【4月9日 AFP】世界最高峰エベレスト(Mount Everest)の下をトンネルで通り、中国とネパールを結ぶ鉄道の開設を中国政府が検討していると、9日の同国国営メディアが報じた。
中国政府は現在、インドが完全に自国の勢力範囲にあるとみなしているネパールとの関係を構築している。青海(Qinghai)省の省都とチベット自治区のラサ(Lhasa)はすでに「青蔵(青海チベット鉄道」によって結ばれているが、中国国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は中国工程院(Chinese Academy of Engineering)の専門家の話として、ネパール国境までの路線延長が「ネパールの要請により」計画されていると伝えた。同紙が引用したチベット当局の高官は、2020年までの完成を見込んでいると述べている。
中国の王毅(Wang Yi)外相は昨年12月にネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)を訪れた。ネパール側の報道によれば、新路線は最終的にカトマンズやその先にまで延長され、巨大市場であるインドと中国をつなぐ重要路線となる可能性も秘めている。
一方チャイナ・デーリーは、そのような計画では、エベレストの下にトンネルを建設する可能性もあると伝えている。専門家の王梦恕(Wang Mengshu)氏は同紙に対し「路線はおそらくチョモランマ、(Qomolangma、エベレストのチベット名)を通り抜けなければならない。作業員たちは非常に長いトンネルを掘ることになるだろう」と語った。同氏は、「著しい」高低差の変化があるヒマラヤの地形では、カトマンズへ乗り入れる列車はどれも最高時速120キロにとどまるだろうという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3044960
http://www.asyura2.com/14/china5/msg/677.html


国内の原発が戦争やテロなどで攻撃を受けた場合の被害予測を、外務省が一九八四(昭和五十九)年、極秘に研究していたことが分かった。原子炉格納容器が破壊され、大量の放射性物質が漏れ出した場合、最悪のシナリオとして急性被ばくで一万八千人が亡くなり、原発の約八十六キロ圏が居住不能になると試算していた。研究では東京電力福島第一原発事故と同じ全電源喪失も想定していたが、反原発運動が広がることを懸念し公表されなかった。
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