市栄治さんが自宅玄関前で倒れているのを警察官が発見したと発表。死因は低体温症による凍死だった。

 現場付近は当時、吹雪で視界が遮られ、周囲が真っ白になる「ホワイトアウト」状態だったとみられる。古市さんは歩いて自宅に向かい、玄関前で倒れたとみられる。そばには玄関の鍵が落ちていた。古市さんは一人暮らしだった。

 道警札幌北署によると17日午後4時20分ごろ、古市さんから「車が雪山に突っ込んだ」と通報があった。「自力で脱出できる」と話していたが、その後、連絡が途絶えた。署員が捜索に出発。午後10時すぎ、自宅から約120メートルの路上で雪山に突っ込んだ車を発見した。自宅に向かったところ、玄関前で倒れている古市さんを発見した。

 札幌管区気象台によると当時の当別町の気温は不明だが、隣接する石狩市は氷点下11・2度まで下がっていた。積雪は約65センチだった。札幌市でも今季一番の冷え込みとなる氷点下12・3度を記録していた。

 ホワイトアウトは、暴風雪や降り積もった雪が強風により舞い上げられる地吹雪などによって起こる現象。視界が真っ白になり自分とそれ以外のものの位置関係が認識できなくなる。方向感覚がなくなり上下の感覚も鈍くなることで、どの方向に進めばいいのか判断することが非常に難しくなる。古市さんはホワイトアウトで視界を奪われ、雪山に突っ込んだ車を捨てて、徒歩で自宅に向かって歩きだしたとみられる。

 ○… ホワイトアウトに見舞われた際には、どう対応するべきなのか。事故の救出に当たった北海道・当別消防署は、一般論として今回のような場合には「携帯のGPS機能などをオンにした状態で、一酸化炭素中毒にならないように換気を行って車内で救助を待つ方法が良い」とした。自動車を運転している際にホワイトアウトに遭遇したときには「前の車のテールランプや道路境界を示す標識を目印にして、止まらずに走行をしてほしい」と話した。歩いている場合はどうだろうか。日本登山インストラクターズ協会は「吹雪が終わるまで動かないでほしい。一瞬でも視界が開けるときが必ずあるので、その間に自分のいる位置を把握して風の当たらない場所を探して逃げてほしい」とアドバイスした。


____


厳寒の札幌 玄関ドアとカギも凍る…「パパ開かない」 −12℃でトラブル続々 北海道
2/8(金) 13:40配信 北海道ニュースUHB

凍ってしまった玄関ドアとカギ=札幌市豊平区、2019年2月8日午前9時ごろ撮影


 強烈な寒気の影響で、午前9時41分に氷点下12.5℃を観測した札幌市。トラブルが続出しています。

 2月8日午前9時ごろ、札幌市豊平区平岸の築30年ほどの住宅で、6歳の子どもが「パパ開かない」と声をあげました。外出しようと準備をしていた父親(30代)が玄関へ行くと、結露した水が凍りつき、玄関のドアとカギが開けられない状態になっていました。

 父親は急きょ、ポータブルの電気式のファンヒーターを玄関付近に移動し温風をあて、ドライヤーも持ってきて鍵穴を温めること約5分。ようやく外へ出られる状態になりました。

 気が付くと、同じアパートの他の住民の部屋からも同様の声が聞こえたということです。

 8日の札幌市は午前0時すぎに氷点下10.1℃を観測してから気温は下がり続けていて、午前9時41分には氷点下12.5℃まで下がっていました。日中も気温があがらず、午後1時でも氷点下12℃と厳しい寒さが続いています。

 この男性が帰宅した時に、部屋に入ることができるのか…不安は募るばかりです。
.
UHB 北海道文化放送


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c191

[リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
45. 2019年2月08日 16:31:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
こうしてベストセラーは創られる _ 「見計らい本」で書店にヘイト本が並ぶ現象が問題に
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/225.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c45
[近代史3] こうしてベストセラーは創られる _ 「見計らい本」で書店にヘイト本が並ぶ現象が問題に 中川隆
1. 中川隆[-12332] koaQ7Jey 2019年2月08日 16:46:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

新雑誌「Hanada」を「カエルの楽園」にするな 中村 仁 2016年05月04日
http://agora-web.jp/archives/2019006.html


Hanada創刊号書影

同じ論題ばかりに食傷する

書店に行きましたら、産経新聞社の「正論」、その親戚みたいな「Will」と並んで、花田紀凱責任編集による新創刊「月刊Hanada」が並んでいました。私は普段、「正論」も「Will」も買いません。新聞広告をみるか、店頭で手にとれば、何を言いたいのかが、想像できるからです。さらに「Hanada」をみると、この3誌の筆者の多くはダブっており、しかもすでにお目にかかったことがあるような論題ばかりですね。日本の右派、右翼は狭い世界なのでしょうか。

ぱらぱらとページをめくっていきましたら、どうやら「Will」で内紛があり、花田氏らが飛び出して、新雑誌を創刊したというのです。編集後記に「あまりに理不尽、でたらめな相手の言い分に腹立たしく、編集部員4人がついてきてくれたことがすべてです」とありました。「理不尽」というからには、まったく新しい論壇誌を始めたのかと想像したら、筆者は他2誌に載っているのと同じ人たちばかりです。首を傾げながら、とにかく1冊、買い求めました。

「迷走するテレビ」が巻頭の特集で、「TBSが犯した重大犯罪」、「古舘伊知郎とは何者だったか」の二本の論文が載っています。一人の筆者は「公共財である電波を排他的に占有し、強大な影響力を有している放送局の一つが政治運動体と化している」、「TBSは民主主義を脅かす反社会的組織である」と、激しいです。

テレビ局が反社会的組織とは


こういう場合に、「政治運動体」とか「反社会的組織」などと、決めつけると、筆者の品格が知れ、逆効果だと思いますよ。民放の報道番組の編集方針に問題があるにせよ、このような表現に同意する人は少ないでしょう。私の周辺では、昨年以来の騒ぎで、テレビ放送が4月から急につまらなくなったという人が多いのです。報道ステーション(テレビ朝日)、NEWS23(TBS)、クローズアップ現代(NHK)を見る気がしなくなったというのです。巻頭でテレビ特集をするなら、「つまらなくなったテレビ、見どころ消えたテレビ」がテーマでしょう。なぜそのことに目をつむるのでしょうか。

もう一つの目玉の特集は、「カエルの楽園」は悪魔の書か、ですね。ベストセラー作家の百田尚樹氏の新作をテーマにしています。カエルが登場する寓話方式での小説で、安全保障問題、中国問題、戦争法案反対、朝日新聞批判などを連想させるストーリーです。筆者がお気に入りという「ラ・フォンテーヌ寓話」に似た小説です。カエルの物語を通じて日本人の世界感覚に警告を発しようとしています。平和ボケの日本人には耳の痛い話ではありましょう。

百田氏の論文を受けて、櫻井よしこ、佐藤正久、小川榮太郎ら右派・右翼の人たちが礼賛の小文を寄せています。気になるところですね。お名前を拝見しながら、「この分野の執筆者は顔ぶれが同じで、みななぜ群れたがるのだろう」という素朴な感想を持ちました。元海上保安官氏も感想を寄せ、「天才・百田尚樹にしか書けない」と絶賛します。そこまでいいますかねえ。なぜもっと、門戸を広げ、見解の異なる多様な筆者をそろえないのか。これでは議論の発展が期待できませんね。

「ああいう人士」という非礼な表現


西尾幹二氏が書いた論文「現代世界史放談」の中に、政治学者の北岡伸一氏を批判した部分があります。「安倍首相の戦後70年談話に先立ち、外務省主導の21世紀構想懇談会がつくられ、先の戦争を侵略戦争と首相にいわせようとした北岡さんという座長がいました。ああいう人士はいまでもアメリカのコントロール下にあると考えるべきだ」。わざわざこんな言い方をしますか。「ああいう人士」とは非礼な表現です。「侵略戦争」という表現は、歴史に対する反省が込められ、まともな評価でしょう。このあたりが、群れる右派の器量の狭さなのでしょうか。

創刊号の論文の中には、出色のヒット作がはあります。前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の来日記念講演の収録です。「世界いちばん貧しい大統領」の著書があります。「市場はどんどんモノを買わせよう、買わせようとする。市場に操られてほしいものが増えてしまうと、あなたは自由でなくなってしまう」。「市場はもはやコントロールできない状態にある」。消費を常にあおっていかないと、行き詰まってしまう現代資本主義社会の最大の問題点を的確についています。

内閣官房参与の浜田宏一氏が「安倍首相、消費増税を延期なさい。個人消費が陰っているのは、消費増税が控えているため、消費者の行動が慎重になっている」と、創刊号で吠えています。消費をあおっていかないと、行き詰まる現代経済社会の本質的な問題にそっぽを向いていますね。

「世界でいちばん貧しい大統領」の問題提起


また、産経系の筆者が「財務官僚を切れば日本は再生する」と、方向感覚がずれた主張をしています。財務官僚を切ったところで再生できるほど、経済の停滞の原因は単純でありません。論壇誌ならば、ムヒカ氏のいうように、掘りの深い問題提起こそが必要です。

最後に、テレビ局批判をするなら、なぜテレ朝、TBSだけに的を絞るのかです。フジテレビ、日本テレビなどにも見られる軽いバラエティー番組路線をなぜ議論しようとしないのか。朝日新聞を批判するなら、他の新聞論調にもなぜ目配りしないのか。他紙にも多々、問題があると思います。右傾化は世界的潮流のひとつであり、右派・右翼の思想、考え方を知り、分析することがますます重要になっているだけに、毎度、おなじみの論題、筆者ばかりが繰り返し登場してくるすでに現状は残念ですね。
http://agora-web.jp/archives/2019006.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/225.html#c1

[近代史3] こうしてベストセラーは創られる _ 「見計らい本」で書店にヘイト本が並ぶ現象が問題に 中川隆
2. 中川隆[-12331] koaQ7Jey 2019年2月08日 16:52:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

政治雑誌一覧と比較:
週刊金曜日、月刊正論、Voice、SAPIO、月刊WiLL、月刊Hanada
https://www.digital-dokusho.jp/magazine/polytical-magazine/

互いに密接な関係があるため、 「ビジネス/政治/経済雑誌」という風に、 一緒のジャンルにされる傾向があるほか、ビジネス系、経済系の雑誌がやや多めながら、
政治に関する内容が中心で「政治雑誌」といっていい雑誌や、 政治情報中心の雑誌の情報。



週刊金曜日

広告/スポンサーに依存することなく言論の規制がないため、
自由な言論をできていることを売りにしている週刊誌で、
会社概要によるとどこの会社の傘下にも入っていないらしい株式会社金曜日という会社が発行元。

そして、内容はかなり純粋な政治系。

週刊金曜日

骨のある雑誌です。スポンサーから自立した、自由で信頼できるメディア。
1993年、広告に依存しない自由なメディアを創るため、
石牟礼道子・井上ひさし・久野収・筑紫哲也・本多勝一が中心となり、多くの定期購読者を募る形で創刊されました。

本当に大切な情報が見えない時代、『週刊金曜日』が、暮らしの“真実”と“羅針盤”を届けます。



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正論

フジサンケイグループのオピニオン誌。
表紙を見ていてもビジネス・経済情報はほとんどなく、
政治関連の特集や国際問題ばかりで、こちらも純粋な政治雑誌系。


日本人の鼓動が響く雑誌です。

「月報・歴史戦争」「世界の『歴史』最前線」
「教育提言 私が伝えたい天皇、皇室のこと」「グラビア 皇室歳時記」
「グラビア 阿蒙列車」等々、新連載満載。

「折節の記」「それ行け!天安悶」と好評の強力連載陣で、読み応えのある総合誌です。

【公式サイトでの媒体概要】
日本の自由な社会と健全な民主主義を守る―との信条に基づき、
昭和48年6月25日付「悪玉論に頼る急進主義」から産経新聞の「正論」欄がスタートしました。
いわば「日本の針路を考える論壇」です。
オピニオン面にこの「正論」を掲載するとともに、雑誌「正論」を発行し、
報道紙面と併せて明確な主張で偏らない世論の形成に役立つよう努めてきました。


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Voice

こちらはPHP研究所による政治情報系雑誌。
サンプル誌を見る限り、実際の紙面にはビジネス・経済情報もあるものの、
表紙だけを見ると完全な政治雑誌といった感じ。


月刊誌『voice』21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。
以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、
激しく揺れ動く現代社会の様々な問題を幅広くとりあげ、
日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。

次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、
『voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、
常に新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。



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SAPIO(サピオ)

こちらは大手総合出版社の小学館が発行する、政治・国際問題寄りの雑誌。
そして、辛口・タブー切込み系のテイストが特徴。


ラテン語の「賢明である」が題名のクオリティマガジン。

•1.一流執筆者によるジャーナルな視点で選んだ特集やエッセイ、ルポ、コラム
•2.内外のキーパーソンが分析する国際政治、経済情勢
•3.著者による本格的書評特集
•4.豊富な図版、最新の写真によるビジュアル展開


の四つを柱としています。


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月刊WiLL(マンスリーウイル)

カリスマ変種者の花田紀凱氏氏が2016年春まで長く編集長を務めていた有名雑誌。
花田氏離脱後は部数を大きく落としている可能性あり。


月刊WiLL(マンスリーウイル)

大人の常識。オトナが発信する、オトナが読める、オトナのための雑誌。
大新聞は書けないことが多過ぎ、テレビは信頼に値しない。
といって、ネット情報は玉石混淆。
混乱する日本に信頼できる情報、まっ当なものの見方、大人の常識を提示する、
おもしろくて、ためになる月刊誌!



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月刊 Hanada

こちらは「月刊WiLL」から離脱したカリスマ編集者、花田紀凱さんが
離脱・移籍後、仲間と共にすぐに創刊した新雑誌。

Fujisan売上ランキングではかなり上位で、
花田氏のWILL離脱と共に、こちらの雑誌に乗り変えた読者がたくさんいる可能性がある注目雑誌。

Will同様にかなり政治色が強く、
発売日も同じ、月刊の表紙の雰囲気もWillとそっくりで、Willとは完全な競合。


花田紀凱責任編集!読者の「知りたい」欲求に応える強力月刊誌。
月刊Hanadaは『月刊WiLL』の前編集長花田紀凱と編集部員、DTP担当を迎え
2016年4月に創刊しましたオピニオン誌です。

総力大特集から強力連載まで大納得の読み応えです。
スクープも含め、次々と問題を提起し、21世紀の雑誌界をリードする月刊誌を目指します。
おもしろくて、ためになる。そして「大人の常識」を!



その他

•週刊新潮・・・・・政治系の辛口記事中心の総合週刊誌

•月刊文藝春秋・・・・・文芸総合誌の中で特に政治色強い

https://www.digital-dokusho.jp/magazine/polytical-magazine/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/225.html#c2

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
1. 中川隆[-12330] koaQ7Jey 2019年2月08日 18:45:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

日本人のガラパゴス的民族性の起源
0-0. 日本人の源流考 rev.1.3 2018/7/29
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-0.htm


  国立遺伝学研究所教授で著名研究者の斎藤成也氏が、2017年10月に核-DNA解析でたどるによる「日本人の源流」本を出版しました。


核DNA解析でたどる 日本人の源流 – 2017/10/21 斎藤 成也 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%A0%B8DNA%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%81%A7%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%82%8B-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81-%E6%96%8E%E8%97%A4-%E6%88%90%E4%B9%9F/dp/4309253725


その中でやっと海の民にも焦点が当たり、当ガラパゴス史観の「縄文人の一部は海のハンター」史観が間違ってはいないかもしれない雰囲気になって来ました。

  そろそろ時機到来の様相になって来ましたのでガラパゴス史観を総括し、日本人の源流考をまとめてみました。 これはY-DNA及びmtDNAの論文104編を読み込みメタアナリシスした結果得た、アブダクション(推論)です。追加の着想がまとまる都度書き足します。 枝葉末節は切り捨て太幹のみに特化して組み立てていますので、異論・興味のある方は、 当史観が集めた論文をじっくり読んで是非御自分で源流考を組み立ててみてください。


はじめに

  当ガラパゴス史観が、Y-DNAとmtDNAツリー調査を進めて行った時、ホモサピエンスの歴史自身をもう少し深堀したい疑問が生じてきました。

 ・何故、ホモサピエンス始祖亜型のY-DNA「A」やY-DNA「B」はその後現代にいたるまで狩猟採集の原始生活から前進せず、 ホモエレクトスの生活レベルのままだったのか?

 ・シ−ラカンス古代亜型のY-DNA「D」、Y-DNA「E」やY-DNA「C」などの、オーストラリア、ニューギニアやアンダマン諸島、アフリカなどの僻地に残った 集団も、現代に至るまで何故「A」,「B」同様、狩猟採集から抜け出せなかったのか?

 ・彼らは本当にホモサピエンスになっていたのだろうか?我々現生人類はアフリカ大陸でホモサピエンスに進化してから 出アフリカしたと思い込んでいるが、もしかすると出アフリカ後に、ネアンデルタール人との遭遇で現代型に進化したのではないか?


1.ネアンデルタール人の出アフリカから始まったようだ。

  ホモサピエンスの亜種とされているネアンデルタール人(ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス:Homo sapiens neanderthalensis)は、 ホモエレクトスから先に進化し、60万年ぐらい前には出アフリカし、先輩人類としてユーラシア大陸に拡がったらしい。 そして3万年前ぐらいには絶滅した、という見解になっている。

  しかし現生人類の遺伝子の3−4%はネアンデルタール人から受け継いでいることも研究の結果解明されている。 その後、現生人類の先祖が、スタンフォード大学の研究では2000人程度の規模で、出アフリカしユーラシアに拡がるまで ネアンデルタール人の歴史は既に数十万年を経過しており、その間にネアンデルタール人はユーラシア各地で亜種に近いぐらい分化していたらしい。 アジアで発掘されたデニソワ人はどうもネアンデルタール人のアジア型の1例のようだ、 しかも研究ではデニソワ人の遺伝子が現代人に6−8%も受け継がれている、という報告まである。

  これはつまり現生人類は既にある程度の高度な文化を築き上げていたネアンデルタール人との亜種間交雑の結果、 一気に爆発的に進化し現ホモサピエンスとして完成したのではないかと考えるのが妥当なのではないかと思われる。


2.原ホモサピエンスから現ホモサピエンスへ脱皮したのではないか!

  我々現代人(Homo sapiens sapiens)の祖先は、ネアンデルタール人が先に進化し出アフリカした後も進化できずに出遅れ、 アフリカ大陸に残存していたホモエレクトスの中で、先ずmtDNA「Eve」がやっと進化し、Y-DNA「Adam」はかなり遅れて進化したと考えられていた様だが、 最近の研究ではY-DNA「Adam」も20万年近く前には既に現れていたらしい。

  しかも最近の発掘調査では、10万年前ごろにはすでにレバント地域に移動していたらしく、8万年前頃には中国南部に到達していたのではないか、と報告されてきている。 これまでの5−6万年前頃に出アフリカしたのではないかという旧説が、どんどん遡ってきているのは今後まだまだ新しい研究報告がある予兆と思われる。

  いずれにせよ、ネアンデルタール人が先に進化し、出アフリカした後に、落ちこぼれ 取り残されていた最後のホモエレクトスが遅れて進化したのが、我々の直接の先祖の原ホモサピエンスだったと考えられる。

  つまり、このころまでアフリカ大陸ではホモエレクトスが存続していた可能性があり、原ホモサピエンスはホモエレクトスの最終形だったはずである。
 Y-DNA「Adam」がY-DNA「A」となり、

 Y-DNA「A1b」からY-DNA「BT」が分離し、

 Y-DNA「BT」がY-DMA「B」とY-DNA「CT」に分離したが、

    この「A」と「B」はホモエレクトスのY-DNA亜型だった可能性も十分ありえる。

 Y-DNA「CT」が初めて出アフリカし、更にY-DNA「DE」とY-DNA「CF」に分離した。

    これは恐らく中近東あたりで先住ネアンデルタール人との交雑の結果と推測可能である。

    この「C」以降が現生人類のY-DNA亜型と考えられるが、もしかするとネアンデルタール人の亜型の可能性だってありえる。

 つまりY-DNA「A」と「B」はホモ・サピエンス・サピエンスではあるが完成形ではないプロト(原)ホモ・サピエンス・サピエンスと言っても良いかもしれない。

 西欧列強が世界中を植民地化するべく搾取活動を続けているときにわかったことは、アフリカ大陸やニューギニア・オーストラリアやアンダマン島の先住民は、 何万年もの間、古代のままの非常に素朴な狩猟採集民の文化レベルにとどまっていた、ということだった。

  研究調査からかなり高度な文化・技術レベルに達していたと判ってきているネアンデルタール人と比べると、 分類学的・解剖学的な現生人類/ホモサピエンスに進化したというだけではホモ・エレクトスと何ら変わらない文化レベルだったという証明だろう。 つまり脳容積がホモエレクトスより大きくなったり、会話が出きるようになった程度では、同時代のネアンデルタール人より原始的な、 しかし可能性は秘めている新型人類に過ぎなかったようだ(しかし体毛は薄くなり、前頭葉が発達し、見た目は多少現生人類的だが)。

  では一体、なぜ現生人類は現代につながるような文明を興すほど進化できたのだろうか?大きな疑問である。 一部の王国を築いた集団を除いた、古ネイティブ・アフリカンは大航海時代になっても、狩猟採集民でしかなかった。 その後西欧列強と出会わなければ、今でも狩猟採集のままのはずである。

  このことは、文明と言うものを構築するレベルに達するには解剖学的なホモサピエンスではなく、 何か決定的なブレークスルーのファクターがあったはずである。

  ネアンデルタール人と原ホモサピエンスの亜種間交配の結果、進化の爆発が起こったと推測するのが今のところ最も妥当だろう。

  出アフリカした先輩人類のネアンデルタール人と亜種間交雑し、ネアンデルタール人がすでに獲得していた先進文化を一気に取り込むことに成功し、 恐らく人口増加率(繁殖性)が高い原ホモサピエンスの中にネアンデルタール人が自然吸収される形で統合化されたのが 完成形の現ホモサピエンスと考えるのが最も妥当性が高い。 (この繁殖力の高さが現生人類の勝ち残った理由なのではないか、想像を逞しくすると、交配の結果得た後天的な獲得形質かもしれない。)

  もし出アフリカせずネアンデルタール人とも出会わずアフリカの中に留まっていたら、 人類は相変わらず19世紀ごろのサン族やピグミー族のように素朴な狩猟採集段階に留まっているだろうと容易に推測できるが、 北京原人やジャワ原人などのホモエレクトスも出アフリカし、ネアンデルタール人も出アフリカしたということは、 現生人類が出アフリカしたのは人類の遺伝子が導く宿命ではないかとも思われる。 つまりホモサピエンスが出アフリカし狩猟採集文化から脱し、現代文明にまで至ったのは必然だったということかもしれない。


3.日本列島への最初の到来者は、古代遺伝子系集団:Y-DNA「D」とY-DNA「C」
  Y-DNA「D1b」を主力とするY-DNA「C1a1」との混成部隊である。

  移行亜型Y-DNA「DE」はさらに古代遺伝子Y-DNA「D」とY-DNA「E」に分化したが、Y-DNA「D」がインド洋沿岸に沿って東進したのに対し、 Y-DNA「E」は逆に西進し地中海南北沿岸に定着し、故地である地中海南岸(アフリカ北岸)に移動した集団はさらにアフリカ全土に展開し、 先住親遺伝子のY-DNA「A」の古サン集団等やY-DNA「B」の古ピグミー集団等の支配階級としてネイティヴ・アフリカンの主力となり現代に至っている。

  これは重要なことで、Y-DNA「A」と「B」はネアンデルタール人の遺伝子が混じっていない原ホモサピエンスだが、 ネアンデルタール人遺伝子を獲得したはずの現サピエンスのY-DNA「E」がアフリカ全土にもれなく拡大したため、Y-DNA「A」が主体のサン族も、 Y-DNA「B」が主体のピグミー族も支配階級はY-DNA「E」に代わっているようだ。 (余談だがアフリカ大陸にはその後Y-DNA「R1a」と分化したY-DNA「R1b」がアナトリア、中近東から南下してきて 更に新しい支配階級として現在のカメルーンあたりを中心にネイティブアフリカンの一部になっている。)

  しかし出戻りアフリカしたY-DNA「E」は進化の爆発が進む前にアフリカ大陸に入ってしまったため、また周囲の始祖亜型の部族も同じレベルで、 基本的に狩猟採集のまま刺激しあうことがないまま、ユーラシア大陸で起きた農耕革命など進化の爆発に会わないまま現代に至っているのだろう。

  ところが地中海北岸に定着したY-DNA「E」は、その後ヨーロッパに移動してきたY-DNA「I 」などの現代亜型と刺激しあいながら 集団エネルギーを高め、ローマ帝国やカルタゴなどの文明を築くまでに至った。要するに自分たちより古い始祖亜型との遭遇では埋もれてしまい、 文明を興すような爆発的進化は起こらなかったが、より新しい現代亜型との遭遇が集団エネルギーを高めるには必要だったのだろう。

  一方、Y-DNA「D」は、現代より120m〜140mも海面が低かったために陸地だったインド亜大陸沿岸の大陸棚に沿って東進しスンダランドに到達し、 そこから北上し現在の中国大陸に到達した。その時に大陸棚だった現在のアンダマン諸島域に定住したY-DNA「D」集団は、 その後の海面上昇で島嶼化した現アンダマン諸島で孤立化し現代までJarawa族やOnge族として絶滅危惧部族として古代亜型Y-DNA「D」を伝えてきている。 Y-DNA「D」は基本的に原始性の強い狩猟採集民と考えてよいだろう。日本人の持つ古代的なホスピタリティの源泉であることは間違いない。

  Y-DNA「CT」から分離したもう一方の移行亜型Y-DNA「CF」は恐らくインド亜大陸到達までに古代亜型Y-DNA「C」とY-DNA「F」に分離し、 Y-DNA「F」はインド亜大陸に留まりそこで先住ネアンデルタール人(アジアにいたのは恐らくデニソワ人か?)と交雑した結果、 Y-DNA「G」以降の全ての現代Y-DNA亜型の親遺伝子となったと推測できる。 こうしてインド亜大陸は現代Y-DNA亜型全ての発祥の地となったと考えられる。

  もう一方の分離した古代亜型Y-DNA「C」は、欧米の研究者の説明ではY-DNA「D」と行動を共にしたらしく東進しスンダランドに入り、 一部はY-DNA「D」と共に中国大陸に到達し、一部はそのまま更に東進しサフール大陸に到達した。 サフール大陸に入った集団はサフール大陸に拡大し、海面上昇後分離したニューギニアとオーストラリア大陸に それぞれTehit族やLani族などニューギニア高地人集団やオーストラリア・アボリジニ集団、つまり共にオーストラロイドとして現代まで残っている。

  スンダランドから北上し現在の中国大陸に入ったY-DNA「D」とY-DNA「C」の混成集団は中国大陸の先住集団として拡大した。 この時に混成集団の一部の集団は中国大陸には入らずにさらに北上し、当時海面低下で大きな川程度だった琉球列島を渡ったと思われる。 集団はそのまま北上し現在の九州に入った可能性が大。また一部は日本海の沿岸を北上し当時陸続きだったサハリンから南下し 北海道に入り、当時同様に川程度だった津軽海峡を渡り本州に入った可能性も大である。 つまりもしかすると日本本土への入り方が2回路あった可能性が大なのだ。

  現在沖縄・港川で発掘される遺骨から復元再現される顔は完璧にオーストラロイド゙の顔である。 と言うことは、スンダランドから北上の途中沖縄に定住した混成集団がその後の琉球列島人の母体になり、 サハリンから南下した集団がのちのアイヌ人の集団になった可能性が極めて大と推測できる。

  さて中国大陸に展開したY-DNA「D」は残念ながら後発のY-DNA「O」に中国大陸の中原のような居住適地から駆逐され、 南西の高地に逃れY-DNA「D1a」のチベット人や羌族の母体となった。 欧米の研究者はチベット人の持つ高高地適応性はデニソワ人との交配の結果獲得した後天的な獲得形質と考えているようだ。 そして呪術性が高い四川文明はY-DNA「D」が残した文明と考えられる。 このため同じY-DNA「D」遺伝子を40%以上も持つ日本人には四川文明の遺物は極めて親近感があるのだろう。

  しかし一緒に移動したと考えられるYDNA「C」の痕跡は現在の遺伝子調査ではチベット周辺では検出されていない。どうやら途絶えてしまった可能性が高い。 いやもしかすると火炎土器のような呪術性の強い土器を製作したと考えられるY-DNA「C」なので、 四川文明の独特な遺物類はY-DNA「C」が製作した可能性が極めて高い。そしてY-DNA「D」のようにチベット高原のような高高地に適応できず 途絶えてしまったのかもしれないですね。

  一方スンダランドから琉球列島を北上した集団(Y-DMA「D1b」とY-DNA「C1a」は、一部は琉球列島に留まり、琉球人の母体となった。 しかし、そのまま更に北上し九州に到達したかどうかはまだ推測できていない。 しかし日本各地に残る捕鯨基地や水軍など日本に残る海の文化は海洋性ハンターと考えられるY-DNA「C1a」がそのまま北上し本土に入った結果と考えられる。

  オーストラリアの海洋調査で、数万年前にY-DNA「C」の時代にすでに漁労が行われ、 回遊魚のマグロ漁が行われていたと考えられる結果のマグロの魚骨の発掘が行われ、 当時Y-DNA」「C」はスンダランドからサフール大陸に渡海する手段を持ち更に漁をするレベルの船を操る海の民であったことが証明されている。 このことはスンダランドから大きな川程度だった琉球列島に入ることはさほど困難ではなかったと考えられ、 Y-DNA「C」と交雑し行動を共にしていたと考えられるY-DNA「D」も一緒にさらに北上し本土に入ったことは十分に考えられる。 すべての決め手はY-DNA「C」の海洋性技術力のたまものだろう。

  一方日本海をさらに北上した集団があったことも十分に考えられる。 この集団はサハリンから南下し北海道に入り、更に大きな川程度だった津軽海峡を南下し、本土に入ったと考えられる。 サハリンや北海道に留まった集団はアイヌ人の母体となっただろう。 Y-DNA「C1a」は北海道に留まらず恐らく本州北部の漁民の母体となり、Y-DNA「D1b」は蝦夷の母体となっただろう。

  このY-DNA「D1b」とY-DNA「C1a」が縄文人の母体と言って差し支えないだろう。 つまり縄文人は主力の素朴な狩猟採集集団のY-DNA「D1b」と技術力を持つ海洋性ハンターのY-DNA「C1a」の混成集団であると推測できる。 この海洋性ハンター遺伝子が一部日本人の持つ海洋性気質の源流だろう。日本人は単純な農耕民族ではないのだ。

  ところがサハリンから南下せずにシベリヤ大陸に留まり陸のハンターに転身したのが大陸性ハンターY-DNA「C2」(旧「C3」)である。 この集団はクジラの代わりにマンモスやナウマンゾウを狩猟する大型獣狩猟集団であったと思われる。 ところが不幸にもシベリア大陸の寒冷化によりマンモスもナウマン象も他の大型獣も少なくなり移住を決意する。 一部はナウマン象を追って南下し対馬海峡を渡り本土に入りY-DNA「C2a」(旧C3a」)となり山の民の母体となっただろう。 また一部はサハリンからナウマンゾウの南下を追って北海道、更に本土へ渡った集団もあっただろう。北の山の民の母体となったと推測できる。

  この山の民になった大陸性ハンターY-DNA「C2a」が縄文人の3つ目の母体だろう。 つまり縄文人とは、核になる狩猟採集民のY-DNA「D1b」と海の民のY-DNA「C1a」及び山の民のY-DNA「C2a」の3種混成集団と考えられる。

  このY-DNA「C2a」が一部日本人の持つ大陸性気質の源流と考えられる。 Y-DNA「C1a」は貝文土器など沿岸性縄文土器の製作者、Y-DNA「C2a」は火炎土器など呪術性土器の製作者ではないかと推測され、 いずれにせよ縄文土器は技術を持つY-DNA「C」集団の製作と推測され、Y-DNA「D」は素朴な狩猟採集民だったと推測できる。

  この山の民のY-DNA「C2a」が南下するときに、南下せずY-DNA「Q」と共に出シベリアしたのがY-DNA「C2b」(旧「C3b」)の一部であろう。 このY-DNA「Q」はヨーロッパでは後代のフン族として確定されている。このY-DNA「Q」はシベリア大陸を横断するような移動性の強い集団だったようだ。 シベリア大陸を西進せずに東進し海面低下で陸続きになっていたアリューシャン列島を横断し北アメリカ大陸に到達し Y-DNA「Q」が更に南北アメリカ大陸に拡散したのに対し、

  Y-DNA「C2b」は北アメリカ大陸に留まりネイティヴ・アメリカンの一部として現代に遺伝子を残している。最も頻度が高いのはTanana族である。 北アメリカや中米で発掘される縄文土器似の土器の製作者はこのY-DNA「C2a」ではないかと推測できる。

  またそのままシベリア大陸/東北アジアに留まったY-DNA「C2」はY-DNA「C2b1a2」に分化し、大部分はモンゴル族やツングース族の母体となった。 また一部だった古代ニヴフ族は北海道に侵攻しY-DNA「D1b」のアイヌ人を征服しオホーツク文化を立ち上げた。 本来素朴な狩猟採集民だった原アイヌ人は支配者の古代ニヴフの持つ熊祭りなどの北方文化に変化し、 顔つきも丸っこいジャガイモ顔からやや彫の深い細長い顔に変化したようだ。 現代アイヌ人の持つ風習から北方性の風俗・習慣を除くと原アイヌ人=縄文人の文化が構築できるかもしれない。


4.長江文明系稲作農耕文化民の到来

  さて、日本人は農耕民族と言われるが、果たしてそうなのか?縄文人は明らかに農耕民族ではない。 狩猟採集民とハンターの集団だったと考えられる。ではいつ農耕民に変貌したのだろうか?

  古代遺伝子Y-DNA「F」から分化した現代遺伝子亜型群はY-DNA「G」さらに「H」、「I」、「J」、「K」と分化し、Y-DNA「K」からY-DNA「LT」とY-DNA「K2」が分化した。 このY-DNA「LT」から更にY-DNA「L」が分離しインダス文明を興し、ドラヴィダ民族の母体となったと考えられている。 Y-DNA「T」からは後のジェファーソン大統領が出自している。

  Y-DNA「K2」はさらにY-DNA「NO」とY-DNA「K2b」に分化し、Y-DNA「NO」が更にY-DNA「N」とY-DNA「O」に分化した。 このY-DNA「N」は中国の遼河文明を興したと考えられているらしい。このY-DNA「N」は現在古住シベリア集団(ヤクート人等)に濃く残されており、 テュルク族(トルコ民族)の母体と考えられている。

  しかし現代トルコ人は今のアナトリアに到達する過程で多種のY-DNAと混血し主力の遺伝子はY-DNA「R1a」,「R1b」,「J2」などに変貌している為、 東アジア起源の面影は全くない。唯一タタール人に若干の面影が残っているが今のタタール人もY-DNA「R1a」が主力に変貌してしまっている。 Y-DNA「N」はシベリア大陸の東西に高頻度で残りバルト3国の主力Y-DNAとして現代も残っている。やはり移動性の強い遺伝子のようだ。

  さていよいよ日本農耕の起源に触れなければならない。Y-DNA「NO」から分化したもう一方のY-DNA「O」は、 中国の古代遺跡の発掘で、古代中国人は現在のフラットな顔つきと異なりコーカソイドの面影が強いと報告されている事は研究者の周知である。 つまり本来の人類は彫が深かったといってよく、現代東北アジア人のフラット/一重まぶた顔は 寒冷地適応に黄砂適応が加わった二重適応の特異的な後天的獲得形質と言って差し支えない(当史観は環境適応は進化ではないと考えるが、 ラマルクの後天的獲得形質論も進化論といわれるので、進化の一部なのでしょう。と言うことは余談だが、 人類(動物)は体毛が減少する方向に進んでいるので、実は禿頭/ハゲも「進化形態」である事は間違いない。)

  この東北アジア起源のY-DNA「O」は雑穀栽培をしていたようだ。東アジア全体に拡散をしていった。 日本列島では極低頻度だがY-DNA「O」が検出されている。陸稲を持ち込んだ集団と考えられる。 東北アジアの住居は地べた直接だっと考えられる。主力集団は黄河流域に居住していたため、 長年の黄砂の負荷で現代東アジア人に極めてきついフラット顔をもたらしたのだろう。

  一方南下し温暖な長江流域に居住した集団から長江文明の稲作農耕/高床住居を興したY-DNA「O1a」と「O1b」が分化し、 更にY-DNA「O1b1」(旧「O2a」)と「O1b2」(旧「O2b」)が分化し稲作農耕は発展したようだ。このY-DNA「O1a」は楚民、Y-DNA「O1b1」は越民、「O1b2」は呉民の母体と推測できる。

  長江文明は黄河文明に敗れ南北にチリジリになり、Y-DNA「O1b1」の越民は南下し江南から更にベトナムへ南下し、 更に西進しインド亜大陸に入り込み農耕民として現在まで生き残っている。 ほぼ純系のY-DNA「O1b1」が残っているのはニコバル諸島(Y-DNA「D*」が残るアンダマン諸島の南に続く島嶼でスマトラ島の北に位置する)のShompen族である。

また南インドのドラヴィダ民族中には検出頻度がほとんどY-DNA「O1b1」のみの部族もあり、越民がいかに遠くまで農耕適地を求めて移動していったか良く分かる。

カースト制度でモンゴロイドは下位のカーストのため、他の遺伝子と交雑できず純系の遺伝子が守られてきたようだ。 この稲作農耕文化集団である越民の子孫のドラヴィダ民族内移住が、ドラヴィダ民族(特にタミール人)に長江文明起源の稲作農耕の「語彙」を極めて強く残す結果となり、 その結果、学習院大学の大野教授が日本語タミール語起源説を唱える大間違いを犯す要因となったが、こんな遠くまで稲作農耕民が逃げてきたことを間接証明した功績は大きい。

  一方、呉民の母体と考えられるY-DNA「O1b2」は満州あたりまで逃れ定住したが、更に稲作農耕適地を求め南下し朝鮮半島に入り定住し、 更に日本列島にボートピープルとして到達し、先住縄文人と共存交雑しY-DNA「O1b2a1a1」に分化したと考えられる。 この稲作農耕遺伝子Y-DNA「O1b2」は満州で14%、中国の朝鮮族自治区で35%、韓国で30%、日本列島でも30%を占める。 この満州の14%は、満州族の中に残る朝鮮族起源の姓氏が相当あることからやはり朝鮮族起源と考えられ、 呉系稲作農耕文化を現在に残しているのは朝鮮民族と日本民族のみと断定して差し支えないだろう。 この共通起源の呉系稲作農耕文化の遺伝子が日本人と朝鮮人の極めて近い(恐らく起源は同一集団)要因となっている。 北朝鮮はツングース系遺伝子の分布が濃いのではないかと考えられるが、呉系の遺伝子も当然30%近くはあるはずである。

過去の箕子朝鮮や衛氏朝鮮が朝鮮族の起源かどうかは全く分かっていないが、呉系稲作農耕民が起源の一つであることは間違いないだろう。


  長江流域の呉越の時代の少し前に江南には楚があったが楚民はその後の呉越に吸収されたと思われる、 しかしY-DNA「O1b1」が検出される河南やベトナム、インド亜大陸でY-DNA「O1a」はほとんど検出されていない。 Y-DNA「O1a」がまとまって検出されるのは台湾のほとんどの先住民、フィリピンの先住民となんと日本の岡山県である。

  岡山県にどうやってY-DNA「O1a」が渡来したのかは全く定かではない。呉系Y-DNA「O1b1」集団の一員として混在して来たのか単独で来たのか? 岡山県に特に濃く検出されるため古代日本で独特の存在と考えられている吉備王国は楚系文化の名残と推測可能で、因幡の白兎も楚系の民話かもしれない。 台湾やフィリピンの先住民の民話を重点的に学術調査するとわかるような気がしますが。


5.黄河文明系武装侵攻集団の到来

  狩猟採集と海陸両ハンターの3系統の縄文人と、長江系稲作農耕文化の弥生人が共存していたところに、 武装侵攻者として朝鮮半島での中国王朝出先機関内のから生き残りに敗れ逃れてきたのが、Y-DNA「O2」(旧「O3」)を主力とする黄河文明系集団だろう。 朝鮮半島は中華王朝の征服出先機関となっており、長江文明系とツングース系が居住していた朝鮮半島を黄河系が占拠して出先機関の「群」を設置し、 韓国の歴史学者が朝鮮半島は歴史上だけでも1000回にも及び中華王朝に侵略された、と言っている結果、 現代韓国は43%以上のY-DNA「O2」遺伝子頻度を持つ黄河文明系遺伝子地域に変貌してしまった。

  朝鮮半島での生き残りの戦いに敗れ追い出される形で日本列島に逃れてきた集団は、当然武装集団だった。 おとなしい縄文系や和を尊ぶ弥生系を蹴散らし征服していった。長江系稲作農耕集団は、 中国本土で黄河系に中原から追い出され逃げた先の日本列島でも、また黄河系に征服されるという二重の苦難に遭遇したのだろう。

  この黄河系集団は日本書紀や古事記に言う天孫族として君臨し、その中で権力争いに勝利した集団が大王系として確立されていったようだ。 この黄河系武装集団の中に朝鮮半島で中華王朝出先機関に組み込まれていた戦闘要員としてのツングース系の集団があり、 ともに日本列島に移動してきた可能性が高いY-DNA「P」やY-DNA「N」であろう。 好戦的な武士団族も当然黄河系Y-DNA「O2」であろう。出自は様々で高句麗系、新羅系、百済系など朝鮮半島の滅亡国家から逃げてきた騎馬を好む好戦的な集団と推測できる。

  この黄河文明系Y-DNA「O2」系は日本列島で20%程度検出される重要なY-DNAである。韓国では43%にもなり、 いかに黄河文明=中国王朝の朝鮮半島の侵略がひどかったが容易に推測できる。 日本列島の長江文明系Y-DNA「O1b2」系と黄河系Y-DNA「O2」系は合計50%近くになる。韓国では73%近くになる。 つまり日本人の約50%は韓国人と同じ長江文明系+黄河文明系遺伝子を持つのである。これが日本人と韓国人が極めて似ている理由である。

  一方、韓国には日本人の約50%を占める縄文系Y-DNA「D1b」,Y-DNA「C1a」とY-DNA「C2a」が欠如している。 これらY-DNA「D1b」,「C1a」とY-DNA「C2a」は日本人の持つ素朴なホスピタリティと従順性と調和性の源流であり、 このことが日本人と韓国人の全く異なる民族性の理由であり、日本人と韓国人の近くて遠い最大の原因になっている。

  一方、日本人の持つ一面である残虐性/競争性/自己中性等は20%も占める黄河系Y-DNA「O2」系からもたらされる 特有の征服癖特質が遠因と言って差し支えないような気がする。


6.簡易まとめ

  日本人の持つ黙々と働き温和なホスピタリティや和をもって貴しとする一面と、一方過去の武士団や維新前後の武士や軍人の示した残虐性を持つ2面性は、 日本人を構成するもともとの遺伝子が受けてきた歴史的な影響の結果と言えそうだ。

  日本人の3つの源流は、

  ・日本列島の中で約1万年以上純粋培養されてきた大多数の素朴な狩猟採集民と少数のハンターの縄文系、

  ・中国大陸から僻地の日本列島にたどり着き、集団の和で結束する水田稲作農耕民の弥生系、

  ・朝鮮半島を追い出された、征服欲出世欲旺盛な大王系/武士団系の武装侵攻集団系、

  個人の性格の問題では解説しきれない、遺伝子が持つ特質が日本人の行動・考えに強く影響していると思える。 世界の技術の最先端の一翼を担っている先進国で、50%もの古代遺伝子(縄文系)が国民を構成しているのは日本だけで極めて異例です。 もしこの縄文系遺伝子がなければ、日本と朝鮮及び中国はほとんど同一の文化圏と言って差し支えないでしょう。 それだけ縄文系遺伝子がもたらした日本列島の基層精神文化は、日本人にとって世界に冠たる独特の国民性を支える守るべき大切な資産なのです。


7.後記

  これまで独立した亜型として扱われてきたY-DNA「L」,「M」,「N」,「O」,「P」,「Q」,「R」,「S」,「T」は、 現在、再び統合されてY-DNA「K」の子亜型Y-DNA「K1」とY-DNA「K2」の更に子亜型として再分類される模様です。 つまり独立名をつける亜型群として扱うほど「違いが無い」ということなのです。

  ところがこのY-DNA「K」は、我々極東の代表Y-DNA「O」や西欧の代表Y-DNA「R」や南北ネイティヴアメリカンのY-DNA「Q」等が含まれているのです。 とても遺伝子が近いとは思えないのです。では何故これほど外観も行動様式も異なるのだろうか?

これらの亜型群は何十万年の歴史でユーラシア大陸の各地で亜種に近いほど分化していたと考えられている ネアンデルタール人やデニソワ人のY-DNA亜型を受け継いだだけの可能性も十分にあるのです。

西欧と極東であまりにも異なる外観や行動様式などの違いの原因を亜種間の接触に求めるのは荒唐無稽とは言えないでしょう。 何しろネアンデルタール人もデニソワ人もホモサピエンスも元をただせばホモエレクトス出身で当然Y-DNAもmtDNAも遺伝子が繋がっているのだから。 恐らくY-DNAもmtDNAもほとんど同じ亜型程度の違いしかない可能性は高いのです 今後の研究の発展を楽しみに待ちましょう。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-0.htm

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c1

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
2. 中川隆[-12329] koaQ7Jey 2019年2月08日 18:45:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

日本人のガラパゴス的民族性の起源
15-28. 古代に移動したDNA − 縄文人の先祖の移動も見えてくる!?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/15-28.htm

 2016年10月13日のNatureに、掲載された3論文と1レターを併せたカバー・ストーリーが表紙を飾りました。

カバー・タイトルは「The DNA of Ancient migrations」「古代に移動したDNA」です。


  内容の概要は、パプア・ニューギニア人、オーストラリア・アボリジニとアンダマン諸島のOnge族はホモサピエンスの出アフリカ後、 我々出アフリカ組ホモサピエンスと同じ先祖から分かれた、というY-DNA分析ではすでに明らかになっていることが、 常染色体の分析でも同じ結果になった、というものです。

しかもパプア・ニューギニア人とオーストラリア・アボリジニには、 5%ものデニソワ人の遺伝子が受け継がれているという内容で(しかしアンダマン諸島のOnge族には含まれていない。)、 ホモサピエンスの初期移動の50000年前ごろには既にサフール大陸に到達したことが分かっているパプア・ニューギニア人、オーストラリア・アボリジニ のみが移動の途中でデニソワ人と異種間もしくは亜種間交配を行い、その後の海面上昇でサフール大陸が分離した後にスンダ列島に移動してきた 新しい遺伝子集団からはデニソワ遺伝子が見つかっていない、ということだそうです。


  この論文情報が何故重要かというのは極めて明快で、我々日本人の精神風土を形成する縄文文化を築き上げたY-DNA「D2」とY-DNA「C1a」/「C3a」の 移動がわかり、なぜ日本人は周辺アジア諸国と精神風土が全く異なるのか、日本語は何故孤立言語なのかなど様々な日本独特の特異性に関する 疑問を呈してきた当ガラパゴス史観が常染色体研究でも裏付けられるからです。

では、以下にカバー・ストーリーと3論文のAbstractを転記します。

グローバルな調査研究のため著者名と組織名はあまりにも多いので省略します。
また今回は特に文章が難しくぎこちない翻訳ですが、ぜひご自分で訳してみてください。あとは原著をお読みください。

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Volume 538 Number 7624 Cover Story

  "Three international collaborations reporting in this issue of Nature describe 787 high-quality genomes from individuals from geographically diverse populations. David Reich and colleagues analysed whole-genome sequences of 300 individuals from 142 populations. Their findings include an accelerated estimated rate of accumulation of mutations in non-Africans compared to Africans since divergence, and that indigenous Australians, New Guineans and Andamanese do not derive substantial ancestry from an early dispersal of modern humans but from the same source as that of other non-Africans. Eske Willerlsev and colleagues obtained whole-genome data for 83 Aboriginal Australians and 25 Papuans from the New Guinea Highlands. They estimate that Aboriginal Australians and Papuans diverged from Eurasian populations 51,000?72,000 years ago, following a single out-of-Africa dispersal. Luca Pagani et al. report on a dataset of 483 high-coverage human genomes from 148 populations worldwide, including 379 new genomes from 125 populations. Their analyses support the model by which all non-African populations derive most of their genetic ancestry from a single recent migration out of Africa, although a Papuan contribution suggests a trace of an earlier human expansion."

  今週号では3つの国際共同研究チームが、地理的に異なる多様な集団に属する個人から得られた計787例の高品質ゲノムについて報告している。D Reichたちは、142集団に由来する 300人の全ゲノム塩基配列の解析を行い、非アフリカ人はアフリカ人との分岐後に、アフリカ人に比べて変異蓄積速度が加速したと推定されること、またオーストラリア先住民、 ニューギニア人、アンダマン諸島人の実質的な祖先は、現生人類の初期の分散に由来せず、他の非アフリカ人と同じ起源を持つと考えられることを明らかにしている。 E Willerslevたちは、オーストラリアの先住民であるアボリジニー83人およびニューギニア島の先住民であるパプア高地人25人の全ゲノム塩基配列データを得て、 オーストラリア・アボリジニとパプア人は、単一の出アフリカ分散事象の後、7万2000〜5万1000年前にユーラシア人集団から分岐したと推定している。 一方、L Paganiたちは、世界各地の125の集団に属する483人から得た高カバー率のヒトゲノムデータセットを報告しており、その中には125の集団に由来する379例の 新規ゲノムが含まれている。Paganiたちの分析結果は、全ての非アフリカ人集団は、その遺伝的祖先の大部分が最近起こった単一の出アフリカ分散事象に由来するという モデルを裏付けているが、パプア人にはそれ以前の人類の広がりの痕跡が見られることを示している。
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Nature Volume:538, Pages:207-214 Date published:(13 October 2016) DOI:doi:10.1038/nature18299
「A genomic history of Aboriginal Australia」

Abstract
  "The population history of Aboriginal Australians remains largely uncharacterized. Here we generate high-coverage genomes for 83 Aboriginal Australians (speakers of Pama?Nyungan languages) and 25 Papuans from the New Guinea Highlands. We find that Papuan and Aboriginal Australian ancestors diversified 25?40 thousand years ago (kya), suggesting pre-Holocene population structure in the ancient continent of Sahul (Australia, New Guinea and Tasmania). However, all of the studied Aboriginal Australians descend from a single founding population that differentiated ~10?32 kya. We infer a population expansion in northeast Australia during the Holocene epoch (past 10,000 years) associated with limited gene flow from this region to the rest of Australia, consistent with the spread of the Pama?Nyungan languages. We estimate that Aboriginal Australians and Papuans diverged from Eurasians 51?72 kya, following a single out-of-Africa dispersal, and subsequently admixed with archaic populations. Finally, we report evidence of selection in Aboriginal Australians potentially associated with living in the desert. "

  "オーストラリアのアボリジニの住民の歴史は、ほとんど不明のままです。 " "ここでは、我々はPama?Nyungan言語を話す83人のオーストラリア・アボリジニとニューギニア高地の25人のパプア人族の良質なゲノムを調整しました。 " "パプア人とオーストラリア・アボリジニの祖先が2万5000年〜4万年前ごろに分化したことが分かりました。そして、古代のSahul大陸 (オーストラリア、ニューギニアとタスマニアが分離する前の大陸)の前完新世の人口構造を提案します。 " しかし、研究されたオーストラリア・アボリジニは全員、10000〜32000年前頃の単独の集団の出身でした。 我々は限られた遺伝子拡散と関連した完新世の時代(過去10000年)の間に、北東のオーストラリア地域から残りのオーストラリア全域に至る人口拡散を推論します。 そして、それはPama-Nyungan言語の広がりと一致しています。 オーストラリア・アボリジニとパプア人が、出アフリカ後に続く先輩人類(ネアンデルタール人)との交配の結果、ユーラシア人から5万1000〜7万2000年前ごろに分化したと 我々は試算しました。最後に我々は、砂漠に生きてきたことと恐らく関連しているオーストラリア・アボリジニの中で働いた選択の証拠を報告します。

  この論文で重要なことは上図で、

・アボリジニ(及びニューギニア人)が出アフリカ組から分化したのが57000〜58000年前頃だろう。


・ホモサピエンスは60000年前頃と51000年前頃の、過去に2回ほどネアンデルタール人と大きな交配を経験している。

  ・・60000年前頃の恐らく中近東での交配で出アフリカ組Y-DNA「CT」は、YAP系Y-DNA「DE」と非YAP系「CF」に分離したようだ。

  ・・51000年前ごろの恐らくインド亜大陸での交配で非YAP系Y-DNA「CF」が古代遺伝子Y-DNA「C」と「F」に分化し、
    YAP系Y-DNA「DE」は古代遺伝子Y-DNA「D」と「E」に分化しただろう。

  ・・その後「D」はチベット人と縄文人になり、「E」は地中海(ラテン)系とアフリカ系になり、

  ・・一方「F」はインド亜大陸で大いに分化し、世界の全ての新興遺伝子の親遺伝子になった。


・Y-DNA「C」は44000年前頃にデニソワ人と交配し、Y-DNA「C1a」と旧「C2」と「C4」及び旧「C3」に分化したようだ。

  ・・その後「C1a」は日本列島に到達し港川人など海洋系ハンター縄文人になり、「C2」はニューギニア人、「C4」はアボリジニになり、
、     「C3」は内陸系ハンター縄文人やネイティヴ・アメリカンや中央アジア最大の遺伝子ジンギスカン系になった。


・極東組(Y-DNA「O」)が分化したのは42000年前ごろのようだ。


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Nature Volume:538, Pages:238-242 Date published:(13 October 2016) DOI:doi:10.1038/nature19792
「Genomic analyses inform on migration events during the peopling of Eurasia」

Abstract
  High-coverage whole-genome sequence studies have so far focused on a limited number1 of geographically restricted populations or been targeted at specific diseases, such as cancer. Nevertheless, the availability of high-resolution genomic data has led to the development of new methodologies for inferring population history and refuelled the debate on the mutation rate in humans. Here we present the Estonian Biocentre Human Genome Diversity Panel (EGDP), a dataset of 483 high-coverage human genomes from 148 populations worldwide, including 379 new genomes from 125 populations, which we group into diversity and selection sets. We analyse this dataset to refine estimates of continent-wide patterns of heterozygosity, long- and short-distance gene flow, archaic admixture, and changes in effective population size through time as well as for signals of positive or balancing selection. We find a genetic signature in present-day Papuans that suggests that at least 2% of their genome originates from an early and largely extinct expansion of anatomically modern humans (AMHs) out of Africa. Together with evidence from the western Asian fossil record11, and admixture between AMHs and Neanderthals predating the main Eurasian expansion12, our results contribute to the mounting evidence for the presence of AMHs out of Africa earlier than 75,000 years ago.


  全部ゲノム配列の研究は、ここまで地理的に制限された集団の限られた人数に集中したか、特異的疾患(例えばガン)に目標が定められていました。 "それでも、高分解能のゲノム・データが手に入ったことは、住民の歴史を推論するための新しい方法論の開発に至って、人類の突然変異速度についての議論を加速させました。 " "ここでは、我々はエストニアのBiocentre Human Genome Diversity Panel(EGDP)を示します。そして世界中の148人からの483の良質なヒトゲノムのデータセットがあります。 それは、125人から379の新しいゲノムを含んでいます。そして、それを我々は多様性と選択セットに分類しました。 " 我々はこのデータセットを、異種の接合性や長距離と近距離の遺伝子拡散、古い交配物と、時間と同様に前向きかバランスをとるための選択のサインを通した人口サイズの 変化サインなどを、大陸単位のパターンで推定することの精度を上げるために分析します。 現代パプア人のゲノムの少なくとも2%が、解剖学的現代人(AMHs)(現生人類:ホモサピエンス)より早く出アフリカし拡大した途絶えた系統に起源をもつことを示す遺伝子のサインを 発見しました。西アジアの化石の記録からの証拠と、主要なユーラシア拡大に先行しているAMHsとネアンデルタール人の交配物と共に、 西のアジアの化石の記録からの証拠と、主要なユーラシア拡大に先行しているAMHsとネアンデルタール人の交配物と共に、我々の結果は、 75000年前より以前にAMHsが出アフリカした証拠に貢献します。

  この図では、ネアンデルタール人とデニソワ人がホモサピエンスに遺伝子を残しているが、ネアンデルタール人は全ての出アフリカ組に遺伝子を残したのに対し デニソワ人はアボリジニとニューギニア人の旧サフール大陸組など限られた範囲に遺伝子を残したようだ。

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Nature Volume:538, Pages:201-2062 Date published:(13 October 2016) DOI:doi:10.1038/nature18964
「The Simons Genome Diversity Project: 300 genomes from 142 diverse populations」

Abstract
  Here we report the Simons Genome Diversity Project data set: high quality genomes from 300 individuals from 142 diverse populations. These genomes include at least 5.8 million base pairs that are not present in the human reference genome. Our analysis reveals key features of the landscape of human genome variation, including that the rate of accumulation of mutations has accelerated by about 5% in non-Africans compared to Africans since divergence. We show that the ancestors of some pairs of present-day human populations were substantially separated by 100,000 years ago, well before the archaeologically attested onset of behavioural modernity. We also demonstrate that indigenous Australians, New Guineans and Andamanese do not derive substantial ancestry from an early dispersal of modern humans; instead, their modern human ancestry is consistent with coming from the same source as that of other non-Africans.

  ここでは、我々はサイモンのGenome Diversity Projectデータセットを報告します:それは142の多様な集団から得た300人の個体の高品質ゲノムです。 これらのゲノムは、ヒト参照ゲノムに存在しない少なくとも580万の塩基対を含みます。 我々の分析はヒトゲノム変化の見通しの鍵となる特徴を明らかにし、それをは突然変異の蓄積の速度が分化(出アフリカ)以来アフリカ人と比較して 非アフリカ人ではおよそ5%加速されたことを含みます。 我々は、現生人類の何組かのペアの先祖が100000年前頃、行動に関する現代性の兆候が考古学的に十分に証明された年代よりも前に、事実上分離したことを示します。 "我々はさらに、オーストラリア・アボリジニ、ニューギニア人とアンダマン島民は、現生人類のより初期の拡散に実施的な祖先を得ていないことも証明します; そうではなく、彼らの現生人類としての祖先は他の非アフリカ人と同じ人類集団に由来することで一致しています。"

  図cは、ネアンデルタール人遺伝子の含有率を表しているが、アフリカ以外の全ての現生人類にネアンデルタール人遺伝子が含まれ、 出アフリカ組の地中海系Y-DNA「E」とセム系Y-DNA「J」が出戻った北アフリカ(サハラ以北)も若干のネアンデルタール人遺伝子がみられるが、サハラ以南では見られない。 このことからホモサピエンスとネアンデルタール人の交配は出アフリカ後であることを裏付けているようだ。

  図dは、デニソワ人遺伝子の含有率を表しているが、インド亜大陸と東南アジアに若干の遺伝子が残っているが、 旧サフール大陸の住人になるニューギニア人とアボリジニに5%程度の遺伝子が含まれることが分かった。 シベリアで発掘されたデニソワ人が、どこでどうやって現生人類と交配し何故一部がサフール大陸まで移動したのか? 縄文人を形成したY-DNA「C1a」と「C3a」にはデニソワ人の遺伝子は受け継がれていないのか?等々、 まだわかっていることは少なくこれからの研究・調査が待たれる。

  下図は、出アフリカ組には4%のネアンデルタール人遺伝子が受け継がれ、ニューギニア人とアボリジニには更に3%のデニソワ人遺伝子が受け継がれていることを示している。 しかし上記3論文では、日本人の縄文遺伝子の1つである海洋系ハンターY-DNA「C1a」と内陸系ハンターY-DNA「C3a」にデニソワ人遺伝子が受け継がれているかはわからない。 受け継がれている可能性は充分にある。Y-DNA「C1a」/「C3a」日本人の常染色体調査が行われると興味深いのだが。

  またネアンデルタール人のシベリア型と思っていたデニソワ人は、当論文の調査ではホモエレクトスの進化形と考えているようだ。つまり、 ネアンデルタール人やホモサピエンスとは兄弟人類関係になるようだ。
ちなみに下図中の「Altai」はネアンデルタール人のアルタイ地域型、「Kostenki」はロシアのKostenki地域で発掘された石器時代の人類。
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まとめ

  出アフリカ組のホモサピエンスにネアンデルタール人の遺伝子が3%程度継承されていることは間違いないようですが、 デニソワ人の遺伝子がニューギニア人とオーストラリア・アボリジニに5%も受け継がれているとは驚きです。
ニューギニア人やオーストラリア・アボリジニと兄弟遺伝子を持つY-DNA「C」系縄文人や中央アジアのジンギスカン系遺伝子民族にも継承されているのか? 非常に興味のあるところです。遠い昔の出来事が、子孫である現代人にかすかな影響を与えている可能性があるのは、面白い話です。

  ネアンデルタール人の記事でも触れましたが、当ガラパゴス史観はネアンデルタールの特徴形質を結構持っているので他人事ではないですね。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/15-28.htm

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c2

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
3. 中川隆[-12328] koaQ7Jey 2019年2月08日 18:47:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

アイヌと縄文: もうひとつの日本の歴史 (ちくま新書) – 2016/2/8
瀬川 拓郎 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%81%A8%E7%B8%84%E6%96%87-%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%80%AC%E5%B7%9D-%E6%8B%93%E9%83%8E/dp/4480068732

日本人がなぜ本源的なのか⇒3万5千年に渡る古代人の歴史が土台になっている
 


日本人や日本文化が世界で最近、注目されている。
理由や現象は敢えて並べないが、一言で表せば思考方法や行動、言語等が人類の本源的、源流的であるという点。裏返せば独自的、孤立的、世界中に広がった他の地域、人類との類似が少ないという点ではないだろうか。

最近の研究で言語学的にも遺伝子的にもそれは証明されてきており、人種の孤島として縄文人、アイヌ人の事を書いた著書の一説を紹介したい。

「アイヌと縄文」〜瀬川拓郎著
>「人種の孤島」としての縄文とアイヌ

本土人、琉球人、アイヌの遺伝的多様性の分布を見ると、それらは他の東アジア人や、ヨーロッパ人と混血した中央アジアの人々(ウイグル人、ヤクート人)のまとまりとは反対の方向に分布しています。

 現代の本土人、琉球人、アイヌは直線状にならび、この順でアジアの人々から離れていきます。直線の延長上にはかれらの共通祖先である縄文人が想定できます。つまり本土人、琉球人、アイヌのDNAを特異な方向に「引っ張って」いるのは縄文人であり、そのことは縄文人が現代のどの人類集団とも大きく異なる特徴を持っていたことを物語っているのです。

縄文人は、上下の歯が爪切りの刃のように嚙み合い、彫が深く、鼻が高いといった形質的な特徴をもっていました。これはアイヌにも共通します。そのアイヌは形質人類学では長くコーカソイド(ヨーロッパ人)に分類されてきましたが、1960年代に総合調査が行われ、歯冠の形などから本土と同じモンゴロイド(アジア人)であると結論付けらました。

ただし、先のアイヌの特徴は一般的なモンゴロイドとは異なるものです。一般的なモンゴロイドとは異なるものです。そのため、形質人類学者はこれに頭を悩ませ、現代モンゴロイド成立以前のモンゴロイド、すなわち原モンゴロイドという仮想的な集団を設定し、アイヌをこれに帰属させたのです。

つまり、私たちが常識のようにみなしているアイヌ=モンゴロイド説は学界で完全に受け入れられているわけではありません。形質人類学者の百々幸雄はアイヌがどの人類集団とも異なる、現生人類という大海に浮かぶ「人類の孤島」であるとし、アイヌと縄文人は「出アフリカ」をはたした現世人類が、ヨーロッパ人とアジア人に分化する以前の状態を保っているのではないかと述べています。(百々2007年)
このこととかかわって興味深いのは、同学者の山口敏が旧人のネアンデルタール人のあとに出現した、化石現生人類のクロマニョン人と縄文人の類似性を指摘し、縄文人の形態的特徴は、現生人類のなかの古層に属すると見なされている事です。

 日本列島の縄文人は北海道から沖縄まで形質的な共通性をみせています。かれらは地域性がはっきり認められず、均質な形態をもつ人々でした。つまり縄文時代の日本列島には、アイヌにうかがわれるような「モンゴロイド離れ」した人々が暮らしていたのです。

1万年以上続いた縄文時代には、日本列島をとりまく朝鮮半島、中国、台湾、サハリンとの交流はほとんどありませんでした。そのため縄文人のヒトとしての特異性はかなり純粋に保たれてきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用ーーーー

同様に言語学でも日本語、アイヌ語は世界中の言語から孤立している。

>日本列島を含むユーラシア大陸では2500以上の言語が話されています。ただし、同系関係を辿っていくと、これらのほとんどはアルタイ系言語、シナ・チベット系言語、インド・ヨーロッパ系言語のようなわずか10あまりの大きな「語族」にまとめられます。

その中で同系関係がたどれず系統的に孤立していた言語はわずかに9つにすぎません。さらにその約半数が日本列島の周辺に集中している。日本語、アイヌ語、朝鮮語、サハリン先住民のニブフ語です。

これ以外はピレネー山中のバスク語、西シベリアのケット語、インド中部のニハーリー語、東ヒマラヤのクスンダ語でいずれも人里から離れた辺境地帯の言語である点が共通しています。

言語学者の松本克己はこのうち日本列島周辺に集中する日本語、アイヌ語、朝鮮語はかなり旧い時代につながっていたと述べています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用ーーーー

これら、ホモサピエンスの最初の系統の人類が日本列島で3万8千年前の旧石器時代からその後の縄文時代1万6千年に渡って純粋培養されていた事を示している。渡来人文化を受け入れ縄文人から日本人に変化したその後の歴史はわずか2500年間であり、その10倍以上の時間が日本人の歴史に刻み込まれている。

言語はその民族の思考方法を限定する。日本語の独自性、孤立性が未だ保たれている事を根拠に、私たち日本人の中に古代人から直結する本源性が世界中の人種の中で最も色濃く残っているのではないかと仮説しておきたい。

それが注目されている最も大きな潜在的理由の一つではないだろうか。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=312916

▲△▽▼


縄文体質は日本語を通じて我々の心に息づいている
http://web.joumon.jp.net/blog/2018/11/3361.html

縄文体質はさまざまな方法で、分野で人々の暮らしに、文化に、心に残存していきました。しかしその影響力の中で最も大きなものはなんでしょうか?私は間違いなく日本語だと思います。

日本語は縄文時代に作られた言語であり、もっと言えばその以前、旧石器時代、さらにホモサピエンスが登場した時代に人類が言語を作り出した最も旧い古語を母体にしています。日本列島には縄文時代、それ以降も様々な大陸人が渡来し、定着していきましたが、彼らはいずれも母国語を持ちながらも日本に定着する為に日本語を使えるようになり、2世代、3世代を経て日本人になっていきます。それは現代でも同じで、アメリカ人であっても生まれて直ぐに日本で生活し、日本語で育った子どもは顔は西洋人でも心はまったくの日本人です。(テニスプレーヤーの大坂なおみや野球のダルビッシュ有などを見てもわかるでしょう)日本人は日本語で考えるから日本人になれるのです。

縄文―弥生―平安から江戸時代、明治、昭和、そして現在まで、日本語はほとんどその骨格を変化させず、時々の外来の文化を取り込んできました。るいネットでは日本語で検索するだけで100以上の投稿が掲載されています。

その中で縄文体質がどのように日本語を通じて我々の血肉に、心になっていったか、それを推し量る投稿をいくつかダイジェストで紹介します。


これらを読んで改めて思うのは日本語教育の大切さ、今学校教育で最も必要なの英語教育ではなく母国語を使った思考力育成教育ではないでしょうか?


日本人がなぜ本源的なのか⇒3万5千年に渡る古代人の歴史が土台になっている
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=312916


これら、ホモサピエンスの最初の系統の人類が日本列島で3万8千年前の旧石器時代からその後の縄文時代1万6千年に渡って純粋培養されていた事を示している。渡来人文化を受け入れ縄文人から日本人に変化したその後の歴史はわずか2500年間であり、その10倍以上の時間が日本人の歴史に刻み込まれている。

言語はその民族の思考方法を限定する。日本語の独自性、孤立性が未だ保たれている事を根拠に、私たち日本人の中に古代人から直結する本源性が世界中の人種の中で最も色濃く残っているのではないかと仮説しておきたい。

それが注目されている最も大きな潜在的理由の一つではないだろうか。


縄文語は抹殺されなかった
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=307372&h_d=1433&m_d=rpc


人類学でほぼ定説になっているのは、日本列島には縄文時代の一万年にわたってアイヌ人を含む南方モンゴロイド系の縄文人が生活しており、紀元前二・三百年ごろ北方モンゴロイド系の渡来人が移入してきたことである。

しかし、大量の渡来人が一挙に押し寄せてきて、日本列島を席巻してしまったわけではなかった。縄文人が抹殺されたり、奴隷にされたりして、日本列島から縄文文化が消滅したわけでもなかった。大陸からある程度の集団的な渡来があったとしても、この時代の渡航技術からして先住民を一気に駆逐したり虐殺したりできるほどの大規模な移動はできなかった。

渡来人の移入以前、縄文人は、前期からすでに日本列島にはひろく住んでおり、土器の生産に従事し、相互に交流していた(ヒスイが糸魚川で産出し加工され、日本列島に広く流通していた例など)。縄文人はかなり均質化した文化をもっており、とすれば、地域差はあったにしろ、異言語の乱立するような状況は考えにくい。縄文前期からすでに縄文語という原日本語が形成され始めたのではないかと著者はいう。

(中略)

とすれば、言語もまた制圧と断絶という形で入れ替わったとは考えにくい。しかも日本語は、様々な学説はあるものの、現在までのところ琉球語以外にその同族関係が証明されていないという。「周辺言語との同型性を証明する比較方法の手がかりがつかめないとするならば、日本語は、日本列島が孤立して以来一万年の間に、この島国の中で形成されたと考えなければならない」と、著者は主張する。確かに、二千数百年前に渡来した弥生人が縄文語を消滅させてしまったなら、大陸のどこかに弥生語ときわめて親近性の高い言語が残っているはずなのに、それが見つからないのだ。日本語は、縄文文化とともに始まり、断続なく現代に連なる長い歴史ももっているというべきだろう。


原始日本人の感覚は、「ひらがな」によって継承されている
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=321391

文字を持たない時代の言語とその感覚を、現代まで引継いでいるのは、世界の中でも「ひらがな」のみという。どんな文字も、「てにをは」のひらがなにし組み立てることで、話し言葉しかなかった原始日本人の感覚を伴った理解ができる。「ひらがな」が、日本人の縄文体質を継承する基盤になっているということ。

日本語の感覚はひらがなの言葉やひらがなの使い方の中に脈々と継承され続けているのです。ひらがな以外の文字は他国の先進文明や新しい技術・考え方などを日本語として取り込んできたものなのです。


日本語の凄さ〜お互いが分かり合うこと(日常会話)に特化した言語〜
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=333010


日本語を含め計4ヶ国語を勉強した方が、日本語の秘密=日本語の凄さを書いてくれている。この日本語の凄さを読めば読むほど、日本語ほど相手と意思疎通を図るのに適した言語は無いのではないかと思えてくる。


○主語がなくても通じる

日本語は、主語がなくても通じます。良い例が、「愛してる」。
誰が、誰を、愛していると言わなくても、「愛してる」と言うだけで意味が伝わりますね。誰も日本語で「私はあなたを愛しているよ」なんて長ったらしいフレーズは使いません。

しかし、英語では「I love you」、中国語では「我愛(あなた)」を普通に使います。


○言葉を入れ替えても通じる

日本語は、英語や中国語に比べて言葉の並びをあまり気にしない(法則性が少ない)と感じます。例えば、英語で「Where are you now?」

日本語では、「今どこにいるの?」・「どこにいるの今?」・「どこに今いるの?」どれも不自然でなく使うことができます。

しかし、英語では「Now where are you?」とは言いません。なぜか説明できないけれど、しっくりきません・・・。もちろん「Where are now you?」とも言いませんよ。


思考するための最高の言語:日本語
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=332003


・・・日本語が思考言語としてはこれぼど適したものはないということになります。

特にアイデアや発想の広がりは、他の言語の比較にならないものだということができます。

問題は、その特徴を使いこなしているかどうかということになります。
枠にはまった思考や、限られた知識に縛られた思考では、せっかくの日本語のチカラを生かしていないことになります。


日本語が作る脳〜日本人の“縄文体質”や“本源性”は日本語を母語とする限りは失われない!?A
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291491&h_d=1433&m_d=rpc


角田教授の発見で興味深いのは、自然音を言語脳で受けめるという日本型の特徴が、日本人や日系人という「血筋」の問題ではなく、日本語を母語として最初に覚えたかどうか、という点で決まるということである。

その端的な例として、南米での日系人10人を調査したデータがある。これらの日系人は1名を除いて、ポルトガル語やスペイン語を母語として育った人々で、その脳はすべて西洋型であった。唯一日本型を示した例外は、お父さんが徹底的な日本語教育を施して、10歳になるまでポルトガル語をまったく知らずに過ごした女性であった。その後、ブラジルの小学校に入り、大学まで出たのだが、この女性だけはいまだに自然音を言語脳でとらえるという完全な日本型だった。


日本語とポリネシア語の共通性〜ともに母音を中心として認識する言語
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=285350


日本で日本語を母語として育った在日の人々は、完全な日本型になっている。こう考えると、西洋型か日本型かは人種の違いではなく、育った母語の違いである可能性が高い。「日本人の脳」というより、「日本語の脳」と言うべきだろう。角田教授の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語でしか見つかっていない。

世界の言語のほとんどは子音を中心に認識するものです。

ヨーロッパ語もアラビア語も中国語も、口から空気を出す時に障害を作って変化をつける子音によって音声の認識をしています。

子音は感覚的には、相手との距離を保ち威嚇する発音体系ということができるのだそうです。子音語族(こんな言い方があるのかどうかわかりませんが)においては、会話をすることによって、相手との対立や違いを明確にしていくことができるようです。

母音は息で制動を付けなくても、声帯の振動をそのまま伝えることで発することができる自然な音です。痛いときには「うー」と奥の方から自然に発せられます、感動した時には「おー」と自然な音が発せられます。母音は自然に発せられる音からできています。

母音を中心とした言語である日本語やポリネシア語の話者は、母音を言語脳がある左脳で聞いています。


『生きる力を育てる教育』〜日本語の力(番外編)こんこんと流れる日本人の心の地下水脈
http://web.kansya.jp.net/blog/2012/05/001281.html


子どもの頃に暗誦した言葉で意味の分からなかった所も、人生の経験を積み重ねていくうちに、ふと分かる瞬間が訪れる。嬉しい事や悲しいことがあった時に、子どもの頃に暗誦した言葉がふと思い浮かんで、その言葉の持つ深い意味に気づく。そういう経験を積み重ねると、その言葉を口ずさむだけで、自分の人生の様々な場面が思い起こされるようになる。子どもの頃に暗誦した言葉は長い人生において、自分を導き、支え、励ましてくれる道連れとなる。老人方の「喜び」とは、そういう道連れに恵まれた幸福であろう。

自分が共に生きた言葉を、また子や孫の世代が習い覚えてくれるなら、それはまた大きな喜びである。自分はこの世から去っても、自分がともに人生を歩んだ言葉は後の世代が大切に受け継いでくれる。自分はいなくなっても、自分が大切にした根っこは、後の世代が大切に引き継いでくれるのだ。

国語はこのようにして世代を貫いて民族の心の地下水脈をなす。暗誦文化が衰退したといっても、たかだかこの1,2世代のことである。現在の世代が忘れていても、国語の地下水脈はこんこんと流れ続けている。


日本語が美しい理由

言葉はその音が単なる記号ではない。
その音が持つイメージから言葉は作られる。太古、精霊を見て、観念を発明したとき、彼らの感覚にしっくりくる発音が与えられたはずだ。
日本は幸い、太古から民族、文化、言語がずっとつながっている。
日本語が持つ語感は、日本の風土の中で作られた言葉が変化しながらもずっとつながりを持っている。

だから日本語には擬態語が多い。

カラカラ、クルクル、コロコロ
サラサラ、ソロソロ、スルスル
タラタラ、ツルツル、トロトロ

Kは回転する固体、Sは乾いた空気の摩擦、Tは粘性のある液体のイメージだ。

日本人ならみんな共有できる音のイメージ。新しく擬態語を創ってもすぐ通用する。ところが、外国人にはこれが理解できない。

無数の音節単位を認識する他国の言語では、各音に対する性格付けがほとんど不可能。

音の語感だけで雰囲気の解る日本語発音体系、それを太古から途切れずに発達させることが出来た。

日本語は美しい。

黒川伊保子 「日本語はなぜ美しいか」 より

サクラサク、この語感の美しさ。みんなが共有できることの幸せ。
http://web.joumon.jp.net/blog/2018/11/3361.html

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今でも息づく縄文気質を継承した職人技術の世界
http://web.joumon.jp.net/blog/2018/10/3359.html


縄文時代の気質、体質を受け継いで伝承してきたものづくりの技術について考察します。

大工や石工といった職人技術はもとより、ものづくり大国を支えてきた日本人の特異な感覚、縄文人気質を色濃く残した『自然観』と、組織を強化していく『人材育成力』を持つことで、必然的に「老舗企業」として生き抜いていく日本企業など、縄文体質は着実にその根をおろしているのです。


以下、縄文体質を継承する現代の技術について、るいネットから引用します。


【職人の世界:職人文化〜思いやりとやさしさ】
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=338595


昔から職人文化という言い方をしますが、これは職人=文化ということです。人の育成に於いてまで文化の高みに到達していたのが私たちの先祖であり日本であるように思います。

小川三夫さんの「棟梁」(文春文庫)の中で徒弟制度のことが書かれていましたがいくつか抜粋します。

「大きな建物は一人ではできん。大勢の力ではじめて建て上がるんや。一緒に仕事をしていくには、やさしさと思いやりがないと無理や。一緒に飯を食い、一緒に暮らし、同じ空気を吸っていれば、自然にやさしくなる。思いやりがなければ、長いこと一緒には暮らせん。隠し事も十年は隠せない。いい振りをしていても地が出る。素顔で暮らすのが一番楽や。そうしているとやさしくないと暮らしていけないことに気がつくんや。」

一緒に働くことにおいて何よりも大切なものが何かを知る人だからこそ、「同じ釜の飯を食う」ことの大事さを説きます。共視共食もそうですがなぜそうする必要があるか、それは心を通じ合わせて心を入れる志事だからです。頭だけでやれることなどはたいした仕事ではなく、本物の志事は其処に心が入っています。何より理念を重んじる組織に於いてはその心がどうであるかを何よりも優先であるとするのです。

如何に日本は職人文化の中でお互いに心を通じ育ち合ってきたか、師弟一体にあるがままに学びを与えあう環境構成と活人技継承の仕組みには感服することばかりです。そしてこう続きます。

「しかし、言っておくけどな、共同生活で、思いやりも、やさしさも身に着けていくが、本当のやさしさというのは、ただ人の面倒を見るのとは違うで。本当のやさしさは、自分自身に厳しく生きてないと身につかんもんや。厳しさのないやさしさは、甘えにつながる。そんなものはうちにはいらんし、人も育っていかん。技も身につかん」

今の時代は、やさしいばかりで叱れない人も増えてきています。叱咤ができないのはその人が自分に甘いからです、叱咤激励とはその人に期待しているということです。期待しているというのは、己に克てと応援するのです。逃げようとするその人の心に厳しい「喝」を入れられるのはその人が優しいだけではなく「自分との勝負を続けている自分から逃げない厳しい実践者」だからです。私のメンターもまた厳しい人です、まるで不動明王のように自分の中で打ち克っている人だからこそその人に憧れ私淑しています。

人が他人を尊敬することが大切なのは自分が成長できるからであり自分が素直になれるからです。足るを知らず傲慢になり自分の実力を見誤れば多くの人たちに大きな迷惑をかけてしまいます。だからこそ真摯に真独して一心不乱に一つごとに打ち込んでいくことが弟子の志業のようにも思います。そのことではこう言います。

「まず修行中は大工ということに浸りきることや。寝ても覚めても仕事のことしか考えんでいい。それでは仕事バカになると思うかもしれなんが、そうやない。一つのことに打ち込んでおれば、人間は磨かれる。中途半端よりずっといいで。自分の自由になる時間なんて全くないんだが、こういう暮らしをしていると、自分の癖や自分のことがなんとなくわかる気がしたな。アパートから通わせてくれという弟子もおったが、そういうのはお断りや。体から体に技や考えや感覚を移すのが職人の修業だ」

まさに頭で学ぶのではなく、体で学べ、体得せよ、つまり全身全霊でやれと言い切ります。そして最後に、本物であることの重要性を説きます。後世が判断するのはどの仕事でも同じです、自分で責任を以て成し遂げた仕事だからこそその仕事の後を見た人はその人がどのようにその前に仕事をしたかが自明します。隠せません。だからこそ全身全霊で人事を盡して精一杯だったかを重んじるのです。

技もまた生き方なのです。職人文化とは、勘違いしていますがそれは古臭いのではなく「本物の香り」なのです。


【現代に奇跡の技をつなぐ、伝説の石工「穴太衆」〜頭で考えるな、石の声を聴け】
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=337431


かつて日本に、城の石垣づくりを専門とする技術集団がいたのをご存じだろうか。戦国時代、各大名がこぞって召し上げた伝説の集団、その名も「穴太衆(あのうしゅう)」。戦国時代の城はその石垣の高さや強度さが戦いの士気を左右し、戦いを制するには「穴太」の力が求められたという。

なぜならば、穴太衆が得意とした「野面積(のづらづみ)」と呼ばれる自然の石を組み上げる石工術は、現代技術を凌ぐほどの強度を誇ったからだ。その技術力があってこそ、地震大国日本において、高さ数十メートルに及ぶ自然石を積み上げただけの石垣を今に残す。

そんな古代技術を奇蹟的に現代へとつないでいるのが、滋賀県大津市坂本を中心に活躍する「粟田建設」だ。現会長の粟田純司氏は「第14代目石匠」の名跡を継ぎ、平成12年には当時の労働省(現厚生労働省)から「現代の名工」に認定、平成13年には「大津市文化奨励賞」を、そして平成17年には「黄綬褒章受章」を授与されている。

■頭で考えるな「石の声を聴け」

現代の技術をもってしても超えられない「穴太」の技術だけに、「一人前になるのは最低でも10年」。しかも純司氏が先代に言われたのは「石の声を聴け」という徹底した現場経験の積み上げだった。

「最初はね、“石の声を聴け”なんて言われてもなんだか分からない。こっちはメジャーを持って石を測っては石垣に押し込んだりしてたんですわ。でも親父の場合は、集積場で石をじっと眺めては“はい、これそっちに持ってって”とはめるとストンと収まる。『親父なんで分かるの』と聞くと『わしは石と話している』というんですよ。なんのこっちゃと思ってましたが、自分が11年目の時に、安土城の修復を任されました。いつもだったらメジャーで測るのですが、その時は集積場で石をみていると、何度も目につく石がある。それであの石持ってこいって現場に運んだらストンと合いました。なんだかね、石が“ワシを使え”と手を挙げているように感じたんですよ。ああ、これが親父の言ってた石の声を聴くということなんか、と思いました」(粟田氏)

“石の声”を聴いた方が圧倒的に現場はスムーズに動くという。まさに職人の技、経験だけが到達できる究極の世界がそれなのだ。

かつて、城の石垣という守りの要に関わる技術を要した穴太衆には、技術を伝える文書や家系図は残っていない。今でいう軍事機密が敵方に渡らないため、一切の技術伝承は口伝であり、一族は表に出てはいけないものだった。粟田家が古代より脈々と技を受け継いでいるにも関わらず、15代と代数が少ない所以はそのあたりにある。一般的に過去帳や戸籍が作られるようになった江戸後期からの記録しか文書としては残っていないからだ。

しかし、技術は確実につながれている。古代からの秘技が現代につながれている奇蹟。いち日本人としても、粟田建設の方々に感謝をしたい気持ちになった。

【日本の技術力が世界的にすごい本当の理由】
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=340079


今回の日本出張の際に、とあるアパレル系ブランドの海外進出プロジェクトの一環として、彼らのものづくりに関しての現場を見るためにいくつかの工場と品質管理センターを見学させていただいた。そして、その経験は今までの人生の中でも1,2を争うほどに度肝を抜かれる結果となった。

繊維系の製作現場という特性もあるだろう、決してテクノロジーがすごいわけでも、難易度の高い複雑な作業を行なっているわけではない。しかし、そこで働く方々のものづくりに対する姿勢や、その工程における繊細さなど、”さすがにこれは日本でしかできないな”という内容である。

何がすごいかというと、ものすごく細かく単純な作業をただひたすら続ける忍耐力、機械でも読み取れないようなナノ単位でのズレを感覚で認知する感覚、そしてやろうと思えば簡単にできるごまかしを行わない仕事に対する誠実さがそこにはあった。

これは本当にすごい。日本国内の感覚だと”当たり前”と思われるかもしれないが、実は海外から見ると、こんな事ができる人種は他にいないのではないだろうか?例えばこれが怠け者のアメリカ人だったとしたら、”こんな退屈な仕事バカらしくてやってられない”と言ってすぐに辞めてしまうかもしれない。そして米国企業は最小の労力で利益が出るための効率化を最優先する。

実際に工場長に聞いてみたところ、東南アジアから来た労働者を採用してみた事もあるが、うまくいかなかったという。その理由は、文字や数字では説明のつかない最後のニュアンスが理解できないからという。日本人が得意な”あうんの呼吸”や”微妙なニュアンス”というものは、日本特有のものであり、海外にはほぼ存在しないらしい。

一言で言うと、こんな素晴らしい国無い。

そんな中で日本国内のものづくりの現場では、職人さんやパートのお姉さんたちが、ロジックでは説明のできないセンス、感覚、忍耐、正確さ、継続性を通じ、品質の高い製品を毎日作り出している。これは実は本当にすごい事で、シリコンバレー的な技術革新をメインにしたイノベーションよりも、単純作業を安定した水準でただひたすら続けることの方が何十倍も難易度が高いだろう。

誰にもできないような難しい事ができるよりも、単純でつまらない事を正確にやり続ける方が難しい。毎日パソコンやスマホを活用して楽で効率的な仕事のプロセスばかりに気を取られていた自分にとっては、後頭部を殴られるほどの衝撃を受けた。

技術革新による効率化も素晴らしいが、アナログな作業をひたすら続けられる事と、その仕事のクオリティに対するスタッフのコミットは簡単には真似ができない。なぜならそこには信じられないレベルの忍耐力が必要とされるから。この一つの事をひたむきに続けられる忍耐力こそが日本が世界に誇るべき技術力の根源であり、イノベーションにもつながるきっかけにもなるだろう。


【日本企業の特徴 〜技術の継承が人材育成力をもたらし老舗企業になっていく〜】http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2018/04/5822.html

以前、日本の老舗企業を紹介しました。

老舗企業大国日本

@ 貴金属の声を聴く田中貴金属工業 老舗企業大国日本

A 米の持つ力を引き出す勇心酒造 老舗企業大国日本

B 木ロウ技術をコピー機に取り入れたセラリカNODA

そこには老舗企業になるべくしてなっていった、いくつかの共通点があります。それは老舗企業のみならず日本の企業の特徴ではないか、と考えています。「世界が賞賛する日本の経営」(育鵬社:伊勢雅臣著)を参考にしながら、その特筆すべき3つの特徴を押さえていきます。

まず特徴の第一として、老舗企業の多くは箔粉技術や醸造・発酵技術など、伝統技術を現代社会で必要な製品に転用している、という点。時代が進むに連れて、人々の生活様式も変わっていくのに、旧来の商品にしがみついていたら、企業は時代の波を乗り越えられなかったでしょう。「伝統は革新の連続」という言葉がありますが、その革新を続けてきた企業が、老舗として今も続いているのです。

第二に、革新といっても本業の技術から大きく離れていない点。本業の通じて、独自の技術を軸に営々と蓄積してきたことが老舗の強み。そこを離れては新参企業と同じになってしまいます。

第三に、「貴金属の声が聞こえる」「自然に生かされている」「生かす思想」などの言葉に見られるように、大自然の「生きとし生けるもの」の中で、その不思議な力を引き出し、それを革新的な製品開発につなげている点。これは日本の伝統的な自然観に基づいた発想であると共に、「人間中心主義」でご都合主義に陥っている西洋科学とは違う、合理的・総合的なアプローチといえます。

したがって大学で西洋的科学技術しか学んでこなかった研究者・技術者が、欧米企業と同様な研究開発アプローチをしても、同じ土俵で戦うだけ。老舗企業には日本の伝統的自然観が残っており、それが西洋科学では見えてこない、独自の技術革新をもたらしています。

アジアの億万長者ベスト100のうち、半分強が華僑を含む中国系企業であるらしい。その中で百年以上続いている企業はない。創業者一代か二代で築いた「成り上がり企業」ばかりである。 これに比べると、企業規模では比較にならないほど小さいが、百年以上の老舗企業が10万社以上あるといわれる日本とは実に対照的である。

ノンフィクション作家野村進氏は「商人のアジア」と「職人のアジア」という興味深い概念を提唱している。「商人」だからこそ、創業者の才覚一つで億万長者になれるような急成長ができるのだろう。しかしそこには事業を支える独自技術がないので、創業者が代替わりしてしまえば、あっという間に没落もする。

それに対して「職人」は技術を磨くのに何代もかかる。冨を蓄積より、技術を蓄積することに重きを置き、その技術を継承することで「技術者≒人」を育てることに繋がり、何代も看板を継ぐことで老舗企業になっていくのです。 日本企業は、縄文人気質を色濃く残した『自然観』と、組織を強化していく『人材育成力』を持つことで、必然的に「老舗企業」として生き抜いていくのです。
http://web.joumon.jp.net/blog/2018/10/3359.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c3

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
4. 中川隆[-12327] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:44:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2011年02月01日
縄文探求シリーズ【縄文時代のまつり】 その充足パワーで超集団=社会を統合
http://web.joumon.jp.net/blog/2011/02/1192.html

大湯環状列石
 
・「祭り」ということばには、踊ったり騒いだりすることのほかに、神・精霊を祀る、マツリゴトをする、さらには男女が交わるという意味もあります。縄文時代の祭りとは、それらを包摂したまつりの起源ともいうべきものです。縄文人は何のために、どんなまつりをしていたのでしょうか?
 
・単一集団で暮らしていた当初段階と、人口が増加し集団が拡大・分化していく中期以降では、まつりの意味も様相も大きく変わっていきます。その様子を追っていきます。
 


 
●単一集団内の日常的なまつり


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図:祭祀に使われたと思われる道具の数々(日本第四起学会偏「図解・日本の人類遺跡」より)

  
・人類は、縄文時代の前期あたりまでは30人程度の集団で生活し、それが世界のすべてでした。

・そこでのまつりは、歩行訓練の延長上に生まれた踊り→トランス状態、そして性(男女の和合)。その過程で強化した精霊への祈りでした。そのような解脱充足と可能性収束先があったからこそ、人類は飢えの圧力に晒されながらも生き延びることができたのです。
  
 
●豊かになり、死を対象化しはじめた土偶祭祀


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図:縄文時代を通じて祭祀に使われた土偶たち(日本第四起学会偏「図解・日本の人類遺跡」より)
 
・精霊信仰→観念進化によって、生存力を強化し、日本列島において定住・狩猟採集をはじめたのが初期の縄文人です。飢えの圧力が緩和されると、次なる不全として死(の悲しみ)が登場します。その不全を克服すべく、精霊への祈りを強化するために土偶を使った祭祀が行われました。
 
  
●単位集団を超えて男・女が交わるまつりへ
 

図:大湯環状列石(秋田県) BBっといー東北についてより
 
・縄文の中期ごろになると温暖化とともに人口増加→集団規模を拡大させ→分化していきます。
 
・縄張り確保や生産の協働、出産可能な女性を維持するための移籍など、部族の維持存続のため、単位集団間の結束力(求心力)を高めることが必要でした。

 
・そこで用いたのが、集団間の婚姻制(交叉婚)です。
定期的に男たちが他集団を訪れて、女たちと交わり合います。
性という根底的な充足と婚姻規範によって集団の結束力を維持しようとしたのです。

 
・これは集団の存亡が懸かった重要な行為であり、厳格に運用する必要があります。その資格や相手を明らかにするしるしとして登場したのが抜歯だと思われます。そこには肉体的苦痛を伴う強力な共認形成を図る意味もあったでしょう。


図:抜歯の風習 街角散歩さんより
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・一方で、その解脱充足性をより高めるためにさまざまな儀式や行動様式、場のしつらえなどが工夫されていきました。
 
・その痕跡を今に伝えるのが環状集落や環状列石です。
 
・まずは集落の中心に広場や墓域がつくられます。さらに集団が拡大・分化すると、集落から離れた領域に集いのための領域=環状列石がつくられます。そこでは、精霊や祖霊に祈りをささげる儀式や踊り、クライマックスは男たち・女たちの交わりあいが行われたと考えられます。
 
・環状列石や送りの場と言われる場に付随して置かれるのが掘立柱建物です。これは居住に用いたものではありません。そこでの儀式に必要だったのです。そこで行われたのが、男女の和合だったのではないでしょうか。和合に没頭できる安全域を形成したのです。

 
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図:三内丸山の掘立柱建物(復元) zhangshiさんのフォトライフさんより

 
・そのような非日常的なまつり場の代表的なものが下の3つの遺跡。
左から大湯遺跡(秋田)、大野遺跡(長野)、西田遺跡(岩手)
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縄文時代における墓の変遷と祭り・親族・地域より
 
・まつり場と性の関係を指摘する研究者は多い。その代表が梅原猛氏。
 


あの細長い石を横に放射状に並べ、その真ん中に直立する細長い石を置いた形は明らかに男女の性器の結合の姿を示している。


ストーンサークルは、そういう縄文人の生と死の哲学を見事に造形的に示したものであるといえる。
 
大集落は中期の末に姿を消し、その後は小規模な集落が増えて行きます。これは大集落が分散して、小集落化したことを示すと考えられ、その原因は気候の寒冷化による食料の減少、ムラが大きくなり過ぎたことによる環境衛生・社会面での破錠、であると推定される。この頃から環状列石等の大規模な記念物が出現するのです。
 
分散した集団は祭りのときに一堂に集まり、一族の絆を確かめ合っていたようです。環状列石の祭りの舞台であり、大規模な土木工事を行なってまで築かれた、彼等の絆・心の形として示した記念物なのです。
 
人が死んだ後、魂が死骸から抜け出てあの世へ行くが、ストーンサークルはセックスの行為を示したのではないかと思う。縄文時代の遺跡にはセックスを象徴しているものが沢山あるが、ストーンサークルは、まさに男性器と女性器が結合している状態を表している。即ち生産を表しているのではないかと思う。
 
死という行為で、一旦あの世へ行った魂が再びセックスによって、子供を作って、この世に生まれ代わってくるようにいう、死と生の象徴、死という事実の中で、やはり再生を願う縄文人たちの心が、ストーンサークルになったのだと思う。
 
そして、ストーンサークルの周辺の土は、非常に固くなっており、何度も何度も踏み固められたとしか思えないという説を聞いた事があるが、恐らく、縄文人は魂を迎えたり、送ったりする時に、ストーンサークルの広場で、カガリ火を焚き、踊りを踊ったに違いない。それが恐らく、縄文の宗教だったのであろう。

東北の遺跡ストーンサークルさんより
  
・ストーンサークルには踊りを踊ったと思われる痕跡も見出せるのです。
 
 
●充足を基盤に大集団を統合した縄文人
  
・縄文のまつりは、日常的な性や踊り、精霊への祈りといった行為を基盤として、単一集団の日常的な営みにから、単位集団を超えた非日常的な営みへと発展していきました。集団の拡大は共認充足の低下を伴います。これは現代社会にも通じる肥大社会の宿命でもあります。
 
・縄文人は、ともすれば薄れていく集団関係を性・踊りや精霊・祖霊にまつわる充足感・仲間意識を紐帯として、拡大していく“社会”を結束させていきます。
  
・遠方からの遺跡(婚姻)の形跡などからもその結束力は日常行動圏を超えた相当広範囲に至っていたことがうかがえます。
   
   
●現代社会も充足を基盤にした社会統合が求められている
   
・翻って、現代。私権と個人主義が集団性を悉く解体され、バラバラで孤独な個人ばかりが存在している。現代社会は、ひとびとの充足力→結束力が衰弱し、新たな紐帯としてのまつり場が求められています。
  
・そのためには、家族や企業という単位集団を超えた“社会”の次元での充足の場が必要。そのような場がいまネットに形成されようとしています。
  
・ただ、それだけでは成立しません。基盤となる単位集団(の再生)→日常的(対面上・肉体的)な充足基盤も同時に必要です。
  
・その維持・発展という目的意識が「社会」への参加を促進するのではないでしょうか。つまり、身近な単位集団の再生と社会のまつり場の再生は相乗的に再生されていくのです。
http://web.joumon.jp.net/blog/2011/02/1192.html


▲△▽▼

2007年04月10日 日本の婚姻通史
http://www.jinruisi.net/blog/2007/04/000156.html
出自規則の転換要因のマードック説
http://www.jinruisi.net/blog/2007/04/000153.html

は大変面白かったです。このあたりを検証する意味でも、日本の婚姻史は参考になります。というのも世界の中でも日本は、群婚から母系氏族、そして父系制にダイナミックに転換した歴史が精緻に追跡できる、非常に希で興味深い民族だからです。どのようにして転換していったのか、シリーズでレポートしたいと思います。

今日は婚姻通史を示します。
参照:高群逸枝著『日本婚姻史』


原始(無土器・縄文)・族内婚―――――――┬―【群婚】群
原始(縄文・弥生)・・・族外婚―――――――┘       母系氏族
 ↓
大和〔古墳〕・・・・・・妻問婚 ――――┬―【対偶婚】父系母所
飛鳥奈良平安(初)・前婿取婚 ――┬婿取婚┘   
平安(中)・・・・・・・純婿取婚―――┤   
平安(末)・・・・・・・経営所婿取婚―┤
鎌倉南北・・・・・・・擬制婿取婚 ――┘
 ↓
室町安土桃山江戸・・嫁取婚―――――――【一夫一婦(蓄妾)婚】父系
 ↓
明治大正昭和・・・・・・寄合婚―――――――【純一夫一婦婚】双系

日本の婚姻史は、群婚、婿取式(母系型)、嫁取式(父系型)、寄合式(個人型)の4段階に大別される。

群婚は、族内婚(いわゆる兄妹婚)と族外婚(交叉婚)の二期に分かれる。

婿取式婚姻は、対偶婚――1対1の結合であるが、この結合は弱く、離合不定である。群婚の延長または遺習ともみなすべき多夫多妻的現象の並存を見ることが多い――に比定され、群婚とともに原始婚の範疇に入る。

婿取婚は、古典での代表的婚姻語である「ツマドイ」(奈良ごろまでに支配的に見られる)と、「ムコトリ」(平安から鎌倉ごろまでに支配的に見られる)の二語によって表される妻問婚と婿取婚の二期に分かれる。


妻問婚=通いで夫婦別居のたてまえ。その背後にはヤカラと称する族的共同体が想定される。

婿取婚=狭義の婿取婚で妻方同居のたてまえ。その背後には両親世帯が成立する。
狭義の婿取婚は、以下の4つに細分される。

前婿取婚:大化後平安初までの過渡期における母による婿取り

純婿取:摂関政治の盛行時代、婿取儀式が中央でも地方でも見られる段階で、妻方の父が婚主

経営所婿取:院政期。自家以外のところに経営所と称する婚礼の場所を設けて妻方の手で婿取婚が行われる。その後新夫婦は新居に移って単婚世帯をいとなむ

擬制婿取:鎌倉から南北朝ごろまで。夫方の親が別宅へ避居したあとを、妻方の、または妻自身の家として擬制して婿取をするたてまえの婚姻形態。この期間の各世帯は、前の経営所婚からひきつづいて単婚世帯が多い

嫁取式婚姻は、室町ごろに表面化して確立する。「ヨメトリ」という婚姻語がこの期にあらわれる。この期で妻は完全に夫方同居となる。だから前代の単婚世帯をすてて、夫方の家父長の族中に同居する俗となる。嫁取式は夫方の家父長の手によって行われ、夫方が貰い手、妻方が呉れ手という取り引き観念のもとに、嫁は死装束を身につけ、一個の物件と化して略奪される形となる。

寄合婚は、明治維新に萌芽し、昭和憲法後に表面化してくる、近代社会の男女同権的単婚制。

本来ならば大化前の氏族制末期に表面化されなければならない嫁取婚(家父長婚)が、日本では約10世紀もおくれて室町期に表面化した。その約10世紀間、太平洋諸島や東南アジア、台湾等に見られるような原始婚を保持し、しかもそれを徐々に終局へと規則正しく経過させた。(筆者注:妻問いから前婿取→…→擬制婿取へと、妻方居住から夫方居住へ大転換していく様は、連続していて実に見事です。)

この間、女性の地位は原始的な高さ(財産、祭祀、恋愛等の諸権利において)をもち、また女性を取り巻く社会環境も、原始的な諸関係を示していた。例えば、氏族制は崩壊していたが、原理は残っており、それが嫁取婚や家父長制の顕現をおさえており、だから夫婦は別産で別墓だった。同氏でさえあれば離別した夫婦でも同じ墓地に葬られ、同じ氏寺のある隠居地に余生を送り得たが、形影相伴う相愛の夫婦でも異氏のばあいは、隠居地を異にし、墓地を異にした。

最も不思議なのは、系は父系であるのに、婚姻や家族は母系型である点で、なにかの故障で成員の分家がちょっと妨げられると、たちどころに母系型の大家族が顕現した。これに反して父系型大家族は一例もない。父系系譜と母系型家族の複合は、「父系母所型」といわれ、母系型族制の上に父系系譜がたどられている。
http://www.jinruisi.net/blog/2007/04/000156.html

日本婚姻史2 族内婚
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000163.html


日本の婚姻通史の続きで、一つづつ婚姻様式を紹介してゆきます。最初は群婚(族内婚と族外婚)のうち族内婚から。族内婚を明らかにするのは記録がなく難しいが、遺跡や遺物、遺語、招婿婚(婿入婚)から類推できる。(高群逸枝著『日本婚姻史』より)

共食共婚

原始の家は後代の固定的なそれと違って、移動的な群単位の血縁集団の段階だったと考えてよかろう。縄文早期の遺跡は数個の竪穴からなり、その一つは面積約25u、5〜6人程度の収容能力で、まだ炉の跡もなく、移動性が濃厚に見られる。

群は必然的に孤立的で、洞窟や竪穴式・平地式住居に住み、共食共婚であったろう。つまり同じ火を囲み、同じ性を分け合っていた。共食共婚こそ同族の特権であり、連帯性の基礎であるとされたのであろう。古語のヘグイは共食、イモセは兄弟姉妹間の夫婦関係を意味するが、これらは群時代の共食共婚の俗をうかがわせる。

神前婚

原始的集団は、協業や防衛等の必要から、必然的に成員の団結を求めて祭治集団化していく。自然物の豊穣を祈り、人口の増加を願い、成員の血縁性への自覚による親和を念じて、その象徴としての「生む」母神像を創作して祭り、その神前で共食共婚の例祭を執行することを不可欠の行事とした。(右写真は「縄文のビーナス」)

族内共婚の遺習は、後代では村内共婚として見られる。

例えば、美濃国郡上郡東村大字祖師野の氏神の秋祭りでは、村じゅうの老若男女が夕刻から神殿に集まり、太鼓に合わせて輪を作って乱舞した。

それがすむと、人妻と処女の別なく、入り乱れて共婚神事をいとなんだ。

万葉集にも「人妻に吾もまじらむ、吾妻にひとも言問へ」といって神前共婚が演じられたとある。

トツギ祭というのがある。その多くは大漁とか、豊年とかを祈って行う共婚神事であって、これにはザコネ式や闇まつり式などがあり、個別的な好き嫌いを許さない共婚性を示しているが、帰着するところは、食と性に対する共産共有の意識を象徴した原始的共同体的な祭りの一種であろう。

大和国磯城郡まき向(ムク)というところでは、毎年旧正月10日に、網掛神事というのが行われていた。田一反分のわらで男根の形をつくり(これをスサノヲ神という)、同じ分量で女根をつくり(これを稲田姫神という)、神官氏子が立ち合って、トツギ神事を執行したというが、もとは氏子同士がいとなんだものを、男女の性神に委託して象徴化したものであろう。


女性発情の告知方式

月経をめぐって女性の生理は躍動し、それを身振りにあらわして男性を挑発したであろう。これが舞踏(尻振り踊り)のはじまりであったろう。

踊りは「雄取り」(ヲスの鳥などをとらえるときメスの鳥をいわゆるオトリに使うのに同じ意)から来た語であろうという説があるが、女性発情の告知方式が上のような尻振り踊りなら、この踊りが雄取りに通ずることはうなずける。(後の族外婚ではもっと誇張された雄取方式になる。)

女性自身による告知方式は第一義的に尊重されたろうが、群が発達して共同体運営の関係から祭治制が発明され、食も性も神前における規律下にいとなまれるようになると、群は女性の発情期をトして(うらなって、判断して)、一定の祭礼を行うようになったらしい。それはたぶん戸外で、共食共婚をともなう舞踏会(女性の尻振り踊りに男性も同化して)として催されたであろう。


族内婚図
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000163.html

原始時代の族制は、いわゆる類別組織で、性別と年齢階級が基本となっている。(「我」を中心として直系親から傍系親へ、近親から遠親へ叙述していく等親的な個別組織の後代の属性とは対照的である。)


(一)原初型

     年齢階級
性 セ(チ)――┬コ(幼児)
別 イモ(ハ)―┘


性別のイモとセには、長幼の意味はない。単に族内婚の意味、つまり後の言葉でいえば兄弟姉妹で同時に夫婦であるという意味だけである。幼児のコから成年男子をチ、同女子をハと呼んだろう。どちらも族の長老の意味にもなった。ハには母の意味が生理的にも濃厚だったろう。イモをオモと転じても母となり、接頭語のイをのぞいてモといっても母のことになった。


(二)その進んだ型

年齢階級や性別の呼称が分化して複雑となり、群内の族制が秩序だってくる。神前婚が起こったのもこの段階であろう。

                 年齢階級
          <オヤ>           <コ>
性 セ  オチ(大父)/ヲチ(小父)―― ヲノコ(ヲヒ)―┬マコ
別 イモ オハ(大母)/ヲハ(小母)―― メノコ(メヒ)―┘
オチ・オハ=後代転化して母系および父系の祖父母をいう
ヲチ・ヲハ=後代転化して母系および父系の伯叔父母をいう
ヲヒ・メヒ=実母子族の発展後転化して甥・姪の義となると想定


(三)内部の実母子族

イロハ(実母)―┬―イロセ(実兄弟)
           └―イロモ(実姉妹)
内部に実母子族(母子小家族)が認識されて、はじめて禁婚観念が族内にめばえてくる。世界的には、親世代と子世代の禁婚が第一に行われ、次に実母子族の禁婚が行われるというが、日本では親世代と子世代(つまり異世代間―おぢとめい、おばとおいなど)の禁婚は行われず、実母子族の禁婚のみが著明に見られる。これは南北朝頃まで維持された。

日本は原理的には、実母子族禁婚を除いて他に禁婚がない。この点で日本の婚姻制は族内婚型といえる。後に父系が貫徹してから、父系中心の近親婚が禁じられてくるが、それでも従兄弟姉妹は禁婚されてない。非常に強く原始の族内婚型が影響しているのである。
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000163.html

日本婚姻史3 族外婚
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000164.html

日本婚姻史2 族内婚 に続いて、もう一つの群婚である族外婚です。(高群逸枝著『日本婚姻史』より)


群の定着と族外婚

縄文前期ごろから群は定着し、生産力の増大、人口の増大から、かつては別れ去った分枝群もいまは隣り合って集落を作るようになる。この段階で群は族内婚から、隣群との族外婚に進む。

(筆者注:氏族単位で集団分割した上で集団統合力強化のため、氏族間で交じり合う婚姻制に転換する。交叉婚ともいう。)

族外婚の典型はオーストラリアに見られ、A群の全男子はB群の全女子と夫婦、B群の全男子はA群の全女子と夫婦というもの。有名なカミラロイのように四群からなるもの、八群からなるものなどいろいろあるが、基本的には二群式が原則。

ところが日本では、二群単位とは限らず、二群でも三群でもが集落をなし、その中央に祭祀施設のあるヒロバをもち、そこをクナド(神前の公開婚所)とし、集落の全男女が相あつまって共婚行事をもつことによって、族外婚段階を経過したと考えられる。(筆者注:拡大族内婚とでもいうべき世界史的にも非常に希な形態です。

「日本の交叉婚の特殊性」参照。)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=22267&pgh=3

通婚関係にある男女は、各自別群に所属している。だから子は当然母の群に生まれ育ち母の族員になることにより、母系氏族制がはじまる。群は氏族になり、氏族は母系によって継承されることになる。そして族員たちは互いにハラカラ(同母族)と呼び合うようになった。


クナド方式

クナグという古語は性交を意味する。

(『トツグ、マク、クナグ』参照)
http://www.jinruisi.net/blog/2006/12/000068.html

「允恭紀」にマクナギ、「霊異記」に婚合をクナガヒ、「今昔」にクナグ、「続古事談」に「妻をば人にクナガレて」などとみえる。だからクナドとはクナギドコロ、すなわち婚所の意味。

クナドの神なるものは、数ヵ村共有のヒロバや入会山や交通の要路(いわゆるヤチマタや物々交換の市場)や村の入口に祭ってある石神であるが、その性格は一面が交通の神、他面が性の神という複雑さをもっている。

クナドは文字通り神前共婚の場所であるが、そのことによって他群と交通し結びつくことになる場所でもある。原始段階では性交は同族化を意味する。排他的な異族の間では性の交歓だけが(ときには性器の見せ合いだけでも)和平への道であり、理解への道であり、村つくり、国つくりの道でもあった。大国主神の国つくり神話が、同時に妻問い神話になっているのもこの理由に他ならない(後日詳解の予定)。

・猿田彦神話では、国堺のヤチマタに異国人の猿田彦が立ちはだかっていると、ウズメという女神が乳房と陰部を露出してこれに立ち向かい、両者唱和して交通がひらけたとある。だから猿田彦は交通の神でもあり性の神でもあり、ウズメは雄取式舞踏(カグラ踊り)の祖神となった。

・女が性器を出して先駆すれば必ず敵軍を軟化させ得るという俗言から、沖縄の軍陣ではサキパリ(先張り?)というウズメ式巫女が用いられたという。

交通の要所に立つチマタの神や、道祖神や、村境にあって外からの害悪を防ぐサヘの神、これらが複合して同時にクナドの神とされ、いまも性の神とされているのは、その場所で神前集団婚が行われたからで、市場における定期的な集団婚カガヒ(歌垣)のことは、「万葉」にも謡われている。

CAO4KP4V.jpgカガヒは掛け合いの義。歌を掛け合うという意味で歌垣ともよばれる。カガヒは筑波(右の写真)や杵島などの入会山でも行われた。歌垣山という名の山も各地にみられる。歌を掛け合い踊りを踊ってそれを婚交の前奏曲としたことは、つぎの招婿婚(婿入婚)段階にもひきつがれて、ヨバヒの場合の唱和や相聞歌となり、平安期には文使いの儀式となったりした(文の方式は、村には明治ごろまで遺存して、若者たちの通い婚の序曲となっていた)。和歌など文学の起源はここにある。

(筆者注:歌垣は、東南アジアや中国南部の雲南地方など、照葉樹林文化圏に広くみられる。)

クナドでの族外婚では、それが集落婚姻圏を超えて広域的なものとなればなるほど、男性略奪(雄取り)と同じ観念、つまり子ダネをとるという観念が第一義となったろうが、それだけでなく外族との和平や政治的、経済的ブロックの拡大への動機がからんでいた。原始部落の女性たちは、胸乳をあらわしホトを露出したウズメ式の身振りの尻振り踊りによって他部族の男性を誘惑した。

・この段階が過ぎて個別婚の時代になると、この雄取式形態は、神社の巫女によって相続者をうる手段とされ、または娼婦によって歪曲化されて受け継がれた。

・平安時代には遊女(アソビメ)という娼婦がいたが、外来者とみれば取り囲んで歌舞し男客を誘惑した。

・沖縄の娼婦ズリの起源も外来者との婚交にあり、まれ人(客人)に仕える神の妻(め)にあるようだ。

・人妻と処女の別なく、外客を迎えて枕席にはべった鎌倉期の俗、とくに長者制の俗(長者の家での外客への饗応にはじまった娼婦制)も同じ原始の雄取婚からの遺制にちがいない。
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000164.html

『トツグ、マク、クナグ』から見えてくるもの

「日本婚姻史」(中山太郎)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=132490

という本を読み始めました。(詳しくはこちらをどうぞ)
第一章「共同婚」の中の、第一節「共同婚を偲ばせる二三の古語」の中から、“とつぐ、まく、くなぐという古語の内容”がなかなか興味深かったので、ご紹介します。

著者の中山太郎氏は、


共同婚(乱婚とも雑婚とも称し、部落中の男女が共同的に婚姻するものをいう)時代が在ったか否か。換言すれば我国に女子共有の時代が在ったか否か。

という問題意識から古語を調べ、その存在を証明しています。ただし、この本が書かれた昭和初期にも、学者たちの抵抗があったらしく、


土俗を軽視した従来の学者は悉く否定説を採っている。就中、かかる事象の存在を国家の威厳でも傷けるものと誤解していた所謂国学者流の人々や、又は支那の儒教かぶれした学者達は、恰も臭いものに蓋をするが如き態度で、殆ど故意とも思われるまでに此の事象を或は否定し或は黙殺したのである。

と記しています。

さて、共同婚(⇒兄妹婚や総遇婚を指すようです)の存在の証拠の一部として、次のような内容が記されています。

★琉球石垣島の皿濱地方では、女にはプトモツ(夫を持つ)という結婚を表す言葉があるが、男には全く無く、露骨に「交合」という言葉を使っている。それと同じ用語例があり、それが「トツグ、マク、クナグ」の三語である。

★現在では、それぞれ「嫁ぐ、覔く、婚ぐ」という字を当てるが、古くはどれも「交合」の意味に用いられた。

その具体的事例を、少し長くなりますが引用しますね


トツグの語義は橘守部によれば『とつぐは陰接なり』と断定され。

宇都保物語(蔵開上)に

 そのむすめ、とつぎ時になり給しかば、みかどをさして、人かよはざでありしに、天皇、みこ、みや、とのばらのみ、よばひのつかひはあけたてはならめぐりてあれど、こともえつけでぞ侍りし云々。

これ等の例証から見るも、トツグの原義は交合であって、これが嫁娶の意に用いられるようになったのは、後世の第二義的の分化であることが知られるのである。

マクの語義に就いては『倭訓栞』に『日本紀に覔をよめり、古事記に求をよみ眞來と書けり、もとむる義なり云々。女を犯す事をまくといふも妻をまくより出たるなり云々。伊豫にてはまぐといふ、伊勢にてはまけなといふも同語なるべし』とあるが、これは谷川士清にも似合わぬことで、前に述べたマクの国語に覔または求の感じを当てたために誤られた解釈であって、古くは単なる交合の意であったことは、伊豫や伊勢の用語が示している如くで、現に琉球の宮古島や大隈の徳ノ島では交合の意にマクの語を使用している。

クナグの語義にあっては、諸冊二尊に合交(まぐわい)の事を教えた鶺鴒の和名を、古く『にはくなぶり』とも『とつぎをしへとり』とも言うた一事から見るも。この語が交合の意味を有していたことは明白である

然して以上列挙したトツグ、マク、クナグ等の言語を使用した古代人の思想は、交合することが直ちに婚姻であること、猶お琉球の皿濱地方におけると同じであった。反言すれば、婚姻とは即ち交合の意に外ならぬのであった。交合を『見る』とも『逢ふ』とも言い、婚姻を『よばふ』と言うようになったのは、この次の時代であって、多少とも婚姻に式礼を加えるようになってからの発明である。

霊の結合に重きを置かなかった古代にあっては、肉の結合が直ちに婚姻の総てであった。然もそれを最も露骨に最も勇敢に実行したのが私共の遠い祖先だちである。

一対婚が実は日本では数十年の歴史しかないことを、社会人になってから初めて知った のですが、そういう事実は、日本の古典からも読み取れるんですね。

古文の授業で、「逢う=結婚」と習って、 って感じだったのですが、もともと「交合」であったと考えればスッキリします。

著者は、古代は「霊の結合に重きを置かなかった」と書いていますが、そうではなくて、その時代は「霊の結合」と「肉の結合」は一体で、区別する必要なんて無かったんだと思います
http://www.jinruisi.net/blog/2006/12/000068.html

日本の交叉婚の特殊性  

>族外婚(交叉婚)の段階になると、実母氏族間(つまり兄妹間)の禁婚が厳密に守られたという事実がないと、後の母系氏族制の確立…、ひいては、それを基盤とした婿取婚が南北朝時代まで続いたことに整合性ある説明がつかないのではないでしょうか。 (小寺さん、21980)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=21980

 まず禁婚については、世代間と兄弟姉妹に分けて考える必要があります。細田さんが

21655
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=21655

で、中国貴州省の山地に住む少数民族、苗族(ミャオ族)の例から、

>最初の段階の制約は、世代の異なる人同士は結婚できないという年齢の制約である。次に現れた制約は兄弟姉妹や母方平行イトコ間では結婚できないことだ。三つ目の制約は、同一宗族内の者が通婚できないことで、このような制約も地域によって、どの制約がなされているかは異なるようだ。

とまとめられていますが、この点でも日本は特殊で、実母子間の禁婚のみが顕著で、父系(父・娘)や兄妹の禁婚は元来なかったとされています。交叉婚は厳密には兄妹婚のタブー(勿論父・娘もタブー)をもって成立しますが(世界史的にはそう)、日本は複数群のヒロバでの共婚ですから、兄妹婚黙認の交叉婚と考えているわけです。それまでの氏族内兄妹婚からすると、他氏族と交わるわけですから一見兄妹婚タブーと映りますが、厳密に貫徹するためには、兄妹同士が当たる可能性のある共婚にはならないのでは、というのが根拠です。他氏族との交わりが優先されたのは確かでしょうが、何ともルーズな婚姻制だと思います。

 子は母親の群で育てられるのは原始以来そうですから、ずっと母系氏族制であったと考えていいのではないでしょうか。集団分割も血縁を基準に分割するしかなく、必然的に母系氏族集団になったと思います。交叉婚の男女も各自生まれた群に属しています。

 妻問婚→婿取婚は、弥生人or大和人が持ち込んだ婚姻制で、当初支配層のみで行われていたものです。男が忍んで好みの女のもとを訪れる妻問婚も、男を母系集団に迎え入れる婿取婚も、母系氏族制を基礎にしていますが、同時に崩壊をも意味しています。群同士の婚姻制が崩れ、さらに生まれた群を離れるという形で変質していきます。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=22267&pgh=3


採取時代の婚姻様式    

   
   観念機能(事実認識=洞窟・貯蔵・火・調理具・戦闘具・舟・栽培・飼育)の進化によって生存力を強化した人類は、約1万年前、弓矢によって外敵と互角以上に闘えるようになった頃から洞窟を出て地上に進出する。そして地上に進出した人類は、忽ち外敵を駆逐して、繁殖していった。その結果、繁殖による集団の拡大→分化を繰り返した人類に、ようやく同類闘争の潜在的な緊張圧力が働き始める。とは言え採集部族や狩猟部族は、互いに贈物etc.を通じて友好関係の構築に努め、闘争を回避していた。  

   
   しかし、外圧が低下すると集団統合力が低下し、規範収束力も低下してゆく。同時に、外圧の低下につれて解脱収束(中心は性充足の欠乏)が強まってゆく。更に、集団規模が拡大したこともあいまって、原モグラ以来1億年に亙って踏襲してきた首雄集中婚を維持することが困難になっていった。こうして約1万年前、人類の雌雄(婚姻)関係は劇的に変化してゆくことになったが、豊かな山野や海辺に進出して木の実などの採集や漁労に転じた採集生産の部族と、従来通り獲物の豊かな森林で狩猟を続けた狩猟生産の部族では、全く異なる婚姻規範を形成する。  

   
   東アジアの黄色人(モンゴロイド)をはじめとして、世界人口の過半を占めていた採集・漁労部族は、仲間の解脱収束→性欠乏の上昇に対して、皆が心を開いた期待・応望の充足を更に高める方向を目指し、

部族内を血縁分割した単位集団(氏族)ごとの男(兄たち)と女(妹たち)が分け隔てなく交わり合う、総偶婚規範を形成した

(但し、氏族を統合している部族レベルでは首雄集中婚が踏襲されている事例が多いので、正確には上部集中婚・下部総偶婚と呼ぶべきだろう)。

なお、その後同類闘争の緊張圧力が高まると、再び集団統合力を強化する必要から、氏族ごとの閉鎖性を強め分散力を強める兄妹総偶婚は廃止され、部族内で定められた他の氏族の異性たちと交わり合う交叉総偶婚に移行してゆく。

何れにしても、期待・応望充足を最大の活力源とする採集部族は、総偶婚によって期待・応望(=共認)充足を破壊する性闘争を完璧に解消して終うと共に、総偶婚によって一段と期待・応望充足を強めたことによって、その充足を妨げる自我回路もほぼ完全に封印していった。  


   
   ここでの採集・漁労部族における女の役割は、注目に値する。

採集部族では、弓矢を持った男たちが防衛する(狩猟もするが、獲物は少ない)安全域で、女たちが主要な食糧を採集する。もちろん、闘争過程の主役はあくまでも男たちの防衛であって、女たちの採集は従役である。

それにしても、食糧の過半を女が採ってくるというのは、外圧の強い極限時代には考えられなかったことであるが、皆=集団の期待(食糧の採集という役割)に応えて、採集部族の女たちはよく働いた。

しかし、それでもなお男たちの期待の中心は性であり、従って女たち自身にとっても、自分たちの中心的な役割は性役(男たちに性的充足を与えること=自らの性的充足を得ること)であった。

役割欠損ゆえに性的存在となった女にとって、集団=全ての男たちの期待(=性役という女の役割規範)に応えることほど、自らの存在理由を充足させるものはない。

従って、タヒチをはじめ採集部族の女たちは、極めて積極的に集団の期待=性役規範に応え、更に性機能を磨いていった。

(近世になって西欧人が侵略の目的でやって来た時でさえ、タヒチやカリブの女たちは、彼らを性的に歓待した。

これは、採集部族の人たちがいかに心を開いていたか=いかに警戒心が無かったか=いかに完全に自我を封印していたかの証明であり、また女たちが、集団の性役規範にいかに積極的に応えていたかの証明である。)  

 
   それに対して、ヨーロッパの森林地帯に留まった白色人(コーカソイド)をはじめとする狩猟部族は、その狩猟という生産様式から、まだまだ強い闘争圧力を受けて強い集団統合力を維持し続けており、その結果、首雄集中婚の規範が長く残り続ける。

しかし、外圧の低下によって次第に解脱収束が強まり、集団規模も拡大してゆく。そこで狩猟部族は、首雄集中婚を踏襲しつつ、首雄=族長という資格を一段下に拡張した勇士集中婚を形成していった

(これは、女長老が采配する母系氏族の姉妹たち全員が勇士を迎え入れる、勇士婿入り婚とも言える)。

だが、ここに大きな落とし穴があった。首雄は、原モグラ(哺乳類)以来の自然な存在であり、かつ唯一人である。それに、皆が評価し共認した族長に対して不満などあろう筈がない。仮にもし不満があったとしたら、直ちに皆が認める新たな族長に替わるだけである。しかし、勇士は一人ではなく何人もいる。しかも、勇士の資格は人工的に作られた資格である。従って、男たちの相対性と各々の正当化から自我を発生させて終う余地が大きい。

何より問題なのは、首雄集中婚や総偶婚では集団規範によって性(婚姻)の相手は決まっており、従って娘たちは12歳前後で、思春期を迎えるや否や直ちに性関係に入ってゆく事ができる(=女の最大欠乏たる性的役割欠乏が充足される)のに対して、人工的な勇士婚では相手は決まっておらず、勇士が決まり婚姻が決まるまで、娘たちの性欠乏=存在理由欠乏は宙に浮いてしまうことである。  


 
   もともと首雄集中婚の下でも、外圧が低下して解脱収束を強めた男たちの性欠乏は宙に浮いていた。

しかし、モグラ以来、首雄以外の男の性は封鎖されてきたし、性の主役は女なので、女の性の相手を定めた婚姻規範が有る限り、問題は起きなかった。

ところが、勇士婚規範によって、その女の性が宙に浮いてしまった。
こうなると、規範破りの性関係が発生してくるのは避けられない。

とは言え、狩猟生産の段階ではまだまだ闘争圧力⇒集団統合力が強く、規範破りの不倫は殆ど発生しなかっただろうし、万一発生したとしても、部族を捨てて逃げるほど反集団的には成れず、従って(恐らく男が)処刑されて一件は落着しただろう。

しかし、牧畜生産に移行すると一気に闘争圧力が緩み、集団統合力も低下する(牧畜は、一般には採集部族と同様に女の仕事であり、従って牧畜部族に働く外圧は、採集部族に働く外圧レベルにまで低下したと考えられる)。

そこでは勇士の資格が更に下に拡張され、規範破りの不倫も、時折は発生したに違いない。しかし、やはり氏族(親や兄弟や仲間)を捨てて逃げるほど、反集団的な意識には成り得なかった

(集団を捨てて逃げる為には強固な反集団の自我収束が必要だが、そこまで強く自我収束し得る場が、狩猟部族や牧畜部族には見当たらない)。

だが、彼らが遊牧へと移行していった時、彼らは遂に開けてはならないパンドラの箱を開け、集団を破壊する性闘争を顕現させてしまうのである。  
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=8 

日本婚姻史シリーズ1〜その3:縄文時代の婚姻制を探る
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/000757.html


先ずは、新石器時代(=採集・漁労生産時代)、東アジア諸部族の婚姻様式を俯瞰してみます。


『実現論(採取時代の婚姻様式)』
東アジアの黄色人(モンゴロイド)をはじめとして、世界人口の過半を占めていた採集・漁労部族は、仲間の解脱収束→性欠乏の上昇に対して、皆が心を開いた期待・応望の充足を更に高める方向を目指し、部族内を血縁分割した単位集団(氏族)ごとの男(兄たち)と女(妹たち)が分け隔てなく交わり合う、総偶婚規範を形成した

(但し、氏族を統合している部族レベルでは首雄集中婚が踏襲されている事例が多いので、正確には上部集中婚・下部総偶婚と呼ぶべきだろう)。

なお、その後同類闘争の緊張圧力が高まると、再び集団統合力を強化する必要から、氏族ごとの閉鎖性を強め分散力を強める兄妹総偶婚は廃止され、部族内で定められた他の氏族の異性たちと交わり合う交叉総偶婚に移行してゆく。
『実現論勉強会(採取時代の婚姻様式・図解)』


交叉総遇婚とは、同じ集団内(母方の親族)の婚姻関係をタブーにし、決められた集団に男が通う形態となります。

集団が閉鎖性を帯びないように、A集団の男たちはB集団の女たちと、B集団の男たちはC集団の女たちと、というように相手を決めていくのが普遍的。父親は別集団で生活しているので、母方の兄弟が養育することになります。

では、縄文期の日本列島も、上記の交叉総遇婚であったといえるのか? このことについて、縄文集落の埋葬形態から婚姻様式を探る記事を紹介したいと思います。


るいネット『集落内墓地の埋葬形態から婚姻様式を考える』

 田中良之氏の研究によると、縄文〜5世紀後半までは男女問わず、同じ集落内でも近い血縁関係にある死者を近くに埋葬する傾向が強いようです。縄文期は(母系・父系の特定はできない)兄・弟・姉・妹・従兄弟・従姉妹が同じ場所に埋葬されていることが多く、近親関係が無い(薄い)配偶者と思われる女性の人骨が、父系の墓地の近くに埋葬されるようになるのは古墳時代以降だということです。

 こうして双系の兄妹を近くに葬る縄文の埋葬形態は、未開時代のタヒチなどポリネシア原住民に近いようにも思われます。以上から、日本古代の婚姻について以下の2つの仮説が考えられます。


・1つ目は、「兄妹婚」「従兄妹婚」などのように単位集団(氏族)内に婚姻関係が内包されており、婚後も男女双方が集団内に留まっていた。

・2つ目は、婚姻関係は単位集団(氏族)を超えて結ばれたが、男女どちらかが相手の集団に移動して一緒に住まうような固定形態ではなく、その都度移動して交流していた。   

以上、縄文時代の交叉総遇婚について探ってみました。但し、東アジアをはじめ、採集・漁労部族に見られる交叉婚と日本の交叉婚は、婚姻規範の中身が異なったようです。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/02/000757.html


日本婚姻史1〜その4:日本の交叉婚の特殊性
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/03/756.html

前々回と前回にわたって、縄文時代の婚姻制【兄妹総偶婚⇒交叉総偶婚】の流れを、気候風土や集団内墓地の埋葬形態などから解明してきました。


【総偶婚】

集団ごとの男達と女達が分け隔てなく交わりあう婚姻様式。

約1万年前、採集・漁労部族はこの総偶婚によって(期待・応合充足を破壊する)性闘争を完璧に解消し、自我回路をほぼ完全に封印していた。日本においては村内婚(夜這い婚)の形で、昭和30年代頃まで農村部で存続していた。


前回、世界の交叉総偶婚を婚姻形態を図解でも紹介しましたが、日本の交叉総偶婚の婚姻形態は世界の交叉総偶婚の中でも少し変わっているようです。

今回は、日本の縄文時代の交叉総偶婚とはどういったものだったのか?その特殊性について紹介したいと思います。


★日本の交叉総偶婚【クナド婚】とは?

■クナドとは?

クナグという古語は性交を意味します。

(『トツグ、マク、クナグ』参照)
http://www.jinruisi.net/blog/2006/12/000068.html


「允恭紀」にマクナギ、「霊異記」に婚合をクナガヒ、「今昔」にクナグ、「続古事談」に「妻をば人にクナガレて」などという表現があります。つまりクナドとはクナギドコロ、すなわち婚所を意味します。


■クナド婚とは?

クナドの神なるものは、数ヵ村共有のヒロバや入会山や交通の要路(いわゆるヤチマタや物々交換の市場)や村の入口に祭ってある石神であるが、その性格は一面が交通の神、他面が性の神という複雑さをもっています。

クナドは文字通り神前共婚の場所ですが、そのことによって他群と交通し結びつくことになる場所でもあります。原始段階では性交は同族化を意味します。排他的な異族の間では性の交歓だけが(ときには性器の見せ合いだけでも)和平への道であり、理解への道であり、村つくり、国つくりの道でもあったようです。


詳しくは、

『日本婚姻史3 族外婚』
http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000164.html

を参照


祭事の折など、数ヵ村共有のヒロバ(広場)に集まり、男達と女達が分け隔てなく交わりあう交叉総偶婚という婚姻形態を取っていたようです。


★海外の交叉総偶婚とは厳格に規範化された婚姻制度

交叉総偶婚(族外婚)の典型はオーストラリアのアボリジニ先住民族に見られます。、A群の全男子はB群の全女子と夫婦、B群の全男子はA群の全女子と夫婦というものです。有名なカミラロイのように四群からなるもの、八群からなるものなどいろいろあるが、基本的には二群式が原則です。


http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/03/756.html

上図のように、海外の交叉総偶婚とは厳格に規範化された婚姻制度となっています。


★なぜ交叉総偶婚という厳格な規範化がなされたのか?

ここは仮説ですが、日本と違い他民族や他人種との同類闘争の中で、集団統合の観点から軋轢を避け厳格が規範化がなされたのかも知れません。

日本の場合、弥生時代に入るまで、他民族との接触がなかったため、日本独自の交叉総偶婚が成立したのかもしれません。


★日本の独自の交叉総偶婚【クナド婚】は、おおらかな婚姻制度

日本では、二群単位とは限らず、二群でも三群でもが集落をなし、その中央に祭祀施設のあるヒロバをもち、そこをクナド(神前の公開婚所)とし、集落の全男女が相あつまって共婚行事をもつことによって、族外婚段階を経過したと考えられます。

日本は特殊で、実母子間の禁婚のみが顕著で、父系(父・娘)や兄妹の禁婚は元来なかったとされています。交叉婚は厳密には兄妹婚のタブー(勿論父・娘もタブー)をもって成立しますが(世界史的にはそう)、日本は複数群のヒロバでの共婚ですから、兄妹婚黙認の交叉婚と考えているわけです。

それまでの氏族内兄妹婚からすると、他氏族と交わるわけですから一見兄妹婚タブーと映りますが、厳密に貫徹するためには、兄妹同士が当たる可能性のある共婚にはならないのでは、というのが根拠です。他氏族との交わりが優先されたのは確かでしょうが、何ともルーズな婚姻制だと思います。
(るいネット「日本の交叉婚の特殊性」より引用)

日本の交叉総偶婚は兄妹婚黙認の【拡大総偶婚】とでもいうべき世界史的にも非常に希な形態です。

集団の人数が増えても、充足・集団統合から婚姻形態が決められ、縄文人の共同性や期待応望によるみんなの充足に重きが置かれていた事がわかります。
******************************

以上が、縄文時代の婚姻制度でした。

しかし、渡来人が入ってきた弥生時代は、【拡大総偶婚⇒対偶婚(一対一の関係)】へ劇的に変わって行きます。この変化には、私有意識や私権観念が流入してきた事を意味すると思われます。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2010/03/756.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c4

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
5. 中川隆[-12326] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:46:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

縄文人、意外と長生き 65歳以上が3割 聖マリアンナ医科大 2010年11月13日

写真:年をとった人の腸骨耳状面は表面がざらざらしている(長岡朋人さん提供)
拡大年をとった人の腸骨耳状面は表面がざらざらしている(長岡朋人さん提供)


写真:一方、若年の腸骨耳状面は表面がすべすべしている(長岡朋人さん提供)
拡大一方、若年の腸骨耳状面は表面がすべすべしている(長岡朋人さん提供)


 平均寿命が30歳前後とされ、「過酷な生活環境のため、早死にする人が多かった」と考えられてきた縄文時代の人たち。しかし、出土人骨の年齢推定に関する最新の研究で、実は65歳以上とみられる個体が全体の3割以上を占める――という結論がこのほど提示された。なぜ、これほど違う結果が出たのだろうか。

 この研究を行ったのは聖マリアンナ医科大講師の長岡朋人さん(人類学・古人口学)。文部科学省の科学研究費の成果として、このほど「月刊考古学ジャーナル」の臨時増刊号で発表した。

 年齢にまつわるデータがまったくない人骨について、人類学者たちは、歯の生え具合や、すり減り具合、手足の軟骨の癒合(ゆごう)の程度(くっつき具合)などを基準に年齢推定をしている。中でも、成人以上の判定でよく使われるのが「恥骨結合面」と呼ばれる部分だ。腰骨の一部で、年齢が若いと表面の凹凸が激しく、年をとるにつれ滑らかになる特徴がある。

 「ただし、恥骨は残りにくい。このため今回は、比較的残りやすく細かな年齢推定が可能な、同じ腰骨の腸骨耳状面という部分を検討対象にしました」。この部分は若い時は滑らかだが、年をとると、骨棘(こつきょく)ができたり穴があいたりすることが指摘されている。

 「ベイズ推定」と呼ばれる、新たな統計的手法も採用した。これまでは、たとえば20代の可能性が高い人骨の年齢を表す場合、他の年齢の可能性が残っていてもそれらを切り捨て、単に「20代」と表現してきた。

 「でも、20代の可能性が7割だったとしても、あとの3割は30代や40代の可能性が残されている。それらの誤差が蓄積され続けると、集団全体で考えた際、事実と異なる結果が出る可能性が高い」

 長岡さんがこう考えたのは、古人骨に基づく研究では、いずれの人類集団も30〜40代で構成員の大半が死んでしまうことが指摘されているのに、古文書などの記録に残っている範囲では、このような傾向を示す集団はほとんど存在しないからだ。

 「縄文人と近い暮らしをしていたと考えられるアフリカの狩猟採集民でも、乳幼児死亡率が高かった江戸時代の人々でも、50代以上でなくなった人が3割を超す。とすれば、今までの縄文人の年齢構成には疑問符がつく」

 長岡さんが新しい方法で再調査した岩手・蝦島貝塚や千葉・祇園原貝塚など9遺跡から出土した計86体の人骨は、65歳以上が32.5%を占めたという。「縄文人=早死に」のイメージのもとになった人類学者小林和正さんの1967年の論文では、65歳以上はゼロだったから大きく異なる。「今までの年齢推定法は老年の人を実際より若く推定してきたのではないか」

 琉球大教授の石田肇さん(形質人類学)は「長岡君の精密な調査で、どんな集団でも長命な個体が存在することが分かってきた。確率的にみても、縄文時代における65歳以上の個体が3割という割合は間違いない」と評価する。

 考古学者も肯定的だ。「縄文時代は伝統的、かつ複雑な社会構造を持った社会だったことが明らかになりつつある。30代で大半の人が亡くなるのでは、技術継承などの面で支障があったはず。寿命が長かったなら、そうした問題はなくなる」と、明治大教授の阿部芳郎さん(考古学)。

 国学院大名誉教授(考古学)の小林達雄さんも「若い人には創造性があるが、それらを体系づけ、安定した状態を維持していくためには、30代以下だけでは無理。50代以上の構成員も多かったのなら納得できる」と話す。

 一方で、やや慎重な意見も。国立長寿医療センター研究所所長の鈴木隆雄さん(老年学・古病理学)は「興味深い説だが、完全に結論が出たわけではない。今回の腸骨耳状面を使うやり方が、従来、年齢推定の判断基準となってきた恥骨結合面などの変化と整合性があるかどうか。今後、年齢推定のやり方を総合的に検証する必要があるのではないか」と話している。(宮代栄一)



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c5

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
6. 中川隆[-12325] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:48:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

最先端技術を用いた古人骨全ゲノム解析から東南アジアと日本列島における人類集団の起源の詳細を解明
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf

金沢大学の覺張隆史特任助教(人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター),佐藤丈寛助教および田嶋敦教授(医薬保健研究域医学系・革新ゲノム情報学分野)は,コペンハーゲン大学が中心となって進めている古代ゲノム研究の国際研究チームと共に,日本列島の縄文時代遺跡や東南アジアから出土した古人骨26 個体のゲノム解析(※1)を実施し,今日の東南アジアで生活する人々の起源と過去の拡散過程を解明しました。

今回,ゲノム解読がなされた縄文人骨は,愛知県田原市の伊川津(いかわづ)貝塚遺跡(※2)から出土した約2千500 年前の縄文晩期の女性人骨(※3)で,縄文人の全ゲノム配列(※4)を解読した例としては世界で初めての公表となります。

この縄文人骨1 個体の全ゲノム配列をもとに,現代の東アジア人,東南アジア人,8
〜2 千年前の東南アジア人など80 を超える人類集団や世界各地の人類集団のゲノムの比較解析を実施した結果,現在のラオスに約8 千年前にいた狩猟採集民の古人骨と日本列島にいた約2 千500 年前の一人の女性のゲノムがよく似ていることが分かりました。

このように,本研究は,縄文時代から現代まで日本列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが,独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析(※5)によって科学的に実証された初めての研究として位置付けられます。

特に,縄文人骨のゲノム解析は,覺張隆史特任助教,北里大学医学部の太田博樹准教授,国立歴史民俗博物館の山田康弘教授を中心とした『縄文人ゲノム解読プロジェクト(※6)』の成果の一つとなります。

現在,覺張隆史特任助教らはこの縄文女性を主役としたより詳細な解析結果について,別の論文を発表準備中です。

これらの知見は,日本列島に居住していた各時代の人々の起源の解明に将来活用されるだけでなく,広く東アジア・東南アジアにおける人類集団の起源と拡散に関する研究に大きな寄与をもたらすことが期待されます。

本研究成果は,2018 年7 月6 日に国際学術誌「Science」に掲載されました。また,7月8 日〜12 日に,横浜市パシフィコ横浜で開催されている国際分子生物進化学会において,覺張隆史特任助教らが縄文人の全ゲノム配列を中心とした発表を行います。


【研究の背景】

過去にあった人類の拡散過程を復元することは,今に生きる人々の起源や成立過程,
各地域に居住する人々が持つ遺伝的な特徴の獲得や疾病・病原菌耐性の仕組みを追求す
る上で重要な位置付けにあります。従来の遺伝学的研究では,今に生きる現代人の遺伝
情報から人類の拡散ルートの復元を試みてきました。しかし,現代人集団間の遺伝的な
類似性から,実際に過去の人類の移動ルートが分かるわけではありません。なぜなら,
各時代・各地域の人類集団は常に移動する可能性が伴うため,いつ・どこに・どのよう
な遺伝情報があったかを復元しない限り,過去の人類の拡散過程を正確に復元すること
はできないからです。このため,現代人の遺伝情報から移動ルートを復元するには,多
くの仮定の上で推理するしかありませんでした。
近年のDNA 解析技術の革新によって,超微量DNA から全遺伝情報(全ゲノム)を解読
することが可能になり,遺跡から出土する人骨から直接的に過去の人々の全ゲノム配列
を決定できる時代が到来しました。とはいえ,遺跡出土人骨の全ゲノム解析には,まだ
技術的課題が複数あります。その中で,特に克服しなければならない課題が2 つありま
した(図1)。一つ目は,温暖湿潤地域における遺跡出土人骨の分析が成功していなかっ
たことです。二つ目は,微量DNA からの分析の問題点となる現代人由来のDNA 混入(コ
ンタミネーション)の問題です。このコンタミネーションの可能性を客観的に評価する
ためには,複数の独立した研究機関が相互チェックを行いゲノム解読を達成する,すな
わち,科学的信頼性(Scientific Authenticity)を高める共同研究体制の確立が必須
となります。
これらの課題を克服するために,本国際共同研究グループはDNA 保存状態が極めて劣
悪な環境下にある遺跡出土人骨から効率的に古代人由来のDNA を抽出する技術開発と評
価システムを確立し,現代人由来のコンタミネーションの影響を客観的に評価するため
の国際共同研究体制の構築を進めました。その結果,今までの技術や研究体制では科学
的な復元が不可能であった温暖湿潤気候の東南アジアにおける人類の拡散と遺伝的交
流の復元を世界に先駆けて達成しました(図2)。
さらに,先行研究では縄文人の非常に限られた範囲の部分ゲノム配列(Partial Genome
Sequence)のみが公開されていましたが,本研究では全ゲノム配列(Whole Genome
Sequence)の解読に成功しました。このように,日本列島のような保存状態が劣悪な環
境においても全ゲノム配列の取得が可能であることを示した最初の成功例となり,今後
の古代ゲノム研究の大きな躍進につながるといえます。


図1.研究背景の概念図
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf

図2.古人骨ゲノム分析の実験風景(北里大学医学部の古代DNA 分析専用クリーンルーム内にて)
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf


(左上:現代人由来のDNA が少ない環境下にあるクリーンベンチ内でのDNA 抽出。

右上:
古人骨を分析するクリーンルームでは1 回使い捨ての防塵服と専用のゴム手袋を使用。

下:縄文人骨の側頭骨からの試料採取。)


【研究成果の概要】

本論文で国際共同研究チームは,DNA の保存環境として最も悪い東南アジアの遺跡出
土人骨25 個体と日本の縄文人骨1 個体の計26 個体の古人骨からDNA 抽出を実施し,ゲ
ノム配列決定に成功しました。得られた古人骨ゲノムデータと世界各地の現代人集団の
ゲノムデータを比較した結果,東南アジアに居住していた先史時代の人々は,6 つのグ
ループに分類できることが分かりました(図3)。
グループ1 は現代のアンダマン諸島のオンゲ族やジャラワ族,マレー半島のジャハイ
族と遺伝的に近い集団で,ラオスのPha Faen 遺跡(約8 千年前)から出土したホアビ
ン文化という狩猟採集民の文化を持つ古人骨と,マレーシアのGua Cha 遺跡(約4 千年
前)の古人骨がそのグループに分類されました。また,このグループ1 に分類された古
人骨のゲノム配列の一部は,驚くことに日本の愛知県田原市にある伊川津貝塚から出土
した縄文人(成人女性)のゲノム配列に類似していたことが分かりました。さらに,伊
川津縄文人ゲノムは,現代日本人ゲノムに一部受け継がれていることも判明しました。
一方,他のグループ2〜6 は農耕文化が始まる新石器時代から約500 年前までの古人
骨で,ホアビン文化の古人骨とは遺伝的に大きく異なっており,それぞれ異なる拡散と
遺伝的交流(すなわち混血)の歴史を持っていることが分かってきました。グループ2
はムラブリ族などの現代オーストロアジア語族と遺伝的に近く,現代東アジア集団とは
遺伝的な構成要素をあまり共有していないことが分かりました。さらにグループ1 と東
アジア集団が分かれた後に,グループ1 からグループ2 への混血の痕跡が見つかりまし
た。また,グループ3 は現代東南アジア集団のタイ・カダイ語族やオーストロネシア語
族と遺伝的に近く,グループ4 は現代の中国南部地域の人々と遺伝的に近いことも分か
りました。さらに,グループ5 は,現代のインドネシア西部の人々と遺伝的に近く,グ
ループ6 は,いわゆる旧人に分類される古代型人類であるデニソワ人からの部分的な混
血の痕跡なども見られました。
このように,部分的には中国南部の少数民族からの遺伝的な影響があったり,台湾な
どの地域へも遺伝的なつながりがあったりと,新石器時代の東南アジアの人々は単純に
元々住んでいた狩猟採集民がそのまま農耕を取り入れたという静的な状態ではなく,大
陸内と島嶼部で複数の大きな移住の過程で徐々に農耕を取り入れて行ったことが分か
ってきました。従来の考古学的な視点からは,これらの時期には稲作・雑穀などの農耕
文化を持つ人類集団が東南アジアに多数入植して原住民と置き換わったというシンプ
ルな「2 層構造仮説」が提唱されてきました。本研究成果では,すでに稲作文化を持っ
ていた中国南部からの遺伝的な影響は部分的で,人々が完全に置き換わったということ
ではないことが判明しました。その大きな移住の波が少なくとも4 回以上はあったこと
が解析の結果分かってきたことから,このような東南アジアの人々の移動を「複合モデ
ル」という新しい枠組みで捉え直すことになりました。
本研究は,考古遺物でしか人類の拡散の議論ができないと従来考えられてきた東南ア
ジア地域において,古人骨のゲノム分析により人類の拡散を解明した初の成功例になり
ました。今後,同様の分析を様々な地域に応用することで,各地域の詳細な人類の移動
史を科学的に評価することが可能になったことが,本研究の最も大きな成果といえます。


図3.古人骨ゲノムデータから復元された人の拡散ルート
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf


【今後の展開】

本研究で得られた東南アジア古人骨および縄文人骨のゲノムデータは,広く東アジア
の人々の起源研究の基礎情報として活用されると期待されます。また,縄文時代におけ
る古人骨の全ゲノムデータは,現代の韓国,中国,ロシアなどといった日本列島周辺に
同時期に居住していた東アジア集団との遺伝的な類似性を直接比較することを可能に
しました。現在,より広い地域の人類集団との比較研究を進めています。また,本研究
の縄文人の全ゲノム配列決定は,ヒトゲノム計画など現代人のゲノム解析におけるドラ
フト配列(Draft Genome Sequence)決定に相当します。今後は,より精度の高い配列
決定(Complete Genome Sequence)を目指します。
本研究は人類学と考古学が綿密な協力のもと得られたもので,縄文人の起源と多様性
に関する研究の一つのスタート地点に立ったと言えます。今後,より多くの地域から複
数の縄文人骨のゲノム解析をすることで,縄文人の遺伝的な多様性を列島規模で評価で
きるようになります。そうすることで,地域間の人々との交流の実態や,土器や石器な
どの考古遺物といったモノの流れと,ヒトの流れの関係性の評価につながると期待され
ます。このように本研究の成果を礎に全く新しい人類学・考古学の発展が期待されます。


【用語解説】

※1 ゲノム解析
生物が持つ遺伝情報の広範囲な解析のこと。


※2 伊川津(いかわづ)貝塚遺跡
愛知県田原市に位置する縄文時代後晩期の貝塚遺跡。明治期から現代までに200 体以
上の人骨が検出されている日本で最も代表的な縄文時代遺跡。小金井良精や鈴木尚など
著名な人類学者が人骨の形態学的な研究を進めてきた。同市は,他にも,吉胡貝塚,保
美貝塚などの縄文時代を代表する貝塚が古くから調査されており,各遺跡から非常に多
くの人骨が検出されている。


※3 約2 千500 年前の縄文晩期の女性人骨
2010 年度に伊川津貝塚から出土した縄文人骨。近年の研究では,日本列島における弥
生時代の開始は3000 年前とされているが,弥生文化の到来時期は地域ごとに異なる。
今回の伊川津貝塚出土の成人女性人骨は共伴した土器などから,五貫森式土器の時期の
ものと判明しており,渥美半島においてこの時期はまだ縄文時代の文化を残している。
また,分析対象となった女性人骨は形態学的に典型的な縄文人の特徴を有していた。


※4 全ゲノム配列
生物が持つDNA 配列の中でも,タンパク質の発現に関連する遺伝子領域のDNA 配列だ
けでなく,遺伝子以外の領域全てを含めた広い範囲のDNA 配列のこと。


※5 クロスチェック分析
異なる分析機関,異なる分析手法,異なる解析手法で,独立して同じ結果が得られる
かを評価する分析手法のこと。古代DNA 研究で重要な科学的指標の一つに当たる。


※6 縄文人ゲノム解読プロジェクト
日本の考古学者と人類学者,遺伝人類学者,ゲノム研究者などから構成される研究プ
ロジェクト。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf



▲△▽▼

縄文人、ラオス・マレーシアにルーツ? 金沢大の研究グループがゲノム配列解読
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1531327113/

想定される日本人の祖先の移動ルート
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180711004656_comm.jpg

 約2500年前の縄文人の人骨に含まれる全ゲノム(遺伝情報)を解析した結果、約8千年前の東南アジアの遺跡で出土した古人骨から得られたゲノム配列と似ていることが、金沢大学の覚張(がくはり)隆史特任助教(生命科学)らの研究グループの調査でわかった。縄文人の全ゲノム配列の解読に成功したのは世界で初めて。日本人の祖先が、どこから来たのかを考えるうえで注目されている。

 研究成果は11日、横浜市で開催中の国際分子生物進化学会で報告されたほか、6日付の米科学誌サイエンス電子版に発表された。

 覚張さんらの研究グループは、コペンハーゲン大学を中心とした国際研究チームと共同で調査。愛知県田原市の伊川津(いかわづ)貝塚で出土した縄文時代晩期の成人女性の人骨1体について全ゲノム解析を行った。日本のような温暖湿潤気候の地域では、人骨のDNAは劣化しやすく調査は難しいとされてきたが、最新の研究手法で縄文人の全ゲノム配列を初めて解読した。

 この結果を東南アジア各国の遺跡で出土した人骨25体や現代人のデータと比較すると、東南アジアの先史時代の人々は六つのグループに分類できることが判明。そのうちの約8千年前のラオスと、約4千年前のマレーシアの遺跡でみつかった人骨のグループのゲノム配列の一部が、伊川津貝塚の人骨と類似していた。

 日本人の祖先は、約4万年前以…

朝日新聞デジタル 2018年7月11日19時37分
https://www.asahi.com/articles/ASL7B5V8QL7BPTFC018.html


金沢大学プレスリリース:
最先端技術を用いた古人骨全ゲノム解析から東南アジアと日本列島における人類集団の起源の詳細を解明
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/180709.pdf


オンゲ族
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B2%E6%97%8F

ジャラワ族
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AF%E6%97%8F

ジャハイ族
https://en.wikipedia.org/wiki/Jahai_people


https://i.imgur.com/DMUIpO0.jpg
http://www.mohr-mcpherson.com/blog/wp-content/uploads/2015/07/9896889874_a000749cc7_b-1024x781.jpg


●数部族に分かれていますが、まぎれもない絶滅危惧部族です。

●Y-DNAの「D*」遺伝子を持つアンダマン諸島先住民は、50000年〜60000年前頃には
当時まだ陸続きの陸橋だったアンダマン諸島弧部分に住み着いたと考えているよ
うです。アボリジニの先祖Y-DNA 「C4」がオーストラリア亜大陸に到達した頃と同
じ古さです。もしかすると一緒に移動していた可能性もあります。

●彼らの、外来者をすべてを殺す習慣はオリジナルの「D」遺伝子や言語を見事に維
持し続けた、と考えられています。 アンダマン諸島先住民は縄文人の先祖の血を  守ってきてくれているのです....感謝!
出アフリカしたホモサピエンスの生きた化石なのです。日本人は彼らを大切に保  護しなくてはなりません。

●アンダマン諸島において、耕作は未知でした、そして、彼らは特有のブタを狩っ  たり、釣り、などで食生活し、集合して生活をしていました。

●唯一の兵器が、弓と、手斧と木製のもりでした。

●絶滅したタスマニアの先住民とアンダマン諸島先住民のみが19世紀に入っても火
を作る方法を全く知らなかった人々だったそうです、 木への落雷によって引き起  こされた炎から燃え残りを慎重に保存したそうです。

●ところがイギリス人の上陸で1867年のアンダマン諸島では、たくさんのOnge部族  民がイギリス人の海軍に殺されました。

●1940年代に、Jarawa部族は彼らの敵意のための日本軍によって爆撃されました。
日本軍は世界でチベット人と並ぶ唯2の縄文人の親戚民族であるアンダマン諸島  先住民を爆撃するという愚挙を行ったのです。大反省....です。

イギリスの最初の上陸時にはおよそ5,000人の先住民がいたそうですが、虐殺、 文明国が持ち込んだ病気、アルコール中毒、 インド亜大陸やビルマ(カレン族)か らの移住者などの影響で、1901年までには600人に減り、
1927年には100人の生存者 だけになったそうです。 1961年には19人に減りましたが、現在約50人に回復してい るそうです。

その間絶滅した部族はかなりあるそうです。アンダマン諸島の古代先 住民 Y-DNA「D*]が絶滅する前に、
同じ「D」の遺伝子を持つ日本人が彼らの調査を行 えるといいですね!

https://web.archive.org/web/20160223020324/http://garapagos.hotcom-cafe.com/30-6.htm

http://garapagos.hotcom-cafe.com/30-6.htm
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/21467/21109/show_image/sanjuro.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/01/07/andamanese.jpg


『アンダマン島土人は地球上最小の人種なるべし。

二、三の人類学者は南アのブッシュ人、アメリカの掘食(デイガ)インディアン、フィジ島のテラ土人等をもって最小なりとなせども、

本島の土人は平均身長四フィート以下にして、成人者中にもはるかにこれに満たざるもの少なからず。

一度信をおくときは、きわめて厚き友情を示すことあるも、一般には残忍獰猛にして気むずかしく、馴致しがたき人種なり』

(延原謙訳)

http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/21467/21109/66999919


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理


28. 中川隆[-13443] koaQ7Jey 2018年7月17日 05:46:17: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16603]

▲△▽▼

東南アジア民族の形成:日本の縄文人も含む(7月6日号Science掲載論文)2018年7月9日
古代人のゲノム解析が進み、アフリカから、ヨーロッパ、さらにはオセアニア、アメリカでの各民族の形成過程が、ゲノムから明らかにされつつあるが、少なくとも一般紙に発表される論文レベルでは、東南アジアから我が国にかけての民族形成過程について調べた論文をなかなか目にすることはない。
ところがようやく、7月6日号のScienceに東南アジアから我が国の縄文人までカバーした古代人ゲノムの研究が発表され、これまでのフラストレーションが少し解消した。タイトルは、「The prehistoric peopling of Southeast Asia(先史時代の東南アジアの民族形成)」だ。研究の主体はケンブリッジ大学だが、我が国の研究者もさまざまな形で参加しており、そのおかげで縄文人についての記述が多く、初めて日本民族形成のイメージをつかむことができた。

この研究ではマレーシア、タイ、ベトナム、ラオス、インドネシア、フィリピン、そして愛知県伊川津貝塚から、2ー8千年前の人骨を集め、そのDNAを解析している。東南アジアや我が国で、古代人ゲノム研究が進まない理由は、研究レベルの問題もあるが、もう一つは高温多湿地帯のためDNAの変性が激しいことがある。この研究では、この問題をMYbaitsと呼ばれる液体中で人間のDNAを精製する方法を用いて、低い精度ではあるがなんとか全ゲノムを解読し比較に用いている。

この結果、東南アジア出土の古代人ゲノムはgroup1ー6までの6グループに分けることができる。例えばgroup1にはマレーシアHoabinhiansで発見された東南アジア最古の人骨の末裔、マレー半島のÖngeやJehaiが分類され、Group2にはベトナムの新石器時代から青銅器時代の人骨が分類される。他のGroupの構成の詳細は省くが、このように分類した先史時代のゲノムと現代の各民族を比べることで、西から移動してきた現生人類が東南アジアに定住する過程を描くことが可能になる。

論文は50近くの図や表を擁する膨大な研究で、ここでは詳細を省いて以下の2点だけを紹介する。

1) この研究が行われた動機の一つは、各民族の定住を促した農業がどのように東南アジアに広まったかを明らかにすることだ。これまで、Hoabinhiansの狩猟採取民族が外部の影響なしに農業を発展させ、東南アジアに広めたとする説と、東アジアで農業を始めた民族が、徐々に東南アジアの狩猟採取民を征服して置き換わっていったという説が唱えられていた。今回、古代人ゲノムが解析され、それぞれの関係を調べることで、東南アジアの民族が、文化的に優位な民族が他の民族を置き換えるのではなく、混血を繰り返しながら文化を共有していったことが明らかになった。これは例えばヨーロッパの先住民が、Yamnaya民族に置き換わってしまって、インドヨーロッパ語文化圏が形成されたのとは全く違う。すなわち、異なる民族間でのある種の平和的融合を通して混血と定住が進み、各地域の民族が形成されたのが、東南アジアの特徴と言える。事実それぞれのグループにはインドやパプアニューギニア民族からの遺伝子流入も見られることから、この融合範囲はかなり広い。

2) 次は我々日本人にとって最も関わりのある問題、すなわち縄文人や現代日本民族の形成過程だ。驚くことに、縄文人はなんとマレーシアを中心に分布するGroup1に最も近い。ただ、Group1に分類していいかと言われるとかなり違っており、東アジア民族からの遺伝子流入の影響を大きく受けている。すなわち、マレーシアに誕生したGroup1の末裔が東南アジアを経て日本に到達するまでに、その途上の民族とおそらく平和的に混血を繰り返して日本に到達したのが縄文人になる。また、伊川津縄文人を2.5-3千年前とすると、その後の3000年のうちに更に東アジア人と混血して新しい日本人を形成したことだ。おそらく、弥生人の解析が進めばこの点は確認できるのではないだろうか。もちろん、伊川津貝塚からの一体だけで縄文人の由来についての結論を急ぐのは危険だが、人類起源の地アフリカからもっとも離れた島国に定住した日本民族が、様々な民族とゲノムでつながっていても何の不思議もない。

東南アジアの定住と民族形成が征服ではなく融合が基本だったことは、歴史時代多くの争いがあったとはいえ、アジアの精神性の基盤になったのかもしれない。タイの国立博物館を訪れた時、タイ民族が7種類の民族のゲノムが混じり合ってできていることを誇りにしているビデオ展示を見て、純血を重要視しない王国があると感心した。しかも、その民族の中には日本民族も含まれている。この論文を読んで、民族の純血を叫ぶのではなく、逆に他民族との深い関係を誇りにする日本人にでありたいと思うとともに、私たちが深く東南アジアとも繋がっていることを実感した。
http://aasj.jp/news/watch/8656


▲△▽▼

最先端技術を用いた古人骨全ゲノム解析から東南アジアと日本列島における人類集団の起源の詳細を解明 2018年7月25日
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540

金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの覺張隆史特任助教,医薬保健研究域医学系・革新ゲノム情報学分野の佐藤丈寛助教および田嶋敦教授は,コペンハーゲン大学が中心となって進めている古代ゲノム研究の国際研究チームと共に,日本列島の縄文時代遺跡や東南アジアから出土した古人骨26個体のゲノム解析(※1)を実施し,今日の東南アジアで生活する人々の起源と過去の拡散過程を解明しました。

今回,ゲノム解読がなされた縄文人骨は,愛知県田原市の伊川津(いかわづ)貝塚遺跡(※2)から出土した約2千500年前の縄文晩期の女性人骨(※3)で,縄文人の全ゲノム配列(※4)を解読した例としては世界で初めての公表となります。

この縄文人骨1個体の全ゲノム配列をもとに,現代の東アジア人,東南アジア人,8〜2千年前の東南アジア人など80を超える人類集団や世界各地の人類集団のゲノムの比較解析を実施した結果,現在のラオスに約8千年前にいた狩猟採集民の古人骨と日本列島にいた約2千500年前の一人の女性のゲノムがよく似ていることが分かりました。

このように,本研究は,縄文時代から現代まで日本列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが,独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析(※5)によって科学的に実証された初めての研究として位置付けられます。

特に,縄文人骨のゲノム解析は,覺張隆史特任助教,北里大学医学部の太田博樹准教授,国立歴史民俗博物館の山田康弘教授を中心とした『縄文人ゲノム解読プロジェクト(※6)』の成果の一つとなります。

これらの知見は,日本列島に居住していた各時代の人々の起源の解明に将来活用されるだけでなく,広く東アジア・東南アジアにおける人類集団の起源と拡散に関する研究に大きな寄与をもたらすことが期待されます。

本研究成果は,2018年7月6日に国際学術誌「Science」に掲載されました。


https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540
図 古人骨ゲノムデータから復元された人の拡散ルート

【用語解説】

※1 ゲノム解析
生物が持つ遺伝情報の広範囲な解析のこと。

※2 伊川津(いかわづ)貝塚遺跡
愛知県田原市に位置する縄文時代後晩期の貝塚遺跡。明治期から現代までに200体以上の人骨が検出されている日本で最も代表的な縄文時代遺跡。小金井良精や鈴木尚など著名な人類学者が人骨の形態学的な研究を進めてきた。同市は,他にも,吉胡貝塚,保美貝塚などの縄文時代を代表する貝塚が古くから調査されており,各遺跡から非常に多くの人骨が検出されている。

※3 約2千500年前の縄文晩期の女性人骨
2010年度に伊川津貝塚から出土した縄文人骨。近年の研究では,日本列島における弥生時代の開始は3000年前とされているが,弥生文化の到来時期は地域ごとに異なる。今回の伊川津貝塚出土の成人女性人骨は共伴した土器などから,五貫森式土器の時期のものと判明しており,渥美半島においてこの時期はまだ縄文時代の文化を残している。また,分析対象となった女性人骨は形態学的に典型的な縄文人の特徴を有していた。

※4 全ゲノム配列
生物が持つDNA配列の中でも,タンパク質の発現に関連する遺伝子領域のDNA配列だけでなく,遺伝子以外の領域全てを含めた広い範囲のDNA配列のこと。

※5 クロスチェック分析
異なる分析機関,異なる分析手法,異なる解析手法で,独立して同じ結果が得られるかを評価する分析手法のこと。古代DNA研究で重要な科学的指標の一つに当たる。

※6 縄文人ゲノム解読プロジェクト
日本の考古学者と人類学者,遺伝人類学者,ゲノム研究者などから構成される研究プロジェクト。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540


以下、詳しい説明(PDF)より抜粋
 ==========================================================

【研究成果の概要】

本論文で国際共同研究チームは,DNA の保存環境として最も悪い東南アジアの遺跡出土人骨25 個体と日本の縄文人骨1 個体の計26 個体の古人骨からDNA 抽出を実施し,ゲノム配列決定に成功しました。得られた古人骨ゲノムデータと世界各地の現代人集団のゲノムデータを比較した結果,東南アジアに居住していた先史時代の人々は,6 つのグループに分類できることが分かりました(図3)。

グループ1 は現代のアンダマン諸島のオンゲ族やジャラワ族,マレー半島のジャハイ族と遺伝的に近い集団で,ラオスのPha Faen 遺跡(約8 千年前)から出土したホアビン文化という狩猟採集民の文化を持つ古人骨と,マレーシアのGua Cha 遺跡(約4 千年前)の古人骨がそのグループに分類されました。

また,このグループ1 に分類された古人骨のゲノム配列の一部は,驚くことに日本の愛知県田原市にある伊川津貝塚から出土した縄文人(成人女性)のゲノム配列に類似していたことが分かりました。

さらに,伊川津縄文人ゲノムは,現代日本人ゲノムに一部受け継がれていることも判明しました。

一方,他のグループ2〜6 は農耕文化が始まる新石器時代から約500 年前までの古人骨で,ホアビン文化の古人骨とは遺伝的に大きく異なっており,それぞれ異なる拡散と遺伝的交流(すなわち混血)の歴史を持っていることが分かってきました。

グループ2はムラブリ族などの現代オーストロアジア語族と遺伝的に近く,現代東アジア集団とは遺伝的な構成要素をあまり共有していないことが分かりました。

さらにグループ1 と東アジア集団が分かれた後に,グループ1 からグループ2 への混血の痕跡が見つかりました。

また,グループ3 は現代東南アジア集団のタイ・カダイ語族やオーストロネシア語族と遺伝的に近く,グループ4 は現代の中国南部地域の人々と遺伝的に近いことも分かりました。

さらに,グループ5 は,現代のインドネシア西部の人々と遺伝的に近く,グループ6 は,いわゆる旧人に分類される古代型人類であるデニソワ人からの部分的な混血の痕跡なども見られました。

このように,部分的には中国南部の少数民族からの遺伝的な影響があったり,台湾などの地域へも遺伝的なつながりがあったりと,新石器時代の東南アジアの人々は単純に元々住んでいた狩猟採集民がそのまま農耕を取り入れたという静的な状態ではなく,大陸内と島嶼部で複数の大きな移住の過程で徐々に農耕を取り入れて行ったことが分かってきました。

従来の考古学的な視点からは,これらの時期には稲作・雑穀などの農耕文化を持つ人類集団が東南アジアに多数入植して原住民と置き換わったというシンプルな「2 層構造仮説」が提唱されてきました。

本研究成果では,すでに稲作文化を持っていた中国南部からの遺伝的な影響は部分的で,人々が完全に置き換わったということではないことが判明しました。その大きな移住の波が少なくとも4 回以上はあったことが解析の結果分かってきたことから,このような東南アジアの人々の移動を「複合モデル」という新しい枠組みで捉え直すことになりました。

本研究は,考古遺物でしか人類の拡散の議論ができないと従来考えられてきた東南アジア地域において,古人骨のゲノム分析により人類の拡散を解明した初の成功例になりました。今後,同様の分析を様々な地域に応用することで,各地域の詳細な人類の移動史を科学的に評価することが可能になったことが,本研究の最も大きな成果といえます。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=337608


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c6

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
7. 中川隆[-12324] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:50:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

歴史REAL日本人の起源 (洋泉社MOOK 歴史REAL) ムック – 2018/6/5
https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2REAL%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90-%E6%B4%8B%E6%B3%89%E7%A4%BEMOOK-%E6%AD%B4%E5%8F%B2REAL/dp/4800314739


『洋泉社ムック歴史REAL 日本人の起源』 2018/07/24
https://sicambre.at.webry.info/201807/article_37.html


 洋泉社より2018年6月に刊行されました。本書はおもに、弥生時代までの古代DNA研究・縄文時代研究・弥生時代研究の解説で構成されています。それぞれの執筆者は篠田謙一・山田康弘・藤尾慎一郎の各氏で、期待できそうなので購入しましたが、期待通りに最近の研究成果を知ることができました。とくに、弥生時代までの古代DNA研究の解説では、私が不勉強なため、多くの知見を新たに得ることができ、たいへん有益でした。以下、本書で注目した見解について、備忘録的に取り上げていきます。

 ミトコンドリアDNA(mtDNA)の解析から、縄文人にはハプログループM7aとN9bが広範囲で見つかっており、現代ではほぼ日本人にしか見られません。ただ、どちらも出現(分岐)年代が3万〜2万年前頃なので、38000年前頃に日本列島に進出してきた人類と縄文人とは直接的な祖先-子孫関係にはなかった可能性が指摘されています。もっとも、あくまでもmtDNA解析に基づく推測ですから、38000年前頃の日本列島の人類集団と縄文人とが、もちろんその後の流入による遺伝的影響はあるとしても、直接的な祖先-子孫関係にある可能性も考えられます。

 縄文人のmtDNA解析数も蓄積されて、地域差が見えてくるようになりました。琉球列島を含む関西以西ではM7aが卓越するのにたいして、北海道・東北ではN9bが多数を占めています。また、サブグループまで分類すると、関西以西と東北・北海道では、M7aでもそれぞれ異なるグループが分布しています。そのため本書では、地域間の人的交流が広範囲に及ぶものではなかったかもしれない、と指摘されています。もっとも、後述するように、遺伝的交流は盛んではなくとも、交易などによる文化的交流はある程度以上活発だった可能性もじゅうぶんあるとは思います。

 また、現代日本人では、N9bが2%程度で、7%程度存在するM7aも、縄文時代の関西以西のサブグループで大半を占めることから、現代日本人に継承されている縄文人のDNAは、おもに西日本の縄文人に由来するのかもしれません。そうだとすると、弥生時代最初期にユーラシア大陸から九州北部に渡来した集団が在地の縄文人と混合し、東進していったために、現代日本人に占める縄文人の遺伝的影響は、西日本系の方が東日本系より高くなったのかもしれない、と本書は推測しています。

 縄文人のゲノム解析も進められており、最近になって、北海道礼文島の船泊遺跡から出土した3800〜3500年前頃の女性のゲノムは、現代人とほぼ同じ精度で解析されたそうです。平均網羅率は明示されていませんでしたが、30倍以上ということでしょうか。この女性の血液型はA型で、耳垢は湿式、切歯はシャベル状ではなく、巻き毛だったことが明らかになっています。これらの表現型はおおむね予想通りでしたが、目の虹彩は茶色で、人骨からの推測通り、身長が低くなる傾向を有する遺伝子が確認されました。

 この女性の両親は近い血縁関係にあり、両親の近縁関係の程度はアマゾンの先住民と同じくらいと推測されています。船泊遺跡からは、新潟県の糸魚川沿いの翡翠や、シベリアで発見されたものと類似した貝製装飾品が発見されていますが、婚姻圏は狭かったのではないか、と本書は推測しています。ただ、こうした狭い婚姻関係が一般的だったのか否かは、もっと縄文人のゲノム解析数が蓄積されないと、判断が難しいように思います。

 船泊遺跡の女性のゲノム解析の結果、福島県相馬郡新地町の三貫地貝塚の縄文人と同様に

(関連記事)
https://sicambre.at.webry.info/201609/article_3.html


船泊縄文人も現代の東アジア集団とは大きく離れている、と明らかになりました。現代人の集団で船泊縄文人とある程度遺伝的に近縁性を示すのは、アイヌ・琉球・「本土」日本・台湾や沿海州などユーラシア東部圏沿岸地域の先住民でした。本書は、東南アジアからの初期拡散により北上した集団のなかでユーラシア東部圏沿岸地域に居住した人々が融合し、縄文人が形成されたのではないか、と推測していますが、確証するにはユーラシア大陸の古代DNA解析が必要だ、と指摘しています。

 船泊遺跡では縄文時代の男性遺骸も発見されており、ゲノムが部分的に解析されているそうです。この男性もゲノムが解析された女性も、海獣など脂肪分に富む食資源に依存している場合に有利となる、脂肪代謝に関連する多様体を有しており、北極圏の先住民集団も同様です。船泊遺跡ではじっさいに漁撈具や海獣の骨が多数発見されているので、海獣への依存度が高い食生活を送っていたようです。船泊遺跡の男性のY染色体ハプログループは、現代日本人では30%以上存在するものの、中国や韓国ではほとんど見られないD1bでした。しかし、船泊遺跡の男性のY染色体ハプログループは、D1bの中でも現代日本人で多数を占めるサブグループD1b1ではなく、Y染色体でも、北海道の縄文人が現代日本人にはさほど遺伝的影響を及ぼしていない、という可能性が想定されます。

 弥生時代の人類のゲノム解析も進められていますが、縄文系と渡来系という以前からの形態学的分類がそのまま当てはまるものではなく、複雑な様相を呈していることが明らかになってきました。福岡県那珂川町安徳台遺跡で発見された弥生時代中期の女性は、典型的な渡来系弥生人と考えられており、遺伝的には韓国や中国の集団と類似する、と予想されていましたが、ゲノム解析の結果、現代日本人の範疇に収まり、むしろやや縄文人に近い、と明らかになりました。本書は、安徳台遺跡の弥生時代中期の集団が東進し、在来の縄文系と混合していったとすると、現代日本人における縄文人の遺伝的影響はもっと高くなっていると予想されることから、弥生時代中期〜古墳時代におけるユーラシア大陸からの渡来を想定する必要がある、と指摘しています。

 縄文系とされる弥生人のゲノムも解析されています。長崎県佐世保市の下本山岩陰遺跡で発見された弥生時代後期の合葬された男女2人は、縄文人と共通する形態学的特徴を有している、と評価されています。mtDNAのハプログループでは、女性が縄文系と考えられるM7a、男性が渡来系と考えられるD4aと明らかになりました。しかし、核ゲノム解析では、縄文人と現代日本人の中間に位置する、との結果が得られました。上述した安徳台遺跡の事例からも、弥生時代には在来系と渡来系との融合が進んでおり、弥生人は均一な集団ではなく、独自の遺伝的構成を有していた、と言えるでしょう。本書は、弥生時代の渡来系は当初より在来系の縄文人と融合し始め、当時の朝鮮半島には渡来系弥生人と同じ遺伝的構成を有する集団はいなかっただろう、と推測しています。

 また本書は、弥生時代になっても日本列島の大半に縄文系の人々がいたと考えられることから、弥生時代以降もユーラシア大陸から日本列島への流入があり、現代日本人につながる集団の完成は古墳時代だろう、との見通しを提示しています。まだ予備的な研究の段階ですが、古墳時代になると、関東の集団の遺伝的な構成が大きく変わるそうで、古墳時代の日本列島の住民のDNA解析の進展が期待されます。また、飛鳥時代以降の古代DNAの解析も、日本史研究に大きく寄与するでしょうから、今後の研究の進展が楽しみです。


 これまで、先史時代の研究は考古学と形態学が主流でした。近年では古代DNA研究の進展が目覚ましいものの、考古学と形態学でも研究は着実に進展しています。日本列島最初期の土器は北海道では発見されておらず、朝鮮半島最古の土器は1万年前頃であることから、縄文土器は日本列島で開発された可能性が高そうです。また南島地域においては、縄文文化との共通性も相違点も見られ、時期により縄文文化と連動したり離れたりしていたそうです。本書は、他地域との交流はあるにしても、対馬海峡において文化的な境界線を引けることからも

(関連記事)
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_45.html

縄文文化の空間的範囲は、現代の日本国の領域と厳密に一致しているわけではないものの、ほぼその範囲に収まる、との見解を提示しています。

 これは形態学的にも言えることで、縄文人の形質は、空間的には北海道から九州まで、時代的には早期から晩期前半までほぼ同一で、世界中で類似した古人骨は発見されていないそうです。そのため、縄文時代には、形質を大きく変化させるような他地域からの人的流入はなかった、と考えられています。それでも、やはり地域差はあり、北海道では地位内の差異が比較的大きい一方で、九州では小さいことが明らかになっており、縄文人の形成過程と関わっているかもしれません。

 縄文時代には定住が進みましたが、その度合いは地域により異なっており、その要因は依存していた食資源の違いだろう、と推測されています。縄文時代の農耕は近年よく主張されるようになりましたが、畑はまだ見つかっておらず、ダイズやアズキなどの作物が確定しただけだ、と本書は慎重な姿勢を示しています。縄文時代には、後期において、墓の分析から、北海道や東北でかなりの階層化が生じていた、と推測されています。しかし本書は、晩期にはこれらの地域で均質化が見られることから、おそらくは人口の少なさが要因で、階層社会は持続しなかっただろう、と指摘しています。

 弥生時代については、本書では紀元前10世紀にさかのぼるとする早期説が大前提となっていますが、まだ議論が決着したとは言えないようです

(関連記事)
https://sicambre.at.webry.info/201406/article_1.html


茨城県と栃木県以北では、水田稲作が行なわれても環濠集落が見られませんが、本書はその理由を、地域の核となる存在がなかったからではないか、と推測しています。水田稲作は、災害にあってもすぐに再開する傾向が強いのですが、東北の北部では、水田稲作が途絶えて数百年再開されませんでした。本書はその理由として、寒冷な気候が要因ではなく、東北の北部には水田稲作が始まっても土偶があることから、何らかの信仰形態・世界観の違いを挙げています。本書では古墳時代についても少し言及されており、九州や近畿では墳丘墓が早くから見られるものの、紀元後には衰退して古墳時代には直結しておらず、古墳時代の直接の起源は、紀元後2世紀半ば〜後半にかけての吉備や出雲にあるのではないか、との見解が提示されています。
https://sicambre.at.webry.info/201807/article_37.html



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c7

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
8. 中川隆[-12323] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:51:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

最もネアンデルタールに近いのは日本人? 免疫システムに残る人類の歴史 2016/02/22
http://sciencenews.co.jp/2016/02/22/post-1042/

多くの人を悩ます花粉症。その原因は免疫システムの暴走だが、免疫システムの一部がネアンデルタールからの「プレゼント」だと判明した。


免疫に重要な役割をもつTLRの遺伝子


花粉症対策にかかる費用もバカにならないが……


 とうとう今年も花粉症の「季節」がはじまった。2月にはいると首都圏でもスギ花粉が観測されはじめ、ドラッグストアでは対策商品の陳列に余念がない。

 花粉症を含めたアレルギーは、もともと体に侵入した細菌やウィルスなどから体を守る免疫システムが過剰に反応しておこる。

 花粉症も大変だが、生物が生きていくには欠かせないシステムである。この免疫に関わるいくつかの遺伝子はネアンデルタール人とデニソワ人からの「プレゼント」だったと今年の1月に明らかになった。

 遺伝学の科学誌「The American Journal of Human Genetics」で独の研究チームが発表した。日本人の遺伝子の中にネアンデルタール人が「潜んで」いる。

ヒトはネアンデルタール人を滅ばして今の繁栄を築いた。独・マックスプランク研究所のJanet Kelsoのチームは現代人の遺伝子の中に、ネンデルタール人やデニソワ人との交配によって残り続けている「彼ら」の遺伝子をさがしていた。

 人類の進化でエポックメイキングな最近の発見といえば、ヒトが絶滅させたと考えられているネアンデルタール人と人間が交配していたことと第3の人類デニソワ人の発見だ。

 この3種は50万年前に共通祖先から分かれたと考えられ、ネアンデルタール人はヒトより数十万年前にアフリカを出て主にヨーロッパに広がった。

 研究チームが目をつけたのがTLRの遺伝子。これまでの研究データもとにピックアップした。TLR(Toll Like Receptor)は細胞の表面にニョキニョキと生えているタンパク質。免疫で非常に重要な役割を果たす。

 体を外敵から守るには、まず外敵の侵入を関知しなくてはならない。この防犯センサーの役割を担うのがTLRというタンパク質なのだ。

 体内に侵入した細菌や菌類、寄生虫の一部がこのTLRにくっつくとセンサーが作動し、外敵をやっつける細胞が集まったりと、さまざまな免疫システムが動く仕組みだ。

ネアンデルタール人の遺伝子を最も多く持つ日本人


ネアンデルタール人
我々日本人のご先祖さまである


 複数あるTLRのうちTLR1とTLR6、TLR10は染色体上に隣接している。ネンデルタール人やデニソワ人の3つのTLRを含む領域を現代人と比較する。

 ヨーロッパ人と東アジア人、アフリカ人など現代人の14集団のこの領域を調べると7つのタイプに分類された。このうち2つがネンデルタール人由来、ひとつがデニソワ人由来だと判明する。

 理論的にはヒトより数十万年先にアフリカを出て、中東を経由してヨーロッパに広がったネアンデルタール人の遺伝子は、アフリカに残った祖先由来のアフリカ人には存在しない。

 調べると、確かにアフリカ人にはネンデルタール人由来のTLRを含む領域がほとんどみられなかった。

 このように、現代人のTLRを含む領域のゲノム配列を詳細に調べ比較してネンデルタール人とデニソワ人由来だと突き止めた。

 そして、機能が非常に重要性なので、数万年という自然選択を受けてもほとんど変わらずに高頻度で残っていたと考えた。

 実はこのネアンデルタール人由来のTLR1とTLR6、TLR10遺伝子を最も多く持つのが日本人。どの集団よりも高く、約51%が持っていた。

 花粉症の最大の要因にTLR1とTLR6、TLR10が直接関与するわけではないが、免疫システムを通して人類の壮大な進化を想像し、内なるネアンデルタール人を思うことで少しは症状が軽くなるかもしれない(そんなことはありません)。

取材・文 山下 祐司


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2017-01-04 ネアンデルタール人 日本人について
http://www.m-a-p-s.biz/entry/neanderutarujinnihonjin


ネアンデルタール人と 日本人について書いてみました。私たちが生きていくためには欠かせないシステムである免疫のいくつかの遺伝子はネアンデルタール人とデニソワ人からの「プレゼント」だったことが明らかになりました。


最もネアンデルタールに近いのは日本人?免疫システムに残る人類の歴史


日本人の遺伝子の中にはネアンデルタール人が「潜んで」いる。

今年もしばらくすると2月に入り、暖かい地域ではスギの花粉が観測されはじめ、薬局やコンビニでも花粉対策商品の陳列に大忙しになる事と思います。


しかし、この花粉症を含めたアレルギー反応というのは、体内に侵入した細菌やウィルスなどから体を守るための免疫システムが過剰に反応して起きているといわれています。


この私たちが生きていくためには絶対に欠かすことのできない大切なシステムである免疫。この免疫に関わるいくつかの遺伝子はネアンデルタール人とデニソワ人からの「プレゼント」だったことが明らかになりました。


遺伝学の科学雑誌「The American Journal of Human Genetics」でドイツの研究チームが『日本人の遺伝子の中にネアンデルタール人が「潜んで」いる』と発表し話題になっています。

ヒトはネアンデルタール人を滅ぼして今の繁栄を築いた


ドイツ・マックスプランク研究所のJanet Kelsoのチームは研究で、現代人の遺伝子の中に

、ネンデルタール人やデニソワ人との交配によって残り続けている「彼ら」の遺伝子をさがしていました。


人類の進化において少しショッキングな近頃の発見といえば、ヒトが絶滅させたと考えられているネアンデルタール人と人間が実は交配をしていたとされる事実と第3の人類デニソワ人の発見でした。


この3種は50万年前に共通祖先から分かれたと考えられ、ネアンデルタール人はヒトより数十万年前にアフリカを出て主にヨーロッパに広がったとしています。


研究チームが目をつけたのがTLRの遺伝子で、これまでの研究データをもとにピックアップすると、TLR(Toll Like Receptor)遺伝子は細胞の表面にニョキニョキと生えているタンパク質のことで人間の免疫システムの中で非常に重要な役割を果たしています。


体を外敵から守る為には、まず外敵の侵入を関知しなくてはなりません。この時この防犯センサーの役割を担うのがTLR遺伝子というタンパク質なのだそうです。


体内に侵入した細菌や菌類、寄生虫の一部がこのTLR遺伝子にくっつくと体内のセンサーが発動し、外敵に攻撃をしかける細胞が集まったりと、さまざまな免疫のシステムが動く仕組みになっています。


複数あるTLR遺伝子のうちTLR1とTLR6、TLR10は染色体上に隣接しており、ネアンデルタール人やデニソワ人の3つのTLR遺伝子を含む領域を現代人と比較してみたそうです。


ヨーロッパ人と東アジア人、アフリカ人など現代人の14の集団のこの領域を調べてみると7つのタイプに分類され、このうち2つがネアンデルタール人由来、ひとつがデニソワ人由来だと判明します。


理論的にはヒトより数十万年先にアフリカを出て、中東を経由してヨーロッパに広がったネアンデルタール人の遺伝子は、アフリカに残った祖先由来のアフリカ人には存在しいていませんでした。


これを調べたら、確かにアフリカ人にはネアンデルタール人由来のTLR遺伝子を含む領域はほとんどみられませんでした。このように、現代人のTLR遺伝子を含む領域のゲノム配列を詳細に調べ比較してネアンデルタール人とデニソワ人由来だと突き止めたのです。


そして、機能が非常に重要なので、数万年という自然選択を受けてもほとんど変わらずに高頻度で残っていたと考えたようです。


実はこのネアンデルタール人由来のTLR1遺伝子とTLR6遺伝子、TLR10遺伝子の3つの遺伝子を最も多く持つのが私たち日本人で、どの集団よりも高く、約51%が持っていたそうです。

花粉症の最大の要因にTLR1とTLR6、TLR10が直接関与するわけではありませんが、免疫システムを通して人類の壮大な進化を想像し、私たちの祖先である、内なるネアンデルタール人のことを意識してみるのも、たまにはいいのかもしれません。
http://www.m-a-p-s.biz/entry/neanderutarujinnihonjin


▲△▽▼


日本人はネアンデルタール系種族の生き残り? - ねずさんのひとりごと? 2017年08月31日
https://ameblo.jp/aoiwasi-k135/entry-12306382775.html
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3498.html?sp


なんだか大上段に振りかぶったようなタイトルになってしまいましたが、要するに言いたいのは、「7万年前からが現生人類」というのは「白人種視点での人類史」だということです。

有色人種視点で考えると、特に日本人などは25万年前に生まれた新人類種(ネアンデルタール系)の生き残りからの進化と考えなければ、遺跡の辻褄が合わなくなるのです。


年表

猿人が出現したのがおよそ600万年前、ネアンデルタール系等の新人類種が出現したのが、およそ25万年前といわれています。

この時代の人類は、火や石器を使うネアンデルタール種を筆頭に、猿人から現在の人類に近いものまで、かなり多様な種族があったようです。

ところがおよそ7万年〜7万5千年前に、インドネシアのスマトラ島にある「トバ火山」が大噴火を起こします。
この噴火は地球史上に残る大噴火で、噴煙は世界に広がって、地球気温は年平均で5℃も低下しました。

年平均気温というのは、1℃違うだけで、鹿児島と仙台の気象が入れ替わります。
それが5℃違うということは、日本がアラスカのような気候になり、赤道直下の気候が北海道から樺太にかけての気候になるということです。
これはものすごい変化です。

当然影響はすさまじくて、このとき地球上の人口は、およそ1,000〜10,000人程度にまで減少したといわれています。

地球はひとつの生命体に例えられますが、その地球が怒ると本当に怖いです。
そしてこの大災害を生き残ったごくわずかな人類が進化して、現代人になったとされています。

これを「ボトルネック効果」といいます。
多様な進化を遂げていた種が、急激な個体数の減少によって遺伝的な多様性を失ない、わずかに生き残った種が、その後繁栄して現代の種になっているわけです。

このことは比較的近いこの千年ほどの時代の中にあって、民族的特徴が極めて似通って細目、エラ、耳などの身体的特徴が極めて似通った民族があることでも理解いただけると思います。

こちらは一国の中における社会体制が原因ですが、トパの噴火のときには、これが地球的な規模で起きたわけです。

おもしろいことに、このときのトパ噴火後、ヒトに寄生するシラミもまた、この時期に変種が生まれています。

毛髪に寄宿する毛ジラミと、衣服に寄宿する衣ジラミで、近年の遺伝子の研究によって、この2種が分化したのも、およそ7万年前とわかりました。

このことは、トバの噴火後、急速に寒冷化した地球を生き残るために、人類が衣服を着用するようになったことを示しています。

トバの大噴火によって起こされた地球の寒冷化は、その後約5万年続きました。
その5万年が、地球上の最終氷河期と呼ばれる期間です。
その終わり頃のおよそ1万8千年前、地球気温は最低のレベルにまで冷え込みました。

その理由が姶良カルデラ(あいらカルデラ)の破局噴火です。
これは日本で起こっています。

鹿児島湾には、入り口付近に桜島があり、その内側は、およそ直径20kmの窪地を構成しているのですが、これが姶良カルデラです。
つまり桜島が活火山なのではなくて、鹿児島湾自体が巨大な噴火口だったわけです。

このときの噴火による火山灰は、南九州では30メートル、高知県宿毛で20メートル、鳥取県大山付近で8メートル、京都にも4メートルも降り積もっています。
そして偏西風に乗って世界各地に甚大な被害をもたらしています。
そしてこれによって、地球気温は急激に寒冷化するわけです。

ちなみに火山の噴火というのは、単に火山灰が太陽を隠して寒冷化をもたらすというだけにとどまりません。

火山灰に含まれるガラス成分が肺に入って突き刺さり、アスベストと同じ肺気腫や心不全などの健康被害をもたらして人を死に至らしめます。

実は近年、南九州で、この火山灰層の下から、縄文時代の大集落跡が次々と発見されています。

そこでは世界最古の船造りのための工具や、燻製施設、金属を加工するための炉、縄文ではなく貝殼紋の土器などの遺物遺構が続々と発掘されています。
この人たちは、遺物の状況からみて、造船のみならず、金属加工まで行っていたわけで、極めて高い文化を持った人々であったことがわかります。
しかも彼らは海洋族です。

海洋族であったということは、海を移動する人々でもあったということです。

さて日本列島には、この姶良カルデラ(あいらカルデラ)の破局噴火よりも1万2千年古い、およそ3万年前の世界最古の磨製石器が関東で発掘されています。
場所は栃木県の岩宿遺跡です。

さらに島根県の出雲にある砂原遺跡からは、およそ12万年前の石器が発掘されています。

これはトパの噴火よりも古い時代の遺物ですが、現生人類の誕生が7万年前とすると、砂原遺跡の石器は、現生人類ではない旧人類(新人)の遺物ということになります。

一方、その人々がそのまま日本列島に生き残ったのであろうことは、近年の研究成果で日本人のDNAに、ネアンデルタール系のゲノムが世界で最も多く残されていることで証明されています。

これは昨年、西ドイツの研究チームが発表したことです。

つまり日本人はネアンデルタール系の旧人類が、現生人類と7万年の歳月をかけてゆるやかに結合していくことで現代日本人につながっている種といえるわけです。

日本列島で石器を遺した人々は、7万年前のトパの噴火で多くの命が失われ、また3万年前の姶良の噴火でも、やはり多くの人命を失ったことでしょう。
ところが姶良カルデラの噴火後、およそ千年の間に、地球気温はいまよりもずっと上昇します。

そしていまから1万6500年前には、青森で最古の土器が発掘されています。
なぜ青森なのかといえば、その頃の地球気温がいまよりもずっと高かったからです。

そして姶良カルデラの噴火以降の遺跡は、九州地区から山陰、畿内、関東、東北へと広がりを持ちます。

この時期の日本列島は、寒冷化と温暖化が数百年単位で変化しています。
このことは、たとえば森の木々にしても、森が針葉樹林になったり、広葉樹林に変化したりしているわけです。

このことは、人々の生活環境を劇的に変えていくことを意味します。
そうした環境変化を生き延びようとすれば、当然、着衣や道具類を進化させていかなければならなくなります。

また、人は移動できる動物です。
寒冷化が進めば南へと移動し、温暖化が進めば北へと移動します。

ここでヒントになるのが、海洋族であったという切り口です。
海の魚には様々な種類がありますが、魚たちはわずかな海温の変化で、その生息地を変化させます。

最近でも、ほんの30年前には御前崎あたりで捕れていたイシモチが、いまは東京湾くらいまで北上しています。

食用には様々な魚が供されたでしょうけれど、比較的漁がしやすく、食用に量も確保しやすい魚が移動すれば、いまのような土地の所有権などなかった時代のことですから、人々は、魚とともに北上したり、南下したりを繰り返したことと思われます。

また、よりたくさんの魚を得るためには、船造りや釣り針などに常に工夫が必要です。
ここにも知恵が必要になります。

海洋族というのは、海を利用して頻繁な往来を行います。
姶良の噴火のような自然災害がいつ起こるかわからないという中にあっては、子孫たちは、地域的に離れて住むことが行われたことでしょう。

このことは古事記の中にあっても、国産み神話の中で、人々(子孫)が全国各地に広がっていった様子として描かれています。

なぜならそうしなければ、変化する環境を生き残れないからです。
ずっと寒冷のまま、ずっと温暖のままであれば、そのような知恵は必要ないかもしれません。

けれど生活環境が劇的に変化する環境のなかにあっては、子孫の生活拠点をどこに置くかは、とても重要なことです。

さて、3年前の2014年のことですが、現生人類とネアンデルタール人は、6万年前くらいから混血してきたのではないかという説が発表されました。
翌年には、米国の研究チームがDNAの研究によって、鬱病や気分障害や依存症などの精神疾患は、ネアンデルタール人由来のものであるという発表を行っています。
そして上にも書きましたが、昨年には西ドイツの研究チームが、世界でもっともネアンデルタール系のDNAを保持しているのが日本人だという研究成果を発表しています。

これらを総合して考えるとき、日本人は大陸から朝鮮半島を経由して日本列島に住み着いたという説は賛成しかねるものとなります。
なぜなら、いまでもそうですが、いわゆる文明というものは、河川と海の交わる平野部で興っているからです。

人類が内陸部でも生活するようになるのは、ずっと後の時代の、農耕が営まれるようになったおよそ1万年前からのことです。

それ以前は、狩猟採集生活なのですが、いまでも都市の多くが海に面していることが示すように、狩猟だけでなく、海洋や河川からの漁労が人々の生活に欠かせないものであったことは、論ずるまでもないことであると思います。
モスクワは地図上では内陸部ですが、そこはいわゆる水郷地帯です。
北京や南京は内陸部ですが、やはり河川に囲まれた平野部にあります。

人は食べなければ生きていけません。
そして人が生活したのは、その食べ物を得やすいところであったであろうということは、容易に想像できることです。

そしてその食べ物は、野山と海や川にあります。

ということは、森があり、海にも川にも近くて、その川がいわゆる暴れ川ではないところが、人々の生活の場所になったであろうことは論をまたないことです。
実際、縄文時代の遺跡である貝塚は、いずれも海に近い所にあります。

そうであるとするならば、人は海の近くに住み着いて進化したはずであって、山や砂漠地帯での生活を何万年もの長い間送ったとは考えられないし、そのような生活であったと証明する遺跡もありません。

そもそもサルとヒトとを分ける最も大きな特徴は、尻尾と体毛の有無にあります。
尻尾は四足歩行をする際に、頭部の重さとのバランスをとるためのものですから、二足歩行するようになると尻尾は必要がなくなります。

また体毛は、哺乳類が森で生活するのにあたって、肌を守るために絶対に必要な条件です。

ところがヒトの体毛は、サルよりもはるかに薄い。
そして海に住む哺乳類では、繁殖を陸上で行うアザラシ、トド、アシカ類には密生した体毛がありますが、それ以外のジュゴン、クジラ、イルカ等には体毛はありません。

つまり、海に近い所で生活するようになったサルが、体毛を退化させてヒトに進化したと考えられるのです。

このことから導き出されることは、ヒトは、海岸付近で生活し、その後、文明を発達させて、草木や虫などから身を守る衣類を用いるようになってから内陸部へと、その生息圏を広げていったということです。

そしてシラミの研究から、ヒトがおよそ7万年前から衣類を用いるようになったということは、人が内陸部に生活拠点を求めるようになったのは、早くても3万年以降のことだし、農耕の始まりが1万年前からだということは、それ以前の人々は主として海洋や大型河川から食を得ていたということができます。

そしてそのことは各地の旧石器、新石器の遺跡の所在地がこれを証明しています。

さらに最終氷河期のピークにあたる1万8千年前といえば、海面がいまよりも140メートルも低かった時代です。
これは、いま大陸棚となっているところは、ほとんど海上に顔を出した陸地であったことを意味します。

黄海から東シナ海、南シナ海、タイランド湾からジャワ海に至る一帯は、実は陸上であったわけです。

そして日本列島は、それら張り出した大陸棚の最東端の海に面した地域でした。

要するにこの時代の人々は、海に面した(つまりいまでいう大陸棚の端)あたりに住んでいたわけで、これがその後の温暖化による海面上昇によって、住んでいた地域が水没し、分断されて行ったと考えられるわけです。
日本列島や琉球諸島から、旧石器が出土するのはこのためで、その時代から海に面していて、水没をまぬがれた地域であるからといえるわけです。

つまり日本列島に住む人々は、大陸や朝鮮半島から「やってきた」のではなくて、日本列島に住んでいた人々はそのままに、海面の上昇に従って住む土地を奪われた人々が、およそ1万年の歳月をかけて次第に支那大陸や朝鮮半島などに「追われていった」のです。

こうした人類史というのは、まだまだわからないことだらけの世界です。
ただひとついえることは、古い人種であるネアンデルタール系の人々は、サル同然の姿形や生活をしていたわけではなく、死者を埋葬するに際して、棺に花をいっぱい入れたり(このことは遺跡によって証明されています)、石器や船つくりや、金属加工まで行う一定の文化水準を持った、まさに知恵のある人(ホモ・サピエンス)であったということです。

そしてトパの大噴火後、現生人類が誕生し、ネアンデルタール系はおよそ2万年前には滅んだとされていますが、どっこいそうではなくて、トパの噴火後も、実はユーラシア大陸の東のはずれにも、大噴火を生き残ったネアンデルタール系の人々がいたわけです。

そして海洋族として人口を増やしていくのですが、地球の温暖化によって島と大陸に分断されていき、大陸側の人々は、好戦的な現生人類種によって次々に殺され、あるいは強姦されて血が混じり、ネアンデルタール系の痕跡がわずかしか残っていないという状況になっていき、一方、海に隔てられた日本や琉球諸島、あるいは南太平洋の島々の人々は、その後7万年の歳月をかけて、現生人類とゆるやかに交配を重ねていって、現在に至っているのではないかと思われるわけです。

実はこのことは、古事記を読むと、どうやらそれらしいことが書かれていることに驚かされます。

国産み神話や神生み神話に述べられている神々のお名前に使われている漢字を紐解いていくと、どうやらそれらしいことが書かれているとしか思えないのです。

たとえば伊耶那岐、伊耶那美の生んだ最初の子である水蛭子(ひるこ)は、海に流したと書かれていますが、これはもしかしたら何万年もの昔に水没して失われた、かつて住んでいた陸地のことであるようにも読めるのです。

火之迦具土神の神語は、その後にあった大きな火山の噴火を意味しているようにも読めてしまいます。

しかし、最近の様々な地球史、人類史は、次第に古事記に書かれた神語の真の意味を解き明かしつつあるような気がしてならないのです。
https://ameblo.jp/aoiwasi-k135/entry-12306382775.html


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理


36. 中川隆[-13648] koaQ7Jey 2018年9月09日 18:51:42: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18400] 報告
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NHKスペシャル 人類誕生 第1集「こうしてヒトが生まれた」2018.04.09 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x6hiqkk
NHK スペシャル 人類誕生 第2集「最強ライバルとの出会い そして別れ」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=NHK%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%80%8C%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%80%8D%EF%BC%92

NHK スペシャル 人類誕生 第3集「ホモ・サピエンス ついに日本へ!」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=NHK%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%80%8C%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%80%8D3



諸説あり・縄文人はどこから来たのか=北方説・南方説 - 動画 Dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x6gnb0k

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c8

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
9. 中川隆[-12322] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:53:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

なぜ世界最古の土器が日本列島から出土するのか? 2018/09/02
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201809/article_1.html


 1万年以上も自然と共生し、平和が続いた縄文時代は「文明先進国がどこも体験することのできなかった貴重な時間」だった。


■1.日本列島から出土した世界最古の土器の一つ

 東京・上野の国立博物館での縄文展を見た。大変な人気である。特に中国やメソポタミアなどの土器との比較もできるようになっていて、縄文時代の火炎土器は年代もはるかに古いのに、立体的な造形美は比較にならないほど美しかった。また、細かい縄紋、すなわち縄目の模様の精巧さにも驚かされた。

 現在、世界最古と考えられている土器の一つが、青森県大平山元(おおだいらやまもと)遺跡から出土したもので約1万6500年前。これは模様のない無文土器だが、約1万4500年前ごろには、粘土ひもをはりつけた「隆線文土器」が生まれ、全国に広がっている。

 世界の他の地域では、南アジア、西アジア、アフリカでの最古は約9千年前、ヨーロッパが約8500年前で、これらに比べると、飛び抜けて古い。岡村道雄・元文化庁主任文化財調査官は、日本列島の土器は「質量ともに世界の他の時代や地域のものとくらべても際立っている」と述べている。[1, p53]

 従来の歴史では、メソポタミア、エジプト、インダス、中国が世界の「4大文明」であり、日本は文明を中国から教わった後進地域だった、と教わった。近年の考古学はその歴史観を覆しつつある。しかし、なぜユーラシア大陸の東端にある日本列島で、世界最古の土器が出てくるのだろうか?

■2.縄文人たちの「持続可能な開発」

 従来の文明観では、石器時代の人類は狩猟・採集による移動生活を送っていたが、約1万2千年前くらいから、世界の各地で農耕と牧畜を始めてようやく定住生活ができるようになり、そこから文明が始まったというものだった。

 この文明観から完全にはみ出しているのが、1万5千年前くらいから始まった日本の縄文時代だった。そこで我々の先人たちは狩猟や採集のまま定住生活を始めたのである。

 日本列島を巡る海では寒流と暖流がぶつかり合って世界有数の漁場をなし、豊かな森林からは木の実やキノコなどがとれた。さらにイノシシやシカ、ウサギなどの動物も豊富だった。こうした自然の恵みで、縄文人は農耕や牧畜をしなくとも、四季折々の豊かな食物に恵まれていたのである。

 一般に、農耕・牧畜は狩猟・採集よりは進んだ文明段階であると考えられているが、メソポタミア、エジプト、インダス、中国の黄河流域がみな砂漠化している事を考えれば、農耕・牧畜が自然破壊を伴っていることがよく分かる。

 森を切り開いて畑にすれば、樹木がなくなってやがて表面の土壌が失われてしまう(水田は別だが)。牧畜でも家畜が草の芽まで食べてしまうので、植生が失われ、土壌が劣化する。それに比べれば、縄文人たちは1万年以上もこの日本列島で暮らし、しかも豊かな自然を残してくれたのである。

 近年、国連が「持続可能な開発」(Sustainable Development) という概念を打ち出したが、縄文人たちの生活はまさにそのお手本なのである。


■3.数百種類の食材を、旬を考えながら採っていた

 縄文人たちは自然の恵みをただ受けとっていたのではない。それぞれの品目ごとに「旬」を知って採っていたようだ。

 シジミやハマグリは貝の断面の成長線を調べると、全体の70%は4月から6月にかけて食べていたことが分かった。現代の潮干狩りと同様で、この時期がもっとも脂がのっているからである。同じくイワシ、ニシンも春に盛りを迎える。夏はアジ、サバ、クロダイ、秋はサケ、ブリ等々。同時にクリ、クルミ、シイ、トチなどの木の実のシーズンとなる。

 冬になると、脂肪を蓄えたキジ、ヤマドリ、カモ、イノシシ、シカ狩り。年を越すとワラビ、クズ、セリ、ゼンマイなどの若葉、若芽が採れる。縄文遺跡の食料の残滓から獣60種類以上、魚70種類以上、貝350種類以上が遺されている。これに木の実や野菜、果物、キノコなどが加わる。[2, 963]

 今日の日本料理が多種多様な食材を、それも「旬」を考えて出すのは世界の料理の中でもユニークな特色だが、それは縄文時代から続いている伝統だろう。

 この数百種類の食材に対して、どれが食べられるのか、どこで採れるのか、いつが旬なのか、どう料理するのかを縄文人たちは考えながら、食べていた。一口に狩猟・採集とは言っても、麦だけを植え、牛だけを育てる農耕・牧畜よりは、複雑な知識を使っていたのである。


■4.定住と知識・技術の進化

 縄文人の食の多様性をさらに大きく広げたのが土器だった。土器による煮炊きによって、木の実のアクを抜き、植物の根や茎を柔らかくして食べやすくし、魚や獣の肉の腐敗を防げるようになった。土器は保存容器としても、通気性や通水性によって表面の水分が気化して低温を保つので、食物の長期間保存を可能とした。

 縄文人たちは定住することで、大きな重い土器を作り、使う事ができるようになった。一定の場所から粘土を見つけ、それを形にし、火で焼くという作業は定住していなければできない。

 また、定住生活では身体の弱ったお年寄りも脱落することなく、その経験や知識を次の世代に伝える事ができる。それによって様々な食材を食べられるかどうか判別し、いつどこで採ったら良いかを考える、という知識と経験の積み重ねが容易になった。土器の発達も、定住生活ができるようになったから加速しただろう。

 定住が土器を発達させ、食材に関する知識を蓄積できるようにした。逆に土器と食材に関する知識が定住を可能とさせた。この定住と技術・知識の蓄積は、車の両輪として暮らしの進歩をもたらしたようだ。


■5.縄文人の円の思想

 こうして自然の中に抱かれて暮らしていた縄文人の世界観は、また独特のものがあった。それを明治学院大学・武光誠教授は「円の思想」と表現している。「自然界ではすべてのものが互いに深くつながって存在している」という世界観である。

__________
 夏が終われば秋の山野の恵みが、冬が終われば春の食物が現れる。縄文人は、人間とは、このような終わりのない自然界の恵みによって生かされている存在なのだと考えた。[3, p26]
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 獣も魚も貝も木も草も、生きとし生けるものはすべて精霊が宿っている。人間もその一部である。その精霊の命を少しだけ戴いて自分たちは生かされている。その無限の命の循環の中に自分たちは暮らしている。とすれば、魚を取り尽くしたり、獣を小さいうちに食べてしまうなどということは、縄文人にとっては許されない行為であった。

 森を切り払って畑にしたり、牛のための牧草地にしてしまう農耕・牧畜の民よりも、はるかにエコロジカルな世界観である。1万年以上もの間、自然と共生してきた生活の基盤には、こういう生命観があった。

 自然に抱かれた縄文人たちは「自然との共感共鳴」をしていて、それが日本語の中にも残っていると小林達雄・國學院大學名誉教授は指摘する。日本語は擬音語、擬声語が豊かなのが特徴だ。川が「さらさら」流れる、風が「そよそよ」吹く、などである。小林教授はこう語る。

__________
 風が「そよそよ」吹くというのがありますが、あれは風が吹いて、音を立てているのではない。ささやいているのです。
 どういうことかと言うと、音を、聞き耳を立ててキャッチしているのではなく、自然が発する声を聞いているのです。音ではなくて「声」です。・・・[4, 1271]
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 縄文人は、人間同士で互いに語り合うように、自然の「声」にも聞き入っていたのである。


■6.すべての人が平等だった環状集落

 人間が自然の円の中で生かされているとすれば、人間同士もその円の中で、生まれ、育ち、年老い、そして子孫を残して死んでいくものであった。そこには階級分化もありえず、すべての人間は平等だった。

 縄文人は集落の中心に円形の広場を作り、そこで自然を司る精霊を祀った。そして、その周りに竪穴住居を円の形に配置した。どの家も神聖な広場からは等距離である。このような「環状集落」は5千年前頃から、東北地方から中部地方まで広い範囲で作られた。

 後に神社ができると、その祭りで、歌や踊りに興じたり、神輿(みこし)とともに練り歩いたりするようになったが、縄文時代から同様の祭りがあっただろう。特に盆踊りは「円」を作って、一緒に回る。こうして、みんなで一緒に楽しむと共に、精霊たちを喜ばせた。

 人間が明るく楽しく過ごすことが、精霊に活力を与えて元気にする最も大切なこととされた。特に縁ある男女が結ばれて、明るい気持ちで仲良く過ごし、多くの子供をつくる事を縁産霊(えんむすび)と呼び、人々は夫婦になった二人を祝福して、賑やかな婚礼を開いた。「円」は「縁」でもある。


■7.「旅」と「まれ人」

 縄文時代には各地の集落間で広域の交易が行われていた。新潟県糸魚川市の山中で上質なヒスイが採れるところがあるが、このヒスイを用いた勾玉(まがたま)の祭器が日本全国から出土している。

 また、秋田、山形、新潟の油田地帯では、石油が地上に染み出してできたアスファルトが採れる。このアスファルトは、石の矢尻(やじり)を矢柄の先端にくっつけたり、壊れた土器を修理する接着剤として使われるが、これらアスファルトを使った出土品が北海道南端から、東北地方全域、北陸地方に及ぶ広い範囲で見つかっている。

 こうした交易がどのようになされたのか。たとえば青森の三内丸山の集落で祭りにヒスイが必要となると、集落の中から選ばれた勇者たちがヒスイの採れる新潟の糸魚川近辺まで出かけていく。そういう旅人が来くと、糸魚川の住民は快く場所を教えてやる。すべての自然物は精霊の恵みなので、彼らが独占すべきものではないからだ。

 武光教授は、これが「旅」の始まりだと指摘する。「旅」とは「賜(た)べ」、すなわち「何かを下さい」という言葉から出た。自分が欲しい物がある所に行って、そこの集落に「何々を賜(た)べ(ください)」とお願いする行為が旅だった。

 旅人たちは、糸魚川の住民に自分たちの集落の話をする。そこから、自分の集落から何か、お返しに持ってこられる物を知る。そして、次回、ヒスイを求めてまた旅人がやって来る時には、それを贈り物として持参するのである。

 こうして旅人は、貴重な情報や贈り物をもってきてくれる「まれにしか来ることのない大切な客人」と歓迎された。これが「まれ人」の語源である。

 縄文時代には、このように全国の村落が交易、交流、友好のネットワークで結ばれていた。これも「円の思想」の表れであろう。


■8.日本人のユニークな経験

 縄文時代の代表的な遺跡、三内丸山遺跡に関して、自由社版の中学歴史教科書は次のように述べている。

__________
 1万年以上にわたる縄文時代の大きな特徴は、遺跡から戦争の武器が出土しないことです。三内丸山のような巨大遺跡からでさえ、動物を狩るための弓矢や槍はありましたが、武器は見つかりませんでした。おたがいが助け合う和の社会が維持され、精神的な豊かさを持ち合わせた社会であったと考えられます。
私たちの祖先である縄文の人々は、「和の文明」とも呼べるこのようなおだやかな社会を築いていたのです。[5, p33]
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 土地もヒスイも魚も、すべて自然の恵みと考えれば、そこには私有財産という概念は生じ得なかったろう。そして、その自然の恵みを人々が感謝しつつ、使いすぎないように注意深く使っている社会では、争いは生まれない。

 一方、農耕社会では、自分が汗水垂らして耕して作った畑は自分のものだ、という意識が生ずる。その土地を増やそうとすると、土地を巡って隣人と争いが生ずる。

 北米のインディアンは縄文人と同様の精神を持っていたようだ。イギリスからの移住者たちが辿り着いた時、彼らは「まれ人」として温かく迎えた。しかし、その移住者たちは土地を自分たちの財産と主張して、インディアンを駆逐し始める。インディアンたちは、自然の精霊が与えてくれた大地を、なぜ特定の人間が自分の所有物だと主張するのか、理解できなかった。

 農業・牧畜を始めた人間は、自然環境を破壊し、土地を巡って争うようになった。そこから継承された環境破壊と戦争が、現代社会にも大きな危機をもたらしている。その一方で「円の思想」を継承した日本文化は和を大切にし、環境との共存共栄を実現している。小林教授は次のように結論づけている。

__________
 日本列島で農耕が始まるまでの1万年以上も続いた自然との共生の体験の中で縄文世界観が醸成され、日本人的心の基盤が形成されていったと言えます。それは、文明先進国がどこも体験することのできなかった貴重な時間だったとも言えます。[4, 1317]
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 そのような世界でもユニークな1万年以上もの時間を経験した我々は、そこで学んだ事を世界に示していく責務がある。
(文責 伊勢雅臣)

■リンク■

a. 「いのちの結び−現代科学と日本文明」、伊勢雅臣『世界が称賛する 日本人の知らない日本』、育鵬社、H28
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594074952/japanontheg01-22/

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『世界が称賛する 日本人の知らない日本』によせられたカスタマー・レビュー 計111件、5つ星のうち4.9

■★★★★★ 若い人々に薦めます(boyさん)

グローバリズムの風潮が席巻する昨今、カネ、モノ、ヒトが国境を越えて動いている。

必然的に他国の文化と出会う機会も多くなるが、自国の文化に対して我々はどれだけ他国の人々に語ることができるだろうか。

他国の文化に対してあこがれはあっても、自国の文化を語ることができなければ自分のよって立つ場所はないだろう。

また根拠のない自国への貶めなど、なかなか日本人として自信を持つ根拠を知る機会は多くない。

そうした状況の中でこの本を読むと先人がどれだけ努力をしてきたのか、また昔の国際環境の中で先進的な働きをしたのかがわかる。

多くの人、特に若い人に読んでもらいたい本である。

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■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)


1.『日本の歴史01 縄文の生活誌』★★、講談社学術文庫、H20
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/406291901X/japanontheg01-22/

2. 上田篤『縄文人に学ぶ』★★★、新潮新書、H25
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B00GQQU048/japanontheg01-22/

3. 武光誠『日本人なら知っておきたい日本』★★★、育鵬社、H30
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594080510/japanontheg01-22/

4.小林達雄『縄文文化が日本人の未来を拓く【電子特別版】』★★★、徳間書店、H30
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/07FDTD9TV/japanontheg01-22/

5. 『中学社会新しい歴史教科書 新版 [平成28年度採用] 』★★★、自由社、H27
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4915237826/japanontheg01-22/


東京・上野の国立博物館 縄文展 縄文時代の火炎土器
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/519/71/N000/000/003/153584032760948840177.jpg


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c9

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
10. 中川隆[-12321] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:54:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

縄文時代における九州と朝鮮半島との交流 2018/05/27

 以前、当ブログで


つくられた縄文時代: 日本文化の原像を探る (新潮選書) – 2015/11/27
山田 康弘 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%83%8F%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%BA%B7%E5%BC%98/dp/4106037785


を取り上げ、縄文時代における九州と朝鮮半島との交流についても少し言及しましたが

(関連記事)
https://sicambre.at.webry.info/201512/article_30.html


もう少し詳しく同書の見解を取り上げることにします(同書P129〜133)。

じゅうらい、縄文時代の日本列島は他地域との交流がほとんどなかった、と考えられてきました。それは、「縄文人」のような形態の人類集団が他地域で確認されず、細かな地域差・時代差があるとはいえ、地理的範囲は北海道から九州まで、時間的範囲は早期から晩期前半まで、「縄文人」の形態はほぼ同一とされてきたからでした。

 しかし、考古学的資料により、縄文時代における九州、さらには西日本と朝鮮半島との交流が明らかになってきました。たとえば、西日本各地に分布する縄文時代前期の轟式土器や曽畑式土器は、朝鮮半島に分布する隆起線文土器や櫛目文土器との類似性が指摘されています。また、轟式土器と曽畑式土器の間に位置づけられる西唐津式土器と朝鮮半島の土器との関係も指摘されるようになっており、相互の土器形式に影響を及ぼす水準で交流があったことは確実とされています。

 朝鮮半島の煙臺島遺跡からは、縄文時代の石器として一般的な石匙が出土しています。縄文時代後期に西北九州で多くみられる石鋸も、朝鮮半島の松島遺跡など南岸部から出土しています。佐賀県の腰岳から産出する黒曜石は、朝鮮半島南岸部からも出土しています。また、朝鮮半島の土偶の中には、縄文時代早期のものとの類似性が指摘されるものもあります。その他にも、縄文時代には珍しくない貝輪・獣歯牙製装身具・土製耳飾りなどが、朝鮮半島南部で出土しています。こうした遺物だけではなく、人類遺骸でも、朝鮮半島と縄文時代の日本列島との交流の可能性が指摘されています。煙臺島遺跡から出土した人類遺骸には、縄文人の形態がよく認められるそうです。

 しかし、近年の研究の進展により、九州を中心とする縄文時代の西日本と朝鮮半島との交流については、一時期の過大評価が訂正される傾向にあるようです。まず、朝鮮半島における縄文(系)土器の出土点数は、在地の有文土器と比較すると0.1%にも満たない、とのことです。また、土器の製作技法・文様の割り付け方法・結合式釣針の製作技法などの比較の結果、縄文時代の日本列島と朝鮮半島との類似性は、同一の文様構成原理や技法で製作されたという水準ではなく、あくまでも視覚的な部分に留まっている、とも指摘されています。見た目は類似しているものの、人間が恒常的に往来して製作技法そのものが伝えられているような状況ではなかっただろう、というわけです。

対馬の越高・尾崎遺跡や夫婦岩遺跡などでは、朝鮮半島系の土器が主体的に出土することもありますが、これは特定の時期だけの減少で、他の時期では基本的に縄文土器が出土するそうです。朝鮮半島には縄文(系)土器が主体的に出土する遺跡は存在せず、あくまでも単発的・客体的に出土するにすぎません。

 これまで、縄文時代の日本列島と朝鮮半島の考古学的資料の類似性は、交流の証明としてひじょうに高く評価されてきましたが、再考が必要ではないか、と本書は指摘します。縄文時代の北部九州と朝鮮半島南部との交流はさほど多くなく、南島地域との比較でも少なかったので、北部九州と朝鮮半島南部の間には言語の壁があったのではないか、との見解も提示されています。

また本書は、朝鮮半島では土偶はほとんど出土せず、大型のものはないことと、縄文文化でよく見られる呪術具は朝鮮半島では出土頻度が低いことなどからも、縄文時代の北部九州と朝鮮半島南部は文化を共有するという状況ではなく、対馬海峡で線を引くことが可能ではないか、と指摘します。縄文文化がユーラシア大陸からの影響を受けたことは間違いないとしても、縄文文化はおおむね日本列島内に収まっているとの見解にも一理ある、と本書は指摘しています。
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_45.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c10

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
11. 中川隆[-12320] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:55:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2018年11月23日
縄文体質の史的足跡〜第7回 婚姻様式は本来、安定した集団を支える社会基盤。
http://web.joumon.jp.net/blog/2018/11/3382.html


第7回(最終回)は夜這い・婚姻を扱います。

シリーズ「縄文体質とは何か?」第4回縄文の”性”を知る にあるように

>縄文時代の婚姻様式は総遇婚、近接集団との交差婚であり、集団婚であった。その後弥生時代以降も男が女集団に入る妻問い婚という形態にはなったが、ついぞ江戸時代までは女は母集団の中に残り、集団の共認充足に包まれた中で集団と女達は一生暮らすことができた。諸外国を見渡しても婚姻形態がこれほど近代まで残った国も稀有だし、一対婚がこれほど根付かなかった国もない。その意味で縄文が最も色濃く残ったのが婚姻であり、男と女であり、性充足である。それほど、日本人は性におおらかで性を心から楽しんでいた。

日本人の”性”への意識はつい50年ほど前まで集団・社会を安定させる基盤であり、性充足により安心で安定した集団を核として日本人は西洋とは違う民族性=縄文体質を維持してきました。

このように、本来、婚姻様式は社会の根幹を成す規範・制度であり、個人主義に傾斜した現代の一対婚制度により、現代は日本でも集団性が破壊され、縄文体質も薄れつつある危機的な状況にあります。

今回は縄文から今日に至る婚姻の変遷をおさらいし、今の日本で失われつつある精神を探っていきたいと思います。

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以下るいネットから要約します。

【縄文から弥生への婚姻様式の変化〜共認風土に取り込まれていく渡来人〜】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=270746

縄文社会に変化が起きたのは2,450年前の渡来人である呉人以降だろう。 稲作水田は大規模化し、環濠集落が生まれ階層化した村社会の構造が現れてくる。この時代の呉人は大陸での略奪闘争の負け組みだが、私権闘争を経験し支配社会のパラダイムを始めて日本社会に取り込んだのがこの第2波の呉人と思われる。

日本では、二群単位とはかぎらず、二群でも三郡でもが集落をなし、その中央に祭祀施設のあるヒロバをもち、そこをクナドとし、集落の全男女が相集まって共婚行事をもつことによって、族外婚段階を経過したと考えられる。

縄文前期までは単一集団内での族内婚のみであったが、集団規模が大きくなっていく縄文中期から後期は、村と村の要路がヒロバとなり、全男女を対象とした族外婚(クナド婚)が形成されていった。このクナド婚は、それまでの族内婚であった全員婚を、そっくりそのまま族外にも適用した婚姻様式であり、共認充足を第一とする縄文社会を端的に現したものであるといってよい。

そして、第2波の渡来人によって、このクナドも変化を見せる。

しかし、そうした日本も、縄文中期以降は、ようやく集落を定着させて、農耕段階へと進みつつあったと思う。それにつれて婚姻形態も、一方では族外群婚を発達させたが、また他方では北アメリカで20世紀初頭までみられたような母系制的対偶婚への道をひらこうとしていた。紀元前2、3世紀のころに移入されたといわれる水田農耕の普及は、社会関係を複雑にし、孤立した氏族集落対から部族連合体への道が開け始めた。   なおクナド婚は市場や入会山で威力を発揮し、部族連合の一つの動力となって活動したが、その方式に特記すべき変革が起こった。それは神前集団婚から神前婚約が始まり、それによって男が女の部落へ通う妻問形態の個別婚を生み出したことであった。

ここでいう対偶婚は渡来人によってもたらされた婚姻様式。大規模水田とともに新たなパラダイムで縄文を取り込み、そのことによって全員共婚のクナド婚から、対偶婚、さらに時代が進み妻問婚への個別婚へと表向きの婚姻制度が変化していったことが伺える。

クナド婚の場所で、こうした神前婚約が成立すると、男が女に通う妻問形態の個別婚が新しい時代に照応する正式の婚姻制として表面化してくる。しかし、そうなっても、群婚原理はまだ容易にたちきれず、婚約した相手だけでなく、相手の姉妹や兄弟にも波及する。

このように、この全員共婚であるクナド婚は、その後日本の村落共同体では様相を少しずつ変えながら根強く残り続けることになる。(夜這婚はその系譜にあるだろう) むしろ興味深いのは、妻問婚を持ち込んだ渡来人でさえ、共認充足に導かれて実態はクナド婚へ傾斜しているように見える点だ。支配者側であった渡来人は、表向き血筋を明らかにするために個別婚である必要があったが、縄文の共認風土に導かれて平和裏に共存していく様子が婚姻様式にも現れているように思える。

【母系社会の伝統が決定的に影響した日本の婚姻様式2】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=320152

万葉集には、両親を歌った歌が100首ばかりあるが、それらの殆どは母親を歌っており、父親だけを歌ったものは1首しかない。子の母親に対する情愛は現代にも通じるものがあるが、万葉集の世界においては、子は父と同居することがなくても、母親とは常に強い絆で結ばれていた。上の数字はそのことを反映しているのだともいえよう。

では、古代の男女はどのように結ばれたのか。

上層階級は別にして、庶民の間では遠方の地域との婚姻はそう盛んではなかったのではないか。部族集団の中か、せいぜい近隣地域との出会いが中心だったと考えられる。

結婚生活は基本的には、男が女のもとに通う通い婚であった。そのほか男が女の家族と同居する場合や、夫婦が独立して住居を構えることも行われた。だが女が男の家族のもとに同居する例は殆どなかったようである。したがって、近年の社会問題たる嫁舅の関係は、古代には存在しなかったと考えてよい。

通い婚の場合、新婚早々には男は足しげく女のもとに通ったであろう。しかし女が妊娠したり、あるいは男に他の思い人ができたりして、その足が遠のきがちになることもあった。古代の女性の歌には、男の到来を待ちわびる女の歌がそれこそ数多くあるが、そんな文化を日本以外に求めることはできないだろう。

こうした場合、結婚は自然と解消され、女は他の男と再婚することもできたようだ。古代には、男の女に対する責任がきつく問われなかったかわりに、女のほうにも相応の自由が保障されていたのである。

女が比較的簡単に離婚を決意しえたのは、後の時代と異なって、女が経済的に男に従属していなかったからだと思われる。先史時代以来の共同体のあり方に守られて、女は男がいなくとも、何とか生きていくことができたのだと考えられる。

こうした女中心の婚姻や家族の形態が大きく変容するのは平安時代中期である。それには家の成立が深くかかわっている。古代的な共同体が解体され、その中から社会の基本単位として家というものが成立した。家は社会的・経済的な単位として国家機構の中に組み込まれ、課税の単位ともなった。

この新しい家にとっては、家を代表するものとしての戸主というものが登場し、家族の成員はその戸主の名の下に把握された。そこで新しく戸主となったものは男たちだったのである。

家の成立は上流層では10世紀ごろ、庶民層では12世紀ごろだとされている。家が社会の公的な構成単位となったからといって、すぐさま女が男に従属したわけではない。中世初期まで家の中での女の力はまだ根強く残っており、女にも独自の財産を持つことが許されていた。女房が亭主を相手に貸付をしたという記録も残っているほどである。

だが一旦成立した家は次第に機能の増殖をはじめ、ついには家の中の長たる男の権威が妻のそれを圧倒するようになる。女は経済的にも男に従属するようになり、婚姻の形態も自然と、女を男の家に迎える「嫁取り婚」へと変化していくのである。

【中世の社会と婚姻制度・相続制度】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=338907

鎌倉時代は貴族は婿取婚(母系氏族が婿を迎える)という制度であったが、武士は次第に嫁取婚へと移行していく。それは、戦闘軍団ゆえに男の武力が制覇力となったことによるが、とりわけ地方武士は土着性が強いが故に、土地を離れるわけに行かなかったという事情が実際上は大きい。父系制の成り立ちの時期は、それぞれの社会階層によって異なり、武家上層においては、院政期から鎌倉時代において、そして一般武家は鎌倉時代から南北朝時代、さらに庶民層においては、南北朝時代から戦国時代である。 但し、庶民は江戸時代に至るまでも夜這い婚を併用している 因みに、公家層が嫁取りに移行するのは、武士の力が強まり、公武の結婚が行われるようになって以降である。 また鎌倉時代は「分割相続」を原則としており、新しく建てられた分家は本家の惣領(家督)のもとで血縁集団を形成した。惣領は戦時には一門を率いて闘い、軍役と恩賞を一門の各家に割り当てた。この惣領制を土台に幕府は御家人たちを束ねていたのである。 しかし父系制とはいえ、当時は夫と妻とは別々の姓(氏の名)を名乗り、それぞれが父母から相続した氏の財産を継承するという、夫婦別財産制度をとっており、妻も自前の財産を有していた。(女子が惣領となるケースもあった)

この惣領制が揺らぐのは、元寇(鎌倉中期)以降である。それまでは、承久の乱や元寇を通じて、荘園領や非御家人領に支配が及び、分家の所領も確保できていたが、安定期に入ると所領の増加がなくなり、所領は相続の度減少し、御家人たちの収入は激減する。 その結果、戦闘集団として一体化していた本家と分家の結びつきは弱まり、次第に一門同士の血縁的統合から、生産基盤を共にする地縁的結合が高まっていく。このことが地域の独立性を高め惣村の自立性を強める大きな要因となっていく。

【夜這い婚の情景@】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=89190

■若衆宿 その頃は、一人前と認められ、若者宿への参加が認められることが、子供の楽しみであった。十三、四、五歳から参加が認められ、結婚するまでの間、毎年農閑期の何ヶ月間か、そこで共同生活をしたものだ。中には、一年通して、つまり数年間、若者宿で過ごす者も、少なくなかった。彼らは、農繁期の強力な助っ人として、重要な存在であった。

共同生活を通じて、親からの躾とは違う、共同体の一員としての ケジメ を先達から教えられる場であった。また、年に何ヶ月かの共同生活を、数年繰り返すことで、自然と仲間内の序列、派閥なども形成されていった。つまり、仕事のときの采配はだれだれ、遊びはだれだれ、交渉ごとのうまい奴、物資調達のうまい奴、情報通のものなど、互いに相手を知り合う機会でもあった。

■夜這い規範 夜這いといっても、誰もが好き勝手に、女の家へ忍び込んだわけではない。通常、相手の娘が、承知してくれた場合のみ、あるいはその娘が、自分の誘いに応じてくれたときのみ、夜這いに行けたものである。相手の望まない夜這いは、無理に忍び込み、ことに及ぼうとするとき、娘に騒がれて、親に捕まった時など、村のさらし者にされる恐れがあった。

また、忍び込んだ娘の家で、あまり無茶をしないよう、夜這いの礼儀作法というものも教えられた。先達たちが、四方山話の一環として、面白おかしく話すこともあったが、実際は、ベテラン女性に、手取り足取り教えてもらったものである。

■性の指導 若者宿ではまず、新入りには忍び込みのテクニックを教える。そして筆下ろしのため、先輩が事前に了解を得て、ベテランの女性に、童貞の子への筆下ろしを頼んだものである。上農の場合には、元服の際、両親が相談し、親類縁者のなかから、これという女性を選びだして依頼し、文字通り手取り足取り、女性の体の 造り を教え、扱い方 の指導を任せたものである。

娘の場合も、赤飯を炊いて祝った夜、一族の年配者や、主家筋の、しかるべき長老の誰かに、水揚げというか、道を通してもらうのが慣わしであった。そうしておかないと、夜這いされたとき、戸惑うことになる。そして、母親や叔母さん、先に一人前になっていた近所の姉様たちが、具体的に心構えや、手練手管を伝授するなど、共同体の一員としての教育がなされてきたのである。

■性の喜び:活力源 当時は、男女とも、性の悦びを味わうことは、タブーではなかった。もちろん、公然たる不倫は咎められ、相手かまわず交合する者も嫌われた。しかし、農民においては、性とは、心行くまで自由に楽しむべきものであり、過酷な労働に耐える農民の、活力源でもあった。男は十数歳で元服し、女も初潮を迎えれば、ともに一人前として、大人の扱いを受けることになった。

大人の扱いを受けるということは、一人前の労働力として期待されることでもあったが、同時に、自由意志で性を楽しむことを、認められることを意味した。自由とは、規律を守ることにより、自由を保障される。その規律を教えるのが、若者宿であり、赤飯の祝いの夜の儀式であった。当時は男も女も、互いに相手が複数の異性と、交渉を持っていたことを当然として、結婚したものである。

結婚後も、一定の規範の元に、自由であった。不自由なのは、支配者階級である。なまじ、守り、引き継ぐべき、金や富を持っているため、子の血筋を重視するがために、女を家に閉じ込め、他の男との接触を不義として、禁じてきた。下これに倣うで、家臣も、町家の者も、女性の人権、自由度を制限し、現在に到っている。のではなかろうか。

【ムラの「公事」であった「夜這い」】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=156930

>明治以降、国家権力の弾圧によって旧来の日本の夜這い文化は衰退の一途を辿ります。

以下「村落共同体と性的規範の6.弾圧と亡失」より引用)

ところが「筆おろし」の年齢を一挙に引き上げる事件が起こった。すなわち徴兵検査の励行で、富国強兵の政府といたしましては、国家の干城たる青年に花柳病が蔓延するのを座視することはできない。これは古い若衆組の罪で、質実剛健を主旨とする青年会に改組する。「夜這い」などもってのほか、青年、処女は純潔でなければいけぬことになって、教育も。これに応じて大合唱したから、若衆組も、夜這いも決定的な打撃を受けた。

男も男なら、女も女ということになるが、若衆組や夜ばいの盛んであった時代には、こんなことは想像もできなかっただろう。四十六の仲人あっぱが、若衆も娘も実地教育してみせたので、昔の若衆の初夜教育が、いかに適切、かつ科学的教育方法として作動したか、を実証している。まさにあっぱはムラの性教育の伝統を継ぐ、最後の一人であったのだろう。

では、近代教育の「純潔」とか、「貞操」とかはなんであったのか。肉体的な抑制を強要するだけで、健康な発散を考えなかった結果として、いま私たちは、その当然の代償を支払わせられている。娘を商品として高価に売り込むための処女性尊重と「貞操」の強要、息子を売春風俗産業の購買力に仕立てる手段としての「純潔」教育、そこには資本主義社会の露骨な商品化政策があるだけだ。

私たちは若衆組の行事や夜這いを、かつて淫風陋習として退けたのである。しかしムラがムラであったとき、成熟した女性にとって若衆へ心身ともに健全な教育をすることは、次代への継承を維持するために負った義務であり、また権利であっただろう。

ムラが一つの共同体として作動しているとき、夜這いも結婚関係も、若衆組その他と同じく、それぞれムラの「公事」であったから、かれらに「純潔」や「貞操」の観念はなく、どうして生活を維持するかが根本の約束であったものと思われる。

つまり個人として私匿しなければならない密室の作業ではなく、いつでも公開されているルールに乗った行為であった。長い間、私たちは「夜這い」を誤解してきたが、それはムラの古い共同結婚方式を継承したものとして、まさに「公事」として維持されてきたのである。近代日本は結婚を「私事」に変質させることで、「夜這い」の伝統と継承とを否定したが、そのためにかえって社会的性生活を荒廃させた。

【日本における現行の婚姻制度〜日本国憲法@】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=225216

戦後日本の家族のあり方に最大の影響をもたらしているもの。それは、日本国憲法である。日本国憲法は、戦後、GHQによって押しつけられた憲法である。その基本理念は欧米の価値観に基づいている。その理念の一つが、個人主義である。これは家族や国家より個人を重んじる考え方である。日本の社会に個人主義を植えつけること、それが日本を「民主化」することであり、同時に日本を弱体化することだった。

西洋近代の思想の一つである啓蒙主義は、17世紀イギリスのホッブス、ロックらによって展開された。彼らは、デカルトの要素還元主義の影響を受けていた。そのため、まるで幾何学的空間におかれた原子(アトム)のようなものとして、人間をイメージした。「個人主義」とは、原子(アトム)的な個人を、集団より先在する要素とし、個人を原理として、社会の構成を考える考え方である。

日本国憲法は、こうした西洋近代啓蒙思想が根底に置かれている。そして、この思想をさらに極端に推し進めた学説が普及した。すなわち、「個人の尊厳」を持って「個人主義の原理」とし、アトム化した個人を持って「人間社会における価値の根源」などと説明する宮沢俊義らの学説である。

こうした極端な学説が出てくる原因は、日本国憲法にある。具体的に挙げれば、第24条である。この条項には婚姻に関する規定がある。すなわち第1項に「婚姻は、両性の合意のみによって成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とある。また第2項に「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない」と記されている。

このように憲法に婚姻に関する規定が設けられているのは、世界的に見ても異例である。男女が恋愛をし、性的に結びつくことには、法律はいらない。その限りでは、私的な事柄であり、国家が介入すべきことではない。しかし、結婚した男女は、単なる同棲者ではなく、親や家族や親族・友人などの認知を得た関係となる。私的な男女関係が、ここで公認による公の関係となるのである。それは、結婚は夫婦の性的関係を維持する手段ではなく、家族を形成することが目的だからである。つまり、結婚とは、社会の基本単位である家族を形成するという公共性のある行為なのである。そこに、結婚を法律に定める必要があるわけである。そして家族の安定のために、婚姻の安定性を求める法律も定められる。それゆえ、憲法に規定する必要があるのは、婚姻よりも家族に関する規定である。

しかし、第24条は、個人の尊厳と両性の権利の平等を強調する一方、家族の大切さを規定していない。そこに大きな欠陥がある。条文には、夫婦と並んで家族を構成するもう一本の柱である、親子への言及がない。これは、生命と文化が、世代から世代へと継承されていくことを軽視している。憲法の全体に、世代間の縦のつながり、民族の歴史が断ち切られている。

【婚姻が社会と切り離されて50年も経ってない】http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=87512

日本の婚姻史を調べてみると、集団や社会から切り離された婚姻や性関係は、ほんのこの50年くらいしかなかったようだ。

まず、庶民の生活の中で、縄文時代から昭和10年から30年頃まで受け継がれてきた、夜這い婚などの集団婚。それらは、村単位で性充足を高めるシステムで、男女老若既未婚をとわず、性の役割が与えられた。

子育ても、誰の子であろうと、娘の親が育てるというように、村の規範の中で育てられた。決して個人課題ではない。また、性や子育て規範を共有する単位(村)と、生産にかかわる規範を共有する単位(村)は一致していた。

このように、性や婚姻は社会とつながっていて、性自体が集団維持の課題のひとつであった。それゆえ、性をみんなの期待として、肯定的に捉えていた。

次に、貴族や上位層の武士は、父系制の一夫多妻・一夫一婦制をとるが、基本的には政略結婚である。結婚は個人の課題という現代の感覚からすると、無理やり嫁がされてかわいそう、ということになるが、おおきな間違いだと思う。

私権社会での集団維持という歪んだ側面をもつことは否めないが、明らかに集団維持のための婚姻である。 それは、採取時代の人類は、男女の婚姻関係・性関係が、“集団統合上の重要課題である”ことを、ごく当たり前のように認識していたと思われることです。

そして、貴族の娘も、いい家柄に嫁げるように、家庭教師を招いて、教養を身につけるのが、役割であった。娘自身も教養あるおしとやかな女になることを、目指していたのである。ちなみに清少納言や紫式部は、上記の家庭教師だった。

そして、昭和の30年から45年くらいまでの婚姻制度も、基本的には家という基盤を背後に持ちながら、恋愛結婚という形をとった。この源流は、武士や貴族の婚姻制度にある。かなり社会との関係は薄れるが、まだつながりを保っていた時代だと思う。

このように、この50年を除けば、性は社会とつながっており、衰弱することはなかった。そして現在、まったく社会とつながりを失い、当人同士以外だれの期待も受けない性が始めて登場した。そのときから、性は衰弱し続けている。

再生のためには、社会の中でみんなに期待される『性』が役割として再認識される必要がある。そのためには、性も生産も包摂した新しい本源集団の再生が不可欠になる。

http://web.joumon.jp.net/blog/2018/11/3382.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c11

[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
12. 中川隆[-12319] koaQ7Jey 2019年2月09日 05:59:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

実はとてつもなく古かった日本語 2018 05.01
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more

日本語は、もしかすると世界最古の言語であり、しかも世界で最も美しい言語かもしれません。

かつて谷村新司がロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしたことがあります。
そのとき日本語の素晴らしさを再認識し、日本語を大切に歌っていくことを信念にしたそうです。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』は、世界的ヒットとなったアニメ映画ですが、そのなかの挿入歌の『レット・イット・ゴー、ありのままで』は、世界25ヶ国語に翻訳され、それぞれの国の歌手が歌ったものが youtube で公開されました。

このとき、世界中の人たちが驚き、そして圧倒的な人気をはくしたのが日本語バージョンです。

Let It Go - Behind The Mic Multi-Language Version (from Frozen) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BS0T8Cd4UhA

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4DErKwi9HqM


それは、歌った松たか子さんの声の素晴らしさももちろんあるでしょうが、日本語による発声が、メロディに+αの効果をもたらしたのかもしれません。

どこの国でも、それぞれにお国自慢があります。
ここで日本語が世界一だと述べるつもりは毛頭ありません。
ただ、ひとついえることは、どうやら日本語には、他の言語にはない、不思議なところがあるということです。

ひとつは言霊(ことだま)です。
言葉に魂が宿る。

ではどうして言葉に魂が宿るのかというと、日本語が実はもともとそのように構造された言葉だからなのだそうです。

構造とは、日本語の文法や発音や語彙のことです。

つまり、自然との共生を大切に育くむこと、自然を征服したり、人と自然とどちらが上かのような上下構造をもとうとするものではない文化の下で、人と自然とが対等な関係を育んで来たのです。

2つ目はオノマトペ(仏:onomatopee)です。
オノマトペというのは擬声語を意味するフランス語です。

擬声語は、たとえば

わんわん、メーメー、ブーブー、ニャーオ、ホウホウといった動物の鳴き声を真似たものや、

ドキドキ、パチパチ、バキューン、チリーン、ドカン、カリカリ、バタン、ガタピシ、ガタンゴトン、パチバチ、ビリビリ、ジュージュー、グワァ〜ン、パタパタ、ボキポキなどなど、音を真似たもの、

あるいは、

おずおず、おどおど、めろめろ、ふらふら、きゅんきゅん、きらきら、ぴかぴか、ぐずぐず、ツルツル、サラサラのように、本来音を発しない感情などを言葉で表現するものなどのことです。

おもしろいことに、擬声語(オノマトペ)は、言語ごとに、表現がまったく異なります。

冒頭にあるのは、その違いを示した絵本の抜粋で、クリックしていただくと当該ページに飛びますが、たとえば食事をするときは、日本では「PAKU PAKU」ですが、英語では「CHOMP」、フランス語では「MIAM」、イタリア語では「GNAMグナム」、Korea語では「NYAM」です。

キスは日本語では「CHU」ですが、英語では「MWAH」、China語では「BOH」です。
つまり言語によって擬声語(オノマトペ)は、まったく異なります。
ということは、それぞれの言語圏においては、音がそのように聞こえているということです。

そして日本語の擬声語(オノマトペ)は、China語やKorea語ともまったく異なるものです。

ということは、日本語はChinaやKorea半島からの輸入語では絶対に「ない」ということです。


それだけではありません。

日本語は、この擬声語(オノマトペ)が、他の国の言語と比べて著(いちじる)しく多いのです。
その数、なんと5千語です。

日本語の単語数は、たとえば『日本国語大辞典』の収録単語数が50万語です。
このことは、日本語の1%、およそ100語にひとつが擬声語(オノマトペ)であるということです。

そして単語の中には、日常生活でよく使われるものと、そうでない(たとえば学術用語)ものがあります。

オノマトペは日常的によく使われる語です。
早い話、今朝起きたとき、ご家族に「ぐっすり寝れた?」と聞く。
その「ぐっすり」というのがオノマトペです。

しかし睡眠は「ぐっすり」などという音は立てません。
ではなぜ「ぐっすり」というのかというと、「ぐうぐう、すやすや」寝ているからです。
その「ぐうぐう+すやすや」が短縮されて「ぐっすり」です。

「ぐうぐう」も「すやすや」も、なんとなく、そのような音を立てているといわれれば、なんとなくそうかもしれないと思われるかもしれません。
では、

 風が「そよそよ」と吹く
 太陽が「かんかん」に照る
 白い雲が「ぽっかり」浮かぶ
 星が「きらきら」光る

などはどうでしょうか。

風は「そよそよ」などという音をたてないし、太陽は「かんかん」なんてしゃべったりしません。

ではなぜこのようなオノマトペが使われているのでしょうか。

実は、自然がそのような音を立てているのではなくて、受け止める側が自然が発する音をそのように聞いているのです。

このことについて考古学者の小林達雄先生は、「人々が、人と人との間で行うコミュニケーションのための言語活動と同じか、あるいはそれに近いレベルで自然と向き合い、自然との間で活発な言語活動を行ってきた結果」(『縄文文化が日本人の未来を拓く』p.134)と述べておいでです。

つまり、日本語は「自然と対話しながら発達してきた言語」なのです。

だから欧米人にはただの雑音にしか聞こえないカエルの鳴き声や虫の声も、日本人には美しい秋の音色となって聞こえる。なぜ美しいのかといえば、それは人がカエルや虫たちとコミュニケーションしているからです。

では日本語は、いつ頃の時代から形成されはじめたのでしょうか。
言語の発達には、ムラの形成が欠かせません。
なぜならムラを営むには、言語が必要だからです。
そしてそれは磨製石器の登場と時期を同じにするというのが世界の考古学会の定説です。

世界の磨製石器は、おおむね7千年前以降のものです。
中には2〜3万年前のものもあります。

 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの。

など、ほんの数例です。

ところがこれらは、異常に早過ぎる磨製石器であって、作成経緯等はすべて不明です。
そして、その後に起こるおよそ7千年前の磨製石器の時代(新石器時代)と接続していないのです。

ところが日本の磨製石器は、3万年前の磨製石器だけが単独であるのではなくて、昭和48年に東京・練馬区石神井川流域の栗原遺跡で2万7000年前の地層から磨製石斧が発掘され、また同じときに千葉県三里塚からも磨製石斧が出土、以後、秋田から奄美群島まで、全国135箇所から400点余の磨製石器が発掘されています。

そして1万7千年前には縄文時代が始まるのですが、なんとものの見事に、その縄文時代の文化へと、磨製石器の時代が接続しているのです。

ちなみに長野県日向林遺跡から出土した60点、長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点の磨製石器に用いられている石は、伊豆の神津島から運ばれてきた石です。

つまり当時の日本人は航海術に長け海洋さえも自在に往来していたことも伺わせています。

こうしたことから、英国のJ・ラボックという考古学者は、

「日本列島の住民は世界に先駆けること二万数千〜三万年前に新石器時代を迎えていた。」

と述べています。

言い方を変えると、これはつまり、日本は世界最古の文明を持っていたことが証明されている国である、ということです。

そして磨製石器の登場と言語の登場、そしてムラを営むための神話の登場が重なるものであるならば、日本語は、およそ3万年前には生まれ、そこから現代に至るまで、ずっと続いている世界的にも稀有な言語である、ということになります。
そしてそれが可能になったのは、日本人が殺し合いや、自然への征服を好まず、人と人、人と自然が常に調和することを好む民族であったからです。

というより、調和を好むという日本人の性質は、最低でも3万年という途方もない長期間のなかで、最終的に生き残ってきた性質である、ということができます。

おもしろいもので身勝手な文化、自分さえ良ければという文化は、一時的な成功を手に入れることができても、必ず最後に崩壊し、再起不能になります。
ところが調和を大切にする文化は、一時的にどん底に落とされても、必ずまた再生し復活します。

植物には一年草と多年草があります。

最近は品種の改良によって、どちらも美しい花を咲かせますが、もともとは一年草の多くは、だいたい派手な花を咲かせるのに対し、多年草の花は、わりと地味な花が多いです。
地味だけれど、ずっと咲き続けます。
まるで日本人そのもののようです。

日本人は、はっきりとわかっているだけでもおよそ3万年、ずっと自然と調和し共生する道を選んできました。

だから日本語には擬声語(オノマトペ)が圧倒的に多いのです。


コメント


新宿の縄文人は、どんな言葉を話していたか?

東京の新宿のど真ん中、皇居の御堀端から2q程の地点から、縄文時代中期や後期(5千年前〜4千年前)の人骨が多数出土した事がありました。

江戸時代の遺跡を調査すると、その下から縄文時代や弥生時代の古い遺跡が続いて出土する事がありますが、その場合、江戸時代以降の大開発等によって、無残に破壊されていてる場合が多いそうです。

僅かな貝殻の堆積が確認されたとはいえ、分厚い貝層が存在しない内陸の地域から、多数の人骨がまとまって出土すること自体が非常に珍しく、当時現場は大変な興奮に包まれたそうです。

当時、保存状態の良かった、40代ぐらいの男性の顔が復元されました。

やや長めの顔に、上下に潰れた長方形の眼窩、彫りの深い目元の頭蓋骨は、ヨーロッパ人の様な風貌、あるいは、若い頃の宇梶剛士さんに似たイケメン風に仕上がりました。

彼のミトコンドリアDNAのハプロタイプは北方系と言われるA、一方彼の近くに葬られていた別の人骨は、南方系と目されるM7aだったそうです。

様々な地域をルーツに持つ縄文人たちが、新宿の地で仲良く暮らしていたのですから興味深いです。

日本語が「どのように成立したか分からない」と言われる所以は、様々なルーツを持つ人々の言葉が、極めて長い時間をかけて、ゴチャゴチャに混じり合った結果ではないかと思います。
2018/05/14(月) 11:38 | URL | 疑問 #iydQorAY[ 編集]


外国人に日本語で話しかける時にこの擬声語は使わない方が良いそうです。

擬声語に相当する外国語がないので、彼らにはさっぱり分からないようです。

また、行けなくも無いなどの二重否定もダメ。

日本人なら、何とかすれば行けると理解できますが、外国人は
理解できないようです。

外国人にとって日本語は本当に難解のようですが、
この言語を意識せず使いこなしている
我々は本当、凄いのかもしれませんね。
2018/05/14(月) 13:40 | URL | 名無し #mQop/nM.


新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘

新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘
http://www.city.shinjuku.lg.jp/video/video_jm01.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=607&v=P7VUMR0Mvzo

これですね。
2018/05/14(月) 14:31 | URL | KI


加賀町二丁目遺跡の関連本が出版されています。>KIさん

KIさんへ

動画等のご紹介ありがとうございます。

加賀町二丁目遺跡に関しては、講談社から関連書籍も出版されています。

『おどろきの東京縄文人』(瀧井宏臣著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B8%84%E6%96%87%E4%BA%BA-%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89-%E7%80%A7%E4%BA%95-%E5%AE%8F%E8%87%A3/dp/4062870029

という本です。

この本は、考古学少年から考古学おじさん・おばさんまで、幅広い層の人々が興味深く読める内容になっていると思います。

映像で見るのと、写真で見るのとでは、復元された縄文人の顔の印象は少々異なりますね。

映像の方はバックが暗めで、陰影が強調されていますが、写真の方は細部まで鮮明に写っていますので、少し印象が違ったのかも知れません。
写真で見ると、かなり欧米風味の顔に見えます。

個人的に注目されたのは、12号人骨(復元された縄文人)が腰にぶら下げていた、イルカの下顎の骨のアクセサリーです。

縄文人は、イルカやクジラやサメやエイ等も捕獲していたことが分かっていますが、丸木舟しかない時代ですから、漁の腕前は、現代人と比較しても大したものだったと思います。
2018/05/15(火) 09:54 | URL | 疑問 #iydQorAY
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c12

[昼休み54] アングロサクソンは悪い 中川隆
72. 中川隆[-12318] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:08:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
2019.02.09
米支配層は傭兵を使ってベネズエラの体制転覆を狙っているとの説が流れている


 アメリカの支配層はベネズエラに対して経済戦争を仕掛けているが、これまでの手口を振り返ると、同時にメディアなどを使ったプロパガンダを展開、配下の労働組合、最近ではNGOを使った抗議活動で社会を不安定化させ、さらに暴力的な手段へ移行することが多い。

 軍事クーデターも多用されてきたが、ターゲット国の内部に対立する勢力が存在すればそれを利用する。そうした対立がなければ外部から傭兵を投入する。リビアやシリアではサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするジハード傭兵が投入された。

 ラテン・アメリカでは軍事クーデターが繰り返されてきた。その黒幕はアメリカの巨大資本だが、今回、ベネズエラではクーデターの主体となる軍人を確保することに失敗したようだ。特殊部隊は侵略軍に対するレジスタンスの準備をしているともいう。

 そこでアメリカの支配層はベネズエラ政府の資産を押さえ、傭兵を雇うという話が流れている。その傭兵でニコラス・マドゥロ政権を倒し、フアン・グアイドを中心とする傀儡政権を作るつもりではないかというわけだ。

 アメリカ支配層はラテン・アメリカを支配する仕組みの一部として配下の軍人を訓練する施設を作った。1946年にパナマで設立したSOAだ。ここでは対反乱技術、狙撃訓練、ゲリラ戦、心理戦、軍事情報活動、尋問手法などを教え込んだ。

 しかし、この施設は1984年にパナマから追い出され、アメリカのジョージア州フォート・ベニングへ移動、名称は2001年からWHISC(またはWHINSEC)へ変更されている。訓練内容は基本的に変化していないようだ。そのネットワークを使えば容易に傭兵は集まるだろう。

 戦争が始まることを想定してなのか、マドゥロ政権は保有する金を売却しているが、その仲介をしたのが2018年に設立されたトルコの業者だという。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201902090000/
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/109.html#c72

[近代史3] 日本人は「狂ったアメリカ」を知らなすぎる 中川隆
19. 中川隆[-12317] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:09:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019.02.09
米支配層は傭兵を使ってベネズエラの体制転覆を狙っているとの説が流れている


 アメリカの支配層はベネズエラに対して経済戦争を仕掛けているが、これまでの手口を振り返ると、同時にメディアなどを使ったプロパガンダを展開、配下の労働組合、最近ではNGOを使った抗議活動で社会を不安定化させ、さらに暴力的な手段へ移行することが多い。

 軍事クーデターも多用されてきたが、ターゲット国の内部に対立する勢力が存在すればそれを利用する。そうした対立がなければ外部から傭兵を投入する。リビアやシリアではサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするジハード傭兵が投入された。

 ラテン・アメリカでは軍事クーデターが繰り返されてきた。その黒幕はアメリカの巨大資本だが、今回、ベネズエラではクーデターの主体となる軍人を確保することに失敗したようだ。特殊部隊は侵略軍に対するレジスタンスの準備をしているともいう。

 そこでアメリカの支配層はベネズエラ政府の資産を押さえ、傭兵を雇うという話が流れている。その傭兵でニコラス・マドゥロ政権を倒し、フアン・グアイドを中心とする傀儡政権を作るつもりではないかというわけだ。

 アメリカ支配層はラテン・アメリカを支配する仕組みの一部として配下の軍人を訓練する施設を作った。1946年にパナマで設立したSOAだ。ここでは対反乱技術、狙撃訓練、ゲリラ戦、心理戦、軍事情報活動、尋問手法などを教え込んだ。

 しかし、この施設は1984年にパナマから追い出され、アメリカのジョージア州フォート・ベニングへ移動、名称は2001年からWHISC(またはWHINSEC)へ変更されている。訓練内容は基本的に変化していないようだ。そのネットワークを使えば容易に傭兵は集まるだろう。

 戦争が始まることを想定してなのか、マドゥロ政権は保有する金を売却しているが、その仲介をしたのが2018年に設立されたトルコの業者だという。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201902090000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/175.html#c19

[近代史3] 風俗嬢に沖縄出身女性が多い理由 中川隆
12. 中川隆[-12316] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:11:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

◆那覇の夜。沖縄の風俗が抱えている「出稼ぎ風俗嬢」の三つのタイプ


普通の仕事を求める沖縄の若い男女も内地(沖縄県以外の都道府県のこと)で働くことを考える。同時に、風俗で働くことを考える沖縄の女たちもまた多くが県外に出で行く。

理由は単純で、県外の方が仕事があるし稼げるからだ。それだけではなく、沖縄は狭い世界なので風俗で働いていると「身バレ」もしやすい。総合的に考えると、内地で働く方が圧倒的に環境が良い。そのため、沖縄の夜の女たちは「流れ者の女」になりやすい。

しかし、沖縄県は那覇に限っても狭い地区にソープランドが密集し、さらにはデリヘルのような派遣型風俗もまた大量の女性を抱えている。これらの店で働いている女性たちは何者なのか。

沖縄の女性も当然ながらそこで働いているのだが、それだけでは那覇の風俗を支えるだけの人数にならない。沖縄の夜は、沖縄県外から流れてきた女たちが支えているという実情がある。

そんな那覇の裏事情を、ひとりの女を通して私はリアルに知ることになる。彼女は沖縄に10回以上も仕事とプライベートで来ている25歳の東京出身の女性だった。
https://blackasia.net/?p=11371
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/224.html#c12

[リバイバル3] 中川隆 _ アジア関係投稿リンク 中川隆
87. 2019年2月09日 06:20:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
ドゥテルテ大統領はフィリピンの救世主である
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/226.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/465.html#c87
[近代史3] ドゥテルテ大統領はフィリピンの救世主である 中川隆
1. 中川隆[-12315] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:27:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

フィリピンパブはなぜ男を狂わせる?

フィリピンパブ - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96

フィリピンパブ探索 フィリピンパブ探索隊
https://ahiru-blog.com/ppub-sign/

千葉栄町フィリピンパブ201508 フィリピンパブ探索隊
https://ahiru-blog.com/ppub-sign/15141.html

千葉のフィリピンパブで飲んだら絶好調になった ポンコシのエロブログ
https://asianfuzoku.com/ponkoshi/%E5%8D%83%E8%91%89%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96%E3%81%A7%E9%A3%B2%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%89%E7%B5%B6%E5%A5%BD%E8%AA%BF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F/


千葉-栄町アジアン風俗|風俗じゃぱん
https://fuzoku.jp/chiba/a_2089/ge_27/

フィリピン&タイ&ブラジル専門 Hipness|デリヘル王国-千葉
http://www.deri-ou.com/chiba/shop/hipness.html

船橋 風俗|風俗ならタイ人デリヘルのゴーゴーバー
http://www.moechi.com/

千葉市のアジアンデリヘル 風俗情報マンゾク
https://www.manzoku.or.jp/m/malllist/deli/12/d/80/b/100/

柏アジアンデリヘル情報|千葉風俗ビンビンウェブ
https://www.hyper-bingo.com/chu1_cate1.php/10/16/

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★フィリピンパブはなぜ男を狂わせる?


 全身火だるま状態でフィリピンパブに突入――。こんな派手な事件が愛知県で起きた。

 被害に遭ったのは西尾市の「ショーパブ ズー」。13日午後11時50分ごろ、男性が
灯油をかぶって火だるまになり、店内に飛び込んで死亡した。鉄筋2階建ての1階部分
140平方メートルのうち100平方メートルが焼けたという。

(中略)


 客がフィリピン女性にメロメロになるケースが多い。いったい、何がいいのか。

「一番の魅力は性格です」とはフリーライターの出町柳次氏だ。

「フィリピン女性はラテンのノリがあり、屈託のない明るさで接客するんです。しかも
優しくてフレンドリー。頼みもしないのに“疲れてるでしょ”と手のひらのマッサージを
してくれ、毎朝“おはようメール”で起こしてくれたりもします。思い込みの強い客は
相手が自分にホレていると錯覚してしまうのです」

 セックスでも献身的だ。

「スペイン系の血が流れている女性は肌が白く、見事なモデル体形。カトリックの教えも
あって、とことん男に尽くします。ベッドでは“もういいよ”と言うまでフェラや全身
ナメをたっぷりしてくれるし、感度も抜群。事後は靴下をはかせ、髪をとかしたりして
くれる。ヘソのそうじまでする女性もいます。ほかの国のホステスと奉仕の精神が違う
のです」(風俗ライターの蛯名泰造氏)

 一度、付き合ってみたいものだ。

日刊ゲンダイ - 2013/2/16 7:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130216-00000003-a_aaac


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【フィリピーナの魅力】宗教を感じるエクスタシー 2013.01.03


フィリピン在住・ことぶき太郎が綴る、フィリピーナの魅力発見
「快感体験観察日記第14弾!」

 宗教を否定するわけでも辱めるわけでもないが、セックスと宗教は切り離せないものがあると思う。それは、セックスは肉体的行為で、宗教は精神的なものだからだ。

 まったく違うものだと思うだろうが、セックスの美味しい行為は精神的な要素が強い。心からその時を楽しみ、のめり込まなければ本当の快感は得られない。

 心に迷いがあってはならない。宗教と同じだ。

 フィリピンは8割以上がカトリックの国である。聖書に「セックスをしてはいけない」とは書いてない。他の欲望と同様に、溺れてはいけないと教えているだけだ。

 人類史上最古の犯罪は、嫉妬がらみの性欲犯罪だという。それは、今でも変わってはいないかも。宗教が欲望を戒めるのも納得がいく。

 某ホテルで仕事をしていたときだから、2004年だったと思う。見た目、敬虔なクリスチャンの女の子を面接し、雇った。ところが、彼女は未婚の母で、同居する子どもが一人と、それぞれに種の違う子供が他に二人いる、都合三人の子供を持つ28歳のオンナだったのだ。

 日本人的感覚で言えば、一人の伴侶と生涯をともにして神の下に生きる、となるのがクリスチャンであると思う。それなのに、種違いの子供三人がいて未婚、別のオトコと同棲中では……。敬虔なクリスチャン、とはいえない。

 その、同棲中のオトコと分かれた後に、オレは彼女とやってしまったのだから、文句は言えないけど。

 ある日、仕事が終わり、帰る時間が一緒になったオレは、飲みに誘った。軽く食事をして、ビールを飲みながらバンド演奏を楽しんで、ホテルとなるまで、双方とも何の疑問も抱かなかった。

 ホテルに入って、またビールで乾杯。つまらない話をしながら、笑い合っていたが、顔がほんのりと染まってきた頃、彼女は、オレの体にもたれかかってきた。

 オレは彼女の頬に手を当て、唇を重ねた。彼女の手は、オレのバスローブを取り去り、ブリーフの中をまさぐり、黒なまこを探し当てた。

 オレの手が、彼女の下着の中にもぐりこもうとすると、身体をよじる。息づかいは荒くなっているのに、オレの手が、再び下着を脱がせようとすると、身体をよじる。はて……。

(なるほど、そういうことか)

 一人納得したオレは、ブラジャーの上からふくよかなおっぱいを、むぎゅっと掴んだ。彼女の首が、後ろへ倒れる。

(やっぱり、そうか)

 納得が確信に変わったオレは、手を小さなパンティーの上へあてがった。薄い布切れを通して、恥丘のふくらみと叢の絨毯が、温かみをもって手に伝わる。彼女は、ビールの匂いの混ざった甘い吐息を吐く。

 肌を露にして触れられる前に、下着を着けたままで愛撫されることを好むオンナがいる。そうしながら、高まっていくわけだ。彼女が、そうなのだ。

 オレは、ブラジャーの上に顔を持っていき、鼻を押し付ける。コロンを下着につけているのか、甘くいい香りがする。ふくよかなおっぱいの谷間に顔を埋めながら、パンティーの上に置いた右手を、静かに下へと這わせる。

(はぁ〜っ)

 と、彼女は、意外に大きなあえぎ声を出して、身体を弓なりにさせた。愛液で湿ったピンク色のパンティーが、オレの指を誘う。薄布の上から、クリトリスを転がす。ピンク色のパンティーが、おまんこに沿って、赤みを帯びた色に変色している。濡れに、濡れているようだ。オレは、中指と人指し指をパンティーの脇から滑り込ませた。

(ひぃや〜っ)

 と、彼女は、日本語に聞こえるような声を上げる

 滑り込ませた指は、陰毛でざらつく土手周りから柔らかな肉ヒダを、まさぐる。十分すぎるほどに、濡れたおまんこは、指に絡み付いてくる。

 刺激的だ!

 裸のオンナを、いじくりまわすのはもちろんだが、パンティーとブラを着けたオンナを撫で回すのは、視激的で刺激的だ。見て触りながら、想像力を掻き立てる。

 彼女は、オレのブリーフを器用に脱がせ、むき出しにした黒なまこにキスをしながら、手でしごいている。横向きのまま、パンティーの中に指を入れ、想像鑑賞を楽しんでいたオレは、仰向けになって69の体制へ持っていった。

 上になった彼女は、ブラジャーをはずし、やや大きめの乳輪と乳首を黒なまこの亀頭にこすりつける。すでに、涎を流していた黒なまこは、喜びに何度もうなずいている。

 オレはパンティーの中へ入れた指を、もぞもぞと動かし続けていた。土手に生える短めの陰毛。
恥丘を覆うやや長めの陰毛。こりっとした、大きめのクリトリス。それらを、弄繰り回しながら、濡れたピンクのパンティーを見て、想像力を働かせ楽しんでいた。彼女の口に含まれた黒なまこにも、その想像力が伝わり快感倍増。

 美味しい!

 見て美味しい。

 触って美味しい。

 想像しながら、しゃぶられて美味しい。

 ゴージャスな美味しさだ。

 そして、両手を腰へもっていき、パンティーの縁をつまむ。そろりそろりと下げ、汗ばんだお尻を露にしていく。お尻の割れ目が見えてくる。片足を上げさせ、パンティーを脱がせる。

 亀裂がオレの目の前に現れ、濡れてヒクヒクしているおまんこが、曝される。彼女は、黒なまこを舐め舐めしながら、呼吸を荒くして声を出す。

(んぐっ・・・ひぃいぃやぁ〜)

 この興奮は、何ともいえない。

 数多くのおまんこを見てきたけど、この眼前に迫るパンティー越しの想像快感は、中年過ぎても楽しめることに気付いた。変態かな……はははっ。

 セックスには二通りある。子どもを作る生殖行為と、愛を確かめ合い快楽を求める行為だ。宗教が戒めるのは、快楽を求めすぎる欲望であって、生殖行為ではない。

 フィリピン人は、堕胎や避妊には否定的である。理由は、カトリックだから。他に理由はない(決して、正しいとは思わないが)。

 そして、愛を確かめる行為、快楽を得るための行為としてのセックスは、別だと考えているように思える。

 しかし、その行為の結果、できてしまった子どもは、神からの授かり物なのだ(これも、決して正しいとは思わないが)から、ちょっとおかしいとも思う。

 だからか、常にセックスパートナーを探し求めている。神の与えた快楽を楽しみ、生きている実感を味わいたいのだろう。もちろん、敬虔な真のカトリック教徒もたくさんいる。でも……ちょっと違うんじゃないかなと。

 間違いを犯しても、謝れば神は許してくれると思っている。それが、フィリピンカトリックだ。確かに、聖書には何度でも許しなさい……と書いてはあるが。

 ……フィリピーナには、神が授けたたくさんの魅力と、魔力がある。
(文=ことぶき太郎)


■ことぶき太郎(ことぶき・たろう)
フィリピン在住、“ピノイタロウ”と呼ばれて10年以上(ピノイ=フィリピン人の意)。心身ともに癒してくれるその魅力を、日本のオンナと比較しながら書き綴る、自称「快感体験観察エロ作家」。弱り始めた腰に鞭打ち、いまでもピーナのいろんなところを観察し、食している。
https://www.menscyzo.com/2013/01/post_5236.html

【フィリピーナの魅力】バックナンバー
http://www.menscyzo.com/2013/01/post_5236.html


第1回【フィリピーナの魅力】固くてつるんとした土手マン
第2回【フィリピーナの魅力】大洪水に泣き叫ぶ濡れマン
第3回【フィリピーナの魅力】絶品舌技に果てた黒なまこ
第4回【フィリピーナの魅力】セクシーな処女林・処女沼・処女土手
第5回【フィリピーナの魅力】初めて出会った潮吹きピーナ
第6回【フィリピーナの魅力】三拍子のリズムでキュキュッと締め付けるマッスルマ●コ
第7回【フィリピーナの魅力】絶景の背面騎乗位に酔う
第9回【フィリピーナの魅力】レズだった剛毛処女
第10回【フィリピーナの魅力】遅い動きにあえぐ黒なまこ
第11回【フィリピーナの魅力】酔って悶えるピーナの心
第12回【フィリピーナの魅力】黒なまこを魅了する蘭の花
第13回【フィリピーナの魅力】名器にしびれる黒なまこ


▲△▽▼

2014年の夏ごろ、ミンダナオのカガヤンデオロ市に21年も不法滞在していた69歳の日本人が拘束されたことがあった。21年間も現地で暮らし、完全に同化し、日本では死亡扱いになっていた。

不法滞在であることがバレたのは、貸した金を返さなかった挙げ句、相手を「殺してやる」と恫喝したからだ。それで密告されて21年にして逮捕される憂き目に遭った。それがなければ不法滞在はバレなかった。

こんな男たちが珍しくないのがフィリピンだ。

今でも不法滞在しながら現地に潜む日本人はたくさんいる。彼らは地図にもないフィリピンの小さな田舎の村で、現地の女性と一緒につつましく暮らしている。

不法滞在をしている多くの男たちは、大金を持ってきて現地で悠々と暮らしているのではない。むしろ、まったくの逆だ。最初からほとんど金もなく、すぐに困窮邦人となり、それでも日本に戻らない。

そして、現地の底辺でフィリピン人と泥にまみれて暮らしている。フィリピンの女性がパートナーとなってそれを支えていたりする。

フィリピンの女たちは、金のある男の金は自分の物のように惜しみなく使い、楽しみ、一族にもばらまく。日本人はそのほとんどが「金のある男」なので、フィリピーナ(フィリピン女性)からは奪われる立場である。

しかし、逆の立場になるとどうなのか。このフィリピーナたちは金のない男に対しては、もしかしたら天使でないかと思うほど惜しみなく与え、助けるのである。

あるところから取り、ないところにばらまく。そんな気質がフィリピーナの真骨頂であると言える。見返りなど、ほとんど期待していない。

しかし、助けきれなくなったら、その時点で容赦なく見捨てるのもまたフィリピーナの別の一面でもある。優しさもあるが、割り切りもあるので、そういった部分は国民性と言ってもいいのかもしれない。

日本の優しさとは若干ニュアンスが違うが、とにかくそのような気質があるので、困窮邦人となった男もフィリピンの底辺でそれなりに生きていけることが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180422T0326160900.html#Qpsxreu.google_plusone_ninja_m


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フィリピン妻は結婚できない中年男を幸せにするか? 奇跡の婚活、夢の果てに=鈴木傾城
2018年3月15日
http://www.mag2.com/p/money/408287


結婚できない日本人中年男性が、東南アジア女性を妻にする。資本の論理が働く婚活市場で、これは極めて経済合理的な選択の「はずだった」。どういうことか?

「一発逆転」は可能なのか? 資本の論理で読み解く婚活の現実

53歳で迎えた人生の春

フィリピン女性と結婚した、ある日本人男性について話したい。この男性は神奈川県の中学校を卒業した後、国内の大手自動車メーカーの工員として働いていた。主に部品を作る機械工だったが、地味で真面目で優しい男だった。

低学歴であったことから収入はそれほど多くなく、真面目すぎる性格で30代を過ぎても結婚できなかった。

40代も過ぎたある時、彼は同僚に連れられてフィリピン・パブに足を踏み入れた。異国の若く美しい女性が楽しく盛り上げてくれ、彼はすっかりフィリピン女性に夢中になった。

そしてフィリピン・パブにあしげく通うようになり、仕事を機械工から警備員に変える中で、やがてひとりのフィリピン女性に恋するようになった。

彼は一途に彼女のところに通い、多額のお金を彼女に渡して愛を囁いた。日本女性は彼を見向きもしなかったが彼女は違った。優しくその愛を受け入れた。

2005年のある日、彼はこのフィリピン女性と結婚することになった。彼は53歳、彼女は38歳の時だった。

やがて、ふたりの間に子供ができたが彼女はフィリピンに帰国して彼だけが日本で働き、たまにフィリピンに行けば彼女にせっせと生活費を渡していた。その額は100万円の時もあった。

やがて彼は61歳になった。仕事を辞めて愛する妻子がいるフィリピンに渡った。これから夫婦で一つ屋根で楽しく暮らすはずだった。しかし、彼に待ち受けていたのは何だったのか。

日本人女性には見向きもされない

ところで、この日本人男性は53歳でフィリピン女性と結婚したのだが、それまで一度も結婚したことがなかった。

彼は真面目で優しく一途な性格ではあったが、女性を前にして気の利いたことが言えるわけでもなく、女性をとろけさせるような容姿を持っているわけでもなかった。

学歴もなく、低賃金で、前途洋々なる将来が約束されているわけでもなかった。

彼が結婚できなかったのは、彼自身が奥手だったということもあるが、日本女性は油にまみれて車の部品を作る真面目な機械工など見向きもしなかったからでもある。

かつての日本は、結婚に不利な立場の男性であっても普通に結婚できた。結婚するのは当たり前の社会で、年頃の男女がいたらまわりが世話を焼いて見合いで結婚させたからだ。

たとえば1965年の日本では「50歳になった時点で結婚しておらず、さらにそれまで一度も結婚したことのなかった男性」は、わずか1.5%にすぎなかった。つまり、98.5%は結婚していた。

しかし、この割合は年代が上がるにつれて、どんどん下がっていった。自由恋愛が当たり前になり、女性が仕事を持つのも当たり前になり、価値感も多様化し、結婚するだけの人生がすべてでなくなっていったのだ。

結婚率は下がる一方となり、2015年は50歳時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚」と呼ばれる男性の存在は、なんと23.4%に急上昇していた。

真面目な機械工の彼は、ちょうどそんな生涯未婚が増えていく時代にあって、日本女性からは度外視されていたのだった。

彼がフィリピン・パブに足を踏み入れてのめり込んでいくのは1990年代だが、生涯未婚率が急上昇していくのも1990年代からだ。

1990年代には何があったのか……。

40歳を過ぎると結婚は絶望的

1990年代と言えば、バブルが崩壊して就職氷河期が訪れて貧困と格差が広がっていった日本社会の転換点にある。この時代に、明確に「結婚をしなくなった男たち」が増え始めた。

ところで、女性の生涯未婚率も上がっているのが、急角度で増え始めたのは2000年代からである。

結婚適齢期の男たちが就職氷河期で経済的にダメージを受けるのを見届けて、女性も結婚をしなくなっていったと見ることもできる。

結婚はどんどん晩婚化していき、総務省統計局「国勢調査」の2015年版では30歳から34歳の年齢階層でも「男性の47.1%が結婚していない」というデータが出ている。

そして35歳を過ぎると、どうなるのか……。

35歳を過ぎると、結婚は極度に難しいものになる。5年後までに結婚できる確率は急激に減って10%にまで落ちていく。40歳を過ぎればさらに結婚相手が見つからなくなり、5年後までの結婚確率は5%以下になる。

結婚する年齢は年々遅くなっているのだが、何歳になっても結婚できるというわけではない。

これは普通に考えても分かることだが、年齢がいけばいくほど結婚は難しくなる。一般的な話をすれば、35歳を過ぎれば結婚したいと思っても相手が断ってくる。

男性は女性の年齢と外観で結婚相手を選んでいるのは、各種の婚活サイトで分かっているのだが、多くは20代の女性をターゲットにしている。

では女性はどうなのか。女性も相手の年齢を見ているのだが、重視しているのは年収であったりする。では、女性が求める年収というのはいくらなのか。

結婚相談所では7割以上の女性は「結婚するなら年収1000万円以上の男がいい」と最初に言う。そして年齢は「どんなに歳を取っていても30代前半の男性」と指定する。

「並以下の男」とは結婚したくない日本人女性

大手結婚仲介サイト「オーネット」のマーケティング部長であった西口敦氏は「30代前半の独身男性で年収1,000万円以上というのは日本にはわずかに0.14%しかいない」と、著書『普通のダンナがなぜ見つからない?』に記している。

日本の男性の平均年収が約400万円であるのだから、結婚相手は400万円台の年収の男を捜すのが現実的だ。

しかし、「それであれば結婚したくない」と日本の女性たちは本音で思う。つまり、結婚仲介サイトでもそうした男は見向きもされない。

ここに「理想の相手」に対する深刻な現実無視と、ミスマッチと、断絶が存在する。

結婚相手を「スペック」で選ぶ時代へ

男性はすでに相手にされなくなった20代の容姿の良い女性を探し求める。女性は年収1000万円以上、そうでなければ800万円以上、妥協して600万円という希少種を探し求める。

そして互いに相手が見つからず、妥協もできず、そしてあきらめる時代になっている。男女共に、現状認識がしっかりとできていないのである。

今は結婚相手をスペックで選ぶ時代と化した。だから、少しでもスペックから外れた男たちは「結婚」の対象から弾き飛ばされて相手にされない。

若い男女を無理やりセッティングさせて結婚させる見合いも消えて恋愛至上主義になっており、恋愛に貪欲になれない男女がやはり取り残されていく。

そうやって多くの日本人男性が日本人女性をあきらめた。妙な話だが、日本人男性にとっても、日本人女性は「高嶺の花」になっていったのだ。

結婚に絶望した日本人男性が向かう先

1990年代からそうなったのだが、実はその時、わずかな活路で現れていた光明があった。どこにあったのか。それが「アジア女性」だった。

1980年代から日本の国富に羨望の眼差しで見つめていたのは、周辺国のアジア女性だった。

その中でも、特に出稼ぎに抵抗のないタイ女性やフィリピン女性が、大挙して日本に押し寄せてきていた。この時代、日本人は彼女たちを「じゃぱゆきさん」と呼んだ。

日本の安月給が、フィリピンでは高給取り

1990年代から2005年まで日本の国際結婚は増え続けていた。この時代、日本の底辺ではフィリピン女性が年間約8万人も流れ込んできていた。このフィリピン女性が、日本で次々と日本人男性と結婚していたのである。

フィリピン女性だけではない。タイ女性も、中国女性も、韓国女性も、こぞって日本人男性と結婚していった。日本は世界有数の経済大国であり、日本人男性は金持ちのシンボルであり、彼女たちにとっては一種のブランドだったのだ。

今もその名残りは残っているが、1980年代から1990年代の日本人男性のモテぶりは尋常ではなかった。

だから、選り好みする日本人女性に弾かれた男たちの一部は、歓楽街でたまたま出会ったアジア人女性の熱烈な歓迎に驚き、そしてそこに希望を見出したのだ。

年収300万円の男性は日本では低い部類に入って日本女性から見下されるかもしれないが、他のアジア女性にとってはその300万円も”Very big money”(大金)だったのである。若く美しい彼女たちは、嬉々として日本人の男と付き合った。
気付かないまま奇跡の「0.74%」に入っていた

真面目な機械工だった「彼」も、そうした日本ブランドを背負ったひとりであったと言える。40代に入って彼は初めてフィリピン・パブで自分を羨望してくれる女性に出会い、そしてのめり込んでいった。

熱帯の女たちの弾けるような身体、熱い気質、些事にこだわらない天真爛漫な性格、ホスタビリティ、素朴さ。そして、全身でぶつかってくるような情熱。もう彼の目には日本女性の姿など消えていたはずだ。

53歳で結婚できる確率は、国立社会保障・人口問題研究所の男性の初婚率を見ると「0.74%」である。つまり1%以下だ。

もし、真面目な機械工だった「彼」が日本人女性を結婚対象に考えていたとすると確率は1%以下なのだから、ほぼ絶望的だったと言える数字でもある。

しかし、彼は自分自身でまったく気付かないまま「0.74%」に入るという、とんでもない奇跡を成し遂げていた。

「格差」を利用すれば、日本人男性の価値を高められる

もし、冷徹な観察眼で真面目な機械工だった彼の人生を見るのであれば、彼が知らずして「現代グローバル社会の基本的なトレード戦略」を行ったことに気付かなければならない。

グローバル社会の基本的なトレード戦略とは「格差を利用すること」である。

多くの企業はグローバル化に邁進しているが、その理由は「グローバル化が利益をもたらすから」である。

その基本的なトレードは、「賃金の安い途上国で作らせて、賃金の高い先進国で売る」というものだ。そうすると、取れる利益が増大する。

格差を利用して利益を得る。格差は是正するのではなく、極大化させる。そうすれば利益はより増大する。

グローバル化の時代が止まらない理由と、格差が拡大するのを実は放置されている理由がここにある。現代の弱肉強食の資本主義は「格差はあった方が儲かる」のである。そうすれば、トレードの効果による利益はより増大するからだ。

機械工だった彼は、知らずして結婚にこのグローバル化の基本戦略を使った。すなわち、「グローバル化によって生じた経済格差」を利用して結婚相手を見つけたのだ。

日本の平均年収が400万円だとすると、300万円の年収は「低すぎる」ということになるが、途上国ではまったくそうではない。だから、結婚相手を途上国の相手にするというのはいかにも現代的な手法となる。

しかし、結婚と幸せは別問題であることは注意する必要がある。外国人と結婚するというのは、ありとあらゆる問題が一度に押し寄せてくることでもある。

食生活の問題、生活習慣の問題、文化の問題、ホームシック、家族親戚の問題、差別の問題、言葉の壁、金銭感覚、経済観念、価値感の違い、子供の問題……。これらすべてに対処しなければならないのである。

では、「彼」は幸せになったのだろうか。

フィリピンで迎えた悲しい結末

彼は53歳でフィリピン女性と結婚し、61歳まで日本で必死に働いて稼いだ金をフィリピンの妻子に送り続けてきた。彼女は何かと「金が足りない」とねだってきたが、彼は妻子のために文句も言わずに金を渡していた。

フィリピンで夫婦水入らずで暮らせるのを夢に見ながら、彼は彼女に金を送り続けた。そして、61歳。彼が長らく夢見てきたその日々は確かに実現したのだ。

しかし、それはほんの数ヶ月の間だけだった。

フィリピンの妻の家に着いてから3ヶ月後、彼はカビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上を歩いている時、何者かに後ろから拳銃で撃たれて路上に大量の血液を流して死んでいった。即死だった。

彼を殺したのは雇われた殺し屋だったが、その殺し屋を雇ったのは誰だったのか。他でもない。彼が一途に愛していた「妻」だった。彼女が殺し屋に払った金額は約22万円である。


フィリピン女性も弱肉強食の資本主義を利用した

なぜ彼は殺されたのか。彼が死ねば、その遺族に対して子供が18歳になるまで日本から遺族年金が支払われるからだ。遺族年金は、死亡時に生計維持関係のある配偶者であれば「国籍を問わず」請求することができる。

つまり、彼が惚れたフィリピン女性もまた「格差を利用する」という弱肉強食の資本主義を利用していた。

資本主義の世界で耳を澄ますと、聞こえてくる声は愛ではない。金だったのだ。フィリピン女性を愛した日本人が弱肉強食の資本主義の中で迎えた結末は、ひどく苦く残酷なものだった。

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ホステスの甘い言葉を鵜呑みに!?

人生も半ばを過ぎてようやくわかったことがある。それは「逢いたい」だの「好き」だのといったホステスの甘い言葉は、真に受けてはいけないということだ。

「は? その歳でようやく? バカじゃないの」という冷ややかな声が聞こえてきそうだ。いかにも。バカなおじさんであることは自覚している。

だが、経験者だからこそ、放っておけないということもあるのである。ましてやその人物が、まだそれほど社会を知らない人間ならばなおのこと。

ここにひとりの青年がいる。親しみを込めて、「ナカシマくん」と呼ぶことにしよう。地方都市のごく平均的な家庭に生まれ、地元の大学の大学院で国際関係学を専攻する真面目な好青年だ。

そんなナカシマくんがある時、恋をした。「よかったな、やるじゃんナカシマくん!」普通だったら肩を叩いて祝福するところだろう。

だが、ナカシマくんが「実は……」と口を開いた途端、おじさんの顔色は変わるのだ。

「実は……、ぼくの彼女、フィリピンパブのホステスなんです!!」


『フィリピンパブ嬢の社会学』中島弘象(新潮新書)

僕の彼女は月給6万円、雇主はヤクザ、ゴキブリ部屋……なのにフィリピン家族は豪邸暮らし?!
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/410610704X/asyuracom-22


は、在日フィリピン女性の生活を研究するうちに、フィリピンパブで働くホステスとデキてしまった青年が、その実態を赤裸々に描いたユニークな一冊だ。

大学院への進学が決まった冬、ナカシマくんは先輩に連れられて初めてフィリピンパブを訪れる。だいたいこういう店を初めて経験するのは先輩に連れられてというのがパターンである。さらにその先は人によってハマるかハマらないかに分かれるのだが、ナカシマくんはどうだったか。

“それまで、日本人女性がいるパブにさえも入ったことがなかった。要するに、パブ初体験がフィリピンパブだったのだ。こういう場所は淫靡で怪しくて、売春なども平気で行われている、と思いこんでいた。悪いイメージを勝手に描いてかなり構えていた。ところが実際には、そんなことを感じさせないぐらい彼女たちは明るくて陽気だった”

(ナカシマくん……)

おじさん一瞬、遠い目をしちゃったよ。「淫靡で怪しい」などと一方的な先入観を抱いていておきながら、それが裏切られたことで、あれ? 意外といいところじゃんと好印象を抱く。いかにも危なっかしい。典型的なハマるパターンだ。

この手の初心者は店側にしてみればおあつらえむきのカモである。案の定、ナカシマくんのフィリピンパブ詣でが始まった。そしてある日、「ミカ」と出会うのだ。

初対面でふたりはアドレスを交換し合い

フィリピンパブの客は中年男性が多いという。本書『フィリピンパブ嬢の社会学』によれば常連客の典型は「子どもは独立、離婚して独身。自由になるカネがそれなりにある50〜60代の現役男性」だそうだ。だから22歳と若かったナカシマくんが、来日して間もない25歳のミカには新鮮だった。初対面でふたりはアドレスを交換し合う。

初めて会ってから2日にいちどのペースでくる営業メールに根負けして、ナカシマくんは「ワンセットだけ。飲み物の注文なし」という約束で店を再訪し、ミカを指名する。指名料込みで4400円という料金は、稼ぎのない大学院生にとっては「はっと正気に返る金額」だった。ところがそう言っておきながら、ナカシマくんは正気を踏み外す。

“店を出ると、ミカがエレベーターまで送ってきた。エレベーターが来ると、ミカがそばに来て肩に手を置いた。ハグしてくれるのかと思ったら、いきなり僕の唇にキスした。軽く。『ありがと。またね』”

(な、な、な、ナーカシマぁぁぁぁぁっ!!!! 目を覚ませぇぇぇぇぇぇっ!!)

ナカシマくんの両肩をつかんでぶんぶん揺さぶりたい気分だ。初心な青年が深みにハマっていくのを目の当たりにして、おじさんの心配はついに頂点に達してしまうのだ。

だが、ナカシマくんのハマりっぷりは、こちらの予想を遥かに超えていた。なにしろ雇い主の目を盗んでミカと同棲し、しまいには彼女を守るためにヤクザのもとに乗り込むのだ。相撲で言えば立ち合いから一挙に愛の電車道状態である。

本書『フィリピンパブ嬢の社会学』によれば、ナイトクラブやキャバレーで演奏するために、フィリピンバンドと呼ばれる楽団が日本へ来るようになったのは1960年代。その中でコーラスメンバーやダンサーとして働いていた女性たちがホステスの役割を務めるようになり、次第にそちらがメインとなっていった。

はじまりが興行だったため、ながらくフィリピン人の出稼ぎには「興行ビザ」が使われてきた。かつては日本に来るには、ダンスや歌手といった試験に合格して、フィリピン政府から「芸能人」と認定してもらわなければ来日できなかったのだ。

だが2005年に興行ビザが規制されてから、出稼ぎにヤクザが噛むようになった。彼らは偽造パスポートや偽装結婚で女性たちを入国させ、パブで働かせる。ミカも「コクボ」という男と偽装結婚させられていた。休みは月2回、給料もピンハネされる。しかもアパートはコクボと同居。体の関係はないが、コクボに監視されながら生活しなければならない。

『フィリピン−急成長する若き「大国」』井出穣治(中公新書)によれば、フィリピンは近年、サービス業主導で急成長し、経済規模はここ10年強で3倍となった。人口は1億人を超え、国民の平均年齢は25歳だという。かつて「アジアの病人」とまで言われた国は、いまや「アジアの希望の星」へと変わろうとしている。

だが、圧倒的な貧富の差は、いまも解消されないままだ。ドゥテルテを支持しているのはこういった貧困層である。貧困から抜け出すために、彼らは出稼ぎに行く。フィリピンでは国民の1割が海外に出稼ぎに出ているという。彼らの送金がフィリピンの消費を支えている。

とにかく純粋なふたりの気持ち


『フィリピンパブ嬢の社会学』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ミカも貧困家庭で育ち、家族に楽をさせようと来日していた。ミカの稼ぎを一族が当てにしているのだ。ナカシマくんはそんな女性と恋に落ちたのである。当然、周囲は猛反対する。初めてミカを母親に会わせる場面の緊迫感といったらない。

でもふたりの気持ちはとにかく純粋だ。その想いが次第にまわりを変えていく。ハラハラしながら見守っていたこちらも、いつしかふたりを応援する側に回ってしまっていた。ヘイト教育を公然と掲げる学校法人が現れるような時代である。異文化の衝突が生む軋轢と真摯に向き合うこのカップルを、おじさんは断固支持したい。

社会学でいうなら、本書は参与観察の一種ということになるのだろう。だが研究者としての一線は、とっくに踏み越えてしまっている。むしろこれは当事者ノンフィクションといったほうがいいかもしれない。

ナカシマくんは当初、ミカに同情していた。そんな彼にミカが浴びせる言葉が印象的だ。

“あなたは大学で本読んで考えただけ。私は働いて考える。だから私の方がわかる”

“私のこと、弱い人間だと思っているんでしょ? 私、強いよ。あなたが思っているのと違う。ばかにしないで。私のこと助けたいと思って付き合うんだったら付き合わなくていい。助けなんかいらない”

彼女の言葉でナカシマくんは目が覚める。

観察者から当事者へ。この瞬間からナカシマくんの研究は、学問を踏み越えて、愛する人とともに歩む人生そのものとなったのだ。
http://toyokeizai.net/articles/-/162077


フィリピンパブ嬢はなぜ日本人から金をむしるのか? 若き研究者が見た実態
社会2017年2月28日掲載


日本人には想像もつかないような貧困が、実際に今あることを知ってほしい―― 

 在日フィリピン人数は約23万人(2015年法務省統計)と、今や中国、韓国に次ぐ多さだ。元AKB48の秋元才加さんら、出自を公言する2世タレントの活躍も目立つ一方、「若いフィリピンパブ嬢に全財産つぎ込んで捨てられた」と、マニラの日本大使館に駆け込む中高年日本人男性もいまだに絶えない。

 日本国内で、フィリピンパブ嬢と付き合っていると言えば、「金目当て」「ビザ目的」「騙されてる」と誰もが猛反対するだろう。

 繁華街では結構見かけるけれども、何となく遠い存在――そんなフィリピンパブの実態に切り込んだのが、中島弘象さん(28)だ。2月17日、名古屋市栄地区にある丸善で開かれた著書『フィリピンパブ嬢の社会学』刊行記念トークイベントは、雨にもかかわらず、舞台となるフィリピンパブ街からは目と鼻の先とあってか、立ち見が出る盛況ぶりだった。

■まさかの大豪邸、すさまじい金の無心

 中部大学大学院で国際関係学を学んでいた中島さんは、現在もNGOを通して在日フィリピン人女性や、その子供たちの貧困問題に取り組む真面目な青年だが「何のビザで来ているのか、それが知りたくて」足を踏み入れたフィリピンパブで、3つ年上のミカさんと出会う。プライベートでも会うようになった彼女から、「偽装結婚で日本に来た」と告白された後に「私と付き合って」と、まさかのダブル告白を受けた。


 周囲には反対されたものの、2人は交際を続ける。

 彼氏になってみえてきたのは、ミカさん本人は月給6万円、休みは月2日、ヤクザの監視付きでゴキブリだらけのタコ部屋暮らしにもかかわらず、フィリピンで仕送りをもらっている家族は贅沢三昧というギャップだった。ミカさんとその姉のメイさん(彼女も日本で働くパブ嬢)の里帰りについて行った中島さんが目撃したのは、メイド付きの豪邸で優雅に暮らす家族たちの姿だったのである。もちろん、原資はすべてミカさんたちの仕送りだ。

 さらに家族は、容赦なく中島さんたちに攻勢をかけ続ける。お土産とは別に日本から40万円ほど持ってきていたため、中島さんは安心していたのだが、甘かった。

「荷物を片付けた後、家族全員で近くのショッピングモールに行く。大きな買い物カートに米、コーヒー、調味料、お菓子、ティッシュ、電球などをどんどん入れていく。

 代金は約2万円。支払うのはミカとメイだ。

 2万円といえば、ほぼフィリピン人の平均月収だ。そのあとは水道代や電気代の支払い。これも払うのはミカとメイ。その日の夜は、両親と次女家族全員を連れてレストランへ。

 こちら5人、向こう6人で計11人。その支払いももちろん2人だ。1日だけで出費は約10万円」

 不安になった中島さんはミカさんが、「帰るまでお金足りる?」と聞いたところ、返事は、「大丈夫、足りるよ」。

 しかし不安は的中する。

「毎日のように親戚たちがやってきた。自分の娘の写真を持って『この子を日本に行かせたい。ミカの社長に紹介してくれ』さらには『いいビジネスの話があるから30万円貸してほしい』というのもあった。

 フィリピンに来て一週間。ひっきりなしに訪ねて来る親戚たち。その数は100人を軽く超し、その全員に金を配った。そして家族は毎日、豪華な食事や外食、ショッピング。日本から持ってきた40万円はたちまち底をついた」(同書より)

■悪気のない家族たち

 厄介なのは、家族には悪気がないところだ。彼らは、日本にいる娘たちはいくらでも金を稼げる、と本気で思っているし、その金がどういう風につくられているのかについては知らない。知ろうともしないのだ。

 こういう家族を、「ひどい」「たかりだ」と非難するのは簡単だ。しかし、ミカさんを通じてフィリピンを深く知るようになった中島さんには、そうは思えなかった。

「彼女の家族が豪邸に移る前に住んでいた家は、スラム街にあるボロボロの小屋で、トイレもありませんでした。小さい方はそのへんで済まして、大きい方はバケツにして川に流せと。

 そんな凄まじい貧困から抜け出るためなら、違法だろうが何だろうが、日本に来る人は今後も途切れないでしょう。そして、家族は彼らの仕送りをアテにしているのです」

 当初は面食らった中島さんだが、現在はミカさんの家族との関係も良好。ミカさんが家族とスカイプで会話する際には、必ず参加するほどの仲になっている。

 現在、経済的に恵まれない日比国際児たちの支援活動にかかわっている中島さんは、イベントで、「日本人には想像もつかないような貧困が、実際に今あることを知ってほしい」と聴衆に語りかけていた。

デイリー新潮編集部
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/02280611/?all=1

中島弘象(なかしま・こうしょう)
1989年、愛知県春日井市生まれ。中部大学大学院修了(国際関係学専攻)。
大学在学中から、フィリピンNGO組織「DAWN」と連携し、フィリピン人女性と日本人男性の間に生まれ、日本人の父親と連絡が取れない、日比国際児たちの支援活動に関わっている。著書に『フィリピンパブ嬢の社会学』(新潮新書)がある。


フィリピンパブ嬢のヒモだった僕が結婚し「送金地獄」にハマるまで
稼いでも稼いでも金が消えてゆく…
中島 弘象
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51531

フィリピンパブ嬢なんてやめとけ

偽装結婚。月給6万円。月の休み2回。ノルマ、ペナルティに追われる毎日。ゴギブリだらけの家。暴力団の監視付き。

これがフィリピンパブで働くパブ嬢の労働、生活実態だ。

大学の研究で取り上げようと思い入ったフィリピンパブで出会った、パブ嬢ミカ。彼女と交際することで、見えてきたフィリピンパブ嬢の実態。

僕は、酷い労働・生活下にいる彼女を目の当たりにし、「助けたい」と思っていたのだが、ミカは「助けはいらない! 私は自分で選んで日本に来た」と、弱音を吐くこともなく、逞しく日本で生活している。そんな彼女の姿に段々と惹かれていった。


交際を続けていると、僕の友人や親からは「フィリピンパブ嬢なんてやめとけ! どうせだまされてるんだ。しかもヤクザに囲われてる女なんだろ、危険すぎる」と反対される。

周囲が心配するように常に暴力団の影に怯えながら交際を続けていたのだが、ついにはミカが契約よりも早く偽装結婚の相手と離婚させられそうになり、閉店後のフィリピンパブにバックに暴力団がいる彼女のマネージャーと話し合うために乗り込んだ。

ミカの彼氏になり、初めは「助ける!」と偉そうなことを言っていたのに、大学院修了後就職活動に失敗し、ミカの姉夫婦の家に居候するようになり、友人たちには「プー太郎」「ニート」「ヒモ男」などと呼ばれ正真正銘ヒモになり、彼女のビザが切れるタイミングで結婚するに至った。


「あんた、バカじゃないの。私、ビザのために結婚するんじゃないよ。あんたが好きだから結婚するの。ビザが取れなかったらまた迎えに来ればいいじゃない」

どっぷり浸かったからこそわかった、フィリピンから日本のフィリピンパブへ来る仕組み。搾取の構造。彼女たちが危険を冒してまで出稼ぎに来なければいけない事情。過酷な環境の中でもポジティブに生きるパブ嬢たち。そんな1人のパブ嬢ミカと僕の危険な交際の経験を書き綴ったのが『フィリピンパブ嬢の社会学』(新潮新書)だ。

ミカはマネージャーとの契約を終え、暴力団との関係も解消し、自由の身となった。僕と結婚してビザも下り、パブの仕事から少しずつ昼の仕事にシフトしようと、平日は自動車部品の工場に働きに行くようになった。僕も多くはないが日雇い現場仕事で稼ぎを作る。

暴力団との間に契約もなく、誰からも自由を制限されることもない。好きな時に好きな場所に行ける。もう昔のように暴力団の影に怯える必要もなければ、ノルマ、ペナルティに追われて大変な思いもすることはない。ようやく平穏な日々がくると思っていた。

子供ができる

結婚して1年が経った、2016年11月。

「ずっと生理こない。最近よく吐き気がするんだけど」

ミカが不安そうな顔をしていう。身に覚えはある。近所のドラッグストアーに行き、妊娠検査薬を買いにいく。

トイレから出てきたミカは、複雑そうな顔をしながら赤い線が出てきた検査薬を見せる。陽性だ。 

「まじか……」


僕は頭が真っ白になった。仕事は不安定な日雇労働。子供を養っていけるのか? ただでさえミカの収入に頼って生活しているのに。頭を抱えながらしばらく黙っていると……。

「私、めちゃ嬉しいよ。昔から子供欲しかったもん。大丈夫よ、何とかなるよ」

ミカの笑顔を見るとなんだか安心した。よし!  悩んでいても仕方がない。稼がなければ。早速、日雇い現場で雇ってもらっている建設会社の社長に電話をする。

「子供ができまして……僕にでもできる仕事ありませんか?」
「そういうことなら任しとけ! 仕事はあるから、とにかく奥さんに心配かけるなよ!」

不器用で、全然仕事が覚えられない僕でも、社長は文句一つ言わずに現場に連れて行ってくれ、一から仕事を教えてくれた。
 
ミカも昼の仕事は「重いものを持つから」と辞め、「お腹が大きくなるまで夜働く。お金いるでしょ。少しでも貯めておかないと」といって、フィリピンパブの仕事に戻った。

酒とタバコの煙が心配だったが、「私がお酒飲めないってお客さん知ってるから大丈夫。店のママも妊娠してること知ってるから、お酒出さないようにしてくれるし、タバコの煙も気をつけるね。他の女の子も妊娠してもお腹大きくなるまで仕事するよ。だから安心して。ベイビーのために2人頑張ろうね」

妊娠してからもお腹が目立つまで働くパブ嬢は多い。少しでも経済的に余裕を持つために、ギリギリまで働く。


僕は今までそんなパブ嬢を「まぁ、お金がかかるし、それはしょうがないよね」と他人事のように言っていたが、いざ自分の妻を、夫の収入が低いという理由で夜の店に働かせに行かせてしまい、情けなく思った。

愛があるならコンドームは使わない

2017年1月中旬。ミカは夜の仕事を辞めた。彼女は2ヵ月間よく働いてくれた。
 
僕も毎日のように日雇いの仕事をし、12月には三重県まで泊まり込みで働きに出た。月の給料は30万円近くもらえた。

生活に必要な金は僕が出し、ミカの給料は貯金している……はずだと思っていた。

「お金、全部フィリピンに送っちゃった……」

なんと貯めていたと思った金は全部フィリピンに送っていた。


ミカの家族は、50代の父、母、上に2人の姉、下に1人異母弟がいる。長女は日本で一緒に住んでいる。フィリピンに住んでいる次女は、子供が2人おり、子供の父親である夫は出稼ぎに行った韓国でフィリピン人の女と浮気をして出て行った。今は、月数万円の養育費しか送ってこず、それでは生活できないから、日本からの送金を頼りにしている。
 
2月、フィリピンにいる次女から思いもよらない連絡がきた。

「妊娠した」

次女は半年前にマニラに住む28歳の男と交際を始めた。仕事はマンション販売の営業。彼も元妻との間に2人の子供がいる。その彼氏との子供を妊娠した。

「なんで子供作ったの? 私も妊娠したから、もうお金送れないって知ってるでしょ!?」

こう聞くと、照れた顔をしながら、

「だってしょうがないじゃん。彼のこと好きなんだもん。愛してるんだから」

フィリピンはコンドームの普及率が低い。日本人同士のカップルなら、避妊をするためにコンドームを使うカップルは多いが、フィリピンでは「愛があるなら、コンドームは使わない」そうだ。ミカも付き合い始めた頃から、コンドームの使用をずっと拒否している。


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しかし「しょうがないじゃん」と言っても送金の大部分は次女と、2人の子供たちのためだ。しかも子供達は学費の高い私立の学校に通っている。日本にいる長女の子供達は習い事一つも通っていないのに。そこにまた新たに子供が増えるということは、その子供が大きくなるまで日本から送金し続けなければならないということなのか?

次女の彼氏は次女の子供も含めて養っていくと言っているそうだが……その報告を受けた2週間後には「お金が足りないから送ってほしい」ともう連絡が来ている。

次女の衝撃的な告白から1週間後、ミカはげんなりした顔をしていた。

「義理の弟まで別れた元彼女との間に子供を作った」

ちなみに弟は子供ができたからといって、元彼女と復縁する気はなく、今は新しい彼女がいるという。カトリックの影響が強いフィリピンでは中絶という選択もなく産むそうだ。出産費用はミカの父が出すというが、果たしてその金はどこから出てくるのか。

そんなめちゃくちゃなフィリピンの家族に僕は我慢の限界を迎えそうだった。


送金を巡り姉妹で大喧嘩

2月22日。病気を患っているミカの母親が治療のために来日した。ミカは小さな頃から母親っ子ですごく喜んでいた。僕も初めての出産を控えるミカの側に母親がいてくれることで安心した。

しかし、事件は突然起きた。3月9日、僕は日雇現場仕事で、岐阜県大垣市まで行っていた。早く仕事が終わり、3時頃にはハイエースに乗り高速道路で会社に戻っていた時、ミカからLINEが入った。

「助けて! お姉さんが怒ってる。怖い!」

文章だけで、緊迫した状況が伝わる。

どうした? と理由を聞いても、「早く来て。助けて!」としか返事がこない。

会社に着くと「すいません! 妻が緊急事態みたいで」といい、急いで家に戻った。「僕の実家に帰ろう」と言い、車の中で事情を聞くと「あなたのせい!」と真っ赤な顔をしていう。話を聞くと、どうやら僕が「フィリピンにお金送りすぎだよ」と話していたのが、長女と母の気に障ったらしい。


「はじめはお母さんとお姉さんが話してたの。あなたのこと。それで私が呼ばれて、お母さんに『あなたの旦那、フィリピンの家族のこと全然大事にしていないね』って言われたの。それで私も怒って、『フィリピンの家族のことを大事にしてないんじゃなくて、お金がないんだから、考えて送らないとダメって言ってるの』って言ったの」

長女と母は「本当にあの人大丈夫なの? お金もないし」と僕のことを言ったそうだ。ミカはキレた。

「お姉さんが妊娠してた時は、私がフィリピンに送ってたでしょ。今は私が仕事できない。だから、私の旦那さんだけの給料じゃフィリピンにお金送れないよ。お姉さんも旦那さんの給料だけでフィリピンに送れるの?」

長女は鬼のような顔をして「今まで誰が面倒見てきたと思ってるの!!」そう言い、ミカを突き飛ばした。ミカはその場で倒れた。怒鳴りあう2人を見て、母が泣きながら長女を押さえつけた。

「すごくショックだった。私、妊娠してるのに、お姉さんに突き飛ばされた。お腹の子供が心配」

大声で泣いている。話を聞いた後、腸が煮えくり返る思いだった。

「もうそんな家族捨ててしまえ!!」僕は、車を運転しながら怒鳴った。


今までどれだけミカが頑張って送金してきたというのか。金がないのにどうやって送金しろというのか。それに、ケチケチ言われるが、フィリピンの家族が知らないだけで、僕が稼いだ金を送金したことだってある。

フィリピンの家族を大事にしろというが、父親はミカが小さい頃に女を作り家を出て行った。それなのに今では日本から金を出してもらい自分のビジネスを持っている。それにもかかわらず、ギャンブルで負けるとまた、送金しろと言う。

次女も「浮気をした夫のせいで人生が無茶苦茶になった」といいながらいつまでたっても仕事もしない。それどころか、家事と育児が大変といってメイドを雇い、自分は彼氏を作り、子供まで作ってしまっている。そんな家族を大事にしないといけないのか? そんなにフィリピンの家族のことを大事にしろというのなら、日本の家族のことも大事にしろよ!


持つ者が持たない者を助けるのが当たり前

ミカが僕の実家に避難してから、毎日ミカの母から電話がかかってきた。電話越に母親の泣き声が聞こえる。

「もう無理。帰れない」

ミカは力ない言葉で返事をすると、母親の泣き声は大きくなる。


毎日、泣きながら電話をしてくる母と、冷たい反応をする僕。ミカは「お母さんのことが心配」といいながら、僕の顔色を伺うようになった。

「もう!! わかった! 家に帰ろう!!」僕は投げやりにいった。これ以上ミカにストレスを与えてもお腹の子供に悪いし、いつまでも家族がぎくしゃくしているのも嫌だ。
数日ぶりに家に帰る。

ミカは決心したかのように長女と話しに行く。重い口調で話す2人、だんだんと2人は声を震わせ、抱き合いながら「ソーリー、ソーリー」と謝っている。横では母が号泣している。


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最後に長女が僕のところに来て「ごめんね」といった。

「『自分たちの生活をまずは大事にしよう』って言ったの。子供のこと、自分の体のこと。だってお姉さん自分の体の調子が悪くても、病院にも行かずにフィリピンの家族のこと大事にしてるもん。頑張りすぎだよ」

長女は自分の体を犠牲にしてでもフィリピンの家族を大事にしていた。それはフィリピンの家族だけでなく、日本にいる僕たちも含めてだ。家では掃除、洗濯、料理もほとんど長女がやってくれる。外食するときも、「お金出さなくていい」と言って、長女が払ってしまうことが多い。ミカに言わせれば「お姉さんは性格が優しすぎる」そうだ。自分を犠牲にしてでも家族を大事にしたい、というのが長女の性格だという。

僕は、長女のプライドを無視してしまっていた。日本に来てもう15年になる。ずっとフィリピンの家族を支えてきた。妹たちを大学まで行かせ、高級住宅街に家まで建てた。フィリピンの家族を支えるということは、長女にとっての誇りなのだ。

そこに口うるさい僕が来て、「フィリピンへの送金を考え直したほうがいい」といい出した。それが長女のプライドを傷つけることになった。
 
どちらが正しいということはない。フィリピンにはフィリピンの家族観がある。それは金を持つものが、金のないものを助ける。そして日本には日本の考えもある。まずは自分の新しい家族を大事にするということ。国際結婚するということはこういう考えの違いを乗り越えないといけないのだ。

本当は送金止めたいけど

喧嘩も終わり、平穏な日々が戻ろうとしていた頃。

「ごめんね。本当は内緒にしてたことがあるんだけど……」ミカが申し訳なさそうな顔をする。

「本当はね、日本から毎月20万円送ってた」

僕は毎月の送金額は10万円だと思っていたのだが、本当は姉妹で20万円フィリピンに送っていたという。生活費で10万円、車のローン5万円と僕には内緒で買ったマンション1室のローン5万円。その内、ミカは15万円出していたそうだ。こんなに出していたら、いくら稼いだって生活に余裕ができるわけがない。


だからミカは妊娠中、夜の仕事をしていた給料も全てフィリピンに送ってしまったし、稼ぎがなくなったことで、送金できなくなり長女と母が文句をいい出した。その結果、喧嘩になった。
 
今回の喧嘩のおかげで、ミカはもう送金できないから、長女が車のローンと生活費を送ることにし、マンションは手放すことにしたという。それでもまだ送りすぎだと思うが、それは僕がとやかく言うことではない。というか、言えない……。

とにかくミカはもう送金をしないと約束したのだが……月末。
 
「2万円だけフィリピンに送っていい?」
「は?」
「お願い! 少しだけでもいいからフィリピンの家族を助けたいの」
 
はぁ……こんな時、長らくミカのヒモをやっていたせいで、嫌だとはいえない。「金がなくなったら、俺は借金してでも金を作らないかんのか!?」と嫌味を言いながら渋々2万円渡した。


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ミカが日本に来た目的はフィリピンの家族を助けるため。その役割は、パブを辞めようが、妊娠しようが、出産しようが変わらない。
 
「私だって本当はもう送金やめたいよ。でも送るのが当たり前になってる」
 
という言葉のように、ミカ1人で送金を止めることを決められない。家族が納得せずに送金を止めてしまったら、ミカは裏切り者になってしまう。僕も他人だったら「今すぐやめろ!」といえるが、妻の身内である以上、見放すことできないし、送金に頼る彼らの事情もわからなくもない。

だから毎月一定の金額にするとか、どうしても送れない時は送らなくていいとか、何かルールを作らなければと思うのだが、そのルールを作るまでに、また一波乱も、二波乱もありそうだ。

7月には子供が生まれる。女の子のようだ。とにかく元気に生まれてきて欲しい。出産費用、養育費用、オムツにミルク、経済的な心配は尽きない。フィリピンスタイルで「なんとかなる!」のならいいのだが。

 

▲△▽▼

フィリピン移住に関する考察・・・・E 2013/1/10(木) 午後 6:38

フィリピンは物価が安いからこの位の預金でもOKだろう

年金がこれ位有るからOKだろう・・・・と言う考えで良いのかな?

例えば、日本から持ち込んだお金が1,000万円有ったとしましょう。

こちらでは無職(収入なし)

現在60歳で85歳まで25年間

大きな怪我も病気もせずに生きるとして預金利息等を考えなければ、年間40万円

月に約33,000円使えます。

それプラス、年金が仮に10万円有った場合合計で133,000円です。

大卒フィリピン人の平均的な月収が3万円ちょっとと考えれば4倍以上の金額ですから、楽勝で生活できる・・・・はず。

しかし・・・・・

例えばその1千万円、この間までのようなレートが良い時期に一気にペソに替えておけば5,6ミリオンペソ(1万円=5,600ペソとして)で25年間毎月約19,000ペソは使えます。

これに年金が加わりますが、年金はその時々のレートで、受け取るペソの額が変わります。

年金分の10万円、

この間までは56,000ペソでした

ですから合計で75,000ペソ/月です。

でも、

本日、10万円≒46,000ペソです。

合計で65,000ペソになってしまいました。

更に、4年前のように1万円≒3,600ペソになれば

10万円≒36,000ペソ

合計で55,000ペソにしかなりません。


しかしこれは、持ち込んだ1千万と言うのが基礎に有る場合でもし持ち込み金額が殆ど無いなら年金のみの生活で厚生年金等で10万〜それ以上有る場合でも

近年のペソ最高値=3,600ペソ(1万円)になれば36,000ペソ〜にしかなりません

国民年金等で7万円位しかなければ25,000ペソしかない

仮に持ち家があって、家賃の心配は無いとしてもこの金額で、多くのフィリピン人家族を抱えて楽しく余裕の有る生活が出来るでしょうか?

勿論その人の性格にもよりますけど。

生活資金が足りないから、仕事でも探して・・・・となっても高齢で特殊なスキルも無い、言葉も分らない・・・・

なんて言う状況では、雇ってくれる所なんて殆ど有りません。

フィリピンの物価上昇率も激しいですね?

電気代1つ取っても、2年前からすると約30%高くなっています。

食材他も10〜20%高くなっています。

更に物価の上昇は続くようです。

良くネット等で見かける物価の安いフィリピンで、優雅な夢の年金生活・・・と言う宣伝

年金が月額30万円位有れば

仮に1万円≒3,000ペソ位になっても9万ペソは有りますから、そこそこの暮らしは出来るでしょうけど

そうでなければ夢が悪夢になる可能性は大いに有りますよね(汗)

私が、以前円建てだった給料の約半分を当時のレートでペソのFIXにしてもらって残りの円は、日本へ振り込んでもらうようにしたのには円ペソの為替レートの変動が激しいから・・・と言うのも有ります。

勿論、嫁さんや家族に本当の給料が分らないように・・・・と言うのも当時は有りました。

ですから、嫁さんは私の本当の給料は知りません

現在こちらでペソで貰っている給料が全てと思っているはずです。

(ばれてるかも知れないけど・・・・笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53891302.html


▲△▽▼

2012年の外務省の海外邦人援護統計を見ると、海外でカネがなくなり、にっちもさっちもいかなくなって、大使館に駆け込んで助けを求める「困窮邦人」は395人いたという。

そして、そのうちの約6割がアジア地域だった。海外で困窮する人間の84%が男性で、20代と40代が突出している。

「日本を捨てた男たち」の著書である水谷竹秀氏は2010年のデータを元に困窮邦人の4割がフィリピンにいると記している。

その多くがフィリピン・パブで人生が狂って女性を追ってフィリピンに来た男たちだった。

フィリピン以外に困窮邦人が多いのはタイだが、この国も困窮者の圧倒的多数が男であることを考えると、やはりフィリピンと同じく女性で人生が狂った男たちの巣窟になっていることが窺える。

海外で困窮する人間のほとんどがアジア地区で、その中でタイ・フィリピンが突出しており、さらにほとんどが男であるのであれば、まさに彼らは売春女性に入れあげた挙げ句、破滅したということが分かってくる。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130911T2257500900.html?a=l0ll





3. 中川隆[-12905] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:29:19: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
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腹上死で本望、16才の処女を40万円で買う
フィリピン病患者

フィリピン病に罹るのは中高年男性が多いのですが、フィリピン移住の際の心得は

「家は買わない、女にはまらない、商売に手を出さない」

若くてピチピチのフィリピーナに誘われて渡比するパターンが多いので、フィリピン病患者はすでに女にはまっているわけですが…。


海外生活の適性はあるか

フィリピンに渡るきっかけはフィリピンクラブが多いのでしょうが、雑誌やネットで海外年金暮らしに興味を持つ場合もあります。

物価の安さが強調されますが、豊かな日本の生活に慣れた中高年が現地の人と同じ生活を送れるかは疑問です。


マニラ行きのジジババたち – 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763


によりますと、

「PRAビザ取得を業者に依頼すると15〜25万円かかる。
これを自力でできるかがフィリピン移住の試金石」

このハードルを乗り越えられないのなら、短期や長期の滞在にとどめたほうが無難らしい。


リスクはいろいろある


「フィリピンでは外国人は不動産を取得できず、土地や建物を買うにはフィリピン人の名義を借りる」

これも危険。

コンドミニアムは外国人でも購入できるそうです。

「メイドやドライバーは安く雇えるが、使用者と雇い人間でのトラブルも多い」

フィリピン人の気質を理解できていないと、人を雇ってストレスを増やす結果になるかもしれません。


日本人詐欺師も多い

「退職金や預金を事業に投資しても、99%失敗する。

フィリピンでは人が余って仕事がなく稼ぐのは難しいので、年金がある退職者を狙った詐欺が多い」

フィリピン人と日本人の金銭感覚はズレており、金にまつわるトラブルは不可避かもしれません。

本書には「40代の日本人女性が 60代の日本人男性にPRAビザ取得に必要な銀行預金 7万5千ドルを立て替えさせて騙し取ろうとした事例」も載っています。


自由とトラブルがワンセット

フィリピンは多様な価値観、異質な環境の異国です。

日本と同じように周囲と阿吽の呼吸でやっていけると勘違いした年配の小金持ちは足元をすくわれます。刺激的な日常は自由とトラブルがワンセット。

「他人に依存せず、自己責任で自己決定せよ」

という当たり前の結論になります。


年の差婚?

フィリピーナと結婚してうまくいくケースもあり得るのかもしれませんが、女性が絡むトラブルは多い。

「老いてから若い女性と性交する喜びを知り、自分の中に別人格を見出す」中高年男性の例はたくさんあります。

「近年、日本人とフィリピーナとの結婚件数は、毎年6千組を下回ったことがないのだが、80才の日本人と30数才のフィリピーナが結婚した例もあった。70代の男性はザラである(P240)」

妻と離別、子供との接触もない単身者が多いようです。


ひんしゅくを買うけれど…

「63才の男性。

50代後半にフィリピンクラブで16才のチェリーに出会い、妻を捨てフィリピンに渡る。

16才の処女マルゥを40万円で買う。
その後 6年間に5人の女性と付き合って8人の子供を認知、養育費を送金している」

堕胎費用を請求されたり、重婚罪で訴えられたり、家を取られたりとカモにされています。

倫理的には周囲のひんしゅくを買いますが、それまで抑えてきた欲望を満たして充実した老後なのかもしれない。

18才の女の腹の上で死ねたら、ひとつのハッピーエンドなのかもしれませんが…。


経済的動機

日本での当たり前の生活を捨てて、海外で老後を送る動機は経済的な不安があります。
年金・退職金・持ち家などの資産はあるけれど、長い老後を考えると十分ではないかもしれない。
物価の安い東南アジアに住めば、同じ金で生活レベルが高い老後を送れるのではないか。

こうした中間層が海外年金生活ブームを作ったのだと思う。


医療費の自己負担はどうなる?

日本人夫婦の海外年金生活で、東南アジアに永住する割合はどのくらいなのだろう?
ロングステイや永住ビザを取っても元気な内だけ海外生活というパターンが多いんじゃないかな。

「フィリピン、タイ、マレーシア……憧れの「海外移住」の光と影」
http://president.jp/articles/-/8075?page=2


を見ると、海外でも日本の国民健康保険が使えるとあるけれどそうなのかな?
海外で年金を受け取るには、海外転出届を出してから社会保険事務所で手続きするはず。
海外転出届を出して住民票を抜けば、国民健康保険からも外れると思うのだけれど…。


帰国の余地は残すべき

言葉もペラペラで現地の生活に溶け込んでいるなどの特別な場合を除き、要介護になったり配偶者と死別すれば帰国するでしょう。

帰国できる余裕があれば、定年後の第2の人生を海外でリセットするのもおもしろそうです。ただ、体力・気力が衰えての帰国になりますから、新しい人間関係の再構築に苦労するかもしれません。海外生活の適性さえあれば、このあたりの選択は本人の自由です。


状況はドンドン変化する

もっと切羽詰っていて、まとまった資産はなく日本では人並みの老後は送れない人もいます。人間関係のリフレッシュといった精神的な動機より、少ない金で安く暮らすことを重視。

しかし、東南アジアも物価が上昇中、リタイアメント制度も国の都合で変更になります。

本書には「PRAビザの取得に預託金が50才以上は 5万ドル、50歳未満は 7万5千ドル」とありますが、

「2007年からは 50才以上は 2万ドル、50歳未満は 5万ドルに変更、
さらに2011年からは35才以上は 2万ドルまたは 1万ドルという新ルールが追加」

これは預託金の下限が下がった例ですが、逆も起こり得ます。


困窮邦人は惨め

日本にいれば福祉が充実しています。生きづらさがあったとしても、飢えて死ぬ心配はありません。生活保護受給条件を満たさなくても、「怠け者は飢え死にしろ」と放り出されることはない。

元気な内はフィリピン暮らしも悪くないけれど、帰国の道は残しておいたほうがいいんじゃないのかな。困窮邦人になって乞食をして食いつなぐのはしんどいでしょう。


何に突き動かされるのかな?

本書に登場するフィリピン病患者は、ある程度の財産はある。
しかし、海外生活の経験や適性はたぶんない。

家族関係や仕事でつまづいて、若い女に溺れて前後の見境なくフィリピンにやって来ます。
あまりに刹那的なので、初期の認知症かと疑ってしまう。

運よく気立てのいいフィリピーナと結婚して永住するのでしょうか。
ピンピンコロリの腹上死を迎えられるのでしょうか。

要介護になり家を追い出されて異国の地でホームレスになるのかもしれない。
最後にひと花咲かせられたら、どうなっても後悔しないのかな…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/06/1640.html


1日3回、月に100回、年に1200回のSEX


アジアにハマった男たち

ひと頃、アジアにハマった男たちが話題になっていましたが、最近は下火なのでしょうか。フィリピンパブも2004年をピークに、ビザの発給条件が厳しくなって衰退している様子。

堅苦しい日本社会では生きにくいであろう、欲望に忠実でいい加減なおじさんたちはどうなったのかな?
右往左往しながらアジアの混沌に飲み込まれて、それでもそれなりに幸せだったのでしょうか。


きっかけはフィリピンパブw


「アジア行きの男たち – 2001/5 浜なつ子著
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/131001200sex.html


には、例によって怪しげな男たちが登場します。

まず一人目。

「大学は2年で除籍
→ 健康食品のセールス(催眠商法)
→ 21〜30才は消防署に勤務
→ パチンコで月に45万円ほど稼げるようになってパチプロに転向
→ フィリピンパブのフィリピーナに誘われてマニラに通うようになり、800万円で現地にマンション購入
→ 機械のコンピュータ化でパチプロ引退
→ パチンコと株式投資で稼いだ資金を持ってフィリピンに移住
→ 17才のアミュリットと結婚して商売開始」


40才で早期リタイヤ

パチプロというところが変わっていますが、フィリピンパブでフィリピーナと知り合ってのマニラ行きはよくあるパターン。

40才で早期リタイヤできる資金があったようですが、アミュリットと結婚してから商売を始めます。

「タクシー会社を起こすが1年で廃業、800万円投資して半分の損失
→ カラオケ店を開くがこちらも閉店
→ 中古携帯電話の販売で直営店6店舗展開、フランチャイズ化を目指す」


例外的に商売で成功

東南アジアで商売に手を出すと、現地の商慣習とのギャップにギブアップ。

投資した分だけ損をして、増やすつもりが資産を失ってしまう。
そういう話を聞きますが、Nさん(43才)は例外的に現在はうまくいっています。


資金に余裕があって、事業に失敗しても仕切り直しができる。
催眠商法の会社での営業経験があるから、ダーティーな交渉もできる。
その辺りが強みかもしれません。

小規模な自営業ですから、明日のことはわからない。でも、異国の地で商売を軌道に乗せ、10代の妻を娶る。正規のルートを外れたアジア行きの男の中では、数少ない成功者なんじゃないかな。50代になった今の状況はどんななのだろう?


異色の経歴

次に二人目。

「労働組合の専従活動家
→ NGOから声がかかり、フィリピンへ渡って仲間のカンパで活動
→ 交流の場となるペンションをオープン
→ 経営不振で結婚手続きアシスト業に手を出す」


マニラの日本大使館前で客引き、月に15人前後の結婚手続きを請け負うのだそうです。

「日本のフィリピンクラブで知り合った日本人男性とフィリピン人女性の組み合わせが多い。偽装結婚も少なくない」

男が女を騙している。女は男の金目当て。そんな組み合わせが目につくそうです。


女衒の如きビザ屋

Sさん(49才)はかつて

「日本の農村へのフィリピン花嫁問題は、人身売買的集団見合」

と批判しており、仲間からの風当たりは強い。

「日本人男性とフィリピン人女性が年間 6千組以上結婚するが、離婚も年間2千組以上」

という現実もあって、仕事に誇りが持てない。「女衒の如きビザ屋の仕事」と卑下しています。加えて、利益があまり出ていないのだとか。


煩わしい人間関係をパスしたい

心情的に抵抗がある仕事内容、しかもたいして儲からない。

「暑くて料理がまずいフィリピンは嫌い。フィリピーナに興味はない」

フィリピンに関わって18年になるのに、フィリピーナとの性的関係がゼロという珍しい人です。

「一人が好き。煩わしい人間関係に縛られたくない」

成人男性が仕事をしないでブラブラしていても干渉されない緩さがあるにしても、フィリピーナと深い仲になれば彼女の親族との関係に煩わされるかもしれない。


フィリピーナとの結婚は半減

マニラに行く日本人男性がみんな若いフィリピーナ目当てではないのでしょう。が、Sさんがフィリピンに住み続ける理由はよくわからない。
なりゆきでマニラに流れ着いて、帰国のきっかけがないだけなのかもしれません。好きではなくても、食っていける仕事があるのだからうまくいっている事例です。


ただ、

「夫が日本人で妻がフィリピン人の国際結婚は

2005年が 10,242件 → 2010年が 5,212件」

ブームが過ぎて半減しています。今でも商売として成り立っているのかな?


弱り目に祟り目…

3人目は典型的なハマり組。

「35才で中古機械販売の貿易会社設立
→ 商売は順調、カンボジアで22才のタムを身請け
→ 詐欺で2千万円の損失
→ さらに詐欺で7百万円の借金
→ また騙され銀行借入1500万円が返済不能、抵当に入れた静岡の自宅が競売にかけられる。この間にタムは脳血栓で死亡
→ 知り合いに経理で使ってもらう。19才のベトナム娘ティを愛人にする」


再起の可能性は低そう

Fさん(51才)には日本に妻子がいますが、帰国するとED(勃起障害)になるのだとか。
日本では同世代の男性に引け目を感じるのか、ひきこもり気味になるらしい。
気力と財力が回復したら、カンボジア以外の東南アジアで商売をしたいそうです。

カンボジアで3年間に4千万円の金と自宅を失っています。
落ち目の人間は食い物にされる。
死に体になって霊媒にすがるようでは、再起は難しいんじゃないかな…。

本人は満足なのかも

「一生の内に男性が性交する回数は2500回」だそうです。

Fさんはティとラブラブで「1日3回、月に100回、年に1200回のペースでセックスする」で、日本の妻が相手だと勃起不全。都合のよい ED患者ですw

女にだらしなく、商売が下手。明るい老後は想定しにくい。

本人も、若い女に溺れて現実逃避しているだけだということは、百も承知でしょう。
アジアにハマった男たちは、こうした刹那的なタイプが多かったように思います。

冴えない中高年男性がバラ色のひとときを過ごせるのだから、本人は腎虚で早死しても本望なのかな。


マレーシアロングステイ用ビザ

中高年の東南アジア暮らしには、「夫婦で定年後にロングステイ」という堅実なパターンもありました。が、「2014 TV番組 行ってみたらこんな所だった「マレーシア」編の反響とロングステイの真相」を見ますと、

「マレーシアロングステイ用ビザの50才以上の取得条件は

「1100万円の資産証明(不動産を含めず)、
手取りで月額約32万円の収入証明、
約500万円をマレーシア国内の銀行に定期預金する」」


かなりハードルが高いです。


資産家層がターゲット

「セミナーのターゲットはこれまでの「安い・暖かいアジアで暮らしたいと思う私のような年金弱者の人々」から「資金力のある資産家層」へ確実に推移 しています。
セミナーにブースを出しているのは、シニアの資産が目当ての、天下り官僚組織・不動産会社・旅行会社・語学学校斡旋業者・手続き代行会社・証券会社ばかりです」


海外生活は若者向き

一般的な年金生活者が「家賃や物価の安い東南アジアでワンランク上の暮らしを楽しみたい」という時代ではなくなっているようです。

かつては本格的な移住を目指した中高年もいましたが、医療や介護がネックになることがわかって下火になりました。

言葉も不自由、食事も違う、治安は悪い、医療・介護制度は未整備。
そんな環境は高齢者向きではありません。
そして、数ヶ月単位の滞在では家賃の安さを享受できない。


ストレスフリーの天国はない

とすると、中高年の海外ロングステイは「南の国でリフレッシュしたい金持ち」が対象なのかもしれません。

一般の年金生活者が節約しながら海外滞在を続けたとして、しばらくはしがらみからの開放や物珍しさで楽しいかもしれない。でも、金に余裕がなければできることは限られている。

暮らしている内に外国ならではのストレスも増えてくる。
体力・気力がある内に帰国して、老後の生活環境を再構築するのがベターなのでしょう。


はみ出し者の適性

本書のアジア行きの男たちは、欲望のままに生きているように見えて、異国の地でそれなりの暮らしを営んでいます。善し悪しは別にして、海外生活のスキルや適性を持っている。その代わり、日本人賃金労働者の正規のルートは外れています…。

サラリーマンを勤め上げた中高年には真似ができないだろうし、する必要もない。では、若者の海外長期滞在はどうなのか。これはちょっと違うかもしれません。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/131001200sex.html


ロリコンのハーレム、8〜17才の少女妻が13人


ロリコン男の桃源郷

何人もの少女を妻にしてハーレムを作る。ロリコン男の桃源郷かもしれません。
夢想はしても、実現しようと行動するのはごく少数。
東南アジアでなら妄想を実現できるのでしょうか…。


じゃぱゆきさんにハマる

浜なつ子著「アジア行きの男たち」(太田出版)の続きです。

4人目は優柔不断。

「大学は数ヶ月で退学、アパートにひきこもる
→ 広告代理店勤務
→ 編集プラダクション経営、秘密クラブのタイ人じゃぱゆきさんにハマる
→ 経営に行き詰まって300万円の盗難手形に手を出し、タイへ逃亡
→ バンコクのフリーペーパーの会社に雇われる
→ フリーの広告代理店下請けとなる、クラブで知り合ったタイ人女性の面倒を見る→ サブカルチャーの新聞が3号で廃刊、未払い金が500万円でシラチャに逃亡
→ ほとぼりが冷めてからバンコクに戻りなんでも屋で食いつなぐ」


金と引き換えに優しさを売っている

ひきこもりでも大学中退でも正社員になれる時代だったようです。
商売が下手なのにいろいろ手を出しては、借金を踏み倒している。

「頼りがいのある存在でありたいという下心」で若いタイ人女性の面倒を見ますが、金が続かずにあっさり関係は切れてしまう。

「感謝してもらっていないことに一抹の寂しさを感じる」そうですが…。
金と引き換えに優しさを売っているプロの女にそれを求めるのはムチャです。


優柔不断

「タイにいる限り、堅苦しい生活や家庭のしがらみは一切ない。
だらしなくても許される。どんな状況でいても誰も批判しない。
一度失敗した男、家族に迷惑をかけた男として、ケリを着けて帰りたい、という気持もやはり捨てられない(P169)」

Iさん(53才)には、妻も娘も高齢の父親もいます。
帰国してやり直せればベターです。


崖っぷちの自覚がない

しかし、金にも女にもだらしなくて、あちこちに不義理を重ねている。
バイアグラなどを扱っている現状に先の展望などなさそうですが、日本で働くことも難しい。

タイ社会にも日本とは異なるしがらみがあるはず。

体力がある内は「通りすがりの外国人」として気楽に暮らせますが、何かあった時に現地のネットワークには頼れないんじゃないのかな。

年齢的に切迫した状況なのに、本人には自覚なし。
海外困窮邦人になるパターンかもorz


打たれ弱いひきこもり予備軍

5人目はゲイにハマっている。

「医学部受験に失敗、2浪で早稲田の文学部
→ 出版社勤務
→ ホテル勤務、退職後は看護婦の妻から離婚を迫られる
→ 別居してスナックのママと同棲するが捨てられる
→ アル中と梅毒で入院→離婚後は実家に戻りガードマン
→ ベトナムを6回訪れ9ヶ月滞在
→ 45才でバンコクのフリーペーパーの編集者(月給3万バーツ≒8万4千円)、オカマに惚れるが金をせびられるようになる
→ フリーペーパーの会社設立を目指す」


よくある勘違い

「みんなの視線が優しかった。誰も僕を非難しない。
日本では働かないと「失格」の烙印を押された。
しかも「ちゃんとした」仕事をしていなければならなかった。

そのことが僕には苦しかった。いつもいつも疎外感と一緒だった」

Sさん(47才)には、「日本は偽善、東南アジアはオープン」と感じられるそうです。
そういう面もあるのかもしれませんが、浮いた存在の外国人だから、現地での暗黙の掟がよくわからないだけの可能性もある。


ゲイに貢ぐのは勝手だけど…

日本社会からはみだす → 疎外感・劣等感 → 東南アジアで現実逃避。

そんなパターンのようです。

外こもりほど働くことに抵抗はなく、親の経済力に頼ってはいますが、食べる分は稼いでいます。

ゲイに恋して貢ぐのも個人の自由。ただ、独立して会社経営というのは無謀なのでは。
現地のむき出しの感情や暴力の中を泳ぎ切るような打たれ強さはないみたい。
本書の出版は2001年ですから、Sさんも今では60才。どうなったのかなあ?


少女妻gs13人!

最期は「玉本ハーレム事件」で有名な玉本さんになるはずでしたが…。

「大卒で和歌山相互銀行入社、株で儲ける
→ 砂利採取会社の社長就任、頻繁に海外旅行
→ 30代なかばにタイのチェンマイで結婚、事業に投資し永住ビザ申請
→ 1973年に婦女暴行・幼年者の人身売買容疑でタイ警察に逮捕される」


この時の少女妻は13人、年齢は8〜17才とか13〜15才とかいろいろ伝えられています。玉本さんは39才。


前代未聞の破廉恥漢なのか

それまでの海外定住日本人の多くは、儲かる仕事を探す駐在員やその家族。
この頃から、日常の中のワクワクドキドキを求めるうさんくさそうな男たちも増えてきます。

彼らの目当ては「男であることの優位性を感じさせてくれる女性」
玉本さんはロリコンの欲望を露骨に実現して、「前代未聞の破廉恥漢」とマスコミに叩かれたそうです。


一夫多妻制を認める風潮

「タイやカンボジアでは、金持ちが貧しい人の面倒を見るのは当たり前。
結納金を納めれば何人かの女性を妻にすることは問題視されない。
60年代まではカンボジアの戸籍の妻の欄が4人分あり、一夫多妻制を認める社会だった」

今から40年前の日本と東南アジア諸国の経済格差は大きく、現地での玉本さんの評判は悪くなかったらしい。噂を聞きつけた日本のマスコミが現地のフリージャーナリストに取材させ、騒ぎが大きくなったのだとか。


覚せい剤の密輸が資金源?

「逮捕容疑は無罪だが、公序良俗を害する外国人として国外追放処分
→ 帰国後、覚せい剤取締法違反で逮捕
→ 保釈中に偽名パスポートでチェンマイを訪問し再逮捕
→ 懲役5年の刑が確定
→ 出所後、和歌山で木材ブローカー
→ 50代初めにタイ人現地妻を入籍」


その後の消息が不明だったのですが、「俺は玉本じゃないギョクモトだ」を見ると、2001年に入国が禁止されているタイで身柄を拘束されています。


ロリコン一筋、勝ち逃げの人生

出所後にマニラにもハーレムを作り、最終的にはカンボジアのシェムリアップのハーレムに落ち着いたのかな。

カンボジアの銀行預金が4億円とか大阪のマンションの家賃収入とか、いろんな噂がありますが資産の全貌は不明。1933年生まれだから今年で71才、ロリコン一筋、勝ち逃げの人生なのかもしれません。


意外と金は使っていない

変わったことをする人は自己顕示欲が強く、マスコミに露出したがる傾向があります。
が、玉本さんはマスコミ嫌い。やりたいことを実現できているので、ひっそりと自分の王国に君臨したいのかもしれません。

シェムリアップで少女妻15人と暮らしていましたが、あまり金は使っていない。

結納が20万円、月々の手当が1万円。

20万円×15人=300万円、1万円×12ヶ月×15人=180万円。

初年度が480万円、2年目以降が180万円。


目の付け所は悪くない

刑務所を出たのが1980年ですから、2001年まで21年間と仮定すると(現実には日本やマニラなどにいた時期もある)、480万円+180万円×20年=4,080万円。

東京の上流階級の奥様方は「年収 2千万円程度じゃあ暮らせない」とおしゃっておられます。

タイやカンボジアでは安上がりにハーレムを築けるようです。
しかも、周囲から道徳的な批判もでない。


金の使い方は上手かも

玉本さんは自分の服装にも無頓着だったそうですから、好きなことに金をつぎ込んだのでしょう。金の使い方を知っているようです。

ただ、治安が良くない途上国で大金をキープし続けるのは素人には難しいと思う。重度のロリコンであることは確かだとして、ダークな世界にもつながりがあるのかもしれない。ちょっと、一般人の参考にはならない感じです。


ライトな感覚で遊ぶ

億単位の金が手に入らないというのもありますが、今の若い人はもっとライトなんじゃないかな。

年金生活になるまで楽しみをとっておこうとも思わない。
かといって、労働を拒否して外こもりになる気もない。

高齢者の海外移住は経済的余裕が無いと非現実的、外こもりも年をとると惨めになりかねない。

そうした実例を知っているから、正社員になって安定した身分と収入は確保、長期休暇にLCCで東南アジアに飛んでひと遊び。割りきって楽しんでいるんじゃないのかな。


ハレンチな日本女性orz

ちなみに、筆者は取材に失敗して玉本さんに会えずじまい。その時に通訳兼コーディネーターの女性に軽蔑の視線を向けられます。

「アンコールワットもバリ島状態。非日常のときめきを求める日本人女性が、バイクタクシー運転手と簡単に寝てしまう」

アンコールワットの遺跡の中でセックスするハレンチな日本女性の一人、そう思われたのでした。男も女も暇と金を持て余すと、することは似たり寄ったりなのかなorz


職業は結婚詐欺

「バリ島のジゴロたち」から引用しますと、

「日本人の女の子と結婚するのが、俺たちの唯一のサクセス手段さ。
手っ取り早いし、遊びながら楽しめるし一石二鳥。

結婚して家を買ってもらうのが一番の目的。
買ってもらった後はもちろんバイバイ。

ここでは日本人の名前で土地を買えないから、離婚して家を売れば大金が入るんだ。
裁判するって騒ぐ女性もいるけど無駄なだけ。
法律はインドネシア人のためにあるし、結婚するなら同じ肌の色をした女性がいいに決まっている。

良いも悪いもないさ、俺たちにとってこれは仕事なんだから…」


現実逃避の夢から醒めたら

「異文化の中に飛び込んだ女性がそこに根を下ろし、アジアと日本の新しい一面を開く可能性もある」という筆者の期待は楽観的すぎるのでは。

現地のライフスタイルが性に合って永住できるのはごく少数の例外でしょう。

女性は、バカな男より現実的で計算ができるはず。
疑似恋愛が終了すれば、現実逃避の夢から醒める。
帰国して日本での生活レベルを享受したくなるんじゃないかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/81713.html

▲△▽▼


脱出老人は年の差婚をめざす
花嫁は40歳年下

年齢の離れた結婚は歓迎されない傾向にありました。

男が金で若い女を自由にする。金目当ての女が色ボケ男を手玉に取る。

そんなイメージがあったのでしょう。でも、今では年の差婚は流行りです。
ただ、花嫁が40歳年下のフィリピン女性だと微妙かも。


フィリピンでゆったりセカンドライフ?


脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち 2015/9/15 水谷竹秀 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%84%B1%E5%87%BA%E8%80%81%E4%BA%BA-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%81%AB%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E8%B3%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4093884366


は、日刊マニラ新聞の記者によるノンフィクションです。

物価が安く、気候が温暖なフィリピンでゆったりセカンドライフを楽しみたいという高齢者は少なくない。

けれども、言葉・文化・自然災害・インフラ整備の遅れで不便な日常生活などに関する認識は低いようです。


500万円をどぶに捨てるorz

「日本人男性65歳(元タクシー運転手、年金は月額12万円)、フィリピン人女性25歳、1歳の息子あり。

フィリピンクラブで知り合った18歳の娘と結婚、約500万円送金するが浮気されて別れる。その後、23歳だった今の妻と結婚」


打算的だけど…

「フィリピンのアンケートで年の差婚を肯定するのは貧困層で38%、中間層以上で19%」

女性の側には、社会階層の底辺から浮かび上がりたいという経済的理由があります。

一方で、50歳以上の日本人男性が結婚したい理由は「寂しさからの解放、老後の安心」など。若い女性を求める本能に加えて、介護の心配もあるらしい。打算的との見方もできますが…。


行政主導の花嫁招致活動

「1980年代には、斡旋業者に手数料を払って過疎の村が行政主導で花嫁招致活動を行った。
1990年代に「アジア女性を商品化する人身売買」という批判を受け、民間業者の仲介による国際結婚へと移行した」


動機は金

「相手のことを好きじゃなくても結婚します。

東北は相手の男性がほとんど年寄りなので、とにかく50代でも70代でもビザが欲しいから結婚する。それが本当の理由(P37)」

自分と親戚の生活向上が目的という結婚は以前からあるようです。


私の人生はここで終わり

「若いフィリピン人女性が日本人のおっさんなんかに愛情がないのは承知の上です。
けちだったら女性は寄りつかないし、気前がよかったら有り金全部使われる(P17)」

「フィリピンに住む日本人の中には、いざとなったら帰国する人がおる。
でも、私はいざとなっても帰らないから。私の人生はここで終わり(P38)」


フィリピンの土になる覚悟

上述の65歳男性に錯覚はないようです。体力・気力が衰えても、フィリピンで最期を迎えられるかはわかりません。が、本人が「これでいいのだ!」と言うのですから、好きに生きて何の問題もないと思う。


結婚の条件は経済力

「年収400万円以下の日本人男性は女性に相手にされないとすら言われる時代である。
つまり、フィリピン人女性も日本人女性も男性に求める結婚の条件が「経済力」という点では一致している(P43)」

それならば、日本で家族難民になるより、フィリピン人と年の差婚をしたほうがよさそうに思えますが…。


離婚率が高いorz

「夫が日本人で妻がフィリピン人の婚姻件数は年間3118件、離婚件数は3547件(2013年)」

どうも金が目的の結婚は長続きしないみたい。
要介護状態になっても年金収入がある限り面倒を見てくれるのかな?

ホスピタリティが高いといわれるフィリピン人の国民性に期待するのは…楽観的すぎるのではないでしょうか。


粗食で糖尿病が治ったw

「日本人男性50歳、フィリピン人女性19歳。

マニラに隣接するルソンのスラムで、電気も水道もないサバイバル生活。
男は縫製工場の作業員で日当は200ペソ(約540円)」

極貧生活の粗食で糖尿病が治ったそうです(笑)。


困窮邦人もいる

これは「中高年の日本人男性と若いフィリピン人女性≒金が絡む」に当てはまらないケースのようです。

フィリピンの在留邦人は1万8870人(2014年)だそうですから、いろいろな人が混じっています。


金のない不法滞在者だけど

「フィリピンクラブの女性と結婚、
サラ金や闇金から500万円超の借金して彼女の親戚に送金、
浮気されて別れる」


ここまではよくあるパターンですが、金のない不法滞在者(当時の仕事は日当100ペソ)なのに30歳以上年下の女性と結婚しています。

彼はまだ若く、タガログ語ができてフィリピン社会に溶け込んでいるらしい。


貧困ラインは月額2万3700円!

「フィリピンの貧困ラインは一世帯の収入が月額8778ペソ(約2万3700円)、
国民の25,8%がこの貧困ラインを下回る(2014年)」

日当200ペソだと貧困ラインをさらに大きく下回るのですが、「人間関係を築きやすいフィリピンでの暮らしは幸せ」と言います。


綱渡りの不安定な生活

農場に転職し、月給が8000ペソになりアパートへ引っ越しますが…。

妻が病気になって看病のために退職、入院先は貧困層を含む庶民向けの公立病院だが医療費が払えないorz

「綱渡りの不安定な生活は不幸」と本音を吐きつつ、「金を貸してくれ」と筆者に迫ります。


野垂れ死にの覚悟があれば…

物価が安いといっても、日本人が現地で稼ぐのは容易ではないでしょう。
とすると、年金収入や金融資産がないと、安定した海外生活は無理なようです。

元気な内はどこでどんな生き方も可能かもしれませんが、貧乏人が異国で健康を損なえば困窮法人になるんじゃないかな。それを承知の自己責任・自己決断なら、外野の騒音は無視すればいい。


無責任男orz

ただ、子供を安易に作るのはどうなのだろう。

最初の日本人妻との間にできた2人の子供は、妻の母に預けっぱなし。
1人は覚せい剤の過剰摂取で自殺している。

次のフィリピン人妻との間にできた2人の子供とは音信不通。

今の妻との間の息子は、病気になると医療費が払えない状態。


貧困の連鎖の再生産

スラムに住む貧民が養育費を払えるはずもない。

「親はなくとも子は育つ」といいますが、無責任な貧困の連鎖の再生産に思えます。

大人の男女が sexしようと、別れようとそれぞれの選択ですが…。
子育てできそうもない状況なのに出産するのはどうしてなのだろう。
流れに任せて何も考えていないのかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/10/blog-post_29.html


極楽死はどこにある?

望ましい最期って…

多くの高齢者が望む最期は、「身内や知人に見守られながら安らかに旅立つ」といったイメージではないでしょうか。けれども、それは贅沢な願望になりつつあるのかもしれません。


よくあるパターン

水谷竹秀著「脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち(小学館)」
https://www.amazon.co.jp/%E8%84%B1%E5%87%BA%E8%80%81%E4%BA%BA-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%81%AB%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E8%B3%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4093884366


の続きです。

1人目は脱出老人のひとつの典型例。

「62歳男性、フィリピンクラブで知り合った20歳年下の女性を追って退職後に移住。
自宅を売却した2000万円を貢ぎ、年金2万5000円で女性の家に居候。
日本の預金を妹に送金してもらう」


本人の幸福度は?

若い女に手玉に取られた愚か者なのかもしれない。
預金が底をつくか、健康を損なえば困窮老人になるのかな。

日本に帰る場所はなく後悔しているのか、老後を好きにして諦めがついているのか…。本人にもよくわからないのかも。


マンゴー園を購入

2人目はもう少し地に足がついています。

「56歳男性、フィリピンクラブで出会った13歳年下の女性と結婚。
原発事故後に退職しフィリピン移住、同行した父は1か月後に没。

退職金と自宅売却代金で1,5ヘクタールのマンゴー園を購入(土地が200万ペソ(約40万円)、建物が500万ペソ(1350万円))」


フィリピンの土になる覚悟

男性は50代半ば、妻との年齢差も常識的な範囲内。

元気な内は広大な農園で第二の人生を楽しめそうです。

出会いで「女は男の金、男は若い女の体と老後の世話」という打算があったとしても、それは日本人同士でも大差ないはず。体が不自由になってからフィリピン人妻との関係がどうなるかはわかりませんが、先のことを考え過ぎると何もできないし…。


介護の人件費は安いけれど

「フィリピンの平均年齢は23歳、日本は46歳」

経済成長中ですが、日本に比べて物価も給料や人件費も低い。

ですから、若い介護の人手は安く手に入ります。しかし、医療費はそうではない。

日本人は自己負担 3割でフリーアクセスできる国民皆保険に慣れています。
さらに高額療養費や高額介護合算療養費などの制度もあって、医療費を軽視しがちですが…。


海外転出届と健康保険

負担が大きいけれど社会保障が完備した北欧諸国もあれば、医療を行う環境も整っていない発展途上国もあるでしょう。

「海外転出届け」
http://www.tkago.net/tmanual/notification.html

を見ると、「海外転出届を出して住民票を抜くと、健康保険料の支払い義務はなくなるが健康保険に加入し続けることもできない」


提出に関する細かな規定がない?

海外移住をする場合に海外転出届は義務です。

また、海外転出届を出した後で社会保険事務所で年金に関する海外転居の手続きが必要なはず。
ただ、提出に関する細かな規定がないらしく、海外滞在が1年以内ならば提出を求められないようです。


日本での治療費に換算した 7割が給付

「海外転出届けを出さずに、渡航中も健康保険に加入した場合。つまり、国外の滞在が1年以内の状態で、海外で医療機関に治療費を支払い、帰国後自分で手続きした場合、日本での治療費に換算した7割が給付される」


海外旅行傷害保険が必要

「盲腸の手術が日本で40万円、アメリカで400万円なら、

健康保険からの給付は40万円×0,7=28万円、
自己負担額は日本で手術を受ければ40万円−28万円=12万円、
アメリカで手術を受ければ400万円−28万円=372万円」


こうした事態を避けるために、海外旅行傷害保険を利用します。


民間の医療保険が必要

そして、滞在が1年以上に渡る本格的な移住であれば、日本の健康保険に加入できません。
その場合は民間の医療保険を利用することになります。

「フィリピンの保険事情」を見ると、「フィリピンは物価が安くても医療費は日本並み。

最大保障額25万ドルのベーシックな民間医療保険の年間保険料が、51歳〜65歳は1000ドル、71〜75歳で5000ドル、81〜85歳で約1万ドル、96〜100歳では3万ドル」


高齢者の保険料は高額orz

25万ドル(約3000万円)は大金ですが、高額な医療費がかかる病気なら足りないかもしれない。

81歳になれば保険料は年に約120万円です。
96歳になれば年に約360万円、3年で1000万円を超えますorz

フィリピンの庶民は金のかかる私立病院へは行かず、低料金の公立病院で最低限の治療だけを受けるのでしょう。


医療のビジネス化

民間の医療保険はピンキリです。

私立病院では医療のビジネス化が徹底していて、保険対応限度分の治療しか受けられません。

提携病院はどこか、どんな検査や治療がいくらで受けられるのか、そうした複雑な契約内容を素人が比較検討するのは難しそう。判断力の衰えた高齢者には不可能に近いのでは。


1000万円を現金で払えるか

「これまでに聞いた自己負担の最高額は1000万円。

フィリピンでボランティア活動中の日本人女性(60代)がくも膜下出血で倒れたが、何の保険にも入っていなかったため、日本からフィリピンに駆け付けた夫が現金で支払ったという。

国民健康保険に加入していない人が大病した場合、日本に帰国して再加入すればいいと考えるかもしれないが、各航空会社から搭乗を拒否される恐れがある(P280)」

医師や看護師の付き添いで帰国するにも、かなりの費用が必要でしょう。


病気でも日本に帰る場所なし

3人目は、「自宅を売却してフィリピンに移住した59歳男性、

脳梗塞で手術を受け左半身の一部が不随。
国民健康保険にも旅行者傷害保険にも加入しておらず、約100万円の自己負担。

20代の彼女とは別れるが、数百ペソで介護してくれる若い女性あり」


困窮邦人予備軍

「金の切れ目が命の切れ目。医療保険は要らない」そんな生き方もあるのでしょう。

しかし、杖をついて歩ける内は、少額のお礼で用を足してもらえば暮らせますが…。日常生活にも不自由するようになれば、医療費も嵩んで困窮老人になるんじゃないのかな。


逃げ道もあるけれど

小心者の私なら、「要介護度が進んだら、帰国して人権団体に泣きつき、生活保護を受給して介護施設に入る」などの逃げ道を準備すると思う。
けれども、若いフィリピン人を追いかけて日本を飛び出す人に、そんな発想はないのだろうな。良し悪しではなく、人生観の違いなのかも。


雪のない生活に憧れる

4組目は、「秋田県在住の日本人夫婦、年金生活。

雪のない生活に憧れて自宅を処分、冬はセブ島のアパート、夏は日本(自営業で使っていた事務所あり)」

温暖な気候なら沖縄でもよさそうですが、物価が安くしがらみのない海外で解放感を味わいたいのでしょう。


現実的な選択

当初は退職者ビザを取得しコンドミニアムを購入する予定でしたが、現地の台風被害に接して方針転換。冬季のみ短期滞在の海外生活を楽しむことにしました。

富裕層ではない中間層も、こうした老後を選択肢にできるようです。

「元気な内に海外生活をエンジョイ、健康が不安になったら日本に戻る」
日本に生活拠点が残っているのでリスクは小さい。


いいとこ取りでウィンウィンの関係

途上国に住むには、その国の医療環境も含めた現実を受け入れなければなりません。

が、そこまでの重い決断はなかなかできない。また、受け入れ側も「ある程度の年金があって保険に加入している日本人なら移住者として望ましい」と言います。

「自分で自分の面倒を見ることができ、金を落としてくれるなら歓迎」ということです。互いにいいとこ取りでウィンウィンの関係かな。


独り者の海外移住者が孤独死

最期は、あまり金もなく、人的ネットワークも切れている独り者の海外移住者の例です。

「結婚歴なしの63歳日本人女性、高校の英語教師だったが遺産相続をめぐるトラブルでフィリピンに移住。

ネグロス島に 6年住んだ後、セブ島のコンドミニアムに 4か月暮らす。

大腸がん闘病中で心筋梗塞による孤立死、本人の希望でセブ島の日本人墓地の埋葬される」


返金請求は煩雑

横道にそれますが、

「彼女が退職者ビザ取得のために定期預金した2万ドルは、ビザ解約で全額返金される。
が、この手続きは煩雑で時間がかかるため諦めるケースも多い」

この辺りの事情は

「退職ビザ預託金の行方 4.預託金の返却」
http://watami2008.pasco-ph.com/?p=11153

に詳しいです。


性差なのか?

フィリピンバンドを追いかけて移住する日本人女性もいたそうです。

が、夢が覚めた後も現地に残る人は少ないらしい。
女性は正気に戻れば現実的に判断してやり直せるのでしょう。

地縁・血縁のネットワークを持っている場合が多く、年金生活の日本人女性が海外で一人暮らしをするのは稀だと言われます。


幸福になる者も、不幸になる者もいる

ただ、女性にもいろいろなタイプがあるはずです。女性の経済力がアップするにつれ状況は変化するかもしれません。

「干渉されずに一人でひっそり暮らしたい」という上記の女性は、フィリピン社会に溶け込めず浮いていた。

海外移住で幸福になる者もいれば、不幸になる者もいる。客観的に見れば、彼女は後者なのでしょう。


環境を変えたら幸せになれる?

人は生きたように死ぬのならば、環境を変えたら幸せになれるというわけでもなさそうです。多少の変化のきっかけにはなっても、60年以上かけて形作られたライフスタイルを一変させるのはほぼ不可能。

居住地が日本でもフィリピンでも、都市部でも田舎でも、孤独死する人は孤独死するんじゃないのかな。


世間的な評価はどうでもいい

一人では生きていけませんが、対人関係にはプラスもマイナスもあります。
「絆=善」を押し付ける風潮はどうなのだろう。

人間関係に消極的な人間には、その人にふさわしい人との距離感があります。
世間的な評価が「かたくなな生き方で孤独な末路」だったとしても、死にゆく本人にとってはどうでもよいことでしょう。


ダメ元でやってみるしかない

海外ロングステイが多少話題になっても、実行するのはごく一握りの人たちです。

日本で暮らすような便利で安全な暮らしは保証されない。

それでも、日本での寂しい老後より、楽園を求めて海外移住を試すというのなら…。ダメ元でやってみるしかないのかも。


苦しみは少ない方がいい

「死亡する直前の数日間は、部屋で苦しみ悶えたのか、ボールペンで幾十にも丸い円が描かれていた。そして日付欄が空白になる。
遺体が発見されたのは、その二日後だった(P275)」

フィリピンでどんながん治療を受けていたかは不明。
日本の病院やホスピスでの死が、フィリピンでの孤独死よりマシかどうかは判断できません。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html


▲△▽▼


フィリピンに生きる困窮邦人

パラサイトシングルのひきもりやニートでも、親が年金保険料を支払っている場合もあります。が、国民年金を満額受給しても月に6万5千円ほどです。親が亡くなった後、遺産を食い尽くせば生活保護が必要になるでしょう。国民年金は、高齢でも働き続けられるひと昔前の自営業を想定した制度だからです。

では、低年金や無年金が予想されるひきこもりやニート、さらに広げてワーキングプアの非正規雇用者が、物価の安い東南アジア諸国に移住すれば新たな展開が開けるのでしょうか。


日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 2011/11/25 水谷竹秀(著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%9B%B0%E7%AA%AE%E9%82%A6%E4%BA%BA%E3%80%8D-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4087814858


を図書館で借りてきました。


困窮邦人は自己責任

「航空運賃+不法滞在分の罰金が払えず日本に帰国できない困窮邦人は768人、フィリピンは332人と最多」

フィリピンクラブの女性を追いかけて渡航し、所持金を使い果たして見捨てられるのがよくあるパターン。

女は金を、男は年齢差40〜50才以上の若い女を求めます。

駆け込み先の日本大使館は「自己責任の結果に国民の税金を貸し付けるのは納税者の納得が得られない」として厳しく対応。

海外で無一文になった日本人の帰国支援に関する国援法(飛行機代、宿泊費、食費、交通費、雑費などの貸付)が適用されるのは、年に20〜30人に止まります。

人手も予算も限られており、親族・知人に電話して送金を依頼しますが…。
不義理を犯していたり疎遠になっていたりで、断られるケースが多いようです。フィリピン日本人会も困窮邦人支援には消極的。


共通のパターン

筆者は日刊まにら新聞(東南アジア初の日刊邦字紙)の記者で、裏付け取材も丁寧に行っていますが、登場する困窮邦人が語る内容の真偽ははっきりしません。

困窮邦人は37〜59才の中高年男性。
元の仕事は派遣、新聞配達、トラック運送、ソフトウェア、自動車部品製造など様々。
自営業者もあれば、大手企業勤務もある。

渡比のきっかけはフィリピンクラブのフィリピーナである点は共通。


学歴は高卒以下。所持金なしのホームレスで、フィリピン人に食事を恵んでもらうなどして生き延びている。

親の貯金を使い込み、高利の借金を踏み倒し、罰金も未納で帰国すれば収監される者。

連帯保証で借金を背負い、偽装結婚の道具に利用された者。


海外移住に至った経緯はそれぞれですが、離婚や別居で円満な家庭生活だったとは言えないようです。


スポイルされていく

「マニラの最低賃金は1日400ペソ(約800円)、庶民の月収は1万ペソ(約2万円)ほど、物価は安い」

「彼らは日本に住めないんですよ。フィリピンが住みやすい。
日本では、ああいった人は受け入れてもらえないんですよ。
日本じゃ苦しくて生きていけない。
一生懸命に働いてお金を稼ぐことができない人たちなんだなあと思って。

女、薬にはまっている人が多い。
ああいう味を覚えちゃうと駄目なんですよ。
人間は堕落していくもんなんだと思いますね。

だいたい、60,70のおじさんを本気で愛してくれる若い女の子なんていませんよ。
結局はお金ですよ、お金(P64)」


著者は「異国の地で所持金もなくホームレス状態で生きているのは何らかのメッセージの発信か」との思いで取材を始めたそうです。

が、「困窮は自己責任ではない」という仮説は崩れ去った」


経歴詐称の常習犯

ソフトウェア会社勤務で年収1,000万円を超えていたという51才の男性は、アパートで寝たきりの垂れ流し状態。下半身不随で右目は失明しています。

家賃滞納で追い出された後、障害者施設に入れましたが、そこも半年で追い出される。
面倒を看てくれるフィリピン人の善意にすがっていますが、いずれ限界がきます。

フィリピンクラブ絡みの浮気で離婚、フィリピーナと結婚して渡比。

転職を繰り返す内に発病、フィリピーナとも離婚して現在の境遇になりました。

フィリピンクラブでの飲食代200万円、自宅売却時のローン残金500万円などを親に肩代わりさせており、70代後半の両親は受け入れを拒否しています。

見栄を張って経歴を詐称するこの男のプロフィールが、どこまで信用できるかは不明です。しかし、仮に帰国費用の目途がついても、日本に居場所はありません。


離婚するなら退職金は財産分与の対象

高卒後33年間大手企業に勤務した59才の男は、単身赴任先でフィリピンクラブにはまり 2年で1,000万円つぎ込む。

25才年下のフィリピーナと結婚、早期退職金4,900万円を持って渡比。

土地購入に1,000万円、妻の兄弟に買ったジープ3台で300万円、養鶏場ビジネスに1,000万円(4年で失敗)、退職ビザ取得条件の定期預金に650万円などの支出があって、残金は6万円。

妻名義の家を追い出されてアパート暮らし、ひと月5,000ペソ(約1万円)の節約生活をしながら60才からの年金受給を待つ。

フィリピーナのおねだり攻勢は、土地、家、自動車、事業の順で行われるそうです。
ぴったり当てはまります…。

ただ、フィリピーナが騙したというのは一方的でしょう。
体を張って勝負している彼女のところへ、4,900万円のネギをしょったカモが飛び込んできたというべきなんじゃないかな。

被害者はこの男ではなく、一方的に離婚され退職金も持ち逃げされた元妻です。


女もはまる…

身勝手すぎる男の話が続きますが、フィリピンバンドのメンバーと恋に落ちて渡比、現地に妻子がいることを知って失意の帰国をした日本人女性もいたそうです。フィリピン人男性が日本人女性を利用して家族を養うパターンもあったわけで、日本人は平和ボケしているのかもしれません。


ダブルスタンダード

本書の事例を読むと「自分はこれほどひどくはない」と優越感を感じます。
が、逆境にあれば、人間の弱さがむき出しになる瞬間は誰にでもあります。
傍から見れば、五十歩百歩と言えなくもない。

しかし、だからといって、フィリピン人の同情に甘えて、横着に世話になり続けることは肯定できません。日本に帰国し、社会的弱者支援を謳うNPOにでも頼って生活保護を申請するしかないのかな?

「日本でホームレスとして生活する人たちも各個人の選択の結果と言わざるを得ないのだろうか。個人の責任であれば、なぜ、社会問題として取り上げる必要があるのか。あるいはマスコミが「こんなかわいそうな人々がいます」と世間にアピールし、書籍や記事のネタに利用しようとしているだけなのか(P282)」

同感です。ダブルスタンダードです。困窮邦人に自己責任を求めるのならば、生活保護や障害年金も真に必要な人のみを対象にするべきです。

稼動年齢層に生活保護を与えたり、新型うつ病に障害年金を認めたりすることは、納税者の社会的常識と合致しないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/4900_16.html


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メイドの最低賃金はひと月6750円!
人生の最期はどこで?

痴呆老人はフィリピンで暮らす方が幸せなのか。
フィリピンは日本人高齢者の姥捨て山になり得るのか。

水谷竹秀著「脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち(小学館)」の続きです。


人気の居住先は東南アジア

「1986年の通産省のシルバーコロンビア計画は高齢者の海外居住支援事業、欧米を居住先として想定。
バブル崩壊後は物価が安く白人社会より暮らしやすい東南アジア(マレーシア、タイなど)が人気の居住先」


海外ロングステイ人口は増加

「フィリピンは退職者ビザ取得の条件が緩く(35歳以上の外国人、指定銀行口座に1〜5万ドルの定期預金)、取得した日本人の総数は3020人」

「日本人海外ロングステイ人口の推計は1992年が90万7千人→2013年が155万6千人」


富裕層の第二の青春?

「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470


を見ますと、

「生活防衛のために年金を頼りに海外移住 → 高齢の富裕層が海外のセカンドハウスでショートステイをエンジョイ」

といった傾向の変化があるようです。上記の海外ロングステイ人口は滞在2週間以上をカウントしています。


ちょっと長めの観光

永住という重い決断ではなく、もっと軽いちょっと長めの観光なのかな。

元気な内に物価の安い海外でワンランク上の非日常を楽しむ。
健康が不安になったら日本に戻る。

いいとこ取りというか現実的な選択です。

この傾向を反映してるのか、英語習得に消極的な海外年金生活者が多いのだとか。


マニラ極楽暮らし


マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 – 1999/5 小松崎 憲子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E2%80%95%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B4%8E-%E6%86%B2%E5%AD%90/dp/4838710682?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0


の著者である小松崎憲子。

「1994年に68歳でマニラに建売住宅を購入(1350万円)、
40年近くの教員生活で月額30万円ほどの共済年金あり、年金者天国を謳歌」

小松崎さんは富裕層ではなく、この年代では少し余裕のある普通の年金生活者でした。

トラブルもあって…

「70代半ばでローズ・プリンセス・ホームに移り、その後は従業員とのトラブルで退職者ビザ取得代行業務を廃業。ローズ・プリンセス・ホームと金銭トラブルあり、病気を押して帰国し茨城県の病院にて85歳で没」


経済的弱者の孤立死

日本の高齢化率(65歳以上の割合)は25,1%、都内には高齢化率が3割を超える団地もある。家賃が7500円〜2万円の都営団地には生活保護受給者も多く、経済的弱者の孤立死が問題になっている。

貧乏な高齢者の多くは自ら行動を起こさず、「居場所がない、寂しい」とつぶやいている。


心が不健康だとダメ

強者の立場からは、

「高齢者は年金があって幸せ、日本にいて満足、それ以上夢か何か必要なのか?
体がついていくかどうか、やるかどうかは本人次第。
待っていても誰も来てくれない。体が健康でも心が健康じゃないとダメ」

などの意見も聞かれます。


海外永住はハードルが高い

筆者は「日本では経験できない華やかな老後を送れた」と小松崎さんを肯定的に評価しています。

が、海外長期滞在の不安として「医療、治安、言葉」が挙げられ、高齢者は医療・介護の問題を避けて通れません。
彼女の最期は海外永住の難しさを教えてくれました。


姥捨てなのか

「58歳の娘が 84歳の母をセブ島のコンドミニアムに入居させ、月に1回様子を見に来る。

3人兄弟の家をたらい回しの後で借りたアパートはごみ屋敷になったが、都内の介護施設は入所待ちの経緯あり。

娘は退職後にセブ島で年金生活を送る予定」


介護者の都合が優先される

母は離婚しており、娘は金融関係の営業社員とあるので、娘の経済力に頼っているのかもしれません。介護離職して娘が犠牲になるのが正解とも思えず、人件費が安いメイドの世話で暮らす母が不幸とも言えませんが…。

「セブ島の暮らしは楽しくなくはない」というのが母の本音なのかも。


医療や介護が必要になったら?

心身が衰えれば、介護の場所や方法は介護者の都合で決められます。
認知症ではなく、最低限度の日常生活がこなせる内はよいとして、要介護度が進んだり医療が必要になったらどうするのだろう。
その時は日本の介護施設に入所させるのかな。


ローズ・プリンセス・ホーム

「フィリピンの民間介護施設は月額4万5千〜8万ペソ(約12〜22万円)、マニラ首都圏の平均給与が1万ペソ(約2万7千円)なので利用者は富裕層」

一方で、「1996年にできた日本人高齢者向け介護施設であるローズ・プリンセス・ホームは入居費用120万ペソ(約324万円)で話題となり、ピーク時には年に700人もの見学者が訪れた」


ほぼ全滅状態orz

当時の日本の高級老人ホームは入居一時金が高額でしたから、割安感があったのでしょう。

が、「2014年の日本人入居者は4人、フィリピン人スタッフのみによる管理費ぎりぎりの運営」

類似施設はいずれも少数の関係者が利用しているだけで、ほぼ全滅状態だそうです。


海外介護ビジネスはもう終わっている

ローズ・プリンセス・ホーム創設者の棟朝淳州(むねともあつくに)は

「介護を受ける人も英語ができなかったり、フィリピンの事情を知らなかったりするからトラブルになるんです。私の中では海外の介護ビジネスはもう終わっています。今以上のことはできません(P246)」

と述べています。


セールストークの責任をとらない

途中で日本人スタッフがいなくなっても、医療費が予想外の高額であっても、確認を怠った入居者の自己責任ということです。

日本のように行政による救済措置などなく、儲からずに経営者が投げ出せばそれまでorz

安心を求める高齢者やその家族にとっては選択肢になりません。
行き場のない入居者が文句を言えずに残されたババ抜き状態に思えます…。


フィリピン人メイドによる介護

「81歳の認知症の妻を、91歳の夫が 43歳のフィリピン人メイドの手を借りて介護。

実家を売却しフィリピン人と結婚した息子が住むフィリピンへ渡る。
メイドの夫には数十万ペソ騙し取られるが、メイドの介護には満足」


介護中心の認知症患者

フィリピンの民間介護施設があてにならないなら、身内の介護が必要になります。

この事例は息子夫婦の家がフィリピンにあるのが特徴。
日本では在宅介護しきれない事情があってのフィリピン移住です。

妻は認知症で寝たきりですから、金の力であっても丁寧に世話してくれるメイドがいるほうがよいのかも。


残される夫はどうなる?

妻が天寿を全うしたら、「日本で死にたい」と言っていた90代の夫はどうするのだろう。

日本にも小規模低料金の住宅型老人ホームも作られるようになっています。
帰国するのか、フィリピンで息子夫婦の世話になるのか。成り行き次第なのかもしれません。


フィリピン人メイドの手を借りて介護

最後の事例は、

「認知症の90歳の母を娘(68歳)夫婦がフィリピンに移住して介護。
身体拘束する介護施設や精神安定剤を服用させる姉夫婦の介護に不満で母を引き取る。

メイドを月額4千ペソ(約1万800円)支払う約束で雇っても、値上げを要求されてトラブル続き。6年間に120人のメイドをチェンジ」

ちなみにマニラ首都圏のメイドの最低賃金はひと月2500ペソ(約6750円)です。


キュアよりケアの高齢者向き

治療より介護が必要な高齢者で、延命治療を望まないならば、介護の人件費が安いフィリピンも選択肢になり得そうです。
日本で家政婦を雇えば、1万円だと4〜5時間分にしかならないでしょう。

「施設のルールによるのではなく、在宅で介護したい」のなら、安価で丁寧な介護の人手を調達できるのは魅力的です。


フィリピン社会に溶け込んでいない

ただ、移住した娘夫婦の老後はどうなるのだろう。

フィリピン人はホスピタリティーに富むかもしれませんが、お人よしではない。
金で労働力を買い叩く感もある初老の日本人夫婦が、地域社会に溶け込んでいるとは思えません。体力・気力が衰えたら、フィリピンに住み続けることは難しそうです。


海外長期滞在の条件は…

まとめると、高齢者が元気な内は、経済力に合わせて海外でも好きに生きられる。

海外生活で介助・介護が必要になったら、現地の民間介護施設は当てにならない。だから、同居する身内の介護者とメイドを雇える程度の年金収入や資産が必要。
高額な医療費がかかるようなら、日本に帰国できる余地も残しておくのがベター。


困窮邦人以外のゴールもある

う〜ん、これだけの条件も満たすなら、日本でも海外でもそれなりの最期を迎えられるのは当然かなw

では、たいした年金収入もなく頼れる身内もいなければ、海外ロングステイは無理なのか。
貧乏な単身者が海外移住を強行すると、困窮邦人になるしかないのか。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/6750.html


マニラの欲ボケ婆、海外老人ホームの闇


日本人向けの介護付老人ホーム

年金だけでやっていけるか不安な高齢者は、物価の安い国で老後を送るという選択肢もあります。

お勧めはフィリピン、日本人向けの介護付老人ホームもあって安心です♪
ちょっと、情報が古いかも…。


海外年金生活者もいろいろ


マニラ行きのジジババたち– 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763


によりますと、

「フィリピン退職者ビザを取得した日本人は763名(2001年)」

短期滞在ではなく、永住してフィリピンで余生を送る覚悟なのでしょう。

ハワイやオーストラリアなどの優雅な海外年金生活者ではなく、経済的不安を解消しようとするやや規格外れの人も含まれているそうです。

「ビザが取得し易い(銀行に定期預金するべき額が小さい)、物価が安い」

などがフィリピンの魅力です。


マニラの名物婆さん

本書の第1章に登場するのは小松崎典子さんで、

「75才。40年間の教員生活の後、退職金3千万円と田舎の家の売却代金を持ってマニラ暮らしを始める。

PRAビザ取得、現地に1500万円で家を購入、フィリピン年金暮らしの先駆者として有名。

月に30万円ほどの年金があり、メイド2人と運転手を雇う生活」

異母妹やその親族に資金援助したり、一泊 8千円で日本人をホームステイさせたりと現地の生活をエンジョイ中。


ボケたらアウト…

日本人が経営する介護付老人ホーム(ローズプリンスホーム)の介護権も購入して老後に備えます。

茨城の田舎の生活は完全に捨てており、フィリピンに永住するつもりでしたが…。


「真実が知りたい どうしても許せないのです」
http://blog.goo.ne.jp/srachai/e/496ebd4b801babd79eede7932f0383aa


を見ますと、海外で最後を迎えるのはハードルが高いようです。

本書の出版が2002年ですから、85才くらいで永眠されています。
日本にいてもリスクはありますが、体力・気力が落ちる高齢者にとって海外が住みやすいとはいえない。異国で認知症になるとアウトです…。


話題のローズプリンスホーム

第3章に登場するのは子供が3人いる60才のバツイチ女性で、

「半身不随の母親の介護でストレスが溜まる。
女性労働に支えられる在宅介護を前提とした介護保険制度に失望、

子供に迷惑をかけたくないとローズプリンスホーム(1996年にフィリピンに開設された有料老人ホーム)の短期研修に参加」


成功しそうなビジネスモデル

「フィリピンで箱もの施設の運営は至難」と言われる中、日本政府によるロングステイ推進の波に乗りローズプリンセスホームの経営は順調に見えました。

「3千坪の敷地にバストイレ付の個室、クリニック、歯科診療所、食堂、プール、リハビリテーション室などがあるホームとその周辺に一軒家が並ぶ。

施設の生涯賃貸料は290万円。
要介護になればホームの個室で24時間体制の介護が可能。

介護費用は月に軽度なら2万2千円、中度なら2万6千円、重度なら5万3千円、超重度なら8万9千円(いずれも当時の為替レート)」


労働力の安さが魅力

例えば、認知症で超重度の要介護状態になったとすると、介護費用・食費・管理費で月に16万5千円。

バブル崩壊後でも、このくらいの金額は年金でクリアできる高齢者は多いのでしょう。

「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470?page=4


によりますと、

「フィリピン国内には仕事のない介護士があふれている。
派遣会社に依頼しても、その費用は1日 8時間勤務で月額7000ペソ(約1万8000円)程度だ。

プライベートナースも可能で、月額1万5000ペソ(約3万8000円)も出せばいくらでも応募が来る。
月10万円で、自宅で24時間完全看護(介護)が実現するのだ」

人件費の安さがポイントです。


ジンクスを破れず、破綻…

しかし、17人の入居者が相次いで解約し、解約金支払いのために救急車を売却。
日本人スタッフが辞めて介護の質も低下。
2002年の時点で資金繰りは苦しかったようです。

検索すると

「2011年には経営者が蒸発し、2013年には「かつて100人ほどいた入居者は4人に激減」

とありますが、真偽不明です。他に行き場所のない者の吹き溜まりになっている感あり。


物価上昇、治安の悪さ

フィリピンの安い労働力を利用し、地元には雇用が生まれ、日本の高齢者には選択肢が増える。ビジネスチャンスに思えますが、フィリピンの他の日本人向け介護施設も経営難といわれています。

ローズプリンスホーム破綻の原因はよくわかりません。

「造成地の外はスラムで、施設の 18ある一軒家の内 7軒が窃盗にあった」

治安に問題があったのかもしれない。
物価の上昇が予想以上だったのかもしれない。


医療費の自己負担はどうなる?


「NHK「海外での老後をなぜ選んだのか」は片面の真実でしかなかった」
http://ameblo.jp/tomsoya1000/entry-11448481805.html


を見ますと、医療費の問題もあったようです。

「住民票を抜く=海外転出届けを出せば、住民税や健康保険料を払う必要がない代わりに、フィリピンでの医療費は全額自己負担になる。

住民票を残しておけば、住民税や健康保険料がかかるが、医療費の自己負担は 3割になる」

ということかな?

永住のためにPRAビザを取ってフィリピンに渡るのに、日本に住民票を残せるのだろうか。
居住の実態がなければ住民票は抹消される(不在住で職権消除)ように思うのだけど…。


ランナーズハイ、宴の後

小松崎さんがみじめな行き倒れ同然なのか、晩年の 10年ほどは思い通りの生活をエンジョイできたのだからもって瞑すべきなのか、評価はいろいろでしょう。

海外年金生活のリスクが明らかになり、ブームは下火のようです。

海外の日本人向け介護付老人ホームで機能しているところは、たぶんありません。
適性のある人以外は、高齢になってからの海外移住はリスキー。

日本に生活の本拠を残す → 元気な内に外国で楽しむ → 体力・気力が衰えたら帰国、

これが無難です。


金がなくても生活保護があるしw

まとまった預金とある程度の年金を持った高齢者は徐々に減っていく。

東南アジアの国は経済成長とともに物価が上昇する。

定年後の年金生活は20年30年という長期になる可能性がある。

日本の経済力をバックに東南アジアで優雅に暮らす、30年後にそんなことが可能だろうか。

国内の有料老人ホームも倒産します。が、条件が変更されるにしても、入居者は何らかの形で保護されます。平和ボケした日本人には、国内が安全・安心なのです。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/05/blog-post_25.html


13. 中川隆[-5446] koaQ7Jey 2018年3月17日 14:44:14: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼


海外移住の成功不成功 2013/11/10

3日ほど前に、ブックオフで105円で見つけた本、「マニラ極楽暮らし」小松崎憲子著を読んだ。


マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 – 1999/5 小松崎 憲子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E2%80%95%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B4%8E-%E6%86%B2%E5%AD%90/dp/4838710682?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0


日本は徐々に放射能だらけになるから、海外移住したい。しかし、お金はないので東電の元社長や会長みたいにシンガポールやドバイのように金のかかる国へは行けない。

近くて英語が通じ、生活費も安いフィリピンあたりがいいのでは、と思うようになり、何度かフィリピン行きの海外チケットも調べたりした。

ただ、。やはり心配なのは台風の発生地、今も大きな台風被害で死者が1万人を超すと言われるほど。

場所にもよるのでしょうが、頑丈な建物に住まないと吹き飛ばされる。

「マニラ極楽暮らし」では、小松崎さんという元小学校の教師が68歳でフィリピン移住した。

家も買い、車も買い、ダイビングを楽しみ、日本食を食べ、大きなショッピングモールで買い物したり、メイドを使って楽しく暮らしている、犯罪にも会わずにいるから大丈夫みたいなことが書いてあった。

それで最近はどうかな、とネットでブログを探すと驚きの結果だった。

小松崎さんは、2011年の8月に亡くなっていた。
1926年生まれだから、84歳だったのでしょうか。

彼女を知る人ー現地の友人みたいな・・・のブログには以下のように書いてあった。・・・・・・


真実が知りたい どうしても許せないのです 2012-09-26


棟朝淳州(むねともあつくに)さんのフィリピンはルソン島ラグナにあるローズプリンセスホームは事実上崩壊しているようです。現在そこに定住している人はわずか4人だけみたいなのです。

原因は、マニラ市内で開店した日本料理店(ふるさと)の経営がうまくいかなかったのではないかと推察されます。

小松崎憲子さんの最後は悲惨なものだったみたいです。

棟朝さんに預けしていたパスポートを返してもらえず帰国するのが大幅に遅れてしまいました。

人から聞いた話ですが、二カ月に一度53万円の振り込みがマニラの銀行にあったそうです。
棟朝さんが全部管理していました。


管理と言えば聞こえはいいのですが、小松崎憲子さんは毎月5000ペソのお小遣いだけしかもらえなくて、残りは全部棟朝さんのほうで管理していたようです。

三食の食事を二食に減らして節約していたと聞きました。

胸が詰まって涙を流しました。

他にも被害者は多いようですね。

定期預金をして利息で暮らしましょうという甘い言葉にひっかかって、全財産を棟朝さんに預けてしまった人もいるようです。フィリピンで裁判沙汰になっていますし、暗殺された人だっているみたいです。

推測ですが、棟朝さん、これらのお金を自分の事業(日本料理店)に回した。
事業は失敗し、二件目のお店も失敗、現在小さな焼き鳥屋を経営している。

これは犯罪じゃないでしょうか。
小松崎憲子さんは、最後の力を振り絞り、友人たちや大使館の人たちの手を借りて帰国を果たしました。

飛行機の座席を2席確保して、横になって搬送されたようなのです。
JALの親切なお方の手も借りたようです。

帰国後、入院し、わずか数カ月で天国に召されてしまいました。
エルシウムのテラスハウス、車も全部没収されたと聞いています。
許せないのはパソコンまで没収したことです。

死の直前まで、小松崎憲子さんは手書きで「マニラ極楽暮らし」の続編をしたためられておられました。

憲子さんの遺作を、何とかして、サイトで復活させてやりたいと言う思いは、親戚の方々たちにとっては迷惑以外のなにものでないのでしょうね。

天国の小松崎憲子さん、最後まで、手助けすることが出来なかったことを、深く、後悔いたしております。
http://blog.goo.ne.jp/srachai/e/496ebd4b801babd79eede7932f0383aa


以上のブログを読んで、やはり日本にいたほうがいいのかも、なんて思いました。

別のブログを見ると、小松崎さんが認知症になったから、その施設の管理者が預金などを管理していたというのだが。

今テレビで放映しているのは、海外移住をして現地で結婚し、子供を育て、レストランやカフェ、ホテルなどの経営をしながら成功している女性たちの話し。

こういうのを見ると、やはりもっと若い頃に移住して、現地で人の輪を広げ、仕事をしたり、家族を作るなどしないと成功するのは難しいのかもしれないと思います。

そして、どうせ介護施設に入るなら、しっかりとした所を選ぶべきかな、とも思うのです。
http://origotou.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/iphone/article?name=2013-11-10


小松崎さんのご冥福をお祈りします, 2012/12/26
レビュー対象商品: マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 (単行本)

昨夜、NHK総合テレビの番組「追跡真相ファイル」で、小松崎憲子さんが入所されていたフィリピンの介護老人施設で、日本のテレビや書籍で何度も取り上げられていたローズ・プリンセス・ホームの日本人オーナー失踪と、経営破綻の例が紹介されていた。

現在この施設の日本語スタッフも不在になり、入所者はまともなケアが受けられない状況で、日常生活や医療費に困窮している姿が映し出されていた。

小松崎さんは番組では特に取り上げられていなかったが、その理由はすでに彼女はフィリピンの親戚にも知らされず日本に送り返されて、2011年8月に癌で死去されていたからだ。

なおインターネットの情報によるとローズ・プリンセス・ホームの経営難と、小松崎さんの痴呆が重なり、晩年は彼女もフィリピンでトラブルに遭った多くの日本人と同じように、大変な状態に追い込まれたという衝撃的な噂が出ていた。

この番組では他にもフィリピン人妻に、家や財産を奪われた日本人男性が泣き寝入りをせず、妻を窃盗罪で告発して逮捕に追い込んだだけでなく、現在は裁判を起こして財産を取り戻すために頑張っている姿を追っていたが、こんなことが出来るのは心身が健康だからこそ。

なお小松崎さんが必死で世話をした肝心のフィリピン人親戚は呑気なことに、彼女が人生最大のピンチになっているを知らず、トラブルの防波堤になってあげられなかったらしい。(本当にフィリピン人って頼りない!)

実は一時期、自分も老後に一人で海外生活をしたいと思い、海外移住を前向きに検討していて、ネットで色々な話を調べたり、直接現地(タイ・マレーシア・フィリピン)に行ったりした。

しかし現在は完全移住はあまりにもリスクが大きいので、1年のうち数ヶ月を海外で暮らすロングステイでいいと思うようになってきた。

つまり老後は主に日本で暮らしたいと思っている。

でも、もし海外移住をしたとしても、最後は日本に帰って生涯を終えるのがベストであり、そのためには日本にある財産も人脈も絶対に捨ててはいけないと、NHKの番組を見て強く思った次第だ。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1P9C8OC8PNL8Y/ref=cm_cr_arp_d_viewpnt?ie=UTF8&ASIN=4838710682#R1P9C8OC8PNL8Y


海外ロングステイの現実, 2014/2/27
レビュー対象商品: マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 (単行本)

十年ほど前にこの本を読んで比島移住の夢をかき立てられ、マニラの著者に連絡を取り比島へ数回訪れました。
その一年後に会社を早期退職し著者を頼って比島移住を決行しました。
そして、そのまた5年後には日本へ戻ってきました(苦笑)。

この本に書かれていることは

「比島と比人は、こんな国こんな人達だったらいいのにな」、

「比島在住の日本人がこんな暮らしができればいいのにな」etc

という「・・・れば」「・・・たら」の願望話と、比島の現実をごちゃ混ぜにした一種のファンタジーです。

(ですからこの本の内容は全てが出鱈目ではありません。本当のことも書かれています。と言うか、比島のネガティブな面はソフトに表現している、またはネグっている。ポジティブな面はデフォルメしている)

発展途上国とその国民の現実は半端なものではありません。
その発展途上国に住んでいる多くの邦人の現実も半端なものではありません。

筆者の知人の在比邦人や比人親族(異母妹一家)はなにゆえ認知状態になった筆者をぎりぎりまで放置していたのか。私にはその理由が分かるような気がします。

「老後は気候が温暖で物価の安い途上国で悠々自適」。
私が見た限りではそんな美味い話はありませんでした。
海外移住/ロングステイへの幻想をかきたてるのは止めて貰いたいものです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2RGECC6DSFA2X/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4838710682


定期預金の金利が12,75%w

1億円貯めたら働かずに金利で暮らせる

私が勤め始めた頃はまだバブル崩壊前で、預貯金の金利は6〜7%ありました。

「1億円貯めたら働かずに金利で暮らせる」と言われていたのですが…今となっては過去のお伽噺(笑)。では、海外ではどうなのでしょう。


海外年金生活者のバイブル

小松崎憲子著「マニラ極楽暮らし 年金女性のフィリピン生活(マガジンハウス)」は、海外年金生活者のバイブルだったそうです。

1999年の出版なので、時の流れを感じます。


フィリピーナの異母妹

「53歳で茨城県に家を新築、退職金はローンの返済に消える。

60歳の定年退職後も現職時の生活水準を維持したいと物価の安い国への移住を検討。

同居の父の死後、異母妹テレシタに会いにフィリピンを訪れる。

ホームステイをしたりアパートを借りたりした後で、茨城の家を売却しフィリピンで家を買う(1350万円)」


計画的な移住計画

退職者ビザを取得しフィリピンで家を買うまでに、情報を収集し計画的に準備を進めています。

「外国人はフィリピンでは建物は所有できるが、土地は所有できない」そうなので、土地は長期リースで借り上げたのかな。


フィリピーナの異母妹あり

結婚歴はなく、父没後の日本に濃い人間関係はなかったのかもしれません。

フィリピーナの異母妹がいる点が特殊です。

「姪のヘレン、住み込みのメイド2人、通いの運転手1人で暮らす。
ヘレンには退職者ビザ取得代行会社を任せる。
テレシタには350万円の家をプレゼント」

年金収入とそれなりの貯金があるので大盤振る舞いしたのかな。

ちなみにメイドの月給は約6000円!


騙される二つのパターン

「日本人が日本人に騙される寸借詐欺」もありますが、話題になるのは

「フィリピンパブで知り合ったフィリピーナを追いかけて来て、女性名義で土地や建物を取得して結婚、金がなくなると離婚されて一文無し」

日本人男性が困窮邦人になるよくあるパターンです。


成功する確率は3%

「年金生活者が楽しく暮らすコツは何もしないこと。商売に手を出したら火傷する」

「言葉もしゃべれない、商売の経験もない、人脈もない、法律や商慣習も知らない、そんな日本人がフィリピンで商売して成功する確率は3%程度、妻がフィリピン人なら5%ぐらい」


為替も物価も変動する

「1997年4月1ペソ≒5円」とありますが、「2015年11月1ペソ≒2,6円」ですから、為替レートの変動は大きい。

「物価は安いが日本食品は高い」

こちらも「インフレ率が1998年9,36%、2008年8,18%、2014年4,17%」なので、物価はけっこう上昇しているはず。


今なら移住生活費はいくら?

P132に夫婦にメイド1人、運転手1人のフィリピン標準家庭の支出(月額約11万円)の内訳が載っています。

ちなみに筆者の支出は約15万円。

「1ヶ月の移住生活費シュミレーション(日本人感覚のA夫妻編)フィリピン」
http://www.naru-web.com/philippines/cost-of-living.html


を見ると、

フィリピン都市部で日本人感覚の暮らしをすればメイドや運転手なしで 18万円超。

あまりお得感を感じられないのでは?


ペソ建て定期預金の金利は12,75%!

「フィリピンの銀行のペソ建て定期預金の金利は10〜12,75%、税金が20%かかる」

ええと、仮に 5000万円の定期預金を組めば、税引きで年に400万円の利息を受け取れるってことです。一瞬、フィリピン移住を考えました(笑)。


で、2013年の情報だと…

が、

「意外と知られていない フィリピンのインフレと預金利息」
http://vagabond0321.seesaa.net/article/308634921.html


を見ると、預金が保証される銀行は5行で上限は各100万円ずつ。

そして、金利は2%ちょっと。

5行に 500万円預けても税引き後の利息は年に8万円…。

500万を超える預金には銀行の破綻リスクが発生する。

為替リスクも取ってこの金利だと…日本で投信をやった方がよいような気がするのだけれども。


国民健康保険に加入し続けられる?

「長期滞在者は国民健康保険+海外旅行傷害保険が多い。

フィリピンに本拠を移し、医療保険未加入の者もいる。

風邪なら診療代1000円+薬代1000円、虫歯2本の治療代6000円」

筆者は「厄介な病気になったら日本で治療するつもりなので、国民健康保険に加入し続けている」とあります。


海外転出届は任意らしいけれど…

海外転出届を出さず住民票を残して、住民税や国民年金保険料を払い続けていたのでしょう。

海外転出届は1年移住が目安で、強制ではないらしい。

本書執筆時点で、茨城の家を売ってマニラに移住してから5年は経っています。
日本に生活の本拠がないのに住民票が残っているのは、本来はおかしい。


法の不備はいずれ解消されるはず

法の不備のグレーゾーンはいずれ解消されるんじゃないのかな。
とすれば、高齢の年金生活者が医療保険に未加入なのはハイリスク。

民間の医療保険に加入する必要があり、高度な医療を私立病院で受けたいのなら保険料が嵩むはずです。


ローズプリンセスホームの入居者第1号orz

1994年に68歳でフィリピンに居を移し、マスコミに注目された70代半ばまでがゴールデンタイム。

「1997年にローズプリンセスホームの2部屋の終身利用権を購入(約656万円)、入居者第1号となる。

利用料金は月額14万円(夫婦は22万円)。

施設内に診療所、車で15分の場所に私立病院あり。
看護婦資格を持つ日本人スタッフがいる日本人専用の介護付き老人ホーム」


海外の姥捨て山かも

リゾート感覚の高級老人ホームをイメージした豪華な建物、安い人件費で介護の人手を確保。

目の付け所は悪くなかったのかもしれませんが、安心・安全を重視する保守的な日本人には受け入れられなかった。

「開業後2年以上経った1998年12月の入居者は5人」

立ち上げた日本人経営者は投げ出して、「ババを引いて行き場のない老人が残された姥捨て山」のようになってしまっているorz


過保護な日本は世界の例外

日本の老人ホームでも、事業がうまくいかず事業主が交代する、預かり金の入居一時金が使途不明になる等のトラブルはあります。が、行政指導や救済措置が取られて、入所者の保護が図られるはずです。

一方、海外で怪しげな業者に騙されると、100%自己責任…。


医療費の見積もりが甘い

「フィリピンには日本のような健康保険制度はない。

貧乏人は安い公立病院で最低限度の治療を受ける。
金持ちは高額な私立病院で最高水準の治療を受ける」

「ボトックス 始末記」
http://blogs.yahoo.co.jp/aspentower14042001/11260843.html


によりますと、ボトックス注射1本1万9000円!
上記の生活費シュミレーションの医療費は見積もりが甘すぎます。


最期は日本で迎えたくなる

「そろそろ幕を閉じさせて頂きます」
http://blogs.yahoo.co.jp/aspentower14042001/11296652.html


を見ますと、管理人さんは13年ほどフィリピンでの生活を楽しみ78歳で亡くなられたようです。日本に戻って治療を受ける前に亡くなりましたが、数日前までブログを更新しており寝たきりの期間はほとんどなし。二人三脚の奥さんの支えが大きかったろうと思われます。


最後まで思い通りが理想だけど…

残された奥さんは息子と日本に帰国したところで更新は終了。
理想に近い最期なのではないでしょうか。

フィリピーナと結婚する場合を除き、日本人が一人でフィリピンの土になるまで住み続けるのは至難なのでは。

老いるという現実を直視すれば、最後まで自分の思い通りに生きることは不可能とわかるはずです。


金と親身な身内

永住といった重い決断は高齢者には向きません。
生活の本拠を日本に残し、年金生活の夫婦が元気な内にリゾートでバカンスを楽しむ。

そんなノリでいいんじゃないのかな。

それなりの金があって、親身に関わってくれる身内(配偶者や子供)がいるなら、ハッピーエンドの可能性が高まるでしょう。


元気な内は思い通りになっても…

小松崎さんに話を戻せば、ローズプリンセスホームに移った70代後半以降は思い通りにならないことが多かったようです。

退職者ビザ取得代行業は廃業、広告塔として利用された感のあるローズプリンセスホームともトラブル、日本に帰国して85歳で亡くなっています。


不本意な暮らしという印象

移住生活前半が華やかだっただけに、後半は不本意な暮らしという印象が強い。

世間的評価は「プチセレブを気取った独り者の年金生活者が、業者の甘言に乗せられて惨めな最期」といった感じになるのかな。


向き不向きの問題

大多数の高齢者は、住み慣れた地域で穏やかに老いることを望んでいるのかもしれません。「治安、医療、言葉」のリスクを承知で、本格的な海外移住に挑戦する人はほんのひと握りです。

国内で平均的な老後を過ごすマジョリティ、海外で光と影が強い刺激的な老後を送るマイノリティ。

価値観の違いというか、向き不向きがあるのでしょう。


どこにいても死は管理しきれない

どちらがより賢明な選択かを比べることに意味はない。
できるうちにやりたいことをやっておけば、後悔は少ないかもしれない。

安らかな最期を求めるのも大切でしょうが、死が迫った生活をコントロールしきれるものでなし。それは日本にいてもフィリピンにいても変わらないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/1275w.html

▲△▽▼


灰色の海外移住?


介護付き長期滞在施設

日本は国民皆保険ですから、介護保険料の徴収を拒めません。

それで、一人暮らしの高齢者が要介護認定されると、介護保険を利用して在宅介護ができるのかと言うと…たぶん無理でしょう。
介護保険は同居の家族を前提とした制度だからです。

では、貧乏な一人暮らしの高齢者が特別養護老人ホームに入所できるかと言うと…かなり難しいでしょう。

比較的安いので待機者が多く、順番待ち状態だからです。
待機者数は42万人とか、真に入所が必要なのは4万人とか、真に入所が必要な人だけでも16万人とか、実態ははっきりしませんが、申し込んでもすぐには入れません。

そこで、海外の日本人向け介護付き長期滞在施設が登場しました。

井出康博著「年金夫婦の海外移住」(小学館)の続きです。


フィリピーナの追っかけ

「フィリピン日本大使館の邦人保護事例は1066件(2006年)と多く、その2割が生活困窮者」

フィリピンに海外移住するひとつのパターンは、フィリピーナの追っかけ。


フィリピンパブにはまり、帰国したホステスを追ってフィリピンへ
→ 仕事もせず、所持金がなくなると女性の家を追い出される
→ 帰国する旅費もない困窮邦人となる。


店内の仮想恋愛と現実の区別がつかない中高年男性がいるようです。

「70代半ばの離婚歴ある男性、
家賃が月に1万3,000ペソ(約3万2,000円)の1LDKマンションは電気・水道・ガスが止められ、家賃滞納で立ち退きを迫られている。

生活費は5,000ペソ(約1万2,000円)は知り合いに無心。
一時帰国して生活保護を申請するが認められず、フィリピンに舞い戻る」

在比邦人ホームレス寸前なのに、フィリピン女性にたかられて300ペソ(740円)を渡しています。

海外で孤独死するかもしれませんが、自分で選んだ境遇です。もって瞑すべし、なのかな。


ローズ・プリンセス・ホーム

フィリピンへの海外移住には、日本人向け介護付き長期滞在施設を目指すパターンもあります。

十分な介護の人手を確保できる、有料老人ホームに入居する資産がある。そうした人達を除けば、日本での老後に不安を感じます。

介護士の人件費が安いフィリピンなら、日本では平均的な年金生活者も十分な介護を受けられるはずです。

「日本人向け介護付き長期滞在施設ローズ・プリンセス・ホーム、

35平米の部屋の生涯使用権が300万円、
健常者は1日3食の日本食込みで7万円、
24時間マンツーマン介護付きの寝たきりは13万円(医療費は別)、
月に1万円弱の管理費を払えば常時滞在の必要なし」


60部屋の大半は埋まっているとあります。ニッチ分野で成功したベンチャー企業なのでしょうか。

日本の介護付き有料老人ホームは、入居一時金も月々の費用も高額です。
取り崩せるかなりの資産がなければ、年金生活者(国民年金でも厚生年金でも)には高嶺の花。需要はあるでしょう。


トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ

「治安のよいスービックにある介護付き長期滞在施設トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ、
1泊 1万円、1週間 5万円、1ヶ月11〜16万円、1年132万円、10年900万円(いずれも介護費用を含む)」

離婚経験のある74才男性(年金15万円、生活費20万円)の例が挙げられています。

厚生年金+貯金の取り崩しで、日本より安くて手厚い介護が受けられるのですが…。

ニーズがあるはずなのに、永住者は少なく保養目的の利用が多いらしい。

金の問題をクリアできれば、最期は日本で迎えたいのは当然です。
言葉も通じない異国の施設を終の棲家とするには覚悟が要ります。
また、海外のうまい話は眉唾物という警戒心もあるのでしょう。
介護付き施設の契約金持ち逃げなどの詐欺事件が報道されているそうです。


医療費の全額負担

橘玲の「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470?page=4


によりますと、

「一時期は新聞やテレビでもたびたび紹介されたローズ・プリンセス・ホームは、経営の混乱で日本人職員が全員退職してしまい、いまは日本語を話せない介護士しかいない
(昨年12月にはNHK「追跡!真相ファイル」でその実情が取材された)」

ネットで断片的な情報を拾ってみると、

「ローズ・プリンセス・ホームは3000坪の敷地に50の部屋がある大規模な施設。
16年前にフィリピン初の日本人向けの老人ホームとして開設、入所を希望する人が殺到した。

しかし、施設を出る人が増え、部屋の多くが空いたままになっている。

日本の住民登録を抹消してフィリピンに住所を移すと、日本の国民健康保険は適用されず医療費は全額自己負担となる。

1日12万円の治療費の工面に苦労した末にすい臓癌で亡くなった人もいる」

高齢者の介護は医療とセットになることが多いのですから、介護が安上がりでも医療が高額ならメリットは感じられません。


杜撰な事業計画

「フィリピンの問題点というのは
コストが高くなった。人材の確保が難しくなってきている。
私自身、さじを投げちゃっている部分がある」

経営者の姿勢にも問題あり。倒産せずに譲渡先が見つかったようですが、「有料老人ホームの居住者の権利は利用権。

入居一時金を支払い、終身利用権を取得していても、事業者が変わればその権利は引き継がれない。

サービスのカット、入居一時金の追加徴収、月額費用等の改定が行われることになっても抗弁できない。

そのサービスでは生活が維持できない人や追加費用を支払えない場合は退居せざるを得ない」

日本人スタッフのいなくなったローズプリンセスホームは、もはや日本人向け介護付き長期滞在施設ではなさそうです。
日本に戻ると言っても、体力・気力・資力に加えて受け入れ先探しも必要です。ハードルは高いでしょう。


介護付き有料老人ホームが倒産したら

有料老人ホームは民間企業ですから、倒産やM&Aもあります。

終の棲家として介護付き有料老人ホームを選ぶのでしょうから、サービスが継続して提供されることが最重要です。

が、介護期間が長くなることもあるわけで、10年以上先のことは誰にもわかりません。わからない時は「みんなで渡れば怖くない」海外の介護付き長期滞在施設利用者はごく一部の少数者ですから、このサービスの利用は非常にリスキー。

倒産やM&Aという事態になっても、「うまい話に騙されたかわいそうな人」として一時話題になるだけ。自己責任が強調されます。

日本の介護付き有料老人ホームが倒産した事例では、特例として特別養護老人ホームが入居者を引き受けました。

老後は国内で暮らすのが無難です。施設に入る金がなければ、自宅でいけるところまでがんばるしかないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/blog-post_13.html


ピンクのちブラック、フィリピン病患者の明暗


フィリピン病患者の末路

フィリピンパブが全盛だった頃、フィリピン病患者になる 30〜40代日本人男性が多かったそうです。

2000年代前半には年齢層は拡大し、フィリピン病は退職者にまで広がりました。

2004年に米国が日本のこうした状況を「外国人女性に対する人身売買による性的搾取」と非難し、2006年には興行ビザの発給が従来比1割程度に激減。フィリピンパブは大打撃を受けたそうです。

フィリピン病患者の末路はいろいろらしい。


フィリピーナへの偏見

「フィリピンパブファンの中で、若く素朴なフィリピン女性を騙し性的関係を持とうとする日本人客が年々増加した。

その一方、日本人の優越感、外国人コンプレックス等を裏手に取り、日本人客を騙し金銭的摂取をするフィリピン女性も増え、フィリピンを嫌う日本人も徐々に多くなる。

そういった悪循環が日本社会の中でフィリピンという国に対する偏見を多く生んでいった。

また、既婚者でありながら妻と家族を捨てて、フィリピン女性と恋に落ちる日本人男性もいたのが偏見を助長した〜

Wikipediaのフィリピンパブ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96


日本人=金持ち・スケベ・シャイ

日本に出稼ぎに来たフィリピーナにとっては、日本人=金持ち・スケベ・シャイ。

フィリピーナの家族にとっては、日本人=金を運んでくるカモ。

諸々の体験談からそうした情報は広く知られています。

フィリピンの消費者物価指数は3〜5%の上昇、GDPの伸び率は7,2%(2013年)、東南アジア諸国の中では経済成長が遅れています。

が、日本人が経済力を背景に現地で大きな顔をできるのはいつまでか…。
退職金や年金でまとまった金を自由にできる中高年も少なくなっていくでしょう。フィリピン病は時代の仇花に終わるのかもしれません。


3人目でやっと結婚


マニラ行きのジジババたち – 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763


の第2章は一応ハッピーエンド。

「55才の時にフィリピンクラブで16才のチェリーに誘われて渡比、1ヵ月で120万円使う。

800万円の銀行預金を持って再び渡比、20才のジェシカに1ヶ月で100万円使う。

銀行に 5万ドル預けてPRAビザを取得するか、結婚ビザを取得するか迷い、日本人が経営するコンサルティング会社の紹介で 36才のシェリーと結婚」


ネギを背負ったカモ

言葉ができない、お人よし、女好き、そして金を持っている退職者。

離婚し、子供たちとも絶縁状態で心が弱っている。

700万円の預金を抱えて周囲に頼りきりのこの男性は、典型的なネギを背負ったカモ。
若いピチピチのフィリピーナとの結婚を夢見て、金を毟り取られます。

仮に結婚できたとしても、金・男・家族とのゴタゴタで離婚され追い出される可能性が大きい。


見た目より気立て♪

ラッキーだったのは、3人目の女性と不承不承ながらも結婚したこと。

子供が2人いる不美人の中年女性ですが、気立てがいいらしい。

家の残金や屋台の権利金を支払ってくれる男性を、「日本人は金があって貧乏の苦しみを癒してくれる精神安定剤」と立ててくれます。

月に11万円の年金でも、女性にとっては貴重な収入源なのでしょう。


老後は不透明

50代半ばで労働意欲がわかなくなったという気持ちは、中高年のひきこもりにもわかります。

ここまではほんのりピンクのフィリピン病患者で、とりあえずハッピーエンドです。

が、20〜30年後に11万円の年金にどれくらいの価値があるのだろう。
体力・気力が落ちる老後の生活がどうなるかはわからない。

異国の地でシェリーとの生活に閉じこもり、言葉が通じない周囲とのコミュニケーションをめんどうくさがると…。


金を持っているだけの存在

「金を持っているだけの存在となり、彼から無理やり金を引き出そうとするでしょう。
家から放り出され、路上生活者となる可能性だってあります。

それでも、本人の意識次第では、結構、気楽に生きていけるものです。
また、そういう覚悟がなければ、フィリピンのような地獄と極楽が同居する国で老後を過ごそうなどと考えてはいけない。

「物価が安いから」
「メイドが月1万円以下で雇えるから」

そんな理由だけでフィリピンに住めば、後で痛いしっぺ返しを食うでしょう(P69)」


強盗殺人なのか?

本書の第5章は在比邦人が殺され、財産もどこかに消えたバッドエンド。

「養子、結婚後すぐに離婚、神経症で定職に付かずひきこもり。

土地とアパートの売却代金5千万円を持って51才で渡比。

PRAビザ取得、フィリピン人と結婚するが1年後に別居。

自宅を含め 5戸の住宅を購入、不動産はフィリピン人名義で取得しなければならないので、いずれも妻や知人名義」

57才で殺されてジ・エンド。

PRAビザ取得時に銀行に預けた 5万ドルもいつの間にか引き出され、5千万円の財産は雲散霧消。


詐欺師の標的

フィリピンで殺された場合、犯人は検挙されない可能性が高い。

5戸の住宅は賃貸に出して生活の足しにするためと説明されていますが…。

言葉が話せず事情に疎い在比邦人の中高年男性が食い物にされたようです。

PRAビザ取得者は5万ドル(当時の為替レートで約600万円)の銀行預金があるとわかるので、詐欺師のターゲットになるそうです。


愛想はいいが醒めるのも早い

「焼き鳥屋で隣りに座った若い女の子にその場で結婚を持ちかける」

フィリピンへ行けばバラ色の老後が楽しめるとハイになっていたらしい。

見知らぬ土地で生まれ変わって、結婚して家族を養うという一人前の男性を演じたかったのかもしれません。

「愛想のいいフィリピン人は、客をもてなす大天才である。
大いに歓迎してくれるけれども、醒めるのも早い。

最初はちやほやしてくれるが、言葉もできない、冗談も言えない、フィリピン人と仲良くなろうともしない日本人は、やがて、金を持っているというだけの存在に変わっていく(P205)」


リスクは分かっているはずなのに

親の遺産で一瞬の夢を楽しめたのだから本望…ではたぶんないでしょう。
妻子に迷惑をかけるわけではなく、「税金で助けれてくれ」とも言っていない。
相続した財産をどう使おうが自由です。

ただ、この頃は既に、「フィリピーナに誘われてノコノコ渡比するリスク」は語られていたはず。

結婚といっても、金で婚姻届を買うような例がほとんど。
フィリピーナを非難するのはお門違いな気がします。
50代ならば、認知症で判断力が衰えたわけでもないでしょう。


好きにすればいいのだけれど

他人に迷惑をかけず、自己責任で行うのなら、好きにすればいいとは思います。

ただ、「人生も先行きが見え、家族ともうまくいっていない。
そんな状況で若いキュートな娘に誘われたら、男ならクラッとくるのはわかる。
破滅しない程度の火遊びなら楽しみたい」

といった肯定論もありますが、理解しにくい。

海外生活の適性が低い中高年が、場当たり的に外国へ行ってうまくいく確率は低いでしょう。「金を毟られに行くようなもの」と考えないのはなぜだろう?


フィリピンの土になる割合は?

脳細胞が桃色に変化して判断能力が低下するのか。
すべてを承知で「最後にひと花咲かせたい」と達観しているのか。
何も考えずに刹那的に生きているのか。

殺されるのは例外として、フィリピンの地でフィリピーナに看取られて亡くなる邦人はどのくらいの割合なのだろう?

生きていれば年金が受け取れるので、最後まで下の世話もしてくれるのかな。
放り出されて困窮邦人になるのかな。
夢破れて帰国するのかな。

どうも、最終的なハッピーエンドは想像しにくいです…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/05/blog-post_28.html

フィリピン移住に関する考察・・・・B 2013/1/7(月) 午後 5:15


思いっきり穿った考えで移住や結婚の事について書いてみます(汗)。


まず、どうして結婚しないといけないのでしょうか?


貴方の世間体

フィリピン人配偶者やその家族の世間体

愛し合っているから、結婚するのは当然

その他の理由・・・・・・・


結婚する事を決めた経緯を振り返った時どこかに大きな勘違いが有ったような気がしませんか?

フィリピンで暮らすに当たって、フィリピン人と結婚している事に対する
日本人のメリットはなんでしょうか?

身の安全ですか?

これは、今までに起きた色々な事件で


結婚している= 身の安全の確保


には必ずしもなっていないですね?。

本当に気持ちが有れば、結婚していようがいまいが余り関係ない気がします。

色々な手続き関係の手伝いをしてもらえる事も結婚とは関係無いし通訳、その他(夜の生活も含む)でも結婚している事とは関係が無い。


フィリピン人家族の体裁・・・・

フィリピン人同士でも結婚していないで同棲しお互いの家族とも良好な関係を持って子供を儲けている人も沢山居ます。

子供の日本国籍も、別に結婚していなくても認知する事で問題無い。

愛し合っている場合でも、結婚と言う儀式を通過しなくてもその関係は継続できるし結婚しても結局その関係を継続できないケースも多々有ります。

対家族に関しても、結婚しているしていないは実質的に大きな違いは無い気がします。

となれば・・・・・極端な話し

日本人がフィリピン人と結婚して得られるメリットは相手がどんな人であれフィリピンの永住資格 13A が取れると言う事だけではないでしょうか?

まぁ、SSSやフィルヘルス等はフィリピン人配偶者のベネフィシャリーとして入る事は出来ますが大したメリットとは言えません。


それに対して、フィリピン人配偶者が得られるメリットは


日本人の配偶者として、日本へも行き易くなる

日本人の配偶者である限りその日本人名義の預貯金、固定資産(コンド等)等ありとあらえる財産の相続権(日本の財産も含む)が有る。


→フィリピン人配偶者が死亡した場合、配偶者名義の土地や建物は日本人に相続はされません。


これと言った財産が無くても、ある程度の年金が有るなら安定した生活が望める

年金額が多ければ、毎月結構良い暮らしが出来る(家族も含め)日本人配偶者が死亡した後でも、条件により遺族年金の受け取り資格も有る。

日本人の経済力で、家族親戚等に対し大きな顔ができる(家族内で権力を持つ)等々フィリピン人配偶者には沢山のメリットが有ります。

多くの場合、日本人のメリットは1つだけ


にもかかわらず・・・・・

アウェイの地と言う遠慮も有るし、言語も侭なら無い、フィリピンの法律も分らないフィリピン人の配偶者と言う滞在資格の問題等で配偶者に見放されると、基本的な生活も侭なら無い・・・・と言う事で表向きは(対外的)どうであれ実際の主権は、フィリピン人配偶者に殆ど握られている・・・・

と言うのが実状ではないでしょうか?

まぁ、それ故に

「上手く行っている、安全に暮らせる」

と言う方々もいらっしゃいますが

「本当に心からその事に不満はないですか?」

と改めて聞いてみたいです。

本当に無い!!と言う心の広い方はそれで良いと思いますし、末永くそれなりに幸せな生活も出来るでしょう。

でも、そうでは無い場合

どこかで我慢の限界、またはちょっとした事で不満が表に出た時ほんの些細なトラブルから、悲しい結果になる・・・

と言う事も考えておかなければなりません。

アウェイの地では有りますけど、二人の関係は実質的にフィフティ・フィフティに近い事が最善であると思います。

その為には、日本人もフィリピン人配偶者に頼りっきり・・・

と言う状況をなくす努力をする事です。

基本的な日常生活に関する事(移動方法等も含む)、

言葉、最低限自分に必要な手続き

最低限知っておかなければならないフィリピンの法律等に関し

放り出されても、自分で何とかできる様に常に勉強する事。

卑怯なやり方かもしれないけど放り出したければ放り出しなさい、

私は自分一人でも何とかやって行けます。

殺したければ殺しなさい、

でも、自分がそこから居なくなったら、

困るのは、貴方達だよ!・・・と言う状況も準備しておく事。

例えばお金・・・・

家や車は上げてしまっても良い、

でも日本人がいなくなれば、収入が無くなる

家や車が有っても、それを維持するのが難しい、

場合によっては食うにも困る・・・・

と言う状況を作って置く事も大事ではないでしょうか?

その為に、日本の財産を処分して大金を持ち込む・・・なんて事はしない

日本に帰る場所と当面の生活費を日本側にキープしておく

年金生活まで間が有るけど

退職金等が有る場合は、日本に預金を置き

日本の国際キャッシュカードで、ATMから必要な分ずつ小出しに出す。(当分ATMの暗証番号等は教えない)

残高も決して教えない。

年金生活の方は、年金が振り込まれる口座の管理は自分だけができるようにしておく(ATMの暗証番号等は教えない)

と同時に、こちらに余計な預金等を置かず年金だけで暮らすようにする、

遺族年金の話などはしない、

でも、どこからか聞き付けて来るだろうからその為に「結婚しない」と言う選択肢も有る・・・・・

滞在資格に於いては、最近はSRRVも条件が緩和されています。

永住する為の滞在資格は 13A だけではありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53884160.html


フィリピン移住に関する考察・・・・C 2013/1/8(火) 午後 4:33


昨日は、色々なリスクやお互いの立場から結婚しないと言う選択肢も有る・・・と書きました。でもそれは、決して結婚しない方が良いと言う事では有りません。

あくまで、そう言う選択肢も有る・・・・と言う事です。

有る方のように日本に於いて10年も20年も夫婦としての良い関係を構築し、尚且つ充分な準備をされてフィリピンに移住されている方々はほぼ問題は無いはずです。

結婚して移住するでも、移住して結婚するでもまず先にやっておかないといけないのはフィリピンの事を良く勉強しておく事です。その為には、結婚(付き合い出して)して数年と言う状況や長く付き合っていても(結婚していても)日本とフィリピンで別々に暮らしていて年に1〜2回、数日〜1週間程度の滞在をした位では不十分のはずです。

ではなぜ、そんなに簡単に移住や結婚に踏み切るのでしょうか?

勿論、本人にとっては充分考えた上での事だったと思います。

問題なのは考える為、決断する為のデータをどこから引っ張ってきたか・・・・と言う事です。


日本人の大きな勘違い
 

フィリピン人配偶者(彼女)は、本当に日本人を愛しているのか?

殆どの方は「当り前」と思っておられますよね?

でもそれは、多くの場合大きな勘違いです。

中流層の上、富裕層のフィリピン人と付き合うとか結婚する以外では、僕の答えは「NO」です。寂しい事は言いたくありませんが

最初は「お金=経済力」だけと思う事です。

本当に愛されている・・・なんて妄想は抱かない事です。

家族の生活安定の為に、お金を稼ぐ方法として一番楽で、ほぼ確実な方法は日本人と結婚する事です。謂わば、お金の為に日本人の配偶者と言う仕事を契約したのです。でも、決してお金の為に結婚する・・なんて事は口にはしません。

「愛しているから結婚する」とみんなが言います。


貴方を愛しています=☓or△

貴方のお金を愛しています、家族の為に・・・=○


が真実だと思った方が良いでしょうね・・・汗

ですから、その様な場合金の切れ目が縁の切れ目であってもなんらおかしく無い事です。

フィリピン人配偶者名義で家を買っても車を買っても、金を使い果たして、生活費に困る状況が近付けば離れて行くのは当然ですし、自分名義の家を処分するのも当然です。

日本人だって、自分の会社が倒産するのが確実なら誰だってその会社辞めて、次の仕事を探しますよね?

無給で、たまには自腹切ってその会社に尽くす事なんて余程の事が無いとしませんよね?

それと同じ事です。

ですから、そのような事になってしまった場合にフィリピン人だけを悪者にして騙されたの何のと言う事がおかしい・・・と言う事になります。

本当の愛情が有るからこそ、辛くても、厳しくても配偶者は一緒に居てくれます。

でも本当の愛情は、長く一緒に住んだり子供が生まれたり・・・と言う状況下でお互いの信頼関係の元、少しずつ構築されていく物です。

ただ、これも一緒に居るだけ、子供がいるだけでは足りません

日本人と、フィリピン人がほぼ対等な立場に居れる事・・・これが大事だと思います。

お金だけによって保たれているバランスは簡単に崩れます。じゅうぶんな信頼関係が構築されていない状況でも家族や親戚等が日本人に優しかったり、親切なのはその日本人が好きなのでは無くその日本人が持っているお金が目的であると考えておいた方が良いと思います。

或る方がこのような事を言っておられました


人懐っこい笑顔のフィリピン人の背中にはピストルやナイフが隠されている・・・・


私は、この言葉は名言だと感じています。

最初から自分が嫁(彼女)、フィリピンの家族にほぼ完全に受け入れられていると思って安心しない事も大事な事だと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53886639.html


フィリピン移住に関する考察・・・・D 2013/1/9(水) 午後 5:45


さて、日本人の勘違いの続きです。

フィリピンの事はフィリピン人に聞けと良く言われます。移住の準備や移住してからフィリピンの事に関しては最初は分らない事だらけです。この分らない事だらけを解消するのに多くの方は、自分で調べようとしません。

では、必要なデータをどこから引っ張っているのか・・・・

そう、奥さん(彼女)、その家族や親戚の話からが殆どではないでしょうか?

それらのデータだけで移住を決め移住先を決め家や車の購入を決め何の疑問も持たないで生活していて移住後暫くしたある日違う場所から違うデータが入って来た

それも沢山・・・・・・

しかも、そっちの方が条件が良い・・・・・

でも今更どうにもできないし・・・・汗

しまった!と思いながらもまぁ、今の生活も悪くは無いからこれはこれで良いやと思える人はOKです。

でも、なんだよ・・・騙されたんじゃないか?

と少しでも不信感を持つ人はNG

フィリピン人は嘘吐きだ!!

と騒ぎたくなる人は大NG

もう既に長くフィリピンに関っている方ならたいてい御存知でしょうけど多くの場合フィリピン人は嘘を付いているのでは無くただ単に、


他の事例を知らない

自分の生活エリアの事だけが全てであってそれ以外の事実は無い


と思っているだけです。

例えば、家を建てるのに安全で快適な場所はどこ?と聞けば当然、多くの場合

自分が長年住んだ場所

自分の家族が住んでいる所が一番安全快適なんです。

ですから、日本人にとっても安全、快適だろうと思うしそう答えるでしょう。

物価は?と聞けば

これもそうです、マニラは高い(だろう)・・・と言う事は知っていますが

じゃぁ、ここと比べて何がどれ位高いと言う具体的な事は知りません。

でも自分の所より高い(だろう)と言う事は知っていますのでここの方が安いとなり、それも嘘ではありません。

でも・・・実際はそれほど変わりません(爆)

それに、日本人が移住して来て日本食・・・とか日本食材が要るかもしれないと言う事は余り考えていません。

要るといったらマニラまで買いに行けば良い

交通費や掛る時間等は頭に有りません。

便利性は?と聞けば

これも同じ・・・・

自分が住んでいる場所の近辺には何でも有る

でも、この何でも有るは

フィリピン人が、小さい頃から生活して来て別に不便を感じていない

一応必要なものは、品質等を考えなければ何でも揃う、病院もある・・・・

そこに住み続けてきた一般フィリピン人にとって不満は無い、便利な場所であるから日本人にとっても問題は無い・・・・・と思う。

でも、日本人にとって、最初は物珍しさで何とかなっていても暫くすれば、不満が出てくる・・・・

でもそれは、フィリピン人が嘘を言った訳ではない。

車が有れば20分でマカティまで行けるよ

ちょっと郊外に住めば不便かもしれないけど車で20分ならまぁ良いか・・・・で車購入

でも・・・・・・実際走ってみると大渋滞で1時間も2時間も掛る・・・・・汗

イライラする人も居ますよね?

しかしこれも、渋滞が無い早朝とかなら本当に20分で行けるのだから嘘じゃないんですよね(苦笑)

実際僕も昔、何回も酷い目に遭いました(笑)

ここから1時間ちょっと位だから・・・と言われて付いて行ったら4時間掛ったとか5時間掛ったとか・・・汗

私の友人は、彼女の家に行く時に2時間半〜3時間と言われて一緒に行ったら7時間掛った・・・・・

なんて言うのも有ります。(爆)

これらの事も、嘘を言っているのとは違います。

渋滞がなければ、本当にそれ位+1時間位で行けるのですから。

色々な手続きや法律問題に関してもそうです。

自分の身の回りで必要な事すらきちんと知らない人が多いのです。

かなりいい加減、内容不足、はたまた全くデタラメな情報でも、それが本当だと信じているから聞かれたらその様に答えるだけで別に嘘を付いている訳ではない・・・・と言う事です。

もし、自分で調べて確認したりする事も無く自分で勉強もせずに鵜呑みにしていただけなら何か違った事が有った場合フィリピン人に騙された!!等と言ってはいけないのです。

でも、多くの日本人は何か不都合が有ると直ぐフィリピン人に騙されたと言います、フィリピン人は嘘吐きだと言います、フィリピン人はバカだと言います。

でもそれは、大きな勘違いで

本当は自分がバカだったと、自分を責めるべきですよね?・・・・・(汗)
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53889049.html




4. 中川隆[-12904] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:41:37: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
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ピンクのちブラック、フィリピン病患者の明暗


フィリピン病患者の末路

フィリピンパブが全盛だった頃、フィリピン病患者になる 30〜40代日本人男性が多かったそうです。

2000年代前半には年齢層は拡大し、フィリピン病は退職者にまで広がりました。

2004年に米国が日本のこうした状況を「外国人女性に対する人身売買による性的搾取」と非難し、2006年には興行ビザの発給が従来比1割程度に激減。フィリピンパブは大打撃を受けたそうです。

フィリピン病患者の末路はいろいろらしい。


フィリピーナへの偏見

「フィリピンパブファンの中で、若く素朴なフィリピン女性を騙し性的関係を持とうとする日本人客が年々増加した。

その一方、日本人の優越感、外国人コンプレックス等を裏手に取り、日本人客を騙し金銭的摂取をするフィリピン女性も増え、フィリピンを嫌う日本人も徐々に多くなる。

そういった悪循環が日本社会の中でフィリピンという国に対する偏見を多く生んでいった。

また、既婚者でありながら妻と家族を捨てて、フィリピン女性と恋に落ちる日本人男性もいたのが偏見を助長した〜

Wikipediaのフィリピンパブ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96


日本人=金持ち・スケベ・シャイ

日本に出稼ぎに来たフィリピーナにとっては、日本人=金持ち・スケベ・シャイ。

フィリピーナの家族にとっては、日本人=金を運んでくるカモ。

諸々の体験談からそうした情報は広く知られています。

フィリピンの消費者物価指数は3〜5%の上昇、GDPの伸び率は7,2%(2013年)、東南アジア諸国の中では経済成長が遅れています。

が、日本人が経済力を背景に現地で大きな顔をできるのはいつまでか…。
退職金や年金でまとまった金を自由にできる中高年も少なくなっていくでしょう。フィリピン病は時代の仇花に終わるのかもしれません。


3人目でやっと結婚


マニラ行きのジジババたち – 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763


の第2章は一応ハッピーエンド。

「55才の時にフィリピンクラブで16才のチェリーに誘われて渡比、1ヵ月で120万円使う。

800万円の銀行預金を持って再び渡比、20才のジェシカに1ヶ月で100万円使う。

銀行に 5万ドル預けてPRAビザを取得するか、結婚ビザを取得するか迷い、日本人が経営するコンサルティング会社の紹介で 36才のシェリーと結婚」


ネギを背負ったカモ

言葉ができない、お人よし、女好き、そして金を持っている退職者。

離婚し、子供たちとも絶縁状態で心が弱っている。

700万円の預金を抱えて周囲に頼りきりのこの男性は、典型的なネギを背負ったカモ。
若いピチピチのフィリピーナとの結婚を夢見て、金を毟り取られます。

仮に結婚できたとしても、金・男・家族とのゴタゴタで離婚され追い出される可能性が大きい。


見た目より気立て♪

ラッキーだったのは、3人目の女性と不承不承ながらも結婚したこと。

子供が2人いる不美人の中年女性ですが、気立てがいいらしい。

家の残金や屋台の権利金を支払ってくれる男性を、「日本人は金があって貧乏の苦しみを癒してくれる精神安定剤」と立ててくれます。

月に11万円の年金でも、女性にとっては貴重な収入源なのでしょう。


老後は不透明

50代半ばで労働意欲がわかなくなったという気持ちは、中高年のひきこもりにもわかります。

ここまではほんのりピンクのフィリピン病患者で、とりあえずハッピーエンドです。

が、20〜30年後に11万円の年金にどれくらいの価値があるのだろう。
体力・気力が落ちる老後の生活がどうなるかはわからない。

異国の地でシェリーとの生活に閉じこもり、言葉が通じない周囲とのコミュニケーションをめんどうくさがると…。


金を持っているだけの存在

「金を持っているだけの存在となり、彼から無理やり金を引き出そうとするでしょう。
家から放り出され、路上生活者となる可能性だってあります。

それでも、本人の意識次第では、結構、気楽に生きていけるものです。
また、そういう覚悟がなければ、フィリピンのような地獄と極楽が同居する国で老後を過ごそうなどと考えてはいけない。

「物価が安いから」
「メイドが月1万円以下で雇えるから」

そんな理由だけでフィリピンに住めば、後で痛いしっぺ返しを食うでしょう(P69)」


強盗殺人なのか?

本書の第5章は在比邦人が殺され、財産もどこかに消えたバッドエンド。

「養子、結婚後すぐに離婚、神経症で定職に付かずひきこもり。

土地とアパートの売却代金5千万円を持って51才で渡比。

PRAビザ取得、フィリピン人と結婚するが1年後に別居。

自宅を含め 5戸の住宅を購入、不動産はフィリピン人名義で取得しなければならないので、いずれも妻や知人名義」

57才で殺されてジ・エンド。

PRAビザ取得時に銀行に預けた 5万ドルもいつの間にか引き出され、5千万円の財産は雲散霧消。


詐欺師の標的

フィリピンで殺された場合、犯人は検挙されない可能性が高い。

5戸の住宅は賃貸に出して生活の足しにするためと説明されていますが…。

言葉が話せず事情に疎い在比邦人の中高年男性が食い物にされたようです。

PRAビザ取得者は5万ドル(当時の為替レートで約600万円)の銀行預金があるとわかるので、詐欺師のターゲットになるそうです。


愛想はいいが醒めるのも早い

「焼き鳥屋で隣りに座った若い女の子にその場で結婚を持ちかける」

フィリピンへ行けばバラ色の老後が楽しめるとハイになっていたらしい。

見知らぬ土地で生まれ変わって、結婚して家族を養うという一人前の男性を演じたかったのかもしれません。

「愛想のいいフィリピン人は、客をもてなす大天才である。
大いに歓迎してくれるけれども、醒めるのも早い。

最初はちやほやしてくれるが、言葉もできない、冗談も言えない、フィリピン人と仲良くなろうともしない日本人は、やがて、金を持っているというだけの存在に変わっていく(P205)」


リスクは分かっているはずなのに

親の遺産で一瞬の夢を楽しめたのだから本望…ではたぶんないでしょう。
妻子に迷惑をかけるわけではなく、「税金で助けれてくれ」とも言っていない。
相続した財産をどう使おうが自由です。

ただ、この頃は既に、「フィリピーナに誘われてノコノコ渡比するリスク」は語られていたはず。

結婚といっても、金で婚姻届を買うような例がほとんど。
フィリピーナを非難するのはお門違いな気がします。
50代ならば、認知症で判断力が衰えたわけでもないでしょう。


好きにすればいいのだけれど

他人に迷惑をかけず、自己責任で行うのなら、好きにすればいいとは思います。

ただ、「人生も先行きが見え、家族ともうまくいっていない。
そんな状況で若いキュートな娘に誘われたら、男ならクラッとくるのはわかる。
破滅しない程度の火遊びなら楽しみたい」

といった肯定論もありますが、理解しにくい。

海外生活の適性が低い中高年が、場当たり的に外国へ行ってうまくいく確率は低いでしょう。「金を毟られに行くようなもの」と考えないのはなぜだろう?


フィリピンの土になる割合は?

脳細胞が桃色に変化して判断能力が低下するのか。
すべてを承知で「最後にひと花咲かせたい」と達観しているのか。
何も考えずに刹那的に生きているのか。

殺されるのは例外として、フィリピンの地でフィリピーナに看取られて亡くなる邦人はどのくらいの割合なのだろう?

生きていれば年金が受け取れるので、最後まで下の世話もしてくれるのかな。
放り出されて困窮邦人になるのかな。
夢破れて帰国するのかな。

どうも、最終的なハッピーエンドは想像しにくいです…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/05/blog-post_28.html





5. 中川隆[-12903] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:44:29: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
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身ぐるみ剥がれた日本人は「海外リタイア生活」の最期に何を見たのか?=鈴木傾城 2017年6月27日
http://www.mag2.com/p/money/250304

今すぐに会社を辞めて、一生のんびりと暮らしたい。だが完全にリタイアする金はない。そんな人が選ぶのが、物価の安い東南アジアでの暮らしだ。


現地の流儀で野垂れ死ぬ覚悟はあるか? 東南アジア逃避行の現実

「今すぐ会社を辞めたい」人たち

少子高齢化に苦しめられている日本政府は、定年を60歳から65歳に延長することを義務づけた定年延長義務化法を2013年4月から始めている。

これによって労働者は段階的に65歳が定年になっていき、65歳の定年後に年金生活に入ることになる。

しかし、誰もが65歳まで働きたいわけではない。それどころか、30代でも40代でも50代でも、今すぐに会社を辞めて一生のんびりと暮らしたいと考えている人も多い。

実際にそれを実行する人もいる。こうした人たちをアーリーリタイア組と呼ぶ。アーリーリタイアというのは「早期退職」という意味だが、働かないで暮らすというのは多くの人たちの垂涎の的になる。

人々がアーリーリタイア組を羨ましいと思っても、自分がそれを実行できないのは、「リタイアする金がない」ということに尽きる。

2017年5月16日に総務省が発表した「家計調査報告」で、二人以上の世帯における平均貯蓄在高の中央値は1064万円だ。アーリーリタイアするには無収入を補う資産が必要だが、一生を支えようと思ったら1064万円くらいでは話にならない。

年間300万円で生活するにしても、3年と少しで消えてしまう金額である。アーリーリタイアするというのは並大抵なことではない。

いくらあれば「アーリーリタイア」できるのか?

いくらあればアーリーリタイアできるのかは人によって違う。自分が今何歳なのか、家族がいるのか、リタイア後にどんな生活をしたいのかで、まったく違ってくる。

30代や40代でアーリーリタイアするとなれば、人生40年から50年を支えなければならないので貯めなければならない額は相当なものになる。

ただ年間300万円程度の生活を延々と続けるのであれば、1億円程度あれば何歳でアーリーリタイアしても問題ないと一般的には言える。

なぜなら、1億円を配当金3%以上で回していれば年300万円以上になるからである。贅沢しなければ配当だけで生活できる。仮に取り崩して生きるとしても、33年は生きられる。

しかし30代や40代で1億円を持っている人はほとんどいない。外資系で働いて有能で高給だったとか、FXや株式の投機で当てたとか、親の遺産が入ったとか、よほどのことがない限り、普通では貯められない。普通であれば、1億円どころか5000万円でも難しい。

もう1つの選択「東南アジア暮らし」

それでも、やり方によってはアーリーリタイアすることはできる。どうするのかというと、完全にリタイアするのではなくセミ・リタイアするのである。

セミ・リタイアとは週に数日働いて年間100万円程度の稼ぎを得ながら貯金や配当で生きる暮らしだ。1億円以下のアーリーリタイアは、ほとんどがこのセミ・リタイアとなる。

つまり100万円程度の収入のアルバイトと貯金の取り崩しで何とかしようというのがセミ・リタイアのあり方である。

それと同時に、さらにもっと生活費を削減する方法はないのかと考える人もいる。

方法はないこともない。たとえば、アーリーリタイアして物価の安い国で暮らせば、少ない資産でも帳尻が合うと考える人も多い。実際、東南アジアにはそうしたアーリーリタイア組がたくさんいる。

「仕事もしないでのんびり暮らす」ことの、本当の怖さ

東南アジアでは、1000万円や2000万円程度の貯えでアーリーリタイアする人たちも多い。タイでもフィリピンでも、そうした人たちが大勢いる。しかし、ほとんどが10年どころかほんの数年ももたないことがよく知られている。

アーリーリタイアは表面的には幸せに見えるのだが、資金が足りないアーリーリタイアの場合、精神的にどんどん追い込まれていくのである。特に海外アーリーリタイア組はそうだ。

仕事もしないでのんびり暮らしているのに、いったい何が問題なのか。

すべてのアーリーリタイア組に言えるのは、貯金を取り崩して生きることに対する底なしの不安感や焦燥感である。

働かない人間にとって貯金はとても大切なものだが、アーリーリタイアすると、その貯金がどんどん切り崩されて減っていくだけになるのである。

明るく豊かな未来に向かうのではなく、暗く欠乏の未来に向かっているのが減っていく預金額で明確に見える。働いていないのだから増えることはない。だから消費が恐怖になり、不安となっていくのだ。

「リタイア地獄」に嵌る日本人たち

さらに東南アジアはもう戦乱の地ではなくなっており、グローバル経済に取り込まれてインフレも進む。

年間100万円で何とかなると思っても、インフレが進むとそうは言っていられなくなってしまう。為替が少し円安に振れてもダメージを受ける。東南アジアでのアーリーリタイアも、想定以上の金がかかるようになっている。

しかし、異国の地で少し働くと言っても現地の言葉もしゃべれず、文字も読めないのでは大した仕事があるわけではない。アーリーリタイア組は人脈もないので尚さらだ。

そんなところで病気になったりホームシックになったりすると、しばしば日本に戻ることになるはずだが、それにも金がかかる。文化の違いや望郷の念も時間が経つごとに深まる。そういった問題がすべて同時並行で襲いかかってくる。

だから、東南アジアにいるアーリーリタイア組の多くは精神的にボロボロになって日本に戻ることになる。「仕事もしないでのんびり暮らす」は地獄になってしまうのだ。


「FXで稼ぎながらのタイ暮らし」に挑んだ男の末路

2000年の半ば頃、「タイで外こもりをしよう」と煽っていた人物がいた。外こもりに関しての著書も出していた人物だ。

外こもりというのは「国外で引きこもり生活をする」という意味なのだが、これもアーリーリタイアの一種と言える。

この人も充分な資産があったわけではないのだが、自己資金でFX(外国為替証拠金取引)を行いながら、タイで暮らす金を稼ぐというのがこの人のアイデアだった。

FXみたいなバクチで生計を成り立たそうというのだから大したアイデアだが、この人はタイで暮らす他人の金までFXで運用して吹き飛ばして、怒り狂った2人の男に殺された。

アーリーリタイアして「東南アジアで暮らしながらFXで金を稼ぐ」というアイデアは多くの働きたくない30代、40代を惹きつけたが、そのほとんどは成功していない。

FXはレバレッジを使ってトレードするのが普通なので、思惑が外れるとレバレッジ分が飛んでいく。そのため、資金は急激に減少してリタイア計画は破綻する。

身ぐるみ剥がされる「困窮邦人」

破綻と言えば、「困窮邦人」という言葉が2011年以後、広がるようになっている。この困窮邦人の中には、アーリーリタイアに失敗した人の数も少なくない。

2011年7月7日の朝日新聞は、現地の妻に現金も貴金属もすべて持ち逃げされ、不動産は借金の担保として入れられて取られた49歳のアーリーリタイアした日本人男性を取り上げていた。

彼は充分な資産があったが、何もしないうちにフィリピン妻に一切合切を持ち去られてしまったのだ。

彼のように現地の妻にすべてを持ち逃げされたり、殺されたりするアーリーリタイア組はいくらでもいる。一文無しになって困窮して日本にも帰れずに大使館に救援される。場合によってはフィリピン人の妻から大使館の前に置き去りにされる。

“No Money No Honey”(金の切れ目が縁の切れ目)

それは、東南アジアのアーリーリタイア組にとって、誰でも他人事ではない話である。


「稼ぐのを止める」のは、許されない贅沢と知れ

充分な資産と入念な計画がないのにアーリーリタイアに入ってしまう人は、次々と破綻していく人たちの姿をよく観察し、分析した方がいい。

資本主義の社会の中で「稼ぐのを止める」というのは、よほどの資産がない限りは許されない贅沢であると考えるべきだ。アーリーリタイアが許されるのは、だいたい以下の3点に当てはまる人ではないか。

(1)使い切れないほどの莫大な資産を所有する人。
(2)資産を減らさずに不労所得で生きられる人。
(3)寿命から逆算して緻密な収支計画が立てられる人。

自分がそのどれかに当てはまっていないのであれば、どれかに当てはまるように資産構築を行っておかなければならない。資産が少ない中でアーリーリタイアをすればするほど、ちょっとしたことで人生計画が破綻する。

東南アジアの物価が安いからと言って、少ない資産でアーリーリタイアをしても、想定外は次々と襲いかかってくると思って間違いない。

地獄の沙汰も金次第、身も蓋もない現実

人生は常に波瀾万丈である。決して順風満帆ではないのだ。

今後、インフレが来たらどうするのか。貯金を取り崩すだけの生活でも幸せを感じることができるのか。金がないからと言って無謀なビジネスやバクチにのめりこまない自己統制力は備わっているのか。

裏を持った人間を見抜く力があるのか。現地では大した仕事もできないという認識はあるのか。ホームシックに耐えられるのか。病気になっても日本並みの医療を要求しないで生きていけるのか……。

すべてに問題ないと言える人は優秀な人だ。若干問題があると考える人は、アーリーリタイアするよりも、むしろ今よりもさらに働いて資産形成に励む方が現実的だ。

当たり前の話だが、アーリーリタイアを成功させるには資産が多ければ多いほどいい。身も蓋もないが、それが現実だ。





6. 中川隆[-12902] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:44:56: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
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フィリピンでは高齢の日本人男性が片っ端から殺されている


国外では治安が悪い国が多いのだが、東南アジアもまた治安が悪い国としてタイやフィリピンがよく上げられる。

特にフィリピンは銃が野放しになっており、警察の汚職もひどいこともあって治安の悪さは東南アジアでも格別だ。

(フィリピン麻薬戦争。これが現場の血まみれ殺害光景だ)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20160831T0111310900.html


フィリピンの治安の悪さは、このドラッグ戦争だけではなく、フィリピン南部ミンダナオ島に巣食うイスラム過激派組織であるアブ・サヤフがドイツ人を拉致して斬首するという事件を起こしていることでもクローズアップされている。

ミンダナオ島とその周辺に広がる広大なジャングルの中に、イスラム過激派組織アブ・サヤフは今も潜んでいる。

(アブ・サヤフ(1)。誘拐ビジネスに邁進する狂気のテロ組織)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20130921T0106430900.html


彼らは外国人を拉致して身代金を要求するという「誘拐ビジネス」に邁進して止まらない。フィリピンは他にも「モロ民族解放戦線」などのテロ組織も壊滅できていない。

旅人もまた安全ではない。歓楽街をウロウロしているのであれば、なおさらだ。


この他にも、フィリピンでは高齢の日本人男性が片っ端から殺されているのだが、その多くはフィリピン妻と結婚して、金目当てで妻に殺されるものである。


フィリピンは治安の面から見ると、なかなかハードな国であるとは言える。

しかし、こうした国外の治安の悪さを語るとき、いつも必ず出てくるのは

「自分は何年もフィリピンに通っているが何の問題もない」
「別にフィリピンは怖くない」

というものだ。

フィリピンにハマった男たちは10回以上も渡航したり、住み着いたりしている。
それで死んでいないのだから、「フィリピンは治安が悪いというのは大袈裟だ」と言う人が出てきたとしても不思議ではない。


国外では治安が悪い国が多いのだが、東南アジアもまた治安が悪い国としてタイやフィリピンがよく上げられる。特にフィリピンは銃が野放しになっており、警察の汚職もひどいこともあって治安の悪さは東南アジアでも格別だ。


無警戒でも生き残り、注意をして殺されるのが運

しかし、自分が死ななかったから安全だという話にはならない。「殺される人は殺されるのだが、そうでない人はそうでない」という確率が作用しているだけだ。

治安の悪い国でも治安の良い場所があり、本人の注意深さや環境によって、最大限の治安を確保することもできるので、一様にフィリピンだから死ぬとは言えない。

ちなみに、夜中に街をウロウロするような人間は、事件に巻き込まれる確率が高いのは言うまでもない。

私は真夜中をさまよい歩いていた関係上、金を盗まれたとか、脅されたとか、物を盗まれたというのは、もう数え切れないほどあって我ながら呆れるほどだ。

タイの歓楽街の女たちは気づかない間にポケットの財布を抜き取るし、知り合った女性が朝になって帰ったら後でいろんなものがなくなったりしているのに気付くこともある。

スラムも安全ではなく、特に真夜中の街をうろうろ歩いていると、銃からナイフまでいろんなものを突きつけられて脅し取られた。特にインドの治安の悪さには泣かされた。

それでも何とかなっているのは、財布に入れているのは見せ金だけだし、ポケットには常に金を分散して入れて、どれか1つを盗まれても問題ないようにしているからだ。

仮にすべてを盗まれても、部屋にも分散して隠しているから、まったく痛手にならない。

(信用できない宿に泊まる旅人は、現金をどう隠しているのか?)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20121227T0344440900.html


要するに私は盗まれる前提で旅をしているので、それだから何回盗まれても致命傷にならない。どのみち盗まれなくても、蕩尽してなくなってしまうものだから、たかがしれている。

命さえ助かっていれば、あとは何とかなるように準備しているので、それでダメだったら何をしてもダメだったということなのだろう。


あとは、運が良いか悪いかで人生が決まる。

ただ、この「運」というのは、本当に厄介なものだ。それこそ、まったくの無警戒で、半分酔っ払って歓楽街を歩いていても、運が良い人には何も起きない。

反面、どんなに警戒し、周りに気を配り、神経を尖らせていても、運が悪ければ犯罪に巻き込まれる。


アブ・サヤフに拉致された外国人。どんなに警戒し、周りに気を配り、神経を尖らせていても、運が悪ければ何かに巻き込まれる。


人間の運命は、どうなるのか分からないものだ

フィリピンやタイでは多くのビーチ・リゾートがある関係で、世界中から観光客がやってきてダイビングを楽しんでいる。そして、よく死亡事故が起きている。

ダイビングは意外に危険なスポーツで、潜水で身体の調子が急変したり、岩や珊瑚でケガをしたり、潮に流されたり、酸素ボンベが壊れたり、迷ったり、サメに襲われたり、いろんな事故が起きて、プロでも下手すれば死んでしまう。

最近もセブで白人が死んでいたりするのだが、どんなに注意しても不運に見舞われると助からない。まったく本人に責任はないことも多い。

こういったものは突発的な事故なのだから、事前の鋭い観察など何の役にも立たない。予知できないものに巻き込まれて、それが人生の終わりになってしまうのである。

こういった「不運」から逃れようと、昔の人は善行を積むとか、神に祈るとか、その類いの何かにすがっていたが、合理的に考えれば無駄だ。何をしても世の中の偶発性から逃れることはできない。

自分に降りかかるすべての現象は、突発的に起きるものだから、変えることはできない。

どんなに治安が良くて、安全な場所にいたとしても、巨大地震が来て津波に飲み込まれて死んでしまうこともある。逆に治安が悪い場所にいてもかすり傷ひとつ負わない人も多い。

日本にいても、タイにいても、フィリピンにいても、巻き込まれる人は巻き込まれるし、何もない人はどこにいても何もない。それが運・不運であると言える。

だから、フィリピンがどんどん治安が悪くなっているとしても、フィリピンに行って必ず殺されるとも限らないし、犯罪に巻き込まれるとも限らない。

セブのリゾートで、青い空と白い砂浜の中で楽しく過ごして、「フィリピンは全然危険じゃなかった」と言うこともできる。

しかし言うまでもないが、それは自分が運が良かったという証明であり、フィリピンが安全だという証明にはならない。

フィリピンは治安が悪いが、絶対に殺されるわけではない。しかし、運が悪ければリゾート地でアブ・サヤフに拉致されて斬首されるという運命もある。

人間の運命は、どうなるのか分からないものだ。最大限に注意して、あとは自分の運を試すしかない。フィリピンに関わっている男たちはみんなそう思っているのではないだろうか。


フィリピンはとても美しいビーチ・リゾートがある。フィリピンは治安が悪いが、絶対に殺されるわけではない。しかし、運が悪ければリゾート地でアブ・サヤフに拉致されて斬首されるという運命もある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170325T0252070900.html

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「殺し屋」という職業

世界には数多くの職業があるのだが、途上国には当たり前にあって、日本にはほとんどない職業を思い付く人はいるだろうか。「殺し屋」もそのひとつだ。
信じられないかもしれないが、欧米も含めて日本以外の多くの国では本当に映画さながらの「殺し屋」が職業として存在しているし、それを知らない人はいない。

日本人にとって、その存在はフィクションでしかないのだが、世界では現実なのである。それこそ、タイやフィリピンでも「殺し屋」という職業は普通に存在して、たかだか10万円や20万円で仕事を請け負っている。

フィリピンでは、しばしば日本人が路上で撃ち殺されているが、その多くはフィリピン妻に雇われたプロの殺し屋の仕業であるというのは、フィリピンの裏事情をよく知っている人なら常識だ。

最近、コロンビアで日本人の学生が路上で射殺される事件もあったが、かつてのコロンビアは現在のメキシコのようにドラッグ・カルテルがライバルを潰すために、殺し屋を雇って相手を殺しまくってきた。殺し屋はどこにでもいるのである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161123T0050060900.html


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マニラで山梨の男性を殺害した疑い 4人逮捕
https://www.youtube.com/watch?v=Ol5lanK_boA
2016-05-13


なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるか?


2014年10月18日深夜、フィリピンのマニラ首都圏ラスピニャス市の路上で、32歳の日本人が射殺された事件があった。

殺されたのは山梨県韮崎市で整骨院を経営する鳥羽信介氏で、タクシーの後部座席に乗っているとき、背後からやってきたバイクの男に銃撃されて死亡した。

実はこのとき一緒に乗っていた男がいた。この男の名前は菊池正幸と言った。殺された鳥羽信介氏は、このタクシーに乗る前に何人かの日本人と会食をして、その後に菊池正幸と一緒にタクシーに乗っていた。

その途上、菊池正幸は「トイレに行きたい」と言い出して車を途中で止めたのだが、菊池正幸が車から出た後に銃撃があって鳥羽信介だけが死ぬことになった。菊池正幸は銃撃があった後に現場から立ち去っていなくなっていた。

奇妙な事件だったが、鳥羽信介は強盗に殺されたのではなく、フィリピンに巣食う怪しい日本人に取り込まれていたというのは薄々と感じ取られた。

何があったのかは2015年3月に、その一端が明らかになった。日本に戻っていた菊池正幸が山梨県警に出頭し、「保険金目当ての殺害計画が存在した」と洗いざらい語ったのである。

殺された鳥羽信介は、本人が知らない間に複数の企業から保険金がかけられていた。


知り合いの得体の知れない話にのった鳥羽信介

かけられた保険は海外旅行保険である。その保険金の受取人になったのは、中村達也という男が経営する会社だった。鳥羽信介が「仕事」でフィリピンに来ていたときに、行動を共にしたのがこの中村達也という男だった。

鳥羽信介は山梨県韮崎市で接骨院を経営していたが、この接骨院に患者としてやってきた男がいた。それが岩間俊彦だ。

鳥羽信介はこの岩間俊彦と次第に親しく付き合うようになって、やがて儲け話を持ちかけられたという。

持ちかけられたのは「水を販売する事業の販路拡大」という得体の知れないものだった。この「仕事」の話には複数の日本人が関わったのだが、この日本人とは、久保田正一、菊池正幸、そして中村達也だった。

つまり、岩間俊彦という男が考えた儲け話に鳥羽信介含めた4人の男が乗ったということになる。そして、鳥羽信介は数百万を出資したのだが、それからこの話は進まなくなり、うやむやになっていったようだ。

鳥羽信介はここでおかしいと気付くべきだったが、すでに金を賭けている関係上、さらに深入りして怪しい男たちとフィリピンに向かった。

そして、2014年10月18日深夜に銃撃されてしまったのである。

しかし、鳥羽信介は即死ではなかった。病院では死ぬ前にしきりとひとりの男の名前を言っていた。それが「岩間俊彦」だった。黒幕は岩間俊彦だと死ぬ前に言っていたのである。

ところが、この事件の全容はなかなか解明しなかった。鳥羽信介を殺したのがプロの殺し屋で足が辿れない上に、殺されたのが日本人でフィリピン警察にはその背後関係を洗うのに苦心していたようだ。

そんなところに、2015年3月になって菊池正幸が山梨県警に出頭し、「保険金目当ての殺害計画が存在した」とぶちまけたので事件のおおよその全貌が見えてきた。


殺された鳥羽信介氏。胡散臭いビジネスを持ちかけられ、それに乗ってしまって最悪の結果を招いてしまった。


なぜフィリピンで保険金殺人が多いのかを知れ

岩間俊彦という男が、儲け話を鳥羽信介に持ちかけて出資金を詐取した。鳥羽信介がうやむやになっていく話に業を煮やして岩間俊彦に詰め寄るようになった。

そこで、岩間俊彦は今度は鳥羽信介をフィリピンにおびき寄せて殺すことにしたのだが、ただで殺しても金にならないので旅行保険をかけて殺すことにした。

それが事件のあらましだったのだろう。

しかし、旅行保険の受取人を自分にしたら自分が逮捕されるに決まっているので、受け取りを中村達也という男にした。岩間俊彦はこの男も儲け話で釣っていたようだ。

1億円に及ぶ海外旅行保険の受取人になった中村達也だが、当然のことながら中村達也が容疑者として警察に疑われる。

自分が犯人にされると思って焦った中村達也は話し合いを持ちにフィリピンに向かったようだ。ところが今度は、その中村達也が2015年9月1日の早朝にラスピニャス市の路上で撃ち殺されているのが発見された。

鳥羽信介が殺されたのもラスピニャス市、中村達也が殺されたのもラスピニャス市。中村達也が殺される前に会っていたのは久保田正一というフィリピン在住12年になる男である。

この男は岩間俊彦の高校の同級生で、元妻がスパン・ピンゴル・サリーというフィリピン女性だった。

そのため、鳥羽信介と中村達也を殺したプロの殺人者を現地で手配して、実際に殺害を実行させたのが久保田正一とスパン・ピンゴル・サリーであると見られている。

こうした事件の中で、山梨県警は証拠と裏付けを取るために動いていたが、2016年5月11日、やっと岩間俊彦、菊池正幸、久保田正一、スパン・ピンゴル・サリーを逮捕する方針を固めたようだ。


胡散臭い儲け話、保険金殺人、殺し屋……。

いかにもフィリピンを舞台にした殺人事件に相応しいお膳立てになっているのが分かるはずだ。ところで、なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるだろうか。

それは言うまでもない。殺し屋が安く簡単に雇えて「殺しやすい」からである。


事件に関わった男たち。胡散臭い儲け話、保険金殺人、殺し屋……。いかにもフィリピンを舞台にした殺人事件に相応しいお膳立てになっているのが分かるはずだ。


胡散臭い人間が持ちかけるビジネスの結末はひとつ

胡散臭い儲け話は、たまたま知り合って意気投合した人間から、降って湧いたように持ちかけられる。

鳥羽信介氏が持ちかけられた「水を販売する事業」は、実は東南アジアや台湾を含めた儲け話としてしばしば話題にのぼるものである。他にもタイやマレーシアでは「うなぎの稚魚の輸出」だとか「エビの養殖」が絡むことも多い。

「絶対儲かるから出資しないか?」というのが殺し文句だ。

東南アジアに沈没していたら、このような話以外にも「パスポートを転売しないか?」という話を持ちかけられたりすることもある。私も歓楽街パッポンの女性にそういった話を持ちかけられたことがあった。

あと、パタヤでは「ルビーを日本人に売りつけたいのだが、一緒に組まないか」とバーのレディーボーイに言われたこともあった。ルビーはもちろん偽物だったはずだ。

フィリピンでは「M資金」や「マル福金貨」にまつわる詐欺もある。

(あなたが「マル福金貨」を見つけたなら、10億円が手に入る)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120409T2320190900.html


インドでは売春宿のオーナーに「旅行している日本女性を連れて来てくれないか。謝礼は出す」と言われて人身売買を持ちかけられたこともある。

(「日本の女を売ってくれ」人身売買することを薦められた日)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120525T1737450900.html


ドラッグの転売や密輸もよくある話で、こういったのに手を出して自殺したのがインドネシアで自殺した森田裕貴だった。

(森田裕貴。ドラッグで禁固19年の刑、獄中で首を吊って自殺)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151029T0433360900.html


密輸と言えば、変わったところでは希少種の小動物を密輸するというものもある。

(トカゲや猿を10匹売れば、1年は遊んで暮らせる金額になる)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20121110T2106570900.html


「外こもりしていてもFXで儲けたら遊んで暮らせる」と言ってタイで資金運用を任され、失敗して殺されたのは棚橋貴秀という男だった。


(タイ邦人殺人の顛末。殺された棚橋貴秀氏、そして森宏年と浦上剛志)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20110612T1837000900.html


アンダーグラウンドに巣食っていたら、いろんな人間がいろんなパターンであれこれ儲け話を持ってくる。

こうした儲け話はその多くがリスクを伴うものであり、しかも「まず最初に自分が出資しなければならない」ところにワナがある。

胡散臭い人間が持ちかけるビジネスに乗って、誠実な結果が返ってくるはずがない。関わったら結果はひとつ、それは自分の破滅である。下手すれば自分の命が飛ぶ。

あなたは、大丈夫だろうか?
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160513T0237450900.html

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日本人の高齢者が現地で殺される事件があると、だいたいは内縁の妻が関わっているというのは、国外では常識になっており、特にその傾向が高いのはフィリピンだ。
2013年12月29日はフィリピンのカビテ州ダスマリニャス市で61歳の日本人男性、新倉英雄氏が殺害されるという事件があった。路上で射殺されて殺されていた。

この事件はフィリピンパブで知り合った妻メルリンダが殺し屋を雇って殺させたことが後に発覚しているのだが、その値段が約22万円だった。


(新倉英雄のフィリピン妻は22万円で殺し屋に殺害依頼した)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140126T0450590900.html


日本人の高齢者は自分が信じていた最も親しい女性に、安い値段で殺されていくのである。若い女性は別に依頼殺人のような面倒なことはしない。金を持ち逃げして、あっさりと行方をくらませていなくなるだけだ。

しかし、30代や40代になると、日本人の高齢男性が持っている資産を根こそぎ奪うことを考えるので、最初から殺すことを考えて、じわじわと計画を進めていく。

タイでは2014年9月21日に、79歳の日本人男性である島戸義則氏が行方不明になって、後にバラバラ死体で発見されるという事件があった。


(タイで殺された日本人の、バラバラ遺体が発見された現場)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141126T0243190900.html


この女性、ポンチャヌック・チャイヤッパなどは、まさにそのようなタイプだろう。

日本人の高齢者が東南アジアで一回りも二回りも歳の若い現地の女性と知り合って一緒に暮らすというのは、いろいろなワナがあるということをこれらの事件は示している。


アントン県の事件現場。アントン県はアユタヤ近郊で、バンコクからもそう遠くない。


殺された兵庫県出身の吉岡和雄氏。1996年にリタイアし、退職金をもらってタイに移住、日本とタイを行き来しながら内縁の妻ポラニー・ナパドルと暮らしていた。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151212T0213350900.html

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報道(比で転落:困窮邦人)


今、多くの日本人がフィリピンに亘り、お金をフィリピン人に取られ、捨てられる事例が増えてきており、これら日本人を「困窮邦人」と呼ばれていると朝日新聞は報じていますが、これは何も日本人だけではなく、韓国人も同じような目にあっていると報じており、フィリピンの暗部ということかも知れません。

韓国人はフィリピンに7万人以上おり、若い世代がカジノや女性に財産をつぎ込み困窮するケースが多いとしています。

日本人は年配層が困窮する事例が多いようですが、この記事では以下のような事例が掲載されています。

都内のフィリピンパブで日本人警察官(49歳)と39歳のフィリピン人が知り合い、2001年に結婚し、警視庁を退職して80歳を超える母親も、日本のマンションを売却してフィリピンに移住した。

そしてフィリピンに雑居ビルと高級住宅を買った途端に、このフィリピン人妻は男性と母親の現金と貴金属を持って愛人と消えた。住宅はフィリピン人妻らの借金の担保として人手に渡り、自分と母の全財産、1億5000万円相当を失った。

この元警官は妻と愛人を盗み等で訴え逮捕状が出ているものの、この愛人から「あなたの妻が訴えをやめさせようとして殺し屋を雇った」と電話があり、身を隠したとしています。

この事例は東南アジアではよくあるパターンであり、日本人=金持ち=カネを盗む対象、という対象に見られているのです。

しかも、フィリピンでは5万円もあればヒットマン(殺人請負人)を雇えるとも言われており、今までに何人の日本人が行方不明になっているか、想像もつかないとさえ以前言われていました。

死体が出てくるのは保険金殺人の際に必要の場合であり、それ以外では秘密裏に殺され、ワニやサメの餌にされて死体すら出てこないと言われている程なのです。

このような騙された困窮日本人は月間で60〜80人いるとされており、日本人は「金のなる木」と思われている以上、今後もこの手の被害者は出てくるでしょうが、世界中、どこでもこのような事件は起こっており、特に日本人はお金にルーズであり、いとも簡単に騙されているのです。

全てのフィリピン人・東南アジア人が悪いわけではありませんが、このような事例が余りにも多くあり、だからこそ朝日新聞が取り上げているのです。

世界的に経済が悪化する中、今後、この手の事件がどこでも多く出てきますので、くれぐれも気を付けられますように。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


668 :名無しさん@13周年:2012/06/14(木) 06:06:57.93 ID:U5sHA07Q0

俺の知り合い、フィリピン人と結婚した奴多くて、その内4人と日本人夫婦1組が永住目的で向こうへ渡った。

35〜51歳で、ビザは色々だが、4人とも1千万以上の金を作って渡った。
中には4千万程度を持って行ってる。

結果・・・


当時35歳1000万の奴は2年でギブアップしかけたが、現地で就職し暮らしてる。貯金0・嫁と不仲で困窮邦人予備軍。

  42歳2000万の奴は2年で有り金のほとんどを使い果たし、フィリ嫁と帰国。

  46歳2000万の奴は4年目、不法滞在になって間も無くマニラで殺された。

  51歳2500万の奴は最初に現地に店を作ったが、2年で店を閉め、3年目に消息不明に。

  66・61の夫婦は4000万+年金20万で現在2年目。田舎で平穏に暮らしていると聞く。


マニラの日本大使館には1日に3〜4人の困窮邦人からの救護要請が有る。
相手が日本人だと、悪徳警察官がトラップを仕掛け数百万の釈放金を要求したりする。

外人に生活保護を与える日本と違い、外国人には、ほとんど権利が無いと思って良い。 強盗に遭おうが、詐欺に遭おうが、殺されようが、泣き寝入り。

どこに住むかにもよるだろうが、【反原発】山本太郎は3年向こうの生活が維持&生きて帰国できれば御の字。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1339299112/


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フィリピンNews  カビテ州で邦人射殺 2013/1/2配信

2012年12月29日 午後3時10分頃 カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で新倉英雄さん(61歳)が何者に拳銃を頭部に撃たれ死亡しました。新倉さんは,昨年9月に日本の住居を引き払い、10月から­妻と長女、親類らの6人で年金暮らしを始めた­ばかりでした。
http://www.youtube.com/watch?v=PDY4sWf_qMA


フィリピンNews 【日本人射殺】 ★最新情報★ 公開日: 2013/01/06


こんにちは,フィリピンのmoriさんです。

本日も 新倉さん61歳の射殺事件のお話です。
結局,新倉さんの殺害目的は 『遺族年金』 と 『預金』 である事が明らかになりました。

当初は,新倉さんからの暴力が原因で 新倉さんの奥さん(バカ女!)が怒り、その息子が中心になり 殺害計画をしたものだと考えられておりました。

続きは 動画をご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=s279SCRH1UE


予期せぬ出来事  2013年 1月4日のマニラ新聞から


 @邦人射殺

新倉さんは新生活に夢と希望を持ち、周囲の反対押し切り移住。度重なる送金も

 ルソン地方カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で12月29日、
新倉英雄さん(61)=本籍・神奈川県=が射殺された事件で、新倉さんの兄や知人の証言から、新倉さんがフィリピンの新生活に夢と希望を持ち、周囲の反対を押し切って、昨年9月末に移住して来たことが分かった。


 新倉さんは、中学校を卒業後に大手自動車メーカーに入社し、約25年間務めた
その後、警備会社に転職し、60歳近くまで正社員として働いた。
2005年6月にフィリピン人妻(42)と結婚するまで独身だった。

1990年ごろ、妻と首都圏マニラ市内のナイトクラブで出会い、日本とフィリピンを頻繁に往復する生活が、20年以上続いた。

 移住前まで連絡を取り合っていた元勤務先の同僚によると、新倉さんは妻を愛しており、同僚が近況を報告するために電話した際に「何だ。嫁からか、と思った」と、興奮しながら受話器を取ったことがある。「フィリピンは良いところ
楽しかった」などと書いた手紙と現地で撮った写真が、たびたび送られてきた。
よく「娘はおれにそっくりだ」と喜んでいた。

 約4年前から「ゆくゆくは移住する」と話し、そのための貯金を始めた。

移住直前の預金は1000万円を超えていたという。日本を出発する前に、電話でフィリピンにおける新生活の夢を話していた。気さくで人柄も良く「付き合いやすい人だった」と振り返る。

 フィリピンへ渡航する際はいつも、数十万円から100万円の現金を持参し、
日本からも送金していた。マニラ空港で妻に現金約100万円を渡し帰国したところ、妻から「帰り道で強盗に襲われた」と言われ、慌てて送金したことも。
強盗に身ぐるみ剥がされた話は、同僚が知るだけで2回あった。

 また「妻が病気になった」「娘が病気になった」と聞くと、治療費を送金した。
妻の親類が事業に失敗してかかえた負債を、新倉さんが埋め合わせたこともあった。

 度重なるお金の催促に同僚は不信を抱き「今からでも遅くない。移住はやめろ」と何度も忠告した。新倉さんは「仕方がない。また稼げばいいから」と意に介さなかったという。同僚は「お人好しがすぎる」と悔しがった。

 新倉さんの兄は「フィリピンへの移住には反対だったが、黙って行ってしまった」と述べた。兄弟の会話で、フィリピンの話題はなく「奥さんと子どもがどんな人なのか、全く知らない」と語った。性格は「おとなしかった」という。

 移住から約1カ月後の昨年11月に、新倉さんに会った知人によると、新倉さんは、フィリピンに知り合いが少なく、暇を持てあましている様子だった。

 会う時は、いつもTシャツに長ズボン姿で、服装は地味だった。ゴルフやナイトクラブに行くこともなく「つつましく生活する」と言っていた。新倉さんが英語とフィリピン語、妻も日本語をほとんど話せないため、互いの意思疎通が難しそうだった、という。(松浦健司)


 A邦人射殺

新倉さんの比人妻の年齢は42歳でなく46歳と判明。

捜査は進展せず新倉英雄さん(61)の射殺事件で、国家警察ダスマリニャス署は2日、射殺現場周辺で聞き込み捜査をしたが、犯人逮捕につながる情報は得られなかった。同署は、犯人の報復を目撃者が恐れているため、とみている。
引き続き、有力な情報が寄せられなければ、捜査は難航する恐れがある。

 また、新倉さんのフィリピン人妻(42)の実年齢が、46歳だったことが、妻への取材で3日、明らかになった。妻は「両親が出生証明書を提出しなかったか、国家統計局(NSO)が出生の年を書き間違えた」と釈明した。

 妻の年齢は、身分証明書や新倉さんとの間に生まれた娘の出生証明書など、全ての公式文書に42歳と明記されていた。フィリピンでは、国家統計局に届け出た年齢と実年齢が違っていることがよくある。

 [ 2013年1月4日のマニラ新聞 ]


コメント


Unknown (としくん) 2013-01-04 06:43:42

この事件…内容からすると人の良すぎる方で見事やられたそんな感じが九割方感じますね。私の大好きなフィリピンも一部の人達のせいで印象が益々悪くなるのは心苦しい思いですね

安全なフィリピンになる事を願わずにはいられません
テレビ番組の食堂はマカティにある事がわかりました親のいない子供達に月一食事会を開いたり従業員の為に学校に行かせたり自分は着の身着のままで元々NGOの関係で来て始めた方みたいですね


支払いの際に (yu) 2013-01-04 08:26:53

射殺される前にも、色々とあったようですね。
犯人が逮捕され、事件の真相が判明する事を願います。


Unknown (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 10:12:28

>内容からすると人の良すぎる方で見事やられた

 痛いおじさんのタイプだったのでしょうか、
でも生命までなくすとは、哀し過ぎますね、
お嬢さんをあやす姿も、写真からは、真面目過ぎる感じが漂うのです。

 奥さんの年齢詐称からも、騙されて来たのでしょうかね、奥さんの子供も、連子と知って居たのでしょうかね、


 >安全なフィリピンになる事を願わずにはいられません


としくんも、フィリピンでは恨まれないように、お気を付け下さいね、その心配はないか、(笑)


 >食事会を開いたり従業員の為に学校に行かせたり自分は着の身着のままで元々NGOの関係で来て始めた方みたいですね

 地球上の人類が全員このような人だらけですと前途は明るいのですが、(涙)


 
支払いの際に (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 10:37:02

 >射殺される前にも、色々とあったようですね。
犯人が逮捕され、事件の真相が判明する事を願います。

 通り魔的反抗では無さそうですね、
極身近に犯人か、指図した人が居たのでしょうね、
虚しくなりますね、


意思の疎通 (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 12:57:10

 >カビテの事件は連日記事になっていますね。

 今朝の新聞に娘と共に、被害者が出ていましたが、優しい面影の人なので、びっくりでした。もっと厳つい人物を、想像していましたが、温厚そうな人でした。


 >それにも増して誤解を受ける場面も多いのでは無いでしょうか。

 お友達もいないようで、ネット通信でもやっていれば、色んな情報を知り得、
寂しく無かったかも知れません。また被害も回避出来たかも知れませんね、

しかしこの様な真面目な方が殺されると心が痛いですね。


今年も宜しくお願いします (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 15:21:32

 >しかしこの様な真面目な方が殺されると心が痛いですね

 真面目に生きた人が、撃ち殺されるとは、フィリピンの為にお金を落とし、
生命まで落すとは、哀しい運命ですね、
http://blog.goo.ne.jp/danial58/e/e5443e37e4e19423116c53c6ae67c752


戯言などアップします。

日本人夫 フィリピン人妻が殺人委託 2013-01-06


フィリピンのカビテで神奈川出身の日本人が射殺された。

この種の事件はフィリピンでは迷宮いりし、まず犯人はつかまらないのだが
今回は比較的はやく容疑者はと特定された。

殺された日本人のフィリピン人妻が60,000ペソ(約12万円)で殺しを依頼した。理由は怨恨らしい。何を恨んだのか今のところわからない。
12万の命・・安いが、もっと安い命はまだたくさんある。

ホールドアップでは抵抗されない限り、殺されることは少ない。
ただし「怨恨」が動機の場合、死の可能性はかぎりなく高くなる。
日本人夫が殺される場合、フィリピン人妻が絡む話は多く聞く。

フィリピン人タレントがフィリピンパブから消えて久しいため、最近日比カップルの誕生は激減しているが、全盛のころは年/6000組の日本人とフィリピン人が結婚した。

リタイヤ―メント後、日本人はフィリピン人妻の祖国に渡り、物価の安いフィリピンで余生を送り始めるのだが、何かの拍子で歯車が狂い始める。

ある日、妻に殺意が芽生える。どんな怨恨なのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/katayakun/e/f75ed9359f4ef239ddb4a746f94a8aec


フィリピンで殺された日本人夫の続報が本日朝日新聞に載っていた。

犯人ははフィリピン人妻、そのフィリピン人と付き合っていた男、その男との間にできていた子供(29歳)及びその他2名のフィリピン人で計5人が逮捕された。


新聞によると理由は怨恨ではなく遺族年金及びその他、預金などが目当てだと推測していたが、フィリピン人妻は家庭内暴力が激しかったからと弁明している。

思うに金銭と怨恨の相乗効果で殺人を敢行してしまったのだろう。

このフィリピン人妻には日本人と結婚する前にフィリピンに付き合っていたフィリピン人男がいた。日本人と結婚する前に関係は清算されず、継続され日本人と結婚した。二股だ。

このようなフィリピーナは意外と多い。 日比カップルで互いの年の差が5歳未満というは稀有だ。平均的には20歳以上離れているカップルが圧倒的に多い。

フィリピーナは日本女より、歳の差を気にしない傾向は確かにある。それに若いフィリピーナは老人にやさしい。

でもジジイよりは体力もあり、加齢臭がない若い男の方がいいに決まっている。
フィリピーナに限って「じじフェチ」が多いなんてありえない。
だから日本人夫とは別に言葉も文化も共有するフィリピン人の愛人をもっても
不思議ではない。

アウェイで暮らす日本人は何かと不利だ。 そこでアシストしてくれるのは奥さんしかいない。

多くの日本人に見られるが、アジア人を見下しながら接する。 これは怖い。
信頼と愛があってもこのような事件は再発するのだろうが、人間として誠心誠意 相手に接すれば、このような事件は少なくなると思うが、今回ショックなのは
「年金」まで狙われだされたこと。

今後増えそうな予感がする。
http://blog.goo.ne.jp/katayakun/e/81c93c2845d312e1f56f80fee9ac763f


やっぱり出てきちゃったね〜・・・汗 2013/1/7(月) 午後 0:53


以前、フィリピン在住のブロガーさんが書いた最近、悪いフィリピーナのターゲットは「遺族年金」に変わりつつ有る様だ・・・

と言う記事を拝見した時。

多分、今回の邦人殺人事件のような事が起こるのでは?

と、心配していましたがやっぱりな・・・・・と言う感じです(汗)

マニラ新聞を購読されている方は既に御存知でしょうけど記事の内容から
最終的に、殺人の引き金となったのは「遺族年金」と持ち込まれた「多額の現金」のようですね。


2013年 1月6日のマニラ新聞から


邦人射殺

新倉さんの比人妻ら5人を殺人容疑で送検。動機は遺族年金と新倉さんの預金

ルソン地方カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で12月29日、新倉英雄さん(61)=本籍・神奈川県=が射殺された事件で、国家警察は5日、新倉さんのフィリピン人妻メルリンダ容疑者(46)ら5人を、カビテ州検察局に殺人容疑で送検した。国家警察ダスマリニャス署は5日、新倉さん殺害の動機について「遺族年金と預金目当て」との見方を示した。


 新倉さんの1カ月当たりの厚生年金額は約14万円だった。

配偶者が死亡した場合、妻に対して遺族年金として、子どもが18歳に達するまで、
配偶者が生前受け取っていた年金の4分の3相当額が支給される。
メルリンダ容疑者には、新倉さんとの間に娘のステファニーちゃん(5)がおり、
1カ月当たり約10万円を向こう13年間、受け取る算段だった、という。

 ダスマリニャス署によると、メルリンダ容疑者は事件直後、同市を訪れた日本大使館の領事に、遺族年金の受け取り方法を尋ねている。 このため、同署の捜査責任者は「遺族年金と新倉さんの預金を目当てにした犯行」との見方を示した。


 新倉さんの元勤務先の同僚は、新倉さんのフィリピン移住前の預金額について
「1000万円以上」と証言している。 


 逮捕直前の3日、メルリンダ容疑者はマニラ新聞の取材に対し「事件後に日本大使館の領事に会い、遺族年金をもらえるかどうか尋ねた。 受給は止まる、との答えだった」と述べた。


 同容疑者は取り調べに対し、新倉さんと一緒に事件前日の12月28日、新倉さんの預金口座から「90万円を引き出した」と供述した。 その使途は明らかでない。  

 当初は、新倉さんの妻への暴力が、妻や新倉さんの義理の息子(29)の「恨み」をかったことが殺害の動機とみられていた。ダスマリニャス署は5日、家庭内暴力をきっかけに新倉さんを疎ましく思い始め、殺害によって遺族年金と預金を奪おうとしたとの見方を示した。


新倉さんの射殺は計画的に進められた。

ダスマリニャス署によると、義子とその知人男性(25)が昨年12月22日、実行犯の男性(42)の勤務先を訪れ「日本人を殺してほしい。新年を迎える前にやってもらわなければならない」と依頼した。

実行犯は「分かった。まず拳銃を買う金が必要だ」と返事をした。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53883641.html

▲△▽▼

松尾国光。フィリピンで何もかも失って親族を射殺して回る
2012年7月23日、フィリピン警察はマニラ首都圏マリキナ市でひとりの日本人を逮捕している。

松尾国光という福岡県出身の56歳の男だ。

松尾国光はフィリピン女性と結婚してフィリピンでタクシー会社を経営していたのだが、経営が傾いて破綻して妻に逃げられていた。

妻の親族には多くの金を貸していたのでそれを取り返しに行っている。しかし、あえなく断られていた。

つまり、会社は倒産、妻には逃げられ、親族には金をむしり取られ、フィリピンで無一文で放り出されてひとりぼっちになっていた。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120725T0852010900.html


2012/7/25(水) 午後 3:26フィリピンの事事件


あれ? 聞いた事ある名前だな…

殺人容疑で邦人男逮捕 フィリピン6歳児含む親族らを銃撃

フィリピンのマニラ首都圏マリキナ市で22日、同市に住む日本人の男が短銃でフィリピン人の親族らを撃ち、1人を殺害、数人にけがをさせたとして殺人などの容疑で逮捕されていたことが24日、分かった。地元警察などによると、男は松尾国光容疑者(56)。

 警察によると、松尾容疑者は22日夜、マリキナ市にあるフィリピン人の妻の親族宅に銃を持って押しかけ、6歳児を含む親族らに向けて次々と銃を発射し、殺傷した疑い。その後逃走したという。当時、酒に酔っていた。警察が23日、首都圏に隣接するリサール州アンティポロ市の知人宅に隠れていたのを見つけ逮捕した。借金をめぐり、親族とトラブルがあったといい詳しい動機を調べている。

 警察によると、松尾容疑者は「2000年ごろ、福岡から来た」と供述。経営していたタクシー事業が最近頓挫し、事業をめぐる借金の支払いを親族に求めたが、断られていたという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/asi12072414230001-n1.htm

☆困窮化するのは 明日は我が身かもと書いとくテスト…

南国ではレンタル業 など車を貸すタクシー事業などが手っ取り早いのではあるが…

なぜならば、日銭が入ってくるのでコントロールしやすい…

だがしかしリスクもあって タクシー業のリスクとは…

事業と言うくらいだから恐らく10台くらい所有して回していたのだと思う。

運転手が 運転下手糞だったり 基本的に荒いのと 自分のものではないのでメンテをしない…

使用料なんかは だいたい一日3000円くらいなのだが、払わない奴 着服する奴も多いんだな…

そして 事故を起こした場合 オーナーの責任になってしまうのである。

保険会社を使うほどの事故ならばカバーできるのだが、こすったり凹ませたりするのは日常の風景で、

修理代やメンテ タイヤ代が思った以上に飛んでいくんだな…

そして収入面というと 毎日 フィリピン人の一ヶ月くらいの収入が入ってくるわけで、親戚が増えると言う不思議な現象が発生してしまうで御座るw

中には偉そうにアドバイスしてくる奴もいて 信用したら最後 骨の髄まで集られるw

日本では 夫婦仲良くってのが定番だったりするのではあるけれど、南国の場合は 名前など名義は借りても 絶対にビジネスの中身まで踏み込ませるパートナーにしてはいけないってのが鉄板なのであった。

なぜならば、嫁は恩がある人から 懇願されると絶対に断れないわけで 断るとその親戚を敵に回して、立ち回りってのはフィリピン人には無理w

その日を暮らすのが 精一杯の立場から、毎日その頃借りるのも無理なような金額が収入として入ってくるとコントロールもできず、明日も入ってくるから いいやんみたいな感情になるのねw

貯金とか留保の概念がないんだもんwww

一回事業が傾くと 借金なんてできるわけもなく…

月に2万程度しか稼げない国で 200万円の借金なんてできんだろう!

だから困窮しない為に必要な事とは…

普段からフィリピン人の生活に慣らしておき、日本人であるってのを忘れる事…

いざとなったら3万円でもしのげるって生活をする事でしょうか?

だってフィリピン人は3万円で生活してんだしw

この国では 貸して=頂戴と同じ意味であって、日当以上の金は貸さない事…

一回貸して返さなかったら二度と貸さない事…

事業 運用資金 利益は絶対に嫁に握らせてはいけない。

これが大事かな?

松尾容疑者もフィリピン人に翻弄されたんだろうけど、敵地であるってことを忘れちゃいけないんですよね…
http://blogs.yahoo.co.jp/minamisima_tonbo/31059274.html


日本人が殺人事件 2012-07-25

こんちわん、芋姐っすチューリップ

キョウモアリガトウ
アティス♡

すきっり爽やかタナワン♪

日差しは強いけど風があるから

そんなに暑くないよにこにこ

昨日もそうだったけど お昼すぎからちょっとずつ曇ってきて夕方にザザーっとくる、というのが今の時期のデフォだから今日もそのうち曇ってくるんじゃないかなにこにこ


にこ


もうみんな知ってると思うけど

ピリピン在住日本人が殺人容疑で逮捕ビックリ〜〜〜〜〜〜〜〜


殺人容疑で邦人男逮捕 フィリピン6歳児含む親族らを銃撃 2012.7.24 14:22

 フィリピンのマニラ首都圏マリキナ市で22日、同市に住む日本人の男が短銃でフィリピン人の親族らを撃ち、1人を殺害、数人にけがをさせたとして殺人などの容疑で逮捕されていたことが24日、分かった。地元警察などによると、男は松尾国光容疑者(56)。

 警察によると、松尾容疑者は22日夜、マリキナ市にあるフィリピン人の妻の親族宅に銃を持って押しかけ、6歳児を含む親族らに向けて次々と銃を発射し、殺傷した疑い。その後逃走したという。当時、酒に酔っていた。警察が23日、首都圏に隣接するリサール州アンティポロ市の知人宅に隠れていたのを見つけ逮捕した。借金をめぐり、親族とトラブルがあったといい詳しい動機を調べている。

 警察によると、松尾容疑者は「2000年ごろ、福岡から来た」と供述。経営していたタクシー事業が最近頓挫し、事業をめぐる借金の支払いを親族に求めたが、断られていたという。(共同)

msn産経ニュースより


いつもは日本人が殺されるけど今回は日本人が殺してしまった・・・ちーん


この日本人が殺人事件を起こすまでに至ったストーリーとか心情とか

ピリピンに関わりのある人なら なんとなーく想像出来るよね


「なんて短絡的な・・」

とか

「だからピリピンなんかに住んでる日本人は・・」

とか

「殺す前に手立てはあっただろう」

っていうのが世間の感想かなぁ。


芋姐は・・・この容疑者の怒りと怒りと悲しみと怒りと虚しさが

ちょっとだけわかるから それより先に気の毒だなぁって思う。


もちろーん殺人は絶対駄目だから

殺されてもしょうがない
殺してもしょうがない

なんて言ってるんじゃないよ。


芋姐は容疑者もその周りの人物も知り合いじゃないから推測で言っちゃいけないけど

殺すことでしかピリピン脳と接点が持てなかったのかなって思う。


日本人とピリピン人は同じ人間だし日本とピリピンは4時間しか離れてないけど

一番遠いところにいるんじゃないかって思えるくらい脳構造が違うから

こっちの感情が丸っきり伝わらないことや向こうの感情が丸っきり理解出来ないことがホントにしょっちゅうあるから。


だから明日は我が身びっくり!

殺す殺さないは紙一重びっくり!


ということを胆に銘じて心静かに生きてゆきたいと思いました


怒ったらあかん泣く。

おしまいバイバイ


コメント


1. 憶測

やけど私もなんとなく見えるわ

日本にいる家族は悲しいなあ
「フィリピン人なんかと関わるからや」と思ってるよね きっと


でも いい人もいるのに残念やね

自分で復讐する前に神様を心から信ずる心が必要やね
いったりきたり 2012-07-25 14:00:55


2. 無題

私も昨日これ、ツイートのニュースで読んで

ああ、よほど腹に据えかねたんだろうな、ココに至るまで、大変だったんだろうなと

あと思ったのは、ああこの人はこの後、フィリピンの刑務所で余生を送るのかと思うと殺人はいけないけど、不憫にも..残念な事件ですね。
vesenaz0213 2012-07-25 14:19:07


3. 不謹慎ですが・・・

 他の方のブログ等で事件のあらまし・背景は知りました。起こるべくして起こったことでしょう。そして、これまでには起きていなかったのでしょうか?

 日本人のお金を宛にして、借金に来たがるP国民にとっては、良い教訓となってほしいです!
(日本人は決して大人しいだけの人種じゃないぞって!)

 日本人(外人)が、P国民に合わせるだけではなくて、外人の事を少しは理解をし、合わせる努力をして欲しい物です!

 亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の早い回復を祈ります。
     南無!
Hamrey 2012-07-25 14:30:47


4. Re:憶測

>いったりきたりさん

この人がどんな人やったか知らんけどここピリピンでピリピン人を殺そうと思うくらい怒りが渦巻いてたんやなぁと思うとなんともやり切れへん気持ちやわ。
大変やったやろなぁ。
殺人はアカンけどこの人の怒りはよくわかる気がするわ。
本当にこの国で信じられるのは神だけかも知れん。

dang 2012-07-25 15:46:06


5. Re:無題

>vesenaz0213さん

殺人は駄目だけどこの人の怒りを思うとなんとも居たたまれない気分・・。
でもこういうのって事件にならないだけで掃いて捨てるほどあるんだろうなぁ。日本人に限らず。

ピリピン人のタカリ性質のおかげで人生壊れた外国人は多いんじゃないかな。
今回のも自己責任っちゃあ自己責任だけど彼ばっかり責めるのは気の毒だと思う。
dang 2012-07-25 15:59:16


6. Re:不謹慎ですが・・・

>Hamreyさん

この人は実行してしまった、というだけで「殺したいほどの憎しみ」をピリピン人に対して持ったことのある人って結構いるんじゃないかなぁ。
芋姐だって・・・
ピリピンでピリピン人に何をされても正しいのはピリピン人、ということを忘れちゃいけないってことですね。
ピリピン人が合わせる努力?そういう脳細胞は持ち合わせていない模様(^▽^;)
dang 2012-07-25 16:15:57


7. お金を渡さない事

比国在住者の方なら事件迄の経過が想像出来るはずです。

 私の親友の友人は お金を全て巻き上げられ帰国した日、電車で飛び込み自殺しました。

私も何回か自殺を考えた事も有ります。

一部の次元の異なる人種に 日本の感性で話しても憤りを感じるだけですね。
いつも 自分が相手からどう見られているのか良く考えて発言、行動しないと又同じ事件が起こる筈。
とにかくお金を渡せばろくな事は有りません。
今の私は比人に対して相手次第ですが割り切った交流しかしていません。
payaso 2012-07-25 17:01:52

8. 無題

なんとコメントしてよいのやら、、σ(^_^;)
お金が絡むと怖いですね(T . T)

☆クレア☆ 2012-07-25 17:35:58


9. 起こるべくして起こった事件!

私もピリピンに住んでいて、かみさんの兄弟と仕事でもしていたら、似たような事になっていたと思います。

あの国は決して深入りしてはいけない国だと確信しますね。
日本で稼いだ銭で遊んでいるだけの時は天国みたいな国ですが
生活基盤をピリピンに移したとたんに、地獄を見るのは明らかですから。
Ryuchan 2012-07-25 18:25:42


10. Re:お金を渡さない事

>payasoさん

おっしゃるとおりだと思います。
ピリピン人にスキを与えてはいけないしこっちも何かを求めてはいけない。
おなじ人間なんだから・・・なんて甘い甘い。

ちょっとでも心を許してしまうとどんどん付け入ってきますからね。
彼らそういう能力だけは素晴らしいから油断もスキもないです。
今回の事件で自分もちょっと考え直したほうがいいと気が付いた人も多いのではf^_^;
dang 2012-07-25 18:34:20


11. Re:無題

>☆クレア☆さん

よくさぁピリピンの紹介記事で

「貧しいけどホスピタリティが溢れてる」

なんて書いてあるけど「けっ」と思うわ。

「ホスピタリティが溢れてる・・・のはお金が取れそうだから」

って書かなくっちゃ。

ってクレアちゃんはそんなこといってる場合じゃないでしょ〜(///∇//)
dang 2012-07-25 18:39:43


12. 無題

私も勿論、殺人は人が最も犯してはならない事だと思いますが、その反面殺したいとまで憎しみをかう人もどうなんだろう?とも考えてしまいます。

何も6歳の子供にまで…。と思いますが、逆を返せばそこまで彼を追い詰めたフィリピン人ってとも考えてしまいます…。

マガンダララキ^^ 2012-07-25 20:59:16


13. 無題

頭にカビが生えたロロとしては、身ぐるみ剥がされたぐらいで殺人はノーだな。

家族を殺された仇討なら許す!

南国酔歌 2012-07-25 21:27:23


14. Re:起こるべくして起こった事件!

>Ryuchanさん

そうですね。ピリピンは遊びに来る国で住む国じゃないってつくづく思います。
だけどたとえそんな国でもうまくいかなかったからって殺しちゃいけませんよね。
というのは一般論で、もし自分がその人の立場だったら殺しはしなくてもそれに近いことをやってしまうんじゃないかと思います。
ピリピン人の恐ろしさを再認識させられた事件でした。
dang 2012-07-25 23:04:17


15. Re:無題

>マガンダララキ^^さん

相手の心なんてこれっぽちも考えない。
自分の家族が幸せになるためなら他人が死ぬのは仕方がない。
お金がある人から盗っても神様は怒らない。

こういうピリピン人ってすごく多いです。
大学を出てちゃんと働いているごく普通が真面目にこういう風に思ってたりするから恐ろしい国です。

この日本人は気の毒だし本当に辛かっただろうなと思いますが騙されたのは本人に甘さがあったからでしょうね。
dang 2012-07-25 23:21:11

16. Re:無題

>南国酔歌さん

この事件で改めてピリピンの怖さを思い知らされた気分です。
自分も騙されないように(盗られるものはないけど)、殺してしまわないように気を引き締めようって思いました。

「ピリピンに住んでる日本人はオカシイ」

っていうのはよく言われることだけどそうじゃなかったらこんな国で暮らしていけないよーって思います。。。
dang 2012-07-25 23:30:11

17. 無題

冷たい言い方ですが、諦めて日本に逃げかえれば、まだやり直しも効いたかも知れません。
相手が悪人でも殺してしまったら、自分自身が終わってしまいます。

でも戦争の仕方でも米軍は退路を考えて作戦を考えるけど、日本軍は退却は考えないから日本人ってそういう国民性なんでしょうね。

起こしてしまった事件はもう取り返しがつきませんから、せめてこれから救いが有ります事を祈ります。
南国酔歌 2012-07-26 11:13:25


18. Re:無題

>南国酔歌さん

騙されたことを認めたくなかったのかも知れませんね。
自分だけは違うと無理やり思い込んでいるうちに本当にもう戻れないところまできてしまったんじゃないでしょうか。
日本人がピリピン人ごときに負けてなるかという意地が諦めることをさせなかったんでしょうね。
もうこんな事件が起こらないといいのですが・・。
dang 2012-07-26 19:07:09
http://ameblo.jp/kuliit/entry-11311318578.html


▲△▽▼

バカにされ騙され続けた日本人の物語(4例掲載しました。)
(事例1.19年も会わずに送金し続けたコックさんのお話し)

 数年前です。東京在住の年配の調理師さんが相談に来られました。数ヶ月前にフィリピン人女性と現地で結婚したので、妻を呼び寄せるために入国管理局に「在留資格認定証明書」を申請したが、認められず不許可(不交付)の通知が届いた。妻が入国できない。何とかして欲しい。これが相談の主旨でした。

 私はいつも通り、お相手のフィリピン人女性との「出会いから結婚に至る経緯」をお聞きしたのですが、だんだんと我が耳を疑うようなストーリが展開したのです。

  その調理師さんとフィリピン人妻の出会いは20年以上前で、出会いの場所は国内のフィリピンパブ。当然、彼女はビザの在留期限が到来したので帰国。その後、お決まりのコースの通り調理師さんがフィリピンに数回ほど渡航しました。その都度、マニラで数日間滞在してデートを重ねました。最後に会ったのが19年前とのことでした。

  私が驚愕したのは、最後のデートから現在に至る19年間ずっと毎月10万円その女性に海外送金していたという事実でした。更に、直近の数年間で毎月の送金とは別に500万円以上も渡してしたのです。 話を聞けば、もう貯金も底をつき、自分自身は59歳となった。年齢的な問題と不景気の煽りをうけ、これまでのような給料では雇ってもらえない。今は6畳1間のアパートで暮らしている。それで、もうお金がなくなりフィリピンに仕送りできないので、結婚して呼び寄せて一緒に暮らしたいと思い、20年振りにフィリピンに渡航して、現地で結婚したとのお話でした。奥様の年齢を尋ねると「45歳位」という返事でした。

 私が「何故、この数年間で500万円という大金を送金したのですか?」と尋ねると、「彼女は数年前に白血病に罹かり、アメリカで手術して入院するというので送金しました。フィリピンの病院はダメだと言ってました。」そして、「妻の母親が脳梗塞で倒れて、その手術と入院費用も必要でした。」「それから退院した妻の母親がジョギング中に交通事故に遭い(車に跳ねられ)、死亡したその葬式代も送りました。」

 この調理師さんは、19年間この女性の暮らし振りを見ていないのに、いわれるが儘に送金し続けたのです。19年間毎月10万円。それプラス500万円です。そして、自分がオケラになったから、送金できないから「結婚し一緒に日本で暮らそう。」と20年振りにフィリピンに渡航したのです。

 私はこの調理師さんに言いました。「どうも疑問が残ります。奥様の母親です。もうご高齢の筈ですよね。多分70歳前後ですよね。そのような高齢の方が脳梗塞に襲われて手術した後で、退院してジョギングなんかしますか?」そして、私は続けました。「私はフィリピンを訪れてもう35年近くなります。高齢者がジョギングする姿を見たことがありません。」「お相手の女性は、既にフィリピン人の男性と結婚して、子も数人設けているのではありませんか?」と、言うと。調理師さんは「そんな女じゃない!」と強い口調で言い返しました。

 私はこれ迄、このような日本人男性を大勢見てきました。フィリピン人女性に何年も何年も仕送りし続けている男です。私はこれを「送金依存症」と呼んでいます。自分の生きがいが「送金」になっているのです。「送金」すること自体に喜びを感じて生きている人達です。思いますに、自分の仕事や自分も家族に生きがいを見出せず、周囲との人間関係が円滑でなく、或る意味で疎外されている人達なのかも知れません。フィリピン人女性に送金すること以外に自分の存在意義を見出せない人達なのです。

 このような人達は貯金がなくなるまで「送金」を続けます。それどころか借金してまでも「送金」を続けます。止まらないのです。もう二進も三進も行かなくなり、金銭的に進退極って首が回らなくなって初めて気付くのです。「オレは騙されていた。バカだった。」と。それはフィリピン人女性に「もうお金がなくて送金できない。」と告げたときに初めて気付くのです。女は平然とこう言うでしょう。

「そう。お金がないの?可哀相ね。頑張ってね。」と。何年間も毎月のように送金しているのに、

(1) フィリピン人女性が結婚したがらない。
(2) 結婚したのに何だかんだと言訳して日本に来ない。

このような事例は数多くあります。何年間にもわたり送金を続けているのは、例外なく日本人の男です。男は単純ですから、フィリピン人女性の言葉を鵜呑みにします。一途に思い込むのです。一方、女性は、現実的ですから何年もずっと騙されて送金し続けるということはありません。

 是非、身元調査と生活実態調査をお勧めします。フィリピン人が「アメリカで手術をする。」と言い出したら要注意です。日本人から大金をせしめる常套手段です。これまでに何度も聞きました。「アメリカで心臓手術をする。」と言われて数千万円騙しとられた上場企業の男性もいます。第一、アメリカ政府はそんなに簡単にフィリピン人女性にビザは発給しません。

 私がこの調理師さんに「奥様の実態調査をしましょう! 婚姻歴、子の有無、同棲相手がいないかを調べましょう! どんな暮らしぶりなのか実態調査をしましょう! 絶対におかしいですよ!」と説得しました。すると、その調理師さんは私に「あんた。もし、彼女の言っていることが本当だったらどうするんだ!」と、大声で逆ギレされてしまいました。

 誰が聞いてもバカバカしいと思う事例ですが、当の本人は大真面目なのです。私が「絶対におかしいですよ!」と言ったのには理由があります。その調理師さんが20年振りにフィリピンに渡航して現地で婚姻届出したのですが、その滞在中この女性は自宅に招かず調理師さんはホテルに宿泊させられて、挙句フィリピン人女性からこう言われたそうです。「私は白血病だからセックスはできないから。」と。

 この59歳の調理師さんは私の事務所に、フィリピン人妻の「身元調査・生活実態調査」を依頼するお金もなく、相談料すら払うのがきつい様子でした。フィリピン人女性にさえ嵌(は)まらなければ、老後資金として3000万円ほどの貯金も残せて、贅沢しなければ不安のない老後生活を迎えられたことでしょう。


_______


(事例2.家族に内緒で入籍して死亡した或る高齢者のお話し)

 東海地方に住む40代前半の女性からの電話でした。「父が癌で死亡しました。死亡届を出そうと役所に行って父の戸籍謄本を見たら、5年以上も前にフィリピン人と結婚していました。家族の誰も知りませんでした。驚いています。このままでは父の遺産(預貯金や土地建物)を処分できません。相続登記もできません。」

「私たち遺族は、父の妻であるフィリピン人女性に会ったこともなく、果たして日本に住んでいるのか、フィリピンに居るのか所在もわかりません。どうすればよいでしょうか?」そんな電話でした。父親名義の銀行口座には2700万円、父が経営する会社の口座には約1300万円。不動産物件として抵当権設定のない戸建が2軒あるとのことでした。

 要するに「遺産分割協議」係る準備の相談でした。私は「身元調査をして相手にフィリピン人夫がいれば、重婚ということで裁判を申し立てて、遺産分割協議を非常に有利にすることはできます。それから所在地も突き止めます。」と回答しました。更に、お客様から「父親は、死の直前に意識朦朧(もうろう)とする中で、メトロバンク!メトロバンク!と、うわ言を申しておりました。どんな意味なのでしょう?」とも質問されました。

 この事例の如く、フィリピン人と結婚した事実を家族に隠している日本人(特に高齢者の男)が多いのです。死亡後に、遺族が戸籍謄本を見て初めて父親が「フィリピン人と結婚していた事実」を知ったという例が実に多いのです。別の悲惨な例では、所有していた筈の土地がいつの間にか売却されていた。自宅には抵当権が設定されていた。銀行通帳も空で、生命保険も解約されていた。資産のすべてが消えていたケースがあります。


(調査結果)

 お客様から提供された情報は、亡くなられた父親の戸籍謄本に記載されたフィリピン人の「カタカナ」の名前だけでした。それでも、いろいろなルートを駆使してフィリピン人女性の所在を突き止めて、当該フィリピン人女性の身分事項そして生活実態調査をしました。

 その女性は、フィリピンの首都マニラ(ルソン島)から遠く離れた群島の町に住んでいました。マニラ空港から国内線の飛行機でも1時間以上かかる場所でした。確かに独身でしたが、数年前からフィリピン人男性と同棲していました。そのフィリピン人の男は元警察官(警察を解雇されていました)でした。二人の間に子も一人設けておりました。

 女性は、過去にエンターティナー(タレント)として日本への入国歴がありました。多分、その滞在中にフィリピンパブでホステスとお客という関係で知り合ったのです。案の定、女性がビザの在留期限到来で帰国した後、亡くなられたお客様の父親が何度もフィリピンに渡航していたのです。そして、現地で婚姻届出して日本の役所の戸籍課にも婚姻届出をしていたのです。入籍していたのです。更に、このフィリピン人妻が結婚後5年以上も経過していたのに一度も日本に入国していない事実もわかりました。

 調査の結果、その女性の家族は誰も仕事に就いておらず、家賃3000ペソ(約6000円)の中古住宅に住んでおり、家族全員が日本人夫の送金で暮らしていました。このフィリピン人妻は、入籍だけして、毎月のようにずっとお金だけもらい続けていたのです。

 私は、依頼者(ご遺族)の意向で、フィリピン人妻に私の事務所が提携する現地スタッフを通じて日本人の夫が死亡した事実を伝えました。その頃、たまたま私もフィリピンを訪れる用事がありました。それで、現地のスタッフを通じて「マニラまで出て来れるなら、○○○ホテルのロビーで会って、亡くなられた遺族の方から託された言葉をお話します。」とも伝えました。○○○ホテルは、最近もAPECの会場になった有名ホテルで誰もが知っています。


(編集後記)

 約束した当日の時間にその女性はロビーに現れませんでした。私の現地スタッフがその女性の携帯に電話すると「マニラには昨日(きのう)着いたけど、交通渋滞なので1時間ほど遅れる。」との返事でした。私は忙しく、「明後日の同じ時間にもう一度来るように。」と、そう指示して、別の約束の場所に向かいました。

 二日後、そのフィリピン人女性は○○○ホテルのロビーに現れましたが、今度は親戚と称する女性が現れて、自分も同席させろと言い出しました。私は「個人情報に係わる大事な要件なので同席は認めない。」と、繰り返し申しましたが、その親戚と称する女性は執拗に同席することを求めました。私が語気を荒げて「私は帰る!」と言うと、その女は漸くロビーの隅の方に消えました。

 驚いたことに、そのフィリピン人女性は、私に対して夫の死亡を知らせてくれた「お礼の言葉」も言いませんでした。ろくに挨拶(あいさつ)もせず、いきなりソファーにドカッと腰をおろしました。そして、筆記用具のメモ帳とかボールペンも持たずに現れたのです。一昨日に指定の時間に来れなかったお詫びの言葉もありませんでした。  要するに女の興味は、『財産がいくらあり、自分がいくら貰えて、いつ貰えるのか』それだけだったのです。

 考えてもみて下さい。私はそのフィリピン人に日本人夫の死亡を教えてやり、フィリピンまで来て財産分与に関して遺族の意思を伝えに来てあげたのです。勿論(もちろん)、日本人の遺族からも渡航費用などもらっておらず、無論(むろん)フィリピン人女性に遺産分割協議に関する情報提供の謝礼を請求した訳でもありません。  

このフィリピン人女性との会話から諸々のことが明らかになりました。この女性は過去6年以上も毎月7万円以上送金してもらっていたのです。そして、その送金が「メトロバンク(METRO BANK)東京支店」経由で、彼女のフィリピン国内のメトロバンク口座に振り込まれていたのです。加えて、女性は「産婆」の資格を取得するための専門学校の入学金や授業料も受け取っていたのです。

 事前の調査で、この女性が「産婆」の資格を取得するために学校に通っていたことは掴んでいました。しかし、この女性は私に「看護婦」の資格を取得したと嘘をつきました。フィリピン人らしく見栄を張ったのです。メトロバンクに関する送金の事実は後日、遺族からも確認が取れました。押し入れの中から夥(おびただ)しい送金控えが出てきたのです。

 フィリピン人女性は、日本人夫が死亡する前月あたりから送金がないので、毎日数十回も日本人夫の携帯に電話をしていたとも吐露しました。女性が質問する内容は夫が残した財産のことばかりでした。フィリピン人妻は、呆れたことに自分の夫が入院していた病院名や病名も知りませんでした。「癌」で亡くなられたのに、女は心臓病で入院していたとか出鱈目(でたらめ)なことを言い出しました。夫が小規模な会社を経営していたことも知らず、それがどんな職種の仕事であるかも知りませんでした。事実、夫がどんな仕事に就いているかなど興味などなく、どうでもよかったのです。お金を貰えればそれでよかったのです。

 このフィリピン人妻は亡くなられた日本人夫の最後の様子などを尋ねることもなく、亡き夫の話をしている間も涙を浮かべることすらありませんでした。更に、私が遺族から頼まれて日本からとりあえず相当まとまったお金を持って来たと勘違いして、母親や家族を連れて、航空機でマニラまで来ていたのです。

 私が、依頼人(遺族)の言葉を伝え終わり、ホテルのエントランスから出た直後、私の現地スタッフが私の耳元で囁きました。「あの女の愛人の元警察官がロビーにいました。携帯で宇波さんを盗撮していましたよ。」と、教えてくれました。

このフィリピン人女性の身元調査を実施したときに、私たちは同棲相手のフィリピン人男の顔写真を入手して調査の依頼主に渡していました。それで女の愛人であると確認できたのです。私の現地スタッフ二人がロビーにおり、私と離れた場所のソファーに座っていたのです。愛人の男はそれとは知らず、私を盗撮していたのです。この女の愛人も、恐らく、私が日本の遺族から頼まれて、当座の相当額の大金を持って来たのだと思い込んで女に付いて来たのだと思います。

 余談ですが、フィリピンの「産婆」の資格で日本国内で「産婆」の仕事はできません。現地では「看護婦」の国家試験とは違い、「産婆」には国家試験がありません。誰でも学科を履修すれば資格が取得できます。なにより、フィリピンで数年かけて日本で使えない「産婆」資格を取得しようとしたことは、最初から、結婚しても日本入国して夫と一緒に暮らす意思がなかったことを物語るものだと思います。

 私は既に(事例その1.19年間も会わずに送金し続けたコックさんのお話し)の中で「送金依存症」という言葉を使いましたが、「癌」で亡くなられたこの日本人の方も或る意味で、「送金依存症」に陥ったと思います。婚期を逃したり高齢で死別したり、家族とは疎遠。そんな時期に自分より若いフィリピン人女性に出会うと、そこに生きがいを求め、それに縋(すが)るようになるようです。

 加えて、男は単純細胞ですからフィリピン人女性の言葉を鵜呑みにして言われるまま何の疑いもなく、将来は介護してもらおうなどと期待して送金を続ける日本人の男も大勢いるようです。将来、介護してもらおうと目論んで年の離れたフィリピン人女性との結婚を望む高齢者も多いのですが、その殆どが悲惨な結果をたどっているようです。日々の口論や喧嘩で「鬱」状態に追い込まれた中年男性・高齢者も大勢います。

 既にお話ししましたが、遺族によれば、父親は意識朦朧として死ぬ直前まで「メトロバンク、メトロバンク」と、うわ言を繰り返していたそうです。自分の妻が現地でフィリピン人の男と何年も同棲していることも知らず、その病床で律義にも「メトロバンクから送金してやらなければ、送金してやらなければ」と、思い続けていたのです。悲しいというか、残念で哀れな物語です。

 このフィリピン人女性ですが、ご遺族の話に拠れば、それから間もなく日本人の男を仲介人に仕立てて日本人弁護士を雇い、夫の預貯金と土地建物(戸建を2軒所有)の50パーセントを渡せと請求してきたそうです。この事例のように、結婚後一度も日本に来ることもなく日本人夫との同居実態がなくても、法律的に妻であれば遺産の50パーセントは渡さなければならないのです。


_____


(事例3.騙されてフィリピン人のダメ男と二度結婚した日本人女性のお話し)

 北陸地方にお住まいのご夫婦でした。「娘がフィリピンに行き、向こうでフィリピン人の男と結婚しました。困り果てています。インターネットで出会ったのです。相手の男性ががどんな人物なのか調査して下さい。」そう依頼されました。ご両親は娘さんから、フィリピン人男性の「名前」と「誕生日」しか知らされていませんでした。

 この娘さんは、既にフィリピンに数回渡航し、『現地で婚姻届出する前に相手の家族にも面会していました。娘さんの日本人のご両親はこの男とインターネットのスカイプの画面上で顔は見たと話しておられました。

 依頼人であるご両親が不審に思ったのは、スカイプの画面で「結婚許可証」の申請用紙を見せて、「もう1回、申請をキャンセルしたり延期したら、自分はこちらの市役所のブラックリストに載せられる。」そう言い出して結婚を急がせたそうです。何よりパソコンのが画面上だけですが、その男は見るからにだらしない服装をしていたそうです。


(調査結果)


 このフィリピン人男性は現地で35歳のとき出生届出をしていました。インターネットの出会い系サイトに登録する少し前に(別名)で出生届出していました。現地での聞き込み調査で、勿論、本名も分かりました。案の定、この男は本名でフィリピン人女性と結婚しており二人の子とともに一家4人で生活しておりました。

 このフィリピン人の男は、日本人女性(依頼人の娘さん)に対して、自分の妻を「兄の嫁さん。」であると紹介して、「兄は数年前に失踪して、自分が一緒に住んで兄の嫁さんと二人の子供を世話している。」と、とんでもない嘘をついていたのです。私は、それらの証拠書類の公文書も添付して翻訳文も添付して依頼人にお渡ししました。  勿論(もちろん)、依頼者の娘さんはフィリピン人夫宅の近所に住んでいた親や兄弟姉妹にも紹介されて挨拶(あいさつ)していたのですが、相手の家族の誰一人「彼は結婚していて、奥さんがいて子供も二人いる。今も一緒に暮らしている」と、教えなかったのです。

 家族ぐるみで騙したのです。

 依頼者の娘さんはある程度英語が理解できたのですが、フィリピン人同士は都合が悪いことはタガログ語で話しますから、その家族が何を話しているのか分からなかったようです。調査の結果、このフィリピン人の男は定職に就いておらず、一日中近所を徘徊してブラブラしているような男でした。その男の住まいも写真に撮り、依頼者に提供しました。住まいはうらぶれて錆びたトタン屋根の家でした。その錆びたトタンが捲(めく)れて軒から垂れ下がり修繕もしないでほったらかしてありました。

 依頼者の娘さんとフィリピン人の男は、現地で二人で婚姻届出した訳ですが、調査の結果、婚姻届出した役所は男が生まれ育った住まいがある市役所ではなく、遥か遠く離れた別の市役所で「結婚許可証」を取得し、その市役所で「婚姻届出」しておりました。

このフィリピン人の男は、「自分の住居登録地がここの市内。」と嘘をついて、自宅から遠く離れた市役所で婚姻手続きをしたのです。理由は簡単です。地元の市役所で婚姻手続きをすると市役所内には顔見知りも当然いるでしょうから。近所の人がたまたま用事で市役所に来ていることもあるでしょう。見られるとまずいのです。要するに重婚がバレる可能性があったのです。

 依頼者の娘さん(以下、「Aさん」と言う。)は、フィリピンにも住民票があると思い込んでいたようです。フィリピンには「住民基本台帳法」のような法律はなく、住民票らしきものさえありません。


(編集後記)

 私は、フィリピンから調査報告書が届き、依頼者であるご両親に送付しました。その後、ご両親の要望で、改めて場所を設けてAさんを交えて今後の善後策を話し合いました。しかし、私はAさんと話をして違和感を感じたのです。普通であれば、騙されたと知れば怒り心頭に達し、相手の男性は許せないとなるのですが、逆に私への質問が、どうも調査報告書の内容を相手のフィリピン人の男に漏らし、かつ、相手のフィリピン人と打合せを済ませたような質問をしてきたのです。

 Aさんの立場としては、騙されていたのですから「直ぐに現地で裁判して結婚を解消したい。お願いします。」と、切り出すのに、Aさんは違いました。調査報告書を疑うような質問を続けました。

例えば、「彼の母親の前に彼を連れていって、この人は誰ですか。名前は何と言うのですかと確認したんですか?」そんな質問ばかり繰り返しました。身元調査は当然ながら相手に悟られないように密かに行動します。相手を母親の前に連れて行って、これば誰で何という名前ですか? などと質問できる訳がないのです。  話は変わります。後日、依頼者であるご両親からもう一度お会いしたいとの連絡がありました。お会いしたのですが、そこでAさんのご両親から打ち明けられた話を聞いて、私は仰天しました。

 実はAさんは以前にもフィリピン人と結婚していたのです。聞けば、日本国内でオーバースティ(不法残留)していたフィリピン人と結婚して子どもまで設けていたのです。在留資格のない外国人が日本人と結婚して、結婚後に入国管理局に出頭して残留資格を願い出る制度を「残留特別許可」と言います。

その前夫のフィリピン人は「残留特別許可」されて残留資格を取得する前後から、Aさんにさんざんお金を無心し、Aさん名義で新車を購入してローンを申し込ませたりして、Aさんは自己破産寸前まで追い詰められ、遂に協議離婚したそうです。それだけでなく、後日判明したのですが、そのフィリピン人夫にはフィリピン現地に妻がいたことも発覚したそうです。

 依頼者であるご両親にしてみれば、過去に一度、フィリピン人の男に痛い目にあわされているのに、またフィリピン人と結婚した。しかも今度の相手は身元調査の結果、妻子がいて、名前も変えて独身になりすまして娘と結婚している。以前と同じ結果になるのが目に見えている。是非とも何とかして欲しい。そう私に懇願したのです。

 私はご両親に「現地での婚姻解消の裁判費用を用立てて下さるなら、現地の弁護士を紹介します。私もお手伝いします。でも、お嬢さまが裁判を申し立てる意思があるかどうかが問題です。」と、申しあげました。それから暫くして、Aさんは婚姻解消を申し立てることを決意し、私と一緒にマニラに渡航したしました。現地に渡航する前に、私はAさんとフィリピン人夫の「出会いから結婚に至る経緯」そして「身元調査結果」をすべて英文に翻訳して現地の弁護士に送付しておきました。

 現地では、Aさんは通訳を交えて弁護士と打合せをして、「委任状」と「申立書」に署名して帰国しました。

 裁判は順調に進行する筈でした。ところが、それから1ヶ月も経過しない頃にAさんから私に電話がありました。「裁判を取り下げます。」との連絡でした。申立人本人が裁判を取り下げると言えば、これは取り下げるしかありません。実はAさんは、ご両親や私に内緒でずっとフィリピン人夫と連絡をとり続けていたのです。電話に出たりすると相手のペースに巻き込まれるから絶対に電話が来ても無視するようにと厳重に注意していたのですが。「夫はそんな裁判のやり方は変だ。インチキだと申しています。ですから取り下げます。お支払いした裁判費用はどうなりますか?」そんな連絡でした。

 私は直ちに依頼人であり裁判費用を拠出してくださったAさんのご両親に電話をしました。事態をご存じかとお尋ねしたところ「まったく、寝耳に水です。」と、震えるような声でお話になりました。その後、ご両親はAさんを説得したらしいのですが、Aさんは頑として親の言葉に耳を貸しませんでした。「彼を日本に呼んで一緒に暮らす。」と言い切ったそうです。

 そう言えば、前兆と言うか思い当たる節(ふし)がありました。現地でフィリピン人の弁護士と打合せをしていたとき、弁護士はAさんにもう相手と連絡は取らないようにと釘をさしました。そのときAさんは「彼からメールが来たら見ることはいいですか?」と、質問したのです。

私はそのとき裁判を申し立てるというのに何故そんな質問をするのか?若しかして未練があるのではないか? そう感じたのです。そのAさんの言葉を聞いたとき、私は「絶対にメールなど開かず、無視して下さい!」と厳重に注意していたのです。  しかし、Aさんはフィリピン人の夫と連絡を続け、Aさんは婚姻解消の裁判を申し立てたことを自らバラしていたのです。重婚はフィリピンでは刑事罰の実刑(禁錮刑)ですから、相手は必死にAさんに裁判の取り下げを懇願したに違いありません。

 前述の如く、Aさんは過去に不法残留していたフィリピン人男と結婚し、痛い目にあわされて自己破産寸前まで追い込まれて、子を引き取って離婚していました。しかし、それから数年後、またフィリピン人と交際を始めたのです。繰り返しますが、当事務所の「身元調査・生活実態調査」の結果、その男には妻子があり、別名を名乗っている事実を突き止めました。

 そして、ご両親を交えて婚姻解消の裁判を申し立てることを決めました。本人もフィリピンに渡航して弁護士が作成した委任状や申立書に署名までしたのに、裁判を取り下げて、更にそのフィリピン人の男性(夫)を日本に呼んで一緒に住むことを決めたのです。

 実は、このような日本人女性は多いのです。過去にフィリピン人の男に騙されて随分とお金を使わされ取られて酷い目にあわされたにも拘わらず、数年経過すると再度フィリピン人の男と付き合い始める女性が意外と多いのです。「今度の彼は大丈夫!」これを喉元過ぎれば熱さをなんとか・・・と、申します。

 私の経験から申しあげます。フィリピン人との結婚を家族に猛反対されると、日本人の男性も家族や周囲の言葉に耳を貸そうとはしません。ですが、男性の場合は思い留まる事例が屡々(しばしば)あります。しかし、女性が思い留まることは滅多にないのです。

 フィリピン人の男は不愛想な日本の男と違い(最初だけですが)優しいのです。日本人女性が舞い上がるような言葉を語ります。不謹慎な表現ですがお許し下さい。優しくされてベッドの中で英語で甘い言葉で囁(ささや)かれた日本人女性は一溜りもないようです。日本人女性は、そんな楽しい嬉しいことが頭から離れず、幸せを夢想し続けて、結婚に突き走るようです。これは私見ではありません。或る日本人女性から告白された実話です。

 フィリピン人の男に騙される日本人女性の特徴として、少し英語(英会話)が理解できるという共通点があります。人前で、外国人と二人並んで街中を英語で話しながら歩いて、周囲から「かっこいい」と見られたいような見栄もあるようです。
 それから「彼を現在の貧困生活から救ってあげたい」「私と結婚して日本で働けば高収入になる」「救ってあげられるのは私だけ」「彼はきっと感謝する」そんな自惚れた上から目線の勘違い使命感を抱いて結婚する日本人女性も多いと感じています。

 フィリピン人の男が日本に入国しても、殆どの場合、単純労働(飲食店従業員、清掃員、日雇い工場作業員)のような仕事にしか就けません。日本語も満足に話せず、漢字も読めない、電話の対応もできない外国人を誰が雇用してくれるでしょう。この不景気風の吹く中、日本人ですら就職が難しい現実を認識していれば、フィリピン人との結婚を夢見るというのはいかがなものでしょう。

 別の事案ですが、2012年晩秋。或るご両親から頼まれて、ご両親とフィリピン人男性と結婚したいと希望する「お娘さん」の四人で或る駅前のホテルの喫茶室でお会いして話を伺いました。私はフィリピン人男性の言動に疑問点や不審点を感じたので、結婚したいというフィリピン人男性の身元調査をすすめたのですが、そのお嬢さんから「彼の心の中までは調査できないでしょう!」と、反論されました。私もバカバカしいので、それ以上話しても時間の無駄だと思い、さっさと退散」した次第です。このような女性が実に多いのです。


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(事例4.結婚後、夫の知らない間に3人の子を産んでいたフィリピン人妻のお話し)

 九州からの電話相談でした。お声から察して60歳くらいの女性でした。息子さんが現地でフィリピン人女性と結婚してもう7年経過するのに、フィリピンの嫁が、なんだかんだと理由を付けて、いっこうに日本に来る様子がない。以下は電話いただいたお母さまの話です。

 息子はずっと結婚する以前から毎月送金し続けています。最近は、毎月6万円送金しています。息子の嫁は、以前は日本のフィリピンパブで働いておりました。フィリピンに帰ってから暫くして、息子に「妊娠していた。」と電話をかけてきました。息子は慌ててパスポートを取得してフィリピンに渡航して向こうで結婚しました。そして、帰国後に市役所の戸籍課にも婚姻届出をして戸籍謄本にも結婚が記載されました。

 不可解なことに、生まれた子を実子として日本の戸籍に入籍するから、その子の「出生証明書」を送れと言っているのに、もう何年間も送ってこないんです。はじめは、その理由が「男」と「女」の性別を間違えて届出した。訂正しようとしたが、手続きが面倒で一端、届出を取り下げた。今度は簡単に二度目の出生届出が受理されない。最近では、裁判所の命令がないと出生届出できないと言い始めました。こんな言訳めいたことを何年も言い続けています。息子は嫁の言うことを信じて今も毎月送金しています。嫁や子どもに会うために、2年に1度くらいはフィリピンを訪れています。

 ときどきフィリピンからは子どもの写真が送られてきます。子供の誕生日が近づくと必ず電話がかかって来て、息子は誕生日プレゼントを送っています。  「調査を依頼したいのですが、資料としては息子の戸籍謄本しかありません。戸籍謄本にフィリピン人妻の氏名が書かれています。息子の嫁があちらでどんな暮らしをしているのか、生まれた子はもう小学生のはずですが、どうなっているか調査していただけないでしょうか?」このような依頼でした。

 私が依頼者である息子さんのお母さまに「フィリピン人のお嫁さんの住所とかわかりますか? お嫁さんの写真はお持ちですか?」そう尋ねると、息子さんは別に家を借りて暮らしており、息子の戸籍謄本の他に資料はありません。フィリピン人の嫁のことについて、いろいろ尋ねても何も教えてくれないとのことでした。

実は、結婚話が出たときに家族が大反対したために、それ以来、相手のフィリピン人の女性については何も語らなくなったとのことでした。実際、このような男性は多いのです。家族が結婚に反対した途端に、相手のフィリピン人女性について黙して語らなくなり口を噤(つぐ)む日本人男性が多いのです。


(調査結果)

 1ヶ月間の調査の結果、唖然(あぜん)とするような事実が判明しました。まず、帰国後に産んだとされる子ですが、子の出生届出は生まれた直後に地元の市役所に提出されていたのです。そして、その出生証明書には子の出生から4年後にフィリピン人の男が認知したことが記載されていました。当該のフィリピン人女性が日本から出国してから出産日までを計算すると、女性はフィリピンに帰国してから265日目に子を産んでいました。女性は生まれた子がフィリピン人男の子であることを初めから知っていた筈なのです。

 「興行(タレント)」の在留資格で就労していたフィリピン人女性は、このように帰国後に、関係した日本人男性に「あなたの子を妊娠していた。」と電話をかけて、通院費や出産費用そして毎月の養育費・生活費を要求し、それだけでなく結婚を迫ることがあります。身に覚えのある日本人男性は、慌ててフィリピンに渡航して結婚したり、毎月送金を始める例が数多くあります。酷いケースでは、子が生まれて数年経過してから「あなたの子を産んで育てている。」と、電話してくる女もいます。

 調査の結果、このフィリピン人妻は、想像した通り子を認知したフィリピン人男と同棲していました。しかも、その女性がタレントとして日本で働く以前から、ずっと一緒に暮らしていたのです。近所の人達の証言から分かりました。更に、驚くべき事実が明るみに出ました。なんと、このフィリピン人妻は、日本人と結婚した後に、同棲しているフィリピン人男の子どもを3人も産んでいたのです。フィリピン人の男は無職でした。つまり、フィリピン人親子6人は日本からの送金で暮らしていたのです。

 皆様は不思議に思われるでしょう。『依頼者の息子さん(日本人夫)は、ときどきフィリピンを訪れていたはずだ。3人も子を産んでいたのが分からなかったとは?』と。そこがフィリピン人の狡猾で上手なところです。恐らく、妊娠してお腹が大きく目立つときは、病気だとか怪我をしたとか、なんだかんだと言い訳してフィリピンに来させないようにしたのでしょう。

事実、後日この日本人夫に尋ねたところ、フィリピンを訪れたとき宿泊先のホテルにメッセージが届いており、そこには「親戚に不幸があり、葬儀でレイテ島に行かねばならないから会えない。」と書かれており、夜中になって「レイテにいる。」との電話をかけてきたそうです。

 この日本人夫の依頼者の息子さんですが、初めは私の事務所の調査報告書を信用しませんでしたが、調査で撮影した数十枚の写真を提示するとガックリした様子で、調査報告書が正しい事実であると認めたとのことです。その写真の中には、自分の妻とフィリピン人男が並んで子供たちを抱いている写真なども数枚ありました。また、自分の子だと思っていた子の横に並んで双子かと思うような瓜(うり)二つの子がもう一人写っていたからです。

 この親子6人の所在地ですが、日本人の夫に教えていたとは別の市内の実父の家に住んでいました。昔のように家の固定電話であれば、相手の所在も分かり転居したことも確認できるのですが、携帯電話では実際に調査しなければ本当の居住地は分かりません。調査報告書が届いてから1ヵ月後に、私はこの依頼者の息子さんと一緒にフィリピンに渡航しました。渡航目的は、現地の裁判所に婚姻無効・婚姻解消の申し立てるためです。現地で通訳を交えて、フィリピン人弁護士と打合せををして、「委任状」と裁判所に提出する「申立書」に署名して帰国しました。


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(番外編 1. 裁判費用を騙し取られてもなお送金し続ける男のお話し)

 2005年頃からブームになりましたが、インターネットの婚活(出会い系)サイトで知り合い、日本人男性がフィリピンに渡航して結婚するケースが増えています。以前は、比較的若い20代30代の日本人男性が大勢でしたが、最近は、40代50代60代の男性が激増しているようです。

 婚活サイトに登録しているフィリピン人女性も、以前は20代が多数でしたが、このところ30代40代の女性が急増しています。しかも、特徴的なのは過去に日本で「興行」在留資格(ダンサーなど)で就労していて日本語が話せるフィリピン人女性が増えているのです。その多くが自称「シングルマザー」であり、自称「離婚経験者」です。次の事例は、こんな婚活動サイトで知り合い、マニラで結婚届出し、更に日本の役所にも婚姻届出した男性のケースです。

 近畿地方に居住する50歳前後の男性でした。それまでずっと独身を通していましたが、婚活サイトで自称「シングルマザー」のフィリピン人女性を見つけて、何度かメールを交換した後、写真を交換し、国際電話で話をするようになり、2度目のフィリピン国訪問で「結婚許可証」を申請して、3度目の訪問で現地で結婚したのです。

結婚後、広島入国管理局から「在留資格認定証明書」が交付されたのですが、在マニラ日本大使館がビザ(査証)発給を拒否したのです。拒否理由はフィリピン人妻の「重婚」でした。在マニラ日本大使館は、原則、ビザの申請人に拒否理由を説明しません。日本人夫の問い合わせには、漠然と「重婚」を仄めかすことがあります。

 この日本人男性(以下、「Aさん」と言う。)は、フィリピン人女性と知り合い、最初の渡航で男女の関係になり、その後に女性から「実は、フィリピン人の夫がいる。」「別居しているが、裁判で離婚(婚姻解消「通称、アナルメント」)の手続きをしないとあなたと結婚できない。」と打ち明けられ、Aさんはどうしても結婚したいので、裁判費用と弁護士費用とで併せて40万円を送金したそうです。すると、女性からは4ヵ月ほどして裁判が結審したとの連絡があり、それでAさんはマニラに渡航して現地で結婚したのです。参考までに申しあげますと、通常、現地の裁判離婚(婚姻解消)は3ヶ月や4ヵ月では終わりません。

 ところが、在マニラ日本大使館で査証発給拒否されると、女性は一転して「裁判は終わったけど、弁護士が判決を役所に提出するのを忘れていたので、フィリピン人夫との結婚が未だ解消されていない。」そうAさんに説明して、Aさんが「直ぐに役所に提出するように。」と指示すると、女性は今度は「弁護士が判決後に直ぐに死んだ。」と言い出したのです。

 私に言わせれば、女の言うことは全部「嘘」です。最初からアナルメント裁判などやっていないのです。このフィリピン人女は40万円を騙し取ったのです。それから、毎月送金してもらうのが目的なのです。第一、裁判が結審して直ぐにフィリピン弁護士が死んで役所に届出できなかったなんて考えられません。フィリピン人は嘘とわかる嘘を平然と言います。

 私が想像した通り、案の定、Aさんは弁護士にも会わずに、フィリピン人女性にお金を渡しただけでした。Aさんはアナルメント(婚姻解消)の「判決文」は勿論のこと裁判を提起したさいの「申立書」のコピーすら見ておりませんでした。それどころか弁護士の名刺も貰っておらず、40万円の領収書も見ておりませんでした。

 在マニラ日本大使館で査証発給拒否されてから、Aさんは、広島入国管理局に2度目の「在留資格認定証明書交付申請」をしたそうですが、今度は入国管理局から不交付通知(不許可通知書)が届いたのです。Aさんの説明では、重婚状態にあるので、2度目の申請ではフィリピン人夫の「死亡証明書」を偽造して入国管理局にで提出したとのことです。が、それでも在留資格認定証明書不交付通知が届いたのです。当然です。入国管理局を甘く見てはいけません。入国管理局にしてみれば、重婚がバレたので、今度はフィリピン人夫を死んだことにしてきた。悪質だ。そう審査したに違いありません。

 私は、Aさんにフィリピン人女性の嘘を幾つも指摘して、身元調査と生活実態調査をアドバイスしたのですが、Aさんは全く聞く耳を持ちませんでした。それどころか、女性が「もう一度、現地で、ちゃんとした弁護士に頼んでフィリピン人夫との婚姻解消裁判をしたい。」と言い出したと言うのです。つまり、もう一度、裁判費用を送金して欲しいと言っているのと同じです。Aさんも私に「是非、そうしたいのでまともな弁護士を紹介して欲しい。」と懇願しました。

 私は、「変ですね。もう婚姻無効の裁判は判決を貰っているのですから、この判決を現地の役所に届け出るだけでよいのでは? どうしてまた裁判する必要があるのですか?」そう問い質すと、Aさんは次のように答えました。

「妻が判決文を持って役所の窓口(NSO、国勢調査統計局)に提出に行ったら、役所でこの判決文はにせ物だと言われたそうです。」 

Aさんは、ここでも、またまた嘘をつかれてそれを鵜呑みにしたのです。実は、NSOに直に婚姻解消の判決文を持ち込んで結婚解消の登記をすることはできないのです。Aさんが何も知らないことをいいことに嘘をついて騙したのです。私は、そのこともAさんに説明したのですが・・・。

 普通であれば、「そうかオレはまた騙された。お金も取られた。こんなに嘘ばかりつく女とは離婚しないと、将来えらいことになる。」と考えるのですが、Aさんは違うのです。騙される日本人男性の典型的な性格の人でした。

フィリピン人夫の「死亡証明書」を偽造して入国管理局に提出しようと女が言い始めたとき、「この女は危険だ。」と、察知すべきだったのです。ところが、Aさんはそのような不法行為(公文書偽造)に加担して、法務省入国管理局に偽造文書を提出したのです。

 フィリピン人女性と接した、婚期を逸した男性や死別した高齢者に特に顕著に見られる傾向です。私は、何度も何度も見てきました。

 もう過去の話です。空港での上陸時の指紋検査が実施される前です。退去強制処分(強制送還)されたフィリピン人女性が名前を変えて、不法滞在中に知り合った日本人と現地で結婚し、別人に成りすまして日本人の妻として日本に入国して来る事例は、数え切れないほどありました。

日本人夫も、結婚相手が偽名を使っていると知りながら、その事実を隠して「フィリピンを観光していたとき初めて出会いました。」「知人の紹介で現地で初めて会いました。」などと、入国管理局に虚偽申請して入国させて一緒に暮らすという事例は数え切れないほどありました。

 一度、不法行為に加担すると、何度も不法行為に巻き込まれます。例えば、妻として入国した後、「フィリピンから妹や弟を親族訪問で呼びたいけど、身元保証人になって欲しい。」と言われ、いざ兄弟姉妹が入国すると、スナックや工場で不法就労を始めます。日本人夫はそれを止めることもしません。そしてビザの在留期限が到来しても帰国せず、不法残留(オーバーステイ)して捕まるまで不法就労します。あるいは、不法残留しながら、結婚相手となる日本人を物色して、結婚してビザを取得しようと目論見ます。このようなことを黙認している日本人夫が実に多いのです。

 このAさんを含めて、日本人は現地の法律や婚姻手続きの法律に疎いのです。当然ですが、そのためフィリピン人の言い分を鵜呑みにするしかないのです。聞けば、Aさんは結婚を決意したときから、もう2年近く毎月のように送金していました。

 Aさんは、私の忠告も聞かず、どこかの業者に現地のフィリピン弁護士を紹介してもらい、きっとまたフィリピン人妻とフィリピン人夫との婚姻解消(アナルメント)裁判を始めるでしょう。そして、裁判費用・弁護士費用を支払い、更に裁判中もずっと毎月のように送金し続けると思います。まったく相手の思う壺なのです。Aさんは、それを認識できないのです。


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(番外編 2. マリキナ市の現地邦人事件簿 だまされ怒り爆発 )

だまされ怒り爆発

 日本人男性(56)=本籍・福岡県=が別れたフィリピン人妻(35)の親類らを銃撃し、1人が死亡、5人が重傷を負った事件で、容疑者の日本人男性は7月24日、犯行の動機について、過去5年間で約300万ペソを元妻やその親類、友人らに使い込まれ「だまされたという怒りが爆発した」と語った。

 日本人男性によると、フィリピン・パブで比人妻と出会い、2007年に日本国内で結婚した。比で長男(7)と長女(6)が生まれ、自身の両親や別れた日本人妻らとの関係も良くなかったため、比への移住を決意した。日本の家や資産はすべて売り払い、全財産を比移住のために準備した。日本へ戻る意思はなかったという。

 移住する1年前から、比での収入源として、タクシー用の乗用車を買うための資金や、故障したという乗用車のエンジンの新規購入資金などを妻に送金し、妻の弟に仕事を手伝わせていた。ルソン地方リサール州アンティポロ市にある家の購入資金も送金した。

 しかし、2008年に移住してみると、弟が買ったという新しいエンジンはなく、乗用車は売られていた。アンティポロ市の家も妻が売り払っていた。車も家も妻名義。男性が送金した現金は「妻や親類が勝手に使い込んでいた」という。

 現金の使い道などをめぐり、移住直後から妻との口論が絶えなくなり、08年に離婚。男性はマリキナ市内の賃貸アパートで比人の友人らと一緒に暮らすようになった。

 比での定収がなかったため、日本から持参した現金を元手に比人の友人らとタクシー業、駐車場経営などを試みた。銃撃で負傷した5人のうち、マリキナ市で撃たれた比人男性(42)とリサール州サンマテオ町で撃たれた比人男性(43)とは、3人で魚の仲卸業を始める計画だった。魚の運搬用の乗用車の購入費、事業立ち上げ資金を比人男性2人に渡した。しかし、いつまでたっても事業は始まらない。その後、サンマテオ町の男性の妻(42)が渡した資金を使ってしまったことが分かった。

 比人男性2人とその妻の計3人は、22日夜、日本人男性に銃撃され、重傷を負った。

 マリキナ市で銃撃された比人女性(56)については、女性の娘婿と乗用車の売買をめぐりトラブルがあったという。

 比人妻の親類や友人らには、これらのほかに日々の生活費として頻繁に現金を貸していたが、返済されなかった。家賃を支払う余裕もなくなったため、借金返済を迫ると「金はない」と言われた。

 犯行に使った9ミリ拳銃は、1年半前、子供が病気で入院し、治療費を工面するため銃を買ってくれと友人に頼まれ、2万ペソで買った。

「だまされた。いつも、大丈夫だから、大丈夫だからと言われながら(それを信じて)ばかにされた。5年間ずっとたまっていた怒りが突然、爆発した」という。

 22日夜、犯行現場のマリキナ市コンセプシオン・ウノのメリット通りで、義弟に「偶然会った」。比人妻との間にできた子供2人はどこかと聞くと、「生意気な態度で『知らない』と繰り返された。怒りがこみ上げてきた」(日本人男性)。

 犯行中は頭が混乱し、自制できない状態だった、とも話した。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~v-o-t/philippin1-jiturei4.htm



7. 中川隆[-12901] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:48:14: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
▲△▽▼

犯罪者が高飛びするならタイよりもフィリピンの方がいい
2018-01-12
白井繁治が13年も堂々とタイで逃亡生活ができた理由とは?
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180112T0207220900.html

2018年1月10日、タイ中部ロッブリー県でひとりの日本人が逮捕されている。白井繁治容疑者、74歳。

白井繁治は全身に刺青を彫っており、左手の小指は欠損していた。そのため、この男が「ヤクザ」であるのは現地の人々は誰もが知っていた。

実際、この男は自分がヤクザであることを隠そうとせず、現地で刺青を見せびらかし、自分が日本で人を殺したというのも身近な人たちに吹聴していた。

タイには2005年頃から潜伏していたと見られているが、パスポートもなく、ビザもとっくに切れて不法滞在の状態だった。

タイ人の妻もいたのだが喧嘩ばかりして離婚、現地では米の運搬などの仕事に関わって細々と暮らしていた。

ただ、白井繁治は特にコソコソと隠れて生きているわけではなかった。仕事もしていたし、現地の人々に混じって一緒にチェスを楽しんでいた。誰もこの男を通報しなかった。

しかし2017年8月、白井繁治の知り合いがフェイスブックにこの男の刺青を写して投稿した。

その知り合いは単に「全身に彫られた刺青が格好良い」という理由で何の悪気もなくそれを投稿したのだが、それがタイ警察当局の目に止まり、逮捕に至ったのだった。


米の運搬という肉体労働で生きていた白井繁治

白井繁治が本当に「ヤクザ」だったというのは、この逮捕で現地の人々も再確認することになった。

2003年7月に三重・津市高洲町で山口組系幹部である乙部和彦を射殺したとして指名手配されていた。乙部和彦は自分の家で頭部を撃たれて殺されていた。

白井繁治も同じ組に所属する幹部で、複数の仲間と共謀して事件を起こしたとみられている。

白井繁治の潜伏先には年に何回か日本人が訪ねてきて金を置いて帰っていることが確認されている。

しかし、それはタイで悠々自適で生活するにはまったく足りない額で、たかだか1万バーツほどではなかったかと現地のローカル紙は報道している。

1万バーツといえば、約3万4800円程度でしかない金だ。元ヤクザの幹部にしては実に少ない金なので、本当にこの金額であれば少し驚きではある。

それは、いくらタイの現地人価格だったとしても、食事代で2ヶ月も持たないような額である。

そうであれば、米の運搬という肉体労働でアルバイトしながら、小さな小屋で細々と生きていかなければならなかった境遇も納得できる。

もっとも、その生活で満足していたのであれば、白井繁治はフェイスブックの投稿写真さえなければタイで人生を全うできていた可能性もある。

白井繁治が不法滞在をしていたのは現地の人間であれば誰もが知っていたはずなのに、誰も通報しなかったというのは、白井繁治自身も貧しい生活に甘んじており、現地の人々の嫉妬や反感を買うことがなかったからだ。

もし、白井繁治が刺青を撮らせないようにしていたり、人前で脱がないように気をつけていれば、その潜伏生活は尚も続いていた。

撮られた写真がフェイスブックに載って警察関係者の目に止まるとは白井繁治にとっては盲点だったはずだ。


フェイスブックに投稿されたこの画像が、白井繁治の逃亡生活を終わらせた。もし白井繁治が刺青を撮らせないように人前で脱がないように気をつけていれば、その潜伏生活は成功していた。後の祭りだ。


東南アジアに高飛びしたのであればすべきこと

白井繁治は逃亡先にタイの田舎を選んだのは賢明だった。

東南アジアは、法律が緩い上に人々が異質な人間を受容する気質を持ち、自分に利益がなければいちいち他人を密告しようとはしない国だからだ。

ここで気付かなければならないのは、「金がなくてタイの田舎で貧困生活をしていたから逃亡生活は成功していた」ということである。

白井繁治がまとまった金を持っていれば話は違っていた。

「警察に密告されたくなければ金をよこせ」と誰かが言い出して、そこで白井繁治が渋ればすぐに密告されて逮捕につながっていた。

逃亡生活の失敗は、だいたいが金のトラブルから端を発しているのは多くの事件が証明している。

逃亡者が一文無しの極貧だったら、警察と関わるだけ時間の無駄なので現地の人間は誰も何もしない。たとえ白井繁治が元ヤクザで不法滞在の逃亡者であるという身の上を知っていたとしても別に何もしない。

白井繁治は現地で逃げ隠れして暮らしていたのではなく、実に堂々と市民生活を送っていた。なぜ堂々としても密告もされないで13年もタイで不法滞在できていたのかは、ここに理由がある。

金がなかったから、長く潜伏できたのである。

金があれば自分のタイ人妻もまた「密告者」になっていた可能性が強い。あるいはタイ人の妻が現地の殺し屋を雇って今頃はバラバラ死体となってどこかに埋められていたはずだ。

金があればそうなる。金がなければ何もない。つまり、犯罪者がタイやフィリピンで長く潜伏生活を送りたいのであれば、まったく金を持たないで極貧生活で暮らすのが正解なのである。

日本人の犯罪者が東南アジアに逃亡するのは、それほど珍しい話ではない。タイやフィリピンは、「高飛び」する犯罪者たちのメッカである。

しかし、ほとんどが数年も潜伏できずに、現地でトラブルを起こして逮捕される。なぜか。小金を持って潜伏し、現地の底辺の生活に馴染まないからだ。

東南アジアに高飛びしたのであれば、潜伏生活を成功させるために貧困での生活を徹底しなければならない。それができれば、長く潜伏できる確率が高まる。

白井繁治はそれができていた。だから堂々と暮らしていたと言える。


白井繁治は現地で逃げ隠れして暮らしていたのではなく、実に堂々と市民生活を送っていた。なぜ堂々としても密告もされないで13年もタイで不法滞在できていたのかは、ここに理由がある。金がなかったから、長く潜伏できたのである。


タイよりもフィリピンやインドネシアの方がいい

潜伏生活を成功させるもうひとつの注意点は、日本人の共同体からも離れることだ。

現地では、最も危険なのは常に同国人だからだ。

特に現地に長く滞在している現地人の中にはまともに仕事をしていないで困窮している人間も多く、こうした人間が詐欺を仕掛けてきたり、ワナを仕掛けてきたりする。

東南アジアでは、殺し屋を生業とする人間がまだ存在する。プロの殺し屋でなくても、金が欲しくて安い金で人を殺す人間がいくらでもいる。

だから、東南アジアではしばしば「知り合いの日本人に保険金をかけさせて、受取人を自分にして、殺し屋に殺させる」という手口が使われたりする。

誰が信用できる人間で、誰が信用できないのか、そんなことは最初から分からないのである。信用できる人間であっても、困窮すれば性格はいくらでも悪い方に変わる。

まして、日本人の共同体の中で暮らしていたら、そこから自分の過去の情報が漏れていく。その共同体の中には警察関係者もいれば、妙な正義感を持った人間もいる。

だから、最初から日本人の共同体からも切って、日本人が誰もいないような場所で、底辺の人々に混じって静かに暮らすのが潜伏を長引かせる方法となる。

タイとフィリピンではどちらがいいのかはよく議論になるが、私自身はタイよりもフィリピンの方が潜伏生活に適していると考えている。

最近のタイの警察は、調査能力も規律も向上して犯罪者には危険度が増している。日本の警察関係者がタイアップしてタイ警察の調査能力を引き上げている。

フィリピンは、まだまだ警察の汚職や腐敗の度が強くて調査能力も低い。さらに貧困層が多くてそこにうまく紛れて「身内」になると、貧困層の共同体が警察から自分を匿ってくれるようになる。

さらに、フィリピンは島嶼国家なので、島から島へと移動すれば警察の追跡もかなり難しいものとなる。同じことはインドネシアにも言える。ただ、インドネシアは地域によっては、やや排斥的な地区もあるので、場所の見極めは重要だ。

もし、犯罪者が日本に戻らないつもりで高飛びするのであれば、タイよりもフィリピンやインドネシアの方が成功する。すべての金を捨てて、現地の貧困層の波に潜めることができれば、かなり長期間の潜伏生活が可能となる。

もっとも、逃亡しなければならないような犯罪を犯さないのが一番いいのは間違いない。しょせん、逃亡生活には未来など何もないからである。


もし、犯罪者が日本に戻らないつもりで高飛びするのであれば、タイよりもフィリピンやインドネシアの方が成功する。すべての金を捨てて、現地の貧困層の波に潜めることができれば、かなり長期間の潜伏生活が可能となる。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180112T0207220900.html



8. 中川隆[-12900] koaQ7Jey 2019年1月18日 12:51:18: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告
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旅慣れた人も事件に巻き込まれるのは、人は見抜けないから


タイのパッポンやスクンビット界隈では、片足がない男が観光地で地面を這って物乞いをしていることがある。服はドロドロになって、顔面も泥にまみれている。

同情した多くの観光客がこの男が片手に持つカップに次々と金を恵んでいく。

しかしこの男は、物乞いの仕事が終わると物陰でズボンを脱ぎ、片足を縛っていた紐をほどいて両足で歩きながら帰路につく。本物もいるのだが、そうでない人間も混じっている。騙される旅人はとても多い。

インドでは死んだようにぐったりしている赤ん坊を抱えた母親が物乞いしているが、これも他人の赤ん坊を借りた物乞いビジネスである。やはり、ウブな旅人の多くは見抜けない。

タイやインドネシアではニセ警官が現れて、いろんな難癖をつけて観光客から金を奪い取る詐欺師も出てきている。旅慣れた旅人でさえ、見抜けないはずだ。

世界中どこでも犯罪が起きているのを見ても分かる通り、すべての国に私たちを騙す人間がうじゃうじゃと存在する。

アメリカでも、ヨーロッパでも、東南アジアでも、南アジアでも、中東でも、南米でも、それはまったく変わらない。そして現実的な話をすると、次から次と現れる新手の「騙し」を前にして、旅人は赤ん坊の手をひねるように騙される。


日本人がフィリピン人を使って日本人を殺す現実

私が今まで知り合ってきた人たちは、東南アジアのアンダーグラウンドにいる人々ばかりである。では、彼らの多くが悪人だったのかと言えば、まったくそうではない。

むしろ、一緒にいて気持ちの良い人たちも多かった。

インドは壮絶に貧困がひどい国で、世界でも最悪の悪人密集国かもしれない。では全員が悪人だったのかというと、まったくそうではない。

悪人も確かにいるのだが、信じられないほど優しく思いやりのある人もいる。

したがって、個人の資質を見るというのは、非常に重要なことであり、結局は最後に「その人」の性格が重要になっていく。国籍は重要ではない。

海外に出たら、どこの国でも同国人に頼りがちなのだが、実はその同国人が一番危なかったりすることも多い。

タイやフィリピンに在住する日本人の間では、「一番、気を付けなければならないのは同じ日本人だ」という教訓のようなものが出回っている。日本人が、日本人を騙す。

フィリピンは日本人が最も殺されている国なのだが、日本人を殺しているのは現地人でも、実際には日本人の依頼で殺していることが多い。

つまり、日本人がフィリピン人を使って日本人を殺しているのである。

2014年10月18日に鳥羽信介氏が殺害された事件も裏に日本人の存在があった。

(なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるか?)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20160513T0237450900.html

2017年にはブスアンガ島で2人の日本人がバラバラに殺害されて殺される事件があったが、この事件の裏側にも胡散臭い日本人が存在していた。

(長浜博之が完全否定するパラワン日本人バラバラ殺人の裏側)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170610T0239380900.html


「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けない

こうした現象は日本だけの話ではない。世界中どこでも同じで、韓国でも「海外に出たら、同じ韓国人に気を付けろ」と言われている。

フィリピンでは韓国人も大量に殺されているのだが、その事件の多くは韓国人がフィリピン人に殺害を依頼して同国人を殺しているのである。

ところで当のフィリピン人も、海外に出ると「現地の同国人に気をつけろ」が合言葉である。

フィリピンは出稼ぎをする人が多い国なのだが、出先では同国人同士が互いに騙したりしており、同じ民族だからと不用意に信じてはいけないと言い伝えられている。

「インド人もインド人に騙される」と言い、中国人も他人を信用できないので、同じ郷里や同じグループの者としか付き合わないようにしている。

つまり、同国人が海外で同国人に騙されるケースが山ほどあり、むしろあまりにも同国人を狙った犯罪が多いので、同国人が一番信用のならない人間になってしまっている。

同国人は言葉が通じるという安心感があって気を許しやすいのだが、それを狙われてしまう。

逆に、その国の見知らぬ人が心から助けてくれたり、好意を寄せてくれたりすることもあるわけで、そう考えると国籍や人種よりも、最後には目の前の人の「個人的な人間性」が重要になるというのが分かってくる。

ただ、ここに問題がある。

とてもではないが、目の前に現れた人が「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けないのである。

ほとんどの旅人はそうだと思うが、放浪していると実に様々な人々に声をかけられたり、予期せぬ出会いがあったりする。そして、そのたびに相手が信用できるのかできないのかを、直感や確率で導きださなければならない。

「見る目」を間違えると、不快なことになるし、トラブルも起きる。逆に、良い人を悪い人と間違えることもある。いったい、どうすれば良い人と悪い人を瞬間に区分けするのかというのは、旅人にとって非常に切実な問題である。


インドネシアのスラムにて。私はこの赤ん坊を抱いた青いシャツのインドネシア人を最初はまったく信用していなかった。しかし、彼は本当に誠実で優しい男で、私は彼を通してインドネシアの良さを知った。


彼は近所の子供たちにも好かれており、病気を抱えた少女も彼を頼りにしていた。貧しいスラムの共同体の中で、彼はとても頼りになる男だった。そんな男を私はずっと信頼しなかったのだが、それは逆のパターンも多かったからだ。


詐欺師は人を信用させるのが仕事だから印象が良い

私もずいぶん「裏のある人間を見抜けるかどうか」に取り組んできたが、結局はそれが不可能であることを悟った。

人の裏側は見抜けない。本当に演技のうまい詐欺師がやってきたら、それが良い人なのか良い人を演じる悪い人なのかは判別できないのである。

見栄えや立ち振る舞いや全体的な雰囲気や最初の印象のすべては、当てにならない。良い方にも悪い方にも騙される。薄々と何かを感じることもあるが、それも確証にならない。

考えてみれば当たり前の話なのだが、知的な悪人は最初のうちは、非常に好意的で友好的で柔和で物腰が柔らかい。

「なんて優しい人なんだろう」と思わせたり、感激させたりしてくれる。詐欺師は人を信用させるのが仕事だから、全力で演技をしてくる。だから、分からない。

プロがアプローチしてきた場合、その人間が悪人なのか善人なのかを見分けることは基本的には不可能だ。

とにかく旅行中は詐欺師に遭遇する確率が高い。彼らは「お金を落としましたよ」と、落としてもいない小銭をわざわざ優しい笑みと共に差し出してくれたりする。

「ここではお金を落としたら戻ってこないから気をつけて下さいね」と、こともあろうか詐欺師が優しく忠告してくれるのである。最後はともかく、最初はそうだ。

しかし良い人だと思っていた人が、徐々に、あるいは唐突に何かに誘導してくる。

「飲みに行きませんか?」「カラオケに行きませんか?」「家に来ませんか?」「安い店を知っているので一緒にどうですか?」「喉が乾きませんか?」

そのときに、はっと気がつくかどうかが勝負だ。もし全面的に相手を信じてしまったら、もう取り返しがつかない。

最後には有り金すべて巻き上げられて路上に転がっている。騙されて金を取られるくらいならまだいいが、レイプされたり、殺されたりする人も枚挙に暇がない。

どんな旅慣れた人でも、しばしば危険な目に遭う。2011年9月28日にはミャンマーで旅してきた女性が殺されたという事件もあったが、彼女は旅慣れた女性だった。

(ミャンマーで一人旅をしていた邦人女性が首を締められ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20111013T0037100900.html

ルーマニアでレイプされて殺された20歳の女性も、学生団体のNPOに所属して旅の知識のある女性だった。

(ルーマニアで残虐にレイプされて殺された20歳の日本女性)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120911T1859230900.html

エクアドルで新婚旅行中に殺された男性も、旅慣れていた。

(人見哲生。新婚旅行先のエクアドルで事件に巻き込まれ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20140108T0221270900.html

なぜ、旅慣れた人も事件に巻き込まれるのか。やはり、分からないからである。結局、最後に騙されても壊滅的な打撃を受けないようにするしかないのではないか。今も私はそう思っている。


フィリピン。空港を降りた瞬間、いろんな人が声をかけてくる。もちろん、その中には得体の知れない詐欺師のような男たちも多い。


フィリピンのスラム。いろいろ治安が悪く、気が抜けない場所ではある。


こうしたスラムにいると、やはりいろんな人たちが入れ替わり立ち替わり声をかけてくる。「カラオケに行かない?」「家に来ない?」と彼女たちは誘ってくる。信頼できるのかどうか、その場で判断しなければならない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171015T0332160900.html


▲△▽▼


日本人は、人間関係を壊してはいけないという刷り込みが強い 2013-01-04


日本で不文律のように言われていることがある。それは


「人間関係は維持しなければならない」

「どんな人間関係でも、それを壊すと自分が困る」


というものだ。日本人は農耕民族なので、協調性も非常に重要視されており、どうしようもない人間とも嫌々付き合わなければならないとも言われている。


「世の中、誰もが好きな人間とだけ付き合って生きていけるほど甘くない。ときには嫌な人間とも付き合わなければならないのだ。我慢しなければならない」


日本人は昔は「村」の人間関係から逃れられず、今は「職場」の人間関係から逃れられない。だから、自分の我を出すのは非常に嫌われ、子供の頃から「我慢」と


「孤独な人間には価値がない」


と徹底的に刷り込まれていく。日本人は、


「人間関係を壊してはいけない」


という刷り込みが、極度に強い社会なのだ。

金を失い、時間を失い、平常心も失ってしまう

嫌われたら「村八分」される。村八分されたら生きていけない。だから、日本人は仲間はずれにされたり、孤独にされるのを非常に恐れており、孤独にも恐怖を感じる人も多い。はた目から見ると、人間関係の強迫観念にとらわれているかのようにも見える。社会がそれを強制している。だから、日本人は、仲間はずれにされないように他人に合わせるようになり、主張することもできず、何でも流されるように受け入れてしまう。

夜の街、歓楽街、欲望の街、売春地帯では、これが致命傷になる。手練手管に長けた女性や、自由奔放でまったく他人のことを考えない女性に、とことん振り回されるのである。

相手に不満があっても、流されるように受け入れ、そのために、どんどん金を失い、時間を失い、平常心も失ってしまう。そうなってしまっても、相手を切れず、利用され、カモにされ、踏み台にされる。

怒ったり、たしなめると、


「本当はあなたを愛してる」

「次からはきちんとする」


と答えて反省するが、しばらく経つとまたもや同じことを繰り返す。こういった女性は、他の男とトラブルを起こし、社会的なルールを守らず、金銭トラブルを起こし続けるのである。それでも、切れずに、ずるずると付き合って行く。人間関係で、「流されている」典型的な例である。

売春地帯では、日本人が束になっても敵わないほど奸知に長けた恐ろしい女性もいて、セックスをエサに男を破滅させる光景を山ほど見る。売春地帯で男が飛び降り自殺したり、自棄になって女性を殺害したりする事件が多発している。時には最悪の事件を起こす男もいる。日本人に多いのは


「ずっと貢がされる」

「断り切れなくて金を毟られる」

「次々とタカられる」


というものである。


詐欺で逮捕されたタイ女性。外国人を手玉に取って騙すような女性は、どこにでもいる。


流される人間関係が致命傷になってしまう

フィリピンでも、タイでも、ずるずると金を毟り取られる一方の男が山ほどいて、すべて奪われたら大使館前に「捨てられる」ような男もいる。すべて毟り取られて乱射事件を起こす男もいる。

なぜ、そうなるまで関わってしまうのか。ここに、人間関係で我慢し、村八分を恐れ、人間関係を切ることができない日本人の「刷り込み」を見ることができる。日本社会が日本人に強要している「刷り込み」とは、


「我を殺して協調性を重視する」


ことと


「ノーと言って人間関係を壊してはいけない」


というものだ。日本人の多くは子供の頃からそれを「刷り込まれている」ので、まったく意識していないが、だから危険なのである。過度に協調性を意識すると、それを良いことに、ずるずると利用され、タカられ、毟り取られていく。

東南アジアで女性ひとりと知り合ったら、その女性の友人や家族や親戚が次から次へと出てきて、当たり前のように、毎日のようにタカられる。

日本人は、それに強烈な不満を感じても、決してそれを口に出さず、ただ耐えて耐えて耐え抜いて、タカられるがままになる。それに何とも思わないで溶け込める人間ならいいのだが、最後に爆発して事件を起こすのであれば、最初から人間関係は遠慮なく切り捨てるほうがいい。日本から一歩出ると、むしろ「人間関係の切り捨て」ができるようにならないと、どうしようもなくなってしまう。特に、アンダーグラウンドではそうだ。流される人間関係が致命傷になってしまうのである。


自分のためにならない人間関係は、容赦なく切る

裏社会(アンダーグラウンド)は、常に表社会とは、逆のルールが作用している。

愛は表社会では正しい感情。
愛は裏社会では間違った感情。

信じることは表社会では正しい感情。
信じることは裏社会では危険な感情。

疑うことは表社会では嫌悪されること。
疑うことは裏社会では重要なこと。

何もかもが、表社会と裏社会ではそっくりそのままひっくり返っていて、表社会のルールで裏社会を泳ぐと、たちまちのうちにカモにされてしまう。

特に日本人は、自分の我を出すのは非常に嫌われ、子供の頃から「我慢」と「孤独な人間には価値がない」と徹底的に刷り込まれているので、世界中どこでもカモだ。カモにされても、気がつかないほどだ。

そこから逃れるには、


自分のためにならない人間関係は「容赦なく切り捨てる」

「ノーと言う」

「付き合えないと言えるようにする」


べきなのである。あなたのためにならない人間関係は、長く生きていると必ず出てくる。単に、群れるための人間関係、流されてできてしまった人間関係、我慢しているだけの人間関係、自分をダメにしてしまう人間関係、破滅が目に見えるだけの人間関係……。

そんな人間関係を強いる人間が、必ずあなたの目の前に現れる。特に海外では「友達」を押し売りする男と、「愛」を押し売りする女が、高確率で現れる。そのときに、人間関係を切れるかどうかが命運を分ける。悲劇を避けるためには、一刻も早く、日本社会特有の「刷り込み」から脱して、「悪い人間関係を切る」経験を積まなければならない。

大切にしなければならない縁と、容赦なく切らなければならない縁を見極めて、切るべきものは早めに切るべきだ。


重荷になっている人間関係に囚われてはならない。日本社会特有の「刷り込み」から脱して、悪い人間関係を切る。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130105T0000060900.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/226.html#c1

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
192. 中川隆[-12314] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:31:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

北海道の歌登で氷点下30度 今季全国初
2/9(土) 3:44配信 tenki.jp


きょう(9日)未明、北海道宗谷地方の歌登で氷点下30度3分を観測し、今シーズン全国で初めて気温が氷点下30度を下回りました。
.

北海道で氷点下30度以下を観測

きょう(9日)も北海道の上空には強烈な寒気が流れ込んでいて、各地で冷え込みが強まっています。午前2時24分に、北海道宗谷地方の枝幸町歌登で氷点下30度3分を観測し、全国のアメダス観測地点で、今シーズン初めて氷点下30度を下回りました。


寒さの尺度で確認してみますと・・・

氷点下4度  水道管の凍結が始まる
氷点下6度  窓霜(水蒸気が窓の表面で凍る)が見られる
氷点下10度  ビールが凍る
氷点下14度  日本酒が凍る
氷点下15度  ダイヤモンドダストが見え始める(晴天・風が弱いなどの条件が揃えば)
氷点下20度  まつ毛や眉毛に霜がついて真っ白になる
氷点下30度  凍裂(大木が凍って裂ける現象)が起こる

北海道は、このあと日中も広く気温が氷点下のままで、全道的に真冬日になる見込みです。
.
日本気象協会 本社 日直主任

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c192

[リバイバル3] 厳寒が人体に与える影響 中川隆
28. 中川隆[-12313] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:50:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

玄関までわずか数十センチで凍死…北海道「ホワイトアウト」で視界奪われたか
[ 2019年1月20日 05:30 ]


 北海道地方が連日激しい風雪に見舞われる中、札幌市の北側約25キロに位置する当別町で、66歳男性が自宅玄関までわずか数十センチのところで倒れているのが見つかり死亡が確認された。北海道警が、17日午後10時25分ごろ同町の無職古市栄治さんが自宅玄関前で倒れているのを警察官が発見したと発表。死因は低体温症による凍死だった。

 現場付近は当時、吹雪で視界が遮られ、周囲が真っ白になる「ホワイトアウト」状態だったとみられる。古市さんは歩いて自宅に向かい、玄関前で倒れたとみられる。そばには玄関の鍵が落ちていた。古市さんは一人暮らしだった。

 道警札幌北署によると17日午後4時20分ごろ、古市さんから「車が雪山に突っ込んだ」と通報があった。「自力で脱出できる」と話していたが、その後、連絡が途絶えた。署員が捜索に出発。午後10時すぎ、自宅から約120メートルの路上で雪山に突っ込んだ車を発見した。自宅に向かったところ、玄関前で倒れている古市さんを発見した。

 札幌管区気象台によると当時の当別町の気温は不明だが、隣接する石狩市は氷点下11・2度まで下がっていた。積雪は約65センチだった。札幌市でも今季一番の冷え込みとなる氷点下12・3度を記録していた。

 ホワイトアウトは、暴風雪や降り積もった雪が強風により舞い上げられる地吹雪などによって起こる現象。視界が真っ白になり自分とそれ以外のものの位置関係が認識できなくなる。方向感覚がなくなり上下の感覚も鈍くなることで、どの方向に進めばいいのか判断することが非常に難しくなる。古市さんはホワイトアウトで視界を奪われ、雪山に突っ込んだ車を捨てて、徒歩で自宅に向かって歩きだしたとみられる。

 ○… ホワイトアウトに見舞われた際には、どう対応するべきなのか。事故の救出に当たった北海道・当別消防署は、一般論として今回のような場合には「携帯のGPS機能などをオンにした状態で、一酸化炭素中毒にならないように換気を行って車内で救助を待つ方法が良い」とした。自動車を運転している際にホワイトアウトに遭遇したときには「前の車のテールランプや道路境界を示す標識を目印にして、止まらずに走行をしてほしい」と話した。歩いている場合はどうだろうか。日本登山インストラクターズ協会は「吹雪が終わるまで動かないでほしい。一瞬でも視界が開けるときが必ずあるので、その間に自分のいる位置を把握して風の当たらない場所を探して逃げてほしい」とアドバイスした。


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厳寒の札幌 玄関ドアとカギも凍る…「パパ開かない」 −12℃でトラブル続々 北海道
2/8(金) 13:40配信 北海道ニュースUHB


凍ってしまった玄関ドアとカギ=札幌市豊平区、2019年2月8日午前9時ごろ撮影


 強烈な寒気の影響で、午前9時41分に氷点下12.5℃を観測した札幌市。トラブルが続出しています。

 2月8日午前9時ごろ、札幌市豊平区平岸の築30年ほどの住宅で、6歳の子どもが「パパ開かない」と声をあげました。外出しようと準備をしていた父親(30代)が玄関へ行くと、結露した水が凍りつき、玄関のドアとカギが開けられない状態になっていました。

 父親は急きょ、ポータブルの電気式のファンヒーターを玄関付近に移動し温風をあて、ドライヤーも持ってきて鍵穴を温めること約5分。ようやく外へ出られる状態になりました。

 気が付くと、同じアパートの他の住民の部屋からも同様の声が聞こえたということです。

 8日の札幌市は午前0時すぎに氷点下10.1℃を観測してから気温は下がり続けていて、午前9時41分には氷点下12.5℃まで下がっていました。日中も気温があがらず、午後1時でも氷点下12℃と厳しい寒さが続いています。

 この男性が帰宅した時に、部屋に入ることができるのか…不安は募るばかりです。
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UHB 北海道文化放送





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北海道の歌登で氷点下30度 今季全国初
2/9(土) 3:44配信 tenki.jp

きょう(9日)未明、北海道宗谷地方の歌登で氷点下30度3分を観測し、今シーズン全国で初めて気温が氷点下30度を下回りました。
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北海道で氷点下30度以下を観測

きょう(9日)も北海道の上空には強烈な寒気が流れ込んでいて、各地で冷え込みが強まっています。午前2時24分に、北海道宗谷地方の枝幸町歌登で氷点下30度3分を観測し、全国のアメダス観測地点で、今シーズン初めて氷点下30度を下回りました。


寒さの尺度で確認してみますと・・・

氷点下4度  水道管の凍結が始まる
氷点下6度  窓霜(水蒸気が窓の表面で凍る)が見られる
氷点下10度  ビールが凍る
氷点下14度  日本酒が凍る
氷点下15度  ダイヤモンドダストが見え始める(晴天・風が弱いなどの条件が揃えば)
氷点下20度  まつ毛や眉毛に霜がついて真っ白になる
氷点下30度  凍裂(大木が凍って裂ける現象)が起こる


北海道は、このあと日中も広く気温が氷点下のままで、全道的に真冬日になる見込みです。
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日本気象協会 本社 日直主任


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/795.html#c28

[リバイバル3] 北海道民が教える「雪道の歩き方」5カ条 中川隆
6. 中川隆[-12312] koaQ7Jey 2019年2月09日 06:50:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

玄関までわずか数十センチで凍死…北海道「ホワイトアウト」で視界奪われたか
[ 2019年1月20日 05:30 ]


 北海道地方が連日激しい風雪に見舞われる中、札幌市の北側約25キロに位置する当別町で、66歳男性が自宅玄関までわずか数十センチのところで倒れているのが見つかり死亡が確認された。北海道警が、17日午後10時25分ごろ同町の無職古市栄治さんが自宅玄関前で倒れているのを警察官が発見したと発表。死因は低体温症による凍死だった。

 現場付近は当時、吹雪で視界が遮られ、周囲が真っ白になる「ホワイトアウト」状態だったとみられる。古市さんは歩いて自宅に向かい、玄関前で倒れたとみられる。そばには玄関の鍵が落ちていた。古市さんは一人暮らしだった。

 道警札幌北署によると17日午後4時20分ごろ、古市さんから「車が雪山に突っ込んだ」と通報があった。「自力で脱出できる」と話していたが、その後、連絡が途絶えた。署員が捜索に出発。午後10時すぎ、自宅から約120メートルの路上で雪山に突っ込んだ車を発見した。自宅に向かったところ、玄関前で倒れている古市さんを発見した。

 札幌管区気象台によると当時の当別町の気温は不明だが、隣接する石狩市は氷点下11・2度まで下がっていた。積雪は約65センチだった。札幌市でも今季一番の冷え込みとなる氷点下12・3度を記録していた。

 ホワイトアウトは、暴風雪や降り積もった雪が強風により舞い上げられる地吹雪などによって起こる現象。視界が真っ白になり自分とそれ以外のものの位置関係が認識できなくなる。方向感覚がなくなり上下の感覚も鈍くなることで、どの方向に進めばいいのか判断することが非常に難しくなる。古市さんはホワイトアウトで視界を奪われ、雪山に突っ込んだ車を捨てて、徒歩で自宅に向かって歩きだしたとみられる。

 ○… ホワイトアウトに見舞われた際には、どう対応するべきなのか。事故の救出に当たった北海道・当別消防署は、一般論として今回のような場合には「携帯のGPS機能などをオンにした状態で、一酸化炭素中毒にならないように換気を行って車内で救助を待つ方法が良い」とした。自動車を運転している際にホワイトアウトに遭遇したときには「前の車のテールランプや道路境界を示す標識を目印にして、止まらずに走行をしてほしい」と話した。歩いている場合はどうだろうか。日本登山インストラクターズ協会は「吹雪が終わるまで動かないでほしい。一瞬でも視界が開けるときが必ずあるので、その間に自分のいる位置を把握して風の当たらない場所を探して逃げてほしい」とアドバイスした。


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厳寒の札幌 玄関ドアとカギも凍る…「パパ開かない」 −12℃でトラブル続々 北海道
2/8(金) 13:40配信 北海道ニュースUHB


凍ってしまった玄関ドアとカギ=札幌市豊平区、2019年2月8日午前9時ごろ撮影


 強烈な寒気の影響で、午前9時41分に氷点下12.5℃を観測した札幌市。トラブルが続出しています。

 2月8日午前9時ごろ、札幌市豊平区平岸の築30年ほどの住宅で、6歳の子どもが「パパ開かない」と声をあげました。外出しようと準備をしていた父親(30代)が玄関へ行くと、結露した水が凍りつき、玄関のドアとカギが開けられない状態になっていました。

 父親は急きょ、ポータブルの電気式のファンヒーターを玄関付近に移動し温風をあて、ドライヤーも持ってきて鍵穴を温めること約5分。ようやく外へ出られる状態になりました。

 気が付くと、同じアパートの他の住民の部屋からも同様の声が聞こえたということです。

 8日の札幌市は午前0時すぎに氷点下10.1℃を観測してから気温は下がり続けていて、午前9時41分には氷点下12.5℃まで下がっていました。日中も気温があがらず、午後1時でも氷点下12℃と厳しい寒さが続いています。

 この男性が帰宅した時に、部屋に入ることができるのか…不安は募るばかりです。
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UHB 北海道文化放送





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北海道の歌登で氷点下30度 今季全国初
2/9(土) 3:44配信 tenki.jp

きょう(9日)未明、北海道宗谷地方の歌登で氷点下30度3分を観測し、今シーズン全国で初めて気温が氷点下30度を下回りました。
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北海道で氷点下30度以下を観測

きょう(9日)も北海道の上空には強烈な寒気が流れ込んでいて、各地で冷え込みが強まっています。午前2時24分に、北海道宗谷地方の枝幸町歌登で氷点下30度3分を観測し、全国のアメダス観測地点で、今シーズン初めて氷点下30度を下回りました。


寒さの尺度で確認してみますと・・・

氷点下4度  水道管の凍結が始まる
氷点下6度  窓霜(水蒸気が窓の表面で凍る)が見られる
氷点下10度  ビールが凍る
氷点下14度  日本酒が凍る
氷点下15度  ダイヤモンドダストが見え始める(晴天・風が弱いなどの条件が揃えば)
氷点下20度  まつ毛や眉毛に霜がついて真っ白になる
氷点下30度  凍裂(大木が凍って裂ける現象)が起こる


北海道は、このあと日中も広く気温が氷点下のままで、全道的に真冬日になる見込みです。
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日本気象協会 本社 日直主任


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/679.html#c6

[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
117. 2019年2月09日 07:11:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
横溝正史 霧の山荘(TBS 1985年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/227.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c117
[近代史3] 横溝正史 ミイラの花嫁(TBS 1983年) 中川隆
2. 中川隆[-12311] koaQ7Jey 2019年2月09日 09:56:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

横溝正史(2時間ドラマ)
https://sites.google.com/site/darklymama/home/ya/yokomizo2

悪魔が来りて笛を吹く(1992)、
悪魔が来りて笛を吹く(2018)、
悪魔の仮面(1998)、
悪魔の唇(1994)、
悪魔の手毬唄(1990)、
悪魔の花嫁(1995)、
悪霊島(1999)、
犬神家の一族(1990)
神隠し真珠郎(2005)、
仮面舞踏会(1986)、
霧の山荘(1985)、
黒い羽根の呪い(1996)、
香水心中(1987)、
獄門岩の首(1984)、
獄門島(1990)、
獄門島(1997)、
獄門島(2003)、
殺人鬼(1988)、
死仮面(1986)、
死神の矢(1989)、
女王蜂(1994)、
女怪(1996)、
真珠郎(1983)、
人面瘡(2003)、
水神村伝説殺人事件(2002)
トランプ台上の首(2000)、
呪われた湖(1996)、
白蝋の死美人(2004)、
病院坂の首縊りの家(1992)、
不死蝶(1988)、
本陣殺人事件(1983)、
本陣殺人事件(1992)
魔女の旋律(1991)、
ミイラの花嫁(1983)、
三つ首塔(1993)、
迷路荘の惨劇(2002)、
迷路の花嫁(1993)、
八つ墓村(1991)、
幽霊座(1997)


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悪魔が来りて笛を吹く(1992)

いくら原作がよくても、これじゃあどうしようもないですな。他にも二度ほど2時間ドラマで作られてるらしい。横溝正史シリーズのがよかったせいで、西田敏行氏主演の映画版も何じゃこりゃだった。と言うか、あの映画はテレビではなぜかあまりやってくれないな。原作は昭和22年の設定だけど、こちらは25年。東京、銀座の天銀堂で起きた毒殺魔による宝石盗難事件。椿英輔元子爵(石濱朗氏)が事情聴取を受けるが、容疑が晴れて釈放。それなのになぜか失踪し、信州霧ヶ峰で死体で発見される。金田一のところへ美禰子(西村知美さん)が現われ、父英輔は生きているのではと言い出す。彼女は信州まで行って父親の遺体の確認をしたが、母秌子(金沢碧さん)らが死んだはずの英輔を目撃したというのだ。金田一はその晩行なわれる占いに出ることに。秌子の主治医目賀博士が砂占い・・コックリさんのようなもので、英輔の生死を占うのだ。その夜、秌子の伯父、玉虫元伯爵(根上淳氏)が殺される。しかも密室殺人。次に秌子の兄、新宮利彦(清水章吾氏)が殺される。だいたい原作通りの流れだが、見ていてアレレなことばかり。英輔の死体の手の指が全部切断されてるってのは原作にはなし。それじゃあ自殺にならないじゃん。指紋が・・って天銀堂の犯人は手袋していて指紋残してないぞ。指のこと金田一が知らないってことは、新聞などで公表されてないってこと。殺人かもしれないとなれば警察が捜査しているはずで。そもそも他殺をにおわせて、捜査が飯尾に行き着いたらどうするんだよ。あと、モンタージュ写真が証明写真みたいにはっきりしてるのは変。もっと合成っぽくしなきゃ。金田一の前に座ってる美禰子は・・膝が丸見えだ。スカート短すぎるんじゃないの?原作と違い、椿家は生活には困っていないようだ。屋敷はりっぱだし、庭の手入れも行き届いている。戦争や華族制度の廃止の影響はほとんどなしか。原作と一番違うのは東太郎。何と美禰子の兄になってる。英国に15年留学していたという設定だが、戦争中は日本に・・ってずいぶんアバウト。それに英国で何勉強してたんだ?働いていないみたいだし。もちろん小夜子との悲恋とかは出てこない。

悪魔が来りて笛を吹く2

美禰子にも違和感がある。彼女は不器量で、絶世の美女である母親とは全然似ていない。まわりの影響を受けやすく、誰かに頼ってばかりの秌子とは違い、困難の中を自力で生きていこうとするタイプ。髪は短くカットし、服装も地味。少々意固地だが、けなげな女性。髪が長くていかにもいいとこのお嬢さんといった服装のこちらの美禰子じゃ違うのだ。西村さんの出番を多くするため、金田一の須磨行きにもついてくる。謎の怪人に殺してと頼むし、何か知ってるのに隠すし。兄が犯人と知って苦悩しているはずなのに、犯人暴きの席ではすました顔で立ち会ってるし、何じゃこりゃの連続。子供の頃「ザ・ガードマン」とか「キイハンター」を見ていて、何でこんなに筋がメチャクチャなのかと不思議で仕方なかった。ここでこうなったのに、次のシーンではああなってるのはなぜなんだ?あのシーンやった意味がないじゃないか。最初から入れる必要ないじゃないか。あれからウン十年たつけど、やっぱりおんなじことやってるんだわ。入れたせいで前後が繋がらなくなってる。秌子役の金沢さんは洋装で出てくる。彼女は情欲に弱い狂い咲きの妖花というイメージじゃない。それにしてもなぜ東太郎の設定を変えたのだろう。彼は秌子と利彦の間にできた子供。英輔のためにと飯尾を使って宝石を盗ませたけど、受け取りは拒否された。そりゃそうでしょ。罪もない人10人も殺して手に入れた宝石なんか受け取るわけがない。それに英輔は金に困ってるわけじゃないし。それに・・何で実行犯に父親そっくりの飯尾を選ぶんだ?さすがに警察に密告したのは東太郎から利彦に変更されている。東太郎が密告したのではますます話がおかしくなるからね。彼が自分の犯行を利彦や秌子のせいにしていたのは潔くないですな。天銀堂事件のこと何とも思ってないのがすごい。ラストの美禰子の「わたくし生きてていいのでしょうか」というセリフにも引っくり返りそうになったな。生きていたくなくなるくらいショック受けたのは、利彦の妻華子や息子一彦も同様でしょ。でもそういうのは全く無視される。西村さんだけ目立たせておけばいいってか?しかもちょっと金田一に励まされるとコロッと態度変わるし・・。違うでしょ、美禰子は華子や一彦を励まし、新しい生活に踏み出すんでしょ。

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悪魔が来りて笛を吹く(2018)

NHKBSでも金田一物やり始めたのか。今回はアララなシーン多かったな。NHKも変わったな。金田一は吉岡秀隆氏。下宿代に困ってるところなどかわいかったけど、部屋はもう少し狭くて足の踏み場もないって感じの方がよかった。下宿のおかみ、せつ子が倍賞美津子さん。椿家はなかなかりっぱで、洋館と日本家屋がくっついているような感じ。「百年名家」に出てきそう。登場人物では信乃とお種が省略されている。あと、秌子が姉で利彦が弟になっている。さあこれから謎解きというところで1時間8分くらいか。ずいぶんすっ飛ばしてきている。椿役は増岡徹氏、須磨の旅館のおかみが山村紅葉さん。山村さんは大きな目が小錦に似てるな。淡路島の慈道が火野正平氏。知ってる人はそれくらいか。この作品はキャストが難しい。美禰子が前髪垂らした鬱陶しい感じで出てきたとたん、ああこりゃだめだ・・と予想つく。異様でも美しくもない秌子が出てきた時点で、こりゃ完全にアウトだ・・と覚悟する。菊江役の人は美人だ。華子は変なことになってる。彼女はもっとまともなキャラのはず。気になったのは旅館の女中おすみ。子爵、子爵と呼び捨てで、普通は「子爵さん」とか「子爵はん」とか言うんじゃないの?謎解き部分は早送りしたくなるほど長い。秌子は睡眠薬でも飲んだのか。彼女は自殺なんか絶対するタイプじゃないのだが。しかも命は取りとめて、「えッ、じゃあ助かるの?」とびっくり。また、東太郎が自分の素性知らないことにも驚く。アザのこと知らないのにもびっくりだ。軍隊に行ったのなら酒を飲まされる機会あったはず。風呂場で体があったまってアザが浮き出たのを、まわりに指摘されたはず。金田一が現場に一同を集めるのはすべてが組み立て終わったからで。東太郎にアザがあることは金田一は確認ずみでなければならないはずだが。東太郎と秌子の死もねえ・・何じゃこりゃ。東太郎が秌子殺すの誰も止めようとしてなかったような。飯尾が椿のフリして出没するシーンも見せなかったな。謎解き部分で金田一が引き延ばしたりあいまいな態度取ったりするのはおかしいし、みんなを救えたのにと後悔するところもおかしい。本当にそう思うのなら東太郎を容疑者として連行させれば、少なくとも秌子は死なずにすんだ。まあ別にいいんですけどさ。

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悪魔の仮面(1998)


これは短編の「神楽太夫」と「薔薇の別荘」が元になっているらしい。と言っても、前者は神楽太夫が出てくるってことだけしか関係ない。後者は、何かの理由で集められた一族、殺された当主と思いがけない跡継ぎ、それくらい。ほとんどオリジナル。昭和32年、岡山の田舎。大金持ちの仁礼竜之助が親戚を集める。なぜか金田一も同席。金に困っている者、竜之助、鶴子(真野響子さん)夫婦に子供がいないので、自分の息子を養子にとかいろいろあるが、どれも不成功。竜之助の身の回りの世話をしている可南子を籍に入れるというのでみんな仰天。彼女は30年前竜之助が女中に生ませた子。その身元調査を依頼されたのが金田一。で、間違いなしとわかったのでみんなに披露したわけ。もちろんみんなは納得しない。村はちょうど祭の最中で、お神楽をやっている。で、竜之助が殺される。凶器は鎌だ。次に可南子。蛇の抜け殻が残されていた。竜之助の妹涼子の時は鎖。それにしても竜之助が殺された時点で、何で可南子に警護を付けないのか。莫大な財産が見も知らぬ小娘に行くとみんなが騒ぎ立てているのだ。次に狙われるとしたら彼女でしょ。また、警察が何もしないから、鶴子は琢馬(羽場裕一氏)と密会できる。琢馬は女癖の悪い兄の竜之助にじっと耐えている鶴子への同情が、いつしか愛に変わっていたのだった。冒頭うじゃうじゃ出てくるのは「神隠し真珠郎」と同じだが、写真付きの系図が何度も出てくるので、そこはわかりやすくてよかった。いつものことだが金田一は何もできない。まあ彼は殺人を防ぐのが仕事じゃないからね。誰がどういう理由でどうやってというのを明らかにするのが仕事で。結局竜之助が昔集中豪雨にまぎれて隣りに住んでいた家族三人を殺したというのが発端で。それも酒造りに適した水を手に入れたいからという水っぽい理由で!生き残った鶴子と弟史親が、仇の竜之助を殺したってのはわかる。でも、可南子や涼子まで殺すのは・・はずみがついちゃったからってアンタそんな軽はずみな理由で・・。真野さんはじっと押し黙っている表情が印象的だ。大昔テレビで芸能レポーターに囲まれて質問されても(たぶん柴氏との交際についてだったと思う)、一言もしゃべらず黙り続けていたのが印象に残ったけど、その時と同じ表情。


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悪魔の唇(1994)

原作は「悪魔の百唇譜」。感想を書くため読み返した。前半はほぼ原作に忠実だが、舞台は京都に変更してある。それと原作は昭和35年だが、こちらは32年。妻をなくした河合警部(谷啓氏)にお悔やみを言うため京都へ立ち寄った金田一。そのまま山陰へ旅するつもりが、ちょうど殺人事件が起きたと引っ張り回される。あまり深く関わらないうちに出発しようとするが、そのうち興味がわいてきて本腰を入れることに。被害者朱実と、次に見つかった若い男園部は、嫉妬にかられた朱実の夫小島(天田俊明氏)が殺したのではないか。朱実の夫は中国人から日本人に変更してある。血染めのトランプカードもなし。売り出し中の女優ユカリ(吉川十和子さん)と、小島の部下坂巻(田中実氏)が出てくるが、何やら秘密がありそう。謎の男のカゲもちらつく。ユカリが朱実の身元確認に来て涙を流したり、”シャボン玉飛んだ”などと歌うシーンがあって、その後の展開は予想がつく(思いやられるとも言う)。原作のユカリは清純派で売っているものの、実際は世間ずれしたしたたか者。でもそうやっちゃうと、見ている者の同情を得られない。だからあくまでも美しく清らかで薄幸で。京都の暑い夏を感じさせる小道具がいい。そうめん、枝豆、スイカ・・あら、食べ物ばっか。冒頭からヌードを出してきてサービス。身元確認の時も胸を出したままなのは不自然。それにしても朱実役の人は偉いな。服を着ていてさえ死体役は難しいのに、裸でぴくりとも動かない。途中京都キネマが出てくるが、太秦かな。金田一が撮影をぶち壊しにして怒られるのはお約束。謎の男・・藤野役は火野正平氏。今じゃ「こころ旅」で好感度ばつぐんの氏だが、この頃はこういううさんくさい役もやっていたんだな。後半になると変更が目立つ。原作をそのまんまやれとは言わないが、創作を加え始めると話にだんだんまとまりがなくなる。シャボン玉の歌で感じたいや〜な予感があたり始める。重苦しい感じのクラシックの某曲が何度となく流れる。作り手のどっちつかずかげんを表わしているかのようだ。

悪魔の唇2

歌手くずれの都築は女性をたらし込み、薬で眠らせ、唇紋を取って収集。それだけではなく写真もとってゆすっていた。この都築が、絶対に女性を虜にしなさそうな容姿なのが致命的。その彼が殺され、彼に手ほどきを受けた園部が、あとを継いで脅迫を続けていたと。朱実もユカリも被害者であると。園部はある家の土蔵を借りて住んでいたが、契約の時一緒に来た白石なる人物が藤野らしいと。ここらへんは原作通りだ。ただ、原作では都築殺しは九ヶ月前、こちらでは五年前になってる。ユカリが都築の子供を身ごもったことや、それが原因で芸能界から消え、最近ようやくカムバックしたこと、坂巻とは幼なじみなどというのは原作にはなし。藤野が六人も殺し、土蔵の近くに埋めていたというのもなし。彼がいかに異常で残酷な性格かというのを強調し、ユカリが彼を殺しても仕方のないことだったというふうに持っていく。志村刑事は、藤野に首を絞められ、殺されるところだったのだから、ユカリのやったことは正当防衛だと思っている。しかし・・藤野は何回刺されたんだ?正当防衛にしては刺しすぎでしょ。すべては藤野の仕業・・となって、事件は解決と思われたが・・金田一が引っくり返す。小島が朱実の浮気を疑い、男に会いに行けるよう、急に東京出張を言い出したのを知っていたのは、朱実とお手伝いのナツ子と坂巻だけ。だから朱実を殺したのは坂巻。その頃ユカリのそばにいたのは園部。ユカリは彼を薬で眠らせ、殺す。二人が一緒に死体で見つかれば、疑われるのは小島。都築を殺したのもユカリ。同じ被害者である朱実を殺すのは一見筋が通らないように見えるが、園部にゆすられ続けてせっぱつまった朱実は、今度はユカリを脅して金や宝石を要求。言うことを聞かなければ都築殺しをばらすぞと言われ・・。「ああするより他になかった」とお決まりのセリフ。そのわりには小島に濡れ衣着せて平気ってどういうことよ。とにかく見ている者の涙をしぼろうとあの手この手。”シャボン玉飛んだ”・・ゲッ、いいかげんにしろ!早く終わってくれ〜!何じゃこりゃ〜!お尻がムズムズする〜!

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悪魔の手毬唄(1990)

昭和27年・・原作より三年ほど早い設定。磯川警部(藤岡琢也氏)オススメの岡山の湯治場亀の湯を訪れた金田一(古谷一行氏)。磯川はここの女将リカ(有馬稲子さん)に密かに心を寄せている。20年ほど前、リカの夫源治郎は、詐欺師恩田に殺されたが、顔は判別できないほど焼けていた。磯川は、殺されたのが恩田で、殺したのは源治郎なのでは・・という疑惑を捨て切れない。原作だとリカへの思いは秘めたままだが、こちらは表に出す。リカの秘密を握っている放庵をゲス野郎に描くが、原作ではそこまでいかない。恩田の詐欺も結果的にそうなった・・と、原作では弁護している。まあとにかくリカにとっては、磯川がいつまでも事件ほじくり返すのをやめないのは迷惑だったろう。何となくクリスティーの「スリーピング・マーダー」思い出す。いつものように金田一は、あらかた殺されるまで何もできない。犯人リカは美しくはかなく死ぬ。同じ毒で死ぬにしても、放庵の死に様とはえらい違いだ。この作品でよかったのは、泰子、文子、ゆかり(伊藤つかささん)、里子(浅野愛子さん)の四人の仲がいいこと。泰子と文子はリカの息子歌名雄(石黒賢氏)をめぐるライバルだが、文子は友情の方が大事だと思ってる。里子はゆかりのために命を投げ出す。事件のきっかけは恩田と源治郎が同一人物で、四人とも彼の娘であること。歌名雄とは異母兄妹だから結婚させるわけにはいかない。歌名雄と泰子は愛し合っているが、リカは反対するにしても理由が言えない。何しろ源治郎(恩田)を殺したのは自分。リカの苦悩はわかるが、夫殺しがばれず、迷宮入りになった頃を見計らって、この地を去ることもできたはず。元々彼女はよそ者なんだし。そうすりゃ今頃になって四人も追加で殺さずにすんだのに。まあ他の三人は美しいのに自分の娘里子だけ生まれつき全身にアザがあるのが悔しい・・とか、ゆかりが大スターになって故郷に凱旋したのが妬ましい・・とか、そのうち復讐してやる・・とかいろいろあるのだろうが。もちろんテレビの方は悲しい運命に翻弄された気の毒な・・を強調。出演者では泰子の母役江波杏子さんと、里子役浅野さんが印象的。有馬さん、石黒氏は印象薄い。特に石黒氏は若い娘にモテモテのキャラなのに・・。


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悪魔の花嫁(1995)

原作は短編で、金田一は出て来ない。新聞記者の三津木俊介が謎解きをするのだが、テレビでは少しは痕跡を・・とでも思ったのか、同じく新聞記者の宇津木恭兵を出してくる。金田一は恭兵の妹香織からの手紙で京都へ赴くが、指定された料亭で待っていても現われない。あきらめて河合のところへ向かう途中、夜道が物騒で・・と同道を頼んできたのが鶴田弓枝(高橋ひとみさん)。途中、霧の中で悪魔のようなものが浮かび上がるが、金田一はそういうものは信じないたちらしく、誰かのいたずらだと思っている。鶴田家は京都でも有数の資産家らしい。当主は弓枝の姉で、故人の澄枝の夫菊雄(古尾谷雅人氏)。彼は婿で、澄枝の財産を元手に事業を拡大。ホテル業にも乗り出そうという勢い。菊雄には鮎子という幼い娘がいる。弓枝は奈良にいたが、姉の死で鮎子の世話をするため三年前に戻ってきた。恭兵と婚約していたが、彼は澄枝と旅館で服毒心中。後で金田一は香織を訪ねるが、彼女は手紙は出していないと言う。しかし彼女は兄の死には強い疑問を抱いている。菊雄には忠雄(沢向要士氏)という弟がいる。空襲で足が不自由。原作ではせむしだが変更してある。知り合った翌日金田一は再び鶴田家へ。菊雄の誕生パーティに招待されたからだが、どうやら弓枝は金田一の初恋の女性に似ているらしい。それとあの悪魔の正体も気にかかる。転んだ忠雄を助けるというシーンもあるが、ここで彼が体が不自由だということを印象づけておくわけだ。仮装パーティの途中、悪魔のような仮装をした人物が現われる。停電もあって、何が何やらわからないうちに近藤と立野が刺し殺される。後でみんなして男と言っていたけど、仮装をしていたのだから女性かもしれないじゃん・・と私なんかは思ったんだけど。家政婦の村木の仕業かも・・って。ずっと澄枝の世話をしてきて、菊雄のことを嫌っているところなんか「レベッカ」のデンヴァース夫人みたいだ。また、仮装パーティで浮かれる人々の間を歩くまがまがしい悪魔は、「赤死病の仮面」を連想させ、なかなかよかった。

悪魔の花嫁2

近藤と立野は小豆相場に手を出して失敗し、菊雄に穴を埋めてもらおうとしたが断られる。菊雄とこの二人、執事の笹野(六平直政氏)、後で出てくる室戸らは、戦争中一緒に地獄を見た仲間らしい。近藤と立野は菊雄を脅していたらしく、当然警察に疑われるが動じない。そのうち弁護士の宅間も墜落死する。死者は増やしてあるし、途中で洋一郎が神隠し・・なんて出てくるので、こりゃ話はどこへ行き着くのかいな・・と心配になる。原作と違い菊雄はいつまでたっても死なないので、生かしておくため(←?)あれこれ出してくる。弓枝や忠雄が菊雄を殺さないのは、洋一郎の生死が不明だから。洋一郎は両親が晩年になってからできた跡継ぎで、澄枝や弓枝にとっては年の離れた弟。それがある日突然行方不明に。溺愛していた両親は悲しみのあまり死んでしまう。もちろん菊雄の仕業で、それもこれも財産を一人じめするため。まず澄枝をたぶらかして結婚し、心中に見せかけて始末し、遺産を相続。その後弓枝に手を出し、近く結婚するつもり。洋一郎がいなくなったため、財産は姉妹二人がそれぞれ持ってるが、彼が生きて帰ってきた場合はすべて彼のものになる。菊雄は戦時中恩を売った室戸に洋一郎の始末を命じたが、彼は手を下せず、山伏として暮らしながら子供を育てる。室戸が病死すると、山伏仲間で事情を聞いて知っている木田(佐川満男氏)が引き続き面倒を見る。へたに姿を現わすと菊雄に殺されてしまうので隠れていると。・・警察は当てにできないってか?これらがわかったのは恭兵が残しておいたメモのおかげ。彼が澄枝と旅館でしばしば密会していたのは不倫ではなく、洋一郎のことを相談していたからなのだ。ただ、その旅館は宅間が愛人にやらせていた関係で、菊雄の知るところとなり、毒を飲まされ殺されたと。木田と笹野は相討ちのような形で死亡。金田一は洋一郎を連れて鶴田家へ。菊雄と対決するが、彼がすべての黒幕という確実な証拠は何もない。笹野は死んでしまったし、澄枝達に毒を飲ませたのは旅館のおかみ。


悪魔の花嫁3

この後やっと(←?)弓枝が菊雄を刺し殺し、例の・・悪魔の仕業と言い立てるが、これは今逮捕されては困るからだ。鶴田家の存続や洋一郎の将来・・財産相続・・を確実なものとするには法的手続きが必要。彼が本物なのは間違いなく、自分達がいなくなった後は村木が洋一郎や鮎子を守ってくれるだろう。金田一もあえて黙っている。ずっと存在感の薄かった忠雄がようやく前に出てくる。彼の障害は実はそう重くもなかった。でも、容疑者からはずれるためには体が不自由とまわりに思わせておく必要があった。悪魔の仮装をしたのは彼。う〜ん、でもなぜ近藤と立野を殺すんだ?洋一郎のことを何か知っていないかくらいは聞くのでは?菊雄と違ってすぐ口割りそうだし。金田一は自首を勧めるが、二人にその気がないことはわかっている。忠雄が弓枝のことを思っているのは原作通りだが、弓枝の方は・・彼の気持ちに気づいていたのかな?ラスト・・すべてが片づき、二人は毒入りワインを飲んで美しく死ぬ。ネットで調べると酷評されているが、私はそうひどい出来でもないのではと思っている。ただ、菊雄の言動につじつまの合わないところがあるのは確か。自分のまわりで次々に人が死んでいるのに、誰の仕業なのか全然気にしてないみたいなのはおかしい。誰かが自分を陥れようとしている。それはいったい誰?普通少しは疑うでしょ?洋一郎のことがほったらかしだったのもおかしい。室戸がちゃんと言う通りにしたのか確認するでしょ?弓枝のことはいちおう心から愛していたようで、結婚しても殺す気はなかったと思われる。だから彼女に刺された時は、信じられない様子。と言って彼に同情する人はいまい。澄枝にしたことを思えばね。と言うか、直前に金田一にあれだけ暴かれて、それでもなお弓枝が彼を信じて結婚すると?弓枝は浮草のように頼りなげな、はかなげな感じだが、一回だけ強いところを見せる。菊雄の戦友仲間を訪ねて回っている金田一を襲おうとしたチンピラどもを退けるシーン。ここは意外でよかった。澤向氏は知らない人だが、その後澤向要進と改名したようだ。

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悪霊島(1999)


金田一は祈祷師のはるから手紙をもらい、岡山県の下津井へ。しかし彼女は殺されていた。手紙には具体的なことは何も書かれていなかったが、はるの手には刑部神社のおみくじが。で、刑部島へ。途中青木という男を引き上げるが、「鵺の鳴く夜に気をつけろ」とか言ってこときれる。島では刑部大膳(神山繁氏)を始めとする刑部家と、貿易商として成功している越智竜平(峰岸徹氏)を始めとする越智家があって、昔から仲が悪い。宮司の守衛(清水綋治氏)と巴(山本陽子さん)の娘真帆(中本奈奈さん)は、竜平の甥拓郎(中村俊介氏)と恋仲で、駆け落ちしようとするが止められる。両家の仲の悪さを思えば当然だが、巴と竜平は昔恋仲だったのを引き裂かれた。若い二人を応援してくれてもよさそうなものだが・・と金田一は思う。見ている我々は、そりゃ二人が兄妹だからに決まってるじゃん!と思う。拓郎は養子・・の時点で決まりでしょ。金田一は依頼人となるはずのはるが殺され、報酬の当てもないのに調べ回る。しかし殺人を止められない。99年というと山本さんは50代後半で、43歳の巴はちと無理がある。20年前の若い巴もやるが、見ている方が恥ずかしくなる。中村氏はやさしそうな顔立ちで、私は見たことないが浅見光彦シリーズを長く務めたらしい。巴と竜平の間に生まれた双子の兄妹・・と知らされた二人は、当然ショックを受ける。金田一はこの二人がまだ関係を持っていないという前提で接しているが、そうじゃなかったらどうするのかね。原作での巴は多情で甘ったれで、竜平でさえアイソつかすが、こちらはそうはいかない。あくまでも美しく悲しく、(何人殺そうが)彼女は悪くありません、仕方なかったんです状態。例によってマーラーの曲がじょうじょうと流れ、時にはうるさいほど鳴り響く。まあ原作とは全く別の話と考えれば、余計なものを切り捨て、巴を中心としたストーリーにうまくまとめ上げてあり、わかりやすいとは思う。でも原作のファンは磯川警部と幻の息子とのめぐり合いを期待するわけで。一番心に残るのはあの部分なのであって。何でいつも女性連続殺人犯を薄幸な美女に仕立て上げるのかね。男性が犯人ならこんな変更しないと思うが。


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犬神家の一族(1990)


中井貴一氏が金田一やってたとは知らなんだ。2時間以上あって、劇場用映画ですと言ってもいいくらい。細かいところをちょこちょこ変えてあるが、一番よかったのは犯人松子(岡田茉莉子さん)の動機。佐兵衛(若山富三郎氏)の霊に支配されて・・みたいな描写にはうんざりしていたので、こちらのズバリ遺産目当てというのは非常にいい。「愛情をくれなかった父親に何をもらいますか」・・いいですなあ正直で。今までの「犬神」と違うのは三姉妹の背景にスポットをあてていること。ただの意地の悪さ、冷たさではなくて、彼女達をそういう性格に追い込んだ佐兵衛の所業を強調する。三姉妹の母親だけでなく、古舘(小林桂樹氏)は恋人と引き裂かれ、徳島警部補(荒井注氏)、佐川刑事(柳沢慎吾氏)も家族のことで佐兵衛を恨んでいる。その佐兵衛が生涯でただ一度純粋に愛したのが菊野・・なんて言われてもねえ。何と身勝手な。ちなみに菊野は古舘の元恋人という設定。そっちを強調するためか、珠世(財前直見さん)が佐兵衛の孫という設定はなし。単に佐兵衛の大恩人の孫ということにしてある。そのせいで遺言状で珠世が重んじられていることに説得力がない。今回松子の琴の師匠香琴(結城しのぶさん)の設定もひねってある。原作では菊野だが、こちらでは菊野の妹はる。松子のアリバイ作りに協力していると見せかけて、後で事実を申し立てて松子を窮地に追いやる。もちろん姉の復讐だ。また、佐清(石黒賢氏)と静馬の協力関係はなしとか、松子が最初から本物の佐清じゃないとわかっていたとか、妙なことになっている。それでいいのかな・・とも思うが。何度もうるさいくらい「よきこときく」がくり返される。全体的にスピード感がなく、停滞した感じ。三姉妹の中では次女竹子役三ツ矢歌子さんもいいが、三女梅子役結城美栄子さんがすばらしい。怨念のこもったしゃべり。謎解きのシーンで、珠世の後ろに猿蔵(丹古母鬼馬二氏)の顔だけがうつっているのが、深刻なシーンなのに笑える。他に若林が辰巳琢郎氏、奉納手形のことを言い出す朝子が浅野ゆう子さん、金田一の助手池田が松本伊代さん。個人的に感心したのは人力車夫役桜金造氏。老婆にぶつかりそうになった後の表情・・目つき、口元、頭の振り方がすばらしい。洋装にメガネの中井金田一も悪くはないが、印象は薄い。今にも「サラメシ!」とか言いそう。

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神隠し真珠郎(2005)

1977年のテレビ版は原作の香りをよく伝えていたけど、こっちは・・。舞台は信州ではなく、岡山。時代は不明だが、テレビの形を見るとやや古めかしい。それでいてカラーコンタクトレンズがあったりして。椎名は出て来ず、乙骨(勝村政信氏)が金田一連れてくる。鵜藤と由美の二人暮らしのはずが、ぞろぞろうじゃうじゃ。作り手の方も心得ていて、家族構成図を出したり、いちいち顔をうつしたり。初めは誰が誰やら状態だが、そのうち見分けがつくようになる。困るのは何にでも女がくっついていること。〇〇の母、〇〇の妻、〇〇の愛人。で、これら女性達が揃ってどうでもいいような存在で。普通これに子供達が加わるはずだが、そっちは一人だけ。この子供・・誠司がまたウロウロしているだけの存在で。鵜藤(神山繁氏)には、それぞれ母親の異なる三人の息子がいる。本当はもう一人末の真珠郎がいるが、18年前3歳の時、神隠しにあって行方知れず。この真珠郎と思われる男が、長男の雄一、次男の研二(乙骨)、三男の幸三を惨殺。なぜ真珠郎だとわかるかと言うと、彼は金髪で青い目をしているからなのだった。ここで見てる人全員思う・・本当に鵜藤の子?もちろんそんなことは無視される。金田一でさえ遺伝的におかしいのではないかと疑わない。みんなしてウロウロしているだけで時間がたっていく。誰がどうなろうと、どうでもよく思えてしまうのがまずい。河合警部の谷啓氏、鵜藤の神山氏、金田一の古谷一行氏・・演技がどうのより、健康の方が気になる。寒そうだし走ってるし。原作の面影はうっすら程度。洞窟の中や部屋の中に、恨む相手の名前が書かれた紙がいっぱいぶら下がっているところ、真珠郎が写真をナイフでブスブス突くところなど、いいシーンもある。真珠郎役山崎勝之君もなかなかいい感じで、興味が持続するとしたら彼のおかげ。由美役田中美里さんもいいが、鵜藤に暴行されるとかそういう原作での設定はなし。子供の頃鵜藤によって両親を半殺しにされ、兄と弟を殺された恨みということになっている。終わりの30分くらいは、延々説明・回想。どんなに頭悪くてもこれなら理解できるでしょ・・と言わんばかり。由美の母親役は吉田日出子さんかと思ったら泉晶子さんだった。ラスト流れる音楽はなぜか夏の終わりの、ひとけのなくなった海辺を思わせるような・・おフランスの恋愛映画ででも流れそうな曲だった。まあ・・予想したほどひどくはなかったけど、相手がわかっているのだから、あんな手間と時間のかかる、成功率の低い復讐の手段は取らないだろう・・ってどうしても思っちゃう。

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仮面舞踏会(1986)

小野寺昭氏の金田一を見るのは初めて。ちょっと髪の毛が多すぎて不自然な感じがするけど、大人しくて控えめな性格なのはいい。2時間ドラマなので駆け足気味。1時間を少し過ぎたあたりでゴルフのシーン。あら、もう美沙(松原千明さん)の色盲がわかっちゃうの?今回残念だったのは、メインの千代子役松尾嘉代さん、飛鳥役鈴木瑞穂氏に魅力がないこと。大女優と大物実業家の豪華カップルにはとても見えない。千代子は大根女優、飛鳥は千代子に振り回される小物にしか見えない。荒木道子さんの篤子は、古谷版の乙羽信子さんに比べると憎たらし度は薄め。美沙が殺すのは泰久(佐原健二氏)だけで、槇と津村(清川新吾氏)は篤子が殺す。二人とも美沙の出生の秘密を知り、篤子に大金を要求する悪党に描かれる。他に謎の女・・槇を千代子に取られた元妻(白川和子さん)が出没。作り手は千代子の方も謎めいた魔性の女に描きたいようだが、謎の女は一人でたくさんだ。二人というのは欲張りすぎ。舞台は軽井沢ではなく、山中湖畔に変更。泰久の死も去年ではなく、今年(←?)。もう一人の夫阿久津は省略され、田代の存在も都合よく扱われる。篤子も美沙も戦争の被害者として・・気の毒な存在として描かれる。その上なぜか美沙は金田一に思慕の念を抱いている。しかし泰久によってすべてを踏みにじられてしまう。罪は篤子が全部かぶってくれたけど、もう生きる気力はない。原作のような、突然変身する邪悪さはなく、最後までひたすら悲しく美しい。特に2時間ドラマはこういうの念入りに描くのが好き(常套手段)だから、こんなに早く種明かししちゃって残りの時間どうするの?と思っても、大丈夫ちゃんと埋まるのよ。今回もなぜか金田一と美沙は小舟を浮かべ・・これじゃ「真珠郎」みたいだ・・と思っていたら・・案の定美しく服毒死。今回は、泰久がバンガローに落書きしていたSASUKEのことがちゃんと説明されていて、そこはよかったけど、全体的にはダメダメムード。大げさな演技や、一部の人のへたくそな演技が作品の質を落としていた。松原さんは古風な美しさがよかった。原健策氏がお父さんだそうで、これにはびっくり。小野寺氏のは他に「真珠郎」とか「三つ首塔」、「夜歩く」があるようで、放映されたら見るつもり。

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霧の山荘(1985)


原作が反映されているのは最初の方だけ。すぐ変更・・と言うか、暴走・迷走し始める。信州のホテルに滞在中の金田一。等々力のゴルフに付き合っていた時見かけた往年の大スター、紅葉照子(岡田茉莉子さん)に亡き母の面影を見、心引かれる。彼女の姪容子(松本留美さん)が金田一に会いにくる。彼なら20年前に身辺で起きた殺人事件の真相解明をしてくれる・・と照子は思い込んでいるらしい。迎えの車を寄こすというのを断り、散歩がてら出かけた金田一だが、霧の中で迷ってしまう。往生していると使いだという、うさんくさい男が現われ・・ここから殺人事件が起きたと思わされた金田一が警察を呼んで赤っ恥をかくまでは原作と同じだが、それ以降は全然別の流れ。原作では殺される照子も、使いの男平太(山本昌夫氏)も死なない。もっとも照子は最後に死ぬけど。何しろ岡田さんなので、彼女が犯人というのは見え見え。原作では容子と武彦(西田健氏)が犯人で、照子と平太を殺し、照子の姉房子に罪をなすりつけようとするのだが、こちらでは容子も武彦も殺されてしまう。房子は出てこず・・。照子は20年前「死の接吻」という映画で水木と共演するが、彼が事故とも自殺ともつかない死を遂げたため、映画は未完成に終わる。その後半年ほど失踪した照子は、現われたと思ったら引退宣言。その後実業家の田島と結婚するが、その彼が病死。死の間際に自分が命じて水木を殺させたと告白。それが誰なのかは不明だが、水木の死の直前一緒に酒を飲んでいた監督の上条(織本順吉氏)、カメラマンの渡瀬、会社の宣伝部長秋葉(田中明夫氏)のうちの誰かに違いない。三人とも水木に自分をあきらめさせようとしていたし。照子は三人を別荘へ呼び寄せ、カムバック宣言。自分が資金を出し、「死の接吻」を完成させる・・と、水木そっくりの達彦まで出してくる。で、撮影が始まり、途中で容子が崖から転落死、武彦は銃の暴発で死ぬ。上条達は撮影中止を言い出すが、照子は時間がないと続行を主張。これで彼女が不治の病なのは確実と。映画は人妻と海軍将校の悲恋か。怒り狂った夫が恋人を撃ち殺し、傷心のヒロインは毒をあおって美しく死ぬと。情事のシーンが何度か出てくるが、照子はしっかり着ているので不自然。後で彼女は乳ガンが再発し、余命六ヶ月とわかる。脱がないのはそのせいとか、何かいい持っていき方があっただろうに。


霧の山荘2


途中で金田一は旅に出る。半年の失踪は出産のためとなぜか気づいたらしい。生まれたのが達彦で、水木にそっくりなのはそのせい。死期を悟った照子が、昔のマネージャーに育ててもらっていた達彦に遺産を相続させるため、今回のことを仕組んだのだ。武彦と容子は田島の甥、姪なので、照子が死ねば遺産は二人に行く。あのでもだからって邪魔だ殺してしまえとなります?母親の愛と言われても困るんですけど。それに・・田島の財産でしょ?あんたのじゃなくて。大女優だったのなら自分のもあるはずで、それを残せばいいじゃん。いや〜それにしても岡田さんの若作りと言うか、ヒロインなり切り演技見るには忍耐が必要です。演技とは言え母親が息子とラブシーン演じるのは異常だし、シャワーシーンはおぞましくさえある。何じゃあのシーンは(後ろ姿は吹き替えらしいが)。この時点では達彦は照子が母親だとは知らないはず。知っていたらいくら何でもあんなことしないでしょ。ラスト近くまで達彦はほとんどセリフもなく、何を考えているのかよくわからない。いや、作り手にもわからないんでしょ?死んだ恋人への恋情と、息子への愛情と、映画を完成させたいという女優根性といくら何でも欲張りすぎ。一番呆れるのは金田一も等々力も照子のやったことを犯罪だと認識していないらしいこと。容子も武彦も遺産は当てにしているが、それは血縁だから当然のこと。だからこそ照子の面倒を見、わがままに付き合ってきた。今回だって素人だけど映画に出てくれるなど協力的。原作のような悪人では決してない。それをあなた問答無用で殺しちゃうんですぜ。このようにひどい内容なのだが、出演者のおかげで何とか見ていられる。西田氏は「帰ってきたウルトラマン」がよかった。金田一が話を聞く佐久間役三谷昇氏もよかった。異様じゃない役は珍しい。ところで達彦役の人は誰かしら・・冨家規政・・ええ〜ッ、若い!あたしゃ「イチから住」とかいう番組でちらっと見ただけですけど。達彦がうつる度にちょっとのっぺりしてるけど美形だし、体格もいいし・・と感心していましたの。何度か上半身裸でうつるけど、全然いやらしさがなくて肌のきれいさとか均整の取れた美しさがすばらしくて。達彦は人を殺してまで用意された遺産なんて欲しくないはず。そこらへんちゃんと描写して欲しかったけど。岡田さん持ち上げるのに気を取られ、他はお留守になってたな。


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黒い羽根の呪い(1996)

原作は「鴉」という短編。読み返してみたが、兵藤家は出て来ないし、犯人も違っている。まあ、佐久間良子さんが出てきた時点で予想つくけど。珠生(とよた真帆さん)は蓮池の養女に変更されているが、由良(佐久間さん)が実母なのも予想つく。昭和32年岡山県の矢神村。ネットで調べていたら、BSTBSの紹介文で失神村になっていたのには笑ってしまった。いがみ合う蓮池家と兵藤家。珠生と兵藤の長男泰輔は愛し合っていたが、仲を裂かれる。珠生の婿、貞之助は放蕩者。三年前突然失踪したが、書置きには三年後に戻るとあって、その日が迫っている。紋太夫役中丸忠雄氏は映画「電送人間」が印象に残るが、テレビでは「37階の男」というのがあった。調べてみたら1968年。高層ビルとして話題になった36階建ての霞が関ビル。実は37階があって、主人公はそこに住んでいるという設定。泰輔役の人は見覚えがある・・渋谷哲平・・そうそうこんな人もいたっけ。兵藤の妻役佐野アツ子さんは昔ポーラテレビ小説に出ていたな。その頃は厚子だったけど。幾代役は沖直美さん。原作とは違い、とんでもない悪女に変更されている。幾代は貞之助と関係を持っている。だから珠生と泰輔の駆け落ちを邪魔するのはおかしいが(むしろ駆け落ちしてくれた方が好都合のはず)、結婚後も不倫を見せつけ、苦しめてやれという魂胆か。由良は珠生の不幸に心を痛める。貞之助のひどい仕打ちに思い余って殺そうとした珠生が失敗すると、代わりに由良が彼を殺す。その秘密を嗅ぎつけた直次郎、和哉、幾代も殺す。だいぶ殺人を増やしてある。貞之助の失踪を三年と区切ったのは、モンダミン・・じゃない、紋太夫の余命の関係。彼も発作を起こして死亡。はい、また一人死人追加。この設定だと、最初から由良が実の母と名乗り出て、蓮池家を出ていればこんなことにはならなかったのに・・となる。やっぱり蓮池の財産を珠生に継がせたかった?原作だと珠生は女性として欠陥があるが、恥ずかしさもあって表沙汰にしたくない。貞之助と相談して失踪したことにする。離婚という手段を取ると、また次の婿を取らされ、同じ恥をかくだけ。三年の間には紋太夫も死ぬだろうし・・(珠生は紋太夫の孫という設定)。まあこういう理由はテレビではムリ。例によって由良は人を殺す時も、自殺した後も美しい。


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香水心中(1987)


原作はさほど長くないので、登場人物を増やし、死人も増やしてある。そのわりには停滞感が漂うが、ただくっつけただけじゃだめなのだということがよくわかる。昭和35年の初春、金田一は香水会社の社長常盤松代に呼ばれ、伊豆の別荘へ。理由は使いで来た営業部長省三にも不明。途中で車のトランクがパカッと開くので、中に死体があるってのは予想つく。松代には三人の孫がいて、後継者のことを言い出すので、こりゃ殺人の始まりだな・・と思う。こういうの言い出すとろくなことはない。まわりには真面目で通っている松樹は人妻百合子と不倫している。その彼は山荘で首吊り、そばには百合子の絞殺死体が。現場にはなぜか気分が悪くなるほど香水の匂いが・・。だったら山荘に近づいたあたりで匂い始めるとか・・。省三と同じく松代の血縁で、彼女に世話になってる美代子がおなかを押さえるので、松樹の子を宿しているのだと予想つく。途中捜査会議では一同の顔写真つきで状況を説明してくれるのが親切。最初のうちは、は?松樹?は?松彦?と混乱してるから。原作では省三があっさり遺書を残して終わってしまうので、拍子抜けする。第一香水をまいたりしてごまかしても、百合子と松樹を解剖すれば死亡時刻のずれなんてすぐわかるわけで・・。原作では美代子は自殺、省三も後を追うが、こちらの美代子は死なない。松代役は高峰三枝子さん。数年前の「本陣」より若く美しく見えるのは洋装のせいか。松樹は山下規介氏、松彦が田中隆三氏。松子がカツラをかぶっていたことや、別荘番市助(ストロング金剛氏)との関係は何だったのか。まあこういうのをくっつけないと、松子の出番はないのだが。市助の死や、百合子の夫青野(草薙幸二郎氏)の死はおまけ。松代の主治医で穂積隆信氏、解剖医で菅貫太郎氏がちょこっと。美代子役高樹澪さんはサラサラの髪が気になる。ああいうの見ると縛りたくなる。等々力がハナ肇氏。露天風呂でお尻見せるのは・・本人?この作品で一番印象に残るのは省三役河原崎建三氏。原作とは年齢も性格も違う。こちらの省三は出てきた時から怪しいが、それでいてそれが気にならない。ちょっとした表情やセリフが非常にうまいからだ。メイドのふみ役の人もうまい。ちょっとその場で足踏みしてから走り出すなど芸が細かい。

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獄門岩の首(1984)


金田一は休養を取るため岡山県の合田村という、山間にある熊の湯へ。出迎えた日和は下心があるらしく、金田一を滝へ案内する。300年前、百姓一揆があって、名主の十右衛門の首が滝に突き出した岩にさらされる。そのせいでこの岩は獄門岩と呼ばれるように。滝は名主の滝、胴体が浮かんだところは首なしの淵とそれぞれ呼ばれるように。一年前に熊の湯の養子達夫の首が岩の上にさらされていたが、犯人はわからずじまい。日和は金田一に解決してもらおうという魂胆らしい。ところが投宿していた考古学者里村(西沢利明氏)が同じ手口で殺されてしまう。村人はたたりと恐れるが、江戸時代ならともかく現代では通用しない。まあ前半はほぼ原作の流れに沿っているが、後半になると原作部分を使いきってしまったという感じで、水増し感がつのる。原作では里村は映画監督だが、こちらでは考古学。学生四人のうち、土井(加納竜氏)がいかにもな感じなので、犯人はすぐわかる。里村のせいで命を落とした恋人の復讐というのは原作通りだが、恋人が千代の姉と言うのは違う。また、彼が玄蔵(夏木勲氏)に殺されるというのも違う。せっかくハンサムな加納氏が出ているというのに、ろくに存在感も示せないまま退場。こちらでは土井の悲しい復讐ではなく、熊の湯のおかみ、幾代(久保菜穂子さん)と玄蔵との悲恋に焦点しぼりたいからね。そのせいでいろいろ無理が生じるんだけど。こちらでは玄蔵は十右衛門の子孫、幾代は十右衛門を裏切った蓮池の子孫ということにしてある。その仇どうしの家に生まれた二人が駆け落ちまで考えるほどの仲に。当然引き裂かれるが、幾代の腹には子供が・・。それが達夫の妻道子。その道子は達夫が殺された後、自殺。原作では達夫を殺したのは道子で、死体の始末にたたりを利用しようと首を切ったのは幾代。でもこちらでは達夫、土井、産婆を殺し、金田一の命まで狙ったのは玄蔵ということに。玄蔵をかばおうと幾代まで金田一を撃とうとする。私は達夫を殺したのは(もちろん正当防衛だ)原作通り道子の方がよかったと思う。それを知った幾代が玄蔵に死体始末の協力を頼み、そのせいで道子が出生の秘密に気づき、加えて夫を殺したという罪の意識に耐えきれず自殺・・と。暗い内容なので、芸者の桃太郎(西川峰子さん)を出してきて明るいムードを出す。印象に残ったのは久保さんの目の演技。今ではあまりお目にかからない。

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獄門島(1990)


これが片岡鶴太郎氏の金田一、一作目だとか。金田一は戦友の千万太に頼まれて獄門島へやってくる。千万太は自分が死ぬと三人の妹が祖父の嘉右衛門(平幹二朗氏)に殺される、それを止めてくれと死に際に頼んでいた。ところが嘉右衛門はすでに病死したと聞いて、金田一は一安心。死者には何もできない。千万太のいとこ、一は無事帰ってくるらしい。おめでたいことだが、それにしては一の妹早苗(遥くららさん)の様子は少しおかしい。金田一は千万太の葬式が終わったら島を離れるつもりだったが、通夜の晩花子が殺される。次に雪枝が殺され、その度に金田一は自分の無力さを悔やむこととなる。原作では三人姉妹はまるで狂い咲きのような、色気違いのような感じだが、こちらではそれほどでもない。特に月代は牧瀬里穂さんが演じているので、かなりまとも。しかも金田一に思慕を寄せている。姉妹の性格の変更が吉と出たとは思えない。彼女達の奇矯ぶりがこの作品の特色なのだ。彼女達は自分の世界に生き、いつもケラケラと笑い、ある意味幸せそうだ。月代は金田一に行かないでと懇願するが、彼は山狩りへ行ってしまう。その際おまじないと称して月代のおでこにキスするのである。こういうシーンで見ている者が胸キュンするとでも?たぶんみんないっせいに心の中で「ぶわっかじゃないの〜!!」と叫んだはずだ。最後に残った月代のそばにいてあげないなんて!この時点では彼は犯人は復員兵姿の男と思い込んでいたわけだ。結局彼は千万太の頼みをかなえることはできなかった。無能ぶりばかりが目立つわけだが、ある程度は仕方のないこととも言える。何しろ彼は詳しい事情がほとんどわからないまま事件に巻き込まれたのだから。それに早苗のようにウソをついている者もいるし。片岡氏の金田一は適役だと思う。無理にもじゃもじゃ頭にせず、すっきりした髪なのもいい。いいと思うけど・・作品の出来はまた別の話。ラストで彼は早苗に島を出るよう勧めるが、断られる。これは原作通りで、このことから彼女は金田一が好意を持った、数少ない女性のうちの一人として知られる。ところがこの作品では月代との心の交流を美しくうたい上げておきながら、ラストでは本命は早苗だった・・となるのである。これじゃ月代も浮かばれませんてば!

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獄門島(1997)

昭和21年、呉の病院で知り合った千万太(ちまた)の遺骨を抱いて瀬戸内の小島、獄門島へ渡った金田一。島の網元、鬼頭の家では、肇が復員するという、うれしい知らせがもたらされたばかり。金田一が危惧するのは、今はの際に千万太がくり返していた言葉・・自分が戻らないと妹達が殺されてしまう・・。腹違いの妹月代、雪枝、花子の三人は、揃いも揃って頭のネジのゆるんだ、狂い咲きの花のような姉妹。兄の恐れた通り、次々に殺されてしまう。見る前は、長い原作をどう2時間にまとめるのかな・・と思っていたが、1時間を過ぎる頃にはあらかた終わってしまっていた。ずいぶんスイスイと来たなあ。謎解きの時間がたっぷりあるってことは、これからどんどん原作からはずれていくのだろう。さて今回はどんな余計な設定くっつけることやら・・。男手のない鬼頭家を守っているのは、肇の妹早苗(秋吉久美子さん)。島をまとめていた嘉右衛門(金田龍之介氏)が死に、その息子与三松はヒロポン中毒で座敷牢に。その息子千万太が死んだとなると、財産は三姉妹へ。姉妹が死ねばいとこの肇に渡る。肇が密かに島へ渡り、姉妹を殺して回っているのか。怪しい復員兵も目撃されているし。原作と違うのは、肇の戦死が三長老にすでにわかっていること。早苗は復員詐欺に会ったのだ。住職了然(名古屋章氏)、漢方医幸庵(織本順吉氏)、村長荒木(北村総一朗氏)は、嘉右衛門から、財産が三姉妹へ渡らぬよう頼まれていた。与三松の後妻で三姉妹の母お小夜とは憎み合っており、千万太、肇がだめなら早苗に家を継がせるように・・早苗は実は嘉右衛門の娘で・・あれれ?そうきたか。本作はなるべく早苗を前面に出そうとあの手この手。でも秋吉さんのはかなげな・・すっぱいような顔が大うつしになる度、お尻がむずがゆくなってしまって・・。早苗が兄と間違える復員服の男は、あれじゃあ正体不明のままだ。冒頭河合警部がちゃんと、海賊退治に追われていると言っているのに。原作ではすでに死んでいるお小夜を出してくるが、あんまり意味がない。本家乗っ取りの道具にされ、最後は分家の志保(宮下順子さん)に捨てられる鵜飼(藤木直人氏!)。島を去る金田一と同じ船にしょんぼりと乗る。船を見送り、頭を下げる早苗。ラストシーンはなかなかよかった。


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獄門島(2003)


上川隆也氏の金田一は見るの初めてかと思ったら、「迷路荘の惨劇」も彼だった。どこと言って特徴はなく、しゃべり方とか石坂氏に似ていて、個性が感じられない。でも、古谷氏のような大げさなところはなく、大人しくて控えめなので、終わり頃には好感持ってた。金田一役はこの二作だけらしいのがちょっと残念。昭和21年、戦友千万太の死を伝えるため獄門島へ渡った金田一。死の間際三人の異母妹・・花子、月代、雪枝のことを頼まれたのに、何もできない金田一。次々に殺される三姉妹。前半の1時間で事件はあらかた起き、後半はひんぱんにCMが入り、みんなを集めて謎解きし、やらなくてもいいどんでん返し。この作品のキモは、亡くなった嘉右衛門の狂人じみた遺言が、住職の了然(神山繁氏)、村長の荒木、医者の村瀬(寺田農氏)に殺人を実行させること。出征した千万太にもしものことがあったら、三姉妹を殺せ。なぜなら彼女達の母親小夜はどこの馬の骨ともわからぬ旅回りの女役者。あんなのに家を継がせてなるものか。早苗役は高島礼子さん。年齢の関係で、一(ひとし)は弟に変更してある。三姉妹も年子ではなく三つ子に。一番の変更は嘉右衛門がまだ生きてること。だから了然達三人が死の床にある嘉右衛門に懇願されて・・というキモが生かされない。死ぬかと思ったら、ボケながらもしぶとく生き延び、それで恐ろしくて・・ということにしたかったらしいが、世話をしているのが早苗なので、話がおかしくなってしまった。三つ子役は三倉茉奈、佳奈嬢。双子を三つ子に増量した(←?)わけだが、合成シーンには全く違和感がない。逆に違和感ありありなのが早苗の衣装。戦後まもなくなのに・・喪中なのに・・着物も帯もりっぱで、しかも一着だけじゃない。まるで着物のCMだ。こんな生活はいや、島を出たいと金田一に迫ったのに、結局すっぽかすのもわけわからん。バカ正直に待ってる金田一に胸キュン。彼だって早苗に全面的に頼られても困るはずで、現われなくてかえってホッとしたのでは?原作では磯川警部が出てくるが、こちらは等々力警部(中村梅雀氏)に変更されている。

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殺人鬼(1988)

これはだいぶ前に一度見たが、ちゃんと全部見たのかどうかは覚えていない。最初にうつる絵は文庫本のカバー絵で、これじゃあ犯人が女性だってのがわかってしまうのでは?お化け屋敷から始まるので、あれれ?闇ブローカーの死体が見つかるが、大金が入っていたはずの財布がなくなっている。金田一は榊原という金持ちの家の留守番をしている。ある晩暗い夜道で同道を頼んできたのが加奈子(藤真利子さん)。お化け屋敷の近くで古着屋をやっている菊江という女性とそっくりだが、違うらしい。原作では探偵作家の矢代というのが出てきて、加奈子達と関わる。金田一が出てくるのは、賀川(清水綋治氏)が殺されてから。加奈子には亀井(笹野高史氏)という戸籍上の夫がいるが、夫婦と言っても一晩限り。出征前に好きでもない相手と結婚させられた女性は他にもいたんだろうなあ。死ぬかもしれないからせめて・・という親ごころはわかるけど、そのせいで一生縛られた人もいると思う。加奈子は疎開先で妻子持ちの賀川と親しくなり、夫婦同然に暮らしている。死んだと思っていた亀井が片目、義足になって現われ、復縁を迫るが、加奈子はまっぴらだ。途中で賀川の本妻、梅子(星由里子さん)も登場。お化け屋敷は別として、あとはほぼ原作に忠実。賀川が殺され、加奈子が首を絞められた状態で見つかるが、金田一は現場のカーテンのシワが気になる。原作だとカーテンの後ろにくぼみがあって、人が隠れるのに都合がいいが、テレビではすき間がなく、隠れるのは無理に思える。二人のブローカー殺しは金目当て。賀川に生活能力がないからだ。菊江と加奈子が同一人物ではないかと金田一がすぐ調べないのは変。賀川の家が焼けるのは余計だし、金田一が命狙われるのも唐突。加奈子が菊江としてそのまま暮らしているのも変。奪った金でどこかへ逃げるはずだが。とは言え、全体的にはよかった。原作ではごつい梅子も、星さんなので上品。テレビでは加奈子は死なないで逮捕される。あのままだと彼女と賀川の犯行は明るみに出、家名を守るための梅子の自殺も無駄になってしまうだろう。


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死仮面(1986)


感想を書くため原作を読み返した。他の作品に比べると読む回数は少ない。内容や登場人物に深みがない印象受ける。解説によれば、一部が欠落していて、いろいろ捜したものの見つからず、いつも文庫の解説書いている中島河太郎という人が代わりに書いたのだそうな。読んでいても全然わからないのはさすが。岡山の美術品店で女性の腐乱死体が見つかる。顔は見分けがつかないが、そばにデスマスクがあって。店を借りた野口という男性は姿を消している。身元を特定するため、復顔術の権威がいる東京へやって来た等々力達。ついでに金田一にも事件のあらましを説明する。そんな金田一の事務所へ美しい女性が訪ねてくる。川島学園の理事長夏代(加茂さくらさん)の妹で、秘書をやってる里枝(萬田久子さん)である。夏代あてにデスマスクが送られてきたのだが、どうもそれが末の妹君子のもののようで。心臓の弱い夏代は発作を起こす。復顔の結果、例の死体は男を刺して逃げ、手配中のダンサー、葉山京子とわかる。君子が京子らしいが、学園では君子らしい女性が目撃されている。片足が不自由で黒メガネの不審な男も目撃されるが、野口が京子・・君子に同情し、夏代達にいやがらせをしているのか。それはともかく金田一は幽霊など信じない。岡山で死んだのが君子なら、幽霊のふりをしている誰かがいるはずで。原作では金田一の事務所が描写される。三角形で狭くて、書類や新聞の切り抜きで足の踏み場もないほど散らかっている。金田一本人も、訪れた人が必ず後悔するほど貧相で薄汚れている。でもテレビはそこまでいかない。窓があって明るい。展開はほぼ原作通りだが、そのうち逸脱してくる。里枝が萬田さんなので、悪女にするわけにはいかない。同情票が集まるようになっている。その分夏代が憎々しげに描かれることに。三姉妹の母親静子役は初井言榮さん、圭介が速水亮氏、夏代の隠し子澄子が小林聡美さん、山口刑事が江藤博利氏。ラスト、里枝が全く罪に問われないのも、問われる気がない(←?)のも不思議だ。君子に化けて夏代に発作を起こさせ、死に追いやったのアンタですぜ。

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死神の矢(1989)


原作は片瀬・・ということは神奈川だろうが、こちらは琵琶湖から始まり、古舘の屋敷は京都といった具合。金田一と等々力がのんびり釣りをしていると、矢が飛んでくる。人がいるのに矢を射るなどありえないが、ありえないことは他にもたくさん。高見沢、神戸、伊沢の三人が、考古学者古舘の娘早苗と結婚するため、弓の腕前を競うわけだが、こちらはほんのお遊び。加納が省略され、そのせいで早苗の存在は限りなく薄い。ひょんなことから古舘の屋敷に泊まることになった金田一の、「竜宮城へ来たみたい」というセリフがいい。確かにりっぱな洋館だ。まず伊沢が矢で殺され、彼を脅していた元ボクサー、駒田が疑われる。等々力は彼が犯人と決めつけ、金田一が何か言っても無視。そのうち神戸が同じく矢で殺され、駒田は自殺。あらら・・原作では死なない彼が死んじゃったぞ。金田一は文代という女性の自殺が今回の事件に関係しているのではと思っている。古舘は彼女と結婚するつもりでいたらしい。自殺の原因となった三人を早苗の婿選びというエサで呼び集め、復讐したのでは?もちろん最初に登場した時から家政婦立子があまりにも怪しいので、文代が彼女の娘なのは予想がつく。ただ仲が良かったなんていうのは、テレビでは許されないのだ。どうしても血が繋がっていなければならないのだ。途中金田一は若狭へ。海辺の寒村、荒れる海、強い風・・お決まりの三点セット。今回は誰の依頼も受けていないから、自費で行ったのか。古舘役は山口崇氏。「天下御免」とか「新書太閤記」とかよく見ていたけど、なぜか水谷良重さん(当時)と共演した東芝日曜劇場か何かの作品が印象に残っている。高見沢役嵯峨周平氏は「殺人鬼」で見たばかり。早苗役は長山洋子さんだが、とてもバレリーナには見えん。鶴子役が汀夏子さん、立子役が松尾嘉代さんで、この二人が犯人なのだが、金田一が「善良で思いやりのある人」と二度も言うので、引っくり返りそうになった。立子はともかく、何の関係もない駒田を崖から突き落として犯人に仕立て上げようとした鶴子は善良とは言えないでしょ。と言うか、高見沢殺しは誰の仕業にするつもりだったの?バレエの最中いきなり現われた何とかマンみたいなのにはびっくりした。それが山本刑事・・草薙幸二郎氏だったのにはもっとびっくりした。こういうありえない・・は許す!!

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女王蜂(1994)

最初沢田亜矢子さんが出てきて、彼女が智子役?って一瞬思ったのよ。ちょっと年齢的にアレだけど、智子はほら、絶世の美女ってことになってるから、それなりにきれいな人でないと。映画版の中井貴恵さんも、テレビシリーズ版の片平なぎささんも、絶世にはほど遠い(すみません)。そしたら沢田さんは神尾秀子役で。それはいいんだけど、智子役の人は・・。腫れぼったい顔でふくれっつらで・・墨田ユキさん・・知らんなあ。何かイメージ違うんですけど。真っ赤な口紅が毒々しくて・・。智子の母、琴絵としてフィルムにうつっている時は古風な美貌の持ち主に見えてよかったけど。金田一が呼ばれたのは脅迫状のせいか。いえ実はこれ、ちょうど東京へ出かけようかという時に放映されていて。電車の時間が迫っていたせいで、ラストの10分くらいは見ることができなかったんですの。でもほら原作は読んで何がどうなるのかは知ってるし。秀子が欣造(原田芳雄氏)の罪をかぶって・・あら?何だか妙なことになってるぞ。女王蜂じゃなくて女郎蜘蛛になってるぞ。智子の見合い相手三人は次々に殺されるけど、三人とも秀子と関係があった(ええ〜ッ!?)。秀子は欣造とも関係があった(ギョギョッ!)。何と昔は秀子と欣造と琴絵の三人が・・(ウゲゲ)。びみょーに秀子は仲間はずれにされとりますが。秀子は見合いの相手三人を殺したのは誰か突き止めるために、下男の印南に色じかけで迫り(オヨヨ)。で、欣造は10年前智子をレイプしていたと(〇☓△・・)。秀子は私の人生を捧げたのだから欣造と結婚するのだと。大道寺の財産は私のものよと。自信たっぷりだし隠してないしケタケタ笑うし、そのうち欣造に殺されるし。それに輪をかけてトンマなのが金田一で、あなたが犯人と欣造に迫るけど、証拠はあるのかと逆に居直られてしまう。それから若狭へ出かけていって、旅の一座に裏を取る。順番が逆だろッ!どう見たって若狭まで行くの面倒だから、欣造にゆさぶりかけて、それでゲロしたらラッキーって感じ?そんなことしてるから欣造は殺され、智子は自殺し(この部分は見てないんだけど、ネットの情報によるとね)。いや〜原作から宇宙の果てまでワープしたような内容。奥様お昼の愛の劇場(激情でもいいけど)。着物のスソが割れて白い脛が見えると男どもはメロメロ。どこからともなく流れてくる「ベニスに死す」と同じマーラーのアダージョ。沢田さんのりんとしたたたずまいに期待したんだけどねえ。


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女怪(1996)

これは「女怪」と「霧の中の女」が元らしいが、後者は読んだことないと思う。長谷川という男が殺され、なじみのホステス、ユキが逮捕される。血のついたコートなど証拠は揃っているが、彼女は無実を主張。金田一(片岡鶴太郎氏)は、足しげく通っているクラブのママ、虹子に心引かれているが、次の一歩が踏み出せない。虹子がそれとなく心のうちを明かしても、温泉旅館で夜中に身を投げ出しても、何もしない。岡山にある虹子の亡夫持田の墓が暴かれ、死体から首が持ち去られる。跡部という修験者が目撃されており、怪しい。持田の死因は脳溢血とされているが、実は殺されたのだ。長谷川の次には男娼のテツちゃん、続いて跡部も死ぬ。無反応の金田一に見切りをつけた虹子は、賀川という男性と知り合い、やっと心から愛せる相手にめぐり合えたと喜ぶが、実は賀川と跡部は同一人物。ここらへんは原作のように、賀川がぱったり姿を見せなくなって虹子が混乱するというふうにした方がよかったと思うが。虹子役は古手川祐子さんで、きれいなのはいいが、例によって彼女は悪くないんですの大合唱にはいささかうんざり。持田はサディストで、さんざん私を苦しめたひどい夫だったんです。しょうがないから殺したんです。死亡診断書に脳溢血と書いてくれた長谷川は、私を脅迫し始めたんです。おまけにユキとも関係を持ち、ユキは私の店を乗っ取るつもりだったんです。長谷川を殺して逃げ出す時、ばったり出会ったのがテツちゃんだったんです。私は男装していたけど、見破られたかも。跡部は持田の首を盗み、死因を知り、私を脅迫したんです。そればかりか跡部は賀川だったんです。あいつは片方で私を幸せにし、片方で私を苦しめたサディストだったんです。ついでに言うと金田一さんが何もしなかった・・私に手を出さないからこういうことになったんです。私の本命は金田一さんだったんです。・・ちなみに私こういうのを「だったん人の踊り」と呼んでおります。硯川とかいう作家役でフランキー堺氏が出ているが、病気のせいかやせて痛々しい。等々力警部役は石黒賢氏だが、金田一とコンビを組むわけでもなく、終わり頃になると出てこない。食堂で金田一が等々力に食事をたかるシーンはおかしい。それとなくねだって、いつの間にかおごらされている・・みたいな。あと、子猫がかわいかった。

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真珠郎(1983)


終戦から少したって、金田一は乙骨と信州へ出かける。乙骨は私立大学の講師で、一ヶ月ほど前に知り合ったばかり。実は金田一はまわりに信用される、事件の目撃者として選ばれたのだが、そんなことは知るよしもない。行き先は鵜藤の家。以前乙骨は鵜藤の姪、由美の家庭教師をしていたらしい。鵜藤は知られた学者だったが、悪行のせいで世間から攻撃され、すっかり人間嫌いに。しかも二年前に脳溢血を起こし、今では半身不随。原作では「おつこつ」だが、ここでは「おとぼね」。「おとぼけ」みたいで違和感感じる。また、原作では金田一は出て来ず、由利麟太郎。もちろんそれだと話にならないので、語り手椎名耕介と由利の役どころを金田一が受け持つ。今回はわりと原作に忠実で、突拍子もない変更はされていない。ただ、金田一役小野寺昭氏にさっぱり魅力がないのが見ていて残念。あの髪型は不自然だし、かきむしり方もよくない。顔がアップになる度に、アブラ取り紙が欲しい!と思ってしまう。原作では後半舞台は東京へ移るが、こちらは信州から動かない。見どころは何と言っても由美役真野響子さんの美しさ。原作だとワンピーススタイルだったりするけど、こちらでは浴衣。白い肌に黒い髪がすがすがしい。悲鳴をあげるシーンが何度も出てくるが、この悲鳴も上手(←?)。真珠郎の方はあまり印象に残らない。テレビシリーズとどうしても比べてしまうせいか。乙骨の動機は戦争での体験が影響しているようだが、原作通り鵜藤の財産狙いでもよかったのでは?ところで鵜藤は蔵の二階へどうやって上がったのかな。また、鵜藤、由美、真珠郎は蔵の二階からどうやって外へ出たのかな。乙骨は夏木勲氏、岡田英次氏はテレビシリーズでも鵜藤やってた。駐在の木村は渡辺篤史氏。他の連中は揃って血みどろ、欲望まみれだが、この木村だけは正常な世界にいる感じ。そこが何だか印象に残った。鵜藤の首や逃げ水の淵に投げ込む時の由美の体が張りぼて見え見えなのが残念だった。

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人面瘡(2003)

これは1時間ですむような内容なので、引き延ばすためあれこれくっつけてある。外務省の事務次官斎藤(内田勝正氏)は隠し金が3億といううわさがある。急死した彼のお守り袋を手がかりに薬師の湯旅館へやってきたのが斎藤の運転手田代と、芸者の麻美(三原じゅん子さん)。一年前近くで入水自殺を図ったところを旅館のおかみお柳(淡路恵子さん)、使用人万造に助けられたのが松代(斉藤由貴さん)。今では仲居として働き、お柳は彼女を息子貞二(倉田てつを氏)の嫁に・・と願っている。松代は妹の由紀子が突然現われ、驚愕する。金田一は足にヒビが入ったとかで湯治中。まず田代が殺され、続いて由紀子、麻美が殺される。お柳をひんぱんにうつすので、原作読んでない人でも彼女が怪しいとわかるはず。松代には人に言えない秘密がある。右肩にできた不気味な人面瘡に悩まされる。火事の記憶も彼女を苦しめる。彼女は老舗の和菓子店の長女で、譲治という婚約者がいたが、由紀子に取られてしまう。由紀子は昔から姉のものを奪ってばかり。松代は気がついたら血まみれの包丁を手にしていた。譲治を殺したのは自分では?由紀子も殺そうとしたのでは?殺してなくても火事の中、見殺しにした罪は消えない。現われた由紀子は早速貞二を横取り。由紀子が死ぬと今度は麻美がつきまとう。彼女の場合は3億円目当て。田代を殺したのは彼女らしい。でも薬師神社には何もなかった。お守りをよく見ると薬師乃湯神社だ。今は旅館の一部として台所に神棚が祀ってある。金はその下に埋められているに違いない。貞二と結婚して、おかみにおさまり、神棚の下を掘るのだ・・遠大な計画だなあ・・。3億円や貞二の出生の秘密などは原作にはなし。死体の数も増量サービス。松代は夢遊病の代わりに二重人格みたいになってる。お柳は原作と違い病気で死なず、万造と共に逮捕される。犯行の動機は旅館を潰したくないため。由紀子や麻美じゃだめ、貞二と結婚するのは松代でなくちゃ。エゴイストすぎるという批判ももっともだ。人面瘡は見せれば見せるほどばかばかしいが、作り手はそう思わないらしい。動かしたり声を出したり余計なことやっております。出演者では仲居のウメ役あき竹城さんがよかった。

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水神村伝説殺人事件(2002)


これは「車井戸はなぜ軋る」が元になってる。原作と違い、戦争は関係ないようで。冒頭、水神ダムの建設に反対している秋月善太郎(西沢利明氏)が鎧武者に斬り殺される。その10年後、岡山県知事に当選した横尾(大和田伸也氏)は、ダムの建設を中止する意向を示す。土木会社の本位田大三郎の自殺は、そのせいと思われた。金田一が水神村へ来たのは、大三郎の娘鶴代(坂口良子さん)に、自殺ではないと証明してくれと依頼されたから。本位田家と秋月家は仲が悪い。秋月家は酒造りを生業としていたが、ダムのせいでだめになってしまった。善太郎を殺したのも本位田家の仕業と恨んでいる。善太郎の死体は見つかっていないが、地蔵が彼の血で染まっていた。秋月凛子(田中美奈子さん)は横尾の秘書だが、全然仕事してない。と言うか横尾も冒頭だけであとは出てこない。そのうちアメリカで事故死したはずの大助が本位田家に戻ってくる。顔が焼けただれ、声も変わっている。一方秋月家の者は、大助ではなく伍一だと思っている。伍一と大助は顔がそっくりで見分けがつかない。伍一もアメリカへ行って10年になる。設定には無理やり感が漂う。梨枝は大助の婚約者だったが、今は弟の慎吉と婚約している。祖母の槇子は慎吉や梨枝の気持ちも無視して、大助と結婚させると言い出す。梨枝の家は本位田家に大恩があり、抗議もできない。頼みの慎吉は、元々は兄さんと結婚するはずだったんだしとか、家業も兄さんに・・と、まあおまえそれでも男かよと呆れるくらいじれったい。祝言の夜は家から車で2時間もかかるほど離れた山の現場で仕事している。誰がどう見たって”逃げた”としか思えない。梨枝があきらめているのが気の毒で。その梨枝が殺され、別の場所で大助も死体で見つかる。神社に奉納された手形から、大助は本人だったとわかる。となると大助の手形を取りに行った女中のお杉の死は何だったのか。大助本人なら手形を奪う必要ないはずで。でもこのことはスルーされる。他の出演は谷啓氏、尾見としのり氏、泉晶子さんなど。金田一は金詰まりらしく、腹をすかせている。トイレが近いのは年のせいか。

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トランプ台上の首(2000)


昭和30年代・・東京隅田川。夕方になると惣菜を満載したモーターボートがやってくる。コロッケ、豚カツ、ハンバーグ、オムレツ、野菜サラダ・・これらを買ってくれるのは、新しくできたアパート、聚楽荘の若奥様方だ。四階建てで一階あたり15世帯・・しめて60世帯あるから、いい稼ぎになる。以前は・・アパートができるまでは、水上生活者が主なお客だった。ひじきに油揚げの煮つけ、こんにゃくに里薯の煮ころがし、うずら豆の甘辛煮・・アパートでひと商売した後は、それらを待っていてくれる古くからのお客の方へ回る。宇野はアパートの一階に住むストリッパーのアケミが顔を見せないのをいぶかしく思う。惣菜や服装のことでいろいろ宇野にアドバイスしてくれたのが彼女。彼女の部屋の窓のあたりを見た彼は、血が垂れているのを見て不安になる。管理人のおばさんと一緒に調べてみると・・。トランプが散乱したカードテーブルの上にアケミの生首が!・・原作はこんな感じで始まる。普通なら見つかるのは首なし死体。それなのに、アケミの場合は胴体が見つからないのだ。なぜだろう。読む者をぐいぐい引き込む手際のいい流れ。でもテレビの方は題名こそ「トランプ台上の首」だが、なかみは「黒猫亭事件」。しかも原作には出てこないマジックが題材に。「トランプ」の模様がついた「台」の「上」で、人体切断のマジックが行なわれる。金田一は「首」と胴体が別々の人間というトリックを見て、一人二役、あるいは二人一役のからくりに気づく。と言うか、気づいてないのは金田一だけ、見ている我々はとっくにわかってる。金田一が親しくなったマジシャンのマヤと、黒猫亭のマダム繁子は同一人物だった。二人の女が糸島という男をめぐって三角関係と思われたが、実際は・・。黒猫亭が注目されたのは、隣接する蓮正寺の僧、日兆が見つけた頭蓋骨のせい。これが繁子のものだと思われ、姿を消した糸島が疑われた。しかし糸島も死体で見つかる。見ていて思う。いったい話はどこへ行き着くのか。ふらふらだらだら、ゆるい展開。首なし死体のようにさ迷い歩く。なぜコロッケやひじき、ストリッパー、音符模様のガウン、カードテーブル、おなかに張りついた大きなクモ・・にしなかったのか。


トランプ台上の首2


黒猫亭で賄いをしていたお君の話によると、繁子は松田花子という逃亡犯らしい。花子は17歳の時養父・・叔父を殺して出奔。17歳、養父と来ればあとは予想がつく。奇術師だった父の死後、花子は怠け者の養父に稼ぎをしぼり取られる日々。それだけではなく凌辱も。そういう、くみ取るべき事情は警察も知っていたのだから、自首していれば今頃は償いもすんでいただろうに、なまじ逃げたせいでいつまでたっても過去から逃れられない。次から次へとゆすられ、脅され、殺人を重ねるはめに。マジックだけが生きがいとか、くれなゐ座で風間に出会って真実の愛を知ったとか、見ている者の目をそらそうとあの手この手。「養父を殺した後、潔く自首するべきでした」などとは口が裂けても言わない。もちろんそれだと映画にならないんだけどさ。いつもなら9死タイム・・「私のせいじゃナインデス」があって、ヒロインは美しく死ぬけど、今回は金田一がこの先の人生みたいなことを言うので、あれれ?と思った。17歳の頃ならともかく、今は何人も殺している。よくて無期懲役だろ?と私なんかは思うんですけど。金田一の口ぶりだと数年で出てこれそうじゃないの。つかまる前にもう一度・・と、風間と二人で舞台でマジックをする。お客は金田一だけ。音楽もなし。どうせ途中で花子は血を吐いて美しく死ぬに決まってる。スローモーションで美しく倒れ、美しく花が散らばる。「あッ、しまった」と金田一がわざとらしく叫び、河合達が駆けつける。でも・・死ななかったな、珍しく。青いライトの中で無言で続くマジック。ゆっくり近づいていく河合達。このラストシーンはなかなかよかった。花子役は古手川祐子さん、風間役は三浦浩一氏。糸島役は石山葎雄氏。昔は石山律、あるいは律雄、現在は石山輝夫らしい。昔時代劇等でよく見かけた。やさしそうな顔と声でわりと好きだった。悪役で見たのは初めて。日兆役出光秀一郎氏は夏樹静子さんの息子らしい。他に高畑淳子さん。それにしてもどうして千代子の首を切断したのかな。胴体がないから指紋の照合はできないけど、歯の治療記録で花子じゃないとばれちゃったし、生首にする意味がない。

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呪われた湖(1996)

こちらは犯人を変更してある。死体数も増やしてある。昭和30年、金田一はなぜか鳥取砂丘にいる。そこで見かけた美しい女性と、なぜか岡山県の鬼頭(おにがみ)村で再会する。村では昔干ばつがあって、その時の水争いのせいで、いまだに北神家と西神家がいがみ合っている。北神の当主龍蔵(室田日出夫氏)は県会議長も務めた有力者だが、今は病がち。毎日通って世話をしているのが保健婦の秋子(多岐川裕美さん)で、金田一は思いがけぬ再会にびっくり。龍蔵の息子浩一郎は、短大出の才媛由紀子と婚約しているが、その由紀子が失踪。龍蔵が呼びつけたのが河合で、金田一はその後を追ってきたと。由紀子を水車小屋へ呼び出す浩一郎の手紙を見つけたのが母親の八重(鰐淵晴子さん)。しかし浩一郎には覚えがない。後で、西神の当主で村長の順三の息子、康雄が書いたものとわかる。由紀子の死体が見つかったのは九十郎の小屋。原作では由紀子は義眼だが、こちらは熱病のため髪がなく、カツラをかぶっていたという設定にしてある。原作での秋子は村長恭平の後妻で、浩一郎をたぶらかし、由紀子との婚約を妬んで康雄にニセ手紙を書くようそそのかす。由紀子に惚れている康雄に傷物にさせてやれという魂胆。大変な悪女なのだが、金田一が村へ来た時にはすでに失踪。後で死体で見つかる。つまり原作では生きている秋子は出てこないのだ。恭平はこちらでは村長ではなく、龍蔵の弟に変更してある。原作では九十郎が犯人だが、こちらは秋子。例によって彼女には悲惨な過去がどっさりくっつけられる。幼い頃両親は相次いで首吊り自殺。姉のかをりは鳥取へ養女に出され、秋子は浩一郎の子守として働く。両親の自殺は例の水争いのせい。水番だった父親は龍蔵のごり押しでうんたらかんたら。龍蔵に引き取られてからはいいようにこき使われる。戦争中は従軍看護婦としてルソン島へ。戦後は姉と二人、ストリッパーとして旅から旅へ。一緒に暮らせるのはうれしく、村へ戻る必要はないのだが、それでも戻ってきたのは・・。いつもの通り金田一は途中で鳥取へ。今回は浩一郎が疑われたため龍蔵が彼を雇ったから、お金の心配はなし?

呪われた湖2


そこでわかったのは、かをりが一週間前に亡くなったこと。鳥取砂丘で会った時、秋子は姉の遺灰と形見のレコード一枚を持っていて。金田一が河合達に秋子が犯人と話しても、その時点ではやや説得力に欠けるが、自首を勧める金田一に秋子が思いを話すうちに説得力が出てくる。いつもならお涙ちょうだい物語にうんざりする私だが、今回は感心しながら見ていた。秋子の中で何かが変わったのは、偶然恭平に出会い、思いがけない話を聞いた時。徴用されたのは龍蔵の娘なのに、龍蔵と恭平で手を回し、秋子に書き換えたというのだ。秋子が戦争を生き延び、行かずにすんだ娘が空襲で死んだのは皮肉な話・・と、恭平にすればただの笑い話だが、秋子にとっては・・。両親の死は元はと言えば龍蔵のせいだし、姉と別れ別れになったのもそのせい。人間として扱われず、物扱い。それでもすぐには行動起こさずにいたが、姉の死で一気に復讐モードに突入と。ここらへんは説得力がある。ただ、由紀子を殺すのは・・。赤ん坊の頃から世話をしている浩一郎といつしか愛し合うようになり、由紀子に嫉妬したのはわかるが、それだけでは弱い。なぜストレートに龍蔵に向かわないのか。恭平を殺したのは龍蔵に協力していたから、九十郎を殺したのは由紀子殺しを気づかれ、金をゆすられたため。秋子は浩一郎に、「オレとのことはみんなウソやったんか、オレはアンタのオモチャやったんか」となじられるが、これもおかしい。浩一郎の方こそ秋子がいるのに何で由紀子と婚約するのかいな。龍蔵に反抗した様子もないし・・。龍蔵は心臓発作でも起こして秋子の復讐完了となるかなと思っていたが、死ななかったな。いつもなら秋子も金田一が河合に待ってもらっている間に美しく自殺するところだが、今回は死ななかった。うん、だっていつも自首の勧めと言うより自殺の勧めにしか思えないんだもの。由紀子の死体を湖に沈めた浩一郎が何のおとがめもなしなのはちょっと不自然。まあ今回は多岐川さんの信じられないくらいの若さ、美しさに驚嘆して、たいていのことはどうでもよく思えるんですけどね。1951年生まれで1996年の作品だから当時45歳くらい?・・ひぇ〜信じられない!

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白蝋の死美人(2004)


これは「蠟美人」と「雌蛭」がベースになってるらしい。銀幕の妖花マリ(杉本彩さん)は作家の信造と結婚するが、名門伊沢家の家風に合わない。そのうち信造が殺され、マリが疑われるが出奔。その後男女の黒焦げ死体が発見され、法医学の権威畔柳(清水絋治氏)が彫刻家の瓜生と共に女の方を復顔すると、何とマリの顔で。畔柳は過去信造の母加寿子(岡田茉莉子さん)と何かあったようで。その彼も殺され・・。大筋は「蠟美人」の方からいただいている。金田一が忘れ物を取りに行って欲しいという妙な依頼を受け、男女の死体を発見する部分は「雌蛭」。それにあれこれ・・凄まじい嫁いびり、不義密通・・マリが実は加寿子と畔柳の間にできた子供だった、徹郎(信造の弟)が亀井の妻福美と不倫していた、信造がお手伝いの小百合をはらませていた・・、事件の起きる三年前金田一は偶然マリと出会っていたなどなど。まあこれでもかというくらいドロドロです。こういうのの常として加寿子やマリには運命にもてあそばれた、自分ではどうしてみようもない、ささやかな幸せさえ許されない、みんな私のせい、私は罪深い女・・そういったものもくっつけられます。要するに同情要求モード。金田一がいるのは鎌倉か。仕事がないらしく、旅館でうだうだ。せっせと隣りの洋館・・伊沢家・・を覗き見。見ていてちょっとかんべんして欲しいなあ〜と思ったのが岡田さん。目とか首とか、もう年齢がモロに出てるのに、上からすっぽりかぶせたようなヘアスタイルがちぐはぐで。最後は全部自分のせいと自殺するけど、海辺のシーンで流れるのがどこかで聞いたようなメロディー。「ベニスに死す」のマーラーの曲か。もう死ぬって見え見えで。伊沢家に残されたのは長女の早苗一人。母や兄の相次ぐ死、婚約破棄のせいで発狂か?腹ボテの小百合はこれからどうするのか。マリは瓜生の出所を待つと言う。死刑にはならずにすむのか。徹郎(岸本祐二氏)と福美を殺したのは亀井だし、信造と畔柳は向こうからナイフで襲ってきたんだし。ところでこの瓜生と徹郎がそっくりで。あたしゃてっきり二役だと。瓜生が加寿子の不義の子だと。そしたらマリの方でした。だからマリと信造は兄妹なのに結婚しちゃったわけ。まあ橋本さとし氏の瓜生は大人しくてやさしくてまともでよかったです。

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病院坂の首縊りの家(1992)

昭和28年、法眼一族の持ち家・・戦後は廃屋になっている・・での奇妙な結婚式。その後見つかった生首。ストーリーは映画と似ている。原作だと20年ほど間があく。殺された由香利の身代わりとして法眼家に入った小雪は、弥生のもとで研鑽を積み、見事経営手腕を発揮するのだが、映画もテレビも昭和20年代だけですませる。そのせいで、原作にはない弥生の母を出してくる。映画では冬子が弥生の娘、こちらでは敏男が弥生の息子になっている。遺伝子組み換え操作(←?)があっちゃでもこっちゃでもされているので、何が何やらわからなくなる。でもそんなことは実はどうでもいいのだ。これでもかというくらい悲劇見せて、見る者の涙を誘おうという魂胆(成功してないけど)。何だか聞き覚えのある荘重な音楽が流れてきて・・「八つ墓村」もそうだったけど・・。「ベニスに死す」で使われたマーラーの曲だ。20年ほど前の作品だから、古谷氏も、弥生役山本陽子さんもまだ若い。等々力警部役故ハナ肇氏、本條役梅津栄氏も元気そう。由香利と小雪役は川上麻衣子さん。映画での桜田淳子さんが印象に残っているせいか、川上さんはちょっと物足りない。敏男役宇梶剛士氏は原作のイメージに近くていい。全体的に原作のドロドロ感やギリギリ感、どぎつさやなまなましさ・・そういうのが希薄。ちょこっと頭打って死ぬし、すぐ自殺するし。後半になると、だんだん道がそれてくる。法眼病院の現院長の滋(河原崎建三氏)が出てくるので、原作通り彼が犯人か・・ここで映画と差をつけるのかと期待したら・・何やらぐずぐずで終わってしまった。あの状況で、弥生が夫である滋を助けないのはおかしいな。自分が真犯人なんだし、彼は妻をかばおうとしてるんだし。原作では滋は由香利(小雪)の夫。弥生の亡夫琢也が冬子(あいはら友子さん)を囲い、生まれたのが小雪。で、テレビでは琢也は由香利が弥生と継父五十嵐との間の子と疑って、由香利に冷たく接したとか何とか。でも、その由香利と小雪はうりふたつで。もし由香利が五十嵐の子なら、小雪にそっくりなわけないはずで。いや、ここらへん家系図でも書かないと・・文章読んでも何が何やらでしょうな。全体的にふにゃっとした感じで、出来はよくないけど、法眼家の豪華な内装・・廊下も全部畳とか・・はよかった。画面はきれいでくっきり。廃屋がミニチュアっぽいのと、生首がモロ張りぼてなのはバツ。

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不死蝶(1988)

昭和23年頃・・金田一は矢部杢衛(内田朝雄氏)からの依頼で信州の射水へ。今射水には町に多大な寄付をしたブラジルのコーヒー王の養女マリ(有森也実さん)が、母親君江、家庭教師河野、カンポ(ウガンダ・トラ氏)と共に玉造家に滞在中。杢衛は、23年前次男英二を殺し、底なし井戸に身を投げて自殺したと思われている玉造の朋子が、君江に違いないと思い込んでいる。射水署の神崎警部(矢崎滋氏)をせっついても相手にしてくれないので、金田一を呼び寄せたというわけ。朋子は杢衛の長男慎一郎(清川新吾氏)と恋仲だったが、彼には親が決めたいいなずけ、峯子(宮下順子さん)がいた。慎一郎の娘都は玉造の康雄と恋仲だ。康雄、由紀子兄妹の両親はすでに亡くなり、原作では祖母の乙奈は杢衛と恋仲だったが、家のために結婚できず・・。つまり三代続いてロミオとジュリエット状態なわけ。ストーリーはさほど原作から逸脱せず、普通だが、全体的にはもたついた感じ。鍾乳洞の中とか、全然そんな感じがせず、張りぼて感が漂う。神崎の部分でコメディー色を出すが、浮いた感じ。ちょっとびっくりするのは、ウガンダ氏が身軽なアクション見せること。ブラジルだからカポエイラ、他に金田一とマリがパーティでタンゴを踊る。踊っているうちにマリは金田一こそ私の運命の人・・と思い込み、ラストでは何と一緒にブラジルへ行って欲しいと言い出す。一度思い込むと猛進するのは杢衛譲りか。もちろん金田一にはその気ゼロで、大きな瞳に涙を浮かべる有森さんがきれいだ。冒頭汽車の中で金田一が話を聞く土地の男性は、藤木悠氏なので、絶対また後で出てくるだろうと思ったのだが・・。峯子の兄宮田役は神山繁氏、古林役が勝部演之氏、清川氏はいつもなら悪役だが、今回はいい人役。昔は二枚目役やってたんだよな、確か。それにしても・・テレビシリーズの方もそうだったけど、パーティのシーンって盛り上がらないんだよな。昭和23年の田舎町じゃ洗練もへったくれもないけど。あと、パーティに出ていた何人かは素人って丸わかりだし、康雄の演技もひどかったな。お尻がムズムズしちゃう。

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本陣殺人事件(1983)


「名探偵・金田一耕助シリーズ」一作目だが、出来はトホホ。もっとも、出てくる人が皆若く、それだけでも貴重。特に金田一は若い。髪の毛もそんなにもじゃもじゃじゃないし、まっすぐっぽい。性格も控えめで、逆立ちもしない。原作では事件が起きてから久保に呼び寄せられるが、こちらでは結婚式から出ている。花嫁克子には叔父の久保しか出席者がいないから、せめてもう一人くらいは・・というのはわかる。事件ではいろいろな音が手がかりになるが、こちらでは悲鳴と琴の音くらい。中国街道の本陣、一柳家の跡取り、賢蔵が克子と共に殺され、しかも現場の離れは内側から戸締りがしてある。つまり密室殺人。日和警部はあたりをうろついていた三本指の男を犯人だと思い込むが・・。賢蔵の弟三郎の態度が怪しいので、原作を知らなくても・・。まあ彼は殺人はしてなくて、協力者なんだけどね。見ていてがっくりくるのは、彼らの母親糸子の扱い。演じているのが高峰三枝子さんだから、普通の未亡人てわけにいかないのよ。子供五人のうち二人は省略。賢蔵がなかなか結婚しなかったのも、今回のような計画立てたのも、三郎が協力したのも、母親の奔放な性格を憎んでのこと。彼女は義弟の伊兵衛と不倫を重ねていたが、夫に見つかった時は別の男と一緒だったようで、オヨヨ。賢蔵は克子にあやまちを告白されると、母だけでなく彼女にも裏切られた・・とプッツン。と言って表には出せない性格なので、克子を殺して自分も自殺・・という方向へ。原作と違うのは三郎のマザコンぶり。愛してるが故に憎しみもつのると・・。で、こんな家族だから呪われた血ということになる。可憐な鈴子も暗い運命からは逃れられず、脳腫瘍で長くはない。全体的にテレビシリーズとそっくり同じ流れで、これじゃ何のために作ったのかわからないなという感じ。トリックは別として、一作目ならもっと目新しい部分押し出すんじゃないの?よろめき母さんとマザコン息子じゃ芸がない。賢蔵が西岡徳馬氏、三郎が本田博太郎氏、克子役山本みどりさんがきれいだ。克子の親友白木が大塚良重さん、久保が下条正巳氏、日和がハナ肇氏、鈴子が牛島千恵さん。


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本陣殺人事件(1992)


「本陣」は「犬神家」や「獄門島」よりは感想書きやすい。登場人物さほど多くないし、こみいった人間関係もなし。ところがまあこの作品、ドッロドロにしてあるんですよ。私、頭の中で「そんなバカニャ!」とか「「ニャンですって!?」とか猫語で叫んでおりました。よく猫の本買うので、ついついこういう言葉遣いになるんですニャ。今回久保は病気ということで出てこない。婚礼の間に金田一と克子が散歩するなど、克子の出番多くしてある。たいていの「本陣」の克子はほとんどセリフもなく、殺されるためだけに出てくる。克子は自分が一柳家の者に歓迎されてないことを知っている。しかし一柳家の一員となることによって、古くさい家風を変えていきたいと決心している。明るく積極的。長女の妙子(古手川祐子さん)は当主糸子(佐久間良子さん)から家を継ぐよう言われたが、そんなのまっぴらだ。ここで見ている者は思う。両者とも一柳家の因習的な考えを変えたい、あるいは嫌っているのだ。なぜ二人で力を合わせて立ち向かわないのだろう・・って。原作での妙子はもっと年がいってて、すでに嫁いでおり、上海にいて、事件には無関係。秋子も分家の嫁で、事件には無関係だが、こちらでは重要な役回り。驚いたことにクライマックスは金田一の謎解きではない。謎解きがなされる時点で、まだたくさん時間が残っているのを見て、いやな予感にかられる。古谷版「本陣」のように、糸子は伊兵衛によろめいたりしない。しかしやはり一柳家の呪われた歴史を強調する。ところが糸子のやったことと言えば・・。呪われた歴史にピリオドを打つどころか、さらに血でドッロドロにしていくのだ。もちろん彼女はそれもこれもあれもみんな一柳家のためと弁解するのだ。しかも延々と。長すぎるニャ。いいかげんにして欲しいニャ。賢蔵や三郎がどういう性格であれ、一人の生きた人間であって、道具ではない。一柳家の存続に必要かどうかで生死を決定されていいわけがない。そう、彼らは生まれる時点ですでに操られているのである。子供を産めない糸子に代わって、跡継ぎを産まされたのは秋子。その秋子まで糸子と一緒になって・・もう信じられニャ〜い!!糸子は離れに火を放ち、美しく自殺。それはいいけど、秋子はあの後どうなったのかニャ?秋子役は吉行和子さん、白木が牧瀬里穂さん、鈴子が小田茜さん、田谷が赤井英和氏。


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魔女の旋律(1991)

「空蝉処女」という短編が元らしい。横溝正史の作品は時代小説なんかは別としてほとんど持っているのだが・・これは持ってないな。昭和26年の倉敷、市会議員朝倉精一郎(河原崎次郎氏)邸が全焼。父親(穂積隆信氏)は司法解剖を拒否。精一郎は表向きは失火による焼死で片づけられる。岡山から倉敷へ移った等々力は、精一郎と結婚することになっていた水島珠生(伊藤かずえさん)による殺人放火と確信し、独自に捜査を続けている。京都で偶然ヴァイオリンを弾く女性を見かけた金田一は、12歳で病死した妹弥生のことを思い出す。記憶を失っているというその女性は、ハンカチの刺繍から珠生という名前だけはわかっていた。金田一は彼女の記憶を取り戻す手助けをすることになる。朝倉は珠生を息子の仇と恨んでいる。妾腹の次男精四郎(萩原流行氏)は珠生と関係を持ち、子供も生まれたらしい。それを精一郎に知られてしまい・・。その頃珠生の父親が死に、彼女は莫大な遺産を継ぐことに。精四郎は珠生と結婚し、朝倉の財産と水島の財産両方を手に入れようとする。金田一の直感では、珠生はとてもそんな悪女には見えないのだが・・。妹の記憶のせいで自分の目が曇っているのか。見ていても誰が誰だか、どういう関係なのかよくわからない。伊藤さんのヘアスタイルも変な感じ。結局珠生と思われた女性は、実は瑞穂という貧しい女性だったとわかる。血の繋がりはないが、瓜二つというくらいそっくりで、しかも二人ともヴァイオリンの名手だったという設定。珠生は生活に困窮していた瑞穂を助けるフリをして近づき、精一郎殺しの犯人に仕立て上げ、自分は瑞穂として生きていこうと企む。水島家の莫大な財産のことはどうするつもりだったのかな。瑞穂は貧乏なんですぜ。精四郎と組んでいたっていうのなら話はわかるが。ラストの心中は余計だ。赤ん坊の安否がわかったからいいってか?珠生・・実は瑞穂に心を寄せる啓一役は沖田浩之氏、長内美那子さんはどこに出ていたのだろう・・啓一の母親?他に石山律雄氏。珠生と瑞穂のヴァイオリンの先生の家はなかなかよかった。和洋折衷と言うか。そんなところしか印象に残らないほどストーリーは何じゃこりゃ。

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ミイラの花嫁(1983)


原作では鮎沢は大学教授だが、こちらでは京都の織物関係。心当たりのない結婚式の招待状を受け取り、京都へやってきた金田一。しかし花嫁京子(根本律子さん)の父鮎沢(田村高廣氏)には招待してないと、冷たくあしらわれてしまう。せっかく礼服に着替えたのにねえ。ところが式の最中、天井から血がしたたり落ち、天井裏へ上がってみると男の死体。顔や手足の指は硫酸で焼かれていたが、京子に求婚していた緒方(速水亮氏)が、様々ないやがらせや脅しのあげく自殺したのでは・・となる。この騒ぎのせいで式は延期。京子は琵琶湖湖畔の別荘へ。世話をしてくれるのは佐和子(茅島成美さん)だが、生け花の先生がここまでやるのは不自然。もちろん彼女は鮎沢と結婚したいのだが、鮎沢の頭の中は京子のことでいっぱい。原作読んでなくったって犯人は見え見え。出没するミイラ男が鮎沢と書生の栗田なのも。式の延期がおもしろくない鷲尾(三ツ木清隆氏)が京子に迫ると、ミイラ男が現われて首を絞め・・。あら?その後どうなったの?鷲尾は生きてるの?死んじゃったの?この後全く描写されないなんて・・ありえな〜い!京子は緒方の方が好きだったみたいだし、これじゃあ踏んだり蹴ったり絞められたり・・ですな。やっぱ殺されちゃったのかな。原作では金田一は出てこない。湖畔で由利麟太郎に声をかけられた鷲尾が、決心して相談に行くということになっている。こちらの後半部の繭の谷がどうとかいうのは原作にはなし。鮎沢が横恋慕して硫酸かけた女性を、結婚式の夜切り殺したら赤ん坊が生まれたという、何が何やらの設定。その赤ん坊が成長するにつれ母親そっくりになったので、またまたよこしまな恋情をいだくようになったという・・。繭の谷の洞窟には花嫁、出席者達のミイラ、緒方の死体があって。招待状を金田一に出したのは緒方なのだが、相談や依頼の手紙でないのは変だ。20年前の生き残りの老人(天本英世氏)が声を失っていることを考えれば。また、金欠の金田一がわざわざ汽車賃使って京都まで来るのもありえない。よかったのは棺から花嫁のミイラが起き上がるところ。鮎沢に近づき、くたりと倒れるところ。緒方の妹八重子の芝居とわかっていてもゾクゾクする。

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三つ首塔(1993)


昭和25年京都の丹波、金田一は黒川弁護士の代理で法師村の座光寺家へ。アメリカへ渡って成功した玄蔵が死に、遺言状を公開するために来たのだ。集まったのは玄蔵の長男で当主の雷蔵(鶴田忍氏)、雷蔵の長女音禰(安永亜衣さん)、次女由香里(武田京子さん)、玄蔵の長女蝶子(山口美也子さん)、蝶子の内縁の夫島村。しかしまだ二人いると聞いて彼らは不審がる。現われたのは宮本薫(大谷直子さん)と息子の俊作(高川裕也氏)。座光寺家は以前宮本家の小作をしていたが、今では逆転し、座光寺家の方が羽振りがいい。なぜ仲の悪い宮本家が呼ばれるのか。遺言状には遺産の大半・・6億5千万が俊作と音禰に行くことになっていた。条件は二人が結婚すること。俊作と由香里は慕い合っている仲なので、ショックを受ける。音禰に異存はない。後でわかるが、彼女は養女で、昔から由香里のものを欲しがり、奪うところがある。美人だが、冷たく打算的で、何を考えているかわからない不気味なところがある。ここらへんでわかるが、原作とは全くと言っていいほど違う流れで、犯人も違う。原作の誠也にあたる人物が出て来ず、大谷さんが出てきた時点で、展開の予想はつく。薫は音禰との結婚には反対する。由香里ともだめだ。しかしはっきりとした理由は言わない。座光寺家とは関わりたくないだけでは、俊作が納得するはずもない。見ている我々は、由香里か音禰が俊作と兄妹なのだろうと想像する。「悪魔の手毬唄」と同じだ。遺言状のところでは「犬神家の一族」みたいに、由香里が「あたしのこと何にも書いてない!」と叫び出すかと思ったし。公開の後の宴会で、薫が突然苦しみ出す。吸い物に仕込んであったトリカブトのせいだが、幸い致死量ではなく、大事に至らずにすむ。吸い物は元々は俊作が飲むはずだった。と言うことは遺産相続をめぐっての犯行か。しかし、何が書いてあるかわからない遺言状の公開から宴会までの間に毒を用意するなど、普通はできない。事前に内容を知っていた者の犯行のはず。金田一が黒川弁護士に問い合わせないのはおかしい。見ている我々は、薫が助かった時点でこりゃ怪しい・・と思う。毒殺を企む者が毒を少なめにしておくはずがない。一度被害者になっておいて、容疑からはずれようという魂胆なのは見え見え。

三つ首塔2

その後由香里が首なし死体で見つかる。続いて雷蔵も。由香里は俊作と駆け落ちしようとして、音禰に縛られて倉に閉じ込められる。スキを見て逃げ出し、俊作の元へ急ぐ。バスに飛び乗ってやれやれとなるが、バスは違う道へ。この流れを見ると、音禰は少なくとも直接には手をくだしていない。閉じ込めた由香里をどうするつもりだったのかは不明。バスがタイミングよく通りかかるのも不思議だ。いつどこで由香里が現われるか、犯人にはわからないのだから。雷蔵の時も、音禰は俊作と一緒なので、直接手をくだしていないのは明らか。通夜の席から俊作を連れ出し、誘惑しようとするなど音禰は異常だが、そのうち俊作も彼女と結婚する気になる。途中で音禰に変化が現われ、見ているこっちも、もしかしたら彼女、そんなにひどい性格でもないのかも・・と思い始める。途中金田一に、自分は養女であることや、雷蔵が三つ首塔のことを口走っていたと話す。と言うか、金田一に話す前に警察に言うのが筋だろ。蝶子によると、三つ首塔は玄蔵が雷蔵に命じて作らせた供養塔らしい。金田一が行ってみると、由香里と雷蔵の生首が据えられていて。塔内にはクモの巣一つなく、ホコリも枯葉もなし。生首からは異臭がしているはずだが、金田一は気づかない。ハエも飛んでいない。その後蝶子が殺され、やはり首が塔で見つかるが、警察は見張りとかしていなかったようで。島村も殺されるが、こちらは首ありで、座光寺家の人々とは明らかに扱いが違う。蝶子が殺される時、犯人は駐在の古坂(岡本信人氏)だとわかる。その前に金田一に映画の「無法松の一生」の話をするので、彼が映画と同じく人妻・・この場合薫・・に密かな恋心を抱いているのがわかる。自首した古坂はすべては自分の犯行と主張。一方薫は音禰の本心を問いただす。音禰は金と名誉だけが目的で、俊作のことは愛していないとうそぶく。一時好感度がアップした音禰だが、ここで一気にダウン。薫は音禰を刺し殺す。せっかく古坂が罪をかぶってくれたのに、これじゃだいなしだ。と言うか、音禰は座光寺家の者が殺され、残されたのが自分一人になったのに、全然用心していないじゃん。その後はこれでもかというくらい大量の不幸を薫にくっつける。山盛り大盛りてんこ盛り、お代わり自由、今から30分オペレーターも増員だ!(何のこっちゃ)

三つ首塔3

薫は目の前で玄蔵が父親を殺すのを目撃してしまう。しかも玄蔵はその場で彼女をレイプ。金も盗み、殺人と強盗の罪を武内に着せ、自分はアメリカへ高飛びする。武内は刑務所で自殺、その息子が古坂。てことは薫は武内が無実の罪で刑務所へ入れられるのを黙って見てたのかいな。その後玄蔵は罪を悔いて供養塔を作らせ、遺産相続でも薫に有利なように計らう。ここでも武内のことは無視かよ。座光寺家との関わりを薫がいやがる理由がこれで明らかになる。遺産なんかもらっても恨みが晴れることはない。それ以上に問題なのは、音禰との結婚という条件。ひどい経験をした彼女を癒してくれたのが宮本。俊作も生まれ、一時は幸せだったが・・。実は音禰は玄蔵の子、俊作にとっては異父姉。二人を結婚させるわけにはいかない。島村が殺されたのは、レイプの現場を目撃していて、それをネタにゆすり、関係を強要していたから。薫は音禰には何も話さない。実は私はあなたの母親で、俊作とは異父姉弟なのよと言えば、少しは結末も違ったのでは?殺してから「こうするしかなかった」ってアンタ。座光寺家の三人にしても、玄蔵の家族っていうだけで、直接にはアンタに何もひどいことしてないでしょうが。これで薫に同情しろなんて、いくら何でも無理ですがな。いつも通りマーラーの曲が流れ、「ベニスに死す」モード。いつも通り金田一は何もできずウロウロするだけ。別に音禰は殺さず、真実を知った彼女がこの先俊作とどう生きていくのか、そっちの方を描いて欲しかったが。音禰のキャラをここまで変更するのなら、その先の世界へ挑戦して欲しかったが。そんな期待も空しく、いつもの通り、犯人は悲劇のヒロイン、世の不幸を一身に背負い、何人殺そうが罰せられず、美しく死んでいく。この既定路線をはずす勇気は作り手にはないようで。それにしても2時間ドラマでの金田一物はどれもこれもはずれだ。いったいどうしてなんだろう。作り手の考えと見る側の求めているものが違うんだろう。全作品を見たわけではないが、大物女優が出てくると、あ、この人を中心に内容が変更されているのだな・・とわかる。キャラも変えられ、犯人も変更される。あとはいかに見ている者の涙をしぼるか。見ている方は涙どころか、笑いをこらえるはめになるのだが。

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迷路荘の惨劇(2002)


いつもより長いのは横溝正史生誕100年記念だからか。前に見た時は何じゃこりゃ〜!だった。今見るとわりに原作に忠実な流れ。もちろんあれこれ変更してある。昭和25年、原作は富士の裾野だがこちらは京都。南禅寺やら琵琶湖疏水やら祇園祭やらがはさまれる。実業家篠崎(六平直政氏)のキャラが、成り上がりのゲス男なのか、妻の倭文子(羽田美智子さん)にぞっこんの純粋な男なのか。どっちも強調しようとしてかえってとっちらかってる。辰人(宇梶剛士氏)が元妻倭文子にやさしい言葉をかける穏やかな性格なのか、義母加奈子をレイプしようとし、それを止めた使用人静馬を恨んで惨劇を起こさせた悪党なのか、これもはっきりしない。人間にはいいところも悪いところもあると言いたいなら話は別だが。ちょっと残念なのは、金田一が風呂に入っている時聞こえる柳町のフルート演奏。実はこれが大きな意味を持つのだが、スルーされている。入浴剤の方はちゃんとやってる。静馬が糸(野際陽子さん)の息子というのは原作と違う。柳町の自殺あたりからストーリーはそれ始める。何たって倭文子を気の毒な、でも誇り高い美女に仕立て上げなければならない。タバコを手に取った時、絶対これに毒が仕込んであって・・と、見ている人全員思ったはず。でも死にませんでしたな。代わりに糸を自殺させなければならないから。糸の自殺も原作にはなし。いつでもどこでも糸が出てきて、野際さんの独演会になっていましたな。変にみんなのキャラをいじくり、そのせいで変に芝居がかった感じになり、また京都観光映画にもなっていた。まあ原作はしっかりしてるし、入浴剤とか地下迷路とか小道具も生かされ、前回見た時よりは出来はまともに思えた。最初に地下へ下りる時、見下ろす糸の表情に金田一が不審を感じるところは原作通り。その一方で女中のタマ子の髪型が気になった。ちゃんと縛れ!上川隆也氏の金田一はもっと見たかったが・・。今からでも遅くないからまたやってちょ。等々力警部は中村梅雀氏、運転手奥村が新井康弘氏、井川刑事が火野正平氏、天坊元子爵が長門裕之氏。知ってる人はそれくらいか。


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迷路の花嫁(1993)


原作は売り出し中の作家、松原が主人公で、金田一はあまり出てこない。推理小説をよく読む人なら、途中で犯人はわかるだろう。今回何度目かの読み直しをしながら、これって人情時代劇だよな・・って思ってた。ろくに仕事してないくせに、いやに金回りのいい色男の遊び人がいて、殺人事件に巻き込まれる。女性を食い物にしている悪人がいて、何とか毒牙から逃れようとあがいている女達がいて。そのうちの一人薄幸の美女は色男によって救い出され、またある女はやはり彼のおかげで所帯を持つことができる。またある大店の娘は自分の身を悪人に投げ出す寸前に救われ・・とにかく色男は次々に人助けをし、悪人の鼻を明かすのだ。彼にはプラトニックな関係のままで終わった女性がいる。彼女は悪人の毒牙にかかって自殺したのだ。だから彼には明るくふるまっていてもどこかカゲがある。最後はたぶん長屋のみんなに囲まれ、息を引き取る。外では同心や岡っ引きが彼の死を悼んで黙祷する。江戸時代だと私立探偵は・・??善と悪がはっきりしていて、悪人はあくまでも憎たらしく、女はあくまでも薄幸で、ヒーローの行動はあくまでも痛快。そして涙をそそるラスト。・・妄想はそれくらいにして・・原作は昭和29年くらいだが、テレビは35年。本堂(佐川満男氏)は戦傷ではなく痛風のせいで足が不自由。息子の蝶吉も白痴じゃまずいので普通の子に。原作で一番心にしみるのは、実はこのおでんの串を持ってぽかんとしている蝶吉の描写なのだが。金田一はほとんど松原の役回りなのだが、それだと誰か別の人を犯人にしなきゃならない。ねちっこくしゃべる建部(中尾彬氏)が出てくるので、彼が犯人かなと思ったが違った。金田一は重い結核であと数日の命という綾子(赤座美代子さん)を助けるが、ちょっと目を離したスキに殺され、責任を感じる。うわごとに出てきた「いずし」「きょうこ」を頼りに、兵庫県の出石を訪ねる。泊った滝川旅館(原作では呉服屋)では五日後に一人娘恭子(荻野目慶子さん)の婚礼がある。綾子が気にかけていたのはこのことか。ちなみに綾子は原作には出てこない。


迷路の花嫁2

ここまでは順調だったが、後はみんなして隠し事ばかりするので、なかなか前に進まない。霊媒の薬子(くすりこ)が殺され、現場を見た恭子は逃げ出すが、その際血のついた手袋を落としてしまう。それを拾ったのが原作では松原、こちらでは金田一。薬子の死体のまわりに血まみれの猫がわんさかというのは原作通りだが、出演した(←?)猫にとっては迷惑だっただろう。風呂好きならともかく。恭子は薬子を訪ね、死体を発見したことは認めたものの、訪ねた理由は言おうとせず、自分から婚礼中止を申し出る。「なかったことにしてください」・・って当日にキャンセルするなよ!婚約者の欣之助(宮川一朗太氏)は納得せず、金田一に調査を頼もうとしたり、恭子の身を案じて夜も見張っていたりする。結局恭子が口をつぐんでいたのは、犯人が父親(小坂一也氏)だと思い込んでいたため。あの日父親は薬子と会うことになっていて。ところが父親は足止めを食って会いに行けなかったことがわかる。父は犯人ではなかった。彼女は現場に落ちていた凶器のナイフを持ち帰って隠していたが、それには父親ではない誰か・・真犯人の指紋がついているわけだ。小細工せずちゃんと警察に渡していれば、次の犠牲者は出ずにすんだのだが。本堂とタバコの箱の件も原作通り。彼は妻の死は建部が原因と信じている。恭子の方は継母が毒牙に。とにかくどの女も建部の思い通りになってしまう。原作の建部は非常に下卑た印象で、何でこんなのに女性達が虜にされるのかいな・・と思うが、テレビの方は中尾氏なので、少しは説得力がある。深みのある声や表情がいい。ただ、もう少し祈祷所がにぎわっている感じを見せた方がよかったのでは?原作では松原のせいで、こちらでは金田一のせいで、建部は次々に女達に逃げられてしまう。原作では最後に残った女に、顔に硫酸をかけられ、失明してしまう。その女はその後橋から線路に飛び降り自殺する。時代劇なら柳の木の下をフラフラ歩いてきたと思ったら川に飛び込み・・ってところかいな。

迷路の花嫁3

テレビでは欣之助は実は建部の息子ということになっている。雑司ヶ谷で五年前に霊媒殺しがあったが、この被害者が実は建部の妻で、二人の間にできたのが欣之助。彼は実の母を殺したわけだが、それを目撃してしまったのがそこに住み込んでいた綾子。彼女も建部のせいで出石を出奔、東京に出てきていた。その時はそれですんだが、つい最近綾子は偶然欣之助が友人と話しているのを聞いてしまう。何と自分の娘恭子が殺人犯欣之助と結婚するという。こりゃいかん止めなきゃ・・と出石へ向かおうとするが、病気と欣之助のせいで・・。いつの間にか欣之助のことを調べ上げた金田一。一見爽やかな好青年欣之助は、実は金遣いが荒く、しかも殺人鬼だったと。ナイフについている指紋は彼のものだと。もちろん欣之助は自分は犯人じゃないと否定しまくるが、そのうち自分のせいじゃない・・と、責任転嫁し始める。欣之助の母親・・養母だが・・はナイフを恭子からひったくると、建部を刺し、自分は自殺。一瞬の出来事なので、誰も止められない。あの〜何ですか、この流れ。最初は実は真犯人はこの母親で、欣之助を助けようとして行動を起こしたのかと。元凶である建部を道連れに・・でも、それならちゃんと自白してからだよな。欣之助をかばおうと・・自分が罪を背負う気なら、やはり欣之助がしらばっくれてる間に自分が・・と言い出すはず。建部殺しにナイフを使えば、元の指紋はわからなくなるだろうし。でも、そういうの全然なしで、いきなり行動するからこちとらわけがわからんわけよ。一番考えられるのはオマケでもう二人ほど死人を追加しよう・・と、作り手が考えたってこと。理由なんかどうでもよろし。荻野目さんは何か腫れぼったいような顔をしていたな。奈津女役吉川十和子さんはきれいだ。松原が出ていないので、彼女は薬子のところの書生、河村と結ばれる。小坂氏が出ていたのにはびっくりした。この頃にはまだ生きていたんだ。ハナ肇氏はこの作品が最後の等々力警部役。原作はみんな東京だが、こちらは出石焼とか出石そばとか名物の他に、観光名所らしきものも出てきて、何となく寅さんシリーズぽい。

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八つ墓村(1991)

「八つ墓村」と言えば1977年の映画が代表的なんだろうけど、私は大昔NHKで見たのが印象に残ってる。と言ってもほとんど覚えていないんだけど。キャストは山本耕一氏(辰弥)、水野久美さん(美也子)、川口晶さん(典子)で、金田一は出てなかったようで。こちらは1991年の2時間ドラマ。鶴見辰吾氏(辰弥)、夏木マリさん(美也子)、浅田美代子さん(春代)、金田一は古谷一行氏。長編を2時間にまとめたため、かなりそぎ落としてあり、辰弥と結ばれる典子はカットされ、辰弥と美也子がくっつく。際どいシーンがいくつかあり、家族揃って見ていると、えらいことになる。強調されるのは辰弥と美也子の恋で、特に美也子は呆れるくらい悲劇のヒロインに仕立て上げられている。原作だと彼女は慎太郎にプロポーズして欲しいが、落ちぶれた彼は尼子残党の財宝捜し出し、金持ちになってから・・と思っている。で、美也子は手っ取り早く財産を彼に継がせようと、田治見家の者を殺しにかかるのである。ばれないよう無関係な者も殺し、カムフラージュ。それがこちらではあれやこれやいっぱいくっつけて、こういう悪いことしたのも無理ないのよ、やむにやまれぬ事情があったのよ、ほらかわいそうでしょ、さあ同情しろこら・・となってる。慎太郎に財産継がせたいけど、美也子自身は彼と結婚したいわけでも、お金欲しいわけでもない、ただ恨みを晴らしたかったと。そのせいで慎太郎のキャラはあいまいもこ。原作では見つかる財宝も、こちらではなし。美也子に比重かかってるせいで、春代の辰弥への恋情も描写不足。英泉が辰弥を殺人犯呼ばわりした時に、食ってかかるのは(美也子ではなく)春代でなくちゃ。死の直前に春代が辰弥に思いを打ちあけるシーンは、もっと感動的になったはずなのに。それにしても今回の金田一は役立たずで、何のためにいるのかわからん。とらえられた美也子を前に得意になってペラペラ謎解き。そんなことしてるから美也子は小指の傷から入った毒が体中に回り、のたうち回る。見ている方も辛いですぜ、バカバカしくて。また、「アルビノーニのアダージョ」とやらが、やたら深刻なムードぷんぷんさせながら流れるのもイタイ。あたしは慎太郎さんの体と、田治見家の莫大な財産両方とも欲しいのよ、文句あっか!・・で、いいと思うんですけど。


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幽霊座(1997)

昭和32年、岡山の久賀村。鎮守の森の樫の木は首くくりの木と言われていて、今朝も心中死体がぶら下がっていた。今年に入って三件、いや四件目だ。ところが死亡時間に1時間のずれがある。こりゃ心中に見せかけた殺人だ!着いた早々河合警部に引っ張り出される金田一。今回は彼が岡山を訪れた理由さえ省略されている。わざわざ東京から呼ばれたとは思えんが。死体を発見したのは蔵元の娘と、奉公人の牧野喜久雄。死体は水木京三郎と乙女。金田一はここへ来る途中、偶然雷車鶴之丞(十朱幸代さん)らと知り合う。鶴之丞のあでやかな美貌に見惚れる金田一。彼女は夫の死後、座長として旅回りの一座を率いている。四年前、息子の鶴之助は「鯉つかみ」の途中で姿を消し、行方知れずに。水木と乙女も座員で、乙女は一座の立女形紫虹(井上純一氏)の妻だが、水木と浮気。嫉妬にかられた紫虹が水木を殴るなどもめていて。結局水木は破門されるが、腹の虫がおさまらない紫虹は、弟子の音丸を折檻するなどいびりまくる。原作だと東京の稲妻座が舞台。歌舞伎では珍しく、個人所有の劇場。「鯉つかみ」の途中で鶴之助が姿を消すというのは原作通りだが、あとは変更しまくり。旅回りの一座というのは、まあ仕方ないと思う。劇場での本格的な歌舞伎を見せるのは難しいから。でも十朱さんが出てきた時点で、内容変更、犯人変更は予想がつく。ゾッとするほど冷たい美貌の女形紫虹への期待なんか、するだけ無駄。十朱さんの見せ場がたっぷりあり、それはまあいいとして、そこだけ浮いているような気も。紫虹が音丸をいじめまくるのに、鶴之丞は全く感知していない。それとお客はもっと・・とんぼを切れば喝采するとか、反応があるはずで。そのうち紫虹が殺される。金田一は四年前に起きた、座付きの作家坪内の溺死に興味を持つ。アル中だったらしいが、事故死なのか殺人なのか自殺なのかはっきりせず、結局迷宮入りに。坪内の死が「鯉つかみ」の初日で、鶴之助の失踪が千秋楽。これは偶然だろうか。鶴之丞は、舞台の途中でいなくなるなんて・・と、腹を立てているようで、もう鶴之助のことは死んだと思っている。失踪からひと月ほどして遺書めいた手紙が来たが、焼いてしまったと言う。続けて三人も死者が出たことで、座員は不安がり、騒ぎ立てるが、皮肉なことに小屋は大入り。

幽霊座2

普通ならここでお客に何か言わせる。だって彼らが押しかけるのは芝居のことより、また何か起きるのではないかという期待のせいだ。途中音丸が血を吐き、そのまま死んでしまう。毒殺だ。彼が死んでしまうのは意外だった。紫虹がいなくなり、彼が女形として一座をしょって立つのだと思っていたから。今まではいじめられて不幸だったけど、やっと苦労が報われる日が来たのだと・・。そしたらあっけなく死んじゃった。金田一は喜久雄の過去を調べ、彼が実は鶴之助なのを知る。ここからは少々ややこしい。「私は悪くないんです」タイムの始まりだ。鶴之助が実は坪内の子だというのは大して意外ではない。昔は坪内にも夢を持つ純粋な時期があって、鶴之丞もそこに惚れた。座付き作家で終わる気はないと、小説を書いては出版社へ送った。でも、書いても書いてもボツになる。そのうち心がすさみ、酒や博打に溺れるように。その日も金を持ち出そうとして、鶴之丞と争いになった。母親が頬を切られたのを見た鶴之助は逆上して坪内に向かっていき、二人して「鯉つかみ」用の水槽に落ちてしまう。気がつけば坪内は溺死。息子を救うため、鶴之丞は死体を移動。でも、坪内がアル中だってのはまわりにも周知のことで。酔って足を滑らせ、水槽に落ちた事故死で、誰も疑わないと思うが。と言うか、死体を大阪の道頓堀までどうやって移動させたんだろう。父親殺しは重罪だからと言っていたが、鶴之助が坪内の子だというのは、この時点では誰も知らないのでは?鶴之助自身も知らないし。水木や乙女、紫虹が殺されたのは、鶴之助が喜久雄として生きていることを知り、ゆすり始めたため。なぜ彼らが鶴之助の居どころを知り、坪内殺しのことも知っていたのかは後でわかる。音丸が告げ口したのだ。彼は水槽の掃除をしていて、坪内の時計が落ちているのに気づく。その時は意味がわからなかったが・・。車の免許を取ろうと、本名の牧野喜久雄で書類を取り寄せたところ、誰かが自分の名前を使って存在している!住所を頼りに確かめに行くと、何と鶴之助がいて。水木や乙女はともかく、憎い紫虹を自分の代わりに始末してくれたのは都合がよかった。これからは自分を立女形にしろ。さもなくば鶴之助のことをばらすぞ。

幽霊座3

何だか紫虹にいびられているうちに、音丸自身が紫虹と同じ性格になっていたというのが・・いかにもありそうなことで、そこはとてもよかった。よかったけど、それが発展しないのがこのシリーズの宿命。いかにヒロインを美しく悲劇的に描くかが大事で、あとは付け足し。息子を守るためなら何人殺してもオッケー。見ているこっちは口あんぐりだ。鶴之助に音丸の経歴使わせるのがまず理解に苦しむ。そのうち必ず気づかれるに決まってるじゃん!坪内の死体を動かしたのも裏目に出た。時計が水槽で見つかったって、溺れてあがいているうちにはずれて底に沈んだのだと思われるだけ。あっちで溺れて死んだはずなのにこっちで時計が見つかるから音丸が不審に思うのだ。せっかく坪内の死をうまくやり過ごし、鶴之助の失踪計画もうまくいったのに、一年に一回、巡業に来た時会えるよう近くの蔵元に入り込ませる。絶対居どころを知られたくないなら会いたくてもがまんし、遠く離れているはず。座員に見られたらそれっきり。ましてや座員の経歴を使うなんてありえな〜い!しかも!鶴之助は心中の第一発見者にわざわざなるのだ信じられな〜い!警察と関わり持つなんて!鶴之丞側だけではない。水木達も、鶴之丞ゆすったってろくな金ないことくらい、自分達が一番よく知っているでしょうに。でも見ていて一番呆れるのは、これだけは言っておかないと・・と、鶴之助の出生の秘密明かすこと。実の父親を殺したと知った鶴之助は大ショック。普通は金田一には言っても鶴之助には言わないでしょうが。秘密を胸におさめ、罪を全部かぶって、一人死んでいくのが母親じゃないの?今回に限っては心中で始まったから終わりも心中で・・と、母子二人の道行き。気の毒に・・って思わなきゃいけないのかな。私には「バッカじゃないの?」としか思えませんでしたとさ。鶴之助役は大沢健氏、音丸役は井田州彦氏。座員香織役は渋谷琴乃さんだが、この香織は存在がちょっとうるさい感じ。小屋主役は穂積隆信氏。鶴之丞に惚れ込み、貸した金の半分しか返してもらえなくても、その金を祝儀だと渡すようなきっぷのよさ。鶴之丞をくどくなど本性あらわすかな・・と思ったが、そのまんま。珍しくいい人の役。他に小島三児氏、なぜかパンチ佐藤氏。1997年と言えば十朱さんは50代半ばだが、とてもそんなふうには見えない美しさだ。

https://sites.google.com/site/darklymama/home/ya/yokomizo2
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/219.html#c2

[近代史3] こうしてベストセラーは創られる _ 「見計らい本」で書店にヘイト本が並ぶ現象が問題に 中川隆
3. 中川隆[-12310] koaQ7Jey 2019年2月09日 10:16:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

amazon の「正論」、「Will」と「月刊Hanada」のカスタマーレビューに
777 のペンネームで 何処が間違いか書いたら、次々に削除されました。

右翼はやる事が えげつないですね。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/225.html#c3

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
95. 中川隆[-12309] koaQ7Jey 2019年2月09日 10:23:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019年02月09日
ソロキャンプブーム 都会疲れやSNS疲れに効果あり


森にかこまれて星を見ながら過ごす。実際は虫が飛び回るしうるさい


画像引用:【ソロキャンプを始めたい人の】疑問点、必要な道具、楽しみ方、総まとめ | キャンプ初心者向け総合情報ブログ Hyper Camp Creatorshttps://camp-in-japan.com/wp-content/uploads/2016/09/image-22-680x453.jpeg

2018年はソロキャンプがブームだった

2018年の流行の一つにソロキャンプブームがあり、1人でキャンプする人が増えた。

従来のキャンプはキャンプファイヤーのようにみんなで集まって騒いだりバーベキューするのが楽しみとされていた。

最近は一人になるために一人でキャンプ場などに行き、静かにひっそり過ごす人が多い。



例えば芸人のヒロシは YouTubeでソロキャンプを実践する動画チャンネルを開き登録者30万人も集めています。


ヒロシキャンプ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97&sp=mAEB

日本オートキャンプ協会によればキャンプ人口が増加し始めたのは2013年以降、アベノミクスが始まったころからでした。

2012年以前の超円高、スーパーデフレ、1億総リストラ社会が一息ついて、各自が余暇を楽しみ始めました。


といってもあまりお金が無いので、比較的安く済むアウトドアがブームになりました。

自転車、ハイキング、軽登山、ジョギング、ジムや公園で体を鍛える人、バードウォッチングなど様々な人を見かけます。

お金をかけようと思えばいくらでもかけれるが、これらは安く抑えることも可能です。

都会の喧騒から離れて自分を取り戻す

中高年のハイキングや登山もすっかり定番レジャーになり、釣りや秘境駅、温泉めぐりなどアウトドアの範囲は非常に広い。

そんなアウトドアの一つがソロキャンプだったのだが、なぜグループではなく一人なのでしょうか?

理由のひとつと考えられるのは職場や都会生活、インターネットなどでのつながり過ぎです。


会社ではパワハラやブラック労働、わずらわしい社内関係があり、ネット上でも情報過多になっています。

SNSをやっている人に多いのがSNS疲れで、ラインでの既読疲れなどもあります。

あまりにも過剰な情報や対人関係に疲れてしまい、1人で静かにキャンプしてリフレッシュしたい人が多い。


かつての登山ブームでは何日も一人で縦走してテントやキャンプする人が居たが、そこまで冒険的ではない。

連休などで都会から離れたキャンプ場に行き、テントを張って一人で煮炊きをして自然の中で眠ることで自分を取り戻すような事です。

ソロキャンプをする人は都会の人が多く、逆に田舎の人は都会に遊びに行きたがる傾向がある。


キャンプ場でもソロキャンプで利用しやすいように手ぶらで来れる施設なども増えています。
http://www.thutmosev.com/archives/78966267.html



▲△▽▼


ヒロシちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC_ak3ZurSDtT3Kv1RFdrgiA

ヒロシキャンプ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97&sp=mAEB

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c95

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
148. 中川隆[-12308] koaQ7Jey 2019年2月09日 10:42:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

国内企業、業績が急ブレーキ=中国需要落ち、減益修正相次ぐ〔深層探訪〕
2/9(土) 8:32配信 時事通信


 国内の企業業績に急ブレーキがかかっている。米中貿易摩擦の激化で中国経済の減速が鮮明になり、電機メーカーを中心に需要が急減。業績予想の下方修正も相次いだ。英国の欧州連合(EU)離脱など世界経済をめぐる不透明感は増しており、業績の先行きに暗い影を落としている。


 時事通信社が7日までに決算を発表した東証1部上場874社(全体の約67%、金融を除く)を対象に集計したところ、2018年4〜12月期の純利益は前年同期比3.0%減。通期予想を下方修正した企業は117社に上り、上方修正の72社を大幅に上回った。


 ◇最高益予想から一転
 「11月に入り、顧客の投資が止まってきた。スマートフォン向けの設備に使うモーターがかなり落ち込んだ」。パナソニックの梅田博和常務は厳しい表情で語った。

 中国ではスマホ販売が減少し、高級機種を中心に展開する米アップルなどメーカー各社が苦戦。部品や設備の供給を担う日本企業に影響が及んでいる。パナソニックの4〜12月期の連結純利益は13.2%減の1737億円となり、通期予想の下方修正を余儀なくされた。

 三菱電機も、10〜12月の中国での売上高は2割減と失速した。皮籠石斉常務は「顧客のプロジェクトの凍結、延期が確実になってきた」と声を落とす。

 中国の自動車市場も低調だ。「地場ブランドや米国車が減少している」(ホンダ)といい、部品メーカーにも打撃だ。

 日本電産では車向けモーター事業が急速に悪化。19年3月期の連結純利益は従来の最高益予想から一転、6年ぶりの減益となる見通しだ。4〜12月期の中国での売り上げが前年同期比マイナスとなった日立製作所は「自動車の落ち込みが大きかった。この状況は続く」(西山光秋執行役専務)とみる。

 ◇広がる先行き懸念
 先行きへの懸念は増益企業や非製造業にも広がる。半導体製造装置の東京エレクトロンは19年3月期に増収増益を見込むが、河合利樹社長は中国の半導体メモリー需要について「貿易摩擦の影響が出ている。顧客が(設備投資を)見直すところもある」と指摘。ANAホールディングスの福沢一郎執行役員は「旅客事業で大きな影響は出ていないが、19年度を見据える上で気を付けないといけない」と強調する。

 商船三井の丸山卓専務は「旧正月明けは(中国向け)荷物が減る。貿易摩擦の影響で通常以上に落ち込むようであれば減便しないといけない」と身構える。

 みずほ証券の三野博且シニアストラテジストは「先行き不安はすぐには解消しない。投資を手控える動きから、19年度前半は減益基調が継続する。ただ、年度後半には半導体需要などが底入れし、業績は持ち直してくる」とみている。


 ◇中国経済に関する発言

パナソニック      梅田博和常務    11月に入り、顧客の投資が止まる
三菱電機        皮籠石斉常務    顧客のプロジェクトが凍結、延期に
日立製作所       西山光秋執行役専務 自動車の落ち込み大きい
日本電産        永守重信会長    欧州車メーカーに中国減速の影響
東京エレクトロン    河合利樹社長    顧客に(投資)見直しの動きも
ホンダ         倉石誠司副社長   中国車、米国車の販売減少
ANAホールディングス 福沢一郎執行役員  19年度見据える上で気を付ける
商船三井        丸山卓専務     通常以上に落ち込めば減便も

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c148

[近代史02] 知らぬが仏 _ FX は『ネットパチンコ』 _ 金はすべて胴元に取られる 中川隆
24. 中川隆[-12307] koaQ7Jey 2019年2月09日 11:29:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
ドル円の大暴落…正月に続き、GW10連休も!? 日本人の長期休暇が狙われる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190209-01548791-sspa-bus_all
週刊SPA! 2/9(土) 8:40配信

《1月3日に起きたフラッシュクラッシュ》ニューヨークの取引所が閉まってから30分後にドル円が急落。時間にしてわずか5分ほどの間に108円から104円になるという瞬間的暴落が起きた


 今年の円相場は波乱の予感が漂う。1月3日早朝にドル円が3.5円も暴落し、多くの個人投資家が損失を抱える事態に。SNSには「生きる希望がない」「老後の資金が…」という投資家の悲痛な声で溢れ返えった。だがこれで終わりではない。今年の10連休のGWに、再び日本の個人投資家が狙われるというのだ。

◆瞬間的暴落・フラッシュクラッ シュは10連休中に起こる!

 のどかな正月休みの早朝。為替相場の急変で、個人投資家たちは阿鼻叫喚の地獄へ突き落とされた。

「箱根駅伝を走る母校を応援するため早起きしたんです。こたつに入って『そういえばドル円はどうなってたかなぁ〜』とスマホを取り出してみたら、一瞬なにか見間違ったかなと思ったんです。でも見間違うワケもない。とんでもないドル円の下げっぷり。もう頭の中は真っ白ですよ。正月気分が一気に吹き飛びました」

 そう語るのは、九州の実家に妻と子供を連れ里帰りをしていた山下巧さん(仮名・45歳)。個人投資家として長いキャリアを持っていたが、年始の暴落はとても予想できなかったという。

「年末に確認したときは110円台。だからすっかり油断してました。スマホの下がり続けるチャートを見て、ヤバイこのままでは証拠金が足りずに強制ロスカットされると思ったんですが、メインの銀行は休みでネット振り込みはできない。

 とっさに現金をかき集め、最寄りのATMのあるコンビニまで車を走らせたのにド田舎のため20分はかかる。今から冷静に考えれば間に合うはずもなかったのですけどね」

 結局、努力も虚しく山下さんのスマホにロスカットの通知メールが届く。この間わずか数十分に満たない出来事だった。

「落ち着いて口座を確認したら、900万円以上あった残高は70万円まで減っていました。一瞬で800万円以上が吹き飛んだんです。FXで儲かっていたので親戚の子供にお年玉を奮発し8万円ほど配ってたんですけどね……」

 お年玉の100倍以上をふんだくられた山下さん。どうやら散々な年明けとなったようだ。

◆ミセスワタナベ狩りは何度も繰り返されてきた

 投資にリスクはつきものだが、今回のフラッシュクラッシュ(瞬間暴落。わずかな時間で株価や通貨が暴落すること)は、海外のヘッジファンドが日本の個人投資家を狙い撃ちにした可能性があると指摘する金融関係者は少なくない。日本の個人投資家は、海外の投資家からミセスワタナベと呼ばれ、カモにされている現実がある。元シティバンクの為替部門チーフトレーダーであり、海外の著名投資家とのつながりも深い西原宏一氏は、今回の大暴落の舞台裏について、こう語る。

「典型的なミセスワタナベ狩りです。日銀のゼロ金利政策が続いているので、個人投資家にできる目ぼしい投資は、株以外では日本円で外貨を買うことぐらい。高金利の外貨を買い、金利差で利益が入ってくるキャリートレードという手法を好みます。

そこを狙われ、過去にはNZドル、南アフリカランド、トルコリラの暴落で被害が発生しています。今回もそれと似たケースです」

 つまり日銀のゼロ金利が続く限り、ミセスワタナベは海外ヘッジファンドに狙われ続ける悲しい宿命を背負っているのだ。

「金利が高いのは主に新興国通貨なので、これまでのミセスワタナベ狩りは新興国通貨を狙ってきました。今回のように米ドルを海外のヘッジファンドが狙うのは珍しいのですが、アメリカは政策金利が2.5%まで上昇。日本円からすれば高金利ですし、レバレッジをかければ利益も十分に大きくなるので、日本人投資家からの人気は高かったのです」

 だが、いくらヘッジファンドが狙ったからといって、そう簡単に主要通貨のドル円の相場を崩せるのだろうか。

「昨年のトルコリラショックと同じ、“魔の時間帯”が狙われました。日本時間の早朝7時から8時は薄商い。ニューヨーク市場は7時に終わり、東京が始まるのは9時。開いているのはシドニー市場ぐらいですから、取引が少なく相場が動きやすい。

ヘッジファンドはこの時間帯をよく狙ってきます。トルコリラのほかに、’16 年の南アフリカランド、東日本大震災直後の米ドルの急変も、この“魔の時間帯”が狙われています」

《過去に起きた通貨の急騰急落》

2011年3月17日 米ドル……東日本大震災直後の混乱の最中、シドニー市場では前日よりも5円近く円が値上がり、ドル/円が76円まで急落した

2015年1月15日 スイスフラン……スイスフラン/円は115円台から162円台まで一気に急騰、しかし、その後すぐに30円ほど急落する乱高下となった

2016年1月11日 南アフリカランド……わずか20分間で南アフリカランド/円は、前日の7.2円から6.2円まで暴落。約13%の下落率である。その後すぐに上昇に転じ、取引終了時には7円付近まで反発

2016年6月24日 ポンド……イギリスのEU離脱国民投票の結果が判明し、ポンドが大暴落。ポンド/円は133円まで急騰、下げ幅が27円近くに達した

2018年8月13日 トルコリラ……8月10日時点ではトルコリラ/円は20円台だったが、13日早朝には15円台まで下落。下落率は20%超え

◆大暴落は再び起こる!? 10連休のGWが危ない

 海外のヘッジファンドは、日本人投資家の習性を分析し、幾度となくミセスワタナベ狩りでおいしい思いをしてきた。そんな彼らは、虎視眈々と次の狩りのタイミングを窺っていたのである。

「海外投資家は、日本のカレンダーを熟知しています。日本では1月3日は正月ですが、欧米は1月2日から平日です。しかもクリスマス休暇でしっかり休み、やる気十分なんですよ。

そこにアップルの業績悪化のニュースが流れ、時間外取引で米国株は急落。これを材料にし、海外ヘッジファンドは日本人投資家の損切りラインに揺さぶりをかける。

損切りやロスカットでドルが売られれば、ドル円の下落に拍車がかかり、今回のフラッシュクラッシュにつながったと推測できます」

 さらに、最近はミセスワタナベ狩りの手法もより巧妙になっていると西原氏は指摘する。

「ヘッジファンドはAIと高頻度取引を駆使し、急落させた後、すばやく買い戻して利益を確定。もちろん仕掛けるのはヘッジファンドですが、今回のスピード感は生身の人間には難しい。まさにAIにミセスワタナベが屈したとも言えます」

 フラッシュクラッシュは証拠金が吹っ飛ぶだけではなく、証拠金を上回る損失が発生するケースも。今回はFX会社の未収金は過去3番目の規模に及ぶ。西原氏によれば、この大惨事がGWに再来するかもしれないという。

「実は昨年から今年のGWを、私は警戒していました。関係者内ではGWに何かが起こるのではないかと大きな関心があったのです。でも逆説的に考えれば、年末年始は1月4日(金)を休めば9連休だったわけです。GWに目が惹きつけられていた。意表を突かれた形ですね。

さすがに今回の暴落で、個人投資家は、今年のGWをかなり注意しているので発生確率は下がっています。でも依然として可能性は高い。特に今年は円高ドル安が予想されます。警戒は怠らないでください」

 それでは前代未聞のGW10連休を前に、個人投資家にできる備えはあるのだろうか。

「ロスカットを防ぐには、レバレッジを低く設定すること。最高の25倍にしていると、外貨が数パーセント下落しただけでロスカットになることもあります。また連休前には決済しポジションを持たないことも自衛策としては有効です」

 大荒れの相場が懸念される今年。長期のバカンスを満喫中に、全財産がすっからかんという事態だけは避けたいものだ。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c24

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
11. 中川隆[-12306] koaQ7Jey 2019年2月09日 15:13:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

施工不良で揺れるレオパレス、かつて存在した会員制度が不満だらけの建物を許した
櫻井幸雄 | 住宅評論家 2/9
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20190209-00114122/


 レオパレス21の施工不良問題が波紋を広げている。1996年から2001年までに施工した建物で、仕切り壁や外壁、天井部分に建築基準法に違反する施工不良などの問題が見つかったという。それは、レオパレス21が大きく業績を伸ばしていた時期に重なる。

 1980年代後半から2005年まで、レオパレス21の賃貸住宅は特殊な会員制度をとっていた。

 それは、敷金、礼金、仲介手数料が不要で、保証人もいらない。その代わり、入居者はレオパレス21の会員となり、会員カードを取得することを条件とするもの。会員カードには、クレジット機能が付き、会員になるためには審査が必要になる。この審査で、個人の信用度をはかって、部屋を貸す仕組み。だから、保証人が不要となっていた。

 会員になるためには、入会金と年会費が必要。その額は、私が取材した2003年当時で入会金15万円から20万円、年会費は2万数千円だった(北海道や一部地域はもう少し安かった)。

 入会金と年会費を払い続けることで、敷金・礼金は不要。レオパレス21の賃貸から他のレオパレス21物件に引っ越すときは、新たな入会金は不要。年会費を払い続けることで、賃貸暮らしを続けることができる、という制度だ。

 つまり、レオパレス21の賃貸物件を渡り歩いている限り、敷金・礼金を払うことはなくなる。その代わり、年会費を払い続けるというシステムである。

 入会金と年会費は、退会するときも返還されないため、レオパレスから他社の賃貸への変更がしにくくなっていた。

 これは、レオパレス21の賃貸物件に住み、居住性に不満が出たときに大きな問題となった。つまり、住み心地がわるいからといって、簡単には“抜ける”ことができないシステムができあがっていたわけだ。

 そして、実際にレオパレス21物件には、居住性の不満が多かった。

隣の「屁の音」で目が覚めた、という人も

 隣の音がよく聞こえる、狭いといった不満の声は以前から多く聞かれていた。なかでも、不満の声が大きかったのは、遮音性の問題。とにかく、隣の音が筒抜けになるというのだ。

 「隣に住んでいる人が朝必ず屁をこく。その音で、毎日目が覚めてしまう」という人も居た。それは、最悪の目覚めだろうと同情した。隣よりも上下の音のほうがよく聞こえる、という声もあった。

 今回、隣の住戸との壁や天井に不適切な施工が行われていた可能性が指摘されている。壁や天井部分の防火性能が劣れば、遮音性能も落ちる。つまり、隣や上下の音がよく聞こえることで、居住者は以前から施工不良を体感していたことになる。

 といっても、「隣の音がよく聞こえる」という問題は、賃貸住宅全般でよく起きるもの。賃貸から分譲に移り、最初に驚くのは「隣や上下の音が聞こえないこと」という人は多い。それだけ「音が筒抜けになる賃貸」が蔓延しているわけだ。

 だから、レオパレス21に住み、音の問題に悩まされた人は、「賃貸の集合住宅は、そんなもの」と諦めていた。実際には、音の問題だけでなく、延焼の危険性も高かったので、諦めてはいけなかったのだが……。

 レオパレス21は、敷金・礼金が必要という旧態依然とした日本の賃貸システムに一石を投じた変革者だった。有名タレントを次々に起用したCMも画期的だった。それだけに、今回の騒動に唖然としている人は少なくない。このような裏切りはして欲しくなかった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20190209-00114122/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c11

[リバイバル3] 月山スキー場 中川隆
10. 中川隆[-12305] koaQ7Jey 2019年2月09日 15:26:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
月山朝日観光協会
http://gassan-blog.sblo.jp/


2019年02月08日
「月山スキー場」オープン日のお知らせ(山形県・西川町)


2019年度の月山スキー場のオープン日は 2019年4月10日(水)を予定しています。

昨年同様、スキー場開き当日は「当日特別料金」で、

一日券大人通常4,600円を2,700円で、
同じく小人通常3,300円を1,300円でご利用いただけます。

また、翌日11日から4月26日まで、「初滑り特別料金」で
一日券大人3,300円、小人1,700円でご利用いただけます。

2019年もたくさんのスキーヤー・ボーダーの皆様のご利用を祈念し、お待ちしています。

月山スキー(見開き・さくらのブログ用).png



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/867.html#c10

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
231. 中川隆[-12304] koaQ7Jey 2019年2月09日 17:05:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

>>52, >>53, >>64, >>66, >>74, >>77, >>85, >>129, >>186, >>195, >>204, >>210, >>221, >>223 の続き


千葉県の人間はみんな頭がおかしい(15)

東京・鶯谷のホテルで何が… タイ人女性が死亡 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=ZLci3zf1oko

2018/12/19 に公開

東京・台東区にあるホテルの部屋で、女性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。女性はその後、死亡しました。この部屋の窓から飛び降りたとみられる20歳の男子大学生は、病院で手当てを受けています。男子大学生は意識があるということで、警視庁は大学生の回復を待って事情を聴くことにしています。

 12月18日午後8時半ごろ、JR鶯谷駅の近くにあるホテルの従業員から「部屋から女性の悲鳴がする」と通報がありました。警視庁によりますと、部屋からキャーという女性の悲鳴とともに、ドンドンという物をたたくような音が聞こえたということです。そして、警察官が駆け付けると、部屋の中から男性の声で「待って」という言葉があったということです。その後、警察官が部屋の中に入ると、女性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。

 女性は風俗店に勤務するタイ国籍の19歳で、服を着ておらず、額には殴られたとみられる傷がありました。女性は意識不明の重体となっていましたが、19日午後5時すぎに死亡しました。

 また、この部屋の窓から飛び降りたとみられる下着姿の20歳の男子大学生がホテルの敷地のすぐそばで見つかりました。大学生は頭の骨を折る重傷だということです。

 警視庁は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べています。

▲△▽▼


【社会】女性殺害容疑で医大生逮捕「「棒を使って強くたたき過ぎて女性が亡くなった。」殺意は否認
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1549684675/

1砂漠のマスカレード ★2019/02/09(土) 12:57:55.33ID:nRctxhef9

ホテルで女性を殺害したとして、警視庁は9日、昭和大医学部2年、四十宮(よそみや)直樹容疑者(20)=千葉県船橋市前貝塚町=を殺人容疑で逮捕し、発表した。

「棒を使って強くたたき過ぎて女性が亡くなった。殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているという。

下谷署によると、容疑は昨年12月18日午後8時半〜同55分ごろ、
東京都台東区根岸1丁目のホテルの一室で、タイ国籍の派遣型風俗店アルバイト、セーンネ・パニダさん(当時19)=同区=に暴行を加え、殺害したというもの。
四十宮容疑者は暴行を加えた直後、ホテルの窓から飛び降り、入院していた。

現場に残された四十宮容疑者のリュックから、セーンネさんの血がついたトルクレンチが発見されていた。
四十宮容疑者は、大学を出て雑貨店でトルクレンチを購入し、ホテルに向かっていたという。
署は、トルクレンチでセーンネさんの頭部を殴るなどしたとみて、動機とともに調べている。


324名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:55:44.96ID:/KEp/Kha0>>351

昭和大医学部2年、四十宮直樹容疑者(20)=千葉県船橋市前貝塚町
実家暮らし
台東区根岸1丁目のホテルの5階から飛び降りる


4名無しさん@1周年2019/02/09(土) 12:59:42.38ID:6miWGteM0

あれ?これ鶯谷の事ではなく?


240名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:39:26.55ID:0hU42LP00
>>4
鶯谷駅のすぐそば
鶯谷という地名はない
周辺は根岸


83名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:14:02.72ID:qi3BsLi80

根岸一丁目は鴬谷のラブホ街やね

505名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:18:34.06ID:dH/8qGLD0

私立医大は卒業までに1億は掛かる。
実家は金持ちなんだろう。
あーあ人生最悪だね


237名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:38:42.89ID:FjAwhhxb0>>255

昭和大医学部か 私立だから6年で1億以上かかるぞ
親御さんの総資産は10億円はくだらないのは確実
ちっちゃな棒だけの方が安くついたのにな

432名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:10:00.26ID:e7OX3+gR0>>458>>515

偏差値35でもインター経由で海外留学
昭和医学部
その時あーこういうルートが
開業医の馬鹿娘息子に作られているのを知った


458名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:12:18.95ID:hNUSz7aS0
>>432
海外留学からの入学はあるね
笑うわ


287名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:48:34.22ID:o0Y7tq6J0>

勤務医を雇うより息子を私立医に行かせる方が安くつくのよ
開業医なら跡継ぎいないと大変

俺も聖マリとか行って、若葉マークでポルシェ乗り回して、頭の悪そうな金髪に染めた陰毛真っ黒のお姉ちゃんに高速でカプリコンしてもらえるような馬鹿息子に生まれたかったわ


101名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:17:22.90ID:ETzHPYxW0
>>1
>昭和大医学部2年、四十宮(よそみや)直樹容疑者(20)=千葉県船橋市前貝塚町=を殺人容疑で逮捕

また昭和大学の医学部か。
OBの有名な先生が「勝手口入学」を告白されていましたから、そういう医学部なんでしょうね。

それにしても、千葉県民は、凶悪犯や、変な奴が多いな。

271名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:45:08.43ID:sREUBMsK0

また千葉の医大生かよ。


516名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:20:02.29ID:YKebPalzO

森田健作知事の千葉 年明けから飛ばしてるな〜 一月は落武者が女子大生殺し、二月は医大生がタイ人風俗嬢殺害か


147名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:23:20.25ID:xki3W51k0

千葉、茨城は頭おかしい奴多いからな


153名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:24:20.65ID:dFmYShBK0

千葉の犯罪多すぎ

229名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:37:06.11ID:BDxFjxC50

またまた千葉ww
修羅千葉ww


310名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:52:23.64ID:dFmYShBK0>>318

千葉キチガイだらけ
オレも県民だが近所でマトモなのおらん、自分ふくめ


319名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:54:33.69ID:WHmo6mDO0>>340

感覚的に千葉県民と千葉大生の凶悪犯罪関与数がやばい気がする

340名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:57:52.22ID:b+1E2DXd0
>>319
千葉って
あ…あの事件も

431名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:09:59.43ID:ZvuKjF520

千葉なら普通のこと

923名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:31:23.51ID:VUMN3UZ20

然し千葉県民っておかしい人多いの?
千葉県民の事件多過ぎ

934名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:32:36.55ID:MI6e7GSV0

千葉県、地味に悪目立ちしすぎ 巨大地震の前触れ?


968名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:39:35.83ID:rZJpqUhe0

また千葉か


230名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:37:07.38ID:6/BBsoS40

SMプレイ中の事故か


370名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:02:24.25ID:cHmFx6CR0

過激なSMプレイの果てに殺めてしまったのか


546名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:23:25.78ID:teMNo6lR0

SMプレイ中のよくあるやつですね。オモチャは大切に扱いましょう


876名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:20:42.85ID:KZHpIg3K0

SM系のイベント行くけど
普通に血だらけだよ
だいたい過激なプレイを求めるのはMの男だけど

393名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:05:51.36ID:rsUqKxFR0

なんだ。浣腸プレイで我慢させすぎてショック死とかじゃないのか。


412名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:08:06.66ID:jnvzYnKT0

実家が金持ちで大金払ってある程度無茶なプレイをOKしてもらってたけど
それがある日やり過ぎて死亡みたいな


541名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:22:57.61ID:6iyKYnAp0

いままでも、何をやっても許されてきたから、これからもって思ったんだろうな
医大だったら、金さえ積めばテストをしなくても入学できるからね


956名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:38:05.62ID:dXcJhwhI0

何度もやっててこれくらいなら大丈夫って思ってたなら怖いな


345名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:58:47.26ID:ZiHRnHgj0

デリでハードSMまでやるのか


278名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:47:23.35ID:X8TYlKGa0

S趣向があったにしても「ムチ」使うよね、普通。
なぜそんな武器でやったんだろ。

こんな人が医者になったら
好みの患者に「治療」と称して痛いことしそうで怖い。


149名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:23:31.24ID:hyVtQ2E60

SMっていちおうSM専用の道具があって熱くないろうそくとかなんですけどー

なんで市販のトルクレンチ?を買うかな


292名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:49:33.19ID:MTwTIjCa0

トルクレンチを使うプレイってどんなんよw


299名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:50:51.19ID:t+jWmZUw0
>>292
規定トルクで締めるんだろう
カチは一回な


215名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:34:03.78ID:LnfmSdNV0>>238

トルクレンチを買ったという事は女性にネジがついていたのだろうか?


87名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:14:17.60ID:I+rSvu5s0

何Nで乳首を回すと痛い→ちぎれるの実験かな?
熱心な医学部生だな


354名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:59:45.97ID:YUWAQdGH0

犯人「お前の乳首をこのトルクレンチで20Nmで締め付けてやるぞ!」


96名無しさん@1周年2019/02/09(土) 13:16:14.11ID:+Uen8X6F0

オマンコの締め付けが不十分だったのかな


364名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:01:34.57ID:bZZeD9b10

身体の皮を針でさして引っ張り毟ったり
棍棒でアザだらけにする人もいるらしいよ


383名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:04:22.75ID:Vvf7rckK0

釘うったり乳首切り落としたりもあるからなあ

554名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:24:28.38ID:QvVCdz+B0

僕らの知らない生活をする人たちスレでS医者に麻酔無し開腹させたM嬢居たが
S役が暴走しないよう店のスタッフ複数人が見張る中で行ったとか書いてたなあ…
金積んだらそういう趣味をある程度満たせる店見つかったと思う

437名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:10:10.60ID:C0+SF1eb0

棒って何かSMプレイみたいなのをしたのかと思ったら
トルクレンチって暴行目的じゃないか
これをプレイには使わないだろう


496名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:17:35.05ID:sb5nxE4s0
>>437
ソッケトの部分が出っ歯てるので
マジでメイスです

401名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:06:29.67ID:YUWAQdGH0>>411>>436>>440

トルクレンチをバイブみたいに嬢に突っ込もうとして、キレられたから頭殴ったんだろ。

440名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:10:11.63ID:YKebPalzO
>>401
それしか考えられん 騒がれたと思うよ、咄嗟に殺意 逃げるように窓開けたら5階だったと


881ネトサポハンター2019/02/09(土) 15:21:36.25ID:pDK0l4JY0

トルクレンチじゃ、「ああん♥」とはどうやってもならねえじゃん
「うげえ!」とか「ぎゃあっ!」しか反応しようがない


942名無しさん@1周年2019/02/09(土) 15:34:53.40ID:eMXwqYM+0
>>881
途中まではソフトSMレベルで軽く突っついたり、ぺしってくらいだったのが、変態の性癖に火がついて、被害者が拒み始めて逆上とかでは?


399名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:06:20.36ID:324sd1LA0

こういう記事読むと同棲してから結婚しないと
怖いなと思う
こんな性癖はただのお付き合いじゃ分からんわ


528名無しさん@1周年2019/02/09(土) 14:21:31.84ID:ewqiMteY0
>>399
結婚相手にはそういう性癖はひた隠すから大丈夫
風俗嬢にしかキツいプレイはしないよ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1549684675/
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c231

[お知らせ・管理21] 2019年02月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
20. 中川隆[-12303] koaQ7Jey 2019年2月09日 17:41:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

ここでも中国の工作員が必死で中国に都合が悪いコメントを排除させようとしているね

それより赤かぶの投稿を1日3つに制限した方が阿修羅は良くなる
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/546.html#c20

[お知らせ・管理20] 世間の噂 _ 阿修羅はCIAに乗っ取られた? 中川隆
31. 中川隆[-12302] koaQ7Jey 2019年2月09日 20:40:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

赤かぶはCIA工作員ではなく中国の工作員グループだと判明

そもそも 日本で活動している 電通工作員や自民党ネットサポートは極少数
日本で活動している 中国のネット工作員は 4万人
人数のオーダーが全然違うのです

ただ、CIA は中国と関係が深く、工作する方向が同じなので区別が難しいのです

南京大虐殺や慰安婦強制連行で騒いでいるのも CIA の指示で中国がやらされている事

護憲や反原発や反安倍も アメリカと中国の国益が一致しているのです:

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。

米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976


中国は何時から日本でマスコミ工作・ネット工作をしているのか?


阿修羅掲示板で毎日毎日嘘八百のデマを垂れ流している自称赤かぶ氏は明らかに中国の工作員グループですね。


赤かぶ=中国の工作員グループ

は真実を隠蔽し埋没させる為に毎日毎日必死の工作活動をしているのです

僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、中国関連のスレが殆ど投稿されなくなりました。
つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳です。

阿修羅の全投稿の9割以上を投稿している自称赤かぶ氏も中国の工作員グループでしょう。

阿修羅で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員ですね。

だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて投稿妨害されるのです。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまいます。

▲△▽▼


馬渕睦夫 日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。

 

・スパイ(工作員)の存在

・トランプ大統領の21世紀の赤狩り

・馬渕大使のスパイ体験談

・スパイ3要素:1.接触 2.取込 3.操作

・海外駐在のあるある→有能な秘書は当局と通じている

・ソ連時代のモスクワ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでのエピソード

・<中国・統一戦線工作部の幹部養成用教材について>
教材にはその手口について「団結できそうな勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。
一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている
英フィナンシャルタイムズ紙 2017年12月20日より

・日本には中国のスパイ(工作員)が5万人

・あなたの隣にいるスパイ

・一皮剥いた世界の現実に対応する力

・『Silent Invasion: China's Influence in Australia』
(静かなる侵略:オーストラリアへの中国の影響)
著:クライブ・ハミルトン(チャールズ・スタート大学教授)

・中国は 民主主義を利用して 民主主義を破壊する 

・中国の民主主義的破壊活動

・日本人は「金・名誉・異性」に対する免疫力を持て

・国民一人一人の免疫力が重要

・民主主義を利用して民主主義を潰す、それが共産主義のやり方

・日本の左翼も同じ方法論を採用している(知ってやってる人と知らずにやっている人がいる)

・共産主義国家の作り方・・・平和(自由・平等)を唱える→内戦・革命にもっていく→共産党政権を作る

・それは中国だけではなく、世界各地、そしてアメリカ内でも起こっていること

・ディープ・ステート(Deep State)
米国内の影の政府、背後にいる権力者のこと トランプ氏はそれらと
戦っている人物であると右派評論家等が定着させた言葉
同タイトルで英FOX製作MI6・CIA関連のドラマも人気

・ディープ・ステートが操るアメリカ
 大統領任命、議会、司法省、FBI、メディア、全てがディープ・ステートの手足になっている

・トランプ批判記事の狙い
・トランプ VSディープ・ステートの戦い真っ最中
・ロシア革命以降、百年の歴史を改める
・「ユダヤ系の大資本家が左翼のバックにいる」ことを自覚しましょう

Q. スパイ(工作員)の見分け方

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【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から

「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___

馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop

2017/12/07 に公開

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中国というディストピア。日本のすぐ隣で生まれ育っている超監視社会 2018.12.24
https://blackasia.net/?p=10665

中国は世界中から国家主導でハイテクの知的財産権を窃盗して自国のハイテク産業を成長させている国だ。政府主導で「知財窃盗・技術移転・ハイテク強国」の流れを生み出している。

中国共産党は一党独裁であり、中央集権的であり、なおかつ超権威主義国家である。そのため、盗んだハイテク技術は中国共産党に都合の良い使われ方もする。たとえば、「市民監視」がそれに当たる。

中国は徹底した「市民監視国家」になっている。それを代表するのが「監視カメラ」の存在と「個人信用スコア」制度である。

監視カメラは街のいたるところに設置されており、国家が24時間365日に渡って監視の目を光らせている。交通ルールを守らせるとか、交通事故を検証するとか、犯罪の記録というような目的もあるのだが、別の目的もある。

それは、中国共産党に都合の悪い抗議デモや反政府運動が起きそうになっているのを早い段階で見つけて潰すとか、反政府運動をしている人間や、中国にとって危険な少数民族を監視する目的がある。

監視カメラでの「市民監視」は、中国共産党に楯突かないようにさせるための道具なのである。ウイグルでも街中に監視カメラが張り巡らされてウイグル人を監視し続けている。(鈴木傾城)


政府による「不良市民摘発システム」

「個人信用スコア」制度とは何か。これは建前上では市民の遵法精神を培うためのものであると言われているのだが、実際のところは政府による「不良市民摘発システム」である。

交通ルールなどで市民が取った行動を逐一監視し、それを数値化して評価できる形にし、社会の規則に従順であればあるほど高い行政サービスが受けられるようにするシステムである。

間違えてブラックリストに乗るとどうなるのか。その人間は「素行不良の人間である」と告知される。

そのため、移動や起業や就職で「この人は個人信用スコアが低い危険人物である」として排除され、乗り物にも乗れなくなれば、銀行から金を借りることもできなくなれば、就職することすらもできなくなる。

「素行不良な人間が排除されるのだから自業自得ではないか」「政府が不良な人間を最初から教えてくれるのだから便利ではないか」という声もある。しかし、そう単純な話ではないのが中国である。

どういうことか。

この「個人信用スコア」は、たとえばインターネットで中国共産党を批判したり、都合の悪いことを書き込んだりしても、「デマ扱い」されて、ブラックリストに載ってしまう危険性があるのだ。

「習近平政治を許さない」とか「チベットやウイグルを解放しろ」というようなことを書くと、たちまちにしてブラックリスト入りだ。

あからさまな詐欺や犯罪も政府監視で捕捉できるのかもしれないが、そうではなくて政府に反抗的な人間もまた捕捉されてブラックリスト入りになる。

つまり、政府は「市民に法を守らせる」という建前で、政府に反抗的な市民を摘発しようとしている。それが「個人信用スコア」制度の正体なのである。


中国共産党の都合の良いように発展している

中国は「ハイテク産業が異様なまでに成長している」と言われるようになっているのだが、それは中国共産党が国を挙げてそれを推し進めているからである。

ただし、その動機になっているのは、「中国人民をハイテクで豊かな生活ができるようになって欲しい」というものではない。「中国人民をハイテクによって監視できるようにしたい」というものである。

だから「中国はハイテクが進んですごい」と驚嘆する無邪気な外国人を見て、中国の人権派は「そうではない」と訴えている。


「ハイテク産業が進んでいるのは、監視するためなのだ。ハイテクが進めば進むほど市民監視は強固なものになる」

中国では今や現金を使っている人は少数派になってしまった。すべてはスマートフォンで決済を行っている。どこの国よりも早く、凄まじいまでのスピードでキャッシュレスが突き進んだ。(マネーボイス:中国政府に見られてるぞ。日本人が知らない「QRコード決済」の闇=鈴木傾城 )

このキャッシュレスもまた市民監視に都合が良いから中国共産党政府が積極的に推し進めたものでもある。キャッシュレスはスマートフォンのQRコードによって成し遂げられる。

この部分を押さえているのがアリババやテンセントである。この2つはすでに中国共産党が党員を潜り込ませており、サーバーに蓄積されるデータは中国共産党政府がいつでものぞけるようになっている。

つまり、政府は自分たちの政権に楯突く人間が見つかったら、このサーバーに蓄積された決済情報をのぞくことによって、その人間の居場所や消費活動や経済動向を立ちどころにつかむことができるようになる。

いつ、どこで金を使い、誰と会い、何をしたのかが金の流れで読める。そして、いつでも決済ができないようにすることもできるし、弱みを握ることもできる。中国のハイテクはそうやって政府の都合の良いように発展している。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

狂気のような「ディストピア」が生まれ育つ

凄まじいビッグデータがサーバーに流れ込み、それをAI(人工知能)が解析し、政府に都合の悪い人間を瞬時に発見し、ブラックリストに載せて通常の市民生活ができないようにする。

そうしたハイテクによる超絶的な市民監視が中国では刻々と進んでいる。このハイテク重視はさらに進んでいくので、市民監視の網はより細かく徹底的になっていくのは確実だ。

個人のプライバシーは政府に徹底的に押さえられて、もはや政府に反旗を翻すことは不可能になる。それが「中国」で起こっていることだ。

この監視社会はまさに「ディストピア」である。ディストピアとは理想郷(ユートピア)の反対にある世界のことであり、悪夢の世界を指す。反ユートピア=ディストピア。絶対的な存在が個人を徹底的に監視し、支配する世界。

今まで「ディストピア」はSFの世界だけの話なのかと人々は考えていた。しかし、そうではなかった。現実の世界だった。それが中国だったのである。

独裁政権が自分たちの政権を維持し、統治するためにハイテクを使うようになると、それは常に市民監視の部分が異様に発展していくことになる。

監視があまりにも効率的になると、人々はもはや逆らうことができないと絶望して、まるで羊のように巨大権力者に従うことになる。

作家ジョージ・オーウェルは小説『1984年』でその巨大権力者のことを「ビッグブラザー」と呼んだ。

ビッグブラザーの監視があまりにも強大になってしまうと、人々はやがて考える自由さえも奪われて、ビッグブラザーの言いなりになっていく。ビッグブラザーが黒いものが赤いと言えば、それは赤だと市民は信じ切る。

そんな狂気のような「ディストピア」が日本のすぐ隣で生まれ育っていることに、日本人はもっと危機意識を持つべきだと思わないだろうか。私は何があっても中国共産党が支配する「ディストピア」には足を踏み入れたくない。(written by 鈴木傾城)


監視があまりにも効率的になると、人々はもはや逆らうことができないと絶望して、まるで羊のように巨大権力者に従うことになる。そんな狂気のような「ディストピア」が日本のすぐ隣で生まれ育っていることに、日本人はもっと危機意識を持つべきだと思わないだろうか。
https://blackasia.net/?p=10665

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日本がファーウェイを締め出す本当の理由 家計にやさしい格安スマホのリスク
2018.12.27  サイバーディフェンス研究所・分析官 遠藤 淳人 PRESIDENT 2019年1月14日号

世界シェア2位の何が危ないのか

米国政府の大号令の下、同盟各国は中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の締め出しにかかっている。


米国の要請でカナダ当局に逮捕され、その後保釈された、ファーウェイの孟晩舟副会長。各国は同社の締め出しを本格化している。(時事通信フォト=写真)

日本政府は情報漏えいや機能停止の懸念がある情報通信機器を調達しないよう、重要インフラを担う民間企業・団体に要請。電力、金融、情報通信など14分野が対象で、一部報道では、政府はファーウェイとZTEの製品を事実上排除する方針だと報じている。

NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手キャリア3社も、次世代通信「5G」の基地局などに中国製品を使わない方向で調整しているという。オーストラリアやニュージーランドでも日本と同様の対応を取ることが発表されている。

特に、締め出しをくらっている会社の1つ、ファーウェイは、売上高925億ドル(約10兆4000億円)を誇る超巨大企業だ。同社が手掛けるスマホ端末は現在、世界シェアでは韓国のサムスンに次ぐ2位。日本でも2018年にシェアが2位になり、かなり消費者に浸透してきている。米・アップルのiPhoneなどに比べて低価格なスマホを販売しており「端末代を抑えたい」ユーザーから支持されてきた。

ファーウェイやZTEの通信機器はどう危ないのだろうか。両社の格安スマホ端末を持っていても問題はないのだろうか。航空自衛隊出身で、現在はサイバーディフェンス研究所(東京)で分析官を務めている遠藤淳人氏に詳しく話を聞いた。

グーグルも情報を集めている

まず、日本政府がファーウェイやZTEの製品を締め出しにかかっているという報道についてですが、これは同盟国である米国や、安保協力が進む英国、オーストラリアなどと足並みをそろえる必要があるため、このような行動を取っていると見られます。

米国では以前から、中国は米国の機密情報を入手している、と指摘していました。

たとえば18年6月、中国が米海軍の下請け業者から、新たな潜水艦発射型の対艦ミサイル開発の秘密計画を含む、大量の機密データを盗んだと米紙・ワシントンポストなどが報じました。これまで米国が“軍事技術を新たな用途に適応させる”としか発表せず、詳しい内容がわかっていなかった「シー・ドラゴン計画」に関連する情報も含まれていたといいます。

オーストラリアの末端の防衛産業でも、中国と見られる攻撃者によりシステムに侵入され、米国の最新戦闘機「F−35」の情報が盗まれたこともありました。同様の事例が多発しています。

これだけではファーウェイやZTEが漏えいに関わっているとまでは断定できないようにも見えますが、米国は「ファーウェイやZTEは中国政府や軍と密接につながっている」とのレポートを出しています。同盟国であり、米国と機密情報を共有する立場である以上、日本も他国と同様に両社の商品を排除するしかないのが現状です。


今回の締め出しは、「機密情報が中国などに漏れるよりは同盟国に集まったほうがベターという苦渋の判断」。(時事通信フォト=写真)

というのも、日本はかつて、イージス艦に関する機密情報を自衛官が持ち出し、中国側に漏えいしたと疑われました。こういったことから、米国は「日本は情報セキュリティーが甘い国」と認識しました。そんな事情などから、日本はステルス戦闘機「F−22」を米国から輸入できなかったのです。

各キャリアが、5Gに関連する通信機器で中国勢の製品を使わないことを決めたのも、米国側の要請によるものです。5GはIoTなどにも広く活用される予定で、現在主にスマホが使用している4Gよりも重要かつ膨大な情報が扱われることになるからです。

それでは、アップルやサムスンの通信機器を使っていれば情報を収集されないのかというと、そういうわけでもありません。

米・グーグルはかつて、提供している無料サービス「Gmail」でユーザーのメールの内容を読み取り、広告営業などに生かしていました。

米国では犯罪行為やテロを防ぐ手段として合法的に情報を傍受しています。ただ、この合法的傍受も定義や範囲が曖昧です。

07年のIWC・国際捕鯨委員会の総会について、日本での水面下でのロビー活動は、電話やネットの傍受によって、反捕鯨国側に筒抜けになっていたと、米・中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン氏の極秘ファイルを入手したNHKが報じました。

日本政府がファーウェイ、ZTEを排除しようとしている理由は、単に両社が情報を不正に傍受しているからではなく、繰り返しとなりますが、安全保障上の理由がとても大きいのです。

本当は国産の技術を基盤にするべきなのですが、残念ながら今の日本にはその能力がありません。そうすると、せめて同盟国に情報が集まるほうがベターです。当然米国に収集された情報は日本との外交取引に利用されてしまう可能性もあるので、ベストではないのですが、中国などに漏れるよりはいいだろう、という苦渋の判断なのです。

格安スマホを持つといたずらの危険高まる

次に、一般に出回っているファーウェイやZTEのスマホについてです。

まずこれは、今回の政府やキャリアによるファーウェイ・ZTE排除とは全く別問題です。政府の要人などでない限り、中国政府が一般人のスマホから情報を入手して、その持ち主を攻撃する、とは考えにくいためです。

しかし、たしかにファーウェイなどが取り扱う格安スマホ端末は、情報漏えいのリスクが高額なスマホより格段に高いとはいえるでしょう。これはファーウェイというよりは格安スマホ端末全般にいえる話です。が、結局、市場に出回っている格安スマホ端末は中国メーカーの商品が多いのです。


写真=iStock.com/WoodyAlec

格安スマホ端末はその低価格を実現するためにセキュリティーが脆弱な部品を使っている可能性が高いとされています。ある米国の研究では、末端価格が約3万円以下のスマホはバグなどが多く、情報漏えいのリスクが高いと報告されています。また、スマホから不正に収集したデータを販売して、低価格販売による収益の減少分を補っている、という見方もあります。

それでは、政府ではなく、個人レベルでセキュリティーが脆弱なスマホを使うとどんな危険性があるのか。簡単にいえば、ハッカーの“いたずら”対象になりやすくなってしまいます。

セキュリティーの穴が見つかってしまえば、そこから、メッセージアプリの会話履歴、他人に見られたくない写真、GPSの位置情報などを、第三者に見られてしまうかもしれません。

格安スマホ端末は、高額なスマホに比べて、処理速度など性能は劣るものの、ラインや通話など最低限の利用しかしないユーザーにとっては、たしかにコストパフォーマンスはいいのでしょう。ただ、常にこういったリスクがある、ということを認識したうえで使用するべきと、私は考えます。

逆にハッキングが身近に起きていることを知らずに、安いという理由だけで格安スマホ端末を使うのはやめたほうがいいでしょう。

先日、日本経済団体連合会(経団連)の中西宏明会長が、歴代会長として初めて執務室にパソコンを導入したことが報じられ、これまでの会長がパソコンを使っていなかったことが大きな話題となりました。

しかし、セキュリティーの観点から見れば、これまでパソコンを使ってこなかったことで免れた危機もあったかもしれません。「財界総理」とも呼ばれる経団連会長は、悪意あるハッカーの攻撃対象になりうるからです。組織のトップもサイバー攻撃の動向を把握しておくべきです。

さて、最近は働き方改革が叫ばれるようになり、私用のスマホや情報端末を使い、自宅など会社外で仕事ができるよう取り組む企業が増えてきています。ただし、私用の端末でも業務で使う以上、セキュリティー処置やアクセス権の制御などを行うのは企業として当然の業務です。

格安スマホ端末を巡るセキュリティーの問題は、何年も前から指摘されてきたことですが、日本ではあまり知られていません。しかし、仮に格安スマホ端末を使っていたがために情報漏えいしてしまったら、場合によっては個人や企業では責任を取りきれない深刻な損害になるでしょう。格安スマホ端末は、本当にその値段に見合っているものなのか、リスクを考慮して使用することをおすすめします。
https://president.jp/articles/-/27107


阿修羅掲示板等で危険人物を探してブラックリストに載せ、スマホで24時間監視するという手口でしょうね。

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馬渕睦夫 日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

米国、「共産主義宣伝」有名大学は相次ぎ孔子学院閉鎖「スパイ防止」2018年12月13日


中国と謀略戦術は切っても切れない関係にある。世界に共産主義を広めるためには、スパイ活動が不可欠と信じ込んでいるようだ。孔子学院が、その恰好な手段になっている。米国では、その手口に警戒感が強まっている。

『大紀元』(12月12日付)は、「米ミシガン大学、孔子学院の閉鎖を決定」と題する記事を掲載した。

(1)「米ミシガン大学は10日、中国共産党のプロパガンダ機関とも言われている孔子学院の来年度閉鎖を発表した。さらに、学内すべての中国文化プロジェクトを再編するという。これまで9つの大学が孔子学院の閉鎖を決定した。ミシガン大学は2009年に孔子学院を設置した。孔子学院は表向きでは中国教育部の資金提供を受けて中国語及び文化を波及させる教育機関だが、中国共産党の掲げる社会主義を浸透させる道具となっていると専門家に非難されてきた。米国議会の中国委員会や超党派議員はこれまで、全米の孔子学院を閉鎖するよう求めている」

共産主義の宣伝をしなければならない。放っておけば、共産主義が消えてしまう、という危機感からだろう。共産主義で利益を得るのは幹部だけ。民衆収奪の暴力的な機関である。反論があれば、中国で選挙制度を導入すればよい。その自信がなければ、宣伝しないことだ。

(2)「ノースフロリダ大学も今年8月、2019年に満期を迎える孔子学院との契約を延長しないことを決定した。『過去4年間の教室活動と資金援助活動を審査したところ、学校の目標や使命と矛盾していることが分かった』と大学は当時、コメントを発表した。これまでに米国ではシカゴ大学、ペンシルベニア大学、ウエストフロリダ大学、ノースカロライナ州立大学、アイオワ大学など9つの大学が孔子学院の閉鎖を発表した」

かつて、シカゴ大学が孔子学院閉鎖の弁が出色であった。自由主義の殿堂とも言えるシカゴ大学に、その対極にある共産主義宣伝機関を置くことは学問への冒涜である、と。この主旨から言えば、全米の大学から一掃すべき存在だろう。

(3)「2017年に孔子学院について調査報告を発表した全米学識者協会ディレクターのレイチェル・ピーターソン氏によると、孔子学院の教材には、中国共産党が敏感話題と位置付ける事件や事案について取り上げていない。1989年の学生運動弾圧・六四天安門事件や、迫害されている法輪功、地下教会、ほかチベット、新疆ウイグル自治区の人権侵害問題に触れていない。また、台湾や香港の両岸関係にも言及はなく、共産党政権の政策を全面的に正当化する内容だという」

中国の宣伝機関である以上、中国の欠陥を隠すのは当然。そういう、学問の府にふさわしくない機関は学内に置くべきでない。

(4)「調査によると、孔子学院の契約にあたり、中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。その後も、米国大学の研究所と共同研究や協定を結び、関係を深め、米国の技術力や知識を吸収する。全米学識者協会は米大学に対して、設置する孔子学院の資金提供源や財務状況の透明性を高めるよう要求している。また、同学院を外国代理人に登録することで、国家の安全保障を守ることにつながるとしている」

このパラグラフに、孔子学院設置の目的が現れている。中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。こうやって、コネをつくり大学へ潜り込む。スパイ活動を始めるのだ。大学の教員は、「人を疑わない」天性の善人が多い。それだけに、百戦錬磨の孔子学院担当者には、狙いやすい「スポット」であろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14265854.html

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中国、「共産党宣伝工作」米大学教授へ美人にカネを持たせて「協力要請」2018年12月13日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14279785.html

中国は、世界中で共産党宣伝工作への協力者を求めている。大学教授と言えば、知識人の代表のように見られている。それを利用して、中国共産党を褒めた記事を執筆したり、TVで発言してくれれば、金銭を払うという申入れをしている実例が分った。日本でも、この種の例に出会う。歯の浮いたような「中国賛美論」の裏には、金銭授受か中国人女性を絡めさせている。注意が必要だ。

『大紀元』(12月13日付)は、「カネと名声、美女で誘惑、中国共産党のプロパガンダ工作、米教授が実体験明かす」と題する記事を掲載した。

米フルブライト大学教授でブルームバーグ評論員のナイブ・バルディング氏は12月12日、自身のSNSアカウントで、中国滞在中に持ち掛けられた当局側のプロパガンダ協力要請や、美女の接近など、海外の専門家を取り込む手法を暴露した。

(1)「中国政府の対外プロパガンダ工作について、バルディング氏はこの度、自身の体験を明かした。中国滞在中、同氏は何度も中国当局者から収賄を持ち掛けられたという。「中国について声高に積極的に良い話を広げれば広げるほどお金が入る、名声も得られる」と聞かされていた。バルディング氏は、共産党党紀や習近平主席を礼賛するようにとの要請を拒否したという」

カネを払って言論を買う。中国共産党は実態悪をカネで隠す。落ちぶれたものだ。

(2)「中国側は、同氏の米大学教授という西側の知識層という点を強調して工作に協力するよう誘われていた。『国営メディアに出ることで、米国ワシントンから来た専門家が党を称える言論を広げれば、あなたは共産党や宣伝部から信を得るだろう』。『私は、シンクタンクや名門大学の博士たちが、中国官製メディアに出演したり執筆活動に忙しくしている背景に、何が起こっているのか知っている』バルディング氏は書いている。また、中国当局は言論操作のために、『頻繁に不透明な形で』多くの資金をふるまっている」

日本では、8割が中国に「良い感情」を持ってない。これは、中国の実態を熟知しているからだ。私の古い知り合いが、「中国絶賛論」をやっている。彼も相当の金品を貰っているのだろうか。昔は、誠実な人間だったが、どこで狂ってしまったのか。残念である。

(3)「バルディング氏は一度、政府系の会議に参加したことで謝礼金を受け取ることになった。同氏は電子送金を想定していた。しかし、思わぬ送金手段に唖然としたという。『美女が現金の入った封筒を持ってホテルの私の部屋を訪れて、必要なものがあれば言ってほしい、と申し出た』。接待の誘惑を察したバルディング氏は『事態を把握して、彼女に礼を言って扉を閉めた』。さらに、バルディング氏が中国から離れるための飛行機に搭乗する直前まで、何らかの形で数人の美女が同氏に接近した。同様に外国から中国で仕事をする関係者の噂では、より高待遇を受けた例を聞いたという」

女性を絡ませるスパイ行為は、中国の十八番である。ハニートラップだ。こういうことに加担する女性は、よほどカネに窮した家庭の生まれか、共産主義を広める信念か。

(4)「中国共産党政府は、世界中の新聞社に多額な資金支援を通じて『中国について良い話を伝える』メディア工作を行っている。英ガーディアンが12月、調査報道で明かした。同報道によると、共産党は当初、中国国内のみ厳格な言論統制を行っていた。世界的に中国の影響力を拡大させるために、海外メディアが中国共産党の政策や非人道犯罪を追及するのを封じ込める必要性が高まった。このため、高額を支払い広告記事を海外新聞社に掲載し、間接的に言論を封鎖し『中国について良い話を伝える』プロパガンダ工作を講じている。同記事によれば、日本では毎日新聞が中国共産党のプロパガンダ紙660万部を受け入れている」

中国共産党は、マスメディアにも的を絞っている。多額の広告料を払って「買収」するのだ。日本でもそれに該当する新聞社があるという。信じがたい話である。8割の読者は、中国へ良い感情を持っていない日本で無駄金になる。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14279785.html

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中国、「対米世論操作」中間選挙狙い前例ない大規模「米当局証言」2018年10月11日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/12779086.html


ニールセン米国土安全保障長官とレイ米連邦捜査局(FBI)長官は10日、上院国土安全保障委員会で証言した。中国は11月の米中間選挙を前に全米世論の操作を画策し、前例のない活動を展開しているほか、米国は諜報防止において最大の脅威に直面しているとの認識を示した。ロイターが10日伝えた。

中国は、米国への「内政干渉」を一切していないと否定している。米国当局者の議会証言であるから、虚偽とは思えない。平然と技術窃取をしている中国のことだから、「火のない所に煙は立たない」の喩え通り、何か仕掛けているのだろう。事実とすれば、「断交」ものであろうが、米国はどのように対応するつもりか。

『ロイター』(10月10日付)で、「中国、米世論操作狙い前例ない活動米当局者ら最大の脅威と証言」と題する記事を掲載した。

(1)「ニールセン米国土安全保障長官とレイ米連邦捜査局(FBI)長官は10日、上院国土安全保障委員会で証言した。中国は11月の米中間選挙を前に全米世論の操作を画策し、前例のない活動を展開しているほか、米国は諜報防止において最大の脅威に直面しているとの認識を示した」

(2)「ニールセン長官は中間選挙に向け、1)世論操作、2)投票者登録リストや投票機器など選挙インフラの障害や不正侵入──といった脅威が存在するとした上で、『中国が全米世論の操作に向け前例のない取り組みを行使していることは間違いない』と断言。『中国による選挙インフラへの不正侵入を狙った行為はこれまでのところ確認されていない』とも述べた。 レイ長官は、『中国に関し、米国は多くの点で最も広範かつ複雑で、長期的な諜報防止の脅威に直面している』とさらに踏み込んだ発言を行った。この問題を巡っては、トランプ大統領も9月下旬、『中国は私や共和党に勝利してほしくない』と述べ、同国が中間選挙への介入を画策していると非難していた」

事の真偽について書く資格はないが、次のような記事が報じられている。

『ブルームバーグ』(10月10日付)は、「中国ハッキング用チップで新たな証拠、米通信大手のネットワークでも」と題する記事を掲載した。

この記事では、米大手通信会社のネットワークで、スーパーマイクロ・コンピューターが供給したハードウエアの中にハッキングを可能にするチップが見つかったというもの。発見者が写真入りで名乗り出ている。ハッキング用チップであれば、通信過程でいかようにも情報が操作されるわけで、米当局の議会証言は、このハッキング用チップと関係があるのだろうか。

しかも、この種の「工作」は中国の下請け業者が行えるということだから、現場の特定は困難という。こうなると、一切、中国へ仕事を出さないことが最善の防御策となる。トランプ大統領が、米国の安全保障は中国と疎遠になることだと発言しているが、不幸な事態が起こったものだ。

(3)「米大手通信会社のネットワークで、スーパーマイクロ・コンピューターが供給したハードウエアの中にハッキングを可能にするチップが見つかり、8月に除去されたと、この通信会社から委託を受けたセキュリティー専門家が明らかにした。米国向けに生産されたテクノロジー部品が中国で不正に手を加えられたことを示す新たな証拠となる」

(4)「ブルームバーグ・ビジネスウィークは今月、スーパーマイクロの中国下請け業者が2015年までの2年間、中国情報当局の指示により、サーバー向けマザーボードに問題のチップを埋め込んでいたと報じている。通信会社から委託されたヨッシ・アップルバウム氏はこのほど、チップ発見に関する文書や分析、その他の証拠を提供した」

(5)「アップルバウム氏はかつてイスラエル軍情報機関のテクノロジー部隊に所属、現在は米メリーランド州に本拠を構えるセピオ・システムズの共同最高経営責任者(CEO)を務める。同社はハードウエアのセキュリティーを専門とし、通信会社の大型データセンター数カ所の調査に起用された。アップルバウム氏は顧客と秘密保持契約を結んでいるため、ブルームバーグは問題が見つかった企業の名称を明かさない方針。アップルバウム氏によると、スーパーマイクロ製サーバーで異常な通信が見つかり、サーバーを綿密に調査した結果、ネットワークケーブルをコンピューターに接続するサーバーのイーサネットコネクタに問題のチップが埋め込まれているのを発見した」

(6)「同氏は、別の複数企業が中国の下請け業者を使って製造したハードウエアの中にも、同じように手が加えられているのを見たことがあるとし、スーパーマイクロの製品だけではないと述べた。『スーパーマイクロは犠牲者だ。どの企業もそうだ』と同氏は語った。ハッキング用チップを仕込むことができる中国国内のサプライチェーンは数え切れないほどあり、発生カ所を特定するのはほぼ不可能な点が懸念だと指摘。『中国のサプライチェーンはそこが問題だ』と続けた」

中国が、ここまで執念を燃やして「米国打倒」に立ち向かっているとすれば、空恐ろしさを覚える。中国4000年の歴史は、陰謀と裏切りの4000年であった。人間を信じられない。裏切ることしか生きる術のない中国。最近の習近平氏の政敵追放のすさまじい振る舞いを見ていると、漢族の裏切りがDNA(集合的無意識)となって受け継がれているにちがいない。こういう「種族」とは関わりを持たない。接近しない。これも一つのサバイバルであろう。


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中国、「スパイ・スカウト」パソコン・女性・学費支給「3大接近法」2018年11月06日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/13343988.html
映画で見るスパイには、必ず女性が登場する。男をスパイの手先にするには、これが、古典的手法のようだ。このほど、米司法省が相次いで逮捕した中国スパイの3大手口では、女性のほかに、パソコン供与と学費支給で学生をスパイに一本釣りした様子が分るという。


『大紀元』(11月5日付)は、「米ジャーナリスト、中国のスパイ・スカウトの手法を分析」と題する記事を掲載した。


(1)「正式な接触の前、「スポッター(spotter)」と呼ばれる中国の調査員が、ターゲットについて調査・評価を行う。そして、その結果を情報機関の幹部に提出する。幹部らは、正式なスカウトに値するかを再評価する。スポッターの多くは、シンクタンク、大学、企業幹部であり、スカウトに直接関与していない」


(2)「ターゲットになった米技術者をスパイ活動に駆り立てるため、さまざまな手段で動機づけをする。金品の供与、イデオロギーの宣伝、脅迫、またはスパイ生活のスリル感を味わせるなどなど。中国当局は、中国人をスカウトする場合、脅迫や愛国心の利用などの手段を多用している。欧米人に対しては、金品の提供が多い」


(3)「中国の工作員はターゲットとなった欧米人に、直ちに祖国への反逆を求めることはない。まず気づかれないように良好な関係づくりに腐心する。米中央情報局(CIA)ブレナン前長官は、「(スパイになった米国人が)気づいた時点ですでに時遅し」とその手口は巧妙だと述べた」


(3―1)「2001年中国に留学し、その後中国上海に移り住んだバージニア州出身の大学生、グレン・シュライバー(Glenn Shriver)氏は04年、諸外国の貿易白書の作成スタッフを募集する新聞広告を見て、応募した。広告を掲載した中国人が、シュライバー氏に120ドル(約1万3537円)の論文作成費を支給し、同時に2人の男性を紹介した。学生と2人の男性は親しくなるにつれ、男性らは学生に対して、米への帰国、米の国務省またはCIAでの就職を薦めた。中国の情報機関は、大学生に採用試験の参加費として、3万ドル(約338万円)を与えた。大学生は2回採用試験を受けたが、2回とも失敗した。2007年、CIAの秘密プロジェクトの採用試験にも応募した。中国情報機関はその際、学生に4万ドル(約451万円)を渡した。大学生はその後、逮捕された。米諜報当局は大学生をモデルにした啓発ビデオを作成した。海外に留学している米国人学生に対して、中国人工作員からの誘惑に警戒を高めるよう呼び掛けた」


(4)「ターゲットとなる人に対して、中国情報部員は時にストレートにスパイ行為の強要を切り出す。2017月2月、CIA元幹部のケビン・マロリー(Kevin Mallory)氏がソーシャルメディアのリンクトインで、中国の上海社会科学院の職員と自称する人物からリクエストを受け取った。FBIは、中国国家安全省は、中国社会科学院と連携して活動していると指摘した。社会科学院の職員と名乗る中国の工作員は多く存在するという。マロリー氏はその後、電話を通じてこの上海社会科学院の職員と連絡を取り、17年4月に中国で2回面会した。そこで、マロリー氏は特別な電話機を受け取り、 安全なメッセージ機能を使って中国の「顧客」に連絡する方法を教えられた。マロリー氏は中国の対米政策白書の作成に2回協力した」


FBIは、中国国家安全省が中国社会科学院と連携して活動していると指摘した。社会科学院の職員と名乗る中国の工作員は多く存在するという。中国社会科学院といえば、哲学及び社会科学研究の最高学術機構であり、総合的な研究センターだ。研究所31、研究センター45、研究者4200人を擁し、中国政府のシンクタンクとして大きな影響力をもつ。また世界80ヵ国のシンクタンク、高等研究機関200余りと日常的に交流する。政府直属事業である。


この中国社会科学院が、中国のスパイ活動の一端を担っているとは驚きである。学術研究に名を借りてスパイに誘い込むとは、恐るべき国家である。ここまでスパイする意図は何か。相手国を出し抜き、陥れる謀略を秘めているのだろう。この地球上に、このような国家が存在すること自体、恐怖である。後進国が、先進国へのし上がろうという謀略である。労せずして甘い汁を吸う策略だ。「中国製造2025」は、まさに謀略のシンボルであろう。


中国が、ここまで謀略に長けているのは、中華帝国の戦略そのものを受け継いでいる証拠だ。こうした手練手管を駆使し、中国の版図を拡大してきたに違いない。


(5)「スパイとその指令役(handler)の連絡方法は以前の直接会うことから、現在暗号化された通信機器の利用に変わった。FBIは今年1月、中国情報機関の指示を受けて米国内でスパイ行為を繰り返していたとして、CIA元職員の李振成(英語名、Jerry Chun Shing Lee)氏を逮捕・起訴した。起訴状によると、2010年4月李氏は中国の工作員2人に会った。工作員は李氏に金品の供与を約束し、その見返りとしてCIAに関する情報の提供を求め、密かに連絡するために、李氏に複数の電子メールアドレスを提供した」


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中国、「ファーウェイ」当局にアクセス・コードを提供「スパイ支援」2018年11月07日

中国政府は、表向きは「ニーハオ」と言って愛嬌振りまきながら、裏にまわれば公然とスパイ活動を行なう。まさに、「ジキルとハイド」の国家のようである。次々と明らかにされる中国のスパイ活動は、止まるところを知らない。


『大紀元』(11月6日付)は、「中国通信大手ファーウェイ、当局にアクセス・コードを提供―豪メディア」と題する記事を掲載した。


(1)「オーストラリア政府関係者が入手した機密調査報告書はあらためて、中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)と中国当局が緊密的な関係にあることを指摘した。同報告書によると、中国情報機関は海外で浸透工作を展開するため、ファーウェイの社員に海外のインターネットのアクセス・コードを提供するよう要求していた。豪メディア「ウィークエンド・オーストラリアン」電子版が3日報じた」


オーストラリアは、中国の政治的浸透の対象にされていたことが判明以来、中国に対して極度に神経を払っている。その点では米国並みだ。華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)は、中国政府の別働隊とさえ見なされている。これは、もはや国際的な常識になっている。日本の警戒心は薄いようだ。


(2)「オーストラリア通信電子局のマイク・バーガス局長は10月29日、キャンベラで開催されたサイバーセキュリティの関連イベントで、ファーウェイとZTEが「危険性の高い企業」であると指摘した。また、5G技術の整備は国民生活に関わる重要な通信インフラであるため、豪国内のサイバーセキュリティを考慮して5G構築から2社を除外することを支持する考えを示した」


日本では、次世代通信網5Gをめぐって、ファーウェイとZTEの扱いについて結論を発表していないが、一部報道では排除するとしている。米国や豪州が排除しているのに、わざわざ日本が危険な選択をする必要はない。国家の安全保障確保が第一である。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/13363589.html


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僕に真実を明らかにされて阿修羅の中国工作員も迷惑してるみたいだね。
中国政府は必死に情報統制してるから、阿修羅の中国工作員にも同様の指示がされたという事だ:


中国、「報道規制」経済ニュースも検閲対象へ貿易戦争「敗れたり」 2018年11月15日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/13551950.html

中国も随分と落ちぶれたものだ。習近平氏は、経済ニュースまで検閲対象に加えたという。悪いニュースは報道させない。国民の目と耳をふさぐ戦法に出てきた。経済の実態が極めて悪化しているのだろう。戦時中の日本が経験したように、「報道規制」は実態経済の悪化を示す証拠である。


今さら悔いても始らないが、習氏は民族主義者の煽動に乗ってしまい、この始末である。米国と戦って勝てると見た習氏の力量の限界を示している。貿易戦争に入る前、中国の改革派は署名入りで反対論を打ち上げている。中国は、貿易紛争で米国と互角に対抗する力はない、というものだった。結果は、その通りになっている。習氏の権威は、これでかなりの「ディスカウント」になろう。


『フィナンシャル・タイムズ』(11月14日付)は、「中国、景気減速で経済ニュースも検閲対象に」と題する記事を掲載した。


(1)「中国の経済成長が減速し、米国との貿易戦争が消費者心理や株式市場に打撃を及ぼすなか、中国政府は国内メディアの統制をさらに強めている。共産党は数十年来、力強い経済発展を自らの正統性のよりどころにしてきただけに、景況感が下向きになってきたこの時期、経済ニュースは政治ニュースと同様に検閲の対象になっている。『こんなに厳しい検閲はこれまでなかった』と、20年のキャリアを持つ経済記者は打ち明ける。『今年後半に大きな方針転換があった』。中国の有力メディアの記者・編集者十数人が匿名を条件にフィナンシャル・タイムズ紙に語ったところでは、中国の中央宣伝部の当局者が数カ月前、中国経済を中傷するような報道をしないよう指示したという」


日本の戦時中の情報検閲の経験を聞くと、それは厳しいものだったという。私の勤めた『週刊東洋経済』では、毎号のゲラ刷りで検閲を受けるのだが、遠回しに書いても検閲官は敏感に対応したという。「負け戦」とは、こういうものだ。中国が、ここまで経済ニュースに敏感なのは、「敗戦」による責任回避を始めているのであろう。習近平氏も、ミソをつけたものだ。


(2)「メディア関係者によると、消費者の支出減や地方政府による債務返済の苦闘ぶり、破産した民間企業の人員解雇、国有企業の非効率経営といった話題の報道は日を追って認められなくなっている。報道機関は『貿易戦争』という語句の使用を禁じられ、貿易摩擦が中国経済減速につながるといった解説も避けるよう命じられている、と複数の記者が証言した。世界の企業や投資家が製品の販売先、株式・債券市場への投資先として中国との関わりを深めるなかで、独自の経済報道に対する弾圧も強まっている」


もともと、官製メディアはただの宣伝機関であるから記事に信憑性がない。となると、外国メディアの情報が唯一の信頼性ある情報と言うことになる。この状態が、この先「何十年」も続くのか。中国経済に「朗報」が期待できない以上、情報の解禁は困難であろう。購読を止めた方が良いのかも知れない。


(3)「ある有力誌の編集者は、経済報道への規制がこれまで政治報道にだけ向けられていたのと同じ程度に厳しくなっていると話し、『いまや経済が政治問題化している』と言い放った。関係筋によると、報道規制当局は編集者に対し、経済問題を題材にしたりネット上で拡散したりしないよう電話で指示している。『今年は電話がかかってくる回数がかなり多くなった』と、1日に何度も電話を受けるという編集者が明かした。関係者によると、中国の大半のメディアはここ数年、広告収入の減少で採算ぎりぎりの経営状態にあり、(当局から)一時閉鎖でも(命令を受ければ)財務的に大打撃になり得るという」


大半のメディアの広告収入が減ったと指摘している。この事実こそ、中国経済の末端は、不景気風に見舞われている証拠だ。中国経済の「落城」は近い。習近平氏は、全権を一手に握って、もはや逃げ場がなくなった。どうする積もりだろうか。

2018年11月20日
中国で「景気悪化」ニュースが報道禁止になった
株価が暴落しているなどの報道は禁止されている


画像引用:https://portal.st-img.jp/detail/02a5d08c046dde236df1235018362356_1535075707_2.jpg


景気悪化は報道禁止

中国で最近経済ニュースへの締め付けが厳しくなり「景気が悪い」などの表現が禁止されたという。

英紙フィナンシャルタイムズによると、中国経済にマイナスの印象を与える報道をするなという指示がされている。

ここで説明すると中国のあらゆるメディアは国家資格をもつ記者が執筆していて、無資格で記事を書くと違法になる。

政府は記者を選別することが出来、指示に従わない記者は記者免許をはく奪されたり「失踪」することになる。

記者にとって政府は親会社のようなもので、意識としては公務員に近い。

さらに新聞やテレビ、ラジオ、大手ネットメディアはすべて国営か公営企業、良くて共産党傘下で民間の報道メディアは存在していない。


もし個人や私企業が中国政府の許可を得ずに出版や報道をしたら、香港の書店のような目に合う。

(失踪した香港書店関係者 中国公安に拉致されたと告発http://www.thutmosev.com/archives/61948260.html)参照

2018年になって報道規制当局は貿易戦争や経済減速などの文字の使用を禁止し、後ろ向きの報道をしないよう指示した。


当局担当者が一日に何度も編集者に電話してきて、細かい指示を出しているという。

こうした干渉はネットメディアにも及び、ネットだから自由だというのは中国では通用しない。

2017年から中国では、サイトやブログ開設には政府発行の許可証が必要になり、政府指定の検査官の承認が必須になった。


インターネットにも自由はなし

むろん政府に都合が良いサイトやブログしか許可証は発行されないので、膨大なサイトが閉鎖され今も消え続けている。

匿名ブログなど存在せず政府が執筆者を把握しているので、経済悪化のニュースを書かないよう指示を出している。

スマホのニュースアプリも同様に政府の支配下にあり、毎日政府の担当者から電話があり削除命令や指導がある。


中国ではSNSも実名登録制でネット上には表示されないが、政府はIDで個人を識別できる仕組みになっている。

中国版ツイッター(この呼び方は不適切だが)の微博(ウェイボ)では数千人の公安部隊が世論誘導のためにネットに書き込んでいるのが分かっている。

だれかが政府批判を書き込むと即座に別の誰かが否定し、最後に政府称賛になるのはこのためです。


政府批判の書き込みはAIが監視して即座に削除され、隠語などで書き込んでも公安部隊が手動で削除します。

このように中国では紙メディアでもネット媒体でもSNSでも、政府批判を書くこと自体が不可能になってきています。

外国のサイトに書き込むのも困難で、中国からツイッターなど外国の「反中国サイト」への接続ができない。


迂回手段だったVPNも中国では遮断されたので、たとえばこのブログも中国からは閲覧できません。

中国人が海外旅行好きなのは、国外に出れば自由に外国のネットが使えるからというのもあります。
http://www.thutmosev.com/archives/78193321.html



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管理人さん、赤かぶのデタラメ投稿をいつまで放置するのですか。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/534.html
投稿者 SOBA 日時 2011 年 1 月 29 日 21:58:29: LVbi13XrOLj/s
 

管理人さん、赤かぶのデタラメ投稿をいつまで放置するのですか。


↓以下3投稿はどれも、ブロガー「まるこ姫の独り言」さんのエントリリーをコピペではっただけです。

1、議論板は板違い。

2、この「まるこ姫の独り言」さんの紹介でもそうですが、他の政治板への赤かぶ投稿を見ても、赤かぶのはブログの固定URLを末尾で紹介しています。まるで赤かぶが自分で投稿したかのようなスタイルです。
 阿修羅に初めて来た人は錯覚します。それ以上にブロガーに対してまったく失礼な話しだ。最初にURL紹介し、ブログを見て下さいくらいの気持ちがあってもいい。

菅首相言いも言ったり!”与謝野氏起用は改革の大義”(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/371.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 1 月 27 日 21:53:44: igsppGRN/E9PQ

宮城県、性犯罪前歴者のGPS監視検討に思う(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/364.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 1 月 23 日 23:45:31: igsppGRN/E9PQ

菅首相、政治主導を軌道修正す!(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/361.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 1 月 22 日 20:35:50: igsppGRN/E9PQ  


▲△▽▼

モリカケ問題等の政治家のスキャンダルはすべて CIA が官僚を通してマスコミに流したもの

阿修羅掲示板でモリカケ問題のマスコミ記事を24時間毎日、毎日流し続けていたのは『赤かぶ』氏


という事は

『赤かぶ』氏 は CIA系のネット工作員という事ですね。

僕みたいに『赤かぶ』氏 の記事の間違いを指摘するとすぐに非表示にされるというのは わかり易過ぎて何かなー

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阿修羅掲示板で どうでもいいモリカケ問題みたいな話だけで何か月も大騒ぎしている CIA, 中国・朝鮮の工作員が必死で隠そうとしている事実とは:


日本人の殆どが安倍首相に永遠に総理をやって欲しいと思っている


安倍先生は歴代で断然 No.1 の総理大臣

日本を救った安倍先生の偉大な業績

アベノミクスで日本政府の借金はゼロになった

超円高から超円安に変わって輸出企業の業績はバブル期並みになった

安倍は財務省に逆らって民主党が決めた消費税上げを二回も延期した

財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できていた

財務省は安倍が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ

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経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末

財務官僚は反安倍勢力

文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。

安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。


もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。

17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html

で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。

このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。

財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。

ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。


筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html

で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。

一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。


しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。

ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。


追出された柔軟派の官僚

「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。

陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。

たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。


それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。

この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。

銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。


このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。

銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。


ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。

ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。

筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/


●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…

●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?

●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?

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安倍先生以外の政治家は全員財務省の手先で日本を滅ぼそうとしている。


『財政規律派 復活の芽は? 自民総裁選の争点に

総裁3選をめざす安倍晋三首相は就任5年半で、消費税率10%への引き上げを2度先送りした。「ポスト安倍」を狙う他の候補は首相との違いを意識して、財政規律に関わる発言を始めた。

「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」。

自民党の石破茂元幹事長は3日の講演で力説した。最近は憲法に財政規律を明記するよう主張する。

岸田文雄政調会長は財政再建に関する特命委員会で政府への提言をまとめる。国・地方をあわせ債務は1000兆円超。それをどうするかが焦点だ。

 なぜポスト安倍候補の2人がそろって財政問題に関わるのか。総裁選への布石とみられる。

首相は消費税率10%への引き上げを2回延期し、いまの実施予定は19年10月。政府は総裁選前の今年6月ころに新たな財政健全化の計画を定めるが、国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化を20年度にめざす目標も先送りが確実だ。』


「次の時代の方に、ものすごい借金を負わせていいはずはない」

 などと主張するのであれば、石破元幹事長は「過去の全ての政治家」を批判しなければなりません。何しろ、日本政府の負債は(2015年時点)は、名目の金額で1872年の3740万倍! 物価の上昇分を除いた実質でも1885年の546倍!に増えているのです。(※島倉原氏の試算)


 そもそも、経済成長とは「資産と負債」が共に増えていくことです。


 特に、経済成長の肝である「投資」の蓄積足る生産資産は、何らかのおカネの「調達」によって積み上がったものです。


 企業が設備投資を決断し、銀行からおカネを借りると、その時点で「銀行預金」という「銀行にとっての負債」が創出されます。当然、企業のバランスシートの貸方には「銀行からの借入金」という負債が計上されます。


 過去の日本の経済成長によって、銀行(=金融機関)の負債は3000兆円を増える水準にまで膨れ上がっているわけですが、そもそも資本主義とはそういうものなのです。


 誰も、銀行の負債(主に銀行預金)について、
「全額返済しろ!」
 などとは言い出しません。


 それにも関わらず、なぜ「政府」の負債の増加を過度に問題視するのか。しかも、相変わらずの超低金利が続き、さらに日本銀行が国債を買い取り続けているため、政府の実質的な負債が減り続けているこの状況で。


 もちろん、政治家が、
「その方が、自分の支持率が上がる」
 と考えているためなのでしょう。そして、緊縮を叫ぶことで支持が高まる「空気」を、すでにして財務省やマスコミによって作られてしまっています。


 この状況を打破するためには、一人でも多くの国民に、
「日本に財政問題などない」
「現時点で緊縮を主張する政治家は、国民を貧困化させる愚か者」
 であるという現実を理解してもらうしかありません。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12372575605.html


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ


◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)

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阿修羅で工作員が大騒ぎしているモリカケ問題等のスキャンダルはすべて CIA がマスコミやネットに流したものだった:


日本のジャーナリズムとネット掲示板を監視する米軍組織
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html


 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。

  当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。

  1998年10月からの“金融ビッグバン”も、橋本龍太郎が無理やり約束させられたものです。当時は、「金融自由化だ」「ビッグバンだ」とあれほど騒がれたのに、今は誰も口にしない。なぜなら、「金融自由化」の掛け声とはまったく逆で、結果的にできあがったのは「金融統制」の体制でした。

  日本は騙されたのです。あの時に外資すなわちニューヨークの投機マネーが自由に日本に入ってこれるようにした。そして少額で日本の大銀行を乗っ取れるようにした。

  この1998年2月、“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”を起こし、大蔵官僚たちを計画的に叩きのめしたのです。日銀官僚の福井俊彦(現日銀総裁)もあのリストに入っていました。名刺があった連中は皆さらし者にされ、官僚として出世が止まったのです。

  CIAはこの名簿をインターネット上に流し、さらに愛国派官僚たちが引きずり降ろされる不祥事に発展しました。いわゆる“大蔵落城”です。マスコミはCIAの尻馬に乗って、日銀と大蔵官僚叩きをやったのです。

  この時、すでに自民党の政治家たちは一人ひとり弱みを握られてアメリカの軍門に下っていたのですが、日本の官僚たちはアメリカの言うことを聞かないで抵抗していました。その結果、叩きつぶされたのです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi013.html


日本のジャーナリズムやネット掲示板を監視する米軍組織 _ 2
http://alternativereport1.seesaa.net/article/122853746.html

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。

さらに、この軍隊は、こうした反米的思想の持ち主の身辺を「探り」、その金銭関係、異性関係、趣味・性癖の「情報収集」に当たっている。不倫関係、多額の借金、他人に言えない性癖等々の情報を収集し、「反米的な」思想家・評論家・ジャーナリスト・大学教授を「脅迫」し、口封じを行うためである。

 「必要に応じて」こうした情報は日本のマスコミに流され、スキャンダル流布による、特定のジャーナリスト・大学教授「ツブシ」が行われる。これは米軍による「日本支配のための軍事行動」である。そのエージェントが、マスコミである(注1)。

*注1・・・小泉元首相の郵政民営化を厳しく批判した植草一秀教授に対する、捏造スキャンダルによる、司法とマスコミの、リンチ報道・裁判に、その極めて悪質な典型を見る事が出来る。植草教授に対する、この捏造スキャンダル=リンチ事件は、日本から表現の自由・言論の自由が無くなる歴史的出発点として、言論暗黒時代へ向かう分岐点として、50年後、日本現代史にゴシック体文字で印刷・刻印されるであろう。以下、参照。


このCIAが日本を含め世界各国の国会議員、政治家達の女性スキャンダル、裏金作り情報、松岡農林水産大臣の「なんとか還元水」問題等の情報を調査・把握し、米国に逆らえば日本の東京地検特捜部に匿名ファックスを送り付けて来る事は日常的に行われている、常識的な「慣例」である。

小泉元総理が学生時代に犯した日本女子大学の大学生に対する強姦事件と、神奈川県警に逮捕された小泉元総理の警察の取り調べ調書も米国側は当然握っていた。小泉はこれで完全に 「操り人形」と化していた。

現在では、極東最大のスパイ組織キャンプ座間にある米国陸軍第500軍事情報大隊が総力を上げ、日本の政治家、企業経営者達のスキャンダル情報の調査・ 蓄積を行っている。

相手は軍隊である。無防備な農林水産大臣1人を「潰す」事は簡単である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49609103.html


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モリカケ問題等の政治家のスキャンダルはすべて CIA が官僚を通してマスコミに流したもの

阿修羅掲示板でモリカケ問題のマスコミ記事を24時間毎日、毎日流し続けていたのは『赤かぶ』氏


という事は

『赤かぶ』氏 は CIA系のネット工作員という事ですね。

僕みたいに『赤かぶ』氏 の記事の間違いを指摘するとすぐに非表示にされるというのは わかり易過ぎて何かなー


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赤かぶ の正体と 管理人のコメント欄安定化への思い!
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/495.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2017 年 7 月 03 日 11:35:56: l4kCIkFZHQm9g k1aLtJengsyL8JJzkGyK1A


赤かぶ氏が登場したのは、2010年、政治板NO90のころからです。
それから2012年 政治板No 120のころまでは、ほとんど目立つことはなく、投稿数も全体の1割にも満たない程度です。
このころは私も阿修羅に来ていて、コメント欄でも結構お騒がせし管理人ともやりあった経験があります。
この後、赤かぶ氏の投稿は徐々に増えて行き、2015年 政治板 NO 187では、総スレッド数650のうち赤かぶ氏によるものが460となっています。
現在は、それ以上でしょう。
この間、阿修羅掲示板からはスレッドを立てられる人が減っていきました。
減った分、赤かぶ氏が補填したのか、赤かぶ氏がでしゃばるから減ったのかはわかりません。

毎日の投稿するをみますと、7月2日の政治板での赤かぶしは31のスレッドを立ち上げています。たの板も合わせると50を超えます。

日曜祭日を含めて年間通して毎日50以上のスレッドを立ち上げるなど、とても個人でできるものではありません。
ヤフーの検索でも阿修羅掲示版の赤かぶとは誰かと言う話題もあります。
私も以前からいぶかしく思いながら見ていたのですが。最近になって赤かぶ氏がコメントの非表示をするようになり、その事を管理人に問い合わせなどをしているうちに赤かぶ氏の正体が解りました。

先に言いましたように、2012年ころは、私も阿修羅掲示版に投稿していました。
当時の管理人はコメント欄があれないようにするために気を使っていたようですが、すでに巨大掲示板、一人ではどうにもならず、お知らせ板を作っていても実際は板違いにペナルティを課す程度でした。
そのご管理人も考えたのでしょう。
掲示板の監視人を複数雇って監視することです。
これは大きなサイトではどこもやっています。
赤かぶと言うHNは監視人(5〜6名以上と思う)が使う共通のHNであると思います。
管理の姿勢としては、ここまでは全く問題ないと思います。
監視人が赤かぶのHNで話題を集めて転載することも、阿修羅の情報が、どこよりも多いと言う信頼を受け、阿修羅の繁栄に寄与していることも認めます。

最近になって管理人は監視人グループにコメントの非表示権を託しました。
これも肯定します。
問題は、非表示権得た監視人グル―プが、それを乱用し始めたことです。
権力と言うものの魅力は使うことで解ります。
現在の監視人グループは、それを使う事に有頂天になり、適正とか公平の観念がない試行錯誤の時期と好意的にみることもできあます。
アメリカ大統領も就任後100日は見守られているようです。
監視人グループも、非表示権の行使について反省し改める時期ではないでしょうか。

それと、もう一つ、
管理人は監視人に非表示権を耐えると同時に一般のスレ主にも非表示権を与えました。
民主的と言う意味でしょうが、これは大きな間違いと言えます。
我々が個人のブログでコメントをする場合、ブログ主の思いに気遣って遠慮して意見を述べることがあります。
阿修羅掲示版のスレッドが、その様な事になっては掲示版の掲示板たる特徴がなくなります。
スレ主により自分のスレッドの安定には役立っても、阿修羅掲示版が受ける打撃は大きなものとなるでしょう。
以前から問題となっている阿修羅の論客が減っていくことに拍車をかけることになります。
また、権力者にすり寄るポチはどこにもいて、権力者が見え隠れするようになると彼らが動き始めます。
それも醜いことです。
一般のスレ主に非表示権を与えるのは無条件に好ましくないとおもいます。

最後に監視人さん方へ
このスレッドを板違いとして削除することはまさかないでしょうね。
このスレッドは、主に政治板、そのものに対する意見であり、全投稿者、読者にあてたものですよ。


コメント


7. 2017年7月03日 12:49:45 : Ptg6BqGwWY : HWRi1vTNLnM[2]

私も赤かぶ さんの投稿の姿勢には疑問を持っています。

たとえば最近 record china の引用が多くなっています。

赤かぶ さん達の 意図がここからうかがえるように感じています。

阿修羅に依存している私たちにも責任があると思います。

ぜひこれを機に、第二阿修羅のようものを作り、阿修羅が独善的にならないようにしませんか

33. 天橋立の愚痴人間[500] k1aLtJengsyL8JJzkGyK1A 2017年7月03日 16:11:50: cJ5ln2Bgjw : id432x4aDns[108]

赤かぶは他のスレッドで、私(天橋立の愚痴人間)の名がつくコメントをすべて削除し始めた。
赤かぶ、ならば、ここも徹底的に削除してみろ。
削除しやすい様に罵声を浴びせたろうか。

赤かぶ、お前は何を目的で削除を始めた。
お前を非難する俺が憎いのか。

そのような了見で掲示板を管理しているのか。
好いぜ!

何でもやってみろ。
阿修羅掲示板に見切りをつけるだけだ。
言っておくが、掲示板には多くの読者もいるのだぜ。

こんな掲示板から、ますます良識のある投稿者が減っていくことだろう。
安倍と同じ様に読者(国民)をなめるんじゃないよ。

34. 天橋立の愚痴人間[501] k1aLtJengsyL8JJzkGyK1A 2017年7月03日 16:19:19: cJ5ln2Bgjw : id432x4aDns[109]

阿修羅掲示板は実際はこのように変わってきている。
このスレッドは、一投稿者として管理人に意見を述べているだけ。
その対応は、私の名のつくコメントを片端から削除すると言うもの。
全くのファシズムである。

安倍の独裁を非難するならば、足元の阿修羅のあり様にも目を向けられることである。

こんな事なら、皆さんがそしっておられる、2ちゃんのほうが、よほど民主的と言えるだろう。

36. 天橋立の愚痴人間[502] k1aLtJengsyL8JJzkGyK1A 2017年7月03日 16:25:10: cJ5ln2Bgjw : id432x4aDns[110]

知る大切さ氏
細かいことをごちゃごちゃ言っているが、この大きな事態を、どのように思う。
個人的な憎悪を離れて、私の投稿が、中川氏と同じように片っ端から削除される内容か。

まあね、こんなことをしていれば、阿修羅の終わりの始まりと言うことか。

112. 罵愚[5261] lGyL8A 2017年7月05日 16:58:09: AoProhtSOY : voey6Luap2I[28]
 「赤カブ」のハンドルの数人のグループの秘密警察が、このボードを支配してるってのが結論か…



3. 中川隆[-13347] koaQ7Jey 2018年12月29日 11:30:05: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

僕は以前は赤かぶ氏が電通か CIA系の工作員だとばかり思っていたのですが、中国の工作員だったらしいですね。

これが阿修羅に巣食う電通工作員
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html
投稿者 中川隆 日時 2012 年 4 月 06 日 19:08:59: 3bF/xW6Ehzs4I


どうしてこういう誤解が生じるかというと、馬渕睦夫さんが明らかにしていますが

CIA も電通も中国共産党も元々は 体制側=グローバリズム側 の一員で関係が深かったからなのです。 つまり、


左翼=リベラル=グローバリズム=親ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なのですね。


安倍晋三は調整型の政治家で権力基盤が弱く、IQ も随分と低いので、官僚や自民党のグローバリストに引き摺られているのですが、本来はプーチンやトランプと同じナショナリストなのです


マスコミはトランプやプーチンや安部政権の事を常に有る事無い事ボロクソに書いていますが、それはマスコミが 体制側=グローバル勢力側 のエージェントだというだけの事です。


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馬渕睦夫『グローバリストが恐れる日本の底力』
◉講演「新嘗のこころ」第2部(グローバリズムとは共産主義である) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=YoH3GG3WiAc&index=2&list=PL7MaEu9i584cGqauRwWXCapXVTxom8dDT


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「古事記に学ぶ日本のこころ」 馬渕睦夫 〜天と地を結ぶ日本人の力〜 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=xcQ1sp6fV2g


2018/12/01 に公開

いつもの馬渕大使とは一味違う、ライブ感あふれるメッセージ!
物質欲、金銭欲で支配されるグローバリズム的な生き方を、私たちは祓い除け、伝統的な日本人の生き方を取り戻す必要があるのではないでしょうか。世界の人々もそこに注目しています!
そして、グローバリズムとナショナリズムを共存させる知恵とは何か?日本人の力が問われています。

 
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【日いづる国より】馬渕睦夫、フィデル・カストロと日本人の幸福論[桜H27-5-8] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eoq6pRXoBBA&app=desktop

2015/05/08 に公開

日本の伝統と文化を尊重し、真に国益を考える数多くの志士達が、自らが国政に臨むことで日本再生に懸けようと奮起している。その志と問題提起を、じっくりとお聞きしていく対談番組。偉大な作曲家にして真の愛国者・すぎやまこういちによるプロデュースでお送りします。

聞き手:中山恭子(参議院議員)・すぎやまこういち(作曲家)
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)


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アメリカは日本へのキリスト教布教には失敗したが、戦争犯罪者という原罪を植え付けるのには成功した

【日いづる国より】馬渕睦夫、現代の「三国干渉」を打破せよ![桜H27-5-1] - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=YxGqLyB3rmQ


2015/05/01 に公開

日本の伝統と文化を尊重し、真に国益を考える数多くの志士達が、自らが国政に臨むことで日本再生に懸けようと奮起している。その志と問題提起を、じっくりとお聞きしていく対談番組。偉大な作曲家にして真の愛国者・すぎやまこういちによるプロデュースでお送りします。

聞き手:中山恭子(参議院議員)・すぎやまこういち(作曲家)
ゲスト:馬渕睦夫(元ウクライナ兼モルドバ大使)


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ノンフィクション作家・河添恵子#4-1
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」前編・グローバリスト&共産主義勢力 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z7syO3BhDdQ

ノンフィクション作家・河添恵子#4-2
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」後編・北朝鮮問題の行方 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Ot9KiWPV8

収録日:2018年4月25日


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deep state と中国共産党

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

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【平成30年 新春特別対談】馬渕睦夫氏に聞く[桜H30-1-2] - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=UiH6n-vvsnI&app=desktop


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馬渕睦夫×水島総 「世界を統治する者との最終戦争が始まる!」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=L06Zs03T2D0


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【秋の特別対談】馬渕睦夫氏と語る - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BU4nkKMmVfo&app=desktop


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平成30年・春の特別対談「世界は現在(いま)」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=F7PsBGGmEE4&app=desktop


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【大道無門】馬渕睦夫と国難の正体を暴く[桜H25-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Rl7oyG4ebwk&app=desktop

2013/05/24 に公開

司会:渡部昇一(上智大学名誉教授)
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ大使)


東西冷戦も朝鮮戦争もユダヤ金融資本が仕組んだヤラセだった
ユダヤ金融資本がヤラセの冷戦体制を終わらせようとしたケネディを暗殺した


【馬渕睦夫】ケネディを暗殺したのは誰か〜トランプ大統領の真実 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=iATaiNPdMJw


2018/11/03 に公開
【馬渕睦夫】ケネディを暗殺したのは誰か〜トランプ大統領の真実


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ひとりがたり馬渕睦夫 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC

2018/06/22 に公開
待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。
 

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馬渕睦夫さんが明らかにしたのは

・ロシア革命を行ったレーニン、スターリン、トロツキー等は全員ユダヤ人とそのシンパだった

・ロシア革命に資金援助や支援していたのはアメリカやイギリス・ドイツの金融資本家だった


・毛沢東と中国共産党を支援していたのもアメリカ金融資本家だった

・ルーズベルトとその周辺の人間は全員社会主義者でスターリンと同盟関係にあった

・GHQ は戦後の日本を共産化しようとした

・ボリス・エリツィンはソ連崩壊後に国有財産を民営化して、すべてユダヤ資本に二束三文で払い下げた


要するに、ユダヤ資本は

昔は共産化によって世界各国のグローバル化を進めようとした

現在は移民を大量に受け入れさせて世界各国のグローバル化を進めようとしている


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馬渕睦夫さんは唯の国際化とグローバリズムとは全く違う概念だと何度も言っています。

馬渕睦夫さんがグローバリズムと言っているのは

ユダヤ国際金融資本はユダヤ教の精神に基づいて、世界を国境の無い文化も同じ一つの国にしようとしているという事ですね。

ユダヤ教は人類で最後に救われるのはユダヤ人だけで、他民族はすべて滅ぼされるという教義です。

すべて滅ぼすのは無理なので、ユダヤ人が目指す現実性のある理想の社会は
1%のユダヤ人が資産や権力を独占して、99%の他民族は被支配者として搾取される世界なんですね。

北朝鮮みたいな共産国家なら大体その通りになっていますよね。

それから中国では都市籍の人間が農民籍の人間を支配搾取する体制になっていますよね。
中国の経済発展は都市籍の人間が農民籍の人間をタダ同然で働かせる事ができたからだというのが定説ですね。


マルクス主義で言う平等というのは 99% の被支配者の間では階級差別が全く無いというだけの話です。

竹中平蔵さんが、

派遣社員と正社員と待遇が違うのは平等の精神に反するから、正規社員も非正規社員と同待遇にしろ

と言っているのも 99% の被支配者の間では階級差別が有ってはいけないという主張ですね。


だから、ユダヤ人は最初は共産化で 1% 対 99% の世界を作ろうとしたのです。


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馬渕睦夫さんが何度も言っていますが、国際化とグローバリズムとは全く違う概念なのですね。
それは航空機で欧米に数時間で行ける時代だから、海外との輸出入も旅行も技術交流や留学も簡単になった。
コカコーラやネスカフェやマクドナルドは世界中どこでも手に入る様になった。

しかし、それはあくまでも国際化であってグローバリズムとは関係ない

移民を入れたらチャイナタウンとかモスクを中心とするイスラム人居住区みたいな国家内に別国家ができてしまうので、唯の国際化とは次元が違うものなんですね。

ユダヤ資本は利潤を最大化したいだけなので、

・言語はすべて英語に統一して、それ以外のローカルな諸言葉はすべて廃止する
・民族ごとに違う習慣や伝統はすべて止めさせて、世界標準の生活様式に統一する
・賃金は民族によらず、すべて同一作業同一賃金にする

という環境を作りたいのです。


グローバリズム=共産主義

というのは、どちらも 1% 対 99% の世界を作って、

99%の中では民族による賃金や福祉等の差別はしない、中国人でも日本人でも賃金はすべて同一にする(賃金は安い方に統一する)

という事なのですね。

それで、レーニンやスターリンやトロツキーの様な反民族主義のユダヤ系のグローバリストが共産革命を起こし、ユダヤ資本が共産国家を支援した

馬渕睦夫さんはそういう歴史的事実を信頼できる資料と客観的事実に基いて具体的に指摘したというだけです。


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グローバリズムというのは19世紀の帝国主義と同じものだというのが定説
国家より金融資本の力が上になっている状態の事

19世紀と今の違いは、植民地を作って直接支配するのを止めて、傀儡政権を作って経済支配だけする方向に変わった事

民主主義は国家がないと成り立たないから、グローバリズムは民主主義とは相容れない
それでマスコミ操作で単純な一般人を洗脳して騙す手口を実行しているんだ

アホは平和、友愛とか多文化共生という言葉に弱いから、騙すのが簡単なんだ:


【馬渕睦夫】メディアは「意図的」に洗脳している。マスコミの正体を暴露しよう - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=1UVE71XxbHk
___

【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から
「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___


馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop

2017/12/07 に公開

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マスコミは何時からフェイクニュースを流す様になったのか


現代のグローバリズムは19世紀の帝国主義の進化したものです。

昔は植民地を直接軍事支配して搾取していたのを、傀儡政権を作って経済支配してスマートに収奪する手口に変えたのですね。

国際金融資本は利潤を最大化する事だけが指導原理なので、国家や民族文化や民族ごとに違う言語・生活様式等はすべて非関税障壁になります。

また、民主主義は国家がないと成り立たないので、グローバリズムは民主主義とは相容れません。

それで国際金融資本はマスコミ操作で単純な一般人を洗脳して騙す手口を実行しているのです。

アホは平和、友愛とか多文化共生という言葉に弱いから、騙すのが簡単なんですね。

マスコミの正体は馬渕睦夫さんが明快に解明しています:


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ひとりがたり馬渕睦夫 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC

2018/06/22 に公開
待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。
 
______


【馬渕睦夫】メディアは「意図的」に洗脳している。マスコミの正体を暴露しよう - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=1UVE71XxbHk


___


【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から

「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___

馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop

2017/12/07 に公開
 


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馬渕睦夫さんが明らかにしていますが

体制側=リベラル・グローバリズム・左翼=親ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


反体制側=反リベラル・反グローバリズム・民族主義・右翼=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。

マスコミは国際金融資本が経営しているので、当然体制側(グローバリズム)に都合の悪いニュースは絶対に流しません。

というより、改竄・捏造してでっち上げたニュースをあたかも事実であるかの様に流布させています。 間違いを指摘されても絶対に訂正しません。


反ユダヤ、反グローバリズム、反共、反リベラルのヒトラーやサダム・フセイン、カダフィは今迄ずっと極悪人扱いされてきましたが、

ユダヤ資本が支配しているマスコミが現在でもシリア毒ガス兵器の様な悪質な捏造ニュースばかり流している事を考えると、ヒトラーやサダム・フセイン、カダフィについても、有る事無い事 根も葉も無い嘘とデマを撒き散らした可能性が高いです。

そうでなければ、ドイツ女性の熱狂的なヒトラー崇拝やサダム・フセイン、カダフィの自国民からの圧倒的支持を説明できないのです:


第一次湾岸戦争時の「ナイラ証言」

アメリカ政府もメディアも、イラク攻撃の世論作りのために露骨な捏造と情報操作をおこなった。世界が、みごとに嵌められてしまった。

「ナイラ証言」というのは、完璧な捏造であることがはっきりしている。ナイラというクウェートの少女が、米公聴会で「イラクの兵士がクウェートの産院の乳飲み子を保育器からだし、次々と床に叩きつけて殺したのを見た」と涙ながらに証言した。

しかし、後にこの少女は、駐米クウェート大使の娘で、ずっとアメリカにいたことが分かった。つまり、証言は真っ赤なウソだった。この証言は、アメリカの広告代理店がシナリオを作り演出したものだった。リハーサルもきちんとしていた。もちろん、スポンサーはアメリカ政府以外にない。ただし、捏造がニューヨークタイムズで暴かれたのは、1年3ヶ月後のことだ。

この「ナイラ証言」が出るまでは、アメリカの世論は反戦が多数を占めていた。しかし、この証言で世論は一気に会戦へと転じた。周到に準備された、たったひとつの捏造が、世論を完璧に逆転させてしまった。しかも、素人の少女のウソ泣きによって。


クウェートから逃げてきたとされる少女の証言だ。そのクウェート人少女は、アメリカ議会の公聴会でこう証言した。

「サダム・フセインの軍隊が病院に乱入して、保育器から赤ん坊を取り出し、床に叩きつけて殺した。私はこの目で目撃した」

 と、少女は涙を流しながら証言した。

 ところが、この公聴会での少女の証言は、真っ赤なウソだった。
 事前にアメリカの広告代理店が綿密なシナリオをつくり、何度もリハーサルをした上での証言だった。当の少女が後に暴露した。
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak13/msg/753.html


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馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:


河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


阿修羅掲示板で毎日毎日嘘八百のデマを垂れ流している自称赤かぶ氏は明らかに中国の工作員グループですね。


赤かぶ=中国の工作員グループ

は真実を隠蔽し埋没させる為に毎日毎日必死の工作活動をしているのです


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関連投稿

世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html

ヒラリー・クリントンの正体
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/324.html

アメリカが中国を世界の工場にして、日本の競合メーカーを壊滅させた手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/321.html

プーチン大統領は神の申し子
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html

命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html

意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html

J・F・ケネディ-は何故暗殺されたのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/325.html





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2017-08-22 反日工作を放置しておくと、やがて日本人の人権も抹殺される

中国・韓国・北朝鮮は、今やなりふり構わず、日本を貶める動きを全方位に、徹底的に、執拗に、展開している。

すでにこの特定アジア三ヶ国は、日本を明確に敵として認定し、日本を叩きのめそうと悪意を持って仕掛けてきている。これは、戦争行為と言っても良い。

中国・韓国・北朝鮮は、すでに日本に敵対しているのである。

これらの反日国家は日本を敵として認識して動いているのだが、逆に日本人には中韓友好や自虐史観を押し付けて敵対させないようにしている。

このような現実は、ここ数年で多くの若者がインターネットで知るようになった。

インターネットでは、すでに反日国家に乗っ取られたメディアによる露骨な偏向報道はさんざん指摘されている。そして、いよいよこの偏向報道に対抗する動きも出てきた。

たとえば、「放送法順守を求める視聴者の会」などは、その先頭に立っていると言える。

(「放送法順守を求める視聴者の会」)
http://housouhou.com/


高齢層が反日メディアに操られて洗脳されていく

「放送法順守を求める視聴者の会」は、いかにマスコミが偏向しているのかを意見広告を新聞に載せて、日本のマスコミの偏向ぶりを世に知らしめようとしている。

これは非常に重要な動きであると言える。偏向が為されていることを、新聞に情報を頼っている高齢層に届けようとしているからだ。

何としてでも、インターネットを使うことのない高齢層に、情報が届かなければならないのだ。

テレビや新聞は、今やインターネットが使えない高齢層の御用達のメディアとなっている。長い時間をかけて中国・韓国・北朝鮮の工作員がこのメディアを押さえてしまった。

だから日本のテレビや新聞は「反日メディア」と化してしまい、反日の記者が跋扈し、反日のコメンテーターが毒々しいコメントを垂れ流し、反日の知識人がうろつくような吐き気を催すような世界と化したのだ。

そして、世界でも類を見ない超高齢化社会の日本で高齢層が洗脳されたままとなっており、偏向報道にやられっぱなしになっている。

一部の賢明な高齢層はもちろん、マスコミが安っぽいアジビラみたいになってしまったのに気付いているが、ほとんどの高齢層は、まだ何も気付いていない。

未だにテレビや新聞が中立だと思っているし、まして中国・韓国・北朝鮮が敵国になったという自覚もない。子供のように素直にテレビや新聞を信じている。

韓国の工作員どもに乗っ取られたテレビ局は、繰り返し繰り返し韓流だとかいう韓国礼賛を高齢者に見せて洗脳させ続けてきた。

洗脳を甘く見てはいけない。いったん洗脳されると、自分が洗脳されたと気付いても抜けられないのである。

(17年経っても消えないマインド・コントロールの恐ろしい手口)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2012/06/20120621T1717000900.html


そのため、根深い洗脳から脱することができない手遅れの高齢者もいる。


今の日本は、敵を敵と言うことすらもタブーだ

こういった害悪のあるメディアに洗脳された高齢者が、中国・韓国・北朝鮮が敵対化した危険な国家であるという認識がすっぽりと抜ける。

そして、「隣国だから仲良くしないといけない」とか「相手が納得するまで謝り続けなければならない」みたいなことを言う人間に誘導されて、本当にそう思い込んでしまうのである。

中国・韓国・北朝鮮が、日本を敵と認定して激しい反日工作を仕掛けているのに、それを自覚していない高齢者が山ほどいる。これがどれだけ危険なことなのか分かるはずだ。

今の状況では、中国・韓国・北朝鮮の工作員の誘導するがままに高齢層が操られる。

このような状況の中、反日国家に対抗しようとする日本人はまだまだ少ない。彼らが日本にとって危険な存在になっていることに気付いても、どうしていいのか分からずに右往左往しているだけだ。

それに比べて、中国・韓国・北朝鮮の反日は、国そのもので組織的に動いている。日本人がまったく組織化されていないにも関わらず、彼らは徹底的に組織化された効率的なグループで動いているのだ。

客観的に状況を見ると、今の「烏合の衆」のままでは、日本人は中国・韓国・北朝鮮の反日工作に飲まれて負けていくのは確実だ。

日本人は政治的な民族ではない。これは民族的な気質だから仕方がないのだが、その弱点を突かれ、どんどん日本の中枢を食い荒らされるがままになっている。

本来であれば、日本は反日言動をする中国・韓国・北朝鮮とは国交断絶をしなければならない時期にきている。

それなのに、政財界やジャーナリストを見て欲しい。まだ、誰ひとりとして「国交断絶」を訴える人間がいない。

これは異様なことではないだろうか。誰も正論を「言えない」のである。誰も守ってくれないからだ。叩かれるからだ。干されるからだ。孤立してしまうからだ。

今の日本は、敵を敵と言うことすらもタブーにされている。


「日本人に人権はない」ということになるのだ

日本人ひとりひとりが覚醒しなければならないときがきているのに、まったく覚醒できていないと言っても過言ではない。その結果、日本は追い詰められていく。

このまま放置していくと、侵略は静かに進み、日本の領土は奪われ、日本人は全員が反日国家に戦争犯罪者として認定され、「日本人に人権はない」ということになる。

これは日本人の誰もが他人事ではない。日本人すべてが当事者だ。私たちは日本人だというだけで、激しい憎悪にさらされて、どんどん追い詰められていく。

2012年の反日暴動で、中国人が「日本の男を見たら、すぐに殺せ! 日本の女を見たら、すぐに犯せ!」と煽っていたのはよく知られている。

(「日本の男を殺せ、日本の女を犯せ」と、中国で煽られている)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2012/09/20120918T1545000900.html

実際に、「日本人か?」と確認して、日本人だと分かったら殴ったり蹴ったりするような暴力を振るうようなケースも山ほどある。

大阪では、「生粋の日本人ですか?」と確認して高齢者を殺す狂った男まで出現した。

(「日本人を殺せ!」が、いよいよ実際の行動として表れてきた)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2013/05/20130523T1644000900.html


2017年8月22日には、東京世田谷区三軒茶屋のコンビニエンスストアで金輝俊(キム・フィジュン)という40歳の男が包丁を日本人女性の首に突き立てて殺そうとする事件があったのだが、この男はツイッターで「日本人を大量虐殺する」と宣言する気の狂った人間のクズだった。(「金輝俊(キム・フィジュン)・ツイッター」で検索)

言うまでもなく、反日という感情は妥協のない憎悪なのである。それは日本人を差別し、日本人を殺すことを正当化する。対馬から仏像を盗んでも、靖国神社に小便を垂れ流しても、仏像を叩き壊しても、すべて正当化される。

これほどまで危険が目に見えているのに、まだ何も知らないフリをするつもりなのだろうか?

敵を敵と客観的に認識すらもできないのだから、このまま推移すると、どれほど日本人の立場が悪くなっていくのか想像するのも恐ろしい。


言うまでもなく、反日という感情は妥協のない憎悪なのである。それは日本人を差別し、日本人を殺すことを正当化する。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/08/20170822T1800270900.html
 

▲△▽▼


スイスが警戒する「国家乗っ取り」
スイスは永世中立国として有名だが、中立を保つのは日本の左翼が言うほど簡単ではありません。

中立を保つという事はいかなる大国が侵略してきても、全国民が玉砕覚悟で戦って、独立を保つという事です。

中立とは実は平和とは正反対で、非常に好戦的で戦争を厭わない覚悟が無い国にはできません。


スイスは人口837万人の小国に過ぎず、ここに例えば人口13億人の中国人と、14億人のインド人の0.1%が移住しただけで、25%を占めてしまいます。

隣りのドイツ人やフランス人が少し移住しただけでもう過半数が移住者になってしまい、あっけなく植民地になります。

スイスは国家乗っ取りを警戒し、乗っ取り防止マニュアルなるものも作成しています。


第一段階は政府の中枢に工作員を送り込む。最近ニュージーランドの国会議員に中国諜報部で訓練を受けたスパイが居るのが分かり、大騒ぎしています。

第二段階はマスコミを掌握し大衆を誘導する。フジテレビ、NHK、テレビ朝日などは韓国や中国に不都合なニュースを絶対に放送しないようにしています。

第三段階は教育に浸透し、国家意識を破壊する。「愛国心はナチズムや帝国主義だ」等というのが常套手段です。


第四段階は抵抗意識の破壊で、平和主義や平等などの概念を植えつける。心が弱い人間ほど「平和を支持します」などの言葉に弱い。

第五段階はメディアによって考える力を奪う。東京都民はなぜか、テレビで人気キャスターが褒めている候補者に投票し、自分で考えていません。

最終段階は狙った国の人々が無抵抗になったのを見計らい、大量に移住し植民地にする。


西洋帝国主義や中国王朝などは数千年に渡って、こうして狙った国を植民地にしてきました。
http://www.thutmosev.com/archives/72673897.html




5. 中川隆[-13051] koaQ7Jey 2019年1月13日 08:34:25: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222] 報告
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米国、「中国渡航者に警告」中国通信アプリで事件に「巻き込まれる」2019年01月13日
   

中国政府は、昨年から米国籍者の中国渡航に厳重注意をしてきたが、新年に入っても警告を続けている。中国は、カナダでファーウェイ副会長が逮捕(現在、保釈)された報復として、カナダ人二人を拘束している。「人質」という意味だ。

米国政府は、中国政府が「恣意的」に外国人を拘束するケースが多いので、米国籍保有者に中国渡航のリスクを告知しているもの。まだ、被害者は出ていないが、中国政府は何をするか分らない不気味さがある。米カリフォルニア大が、中国渡航者に次のような警告を出している。

『共同通信』(1月12日付)は、「米大学、中国で通信アプリ自粛要請 教授らに警告」と題する記事を掲載した。

(1)「米カリフォルニア大が学術交流などで中国に渡航する教授や学生らに対し、滞在中『ワッツアップ』や中国の『微信(ウェイシン)』などの通信アプリを使わないよう警告するメールを12日までに送っていたことが判明した。やりとりが当局に悪用される恐れがあるためとしている。米CNNテレビなどが報じた。カナダ当局が米国の要請で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の女性幹部を拘束して以降、米国内で中国による報復に警戒が強まっている実態が改めて浮き彫りになった形」

中国へ渡航する学者や学生が、中国アプリを使用する場合、その通信内容はすべて当局に監視されていると見なければならない。その際、中国を批判するような通信記録があれば、それを理由に拘束され、中国のスパイにさせられる危険が高い。

日本人記者でも、中国の落し穴に引っかけられるリスクがあるので、中国旅行中でも手荷物は手元に置いているという。網棚に上げて居眠りでもしていると、その間に機密資料を鞄に入れられ、それを理由に逮捕・拘留される危険性が高いのだ。要するに、専制国家ゆえに危険な国であることを認識すべきである。


(2)「同大学はロサンゼルス、バークリー、サンフランシスコなどにキャンパスを持つ全米最大規模の研究機関。ほかの大学などでも同様の措置を取っている可能性がある。報道によると、メールは7日、大学のリスク対策部門の担当者が送信。米国務省も3日、中国に渡航する米国民向けの安全情報を更新し、中国当局による『恣意的な法執行』に注意が必要だと警告した」

米国務省は、昨年12月1日、華為技術(ファーウェイ)副会長がカナダで逮捕された問題を受け、中国に渡航する米国民への新たな注意喚起を検討してきた。昨年1月に更新された最新の国務省の海外渡航情報によると、中国の注意レベルは4段階で下から2番目。中国への渡航者は、「恣意的な法の運用や、米・中国の二重国籍者への特別な制限があるため、十分な注意」を求めていた。

米国務省は1月3日、正式に中国への渡航者に安全情報を提供し、同国内での恣意的な取り締まりへの警戒を強めるよう呼びかけた。渡航に伴う危険度の区分は、「普段以上の注意」が必要なレベル2で従来通りとなっている。

日本でも、中国への渡航は要注意である。中国人で日本へ帰化した人の場合は、特に中国でマークされている。日本で教師を務める「某氏」は、帰化しており日本名になっている。中国の親族に会うため中国へ帰ったところ、二度も「中国名」で呼び止められたという。中国渡航情報が、完全に中国側へ漏れているのだ。日本側に、中国へ通報する「協力者」がいるのだ。


中国を批判する投稿やメールを送っている人は、絶対に中国へ行ったら危険である。かく言う私は、最も危険な立場におかれているので、海外旅行を控えている。中国でなくても、どこに「その筋の人間」が隠れているか分らないのだ。中国は、それほど危険な国に堕している。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14959669.html


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c31

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
149. 中川隆[-12301] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:10:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
不安を煽ったのは誰?
「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説は大きく後退へ=藤井まり子 2019年2月7日
https://www.mag2.com/p/money/634079


グローバルマーケット、特に米国株式市場では、むちゃくちゃ強気が蘇っています。「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説が大きく後退しているのです。

シーゲル博士「2019年の米国株は10〜20%の上昇」と上方修正

アメリカ株式市場では既に強気が蘇っている!

グローバルマーケット、特にアメリカ株式市場では、既にむちゃくちゃ強気が蘇っています。

昨年2018年秋から12月にかけて、「アメリカ株式市場はバブル崩壊」なんて言ってた人は誰でしょう?投資銀行では、モルガンスタンレーが弱気(=アメリカのバブル崩壊)の論陣を張っていたような記憶があります。日本国内では、日経新聞さんがじっくり1年くらい時間をかけて、極度の弱気の論陣を張っていたような記憶があります。経論家では山崎元氏、学者さんではアンチリフレ派の小幡績氏などが、弱気派の筆頭でしたね…。

彼ら「2018年から2019年にはバブル崩壊」派の論陣の中身は、
・イールドカーブがフラット化している
・アメリカの失業率が3%台にまで下がったら、アメリカの景気後退は近い
などと、危機前の高インフレ時代に使い古された旧態依然の経験則で弱気の論陣を張っていました。

バカを言ってはいけません!

サブプライム危機後の今は、アメリカでもユーロ圏でも(もちろんこの日本でも)、「多くは望まないけれども、せめて日本経済のようなデフレやディスインフレ状態に陥るのを回避して、2%前後のインフレ率を長期間維持してゆく」ということが、最優先課題になっているんです。

「労働分配率の低下」「格差の拡大」が深刻な問題に

危機「前」ならば、(日本を除けば)世界経済では2%インフレはらくらく達成できました。ところが、危機「後」は、その2%もの比較的低めのインフレ率でさえ、あのアメリカでも達成し続けることが危うくなりかけているのです。

しかも、あの中国は2011年からず〜っと経済のソフトランディングに四苦八苦し続けていて、周期的に世界中に「デフレ圧力」をまき散らし続けているんです。

「トランプの大型減税がノイズ」になって分かりにくくなっていますが、FRBもECBもそして日銀も「金融緩和の継続」のほうが長くなってしまいがちなんです。

しかも、今は、賃金上昇率がグローバル規模で安定し過ぎていて、なかなか上昇しない状態。IT化やロボット化やAI化やグローバリゼーションが賃金上昇率に歯止めをかけています。

直近では、優良企業でさえも渋ちんになってきて(アマゾンなんかがその代表例ですね)、いくらバカスカ稼いでも単純労働者の賃金を上げなくなっているんです。労働分配率が下がっているんです(悲しいことに、この労働分配率の低下は株式市場にとっては朗報です)。



マクロ的には、労働者が二極分解してしまって、中間層がどんどん下層へ落ちて行ってしまって、グローバル規模で高い成長率を維持できなくなってしまっています。格差が拡大しているんです。

ですから、アメリカ政治でもヨーロッパ政治でも「ポピュリズムのうねり」がどんどん大きくなっていっているんです。

2016年にはイギリスでは国民投票でブレグジットが選択されて、トランプ政権の誕生を許してしまいました。2018年にはドイツではメルケルが失脚、フランスではパリが燃え、ヨーロッパ各地で極左・極右政党が躍進しているわけです。

この「労働分配率の低下」「格差の拡大」は本当に深刻な問題です。

こういう時代こそは政治家が頑張って、せめて日本並みくらいには、税制を「中間層に手厚く行き渡るようにする」流れが欧米でもぜひとも必要なんですが、

アメリカっていう国はどうしようもないですね…。

あのアメリカでは、トランプ大統領の「お金持ちと大企業に超甘の大型減税」が成立して、労働者階級がトランプ大統領にすっかり騙されてしまっているわけです…。


「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説は大きく後退へ

話をもとに戻しましょう。こういった「インフレ率」が低い時代は、昨年12月からお伝えしておりますように、1970年代から2008年までの「高インフレ時代のイールドカーブの経験則」では将来は予測できません(きっぱり)。

さらには、昨年夏以来ずっとお伝えしておりますように1970年代から2008年までの「高インフレ時代のフィリップス曲線の経験則」では、将来は予測できません(きっぱり)。

あのアメリカでも、失業率が下がっても、「将来不安」を理由に、あるいは「長生き時代の生きがい」を求めて、高齢者を中心に再び労働市場に戻ってくる人々が増えています。かくして失業率がどんどん低下して「人手不足」になっても、続々と参入する労働者が増えるので、労働市場がひっ迫しません。労働市場がひっ迫しないので、賃金がたいして上昇しません。

ですから、あのアメリカでも、失業率が3%台に下がっても賃金上昇率が勢いよく上昇しないので、インフレは落ち着いたままです。すなわち、「従来型のフィリップ曲線の理論」が通用しなくなっているのです。

昨年夏からいや、1年以上前から繰り返しお伝えしておりましたように、
・2019年1月にはパウエルFRBは利上げを先送り
・2019年1月にはパウエルFRB議長は金融緩和策へと大転換
となったわけです。

ただし、これには大前提があります。アメリカの長期金利が上昇しないことです。

かくして、モルガンスタンレーや日経新聞さんや一部の識者の方々が声高に唱えていた「2020年のアメリカ経済の景気後退入り」説や「2019年のバブル崩壊」説の可能性は、目下のところ、大きく後退しています。

シーゲル博士「2019年の米国株式市場は10〜20%の上昇」

ジェレミー・シーゲル博士もアメリカ株式市場について強気を強めています(ちなみに、ロバート・シラー博士も、JPモルガンをはじめとする投資銀行たちも、一斉に強気へと転じています)。

昨年2018年末には、シーゲル博士は、他の強気派の投資銀行やシンクタンクたちと同様に、「2019年のアメリカ株式市場は5%〜15%上昇する」と予測していました。

しかし、2月1日発表の「絶妙とも言えるアメリカの1月の雇用統計」を受けて、シーゲル博士はこの予想を上方修正します。同じく、2月1日の雇用統計を受けて、JPモルガンも「アメリカ株式市場は2018年の最高値を超える可能性が出てきた」と予測を修正しています。

では、その「1月の雇用統計」の中身はどんなだったのでしょうか?

シーゲル博士曰く、


◾目下のところ、最大のリスクは、「インフレが予想以上に高進してFRBが引き締め過ぎる」ことだが、明らかにこういう話は出ていない。
◾1月30日のFOMCで、マーケットはパウエルFRB議長とFOMCから「これ以上ない贈り物」を受け取った。利上げを停止するだけでなく、「バランスシート縮小」も当初予想より小幅になるという内容の「ハト派スタンスの贈り物」だ。これで、「金利上昇への心配」だけでなく「流動性逼迫の心配」も後退した。
◾合わせて2月1日発表の「アメリカの雇用統計」も「完全にすばらしい数字」だった。特に、労働参加率の上昇は良かった。労働参加率は6年ぶりに高水準だったことは、株式市場にとってはとても朗報だ。これで、労働市場のひっ迫が少なくなり、「労働市場のひっ迫から賃金上昇へ、賃金上昇からインフレ上昇への波及」の心配が小さくなった。
◾これは、労働市場に戻って来る人たちが多いので、労働市場がひっ迫せずに、賃金が急騰しない。結果、インフレ昂進が起こらないといった「株式市場にとっては絶妙に好ましいバランスだ。

インフレを恐れる必要のないFRBは、当面はハト派的なスタンスを継続できることでしょう。

その結果、シーゲル博士は、昨年末、「2019年のアメリカ株式市場は5%から15%上昇する」との予想を「2019年のアメリカ株式市場は10%から20%の上昇をするだろう」と上方修正しました。

(アメリカ株式市場は今年に入ってからすでに7〜8%上昇していますから、差し引いてもまだまだ「2〜3%から12〜13%」前後は上昇する可能性が残っているわけです。)


ワイルドカードは「米中貿易協議」

シーゲル教授も、やはり、たとえトランプが国家非常事態宣言を発動して政府機関のシャットダウンを再開させようとしても、裁判所がこれを却下するので、「シャットダウンが再び起こることはない」と見ているようです。

一方で、博士は、米中貿易協議は「ワイルド・カード」だとしています。米中貿易協議の今後の進展次第では、上方リスクも下方リスクもあるとしています。

「3月1日のタイムリミットまでに米中の貿易交渉がうまくゆけば、そして、その時のアメリカの長期金利がまだ低ければ、アメリカ株式市場はまだまだ5%くらいの上昇が期待できるだろう。」としています。

「長期金利の上昇」が米国株式市場の最大の敵

2018年のアメリカ株式市場は、長期金利の上昇が壁になっていたことは、皆様ご存知の通りです。2018年10月の下落は、長期金利が3.25%にタッチしたときに始まりました。

やはり、2019年においても、長期金利の上昇がアメリカ株式市場の「最大の敵」になるようです。

シーゲル予測やJPモルガン予測は、あくまで「アメリカの長期金利が安定している」ことが前提の予測ですが、今のアメリカ株が2019年にはうまくゆけば10%〜20%の上昇を示すことでしょう。

ということで、今年もアメリカの長期金利の上昇には要注意です。

当メルマガでは、ラガルドIMFなどの通貨マフィアたちから、黒田日銀は、アメリカの長期金利の上昇を抑え込むためにも、3月か4月には「外債購入」という「追加の金融緩和策」を求められている可能性が高いと、予測しています。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c149

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
36. 中川隆[-12300] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:18:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

不安を煽ったのは誰?
「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説は大きく後退へ=藤井まり子 2019年2月7日
https://www.mag2.com/p/money/634079


グローバルマーケット、特に米国株式市場では、むちゃくちゃ強気が蘇っています。「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説が大きく後退しているのです。

シーゲル博士「2019年の米国株は10〜20%の上昇」と上方修正

アメリカ株式市場では既に強気が蘇っている!

グローバルマーケット、特にアメリカ株式市場では、既にむちゃくちゃ強気が蘇っています。

昨年2018年秋から12月にかけて、「アメリカ株式市場はバブル崩壊」なんて言ってた人は誰でしょう?投資銀行では、モルガンスタンレーが弱気(=アメリカのバブル崩壊)の論陣を張っていたような記憶があります。日本国内では、日経新聞さんがじっくり1年くらい時間をかけて、極度の弱気の論陣を張っていたような記憶があります。経論家では山崎元氏、学者さんではアンチリフレ派の小幡績氏などが、弱気派の筆頭でしたね…。


彼ら「2018年から2019年にはバブル崩壊」派の論陣の中身は、

・イールドカーブがフラット化している

・アメリカの失業率が3%台にまで下がったら、アメリカの景気後退は近い

などと、危機前の高インフレ時代に使い古された旧態依然の経験則で弱気の論陣を張っていました。

バカを言ってはいけません!

サブプライム危機後の今は、アメリカでもユーロ圏でも(もちろんこの日本でも)、「多くは望まないけれども、せめて日本経済のようなデフレやディスインフレ状態に陥るのを回避して、2%前後のインフレ率を長期間維持してゆく」ということが、最優先課題になっているんです。

「労働分配率の低下」「格差の拡大」が深刻な問題に

危機「前」ならば、(日本を除けば)世界経済では2%インフレはらくらく達成できました。ところが、危機「後」は、その2%もの比較的低めのインフレ率でさえ、あのアメリカでも達成し続けることが危うくなりかけているのです。


しかも、あの中国は2011年からず〜っと経済のソフトランディングに四苦八苦し続けていて、周期的に世界中に「デフレ圧力」をまき散らし続けているんです。

「トランプの大型減税がノイズ」になって分かりにくくなっていますが、FRBもECBもそして日銀も「金融緩和の継続」のほうが長くなってしまいがちなんです。

しかも、今は、賃金上昇率がグローバル規模で安定し過ぎていて、なかなか上昇しない状態。IT化やロボット化やAI化やグローバリゼーションが賃金上昇率に歯止めをかけています。

直近では、優良企業でさえも渋ちんになってきて(アマゾンなんかがその代表例ですね)、いくらバカスカ稼いでも単純労働者の賃金を上げなくなっているんです。労働分配率が下がっているんです(悲しいことに、この労働分配率の低下は株式市場にとっては朗報です)。

マクロ的には、労働者が二極分解してしまって、中間層がどんどん下層へ落ちて行ってしまって、グローバル規模で高い成長率を維持できなくなってしまっています。格差が拡大しているんです。

ですから、アメリカ政治でもヨーロッパ政治でも「ポピュリズムのうねり」がどんどん大きくなっていっているんです。

2016年にはイギリスでは国民投票でブレグジットが選択されて、トランプ政権の誕生を許してしまいました。2018年にはドイツではメルケルが失脚、フランスではパリが燃え、ヨーロッパ各地で極左・極右政党が躍進しているわけです。

この「労働分配率の低下」「格差の拡大」は本当に深刻な問題です。

こういう時代こそは政治家が頑張って、せめて日本並みくらいには、税制を「中間層に手厚く行き渡るようにする」流れが欧米でもぜひとも必要なんですが、

アメリカっていう国はどうしようもないですね…。

あのアメリカでは、トランプ大統領の「お金持ちと大企業に超甘の大型減税」が成立して、労働者階級がトランプ大統領にすっかり騙されてしまっているわけです…。


「2020年景気後退」「2019年バブル崩壊」説は大きく後退へ

話をもとに戻しましょう。こういった「インフレ率」が低い時代は、昨年12月からお伝えしておりますように、1970年代から2008年までの「高インフレ時代のイールドカーブの経験則」では将来は予測できません(きっぱり)。

さらには、昨年夏以来ずっとお伝えしておりますように1970年代から2008年までの「高インフレ時代のフィリップス曲線の経験則」では、将来は予測できません(きっぱり)。

あのアメリカでも、失業率が下がっても、「将来不安」を理由に、あるいは「長生き時代の生きがい」を求めて、高齢者を中心に再び労働市場に戻ってくる人々が増えています。かくして失業率がどんどん低下して「人手不足」になっても、続々と参入する労働者が増えるので、労働市場がひっ迫しません。労働市場がひっ迫しないので、賃金がたいして上昇しません。

ですから、あのアメリカでも、失業率が3%台に下がっても賃金上昇率が勢いよく上昇しないので、インフレは落ち着いたままです。すなわち、「従来型のフィリップ曲線の理論」が通用しなくなっているのです。


昨年夏からいや、1年以上前から繰り返しお伝えしておりましたように、

・2019年1月にはパウエルFRBは利上げを先送り

・2019年1月にはパウエルFRB議長は金融緩和策へと大転換

となったわけです。

ただし、これには大前提があります。アメリカの長期金利が上昇しないことです。

かくして、モルガンスタンレーや日経新聞さんや一部の識者の方々が声高に唱えていた「2020年のアメリカ経済の景気後退入り」説や「2019年のバブル崩壊」説の可能性は、目下のところ、大きく後退しています。

シーゲル博士「2019年の米国株式市場は10〜20%の上昇」

ジェレミー・シーゲル博士もアメリカ株式市場について強気を強めています(ちなみに、ロバート・シラー博士も、JPモルガンをはじめとする投資銀行たちも、一斉に強気へと転じています)。


昨年2018年末には、シーゲル博士は、他の強気派の投資銀行やシンクタンクたちと同様に、「2019年のアメリカ株式市場は5%〜15%上昇する」と予測していました。

しかし、2月1日発表の「絶妙とも言えるアメリカの1月の雇用統計」を受けて、シーゲル博士はこの予想を上方修正します。同じく、2月1日の雇用統計を受けて、JPモルガンも「アメリカ株式市場は2018年の最高値を超える可能性が出てきた」と予測を修正しています。

では、その「1月の雇用統計」の中身はどんなだったのでしょうか?

シーゲル博士曰く、


◾目下のところ、最大のリスクは、「インフレが予想以上に高進してFRBが引き締め過ぎる」ことだが、明らかにこういう話は出ていない。

◾1月30日のFOMCで、マーケットはパウエルFRB議長とFOMCから「これ以上ない贈り物」を受け取った。利上げを停止するだけでなく、「バランスシート縮小」も当初予想より小幅になるという内容の「ハト派スタンスの贈り物」だ。これで、「金利上昇への心配」だけでなく「流動性逼迫の心配」も後退した。

◾合わせて2月1日発表の「アメリカの雇用統計」も「完全にすばらしい数字」だった。特に、労働参加率の上昇は良かった。労働参加率は6年ぶりに高水準だったことは、株式市場にとってはとても朗報だ。これで、労働市場のひっ迫が少なくなり、「労働市場のひっ迫から賃金上昇へ、賃金上昇からインフレ上昇への波及」の心配が小さくなった。

◾これは、労働市場に戻って来る人たちが多いので、労働市場がひっ迫せずに、賃金が急騰しない。結果、インフレ昂進が起こらないといった「株式市場にとっては絶妙に好ましいバランスだ。


インフレを恐れる必要のないFRBは、当面はハト派的なスタンスを継続できることでしょう。

その結果、シーゲル博士は、昨年末、「2019年のアメリカ株式市場は5%から15%上昇する」との予想を「2019年のアメリカ株式市場は10%から20%の上昇をするだろう」と上方修正しました。

(アメリカ株式市場は今年に入ってからすでに7〜8%上昇していますから、差し引いてもまだまだ「2〜3%から12〜13%」前後は上昇する可能性が残っているわけです。)


ワイルドカードは「米中貿易協議」

シーゲル教授も、やはり、たとえトランプが国家非常事態宣言を発動して政府機関のシャットダウンを再開させようとしても、裁判所がこれを却下するので、「シャットダウンが再び起こることはない」と見ているようです。

一方で、博士は、米中貿易協議は「ワイルド・カード」だとしています。米中貿易協議の今後の進展次第では、上方リスクも下方リスクもあるとしています。

「3月1日のタイムリミットまでに米中の貿易交渉がうまくゆけば、そして、その時のアメリカの長期金利がまだ低ければ、アメリカ株式市場はまだまだ5%くらいの上昇が期待できるだろう。」としています。

「長期金利の上昇」が米国株式市場の最大の敵

2018年のアメリカ株式市場は、長期金利の上昇が壁になっていたことは、皆様ご存知の通りです。2018年10月の下落は、長期金利が3.25%にタッチしたときに始まりました。


やはり、2019年においても、長期金利の上昇がアメリカ株式市場の「最大の敵」になるようです。

シーゲル予測やJPモルガン予測は、あくまで「アメリカの長期金利が安定している」ことが前提の予測ですが、今のアメリカ株が2019年にはうまくゆけば10%〜20%の上昇を示すことでしょう。

ということで、今年もアメリカの長期金利の上昇には要注意です。

当メルマガでは、ラガルドIMFなどの通貨マフィアたちから、黒田日銀は、アメリカの長期金利の上昇を抑え込むためにも、3月か4月には「外債購入」という「追加の金融緩和策」を求められている可能性が高いと、予測しています。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c36

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
150. 中川隆[-12299] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:26:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

宮田直彦 2019 年2 月6 日


【ダウ工業株平均・S&P500】

(S&P500 は第(5)波の上昇入りの可能性)

S&P500 は09 年安値(666)以来、サイクル第T波の上昇局面にあるとみている。

第T波はプライマリー級の5波構成─(1)-(2)-(3)-(4)-(5)─であり、18 年1 月高値(2872)からの調整はプライマリー第(4)波に位置づけられる。

この第(4)波のパターンは拡大フラット(A-B-C)とみられ、18 年12 月26 日安値(2346)─それは200 週MA 上で付けた─を以て終了し、プライマリー第(5)波に入った可能性がある。

そうであれば、S&P500 は今年から来年に3000 に上昇してもおかしくない。


テクニカル分析メモ《米国株:10 年前と同じ底打ちパターン》(1/30)より

米株式相場は底打ちの可能性高い

リーマンショックで市場が激しく動揺した08 年9 月から10 月の間、VIX 指数(恐怖
指数)は急上昇した。同年10 月24 日には一時89.53 という空前の高値を付け、結果
的にこのときがVIX 指数の天井だった。一方S&P500 はその後の4 ヵ月間でさらに
20%以上も下落した。S&P500 が底打ちした09 年3 月6 日、この日のVIX 指数の上
昇は51.95 までにとどまった。


昨年12 月26 日にS&P500 は1 年8 ヵ月ぶり安値を付けた。しかし同じ日のVIX 指
数高値は36.2 と、昨年2 月の高値(50.3)に対して水準を切り下げた。

つまりVIX 指数の天井が株価の底に先行した、という点で10 年前と今回は同じパタ
ーンだった。昨年のクリスマス急落のときの安値を以て、米株式相場は底打ちした
可能性が高い。


図表3:S&P500 とVIX 指数


米国長期金利

FRB のハト派転向を市場は既に織り込んだとみられる 1月30 日のFOMC 声明文は市場に大きな驚きを与えるものだった。その内容が、利上げ打ち止めの可能性だけでなく、FRB の資産拡大の可能性にさえ踏み込むものだったからである。

予想を超えるハト派的な声明を受けて、すぐさま株式相場は大幅高で反応し、米10 年長期金利(以下、長期金利)は低下、ドル安となった。

もっとも翌31 日には、長期金利低下とドル安の流れが早くも一巡した。ドルインデ
ックスは一段安どころか、1 月10 日の安値さえ下回らず足元では反発している(チャートは200 日MA で下げ止まった格好)。長期金利も1 月4 日安値(2.5412%)には届かずに(31 日安値は2.6168%)、2 月4 日には2.7%を回復した。

FRB のハト派転向は、そのインパクトの大きさに比べ、ドルと長期金利にほとんど
影響を及ぼさなかったわけだ。市場は今回のサプライズさえも既に織り込んでしま
ったといえるだろう。

長期金利は第(2)波の低下局面を終了した可能性

逆にいえば、今回以上のサプライズがない限り、長期金利の一段の低下を想定しづ
らくなったということである。

おそらく長期金利は第(2)波の金利低下局面を、1 月4 日に終了したのだろう。そう
であれば今後は徐々に、長期金利は上昇することになるだろう。


図表6:第(2)波の金利低下は終了した可能性
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c150

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
37. 中川隆[-12298] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:27:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

宮田直彦 2019 年2 月6 日

【ダウ工業株平均・S&P500】

(S&P500 は第(5)波の上昇入りの可能性)

S&P500 は09 年安値(666)以来、サイクル第T波の上昇局面にあるとみている。

第T波はプライマリー級の5波構成─(1)-(2)-(3)-(4)-(5)─であり、18 年1 月高値(2872)からの調整はプライマリー第(4)波に位置づけられる。

この第(4)波のパターンは拡大フラット(A-B-C)とみられ、18 年12 月26 日安値(2346)─それは200 週MA 上で付けた─を以て終了し、プライマリー第(5)波に入った可能性がある。

そうであれば、S&P500 は今年から来年に3000 に上昇してもおかしくない。


テクニカル分析メモ《米国株:10 年前と同じ底打ちパターン》(1/30)より

米株式相場は底打ちの可能性高い

リーマンショックで市場が激しく動揺した08 年9 月から10 月の間、VIX 指数(恐怖
指数)は急上昇した。同年10 月24 日には一時89.53 という空前の高値を付け、結果
的にこのときがVIX 指数の天井だった。一方S&P500 はその後の4 ヵ月間でさらに
20%以上も下落した。S&P500 が底打ちした09 年3 月6 日、この日のVIX 指数の上
昇は51.95 までにとどまった。


昨年12 月26 日にS&P500 は1 年8 ヵ月ぶり安値を付けた。しかし同じ日のVIX 指
数高値は36.2 と、昨年2 月の高値(50.3)に対して水準を切り下げた。

つまりVIX 指数の天井が株価の底に先行した、という点で10 年前と今回は同じパタ
ーンだった。昨年のクリスマス急落のときの安値を以て、米株式相場は底打ちした
可能性が高い。


図表3:S&P500 とVIX 指数

米国長期金利

FRB のハト派転向を市場は既に織り込んだとみられる 1月30 日のFOMC 声明文は市場に大きな驚きを与えるものだった。その内容が、利上げ打ち止めの可能性だけでなく、FRB の資産拡大の可能性にさえ踏み込むものだったからである。

予想を超えるハト派的な声明を受けて、すぐさま株式相場は大幅高で反応し、米10 年長期金利(以下、長期金利)は低下、ドル安となった。

もっとも翌31 日には、長期金利低下とドル安の流れが早くも一巡した。ドルインデ
ックスは一段安どころか、1 月10 日の安値さえ下回らず足元では反発している(チャートは200 日MA で下げ止まった格好)。長期金利も1 月4 日安値(2.5412%)には届かずに(31 日安値は2.6168%)、2 月4 日には2.7%を回復した。

FRB のハト派転向は、そのインパクトの大きさに比べ、ドルと長期金利にほとんど
影響を及ぼさなかったわけだ。市場は今回のサプライズさえも既に織り込んでしま
ったといえるだろう。


長期金利は第(2)波の低下局面を終了した可能性

逆にいえば、今回以上のサプライズがない限り、長期金利の一段の低下を想定しづ
らくなったということである。

おそらく長期金利は第(2)波の金利低下局面を、1 月4 日に終了したのだろう。そう
であれば今後は徐々に、長期金利は上昇することになるだろう。


図表6:第(2)波の金利低下は終了した可能性

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c37

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
151. 中川隆[-12297] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:33:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

S&P500のエリオット波動 2019 年 1月 9日 宮田直彦


現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)

_____


NYダウ (NYダウ) 【0800】 株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800

NASDAQ (NASDAQ) 【0802】 株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0802

S&P 500 Stock - Yahoo Finance
https://finance.yahoo.com/chart/%5EGSPC#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D


2019 年 1月 9日 宮田直彦 《当面の底値に達した米国株》

現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)


S&P500 は今後2-3 ヵ月で底値を固め、新たな強気トレンド入りを見込む
S&P500 は 2018 年1 月高値を起点とする primary 第(4)波の調整にあり、パターンは「拡大フラット」(A-B-C)とみられる。

12 月に付けた安値は、A 波とC 波が下げ幅において黄金比(1:1.618)をほぼ反映しており、これも底入れ見通しをサポートしている。

このように、水準面で S&P500 は底入れした可能性がある。しかし波動構成上、C 波すべてが終わったとはいえない。その理由は 2018 年 9 月から12 月までの下落が 3波構成にとどまっていることにある。

拡大フラットにおける C 波 は 5 波構成になる。

おそらく今後 2-3 ヵ月の間はリバウンドと下落を交えながら、徐々に底値を固める展開ではないか。しかし早ければ春先から、S&P500 は primary 第(5)波の上昇トレンドに入る可能性がある。

また今年は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX 指数)の第 5 波上昇入りが想定さ
れる。投資家の期待が著しく低下した半導体セクターだが、その復活にも注目して
みたい。


マーケットは韻を踏む

「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」というのはマーク・トウェインの
言葉だが、それはマーケット動向にも当てはまる。1960 年代後半から80 年代前半にかけての supercycle 第(V)波 cycle 第W波「拡大三角形」の後には、ダイナミックかつ長期にわたる強気相場が続いた。

また 2000 年から09 年にかけての supercycle 第(W)波「拡大フラット」は、その後の強気相場に先行するものだった。

それぞれの時代背景・調整の規模は異なるが、S&P500 が拡大型の調整パターンの後に上昇したという点では同じだった。今回の「拡大フラット」も「韻を踏む」動きとなるかを注目している。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c151

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
38. 中川隆[-12296] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:33:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]


S&P500のエリオット波動 2019 年 1月 9日 宮田直彦


現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)

_____


NYダウ (NYダウ) 【0800】 株価 チャート
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NASDAQ (NASDAQ) 【0802】 株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0802

S&P 500 Stock - Yahoo Finance
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2019 年 1月 9日 宮田直彦 《当面の底値に達した米国株》

現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)


S&P500 は今後2-3 ヵ月で底値を固め、新たな強気トレンド入りを見込む
S&P500 は 2018 年1 月高値を起点とする primary 第(4)波の調整にあり、パターンは「拡大フラット」(A-B-C)とみられる。

12 月に付けた安値は、A 波とC 波が下げ幅において黄金比(1:1.618)をほぼ反映しており、これも底入れ見通しをサポートしている。

このように、水準面で S&P500 は底入れした可能性がある。しかし波動構成上、C 波すべてが終わったとはいえない。その理由は 2018 年 9 月から12 月までの下落が 3波構成にとどまっていることにある。

拡大フラットにおける C 波 は 5 波構成になる。

おそらく今後 2-3 ヵ月の間はリバウンドと下落を交えながら、徐々に底値を固める展開ではないか。しかし早ければ春先から、S&P500 は primary 第(5)波の上昇トレンドに入る可能性がある。

また今年は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX 指数)の第 5 波上昇入りが想定さ
れる。投資家の期待が著しく低下した半導体セクターだが、その復活にも注目して
みたい。


マーケットは韻を踏む

「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」というのはマーク・トウェインの
言葉だが、それはマーケット動向にも当てはまる。1960 年代後半から80 年代前半にかけての supercycle 第(V)波 cycle 第W波「拡大三角形」の後には、ダイナミックかつ長期にわたる強気相場が続いた。

また 2000 年から09 年にかけての supercycle 第(W)波「拡大フラット」は、その後の強気相場に先行するものだった。

それぞれの時代背景・調整の規模は異なるが、S&P500 が拡大型の調整パターンの後に上昇したという点では同じだった。今回の「拡大フラット」も「韻を踏む」動きとなるかを注目している。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c38

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
232. 中川隆[-12295] koaQ7Jey 2019年2月09日 21:49:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

タイ人風俗嬢殺害か 5階から飛び降り逃走の医大生
2/9(土) 20:09配信 日刊スポーツ


東京都台東区のホテルで昨年12月、タイ国籍の19歳の女性の頭を金属製のレンチで殴って殺害したとして、警視庁下谷署は9日、殺人の疑いで昭和大医学部生の四十宮直樹容疑者(20)を逮捕した。容疑を否認している。

捜査関係者によると、タイ人女性はビザ免除(在留期限15日間)の観光目的で昨年12月に来日。直後にタイ人女性専門の派遣型風俗店に入店し、被害に遭っており、署は来日の経緯などについても調べる。

下谷署によると、四十宮容疑者は「棒を使って強くたたきすぎたら、女性が亡くなった。殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

署によると、昨年12月18日午後8時半ごろ、ホテルの別の客から「男女の争うような声がする」と連絡を受けたホテルの従業員が、5階の部屋から女性の悲鳴とドンドンという音を聞き、通報した。

署員が部屋のドアをノックすると、室内から「ちょっと待って」という男の声がしたという。合いカギで入ると、着衣を身に着けていない女性が、あおむけで、頭から血を流して倒れていたという。女性は翌19日、死亡した。

室内に男の姿はなかったが、窓が開いており、署員がホテル周辺の路上で倒れている四十宮容疑者を発見した。同容疑者は頭蓋骨と腰骨の骨折で入院していたが、退院した9日、殺人容疑で逮捕された。

部屋に残されたリュックサックには、秋葉原で購入した長さ36センチ、重さ835グラムの金属製のトルクレンチが入っており、血液が付いていた。署は凶器とみて調べている。

捜査関係者によると、死亡したセーンネ・パニダさんは、昨年12月5日に来日。直後に台東区根岸のタイ人専門派遣型風俗店に入店し働いており、その中で被害に遭ったとみられる。タイ国民は日本への入国の際、観光目的などではビザが不要で15日間の短期滞在が認められている。セーンネさんは20日までが在留期限だった。未成年のため渡航には親の許可が必要で、母親には旅行で訪日すると伝えていた。母親は「旅行で日本に行っていると思った」と話しているという。

捜査関係者によると、この風俗店は事件後、閉店した。署は入管難民法違反(不法就労助長)の疑いもあるとみて、経緯を調べる。【村上幸将】

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c232

[リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
46. 2019年2月10日 10:05:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c46
[近代史3] チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ 中川隆
1. 中川隆[-12294] koaQ7Jey 2019年2月10日 10:08:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

チャンネル桜や正論はパラノイアや統合失調症患者の評論家が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい


パラノイア・統合失調症患者の症状


妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず,
本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌ってて
イジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは
言いません。

例えば,

「○○が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきている。
電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。
このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」,

こういうことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」

と忠告してあげると,

「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」

などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm#14


パラノイアの例

ヴィルヘルム・ライヒ(Wilhelm Reich、1897年3月24日 - 1957年11月3日)は、
オーストリア・ハンガリー帝国のガリチア・ドブジャニツァ出身の精神分析家。
学生時代から精神分析について学び、敬愛するジークムント・フロイトからも指導を受けた。


オーストリア生れの精神分析学者。

ウィーン大学卒業後、ウィーン精神分析診療所で、精神分析とマルクス主義の統合を目ざして活躍する一方、精神分析技法ゼミナールを主宰して、研究と指導に専念した。

患者の態度やふるまいに現れる性格抵抗 (主要な抵抗) に注目した〈性格分析〉の理論と技法とを追求して、 《性格分析》 (1932) を発表し、古典的精神分析から現代の自我心理学的精神分析への発展の端緒を切り開いた。

社会学的見地に立ち、社会適応を重視した性格形成論、性を社会的抑圧から解放し、〈性器性欲の優位性〉を確立して、健康なオルガスムの体験能力を獲得することこそ健康の基盤であるとする性革命理論などが知られている。

著書はほかに《衝動的性格》 (1925)、 《ファシズムの大衆心理》(1933)、《セクシャル・レボリューション) 》(1945) など多数にのぼる。
 
ライヒは子供時代に関してあまり語らない人間だった。その理由として、父と母が共に自殺している点があげられる。

13歳の時、母・セシーリアが自分の家庭教師と性交している現場を目撃してしまう。ライヒはそのことを父・レオンに告げた。

精神バランスを崩した父は母を自殺に追いやった。そして自身は、わざと真冬の凍った池に何時間も立ち続け肺炎で死んだ。両親が自殺したのは自分のせいではないかと、ライヒは後悔し続けることになる。

こうした中で、全ての人間は「性欲」(リビドー)に支配されているというフロイトとの出会いは衝撃的であった。やがてライヒはユングが抜けた後の精神分析学会で精力的に活動を行う。

しかし晩年のフロイトも、さすがに「性欲理論」は無理があるとして放棄しつつあった。またユングはリビドーを「性」ではなく生命エネルギーと定義し、右脳と左脳のメカニズムにまで迫ろうとしていた。

 

しかしライヒは時代に逆行する形で、性欲理論を補強していった。

「全ての人間はオルガスム(性的快感)を求めて生活している」

彼は、神経症で悩むオールド・ミスの患者にマスターベーションを勧めた。自虐癖のある患者に「では実際に打ってみようか」と臨んだ。どれも確かに症状は好転した。

そして、性の解放と称し

・未成年の避妊教育の実践
・堕胎の権利の確立

遂には、性の全面的な解放を行えば、神経症や性倒錯、そして犯罪の一切存在しない理想郷が誕生すると主張した。

ライヒの思想は進歩的ともいえるが、いささか過激すぎる点も多い。

 

・・・ライヒの思想は禁欲を重んじる20世紀初頭のヨーロッパ社会で、当然受け入れられるような内容ではなかった。師匠フロイトも、この「明らかに行き過ぎた理論」に不信感を抱きつつあった・・・
 
 

共産主義者としても積極的に活動していたが、 33 年ドイツ共産党から、 ついで 34 年国際精神分析学会から除名され、ストックホルムやオスロ を経て、39 年アメリカに亡命した。ライヒが主張する「性の解放」を全ての人間が嘲笑したのだ。

そのころから精神に変調をきたし、「オルゴン(オルガスムの)・エネルギー」と名付ける宇宙エネルギーの存在を信じこれに熱中するようになった。

世界には至るところに「オルゴン・エネルギー」が満ちている。それが細胞を動かしているのだ。愛するものと別れるとオルゴン・エネルギーが不足して病気になる。しかし休養すればオルゴン・エネルギーが充電されて再び健康になるのだ・・・

このエネルギーを集める力を持った〈オルゴン・ボックス〉に入ると、すべての性障害が治ると称して、ライヒは金属箱を販売した。しかし、これがアメリカの薬事法違反に問われることになる。

それまでのライヒは、思想は別として精神科医として極めて優秀な評価を受けており、裁判に負ける可能性は低かった。しかし、ライヒは陪審員達にこういった。

「オルゴンエネルギーを暴発させて大洪水を引き起こしてやるぞ」

ライヒは裁判中、法廷侮辱罪で投獄され、不遇のうちに獄死した。

 

尚、ライヒの心身相互作用に着目した療法は、今日の心身医学やボディワークの始まりとされている。

http://www.d4.dion.ne.jp/~yanag/kora9.htm

初期フロイトの路線を強調した上で、精神分析に政治的な視点をもたらし、精神分析とマルクス主義を結びつけようと試みた。性的エネルギーの社会による抑圧からの解放を目指したが、その極端な思想や行動が嫌われ、後に精神分析協会からも共産党からも除名された。

1934年ナチス・ドイツのドイツ国からノルウェーに亡命、オスロ大学で性科学を
研究中滅菌した肉汁中の小胞バイオンと1939年バイオンの研究中オルゴンを発見、
アメリカ合衆国のテオドール・ヴォルフ博士の招きで渡米、ニューヨークに住む。

1940年メイン州レーンジュエリーに転居、支援者によりオルゴン研究所
「オルゴノン」でロバート・マッカローらとともにオルゴンの研究に取り組んだ。

1941年にはアルベルト・アインシュタインにオルゴノスコープ(オルゴン拡大鏡)
でオルゴンを見せている。よく知られている物としては、オルゴン蓄積器
(オルゴン・アキュムレーター、蔑称としてオルゴン・ボックス、セックス・ボックスなどとも呼ばれた)という箱と1951年にラジウムとオルゴンの研究中発生したというオラナーとデッドリーオルゴンの雲をなくすため発明したオルゴン放射器のクラウド・バスターなども作成していたことがあげられる。

1954年、UFOを目撃DORを利用した侵略者の宇宙人の宇宙船と直感しクラウド・バスターで撃墜の必要を訴える。1954年にFDAにオルゴン・アキュムレーターの販売が、がん治療機を不法製造販売にあたると裁判を起こされ、裁判所の命令に従わなかったため、有罪判決を受け1957年投獄された。

精神分裂病(統合失調症)の可能性が疑われ、精神鑑定が行われた。オルゴンに
まつわるいくつかの妄想的な言動がみられるが、その他の点では正常だったと
いわれる。出獄することなく、1957年11月3日コネチカット刑務所で心臓発作で死亡した。
http://musical7.org/83948342838B8377838B83808145838983438371/

身近に観察できるパラノイアの例


宇野正美講演会・傍聴記「反ユダヤ伝道師」かく語りき

7月20日(1995年)に、神田の日本教育会館・一ツ橋ホールで開かれた、
宇野正美氏の「1996年 国家存亡の危機が来る」という講演会を聴きに行った。

そうか。この人物が、H氏やA氏やY氏と並んで、「ユダヤによる世界支配の陰謀」
を唱えて、日本の言論界の一角で、異様な気炎をはいてきた宇野正美氏か。

この人が「ユダヤの陰謀」という恐ろしいテーマをひっさげて,もう二十年も言論
活動をやっている人なのか。もし本当に氏が「陰謀」なるものを暴いてしまった人
だったら、とっくの昔に殺されていないのはなぜだろうという疑問が脳裏をかすめた。

 宇野氏ら陰謀評論家は、世界の一般民衆を操る支配階級の人びとの、さらにそのまたごく少数の限られた人びとの秘密クラブの存在を確信することから、自分たちの言論活動を開始する。

「1990年にバブル経済が破裂したあとの5年間で、世界で、日本で、〇〇、〇〇の事件がありましたね。

これは、〇〇が〇〇して、〇〇になったものでした。その背後に、世界を操る〇〇〇〇の存在があるのです」。

要約するならば、宇野氏の話は、このスタイルに終始している。

「〇〇という事実がありました。これは、皆さんもご存知のとおり〇〇〇〇だったのですが、これも実は〇〇〇〇がからんでいるのです」。

 この語り口調は、なかなか小気味よいのである。そうか、あの事件も、この事件
も、やっぱり裏に秘密があったのか。自分もヘンだな、と思っていたんだ。

聴衆は、宇野氏の推理いつしかのめり込んでいく。開場は静まり返って、みんな真剣に聴き入っている。

いろんな厳しい人生経験を積んでそれなりの生き方をしてきたあとでも、人間はこの程度のホラ話に一気のめり込むことができるのである。


「この1月17日の関西大地震は、人工地震の可能性が、1%はあります」

「3月のオウム事件は、地下鉄サリン事件は、北朝鮮が裏で糸を引いているのです」

「最近起きたソウルのデパートの倒壊事件。奇妙でしょ。ビルの中央部分だけが、
一気に崩れ落ちるなんて。これは、低周波兵器でズーンと低周波をかけると、起こるのです」

 この三年ほどで、宇野氏の考えは二つの点で大きく変化している。かつて文芸春秋系のネスコ社から出していた本では、単純素朴な、ユダヤの秘密組織による日本征服説が説かれていた。これは、若い頃からの氏の聖書研究と愛国感情が混じり合った産物だった。

最近は、

「ユダヤ人には、アシュケナージ・ユダヤ人というニセものがおり、スファラディ・ユダヤ人という本物のユダヤ大衆を抑圧するためにイスラエルを建国したのだ。

そしてこのイスラエル建国主義者たちがシオニストであり、国際陰謀をめぐらす諸悪の根源である」

という考え方をしている。

 かつての論調ではフリーメーソン、ビルダーバーグ、イルミナティ、TC(米欧日三極会議)、CFR(外交問題評議会)などの秘密結社や国際機関と、ユダヤ人の秘密結社との関係がどうなっているのかはっきりしなかった。ところが、今回の講演では、「ザ・クラブ・オブ・アイルズ」というヨーロッパの旧来の王侯貴族達の裏結社が、これらすべての秘密クラブの上に君臨し、序列を作りそのずっと下の方で使われているのがユダヤ人たちである、という簡単な理論になっていた。


フリーメーソンやイルミナティなどの秘密結社の存在はさておくとして、TC
(トライラテラル・コミッション、米欧日三極会議)は公然と存在する。

私は、「陰謀」の存在自体は否定しない。世の中に「陰謀」の類はたくさんあると
思っている。世界覇権国であるアメリカ合衆国の、政治・経済の実権を握っている支配層の人びとの間に、多くの「陰謀」があるのは当然のことだと思う。

 そして、1990年以来の、日本のバブル経済の崩壊によって深刻な不況に陥っている現状は、やはりニューヨークの金融界が、日本の経済膨張を抑え込むために陰に陽に仕組んで実行したものであると信じないわけにはいかない。薄々とだが、ビジネスマン層を中心にこのような話は語られ広まっている。

 私の友人のなかに銀行員が何人かいる。昔、いっしょに『ニューヨーク・タイムズ』紙の早朝読み合わせ会という勉強会をやっていた友人のひとりは、ニューヨーク駐在勤務から帰ってきた後に、私にははっきりと語ってくれた。

「ニューヨークの金融センターは、ユダヤ系の人びとに牛耳られており、彼らの意思に逆らうと商売ができない恐ろしいところだ」

 彼は、宇野理論のような直接的なユダヤ陰謀論は説かないが、そのような傾向が
存在することを信じている。株式の大暴落を引き起こし、ついで地価の下落、そして円高による波状攻撃で日本の大企業の力を弱体化させ、日本国民の金融資産の
3分の1は、ニューヨークで解けて流れて、消失してしまった。日本の資産の運用先の大半は、その金利の高さゆえに、アメリカの政府債(TB、トレジャリー・ビル)や社債で運用されてきたからである。それが、円高で元金の方がやられてしまった。
http://soejima.to/souko/text_data/wforum.cgi?room=0&mode=new_sort

怪文書の宝庫!
 
 あ、そうそう。yahooの方で出くわした怪文書も一つ、ご紹介しましょう。sinobu_10という、静岡県にお住まいの男性の方がお書きになったものです。挙げられているURLもオススメ度大です。「神が推薦するパソコン…」なんて、もお、死にます。
 
      *
 
目を覚ませよ、国際連合の地下に核爆弾情報
投稿者: sinobu_10 (男性/静岡県)
メッセージ: 113695 / 116578
アメリカの精神の支柱である基督教の神であるヤーベ(八百重)は、
日本にいる事をアメリカの人達に伝えて欲しいのです。
以下の文書を真剣に考えて読んで下さい。そして、国際都市である
ニューヨーク市にある国際連合の地下に核爆弾情報が流れているの
です。爆発する前に友人や知り合いに伝え、引っ越すか警察に真剣に
取り扱う様に伝えて欲しいです。
 
初めまして、忍と申します。

現代科学のタブーである霊界の存在を考慮して、
今、現実問題として、イルミナティ共産主義問題を考えて置きたい
です。其れは、約2億人の虐殺があったのでは無いかという問題で
す。其れは、遠く遡れば、バビロンの時代まで遡れます。

近代は、イルミナティ教団が出来、フランス革命から始まって
一連の共産主義革命を起こした国際金融グループに対して何も
罪を問わない現状になっているのです。其れもユダヤ系列のマ
スコミと歩調を合わせて行動を執っているのです。但し此れは
戦略で行っているので、頃の見境を考えながらの行動であるか
ら、注意深く年数掛けての戦いなのです。

後、もう一つ大きな問題点はスカラー波の技術開発による武器
開発です。其れに関連してインターネットの通信問題も深く考
えなければならないのです。今、一番大きい
問題は、未だ科学が未完成の状態(物理学上の問題)を
解決しないで、それを前提とした意見が権威を持って発
表している所が問題なのです。

現実問題としては、テスラ波による武器開発です。別名「スカラー波」又は「気」
とも言っていますけれど、このテスラ波は物質の根源に
なすもので磁気的な性質を持っています。宇宙の構造
は、磁気法則で全てが成り立っているのです。

磁子の活動が電流を生み、そして力を発生するのです.「テスラ
波(スカラー波)」は、磁子の縦方向に振動している状
態を指しているのです。その悪用は、宇宙そのものがバ
ランス(平衡性)が無くなり、太陽系そのものが崩壊す
る危険性があり、又、精神作用にも動作するので、「洗
脳」にも使われる可能性があるのです。そしてDNAに
も作用するので、奇形児が出来る可能性があるのです。

又、マイクロ波の衛星通信の拡大は、電子レンジの中に
地球が入るという恐ろしい結果が待っているのです。それらの
問題をマスコミは真剣に考えていないのが現状なのです。
そして、環境問題の考え方も対処療法的で、物理療法的
に問題を考えていないのです。それが欠点なのです。
つまり、公害の原因を全て化学化合物で説明し、化学反応
の物理的説明を含んでいないのです。そこに免疫の問題を
考慮する事が出来ないのです。

 
神の言葉
http://page.freett.com/syouhou/kaminokotoba1.html
最後の審判の理由
http://page.freett.com/syouhou/reason_of_last_judgement.html
正しい性道徳とは
http://www.musesworld.co.jp/web2/syouhou/index.html
この侭だと本当に地球が崩壊する
http://page.freett.com/syouhou/index.htm
神が推薦するパソコンPC9821
http://page.freett.com/syouhou/suisennPC.htm
 
これらの問題を真剣に考えないと、やはり異星人は自衛の為に
最期の手段を使用されるのです。

 日本人が中心になって、神の言葉を、お伝えてこの問題を
解決する方向に考える必要があるのです。

神のいる場所
エルアール出版
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「人が全世界を儲けても、自分の命を損したら、何の得になろうか。又、
人はどんな代価を払って、其の命を買い戻す事が出来ようか。
邪悪で罪深いこの時代にあって、私と私の言葉とを恥じる者に対しては、
人の子も又、父の栄光の内に聖なる御使達と共に来る時に、
其の者を恥じるであろう。
(マルコ福音書第8章34節〜38節)」
http://www.ch-sakura.jp/oldbbs/thread.html?id=17590&genre=sougou

電波系というのは、つまりまあ頭の中で電波がささやくのでしょうから、分裂症か薬物中毒の系統になりましょう。sinobu_10さんの方は「パラノイア」系のように思われます。思考にまとまりがありますからね。
もっとも、「症例:G・W・F・ヘーゲル」などのレベルになりますと分裂症と見分けがつかなくなってまいりますが。

 チマタで見かける「ユダヤ陰謀史観」みたいなのと一緒で、いちおうの一貫性はあるのですね。ただその、決定的な証拠は? と言われると「ない!」となって、ならなんで? と言われると「証拠がないのも陰謀だ!」という形で無事に着陸。

こうなるともう誰が何を言っても聞き入れるもんじゃありません。
 
 実は、sinobu_10氏に関しては「教祖様」ではないのです。
「教祖様に疎んじられている一信者」らしいのです。彼が掲示板上で開いたトピックは、「千乃先生」なる教祖様の意を体したと称する信者各位がsinobu_10氏の信条の矛盾を突きまくり、それも彼らの「教義」に基づいてのことですから、さながら宗教戦争の様相を呈し、そこへ「ウォッチャー」を名乗る一般人が面白おかしくチャチャを入れるという展開になっておりまして、なかなかに楽しめる一大エンターテイメントになっておりました。
http://ime.st/members.at.infoseek.co.jp/serpent_owl/past-log/spring/log00000118.html

たこさんご紹介のサイトをちょこちょこ見て回った印象では明らかに病的、すなわち初期の分裂病もしくは妄想を伴う躁鬱病、痴呆などの傾向が感じられるのに対して、sinobu_10さんのはソノ分野に浸かっているヒトなりに理路整然に近く、文章の構成もしっかりしています。

一括りにして良いものかどうか。臨床精神病理は難しくて、実はまだ余り勉強してない分野です。
 
 電波受けるヒトを実際知っております。仕事ができ、礼儀正しく義理堅く、言葉使いが綺麗で、想像力・情緒・感性も豊かで、発明の才もあり、倫理観もしっかりしていて、善意に溢れている。難を言えば少しまじめ過ぎる。

そういう誠に好ましい人望のあるヒトなんですけど、電波が入るんですね。それを普通の事のように言うので、こちらも普通の事のように受け答えしております。

 随分昔からその状態のまま変化がないようで、さらに聞こえるのはドク電波ではなく、善意の宇宙人からの助言が中心だったりしますので、ま、様子を見ています。数年前まではサイババが夢枕に立って「来い」と言ったからというのでインドに行く計画を立てていましたが、現在はモンゴルの平原でUFOとコンタクトする計画を楽しげに語ってくれます。

まじ。ホントに聞こえてるらしいのです。それを蔭で笑う奴がいるのも自覚しているようなのです。

「目を覚ます」という類の話じゃなくて、これ、はっきり言って症例なのです。しかし長年進行してないし、生活に支障がある訳でもないから、無闇にいじらない方が良いのです。


じつは、stomachmanは見積書作成要領の見本を作ったんですが、うっかり本物と間違えられて無用の混乱を起こすことが絶対ないようにと思い、
 
「荒矢田産業株式会社」発行の「重力遮断板セット」の見積書
 
って見本にしまして、発注先に配布したんですよ。そしたら彼がやってきて「あなたなら理解してくれると思う」と語りだした訳でして…
 
理解はすれども、同意はせず。得意の奴で対応しております。


目を醒まさせてあげなくていいの?
念力も自分だけで使ってるぶんにはいいんだけど・・・
自分だけでとどまってないとこが厄介だぁ―!
もうそろそろ、目を細めて笑って見てるばかりでもいられない。

テレビが俺の悪口を流している!
あのCMは俺の事をあざ嗤うのが目的…
 
てのが、典型的な公共電波系電波系さんですが、こちらは公共デンパでナンパするのが怪しからんという、これもまた、割合論から言って、別物ですな。
 
最近、街ですれちがう美女という美女が皆、秋波を送ってくるので困っているstomachmanです。


症例ってのは、夢を壊さないで、みたいなアマイ話ではないんですよ。
 
この彼の場合には、多分初期で停滞している分裂病だと思われます。悪化させないように、stomachmanとしても注意を払っておる訳です。もちろん、症状に悪化が認められたら直ちに治療を開始するよう促す積もりでいます。すなわち、確かに聞こえる電波が、彼の集中力を乱すようになってくると、本当に生活に支障をきたしはじめ、ついには外部とのコミュニケーションが取れなくなってしまう。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html#c1

[近代史3] チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ 中川隆
2. 中川隆[-12293] koaQ7Jey 2019年2月10日 10:10:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]


陰謀論やパラノイアの妄想は伝染病として感染する

チャンネル桜や正論で流行しているアホ陰謀論は憑依型の感応精神病 フォリ・ア・ドゥ folie à deux


1.精神病の感染

 果たして、精神病というのは伝染するものなのだろうか。

 人の心を操る寄生虫が出てくる小説(ネタバレになるのでタイトルは言えない)を読んだことがあるが、実際に見つかったという話は聞かないし、たとえ存在したとしてもそれはあくまで寄生虫病であって、「伝染性の精神病」とは言いがたいような気がする。

 実際には、たとえば梅毒のように伝染性の病気で精神症状を引き起こすものはあるけれど、純粋な精神病で細菌やウィルスによって感染する病気は存在しない。精神病者に接触しても、感染を心配する必要はないわけだ。

 しかし、だからといって精神病は伝染しない、とはいえないのである。

 精神病は確かに伝染するのである。細菌ではない。ウィルスでもない。それならなんなのか、というと「ミームによって」ということになるだろうか。

 妄想を持った精神病者Aと、親密な結びつきのある正常者Bが、あまり外界から影響を受けずに共同生活をしている場合、AからBへと妄想が感染することがあるのだ。

もちろんBはまず抵抗するが、徐々に妄想を受け入れ、2人で妄想を共有することになる。

これを感応精神病、またはフォリアドゥ(folie a deux)という。

Folie a deuxというのはフランス語で「ふたり狂い」という意味。

最初に言い出したのがフランス人なので、日本でもフランス語で「フォリアドゥ」ということが多い。もちろん妄想を共有するのは2人には限らないので、3人、4人となれば"folie a trois"、"folie a quatre"と呼ばれることになる。なんとなく気取った感じがしてイヤですね。

 AとBの間には親密な結びつきがなければならないわけで、当然ながらフォリアドゥは家族内で発生することが多いのだけど、オウム真理教などのカルト宗教の場合も、教祖を発端として多数の人に感染した感応精神病と考えることもできるし、以前書いたことのあるこっくりさんによる集団ヒステリーも広義の感応精神病に含めることもある。

 この感応精神病、それほどよくあるものでもないが、昔から精神科では知られた現象で、森田療法で知られる森田正馬も1904年に「精神病の感染」という講演をしている(この講演録が日本での最初の文献)し、その後も今に至るまでいくつもの論文が発表されている。


フォリアドゥの治療

 この例でもわかるように、実はフォリアドゥには、鉄則といってもいい非常に簡単な治療法がある。それは、2人を引き離すこと。もちろん最初に妄想を抱いた人物(発端者)は、多くの場合入院させて薬物などによって治療する必要があるが、影響を受けて妄想を抱くようになった人物(継発者)は、発端者から引き離されただけで治ってしまうことが多いのだ。

 ただし、引き離す、という治療法は多くの場合有効だが、そうすれば絶対に治るとはいえない。

 私がまだ研修医だったころのことだ。隣の家の朝鮮人が機械で電波を送ってくる、という妄想を抱いて入院しているおばあさんの治療を先輩医師から引き継いだことがある。「自分が治してやろう」という意気込みは精神科ではむしろ有害なことも多い、ということくらいは知っていたが、まだ駆け出しだった私には、どこかに気負いがあったのだと思う。

必死に薬剤を調整してみてもいっこうに妄想は改善しない。万策尽き果てた私が、永年同居生活を送っている兄を呼んで話をきいてみると、なんと、彼の方も「隣の家の朝鮮人からの電波」について語り出したではないか。

2人は同じ妄想を共有していたのだった。


 これはフォリアドゥだ! 私は、珍しい症例に出会ったことと、そして先輩医師が気づかなかった真実にたどりついたことに興奮し、さっそく「鉄則」の治療法を試みた。兄の面会を禁止したのである。

しかしこれは逆効果だった。面会を禁止してもおばあさんの妄想はまったく改善せず、それどころか2人とも私の治療方針に不信を抱くようになり、治療はまったくうまくいかなくなってしまったのだ。私は2人を一緒に住まわせるのはまずいと考え、兄のところ以外に退院させようと努力したのだが、2人とも態度を硬化させるばかりであった。

 今考えれば私の方針の間違いは明らかである。私は、妄想が残ったままであろうと、彼女を兄のところに退院させるべきであった。それが彼女の幸せであるのならば。私は「鉄則」にこだわるあまり、老人の住居侵入妄想はなかなか修正しにくいことを忘れてしまい、そして何よりも、永年2人だけで暮らしてきた兄に突然会えなくなった彼女のつらさに考えが及ばなかったのであった。


古いタイプの感応精神病

 続いて、古いタイプの感応精神病の例を紹介してみよう。最近の感応精神病は「宇宙語」の例のように、都会の中で孤立した家族で発生することも多いのだが、かつては圧倒的に迷信的な風土の村落で発生することが多かった。例えばこんな例がある。

 昭和29年、四国の迷信ぶかい土地の農家での話である。

あるとき、父親が幻覚妄想が出現し興奮状態になった。

そのさまを熱心にそばで見ていた長男は2日後、父親に盛んに話しかけていたかと思うと、次第に宗教的誇大的内容のまとまりのない興奮状態に発展し、互いに語り合い感応し合いながら原始的憑依状態を呈するに至った。

父親は妻、娘など一家のもの6人を裏山に登らせ裸にさせて祈らせ、大神の入来を待った。長男は家に残り夢幻様となって家に放火。一同は燃え崩れる我が家を見ながら一心に祈りつづけた。父親、長男以外も一種の精神病状態にあった。


 悲惨な話だが、どこかゴシック・ホラーの世界を思わせないでもない。

 これがさらに拡大すると、村落全体が感染するということもある。青木敬喜「感応現象に関する研究(第1報)」(1970)という論文に載っている例だが、これはフォリアドゥというよりむしろ、以前書いた


こっくりさん
http://homepage3.nifty.com/kazano/kokkuri.html


の例のようなヒステリー反応とみなすのが適当かもしれない。


 昭和11年、岩手県北部にある戸数40程度の集落での話である。

 発端となったのは35歳の農家の妻Aである。昭和11年5月、夫の出稼ぎ留守中、頭痛や喉頭部の違和感を感じるようになり、また身体の方々を廻り歩くものがあるような感じがするようになった。あちこちの医者を回ったがなんともないといわれるのみで一向によくならない。どうも変だと家人がいぶかしんでいる間に、患者はときどき

「鳥が来る。白いネズミのようなものが見える」

などといったり、泣いたり騒いだりするようになった。家人はこれは変だと患者の着物を見ると、動物のものらしい毛がついている。

これはイズナに違いない、と12キロほと離れた町の祈祷師K に祈祷してもらったところ、たちまち発作状態となり、さらに発作中に自分は集落の祈祷師Tのもとから来たイズナであると言い出したのである。その後もこの患者は発作を繰り返すようになり、多いときには一日のうちに数回起こすようになった。

 さてAの近所に住む農家の妻BとCも、昭和11年5月頃から喉の違和感を覚えるようになる。12月にはBの夫がBに毛が付着しているのを発見している。BとCは例の祈祷師Kのもとを訪れ祈祷してもらったところ、祈祷中に2人は急に騒ぎ出し、「Tから来たイズナだ。Tで育ったものだ」と言い出す。

 こうして昭和12年4月までの間に続々と同様の患者がこの集落に発生、ついにその数は10名にのぼった。事件は集落をあげての大騒ぎとなり、

「集落は悪魔の祟りを受けた。なんとかして悪魔を滅ぼさねば集落は滅んでしまう」

と不安と緊張が集落にみなぎるにいたる。

 こうしたなか、本当にTの祈祷のせいなのか確かめようじゃないか、という動きになり、昭和12年8月20日午後3時ごろ、集落の共同作業所に患者10名を集め、集落の各戸から1名ずつ、合計四十数名の男たちの立ち会いのもと、TとKのふたりの祈祷師の祈祷合戦が繰り広げられることになった。

まず疑いをかけられているTが祈祷をするが患者は何の変化も示さない。

次にKが祈祷すると、約10分くらいして患者たちはほぼ一斉に異常状態となり、

「Tから来たTから来た」と叫ぶもの、

「お前がよこした」と激昂してつかみかかるもの、

「命をとれといわれたが恨みのないものの命をとることができないからこうして苦しむのだ。苦しい苦しい」と泣き喚くもの、

ものもいえず苦しげにもがいているもの


など憑依状態となり、まったく収拾のつかない大騒ぎとなった。

このため、これは確かにTの仕業に違いないと集落のものは確信を抱き、Tに暴行を加え、T宅を襲って家屋を破壊した上、村八分を宣言したのである。

 さらにその約1ヶ月後のことである。集落の各戸から1人ずつ男たちが出揃ったところで副区長が

「イズナが出ないようにするにはイズナ使いの家に糞便をふりかければイズナは憑くことができないという話をきいた。どうであろう」

と提案した。すると、一同は一も二もなく賛成し、そのまま四十数名が暴徒と化し、大挙してT宅に押しかけ、雨戸を叩き壊して座敷になだれ込み、糞便をかけ、Tをはじめ家族の者を殴打、重傷をおわせてしまった。

 これまたものすごい事件である。ただ、「宇宙語」の家族は隣にいてもおかしくないように思えるが、こちらはわずか60年前の事件とは思えないくらい、私には縁遠く思える。集落全体が外部から遮断された緊密な共同体だった時代だからこそ起こった事件なのだろう。こうした共同体が減ってきた今では、このような憑依型の感応精神病はほとんど見られなくなっている。


家庭内幻魔大戦


 さて今度はまた篠原大典「二人での精神病について」(1959)から。家庭内の騒動が、宇宙的規模での善悪の戦いにまで発展していってしまうという、興味深い物語である。

 昭和31年5月、Kという呉服商が相談のため京大精神科を訪れた。

 彼の話によれば、昭和23年に妻と長女、三女が彼と口論をしたあと家出。しばらくして帰宅したが帰宅後はことごとく彼と対立、離婚訴訟を起こした上、妻と長女は前年から二階の一室にこもり、ときどき外出して彼の悪口を言い歩くが、一見正常に見えるから始末に困るという。なお、別居中の義母も妻とは別に彼を悪者扱いしているという。

 そこでこの論文の著者らはただちに母と娘を閉鎖病棟に収容した。現在の常識からすればこれくらいのことでなぜ、と思えるが、当時はそういう時代だったのだろう。入院後も2人が協力して反抗してくるのでただちに分離したという(「鉄則」の通りである)。

 さて母子の入院後、2人の部屋からは数十冊にも及ぶ膨大なノートが発見される。そのノートには、驚くべき母子共通の妄想体系が詳細に記されていたという。その記述によればこうだ。

 宇宙外にある「大いなるもの」から一分子が月に舞い降り、さらに地球に来て母の肉体に宿った。太陽を経て地球にきた分子は長女に、ある星を経て来た分子は三女に宿った。彼女らは肉体は人間の形をしているが、魂は大いなるものの一部であり、月や太陽の守護のもとに人類を救済する使命をもち、「宇宙外魔」の援助を受けて彼女らをおびやかす悪の根源である夫Kを撃滅せねばならない!

 家庭内幻魔大戦というか、家庭内セーラームーンというか、とにかくそういう状態なのである。ここで、仮に母を月子、長女を陽子、三女を星子と呼ぶことにし(実際、論文にそう書いてあるのだ)、2人が書いた手記をもとに、この妄想体系が完成されるまでの経過をたどってみる(以下斜体の部分は手記の記述による)。

 Kは苦労人で丁稚奉公のあと、月子と見合い結婚すると暖簾をわけてもらい東京で呉服店を開いた。一方月子は貿易商の長女で甘やかされて育ったせいもあり、派手でだらしなく浪費癖があり、夫とは常に対立していた。2人の間には4人の子どもが生まれる。長女陽子、長男、次女、三女星子の4人である。

 長女陽子は自然が好きな子どもだったが、人間は嫌いで、幼稚園の頃は太陽の絵ばかり描いていた。

「父は些細なことで怒り赤鬼のようになって母を叩き、耐えている母をみて母の尊いこと」を知った。

父と母の争いにまきこまれ、成績があがらず落胆し、学校も家庭も憎み、

「よく裏庭に出て月や星を仰いで」いた。5年生のときにH市に疎開、終戦までの1年間は父のいない楽しい生活を送ったが、終戦後父もH市で商売を始め、再び母との争いに巻き込まれることになった。

 しかも、中学から高校にかけては父の命令で、妹たちとは別に祖母のいる離れで寝なければならなかった。祖母は向かい合っていても何を考えているかわからない人で、

「父が悪事を企んでいる」と真剣な顔で陽子に告げるのであった。この祖母も分裂病だったと思われる。陽子の手記によれば

「父から物質的恩恵を受けながら父を愛せませんでした。そのことを深刻に苦しみましたが、誰も理解してくれませんでした。知らず知らず孤独を好み、しかし一方では自分が頼りなく誰かに頼らねば生きていられませんでした」。そして高校1年のときある事件が起き、それ以来彼女ははっきりと父を敵とみなすようになるのである。

 その事件については陽子の母月子の手記をもとに見ていこう。

 昭和25年、月子と陽子はKの弟の家で軽い食中毒を起こす。このとき月子の心に最初の疑惑が生じる。昭和27年、月子は夫の甥が陽子の部屋に無断ではいるのを発見し、夫に告げるが「夫は全然取り合わないのである。私は夫の仮面を見たような気がした」。

 昭和28年1月、陽子は腎臓疾患にかかり、月子は離れで陽子を看病するが、Kが離れに出入りしたあとは必ず容態が悪化することに気づいた。「ここに至っては夫が陽子に危害を加えていることは明らかである。私は夫と甥に警戒の目を向けた。家の中は自ら疑心暗鬼、一家をなさず私と陽子対夫と甥の目に見えない対立が生じ、間に入ったほかの子どもたちはおろおろするばかりである」。長男は中毒事件までは母についていたが以後父に従い、次女は最初から父の側、三女星子はほとんど母についていたが、終始母に批判的であったという。

 28年3月、月子は飼い犬のえさのことで夫とひどい口論をしたときに夫に「何か一種の妖気を感じた。私は今までの夫にないものを見たのだ。以後奇怪な事件は連続して起こっていった。私たちは身体に異常を感ずるが、くやしいことにその根源を科学的に実証できなかった。しかし害を加えられるところにとどまることはできない」

 彼女たち3人は家を出て警察などに訴えまわり、3ヶ月後に帰宅した。

「家に帰ると陽子は身体がしびれて動けぬという。奇怪だ。しかしある夜、私はその正体の一部を見た。私が陽子を看病していると、といっても病気ではない。

見守っていると、はなれとの境目の板塀の節穴からさっと私たちに向かって青白い閃光が走った。私も陽子もしびれるような異常を感じた。相手は見えざる敵である。あるときは右隣、あるときは左隣から来た」

 やがて29年になる。「私は陽子を連れて二階に引きこもることにした。疑いを持った人とともに生活することは無意味だからである。そしてこの不可解な事件をどう解決するかということに専念した」

 家出前後の事情は娘陽子の手記にも書かれている。

「腎臓炎になってから不思議なことが次々と起こり、布団が非常に重く感じられ、時計の音が大きく響きました」

「父が薬を飲ませたとき、味が妙だと思いましたが、あとで毒を入れられたのでそれで病気が治らなかったのだとわかりました」

「父に殺されるといったのは私で、家を出ようといったのは母です」

「隣の家から光線が出て2人とも気持ちが悪くなったこともあります」

「H先生(遠縁にあたる絵の先生で、彼女の片想いの対象)に何度も危険を訴え、殺されたら裁判所に訴えてくれと頼みました」。

 笑っちゃいけないのだが、月子の手記がなんだか妙にB級ホラーサスペンスタッチなのがおかしい。母子と父の戦いはいったいどうなるのか。

 昭和29年になると、母月子と長女陽子は2人で2階で暮らすようになる。陽子の手記によるとこうだ。「母と2階で生活し、父が来ると追い返し塩を撒きました」「私が買い物に出て家の周りのことを母に伝え、対策を考えてはノートで敵を攻撃しました」

 「ノートで敵を攻撃」というのがどういうことかというと、つまり呪文による攻撃なのである。母のノートには「神不可抗、我等と敵魔外魔との反発源を白光通像の中へ密着入せよ」などとあり、娘のノートには「さしもかたき暗黒の魔星、四方に砕けて、たちまち無くなれり。彼方より尊き神の御光、仰げ白光たえなる神を」とあった。

また、「敵撃滅敵撃滅敵撃滅……」という呪術的文句も延々と繰り返されていたという。ここにきて、事態は家庭内呪術戦争の様相を呈する。

 昭和30年、ついに2人は「大いなるもの」と接触する。

「『ご自身の世界に一度顔を出してください』と太陽から聞こえたり、大いなるものから『来たければおいで』と知らせてくれました。体がしびれたとき、目を閉じるとダイヤモンドのようにきらきら光るものが見え、母に話したら大いなるものだといいました」。

 きのう書いたとおり、困り果てた父親が精神科を訪れたのが昭和31年5月。そして2人は入院することになる。入院3日目より陽子は

「壁の後ろから父に命令されたものが電波をかける」

と訴え、母の名を叫びながらノートにも

「お母さんお月さんはありますね」

「お母さんを離れては私はありません」

「お母さんの心は私の心、一心同体とお母さんは言いましたね」


などと書いた。母と会わせると抱き合って

「月と太陽が……あいつと宇宙外魔が……」

と語り合っていた。


 入院第1週から月子は「私の伝記」を書き始める。これが今まで引用してきた手記である。

 第2週、娘は

「新しい素晴らしい世界ができる。その主となるのは私」

「地球も宇宙も月も捨ててしまう」

「月も太陽も出ない。宇宙を逆転させて、しめたといったのは誰だ」


と緊張病性興奮をきたし、父と面会させると

「あれは亡霊です人間ではありません」

と逃げ出した。主治医はつとめて妄想を肯定するように対応したが、すると彼女は主治医とH先生(きのうの記述にも出てきた、陽子が片想いしている絵の先生である)を人物誤認し、

「太陽は自由だった。太陽に飛んでいきたい。しかし地上にも幸福はある。それはH先生」

と書いている。この頃から興奮は鎮まり、第3週から手記を書き始めている。


 母の症状はなかなか改善しなかったが、第6週には娘は父の住む家に外泊、父は案外やさしい人だといい、逆に母を説得さえするようになった。

「入院はいやだったが、病気が治りかえって自由になった」

と書いている。第8週に母はなんら改善されずに退院。第10週に娘も母と別居し父と暮らす約束で退院した。

 しかし、話はここでは終わらない。陽子は1ヶ月ほど父と生活したが、H市の母のもとに手伝いに行ったのをきっかけに、ふたたび母と二階の一室で暮らすようになる。ときどき帰る父と母の緊張、H先生への恋を母に禁止されたことなどが誘引となり、10ヶ月後、再び陽子の症状は悪化してしまう。

 昭和32年4月、陽子は京都にH先生に似ているというある俳優の撮影を見に来ていたが、その俳優が殺されるシーンになると不安になり、ハンドバッグから持ち物を出し、次々と太陽にすかし池に投げ込んだ。かけつけた父を罵りますます興奮するので、主治医が呼ばれて行った。

「よい月が出ているから安心しなさい」

と主治医が言うと一応鎮まり、

「二次元と三次元の世界のどちらを選ぶべきですか」

と質問したという。

 かくして陽子は再入院。第1週には

「人間なんか信用できないから地球に未練はない。あの汚らわしいやつ。人間のできそこない、あいつは絶対に許されない。神でもないのに神のつもりでいるのだ。あいつは物質的恩恵を与えたつもりでいるけれど、太陽によって成り立った物質はあいつのものとはいわせぬ」

「私の元の世界は宇宙の外にある。お母さんが帰らなければ私だけH先生を連れて帰ってしまう」

などと話していたが、2週目以降はやや現実的になり、母親と離れることの不安やH先生への思いを語るようになっていった。


 入院2ヶ月後にLSDを服用させて妄想を発現させたところ(驚くべきことに、昔はそういう治療法があったのである)、1時間後強迫的に笑い出し、

「ケセラ・セラの歌は私がお母さんに頼っていたことに対する警告だと思います。お母さんを捨ててH先生と結婚します」

といい、2、3時間後には

「先生! オールマイティになってください」

と主治医に寄りかかる。一人で立たないといけないと突き放すと不安がつのり

「空に飛びたい。元の世界に帰る」と机の上に乗って飛ぼうとする。しかし飛べずに興奮し始め、「過去も現在もなくなってしまえ」

と叫びながら主治医にH先生になってくれと懇願する。主治医がうなずくと次第に静まっていったという。

 念のため言っておくが、これは今じゃとても考えられない荒っぽい治療法である。

 ともかく、入院4ヶ月目に陽子は退院。以来京都で父と暮らし洋裁学校に通うようになったという。

 論文の著者はこう結んでいる。

「母からH先生へ、そして主治医へ、退院の頃には主治医から父へと陽子の依存性は次々と移され、その程度も弱まり遂には精神的独立を決意するに至っている。かくて主治医を通じて父との新しい人間的結合を生じ、母から分離したのである」。

 つまり主治医は、陽子の分離不安をいったん自分で引き受けることによって治療を成功させたわけなのだけど、これも下手をすれば主治医が妄想に取りこまれないとも限らないわけで、けっこう危険を伴なう治療法だと思うんだけどなあ。ま、結果よければすべてよしですが。
http://homepage3.nifty.com/kazano/folie.html


という訳で、


創価学会による電波攻撃とか、

地震兵器、ムサシによる不正選挙とか

放射能汚染による病気の激増とか

相対性理論が間違っていたとか


阿修羅で実しやかに語られている陰謀論がどういうものか大体わかって来ましたね。

阿修羅掲示板は中世の人里離れて隔離された山奥の村落と同じで、すぐに憑依型の感応精神病が猛威をふるってしまうのです。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html#c2

[近代史3] 馬渕睦夫のユダヤ陰謀論はどこまで本当なのか? 中川隆
6. 中川隆[-12292] koaQ7Jey 2019年2月10日 10:14:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

馬渕睦夫さんのユダヤ陰謀論はかなり説得力が有るのですが、実際には

金の亡者のユダヤ人が 今さえ、金さえ、自分さえ で一人一人独立に金儲けに走った結果が あたかも全員が示し合わせて陰謀している様に見えるだけでしょう。

参考

チャンネル桜や正論で大活躍中のアホ右翼・アホ陰謀論評論家 まとめ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/228.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/212.html#c6

[近代史3] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
6. 中川隆[-12291] koaQ7Jey 2019年2月10日 11:13:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

安倍政権が統計詐欺政権である現実 2019-02-10


 先日、「政府、賃金マイナス公表へ 」で、政府が18年の実質賃金について「共通事業所」による統計を公表する(恐らく▲0.3%)と報じられていましたが、

「やっぱ、や〜めた。だって、消費税増税できなくなっちゃうじゃん(想像)」

 とすることにしたようです。


『実質賃金、12月は1.4%増 18年は0.2%増、毎月勤労統計
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HQP_07022019000000/

 厚生労働省が8日発表した2018年12月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比1.4%増加した。18年の実質賃金は前年比0.2%増と2年ぶりの増加となった。(中略)

 毎月勤労統計は500人以上の事業所をすべて調べることになっているが、東京都では抽出調査となっていた。厚労省は問題となった東京都に関して、統計的に処理して全数調査に近づける復元加工した数値を使用している。また、統計不正問題を巡って野党が求める17年に調査対象となった共通の事業所を比較した参考値ベースの実質賃金の伸び率は公表しなかった。』


 というわけで、共通事業所の実質賃金伸び率(というか下落率)は公表されませんでした。先にも書きましたが、推定値は▲0.3%。12月の名目賃金(共通事業所)も、公表値よりは0.1%低かったので、ほぼ間違いないと思います。


 上記の何が問題かと言えば、

「実際には実質賃金が対前年比マイナスになってしまったにも関わらず、プラスで公表された」

 という点です。


 例えば、+0.5%が+0.6%で出た、といった話であれば「誤差」と説明することはできます。とはいえ、▲0.3%を+0.2%と発表しているわけですから、まさに統計詐欺です。


 完全にソ連、あるいは中共と化しています、最近の安倍政権は。理由はもちろん、消費税増税を実現するため。


 日本国民は「全員」がいい加減に認めなければなりません。安倍政権は「統計詐欺政権」なのでございます。


「いや、そんなことない。実質賃金は上がった、安倍政権マンセー」
 とかやっている連中は、揃いも揃って財務省の飼い犬です。何しろ、消費税増税をサポートするわけですから。


 しかも、

「2018年で実質賃金は(+0.2%)上昇した! 安倍政権の経済政策の成果だ!」

 などと主張することは、まさに朝三暮四。というか、朝三暮四のサルに劣るというのが、現実なのでございます。



【日本の実質賃金指数の推移(2015年=100)】




http://mtdata.jp/data_62.html#Choki


 日本の実質賃金は、1997年1−3月期をピークに下落を始めました。理由はもちろん、消費税増税や公共投資削減といった橋本緊縮財政により、日本経済がデフレ化したためです。


 第二次安倍政権発足後、消費税増税や円安による輸入物価上昇の影響で実質賃金は大幅下落。2018年の「詐欺統計値」を用いても、実質賃金は対2012年比▲3.5%超です。


 3.5%以上も実質賃金を引き下げられておきながら、18年に+0.2%になり、
「実質賃金は上昇している! 三橋ザマアwww」
 などとやることは、まさしく朝三暮四のサル以下でございますよ。


 ちなみに、上記は現金給与総額ですが、「きまって支給する給与」で見ると、2018年は詐欺統計値でも▲0.3%でした。共通事業所に絞ると、▲0.8%前後でしょう。恒常所得は、相変わらず大きな落ち込みが続いています。


 明らかに国民の貧困化は続いているわけですが、さすがに、
「国民が貧しくなっていますが、消費税を増税します」
 とは説明できないため、サンプル変更詐欺を活用し、何とかプラスの数値をでっち上げた。野党に統計詐欺を指摘されておきながら、詐欺統計値で押し通す。


 これが、安倍政権の現実なのです。


● GDP目標詐欺:技術投資をGDPに加算し(これは別に構わない)、名目GDPがいきなり28兆円増加したにも関わらず、GDP目標600兆円はそのまま据え置き(これは問題)。


● 公共事業の当初予算に社会資本特別会計(6千億円)を上乗せし、民主党政権期よりも当初予算が増えたように見せかけた


● 2014年4月以降(15年末まで)のヒストリカルDIの凄まじい落ち込みをスルーし、景気後退と認定せず、「いざなぎ超えの景気拡大」と詐欺発表


● 18年1月に毎月勤労統計調査のサンプルを変更し、「給料が高い企業が入ったサンプル」と「給料が低い企業が残ったサンプル」を比較し、「対前年比+0.2%」と発表


 本ブログで繰り返し取り上げた統計詐欺だけで、上記の通りです。平均概念の潜在GDPや、厚生労働省の不正統計は、安倍政権から始まったわけではないため、省きました。


 ちなみに、統計詐欺を見破るためには、統計数値を日常的に扱い、分析、アウトプットするという「訓練」が必要です。蓄積がない初心者に、統計詐欺を見抜くことはできないのです。


 そして、残念ながら、日本の政党(自民党含む)には統計が「分かる」人材が、政治家本人、ブレーンを含めていません。


 野党が実質賃金の統計詐欺を問題視してくれたのは、厚生労働省の不正統計が問題視され、「安倍政権を攻撃できる!」と色めき立ち、外部から人材を招いたおかげでです。


 本来であれば、野党は我々が実質賃金のサンプル変更を問題視した2018年9月時点、せめて10月時点で騒ぐべきでした。そうすれば、第197回秋の臨時国会の審議を止められ、移民法や水道民営化を止められたかも知れません。


 とはいえ、日本には統計が分かるというか、そもそも「統計の重要性を理解している政党」がほとんどありません。一番、理解してそうなのが共産党、という体たらくです。


 というわけで、今回の一連の詐欺統計を受け、つくづく思いました。日本には統計を理解し「大切にする」政党が必要なのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12439042530.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html#c6

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
233. 中川隆[-12290] koaQ7Jey 2019年2月10日 11:19:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

>>221 千葉県の人間はみんな頭がおかしい(13)

の続き

2019.02.10
心愛さん虐待を動画で撮影、首つかみ執拗に顔に放水し肺から水、周囲の評判は「温厚な人」と典型的なサイコパス
https://rondan.net/15200


虐待風景を動画に撮影

千葉県野田市の栗原心愛さん(10、小学4年生)が両親から虐待を受けて自宅浴室で死亡した事件ですが、各誌報道によれば、なんと父親の虐待現場を母親が動画で撮影していたとのことです。さらに肺から水が検知されるなど、死因の特定も進んでいるようです。

まず、動画撮影にについて産経新聞は次のように報道。


千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、心愛さんが父親の勇一郎容疑者(41)とみられる人物に暴行される様子を撮影した動画が見つかったことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
産経新聞(2019.2.9)千葉女児死亡 虐待を撮影 動画見つかる 
朝日新聞では動画の具体的内容にまで踏み込んでいます。


捜査関係者によると、動画データは父親の勇一郎容疑者(41)が所有していた記録媒体に保存されていた。県警が確認したところ、1月にスマートフォンで撮影された可能性が高いことがわかった。心愛さんが勇一郎容疑者とみられる人物から暴行を受ける様子や、ぐったりしている姿などが映っていたという。県警は勇一郎容疑者か母親のなぎさ容疑者(31)が撮影したとみており、映像の解析などを進めている。
朝日新聞デジタル(2019.2.9)心愛さん虐待の様子、動画で撮影 父親の記録媒体に保存
毎日新聞によれば水を強引に飲ませた可能性に言及しています。


県警は父勇一郎容疑者(41)が冷水のシャワーを掛けたと説明しているが、何らかの方法で鼻や口から水を強引に飲ませた可能性もあるとみて、調べている。
毎日新聞(2019.2.9)千葉女児虐待 暴力や立たせた場面の動画見つかる スマホで撮影か
肺から水


また「肺から水」が検出されたとのことです。


捜査関係者によると、勇一郎容疑者は「(心愛さんの)髪をつかんで浴室に連れて行った。もみ合いになり、シャワーで水をかけたら、呼吸や意識が止まった」などと供述。母親のなぎさ容疑者(32)は「夫を止めなかった」などと供述しているという。県警は、勇一郎容疑者が心愛さんの首や肩の周辺を手で強くつかむなどしながら、顔に水をかけ続けたとみて、調べている。
朝日新聞デジタル(2019年2月10日)心愛さんの肺から水 容疑者、首つかみ執拗に顔に放水
その他にも虐待の様子が報道されています。


「勇一郎は心愛ちゃんを長時間立たせたり、冷水でシャワーを浴びせたりしたほか、首近辺を鷲掴みにして髪を引っ張るなどした。死因は不詳だが、心愛ちゃんの身体には服で隠れる部分に集中して複数の痣があり、胃にはほとんど内容物がなかった」(捜査関係者)
『週刊文春』2019.2.14

母なぎさ容疑者(31)は「冬休み中に(娘が)夫に暴行されて体の見える部分にあざができ、ばれないように1カ月間、外に出さないようにしていた」と供述。事件直前の数日間は食事も与えていなかったという。
毎日新聞(2019.2.10)父が女児虐待の動画 スマホで撮影か 県警押収
なお、取り調べに対して、父親は「しつけ」だったと開き直っており、母親は夫が怖くて娘を差し出していたそうです…。恐ろしい。


勇一郎は取り調べに対して、「躾であって暴力ではない。悪いことをしたとは思っていない」と主張。いまだ反省の弁は口にしていないという。
『週刊文春』2019.2.14
外では良い顔

この鬼畜な良心ですが、元凶である父・雄一郎氏は、外面は良い典型的なサイコパスなようです。朝日新聞には次のように。


友人らによると、勇一郎容疑者は2011年、那覇空港の店で働いていた。父親と同じ空港関係の仕事にあこがれていたという。元同僚は「愛想が良かった」。同僚に出産祝いを贈る気配りも見せた。16年9月には沖縄の観光振興を担う財団法人に就職。17年8月、千葉への転居を機に退職したが、昨年4月に同法人の東京事務所の嘱託職員に。勤務態度は真面目で、無遅刻無欠勤。後輩にパソコンの操作や電話対応を丁寧に教え、沖縄旅行を勧めた客から「満足した」との声も寄せられた。家族の話も頻繁にし、同僚は家族仲が良いと思っていたという。
朝日新聞デジタル(2019年2月6日)心愛さん父「穏やか」「威圧的」 周囲に見せた異なる顔
『週刊文春』にはより具体的な証言が載っています。


「勇一郎さんは車で実家に帰っていて、久々に会いました。奥さんは初めて見ましたが、華奪で大人しそうで、小さな赤ちゃんを抱いていました。勇一郎さんは『沖縄に行ってたんです。沖縄はいいですよー。今度、旅行のパンフレットを持ってきますよ』とニコニコ話していた。心愛ちゃんはその場にはおらず、奥さんは後ろでペコペコと頭を下げていました」(近隣住民)
『週刊文春』2019.2.14

「沖縄の観光地を案内したり、観光関連のイベントを運営したりする接客の仕事が主でした。温厚な性格で、コミュニケーション能力も高いので向いていましたね。『沖縄に長く住んでいて、土地の人や空気、ゆったりした雰囲気が好き』と話していました。どんな人にも敬語で接していて、他の従業員とも仲が良かった。懇親会などでお酒を飲んでいましたが、豹変することもなく終始穏やかで、泥酔もしなかった。熱心な広島カープファンで、選手や順位の話はしていたかな。上の子の運動会があったとか、授業参観に行ったとか、子供の学校行事の話もよくしていました」(職場の上司)
『週刊文春』2019.2.14
結婚前は優しかったのに、結婚後にDV夫に豹変したの証言もあります。


「旦那さんは結婚前は優しかったのに、結婚すると豹変したそうです。暴力がひどくて、それが原因でなぎさは精神科に通院するようになった。束縛が激しく、友達と会おうとしても携帯電話やメールを常にチェックされ、外出も制限されていた。“冷水シャワー”もやられたと聞いています。同級生の間では『旦那にDVで洗脳されている』と噂されていました」
『週刊文春』2019.2.14
この様に考えると、今回逮捕された母親もかなりDVされていて正常な判断ができていなかった可能性があります。にしても娘を差し出している時点で情状酌量の余地は中々ありませんが…。

せっかく栗原心愛さんが勇気を振り絞ってSOSを発信したのに、児童相談所や野田市教育委員会の信じられないような対応のせいで、悲劇を止めることができませんでした。ニュースを知った多くの人が、やるせない気持ちと怒りに打ち震えているものと思います。
https://rondan.net/15200


2019.02.10
10歳少女虐待死、両親とも逮捕で思うこと
https://rondan.net/15159


Contents


1 10歳少女虐待死という現実
2 母親は悪くない?
3 行き届かない福祉
4 家庭という閉鎖空間
5 「虐待サバイバー」


10歳少女虐待死という現実

千葉県野田市で、小学4年生の女の子が死亡した事件。テレビ、ネットニュースなどでは連日、報道が続いています。

各所で繰り返し報道されている事件なので既にご存知の方が多いと思います。

この事件で死亡した10歳の女の子は学校でのいじめに関する秘密厳守のアンケートで、外部に助けを求めるなどSOSを発信していた事がニュースで明らかになっています。

しかし、その秘密であったはずのアンケートは最悪なことに、暴力行為を働いていた父親の手に渡ってしまいました。

今同じような状況で苦しむ子供たちはこの報道を見て、大きな絶望を感じたに違いありません。

この事件で、4日に母親も逮捕。父親の暴行を止めなかったとして、傷害容疑での逮捕でした。

母親は悪くない?

これに関して、ネットで「恐怖でどうにもならなかったのだから、母親を責めるのはおかしい」と言うような意見を見かけ、疑問に思いました。それはどうなのだろうか?

10歳の少女が、学校のアンケートに助けてほしいと書く勇気。敷居の高さ。それをまず考えてみてほしい。暴力の標的にされ、恐怖の真っ只中にいたのは誰だったのか。

もし、止めに入れば次は自分が標的になる。だから仕方なかった。

それがまかり通るなら、学校内でのいじめを遠巻きに見ている人間と何も変わりはないですね。10歳の子供をスケープゴートに利用して、自己保身に走ったのです。

母親なら子供を守れ!とか、そんな薄い話をしているわけではありません。自分の保身のために子供を生贄に差し出すな。という話です。

子供を差し出して、自分を守る。子供を飾りにして、自分のステータスにする。そういう人間が居るのです。

女の子は自分のできる精一杯の範囲でSOSを発信したのだと思います。大人なら、もっとたくさんの助ける道を知っていたはずです。命をかけて助けてと書くより、もっとずっと良いやり方を、大人は選択できる。

それを、しなかったのです。

母親を責めるわけではありません、大人のずるさを感じています。

行き届かない福祉


各市町村の役場には「福祉課」の窓口があり、様々な相談を受け付けています。

しかし、私も経験があるのですが「福祉課」へ相談に行っても大体が全く話を理解してもらえず、動かず、何もかもを出し渋られ、何も収穫のないまま帰宅することになるのです。

全ての市町村の全ての福祉課の職員がそうだとは思いたくはありませんが、今回の事件をニュースで見た時、「ああ、どこも同じか」と思ったのを覚えています。

「福祉」は「儲からない」。お金のない地方の町などは建前としてしか福祉が存在しません。

お金があれば、職員を増やせる。虐待に関しての勉強会も開けるのでしょう。そうすれば、助けられる人が増える。

ものすごく簡単に考えればそうなのかもしれません。

生活に困窮し、生活保護を求めても「福祉課」で断られ、生きる事ができなくなってしまう。そんなニュースがあっても、同じような事が繰り返されるのは、一体何故なのでしょう。

今回は、10歳の子供です。10歳の子供が見つけた助かるための小さな窓口が「アンケート」だったと思うと、言葉が出なくなります。

家庭という閉鎖空間

信じられない方もいるかもしれません、家族ぐるみで地獄のような仕組みを作り、暮らす家庭は見えないだけで確実にあるのです。何の気なしに、平和そうに暮らしています。表向きの話はですが。

家庭内の理不尽な仕組みは、各家庭様々。しかし、どのようであれ子供が苦しんでいます。

パートナーや他の家族、同居者などの暴力から、自分を守るために子供を差し出す親というものは存在します。

家という狭い空間の中、社会でのモラルや常識、良識といったものがすっかり失せて、暴力による支配が当たり前に行われる。

子供が外で何か言おうものなら、その後家に帰って更にひどい目に遭う。

だから家の状態を言えない、両親はとてもいい人と言わざるを得ない。助けを求めるなんて、リスクが高すぎる。

この事件の真相が解明され、両親がどれだけの罰を受けても、もう10歳の女の子は戻ってはきません。

今後、このような事が起きないために、どうしたらいいのか。学ぶ事がたくさんあります。

「虐待サバイバー」

虐待サバイバー、これは子供の頃の虐待をなんとか生き抜いた、奇跡的に今生きている、そんな人たちを指す言葉です。

まず「虐待」をなくす事が何よりも大事なのは明白ですが、今、渦中にいる子供たちに向けて、NHKニュースでこのような記事が作られていました。(下記リンク記事)

ひらがなと、わかりやすい言葉で、このような時、どうすべきなのかを説明してくれています。後半は大人へ向けた記事になっており、大変わかりやすいです。

もし、今、何かに気がついているのなら

https://rondan.net/15159
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c233

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
234. 中川隆[-12289] koaQ7Jey 2019年2月10日 11:41:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

千葉県野田市の心愛さん虐待事件はこの映画に似ていますね:


#56 デッドウォーター - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=GzFK3Fxd-w8

ロケ地 千葉県館山市

監督 旭正嗣
脚本 光伸春

出演者

緑川静香
石塚みづき
亜矢乃
今泉ちえこ


販売元: インターフィルム
発売日 2018/09/05


1955年に三重県津市の海岸で36人の女子中学生が溺死し、大々的に報じられた集団水死事件をモチーフにした作品。


ストーリー:

OLの莉乃は、夜毎に海で溺れる

女学生達の夢を見て、うなされていた。

休日、会社の同僚5人で泊まり掛けで千葉県館山市の海沿いの宿に旅立つ彼女に、姉は御守りを渡すのだった。

同じ職場のOB・由衣の実家でもある

その館山の宿は、客も少なく、婚約者の国見と二人で経営しているらしい。

莉乃は、そこでモンペ姿の少女を見かけ

驚くが、仲間達には、その姿が見えない。

翌日、海に出掛けた5人は、

地元の漁師から立ち入り禁止だと怒られ、

かつてこの海で、

大勢の少女が溺れ死んだ話を聞かされるが…
https://ameblo.jp/sniper-custom/entry-12409015966.html


『デッド・ウォーター』2018年作品。
実際に起きた海難事故にインスパイアされたホラー。
https://ameblo.jp/gurosuki/entry-12405199371.html

-あらすじ-

OLの莉乃は、夜毎に海で溺れる女学生達の夢を見て、うなされていた。休日、会社の同僚5人で

泊まり掛けで海沿いの宿に旅立つ。莉乃は、そこでモンペ姿の少女を見かけ驚くが、仲間達には、

その姿が見えない。翌日、海に出掛けた5人は、地元の漁師から立ち入り禁止だと怒られ、かつて

この海で、大勢の少女が溺れ死んだ話を聞かされるが…。

-感想-

よくあるタイプの低予算で地味な邦画ホラーであまり怖くは無かったですね。

お話は実は招待してきた会社の先輩は恋人ごと変態兄貴に殺されていました。

殺されてなお変態に縛り付けられ言いなりとなり来た客を殺していました。

主人公達も同期以外の3人の先輩が殺され変態に操られて主人公達に襲ってきます。

逃げようにも元の場所に戻ってしまい脱出できません。

そこに海難事故の被害者の幽霊が現れ案内してくれたおかげで脱出できます。

呪いの砂浜に出られますが変態達や悪霊もそこに追いついてきます。

主人公は悪霊を説得しようとしますが失敗して襲ってきます。

そこに被害者の幽霊が助けに入り変態を含めてみんな海に引きずり込まれてしまいます。

主人公達は何とか助かり幽霊となった先輩達も変態から解放された所でエンドです。

たびたび現れていた霊は悪霊じゃ無く主人公達に危険を伝えようとしていたようですね。

被害者が死んだ10年後の海難事故も襲っているのでは無く救おうとしていたようですね。

悪党には容赦ないですが基本的には凄くいい霊で怖さは無いですね。

変態側も悪霊も何故操れるのか説明が無く肝心なところの描写が無いのは残念ですね。

結構な数操るのだから説明が無いと意味不明さしか無く面白みを感じることは出来ません。

幽霊もメイクはどっちも白めの顔で目の周囲だけ黒いだけで見た目は普通の人間です。

舞台も汚い宿泊先とその周辺の海岸のみでメイクも含めてかなり低予算ですね。

特に有名な俳優も出ておらず全体的にインパクトは欠けていますね。

致命的な駄作って感じじゃ無いですが地味に面白くないと言うネタにならない作品でした。

そんな感じでこれと言った物も無い作品だったので暇な方は見てみてください。
https://ameblo.jp/gurosuki/entry-12405199371.html


監督の旭正嗣さんからも裏話を。

ロケ地は館山だったそうです。


2015年10月07日にニュースになりました📰

10〜20代若手グラドル約100人が海に入ると、

そのうち70人が、一斉に悲鳴を上げて

陸に避難したという。

水着姿のグラドルを襲ったのは

20cmほどの手のひらサイズの

クラゲの大集団だった。


十分に安全を確認して撮影したらしいが

前日の海の動きでクラゲの大集団が

海岸の方に寄せられたみたいだと。
https://ameblo.jp/sniper-custom/entry-12409015966.html


今から60年前の7月、

三重県津市の中河原海岸で

信じられないような海難事故が

実際に起きているのだ(※)。

その夏、地元の中学生およそ200人が、

波も穏やかな遠浅の海岸で

水泳実習を行っていた。

しかも、

しっかりと足が着くような浅瀬の海岸で、

なぜか子供たちが突然溺れだし、

次々と沖へ引きずり込まれるという

謎の怪現象が起こったのだ!

結果、死者36名という

日本最悪の水難事故が実際に起きている。


本作は、

その水難事故にインスパイアされ

今も立ち入り禁止となっている

“死の海=デッド・ウォーター” をテーマに

企画・制作された。


※「橋北中学校水難事件」または

 「津海岸集団水難事件」

1955年7月28日に三重県津市の

津市立橋北中学校の女子生徒36人が、

同市中河原海岸(文化村海岸)で

水泳訓練中に溺死した水難事件。


この日は全学年600人以上が参加していたが、

女子グループの43人が高波にさらわれた。

7人は意識が回復したが

36人が帰らぬ人となった。


岸から約10メートルのところで

ジャブジャブやっていたところ、

突然高波が襲いかかり、

足を波に奪われてあわてて救いを求め、

先生の身体にしがみつくもの、

手をあげて沈んでゆくもので修羅場となり、

他の組で泳いでいた先生もかけつけて

次々に救い上げた。

(朝日新聞1955年7月28日・東京版夕刊

 「女生徒36名絶望か

  津市 水泳講習中おぼる」)


その後の生き残った少女からの証言。


私たちがいる場所から、

20〜30m沖のほうで泳いでいた友だちが

一人一人、吸いこまれるように、

波間に姿を消していくのです。

すると、水面をひたひたとゆすりながら、

黒いかたまりが、こちらに向かって

泳いでくるではありませんか。

私とSさんは、ハッと息をのみながらも、

その正体をじっと見つめました。


黒いかたまりは、まちがいなく

何十人という女の姿です。

しかも頭にはぐっしょり水をすいこんだ

防空頭巾をかぶり、

モンペをはいておりました。

夢中で逃げようとする私の足を

その手がつかまえたのは、

それから一瞬のできごとでした。


(女性自身1963年7月22日号

 「恐怖の手記シリーズ(3)

  私は死霊の手からのがれたが...

  ある水難事件・被害者の恐ろしい体験」)


この事故をきっかけに

全国の中学校にプールの建設が決められ、

実際に造られたそうです。


当時の新聞記事や資料を見ると

高波が直接の原因ではなく

離岸流が原因と思えた。


「離岸流」とは、海浜流系の一種で、

海岸の波打ち際から沖合に向かってできる

流れのこと。

幅10mから30m前後、

長さ数十mから数百m前後で生じる、

局所的に強い沖方向の波。

主に、海岸に打ち寄せた波が

沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ。


高波は

「海が静穏だったにも関わらず、

 突然大きな波が襲い」

という記述もあったので

「幅10mから30m前後、

 長さ数十mから数百m前後で生じる、

 局所的に強い沖方向の波。」

を指していたのかも。


昔からあった現象だけど

こういう事故があったから

知られるようになったのかも。
https://ameblo.jp/sniper-custom/entry-12409015966.html


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c234

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
235. 中川隆[-12288] koaQ7Jey 2019年2月10日 12:13:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

デッド・ウォーター RE-2869
https://akishige777.xsrv.jp/dead-water/


あらすじ

OLの莉乃は夜毎に海で溺れる女学生たちの夢を見てうなさられていた。

そんなある日、莉乃は会社の同僚5人で泊まりかけで海沿いの宿にやって来ると、そこでもんぺ姿の少女を見かけるも他の人たちは見えない。

翌日、海に出かけた5人は地元の漁師から立ち入り禁止だと怒られ、かつてこの海で大勢の少女が溺れ死んだ話しを聞くのだった。

登場人物&出演者

・リノ(演:緑川静香)

主人公。東京で働く新人のOL。姉と同居して旅行前に悪夢を見て、お守りを手渡される。

緑川静香は代表作に『小人探偵/多羅小伴内』、『リュウセイ』などがあります。
悪夢を見ていたせいで気を落としていたが、同期のマユに励まされて少し元気になる。

旅館に到着すると、青白い顔をした女学生を見て驚くが、他の人は何も見ていないという。

マユが目の前で死に、ユイも幽霊だと気付くと、過去がフラッシュバックされて知る。

最後はユイの兄と幽霊から浜辺へ逃げ、姉のお守りで身を守って女学生たちに助けられた。


・マユ(演:石塚みづき)

リノと同じ新入社員。天真爛漫な性格。悪夢を見て気が沈んでいた莉乃を元気づけていた。

石塚みづきは代表作に『きみとぼくのせかい』、『かがり糸』などがあります。
話しを聞いていたユイが結婚できない事を聞いて、マユとその理由を小声で話していた。

一番調子が良く、何かとリノに甘えたり、平然と失礼な事を言ったりして注意される。

いなくなったマユやハルカを探しに行くが、旅館から出られないと知って棒立ちしていた。

最後はリノと一緒にユイの兄と幽霊たちから浜辺まで逃げ、女学生の幽霊に助けられた。


・ハラダ(演:亜矢乃)

リノたちを旅行に引き連れる先輩。昔の同期だったユイに誘われて古い旅館にやって来た。

亜矢乃は代表作に『丘のうえから』、『ナチュラル・ウーマン2010』などがあります。

4年前に寿退社したはずのユイが未だに結婚できない事に、相手のタクヤを注意していた。

実はユイとは同期というだけで詳しく知らず、今回誘った事に違和感を持っていた。

婚活バーベキューも中止になって機嫌を損ない、同僚が帰って来ない事で仕方なく探す。

最後は暴走したユイの兄に捕まり、湯船に何度も顔を付けられて結局は溺れ死ぬ事に。

・マユ(演:山田聖子)

ハラダ先輩が引き連れた女子旅行に参加した一人。ハラダとユイの関係性を知っていた。
山田聖子は代表作に『サンタクロースズ』などがあります。

旅館でハラダとユイが再会するが、まだ結婚していない事を聞いて邪推するマユと話した。

マユが一人だけ暴走して失礼な事を言っても、特に注意せずマイペースな感じで過ごす。

飲み物を買いに行こうと一人で出て行くが、ユイに出会って脅されるが強引に外へ出た。

最後は白い手に掴まれ、倒れたところでペットボトルの水を口に入れられて溺れ死ぬ。


・ハルカ(演:末広ゆい)

ハラダ先輩が引き連れた女子旅行に参加した一人。喫煙者。ユイについてハラダに聞いた。

末広ゆいは代表作に『力道山』、『スノープリンス/禁じられた恋のメロディ』があります。

女子全員で風呂に入っていると、ユイについて質問が飛び交っていた中で納得する。

デリカシーのない発言をするマユを注意して、ユイがいなくなっておでこを叩いていた。

突然目が覚めた取り乱していたリノをビンタして、正気を取り戻させる男前な行動をする。

最後は幽霊の仕業というリノの言葉に呆れるが、洗面所の台で溺れ死んでしまう。

・タクヤ(演:村上剛基)

ユイの婚約者。4年前に寿退社したユイと結婚するはずが、未だに結婚できずにいた。
村上剛基は代表作に『赤い糸』、『真白の恋』などがあります。

色々と立て込んでいて結婚ができず、ハラダも踏み込めない事情を抱えるという。
実は過去にユイの兄によって殴り殺されていて、今の姿はなぜか物理的な事ができる幽霊。

最後は真実を知ったリノによってユイの兄が海へ引きずられ、結果的に解放された。

・ユイ(演:今泉ちえこ)

後輩たちを引き連れて女子旅行を計画する。旅館の女将となったユイに誘われて計画した。

今泉ちえこは代表作に『世界最後の日々』、『ヌイグルマーZ』などがあります。
4年前に寿退社したはずだったが、色々とワケがあって未だに籍も入れてないという。

ハラダとの再会に喜んでいたが、実際は会社の同僚時代ではあまり素性を知られていない。

実はずっと兄が結婚をしたがっていたが、当然のように両親から拒否されてタクヤと結婚。

最後は兄に逆らえなかったが、リノが女学生たちに助けられた結果、解放される事になる。

・ユイの兄(演:幸将司)

旅館に人知れず住んでいる。過去に妹であるユイと結婚をしようとしていた。
幸将司は代表作に『アルビノ』、『虜/TORIKO』などがあります。

旅館で働く女性従業員に3分以上の息止めを強要するが、結局できずに殺してしまう。

それでも次の女を見つけると、またしても同じ事を繰り返し、死んだユイの代わりを探す。

ついにその魔手はリノたちに伸びると、幽霊となったユイたちを使って試していく。

最後はリノとマユを追い詰めるが、女学生たちの幽霊により海へ引きずられて消滅した。

感想

個人的な評価

本作は1955年7月28日に三重県津市で起きた『女子中学生集団水死事件』からインスパイアされた作品となります。

当時は水泳訓練をしていた女子中学生49人中36人が溺死するという事故が発生した。

本作ではその事件をベースにして、女学生だけじゃなく、男子学生もいる事になっている。

女性だけの旅行という事で華やかであり、それぞれが個性を引き出させようとみんな違う性格をしていました。

これで分かりやすくしていますが、その中でも主人公となるリノは最初から特別扱いとなっています。

当然のように一人だけ見えないモノが最初から見えていて、旅行を楽しむ他のメンバーがバカみたいに見えてしまう。

物語が進んでいくと一人ずつ丁寧に死んでいくが、二人目がペットボトルの水をムリヤリ飲ませて殺す演出がギャグかと思いました。

まだ洗面台に溜まった水、湯船の水なら分かるけど、いくらなんでもムリがありました。

あとは肝心の女学生の幽霊も白塗りにパンダみたいなメイクで、登場した時も笑いそうになるぐらいでした。

このようにまったく怖くないですが、途中からいきなり旅館の女将の兄が出てくるが、実は一番ヤバイ人間だったというオチ。

女将はすでに殺されて死んでいるはずだが、なぜか普通の人間として対応して、ターゲットとなった人間を物理的に殺していきます。

まったく説明がないので途中で混乱してしまうが、兄の下にいる幽霊と、海で溺れた幽霊は別のモノだというオチでした。

結局、その海で溺れた幽霊は女将の兄から主人公を助け、なぜか解放されるという意味不明なハッピーエンドになりました。

ただし、殺されてしまった会社の同僚たちは生き返る事なく、一番の被害者で救われない可哀想な人たちでした。

もちろん、本作は低予算どころのレベルじゃないぐらい内容が薄く、数日だけで撮影したので中身がほとんどありません。

あとは情報がマトモにない不親切さで、鑑賞する時間よりも調べている時間の方が多かったという作品でした。
https://akishige777.xsrv.jp/dead-water/
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c235

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
12. 中川隆[-12287] koaQ7Jey 2019年2月10日 12:43:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
建築不備で1.4万人転居 レオパレス21“悪質経営”の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247285
2019/02/10 日刊ゲンダイ


記者会見するレオパレス21の深山英世社長(C)共同通信社

「レオパレスのセキュリティーみたいに俺が守る」と男性が見えを切る広瀬すずのテレビCMで知られる単身者向けアパート建設大手のレオパレス21(東京都、深山英世社長)。レオパレスは2月7日、全棟調査の進捗状況について、法令違反の物件が延べ1324棟あったと発表した。

 建物オーナーから指摘を受けて社内調査を実施、延焼防止のための天井裏の仕切り壁が設置されていないなどの問題物件を所有するオーナーは1163人に及び、最大で1万4000人あまりに転居を求める事態に。引っ越し、住み替え、改修中の賃料保証などをレオパレスは実施するというが――。同社を取材してきたフリーライターの村上力氏は話す。

「レオパレス21は土地持ちの人にアパート経営投資をもちかけ、建築請負して一括借り上げによる賃料保証までやった。サブリースというオーナーにとってリスクの低い投資で業績を伸ばしてきました」

 空室が出ても賃料保証することは、賃料収入がオーナーへの支払いを下回れば逆ザヤになる。そしてまさに世界で不動産バブルがはじけた2008年のリーマン・ショック後、同社は10年3月期に790億円、11年3月期には408億円の巨額赤字を抱えて経営危機に陥る。

「11年にレオパレス21はサブリース契約解除を一方的に通告する『終了プロジェクト』を強行しました。考案したのは同社のメインバンクである三井住友銀行と関係の深い山田コンサルティングといわれています。しかし、神戸のオーナーからはサブリース契約解除無効訴訟を起こされた。その時にオーナーは違法建築も裁判の争点にしていたんです」(村上力氏)

 その結果、把握された違法建築は複数に及んだが、レオパレスは秘密裏に改修し続ける。昨年放送されたテレビ東京の「ガイアの夜明け」が内部文書を暴露した。レオパレス21は賃料契約と建設という2つのセールスポイントでオーナーを裏切ったが、それだけではないと村上氏は言う。

「巨額赤字を抱えたレオパレスは13年に320億円の公募増資を実施した。幹事会社はSMBC日興証券。問題は当時存在した違法建築や訴訟について投資家に開示しなかったということです。経営陣がこれらの重要情報を知らなかったはずはない。一般投資家までだまそうとしたのかと言いたい」

「理想の土地活用」という宣伝文句が寒々しい。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c12

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
13. 中川隆[-12286] koaQ7Jey 2019年2月10日 12:49:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
レオパレス大量施工不良、業界で有名だった“脱法体質”と営業手法…他社で同様事例か
https://biz-journal.jp/2019/02/post_26635.html
2019.02.09 構成=長井雄一朗/ライター Business Journal


レオパレス21(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)


 賃貸アパート大手のレオパレス21は7日、建築基準法の規定を満たしていない施工不良物件が1324棟確認されたと発表された。問題物件の入居者は1万4443人に達し、特に天井の耐火性能が不足する641棟の7782人に速やかに転居を要請する。また、他の問題物件の入居者全員にも退去を促すという異例の対応に踏み切る。

 同社は補修工事費用を特別損失として計上するため、2019年3月期の連結純損失が388億〜400億円に拡大する見通しだとしているが、同社では昨年も206棟で住戸間を仕切る屋根裏の「界壁」に施工不備が発覚していた。

 なぜ、このような大規模な施工不良問題が起きたのか。不動産ジャーナリストの榊淳司氏に話を聞いた。

――今回の問題には、レオパレス21特有の企業体質が影響しているのでしょうか。

榊淳司氏(以下、榊) 「ついに発覚したか」というのが感想です。レオパレス21はもともと問題の多い会社です。同社の物件の建設スタイルは、建材が現場に大量に輸送され、工務店は指示されるがまま現場で組み立てるというイメージです。施工段階で工務店側も違法の事実を薄々と感じながらも、なれ合いがあった可能性もあります。

1324棟での施工不良は、あまりにも多過ぎます。単なる施工だけの不備とは思えません。施工の前段階である設計図書や仕様書の段階から、踏み込んで調査すべきです。会社ぐるみで不正を行っていた可能性も想定すべきです。現段階では証拠がないので断言できませんが、建築住宅の業界では姉歯事件以来の事案といえます。

――なぜ、これだけ多くの物件で違法行為が行われたのでしょうか。

榊 通常、建築許可の申請に対しては、自治体の委託を受けた検査機関は建築基準法に基づき、建築物などの建築計画が建築基準法令や建築基準関係規定に適合しているかどうかを着工前に審査します。着工後は、これらの規定に適合しているかを検査する完了検査がありますが、適合していなければ使用許可が下りません。実際には書類だけ基準を満たした内容にして脱法行為を行うことも可能性なのです。

 ただし、自治体によりますが、たまに職員が現場に来ることがあります。自治体側が現場で不備を指摘した場合、現場監督が「すいません。直します」と言ったまま、そのままにするケースも考えられます。自治体職員も暇ではないですから、再度、現場を訪問することはなかったでしょう。それで現場は逃げ切っているケースも多いと思います。

■「サブリース契約」に要注意

――レオパレス21には建築士や建築施工管理技士はいますが、チェック機能は働かなかったのですか。

榊 彼らは、上にモノを申せる立場にいません。それよりもコストや利益を重視する構造があるのかもしれません。

――建築基準法違反の建物を建てるというのは、ほかのアパートブランドでもあり得るのでしょうか。

榊 サブリース契約を行っていて、ビジネスモデルが似通っている会社で思い当たるところはあります。もし、その会社がコスト・利益を徹底して優先している姿勢を貫いているのであれば、レオパレス21と同じ構造を抱えているので、可能性はあります。しかし、旭化成系や大和ハウス工業のような大手メーカーはコンプライアンスがしっかりしているので、可能性はほとんどありません。

――なぜ、レオパレス21でこのような事態が起きたのでしょうか。

榊 レオパレス21はアパート建築を地主に提案し、その地主がオーナーとなった物件を一括借上げして30年間家賃収入を保証する「サブリース契約」を武器に成長してきました。その営業スタイルは、まずはアパートが建設できる土地と地主を探し、猛烈なアプローチを仕掛けるというもので、首都圏などの土地情報に強く、地元の不動産業者との間で強い関係を築いてアンテナを張っています。営業担当者が不動産業者から「あそこの土地はアパートが建設できるよ。地主はAさん」などという話を仕入れています。

 ビジネスモデルとしては、オーナーから建築費をもらい、次に建築してアパートの管理を一括して行います。初年度はさすがに借り手を確保しますが、それが3年や4年もたつと、借り手も引っ越し、だんだんと去っていきます。そのタイミングでオーナーに家賃減額を求めていきます。もともとレオパレス21でアパートを建設すると、地元の工務店に発注するよりも安くすむといわれています。特にリーマンショックの頃に建てられた物件は、レオパレス21は倒産寸前まで追い込まれていた時のものなので注意が必要です。

――地元の工務店に直接依頼すれば、違法な建物が建てられにくいのでしょうか。

榊 それはそうです。地元の工務店は地域に根差していますから、違法建築物を建てれば地元で評判が悪くなり、依頼が来なくなります。レオパレス21に頼むと建築費が安いということもあり、オーナーがサブリース契約を結んだケースもありました。ただし、レオパレス21側からその後に何度も契約改定をさせられたりするので、オーナー側の不満が多いのは事実です。

――今回はアパートでしたが、マンションでもあり得る話ですか。

榊 それは考えにくいです。たとえば、デベロッパーがマンション建築を発注し、設計会社が設計し、ゼネコンが建てることが一般的です。まず工事完了後、ゼネコン、設計会社、デベロッパー、自治体のそれぞれのチェックがあります。自治体もアパートと異なり、一定規模のマンションであれば完了検査では現場に行くことが多いです。さらにお客が内覧会に行く際、建築士とともに訪問し、このマンションはしっかりしているかをチェックする人もいます。これを内覧同行といいます。ですからマンションは幾重にもチェックが張り巡らされます。今回のケースは、レオパレス21やそれに類する会社ならではのことです。

■アパート経営は難しい時代に突入

――レオパレス21の施工不良は、1324棟ですみますか。

榊 これは同社の企業体質と構造的問題に端を発する事案であるため、詳しく調べれば増える可能性があります。そもそも昨年5月にも賃貸アパート206棟で「界壁」に施工不備が発覚しましたが、こんなところでコスト削減しても、たかがしれています。ですから、界壁で不備が見つかったことで、ありとあらゆるところでコスト削減を行っていると疑われます。

――一番の被害者は、不良物件をつかまされたオーナーです。

榊 まず、地主をはじめとするオーナーは、業者の甘い言葉に乗らないことが一番です。これはどのビジネスにもいえます。ただ、一般的に不動産営業担当者は、一回ターゲットにするとなかなか引かない。それに今、地主には高齢者が多い。高齢者をターゲットにした詐欺事件が横行していますが、高齢者の寂しさを悪用したケースがとても多く、不動産の世界でも同様のことがいえます。営業担当者が高齢の地主の家にあがりこんで、日頃から「おばあちゃん、お土産買ってきたよ」などと親切な言葉を投げかけていれば、高齢者も騙されてしまいます。ただ、これだけは言っておきたいのは、これからはよほど良い立地でなければ、アパート経営は難しい時代に突入したということです。

――その「よほど良い立地」とは、具体的にどのあたりでしょうか。

榊 「借り手がいるような場所」ということにつきます。たとえば駅から20分離れていても世田谷ブランドにあこがれる人は一定数いて、世田谷区には借り手はいます。しかし、埼玉の奥のほうで駅から20分であれば、その物件には借り手がつきにくい。その意味からすると、首都圏全般でいえば借り手がつくアパートというのは、すでにほぼ建てられています。

――借り手サイドが注意すべき点を教えてください。

榊 レオパレス21のアパートは、一見すると見栄えはいいです。よくしないと借り手がつきませんから。住まいで重要なことは快適性です。見栄えよりも快適性を重視したアパートを借りたほうがいいです。その意味では、レオパレス21のようなサブリース契約を用いる形態をとっている業者を選択することには、相当慎重になったほうがいいでしょう。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c13

[近代史3] 風俗嬢に沖縄出身女性が多い理由 中川隆
13. 中川隆[-12285] koaQ7Jey 2019年2月10日 13:12:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

沖縄病から覚めても… 2016 年 6 月 13 日

「54才、独身男性、
大阪のミナミでスナックとラウンジを経営、1日の売上げは60〜100万円、
バブル崩壊後は経営が悪化し資金繰りに苦しむ、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる、マンションを売却してローン完済、

住み込み派遣工となり 1年で100万円貯めて那覇に移住、

炭火焼き店オープン時の残金は2万円、
客単価1人1500円、1日6人で売上げが1万円、25日間店を開けて25万円、
利益が6割とすれば月収15万円」

売上げは大阪でのピークに比べて100分の1と想定しています。

「那覇に移住したときは天国だと思った土地は、ありきたりの地方都市。
価値観の違いは、本土から移り住んだ人には醜くも映る」

沖縄病から覚めてみると、パラダイスは幻想です。

が、体調は回復し薬の服用もなくなっています。
ストレスから解放されて寿命が延びたようです。

※沖縄はまだ中国沖縄省ではありませんが、筆者の感覚ではアジアに括られます。
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/672.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/224.html#c13

[近代史3] 風俗嬢に沖縄出身女性が多い理由 中川隆
14. 中川隆[-12284] koaQ7Jey 2019年2月10日 13:14:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
恩納村 希望ヶ丘前のビーチ
https://www.youtube.com/watch?v=aCI7YOhBg6g
https://www.youtube.com/watch?v=nqIs5u2ID0s
https://www.youtube.com/watch?v=D5QJ9kLESnQ

沖縄 恩納村 売一戸建て 物件一覧 沖縄の不動産情報雑誌 うちなーらいふ
http://goohome.jp/search_area/search/inspection/proplist?md=22&rtby=2&rttyp=&prptp=3&use=000&pref=47&city=007&area=&rtprmax=&rtprmin=&rtspc=&exvmax=&exvmin=&lndmax=&lndmin=&lytgp=&lyt=&lytmax=&lytmin=&bltyr=&stwk=&img=&updt=&sprht=&sploc=&spctr=&spstrct=&bldgstr=&spcnd=&spprk=&spgs=&spbth=&spair=&spclst=&spntwk=&spsec=&spoth2=&spuse=&spstat=&spoth=&odr=20&ct=20&pg=1&hd=

恩納村(沖縄県)の中古マンション
http://myhome.nifty.com/chuko/mansion/kyushu-okinawa/okinawa/kunigamigunonnason/

廃墟の街に変貌した「沖縄の高級リゾート地」2016.07.18


沖縄・恩納村
坪単価30万円のリゾート地が一転、廃墟の街に変貌

【希望ヶ丘】

 サーファーや観光客でにぎわうリゾート地として名高い沖縄本島中央部の恩納村であるが、その中の「希望ヶ丘」に、廃墟が立ち並ぶ一帯がある。

 かつては、高級住宅地と呼ばれ別荘が並び、バブル経済の全盛期には坪単価30万円にまで跳ね上がっていたというが……。

「お金持ちが住んでいるということで、地元のやんちゃなヤツらが強盗しにきて、住人に大けがをさせる事件もありましたよ。もちろんその頃は管理会社もあったから、警備員がすぐに来て取り押さえてくれたけどね」(地元住民)

 この場所が高級別荘地になった経緯は、住民のA氏が希望ヶ丘のある一角を遺産相続したことに始まる。A氏は、目の前にビーチが広がるこの場所を有効活用しようと別荘を建て、友人や知人に貸し出すビジネスを始めた。A氏の別荘から見える海や水平線に沈む夕日はとても美しく、口コミから噂が噂を呼び、マネする者が増え、あっという間に豪華な別荘が立ち並ぶようになったという。

 しかし寂れていくのも早かった。まず、目の前の某ビーチが数年前、大手ホテル建設のために閉鎖。海で遊べるという強みをなくしたためデベロッパーは早々に手を引き、管理会社も後を追うように撤退すると辺りは荒れ放題になり、現在のような姿になってしまったのだ。周辺に人の姿は少ない。

「住居として貸し出しているところもあるみたいだけど、そこは犬を20匹ほど放し飼いにしていて迷惑だよ」(地元住民)

 大手観光業者に振り回される地元の哀愁が漂う場所である。

― 没落する[セレブタウン]の今 ―
http://nikkan-spa.jp/1129478


「夢の沖縄移住生活」のまやかし…8割は本土へ戻る、生活コスト高く地元住民とトラブルも
http://biz-journal.jp/2016/11/post_17224.html
2016.11.20 文=鉾木雄哉/清談社 Business Journal


 近年、東京など都市部での暮らしに見切りをつけ、地方に移り住む「地方移住」が人気を集めている。低成長時代を迎え、お金を稼ぐことより自然と触れ合う人間らしい生活を重視する人が増えたことや、人口減少に頭を悩ませる地方自治体による手厚い地方移住支援などが背景にある。

 毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室の共同調査によれば、2014年度の地方移住者は09年度にくらべて4倍以上に増えたという。

 また、地方移住や田舎暮らしの各人気調査で上位となっているのは、長野、山梨、静岡などだが、Jタウン研究所が15年に「あなたが住みたい『都道府県』はどこ?」というテーマで行ったアンケートでは、沖縄が2位にランクインしている。「亜熱帯地方特有の美しい海と自然に囲まれながら、スローライフを送りたい」というのが、人気の理由のようだ。

 しかし、地方に移住すれば誰もが平穏な日常を約束されるわけではない。特に、沖縄の場合は地域社会になじめず、逆にストレスが増して本土に戻る人も少なくないという。


■沖縄の最低賃金、県民所得は全国最下位

 1万人以上の沖縄移住者を支援し、本土に戻るサポートも行っている沖縄移住支援センター代表の阿部由明氏は「移住者の8割は、3年以内に本土に戻ります」と定住の難しさを語る。

 総務省の「住民基本台帳人口移動報告」によれば、15年の沖縄への転入者数は2万5441人で、転出者数は2万5425人。この全員が移住者ではないとしても、転入者とほぼ同数の人たちが県外に流出しているわけだ。

 なぜ、こんな現象が起きているのか。そこには、まず沖縄の経済的な問題がある。沖縄の最低賃金は714円で、内閣府経済社会総合研究所の「平成 25 年度県民経済計算について」によれば、1人当たり県民所得は約210万円。これはともに全国最下位であり、1人当たり県民所得は全国トップの東京都の約451万円の半分以下だ。完全失業率も全国トップクラスである。

 もちろん、移住者もこの状況を知らなかったわけではないだろうが、もうひとつの問題は、住んでみて初めてわかる物価にある。沖縄には物価が安いイメージがあるかもしれないが、総務省の「平成25年平均消費者物価地域差指数」によると、全国主要都市の平均を100とすると沖縄県那覇市は101.2と、全国平均と比べて高い。

 また、本土の都市部のように交通インフラが整備されていないため、沖縄では車が必需品となる。車を所有すれば駐車場代やガソリン代など固定の維持費がかかり、車そのものも輸送コストを考えると本土より割高になるケースが多い。

 さらに、海沿いの地域では塩害の問題もある。エアコンの室外機や給湯器など、屋外に設置する設備機器は割高な塩害対策製品を購入しなければならないのだ。「低賃金でも、ぜいたくしなければ暮らしていけるだろう」と甘く考える人が多いが、実際の生活は想像以上に苦しくなることが予想される。


■移住者と地元住民の間でトラブルも

 それに加えて、一筋縄ではいかないのが地元住民との人間関係だ。

「戦後の復興とともに本土の人たちが沖縄でビジネスを始めたのですが、地元住民をだまして土地を奪うなどのトラブルが多く発生しました。また、昔は東京の店などで『沖縄の人はお断り』といった差別的な扱いもあったため、地元住民のなかには本土の人を嫌っている人もいます」(阿部氏)

 このため、地元住民のなかには、本土の人に部屋を貸さないアパートのオーナーや就職の面接を断る経営者など、露骨に嫌悪感を表す人も少なからず存在するという。もちろん、そんな人ばかりではないが、歴史的な経緯や文化の違いから、移住者と地元住民の間でトラブルになることもあるようだ。

 自然に囲まれてスローライフを満喫するどころか、生活苦に陥った上に人間関係のストレスに悩まされることにもなりかねない。

「移住者の9割は、近くに美しい海がある生活に憧れて沖縄に移住しますが、だいたい半年ほどで海に近づかなくなります。どれだけ魅力を感じていたとしても、3年もたてば見慣れてしまい、飽きてしまう人がほとんどです」(同)

 もちろん、地方移住の対象は沖縄だけではないが、人気が高い一方で負の側面も存在することは覚えておいたほうがよさそうだ。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/224.html#c14

[近代史3] 風俗嬢に沖縄出身女性が多い理由 中川隆
15. 中川隆[-12283] koaQ7Jey 2019年2月10日 13:15:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2016年11月21日
夢の沖縄移住 成功パターンと多くが失敗する原因


沖縄には高収入な良い仕事はないので、低収入に適応できるか、ネットなどに収入源を持つ人が成功しやすい
引用:http://blog.peakpine.com/data/original/0/17/4154934ce4fcd4ff7783c7e5f789b4c47419c137.jpg?1427453180


沖縄移住が人気だが

地方や田舎へ移住するのが人気で、沖縄には本土から年間2万人以上が移住しているという統計があります。

平成27年に沖縄に住民票移転した人は2万5千人で、沖縄から他県に移転したのも2万5千人と全くの同数でした。

一説には移住者の8割が出て行くと言われているので、本当に沖縄に定住するのは5千人以下だと考えられます。


逆に沖縄から他県に移住して沖縄に戻る人も居るはずなので、移住者の中の定住者は3千人以下なのかも知れません。

最近芸能人で沖縄に移住する人が多いですが、彼らは東京に拠点があって仕事をしている筈で、本当の意味の移住とは違います。

月に10日とか20日とか、行きたいときだけ沖縄に行き、行きたくなれば東京の家に居るわけで、別荘とか別宅に近いです。


同じように会社経営とか高収入のクリエイターの移住も、本土を仕事の拠点に、沖縄には遊びに行くわけで例外といえます。

そうではなく自宅も仕事も含めて丸ごと沖縄に移住する人の中には、うまく行かずに出て行く人が多い。

失敗する理由の多くは経済的なことで、沖縄に行けば仕事はあると考えて、先に移住だけしてしまう人が居る。


沖縄は本土と繋がっていないので観光と基地しか産業はなく、工場の派遣とかビル掃除とか駐車場整理などはありません。

農業もないし米軍基地の仕事は(出て行けと言っているくせに)沖縄県人の既得権益になっていてよそ者は入れません。

ハローワークや求人サイトには仕事があるが本土より低収入なので、本土で食いっぱぐれる人は収入がさらに下がります。


現実に適応できるかどうかが分かれ目

失業率は最大で賃金水準は最低なので、住んでから仕事を見つけようとしても月収10万円程度の仕事しか見つかりません。

それでは生活費が赤字なので楽しい沖縄生活どころか、働いて最低限の暮らしをするだけで、預貯金が尽きて借金が増えたところで本土に撤退します。

沖縄への移住で成功しているのは、芸能人のように沖縄に収入を依存せず、本土で金を稼いでいる人です。


今はネット上で完結する仕事があったり、定期的に東京に出向けば良い仕事も多いので、そうした人たちが多い。

収入を沖縄に依存すると、仕事上の対人関係で問題が起きやすくなり、本土より選択の余地が無いので逃げ場もない。

田舎や地方全般に言えるが、自分にあった仕事など田舎には無いし、あったとしたら良い仕事は地元の人が独占する。


仮に良い仕事があったらその仕事は地元の人が争奪戦を展開するはずで、役場の職員とか郵便局員とかは、生まれたときから誰がなるかで競争しています。

よそから移住してきた人に「良い仕事」を譲ったりしないし、かりに移住者に良い仕事を取られたら深刻な対立を招くでしょう。

よそに仕事を持っていてお金を稼いでいる人は、受け入れないまでも対立関係になり難いので、移住が成功しやすいとみられます。


沖縄で仕事をして収入を得ている人はだいたい沖縄の悪い印象を話すが、仕事自体が良い仕事ではないので、どうしても悪い印象しか受けないでしょう。

長続きする人は、最初は沖縄に特別な思いなどは無いが、なんとなく住み着いて適応している人が多い。

逆に沖縄への思い入れが強すぎて理想に燃えているような人は、うまく行かないと挫折する事が多いという。


沖縄に限らず地方や田舎への移住には、しっかりした収入を持っている人か、逆に仕事がなくても低収入でやっていける人が長続きしているようです。
http://thutmose.blog.jp/archives/67430477.html



▲△▽▼

沖縄移住応援WEBマガジン おきなわマグネット
http://okinawa-mag.net/

「おきなわマグネット HP」より


「定時」の概念なき残業地獄で退職→地方ののんびり企業転職で「人間の生活」取り戻す人多数
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17381.html
2016.12.06 文=鈴木領一/ビジネス・コーチ、ビジネス・プロデューサー Business Journal


「日本は長時間労働のブラック企業だらけですよ」

 ある人事労務コンサルタントはそう語る。規模の大小にかかわらず、どこの会社にも「社員が残業するのは当たり前」といった企業風土があるという。

 東京に本社がある某企業の元社員で、残業のストレスで体調を崩し、退職せざるを得なくなったA氏は、当時のことをこう振り返る。

「社員には、もはや『定時』の概念はありませんでした。終電前まで仕事をするのが当たり前の雰囲気が充満しており、上司が帰らないと帰ることができず、社員は無駄に残業し続けるのです。私は一体何をやっているのだろう、という感覚すらなくなっていきます。

 今思うと、あの上司も一体なんの仕事をしていたのか不思議です。パソコンと何時間もにらめっこして、夜11時を過ぎてようやく帰る準備をするというパターンを繰り返すだけ。それに部下が付き合わされているのです。プライベートなんてない、仕事漬けの毎日です。

 会社を辞めて実家のある田舎に戻り、比較的のんびりした会社に再就職して、ようやく当時の異常さに気付きました。仕事の時間は減ったのに、今のほうが気力は充実し、仕事の効率もはるかに上がっています」

 11月、大手広告会社の電通に厚生労働省が強制捜査を行った。昨年末に24歳の女性新入社員が過労によって自殺した問題は、連日マスコミが報道するほど社会問題となった。一流企業で行われていた違法な長時間労働の実態に、多くの人が驚いたに違いない。しかし、これも氷山の一角である。

 10月に公表された「過労死等防止対策白書」によると、過労死ラインとされる「月80時間超の残業」があった企業は23%に上るという。電通のように正確な数字を出していない企業があることを考えると、現実にはさらに多くの企業が過労死ラインを越える残業をさせている可能性がある。

 先のA氏は、残業ストレスに晒されていた大企業を辞め、地元に帰ることで自分本来の「働き方」を取り戻した。強制的に環境を変えない限り、残業が当たり前という洗脳を解くことはできない。


■沖縄移住で自分本来の生き方を取り戻す

 そこで今回は、環境を積極的に変え、自分本来の生き方を取り戻すというプロジェクトを紹介しよう。「おきなわマグネット」(http://okinawa-mag.net/)という沖縄移住を応援する情報サイトだ。

 このサイトには、沖縄で希望の仕事を見つけるための秘訣や、最適な住居の探し方、さらには安い自動車の借り方など、沖縄に住まなければわからない情報が満載だ。ウェブマガジン風に編集されているため、読み物としても面白く編集されている。記事の中には「沖縄のゴキブリとの対決」「台風の時の沖縄流過ごし方」など、沖縄ならではのユニークな内容もある。

 夫婦で都会から沖縄に移住し、レストランを開業した人の体験など、移住することで成功した成功者たちのインタビュー記事など情報が満載だ。

 この「おきなわマグネット」を運営するのは、沖縄の人材派遣会社ヒューマンサポート(http://humansupport-okinawa.co.jp/)と、静岡のエンジニア派遣会社リツアンSTC(http://ritsuan.com/)だ。

 ヒューマンサポート社の粟國英雅社長は、「おきなわマグネット」を立ち上げた理由をこう語る。

「沖縄はここ最近、経済的に盛り上がってきています。観光客が増えたことによって県全体の経済が上向いていて、さまざまな業界が活況となっています。都会から移住してくる方も増えていて、沖縄で成功する人も続出しています。

 移住されて成功された方は、もともと都会でストレスを抱えてリフレッシュするつもりで沖縄に来られた方も多いですね。『沖縄に来て、自分の可能性を見つけた』との声をよく耳にします。

 しかし、沖縄からの情報発信力が弱すぎて、沖縄の良さを伝えきれないことがずっと残念に思っていました。逆に沖縄に関するネガティブな情報ばかりが伝わっています。

 それなら自分たちでやるしかないと思い、リツアンさんと一緒に今年の8月にサイトを立ち上げたのです。立ち上げ直後から大きな反響があり、逆に私たちも驚いています。沖縄に関心を持つ人が潜在的に多いことがわかりました。サイトの沖縄情報は今後どんどん増やしていきます。沖縄で自分の働き方を見つけたい人のお役に立ちたい、それが私たちの思いです」

 粟國氏が言うように、実際、沖縄からの情報というと「基地問題」ばかりだ。翁長雄志沖縄県知事の苦々しい表情や、基地反対派との衝突がニュースで流れることはあっても、沖縄の魅力を伝える情報は極めて少ない。

 沖縄県の2015年の観光客数は、過去最高の776万3000人を記録した。今年8月の完全失業率は1993年以来、23年ぶりに3%台を記録し、沖縄経済は好調である。

 公益社団法人日本経済研究センターによると、20年までの経済予測では沖縄の実質経済成長率は東京を抑え全国1位となっている。日本で最も経済成長が期待できるのが沖縄県である。

 粟國氏に「沖縄の魅力を一言で表現すれば何か」と質問すると、「それは、おもてなしです」と即答された。筆者も取材で沖縄を訪れた時に、想像を超えるおもてなしを受けて驚いたことがある。おいしい食事だけでなく、こちらが欲しているだろうとの情報を想定して積極的に提供していただくなど、温かいコミュニケーションがそこにはあった。

■沖縄で働くことがトレンドになる?

「おきなわマグネット」を共同運用するリツアンの野中久彰社長は、このプロジェクトの意義をこう語る。

「弊社はエンジニアの派遣業を営んでいますが、エンジニアはストレスに晒されることの多い仕事といえます。弊社は派遣業としては日本一高いレベルの給料を実現していますが、それでもやはりストレスの課題は残ります。

 ヒューマンサポートの粟國社長と出会い、沖縄の可能性を知った瞬間、『これだ!』と思いました。私も何度も沖縄に行っていますが、行くたびに仕事のインスピレーションを得ていたことを思い出したので、沖縄がこれからトレンドになると直感したのです。

 今後、都会から沖縄に移住することを希望する弊社社員(派遣社員)には、積極的に沖縄に移住するよう支援していきます。沖縄にそのまま移住してもいいですし、また戻りたいという社員にも受け皿として働く場所を確保しておく体制を整えていきます。このプロジェクトによって働き方の選択肢が増えると思います。独立や転職のきっかけになるでしょう。地方と都市部の雇用流動化が促進され、地域活性につながっていくとうれしいです。弊社は、働く人のための『踏み台』企業で良いと思っています」

 このプロジェクトを推進する2人の社長は、共に30代の若き経営者だ。これまでの概念にとらわれず、働く人を中心とした考え方ができる新しい世代といえる。

 残業が当たり前、社員は酷使するのが当たり前という旧来の労働観は、新しい世代の経営者によって変革していくだろう。


▲△▽▼


沖縄移住生活:沖縄への移住を希望されている方へ
http://www.okinawaiju.net/

沖縄県移住応援サイト|おきなわ移住の輪 - 結 -
https://okinawa-iju.jp/

沖縄移住支援センター
http://www.ryuukyuu.com/

【なるほど】沖縄県に移住したいなら是非とも知っておきたいこと! - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2137588789043072401

沖縄へ移住する費用はいくら?移住した体験者が語る現状!
http://okanenokyuukyuusha.com/okinawa-ijyuuhiyou/

【憧れの沖縄移住生活@】11歳の頃からの夢を実現した移住者に“移住生活の実情”を聞いた!
http://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00195/

【憧れの沖縄移住生活A】移住に向いている人、向いていない人の違いは?! 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】
http://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00197/

沖縄移住ライフハック
http://okinawa-iju.info/

IT Career 沖縄 U・Iターン総合情報サイト
http://www.uiokinawa.jp/

30歳で沖縄移住した話し - 30歳で沖縄移住した話し
http://okinawaiju.jimdo.com/

沖縄に移住して1年が経過した感想。仕事について。 Last Day. jp
http://www.lastday.jp/2014/05/23/been-in-okinawa-one-year


_______


日本国内の賃金格差は、東京と沖縄を比較すると2倍の格差がありますが、2020年頃には中国の賃金水準が沖縄と同水準になる勢いです。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/224.html#c15

[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
147. 中川隆[-12282] koaQ7Jey 2019年2月10日 13:54:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

ズバリ解説!ゴーン問題の本質[桜H31-2-9] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=giEhTJbn4JA


2019/02/08 に公開

出演:渡邉哲也(経済評論家)
テーマ:ゴーン問題の本質

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c147

[昼休み54] カルロス・ゴーンは所得税をゼロにする為に世界各地の日産所有豪邸を転々としていた 中川隆
24. 中川隆[-12281] koaQ7Jey 2019年2月10日 13:54:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

ズバリ解説!ゴーン問題の本質[桜H31-2-9] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=giEhTJbn4JA


2019/02/08 に公開

出演:渡邉哲也(経済評論家)
テーマ:ゴーン問題の本質

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/333.html#c24

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
14. 中川隆[-12280] koaQ7Jey 2019年2月10日 14:00:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

レオパレスで新たに違法建築部材使用が発覚に、「組織的な不正」の疑い声
https://gansokaiketu-jp.com/newsindex4-naiyou-3.htm#2019-02-09-%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%80%80%E5%A4%96%E5%A3%81%E3%81%AB%E9%81%95%E6%B3%95%E9%83%A8%E6%9D%90%E3%80%80%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E5%89%8A%E6%B8%9B%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%8B%E3%80%80%E3%80%8C%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%82

レオパレス 外壁に違法部材 コスト削減か 「組織的な不正」の声も
https://mainichi.jp/articles/20190208/k00/00m/040/324000c

賃貸アパート大手「レオパレス21」(東京都中野区)の物件で施工不良が新たに見つかった問題で、同社が施工不良の物件で使用した外壁などの部材が、建築基準法で認められていないものだったことが国土交通省などへの取材で判明した。コスト削減のため耐火性に劣る違法な部材を使っていた可能性があり、業界では「組織的な不正」を指摘する声も出ている。


同社はアパートの外壁の内部に使う部材について、自治体などにはガラスを溶かして繊維状にした「グラスウール」などを用いると申請していたが、実際には「発泡ウレタン」を用いていた。グラスウールは断熱性・耐火性が高く、建築基準法で使用が認められているが、発泡ウレタンは耐火性が劣り、外壁への使用は認められていない。

 同社は発泡ウレタンを使った理由について「価格は安くないが、作業効率が高い。法令違反の認識はなく、現場の施工管理体制が不十分だった」と説明する。しかし、現場監督経験のある建築関係者は「ありえない話だ。現場は設計図と部材が異なることに気付いていたはず。施工不良は長期にわたり件数も多く、うっかりミスなどではない。組織的に行われていた可能性が高い」とみる。

 不動産コンサルタント会社「さくら事務所」の長嶋修会長は「発泡ウレタンの方がグラスウールより価格が安い。コスト削減のため意図的に安い部材を使っていたのではないか。そうでなければ、わざわざ部材を変える必要はない」と指摘している。【川口雅浩】
 

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c14

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
67. 2019年2月10日 15:03:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
憲法九条と GHQ のニューディーラーが考えていた事 _ アメリカ合衆国憲法も常備軍の存在は認めていない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/229.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c67
[リバイバル3] 中川隆 _ 心理学、大脳生理学、文化人類学、文化関係投稿リンク 中川隆
51. 2019年2月10日 16:08:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
月刊シロ アイヌと自然
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/230.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/807.html#c51
[番外地6] コンビニオーナーは使い捨て 中川隆
4. 中川隆[-12279] koaQ7Jey 2019年2月10日 17:14:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]

2019年02月10日
コンビニが仕掛けるブーム クリスマス、恵方巻、バレンタイン


コンビニはテレビで流行を作り「買わなくてはならない」気にさせる


画像引用:https://pbs.twimg.com/media/B82RuUGCcAA6fin.jpg

次々ブームを仕掛けるコンビニ

コンビニ発の流行が全国的に拡大し、テレビやマスコミの影響で多くの人が同じ商品を購入するようなことが増えています。

コンビニ大手はテレビ局の大スポンサーなので番組制作にも大きな影響を与えています。

バラエティや旅行番組、ドラマでもそれとなく「恵方巻を食べないのは日本人とはいえない」のように印象付ける。




視聴者は「絶対に恵方巻を買わなくてはならない」と思い込み、旨くもない太巻きを買って少し食べて捨てる。

こうしたコンビニ行事を数えて見ると1月は正月、2月は恵方巻とバレンタインと受験、3月はホワイトデーと卒業式

4月はエイプリルフールと花見と入学・入社式、5月はGWと母の日、6月は父の日というペースが年末まで続きます。


平均して毎月2回以上は「絶対に外せない行事」があり、そのたびにコンビニはテレビを通じて何かを買わせようとします。

自分にとって必要だったり自分に関係あるなら、ブームに乗っかるのも良いでしょうが、関係ないことに金を払うのはバカらしいです。

恵方の方角を見て太巻きを食べる「恵方巻」については、迷信ですらないでっち上げです。


安倍晴明が生きていた頃の陰陽道が起源と思われるが、そんな事をした記録が残っているだけで「伝統」でもなんでもない。

バレンタインやハロウィーンについてはキリシタンの習慣なので異教徒には関係ない。

恵方巻については売れ残る廃棄食材が話題になっていて、無駄をなくすべきだと意見があります。

ブームのためにノルマや買取

もう一つの問題はコンビニ本部が店舗に課している販売ノルマで、店舗ごとに販売本数を決めている。

コンビニのシステムは表向きは各店舗が必要に応じて仕入れるとなっているが、実際には本部が決定権を持っている。

店舗オーナーにも僅かな裁量権はあるものの、全国すべての店舗で同じ商品を並べるため、必ず仕入れなくてはならない商品が大半です。


例えば日本中どこのコンビニに行っても弁当が棚一杯に並んでいるが、あれは仕入れノルマを課しているからです。

もし売れる数しか仕入れなかったら棚はいつもガラガラで、ほとんどの商品は売り切れているので集客力が落ちてしまう。

売れても売れなくても毎日棚一杯に弁当を並べることで、コンビニチェーンは全国均一のサービスと集客力を維持しています。


恵方巻やクリスマスケーキも同様に仕入れノルマがあり、コンビニの仕入れ品は店舗の買取です。

売れた分の仕入れ代金だけ払うのではなく、仕入れた時点で全商品を店舗が買い取り本部の利益になります。

このため店舗では店員やバイトに販売ノルマを課し、ノルマ未達成なら強制買い取りをさせています。


完全な違法行為で事実上コンビニ本部が主導しているが、警察はまだ取り締まっていない。

コンビニが生み出したイビツなブームとその結末は、バイト店員に強制買い取りさせる事で成り立っている。
http://www.thutmosev.com/archives/78944164.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/776.html#c4

[リバイバル3] 起業するより多国籍企業に投資する(現物株を買う)方がギャンブル度は遥かに低い 中川隆
9. 中川隆[-12278] koaQ7Jey 2019年2月10日 17:16:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234]
「コンビニオーナーは使い捨てか」元経営者が実名で語った実態 季節商品の「圧力」、断れない24時間営業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000001-withnews-bus_all
withnews 3/26(日) 7:00配信


「便利さの裏で犠牲」元オーナーが語るコンビニ経営

 「恵方巻き予約1人20本のノルマを課された」「大量に捨てられている」。2月上旬、コンビニエンスストアでアルバイトしている高校生や大学生のSNSへの書き込みが話題を呼びました。なぜ、こんなことが起きるのか。元コンビニオーナーの男性は、無理に売り上げを伸ばそうとする本部の「圧力」が、現場を苦しめていると指摘し、「便利さの裏で犠牲になっているものがあることを知ってほしい」と語ります。(朝日新聞社会部記者・仲村和代)

■コンビニオーナーは「名ばかり経営者」

 体験を語ってくれたのは、横浜市の近藤菊郎さん(54)。2013年まで、横浜市内でコンビニを経営していました。

 元々は会社員。「定年のない働き方をしたい」と、コンビニ経営に興味を持ちました。複数のコンビニチェーンで店員として経験を積んだ後、38歳で独立。神奈川県内の二つの店の経営に関わりました。

 仕事にはやりがいを感じていたという近藤さん。ただ、経営は思っていたよりずっと大変でした。

 「コンビニオーナーは『名ばかり経営者』。経営者としての責任は負わされるのに、経営判断する自由度がなく、かといって労働者として守られているわけでもない。逃げ場がないんです」

■「強制」ではない「圧力」

 コンビニの多くは、外部から店主を募るフランチャイズ方式。会社側は商品や運営のノウハウを提供し、オーナーは売上総利益の数十%程度の対価(ロイヤルティー)を支払う仕組みになっています。本部の社員は店を巡回し、仕入れる商品や運営の仕方を「指導」します。

 力を入れている商品の一つが、恵方巻きのような季節商品。本部にとっては、お店に多く仕入れてもらえば利益が上がるため、オーナーに仕入れ数を増やすよう「圧力」がかかります。といっても、証拠が残る形で「強制」されたわけではありません。

■ノルマでなく「従業員の戦力化」

 開業した年、近藤さんは本部の社員から、恵方巻きを数十本仕入れるように提案されました。まだ何もわからない時期だったため、提案通り仕入れたものの、結局、半分も売れませんでした。

 翌年は、前年売れた数に応じて、発注を減らすつもりでした。ところが、本部の社員からは前年の仕入れ実績に基づき、前年仕入れた数にさらに上乗せして仕入れるよう求められました。社員は、ノルマという表現は使いませんでしたが、「従業員の戦力化」を提案。パートも「戦力化」し、目標を設定して、みんなで売り上げアップを狙うよう求められました。近藤さんが「本部の命令ですか」と聞くと、「そうではない」という答えでした。

 近藤さんはあくまで、「前年売れた数+10%」を仕入れたいと突っぱねました。節分が近づくに連れ、社員は切羽詰まった様子に。「お願いです」「私も10本買いますから」と懇願するように。本部の社員も板挟みで苦労していることを悟り、近藤さんは「昨年売れた数+20%」で妥協しました。

 「普通のオーナーなら、本部の言うままに仕入れるでしょう。努力するといっても、できるのはレジでチラシを配るくらい。あとはバイトに割り振って『ノルマ』とするか、自分で買い取るか、もしくは廃棄にするか。本部の担当者も、ある意味では被害者なんだと思います」と近藤さん。

 同じようなことは、クリスマスケーキやおせち料理、お歳暮やお中元などの季節のたび、繰り返されました。

■24時間営業も悩みの種

 もう一つの悩みの種が、24時間営業。深夜に働く人材を確保するのも大変でしたが、安全面も課題でした。この店では、近藤さんが経営を引き継ぐ前に2度強盗に入られ、引き継いだ後も、深夜に1人でいた従業員が暴漢に襲われる事件がおきました。

 近藤さんは、無理をして売り上げを伸ばすより、食べていける程度の収入があればいいと感じていました。深夜は売り上げがさほど多くはないため、24時間営業を辞めたいとなんども申し出ましたが、「契約だから」と認められませんでした。

■コンビニ40年、加盟店とトラブルも

 1974年、コンビニ1号店が誕生してから40年あまり。コンビニは社会になくてはならないインフラになりました。一人暮らしの高齢者向けの宅配、災害時の支援など、公的な役割も担っています。

 一方、加盟店側とのトラブルもしばしば問題になってきました。契約時の説明が不十分だったとして、加盟店が本部を訴えて訴訟になった例もあります。2009年には、弁当などの値引き販売を会社側が制限していたことについて、公正取引委員会が独占禁止法違反で排除措置命令を出しました。

■「便利さの裏で犠牲」

 近藤さんは、全国のフランチャイズ店のオーナーたちで作る「全国FC加盟店協会」の副会長を務めています。協会では、経営者の理念や方針を尊重することを訴え、「24時間営業」を一律で求めることなどに反対してきました。協会のホームページでは、「このまま24時間型社会がどんどん進むことが、健康な社会のあり方なのか」と問いかけています。

 相談に来るコンビニオーナーの中には、無理な販売量を押しつけられ、拒否すると「次の契約はありませんよ」などとちらつかされた経験のある人や、人手不足を補うために長時間働き、疲弊している人がいます。中には、自殺したり、過労死と思われる亡くなり方をしたりした人もいます。

 「消費者にも関心を持ってほしいけど、中年のコンビニオーナーが働き過ぎて死んでも、話題にならないんですよね。便利さの裏で犠牲になっているものがあることを知ってほしい」

 近藤さんの店は契約期間の切れた2013年、本部が撤退を決め、閉店しました。再契約を希望していましたが、本部に断られました。「フランチャイズのオーナーは、使い捨ての労働力なのだろうか」。今も無念さは消えません。
 
 




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なぜセブンイレブンは、コンビニ業界内で圧倒的にスゴいのか?完成された経営システム
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20316.html
2017.08.25 構成=小野貴史/経済ジャーナリスト Business Journal

「国内5万店限界説」が指摘されてきたコンビニ業界だが、店舗数が約5万8000店となった今でも、業界は成長し続けている。「コンビニ生みの親」といわれた鈴木敏文氏のセブン&アイ・ホールディングス会長電撃退任劇、ファミリーマートとサークルKサンクスの運営母体である旧ユニーグループ・ホールディングスとの経営統合、そしてそれによるローソンの業界3位転落など、ここ数年だけをみても激しく変化するコンビニ業界は、今後どこへ向かうのか。

           
『コンビニの傘はなぜ大きくなったのか ―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26―』(著:渡辺広明/編集:森中航/good.book)

 今回は8月に出版された『コンビニの傘はなぜ大きくなったのか ―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26―』(NextPublishing)の著者で、 ローソンのバイヤーとして約600品の商品開発に携わった経験を持つ流通アナリストの渡辺広明氏に話を聞いた。

――セブンイレブンがインドネシアからの撤退を発表しました。酒類販売の禁止措置や日本本社との連携の支障などが撤退の背景と報道されています。地場のコンビニエンスストアがいくら台頭しても、現時点でセブンイレブンを撤退に追い込むほどの競争力があるとは思えません。真相はなんでしょうか。

渡辺広明氏(以下、渡辺) 現時点で真相はわかりません。酒類の売上構成比が大きかったのであれば、販売禁止は大きなダメージになります。それから、たぶんエリア本部となった現地企業の力が弱かったのではないでしょうか。自国の企業を育成するために外資を規制するケースは珍しくありません。小売業の場合、たとえば出店地の規制です。良い条件の立地への出店は自国の企業を優先させ、外資は収益性を期待できる立地に出店できないわけです。現地でトップランクの企業なら政府とのパイプが太いので、外資規制に対して特別な措置を受けられるでしょうが、そうでない企業は、外資規制で一気に追い込まれてしまいます。

 また、陣取り合戦でもあるコンビニで、インドネシア国内企業のアルファマートとインドマレットが1万店以上の店舗を展開していて、すでに好立地を押さえていたこともあり、進出が遅きに失したのも撤退の大きな理由かもしれません。

――コンビニに日本国内の出店余地はまだあると思いますか。

渡辺 全国のコンビニ店舗数は約5万8000店です。今後の需給関係を予想するうえで鍵になるのは、買物弱者が増えていくことです。経済産業省は買物弱者を「流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買物が困難な状況に置かれている人々」ととらえ、その数は過疎地や高齢者が多く暮らす団地などを中心に約700万人と推計しています。

 買物弱者の多数を占める高齢者は日常の買い物で700メートル以上歩かないと言われています。たとえば私の母は76歳になりましたが、10分歩いたところにある総合スーパーよりも、たとえ1品につき10円や20円高くても近所のコンビニに行くようになりました。しかも東日本大震災以降、各コンビニともPB商品の品揃えを増やしたので、「コンビニは案外安い」という評判が浸透してきています。

 買物弱者の増加とともに、日常の買い物については、コンビニと「まいばすけっと」などの食品ミニスーパーの需要が高まっていくでしょう。したがって、店舗数の伸びが鈍化しても、1店舗当たりの売上が増える可能性はあります。

■イートインコーナー併設店

――渡辺さんはご著書でイートイン併設店の成長性を取り上げています。併設店の業績は従来型の店舗に比べると、かなり上回っているのでしょうか。

渡辺 いえ、イートインコーナーの併設効果はまだ検証されていません。複数の商品を購入した来店客が、どの商品を通常通り持ち帰って、どの商品をイートインで食べたのか。イートインコーナーで飲食する目的で来店した客は何人か。イートインコーナーで飲食される商品の単価はいくらか。今のところ、こうした分析はされていません。

 ただ、イートインコーナーの需要はどんどん高まっています。郊外のコンビニでは、若者だけでなく高齢者がイートインコーナーを集いの場に活用している光景もたくさん見られます。都心のコンビニでは、ビジネスパーソンが打ち合わせ場所として利用する機会が増えています。打ち合わせ費用が1人当たりコーヒー代の100円で済むので、コンビニを利用すれば安上がりなのです。

 現状で新規出店のほとんどがイートインコーナー併設型で、コンビニ全店の50%が併設可能とみられ、3年後の店舗数を6万店と仮定すれば、約3分の1の2万店前後が併設型に転換している可能性もあります。

――他にも新しい出店形態で注目している事例はありますか。

渡辺 ローソンがオフィス向けに始めた「オフィスグリコ」のような方式でセルフレジを活用して軽食などを販売する「プチローソン」は、伸びると見ています。これを店舗数にカウントすれば、店舗数は相当な勢いで増えていくのではないでしょうか。

――ローソンの発表によると、7月30日時点でITや金融など39企業の57カ所に導入が完了。また、導入が決定している拠点は65企業101カ所で、当初計画通りという状況だそうです。セブンイレブンが参入して、シェアを奪ってしまうことも想定できますか。

渡辺 あり得ると思います。コンビニ淹れたてコーヒーを最初に導入したのはサンクス・サークルKですが、その後セブンイレブンが導入して一気に展開したことで、いつのまにかセブンイレブンが最初に手がけたようなイメージが世間に広まりました。同じことがオフィス設置型のコンビニで起きることは、十分に考えられます。

■セブンイレブンの強さの秘密

――昨年のことですが、ファミリーマートを数店経営していた元オーナーに取材したら、こんな話をしていました。「ファミリーマートの店舗に入った途端、セブンイレブンとの品揃えのギャップにガッカリしてしまう」と。セブンイレブンと他社との決定的な違いはなんでしょうか。

渡辺 端的に言って、セブン&アイ・ホールディングス元会長の鈴木敏文氏が在籍していたか、在籍していなかったか。その違いです。鈴木氏は天才であって、他社の経営者がどんなに優秀でも太刀打ちできません。

 鈴木氏に限らず、小売業を立ち上げて大企業に育て上げた経営者は、ほとんどが天才です。ファーストリテイリングの柳井正氏、ダイソーの矢野博丈氏、ドン・キホーテの安田隆夫氏、ヨドバシカメラの藤沢昭和氏、アマゾンのジェフ・ベゾス氏、皆さん天才ですよ。天才ゆえに、経営の話を聞いていても、時折何を言っているのか理解できない面もあります。

――ローソン時代の渡辺さんから見て、鈴木氏の手腕はどんな局面に表れていましたか。

渡辺 徹底力です。ファミリーマートとローソンで、新商品の販売など新しい施策が全店舗に周知徹底される割合が60%程度の場合でも、セブンイレブンではあっという間に80%の店舗に周知徹底されていました。それだけの差がありました。軍隊のようにトップの命令直下で即座に動く組織風土が形成されているからですが、これは鈴木氏の手腕の賜物でしょう。

――大物創業経営者の後を誰が継いだところで、同様のリーダーシップは発揮できません。鈴木氏は正確には創業者ではありませんが、日本におけるセブンイレブンの創業者ですね。退任して1年がたちましたが、セブンイレブンの今後をどう見ていますか。

渡辺 鈴木氏の指導を直々に受けた人たちが経営幹部で在籍している間は、とくに不安材料はないのはないでしょうか。しかもセブンイレブンの場合、経営全体のシステムの完成度が相当高いので、天才が退任しても、そう簡単にはぐらつかないと思います。ただし、神通力が完全に消えるであろう5年後にはわかりません。

――メーカーやベンダーとの関係も、他社に比べて強固に固めているのでしょう。

渡辺 メーカーもベンダーも、当然のことですが、より多く販売してくれるチェーンとの取引を優先します。戦略商品の納品も、より多く販売してくれるチェーンを優先して生産や物流の体制を組んでいます。一方、メーカーやベンダーに対しては、意欲を引き出すかかわり方も極めて重要です。

――どんな方法で意欲を引き出すのですか。

渡辺 たとえばメーカーが提案してきた新商品を手に取って、バイヤーが「何これ? こんな美味しくない物が売れるわけがないだろう」とはねつけるような態度を取ったら、メーカーの担当者は意欲を失うでしょう。どのメーカーでも「こんな商品をつくりたい」という思いを持っています。その思いをどうすれば商品化して、コンビニで売れるようにするかという視点で、いっしょに取り組む姿勢が不可欠です。

■コンビニのこれから

――昨今は、コンビニには宅配便やネット通販の受取拠点として機能することが期待されています。しかし、荷物を保管するスペースの確保や、従業員の手間を考えると簡単ではないと思います。

渡辺 荷物の保管スペースなら、棚最上段から天井までのスペースを活用する方法が考えられます。床に置くことにとらわれる必要はありません。従業員の手間については増員すれば解決しますが、そのためには受取手数料を上げることが必要でしょう。現在の手数料は1個につき50〜140円前後といわれていますが、人件費を確保するには2倍に引き上げたいところだと思います。

 日本フランチャイズチェーン協会の調査によると、コンビニの平均客単価は614円です。粗利益率は30%前後なので、これに宅配便の受取手数料をどれだけ加えられるか。その額次第では人件費を確保できて、宅配便の受取事業を安定的に運営できるようになるでしょう。要は知恵の勝負です。

――コンビニの新たな機能には、地域ケアの拠点機能もあると思います。ローソンが介護事業所との複合店舗を出して話題になりましたが、地域ケアの拠点としてコンビニを機能させる路線は有効でしょうか? 自治体を取材すると、コンビニを有力な地域資源ととらえて、訪問介護などケアの拠点として期待する意見が多いですね。

渡辺 ケアの拠点にすることが目的ならば、介護事業所が店舗を併設するなどして、コンビニ経営を手がけるほうがうまくいくでしょう。逆に、コンビニが介護事業も手がけるというパターンはうまくいかないと思います。

――どんな機能を付加するにしても、従業員の確保がハードルになるのではないでしょうか。

渡辺 今後 人手不足が深刻化するのは間違いありません。さらにコンビニ経営で勘違いしがちなことは、オーナーや店長が従業員を部下として扱い、定着率が下がり、従業員不足に拍車をかけることです。企業の管理職経験者が独立してコンビニのオーナーになると、前職の感覚で従業員を部下として扱おうとする傾向が強いのですが、従業員はアルバイトなので、嫌なことがあれば、すぐに辞めてしまいます。

――いまや中小企業では、雇用主よりも“退職”という切り札を持った従業員のほうが、立場が強くなったケースも増えています。従業員にはどんな接し方をすればよいのですか。

渡辺 コンビニの従業員にはフリーター、主婦、外国人、学生などいろいろな立場の人がいます。店の方針を上から降ろしたところで、素直に従ってくれるとは限りません。フランチャイズオーナーには、それぞれの立場の人たちの心に寄り添うことが求められます。企業の管理職出身者は従業員を一律に「部下」として見る感覚が身についているので、なかなか一人ひとりに寄り添うことができないようです。コンビニ経営には向いていないといえるでしょう。

――かりに渡辺さんがセブンイレブンか、ファミリーマートか、あるいはローソンから経営指導を依頼されたら、どんな戦略を提言しますか。

渡辺 セブンイレブンは先ほど申し上げたようにシステムの完成度が高く、石橋を叩いて新規案件を実施する企業風土のため、ドラスティックな提案で外部のコンサルタントが思い切って切り込む余地はあまりありません。ローソンは総体的に見てコンビニ業界3位というポジションに落ち着いてしまったので、おもしろいコンサルティングができないのではないかと思います。

 私が手がけてみたいのはファミリーマートです。ファミリーマートはドン・キホーテと提携して共同店舗の出店や共同で用品開発を仕掛けていくと報じられていますが、機会をいただけるなら、私は両社共同のPB商品開発をやってみたいと思っています。どのジャンルで、どんな商品を開発してみたいかはまだイメージしていませんが、両社の経営資源を活用すれば、革新性の高い商品を開発できるのではないかと思います。

――ところで、渡辺さんは消費者としてはどのコンビニが好きですか。

渡辺 ローソンに22年勤務したので、やはりローソンに愛着はあります。ただ、弁当だけは苦手で、あまり食べたいとは思いません。ローソンに限ったことではありませんが、コンビニ弁当のレンジで温めたあとの、ラップ・フィルム・容器のかすかな匂いが嫌なのです。私はローソン時代に直営店の店長を3年半務めたことがあり1人で3店舗の掛け持ちをしたりの環境で、25年前当時の直営店のコンビニ店長は今と違って、残業時間が毎月100時間をゆうに超えていて、いつ過労死しても不思議ではない労務環境に置かれていました。ラップなどの匂いからは、その時代の過酷な環境を思い出してしまうので、コンビニ弁当は好きになれないんです。

――ありがとうございました。

(構成=小野貴史/経済ジャーナリスト)





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“コンビニは現代の奴隷制度”大手コンビニ元社員らが衝撃の内部告発! マスコミが報じない惨状と卑劣な手口
http://lite-ra.com/2017/09/post-3432.html
2017.09.04 

 セブン-イレブンをはじめとするコンビニチェーン本部のブラック体質については、本サイトでも何度も追及記事を掲載してきたが、ここにきて、衝撃の内部告発が収録されたドキュメンタリーが発表された。

 そのドキュメンタリーとは、PARC(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター)から発売された土屋トカチ監督の『コンビニの秘密 ―便利で快適な暮らしの裏で』(リンク)。

 この作品には、複数のコンビニチェーン店オーナーやアルバイト、さらには“加害者”サイドである大手コンビニチェーンの法務担当の元社員までが登場。各コンビニ店がいかに悲惨な状況に陥っているか、そしてコンビニチェーン本部がどんな手口で各店舗を奴隷のように支配しているか、その実態と手口を赤裸々に“暴露”しているのだ。

 現在、日本国内の店舗数5万5000店以上、総売上高約10兆5700億円を超える巨大業界に成長したコンビニだが、そのほぼすべてが「フランチャイズ・チェーン方式」の個人オーナー店舗だ。だがコンビニ本部とフランチャイズ店の関係はまさに奴隷支配のように不平等なもので、オーナーたちの多くが苦境に陥っているという。本作品ではコンビニチェーンのひとつ「ファミリーマート」フランチャイズ店オーナーの高橋義隆氏がその悲痛な状況を実名で赤裸々な告白をしている。
 
 高橋氏の両親は宮崎県で酒屋を経営していたが、1996年2月、4600万円を投資してコンビニをスタートさせた。しかし激務だったのだろう。父親はオープンからたった半年後の翌年9月に過労で急死する。享年42。当時、高校生だった高橋氏は、店を手伝わざるを得なくなった。

 そして、借金を返すために家族総出で働いたのだが、いっこうに借金は減らない。しかも、6年後、突然訪れた本部の部長にこう告げられたという。

「売り上げが悪いのはわかっている。採算が合わないのもお互いわかっている。私が来た以上、今月いっぱいで閉店してもらう」

 代わりに別の店舗を用意されたが、しかし移転先店舗は“本部から借りる”というこれまでとは違った契約。そのためロイヤリティーは跳ね上がったという。しかも売り上げも1日17万円程度。高橋氏はその生活を「地獄でした。働けど働けど利益は出ない」と振り返っている。

■コンビニオーナーの借金が増えるほど本部は儲かる、恐怖のシステム

 その後母親が懇願した末、再び駅前の店舗へ移転し、売り上げこそ上がったが、苦しい状況は変わらない。忙しくなってもオーナー負担の人件費など経費がかさむだけで、利益は上がらないのだ。そして3年前、母親も逝去してしまう。現在でもコンビニ店を営む高橋氏のもとには、いまも2000万円もの借金が残されているという。

「働けど働けど実入りは減っていく」。高橋氏のように、店舗オーナーの苦境にはいくつもの理由があるが、そのひとつが“コンビニ会計”だ。大手コンビニの平均ロイヤリティ(上納金)は60%。普通なら、販売価格から仕入れ値を引いた収益を分配するはずだが、しかしコンビニの場合は違う。売れ残った商品は仕入れ値に含まれず、オーナーの負担とされるからだ。つまりおにぎりやお弁当の売れ残り数によっては、オーナー側が簡単に赤字になってしまうし、処理費用もかかる。そういう契約、システムなのだ。

 そのためオーナーは見切り販売、つまり賞味期限が近づいた商品を値引きして売りたい。しかしそれを本部は認めない。なぜなら廃棄分は店舗負担だから、店舗が食品を捨てれば捨てるほど、本部は儲かるからだ。“食品ロス”で儲けるという、まさに異様なシステム。

 もうひとつオーナーたちを苦しめるのが特定地域に同じコンビニ店を集中させる「ドミナント」戦略だ。狭い地域に同じコンビニが乱立しているのを見たことがあると思うが、この戦略は同一のコンビニを集めることで、地域のシェアを高め支配的な(ドミナント)立場にできる。また、店さえつくっていれば本部は儲かるという構図もある。しかし、これはオーナーにとっては死活問題となる。ライバル店が増え、売り上げが減るだけだからだ。

 作品では「ドミナント」で店を奪われた形となった千葉県「セブン-イレブン」の元オーナー・佐々木則夫氏がこれを告発している。県内でも有数の売り上げを誇った店舗オーナーだった佐々木氏だが、本部が行ったドミナントはあまりに非道だった。

「本部から何の連絡もなく、来週オープンしますと。私にとっては死活問題じゃないですか」
「ドミナントされた途端、うち人手不足になったんですよ。コンビニで働く人間なんて限られるじゃないですか。私はお客さん取られるより、それがつらかった」

■「借金漬けで逃げられないように…」大手コンビニ元社員が“奴隷制度”のやり口を告発

 その後、売り上げも激減、そのため佐々木氏は見切り販売に踏み切る。しかしそれを認めない本部からの妨害にあい、追い詰められた佐々木氏は公正取引委員会に訴えるまでに至る。そして2009年、公取はセブン-イレブンに対し独占禁止法違反に当たると認め、排除措置命令が出された。が、しかしその後、セブン-イレブンは佐々木氏との契約を更新しなかった。つまり佐々木氏を廃業に追い込み、仕事を奪ったのだ。

 こうした問題は、オーナー側からの告発だけではない。冒頭に記したように “加害者”とも言える元本部社員からもそれは訴えられているのだ。登場するのは大手コンビニチェーンで法務担当をしていた鈴本一郎氏(仮名)だ。

 鈴本氏は本部の姿勢に異議を唱えたため、その職を追われたという経歴をもつ。

「あちこちでコンビニが散らばっている。あんなことありえないわけで。そうすると1店舗あたりの売上が下がってくる。下がっても良しとする、正当化する論理がドミナント・エリアという考えなんです。店さえつくっていれば儲かるのは加盟店に貸勘定が増えるからです」

 鈴本氏によれば、オーナーは“食品ロス”“ドミナント”で苦境に陥るだけでなく、システム上、借金も背負わされるという。コンビニ店舗には常にたくさんの商品を並べておく必要がある。そのためには仕入れのための資金が必要となるが、足りない場合は本部から借金をすることになるからだ。

「要は借金漬けにするんだよね。逃れられないように」
 
 鈴本氏は、コンビニのフランチャイズ契約は“奴隷制度”“人身御供システム”そのものだとまで言い切っている。しかも、こうしたコンビニの企業体質は店舗オーナーだけに向けられるものではない。それに疑問をもてば、本部社員だろうと容赦はない。

「およそ倫理観だとか正義感だとか、こんなことでいいんだろうかと思う人間は辞めてしまう」(鈴本氏)

 まさにブラック企業、そしてブラック業界そのものだが、元セブン-イレブン見切り妨害事件弁護団団長の中野和子弁護士は、「日本の一番悪いところは中小企業を守る法律がない」としてその問題店をこう指摘している。

■スポンサータブーでマスコミはコンビニ業界の問題点を報じず

「日本のコンビニは本部が強欲すぎる。コンビニの秘密は契約にあると考えています。365日24時間は運営するためにオーナーが働き続けなければならない。しかしそれは(契約書に)直接は書いていない。何時間かも書いていない。しかし契約書やマニュアルのなかで、これをやりなさいと定めている。その仕事量をこなすための従業員給料は極々限られている。従業員給料を捻出すると自分の取り分はなくなる。生きていくためには働かなくいけないが、契約書には明確に書いていない。これがコンビニの秘密」

 本作品では他にも自腹購入を強いられたアルバイト、「コンビニ加盟店ユニオン」関係者など、数多くの関係者が赤裸々な実情を訴えているが、確かに、コンビニ業界のさまざまな問題はこれまでも指摘されてきた。本サイトも、加盟店オーナーの“奴隷労働”の実情や、その挙げ句に自殺者にまで追い込まれたオーナーが数多く存在することも紹介してきた。また、2015年にはコンビニ業界最大手のセブン-イレブンが「ブラック企業大賞2015」に選ばれている。

 当然、社会問題化してもおかしくない事態だが、多くのメディアはこうした問題を取り上げることはなく、沈黙を守ったままだ。なぜならコンビニ業界、特にセブン-イレブンはマスコミタブーとなっているからだ。

 これも本サイトでも何度も指摘してきたことだが、コンビニ各社はテレビCMをはじめ、マスコミに巨大広告費を出稿している。つまりマスコミにとってコンビニ業界は貴重な大スポンサー様なのだ。また、スポーツ紙、週刊誌、新聞にとっては、コンビニはいまや書店に代わって最有力の販売チャンネル。なかでもセブン-イレブンに置いてもらえるかどうかは死活問題となっている。

 こうした状況下、新聞、テレビ、そして週刊誌までもがコンビニ業界に都合の悪い報道はできない状態なのだ。

 そう考えると、店舗オーナーの奴隷労働の実態や、ましてやコンビニ業界の生命線ともいえるブラック契約をえぐった本作品『コンビニの秘密』も、マスコミにスルーされるのは確実だろう。

 だが、私たちに身近な存在であり、また子どもも含む多くの人がアルバイトとして関わるかもしれないコンビニだからこそ、その実態を広く知らせる必要がある。YouTubeに予告編もアップされているようなので(リンク)、一人でも多くの人にこのドキュメンタリーを見てほしい。





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2019年02月10日
コンビニが仕掛けるブーム クリスマス、恵方巻、バレンタイン

コンビニはテレビで流行を作り「買わなくてはならない」気にさせる


画像引用:https://pbs.twimg.com/media/B82RuUGCcAA6fin.jpg

次々ブームを仕掛けるコンビニ

コンビニ発の流行が全国的に拡大し、テレビやマスコミの影響で多くの人が同じ商品を購入するようなことが増えています。

コンビニ大手はテレビ局の大スポンサーなので番組制作にも大きな影響を与えています。

バラエティや旅行番組、ドラマでもそれとなく「恵方巻を食べないのは日本人とはいえない」のように印象付ける。


視聴者は「絶対に恵方巻を買わなくてはならない」と思い込み、旨くもない太巻きを買って少し食べて捨てる。

こうしたコンビニ行事を数えて見ると1月は正月、2月は恵方巻とバレンタインと受験、3月はホワイトデーと卒業式

4月はエイプリルフールと花見と入学・入社式、5月はGWと母の日、6月は父の日というペースが年末まで続きます。


平均して毎月2回以上は「絶対に外せない行事」があり、そのたびにコンビニはテレビを通じて何かを買わせようとします。

自分にとって必要だったり自分に関係あるなら、ブームに乗っかるのも良いでしょうが、関係ないことに金を払うのはバカらしいです。

恵方の方角を見て太巻きを食べる「恵方巻」については、迷信ですらないでっち上げです。


安倍晴明が生きていた頃の陰陽道が起源と思われるが、そんな事をした記録が残っているだけで「伝統」でもなんでもない。

バレンタインやハロウィーンについてはキリシタンの習慣なので異教徒には関係ない。

恵方巻については売れ残る廃棄食材が話題になっていて、無駄をなくすべきだと意見があります。


ブームのためにノルマや買取

もう一つの問題はコンビニ本部が店舗に課している販売ノルマで、店舗ごとに販売本数を決めている。

コンビニのシステムは表向きは各店舗が必要に応じて仕入れるとなっているが、実際には本部が決定権を持っている。

店舗オーナーにも僅かな裁量権はあるものの、全国すべての店舗で同じ商品を並べるため、必ず仕入れなくてはならない商品が大半です。


例えば日本中どこのコンビニに行っても弁当が棚一杯に並んでいるが、あれは仕入れノルマを課しているからです。

もし売れる数しか仕入れなかったら棚はいつもガラガラで、ほとんどの商品は売り切れているので集客力が落ちてしまう。

売れても売れなくても毎日棚一杯に弁当を並べることで、コンビニチェーンは全国均一のサービスと集客力を維持しています。


恵方巻やクリスマスケーキも同様に仕入れノルマがあり、コンビニの仕入れ品は店舗の買取です。

売れた分の仕入れ代金だけ払うのではなく、仕入れた時点で全商品を店舗が買い取り本部の利益になります。

このため店舗では店員やバイトに販売ノルマを課し、ノルマ未達成なら強制買い取りをさせています。


完全な違法行為で事実上コンビニ本部が主導しているが、警察はまだ取り締まっていない。

コンビニが生み出したイビツなブームとその結末は、バイト店員に強制買い取りさせる事で成り立っている。
http://www.thutmosev.com/archives/78944164.html

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【予告篇】DVD コンビニの秘密〜便利で快適な暮らしの裏で〜 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YivzYAEGgNM



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/826.html#c9

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