13. 2011年11月01日 14:12:33: cqRnZH2CUM
>>13 日銀のETF購入で224億円超の評価損か−日本株の低迷響く
11月1日(ブルームバーグ):日本銀行が実施している指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れで、これまでに評価損が224億円超に上っていることがブルームバーグの試算でわかった。TOPIXが27年ぶり安値水準に近づくなど、株価の低迷が背景にある。
政府の資料を基にブルームバーグが算出したところによると、日銀の保有株式の価値は、昨年12月15日に買い入れが始まって以来4%低下した。欧州債務危機で世界経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念で株価が急落したことから、9月の評価損は676億円を超えた。
日銀は、景気の下支えと投資家心理の改善に向け、国債や社債、ETF、不動産投資信託(J−REIT)などの金融資産の買い入れを実施している。日銀は先週、世界経済の先行き不透明感や円高により日本経済の下振れリスクが高まっていることに対応し、資産買い入れ額を15兆円から20兆円に拡大した。
JPモルガン証券の菅野雅明チーフエコノミストは、「まず言えるのは、これは財政政策なので中央銀行が本来やることではない」と指摘。国会で「まずは議論をして、こういう損が出てきても国民の了解の元でさらにやるのかというフレームワークで考えなくてはいけない問題だ」と述べた。
記事に関する記者への問い合わせ先:Lynn Thomasson in Hong Kong at lthomasson@bloomberg.net;Yoshiaki Nohara in Tokyo at ynohara1@bloomberg.net.
記事に関するエディターへの問い合わせ先:Nick Gentle at ngentle2@bloomberg.net
更新日時: 2011/11/01 09:31 JST
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