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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100017
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[政治・選挙・NHK223] 1人の賛同者を見つけよう、とFBに訴え! 赤かぶ
1. 中川隆[7483] koaQ7Jey 2017年4月03日 10:20:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7967]

賢い人間はみんなアベノミクスで資産を何倍にも増やしたから安部支持になった

アホは政治経済が理解できないから橋下や石原慎太郎みたいなタレントにしか投票しない

安部以外には誰も勝つ可能性なんかないのさ

地震兵器とか不正選挙とかで騒いでいる阿修羅のアホ陰謀論者には賛同者なんか誰も居ないしな(嘲笑い)
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/496.html#c1

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 中川隆[7484] koaQ7Jey 2017年4月03日 10:35:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7968]

2009年から2012年まで、日本国民は史上最悪の政党「民主党(現・民進党)」を選んで、日本の国益はズタズタになったのを忘れていない。

この政党は信じられないまでの無能な政党だったのだが、彼らを3年間も政権の座から追い出すことができなかった。しかし、日本国民は最終的に彼らを選挙で追い出すことができた。

事実、日本は崩壊寸前にまでなっていった。

最初は騙されたと気が付かなかった国民も、鳩山由紀夫の異常性を知った瞬間に私と同じ心境になったようだが、すでに手遅れだった。鳩山由紀夫から菅直人に変わったら、事態はもっと悪くなってしまった。

尖閣諸島沖漁船の問題から東日本大震災まで、嘘と欺瞞と隠蔽と歪曲に満ちた民主党の政治は、今思い出しただけでも冷や汗が出るほどひどいものだった。

この民主党政権時代の教訓は、売国奴に政治をさせたら日本はいつでも崩壊の危機に瀕するということである。それが2009年から2012年まで民主党(現・民進党)に政治を任せた結果だったのだ。

2012年12月に民主党政権が崩壊して、日本はかろうじて助かったが、あのまま民主党政権が続いていたら、今ごろ日本という国は消滅していたかもしれない。

この悪夢のような政治を行った小沢・鳩山は、まだ政治家として生き残っている。そろそろ始末しておくべきである。今回の選挙で始末するのは不可能ではない。


幹事長だった小沢のもとで作成されたマニフェストも、小沢自身によって破られる始末

「ガソリン値下げ隊」まで作り、ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに記載してまで当時幹事長だった小沢一郎が国民に約束したにもかかわらず、マニフェストは反故にされました。

なんと小沢自身が官邸に乗り込んで、ガソリン暫定税率維持を首相に押し込んだのです。


そもそも小沢・鳩山と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢・鳩山の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも小沢・民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c1

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
7. 中川隆[7485] koaQ7Jey 2017年4月03日 12:15:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7969]
>>6
>80年ぶりの世界信用恐慌に、日本は、効果的に対応できないのはそのためなのです。だから、ナゼ世界で同時に信用収縮が発生したのか?ナゼ大暴落をとめることができないのか?をマスコミも経済学者も日々雑感や中川隆は回答できません。


佐助氏は現在の経済体制が全く理解できてないだけさ

資産家は株価が変動さえすればいくらでも儲けられる
永遠に上がり続ける相場はあり得ないから意図的に暴騰・暴落を作ってその度にぼろ儲けしてるのが現在の相場変動の原因


大資産家は損をしない

経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。

それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。


彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。

どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。

例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。


こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。

自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。

一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。


お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html

私はドル資産で持っているアメリカの多国籍企業の株式を今後「10年以上」に渡って保有するつもりでいる。

何にしろ、弱肉強食の資本主義社会の中で最後まで生き残るのは国家ではなく多国籍企業である。そして、その多国籍企業の多くはアメリカ市場にいる。

イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。このスタンスは、まったく何も変わっていないし、今後も変わらない。

ドルが崩壊する? そうなったら、世界も一緒に崩壊していくのだから何をしても無駄だ。


イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150318T1655500900


地獄を生き延びた超長寿企業30社は今後も充分に投資対象だ


新しくできた企業は、場合によっては大きく成長する可能性があるのだが、逆に資金が尽きて会社が死ぬ可能性もまた高い。時流に乗れば一瞬にして時代の寵児になるのだが、流れが変わると一瞬にして泡(あぶく)と化して弾ける。

2000年前後のITバブルの時に祭り上げられた企業は多くが弾け飛んだ。

その頃に最も注目を浴びていた「ヤフー」は生き延びて定着すると思われたが、17年経った今、米ヤフーは存続ができない状況にまで追い込まれている。

もちろん、新興企業の中から今後も数十年、いや数百年にも渡って生き残る企業も必ず生まれてくる。しかし、どの企業がそうなるのか誰にも分からない。

マイクロソフトがそうなるのか、アップルがそうなるのか、アマゾンがそうなるのか、誰にも予測がつかない。そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。

こうした企業に「超長期」で投資して、配当を人為的に10%以上にしながら再投資して資産を膨らます手法を使うには少々、不安がある。

投機ならいいが、何も持たない人間がもがくための投資には向かないのである。では、どうすればいいのか。


この100年を生き残るのは並大抵のことではなかった

「今後もずっと長持ちする企業」を見つける良い方法がある。

「数十年どころか100年以上も長生きして、今もきちんと利益を出し続けている企業を探す」のが最も合理的かつ確率的な解答となる。

今まで100年以上も生き残って利益を出している企業というのは、その事業と経営が時代の荒波をくぐり抜ける体質になっているという確固とした証拠である。

単純に100年と言うが、この100年を生き残るというのは、実際には並大抵のことではなかったはずだ。なぜなら、アメリカだけでも、この100年は激動だったからだ。

考えてみて欲しい。この100年の間、世界大恐慌、第二次世界大戦、スターリン・ショック、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争敗北、オイルショック、ニクション・ショック、ブラックマンデー……と、数限りない危機が直撃した。

その都度、アメリカのみならず、世界の資本主義が動揺し、企業収益は吹き飛び、先が読めない展開となり、多くの企業が崩壊していった。

世界大恐慌は1929年から1933年まで続いたと言われている。しかし、それ以後は経済成長期に入ったのかと言えばまったく違う。アメリカのみならず、全世界は1930年代は戦争の世紀であり、不況は長く執拗に続いて停滞していたのである。

10年以上、先のない陰鬱な経済停滞が続き、世界情勢の不安や戦争はいつ終わるのかも分からない暗黒の時代だった。100年以上も生き残ってきた企業は、そうした修羅場をくぐり抜けている。

さらにその後も、数々のショックを乗り切って、昨今ではリーマン・ショックの大暴落をもくぐり抜けて利益を出しているのである。その企業体力は並大抵のものではない。

寿命が凄まじく長いのに、今も利益を出し続けている企業は、今後も数十年生き残る確率が高い。

長期に渡って資金を預けるのであれば、わけの分からない新興企業より、地獄を生き延びてきた企業に金を預けるのは何の疑問もない。

当たりもしない評論家の下手な企業分析を聞くより、生き延びた企業の実績を見た方が100倍も確かだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/20170212T1947440900.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c7

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. 中川隆[7486] koaQ7Jey 2017年4月03日 12:28:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7970]
>>6
>第二次世界信用恐慌は、2008年に世界のバブルが炸裂する19年も前に、その前兆として、日本でバブルを破裂させました。その原因は、日本がドルの信用膨張の最大の恩恵を受け、おとぎ話のカエルのお腹のように膨れ上がっていたからです。

>1989年に破裂した日本のバブルは、十五年の間に、平均株価を五分の一に暴落させ、地価を十分の一にし、十大銀行を3行に収縮させ、多くの企業を倒産させて、やっと沈静化しました。沈静化させた最大の要因は、輸出の神風です。今回の世界バブルの崩壊では、輸出の神風は吹いてくれません。では、政府や企業はどうすればよいのでしょうか?

佐助氏は現在のバブルの原因が全く理解できてないだけさ


アホにバブルがどういうものか教えてやるよ:


アメリカが小沢・金丸に八年間で四百三十兆円も公共事業に使わせて日本経済を意図的にバブルにさせた

1980年代から1990年代にアメリカは、日本に対しすさまじいばかりの金額の内需拡大要求をしています。

その要求を丸呑みした小沢一郎は、元祖媚米派というべき存在です。  

アメリカは、80年代から90年代にかけては、アメリカ企業の需要拡大のために
「内需拡大」を唱えていたものの、アメリカ企業の体たらくに匙を投げて、今度は日本企業そのものを
アメリカ資本のものにしようという作戦に転じたのかもしれません。  

アメリカ大好きの自称保守は、80年代から90年代にかけてのアメリカの理不尽とも思える 「内需拡大要求」についてはどう弁明するつもりでしょうか。

石原慎太郎都知事「小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

小沢が430兆円
村山(旧社会党)内閣がプラス200兆円 
トータル630兆円
(詳しくは日米構造協議で検索)

最終報告の中でアメリカは、「(日本は)輸出につながる産業分野への投資より、公共分野に投資するほうが賢明」であるとし、 日本に対しGNPの10%を公共事業に配分することを要求した。

海部内閣はこれに応え、10年間で総額430兆円という「公共投資基本計画」を策定した。

しかしその後、アメリカ側から「日本の対外黒字の増加を考えれば、公共事業の目標の上積みが必要」

との要望があったため、1994年に村山内閣で計画が見直され、社会資本整備費としてさらに200兆円を積み増しし、 総投資額は630兆円を計上している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%A7%8B%E9%80%A0%E5%8D%94%E8%AD%B0


1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。
 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。
 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。
 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。
 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。
 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。
 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。


ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。
 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。
 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。
 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。

ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。
 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。
 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。
 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。

1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。
 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。
 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。
 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。
 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。
 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。
 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。
 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。

ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
http://www.daitouryu.com/iyashi/shinizama/shinizama20.html


その昔、日本は国民総ででバブルに踊った時代がありますたね。
バブルを起こして潰す。奴らの詐欺手口の最たるものですた。
バブルがはじけて今では失われた10年と言われていますが、今だに日本経済はその後遺症を引きずっています。自殺者はバブル崩壊から毎年3万人。今だにその数は変わっていません。

その手口を見れば分かるのですがいつもワンパターンです。
最初は甘い話でカモを釣る。こうやれば儲かりますよ。おいしい話でカモを誘います。

そしてころ合いを見計らって真っ逆さまに突き落とす。詐欺師の典型的なパターンです。

最初に奴らはバカスカ札束を刷って、バブルを引き起こす。銀行は貸して貸して貸しまくる。株に投資すれば儲かるよ。土地を買えば儲かるよ。そしてカモが罠にかかったころ合いで急に蛇口を閉める。貸し渋りをやるわけです。
これをやられたら投資家はいきなり資金難に陥ります。そして、資金難に陥ったカモ達から担保として株、土地、あらゆる資産を奪い取るのです。昔からやっていることは同じです。
いい加減気付いたらどうかと思うのですが、今だに引っ掛かっている人がいます。

その当時の日銀総裁であった澄田智(すみださとし)と言う方をご存じでしょうか。日銀退官後は日本ユニセフ協会の会長などをやっていた方です。

澄田さんがバブル潰しの張本人と言われています。
プラザ合意以降、5%だった金利を2.5%に下げ、銀行は貸して貸して貸しまくった。その当時は、黙ってても銀行が頭を下げて貸しに来たという話は誰でも覚えているはずです。そういうジャブジャブ溢れた資金が株や不動産に流れ込んだ。借金しても金利は安いし土地や株を買えば値上がりするしで猛烈なバブルが起きたのですた。

そしてバブルが膨らみきったころ合いを図って、澄田さんはいきなり公定歩合を8%、長期金利は 10%まで引き揚げた。蛇口を閉めたのですた。借金すると金利が高い。値下がりリスクのある株や不動産よりも安全な銀行預金の方が良いということで投資家は一斉に株と不動産から資金を引き上げた。土地や株は一気に値下がり=バブル崩壊と言われています。

バカスカ金を貸し出して狂乱状態を作ってからブルを破裂させる。
その後には膨大な焼け野原、不良債権の山だけが残る。
それを二束三文で奴らが買い叩く。
昔からの手口。ばればれの三文シナリオだったのですた。

さて、それにしても、そのバブル潰しの張本人澄田さんはどのような経歴の持ち主だったのでしょうか。
澄田さんと言えばフランスに留学した留学組で、その後ベルギー大使館、フランス大使館の一等書記官からキャリアをスタートしたエリート官僚ですた。
そしてその後は、順調に大蔵省で出世して日銀総裁になっています。
澄田さんとフランス財界のつながりはお父様の代から囁かれていますた。


澄田智さんは、日銀総裁を辞めた後、ロス茶イルドフランスの旗艦、投資銀行ラザール・不レールに最高顧問として天下りしています。
ちっとはカモフラージュでもして隠せと思うのですが、親子二代に渡って奴らの充実な部下だったという、そのまんまの経歴の持ち主ですた。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c8

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
10. 中川隆[7487] koaQ7Jey 2017年4月03日 12:38:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7971]
>>9
>安倍になってからの4年間で実質賃金が17万円も下がったことも判明している。


グローバリズムの時代は世界同一賃金に収斂するから
日本人の給料が中国やインドと同じになる迄下がるのは当たり前だろ

同一作業同一賃金でないと不公平だからな

小沢・鳩山も最終的にはそういう世界にしようとしてるんだ


http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c10

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
13. 中川隆[7488] koaQ7Jey 2017年4月03日 13:05:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7972]
>>12
小沢は超円高政策を取って、その僅か3年で日本経済を滅茶苦茶にしたんだろ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c13
[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
15. 中川隆[7489] koaQ7Jey 2017年4月03日 13:34:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7973]
>>14
その3年で日本国内の工場の大半が海外に移転したんだよ

小沢はそれを狙って超円高政策を取ったんだ

中国に日本の技術と金を移すには超円高政策を取るしかないと判断したんだな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c15

[近代史02] イエスが殺された本当の理由 中川隆
15. 中川隆[7490] koaQ7Jey 2017年4月03日 13:51:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7974]

独裁者が誕生するのは、独裁して欲しいと思う人がいるから

ロシアの政治がきな臭くなっている。ウラジーミル・プーチンは政治的指導者として2000年に大統領になってから17年もロシアに君臨している。


プーチンは絶対に自分に対抗する人間を認めない。それが政敵であれ民間人であれ、ことごとく脅迫・拘束・逮捕・殺害によって葬っていく。だからこそ、プーチンは17年もロシアの政治に君臨できたとも言える。

組織をまとめる方法はいくつもあって、百人百様でもある。それぞれの指導者が、自分に合った方法を採用して組織運営に当たっている。

しかし、世の中は常識人だけで構成されているわけではない。当然、中には異様な手法を取る指導者も出てくる。

崇拝を強制するような指導者が世の中に存在する

異様な組織運営の最たるものは、「自身の神格化」と「崇拝の強制」である。ドイツのヒトラーも、中国の毛沢東も、ソ連のスターリンも、カンボジアのポル・ポトも、強烈な独裁で国を支配して崇拝強制を国民に強制した。

こういった独裁体制は現在は通用しなくなりつつあるが、それでも絶滅したわけではない。北朝鮮ではまだそのような異常な体制が続いている。北朝鮮の場合は金(キム)一族が3代に渡って独裁政治を敷き、国民が今も崇拝から抜け出せないのだからどうかしている。

国家だけではなく、組織という名前の付く集団の中には、規模が大きくても小さくても、無理やり人を洗脳し、崇拝させるようなやり方をする指導者が星の数ほどいる。

独裁者が国というスケールでそれを行うだけでなく、企業家が自分の企業の内部でそうすることもあるし、カルト教団が信者に崇拝を押し付けることもある。

これらの「強制崇拝」をする指導者は規模の大小に関わらずどこにでもいて、あの手この手で人間を押さえつけて、その人の人生を奪う。

ひとりのトップがふんぞり返り、上層部が個人崇拝を強制し、関わっている全員が自分の人生を捨ててトップのために人生のすべてを捧げる。そんな狂ったような世界がある。

個人崇拝を強制する組織は、それがどんな組織であれ人々を不幸にするのは100パーセント間違いない。

誰かを盲目的崇拝するというのは、まさにその人の奴隷になるということだ。自分が誰かの歯車や、都合の良い人間になる。そんな馬鹿げた人生があるだろうか。

優れた人間を見ると、誰もが自然な尊敬の念を抱く。誰でも人生の中で尊敬する人をひとりやふたりは持つ。

しかし、神のような絶対的存在として「崇拝させられる」というのは、自然な尊敬とはまた別種のものだ。それは、異様なことなのだ。


誰かを盲目的崇拝するというのは、まさにその人の奴隷になるということだ。自分が誰かの歯車や、都合の良い人間になる。そんな馬鹿げた人生があるだろうか。


崇拝を強制する組織は、その人の人生を奪う

自分の人生を生きるというのは、迷い、ぶつかりながらも、自分の頭で考えて、自分の意思で行動することである。他人を崇拝して、奴隷になることではない。

しかし、世の中には往々にして崇拝を強制する力が働くことがあり、大勢の人々がそれに巻き込まれる。崇拝を強制され、誰かの奴隷にされる。

「誰かを崇拝せよ」と言われれば全身全力で反撥する必要がある。崇拝を強制する人間や社会に抵抗し、戦わなければ生きている意味がなくなる。抵抗しないと、身も、心も、金も、すべて奪われる。

崇拝するということ自体が危険なのに、それを強制させるのだから異様であると感じなければならないのだ。

崇拝を強制する組織は、そこに属する人の人生を奪う。それは人を「奴隷化」する。それは一種の地獄だと言ってもいい。本当は信じていないものを強制されるほど、人間の尊厳を破壊するものはない。

独裁国家は国民全員に指導者の崇拝を強制する。

独裁者やその一族を崇拝することは、どんな任務よりもまして優先される。国民は、あらゆる仕事、あらゆる法律、そして親兄弟よりも優先しなければならない。

その個人崇拝は全執行部によって徹底され、裏切り者は家族もろとも処刑される。市民・軍隊はすべてひとりの人間の指示によって行動し、自ら考えてはならない。

忠実に命令を執行しなければならない。そして、命令のためには生命を投げ出さないとならない。独裁者が「指導」したら、それがどんなに理不尽であっても従う必要がある。

それはあまりにも馬鹿げた世界だ。

しかし、このような他人を強制崇拝や隷属化させる組織が存続できるというのは、逆に言えば、他人に隷属してもいいと考える従順な人がいるということでもある。


独裁者が「指導」したら、それがどんなに理不尽であっても従う必要がある。命令のためには生命を投げ出さないとならない。


なぜ「他人に人生を委ねてもいい」と思うのか?

誰も彼もが反逆者の精神があったら、強大な独裁者は生まれることはない。

独裁者が誕生するというのは、「他人に人生を委ねてもいい」という人も大量にいるということを意味している。逆らうよりも前に、相手に委ねる人がいるのだ。

なぜ、そのような人たちが生まれるのだろうか。その答えは「楽だから」だ。「考えなくてもいいから」だ。

自分の人生を自分で切り拓いて生きるというのは、とても大変で面倒なことだ。生き方を自分で決めて、生活を自分の力で成り立たせるというのは並大抵ではない努力が必要だ。

誰かに服従して、その誰かが食べさせてくれるのであれば、自分でどうするか考えるよりも「楽でいい」と考える人が確かにいる。

指導者が独裁的であればあるほど、すべてを委ねて何も考えずに生きていける。ロボットや歯車になるというのは、責任はすべて独裁者に取ってもらえるということでもある。

世の中が共産主義や社会主義や全体主義になったら、上が何か言えばそれに従って生きれば、少なくとも生活は保障してくれるのでとても楽なのだ。

もちろん、自分のやりたいこと、好きなことはできないが、責任は取らなくてもいいし、どう生きるかという「面倒なこと」を考える必要もない。

だから、我が指導者が「自身の神格化」と「崇拝の強制」を押しつけてきても、面従腹背でも何でもそれに従って長いものに巻かれていく。

ところが、人間の心は単純にできていない。崇拝がこれでもか、これでもかと続くと、いずれは反撥心も不満も怒りも湧きあがっていく。

しかし、そのときに反撥しても遅い。崇拝することによって、人生のすべてを掌握されてしまっており、もうそこから逃れられなくなっているからだ。崇拝に染まりきっていると、ある時点でそこからもう抜け出せなくなってしまう。

だから、私たちは他人を崇拝するという社会現象に気を付けなければならない。尊敬すべき人間はいるが、崇拝すべき人間はこの世にはいない。


指導者が独裁的であればあるほど、すべてを委ねて何も考えずに生きていける。ロボットや歯車になるというのは、責任はすべて独裁者に取ってもらえるということでもある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170403T0400140900.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c15

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
466. 中川隆[7491] koaQ7Jey 2017年4月03日 14:33:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7975]

トランプ相場における不動産市場
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5964


先ず眺めておきたいのはアメリカの不動産市場である。

トランプ相場で米国株は上昇した。一方で、経済成長とインフレを予想した債券市場では長期金利が上昇しており、長期金利の上昇は住宅ローン金利の上昇に繋がるため、消費者がローンを組んで住宅を買うコストが上昇することになる。つまり、住宅が買われにくくなるということである。

では、不動産価格はどうなっただろうか? 長期金利上昇の悪影響を受けているだろうか? 

答えは以下のケース・シラー住宅価格指数の上昇率(前年同月比)のグラフを眺めれば分かる。


http://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2017/04/2017-jan-case-shiller-home-price-index.png

トランプ氏が勝利した11月から急上昇を開始している。長期金利上昇の悪影響は見る影もない。より長期でチャートを見れば以下のようになる。


http://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2017/04/2017-jan-case-shiller-home-price-index-middle-term-chart.png


長らく横ばいだった上昇率が加速を開始している。

これはどういうことか? 結論から言えば、長期金利の動向よりも米国株上昇のリスクオンの影響を受けたということである。


金融市場は連動する

何度も言うように、投資家は債券や不動産、株式などの様々な資産を比較した上で投資をする。

資産価格が上昇すると何が起こるかと言えば、資産価格あたりの投資リターンが相対的に減少するということである。一株当たり利益が10ドルの株があれば、100ドルで買えば利回りは10%、200ドルで買えば利回りは5%ということである。


•債券とは何か? 価格下落で金利が上昇するのはどういう計算か?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758


この辺りの理屈は上記の記事を参考にしてもらいたい。これは債券の記事だが、不動産も株式も本質的には同じことであり、米国株が上昇するということは、米国株の投資リターンが低くなるということである。

結果、例えば株高で米国株の投資利回りが5%から4%に低下したとすれば、その分だけ投資利回りの変わっていない他の資産、例えば不動産の相対的魅力が増すということになる。

そういう訳で、トランプ相場では株式だけではなく不動産も買われているということである。長期金利上昇の悪影響はまだ出ていない。あるいは、投資家のリスクオンの雰囲気がそれに打ち勝っているのである。

不動産市場が株高と金利上昇のどちらに付くべきかという問題で投資家が迷ったという事実は、例えばアメリカのREIT(不動産投資信託)の値動きを見れば分かる。ニューヨーク証券取引所に上場するAnnaly Capital Management (NYSE:NLY)の株価は11月以後横ばいで推移していたが、2017年に入ってから上昇を始めている。株価の上昇よりも2ヶ月遅れたということである。


http://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2017/04/2017-4-2-annaly-capital-management-nyse-nly-chart.png


この銘柄は不動産そのものではなく、主にモーゲージ(住宅ローン)に投資をする投資信託であるので、長期金利上昇の直接の影響を受けるはずなのだが、市場のムードはリスクオンである。とりあえずはこれがアメリカの不動産市場の現状である
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5964
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c466

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
17. 中川隆[7492] koaQ7Jey 2017年4月03日 14:40:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7976]
>>16

以下のサイトの

日本の対中輸入と対中直接投資(単位:百万ドル)

というグラフを見れば、民主党政権になった3年間だけ激増してるよ

中国に工場を作って中国から輸入する「自殺パッケージ」で日本は壊れた=三橋貴明 2016年10月13日
http://www.mag2.com/p/money/24376

日本の「対中直接投資」と「対中輸入拡大」の組み合わせは、国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化させるという最悪のパッケージだった

国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化

国民経済に「二重の被害」

対外直接投資とは、要するに「雇用の場を国内から外国に移す」ことである。工場などの資本が外国に移ると、当然ながら国内から雇用が失われる。

さらに、外国からの製品輸入とは、国内総生産であるGDPの控除項目になる。外国からの輸入が増えれば増えるほど、GDPは減る。すなわち、国内の「所得」が縮小してしまう。

それでは、対外直接投資と製品輸入の組み合わせはどうだろうか。つまりは、「国内の市場で消費される製品を生産するために、外国に工場を移転する」というケースである。


上記のケースは、国内で雇用が減ると同時に、輸入増で国民の所得が減少する。雇用が減れば、所得が減るのは当たり前なのだが、同時に「輸入増」によりGDPが削られるという点がポイントである。

例えば、対外直接投資の目的が「日本以外の国々への輸出拡大」というケースもあるわけだ。その場合、確かに雇用は失われるが、輸入増による所得縮小は起きない。

あるいは逆に、輸入が増えたとしても、旺盛な国内需要が満たされるだけで、雇用は失われないというケースもあり得るわけだ。

ところが、対外直接投資で日本国外に工場を移し、さらに外国の日系工場で作られた製品を日本に逆輸入するとなると、国民経済としては二重の被害を受けることになる。しかも、国内需要が「旺盛ではない」デフレ期にこの組み合わせを推進されると、最悪だ。

まさに、日本の対中直接投資がそうだったのである。

日本の対中輸入と対中直接投資(単位:百万ドル)
日本の対中輸入と対中直接投資(単位:百万ドル)

図の通り、日本の対中直接投資は、80年代まではゼロに等しい有様だった。その後、二十一世紀に入って以降に、本格的に増えていき、何と東日本大震災が発生した2011年には、年間100億ドル(約1兆円)を上回ってしまった。

これはもちろん、震災を受けて日本企業が生産拠点を日本国から「脱出」させたためなのだが、それにしても2000年以降の対中直接投資の急増には驚かされる。

生産拠点が中国に移ると同時に、日本は対中輸入、すなわち中国からの輸入を増やしていった。中国に生産拠点が移り、中国人民の労働により生産された生産物が、日本へと輸出されていったのである。

虎の子の「需要」までをも献上

我々日本国は、対中直接投資を増やすことで、日本国内への資本の投下を削減。当然ながら、日本国民ではなく、中国における中国人民を雇用。必然的に、各種の技術も中国に供与。中国で生産された製品を輸入することで、虎の子の「需要」までをも献上するということを続けてきたのだ。

1997年の橋本緊縮財政以降、我が国の需要の総計である名目GDPは全く増えていない。2015年度の名目GDPは約500兆円で、未だに橋本政権期を下回っている。

全体の需要が増えないデフレ期に、我が国は外国、特に中国からの輸入を増やした。すなわち、需要の一部を中国に供給した。これが、どれほど愚かなことか。

例えば、対中輸入がピークに達したの2012年の数字は、約1890億ドル(約18.9兆円)にも達している。GDP統計上、輸入は「控除項目」だ。12年の中国からの輸入分、国内で生産が行われていれば、我が国のGDPは4%近くも拡大していたことになる。

別に、重商主義的なことを言いたいわけではない。それにしても、デフレーションという問題を解決するため、国内の「雇用」や「需要」を拡大しなければならない日本が、両者まとめて中国に渡してしまったことは間違いないのだ。

結果的に、日本国内ではデフレ脱却に必要な投資(資本の投下)が伸びず、需要不足は終わらなかった。国民の貧困化も続いた。

日本の「対中直接投資」と「対中輸入拡大」の組み合わせは、国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化させるという最悪のパッケージだったのである。


http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c17

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
19. 中川隆[7493] koaQ7Jey 2017年4月03日 14:58:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7977]
小沢信者は知恵遅ればかりだな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c19
[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
21. 中川隆[7494] koaQ7Jey 2017年4月03日 16:23:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7978]
>>20
誰が書こうが正しいものは正しい

右翼の言う事はすべて嘘だとか思ってるのは自分の頭で判断できない知恵遅れだけさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c21

[昼休み52] 安くて従順な子供を、朝から晩までこき使う資本主義の裏の顔 中川隆
2. 中川隆[7495] koaQ7Jey 2017年4月03日 16:43:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7979]

何も考えないで生きていると、必ず誰かに「モノ化」される


人間は考えることを止めても生きることができる。どうするのか。支配してもらうのである。国に支配してもらい、会社に支配してもらい、親に支配してもらい、言われた通りにする。

そうすれば、自分で何か考えたり、決断したり、行動したりしなくてもいい。

独裁国家は考える人間を排除し、考えない人間だけを作り出し、そしてその「無脳集団」を自分の思う通りに動かして独裁を完成させる。

(独裁者が誕生するのは、独裁して欲しいと思う人がいるから)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20170403T0400140900.html


自分で考えないで生きるというのは、誰かの駒になるということである。人間社会は昔から、考える人間が考えない人間を支配することで成り立ってきたのだ。

それは、今も社会の中で公然と行われており、これからも続いていく。考えない人間は誰かに都合良く動かされ、要らなくなったらゴミのように捨てられる。

独裁者は国民を使い捨てにするし、ブラック企業は社員を使い捨てにする。考えない人間は奴隷のようにこき使われて、ゴミのように捨てられる。何も考えないと、必ず誰かに「モノ化」される運命が待っている。

人間のモノ化とは、抽象的な概念ではない。文字通りの意味である。人間が人間扱いされない。生きた人間そのものが「商品」や「物体」として認識され、効率的に使い捨てされるようになっていく。誰がそうなるのか。考えない人間だ。

考えないで生きていると、必ずモノ化される運命

4月になったら、多くの新卒の学生が新入社員としてどこかの会社に入る。何か目的を持って会社に入ったというよりも、まわりに合わせて自分もそうした人も多いはずだ。

何も考えないでまわりと同じようにやっていると、必ずモノ化されることになる。企業が労働者をモノ化するというのは昔から行われていることであり、すでに労働者をモノ化する手法は確立されているからだ。

労働の世界で、企業が人間をモノ化するのは今に始まったことではない。

映画『モダン・タイムス』では、チャーリー・チャップリンが強烈な風刺でそれを世に知らしめて、この映画はチャップリンの代表作になった。

日本でも「女工哀史」に見られるように、女性が機械の部品のように扱われて労働者の「人権」はどうなっているのかと世の中が嘆いた。

(日本女性が忘れた女工哀史は、途上国ではリアルタイムだ)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20141119T0212040900.html

そういった極度な労働強要はやがて姿を消すようになったが、しかし1980年からグローバル化が加速していくと、それが見えない形で復活するようになった。

まず、強制労働は途上国の、誰も見ていないところで急速に広がることになった。

中国・インド・バングラデシュでは、子供たちが薄暗く、暑く、埃の舞う衛生観念のないような場所で14時間もぶっ通しで働かせられるようになった。

(児童労働。アジアで知り合った子供たちの顔を何人も思い出す)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20130707T2126240900.html


それが常態化すると、今度は先進国で労働者の賃金格差が起きて、アメリカでは高学歴の人間がファーストフードのデリバリー、若年層はインターンという名の無償労働が起きるようになった。

そして、日本では大量に若者を採用して、つぶれるまで働かせて使い捨てするブラック企業が大量発生するようになった。

人間性を奪い取って、機械の部品のように働かせるのは、紛れもなく、人間の「モノ化」という視点がそこにあるからだ。


ポルノの世界でも、日に日に女性がモノ化していく

こういった表社会で起きている「モノ化」の視点は、もちろん裏社会にも波及している。

たとえばインターネットの普及によって凄まじく粗製濫造されているポルノは、もはや女性との出会いや愛からセックスに至るというような「まどろっこしい」描写は消えた。

欧米でも日本でも、ポルノが蔓延すればするほど、もっと剥き出しに、もっと過激に、もっと激しく女性が陵辱される行為を望んだ。

それが突き進んだ結果、普通の快楽ではもう飽き足らなくなり、過激表現はどんどん突き進んで、ポルノは暴力になる。性行為を通して、暴力的なまでに女性を痛めつけるような過激描写になって、それが喜ばれている。

そこでは女性の意思はないし、あったとしても尊重されない。これは何を意味しているのか。もちろん、女性の「モノ化」である。

その大きな流れの中で見ると、女性がどんどん「モノ化」されていることが見えてくる。本当に女性を「モノ化」するには、究極的には女性を「殺す」ことにつながる。

女性が死ねば、女性の肉体は一個の物体になる。完全なるモノ化の完成だ。

今はまだ信じられないかもしれないが、いずれは女性を殺して死姦するポルノが作られることになる。なぜなら社会が「人間のモノ化」「女性のモノ化」を望んでいるからだ。

そういった目で見れば、最近になって大量に起きるようになった女性の人身売買や拉致監禁事件の本質がどこにあるのかが分かってくるはずだ。

それらは「女性のモノ化」にあったのである。

誰かをモノ化すれば、自分の私利私欲が遂げられるというのを考える人間は悟っており、だから考えない人間を作り出し、そんな人間たちを自分の思う通りに動かそうとするのである。


考えることができるようになればモノではなくなる

私たちは、消費社会にどっぷりと浸って生きている。生まれてから死ぬまで、モノを大量消費することで生きてきた。大量消費するということは、大量に「使い捨て」するということでもある。

「モノを買って、利益を得て、棄てる」という行為が延々と繰り返されて、それが現代人の「物の見方」になっていった。だから「モノを買って、利益を得て、棄てる」という行為に、現代人は疑問を抱かない。

そうであれば、社会全体が人間をそのように扱おうと考えるようになるのは決して意外なことではないはずだ。現代社会がモノを使い捨てにすることを奨励しているのであれば、モノの扱いは人間の扱いにも反映されていくのである。

現に労働の現場では「労働させて利益を得て壊れたらクビにする」が徹底されている。労働のために人間がモノ化した。ポルノの現場では「性行為をさせて利益を得て女性を使い捨てにする」が徹底されている。快楽のために女性もモノ化された。

人間をモノ化できたら、自分の利益・快楽・楽しみのために、他人を消費して、要らなくなったら使い捨てできるわけだから、支配者がそれを求めても不思議ではない。

だから、何も考えずに他人に自分の人生を委ねるというのは、とても危険なことなのだ。

何も考えずに学校で教師の言うことを鵜呑みにし、みんなが行っているからとわざわざ莫大な借金を背負って大学に入り、みんなが会社に入るからと自分も会社に入るような生き方をしている人は多い。

みんなと同じように生きていたら何も考えなくてもいいので楽だ。政府も企業も親もあなたがモノ化していれば扱いが楽なのでモノ化するように働きかける。

だから誰もがモノ化して「考えない道」を選ぶ。

ずっとそんな生き方をしていたら、いずれ「自分で何も考えられない、決断できない、行動できない」人間と化す。何も考えられないから誰かに命令されるだけの人生になる。

そして、自分の人生が自分のものでなくなり、誰かにモノ化されて、良いように使われて捨てられる。

まずは自分が今、モノ化されていないかどうかを考えなければならない。そして、モノ化されていることに気付いたら、自分に問いかけなければならない。

「それでいいのだろうか?」

何も考えないで生きていると、必ず誰かにモノ化されることになる。逆に言えば、考える力を取り戻すとモノ化から脱却できる。考えることができるようになれば、モノではなくなる。


労働の世界で、企業が人間をモノ化するのは今に始まったことではない。

映画『モダン・タイムス』では、チャーリー・チャップリンが強烈な風刺でそれを世に知らしめて、この映画はチャップリンの代表作になった。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/04/20170403T1453160900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/413.html#c2

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
59. 中川隆[7496] koaQ7Jey 2017年4月03日 16:51:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7980]
2017.04.03
フリン中将は免責を条件に上下院の情報委員会で証言すると提案、秘密情報の発覚を議員は恐れる


免責を条件にマイケル・フリンは上院と下院の情報委員会で証言すると提案しているという。フリンは理由にならない理由で今年2月に国家安全保障担当補佐官を辞任、2014年8月にはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)をバシャール・アル・アサド政権を打倒するための手先として使っているバラク・オバマ政権と対立してDIA局長を解任されている人物だ。

フリンは退役後の2015年8月、アル・ジャジーラの番組に登場し、ダーイッシュが占領地を拡大できたのはオバマ政権の政策によると語っている。フリンがDIA局長だった2012年8月に作成されたDIAの報告書は、シリアで政府軍と戦っている勢力の中心をサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・ヌスラというタグをシリアでは使っていたが、実態はAQIと同じだとしている)、つまり「穏健派」は存在しないとしたうえで、オバマ政権の「穏健派支援」が続けば東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があると指摘していた。

この警告通り、2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言され、6月にダーイッシュはイラクのファルージャやモスルを制圧している。このとき、アメリカ軍はダーイッシュの制圧作戦、示威行進を黙認していた。ファルージャやモスルが制圧された2カ月後にフリンがDIA局長の職を解かれた理由は改めて言うまでもないだろう。

アル・ジャジーラの番組でフリンがオバマ政権の政策に触れることができたのは、2012年の報告書がすでに情報公開法に基づいて明らかにされ、秘密でなくなっていたからだ。職務上、機密情報を知りうる立場にある人物が機密情報を明らかにすることは禁じられている。

当然、フリンはオバマ、ヒラリー・クリントン、CIAなど情報機関などロシアとの関係を悪化させようとしている勢力にとって都合の悪い情報をまだ持っているはずだが、それらを口にすれば刑事罰が待っている。それがネオコンをはじめとする好戦派を守っているのだが、もしフリンが免責を認めえられたなら、アメリカの支配システムを揺るがす事態に発展しかねない。裏取引か脅しか、何らかの手を講じた上でなければ、上院や下院がフリンの提案を受け入れることはないだろう。議会は難しい決断を迫られていると見ている人もいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704030000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c59

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
23. 中川隆[7497] koaQ7Jey 2017年4月03日 17:29:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7981]
>>22
震災だけなら中国に引っ越す訳ないんだよ

超円高で困っている時に震災が起きて、民主党が適切な処置を取らなかったから
日本を見限ったんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c23

[近代史02] 中国人のこういう所が大好き 中川隆
76. 中川隆[7498] koaQ7Jey 2017年4月03日 18:18:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7982]

我慢ができない人達・社会・国〜「我慢」を教育しない中国〜 2013-04-20 http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11511992425.html


 昨日は「感謝」や物を大切にしない大学生と、親が子供に苦労をさせないことを書きました。

 そのような教育がないと。


我慢は学べない


 その他中国が家庭や学校で教えないことに「我慢」があります。

 受験を乗り越えた学生なら「我慢」があるんじゃないかと思ってしまいますが、中国での小中高の勉強は、自主性が一切なく、教師が全てを管理して勉強させます。

 特に大学受験はそうです。

 高校生はむしろ何も考えずに教師の言うとおりに毎日の課題をこなしていくだけです。


トイレも我慢できない


 ここに一つの報道があります。

 「地下鉄「10大悪習」ランク…1位「子供がどこでも大小便」=四川 」

 日本では考えられないことですが、地下鉄の車内でも子供が大小便をします。

 私も目撃したことがあります。

 以前は大人が大便をしていたということで問題になったこともあります。

 今は地下鉄の駅にもトイレは基本的に設置されています。

 例え車内であっても、普通は我慢をさせるでしょう。

 日本の地下鉄で「頻繁に」大小便を見かけるでしょうか。

 当然親が我慢をさせるわけですが、中国ではそれがないと言うことです。

 それはただ単にトイレだけの問題ではなく、生活全てにおいて「我慢」というのが無いことを意味します。

 普段からことある毎に「我慢」の習慣があれば地下鉄でも我慢できるわけです。

 しかし、普段から我慢する習慣がないからこそ、地下鉄の車内で大小便をさせられるわけです。


仕方のない状況でしか我慢できない


 もちろん、「自然な我慢」というのは存在します。

 つまり「どうしようもない状況」の時です。

 例えば料理中にお腹空いたと言っても食べることは出来ません。

 また、お金がないのに物が欲しいと言っても出ては来ません。

 ただしそれは中国人にとって「没法子(仕方がない)」の状況であって、我慢ではありません。

 言ったことが通る状況であれば、なかなか我慢をさせられないというのが中国人の教育です。


自分の意志で我慢ができない


 このような教育下に育った中国人にとって、我慢が出来るかどうかは、気持ちの問題ではなくて、「仕方がない状況かどうか」が境界線になります。


 例えば、銀行でお金を引き出したいとします。

 停電でATMが動かない状況なら「仕方がない状況」なので、彼らは1時間でも2時間でも待ちます。

 いや、待つしかないのです。

 しかし、ATMは動いているが、人がたくさん並んでいて、しかも全然列が進まないという状況下では、彼らは待てないのです。

 自分は時間がない、早くお金をおろしたい、しかもATMは動いているという状況では、彼らは「我慢」ができないのです。

 ですから、中国では並んでいても列に割り込んだり、順番を抜かしたりという状況を頻繁に目撃されたかたや、そういう話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

 政府の広報あたりが「みなさんちゃんと並んで順番を待ちましょう」と言ったって、効果がありません。

 なにせ「我慢」を知らないのですから。


欲しい物も我慢できない


 また、物を盗むということについても同じです。

 もちろん、物を盗むのは違法行為ですから、順番を守ることに比べてハードルが高いのは事実です。

 しかし、携帯電話を食堂や教室で置きっぱなしにしよう物ならわずか数十分で無くなってしまいます。

 その携帯が欲しくなくても、持っていって中古屋へ売って換金してしますのです。

 「お金が欲しい」という欲求を我慢できないのです。

 学生の寮の中でも頻繁に盗難が起きます。

 外部のこともありますが、ルームメートがお金を取るという話も聞いています。


国も同じ


 政府のトップであっても同じ教育を受けています。

 こうした我慢のできない人が政治のトップにいるわけですから、領土拡張に野心を持っているのもうなずけることでしょう。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11511992425.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html#c76

[近代史02] 中国人のこういう所が大好き 中川隆
77. 中川隆[7499] koaQ7Jey 2017年4月03日 18:21:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7983]

「感謝」「ものを大事にする」がない中国の教育〜自然保護もできず、日本の支援にも感謝できない 2013-04-19

教科書を大事にしない中国学生


 大学で教えていて、中国の大学生を見て非常に気になるのが、物を大事にしない所です。

 特に教科書。

 彼らの教科書はボロボロです。

 教科書がボロボロと聞くと、「よく勉強しているんじゃないの」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

 教科書が中国の学生にとっては敷物代わりです。

 教室の中でも外でも、座るところが汚ければ、教科書を敷いて座ります。

 私なんかにも外で座るときに「先生これ使ってください」と教科書を出されて非常に困ること時があります。

 また、整理もできないものだから、ぐちゃぐちゃの状態のカバンに無理矢理詰め込み、教科書もぐちゃぐちゃだったりもします。

 彼らはノートもほとんど使いません。

 ですから教科書に直接全て書き込んでいきます。

 しかも、何か授業と関係のないことでメモをとらないと行けない場合は教科書の余白部分を躊躇無く使います。

 こうして学生の教科書を覗くと、あらゆるものが乱雑に書き込まれているのが見られます。

 とにかく丁寧に扱われた形跡はありません。


大学の設備も大事にしない


 また、学内の設備等でももともと質が悪いというのがあるとは言え、どうもそういう設備を大事に扱っているとは思えないように思える破損や損壊があちこちに見られます。

 また学校側がそういう破損等をいつまでも放置しているのも問題なのですが。


感謝の気持ちの薄い学生達


 中国の大学生は、物を大事にしないと同時に、人に対しても「感謝」の気持ち等が薄いようにも思えます。

 学校の活動なんかでもできるだけ参加しようと、時間をやりくりして出ているわけですが、ある時「先生は暇なんですね」と言われます。

 「暇じゃないですよ」と言っても「だっていつも活動に参加しているじゃないですか」と・・・。

 日本人教師が参加しているのも、「ああ、あの人は時間があるから来ているんだ」という感覚です。

 つまり中国人には「わざわざ時間を作って何かをしてあげる」という感覚がないと言うこともわかるのです。


日本人の「ありがとう」は変


 ですから、日本人があらゆる所で「ありがとう」を連発しているのを見ると、「なんでありがとうを言うんですか?」と言われます。

 「当たり前のことですからありがとうと言わなくてもいいです」などと学生からたしなめられる始末です。

 ある程度本音をいう学生に話を聞いてみると、日本人が「ありがとう」を言うのを聞くと奇妙に感じると言われたこともあります。

 「中国人はそんなにありがとうと言わない」と言うんです。

 その場での「ありがとう」でも上記のように言われますが、「この前はありがとう」なんていうと、本当に学生にも気味悪がられます。

 まあ口で言わないだけならいいんですが、彼らの行動からも感謝がうかがえませんので、実際に感謝の気持ちが薄いのがわかります。


子供に苦労をさせない教育


 こうした感謝をしないということと繋がるかもしれませんが、中国の家庭ではとにかく子供に苦労をさせたがりません。

 我慢することも教えず、欲しい物は何でも与えてしまいます。

 これを「一人っ子政策のため」と言っている人やマスコミがありますが、それは全く違います。

 今は上海や北京等に一人っ子が多いためにそう思うだけです。

 田舎の方では女の子が生まれると罰金を払ってでも(その他違法行為)、男の子が産まれるまで出産をし、結構、上が女、下が男という家庭は見かけます。

 そういう家庭の話を聞いていても、親が子供を苦労させない、つまり甘やかしている状況は一人っ子の家庭と対して変わりません。


留学は全額、住宅購入も援助


 例えば、留学も、自分でお金を貯めて留学にいきましたという中国人は1人もいません。

 留学の費用は必ず全額親が出すものです。

 つまり、お金に余裕がない家庭の子は留学にいかない、裕福な家庭の子供は留学にいくと、明確に別れています。

 それだけに自分で苦労して得たという経験が全くないのです。

 さらに、住宅購入にしても、現在20代の住宅購入者は、ほとんど親の援助を得て買った物です。

「住宅購入者の過半数が「28歳以下」、98%が親から援助受ける―中国 」

 この記事を見てもらえればわかるように、子供が住宅購入で苦労していれば親が援助をして買っていることがわかり、実際私の卒業生や知り合いの中国人でも、こういった状況は当たり前のことになっています。


「感謝」や「ものを大事にする」ことを教育しない


 こうして家庭でも学校でも、「感謝する」ことだったり、「ものを大事にする」ということが教えられている形跡は全くありません。その上、苦労して何かを得るという経験も少なく、益々物を粗末にしたり、人への感謝つまり人との関係をも軽視するようになっていっているのだと思います。


自然への感謝無しに環境保全はできない〜日本への感謝もない


 環境保全などでは「自然への感謝」がなければ、なかなか環境問題の解決へは繋がっていかないわけですが、こうした彼らに環境の大切さを説いたところで、本当にその心にまで大切さが届いているのか、難しいところです。

 大気汚染や土壌汚染、水質汚染が問題になっている中国ですが、自浄能力は期待できないでしょう。

 だからといって日本が支援なりしても、「感謝」が帰ってくることが期待できないのは、もうわかってもらえるでしょう。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11511901901.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html#c77

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
26. 中川隆[7500] koaQ7Jey 2017年4月03日 18:27:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7984]
ここを見ていても、小沢信者は具体的な反論ができないので、自分の好き嫌いと思い込みを書くだけなんだね
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c26
[] 天皇自身、皇室は朝鮮民族の血が入っているとお認めになったことと、Ddogが天皇システムを誇りに思うことに何の矛盾もない。お認めになた今上天皇のお人柄を敬します。
1. 中川隆[7501] koaQ7Jey 2017年4月03日 18:29:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7985]
昔、三宅久行さんから聞いた話 2012/11/16 03:24
あのころは、三宅さんに、竹村健一さん、飯島清さんが、テレビで活躍中だった。

空港まで車で三宅さんを迎えに行った。高速道路を走りながら車中で、昭和天皇の話になった。

三宅さんが、日本史の江上さんから聞いた話だと。

あの騎馬民族説の江上さんですね。

そう。

天皇陛下との晩餐で、歴史学者の江上波夫さんが、昭和天皇に質問したそうだ。
天皇は、オフレコならばと前置きして答えられた。


Q:天皇家の先祖は、どこから来たものだと思われますか?

A:朝鮮半島だと思う。

Q:どうしてそう思われますか?

A:皇室の重要な行事のなかで、お供えするもので、シルトックという餅がある。
これが、朝鮮半島由来のものだから、そう思います。


と答えられたと。

三宅さんは続けて、これはいまわれわれが普通に食べている、もち米からの餅ではなくて、うるち米からつくる。

現在、文化庁は皇室の先祖の古墳を、保存という名目で閉鎖し公開してない。
古墳を公開すると、天皇家のルーツがはっきりするためだ。
と教えてくれた。
http://www.asyura2.com/0306/dispute11/msg/268.html#c1

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
28. 中川隆[7502] koaQ7Jey 2017年4月03日 18:54:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7986]
>企業の海外移転は悪か。
>円高は悪で円安は善か。


輸出額が輸入額より多いから円高になるんだよ

変動為替の下では輸出では儲けられないんだ

輸出企業が儲けた分だけ農家や内需産業が損するんだ

小沢は多国籍企業の利益しか考えていないのさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c28

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
30. 中川隆[7503] koaQ7Jey 2017年4月03日 19:20:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7987]
>>29
小選挙区制を導入した小沢がすべての元凶だろ

小沢は竹中平蔵の弟子だから欧米の利益しか考えていないんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c30

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
34. 中川隆[7504] koaQ7Jey 2017年4月03日 19:36:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7988]
>>32
小沢は欧米金融資本のエージェントで総理大臣に欧米金融資本の意向を伝達する役だったのさ

小沢に逆らったらすぐに首相を降ろされるんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c34

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
37. 中川隆[7505] koaQ7Jey 2017年4月03日 22:48:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7989]

止まぬ円高が日本企業に迫る海外移転加速−国内空洞化の恐れ一段と2011年11月10日

歯止めの掛からない円高で日本の 製造業が岐路に立たされている。すでに長期にわたる国内経済の停滞 で企業は疲弊、従業員数は過去20年間に3分の1減少した。ここに きて急激に進む円高は輸出企業の為替差損を拡大し、生産立地の一段 の見直しを迫る。世界第2位の経済大国の地位を失った日本の製造業 の先行きには悲壮感も漂う。

円相場の対ドル上昇率は過去5年間に50%にも及ぶ。野村ホール ディングスの通貨調査担当マネジングディレクター、イェンス・ノル ドビグ氏は、円相場が企業の経営判断に与える影響が格段に増してい るとみている。

日本企業は戦後最高値の更新が続く円高への対応力強化を急い でいる。トヨタ自動車は5年前に49%だった海外生産比率を58%に 拡大。パナソニックは部品や資材の海外調達比率を2009年の43%か ら57%に引き上げる方針だ。



「為替をチェックすると朝からいらいらしますね」−。国内有数 の企業集積地である東大阪市。市役所で産業振興を担当する「モノづ くり支援室」の長谷修一次長は、円相場の動きに日々、神経をとがら せている。「企業が生き残るには強すぎる水準」と不満を隠さない。

日本と同様に自国通貨スイス・フランの上昇に悩まされていたス イスは今年9月、対ユーロ相場に上限を設定すると発表した。世界最 大の食品会社、ネスレなど国内の輸出企業を保護する狙いがある。日 本政府は国情の違いなどからこうした施策の導入には否定的だが、円 高是正を求める圧力は強まっている。

工場閉鎖

東大阪市は、主要都市別の工場密度で全国1位。だが、工場 数はピーク時から4割減少、40年前と同水準の6016に落ち込んでい る。雇用が減るとともに、同市の税収も1997年から2割減少。税収 が減る中で公的債務の国内総生産(GDP)比率が200%に達する政 府の状況と同じ構図だ。



円相場の上昇に伴い国内での生産コストや人件費が割高になっ たのを受け、企業は生産の海外移転に注力している。日本政策投資銀 行が8月に公表したリポートによると、国内設備投資に対する海外投 資の比率(連結ベース)は前年度の39.5%から今年度は51.4%に上 昇する見通しだ。

日本国内で製造される5台の自動車のうち2台を占めるトヨタ は今年8月、円高によって今年度の営業利益が1600億円減少すると の見通しを示した。同社は8日の決算会見で、タイ洪水の影響による 生産調整を受け、今期(2012年3月期)の業績予想を白紙撤回した。

崩壊の懸念

トヨタ自動車の豊田章男社長は7日行われた自動車税制改革フ ォーラムの共同会見で、円高に関して、海外に生産が移転すると再生 は不可能とし、日本のものづくりは空洞化でなく崩壊しかねないとの 懸念を表明した。

円相場は先月31日に1ドル=75円35銭の戦後最高値を付けた。 今月10日午前は1ドル=77円台後半を推移している。円の対ドル相 場は過去2年間に16%上昇。主要10通貨の中では最大の上昇率だ。 スイス・フランが15%で円に次ぐ。円は対ユーロで同期間に25%上 昇しており、こちらも10通貨で最大となっている。

日本の隣国である韓国は昨年の年初来、円が対ウォンで13%上昇 したことで、競争力を増した。韓国最大の電機メーカーであるサムス ン電子の7−9月期(第3四半期)決算は、純利益が3兆4400億ウォ ンとなった。日本のライバル、ソニーの同四半期決算は円高を背景に 270億円の純損失だった。

海外移転の加速

歯止めの掛からない円高を背景に生産の海外移転が活発化して いる。エルピーダメモリは、円高進行やDRAM価格不振への緊急対 策の一環として、主力の広島工場から台湾への生産移転を進めている。 坂本幸雄社長は先月27日の決算発表会見で、「体制が整い次第、すぐ 実行しようと考えている」と表明した。

坂本社長によると、移転規模は直径300ミリウエハー換算で、全 体の4割程度に相当する月間「5万枚レベル」を想定している。同社 長は、現在の為替水準からすれば「問答無用でやらなければならない」 と語った。

パナソニックは、大阪に置く調達本部機能を12年4月より順次、 シンガポールへ移す。国外からの資材調達を促進するのが狙い。また、 同社の全額出資会社で、ファクトリーオートメーション(FA)事業 を手掛けるパナソニックファクトリーソリューションズ(PFSC) は同月、中国・ 蘇州で新工場を稼働。同地の従業員を360人から650 人に増やし、最大生産能力も月240台と3倍に高める計画だ。

ベトナム日本商工会の小倉政則事務局長は「いったん海外に出て みると、日本の本当の問題点が見えてくる」と指摘。「根本的な問題 は空洞化ではなく、日本にはこの先どう成長していくかという長期的 な発想が全くないことだ」と話す。

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c37

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
38. 中川隆[7506] koaQ7Jey 2017年4月03日 22:52:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7990]

2015.02.23
円安で国内生産回帰の幻想 トヨタ社長「そういう考えはない」、キヤノンは無人工場


キヤノンのデジタルカメラ「PowerShot」 日本企業が中国など海外に移した生産拠点を、国内に戻す動きが広まっている。円安は国内生産品の輸出競争力を高める半面、海外生産品の輸入コストを押し上げる。円高で製造業の生産拠点の海外移転が進み日本は空洞化したといわれたが、円安になった今、工場は日本に戻ってくるのだろうか。

 国内回帰を鮮明にしているのが電機メーカーだ。パナソニックは、中国など海外で生産し日本で販売する家電製品約40機種を国内生産に切り替える方針だ。洗濯機は袋井工場(静岡県)、電子レンジは神戸工場(兵庫県)に移管する。すでに家庭用エアコンは草津工場(滋賀県)へのシフトを始めている。

 シャープは昨年12月から、八尾工場(大阪府)で家庭向けの空気清浄機とイオン発生機の試験生産を始めた。中国で生産していた空気清浄機や冷蔵庫の一部を八尾工場に戻すためだ。シャープは家電や複写機など、完成品の多くを海外で生産している。

 ダイキン工業は家庭用エアコンの一部の生産を、中国から草津工場(滋賀県)に移管を完了した。

 TDKは、中国で生産している電子部品の3割を段階的に国内に戻す。中国で25の生産拠点を持ち、売上高全体の4〜5割程度が中国での生産品とみられている。このうち、スマートフォンや自動車向け電子部品の生産を順次国内生産に切り替える。秋田県や山梨県にある既存工場の遊休施設を活用する。

 キヤノンは約4割の国内生産比率を、2〜3年をメドに6割まで引き上げる方針。ホンダは東南アジアでつくる日本向け二輪車の一部生産を、日本に移すことを検討中だ。

●既存の国内工場を活用


 製造業が国内回帰を進めるのは、円安により、海外生産した製品を輸入すると採算が取れなくなったからだ。大手メーカーは1990年代以降の円高進展に背中を押されて、生産拠点を次々と海外に移転した。部品メーカーもこの動きに追随し、国内で販売する製品についても海外で生産し、それを逆輸入してきた。円安が進んだため、生産の一部を国内に切り替えたほうが有利になった。

 しかし、ここ2年ほどの円安で、国内で生産しても採算が取れるようになってきた。ただし、これは工場を国内に新設して海外工場を閉めるという本格的な国内回帰を意味せず、あくまで日本市場向けの生産の一部を国内に戻すだけである。既存の国内工場を活用して生産するので、新工場をつくるわけではない。

 海外の生産拠点から撤退するわけではなく、市場に近い国で生産する基本方針に変わりはない。中国やインドなど成長する市場は現地で生産したほうが輸送コストがかからず、その国の消費者ニーズに合った製品を開発しやすいからだ。

●為替の影響を受けない「地産地消」


 円安によって国内生産を増やす動きは相次ぐものの、大型の設備投資を伴う国内回帰が本格的に進む可能性は低いとみられている。トヨタ自動車の豊田章男社長は、生産の国内回帰について「我々にそういう考えはない」と語り、九州で生産している高級車レクサスの一部を今夏以降、米国工場に移す計画に変更はないと明言した。米国で発売する自動車は米国で生産する方針だ。

 キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長は、生産の国内回帰を進める理由について「生産現場の人材の質は日本が圧倒的に高い」と指摘している。同社は円安になる前から、新製品の国内生産にこだわってきた。人件費に影響されにくい、ロボット主体の無人工場のノウハウがあるからだ。

 製造業の製造コストに占める人件費の割合は、25%程度といわれている。部品調達コストや減価償却費、研究開発費が、残りのコストの大半だ。これらの費用は、どこに生産拠点があっても基本的に変わらない。ロボット主体の無人工場であれば、国内に生産を戻しても為替の影響を受けないと判断していることがわかる。

 生産の国内回帰を進めるキヤノンの御手洗会長兼社長やパナソニックの津賀一宏社長も、国内回帰を進める一方で全面的に海外拠点から撤退する考えは持っていない。一時1ドル=75円台まで進んだ超円高に苦しんだ製造業は、需要のある地域で必要なモノを生産するという、為替の影響を受けない「地産地消」方式に移行している。

 日本で生産するのは日本向け製品のみであり、海外向け製品を製造する工場が日本に戻ってくることはないという見方が強い。


http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c38

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
40. 中川隆[7507] koaQ7Jey 2017年4月03日 23:07:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7991]

小沢信者は知恵遅れとクルクルパーしかいないな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c40
[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
407. 中川隆[7508] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:08:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7992]

関西大学文学部講師 上杉聰「部落史は変わった」(その1)
http://www.jinken-net.com/close-up/0508.html#

消えた「士農工商えた非人」

図1 使うべきでないピラミッド図式


図2 江戸時代の主要三身分の関係


東京書籍の中学校歴史教科書「2001年3月検定済」
http://www.jinken-net.com/close-up/k1.html

大阪書籍の中学校歴史教科書「2001年3月検定済」
http://www.jinken-net.com/close-up/k2.html

物知り顔に語られる言葉の一つに「士農工商えた非人」というものがあった。もし誰かが「部落問題ってナニ?」と質問などしようものなら、解説役に回る者が、「待っていました!」とばかりに、枕詞としてこの言葉を語り始めるのが常だった。

 学校の先生も、黒板に大きくピラミッド図式を、図1のように描き、威厳をもって子供たちに部落問題の話を始めたものだ。この言葉は、英語なら「ABC」にも当たる、部落問題の入り口だった。

 ところが、最近、様子が変わってきた。まず学校で使わなくなった。現在、中学校で使われている教科書を二種類掲載したが、いずれも、かつてのピラミッド図式はそこになく、代わりに円グラフがあるのみだ。

 そして本文に目を転じると、「士農工商えた非人」の文字はなく、代わりに「武士・百姓・町人」という三身分が書かれている。さらに、肝心の「えた」「ひにん」についても、かつて「士農工商」につづけて、民衆の「下」「最底辺」と書かれていたものが、百姓、町人とは「別に」「ほかに」などの言葉でつながれている。


進む研究が教科書へと反映

 古くから同和教育に力を入れてきた先生がたや、変化に敏感な行政の啓発担当者などは、とまどいと困惑を隠せない。「同和教育は、削られようとしているのか」「今さら教科書は何を言いたいのか」「どうして混乱など引き起こそうとするのか」と。

 だが、教科書から部落問題の記述が削られようとしているわけではない。全体としてみるとき、部落問題の記述は、むしろ量的に増えているといってよい。また、この変化は一時的なものでなく、ここ数年をかけて小学校から中学校、そして高校の教科書へとゆっくり広がってきたもので、決して一過性のものでもない。

 結論から言えば、教科書会社やその執筆者たちが、学校や啓発の現場からの疑問や要請に応え、現在おおかたの歴史研究者が到達している最新の見解へと、これらの教科書をゆるやかに近づけた結果であって、これからは、「士農工商えた非人」の言葉を使用しないで部落問題の解説をすることが要請される段階へと入りつつある、ということができる。

 たしかにこれは、多くの方々に、一時的なとまどいを感じさせることになるだろう。だが、そこを突破すれば、部落の歴史は、より大きな広がりと可能性を獲得することになる。今、「新しい部落史」の時代へと進みつつあることを知っていただければと思う。
http://www.jinken-net.com/close-up/0508.html#


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c407

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
408. 中川隆[7509] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:16:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7993]

関西大学文学部講師 上杉 聰「部落史は変わった」(その2)
http://www.jinken-net.com/close-up/0509.html


「士農工商」への疑問

 まず、「士農工商」の部分に限って見てみよう。この言葉を初めて聞いたとき、「おや?」と思って、そのおかしさに気づかれた方も、かなりいらっしゃるのではなかろうか。

 たとえば先生が、「上見て暮らすな、下を見て暮らせと、権力者は身分を作った。武士が農民を見下し、農は工を、工は商を見下した」と説明され、さらにその下に部落があるとして、その名前が続けられた。ところが、教科書には別の所で、商人が大金持ちで登場してくる。農民も、水飲み百姓など、貧しい生活を余儀なくされた人々のいたことを描いている。

 「だからこそ、士農工商という身分を作って、年貢を取るため農民に優越感をもたせ、工商をその下に置いたのだ」とも語られた。たしかに、「士」が「農」を支配したのは間違いないだろう。「しかし、はたして農が工や商を支配しただろうか」……こういう疑問を抱いた優秀な生徒が確実にいたと思われる。だが、もしそれを質問してしまえば、先生は答えられないで、授業は壊れてしまうかもしれないと感じ、賢い生徒たちは、疑問を飲み込んで学校の授業を守ってきたのかも知れない。

 しかし、その無理がもたらす「ほころび」が、やがて学校現場に広がっていった。同和教育を熱心に進めれば進めるほど、子供たちが「士農工商えた非人」の語を使った差別遊びをすることになったのである。「俺は『殿様』。おまえは『農民』、おまえは『えた』」などと決めて、ジャンケンで身分を変えていくゲームなどである。先生の間には、「一所懸命、同和教育に努めた成果がこれなのか」と落胆し、疑問が生まれた。

 私なども、そうした疑問や悩み、どうしたらよいかなどの相談を、先生方からお受けした。当初私は、「子供たちの中に、もともと差別意識があります。同和教育によって、一時的にそれが刺激されることもあるでしょう。長い目で見て進めていきましょう」などとお答えすることもあった。

 だが、すくなくとも一回の授業で差別意識を喚起されたとするなら、その二倍の時間を使ってそれを克服しなければならなくなる。同和教育の授業が、もう一つの同和教育を必要とするなどというのは、もとの授業が、結果として差別をばらまいたことを意味しよう。その授業は、やはり失敗だったのだ。

中国の四字熟語の転用
 部落の歴史が学校の教科書に登場するようになったのは1970年代のことである。それから約20年かけて、こうした疑問は広がりつづけた。何らかの欠陥がそこに隠されていることに気づいた歴史研究者たちは、「士農工商」それ自体の問題点にさかのぼって追究することを始めた。その結果は、それが日本の身分制を正確に表すものでない、という結論だったのである。

 「士農工商」とは、今から3000年も前に使われていた古代中国の、「民」の職業を列挙した四字熟語にすぎなかった。本来は「民衆全体」「人間一般」を表す言葉として、すでに古代の日本にも輸入され、江戸時代の身分制を表すものとして生まれたり使われた言葉ではなかったのだ。

 「士」は「民」に含まれるというのは、奇異に感じられるかもしれない。だがそれは、私たちが「士」を「武士」と直結させる考え方に——「士農工商」を通して——あまりに慣れ親しんできたからにすぎない。弁護士や栄養士、学士、博士などの言葉が示すように、「士」の本来の意味は、役人や文化人を表す言葉だった(できれば『広辞苑』で「士」を引いてみられたい)。

 また、「工」という身分は、日本では独立して存在しておらず、住む場所で「農」か「商」へ分けられていたことがわかってきた。つまり、実態は三身分であること、さらに、それぞれは正式に「武士」「百姓」「町人」と呼ばれたこともはっきりしてきた。そして、それらの関係は、図2で示したように「百姓」「町人」が互いに平等で、ともに「武士」の支配を受けていたという、当たり前の事実を確認することになった。私たちは、大きな誤解をしていたことに気づいたのである。

差別用語としての「士農工商」

図1 使うべきでないピラミッド図式

図2 江戸時代の主要三身分の関係

 いっぽう、江戸時代の儒学者のなかに、たしかに「士農工商」を、現代の私たちが最近まで使ってきたような意味で使用していた例もあったことが発見された。つまり、現実は図2のような身分制であったものを、あえて図1のように表す江戸時代の学者が確かにいたのである。

 その理由は、私たちが学校で聞いたように、「農民に優越感をもたせるために、工商をその下に置いた」のだった。ただしそれは、あくまで頭の中だけのことである。つまり、「士農工商」とは、図2の現実を覆い隠すための「虚偽」意識なのであり、たんなるイデオロギーであったことがはっきりしてきた。

 しかし、その「虚偽」意識とは、人をランク付けするものであり、人の価値に序列を付けようとするものに他ならない。それを言い換えるならば、「差別用語」である。学校の先生は、「士農工商……」と語るたびに、子供たちに、江戸時代の儒者の差別意識を植え付けていたことになる。差別遊びが起こる必然性は、ここにあったのだ。

 教科書が「士農工商」をやめて、主要な三身分を書くようになった理由は、それが歴史の現実に合わないことが判明したことを第一に挙げることができるが、それに加え、この言葉が差別用語として使われることがあることに、教科書の執筆者たちが、ようやく気づいたからにほかならない。
http://www.jinken-net.com/close-up/0509.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c408

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
409. 中川隆[7510] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:18:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7994]

関西大学文学部講師 上杉 聰「部落史は変わった」(その3)
http://www.jinken-net.com/close-up/0510.html


部落差別に特有の性格とは

図1 使うべきでないピラミッド図式

図2 江戸時代の主要三身分の関係



 部落を「下」「最底辺」などとする記述は、なぜ消えたのだろうか。

その第一は、部落差別と経済的な貧しさとが、必ずしも直結しないことが浮き彫りになってきたからである。かつて、貧しさの極致には、奴隷がいたし、彼らは人身売買もされた。しかし、部落の人々が奴隷として売り買いされた例は見あたらないのだ。むしろ、時には奴隷を持つ部落の人々さえいて、裕福な生活をしていた場合もあることがはっきりしてきた。(本誌二六号あるいはホームページ「ひろげよう人権」の『人権のひろば』(2002年)を参照)

そして第二に、部落の人々が従事した芸能や皮革産業、警察などの仕事の実態が明らかになるにしたがい、それをマイナス・イメージだけでとらえることは不可能になったことも大きい。とくに能や日本庭園、皮革産業などへの寄与は特筆されるべきもので、これを「下」や「最底辺」などで表すことはできなくなった。

第三には、ここ約三十年間にわたり、同和対策事業として部落の環境や住宅を改善する施策が実施されたことも大きい。目の前で部落の「低位」性が、大きく払拭されていったからである。にもかかわらず、部落差別はなぜ今も存続しつづけているのか、という疑問が広範に起こってきた。部落差別は「低位」性と同じではないことが浮かび上がってきたのである。

現代へとつながる「排除」の差別

 こうして、部落差別に特有の性格として、「外」や「穢れ」などの意識がからみつくという事実、あるいは差別の実態に、居住地の「隔離」などが普遍的にみられる事実から改めて出発し、部落を「最底辺」に代わる別のはんちゅう範疇でとらえようとする試みが繰り広げられてきた。

 かつて一般の人々は、部落の人々に対し、交際しない、同席しない、食事を共にしない、家に入れない、接触しない、無視する、仲間はずれにするなどの差別をおこなってきた。こうした差別の延長に、現在も、結婚しない、就職させないなど、重大な人権侵害が続いていると考えられる。

 これを、たとえば私などは、「排除」の差別(奴隷は「所有」の差別)としてまとめ、部落の在り方を「社会外」と表し、そうした観点から部落史の再構築を試みつづけてきた。教科書が「別に」「ほかに」と書き始めているのは、そうした研究などが反映したものである。

 部落史は今、新しい領域へと足を踏み入れつつある。差別によって曇った眼をぬぐい、きれいにし、改めて本当の部落の姿は何かと、歴史と現実をみつめ直し、より正確な認識に立脚して差別克服の道へと再出発しようとする試みなのである。
http://www.jinken-net.com/close-up/0510.html

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c409

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
1. 中川隆[7511] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:28:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7995]

被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです)
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html

知ったら住みたくなるケンミン性 魅力度ランキング2位「京都」に住んでわかる理想と現実 _ 京都は殆どが部落地区 _ まともな人間は一人もいない
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/777.html#c1

血族結婚部落の優生学的調査概報
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/418.html

被差別部落の支配層はこういう性教育をやっている
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/317.html

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c1

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
2. 中川隆[7512] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:37:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7996]

裏には裏の道があり  2011/2/25(金)


たまたま1月に新年のご挨拶ということで、工藤会系の事務所へ足を運んだ時、いろんな人と出会って話をさせてもらいました。その中にA氏はいました。


A氏は田川市の出身。部落差別の中で気が付いたら893のご職業をされているということだった。

残念ながら筑豊地方や北九州市内というのは無数の部落が存在している。15歳になって中学を卒業すると当たり前のように働きに出るのだが、もちろん仕事が無い。
部落出身ということを隠してうまく就職できても結局、後からバレてクビになる。

男性の場合はかなり働き口が狭いので、多くの人間が余ってしまう。それでしょうがないから裏社会へと入ることになる。

そちらのことはまた追々。今回は女の子の方の話。


とりあえず15歳になって中学を卒業したらお水商売の世界へ入るのが半ば、常識のようになってしまっている。在日の経営するパチンコ店などに働きに出るのもいいが、正直、稼ぎが段違いなのですぐに辞めてしまうという。


そのA氏は斡旋をする仕事をしてる。

中洲がもちろんメインではあるが、大阪の飛田新地、名古屋、札幌、東京などにも顔が広く通じていて、15歳になった女の子を広く斡旋しているということを話してくれた。


部落の地域だと常識なんて無い。 我々の考える常識とはかけ離れた世界がそこには存在している。暗く・・・絶望と悲観と・・・ 


A氏が、15歳になった少女と出会い、話を聞いてみると、

初体験は小学生の時で、部落の中でも何度も何度もレイプされたり、

時には父親にレイプされたり、祖父にレイプ、義父にレイプされたり、

さらにその全員に順番にレイプされたりして育つ。

ちょっとキレイめで可愛らしい子になると、15歳の時にすでに男性経験は500人というとんでもないのもいるのだそうな。


だから、中学を卒業したばかりの女の子に声をかけると、喜んでお水で働きたいと言うらしい。今までは襲われてもただ快楽を得るだけで、お金にはならなかったが、これからはセックスが金になると知って喜ぶのだそうだ。 私にはまったく信じられないが、それが部落の世界なのだそうだ。


15歳でいきなりソープデビュー。15歳という若さで本番ありということだから、料金は8万でも10万円にも設定しても客は殺到するという。ほとんど中学生のような少女と金を払えば合法的(?)にセックス出来ると聞いて金の使い道に困っている男達は群がる。1回10万円でも1週間に30回の予約を入れた強者もいたらしい。凄過ぎる。


本人の取り分は半額。それでも、中学を卒業したばかりの少女が1年でもの凄い金額を稼ぎ出す。


さすがにまだ本番までは抵抗があるという少女の場合はお触りだけのピンサロやキャバクラで働く。ソープにはかなわないが、やはり中学卒業したばかりの女の子がってことで固定客はいっぱい付くからなかなかの収入になるという。

入った金で整形をして綺麗にして、うまくいけばAVにでも出てまたそれなりのお金を稼いで部落出身の男と結婚してはすぐ離婚、また結婚してはすぐ離婚を繰り返す人生を送る。


娘が生まれると金になるってことで、金が欲しい父親は娘をレイプして子どもを産ませたりする。男の子だとガッカリし、女の子だと大喜びする。

私が出会ったことがある女性は、祖父との子どもを産み、義父との子どもを産んだことがあるって平気な顔で話してくれたから、驚いたことがありました。


精神病を患っている人も部落にはたくさんいて、産まれてくる子どももまた精神病に。


A氏が話してくれた悲惨な女の子の話。

産まれてすぐに精神病と分かり、父親が育児放棄。母親は自殺。

その後、祖父母が育てたが、小学校に行く頃からさらにおかしくなり、いつも下着姿でその辺を徘徊したりしてどうしようもなかったという。

で、部落の大人の男性たちが毎日レイプ。
集団で次から次へとレイプ。

中学生ぐらいの年齢の頃には2人の子どもがいたという。

そんな年齢でも服を着ないでその辺を徘徊しているものだから、男性が寄ってきては普通に道端でレイプされているとのこと。誰も止めないし、いつもの光景といった感じ。それで次から次へと精神病を患った子どもが出来たという話を聴いた。


A氏が言うには、その少女は部落の人間に毎日レイプされるためだけに生きている、とのこと。


なんだろうね・・・・悲惨を通り越して、言葉が出なかった。


A氏が言うには、そんな精神病患者でも植物を言われた通りに育てることぐらいは出来るのだそうだ。だから、大麻を育てさせては、少ない生活費を渡すということが行われているのも普通のことなんだそうな。たぶん、それが大麻だと知らずに育てるんだろう。育てるとお金がもらえるから一生懸命育てる。普通だったらおかしいと思うが、残念ながらそう思う回路を持っていない。


そんなことを繰り返しては、A氏は少女と大麻で組の中でものし上がっていったそうな。

やはり経済力を持った893は上からも当然重宝されるし、金を山ほど持ってる構成員は出世も早い。

「にいちゃん、金に困った時はいつでも電話ちょうだいな。金ならいくらでもあるからいつでも助けてやるわ」

って、にやっとしながら話してくれた。

「大丈夫、金には困ってないから」

そう伝えると、またにやっと笑いながら奥の部屋へ入っていった。
http://blogs.yahoo.co.jp/canon_beginner/64016850.html



http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c2

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
3. 中川隆[7513] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:41:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7997]

朝鮮部落の朝は、酒の臭い。2011-01-03 | 日記

私は、この朝鮮部落に住んでもう8年ぐらいたちます。

あさは、ひとのさぐりあい、ひとのけなしあい、おまけに悪口大会、
そうして、つながりといえば、兄弟姉妹のセックス関係だけです。

あんまり近親相姦がおおいので、ちんば、いざりがたくさんいます。
それに、通名も当たり前で、年賀状も通名らしいです。

この朝鮮部落の臭いは、時にねこのしょんべんのにおい。
ときに、酒の発酵した、いやなにおい、または、たまに洗濯のいいかおり、

朝鮮人が昨年しんでいきましたが、内密に葬式をしたらしく、釣り目のあつまりはみれなかったです。

そのひとは、すこしおかしなひとでした。

いつも、のぞいてました、大家にうその通報はするは、本当にいやなひとでした。
「うえから、みえるんだろう」とか
「おいだしてやる」とか

困っていたら、しんでゆきました。北朝鮮のほうへたぶん灰はとんでいったのでしょうね。

朝鮮部落の若者は、結婚しませんというよりも、できません。
または、朝鮮部落同士まぐわります。

それで、ちかくにある産婦人科でおろします。
生めない子つまり、近親相姦のこどもだからです。

性の関係は、普通の人よりも、はるかにはげしいです。
結婚できないためなのか?

ストレスの多い環境のためなのか?
すごい、年齢まで、近親相姦または、デリヘルなどでやりまくりますね。

この町のいいところは、ひとのさぐりあいですので、
孤独死はありません。たぶん大家が勝手にさぐりますからね。

朝鮮人同士の仲のよさ、それはすごいです。
ほかのものをよせつけないし、臭い部屋でも平気ですね。

孫も、ちょうせんじんなら、かわいそうとしかいいようがないです。
人間のうじですね。

私の住む町は、●●朝鮮部落です。
しかし、みんなは、ひみつにしております。
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/fc08fc45f24c9891f107bc50f2a03dd7

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c3

[経世済民120] 景気について語る人には4種類あり(WEDGE) 赤かぶ
1. 中川隆[7514] koaQ7Jey 2017年4月04日 10:52:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7998]

【青木泰樹】「経済学を学ぶ理由は、経済学者に騙されないためです」

「経済学を学ぶ理由は、経済学者に騙されないためです」と経済学者ジョーン・ロビンソンは警句を発したと言われています。

経済論理は、特殊な前提条件の下で成り立つ理屈にすぎません。

いわば「狭い土俵の中」での話であることを忘れてはならないのです(学説ごとに土俵の広さは異なりますが)。

しかし、世間には経済学の原理原則を現実経済の分析に直接適用しようとする経済学者やエコノミストが後を絶ちません。
彼等は、経済学という土俵の中の理屈で、現実経済という土俵の外の話を論じるという過ちを犯しています。

言うまでもなく、現実経済は経済学の要求する前提条件を満たしておりません。
それゆえ現実経済を論じる(土俵の中に入れる)ためには、前提条件を緩める(土俵を拡げる)ことが必要です。

さしずめ私の指向する経済社会学はこれにあたります。
しかし、現在の主流派経済学(新古典派経済学の後継の諸学説)は、土俵を狭くすることに専心していきました。

その結果、経済学と現実経済の距離はますます開いていったのです。

経済学者の経済認識と現実経済のズレが拡大している以上、もはや経済学者の言をそのまま信じては現実経済の動向を見誤ることになります。
彼等の提言通りに経済政策が実施されたら、国民経済はたいへんな災厄(人災)を被ることになってしまうのです。

本日は、経済学の原理原則を絶対視すること、もしくはそれに基づき現実経済を認識することの危険性について具体的にお話ししたいと思います(分量の関係で二回に分けます)。

経済学の原理原則の具体的な題材として、著名なニュー・ケインジアンの学者であるグレゴリー・マンキューの提示する「経済学の10大原理」のうちマクロ経済に直接関わる二つの原理を取り上げます。
ちなみに10大原理は、マンキューの世界的なベストセラーである著書『経済学原理』に示されているもので、その邦訳書『マンキュー経済学』は経済学の教科書として有名ですので、ご存知の方も多いと思います。

今回取り上げるのは、「政府がお金を発行しすぎると物価は上がる」という貨幣に関する原理で、次回は「社会はインフレと失業の間の短期トレードオフ関係に直面している」という物価版フィリップス曲線に関する原理です。
いずれもリフレ派の経済学者の依拠する理論的基盤ですね。
これらの原理(いわば経済学者の経済観)で現実経済を認識するのは不適切であることを説明します。

以前、このコラムで三橋さんが貨幣の定義についての話をされていました。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/09/28/
その記事の中で興味深かったのは、貨幣(この場合は通貨)の定義をめぐる岩田規久男氏(現日銀副総裁)と三橋さんのやり取りです。
岩田氏は「貨幣はマネタリーベース(現金)」と考え、三橋さんは「貨幣はマネーストック(現金プラス預金)」と考えておりました。
実は、このやり取りの中に「経済学における貨幣の定義」と「現実経済における貨幣の定義」の相違が潜んでいるのです。
もちろん、岩田氏は前者の立場、三橋さんは後者の立場です。

この貨幣の定義の違いを理解するためには、国民経済の基本構造を知る必要がありますので、簡単なイメージを示しておきます。
国民経済は「政府ムラ」と「民間(経済)ムラ」から成り立っており、それぞれのムラには2軒の家が建っていると考えてください。
政府ムラの2軒は、「親(政府)」の家と、「子(日銀)」の家です。
民間ムラの2軒は、「銀行」の家と個人と企業が暮らす「実体経済(民間非金融部門)」の家です。

経済学の支配的な貨幣観は、「貨幣は民間経済の外で造られる」と考える外生的貨幣供給論です。
この点に関してはケインズ経済学もマネタリズム(新貨幣数量説)も同じです。
すなわち、貨幣は政府ムラの造る現金(マネタリーベースもしくはベースマネー)と定義されます。
民間ムラで現金を保有しているのは、銀行と実体経済に住む個人と企業ですから、その合計額を貨幣量と考えているのです。
ちなみに銀行は保有する現金を「準備」として日銀に預けております(日銀当座預金)。

他方、マネーストックは「実体経済内で保有されている現金と預金の合計額」として定義されます。
そこには現金に加えて、民間内部で銀行によって造られる「預金通貨」も含まれています。
言うまでもなく、マネーストックの動向、特に国内の財サービスの購入に使われるカネの量(アクティブマネー)の動向が景気動向(実体経済の規模の変動)に直接関係しています。
逆に、銀行の現金保有量の変動は景気に直接関係するものではありません。
超過準備が発生しようと、融資が増えるか否かは景気に依存するからです。
それゆえ、実体経済の動向を見る指標としてベースマネーよりマネーストックを重視するのは自然なことです。

それではなぜ支配的な経済学の貨幣の定義には、預金通貨が含まれていないのでしょう。
先に示した国民経済の簡略イメージを思い出してください。
個人や企業(実体経済)の保有する預金とは、「預け入れ」という名称がついておりますが、実際は銀行への「貸し付け」のことです。
すなわち実体経済の預金(資産)は、銀行にとっての同額の負債であり、民間経済内で合計すると純額としてゼロになってしまうのです。
その場合、民間ムラで資産(購買力)として残るのは現金だけとなります。

このように経済学の基本的な考え方は、単純に「政府」と「民間」を対峙させるだけで、各部門の内部(2軒の家の存在)にまで洞察を加えないために、どうしても現実経済を考える場合に齟齬が出てしまうのです。

しかし、経済学の貨幣の定義と現実のそれが異なっていようと、両者を関連づける概念があります。
それがマネーストック(M)とベースマネー(H)の比率として定義される「貨幣乗数(M/H)」です。
この貨幣乗数の値が一定の値として安定しているならば、「貨幣とは現金のことだ」とする経済学の定義を現実に適用しても問題はなくなります。
その場合、ベースマネーとマネーストックの間に一定の比例関係が常に維持されます(貨幣乗数の定義式を因果式と解釈すれば)。

例えば、貨幣乗数が7で安定していれば、ベースマネーを1兆円増やした時、マネーストックは7兆円増えることになり、政府はベースマネーの量を操作することでマネーストックを制御することが可能になるからです。

実際、岩田氏は、かねてからベースマネーによるマネーストックの制御は可能とする学問的立場を取っておりました(経済学の教科書の立場)。
ベースマネーによる制御が可能か否かに関して、以前、彼は当時日銀に所属していた翁邦雄氏と「岩田・翁論争」を起こしたくらいです。
それゆえ、岩田氏が、三橋さんに問われた時、「貨幣の定義はマネタリーベース」と答えたのは、当然でしょう。

しかし、岩田氏の強弁は、現実経済を前提とすれば成り立ちません。
貨幣乗数は、(金融政策の結果として)「事後的に算出されるHとMの比率」に過ぎないのです。
事前に決まっている数値(パラメーター)ではありません。
そのことは、政府から民間へ現金を注入する経路を考えれば容易にわかります。

日銀の量的緩和策を考えてみましょう。
日銀は民間ムラの銀行の保有する国債を買い取り、現金を渡します。
しかし、実体経済に現金を渡しているわけではありませんから、マネーストックは増えません。
なぜなら、「ベースマネーとして定義される現金(民間保有の現金)」と「マネーストックを構成する現金(実体経済保有の現金)」は、同一ではないからです。
先述したように、マネーストックの定義の中の現金に銀行保有分は含まれないのです。

このことさえ認識されれば、需給ギャップを解消し2%インフレを目指すとする量的緩和策の限界はおのずから明らかでしょう。
確かにベースマネーを増やすことは出来ます(量的緩和策とは、銀行保有の現金を増やす政策ですから)。
しかし、マネーストックを増やすには銀行による実体経済への融資が必要なのです。もちろん、融資の前提は実体経済の資金需要です。
それも不動産投資向けやM&A資金向けではなく、(景気浮揚のためには)国内の実物投資への融資の増加が必要なのです。

今後も量的緩和は継続されますから、貨幣乗数は下がり続けることになります。
それはベースマネーによるマネーストックの制御が不可能なことの端的な証(あかし)なのです。

政府から民間へ現金が流れる現実的経路を考慮しないどころか、融資自体を無視するのがマネタリズムです。
実は、銀行融資を考慮すると、「貨幣的要因は実物的要因に影響しない」、簡単に言えば、「価格が変化しても取引量は変化しない」とするマネタリズムの理屈(「貨幣の中立性」)が破綻するのです。
融資を受けた投資家は、自分の必要なものしか買いません。
それによって追加需要の生じた特定の財の価格は上昇しますから、相対価格体系(諸財の交換比率)は変化してしまうのです。
その結果、取引量も変化します(貨幣が非中立的となる)。

マネタリズムは、融資の代わりに、実体経済へ直接現金を渡す荒唐無稽な経路を考えました。
それが「ヘリコプター・マネー」です。
ヘリコプターで現金を実体経済へばらまくのです。
これは例え話と言われていますが、民間への貨幣の注入経路を持たないマネタリズムにとっては極めて重要な前提なのです。

さらに現金を拾う側にも厳しい条件が課されます。
例えば、10%の物価上昇を目指す政府が当該額の現金を民間にばらまくとします。
このとき拾う側は、現在保有している現金の10%だけ拾わなければなりません(それ以上でも以下でもいけません)。
そして拾った人達が、拾う前と同じ嗜好(消費パターン)を維持していたとすると、その時初めて、物価が10%上がり、かつ取引量は不変という状況が現れるのです。

如何ですか。
経済学の理屈は、厳しい前提条件を受け容れれば成立する真理であることに疑いはありません。
しかし、その条件が現実にどの程度妥当するかを考えずに、結論をそのまま受け容れてはなりません。
政府がお金を発行しすぎても、それを使わなければ物価は上がりません。
銀行へお金をたくさん渡しても、実体経済の人々がそれを借りて使わなければ物価は上がりません。
民間が使わない状況であるなら、政府が使う(公共投資)しか物価は上がりようがないのです。

ロビンソン女史は、「経済学を学ぶことは、同時に経済学の限界(適用範囲)を知ることでもある。それを理解した上で、経済学の原理原則に盲従するのではなく、現実経済の分析に適した方法を選択せねばならない」と言いたかったのかもしれません。
https://38news.jp/archives/06520
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/668.html#c1

[近代史02] 不安を煽って儲けよう 1 _ 松藤民輔という人物 中川隆
17. 中川隆[7515] koaQ7Jey 2017年4月04日 11:25:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7999]


破滅シナリオ論者はなぜマスコミに出演し続けられるのか?
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7401


 評論家の中には、破滅シナリオを予言し続ける人がいます。
誰が見ても変だ、と思われる超悲観論を述べ続けるのです。

素人にも「本当にこの人は専門家なのか?」と思われるような人が、どうして専門家として食べていけるのでしょうか?

実は、彼等は意外と合理的な行動をとっていて、充分に食べていけるのです。筆者は、彼等の戦略を「止まった時計戦略」と呼んでいます。今回は、その戦略について考えてみましょう。

固定客をしっかり掴み、討論会でも活躍できる

 世の中には、ネクラな人、ネアカな人が一定割合でいます。そうした人々は、景気がどうであれ、「今後は悪くなる」と思いたい人は、専門家の悲観的な話を聞きたがり、「今後は良くなる」と思いたい人は、専門家の楽観的な話を聞きたがります。つまり、暗い話にも明るい話にも、常に一定程度の需要はあるのです。固定客です。


討論会のたびに呼ばれることにも

 ところが、バブル期のように景気が絶好調の時には、ほとんどの評論家(景気予測を仕事としているエコノミスト、市場予測を仕事としているマーケット・エコノミスト等々を含みます)が楽観論を唱えるので、ネクラな人は行き場がありません。彼等の需要を独占するのが悲観派の「止まった時計」(以下悲観時計と呼びます)なのです。反対に、リーマン・ショック時のように皆が悲観論を述べる時には、楽観派の「止まった時計」(以下楽観時計と呼びます)が固定客を独占することになります。

 彼等のメリットは、固定客が独占できることだけではありません。バブル期に景気討論会を開こうとすると、評論家が楽観派ばかりなので、討論にならないのです。そこで、悲観時計が討論会のたびに呼ばれることになり、出演料を稼いだ上に名前も有名になります。リーマン・ショック時の楽観時計も同様です。

 今一つ、メリットがあります。「止まった時計は1日2回正しい時を指す」というわけで、景気はいつかは必ず悪くなったり良くなったりします。その時に時計たちは「景気は、私が何年も前から正しく予想していた通りになりました」と勝ち誇った顔をすれば良いのです。経済初心者の中には尊敬してくれる人も出てくるでしょうし、「固定客」が「信者」になってくれるかも知れませんよ(笑)。

“時計”たちは、予測ではなくストーリーを語る

 時計たちは、景気を予想(あるいは予測)するのではなく、結論を決めておいて、そうなるようにストーリーを組み立てて語るのです。そうなると、悲観時計の方が圧倒的に楽です。「幸せな予想は一様に幸せであるが、不幸な予想はそれぞれに不幸である」ため、話の面白さが全く異なるのです。

楽観時計は、「悲観時計が100個の破滅シナリオを唱えているが、いずれも可能性は非常に低い。よって、何も起きないであろう」と言うだけですから、聞いていて面白くありません。固定客はともかくとして、一般の人は話を聞きたいと思わないでしょう。

 一方、悲観時計は、あらゆる可能性を考えてストーリーを組み立てることができます。ドイツ銀行が破綻する、中国のバブルが崩壊する、英国のEU離脱でリーマン・ショック並みの不況が来る、日銀が債務超過に陥る、日本国債が暴落する、等々です。それぞれに、様々な尾ひれをつければ、面白い話がいくらでも作れますから、固定客でなくても話を聞いてみようと思うかも知れません。

悲観時計は賢く見える

 悲観時計は、問題点や懸念材料、リスクシナリオなどを数多く並べるので、賢く見えます。一方で、楽観時計は「大丈夫です」と言うだけですから、賢く見えません。「これほど多くの問題が山積しているのに、それに気づかないのか」と思われてしまいかねません。

 しかも、シナリオが外れても怒られません。悲観時計の予測が外れた時は、人々がハッピーなので、悲観時計のことなど忘れています。万が一非難されても、「私はリスクを指摘しただけですよ。実現しなくて良かったですね」と言っていれば良いのです。

 一方で、楽観時計の予測が外れた時は、人々が苛々しているので、批判されることも多いでしょう。もっとも、楽観時計の予言は、人々も予測ではなく予言として聞いているから、目くじらを立てる人はいないかもしれませんが(笑)。


楽観時計が不利な点は、まだあります。悲観時計が1000個の悪化ストーリーを語っていたとします。それぞれについて楽観時計が「確率は0.1%以下だから心配ない」と語ったとしても、どれかが起きる確率は結構高いかも知れません。

 たとえば過去10年で悲観時計が語ったストーリーは1000個ほどあったでしょうが、本当に大きな打撃になったのはリーマン・ショックだけでした。その意味では楽観時計は999勝1敗だったのですが、悲観時計の方が遥かに勝ち誇った顔をしていますよね。

国民もマスコミも悲観論がお好き

 熱烈な固定客を別とすれば、日本国民の多くは悲観論を楽観論より好みます。まして、悲観論の方が様々なストーリーが語れて話が面白いとなれば、マスコミも悲観論者を多用します。

 そうした事を総合的に考えると、楽観時計よりも悲観時計の方が、はるかに合理的な戦略だと思われます。経済予測に限らず、悲観時計は様々な世界でそれなりの固定客を掴み、しっかりと活躍しています。

 情報の受け手としては、彼等の提供しているものが「予測」ではなく「ストーリー」であり、「予言」であるということをしっかり認識した上で、娯楽としてストーリーを楽しむようにしたいものです。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7401


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/890.html#c17

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
371. 中川隆[7516] koaQ7Jey 2017年4月04日 11:34:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8000]

破滅シナリオ論者はなぜマスコミに出演し続けられるのか?
塚崎公義 (久留米大学商学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7401


 評論家の中には、破滅シナリオを予言し続ける人がいます。
誰が見ても変だ、と思われる超悲観論を述べ続けるのです。

素人にも「本当にこの人は専門家なのか?」と思われるような人が、どうして専門家として食べていけるのでしょうか?

実は、彼等は意外と合理的な行動をとっていて、充分に食べていけるのです。筆者は、彼等の戦略を「止まった時計戦略」と呼んでいます。今回は、その戦略について考えてみましょう。


固定客をしっかり掴み、討論会でも活躍できる

 世の中には、ネクラな人、ネアカな人が一定割合でいます。そうした人々は、景気がどうであれ、「今後は悪くなる」と思いたい人は、専門家の悲観的な話を聞きたがり、「今後は良くなる」と思いたい人は、専門家の楽観的な話を聞きたがります。つまり、暗い話にも明るい話にも、常に一定程度の需要はあるのです。固定客です。


討論会のたびに呼ばれることにも

 ところが、バブル期のように景気が絶好調の時には、ほとんどの評論家(景気予測を仕事としているエコノミスト、市場予測を仕事としているマーケット・エコノミスト等々を含みます)が楽観論を唱えるので、ネクラな人は行き場がありません。彼等の需要を独占するのが悲観派の「止まった時計」(以下悲観時計と呼びます)なのです。反対に、リーマン・ショック時のように皆が悲観論を述べる時には、楽観派の「止まった時計」(以下楽観時計と呼びます)が固定客を独占することになります。

 彼等のメリットは、固定客が独占できることだけではありません。バブル期に景気討論会を開こうとすると、評論家が楽観派ばかりなので、討論にならないのです。そこで、悲観時計が討論会のたびに呼ばれることになり、出演料を稼いだ上に名前も有名になります。リーマン・ショック時の楽観時計も同様です。

 今一つ、メリットがあります。「止まった時計は1日2回正しい時を指す」というわけで、景気はいつかは必ず悪くなったり良くなったりします。その時に時計たちは「景気は、私が何年も前から正しく予想していた通りになりました」と勝ち誇った顔をすれば良いのです。経済初心者の中には尊敬してくれる人も出てくるでしょうし、「固定客」が「信者」になってくれるかも知れませんよ(笑)。

“時計”たちは、予測ではなくストーリーを語る

 時計たちは、景気を予想(あるいは予測)するのではなく、結論を決めておいて、そうなるようにストーリーを組み立てて語るのです。そうなると、悲観時計の方が圧倒的に楽です。「幸せな予想は一様に幸せであるが、不幸な予想はそれぞれに不幸である」ため、話の面白さが全く異なるのです。

楽観時計は、「悲観時計が100個の破滅シナリオを唱えているが、いずれも可能性は非常に低い。よって、何も起きないであろう」と言うだけですから、聞いていて面白くありません。固定客はともかくとして、一般の人は話を聞きたいと思わないでしょう。

 一方、悲観時計は、あらゆる可能性を考えてストーリーを組み立てることができます。ドイツ銀行が破綻する、中国のバブルが崩壊する、英国のEU離脱でリーマン・ショック並みの不況が来る、日銀が債務超過に陥る、日本国債が暴落する、等々です。それぞれに、様々な尾ひれをつければ、面白い話がいくらでも作れますから、固定客でなくても話を聞いてみようと思うかも知れません。

悲観時計は賢く見える

 悲観時計は、問題点や懸念材料、リスクシナリオなどを数多く並べるので、賢く見えます。一方で、楽観時計は「大丈夫です」と言うだけですから、賢く見えません。「これほど多くの問題が山積しているのに、それに気づかないのか」と思われてしまいかねません。

 しかも、シナリオが外れても怒られません。悲観時計の予測が外れた時は、人々がハッピーなので、悲観時計のことなど忘れています。万が一非難されても、「私はリスクを指摘しただけですよ。実現しなくて良かったですね」と言っていれば良いのです。

 一方で、楽観時計の予測が外れた時は、人々が苛々しているので、批判されることも多いでしょう。もっとも、楽観時計の予言は、人々も予測ではなく予言として聞いているから、目くじらを立てる人はいないかもしれませんが(笑)。


楽観時計が不利な点は、まだあります。悲観時計が1000個の悪化ストーリーを語っていたとします。それぞれについて楽観時計が「確率は0.1%以下だから心配ない」と語ったとしても、どれかが起きる確率は結構高いかも知れません。

 たとえば過去10年で悲観時計が語ったストーリーは1000個ほどあったでしょうが、本当に大きな打撃になったのはリーマン・ショックだけでした。その意味では楽観時計は999勝1敗だったのですが、悲観時計の方が遥かに勝ち誇った顔をしていますよね。

国民もマスコミも悲観論がお好き

 熱烈な固定客を別とすれば、日本国民の多くは悲観論を楽観論より好みます。まして、悲観論の方が様々なストーリーが語れて話が面白いとなれば、マスコミも悲観論者を多用します。

 そうした事を総合的に考えると、楽観時計よりも悲観時計の方が、はるかに合理的な戦略だと思われます。経済予測に限らず、悲観時計は様々な世界でそれなりの固定客を掴み、しっかりと活躍しています。

 情報の受け手としては、彼等の提供しているものが「予測」ではなく「ストーリー」であり、「予言」であるということをしっかり認識した上で、娯楽としてストーリーを楽しむようにしたいものです。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7401

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c371

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
372. 中川隆[7517] koaQ7Jey 2017年4月04日 11:37:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8001]

景気について語る人には4種類あり
2017年4月4日 塚崎公義 (久留米大学商学部教授) 
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9276


 景気が良いか悪いかは、多くの人々にとって、生活や利害に関係する重大関心事項でしょう。従って、景気に関するニュースなどを目にすることも多いでしょう。

その際に、気をつけて頂きたいのは、景気について語る人には4種類ある、ということです。

それは、経済学者、マーケット・エコノミスト、景気の予想屋(筆者はここに属しています)、止まった時計です。

紛らわしいのは、彼らが全員、自分たちのことを「エコノミスト」と呼んでいることです(笑)。今回は、これらの人々について御紹介しましょう。

■理論が現実より優先する経済学者

 経済学理論は、実に精緻な理論です。仮定を置き、その仮定から論理的に導かれることを(時として高度な数学なども駆使しながら)紐解いていくわけです。従って、経済学を学ぶことは、学生にとって非常に意味があります。論理的に物を考える訓練になるからです。

 しかし、残念なことに、大きな問題があります。仮定が現実離れしているのです。たとえば、「人々は、何でも知っていて、合理的に行動する。取引のコストも不要である」というわけです。

 そこで、「世界中のリンゴの値段は同じである。すべての消費者がすべての店のリンゴの値段を知っていて、一番安い店まで買いに行くので、他の店も同じ値段まで値下げせざるを得ないから」という「一物一価の法則」といった物が教科書に載っているわけです。インターネットの時代なので、「人々がすべてのことを知っていて、取引コスト無しに一番安い物が買える」という仮定は、筆者が学生であった頃よりは、だいぶ現実に近くなって来ましたが、それでも無理があります。

 また、主流派経済学は、「失業の問題など、気にする必要はない。失業者は、いつまでも失業しているより、時給の低い仕事に就いた方が合理的だと知っているので、遠からず就職するだろう」と考えるわけです。ここで無理があるのは、「人々が合理的に行動する」ということでしょう。人々が合理的に行動するのだったら、ダイエットも貯蓄も簡単にできるはずなのですが(笑)。

 筆者が若かったころ、著名な経済学者と話す機会があり、「円高で輸出企業が潰れると、失業者が増えて大変ですね」と申し上げたところ、「気にすることはないよ。失業した人は、輸出企業以外の職場で働けば良いのだから」と言われました。「この方とは、一生、二度と景気の話をしないだろう」と思ったものです(笑)。

 ケインズ派経済学は、失業が問題である事を認め、失業対策の公共投資が必要であると説いていますから、現実を見つめようと言う姿勢があるだけ、まだマシです(笑)。それでも、主流派の無理な仮定の多くを共有していることは問題ですし、「何をすれば、いつごろ景気が回復するのか」といったことを研究しているわけでもありません。

■金融政策と米国雇用統計に関心が偏っているマーケット・エコノミスト

 マーケット・エコノミストは、株価等(為替、金利なども含む)を予想する目的で景気について語る人々です。彼らの特徴は2つあります。一つは、日米の金融政策と米国雇用統計に(強いて言えば日銀短観を含めて)、関心が偏っていることです。景気の予想屋が広く浅く経済関係の指標等に目配りしているのとは、大きく異なります。それは、彼らの顧客が市場関係者だからです。

 市場で利益を稼ぐには、「他の市場参加者が注目している指標をしっかり分析し、予想し、市場の動きを先取りする」ことが必要です。たとえば米国の中央銀行が市場参加者の予想を裏切って利上げをしたら、ドル高になるでしょう。そんな時に、「自分は利上げを予想して、あらかじめドルを買っていたから儲かった。利上げを予想していたマーケット・エコノミストの◯◯さんには感謝している」という投資家がいれば、「次からは自分も◯◯さんの話を聞こう」と思ってもらえるでしょう。従って、マーケット・エコノミストは、必死で金融政策を予想しようとします。

 しかし、市場関係者が米国の鉱工業生産や輸出や設備投資などに興味を持っていないため、そうした指標が発表されても株価などが動きません。それならば、マーケット・エコノミストにとって、そうした指標を予想することは無駄なことです。

 景気の予想屋から見ると、米国の雇用統計も鉱工業生産も、同じくらい重要な経済指標なのですが、市場関係者が雇用統計しか見ないのは、「他の市場参加者が雇用統計しか見ていないから」なのです。昔、市場関係者に雇用統計が選ばれたのは偶然なのでしょうが、かつて偶然選ばれたために皆が注目するようになり、それゆえに皆が一層注目するようになる、ということで、長い間、注目を集め続けているわけです。


■マーケット・エコノミストは拙速に判断を変える

 経済指標は振れるので、景気を見る上では、毎回の発表に一喜一憂しないことが重要です。何カ月分かの経済指標をじっくり眺めて、大きな景気の流れを読み取ることが重要です。そこで、予想屋は、じっくり腰を据えて景気を観察します。

 一方で、マーケット・エコノミストは、判断の変更が実に素早いです。これがマーケット・エコノミストの特徴の二つ目です。経済指標が発表されるたびに、言うことが大きく変わったりします。そこで、我々は彼らのことを「雨が降れば洪水を、止めば水不足を心配する人々」と呼んだりします。

 これは彼らの顧客が市場関係者だからであって、経済指標が発表されるたびに株価等が大きく変動するのに「一喜一憂せずに」などと言っていては、顧客が離れていってしまうからです。彼らには彼らの事情があるのです。

 もっとも、彼らに「予想屋は慎重すぎる。堤防が決壊してから洪水が心配だと言われても間に合わない」と言われると腹が立ちますが(笑)。


4つ目の「止まった時計」については、すでに

『破滅シナリオ論者はなぜマスコミに出演しつづけられるのか』
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7401


を記しましたので、併せて御覧いただければ幸いです。



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c372

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
410. 中川隆[7518] koaQ7Jey 2017年4月04日 12:21:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8002]

大阪市内朝鮮部落。2011-04-13

■大阪市北区 兎我野町(通称:トキノ):古代朝鮮の都祈野(ときの)から名付けられました。

■大阪市中央区 久太郎町(通称:百済町):百済町と書いたのを後世に久太郎町とする。

■大阪市中央区 高麗橋(通称:コマ):朝鮮国使来朝のために架けたといわれる。橋の東端に難波高麗館がありました。

■大阪市中央区 難波(通称:ナルニワ):朝鮮語の「ナルニワ」が訛りナニワ、「日の出」る聖なる場所という意味。

■大阪市中央区 心斎橋(通称:新羅橋):心斎橋は昔、新羅橋だった。織田信長軍、石山本願寺軍攻撃配置図にも記載あり。

■大阪市鶴見区 鶴見区(通称:ツルミ):ツルミとは朝鮮語で鶴。古朝鮮語ではツル及びツルミで山を表した。

■大阪市小橋町(通称:オバセ):新羅系渡来人の小橋氏が由来。小橋でオバセと読みます。

■大阪市生野区(通称:イクノ):古代新羅系渡来人の生野長者が由来。

■大阪市生野区 林寺:古代このあたりに百済系渡来人である林史氏が居住しており、彼が立てた寺もありました。

■大阪市平野区 杭全(通称:クマタ):中世このあたりは杭全荘とよばれ、百済系渡来人の子孫である坂上広野麻呂の荘園であった。

■大阪市平野区 加美鞍作(通称:カミクラ):河内国渋川郡賀美郡といい、鞍作氏はじめ百済系渡来人が栄えた場所。

■大阪市東住吉区 百済貨物(通称:クダラ):生野区のあたりを古代、摂津国百済郡と呼び、百済系渡来人が多く住みついた。

■大阪市西成区(通称:ナル):東西に分かれる前は単にナリと言った。ナリはナルの転訛であり朝鮮語で太陽の意味。

■大阪市西成区 岸里玉出(通称:タムデ):古代新羅渡来系氏族の難波吉士(なにわのきし)の居住したところで、吉士が岸となる。

☆いまは、いろんな人が住んでいますが、過去は歴史あるところなのです。
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/dca9e8ae1a642d4dfd36d73a412f6cb7
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c410

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
84. 中川隆[7519] koaQ7Jey 2017年4月04日 12:24:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8003]

韓国語 基本会話
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/9b34f42ff07fbe0dc106c813b2cb6a44

基本会話

네.(예.)
[ Ne.(ye.)]
はい

아니오.
[Anio.]
いいえ

여보세요.
[Yeoboseyo.]
もしもし

안녕하세요.
[Annyeong-haseyo.]
おはようございます/こんにちは/こんばんは *会った時の挨拶

안녕히 계세요.
[Annyong-hi gyeseyo.]
さようなら(失礼します) *その場を離れる時の挨拶

안녕히 가세요.
[Annyeong-hi gaseyo.]
さようなら(お気をつけて)*相手を見送る時の挨拶

어서 오세요.
[Eoseo oseyo.]
いらっしゃいませ

고맙습니다.(감사합니다.)
[Gomapseumnida. (Gamsahamnida.)]
ありがとうございます

천만에요.
[Cheonmaneyo.]
どういたしまして

미안합니다.(죄송합니다.)
[Mianhamnida. (Joesong-hamnida.)]
ごめんなさい(すみません)

괜찮습니다.(괜찮아요.)
[Gwaenchansseumnida.]
大丈夫です

실례합니다.
[Sillyehamnida.]
失礼します

☆基本的に、日本人の発音と、韓国語の発音の違いがあるので気を付けましょうね。
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c84

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
411. 中川隆[7520] koaQ7Jey 2017年4月04日 12:32:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8004]

芸能界と在日、創価そして、噂(古い話です)2010-11-23
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/2f486e8cb9d131d2278642a533004502

今回はモーニング娘の裏事情です。

コネ疑惑とか色々ありますが、それを本当の情報のみを、知りうる限り書きますので目をそらさないで下さいね。

前回7期は何故か該当者なし!!
なぜかというと、トイレが盗撮されたのと、良い事務所所属の女が居なかったからようです。

素人オーディションといいながら、裏ではそういうことがあるんです。だから頑張って夢見てもモー娘にはなれません。

まず、一番有名なコネ娘。「新垣里沙」

まぁ、この子は素人では有りません。トミーのキャンペーンガールでございます。
トミーが開催した「第1回キッスガールオーディション」の準グランプリを受賞し、キャンペーンガールとして、TOMY「キッスサイト」のCMに出演との事。
2003年7月号「噂の真相」一行情報に新垣里沙はアップフロント会長のコネ採用疑惑は確定したわけって事です。

次に「後藤真希」

この子は、創価学会の子です。後藤のソロコンサートも民音(創価関連会社)がプロモート。CDが一気に売れたのも電通によるプローモーションとの憶測がある。
浜崎あゆみと同じですね。

創価といえば、吉澤ひとみや松浦亜弥も創価学会です。


「石川梨華」

この子は在日です。梨華という名前は朝鮮人や韓国人に多く、父親が朝鮮総連幹部という話も。星野監督の名前を良く出す。元阪神の星野監督も在日系といわれている。石川は子供の頃にCM出演。芸能活動もしていた。それと、同和関係の子です。加護亜依も同和関係者です。

「藤本美貴」
この子も在日です、親族で焼肉店を営んでいるのですが、両親のどちらかが朝鮮人との噂。


こんにちは ショックを受けたECさん
初めまして☆ 初耳のことばかりでした〜!
ってゆーか、本当に本当なんですかぁぁ??
本当だったら幻滅です…。結局、裏では色んな組織が動いてるんですね(泣)
世の中腐ってる…。
(2005年01月29日 08時14分26秒)


Re:こんにちは(01/25) TAKE1982さん

5期までの情報では本当のようです。
が!しかし、6期メンバーについては裏で悪い噂は全く流れないのです。本当の素人さんだからなのかも知れません・・・。

もし、次回のオーディションに受ける人が居るなら、自分の素人な部分の個性を出して行けばいいかなって思います。

田中は福岡県、道重は山口県という新ジャンルに挑んだアップルフロント社。そして、東京の亀井。
この辺に鍵が有りそうですよ。

可愛いからだけじゃ選ばれない時代になってきたって事かな・・。(2005年01月31日 14時26分22秒)


初めまして。情報を追加します。 イ−ジスさん
初めまして、私も前からモ−娘。メンバ−の中に日本人ではない在日朝鮮人が何人かいるのは知ってました。私の知っている限りの情報を提供をします。

確証はありませんが後藤真希は創価学会員で在日朝鮮人のようです、加護亜依も同和出身で在日帰化人とのことです、

松浦亜弥は創価学会員で同和で父親はヤクザのようです、
実年齢は18歳ではなく23歳のようですが、松浦は数百万の裏金でオ−デションに合格したようです、数百万の資金は父親の暴力団事務所だと考えられます、山口組系列だと思いますが創価学会と裏では繋がっているようですし、ハロプロのフットサルチ−ムのスポンサ−のJALですが、
JALの株主に山口組関係者が株主になっているようです。アップフロントの会長も帰化朝鮮人と噂されていますし、つんく、保田圭も在日朝鮮人との情報です。

この情報を提供してくれたのはyahoo掲示板のモ−娘トビで投稿していた方なのですが、あまりにも凄い情報なのでyahooサイドから削除されていました、私はその人の投稿をバックアップしています。
(2005年02月05日 21時11分06秒)

情報追加2 イ−ジスさん
モ−娘。6期メンバ−の亀井絵里なのですが、亀井は公式発表では16歳との事ですが、実は19歳ではないかと思うのです、2004年3月26日放送の文化放送、吉田照実のやる気MANMANというラジオ番組で矢口真理、道重さゆみ、亀井絵里はゲスト出演してましたが、自己紹介の際に亀井は高校を卒業したと発言したのです、

それも2回続けて高校卒業を発言して言葉噛んでいましたし、司会の吉田照実も亀井のお父さんの親戚で自民党の亀井静香と親戚なのかと質問していましたが何故かウヤムヤでその話題は無かったように、番組は終了しました、私も6期メンバ−オ−デション自体、全員合格するには何か変だと思っていたので、その疑問がやっと解けたなと思いました。アップフロントが政界とのパイプを強くしたい為に亀井絵里を年齢詐称してまでコネ合格させたとしか思えないのです。(2005年02月05日 21時25分45秒)

情報追加3 イ−ジスさん
モ−ニング娘。松浦亜弥、後藤真希、つんく等、ハロプロメンバ−の所属事務所はアップフロントですがハロプロのマネ−ジメントはバ−ニング系のプロダクションオ−ロラが担当しています、芸能界のドンの周防郁夫のバ−ニングプロと亀井静香氏とは親交があるようですし、政界、警察、裏社会とのパイプも深いようです。

芸能界を支配しているのは在日、同和、創価学会、
ヤクザ、大手芸能プロ、大手広告代理店の電通ですね。

芸能界はタレントの経歴、年齢詐称は当たり前で、タレントのエッセイ本はゴ−ストライタ−が90%以上は執筆していますし、歌唱力の無いアイドル歌手の為のゴ−ストソンガ−すら存在していますから芸能界は嘘で塗り固まれた世界ですね、タレント、アイドル歌手になるには在日、同和、創価関係者でなければ無理でしょうね、努力すればいつかは報われるなど芸能界では死語同然では無いかと私はそう思います。

長文になりましたが、また何か情報があればカキコ致します。(2005年02月05日 21時39分02秒)


Re:情報追加3(01/25) TAKE1982さん

なんかもの凄い情報ですね…。
僕も知らない所もいくつかあります。真相は100%そうなのか!?って他人から言われても「はい」とは言いにくいですが、これが本当なら凄い事ですね。

僕が書いた上の文章は、「本当の情報のみを、知りうる限り」と書いてますが、5〜6年間ネットをしていての情報をまとめただけなんです。

もし、これを見てる人がいれば、信じる信じないは別にし、こういう意見があるという形だけで文章を見て下さい。

今、NHKも凄いことになっていますが、まだはっきりとした情報が未だにまとまってません、もし解決したらそのへんにヒントがありそうです。(2005年02月06日 10時22分48秒)


情報追加4 イ−ジスさん
TAKE1982さん。

私もネット歴は8年目になります。ADSL常時接続にして3年ぐらいになります、私の情報提供はネットからの色々な情報を分析、検証した結果なので、決定的な証拠ではありません、参考、判断材料と思ってくれればいいと思います。

また追加情報ですが、詳しい事はわかりませんが、去年モ−娘。を卒業した辻希美は2000年の第4期オ−デションは裏金で合格したとの事です、

第5期メンバ−の紺野あさ美ですが、
2001年のLOVEオ−デションは彼女の父親の関係でのコネ合格だという噂です、彼女の父親は、バ−を経営していますが、水商売なので裏社会との関係もありますから、その口で合格できたかもしれませんね、

ネットからの情報なので確証はありませんが、芸能界は本当に汚い世界だと改めて感じさせます、まあ偏見になるかもしれませんが、私は、このような芸能界に自分の子供をアイドル、タレントには絶対にさせるつもりはありません。たとえ自分の子供がオ−デションを受けたいと言っても絶対に
反対します。

アップフロント所属の堀内孝雄、
モ−ニング娘。と親交が深い五木ひろしも
在日朝鮮人との事です。
モ−ニング娘。の売り込みに大きく貢献した
初代マネ−ジャ−の和田薫氏も在日との情報です。(2005年02月08日 19時36分20秒)


追加情報5 イ−ジスさん
これは私なりに分析、検証、考えに考え抜いた結論で私の個人の意見なので確証はありませんが、 参考程度にと思ってください。

2002年9月17日に北朝鮮の金正日が横田めぐみさんを初めとする日本人の拉致を認めた事により、日本の世論が反北朝鮮の声が大きくなったと同時に
モ−ニング娘。の第6期メンバ−オ−デションが
行われましたが、合格者の一人、道重さゆみの地元は山口県の宇部ですが、そこは対北朝鮮強硬派の阿部自民党幹事長代理の地元です、

私もあまり悪い方に考えたくないのですが、
道重の親戚か家族が阿部幹事長の後援関係者、
もしくはその関係者となんらかの付き合いがあったのではと思うのです。
多分、その関係のコネで6期オ−デションで合格したのだと思います、アップフロントが朝鮮総連との関係を公安警察にマ−クされるのを恐れて、
自民党とのパイプを深くしたい為に道重を合格させたのではと、推測しました、

亀井絵里に関しても道重のケ−スと似たようなものだと私は推測します。田中れいなは5期オ−デション
の時に2時審査まで通過していたのですが、当時はまだ小学生だったので年齢対象外という事で落選しましたが、6期オ−デションでは中学生だったので、
実力が評価されて合格したと思いますが、 彼女の父親が福岡のロ−カルTV局の役職についているので、そのコネもあると思います。

6期メンバ−が加入するようになってから、
防衛庁の自衛官募集キャンペ−ン、
愛地球博のキャンペ−ン、環境省主催の地球環境の
キャンペ−ンなどのイメ−ジキャラクタ−に
モ−娘。が起用されるようになったのも
自民党とのパイプからとしか思えないのです。

(2005年02月08日 21時03分34秒)

追加情報6 イ−ジスさん
私の知っている限りの情報を提供しましたが、yahoo掲示板、2ちゃんねるでは、このような投稿は本当にできません、集中攻撃を受けるだけです、

モ−娘。の裏情報をテ−マにして、投稿の場を提供して下さったTAKE1982さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。

今回の7期オ−デションの合格者無しとの結果ですが
在日、同和、創価学会、政治家、大手芸能スク−ル
、電通、有力団体の関係者がいたら合格していたのかも知れませんが、一人もいなかったのでしょうね

、素人オ−デションといっても有力団体の利権関係がある人間でないと合格できないのが現実だと私はそう思います、

正直者は馬鹿を見て嘘つきだけが栄える世の中になっているんだと本当に実感します。
本当に世の中、腐っています。

多くの人は知らないと思いますが、日本の芸能界は在日朝鮮人、同和関係者が本当に多いです。

あのSMAPも香取信吾を除いたメンバ−はすべて在日です、
香取信吾も同和のようです。
あまりにも多いのでSMAPだけを紹介しました。


(2005年02月08日 21時41分04秒)

Re:追加情報6(01/25) TAKE1982さん
イ−ジスさん
色々と有り難うございます!
なんかnew!ってマークが無くて気付くのが遅れてしまいました…。すみません。
芸能界ってなかなか怖い所ですよね。

けど、そういうので世の中が回っている現実をみんなに知らせないといけないのか?と言われると解らなくなります。僕個人ではどうすることも出来ず、ただ時代の流れを見ていくしか無いのかも知れません。また芸能界でおもしろい話があればよろしくお願いします!!カキコ有り難うございました。

(2005年02月14日 02時23分32秒)

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c411

[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
33. 中川隆[7521] koaQ7Jey 2017年4月04日 12:33:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8005]

芸能界と在日、創価そして、噂(古い話です)2010-11-23
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/2f486e8cb9d131d2278642a533004502


今回はモーニング娘の裏事情です。

コネ疑惑とか色々ありますが、それを本当の情報のみを、知りうる限り書きますので目をそらさないで下さいね。

前回7期は何故か該当者なし!!
なぜかというと、トイレが盗撮されたのと、良い事務所所属の女が居なかったからようです。

素人オーディションといいながら、裏ではそういうことがあるんです。だから頑張って夢見てもモー娘にはなれません。

まず、一番有名なコネ娘。「新垣里沙」

まぁ、この子は素人では有りません。トミーのキャンペーンガールでございます。
トミーが開催した「第1回キッスガールオーディション」の準グランプリを受賞し、キャンペーンガールとして、TOMY「キッスサイト」のCMに出演との事。
2003年7月号「噂の真相」一行情報に新垣里沙はアップフロント会長のコネ採用疑惑は確定したわけって事です。

次に「後藤真希」

この子は、創価学会の子です。後藤のソロコンサートも民音(創価関連会社)がプロモート。CDが一気に売れたのも電通によるプローモーションとの憶測がある。
浜崎あゆみと同じですね。

創価といえば、吉澤ひとみや松浦亜弥も創価学会です。

「石川梨華」

この子は在日です。梨華という名前は朝鮮人や韓国人に多く、父親が朝鮮総連幹部という話も。星野監督の名前を良く出す。元阪神の星野監督も在日系といわれている。石川は子供の頃にCM出演。芸能活動もしていた。それと、同和関係の子です。加護亜依も同和関係者です。

「藤本美貴」
この子も在日です、親族で焼肉店を営んでいるのですが、両親のどちらかが朝鮮人との噂。

こんにちは ショックを受けたECさん
初めまして☆ 初耳のことばかりでした〜!
ってゆーか、本当に本当なんですかぁぁ??
本当だったら幻滅です…。結局、裏では色んな組織が動いてるんですね(泣)
世の中腐ってる…。
(2005年01月29日 08時14分26秒)


Re:こんにちは(01/25) TAKE1982さん

5期までの情報では本当のようです。
が!しかし、6期メンバーについては裏で悪い噂は全く流れないのです。本当の素人さんだからなのかも知れません・・・。

もし、次回のオーディションに受ける人が居るなら、自分の素人な部分の個性を出して行けばいいかなって思います。

田中は福岡県、道重は山口県という新ジャンルに挑んだアップルフロント社。そして、東京の亀井。
この辺に鍵が有りそうですよ。

可愛いからだけじゃ選ばれない時代になってきたって事かな・・。(2005年01月31日 14時26分22秒)


初めまして。情報を追加します。 イ−ジスさん
初めまして、私も前からモ−娘。メンバ−の中に日本人ではない在日朝鮮人が何人かいるのは知ってました。私の知っている限りの情報を提供をします。

確証はありませんが後藤真希は創価学会員で在日朝鮮人のようです、加護亜依も同和出身で在日帰化人とのことです、

松浦亜弥は創価学会員で同和で父親はヤクザのようです、
実年齢は18歳ではなく23歳のようですが、松浦は数百万の裏金でオ−デションに合格したようです、数百万の資金は父親の暴力団事務所だと考えられます、山口組系列だと思いますが創価学会と裏では繋がっているようですし、ハロプロのフットサルチ−ムのスポンサ−のJALですが、
JALの株主に山口組関係者が株主になっているようです。アップフロントの会長も帰化朝鮮人と噂されていますし、つんく、保田圭も在日朝鮮人との情報です。

この情報を提供してくれたのはyahoo掲示板のモ−娘トビで投稿していた方なのですが、あまりにも凄い情報なのでyahooサイドから削除されていました、私はその人の投稿をバックアップしています。
(2005年02月05日 21時11分06秒)


情報追加2 イ−ジスさん
モ−娘。6期メンバ−の亀井絵里なのですが、亀井は公式発表では16歳との事ですが、実は19歳ではないかと思うのです、2004年3月26日放送の文化放送、吉田照実のやる気MANMANというラジオ番組で矢口真理、道重さゆみ、亀井絵里はゲスト出演してましたが、自己紹介の際に亀井は高校を卒業したと発言したのです、

それも2回続けて高校卒業を発言して言葉噛んでいましたし、司会の吉田照実も亀井のお父さんの親戚で自民党の亀井静香と親戚なのかと質問していましたが何故かウヤムヤでその話題は無かったように、番組は終了しました、私も6期メンバ−オ−デション自体、全員合格するには何か変だと思っていたので、その疑問がやっと解けたなと思いました。アップフロントが政界とのパイプを強くしたい為に亀井絵里を年齢詐称してまでコネ合格させたとしか思えないのです。(2005年02月05日 21時25分45秒)


情報追加3 イ−ジスさん
モ−ニング娘。松浦亜弥、後藤真希、つんく等、ハロプロメンバ−の所属事務所はアップフロントですがハロプロのマネ−ジメントはバ−ニング系のプロダクションオ−ロラが担当しています、芸能界のドンの周防郁夫のバ−ニングプロと亀井静香氏とは親交があるようですし、政界、警察、裏社会とのパイプも深いようです。

芸能界を支配しているのは在日、同和、創価学会、
ヤクザ、大手芸能プロ、大手広告代理店の電通ですね。

芸能界はタレントの経歴、年齢詐称は当たり前で、タレントのエッセイ本はゴ−ストライタ−が90%以上は執筆していますし、歌唱力の無いアイドル歌手の為のゴ−ストソンガ−すら存在していますから芸能界は嘘で塗り固まれた世界ですね、タレント、アイドル歌手になるには在日、同和、創価関係者でなければ無理でしょうね、努力すればいつかは報われるなど芸能界では死語同然では無いかと私はそう思います。

長文になりましたが、また何か情報があればカキコ致します。(2005年02月05日 21時39分02秒)


Re:情報追加3(01/25) TAKE1982さん

なんかもの凄い情報ですね…。
僕も知らない所もいくつかあります。真相は100%そうなのか!?って他人から言われても「はい」とは言いにくいですが、これが本当なら凄い事ですね。

僕が書いた上の文章は、「本当の情報のみを、知りうる限り」と書いてますが、5〜6年間ネットをしていての情報をまとめただけなんです。

もし、これを見てる人がいれば、信じる信じないは別にし、こういう意見があるという形だけで文章を見て下さい。

今、NHKも凄いことになっていますが、まだはっきりとした情報が未だにまとまってません、もし解決したらそのへんにヒントがありそうです。(2005年02月06日 10時22分48秒)


情報追加4 イ−ジスさん
TAKE1982さん。

私もネット歴は8年目になります。ADSL常時接続にして3年ぐらいになります、私の情報提供はネットからの色々な情報を分析、検証した結果なので、決定的な証拠ではありません、参考、判断材料と思ってくれればいいと思います。

また追加情報ですが、詳しい事はわかりませんが、去年モ−娘。を卒業した辻希美は2000年の第4期オ−デションは裏金で合格したとの事です、

第5期メンバ−の紺野あさ美ですが、
2001年のLOVEオ−デションは彼女の父親の関係でのコネ合格だという噂です、彼女の父親は、バ−を経営していますが、水商売なので裏社会との関係もありますから、その口で合格できたかもしれませんね、

ネットからの情報なので確証はありませんが、芸能界は本当に汚い世界だと改めて感じさせます、まあ偏見になるかもしれませんが、私は、このような芸能界に自分の子供をアイドル、タレントには絶対にさせるつもりはありません。たとえ自分の子供がオ−デションを受けたいと言っても絶対に
反対します。

アップフロント所属の堀内孝雄、
モ−ニング娘。と親交が深い五木ひろしも
在日朝鮮人との事です。
モ−ニング娘。の売り込みに大きく貢献した
初代マネ−ジャ−の和田薫氏も在日との情報です。(2005年02月08日 19時36分20秒)


追加情報5 イ−ジスさん
これは私なりに分析、検証、考えに考え抜いた結論で私の個人の意見なので確証はありませんが、 参考程度にと思ってください。

2002年9月17日に北朝鮮の金正日が横田めぐみさんを初めとする日本人の拉致を認めた事により、日本の世論が反北朝鮮の声が大きくなったと同時に
モ−ニング娘。の第6期メンバ−オ−デションが
行われましたが、合格者の一人、道重さゆみの地元は山口県の宇部ですが、そこは対北朝鮮強硬派の阿部自民党幹事長代理の地元です、

私もあまり悪い方に考えたくないのですが、
道重の親戚か家族が阿部幹事長の後援関係者、
もしくはその関係者となんらかの付き合いがあったのではと思うのです。
多分、その関係のコネで6期オ−デションで合格したのだと思います、アップフロントが朝鮮総連との関係を公安警察にマ−クされるのを恐れて、
自民党とのパイプを深くしたい為に道重を合格させたのではと、推測しました、

亀井絵里に関しても道重のケ−スと似たようなものだと私は推測します。田中れいなは5期オ−デション
の時に2時審査まで通過していたのですが、当時はまだ小学生だったので年齢対象外という事で落選しましたが、6期オ−デションでは中学生だったので、
実力が評価されて合格したと思いますが、 彼女の父親が福岡のロ−カルTV局の役職についているので、そのコネもあると思います。

6期メンバ−が加入するようになってから、
防衛庁の自衛官募集キャンペ−ン、
愛地球博のキャンペ−ン、環境省主催の地球環境の
キャンペ−ンなどのイメ−ジキャラクタ−に
モ−娘。が起用されるようになったのも
自民党とのパイプからとしか思えないのです。

(2005年02月08日 21時03分34秒)


追加情報6 イ−ジスさん
私の知っている限りの情報を提供しましたが、yahoo掲示板、2ちゃんねるでは、このような投稿は本当にできません、集中攻撃を受けるだけです、

モ−娘。の裏情報をテ−マにして、投稿の場を提供して下さったTAKE1982さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。

今回の7期オ−デションの合格者無しとの結果ですが
在日、同和、創価学会、政治家、大手芸能スク−ル
、電通、有力団体の関係者がいたら合格していたのかも知れませんが、一人もいなかったのでしょうね

、素人オ−デションといっても有力団体の利権関係がある人間でないと合格できないのが現実だと私はそう思います、

正直者は馬鹿を見て嘘つきだけが栄える世の中になっているんだと本当に実感します。
本当に世の中、腐っています。

多くの人は知らないと思いますが、日本の芸能界は在日朝鮮人、同和関係者が本当に多いです。

あのSMAPも香取信吾を除いたメンバ−はすべて在日です、
香取信吾も同和のようです。
あまりにも多いのでSMAPだけを紹介しました。

(2005年02月08日 21時41分04秒)

Re:追加情報6(01/25) TAKE1982さん
イ−ジスさん
色々と有り難うございます!
なんかnew!ってマークが無くて気付くのが遅れてしまいました…。すみません。
芸能界ってなかなか怖い所ですよね。

けど、そういうので世の中が回っている現実をみんなに知らせないといけないのか?と言われると解らなくなります。僕個人ではどうすることも出来ず、ただ時代の流れを見ていくしか無いのかも知れません。また芸能界でおもしろい話があればよろしくお願いします!!カキコ有り難うございました。

(2005年02月14日 02時23分32秒)

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c33

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
61. 中川隆[7522] koaQ7Jey 2017年4月04日 14:54:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8006]

ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、1991年にネイコンのポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はイラク、シリア、イランを殲滅すると口にし、その翌年に国防総省のDPG草稿という形で世界制覇プラン(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)を作成している。

2001年9月11日の攻撃から10日後にはイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランをドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺は攻撃予定国リストに載せていた。

これにロシアや中国が加わったのは、21世紀に入ってウラジミル・プーチンがロシアを再独立させたからにほかならない。ボリス・エリツィン時代のロシアはアメリカの属国と化していた。

プーチンによってウォルフォウィッツ・ドクトリンは破綻、それを強引に推進しようとしてネオコンは迷走、全面核戦争の危機が高まっているのだ。1991年のソ連消滅で自分の「立ち位置」を修正、「唯一の超大国アメリカ」を体制内へ自分を組み込んだ人びとも迷走しているようだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704040000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c61

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
69. 中川隆[7523] koaQ7Jey 2017年4月04日 16:51:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8007]

政商たちの栄華 2017-04-04

 政商とは、特定の政治家や官僚と結びつき、自己利益最大化のために政治を動かし(大抵は規制緩和)、ビジネスを拡大しようとする連中を意味します。


 本来、政府の目的は、国民を豊かにする経世済民です。経済の語源が、経世済民であることは言うまでもありません。


 それに対し、企業の目的は利益です(それで、いいのです)。営利企業をすべるため、企業を管理することを「経営」と呼びます。


 経済と、経営は異なる概念なのです。


 現実の世界では、政府が国民全体の豊かさを追求するが故、特定の企業のビジネスチャンスを潰すケースというのは、ままあります。政府と企業では目的が異なる以上、両者の利害が衝突することになっても、これは仕方がない話です。


 無論、政府は経世済民のためであれば、企業のビジネスを片端から潰していい、という話ではありません。逆に、特定企業の利益最大化のために、経世済民が無視されるのも問題です。


 政府と企業という、目的が違う存在が綱引きすることで、政治は動いていきます。もっとも、民主主義国の場合は、国民の票で選ばれた政治家が政治をコントロールするため、本来であれば「経世済民」的な政策が推進されるはずなのです。


 何しろ、「あちら側」と「こちら側」では人数が違います。面倒なので「あちら側」を政商側と呼称しますが、政商側と「国民」では、人数比が1対100くらいの差はあるでしょう。まともに「情報」が国民に伝わってしまうと、政商側に勝ち目はありません。


 だからこそ、政商側はメディアを使い、情報をコントロールし、政府の諮問会議に「民間議員」と称して乗り込み、さらには「公務員叩き」が典型ですが、国民の嫉妬心、怨恨、妬みを煽る、ルサンチマン・プロパガンダを展開。国民の支持を得た上で、自分たちのビジネスを拡大しようとします。


 具体的には、行政の窓口を「派遣社員」でも可能とする規制緩和を実現し、パソナに代表される派遣会社が「行政という市場」に新規参入。利益を稼いでいくわけです。派遣ビジネスは、人材紹介とは異なり、「永遠に抜き続けることが可能」という点で、実に美味しいビジネスなのでございます。


 あるいは、
「日本の農業は高齢化している。若者が農業に参入しないため、このままでは日本の農業は消滅する」
 といった恐怖プロパガンダを展開し、人手不足の現場に「外国人」を導入。当然ながら、パソナに代表される派遣会社が外国人を派遣し、これまた延々と手数料収入を稼ぎ続ける。


 さらには、「一億総活躍」といった空虚なスローガンを政治家が叫び、女性を労働へと駆り立てる(別に、女性が働くことに反対しているわけではありません)。配偶者控除もなくし、専業主婦がまるで「悪いこと」であるかのごとき、社会的な空気を醸成する。(ちなみに、三橋は「女性が働けない社会は腐っているが、女性が働かざるを得ない社会はさらに腐っている」という価値観の持ち主です)


 専業主婦までもが職場に駆り立てられると、当然ながら「家事」「育児」が困難になっていきます。
 というわけで、外国人メイドという「新規事業」の立ち上げです。

ヒャッハーッ!!!


『外国人の家事代行  最前線ルポ なし崩し的拡大に懸念
https://mainichi.jp/articles/20170403/k00/00m/040/022000c

 コンビニ、居酒屋、町工場……。今やありとあらゆる場所で働く外国人が、とうとう家庭にも入り始めた。国家戦略特区では外国人による家事代行が解禁され、第1陣としてフィリピン人女性25人が3月に来日した。最前線を取材すると、政府が成長戦略の柱に掲げる「女性活躍」を外国人女性が下支えする構図が浮かんだ。

◆国家戦略特区で東京、神奈川、大阪で解禁
 「わくわく、ドキドキし、とってもうれしく思っています」。東京・大手町の人材派遣パソナ本社で3月21日、南部靖之パソナグループ代表が新入社員25人を前に興奮気味に切り出した。「40年前、女性の社会進出の場を作ろうと起業した。みなさんが私の夢を実現させてくれます」

 入社式に臨んだ25人は、各自であつらえた白いシャツと黒いスーツの上下を着ている。昨年、東京都と神奈川県、大阪市で外国人家事代行サービスが解禁され、パソナのほか5社が特区内で許可を受けて事業を担う。 (後略)』


 さて、パソナの取締役会長は、ご存知の通り竹中平蔵氏です。
http://www.pasonagroup.co.jp/recruit/message/#takenaka


 この竹中氏が未来投資会議の民間人(民間議員ではありません)であり、国家戦略特区構想のキーマンであることは、皆様もご承知の通り。


 以前(2014年5月)、テレビ愛知の「激論コロシアム」で、パソナの取締役会長である竹中氏が、政府の諮問会議で影響力を発揮しているのは問題であることを、ご本人に指摘して差し上げたところ、
「無礼だ!」
 と、キレられてしまったわけですが、その後も着々と政商ビジネスは推進され、ついに外国人メイドという新規ビジネスがパソナによって始められることになったわけです。


「いや、日本で外国人メイドとか、受け入られるはずがないだろ」

 という意見は多いでしょうし、わたくしも賛同する部分がありますが、そういう問題ではないのです。そもそも、外国人メイドなどという一種の「奴隷文化」を日本が受け入れる必要はありません。それにも関わらず、安倍政権が政商たちの思うがままに、政治を動かしているという現実自体が問題なのです。


 現在の日本は、まさに「政商たちの栄華」としか呼びようがない時代なのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12262421534.html



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c69

[番外地6] 「日本のホワイトカラーは生産性が低い」という都市伝説に騙されるな 中川隆
5. 中川隆[7524] koaQ7Jey 2017年4月04日 16:55:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8008]

2017年4月4日 「デフレ」こそ「労働生産性」低下の元凶。生産性向上のためにも「PB制約」撤廃を!
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/10297

今、財界や政府の経済政策似ついての議論でキーワードになっているのが、

「労働生産性」。

これは要するに、その働きで、どれだけのアウトプットを生み出したか、という効率性を意味するものです。

誰でも、部下を持ったことのある人ならば経験があると思いますが、いわゆる「有能で無い部下」は、指示をして1週間まってもほとんど何のアウトプットも持ってこないけど、「有能な部下」なら、指示をすれば翌日には、素晴らしいアウトプットを持ってくる――という事はよくありますが、こういう時、「アイツは生産性が低いけど、コイツは生産性が高いなぁ」などと言ったりするわけです。

そして今、巷では「労働生産性」を上げるべきだ! という言説があちこちで言われるようになっています。

そんな議論の中で、よく紹介されているのが、次のグラフ。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1019329341501342&set=a.236228089811475.38834.100002728571669&type=3

これは、今、日米の「業種別、労働生産性の比較」のグラフです。

ご覧の様に、一部の業種(機会と化学)を除いて全て、日本の「労働生産性」はアメリカよりもずっと低い、というのが現状です。例えば、アメリカと比較すれば「飲食や宿泊」の労働生産性は三分の一、電気機械は五分の一、そして農林水産業に至っては二十分の一という水準です。

こうしたデータを引用しつつ、多くの論者(例えば、今月号(4月豪)のウェッジの記事http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9140 等)は、

「だから、日本も生産性を上げる『改革』をやるべし!」

という議論に進みます。例えばその特集では、次のような論調が展開されます。

「リンガーハットや鳥貴族や『変なホテル』など、優秀な企業は皆、
その『改革』をやって、生産性向上に成功している!
年功序列などの日本のワルイ体質を改善すべきだ!」

(この『ウェッジ』だけでなく、政府内外で、同様の議論が展開されています。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017033101123&g=eco
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai10/siryou1.pdf

・・・・が待ってください。

「労働生産性」という「言葉のイメージ」に騙されないで、まず、上記の日米比較のグラフにおける「労働生産性」の定義とは何か、から考えて頂きたいと思います。

そもそも、このグラフも含めて、数字で労働生産性が表現される時、それは、

「就労1時間あたりのGDP」

と定義されています。

(例えば、先日開催された官邸の経済財政諮問会議でも、民間議員ペーパーも、政府準備ペーパーも、いずれも労働生産性は、この考え方で定義されています。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0330/shiryo_02-2.pdf
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0330/shiryo_01.pdf )

ですから、労働生産性は、労働者や企業の質にも依存しているかもしれませんが、GDPの水準にも依存しているのです。

したがって、企業が努力しようがしなかろうが、労働者が有能であろうがなかろうが、労働生産性はGDPが上がれば上がり、GDPが下がれば下がるのです!

(※ これは、部下の労働生産性を比べる時に、部下Aと部下Bのそれぞれが営業しているマーケットの違いを考慮せずに、単に一月間の営業成績だけに基づいて、「労働生産性」を比較するようなものです。仮に部下Aの方がたくさん儲けているとしても、それは単に部下Aが担当しているマーケットの方が、簡単に儲けられる楽なマーケットだという事を意味しているに過ぎない、ということもあるのです)

だから、GDPが20年間も伸び悩んでいるデフレの国「日本」と、全くデフレに直面していないインフレの国「アメリカ」を比べれば、インフレのアメリカの方が高くなるのは当たり前です。

したがって「労働生産性」向上のためには、「改革」云々以前に、「デフレを終わらせGDPを上げる」マクロな対策が必要なのです!

もちろん、労働生産性を上げるためには、「企業努力や労働者の努力」も意味はありますが、そうした「ミクロな視点」だけでなく「マクロな視点」を忘れてはいけないのです。

そもそも、このグラフからも明らかなように、日本の「労働生産性」は、「GDP」の水準によってほとんど決まっているのが実状です。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1015763461857930&set=a.236228089811475.38834.100002728571669&type=3&theater

労働生産性は、GDPが伸びている頃は順調に伸びていたものの、デフレになってGDPが横ばいになって以降、労働生産性も横ばいになっています。

実際、労働生産性とGDPの「相関係数」は、実に「0.96」という、超絶に高い水準にあります。

これはつまり、両者はほぼ完全に連動して推移している、という事を意味しています。控えめに言っても、「労働生産性はGDPの水準で90%以上説明できる」という次第です。

逆に言うなら、労働生産性の向上において、企業努力や労働者の余地の努力が入り込むは、ごく一部しかない、という次第です。

繰り返しますが、労働生産性は、「就労1時間当たりのGDP」なのですから、こうなるのも当たり前なのです。

にも拘わらず、日本の労働生産性の低さの「全て」を、企業や労働者、はては日本の文化や風習のせいにしてしまえば、マクロ経済対策を怠り、日本の労働生産性が一向に向上しない、という最悪の事態が生ずることとなります。

・・・というよりもむしろ、そうやって「過剰な改革」をやり過ぎて、かえって「真の労働生産性」を引き下げてしまうことともなりかねません。

そうした悲劇をもうこれ以上起こさないためにも、我々は今、

「生産性を上げるためにこそ、デフレ脱却を!」

という一点をしっかりと認識する必要があるのです。

この一点さえ認識できるのなら、労働生産性を上げたいのなら、

1)何よりもまず「デフレ脱却」を阻んでいる「プライマリーバランス制約」を廃止し、
2)デフレ完全脱却までの2、3カ年、軌道的な財政政策を展開すること、

こそが必要不可欠だという「大局」がいとも容易く見えてくるはずです。
https://38news.jp/politics/10232

そしてその大局観さえあるのなら、「デフレ脱却をサポートする構造政策」(例えば、ダンピング規制や過剰サービス規制、低賃金労働者の日本流入規制、賃上げ企業優遇策、等)を展開していくことが必要だ、という道筋がくっきりと見えてくるはずです。
https://38news.jp/economy/08023

わが国の「働き方改革」(ミクロ政策)や「デフレ脱却のための財政金融政策」(マクロ政策)が、こうした正しい大局観に基づいて進められんことを、心から祈念したいと思います。

PS 「労働生産性」を上げるためにも是非、下記をご一読ください。
https://goo.gl/Jcqhm0


https://38news.jp/economy/10297
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/756.html#c5

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
85. 中川隆[7525] koaQ7Jey 2017年4月04日 17:09:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8009]

「反日だった」朴槿恵前大統領を、なぜ韓国国民はブタ箱に放り込んだのか? 2017年4月4日
http://www.mag2.com/p/money/167591


ついに逮捕された朴槿恵前大統領。敗因は反日の封印であり、ストレスのはけ口を失った韓国国民が経済状況の酷さに気づいたことだ。この政権の4年間を振り返って解説する。

反日でギリギリ保っていた?朴槿恵前韓国大統領の4年間を振り返る

「日本を千年恨む」就任早々に宣言をしたワケ

今回はついに逮捕されてしまった韓国の朴槿恵前大統領を特集する。当メルマガは2011年に配信を開始し、ほぼ週1ペースで5年半ほど配信を続けてきた。メルマガを始めた当初は明博政権だったが、それから1年後に朴槿恵政権がスタート。その当時から今までに取り上げた内容を見ながら、朴槿恵前大統領の4年間を振り返って解説する。


朴大統領は2月25日の就任後、麻生太郎副総理との会談などで、日本に歴史問題への対応を求めているが、演説で日韓関係についてメッセージを発するのは初めて。竹島、慰安婦問題など具体的懸案には触れなかったが、未来に向かうためにまず過去の問題を解決すべきだという内容で、安倍政権に厳しい注文を突き付けた形だ。

大統領は「歴史に対する正直な省察がなされるとき、共同繁栄の未来も共に開ける。加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」と言明。

これは私が第81回(2013年3月3日配信日)のメルマガで取り上げた時事通信の記事である。本当に就任早々、「日本を千年恨む」と宣言したのだ。

なぜ、最初から朴槿恵前大統領が反日全開だったのか。その理由は、支持率の低さにある。朴槿恵前大統領は、次の韓国大統領候補で最も人気がある文在寅(ムン・ジェイン)氏との選挙戦にわずかな票差で勝って大統領に就任した。当然、ギリギリの勝利では政権基盤が弱いことになる。


そこで朴槿恵前大統領は、反日政策を邁進することで地盤を固めようとした。その効果はてきめんだった。すぐさま支持率は爆上げとなり、日本が批判する「告げ口外交」と「慰安婦ガー」という、聞かれてもいない「反日」を世界中で触れ回ったことで、朴槿恵前大統領は「外交の天才」と評価された。

当時、私はこんな言葉を残している。


最低の支持率の結果、すぐさま反日に行動を移した韓国の朴槿恵大統領。文章を読んで驚いたと思うが、現時点で盧武鉉前大統領、明博大統領なんて遙かに超える逸材である。

就任して舵を取っても、韓国経済が苦境に立たされる未来は決定している。つまり、これは始まりであってゴールではない。明博大統領なんかとは比べものにならないぐらい、日本批判を展開してくることだろう。

最後に私の朴槿恵大統領に対する経済評価は、明博前大統領以下なのは言うまでもないが、はっきりいって「無能」である。今年、韓国は日本に貿易赤字を255億ドル出している。そして、日本批判するということは、経済的な視点からしてもマイナスだ。

つまり、4年前に私はいずれはこうなることを予言していた。そして案の定、朴槿恵前大統領の経済政策は無能そのものであった。もっとも、当時は弾劾罷免されるとまでは思っていなかったが。結果的に、韓国経済は衰退化が顕著となった。

今の株価や通貨ウォンは、サムスン電子のおかげで当時よりも高水準を保っているが、それもいつまで持つかはわからない。あまりにも韓国以外の外部的な要因が複雑過ぎるのだ。暴落するのは、韓国が米国によって「為替操作国」として認定される時か、韓国の次の大統領がTHAAD配備の中止を宣言する時か、はたまた赤化に進んだときか。朝鮮戦争の再開といったことも十分に考えられる。

引き続き、朴槿恵前大統領の4年間を振り返っていこう。


「オバマの逆鱗」に触れて幕引きに

オバマ政権が韓国に甘く、日本に対して「もっと韓国と仲良くしろ」と迫る中で、韓国は増長していく。朴槿恵前大統領は「アジアのバランサー」と褒め称えられてコウモリ外交を行い、中国依存をさらに高めていった。明博政権でもそれなりに中国依存はあったわけだが、朴槿恵前大統領の時代はそれをさらに加速させていく。そして、中国も韓国を快く受け入れ、蜜月関係が始まった。AIIBへの参加と副総裁の地位、500億ドル規模の韓中通貨スワップ、中国の軍事パレードへの参加など、誰が見ても赤化するんじゃないかと思うほどだった。

しかし、2016年の12月末には、激怒したアメリカに脅迫されたのか、朴槿恵前大統領は急に日韓慰安婦合意を締結。さらに北朝鮮が水爆実験を行った際、中国に頼ろうとホットラインを使って連絡するも不通だったことがあり、突然の方向転換を行った。反日を止め、THAAD配備を検討するなど、いきなり赤化から逆戻りを始めたのだ。

これに関しては、アメリカが本当に激怒したのではないかと思っている。今まで韓国が中国にべったりだったことについて、オバマ前大統領はなんとか我慢してきたが、もう限界だったのだろう。THAAD配備という踏み絵をちらつかせて、従うか、そのまま中国の元へ走るかの2択を迫られたのではないか。これが朴槿恵前大統領の外交の幕引きだったと記憶している。

韓国国民から漏れ始めた「不満の声」、一気に政権崩壊へ

そして、反日がすっかりなりを潜めたことで、韓国の国民から不平が漏れ始めていく。反日でストレスを解消していた韓国だが、造船や海運、原油価格の急落などのよる海外建設不振などといった、経済状況の酷さに気づき始めたのだ。

そんな中、2016年8月31日、韓進海運の破綻から起きた物流大混乱事件での政府対応のお粗末さに続き、サムスン電子のギャラクシーノート7の爆発事故によって韓国に抑えられない不満が高まりつつあった。支持率もすっかり低迷しており、与党のセヌリ党からも批判されていく。今思えば、朴槿恵前大統領の弾劾罷免までの下準備はもうこの頃にはできていたのだろう。そして、2016年10月24日に朴槿恵前大統領のスピーチ原稿にチェ容疑者の関与を示す文書が見つかった。

そこから朴槿恵前大統領は占い師に操作されていたという根も葉もない噂が韓国中に拡大して支持率は4%となり、100万人を超える抗議デモが毎週ソウルで開催されていく。最後は弾劾されて数ヶ月後、それが憲法裁判所の裁判官によって罷免されて、2017年3月31日に逮捕された。大統領という最高の地位にまで上りつめた4年間の最後は囚人生活という。最高から最低までを朴槿恵前大統領は経験することとなった。しかも、この先は魔女裁判にかけられて処刑される未来すらあるという。

朴槿恵前大統領がこうなった最大の理由は、「反日の封印」である。政府への不満を反日で抑え込んでいたからこそ、3年も持ったのだ。つまり、韓国では反日でなければ1年すら大統領が務まらないことになる。

結局、朴槿恵前大統領が残したものは、日本の鳩山元総理と同じようなものである。日本と米国との関係の悪化、中韓関係の悪化、北朝鮮関係の悪化、告げ口外交による韓国の権威喪失という、考えうる限り最悪の外交情勢を作りだした。

しかし、日本との関係だけは、朴槿恵前大統領のせいだけではない。朴槿恵前大統領は日韓慰安婦合意によって、日本との通貨スワップ協定の交渉を再開し、なんとか韓国を経済危機から救おうとした。しかし、それは韓国国民には届かなかったのだ。それは当たり前のことで、今まで散々「日本側にメリットがある」と吹聴してきた通貨スワップ協定である。韓国側だけが必要だとは、認められるわけがないのだ。

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c85

[昼休み52] 「恥の文化」の力 富山誠
27. 中川隆[7526] koaQ7Jey 2017年4月04日 17:34:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8010]

本物の日本人だけが持つ特別で恵まれた「超才能」を活かせ

考え抜かれた製品、技術、デザイン、哲学、サービスを持った希有な企業が世の中には存在する。磨き抜かれたオリジナル、技、発想、アイデアを持った希有な人が世の中には存在する。

独自の「何か」を生み出す能力を持った企業や人は本物だ。そして、長い目で見ると、結局生き残るのは本物だ。

誰かが何かを成功させると、真似やパクリをする企業や人が山ほど現れるのだが、パクリ製品は気が付けばいつしか消えて後に残らない。

パクリがどんなにうまくやってのけても、結局はオリジナルの方が生き残る。そして、オリジナルの方が愛される。

どれほど巧妙にパクリを成し遂げても、なぜオリジナルが最後に生き残る可能性が高いのか。

その理由は、その製品、技術、デザイン、哲学、サービス、発想、アイデアには、それができあがるまでに多くの試行錯誤が為され、その試行錯誤で得た知識や経験が「物事の基本」となって製品を支えているからだ。しかし、パクリには土台を支える思想がない。


物事のすべては、基礎や基本が何よりも重要だ

物事のすべては、基礎や基本が何よりも重要だ。それが揺らいでいると何が重要で何が重要でないのかも分からない。そして、「次」を踏み出す時に間違う。

次の新しいものを生み出すにも、今あるものを改良するにも、さらなる付加価値を付けるにも、基本ができていないと何もできない。逆に、基本がしっかりしていると、「次」に発展することができる。

本当のことを言えば、そんなことは誰でも分かっている。では、なぜ基本をないがしろにして、他人のものをパクることで生きていこうとする企業や人がいるのだろうか。

たとえば、中国や韓国は、ありとあらゆる企業のパクリを行っており、国中に粗悪なパクリ製品が溢れている。

なぜ、彼らは次から次へとパクリを行うのか。なぜ、彼らはオリジナルを生み出すこと、すなわち基礎や基本をないがしろにするのか。

その理由は簡単だ。基礎や基本をきちんと身につけるというのは、実は尋常ではないほど単調で、単純で、根気のいる作業を延々と繰り返さなければならないからだ。これは、すべての分野に関して言える。

基本を身につけるには、誰も注目しておらず、誰も褒めてくれず、誰も気付かないところで、ずっと単調な作業を繰り返し、常に試行錯誤していかなければならない。

この単調な繰り返しを行って基本が身につくのだが、パクリを行う人間はそれをすっ飛ばすのである。そして、表面や形だけをパクって世の中をごまかす。

最初は騙せるのかもしれない。しかし、それがオリジナルではない時、やがて人々に見透かされる。そして捨てられる。


時代が変わっても古くならない原理原則

基本が重要であるというのは、職人も、技術者も、芸術家も、アスリートも、アナリストも、兵士も、各職業人も、すべてがそれぞれの言葉で言い伝えている。

そして、基本を否定する人間は誰ひとりとしていない。

つまり、「基本を怠らずに鍛える」というのが、時代が変わっても古くならない原理原則であるということである。

表面や形だけをパクリ取って、まともな基本を身につけていない企業や人は、そのときは良くても最後に足をすくわれる。土台がないので応用がまったく利かない。

もちろん、そのようなパクリをして人生を乗り切る生き方もひとつの生き方である。あえてそれを選び取る人間もいる。

手っ取り早く儲かるのであれば、あるいは手っ取り早く売名できるのであれば、それを選び取る人は珍しくない。

売れた製品のパクリを作って安売りする企業、あるいは売れた人間の技や作品や芸をそのまま真似して、自分こそが元祖だと起源を主張するクズのような人間もいる。しかし、それは邪道であり王道ではない。

王道とは、その道の基礎や基本を誰も見ていないところで、淡々と愚直に繰り返し、泥にまみれ、汗を流し、苦しみを味わうことである。

それは、一見ムダなように見える時間だが、基礎や基本は膨大な時間をそこに費やさなければ身につかないのだから、絶対にムダではない。

どれだけ基礎と基本が身についているかで、その世界で成功できるかどうかが決まる。

ムダなのは、自分の人生に重要でも何でもないことに時間を費やすことだ。自分がその道で生きていくつもりもないようなもの、たとえば時間つぶしのゲームだとか、だらだら見ているテレビだとかに時間を費やすのは、たしかにムダだ。


自分の分野で道を究めることが日本の復活になる

自分の全人生を費やしても構わないと思うことに全力集中で取り組み、基礎や基本を繰り返し反復する。

そうやって、基礎的な能力を身につけても、まだそれで世の中を渡っていけるのか、成功できるのか、大成できるのかどうかは分からない。そして、それで食べて行けるのかどうかも分からない。

しかし、基礎や基本がないのに、いきなり他人のパクリをしてそれで生きていけないことだけは、はっきりしている。

かつての日本人はこういった基礎や基本を「型」と言っていたが、型を身につけるのに誰も見ていないところで死ぬほど練習していたし、それが日本人の底力を作り上げていた。

日本人が「特異な民族」なのは、そういった基礎や基本を疎かにしないという人間が夥しく存在していて、基礎を追求する文化を持っていたからである。日本人には、ありとあらゆる分野が「道」を極める対象となった。

ただ、「お茶を淹れる」という些細なものであっても、それは「道」となって、茶道となっている。

日本人のひとりひとりが、それぞれの分野で基礎と基本を地道に積み上げて道を究めてきたから、あらゆる点で日本は他の民族や国家を凌駕してきたのだ。

最近、日本の土台が揺らいできたというのであれば、恐らく最近の日本人は、かつての日本人ほどに基礎と基本の積み上げが足りなくなっているからだ。

科学の世界でも、ノーベル賞を取るほど優秀な人間がいる一方で、形ばかり研究者のフリをして他人の論文をコピーして、パクリや真似でごまかそうとする人間が出てきたりしている。

日本人にパクリは似合わない。日本人はパクリの道を行くのではなく、優れたものを生み出せる民族であってほしい。パクリを排除し、ひとりひとりが自分の分野で道を究めることが日本の復活になる。


基礎や基本を疎かにしないで道を究めるのが日本人の特異性だ。日本人は本物の日本人だけが持つ特別で恵まれた「超才能」を活かして生き残るべきだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/12/20141230T1541480900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/778.html#c27

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
46. 中川隆[7527] koaQ7Jey 2017年4月04日 17:35:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8011]

本物の日本人だけが持つ特別で恵まれた「超才能」を活かせ

考え抜かれた製品、技術、デザイン、哲学、サービスを持った希有な企業が世の中には存在する。磨き抜かれたオリジナル、技、発想、アイデアを持った希有な人が世の中には存在する。

独自の「何か」を生み出す能力を持った企業や人は本物だ。そして、長い目で見ると、結局生き残るのは本物だ。

誰かが何かを成功させると、真似やパクリをする企業や人が山ほど現れるのだが、パクリ製品は気が付けばいつしか消えて後に残らない。

パクリがどんなにうまくやってのけても、結局はオリジナルの方が生き残る。そして、オリジナルの方が愛される。

どれほど巧妙にパクリを成し遂げても、なぜオリジナルが最後に生き残る可能性が高いのか。

その理由は、その製品、技術、デザイン、哲学、サービス、発想、アイデアには、それができあがるまでに多くの試行錯誤が為され、その試行錯誤で得た知識や経験が「物事の基本」となって製品を支えているからだ。しかし、パクリには土台を支える思想がない。

物事のすべては、基礎や基本が何よりも重要だ

物事のすべては、基礎や基本が何よりも重要だ。それが揺らいでいると何が重要で何が重要でないのかも分からない。そして、「次」を踏み出す時に間違う。

次の新しいものを生み出すにも、今あるものを改良するにも、さらなる付加価値を付けるにも、基本ができていないと何もできない。逆に、基本がしっかりしていると、「次」に発展することができる。

本当のことを言えば、そんなことは誰でも分かっている。では、なぜ基本をないがしろにして、他人のものをパクることで生きていこうとする企業や人がいるのだろうか。

たとえば、中国や韓国は、ありとあらゆる企業のパクリを行っており、国中に粗悪なパクリ製品が溢れている。

なぜ、彼らは次から次へとパクリを行うのか。なぜ、彼らはオリジナルを生み出すこと、すなわち基礎や基本をないがしろにするのか。

その理由は簡単だ。基礎や基本をきちんと身につけるというのは、実は尋常ではないほど単調で、単純で、根気のいる作業を延々と繰り返さなければならないからだ。これは、すべての分野に関して言える。

基本を身につけるには、誰も注目しておらず、誰も褒めてくれず、誰も気付かないところで、ずっと単調な作業を繰り返し、常に試行錯誤していかなければならない。

この単調な繰り返しを行って基本が身につくのだが、パクリを行う人間はそれをすっ飛ばすのである。そして、表面や形だけをパクって世の中をごまかす。

最初は騙せるのかもしれない。しかし、それがオリジナルではない時、やがて人々に見透かされる。そして捨てられる。


時代が変わっても古くならない原理原則

基本が重要であるというのは、職人も、技術者も、芸術家も、アスリートも、アナリストも、兵士も、各職業人も、すべてがそれぞれの言葉で言い伝えている。

そして、基本を否定する人間は誰ひとりとしていない。

つまり、「基本を怠らずに鍛える」というのが、時代が変わっても古くならない原理原則であるということである。

表面や形だけをパクリ取って、まともな基本を身につけていない企業や人は、そのときは良くても最後に足をすくわれる。土台がないので応用がまったく利かない。

もちろん、そのようなパクリをして人生を乗り切る生き方もひとつの生き方である。あえてそれを選び取る人間もいる。

手っ取り早く儲かるのであれば、あるいは手っ取り早く売名できるのであれば、それを選び取る人は珍しくない。

売れた製品のパクリを作って安売りする企業、あるいは売れた人間の技や作品や芸をそのまま真似して、自分こそが元祖だと起源を主張するクズのような人間もいる。しかし、それは邪道であり王道ではない。

王道とは、その道の基礎や基本を誰も見ていないところで、淡々と愚直に繰り返し、泥にまみれ、汗を流し、苦しみを味わうことである。

それは、一見ムダなように見える時間だが、基礎や基本は膨大な時間をそこに費やさなければ身につかないのだから、絶対にムダではない。

どれだけ基礎と基本が身についているかで、その世界で成功できるかどうかが決まる。

ムダなのは、自分の人生に重要でも何でもないことに時間を費やすことだ。自分がその道で生きていくつもりもないようなもの、たとえば時間つぶしのゲームだとか、だらだら見ているテレビだとかに時間を費やすのは、たしかにムダだ。


自分の分野で道を究めることが日本の復活になる

自分の全人生を費やしても構わないと思うことに全力集中で取り組み、基礎や基本を繰り返し反復する。

そうやって、基礎的な能力を身につけても、まだそれで世の中を渡っていけるのか、成功できるのか、大成できるのかどうかは分からない。そして、それで食べて行けるのかどうかも分からない。

しかし、基礎や基本がないのに、いきなり他人のパクリをしてそれで生きていけないことだけは、はっきりしている。

かつての日本人はこういった基礎や基本を「型」と言っていたが、型を身につけるのに誰も見ていないところで死ぬほど練習していたし、それが日本人の底力を作り上げていた。

日本人が「特異な民族」なのは、そういった基礎や基本を疎かにしないという人間が夥しく存在していて、基礎を追求する文化を持っていたからである。日本人には、ありとあらゆる分野が「道」を極める対象となった。

ただ、「お茶を淹れる」という些細なものであっても、それは「道」となって、茶道となっている。

日本人のひとりひとりが、それぞれの分野で基礎と基本を地道に積み上げて道を究めてきたから、あらゆる点で日本は他の民族や国家を凌駕してきたのだ。

最近、日本の土台が揺らいできたというのであれば、恐らく最近の日本人は、かつての日本人ほどに基礎と基本の積み上げが足りなくなっているからだ。

科学の世界でも、ノーベル賞を取るほど優秀な人間がいる一方で、形ばかり研究者のフリをして他人の論文をコピーして、パクリや真似でごまかそうとする人間が出てきたりしている。

日本人にパクリは似合わない。日本人はパクリの道を行くのではなく、優れたものを生み出せる民族であってほしい。パクリを排除し、ひとりひとりが自分の分野で道を究めることが日本の復活になる。

基礎や基本を疎かにしないで道を究めるのが日本人の特異性だ。日本人は本物の日本人だけが持つ特別で恵まれた「超才能」を活かして生き残るべきだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/12/20141230T1541480900.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c46

[お知らせ・管理21] 管理人悪印象刷り込み君は放射能工作員だった。同じIDで工作員コメント多数。印象操作で掲示板破壊工作 管理人さん
37. 中川隆[7528] koaQ7Jey 2017年4月04日 18:21:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8012]

管理人悪印象刷り込み君は Wikipedia でも投稿禁止にされてますね:

Wikipedia:進行中の荒らし行為
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E9%80%B2%E8%A1%8C%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%8D%92%E3%82%89%E3%81%97%E8%A1%8C%E7%82%BA

このページはウィキペディア日本語版で荒らし行為を継続して行っている利用者の活動についてまとめ、情報を共有することを目的とした場です(短期間から中期間の荒らし利用者を対象としています)。


「闇の組織」作成荒らし[編集]

闇の組織なる悪戯記事の繰り返しの作成。作成保護がかけられる度に記事名を変えての作成をしています。内容は全て「女子高生コンクリート詰め殺人事件」「幼女誘拐殺人事件」「足利事件」「神戸連続児童殺傷事件」などの凶悪事件には、人身売買等を行う国際的な犯罪組織が関与しているというもので、文章も全て同じです。

全て同一人物による作成と思われ、本人(佐伯まお名義)のブログ上で削除に関わった管理者を「工作員」として晒しています[1]。ニコニコ大百科やウィクショナリーでも同様の記事の作成を確認しています[2]。将来的に長期的な荒らしに発展する可能性が極めて高いものと思われます。

因みに闇の組織の2006年の削除は原口一博氏の発言を元に作成された全くの別記事であると推測されます(Wikipedia:削除依頼/闇の組織)。

作成した記事は次の通りです。

闇の組織
国際犯罪組織
国際犯罪組織(闇の組織)
福岡OLバラバラ死体遺棄事件


確認できた登録アカウント及びIPは以下の通りです。

特記のないアカウントは上記記事の作成を行ったものです。出現した時系列順に並べてあります。


利用者:佐伯まお(会話 / 投稿記録 / 記録) - 女子高生コンクリート詰め殺人事件に自説の陰謀論を記載、ブログ上で「おおたこうじ」での荒らしを行ったと宣言

利用者:おおたこうじ(会話 / 投稿記録 / 記録)

利用者:中央情報局(会話 / 投稿記録 / 記録)
IP:106.188.162.42(ノート / 履歴 / ログ / Whois IPv4 ・ IPv6) - UQ WIMAX(KDDI、大阪)[3]
IP:106.188.128.68(ノート / 履歴 / ログ / Whois IPv4 ・ IPv6) - UQ WIMAX(KDDI、大阪)[4]

利用者:故郷足利(会話 / 投稿記録 / 記録)

利用者:国際組織(会話 / 投稿記録 / 記録) - おおたこうじのソックパペットとしてブロック。2017年1月27日 (金) 21:22‎UTC、

利用者:多摩に暇人(会話 / 投稿記録 / 記録)氏ご報告のアカウント


参考として、ウィクショナリーでの編集を行ったアカウントも記載します。

利用者:シノブ
IP:106.188.160.77 - UQ WIMAX(KDDI、大阪)[5]
IP:106.188.177.118 - UQ WIMAX(KDDI、大阪)[6]


全てのログを追えていない可能性がありますので、情報をお持ちの方はフォローをお願い致します。--Fusianasan1350(会話) 2017年1月27日 (金) 17:42 (UTC)


2017年3月現在、佐伯まお本人のWikipediaでの活動は事実上停止しています。但し信者に協力を呼びかけており、荒らしが再発する可能性は否定できません[7]。--Fusianasan1350(会話) 2017年3月13日 (月) 23:32 (UTC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E9%80%B2%E8%A1%8C%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%8D%92%E3%82%89%E3%81%97%E8%A1%8C%E7%82%BA

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/414.html#c37

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
45. 中川隆[7529] koaQ7Jey 2017年4月04日 18:28:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8013]
>>42
>その3年で日本国内の工場の大半が海外に移転したんだよ
>■これを証明する客観的な統計データは、いくら探してもありませんね。


おまいが言葉尻を捉えて印象操作してるだけだろ

大半でも30%でも本質は何も変わらないのさ

>>37, >>38, >>17
で民主党政権下の超円安政策で日本の輸出企業が次々に海外に工場を移したというのは明らかにされている

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c45

[政治・選挙・NHK223] 政界地獄耳 前政権より勝ってる話なんて(日刊スポーツ) 赤かぶ
46. 中川隆[7530] koaQ7Jey 2017年4月04日 18:52:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8014]
>>42
>君が何を言おうと、この30年間自民党の政権下で
>この国がどんどん貧しくなり、衰退する一方だという事実は微動だにしない。


この30年間自民党でそういう事をやっていたのが小沢なんだよ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/497.html#c46

[政治・選挙・NHK223] 今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪(TBS)-「福島自主避難者への支援カットは無責任ではないか」という質問に JAXVN
2. 中川隆[7531] koaQ7Jey 2017年4月04日 21:45:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8015]
>>1
民主党が間違った対処をしたから被害がここまで大きくなったんだろ

情報隠蔽したから被害者が出たんだ

消費税増税も民主党が推進したからやらざるを得なくなったんだ

売国 小沢・鳩山・菅・野田が日本を滅茶苦茶にしたんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/566.html#c2

[国際18] 天皇に忠誠「教育勅語」、廃止から72年で復活:付録・皇国臣民ノ誓詞 手紙
1. 中川隆[7532] koaQ7Jey 2017年4月04日 21:53:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8016]

それは時代の要請だろ

現代の韓国女性は売春以外に仕事はなくなってきた

日本もいずれそうなるから準備しとかないといけないんだな:

天皇一族は売春業者

 19世紀初頭、世界帝国を建設しようと考えた英国はアジアに対し、アヘン=麻薬を売り、アジア人に英国に対する抵抗心を喪失させ、アヘン売買の利益でアジアを支配するための兵器を買う戦略を採用する。

英国のアヘン売買の中心となったのが、銀行ジャーディン・マセソンであった。マセソンは、英国がインドでアヘンを買い付ける資金を提供し、中国、日本にアヘンを運搬する船の建設費を出し、アヘンの売り上げはマセソンの銀行口座に振り込まれ、その資金で中国、日本を攻める兵器が購入された。兵器の代金は、マセソンの銀行口座で決済された。

マセソン、中国では香港に香港上海銀行(現在の中国の中央銀行)を支店として置き、日本では東京に日本銀行=日銀を支店として創立した。日本政府の井上馨、渋沢栄一に「命令」し、ノウハウを教え、日本銀行を創立させたのは、麻薬銀行マセソンのアレクサンドラ・シャンドである。

日本の中央銀行、日銀は麻薬銀行として創立された。しかし中国と違い、日本では麻薬は売れなかった。


困ったマセソンは、福沢諭吉と天皇に相談し、日本人女性を誘拐し「売春婦」として海外に「販売」する事にした。


貧しい農村の女性には海外で豊かな生活が出来るとダマシ、良家の娘達には洋裁学校を紹介するとダマシ、天皇と三菱財閥は日本人女性を「売春婦」として、海外に売り飛ばした。

天皇と三菱の経営する船会社、日本郵船がダマサレタ女性達を売春婦として海外に運んだ。大部分が処女であった日本人女性達は、船の中で「売春婦」として教育するため、英国人水夫達に毎日、強姦輪姦された。これは天皇の「命令」である。

天皇がダマシ、売春婦として海外に売り飛ばした日本人女性の数は、50万人を超える。大くの女性は、20歳代で梅毒等の性病で死に、または刃物で自分の喉を突き刺して自殺した。

天皇一族の財産はこうして作られた。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/50371493.html

高校教科書『新詳説・日本史』の一節から引用する。


「日本の商社活動が活発となり、横浜正金銀行が積極的な貿易金融を行った。(略)また、海運業奨励政策によって、日本郵船会社などの手で、次々と遠洋航路がひらかれていった。(注)日本郵船会社は、三菱会社と半官半民の共同運輸会社との合併によって1885年に設立され、1893年にはボンベイ航路、1899年にはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアへの各航路がひらいた。」

日本郵船の大株主は天皇家と三菱財閥であった。
アメリカへ大量の移民を運んだのは、この日本郵船の船であった。

<中略>

天皇家と日本郵船の深い関係は、明治時代から続いていた。
この会社の船で娼婦たちが海外に「進出」させられた。
詳しくは山田盟子の『ウサギたちが渡った断魂橋』に書かれている。


日本の偉人中の偉人と評価の高い福沢諭吉は、


「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可するべきこそ得策なれ」

(『福沢諭吉全集』第十五巻)と主張した。

娼婦を送り出す船会社が、天皇家と三菱に大いなる利益をもたらすということを計算したうえでの「得策なれ」の主張であった。


「至尊の位と至強の力を一に合して、人間の交際を支配し、深く人心の内部を犯してその方向を定る」


福沢諭吉の思想は当時の天皇家に迎えられた。


至尊の位(天皇)と至強の力(三菱)を一に合して、日本郵船は発展していった。日露戦争後、アメリカ移民が増えていった。1908年ごろには、約十万人の移民がアメリカにいた。

1901年、共産主義者の片山潜は、小冊子『渡米案内』を発行した。一週間に二千部売れるほどの当時では大ベストセラーとなった。 片山は、アメリカでの移民生活をベタほめした。日露戦争のころ、アメリカに行くのに約二百五十円の大金が要った。現在、日本に密入国しようとする中国人が、中国マフィア(蛇頭)に支払うくらいの金額だった。
やっとアメリカに渡ったものの、新聞や雑誌や『渡米案内』の甘言広告とは違い、辛酸の極みの生活が移民を待っていた。


男たちは鉄路の重労働やタマネギ畑で働かされ、女たちのほとんどは娼婦の館にほうり込まれた。


このときの莫大な金は、福沢が言う「至尊の位と至強の力」すなわち、皇室と三菱の懐に入った。

片山潜は、天皇が支配(大株主)する横浜正金銀行(旧東京銀行の前身)から金を貰って生活していた。当時の日本共産党幹部たちが、ニューヨーク、ロンドン、モスクワと流れていったが、そのほとんどの金は、この銀行が出したのである。元社会党委員長鈴木茂三郎もこの銀行から金を貰った一人である。

http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060825

1885年、天皇一族と三菱財閥で日本初の船舶会社


日本郵船が創立される。

明治維新により富国強兵の道を歩み始めた日本は、欧米からあらゆる兵器を購入し続けていたが、欧米への支払いに当てる資金が日本には無かった。

そこで福沢諭吉は、


「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可すべき」


という指示を天皇に与える。賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に「輸出、 売却」し、兵器購入資金を作るというプランであり、天皇一族はこのプランに飛び付き実行する。

(福沢諭吉全集 第15巻)


1900年初頭から天皇の命令の下、

「海外に行けば良い仕事があり、豊かな生活が出来る」


という宣伝が日本全国で大々的に行われた。

日本の健全な家庭に育った当時の若い女性達は天皇の言葉を信じた。

天皇一族によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」日本人女性の数は数十万人。

大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、天皇は「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員で
あれば10数年分の給与を手に入れていた。

その金額が数十万人分=莫大な資金がこの天皇一族のサギ行為、女性の人身売買により天皇一族に転がり込んだ。 その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられたが、
大部分は天皇の「個人財産」として「蓄財」された。

天皇一族は自分の金儲けのために、健全な若い日本人女性をだまし、売春婦として欧米に「売却」して来た。

天皇一族は欧米の売春業者とタイアップした日本の売春業者であった。

天皇により経営される日本郵船により、欧米に「売却」された日本人女性は、1人残らず現地に着くと即座に売春宿に「連行」され監禁された。そして売春を強制された。

初めての外国であり、逃げ場も助けてくれる相手もいない。
数十万人の日本人女性が、天皇によって売春を強制された。

これが従軍慰安婦の原型である。


日本郵船の共同経営者三菱財閥もこの売春業で巨大化した。
この莫大な富を生む売春業に参加させてもらったお礼に、三菱財閥は昭和天皇の結婚後の新居を、全額三菱財閥の出資で建設する。

渋谷区下渋谷の第一御領地の「花御殿」が昭和天皇の新婚の住居であり、それは数十万人の日本人女性を「売春婦として販売した」利益で、三菱の天皇に対する「売春業参加のお礼」として建設された。

(山田盟子「ウサギたちが渡った断魂橋」 新日本出版社)。

また天皇が大株主であった船舶会社商船三井も天皇と協力し、同一の「売春婦・輸出事業」に従事する。 こうして日本人女性の「販売業者」として天皇一族が蓄積した財産は、第二次大戦後日本に進駐してきた

米軍GHQの財務調査官により調査され、当時の金額で1億ドルを超えると記録されている。

国民に対しては「自分は神」であるとしていた天皇は、女性の人身売買で金儲けし、また日清戦争、日露戦争で中国、ロシアから得た賠償金を自分の私財として「着服」していた。

戦争中全ての日本人は餓死寸前の中、軍需工場で「無給」で重労働を行っていた。
そうした重労働と日本人男性=軍人の死によって戦争によって得られた賠償金を、国民のためでなく自分の私的財産として天皇は着服し、密かに蓄財していた。

また日本軍が朝鮮、中国に侵略し、朝鮮人、中国人を殺害し略奪した貴金属は、天皇の経営する日本郵船によって日本に運び込まれ、日銀の地下金庫にある天皇専用の「黄金の壷」という巨大な壷に蓄財された。

中国、朝鮮から略奪された貴金属、そして賠償金=侵略戦争 は天皇の個人的蓄財のために行われていた。

この問題を調査したエドワード・ベアは、「天皇一族は金銭ギャングである」と吐き棄てるように語っている。

(エドワード・ベア「天皇裕仁」 駐文社)


1945年、日本の敗戦が決定的になると、天皇一族はこの蓄財を米国に「取られる」事に恐怖を感じ、海外に蓄財を「逃し」始める。

天皇の個人銀行でもあった横浜正金銀行を通じて、スイスに850万ポンド、ラテンアメリカに1004万ポンド等、広島、長崎に原爆が落とされ死傷者が苦しんでいる最中、天皇は自分の蓄財を海外に次々と逃がす事に専念する。この問題を調査したマーク・ゲインは、海外に天皇が逃した蓄財は累計で5〜10億ドルに上るとしている。

(マーク・ゲイン「ニッポン日記」 筑摩書房)。

広島、長崎に原爆が落とされ膨大な死傷者が出、戦後日本をどのように再出発させるかを考えなくてはならない時期に、天皇はひたすら自分の蓄財を守るため数百回に及ぶ海外送金を繰り返していた。

日銀の地下金庫からは、莫大な金塊と貴金属が日本郵船により運び出され、アルゼンチンの銀行そしてスイス銀行まで遠路運搬されていた。

中国では日本に逃げ戻るための船舶が無く、逃げ遅れた日本人女性が中国各地で多数強姦殺人され子供が殺害されている最中、天皇は貴重な船舶を独占し、自分の金塊を遠路
アルゼンチン、スイス等に運び出していた。

天皇が自分の蓄財だけしか頭に無く、日本人の事など何も考えていない事は明白である。

(ポール・マニング「米従軍記者が見た昭和天皇」マルジュ社)。


なお天皇が第二次大戦中「売春婦輸出業」を行っていた商船三井の共同経営者が、CIA(当時はOSS)の対・日本作戦部長マクスウェル・クライマンであるのは何故なのか?

敵国のCIA対・日本作戦部長と「仲良く」天皇が「売春婦輸出業」を行っている=天皇はCIA工作員であったのか?

天皇は戦後、このスイス銀行に預けた金塊を担保に資金を借り、CIAが事実上創立した不動産業者=森ビルと共に、港区の不動産を次々に買収し、またハイテク産業に投資し、莫大な蓄財をさらに莫大に膨れ上げさせて行く。
天皇は神でも「象徴」でもなく単なる金儲け主義の金融ビジネスマンである。

そしてここでも「何故か」CIAと天皇は「共同経営者」である。

天皇は、1940年代初頭からスイス銀行に少しずつ蓄財を「移し」始めるが、ヨーロッパにおいてナチス・ヒトラーが虐殺したユダヤ人から奪った貴金属を管理していたのもスイス銀行であった。

天皇はヒトラーに請願し、ナチス・ヒトラーの口座の中に「天皇裕仁」のセクションを作ってもらい、そこに天皇一族の蓄財を隠していた。

天皇とヒトラーはスイス銀行の秘密口座を「共有」する略奪ビジネスのパートナーであり、ナチスと天皇は一体であった。

(アダム・レボー 「ヒトラーの秘密銀行」 


ベストセラーズ・・また濱田政彦「神々の軍隊」 三五館)。


1924年、米国は「排日移民法」という法律を成立させる。
日米関係はまだ険悪ではなく、日本から余りに多数の若い女性が「売春婦」として米国に「輸入」されてくる事が社会問題化し、それを禁止した法律であった。


天皇自身の発言を記録した「昭和天皇独白録」

(藤原彰「徹底検証・昭和天皇独白録」 大月書店)の「大東亜戦争の原因」=日米戦争の原因の項目に、1946年3月18日の天皇の発言として以下の言葉がある。

「米国のカリフォルニア州への移民拒否については、日本を憤慨させるに十分なものであった。」

この発言は日米戦争の原因についての天皇自身の発言である。

日本人女性をだまし、売春婦として米国に「売却」する天皇の売春ビジネス=移民を米国が禁止した、それに憤慨激怒し米国と戦争を始めたと天皇自身が独白しているのである。

天皇一族は神でも「象徴」でも無く、人間のクズの集団である。

追記・・例え殺されても自分の命と引き換えに真実を語るのがジャーナリストの仕事である。

天皇に欺かれ売春婦にさせられた数十万人の日本人女性達の無念の人生のために、誰かが真実を語らなければならない。

http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070607

人身売買と近代日本の成立 


自国女性を海外に売るのが「ロイヤルビジネス」だった


「からゆきさん」と呼ばれたどちらかといえば普通の「娘の身売り」の陰には、さらに悪質な詐欺的人身売買が、国策として、天皇のロイヤルビジネスとして、白人商人と連携して組織的に、国策会社日本郵船(=三菱)により、大々的に行われていた。

そして、その人身売買こそが、日本資本主義の原初的蓄積過程だった。

つまり、近代日本国家は自国女を売って成立した。


「オルタナティブ通信」などを通じて知るようになったこの事実ですが、まとまった知識を持った人をTwitterで見つけました。

http://twitter.com/urashima2


戦前の日本は民族差別に反対してたとか言ってる方がいまだに多いが、実際のところは人身売買する上で邪魔だったというのが大きな理由のようだ。そもそもアメリカが排日移民法を作らざるを得なかったのは日本からあまりに膨大な日本人女性が売られてきたからにほかならない。


戦前の日本が差別を許さないとか、プロパガンダにもならない妄想…。

世界最大の賤業婦人(売春婦)輸出大国だったのに。

それも騙して海外へ連れ出すという極悪非道ぶり。


いわゆる「からゆきさん」なんてハイカラな名称付けられているのが、それ。

ジャパゆきさんは自分の意志でオーディション受けて、どういう場所で働くか承知で来るかも知れない、からゆきさんの大半は国策として騙された人や誘拐・拉致同然に連れだされた方々なのでまるっきり違う。


からゆきさんと言っても中国だけじゃない。

世界中に貨物船の片隅に押し込められ売られており、明治から昭和にかけて、その数は30万人以上とも言われている。

戦争責任を追求する大手マスコミでさえ、からゆきさんについては非情に及び腰。

理由はロイヤル・ビジネスだから。


おもに日本郵船=三菱と組んでいるが、三菱といえば岩崎弥太郎。

岩崎といえば龍馬。龍馬といえばグラバー。

グラバーといえば武器商人…ってな具合に背後は真っ黒の助。

そもそも武器を買うための資金として人身売買をはじめた。


グラバーといえばマセソン商会の元社員で代理人。

マセソンといえばアヘン商人。

ようするに茶を買うためアヘンを売るのが、武器を買うために女性を売る…にかわっただけ。

長州ファイブを留学させたのもマセソン商会。

岩崎=長州閥=天皇家は一蓮托生でアヘン・武器商とつるんでた。


騙して日本人女性を売った金で武器を買う。

その両方でピンハネすればボロ儲け。


三菱財閥が巨大化した最大の理由が人身売買…

などとは歴史の教科書や社史にも出てくるわけない。


人身売買であげた利益で武器を買い、それで戦争を行っては国民を虫けらのように死なせた。そういうビジネスを明治以来一貫して下衆なアヘン・武器商人と結託しながらやってきた。宗教も人種も違う連中を奴隷貿易するでもなく、自国の同胞女性を詐欺まがいに海外へ大量に売り飛ばすという豪快なことをしていた日本。


さうがの毛唐も

「オーマイガッツ!

ジャップのやつ正気の沙汰とは思えない。

オークレイジー」

なんて驚いたことだろう。


そういう背景により、クレージーなジャップによる人身売買を阻止するため、アメリカは排日移民法をつくってくれた。それを、差別だとかいうのだから凄い。


戦争の原因について


「カリフォルニア州への移民拒否については、 日本を憤慨させるに十分なものであった」

とは裕仁天皇のお言葉。これが戦争の原因なのだというから素晴らしい。


戦前の国策による人身売買の実態を隠蔽するため「からゆきさん」と混同されるようにイメージの偽装転換が巧妙になされている。実際はからゆきさんなんてレベルをこえた国策の人身売買が壮大なスケールで行わていた。


本来の「からゆきさん」なんてのは九州の貧しい農村部の女性が女衒に連れられアジアの娼館で働くというものだが、日本郵船とかがやってたのは基本的に詐欺。


「海外で教養を身につけよう」

「あこがれのアメリカで働こう」


なんてかんじで良家の子女から寒村にいたるまで処女を集めた。


私もこのブログで、アメリカの人身売買報告書が日本に異常に厳しいことを人種差別ではないかと批判したことがありましたが、見当違いだったかもしれません。

彼らは当然ながらこういう過去の事実を知っている。この件の被害者は日本人であり、欧米商人も関与していたので、あえて言挙げはしないが、日本国がこういう体質をもっているということには留意している。このような過去の犯罪行為について、日本人がほとんど知らされておらず日本国内に批判も反省もないことも見ている。

普通に「人身売買を防止する」という観点から見て、日本が要警戒国になるのは当然ですね。


これから必然的に貧しくなっていく日本ですが、日本女性は日本国家および天皇一族を警戒したほうが良いといえます。同時に、従軍慰安婦問題や南京強姦事件で騒いでくれる近隣国の人々に感謝しなければならない。被害者が日本人だけなら、誰も騒がず、語ろうとする者は口封じをされ、そんな過去はなかったことになります。

天皇と三菱とが一体になり、外国商人と連携して、国策でこのような犯罪行為を行った歴史が「なかったこと」にされている。何の反省もない。

このままでは、日本国家にカネが必要なときにはまた同じことが繰り返されることになるでしょう。


日本国=天皇=三菱等、

はその成立時から人身売買マフィアであり、芯から腐っていると言えます。初めから腐っているものはどうしようもありません。「日本の解体」が是非必要です。

http://kuantan-bin-ibrahim.blogspot.com/

あめゆきさんの歌、山田わか


 日系アメリカ人の歴史の本を読んでいた時に、

「アメリカの日本人の嚆矢(はじまり)は日本人売春婦」

という記述に出会って、愕然としたことがある。


 コロラドに、江戸時代の日本人売春婦の墓標が残されているそうだが、日米和親条約(1853年)が締結される以前の話である。日本から、アメリカに直接に向かうことができなかったので、アジアを経由して、密航者としてアメリカに渡ったらしい。

 この女性たちの歴史の発掘に尽力されたのが、サンフランシスコの日本語協会の石崎五郎さん(UCデイビス校の獣医学の教授、故人)だった。石崎さんは、そうした女性の存在を不憫に思われたようだ。 中国や東南アジアに渡ったからゆきさんのことは、森崎和江や山崎朋子の著作で知ってはいたが、そうした事実が、このアメリカでもあったのだ。


 明治の新聞ダイジェストを読んでいた時に、オーストラリア行きの船の船倉で、日本人売春婦が窒息死体となって発見されたという記事を目にしたことがあるが、日本人売春婦は、オーストラリアにも、密航させられていたようだ。 十九世紀末のアジアに渡った日本人売春婦を意味する”からゆきさん”という言葉から、山崎朋子(ノンフィクション作家)が、”あめゆきさん”という言葉を作り、「あめゆきさんの歌:山田わかの数奇なる生涯」という本を書いたのが、1978年。

 プラムさんに、山田わかが働いていた場所を訊ねられた私は、シアトル時代の山田わかの手掛かりを求めて、この本を読み返した。 この本の記述とシアトル旧日本人街明細図から、20世紀初頭に、彼女が白人相手の売春婦として働いていた場所が分かった。

現在のシアトル・アジア人街のあるインターナショナル・ディストリクトの一角だ。 私自身、以前、インターナショナル・ディストリクトを訪れた時に、山田わかはどこで働かされていたのだろうと、漠然とした疑問をもちながら、同地域を歩いていたのだが、今回、キング・ストリートと5番街の角のアロハ・ハウス(現在は別のお店になっている)で働いていたことが分かった。


 1906年に、26歳で日本に帰国した山田わかは、近所に住んでいたことから平塚らいてふと知遇を得て、青鞜に参加。『朝日新聞』の人生相談の回答者になって、アメリカ帰りの女流評論家として成功した。


 アメリカの図書館で、私は、戦前に発行された山田わかの本を2冊、見掛けたことがあるし、サンフランシスコで、彼女の夫となった山田嘉吉の教える英語塾で山田わかに出会ったことがあるという人から話を訊いたこともある。 私が渡米した頃には、ヤングさんと呼ばれた日系一世の若手がまだ、生きていたのだ。ヤングさんは、英語の勉強のために、サンフランシスコの山田嘉吉の英語塾に通ったようだ。

 山田わかのシアトル時代の記述については、サンフランシスコで発行された『あめりか新聞』(1937年)のオリジナルをUCLAのライブラリー(special collections library)で読んだこともあるし、山崎朋子が出会ったリン(林)司書から、直接、お話を聞いたこともある。リンさんは、UCLAのアジア関係の生き字引のような方だったが、1990年代の前半に退職された。

第二次世界大戦後、山田わかが心血を注いだ仕事に、売春婦の更生施設の建設、運営があった。 売春婦から更生して家庭人となった彼女だからこそ、更生が、いかに大切であるかということを知っていたのであろう。

 私は、アメリカに住む日本人のことをリサーチしている理由の一つに、日本人は、アメリカから何を学ぶのだろか、ということがある。山田わかの場合は、不屈の向上心だったのではないだろうか。

http://plaza.rakuten.co.jp/katiebooks/diary/200408240000/

昔アメリカで、ハロウィーンに英語もできないくせに白人様の真似をして調子こいていた馬鹿な日本人留学生が射殺された事件がありました。しかし、アメリカ白人がやったことなので日本人は怒りません。その因縁のハロウィーンを、やがて日本人たちはアメリカ白人と一緒になって馬鹿騒ぎして祝うようになりました。

だいたい日本人に同胞意識などない。自分が白人様にでも引き立てられれば、黄色人種の同胞なんてクソみたいなものです。日本人で出世して偉くなる人はみんなそう思っています。


天皇のロイヤルビジネスは、日本人の素人女性を騙して、日本郵船の貨物船に乗せて海外に性奴隷として売り、外貨を稼ぐというものでした。


日露戦争などの戦費もそれで出した。

同胞の日本人女でさえ騙して奴隷にして、船内で白人船員に強姦させて売春婦教育し、外国の売春宿に平気で売る事をしてきた日本人なので、朝鮮人従軍慰安婦の強制連行や戦地や日本軍進駐先(前記事のタイにも進駐していた)での住民強姦など朝飯前のことです。

(そんなことを否定したり事実を争ったりする方がどうにかしています)。


日本はもともとそういう麗しい国なのです。なので、マトモな人間なら、日本人であれ外国人であれ、「反日」になるのが自然です。
http://kuantan-bin-ibrahim.blogspot.com/

http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/829.html#c1

[政治・選挙・NHK223] 今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪(TBS)-「福島自主避難者への支援カットは無責任ではないか」という質問に JAXVN
11. 中川隆[7533] koaQ7Jey 2017年4月04日 23:30:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8017]
>「東電株8000株保有する今村復興大臣が、原発事故での自主避難者は自己責任と明言!」

433円x8000株=346万円

わずか 346万円の持ち株しかないのに、いかにも賄賂もらってる様に思わせるというのが小沢信者の あくどさ だな

小沢も詐欺師だが小沢信者も詐欺師

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/566.html#c11

[政治・選挙・NHK223] 今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪(TBS)-「福島自主避難者への支援カットは無責任ではないか」という質問に JAXVN
15. 中川隆[7534] koaQ7Jey 2017年4月04日 23:43:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8018]
>>13
資産家は何十年も株を持っていて簡単には売らないのさ

数万円得するかどうかなのに賄賂みたいに大騒ぎするのが小沢信者のあくどさだな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/566.html#c15

[政治・選挙・NHK223] 今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪(TBS)-「福島自主避難者への支援カットは無責任ではないか」という質問に JAXVN
16. 中川隆[7535] koaQ7Jey 2017年4月04日 23:45:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8019]
一番許せないのは原発推進の旗手だった小沢だな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/566.html#c16
[政治・選挙・NHK223] 安倍政権が多用する悪質なプロパガンダ事例を紹介します。気をつけないと日本国民はすぐにダマされる。 赤かぶ
3. 中川隆[7535] koaQ7Jey 2017年4月05日 00:07:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8019]
>「現在の銃剣道の目的はあくまでも人間形成です。戦前に戦闘に用いられていたものとは異なり、いまでは近代的なスポーツとなっています。指導要領に明記されたことをきっかけに、武道の種目として普及していけばよいと思います」


日本人は昔からこういうのが好きになる様に教育されてるんだよ:


日中戦争証言 車河堡 王さん(69歳)柳河口

 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、

鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、

あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html

死んだ人の事を悪く言いたくなかったけど言わせてもらう。
漏れの近所の銭湯で番台やってた爺さん(もう亡くなった)。

漏れが小さい頃よく戦争当時の話を銭湯の番台で自慢げに語ってたバカ。

『チャンコロ(中国人)の妊婦を木に縄で縛って銃剣で刺したら「ボムッ」って鈍い音出して破裂してよー。

ホント面白かったぞー。だから毎日チャンコロの妊婦探して見つけては、それやって遊んでたんだ。あの頃がなつかしいなあ(ニヤニヤ』


小平義雄は戦地より帰って以来、性的に突如放縦になった。

放縦なだけでは留まらず海軍被服廠の軍属であった戦争最後の年に、同じ職場の女子工員を強姦した上殺害している。以後、終戦直後の混乱の中で女性を食料をエサに誘いだし、次々と6人も、犯しては殺していった。

小平が女性を犯して殺す、その味を覚えたのは、中国の前線だった。

予審調書の中で小平は言っている。

「大怙では強姦のちょつとすごいのをやりました。…父親を縛り上げて戸棚の中入れ…
クーニャン(娘)を出せと言って出させました。

…強盗強姦は日本軍隊には付き物ですよ。
銃剣で突き刺したり、妊娠している女を銃剣で突き刺して子供を出したりしました。 私も5,6人はやっています」


「村民を銃剣で追い立てて並ばせ、機銃掃射で薙ぎ倒す。

泣き叫ぶ乳幼児や子供たちを銃剣で突き殺し、

妊婦の腹を切り裂いて胎児を放り出す。

死体の山に石油をかけて焼き尽くす。

木に縛り付けて鞭打っては冷水をかけ、凍死させる。殴り殺す。蹴り殺す。死体を野犬に食わせる。

背中に石を結わえて水中に投げ込む。

輪姦し、その女の赤ん坊を銃剣に刺して肩に担ぎ、軍歌を歌って歩き回る。

赤ん坊を投げ殺す。踏み殺す。巨大な石を担がせて圧死させる。

鞭で殴って焼けた棒を押しつけ、冷水をかけて極寒の場に捨てて凍死させる。

婦女子を狩り集めて輪姦し、腹を裂いて内蔵をえぐりだす。

生き埋めにする。眼をえぐる。耳を切る。鼻を削ぐ。首を切り、その数を競う。生きながら解剖する。銃剣で突き刺し、崖から落とす。等々」
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shiunji/yowa/yowa7.html

僕も銃剣が上手く使える様になりたい

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/572.html#c3

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界

Goldmund - Product Collections
http://www.goldmund.com/jp/products

Goldmund Japan ゴールドムンドジャパン 製品紹介
http://www.goldmund.co.jp/pro.html

Goldmund Epilogue
https://www.youtube.com/results?search_query=Goldmund+Epilogue

Goldmund Apologue
https://www.youtube.com/results?search_query=Goldmund+Apologue

Goldmund ProLogos
https://www.youtube.com/results?search_query=Goldmund+ProLogos


スマウグの巣穴にて 万策堂の私的オーディオインプレッション by pansakuu | 2017-01-03 16:28
http://pansaku.exblog.jp/25120472/

この東京には多くの外国人が暮らしている。

都心の低層マンションのワンフロアを借り切って住んでいた彼もその一人である。

http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=25120472&i=201701%2F03%2F28%2Fe0267928_16292832.jpg


見かけは小太りで小柄な老年男性である。客に対する柔らかな物腰と笑顔は多くの日本人の警戒心を何時だって解きほぐしたものだ。お決まりのような外国なまりは多少あったものの、日本語は大変流暢であった。私は事情があって渋々出掛けた集まりで彼に出会い、その場で共通の趣味を持つことを知った。すなわち彼は”自称”オーディオマニアだった。

彼と二人きりで初めて食事をしたのは香港であった。

あの時のことはよく覚えている。

眺めのよいレストランの大窓から見える高層ビルディングの中から、香港ではそこそこ有名なあるホテルを指さして、あれは最近まで私の持ち物だったが、この前の株価の大きな変動で手放さざるをえなくなった、残念ですと彼は言ったのである。彼が自分のカネに関する話をしたのは、その時が最初で最後だったと記憶しているが、その一言だけで、はっきりとその財力の大きさが意識された。

ただ、彼の財力は彼の商売熱心から来たものでも、受け継いだ遺産でもないらしいことも別な人間から聞いて私は知っていた。彼はアフリカや東南アジアで商売はするが、損失も少なくないと聞いていた。また、彼にはこの国には身寄りがいないとも。それらの大切な人間関係を全て本国へ置いてきたのだ。政治的な問題に巻き込まれたらしいのである。

そういう事実上の亡命者である彼の財力は、本国でのかつての政治的立場の高さから来たものだろう。深い事情を知らない者は、そのカネの性質について、これ以上は言うまい。ただ、言っておきたいのは、そういうお金の流れがなければ、物事がまるで回らない国も現実に存在する。彼は好きでそれを貰っていたわけではない。自分の運命に対する諦めと自衛本能がその莫大な蓄財の源泉なのである。
とにかく金持ちには金持ちにしかない悩みがあるのだ。


そういう物凄い財力でオーディオをやる。

一見してそれは私のような貧乏人にとっては大変羨ましいことであった。

私は香港の彼の家に行った。

らせん状にカーブした階段を下りると天井の高い大広間にポツンと GOLDMUND の Full Epilogue と Ultimate シリーズのセットが置いてあった。

ケーブル類やアクセサリーを合わせると総額では一億円に近いラインナップであった。
ポツンと書いたのは、その部屋が広かったのと、家具も少なく人っ気がなかったからである。

ああゆうテニスコートみたいに広くて天井の高い環境でボリュウムをいっぱいに上げて聞く GOLDMUND のフルシステムの威力は凄まじい。

オーディオは部屋だという人がいるが、それは違う。
部屋なんかで鳴らしているうちはまだまだなのだ。

もし、それを言うなら空間だろう。
あれは部屋と呼ぶにはあまりに広かった。天井が高かった。

最高級の GOLDMUND のフルシステムが、ああいう部屋で鳴るからああいう音になる。

日本のショウで似たようなシステムを聞いた覚えもあったが、だいぶ違っていた。

柔らかで清々しい大嵐が部屋中に吹き荒れるような時もあれば、ひたひたと迫る音の洪水に囲まれてリスナーはもう溺死しそうになる時もある。

そんな狂瀾の場の直後にも、小さなクモの足音のような恐ろしく小さな音が聞こえるような静寂が訪れる。

だが、こういう超富裕層の常なのか、彼は良い音で音楽を聞くことを愛したものの、現在、市場にどのような機材が売られているのか、細かい情報はほとんど知らなかった。

この GOLDMUND のフルシステムも、私のように方々に試聴へ行って検討を重ねて購入に踏み切るなどというまわりくどい過程を好まない。知り合いに紹介されたオーディオショップで勧められるままに買ったというだけのようであった。

会った当初、GOLDMUND 以外のメーカーの機材にことを彼はほとんど知らなかった。

そのせいか、私が様々なメーカーのオーディオの話をするのを彼は面白がった。

例えばシステムの全てを一つのメーカーの製品で揃えるのではなく、色々なメーカーが作り出したものを組み合わせて楽しむこと。

海外の金持ちにはそういう視点が完全に欠落している場合がある。

要するにどれとどれを組み合わせるのか、考える暇もないほど忙しく、またそれを面倒と思っているらしい。

お金はだすよ、あとは任せた、うまくやって頂戴。

でもそれじゃオーディオは楽しくないと私は彼に説教した。 身の程もわきまえず。

彼はいつものように、にこやかにうなづいて聞いていた。

しばらくして、また彼の家に行くとステレオサウンドがソファーの上に置かれていた。
聞くと、今まで、こんなに有名な雑誌すら、手にとって読んだことがなかったらしい。

しかし、その後、周知の事情で彼は香港に居られなくなった。実はそれは大昔に結ばれた条約で決まっていたことだった。そして彼の居場所はさしあたり日本に限られることとなった。勢い彼と私は、以前よりは頻繁に会えるようになった。

低層マンションのワンフロアを借り切った彼の東京の棲家には、いわゆる執事ではないが、それに近い役目をする人、独り者の食事の世話等の家事を行う日本人男性が雇われていて、私の自宅から送り迎えをしてくれた。片道40分以上かかるその道行、陽気なその男性は雇い主の話をしてくれることもあった。

意外なことに、その男性が言うには、主人はとにかく一貫して怖いのだと言う。
時には些細なことで、憤怒にかられた竜のように暴力を振るって、女たちを困らせるのだという。

折檻される女か。どこにそんな人がいるのか?
私は少なからず驚いた。一方、その男性は私がこの話を聞いて驚いたことに驚いて、即座にその話をやめてしまった。そっちの方のお仲間だと誤解していたのであろうか。

富豪の中には壁にかけるトロフィー(ハンティングで仕留めた獲物のはく製)のように美しい女性を収集する者がいるが、彼にその趣味はなさそうなどころか、女性の姿や匂い、持ち物を一切、彼の家でみたことがなかった。深く秘められているのだろうか。

オーディオもまた彼が外部に対して秘めている趣味のひとつかもしれないとその時気づいた。私は気に入られていたのかもしれない。オーディオ限定で。


トルーキンの編んだホビットの冒険という本にある、中つ国に棲む竜、第三紀における最強にして最後の竜スマウグを私は思い起こした。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=25120472&i=201701%2F03%2F28%2Fe0267928_16292964.jpg


AC2 audio&cinema 岡山のオーディオ・ホームシアター専門店
ハイエンド・スピーカー GIYA ギヤ、B&W オリジナルノーチラス
http://www.ac2.jp/tp/au_hispk.html
http://www.ac2.jp/menu.html

スピーカー追求道
http://www.diyloudspeakers.jp/

オーディオの足跡 −オーディオ機器を新旧・性能を問わず何でも紹介−
http://audio-heritage.jp/

オーディオ逸品館ポータルサイト
http://www.ippinkan.co.jp/


B&W
http://www.bowers-wilkins.jp/

Tannoy
http://www.esoteric.jp/products/tannoy/

KEF
http://www.kef.com/html/jp/showroom/flagship_hi-fi_series/muon/fact_sheet/muon_group/muon/index.html
http://www.kef.com/html/jp/showroom/floorstanding/index.html

Avalon Acoustics
http://www.avalonacoustics.com/
http://www.taiyo-international.com/products/avalon/sentinel/
http://www.taiyo-international.com/products/avalon/

Sonus faber
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/SONUSFABER.html
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/index.html

VIVID audio
http://www.vividaudio.com/
http://www.stellavox-japan.co.jp/02vividaudio/index.html

Wilson Audio
http://www.axiss.co.jp/fWilson.html

GOLDMUND  
http://www.goldmund.com/
http://www.goldmund.co.jp/index_g.html

LINN
http://linn.jp/

JBL
http://www.harman-japan.co.jp/jbl/
http://www.jblpro.com/
http://www.hibino.co.jp/proaudiosales/product/jblpro/index.html

McIntosh
http://www.mcintoshlabs.com/us/Pages/Home.aspx#
http://www.mcintoshlabs.jp/jp/Pages/Home.aspx#

FM ACOUSTICS
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/fm-acoustics/
http://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/43bd5f7405b8e84f975aab23f4b7f481


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html

[文化2] ハイエンド・スピーカーの世界 (リバイバル板へのリンク)

ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/851.html
[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
1. 中川隆[7535] koaQ7Jey 2017年4月05日 08:26:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8020]

VIVID audio
http://www.stella-inc.com/02vividaudio/lineup.html
http://www.vividaudio.com/
http://www.vividaudio.com/?ui=desktop

Vivid Audio - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vivid+Audio

GIYA G1 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=GIYA+G1

GIYA G2 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=GIYA+G2

GIYA G3 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=GIYA+G3


2008年8月31日 ビビッドオーディオのフラッグシップスピーカー、G1ギヤ登場

Vivid Audioのフラッグシップスピーカー「G1 GIYAギヤ」

価格は
スタンダードカラーが672万円(税込/ペア)
スペシャルカラーが703万5千円(税込/ペア)

これより高価な各社のフラッグシップスピーカーを圧倒的大差をつけて高性能で音もよかった

これ以下のラインナップは、
ここまで個性的な音色も珍しいというくらい個性的で、近未来的サウンドといえばこんな感じの透明感か?と思うようなサウンドだった
みずみずしくて、かつ音楽が生き生きとしている

それらのフラッグシップということで、その個性を究極に昇華したサウンドと想像していたがぜんぜん違った

超個性派なサウンドの下位機種からガラリと変えてきてかなりニュートラルサウンドへ変化させている

しかし、平凡で凡庸になったと思うのは大間違い
位相の表現のすごさ

左右に音を振ったポピュラー音楽の表現のすごさ
どんな高性能なヘッドホンと高性能ヘッドホンアンプをもってしてもああいう表現は絶対に出来ない

クラシック音楽では多数のユニットを搭載しているだけに各ユニットの音色の差異、汚れ、にじみ、まとまりを気にして聴いたがこれはすばらしい中高域だ

『オーディオの再生音の弦は聴けない』とオーディオ嫌いで生演奏主義の人がいたら驚きどう表現すべきか混乱するだろう

特に中高域はやっとフルレンジリボン型、ESL型以外で満足できる
しかも平面型SPでは出せない厳しすぎる鋭い音も難なく出せる

平面型ユニットを壊さないかと気を揉みながら音量を上げる必要がなく、かつ音の歪みを気にしないで済む中高域が手に入る

ハイエンドと言われるSPはよく評論家が『平面型並みの低ひずみのスピーカー』と表現して紹介するがそれはまったく嘘だ

以前のSPにくらべかなり低ひずみとは思うものの、特にESLとは厳然とした大差があった
ウィルソンオーディオでもルーメンホワイトでもどこのでもだ


この、中高域が一つのユニットで再生しているかのようで、ESLのように低歪みで滑らかで、鋭い音にも気にせず音量を維持できるのはAvalon Acousticsアバロンアコースティックスのフラッグシップ・Sentinelセンティネルと、以前に製造中止になった旧フラッグシップ・Osiris、輸入代理店では一般的なオシリスではなくオザイラスと読ませていた機種くらいだった


つまり現行機ではセンチネルだけだった
そこに新たにG1 GIYAが現れた

センチネルはスタンダード仕上げで20,926,500円、プレミアムウッド仕上げでは21,756,000円と2千万円を超えてしまうし、高さは1m70cmを超え、重さも200kgを超える

オザイラスは使いこなすのにやたらと気難しい。過敏、ピーキーと言っていい
それにとっくの昔にディスコンだ。手に入らない


これを買う人の家・部屋が狭いということはないだろうが気をつけねばならないと思うことがある

ウーファーが聴く人に正対しておらず、両側面に1個ずつ、合わせて2個ついていることだ

アンソニー・ギャロ・アコースティックス Anthony Gallo Acoustics 社のSP、REFERENCE IIIを聴いて「ウーファーが正面を向いていれば」と思ったものだ
リファレンス3は音場・定位が、中高域ユニットが作るものと、横向きに取り付けられたウーファーとバラバラに出来てしまい音がまとまらなかった

ビビッドでは当然そんなことはなかったからすばらしいと感動したのだが、ウーファーが問題になりそうだ

ギャロは側面の片方に付けられたウーファーが壁を動かしてしまい壁から異音がした
そのため音楽に没頭できない
特に最悪だったのが、壁を揺さぶり壁面が音を出すので、壁面にSPが設置してあるかのようになってしまい、複数のSPを同時に鳴らしたようになって定位も音場もバラバラでメチャクチャになってしまった
音も汚くなった

片面ウーファーを内側・外側にしても音がまとまらず、壁への音圧から壁の出す雑音を消せず「ウーファーが前向きであれば」と思った
側面にウーファーがあるSPの場合、部屋が広く側壁との距離が取れ、かつ壁が強固でなければ濁るうえに空間表現が滅茶苦茶になる

GIYAを買う人が部屋が狭くボロアパート並みの壁面強度、および家の強度ということはないだろうが、左右に出すウーファーの低音はものすごいのでQRDなど音響パネルを導入していないと音が汚くなる
汚いだけでなく残響成分を変調させるので空間表現がわるくなる

かなり部屋の音響を気をつけないといけないスピーカーだ
https://kio9.blogspot.jp/2008/08/vividaudio-g1giya-soundquality.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c1

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
2. 中川隆[7536] koaQ7Jey 2017年4月05日 08:30:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8021]

世界最高の音を聴く! - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年04月04日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/4ce8f5d715fab34382273e303f9033dc


つい先日のこと、オーディオ仲間のYさんから「福岡でオーディオ・フェアが開催されますので一緒に行きませんか」とお誘いを受けた。

「温故知新」というわけで、古いオーディオ機器ばかりではなく最新のオーディオ事情を知っておくのも悪くないので「ぜひお願いします。」と一つ返事。

「3月31日〜4月2日」の3日間にわたって開催されるそうで、混雑を避けて初日の31日(金)に参加ということで、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず予定どおり午前8時半に出発。参加人数は4名なので1台のクルマで間に合った。

具体的なオーディオフェアの概要は次のとおり(ネットからの引用)。

マックス・オーディオが主催する九州最大のオーディオイベント『九州ハイエンドオーディオフェア2017』が、3月31日(金)〜4月2日(日)の3日間にわたって福岡国際会議場にて開催されている。

同展示会は11の部屋に分かれて、50社以上に及ぶオーディオメーカーや輸入商社が参加。各部屋では試聴デモの実施や、充実した販売コーナーも展開される。

オーディオ製品がフェア特別価格で販売されるほか、CDやLPソフトのコーナーをはじめ、音元出版の刊行物の販売も行われている。

主催者であるマックスオーディオの代表・大原晴三氏は、今年で14回目を迎える同イベントに関して次のように語る。


今年のテーマは“出会い”です。

この福岡でのイベントは14回目を迎え、小倉でのイベントに至っては30年以上続けています。マックスオーディオが常に大切にしてきたのはお客様との出会いです。

いま世の中はインターネット販売が主流になりつつありますが、ネット販売が広まれば広まるほど、相反して我々のようなお客様と出会って説明していく商売も、今まで以上に重要になってると確信しています。そういった意味でも今年は原点に立ち返ったイベントにしていきたいと思います。

お客様との出会いを大切にして、目に見える形で対面でしっかりと製品を説明させていただく、そんな3日間にしていきたいと思います。

     

ユーザー目線に立って考えれば、一つのブランドや製品を取り上げて試聴イベントを行うよりも、同じ価格帯の製品を比較する試聴会の方が間違いなく面白い。聴き比べるということがオーディオの原点であり、楽しみであると思っています」と大原社長は語る。

概要は以上のとおりだが、たしかに近年のオーディオはネット販売によって人的交流が希薄になっていることは事実だし、確たる「座標軸」や「ものさし」がいっさい無い世界なので「聴き比べが原点」という趣旨にももろ手を挙げて賛同。

当日はおよそ6時間にわたって各ブースを回ったが、オーディオ好きにはこたえられないまったく夢のようなひと時だった。

撮影禁止ではなかったので写真を撮らせてもらったうちの1枚がこれ。


http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/4ce8f5d715fab34382273e303f9033dc
         

とても凝ったツクリのスピーカーだったが、今風の特徴を如実に表わしているので代表的な例として取り上げてみた。

会場には細長い縦長の形状に小口径のウーファーが2発というスタイルが圧倒的に多かったが、あくまでも私感だがこの2発というのに問題あり。

マンション・オーディオの室内環境に対応し、また、音の量感を稼ぐためにやっているのだろうが、その一方、マイナス面もあって中低音域の質感がどうもイマイチで何だか音が濁って聴こえる。

「日頃〇〇さん宅でAXIOM80などのフルレンジを聴き慣れているせいか、どうも違和感を覚えますね〜。」と、仲間たち。

「昔、ウーファー3発で鳴らしたことがありますが最終的にはうまくいきませんでした。低音域の分解能はすべてを支配しますのでウーファーは1発に限りますよ。」と、したり顔の自分(笑)。

上記の画像でも左から順に天文学的な数字で値段が上がっていくが、音は逆に左が一番気に入った。


今回の見学で白眉だったのは「G1 GIYA」(ジーワン ギヤ)というスピーカーだった。

         

お値段が900万円と文字どおりハイエンドだが、これまでのオーディオ人生の中で一番素晴らしい音だと思った。

音を形容する言葉として周波数レンジ、分解能、奥行き感、艶などいろいろあるが、すべてに亘って最高クラスで、こういうバランスで音は出すものだと深く脳裡に刻み込んだ。


係の方が「世界で最高の音です。」と胸を張っておられたが、たしかにさもありなん。

仲間のNさんから後日、次のようなメールが届いた。

「G1 GIYAは凄かったですね。さっそくネットでググってみました。製造元は南アフリカのVivid Audio社でステラヴオックス・ジャパンが輸入販売をしています。開発者のローレンス・ディッキーは英国のB&W出身とのことです。」

このスピーカーの周辺機器も凄かった。

         

レコードプレイヤーが光カートリッジなどの周辺機器も含めておよそ1000万円(笑)。

高級機には珍しいベルト・ドライブ方式だったので理由を係の方に伺ってみたところ「アイドラー方式は太い音が出るのですが原音再生には向きません。ダイレクトドライブ方式は私らのような弱小メーカーには理想のモーターが作れません。結局、消去法でいくとベルトドライブ方式に落ち着いてしまいます。」

「昨年12月に発表されたそうですが、このプレイヤーは年間どのくらいの生産台数を見込んでいるんですか?」と質問。

「40台くらいですかね〜。最高のプレイヤーということで中東、中国など世界中から引き合いが来ています。」

このシステム全体ではパワーアンプ(700万円)なども含めて4000万円近いお値段だったが、世界中の大金持ちを相手にすれば十分成り立つ商売かもしれない。

こういうシステムに接すると、いつも戦前の古典管や往年のツィーターなどの細部にこだわっている古色蒼然とした我が家のオーディオが何だかチマチマしたものに思えてきたのも事実だが、それはそれとしてむしろ部分的には優っているところもあるのではという気になった。

身びいきかもしれないが、お値段からすると大健闘である。

この会場を後にするときに、ふと、古典管を使ったアンプと古いフルレンジ・スピーカーによるシンプルなシステムのデモンストレーションを会場の一部でやってみたくなった。

「オーディオは何でもあり」なので、こういう企画もかえって斬新で面白いのではないだろうか。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/4ce8f5d715fab34382273e303f9033dc

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c2

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
3. 中川隆[7537] koaQ7Jey 2017年4月05日 08:44:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8022]

「1,600万円のオーディオ装置」 2008.3.28


先日のブログにも書いたことだが、とある友人の紹介でオーディオ輸入業を仕事とされている方のご自宅を訪問させていただき、ご自慢の装置でいくつか音盤を聴かせていただいた。

何とスピーカーや高性能アンプ、CDプレーヤーなどで正味1,600万円ほどだという。地下1階の防音の効いた30畳ほどのリスニング・ルームにどっしりと鎮座している様は誠に神々しい。

あらゆるジャンルの音楽(J-Popから民族音楽風のもの、Jazz Vocal、クラシック音楽など)を耳にしたが、どうやらこのマシーンはオーケストラを聴くために調整してあるらしく、やはりクラシックのしかも管弦楽曲が抜群の音色で鳴っていた。レヴァイン指揮するサン=サーンスの「オルガン」交響曲第 2楽章冒頭やアバド&ルツェルン祝祭のマーラー「復活」冒頭、ドビュッシーの「海」第3楽章終結などなど、まるで目の前で実際に演奏されているかのごとくめくるめく錯覚をおこすほどの見事さであった。その彼曰く、

「世間の人は生演奏で聴くのが一番いいというじゃないですか。
確かに「実演」がベストです。でも、実演が必ずしも良い演奏とは限りません。先日などは3万円も払ってベルリン・フィルを聴きに行ったところ金管の何某がとちったものだからアンサンブルがガタガタになり、最低だったんですよ。
だから、名演を聴くならしっかり調整された最高のオーディオ装置で聴く方が良い場合が多いんです」と。

なるほど、確かにそう言われればそうかもしれない。ついでに彼が言っていたのは
「それまで名演だと思っていた演奏がこの装置で聴くと、特にオーケストラの良し悪しが手にとるようにわかるようになり、がっかりさせられることも多々ある」
ということ。ゲルギエフの「ハルサイ」などはその典型らしい。
へぇ、そうなんだと感心しながらもちょっと腑に落ちないなと感じる。


僕はSP復刻盤といわれる戦前録音された録音レンジの狭いCDを時折聴く。音質が悪いとはいえ感動させられてしまうのだから音の良し悪しを超越するエネルギーがあるのだろう。メンゲルベルクのチャイコフスキー「悲愴」やフルトヴェングラーのベートーヴェンなどはその際たるもので、今の時代に聴いてもその音楽の素晴らしさは最新録音盤を超える何かが確かにある。

「音」を聴きたいのではなく「音楽」を楽しみたいのである。音がいかに完璧に再生されるかに興味があるのではなく、心が震える感動体験がしたいのである。

確かにCD ラジカセじゃ限界があろう。でも、僕は今もっているオーディオ装置で充分だなと正直思ってしまった。そこそこ優秀な装置があれば音楽は「愉悦」を運んでくれる。そして何といっても、多少の瑕があろうと実演・生演奏のもつ波動が一番だ。

こう書くうちに以前柳田邦男氏が、「人生の1枚のレコード」と題するエッセーでメンゲルベルクの指揮するバッハの「マタイ受難曲」に言及し、その感動的な演奏に対する深い想いを書いておられることを思い出した。その中で「追記」された文章があり、それがとても印象的で、僕の今回の体験と何となく同じようなニュアンスを感じたので、その部分を抜粋させていただく。

-------------------------------------


メンゲルベルク指揮のマタイ受難曲は、心を病んでいた私の次男・洋二郎も何度となく聴いていたレコードだった。1993年夏、自ら命を絶った洋二郎の遺体を病院から引き取って家に帰った時、偶然にもマタイ受難曲のアリア「主よ憐れみたまえ」がテレビから流れた。

「憐れみたまえ、わが神よ」をテーマ曲にしたアンドレイ・タルコフスキーの映画『サクリファイス』が、まさに終わろうとしていたのだった。私は、立ちすくんだ。それ以後、マタイ受難曲は、私にとって人生全体をゆさぶられるような重い曲となっている。

なお、音楽美学やドイツ音楽史の専門家で国立音楽大学教授の礒山雅氏は、詳細な作品研究の著書『マタイ受難曲』(東京書籍)のなかで、メンゲルベルク指揮のこの演奏を、バッハの基本からはずれていて、とくにテンポの伸び縮みがあまりにも恣意的だと、きびしく批判し、

「聴いていて途方に暮れ」
「うんざりする」

とまで書いている。批判は演奏に対してだけでなく、聴き手に対しても向けられ、

「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」

と冷笑している。どうやら楽譜を読みこなす力のない私や息子は、マタイ受難曲を聴くには失格らしいのだが、音楽とは人生の状況のなかでの魂の響き合いではないかと考えている私は、「それでもメンゲルベルク指揮のあの演奏は私の魂をゆさぶる」という感覚をいまも抱いている。
「かけがえのない日々」(柳田邦男著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410124913X/250-8550177-4320268?ie=UTF8&tag=opus3asyuracom-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=410124913X
より

http://classic.opus-3.net/column/16002008328/

Willem Mengelberg [Matthäus-Passion]

Johann Sebastian Bach (1685-1750)
Matthaus-Passion BWV 244 (1727)
Willem Mengelberg & Concertgebouw Orchestra - 1939
https://www.youtube.com/results?search_query=Mengelberg++Matthew+Passion+
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9021434



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c3

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
4. 中川隆[7538] koaQ7Jey 2017年4月05日 09:29:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8023]

という事で、現時点で最高の音を出せる装置は

VIVID audio のスピーカー + FM ACOUSTICS のアンプ

で間違いありません:


FM ACOUSTICS
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/fm-acoustics/
http://www.as-core.co.jp/shop_used/category.php?alias=pre_amp
http://closedsearch.auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/FM+acoustics/23764/

FM ACOUSTICS|禁断のKRELL
http://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html

FM ACOUSTICS FM255 エレガントな濃い響き♪
http://otomani.jp/preamp/303

FM Acoustics FM268 至高のハイエンドプリアンプ
http://otomani.jp/preamp/1844

人生最後のアンプ FM ACOUSTICS
http://community.phileweb.com/mypage/review/1707/1506/


しかし、>>1 に書かれている様に


VIVID audio のスピーカーの中高域はやっとフルレンジリボン型、ESL型以外で満足できる

しかも平面型SPでは出せない厳しすぎる鋭い音も難なく出せる

平面型ユニットを壊さないかと気を揉みながら音量を上げる必要がなく、かつ音の歪みを気にしないで済む中高域が手に入る

ハイエンドと言われるSPはよく評論家が『平面型並みの低ひずみのスピーカー』と表現して紹介するがそれはまったく嘘だ

以前のSPにくらべかなり低ひずみとは思うものの、特にESLとは厳然とした大差があった
ウィルソンオーディオでもルーメンホワイトでもどこのでもだ


この、中高域が一つのユニットで再生しているかのようで、ESLのように低歪みで滑らかで、鋭い音にも気にせず音量を維持できるのはAvalon Acousticsアバロンアコースティックスのフラッグシップ・Sentinelセンティネルと、以前に製造中止になった旧フラッグシップ・Osiris、輸入代理店では一般的なオシリスではなくオザイラスと読ませていた機種くらいだった


つまり現行機ではセンチネルだけだった
そこに新たにG1 GIYAが現れた
https://kio9.blogspot.jp/2008/08/vividaudio-g1giya-soundquality.html


という事なので、結局 今18万円で手に入る骨董品の QUAD ESL57 の方が音質は上なのですね:


Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん

最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん

クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ〜〜)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751


詳細は

伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c4

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
5. 中川隆[7539] koaQ7Jey 2017年4月05日 13:38:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8024]

QUAD の静電型スピーカーは最新機種も出ていて 一応ハイエンド・スピーカーの範疇に入るので QUAD の最高傑作と言われる ESL57 との違いを説明しておきます。

QUAD Electrostatic Loudspeaker
ESL 2812 本体価格:¥2,100,000/pair 
ESL 2912 本体価格:¥2,600,000/pair
http://www.rocky-international.co.jp/quad/esl/esl28122912.html
 


QUAD ESL-2812 ESL-2912 試聴会 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=PRWR3L7AgCM
https://www.youtube.com/watch?v=XCf1xM4ZLws

QUAD ESL 2812 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=QUAD+ESL+2812

QUAD ESL 2912 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=QUAD+ESL+2912

Quad ESL 57 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Quad+ESL+57

Quad ESL 63 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Quad+ESL+63


QUAD ESL57 の欠点

1)大入力に弱い
2)振動板の致命的損傷が、容易におきる
3)ジャズ・ポップス・大編成オーケストラ演奏などには使えない
4)音波が平面波なので1人だけしか聴けない

QUAD の ESL63 以降の新製品では

・振動板の枚数を増やし大型化すると共に筐体を高剛性化する
・同心円状に電気的ディレイを加えて擬似的半球面波を発生させる

ことで上記の欠点を解決しています。

しかし ESL63 以降の製品は ESL57 の欠点は大幅に改善されたのですが、ダイナミック型と区別が付かない平凡で鈍重な音になってしまったので昔からのファンは次々に離れて行ってしまったのです。

音質だけで評価すると

ESL57 >>> ESL63 > ESL63pro >>> ESL989 >>>> ESL2912 > ESL2905

QUAD ESL 2812/2912 Rocky International

未知なる世界がさらに進化 — NEW ESLの誕生
1957年ESLの誕生から55年。


最新のマテリアルとハイテクノロジーによって磨かれたそのサウンドは、まさに「究極の限界」と言っても過言ではないほどに完成されました。 NEW ESLサウンドの美しくみずみずしい豊かな音楽性は、クオードファンと待ちこがれた音楽ファンへの最高の贈り物です。

細部へのこだわり

音源の心臓部:パワーユニットエレメント電極が同心円状のパターンを描くパネル。
ESL2812 は4枚、ESL2912 は6枚を使用しています。



精緻なエンジニアリング

最初に、高電圧のボルテージを発生させるパワーサプライの設計についてQuadのエンジニアは検証しました。

部品を対称的に配列し部品間の距離の適正化を図り、最適な絶縁をなす部品のレイアウトは、コンポーネント間のPCB基板の沿面全体をフローする電磁フローを極限まで減少させました。
 
新しいPCBレイアウトによる優れた配線デザインは、ターミナル位置等、可能な限り線材の長さを短くするよう工夫が凝らされ、電磁フローの影響を引き下げています。

Vishay製の抵抗やMurata製のセラミックコンデンサーなど、オーディオファイル部品を含む、使用部品の変更が行われました。

信号の経路部品ではありませんが、これらの部品は成極電圧の一定性に大きく影響を与え、結果として、音楽再生時に作り出されるの信号の純度と精度を一層高めています。



究極の仕上を求めて

エレメントのダイナミックな改善にあわせて、あらゆる室内空間にマッチさせるようデザインを一新。スピーカーの機械的な方面も強化されました。
 
エレメント取付けの為のシャーシ構造や骨組みを強化をはかり、共振を低減。エレメントを覆うネットクロスは、外観仕上のみならずより上級の音の透過性をもたらす素材を採用。グリルサポートのアンダーライイングも見直され、リブを強化、レゾナンスの可能性を減らしています。

スピーカーのトップはピアノ仕上げ、トップとサイドを高密度のプライウッドで囲むことで、フレーム自体のレゾナンスの影響を一層排除しました。

保護回路作動時に、前面のQUADロゴを点滅させます。

部屋の明るさに応じて QUADロゴの輝度を連続的に調整可能。
あらゆるところにあるオーディオ愛好家やオーディオファイルを感嘆させるする価値のあるこれら新しいESLは見ても聴いても 卓越したパフォーマンスと藝術的ステートメントを提供しています。


ワイドでフラットな周波数特性と優れた過渡特性で、全域にわたり歪率1%以下を実現

超軽量の極薄膜振動板を全面で均一にドライブすることでパルス性の信号にも対応し完全に再生(ESL2905 28Hz〜23kHz)、 驚異的な歪率1%以下を実現し、素晴らしいトランジェントとハイスピード再生、優れた分解能、そしてリニアリティの優れた音場空間を再現します。

音質劣化の無いキャビネットレス構造

振動板面積が大きくフレームのみでキャビネットを必要としないため、従来型スピーカーにつきまとう不要振動、共振などによる音質劣化が少なく、 透明感、スピード感のあるサウンド再生を実現。

エネルギーロスを激減させた新構造体

筐体のフレーム部分に制振性のある高剛性アルミ合金を基礎構造体として採用し、合わせて本体パネル上端部とベース後部間に テンションアジャスター付きのスチールバーを連結させることにより全体が一体化され剛性を飛躍的に向上させたため、 微小な前後振動の動きを防ぐことによってエネルギーロスを大幅に減少させ、とくに豊かな低域量感が一層向上しました。

低域の解像度を向上させる傾斜振動板パネルを採用

振動パネルに3度の上向き傾斜を採用。フロアセッティングで最適のリスニングポジションが得られ、 床からの反射を軽減させることで、さらに低域の解像度を高めました。

新開発の入力トランスの採用

オーディオ信号の昇圧に、新開発のCコアトランスを採用。 通過帯域が広く高効率で位相シフトが少ないため音場空間の再現性を向上。

強力な保護回路を搭載

不慮のアクシデントに素早く対処するためのリミッター回路を搭載。異常・過大入力信号や不慮のショートを瞬時に 検知しスピーカーに流さないため保護システムを搭載し、過駆動時にスピーカーを保護。常に安定した状態で音楽を楽しめます。


スペック

モデル ESL2812 /ESL2912
型式 フルレンジ エレクトロスタティック
振動板 超軽量(0.5g/u)フィルム
パネル数 4 / 6
タイムディレイ 8分割連続同心円リング
出力音圧レベル 86dB (2.83V RMS/1m)
定格インピーダンス 8Ω / 8Ω
外形寸法(H×W×D)(※) 1070×690×380mm / 1470×690×380mm
重量 35kg(1台) 44kg(1台)
http://www.rocky-international.co.jp/quad/esl/esl28122912.html


やっぱりESL

とにかくESLオタクです。

とにかくESLが好きで、ESL2905の他にオリジナル ESL ダブルスタックを所有しています。

ダブルスタックが素晴らしいので期待して買ったのですが、あまりの違いに最初は戸惑いました。
低音は(オリジナルに比べれば)まあ出ますし、高域も良いのですが、肝心の中域にオリジナルの透明感がありません。
また、同心円状に音が出る分(オリジナルはビーム状)、音が薄くなってしまう印象がありました。

おそらく ESL が好きな人は、最初から低域を捨てている気がします。
2905 や最新の 2912 はここを頑張ってるんですが、ESL らしさは新しくなる度に薄まっているんじゃないでしょうかね。

とはいえ、せっかく手元にきた我が子ですから、できるだけ短所を補ってみようと思いました。
足元を100mmのH鋼と50mmのアルミブロックで固め、格子状にして 2905 を支えました。
さらに電源系を改善し、スピーカーケーブルをZONOTONEの太いものに変えたところで、ようやく及第点の中域になりました。やっぱり ESL。

広い部屋に引っ越したら、4台の ESL を共存させたいと思ってます。スピーカーだけで幅が 4mになるので、また使いこなしが難しそうですが。
http://community.phileweb.com/mypage/1771/


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 03:27:48.81 ID:J6r5nMxk

大きな音を出せないコンデンサー型だけど、家庭で聴く分には十分すぎる。

日本人には人気が無いため、新製品が出ず、買い替えせずに10年以上たった。
恒例のハイエンド行ってるけど、我が家のコンデンサー型の優秀さを確認することになってしまう。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 18:38:38.53 ID:cRlGP+CH

QUAD の ESL2805 は繊細感がないように感じた
安くて薄っぺらい ESL988 の方がコンデンサー型らしい爽快な音だった


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 00:11:34.23 ID:ZwGdLKL0
>>48
そのとおりですね。

>>49
ESL-63PRO の方がよりいいよ。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50

QUAD ESL−2805 2006年5月 逸品館 代表 清原 裕介
http://www.ippinkan.com/quad-2805.htm

輸入代理店ロッキーインターナショナル主催の発表会にて。ESL−2805とESL−2905。

主な仕様

モデル ESL−2805 / ESL−2905
メーカー標準価格 ¥1,400,000(ペア・税別)/ 1,800,000(ペア・税別)
形式 フルレンジ エレクトロスタティック
振動板 超軽量(0.5g/u)フィルム←
パネル数 4 / 6
タイムディレイ 7分割連続同心円リング
出力音圧レベル 86dB(2.83V RMS/1m)
定格インピーダンス 8オーム
外形寸法 W695×H1040×D385mm / W695×H1430×D385mm
重量 34.8Kg(1台) / 41.6Kg(1台)

外観
パネル両側の振動板の支えが金属製になり、大幅に強化されています。後ろ側にも、薄い翼面形状のステーが入れられて振動板の固定強度が従来モデルとは比較にならないほどアップしています。

写真からもわかるように、各部の仕上げ、品質感もESL−988やESL−989とは、比べものにならないほど向上しています。

背面のステーは、金属製の質感も強度も高く、音の邪魔にならない薄い翼面形状をしています。このステーは、ユニットフレーム上部と電源部を結び、下部でテンション調整まで可能です。

このステーと側面フレームの強化などで、振動板は従来モデルとは比較にならないほどがっしりと支えられているはずです。


外観 (電源・スピーカー端子)
従来は黒プラスティック製だった、袴の?底部が金属製になり大幅に強度アップしました。スピーカ端子もグレードアップ!

底箱?の強度が上がったことと相まって、スピーカー(振動板)は従来モデルとは比較にならないほどしっかり把持されるはずです。


音質

QUAD伝統のコンデンサー型スピーカーは、2つの固定電極の間に数千ボルトの高電圧を印加した薄膜状のダイアフラムを配置、そのダイヤフラムに交流のオーディオ信号を供給し、固定電極と振動膜に生じる電位差から生じる電気的排斥、引力により、振動膜を駆動し音を発生します。

この原理は、STAXのイヤースピーカー(コンデンサーヘッドホン)とまったく同じです。原理を逆に利用して「振動を電気信号に変換」する装置が「コンデンサー、マイクロフォン」です。

コンデンサースピーカーは、振動板全体が均一に(一点に力が集中することなく全面が同時に)駆動されるため、振動板に剛性は求められません。そのため振動板(振動膜)を薄くして質量(慣性質量)をきわめて小さくできるので、入力信号に対するダイナミックな反応(良好な過渡特性)が得られ、さらにユニットを分割しなくても(フルレンジユニット)で広帯域の再生周波数が実現できるという大きな特徴があります。

このようなコンデンサー型スピーカー独自の音楽信号を帯域分割せず一つの面から発生させ、さらに不要な共鳴を発生する「エンクロージャー(箱)」を持たず、アンプの音を歪ませる主因となる「逆起電力」も発生しないという特徴が、ダイナミック型スピーカーにはない独特の魅力ある音となり、それが根強い人気の源泉となっています。

コンデンサースピーカーの発売から、70周年を記念して発売された、新型ESLは、電極を含む振動ユニットは従来モデルのものを使ってはいますが、すでに説明したように「フレームの強化」に並々ならぬ努力の跡が見られ、従来機にはなかった様々なアイデアが取り入れられています。わかりやすいのが、4枚(ESL2805)、あるいは6枚(ESL2905)の振動ユニットをマウントするアルミフレームと本体エレクトロニクス部を内蔵するベース部分をつないでいる「翼面形状のステー」でQUADによると、このステーにより音のスピード感が向上し非常に抜けのよい低域再生が実現したとされています。

私は本来「前説」は、よけいな先入観の原因となりかねないので「販売価格」も含めて試聴前によけいな情報は耳に入れませんが、音を出してすぐに「これは今までのESLとはまったく違う」ことが感じ取れました。

まず、従来モデルでは「あり得なかった」がぐんぐん前に出る「力のある低音」。この音を聞けば、もはや「コンデンサー型だから低音が弱い」という「迷信」は、新型ESL−2805にはまったく通用しないのがわかります。もし、ブラインドで2805を聞かされたなら、これがコンデンサー型、しかもQUAD のESLの血族であることを言い当てられる人は誰もいないと思います。それくらいダイナミックで力感があり、芯のある!低音が出ます。

従来モデルよりも「音の広がり、音像の定位」が非常にシッカリし、この点に関してもダイナミック型スピーカーとほぼ遜色がなくなっています。これらの改善により、新型ESLはコンデンサー型でありながら「ROCK、JAZZ、POPS」などの低音にリズムセクションのある音楽を「積極的に楽しめる」製品に仕上がっています。

しかし、ダイナミック型と決定的に違うのは「透明度が非常に高い」ことで、これは「エンクロージャー」+「逆起電力」というダイナミック型スピーカーに不可避の「歪みの原因となる諸悪」からESL−2805が完全に解き放たれている証拠でしょう。

不要なノイズを発生するエンクロージャーがなく、アンプの出力を歪ませる逆起電力も発生しないESL−2805が奏でる「生音」の冴えと透明感は、ダイナミック型では類を見ない種類のものです。さらに、従来は苦手であった「低音」を克服し、さらに「芯のある高域(金属の音が金属に聞こえる!)」まで獲得した新型ESL−2805は、まさに万能のスーパースピーカー!だと言いたいところなのですが、実はよいことばかりではありませんでした。

従来モデルのESLとは、比較にならないしっかりした低音、芯のある高音が再生されたのと引き替えに「ESL独特の繊細さ」が失われた気がするのです。その変化は、真空管アンプがトランジスターアンプになった!という表現がまさにピッタリだと思います。

実は、QUADの説明を聞くまでは「振動膜の厚みが増したのでは?」と考えていたほどなのです。しかし、説明では「発音部分」は従来を踏襲ということなので、スピーカーの構造が強化されただけでこんなにも音が変わってしまうのだろうか?という疑問が消えません。それくらい、あの独特の「柔らかさ」、「空気感」、「表情の深さ」が面影を失っています。

もしかして「ウォーミングアップ不足?」と疑って、約1時間以上連続でならしてみましたが、気になる部分は緩和されても解消しませんでした。残念ながら、今回は、試聴機返却の時間が迫っていたためそれ以上の試聴は出来ませんでしたので、現時点では今回のモデルチェンジは「改善」と「喪失」のトレード関係にあると結論づけざるを得ません。

しかし、振動膜が同じなら「以前と同じ音」も出せるはずですから、次回はESL−2905をじっくりテストして、アンプやCDプレーヤーとの相性も探りながら、今回のリベンジなるかどうか!じっくりテストしたいと思います。
http://www.ippinkan.com/quad-2805.htm

QUAD ESL 2805 ESL 2905 2006年5月 逸品館 代表 清原 裕介
http://www.ippinkan.com/quad-2905.htm

QUAD伝統のコンデンサー型スピーカーが、20年を越えてフルモデルチェンジしました!

はたしてその音質は? その性能は? 
全国のオーディオショップに先立って、試聴機する機会に恵まれた逸品館がQUAD 2905を徹底試聴してみました!

ESLシリーズのニューモデルは、従来モデルの「木と布+黒一色」という味気のないデザインから変身を遂げ現代的に生まれ変わっています。車のモデルチェンジに当てはめると、一気に3世代は進化した感じがします。 

ESL−2805の試聴でも少し触れましたが、今回のモデルチェンジでは「振動板」は変わっていないにもかかわらず、コンデンサースピーカーが苦手としていた「低音の力感」・「激しい音の切れ味」などダイナミック型スピーカーよりも「劣る」と思われていた部分は、ほぼ完璧と言っても良いほどに改善されていました。

しかし、従来モデルが持っていた「ESLらしい柔らかさ」や「ESLらしい空気感」が失われているように感じられ、「味わい」や「雰囲気」といった部分では、かえって従来型の方が「魅力的」だと感じられたので、もう少し徹底的に新型ESLをテストしようと密かに機会を持っていました。

その機会は案外早く訪れ、新型ESLの大型モデルESL−2905を2日間にわたって借り出す事に成功しました。そこで今回は、「12時間以上通電−音出しを行って十分に暖めておいた」ESL−2905を使って「ソフトとの相性」・「CDプレーヤーとの相性」・「アンプとの相性」なども含めてかなり徹底的なテストを行いました。


1曲目:CANTATE DOMINO

989よりはやや硬質な響きだが、金管楽器のカチッとした音が出る。
パイプオルガンの深みのある低音が再現される。
PMC MB2やBB5と鳴らし比べてみたが聴感的にはMB2を超えてBB5に近いほどゆとりと力感のある低音が再現される。ただし、BB5は一種のバックロードホーンなので若干の低音のふくらみによる低音のおまけがあるのだが、ESL−2905は、エンクロージャーによる「低音の増幅」がないので、トータルとしてはESL−2905のほうが低音が優れていると言っても良いだろう。
中高音の響きはBB5の方が多く、厚みや柔らかさもBB5の方が多い。ESL−2905は、BB5より無駄な響きがなく、音が締まっているMB2に似ている。
コーラスは美しく透明だが、やや響きが少なくデッドなイメージ。この曲に関しては、リスニングルームに「木の響き」がもう少しほしい。パネルなどで調整する必要を感じた。

9曲目:CHRIATMAS SONG

パイプオルガンは、奥行きがよく出る。エコーは少なめだが自然。堅さもほどよい。音がむやみにふくらまないのが好印象。

10曲目:THE BLESSED DAY

フォーカス感(定位感)がすばらしい!従来のQUADとはうってかわって「口が小さい」のに驚かされる。
音がぼけず、ボーカルの口元とエコーが完全に、心地よく分離する。ボーカルと壁の距離、天井の高さがよくわかり、ホールが身に見えるようだ!




Hilary Hahn PLAYS BACH SK-62793(輸入盤)
1曲目:PARTITA No.3 / PRELUDIO

P03/D03の影響もあって、弦の響きがまろやかになり、やや「含み」がある感じに聞こえる。

高域の切れ味が若干ミュートされた感じで、バイオリンの音質がマイルド。そのためバイオリンがややビオラ的な響きになる。
直接音が多く、間接音が少ないため、音がやや近づきすぎる。もっと部屋をライブにしたくなる。

2曲目:PARTITA No.3 / LOURE

1曲目同様、バイオリンが少し柔らかなので現代楽器ではなく、テンションの低い弓で奏でる古楽器のように感じられるがそれがある種のムードや深さを醸し出してくる。ラカトッシュやオイストラフが弾いているような「たっぷりとした音」になるが、それはヒラリー・ハーンのこの時期の音ではない。
そういう「ずれ」を気にしなければ演奏としては、味わい深く楽しめる。ややタンノイ的なイメージ。

Clapton Chronicles THE BEST OF eric clapton 9362-47564-2(輸入盤)

2曲目:CHANGE THE WORLD

音の分離がすばらしく、クラプトンの声とバックコーラスの一人一人の声が完全に分かれて聞こえる。しかし、出来の悪いHiFiのようにバラバラにならず、ちゃんときれいなハーモニーになるのがすばらしい。
他のソフト同様、音源が非常に近い。音像がスピーカーより前に定位する。まるで、すぐ目の前にクラプトンが立っているようだ。音源までの距離感は数メートルと非常に近く、客席ではなくバンドの中に立っているように聞こえる。
音源は近いのだが、ダイナミック型スピーカーではかつて経験したことがないような、直接音とエコーの見事なまでの分離感があって、電子エコーが非常に有効に効いているから、音が左右や後方に回り込んで音に体が包み込まれる。

音現場やバンドの中にいるという「一体感」が非常に強く克明で、これは今まで他のスピーカーでは経験したことがない。

この距離感の無さ(小ささ)は、ROCKやPOPSを聴くときには、大きな魅力になるだろう。ただし、まるで楽器に頭をつっこんで聴いているような、音の洪水の中に放り込まれるから気分が乗らないときにはややうるさく疲れるかもしれない。

ギターの響きをはじめとする、シンバル、電子オルガンなどの響きは、非常に克明で繊細に再現される。抜群の分解力!低音のパンチも効いている、従来のQUADとは全く違うレベルの表現力。パーカーション系の切れ味は抜群で、高解像度なとても現代的な音だが、ベースの響きの柔らかさなど随所にQUADらしい柔らかさも感じられた。

Parisian Blue MICHEL LEGRAND TRIO ALCR-141(国内盤)

10曲目:I WILL WAIT FOR YOU(シェルブールの雨傘)

ピアノの響きは、ミシェル・ルグランらしく非常に美しく深みがある。

打弦時のカチッとした響きの硬質さや、後ろでドラムのスティックをならす小さな音もきちんと聞こえる。
シンバルの響きは繊細かつ切れ味があり、金属の繊細な響きがきちんと再現されるのが、従来のESLとの大きな違いだ。
ベースは柔軟に弾み、本当にベースらしい音でリズムをぐんぐん押してくる。この低音の「力感」も従来のESLには無かった部分だ。

ただし、ややコンプレッションをかけたような感じで盛り上がりのパワー感が小さく、分解能は高くレンジも広いが、ダイナミックレンジはやや小さく感じられるのが残念。
繊細な表現は得意だが、パワーのある表現はやや苦手か?その点では従来のQUADと似ている。
音量を小さくしたときに音がやせないのは大きな美点。



歌バカ 平井堅 DFCL-1330-2(CD×2枚、DVD×1枚)

CD−DISK−1 11曲目:EVEN IF

ボーカルは繊細だが、やや口が大きい。カンターテドミノでは、口が小さく定位していたので、箱鳴きが一切ないコンデンサー型らしく、録音状態を克明に再現する特性が顕れたのだろう。
音の分解能力、表現力は並はずれているが、音場が平面的で前後に音が広がりにくい。この部分をどのようにセッティングで補うか、このスピーカーの良さを引き出せるか?ある程度以上の部分を望んだとき、このスピーカーは「使い手」を選ぶだろう。

その点では、良くも悪くも従来のQUADの正当な後継者といえる。音圧は明らかに高く、大きな音が出るし、大きな音を出しても音像や定位は全く崩れないのは、従来モデルよりも大きく進化した美点。



 ESL−989と聞き比べてみると。

すべての要素が2905に比べ「かまぼこ形にうまくまとまる」感じ。意外にも音圧は2902と変わらなかった。

声の柔らかさ透明感、繊細さは同じレベルだが、ボーカルの表現力、心を打つ力は989に魅力を感じる。989を聴いてみると、2905はボーカルにやや「何かの音」が乗っている感じがするようなイメージがある。

音の美しさや透明感,ふくよかさは989に魅力を感じる。演奏の雰囲気が、2905よりも生々しいのだろうか?ある種の脚色があるのかもしれないけれど、空気感、雰囲気感は989の方がよく出る。
バランスではこちらが上?ダイナミックレンジも989の方が大きいように感じられる。2905と聞き比べて989の良さを再認識した。
音の良さでは2905、雰囲気の良さでは989に軍配を上げたい。


アンプをTERAからQUAD QC24+TWO FORTYに変えてみると。

 

やはり!というか、ここまで「ピンポイント」の音作りがされているとは思わなかったが、アンプをQC24+TWO FORTYに変えると、従来のESLの持ち味と新型ESL−2905で改良された部分が見事にマッチして、2905はすばらしいサウンドのスピーカーとして完成する!
989とTERAの組合せではまったく感じられなかった2905の嫌な部分、気になる部分が完全に消えて、とても自然で心地よく音楽に浸ることができる。これはすばらしいサウンド!完成された完全な世界!

スピーカーの存在が消えて、部屋がライブハウス、コンサート会場になる。セッティングの難しさもなくなる。こんなにアンプで音が変わるなんて!こんなにベストマッチするアンプがあるなんて!これは、もうこれ以外では聞いてはいけないというほどの「純正の組合せ」といえるだろう。明らかにこのスピーカーは、QC24+24によって開発、音決めされたと思われる。



まとめ


2905を聞くなら、QUADの真空管アンプで鳴らした音を絶対に聞いてほしい。
新型ESLは、新型QUAD真空管アンプで完成する。それを聞かずして新生ESLのサウンドを味わったとは言えないだろう。

前回の逸品館の2805のテストで感じられた「新型ESLの問題点」は、「QC24+TWO FORTY」の組合せでは嘘のように消える。

では、今回ESL−2905を鳴らした「AIRBOW TERA」に問題があるのかといえば、TERAで鳴らす989ではまったく「癖」が感じられなかったのだし、他の海外サイトなど「新型ESLの傾向」は逸品館のESL−2805のテストレポートと同様に評価されているから、アンプに問題があるというわけではない。

幸い、ESL−989も併売されるから、

QUAD以外のアンプを使うなら「ESL−989」、
QUADのアンプを使うなら「ESL−2905」

という使い分けが考えられる。もしかすると、QUADは「確信犯的」にこの2機種の音を大胆に作り分けたのかも知れない。
http://www.ippinkan.com/quad-2905.htm


クウォードのESL スピーカー - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月17日


私が20歳頃の思い出話。当時マイクロ#711+グレース8L・サンスイ:AU-9500・JBL:L-100(センチュリー)のラインナップで初めて、コンポを組んで悦に行っていた頃、このシステムをプランニングしてくれたオーディオ販売店のKさんの自宅「オーディオルーム」に呼んでいただいた。

お使いのSPはタンノイ:レクタンギュラ― GRFとクウォード:ESL。

どちらも当時初めて聴いたSPです。

ご実家の離れを「オーディオ専用」の部屋にされて居られ、寮住まいの私からは信じられないくらい「うらやましい」環境でした。レクタンギュラ―GRFは当時国産アンプの最高峰で有ったケンソニックの C200+P300 で鳴らされていた。素晴らしいSN比と力強く、厚みのある音に非常に感銘を受けました。

また ESLは LUXの MB88を使った管球アンプでドライブされていた。
その「フワーッとした柔らかい」サウンドには「麻薬の響き」みたいなものを感じました。

以来、この2種のSPは常に頭の隅に有りました。しかし、現実的には「大きな部屋の確保」が未だできず、入手する事は出来ていません。

クウォードの「静電型SP」は非常に魅力の有るサウンドがします。「質感」は非常に好ましく思っています。

現在自分が鳴らしているシステム(メイン×3セット・サブ1セット)の音は、メインユニットとして JBLを使っているけれど、質感はクウォードの静電型 SPの質感によく似ていると思います。

数年前に同じクウォードの#2805?だったと記憶しているが、オーディオショップの開いたオーディオフェアで DD66000 や B&W#801 等と一緒にクウォードの最新の静電型 SP を聴いた。当日の収穫はこのクウォードの静電型 SPのみに「食指」が動いた。

個人的には是非クウォードの静電型 SP、それも最新型の SPの出来が非常に良いと感じているので、手元で鳴らして見たいのだが、既に SPやシステムは十分に持っているし、似た様な「質感」を出しているのでどうしても躊躇ってしまう。チャンスが有ればぜひ自分の部屋で使って見たいSPで有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2362e0439d716d4359502510d8cc2e02?fm=entry_awp

まだ手を出せないでいるSPが有る - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年01月21日


沢山のSP遍歴をして来たが、まだ「音は聴いた事が有る」が手を出せないでいるSPが有る。それは「コンデンサー型SP」。

20歳頃クウォードの ESL-57 を聴いた時「なんて柔らかい音がするSPが有るもんだ」と感心した事が有る。当時のオーディオの師匠であるオーディオ販売店の方のお宅訪問で聴かせていただいた。それ以来気にかかっていたSPである。

その後、スタックスやKLH、マーチンローガン等の静電型SPも聴く機会もなく、久しぶりにクウォード社の比較的新しい ESL-2805 を聴く機会が有った。ESL-57 のサウンドから遥かに進化していて「自分好み」のサウンドで有った。肌理が細かくて、みずみずしくて艶やかで、それでいて押しつけがましくなくて・・・。

オリンパスシステムの中高域はその様なイメージで作って来た。それがそのまますぐに手に入る様なSPなのだから「気になるSP」である事は間違いない。

しかし、コンデンサー型SPを入れるにはもっと大きな部屋が要る。それに「もっと落ち着いて音楽を聴く心境」にならないと手を出せないと思っている。何時かは手に入れたいSPである。金銭面でいえば買えない訳ではないが、今一つ躊躇してしまう処が有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/818b5b2e1f75f9f7d710b25f5a48875e


ジャズ&オーディオ通信(from USA)CES2006レポート 2006年01月12日 Quad 2905

中国系企業に買収されて生まれ変わり、中国工場でのスピーカー生産や名機といわれた真空管アンプの復刻など、勢いに乗っているQuad。

展示部屋にあった見慣れない静電型スピーカーは、ESL-989 の後継機、2905である($11,500/pair)。

http://livedoor.blogimg.jp/jazzaudiofan/imgs/6/e/6ea21429.JPG

僕がその場にいた担当者(?)からきいたところでは、周波数特性が上下に伸びているという話だったが、ステレオファイル誌の記事によると、基本設計や基本性能はそのままで、筐体の強度を高めるといったマイナー・アップグレードが施されたとある。どっちが正しいのかは・・・きっとステレオファイルの方が正しいんだろうなぁ^^;。

どっちにしても、僕がQuadの平面スピーカーを聴くのはこれが初めて。
いやー、高い評価を得ているだけのことはあって、さすがにすばらしい音。
解像度が高く繊細で、とてもクリーンだ。低域も十分出ていたと思う。
Quad の一体型CDプレーヤー兼プリアンプ99 CD-Pと、909パワーアンプで鳴らされていたけれど、組み合わせる機器のグレードを上げていけばもっと凄いことになるんだろうな、という感じを受けた。
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/archives/50331123.html


2007年05月23日 ジャズ&オーディオ通信(from USA)Quad ESL2905 試聴会

今回のホストはロサンゼルス西方の有名なオーディオ店 Brooks Berdan Ltd.で、僕は2度目の訪問。
昨年5月は Wilson Maxx2 を VTL の超弩級真空管アンプで鳴らすという企画だったが、今回の主役は Quad の静電型スピーカー2905 だ。

試聴機器•Speaker: Quad ESL2905
•Power amp: Quad II Classic monoblock、Hovland Sapphire monoblock
•Preamp: Hovland HP-100(管球式)
•Turntable: EAR Disc Master
•CD Player: Jadis

http://livedoor.blogimg.jp/jazzaudiofan/imgs/4/5/45dcea7c.JPG


Quad(アメリカでは「クォード」ではなく「クワッド」と発音する)のESL2905は2006年1月のCESで聴いているので、特に新しい発見はなかった。

中域が実にクリアで、聴感上の解像度が高く、繊細だ。ヴォーカルや室内楽といったジャンルでは大いに力を発揮する。ただしダイナミクス・大音量という点では厳しい限界があり、高域も低域も最良のダイナミックSP と比べると伸びていない感じがする。ロックやフル・オーケストラを大音量で聴きたい人には不向きかもしれない。

静電型SP といえば、先日AJさんのお宅で、将来製品化を目指す DIY を超えた自作SPシステムの印象が強く残っている。彼の場合はOTLアンプで静電型SPをフルレンジで鳴らし、ダイナミック型サブウーファーで低域を補強するのだが、それと比べればサブウーファーを加えない Quad だけの音は頼りなく、勝負にならないというのが正直な感想だ。

最初に聴いたのは、Quad の 1957年頃のデザインを復刻した小さな管球式モノブロックアンプ、Quad II Classic との「純正」の組み合わせ。音自体は悪くないが、やはりパワー不足を感じた。後半はパワーアンプを Hovland の、これも管球式だが出力80Wのモノブロックに交換し、ダイナミクスという点ではだいぶん改善した。

EAR_Disc_Master
http://livedoor.blogimg.jp/jazzaudiofan/imgs/1/0/10f0622a.JPG

今回の第2の主役といえるのが、イギリスの奇才 Tim de Paraviciniが初めて世に出したターンテーブル、EAR の Disc Master だ。スプリングとマグネットの組み合わせによりモーターとプラッターをほぼ分離することに成功したという(プラッターが完全に浮遊している訳ではないらしい)。本格的なアームを2本取り付けることができ、アナログ・ファンにとってはかなり魅力のある製品だろう。

ESL2905 については先にかなり辛口の感想を書いたが、このアナログ機器との組み合わせは再生する音楽のジャンルによっては凄い力を発揮していた。
そのことを実感させてくれたのが、イベントの最後にかかった LP だ。エラ・フィッツジェラルドがポール・スミスのピアノだけをバックに唄った Ella Fitzgerald Sings Songs from "Let No Man Write My Epitaph"というアナログ盤である。

アナログ特有の実体感、ディテールを瑞々しく描き出す静電型SP の特徴が相まって、思わずため息が、そして曲が終わった後に拍手が出るようなすばらしい再生だった。これはもう文句なし。これを聴けただけでも、試聴会に参加する価値があったと思う。

コメント

1. Posted by JT 2007年05月23日 12:21

二世代目のQuad ESL, シンプルでいいデザインでした。
それがどうしてこうなってしまったのか?

あたらしい造形が必ずしも Better ではない。
これは最近の独自動車メーカーB社のデザインにも言えることで・・・

でも、あまり言うと叱られるから、もう止めておきましょう。


2. Posted by jazzaudiofan 2007年05月24日 17:36

JTさん、コメントありがとうございます♪ ぼくはデザインのことはよく分かりませんが、新しいものがベターではないというのはおっしゃる通りですね。

ESL2905 は現代的・直線的な造形でありながらいまひとつあか抜けないという感じでしょうか…。
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/archives/50935311.html

ハイエンド・スピーカーやフラグシップ・モデルになるとどうしても物理特性と原音再生を最重視するので、無難で模範的な音だけどオーラが消えてしまうのですね。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c5

[政治・選挙・NHK223] 渡辺えり『バイキング』降板はなぜ? ネトウヨ化する番組で戦争反対を貫き弱者に寄り添う貴重なリベラル論客だったのに(リテラ 赤かぶ
2. 中川隆[7540] koaQ7Jey 2017年4月05日 14:52:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8025]
日本人は安保法制に賛成してるから安部自民党を選んだんだ

国民を意思を無視していい訳ないだろ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/590.html#c2

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
86. 中川隆[7541] koaQ7Jey 2017年4月05日 17:49:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8026]

2017-04-05
金正恩は2年以内にアメリカの軍事攻撃で抹殺されるのか?



北朝鮮という「ならず者国家」は、本来であれば崩壊して然るべき無法国家である。この国家は金(キム)一族の私物国家となり、今は三代目の金正恩(キム・ジョンウン)がやりたい放題の独裁政治を行っている。

国を困窮させながら核開発を急いでいるのは、核を持てば他国を恫喝できると共に自国を守れるからでもある。

北朝鮮は客観的に見ると弱小国家だ。

中国やアメリカが戦争を仕掛ければ、北朝鮮はひとたまりもない。しかし北朝鮮が核兵器を所有し、核の報復攻撃を行えば、どこの国も壊滅的なダメージを受けることになる。

だから北朝鮮がいったん核兵器を持つと、もはやこの国を攻撃することができなくなるのだ。北朝鮮がどんな弱小国家であっても、もはや攻撃できない。

北朝鮮の立場から見ると、一刻も早く核を持たないと他国を恫喝して生き延びている性格上、必ず他国に報復されて崩壊させられることを意味している。

そのため、金正恩は異常なまでの性急さで核開発を進めているのだが、この核ミサイルがアメリカまで届くようになるのは、あと2年ほどであると言われている。

いよいよ、北朝鮮を国家崩壊させる必要が出てきた

今まで周辺国が北朝鮮の存在を許してきたのは、北朝鮮がそれぞれの国で役に立ったからだ。

中国にしてみれば、北朝鮮を存続させて「緩衝地帯」にすることで、韓国に在駐するアメリカ軍と直接対峙を避けられる。また北朝鮮を暴発させることによって、中国の軍拡から日米の目をそらせることができる。

韓国にしてみれば、北朝鮮という脅威があることによって、アメリカをずっと韓国に釘付けにさせ、アメリカに延々と防衛させることができる。

アメリカにしてみれば、北朝鮮という脅威があることで、韓国や日本に兵器をいくらでも売りつけることができる。北朝鮮が暴発すればするほど儲かる。北朝鮮はアメリカの兵器産業にとってはなくてはならない存在だったのである。

そんなわけで、各国は北朝鮮という存在をそれぞれが自分の都合の良いように利用し、それによって利益を得てきた。

金一族の独裁政治は、史上最悪の人権弾圧を国民に強いているのだが、別に朝鮮民族がどうなろうと誰も気にしていない。それほど北朝鮮は取るに足らない存在である。だから今まで放置され続けてきたのだ。

しかし、状況が変わってきている。

北朝鮮が核開発と弾道ミサイルの技術を向上させると、この国は本物の脅威と化す。

そのため、中国もアメリカも今までのように「緩衝地帯だ」「兵器が売れる」などと悠長なことを言ってられなくなってきているのが現実だ。

北朝鮮が核兵器を完成させる前に、いよいよ北朝鮮を国家崩壊させる必要が生まれてきている。

本来であれば、この北朝鮮の国家破壊はバラック・オバマ時代に行わなければならなかったが、何もしない大統領だったオバマは北朝鮮がどれだけ傍若無人に暴れても、ただ見ているだけに終始した。

しかし、やっと何もしない大統領の任期が切れて、新しい大統領が登場した。ドナルド・トランプである。


金正恩独裁政権を崩壊させる軍事行動が起きる

ドナルド・トランプ大統領は、敵と見なした相手には絶対に折れないタイプである。また、そのまわりにも好戦的な人物で固めて対立や衝突を恐れない。

そして、トランプ政権は北朝鮮が数年中にアメリカを核攻撃する能力を有することを問題視しており、絶対にそれを阻止しようと動いている。

実際、トランプ大統領は北朝鮮の制裁を強化する法案を可決させており、北朝鮮に関わりのある銀行や貿易会社を3月から次々と制裁対象にしている。

さらに中国に向けては「北朝鮮問題は大統領にとっても政権にとっても喫緊の利益問題だ」と高官に語らせ、「あらゆる選択肢を検討する」と強調している。

2017年3月16日はティラーソン国務長官が日本に来日しているが、このときも「北朝鮮に対して非核化を求めた過去20年間の政策は失敗だった」と明言していた。

そしてトランプ大統領自身は中国に「北朝鮮の核開発を止めさせるためにあらゆる努力をせよ」と圧力をかけ続けている。しかし、もし中国が対応しないのであればどうするのか。

トランプ大統領は2017年4月3日、フィナンシャル・タイムズの記者に次のように答えた。

「もし中国が北朝鮮問題を解決しようとしなければ我々が行う」

対話によって北朝鮮に核開発を放棄させる試みは無駄だったとトランプ政権は明確なるメッセージを出している。その上でまず中国に「解決しろ」と要求している。

そして「中国がやらないのであればアメリカが単独でもやる」と言っている。

これが意味するところは「中国が北朝鮮を片付けろ。さもなければ、我々が軍事攻撃する」というものである。

北朝鮮が核兵器を所有することになるまでの期間は2年なので、場合によっては2年以内に、金正恩独裁政権を崩壊させる軍事行動が起きる確率が高まっているということだ。


北朝鮮の崩壊は、日本にとっては悲願でもある

北朝鮮が崩壊するのは日本にとって悪いことではない。北朝鮮は日本人を拉致し、日本人を激しく罵倒し、しかも日本を内部から侵略しようとしている危険国家である。

日本にはスパイ防止法がないことを良いことに北朝鮮は大量の工作員を日本の内部に張り巡らせ、日本国内で北朝鮮の体制を賛美するような反日の洗脳学校を運営している。

そしてこれらの反日の人間どもを、政治・経済・教育・報道・司法・自治体とあらゆる分野に張り巡らせて、朝から晩まで日本を貶め、日本の国益を損なうように動いているのである。

マスコミが激しい反日で染まり、一向に浄化できないのは、すでに日本の中枢が乗っ取られているからだ。

日本の内部は、中国・韓国・北朝鮮の工作員にいいように振り回され、まったく為す術がない。

こうした事実を表立って指摘する人間はみんな激しく攻撃され、人格も貶められ、ワナにはめられ、引きずり降ろされ、社会的に抹殺される。

今の日本は、そんな危険極まりない社会になっている。

こうした内部工作を国を挙げて進めているのが北朝鮮であり、そしてこうした活動や攪乱を最も得意としているのも北朝鮮である。

北朝鮮の脅威は、外部から飛んでくるミサイルだけでなく、内部からの侵食もある。

多くの日本人が今もってそれに気付かないのは、マスコミがまったくこのような事実を報じようとせず、逆に事実を隠蔽してしまっているからである。

この流れを断ち切るには、北朝鮮という国家を完全に跡形もなく崩壊させるしか方法はない。

日本に工作を仕掛けてくる北朝鮮という国家を崩壊させない限り、日本の内部工作は絶対に止まらないし、日本を愛する人たちはずっと叩き潰され続ける。そして、最後に完全に日本という国は乗っ取られる。

北朝鮮の崩壊は日本にとっては悲願でもある。中国がアメリカの圧力で北朝鮮を崩壊させるのか、それともアメリカが単独で崩壊させるのかは分からないが時期は近づいている。金正恩の抹殺と北朝鮮の崩壊は、日本にとっても世界にとっても歓迎すべき未来である。


対話によって北朝鮮に核開発を放棄させる試みは無駄だったとトランプ政権は明確なるメッセージを出している。その上でまず中国に「解決しろ」と要求している。そして「中国がやらないのであればアメリカが単独でもやる」と言っている。
https://plus.google.com/+KeiseiSuzuki
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c86

[番外地6] ヒラリー・クリントンの正体 中川隆
59. 中川隆[7542] koaQ7Jey 2017年4月05日 18:00:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8027]

2017.04.05
トランプ陣営に他する不適切な通信傍受を指示したのはオバマ政権のライス補佐官だったとの報道


大統領選からドナルド・トランプが大統領に就任するまでの間、トランプやその側近たちの通信が傍受され、その一覧表も作成されていたことが確認された伝えられている。情報機関に傍受を指示していたのはバラク・オバマ大統領の国家安全保障問題担当補佐官だったスーザン・ライスだとされ、ランド・ポール上院議員はライスに宣誓証言を求めている。オバマ前大統領が彼女に命令したのかどうかを確認する必要があるということのようだ。ライス本人は全面的に否定している。

通信をめぐる騒動は2013年3月、ヒラリー・クリントンと親しいシドニー・ブルメンソールのメール・アカウントがハッキングされ、4通のメールがロシア系メディアのロシア・トゥデーにリークされたころから始まる。

2012年9月12日付け、同年10月6日付け、同年12月10日付けだが、2013年2月16日付けの4通。ヒラリーは2009年1月21日から13年2月1日まで国務長官を務めていたので、最後の1通は「私人」になってから。

しかし、その4通目に重要な情報が含まれていた。2012年9月11日にベンガジの領事館が襲撃されてクリストファー・スティーブンス大使を含むアメリカ人4名が殺された事件についての情報が含まれていた。フランスの情報機関からの情報として、その襲撃に必要な資金を提供したのはサウジアラビアの富豪だとメールには書かれているのだ。なお、襲撃したのはサラフ主義者/ワッハーブ派の武装集団、アンサール・アル・シャリアだと言われている。

その後、ヒラリーは公務の通信に個人用の電子メールを使っていたことが発覚、機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、また、そうした情報をきわめて軽率に扱っていたことをFBIも認めたのだが、それでもジェームズ・コミーFBI長官は昨年7月5日、不起訴の勧告をしたと発表している。

その電子メールをヒラリーは消去していたので中身を確認できないことをFBIは理由しにしていたが、NSAの内部告発者であるウィリアム・ビニーも指摘しているように、NSAは全ての電子メールを記録しているので消去されてもFBIがその気になればメールも入手できる。しかも、消したはずのメールがWikiLeaksなどによって公表され、ヒラリーは頻繁にリン・フォレスター・ド・ロスチャイルドと連絡を取り合っていることも判明した。

本来なら大きな問題になる事実が明らかになったのだが、それをオバマ政権、民主党、有力メディアなどは「ロシアのハッキング」、さらに「ロシアの選挙戦介入」という話を作り上げ、証拠を示すこともなく叫び続けてきた。問題をすり替え、トランプ攻撃の使ってきたわけだが、そうした「幻術」が崩れ始めた可能性がある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704040000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c59

[政治・選挙・NHK223] やることなすことデタラメばかり 安倍政権の存在理由は?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[7543] koaQ7Jey 2017年4月05日 18:51:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8028]
日本人にはアホ右翼が多いから教育勅語は人気取りでやってるだけさ

安部は典型的なベラルのグローバリストだよ

小沢・鳩山が売国奴だったから、安部が愛国者に見えたのが人気の秘密:


2009年から2012年まで、日本国民は史上最悪の政党「民主党(現・民進党)」を選んで、日本の国益はズタズタになったのを忘れていない。
この政党は信じられないまでの無能な政党だったのだが、彼らを3年間も政権の座から追い出すことができなかった。しかし、日本国民は最終的に彼らを選挙で追い出すことができた。

事実、日本は崩壊寸前にまでなっていった。

最初は騙されたと気が付かなかった国民も、鳩山由紀夫の異常性を知った瞬間に私と同じ心境になったようだが、すでに手遅れだった。鳩山由紀夫から菅直人に変わったら、事態はもっと悪くなってしまった。

尖閣諸島沖漁船の問題から東日本大震災まで、嘘と欺瞞と隠蔽と歪曲に満ちた民主党の政治は、今思い出しただけでも冷や汗が出るほどひどいものだった。

この民主党政権時代の教訓は、売国奴に政治をさせたら日本はいつでも崩壊の危機に瀕するということである。それが2009年から2012年まで民主党(現・民進党)に政治を任せた結果だったのだ。

2012年12月に民主党政権が崩壊して、日本はかろうじて助かったが、あのまま民主党政権が続いていたら、今ごろ日本という国は消滅していたかもしれない。

この悪夢のような政治を行った小沢・鳩山は、まだ政治家として生き残っている。そろそろ始末しておくべきである。今回の選挙で始末するのは不可能ではない。


幹事長だった小沢のもとで作成されたマニフェストも、小沢自身によって破られる始末

「ガソリン値下げ隊」まで作り、ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに記載してまで当時幹事長だった小沢一郎が国民に約束したにもかかわらず、マニフェストは反故にされました。

なんと小沢自身が官邸に乗り込んで、ガソリン暫定税率維持を首相に押し込んだのです。


そもそも小沢・鳩山と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢・鳩山の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも小沢・民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/597.html#c1

[政治・選挙・NHK223] 「昭和の妖怪」の孫・安倍晋三首相は、「日本優位・韓国蔑視」抜け出せず、韓国民の大半は、小沢一郎総理大臣を待望!! 笑坊
2. 中川隆[7544] koaQ7Jey 2017年4月05日 19:21:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8029]

>韓国民の大半は、小沢一郎代表(3月26日〜29日訪韓)が総理大臣に就任するのを、首を長くして待ち望んでいるからである。


小沢先生は朝鮮人の利益しか考えてないから、当然韓国人は小沢の味方だわな

小沢先生は毎年、済州島(チェジュとう)にお母さんのお墓詣りに帰ってるし、秘書も母国人(朝鮮人)だし

http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/602.html#c2

[リバイバル3] 修善寺温泉「あさば」 にはもう泊まってはいけない 中川隆
100. 中川隆[7545] koaQ7Jey 2017年4月05日 19:54:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8030]

星野リゾートってどうですか?
リゾートマンション・リゾートホテル・別荘掲示板@口コミ掲示板・評判

>>69, >>70, >>71, >>80, >>86, >>93 に追記

305 by 匿名さん 2016-10-30 22:38:48
≫298 299 301
同じ社員さんですね。今辛いよね。 302 303 読むかぎり ひどい会社なんだね。
自分の気持ち ここに書き込み 吐き出せている人だから 辞めて良かったと、
思える日が 必ず、必ずきます。
自分を大切に 前向きで 一歩踏み出そうよ。
言われ無くとももう既に踏み出せているよと言われそうだね。
余計なおせっかいかな❓ 頑張れ…


308 by 匿名さん 2016-10-31 07:25:18

>>304 マンション検討中さん

そのお陰で、社員には明日が来ないんだよ。


307 by 匿名さん 2016-10-30 23:55:00

辞めたら知っている事実を文春に送りたいが、相手にしてくれるだろうか。


309 by 匿名さん 2016-10-31 09:43:56

嘘で成り立ってる会社は 、 元社員が事実を 文春に 言っても 言わなくても その内 潰れるよ。
悪どい会社てのを 一部の人は知ってる。
自分も、文春取り上げて欲しいと 思っている1人。
そう思っている人多いよ。


342 by 京橋 2016-11-19 00:38:25

社員の不幸で成り立っている星野リゾート。今期まただいぶ重要パーソン達がごそっとやめたよね。文春リークはいくつか心当たりがあるがエビデンスがないのが本当に残念です。

343 by 高架下の部屋 2016-11-19 00:45:00

なんでみんな面白いほど騙されるんだろうね。


359 by 名無しさん 2017-03-12 00:31:03

また長く勤めてた優秀な人が同業他社に去ってってまった。なんでみんな去ってくんですかね。


360 by 匿名さん 2017-03-13 23:58:50
>>359 名無しさん
星野の成長スピードについていけないから辞めるんだよ

361 by 名無しさん 2017-03-16 07:13:50

>>360 匿名さん
表面上はそう見えるでしょうね。「成長してる」と。


362 by 名無しさん 2017-04-02 17:14:17

京都 嵐峡舘社長が自殺して、わずか6ヶ月半程で、星野佳路社長があり得ない程の、格安で
本館、別館、阪急嵐山駅近くの駐車地3ヶ所取得した。
跡継ぎが居なく。と書いている記事があるが、娘さん、息子さんもいた。娘さんは 女将修業中だった。
星のや京都は、条例、規制の厳しい地区に、新築、増築、宅地造成の違法開発をした。

築100年以上の、歴史的建造物と 公式ブログに書いているが、根も葉もない嘘、
昭和26年7月土砂災害で、建物の殆ど流れ、死者4名出た。
ハザードマップ危険区域での国会議員、行政絡みの違法開発だ。

星のや京都の船着場は、保津川 一級河川で、京都府の借地だ。ここを、鉄板とコンクリートで
プライベートテラスを作り、ステンドグラス風看板、テーブル、椅子を置いている。

こんな社長が、観光立国観光大使、観光カリスマ、京都市の観光策定委員なのだ。
国会議員、行政 絡みは、森友学園問題に似た違法問題だ。どちらも許すな。
日本を、日本の自然と、景観を守ろう。


363 by 名無しさん 2017-04-05 10:07:28

≫362 名指しさん
星のや京都の星野リゾートは、風致保安林の木を伐採し、急斜面を埋め立て
宅地造成して新築造った。違法開発のし過ぎ。

星のや京都 隣の、 旧嵐峡舘 親族の 嵐山山林10万坪以上、捏造で(タダ)無料で乗っ取る裁判を
仕掛けたが、捏造が暴露て、大阪高裁で全面敗訴して居る。悪度過ぎる欲ボケ星野佳路社長。

悪事はいつまでも続かないよ。悪事で大きくなったのだ。
星野リゾートは、まともな企業で無い。ブラック企業。
京都では可なりの市民が、悪事を知っているよ。


364 by 匿名さん 2017-04-05 12:47:28

食事のクオリティが低いですね。
何か観光地としてのギミックには凝っているようだけど
宿泊費が高い割りにセントラルキッチンを使うとか{笑}
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/290317/res/265-364/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c100

[政治・選挙・NHK223] 「昭和の妖怪」の孫・安倍晋三首相は、「日本優位・韓国蔑視」抜け出せず、韓国民の大半は、小沢一郎総理大臣を待望!! 笑坊
11. 中川隆[7546] koaQ7Jey 2017年4月05日 21:02:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8031]
>>10
>日本の国民よりも、韓国の国民のほうが遥かに民度が高い。


嘘は止めろ

真実は

朴槿恵前大統領を逮捕 韓国人が前の大統領を叩かずにいられない理由

逮捕した朴前大統領を拘置所に護送する検察車両
引用:http://www.sankei.com/photo/images/news/170331/sty1703310004-f2.jpg


朴槿恵前大統領を逮捕

韓国検察は3月27日、サムスングループからの収賄容疑で、朴前大統領の逮捕状をソウル中央地裁に請求しました。

韓国では逮捕状を請求しても裁判所が許可するとは限らず、地位が高い人だと何度も否決されるのが恒例になっています。

だがソウル中央地裁は3日後の3月30日に、朴前大統領に出席を求めて審理し、翌31日未明に逮捕状を発行しました。

          

朴前大統領は午前10時から8時間以上審問を受け、検察に拘束されて審査結果が出るまで待機した。

朴前大統領は容疑を否認するとともに、逃亡や証拠隠滅の恐れがないとして、逮捕の必要性を否定したと思われます。

ソウル中央地裁は3月31日午前3時に逮捕状を発行し、検察は即時に逮捕し、午前4時半ごろソウル郊外の拘置所に移送されました。


韓国検察が朴前大統領を最初に事情聴取した3月21日から僅か10日というスピード逮捕には、韓国の法執行機関が世論や政治の影響を受けやすいのが関係している。

韓国ではデモ活動が活発だが、警察や検察、裁判所に至るまでデモやマスコミから影響を受けやすく、世論を見ながら対応を決めているところがある。

韓国の政治も世論の影響を受けやすく、特に現在は大統領選挙が迫っているので、各陣営は世論の支持を得ようとポピュリズムに走りやすくなっている。


韓国の大統領経験者が逮捕されるのは全斗煥、盧泰愚に次ぐ3人目で、親族が逮捕されたり自害やクーデターを含めるとほぼ全員が何らかの罪に問われている。


「落ちた犬は叩け」

朴政権のスキャンダルを受けて、なるべく派手に『朴叩き』をした方が人気が出るので、国を挙げて朴前大統領への追求圧力が高まっている。

韓国には「落ちた犬は叩け」という諺があり、権力者には盲目的に従うが、落ちぶれたものは皆で袋叩きにするのが李氏朝鮮からの伝統になっている。

新しい権力者がやって来たときに、落ちぶれた前任者を叩く事で忠誠心を示し、自分の立場を有利にしようとする集団行動だと考えられる。


日本軍が朝鮮を支配化に置いたとき、李氏朝鮮の人々は抵抗せず反対運動も無く、むしろ積極的に「日本人」になろうとした。

米軍が日本軍に代わる支配者として乗り込んだ時も同じで、独立して李承晩が新たな支配者になった時も同じ、以降延々と同じ事を繰り返している。

すなわち新しい大統領に忠誠心を示すために、前の大統領を犯罪者として追求して叩き、代替わりする度に同じ事をする。


韓国人が「日本の戦争犯罪」を追求し続けるのもこういうメカニズムで、新しい支配者にゴマをするためには、前の支配者を叩くのが一番なのです。

ただ日本人にはそういうメカニズムがないので、韓国人がどうして騒いでいるのか理解できず、共感もしない。

韓国大統領選挙は5月9日前後に投票らしいので、後3週間で新たな支配者が決まり、新たな支配者にゴマをするには古い支配者を叩かなくてはならない。


一見すると権力と戦っているように見える韓国人の行動は、実は権力者に気に入られるために、忠誠心を示す行動に過ぎません。
http://www.thutmosev.com/archives/70251100.html


小沢の行動様式もチョンそのものだな
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/602.html#c11

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
6. 中川隆[7547] koaQ7Jey 2017年4月05日 22:40:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8032]

PRO CABLE ハイエンド(高級)オーディオ・その悪質さと猛毒性!大公開!
http://www.procable.jp/setting/54.html


- ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました(大鬼門)-

2千万円の高級スピーカーの音とは?? モノラル一個700万円の高級アンプの音とは?? 

■ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました

ハイエンドオーディオの音を実際に聞いてこられたかたから、素晴らしいコメントをいただきました。このかたは最近のお客様で、数千万円のセットを現実に聞いてこられたかたです。これを読まれると、なぜ私がハイエンドオーディオはゴーカートに過ぎず、F1とは別物であると言ってきたかが明瞭に理解できると感じましたので、このハイエンドオーディオについてのコメントは特別なものと考え、単独掲載させていただきます。

泥沼に陥りたくないかた、大金をドブに捨てたくないかたは、このコメントを書かれたかたのハイエンドオーディオ観を信頼されてください。そして、ハイエンドオーディオの鬼門性にこそ、ご注目ください。
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Subject: ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました

先日オーディオを勧めて同じものを揃えた熊本の友人が東京にきたので、あらためてハイエンド(高級)オーディオとの音の差(違い)を聞く比べるために2人で秋葉原の有名ハイエンド(高級)オーディオ店の○○○○○&○○○○(○○電気直営のハイエンドオーディオ屋)に行ってきました。

率直な感想は

ハイエンド(高級)オーディオにお金をかける行為は最高の金の無駄使い。

という結論でした。金をドブに捨てるとはまさにこのことですね。

フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラCDを持っていって色々(フルセット500万〜3000万)まで聞いてまわったのですが、スピーカーから音が出てきた瞬間に「プッ」っと吹いてしまう(笑ってしまう) 事がしばしばでした。バカにしてるのがばれないかドキドキでした(笑)

色々聞いた中でも特に酷かったのは最近販売された2000万のスピーカー(KE○社のMUO○とかいうスピーカー)で、本当に酷い音でした。

KEF ミュオン (MUON) ¥21,000,000

デザインと機能とが理想的に融合したミュオンはおそらくこれまでに考えられたものの中で最もすばらしいスピーカーです。
ミュオンは、ロス・ラブグローブによる世界レベルの工業デザインとKEFの技術が見事に結びついた成果です。
http://jp.kef.com/muon

ミニコンポ以下のゴミ同然の物・・・というか本当にゴミです。しかも処理に大金のかかる粗大ゴミ。

高音が全然表現されてなく低音のパワーもなくモヤモヤして(300wのパワーアンプに繋げてました)極めつけは音全体がにごっていて楽器全ての音が混ざって何がなんだかわからない酷いものでした。

当たり障りがないように音に関して質問すると、かえってきた言葉は

「エージングがうんたら・・」とか

「音は好みだから機材(プレイヤー、プリアンプ、パワーアンンプ)で変わる・・・」だとか

「パワーが足りないからパワーアンプをもう2台つなげて”トリプル”にすればもっとはっきり綺麗に鳴る」

とかとんでもない言葉ばかりでした。

700万円の高級アンプを3台繋ぐとか・・・呆れて言葉も出ない感じです。


店を出た後、ハイエンド(高級)オーディオ屋に置いてある機材全てが自分の家にある機材に全て負けてる(というか圧倒的に勝っている)という私の感想だったのですが、不安だったので同じものを持っている友人に感想を聞いてみましたが


全く同じ意見でした。


やはり自分の耳は間違っていないとほっとしました。

お店にはお金持ちそうな老夫婦や30〜40代の男性がいましたが、その人たちがどう突き詰めても納得できないであろう(できるわけがない)ハイエンンド(高級)オーディオ地獄に落ちていくと思うと恐怖で身震いしました・・

プロケーブル注:)私がハイエンド(高級)オーディオごときはゴミであると断言してきている具体例を如実に描写されている、実に貴重なコメントをいただきました。ハイエンド(高級)オーディオには、重々ご注意ください。


本当の音というのは、まさしく生音であり、姿無き生の声に恐怖さえ覚えるほどのもの、そこまで現代プロオーディオでは、やりかた次第で、可能になっています。

また、プロ用オーディオ機材はハイエンド(高級)オーディオと違い、非常に安価であることも同時に特筆しておかなければなりません。

ハイエンド(高級)オーディオは鬼門中の鬼門、地獄のウジ虫と、深くご認識ください。

それが高額なばかりのハイエンド(高級)オーディオの正体であることに、今までハイエンド(高級)オーディオに心奪われてこられたかたがたは、目を覚まされてください。


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これより先は、ハイエンド(高級)オーディオについての「お客様の声」とします。
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1番さんのコメント: 案の定、ハイエンド(高級)オーディオはおかしい!

Subject: 「ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました」を読ませていただいて

鬼門コーナーの「ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました」を
読ませていただきました。

「やはり」という気持ちで読み進めていました。

私も過去10年間、オーディオ・ケーブル・電源地獄に落ちていました。

O社のフラグシップといわれている、スピーカーケーブル20万、オーディオケーブル15万、電源ケーブル10万×3(アンプ・CDP・電源ボックス用)
デジタルケーブル5万×3(コンポーネントケーブルとして)を導入したときのこと。

不自然な音と映像に蒼ざめてしまいました。

以前にも、C社の電源ボックス26万にブラウン管テレビを繋げたところ、テレビが映らなくなってしまいました。パソコンでも同様の事が起きましたので、通常の壁コンセントから電源を取ったところ、息を吹き返したようにつきました。

この事でオーディオ業界に不信を持ち、オーディオを止めました。

ハイエンド・フラグシップ・高級オーディオ・最高峰。どれも駄目なのですね。


プロケーブル注:)オーディオ雑誌はハイエンド(高級)オーディオ、ハイエンド(高級)オーディオと、口うるさく、それが最高であるかのように宣伝していますが、蓋を空ければこれだけの事です。

ハイエンド(高級)オーディオというのは、蓋を空けた途端、煙が出てきて、我々
は白髪の老人、浦島太郎になってしまって、元に戻れなくなります。

それはそうです。ハイエンド(高級)オーディオごときに4千万円ものローンを組んでつぎ込んでしまったが最後、我々は「罠!」にかかったも同然で、しかもそのハイエンドオーディオとやらから出てくる音は、たまて箱の煙!! ぼろいことこのうえない!ときてます。

ハイエンド(高級)オーディオには、厳重に注意してください。

ハイエンド(高級)オーディオ = たまて箱の煙!!です。

浦島太郎のつかの間の夢は竜宮城でした。ハイエンド(高級)オーディオの夢は、それらが届くまでのつかの間の竜宮城の夢です。

ハイエンド(高級)オーディオが届くやいなや、そのたまて箱からは煙が出てきて、ハイエンド(高級)オーディオによって人生を崩壊させてしまったこと、

白髪の老人並みに落ちぶれてしまい、もはや取り返しがつかないほどの事をしでかしてしまったこと、

ハイエンド(高級)オーディオ地獄から立ち直ることすら、自ら不可能にしてしまったことに、ハタと、気付く事になります。


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2番さんのコメント: 50万円のハイエンド(高級)オーディオCDプレーヤーを叩きつぶす1万7800円のDVDプレーヤー登場!

Subject: ハイエンド(高級)オーディオのCDプレーヤーをぶっちぎるDVDプレーヤー

EVのforce-i のお客様の声のところで高校の先生が視聴覚機材の導入の記事がありました。DVDプレーヤーもiPodも違和感なく鳴ったと書いてあります。

まさか、iPod と DVDプレーヤーが同じということはないだろう、これはきっと圧縮した音源に違いないと思いました。まあボロいCDプレーヤーより少しはマシなのでしょうが、これは勢いで書いてしまったのだろうくらいに思っていました。

それから鬼門コーナーのところであのスイスのハイエンド(高級)オーディオメーカーのCDプレーヤーが中身はパイオニアの安いDVDプレーヤーと同じであったと写真付きで掲載してある記事の紹介がありました。


GOLDMUND の SACDプレーヤー@140万円の中身が、なんと実売1万円のパイオニア製DVDプレーヤー!?
http://www.audiostyle.net/archives/51365361.html

○○○○M○○○のハイエンド(高級)オーディオのCDプレーヤー?と家にある国産50万のCDプレーヤーを対決させてみようと悪戯心がおきまして、さっそく家電量販店Yカメラに走りました。

iPod を使い始めたのでCDプレーヤーを取り出すのは久しぶりです。

国産50万のCDPをセッティングをしてみるとProCableさんの商品説明のとおり8460で191センチ。だいたい平均並のところで合いました。

そこまでしておいて今度はハイエンド(高級)ではなく、安価なパイオニアのDV-600AVです。(パイオニアさんの名誉のためにちゃんと型番を明らかにしておきます)

さっそく家に帰って音出し。
「エエッ?どうして?」キンキンです。

買いたてだからとも考えましたが、我慢出来ないのでケーブルを切りました。
ところが20センチ切ってもまだキンキンは治まりません。

50センチ、70センチ…。とうとう8460が120センチになってしまいました。これでもどうにか聴けるという程度でまだまだ先がありそうです。

そこで家にある8470の切れ端を集めて2メートルにして聴いてみました。
ほぼピッタリです。このデータは昨年あたりの100V環境でのiPodの数値に匹敵します。

ということは先ほどの高校の先生の発言は非圧縮であったかもしれません。
ウソではなかったんですね。

DVDプレーヤーはCDプレーヤーなどというハイエンドとはいえ、ボロいものを完全にぶっちぎっていたのだということがわかりました。

考えてみればCDの6倍以上のデータを処理してそれをリアルタイムで送り出さなければならないのですから、データの処理能力は間違いなく段違いでしょう。

音声用のD/Aコンバータは24ビット192MHzという高性能です。一般のCDプレーヤーの及ぶところではないでしょう。そんな「高性能」なものがタッタの17800円で売られているのです。

今度は○○○○M○○○のCDプレーヤーを買った人が心配になりました。ちゃんとセッティングできるでしょうか?(笑)それともG社が出力段の調整(改悪?)して苦情が来ないようにしているのでしょうか?

8470で2メートルというデータからもおわかりのとおり、200万のハイエンド(高級)オーディオのCDPであっても1ラウンドTKO勝ちというところでしょう。(笑)これは初心者の方には朗報ではないでしょうか?

何しろ最近のiPodはVVFの領域に入ってしまっています。危険水域ということができるでしょう。仮に生音が出たとしてもアップル社からのバージョンアップの通知がいつくるかと怯えていなくてはなりません。

どこまでも高音質を求めて研鑽を重ねるクライマー達は立派で尊敬しますが、一般の音楽ファンとしては、安心して音楽に浸れるようにしてくれないか!と言いたいところです。

身近にあるDVDプレーヤーで充分納得できる音が出ることを初心者の方に教えたいと思って筆をとりました。

プロケーブル注:)ハイエンド(高級)オーディオがいかにあてにならないか、これで良く分かると思います。

ハイエンド(高級)オーディオは理由があって高いわけではありません。
単に高いのですからタチが悪いです。それがハイエンド(高級)オーディオの正体です。

なおハイエンド(高級)オーディオに完全に勝って、一世代前のiPodに、17800円のパイオニアのDV-600AVというDVDプレーヤーが匹敵するとのこと、これは意味の無いハイエンド(高級)オーディオに惑わされる人々が多い中、オーディオのみならず、DVDも見れて音楽も楽しめるわけですから、朗報でしょう。

さて、それはそうと、これでハイエンド(高級)オーディオの素性が、いっそうはっきりしたでしょうか。

ハイエンド(高級)オーディオの夢は、それらが届くまでのつかの間の浦島太郎の竜宮城の夢であり、

ハイエンド(高級)オーディオ = たまて箱の煙!!です。


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3番さんのコメント: プロのかたが録音時に合わせている音はハイエンド(高級)オーディオなどではない!

私の妹のダンナが斬る、「ハイエンド(高級)・オーディオ」


義弟は、○○Aという、会社を経営しており、ミュージシャンを、何人か雇って、
音楽 CD を、この世に生み出す仕事に携わっております。

その義弟から、「マスタリングスタジオ」という名前を聞きました。

そこは、レコーディングされた音源を、調整して、最終的に、市場に出る音を、決定する仕事をする場所らしいです。

その、「音の調整」は、私たちが、音の焦点をあわせる作業と、似ている部分もあり、たとえば、

「高域をたくさん入れちゃうと、低域があまり入らない」

と、話しておりました。 重要なのは、ここからで、

私たちが、音の焦点を調整する際に、音源をリファレンスとするように、
義弟たちが、マスタリングスタジオで、音源を調整する際には、
民生用の、ステレオ機材を、リファレンスとするのです。

どういうことかというと、以下に、義弟の言葉を書きます:

「俺たちは、いろいろな環境(民生用の機材)で、きちんと、音が出るかどうか(音楽が、鳴るかどうか)を、チェックする。
特に、ラジカセを、一番、悪条件の環境と、仮定して、ラジカセで、鳴らしてみて、きちんと音が出ることを確認して、はじめて、安心できる」

つまり、マスタリングスタジオには、それこそ、数千万円の、プロ用の機材が顔を連ねているものの、音楽ソフトを市場に流通させる以上は、私たちが普通の感覚で使う民生用の機材で、音が出ないと、意味がない、ということなのでした。

リファレンスとする機材は、この業界では、大体決まっていて、

ラジカセは、ソニーの、何とかいうもの。

ステレオの場合は、ヤマハの 10M (テン・エム)という、スピーカー

が民生用の機材の標準的なものである、という仮定のもとで、どのように音楽が鳴るかを、チェックする、というものでした。

そのほかにも、カーステレオなどを、挙げていましたが。

そこで、私は、こう、尋ねてみました:

「民生用の、高額な機材では、チェックしないの?」

義弟の答えは、明瞭です:

「俺たちがチェックするのは、あくまで、庶民の音。
いわゆる、オーディオマニア、という人たちは、音の趣味がうるさいし、(ハイエンド(高級)オーディオの)機材もわけのわからないものが、いっぱいあって、
そんなものまで、診て回れない」

(注:義弟の言う、オーディオマニアとは、私たちの言葉では、ハイエンド(高級)オーディオマニアのことです)

ここまで書くと、私たちが、安心して、音楽を聴ける機材とは、何か?
それが、明瞭に、なると思います。

つまり、第一番目は、プロ用の機材をそろえ、セッティングを詰めて、スタジオの音を目指す。

第二番目は、ラジカセ、ミニコンポ類の、安価な「庶民の音」の出る機材で、音楽を聴く。

これらの「庶民の機材」には、ハードウェアの面からも、ソフトウェアの面からも、製作サイドが、責任を持って、チェックを入れているから、安心、というわけです。

一方、ハイエンド(高級)オーディオには、機材全体が、きちんと音楽を奏でるか、ハードウェアの面からも、ソフトウェアの面からも、製作サイドのチェックは、入っていないようです。

なので、ラジカセと、ハイエンド(高級)オーディオ、どちらがマトモな機材なのか、子供でも、わかると思います。

少なくとも、ハイエンド(高級)オーディオは、音楽関係者にとっても、鬼門らしいですね。

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4番さんのコメント: またしてもハイエンド(高級)オーディオコメント登場です!!

先週、秋葉原の某ハイエンド(高級)オーディオショップに「高級オーディオとはどんな音を出すの??」って思い試聴しに行きました。

その店の最上階で聴いた音は少なくとも私の家の AirMac Express 導入後の音にはっきり負けていました。多分ブラインドテストをすれば90%以上の人が私の家のシステムの音が全然いいと言うと思います。(よっぽどのへそまがりの人をのぞいて・・・)

そのハイエンド(高級)オーディオの音は低音はボヨヨーンって感じで締まりがなく、中高音は透明感がなく細かい音が埋もれてしまっている感じの音(私の家と較べての話ですが)でした。

なんとそのシステムの価格を聞いたら2種類のスピーカーで組み合わせてあって、なんと一つは5000万円のシステムで一つは4000万円だとの事です。

まあ世の中には価格で判断するステ−タス志向の人がいるので私はそれは否定しません。

またそんな5000万円のセットを買う人にこの事を話す様な愚かなまねをするつもりもありません。

 私のシステムは御社のサイトで推薦されている物を今までの私のシステムにつなぎ合わせて設定しています。

ソニー製ノートPC(VGN−FJ11B)WindowsXp sp3(iTunes8
+QuickTime ) > Belden LANケーブル > FXー8mini+pocket MOB
A > Belden LANケーブル > AirMac Express  > 

BELDEN ベルデン 88760 AirMac Express用  > TRV−88SE(トライオード真空管アンプ) > BELDEN ベルデン 8460 18GA(各3.5m) > ビクターSX−3(35年物の私のスピーカー) です。

 今まで、御社のサイトを見ながら少しずつ試聴を重ねて現在、このシステムに至っています。

なんかたった3万円ちょっとで世界最高のCDPを手造りでプラモデルを作る様に出来ちゃったという感じでした。凄くいい音です。私のスピーカーが泣いて喜んでいます。

私が激変を感じたのは AirMac Express を導入した時が最初でCDの音を超えたとはっきり感じました。 

2度目は御社のマリンコシールド電源ケーブル(シアターモデル) を私の真空管アンプに繋いだ時です。これは私の狭い部屋がふた周りほど広くなった感じでエアロスミスのアルマゲドンのテーマソングを聴いた時は感動すら覚えました。電源の大切さをこれで痛感致しました。

3度目はハブをバッテリー駆動にした時です。繊細な音が聞こえながら、なおかつ音が前に出てくる感じなのです。

いろいろな音の変化を感じながら楽しませて頂いています。この音の変化は私の妻が感じた事で私も感じた事です。ありがとうございます。


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5番さんのコメント: コンピューターのプロがハイエンド(高級)オーディオを斬ります!

東京は世田谷在住の○○と申します。

私、某電力会社でシステムを担当しているコンピュータ屋のおじさんです。子育てを終え、30年ぶりに戻ってきたオーディオの世界は、お金の桁が一桁も二桁もちがう百鬼夜行の世界になっておりびっくり。

ひょんな偶然で御社のホームページにたどり着き、「オーディオ界の知らざれる真実」を抱腹絶倒で読ませていただきました。本文、ほとんどすべて事実で納得できるものです。

仕事柄電源関連はまわりにいくらでもプロおり、その中にもオーディオ好きが結構います。

ということで、質問すれば回答一発!。
CDに至ってはコンピュータ屋として、おっしゃる通り。
わたしもとっくにCDトランスポータは見限って、PC オーディオ一直線。

ようやく高額トランスポータや、えせデジタルケーブル、ガラス基板CDなどの呪縛から解放されました。CDのふちを削ると音が良くなるなどの記事をニヤニヤしながら読んでます。

今から十数年前、プロ用とはいえ日立製の4テラのディスクが13億円しました。
その頃のインターネット回線が1Mで40万円/月。

そう考えると、このPCオーディオ/音楽配信もほんとうにここ数年で実用化に至ったといえます。良い時代に生まれたことを感謝し、ピュアオーディオの世界をますます面白く、楽しんでいきたいと思っています。

オーディオは絵画の世界でありますが、CDのデータについては物理学の理論の範疇です。

マスターテープからできた原盤がスタンプされ量産されたCD板から、いかにきちんとデータを吸い上げ、それをDAコンバータに送るかだけの話です。

DAコンバータ以降はチップ製作者の個性を含め音の変化する要素は大いにありますが、データ時点ではありません。

オーケストラの楽譜は一つであり、楽譜が変っては話が先に進みません(苦笑)

コンピュー屋としては

・PCでエラー訂正しながら、無圧縮(WAV他)できちんとHDD(ハードディスク)に読み込む

・オーディオの場合セパレーションと送り出しの正確さが要求されるので、高性能のクロックで制御する(といっても今のPCレベルで充分です。2GHZ以上あるんですから)

・HDDから大容量のメモリー空間にデータを再構築し送信する

・送信はUSBまたは無線(理論的に雑音やジッタの介在する予知はありません)で外部のDAコンバータへとなると、最近のマルチCPUのPCとiTunes,iPod(メモリーオーディオ)ダイレクトという構成は理想的です。

これが明るみに出ると(ちょっと出始めていますが)高価なCDトランスポートが不要になります。

○○○○ム○○が○A○○○と同等製品の発表を延期したのもさもありなんと思います。

世の中のメーカやお抱えオーディオ評論家の皆様の苦慮する姿が目に浮かびます。ま、どっかで公になるのは時間の問題で、それが進歩ってもんでしょうが。

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6番さんのコメント: ジョークか真実か?!

Subject: 一つ思いつきました。

プロケーブル様は「鬼門」コーナーのどこかで「F1マシンに、ゴーカートのエンジンを乗せて、無理やり走らせようとする、愚行」と言う言葉を掲載されていらっしゃいましたが、これはたしか、往年のアルテックスピーカーに現行のオンボロプリメインアンプをあてがった状況を表現したものであったかと思います。

これまで、そして現状のオーディオ業界を取り巻くまたはオーディオ業界とユーザーとの関係性を表現できているかな、と思う言葉を思いついてしまったのでお知らせしたく思います。

「超高級料亭で出される一杯5,000円の味噌汁には、実はスーパーで売られている
出汁入り味噌が使われていたという、虚飾」

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7番さんのコメント: 70キロの漬物石アンプが往年の真空管アンプに叩きのめされた!!


HPでおっしゃっていることの意味がちょっとずつ分かってきました(あまり頭が良くないので時間がかかるのです)。

というのもこの前85万円のSPケーブルと定価300万円のアンプを下取りに出しました。
代わりに、WEのSPケーブルとALTEC/ピアレスの50年代の劇場アンプを入れました。

50年代の ALTEC はおそら くWEに近いと思われますし、回路図からも前段がダブルプッシュプルになった構造(WE133A などと同様)ですので、この ALTEC の音が WEの最低ラインと認識しても大きく外れていないと認識してます。

また幸いながらトランスも配線もオリジナルの良い状態で、このアンプの設計思想そのものの音が出ていると認識しています。

前置きが長くなりましたが、このアンプの音を聞いて、「今まで何をやってきたのだろうか。。」と自己嫌悪に陥りました。

すでに オーディオアンプの研究などは、ベル研やWEのノーベル賞級の頭脳によって最適化されていたことを知るべきでした。そしてその後のアンプは一台たりとも、これらの作品には太刀打ちできないことを早く知るべきでした。

真空管アンプはノイズが多く、柔らかい音がする、などといういかにもありそうな歌い文句は、後世の、技術も向学意欲もセンスもない、パートのおばちゃん並みのアンプ技術者が作り出した迷言だったんですね。

この ALTEC の奏でる音は、前の○○○○ ○○○○○○Dの漬物石(1個70kg以上)のようなアンプでは到底出せなかったような、地を這うような低域と、まるでそこに奏者が居てこっちを睨んで演奏しているようなリアリティ、そして恐るべき S/N の良さと、猛スピードの低域、超高域のトランジェント特性、すべてにおいて、アリと象のような実力差です。

こんな古ぼけたアンプから、聞いたこともないような音楽が噴出してきた時は、感動で一日中何も出来ませんでした。

本当の WE はもっと凄いんでしょうが、お金も知力もないのでここら辺で満足したいと思っています(この初期 ALTEC でも私には十分凄すぎます)


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8番さんのコメント: パソコンの世界にも魔の手を伸ばしてきた鬼門屋!

Subject: いつかはPROCABLE仕様を・・・

私は転勤族なので、転居に際して極力身軽にしておきたい考えから、据え置き型のオーディオには手を出さずに来ました。が、今まではそういう理由から理性的に判断して、その結果たまたま手を出していないというだけで、オーディオに興味を持ち、本気で購入を検討したことは、一度や二度ではなかったと思います。一歩間違えば、フランケンやゾンビになっていた可能性も十分にありえますね。

コラムでは、「CDプレーヤー/欠陥品」に始まる、iPod や AirMac の項目が、特に興味深かったですね。
私は以前からずっと通勤時などにiPodを使っていて、貴店のHPを見る前から、気に入った曲は無圧縮の WAVE ファイルで楽しんでいました。自分ではその音質に非常に満足していたのですが、インターネットのクチコミなどを見ると、

「iPodの音質は悪い、無圧縮のWAVEでも他社の携帯型音楽プレーヤーに劣る」

というようなことが書かれていて、自分の聴覚に自信をなくしていました。

据置型オーディオ機器の購入を検討し、実際に販売店に見に行ったことがありますが、

そこで試聴した超高級オーディオの音が、iPod(もちろんヘッドフォン使用ですが)で聞く WAVEファイルの音よりも薄っぺらく聞こえ、トータル何百万という超高級オーディオが iPodの音に負けるはずはない、いよいよ自分の聴覚は本格的におかしいに違いない、

と考え、そんなおかしな聴覚を持った自分がオーディオなんぞに手を出すべきではないのだ、などと納得していたのですが・・・。


貴店のコラムを見て、どうやら自分の聴覚が異常だったわけではないらしいとわかり、安心しました。

P.S.

ところで、既にご存知かもしれませんが、最近はパソコンの世界にも「鬼門」が入り込んできたようです。

これを見たときには、正直、目を疑い、頭が痛くなってきました。

オーディオは素人の私ですが、パソコンは自作してますし、この宣伝文句がウソ八百なのはわかります。

「音楽再生および録音専用に開発されたUSBメモリー」だそうです。記事を引用しますと、

=====引用ここから=====

音楽再生および録音専用に開発されたUSBメモリー

インターフェースはUSB2.0/1.1で、容量は4GB。

個体メモリー本来の音質に悪影響を与える軽量な樹脂製のケースの共振を取り除くため、木製のケースを採用するなど、音質面で様々な配慮

CD などから読み込んだ音楽ファイルをUSBメモリーに保存することが、「CDやハードディスクの回転系の揺れやノイズから開放されたデジタル音楽ファイルの 素晴らしさを知る唯一の方法」との考えを持っている。

しかし、市販されているUSBメモリーには音質面を考慮したものがないことから本製品を開発

ケースにはムクのチーク材と米松を使用し、音質に配慮した大きさと形状を採用

仕上げは整音のためにつや出し研磨を行わず、塗装とワックスがけも行っていない

メモリー本体にコンピューターの冷却ファンなどの振動を伝えないため、ケーブルが付属

ケーブルにも100%のウールを編んだ外被を採用するなど、音質劣化を最小にとどめるよう配慮

最大の効果を得るためにUSBコンバーター「USB-○○○」と組み合わせての使用を推奨

=====引用ここまで=====

4GのUSBメモリなど、1,000円も出せば買えるのに、何とこれは18,900円もします。

また、この宣伝文句に、「USBコンバーター『USB-○○○』と組み合わせての使用を推奨」とありますが、このコンバータとやらがまたクセモノです。

特徴が3つ書いてあって、

■パソコンを使用し、CD内容をUSB個体メモリーに保存再生すると元のCDソース再生をはるかに上回る高音質化が可能。そのままCDを再生するより遥かに高音質になるという不思議が現実化します

■インターネットにて得られる音楽演奏、you-tubeやインターネット放送などで得られる動画の再生がCD再生のクオリティー並に向上して素晴らしい音で聴けます

■小型録音機で取った生録がUSBコンバーターを利用することで,今までのレベルを上回る良質なマスタリングにてCDRが作成できます。プロにはなくてはならぬ道具となります


とのことですが、1項目目はともかく、あとの2項目はメチャクチャなことを言っています。
これで89,100円だそうです。

音楽再生の音源がPCに移行してくるにつれ、「鬼門」勢力もPCの市場に進出してくる、
そういうことなのでしょうか。

自分に直接関係があることではないとは言え、何か暗澹たる思いがこみ上げてくるようです・・・。


プロケーブル注:)さすがにオーディオの世界とは違って、パソコンの世界は高いといっても、しれています。
が、高過ぎると売れないという事情があるというだけで、鬼門屋は、売れるのであれば、本当は100万円にしたいものと想像します。その意味で、やはり鬼門屋は鬼門屋、同じ穴のむじなかもです。

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8番さん再登場!: 自衛隊員だけが知っていたケーブルの真実!?そして天空の真実とは!?

Subject: いや、驚きました。

「オーディオショップの生態(鬼門)」「 音の焦点(基本中の基本)」において、ベルデンの細身の水色のケーブル(軍事用)というのが出てきましたね。

これを読んで、少々疑問に思っていたのです。

その細身の水色のケーブル、確かに心当たりがあります(自衛隊の航空機搭乗員として)。
そんな物が、本当に民間のオーディオショップなどに売っているのか?と。

で、本日、仕事を終えて帰宅する前に、方向は逆だったのですが、秋葉原の某オーディオショップに見に行ってきました。・・・本当にありました。

飛行前点検で毎日のように見て、確実に接続されているかどうか、触って確かめていた、まさにそのケーブルです。見間違えるはずがありません。

私が乗っていた航空機の場合、そのケーブルは、純粋にデータ通信用のものでした。

SIU(サブシステム・インターフェイス・ユニット)を介し、

リング・レーザー・ ジャイロ、HCDS(ヘリコプター・コンバット・ディレクション・システム)、AFMS(オートマチック・フライト・マネジメント・システム)、AFCS(オートマチック・フライト・コントロール・システム:自動操縦装置)、エンジンのコントロール・ユニット、各種捜索用センサーや計器に接続され、データを送受信するためのものです。

これらシステムの中核はHCDS(ヘリコプター・コンバット・ディレクション・システム)ですが、そのCPUの処理能力だけを見れば、ファミコン並みです(スーパーファミコンではありません。ましてや PS2や PS3や、XBOXではありません。任天堂の、あのファミコンです)。

このケーブルを通してやり取りされるデータはデジタル・データですが、それを統括している頭脳はファミコン並みの脳味噌です。

データの密度としては、大したものではありません。
音楽などのデータに比べれば、及びもつきません。

この信号を音に変換したとしたら、たぶんピー、ガー、そんなものです。

確かに、ミル・スペックに適合したものですから、振動だの電磁波だの加速度だの
水濡れだのといった、様々な外的要因に強いものではあります。が、その中を流れる信号の量としては、大したものを想定してはいないはずです。脳味噌はファミコン並みなのですから。

そんなものを、音楽を扱うオーディオに流用して、いい結果が出るわけがありません。

そんな物がオーディオ用と称して売られているのも驚きなら、一万円/mを超える
値が付いていたのも驚きでした。本当はもっとずっと安いでしょ(笑)。

それで、店員にいろいろとツッコミを入れましたら・・・あえて書きませんが、店員の受け答えは、ご想像されるとおり、と思います。

それから・・・(長くてすみません)

「音の生々しさに、恐怖すら覚えた」といったコメントをされた諸先輩方が
多くおられますが、これは実際に体験した方でないと、理解しにくい表現ですね。

私はオーディオに関しては、いまだまともな機材すら持っていませんから、 音に関してはわかりませんが、視覚的には、似たような体験があります。

私は夜の星空をボーっと見上げるのが好きで、仕事で船に乗っても、洋上でそれを
やるのです。太平洋のど真ん中で、大気の汚れも気にならない状態で見上げる星空
は、それはもう抜群に綺麗です。が、それよりもさらに条件が良くなる場合があります。

どういう神の気まぐれか、まるで空気がなくなってしまったかのような、星からの
光がダイレクトに網膜に入り込んでくるような、そんな日が、何年かに一回、あるのです(もちろん洋上での話です)。普段はチカチカと瞬いて見える星の光が、
この日ばかりは瞬かず、6等星のような暗いはずの星までもが、ギラついているように見えます。

あるいは、エベレストの頂上から見たら、夜空とは常にこうなのかもしれません。衛星軌道から見たら、常にそうなのかもしれません。

しかし、船の防水ハッチを出て見上げた夜空がこれだった場合、
最初に感じるのは背筋を走る悪寒、そして恐怖です。綺麗なはずなのに・・・。

吸い込まれそう、どころではありません。呑み込まれそう、と申しましょうか。
そして、早々に艦内へと退散するのです。

何が言いたいのかというと、要するに、私にとっては、星空など、少々霞がかかったくらいでちょうど良いのであろう、ということです。

網膜に焼きつくようなギラついた星空ではなく、少々霞んでいても、やさしく瞬く星空を見ている方が、癒されるであろう、ということです。

私の場合、エベレストや衛星軌道に上る必要は全くなく、富士山でも登りすぎくらいかもしれません。

まだ本格的に初めてもいないオーディオですが、始めることになったなら、それを忘れないでおこう、と思った次第です。


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8番さん再々登場!: 自衛隊ヘリに搭載されているべルデン81553(水色)の写真が登場!!

Subject: ベルデンの軍事用ケーブルにつきまして

プロケーブル様

>確かにベルデン
>のサイトで調べると、軍事用とはなっていますが、本当にそれが航空
>機に使われているという証言など、永久に出て来ないだろうとあきら
>めていました。

なるほど、それならば、実際に見てみるのが一番説得力があるでしょう。
百聞は一見にしかず、ということで、写真を添付しました。


べルデン81553
http://www.procable.jp/setting/54.html

写真中央のやや下側、時計の真下、コンソールの奥に2本、水色の細いラインが見えると思います。件の81553です。

そのすぐ下にも青いラインらしきものが見えますが、あれはただの結線バンドです。

見えている2本とも、全く同じラインのものです。
「多重データバス」というものに使われています。

本来は1本で十分なのですが、Aバスに不具合が生じたら自動的にBバスに切り替えてシステムの機能を維持する、フェイル・セーフのために2本になっています。

上側の写真で、良く見ると、計器盤の左右上部や、センター・コンソールの上にも、同じような青いラインが這わせてあるのが見えますが、あれらは 81553 とはまた別物です。

この機体は試作1号機で、飛行試験をやっていた頃の写真なので、様々な計測機器が追加されていまして、その関係のラインです。

ノーズ・コンパートメント(ヘリの鼻先が、乗用車のボンネットのように開きます)あたりを開ければ、81553 が使われているのが良く見えるのですが、そこには色々とアレな電子機器が搭載されておりまして、残念ならがお見せできないのです。

そう言えば、この 81553 には銅線とシールドに銀がコーティングしてあるとかで、店員さんが「銅のやわらかさに銀のきらめきが加わって云々」というような事を言っていて、思わず吹きだしそうになってしまいました。

プロケーブル注:)というわけで、オーディオゾンビ屋どもはデタラメですので、「ケーブルによる音変化を楽しむだの、色々なケーブルを試して良いものを見いだすだのという、オーディオゾンビの言葉なんぞ、一蹴してください。

彼等は軍事用ケーブルをオーディオ用として売っているのです。

8番さんがそれを実際に証明してくれました。これは非常に大きいです。

では、なぜ彼等ゾンビ屋はそういうことをしているのか? 

これは品数が豊富であればあるほど、音に迷いに迷っているゾンビの人達が次々に買いますから、売り上げにダイレクトにつながるのだろうか?と、想像するのみです。

べルデンといえども、オーディオ用など、数えるほどしか無いのです。

軍事用のケーブルを売る極悪商人・・、それはそれでゾンビ的に考えればまだ分かるのですが、「軍事用ケーブル」と明記して売るべきところである事は明らかです。

それをオーディオ用として売っていては、ほとんどオレオレ詐欺に近い事でしょう。

「オレが、オーディオ用、オレが、オーディオ用」、という事です。


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9番さんのコメント: ハイエンドオーディオで人を騙すのは簡単なことだ!!


タイトル:ハイエンドオーディオを体感してきました。

やっぱりいいですね。16.5cmというのは実に絶妙なサイズです。

「片側約2mあたりで繋いでキツい音がする。」というのがポイントです。

ここで音がシャープにならない場合は、かなり怪しいものと言う事になりそうです。


ところで話は変わりますが、今日ある社長さんのお宅にお邪魔したところ高級オーディオが置いてありました。

アンプには、高級オーディオではお決まりのA○○u○○aseです。

スピーカーは、赤坂○○○○設計のものでスーパーツイーター・ホーンツイーター・スコーカー・ウーハーのオリジナルネットワーク仕様。

見ていてなんともおかしい気持ちになりました。

背後を見てみると、お決まりのバナナプラグやYラグで繋いだ蛇のような極太アクロなんちゃらのスピーカーケーブル。

なんでも社長の石○さんと知り合いだそうで、年に一回調整にも来るそうです。

音楽を聞いてみると、「低音ぼわぼわでありながらも中高域がキツく、ちょっと音量を上げただけなのにうるささ満点」でした。

「音像が広がる」ってこの事かと実感しました。

自分としては音がいい時は鳥肌が立つんですが、まず一切無かったですね。
正直「うるせ〜。」と思いながら座っていました。

おまけに、10時くらいの位置までボリュームを上げると歪はじめてしまってどうしようもありません。


あまり高級オーディオには興味がないんですが、この辺だったかと思います。

通称「くず鉄」でしょうか?
(プロケーブル注: リンク先を見たところ、そのハイエンドオーディオのアンプは、完全なるくず鉄ものでした。)


自分は、特になにも言わず「そうなんですか〜。」とだけ言っておきました。


この社長さんは謙虚な方で、人格的には特に問題はありませんでした。
そのうち BELDEN8412 でも渡してあげようかと思っています。

今日わかったんですが、こういう方をハイエンドオーディオで「騙すのは簡単だ。」ということです。

パソコンもうまく使えない方です。ましてや、音の焦点など知ったことではないでしょうから余裕です。
ハイエンドオーディオで、多額の金銭を巻き上げるのなんか簡単です。

ハイエンドオーディオとは「はい、エンド(終わり)」オーディオですね。
人生終了になる事間違いないでしょう。
まず、満足する音など一生でないものでしょう。

ハイエンドオーディオは、売り手の為にある土壌でしかないでしょうからね。
まず、ユーザーの為とは感じられません。

「プロ」と呼ばれる人でさえこの体たらくです。
もしかすると、いまさら今までのやった事が「間違っていた。」なんて言えないかもしれませんね。

オーディオの世界では「高い物=良い物」という公式は完全に間違っていますね。

ハイエンドオーディオの方は、なんとした泥沼に落ちているのかというのを実感した日です。


ちなみに、先日友人用に買った BIC DV62si と 24000円の TEACの CR-H700のアンプは信じられない位リアルな音で鳴っています。

ハイエンドオーディオが、入門編のチッポケなアンプと小さいスピーカーに負けてしまったんです。

友人は、自分に「お任せして良かった!!」と心底語っていました。

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10番さんのコメント: ハイエンドオーディオ・JBLとオーディオゾンビどもの墓場!!

いつも楽しく鬼門コーナーを見ています。私も少し前まではフランケン予備軍でした。

評論家のF氏の記事を鵜呑みにしていました。

ところで、磐田市に大きな中古オーディオ店がありますが、JBLの大きなスピーカーがズラリ並んでいます。

悪趣味な好奇心から店主に聞いてみたら、バブル崩壊後に急に売却する人が増えたそうです。

恐らく一千万円のシステムを組んでいたのでしょう。勿論、ローンを組んでいたのでしょうね。

この大きなスピーカーの列はフランケン達の墓場に見えます。


プロケーブル注:)案の定、というようなコメントが入りました。ハイエンドオーディオとは、所詮、この程度のものだということです。本当に凄い生音が出ているのであれば、誰が手放すでしょうか?

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10番さん再登場!: 青い墓石


あのオーディオブームの頃はまだ高度成長が続いていた時期ですが、ハイエンドオーディオなんて言葉は無かったし、概念すら無かった記憶があります。

YAMAHA の NS1000M で精々総額70万円程度で人に自慢出来るほどでした。
まあ当時から jazzファンの JBL に対する憧れは存在していましたが…

其れが何故、こんな不況の時代に突然変異的に「ハイエンドオーディオ」なる言葉が出て来たか?考えてみました。

当時を知る「若者達」が定年の時期を迎えています。
その退職金を目当てにオーディオ業者達が画策しているのでは無いでしょうか?

JBL も代理店がコロコロ変わりました。その度に高くなりました。何かカラクリがありそうですね。

私が中古オーディオ店で見たスピーカーですが、43○3や43○4が多かったです。

あんな自動販売機並みのスピーカーを普通の部屋に置くこと自体正気の沙汰とは思えません。
本当に青い墓石に見えて来ました。

その後の人生はどうなったのでしょうね。
まさか自宅を処分なんてことになっていなければ良いのですが。
http://www.procable.jp/setting/54.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c6

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
7. 中川隆[7548] koaQ7Jey 2017年4月05日 22:44:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8033]

黄昏のハイエンドオーディオ:自滅と救済
万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/20975164/

「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」

これから書く話は面白い話ではない。
むしろ“難しい”話である。

不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。
無駄な議論に加わらないようにするため、
定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。
なにしろ“難しい”話なのである。

あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。

「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略)
やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」

確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではないだろう。しかし、かく言う私もAir force Oneのほぼ半額に過ぎないが、350万円もする高価なフォノイコライザーを買ってしまっている。つまり生粋のオーディオファイルにはこのような側面がある。

気に入ったオーディオ機器に関しては、価格を度外視し、音楽しか聞けない装置に支出できる限界を忘れることを志向し続ける。私のような人間はそうやって常識から離れ堕落していけばよい。だが、そういう少数の極道だけで、ハイエンドオーディオ界全体を支え続けることはできないと思うし、盛り上げるというレベルにいたっては不可能とさえ思える。

私がハイエンドオーディオの機器に高価なものが増えてきたという意識を明確に持つに至ったのは、Goldmund が TELOS5000 というパワーアンプを開発し、2008年の東京インターナショナルオーディオショウで披露した時である。私はそのデモに立ち会った。詳しくは述べないが、一言で言えば大変に凄い音が出ていた。万人が良い音と感じるかどうかは別にして、驚異的な音であった。

一方、値段を見るとやはりというか、富豪向きの価格であった。3990万円。モノラルパワーアンプ一組だけで、3990万円である。ローンで家を郊外に買ってカツカツで暮らしているような日本人サラリーマンにはまるで買えない金額である。もともとGoldmundのUlitimateラインは元来ケタ外れに高価なのだが、このTELOS5000は、その遥か上をゆく価格設定であった。


私がこれについて思ったのは、良かれ悪しかれ、こういう音の世界を大勢のオーディオファイルが知っていて損はないだろうとか、そしてこういう音の片鱗を家庭で楽しめれば、幸せだろうとか、そんなことではなかった。問題は音ではない。この価格でも売れてしまったことだ。(日本でも売れた。)つまり音さえ圧倒的に良ければ、どんな値付けのものを作っても売れるということをメーカーに分からせてしまった、実績を作ってしまったということが問題のように思えた。

こういう富豪向けのビジネスモデルが成功すると知れわたったのち、一部のメーカーがそういう方向性へ製品開発の舵を切ることは予想できた。案の定、いくつかのメーカーが、それまでの最高級ラインのさらに上のラインを新設しはじめていた。TELOS5000 ほど高価ではないが、製品の基本構成は変えず、細部を高級化した機材も増えてきた。無論、こういう傾向はレトロスペクティブに見ればTELOS5000の発売以前からあった。世界中にグローバルに活動する富豪たち、超富裕層が散在し、その数を増やしてきたことに呼応する動きだったのである。

TELOS5000は、オーディオの世界で目立ち始めた富豪向けビジネスの一つに過ぎなかった。


普通の人たちにオーディオ機器の値段の話をすると、それなら車が買えるね、と言われ奇異の目で見られることはオーディオを長くやっていると、誰しも一度は経験があろう。

しかし、クルマと一口に言っても、何を指すのか。極端な話をすれば、現代には3億円でも買えない車がある。ランボルギーニのVenenoである。1億円オーバーの車ならば、マクラーレン、ブガッティ、ケーニグゼグ、アストンマーチン、フェラーリなど各社から発売されている。隆盛しつつある富豪向けのビジネス、それは他の世界のおとぎ話であると思っていたが、これほど目立つようになると、それに煽られる他業種のメーカーも、一般の消費者も実は少なくないかもしれない。

私の中での問題、それは富豪向けの価格帯の機器、普通のオーディオファイルにとって完全に絶望的な値付けの機材が増えて困るということではない。むしろ中途半端に高価なものが増えたということである。

具体的には単体で400万、500万、600万円台という機材の増加である。
これはスピーカーとパワーアンプにおいては10年ほど前から認められる傾向である。

またケーブルに関してはワンペア100万円オーバーのスーパーハイエンドの製品が散見されるようになったのも、ここ10年くらいのことだと思う。PADのDOMINUSシリーズが先鞭をつけたものだ。これらは富豪向けの価格帯の機材の増加に煽られた製品開発によるもののようにも私には思える。

アンプやスピーカーについては、以前は500万円近辺の価格帯が事実上の最上位であり、セカンドベストとして300万円台という位置付けだったように思う。その上の価格帯の機器、すなわち800万円〜1000万円台の機器は以前はかなり少なかったのに、最近、このレンジの機器が海外のオーディオショウなどで目立つようになったように思う。住宅事情等があり、日本にはあまり輸入されておらず、ステレオサウンドでも取り上げないのであまり知られていないかもしれないが、超弩級と呼ばれるアンプやスピーカーがその数を増やしているのではないか。海外のショウの写真を見ているとそう感じられる。

そういう超高価な製品の増加の結果、相対的に500万円台がセカンドベストに下がってしまったような感じがある。そもそも単体で400〜500万円というのは普通のオーディオマニアが頑張って買うか買わないかの境界である。ここを越えれば購入をかなり躊躇せざるをえないというか、実際、多少の貯金があってもあきらめる金額だと思う。

こういう状況で、仮に頑張って400〜500万円台の機材を導入しても、さらに上があると知っていれば、どこか落ち着かないだろう。500万円を払っても心の平安は訪れないかもしれないということである。300万円台でもかなり頑張っているつもりの人はなおさらかもしれない。高価なケーブルに関してはワンペア200万を超えるインターコネクトは完全に富豪向けビジネスに煽られているというか、富豪向けの商売そのものと言わざるを得ないが、500万のアンプよりも絶望的な価格ではないので、物好きというか、一点豪華主義で買う一般人もいるようだ。面白い。

なお、金額的にはそれほど高くないところなのだが、高級CDプレーヤー、SACDプレーヤー、DACの値段が、ここ10年で軒並み100万円、200万円以上アップしていることも見逃せない。

10年前はdcsの最高級システムは400万円台であった。今は1000万円台である。海外の高級なシルバーディスクプレーヤーの価格の高騰はもしかするとアンプやスピーカーを上回るのかもしれない。

それでいて過去の製品より、値上がりした全ての製品、より高価な最近の全ての製品の音質が良くなったと言い切れるか?

これ以上は言うまい。


では、実際、どうなのだろう。

試みに2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイに載った機種数とその価格を簡単に比較してみよう。(ざっくりやっているので細かい数字は間違いがあるかもしれない。あくまで傾向の把握のためにやっている)
例えば、160万円以上の価格帯のスピーカーシステムにおいて。

400万円オーバーのスピーカーは2003年には11機種、2012年は6増えて17機種取り上げられていた。やはり高価なものが増えた印象を受ける。

また、200万円以上の価格帯のパワーアンプにおいて、400万円オーバーのアンプは2003年は8機種、2012年は3増えて11機種取り上げられていた。

さらに、100万円以上の価格帯のデジタルディスクプレーヤーにおいては、200万円オーバーのプレーヤーは2003年は4機種、2012年は何と10増えて14機種取り上げられているのである。PCオーディオの普及によりデジタルプレーヤー離れが急速に進む中で、プレーヤーの価格は逆に著しく上昇している気配である。

デジタルディスクプレーヤーについては中古買い取り価格も最近は驚くほど低く、したがって中古価格も安いので、これではますます新品は売れなくなるのではないかと思う。

加えて、フォノカートリッジ。30万円オーバーのものは2003年には5機種、2012年は6も増えて11機種が取り上げられている。カートはアナログに欠くことのできない要素だが、アナログオーディオも高騰している部分はあるということだろう。

もちろん、大変に大雑把で一面的な捉え方、調べ方なのだが、こういう結果を見ると、やはり約10年の間にオーディオ機器のいくつかの分野で価格が高騰しているらしいというイメージは湧く。

なおプリメインアンプやフォノイコライザー、アナログプレーヤーについては2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイの差はあまりなく、プリアンプに至っては、むしろ若干安い製品が増えているようである。どの分野もそうなっているとする根拠はないらしい。ただ、アナログプレーヤーについては海外に多数ある超弩級ターンテーブルが日本にほとんど輸入されていないことを考えると本当に据え置きになっているのか分からない。

そういう高価なモノの話をしていると誰かが諺(ことわざ)めいたセリフを吐くものだ。

「足るを知る」とは言うが、だいたい、足るを知っていたなら、オーディオなどという趣味に足を突っ込んだりしないだろう。いつも上を見て、前進するというのがハイエンドオーディオの宿命である。確かに500万円台の機材増えてきたのに、それが買えないからといって、やる気をなくすことはないだろうが、なにかハイエンドオーディオの滋味の真髄が自分の手の届かない場所へ離れてゆくような、どんどん遠くに行ってしまうような気がして、いたたまれないのは間違いない。

Air Force OneやVivaldiシステムが聴かせる音の隔絶した素晴らしさはハイエンドオーディオならではのものである。この音の快楽が世界からなくなって欲しくない以上に、あまりに遠いものになってほしくないという思いが私には強い。

金持ちは不滅だから、ハイエンドオーディオも不滅かもしれないが、多くの機材が手の届かないほど遠い存在になってしまうことは問題である。だが、これはもう現実に起きている。10年前、20年前にはこれほど高価な機器が多いという印象はなかった。こういう価格設定の変化が影響してか、あるいは他の要素か、一般のオーディオファイルの活動が、もしかすると鈍らされているのではと疑う節もある。

インターネットを見渡すと、単体で200万円を超える機材について実際のユーザーから発信される情報は、リーマンショック以降から既に少なくなっており、政権が代わった最近になっても回復しないどころか、未だ寂しい状況と見える。単体500万円を超えるアンプなどのレビューとなると本当に少ない。また、原因は様々と思うが、有名なオーディオのブログもいくつかは閉鎖されたり、開店休業状態におちいったりしている。これもやはりここ数年のことのようである。

一方で、その代替となるハイエンドオーディオに関する活発なレビュー活動や訪問試聴やオフ会を催す、新たなブログはほとんど現れていないように見える。ハイエンドオーディオとは関連が薄いヘッドホンに関するブログやレビューは一時、非常に活発で盛り上がっていたが、それらのブログさえ最近は明らかに更新の勢いが鈍っている。つまり全体に低いところで安定、沈静化している印象なのである。

日本全国におけるオーディオのHPどうしのリンクもハイエンドオーディオのユーザーどうしの個人的つながりもほぼ固定化しつつあり、流動的な要素がやや減っているように思われる。さらに、SACDの長期的な凋落傾向が顕著な例であるが、オーディオをやる動機となる音楽自体が売れていないという世の中の傾向もオーディオをやろうという機運をさらに盛り下げる。

ついでに言えば、オーディオファイルが使う音源の固定化も私には寂しい。本当にクラシックとJAZZだけ聞いていて面白いのか?私にはそうは思えない。そうは言っても、若い人に人気がある新しい音楽としての、アニソンやラップやJpopが、それらの古典的なオーディオファイルご用達の大人音楽の世界を侵食するような、音の良さを発揮していないのも寂しい。

さらに深い視点に立てば、私の周辺に感じられるオーディオの長期的な凋落傾向の深層には、バブル的な購買心理の消失よりも日本人の高齢化と人口減少が影を落としているように思える。これは日本のオーディオの凋落というより、日本の凋落というべきなのかもしれない。

ハイエンドオーディオというものは現在、黄昏(たそがれ)の時代に入りつつあるように私には思われてならない。少なくとも日本にいるとそう感じる。その要因のひとつにハイエンドオーディオ機器の価格の高騰というのが、やはりあると思う。しかし、これはハイエンドオーディオという趣味がマークレビンソンらの手によりアメリカで誕生し、趣味として確立された時から運命付けられていたことなのかもしれない。

そもそもハイエンドオーディオの定義とは先述した評論家の方が言うように、音楽再生への「こころざしの高さ」を意味するものである。高価であることを意味するのではない。しかし、これは同時に高価であることを否定しない意味であることを忘れてはいけない。

ここでは音楽再生への「こころざしの高さ」を実現するためなら、どのような対価も厭わない勢いが見え隠れする。この隠れた勢いによって、ハイエンドオーディオは必然的に高価となり、高価となるにつれて多くの人の手から離れた遠い存在に変わっていったように思われる。こう考えればハイエンドオーディオは成熟するにつれ、自滅する運命にあったと言えるのではないか。

オーディオの風景を形作るのは錚々たるスピーカーやアンプではない。あくまでそれを使いこなす人の姿である。無人の荒野、無人の峰々。オーディオの美を堪能する主体である人間がいない場所に、実はオーディオという趣味はなく、空洞が拡がっているだけである。このように空洞化してゆくハイエンドオーディオには未来はないかもしれない。退廃的な考えだが、ここでの問題は長い黄昏時にいかに美しい花を咲かせるか、いかに美しく滅びるかにかかっているのではないだろうか。

富豪オーディオに奔(はし)る一部のメーカーも、その影響に煽られる他のメーカーもユーザーたちも、その耽美的な自滅への貢献として考えれば、腹も立たない。この黄昏状態が価格の高騰によるものだけではないということを思えば尚更、それに対して怒る気分にもならないのである。


オーディオという趣味を山に喩えてみる。

オーディオという山の成長は止まっていない。本物の山脈と同じく少しずつ高くなる。プレートテクトニクスという言葉はもう古いが、地形も実は変化し続けるものなのである。だから頂上も徐々に高くなる。こうしてハイエンドオーディオと呼ばれる頂上付近の領域、その周辺の空気は山が高くなるにつれ薄くなってゆき、そこに到達できる人の数は少なくなってゆく。

私個人は、いまだに山を登っているのだが、だんだん日が暮れてきて、周りに一緒に頂上を目指す人が少なくなってきたように思う。しかも、まだ上っている人はベテランの、というか高齢のお金持ちの人ばかりになってきていている。ベテランたちのなかにはいくつかのパーティを作って登る人も見受けられるが、そのパーティの数も増えていないようだ。

一方、自分よりも若い人が後から登ってくるのを見ることが少なくなった。彼らは下の方に留まって登ることを考えなくなったり、時には下山したりしている。またヘッドホン・イヤホン山というもっと低い山(というか丘)に上がって、頂上に大勢たむろしている様子も、ここからはよく見える。

山の中腹の売店では少しチャチなPCオーディオ機器やお馴染みのタイトルばかりのハイレゾ、DSDデータを売る者あり、裏道の登山道の途中でヴィンテージのウエスタンやクォードやJBLを並べて渋い商売をしている露店もあり、それなりに面白くはあるが、いくつかある頂上へ向かうルートが閑散としつつあるのは変わらない。

また、頂上付近では富豪と呼ばれる人が、ヘリコプターでてっぺんに舞い降り、悠々とお茶をしてから、また別の頂上目がけて飛び去ってゆくという荒業(あらわざ)も時に目にする。ベテランのオーディオファイルたちは無言で、それを軽蔑する。オーディオは過程を楽しむことも大事なんです、高価なオーディオが、必ずしもいい音とは限りませんよね、とかなんとか。とにかく、なにか言いたげに互いに目配せするのである。私は返事に困って、自分でも意味不明な微笑で返す。

そんなこんなで、まだまだ賑やかな山々ではあるが、確実に黄昏は忍び寄っている。人影は徐々に疎らになっている。登山者たちは老いてゆく。老兵は消え去るのみ、そして補充人員は稀だ。この状況を思わないのは鈍感か、あるいはそちらに目を向けないようにして登山しているかどちらかである。現実を受け入れるか、受け入れないか、これはたかが趣味であるからして、個人の勝手である。もしそうなら、どうせ自滅するなら、とことんまで美しく滅びたいと投げやりに言い放つのも勝手であるはず。誰が悪いわけでもない。以前からそういう流れだったのに気付かなかっただけだ。


救済もないことはない。

まだハイエンドオーディオは売れないと決まったわけではない。CH precisionのD1というSACDプレーヤーはあれだけ高価であるにもかかわらず日本で売れている。この調子なら日本国内で100台近くが稼働することになるであろう。まだまだ、多くの人が最上級のサウンドを愉しみたいと欲し、相応の対価(?)を支払うのである。

やはり、購買層は高齢者に偏っているが、逆に考えれば日本国内のD1の多くは、中古として今後10年のうちに日本中のセカンドオーナー、サードオーナーへと比較的手頃な価格で拡散してゆく運命にあるとも言える。

この最高級単体プレーヤーのオーナー経験者が、時間をかけて倍々に増えていくことは日本のハイエンドオーディオのレベルの底上げに寄与するはず。この高価なプレーヤーがこれほどの台数売れたことに明るい救済の光をひとまず見出すし、ドライブメカが壊れず、ディスプレイも無傷のままに、多くの人のもとへ、この素晴らしいプレーヤーが届いて欲しいとも願う。


そして例のDevialetである。ハイエンドオーディオはもうDevialetの時代だと言った人がいる。この極めて多機能でコンパクトでスタイリッシュ、しかしハイエンドオーディオとしてそれほど高価とは言えないDAC付のインテグレーテッドアンプD-Premierから出てくる音は、現代最高級のサウンドではないにしても、一般のオーディオファイルが苦労して行き着く水準はポン置きで軽々とクリアーしているように聞こえる。

このようなオールインワンに近い優秀なオーディオ機材が、多数の重たい筐体を連ねて、やっとのことで音を出す、旧来の物量投入型のオーディオを駆逐するかもしれない兆しは、新たな時代の到来とも取れる。このDevialetのアンプは美しく小さく、コストパフォーマンスの高いオーディオを、シンプルなインテリアに組み込みたいという新たなオーディオファンを増やすにちがいないし、また重厚長大なオーディオに飽きたベテランのセカンドシテムとして強くアピールすることだろう。Wadiaからも類似した製品wadia intuition 01が出て来ていることもあり、これから盛り上がる分野かもしれないと期待は高まる。


PCオーディオの隆盛も明るい材料と言えるのかもしれない。

10年前のステレオサウンド誌が手元にあるがPCオーディオを思わせる話題は全く載っていない。これは新しい動きなのである。手持ちのPCとDACをUSBケーブルで接続すれば、高額なCDプレーヤーに勝る音質を気軽に実現できるというキャッチに煽られ、老若男女がこのPCオーディオに挑戦している。

日本人は一般にネット上では懐疑の罵声を上げるのだが、結局は煽られやすい。確かに手軽に便利に、そこそこの高音質を与えてくれる安価な手段であり、コストパフォーマンスは高い。自作PCでゲームやアニソンを楽しんでいたオーディオに関心を持たない若い人たちと、オーディオを安く再開したいと願う定年後の団塊世代が、オーディオという趣味に走るきっかけとなった。

ただ、このオーディオの様式にはオーディオについての知識以上にPCに関する知識を要求する側面があり、オーディオをやっているのかPCをいじっているだけなのか、分からなくなるところがあって困るが、とにかく多くのオーディオに無関心な層を、オーディオという趣味の内部へ引き込む役割をしたように見えることは特筆に値する功績である。


特にPCオーディオに関しては明るい材料というだけでなく、従来のパッケージメディアに依存したオーディオ観を突き崩すかのような勢いを感じる。これは救済の名を借りた破壊なのかもしれない。アドルノは「誤謬に満ちた世界で未来像を描いたところで、それは曖昧な代物に過ぎない。建設に先立つ行為は現状では破壊の他にはない」と言ったが、PCオーディオが破壊する旧いオーディオの概念の残骸の上に何かが建設されるというのだろうか。黄昏の向こうにある夜を越えて我々が耳にするオーディオがあるとしたら、それはどのようなものだろう・・・。

こうして拾い上げた明るい欠片たちは、ハイエンドオーディオそのものから派生したものではないという点では共通している。外から来て、ハイエンドオーディオに影響を与えているモノたちである。

残念ながらハイエンドオーディオ自体が内部から変わる兆しは感じない。こうなると、私としてはDevialetはむしろハイエンドの凄味みたいなものに染まらないで欲しいし、PCオーディオはオーディオオタクの趣味というよりパソコンオタクの余技のようなものであって欲しいと思う。ハイエンドオーディオの底なし沼に落ちたが最後、滅亡の道を辿りかねないからだ。

道連れは我々のみでよい。

こうして、いろいろと私的な御託を並べてみたが、永遠と見誤るほど長く甘美な黄昏を味わい続けることは至福そのものである、という私個人の立場、結論に変わりない。これは「ベニスに死す」というヴィスコンティの映画をスローで流している、そんなイメージに近い。昔、この映画をはじめて見たとき、ラストシーンがいつまでも続いて欲しいと願ったことが思い出される。これは醜悪が美を求め焦がれて自滅する映画である。

映画はいつか終わる。
だが、オーディオという趣味は映画ではない。
筋書きはなく、実はラストシーンもないのである。

この世界に富豪たちが増えてゆくかぎり、
ハイエンドオーディオの機器は
どんどん遠い存在となる宿命なのかもしれないが、
オーディオという趣味自体は終わらないはずだ。

これは確かに“難しい”話だが、
過度の心配はしないようにしている。
なにが起ころうとも、
オーディオファイルであることを捨てられない私は、
なにが起ころうとも、
ハイエンドオーディオの行方を追い続けることになるだろう。

ただ、ひたむきに追い続ける所存。
この耳が聞こえるかぎり、
黄昏の果てまでも。


by pansakuu | 2013-08-24 22:08 | その他
http://pansaku.exblog.jp/20975164/


Goldmund Telos 5000 VS FM acoustics FM711|禁断のKRELL2016年12月24日


Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html


とある FM を知り尽くした詳しい方に訊くと、ムンドのテロス5000、お値段3800万円より FM acoustics FM711 の方がフツーに音がいいそうで・・・・・・


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c7

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
8. 中川隆[7549] koaQ7Jey 2017年4月05日 23:39:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8034]

Bowers & Wilkins フラグシップスピーカー  「800 D3」
http://www.bowers-wilkins.jp/Speakers/Home_Audio/800_Series_Diamond/800-D3.html

B&W 800 D3 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=B%26W+800+D3


「これ以上のものはない」、B&Wの最上位スピーカー「800 D3」2016年9月9日

 ディーアンドエムホールディングスは、英Bowers & Wilkins(B&W)のスピーカー「800 Series Diamond」の最上位モデル「800 D3」の発売を開始した。

1本の価格は、ローズナット仕上げが 2,125,000円、ピアノ・ブラックが 2,250,000円。基本的にはペアでの販売となる。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1017624.html

2016インターナショナルオーディオショー感想+おまけ - Innocent Key

マランツ+B&Wです。

http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036


新型の800の発表だったのか金曜日なのに人がたくさんいました。ここで出ていた音は繋いでいる機材の性能のせいかガサガサした音であまり良いと思えなかったのですが、良い状態の 800シリーズの音の印象と、D3シリーズについて思っていることをかきます。

いままでで一番良い音を聞いたのはとある個人宅で、機種は 800Diamond だったと思いますが非常に定位が明確で音の配置とサイズまでがはっきりと見えるような描写力でした。さらに全帯域の速度に全くムラがなく最低音域まで完全にハイスピードな音でした。あのような音は他では聞いたことがありません。

このような最高峰の音質がどこでも出ているなら、おそらくいまでもこれは最高のSPなのでしょうが、普通はそこまで鳴らすのはまず無理です。

普通にみかける B&W800 シリーズではあのような超高速の低音は出ておらず、よく見かけるのは遅い低音と早い高音、各ユニットの音質にまとまりがない、帯域ごとに完全にバラバラの音です。

このような音が本来の 800シリーズの音質でしょう。帯域ごとにユニットの素材も違うしエンクロージャの設計も異なっているのでどうしてもユニット帯域ごとのキャラクターに統一感がなくなります。

このバラバラさがむしろ初心者には異様に分離がよく感じられる要因なのですが、いざ所持して長いこと聞いているとこの帯域のばらつきが気になってきます(以前Nautilus 803を持っていました)。

D3は当然ながら以前のモデルと比較するとこれらの部分は良くなっています。最新のD3だともう低音の重さはほとんど感じなくなっていますし、従来よりもユニットごとのつながりも改善しており、一つ前のモデルより材質の違いによる質感のばらつきもあからさまではなくなったように思います。しかしD3になってから、クオリティと引き換えにいままでの独自の個性も同様になくなったように思います。

いままでの音は上記のようなバラバラでまとまりに欠ける部分はあったのですが、そのかわり他社にはない個性を持っていたとも言えます。特に初代のNautilus 800シリーズが登場したときは価格も現実的で音質も当時の平均的なSPと比べて先進的なSPでした。ですがシリーズがD3へ進化する間に販売価格はどんどん上昇し、先進的な設計という面でも他社のSPに遅れを取るようになってきていると思います。

今ではより価格の安いSPでも箱鳴りを抑えてユニットごとの質感も統一されているようなSPも出てくるようになりましたし、シリーズの価格も上がっているので他の選択肢もたくさん出てきています。そのような中でいまさら現代的な設計により近づけてきたD3シリーズをだしても、過去から連なる 800シリーズの中で比較したら最高の仕上がりかもしれませんが、独自の個性を失っただけでそこまで突き抜けていない印象も正直あります。

もし800シリーズを名乗ることが制約になって基本設計を変えることが許されないならば、B&W は D3などではなく全く別に 900シリーズなどを新設して、比較的抑えめの価格帯でありながら現代ハイエンドSPの最新設計を実現した全く新しいシリーズと設計のものを発表したほうが良かったのではないかと思います。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036

49.オーディオ/音楽・ネタ / 蔵 2011/10/25(Tue) 09:05

しかし昔のアルテックやJBL、エレボイの技術力は高かったですよね。
局長曰く

「JBLとアルテックはWEの直系、子どもだから」

だそうです。それに比べると ウィルソンやB&W、アヴァロンなどはゴミに等しいとも言われましたが、同感ですね。

と、嘗て一時期JBLを離れ、B&Wの800シグネイチュアーに走った私は語ります。いえ、それを使ったが為、逆にJBLやアルテックの素晴らしさを再認識した次第です。

1: テツオ 2011/10/25(Tue) 09:16
>蔵さん
ダメですよ、800シグネイチュアーに走っては。(笑)
きんどーさんが

「アンプ依存症のスピーカーなんて欠陥商品だ」

と明言しましたが、その通りだと思います。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/49/0

6: 蔵 2011/11/15(Tue) 08:45

友人宅へ。何でも94年に690万円で発売されていたクレルのKASを導入した為です。その友人は私が譲ったB&W800シグネイチュアーを使っていますが、そのKASで真価を発揮。

しかしA級動作、8Ωで350Wのモンスター・アンプでやっと真価を発揮するスピーカーって何か解せません。

7: テツオ 2011/11/15(Tue) 09:23

B&Wの800シグネイチュアーですか。

記憶違いでなければ、ノーチラス801が出た頃、アビーロード・スタジオでノーチラス801を鳴らすアンプとして、クラッセのオミクロンが大量にあったのを覚えています。

ああいう超弩級のアンプでしか鳴らないものなのか、とびっくりしたものです。

こういうスピーカーは果たして本当に正しいスピーカーなのか疑問ですね。ウィルソンもですが。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/35


54.音楽&オーディオ・ネタ / きんどーちゃん 2011/11/15(Tue) 21:33

>蔵さん
蔵さんはいつも800シグネイチュアーの話になると話題を変えようとしますよね(笑)。

何かトラウマでも?

蔵さんは800にパスのX600やクラッセのオミクロンMKUを使用なさったそうですが、それでもご不満だったようですね。

クレルのKASで鳴ったのですか。これは、そういうスピーカーは欠陥商品としか言いようがないですね。

2: 蔵 2011/11/16(Wed) 09:18

いえ、何と言ったら良いのか。やはりトラウマでしょうか。

800シグネイチュアー。(苦笑)

800シグネイチュアーを鳴らしきる為に、クラッセのオミクロンMK2まで導入しました。

それでなる鳴るようになったのですが、クラッセ、私の嫌いな音でした。(笑)

それで完全に鳴らなくともいいや、と思いレビンソンの336Lに換え、数年後、こちらに来た次第です。

それまではアルテックの自作スピーカー、JBLの4435のマルチと来て、何故、B&Wに走ったのか、自分でもよく解りません。

多分、新鮮な音に聞こえたんでしょうね。

でも紆余曲折を経て、今のJBLとオートグラフに出会え、嬉しく思っています。


3: マロン 2011/11/17(Thu) 07:57
>蔵さん
クラッセのオミクロンMK2って、評論家の三浦某が使っていた重量100キロ以上のアンプですよね。

すごいですね。

5: 蔵 2011/11/18(Fri) 09:42
>マロンさん
そうです。ただ三浦某氏がウィルソンを鳴らしていたのはMK2化される前のモデルですが。

800シグネイチュアーか・・・・・。私のオーディオ・ライフにおける最大の汚点だな。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/30


B&W社のスピーカー


32 :Terry:2007/10/08(月) 09:57:40 HOST:p5012-ipbfp405kyoto.kyoto.ocn.ne.jp

昨年オーディオを再開するとき、いろんなスピーカを視聴しましたが、B&W も Dali もどれも同質の音で「コレでなくっちゃ」というのがありませんでした。

そのときは B&W でなく Dali を購入しましたが、それもいちばん安いの。

あれこれ言わず音楽を聴く分にはそれで十分以上だったのですが、でも半年過ぎたころから飽き初めて、結局は20年前の国産SPに戻ってしまいました。

10 :金持ち人:2006/02/12(日) 09:42:07 HOST:236249078203user.viplt.ne.jp

一見聞くと、B&Wのスピーカーは良い音がするように感じますが、長く使う人が少ない、音に飽きてしまうのでしょう。


11 :S&L:2006/02/12(日) 12:41:33 HOST:softbank218127146034.bbtec.net

>音に飽きてしまうのでしょう。

僕もそうおもいます。

確かに、凄く綺麗な音で欠点がほとんどない感じの音なのですが、どっぷりと漬かってしまうような部分があるんですよね。
一頃は売れに売れてハイエンドの代名詞になってましたが、最近はどうなんでしょう。
ジャズも全然問題なくてオールマイティな印象ありました。
しかし、良いスピーカーであることは確かです。


12 :金持ちの人:2006/02/12(日) 21:11:44 HOST:030229211203user.viplt.ne.jp

失礼なことを言うかも知れませんが、代理店と店が一体となってB&Wを売りまくってきましたが、そろそろ限界にきています。

B&Wの宣伝費に莫大な金を使いました。評論家と言われる方にも沢山・・・・しました。
はじめはユーザーをごまかすことが出来ても、ズ〜とというわけにはいきません。


13 :S&L:2006/02/12(日) 23:45:13 HOST:softbank218127146034.bbtec.net

>はじめはユーザーをごまかすことが出来ても、ズ〜とというわけにはいきません。

そこまで悪いスピーカーとは思わないけどね。(笑)
なんか、スピーカーとは別なところで悪い印象があるだけでないですか?


14 :金持ちの人:2006/02/13(月) 12:43:51 HOST:247229211203user.viplt.ne.jp

B&Wの価格設定が物凄いのです。聞いたらビックリ。
せっかく購入したなら、好きな人は楽しんで使ってください。

16 :金持ちの人:2006/02/14(火) 09:15:11 HOST:247229211203user.viplt.ne.jp

そんなこと言えませんが、常識では考えられない多額の宣伝費を投入しました。
会社一丸となって広告費、店へのリペート、評論家への○○等。

店や評論家が推薦すればたちまち売れますから。ユーザーなんかちょろいちょろい。


17 :株主:2006/02/15(水) 15:56:19 HOST:K118068.ppp.dion.ne.jp

確かにナカミチが代理店をやってた以降は、凄かったですね。

個人的には、技術者の皆さんは好感が持てます。
イギリス系の人の中では、クセのあるシステムや人物と言うよりニュートラルに近い人が、多いかもしれません。・・・ある意味、日本的かも?。 

- アメリカのADSの技術が行ってるかも?・・・。


19 :パルジファル:2006/02/16(木) 18:24:19 HOST:cf01.pref.okayama.jp 

同じ会社が輸入してるヘリコンとかいうスピーカーも人気が高いようですが、やはり宣伝が上手いんでしょうね。

 実際、聴いてみても、どこがいいんだか私には全く解りません。


20 :K.S.:2006/02/16(木) 18:53:52 HOST:ZL059198.ppp.dion.ne.jp

この掲示板の方々はB&Wに厳しい評価の方が多いようですね(私もその一人)。

特に古い?人にとって「昔は箸にも棒にも引っかからなかった?(怒られそう!)」B&Wが特に大きく変わった訳でもないのに、これほどまでに売れる事自体が異常に思える人も多いのではないでしょうか?

しばらく前にインフィニティーが馬鹿売れしましたが今は・・・二の舞か?


21 :金持ちの人:2006/02/16(木) 21:32:40 HOST:241188211203user.viplt.ne.jp

パルジファルさん  
B&Wと比べればヘリコンは大変良心的です。価格設定も大変良心的ですよ。
私がいうのですから間違いありません。ユーザーがどう捕えるかです。

2 :ひまじん:2005/11/14(月) 21:36:01 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net

私は、B&Wのユーザーなのですが、サブシステムに使っていますが、確かに音は良いです。

B&Wは、新素材のケブラーで出来ているわけですが、紙のスピーカーより安定していて湿度などの条件であまり音質が変化しないようです。

今日は、メインに使用の懐古なスピーカーは、天候としばらく使っていなかったせいで、音が好くありません。

B&Wは、イギリス製で、日本国内はもとより世界各国に輸出しているので、どこの国でもある程度評価を得るために、音質も個性的な音ではないようです。

日本のオーディオマニアの中には、音の評価も個性が少ない為に、つまらない音と評価されることも多いようですが、CDプレーヤーとアンプに良い物を選んで使用しますと、音楽が活き活きと鳴ります。

かつて、この掲示板で「B&Wノーチラス」が取り上げられましたが、評価が大変悪い投稿もあったと記憶しています。

今後は、日本のメーカーが日本と言う小さな市場で、本格的なスピーカーを作り続ける事は大変困難だと思います。かつてのオーディオ全盛期とは違い、今は条件が悪すぎて日本のメーカーはスピーカーからは事実上撤退したという状態です。
一部AV用のローコスト製品を作るだけのようです。スピーカーに限らず、オーディオ製品は世界市場で戦える製品を出せるメーカーしか生き残らないかも知れません。

もう一つは、ハイエンド・オーディオの分野で、個性的で高額商品でも買うユーザー層を狙った物も根強い需要があるようです。

B&Wは、800Dのようなハイエンド向けから、AVで使うようなDM600シリーズも出しているわけで、そうした事からも世界戦略をめざしていることが分かります。

4 :名無しさん:2006/01/17(火) 00:48:41 HOST:ZL013003.ppp.dion.ne.jp

確かにジャズを除けば、奥行きの音場感がすばらしくハイパワーアンプ(FET200w以上&400W以上)を使用しますとさらに良くなります。


5 :パルジファル:2006/01/17(火) 13:04:58 HOST:cf01.pref.okayama.jp 

ジャズの場合は、出るべきところで音が前に出てくれないと、らしくないですからね。

 それから、アンプの駆動力をより要求するってのは、ウーハーのダンパーがかなり固いためでしょう。なので、非力なアンプでは初動感度が得られに難いということですよ。

 しかし、「音場感」がウリのスピーカーって、リスニングルームの影響でそのウリの部分が大きく異なってまいりますから、良くも悪しくも誤解されやすいところですね。


22 :金欠:2006/03/19(日) 01:11:25 HOST:ZO157177.ppp.dion.ne.jp

>ウーハーのダンパーがかなり固いためでしょう。

確かにダブルダンパーや固めのエッジのやつは、音量上げないとダメですね。
小音量では聞けない・・・。

6 :名無しさん:2006/01/18(水) 15:06:07 HOST:ZQ082104.ppp.dion.ne.jp

確かにヨーロッパのスピーカーは、部屋の作りがレンガ・石等を想定してるでしょうから、使いこなしに一工夫はやらないとだめでしょうね。


7 :パルジファル:2006/01/18(水) 17:52:04 HOST:cf01.pref.okayama.jp 

壁や床が強固ですと、間接音が増え、音像も手前に張り出して、元気のいい音になりますね。

 その点、強固でない部屋では、SP背後の壁に音像が張り付いたようになることも。

 ま、ウチのボロ家では、背後の壁に張り付くどころか、壁の向こう側に音像が定位しちゃいますけどね。(勿論、調整済みですが。)


8 :貧乏人:2006/01/25(水) 16:00:41 HOST:ZO153092.ppp.dion.ne.jp

多分ジョンバウアーのイメージしてる音は、前に出る音だと判断してます。

例の大型モニターの設計から見ても、そう感じます。
30cmユニット-4発のやつ-

23 :bmw:2006/04/03(月) 23:27:28 HOST:59-190-119-212.eonet.ne.jp

2000年に802を買いました。
本当は JBLパラゴンをツイターを 075→045 に変え、ネットワークなしで
マルチで鳴らそうかとか、コンデンサーで自分の耳を信じながら思考錯誤してました。

そのときのメインスピーカーは ALTEC A7 でしたが、初めて聞く802の凄さはある意味、JBL ALTECを凌ぐものでした。

OLD JBL は確かに鮮やかさと軽さとリアルさを・・・ALTEC はまさにそこで、クリフード・ブラウンがトランペットを吹いてるような錯覚さえ覚えます。

しかし、802の腰の強さはなんとたとえればよいのでしょうか・・・

つい最近 Dタイプの存在を知り、不精になってしまった僕は聞いていませんが、
今の時代にこの SP からオーディオの世界に浸れる人たちが羨ましいですね。


27 :パルジファル:2007/10/06(土) 23:52:08 HOST:wacc2s1.ezweb.ne.jp

私もジジイに近づいたのか、最近は英国製 SP でひっそりとバロックでも聴きたいな〜と考えておりますが、昔憧れたスペンドール BCU だとかハーベ スHL みたいな音のSPが無いですね〜。

去年出逢った BCU のレプリカでも、ツイーターが元気過ぎて、全然音が違ってた。

ま、しかし、あの類いは長持ちしない作りになっているんでしょうナ。
吸音材にスポンジ使ってたりとか。


28 :SX3NW:2007/10/07(日) 11:24:37 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

昔、大手家電店の積み上げ試聴室ぢゃスペンドールとかロジャースとかビクターのSXシリーズとかどれもインパクトがないんだよね。

あそこで聴いてインパクトある物は自宅に持ってくると手綱をそうとう締める必要があるんだ(笑)

ハーベスHLも5型やコンパクト以降は元気いっぱいの鳴り方するようになってたね。

B&Wについては、今の国産SPはほとんど擬似B&Wになっちまったようだ。
良く言えばフォロワ〜。逆だと物真似。ま、日本の得意分野だな(笑)


29 :パルジファル:2007/10/07(日) 12:55:58 HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp

装置を買う時には試聴しない方がいいですナ。
下手に試聴しちゃうと買うものが無くなってしまいます。

エイヤッー!と買ってから後戻り出来ない状態になれば、油汗かきながらでもなんとかせざるを得ないので、なんとかなっちゃう。


30 :SX3NW:2007/10/07(日) 21:40:08 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

あんな試聴室ぢゃ一番地味に鳴るのがイイんですよね(笑)
部屋持ってくりゃ1/2の距離で聴くことになるんだし。

バッフルぎりぎりサイズのウーファーにメタルドーム2個付きのキンキラ金の国産3ウェイなんかは気をつけなきゃならん。

そういえばB&WのSS25は高能率フルレンジのような鮮度とピントきっちりで
素晴らしい音だったけど、デザインが酷いんだ(笑)


31 :Moon:2007/10/07(日) 23:09:25 HOST:i219-164-18-178.s02.a001.ap.plala.or.jp
>>29
 パルジファルさんの発言に1票!
と云いたいけど、私は『卒塔婆』と呼んでいる現代SP
試聴の前に見ただけで買う物なくなって、20年前のままです。

33 :パルジファル:2007/10/08(月) 13:27:17 HOST:wacc3s2.ezweb.ne.jp

聴かずにエイヤッー!の前提として、十分な予備知識と経験に基づくカンがありませんと、大失敗で冷や汗出っぱなしになってしまいますけどね。

それにしても、Moonさんがおっしゃるとおり、今時いい SPが無いですナ。
音さえ良けりゃ、墓石型でも目玉オヤジ型でも我慢するけどね〜。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1131836376/



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c8

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
9. 中川隆[7550] koaQ7Jey 2017年4月05日 23:46:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8035]


オーディオ も 車 も 女性 も ハイエンドだけは止めておいた方が良い


Western Electric 594A


G.I.P.Laboratory Western Electric 594A のレプリカ
http://www.gip-laboratory.com/seihinn594A.html


音響分野の技術研究が最高水準にあった時代、ベル研究所が惜しみなく研究開発費と人材を投入して完成させた、歴史上の頂点に立つドライバー・ユニットWE594A

 このドライバーは追い込めば追い込むほどにその能力を発揮していくという、レーシング・マシン的な色彩を放つ。このドライバーを理想状態で鳴らし、これに低音をマッチングできれば、ウエスタンの一つの峰の頂上に到達できるのではないかと思う。 
http://homepage3.nifty.com/western/audio/24a594a/24a594a.htm


1933年4月27日に行なわれた、ワシントン・フィラディルフィア間141マイルの電話回線を使用したオーケストラの立体音響伝送実験(オーディトリ-・パースペクティブ)は、ベル研究所が当時の最高水準の技術を結集したエクスペリメントとして歴史に残る。このためのシステムは、膨大なコストと人員が投入された。当時の技術水準と貨幣価値を今日に比較換算するならば、NASA的なプロジェクトと考えてもよいだろう。

このときの再生用のシステムが、幻のフレッチャー・システムであり、おそらくは人類史上最高のシステムと評価できるものだ。すべては、このエクスペリメントのために研究開発された。このスピーカー・システムは、低音部に20インチの巨大な金属振動版を持った折り曲げ低音ホーンと大口径4インチ振動版を持つ中高音用のホーンドライバーで構成されている。中高音ドライバーは、マルチセルラホーンである。このシステムは、当時の映画産業界から劇場用としてのリリースの声が大きかったが、低音ホーンのエコー現象もあり、実際に業務用の装置としては量産されることはなかった。製造された数は、10本に満たないと思われる。

しかしながら、このシステムの中高音用のドライバーは改良を経て、世に出されることとなる。これが WE594A Loud Speaking Telephone 、すなわち今日我々が目にすることのできる、あの WE594Aドライバーである。その生まれからしてただならぬ血統のスピーカーである。このドライバーの性能は隔絶したものである。自動車に例えるならば、F-1レーサーのようなものだ。

WE594A は、WE555 とは異なり、2Wayのシステムとして、あくまで低音用のスピーカーと併用することを前提に作られている。しかし皮肉なことに、このドライバーとつなげられる相棒は、かのフレッチャーシステムの巨大金属振動版低音ホーン・ドライバーだけなのである。これ以外の紙の振動版のウーファーでは、やすやすとはつながらない。WE594Aは、その生まれから、まさに孤高の存在であった。究極の理想を求めて設計され、卓越した性能を発揮するが、それとバランスできるウーファーがないのである。


理詰め

このドライバーは、ベル研究所で研究設計されている。すべて基本設計は理詰めで行われている。そして実際の実験によって検証、評価され、そのフィードバックでさらに煮詰められている。中途半端な相性問題など微塵もない。特定の音色はあるが、システムの音をそのまま過敏に容赦なく出してしまう。

うるさく鳴る場合は、スピーカー以前のシステムの音がすでに"うるさい"のである。生気のない音がする場合は、すでにドライバーに信号がたどり着くまでに生気が失せているのである。ドロンとにごって団子状態になるのは、同様にドライバー以前に問題がある。

このドライバーがきちんと鳴る装置は、他のスピーカーもきちんと鳴らせるだろう。リファレンスというものはそういうものだ。このようなリファレンス装置を追い込むのは、たやすくはない。フィールド電源、ネットワーク、ウーファーとの(音の)繋ぎかた、すべてにわたって、理詰めですすまなければならない。そして最後に耳とと心でバランスをとっていく。このドライバーは、システムの性能が良い方向に正しく向上すれば、それに敏感に反応し、的確に素晴らしい音の世界を現出する。難しく、手こずるが裏切ったりすることがない。


ホーンとウーファー

594Aドライバーは、システムの違いを如実にさらけ出してしまう。それは、ネットワークするウーファーの十倍以上だろうか。つまりある点でバランスしているときに、システムを少々アップグレードすると、ウーファーに対してドライバーが、過敏に反応して音を変えてしまう。そうするとドライバーがイッてしまったバランス点を追いかけて、ウーファーを再バランスしなければならないのである。その労力は当然十倍に及ぶ。

業務用の使い方では、これでは成り立たないので、594Aにレベル合わせと称してアッテネーション(信号経路に直列に抵抗成分を追加する)をして、594Aの生気を殺して、ウーファーが追いつける程度に鈍くして使う。しかしこれは、594Aの真の実力ではない。この状態では、耐入力と最大音圧レベルでは優位だが、WE555一本のほうが魅力的である。


594A と組み合わせるホーンも難しい。31A ホーンでは、594A 単体の魅力を出し切ることはできないが、クロスオーバーを高くとると、ウーファーとのマッチングが容易になるので、スピーカーシステム全体としての性能、バランスも素晴らしいものになる。高音域もかなり伸びるので実に好ましい。ウーファーも励磁型であれば15インチ二発か18インチ一発でなんとかなる。

これが24Aホーンになると、その聴感上の音響エネルギーは尋常ではなくなる。これにバランスさせるためのウーファーは、励磁の18インチをホーンロードを掛けても最低2発は必要だろう。25A とか 26Aホーンになったら、さらにその上を行くわけだから、もう体育館とか劇場に設置して聴くよりほかはない。F-1 のようにサーキットに出かけることを思えば、まだまだ大した道楽ではないが。

仲間と巡礼

このような大物を一人で追い込むには、何度も生まれ変わらないとできない。よって、専門分野の異なる仲間と共にいろいろと研究、試行をしながら進んでいくのが好ましいと思う。信頼のおけるショップの助言も有益である。そしてできるだけ多くのいろいろのシステム音と生の演奏を聴くことである。

音の求道者は、すべからく巡礼をしている。私も自分の研究や巡礼の成果をホームページにできるだけ公開したい。参考になればよいが、迷いから救うつもりが一層混迷の度を深めることにもなりかねない危惧もある。たかが道楽と一喝するのはたやすいが、私の不徳の至りもあろう。ただひとつだけ言いたいことは、音楽とオーディオの世界は、深く、極めれば極めるほどに感動的で素晴らしいということだ。


最近は、いろいろなところで594Aが鳴っている。しかしその多くは、我々に忍耐を強いるようなサウンドを轟かせている。オーナーは、これがウエスタンのすばらしい音なのだから、この良さが分からない者は、オーディオを語る資格がないといわんばかりの情熱を傾注する。

聴衆も自分の耳に自信がないからか、恐れ入って敬意を持って、いい音だと絶賛する。裸の王様の世界そのままである。

正直な人は、私はこの音を好きになれませんとかウエスタンの音というものはこの程度のものかと思ってしまうかも知れない。

このような悲劇は誰のせいでもない。そもそも本来のウエスタンの音を聴いたことがある人がいないのだ。それはもう70年以上前にこの空間から発して、そして消えてしまい、人々に語り伝えられた、伝説の音なのである。

今日に生きる人々は、当時のシステムを可能な限り再現し、失われた音を復活させようとしているのだ。私は、その情熱に心から協調する。しかし再現された音が、はたしてその本来のウエスタンの音であるかどうかの検証は、とても難しい。


さきに述べたとおり、この"孤高の"594A ドライバーは、そもそも鳴らすのが至難の代物なのだ。よって、やかましい音で鳴っている 594A に出会っても、達観しようではないか。

趣味で F-1レーザーを所有しているようなものだと思えばよろしい。

そしていつの日にか鳴らしきることを生きがいとすれば、これはすばらしいライフワークとなる。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/we594a/we594a.htm?.tok=bcwjY6SBu.hmxIxe&.dir=/594A&.src=ph

885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh

ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。

886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。
SSだと全部合格です。


887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。


449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e

     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン


450: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:37:43 ID:Wla7JK6e

高級ブランド品を自慢して見せびらかすオーヲタの50%は、装置一流、腕前三流という現実。大笑いの恥さらし者ですな。


792: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/16(火) 09:47:17 ID:Je7a/ZAZ

褒めるところがないと、まずは雑談から入るよな

「オーディオはいつ頃から始められましたか?」

とかね

気に入ったところだと冒頭から

「素晴らしい!」とか「いやぁ!」

とか感嘆詞が出るからわかりやすいよな

http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all


490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/30(水) 02:34:17 ID:wrlfszBu

名物のレコード演奏家に関しては、当の菅野翁が別の雑誌で、

「他誌でやっている連載でいろいろなシステムを聴く機会が多いが、本人は悦に入ってても実際には聴くに堪えないような装置も多い。」

ってことを語っており、 果たして今回は本当はどうなんだろうっていう目であの連載を読むと結構笑える。

あそこに登場するのがステータスだと勘違いしてネットでも俺を取り上げろとばかり運動しているような人もいるが、登場即音の良さ、オーディオの腕のよさを示すとは、必ずしも言えないようだ。


502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 21:22:19 ID:c8yn/MDN

先日の大阪ハイエンドオーディオショウ2日目の特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が

「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」

とおっしゃられたのには驚きました。 で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・


意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。


個人個人、性格がそれぞれ違う以上好みの音質も千差万別と言う事を思うとまぁ これも仕方ないでしょうね。 でも、確かな事は先生の音作りに関して言えば万人向き、多くの人がいい音と感じる音作りされてると言う事です。 装置も重要だけど、聴く環境は更に重要ですと最後におっしゃられてました。

音質と同じくらい重要なのが「音量」とも言ったおられました。

音楽再生の時のボリュームには特に神経を使っておられたようです。

ただ、ホテルの大広間と言う特殊な環境下での音量は難しく、なかないい音で聞いていただく分けには行きません、それを納得の上聴いてくださいとのことでした。

レコード演奏時、大切な事は「再生環境」「オーディオ装置」「音量」ことに「再生環境」と「音量」は重要で高額な装置を導入しても宝の持ち腐れになる事が多々有ります、その間違った音質にならない為にも正しい音楽再生を聴いて耳を鍛えて慣らしてください、間違った音質で演奏されていた方が実に多い事に驚かれたそうです。

ライブ演奏や、他のオーディオでの再生音、いろいろな音を聴いてこそベストな音質でレコード演奏できると言っておられました。

http://hifi.denpark.net/1125064884.html


菅野沖彦

「私は幸いなことに、この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その殆どの方は、その機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。

それよりごく普通の製品を使っているのほうが、熱心に鳴らし込み、素晴らしい音を出しているケースが多かったですね。


技術のない人は、その辺の普通の自動車に乗っていた方がいい。

これは全くオーディオでも同じ事なのです。」

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c9

[政治・選挙・NHK223] 野党が存在しない、今の日本の政治  天木直人 赤かぶ
2. 中川隆[7551] koaQ7Jey 2017年4月06日 10:08:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8036]

小沢は前は奥の院から民主党壊滅を指示されていた
今度は共産党壊滅を指示されてんだ

それで山本太郎に共産党が喜びそうな事を言わせたんだな
奥の院は一人にすべて任せないで、一つの任務が終わったら次の人間を総理に付けるんだ

小沢には湾岸戦争に大金を出させ、滅茶苦茶な財政出動をしてバブル経済にし、小選挙区制を導入させて自民党の派閥を壊滅、日本を超円高にして日本経済を崩壊、民主党の評判を落として反自民党勢力を壊滅させて任務完了

小泉・竹中には人材派遣制度を導入、累進課税を形骸化させ、企業間の株式持合いを止めさせ株価を大暴落させ、日本株を底値で外資に買い取らせる、郵政民営化させて任務完了

野田には TPP推進、消費税増税の法律作らせて任務完了

安倍には 移民受入れ・英語の公用語化の準備、安保法案を導入させて任務完了予定


一人にすべてやらせるといくらアホ日本人でも背後の勢力の存在に気付いてしまうからね。

この中では小沢のやった事が一番酷かった、日本経済を壊滅させたのが小沢の業績だったんだ

小沢がごり押しした小選挙区制は自民党と第二自民党が交互に政権を取って、アメリカの犬を代わる代わる首相につける制度

誰が総理になっても奥の院の指示通りにしか動かないから同じ事なんだけど
阿修羅の住人みたいなアホ日本人の目眩ましにはなるからな


小沢一郎は毎年ロンドンやフランクフルトのロスチャの所に御用聞きに行ってる

つまり小沢せんせは奥の院の指示通りに動いているだけ

中国を世界の経済センターにして、日本を中国小日本省にするのがロスチャと小沢せんせの最終目標

こういう売国奴を放置しておくから日本が中国に乗っ取られるんだ


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e


http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/639.html#c2

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
10. 中川隆[7552] koaQ7Jey 2017年4月06日 11:04:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8037]

ウエスタン・エレクトリック WE555 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=WE555


G.I.P.Laboratory ウエスタン・エレクトリック製品のレプリカ販売
http://www.gip-laboratory.com/indexjapanese.html
http://www.gip-laboratory.com/products.html

情熱のオーディオ ウエスタンエレクトリック病棟
http://mikami.a.la9.jp/audio/audio.htm

G.I.P.Laboratory ウエスタン・エレクトリック WE555 のレプリカ
http://www.gip-laboratory.com/seihin555.html

555+24A+1444実験システム 3/22/2004
http://mikami.a.la9.jp/audio/expr2023/expr2023.htm


WE555を24Aホーンで鳴らしてみる話


ウエスタンのシステム

ウエスタン・エレクトリックのシステムを構成する個々のコンポーネントを開発するために費やされているコストと時間は、尋常なものではない。しかも当時世界最高水準のベル研究所のスタッフがこれに従事していた訳だからなおさらである。人材、資金、時間が湯水の如く投入されている。

ウエスタン・エレクトリックとベル研究所の音響システムの開発にかける姿は、さながら後年のNASAのプロジェクトに近いものがある。製品のどれ一つとってみても、当時の最高の素材が使用されており、技術は歴史的にも最高の水準にある。もし当時のベル研究所のスタッフが、今日の素材を手にしたら、どのような物が出来上がるのだろうかと想像すると戦慄が走る思いだ。

最高の音響システムを構築する一つの方法は、当時のウエスタン・エレクトリックのシステムを忠実に再現することであろう。

理由は、その状態で完全なバランスがとられているからだ。
しかしながら、バランスのとりかたには複数の解があるはずで、当時のシステム構築者が取りえなかった別の解があるはずで我々にはこれに挑戦することで、ウエスタンのコンポーネントからシステムとして別の魅力を引き出すことも可能ではないかと思う。

ウエスタンのオリジナルのシステムを超えようとか冒涜する意図はもとよりない。もしウェンテが現代に生きていたら、どのようなシステムを開発しようとするだろうと、技術ロマンに心を躍らせる。

555コンプレッション・ドライバーを色々と聴いてみると、その完成度と技術水準の高さを超えたところに、造り手の意図を感じ取ることができるような気がする。

このドライバーは、あきらかにホーンと一体で使用することを前提に設計されている。そしてターゲットにしている音は、蓄音機が表現できる生の音楽のプレゼンスである。

蓄音機は、機械振動から直接音波を作りだしているので同じ系のなかで音を処理している。これに対し、スピーカーを使用すると機械振動、すなわち機械系から電気系に変換し、これを増幅して機械系に再変換を行っている。

一般に、系の変換を行うと、何らかの情報が失われる可能性がある。私は、プレゼンスではないかと直感している。このプレゼンスこそ、生の音の肌触りであり、そこに演奏家がいるという佇まい感であり、さらには再生装置が消え、そして演奏家さえ意識させず、ただ音楽のなかに包まれる世界への到達がある。



ストレート・ホーン

555ドライバーは、ホーンなしの状態でもフル・レンジで実に華麗に音楽を再現する。
ボーカルやピアノなどが特に素晴らしい。

3Aホーンなどで聴いてみるとその素性のよさに感動する。しかし短いホーンでは低音を補ってやらなければならない。

今回はWE594用に開発された24Aホーンを WE555 に接続してみる。

低音は、RCA1444フィールド型15インチ(38センチ)を2発使用して実験システムを組んでみる。

この24Aホーンは最終的には594Aドライバー使用するが、このストレート・ホーンに低音をマッチングさせ、15Aの世界に迫れるかを実験してみる。ウエスタンのカール・ホーンは曲げられているが、これは実用性を重視したためであり、研究所の実験では、巨大で長いストレート・ホーンが使用されていたに相違ない。そこでの研究成果をもとに、いかにストレートの状態の音を損なわず、うまく折り曲げ、また巻いて、現実的に使用可能な大きさにする苦心が行われたと推測する。


実験システムの概要

WE555は、基本的にはエッジの共振周波数が低いのでフルレンジのドライバーと考えることができる。

そのためなるべくフルレンジに近い動作をさせてやるためにネットワークのカット・オフ周波数を112Hz、6dB/octにとった。

24Aホーンのカットオフは200Hz台なので、ウーファーのクロスオーバーを高めにとり聴感上の音響エネルギーをバランスさせる方法をとる。

問題は、ドライバーとウーファーの能率の差であるが、音質を劣化させる抵抗成分は意地でも入れない。ドライバーのほうが強ければ、ウーファーをダブルにする。これで3dB差が縮じまる、足りないぶんはホーンロードをかける。ドライバー側にアッテネータを入れたレベル調整はしない。それでも合わせきれない場合は、フィールド電源の制御と出力トランスのインピーダンス・マッチングで調整する。

くどいようだが、意地でもドライバーに直列に入るハイパスのキャパシタ一発だけにする。ウーファー側も意地でも巨大空芯コイルのインダクタを一発にする。ネットワークは、プレゼンスを殺してしまうので最低限に押さえたい。



RCA1444ウーファーのマッチング

RCA1444、15インチウーファーは、RCA1443コンプレッション・ドライバーとのコンビネーションで、RCA がウエスタンに挑戦した気合の入ったコンポーネントで、その実力はWEに優るとも劣らない。(残念ながら、ドライバーのほうはWEのほうが役者が一枚半から二枚ほど上手だろうと私は推察する。)

しかし 594Aコンプレッション・ドライバーに追いつくことのでくる低音用のウーファーはざらにはない。恐らくは18インチ(46センチ)フィールド型の TA4181ウーファーを4発、ホーンロードをかけてちょうどいいくらいだろう。

594A とのコンビネーションは、ディジタル信号処理を使った別のアプローチで考えてみる。今回は、RCA1444 をダブルで使用し、部屋の音響特性も考慮してクロスオーバーを 507Hz 6dB/Oct と高めにとって重ね合わせている。音響エネルギーの調整は、1444のフィールド電源でコントロールする。このフィールド電源は、1本あたり 115Vの 200mA程度が定格であるが、質のよい乾いた低音を軽々と出すには、定格よりかなり低い電圧のところにあるようだ。

よって一本では WE555 にはバランスできないので、二本並列に使用する。各ウーファーには、独立して空芯ネットワーク・インダクタを挿入する。ネットワークに使用したキャパシターとインダクタは、RCA の 1444/1443ドライバーの劇場用の専用ネットワークで使用されていたもので、2個ずつのオイルコンと空芯コイルが鉄製の配電盤のようなボックスに収納されており、重量は優に15Kgに達するものだ。下のウーファーの口径が38センチであるから、この 24Aホーンというのがたいへんな代物であることがよくわかる。まだこの写真では、低音側にホーン・ロードがかかっていない。



プレゼンスと位相差


このシステムでは、ドライバーと低音用のウーファーの振動版の位置が、約60センチ異なっている。

この差は、かなり重要なファクターで、ドライバー側の音が2ミリ秒ほど遅れている。
人間の耳の検知限界は、実は1ミリ秒とかなりの精度をもっているので、この差は確実に音の差に反映している。この時間差はアナログの世界では制御できない。

今低音と高音をマルチ・チャンネル駆動し、DSP(ディジタル信号処理)を使ってそれぞれの時間軸を制御して、これがプレゼンスに与える影響を調べてみたいと思っている。(ちょっと説明すると、ディジタル信号処理で、遅延回路を利用し、各チャンネルの信号に時間差を設定する。ユニットの振動版の位置を自由に前後に移動させるのと等価のことが行える、意識的に位相差やエコーを作り出したり、キャンセルすることができる。)このためにSH-D1000を購入したのではあるが、DAの出来がこのクラスにマッチするレベルにないので、改造が必要だ。



幻の7日間


2004年1月15日から21日までの7日間は、忘れることができない。

追い込み途中で、すごい音の世界が出現してしたのである。
RCA1444 のエージングとフィールド電源の調整がどツボにはまった。

調整途中で、まだ音は濁っており、分解能も出ていない、コーラスの分離が悪い。しかし只ひとつ、今までのどこでも体験したことのないプレゼンスが現出したのである。

二階で再生しているのだが、我が家は三階建てなのだが、どの部屋で聴いても同じ音量で、音楽が壁を貫通して浸透していくのである。まるでニュートリノのようである。

レコードに入っている音と実在の音との識別がつかない。

だれかがそこにいるのかと回りを見回すと、実はそれがライブ録音の聴衆の囁き声だったり、物音がしたと思うとそれがレコードに入っていた音であったり、何より凄まじいのは、スピーカーを隣室から聴くと、もうそこにホロヴィッツが、ビル・エバンスが、パハマンが、マルが居て、ピアノを弾いているのである。

もう倒錯の世界である。1月19日は、仕事もせずに朝から晩まで聴きとおした。

友人にメイルしたら、浜松から飛んできた。
当人もたいへんな識者で経験も豊富な音響の専門家だが、絶賛ものだった。

すべてのジャンルにわたって、ヴォーカルも弦もすばらしいが、特にピアノは空前絶後であった。空気感が出ている。人の気配があり、そこに佇んでいるのである。


絶望の22日

しかし良いことは続かない。運命の日はやってきた。

2004年1月22日夕方、いいかげんな仮組み状態の RCA1444 のフィールド電源をまともに作り直したとたん、プレゼンスが消失してしまった。

あの音が再現しないのである。
はじめのうちは、軽く考えて、また明日やってみようとその日は休んだ。
しかしその後まる一ヶ月格闘したのだが、ついにその世界は帰ってこなかった。
元のとおりにしても再現しないのである。

1444のエージング過程のある状態とフィールド電源、あらゆうる状況が、偶然にバランスしたのだろう。

WE555と1444の速さが合った瞬間、15Aホーンの世界にワープしたのだろうか。

私の友人もこのような状態に出遭うことがあり、そのときは、周囲のオーディオ・ファイルを呼び集める。いつ再現するか知れない世界だからだ。

オーロラか流星群かはたまた蜃気楼か、科学と芸術と夢幻の世界が精妙に交錯するオーディオの世界の魅力である。
http://mikami.a.la9.jp/audio/expr2023/expr2023.htm





http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c10

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
11. 中川隆[7553] koaQ7Jey 2017年4月06日 11:29:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8038]

35年僕は Vitavox CN-191 システムで音楽を聴いた。

オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。

ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードを Vitavox CN-191 で聴いた。

紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191 ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

Vitavox CN-191 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitavox+CN-191

Vitavox Hifi
http://www.vitavoxhifi.co.uk/main.php

オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html


今井商事

クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーン、著名な劇場・ホールで使用された大型純業務用スピーカー“BASS BIN”。これら往年の銘器を送り出したメーカーとして、多くの方に知られる“VITAVOX”ブランドを、弊社より日本のオーディオファイルの皆様へ再びお届け出来ることになりました。


御存じの通り、1932年ウェストモーランドで創業した“VITAVOX”は、そのプロダクトの実力をもって、スタジオ、放送局、劇場向のプロ用スピーカーの分野で確固たる信頼と高い評価を受ける事になります。その信頼と評価は現在でも語り継がれており、ヴィンテージオーディオマニアの中には、“VITAVOX”のエンスージアストが多く存在しています。


今回御紹介する製品は、15インチコーンドライバーや、高域用ドライバー及びホーンを中心とした、新開発のユニット類を軸に商品展開させて頂きます。具体的な製品情報は、以下をご参照ください。


なお、“VITAVOX”製品については、すべて完全オーダー制にてお取扱いさせて頂きます。製品の価格、納期、入手方法等は、弊社VITAVOX製品担当までお問い合わせください。
http://www.imaico.co.jp/


Vitavox CN-191 CLASSIC “Corner Horn”

▽価格及び納期、ご購入方法、その他につきましては、弊社VITAVOX製品担当まで直接お問い合わせください

▽完全オーダー制の商品につき、御回答にお時間を頂戴する場合がございます
http://www.imaico.co.jp/vitavox/

VITAVOX CN−191で鳴らす喫茶「フィガロ」
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。


  今まで沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶、ヴィンテージショップやマニア宅で色んなシステムを聴かせて頂きました、

遠い昔京都の「ヤマトヤ」で聴いた VITAVOX の CN-191 コーナーホーンまた東京は吉祥寺にもありますクラシック専門の音楽喫茶「バロック」でもこの CN−191 コーナーホーンを聴きましたが本来の VITAVOX サウンドとは程遠く中々このスピーカーを上手く鳴らすのは難しい、

真空管アンプなら何でもなると思ったら大違い、このスピーカーはアンプを選びトランス、球まで選ぶ大変気難しいスピーカーシステムだ、

店内の全体の様子
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スピーカーはヴァイタボックスCN−191コーナーホーンが左右に鎮座しています。ヴァイタの横にあるのが珍しいRCAの電蓄で1930年代
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男の隠れ家「ミュージックカフェ・フィガロ」

 中部地方にも沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶がありますが今回ご紹介する音楽喫茶「ミュージックカフェ・フィガロ」はオーナー自らオーディオマニアでもありレコードマニアでレコードは3000枚所有とのこと、

また此処のオーナーで夏目店主は音楽も好きでオーディオも大好きな気さくな店主ですから是非行かれてオーディオ談義、音楽談義をされることをお薦めしたい。


 

ここのシステムは凄い

 メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

以前のコラムでご紹介したジャズ喫茶 DAYS もヴァイタボックスのコーナーホーンでしたが同じヴァイタでもこんなにも違うサウンドでフィガロは特にクラシックがメインですがお客様のご要望で歌謡曲ありジャズあり勿論自慢のアナログレコード及びCDを持ち込んで聴かせてくれます。


プリアンプはマッキントッシュ20とマランツ#7を使っている。
モノラルはマッキントッシュでステレオが#7を使い分けている。
下側にマランツ#9が2台あります。
https://www.facebook.com/442145122649162/photos/pb.442145122649162.-2207520000.1475212762./442156832647991/?type=3&theater

プレーヤーはガラードの301が2台でモノラル用とステレオ用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_05.jpg


フィガロのシステム

 メインシステムはヴァイタボックス 191コーナーホーンですがこの隣に設置してある1930年代の HMV蓄音機と同じ1930年代のRCAの電蓄、

 プレーヤーはガラードの301が2台、モノラル用はSMEのアームにオルトフォンのモノラルカートリッジとオルトフォンのアームに同じオルトフォンのSPU−Aが実装されている。

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは夏目マスターは秘密と云っていましたが私が見たところ一般のアナログマニアでは聴けない WE製○○○○を使って昇圧しているがこのようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

フィガロのサウンド

私が訪問した時ヴァイタボックスからシゲティのバッハ無伴奏が流れていました、一聴してこのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、

またこのお店の雰囲気がヴィンテージシステムにピッタリで壁には色んなアナログレコードのジャケットが並べられている。

トータルで考えるとマランツ#7と#9の実力が発揮されているようだ、

ヴァイタボックスのサウンドこそ英国を代表するサウンド、

タンノイが英国サウンドと云われるが本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

私の所有しているヴァイタボックス DU−120 と比較しますと低域の量感は38センチのウーファを使っているためスケール感には差が出るが家庭で使うには30cmの DU−120 で十分である。

ウェスタンエレクトリックの 555 ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だがヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組む HMV 蓄音機に近い独特な響きは素晴らしい、

次に聴かせて頂いたのは英国の 1930のHMV蓄音機、

レコード盤はすべてSP盤であるがこの音は電気臭くなく先ほど聴かせて頂いたヴァイタボックスによく似たサウンドで蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。

このようなサウンドを聴かされると現代のハイエンドオーディオは歪み感のない綺麗なサウンドだが必ず飽きが来るはずだ、

特に現代のハイエンドは上も下も伸ばしたため中域が薄くなりがちで不自然に思う、

HMV 蓄音機を聴かせて頂いた後は1930年代の RCA の電蓄だ、

また特に良かったのは美空ひばりの子供の頃のSPレコードでこの歌声を聴くとタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。

是非仲間やご夫婦で訪問してください。店内は広いですから時間をかけてヴァイタボックスサウンドや HMV蓄音機の音楽性豊かなサウンドを満喫できます。

フィガロは日本でもトップクラスのサウンドを聴かせてくれますからY下のブログを読んだと云っていただければすぐに打ち解けると思います。

それとここで飲むコーヒーは美味しいですよ、
カウンター越しに夏目マスターとオーディオの話も良し、音楽の話も良し、ゴルフの話も良し、


またフィガロから車で10分ぐらいの所に本山の交差点を北に行きますとジャズ喫茶 DAYSもあります。

同じヴァイタボックスでも音の系統は違います。
二つのヴァイタボックスが聴けますからこちらも訪問すると面白いかも

あとがき

 今回はミュージックカフェフィガロをご紹介しましたが、今まで色んなシステムをマニア宅、ジャズ喫茶などで聴かせて頂きましたが、マニアなら一度は聴きに行くべきです。

マランツ#7とマランツ#9の組み合わせは極上でまったくもって不満は感じないがメインアンプは西部電気の300Bより英国製の直熱3極管を使って良質のアンプで鳴らしたらより英国サウンドが満喫できるように思える。

勿論出力トランスはパートリッジならグットだ、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html


詳細は

名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c11

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
12. 中川隆[7554] koaQ7Jey 2017年4月06日 12:30:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8039]

趣味の極道
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/index/
http://www.gokudo.co.jp/index2.htm



横須賀に三上さんと言うオーディオマニアがいます。

私も相当な病人ですが、この方も相当な病気です。

某オーディオ雑誌の対談で私と三上さんが話すと言う事になって、ご自宅に行って来ました。

私と違って三上さんはお持ちのスピーカーを全部鳴らされているそうです。倉庫に入れてお蔵入りさせている私より偉いと言うか、凄いと言うか、立派です。甲斐性があるのですね。

聴かせて頂いたのは、WEの555系とJBLのハーツ・フィールド、C31、4350改造、ランシング・シャラーホーン、ロンドンウエストレックス等です。


素晴らしい音でした。

ちなみに私のシステムは

居間 JBLパラゴン初期

オーディオルームはJBLハーツ・フィールド、WE594&4181、タンノイコーナーヨーク モニターゴールド

かがり火ではメトロゴン、WE16A、ローサー、クオード

別荘ではアルテック830(802C&803Cダブル)です。
https://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/201003210000/


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第28回 オーディオのパラレルワールド
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028.html


 今回はオーディオのパラレルワールドになります。テレビで大人気であったドラマ「仁」の中で南方医師が江戸にタイムスリップして現代に戻って来た時にパラレルワールドと云うセリフが出てきました、パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。

オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。


 私が聴いた限り上手く鳴らされていたウェスタンエレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、

では私が体験したもう一つのパラレルワールドの音の世界をご紹介します。


 

ウェスタン13B 隣りにあるのはウェスタンの25Aホーンシステム
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-001.jpg
 

ウェスタン15Bシステムと25Aホーンシステム
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-002.jpg
 

正面に設置してあるのが有名なシーメンスオイロダインシステム、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-003.jpg

このサウンドもWEやロンドンウェスタンとは少し系統が違うが見事なサウンドを聴かせて頂いた、


三上先生宅のウェスタン15Bサウンド

 今迄沢山のウェスタンシステムを拝聴させて頂きましたがすべてウェスタンだから良い音とは云えない酷い音も沢山ありますが三上先生宅で聴くウェスタンのシステムは石川県小松市にお住まいの中さんと双璧のお見事としか云いようの無いパラレルワールドの音がしている。

勿論スピーカーだけでこのようなサウンドが出るのではない、15Bを鳴らすアンプはWE−300BPPウェスタンの86Bのオリジナルと昇圧トランスは618Bがこの音作りに寄与しているのは云うまでも無い、

 私は人様のシステムの音を褒めるタイプではないが三上先生宅で聴かせて頂いたチェロの響きと音色は実態感を伴った電気臭くなく木の香りが漂う素晴らしいの一言に尽きる、このサウンドをじっくり聴くと低域がどうだとか高域がどうだとか講釈を垂れる音ではない、また大型のホーンシステムなのに音像は大きくならずホーン臭さも無い、最近のテカテカした派手な喧しいサウンドとは違いこれぞ大人のサウンドと云える。多分低域用のユニットがエルタスの4181を使用しているからこそこのようなバランスの取れたサウンドになるのではないか、

 ウェスタンを上手く鳴らすにはやはり4181を使わないとその良さが出てこないのではないだろうか、このウェスタンを試聴すると現代のサウンドは電気臭い音が蔓延していて何となく人工サウンドに聞こえてくる。

 三上先生宅へは沢山のオーディオ評論家が訪れたり雑誌の取材で紹介されたりもしているがこの音作りこそ三上先生のご自身の「自分の音」と思うがただ高価な機器を接続しただけではこのような音にはならない、暗中模索で大変苦労をされたのではないだろうか、
 
 

正面に鎮座しているWE−15Bホーン
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-004.jpg

で聴くチェロは現代のサウンドとは全く異なるこれこそパラレルワールドのサウンドであった、


ウェスタン25Aホーン+4181スピーカー

 二つ目のウェスタンは25Aホーンシステムで低域用は4181になります。先程の15Bとは多少音が異なるのがわかる。音は勿論ウェスタンサウンドであるが音の抜けを比較すると好みとしては15Bのが好きかも、このホーンシステムは福井県の万月氏や石川県小松市の中さん宅でいつも聴いていますからそれ程ビックリしないがパラレルワールドのAの世界の音しか知らないマニアが聴けばおそらく言葉が出なく度肝を抜かれびっくりするだろう、25Aホーンを聴くと大変浸透力のある心地よいサウンドだ、

 特に素晴らしかったのは女性ボーカルの歌声が目の前で歌っているような錯覚に捉われた、この25Aの音は小松の中さんと良い音での双璧であるがこのシステムも低域用の4181が寄与している、

 贅沢な注文であるが私の好みからすると後ほど聴かせて頂いたロンドンウェスタンが好みに合うのとこのようなシステムは一般家庭では置けないのが残念だがこの25Aのサウンドもパラレルワールドの音である。


 
タンノイブラック

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。

 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるがこの音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば私の云っていることが理解できると思う、

 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うがユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、
 
 

手前に見えるのがタンノイのモニターブラック
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-005.jpg


で後方のシステムは珍しいテレフンケンの085aモニタースピーカーでこのシステムは私も始めて見るシステムで音質、音色はカチッと締まった大変心地よいサウンドであった、
 

 

タンノイブラックのボックス内部の写真
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-006.jpg


でユニット自体も大変状態の良いもので強力なアルニコマグネットを採用した初代ディアルコンセットリックスピーカーになる。タンノイファンなら一度は聴く価値はある。


 

家庭用のシステムに収めたロンドンウェスタン2080A、2090Aの2Wayシステム
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-007.jpg

でこの音を聴くと米国ウェスタンとはベクトルが若干異なるが貴賓と渋さがプラスされた品位の高い音である。音質は一言で云うならば巷でよく耳にする枯れたサウンドとはこの音である。
 

 

ロンドンウェスタンの2080A、2090Aボックス内部の写真でスピーカーは強力なアルニコマグネットが使われている。ボックス内部と可愛いワンちゃんのツーショット写真
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/28-008.jpg


ロンドンウェスタン2080A、2090A

 最後に拝聴させて頂いたのは幻のスピーカーシステムでロンドンウェスタンだ、私が持参したいつもリファレンスで聴いているビバルディのヴァイオリンソナタのレコードが果たして私のシステムの音とどう違うのか本家の音とはどのような音なのだろうか、不安と期待が入り混じっていたのは間違いない、

 自分のシステムと比較した場合まったく異質な音であれば私のユニットはニセモノになってしまうか上手く鳴らせない力量不足になってしまう、

 早速聴かせて頂くと先程聴いたウェスタンの音とは多少音色も異なるのとスケール感も違う、目を瞑ってビバルディのヴァイオリンソナタをじっくりと聴くと音質、音色が同じイメージに重なり自分の家で聴いているような錯覚を覚えた、このロンドンウェスタンの音は言葉では云えない一種独特のサウンドで現代の一般的なHiFiサウンドとは異なりこれこそパラレルワールドの音だ、

 ヴァイオリンの響きは電気臭くない木の香りすら漂ってくるのがわかる。オーディオを追求していくと最後はこの音に魅了されるのは私だけではないはず、

    このロンドンウェスタンのサウンドを聴くと現代のHiFiサウンドは申し訳ないが長く聴いていると時間の経過と共につまらなくなり飽きが来てしまうがロンドンウェスタン系はオーディオマニア、音楽マニアを引き付ける魅力たっぷりのスピーカーと云えよう、ただこのような音を出すには相当レベルの高いアンプと高度なテクニックと肥えた耳を持っていないと上手く鳴らないのではないか、
 

三上先生に想う

 今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くとオーディオ観も音楽観も変わるような気がする。私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、

 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。

 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、

 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。

 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。
 


あとがき

 三上先生宅で特に良かったのは可愛い3匹のワンちゃんが私になつき傍で音楽を聴きながら居眠りをしていたのが音よりも印象に残りました、ワンちゃんも良い音はわかるんですね、

 今回はオーディオのパラレルワールドを題材にしましたが皆さんも是非このパラレルワールドのサウンドを体験されると面白い、

 ヴィンテージショップなどでウェスタンやその他ヴィンテージスピーカーを鳴らして店主は能書きばかりでまともに良い音で鳴っていないのが多いのとすべてヴィンテージスピーカーだからパラレルワールドのサウンドと思ったら大間違いである。やはりマニア宅で上手く鳴らされているのを聴くのがベスト、「百聞は一聴にしかず!」

 確かにオーディオは進歩しているが最終的に判断するのは聴く人の感性と鳴らし方ではなかろうか、またパラレルワールドのサウンドは装置を忘れてじっくりと音楽が聴ける。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028.html


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第27回 ロンドンウェスタンの試聴
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027.html

 今回は幻のスピーカーと云われるロンドンウェスタンを題材に取り上げます。  


ロンドンウェスタン

 米国がウェスタンエレクトリックなら英国はロンドンウェストレックス、ドイツはクラングフィルムになります。

一口に云ってロンドンウェストレックス(ロンドンウェスタン)はアメリカのウェスタンエレクトリックとは多少異なります。

初期のロンドンウェスタンはアメリカ本国よりシステムを持ちこんでスタートでしたが英国の国策として海外からの輸入に制限を設けたためこのシアターシステムも対象になりロンドンウェスタンのシステムは自国での設計生産になったと思われる。
 

私が聴いた三上先生のロンドンウェスタンオリジナル
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/27-001.jpg

ロンドンウェスタン直系スピーカー

 初期のロンドンウェスタンは多分米国ウェスタンの改良型を使用したシステムでしたが私の憶測と情報ではその後ウェスタンエレクトリックからのシステムの供給はやめてイギリス本国での製品開発が行われたと推測されます。英国はアメリカと違って大変保守的なお国柄で海外から輸入するよりも自国で開発して販売する方法を取っていた、

 日本や米国と違ってロンドンウェスタンの立ち上げに当たってイギリス国内のスピーカーメーカーの第一線級のエンジニアが集まってロンドンウェスタンをスタートさせたと思われる。当時のスピーカーメーカーと云えばシアター専門のヴァイタボックス、民生用のグッドマン、ローラ、タンノイ、パルメコ等メーカーのエンジニアが共同開発に当たったのではないだろうか、この辺が米国のメーカーや日本のメーカーとは事情が異なる。

 開発終了に伴い英国本土のすべてのシアターに供給するには生産量が問題になってくる。当時はヴァイタボックス社やタンノイ社では絶対数の生産ラインの供給システムがまだ確立されていなかった、

 当時のスピーカーメーカーではグッドマン社が大掛かりな生産ラインを有していたから多分ユニットはグッドマン社が中心となって製造していたのではないだろうか、

 当時の技術集団が開発した初期モデル(1950年代)のスピーカーユニットはすべてロンドンウェスタン直系のスピーカーになるので音質音色は同じである。またロンドンウェスタンのシステムには低域用にグッドマン、高域用はタンノイ、ケリー、ヴァイタボックスなどでの組み合わせによる混成システムが多かったのでは、

 実際ロンドンウェスタンの2080,2090Aのシステムとパルメコ、私が所有しているユニット等は音質や音色は良く似ており私が聴かさせて頂いた三上先生宅のロンドンウェスタンと瓜二つの音に安堵感を覚えた、

 また米国のウェスタンエレクトリックはすべて業務用でしか販売されなかったがロンドンウェスタンは家庭用のシステムも販売されていたがほとんど日本には入って来なかったからロンドンウェスタンを含めてロンドンウェスタン直系のスピーカーは幻のユニットと云える。

 ロンドンウェスタンのスピーカーのサウンドは皆さんご存知のアルテック、JBL、タンノイ等のスピーカーと比較してまったく異なる音質、音色を持っているのがロンドンウェスタンの特徴でもある。私も沢山の英国ヴィンテージユニットを聴いてきたが今回手に入れたロンドンウェスタン直系のユニットはこれらの音とは違っていた、

 ロンドンウェスタンのパルメコは初代BBC放送局のモニタースピーカーに採用されていたが有名なアルテックの604Eと外観的に非常によく似ているが音質音色は全く違う、パルメコはもっと浸透力があり音味は大変美味しいエレガントな音ですがアルテックの604Eは残念ながら上手く調教された音を一度も聴いた経験がありませんので比較するのは無理かも知れません。

 またアルテックやJBLなどアメリカのスピーカーはジャズ向きと云われているがスピーカー開発者にとってこれはジャズ向きこれはクラシック向きとして設計はしていないはずですからやはり鳴らし方に問題がありそう、私の個人的な意見としてジャズが鳴ればクラシックも必ず鳴るはず、クラシックが上手く鳴らないのならジャズも鳴らない、ジャズが本当に上手く鳴れば大人のジャズサウンドになるはずだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c12

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
60. 中川隆[7555] koaQ7Jey 2017年4月06日 13:54:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8040]

偽ニュースと偽TV専門家に苦しめられているアメリカ
Wayne MADSEN 2017年4月3日 Strategic Culture Foundation
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/tv-0b0e.html

最近、アメリカ上院情報特別委員会が、一部、ロシアが2016年選挙中にアメリカ合州国に対する大規模な“偽ニュース”キャンペーンを始めたという非難に向けた聴聞会を行った。代替の外国ニュース情報源が、アメリカ国民に人気があるのは、ロサンゼルスとニューヨークに本社を構える“娯楽情報”産業が、膨大な量の“まやかしニュース”をアメリカで、24時間、7日間たれ流して、アメリカのニュース視聴者を“白痴化”した後の現象であることを指摘する必要がある。

ロシア・トゥディ(RT)、中国のCCTV、アル・ジャジーラ、中南米のテレスールや、イランのPress TVが、アメリカ合州国に登場するやいなや、環境に適応できないハリウッド・スター連中に関するすっきりなしの子供だましではなく、本当のニュースを報道することで、彼らはあっと言う間に人気を得た。2001年9月11日のテロ攻撃以降、多くのアメリカ人は、外国ニュースが、ペンタゴン、中央情報局(CIA)や外交問題評議会のレンズを通して浄化されているのにうんざりしていたのだ。

多くのアメリカ人が、テレビを、RTやアル・ジャジーラや他の国際衛星ニュース・ネットワークに切り替え始めるやいなや、ニュースを装ったプロパガンダを行うのになじみがある当時の国務長官ヒラリー・クリントンなどのアメリカ政治家や、マスコミ内の連中の傀儡連中がアメリカ人を狙った“外国プロパガンダ”に文句を言いはじめた。アメリカ諜報機関のニュース操作者連中から見れば、“外国プロパガンダ”という表現は、“ラテン語の“プロパガンダ”という言葉は、アメリカの奥地に住む白痴化されたアメリカ人が理解するには難しすぎるので、現在は偽ニュース”に変更されている。

ロシアとトランプ政権を一挙に悪者扱いするため、CIAと国家安全保障局は、何人かの元職員に、テレビ、ラジオやツィッターにうってでて、ロシア政府とのつながりとされるものと、2016年選挙運動中、ロシアが指揮する“偽ニュース”アラシやボットに頼っていたかどで、トランプをこき下ろすのを認めている。CIA、NSA、国家安全保障会議や他のアメリカ諜報機関が、元職員や退職者にマスコミへの出演を奨励しているのは、アメリカ諜報界の狙いを推進するためだ。CIAの現場工作員はウソをつくように訓練されているのだ。ところが、ロシア、トランプ、外国ロビイストや他の“悪魔連中”についてわめき散らす、こうした偽プロパガンダ流布者を出演させれば満足のアメリカ・マスコミは、この事実を無視している。

MS-NBCが、アメリカ海軍在職中の最高職位が上級上等兵曹だった人物を“アメリカの諜報専門家”としているのは最大の欺瞞だ。この人物はあらゆる諜報情報にアクセスできていたかのように振る舞っているが、NSAのアラビア語専門家としての現役軍務でも許可されていなかったはずだ。下士官兵で、将校ではない上級上等兵曹も、少なくともMS-NBCプロデューサーにとって、二つ星や三つ星将官と比肩するものだったのだ。これは商業マスコミで、軍や諜報分野におけるわずかな経験を持った人々がどれだけ不足しているかの一例に過ぎない。

CNNが雇っている別の諜報“専門家”は、2001年初め、CIA湾岸問題局からジョージ・W・ブッシュの国家安全保障会議に転任させられていた。ところがトランプ ホワイト・ハウスに対する“ロシアの影響力”を激しく非難して胸を叩いている“専門家”は、サウジアラビアや湾岸諸国の金が、2001年初めと中頃、後に9/11攻撃をすることとなったアルカイダ・テロリスト集団への資金提供に使われていたことを確かめることができなかった。

フォックス・ニューズは、CIA後の自慢できることは、ニューヨークを本拠とするホスト、ドン・アイマスやグレッグ・“オピー”ヒューズやアンソニー・カミア (“オピー & アンソニー”)などの“過激発言をする”ラジオディスクジョッキー番組出演だという元CIA作戦職員“専門家”を起用している。この元CIA職員は、トランプの“ロシア問題”を、すべて元国家安全保障顧問マイケル・フリンになすりつける主要な発言者で、フリン最大の“犯罪”は、以前のロビーイング関係に関して、マイク・ペンス副大統領に正直に言わなかったことだと主張している。こうした偽情報流布の専門家者の念頭にあるのは、ペンスのような元インディアナ州ラジオ・トークショーの不気味なホストにウソをつくのは“犯罪”と同類だということだけかも知れない。

マイケル・モレル代理CIA長官や、ジョン・マクラフリンやマイケル・ヘイデンCIA・NSA長官や、CIA総合弁護士ジョン・リゾを含む元アメリカ諜報機関高官連中は、テレビに進んで出演し、トランプや彼の幹部を、ロシアとの接触で嘲笑している。これは、アメリカ
諜報権力過去にはなかった政治問題化の新たな高まりを示している。トランプ ホワイト・ハウスに対する厳しい報復を呼びかける連中の出演を進んで受け入れるあらゆるテレビ局に押し寄せることで、こうした諜報機関の陰の権力構造メンバー連中は、アメリカ政権に対する“陰の政府”の陰謀という主張を産み出しているのだ。

これらやらせ諜報専門家の口から語られる“ロシア”、“中国”、“ロシア銀行”やトランプ ホワイト・ハウスの脅威にまつわる延々と続く呼吸亢進は、CIA、NSA、国家情報長官事務所や、アメリカ・サイバー軍内部の情報工作組織が指揮しているものだ。これら専門家に、CIA、NSAや他の機関に“買収されている”議員連中が加わったプロパガンダに過ぎない。この連中には下院情報特別委員会筆頭理事アダム・シフ下院議員、上院情報特別委員会院長のリチャード・バー上院議員、上院情報特別委員会有力メンバーのマーク・ウォーナー上院議員、アリゾナ州のジョン・マケイン上院議員、サウスカロライナ州のリンジー・グラハム上院議員、カリフォルニア州のダイアン・ファインスタイン上院議員やオレゴン州のロン・ワイデン上院議員などがいる。

60年以上のCIAの歴史は、CIA偽情報・プロパガンダ工作を推進するよう仕組まれたニュース操作の例に満ちていることからして、CIAが突然“偽ニュース”を懸念するように改宗したのはお笑い種だ。CIAのモッキンバード作戦は、偽情報を広めるため、主要アメリカ新聞、放送局や雑誌出版社内に、CIA諜報機関の出先を作り出すことが狙いだった。そうすることで、この機関が、イラン、グアテマラ、シリア、英領ギアナ、イラク、ラオス、トーゴ、南ベトナム、ブラジル、ボリビア、インドネシア、ドミニカ共和国、ガーナ、カンボジア、チリ、オーストラリア、チャド、スリナム、グレナダ、フィジー、ブルキナファソ、パナマ、ガンビア、ルワンダ、ハイチ、ネパール、タイ、ホンジュラス、パラグアイ、リビアやウクライナの政府を転覆させてきたのを隠蔽するため、CIAは偽ニュース記事を作り出した。ジョン・F・ケネディ大統領に対する1963年クーデターも、このリストに加えることが可能だ、ケネディ暗殺を共謀した連中の一部が関与した1972年ウォーターゲート作戦は最終的にリチャード・ニクソン大統領を退陣させるよう仕組まれていた。

アメリカの諜報社会は、アメリカ合州国で、もう一つのマッカーシー時代を画策しているのだ。1955年に、反共産主義運動家ロバート・ストラウスツ・ヒュープが設立した、CIAとつながっている海外政策調査研究所で現在働いている、新たに作り出された“サイバー・セキュリティー専門家”元であるFBI職員クリント・ワッツは、2016年選挙におけるロシアの“干渉”に関する最近の上院情報特別委員会聴聞会で最重要証人だった。ジョセフ・マッカーシー上院議員やストラウスツ・ヒュープの1950年代の反ロシア・プロパガンダをオウム返しにして、ワッツはこう主張した。“2015年末から2016年頭まで、ロシアの影響を受けた体制が、大統領選挙結果に影響を与えようとして、話題やメッセージを押し出し始めた . . . ロシアによる公然のマスコミ言論と、非公然のアラシは、クレムリンに対する敵対的見解を持った政界内両派の競争相手を脇に追いやることを狙っていた”。

ワッツは、上院情報特別委員会メンバーのマルコ・ルビオ上院議員に、ルビオもそうした標的の一つだったと言った。ワッツは、マイアミ男娼としてのルビオのいかがわしい過去や、彼とマイアミのオンライン・ゲイ・ポルノ写真商売人とのつながりは全てロシアの“あらし屋”による産物だと全国に信じさせようとしたのだ。だが、ルビオの汚点は、上院議員の自業自得で、“ロシア”や他の外国のせいにできるものではない。1963年夏、彼のキューバ人の父親が、ニューオリンズで、リー・ハーヴェイ・オズワルドと一緒に活動していたことに関して、決して率直とは言えないテキサス州選出のテッド・クルス上院議員にも同じことが言える。

要するに、トランプとロシア“偽ニュース”に関する議会調査と、商業マスコミによる過剰宣伝報道など、すべてたわごとだ。偽ニュースで、何か教訓を得たいのであれば、CIAや、モッキンバード作戦や、この機関の“壮大なワーリッツァー”プロパガンダが、たわ言を言って、しっぽを振るマスコミに与えていた歴史を何かお読み頂きたい。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2017/04/03/america-plagued-with-fake-news-and-fake-tv-experts.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c60

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
62. 中川隆[7556] koaQ7Jey 2017年4月06日 13:55:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8041]

偽ニュースと偽TV専門家に苦しめられているアメリカ
Wayne MADSEN 2017年4月3日 Strategic Culture Foundation
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/tv-0b0e.html
最近、アメリカ上院情報特別委員会が、一部、ロシアが2016年選挙中にアメリカ合州国に対する大規模な“偽ニュース”キャンペーンを始めたという非難に向けた聴聞会を行った。代替の外国ニュース情報源が、アメリカ国民に人気があるのは、ロサンゼルスとニューヨークに本社を構える“娯楽情報”産業が、膨大な量の“まやかしニュース”をアメリカで、24時間、7日間たれ流して、アメリカのニュース視聴者を“白痴化”した後の現象であることを指摘する必要がある。

ロシア・トゥディ(RT)、中国のCCTV、アル・ジャジーラ、中南米のテレスールや、イランのPress TVが、アメリカ合州国に登場するやいなや、環境に適応できないハリウッド・スター連中に関するすっきりなしの子供だましではなく、本当のニュースを報道することで、彼らはあっと言う間に人気を得た。2001年9月11日のテロ攻撃以降、多くのアメリカ人は、外国ニュースが、ペンタゴン、中央情報局(CIA)や外交問題評議会のレンズを通して浄化されているのにうんざりしていたのだ。

多くのアメリカ人が、テレビを、RTやアル・ジャジーラや他の国際衛星ニュース・ネットワークに切り替え始めるやいなや、ニュースを装ったプロパガンダを行うのになじみがある当時の国務長官ヒラリー・クリントンなどのアメリカ政治家や、マスコミ内の連中の傀儡連中がアメリカ人を狙った“外国プロパガンダ”に文句を言いはじめた。アメリカ諜報機関のニュース操作者連中から見れば、“外国プロパガンダ”という表現は、“ラテン語の“プロパガンダ”という言葉は、アメリカの奥地に住む白痴化されたアメリカ人が理解するには難しすぎるので、現在は偽ニュース”に変更されている。

ロシアとトランプ政権を一挙に悪者扱いするため、CIAと国家安全保障局は、何人かの元職員に、テレビ、ラジオやツィッターにうってでて、ロシア政府とのつながりとされるものと、2016年選挙運動中、ロシアが指揮する“偽ニュース”アラシやボットに頼っていたかどで、トランプをこき下ろすのを認めている。CIA、NSA、国家安全保障会議や他のアメリカ諜報機関が、元職員や退職者にマスコミへの出演を奨励しているのは、アメリカ諜報界の狙いを推進するためだ。CIAの現場工作員はウソをつくように訓練されているのだ。ところが、ロシア、トランプ、外国ロビイストや他の“悪魔連中”についてわめき散らす、こうした偽プロパガンダ流布者を出演させれば満足のアメリカ・マスコミは、この事実を無視している。

MS-NBCが、アメリカ海軍在職中の最高職位が上級上等兵曹だった人物を“アメリカの諜報専門家”としているのは最大の欺瞞だ。この人物はあらゆる諜報情報にアクセスできていたかのように振る舞っているが、NSAのアラビア語専門家としての現役軍務でも許可されていなかったはずだ。下士官兵で、将校ではない上級上等兵曹も、少なくともMS-NBCプロデューサーにとって、二つ星や三つ星将官と比肩するものだったのだ。これは商業マスコミで、軍や諜報分野におけるわずかな経験を持った人々がどれだけ不足しているかの一例に過ぎない。

CNNが雇っている別の諜報“専門家”は、2001年初め、CIA湾岸問題局からジョージ・W・ブッシュの国家安全保障会議に転任させられていた。ところがトランプ ホワイト・ハウスに対する“ロシアの影響力”を激しく非難して胸を叩いている“専門家”は、サウジアラビアや湾岸諸国の金が、2001年初めと中頃、後に9/11攻撃をすることとなったアルカイダ・テロリスト集団への資金提供に使われていたことを確かめることができなかった。

フォックス・ニューズは、CIA後の自慢できることは、ニューヨークを本拠とするホスト、ドン・アイマスやグレッグ・“オピー”ヒューズやアンソニー・カミア (“オピー & アンソニー”)などの“過激発言をする”ラジオディスクジョッキー番組出演だという元CIA作戦職員“専門家”を起用している。この元CIA職員は、トランプの“ロシア問題”を、すべて元国家安全保障顧問マイケル・フリンになすりつける主要な発言者で、フリン最大の“犯罪”は、以前のロビーイング関係に関して、マイク・ペンス副大統領に正直に言わなかったことだと主張している。こうした偽情報流布の専門家者の念頭にあるのは、ペンスのような元インディアナ州ラジオ・トークショーの不気味なホストにウソをつくのは“犯罪”と同類だということだけかも知れない。

マイケル・モレル代理CIA長官や、ジョン・マクラフリンやマイケル・ヘイデンCIA・NSA長官や、CIA総合弁護士ジョン・リゾを含む元アメリカ諜報機関高官連中は、テレビに進んで出演し、トランプや彼の幹部を、ロシアとの接触で嘲笑している。これは、アメリカ
諜報権力過去にはなかった政治問題化の新たな高まりを示している。トランプ ホワイト・ハウスに対する厳しい報復を呼びかける連中の出演を進んで受け入れるあらゆるテレビ局に押し寄せることで、こうした諜報機関の陰の権力構造メンバー連中は、アメリカ政権に対する“陰の政府”の陰謀という主張を産み出しているのだ。

これらやらせ諜報専門家の口から語られる“ロシア”、“中国”、“ロシア銀行”やトランプ ホワイト・ハウスの脅威にまつわる延々と続く呼吸亢進は、CIA、NSA、国家情報長官事務所や、アメリカ・サイバー軍内部の情報工作組織が指揮しているものだ。これら専門家に、CIA、NSAや他の機関に“買収されている”議員連中が加わったプロパガンダに過ぎない。この連中には下院情報特別委員会筆頭理事アダム・シフ下院議員、上院情報特別委員会院長のリチャード・バー上院議員、上院情報特別委員会有力メンバーのマーク・ウォーナー上院議員、アリゾナ州のジョン・マケイン上院議員、サウスカロライナ州のリンジー・グラハム上院議員、カリフォルニア州のダイアン・ファインスタイン上院議員やオレゴン州のロン・ワイデン上院議員などがいる。

60年以上のCIAの歴史は、CIA偽情報・プロパガンダ工作を推進するよう仕組まれたニュース操作の例に満ちていることからして、CIAが突然“偽ニュース”を懸念するように改宗したのはお笑い種だ。CIAのモッキンバード作戦は、偽情報を広めるため、主要アメリカ新聞、放送局や雑誌出版社内に、CIA諜報機関の出先を作り出すことが狙いだった。そうすることで、この機関が、イラン、グアテマラ、シリア、英領ギアナ、イラク、ラオス、トーゴ、南ベトナム、ブラジル、ボリビア、インドネシア、ドミニカ共和国、ガーナ、カンボジア、チリ、オーストラリア、チャド、スリナム、グレナダ、フィジー、ブルキナファソ、パナマ、ガンビア、ルワンダ、ハイチ、ネパール、タイ、ホンジュラス、パラグアイ、リビアやウクライナの政府を転覆させてきたのを隠蔽するため、CIAは偽ニュース記事を作り出した。ジョン・F・ケネディ大統領に対する1963年クーデターも、このリストに加えることが可能だ、ケネディ暗殺を共謀した連中の一部が関与した1972年ウォーターゲート作戦は最終的にリチャード・ニクソン大統領を退陣させるよう仕組まれていた。

アメリカの諜報社会は、アメリカ合州国で、もう一つのマッカーシー時代を画策しているのだ。1955年に、反共産主義運動家ロバート・ストラウスツ・ヒュープが設立した、CIAとつながっている海外政策調査研究所で現在働いている、新たに作り出された“サイバー・セキュリティー専門家”元であるFBI職員クリント・ワッツは、2016年選挙におけるロシアの“干渉”に関する最近の上院情報特別委員会聴聞会で最重要証人だった。ジョセフ・マッカーシー上院議員やストラウスツ・ヒュープの1950年代の反ロシア・プロパガンダをオウム返しにして、ワッツはこう主張した。“2015年末から2016年頭まで、ロシアの影響を受けた体制が、大統領選挙結果に影響を与えようとして、話題やメッセージを押し出し始めた . . . ロシアによる公然のマスコミ言論と、非公然のアラシは、クレムリンに対する敵対的見解を持った政界内両派の競争相手を脇に追いやることを狙っていた”。

ワッツは、上院情報特別委員会メンバーのマルコ・ルビオ上院議員に、ルビオもそうした標的の一つだったと言った。ワッツは、マイアミ男娼としてのルビオのいかがわしい過去や、彼とマイアミのオンライン・ゲイ・ポルノ写真商売人とのつながりは全てロシアの“あらし屋”による産物だと全国に信じさせようとしたのだ。だが、ルビオの汚点は、上院議員の自業自得で、“ロシア”や他の外国のせいにできるものではない。1963年夏、彼のキューバ人の父親が、ニューオリンズで、リー・ハーヴェイ・オズワルドと一緒に活動していたことに関して、決して率直とは言えないテキサス州選出のテッド・クルス上院議員にも同じことが言える。

要するに、トランプとロシア“偽ニュース”に関する議会調査と、商業マスコミによる過剰宣伝報道など、すべてたわごとだ。偽ニュースで、何か教訓を得たいのであれば、CIAや、モッキンバード作戦や、この機関の“壮大なワーリッツァー”プロパガンダが、たわ言を言って、しっぽを振るマスコミに与えていた歴史を何かお読み頂きたい。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2017/04/03/america-plagued-with-fake-news-and-fake-tv-experts.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c62

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
13. 中川隆[7557] koaQ7Jey 2017年4月06日 14:33:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8042]

英国製スピーカー博物館みたいに GRFのある部屋 2011年 06月 10日
http://tannoy.exblog.jp/16109810/

気がついてみると、いつのまにやら部屋の中はスピーカーで溢れかえっていました。

GRF・IIILZ・Rogers 5/8・ "Consequence"・Hertley ・PSD T4。

そして最後にDECCA のDECOLAと何と7セットも!

隣の部屋には UNICORNも!

そして、茅野の家にはESL57が、何時も待っています。


今日は、その茅野の家に一旦、ロジャース5/8 とタンノイIIILZ を運び入れました。

QUAD のアンプを共通点として、IIILZ も合わせて鳴らしてみようという魂胆です。

でも本当は「GRFのある部屋」が手狭になったのが本音ですね。
なにしろデコラが思ったより遙かに大きかったのです。


こうして列記してみると、如何に英国製の SP が多いのかがわかります。

ハートレーも英国系の音の典型です。

これに LS3/5A が有ればほとんど揃ってきます。

ただ、B&W と LINN はありません。

私の独断ですが、どこか、私の路線の英国SPと路線が違うように思えるからです。


LINN の音は、独特の音がします。イングランドではなくスコットランドの音なのかも知れません。ヴァイキングの血がそうさせるのでしょうか?

ノルウェーやスウェーデンに近い感じがします。デンマークとは少し違うのです。デンマークはオランダの音に近いような気がします。

 
要するに、旧い英国のスピーカーの音が好きなのですね。

スピーカーばかりではなくプレーヤーもアンプもそして、何よりも英国製のレコードの音が!

フランス盤も味のある音がしますが、どこかシュラック盤の音がしますね。

英国盤はヴィニール製のどこか柔らかい音がします。
あたかもそれはテレフンケンの真空管とムラードの真空管の音の差の様です。


どうして、英国製の SPの音が好きなのか、自分でも不思議ですが、細かく見てみると、好みがハッキリしているかも知れません。

例えば、タンノイではゴールド が好きです。

昔からのレコードファンがお好きなレッドの音は、私にはちょっときつく感じます。その硬質な音がお好きな方が多いのです。もちろんカートリッジやアンプとの相性にもよりますが、あの頃のレコードの音が、活き活きと聞こえる工夫がされているのでしょう。

その前のシルバーはモノラルの時代です。ですから、GRFでもオートグラフでもモノラルですから、ステレオで揃えると左右の仕様が異なるのです。

シルバーやレッドの時代は、ネットワークは固定でした。ゴールドからレベル調整が出来るようになったのです。周波数帯域も拡がりました。

ステレオでも音場を重視すると、ゴールド以降になるようです。CDの時代にも対応しています。


しかし、ここまで引かれる英国のSPのどこがいいのでしょうか?

簡単に言うと豊かな低音とメリハリがある高音と言うことになりますが、それではアメリカンサウンドも同じです。高音部の細かさが違うのですが、、、。

私達の世代は、やはり英国盤のレコードの音とのマッチングで気に入っているのだと思います。

アメリカ製のSP、特に西海岸製とは違い、すこし、暗い、どこか湿気を帯びた音が良いのだと思います。

GRF は DECCAレコードの、ESL は PHILIPS の、もちろん Rogers5/8 は BBC のモニターです。

それらのスタジオで標準に使われていた事が、遠因かも知れませんね。


茅野の家に来る度に、ESL-57 の深々とした低音に驚かされます。

ハートレーから流れてくる低音の質と同じです。

静かな音量でも浸透してくるコントラバスの深い音。潮の満ち引きのように気がつくと音に満たされているのです。

マーラーの6番だとこれに大太鼓の太い音が重なります。

この9セットのSP群のなかで、一つだけ選べと言われたら、私はこの ESL57 で充分です。

そう、私の英国製 SP の音の原点はこの ESL57 なのかも知れません。

そういえば、DYNAUDIO を最初に聴いたときに、何と ESL に近い音だと驚いたわけですから。

GRF の鳴らし方も QUAD的な響きだと言われたことがあります。


今度はそれに Rogers の深々とした、ドイツの黒い森のような響きが加わります。
http://tannoy.exblog.jp/16109810/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c13

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
14. 中川隆[7558] koaQ7Jey 2017年4月06日 15:06:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8043]

ドイツの音楽はドイツの装置で聴こうよ


Klangfilm - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Klangfilm

eurodyn - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3
https://www.youtube.com/results?search_query=eurodyn+

Klangfilm 42006+402 FC SPEAKER
http://www.youtube.com/watch?v=UsJRVwdHbHE

Klangfilm/Siemens Smf V3b with 14a マーラー 交響曲9番
http://www.youtube.com/watch?v=YAunKObnr3U


TK城(2001年7月)

ドイツのクラングフィルムの秘宝オイロッパ・ジュニア

ここで鳴っている「私の知らない世界」の魔力に心奪われています。
「ロマン」の世界の奥深さはコワいくらいです。

自分の普段好んで聴く音とはまったく違うオイロッパ・ジュニアの音、自分にとって異質であるはずの音に美を感じ、その素晴らしさに心底聴き惚れることができた。

・シャモニール白馬(2001年10月頃)

ここはウェスタンエレクトリックの15A型ホーン+418Aウーファーでシステムを組んでいるペンションです。

TKさん宅で聴いたクラングフィルムと世界を二分したウェスタンの魅力と実力はさすがです。

心の奥底を刺激するようなオイロッパに対し、心の奥底を癒してくれるようなウェスタンのシステム。

ドイツとアメリカというイメージそのままで、再生音というものが生まれた国の文化と不可分なのがよく解ります。
http://www.geocities.jp/krytone1234/cantiaway.htm


シャモニール白馬
長野県 北安曇郡 白馬村 落倉高原
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/828.html#c14


AD-1アンプの調整を続けている間は、久しぶりにZeissのアンプを繋ぎました。

さて、これが何とも色気と風格(あるいは古格)のある音で、確かにシングル三極管の爽やかさや切れの良さも捨てがたいものはありますが、長年現場で評価を得てきた名器の色香にすっかり酔わされてしまいました。


このアンプは1950年頃の製造と思われますが、使われている部品は当時の最高級のモノがフンダンに投入されており、半世紀を過ぎた今でも交換すべき部品はカソードのバイパスCが5個(2台で)だけでした。

夏頃に、前段のカソードから取り出すところのコンデンサが抜けているようでしたので、間に合わせの部品を取り付けつつ、純正の部品を取り寄せておりました。

今日は音の良さに気を良くしてこのコンデンサの交換に及びます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02559.jpg

本来の規格は4μFですが、同じものが無く、2μFのキャンタイプに2.2μFのチューブラーを足して使っていました。

なんだか、もっさりとした音で、Zeissらしい都会的な感じが出なかった。

そして・・
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02561.jpg


こちらがBoschの4μF MPコンデンサ。やっぱりスッキリと収まりがいい。
アンプ好きは、こんな肢体を見ただけで感動したり、素晴らしい音を想像できる類稀な(おめでたいとも言う)人種ですね

もう1枚、あまり見ることの無い、プリアンプの写真を載せておきます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02565.jpg


これもカッコいいなあ。
RIAAも取れるそうなんですが、怖くて(ノイズが)触れたことがありません。老後の楽しみに取っておきましょう。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-119.html


ドイツのアンプの音を特徴付けている MPコンデンサ
http://blog-imgs-30.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02242.jpg

写真上がSIEMENSのもの。右はRFTのアンプで使われていた抵抗です。左はある人が「ドイツのアンプの音を特徴付けている」と言っていたMPコンデンサです。


今回の一件は私に、以前、遠来の客人に訪ねて頂いた時のことを思い出させました。その時は、Zeissのアンプに不備があり低音が薄く、高音で刺激的な音が出ていたと思います。遠路来て頂き、全く申し訳ないことをしたと今思い出しても赤面の至りです。

その方は、所謂「凄耳」といえるタイプの方で、帰りしなに、控えめにアンプの不備を指摘され(凄すぎる!)

「300Bを使ったアンプなどいかがだろうか」

とご提案を頂きました。大人の振る舞いと、的確なご指摘に深く感謝をしましたが、当面アンプを代える心算も、経済的余裕もありませんでした。そして、今回の抵抗事件でその時の自分の気持ちがはっきりしたように思います。


バイオリンを例に取ると、教育を受けた先生の系列でボウイングの仕方に個性があるように感じます。ドイツではK・フレッシュやクーレンカンプに代表されるような、高音が若干丸くなる、というかくすんだ感じを受けます。

オーケストラになってもその個性は発揮され、各地域の楽団の特徴を形作っているようです。

英国のオケのバイオリンは「サーーー」と流れるように弾かれます。
(しかし近年、地球が狭くなりオケの個性が消えたと嘆かれています。なんとウィーンフィルに女性がいた!!!)

今回米国の抵抗から、ドイツの抵抗に換えたことでドイツのボウイングの音を取り戻すことになりました。

確かに、300B(知人のご指名は WE91B アンプ)はたいそう立派なアンプで、その素晴らしさは充分に存じております。我が家の幾つかあるアンプよりも、多くの面で勝っているかもしれません。

しかしながら、どれ程素晴らしい「音」に成ったとしても、バンベルグ響のボウイングが英国や米国、その他の地域の楽団のように聴こえてしまっては、私にとってはとても困ったことになってしまいます。


私は、一流の社の物であれば、部品や製品に優劣は無いと思っています。
使う人間が何を求めるかによって、選択をするだけのことです。

「A」という製品はずば抜けて良い。などという表現は全くおかしなことで、
「B」から「A」に代えることによって、得る物もありますが同じだけ失う物もあることを知らなければなりません。

ドイツの抵抗に変えることによって、金属の強さを得た代わりに木目の暖かさを失ったのです。

米国の抵抗が劣っているのでも、優れているのでもなく、私の個性が逆の物を選択したに過ぎません。

オーディオのマーケットやジャーナリズムに溢れている「最高」や「理論的に優れている」という台詞に振り回されてはいけません。以前は自身がそちら側にいたことに自戒の念も含めて書き止めておきます。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-98.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c14

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
15. 中川隆[7559] koaQ7Jey 2017年4月06日 16:19:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8044]

SIEMENS が聴ける名曲喫茶

蓼科中央高原のクラシック音楽専門喫茶[ リスニング茶房 Kanon (カノン)]
http://www.yuzunohana.info/tea.php
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200403/20011354/
http://poran1111.blogspot.jp/2012/07/blog-post_09.html


長野県 茅野市 北山蓼科ビレッジ滝見平12

美味しいお茶を飲みつつ、最高の音響機器でクラシック音楽が楽しめる喫茶店「Kanon 音楽喫茶」は蓼科高原にございます。ぜひここで贅沢なひとときをお過ごし下さい。


長野県 茅野市 北山 蓼科ビレッジ 滝見平12

TEL 0266-67-6585

アクセス

東京・名古屋から中央道を通行して2時間30分
JR中央本線茅野駅 徒歩13000m
JR茅野駅より車で車22分、中央自動車道諏訪ICより車で27分、諏訪南ICより車で35分。

地図
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200403/20011354/dtlmap/

定休日 木曜日(隔週水曜日、但し不定期)

営業時間 10:00 〜 17:00


ドイツ【SIEMENS WIDE ANGLE】(もっとも原音に近い音色を再現)と

英国タンノイ社製タンノイオートグラフのスピーカー、

Garrad(ガラード)301ハンマートーンのターンテーブル、

オーディオ評論家・伊藤喜多男氏製作による真空管アンプ

などの組み合わせによる最高の音響機器によって奏でられるビンテージオーディオのクラシック音楽をゆったりとくつろぎながらお楽しみいただける茶房を作り上げました。

【SIEMENS WIDE ANGLE】は国内でも数台しかないスピーカーの一つです。

蓼科中央高原の自然の中で、美味しいお茶とくつろぎの時をお過ごしください。

Speaker
・SIEMENS WIDE ANGLE(伊藤喜多男チューニング済 1967年)
・TANNOY AUTOGRAPH ユニット38cm ゴールド1967年製

Amplifier オーディオ評論家 伊藤喜多男作

・コントロールアンプ CRESCENT RA-1501A 1960年頃(生産限定20台品)
・コントロールアンプ NAGRA PL-P / QUAD 2 1953年製
・コントロールアンプ MARANTZ STEREO CONSOUL(K)

・パワーアンプ EL34PP 1960年頃(生産限定20台品)
・パワーアンプ ウェスタン300B モノラル管球アンプ 1970年頃
(オーディオ評論家 ジャン ヒラガ作)
・パワーアンプ WESTCRN ELCCTRIC REG.U.S.PAT.OFF LINN LP12 1972年製

Turntable
・Garrad(ガラード)301ハンマートーン(SMEロングアーム オルトフォンSPU−A)

CD Player
・STUDER A730
・EMT 981
・DENON CD TRASPORT DP−S1
・D/A CONVER ER DA-S1
・LAXMAN D/P-07 1988年製 
・D/A-07 1988年製

・コーヒー(オリジナルブレンド)
・お紅茶(フォートメゾン/アッサム)
・お抹茶
1,500円(税込)
-----------------------------------------------
・チャイ(本場インドのチャイ)
1,700円(税込)
-----------------------------------------------
・おぜんざい
630円(税込)
http://www.yuzunohana.info/tea.php

37 : 名無しの笛の踊り 2016/10/14(金) 21:03:11.69 ID:D8HKs9kA

「カノンさん」ですが、私が先月行った時には、すでにご主人がオートグラフは良くないと判断され、シーメンスの無限バッフルタイプのみにされたということでした。

カノンは落ち着いた感じのゆったりとして、清潔感のある部屋でゆったりと聴かせていただきました。

これまで多くの名曲喫茶を聴きまわりましたが、一番贅沢な空間です。
京都のパン屋さんの2階柳月堂も贅沢ですが、それ以上に感じました。
世間話も織り交ぜながら、きれいな音色の中時間が過ぎていきました
https://mint.2ch.net/test/read.cgi/classical/1476003942/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c15

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
16. 中川隆[7560] koaQ7Jey 2017年4月06日 16:47:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8045]

WE15Aホーン + WE555 が聴ける店

オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm
https://ja-jp.facebook.com/pages/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/208589542530622


オーディオ道場 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4

2015年7月のオーディオ道場 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DgTqBew06BQ

オーディオ道場 地図
https://www.google.co.jp/maps/dir/''/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/@32.8536611,130.9062696,13z/data=!3m1!4b1!4m8!4m7!1m0!1m5!1m1!1s0x3540e76c8ee8aac1:0x59e13c218529f648!2m2!1d130.9406024!2d32.8536658?hl=ja
http://kikuon.com/sb2/log/dojyo01.html

オーディオ道場・TOMOKO森のアトリエ

熊本県 西原村 小森2190-2

TEL 096-279-4196

営業時間 11:00〜日暮れ(19:00頃)まで

店休日 無休

駐車場 30台

席数 50席

収容人数 約50人


知る人ぞ知る、阿蘇西原村の穴場スポット。オーディオのことなら何でもお任せ!

時計の展示もすごい。野外ギャラリーも必見。おまけに最近は蚤の市まで開催、お勧めはアンティックの掛け時計と

ミシン、とにかく一度見にお出でください。

ドリンクALL¥500 お好きなCD,LPをお好きな機材で店主自慢のオーディオで音楽が楽しめます。(持ち込み歓迎)

ともこ森のAtelierでは片山知子の絵画やアクセサリー展示販売。その場で似顔絵や携帯電話等にアートもいたします。

※ jazzliveも今年から始めました〜随時アップしていきますのでお楽しみに。
http://www.asonavi.jp/spots/detail/1168


2015-07-17
ひっさしぶりのオーディオ道場はウエスタンホーンだった!!

道場の片山マスターから何度も電話があって、是非聞かせたいものがあるから来きませんかとのおさそい。


で、いきました。


玄関開けたら、もうびっくり!だって、これが鎮座してたんですもの!


これぞ、噂のウエスターンのウッドホーン 15−Aという超逸品。

しっかもオリジナル、ウッドホーン!


で、聞かせもらった。

甘くて、とろっとした中音は、なんともすばらしい。

オーボエとか弦の音は、なんといったらいいのか、ふわっとした感覚は、なんとも形容にこまるほどのいい音!
http://ameblo.jp/audioniravana/entry-12051453728.html

2015年7月31日 オーディオ道場へ
http://bokehajime.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-7f21.html


久しぶりに阿蘇のふもと「オーディオ道場」へ行ってきた
Img_71601 数年前と変わらぬSPたちの中

このSPが可愛く見えるほどの大きなSPが

Westernの大変古い劇場で使われていた励磁型SPだそうである

SPの裏側

2台の巨大なホーンとドライバー


フルレンジだそうでニーナシモンのデビューアルバムを最初聞かせていただく


冥土の土産として^^/


音楽に必要な帯域が素直に軽やかにホーンから放たれる


ウッドベースの軽やかなこと

これは清々しい

元剣道場の体育館だから部屋は大きく天井が高いので開放感が素晴らしい


アンプはウェスタンの45でマスターの自作真空管


ちょうど同席されていたおじいちゃんがなんと88歳・・・・このウェスタンと同年齢だそうな^^

熊本市内から自分で運転して来られていた

背筋がしゃんとしていらっしゃいます

ドイツの古い合唱曲集を掛けられていた

やはり古い曲が断然似合います

マスター少し老けられたかも

うしろにバイタボックス?が見えていました

帰りがけに 美空ひばりちゃんの若かりし十代当時のの曲がこれまた柔らかくて

うーん降参しました


おじちゃんもマスターもまだやる気まんまんでした
良い刺激になりました
http://bokehajime.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-7f21.html


WE15Aホーン+#555のサウンド 2015年09月29日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90


今日は久しぶりにバイクツーリングに行きました。目的地は熊本県南阿蘇郡西原村のオーディオ道場です。半年振りに行って来ました。


俵山に「萌えの里」と云う道の駅みたいなのが有ります。


「萌えの里」の反対側に「御池神社」の鳥居が有ります。この鳥居をくぐって1本道を行くと、開けた場所でT字路になっています。そこを右に曲がってそのまま道なりに進んで、突き当たると元ゴルフ場が有ります。そのT字路を左に10m程すると道場の入り口が有ります。


さて、この写真はなんでしょう????スピーカーです。


これなら判るでしょう。WE15Aホーンです。1本の横幅が1.5mぐらい在ります。それが2本、ステレオになっています。


WE555+15Aホーンで聴かせていただきましたが、「昔映画館で聴いた音」でした。懐かしい音です。


ドライバーの#555オリジナル。フルレンジで聴けますね。

石原裕次郎・美空ひばり・島倉千代子・古いJAZZ・バッハ無伴奏チェロパルティータ等を聴かせていただきました。私もWEの15Aホーンを聴くのは初めてで、ホーンの響きが載って非常に心地良いサウンドです。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90

WE#555+15Aホーンのサウンドに付いて 2015年09月30日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e1eb9ca8c353ff4d575e446ddad6843


昨日紹介しましたWE#555+15Aホーンのサウンドに付いて、感想を述べたいと思います。


ドライバーの#555は2インチスロートのコンプレッションドライバーですので、音像のサイズ的にJBL:#375と相通じる質感が有ります。鳴らすアンプで表情を相当変える事が出来ます。


WEの凄い処はホーンが素晴らしい!!と思います。この大きなホーン全体が「振動」して良質な響きを作ります。この響きが「音の分厚さ」と「ヌケ」の良さを出しています。4m近いホーンロードが有りますので「ピーン」と飛んでくる音は皆無です。もっとも組み合わせるアンプで変わる事も考えられますが・・・。今回は管球のプリとメイン(#45シングルアンプ)で聴きました。

私の映画館の音は、小・中学校時代に「バンボ」や「モスラ」、「サウンドニュージック」、「メリーポプキン」等の映画を、学校全体の生徒で映画館に出かけて見に行き覚えています。私の故郷は、熊本県天草郡苓北町と云う、日本の西の果ての地域になります。小・中学校時代は町内に炭鉱が有り、人口も2万人くらいいたと思います。そんな片田舎の映画館にも「WE」のシステムが有ったんだとビックリしています。

大人になり、自分で映画を見る様になったのは、高校を卒業して名古屋の駅前の映画館です。その時の音は、田舎で聴いた映画館の音とは違い、「安っぽい」音だったのを記憶しています。その後九州に帰り、久留米でも映画館に行きましたが、久留米でも名古屋駅前の映画館と同じサウンドでした。多分アルテック系ではないかと思います。

今回WEのシステムを聴き、また聴きたくなりました。ホーンを振動させる事は今の私のメインシステムでも同じ事をしています。JBLのユニットの中でD130の音色・質感は今では知らない方が多いと思いますが、WEのサウンドが判ればD130が同系統のサウンドだと理解できるでしょう。実際にRCA箱システムはD130のWウーハーシステムにしていますので、これに22Aホーン辺りを組み合わせれば素晴らしいシステムになるのではないかと感じています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e1eb9ca8c353ff4d575e446ddad6843


WE 15Aホーンと#555ドライバーを欲しいか? 2015年10月01日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1be96cad7f54230db3799610b5a41b3


WE15Aホーンと#555の組み合わせが欲しいかと聞かれれば「欲しい」と思う。一聴すればこの組み合わせで無いと聴けないサウンドがする。一度聴けば忘れない「サウンド」でも有る。癖の有る音になるのかもしれない。

ボーカルや弦楽器の再現は実に味が有って、「他には要らない」と思わせるだけのモノが有る。おそらくこのホーンの材質・形・大きさで無いと出ない音であろう。材質的には「しな合板」で出来ているらしく、手製で復元して作る事も出来る。実際に40年くらい前はレプリカが作られていた。


大きな部屋と経済的な余裕が有れば「欲しい」と思うが、現実的には「置き場所」の問題でまず置けない。現用のメインシステムが全ての面で負けているかと云うとそうでもない。周波数レンジの広さや、エネルギー感の出方・強さ、音のキレ・ヌケ・ノビ、SN比等は遥かに優れている。「音の味」の面でも「癖の無さ」の面で万能的に使える。

古いモノには古いモノの良さが有り、新しいモノには新しいモノの良さが有る。私のメインシステムはその中間ぐらいに有ると思う。どちらにも対応出来る様な位置付けになる。

改めて自分のメインシステム(オリンパスシステム)を聴いて見るが、SN比が高く、音の厚みやエネルギー感が有り、音数も多くそれでいてうるささは殆どなく、音楽の味を聴く事が出来る。まんざらでもないと思う。WE15Aホーン+#555を買っても現在のメインシステムは手放さないだろう。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1be96cad7f54230db3799610b5a41b3


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c16

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
17. 中川隆[7561] koaQ7Jey 2017年4月06日 17:11:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8046]

ウェスタンエレクトリック社のシアター音響が聴ける宇都宮市の gallery WE13A

 WE13aギャラリー(株式会社 藤井)さんでは、シアターなどでよく使われている、昔ながらの スピーカーシステムやパワーアンプなど、ウェスタンエレクトリック社の名機が沢山あります。

 ギャラリー内は70坪の広さとのことですが、その広さを感じさせないのは、設置されている システム類がとても大きいためなのかと思いましたが、実はそればかりではないと感じました。

 それでは私が感じたものは何でしょう?

巨大な空間の中に、一般家庭のリスニングルームでは決して体験できない、 繊細な中にもスケール感あふれる、不思議(魅力的)な音響空間であったからだと思います。
http://www.alphait.co.jp/2001/0110/011010-1.html


gallery WE13A
http://fujiii.org/index.htm

USAの1930年代以後の Western Electric の劇場用音響装置やシーメンス オイロダインの紹介をしています.

栃木県宇都宮市城東2−1−12 藤井ビル3F 内

028-637-1111

we13ahn@fujiii.org


営業日 常時 但し 土,日,祭日は予約必要! 

営業時間 9時〜17時00

アクセス JR宇都宮駅東口より、徒歩12分/タクシー3分

地図
https://www.google.co.jp/maps/place/36%C2%B033'09.7%22N+139%C2%B054'14.1%22E/@36.552672,139.903936,14z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d36.552687!4d139.90391
http://fujiii.org/index.htm


OM laboratory

〒321−0966 栃木県宇都宮市今泉1−3−10
青木英男

E-mail warungwayan@ybb.ne.jp

OMラボラトリーでは、ウエスタンエレクトリック等のヴィンテージ機器の修復とヴィンテージパーツを使用したオリジナル機器を制作しています


音響機器
Western Electric Amplifier


レストア実積

WE7A,WE25B
WE41,42,43,46
WE57,62,81,82,86,87
WE91,92,94,95
WE105,106,117
WE124,142,143


London Westrex
2040,2042,2062
http://www.facebook.com/pages/OM-Laboratory/265550180183171
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/Welcome.html
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/OM_Labo.html


OM Laboratory はあらゆるWEの機器の修理の経験が豊富で WEのショップさんも依頼されています。修理やレストアに困られたら是非相談してみられると良いと思います。
http://archive.fo/iBbb4


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c17

[政治・選挙・NHK223] “現代の治安維持法”共謀罪が審議入り! 権力批判しただけで逮捕虐殺された小林多喜二の悲劇が再び現実に!(リテラ) 赤かぶ
12. 中川隆[7562] koaQ7Jey 2017年4月06日 18:36:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8047]
「テロ等準備罪は、捜査機関が乱用する恐れがある」と民進党は言うのだが、本当のところは中国・韓国・北朝鮮の反日工作員の活動を制限させないというのが目的だ。

つまり、テロ等準備罪の反対は、中国・韓国・北朝鮮と言った特定アジアの三カ国の工作員が反対しているということだ。

民進党は、これらの工作員の総本山とも言うべき政党であり、だから反日国家に都合の悪い動きはすべて反対する。そんな政党なのである。

まさに売国政党と言うしかない。

日本は2009年から2012年まで民主党政権を経験したが、この間は日本史上でも最悪の3年間だったと多くの日本人が認識している。もはや、この悪夢を思い出したくもないと誰もが考えているのだ。

鳩山由紀夫は日米からルーピー扱いされるほどおかしな人間で勝手に自滅した。

菅直人は尖閣諸島沖漁船の問題で失墜した挙げ句に東日本大震災では国民の足を引っ張るばかりで、日本に深い後遺症を残した。ソフトバンクの孫正義と組んでソーラーパネル利権を推し進め、日本の国土を脆弱化させたのも菅直人だ。

現在、民進党の幹事長の立場にある野田佳彦は稀に見る嘘つき男で、まだ収束の糸口すらも立っていない福島第一原発の事故を「収束した」と平然な顔で言ってのけた男だった。

あまりにも愚か過ぎる首相が三代も続いたことにより、民主党は見限られて国民から捨てられたのだが、なぜか未だに野心を持って政治活動をしている。

信じられないが、彼らはまだ自分たちに民意があると思い込んでいる。しかし支持率を見ても分かる通り、民進党(民主党)支持者はもうほとんど消えてしまっている。それが現実だ。


国内を浄化するためにも「テロ等準備罪」を一刻も早く成立させて、反日国家のテロリストがテロを引き起こす前に逮捕できるようにすべきだ。日本人は、その邪魔をする民進党を本気で潰さなければならない。


国内を浄化するためにも「テロ等準備罪」を一刻も早く成立させて、反日国家のテロリストたちに法の裁きを受けさせるべきだ。日本人は、その邪魔をする民進党を本気で潰さなければならない。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/651.html#c12

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
61. 中川隆[7563] koaQ7Jey 2017年4月06日 18:45:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8048]
2017.04.06
またシリアで化学兵器が使われ、化学兵器を廃棄済みのシリア政府を西側は批判する合唱を始めた


シリアのイドリブで政府軍が化学兵器を使ったと西側の政府や有力メディアが再び叫んでいる。2013年にアメリカ/NATOは同じことを主張し、自らが軍事侵攻しようと目論んでいるが、このときは西側の嘘が明らかにされたこともあり、失敗に終わった。ここにきてドナルド・トランプ政権はネオコン色が強まっているが、それにともない、昔のシナリオを持ち出してきた可能性がある。

シリア政府は化学兵器の使用を否定、ロシア国防省は反政府軍の武器庫を通常の兵器で攻撃、その武器庫に保管されていた化学兵器が破壊されて環境中へ毒ガスが流れ出たと説明しているようだ。前回の化学兵器騒動の際、西側が侵略する口実をなくすため、ロシア政府が主導してシリア軍が保有していた化学兵器は全て処分した。現在、持っているのは反政府軍(アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ)。ムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、アメリカ/NATOなどがリビアからシリアへ化学兵器を持ち込んだほか、トルコが提供したとも言われている。

2013年の化学兵器使用は3月と8月の2回。3月はアレッポで使われ、シリア政府はすぐに調査を要請、西側の政府やメディアは政府軍が使ったと宣伝した。そのとき、アメリカのジョン・ケリー国務長官がイラン側との秘密交渉を始めている。そうした動きをネオコンたち好戦派は嫌っていた。

この攻撃について、イスラエルのハーレツ紙は状況から反政府軍が使ったと分析、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。

3月の攻撃に関する国連の調査が始まる中、8月21日にはダマスカスの郊外が化学兵器で攻撃された。例によって西側の政府やメディアはシリア政府軍が使ったと宣伝、NATOを軍事介入させようとするが、現地からそうした宣伝を否定する情報が流れていた。

今年2月20日に心臓発作で急死したロシアのビタリー・チュルキン国連大使は当時、アメリカ側の主張を否定する情報を国連で示して報告書も提出している。その中で反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾していることを示す文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。

そのほか、化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事も書かれ、10月に入ると「ロシア外交筋」からの情報として、ゴータで化学兵器を使ったのはサウジアラビアがヨルダン経由で送り込んだ秘密工作チームだという話が流れた。

12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。

また、こうした化学兵器の使用について、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)が調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。

今回も西側の政府やメディアはシリア政府が化学兵器を使用したと批判しているが、そうした宣伝記事を書いているひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンはアメリカがイランを先制攻撃する前、ジュディス・ミラーと一緒に原爆話を流していた人物。ミラーは現在、CFR(外交問題評議会)のメンバーであり、ゴードンは軍事担当記者として「活躍」している。ふたりともアメリカ支配層の覚えがめでたいようだ。ゴードンはウクライナの問題でもロシア軍が軍事侵攻したという偽情報を流している。

日本にはこうしたアメリカの有力メディアを有り難がっている人が今でもいるようだ。おそらく確信犯であるだろうマスコミはともかく、ほかの人びとはいい加減、目を覚ましてもらいたいものである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c61

[お知らせ・管理21] 2017年4月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
3. 中川隆[7564] koaQ7Jey 2017年4月06日 19:17:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8049]
>>1
>「チョソコ共」、「チョン」などという他国民を侮蔑する言葉は、
阿修羅ではドンドン書き込んでも問題ないのでしょうか?


ここは小学校じゃないんだ

文章表現としてそういう言い方が必要になる時が有るんだ

文学が理解できないアホは小説家や劇作家にも禁止用語を押し付けたがるからな
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/479.html#c3

[地域13] 知ったら住みたくなるケンミン性 (第6回)魅力度ランキング2位「京都」に住んでわかる理想と現実 軽毛
10. 中川隆[7565] koaQ7Jey 2017年4月06日 19:29:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8050]

関西空港総合案内の感じの悪い女

関空の総合案内「?」の女に、タイガーエアのことについて聞いたが、非常に居丈高で不快な態度。

こちらが下手に出てやると偉そうな態度になる。少し声を強めて荒い言葉遣いにすると、かえって低姿勢になる。

関西人の卑劣な特徴をよく表している。京都人がこの典型だ。日本人の卑しい性格の発祥地は関西だとわかる。

アメリカが京都、神戸、大阪に原爆を落としてくれればよかった。ケロイド狂乙女どすえでちっとは謙虚になったかもしれない。京都は徹底的に爆撃すべきだった。高山さえ空襲されたのだ。

日本人の異常な予防線に驚いた。

昨日は、日本人のアジアでも最悪な性根の悪さを見せつけられた。関西空港にいる関西豚エッタどもだが、みんな同じである。

案内係として立っているくせに、何か相談しようとすると、まず露骨な予防線を張ってくる。相談者を見下す眼差しで、「できることなら」と冗長に付け加える。

誰もできないことをやれとは言っていないし、できないことを押し付けようがないだろう。この関西豚どもは何を恐れて予防線を張るのか?実際は何も恐れていない。奴ら関西豚は、ヤクザのゴリ押しなら、できないこともやるからだ。

つまり、関西豚日本人が話を聞く前に「できることなら」と予防線を張るのは、力を持たない者に対する侮蔑の表現に過ぎない。要するに「お宅のいうことはハナから聞く気はないよ」という関西豚の日常感情の表現である。

これが、関空にいるやつみんななのだ。関西訛りを喋るやつはみんな。関西豚には、他者の人格を尊重するという原理は存在しない。そもそも関西弁の世界には人格という観念がないからだ。

ずっと昔からテレビの白痴番組を通じて、この人間の価値を否定する関西豚思想が、日本全体に浸潤している。日本が、全土、核と放射能で滅ぶにふさわしい国になったのも関西豚思想の支配の故かもしれない。(現に神様は日本豚に福島事故をお与えになった。東京だって汚染はひどい。こんなことは東京に遊びに行く外人の間でも常識だ。物見遊山ならチェルノブイリ爆心至近にでも行くのだ)
https://kuantan.me/2017/04/05/april-5-2017-at-1018am/

関西豚の特徴


マレーシアへ戻るか。大阪に泊まりたくない。

エアアジアの場合、自己責任で乗り遅れた場合でも、いくらか割増料金を払って事後的に予約変更扱いで次の飛行機に乗れたことがある(クアラルンプールで)。

しかしタイガーエアはそういうことは一切ないらしく、全額払って買い直し。しかもカウンターで買うときは、ネットの倍ぐらいの値段になるとか。

それにしても、関空の職員はいちいち感じが悪い。

関西弁を喋るやつには遠慮は禁物。

関西人と喋る時には、相手が決まり悪くなるようなこと、ことさら強調して言ってやったほうが良い。「そんなことひと言も聞いてないだろ。低IQ」とか、相手のちょっとした矛盾を突きつけて恥をかかせるとか、そういうことをバンバンやるのが良い。強気の相手には卑屈に下手に出るのが関西豚の特徴。関西人のIQが低いのも明らか。
https://kuantan.me/2017/04/04/april-4-2017-at-0251pm/
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/777.html#c10

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
18. 中川隆[7566] koaQ7Jey 2017年4月06日 23:05:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8051]

Welcome to Klangfilm Home! May 1, 2013
Celebrating the 10th anniversary of Klangfilm Home!
http://www.klangfilm.org/index.php?lng=0&music=&type=0&frame=0&item=&title=&dir=&num=
http://www.klangfilm.org/index.php?lng=0&music=&type=0&frame=1&item=&title=&dir=&num=

クラングフィルムの歴史
http://www.klang.jp/index.php?ci=10141

クラングフィルムの歴史(第一回 クラングフィルムの設立と初期のシステム)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10505

クラングフィルムのスピーカー(戦前編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10394

クラングフィルムのスピーカー(戦後編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10396

クラングフィルムのアンプ(戦前編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10398

クラングフィルムのアンプ(戦後編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10399

KLANGFILM Early systems (1928 - 1931)
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10392&i=10505

Eckmiller, Schulz and K&K Loudspeakers
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10392&i=10495

ドイツの同軸スピーカー「御三家」
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10211

蘇れ!世界の名スピーカー 駒ヶ根の実業家らが起業 放送日:2005年11月16日(水曜日)

  世界中から1940?60年代に製造された名スピーカーを集め、再生して販売する事業が駒ヶ根市で始まった。

マニアには垂涎のドイツの「クラング・フィルム」社製や、アメリカの「ウェスタン・エレクトリック」社製など、主に映画館の音響設備や館内放送用に使用されていたスピーカーが中心。

 インターネットなどを通じて、世界中からスピーカー本体を集め、整備・調整した上で、駒ヶ根市のエーワ木工で作る特注のボックスにセットして販売する。1950年代はトーキー映画全盛期で、映画館用のスピーカーは技術者が手間とコストと情熱をかけて作った逸品が多いという。

 事業をはじめたのは、駒ヶ根市の建設会社専務久保田満さんとコンピューターシステム会社社長小林正信さん、神奈川県横浜市のネット通販会社社長の佐々木猛さんの3人でつくる「クラング・クンスト」=独語で「音響芸術」の意味=。

オーディオマニアの小林さんが

「世界中で、素晴らしい音の出る古いスピーカーが捨てられている。再生して利用する道を開くことが重要」

と話を持ちかけ、久保田さんと佐々木さんは、実際に古いスピーカーの音を聞いて感動、事業化に踏み切った。

 既に、全部組み立てれば500万円するといわれる大型スピーカーをはじめ、さまざまなサイズのものが集まってきている。再生・販売の中心は、直径8インチ程度の小型のスピーカーだが、特製ボックスに「ホーン」と呼ばれる音響装置を取り付けてあるため、臨場感溢れる音を楽しむことができるという。値段は8インチのもの2台1セットで16万8千円前後。

 駒ヶ根インター東に展示場がある。詳しくは久保田さん(TEL090?3148?1918)まで。
http://inamai.com/sp/ictnews/detail.jsp?id=3463


ドイツ製ヴィンテージ機器販売のクラング・クンスト
運営者 有限会社キャリコ 小林正信
長野県駒ヶ根市赤穂497-634 
TEL 0265-81-5707 
http://calico.jp/

クラング・クンストについて
http://www.klang.jp/

主にドイツ製のヴィンテージ機器を整備・販売しています。

修理は原則的に弊社で販売したもののみ対応します。

オイロパなど、特に貴重なドイツ製品については、ご購入元にかかわらずご相談ください。


 自社製品の評価において、「オイロダインでいい音が出ました」といっても通俗性が無いので、一般的な装置でもテストしています。

機器についての相談が多くなったので、手軽なモノーラルのヴィンテージスピーカーと、小型スピーカー2台を組み合わせたシステムをお薦めしています。
大きな名機ばかり使っていると気づかない音があります。
http://www.klang.jp/


KLANGの会
クラングフィルムのスピーカーや真空管アンプなどを聴く集会を毎年1回行ないます
http://www.klang.jp/index.php?ci=10420

• 乱聴録【序ノ一】まえおき 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10219

• 乱聴録【序ノ二】試聴用のレコード 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10221

• 乱聴録【其ノ一】アルニコのオイロダイン KL-L439 EURODYN 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10222

• 乱聴録【其ノ二】テレフンケン(ブルー・フレーム) TELEFUNKEN Ela L6 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10223

• 乱聴録【其ノ三】クラングフィルム KL42006 KLANGFILM, TELEFUNKEN Ela L45 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10224

• 乱聴録【其ノ四】シュルツ KSP215 SCHULZ 
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10225

• 乱聴録【其ノ五】ジーメンス革エッジ12インチ・フィールド SIEMENS
  http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10213&i=10226

オーディオ仲間の新年会でWE252A〜Edまで真空管聴きくらべ
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210

真空管聴きくらべパートII(RV258, RV239 編)
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212

ドイツ・ヴィンテージ・オーディオ紀行 その3 2011年7月9日
(5月にドイツのヴィンティージ・オーディオ愛好家たちを訪ねた旅の記録)
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10217

クレーンで吊り上げられたオイロパ・クラルトン
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 さて、いよいよ今回の旅のメインとなる「オイロパ・クラルトン(EUROPA KLARTON)」の譲り受けである。

オイロパ・クラルトンとは、故池田圭氏が「オイロッパ号」と呼んで愛蔵していたクラングフィルムの巨大なスピーカー「オイロパ」の後継モデルだ。

クラルトンになる前の「オイロパ」の最初のモデルである44007は、1931年かその翌年に登場したので、ウェスタン・エレクトリックの「ワイドレンジ・サウンド・システム」とほぼ同時期ということになる。

残念ながら44007は現存しないと思われるが、1933〜4年に登場した後期の「オイロパ」である44008は、池田氏のスタジオをはじめ世界に10台ほどはあると推測している。

70 cmという巨大なウーファーにブラットハラー形ドライバー2台を組み合わせた、超弩級の劇場用スピーカーである。

ウェスタン・エレクトリックが3ウェイでワイドレンジ化したのに対し、こちらは2ウェイで十分な性能を確保していた。

 「オイロパ・クラルトン」は「オイロパ」のホーンを「クラルトン・ホーン」と呼ばれる、より長いものに変更したモデルで、ウーファーは共通だ。

初期形の44009はベルリンオリンピックが行われた1936年、後期形の44010はオリンピックを記録した映画「オリンピア」が公開された1938年の登場と思われるので、どちらも独裁政権のプロパガンダと深い関係がると考えざるを得ない。

オーディオ機器というよりは、軍用品のような凄みを感じさせるモンスターだ。
写真のように梱包のためクレーンで吊り上げたとき、付属するロードセルの表示はちょうど200 kgであった。

今回入手したのは初期形の44009で、1台のみのモノラルである。
写真の倉庫で梱包に立ち会ってから輸出業者に預け、航空貨物で運んでもらうことにした。

ドイツのオーソリティーの間で人気のビオノア
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 大仕事のあとは南へと移動し、ハイデルベルクに近い町に住む旧知の C氏を訪問した。

ドイツのオーディオ愛好家のなかでもオーソリティーといえる人たちは、なぜかオイロダインよりも写真のビオノア(BINOR)を好む傾向がある。
家が大きくてリスニングルームが広いこともあるだろうが、巨大なホーンによる低音が魅力らしい。

高音用のホーンとドライバー、およびネットワークはアルニコのオイロダインと同じだが、ウーファーは KL-L405 を2発組み合わせたKL-L501を大型の木製ホーンにマウントしたものになっている。

 C氏とは気軽にオーディオの四方山話を楽しめる仲なので、今回の旅で見聞きならぬ見聴きしたことやお互いの現用装置の話で盛りあがり、ホテルでもレストランが閉まるまでしゃべり続けた。

C氏はビオノアのアンプとして F2a11 シングル出力段の KL-V204 を試したところ、低音がブーストされてしまってうまくないということだったので、F2a11 のグリッド帰還回路の改造を勧めた。KL-V204 は小さなバッフルのオイロダインの低音不足を補うのには都合がいいが、オリジナルのままビオノアでは低音がダブついてしまう。

翌日はC氏と一緒にハイデルベルク城に徒歩で登り、久々の運動をした。城内で大樽などを見学した後、城の出入り口前にあったベンチに腰掛けた。一休みしつつ、「WE300Bの市場価格」といったバカな話で盛り上がっていたところ、今回の旅で初めて出会った日本人団体観光客の列から冷たい視線を受けた。

15Aホーンのレプリカによる3ウェイシステム
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 C氏と別れた翌朝、ホテルに迎えに来てくれたN氏のゴルフ・バリアントに乗り、ドイツ国境に近いフランスの田舎町へと向かった。N氏とは有名な「ジャーマン・ビンテージ・ラウドスピーカーズ」の運営者だが、最近は本来の木工芸術に関わる業務で新しい分野を展開中で、当面オーディオ・ビジネスはお休みということであった。目的地はフランス、いや、ヨーロッパで最も有名なオーディオ愛好家の一人であるアルザス近郊の K氏宅で、N氏が新婚旅行で訪れたという国境付近の森を抜け、いくつかのフランスの田舎町を経て到着した。

 K氏は機械工場を経営するエンジニアで、驚くべき自作派だ。

写真の15Aホーンのレプリカだけでなく、ドライバーの振動板からプレーヤーまでなんでも作ってしまう。15Aのドライバーはオリジナルの 555W で、自作した真鍮製のスロートが見事だった。

ウーファーは奥にあって、ジェンセンかなにかだそうだが、現在コンクリートホーンのような巨大なものを準備中とのことであった。

ツィーターは珍しいアルニコ型の597で、フィールド型よりもかなり大きな十字形をした磁気回路をもつ不思議なユニットだ。

アンプには 205Dプッシュプルの 46のオリジナルを使用していて、「300Bプッシュプルの86よりも音がいい」という説明を受けた。

珍しいアルニコのWE597ツィーター
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 わたしは就職した翌年に購入した 15Aを30年近く所有していて、今でもシェラックの SP盤を再生するために愛用しているので、15A + 555W の音を熟知しているつもりだ。

どうやら、K氏の15Aのほうがオリジナルよりも HiFi のようである。
もちろん、ツィーター付き同士での比較である。

それにしても、ヨーロッパまでクラングフィルムの聖地巡礼の旅に来て、超が付くウェスタン愛好家に出会うとは思わなかった。

じつは、K氏宅へ来る途中のドイツ側で T氏のリスニングルームに立ち寄ったのだが、そこにも K氏製作の15Aによるシステムがあり、クラングフィルムのビオノアから切り替えつつあるという説明を受けていた。

わたしの周辺では、300B をやめて AD1 や RV258 などに切り替え、スピーカーも含めてドイツ系へ宗旨変えするという改革が盛んだが、マルチン・ルターによる宗教改革のお膝元では、逆にクラングフィルムからウェスタンへ宗旨変えする機運があるとは、なんともな複雑な印象を受けた。

 3000V という超高圧電源の巨大な真空管アンプがあり、感電の恐怖から「フランケンシュタイン城」と呼ばれているという K氏の旧宅(自宅は隣接して別にあり、旧宅はオーディオ専用)には、オイロパ・ユニア(EUROPA JUNIOR)43004やフィールド型のオイロダインなど、貴重なオーディオ機器が目白押しの状態であった。

最後にパテの縦振動盤をパテの蓄音機で聴き、お土産にパテのセンタースタート盤を1枚いただいて別れた。わたしと K氏は同年齢でやっていること(自作)も似ているので、これから長い付き合いになるだろうと思いつつ、帰国便の発つフランクフルト空港まで N氏の車で再びロングドライブをした。この旅で出会い、親切にしてもらった愛好家諸兄になにかでお返しができればと思う。ほんとうに趣味の仲間はいいものだ。

5月はシュパーゲルの季節でもある
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 5月のドイツはシュパーゲルの季節でもある。シュパーゲルとはホワイトアスパラガスのことで、新鮮なものをゆでて食べることで、春を味覚と嗅覚で感じることができる。ドライブ中の田舎道の両側にはシュパーゲル畑が延々と広がる所が何回もあったので、相当な生産量と消費量だと見受けた。シュニッツェル(ドイツ風とんかつ)を食べ過ぎた胃には願ってもないメニューだ。

ドイツの食事は塩気が強くて肉とフライものが多いのだが、とにかくパンが美味しいので悪くない。ホテルの朝食バイキングで乳製品やソーセージなどとパンをたらふく食べ、昼はアイスクリームかケーキぐらいで夜はシュニッツェルというパターンに陥りがちなので、メタボ気味の中年男性には悪い環境かもしれない。

白いシュパーゲルは穂の部分が微かに緑ががっていて、ゆでたての香りは葉裏に花穂を垂れさせていた菩提樹のように甘く、今回の気違いじみた旅の思い出を、少しだけやさしいものにしてくれた。
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来訪者とイベント 2015年8月
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WE15Aホーンの前で雑談を交わすジャン平賀氏(中央)らご一行
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 今年は遠来のお客さんが多く、東京などからはもちろん、3月にはドイツからノーツさんご一行が、5月にはフランスなどからジャン平賀さんご一行が来訪された。また、8月には山口県からクラングフィルム・オイロパ・システムのアンプとスピーカーを所有される K氏が来訪された。その間の5月23〜24日には、昨年に続いてオーディオ仲間の集会も実施した。

 フランスでオーディオ雑誌の編集などで活躍されているジャン平賀氏は、日本でも長期間活動されていたので、ご存知の方も多いだろう。同じくフランスからの K氏、ドイツからの H氏、ベルギーからの V氏といっしょに、4名で新宿からの高速バスで来てくださった。お昼には地元伊那谷の郷土料理をバイキング形式でお召し上がりいただいたが、口にあうどころか、カイコのサナギとイナゴまで「おいしい」というほどだった。国連が昆虫食を推奨していることもご存じだったので、興味をもたれたのだろう。

 リスニングルームでは夜遅くまで聴いていただいた。

はじめにウェスタンエレクトリックの 15A を中心にした3ウェイを鳴らした。
古いメッシュのリアキャップが付いた 555W の 15Aホーンに、596Aツィーターとエルタス製の KS12004ウーファーを2発追加した3ウェイで、100 Hz〜6 kHzと、なるべく広い周波数範囲を 15Aが受け持つ。

ウーファーは 6BX7 単管プッシュプルの 10Wアンプで、555W と 596A は 104D の丸球のシングルの 0.5 Wアンプでドライブするマルチアンプ駆動だ。
もちろんモノラルである。

15A はジャン平賀氏も所有しておられ、柔らかな音色がお気に入りの様子だった。

京都に唯一残る名曲喫茶「柳月堂」の再生装置
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 つぎは唯一ステレオのコンスキ&クリューガー KL51 を EL34 シングルの 8W アンプで、

最後はモノラルのオイロパ・クラルトンをクラングフィルムのオリジナルであるオイロネッテ・クラルトン・アンプで聴いていただいた。

70cm ウーファーに横幅 3.5 mのホーンというオイロパ・クラルトンの低音には強烈なインパクトを感じておられたようだが、個性的な高音には賛否両論だった。
「オイロパ・クラルトンのウーファーにコンスキ&クリューガーのツィーターを乗せれば最高だ」という意見も頂いたが、簡単に実現できることではない。

 私は K氏とは旧知の仲で、一昨年家族と一緒にストラスブール近くの K氏の家におじゃましたときには、アルザス・ワインロードを彼の BMW でドライブしてもらっている。そのお礼に、今回はみなさんを京都まで車でお連れし、1日ご案内させていただいた。

南禅寺などの名所を楽しんだ後は、唯一京都に残るという名曲喫茶「柳月堂」に入り、私語禁止の落ち着いた店内で、ゆっくりとコーヒーをいただいた。こういう癒やしの場の再生装置に、我々機械マニアがとやかく申し上げてはいけないことは、みなさん紳士なのでよくご存知の様子だった。

最後に鴨川納涼床ですき焼きの夕食をご一緒し、ホテルまでお送りして別れた。その後、ドイツの H氏から DAC チップを百数十個パラレルにしたという、とんでもない DAコンバーターの情報をいただいた。

ジャン平賀氏と K氏は 15A を、V氏は EMT927 の2連コンソールをお使いで、筋金入りオーディオファイルのみなさんだ。


 5月23〜24日の2日間で、昨年に続いてオーディオ中間の集会をわたしのリスニングルームで行なった。会社にある装置はいつでも聴いていただけるが、こちらにある機器は公開していないので、この集会のときだけお聴きいただける。一昨年までは新年会を兼ねていたりして、開催時期も内容も統一性がなかったが、今後は毎年恒例のイベントにする予定だ。

そこで、会の名称を考える必要があるのだが、「駒ヶ根・クラングフィルム・会」で「KKK」だとまずいし、なかなか妙案が浮かばない。第1回は2014年の5月24日に開催し、オイロパ・クラルトン・スピーカー 44010 のお披露目と、新忠篤氏による卵型スピーカー「ビフレステック」のデモが中心だった。


新忠篤氏によるAD1シングル単段アンプ
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 今年の5月23〜24日に開催した第2回は、前回時間切れであまり聴けなかった反省から2日間に延長した。今回はコンスキ&クリューガーの劇場用スピーカーKL51(ステレオ)で発表者の様々なアンプや DAコンバーターを聴くのと、オイロパ・クラルトン・スピーカー 44010(モノラル)をクラングフィルムのオリジナルアンプ 32650 EURONETTE KLARTON(AD1シングル)で鳴らすことが中心だった。

初日は新忠篤氏による AD1単段アンプでテレフンケンとバルボの AD1 を聴き比べた。

アンプのおかげもあって、KL51 の音を気に入ってくれた人が多かったようだ。
そのほか、2日間でスピーカーの発表が1件、真空管アンプの発表が2件、DAコンバーターかネットワークプレーヤーの発表が3件あり、盛りだくさんの内容だった。

自作派は真空管も回路も出尽くしてネタづまり様相を呈していたが、ここへ来てベテランの自作派がデジタルに手を出し始めたことで、閉塞感を打開できそうだ。
参加者は昨年とほぼ同じ25名で、工事中のため狭いリスニングルームで窮屈な思いをさせてしまった。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10416


ヴィンテージ愛好家の最新スピーカー試聴記 2016年4月
http://www.klang.jp/index.php?ci=10139

1945年から1983年まで38年間も製造されたオイロダインスピーカー
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/104/10428_801.jpg


 先日、じつに久しぶりに秋葉原に出向き、いろいろな最新スピーカーを試聴したことについて書く。

ご存じのように、わたしはオイロパやオイロダインといったクラングフィルムのヴィンテージスピーカーを使っている。

ウェスタンエレクトリックも含めると同好の仲間は大勢いて、我らヴィンテージ愛好家はオーディオにおける大派閥だ。

そんな連中はB&Wなどの最新スピーカーには目もくれず、「あんなキンキンシャカシャカしたスピーカーはオモチャですよ」といった調子だ。

 だが、古い機器に囲まれて何十年もいると、ふと、

「世間は文明化して洋服なのに自分だけ貫頭衣というように、取り残されているのではないか?」、
「自分だけ古墳時代?」

などと思うことがある。最新スピーカーの宣伝文句には

「革新的な進歩」、
「これまでにない完璧なサウンド」

などという文句が踊っていて、

「劣った昔のスピーカーなど粗大ごみにしてサッサと買い替えましょう」

と言わんばかりだ。もちろん、アンプにも同様なことがいえるが、スピーカーほど極端な音の差は無いだろう。

 筋金入りのヴィンテージオーディオ愛好家のなかには、装置があまりに大げさなので「それではナローレンジ過ぎませんか?」と心配すると、「どうせ耳が悪いので分かりません」とか、「音楽は聞きませんから」などど豪語する人もいる。

わたしも裸の王様になってはまずいので、自分の耳で最新スピーカーを確認してみることにした。

若いエンジニアのK君と「肉の万世」前で待ち合わせの約束をして出向くと、そこはコインパーキングになっていた。まったくの浦島太郎だ。「肉の万世」は万世橋の向こう岸に移転していたが、ハンバーグの味は変わっていなかった。


 試聴には「西脇義訓指揮、デア・リング・オーケストラ」による「英雄交響曲」のSACDと、「フェリシティ・ロット(ソプラノ)」による「シューマン歌曲集」のCDを持参した。最新スピーカーに合わせた新録音と、聴きなじんだ歌という組み合わせだ。「革新的な技術によって歪がなくなったはずのニューモデルは、さぞかしピュアな音を聴かせてくれるにちがいない」と期待しつつ、複数のショップでかなりの数のスピーカーを聴いた。

 大型量販店でぶらぶらしながら JBL やタンノイの小型モデルが鳴っている音を聴いたが、それらは改めて試聴したいと思うほどではなかった。

開発中のDAコンバーターを現在のベストセラースピーカーで鳴らすと、いったいどんな音が出るのか確認してみる必要があると思っていたので、まずはB&Wの試聴を申し込んだ。トヨタ車のような絶対的優越性があるとされ、驚くほど売れているらしい。

 まず、安価な600シリーズを聴いたところ、無理して上位機と同じツィーターにしたために中国で製造してもコストに無理があるのか、長岡鉄男流に重量ブロックでも乗せないと箱が厳しいと感じた。だが、それでは都会にふさわしいコンパクトなデザインが台なしになってしまう。いまのように高価で豊富なオーディオアクセサリー製品が無かった昔は、愛好家の必需品といえば重量ブロックやレンガ、ブチルゴムシートなどであった。いやはやダサいが、いまでも効果のあるアクセサリー群だ。

 その上のCMシリーズには重量ブロックが必要なさそうだったが、期待していたようなピュアな音ではなかった。

きっとうまくマーケッティングをして、「B&Wの音」を作っているのだろう。

無色透明どころか、「下手をするとオイロダインより癖が強いのでは?」と思う瞬間もあった。

CM1S2 や CM5S2 といった2ウェイはとてもコンパクトなので、英雄交響曲で低音が貧弱なのはしかたないが、高音が重要な弦の広がりや管の輝きも「これぞ最新スピーカー!」というほどではなかった。

試聴の前にアンプをどれにするか問われたので、「できるだけニュートラルなもので」と所望したところ、LUXMAN の純A級動作プリメインアンプ L-550AX(たぶん)を使ってくれたが、低能率の小型スピーカーにはパワー不足だったかもしれない。

購入したB&WのCM1 S2
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 CM9S2 や CM10S2 といった3ウェイは箱が大きいので低音は2ウェイよりまともだった。

それだけでなく、高音も2ウェイより鮮やかに聴こえた。

こういう「これみよがし」の高分解能を最新モデルに期待していたので、「試しに手頃な CM9 でも買ってみようか」などと気をよくした。

だが、ソプラノを聴いてみると、なんとも人工的な声でがっかりした。

それを K君に小声で伝えると、「世の中アニソン(アニメーション漫画のソング)のほうがメジャーですから」と返されてしまった。

もう一度2ウェイに戻してもらってソプラノを聴くと、今度は2ウェイのほうが3ウェイよりもまともだった。70センチウーファーを使っているわたしは、「こんなに小さなウーファーでも2ウェイと3ウェイで一長一短があるのか」と感心してしまった。

 ダイヤモンド・ドーム・ツィーターを使用した 800シリーズも、2店舗で3機種を試聴した。

たしかに歪は少なそうだったが、音の肌触りが異質でなじめなかった。

「優れて異なる」ということかもしれないが、先入観も含め、ダイヤモンドの物性が特異であることが音の印象に影響してしまっていた。

以上のようにネガティブな評価も正直に書くが、キチガイじみた大型スピーカーを使っている変人の感想なので、関係諸氏には広い心でご容赦いただきたい。

 店員に「B&Wの音はちょっと派手で不自然に感じる」と伝えると、2番目に売れているという FOCAL のスピーカーを聴かせてくれた。

たしかに音は柔らかかったが、どこか音が薄められているようで中途半端に思えた。

DALIなど、ほかに聴かせてもらった売れ筋スピーカーも印象に残らなかった。
好みではないが、「なるほど、B&W の音はうまく作ってある」と感心した。

ハズレが続いて疲れたので、懐かしの名機 BC II のおかげで好印象なスペンドールを聴かせてもらった。

最小モデルの SP3/1R2 でも、どことなく BC II らしい上品な音がしたので、やはり伝統というものは大切だと思ったが、高音寄りのバランスが気になった。

中型の SP1/2R2 にしてもらっうと、バランスは少し良くなったが、価格が立派すぎる。

 なかなか思うようなスピーカーは無いものだと思いつつ、売れ筋スピーカーの最後にドイツの ELAC を2機種聴いた。

Uボートのソナーと MMカートリッジで有名な老舗の音響機器メーカーだ。

ちょっとやかましいところもあったが、「最新スピーカー」らしい分解能があるのに、フェリシティ・ロットの声もギリギリで別人にはならなかったので、「これならアンプやセッティングでなんとかなるかな」と思った。


ELAC の BS192
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 帰りがけにふらりと立ち寄った試聴室で思わぬ発見をした。

イギリスは ATC のスピーカーである。

今回の試聴で、はじめて「ニュートラルな音」だと感じた。

悪くいえばつまらない音かもしれないが、英雄交響曲もロットの声も、これといった欠点なく正確に再生した。

聴いたのはペアで200万円以上もする大型のスタジオモニターだったので、気軽には買えない。家に帰って調べてみると、20万円前後の小型モデルもあった。
かなり能率が低くて手こずりそうだが、それら ATC の2機種と ELAC の BS192 を仕入れてみることにした。

また、最も多く聴かせてもらったダイナミックオーディオさんに感謝して、CM1S2 を購入させていただいた。

B&Wはダイナミックオーディオさんが実績豊富で価格も安い。

 夕食の後、K君の家でクラングフィルムのオイロダイン KL-L439 を聴いた。

「なんと、ATC のスピーカーによく似た音ではないか」

と、K君と顔を見合わせた。

オイロダインは能率がはるかに高いせいか、高音に抑えきれない冴えがあって ATCほど透徹な音ではないが、60年という製造年の隔たりを考えれば、両者は同じ方向を目指して作られたようにすら思える。

 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版が ATC といえば音の傾向を理解していただけるだろうか

 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。
オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。

いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」

 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。

技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。

安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。

実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。

 とはいえ、全員にオイロダインをお薦めするわけにはいかないし、そもそも入手困難になってしまっている。

「もうオーディオは終わった」などというヴィンテージ大家ほどは老いていないつもりなので、いま楽しめる方法を考えてみたい。

幸い、小型スピーカーの一部に可能性を見い出せそうなので、それらと手頃なヴィンテージスピーカーの両方を所有することで、オイロダインと同等以上に音楽が楽しめるかもしれない。その実験がしたくて数機種を手に入れることにしが、ATC は納期が長く、しばらく待たなければならない。

 じつは、オイロダインを戦前の強烈な個性をもつヴィンテージスピーカーと比較すると、まともすぎて平凡に聴こえるくらいだ。

そういう立派なヴィンテージスピーカーのオーナーも、最新の小型スピーカーで遊んでみてはいかがだろうか。どっちみちデジタルオーディオで新しい機器と取り組まざるをえないのだから、お使いの出力管1本の価格で買える最新スピーカーで、オーディオの幅を広げるのは悪くないと思う。
http://www.klang.jp/index.php?ci=10139


音を決めるスピーカーの選び方(ショップで購入するばあい) 2016年12月
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10401&i=10417

 音はスピーカーで決まります。

昔は音の入り口であるアナログレコードプレーヤーやピックアップカートリッジなども音質に大きな影響があって、機器の選択や使いこなしも難しかったので大変でした。それはちょうど、クラッチ操作が必要なマニュアルの自動車のように、初心者には敷居の高いものでした。

パソコンで音楽ファイルを再生する方式が主流になった2010年ごろからは、安価なデジタル機器で簡単に音の入り口を良好な音質に仕上げられるようになったので、ますますスピーカーが決め手になりました。

それだけでなく、スピーカーを決めればアンプなどのほかのコンポーネントも無駄なく決めることができます。たとえば、スピーカーが高感度ならアンプは小出力で済みます。

では、そんなに重要なスピーカーをどうやって決めて、どうやって買えばいいのでしょうか?

無駄遣いを重ねてしまった悪いオーディオ装置の見本
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 その答えは「自分が気に入ったものを買う」ということになりますが、これが簡単ではなく、わたしも無駄遣いをさんざんして来ました。

その昔、神田明神下にあったマニア御用達のオーディオショップで顔なじみのお客さんたちと雑談中に、わたしが「オーディオにお金をかけるのは1千万円が上限だな」と発言したところ、みなさんが苦笑いしました。すると、ショップのオーナーが「この人たちはとっくに1千万円以上使っているよ」と、教えてくれました。そのときは驚いてあきれ顔をした自分ですが、同じ道をたどってしまいました。みなさんがそんな無駄遣いをしなくても済むように、せん越ながら親身になってアドバイスをさせていただこうと思います。

 まず、「究極の」とか「最高の」とかいうのはやめましょう。
そんなスピーカーはありませんし、万人が最も良い音だと感じるスピーカーもありません。

最も高額なスピーカーならあるでしょうが、そういうのに限って癖が強いことが多く、購入時の熱が冷めた後は無駄遣いを反省する日々になりがちです。
まずは予算とスペースを確認しましょう。

確認できたら、買うより先に現物を見聴きすることです。

もし、拝見できるオーディオ愛好家のリスニングルームがあるなら、ぜひ訪問してみてください。そういう幸運は多くないので、普通は販売店に行くことになるでしょう。ネットで買うにしても、ある程度実体験しないと妥当な判断ができないと思います。


地方のオーディオショップに陳列されていたスピーカー(長野県伊那市のオデオンさん)
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 わたしは信州の南部(要するに田舎)に住んでいて、近所にあるヤマダ電機やエディオンといった家電量販店には、趣味として楽しめる魅力的なオーディオ製品は、スピーカーに限らずほとんど陳列されていません。

いっぽう、都会の高級オーディオコーナーがある超大型店や、地方でもオーディオ専門のショップなら、たくさんのスピーカーが並んでいて切り替えて聴かせてくれます。

高額商品が多いので入門者には敷居が高いでしょうが、そういうところに来る客が購入する確立は低いので、冷やかしでも気にする必要はありません。とにかく実物を見聴きして、体験を積み重ねることが大切です。

雑誌やインターネットの情報でスピーカーの良し悪しを判断するのは、ベテランにとっても難しいことです。

オーディオを趣味にするつもりなら、ちょっと足を伸ばして、いろいろなショップでいろいろなスピーカーを見聴きしましょう。「オーディオショップ」というキーワードで検索すれば、いくらでも見つかります。

 スピーカーがぎっしりと積み重ねられているようなショップで切り替えて試聴すると、購入後に自分の家で聴くのとはかけ離れた条件になってしまい、派手なスピーカーが良く思えてしまうものです。

普通の家電品売り場よりは静かでしょうが、周りの騒音も多少はあるので、大人しい音のスピーカーには不利です。

そこで、片方のスピーカーだけを聴いてみてください。

スピーカーの背丈の2倍くらい、だいたい1メートル前後の距離で真正面に顔を向けて聴くと、スピーカーの性格が分かりやすいと思います。

本来のリスニング位置より近すぎるため、アンバランスな音になりがちですが、その状態で感じた癖は、もし購入して聴き込んだら気になるものです。
そうやって、片方づつ両方を聴きましょう。ステレオなので、左右で楽器の配分が異なるからです。

また、音が大きいほうが良く聴こえる傾向があるので、できればスピーカーを切り替える毎にこまめにボリュームを調整してもらうか、許可を得て自分で調整し、聴く位置での音量を合わせてください。

お気に入りのCDや音楽ファイルなどを、ぜひ持参して再生してもらいましょう。
ほとんどのショップは喜んでかけてくれるはずです。

「アンプとプレーヤーはどれにしますか?」と聞かれ、意中の製品がなければ、「ベストセラー機にしてください」でいいと思います。試聴には中庸が一番です。


メーカー製の新品を普通に買うばあいの例(B&W CM1S2 と ELAC BS192)
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  わたしはこれまでに、2本で数百円から1千万円超まで、また、平凡な四角いスピーカーから岡本太郎のオブジェのようなものまで、バラエティー豊かなスピーカーをたくさん聴いた経験があります。この記事を書くにあたって、秋葉原でショップ巡っての試聴もして来ました。

しかし、肝心の聴きたい音が薄いくせに、耳障りな余分な音を出すスピーカーが多いように感じられてしかたありません。

新製品が出るたび「白さがちがう」のにいまだ汚れが残る洗剤のように、「革新的な進歩」を繰り返して歪みが減ったはずの最新スピーカーも、けっして無色透明な音ではありません。

それどころか、明らかに売るための色付けがしてあって、評判の良いスピーカーなのに気に入らないことが多々あります。自分の耳で判断して、気に入る音色のスピーカーを選びましょう。

 音色である程度候補が絞れたら、つぎは大きさとグレードです。
予算や設置スペースに余裕があるばあい、高いグレードの大きな製品(モデル)を買えばいいのですが、最近のスピーカーは箱にコストがかかるせいか、ちょっと大きくなるだけで極端に価格が高くなる傾向があります。

小さなモデルと一つ上の大きなモデルを比較すると、明らかに低音が豊かになるので、価格的に無理でも上のが欲しくなってしまうものです。しかし、製品ラインナップの同一シリーズなら音色は似た傾向ですし、入門ということでもあるので、安い方を買ってはいかがでしょうか。

小さなスピーカーには音のまとまりが良いというメリットもあります。
ちょっと大きなくらいでは、どうせ生のオーケストラを彷彿とさせるような低音は出ません。

大きなモデルとの差額で高性能なサブウーファーを買うという手もあります。
音量が小さくなると、人間の聴覚は低音に対して極端に鈍感になるので、常識的な音量で聴くとき、サブウーファーで低音のバランスをとることは合理的です。

 なるべく多くのショップで聴かせてもらい、気に入ったスピーカーがあってもすぐには買わず、日にちをかけて落ち着いて考えましょう。やはり入門にはメーカー製の新品が無難ですから、現行製品から気に入ったスピーカーがみつかればラッキーです。

ショップで買えば使い方のアドバイスがもらえますが、ケーブルを売りたがるかもしれません。あわてて高いケーブルを買わずに、まずは一番安い電線でスタートしましょう。ショップで機種を決めて、ネットで安いところを探して買うのも賢い選択です。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10401&i=10417


音を決めるスピーカーの選び方(いろいろな購入パターン) 2016年12月
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10401&i=10418

 これまではショップでスピーカーを選ぶお話をしましたが、気に入ったスピーカーが見つからなかったらどうしましょう?

価格比較サイトなどの情報で、てっとり早くお買い得なスピーカーを選ぼうという人がこの記事を読むとは思えないので、一旦落ち着いていろいろなパターンを検討してみましょう。


(パターン1) 通信販売で購入

ショップにはあまり置かれていないメーカー製品の例(ATC SCM7)
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 ショップに置いてあるスピーカーには限りがあります。とくに地方ではそうですから、普通の家電品だったらネット通販などで買うことになります。通販なら、ショップにはめったに置かれていない珍しいスピーカーも買えるので、選択肢が広がります。

しかし、スピーカーは「評価★★★★☆」といったことで買うのは危険です。
音の良し悪しは抽象的な情報なので、他人の感性は当てになりません。

そもそも、「どうやってスピーカーを選ぶのか?」という入門の段階にいるので、最終的に通販で購入するにしても、その前に決断するための情報と理解が必要になります。ですから、実際には一番多い購入パターンである「通信販売で購入」は、なるべく知識を蓄えてからにしたほうがいいので、申し訳ありませんが「こうしましょう」といった手短なアドバイスは無理です。趣味ですから、頭でっかちでスタートのほうが楽しいくらいです。


(パターン2) 自作する

自作するばあいの例(8 cmのユニットを使った総工費1万円くらいのスピーカー)
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 普通にディーラーで車を買ってそのまま乗る人は、たとえ高級車やスポーツカーを買う人でも、「車が好き」なだけで「車が趣味」とはいえないように、ただスピーカーを買うだけでは「オーディオ愛好家」にはなれないでしょう。「趣味」というからには、いくつもコレクションしたり、改造したり、あるいは古いものを大切に維持したりといった、特別なこだわりに時間を費やすことが必要です。そういう意味では、たとえお金はかけなくても、スピーカーの自作は立派な趣味です。

昔の学生にとって自作が定番だったので、わたしも高校卒業までダイヤートーンのP610 という 16.5 cm口径の安価なフルレンジスピーカーユニットを、大きなベニア板に取り付けただけの自作スピーカーを使いました。

 上の写真は数年前に息子と一緒に自作した、フォステクス製の 8cm フルレンジスピーカーユニットを使ったスピーカーで、総工費1万円くらいです。
そういう安価なものから、首長竜のようなコンクリートホーンまで、自作は奥深くて楽しい趣味の世界です。

もし、自作は難しいとお考えなら、フォステクスに「かんすぴ」という安価で簡単な入門用スピーカー自作セットがあります。いいスピーカーを購入した人も、試しに「かんすぴ」を買ってみればオーディオへの理解が深まります。自分で苦労した作品から出る音は、良く聴こえるものです。決め手のスピーカーがなければ、とりあえず「かんすぴ」でも聴きながら、ゆっくりと情報収集しましょう。


(パターン3) ネットークションで購入


ネットオークションで買うばあいの例(英ジョーダンワッツ JUNO)
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 いまどきは新品でいいものが見つからなければ、すぐに「ヤフオクで中古」という発想のようですが、一部の例外を除いて中古品は劣化しているスピーカーがほとんどなので、入門者にはお薦めできません。

実際、わたしもスペンドールというブランドのスピーカーをヤフオクで物色してみましたが、「こんな中途半端に古いものがそんなに高いの?」といった状況で、結局買いませんでした。

その代わり、eBay でジョーダンワッツという、若いころに興味があったスピーカーを買いました。リスニングルームの工事中に臨時で使うシステムとして購入したものです。

はじめは入門者の参考例になると思っていましたが、スピーカーを海外から個人輸入のうえにアンプも特殊では入門にふさわしくないので、その一件は別の記事でご紹介することに変えました。

 もし、あなたが過去に欲しかったスピーカーがあってネットオークションで再会し、ダメ元で購入するというのなら悪くないと思います。

つまり、ネットークションを本当に楽しめるのは、オーディオのベテランや、かつて楽しんでいた人です。

そういうなかに、音楽を聴く時間よりもネットで物色している時間の方が長い人が増えているのは困りものですが、それほど魅力的なのは確かなので、「入門者だが、どうしても」という人は、自作用の安価なスピーカーユニットをネットオークションで購入してみてはいかがでしょうか。


(パターン4) 敷居の高い超専門店で買う

 車でいえばレクサス○△店やポルシェセンター○×といった程度の敷居の高さではなく、もっとアンフレンドリーなショップのことです。

オーディオでは多少の怪しさも手伝って、かなり入りにくいショップがあり、案外そういうところが生き残っている傾向にあります。

そんな超専門店では、高価なハイエンド装置や、珍しいヴィンテージ機器などが売られています。「初心者お断り」と書いてあるようなものですから、入門にはふさわしくありませんが、勇気を出して冷やかしに行けば、カルチャーショックを受けて視野が広がるかもしれません。また、以下のような考え方もあります。

 既成品を買うばあいでも自作でも、まずは安価なスピーカーから始めて、徐々にグレードアップして高価なスピーカーに買い替えていくというステップは、入門者にとって無難なだけでなく、その過程で色々なスピーカーを経験できるので楽しいものです。しかし、初めから超専門店などで究極のスピーカーを購入するという選択肢もあります。

少年時代に読んだあるオーディオ雑誌に、たしか「50万円以内でオーディオ再生装置一式をそろえる」といったような記事がありました。スピーカーに半分の25万円、アンプとプレーヤー(当時はアナログ)に4分の1づつといったバランスのとれた組み合わせが紹介される中に、ルボックスというスイス製の高価なオープンリールテープ録音機とヘッドホンだけを購入し、友達の装置で再生してもらった音楽を録音して楽しむという過激なプランがありました。

これは最終的な数百万円の再生装置を構成する機器を、買い替えることなく順番に買っていくという遠大な計画で、ルボックスは最後までメインの録音機として活躍することになります。

 わたしはグレードアップと対極の発想に衝撃を受け、無理をして QUAD というイギリス製の、それもヴィンテージな真空管アンプを購入しました。しかし、QUAD のアンプを長くは使いませんでした。自分にとっての最終的な装置が変わってしまったからです。

このように、初めから究極のスピーカーを購入することは、一見無駄がないようでいて大金を費やすことになりがちです。それでも、趣味人は自分にとっての究極を探し求めてしまうものです。


高い志をもって、いきなり究極のスピーカーを購入するばあいの例(オイロダイン KL-L439)
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 上の写真はそんな人向けの例で、オイロダインというドイツ製のヴィンテージスピーカーを、ミニコンポのセンターユニットと組み合わせるプランです。

スピーカーに予算の約99 %、それ以外に1 %の配分になります。予想外にまともな音が出ますし、歴史の重みを感じる逸品の魅力は絶大ですが、お薦めはできません。
入門者には無縁のパターンをご紹介してしまいましたが、「必ず買い替えるので無理のないように」ということをお伝えしたかったのです。

(パターン5) 売っていないものを手に入れる

 さらに過激な選択肢として、使っている人がほとんどいない珍品スピーカーの購入や、前例のないような独創的なスピーカーの制作といった苦難の道があります。


泥沼で苦労したい人のための一筋縄ではいかないスピーカーの例(オイロパ・ユニア)
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上の写真は1935年ごろにドイツで製造され、ナチスのプロパガンダ映画の上映にも用いられた「オイロパ・ユニア(EUROPA JUNIOR)」というスピーカーです。
第二次大戦による破壊でほとんどが失われてしまったため、入手には大変な努力が必要です。

もちろん執筆時点で販売しているショップはありませんし(筆者調べ)、最近では海外のネットオークションにも出品されなくなりました。
ドイツに行って愛好家巡りをすれば、所有している人は何人かいるでしょうが、わたしの知る限り譲る気の無い人ばかりです。

 さらに、苦労して入手したからといって、まともな音が出るとは限りません。

ウェスタンエレクトリックというメーカーの第二次世界大戦前を中心に映画館で用いられた製品もそうですが、こういうスピーカーには骨董品の壺や名画のようなところがあり、うかつに手を出すと痛い目にあいます。

大金をつぎ込んで時間をかけて、やっとのことで装置を整えても、往々にして不具合が発生し、複雑な分解調整やら入手困難な部品やらで音が出ない状態に陥ってしまいます。自分も時々そうなるので、反省しなければいけません。

音が出ないのでは音楽が聴けませんから、どんな安物の再生装置にも劣る最悪のシステムです。

そういうわけで、入門者が第一に避けるべきプランですが、インターネット上にある大家とおぼしきオーディオ愛好家の情報には、このようなスピーカーが登場しがちなので、驚いて欲しくなったりしないように書きました。


(パターン5) おすすめは?

フルレンジスピーカーユニットの例(旧東ドイツVEB製のダブルコーン10インチ)
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 いろいろなパターンをご紹介しましたが、本当に選択肢が広く、結局「いろいろ聴いて気に入ったものを選ぶ」ということに尽きます。

無難なところでは、ある程度のお金を出して新品のスピーカーを買うか、安価なスピーカーユニットで自作するということになります。「これ!」というスピーカーに出会えないのなら、まずは安価なフルレンジスピーカーユニットから始めましょう。自作が面倒なら、フルレンジスピーカーユニットが箱に入った安いスピーカーを買うのでもいいと思います。

 失敗しても損害は大きくありませんから。日本製、アメリカ製、ヨーロッパ製と順番に3組買ってみれば、国による音の違いが分かると思います。
簡単な箱でいいので比較しながら聴いて楽しめば、それがオーディオ入門者の王道かもしれません。そうやって聴くうちに、「この CD はこのスピーカーが合う」といった相性が分かってくると思います。

いろいろな録音、いろいろな音楽を聴くうちに、「CD や音楽ファイルなどに入っている音を、そのまますべて出せるだけでは理想の再生装置ではない」という、オーディオの真髄が理解できると思います。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10401&i=10418
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c18

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
19. 中川隆[7567] koaQ7Jey 2017年4月06日 23:35:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8052]


Klangfilmの系譜


1930年にトーキーに改造された初期の機器を除くと以下の4つの大きな発展の過程がある
 
1931年 音響シリーズZetton Euroton EuropaI&II
    最初のスピーカーシステム
 
1936年 オイロッパクラトーン音響シリーズ
    Euronette Klarton Europa Junior Klarton  Europa Klarton I&II Euronor
 
1945年 オイロダインアンプ・スピーカーシステム
    Eurodyn Verstaker Lautsprecherkombination
 
1950年 オイロダインラックアンプシステム
    Eurodyn Gestellverstarkeranlagen K,M,ML,G
 
大型スピーカー Euronor II アンプラックシステム Euronor II
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/room4/room4.htm

1927年前後でしょうか、映画に音が付いたのは。トーキーって奴ですね。

高いお金を取る劇場のため、家庭用の電気蓄音機とは桁の違うお金がかけられました。

ベルリンオリンピックの’民族の祭典’やハリウッドを見れば判ることですが、(ムッソリーニのチネチッタも) 当時の映画産業全体が国威発揚のための国家的事業だったのです。

共産国ではありませんから、私企業のかたちにはなっていました。

米国でその音響部門を担っていたのが、ウェスターンエレクトリック、WEと略します。

アメリカでは電話も公営ではありません。アメリカの電話を作って来たのがベル電話会社、後のアメリカ・テレフォンアンドテレグラムAT&Tです。その海外版がインターナショナル・テレフォンアンドテレグラムIT&T。CIAなどの海外工作員はここの肩書きをよく使います。

AT&Tの音響通信機器製造部門がWE。その一部門があのベル研究所です。トランジスタの発明もベル研究所、特許はWEが持っていました。

当初、映画の為に使われたWE41・42・43と言った機械はとてつもなく大掛かりなものでした。管球王国の51号、WSIの土井さんによれば、映画のフィルムとは別のディスクを音源とする仕組みから、映画のフィルムに音源が仕込まれた光学式(サウンドトラック付き)に映画の音響が統一された頃、1933年にはWE300Aと言う真空管が開発されています。それを使ったWE86というアンプが1934年に出来ています。

この真空管のおかげで、それまでの大きなアンプを随分小さな仕掛けに出来るようになりました。その後それ以前のWE42・46といったアンプにも使える様に改良された WE300B が1938年に出来ました。

アメリカ映画の音響を支えたのがWEやRCAであれば、ドイツ映画の音響と言えばクラングフィルム。

ドイツでもシーメンスとAEGが共同出資した映画音響機器部門クラングフィルムが1928年にはオイロッパ(EUROPA)というスピーカーを作っています。

その後アルテックのAシリーズと同じように劇場の規模に応じて色々なシステムが作られました。 数々の巨大なシステムもある中で、

1938年頃には38センチコーンウーハーとホーンによる2ウェイの最小単位、オイロダインが作られます。(アルテックで言えばA7に当たる様な気がします)

強力な磁石が必要だった為に、当初フィールドコイルだったスピーカーも(要するに電磁石です。アンプ以外にも大きな電源が必要でした。)戦後強力なアルニコ磁石が手に入るようになって、1950年頃パーマネント化されます。

1965年ごろまでクラングフィルムのブランドで売られました。
日本でも売られるようになったのは1970年代に入って、シーメンスブランドになってからです。
http://kawa.weblogs.jp/things/2007/01/2_af93.html
http://kawa.weblogs.jp/things/2007/01/3_d0ee.html

クラングフィルム(Klangfilm)は英語風ならサウンドフィルムという名前の会社で、1928年にトーキー映画システムの開発と販売を目的として、SIEMENS & HALSKE と AEG(Allgemeine Elektrizitaets-Gesellschaft)によって共同設立された。

ウェスタン・エレクトリックの事業が電話をはじめとして数多くあったのに対し、クラングフィルムはトーキー専業であった。その戦後初のトーキー・システムとして1945年に登場したのが「オイロダイン・システム」である。

オイロダインというのは、そこで使われていたスピーカーであったことに由来する呼び名で、スピーカー本体に Eurodyn という文字は無い。なお、1945年当時のモデルは、フィールドの KL-L9431 であり、アルニコは1950年代の途中からである。


オイロダインの背面
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/179/17976_802.jpg

オイロダインは劇場用の典型的な2ウェイ・ホーン・スピーカーで、クロスオーバー周波数は 600 Hz 付近である。

日本に多いジーメンスのオイロダインと、クラングフィルムのオイロダインとの一番のちがいは、高音用のドライバーである。上の写真のように、クラングフィルムが2インチ半ほどの振動板とは思えないほど巨大なドライバー(KL-L302)なのに対し、ジーメンスのドライバーは二回りほど小さい。

ウーハーはどちらも KL-L406 で同じである(ウーハー3発のモデルを除く)。


オイロダインのウーハー KL-L406
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/179/17976_803.jpg


ドイツの音はけっして金属的なモノクロームの世界ではなく、寒色から暖色までの豊かな色彩をもつ音である。米国系の音は暖色に偏っているために明るく、より鮮やかに感じるのに対し、ドイツ系の音は冷たい色も含んでいるために一聴すると地味なのだが、じっくりと聴けば、より色合いが豊富で表現の幅が広いことに気づくはずだ。

オイロダインはジャズとクラッシックのどちらにもマッチする、さまざまな音色の出せるラッパなので、手間がかかることを除けば万人向けともいえる。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=14457&i=17976


__________

夢のシーメンス・オイロダイン(Siemens Eurodyn)

小職は「業務用」とか「プロ仕様」とかの言葉に弱い。

スピーカーでのそれらの最右翼は独逸シーメンスであろうか。

特にかねてから気になっているのが、シーメンス社のオイロダイン(正しくはKlangfilm Eurodynクラングフィルム オイロダインか)だ。

シーメンスのスピーカーと言えば、今は亡き伊藤喜多男さんがずっぽりと惚れこんでいた。小職が果たしてこのオイロダインを生涯手にすることができるかどうかはわからない。まずは無理なような気がする。手に入れれば奇跡と言われよう。日本では現用機は20台はないように思える。従って情報は外国のウェッブ・ページから仕入れるしかないようだ。

大半のオイロダインは老朽化と映画館の衰退とともに廃棄の憂き目にあっているはずだ。世界中のオイロダイン・マニアは古い映画館が閉館すると聞けば館主と直談判でゲットする例が多かったようだ。

最近では極くたまにeBayあたりでも売りが出るようだ。先週eBayのヴィンテージ物オーディオをscanしていてオイロダインに遭遇した。思わずコピペしておいたのがこれである。プライス・タグは$23,800である。今のレートでいったら200万円を切っている。昨今のハイ・エンドのスピーカー・システムと比べてもかなり安いとはいえ、すっとは手がでないのが家庭の事情だ。
http://blog-imgs-45.fc2.com/g/i/o/giotto246/Siemens+Eurodyn+L439_convert_20110817234751.jpg
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駒ヶ根のクラング・クンスト運営者によると、オイロダインが登場したのが1945年、シーメンスはその前からスピーカー生産を始めていて、あのヒットラーが演説に使っていたPAもシーメンス製だそうだ。

このオイロダイン・システムはにシーメンス製のトーキー・システムで、劇場の銀幕の裏で活躍してきたスピーカーである。使われ方で一番多いのは平面バッフルだろう。何しろユニットの佇まいが美しい。独逸の工業製品の白眉だ。鉄フレームがカッコイイ。

EMTにも同じ臭いを感じる。音は聴かずとも分る。贅肉をそぎ落とした、少々硬めの、かっちりとしたサウンドに違いない。あ〜、オイロダインでクナッパーツブッシュのパルシファルを聴いてみたい。
http://giotto246.blog136.fc2.com/blog-entry-29.html


オイロッパ系のシステムは現代のハイエンドスピーカーと比較して特性で劣るものはありません。かかっているコストはとんでもないものです。

国の威信をかけたものですからオーディオメーカーが営利目的で開発するものとはかかるコストも桁が違います。
[2011/08/06 02:36] URL | スタジオマン


いくら数百万する現代のハイエンドスピーカーでもオイロダインのドライバーの振動板のエネルギーには負けます。 物量というのはやはり必要です。
[2011/08/08 10:54] URL | スタジオマン
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1146.html


多くの人は「オイロダイン」という名前のスピーカーがあると思っているようですが、実は「オイロダイン」はシリーズの名前で、そのシリーズを構成するパーツとしてアンプもスピーカーも存在します。

ちょっと古いけれど、ONKYOの「INTEC」というシリーズ名のような意味合いで「オイロダイン」という呼称が使われているのです。

「INTEC」の中にはアンプもスピーカーもあると。


800人のホール用として Europa-Junior-Klarton シリーズがあり

それを構成するスピーカーに KL-43006 が

同じくアンプとして KL-32611 が配置されています。

アンプにも ジュニア−クラルトン−アンプと命名されています。

同様にオイロダイン−アンプもありますが、実際には使われていないアンプも(ドイツ製というだけで)オイロダインの威勢をかったモノも多く流通していますので、購入の際にはそんな乗っかり商法には注意が必要です。


営利企業と言うものは、すべからず効率を上げて利益を追求し公人としての社会責任を全うし・・・

ま、平たく言うとコストを下げて売上を上げる為に、合理化は不可欠なわけで。
劇場用の音響システムを提供するのであれば、館の大きさによって適宜ウーハーやドライバーの数を増したり、ブースターアンプで出力の増加を図ってフィッティングを行うと基本コンポーネントはそれぞれ一種類あれば使い回しが利きます。

WE だってALTECだって、これは当然のことですね。(515を4本に288を2本使うとかね)

ところがどうも、ドイツ人の生真面目さというか融通の利かない処ですが Klangfilmのシステムでは想定される劇場の規模によってアホみたいな種類のラインナップが用意されており、企業の効率としては最低の部類に入ります。
よって、そんな体制は間もなく崩壊しましたが。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-295.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c19

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
20. 中川隆[7568] koaQ7Jey 2017年4月07日 00:05:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8053]

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その1.) 2015/10/11
http://91683924.at.webry.info/201510/article_3.html


 私のオイロダイン前史・Part1.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_3.144454342541899189180.html
 (この度ベンプレ亭書斎に導入したクラングフィルム・オイロダイン、KL-L439です)

 我が家のメインスピーカーはダブルキャストです。書斎の西面に鎮座し、「西方の音」を奏でているのが、ビジュアル用にも使用するイギリスのThe Voice of a Queen、VITABOX BASS BIN(バイタボックス・バスビン)を中心とした5way。東面に鎮座するのはアメリカのThe Voice of the Theater、ALTEC(アルテック)A4を中心とした5wayです。

 どちらも映画館・劇場での使用を目的に第二次大戦前後に開発、改良されて行ったスピーカーで、ウェスタン・エレクトリック社の流れを汲むものですが、シアタースピーカーには忘れてはならないもう一人の巨人がいます。

 ドイツのklangfirm(クラングフィルム)社です。

 同社は世界初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が封切られた翌年、1928年に映画音響システムの提供を目的に発足した、SIEMENS(ジーメンス)とAEGの合弁会社です。

 私は30年ほど前、クラングフィルムの衣鉢を継ぐジーメンスのWIDE ANGLE(ワイドアングル)C70233-B5016-A11を導入し、2年前まで使用していました。これは22cm(25cm)コアキシャル2wayを片チャンネル3発使用したスピーカーで、ガッチリ、クッキリした隈取の濃い見事な音でした。現在も6発のユニットは大切に取ってあります(いずれドルビーアトモスの天井スピーカーに使用するつもり)。

 クラングフィルムのシアタースピーカーは御存じの様に1930年から米国のW.E.とカルテルを結び、世界の映画産業を二分していました(日本は辺境の地だからでしょう、カルテル除外地域)。当然ナチス・ドイツ御用達のPAスピーカーであり、ヒットラーがドイツ国民を熱狂させた大演説も、ベルリン・オリンピックの競技場の音声もクラングフィルムを通じて届けられました。

 クラングフィルムのスピーカーは実はW.E.より更に大掛かりで、戦前は家ほどもあるスピーカーまであったようです。1928年発表のEurope(オイロッパ)、Europe Klarton(オイロッパ・クラルトン)などウーファーのサイズが70cmもあります。雑誌等ではさらに大きい、ヤマタノオロチの頭の様な巨大ホーンを付けたモデル、高さ4mに達するEuronor(オイロノール)も見る事ができます。

 これらの恐竜時代の遺産の中で、日本に現物があるのはオイロッパだけと思われます。オイロッパは戦前、服部時計店経由で海軍に1台、他に西日本の映画館に1台輸入されているそうで、後者は某マニア氏のオーディオルームで今も鳴っているそうです。この方は雑誌取材には応じておられず、ブログやホームページも作っておられないようで、これ以上の情報がないのが残念です。
 
 映画館は判りますが、海軍というのは何かストーリーがありそうで面白いですね。元帥の誰かが数寄者で、資材調達の課長辺りを抱き込んで輸入、海軍省の大会議室に拡声用だと言い張って設置し、深夜こっそりワインガルトナーでも聴いていたのかも。

 それとも、海軍さんはモダンだったと聞きますので、将校向けのレストランかダンスホールがあって、ウィンナーワルツなぞ鳴らしていたのかもしれません。

 このオイロッパが現存していれば、映画館の物とペアにしてステレオで聴けたのに、残念ですね。空襲で焼けたのかな?まさか戦艦大和に積んであって、一緒に沈んだのではないですよね。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_3.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その2.)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_4.html



 私のオイロダイン前史・Part2.

http://91683924.at.webry.info/201510/img1_4.144454363341857109180.html
 (側面から見たオイロダインです。ウーハー、ドライバー共にバッフル面に固定するだけではなく、L型の鉄骨フレームを使用してマグネット部もガッチリ保持されています。これは音質にも好影響があると思われます)

 クラングフィルムの劇場用スピーカーのうち、かろうじて家庭に入る規模の物は、大型から順にEurope Junior(オイロッパ・ユニア)、Europe Junior Klarton(オイロッパ・ユニア・クラルトン)、オイロダイン、Biodyne(ビオダイン)でしょうか。

 従ってオイロダインはクラングフィルムのスピーカーの中ではむしろ小型のモデルなのですが、これ一本で800席の劇場の音響を賄う事が出来るよう設計されており、家庭用としてはもう十分すぎると言うか、オーバーパワーのスピーカーです。

 アルテックならA5、バイタボックスならBitone Major(バイトン・メジャー)クラスのシアタースピーカーと考えれば間違いなさそうです。ただしドイツ物の常として、価格はこれら英米の物より高価でしたが。

 雑誌、ネットによると、先に上げたクラングフィルムのスピーカーのうち、戦前のモデルであるオイロッパ・ユニア・クラルトンは3ペア、オイロッパ・ユニアはモノラル1本が国内のマニア氏の手元で鳴っている事が確認できます。 
 
 これらのスピーカーは戦前日本に輸入されたとの情報もなく、全て戦後、好事家がドイツから入手したものだと思われ、国内には合計数セットしかないのでは。

 戦後のモデルであるオイロダインは、国内で稼働しているのは20セット程度と言われています(私はもう少しあると思います)。バイタボックス・バスビンより少し多いかもしれませんが、オーナーも次々と鬼籍に入っており、生産完了から32年を経て補修パーツも払底している様です。
 
多くのモデルがあったクラングフィルムの劇場用スピーカーのうち最後まで残ったオイロダインですが、クラングフィルムのブランドで生産されたのは1965年まで、その後はジーメンス・ブランドに引き継がれました。

 なおビオダインはオイロダインの高域ドライバーをコーン型スピーカーとしたものだそうですが、本国ドイツでも殆ど生産されておらず、日本には1台もないと思われます。

 小劇場で使用されたワイドアングルは、その型番、C70233-B5016-A11から判る様にジーメンス製で、クラングフィルム・ブランドの物はありません。

 1972年、日本初のジーメンス・スピーカー正式輸入代理店が現れました。その会社「上弦」を運営していたのが、戦後しばらく東洋ウェストレックス日本支社の技術部長であった、故・伊藤喜多男氏です。

 氏はジーメンスのスピーカーに惚れ込み、代理店になるべくジーメンス日本支社に掛け合います。

 「このような高価なスピーカーは日本では売れない。貴殿の力だけでは無理である、何故ならば当社の社員が努力しても註文が全くない」という日本支社の詞を受けて「必ず売って見せる。貴殿等がいかに努力しても売れる代物に非ず。余以外にこのスピーカーの真価を知るものなし、即金にて支払う故、早急に二個輸入し、その結果を期して待つべし(もみくちゃ人生より)」と輸入を始め、新潟の関本特殊無線や徳島のシュミット、岡山のオーディオ・マエストロなどで一定量を販売したようです(私はマエストロからワイドアングルを入手)。

P.S.
 アルテックA4、バイタボックス・バスビンに相当するクラングフィルムのスピーカーは1954年発表のKL-L433、Bionor(ビオノール)でしょうか。二発の36cmアルニコ型ウーハーKL-L405に木製フロントロードホーンと大型のバッフルで低域部分が構成されており、高域はオイロダインと同じKL-L302ドライバー、KL-LZ30T100ホーンが使用されています。

 もちろん聴いたことは無いのですが、KL-L405ウーハーはオイロダインのKL-L406に比べてマグネットがかなり小さく、ダブルウーハーである事も加え、オイロダインよりもややファットな低域ではないかと想像しています。木製低音ホーンと広大なバッフルの何れにも補強桟らしい補強桟が入っていませんしね。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_4.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その3)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_5.html


 私のオイロダイン前史・Part3. 私のオイロダイン前史・Part3.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_5.144454388843635676180.html
 (ホーンとドライバーを上から見たところ。ホーンは分厚いアルミ鋳物製、スフェリカル・カーブという形状で、開口が180度まで広がっているのが特徴です。

 スフェリカルはエクスポネンシャル・ホーンより理論的に優れているとの意見もあり、最近巷でウワサのオールホーン型スピーカー、アバンギャルドにも採用されています(そういえばアバンギャルドもドイツ製ですね。
 ドライバーはALTEC288やJBL375よりも更に巨大な怪物です)

 オイロダインは程なくディスコンとなり、コアキシャルも生産が終了、1983年にジーメンスはついに音響機器から撤退しました。上弦もシュミットも今はありません。関本特殊無線も For music company と名前を変え普通のオーディオショップに様変わりしたようです。

  しかしアルテックがそうであったように、日本では劇場用システムが家庭に持ち込まれたため、世界で一番最後までジーメンスのスピーカーが売られていたようです。

 1983年以降は補修用パーツを使ったのでしょうか、日本ではオイロダインは1987年まで、コアキシャルは1991年までカタログに載っていたそうです。

 実は私がワイドアングルを入手したのは1986年ですので、本国では生産が完了していた時期ですね(日本に生まれてよかった)。

 ウワサですが、末期のオイロダインはウーハーがイソフォン製の物、コアキシャルにはツィーターがイソフォン製の物が有るらしいです。もっとも、イソフォンは以前よりジーメンスのOEMをしていた様で、モノは同一なのかもしれません。

 さて、私が最初にオイロダインを知ったのは別冊FMファンに載った若き日の三上剛志先生のオーディオルームの写真。もう40年も前の事です。三上先生は今も「趣味の獄道」としてご活躍中ですね。最近の写真(ステレオサウンドVol.135)を見ると、オイロダインはジーメンス製からフィールド型のクラングフィルム製に変更されたようですが、現在もメインスピーカーの様です。

 真空管アンプメーカーを主宰され、オーディオ評論家でもあった故・上杉佳郎氏もオイロダインの愛用者でした。1970年頃、ラックスマン社が当時輸入を検討しており、オーディオフェア用に持ち込んだオイロダインを強奪するかのように買い取り、長く使用されていました。氏はエレクトロボイス30W・片チャンネル二発をサブウーハー、テクニクスのホーンツィーターEAS-9HH42をスーパーツィーターとして、4Wayに組んでいました。

 30年ほど前、徳島・シュミットで行われた伊藤喜多男氏の講演会を聴きに行ったとき、シュミットにはオイロダインが鎮座していたと思います。しかし講演会はお話だけで音出しは無く、気の弱い私は音を聴かせて下さいとも言えず、徳島を後にしました。

 私はワイドアングルの音は今でも素晴らしいと思っており、上級機種のオイロダインをいつか聴きたいものだと思っていました。

 伊藤氏の講演会と前後し、季刊ステレオサウンドに2度オイロダインを使用するマニアの方が取り上げられています。一度目は五味康祐氏の連載、単行本にもなっている「オーディオ巡礼」に「鎌倉のパルシファル」の題で(Vol.50)、もう一度はやはり連載の「ザ・スーパーマニア」でした(Vol.54)。前者はマランツ#7、#9で、後者は伊藤喜多男氏のアンプで鳴らされていましたが、どちらの方も大変高度なマニアでした。
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Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その4)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_6.html



 私のオイロダイン前史・Part4.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_6.144454405339523010180.html
 (裸の状態で周波数特性を測定しているところです)

 オイロダイン使いとしてもう一人、記憶に新しいのは昨年亡くなられた勝見洋一氏です。氏は映画マニア、ビジュアルマニアで、主な執筆先はHIVIでしたが、セリフ用のセンタースピーカーに一本だけオイロダインを使用されていました。アンプは確か新忠篤氏の手になる巨大な送信管アンプ、W.E.212シングルでした。

 勝見氏の文章は教養豊かで、私の知らない美術の世界、美食の世界や、もっと砕けた大人の事情を教えてくれました。もちろん面識はありませんが、「こんな兄貴分がいたら楽しいだろうな」といつも思っていました。

 氏は「オイロダインの音は素晴らしいが、左右のチャンネルまでオイロダインにしたら香りが濃すぎる。いくら良い香水でも、洗面器に香水を入れて顔を突っ込むわけにも・・・」といった事を書かれていたと思います。
 
 伊藤喜多男氏が惚れこみ、勝見洋一氏が愛用したオイロダイン、あこがれていました。しかし如何にもタマが出ない。時々出てもペアで状態の良い物なら数百万円の値が付いています。

 コリャー一生無理だなぁ・・・と思っていたのですが、ナント、ヤフオクに一本だけで出品されました。開始価格が699,000円、即決価格が700,000万円と格安です。

 なんでもドライバーの振動板がかなり使い込まれていて、一部薄くなっており、アルミ箔で補修してあるため安く出ている様です。しかしこの機会を逃したら二度と手に入らない。思案する事30秒、即決価格でポチってしまいました。

 ポチッた後、ヤフオクのページを再度見直しましたが、このオイロダインは出品されて3日目。入札は入っていませんでしたが、「出品者への質問」欄では質問した人、つまり興味を持った人もいました。よくまあ、私が落とすまで誰も入札しなかったものだと不思議に思います。

 やはりステレオペアでなければ売り難いのでしょうか。モノラル再生も良い物ですし、ビジュアルをやるならセンタースピーカーに持って来いだと思うのですが。

 こういったブツは御縁ですから、私と縁があったのでしょうねぇ・・・

P.S.
 オイロダインといえば重要人物を忘れていました。ピンキーガレージのピンキーさん、オーディオショップのオーナーです。

私はかつてセンタースピーカーに国産箱のバイタボックス・バスビンを使っていました。しかし左右のステレオ(こちらは英国純正のバスビン)の音に悪影響があるため、小型で剛性の高い密閉箱に仕込んだタンノイHPD385A、2台スタックに変更したことがあります。

そのためバイタボックスCN123ホーン・ペアが不要となり「無線と実験」の「売ります買いますコーナー」に出したところ、コレを引き取りに来てくれたのがピンキーさんです。

 ピンキーさんはアナログオンリーでメカニズム(エレクトロニクスではなく、という意味)に強いこだわりとウデを持つ方ですが、彼の常用スピーカーがオイロダインです。

 もちろんピンキー流に改造してありますが、ユニットの優秀さに惚れこまれている様です。

 氏はビンテージを有難がったり、伝説に惑わされるタイプではないので、オイロダインの素材としての優秀さは間違いないと思います。

P.S.のP.S.
 このご縁で、ピンキーさんに私のHPD385Aのコーン紙をモニターゴールドのコーン紙に張り替えてもらいました。今はもうゴールドのコーン紙は手に入らない様です。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_6.html


Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その5)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_7.html


 落札したオイロダインの薀蓄・Part1.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_7.144454424631201923180.html
 (落札したオイロダインの裏面にネジ止めしてあるエンブレムです。Typ.KL-L439、Fab.Nr.240210と刻印してあります。従って、このモデルは10種類ある歴代モデルの中でも、結構値打ち物の8代目モデルだと思います)

 私のオイロダインに関する知識といえば、当初フィールド磁石でスタートし、その後アルニコ磁石になった事、最後期モデルはフェライト磁石のウーファー3発のモデルになった事くらいでしたので、落札してから改めてオイロダインを調べてみました。

 管球王国のバックナンバー(特にVol.64からの小林正信氏の連載、「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」は極めて詳しい資料です。私は外国語がダメなので確かな事は言えませんが、クラングフィルムに関しては世界一の資料集じゃないかと思います。○代目オイロダインとこの後何度も出てきますが、この分類も小林氏の分類を引用しています)など数冊の成書とネット情報を元にすると以下の様ですね。

 クラングフィルムのスピーカーは裏面にエンブレムがネジ止めしてあるので型番は容易に判るのですが、外観、型式からも分類できます。
 まずマグネットでどの時代のオイロダインなのか、粗く分類できます。

 1945年に発表されたオイロダインは初代から6代目まではフィールド磁石(電磁石)、1953年発表の7代目はウーハーがアルニコ磁石、ドライバーはフィールド磁石の混成モデル、1954年の8代目と1965年の9代目がウーハー、ドライバー共にアルニコ、1977年のオイロダイン最終モデルである10代目はドライバーがアルニコ、ウーハーがフェライト磁石の混成モデルです。

 なお、一連のモデル、名称は全てオイロダインですが、クラングフィルムのブランドで販売されていたのは8代目まで、9代目からはジーメンス・ブランドになりました。

 オール・アルニコモデルの最初のタイプであり、クラングフィルム・ブランドの最終モデルが8代目、KL-L439(1954年〜1964年)です。ウーファーはKL-L406、ドライバーは巨大なマグネットを持つKL-L302、ホーンはアルミ鋳物製のKL-LZ30T100で構成されています。

 アルニコ後期モデル、ジーメンス・ブランドとなった第9代目(1965年〜1976年)はウーファーこそ8代目モデルと同じKL-L406ですが、ドライバーはKL-L303となり、振動板は同じであるもののマグネットはかなり小型化されました。ホーンも合成樹脂製のC70233-B501-A1に変更されています。

 1970年、9代目後期型になるとドライバーの型番がC70246-B560-A1に変更されています。しかしこのユニットの内容変更に関する情報はありませんので、型番だけジーメンス風に変えたのかもしれません。

 また、ユニットを支えるフレームも8代目と9代目は異なります。8代目は初代〜7代目と同じ直方体、9代目のみ後方が絞ってある台形のフレームになりました。

 「オイロダインを何台か放射状に並べて使うため台形にした」と書いたものを見ましたが、オイロダインはバッフルが無ければ成立しませんので、この見解はどうでしょうか。

 なお10代目(1977年〜1983年)はフレームが簡略化されました。ウーハーが22cmフェライト3発に変更、軽量化されたので、そのマグネット部を保持する必要が無くなった為でしょう。

 ドライバーはバッフル面から吊り金具にて引っ張って保持されていますが、9代目までと比べると、視覚的な安定感はイマイチですね。

 さて、私の手に入れたオイロダインはウーハー、ドライバー共にアルニコマグネット、大型ドライバー、アルミ鋳物ホーンで直方体型フレーム。ですからエンブレムの表示通り、KL-L439(第8代目)で間違いないと思います。

 8代目も厳密にいうと3モデルあるそうです。ホーンスロートにくびれがあり、音響レンズの無いものが1954〜56年のモデル。くびれがあり音響レンズのあるものが1957年〜59年のモデル。くびれが無く音響レンズのあるものが60年〜64年のモデルらしいです。

 落札品のホーンスロートの形にはくびれが有り、音響レンズが付属していないので1954〜56年のモデルと推測されます。

 フレーム裏のエンブレムに表記してあるFab.Nr.は240210です。最初から二ケタ目の数字は製造年月日を表すそうなので、このオイロダインは1954年制、8代目オイロダイン初期モデルの中でも初年度に生産されたものだと思われます。

 私は1958年生まれなので、このオイロダインは私より少しお姉さん(スピーカーはドイツ語では女性名詞だそうです)ですね。いろいろ教えてもらっちゃいましょうw
http://91683924.at.webry.info/201510/article_7.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その6)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_8.html


 落札したオイロダインの薀蓄・Part2.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_8.144454445686894412177.html
 (ウーハーの後部です。私の機材はマグネットに直接KL-L406とプリントしてありますがKlangfilm KL-L406のステッカーが貼付してあるモデルもあるようです。それにしても、何とまあ太いボルト・ナットでウーハーを固定してあるのでしょう。)

 古い物ほど有難がるのがヴィンテージ・オーディオマニアの悪い癖ですが、この悪癖に沿うと、私が手に入れたオイロダインはアルニコ型では最もクラシックなモデルですから、ナカナカの物ではないかとw

 日本で一番多く残っているのは1965年から1976年まで生産されたジーメンス時代の第9代モデル、小型ドライバーに樹脂製ホーンのオイロダインだと思いますので、大型ドライバーでアルミ鋳物ホーンの8代目モデル初期型は、少しは幅が聴くかもしれませんね。

 なお最後期、10代目となった1977年モデルのオイロダインは、ウーハーにコアキシャル・ユニット(C72233-A10-A7)のウーハー部分(C71233-A4-A3)を流用し、これを1台当たり3発用いた3ウーファー、1ドライバーのタイプになります。

 ウーハーが38cm一発から22cm(25cm)三発に変更され、そのマグネットもアルニコからフェライトになった為でしょうか、昔も今もあまり人気がありません。ワイドアングルを長く聴いてきた私としては、音は良さそうな気がするのですが。

 やはりオイロダインのウーハーは、樹脂を含浸させた紙の蝶型ダンパー、ストレートコーン、フィックスドエッジの14or15インチ、マグネットはせめてアルニコでなければ「らしくない」からでしょうね。 
 
 でも繰り返しになりますが、音は良いと思うけど、10代目。ワイドアングルの低域は男らしいゴツイ音で見事なものでしたよ。ハードバップ・ジャズを聴いても、ワーグナーの楽劇を鳴らしても、そりゃあ凄かったです。

 ベンプレ親父はオーディオ・マエストロで、2m×2mの平面バッフルに取り付けたワイドアングルの鳴らすウェーバー「魔弾の射手」の「狼谷」の部分を聴いて、そのドラマチックな響きに仰天し、即買いしましたから。

 ところで、肝心の私の8代目オイロダインKL-L439、どこからやって来たのでしょう。

私の前のオーナーは都内在住のマニア氏と聞きますが、日本の輸入代理店経由のものは9代目からですので、元はドイツ、若しくはクラングフィルムのテリトリーの国で使われていた物でしょう。

 日本以外では家庭に導入された形跡はありませんので、映画館、劇場、公会堂などで使用されていたブツの筈です。1本だけ単独で流通してきたものですから、映画館で使われていた物だと私は予想しています。

 モノラル音響時代の映画館は、スクリーンバックに1本だけスピーカーを置いてあったそうです。立体音響時代になるとその左右に2本のスピーカーを置き、3本で再生していました。

 従って、映画館から放出されるスピーカーは1本または3本(大きな映画館では5本)、奇数となります。

 そのため映画館からの放出物はステレオペアを組んだ後も1本だけスピーカーが残るのです。

 映画音響は1940年のディズニー映画「ファンタジア」から立体音響がスタートしたそうですが、音響を重視しない作品はその後も長くモノラル音声で製作されており、名画座、成人映画専門館(うーむ、どちらも死語になりつつある)は最後までモノラル音響でした。

 ドイツの古い名画座のスクリーンバックに1本だけ鎮座していた物だったら嬉しいですね、私のオイロダイン。「会議は踊る」や「嘆きの天使」の音響を再生していたのかもしれません。

 まてよ、成人映画専門館のものだったら、それはそれで嬉しいかもw

P.S.1.
 私が中学生の頃大ヒットした成人映画、「女子学生マル秘レポート」は西ドイツの洋ピン(ありゃ、これも死語だ)でした。あのころは町の電柱におっぱい丸出しの成人映画ポスターが普通に立て掛けてありましたね。なんだか社会全体が緩くて、管理されてなかった。

 あの頃が懐かしいですね。

P.S.2.
 コレ書いた後、深夜特有のノリで、「女子学生マル秘レポート」の3枚組DVD、ポチってしまいました。1971年(9代目オイロダインの時代)の封切りですが、届いたDVDは予想通りモノラル録音。

 早速私のオイロダインで再生、ドイツの成人映画専門館の暗がりに潜り込んだ気分で楽しかったです。

 でも解説によりますと、この映画、ドキュメンタリーの触れ込みながら、女子学生は出演していないそうです。女優さんは16歳から19歳のデパートの店員さんを安いギャラでかき集めて女子学生に仕立て上げ、テキトーに脱がせてるとか。ダマシですね。

 まあ、セリフや演技はほとんど意味がない映画だから、これで良いのかも。デパガはデパガで、なんだか別な感興をそそるというか、別な商品価値がありますよね。

 また脱線しちゃいました。暴言多謝w
http://91683924.at.webry.info/201510/article_8.html


Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その7)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_9.html


 オイロダイン・マグネットの謎


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_9.144454466978133092180.html
 (ホーンドライバー、KL-L302の巨大なマグネットカバーです。クラングフィルムのエンブレムがカッコイイですね。このエンブレムの製造番号も二ケタ目が4ですから、やはり1954年製造のドライバーだと思います。

 本体のフレームに張り付けてあるエンブレムも1954年製を示唆してありますので、ドライバーの交換はなされていない筈です)

 オイロダイン8代目と9代目は同じKL-L406ウーハーですのでドライバーに要求される能率は同一だとおもいます。マグネットの材質も同じアルニコ、加えてドライバーの振動板も同じものです。なのに何故8代目ドライバーのマグネットは、9代目より随分と大きいのでしょうか。

 当初、本来は能率の高い8代目ドライバーの音量を、抵抗で大幅に落としてあるのではと考えました。

 オイロダインのネットワークにはアッテネーターが無く、8代目は巻線抵抗で、9代目は酸化金属皮膜抵抗(見た目での推測)で出力を減衰させてあり、システムの能率を104db/w・mにしています。ですから8代目ネットワークの抵抗値は、9代目の抵抗値より大きいのではないかと。

 しかし、少なくとも8代目は抵抗で落としてある音量はわずかの様です。
 それというのも、後日マルチアンプで実験してみたのですが、KL-L302ドライバーへの入力レベルは、ウーハーのKL-L406と同じでバランスしましたから。

 そうすると8代目のマグネットは9代目の物より大きさ当たりの磁力が弱く、性能が劣るという事でしょう。

 付け加えますと私のKL-L302、アッテネーターの無いオリジナル・ネットワークのままでウーハーのKL-L406と能率が合っていますので、減磁してはいません。

 管球王国の記事には「オイロダインの減磁している物は見た事が無い」とありましたが、マグネットの保磁力が優秀だというよりも、ユニットが鋼鉄のフレームで覆われているため、マグネットに機械的衝撃が与えられないためではないかと私は思っています。

 それにしても、8代目が発表された1954年といえば、アメリカではアルテック288(1941年発表)、JBL375(1954年発表)、イギリスでもバイタボックスS2(1940年代後半?)などの能率110db/w・m以上の高性能ドライバーが普通に出回っており、アルニコマグネットの性能は既にプラトーに達していた時期です。

 能率104db/w・mのオイロダイン8代目モデルがこれほど大きなマグネットを必要としたのも、そのマグネットが1965年まで変更されずに使用されたのも不思議です。

 8代目オイロダインのドライバーはアルテック288、JBL 375より一回り、バイタボックスS2より二回りも大きく、38cmウーファーであるKL-L406のマグネット部分ほどもある異形のモデルで、「YL音響かっ!」と突っ込みたくなるほど巨大なのですが、ボイスコイルの直径は65mmに過ぎず、71mmの288、76mmのS2、102mmの375よりも実は小さいのです。この程度の振動板ならアルテック802ドライバー(ボイスコイル径44mm)のマグネットより少し大きなマグネットで充分性能が出せると思うのですが。

 世界に冠たる工業国、ドイツのマグネットが1965年まで性能が低かったとは、どうも腑に落ちません。

もっともドライバーの能率はマグネットの磁力だけではなく、振動板の重量やギャップの広さでも変わりますから、マグネットに全責任を負わせるわけにはいきません。

 アルテックやJBLのドライバーのボイスコイルがアルミなのに対し、クラングフィルムのドライバーは銅線なので振動板がやや重いのかもしれませんね。

 実はオイロダインのマグネットに関しては他にも不思議なところがあります。8代目が発表される1954年まで、即ち1945年〜1953年までは古色蒼然たるフィールド型だったという事です。

1 928年発表のオイロッパ、1935年発表のオイロッパ・ユニア・クラルトンなら当然ですが、戦後のモデルであるオイロダインが長い間フィールド型であったのは、どうも解せません。

 ドイツは敗戦国なので、終戦直後はレアメタル(アルニコマグネットにはコバルトが必要)を手に入れ難かったのでしょうか。それでフィールド型を採用し、良い結果が出たので1954年まで使い続けたのかもしれませんね。 
http://91683924.at.webry.info/201510/article_9.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その8)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_10.html


 オイロダイン・ドライバー振動板のスペアをGet !!


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_10.144454487053887854179.html
 (ビンテージ・ショップから入手したオイロダイン・ドライバーのスペア振動板2枚組です)

 私が落札したオイロダイン、ワケアリ品にて安く出ていた物ですが、先に書いたようにワケとはドライバーの振動板が一部劣化しており(薄くなって穴が開きかけている)アルミ箔で補修してある事です。

 オークション出品者・川崎のマニア氏の話では、聴いた限り問題はなさそうとの事でしたが、振動板が割れたらさすがにオシャカです。何とかならないかなぁとネットサーフィンをしていましたら、ビンテージ・ショップでオイロダイン振動板のスペア2枚組なるブツを見つけました。

 ショップに電話すると、「いつの時代のオイロダインのドライバーに合うのかわからない」とエラク心細いと言うか、正直な対応でした。しかし管球王国65号の小林氏の連載によりますと、オイロダインのドライバー振動板はフィールドコイル時代からアルニコ後期まで同じものらしいです。

 値段は安くはありませんでしたが、コレを逃したらもう手に入らないかもしれません。しかしながらオイロダインを落札した時点で貯金ゼロ。矢も楯もたまらずベンプレ妻を拝み倒して購入させてもらいました。

 写真は手に入れた振動板です。型番を見ますとC70246-A56-36となっており、第9代目か10代目、ジーメンス・オイロダイン時代のパーツだと思います。しかし先の様に、オイロダイン振動板は全モデル同一なのでこれでOKです。

 念のためこの振動板のボイスコイル径を実測してみましたが直径65mm、確かに8代目までのドライバーと同じサイズでした。

 当然、補修パーツは9代目、10代目が生産されていた1965〜1982年のどこかの時点で製作されたものでしょう。私の8代目・初期型オイロダインは1954年の生産と思われますが、万一この振動板が破損したら、今回手に入れた振動板に入れ替えですね。

 この振動板はバージンパーツ、加えて高齢バージン(33歳〜50歳、おそらく40歳代)なので、ブレイク・インには手間ヒマかかりそうですが、彼女が良い声で鳴きはじめる(泣きはじめる?)まで調教するのも、ジジイとしては乙な気もしますなw

 まてよ、敵娼は800人の聴衆を前に朗々とアリアを歌いあげる猛女、きっとビルギット・ニルソンみたいな感じかな?

 これじゃ調教が進む前に、カヨワイ私が息切れして死んじまうでしょうなw
http://91683924.at.webry.info/201510/article_10.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その9)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_11.html


 オイロダインKL-L439、ベンプレ亭書斎にて第一声を

http://91683924.at.webry.info/201510/img1_11.144454509253906293180.html
 (38cmウーハー、KL-L406です。残念ながらオリジナルの布カバーは付いていませんでした。
クラングフィルムのウーハーはセンターキャップが無いため、磁気回路にゴミが入らない様にユニット全体を布で覆っていたそうです。しかしオイロダインのバッフルはウーハー開口部に細かい金網が取り付けられていますので、家庭で使用するならそこまで神経質にならなくても大丈夫では。もっとも裏側からも鉄粉が入る場合もあるそうですが・・・

 音のために布どころか金網まで取り払って使用されている方もおられますし、ゴミに関しては数年おきに分解掃除すれば良いとの話もありますので、音に変化を感じない限りこのまま行きます。

 私が生きていて、耳がまだしっかりしていれば、5年後、2020年にでも分解掃除を頼みましょう。

 それにしてもカッコイイですなぁ、KL-L406)

 2015年8月29日(土)、遠路はるばる兵庫県赤穂市から神奈川県川崎市まで小雨そぼ降る中、オイロダインを車で引き取りに行きました。

 私は27日、28日と東京で仕事でしたので新幹線で移動しておき、人を頼んでエルグランドを川崎まで乗って来てもらい、オイロダインを積み込んで一緒に帰るという算段です。

 余談ですが、車をもって来てくれた30年来のトレーニング仲間ですが、ナント彼女も車に乗せて来ましたよ。彼女はピクニックの様にお菓子や飲み物を車にイッパイ持ち込んで。まあ、遅い夏休みの旅行でしょうかw
でもこんな事に付き合わせるとは、彼女さんも気の毒ですね。

 AM10:00、オイロダインを譲っていただけるマニア氏亭に到着。早速オイロダインと対面しました。間違いなくKL-L439、写真で見た以上にユニット、ネットワーク、フレーム、バッフルともにキレイです。

 マニア氏は親切な人で、オイロダインで2曲ほど聴かせてくれました。
 一曲は小編成のクラシック、もう一曲はポップスのボーカルです。

 かつて聴いていたワイドアングルを更に強靭に、辛口にした音で、実に張りのある明快な音です。バッフルは無いのですが、この二曲を聴く限りでは曲趣を味わうのに何の問題もありませんでした。

 アンプは6AR6のP.P.を使用されていました。「やはり真空管が合う」との事でした。

 このオイロダインは都内にお住いの方が手放したもので、マニア氏はオークションの代理出品を依頼されていたそうです。手放す前に御殿場のベテランマニア氏のオーディオルームに運び込んで、一夜限りの「サヨナラ演奏会」をお仲間でやったとか。

 「大事に使います」とお約束し、マニア氏亭を早々に辞し、東名高速道路に乗り入れました。赤穂までは約8時間の行程です。

 PM7:30にベンプレ亭書斎に搬入完了、アンプは普段バイタボックス・バスビンのツィーターをドライブしている是枝アンプ、EL84・P.P.をひとまず繋ぎました。

 第一声はモノラルLP、ミルト・ジャクソンの「バグスグルーブ」から。いきなり力感みなぎる、切れ味抜群のモダンジャズが部屋中に鳴り響きました。

 我が家のオーディオ評論家、ベンプレ妻の感想は、

「あら良い音じゃない。こんなに最初から良い音がするなんて初めてじゃないの?」

 「後ろのゴリラ(アルテックA4のこと。先日までは巨人の棺おけでしたが・・・)が優しい音に聴こえるわね。」

 お褒めの言葉を頂くと同時に、オイロダインは音がキツ目との御示唆も頂きました。

ワイドアングルもそうなのですが、クラングフィルム、ジーメンスのシアタースピーカーにはアッテネーターが無いので、ゴマカシが効きません。今後バッフルを装着したら、その辺りはある程度解決するのではないかと思うのですが。

 頑張ります。

 ベンプレ妻が退室した後、マリア・カラスのモノラルSACD、「トゥーランドット」を鳴らしてみました。この盤は元々たいした録音ではないのですが、曲が好きなので良く聴きます。

 腰の強い、締まった良い音だと思います。これに膨らみやスケール感を付加するのはこれからの使いこなしでしょう。楽しみですね。

P.S.
 深夜オイロダインを眺めながら聴いていますと、凄く不思議な感じがします。この歴史的名機が私の様な者の傍にいて、私の好む音楽を従順に奏でていてくれるなんて。

 これから長い時間をかけ可愛がって、可愛がって、お互いの気が合う様になった頃、オイロダインも私の物になるのでしょう。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_11.html


Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その10)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_12.html


 オイロダインはなぜ人気がある?


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_12.144454529909646053178.html
 (オイロダインの前面です。バッフル面はL型鉄骨フレームに板材が貼ってあります。この板材、当然合板だと思っていたのですが、実は無垢材でした。

 ホーンの左右に1枚ずつの無垢材、ウーハー部分は流石に巾45cmの大木は使えませんので縦に3分割してあります。合計6枚(ウーハー部分は左右1/3ずつで2枚、中央部は上下が分かれますので板が2枚、計4枚になります)の無垢材でバッフルは構成されています。

 無垢材が貼り合わせてあるので、バッフルをランバーコアと表記する人がいますが、ベンプレ親父は「無垢材」と言い張ります。

 だって、ランバーコアとはもっと幅の狭い木材の小片を継いだものでしょう?
 「幅15cmの無垢材3枚を継いでバッフルとしている」を決定稿としますw

 木の材質は何でしょうか。黒く塗装してあるのでよく判りませんが、松、ラワン、樺(フィンランド・バーチ)ではなさそうです。ドイツで良く使用されるポプラではないかと思うのですが。

 実は、ワイドアングルを使用していた時、家具屋さんが作ってくれた平面バッフルがポプラの合板でしたが、表面の感じが似ています。

 バッフル面が無垢材のスピーカーは珍しいと思います。案外オイロダインの音にはコレが効いているのかもしれませんね)

 さてクラングフィルム、ジーメンスのシアタースピーカーのなかでオイロダインは一番人気だと思います。では人気の秘密は何でしょうか。私なりに以下の4つがポイントではないかと考えます。


@適度なプレミアム感

 オイロッパやオイロッパ・ユニア、ユニア・クラルトン、ビオノールなどはまず入手不可能です。

かといって、ワイドアングルは使用ユニット(22cmコアキシャル)が鉄板フレーム、フェライトマグネット。ユニット単独ではアルテック755Eの様に、壁や天井に埋めて設備のスピーカーに使われる事も有り、少しナンダカナア感が。

 それに対しオイロダインは劇場や映画館以外で使われることはありません。マグネットはフィールド型、またはアルニコで、フレームも鋳物で高級感があります。

 タマは少ないですが、全く出ないわけでもないところも良い感じです。

Aバッフル、エンクロージャーのサイズが案外自由な事。

 本来は2m×2mの平面バッフルに取り付けて使うスピーカーですが、実はオイロダイン、さらに小さいバッフルでも、後面解放箱でもソコソコ鳴らせる様です。家庭で使う場合はバッフルが大き過ぎない方が音が良いという人もいます。

 自宅のオーディオルームに合わせたサイズのバッフル、エンクロージャーを工夫できますので部屋内のおさまりが良い。これは実用上、大切な要素では。


Bメカメカしくリジッドな事

 個人的にはコレが一番ではないかと。古今東西、シアター用、スタジオ用、家庭用にいくつもの「名器」が登場しました。ちょっと指を折るだけでも、ウェスタン・エレクトリック15Aホーン、アルテックVOTTシリーズ、RCAウバンギ、エレボイ・パトリシアン、JBLハーツフィールド、タンノイ・オートグラフ、バイタボックス・バスビン、ジェンセン・インペリアル、クリプシュKBWO、三菱2S-305、etc,etc

 これらのスピーカーにはそれぞれ魅力がありますが、メカメカしくリジッドな事に関してはオイロダインが一番では。

 L型鉄骨のガッチリしたフレーム、巨大なマグネット、そのマグネットをフレームに固定する鉄のアングル、アルミ鋳物の何の飾りもないホーン、クラングフィルムの黒と銀のエンブレム、そして漆黒の塗装。

 まるで兵器の様です。男の子ならだれでもグッと来ちゃいますよね。


Cイメージ通りの音

 この兵器然としたスピーカーから出てくる音が、また強靭で明快で、切れ味抜群。見た目通りの音が出てきます。

 このスピーカーから甘やかな、水も滴るような美音が出てきたら、却ってヘンですね。この剛直さ、凄みはone&only、代替不可能な音です。

 これは惚れちゃいます。

 物理特性もキッチリ抑えてあり、標準バッフルに装着すれば50Hz〜15KHzがフラットに再生され、音楽再生には不足のない事も評価できますね。この数値は当時のアルテックVOTT、バイタボックス・バスビンよりも実は優秀なのです。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_12.html


Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その11)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_13.html


 よせばいいのに、またマルチアンプw


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_13.144454554378363128180.html
 (オイロダインのネットワーク、KL-LZ433(A)です。高域の減衰には巻線抵抗を使ってあり、ウーハー部には15Ω→7.5Ωのマッチングトランスが咬ませてあります。

 このネットワークはビンテージ・ショップで点検済だそうで、コンデンサーの抜けもなく良品だそうです。クロスオーバー周波数は500Hz、12db/octです。ウーハー部のトランスがクセモノですが、それを除けばオーソドックスなネットワークです)

 オイロダインのネットワークは強靭な音、浸透力の強い音を形作る、重要なパーツらしいですが、マルチアンプにしたらどうなるのか。

 まだ裸で鳴らしている段階なので気が早すぎると自分でも思うのですが、思い立つと直ぐにイジリたくなっちゃうのが悪い癖です。

 チャンネルディバイダーは手持ちのエレクトロボイスXEQ-2がそのまま使えます。オイロダインの500Hzクロスは、ウーハーの上の帯域にもドライバーの下の帯域にもキツイとの風評がありますので、減衰スロープが24db/octとネットワークより急峻なXEQ-2は好都合かもしれません。

 パワーアンプはやはり手持ちの是枝アンプ、6550P.P.モノラル2台がそのまま使えます。

 という事で、オソルオソル実験しちゃいました。

 マルチアンプは言うまでもなくユニットとパワーアンプが直結ですので、アンプが暴走したらユニットを一瞬で壊してしまう事もある代物です。ビンテージ物でヤルのは怖いのですが、私は壊れたら寿命、壊れたら運命と思う事にして、バスビンもA4もマルチアンプで鳴らしています。

 アンプは真空管式でトランス出力ですからOTLのトランジスタアンプを用いたマルチアンプシステムよりは多少安全ではありますが、まあ、賢い人はやりませんね。その点、私はアホに加えて老い先短いのでやりますよw。

 KL-L406ウーハー、KL-L302ドライバーは共にユニットにターミナルが無く、細い線が直接引き出してあります。 線の先には小さな圧着端子が付いていますので、オイロダインのフレームに手持ちの端子台を建築用両面テープ(強力です!)と結束バンドで取り付け、これを中継端子として配線しました。端子数は4個で足りるのですが、手持ちの物は8個も端子が有り、チョイ大げさでしたね。

 オイロダインの時代性を考えるとスピーカーコードも太い物は不自然ですが、手持ちのケーブルは案外太い物ばかり。妥協してベルデン8477(12GA、メッキ線)を繋いでおきました。ドイツのスピーカーにアメリカ製のベルデンはナニでしょうが、どちらも業務用ですのでコレで良い事にしました。

 マルチアンプはパワーアンプの入力感度をユニットに合わせて絞らなければS/N比が悪くなるのですが、幸いプリアンプも含め、是枝アンプはS/N比が十分取れているので入力ボリューム無しの6550P.P.が問題なく使用できました。

 E.V. XEQ-2は500Hzクロスオーバー、減衰スロープは24db/oct、正相接続、高域レベルは全開、高域のタイムディレイは1msでバランスが取れました。

 さて、音はどうか。オイロダインの「強靭な音、浸透力の強い音はネットワークの関与が大きい」との通説は・・・ウソです。

 マルチアンプにしたら益々音が鮮明になり、より「強靭、浸透力の強い」音になっちゃいました。

 マルチアンプにしたら大抵は音のエッジが立ってきますので、予想通りと言えば予想通りですが、それにしてもエッジが立ち過ぎかもしれません。昔、ステレオサウンドで故・長島達夫氏が、生涯愛したジェンセンG610Bの自宅での第一声を「怪鳥の叫び」、「耳から血が出る」と評されましたが、ややその様な傾向が出てきてしまいました。

 最近の愛聴盤、イザベル・ファウストの「バッハ無伴奏パルティータ第二番」なんか、音量を絞らないと聴くのがつらいです。

 しかし、フッシャー・ディースカウの「冬の旅」となると、急にサエが出て来て実に素晴らしい。これぞドイツ・リートと聴き惚れてしまいます。

 ジャズも良いです。最近エソテリックから出たSACD、キャノンボール・アダレイの「枯葉」のホーンセクションの切れ味は特筆ものです。

 バッフルを付けたら低域が伸び、少し聴き易くなる気もしますので、マルチで当分押してみます。というか、もう絶対マルチだね。

P.S.
 マルチアンプにして最初に観た映画はディアナ・タービンの「オーケストラの少女(1937)」。

アメリカ映画ですが、リストの「ハンガリー狂詩曲第二番」、ワーグナーの「ローエングリーン第三幕への前奏曲」なぞがガンガン流れる映画で、オイロダインに似合いそうと思いましたので。もちろんモノラル録音なので、全ての音はオイロダインから発せられます。
 
 ウーム、見事なものですね。これぞドイツのトーキーですなw
http://91683924.at.webry.info/201510/article_13.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その12)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_14.html


 平面バッフルの制作 Part1.

http://91683924.at.webry.info/201510/img1_14.144454590424710086178.html
http://91683924.at.webry.info/201510/img2_14.144454593916457877178.html
http://91683924.at.webry.info/201510/img3_14.144454597717475655178.html

  (一番上の写真が裸のオイロダインのF特、二番目が1.8m×1.8mの平面バッフルに取り付けたオイロダインのF特です。再生周波数60Hz〜15000Hzといったところでしょう。

 裸では150Hz辺りから音圧が低下しますので、オーケストラなどは無理ですが、1.8m四方のバッフルに付ければ60Hzまではフラットに出ます。これならパイプオルガン以外は何でも聴けます。バッフル効果によるのでしょうか、副次的に中域のアバレも抑えられる様です。

標準仕様の2m×2mのバッフルにしたら、50Hz近くまでフラットに出るのでしょう。
 
一番下はBOSE・AWCS-1なるサブウーハーをスタックで付加した物。ワイドレンジシステムの一丁上がりですね)

せっかく手に入れたオイロダイン、いつまでも裸で鳴らしておくわけにはいきません。オイロダインは密閉箱やバスレフで使われる例は無く、平面バッフルが標準仕様、次いで後面解放箱です。クラングフィルムの標準仕様は2m×2mの平面バッフル、上弦が輸入したオイロダインは国産の後面解放箱に入った物が多かったと思います。どちらが良いでしょうか。
 
 使用されている例を見ると、ベテランほど、マニア度の高い人ほど平面バッフルが多い様に思います。かつてオイロダインを後面解放箱で使っておられた三上剛志先生も、平面バッフルに変更されています。作り易さも考慮し、平面バッフルで行く事にしました。

 サイズはどうするか。家庭で使用する場合は、バッフルを大きくし過ぎない方が良いとの説があります。たしかに、部屋に比して大きすぎると設置の自由度が無くなり、音の調整が困難になると思います。

 また、大きなバッフルは共鳴し易く、補強を十分に入れないと付帯音が付くのかもしれません。
 
昔話になりますが、バイタボックス・バスビンを日本で一番多く売った京都の八木音響の八木社長の話では、「バスビンを壁に埋め込んだ人がいたが、壁全体がフカフカ鳴りだして、上手くいかなかった」と言われていました。バッフルは大きければよいだろうと安易に作ると、強度が取れずに苦労する様です。
 
 私のオイロダインを世話してくれた方は、30~40cmのウィングで家庭では十分と言われていました。するとバッフルの幅は120cm前後となります。

http://91683924.at.webry.info/201510/img4_14.144454602375439211178.html


 再掲ですが、写真は裸で鳴らしたオイロダインの周波数特性です。150Hzからダラ下がりになっています。音楽を聴く上では、少しトーンコントロールで低域を持ち上げてやれば、十分聴けるレベルですが、ホントに幅120cmの平面バッフルで大丈夫でしょうか。

 映画用センタースピーカーとしてセリフの再生に使うだけなら問題ないですが、モノラル音源のLP、SACDなどもオイロダインで聴きたいと思っていますので、やはり50Hz近い低域再生能力は確保したいところです。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_14.html


Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その13)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_15.html


 平面バッフルの制作Part2.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_15.144454616275488293178.html
 (オイロダインを仮設置した塗装前の平面バッフル裏側です。補強桟はお約束通りランダムに。補強桟は4.5cm×6cmの米松ですが、オイロダインが乗る所だけアルテックA4ウィングを作った時の端材の4.5cm×10.5cm米松を使用しました)

 KL-L406ウーハーは50Hzまで再生できるそうですが、50Hzの1/4波長の長さは1.7mです。従って50Hzを再生するにはバッフルサイズは理論上3.4m×3.4m必要です。
 
 最もこれは理論値で、私が以前使用していたワイドアングルは1.8m×1.3mの後面解放したが、実は50Hzまでフラットに再生できていました。やはり一時期使ったハートレイ224HSも1.4m×1m×50cmの後面解放箱で使い、20Hzまでフラットに再生していました。 

 ですから理論値どおりのバッフルサイズは必要ないのでしょうが、やはり此処は2m×2mのバッフルになるべく近付けようと考えました。

 ベンプレ亭書斎ではビジュアル再生時に、西面に置かれた2台のバイタボックス・バスビンの前に184インチのサウンドスクリーンが降りて来ます。そのためセンタースピーカーとしても使用予定のオイロダインの設置場所は、2台のバスビンの間しかありません。

 ここに入るバッフルの最大サイズはどうなるでしょう。二台のバスビンの間隔は約2.4m、従って2m×2mのバッフルが入らないこともありません。しかし、こうすると西面がほぼ全面スピーカーバッフルになってしまい、スピーカーの裏に入り込むことが出来なくなります。

 さらに、バスビンの裏にはサブウーハーのBOSE・AWCS-1が二本設置してありますので、このサブウーハーの音を遮ってしまわないかと気になります。

 スピーカーの裏側に回れるように、またサブウーハーの音の通り道を確保するためにもバッフルの幅は1.8mに決定しました。

 高さはどうしましょう。平面バッフルの低音再生限界はウーハーのセンターから最も近い辺までの距離で決まりますので、1.8mより高くしてもあまり意味がないと思います。

 オリジナルも正方形のバッフルですから、私のバッフルも正方形とし、高さ1.8mで行く事にしました。

 次はスピーカーの取り付け位置です。平面バッフルの場合、ウーハーの中心と、4辺までの距離がすべて違う方が音のディップが分散してよいと言われます。事実、自作品はそうなっている物が多いのですが、今回は上下の辺とウーハー中心までの距離は変えるとして、左右は等距離にしました。伊藤喜多男氏の手になる平面バッフルも、左右の中央にユニットを取り付けていましたし、この方が見た目はバランスが良いです。

 板材はバスビンと同じフィンランド・バーチ18mm厚、補強材はアルテックA4のウィングを作った時に使用し、好結果だった米松角材を主に使いました。
A4のウィングは4.5cm×10.5cmの太い米松角材を補強に使用しましたが、今回は少し控えめに4.5cm×6cmを用いました。

 正直、補強材はもっと細くても良いと思うのですが、昔読んだ池田圭先生のスタジオ(先生は自身のオーディオルームをスタジオと称されていました)の取材記事には、氏が作られた平面バッフルは補強材が太く、裏面を文庫本の本棚にしていると書いてありました。そうなると4.5cm×6cmの補強材でも太いとは言えませんね。

 仕上げ前のバーチ合板は初めて手にしましたが、ラワン合板よりずっと美しく、積層の中の「ス」もなく、極めて上質でした。

 バーチ材は「米屋材木店」から切り出してもらったものを購入しましたが、極めて精度が良くて感心しました。搬送も養生に気を使ってあり、カドの痛みも全くありませんでした。

 スピーカーやラックを作られる方にはお薦めのお店です。
http://91683924.at.webry.info/201510/article_15.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その14)
http://91683924.at.webry.info/201510/article_16.html


 平面バッフルの制作Part3.


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_16.144454636944457280179.html
 (自作した平面バッフル、塗装前の仮組の状態です。写真ではわかり難いですが、上の桟にマルカンを二つ取り付けました。後日壁にアンカーを打ってもらい、マルカンと鎖で結んで地震時の転倒防止を図る算段です)

 バッフルは当初3分割、オイロダインが付く中央のバッフルを90cm×180cmとし、その左右に45cm×180cmのウィング(バッフルの延長)を取り付ける事にしました。

 使用したバーチ合板はヨンパチなので中央バッフルの幅は120cmまで可能でしたが、完成時はウィングとの継ぎ目が判るでしょうから、その継ぎ目の位置が不自然にならない様に、幅は90cmに留めました。

 ウィングと中央バッフルはボルト・ナットで締めるだけでなく接着剤も使用し、180cm×180cmの一枚物の平面バッフルにしました。

 この方がバッフル板は多少ともリジッドになりますし、一度組み上げたバッフルはバラす事は無いと思いますので。

 バッフルへのオイロダインの取り付け位置ですが、映画再生時にスクリーンのフレームがスピーカーユニットに掛からない様に、ある程度バスビンの中高域、高域の音源位置にオイロダインのドライバーの高さが近付く様に、そして見た目のバランスが取れる様に、底辺から44cm〜126cmの位置にオイロダインを取り付けるようにしました。

 鉄骨フレームに取り付けられたオイロダインは40kg以上の重量があります。従って、バッフルにオイロダインを取り付けただけでは、バッフルがオイロダインの重さに耐えきれず強度が足りません。

 そのため、まずオイロダインを乗せる丈夫な台を中央のバッフル板と一体に作り、中央バッフルに左右のウィングを固定しました。

 オイロダインを乗せる台に4個、左右に張り出したウィングには2個ずつ、合計8個の家具スベールを取り付け、移動が楽になるよう工夫しました。

 塗装前の写真を見てお分かりの様に、やはり素人大工、中央バッフルとウィングには多少歪がありますが、まあこれも「味」という事でw

 塗装は黒しか考えられませんが、塗料は一般的な水性塗料ではなく、18L売りの墨汁を使用、ローラーと刷毛で塗りました。

 墨汁を選んだのには理由があります。30年ほど前に導入したバスビンも同じく黒い塗装なのですが、10年ほど経つと表面に薄っすらと白いシミの様な物が浮いてきました。塗装の劣化か、カビのような物だったかもしれません。その時、濡れ雑巾でシミを丁寧に拭き取り、防虫・防カビ効果を期待して墨汁を塗ってみました。

 色合いも美しく、仕上がりも文句なし。さらに以来20年、全く塗装面の劣化を認めません。その後は、ちょっとした木製の小物に塗装をするときは墨汁を使っています。

 墨汁の黒は、よく見るとツヤがあるのですがテカリがなく、品の良い黒だと思います。屋外で使うには問題があるでしょうが、屋内使用なら私はコレが一番だと思います。

 ただし墨汁はビスの頭には塗れませんので、手間ですが金属部分はツヤ消しのアクリル塗料でタッチアップしました。

 オイロダインのバッフルにはジーメンス、またはジーメンス・ウンド・ハルスケのエンブレムが貼られているのを見かけます。これらのエンブレムは、ヤフオクでアラートをかけておくとたまに出てきます。

 以前使っていたワイドアングルにはヤフオクでgetしたジーメンス・ウンド・ハルスケのエンブレムを貼り付けていました。

 しかし今回はジーメンスではなくクラングフィルムです。さすがにクラングフィルムのエンブレムはオークションに出てこないでしょう。ジーメンスのエンブレムを貼ると9代目オイロダインと間違われ、値打ちが下がる気がします。

 こうなったら毒食わば皿まで、ネットで拾ったクラングフィルムのロゴをアルミ板にシルクスクリーン焼き付け塗装してもらい、エンブレムを作ってしまいました。

 もう解散した会社ですから、®の事は目を瞑って下さいねw
http://91683924.at.webry.info/201510/article_16.html

Klangfilm Eurodyn(クラングフィルム・オイロダイン)導入記(その15) 2015/10/11
http://91683924.at.webry.info/201510/article_17.html

 ついに完成です


http://91683924.at.webry.info/201510/img1_17.144454655508958451177.html
http://91683924.at.webry.info/201510/img2_17.144454663136767299177.html
 (完成し、バスビンの間に収まったオイロダイン+平面バッフルです。中央バッフルの外側下部に鉄製のハンドルを取り付け、移動時の手掛かりにすると同時に、万一前側に転倒した場合のスピーカー保護部材としました。

下の写真はデッチ上げたクラングフィルムのエンブレム、オイロダインの上方中央に貼ってみました)

 昨年作ったアルテックA4のウィング製作が大変でしたので、今回も覚悟していましたが意外に簡単でした。土日1回で工作は完成、次の土曜に塗装、作業期間は3日で済みました。

 アルテック製作時はベンプレ息子にかなり手伝ってもらいましたが、今回はオイロダインを台座の上に設置するとき手を貸してもらったくらいで、殆ど一人で作業終了となりました。

 アルテックA4のウィングは213cm×61cm×1.8cmに2本の腕木を付けたものを4枚でしたが、今回は180cm×180cm×1.8cmのバッフル1枚。板材の総面積は60%位ですし、補強桟も 4.5cm×10.5cmから4.5cm×6cmと細径化しましたので、一つ一つの部材が小さくて軽いのが助かりました。

 また、同じものを何枚も作るのは素人には精神的にキツイのですが、今回は一品製作なので飽きませんでした。

 塗装完了後、オイロダインをバッフルに取り付けましたが、オイロダインのバッフル取り付け穴の四隅に少し隙間が出来るので、巾4cm、厚さ1mmの鉛テープを裏から貼り付け塞ぎました。

 また高域ホーンとオイロダイン本体に組み込まれている無垢材バッフルの間に、わずかに隙間が有る事が判りましたので、ここも同様に鉛テープで塞ぎました。

で は試聴記を。ソースはSACD、プレーヤーはラックス Du08、プリは是枝ラボ、チャンデバはエレボイのXEQ2、パワーは是枝ラボ6550P.P.です。

1.バッハ・ゴールドベルク変奏曲(G.グールド、ステレオサウンド社・ガラスCD)
 言わずと知れた名演奏です。クールな音のグールドのピアノがそのままクールに表現され、聴き応えがあります。透明感には特に優れると思いました。

2.リヒャルト・シュトラウス 歌曲ROTE ROSEN(Camilla Tilling、BIS・SACD)
 甘くふくよかな声のカミラの声が少し硬質に聴こえます。ハイを切って、良質なツィーターを繋ぐ方法もあるでしょうが、そうすると隈取の濃いオイロダインらしさが消えるような気がします。

3.ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」(ショルティ、ウィーンフィル、DECCA、エソテリック&ステレオサウンドのSACD)

 明瞭でエッジの効いたオケと声楽です。正直、張った声の部分ではキツさも感じますが、それも快感です。これはもう一本オイロダインを入れてステレオで聴きたくなりますね。

4.クールストラッティン(ソニー・クラーク ブルーノート&エソテリック・SACD)
 予想通り出だしのホーンからバッチリ決まりました。ドイツはジャズも盛んだそうですが、オイロダインの硬質な音が嵌まります。素晴らしいです。

次にビジュアルのセンタースピーカーとしての音を確認しました。Blu-rayプレーヤーはパイオニアのBDP-LX88、AVプリはマッキンのMSD4です。

1.レッドオクトーバーを追え(パラマウント・Blue-ray)

 冒頭のロシア語の男声合唱に、ショーン・コネリー等のセリフが重なる所が聴き物です。大変厚みのあるロシアの合唱らしい声です。ドイツの男声合唱も聴きたくなりました。「バルジ大作戦」のパンツァー・カイルなんかどうでしょう。


2.アトランティス(パイオニアLDC・DVD)

 これも冒頭の男性ナレーションに都会の騒音が重なるところを使用。作り込んだ声ですが迫力十分。これも聴かせますね。音声は英語ですが、いかにもトーキーサウンド。映画館のイメージが湧きます。

 以上、オイロダインは当初(ノーバッフル時)の印象通り構成の確かな骨太の音です。滑舌が良く、力感みなぎる音です。しかし甘さ、ニュアンスではあと一歩かもしれません。

 音を遠くに飛ばし、大観衆に明瞭に情報を伝え、映画に満足して帰ってもらうために、クラングフィルムはこの音を選択したのでしょう。

 正直、「ハイファイ」という点では一歩譲る音ですが、如何にも聴き応えがある、所謂トーキーサウンドです。伊藤喜多男先生の言われる「木戸銭の取れる音」だと思います。

 但し、このゴツイ音の印象はスピーカーが一本だけの場合で、ステレオ再生では多少違ってくるかもしれません。同一信号を複数のスピーカーで再生すると、柔らかく聴こえます。バイオリンのユニゾンも、AKB48の歌も、それぞれバイオリン一丁や独唱より膨らみが出てきますよね。

 今後パワーアンプをヨーロッパ系の出力管を使ったアンプに変えたいと思います。金欠病の時にテレフンケンV69b(F2a11のP.P.)を売り払ったのが悔やまれますね。

 これで英バイタボックス、米アルテック、独クラングフィルムのシアタースピーカーが揃い踏みしました。まだまだ遊べそうですから、もう少し生きていようかなと思いますw
http://91683924.at.webry.info/201510/article_17.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c20

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
21. 中川隆[7569] koaQ7Jey 2017年4月07日 00:28:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8054]

Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/1805/
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-date-201209.html


Logeさんのマイルーム
http://community.phileweb.com/images/myroom/18/1805/1L.jpg?1369190094

小劇場のような空間を目指してます

十分な響きがあってもダブつかない。そんな空間を目指してます。

所有機器は僅かしかリストにありませんでした(涙)


仕方がないので自力で書き込んでみます。
現在はレコードの録音年代やプレスの時代(時代ごとに溝の曲率や周波数特性が変わってきているので)によって少しづつ機材を変えて聴くようにしています。

mono LP (1947-1957)

EMT-CB25(角)
EMT RF-297(mono)
Presto 64a

モノラル・レコードも年代によってバリエーションがありますので
OFS-65 (SP)
AA-25D (40年代)
OFD-25 (50年代以降)
CA-12.5D (再発盤)
などの針先の曲率半径や針圧の異なるモデルで対応します。

Neumann WV-1(NF-EQ)

Stereo LP(1957-64)

Neumann DST(白)
Neumann Z-25
Presto 64a (2本アーム)

LCRイコライザー 鋭意製作中


Stereo LP(1965-1975)

Neumann DST-62a
EMT RF-297
EMT-927Ast

Klangfilm 6S ELA-2145 (CR-EQ)

Stereo LP(1976年〜)

EMT-TSD15
EMT EMT-929
EMT-930

EMT 139x2 (NF-EQ) TSD-15用にゲインを変更

以上、EQアンプまでが4世代のLPレコードに対応しています。

その後
Eckmiller W-68
Telefunken AD-1pp

に渡すラインと

Eckmiller W-66v
Klangfilm Kl-32611 (KL-72406pp)

に行くラインがあり、この2台のパワーアンプは差し替えでスピーカーは

Klangfilm Kl-43006 の1台だけです。
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/1805/

2014年 05月 03日 素晴らしい音! Loge邸訪問記 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/21942624/

昨年、行ったり来たりの最後のお客様で、11月に来ていただいたLogeさんのお宅をようやく訪ねることが出来ました。

連休中には何とか伺いたいと思っていました。ただ長野方面に連休中移動するのには、大渋滞を覚悟しなければなりません。先月の北海道の休み無しの日々を鑑みて、自分に休日を与えることにしました。蓼科の家のメンテナンスに来ていたBellwoodさんと連絡し合い、午後1時半に長野のインターチェンジで待ちわせることにしました。無事に時間通り合流して初めてのLoge邸へ。今日は、ウィーン旅行のO君も誘ってきました。レコードマニアの彼も興味津々だからです。

五月に入った信濃平は、様々な花たちの競演です。白い林檎の花、濃いピンクの桃の花、梨や杏の花も咲いています。良く整備された庭には、チューリップや水仙なども咲き乱れており、道を走っていても嬉しくなってきます。都会の花と違って、日照率と紫外線、空気も違うので、どの花も色鮮やかです。その道を、進んでいくと待望のLoge邸が見えてきました。

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早速、部屋の案内していただきますと、そこは、ドイツの歌劇場でした。20年ほど前に専用で作られたという部屋には、マニア羨望の機器が並んでいます。入り口に入ってまず目に付くのが、大きな Telefunken のマスターテープレコーダーM-15です。それと同じ大きさの EMT の927、その隣が 930とアナログファンはこれだけで圧倒されてしまいます。案の定、同じ 927を使っているO君は、嬉しそうに機器に見入っています。

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そして正面には、ドイツの劇場用スピーカー Klangfilm のスピーカーが屹立しています。

でも、出迎えの音楽は、比較的最近ご購入された Quad のESL57 です。
このSPにだけCDプレーヤーが繋がっているからです。

ドイツ製の業務用の機器だけが、この部屋に入ることを許されていますが、唯一の例外が、この ESL57 なのです。しかし、その ESL57 を駆動するのは、カメラでお馴染みの ZEISS IKON社のアンプです。浅学な私は、初めてお目に掛かりました。EL-12 という真空管で駆動されています。

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早速、聞かせていただきました。最初は、左側が接触不良で、右側しかなっていませんでした。しかし、その片側だけの音に圧倒されました。ESL57 は私の愛用機です。それからこの様な暖かい音が聞こえてくるのは、驚きです。送り出しは、EMT-861です。ですが、驚きはその隣にある、ZEISS IKONのアッティネッターです。

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これで音量を調整されて、アンプの左下の入力トランスで、マッチングされて増幅されます。音の暖かさ、深さがまったく違います。この部屋は、EMT861用のクロックだけが、100vでそのほかのききはすべて、200vで使用されているそうです。当然、ESL57 も 240v の電源を使っています。極めてシンプルな構成ですが、とても実在感のある音がしていました。

しかし、Logeさんにとっては、この ESL57 はおまけの装置だそうです。

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=21942624&i=201405%2F03%2F99%2Ff0108399_85275.jpg

メインの装置は、三種類のプレーヤーを使った Klangfilm 社製の業務用システムです。Klangfilm Europa にハイルドライバーをスーパーツィーターで足しています。三種類のプレーヤーとは、針先の直径に合わせて使い分けをされているのです。


1、新しいプレス用のもの(ホロヴィッツのモスクワライブを聴きたくて2年前に作りました)

EMT930

EMT TSD-15 (針先は6μm ラインコンタクト)

EMT139 (モノ用EQをTSD用にモデファイ)古いんですがNF方式なので〜20kHzまででます。2台使用

パワーアンプ 真空管AD-1のプッシュ 戦後のアンプに出力管だけ乗せ替えています
スピーカーKL-43006 オイローパ ジュニア・クラトンと呼ばれる機種です

ESSのハイルドライバーを足しています(16kHz〜)


2、1957〜1968頃のステレオ

EMT927
Neumann DST-62 (針先17μm丸針)

Klangfilm ラインアンプに CR-EQ を入れました。(EQ素子のCを決めてからまだ2ヶ月くらいなので少し腰高な音で失礼しました。上記139は完成後丸2年経っているので、1−2と連続して聞くと逆に新録の方が若干落ち着き過ぎな面が強調されていたかもしれません。半年程でこちらも落ち着くと思います)

パワーは klangfilm の Kl-32611 というもので、当スピーカーとセットで1930年代に使われていたものです。出力管は同じくAD-1規格の Klangfilm 専用のものでプッシュです

ツイーターは使いません


3、モノラル

presto です。
EMT-OFD-25 (針先25μm丸針)

EQ は Neumann WV-1 1960年代のカッティングマシーンに付随していた検聴用アンプです。

つい先日、EQカーヴの微調整を行ったばかりだったので RIAA も NAB(リバール盤)もバッチリでしたね。パワーアンプ以下は「2」と同じです。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=21942624&i=201405%2F03%2F99%2Ff0108399_102742.jpg

と、ご説明していただきました。とても、一度お伺いしただけでは覚えきれない、深い内容です。レコードの溝と針には、大変密接な関係があります。それぞれの時代の傾向や技術の進歩で、溝の切り方が変化しました。SP (針先65μm丸針)からLP (針先25μm丸針)に替わった頃では、現在より4倍ぐらい大きな25ミルの針が使われていました。それが、12ミル、そして6ミルの溝に進歩していったのです。

大きな溝のレコードは力強い音がします。それが、高域の特性が上がるにつれて、細かの音を刻む必要から、12ミル、6ミルへと変化して、針も丸針から楕円針へと変わっていったのです。おとはまったく違います。イコライザーカーブも時代によって変わって来ました。


Logeさんは、それらのレコードの進歩に忠実な再生を目指し、時代に合わせ、プレーヤーやアンプも変化させる繊細かつ大胆な再生を行っています。私の知る限り、モノとステレオを異なったプレーヤーやアームで換えている方はおられますが、同じSPに入力方法を合わせているのは、Logeさんが初めての方です。

私は、時代に合わせて別な装置を聞いています。

デコラの時代、ハートレーの時代、GRF の時代、ESL57 の時代等です。

しかし、ドイツの劇場の音と音楽の再生を目指す Logeさんの徹底した追求心に感心致しました。

演奏された順番は、この順番で、ハイルドライバーを組み合わせた装置が、もっとも新しいレコードへの対応です。そのツイーターを使わない 927の組み合わせのほうがむしろ高域がしっかり伸びている気がしました。

私自身お好みを聞かれれば、三番のモノラルの時代の音が一番しっくりと来ました。

ステレオの再生の基準を、800人程度の劇場の二階席の一番前に合わせている Logeさんのチューニングでは、試聴位置の椅子の少し手前で、左右のSPの交点が来るようにSPを内振りにしてあります。800人のホールに音を響かせる劇場用SPの特性を活かしているからです。

その為、座る位置で少し前屈みになるか、後ろにもたれかかるかで、音のイメージが大きく変化させることが出来ます。勿論この部屋の主人は、それらの変化を楽しむために極めて微妙な調整をされているます。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=21942624&i=201405%2F03%2F99%2Ff0108399_10484290.jpg


私自身の好みで言うと、その厳格さが薄れて、音の楽しみが増す、モノラル録音での、モントゥのマスネーのマノンが一番魅力的でした。真ん中の指定席で聞かなくても音が拡がるという意味においてです。その意味では、一度、完全な平行法の音を聞いてみたいと感じました。劇場では、平行法で置かれている気もするのですが、、。勿論その場合は、中央もある3SP方式ですが。

その中央で聞かせていただいた、コーガンのプロコイエフは、是枝さんのハートレーに驚き、購入したのと同じ様な衝撃を受けることが出来ました。今から、Klangfilm の世界には入れないのを幸運だと思った日和った自分がいたことを白状します。

良い音です!

正確さと厳密さ、ドイツ製の機器を扱うときの心得と楽しみです。極めて厳格な調整から、とても品質の高い響きがするのです。70年前以上につくられていた音楽の国の拡声装置。その質の高さに今更の様に驚かされました。

詳細は、Logeさんの素晴らしいブログドイツ〜劇場の音と音楽からのをご覧下さい。美しいカートリッジや機器の写真が掲載されています。その質感を是非、味わってください。戦前のメルセデスの水準です。ドイツに憧れても、ほとんどが英国製の QUAD (Quality Unit Amplifier Domestic )的な装置を使っている私との差に驚き、畏敬の念さえ覚えました。


しかし、一番最後に聞かせていただいた、クレデンザの鉄針の柔らかな音!
私には、やはり英国の音を感じました。

今回は日帰りの車でお邪魔しましたので、お酒が飲めずに、美味しい酒の肴だけ頂きました。山菜のてんぷらや青菜をゆでて、芥子醤油で頂く美味しい季節の野菜です。その食べ方にも、北信地方独特の厳しさを感じました。その北信の方の厳しさと、熱さが表れている装置でした。茅野へ帰る道すがら、夕方の信濃平の景色と、まだ白い白馬の山々の美しい景色をみて、信濃の人の厳しいけど自然に恵まれた人の音楽への憧憬が、ドイツやオーストリアの山間の人達の気質に重なりました。


Commented by (Y) at 2014-05-06 10:49 x

オイロッパですか! 見たことも聴いたことも無いですが、うちの後面開放の箱に入ったオイロダインと比べると、なんとも荘厳ですね。

うちは本当に箱庭。手巻き蓄音機はHMVの卓上だし、930だしスチューダーも…。
盤によるターンテーブルの使い分けも、うちはシングル盤用(オートチェンジャー)・70年代までのジャズ/ロック用・国内LP用だし(笑)。なんか共通点が多いような全然違うような。まあ、音は比べるべくも無いでしょうが。

Commented by GRF at 2014-05-06 11:20 x

この記事は、(Y)さんの為に書いたようなモノです(笑)。凄かったです。使いこなしが半端ではありません。ヴィンテージオーディオの最高峰でしょう。それでいて、テープのように精緻だけど暖かい音でした。

でも、白眉は何と言ってもEMIの純正鉄針を一回ごと捨てていくグレデンザの音でした。一度、ご一緒しましょう!
http://tannoy.exblog.jp/21942624/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c21

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
22. 中川隆[7570] koaQ7Jey 2017年4月07日 00:46:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8055]

TK城(2001年7月)

ドイツのクラングフィルムの秘宝オイロッパ・ジュニア

ここで鳴っている「私の知らない世界」の魔力に心奪われています。
「ロマン」の世界の奥深さはコワいくらいです。

自分の普段好んで聴く音とはまったく違うオイロッパ・ジュニアの音、自分にとって異質であるはずの音に美を感じ、その素晴らしさに心底聴き惚れることができた。

・シャモニール白馬(2001年10月頃)

ここはウェスタンエレクトリックの15A型ホーン+418Aウーファーでシステムを組んでいるペンションです。

TKさん宅で聴いたクラングフィルムと世界を二分したウェスタンの魅力と実力はさすがです。

心の奥底を刺激するようなオイロッパに対し、心の奥底を癒してくれるようなウェスタンのシステム。

ドイツとアメリカというイメージそのままで、再生音というものが生まれた国の文化と不可分なのがよく解ります。
http://www.geocities.jp/krytone1234/cantiaway.htm

TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; 2011/08/02


ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・

広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・

巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・


更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・

SPやLPなどレコードとテープも・・・

そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・
(@@;


さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020807305.jpg


送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・

カートリッジは・・・

ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・

スミマセン良く分かってませんm(_ _)m


で、最も興味深く、驚きだったのが・・・

(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・

それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・

この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・

(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・

昇圧トランス・・・


【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208073bd.jpg


こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・

一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1144.html

TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; 2011/08/05


さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・

自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・

って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg


クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・

要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・

通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源を当てておられるそうですが・・・

この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・


で、このSPを駆動するアンプは?・・・

多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・

画像撮るのを忘れました・・・

このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製の KL401d と言うアンプだとのことでしたm(_ _)m
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1147.html

TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; 2011/08/06


昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・

あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・

(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・

この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・


【オイロッパジュニアを】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108060533424d8.jpg


片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・

やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・

おかけいただいたのは・・・

フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・

ガ〜ン!!・・・

やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・

冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・

深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・

グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・

息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・

鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・

ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・

地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・

相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・

オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・

バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・

次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・


っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・

男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・

なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・

女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・

思わず、口から出たのは・・・

う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・

レンジが狭くナローな音・・・

そんなの全く関係ない!・・・

意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・

いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・


どっひぇ〜!(^^;・・・

ギターの伴奏にベースが下支え・・・

録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・

ああ、中高域の見通し?透明感?・・・

ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・

ことばを大切に語るように歌う・・・

詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・

でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・

直接、胸が熱くなるような・・・


それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・

(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・

ありゃ、残念、夜が開ける・・・

今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・

デハ ^^)/~
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1148.html

TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; 2011/08/07

突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・

アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・

いやあ、とてもそんな風には・・・

いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg

バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・

録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・

指パッチンが綺麗に響く・・・

それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・

だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・

中低域の深い表現と交互に・・・

それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・

怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・

という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・

目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・

ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・

バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・

また穏やかなホーンの調べ・・・

バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・

やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

次は、フルトヴェングラー指揮メニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・

バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・

何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・

何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・

同時に、TKさんは次の準備を・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・

ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

デハ ^^)/~
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1149.html

110703 TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/09


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・

アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・

オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・

(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】1096-05
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・

との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・

逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・

オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・

その原因の1つは、アンプ・・・

片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・

やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・


とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・

大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・

オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・

これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・


ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・

どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・

どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・

ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・

バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・

ハハハよう分かりません(^^;


でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・

これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・

あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・

このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・

ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・

この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・

それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

デハ ^^)/~

コメント

London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。
この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。
[2011/08/09 15:46] URL | 大佐


軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー

そんなユニットと箱が・・・

おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・

なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15] URL | Mt.T2

私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。
聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで良いと30年過ごしてました。
しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。
[2011/08/09 18:41] URL | 大佐
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1150.html

TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09


さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・


【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg

SPの電気再生の1曲目は・・・

カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・

思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・

ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・

一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・

より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・

弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・

ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・

何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・

目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・

今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・

演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・

正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・

ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・

シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・

よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・

なんて表現がありますが・・・

確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・

粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・

ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・

蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・

クレデンザでの再生・・・

まずは・・・

コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・

微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・

思いの外柔らかく、優しい感じ・・・

でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・

エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・

ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・

それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・

パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・

鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・

嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・

今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・

ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・

音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・

演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-1151.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c22

[経世済民120] 日本人はなぜ「国産」を崇拝するのか―中国メディア 赤かぶ
2. 中川隆[7571] koaQ7Jey 2017年4月07日 08:04:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8056]
一番肝心な事を隠して書かないのが何かな-


日本人の絶滅の為に尽力するのが中国人の「愛国心」


日本では大量の中国野菜が安価で輸入されていますが、野菜類の47.5%から猛毒で発がん性もある有機リン系殺虫剤メタミドホスなどの高濃度の残留農薬が発見されるなどして2001年から輸入禁止が相次ぎ、大手のスーパーではあまり見かけなくなりました。しかしそういう野菜や畜産品はなくなった訳ではありません。生のままではなく、「加工」「業務用冷凍」されて日本に輸入されているのです。

これらの加工品の一部からは高濃度の水銀やダイオキシン、チクロやDDT、TBTO、BHC、クロラムフェニコール、クロルテトラサイクリン、マラカイド・グリーンといった毒性抗生物質などの使用の痕跡や高濃度の残留が認められています。もちろん中国産の食品の全てが危険な訳ではありませんが、これが一方の厳然とした現実でもあります。最近では中国産ビールの95%に発がん性物質ホルムアルデヒドが含まれているなどの衝撃的なニュースや、食品そのもの以外に、例えば中国製の食品包装袋の50%に発ガン性物質のベンゼンが残留しているとの報道もありました。

中国の食品を信頼するのは危険です。ましてや日本や日本人を「敵である」と明確にしている国なのですから、日本向けの食料品がまともである保障などあるはずがありません。かつて安価な白ゴマを高価な黒ゴマに見せかけるために、有害なタールで着色したタール黒ゴマ事件がありましたが、何らの教訓も得ず国が率先して「着色政策」を推進しているのは残念です。魚や肉、松茸に鉛を入れて重量をごまかした事件もありました。国は違いますが、同じ反日の国、韓国で生ゴミを素材にした餃子が問題となった際は、摘発された業者は「生ゴミを使った餃子は日本などに向けた輸出品だけなので、国内の消費者は安全である」と開き直ったほどです。

http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html


現在中共が生産する野菜類の47.3%に危険な残留農薬が残存しているというデータがあるが、中共はとりわけこの危険性の高いものを主に日本へ向けて輸出している。

さらに中共ではそのほぼ全ての河や湖が工場から流された鉛や水銀入りの排水で汚染されており、中共産の野菜は全てこの水で育てられてもいる。

EUなどは残留農薬や有害物質が検出されると即座に全面禁輸措置を取るが、日本は中共に遠慮してなかなか禁輸に踏み切らないのだ。

この残留農薬には、きわめて発ガン性が高く20年以上前に国際的に使用禁止されたエンドリンやディルドリン、そしてシロアリ駆除薬なども検出されており中共産の野菜を食べることはまさに自殺行為なのだが、中共に媚びたい一心の日本政府が全面禁輸に踏み切れないことを良いことに、中共は今も大量の汚染野菜や汚染食品を日本に輸出している。

中共では工業化による環境汚染と健康被害の関連性を調査することさえも許可されておらず、英インデペンデント紙は中共でガン発生率が異常に上昇していることを指摘して、「(日本に対して)有毒排水で育てた野菜が大量に輸出されており、日本人のガン発生率も上昇していくであろう」と報じているものだ。

 また野菜のみならず寿司ネタとして中共から輸出されている養殖魚介類には、合成抗菌剤や抗生物質が大量に使用されており、中共の養殖ウナギからは水銀まで検出されている。

中共が工業廃液を垂れ流す沿岸でとれた天然魚介類もダイオキシンだらけで、中共からの輸入が急増して以降、日本人のダイオキシン総摂取量の過半は魚介類からの摂取となっている。

さらに中共産のハムやソーセージなんかは防腐剤代わりに安い殺虫剤が使用されており、病死した蓄肉も平気で使われている。

食品の漂白には化学肥料用の漂白剤が主に使われており、これらの大半が日本向けに輸出されていると言うことだ。

そして中共政府もまたそれを規制しようとすることはない。何故規制しないのか、その答えは明らかであり、つまり中共では日本人に毒まみれの食品を食べさせることもまた「愛国心」の発露なのだ。

そして自国民の健康など考慮しない拝金主義の日本企業が中共産の食品を多く輸入し、スーパーマーケットでもレストランでも安い価格で売られているが、命が惜しければ中共産の食品は決して口にしてはいけない
http://konn.seesaa.net/article/3821017.html

http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/739.html#c2

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
373. 中川隆[7572] koaQ7Jey 2017年4月07日 08:51:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8057]

アダム・スミス2世の経済解説 2017年3月第5週 株 コメント
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-316.html

2017年3月第5週の日経平均株価は前週末比353円安の18909円で引けた。

週初は前週に続いてトランプ政権のヘルスケア法案失敗の材料を改めて不安視する形で安く始まった。

28日、29日は権利付き最終日とその直後ということもあり株価は堅調に推移した。

それが31日の後場から、森友学園問題に対する海外投資家の不信感が国内投資家に伝染する形で株価は急落した。日経平均株価は3週連続で下落して週を終えた。


3月第5週の最大の買い手は信託であった。

現先合計で3042億円の買い越し。うち現物で31億円の買い越し。

先物で3011億円の買い越し。うちTOPIXラージ先物で2428億円の買い越し。JPX日経400先物で249億円の買い越し。

信託による先物買いは、運用ポートフォリオをベンチマークである配当込みTOPIX、あるいはJPX日経400に連動させることを目的とした半年度初めの恒例の先物買いである。

今回は3月28日の権利付き最終日に野村の自己がTOPIXラージ先物を買い越し、28日夜間(新年度である29日扱い)のJNETで信託に引き渡していた。その後も信託と思われる買いは入ったが、野村とみずほの買いが多く、半年前には多かった大和の買いが今回は少ししか見えなかった。

半年度の初めに信託がTOPIXラージ先物を最後に売り越したのは2002年3月第4週であった。信託は2002年9月第4週以降、半年度初めにずっとTOPIXラージ先物を買い越し続けている。その金額が増加し、ほぼ継続して1000億円を上回るまで拡大したのが2007年9月第4週以降である。そのグラフを下記に示す。

http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/img/20170407001149df2.gif/


上記の20回の合計で週間の株価騰落は10勝10敗、日経平均株価変動幅の平均は−9円となる。過去6回なら0勝6敗、日経平均株価変動幅の平均は−336円となる。信託の買いが増えるほど、株価の値下がり幅が大きくなっている。おそらくこれは単なる平均回帰の現象だと考える。信託の半年度初めの買いがあまり知られていなかった頃は多少は値上がりすることもあった。しかし、多くの人が知るところになると、買いの影響は事前に織り込まれてしまう。初期の頃は過小織り込み、最近は過大織り込みなのであろう。そのため長期で見た場合、日経平均株価の変動幅の平均は0円に近づくと思われる。

3月第5週の信託によるTOPIXラージ先物買い越し2428億円は前回、前々回よりも金額が減っている。これは、信託による先物買いの金額が減ったのではなく、先物売りの金額が増えたからである。2016年9月第5週比で買い金額は+919億円、売り金額が+1490億円である。

この週は恒例のTOPIXラージ先物買いとは全く別に、信託よる大口売りが出ていたことを示す。31日金曜日に三菱UFJがTOPIXラージ先物をJNETで1250億円売り越していた。これが信託の売りである可能性が一番高い。この大口売りがあったために、表面上は信託によるTOPIXラージ先物の買越額は減少することになった。

合計すると、3月第5週は「信託、個人の買い越しvs海外、自己の売り越し」であった。

年度の初めということで、信託による先物買いはいつものように入った。

その中で信託の一部が金曜日に大きく売り越していた。この売りこそが、海外が森友学園問題を嫌がって売っているという見方が広まったことによって出てきた国内機関投資家の売りである可能性が高い。こうした売買の合計が週間の日経平均株価を184円引き下げて終わることになった。

記録にとどめておくべき事項、数字。

投信現物

野村総研によると、2月の公募型日本株投信は665億円の資金純流出。

投信による日経平均ラージ先物売買

野村アセット「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(野村レバETF)」400億円前後の買い越し。

野村アセット「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(野村ダブルインバースETF)」150億円前後の買い越し。

大和投信「ダイワ・ブルベア・ファンドW ブル3倍日本株ポートフォリオW」20億円前後の買い越し。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-316.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c373

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
6. 中川隆[7573] koaQ7Jey 2017年4月07日 12:18:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8058]
>日本は元々人種差別など無く人種による差別なんて無かったんだよ、


それはド素人の思い込みだろ

日本の大和朝廷は朝鮮に住んでいた漢民族が武器を持たない縄文人・弥生人を征服して作ったカースト制国家(氏姓制度というのはカ−スト制を定めたもの)

日本はカースト制の多民族国家だから下のカーストの人間は昔から お上には絶対に逆らえないんだ:


現代日本人は

縄文人の末裔
弥生人の末裔
朝鮮から渡来した漢民族
アイヌ人
在日朝鮮人

から構成される


日本を支配していた天皇家や武家は朝鮮から渡来した漢民族(Y染色体O2系統)で、
縄文人・弥生人系の日本の一般民とは殆ど混血していない。

現代の日本の政治家や資産家は殆どが渡来漢民族:Y染色体O2系統(旧 O3系統)
地主や自作農は 弥生系: Y染色体O1b系統(旧 O2系統)
貧農や小作人や部落民は 縄文系「D2」

太平洋戦争で最前線に送られて死んだのは縄文人・弥生人系の日本人だけ
これから中国人移民と競争させられて搾取され食っていけなくなるのも縄文人・弥生人系の日本人だけなんだな

縄文人・弥生人系の日本人の問題は羊より従順でかつ自分が搾取されて滅ぼされる劣等民族だという自覚が無い事だな
お上には絶対に逆らわないもんな
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c6

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
7. 中川隆[7574] koaQ7Jey 2017年4月07日 12:28:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8059]

被差別部落民は縄文人の末裔


大阪大学教授の小浜基次(人類学者)が西日本の被差別部落を広島辺りまで調査したところ、

西日本の一般民は朝鮮半島に多い短頭型であるのに対し、

被差別部落民の頭型は東北や裏日本に多い中頭型であることが判明した
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E8%AB%96%E4%BA%89
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c7

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
467. 中川隆[7575] koaQ7Jey 2017年4月07日 13:13:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8060]

2017年04月07日 日銀トレード 金が金を生むシステムとは
http://www.thutmosev.com/archives/70347471.html

市場価格では利益が出なくても、日銀が社債や国債を高く買い取ってくれる
引用:http://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2016/08/160813BOJETF2.jpg


日銀トレードとは

黒田総裁の日銀はマイナス金利と金融緩和政策を実施しているが、その裏では”日銀トレード”で稼いでいる人達がいた。

日銀は金融緩和で日本国債を大量に購入して国債利回りを下げているが、日銀法で国債の直接購入は禁止されている。

そこで財務省は一度国債を銀行や生保や証券に購入してもらい、日銀は数日後に販売価格を上回る価格で買い入れる。


銀行は財務省から国債を買って、ノーリスクで数日後にもっと高く売れるので、手軽な小遣い稼ぎにしていました。

日銀は市場価格を数パーセント上回る価格で買い取る事もあり、濡れ手に粟のビジネスになっていた。

だがこれは国債価格が短期間で下がらないのを前提にしているので、もし数日の間に大きく値下がりしたら、日銀が買い取っても赤字になります。


2017年に入って実質金利が上昇した事があり、金利が上昇すると国債の市場価格が下がるので、銀行側は大きく損をしました。

日銀は国債だけでなく企業の社債も買い取っていて、まったく利益が出ない条件でも、日銀が買い取るので転売益を得られる。

統計によると日本政府が発行した国債の3割以上を日銀が保有し、25%の上場企業で日銀が筆頭株主になっている。


さらに年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と合計すると、既に日本の上場企業の半数で、実質的に日本政府が筆頭株主になっている。

2012年末以来のアベノミクスでは株価が上昇したが、そのかなりの部分が公的資金による株式購入であるのは良く知られています。

株価が上昇し続ける一方で、公的資金による株式市場の「ゆがみ」も指摘されている。

政府が半数の企業を所有

日本国債も日経平均も、市場で販売して市場原理に基づいて価格が決定される事になっているが、現在は公的資金で価格が決定されています。

GPIF(年金)には限りがあるが、日銀はお金を発行できるので上限がなく、理論上は日本国債全てを買い取るのも可能です。

日本株の過半数を買い取って価格を維持するのも可能だが、それでは社会主義や共産主義のようなもので、市場経済から逸脱してしまう。


日銀が日本国債全てを買い取って実質チャラになれば良いという意見もあるが、それに近いことは政府内で検討しているとされている。

日本の長期国債は通常10年満期だが、15年・20年・30年・40年満期の国債が存在し、50年国債や100年国債を検討したと報道されていました。

例えば100年国債をゼロ金利で発行して日銀が買い取れば、日本政府はもう国債の金利も元金も支払わずにすみ、実質的に借金が消滅します。


100年経ったらまたゼロ金利で100年国債を発行すれば良いので、2度と生き返らない恐竜のように、封じ込める事も可能です。

日銀が今の方式で金融緩和を無限に拡大するのには無理があり、いずれこうした方式を実行する時が来るかも知れません。

GPIFと日銀が株を購入して株価が上がるので、多くの企業の株式を保有する大銀行は、ますます肥え太って儲かっている。


逆に現在の市場からGPIFと日銀資金をすべて引き上げてしまうと仮定すると、どんな酷い状況になるかは明白なので、もう辞めるという選択肢はなくなっている。

日銀はインフレ率が上昇して自然な経済成長路線に乗れば、金融緩和を縮小すると見られるが、今後数十年はないかも知れない。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c467

[経世済民120] 日本人はなぜ「国産」を崇拝するのか―中国メディア 赤かぶ
4. 中川隆[7576] koaQ7Jey 2017年4月07日 13:51:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8061]
>>3
アメリカ産を買うとこうなる:


【衝撃】 アメリカのデブが異次元すぎるwwwwww どうやったらここまで太れるんだよ・・・哲学ニュースnwk
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4537088.html
https://matome.naver.jp/odai/2137949022098247301
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/739.html#c4

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
62. 中川隆[7577] koaQ7Jey 2017年4月07日 14:03:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8062]

2017.04.07
バノンをNSCから排除したトランプ政権は親イスラエル派で固められ、ネオコンの好戦的戦略へ回帰


ドナルド・トランプ大統領は4月5日、首席戦略官のステファン・バノンをNSC(国家安全保障会議)から追い出した。メディアからは「極右」のタグをつけられていたが、そうしたタグが当てにならないことは言うまでもない。これまでバノンはグローバル化、つまり資本の移動制限をなくし、生産拠点を労働環境の劣悪、つまり生産コストが安い国々へ移動させてきた勢力を批判、こうした主張が支配層から嫌われる原因になっていた。「極右」というタグで何かを理解した気になるのは危険だ。

トランプ政権ではロシアとの関係正常化を訴えいてたマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官が2月13日に辞任、その一方でネオコンとの関係を強めているようだ。例えば、イスラエルと緊密な関係にあり、ロシアへの憎悪を剝き出しにしているニッキ・ハーレーを国連大使に据え、筋金入りの親イスラエル派でヨルダン川西岸への入植を支援してきたデイビッド・フリードマンをイスラエル駐在大使に指名した。

そうした中、シリアではイドリブで化学兵器が使われ、アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルといった国々は調査もしない段階でシリア政府を激しく罵倒、ハーレー大使は国連に対し、アメリカの命令に従わなければ単独行動に出ると脅した。これは1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリンの考え方だ。本ブログでも紹介したが、少し前に新たな戦闘集団をCIAは編成しているという話が流れていたが、そうした動きと今回の化学兵器の問題は関係しているかもしれない。

現在、流れている未確認情報によると、4月2日頃、トルコからシリアのハマへ向かった車列があり、そこには対戦車ミサイルTOWのほか、ガスマスクを含む化学戦用の防護服が積まれていたという。その途中、イドリブに立ち寄り、そこの武器庫に保管されていた化学兵器を積み込んでハマへ向かい、そこで使用する予定だったともされている。

ロシアの説明では、その武器庫をシリア軍が空爆したとしているが、シリア軍は爆発に自分たちは無関係だと主張、現場を飛んだ航空機は爆発後に派遣した偵察機だけだとしている。こうしたことも含め、詳しい調査が必要なのだが、アメリカなど西側の支配層としては、調査が進む前にシリア政府やロシア政府の悪いイメージを作り上げたいのだろう。

何か衝撃的な出来事が引き起こされ、調査しない段階で事件のシナリオを宣伝、人びとを守るという口実で軍事侵攻し、ターゲットになった国を破壊し、人びとを虐殺するということをアメリカの支配層は繰り返してきたが、今回もそうしたことを目論んでいるように見える。

ユーゴスラビア、南オセチア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナなど、アメリカの主張はいずれも嘘だということが後に判明している。判明した時には破壊と殺戮が進み、取り返しはつかない。そうしたことを経験しながらアメリカの新たな嘘に乗る責任は重い。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/

2017.04.07
アメリカの支配層は東アジアも中東も戦争で破壊と殺戮を繰り広げようとしている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/

ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。


イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/


2017.04.07
西側の政府や有力メディアが情報源にしているSOHRや白ヘルは米英情報機関やアル・カイダと連携
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/


シリアのイドリブで化学兵器が使われ、多くの住民が殺されたという話の出所は「西側御用達」の白ヘルと「SOHR(シリア人権監視所)」のようだ。白ヘルの責任者であるラエド・サレーはアメリカへの入国を拒否された人物で、創設者のジェームズ・ル・メジャーはイギリスの元軍人で、傭兵会社のブラックウォーター(後にXe、さらにアカデミへ名称変更)で働いていたことがあり、アメリカ政府やイギリス政府から資金が提供されている。

2016年4月27日、アメリカ国務省の副スポークスパーソンだったマーク・トナーは白ヘルがUSAIDから2300万ドル受け取っていることを認めている。またSOHRは2006年にイギリスで設立された小規模な「団体」で、設立当時からCIAやイギリスの情報機関MI6が背後にいると指摘されていた。この白ヘルがアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)と緊密な関係にあることも有名だ。(例えば、ココやココやココ)

白ヘルの「医療行為」に疑問を表明している医師もいる。もし生きている人間に行ったら殺してしまうようなことをしているというのだ。2013年の時にも言われたが、アメリカなどの支援を受けたアル・カイダ系武装集団は子どもを拉致、それを犠牲者に仕立て上げている疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/
ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。


イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c62

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
23. 中川隆[7578] koaQ7Jey 2017年4月07日 17:39:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8064]

ドイツビンテージスピーカー 販売 AH! 広島ショップ
http://www.berihten.com/index.htm


〒736-0085 広島市 安芸区 矢野西4-6-2 401

TEL : 082-298-1913

責任者名 畠山尚文

AH 広島ショップ AH! オーディオ視聴室
http://www.berihten.com/exhibition.htm

USEDドイツビンテージスピーカー
http://www.berihten.com/shop/61.html



地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92736-0085+%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E5%AE%89%E8%8A%B8%E5%8C%BA%E7%9F%A2%E9%87%8E%E8%A5%BF%EF%BC%94%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%92/@34.351479,132.532239,16z/data=!4m5!3m4!1s0x355aa015420692cf:0x9e7f6e53e65102a1!8m2!3d34.3511197!4d132.5322394?hl=ja

AH!とは余計なコストを可能な限り減らした抜群のコストパフォーマンスの オランダの音質完全重視メーカーです。

当社は広島の販売店です。

AH!広島ショップではAH!製品の販売からオリジナルの新しい制振・整流製品ベリヒテンの販売、プレイヤー・アンプのチューニング またご自宅のリスニングシステムのチューニングまで行っています。 オーディオに関することなら、何なりとご相談ください。 まずは試聴にお越しください。

ドイツビンテージスピーカー 2008年 08月 23日


8月初旬よりAH!広島ショップにおいて、本格的にドイツビンテージスピーカーの仕入れ、販売を開始した。

世界に通じる、世界から評価を受けるものを販売したいと思っていたところ、ドイツのコレクターから素晴らしいビンテージスピーカーを譲っていただくことが出来るようになった。

第一弾としてフィールドSPやツィーターなどを仕入れた。そしてこのたびは日本でも人気の高い1950年代のSPや前回想像以上に問い合わせの多かったツィーターを数セット入荷することとした。

ドイツビンテージスピーカーについては、日本ではその真価がきちんと評価されているとは言いがたいところもある。果たしてこれらのSPを熟知し、鳴らす環境を整え、そうした後に評価を行っているとは思えないのだ。

ドイツ SP はクールで無表情、それに比べてアメリカの SP は温かみあって抑揚が大きいという人がいる。その評価は的を射てはいない。

誠文堂新光社のプレミアムオーディオbQに「クラングフィルムの系譜」という興味深い記事がある。ここにいくつかのSPの図面や外観の写真が掲載されている。

ここから推察されることは、この時代の人々はSPを箱に入れるという考えをもっていなかったということである。

SP はそのユニットのまま、板につけたり、柱に固定されたり、エンクロージャー(とじこめるもの)が存在していないのだ。

箱を用いてドイツビンテージスピーカーを鳴らすのはかなりの困難を極める。

低音がやたら強調されたり、高音が詰ったりする。

フィールドSP はとても早い音にもかかわらず、音のきれは冴えない。こうしたことはドイツビンテージスピーカーを現在ご使用の方なら、うすうす感じているのではないかと思う。

例えば、テレフンケンなどは高音は出ないと一般に言われる。

だが木の板では高音に変なピークをつけていることを理解できているだろうか。
ナチュラルな響きの高音はすぐに阻害されやすく、高音が出ていないように感じる。

高音は出ているのだがそれが阻害されている、と分かる耳をもつことは簡単で難しいことだ。邪道だが、すぐれたツィーターを足せばこの問題はすこしは解決する。

そうしたことよりも、手前味噌だが、ベリヒテンバッフルを1度使用したら、すべて簡単に納得できる。

綺麗な中低音が出れば高音も出る。これが過渡特性のよいことにも繋がる。

あらためて言うならば、ドイツビンテージスピーカーは飾り気のない普通の音、ということだ。明快な高音でもなく、腹部に響く低音でもなく、どこも強調されることのない音だ。

傾向としてはウエスタンエレクトリック(以下WE)と似ていると言えなくもない。というよりドイツフィールドスピーカーが1930年代の製造であることから、WE などもこれに学んだと考えるのが妥当であろう。

当店の試聴室にある WE555 や RCA・MI‐1444 の音の出方もテレフンケンに少し似ている。

 しかし、音質について言うならばドイツビンテージスピーカーはまさに多彩。

どれを聴いても飽きることのない、次々と違うものを手にして聴いてみたくなるような、魅力的な音に溢れている。

ひとつの音楽、ひとつの楽曲をそれぞれの SP が個性豊かに表現する。まさに SP がひとつの楽器の様を呈している。

モーツァルトも演奏家や楽器によって違いがあるのと同様に、それぞれの SP でそれぞれに違った表現、そのSPでしか聴くことのできない音があるのだ。

 私の好きなクリフォード・ブラウンがなぜボーカリストやバイオリンとコラボしたのか、ブルーノート・プレイステージを中心とした録音ではなく、エマーシーというレーベルを選んだのか、このテレフンケン12インチを聴くと理解できた気がする。

 ホーンスピーカーでないとトランペット(金属)の音は出ないと言う人もいる。

だが私は現在所有している JBLオリンパスや WE555+16Aホーン よりもテレフンケンのほうがずっと生々しく聴こえるのだ。

 この音を是非みなに聴いてもらいたい。

AH!もそうだが、これらドイツビンテージスピーカーもなんら修飾されないいわゆる普通の音だ。この“普通の音”が真に生々しい音であり、豊かな音であり、“普遍”の音だ。

当店とお付き合いいただき、ご来店いただき、じっくりと音を聴いていただけるのなら、きっとどなたにでもこの“普通の音”の素晴らしさが理解できるだろう。この音の良さを理解すればするほど“普通の音”が好きになるに違いない。

 だが、この“普通の音”を出すためには相当無駄な努力(無駄ではないが…笑)と苦労と知恵も必要だ。

そしてもうひとつ、このオーディオバカの言うことを最後まで信じてみようかという人間性と・・・。
http://berihten.blog78.fc2.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c23

[番外地6] 古代人の食人、単なる「食事」ではない 研究

古代人の食人、単なる「食事」ではない 研究
2017年04月07日 13:00 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3124302?cx_part=txt_topics


【4月7日 AFP】現生人類を含む古代の人類が人肉を食べる食人(カニバリズム)をしていたのは、栄養価の高い食事を取るためというより儀礼的な目的のためだった可能性の方が高いとする異色の研究論文が6日、発表された。

 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された今回の研究は、先史時代の食人は広く考えられているよりまれではなかったものの栄養的には得るところが比較的少ない危険な企てだったとしている。

 研究では人体の部位ごとのカロリー値を算出した。同じ重さで比較すると野生のウマ、クマ、イノシシなどは、ほぼ骨と皮と筋肉だけのぜい肉のない体だった人類の祖先よりも脂質とタンパク質のカロリーが3倍以上もあったという。

 さらに食人の場合狩られる側は狩る側と同じ程度に賢いことから、獲物は食べられるまでにかなり抵抗すると考えられる。

 英ブライトン大学(University of Brighton)で考古学の上級講師を務めるジェームズ・コール(James Cole)氏はAFPの取材に「今回の研究を行った理由は、人間が他の動物と比べてどのくらい栄養があるかを知りたかったからだ」と説明し、「それを調べることによって現生人類や他の人類種が食人を行っていたのはカロリーのためだったのか、それとも別の理由があるのかといったことが分かる可能性があると思われた」と語った。

 ホモ・サピエンス(Homo sapiens)、ネアンデルタール人(Neanderthals)、ホモ・エレクトゥス(Homo erectus)や他のホミニン族(ヒト)が行っていた食人は文化的な意味合いが強いとする説があり、今回の研究結果はこの説をより具体的にするものだ。

 最近の研究では、加工物や装飾品などの証拠からネアンデルタール人を含むわれわれの祖先は豊かな文化を持っていたとみられ、おそらく言語も使っていたのではないかとされている。

「古代人の共食いには、現代人が食人を行うのと同じくらい多くの理由があった可能性がある」とコール氏は語った。「肉を食べたいという理由だけではないのだ」

 脚の骨から骨髄をすすったり脾臓(ひぞう)にかぶりついたりすることは、縄張りの支配を再確認したり、死去した親族に敬意を表したりするための方法だった可能性があるとコール氏は説明し、「こうしたシナリオにおいて食物の摂取はおまけみたいなものだ」と指摘した。

 化石記録の調査や最近の遺伝子研究によって、古代人類の間で食人がかなり広く行われていたことが示されている。

 コール氏は「これまでに見つかっている古代人の人骨はそれほど多くはない」とした上で、「だがその少ないサンプルの中でも人間の手が加えられた痕跡がある骨は相当多い。これらの骨には解体された跡や切り刻まれた跡など、食人が行われていたことと矛盾しない証拠が多く見られる」と述べた。

 現代の食人の動機として挙げられる要因は精神病から戦争、呪術、葬送儀礼までかなり広範囲にわたる。船の難破や飛行機の墜落事故に遭った人が生き延びるために食人をする場合もある。

 だが古代人の食人に関しては、通常主な動機は食物にするためだという推定によってその動機の複雑さが「栄養」か「儀礼」の2つに不当に簡略化されているとコール氏は指摘した。
(c)AFP/Marlowe HOOD
http://www.afpbb.com/articles/-/3124302?cx_part=txt_topics
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/779.html

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
95. 中川隆[7579] koaQ7Jey 2017年4月07日 18:28:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8066]

クレームが出たので上記スレの大部分は削除してスレを建て直す事にしました。


伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

伝説のデッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html

魔性の歌姫 Lowther
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html

酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html

ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html

ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html

ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html

超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html

超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html

LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ
_ 上杉アンプだけは絶対に買ってはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c102

ウェスタンエレクトリック伝説
真空管アンプはハンダで音が変わる! _ 伝説のヴィンテージハンダ NASSAU
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c70

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c95

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
33. 中川隆[7580] koaQ7Jey 2017年4月07日 20:50:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8067]

JR北海道をつぶすの誰だ 会社もグループもみんな逃げた AERA
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/758.html
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170405-00000077-sasahi-bus_all
dot. 4/7(金)

 

 


2016年3月のダイヤ改定で1日1本しか列車が来なくなり、「日本一終電の早い駅」になった札沼線新十津川駅の時刻表(撮影/編集部・福井洋平)


 国鉄が解体し、7社のJRが発足して30年。株式上場を機に、脱テツドウにシフトする会社があれば、お先真っ暗な未来にアタマを抱える会社あり。現在のリストラなど働く人たちの労働環境悪化は、国鉄解体に原点があるとの指摘も。「電車の進化」などさまざまな切り口で30年を検証していく。AERA4月10日号では「国鉄とJR」を大特集。

 半分の路線を「維持困難」と投げ出そうとしているJR北海道。会社もJRグループも国も自治体も、誰も責任を取らない。十分予測できた暗い未来を直視しなかった。

*  *  *

 3月中旬、北海道日高町にある日高門別駅を訪ねた。立派な待合室のある駅舎に2本の線路。だが、いつまでもそこに列車は来ない。ここ2年ほど、JR北海道の大動脈の一つ、日高線(苫小牧─様似(さまに)、146.5キロ)が、116キロにわたって運休しているからだ。

 きっかけは2015年1月の高波被害で、線路下の盛り土や橋が流されたこと。JR北は、「復旧に86億円、運行再開しても年間13億円かかる」と沿線自治体に負担を求めた。人口減少に悩む自治体にとても負担はできない。運休区間の廃止を通告してきたのは昨年12月。沿線自治体の一つ、日高町の三輪茂町長は困惑を隠さない。

「地図から鉄道路線が消えたら、首都圏から人が来なくなる。年間予算100億円程度の町の規模ではJR北海道が求める(1町あたり年2億円程度の)負担は到底できません」

 15年12月から、沿線自治体とJR北が復旧に向け議論する沿線自治体協議会が始まった。

「復旧に際し国に補助金を要請するには(運行を)持続させる仕組みをセットで構築することが不可欠です」(JR北海道)

 だが三輪町長によれば、JR北に、路線再開に向けた熱意を感じることはできなかった。沿線7町は様似から札幌までの優等直通列車導入や新駅設置などの利用促進案を出したが、JR北は年間3億円程度の赤字が出るとの試算を出して難色。鵡川(むかわ)駅から、日高門別駅までの約20キロは路線の損傷はないが、運行再開には折り返し施設新設などで6千万円に加えて、毎年の運行コストなど3億2千万円の負担が必要と町に要求したという。

「二言目には『赤字なので』という話ばかり。災害をいいことに、路線を廃止したいとしか思えません」(三輪町長)

 JR北はいま、国鉄から受け継いできた「全国あまねく」(ユニバーサルサービス)の看板を下ろしつつある。昨年11月に全路線の半分にあたる10路線13区間を「自社だけでは存続できない」、うち3路線(のちに日高線運休区間を含め4路線)の一部区間のバス転換を沿線自治体に提案した。

 札幌から車で約1時間半、北海道の農村地帯にある札沼線の終点、新十津川駅(新十津川町)。昨年3月のダイヤ改定で列車が3本から1本に減らされ、午前9時40分に「日本一早い終電」が発車する駅に。ここから北海道医療大学駅までが廃止3線区のうちの一つだ。14年に駅前に休憩所「寺子屋」を開き、グッズなどを販売している後木幸里(うしろぎゆきさと)さん(86)は嘆く。

「温暖化が進めば雪も減り、北海道は移住先や別荘地として魅力的な存在になる。そうすれば鉄道の役割も増えると思います。JR北海道は真剣に努力をしてきたのか、と言いたいですね」

●発足10年は頑張った

 国鉄の分割民営化時、すでに将来の経営難が予想されたのは九州、四国、北海道のいわゆる「3島会社」。だが、昨年上場を果たした九州と比べてもJR北の惨状は際立つ。直接の原因は、11年の石勝線トンネル内特急火災など頻発した事故。安全対策のため特急列車の減速減便などコストカットを余儀なくされ、鉄道の魅力はさらに失われた。

 工学院大学の曽根悟特任教授は、JR北は発足から10年くらいは「非常に頑張っていた」と言う。雪が降ったら「運転が怖い人が鉄道に乗ってくれる」と「雪ダイヤ」を組んで積極的な運行に努め、90年の札幌─旭川間130キロ運転や94年の札幌─函館間2時間59分運転など、札幌と各地を結ぶ特急の高速化も実現した。

 当時在籍していた60代のOB社員は、こう当時を振り返る。

「スキーブームもあって本州からどんどん客を呼ぼうという意識が高かった。東京駅に営業所もつくるなど頑張っていました」

 だが、その頑張りも十分ではなかった。OB社員は言う。

「各自治体との連携や、地元の観光需要を掘り起こす動きが全社的にならなかった」

 足元の安全確保や需要喚起といった動きが鈍いまま、低金利時代が襲ってきた。もともと経営難が予測されてきた3島会社は分割民営化時に国から「経営安定基金」(JR北は6822億円)を与えられ、その運用益で赤字を埋める仕組みだった。だが、低金利時代に突入して運用益は目減り。当初の金利水準に比べ、トータルで約4千億円減少したと推測されている。かといって、取り崩しもできない。

 曽根氏は、同じ苦境に立たされた四国と北海道の違いがここで表れたと言う。四国は苦しい状況でも路盤改修に積極的に投資し、枕木をコンクリート製に切り替えて結果的に保守費を切り下げることに成功した。JR北は、その動きができなかった。

「四国、九州と違い鉄道システム全体が見通せる技術者が会社のトップにつかなかったため、技術革新の姿勢が次第に失われたのです」(曽根氏)

●国の支援体制が不十分

 この苦境を招いたことをJR北だけの責任にするのは間違いだ。鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは、「国がJR北海道を支援する仕組みが整っていないのが最大の問題」と指摘する。

 JR北は民営化当時に比べて赤字線区を切り、利用客も増えている。だが運賃値上げをしたくても、国の指針により他のJR旅客会社とコストを比較して運賃を決める「ヤードスティック方式」を採用しているため自由に運賃が値上げできない。そのため正社員数を発足当時の1万3千人から7千人(16年)まで減らすなど、コストカットを強力に進めざるを得なかった。一連の事故もその流れの中にあると梅原さんは指摘する。

 北海道内を走るJR貨物から十分な収益を得られなかったことも、JR北にはダメージだった。JR貨物も経営環境が厳しく、貨物列車が走ることによるレール摩耗分などの上乗せ経費分だけの「アボイダブルコスト」のみを払う仕組みになっている。北海道大学の石井吉春特任教授(社会政策)は、「北海道内では旅客に対する貨物の割合が極めて高く、本来JR貨物が払うべき費用負担をJR北が肩代わりしているため赤字解消が進まない」と分析する。石井特任教授は、JR北海道が貨物から得られていない線路使用料は年150億〜200億円程度と推測する。経営安定基金の運用益の大半を食いつぶす計算だ。

 JR貨物は17年3月期に鉄道事業が初めて黒字化する見通し。好調ぶりについて、同社は、

「国内総貨物量は減少しているが、トラックドライバー不足や環境問題を背景に、鉄道による貨物輸送量は増えている」

 と分析する。黒字化でアボイダブルコストのあり方も今後問われることになるだろう。

●無料道路との競争に

 北海道の苦境は国の交通政策に遠因があると語るのは、関西大学の宇都宮浄人教授だ。JR発足後も次々と高規格道路を開業させ、特にJR留萌線と並行する深川留萌自動車道、JR日高線と並行する日高自動車道(それぞれ一部)など国交省北海道開発局が開発する高規格道路は無料開放されている。

「これはイコールフッティング(平等な競争条件)ではない。道路と鉄道にかける予算の配分の適正化を国や自治体は考えるべきです」(宇都宮教授)

 高規格道路はそもそも、道内の自治体が求めてきた構図があると石井特任教授は指摘する。

「その結果、鉄道が苦境に陥った。今回維持困難とされた線区の地元自治体の首長は、自分たちがどう公共交通を維持していくか考えないといけません」

 日高線沿線にある新ひだか町の酒井芳秀町長は、レール上も道路も走れるバス「DMV」を日高線に導入すべきだと主張する。だが、「日高の公共交通を考える有志の会」を主宰する新ひだか町の高橋幸二さん(50)は、「DMVはメリットを感じられないし、鉄道にこだわっていては理想の公共交通は生まれない。そもそもの原因は鉄道による街づくりを行政が怠ってきたことだ」と厳しく批判する。国もJRグループも自治体も、問題をなあなあで先送りし、JR北の苦境をつくってきたのだ。

●インフラは国が責任を

 打開策はあり得るのか。観光情報サイト「タビリス」の鎌倉淳さんは、北海道にはポテンシャルの高さがあると言う。

「インバウンド客が集まっており、しかも団体客から個人客にシフトしつつあるため列車移動の需要は高い。今年2月に乗車した富良野線は外国人観光客でいっぱいで、高い運賃を設定するといいのではないでしょうか」

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c33

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
34. 中川隆[7581] koaQ7Jey 2017年4月07日 20:57:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8068]

「鉄道員(ほっぽや)」 1999年 東映

原作:浅田次郎
監督:降旗康男
脚本:岩間芳樹、降旗康男

佐藤乙松:幌舞駅長(高倉健)
佐藤静枝:妻(大竹しのぶ)
雪子:娘(広末涼子)
杉浦仙次:小林稔侍

動画
http://www.dailymotion.com/video/x1pao1h_poppo-1_lifestyle
http://www.dailymotion.com/video/x1p9uxg_poppo-2_lifestyle

北海道の幌舞線の終着駅幌舞の駅長・佐藤乙松は、鉄道員(ぽっぽや)一筋に人生を送ってきた男だ。幼い一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、彼はずっと駅に立ち続けてきた。だが、その幌舞線も今度の春で廃線になることが決まっていた。

美寄駅の駅長、杉浦仙次(小林稔侍)とその息子(吉岡秀隆)は、持病を持つ乙松の身を案じて再就職の手を尽くしていた。乙松と仙次は機関車運転士時代からの盟友であった。仙次は正月を祝い、乙松を説得しようと、お節の重を携えて幌舞駅を訪れる。


その日、幌舞駅にひとりの見知らぬ少女が現れる。

近所のお寺の娘が孫を連れて里帰りしたようだ。乙松は女の子に声をかけ、お寺へ送っていこうと言う。しかし目を離した隙に消えてしまった。駅には古い手作りの人形が残された。

しばらくして、小学生の姉が現れた。妹の忘れ物を取りに来たという。しかし彼女もまた人形を置いて行ってしまう。乙松はその人形に見覚えがあった。

仙次が始発列車で帰り、再び乙松の孤独な勤務が始まる。


乙松は、幼くして死んだひとり娘や先立った妻の回想にふけった。
一人娘の雪子の誕生と死、炭坑の町として幌舞が賑わっていた頃のこと、機関士時代の苦労、愛妻・静枝の死。

その夜、駅に女子高生(広末涼子)が現れる。
3人姉妹の長女だと思った乙松は、ようやく真実に気づく。
http://news.mynavi.jp/series/railmovie/064/


ロケ地住所:空知郡 南富良野町 字幾寅

地図
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=zk6enTKCz6wM.kDI0kOytxQgw&msa=0&ll=43.358137%2C142.426758&spn=0.506229%2C0.808868&iwloc=0004fc8afb02ce27b82ae


鉄道員 ロケ地ガイド
http://wowow.jal.co.jp/hokkaido/movie03
http://masa5s5.fc2web.com/hokkaidou/horomai.htm
http://pucchi.net/hokkaido/trippoint/ikutora.php
http://guide.travel.co.jp/article/11027/


【ロケ地】映画「鉄道員(ぽっぽや)」の幌舞駅に行って来た!
https://www.youtube.com/watch?v=M0-Uh2RvB2I


佐藤乙松駅長が守る幌舞駅こと幾寅駅
http://wowow.jal.co.jp/hokkaido/movie03

蒸気機関車のカマ焚き、キハの機関士、そして終着駅・幌舞の駅長。

廃線の日まで、生後間もない娘が亡くなった日も、妻が先立った日も、駅に立ち、愚直なまでに鉄道員(ぽっぽや)を貫いた佐藤乙松(高倉健)の人生を描いたヒューマンドラマ。

かつては賑わった幌舞駅だが、今は乗客ゼロのまま列車を迎えることも。乙松が幌舞駅長の辞令を受けた頃、町の産業だった炭鉱が閉山したからだ。炭鉱夫らで賑わった駅前のだるま食堂も閑散としている。


幌舞駅として撮影されたのは、根室本線の幾寅駅。

終着駅ではないため、落合駅方向の線路に車止めを設置。また駅舎も、壁や扉を木造建築風に作り変えた。

駅舎から見える店はセットだが、駅前の「旅籠や・レストラン なんぷ亭」は営業中。

お勧めは歴史ある「ザ・プレミアムなんぷカレー」。
シェフオリジナルのエゾシカ肉を使った「南富良野エゾカツカレー」も話題。
シェフは『鉄道員』にエキストラ出演も果たした。館内には当時の新聞記事やエキストラ募集告知など貴重な資料も展示されている。


周囲には、列車が背景にして走る狩勝山やサホロ山、列車が鉄橋を渡るシーンが撮られたかなやま湖など、景勝地かつレジャーやリゾート地として知られる場所も多数。

幾寅駅から見える徒歩15分圏内には、フラノ、トマム、サホロと同等の雪質、設備を誇る国設南ふらのスキー場がある。

リフト券は8時間で2500円と格安。冬に訪れたならぜひスキーも楽しんでほしい。
幾寅駅周辺へは、旭川空港から富良野駅までリムジンバス、根室本線に乗り換え幾寅駅下車。周辺も楽しみたい方はレンタカーがお勧め。

幌舞駅の駅舎とホームをつなぐ階段

幌舞駅の駅舎とホームはさほど高くない階段で結ばれる。
この階段はあの世とこの世をつなぐ不思議なあわいとも受け取れる。


高熱の雪子を抱いて列車に乗る静枝を見送る乙松

結婚17年目にして生まれた一人娘、雪子が急に発熱する。

電車はすでになく翌朝、美寄の病院に静枝が連れて行くも、手遅れな状況だった。娘の危機にも、坦々と列車を安全に運行させる業務を続ける乙松を静枝は理解できず、冷たい言葉を投げつける。


乙松に人形を預けて少女が入るトイレ

映画で、人形を持った女の子が「怖いから外で待ってて」と乙松に頼んで入って行った線路沿いのトイレもセット。実際にトイレを利用されるなら、南ふらの情報プラザのトイレをご利用いただけます(土日祝休)。

ムネと敏行が暮らすだるま食堂
ムネと敏行の後ろに見えるだるま食堂、井口商店
映画の駅舎は皆が憩うパブリックスペースだった

閉山した筑豊炭鉱から幌舞にやって来た炭鉱夫・吉岡肇(志村けん)は、期間夫ゆえ労働条件が悪く、酒を飲んでは管を巻く日々。息子の敏行(安藤政信ほか)はそんな父を見守るが、坑内の事故で孤児となる。

娘を亡くした乙松と妻の静枝(大竹しのぶ)が、敏行を引き取ろうとする最中、静枝の病が発覚。二人はだるま食堂の女将ムネ(奈良岡朋子)に敏行を託す。やがて敏行はシェフとして立派に成長する……。

ムネと敏行が暮らすだるま食堂は、幾寅駅のすぐ前。映画のためのロケセットだ。

現在その隣に、映画でも使用されたキハ40764が廃車となって飾られている。撮影当時の小道具や衣装、資料の展示は、駅舎および隣の南ふらの情報プラザでも行われている。

仙次が孫を持つ喜びを味わう美寄駅

乙松の同僚、杉浦仙次(小林稔侍)はどんな時も一緒に戦った戦友のような存在。定年退職を控えた独り暮しの乙松を心配し、自分が“横滑り”するトマムのホテルで一緒に働こうと誘う。

仙次はターミナル駅である美寄の駅長へと昇進し、彼の息子・秀男(吉岡秀隆)もまたJR北海道の本社勤務と立派に成長していた。

同じ駅長でもターミナル駅の駅長である仙次は、リタイア後の人生も順風満帆。
息子夫婦に子どもができ、おじいちゃんにもなった。

そんな美寄駅でのシーンが撮影されたのは、JR北海道の滝川駅。
根室本線と函館本線の2線が乗り入れている。

幾寅駅も通る根室本線に関しては起点駅となり、終点の釧路まで8時間25分、車両を変えずに走る「日本一長い距離を走る定期普通列車」として鉄道愛好家に知られている。9時37分滝川駅発の根室本線に乗車すれば、乗ったままで北海道を満喫できるはず。

滝川市は、日本一の作付面積を誇る菜の花でも有名。5月下旬から6月上旬の旅行ならこちらにも足を延ばしたい。

滝川駅へは、リムジンバス旭川空港線で旭川駅まで行き、函館本線で。またはレンタカーを使われることをお勧めしたい。
http://wowow.jal.co.jp/hokkaido/movie03

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c34

[雑談・Story41] 関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する Air−Real
8. 中川隆[7582] koaQ7Jey 2017年4月07日 21:13:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8069]

同和部落民が在日女性を差別して肉便器にしたのが原因で起きた事件


月ヶ瀬村 女子中学生殺人事件


奈良r25(月瀬針線)
http://www.youtube.com/watch?v=-f3MbtoJ4Cg
http://www.youtube.com/watch?v=jqQsh5xGLRE&feature=relmfu

83 :名無しさん@十周年:2010/04/06(火) 16:24:20 ID:iYeNtAm80

奈良県の辺りって、すげー変な事件が起こるよなあ。

村で女子中学生が殺された事件で、捕まった犯人は実は家族ぐるみで村の奴隷みたいな生活送らされてたとか。

ここら辺が平成に入ってからの事件なんだから、60年代とか、俺らからは想像できないような世界だろう。
http://mimizun.com/log/2ch/newsplus/1270526526/#75


____________

1) 在日朝鮮人一家が月ヶ瀬村の被差別部落民に飼われていた話


 1997年5月4日午後、奈良県添上郡月ヶ瀬村(現・奈良市月ヶ瀬)にて、村内に住む中学2年生・浦久保充代子さん(当時13歳)が卓球大会からの帰宅途中に行方不明となった。

 7月23日、同村に住む丘崎誠人(当時25歳)が逮捕された。丘崎誠人は車から下校途中の浦久保充代子さんに「乗っていくか?」声をかけたところ、無視され激昂し、殺害していた。

【ある集落の話】

 両親と兄弟は姉が3人、妹が1人。両親はともに日本人と朝鮮人のハーフ。内縁関係の夫婦で、土木の仕事に就いていた。父は無口、母親は気性の激しい性格だったが2人とも働き者で通っていた。長姉は村に一軒しかない居酒屋で賄いをしていた。

 集落には茶積み農家しかなく、丘崎一家は浮いていた存在だった。封建的な村社会の中、朝鮮人の血が入っていることから丘崎一家を「朝鮮が!」と見下す者もいたという。家は藪に囲まれたあばら屋のような借家であり、この家を借りることができたのは民生委員であった浦久保充代子さんの祖父の計らいによるものだった。家賃は月々1万円程度。一家は30年以上、村に住みながら「区入り」(村の一員に加えること)を認められていなかった。

(中川註 : 

家賃1万というが、代わりに最初は母親ナツエが、後に長女のカンが集落の男たちの慰みものになっていた。 

父のセイジが居ないときに、ナツエのもとに代わる代わる集落の男たちが通ってきた。

集落の男たちはナツエを蔑視しながら性欲処理に使っていた。

集落に住まわせてやっているから。缶ジュースかミカン数個を置いていく。

幼い誠人は隣り合う部屋でその様子を聞きながら育った。 )

 誠人は中学卒業後、測量のアルバイトをはじめた。1988年(丘崎誠人16歳)、大阪、そして東京に調理師として住みこみで働いたが、性に合わず村に戻ってきた。以後、土木作業員や警備員、左官業などを務めたがどれも半年も続かなかった。TVゲームなどを夜遅くまでして、朝起きられないからだと言う。

 事件当時、すでに二女と三女は独立し、両親と四女、長姉とその子供3人の8人で暮らしていた。丘崎誠人はあいかわらず無職で、地域住民との摩擦が耐えなかった。TVゲーム、ビデオ、車にばかりのめりこむ。3月に三菱ストラーダを購入したばかりで、カーステレオでドリカムやチャゲ&飛鳥の曲を聴くのが好きだった。滋賀県・雄琴の風俗街へはたびたび遊びに行っており、犯行前日にも行っている。

【裁判】
 2000年6月、大阪高裁は一審判決を破棄。無期懲役を宣告した。上告を勧める弁護団に対し、丘崎誠人は訴えの取りさげを希望。刑が確定した。

 2001年9月4日午後8時頃、大分刑務所の独居房で丘崎誠人が首を吊り自殺。享年29。遺書はなかった。4日は浦久保充代子さんの月命日だった。
http://yabusaka.moo.jp/tukigase.htm


 この事件、部落差別が原因かというと少し違う。そもそもこの嵩集落自体が被差別部落で、丘崎家を差別していた人たちも、ナツエとカンの元に通った人たちも当然、与力達も被差別部落民だ。

 それが、集落内部に更に下の階層を作った。よそ者の被差別部落民で朝鮮人とのハーフ、貧困で文盲。条件は揃っていた。
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11236499568.html


とある田舎の殺人事情


1997年 平成9年 7月25日――奈良県添上郡月ヶ瀬村 

 ――深夜午前3時 奈良県警は彼を略取誘拐容疑で逮捕した。

 自宅から連れ出された彼はタンクトップに柄パン、ひょろりとしたやせぎすの男だった。汗まみれで叫び声をあげる。捜査員が携帯電話を調べようと手にすると

 「おれのケータイやて!」
 「やめーや!」

 荒れ狂い、取材陣に前蹴りを食らわす始末だった。
 だが、実際の彼はごく小心者で内気で気弱な男だった。


 彼を連行した捜査本部は初め、わいせ つ目的だろうと見込み、取り調べをしていた。というのも彼の部屋から女子中学生や女子高生のレイプ系のAVや18禁雑誌が見つかっていたからだ。それもナイフで制服やらを切り裂くような内容のものが多数あった。 公衆トイレで見つかった失踪少女のジャージや下着の状態がいかにもそれと符号していた。

 逮捕から9日後、ずっと否認を続けてた25歳の丘崎誠人は、村の女子中学生、浦久保充代、13歳の拉致殺害を自供した。

 供述も当初は「てんごするつもりだった」だった。てんごはイタズラのこと。この場合は性的な悪戯の意味だ。だが、これは取調官の想定してる性的目的の犯行へと誘導していったから出ただけの言葉だった。さらに聴取が進むと捜査本部は困惑することになった。 というのは単純な性犯罪とはまったく違う、よじれた田舎の構造と動機が浮かび上がってきたのだ──。

      ――1997年 平成9年 8月1日

 奈良県「月ヶ瀬中学生女子失踪事件」捜査本部取調室。

 「なんでやった?」

 「………」


 丘崎誠人はまるで抜け殻のようだった。

 誠人が事件の日からまもなく突然売り払った三菱ストラーダの後部座席から血痕が発見され、それが充代のDNAと一致した。現場の路上に落ちてた塗料片とジャージに残されたタイヤ痕も誠人のストラーダと一致した。ダウンベストにこびりついてた毛髪の血液型が誠人と同じだった。

 証拠を突きつけ、厳しく取り調べて、 「てんごしようと思った」つまり愛好のAVのように少女を拉致して凌辱をねらい──という自供までこぎつけた。

 この時の丘崎は逮捕連行のときにマスコミの前で演じた大暴れと同じ人間とは思えない大人しさだった。
 たしかに丘崎は仕事も長続きせず転々としていた。だが、仕事先でモメごとを起こしたことはない。ただ来なくなったり遅刻ばかりでクビになったりして、いつの間にかすうっと消えていく。「大人しくて物静かな人」というのが元同僚たちの共通した印象だった。

 ――生きる力が少ない。そんな匂い。

 前科前歴もない。せいぜい軽めの交通違反くらいしかない。

 勿論、このままでも性的いたずら目的の容疑で立件できる。しかし取り調べというのはそれで終わらない。犯罪事実の調書、人定、つまり本人による本人だという説明から始まり、生い立ち、果ては小遣いの金額から今の人生観まで聴取される。


 「なあ、丘崎くんな。君は犯罪事実を認めた。この調べはな、君の言い訳をきこうかって調書や。日本ではちゃんと言い訳を聞いてくれる制度になってるんや」

「さ、もう一度訊こうか」

 誠人はそれでやっと口を開いて、初めて話したのだった。
 自分が生まれたときから決まっていた異端の人生を。


     とある田舎の殺人事情 「差別」

 名張川上流、小さな山の尾根に家屋敷が軒を並べる山渓の村。3000本の梅林とお茶の生産地。江戸時代の家屋や能舞台が残っていて文化財に指定されている。 梅林は始まり江戸時代に染料として需要は高かったが、化学染料登場で衰退していった。だが、本数が多かったので観賞用として名所になった。

  奈良県月ヶ瀬村嵩集落

 この小さな村で丘崎誠人は生まれた。

 35年前── 誠人の両親、セイジとナツエが流れ流れてこの村にやってきた。
 2人とも被差別部落出身かつ在日朝鮮人の血が複雑に絡み合う出自だった。
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11233811835.html

 丘崎誠人の両親はそれぞれトラブルがあって元の被差別部落界隈に住めなくなった。 母親のナツエは月ヶ瀬村の隣の山添村ので生まれた。朝鮮人と日本人のハーフだった。

 (ここで言う『村』は行政村のこと、一般的な近世以来の血縁集団による『ムラ』はここでは『ムラ』と記述する。また『ムラ』は幾つかの集住地域に別れるがこれを『集落』と記述する。関東や東北では『部落』と呼ばれる単位であるが、近畿地方で『部落』と言えば『被差別部落』のことであり、まぎわらしいので集住単位を『集落』とし、被差別部落は『被差別部落』と記述する)

 ナツエの生まれた集落は近くのムラに枝村として附属していた被差別部落でナツエの母(丘崎誠人の祖母)もナツエの祖父母(丘崎誠人の曾祖父)もこの被差別部落民だった。ナツエの母は未婚のままで朝鮮人の男との間にナツエを生んだ。朝鮮人の男はナツエが生まれる前に何処かへ行方を眩まし、ナツエの母もナツエを生んですぐに他の男と家出した。

 ナツエは祖父母に育てられることとなった。だが、家が貧乏で小学校にも行けず7歳の頃から魚の行商を手伝わされていた。いや、そもそも戸籍があったのかどうかも定かではない。 小学校にも通えなかったナツエは読み書きもできなかった。

戦前や発展途上国の話ではない。戦後の日本の話である。

 年頃の娘になった頃は集落で唯一の居酒屋で賄いをしていたが、両親がいない。父親が朝鮮人。学校にも行っていない。当然のように、この被差別部落の中でも最下層で、被差別部落民から差別されていた。

 このころからナツエの元に近隣のいろんな男がやってくるようになった。ナツエはそれ自体を悪いことだとも考えていなかった。いや、そういう認識すらなかった。そのうちに、その男たちのうちの一人と「昵懇」になった。だが、その男は既婚者で不倫だった。狭い集落でそれを隠し通せるはずもなく、周囲に知れるとナツエは集落から追い出されるように出ていくことになった。

 父のセイジの経歴ははっきりしない。セイジも朝鮮人と日本人のハーフで奈良の柳生から流れてきたらしい。ナツエが集落を出て、セイジとナツエは知り合って夫婦になった。夫婦といっても戸籍は入れない事実婚。内縁関係と報道されていたが、主義や主張じゃなくていろいろやむを得ずの事実婚だった。

(そもそもナツエに戸籍があったのかどうかも疑わしい。このあと記述するが国から貰えるべき手当てもなかったのはそのせいではなかろうか)

 二人は流れ流れて別の被差別部落、月ヶ瀬村嵩集落にやってきた。ナツエが山添村で賄いをしていた時にこの集落から来ていた男たちがいて、ナツエと関係を持つものもいた。 ここで夫婦は、村人から早速、「おめえらは区入りさせん」と告げられる。

 ここで登場するのが、この近隣集落独自の自治制度「区」と「与力」

 ムラは長引・月瀬・嵩・桃香野・尾山・石打など、尾根や谷で分かれた小集落の集まりで、これが「区」に分けられ、「区」の代表が「与力」だった。区入りというのは「区の一員」と認められること。区民2人の推薦がないと区入りができない。もちろん明文化された条例ではない、しきたりである。

 村史を繙くと、慶長年間に幕府が農村支配の末端機関として相互観察・全体責任などの目的のために設けた五人組制度がその源ではないか、という。与力というのは同族組織より選ばれた村の複数の代表のこ とである。「区入り」という、村の一員として認められるためには二人の与力の推薦を必要とする。与力には「一家の重要な事柄は喜憂一切」を相談せねばならず、「結婚相談はもちろん、仲人の決定まで与力に相談しないと将来の交際に支障をきたすという」「与力は“縁者は一代、与力は末代”と親類以上に頼りになり、一面言うことをきかねばならぬ権威ある存在であった」(月ヶ瀬村史)


 1. 葬式には運営その他、一切の指揮をとり、家族全員手伝って山仕をつとめたり、会計もつかさどる
 2. 家の普請などのときに手伝う
 3. 結婚の結納、荷の受領、披露宴などでは、与力が親族代表として挨拶をする
 4. けんか・土地の境界争い等の仲裁・調停をしたり、身元引受人になる
 5. 出産や祝い事には親類としてつき合い、失火など、他に迷惑をかけた場合などは親類代表として詫びをする(月ヶ瀬村史)

とある。


 戦国時代、ムラや町の成長期に村人や町人を確定する動きが起こっていた。豊臣秀吉は兵農分離政策の一環で、この動きを促進させ、村人や町人以外の流れ者を厳しく取り締まり、チェックする命令を頻繁に出している。ムラや町のほうも自衛や安全の為に構成員を村人や町人の相互承認という形で確定する排他的な動きを強めていった。また、戦国から近世までは税や法は「村請け」といって、村が法人として請け負っていた。その代表者として「庄屋」や「与力」が税を集めて、不足のときは高利で立て替えたり、法を触れ回ったりしていた。

 つまり、この月ヶ瀬村のこのムラ周辺ではその戦国、江戸時代の名残が未だ続いていた。 勿論、法的根拠はない。だが、今でも与力の権威は絶大で、区民の冠婚葬祭、トラブル解決、生活指導、納税、全てを与力が取り仕切っている。

 区入りができないと区有林を利用する権利等はない。冠婚葬祭は与力が仕切るこ ととなっているため、又地区内での交際も与力関係の者同志での交際が中心であることから、与力がないと事実上村八分のようになってしまう。区入りの概念は必ずしも法廷では明確にされなかったが、嵩集落の区長の証言によれば、区入りとは「皆さんと一緒にこれからお付き合いしていくということ」とされている。

 ほかにも月ヶ瀬では、集落ごとに税金の申告・支払いをまとめている。もちろんこれらは僻地の山村における相互扶助の役割も果たしている。

 繰り返すが、近世や戦前の話ではない。1997年の話である。ちなみに月ヶ瀬では土葬、両墓制で埋め 墓と詣り墓の2つ墓がある。かつて日本では両墓が主流だった。いろんな時計の針がここでは止まってるが、封建時代の旧制が今も生きている所は意外と全国各地にある。

 このような制度は共同体の内側にいて疑問を持たずに生きていられるなら、それは分厚い帰属感に包まれてすこやかに暮らせるだろう。 だが、その輪からはじかれた者にとっては、そこは地獄と化す。

 区入りがなければ与力もつかない。村の社会的生活は全て与力が取り仕切っているので、区入りできないと自動的に村八分になるのだが、そもそも二人は村人から初めから直接言い渡されていた。

 「家ぇ焼けるか、葬式できひんときは村が寄ってやってやる。それ以外は付き合わへんからな」

 それは村八分そのものである。

 成人式、結婚式、出産、病気、普請、水害、法事、旅行、葬式、火事

 この十のうち葬式と火事以外の八には一切関わらない、すなわち村八分。
 葬式と火事だけ例外なのも善意ではない。死体をそのままにしておくと匂うし伝染病のもとになる。火事は延焼が困るからにすぎない。

 近代日本で村八分は違法だけど、1952年には静岡県上野村で選挙不正告発した女子高生一家への村八分事件、1992年には兵庫県佐用町水根の村八分訴訟、2004年には新潟県関川村の村八分訴訟が起こっている。

 水根では、たった7戸12人しかいない集落だが、そこの総代(月ヶ瀬村の与力と同じ)に命じられるまま1戸を村八分をしてる。もちろん総代が訴えられて敗訴した。だが、賠償金も6戸で割り勘することになった。しかもそれでも、裁判はなかったかのように村八分は続行中だ。

 郊外都市でもママ友集団のシカトやイジメも装いを変えた村八分で、法的にも同じく共同不法行為として損害賠償どころか刑事罰の対象にもなる。
 田舎事情は田舎で起きるとは限らな い。都会にも田舎事情は存在する。だが、ライフラインおよび全人生が一元支配されている田舎での田舎事情は生きるか死ぬかになる。

 まさにセイジとナツエ夫婦は住むところもない、生きるか死ぬかの状態だった。だが、集落の民生委員(与力が公的役回りも兼任していた)が動いた。

 (当時のマスコミ報道は、この「与力」という概念を説明できず、「民生委員」を肩書きとして記事を書いたので妙な記事になっていた)

 この与力兼民生委員が、区民に空いてる土地を融通させ「この家に住むがええ」 と夫婦に貸した。 

区入りは認めない。だが、住むことだけは許す。家賃も貧乏だろうからと月1万。

 というと与力の親切心、善意のようだが、そこは村はずれの傾斜地、周りは藪、日当たりも悪くいつもじめじめしている。


しかも家賃1万というが、代わりに最初はナツエが、後に長女のカンが集落の男たちの慰みものになっていた。


 こうして物置にしていた納屋だった掘立て小屋が、以後35年の夫婦の家になった。トタン屋根、壁はベニヤで隙間だらけで夏は暖房、冬は冷房とすきま風。風呂の湯沸かしは薪を燃やす。

 「下水道の分担金を払ってないから」便所もない。だから一家は裏山に穴を掘って用を足していた。長女が穴に用を足していたのをマスコミが写真を撮って仲間内で回したりされたりした。

 これは江戸時代でも発展途上国でもなく戦後、それも平成になってからも続いていたお話である。 

そして、この親切な与力兼民生委員の大きな屋敷に生まれた孫娘が、のち被害者となる充代だった。
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11235582637.html

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セイジとナツエ夫婦は、行商と日雇いの肉体労働でなんとか食いつないでいた。

 やがて長女カンが生まれ、次女が生まれ、三女が生まれ、長男誠人が生まれ、さらに四女が生まれた。

 セイジは、家族が増えるたびに板切れで斜面に家を継ぎ足した。その為、彼らの家は一瞬3階建てに見えて、斜面に1階建て3棟が階段状に連なっている。素人の造作で更にあばら家感が増している。

 区入りできないのでは茶畑も持てないし区有林の使用権利もない。集会にも呼ばれないし、役員選出の投票権もない。けれども負担だけは負わされる。区の奉仕作業もやらされるし、負担金は最低ランクながら支払わされる。

 30年住み続けても、扱いは変わらなかった。

 実をいうと、ここが旧弊に囚われた隔絶された排他的集団かというと、そうでもない。梅林は観光地で、都市生活に疲れて「田舎暮らし」を求めて移住してきた都会人もいる。村人は排斥するでもなく普通に受け入れて付き合っていて、寛容な顔も持っている。 だが、その顔は丘崎家にだけは一度も向けられなかった。日本が経済大国になろうが昭和から平成になろうが、丘崎家は不変だった。
 

 極貧かつ孤立の暮らしだがセイジは愛人を作った。当然ながら夫婦仲は冷めた。

 ナツエは子育てをしなかった。7歳から働かされていて、子育てという概念すら知らなかった。されたことも見たこともないものはできない。

 家事も知らないから家の中はホコリと土だらけだった。家具もまったくない。生活用品は土だらけの床に直接置いてある。

 一家団欒もなかった。料理をなんとか覚えた長女カンが作りおきしたおかずを各々が食べたい時間に勝手に食べる。

 家族の会話もない。みんなたまたまひとつ屋根の下で息しているだけの家族だった。


セイジが居ないときに、ナツエのもとに代わる代わる集落の男たちが通ってきた。

集落の男たちはナツエを蔑視しながら性欲処理に使っていた。集落に住まわせてやっているから。

缶ジュースかミカン数個を置いていく。

隣り合う部屋で幼い誠人はそれを聞いていた。

姉カンが成長すると、村にある居酒屋の賄いとして働くようになった。
 
今度はカンのもとにかわるがわる男たちが通ってきた。

隣り合う部屋で少年誠人はそれを聞いていた。

 カンは未婚のまま子を産んだ。父親は誰ということもないままだった。

 (ナツエもカンも抵抗はしなかった。既に抵抗する術を持たなかったからか、そこに自らの存在意義を見つけたからか、それはわからない。おそらく、抵抗すること自体わからなかったのではないか?産まれたときからそんな境遇で、それが当然だと)


 こうして何重苦もの荒んだ家庭で少年誠人は育った。そして、日本には義務教育制度があり、国籍住民票の有無に関係なく子どもは小中学校に行かされる。誠人は当然のようにひどい目に遭った。

 小3のとき、公民館で放火騒ぎがあった。

 「丘崎の息子がやった」と噂が立った。なぜなら「丘崎の息子やから」

 村祭りで金が盗まれた、ビニールハウスでボヤ騒ぎがあった。

 「丘崎の息子がやった」なぜなら「丘崎の息子やから」

 川で遊んでいると石を投げつけられた。なぜなら「丘崎の息子やから」

 「あの子と遊んだあかん」親たちは子ども達に言い聞かせる。なぜなら「丘崎の息子やから」


 当たり前だが、少年誠人はめっきり暗い性格になった。中2で不登校になった。そのまま学校には二度と行かなかった。友だちもできず、家にこもった。 担任教師は誠人に冷淡で、卒業まで数度しか様子を見に行かなかった。法廷で誠人は「不登校は担任のえこひいきと体罰がひどかったから」と証言した。

 卒業式も行かなかった。担任に命じられてしぶしぶ同級生が卒業証書を届けると、誠人はそれを破って焼いた。

 裁判では、村の住民、同級生たち、当時の担任も証人として出廷したが「そんな差別はなかった」と口をそろえて否定した。だが、新潮45の記事を書いた中尾幸司は 取材中に聞いた、村人の「嘲笑まじりの」証言を次のように記録している。

 「村の人間は、あの家族を明らかに見下しとるよ。年寄りが多いから、どうしても古い体質がある。現に私自身も村の人間が“朝鮮がっ! ”って吐き捨てるように蔑むのを聞いとるしね」


 この事件、部落差別が原因かというと少し違う。確かに一部にはそれがあるものの、それだけではない。そもそもこの嵩集落自体が被差別部落で、丘崎家を差別していた人たちも、ナツエとカンの元に通った人たちも当然、与力達も被差別部落民だ。

 それが、集落内部に更に下の階層を作った。よそ者の被差別部落民で朝鮮人とのハーフ、貧困で文盲。条件は揃っていた。

 部落差別、在日差別、職業差別、貧困、村八分、いじめ──丘崎家は戦後日本の暗部を網羅したかのごとく背負わされた。しかも一家はどのカテゴリにも入れずどこにも属すことができない。だから解放や同和の互助も、被差別への支援も、救済も彼らだけをすり抜けていった。 こうして一家は、オリジナルの下層民として「創造」されたのだった。

 ここで疑問が出てくる方もいるかもしれない。どうしてそんな目に遭っているなら村から逃げなかったのか?と。 村から出なかったのが悪い、外で自立しなかったのが悪い、どこに住むかは自由、どう生きるかは自己責任と必ず自己責任論を掲げたバッシングが出てくる。

 だけど、それは孤立し虐げられ続けることが人の心の芯をどう破壊するか理解できていない。または、する必要もない幸せな人か、要領よくいつも踏みつける側にいて、 「いじめられっ子にも非がある、ぼくらも被害者」 と嘯く人だ。


 ナツエにはこの嵩集落以外に行くところがなかった。集落の男たちの慰み者になるのなら、街に出て風俗でも稼げる。文盲で常識的な知識すらないナツエにはそれがわからなかったし、集落の者たちからは
「ここを出て行ったらお前らは生きて行かれへんぞ」
と言われ続けながら差別を受けていた。とりあえず、ここでは生きていける。虐げられ続けたものの心は自尊心すら破壊され、洗脳されていた。
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11236499568.html


           / 乃了   `ヽ  ヽ∨∧ヽ \`、
              //_/7 ′     ハ `、〈〈_ノ ノ   ヽヽ
       r,ニY/」 ′〃   , ' l| ト、 l l ̄l「`、   | ハ
       __〉イ〃 ,  /, l   / ,イ!} |リ 八 ヽ |ハ
       〈 rク// ,′ ,'/l‖ ,' /厶‐十ナ/}小、ヽ ∨/  、
    , -ァ7イ {  l   |l ハ ト、 { l /ィ乏f千ァ l |ヽ}_ノ   、、 `、
  // 〃l ハ  、 レイ下丶、j′'ヾ゙ジ  // rヘ川 U ヽ ヽ
//   {l { い、、\V,ィf赤       //  ,ィ|l |  ト、 \
{_/    ヾ \/ ヽ\ヾ`ー'′       { !  仆//  ,′ | ヽ  ヽ
         ノ{ {  八_〉、   ` , - ァ  ゝ, ' V ハl /   ハ }   \
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  ,.|ヽ .ヽヽ、ヽ| ,'  ,..-,, `ヽ''-''-'、 __ヾ  ,,. -‐ V"´ __ `ヽ、_ ,
r''".| ヽヽ _,.´,, ',´´        `ヽ、'   ,.. - ''"´   ``ヽ 、`ヽ、ィ
|  ,|  川ヽ、/ /ト-;:::、        u丶 '´         .....ヽ、 i  /l
| ハ  |! j/ ./::`:::::、                        .:::r::、::.ヽ レ'  |
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       1986年――奈良県添上郡月ヶ瀬村


 丘崎誠人は3年生を1日たりとも登校することなく中学を卒業した。

 働かないといけないということで測量のバイトを始めたが辞めた。東京や大阪の飲食店で調理師見習いとして住み込みを始めたが辞めた。土木作業員を始めたが辞めた。警備員になったが辞めた。左官見習いをしたが辞めた。

 家族の会話もなく、中学でも人間関係もなかった15歳の少年が、外界で急に円滑なコミュニケーションがとれるはずもない。 いつも、いつの間にか実家に舞い戻っている。

 家では数少ない贅沢品、プレステで黙々とゲームかアダルトビデオ鑑賞の毎日だった。とくにお気に入りは少女凌辱もので、購入資金は老いても日雇い肉体労働を続ける親にねだった。丘崎家には1台しかテレビがないので、誠人がAVを見たくなると、そのたびにテレビを自分の部屋に運ぶ。終わると戻す。

 もはや何度目かわからないが、またもや誠人は実家に舞い戻ってきた時には中学を出て10年経っていた。 もう2・3番目の姉は自立して家を出ていた。長女カンは28歳で子どもはさらに2人増えていた。やっぱり父親は誰ということもないままだった。

 狭い家に、まだ肉体労働を続ける老父母セイジとナツエ、姉カンと3人の子ども、誠人と妹の計8人が住んでいた。

 もはや誠人は働こうという気配すら見せない。プレステとAVビデオ、たまに滋賀県のソープ街雄琴まで遠征して性欲を発散。その資金は親にねだる。

 もうひとつの楽しみは自慢の三菱ストラーダだった。もちろん親にねだって農協でローンを組んでもらって買ったものだ。 チャゲアスとドリカムなどの都市の若者のラブソングを流しながら、ドライブするのが誠人の幸せだった。購入して3ヶ月で5300km走った。深夜までゲームをして昼まで寝る。夕方にストラーダでどこかへ行き、夜戻ってきて深夜までゲームの繰返しの毎日を過ごす。

 (なぜか田舎事情のある殺人者はみんなこうである。なぜか田舎に戻って来るのだ。外の世界へ出て行ったこともあるにもかかわらず。なぜか本人にとって最も忌み嫌って憎んでいるはずのそこにわざわざ戻ってしまう。  

彼らはそこを忌み嫌い憎悪を燃やしつつ、でも外では生きられない。だからそこに帰ってくるしか道を知らない。そこは家もあるし、親に依存して、とりあえず生きることができる。だが、そこを憎んでいるのは変わらない。それでますます毒々しい澱をためていく)
 

 丘崎誠人が村に舞い戻って1か月後。
      ――1997年 平成9年 5月4日

 その日──自慢の愛車ストラーダで夜明けの月ヶ瀬へ朝帰り中だった。前日の夜、例によって母親から貰った金で滋賀県の雄琴ソープ街で性欲を発散し、晴れやかな気分で翌朝、月ヶ瀬へと帰ろうとしていた。
 途中、眠くなってパーキングで仮眠をとった。起きたら昼過ぎで愛車ストラーダを家へと走らせる。 県道をジャージ姿の少女が歩いてるのを見つけた。

 (あれ…おお、充代やんか。帰る途中か。部活かな)

 与力兼民生委員の孫娘、13歳の充代は、卓球大会が終わって家に帰るところだった。この先、まだ高台にある屋敷までかなりある。その上に急な登り坂が続く。 誠人は愛車ストラーダのスピードをゆっくりと緩めて、 少女に、追いついた──

 充代は自宅に戻らなかった。卓球大会が終わって、学校を出て帰宅の途について──それきり足取り不明だった。駐在所と所轄警察も捜索を始めた。捜査員が村で聞き込みを少ししただけで、すぐに有力な怪しい人物が浮上した。

 丘崎誠人、25歳無職。


 ――5月27日

 充代が失踪した5月4日午後の時間帯の丘崎誠人のアリバイは無い。前夜からストラーダで村外へと出ていた。


 ――働きもせえへん。素行も悪い。怪しい。なにしろ丘崎の息子やから。

 「なんだ?最後の“丘崎の息子やから”というのは…」
 「はあ、それが──」

 刑事たちが戸惑ったのは、与力、区入りだという時代劇な言葉だった。村人には常識らしく普通に口にするが、なんのことかわからない。

 「丘崎の家とは付き合いしてへん」  

「付き合いのある人は誰でしょうか」  
「誰も丘崎の家とは付き合ってへんよ」

 「なぜですか?」
 「区入りしてへんし。村のもんやないで」

 「すると最近村に来た人たちですか?」
 「んー30年かそこら前ちゃうかな、来たんは」

 「はぁ、30年も住んでたら村の人やないですか」
 「区入りしてへん。村のもんやないで」


 困惑した県警の刑事達は駐在所の警官からも話を聞き、失踪少女の祖父が「与力」と呼ばれ、村ではたいへん偉い人であることが分かった。最初は「民生委員」だから偉いのかと思っていたが、与力が偉いから民生委員も兼ねてる、とも分かった。

 ――6月28日 台風の夜

刑事たちは違和感を覚えていた。村の人々は捜査にとても協力的だ。そして誰もが「丘崎の息子が怪しい」という。しかし、なぜそう思うのか、と聞くと

 「子どもの頃に公民館を放火したいう話や。 小3の頃やから警察沙汰にはならんかったけど」
 「働いても続けへん。家でぶらぶらしとる怠け者や」
 「親もあれやしな」

 全く論理的な根拠がない。根拠は「丘崎の息子やから」である。


 (丘崎誠人を、何の躊躇いもなく「怪しい」と名指しする。それは被害者が身内(しかも与力の孫)で、対する誠人は、永遠のヨソ者にして犠牲の子羊だったからだった。

 結果的には、村の噂どおり彼が犯人だった。 でも仮に、誠人が無関係だったとしても、きっと村人は言ったはずだ。彼が小3の年に起こった公民館火事のときのように)

 「丘崎の息子が怪しい」
 「丘崎の息子やから」
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11238229540.html

     ――1997年 平成9年 8月1日


 「月ヶ瀬中学生女子失踪事件」捜査本部取調室

 丘崎誠人の、生まれてから、5月4日午後に少女と県道で出会うまでの、自分語りが終わった。取調べ官はやっとあの村にずっと感じてた違和感の正体が分かった。

 「では、これは復讐なのか?充代ちゃんのじいさんは区の与力だ。今までの恨みがあったから、その仕返しということか?」

 そうだとしたら、より犯行は凶悪だ。衝動的ではなく計画的、身勝手、怨恨のため罪もない少女を狙う──

 だが、丘崎はぽかんとしていた。

 「うーん…」

 本当によく分かっていない様子だった。

 「なあ、丘崎くん。一緒に思い出そうや。あんときのことを。できるだけ早う真相を明らかにするのが君の罪滅ぼしにもなるんやで」

 「はい」


 誠人は前夜、雄琴のソープランドに行き、5月4日の午前中に地元に戻ってきた。
 途中、仮眠をとり、昼過ぎに目を覚ました。何となくウキウキした気持ちで車を運転していたところ、ふと見ると嵩集落に帰る途中の充代が歩いていた。

 ――あ、あれは充代か。部活の帰りかな

 ――嵩集落まではまだ距離がある、急な坂もある、あの子を家まで送っていってやろう

 ふとそんな親切心、好意が自然と生じてきた。充代が小学生の頃は何度か送っていってやったこともあった。暫く顔を合わせていなかったが、彼女は誠人を蔑視したり、差別したことはなかった。よく笑う、誠人を「おいちゃん」と呼ぶ、人懐こい子だった。

誠人は車のスピードを落としてゆっくりと近付いた。最初の供述だと「車に引きずり込んで連れ去るつもりで」となっていたが、それは取調べ官が誘導しつつ供述させたものだ。
 いつもはそんなことしない。みんな、誠人を嫌っているので、車に乗れ等と言うと怒鳴られて石を投げられる。それを誠人は自分自身で知っている。だが、この時はいい気分だった。それに充代は誠人を蔑視したことはなかった。


 「乗って行くか」

 誠人は声をかけた。しかし充代は誠人をチラッと見ただけで、呼びかけを全く無視し、返事もしなかった。そして、足早に歩き出した。

 (どうしてそんな風に反応したか、 彼女の心は今となっては分からない。年頃の女の子だ。大人の男の車に乗ることに抵抗があったかもしれない。
13歳だから、うまく取り繕って断れなかったのか、単に丘崎の顔を忘れてて「変な男」と思って逃げたのか、それとも、中2になるまでに周りの大人たちから丘崎は『丘崎の息子やから相手にしたらあかん。近づかんとけ』と言われていたのか、ただ集落の空気を感じとってそうしたのか。
だが、いずれにしろ丘崎誠人は、無邪気な少女がいつのまにか冷淡な世間という仮面を被っていたと受け止めた)


 ――俺をよそ者と思っているから無視しよる。返事もしやがらん。この女も一緒や。

 ああああああああああああっ
 ああああああああああああっ
もう許さん!!

 それまでの嵩集落の人間から受けていたよそ者扱いと謂れのない差別の悔しさが爆発寸前になった。さっきまでのいい気分とこの現実の落差は誠人にとって絶望的だった。自分を無視した充代と嵩集落全体の人間に対する憎しみが一緒になり、頭の中が混乱状態に陥った。


 ――集落の者が一人居なくなれば、集落の全員が心配して、恨みが晴らせる絶好の機会や、今がええチャンスや!!

 それまでの嵩集落の人間からよそ者として口では言い表すことのできない苦しみと差別を受けてきたことが交差した。頭の中は爆発寸前の混乱状態のままだった。後先のことを考える余裕等なかった。

 誠人は充代の背後から時速30キロのスピードで近づき、そのまま車を衝突させた。ドンッと音がして、充代は物も言わずに転がった。ガードレールに衝突するとそのまま倒れこんだ。靴は片方脱げて転がっている。ガードレールに血糊がべっとり付いていた。

 車をぶつけた瞬間、誠人の憎しみは雲散霧消し、現実に引き戻された。急ブレーキを踏み車を停める。慌てて運転席から降りて、道に倒れた少女を抱き起こした。あちこち擦りむいて血が出ている。頭からも血が流れていた。少女はハアハアと荒い息をしていた。

 ああああああああああああっあああ、大丈夫かああっ
 うわわわ、ははねちゃっははははねはね ちゃった。
 ああなんでおれはなんで。こんな。

病院行かなきゃひどいケガケガひどい/
これがバレたらもう村にいられなくなる/
早く連れてってやらんと/
俺も家族も追い出される/
病院病院へ/
どうすりゃ/
病院へ早く病院/
いいんだどうすりゃどうすりゃどうすりゃどうす りゃどうすりゃどうすりゃどうすりゃどうすりゃななななんとかしなけりゃなんとか──

 なんとかしなけりゃ

 なんとかしなけりゃ

 なんとかしなけりゃ──


 病院へ連れていくことも脳裏をよぎった。だが、今までの集落でのことが次々と駆け巡る。自分が犯人であることが露見し、自分だけでなく家族までが村に住めなくなる。事件を持って逃げるしかない。そう考えた。

 みみみ見つからない場所場所へ

 見つかっ隠して追い出される殺して隠して殺し場所見つかったら探しヤバイ殺しヤバイ見つかったら死体場所隠す場所

 どこどこどこどこがががが


 丘崎誠人の自供どおり、村から10km離れた伊賀山中で、充代の白骨化した遺体が見つかった。 祖父の与力兼民生委員は、孫娘の骨壷を受けとった。

 「やっとうちに帰ってきました」

 彼は決して悪人ではなく、集落では皆から慕われる人格者だった。月ヶ瀬の人々も、名張葛尾の人々も、加古川西神吉町の人々も、それに山形新庄市の人々も、日頃から凶悪なはずもなく、ごくふつうの素朴な人々だったはずだ。そこに田舎事情の闇がある。

 丘崎家は当然のように村から追い出さ れた。彼らの長く暮らした掘っ立て小屋の家も、すぐに取り壊されて更地になった。 丘崎家の人々は別の地に流れて居を構えた。貧しいままだったが、彼らは皮肉にも誠人の凶行によって35年にわたる呪縛から解放された。
http://ameblo.jp/matusyuka/entry-11238480746.html


月ヶ瀬村を訪ねた。あの事件の集落を見たくなったのである。青年が生まれ育ち、ついに捨てきれなかった故郷の村の風景を。うららかに晴れた暖かな朝だったが、柳生の里を抜けるうねうねとした山間の道は日も差さず、ひどく寒かった。

 事件は1997年の5月に起きた。梅林で有名な村の中心部から川ひとつを跨いだ山間の集落で下校途中の中学2年の女子生徒(当時13歳)が行方不明となり、付近からタイヤのスリップ痕や女生徒の着用していていた靴やジャージなどが見つかった。二ヶ月後におなじ集落内に住む25歳の青年が逮捕され、自供から伊賀上野市郊外の峠で白骨化した遺体が発見された。

翌年、青年に対して奈良地裁は懲役18年の一審判決を申し渡したが、検察側がこれを不服として控訴し、2年後に大阪高裁により無期懲役の判決。青年は弁護団のすすめにもかかわらず上告をしないまま刑が確定し、去年の夏、収監先であった大分刑務所の独房内にて自らのランニング・シャツで首を縊って果てた。29歳だった。

 事件は当時、いたずら目的の稚拙な誘拐殺人といったニュアンスで報じられたように思う。だが今年になって雑誌に掲載されたレポート(新潮45・7月号「虐げられた人びと」中尾幸司)や、裁判の係争中に弁護団の一人がある機関誌に寄せた文章(部落解放なら第12号「月ヶ瀬事件と差別」高野嘉雄)などに目を通すと、そこからまた、べつの風景が浮かびあがってくる。

 青年は逮捕後、事件の動機として、集落の住民によるじぶんや家族への差別があったと供述した。月ヶ瀬は現在も与力制度といわれる昔ながらのしきたりが残っている村である。与力というのは同族組織より選ばれた村の複数の代表のことである。たとえば「区入り」という、村の一員として認められるためには二人の与力の推薦を必要とする。

 B(部落)地区には与力制度というものがあり、地元民二人の推薦がない限り、区入りができない。区入りができないと区有林を利用する権利等はない。冠婚葬祭は与力が仕切ることとなっているため、又地区内での交際も与力関係の者同志での交際が中心であることから、与力がないと事実上村八分のようになってしまう。
 被告人の母の法廷での証言によれば「地区民から、家が焼けたり、人が死んで葬式ができなくても、それだけは村で寄ってやってやる、それ以外はつきあわない、と言われた」というのである。

事件を起こした青年の家族は30年以上も前に隣村から移っててきたが「区入り」は果たしていない。村の民生委員を務める、かれがその命を奪った少女の祖父の計らいによって家族は、村はずれの日当たりの悪いじめじめとした傾斜地にかつては物置として使われていたトタン屋根とベニヤ板の壁のあばら屋に住みついた。

冬には隙間風に悩まされ、室内にはいつも鼠が走りまわっていた。
風呂は薪で、「下水道敷設の分担金が支払えなかった」ために便所はなく、外に掘った穴で用を足していた。

内縁関係にある青年の両親は、ともに日本人と朝鮮人の間に生まれたハーフであった。お茶の栽培農家がほとんどを占める村内にあって、二人は行商や日雇いの仕事で家計を支えた。

寡黙な父には愛人があり、気が強い文盲の母は子どもに金だけを与えて放任した。毎日、長女がおかずをつくり、それをみなが好き勝手な時間に食べた。会話もない、ばらばらの家族だった。

 中学卒業後、青年は職を転々とするがどれも長続きしていない。測量事務所のアルバイト、土木作業員、警備員、左官見習い。大阪や東京の飲食店で調理師見習いとして働いたこともあったが、住み込みが性に合わなかったのか、ふらりとまた村へ舞い戻った。そんななかで車は、かれの唯一の安らぎの空間であったようだ。カーステでかけるのはドリカムやチャゲ&飛鳥。「特に初期のドリカムの、都市生活を楽しむ若者たちの屈託ないラブソングがお気に入りだった」(新潮45) 事件のひと月ほど前に買ったばかりの大型四駆「三菱ストラーダ」の走行距離は、事件後に売却される三ヶ月の間に5.300キロに達していた。

 そして事件当日。ここでも修羅は、一見何気ない、のどかなごく当たり前の光景からその首をもたげる。 

 被告人が反抗に至った経過は以下のとおりである。

 被告人は前夜、滋賀県内の、いわゆるソープランドに行き、5月3日の午前中に地元に戻ってきた。うららかな日だまりの中に車を停め、しばし仮眠をした後に目を覚ました。何となくウキウキした気持ちで車を運転していたところ、ふと見るとB地区に帰る途中の被害者が歩いていた。B地区まではまだ距離がある、坂もある、あの子を家まで送っていってやろう、ふとそんな親切心、好意が自然と生じてきた。

 気楽な思いで「乗って行くか」と声をかけた。しかし被害者は被告人をチラッと見ただけで、呼びかけを全く無視し、返事もしなかった。その時の心境は、被告人の調書では、以下のとおりのものとされている。

「顔見知りの私が親切に声を掛けているのですから、せめて、お爺さんが迎えに来ますから結構ですとか、家が直ぐそこですので結構です等と断ってくれれば、私としては腹が立つことは無かったのですが、浦久保充代子さんが私の親切心を無視し、返事もせず、逃げるように足早で歩き始めたことで、私は俺をよそ者と思っているから無視しよる。返事もしやがらん。○○の者は俺を嫌っており、この女も一緒や等と思うと、それまでの○○の人間から受けていたよそ者扱いの悔しさが爆発寸前になったのです。

このようにして自分を無視した浦久保充代子さんとB地区全体の人間に対する憎しみが一緒になり、頭の中がパニック状態になったのです。そんな腹立たしい気持ちで車を走らせている時、完全に切れてしまい、許さん、車を当てて連れ去ってやろう、最低でも身動きできないようにしてやろう、B村の者が一人居なくなれば、村の全員が心配して、恨みが晴らせる絶好の機会や、今がええチャンスやと考え」

「待ち伏せしている間も私の頭の中は、親切心を無視された腹立ちと、それまでのBの人間からよそ者として口では言い表すことのできない苦しみを受けてきたこと等が交差し、とにかく頭の中は爆発寸前のパニック状態であり、後先のことを考える余裕等な」かったとされている。

 青年は少女の背後から時速30キロのスピードで近づき、そのまま車を衝突させた。だが、いざぶつけてしまうと「憎しみは雲散霧消し、現実に引き戻され」(弁論要旨)、慌てて運転席から降りて、道に倒れた少女を抱き起こし後部座席に移した。少女はハアハアと荒い息をしていた。病院へ連れて行くことも一瞬脳裏をよぎったが、

「自分が犯人であることが露見し、自分だけでなく、家族までが村に住めなくなる.... 事件を持って逃げるしかないという気持ちになった。(少女を)発見されにくい場所へ連れてゆき、殺して死体を隠してしまおう」(冒頭陳述) 

そして二時間後、伊賀上野郊外の山中で、はじめは四重の紐状にしたビニールテープで絞殺しようとしたがうまくいかず、手元に転がっていた人頭大の石(4.9キロ)を数回、少女の頭部に投げつけて絶命させた。死因は左頭蓋底骨折による脳挫傷であった。

 事件をめぐる検察側と弁護側の争点は、当初、その動機にあった。検察側は殺された少女の下着が刃物で切り裂かれていたことから、事件は性的ないたずらが目的の誘拐殺人であり、青年は性的異常者であると主張した。それに対して弁護側はそのような性的異常の傾向は認められず、事件は青年の自供どおりに「被告人、被告人の家族に対する月ヶ瀬村住民等による差別の中で、被告人の鬱積した怒りが衝動的な形で暴発したものである」と反論した。

もうひとつは「差別」の問題である。一連の公判において、青年の家族を取り巻く村の旧弊さが浮き彫りになったものの結局、裁判所は「被告人のいう差別感情なるものは、何の咎もない中学二年生の被害者に対する本件の犯行動機として、ほとんど酌むべき事情にはならない」としてこれを斥けた。情状酌量の余地はないとして、検察側の求刑通り無期懲役が宣告されたのである。

 月ヶ瀬事件で特徴的なのは、被告人は自白に転じた以降、終始一貫して自己の行為を弁解せず、正当化しようとはしていないことである。被告人は動機として月ヶ瀬村の住民による被告人及びその家族への差別があったことを供述しているが、それは何故に本件の如き犯行をしたのかという質問、追求があったため、「事実」として、その経過、内心の感情の推移を説明したのにすぎない。

被告人は当然償わねばならない責任はこれを受け入れるべきと考えており、自己の刑事責任を軽くするための一切の弁解、責任転嫁を拒否し、公判廷においてもただ「事実」としての自己の心情を述べたに止まったのである。


 冬の月ヶ瀬は、さながら湖底に横たわった村のようにひっそりと静まりかえっていた。梅林近くのみやげ物屋は軒並み店を閉ざし、観光客の姿もまばらだった。昼寝をしているような観光会館にバイクを停め、置いてあった観光パンフを貰い、二階の展示室でかつてこの地を訪れた文人たちの梅林を愛でる書画をしばらく眺めた。

それから梅林の裏手にある尾山代遺跡に立ち寄った。茶畑の広がる丘陵地の斜面が小さな公園のように整備されていて、素堀りの住居と、その隣に四畳半ほどの鍛冶工房の建物が復元されている。室町期あたりに奈良の都の大安寺などに木材を供給していた職能民たちの集落跡だという。北風を避けたなだらかな南の斜面を三段に造成し、上段に前述の住居と工房、中段に食料を貯蔵した穴、下段をゴミ捨て場として使用していたらしい。どこまでも続く低い山並みを眺めながら、いにしえの杣人たちの日々の暮らしを想った。陽が雲間に隠れ、相変わらず寒かった。

 ふたたび中心部の月ヶ瀬橋までもどり、橋のたもとで山頭火の句碑などを眺めてから、青年の生まれ育った集落へ向かった。

日当たりの良い高台に茶畑が広がり、20数戸のわずかな家々が尾根筋の平坦地に身を寄せ合った、のどかな山村の風景だった。人の姿はほとんど見えず、閑としている。集落全体を見わたすことのできる公民館と薬師堂の前にバイクを停めた。もう一方の高台にひときわ立派な土塀に囲まれた屋敷が、あれがおそらく亡くなった少女の家だろうと思った。

隣接する神社の珍しい石造りの神殿などをしばらく見物してから、寺の本堂を横切り、反対側の墓地へとゆっくりと歩をすすめた。

 月ヶ瀬はいまも土葬であり、しかも埋め墓と詣り墓(石碑墓)という両墓制の形を残している。村はずれにある埋め墓に遺体を埋葬し、一定の期間祀った後は村に近い詣り墓へ霊魂を移し、以後はそちらへ詣でるのである。薬師堂の境内にあるのはその詣り墓の方で、ここから暗い雑木林の小径を20分も下ったところにあるという埋め墓も覗いてみたい気持ちもあったが、今回はあえて控えることにした。

 集落の裏山の小高い山の上に位置する、乙若城跡という南北朝時代の史跡を訪ねた。史跡というにはお粗末な、草ぼうぼうの猫の額ほどの淋しい場所だった。青年もかつて子ども時分にここでひとり孤独な時を過ごしたに違いない、となぜか思った。逮捕前に青年がマスコミの「(行方不明の)少女を知っているか」との問いに応えて、「おなじ地区だから知っている。小学生の頃は通りがかりに車に乗せてあげたこともあった」と語ったという、そのことばを想起した。

幼い頃には無邪気にかれの車に乗り込んできた少女が、ある時から「世間」という得体の知れぬ皮をかぶり、他の大人たちと同様にかれに冷淡に背を向ける。鬼だ鬼だと言われ続けてきた者が、ついに本物の鬼となって復讐をした。だが所詮、本物の鬼には成りきれなかった。
http://www.geocities.jp/marebit/oni.html

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2) 奈良県 月ヶ瀬村

493:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 19:39:19 ID:???

梅の観光地になってるから行ってみたらいいよ。 梅やさんがいくつかある。
こんなところで事件があったのかってしみじみ思うよ。
見えない何かで囲われた場所って感じ。

289 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/19(火) 08:16:13 ID:???

月ヶ瀬にドライブに行ったことある。 すっごく不気味で暗い雰囲気だった。
他にもあちこちのどかな田園地帯には行ったことあるけど、雰囲気が全く違う。
何かにとりつかれたような、とにかく気持ち悪い村だった。
悪霊や山姥でも住んでそうな村だったよ


749 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/11(木) 21:47:38 ID:???

月ヶ瀬付近の谷の道路沿いr82だっけ走ってると細い道があって、小さい集落に続いてたりするね

なんか暗い感じのする地域なんだよね
名阪国道の南北周辺は

751 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/11(木) 23:08:01 ID:???

東名阪辺りから行くと判るが JRに取り残された丹波方面は一種変わった空気してる 昔のままが残ってるような 非開放的と言うか いわゆる田舎だ

752 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/11(木) 23:20:34 ID:???
>>751

奈良市街地→柳生→月ヶ瀬

ドライブに行ったことがあります。 奈良には転勤で二年間滞在してました。
月ヶ瀬に近づくにつれ、怖くなりました。

白土三平の忍者漫画カムイの雰囲気がして、背後から手裏剣が飛んで来そうな恐怖感でした。 のどかな田舎の田園風景という感じじゃなくて、山ん婆とか化け物が住んでそうな恐ろしい雰囲気でした。


754 : 752 : 2010/11/11(木) 23:57:46 ID:???

そういえば 月ヶ瀬は三重の伊賀上野の隣だね。
伊賀上野といえば伊賀者忍者の里。
奈良市側の柳生は柳生一族の里だよね。

月ヶ瀬が時代劇の忍者っぽい雰囲気なのも納得。

290 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/19(火) 13:33:38 ID:lOMjkoom [1/1回発言]

月ヶ瀬村ってど真ん中に太い川があるんだけどさ、その川がダム湖みたいに深くてハンパなくでかいの。 バーベキューするような川原って感じじゃない。

あの深くてでかい川は自殺の名所かもね。 年柄年中自殺者の遺体が浮かんでそう。川の周りにはコンビニとか街灯とかはとにかく何も無くて、飛び込む人がいても誰一人目撃者がいないと思う。

梅林見学に車で行った自分は、あの川を見てたら何だか陰欝な気分になった。
真っ青に晴れた日だったのだけどね、空気が重たく感じられたよ。


296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/19(日) 10:34:10 ID:AABLjX7e

ほんとあの村は異常な雰囲気が漂ってるよ。
俺は仕事とかで行くが横溝作品の舞台じゃないのかと思う時があるな。

ちなみに自殺の名所であり年間多数の自殺者が発生してる。


761:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/05(木) 13:50:27 ID:MWeCSpx/

月瀬橋っていう赤い大きな橋知ってる?
橋の北側が中心部で、観光協会、梅林、役場がある。

川を挟んで橋の南側の山を奥へ奥へと進むと、細い道になっていき、うっそうとした薮になる。 その薮の中に丘崎のあばら屋があった。


258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/07(日) 17:44:01.59 ID:???

奈良市月ヶ瀬嵩っていう地域。
名張川に南北にかかる月ヶ瀬橋の南側地域が嵩。

嵩の細い道(地図に載ってないのでは?)をくねくね奥に入っていき、うっそうと草木が生い茂り日光が入ってこないところに丘崎のあばら家があったそうな。

同じ月ヶ瀬嵩で道路に面した小高い所に被害者中学生の家があるそうだよ。


135:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 08:58:13 ID:LIHP0hsz

以前京都市内に住んでたとき、月ヶ瀬村にドライブに行ったことがある。
川とか梅林があってのどかな場所だったけどなあ。

でも、観光客にはわからないような、暗い部分があるのね。差別、古い因習、近代生活から掛け離れた極貧一家、・・・

格差社会がより一層進んでいる今、こういう事件が激増するかも。

358:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/14(金) 02:06:05 ID:???

月ヶ瀬は梅林を見に行くところ。
住むところではないよ。

あんな閉塞感たっぷりのところなんてね。


360:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/23(日) 18:29:34 ID:???

自分は奈良の中心街に住んでるけど、月ヶ瀬ってBだっけ?

そうだったとしたらこの犯人への非人道的な扱いも分る気がする。 そもそも未だに関西に差別が根強いのは、ある程度仕方のない現実なんだよ。

知人が車で走行中、いきなり窓を割られた事があった。 すぐに届け出て、しかもあきらかに犯人と思われる車両が見えるところにあったのに、警察は煙に巻くだけだったとか。 それは、その犯人が周囲でも有名な札付きのBだったためであったことが分った。 奈良ではBは何をしても訴えられない(関わるとえらい目に合う)特権階級。

最近ようやく行政での不正が色々発覚するようになってきたが、まだまだやりたい放題なのが現実だよ。 小学校から無駄な同和関連の授業を組み、過剰なまでに差別の事実を刷り込むのも差別を「商売」にしてBが暮らしていくため。 こんな環境だから、Bとはなるべく関わらないように刺激しないように常に気を使う。 自衛するためには転入者に出身地を訊ねたりするのもやむを得なかったりする。

自分達で「差別」を温存しながらも、低く見られていることに鬱憤を抱えたまま閉鎖的に生きていくB。 彼らなら更に弱い立場の者がいれば、嬉々としていじめをするだろうな。


148:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 13:00:02 ID:1Tklg+vP

月ヶ瀬村自体が、同和地区だってことですか?
山奥の川沿いの小さな村らしいけど。


149:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 14:18:38 ID:ZjhKLGj+

山奥の川沿い=まさしく

150:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 20:26:50 ID:2PZfVmfN

月ヶ瀬村の山高地区


405:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/27(木) 17:55:18 ID:Ty1lbCVR

県境はB地区多し


319:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/07(金) 16:37:08 ID:gxLrsi7V

月貸せ村って部落なん?
部落民が朝鮮人を差別したってことなん?

320:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/07(金) 17:31:51 ID:???

言うまでも無いだろうw
関西方面は半島からの渡来人の末裔が多いから差別意識が強いんだぜ。


321:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/07(金) 19:19:56 ID:gxLrsi7V

ふ〜〜ん、そうなんだ。
大昔朝鮮から渡って来た奴らが、20世紀に朝鮮から来た人達を差別するとはね。 同胞いじめってか!?


164:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 07:41:28 ID:Zihyooab

大体において、月ヶ瀬の祖先は渡来人のくせに、流れ者朝鮮一家の丘崎を村八分ににしたのがこの事件の発端。

月ヶ瀬の奴らは未だに「差別なんかしてません」と、ほざいてる。
自分らが行った酷い村八分行為が、巡り巡って孫の死を招いたことを月ヶ瀬の奴らは思い知るべき。


146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 16:16:07.96 ID:???

月ヶ瀬はB地区?って事は月ヶ瀬の人達は他の町からは差別を受けてたって事?

さらにその人達が丘崎一家を差別してたって事?はらいせみたいな感じ?


149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 18:29:36.82 ID:???
>>146
月ヶ瀬全体が被差別部落なのではなくて、丘崎一家が住んでいた嵩という集落がそうだったということ。 だから被害者やその祖父や「与力」という住民組織のメンバーも被差別部落民で、社会の底辺層がさらにその下を差別する構造だったという認識でいいと思う

188:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 11:28:07 ID:fD6W5uiH

チョンが、部落の子を殺した事件。

147:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 12:50:01 ID:2PZfVmfN

部落民に差別されてたんだろ。

288 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/19(火) 08:09:11 ID:???

丘崎一家が住んでた地域は月ヶ瀬の中のB地区(月ヶ瀬全体がBというわけではない)
で、そのBの奴らが自分らより更に下の丘崎を人非人扱いすることで憂さを晴らしてたんだよな。

底辺が最底辺を見下す構図。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/15(金) 22:19:43.18 ID:IUQJa6/D

丘崎はKで村人がBだよね。

「差別をなくそう」って綺麗事言いながら、自分たちは何をやったのか?、

と月ヶ瀬B民に俺は聴きたい。

489:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 06:04:24 ID:???

同和って差別されることには五月蝿いけど、差別することには寛大なんだねw

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/15(金) 23:53:48.97 ID:???

底辺は底辺を叩きたがるもんだよ 
士農工商からしてそう 汚い人間の業だね

救われんなぁ


406:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/27(木) 18:20:06 ID:???

上でBがなぜ住所で分るかって言う人がいたけど、大抵その場に行って見れば分るよ。 明らかに他の地区と雰囲気が違う。簡単に言えばボロいし汚いし雑多。 もしくはいわゆる改良住宅だったりする。(ニコイチなど特徴のある建物が多いから一目で分る)

血が濃いので悪い血が…ていうのも、ただの風評ではない。 実際いとこ同士などの近親婚が多いので、視力などに明らかな劣性遺伝をもっている人が多くみられる。

親族や地区での繋がりが強く、本人同士の問題と安易にBと結婚などをすると、いざ関係が悪くなったら突然ヤクザまがいの人間が出てきて親族中に迷惑をかける事になったというのもよくある話。

「差別」自体は良くない事だと誰でも分ってるんだけど、Bに関しては実害が現実にあるんだから区別して付き合うのは仕方のない事なんだよね。

でも月ヶ瀬って本当にBなのかな?

村の変な制度やいじめ体質を見るとBっぽくはあるけど…

でも身近にこの犯人の家庭みたいな一家が住んでたら正直嫌だと思うんだよね。
極力関わらないようにするし、子供に「付き合うな」と注意するのも普通の対応だと思うんだが。


331 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/21(木) 08:07:54 ID:???

Bがばれて婚約が破談になった芸能人

女優のM・R(相撲取り貴○花との破談)
元ミス日本のN・K(名高○郎との破談)
歌手のN・A(近藤○彦との同棲中に自殺未遂)

彼女達本人は、自分がBの子孫だとは知らなかっただろうね。

好きな男が出来、いざ婚約という時に相手側に調べられて親がB出身であることが判明。
結果、一方的に婚約解消されて涙に暮れた…という感じだろうね。

N・A以外はその後、理解ある別な男と幸せな結婚したけど
N・Aは未だにショックが癒えずメンヘラ状態。

親がB地区を出て都会に住むようになった子供は自分がBの子孫であることを知らずに過ごしてる人が多いだろうけど、戸籍から祖先の出自を調べられたらBがわかっちゃうんだよね。

451:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/02(金) 23:33:57 ID:R2RSZAbt

「部落」「部落差別」「同和」という言葉に敏感なヒトが多いのは確かだが、
これは、世間がそういう言葉を使用禁止にしたり、隠語にするところに原因がある。
昔、身分制度で「えた・ひにん」という最下層に属する人間が居たのは事実だが、
彼らは、処刑の後の死体処理、動物の屠殺、皮剥ぎなどの仕事に従事させられ、
ある特定の地区に住まわされただけである。それが「部落」だ。

今、そんな仕事をさせられている人間なんて居ないのに、その地区へ呼称だけが根強く残り、現在に至っている。 要は、「部落出身者がどうのこうの・・・」と言っているワケではなく、人間の中には、他の人間と差をつけないと生きていけない・・・というヤツが多く、「アイツは部落出身だ!」などと言って、その人間と「差」をつけること(つまり、自分はその人間よりは上なのだ、と思う)で、自分自身が生きる支えのようなモノにしているだけである。


413:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/28(金) 10:41:32 ID:???

月ヶ瀬がブラクなんじゃなくて犯人がブラクなんで月ヶ瀬村の中で差別されていたってことだと理解していたのだが・・・


414:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/28(金) 15:16:25 ID:3rjrpBBe
>>413
月ケ瀬全体がBなのではない。

月ク瀬の中の某地区(B)に、隣村の朝鮮人と日本人(B)の夫婦が引越してきた。

その夫婦の息子が犯人。
某地区住民(B)の女子中学生を、犯人が殺した。
つまり、Bの娘を、朝鮮籍の犯人が殺したってことだよ。

433:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/17(木) 07:02:20 ID:???

丘崎が住んでいた嵩地区はB地区。

173:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 04:05:46 ID:3JZ1lI3e

名張毒ぶどう酒事件なんかも奥西の家族に対する地元の連中の村八分行為が凄惨だった
地裁で再審開始決定が出た時の、地元の連中のコメント見たら吐き気がした

174:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 09:36:22 ID:8WOPMAxt
>>173
名張毒ぶどう酒事件の現場(葛尾地区)も山奥の川沿いだね。
しかも、奈良の月ヶ瀬村、三重の名張葛尾には両方に同じ名張川が流れている。

差別で苦しめられた人間には、山と川が付き物だね。
山奥川沿いのムラって、いやな所だね。

175:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 10:05:12 ID:8WOPMAxt

この事件が起きる3年前(1994年)に月ヶ瀬村にドライブに行ったことがある。 村を流れる川とか、上流のダムを見てたらすっごく陰鬱な気分になり、「この川は自殺の名所なのだろうか?」なんてなことを思いもよらず考えてしまった。

梅林や川、山など確かに自然は豊かなんだが、どことなく陰鬱さを感じさせる地域だった。

もしかしたらあの当時、丘崎とどこかですれ違っていたのかもしれない・・・

あの暗くて陰鬱で気分の滅入る山奥川沿い村に、陰惨な差別があるとは当時想像もできなかった。(北海道出身なので、被差別部落・朝鮮差別とかそういうことに全然ピンと来ないです)

169:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 10:53:36 ID:J52YXR80

小学生時代に、放火の濡れ衣着せられて、皆からいじめられるのってさ、「フランダースの犬」のネロみたい。

ネロの場合は、アロアとか近所のおばさんとか味方がいて。コゼツの旦那も、最後にはネロへの猜疑心も消えて探してくれたけど。

このスレの犯人は最後の最後まで、信頼出来る人がいないまま、孤独死したんだね。
「自分は何のためにこの世に生まれてきたんだろう」って絶望感で一杯だったんだろうね。

401:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/26(水) 21:55:02 ID:bBNPZW2M

こういう言葉は適切かどうかわからないけど
生まれてこない方が良かった人 っているんだなと思った。

153:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/18(金) 00:47:49 ID:gyEL9ih5

弁護士の奨める上告もしないで刑を素直に受け入れ、服役中は罪悪感で苛まれてたらしいですね。 罪の意識に耐え切れずに自殺。 自分で自分を死刑にしてしまったんですね。

コンクリ詰め犯や、栃木リンチ犯とは、えらい違い。(こいつらには死刑が妥当)

丘崎には服役して出所後、別な土地で人生ゼロからやりなおしてほしかったな。殺人犯とはいえ、境遇を考えると同情を禁じえない。


49:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/22(木) 23:59:01 ID:???

でも、こいつはレイプしてないんでしょ?


53:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/26(月) 00:43:44 ID:???

おかざきは性的なことは一切してないよ
裁判記録見れば書いてる


72:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/11(火) 01:01:27 ID:+Bb5Rhk7

女子中学生がキツく無視したからだろ。
穏やかに断っていればこんなことにはならなかったのに。

140:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 01:06:54 ID:1Tklg+vP

親が無学でしかも日本国籍ではない極貧家庭に生まれてしまうって悲惨だね。
丘崎は、一生の中でおいしい物を食べるとか旅行に行くとか家族団欒とか、暖かい部屋で寝るとか普通の人の普通の生活を知らないまま命を閉じたんだろうね。

日の当たらない、ネズミと土ぼこりだらけで、トイレすらない、すきま風ふきすさぶバラック建てのあばら屋で、心も体も病みながら成長していったんだろうね。

村人達からの差別、村八分。 親も情けない親で。

丘崎を殺人犯へと追いやった原因は、村人と親にも責任があると思う。


142:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 06:34:27 ID:1Tklg+vP

丘崎は過去に家を出て、住み込みで働いた経験がある。
しかし、朝起きられないのと能力が無いのとで、行く先々をクビになった。
自活への道をあきらめ、あばら屋に舞い戻り、母親から金をせびっては遊び暮らすようになった。

幼い頃から、我慢することを躾けられなかったんだろうな。読み書き計算も、出来たかどうか?
いい加減な親だから文房具も何もちゃんと用意してやらなかっただろうな。

87:名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 21:35:08 ID:DRUEpIVH

丘崎の報道陣への逆切れぶりは異常だったね。
あれだと働いても同僚や客とトラブル起こすのは目に見えている。


303:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/26(火) 04:40:40 ID:Zzoc8oKv

マスコミの前で暴れてから、凄いフテブテしい全然反省していない極道と思ってたが本当は物静かな気の弱い、自殺しちまうような男だったんだな。ネットで読むまでまったく勘違いしてたよ

しかし、なんでK札はマスコミの前を逮捕直後に堂々とつれまわしたんだろ

普通はマスコミは遠いところからやっと映像取れるぐらいなのに

頭から服をかぶったりしてあげたりしてる

麻原クラスになると車の正面のほんの瞬間という気に使いようなのに

307:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/05(水) 02:54:03 ID:W02/g6in
>>303 
なんでK札はマスコミの前を逮捕直後に堂々とつれまわしたんだろ

それが差別なんだよ

月ヶ瀬の人たちは少しは反省しないとね
酷い差別が自分たちに帰ってきたんだからね

トイレもないような家だったら、誰か民生委員でも知らせてちゃんとしてやるべきだよ
穴ぼこだらけで臭い!っていうならね

308:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/05(水) 07:59:39 ID:1p9ofrxo

ムラの奴らは丘崎一家を人間扱いしてなかったんだろ。
その辺の虫ケラと同等レベルにしか思ってなかったんだろな


335:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 18:22:35 ID:IQl2cStV

丘崎一家は飼われてたんだよ。 月ヶ瀬の住民に。

魂を売った見返りに、民生委員の被害者家族に生保かなんかを斡旋して貰ってたんじゃないの?

月ヶ瀬の住民も酷いが、丘崎の両親も情けない。

336:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 18:55:56 ID:CfnrJJBg

村民は何のために丘崎を飼ってたの?

飼うからには、飼う側に利益がないと邪魔な人間を飼ったりしないと思うが。
犬や猫などのペットは心を癒す愛玩動物だし、牛や豚などの家畜は乳や肉を売って利益を得る。

村民にとっての、丘崎一家を飼う目的は何?


343:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 21:39:03 ID:IQl2cStV
>>336
飼って住民のストレスの捌け口にしてたんでしょ?

男は虐げられ、女は性の玩具。

「人権を守れ」と立派なこと宣う部落民が人権を蹂躙してどうするんだよwww


344:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 22:31:36 ID:CfnrJJBg
≫343
なるほど、サンドバッグ&性処理の道具ね。

708:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/06(金) 23:27:51 ID:RqBVorhl

丘崎家は生活保護じゃねーよ。

両親は土方、姉は居酒屋勤め、

それ以外に母と姉が村人達の性処理の相手してて(売春)、

村人から飼われてたんだよ。

売春は暗黙の了解。 お互いもちつもたれつの関係。


76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/17(日) 22:41:27.66 ID:wYVT3CC/

一番の原因は母ちゃんが慰み者にされてたからじゃ無いのか?


77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/17(日) 23:10:51.60 ID:???

一番かどうか知らんが、歪むだろうなぁ、そりゃあ。


普通の風俗は基本的に、来たい客が楽しく遊んで、

女が金を得る商売と割り切れるからまだいいが、

丘崎の母ちゃんは差別されてただろうし、オモチャだもんな。

しかしそんなンが日常だった村って今も正常に機能してんのかね。
代わりのはけ口かありそうで嫌だわ。

645:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/14(水) 23:50:56 ID:???

差別・村八分して人格踏みにじっておいて、
一方では金で母と姉を肉便器にするなど、
自分らを都合よく飼い殺し扱いしていた村人達への復讐だな。

646:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/15(木) 00:35:55 ID:???

両親が隣村にいられなくなった理由…

母が村の有力者と出来ていたのが、奥さんにばれて追い出された。
しかし逆に、月ヶ瀬では村人達の肉便器になることで居住を許されてた。
女の穴を共有するのが月ヶ瀬の習俗。


673:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/17(土) 15:24:19 ID:???

しかし姉はともかく母親はかなりのオバサンだろ。

都市部ならマニアの客も付くだろうが、相手も歳がいってるにしても田舎でよく稼げたな。
年齢の割りにルックスはかなり良かったのだろうか?


674:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/17(土) 15:55:54 ID:???
>>673
外部からの見知らぬ客ではなく、
母親が20代の頃から関係が続く数十年来の馴染み客(村の衆)

事件当時の母親は50代後半だから、その頃は60代70代のじいさん相手にしてたんだろうよ。

不特定多数の客をとる都会の売春婦と同等に考えるな

732:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/10(火) 18:05:56 ID:VMVne5te

月ヶ瀬にドライブに行ったことあるけど。
山、川、梅林しかなくて、コンビニすら無くて寂しい所だった。

あんな所に住んでたら、鬱になりそう。 とにかく、山奥の超ど田舎。
ああいう土地の住民て、普段は何が楽しみなの?

あんな超山奥だと、家でテレビ見て晩酌するぐらいしか、すること無いじゃない。

734:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/10(火) 20:53:17 ID:???
>>732
月ヶ瀬住民の楽しみは、

自分以下の人間を見下して差別し村八分にすることが唯一の鬱憤晴らし


735:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/11(水) 02:15:18 ID:ae4eW/XC
>>734
で、酒飲んでセクスな。


736:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/11(水) 05:11:13 ID:???
>>735
で、チョンB女を肉便器にして中出ししてな


737:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/12(木) 02:13:16 ID:RMl7zJI0
>>736
で、また酒飲む


647:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/15(木) 00:48:06 ID:bn7G1Ow6 B、

チョン、差別、村のならわし、
肉便器、貧困、文盲、
あばら家、トイレ無し地面掘って排泄、山奥…

つくづく嫌な環境だなこりゃ

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 18:17:00.33 ID:XckXsGMP

以前「新潮45」の記事で読んだんだけど、丘崎の家は便所がなくてその辺でする
もんだから、近所の人は「もう臭くてかなわんかった」と言っていたという。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/03(水) 18:50:48.51 ID:???

丘崎家を「くそぅてくそぅて(くさくてくさくて)」と言ってた村の男

何の用事で丘崎家に行ってたのかな?wwww

丘崎の同級生とかじゃなくて、かなり年上の男のようだったけど


122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 05:28:55.21 ID:???

村に住まわせてやるかわりに丘崎母や姉を強姦してたんでしょ、村人が。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 07:53:37.84 ID:???

母や姉を性奴隷にしていたなんてどこソースよ?

住民が毛嫌いしていたというのに、掘建て小屋でセックス?


128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 08:50:54.05 ID:???
>>124
それがしてたんだよ。 丘崎家のあのバラック小屋で。

執拗な差別と肉体関係、

それがこの事件を取り巻く村社会の不思議さと、陰湿さを際立たせている。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/06(日) 06:39:00.44 ID:???

あのじいさんってテレビで見た限りでは普通のいい人に見えたけど…
あの人も丘崎の姉母を肉便器にしてたって本当だろうか。

709:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/06(金) 23:34:14 ID:RqBVorhl

で、何故 民生委員の爺さんの孫娘を丘崎が殺したかって?

母親を肉便器にした張本人が、その爺さんだったからさ。

丘崎は、その怨みでジジイの孫娘殺したんだよ。

278 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/19(火) 03:56:25 ID:???

丘崎母親を肉便器にしてたのは、被害者中学生少女の祖父な。

乞食のような丘崎一家を月ヶ瀬に住んでもいいと許可し、物置小屋だったボロ小屋に住めるように持ち主に仲介を依頼したじいさん。

そこまで世話してやったのは母親の肉体が目的だから。

丘崎はそのジジイのことを心の底から憎んでた

648:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/15(木) 01:01:24 ID:???

犯人の両親に格安家賃の貸家を世話して住まわせ土方の職を紹介したのが、被害女子中学生のじいさんなんだよな。

犯人母と被害中学生じいさんの関係…

なるほどな。復讐の意味はそういうことな

284 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/19(火) 06:31:27 ID:???

ジジイと丘崎一家は親戚みたいな人間的付き合いじゃねーよ。

飼い殺しなのさ。

飼い殺しの意味わかる?

母と姉は村人達に肉便器にはされてたけど金銭はもらえず、せいぜいミカンかジュース程度。

住まわせてもらうことの代償が肉便器になること。

肉便器として扱ってはいても村の奴らは全員、丘崎一家を人間としては扱ってなかったのだよ。

例えて言うならホームレス女にオニギリ一個与えてHして、やり終わると唾を吐きかけ蹴飛ばしてゴミをぶつけるようなもん。

シベリア抑留で強制労働させられた日本人みたいな扱いと思えばいい。

739:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/12(木) 07:09:46 ID:???

小さい丘崎に、母親と民生委員の爺さんが見せつけながら、セックスしていてたんだろうな。


16 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/09(土) 19:05:12 ID:???

丘崎の母と姉は、村人達の肉便器にされることで村への居住が許された。

土地を持たず国籍にも問題のある乞食同然の一家にとって、それは生きていくためには仕方の無いことであった。

自宅に代わる代わる訪れる村の男どもに母と姉が体をまさぐられている間、子供だった丘崎誠人はその屈辱に堪えていた。

差別されている者ども(月ヶ瀬の中のB民)が、さらに自分達より下の者を虐げることで憂さ晴らしをしていた構図。 村の有力者の娘を殺害することで、丘崎誠人は長年にわたって鬱積していた恨みを晴らした事件。

66 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/29(金) 21:23:59 ID:cexANW65 [1/1回発言]

未だに前時代的な風習を続ける山奥の小さな集落。 まるで明治時代。

夜這いもひそかにまだ残ってそうだね。

弱者が女房娘を強者に差し出すことで、村に住むことを許されるみたいな…

やれやれ、つくづく陰惨な土地だね。


72 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/30(土) 12:58:24 ID:DXNYTpOb [3/4回発言]

しかし、関係持っておきながら人間扱いしないって酷い話だな。
情ってモンはないのか。


73 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/30(土) 15:02:06 ID:???
>>72
人間と認めて交際してたんじゃなくて、性欲処理だけのために利用してたんだろ。
東南アジアへ回春旅行する男みたいなもん。
東南アジア女性を養う気も入籍する気も無い。 マソコだけが目的。

丘崎母姉はただの肉便器にしか思われてなかった。


74 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/30(土) 15:41:55 ID:DXNYTpOb [4/4回発言]
>>73
なんか嫌だなぁ…

アヘアヘ腰振ってフィニッシュしておきながら人間扱いしないとは。

そんならヤギとヤッときゃイイのにな。

207 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/08/11(水) 19:40:41 ID:???

長女は村の飲み屋の人気者で中々セクシーだったそうだ。

その長女が外で垂れていたのを、張り込みのカメラマンが盗撮して、仲間内で画像をまわしたと、下品な話には事欠かない事件だったな。。。。

454:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/04(日) 21:48:44 ID:???

そもそも同和地区内部での差別ってあるの?


455:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/04(日) 22:02:42 ID:???
>>454
何世代も前からの土着民は仲間意識が強いのだろうけど。
丘崎一家はよそからの流れ者だし、しかも在日朝鮮人だからね。
村八分状態だったろうよ。


351:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/11(火) 17:50:26 ID:???

少数の人間を生け贄にして集団の団結を計るのは昔からのやり方だからね
その生け贄に逆襲されるのもまた仕方が無いんじゃないの


200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/03(水) 01:14:32.70 ID:???

村民達は丘崎一家を見下して差別していたくせに、実は逃げられないように飼い殺ししてたんじゃないだろうか?って。

無学で国籍の怪しい乞食一家が転居してきて、対等な仲間としては受け入れがたいけど、ストレス解消に役立つサンドバッグが出来たぞいいアンバイだなと。

村で放火や盗難事件が発生すれば全て丘崎に罪をなすりつけ、

セックスしたくなったら丘崎母姉で性欲処理して、

むしゃくしゃしたら丘崎にみんなで石をぶつけ…

いじめる相手がいなかったら村民達は困るんじゃないの?

丘崎の母は小学校すら行ってなくて文盲ってことだから、一般的な知識も情報もなかったと思う。 村民達に


「町に出てもおまえらの仕事あらへんで」

「村から出たらおまえら生きていけへんのや」


と巧みに言いくるめられてたんじゃないかって。

この一家は頭悪そうだし、生活設計とか将来の計画とか出来なさそう。 どうやったら村から出て行けて、町で人生再出発出来るかなんて考えつかなかったんじゃない?

もうどうでもよくなって、そういう生活から抜けだそうって気持ちすら持たなかったかもね。 学の無い情弱一家ってことでしょうね。 息子はヘタレだから、東京や大阪で行き詰まって帰郷してしまったし。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 09:35:22.30 ID:YAtNVMoT

丘崎母に旦那は居る。けれども未入籍の事実婚。
丘崎父も日本人と朝鮮人のハーフで流れ者。
丘崎が自殺した時は丘崎の両親は三重でひっそり暮らしていた。

貧困な両親には墓を建てる金がなく、丘崎の遺骨は両親の家に置いたまま。
けれど、当時で両親は70代半ばくらいだったので、今は生きているかどうか…


丘崎姉は未婚で子を産んでいる。子の父親は誰だか明らかにされていない。

もしかすると関係を持っていた村の誰かの子かも知れない。
事件後、月ヶ瀬には居られなくなり、大阪に移り住んだらしい


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/10(日) 09:27:59.36 ID:YAtNVMoT

新潮文庫の記事によると、母親は文盲。
突然疳癪を起こしたりすることからみても知的障害か、あるいは精神障害を患ってたような感じではある。

最初は自分の祖父が婆さんと間違えたみたいにドサクサに紛れて夜中に手をつけたらしいことを匂わせる記述もある。

丘崎母にとって、自分が生きるためには犬猫のような交尾は必要、かつ当り前であって、そこに倫理観やら羞恥心やらの価値観はなかったのかも知れない。

教育を全く受けてないのだから、猿やイノシシと同じで野生のまま…
だから村中の男と関係を持つことに、悔しいだとか悲しいという感情を抱くことなく
生きる為に交尾を重ねていたのではなかろうか。


539 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/02(火) 10:09:23 ID:???

丘崎一家は出ていかなかったんじゃなくて、出ていけなかったんじゃないかと思うなぁ。 村の人達が出ていかせなかったというか。

つまり、集団の中で敵を設けると集団がまとまりやすく一致団結するみたいに村に丘崎一家という「最底辺の敵」を敢えて設けて、村の結束を強固にする役割にしてたのかな、と。

事実、村の男たちが丘崎家の女を共有することで秘密を共有し、ボヤ騒ぎが起きた時も
最終的に丘崎のせいにして問題が収まってる。他にも水面下ではいっぱいあるんじゃないか。 B地区特有の世間に対しての鬱憤も、丘崎一家をサンドバック代わりに解消してた気もする。

でも万が一、丘崎一家がいなかったとしたら、自分もターゲットにされるかもしれないというある種の恐怖感さえ生まれてくる。 いじめのターゲットを設けることでその他がまとまり、設けてる間はとりあえず自分は安心みたいな学校や職場のいじめの構造と全く一緒な感じがするんだよなぁ。

結局、あの村にとって丘崎一家は必要悪だったように思う。 丘崎一家には


「この村にいるからこそ家にも住めて仕事ももらえ、食べることが出来るんだ」


と言い続けて見えない恐怖に怯えさせれば、簡単に御することは出来そうだし。


541 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/02(火) 12:34:37 ID:???
>>539
同意。
精神的圧力と物理的圧力で丘崎一家は、村から逃げられないようにされてたと思う。

仮に逃げようと思ったにしても日中はばれるから夜中に逃げるしかない。
しかし街灯の無い真っ暗な山奥から徒歩でどうやって奈良市内の町まで出る?
あんな山奥から徒歩ではとても無理。

一家が夜逃げを決行して歩いて逃げるたとしても、途中で誰かに気付かれ村人達に連れ戻されリンチ等の制裁を加えられそう。

じゃあ夜逃げではなく、普通に「町に引っ越したい」と正式に言ったとて許してはもらえなかっただろうね。 役場は転出手続きを拒否し、バスは乗車拒否するかも。 家財道具を運ぶトラックも出してくれない。

>>539さんが言うように、

「町に出たってお前ら住む場所も仕事もあらへんで。

お前らはこの村にいるからこそ、家に住めて仕事させてもらって食べていけるんや」


とか言いくるめられそう。

542 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/02(火) 14:05:25 ID:aAvPWP8W [3/4回発言]
>>539
考えられますね   なんか村の連中に洗脳されてそう。 

長い期間、屈辱受けてメタメタに傷つけられていたら逃げようとか嫌だとか言う考えないかもね 
 
もういいや みたいな。まして、子沢山でお金もなければ絶望的でしょうね。
 
丘崎父は、以外と人のいいところあるかもね。


しかし、この村の男ども最低だね 読めば読むほどむかついてくる 

家族で住んでる家に押し寄せて肉体関係なんて・・ 丘崎父は、どんな思いだったんだろう。 丘崎姉は初めての時、どんな思いだったんだろう。 

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 21:06:55 ID:???

家を買えるお金がない

かといって新規に家を借りる時に必要になる保証人がいない

犯人をかばうつもりはないが村民が悪い


286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/18(土) 09:46:03 ID:???
>>265
全く当たってる。他から来た人には猫なで声、しかし中へ入ってみるとイジメ体質。
村八分制が根強く子供にまで染み透っている。

660:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/17(土) 00:41:27 ID:???

引っ越せばよかったとも思うけど
こういう村の人がおいそれと引越しさせるものなのかも疑問。

憂さ晴らしのための差別の生贄として丘崎を逃がさないような気もするけど

村人相手に売春できた辺りも、「そういうため」に用意されてた感じがしてならない

自分より下を置けば安心できる、またそういう対象があると村をまとめやすいし

ところでこの被害者宅には「座敷牢」があったって話だけどw

家族にそういう人がいて、それを閉じ込めるためのものね

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 22:22:10 ID:nC9t4TrN

丘崎が勤めをやめて竪穴式住居に舞い戻ってきたのは母親と姉と近親姦関係にあったからだろう。

姉の子供というのは実は丘崎との間に出来た子供なんだよ。

丘崎逮捕の前からその噂は立っていたし、村人もその事実をほのめかすようなことを言っていたけど、丘崎の母親と姉は村の公衆便所だったので村人もあまり語りたがらないんだな。

殺された娘の家からは檻が出てきたな。

殺された娘の兄というのが精薄でずっと檻に閉じ込められて生きていたと言うんだな、それが発覚するのを恐れて殺された娘の家が捜査に非協力的だったので逮捕が遅れてそのうちに事件が(意図的に?)報道陣にリークされてTVが丘崎の家に押し寄せたというのが真相。

ここまでは報道関係者なら誰でも知っている。
俺も当時現場行ってたからわかる。

ダム工事のあとにあの村に住み着いた朝鮮人は丘崎の家だけではなくて他にも数軒あったらしいのよ、家も残っていたから結構最近まで住んでいたらしいんだけど、どこに消えたのか誰も言わないのよ。

丘崎の親父が「みんな殺されてしもうた」みたいなことを言っていたけど誰も追及しないでうやむやになってしまったな。

その家族がどこに消えたのかはわからないのだけど、失踪したのは親だけで遺棄された子供は村の家のゴミ箱を漁ったり、ネズミみたいなもんを焼いて喰ってたりしてしばらく村にいたらしい。


これ昭和60年代の話だよ。

戸籍も無い奴隷みたいなのが、あの村にはまだいるんじゃないかって話もあった。
昭和30年代までは農奴というのは東北とかにいたらしいねえ。

543 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/02(火) 14:38:43 ID:???

平成の時代にあっても
白装束で樽の棺桶を運ぶとか
与力制度が残るとか
不気味な村だね


544 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/02(火) 19:15:40 ID:???

丘崎父は丘崎母と世間一般でいうところの恋愛関係らしきもので事実婚に至ったわけではなく、押し付けられたんじゃないだろうか、と個人的には思ってる。

両方とも朝鮮人の血が混じってるし、小屋も二軒は用意できないし、

「二人とも似たようなもんだし、いいから一緒に住んどけや」

みたいな。 村人からすれば、分散してるより一か所にまとまってくれてた方が管理しやすいし。 子供だって丘崎父の子かどうかも分からないし、丘崎以外の子が池沼かどうかも分からないけど、さすがに村の男が堂々と家に入ってきて当り前のように家族に手をつけられたら、丘崎父の立場としては居た堪れないだろうね。

だけど村の人に反抗するわけにもいかず、結果的に愛人の元に逃げた、て感じかも。

丘崎母を受け入れたのではなく、受け入れざるを得なかった、そうするより他に道がなかった、またそれ以外の道を探す能力もなかったのが丘崎父と言う男なんじゃないかなと思ってみたりみなかったり。


337:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 19:03:46 ID:dZk7MMd1

田舎の村社会って、陰湿で怖いな。
河瀬直美さんも、この事件のような村社会の闇に迫って欲しい。


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/10(木) 18:44:08.55 ID:???

月ヶ瀬村は丘崎に復讐されたんだよ。

住民たちがこの犯人の母親や姉妹を性欲処理の道具として蹂躙して来たという事件記録が、ネット上で大分消えている。

http://2chnull.info/r/archives/1191711689/1-1001
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/archives/1262165480/
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/archives/1296636852/
http://mimizun.com/log/2ch/archives/1127680911/

571 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 19:07:51 ID:???

夜ばいは主に西日本の農村に根付いた風習で高度経済成長期直前まで続いていた。
都市部には遊郭(赤線)があるけど山奥の農村には無いからね。

女房の妊娠中とか独身青年の性欲処理。
山奥の農村では性風習が開放的だったってこと。

569 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 18:06:48 ID:gMNnjzq5 [3/5回発言]

長女や母と関係もった村のキモ男たちはどういうつもりなんだろう 

昔から、その近所に住んでたわけで下手したら親族やらも住んでいるわけでしょ 

風俗店へ行くって考えはないのかね 安くて近所で済まされる場所みたいな感覚なのか 
お金はどのくらい払ってどのくらいの頻度、人数だったのだろうか

私が思うには、シャワーなんて浴びないで汚い手と臭い息でスボンだけ下ろしてサーッと。  金額にして千円くらい。

「今日は五百円に負けろよ。柿持って来てやったんだからよ。」

みたいな。

570 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 18:45:46 ID:???
>>569
山奥の村って夜這いの風習があったから、自分の亭主や息子・兄弟がよその女と交わってもあまり気にしないんじゃない?

戦前の山奥では長男の嫁が妊娠しない場合は次男と嫁を交わらせして、跡取りを産ませたとか聞くよ。

月ヶ瀬の男達は丘崎母と姉には現金は払わなかったらしい。 あくまで


「俺達が相手してやってるおかげでお前ら一家はこの村に住めるんやからな。感謝しろ」


の上から目線。 ただでやり逃げの奴もいただろうし、物を持って来てもせいぜいミカン3〜4個か、缶ジュース2本程度。


月ヶ瀬村からソープのある町までは車で遠方まで行かないといけないし、金がかかるから丘崎母姉で済ませてたんだろうね。


それこそ、>>569が言うように

村の男は服を着たまま、ズボンを少しだけずりおろして大急ぎで処理って感じで。


572 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 19:14:39 ID:???
>>569
人数や頻度までは知らないけど、男どもは重ならないように男どうしで示し合わせてたのでは?

夜這いにもルールがあったそうだよ。
権平は月曜日、熊八は火曜日、杉作は水曜日ってな具合にさ

573 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 19:18:38 ID:gMNnjzq5 [4/5回発言]

じゃあ血筋とかわかんないよね。 
代々あの一族は●の血筋を引くサラブレッドでなんてよく言われてるのも実はいい加減なのだろうか?  

津山殺しもヨバイが発端ですよね。

574 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 19:37:24 ID:???
>>573
跡取り息子は身内の血縁で産んでたそうだよ。
長男の嫁不妊

嫁が次男と交わって出産
又は、長男が次男(三男)の嫁と交わって生まれた子供を実子とする


明らかに亭主との間に出来てない子供も一応は出産してばあさんとか親戚が預かって養子養女として育ててたそうだよ。

「私のお父さんとお母さんはどこ?」

と聞かれたら、もう死んだよと嘘でごまかす。 農村は働き手がたくさんいる方がいいから、他人の血の入った子供でも大事に育ててたんだって。

578 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 20:01:37 ID:gMNnjzq5 [5/5回発言]

一族間で血縁を結んだ場合、障害者が産まれる確率が高いと聞きました。 
昔は婦人科で検診してエコーで見るなんてなかったから、産婆さんが殺したりしたんでしょうね。  


夏江は、自宅で産んだのかな。誰も産後を手伝ってくれず。汚い鼠が這いずる埃だらけの家で。 村のババアどもは、自分の旦那とやってるような女をケアするわけないよね。

579 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 20:52:50 ID:???
>>578
昔は奇形が生まれたら、産婆さんか母親が処理(間引き)してたそうだね。
知的障害児は三歳ぐらいにならないと判明しないから、そういう子は倉や座敷牢に閉じ込めたり、崖から突き落としたりしてた。

581 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 22:49:47 ID:???

次女と三女の体が村人に手をつけられなかった理由を知りたい

考えられることとしては
かなりの醜女、超肥満体、病弱、知的障害、身体障害
マジで理由は何だろうね?


586 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/05(金) 00:26:34 ID:UuTsfdSX [1/1回発言]
>>581
次女も三女もやられてたんじゃないかな 未成年だからさすがに面には出なかったわけで 
だって村から逮捕者が出ちゃうし

母や姉のを昔から見てたら、結構抵抗無いのかも 
村の鬼畜ジジイどもが、手をつけないとは思えないなあ  

まだ生きてるんでしょ 鬼畜ジジィどもは 許せないね

583 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 23:26:01 ID:???

長女と次女三女は歳が離れているのかもよ。
長女と誠人は一回り程度の年齢差っていうから13歳ぐらいの差と仮定して。
本に書いてある母親と長女が村人達と昵懇云々は誠人が少年時代のことだから

誠人が12歳のとき長女は25歳
次女が誠人の2歳上と仮定すると14歳で、
三女が誠人の2歳下と仮定すると10歳

村にはたまたまロリがいなくて熟専は40代母親の体で遊び、
成人女好きは25歳の長女で遊んだって感じ?

誠人が25歳で殺人事件起こした頃は、母親は60代で長女はアラフォー。

さすがに村人達もその頃には、母・長女のくたびれた体に飽きていて
若い愛人作ったりソープに行くようになってたのかもね。

725 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/11(木) 01:21:05 ID:???

丘崎誠人がもし今も生きてたとしたら38歳で、
長姉は一回り違うので現在46歳、
母親は現在70歳と思う。


事件当時(1997年5月)
誠人25歳
母親57歳
長姉33歳


肉便器にされてたのは、丘崎の出生前〜少年時代らしいので、
母親がまず最初に肉便器にされてて(30代)
母が40代になった頃には20代の長姉も手をつけられてたみたい。

584 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/04(木) 23:35:04 ID:???

金と時間惜しさに以前は丘崎母・長姉で済ませてきた男どもも汚い家での性欲処理がだんだん不快になっていって途中でやめちゃったのかもね。

それより金を出して綺麗な部屋で綺麗な姉ちゃんと一緒に風呂に入ってサービスしてもらう方がいいやと…

587 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/11/05(金) 00:32:57 ID:???

丘崎が25歳で事件を起こしたことを考えると、B地区と言えど通常の教育を受けた、丘崎と同世代の男達はやっぱり同世代の女達や、他地区や他県で就職して普通に恋愛するだろうな

丘崎でさえ車も持ってるんだから、もちろん他の若い男達も持ってるだろうし

昔の因習そのままに、丘崎母や姉に肉欲をぶつけてきたのはその上の世代、つまり丘崎母と同世代、もしくはそれ以上の年齢の男達かもしれない

そう仮定すると、まだ子供だった次女三女に手を出すには年を取り過ぎて幸いにも手をつけられずに済んだ、て可能性も考えられるわけだ
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/archives/1262165480/

335 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/21(木) 21:07:55 ID:???

正直、丘崎が本当にどんな生活をしていたのか想像するしかないんだけど、
小学校に上がる前あたりまでは、無邪気に皆と遊んでたんじゃないかな
小学生になり、少しずつ社会性が出てくるあたりから徐々に友人が離れて行き、
自らも自覚が生まれ、周囲との壁が年々厚くなっていったんじゃないかな
他人と話すのも苦手だったようだから、当然、彼女なんていないと思う

そう思うと、丘崎にとっての風俗は、通常の男性の性欲処理とは異なってくる
初めて自分に触れてくれ、話を聞いてくれ、笑顔を見せてくれる人がいる場所がソープ
つまり丘崎はそこで恋人、友人、仲間に会ってたような感覚だったんじゃないか、と
たとえ金銭が絡もうと、その時自分の欲するものが全てあったのが風俗だったように思う

丘崎は風俗からすぐには自宅に帰らず、しばらく車中で時間を過ごしたようだけど、
それが人生で一番平和で充実した、唯一の穏やかな時間だったとするならば、
その時にたまたま通りがかった被害者には、幸福感に包まれたまま声をかけたんじゃないかな

で、被害者の態度で最悪で最低な日常を残酷に突きつけられてしまう
不幸なことに、少女は差別や悲惨な生活、惨めな自分を象徴するアイテムになってしまった、と

336 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/10/21(木) 21:44:11 ID:zn/McJqG [1/1回発言]

何となく平和的でイイ気分の時に被害者に無視されてかなりショックだったんだろうな。
顔見知りだし、以前は屈託なく言葉を交わしていた被害者に無視されたことが。


893 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/12/15(水) 22:31:59 ID:StAqrXdb [2/2回発言]

丘崎の人生で幸せと感じたのはソープでのほんのひと時だけだろうね

それ以外で幸せな時間はなかったのだろうな

惨めだったろうな
http://mimizun.com/log/2ch/archives/1262165480/l100

 

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c8

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
24. 中川隆[7583] koaQ7Jey 2017年4月07日 22:19:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8070]

AH 広島ショップ AH! ビンテージスピーカー商品
http://www.berihten.com/speaker.htm
http://www.berihten.com/speaker2.htm


世界のオーディオファイルから名器と絶賛するスピーカーを選りすぐって取り揃えました。

1930〜1970年代にかけてのスピーカーをオリジナルの状態にメンテナンスをして皆様にご提供いたします。

Siemens Klaugfilm といったメーカーが全盛期を誇った頃のエンジニア達の手を経たスピーカーがドイツのコレクターのもとに集められています。その品質のよさは世界のオーディオファイルが垂涎して欲しがるものばかりで、当時の中でもより厳選された、幻のスピーカーといわれるものが数多く存在します。

これらのスピーカーの調整にあたるのは50年代Siemensの中枢に関りの深い人物で、その技術は世界の多くのコレクターから賞賛を受けています。その技術者曰く「よいスピーカーの特長はドライバーの命であるトランジェット特性にある」とのこと。

本当に整備されたものは素晴らしい音を奏でます。これらは極めて一音一音が音楽的で、鮮度が高く、みずみずしい音を放ちます。現代のものにはない気配と潤いのある音です。

プロの手で当時と同じ状態に調整をされ、世界に認められた貴重なスピーカーの数々をぜひお聴き下さい。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c24

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
25. 中川隆[7584] koaQ7Jey 2017年4月07日 23:05:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8071]

楽鳴舎 レコードコンサート 失われた音を追い求めて
 
バッハ 無伴奏 Klangfilm-Siemens KL-V502 with KLL405 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ef1PswrcEOk


楽鳴舎 レコード・コンサート 情報
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23820407/index.html

楽鳴舎 独逸フィールド型スピーカー 新入荷案内
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2016/01/post-048f.html

楽鳴舎 Klangfilm KLL42006の族 新入荷案内
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2016/03/klangfilm-kll42.html

楽鳴舎 アンプ 新入荷案内
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23188059/index.html

楽鳴舎
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/about.html
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/


〒101-0053 東京都 千代田区 神田神保町 1-16 武藤ビル3F

TEL. 03-3294-1655‎

mail: rakumei_scha@nifty.com


営業時間  

水曜日定休

平日 13:30 PM〜19:30 PM
日・祝日 13:30 PM〜6:00 PM


アクセス

地下鉄 神保町駅 下車徒歩2分


地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92101-0051+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E7%A5%9E%E7%94%B0%E7%A5%9E%E4%BF%9D%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%96+%E6%AD%A6%E8%97%A4%E3%83%93%E3%83%AB/@35.696578,139.758884,16z/data=!4m5!3m4!1s0x60188c11360a0717:0xf4ca83f44c693e42!8m2!3d35.6965754!4d139.7588888?hl=ja-JP

楽鳴舎 HP こころの畔
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/

オーディオ注文方法
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23187522/index.html

楽鳴舎 メンテナンス・修理補修情報
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23281187/index.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c25

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
26. 中川隆[7585] koaQ7Jey 2017年4月07日 23:07:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8072]

楽鳴舎 SIEMENS COAXIAL アルニコ・タイプ


アルニコ・コアキシャルはすでに幻となり久しく新たにお目にかかりません

ワイド・アングルに使用されていたものですが、以前入手したものです。あらたに本サイトに登場させました。

フェライトととの違いは多岐にわたりありますが、音も含め、好き好きです。

フォト集に入れてありますので、フェライト・コアキシャルとの違いはお分かりになるでしょう。

同軸でなければならない理由が、あるのでしょう。

シーメンスの同系2WAYでも同じ音になりますが、いずれも、アンプを選びます。

AXIOM-80以上にその音は繊細なのです。


数年前まで、あるレストランで、フェライト・コアキシャルと当方が整備したSIEMENSパワー・アンプ(EL84pp)を使用しお客様にお聞かせしていました。

ジャズ・クラシック・モノ・ステレオどれにおいても、フェライト・コアキシャルもそれなりによい音に仕上がり、お聞かせできました。

かつて聴いた上弦での音はなんだったのか深く考えさせられたものです。

当然、アルニコ・コアキシャルは実に良い音です。

とはいえ残念ながら、使いこなせる方は、そう居ないと思いますので、そのうち、レコード・コンサートにおいて、デビューさせようと考えています。

他の画像はアルバムにてご覧いただけます。
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2012/05/siemens-ec6b.html



楽鳴舎 シーメンス コアキシャル 箱入りで登場 2013年5月16日
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2013/05/post-d226.html

SIEMENS KOAXIAL 箱入り音だしをしてみました。


ユニットはバッフルと非接触になります。スピーカー理論と反する方法を用いています。

利点と欠点がありますが、箱鳴が極力無く ユニット本来の音を楽しむことができます。
低域が不足するのは当然ですが、この中高域の濁りの少なさは欠点を補います。


ボックスとの固定はマグネット部で行っています。

ユニット1台1台形状が異なりますので、固定も1台づつ調整をしていったものです。

現在SIEMENS EL34ppアンプ 6SEla2730にマッチングトランスを接続させて駆動しています。


音質を言語にて表現すると、まずは2チャンネルの人たちになりますので、行いません。

アルニコ・コアキシャルもツイーターにはコンデンサーを当然使用しています。

最近は知ったかぶりの物知らずの人がすっかり見えなくなりましたので、代わりに私が、行っておきましょう。

SIEMENS 2μ60VDCのコンデンサーは1959に造られたようです。

このアルニコ・コアキシャルが1960にワイドアングルとして納品されたとありましたので、時代的に整合します。更に直列にxxΩ抵抗を置き、ショート・モードでの使用にしています。

コンデンサーが悪いというのはもの知らずのいうことで、物知りはこのコンデンサーがタンタルコンであること、それ故未だに使用可能であることと音質的には劣位にあることを指摘してくれます。知ったかぶりと物知りとの差は途轍もなくあることがこんなことにもすぐ現れます。

今は、ショート・モードでの使用は必要ありません。コンデンサーもオーディオ的に優れたものがいくらでもありますので、そちらを使用しています。これもあれも全て実験ですので、暫くは店で音出しが続きます。

AXIOM-80(オリジナル)の整備やORCHESTRAの調整・更にSIEMENS 14gの箱入りが整うまでの間はこれで聞いています。


ところで、これらの箱はホームページにあるリンク先 めろでぃやと一緒に製作したものです。また、その基本をK氏より教わったものです。K先生はMJ誌に風変わりなアンプを発表していましたから、ご存知の方も多いと思います。それを当方は実現するに際し、製作の条件とその趣旨を次のこととしました。


1.バッフル板にユニットを直接取り付けない。

2.ユニットのフレームをネジ等で固定しない。

3.バッフル板とスピーカーのユニットの前面をつらいちにする。


これらの条件を満たしています。意図するところは「響き」を大切にしたいということです。

発音体であるユニットと共鳴体(振動体)である箱の関係に注目しました。
http://www.e-shichiya.co.jp/melodiya/audio/detail.php?n=0017

従来、スピーカーボックスは日本にてもいろいろ考え実行されてきました。当方もその変遷に乗って次のように右往左往した次第です。


コンクリート・ホーンに象徴されるようにユニット以外の共鳴要素を排除すること。

厚い板を使用すること、

頑丈に作ること


も同じでしょう。


10数年前にイギリスのボイト(VOIGT)を使用しだし、現在も使用していますが、これはユニット設置部にはコンクリートを使用していますが、ホーン部・外箱は漆喰ベニヤです。

外箱は頑丈に出来ていましたが、あとはベニヤです。

このボイトは勉強になりました。

共鳴させないという考えと効果はその結果が納得できなくなったのです。


わりかし前より箱を共鳴させて、豊かな音にするということを言われだしました。

オーストリア・シーメンスの KLANGFILMボックスは確かに厚さ17mmの合板を多用し共鳴を避けることなくうまく利用しています。箱の構造が特殊なので、これも大変勉強になりました。

ボイトもKLANGFILMも案外大型なので、小型のスピーカーボックスが必要とされていたところ、ジュピター・オーディオのK氏に唆されて後面開放箱を使用してみました。

20cmユニットですから、低域が不足、背面圧を相応にかけることで、バランスの良いものになりました。当舎のおきゃくさまにも利用していただきました。


当舎はクラシック・レコード販売が主です。その再生をもとめてオーディオ機器を販売しています。真空管と部品販売は私の趣味です。

クラシックには、アコースティックの音を本質とし、響きを最重要視しています。

響きのない音はクラシック音楽にとっては雑音ですので、どうその響きを再現するかがわれわれの課題でもあります。

共鳴も取り入れていかに再現できるのか、オーディオにとっては部屋空間や機材の共鳴・振動も排除するものではありません。

さて評論家ではない私たちには、レコード再生でそれを実現するわけです。


後面開放箱と薄い板厚は思いがけないほどの効果がありました。

一方アンプの状態が製造時に近くなると、この程度の箱では不満が生じてきました。

ボイトやクラングフィルムに届かないのです。ユニットの問題ではありません。

そんな時に、思索的に製作してくれていた人が、造れなくなりました。再度、めろでぃやさんは挑戦して本スピーカー・ボックスとその構造が完成したのです。


使用してわかったこと。音の鳴り方がどこかGOODMANのアキシオム80に似ている。

ユニットをバッフル板に密着させないということは、能率は低下するが、バッフル板の振動を受けにくいということなのですな。

つまり、アキシオム80と結果同じ構造となるわけです。

その他、当たり前の異なる状態から本質だけを見れば、そういうことなのでしょう。大型スピーカーボックスには問題が山積するので製作しませんが、この程度の大きさには大変有効であること結論して良しといえます。


2013.06.15追加

BifrösTec D'Egg  ビフレステック タマゴ型スピーカを販売実験するに際し、同社開発T氏にこの音を聞いていただいて、改良点を教授いただきました。

そのときに気がついたのですが、箱寸法というものは、ユニットにとって最適点があるのかもしれません。

アルニコ・コアキシャルは25cmウーファーを採用していますが、これはフルレンジとしても使用できるものです。

通称15xとかいうものと同じ仕様と考えられています。

この15xはシーメンスが専用箱に搭載して使用されたものですから、同じ寸法にした本スピーカー・ボックスはアルニコ・ユニットに最適なものとなったとあらためてわかりました。

このことは、Siemens 14gの箱入が未だ上手く仕上がらない原因となっていることもわかったのです。
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2013/05/post-d226.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c26

[リバイバル3] 名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days 中川隆
8. 中川隆[7586] koaQ7Jey 2017年4月07日 23:19:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8073]

今井商事 ヴァイタボックス CN−191コーナーホーンを再発売


クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーン、著名な劇場・ホールで使用された大型純業務用スピーカー“BASS BIN”。

これら往年の銘器を送り出したメーカーとして、多くの方に知られる“VITAVOX”ブランドを、弊社より日本のオーディオファイルの皆様へ再びお届け出来ることになりました。


御存じの通り、1932年ウェストモーランドで創業した“VITAVOX”は、そのプロダクトの実力をもって、スタジオ、放送局、劇場向のプロ用スピーカーの分野で確固たる信頼と高い評価を受ける事になります。その信頼と評価は現在でも語り継がれており、ヴィンテージオーディオマニアの中には、“VITAVOX”のエンスージアストが多く存在しています。


今回御紹介する製品は、15インチコーンドライバーや、高域用ドライバー及びホーンを中心とした、新開発のユニット類を軸に商品展開させて頂きます。具体的な製品情報は、以下をご参照ください。


なお、“VITAVOX”製品については、すべて完全オーダー制にてお取扱いさせて頂きます。製品の価格、納期、入手方法等は、弊社VITAVOX製品担当までお問い合わせください。
http://www.imaico.co.jp/


Vitavox CN-191 CLASSIC “Corner Horn”

▽価格及び納期、ご購入方法、その他につきましては、弊社VITAVOX製品担当まで直接お問い合わせください

▽完全オーダー制の商品につき、御回答にお時間を頂戴する場合がございます
http://www.imaico.co.jp/vitavox/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c8

[番外地7] 「しょぼくれたアメリカ」への怒りが より過激なトランプ新大統領を生み出した 中川隆
23. 中川隆[7587] koaQ7Jey 2017年4月07日 23:43:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8074]

2017-04-07
トランプ流とは問題をすべて相手に押し付けて攻撃する手法


ドナルド・トランプ大統領は「親露派」だったはずだが、もう過去の話となった。トランプ大統領はあっさりとロシアを裏切り、今後はロシアと敵対する可能性が非常に高まった。

シリアのアサド大統領は2017年4月4日、市民に対して化学兵器サリンを使用したことが報道された。

これによって「いくつもの一線を超えた」とトランプ大統領は宣言し、2017年4月6日にはいきなり巡航ミサイル攻撃でシリアの空軍基地を破壊した。

ところで、アサド大統領がいつまで経っても倒れないのは、ロシアのバックアップが裏にあるからだ。

本来、アサド政権は2015年には崩壊しているはずだったが、ロシアがアサド政権の後ろ盾になったことで状況は一変し、現在アレッポはアサド政権が奪還して息を吹き返していた。

これはアサド政権を支援するロシア軍の市民の犠牲を厭わない空爆によって成し遂げられたものだった。ロシアはアサド政権を軸にして中東の利権を手に入れようとしている。

アメリカが空爆したシリアの基地は、ロシア軍もまた使用していたものだった。アメリカはここを攻撃して、一夜にして壊滅的ダメージを与えた。

利用できるものは利用し、用済みになれば捨てる

アメリカがアサド大統領の支配するシリア西部ホムス付近の軍事拠点を空爆するというのは、ロシアの利権を破壊するも同然だった。

つまり、トランプ大統領によるアサド政権の攻撃は、形を変えたロシアの攻撃も同然だった。

プーチン大統領はすぐさま「米国のシリア空軍基地に対するミサイル攻撃は国際法違反で、米ロ関係に深刻な悪影響を与える」という認識を示した。

そして、「これはアメリカによる侵略行為だ」と強くトランプ大統領を批判している。

プーチン大統領は、シリアの人たちの人権を懸念してアサド大統領に代わってトランプ大統領を批判しているわけではない。自分たちの利権を攻撃するトランプ大統領に対して「ロシアの利害を破壊するな」と批判しているのである。

しかし親露派と呼ばれていたはずのトランプ大統領は、いともあっさりとロシアと敵対する道を選び、何の躊躇もなくシリアを攻撃している。

これはオバマ政権が口でアサド大統領を批判するばかりで何もしなかったのとは真逆だ。

トランプ大統領は3月まで「シリアのことはシリア国民が決める」と何の関心も示していなかったのに、やると決めたら一瞬で行動に移している。プーチン大統領に対しては、まったく何の配慮もない。

ここにトランプ大統領の性格が表れている。

ヒラリー・クリントンを激しく嫌ってトランプの方が御しやすいと考えていたプーチン大統領は、ヒラリー攻撃のフェイクニュースを大量にアメリカに流し込んでトランプの勝利に貢献している。

トランプもそれに気付いており、自らの勝利のためにプーチン大統領のこの裏工作を歓迎していた。

しかし自分が大統領になると、もうプーチンは用済みだと言わんばかりに手のひらを返しているのである。利用できるものは利用し、用済みになれば捨てる。

これは、トランプ大統領がビジネスマン時代でもやってきた行為でもある。


都合が良いときは絶賛、期待を裏切ると罵倒の嵐

トランプ大統領はビジネスマン時代に4度も破産して、そのたびにのし上がってきたというのがアメリカでは「美談」扱いにされている。

事業というのは当たり外れ、運不運、そして人材の良し悪しのすべてが絡んでくる。起業は千三つと言って、1000の事業で1つ当たれば上出来と言われる不安定極まりない世界である。

だから、起業家は成功するまで失敗を繰り返し続けるわけで、3度4度の事業失敗くらいでめげる精神力では起業家としての才能はない。

ドナルド・トランプは親から引き継いだ不動産業以外にカジノ運営、ステーキ屋、大学……と多くの事業を立ち上げて、その数は10以上にのぼると言われているが、実はそのことごとくが失敗している。

これについて、ドナルド・トランプは面白いことに、自分の失敗とは認めていない。「任せた担当者に能力がなかった」とすべて担当者の責任にしている。

しかし、その担当者を迎えるときは「この分野に精通した専門家であり、力強い味方だ」と褒め称え、「一緒にやっていけることを歓迎している」と手放しで喜んでいたのである。

成功すれば自分の実績として名を売る。ところが、事業で成果を出せないことを知ると、すべて担当者の責任にして「無能だ、馬鹿だ、すべてはこいつのせいだ」と罵る。

自分の都合が良いときは絶賛するのだが、自分の期待に沿わなければ容赦なく手のひらを返して、激しく攻撃して追い出すのが「トランプ流ビジネス」だったのである。

これはもちろん、政治の世界にも持ち込まれた。

オバマ大統領と初対面したときも温厚にオバマと接して友好的な態度を示して相手を褒め称えていたが、自分の政策にオバマの政策が邪魔になると、一転してオバマ元大統領をめちゃくちゃにけなし、攻撃している。

今回のシリア攻撃も「オバマ大統領が何もしないからこうなったのだ」と再びオバマ大統領を批判している。


敵対する国は、ことごとく攻撃対象になっていく

プーチン大統領との関係でも、そんなトランプ大統領の性格が剥き出しになって表れているというのが興味深い。

都合の良いときは唯一無二の親友のように振る舞い、相手に共感を示し、包容力ある態度を見せるのだが、自分の都合の悪い存在になると、責任をすべて相手に押し付けて足蹴にする。

問題の根源は相手にあると、激しく相手をなじる。

こうした「トランプ流」が今、世界を動かしている。そして、ものの見事にハメられたのが、事もあろうかプーチン大統領だったとも言える。

プーチン大統領は老獪な政治家だが、ロシアとアメリカは常に対立関係にあるわけで、どのみち関係が決裂するのは目に見えていた。

しかし、ドナルド・トランプが大統領に就任してまだ数ヶ月も経っていないのに、いきなり関係が反転するというのはプーチン大統領も予測し得ないほどの豹変でもある。

自分と敵対しなければ褒め称えるが、敵対したら一瞬にして関係が崩壊する。相手の都合など配慮しない。

まさに今回のシリア攻撃でそれが現実となった。

このドナルド・トランプの危険な性格は、今後も外交関係で遺憾なく発揮されるのは確実である。これは、どんなに和やかな対談がトランプ大統領との間で行われても、まったく何の意味もないことを示している。

そして、今後のアメリカは「より凶暴なアメリカ」になることをも暗示している。

今回のシリア攻撃は「手始め」のものであり、今後もアメリカと敵対すると思われる国は、「トランプ流」によってことごとく攻撃対象になっていくはずだ。

世界中で戦火が上がる可能性が高まっている。

北朝鮮はどうなるのか。そして中国はどうなるのか。そして、日本はどうなるのか……。


アメリカと敵対すると思われる国は、「トランプ流」によってことごとく攻撃対象になっていくはずだ。世界中で戦火が上がる可能性が高まっている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/04/20170407T1633510900.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c23

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
63. 中川隆[7588] koaQ7Jey 2017年4月08日 00:00:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8075]

2017.04.07
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/

シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。

3月中旬になると、アメリカ、イギリス、フランスが反アサド軍の戦闘員を集め、ヨルダンで訓練していると報道されているが、その直後の3月19日にアレッポで化学兵器が使用されたと言われている。

ところが、その5日後になるとイスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。それほど3月の偽旗作戦は稚拙だったということだ。

最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。

その間、ロシア政府はロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。このチュルキンは今年2月20日、心臓発作で急死している。

その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。

ハーシュのレポートによると、マーチン・デンプシー議長時代の統合雄参謀本部やマイケル・フリン局長時代のDIAはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を危険な存在だと認識、そうした勢力を支援していたオバマ政権と対立していたことも明らかにしている。そのフリンは2014年8月7日、デンプシーは15年9月25日に任を解かれた。

ネオコンなど好戦派は軍を押さえ込み、ロシアとの戦争へ驀進している。すでにアメリカはドルという基軸通貨を発行する特権で生きながらえている状態で、そのドルを支える仕組みに組み込まれているサウジアラビアは石油価格の下落や侵略戦争の泥沼化で財政は厳しい状況になっている。このまま進めばアメリカにしろサウジアラビアにしろ、支配システムが崩壊するのは時間の問題になっている。19世紀にイギリスは経済の破綻を中国への軍事侵略(アヘン戦争)で何とか乗り切ったが、アメリカも同じことを目論んでいるのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c63

[昼休み52] 意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領 富山誠
4. 中川隆[7588] koaQ7Jey 2017年4月08日 00:14:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8075]

2011年10月1日土曜日
米国にとって鳩山由紀夫とフセインとカダフィは同じ極悪人

アメリカにとって、イラクのサダム・フセインとリビアのカダフィ大佐はアメリカに敵対する極悪人のような存在だった。そして、実はアメリカの目で見ると日本の鳩山由紀夫氏もまったく同列の極悪人に見えていた可能性がある。

確かに強面(こわもて)のフセインとカダフィに比べて、我らが鳩山由紀夫氏はどこか頼りない印象でもあるが、アメリカは外見で彼らを見ているのではない。思想と行動で彼らを見ている。

そして、アメリカは彼らに共通項を見出し、明確に敵として認識した可能性が高い。


白アリに国家を食い荒らされているアメリカ

「強いドル」とはアメリカの政治家がよく口にするセリフである。アメリカにとっては世界を支配している象徴が基軸通貨としてのドルであり、決済手段としてのドルである。

ところが、2008年9月15日のリーマン・ショック以降、アメリカは目に見えるほどのスピードで急激に衰退が顕著になってきていて、それと平行して基軸通貨としてのドルの信認が揺らいでいる。

アメリカは、本当ならば2008年のリーマン・ショックでグローバル経済は破綻してもおかしくないような崖っぷちにまで追い込まれた。必死に破綻を回避して現在に至っているが、世界がアメリカを見る目がどんどん厳しくなってきている。

アメリカは2011年7月に累積債務の上限引き上げ問題に紛糾して、危うく国家破綻(デフォルト)する寸前にまで追い込まれた。

オバマ政権はタイムリミットぎりぎりの段階で何とかそれを回避したが、赤字削減学が低いとして今度は米国債の格下げで市場を動揺させることになった。

家の中で白アリが見つかると、その家の柱は食い荒らされて脆弱になっている可能性がある。

今のアメリカは莫大な負債という白アリに国家を食い荒らされている。

その結果、州財政が破綻していく問題であったり、失業率が高止まりしている問題であったり、FRBが莫大な不良債権を抱えて身動きできなくなっている問題であったり、米国債が格下げされる問題が、次から次へと噴出しているのである。

それぞれの問題を応急処置のように対処しても、もう間に合わないところにまで来ている。

そして、これらの出来事のひとつひとつが、ドルの衰退を示唆するものになってしまっている。

アメリカが覇権国家でいられたのは、世界で唯一ドルを印刷できる国だからである。ドルが信用されなくなってしまうと、アメリカは死ぬ。

だから、必死になってドルの価値を守るしかアメリカは生き残れない。

ドルを守る=ドル防衛のために、アメリカは何だってするだろう。死に物狂いになって、ドル離れを食い止め、ドルの前に立ちふさがる敵は徹底的に破壊しようとするはずだ。

「基軸通貨としてのドルを守るためにアメリカは死に物狂いである」という姿をまず、私たちは切実に意識しないとならない。


ドル防衛のために何でもするアメリカ


通貨基軸としてのドルの信頼低下

アメリカは大きな問題を抱えており、世界中がそれを認識している。その結果起きているのが米国債とドルの信頼低下である。

特に、通貨基軸であるドルはここ数年でどんどん価値を減退させており、それが日本では円高ドル安として認識されている。

実は、このドルの信頼低下がすべての問題を引き起こしているのである。

今までドルに変わる通貨基軸などないと世界は認識していた。しかし、今では世界中が「アメリカが国家破綻したらドルが紙切れになってしまう」という危惧を持っている。

国連までもが、米ドルが通貨基軸としての信認を失ってグローバル経済そのものがリクスにさらされているという見方を表明している。2011年5月25日のことだった。


国連が米ドル信頼の危機を警告、今年の日本の成長率予測を引き下げ

国連は25日、昨年12月に出した「世界経済情勢と見通し2011」の中間見直しを発表し、米ドルの主要通貨に対する価値が下がり続ければ、米ドルに対する信頼の危機、さらには米ドルの「崩壊」が起こりかねないと警告した。

中間報告は、主要通貨バスケットに対するドル相場が1970年代以来の水準に低下したことを挙げ、このトレンドの一因に、米国とその他主要国との金利差、米の公的債務の維持可能性に関する懸念の高まりがあると指摘。

「(予想される)外貨準備の一段の価値低下が起これば、それをきっかけに準備通貨としての信頼の危機が生じ、国際金融システム全体がリスクにさらされる」とした。

IMFと言えば、2009年3月25日、ドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)専務理事はこのようなことを言っていた。

「米ドルに代わる新たな基軸通貨の創設に関する議論は合理的であり、今後数か月以内に実施される可能性がある」「新たな基軸通貨について議論することは全く道理にかなっており、数か月以内に協議が行われるだろう」

2008年 リーマン・ショック、アメリカ経済崩壊
2009年 ストロスカーン、米ドル以外の基軸通貨示唆
2010年 ギリシャ危機、勃発
2011年 5月、ストロスカーン、レイプ疑惑で逮捕

ここで覚えておきたいのは、ドミニク・ストロスカーン氏は明確に米ドルに変わる基軸通貨が必要だと主張していたことだ。アメリカにとってストロスカーンは、「とんでもない男」に見えていたに違いない。

アメリカの見方は2011年5月に世界が共通認識することになった。ストロスカーンは「レイプ魔だった」のである。


レイプで逮捕されたドミニク・ストロスカーンIMF専務理事


アメリカの決死のドル防衛

ドルの通貨基軸としての地位が揺らいでいるのが今のアメリカの状況である。

アメリカの当面のライバルになるのはユーロだが、このユーロは実は2006年には紙幣供給量がドルを超えており、アメリカにとっては非常に危険なライバルになった。

ユーロ紙幣は2002年に紙幣の流通を開始しているのだが、イラクのサダム・フセイン政権は石油の決済をドルからユーロへ変更すると言い始めてアメリカと鋭く対立するようになり、崩壊していった。

1999年 決済用仮想通貨としてユーロ導入
2000年 フセイン、石油の通貨をユーロに変更
2001年 アメリカ9.11同時多発テロ事件
2002年 1月1日ユーロ紙幣流通開始
2003年 フセイン政権、崩壊


アメリカの敵として葬られていったサダム・フセイン

中東GCC(湾岸協力会議)でも、原油のドル決済をやめて、中東独自の通貨「カリージ」を作って、それで決済をする方向が2008年あたりに決定した。

しかし、そのあとにアメリカと鋭く対立するようになり、2009年にはドバイ・ショックで中東湾岸諸国が危機に陥っていった。そして今、湾岸諸国は通貨どころか、国家存続の危機に立たされている。

2008年 リーマン・ショック
2008年 GCCによる中東独自通貨の導入決定
2009年 ドバイ・ショック
2010年 アメリカによるカリージ延期要請
2011年 中東諸国、暴動・デモで全面崩壊

アフリカでもドルに変わる通貨としてアフリカ共同体の共通通貨をアフリカ連合が画策していた。特に中心となったのがリビアのカダフィ政権である。

しかし、これもカダフィ政権が崩壊したことによって恐らく延期、もしくは中止になっていく可能性もある。

2002年 アフリカ連合(AU)発足
2008年 リーマン・ショック
2009年 AU総会議長にカダフィ大佐就任
2010年 アフリカ共通通貨構想の現実化
2011年 1月、北アフリカ諸国、次々と崩壊
2011年 8月、リビアのカダフィ政権、瓦解


アフリカ共通通貨を主張していたカダフィ大佐


イランは2007年にやはりフセイン政権と同じく石油の決済をドルからユーロへと変更している。

しかし、アメリカはイランを厳しい経済制裁を2007年に課して、事実上、イランの石油が国際市場で販売できないようにしてしまっている。

ユーロ決済云々の前にイランは石油販売ができないのである。イラン攻撃についてはずっとアメリカで検討されていたが、いまだそれは行われていない。

イランは強国であり、いったん攻撃となるとアフガンやイラクのようにすぐに終わらない可能性がある。しかし、アメリカはそれをする計画を立てていた。

ところが、2008年9月にリーマン・ショックが起きて、もうアメリカはそれどころではなくなった。

2005年 アフマディ・ネジャド政権発足
2007年 石油決済をドルからユーロへ変更
2007年 アメリカによるイラン経済制裁
2007年 イランの石油は国際市場では販売禁止
2008年 アメリカ、イラク攻撃を計画
2008年 リーマン・ショック。アメリカ経済危機

イランは首の皮一枚で生きながらえている。偶然にそうなったのか、それとも最後の手段で残しているのかは分からない。


アメリカにとって非常に危険な男、イラン・アフマディネジャド大統領


日本が沈んで行った理由

ちなみに、共通通貨についてはアジアでも検討されていて、これを強力に推進しようとしていたのが鳩山由紀夫氏だった。


鳩山代表、「アジア共通通貨」を提唱

次期首相候補の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)民主党(DPJ)代表が、10日発売予定の月刊誌「Voice」で、アジア地域の経済的および政治的な連携強化に向けた、アジア共通通貨の創設を提唱した。

出版社から入手した論文によると、鳩山氏はアジア共通通貨について、世界的な金融危機が将来起きた場合の衝撃を回避し、地域の政治的対立を軽減することに役立つと述べた。さらに、鳩山氏は、アジア地域において経済協力と安全保障のルールをつくりあげていくべきだと述べた。

もし、アジアに共通通貨ができあがったら、アジアの経済規模からしてドルの通貨基軸としての地位は完全に崩壊してしまうのは間違いない。

これはアメリカにとっては非常に危険な動きだった。端的に言うと、アメリカにとって、鳩山由紀夫はフセインやカダフィと同じくらいの極悪人だったことになる。


アジア共通通貨を提唱した鳩山由紀夫

そのせいなのかどうかは知らないが、結果的に言うと、アジア共通通貨を提唱した日本は現在、崩壊の危機に瀕している。

2008年 リーマン・ショック、アメリカ経済危機
2009年 鳩山氏、アジア共通通貨創設を提唱
2009年 民主党政権発足
2010年 鳩山由紀夫氏、失脚
2011年 東日本大震災、福島原発爆発

もちろん、2011年の東日本大震災、福島原発爆発は「偶然」起きた災害なのでアメリカが関係しているわけではない。アメリカは「トモダチ」作戦で助けてくれたではないか。

しかし、この震災によって、もはや日本はアジア共通通貨どころではなくなってしまったのは確かだ。

ちなみに、「ドル基軸通貨見直し論」は中国からも出てきている。これは周小川人民銀行(中央銀行)行長が2009年3月23日に「国際通貨システムに関する考察」と題する論文を発表したものが下敷きになっている。


周小川論文の波紋、中国から「ドル基軸通貨見直し論」
周小川人民銀行(中央銀行)行長は、3月23日、人民銀行のホームページに「国際通貨システムに関する考察」と題する論文を発表した。この内容は、ドルを国際基軸通貨とする現行の国際通貨システムには欠陥があり、ドルの代わりに国家主権を超越した新基軸通貨を創造すべきであり、当面はIMFの特別引出権(SDR)を活用すべきというものであった。

この論文に対し、英国タイムズは、「中国のドルに対する挑戦である」と論評し、米国オバマ大統領は、「私は(新たな)基軸通貨を創造する必要があるとは考えない」と反発した。しかし、国連の専門家チームのリーダーでノーベル経済学賞の受賞者でもあるスティグリッツは、これを支持している。

何度も言うが、ドルが基軸通貨でなくなった瞬間にアメリカは崩壊する。したがって、中国が「敵」になるのであれば、アメリカは容赦なく中国を破壊して回るだろう。


中国の将来にとても危険な発言をしていた周小川氏

アメリカが最終的に中国を破壊するのは、可能性としてゼロではない。中国がどのように破壊されるのかは、日本にとっては他人事ではないのは言うまでもない。(日本が完全に破壊され、二度と復活できない暗黒時代が来る)

アメリカが必死になってドル防衛をしている姿が世界中のあちこちで見て取れる。

ドル通貨基軸を揺るがす最大のライバルがユーロなのだとすると、当然今回のユーロ崩壊劇もアメリカの謀略が裏にあると考えていいだろう。

ギリシャの累積債務問題は、元はと言えばゴールドマン・サックスがギリシャ政府にアドバイザーとして入り込んでから始まったとも言われている。

ユーロが安定すると常にギリシャ危機が再燃する仕掛けになっていく。格下げのタイミングも絶妙だ。

最終的にユーロはどうなっていくのか。ユーロがドルを揺さぶる潜在的な危険性を持つ限り、ユーロの将来は極めて暗いと言ってもいいのではないだろうか。

なぜか。アメリカがそれを許さないからである。
http://www.bllackz.com/2011/10/blog-post.html

2011年10月24日月曜日


カダフィが死んで高笑いするヒラリーと八方美人外交の日本

欧米はアジア・アフリカを侵略し、植民地支配し、その富を奪うことで豊かになったという歴史がある。つまり、暴力で豊かになってきたという歴史が刻まれている。

暴力と成功体験がリンクしているのである。だから、根本的なところで暴力的であることが悪いとは思っていない。特にアメリカは建国史から暴力にまみれているのでそういう傾向が強い。

もちろん、暴力的であることが世界に支持されるとはアメリカも思っていないので、そこでアメリカが取ってつけた錦の御旗が「正義」である。どこかの国を「悪」に仕立て上げて、「悪を倒す」という名目で暴力を振るいに行くのである。


来た、見た、死んだ

なぜ暴力を振るうのかというと、そこの土地の指導者をいいように操ってその国の国富を収奪するためだ。だから、アメリカは「いざとなったら暴力がモノを言う」ことを否定していない。

その体質は、今回のリビアのカダフィ大佐が血まみれになって引きずり回されて殺されたのを見て、ヒラリー・クリントンがカエサル気取りで大喜びするのを見ても分かる。


"We came, we saw, he died"
(アメリカは来た、見た、カダフィは死んだ)

そういって、ヒラリー・クリントンは自分がプロポーズされたかのように屈託なく喜び、心から笑っているのが分かるはずだ。

別に私もカダフィが死んで悲しいとも思っていないが、これほどまで単純に喜べるわけでもない。

むしろ、これからリビアは収拾がつかない混乱に陥ることになるのは分かっている。喜ぶべきものではないはずだが、アメリカの戦略が一歩進んだことに、ヒラリーも喜びを隠せなかったのだろう。


捕獲され、死にゆくカダフィ大佐の最期の姿


カダフィが死んだと聞いて、心から喜ぶヒラリー・クリントン

何度も書いているが、アメリカは国家戦略の中に暴力を埋め込んでおり、世界中のどこの国も、アメリカの暴力から逃れられない。

言うことを聞かない国は叩きつぶせ(米軍)
相手が悪ならば、自分はそれ以上の悪になれ(CIA)
叩きつぶせないなら手を結べ(米政権)


アメリカの暴力哲学

アメリカの暴力哲学は歴史上、ほぼ一貫して行われていることは誰でも知っている。そもそも世界最大の軍需産業はすべてアメリカに集中している。

ロッキード・マーチン、ボーイング、レイセオンを筆頭として、そこにぶら下がる無数の企業がアメリカを支えている。

ノースロップ・グラマン、ユナイテッド・テクノロジー、ゼネラル・ダイナミックス、ハネウェル、アライアント、ロックウェル・コリンズ、L3コミュニケーションズ。

これらの企業はアメリカの雇用を支えると同時に、多くの政治家を排出して、アメリカの暴力を支えている。だから、アメリカの政治が暴力と縁が切れないのは当然のことである。

雇用を支える必要があるから、暴力は正当化される。その暴力正当化の歴史が長かったので、それがアメリカのDNAになっているとも言える。

だから、アングロサクソンがアメリカ大陸に「侵略」して、ネイティブ・アメリカン(インディアン)を根絶やしに侵略し、虐殺し、絶滅品種に追いやったのは「正当化」される。

また、日本に原爆を落として一瞬にして20万人の人々を焼き殺したのも「正当化」されている。

ベトナムではナパーム弾、絨毯爆撃、枯葉剤と、おおよそ考えられる非人道的な皆殺し作戦を実行していた。

湾岸戦争では劣化ウラン弾を使用して現地を放射能まみれにした。すべて「正当化」されていて謝罪の言葉は聞いたことがない。

また、イラク・アフガン・パキスタンで、大量虐殺が発生していても、それが正義のためであると喧伝された上に「正当化」されている。これらの国の市民が誤爆や誤射で何人死のうが同じだ。

ヨーロッパのほうも南米やアフリカを激しく収奪してきた。現在のアフリカの問題、中東の問題、イスラエルの問題は、すべてイギリスやフランス等が種をまいたと言っても過言ではない。

リビアの空爆はNATO軍が行った。多くの市民が死んでいったが、ここでの暴力は「正当化」されている。カダフィの死も、アメリカの正義戦略の中で行われて目的が達成された。

ヒラリー・クリントンの高笑いは、アメリカの暴力がまたひとつの国を崩壊させたという満足感の現れである。


リビアの反政府軍はアメリカのカダフィ排除戦略に乗っている。


混乱がさらなる不安定化を加速

欧米の強みは経済力だが、逆に欧米の弱味もまた経済力だ。金融立国としてレバレッジを効かせたアメリカ、イギリス、ユーロ圏がその逆流で次々と破綻の危機に瀕するようになっている。

グローバル経済が立ち行かなくなると、ノルウェーやイギリスではすぐに暴力が国内で引き起こされた。アメリカでは格差に対する怒りの表明として、「ウォール街を占拠せよ」というデモが行われて拡散している。

チュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメン、ソマリアと北アフリカ・中東も激変の中にある。剥き出しの暴力が、今まさに行使されている。

中国は軍拡の真っ最中であり、ベトナム・フィリピン・日本・台湾と、次々と問題を引き起こすようになった。

世界の秩序が崩壊している。それは収まるのではなく、むしろ拡散していく方向にある。不安定がじわりじわりと拡散している。この世界的不安定が平和をもたらすことはあり得ない。

不安定になれば、混乱が生じ、その混乱がさらなる不安定化を加速させていく。

結論から言うと、これは世界が治安に問題を抱えるということである。さらに具体的に言うと、やがて暴力の蔓延する壮絶な時代がやってくるということでもある。

貧困者は、既存の社会システムや政治や人間関係、そして外国諸国に不満や憎悪を抱く。だから、それらを破壊してしまいたいという欲求に突き動かされる。

デモの多発、そして政治に対する不平不満の爆発は、誰もその裏に何があるのか気がつかないが、明確に「貧困」が広がっていることが起因となっているのである。

日本もそうだ。長かった成熟時代が終りを告げて若者たちはこれからさらなる貧困に落ちるしかない。それがやがて暴力を産み出すことになぜ誰も気がつかないのか。

暴力の時代は、これからなのだ。これは必然であると覚悟したほうがいい。世界であらゆる対立が今後は爆発的に増えて行くことになる。


ギリシャの暴動は、ほとんど内乱になっている。


日本のデモとは様相が違いすぎるのは見て取れる。
イギリスもフランスもドイツもデモが起きるとこのようになる。


日本もこのようになることはないと断言できるのだろうか?


昨今のデモの多発が意味するもの

こういった暴力に向かいつつある世界の動向を見ながら、ふと日本を振り返ると、やはり日本も徐々に世界の不安定化・暴力化に呼応していることが見て取れる。

これは国民の国・官僚に対する不信から端を発しており、それがデモという形で目に見えるようになってきている。

日本政府は、今のところ異常なまでの八方美人外交を維持していることは国民の誰もが気がついている。

政治家は対立を恐れ、中国や韓国やロシアに国土の侵害を受けても、まったく強硬姿勢が取れない。対立・暴力という選択肢は、あらかじめ排除されているところに日本の外交の異常性がある。

本来であれば強硬姿勢を取らなければならないところで妥協してしまっており、それがますます問題をこじらせる。

企業・政治・メディアの上層部が、わざと韓国や中国に利することをしていることも大きな問題として存在しているのは確かだ。

2011年10月19日に、野田首相が韓国の李明博大統領と会談し、両国の通貨スワップの限度額を5兆円に拡大することも、韓国を利する行為だとして国民の大反感を買っている。

「韓国のために、700億ドル(約5兆3600億円)もの我々の血税が使われるのか。これをなぜ、震災復興のために使わないのだ!」

日本国民の激しい怒りが沸騰しているが、この怒りがまったく政治に届かないのである。

今まで、あまりにも国民が平和主義を唱え過ぎて、政治家がぬるま湯に浸っているのも一因にあるのかもしれない。

しかし、「このまま平和主義でいると、尖閣諸島も竹島も盗られてしまう」と国民は思うようになり、同時に平和主義の限界に気がつくようになった。

これから時代が平和に向かうのであれば、平和主義もひとつの生き方なのかもしれない。

残念ながら時代はそちらの方向には向かっていない。むしろ、その逆になる可能性が高い。

平和ではなく、混乱の時代が来る。

国民が暴力に目覚めていけば、そのうちの政治家にも暴力の矛先が向かっていくのは分かりきっている。日本でもいずれは時代が変わる可能性がある。

世界が暴力に巻き込まれていこうとしている今、日本だけが平和主義でいられるはずもない。昨今のデモの多発がそれを暗示している。

暗澹たる時代だと言えばそうなのだが、世界の暴力化・日本の暴力化はむしろこれからが本番である。

それを見越して、もう一度これを読んで欲しい。(金融崩壊に危険な災害。危ない時代になったときの助かり方)

(1)今が正常だと思い込まない。
(2)非常時には他人を助けようとしない。
(3)みんなと同じ行動をしようとしない。

長い秋の夜は、これからの生き残りを考えるのに相応しい季節だ。


フジテレビの韓国偏向報道に抗議するデモ


中国の尖閣諸島問題に抗議するデモ


TPP反対のデモ


脱原発を推進する人たちのデモ
http://www.bllackz.com/2011/10/blog-post_24.html




06. 中川隆 2013年5月29日 06:48:34 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

米国はイラク侵攻に際し、道路、パイプライン、空港、送電網、公共施設などを重点的に爆撃し、復興計画を巨大な国家プロジェクトに仕立てた。

USAID(米国国際開発庁)が行った第一回目のイラク復興の入札にはケロッグ・ブラウン & ルーツ、ルイス・バーガー、パーソンズ、ワシントンなど政権と緊密な企業群が参加し10億ドルの業務を受注するが、開戦前からベクテル、フルーア、ハリバートンの各社は強力なロビー活動を推進し、2009年から2002年の間に約300万ドルの献金を行っている。

2003年、一連の戦争特需により4−6月期の米国GDPは前期から3.3%上昇、軍事費は45.8%増加し、ロッキード・マーティンは前年比18%増、ノースロップ・グラマンは同57%増、IBMは同10%増を記録した。

またマクダネル・ダグラス、ゼネラル・ダイナミクス、ロックウェル・インタナショナル、ボーイング、ユナイティド・テクノロジー、ゼネラル・エレクトリック、ウェスティング・ハウス、ハネウェルなど軍事企業はいずれも湾岸戦争以来の売上を達成。

さらに2004年、ジョージ・ブッシュはイラク対策費として870億ドルの補正予算を要請するが、フランスのル・モンド紙は復興予算総額を5600億ドルと見積もった。

イラクの原油埋蔵量は世界第2位と推定されているが、開戦前は経済制裁によって日量280万バレルの原油生産に止まっていた。しかし今後は日量600万バレルに増産される予定であり、さらに未開発の油田を採掘すれば日量800万バレルを突破し、サウジ・アラビアを抜いて世界第一位の産油国になると予測されている。イギリスのフィナンシャル・タイムス紙は、ハリーバートンが原油の採掘事業を独占し、シェブロンなどがその売買を行うことなどから、イラク戦争そのものが米国による経済行為であると批判したが、これに対し米国は「機密保安のため国内企業を優先する」と釈明した。

 

2004年、さらに米国はイラク国内法を改正し、公営企業の民営化に着手する。セメント工場、化学肥料プラント、燐酸や硫黄の鉱山、医薬品工場、航空会社などおおよそ産業主体となる企業群が対象となり、同時に資本規制を撤廃したため、イラクの公共資源は一挙に外資に売却された。また税制改革により進出企業はイラク国内での納税義務を回避し、本国に100%利潤を送金することが合法となる。一連の政策により失業者は70%以上に達し、困窮した国民は抵抗運動に参加するが、多国籍軍はこれをテロ行為とみなし、大規模な掃討作戦を展開した。

経済学者ジョセフ・スティグリッツは、イラク戦争による日本国の負担は30兆円を突破していると推計しているが、100兆円規模となる米国債などのドル建て資産が軍事費へ転化されていたことから、この間の円高による為替損40兆円を合算し、総計70兆円規模の負担であるとの見方が強い。
http://p.booklog.jp/book/69838/page/1699199

Whose Crisis, Whose Future?  2013/04/28

世界のトレンドとは福祉国家と石油経済の解体だ。

イラクと日本国においては、同期して市場原理主義に社会改変されているのだが、前者は戦争装置によるハードな改革であり、後者はメディア装置によるソフトな改革であると言えるだろう。

GHQによって精神解体された我々は、イスラムのように超越者を裏づけとする絶対のエートスを持たない、いわば空洞化した精神の民族なのであり、侵略集団は激しい暴力を起動することなく、情報統制と衆愚政策によって統治可能であると判断している。

石油経済とは、原油の決済代金を公共福祉や社会整備事業に投入する共生的な社会システムであり、フセイン政権は独裁と批判されながらも中東トップレベルの教育、医療、食料政策を施していたのだが、それはレーガノミクス以降の米国を遥かに凌ぐ高度な水準であったわけだ。

占領統治下におけるイラクでは「ワシントン・コンセンサス」が強行され、それは民営化、自由貿易、資本規制撤廃、福祉・医療・教育の削減という略奪スキームの発動であるのだが、国家議会から地方議会にいたるまで閣僚や議員は米軍による任命制であるため、民意が反映される余白は皆無に等しい。

バグダッドの陥落直後から、米国はシンクタンクとともにイラクの公営企業売却を策定したのであり、彼らが企業価値を高めるため従業員を大量解雇したところ失業率は70%近くに跳ね上がり、そのうえ入札から国内事業者を締め出し、主用200社の大半を欧米資本に落札させた挙句、破壊したインフラや公共施設の復旧事業を、ベクテルなど米国企業が全面的に独占したわけだ。あらゆる爆撃が、それを目的として周到に計画されていたことは語るまでもない。

構造改革により関税障壁を撤廃したところ、周辺国から安価な工業製品が流入したため国内生産者は壊滅状態となり、そのうえ劣化ウラン弾により放射線由来の疾患が爆発的に増加するなか、無料医療と食料配給を廃止し国民を絶望させるのだが、彼らはこの渦中さらに原理主義を推進し、多国籍企業がイラク国内で得る投資利潤100%の本国送還を合法化したのである。

占領軍は復興とセキュリティの応負担を事由として、20兆円分の原油を確保したとみられているのだが、さらに彼らは「新石油法」の制定によってシェル石油やブリティッシュ・ペトロリアムが恒久的に売買益を得る制度を確立したのであり、つまるところ一連の行動は公共資源と経済市場の略奪を目的とした戦争行動に過ぎなかったわけだ。

ハリー・バートン、ロッキード・マーティン、KPMG、RTI、パーソンズなどを筆頭とする多国籍企業群の株価が暴騰し、そのステークホルダーである当時の閣僚らは莫大なインセンティブを確保したのであり、それは軍事という米国本質の体現であり、いずれの時代においても戦争が最も金になるビジネスであるという、普遍事実の証明なのだろう。

陰謀論と一蹴されがちなのだが、経済現象から帰納すれば、9.11とは明らかにイラク攻撃を目的としたフィクションなのであり、それはアラモ砦、メイン号事件、真珠湾、トンキン湾、ルメイラ油田など、資本帝国が人類史に創作する虚構劇のひとつに過ぎないのだと思う。

メディアは侵略行動に抵抗するイラク市民をテロリストであると文脈化しているのだが、鎮圧には5万人の民間兵力が投入されているのであり、つまりブラック・ウォーター社などの傭兵による殺戮が横行しているのであり、すでに様相は「国家VS国民」ではなく「市場VS国民」なのであり、本質とは激化する資本と人間の二項対立なのだろう。

イラクと日本国はグローバル資本が欲望する地球最後のフロンティア(新世界)であるのだが、壮絶な新植民地主義の暴力に飲み込まれ、すでに解体の途上にあることは明白であり、イラク戦争と小泉政権がシンクロし、両国がグローバリズムによって平準されたことは偶然ではなく、それは新しい世界秩序形成にむけたアジェンダ(予定表)に他ならない。

この前提において、TPP加盟とは我々の体系がプランテーションとして確立される終局的フェーズを意味するのであり、米国の対日戦略が全領域的に完成し、それを触媒とする多国籍企業が絶対者として君臨することを示唆するのであり、すなわち今後100年以上におよぶ日本民族の奴隷化と同義である。
http://alisonn.blog106.fc2.com/blog-entry-423.html


07. 中川隆 2013年9月09日 14:16:21 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

松本 潤一 ・ 名古屋大学大学院

米国のシリアへの軍事介入問題の背景には、米国の経済的利益と真っ向から対立するアサド政権と、それを擁護するロシア・中国という構造があるが、この記事からはそれが完全に欠落している。

どこの誰が書いたのかと思ったら、「英エコノミスト誌」だそうだ。
意図的に書かなかったとしか思えない。

イラク戦争の時もそうだが今回のシリア問題も、化学兵器など大義名分に過ぎない。考えてみれば当然で、銃の掃射による虐殺と化学兵器による虐殺に差があるとは思えないし、そもそも内政干渉だ。

他国の内政問題に介入するほど、米国は暇人ではない。

真の理由はドルの基軸通貨としての地位を維持するためであって、それを裏付けているのは石油取引のドル決済だ。

フセインはそれを拒否したから潰された。

アサド政権も石油取引をドル以外の通貨で行おうとしている。

ドル石油体制が一度崩壊すると、少なくともドルが唯一の基軸通貨ではなくなり、世界最大の赤字国家にも関わらず、基軸通貨ゆえに保たれているドルの信頼が揺らぐ。(ユーロはユーロ内のみの基軸通貨)

ドルの信頼が揺らげば米国は超大国・覇権国家の地位を維持できない。

だから本当に使用されたかどうか怪しい化学兵器を口実にして、執拗にアサド政権をつぶそうとするし、ロシア・中国がアサド政権を支援するのも、米国覇権を終わらせてそれぞれが覇権国家になりたいからだ。

イラク戦争の時とは違い、リーマンショック後の米国は、もはや中東とアジアで両面作戦を展開できるほど力が残っていない。だから本当に米国を駆逐できるかもしれないと思い、中露とも躍起になって対抗している。

ロシアは中東から米国を駆逐したいから、できれば軍事介入を制止したいし、介入してきたらシリアの側に立つだろう。

中国はアジアから米国を駆逐したいので、中東に介入して欲しいと思っていて、できるだけ長期化して欲しいと思っている。

だからいざ米国が介入すると、裏で積極的にシリアを支援するだろう。

となるとこの問題はこれまでの中東問題よりも、長引く&拡大する可能性がかなり高い。



08. 中川隆 2013年12月29日 09:48:18 : 3bF/xW6Ehzs4I : 2D6PkBxKqI

サダム・フセイン  裁判で述べた言葉 2005年12月
http://www.youtube.com/watch?v=PudoIlLvpCU
サダムフセインのジョーク
http://www.youtube.com/watch?v=y_Iq3r-TZbM


09. 中川隆 2015年3月04日 21:43:10 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

もっとも残酷残忍な国は? 2015-02-18
 この見出しを見て、これまで私のブログを読んで下さっている皆さんは、「このブログの筆者は米国だと言いたいのだな」とお考えになるでしょう。ピンポン!です。

 私は九州大学教養部に奉職中、1959年、シカゴ大学物理学科からの招待で渡米して2年を過ごし、その直後に、サンホゼとボルチモアに計1年半ほど滞在し、1968年にはカナダに移住してしまいました。私は、その頃までは、米国という国は色々の意味で良い立派な国だと思っていました。ところが、それから約半世紀後の今では、米国は建国以来一貫して極めて残酷残忍な国家であると、私は考えています。日本には米国に好意を持っている人々が沢山おいでですから、この老人の考え方に不快感を覚える向きも多いでしょうが、私とて好きでこうなったのではありません。十分の理由があってのことです。否定の余地のない事実の数々を学び知ったことで、この考えにならざるを得なかったのです。

 刃物で人の首を刎ねたから残酷残忍というのは如何なものでしょうか。日本でも昔はよくやりましたし、フランスはその技法で歴史的にとりわけ有名です。Point-blankで射殺するのは残酷残忍ですが、高空の無人機から狙い撃ちするのは人道的ですか?

 2013年8月30日付のブログ記事『もう二度と幼い命は尊いと言うな』で、私は、

「8月21日、シリアの首都ダマスカスの近くの反政府軍の支配地区に対してロケットによる化学兵器(毒ガス)攻撃が行なわれ、多数の一般市民が殺されました。死者数は初め約1300人と発表され、現在では数百人とされています。」

と筆を起こし、

「今回の毒ガス使用が米欧の直接軍事介入の口実として行なわれたと私が確信する理由」

を述べました。幸いにも、ロシアの外交的努力のおかげで、米欧の直接軍事介入は阻止されましたが、シリアのアサド政権打倒を目指す米国は、代理戦争の形態であらゆる汚い手段を用い、とうとうイスラム国という恐ろしい擬似国家まで生み出してしまいました。

 シリア紛争がシリアの一般国民に与えている被害は甚大です。国連難民高等弁務官事務所の2014年3月の発表では、

「シリア紛争が始まってから3年が経過し、家を追われた人の数は900万人を超えた。シリアはまさに世界的に最も多くの難民、避難民を出す国になってしまった。シリア周辺国で難民登録を行った、もしくは難民登録待ちのシリア難民の数は256万人を超える。またシリア国内で避難を強いられている国内避難民の数は、650万人を超えている。難民、国内避難民を合わせた数は、シリア紛争開始前のシリア全人口の40%にあたり、そのうち約半分が子どもである。」

となっています。死者は10万人を優に超えていると推定されます。

 シリアで起こっている事態については、各国政府筋、シンク・タンク、専門家、論客などのあらゆる見解や分析が世に満ち満ちていますが、我々一般庶民にとって最も基本的な設問は

「米国がシリアの政権変革(regime change)を行おうとしなかったらどうなったか」

ということでなければなりません。“歴史的に現実に起こったことを、起こらなかったら、と仮定する議論は馬鹿げている”と言わないでください。クレオパトラの鼻の話ではないのです。イラクにしろ、リビアにしろ、シリアにしろ、もし、米国がそれぞれの国の政権を、武力を行使して、変えようとする行為に出なければ、百万のオーダーの庶民が戦火に殺され、千万のオーダーの庶民が難民化することはなかったのです。

イラクとシリアの国内でクルド人たちがひどい扱いを受けていたのは事実です。彼らが反政府行動に出たのも当然です。しかし、いわゆる北米インディアンの人々も同様の取り扱いを米国国内で受けています。けれども、米国と違い、イラクもリビアもシリアも、遠くの国に出かけて行って、内政に干渉し、武力で政権変革を試みるようなことは何もしていませんでした。国内では、国民はそれなりに一応平和な日常生活を営んでいました。いま私の思いは特にリビアの人たちの上にあります。「カダフィが生きていた頃は良かったなあ」というのがリビアの大多数の人たちの痛切な思いであるに違いありません。

 「もっとも残酷残忍な国は?」という設問に戻りましょう。

前掲の2013年8月30日付のブログ記事で、私は、毒ガス(サリン)を使ってシリアの一般庶民数百人を殺戮したのは反政府勢力側であり、その背後には米国があると判断しました。

毒ガス使用からわずか10日後の時点での、ズブの素人の断定でしたが、それから2年半後の現在、私の断定が正しかったと考えられる十分の理由があります。当時オバマ政府は、アサド政権側が行った確かな証拠を持っている、と言っていましたが、提出されてはいません。

もし世界に提示できる確たる証拠があれば、それを口実に、米国は、今からでも、リビアを破壊し尽くしたと同様の猛爆を、国連を操作して、シリアのアサド政権に対して開始し得るのです。勿論、そんなもののある筈はなく、むしろ、オバマ大統領の手元には、使用されたサリンの出所などについてのはっきりした資料があるのだろうと、私は推測します。

 ブログ記事のはじめの部分に引いたワシントン・ポストの8月23日付の記事を再録します。そのフォト・ギャラリーには、白布に包まれた幼い子供たちの死体が魚河岸の魚のように並べられた写真があります。他の写真の多くも子供の犠牲者の様子を撮ったものです。ご覧になって下さい。

http://www.washingtonpost.com/world/national-security/in-syria-chemical-attack-allegations-us-and-allies-push-for-immediate-probe/2013/08/22/00f76f2a-0b6f-11e3-8974-f97ab3b3c677_story.html?wpisrc=nl_headlines

これらの子供たちは、米国が打倒したいと考えるアサド政権に対する空爆を開始する口実を捏造するために殺されました。この国家的行為とイスラム国の誘拐殺人行為とどちらがより残酷残忍でしょうか。

 ここで、私としては、何度でも申し上げておきたいことがあります。どこからやって来たのかわかりませんが、「一つの命は、どれも同じく、一つの命だ」という片言のような言葉が私の心の中に住み着いています。“いたいけない子供だから”とか“愛くるしい少女だから”という気持ちを私は持ちたくありません。偽の証拠の捏造する目的で、誰が殺されても、私は同じように憤りを感じます。

 2002年4月、ベネズエラでクーデターが起こり、ウゴ・チャベス大統領は反乱軍側に拘束され、大統領の座から追われましたが、47時間後には、貧困層大衆のチャベスに対する圧倒的支持の表明と軍部内の大統領支持勢力によって、クーデターは失敗に終わりました。このベネズエラ政府転覆の試みの背後に米国の手が働いていたことは否定の余地がありません。

 先週木曜日2月12日に現ベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロは,新しいクーデター計画を阻止したと声明を出し、政府が把握した計画の詳細を発表しました。今回も米国のバックアップがあったことは見え見えです。クー実行の予定日は2月12日でした。このクーデター挫折のニュースは日本では殆ど報じられなかったようですが、十分の関連情報がネット上で入手可能です。

 計画の残忍性の点で、2月12日に行われる筈であった暗殺計画の標的の中に、マドゥロ大統領と政府の高官の他に、反政府側の何人かも含まれていたことに、私は特に注目します。

 2002年4月のクーデターの際、4月11日の午後、チャベス政府側が反政府のデモ隊に向けて発砲して十数人が射殺され、約60人が負傷したと報じられ、これがクーデターの決定的瞬間になったというのが、ニューヨークタイムズなどの主要メディアの主張したところでした。

しかし、その後、反政府デモ隊に発砲し、残忍な殺戮を行ったのは、政府側ではないことを証拠付ける映像の存在が確かめられ、殺戮は反政府側の自作自演であったことが判明しています。今回の、失敗に終わった政権乗っ取り計画で、反政府側の人間も暗殺の対象になっていたという事実は、前回と同じような偽りのストーリーのでっち上げの計画が事前に組まれていた証拠だと思われます。

米国のネオコン金融経済システムにべネズエラを組み込むという政策の実行のためには、その手先となって動いている人間たちでも、利益があれば、暗殺して省みないというのは、これぞ冷酷残酷残忍の極みと言うべきではありますまいか。

 言うまでもありませんが、もし米国の残酷性を思想的問題として本格的に論じるとするならば、第二次世界大戦での米国空軍の日本に対する空爆の問題を正面に据えなければなりません。これは、日本軍の行為についての反省、あるいは、米国の原爆使用の是非の問題と一応切り離して、考察すべき問題、考察可能の問題です。核抑止力の思想の中核とも深く結びついた問題です。いつの日か、この問題と対決したいと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/3c0b797a4727fc9dc5279fd9a8cf04b5


10. 中川隆 2015年3月12日 17:47:57 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

なぜ「正義の味方」は、暴力と破壊を生み出す元になるのか? 2013-08-01
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20130801T1443000900


「正義を強調すればするほど、世の中は悪くなる」と言えば、驚く人もいるかもしれない。しかし、それは事実だ。

もし、あなたがそれを知らなかったとしても別に驚く必要もない。なぜなら、それはわざと気が付かないように教育されて来たからである。

子供の頃から「正義のために悪を滅ぼす」ことを強調する馬鹿げた漫画やドラマや映画を見てこなかっただろうか? 今もそんなものを見ているのではないだろうか?

これは、子供に「正義のために悪を滅ぼすのは徹底的に正しい」という刷り込みを行うものでもある。子供の頃から、そんな刷り込みがなされている。

テレビが為政者の都合の良いものを垂れ流しして国民を洗脳しているのはよく知られている。

日本だけではない。アメリカでは特に、正義のヒーローが崇拝されていている。なぜ、政府は「正義のために悪を滅ぼす」ようなワンパターンを延々と国民に見せているのか。


暴力が正当化され、暴力が崇高なものになっていく

政府が国民に「正義のために悪を滅ぼす」ようなストーリーを崇拝させているのは、裏の意味がある。政府は、いずれ国民に「国のために戦わせる」必要があるからだ。

そのためには、国民が「正義のために悪を滅ぼす」という行動や思考に慣れていなければならない。国が「正義のために」と言えば、国民は無意識に「悪を滅ぼす」と条件反射で思うようにしておかなければならないのである。

それが完成すれば、国は「正義」を強調するだけで、国民を無意識に暴力に駆り立てることが可能になる。それを徹底的に行っているのが、アメリカであると言える。

正義を強調すると必然的に二元論に行き着く。

つまり、「正義の側」と「正義ではない側」とに二分する。水と油のように、それはくっきりと別れ、違う世界になる。

二元論に陥ると、どうなるのか。相手を受け入れる余地が、完全になくなってしまうのだ。相手は悪なので「滅ぼす対象」となるのである。

自分が正義の側に立っていると思うと、必然的に相手は「正義でない側=悪」というシンプルな構図に行き着く。

自分が正義だと強調すればするほど、対立する相手が完全なる悪になってしまう。

(1)私は正義だ。
(2)私と敵対する相手は悪だ。
(3)悪は倒さなければならない。
(4)相手を滅ぼすのは正当な行為だ。

自分が正義の側にあると思えば思い込むほど、正義のために相手を破壊しようという動機(モチベーション)が上がっていく。

暴力が正当化され、暴力が崇高なものになっていく。あるいは、相手(悪)を破壊することが、使命感溢れる行為へと祭り上げられる。

現場では残虐な殺戮行為が起きているのだが、それが思想的には正しいものへとなっていくのである。


正義を強調することによって、暴力が崇高なものになっていく。


このような二元論を好むのがアメリカという国

このような二元論を好むのがアメリカという国である。アメリカは自らを正義だと主張し、そして自分たちに挑戦してくる国を「正義に挑戦してくる国」だと見なす。

正義に挑戦してくる国というのは、当然「正義ではない国」という二元論が働くので、「敵対国は悪だ」という思想になる。

食い詰めたイギリス人(白人)がアメリカ大陸に渡ったとき、その大陸にはすでにネイティブ・アメリカン(先住民)たちが住んでいてひとつの文化を築きあげてきた。

しかし、白人たちは彼らが野蛮人であり、このような野蛮人を駆逐するのは正義だと思い込んだ。

つまり、自分たちのほうに正義があり、あちらは正義ではないという二元論に囚われた。

そこで何が起きたのか。

白人による先住民の大虐殺である。自分たちは正義であり、正義を脅かす先住民は「悪の権化」であり、それは徹底的に駆逐されなければならないと考えたのである。

正義の名のもとに大量虐殺が起きて、それが正当化された。

アメリカはこの二元論を第二次世界大戦にも応用して、自分たちは正義の側にあり、日本は「悪の権化」であると徹底的な刷り込みを国民に行なって、「正義と悪」の戦いに昇華させていった。

真珠湾攻撃はアメリカが日本を追い込んで「行わせた」という歴史が明るみになって来ているが、それは日本を「悪」にして、自分たちを「悪を懲罰する国=正義の国」という大義名分に必要なことだったのだ。

日本を壊滅させるのは正義であり、原発二発を落とすのもまさに正義の行使だったのである。

ソ連との冷戦もまたそうだった。アメリカ国内では資本主義が「正義」であり「正当」であり「正しいもの」だったので、それに挑戦してくる共産主義は「悪」であり、「悪魔」であり、「邪悪なもの」だった。

そして、悪と対抗するために、核爆弾を作って作って作りまくって世界を何回も破滅させることができるまでにそれを備蓄した。世界を破壊する兵器は「正義のため」に作られた。

そのとき、アジアでは共産主義が浸透し始めていたが、アジアを共産主義から守るのは「正義」だったので、アメリカは共産主義=悪からアジアを守るという名目でベトナムに介入した。

アメリカはベトナムに上陸して、傀儡政権を打ちたて、北部を絨毯爆撃し、ナパーム弾で森を焼き、農地を焼き、人を焼き殺し、枯葉剤をばら撒いてベトナム女性が産む子供を奇形児だらけにしたが、それは何のためだったのか。

すべては、正義のためだったのである。

戦争にもルールがあったはずだ。たとえば、非戦闘員を殺してはいけない、捕虜を殺してはいけないというルールである。

アメリカは原子爆弾で日本の非戦闘員を焼き殺し、ベトナムでナパーム弾や枯葉剤をばら撒いてルール無視の戦闘を行なってきた。

正義の名のもとに、それが行われた。


ベトナムが絨毯爆撃されたのも、正義のためだった。


正義とは胡散臭いものであり、一方的なもの

やがてその正義はさらに暴走していく。アメリカは2001年以降にイスラム国家のいくつかを「悪の枢軸国」と吐き捨てて、イラクが大量破壊兵器を持っていないというのに戦争に突入していくのである。

イラクは大量破壊兵器を持っていなかったが、アメリカは大量破壊兵器を持っていた。

レイセオン社の製造したパトリオット・ミサイル(愛国者爆弾)はイラク国民の土地で炸裂して非戦闘員であるはずの女性や子供たちが次々と死んでいった。

無人機爆撃、劣化ウラン弾、バンカーバスター。イラクではあらゆる大量殺戮兵器が投入されて、今や累計で100万人もの人たちが死んだとされている。

正義を強調すればするほど相手が悪になる。そして、そこから悪を倒せという暴力が生まれる。正義が暴力を産み出す。

だから、逆説的な話になるが、正義を強調しないほうが余計な暴力を産み出さないという言い方もできる。

正義を強調する人、正義というものが頭にある人は、自分や自分の属している社会を正義と見なし、それ以外を悪と見なす二元論に囚われる。

「どちらが正義か?」という問いは、どちらの立場に自分が立つかによって違ってくる。立場が違うと、それが正義にもなるし、悪にもなる。

すべては立場の問題だ。


イラク戦争は、アメリカは正義でイラクは悪だという論理で行われた。


正義という言葉は悪用されやすく、人々は騙されやすい

アメリカ人は先住民を大虐殺しても野蛮人を殺すのが正義だったと胸を張っている。日本に原爆を落として女性や子供を虐殺しても正義だと胸を張っている。

イスラエル人はパレスチナ人を大虐殺しても、パレスチナ人はテロリストだから自分たちに正義があると主張して胸を張っている。

パレスチナ人は自分たちの闘争を先祖代々の土地を奪ったイスラエル人と戦うのは正義の戦いだと主張して胸を張っている。

かつてキリスト教徒が十字軍を作ってキリストと敵対する宗教を悪と決めつけて異教徒を殺戮して回ったが、その殺戮を正義だと胸を張っていたのである。

同じことはイスラムが布教していく中でも見ることができる。オスマン帝国がキリスト教もユダヤ教も弾圧して迫害していく歴史はヨーロッパ人は今でも知っている。

オスマン帝国はイスラムを正義と見なし、その他を悪と見なしたのである。

しかし、私たちは冷静な目で歴史を振り返ると、正義を主張していた国や宗教や人たちには特に正義の根拠も何もなく、ただ自分たちの立場を正当化しているだけだというのが見えるはずだ。

正義を強調している人は、暗に自分の立場が有利になるように正義を利用しているわけで、単なる利己主義者、利益誘導者だということもできる。

正義という言葉は悪用されやすく、人々は騙されやすい。あまりにも内容のない正義が多いので、もう正義という言葉は信用しないほうがいい。

タチの悪い国、タチの悪い人たちがいる。彼らは、意図的に二元論で集団を分離し、暴力を正義と結びつける。しかし、誰もその深層に気がつかない。騙されるのである。

騙されないためには、私たちも自衛する必要がある。

まずは正義という言葉が「騙しのひとつ」であることに気がつくべきだ。

正義とは胡散臭いものであり、一方的なものであり、信じるに値しないと思うくらいで釣り合いが取れる。正義はどこにもない。正義の名のもとに行われた暴力なら、どこにでもある。

家族や友人を殺された人たちにとって、相手は正義の味方ではない。二元論の中では、正義という言葉自体が騙しの言葉である。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20130801T1443000900





11. 中川隆 2015年12月06日 14:46:07 : 3bF/xW6Ehzs4I[1094] : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw

トルコのロシア爆撃機撃墜事件とその石油利権がらみの背景について 2015年11月30日

国際政治事件の背景に石油利権がもとに起きているISがらみのトルコとロシア間事件の背景の黒幕組織について考察します。

トルコ政府がロシアの爆撃機が領空侵犯したとして、撃墜した上パラシュート降下中に一人を地上から射殺したと報じられている。勿論双方の発表は異なっているので、これはプーチン側の発表である。しかし、同時に映像も公開されている。確認できるのは、パラシュート降下中の飛行士を地上から射殺していることであり、これは国際法違反である。ゆえに、領空侵犯したから国際法に基づき撃墜したとの弁は、わずか17秒の領空侵犯があったから撃墜した(こんな短時間にパイロットが軍からの判断指示を受けるの無理!待ち構えていた筈だ)との言い訳とともに信憑性に問題がある。


衝撃ロシアプーチン側が真実を語っていると思われる。

少しずつ真実が分かってきてトルコ側は窮地に陥りつつある。しかし、日本の公式メディアであるNHKは、両者をいまだどちらが真理かは判定付かずの立場で、それぞれ政府の言動を報じているに過ぎない。


■NHKニュースWEB
ロシア トルコに経済制裁の大統領令
11月29日 5時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151129/k10010323131000.html

今回も石油利権が絡んでいる。ISの資金源は石油であり、その闇ルートの石油を世界に流通させている石油メジャーが存在する。

衝撃IS⇒トルコ石油公社⇒(米)エクソン・モービルと(英)ロイヤル・ダッチ・シェルが購入・流通元

背後の黒幕は、米国ロックフェラー一族の石油企業と英国ロスチャイルド一族の石油企業と言う事になります。

 財閥の要請どおりに動くのは、米オバマ大統領も同じですから背後に米英有りという事です。(これは、大統領選に巨額の資金が必要な事からそのスポンサーの思惑通りに政治を行うと言う宿命が米大統領には付きまとうからです。米大統領のスポンサーはロックフェラー財閥です。昨日NHKでも夜9時から放送していたようですが・・・)

以下それを明らかにしているメルマガを紹介します。
以下転載 


(No.177)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
中東で起きている壊滅的な暴力の陰に潜む巨大な存在を見よ
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現在、中東で暴力が吹き荒れているが、ISISの資金源は石油の闇売りであると言われている。ISISは石油を盗削して、それをトルコに闇ルートで売り、トルコがそれを国際市場に流していたとされる。

これを暴露したのがロシアのプーチン大統領である。

2015年11月24日、トルコはロシアのスホイ24戦闘機を撃ち落とした。ロシアが石油施設やタンクローリーを片っ端から空爆で破壊するので、トルコの石油闇ビジネスが危機に瀕するようになったからだ。

2015年11月25日、プーチン大統領は次のように述べた。

「ISISは石油の密売から得られた数億ドル、あるいは数十億ドルという莫大な資金を有している」

そして、ロシアのマスコミが補足するように、その石油密売の黒幕は、トルコのエルドアン大統領の息子であるビラル・エルドアンが支配する石油会社「BMZ」が関わっていると詳細を発表した。

これにエルドアン大統領は激怒して、ロシアに「恥を知れ」「トルコはISISの石油と関わっていない」と激しく抗議した。


▼ ISISの陰にトルコ。そして、トルコの裏側にいる者
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しかし、そう言っている矢先に大統領の息子ビラル・エルドアンがISISの幹部とにこやかに会食している現場写真が出回ってエルドアン大統領は窮地に陥る。

その結果、2015年11月28日には、「今回の事件で、本当に悲しんでいる。起きなければ良かった」と一気にトーンダウンしていった。

衝撃ISISが大量の石油を売りさばき、それを備蓄し、国際市場に売るには、もちろんテロリスト単独ではできない。その裏には国家が絡んでいたのは明白だ。それがトルコであることを、ロシアのプーチン大統領は暴露した。

さらにロシアは、ISISに関わっているのがトルコだけでなく、他にもあることを示唆している。

衝撃トルコで石油を掌握しているのは国営石油企業TPAO(トルコ石油公社)である。この「TPAO」と提携関係を結んでいるのが、イギリスのロイヤル・ダッチ・シェルと、アメリカのエクソン・モービルである。矢面に立っているのはトルコだが、このトルコの裏側にいるのが米英の巨大石油企業だ。石油業界を掌握しているのは、今でも「スーパーメジャー」と呼ばれる4つの企業である。

(米)エクソン・モービル
(米)シェブロン
(英)ロイヤル・ダッチ・シェル
(英)BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)

衝撃エクソン・モービルとシェブロンは、ロックフェラー一族の石油企業、ロイヤル・ダッチ・シェルとBPはロスチャイルド一族の石油企業となる。

つまり、どういうことなのか?

▼ 否が応でも「スーパーメジャー」の標的になる
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ISISはシリア・イラク一帯を超暴力で石器時代にまで文明を退化させた。シリア・イラクの人々はインフラも崩壊し、仕事もなく、日常的に暴力が吹き荒れる地で崩壊した建物に潜んで生活している。

さらに、絶望してヨーロッパ方面に難民として溢れ出しているが、他国で福祉にすがって生きなければいけないわけで、言ってみれば極貧の流浪者である。

中東地域からはいくらでも石油が噴き出るので、本来であればシリアもイラクも豊かな国々となって、アメリカやヨーロッパの国民よりも豪奢で安楽な生活を送ってもおかしくなかったが、そうなっていない。

その理由は、石油や資源のある国は、「スーパーメジャー」が石油利権を奪うために、戦略的に国家混乱を引き起こしているからだとしか言いようがない。

衝撃石油のあるすべての国家は、否が応でも「スーパーメジャー」の標的になるのである。

サウジアラビアのように、スーパーメジャーに従順な一族は保護される。たとえば、サウジアラビアのサウド一族のように、徹底的にスーパーメジャーに従順な一族は安泰だ。

しかし、スーパーメジャーに反旗を翻すカダフィ大佐やサダム・フセインのような存在は存在そのものが排除される。

サダム・フセインもカダフィ大佐も石油を掌握した後、ドル通貨基軸からも離脱しようとユーロ決済での取引をするようになった。

しかし、そうやってアメリカやアメリカを支配するスーパーメジャーの支配下から逃れようとした人間は独裁者だろうが何だろうが、容赦なく叩き潰されるのである。

石油は現代文明を回す「血液」であり、私たちは石油で築かれた文明で生活している。逆に言えば、この石油を支配することによって「地球」そのものを支配することができるということになる。

▼ 中東で起きている破滅的な事件の本質とは?
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1990年代以降の人間の歴史は、そのまま石油の歴史だ。それは現代文明が石油によって成り立っているからだ。そして、その石油は、すでに石油は1990年代に「スーパーメジャー」4社ががっちりと掌握している。

・・・・中略・・・・・・

台頭するようになった各国の政府系石油公社がスーパーメジャーのくびきから逃れようとすると、凄まじい力で叩き潰されていく。こうした状況は、あと数十年変わることなく続く。

スーパーメジャーというのは、歴史すらも変えていく恐ろしいほどのパワーを持ち合わせているのである。

私たちは、中東で起きている破滅的な事件で「暴力」に目を奪われてしまう。しかし、その物事の本質はそこではない。私たちは、中東で起きている壊滅的な暴力の陰に潜む、「スーパーメジャー」という巨大な存在を見なければならない。

衝撃ISISの資金源やトルコ政府の密売事件を見ても分かる通り、中東一帯で起きているのは、実際には「石油」を巡る経済的事件である。歴史の裏には石油がある。
http://open.mixi.jp/user/29150853/diary/1948251485



12. 中川隆[1094] koaQ7Jey 2015年12月25日 10:44:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[478]

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地球上の石油を掌握しているのは、スーパーメジャーと呼ばれている4社の石油企業である。

エクソン・モービル(ロックフェラー系)
シェブロン(ロックフェラー系)
ロイヤル・ダッチ・シェル(ロスチャイルド系)
BP(ロスチャイルド系)


この4つの多国籍企業は地球を覆い尽くして石油を支配しており、すべての国で隠然たる力を持つ。

東南アジアにもこの4つの企業が複雑に入り込んでいるのだが、エクソンは「エッソ・グループ」として東南アジアに潜り込み、シェブロンは今後「スター・ペトロリアム」としてタイにコミットすることになる。

文明の血液である石油。石油がなくなると現代文明も終わる。この石油を掌握しているのはスーパーメジャーと呼ばれている4社の石油企業である。この4つの多国籍企業がすべての国で隠然たる力を持つ。


絶対に自らが表に立たないようにする戦略を採る

欧米のスーパーメジャー4社は、実はタイでも東南アジアでも中東でも中南米でも、その国のエネルギー産業に君臨することができるだけのパワーと財力があるのだが、もちろんそんなことは決してしない。

なぜなら、その国のナンバーワンのエネルギー企業になってしまうと「欧米がエネルギー企業を使って国を植民地にしている」という批判が必ず湧き上がるからである。

2008年頃、中国のペトロチャイナがアフリカ・スーダンで石油事業を一手に引き受けたところ、ダルフールの虐殺者に手を貸していると大批判が巻き上がったことがあった。

実のところ、全世界に網を張っているのは中国よりもスーパーメジャー4社の方なのだが、スーパーメジャー4社は実に巧妙に「君臨」を避けて実体を隠しており、その国のエネルギーを制していても、絶対に自らが表に立たないようにしている。

タイではエクソンとシェブロンの2社が深くエネルギー分野にコミットしているのだが、常にシェアはPTT(タイ石油公社)に取らせて自分たちは陰に隠れている。

エクソン・モービルは「エッソ」というブランドで2位、シェブロンは今後「スター・ペトロリアム」という名前でタイのエネルギーに食い込むことになる。

つまり、石油事業ではスーパーメジャーが二位と三位のシェアを持っており、しかもその両者は巧みに名前を隠してタイ国民にアメリカがエネルギー支配をしていると気付かないようにしているのである。

スーパーメジャー4社は200ヶ国以上の国、要するに地球上のありとあらゆる国家に入り込んでエネルギー支配をしているのだが、それがまったく問題にならないのは、自分たちの名前がそこに出てこない戦略を採っているからである。

誰も気付かない中で、エネルギーによってほぼ地球を制覇しているのがスーパーメジャー4社であり、その支配の構図は文明が終わるまで変わらない。

タイではエクソンとシェブロンの2社が深くエネルギー分野にコミットしているのだが、常にシェアはPTT(タイ石油公社)に取らせて自分たちは陰に隠れている。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151225T0304390900.html



13. 中川隆[1217] koaQ7Jey 2016年1月18日 22:07:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[956]

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2016-01-18
ベネズエラが国家崩壊の危機に直面し、経済緊急事態を宣言

2016年1月15日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が「経済緊急事態」を宣言する騒ぎとなっている。ベネズエラはもう国家崩壊寸前であり、どうにもならないところにまで追い込まれてきている。

ベネズエラがこのようになったのは、原油価格の暴落に原因がある。ベネズエラは産油国であり、輸出の95%を石油に頼っている国である。

つまり、この国の浮沈は石油価格にかかっていたわけで、石油が暴落したらこの国も危機に陥る構造だったのだ。原油価格は2014年の半ばから怒濤の如く暴落するようになっており、今もまだその傾向が続いている。

ベネズエラの国内経済は大混乱し、インフレ率は2015年で210%を記録していた。食料も、衣料品も、日用品も不足して、人々は何も買えない状態に陥ってしまった。

そのためにベネズエラ政府は国営スーパーで配給制を始めるようになったが、それでも物資が手に入らず、反政府デモも過激になっている。


ベネズエラの輸出が、ほぼ石油しかないのであれば、この国が立ち直るのかどうかは石油価格がどう推移するかで決まる。

石油価格が持ち直さないのであれば、政権が変わったところでベネズエラが正常化する要素はまったくない。

悪いことに石油価格はさらに落ち込んでいる。

2015年はベネズエラにとって最悪の年だったが、2016年も最悪が継続するということであり、これがマドゥロ大統領の「経済緊急事態」の宣言につながっている。

ベネズエラ政府には、もう打つ手はない。インフレ率はさらに上昇し、このままでは2016年のインフレ率は300%を超えて400%に跳ね上がるのではないかとも予測されている。

ベネズエラの失業率は2012年までは7%で推移していて、これも決して低い数字ではないが、現在はもうそれどころではなく、2015年は14%に達していたはずだというのがIMF(国際通貨基金)の予測だ。

経済停滞と、物不足と、失業と、インフレが同時に起きているわけで、これは典型的な「スタグフレーション」である。

様々な局面の経済状況の中で、最悪の局面を示しているのが、この「スタグフレーション」であるのは言うまでもない。

少し考えればそれがどれほどひどい状況なのか想像できるはずだ。何しろ仕事がなくなって、モノもなくなって、かろうじて手に入るモノは今までの3倍も4倍も高い価格が付いているのだ。

手に入らないのは贅沢品のようなどうでもいいものではない。牛乳、米、肉、卵、野菜、果物、コーヒー、洗剤、トイレットペーパーのような、日々暮らす上で大切なものである。

ベネズエラでは新聞社や出版社も続々と廃刊に追い込まれているのだが、これは弾圧の結果そうなったわけではない。その前に印刷するための「紙」が手に入らなくなってしまったからである。


劣悪な状況になってしまっているベネズエラ国内

現在のベネズエラはこの最悪の経済状況に追い込まれて、しかも改善の余地がない。改善どころか石油価格がより下落している2016年はもっとひどいことになる。

すでにベネズエラという国に見切りをつけて周辺国に脱出する国民も多く、すでに150万人以上もの国民がベネズエラから逃げ出したとも言われている。

中には、着の身着のまま、一文無しで逃げ出す国民もいると言われているが、逃げ出しているベネズエラ人の多くは富裕層である。大半のベネズエラ人は逃げ出す金も余裕もなく、国内にとどまるしかない。

仕事もなく、食べるモノもなく、金もないので、犯罪率も急上昇している。

中南米はもともと犯罪率は高い地域として知られているが、ベネズエラも例に漏れず、今では世界最悪と言われているホンジュラスを超えるのではないかと言うNGO団体もある。

ホンジュラスを超える治安悪化なら、世界最悪の部類であると言っても過言ではない。(行ったら殺される。手の付けられない無法地帯、ホンジュラス)

公務員や警察も困窮しているので汚職や賄賂が蔓延して、腐敗が広がっており、それがベネズエラの治安をより悪化させているとも言われている。

石油依存から脱却して、国内の産業を多角化するという政策は長期的な施策であり、急場をしのぐ政策にはなり得ない。

そもそもこの産業の多角化もベネズエラは難しいと言われている。なぜなら、ベネズエラは主要な産業を前チャベス大統領が次々と国有化してしまっていたからだ。

国有化して政府が価格統制しようとしていたのだが、これがベネズエラの産業を停滞させる原因となった。

ベネズエラが95%もの石油依存になってしまったのは、非効率な国営企業で企業の競争力は削がれたからである。


アメリカに挑戦する国家を世界から一掃する

ベネズエラのチャベス大統領は2007年に石油事業を完全に国有化するため、アメリカのエクソンモービルを追い出して石油合弁資産を奪い取ってしまった。

そして、ベネズエラは石油価格の決済をドル建てを止めるべきだと2007年11月17日のOPEC(石油輸出国機構)で主張し、ドル通貨基軸からの脱却を訴えた。

それは、南米からアメリカを追い出し、中国やロシアと組むことによってアメリカの覇権を奪い取ろうとするチャベス前大統領の試みのひとつだった。

ベネズエラは反米国家としてロシアや中国やブラジルと共にアメリカ包囲網を作ろうとしていたのだ。

しかし、アメリカはドル通貨基軸に挑戦する国や人間を、絶対に許さない。「ドル通貨基軸」こそがアメリカの覇権の中核(コア)だからである。

その結果、どうなったのか。2011年になるとチャベス大統領は癌になり、「自分が癌になったのはアメリカの陰謀だ」と叫びながら2013年に死亡し、ベネズエラ政府は石油暴落によって国家崩壊寸前にまで追い込まれている。

エネルギーを握ることによってアメリカのドル通貨基軸に挑戦しようとしてきた国のすべては、2014年7月から始まった原油価格の大暴落によって国家存続を脅かされるようなダメージを受けている。

2016年に入ってから、ロシアも、ブラジルも、ベネズエラも、中国も、片っ端から経済危機に直面している。

そして、ここ数年、ドル建ての決済から逃れようとしていたサウジアラビアもまた追い詰められはじめた。(原油安に追い詰められていくサウジアラビアと激震する世界)

石油価格の下落は、アメリカに挑戦する国家を世界から一掃する役割を果たしている。

これらの国家が崩壊すれば、もちろんドル通貨基軸は守られ、欧米のスーパーメジャー(エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、BP、シェブロン、トタル、コノコフィリップス)が全世界を支配することになる。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160118T1921460900



14. 中川隆[1500] koaQ7Jey 2016年2月13日 12:01:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[1370]

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2016-02-10
アメリカの都合の良いように、反米国家が窮地に落ちている


世界中の株式市場が変調しているが、これに対して今さら意外感を持つ人はいない。

中国が変調を来したということは2015年6月のバブル崩壊からすでに分かっている。2016年1月になるとさらに怒濤の下げとなって世界中が巻き込まれた。

2016年の変調は今も続いており、それがヨーロッパの株式市場や日本の株式市場にも波及している。

中国が変調を来しているので、全世界の株式市場が不安定になり、その結果、グローバル・マネーが安全を求めて日本の円に逃避している。

マイナス金利導入は中途半端だったので、他の通貨よりも円の方がまだ安全だとグローバルマネーは判断しており、それが急激な円高となって襲いかかった。

日本株式市場が連日のように価格を崩しているのは、日本企業も中国市場に関わっていた企業も多いということや、急激な円高も重なっているからだ。

日本人には投資家が少ない上に、闘志(アニマル・スピリッツ)がない投資家が多いので、株価が下がると蒼白になってみんな尻尾を巻いて逃げ出す。それで実体以上の下げとなる。


需要は減ったのに供給が増えた石油価格

中国経済はその成長の過程で石油をがぶ飲みしてきた。中国の成長が止まったことによって石油価格の需給関係は壊れ、石油価格の暴落は今も止まっていない。

石油が下がれば下がるほど、エネルギー価格に依存していた新興国が窮地に追いやられるようになっており、2016年はベネズエラが巨大な経済崩壊を起こすのではないかと言われている。

ベネズエラは経済が停滞しているにも関わらず、インフレが進んでいるという典型的なスタグフレーションの状態となっているが、もう誰もベネズエラを助けられない。

もしベネズエラが助かるとしたら「石油価格が上昇すること」しかないが、いつ石油価格が上がるのかは今のところ誰にも分からない。

この石油価格の暴落の直撃を受けているのは、ブラジルもロシアもサウジアラビアも同様である。

石油価格が暴落するのであれば、減産して石油価格を吊り上げればいいだけだが、それがそう簡単にいかない。なぜなら、産油国は石油価格の下落分を、さらに大量の石油を輸出することでカバーしようとしたからだ。

つまり、価格が下がったから、さらに大量の輸出をして利益を確保しようとして、ますます自分の首を絞めることになっているのである。

すべての産油国がそうしたチキンレースに乗った結果、需要は減ったのに供給が増えるという馬鹿げたことになって、新興国が崩壊の危機に瀕している。

2016年はいよいよ正念場に来ている。こうしたエネルギーに依存した新興国の経済はもう政府が支えきれないところにまで到達しつつあると言っても過言ではない。

これらの産油国は、エネルギー価格を武器にしてアメリカに挑戦しようとしていた反米国家である。反米国家は今や虫の息にまで追い込まれたと見ていい。


現在は、反米国家が崩壊の危機に瀕している

2015年はドイツにとっても最悪の年だった。VWグループはディーゼルエンジン不正問題が発覚して売上は急減速し、企業が存続できるかどうかの瀬戸際にまで追い込まれた。

VWグループは中国で販売を増やすことによって危機を乗り越えようと画策したが、2015年後半からは中国がバブル崩壊を起こしているので危機打開にはつながらない可能性がある。

VWグループを金融面で支えているのはドイツ銀行だ。

そのドイツ銀行もまた無謀な経営によって破綻の危機に瀕している。このドイツ銀行が破綻したらドイツの中枢が崩壊するも同然になるので、ドイツ政府は絶対に破綻を座視することはない。しかし、生きながらえても低迷を余儀なくされる。

ユーロ圏は移民・難民の問題で激震しているが、2016年に入ってからドイツでも反難民・反移民の気運が人々の間から大きなうねりとなって湧き上がっている。

能天気な人道主義で難民を100万人以上もドイツ国内に受け入れたメルケルは、ドイツ人から総スカンを食らい、支持率は30%台にまで落ち込んでしまった。

EU(欧州連合)はユーロによってドル通貨基軸に挑戦しようとしたが、その中核となっているドイツが崩れたらユーロの権威も崩れていくことになる。

親中派のマスコミやジャーナリストは、ドルが崩壊すると朝から晩までわめき立てているが、現実を客観的に見れば分かる通り、崩壊の危機に瀕しているのはむしろ中国の元や、ユーロ通貨の方である。

アメリカが崩壊の危機に瀕しているのではなく、反米国家が崩壊の危機に瀕している。ロシアが、ブラジルが、ベネズエラが、中国が、ドイツが国家的な危機に瀕している。

ドルが崩壊するどころか、今や世界中が自国通貨よりもドルが欲しいと言う状況になっている。


アメリカに賭けるのは、別に悪い選択肢ではない

今までのグローバル経済は「中国は成長する」という方向でコンセンサスができていた。しかし、もうそのコンセンサスは2015年の中国バブル崩壊と共に砕け散った。

中国の時代はもう終わった。同時に、中国が次の時代の覇権国家になるという馬鹿げた妄想も終わった。

ジョージ・ソロスは「このままでは中国は経済崩壊し、第三次世界大戦が起きる」と予言めいた発言をしているのだが、中国はそうなってもおかしくないほど追い詰められている。

(ソロス予言「中国は経済崩壊し、第三次世界大戦が起きる」)
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150818T1710510900


反米新興国も軒並み破綻危機に見舞われ、EUもその中心となっているドイツが激しい動揺を見せることによってユーロ圏そのものがバラバラになりかねないほどの危機に直面しつつある。

そんな状況の中で、グローバル経済を俯瞰すると、最も有利な立場にあるのは、どう見てもアメリカであるとしか言いようがない。

もちろん、アメリカ企業もまたグローバル経済の変調に巻き込まれて売上も利益も落としているのだが、反米国家が国家存続の危機にまで落ちているのに較べれば、いかに足元がしっかりしているのかが分かる。

今追い詰められているのは、反米国家である。窮地に追いやられて通貨の信頼をなくしているのは、反米国家の方であり、アメリカのドルではない。2016年に危機に落ちるのはアメリカではなく、反米国家である。

アメリカは2015年からドル通貨基軸に挑戦しようとしていた国家を軒並み撃破することに成功している。

それがアメリカの陰謀だったのか、「たまたま」だったのかは誰も知る由もないが、今のところ、アメリカの都合の良いように反米国家が窮地に落ちているというのは事実だ。

中国やロシアやドイツに賭けるのは疑問だが、アメリカに賭けるのは、別に悪い選択肢ではない。長期的に見ても、アメリカはまだまだ有望だ。

グローバル経済の総本山、ニューヨーク株式市場。中国やロシアやドイツに賭けるのは疑問だが、アメリカに賭けるのは、別に悪い選択肢ではない。長期的に見ても、アメリカはまだまだ有望だ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160210T1819190900




世界を死の経済で支配する悪の帝国
Paul Craig Roberts 2016年2月22日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-c25c.html

わたしのアーカイブには、読者にジョン・パーキンスの重要な本『エコノミック・ヒットマン』をご紹介するコラムが一つか二つある。EHMというのは、開発途上国指導者に、経済計画や巨大な開発プロジェクトを売り込む工作員のことだ。ヒットマンは、国家政府に、プロジェクトの資金調達をするためにアメリカの金融機関か膨大な金額を借りれば、国の生活水準が上がると説得するのだ。借り手は、プロジェクトで、国内総生産と税収が伸び、そうした成長で融資を返済できるようになると請け負われる。

ところが、計画は、債務国が元本と利子が支払えないように、恩恵を過大評価するようしくまれている。パーキンスが書いている通り、計画は“歪曲した財政分析、膨張した見積もり、粉飾決算”に基づいており、もし欺瞞が効かない場合には、話をまとめるため“脅しと賄賂”が利用される。

詐欺の次の段階は、国際通貨基金IMFの登場だ。IMFは債務国に、それで、その国の債権者に返済するための金をIMFが貸して、信用格付けを救ってやると言うのだ。IMF融資は支援の一種ではない。国家の銀行に対する債務を、IMFへの債務に置き換えるだけなのだ。

IMFに返済するため、国家は緊縮政策計画を受け入れ、国有財産を民間投資家に売却することに同意よう強いられる。緊縮政策は、IMFに返済するために使われる、社会年金、社会福祉、雇用や賃金や、経常余剰の削減を意味する。民営化は、IMFに返済するため、石油、鉱物や公的インフラを売却することを意味している。協定は通常、国連で、アメリカと同じ意見で投票し、アメリカ軍事基地を受け入れる合意を押しつける。

時として、一国の指導者は計画や、緊縮政策や民営化を拒否することがある。もし賄賂が効かない場合、アメリカは略奪プロセスの障害を排除する暗殺者、ジャッカルを送り込む。

パーキンスの本は大評判になった。貧しい国々に対して役立ちたいというアメリカ合州国の態度が、諸国を略奪するための仕組みの単なる口実に過ぎないことを示している。パーキンスの本は百万部以上売れ、73週間も、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リストに留まった。

14の新たな章と、2004-2015年のヒットマン活動リスト30ページを加えて、改訂版が刊行された。パーキンスは、彼の暴露にもかかわらず、状況は更に悪化して、欧米自身内に広がっていることを示している。アイルランド、ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアとアメリカ合州国自身の国民が、今やヒットマン活動によって略奪されている。

パーキンスの本は、邪魔になる他の国々に加えるとどまるところを知らない暴力においてのみ、アメリカが“例外”であることを示している。新たな章の一つは、この島を、そこからワシントンが、中東、アジアやアフリカの言うことを聞かない国々を爆撃が可能な空軍基地に転換できるようにするための、イギリスとワシントンによる、ディエゴ・ガルシア住民の、違法で非人道的な立ち退きを暴露すると脅したセーシェル大統領のフランス=アルベール・ルネの話だ。ワシントンは、セーシェル大統領を殺害するために、ジャッカルのチームを送り込んだが、暗殺者はしくじった。一人を除いて全員逮捕され、裁判を受け、処刑や投獄の判決を受けたが、数百万ドルの賄賂をルネに渡して、釈放させた。ルネは状況を理解し、従順になった。

旧版で、パーキンスは、パナマの言うことを聞かない大統領オマール・トリホスと、エクアドルの言うことを聞かない大統領ハイメ・ロルドスを処分するのに、ジャッカルが、どのように飛行機事故を仕組んだかという話を語っている。ラファエル・コレアがエクアドル大統領になると、彼はエクアドルで山積している違法な債務の一部の支払いを拒否し、アメリカ合州国の中南米最大の軍事基地を閉鎖し、搾取的な石油契約の再交渉を強い、中央銀行に、アメリカ銀行に預金してある資金を国内プロジェクトに使うよう命じ、ワシントンの中南米に対する覇権的支配に常に反対している。

コレアは自らを打倒か暗殺の標的にしてしまった。ところがワシントンは、外国権益より、ホンジュラス国民の利益を優先する政策の、民主的に選ばれたホンジュラス大統領マヌエル・セラヤを軍事クーデターで打倒したばかりだった。改革派大統領に対しする続けて二つの軍事クーデターは目立ってしまうという懸念から、コレア排除をするのに、CIAはエクアドル警察に頼った。アメリカ陸軍米州学校卒業生に率いられ、警察はコレア打倒に動いたが、エクアドル軍の力にはかなわなかった。しかしながら、コレアは状況え理解した。彼はアメリカ石油会社に対する政策を変え、エクアドルの熱帯雨林の巨大な区画を、オークションで、石油会社に売り渡すと発表した。パーキンスが関係していた、エクアドルの熱帯雨林と先住民の保護のために働いている組織、フンダシオン・パチャママを、彼は閉鎖した。

世界銀行が支援している欧米の銀行は、石油や製材企業より悪辣な略奪者だ。パーキンスは書いている。“過去三十年間で、世界で最も貧しい60か国が、5400億ドル融資の元本と利息で、5500億ドル支払ったが、その同じ融資にいまだに、5230億ドルも債務がある。この負債に対する返済の経費は、これらの国々が医療や教育に使っているよりも多く、毎年外国援助で受け取る金額の20倍だ。更に、世界銀行プロジェクトは、地球上で最も貧しい国民の一部に計り知れない苦難をもたらしたのだ。過去十年間だけでも、そうしたプロジェクトは推計340万人を強制退去させた。これらの国々の政府は、世界銀行プロジェクトに反対する人々を打擲し、拷問し、殺害した”

パーキンスは、ボーイングがワシントン州の納税者をいかに略奪したかを説明している。製造施設を他の州に移すため、ロビイスト、賄賂と脅迫を活用して、ボーイングは、ワシントン州l議会に、大企業への優遇税制措置をさせるのに成功し、87億ドルも、医療、教育や他の社会福祉から、ボーイングの金庫に向けさせた。企業が恩恵を得られるよう莫大な助成金を法制化するのは一種の「レント搾取」だ。

今やアメリカ国民の略奪に向かっている悪の帝国のためのヒットマンとしての自分の役割に、パーキンスは罪悪感を持っており、いまでも苦しんでいる。償うためにできる限りのことを彼はしたが、搾取の体制は何層倍にもなり、余りにありきたりで、もはや隠す必要もなくなったと彼は報じている。

パーキンスは書いている。

“このEHM体制の大きな変化は、現在は、アメリカ合州国や他の先進国でも活動しているという点だ。至るところにいるのだ。しかも、こうした手段のそれぞれには極めて多様な変種がある。何十万人ものEHMが世界中に散財している。彼らは本物の世界帝国を生み出した。彼は公然でも、陰ででも活動している。この体制が余りに広く、深く確立されているので、仕事を進める当たり前のやり方となっており、大半の人々にとって気がかりなものでなくなっている。”

国民は雇用の海外移転と借金で酷く略奪されているので、消費者需要は利潤を支えられない。その結果、資本主義は、欧米自身を搾取する方向に向かっている。抵抗の増加に直面して、EHM体制は“愛国者法、警察部隊の軍事化、多様な新たな監視技術、占拠運動への潜入と妨害、民営刑務所の劇的拡大”で武装するようになっている。民主的プロセスは、最高裁判所のシチズン ユナイテド対連邦選挙委員会判決や、他の裁判所の裁定、大企業が資金提供する政治活動委員会や、1パーセントから資金提供されているアメリカ州議会交流協議会ALECのような組織によって、覆されてしまった。多数の弁護士、ロビイスト、戦略家 賄賂を合法化するために雇われており、売女マスコミは、だまされやすいアメリカ人を、選挙は本物で、民主主義が機能しているのを表しているのだと説得すべく残業している。

2016年2月19日、OpEdNewsの記事で、マット・ペッペは、アメリカ植民地プエルトリコは、外国債権者を満足させるため酷使されていると報じている。

空港は民営化され、主要道路はゴールドマン・サックスのインフラ投資ファンドが組んだコンソーシアムによる40年リースで民営化た。プエルトリコ国民は、税金で作られたインフラを利用するのに今や私企業に金を払っている。最近、プエルトリコの消費税は6.4%から、11.5%に上がった。消費税の上昇は、インフレ上昇と等価で、実質所得の減少という結果になる。

現在、資本主義とギャング行為の唯一の違いは、資本主義は、ギャング行為を合法化するのに成功したおかげで、マフィアよりも有利な商談をまとめられることだ。

パーキンスは、悪の帝国が世界を“死の経済”で支配していることを示している。彼は“死の経済を葬り、生の経済を誕生させる”ため“我々には革命が必要だ”と結論づけている。政治家、ネオリベラル経済学者や売女マスコミからは何の助けも期待してはならない。

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/02/22/the-evil-empire-has-the-world-in-a-death-grip-paul-craig-roberts/





製品の開発力も生産力も放棄したアメリカの支配層は通貨を発行することだけで生きながらえている。

そのため、ドルは基軸通貨であり続けねばならないのだが、それに挑戦する動きも出て来た。

例えば、2000年にイラクのサダム・フセイン政権は石油取引の決済をドルからユーロに変更する姿勢を見せ、その2年後にはマレーシアのマハティール・ビン・モハマド首相(当時)が金貨ディナールを提唱、リビアのムアンマル・アル・カダフィも金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にして石油取引の決済に使おうとしている。


 すでにロシアや中国はドル決済をやめつつあるが、数年前からEUでも金をアメリカから引き揚げる動きがあった。例えば、オランダ中央銀行によると、アメリカに預けている金塊のうち122.5トンをアムステルダムへ移動させ、オランダで保管する金塊は189.9トン、アメリカが同じく189.9トン、カナダ122.5トン、イギリス110.3トンになった。


 ドイツの場合は1500トンの金塊を引き揚げようと計画したが、アメリカに拒否されてしまう。そこで2020年までにアメリカとフランスから合計674トンを引き揚げることにし、2013年1月にその計画を発表した。1年あたり84トン強になるが、実際に取り戻せたのは37トン、そのうちアメリカからは5トンだけだったという。結局、ドイツは引き揚げ計画を断念したようだ。


 ドイツの引き揚げ断念はスイスの動きと関連しているとする説もある。11月30日にスイスでは住民投票が実施され、(1) スイス中央銀行は、国外に保管している全ての金準備をスイスへ持ち帰る、(2) スイス中央銀行の全資産の20%を金準備とする、(3) スイス中央銀行の金準備の売却を行わない、の是非が問われる。


 金準備を全資産の20%まで引き上げるためには1500トンの金を5年以内に購入する必要があり、国外に保管されている金は2年以内にスイス国内へ引き揚げなければならなくなる。ドイツの引き揚げ計画を上回るインパクトだ。


 アメリカが公的に保有していたはずの金はどこかへ消えたという疑惑がある。2001年9月11日にも消えた金塊が話題になった。ちなみに、アメリカがリビアを攻撃した理由は保有する金143トンと石油利権だったことを暗示するヒラリー・クリントン宛ての電子メールが公表されている。


 本ブログでは何度も書いてきたが、1960年代にアメリカの経済は破綻し、1971年にリチャード・ニクソン大統領はドルと金の交換を停止すると発表した。この決定でブレトン・ウッズ体制は崩壊、1973年から世界の主要国は変動相場制へ移行する。


 基軸通貨を発行するという特権で生きながらえるしかなくなったアメリカは発行したドルを回収する仕組みを作っていく。そのひとつがペトロダラーだ。人間社会は石油に支えられていることに目をつけ、産油国にドル以外の通貨で決済させないように求め、そこで貯まったドルでアメリカの財務省証券や高額兵器を買わせて回収しようとしたわけだ。


 その代償としてニクソン政権が提示したのは、サウジアラビアと油田地帯の軍事的な保護、必要とする武器の売却、他国からの防衛、そしてサウジアラビアを支配する一族の地位を永久に保証するというもの。1974年に調印、これと基本的に同じ内容の取り決めを他のOPEC諸国もアメリカと結んだという。(Marin Katusa, “The Colder War,” John Wiley & Sons, 2015)


 ザキ・ヤマニ元サウジアラビア石油相によると、1973年に「スウェーデンで開かれた秘密会議」でアメリカとイギリスの代表は400パーセントの原油値上げを要求したという。1973年5月11日から13日にかけてビルダーバーグ・グループが実際に会議を開いていた。値上げを要求した中心人物はヘンリー・キッシンジャーだ。


 しかし、懸念材料がなかったわけではない。当時のサウジアラビア国王、ファイサル・ビン・アブドル・アジズはPLOのヤセル・アラファト議長を支えていた人物で、アメリカに従属しているとは言い難かった。その懸念材料が消されたのは1975年3月のこと。国王の執務室で甥のファイサル・ビン・ムサイドに射殺されたのだ。


 この甥はクウェート石油相の随行員として現場にいたのだが、この人物の背後にはイスラエルの情報機関モサドが存在していたという。ジャーナリストのアラン・ハートによると、この人物はギャンブル好きで、多額の借金を抱えていた。そこへ魅力的な女性が現れて借金を清算、その上でビン・ムサイドを麻薬漬けにし、ベッドを伴にしたりして操り人形にしてしまったという。(Alan Hart, “Zionism,” World Focus Publishing, 2005)


 その後のサウジアラビア国王は親米派が続く。そうした国王のひとりが戦闘機の購入に関する特使として1978年にアメリカへ送り込んだ人物が29歳だったバンダル・ビン・スルタン。その後、1983年から2005年まで駐米大使を務め、05年から国家安全保障会議事務局長、12年から14年にかけては総合情報庁長官を務めた。イスラエルと接触、アル・カイダ系武装集団を操っていたとも言われている。ブッシュ家と親しく、「バンダル・ブッシュ」とも呼ばれている。


 ドルを現実世界から吸い上げる仕組みとして投機市場も機能している。1970年代に新自由主義が世界へ広がり、金融規制が大幅に緩和されていき、投機市場は肥大化する。アベノミクスで供給された資金も大半は投機市場へ流れ込んだはずだ。現実世界でカネが溢れればハイパーインフレになるが、投機市場ではバブルになる。そのバブルの後始末を押しつけられるのも庶民だ。


 資金が投機市場へ流れ込むパイプの整備も1970年代に進み、ロンドンを中心とするオフショア市場のネットワークができあがる。ロンドンを軸にして、ジャージー島、ガーンジー島、マン島、ケイマン諸島、バミューダ、英領バージン諸島、タークス・アンド・カイコス諸島、ジブラルタル、バハマ、香港、シンガポール、ドバイ、アイルランドなどが結びついている。こうした仕組みによって巨大資本、富裕層、犯罪組織などは資金を隠し、課税を回避することが容易になり、庶民の負担が増えることになった。


 しかし、2010年にアメリカでFATCA(外国口座税務コンプライアンス法)が発効してから状況が大きく変化したようだ。この法律によってアメリカ以外の国の金融機関はアメリカ人の租税や資産に関する情報をアメリカ側へ提供する義務を課されたのだが、その一方でアメリカは自分たちが保有する同種の情報を外国へは提供しないことになっている。アメリカはFATCAによってタックス・ヘイブンになった。


 そうした状況の変化を受け、ロスチャイルド家の金融持株会社であるロスチャイルド社のアンドリュー・ペニーは昨年9月、サンフランシスコ湾を望む法律事務所で講演した中で、税金を払いたくない富豪は財産をアメリカへ移すように顧客へアドバイスするべきだと語っている。


 新たなドル回収システムを作り上げたと言えるだろう。
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/323.html


《櫻井ジャーナル》2016.07.04

 西側支配層の内部で次期アメリカ大統領としてヒラリー・クリントンが内定したという話が流れたのは昨年6月のことだった。

この月の11日から14日かけてオーストリアでビルダーバーグ・グループの総会が開かれ、彼女の旧友として知られているジム・メッシナが出席していたことから生じた噂だ。

今年6月9日から12日にかけてドイツのドレスデンで開かれた会合にはヒラリーと同じ好戦派のフィリップ・ブリードラブ前SACEUR(欧州連合軍最高司令官)が参加している。


そのヒラリーに対する逆風がここにきて強まっているように見える。

FBIは7月2日、彼女から公務の通信に個人用の電子メールを使った件に絡む問題で3時間半にわたって任意の事情聴取したという。

すでに彼女は2万通とも3万通とも言われているメールを消去、捜査妨害や機密文書の違法な扱いなどが指摘され、逮捕されても不思議でないと言われているのだが、FBIの動きは緩慢で、有力メディアも寛大な姿勢を見せてきた。

 消去したメールについてヒラリーは私的な通信だと説明してきたのだが、彼女の側近であるヒューマ・アベディンはスケジュールに関するメールを「機密書類入れ」に入れ、消去する準備をしていたと証言しているという。スケジュールは公的な記録であり、残しておかなければならない。ヒラリーの弁明が崩れたと言える。

 こうしたことが実際に行われていたことよりも、ヒューマ・アベディンがこうした証言をしたことに驚く人は少なくない。彼女は1996年にインターンとしてヒラリーのそばで働き始め、現在に至るまで信頼された側近として働いてきたからだ。ヒラリーは切り捨てられたのかもしれない。

 ヒューマの母、サレハはムスリム同胞団の女性部門を指導、父親のシードはアル・カイダと関係していると主張する人もいる。後にヒューマはヒラリーの友人でネオコンのアンソニー・ウィーナーと結婚した。

 ムスリム同胞団は1954年にエジプトのガマール・アブデル・ナセルを暗殺しようとして失敗、それ以降、エジプトでは非合法化されたが、このときにメンバーを保護したのがサウジアラビア。そのサウジアラビアの国教がワッハーブ派だ。その結果、ムスリム同胞団はワッハーブ派の影響を強く受けることになる。

 サウジアラビアは1970年代の末、ズビグネフ・ブレジンスキーのプランに従って戦闘集団を編成するために戦闘員を雇った。その多くがサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団で、サウジアラビアの情報機関、総合情報庁長官を務めていたタルキ・アル・ファイサルが責任者だった。その下で戦闘員を集めていた人物がオサマ・ビン・ラディンだ。

 ヒューマと同様、ヒラリーに大きな影響を及ぼしてきた人物がマデリン・オルブライトとビクトリア・ヌランド。オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの弟子で、ビル・クリントン政権では当初、国連大使だった。ヌランドは後にウクライナでのクーデターに深く関与したネオコン。国務次官首席補佐官としてクリントン政権入りした。結婚相手はネオコンの中核グループの所属するロバート・ケーガンである。

 消去された分も含め、ヒラリーの電子メールをロシア政府は持っていると言われているが、容易にハッキングできる状態だったことから少なからぬ個人、組織、国がそのメールを持っていると言われている。その中にはイスラエルも含まれているだろう。

 ヒラリーはユーゴスラビアに対する先制攻撃だけでなく、リビアやシリアへの軍事侵攻にも深く関与、リビアからシリアへ戦闘員や武器を移動させる工作に関する情報も持っていた可能性が高い。リビアやシリアへの軍事侵攻ではアメリカ/NATOがアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使っていることも熟知、クリストファー・スティーブンス米大使がベンガジの米領事館で殺された背景も知っているはずということも本ブログでは何度か指摘した。

 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された10日後、ウェズリー・クラーク元SACEURはペンタゴンで、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺がイラク、シリア、イラン、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンを攻撃するプランを立てていると聞いたという。その10年前、国防次官だったポール・ウォルフォウィッツはシリア、イラン、イラクを5年で殲滅すると口にしたともクラーク元SACEURは語っている。

 1980年代にはアメリカ政府の内部でイラクをどうするかで揉める場面があった。ネオコン/シオニストがサダム・フセインの排除を主張したのに対し、ジョージ・H・W・ブッシュ副大統領、ジェームズ・ベイカー財務長官、ロバート・ゲーツCIA副長官は彼を仲間だと認識していたことから対立が生じたわけだ。この当時、アメリカの一部勢力はイラクへ武器を密輸、それを反フセイン派が暴露している。いわゆる「イラクゲート事件」だ。

 1990年8月にイラクが石油を盗掘していたクウェートへ軍事侵攻、91年にはアメリカ軍を中心とする軍勢がイラクへ攻め込んでいる。このとき、ジョージ・H・W・ブッシュ政権はフセインを排除しなかった。そこでネオコンは怒り、シリア、イラン、イラクを殲滅するというウォルフォウィッツの発言につながったわけだ。

 ネオコンがフセイン体制を倒したがった最大の理由は、ヨルダン、イラク、トルコの親イスラエル国帯を作り、シリアとイランを分断することにあった。イラクを破壊した後にシリアのバシャール・アル・アサド政権の打倒に執着しているのは、パイプラインの問題のほか、シリアのアサド体制を倒してイランを孤立させることにある。これはイランを敵視するサウジアラビアにとっても好ましいプランだった。

 ヒラリーやネオコンはソ連の消滅でアメリカは「唯一の超大国」になったと認識、誰も自分たちに逆らわないというところから思考は始まる。1991年にイラクを、また99年にユーゴスラビアをそれぞれ攻撃した時にロシア軍が出てこなかったことから、それ以降も出てこないと思い込んだようだ。こうしたことはヒラリーのメールからもうかがえる。

 アメリカの傀儡だったボリス・エリツィンからウラジミル・プーチンへ大統領が交代しても変化はないと考えたのだろうが、実際は違った。その変化にネオコンは対応できないでいる。軍事的な威嚇でロシアや中国を屈服させようとしているが、無理だ。

 しかも、その様子を見てアメリカ離れが起こり始めている。Brexitの結果もそのひとつの表れだと見る人もいる。トルコ外相は同国のインシルリク基地をロシア軍が使う可能性に言及した。(注)この基地は2011年春からシリア侵略の拠点で、反シリア政府軍の戦闘員を訓練、その教官はアメリカの情報機関員や特殊部隊員、イギリスとフランスの特殊部隊員だと言われている。その基地をロシア軍が使う意味は小さくない。こうした変化にアル・カイダ系武装集団やダーイッシュが「派遣切り」を懸念、反応している可能性もある。

(注)4日の報道でインシルリクの話が外相の発言として出てきたが、数時間後、外相はこの発言を否定。誤報だったのか、アメリカからの圧力が訂正の原因なのかは不明。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201607040000/


 シリアでは2011年3月から戦闘が始まっているが、これはリビア、イラク、アフガニスタ、ユーゴスラビアなどと同じように侵略戦争。1980年代からネオコン/シオニストはイラクのサダム・フセイン政権を倒して傀儡体制を樹立、シリアとイランを分断して潰すという戦略を立てていた。その当時、イラクをペルシャ湾岸産油国の防波堤と認識していたアメリカ支配層の一部、つまりジョージ・H・W・ブッシュやジェームズ・ベーカーはネオコンやイスラエルと対立、それが原因で「イラクゲート事件」が浮上している。

 ブッシュが大統領だった1990年8月にイラク軍がクウェートへ軍事侵攻、91年1月にアメリカ軍を中心とする連合軍がイラクを攻撃している。いわゆる湾岸戦争だ。この戦争でネオコンはフセインを排除するつもりだったが、ブッシュ大統領はその前に停戦、怒ったポール・ウォルフォウィッツ国防次官は、5年以内にイラク、イラン、シリアを殲滅すると口にしていたとウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官は語っている。

 イラクがクウェートを侵略したのは、クウェートによる石油盗掘問題のもつれから。その直前にアメリカ政府はイラク軍がクウェートへ侵攻することを容認するかのようなメッセージを出していたが、これは罠だった可能性がある。そのとき、PLOのヤセル・アラファト議長やヨルダンのフセイン国王はフセインに対して罠の疑いがあると警告したのだが、フセインはそれを無視して攻め込んだ。

 軍事侵攻を受け、アメリカ下院の人権会議で「ナイラ」なる少女がイラク軍の残虐性を涙ながらに告発、アメリカで好戦的な雰囲気を高めることに成功したが、この「告発劇」はPR会社のヒル・アンド・ノールトンが演出したもので、主演の少女はアメリカ駐在クウェート大使の娘。つまり、全くの作り話だった。

 この時以来、ネオコンはイラクを乗っ取るチャンスを待っていた。そして2001年9月11日がやってくる。その日、ニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃され、ジョージ・W・ブッシュ政権はすぐにアル・カイダの犯行だと断定する。本ブログでは何度も説明したように、アル・カイダは戦闘員の登録リストにすぎず、そうした武装集団は存在しない。

 攻撃の翌日、ホワイトハウスでの会議に臨んだ対テロ担当のリチャード・クラークを待ち受けていたのは予想に反し、イラク攻撃をめぐる議論だった。どのような口実でイラクへ攻め込むかということだ。そして「大量破壊兵器」を理由にして攻撃することに決まった。イラクが「大量破壊兵器」を保有していないことを知っているブッシュ・ジュニア政権はそれを前提にした攻撃プランを作成、簡単に決着はつくと考えていたようだ。

 しかし、大量破壊兵器をイラクが保有していなくても簡単に戦争は終結しないと考えたのが統合参謀本部。リチャード・チェイニー副大統領やドナルド・ラムズフェルド国防長官たちと将軍が対立、開戦は約1年延びたと言われている。言うまでもなく、将軍たちの見通しが正しかった。

 恐らく正規軍を投入したイラクでの戦法を反省したネオコンは昔の手口を使う。つまりズビグネフ・ブレジンスキーが1979年に始めたゲリラ戦だ。パキスタンの情報機関が主体となる武装勢力を選定、サウジアラビアが資金と戦闘員(大半がサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団)を供給、イスラエルも協力した。サウジアラビアの情報機関、総合情報庁長官を務めていたタルキ・アル・ファイサルの下で戦闘員を集めていた人物がオサマ・ビン・ラディンだ。

 そのアル・カイダ系武装集団をリビアやシリアに投入、リビアではNATOが空爆、地上ではアル・カイダ系のLIFGが政府軍と戦い、ムアンマル・アル・カダフィ体制を倒すことに成功したが、シリアでは失敗する。NATOを介入させるために偽情報を流したが、その事実が発覚、化学兵器の使用を宣伝したが、それも嘘だということが明らかになってしまった。しかも、地中海方面から発射したミサイルが海中へ落下している。

 この軍事侵略をアメリカの支配層は「独裁者に自由と民主主義を求めて人民が武装蜂起した」と宣伝してきた。途中、嘘だと言うことは次々と明らかにされたが、西側の有力メディアは事実を無視してプロパガンダに徹している。そのメディアを信奉、「造反有理幻想」の中に浸り、侵略軍を「反体制派」と呼んでいる人がまだいるようだ。

 アメリカにもマーチン・デンプシー元統合参謀本部議長やマイケル・フリン元DIA局長のように、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュを手先として使うことの危険性を認識し、バラク・オバマ政権の方針に批判的な人もいるが、ヒラリー・クリントンを含む好戦派は意に介していない。現在、威シリアのバシャール・アル・アサド体制を倒し、イランを攻撃したいと考えている。安倍晋三首相はその好戦派と同じことを叫んでいるだけである。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608050000/


ネオコンが有力メディアを押さえ、宣伝に利用していることは広くしられているが、そのひとつがニューヨーク・タイムズ紙。イラクを先制攻撃する雰囲気作りのため、偽情報を盛んに流していたひとりは同紙のジュディス・ミラーだった。
この人物は第101空挺団に「埋め込まれた」、つまり支配層から認められた記者。

化学兵器、細菌兵器、核兵器に関する極秘施設に関する情報を流し、サダム・フセイン政権が生体実験を行っていると伝えていたが、全て嘘だった。

 アメリカは巨大金融資本が支配する国で、戦争ビジネスはその下に位置し、宣伝部門が有力メディアだ。

現在、TPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の3点セットで巨大資本が国を支配するファシズム体制へ移行しようとしているが、その新体制も「嘘の帝国」であることに変わりはなく、事実を語ることは反逆と見なされるだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608090000/


 1980年代からネオコン/シオニストやイスラエルはイラクのサダム・フセイン体制を倒すべきだと主張していた。

イラクに傀儡政権を樹立させれば、ヨルダン、イラク、トルコの親イスラエル国でイランとシリアを分断することができると考えたからである。

すでにイラクを破壊、今はシリアを侵略している。

 欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の最高司令官を務めたことのあるウェズリー・クラークによると、1991年に国防次官だったポール・ウォルフォウィッツがシリア、イラン、イラクを殲滅すると口にしていたという。そうした発言の背景には、そうしたネオコンの戦略があったということだ。

「アラブの春」、「民主化」、「人権」などは侵略を正当化するために掲げた中身のない看板にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608170000/




2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃される。いわゆる「9/11」だ。

その攻撃をジョージ・W・ブッシュ政権は「国家安全保障上の緊急事態」だと判断、「テロリズムの阻止と回避のために必要な適切な手段を提供することによりアメリカを統合し強化する2001年法(愛国者法)」(注)が出現した。

(注)「Uniting and Strengthening America by Providing Appropriate Tools Required to Intercept and Obstruct Terrorism Act of 2001」のイニシャルをとってUSA PATRIOT Act

 この法律は340ページを超す代物だが、それを議会は1週間で承認、強制収容所の建設を推進する国家安全保障省の「エンド・ゲーム計画」も成立している。愛国者法案を大多数の議員は読んでいなかっただろう。こうしたことが可能だったのは、少なくとも13年という準備期間があったからにほかならない。

愛国者法は軍事侵略と表裏一体の関係にある。2001年9月12日、つまりニューヨークとワシントンDCが攻撃された翌日、ホワイトハウスでは会議が開かれている。その会議に出席したひとり、テロ担当のリチャード・クラークによると、そこで話し合われた議題は9/11についてではなく、イラク攻撃だった。

 攻撃の直後、ブッシュ・ジュニア政権は詳しい調査をしないで「アル・カイダ」が実行したと断定していたが、アル・カイダ系武装集団を弾圧していたイラクを攻撃する口実をどうするかと話し合っていたわけだ。

 そこで決まった口実が「大量破壊兵器」。イラクがそうした兵器を保有していないことを知っているブッシュ・ジュニア政権は大量破壊兵器による報復がないことを前提にした攻撃プランを作成した。簡単に決着はつくと考えていたようだ。

 当初、アメリカ政府は2002年の早い段階に攻撃するつもりだったようだが、統合参謀本部の反対で約1年間、開戦の時期が延びたと言われている。戦争の理由がなく、作戦が無謀だと考えたようだ。最近、明らかになったコリン・パウエル国務長官(当時)のメモによると、2002年3月28日にトニー・ブレア英首相はパウエルに対し、アメリカの軍事行動に加わると書き送っていた。この時、すでにブレアは開戦に同意している。

 アメリカ政府が攻撃しようと考えていた国はイラクだけでなかった。9/11から10日後にペンタゴンを訪れたウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺ではイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランを先制攻撃する計画ができあがっていた。

このうち、シリア、イラン、イラクの3カ国は1991年の段階でポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)が5年で殲滅すると口にしたという。

 そしてアメリカは侵略戦争を始めるが、シリアとウクライナで躓く。特にシリアではロシアが軍事介入、アメリカの好戦派が手先として使ってきたアル・カイダ系武装集団などを攻撃、アメリカのプランは崩れてしまった。

アメリカが中国とロシアを相手にした戦争を始めたと認識した中国はシリアで軍事訓練を始めるという。核戦争で脅せば中国やロシアでも屈服するとネオコン/シオニストは考えていたようだが、完全に誤算だった。


 アメリカはすでに戦争を始めている。今のところ戦闘の中心は傭兵が行っているが、好戦派はアメリカ/NATO軍を直接、軍事介入させようとしてきた。それを何とか回避させてきたのがロシアのウラジミル・プーチン大統領である。

アメリカの大統領選挙で共和党候補のドナルド・トランプが予想外の善戦をしているひとつの理由は、少なからぬアメリカ人がこうした事実を知り始めていることにあるだろう。ヒラリー・クリントンが大統領になった場合、最悪の事態、つまりロシアや中国との全面核戦争を覚悟しなければならない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608190000/


イランとアメリカは第二次大戦まで親密な関係だったが、大量の石油が発見された事が、両国の関係を対立的にした。
アメリカとイギリスは1950年代、イランの石油利権を手にしようと画策し、激怒したイラン側は石油会社を国有化した。


すると米英は大使館を通じてイランのテロ組織を支援し、テロや暴動、反政府運動を起こして政府転覆を図った。

この手口はアメリカに反抗した全ての国で実施され、最近ではウクライナで政府転覆、シリアなどでの反政府運動を支援した。

イラン側はさらにアメリカに対して敵意を燃やし、反資本主義や反米運動に火をつけてしまった。


イランの石油利権で絶縁した両国

要するにイランとアメリカの関係悪化は100%アメリカが悪いのだが、そうは思わないのがアメリカ人です。

自分が悪くても相手が悪いし、相手が悪ければ当然相手が悪いと言うのがアメリカ外交で、イランを「民主主義の敵」だと批判しました。

これにはアメリカが創設した「イスラエル」と周辺諸国の戦争も関係していて、欧米諸国が支援するイスラエルと、アラブ諸国は中東戦争を戦っていた。


そして米ソ冷戦の最中だったので、ソ連はアメリカに対立する国に、武器などを援助していた。

1979年に反米、反資本主義を唱えるホメイニ氏がイランでイスラム革命を起こし、アメリカと絶縁しました。

この時アメリカは武器を輸出する契約をイランと交わして、代金前払いで受け取っていたが、武器を渡さずお金を返さなかった。


これも契約の経緯を見ると、やはり100%アメリカが悪く、少なくとも受け取った代金は返すべきだった。

イランは最近になって国際司法裁判所に提訴し、両国は代金4億ドルと利息13億ドルの支払いで和解していました。
http://thutmose.blog.jp/archives/65145950.html



2016.09.06
人権も司法手続きも無視して殺戮を続ける米大統領がフィリピン大統領との会談を取り消した茶番

アメリカを中心とする反中国同盟に参加しているはずのフィリピンだが、同国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領とバラク・オバマ大統領との関係が険悪化、予定されていたラオスでの会談が取り消されたとローターの記者がTwitterに書き込んでいる。引き金はフィリピン政府が進めている「麻薬戦争」にあるようだ。

 ドゥテルテが大統領に就任したのは6月だが、この人物は前任者のベニグノ・アキノ3世とは違い、アメリカの言いなりになっていない。中国を敵視する政策も軌道修正、話し合いを進めている。国内では麻薬業者の摘発に力を入れ、司法手続きを無視する形で400名以上の容疑者をすでに殺害、逮捕者は約4400名にのぼるという。選挙で公約した麻薬撲滅を実践しているのだが、その遣り方に対する批判が国連から発信され、ドゥテルテ大統領は反発していた。

 オバマ大統領との会談に先立ち、ドゥテルテ大統領は記者からオバマ大統領に麻薬取引の容疑者を殺害していることをどのように説明するかと問われ、オバマは「自分を何様だと思っているのだ。私はアメリカの操り人形ではない。主権国家の大統領であり、フィリピンの人びとに対してのみ、説明責任がある。」と応じていた。

 アメリカ人は自分たちが特別な存在であり、何をやっても許されると考えていると批判されているが、司法手続きを無視した殺害はオバマ政権が公然と実行してきたこと。無人機(ドローン)は殺害の道具だ。しばしば一般市民を殺害している。

 本ブログでは何度も書いてきたが、アメリカでは1997年にマデリーン・オルブライトが国務大臣に就任して以来、偽情報でターゲットを悪魔化しながら軍事侵略を進め、破壊と殺戮を繰り返してきた。ジョージ・W・ブッシュが大統領に就任した2001年の9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されると、この攻撃に無関係だったイラクを先制攻撃している。その時に攻撃の口実に使われた大量破壊兵器の話も嘘だった。

 攻撃の直後、詳しい調査が行われていない段階でブッシュ・ジュニア政権は「アル・カイダ」が実行したと断定、「アル・カイダ」のメンバーで旅客機をハイジャックしたことになっているモハメド・アッタがチェコのプラハでイラクのエージェントと会ったとする情報も流れたが、この情報は間違っているとチェコの情報機関は認めている。イラクのサダム・フセイン政権は「人権無視」でアル・カイダ系武装集団を弾圧していた。

 イラク攻撃は「9/11」と無関係で、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、1991年の段階でネオコン/シオニストのポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしていた。湾岸戦争でアメリカがサダム・フセインを排除しなかったことに怒っての発言だったようだ。

 アメリカの支配層は自分たちにとって都合の悪い体制を破壊し、その国の人びとを虐殺している。そこに「正当な手続き」などはない。アメリカ自体の歴史も先住民の虐殺から始まっているわけで、人権を口にするなどおこがましいのだ。

 麻薬取引に関しては、CIAが深く関与していることが明らかになっている。ベトナム戦争の際には東南アジアの山岳地帯、いわゆる黄金の三角地帯で栽培されるケシを原料とするヘロイン、ニカラグアの革命政権を倒す目的で始めた秘密工作ではコカイン、アフガニスタンでの戦争ではパキスタンとアフガニスタンにまたがる山岳地域で栽培されるケシを使ったヘロイン生産、いずれもCIAが関係している。アメリカでは麻薬取引を取り締まったロサンゼルス市警の捜査官が司法省によって警察から追放されている。

 この取り引きをテーマにした連載記事をサンノゼ・マーキュリー紙のゲイリー・ウェッブは1996年に書いているが、それが話題になるとロサンゼルス・タイムズ紙、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙を含む有力メディアから事実を無視した激しい攻撃を受け、新聞社から追放され、自殺に追い込められている。(こうしたアメリカの有力紙ブランドを有り難がるのは愚の骨頂ということ。)

 1998年にCIAの監察総監室はこの問題に関する報告書(IGレポート)を公表、ウェッブの記事が正しいことが確認されたが、有力メディアはこのレポートを無視、自分たちの記事を訂正せず、行為を謝罪していない。アメリカの政府機関が麻薬取引に手を出しているとは言えないのだろう。麻薬取引がアメリカの世界戦略と結びついていると言え、そのアメリカの政府が展開してきた「麻薬との戦争」はインチキだということでもある。

 現在、アメリカ政府は中国を封じ込めるための枢軸として日本、フィリピン、ベトナムを考え、そこへ韓国、インド、オーストラリアを結びつけようとしている。その一角を占めるフィリピンがアメリカから自立する意思を示しているわけで、何らかの工作で従属させようとする可能性はあるだろうが、アメリカの支配力が衰えていることも確かだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609060001/



 ズビグネフ・ブレジンスキーもアメリカが地球規模の帝国ではなくなったと認めているように、アメリカを「唯一の超大国」と位置づけるネオコン/シオニストの世界制覇計画は破綻、軌道修正すべきだと考える人がアメリカ支配層の内部にもいるようだが、ネオコンを含む好戦派は1992年の初めに作成された世界制覇計画を諦めていない。この計画は国防総省のDPG草案という形でまとめられ、作業の中心には国防次官を務めていたポール・ウォルフォウィッツがいた。
 その前年、この人物はシリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしていた。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官の証言だ。1991年1月にアメリカ軍を中心とする連合軍はイラクを攻撃したが、ネオコンの思惑とは違い、サダム・フセインを排除せずにジョージ・H・W・ブッシュ政権は停戦してしまった。それに怒ったウォルフォウィッツはイラクなど3カ国の殲滅を口にしわけだ。

 西側の政府やメディアが描いてきたストーリーは、独裁者に虐げられていた民衆が蜂起したというもの。ドラマやプロレスで好まれる典型的なパターン。虐げられた人びとが革命で救済されのは必然だと信じる人びとにとっても魅力的である。そのストーリーをアメリカの支配層は侵略や略奪を正当化するために使っている。事実を検証するならば、シリアの戦乱は侵略だということがわかる。決して「革命」でも「内戦」でもない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609100000/


2016.10.04
偽情報を作成、流布するため米国防総省は英国の広告会社へ5億ドル以上を支払って戦争を正当化

 アメリカの国防総省がプロパガンダのため、イギリスの広告会社ベル・ポッティンガーに5億4000万ドル(約550億円)を支払ったと伝えられている。

偽情報を流し、侵略戦争に人びとが賛成するように誘導することが彼らの仕事だ。

 昔から情報機関が行っていることだが、3種類のプロパガンダを実行している。

第1(白色)は発信源を明示したもの、

第2(灰色)は発信源を明示しないもの、

第3(黒色)は事実に反する発信源を示すもので、偽映像の制作も含まれている。


シリアでダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記する)が登場した際、斬首など残虐な場面が流れたが、すぐにフェイクだと指摘されていたことを思い出す。

 広告会社が戦争への道を切り開く宣伝を行ったことで有名な例は、1990年8月にイラク軍がクウェートへ攻め込んだ後にアメリカ下院の人権会議(公的なものではない)における少女「ナイラ」の「証言」だろう。


Faked Kuwaiti girl testimony
https://www.youtube.com/watch?v=LmfVs3WaE9Y


 その「証言」によると、アル・イダー病院でイラク兵が赤ん坊を保育器の中から出して冷たい床に放置、赤ん坊は死亡したという。

いかにイラク軍が残虐かを彼女は涙ながらに訴えた。心を動かされた人も少なくないだろう。

が、この「証言」には大きな問題があった。

「証言者」は駐米クウェート大使の娘で、現場にはいなかったのである。
広告会社ヒル・アンド・ノールトンの書いたシナリオに従って作り話をしたのである。

迫真の演技だったが、そこに事実はなかった。
そして1991年1月にアメリカ軍を中心に編成された連合軍がイラクを攻撃したわけだ。


 この戦争は3月まで続くのだが、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領は排除しないまま停戦、ネオコン/シオニストは激怒する。ネオコンの中核グループに属すポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はその時、シリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしたという。これは欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の元最高司令官、ウェズリー・クラークの話だ。

 1991年12月のソ連が消滅、翌年の初めにはアメリカ国防総省でDPGの草案が作成されている。アメリカを「唯一の超大国」になったと位置づけ、新たなライバルの再登場を阻止すると宣言している。潜在的ライバルと想定されているのは、旧ソ連、西ヨーロッパ、東アジア。エネルギー資源が存在する南西アジアも注目地域だと考えれている。

 当時の国防長官はリチャード・チェイニー、次官はポール・ウォルフォウィッツで、文書の作成はウォルフォウィッツが中心になっていたことから、このDPG草案は「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

 この世界制覇プランができると、西側支配層の傀儡であるボリス・エリツィンがロシアで独裁体制を強化、国民の資産を略奪してくが、それと同時にNATOを東へ拡大して支配地域を広げていく。これはロナルド・レーガン政権の約束に反する行為だが、アメリカ支配層は約束を守らない。

 NATOを拡大するだけでなく、既存の国を破壊しはじめ、ユーゴスラビアが最初のターゲットになった。アメリカ支配層の働きかけもあり、1991年6月にスロベニアとクロアチアが独立を宣言、同年9月にマケドニアが、翌年の3月にはボスニア・ヘルツェゴビナが続き、4月になるとセルビア・モンテネグロがユーゴスラビア連邦共和国を結成し、社会主義連邦人民共和国は解体された。

 さらに、コソボのアルバニア系住民が連邦共和国から分離してアルバニアと合体しようと計画、それをNATOが支援する。この活動を主導したイブラヒム・ルゴバ率いるLDK(コソボ民主化連盟)は非暴力で、セルビア側も事態の悪化を懸念して運動を許していた。1991年から92年にかけてLDKは地下政府を創設して選挙も実施しているが、セルビアの治安当局はこれも許容している。

 1992年2月にフランスで和平交渉が始まり、セルビア側はコソボの自治権を認め、弾圧もやめることで合意、交渉はまとまりかけたが、平和的な解決を望まないNATOはセルビアが受け入れられない条件を出した。つまり、車両、艦船、航空機、そして装備を伴ってNATOの人間がセルビアを自由に移動できるという項目が付け加えたのだ。つまり、セルビアをNATOは占領、支配するということだ。(David N. Gibbs, “First Do No Harm”, Vanderbilt University Press, 2009)

 この条件をセルビア政府が受け入れられなかったのは当然。日本の外務省などは「セルビアがNATO軍のコソボ展開を受け入れず決裂」したと説明している。アメリカの属国の官僚はこうした言い方をする。

 1994年になると、アル・カイダ系の武装集団がアルバニアで活動を開始、ボスニアやコソボにも手を広げる。アメリカが傭兵を投入して戦乱を広げ、軍事介入しやすい環境を作り始めたわけだ。中東や北アフリカでもアメリカ支配層は基本的に同じ手口を使っている。

 先制攻撃を正当化するために西側は軍事的な緊張を高めるだけでなく、セルビアを悪魔化するプロパガンダを開始した。そのキーワードに選ばれたのは「人権」。有力メディアだけでんかう、投機家のジョージ・ソロスと関係がある人権擁護団体のHRWもプロパガンダに参加する。(この辺の事情は拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』に記載してある。)

 そうした宣伝の背後には、ドール米上院議員と密接な関係にあるアルバニア・ロビーが存在、コソボ紛争の宣伝戦で中核的な役割を果たしたのはルダー・フィンという広告会社である。(David N. Gibbs, “First Do No Harm”, Vanderbilt University Press, 2009)コソボのアルバニア勢力は1992年10月に同社と契約を結んでいる。(Diana Johnstone, "Fools' Crusade," Monthly Review Press, 2002)

 当初、ビル・クリントン政権はコソボに興味を持たず、1995年にデイトンで和平交渉が行われた際にもコソボに関心を示していない。この態度はLDKのルゴバを窮地に追い込み、KLA(コソボ解放軍、UCKとも表記)の台頭を招いた。この武装勢力は1996年2月にコソボの北部にいたセルビア人難民を襲撃することから活動をスタートさせた。(Gregory Elich, 'The CIA's Covert War,'CovertAction Quarterly, April-June 2001)

 クリントン政権はユーゴスラビアに対する軍事介入に消極的だったが、ネオコンは諦めない。例えば、クリントンが大統領に就任した1993年の9月、彼らはボスニアへの軍事介入を求める公開書簡を発表、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に掲載されている。

 その書簡に署名した人物には、イギリスのマーガレット・サッチャー元首相、アメリカのジョージ・シュルツ元国務長官、フランク・カールッチ元国防長官、ズビグネフ・ブレジンスキー元国家安全保障問題担当大統領補佐官、ポール・ニッツェ、ジョージ・ソロス、ジーン・カークパトリック、アルバート・ウールステッター、ポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パールが含まれている。(Wall Street Journal, September 2, 1993)ネオコンのオンパレードだ。

 西側の有力メディアや「人権擁護団体」はセルビアを攻撃するキャンペーンを展開するが、アメリカ政府は動かない。状況が変化したのは、国務長官がクリストファー・ウォーレンからマデリーン・オルブライトへ交代した1997年1月から。ウォーレンは戦争に消極的だったが、オルブライトは逆だった。このオルブライトを国務長官にするよう働きかけたのはヒラリー・クリントン、つまりビルの妻だとされている。

 そして1998年にモニカ・ルウィンスキーのスキャンダルが浮上、ビル・クリントンは身動きのとれない状態になる。この年の秋にオルブライトは空爆を支持すると表明、1999年3月にNATO軍は偽情報に後押しされる形でユーゴスラビアを先制攻撃した。

 決して親セルビアとは言えないヘンリー・キッシンジャーでさえ、1998年10月から99年2月までの期間における停戦違反の80%はKLAによるものだと語っている。(David N. Gibbs, “First Do No Harm”, Vanderbilt University Press, 2009)西側メディアが盛んに宣伝していた人権話も嘘で、NATOには先制攻撃する正当な理由はなかった。

 その後、ウォルフォウィッツ・ドクトリンを作成したグループには好都合なことに、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃され、国内のファシズム化、国外での軍事侵略が始まる。途中、グルジア(ジョージア)の南オセチアへの奇襲攻撃でロシアが予想以上に強いことが判明、その後はアル・カイダ系武装集団など傭兵を前面に出すようになった。

 シリアでのプロパガンダはシリア・キャンペーンなる団体が中心的な役割を果たしている。この団体と連携している白ヘルの主要な資金源でアルUSAIDはCIAの資金を供給する機関として設立された。シリア・キャンペーンは白ヘルと同じように国連や赤十字を敵視、シリアに飛行禁止空域を作るように要求している。つまり、シリア上空はアメリカ軍とその同盟軍のみが飛行、ダーイッシュやアル・カイダ系武装集団を空爆するロシアやシリアの飛行は禁止させるべきだというわけだ。そうしたことを強行すれば、ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長が上院軍事委員会で語ったように、ロシアやシリアと戦争になる可能性が高い。

 シリア・キャンペーンを創設したのはパーパスという広告会社だとされている。そうした関係からか、シリア・キャンペーンのプロジェクト・ディレクターをしているアンナ・ノランはパーパスの上級戦略担当だった人物。

 そのパーパスはアバーズというキャンペーン会社からスピンオフしたようだが、そのアバーズはリビアに飛行禁止空域を設定するように主張していた。その結果、NATOの空爆とアル・カイダ系武装集団の地上戦(イギリスなどが特殊部隊を潜入させていたが)の連係プレイでムアンマル・アル・カダフィを倒し、「テロリスト」が跋扈する破綻国家を作り上げた。

 2001年9月11日以降、西側メディアはプロパガンダ機関化が急速に進み、「報道」は嘘で溢れている。その中から事実を探し出すのは至難の業だ。そうした状況を作り出した原因は、現代人の大半は騙されたがっていることにあるとも指摘されている。広告会社は人びと、特に「リベラル」や「革新」に色分けされている人びとが好む話、居心地良く感じる幻想を作り、プロパガンダに利用、効果を上げている。そもそも、支配層と本当に対立するような主張をしたくない人が大半だろう。西側の有力メディアを有り難がっている人は、肩書きや経歴が何であれ、信用しないことだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610040000/


2016.10.08
米の石油生産量が減少しているようで経済の先行きは暗く、支配層の利益を守るため強引なことも


 アメリカの石油生産量が減少しているようだ。2015年6月のピーク時は日産960万バーレルだったが、今年は9月9日時点では11%減の日産850万バーレル。原油価格の大幅な値下がりで生産コストの高いシェール・ガス/オイル業界が壊滅的なダメージを受けているはずでこうしたことも影響しているだろう。

 原油価格の下落を仕掛けたのはアメリカとサウジアラビアだと言われているが、サウジアラビアの経済も危機的な状態。政府から巨大建設企業へ支払われるべきものが支払われず、兵士や労働者の中には賃金を7カ月にもわたり、受け取っていない人もいるという。この兵士はインド、パキスタン、スリランカの出身者が多く、労働者の大半も出稼ぎ。賃金の支払いは国際問題につながる。

 石油に依存しているサウジアラビアだけでなく、アメリカも経済基盤は弱く、現在の状態が続けば遠くない将来に崩壊する。アメリカの場合、ベトナム戦争の終盤、1971年にリチャード・ニクソン大統領はドルと金の交換を停止すると発表、73年から世界の主要国は変動相場制へ移行しているが、この段階でアメリカ経済は身動きのとれな状態になっていたと言える。

 基軸通貨のドルを発行する特権を利用、生き延びるしかなくなったのだが、単純に大量発行すればドルの価値が暴落、ドルは基軸通貨の地位から陥落してしまう。そこで考えられたのがペトロダラーの仕組みだった。

 アメリカは産油国に対して決済をドルにするように求め、集まったドルでアメリカの財務省証券や高額兵器などを購入させ、だぶついたドルを還流させようとしたのだ。このシステムでは、例えば、石油が欲しければドルの発行量を増やし、産油国へ流れたドルを回収するだけのこと。日本や中国が財務省証券を大量に購入してきたのも同じ理由だろう。一種のマルチ商法だ。

 その代償としてニクソン政権がサウジアラビアに提示したのは、同国と油田地帯の軍事的な保護、必要とする武器の売却、イスラエルを含む中東諸国からの防衛、そしてサウジアラビアを支配する一族の地位を永久に保障するというもので、この協定は1974年に調印されたという。これと基本的に同じ内容の取り決めを他のOPEC諸国も結んだという。

 1970年代に始まったドル回収システムのひとつは投機市場の拡大。現実世界に流通するはずのドルを投機市場へ流し込もうということだ。そのために規制緩和が推進され、「金融ビッグバン」ということになる。新自由主義をアメリカやイギリスの支配層が拡大させた一因はそこにあるだろう。

 アメリカに限らず、資本主義世界の巨大企業はため込んだ儲けを社会に還流させようなことはしない。そこで「カネ余り」になり、経済活動は行き詰まる。その滞留した資金の受け皿として投機市場が用意され、「バブル」になる。

 投機市場では実際に流れ込んだ資金量を遙かに上回る数値が表示され、大儲けした気になる人もいるが、それは幻影にすぎない。市場へ流入する資金量が減れば相場は下がり、幻影は消えていく。例えば、2008年9月にリーマン・ブラザーズが破産法第11条(日本の会社更生法、あるいは民事再生法に相当)の適用を申請、つまり倒産したのもそうした結果だ。

 通常はそれで幻影が消え、本来の姿が現れるのだが、この時、アメリカの当局は「大きすぎて潰せない」として巨大金融機関を救済、「大きすぎて処罰できない」ということで責任者が適正に処罰されることはなかった。現実を幻影に合わせることにしたのだが、それには資金が必要になる。当然、尻ぬぐいは庶民に押しつけられた。

 新自由主義の仕組みは残り、同じことを繰り返すことになる。安倍晋三首相は日銀の黒田東彦総裁と組んで「量的・質的金融緩和」、いわゆる「異次元金融緩和」は推進、資金を世界の投機市場へ流し込んだが、目的は投機市場へのテコ入れ。日本経済を立て直すことなど不可能だ。これは政府も日銀も承知しているだろう。

 投機市場へのテコ入れにはETF(上場投資信託)やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も利用され、庶民がリスクを負うことになった。大損することは最初から見通されていたはずだ。

 アメリカにしろ、日本にしろ、支配層が目指している方向は一貫している。世界を支配し、富を独占することだ。国という仕組みは庶民の意思も反映されるようになっているので、彼らは破壊したがっている。ファシズムを欧米の巨大資本が支援していた理由もそこにある。

 フランクリン・ルーズベルト大統領は1938年4月29日、ファシズムについて次のように語っている。

「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」

 1932年の大統領選挙でウォール街はハーバート・フーバー大統領の再選を目指していた。この人物はスタンフォード大学を卒業した後、鉱山技師としてアリゾナにあるロスチャイルドの鉱山で働き、利益のためなら安全を軽視するタイプだったところを見込まれて「出世」している。(Gerry Docherty & Jim Macgregor, “Hidden History,” Mainstream Publishing, 2013)

 ところが、このフーバーが1932年の大統領選挙でニューディール派のルーズベルトに負けてしまう。そこで、JPモルガンを中心とする巨大金融資本は1933年から34年にかけて反ニューディール派のクーデターを計画している。バトラーの知り合いで、クーデター派を取材したジャーナリストのポール・フレンチによると、彼らはファシズム体制の樹立を目指すと語っていたという。この計画はスメドリー・バトラー海兵隊少将らが議会で証言で明らかになっている。

 このJPモルガンは日本の支配層とも深い関係がある。切っ掛けは関東大震災。復興資金を調達するため、日本側はJPモルガンに頼り、それ以降、日本の政治経済はこの金融機関の影響下に入ったのだ。

 1932年にジョセフ・グルーが駐日大使として日本へ来るが、この人物のいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥と結婚している。それだけの大物を送り込んできた理由のひとつは対日投資にあるだろう。グルーは日本軍が真珠湾を攻撃した後も日本に滞在、1942年に帰国する直前、岸信介からゴルフを誘われている。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)

 JPモルガンと最も近い関係にあった日本人は井上準之助と言われている。三井財閥の大番頭を務めていた団琢磨はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ人物で、アメリカの支配層と太いパイプを持っていた。

 新自由主義に食い荒らされた国々は死が間近に迫っている。支配層はその国を放棄し、直接投資に乗り出そうとしている。そして考えた仕組みがTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の3点セット。これは明らかにファシズムであり、第2次世界大戦の前から彼らが目論んでいたことだ。

 この長期計画を巨大資本が放棄するとは思えない。安倍晋三政権の動きを見ていると、強引にヒラリー・クリントンを大統領にさせ、屁理屈を使って3点セットを実現するとアメリカ側から言われているようにも思える。

 金融システムを巨大資本が支配する仕組みがアメリカに出現したのは連邦準備法が制定された1913年だが、これにはJPモルガンの創設者であるジョン・ピアポント・モルガンが関係している。

 ニッカー・ボッカー信託が破綻、その救済をモルガンが拒否したことから連鎖倒産が始まって相場が暴落、それを口実にしてセオドア・ルーズベルト大統領が国家通貨委員会を設立、巨大金融機関の代表がジキル島にあるモルガンの別荘に集まって秘密会議を開催、そこで連邦準備制度の青写真が作り上げられたのだ。この法律によってアメリカの通貨政策は民間の銀行が支配することになり、ドルが基軸通貨になってからは、そうした銀行を世界の金融を支配することになる。

 ドルが基軸通貨でなくなると、この仕組みが破綻してしまう。そうした動きの震源地は中国とロシアであり、その意味でもアメリカの巨大資本は中国やロシアを破壊しようと躍起になっている。アメリカの軍部は懸念しているようだが、ヒラリーの周辺にいるネオコンたちはロシアとの核戦争を辞さないという姿勢だ。彼らがその意味を理解しているかどうかは不明だが。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610080000/


ヒラリーの戦争犯罪 Paul Craig Roberts 2016年10月20日

2016年10月20日の今日は、アメリカのオバマ大統領と、ヒラリー・クリントン国務長官が組織し、解き放った勢力によるムアマル・カダフィ虐殺五周年だ。 CBS“ニュース”での大喜びで笑いながらの殺人女の振る舞いを思い出して頂きたい。“来た、見た、彼は死んだ。”
https://www.youtube.com/watch?v=Fgcd1ghag5Y


ムアマル・カダフィは、世界で最も進歩的な指導者だった。

カダフィは、リビアの石油の富を、リビア国民のために使っていた

彼は、宮殿ではなく、立派なテントではあるが、テントで暮らしており、アメリカ政府の中東同盟国である、サウジアラビアや、産油首長国支配者一族につきもののヨーロッパ高級車や他のあらゆる身の回り品のコレクションを持っていなかった。

リビアでは、教育、医療と、電力は無料だった。ガソリンは事実上無料で、一リットル、14セントで売られていた。子どもを産んだ女性は、現金の助成金を貰い、カップルが結婚すると現金の助成金が貰えた。リビアの国営銀行は、無利子で融資し、農民には無償で開業資金を供与した。
http://www.globalresearch.ca/libya-ten-things-about-gaddafi-they-dont-want-you-to-know/5414289 
連中が、人々に知って欲しくないカダフィに関する10のことがら(英文)


カダフィがアメリカ政府から自立していたことが彼の没落をもたらしたのだ。若い頃のカダフィの目標は、アラブを、欧米の略奪に抵抗できる一つの圏に組織することだった。いらだった彼は、汎アフリカ主義に向かい、アメリカのアフリカ軍に参加するのを拒否した。彼は、アフリカ人をアメリカの金融覇権から解放するはずの、金本位のアフリカ通貨を導入したがっていた。

カダフィは、中国のエネルギー企業に、リビアのエネルギー資源を開発させており。、地中海でのロシアの存在で、既に腹を立てているアメリカ政府は、今や中国の存在にまで直面することになったのだ。アメリカ政府は、カダフィは、まずい連中と付き合っているので、退陣させるべきだと結論を出した。

アメリカ政府は、傭兵を編成し、連中を、シリアでと同様“反政府派”と名付け、リビア政府にけしかけた。カダフィ軍が勝っていることが明らかになると、アメリカ政府は、うぶでだまされやすいロシアと中国の政府を騙し、国連で、NATOによって、リビア領空に飛行禁止空域を設定することを認めさせた。飛行禁止空域の建前の目的は、やってもいなかった、カダフィによる民間人攻撃を防ぐためということだった。本当の理由は、主権国家のリビア空軍が、地上の軍隊を支援するため、自分の領空を使えなくするためだった。Onceだまされやすいロシアと中国が、安全保障理事会の議決で拒否権を行使そこねると、アメリカとNATO自身が決議に違反して、カダフィの軍隊を攻撃するために欧米の空軍力を用いて、紛争を、CIAが組織した傭兵に有利にした。カダフィは捕らわれ、残虐に殺害された。かつて繁栄し、成功していた社会だったリビアが、それ以来、混乱状態にあるが、それは、オバマ政権が望んでいたものだ。

サダム・フセインについて語られ、現在、シリアとロシアについて語られているウソと同様に、カダフィとリビアについては、あらゆるウソが語られた。

イギリス議会報告は、欧米の人々は、リビア破壊に対する支持を得るためのウソを各国政府から吹き込まれ、リビアは、カダフィが欧米の覇権にとっての障害と見なされていたがゆえに破壊されたと、明白に結論付けている。
http://www.globalresearch.ca/libya-war-was-based-on-lies-bogus-intelligence-nato-supported-and-armed-the-rebels-british-parliamentary-report/5547356?utm_campaign=magnet&utm_source=article_page&utm_medium=related_articles

彼女の監督下で準備されたこの戦争犯罪のかどで、ニュルンベルク裁判時の法律において、彼女が有罪であることについて、殺人女に質問した売女マスコミは皆無だ。殺人女を支配している巨大な政治力を持ったひと握りの集団と、連中の手先の売女マスコミは、この戦犯を次期アメリカ大統領にするつもりなのだ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5564.html




“連中”は本当に、ドゥテルテ大統領殺害を試みるだろうか?
2016年10月17日 Andre Vltchek

New Eastern Outlook


歯に衣着せぬフィリピン大統領、ロドリゴ・ドゥテルテは、今頃、帝国の権威ある秘密永久暗殺対象者リストに載った可能性がきわめて高い。

暗殺対象者リストは実に長大だ。ここ数十年、リストはずっと長いままだ。数がわからなくなったり、混乱したりしかねない。一体何人が標的にされ、密かに殺害されたのだろう? 彼らの一体何人が実際に死んだのだろう?

暗殺対象者リストは、まるで輝かしい世界指導者のカタログのようだ。ごく一例をあげればパトリス・ルムンバ(ザイール)から、モハンマド・モサデク(イラン)、ウゴ・チャベス(ベネズエラ)、スカルノ(インドネシア)、ジュベナール・ハビャリマナ(ルワンダ)、サルバドール・アジェンデ(チリ)から、ムアマル・カダフィ(リビア)、オマル・アル=バシール(スーダン)や゛フィデル・カストロ(キューバ)に至るまで。

直接、暗殺された人もあり、打倒された‘だけ’の人々もあり、ごく少数の‘著名’指導者だけが実際生き抜くことに成功し、権力の座に止まっている。

彼らのほぼ全員、良く似たいくつかの大罪をおかしていた。こうした罪には、自分の国と国民のきわめて重要な利益を擁護すること、多国籍企業による抑制なしの天然資源略奪を認めないことや、帝国主義の原則への抵抗が含まれている。帝国を批判するだけでも死罪に値することも多い。

ドゥテルテ大統領は、上記のこれらのあらゆる恐ろしい犯罪をおかしている。彼は‘告発の通り有罪’のように見える。彼は何も否定していない。彼に対し告発されている罪を誇りにしているようにすら見える。

‘彼は人生に飽きたのだろうか?’と疑問を抱くむきもある。‘彼は正気を失っているのだろうか? 彼は死ぬ覚悟ができているのだろうか?’

彼は、英雄、新たなアジアのウゴ・チャベスなのだろうか、それとも、抑制の利かないポピュリストに過ぎないのだろうか?

彼は確かに多くのものを危険にさらしている、あるいは彼は、断固あらゆるものを危険にさらしているのかも知れない。彼は今、欧米政権から見て、最も許し難い罪をおかしているのだ。彼は、帝国とその組織(国連、NATOやEUを含む)を公然と侮辱している。彼は連中を軽蔑さえしている!

‘しかも悪いことに、彼はおしゃべりしているだけではない。彼は断固たる行動をしている! 彼はフィリピンの貧しい人々を助けようとしていて、共産主義者や社会主義者といちゃつき、それに加え、彼は基本的に、中国とロシア両国に支援を求めている。

火花が散っている。時折、オバマや法王や、アメリカやEUや国連のような個人や組織が、くたばれと言われたり、ろくでなしや、売女の息子と命名されたりする!

しかもフィリピン国民は、これを完全に喜んでいる。ドゥテルテは、僅差で選挙に勝ったのだが、彼の最近の支持率は、急上昇し、びっくり仰天の76%だ。もし‘民主主義’というものが、本当に‘人々による支配’(あるいは、少なくとも、人々の意志を反映すべき)ならば、全て、まさに、全てが、今のフィリピンのようにあるべきではないかと主張する人々もいる。

*

(フィリピン大学ディリマン校)のアジア研究講師、エドゥアルド・クリマコ・タデムは、ドゥテルテの‘大統領らしからぬ’演説や、“市民的、政治的人権問題を否定的に評価している”点には批判的ながら、他の面における彼の実績には明らかに感心している。私宛の最近の手紙で、彼はこう書いている。

“他の面で、積極的な構想が進められています。農業改革、社会福祉や開発や、反貧困対策の閣僚に、共産党党員を任命したのは良いことです。他の左翼や進歩派の人々が、他の労働、文部、厚生、科学や、環境の閣僚になっています。より重要なのは、土地配分を前進させ、契約労働を終わらせ、広く手を差し伸べ、キューバの医療制度に学び、巨大採掘企業による環境上破壊的な事業を抑制する積極的な計画が行われていることです。更に、CPPと、MILF/MNLFそれぞれとの和平交渉も復活し、最初の一歩を踏み出したのは良いことです。

独自の外交政策が発表されており、彼以前の大統領連中とは違って、ドゥテルテはもはや、アメリカや欧米列強にぺこぺこしない。彼は中国との関係も修復しており、南シナ海における領土紛争の解決で、違った、それほど喧嘩腰でないやり方をしている…”

ワシントン、ロンドンと東京からすれば、こうしたことは全て‘悪’、極端な悪だ。このような振る舞いは、必ずや人目をひき、処罰なしには済まない!

今回は、ほぼ即座に、帝国の反撃が行われた。

2016年9月20日、インターナショナル・ビジネス・タイムズはこう報じた。

“フィリピン政府は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領に対するクーデターが画策されていると主張し、政権は画策容疑者を取り締まり中だと述べた。政府の広報担当官は、ニューヨーク在住のフィリピン系アメリカ人の一部が、かんに障る大統領を打倒する計画を立てていると述べた。

策謀の容疑者や計画を明らかにはせずに、フィリピン政府の大統領報道官マーティン・アンダナルは、こう述べた。ドゥテルテに対して陰謀を企んでいるこうした連中は“良く考えるべきだ… ‘アメリカ合州国内の信頼できる筋から、私は情報を得ている。我々は氏名は分かっているが、公表したくない。我々はこれを深刻に受け止めている。我々はこれを調査中だ,’”と、政府職員は述べた。

クーデター、暗殺策謀。Softクーデター、hardクーデター: ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、ベネズエラ、シリア、ウクライナ、リビア、パラグアイ、ホンジュラスやスーダン、アフリカの半分… 全てわずか過去数年の間に…そして今、フィリピン? ブラボー、帝国は加速している! 帝国の人殺しの労働倫理は、明らかに進歩している。

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ドゥテルテ大統領はこの全てを理解している。前述の通り、彼は既に、オバマ大統領を‘ろくでなし’、‘売女の息子’と呼び、最近は‘彼は地獄に堕ちる’と示唆している。

これは“セニョールW”としても知られているジョージ・W・ブッシュについて、ウゴ・チャベス大統領がいつも言っていたことより強烈だ。多くの中南米専門家によれば、チャベス大統領は、彼の率直さ、帝国や帝国主義全般に対する敵意ゆえに、自らの命を支払わされる結果になった。

帝国は、己の醜悪な姿を見せる鏡をつきだす連中を決して許さない。帝国は、不服従や反抗心ほんのわずかな兆しがあれば、容赦なく殺害する。帝国のプロパガンダ機関で右腕のマスコミが、常に適当な説明と正当化をひねり出してくれる。しかも、北アメリカとヨーロッパの国民は全く無頓着で、洗脳されていて、受け身だ。こうした人々は、犠牲者を守らず、自分の狭い利益しか守らない。特に、もし犠牲者が、どこか遙か彼方の‘被差別民’が暮らす国の人であれば。

偉大なインドネシアのスカルノ大統領は (何よりも)公にアメリカ大使に向かってこう叫んだかどで打倒され潰された。“あなた方の支援などまっぴら御免だ!” …そして、もちろん、彼の国民の利益を、帝国から守ったかどで。アフリカ人が、植民地開拓者連中を有り難く思う理由はないと大胆にも言ったがために、パトリス・ルムンバは暗殺された。

ドゥテルテは、それよりすごいことを言っている。彼は辛辣だが、そうなる無数の理由があってのことだ。アメリカ合州国は、百万人以上のフィリピン人を殺害しているが、その大半が、19世紀末と二十世紀始めのことだ。近年の歴史で、アメリカは、かつては誇り高く有望だった国を、アメリカ政府の気まぐれにひたすら頼り、いいようにされる、屈辱を与えられた半植民地に変えた。資本主義で、全くの親米のフィリピンは、インドネシアのような‘破綻国家’、社会的災厄、知的に荒廃した土地となった。

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ドゥテルテ大統領は、志を同じくする知識人や官僚の固く決心した閣僚を実現することに成功した。

RTは最近こう報じた。


“時として、ボスの発言の火消し役をしている、ドゥテルテの外務大臣、ペルフェクト・ヤサイが、フェースブックに、“アメリカ は我々を失望させた”と題する声明を発表し、その中で、彼は“我々が永遠にアメリカに感謝すべき無数のことがある”が、アメリカは、決して、完全にフィリピンの独立を尊重したことがない。”と述べている。

“1946年7月4日に、独立を宣言して以来、フィリピン人は、自決と統治に対して十分訓練を受けてきたのに、アメリカ合州国は、本当に独立して、自由を得ることができない茶色の舎弟として、依存と服従へと我々を押さえ込む、目に見えない鎖に我々をつないだできた”と外務大臣は声明で述べている。”

ドゥテルテと彼の閣僚が絶えず悪魔化され、笑い物にされる欧米の主流マスコミで、このような発言が、報道されることは実にまれなことだ。

フィリピンに関する最近の記事見出しは下記の通りだ。

‘ プレイボーイの大物アントニー・モイニハンの麻薬売買をしている娘がフィリピンで射殺された’ (デーリー・メール)。

‘生きた男を、クロコダイルの餌にしたかどで、非難されているフィリピン大統領’ (ヤフー・イギリス & アイルランド・ニュースによるJournal.ie )

‘特報 -ドゥテルテの麻薬撲滅戦争で、現地住民が暗殺対象者リスト作成を支援’(ロイター)

‘ドゥテルテは司法職員を殺害したと、殺し屋がフィリピン上院議員に語る’(AFP)

社会的公正のための戦いについては皆無だ! 欧米帝国主義に対する戦いについては皆無だ。

麻薬撲滅戦争…

そう、多くのフィリピン人は‘死体が山積み’なのを心から懸念しており、現政権のやり方は、余りに手荒で、耐えられないほどだと定義することが可能かも知れない。

しかし、状況はさほど単純ではない。ここはヨーロッパではない。ここはアジアwith 独自の文化的力学や問題を抱えた。フィリピンで、犯罪率は、アジア太平洋の他のどの国でもほとんど見られないほどの異様な高さに達している。犯罪の多くが麻薬に関係している。だから人々は本当にうんざりしている。彼らは断固たる行動を要求しているのだ。

長年、ドゥテルテは、ミンダナオ島の都市、ダバオの市長をつとめていた。ダバオは、犯罪と同義語だった。暮らすのには大変な場所で、多くの人が、統治するのはほぼ不可能だと言っている。

ドゥテルテ氏は正直だ。もし彼が‘十戒を守っていたなら’長年、ダバオ市長を勤めることはできなかったことを彼は公然と認めている。おそらく、誰にも無理だったろう。

彼の人権実績に対する批判に対し、彼は実に敏感だ。国連や、EUや、アメリカなど、どこからのものであれ、彼の反応は極めて反抗的で、いつも同じだ。“くたばれ!”

そして、欧米でいつも報じられるのはこのことだ。

しかし、ロドリゴ・ドゥテルテが、いつもこう言って続けることは省かれている。

人権について私にお説教か? 最近のイラクや、リビアやシリアを含め、世界中であなた方が殺害している何百万人もの人々についてはどうなのだ? あなた方が殺害したフィリピン国民はどうなのだ? 毎日、警官に虐殺されているあなた方の自国民、アフリカ系アメリカ人はどうなのだ?

彼は欧米の偽善に対する深い反感を隠そうとはしていない。何世紀も、アメリカ合州国とヨーロッパは、何百万人も殺害し、大陸を丸ごと略奪しておいて、他の国々を評価し、批判し、偉そうに命令する権利を保持している。直接、あるいは国連のような連中が支配している機関を通して。またしても、彼の答えは明らかに、スカルノ風だ: あなた方など御免だ! あなた方の支援など、まっぴら御免だ!!”

だが、ニューヨーク・タイムズやエコノミストでこういう話題を読むことは決してない。‘麻薬撲滅戦争’の話題だけ、‘無辜の犠牲者’と、そしてもちろん‘独裁者’ドゥテルテの話題だけだ。

*

状況は急速に進展している。

最近、ドゥテルテ大統領は、‘フィリピン水陸両用上陸演習’(Phiblex)と呼ばれている軍事演習の中止を命じた。演習は、10月4日に始まり、一週間以上続く予定だった。約1,400人のアメリカ人と、500人のフィリピン人兵士が、南シナ海の紛争になっている島嶼に危険なほど近い海域で、軍事演習に参加した。

数人の主要なフィリピン人知識人によれば、アメリカは、常に中国に敵対し、挑発して、地域における攻撃的な帝国主義的野望に、フィリピンを利用し続けてきた。

ドゥテルテ政権は、欧米離れをし、一層中国寄りにすると決意している。フィリピンと中国が、予見しうる将来に、全ての意見の相違を解決できる可能性は極めて高い。つまり、もしアメリカを外して、よせつけずにいれば。

中国に対する善意を実証するため、また新たな自立の道を示すべく、マニラは、アメリカ合州国との28件の年次軍事演習全てをキャンセルすることも計画している。

ドゥテルテ大統領は、一体何が危機に瀕しているかは十分承知している。大統領の座について、100日を記念して、彼はいくつか激しい演説をし、欧米が彼を大統領の座から排除しようとして、彼を殺害さえする可能性もあることを認めた。

“私を追い出したいのか? CIAを使いたいのか? おやりなさい… どうぞご自由に。どうでも良い! 私が追い出される? 結構。(もしそうなら)それも私の運命だ。運命は余りに多くのものをもたらす。私がもし死んだら、それも私の運命だ。大統領は暗殺さされるものだ。”

そう。大統領たちは暗殺されることが多いのだ。

しかし、最近では世界中の国々が続々と反帝国主義連合に参加しつつある。なんとか克服している国もある。不安定化させられたり(ブラジルのように)、経済的に混乱させられたり(ベネズエラのように)、完全に破壊されたりしている(シリアのように)国もある。ロシアから中国、朝鮮民主主義人民共和国やイランに至るまで、反抗的な国々は、欧米政府プロパガンダとマスコミによって、ことごとく悪魔化されている。

しかし世界はもううんざりしているように見える。帝国は崩壊しつつある。帝国はパニックになっている。帝国は益々多くの人を殺害しているが、勝利してはいない。

フィリピン人も、この同盟に参加しようとしているのだろうか? 大統領に就任して、わずか100日で、ドゥテルテ大統領は覚悟を決めたように見える。もう隷属はしない! 戻ってくるな!

彼は生き残るつもりだろうか? 彼は今の路線を続けるつもりだろうか?

実際、彼は一体どれほど強靱なのだろう? 帝国と対決するには、鋼の神経が必要だ! 無数の複雑な暗殺策謀、巧妙なプロパガンダ作戦や、策略を生き抜くには、人は少なくとも不死身でなければならない。こうしたもの全てに対し、彼は覚悟できているのだろうか? 彼は覚悟しているように見える。

彼の国のエリート連中は、完全に欧米に寝返っている。インドネシアや、かなりの程度、タイやマレーシアの連中同様に。

これは困難な闘いになるだろう。すでにそうなっている。

だが国民の大多数は彼を支持している。現代史で初めて、フィリピン国民が、自らの運命を、自らの手で決める好機を得る可能性があるのだ。

そして、もし欧米が、マニラから溢れ出るものが気に入らなかったら? ドゥテルテ大統領は気にしていない。逆に質問する項目をたっぷり用意したと彼は宣言している。そして、もし、欧米がそれに答えられなかったら。

“もし連中が答えることができないなら、売女の息子よ、うせろ、けだもの。今度は蹴るぞ。私を怒らせるな。連中が私より賢明なはずがない、本当だ!”

十中八九、連中はそうではない。連中は彼より賢明ではない。しかし連中は絶対に遥かに冷酷で、遥かに残忍だ。

連中は彼の何を非難しているのだろう?‘麻薬撲滅戦争’で、約3,000人を殺害したことだろうか?

欧米(最近フィリピンでは、多くの人々が‘売女の息子’連中と呼んでいる)は、第二次世界大戦終結以降、世界中で一体何人の命を奪っただろう? 4000万人、それとも5000万人? 数え方次第だ。‘直接’か‘間接’。

帝国は、ほぼ確実に、ドゥテルテ大統領を殺害しようとするだろう、それも近い内に、ごく近い内に。

生き残る為、前進し続ける為、戦い続ける為、虐待され、搾取されてきた彼の国を守る為に、彼は十戒の全てを永久に絶対に忘れなければなるまい。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5cb0.html


 2011年3月にアメリカをはじめ、イスラエル、サウジアラビア、トルコなど外国のシリアのバシャール・アル・アサド政権を倒したい勢力が侵略戦争を始めた当初、ダニー・デイエムなるシリア系イギリス人が「アサド政権による弾圧」を発信、それを西側の有力メディアは垂れ流していたが、この仕組みは2012年3月に破綻する。「シリア軍の攻撃」を演出する様子を撮した部分を含む映像がインターネット上へ流出、西側メディアの伝えていた「報道」が嘘だということを多くの人が知ってしまったのだ。現在、SOHRと手を組んでいるのは「白ヘル」だ。

 イドリブの攻撃に関し、ロシアのビタリー・チュルキン国連大使は西側の主張を否定している。国連の呼びかけに応じ、18日からロシアやシリアの航空機はイドリブから10キロメートル以内の空域を飛行していないというのだ。ロシア国防省は問題の日にアメリカのUAV(ドローン)のプレデターが飛行していたと主張、その事実は記録されているとしている。ロシアが上空から撮影した写真によると、学校の屋根に損傷は見られず、爆撃によるクレーターもないようだ。

 1991年12月にソ連が消滅、翌年の2月の世界制覇プラン(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)を作成してから、アメリカの支配層は有力メディアに偽情報を広めさせながら軍事侵略を繰り返してきた。ユーゴスラビアやアフガニスタンは人権、イラクは大量破壊兵器、ウクライナ、リビア、シリアは民主化だが、いずれも侵略を正当化するための口実に使われただけだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610280000/


シリア空爆で破壊された学校の写真は「偽物」 ロシア外務省 2016年10月29日


シリアの反体制派が支配する北西部イドリブ県ハス村で、空爆を受けて破壊された学校の教室(2016年10月26日撮影)。(c)AFP/Omar haj kadour


【10月29日 AFP】ロシア外務省の報道官は28日、

シリアの反体制派が支配する同国北西部イドリブ(Idlib)県の学校が空爆されたとして発表された写真を専門家が鑑定したところ、写真は偽物だという結果が出たと述べた。

国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、この空爆により児童22人が死亡したと発表している。

 露外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官は、フェイスブック(Facebook)への投稿で

「シリア・ハス(Hass) 村での写真を分析した専門家によれば、実際には学校に対する空爆はなく、犠牲者も出ていないということが判明した。写真はコンピューター・グラフィックによるものだ」

と述べた。

 また露国防省のイーゴリ・コナシェンコフ(Igor Konashenkov)報道官も27日、ロシアの無人機が撮影した写真では、空爆を受けたとされる学校の屋根に被害はなく、周辺エリアに空爆の跡はみられなかった上、「その日はロシア軍の戦闘機は1機もその地域に進入していない」と述べた。

 ユニセフは26日、シリアのイドリブ県ハス村の学校が空爆され、児童22人と教員6人が死亡したと発表していた。(c)AFP




見えざる政府の内実:戦争、プロパガンダ、クリントン & トランプ
2016年10月27日 John Pilger www.johnpilger.com
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-f084.html


アメリカ人ジャーナリスト、エドワード・バーネイズは、現代のプロパガンダを発明した人物と言われることが多い。

歪曲とごまかしの婉曲表現として、“広報活動”という言葉を創り出したのは、心理分析の先駆者、ジーグムント・フロイトの甥、バーネイズだった。

1929年、ニューヨークのイースター・パレードで、タバコを吸って、女性の喫煙を推進するよう、彼はフェミニストを説得した。これは当時異様なことと見なされていた行為だ。フェミニストの一人、ルース・ブースは“女性たちよ! もう一つの自由のたいまつに火をつけよう! 性的タブーと戦おう!”と宣言した。

バーネイズの影響力は広告を遥かに超えて広がった。彼の最大の成功は、アメリカ国民を、第一次世界大戦という大虐殺に参戦するよう説得した彼の役割だ。彼は言った。秘訣は、“国民にはそうと気がつかせぬまま、彼らを我々の意志に従って支配・統治”するため、国民の“同意をでっち上げる”ことだ。

彼はこれを“我々の社会における本当の支配力”と表現し、それを“見えざる政府”と呼んだ。

現在、見えざる政府は、一層強力となったが、ほとんど理解されていない。ジャーナリスト兼映画制作者という経歴上、今ほど、我々の暮らしの中に植えつけられ、まかり通っているプロパガンダを私は聞いたことがない。

二つの都市を想像願いたい。

二つの都市は、それぞれその国の政府軍に包囲されている。二つの都市は、人々の首を斬るなどの恐ろしい残虐行為をする狂信者連中に占領されている。

だが、ここには極めて重要な違いがある。一方の包囲は、政府軍兵士は、彼らの戦闘や空爆を熱心に報じる欧米の従軍記者連中によって、解放者として描かれている。こうした英雄的兵士が、勝利のVサインをしている写真が一面に掲載される。一般市民の死傷者については、ほとんど触れられない。

二つ目の都市で - すぐ近くの別の国で - ほとんど全く同じことが起きている。政府軍が同様な狂信者連中に支配されている都市を包囲している。

違いは、この狂信者連中は“我々”アメリカ合州国とイギリスに支援され、補給され、武器を提供されていることだ。連中には、イギリスとアメリカが資金を出したメディア・センターまである。

もう一つの違いは、この都市を包囲している政府軍兵士は悪者で、一つ目の都市で良い兵士がしていると全く同じこと、都市を攻撃し爆撃しているかどで非難されているのだ。

混乱されたろうか? そうではないだろう。プロパガンダの本質である基本的な二重基準はそういうものだ。もちろん私は、アメリカ合州国とイギリスに支援されたイラク政府軍による現在のモスル包囲と、ロシアに支援されたシリア政府軍によるアレッポ包囲のことを言っている。一方は善だ。もう一方は悪だ。

ほとんど報道されないのは、もし2003年に、イギリスとアメリカ合州国がイラクを侵略していなければ、この二つの都市が狂信者連中に占領され、戦争で荒廃されてはいなかっただろうことだ。あの犯罪的行為は、現在、シリア内戦に関する我々の理解を歪めているプロパガンダと、驚くほどよく似たウソを根拠に始められたのだ。

このニュースを装った絶え間ないプロパガンダさえなければ、醜悪なISISや、アルカイダや、ヌスラ戦線や、その他諸々の聖戦ギャングなど存在せず、シリア国民は、今のように、自分たちの命のために戦ってはいなかった可能性がある。

2003年に、BBC記者連中が続々とカメラに向かって、後に世紀の犯罪となったものに対し、ブレアは“潔白が証明された”と我々に語ったのを覚えている方々もおられよう。アメリカのテレビ局も、ジョージ・W・ブッシュに、同じ潔白証明をした。フォックス・ニューズは、コリン・パウエルのでっちあげを紛らすために、ヘンリー・キッシンジャーを担ぎだした。

同年、侵略直後、ワシントンで著名なアメリカ人調査ジャーナリスト、チャールズ・ルイスのインタビューを撮影した。私は彼に質問した。“もしも世界で最も自由なマスコミが、後になって粗雑なプロパガンダだったことが判明したものに、本気で異議申し立てをしていたら、どうなっていたでしょう?”

もし、ジャーナリスがきちんと仕事をしていれば“アメリカが、対イラク戦争をする必要がなかった可能性は非常に大きい”と彼は答えた。

これは衝撃的な発言で、私が同じ質問をした他の有名なジャーナリストたちも、CBSのダン・ラザー、オブザーバーのディビッド・ローズや、匿名希望のBBCジャーナリスやプロデューサーたちも同意していた。

言い換えれば、ジャーナリスたちが、きちんと仕事をしていれば、拡声するのでなく、プロパガンダに異議を申し立てし、調査をしていれば、何十万人もの男性、女性や子供たちは、今も生きていて、ISISもなければ、アレッポやモスル包囲もなかったはずなのだ。

2005年7月7日のロンドン地下鉄での大惨事もなかったはずなのだ。何百万人もの難民の奔流もなかったはずなのだ。惨めな難民キャンプもなかったはずなのだ。

昨年11月、パリでテロの惨劇が起きた際、フランソワ・オランド大統領は、シリアを爆撃するため、即座に航空機を送り込み - 更なるテロが続いているが、フランスは“戦争状態”にあり“容赦はしない”と言ったオランドの大げさな言葉に対する予想通りの産物だ。国家による暴力と、聖戦の暴力は、お互いを餌にして、続いているという真実を語れる勇気を持った国家指導者はいない。

ソ連の反体制派詩人、エフトシェンコは言った。“真実が沈黙に置き換えられる時”“沈黙はウソだ。”

対イラク攻撃、対リビア攻撃、対シリア攻撃は、こうした国々の指導者たちが、欧米の傀儡ではないがゆえに起きた。サダムやカダフィの人権実績は全く無関係だ。彼らは、そいれいに従わず、自国の支配を引き渡そうとしなかったのだ。

セルビア占領と、市場経済への転換を要求する“協定”への署名を拒否すると、スロボダン・ミロシェビッチにも同じ運命が待っていた。彼の国民は爆撃され、彼はハーグで起訴された。こういう独立は、許しがたい.

ウイキリークスが暴露している通り、シリア指導者バッシャール・アル・アサド2009年に、カタールからシリアを経由して、ヨーロッパに向かう石油パイプラインを拒否して初めて、彼は攻撃されるようになったのだ。

その時以来、CIAは、現在、モスルの人々を留め置き、東アレッポの人々を人質にしている狂信者連中と同じ聖戦狂信者を使ってのシリア政府打倒を計画してきた。

一体なぜこれがニュースにならないのだろう? 元イギリス外務省幹部Carne Ross、対イラク経済制裁運営責任者の、私に言った。“ジャーナリス連中は、秘密部分を削除した諜報情報というエセ事実を提供してやるか、締め出すかだ。これが、効くのだ。”

アメリカとイギリスが何十億ドルもの兵器を売っている、欧米にとっての中世のお客様、サウジアラビアが、余りに貧しく、最良の時期ですら、子どもの半数が栄養不足だったイエメンを、現在破壊している。

極貧の村や、結婚式や葬儀に対し、サウジアラビアが使っている“我々の”爆弾による大規模爆弾攻撃をYouTubeで見ることができる。

爆発は、小型原子爆弾のように見える。サウジアラビアの爆撃手は、イギリス人将校と並んで働いている。これは夕方のニュースにもならない。

オックスフォード、ケンブリッジ、ハーバード、コロンビア大学で立派な教育を受け、BBC、ガーディアン、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストでの素晴らしい経歴を持った連中が、我々の同意を画策する時に、プロパガンダは最も効果的になる。

こうした組織は、リベラルなマスコミとして知られている。連中は自らを、見識ある、進歩的な時代精神道徳の擁護者を装っている。彼らは人種差別反対で、フェミニズムを支持し、性的少数者を支持している。

そして、連中は戦争を愛している。

フェミニズムを語りながら、生存権を含め、無数の女性たちの権利を無視する飽くことを知らない戦争を支持しているのだ。

2011年、当時は現代的な国家だったリビアが、ムアマル・カダフィが、自国民に対する大量虐殺をしようとしているという口実で破壊された。あれは絶え間のないニュースだった。しかも、証拠は皆無だった。結局はウソだった。

実際、イギリス、ヨーロッパとアメリカ合州国が、アフリカ最大の産油国リビアで“政権転覆”と称するものを望んでいたのだ。アメリカ大陸における、カダフィの影響力と、何よりも、彼が自立していることが許しがたい.

それで、彼は、アメリカ、イギリスと、フランスが支援する狂信者連中に、背後を、ナイフで刺されて、殺された。彼の陰惨な死を、カメラの前で“来た、見た、彼は死んだ!”と叫んで、ヒラリー・クリントンは喝さいしていた。

リビアの破壊は、マスコミの勝利だった。陣太鼓が叩かれる中、ジョナサン・フリードランドは、ガーディアンにこう書いた。“リスクは極めて現実的ではあるが、介入の正当性を裏付けるものは強力だ。”

介入 - 何と礼儀正しく温和なガーディアン用語だろう。リビアにとって、本当に意味するものは、死と破壊なのに。

NATO自身の記録によれば、NATOは、9,700回の対リビア“攻撃出撃”を行い、そのうち三分の一以上が、民間施設を標的にしていた。武器には、ウラン弾頭のミサイルもあった。ミスラタやシルテの瓦礫や、赤十字が発見した集団墓地の写真をご覧願いたい。国連児童基金UNICEFは、殺害された子どもに関して“彼らの大半は十歳未満だ”と報じた。

直接の結果として、シルテは、ISISの首都になった。

ウクライナも、もう一つのマスコミの勝利だ。ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストやガーディアンなどのリベラルなご立派な新聞や、BBC、NBC、CBS、CNNなどの主要放送局が、新たな危険な冷戦を受け入れるべく、視聴者を条件付ける上で、極めて重要な役割を演じた。

2014年のウクライナ・クーデターは、実際には、ドイツとNATOに手助けされた、アメリカ合州国の仕業なのに、ウクライナでの出来事は、全てロシアによる悪意ある行為として、事実を歪曲して報じられている。

こうした現実の逆転が余りに蔓延しているために、アメリカが、ロシアを軍事的に威嚇しても、ニュースにならない。昔の冷戦時代、子どもの私が教えられて育ったのと同じ、組織的な中傷、脅威キャンペーンに隠されてしまうのだ。またもや露助が、エコノミスト誌が、悪魔として描いた新たなスターリンに率いられ、我々を攻撃しにやってくるのだ。

ウクライナに関する真実の抑圧は、私が覚えている限りで、最も徹底的な報道管制の一つだ。キエフでクーデターを画策したファシストは、1941年のナチスによるソ連侵略を支援した連中と同じ穴のムジナだ。ヨーロッパでは、ファシストや、反ユダヤ主義の勃興を、散々恐れているはずなのに、ウクライナのファシストについて触れた指導者はいない。ウラジーミル・プーチンを除いては、しかも、彼は数に入らない。

欧米マスコミの多くが、ウクライナのロシア語話者住民を、決して、ウクライナ国内での連合化を求め、自分たちが選んだ政府に対して、外国が画策したクーデターに抵抗しているウクライナ人としてではなく、モスクワの手先として、彼ら自身の国にいる外国人であるかのように描き出そうと懸命に努力した。

まるで、戦争屋の同窓会で、気軽に賢さを張り合っているかのようだ。

ロシアとの戦争煽り立てているワシントン・ポストの太鼓持ち連中は、サダム・フセインは、大量破壊兵器を保有しているというウソを広めたのとまったく同じ編者たちだ。

我々大半にとって、アメリカ大統領選挙戦は、ドナルド・トランプが極悪人役を演じるマスコミによる見せ物だ。

だがトランプが、ワシントンの権力者に嫌われているのは、彼の反抗的な振る舞いや発言とは、ほとんど無関係な理由からだ。ワシントンの見えざる政府にとって、予測のつかないトランプは、アメリカの21世紀計画に対する障害なのだ。

これは、アメリカ合州国の優位を維持し、ロシアを、できれば、中国も支配下におくためだ。

ワシントンの軍国主義者連中にとって、トランプの本当の問題は、正気な時には、ロシアとの戦争を望んでいないように見えることだ。彼はロシア大統領と戦うのではなく、交渉をしたがっている。中国の主席と話し合いたいと彼は言っている。

ヒラリー・クリントンとの最初の討論で、トランプは、紛争で、最初に核兵器を使用することはしないと約束した。彼は言った。“決して私は先制攻撃はしない。核戦争が起きてしまえば、おしまいだ。”こういうことはニュースにならない。

彼は本気で言っているのだろうか? 誰にもわからない。彼は、よく矛盾したことを言う。だが、トランプが、誰がホワイト・ハウスにいようと、アメリカ合州国を運営している壮大な国家安全保障機構が維持している現状にとって、深刻な脅威と見なされているのは明らかだ。

CIAは彼の敗北を願っている。ペンタゴンも彼の敗北を願っている。マスコミも彼の敗北を願っている。彼自身の党さえ、彼の敗北を願っている。核武装したロシアと中国と戦争をする用意ができていることが明白なクリントンと違い、彼は世界支配者にとって脅威なのだ。

彼女は良く自慢するが、クリントンにはスタイルがある。実際、彼女の実績は証明済みだ。上院議員として、イラクでの大虐殺に賛成した。2008年に、オバマに対抗して立候補した際には、イランを“完全に消し去る”と脅した。国務長官として、彼女は、リビアとホンジュラスの政府破壊に共謀し、中国攻撃の手筈を整えた。

彼女は、ロシアとの戦争になる直接的な挑発である、シリアでの飛行禁止空域を支持すると誓っている。クリントンは、私の人生の中で最も危険なアメリカ大統領になる可能性がある -そこで卓越する競争は激しいが。

何の証拠も無しに、トランプを支援していて、彼女のメールをハッキングしたと、彼女はロシアを非難している。ウイキリークスが公開した、これら電子メールで、クリントンが裕福で強力な連中に対する非公式な講演で言っていることと、彼女が公に語っていることとが真逆なのがわかる。

これこそが、ジュリアン・アサンジを黙らせ、脅すことが極めて重要な理由だ。ウイキリークスの編集者として、アサンジは真実を知っているのだ。懸念しておられる方々に申しあげておく。彼は健在で、ウイキリークスは、フル回転している。

現在、第二次世界大戦以来、アメリカが率いる軍隊の最大の増強が進行中だ。カフカスで、東ヨーロッパで、ロシア国境で、そして中国が標的である、アジアと太平洋で。

大統領選挙サーカスが、11月8日のフイナーレに近づく中、このことをお忘れなく。もし、勝者がクリントンになれば、古代ギリシア劇の合唱隊のような無分別な評論家連中が、彼女の戴冠式を、女性にとっての偉大な前進だと慶賀するだろう。クリントンの犠牲者、シリアの女性たち、イラクの女性たち、リビアの女性たちに触れるものは誰もいるまい。ロシアで行われている民間防衛訓練に触れるものは誰もいるまい。エドワード・バーネイズの“自由のたいまつ”を思い起こすものは誰もいるまい。

ジョージ・ブッシュの大統領報道官が、かつて、マスコミを“共謀実現者”と呼んだことがある。

マスコミのおかげで可能になったウソで、大変な苦難をもたらした政権の幹部によるこの発言は、歴史の警告だ。

1946年、ニュルンベルク裁判の検事は、ドイツ・マスコミについてこう言った。“あらゆる大規模侵略の前に、彼らは敵を弱体化させ、心理的に、ドイツ国民を、攻撃に備えさせるよう計算された報道キャンペーンを立ち上げていた。プロパガンダ体制で最も重要な武器は日刊紙とラジオだった。”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-f084.html


2016.11.08
自衛隊の部隊が派遣されているジブチと南スーダンは米国がアフリカと中東を侵略する拠点になる


 ジブチへ日本政府は約47億円をかけて拠点基地を2011年に建設、南スーダンには陸上自衛隊・中央即応集団を派遣している。ジブチの拠点を防衛省は来年、拡張するという。そのジブチと南スーダンは、アメリカがアフリカや中東を侵略する拠点にしようとしている国。資源を略奪するために破壊と殺戮を繰り広げる足場にしようというわけだ。

 2007年にアメリカはアフリカ大陸を担当する統合軍のAFRICOMを創設しているが、その目的は言うまでもなく、アフリカを侵略して支配することにあった。当然、アフリカ諸国は反発、AFRICOMは司令部をドイツに置かざるをえなくなり、ジブチはアメリカ軍の橋頭堡的な役割を果たすことになる。

 アメリカ軍をアフリカ諸国が拒否できた一因は、リビアに君臨していたムアンマル・アル・カダフィにある。彼は自国を自立させるだけでなく、アフリカを独立させようとしていた。そうしたプランの一環としてドル体制からの離脱を目指し、金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にしようとしていた。

 アメリカが2011年にリビアを攻撃した際、リビアは143トンの金を保有していたと言われている。WikiLeaksが公表したシドニー・ブルメンソールからヒラリー・クリントンに宛てた電子メールによると、アメリカがリビアを攻撃した理由は、その金143トンと石油利権だったことを暗示している。

 伝えられるところによると、バラク・オバマ大統領にリビア攻撃を強く迫ったのは3人の女性、つまり国務長官だったヒラリー・クリントン、そしてサマンサ・パワーとスーザン・ライスだ。クリントンはカダフィが惨殺されたことを知らされ、「来た、見た、死んだ」と口にして喜んでいる。

 アメリカがAFRICOMを創設する前年、2006年3/4月号のフォーリン・アフェアーズ誌の2006年3/4月号は、キール・リーバーとダリル・プレスの論文を掲載した。その中でふたりはロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できると主張している。この雑誌は外交問題評議会が発行、アメリカ支配層の意思を何らかの形で反映していると言える。

 また、2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に掲載されたシーモア・ハーシュの記事によると、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3カ国が秘密工作を開始、そのターゲットはシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラだとしている。

 ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、1991年に国防次官を務めていたポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語り、2001年9月11日に世界貿易センターと国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されて10日後には統合参謀本部でイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランを先制攻撃する計画ができていると聞いている。この計画を作成したのはドナルド/ラムズフェルド国防長官の周辺だ。

 イラクはアメリカ軍主導の連合軍による先制攻撃で破壊、シリア、イラン、レバノンに取りかかっていたということだろうが、同じ頃、アメリカはエチオピア軍にソマリアを侵略させている。2011年にはリビアとシリアを傭兵(アル・カイダ系武装集団)に侵略させている。

 スーダンでは内戦が1983年から2005年まで続き、11年に南部が独立している。この戦乱は石油が原因だった。1974年にアメリカの巨大石油会社シェブロンがスーダンで油田を発見したのだ。1990年代の終盤になるとスーダンでは自国の石油企業が成長してアメリカの石油企業は利権を失っていき、中国やインドなど新たな国々が影響力を強めていった。

 南部ではSPLM(スーダン人民解放軍)が反政府活動を開始するが、SPLMを率いていたジョン・ガラングはアメリカのジョージア州にあるフォート・ベニングで訓練を受けた人物。結局、南部は独立に成功した。国境の周辺に油田があるのは必然だ。

 スーダン西部にあるダルフールでも資源をめぐる戦闘が2003年から激化した。当初、欧米の国々は南スーダンの石油利権に集中、ダルフールの殺戮を無視していたが、ネオコンはダルフールへ積極的に介入した。その資源に目をつけた隣国チャドの政府が反スーダン政府のJEM(正義と平等運動)へ武器を供給したことも戦闘を激化させる一因。チャドの背後にはイスラエルが存在していると生前、リビアのムアンマル・アル・カダフィは主張していた。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611070000/


1991年12月にソ連が消滅した段階でネオコン/シオニストはアメリカが唯一の超大国になったと認識、服わぬ国々は脅し、それでも屈服しなければ軍事的に破壊してしまうという戦略を立てた。ソ連消滅の直前、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)は5年から10年でイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたという。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官の話だ。
 2001年9月11日以降、アメリカではネオコンが主導権を奪い、ウォルフォウィッツたちが描いた世界制覇プランを推進していく。クラーク元司令官によると9/11の10日後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国リストが作成されていた。そこにはイラク、シリア、イランのほか、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンが載っていたという。
 ところが、21世紀に入るとロシアでウラジミル・プーチンを中心とするグループがロシアを再独立させ、ネオコンが描く世界制覇プランの前提条件が崩れてしまう。それでもプランを推し進めようとした結果、ロシアや中国を核戦争で脅すという事態になる。そうした動きの最前線にいたのがヒラリー・クリントンだ。

 その一方、軍や情報機関の内部でもロシアとの核戦争は避けるべきだと考える人びとがいる。マーティン・デンプシー元統合参謀本部議長やマイケル・フリン元DIA局長はその典型例。クリントンの電子メールをリークした人物は電子情報機関NSAの内部にいると推測する人もいた。こうした人びとの存在はクリントンが大統領選で敗れた一因だろう。

 しかし、クリントンを担いでいた勢力のネットワークは強力。すでにジョージ・ソロスはカラー(パープルらしい)革命を始めている。そうした人びとはロシアとの関係修復にも抵抗、場合によってはシリアへの本格的な軍事介入を強行するかもしれない。「アメリカの関東軍」であるNATOは懸念材料だ。

 アメリカでは「トランプ暗殺」の噂も流れているが、実際に殺さなくても何らかの形で排除し、ペンス副大統領を昇格させるということは想定できる。これはアメリカ支配層の常套手段だ。そこで、ペンスが注目されている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611140001/



ヒラリー・クリントンとは誰か
  ーーアメリカ大統領選挙を目前にして
 国際教育総合文化研究所 寺 島 隆 吉  2016年11月2日付

 
 アメリカの選挙情勢は11月8日の投票日を目前にしながら混沌としています。
 というのは、オバマ大統領や民主党幹部・特権階級だけでなく金融街や大手メディアからも圧倒的な支援を得ながらも、世論調査ではヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の支持率は拮抗しているからです。

 トランプ氏は共和党幹部からもアメリカの財界・支配層からも支持や援助を得ていないにもかかわらず、そして大手メディアから袋叩きにあいながらも、拮抗状態なのです。
 たとえば、民主党のヒラリー女史は、10月19日に行われた最後のテレビ討論に出演しましたが、直後におこなわれたCNNテレビおよび世論調査機関ORCの調べでは、クリントン女史が勝ったと答えた回答者は52%、反対にトランプ氏が上まわったと答えたのは39%に留まっていました。

 ところがワシントン・タイムズ紙は、最後のテレビ討論に関する緊急調査で、同討論会で共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏がライバルのヒラリー・クリントン氏に圧勝したと報じているのです。

 同紙はサイト上で討論後に「最後の討論会、勝ったのはどっち?」という質問をおこなったのですが、討論の終了直後、トランプ氏には77%または1万8290票だったのに反し、ヒラリー女史には4100票または17%しか集まりませんでした。

 その後しばらく経つと状況はさらに変わり、10月20日の日本時間14時35分にはトランプ氏3万2000票(74%)クリントン氏9000票(21%)となりました。

 ワシントン・タイムズは米国で最も著名かつ保守的な編集方針で知られていますから、新聞社のバイアスがかかっているのかも知れませんが、それにしても、トランプ氏は圧倒的な支持を得ているのです。

 さらに、米国大統領選挙まであと16日という時点(10月23日)でのロサンゼルス・タイムズの世論調査では「トランプ支持44・4%、ヒラリーン支持44・1%」という結果でした。

 ご覧のとおり、共和党トランプ氏と民主党ヒラリー女史の支持率は、ほぼ拮抗しているのです。

     *

 さらに、もうひとつ面白い情報があります。「Sputnik日本」(10月28日)は、イギリス高級紙インデペンデントからの情報として次のような記事を載せているのです。

 ニューヨーク大学のヘルムト・ノーポース教授は、自分の作った米大統領選結果予測モデルによると勝利するのは共和党のドナルド・トランプ候補であることを明らかにした。インデペンデント紙が報じている。

 ノーポース教授の開発した選挙結果予測モデルは1992年から今までの米大統領選挙の予測を2000年の一度を除いて全て当てている。モデルは2000年は民主党の勝利を予測したが、実際はフロリダ州の浮遊票を集め、共和党のジョージ・ブッシュ氏が当選した。

 さて今回だが、このモデルの予測ではプライマリーでより見事な演説を行なった候補者が勝利する。ノースポース氏の見解では、プライマリー(予備選)で勝利を収めたのはトランプ氏で、このことから選挙で勝利する確率は高い。

     *

 トランプ氏は共和党幹部からもアメリカの財界・支配層からも支持や援助を得ていません。にもかかわらず、そして大手メディアから袋叩きにあいながらも、なぜこのように選挙で勝利する確率が高くなっているのでしょうか。

 それはヒラリー女史とトランプ氏の論争が進めば進むほど、ヒラリー女史の本性が民衆に分かり始めてきたことです。

 すでに民主党内の予備選でさえ、社会主義者を自称するバーニー・サンダース氏に追い上げられて、一時はサンダース氏が勝利するかも知れないと言われていたことすらあったのですが民主党幹部の裏工作、大手メディアの加勢で何とか乗り切ることができました。この間の事情を櫻井ジャーナル(2016年6月17日)は次のように書いています。

 ところで、民主党幹部たちが昨年5月26日の時点でヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆する電子メールが公表されている。本ブログでは何度か取り上げたように、昨年6月11日から14日にかけてオーストリアで開かれたビルダーバーグ・グループの会合にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加、欧米の支配層は彼女を大統領にする方向で動き出したと言われていたわけで、この電子メールの内容は驚きでない。

 この内定を揺るがしたのがサンダース。急速に人気を集め、支持率はヒラリーと拮抗するまでになった。ただ、そうした動きが現れる前に選挙人登録は終わっていたため、支持率が投票に反映されたとは言い難い。例えば、4月に投票があったニューヨーク州の場合は昨年10月9日までに民主党と共和党のどちらを支持しているかを登録しておかないと予備選で投票できず、投票できなかった人が少なくない。

     *

 このニューヨーク州の事態については長周新聞2016年5月4日で、私は「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」と題して既に拙論を載せてあったのですが、サンダース氏の進出を阻止する動きがもっと露骨になったのはカリフォルニア州の予備選でした。

 それを櫻井ジャーナルは上記に続けて次のように書いています。

 支持政党を登録していなくても投票できるカリフォルニアで予備選が行われる直前の世論調査ではサンダースがクリントンをリード、幹部たちを慌てさせたようだ。民主党支持者ではサンダースが57%、クリントンが40%、無所属の人ではそれぞれ68%と26%だとされている。

 そうした状況の中、予備選の前夜にAP通信は「クリントン勝利」を宣告した。「スーパー代議員(上位代議員、あるいは特別代議員と訳されている)」の投票予測でクリントンが圧倒し、勝利は確定しているというのだ。この「報道」がカリフォルニアにおける予備選でサンダースへの投票を減らしたことは間違いないだろう。

 カリフォルニア州の場合、本ブログではすでに紹介したように、投票妨害とも言えそうなことが行われていたという。政党の登録をしなかった人びとはサンダースを支持する人が多く、民主党の登録をしている人はヒラリー支持者が多いが、登録しているかしていないかで投票用紙が違う。

 投票所によっては投票用紙を受け取ろうとすると、政党無登録の人には予備選に投票できない用紙を自動的に渡す投票所があったという。投票するためには民主党支持変更用紙を要求しなければならない。予備選に投票するにはどうすべきかと尋ねられた係員は、政党無登録の人には民主党用の用紙は渡せないと答え、民主党支持変更用紙のことには触れないよう指示されていたケースもあったようだ。


     *

 こうした動きのなかで、突如、サンダース氏は選挙戦から降りると宣言し、勢いを増しつつあった支持者の運動や願いを裏切り、あろうことか「ヒラリー女史こそ大統領としてベストの候補者だ」という演説までもするようになりました。

 ではサンダース氏が今まで言ってきたこと、「ヒラリー女史はウォール街と一心同体であり富裕層の代弁者だ」という言はどこへ行ったのかと、支持者たちはやりきれない思いをしたに違いありません。

 ヒラリー女史および民主党幹部とサンダース氏の間に、裏でどんな取引があったのか分かりませんが、とにかくヒラリー女史はこうして無事に予備選をくぐり抜け、本選に挑むことができるようになりました。

 しかし相手は共和党のなかでさえ評判の悪いトランプ氏ですから、ヒラリー女史は本選では楽勝となり、「アメリカ史で初めての女性大統領」という栄冠を難なく手にすることができると思われていました。

 ところがウィキリークスがヒラリー女史や民主党幹部の裏舞台を暴露し始めた頃から雲行きが怪しくなってきました。

 元共和党政権の経済政策担当の財務次官補のポール・グレイグ・ロバーツは自分のブログ(2016年10月5日)で、それを次のように書いています。

 「…。彼女は、ウォール街・巨大銀行・軍産複合体の巨大な政治力を有するひと握りの連中、および外国利益の集団によって買収されている。その証拠は、クリントンの1億2000万ドルという個人資産と、2人の財団の16億万ドルだ。ゴールドマン・サックスは、講演で語られた智恵に対して、ヒラリーの3回の20分講演に、67万5000ドルを払ったわけではあるまい。…」

*Washington Leads The World To War
「世界を戦争へ導くワシントン」

     *

 上記で登場するゴールドマン・サックスは、2008年の世界金融危機の震源地のひとつとなった世界最大級の投資銀行です。そのように世界経済を破壊した機関で講演すること自体が問題ですが、その謝礼も私たち凡人の想像を絶する金額です。

 かつて私が大学教授として60〜90分の講演をしても、その謝礼は3〜5万円でしたから(ときには全く無料のものもあります)。ところがヒラリー女史は、そこで20分の講演を3回しただけで、67万5000ドル(約7000万円)の謝礼です。つまり、1回20分で約2300万円もの大金がもらえるのですから、いかに破格の謝礼であるかがよくわかるはずです。

 だからこそ、世界金融危機につながった住宅ローン担保証券の不正販売を巡る事件は、ゴールドマン・サックスから誰一人として刑務所に送られたものはなく、2016年1月に制裁金等33億ドルと借り手救済金18億ドルの和解金で決着してしまったのでしょう。世界最大級の投資銀行としては、おそらく、全くの端金(はしたがね)だったに違いありません。

 かつて民主党の支持基盤のひとつは労働組合だったのに、夫のビル・クリントンが大統領だったときにNAFTA(米国、カナダ・メキシコ3カ国による域内貿易自由化取り決め)によって、大企業がメキシコなどの国外へと移転して、労働者の多くは仕事を失いました。その結果、多くの労働組合が縮小・解体され、民主党は新しい財政基盤を必要とするようになりました。

 民主党が、労働者や一般民衆ではなく、財界や金融街に頼らざるを得なくなった物質的基盤は、このようなところにあります。自ら墓穴を掘ったと言うべきかも知れません。

 NAFTAを通じてビル・クリントンが追求した新自由主義政策は、貧富の格差を広げましたから、勤労者や貧困者から見れば、民主党というのは共和党と何も変わらない政党になったわけです。(日本の民進党と自民党も、全く同じ流れです。)

     *

 このような貧困化しつつあるアメリカ民衆の不満を代弁したかたちで登場したのが、民主党ではバーニー・サンダース氏であり、共和党ではドナルド・トランプ氏でした。しかし先述のとおり、サンダース氏は支持者を裏切るかたちで選挙戦から身を引きました。しかしトランプ氏の場合、共和党の幹部・特権階級からの妨害をものともせず進撃しつつあります。

 そして、かつては黒人票は民主党のものと思われていたのに、トランプ氏は着実に黒人票をも獲得しつつあるようです。とくに貧困層の黒人は、ヒラリー女史に見切りをつけ、トランプ氏に流れているようです。最近それを象徴する事件がありました。

 映画産業で有名なハリウッドの大通りには、有名スターの名前が入った星形メダルが埋め込まれた街路「ウォーク・オブ・フェイム」があるのですが、そのひとつにトランプ氏の名前が刻み込まれています。

 ところがヒラリー女史の支持者が、この刻み込まれたトランプ氏の名前をツルハシで破壊する事件が起きました。それにたいして今度は、この刻み込まれたトランプ氏の名前を守ろうとして座り込む女性が現れました。

 しかし、ここにもうひとつの事件が起きます。この座り込んでいた一人の黒人女性(しかもホームレスの老いた黒人女性だった)にたいして、なんとヒラリー女史支持者たちが罵詈雑言を浴びせかけ、彼女の衣類などが入っていたカートを彼女もろとも引っくり返して足蹴にする事件が起きたのです。そのうえ、なぜトランプを支持するかを書いた彼女のビラやポスターをずたずたに引き裂くようすがユーチューブに載せられたのでした。

 RT(2016年10月29日)の記事によれば、そのポスターのひとつには「オバマはクリントン一家に恩義を感じて我々黒人どもをバスの下に投げ込んでいる」といった文句が書かれていたそうです。

*Violent crowd attacks, insults homeless woman guarding Trump's Hollywood star
「暴力的群衆が、ハリウッド大通りに刻まれたトランプ氏の名前を守る女性を、襲ったり辱めたりした」

     *

 ロサンゼルス・タイムズは、今やカリフォルニア州立大学[全部で二三校から成るが全体でひとつの大学機構]の学生の、10人に1人がホームレスだと報じ(2016年6月20日)驚かされましたが、このような事態を生み出した民主党の特権階級にたいする怒りが、ホームレスの老いた黒人女性を上記のような行動に駆り立てたのではないでしょうか。

 「アメリカ史上、初の黒人大統領」と持てはやされる人物を頭(かしら)にいだく民主党政権が貧富の差を拡大させ、黒人どころか白人のホームレスまでもアメリカ全土に広がりつつあるのですから、実に皮肉と言えば皮肉です。

     *

 このような事態を考えると、社会主義者を自称するサンダース氏が選挙戦から落馬した現在、共和党から出馬したトランプ氏がアメリカ民衆の怒りを一身に背負うことになってきたことは、ある意味で当然のこととも言えます。

 これを裏書きするような象徴的な爆弾が、映画監督マイケル・ムーアによって投げつけられました。ムーアと言えば、映画『華氏九一一』やアメリカ医療を鋭く告発した映画『シッコ』などで有名ですが、そのムーア監督が、今度はトランプ氏を題材とした映画『トランプ・ランド』をつくりました。その映画上演会のため訪れたオハイオで彼は次のようなスピーチをして聴衆を驚かせました。

 「トランプ氏に投票する人たちは、必ずしもそんなに彼が好きなわけではありませんし、必ずしも彼の意見に同意しているというわけでもありません。彼らは必ずしも人種差別主義者ではありませんし、白人の肉体労働者でもありません。じっさい彼らはかなり礼儀正しい人たちです」

 「ドナルド・トランプ氏はデトロイト経済同友会にやって来て、フォード社の経営陣の前に立ってこう言ったのです。『あなた方がデトロイトでやろうと計画しているように、これらの工場を閉鎖してメキシコで建て直すつもりなら、そしてそこで生産した車をアメリカに送り返すなら、私はそれらの車に三五パーセントの関税率をつけるつもりだ。そうすれば誰もそれらを買わないだろう』」

 「それは、驚くべきことでした。政治家の誰も、共和党員であれ民主党員であれ、これまでに誰もそんなことを、これらの経営陣に言ったものはいません。それは、ミシガン州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州の民衆の耳には実に心地よい調べだったでしょう。 Brexit の諸州、つまりアメリカから脱出しようとする大企業の存在する州では、民衆は同じ思いで聴くでしょう」

 「トランプ氏の言っていることが本気かどうかは、ここではあまり関係がありません。なぜなら、それは傷ついている人々が聴きたいと思っていたことだからです。だからこそ、あらゆる打ちのめされて役立たずになり忘れさられた一般労働者、いわゆる中流階級の一部を成す人々のすべてが、トランプ氏を好きになるのです」

 「トランプ氏は、そのような人たちの待ち望んでいた人間火焔瓶・人間手榴弾なのです。彼らは、自分たちから生活を盗み奪った組織や機構に、それを投げ込むことができるからです」

 「そして11月8日は選挙の投票日です。民衆・勤労者は仕事を失い、銀行によって家を差し押さえされ、次にやってきたのが離婚。今や妻と子供は去って自分のところにはいない。そして車も回収・没収。彼らは何年ものあいだ本当の休暇をとったことがない。くそにもならないオバマケア(医療保険改革法)ブロンズプランは、お先真っ暗。この保険では解熱剤すら手に入らない。要するに彼らは持てるもの全てを失ったのです。民衆の手に残されたものがひとつだけあります。それをもつには一セントのお金すら必要ありません。それは合州国憲法によって所有が保証されているからです。それが投票権です」
 
*Michael Moore just gave the most convincing speech for Trump
「マイケル・ムーアが、今までのなかで最も説得力のある演説をトランプ氏のためにおこなった」

     *

 ムーア監督のスピーチは、まだ続いているのですが長くなるので、翻訳はここで止めます。

 ただスピーチの最後が、「トランプが選ばれれば、人類史に記録された最大の『くたばれ、この野郎』になること間違いなしです。勤労大衆にはさぞかし気持ちのよいことでしょう」で結ばれていることだけを紹介しておきます。

 今までサンダースを支援していたムーア監督が、ことここに至って、このようなスピーチをせざるを得なくなった悔しさがにじみ出ているようなスピーチではありませんか。

 ゼネラルモーターズの生産拠点の一つであったミシガン州フリントで生まれたムーア監督が、故郷フリントの自動車工場が閉鎖され失業者が増大したことを題材にしたドキュメンタリーの名作『ロジャー&ミー』をつくっているだけに、この無念さはひとしおだったことでしょう。

     *

 さて、このようなトランプ氏の動きに対してヒラリー女史はどのように対応したでしょうか。

 最初は財界寄りの政策でしたがサンダースの打ち出す政策が民主党の若者や貧困層の支持を得て自分が劣勢になりそうなのに気づいて、TPPなど民衆の生活を破壊する政策に反対を表明するように変わってきました。

 しかし最近のウィキリークスが暴露したところによると、「政治家は表の顔と裏の顔があるのは当然だ」とする意見を彼女は身内のものに漏らしています。さらに予備選では「左寄りの政策を掲げても本選では右に戻せばよい」とも語っています。

 もっと恐ろしいことには、RT(2016年10月29日)の記事によれば、彼女は『Jewish Press』というユダヤ人のための週刊紙のインタビューで、「パレスチナの選挙に裏工作をしてファタハを勝たせるべきだった、そうすればハマスの一派が勝利することはなかった」とすら述べています。

*Clinton bemoans US not rigging 2006 Palestinian election in newly-released tape
「クリントンは、新しく公開されたテープ録音のなかで、2006年のパレスチナにおける選挙で不正操作しなかったことを、嘆いている」

     *

 このようにヒラリー女史は、他国の選挙に干渉して傀儡(かいらい)政権をつくることを何ら悪いことだと思っていないのです。

 2014年のウクライナ政変では、彼女の盟友であるヌーランド国務次官補が、米国ウクライナ大使と一緒になって反政府デモに加わり、デモ参加者にお菓子を配って歩いている光景が堂々とテレビ画面に登場していますが、これほど露骨な内政干渉はないでしょう。

 (ロシアの外務省高官や在米大使館員が、ニューヨークその他のデモや集会、座り込みテントに参加して、差し入れなどすれば、アメリカがどんな態度をとるか。想像してみればすぐ分かることです。)

 ところがトランプ氏との論争になると、ヒラリー女史は、政策をめぐる論争はほとんどやめてしまい、「トランプ氏はプーチンの操り人形だ」とか「ウィキリークスによるヒラリー関係のメール暴露は、プーチンがアメリカのコンピュータに侵入してウィキリークスに渡したものだ」といった主張を繰りかえすだけになってしまいました。政策論争ではトランプ氏と争っても勝ち目がないということを自ら認めたに等しいでしょう。

 それどころか、自分が国務長官として公的なメールサーバーを使うべきだったのに、私的サーバーを使って外部から侵入しやすくなったことにたいする反省もありませんし、その漏れた国家的重要機密情報が、リビアのアメリカ大使館に勤務する大使その他の職員をイスラム原理主義者による死に至らしめる結果になったかも知れないのに、そのことにたいする反省もありません。

 もっと奇妙なのは、このように私的サーバーを使って最高機密情報を漏らした当人は、FBIから訴追されることもなく堂々と選挙に出馬できているという事態です。イラクにおける米軍の悪事を暴いたマニング上等兵が牢獄につながれ元情報機関職員だったスノーデンが亡命に追い込まれたのとは、天と地の違いです。「悪いやつほどよく眠る」の典型例と言うべきかも知れません。

     *

 ここまでは、ドナルド・トランプ氏と比較しながら、アメリカの国内政策を中心にして「ヒラリー・クリントンとは誰か」を論じてきたのですが、以下では外交政策をとりあげてヒラリー女史の問題点を探ってみたいと思います。

 しかし、これを論じていると長大なものになる予感がするので、今回は幹の部分だけを紹介して詳しくは次回に譲りたいと思います。

 それはともかく、ヒラリー女史とトランプ氏の外交政策における最大の違いは、ロシアとどう対峙するかという問題です。いまアメリカはシリアにおける内戦をどう解決するかという点で、ロシアと鋭く対立しているからです。

 いまヒラリー女史がシリア情勢で強く主張しているのは「リビア内戦時と同じようにシリアにおいても飛行禁止区域をもうけるべきだ」ということです。その理由としてあげられているのが、「ロシア軍とシリア政府軍がシリア第二の大都市アレッポを無差別に爆撃し一般市民からたくさんの犠牲者が出ているから」という口実です。

 これにたいしてトランプ氏は次のように主張しています。

 「アメリカは他国に内政干渉したり政権転覆に手を出すべきではない。国内には問題が山積していて他国に手を出す余裕などないはずだ」

 「今はロシアと手をつないで、『アルカイダ』『イスラム国』といったテロリスト=イスラム原理主義者集団をシリアから追い出すべきだ」

 これに関してロシアもシリア政府も、「リビア内戦時と同じようにシリアにおいても飛行禁止区域をもうけるべきだという主張は、シリアをリビアと同じような混乱に陥れ、シリアを破壊・解体して、さらに死傷者と難民を激増させるだけだ。休戦地帯をもうけろと言う主張は、テロと戦うという名目でアサド政権をつぶそうとする隠れ蓑にすぎない」と反論しています。

 この飛行禁止区域の設定については、ロシアもシリア政府も次のように主張し、アメリカの要求をきっぱりと退ける姿勢を示しています。

 「アレッポの東部地区を占拠して一般市民を『人間の盾』としながら休戦協定を無視してアレッポの西部地区の一般市民を無差別に攻撃しているのは、むしろ反政府勢力のほうだ。しかも彼らはアメリカの主張する『穏健派』どころか、『アルカイダ』『イスラム国』の一派であり、シリアには『穏健派』など存在しない」

     *

 ですから、このまま緊張状態が続けば、アメリカ軍とロシア軍との直接的な戦闘になり、いつ世界大戦になるか、いつ核戦争になるか分からない情勢です。トランプ氏は「『アルカイダ』『イスラム国』といった過激なイスラム原理集団をつくり出したのは、アメリカなのだから、そのような政策から手を引くべきだ」と言っているのですから、今までの感覚でアメリカを見ていたひとたちは頭が混乱するかも知れません。

 というのは、従来の図式からすれば、民主党=リベラル=ハト派であり、共和党=保守派=タカ派なのに、ヒラリー女史の方がトランプ氏よりはるかに好戦的だからです。それに反してトランプ氏は、ロイター通信(2016年10月25日)によれば、「ヒラリー氏が大統領になれば第三次世界大戦になりかねない」と主張しています。

 これはトランプ氏の単なる選挙戦術のようにもみえますが、同じ警告はあちこちから聞こえてきます。

 すでに前半で紹介したように、元共和党政権の経済政策担当の財務次官補だったポール・グレイグ・ロバーツは自分のブログ(2016年10月5日)で、下記のような「戦争に導くワシントン」という記事を書いています。

*Washington Leads The World To War
「世界を戦争へと導くワシントン」

 またイギリスの保守的高級紙と言われるインデペンデント紙(2016年10月25日)も次のような論文を載せています。

*Could Hillary Clinton start a world war? Sure as hell she could? and here's how
「ヒラリー・クリントンは世界大戦を始める可能性があるか、確かにそうだ。それはこうして始まる」

 どちらかというと今まではトランプに批判的だったインデペンデント紙がこのような論説を載せるようになったこと自体が、現在の情勢がいかに緊迫しているかをしめすものではないでしょうか。

     *

 もっと驚いたことには、調べてみると既に四月の時点で、クリントン氏の自叙伝の著者ディアナ・ジョンストン氏は、イタリアのイオ・ジョルナーレ紙のインタビューで、「クリントン氏の大統領選の勝利は、第三次世界大戦の勃発も含め予想外の結果をもたらす可能性がある」と語っているのです。

 RTの記事(2016年4月29日)によると、ジョンストン氏は次のように語っています。

 クリントン氏がまだ国務長官に在任していた頃、押しの強い外交政策を掲げていた。クリントン氏はアメリカのイラク侵攻及びリビアでの戦争参加を支持し、そして現在はシリアのバッシャール・アサド大統領に反対する姿勢を支持している。これに加え、クリントン氏は反ロシア的見解に固執している。世界は不安を呼び起こすような選挙公約を掲げるクリントン氏の「積極的な活動」に対して用心するべきだ。クリントン氏は外交の代わりに軍事力を用い、あらゆる事件が第三次世界大戦を引き起こしかねないほどにNATOを強化するつもりである。

     *

 このように、今まさに世界はアメリカ大統領選挙を前にして「伸るか反るか」の曲がり角に来ているのです。にもかかわらず、アメリカや日本の、リベラルを自称する知識人も大手メディアも、「アメリカ史上、初の女性大統領」という殺し文句に惑わされて、現在の深刻な事態が見えなくなっているように思われます。

 しかし現在の事態の深刻さを理解してもらうためには、ヒラリー女史が国務長官だったときだけでなく、それ以前に外交政策で彼女が何を主張し、どのような行動をとってきたかを、もっと詳しく説明する必要があります。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hirarikurinntontohadareka.html

ヒラリー・クリントン・とは誰か 下 ーーアメリカ大統領選挙を目前にして
国際教育総合文化研究所 寺 島 隆 吉   2016年11月4日付


 
 私は前回の論考「ヒラリー・クリントンとは誰か」(11月2日号)を次のように結びました。

 「このように、今まさに世界はアメリカ大統領選挙を前にして『伸るか反るか』の曲がり角に来ているのです。にもかかわらず、アメリカや日本の、リベラルを自称する知識人も大手メディアも、『アメリカ史上、初の女性大統領』という殺し文句に惑わされて、現在の深刻な事態が見えなくなっているように思われます。

 しかし現在の事態の深刻さを理解してもらうためには、ヒラリー女史が国務長官だったときだけでなく、それ以前に外交政策で彼女が何を主張し、どのような行動をとってきたかを、もっと詳しく説明する必要があります。とはいえ、すでに長くなりすぎていますので、これについては、次回の論考に譲りたいと思います。」

 そこで今回は、ヒラリー・クリントンなる人物が、アメリカの国務長官として何をしてきたかを、まず調べてみることにします。

    *

 さて「国務長官」というと、まるでアメリカの国内行政における最高責任者のように聞こえてきますが、実は日本の「外務大臣」にあたる外交政策の責任者です。
 アメリカの「防衛省」は、今は「防衛総省」(別名ペンタゴン)と言っていますが、かつては「戦争省」と言っていました。

 日本では「陸軍省」と誤訳(意図的?)されていますが、第2次大戦が終わる前までの正式名称は、「United States Department of War」すなわち「アメリカ戦争省」でした。

 まるで外国にたいして侵略戦争をし続けてきたアメリカの歴史を象徴するような名称ですが、アメリカにとって軍事力による外交=戦争は、内政よりも重要な「国務」であったからこそ、「外務省」を「国務省」(United States Department of State)と名付けたのかも知れません。

 アメリカ軍人として伝説的な英雄スメドレー・バトラー将軍は、退職したあと自分が軍人として果たしてきた役割を振り返って『戦争はペテンだ』という著書を著し、そのなかで、右のような事情を、次のように述べています。

 「私は、大企業、ウォール街、銀行、お偉方の用心棒として時を過ごした。
要するに私は資本主義に奉仕する恐喝者でありギャングの一員だった」

「私はウォール街の利益のために中米の六つの共和国の略奪を手伝った。恐喝の記録は長い」

「ギャングの親玉アル・カポネがやれたのは、せいぜい三つの地区のボロ儲けの口を操っただけのことだ。私なんか3大陸を操ったんだ」
(『肉声でつづる民衆のアメリカ史』上巻442頁)


 このスメドレー将軍のことばは、アメリカ外交の本質を赤裸々に暴露しているのではないでしょうか。

    *

 それはともかく、ブッシュ氏が大統領になったとき、「9・11事件」を口実にアフガニスタンを爆撃し、それをイラクへの侵略戦争に拡大したのですが、それでもアメリカによる戦争は中東の小さな範囲にとどまっていました。ところがオバマ大統領とヒラリー国務長官のもとで、戦火は一気に地中海沿岸の北アフリカ(リビアの内戦)や東ヨーロッパ近辺(ウクライナやシリアの内戦)にまで拡大しました。

 それどころか、今まではブッシュ大統領が表立って手出しをしなかった中南米にまで手を出してクーデター工作をおこなうようになりました。このような戦争やクーデターの拡大に深く関わってきたのが、ヒラリー国務長官でした。

 いま深刻な人道危機をもたらしているシリアの内戦について、ヒラリー女史が「リビアと同じような飛行禁止区域をもうけるべき」だと強く主張していることは前回の拙稿で紹介したとおりです。

 アサド政権の要請でロシアが本格的にイスラム原理主義集団の掃討作戦に乗りだし、彼らの拠点を空爆し始めてからは、ダーイッシュ(今まではISISとかイスラム国と呼ばれていた)などのイスラム原理主義集団諸派は、負け戦です。

 サウジを中心とする湾岸諸国が資金と人員を供給し、アメリカやNATO諸国が(さらにイスラエルも)裏で、武器や特殊部隊を派遣して軍事訓練をしてきたにもかかわらず、この状態なのです。

 アメリカの基本戦略は、あくまでアサド政権の転覆です。そのためにはロシア軍の空爆をやめさせる必要があります。ロシア軍の空爆はアサド政権の正式な要請によるものですから、国際法に則った行為ですが、イスラエルやNATO諸国(トルコも含む)のシリア領内における空爆は領空侵犯になりますから、どうしてもリビアの時と同じような「飛行禁止区域」の設定が必要になります。

 これを強く主張しているのが、先述のとおり、ヒラリー女史です。

 しかし、ロシアは安全保障理事国ですから今のままでは国連の許可を得ることができません。残された道は、偽の人道危機をつくりだして、「ロシア軍やアサド軍は民間人を無差別に殺傷している」とか、「彼らは化学兵器を使っている」とかの口実で、世論を喚起して彼らを押さえ込む以外にありません。

 他方、ロシアの主張は次のとおりです。

 「リビアでは『独裁者カダフィが自国の民衆を無差別に爆撃して大量の死傷者を出している。だから飛行禁止区域を』という口実で、カダフィはイスラム原理主義集団と戦う手段を奪われてしまった。その結果、何が生まれたか。国土の荒廃と大量の難民だった。同じことをシリアでも繰りかえすつもりか」
    *
 シリアになだれ込んでいるイスラム原理主義集団は、サウジを中心とした湾岸諸国からだけでなく、ロシアのチェチェンや中国の新疆ウイグル地区といったイスラム教徒が多い地域からも流入してきています。彼らはロシアや中国を不安定化させる勢力としてCIAが以前から訓練してきた勢力だと言われています。

 ですから、シリアが内戦で崩壊した場合、そこで勝利したイスラム原理主義集団は、次の攻撃目標として、ロシアや中国に還流し、ロシアや中国を不安定化させることに最大の精力を注ぎ込むことになるでしょう。

 今やEUとアメリカに対抗する勢力として経済的にも軍事的にも対抗する大国になりつつある動きを、アメリカとしては何としても阻止しなければなりません。

 BRICsという興隆しつつある経済共同体の中心がロシアと中国だから、これはなおさら、アメリカにとっては放置できない事態です。

 だからこそ、ロシアと中国を不安定化させることが必要なのです。

 かつて中東一円からイスラム原理主義集団(ビンラディンもその中の一人でした)をかき集めてソ連をアフガニスタンに引きずり込み不安定化し崩壊させた方法を、シリアでもやろうというわけでしょう。

    *

 しかし、これはロシアや中国にとっても座視できない重大事です。

 ロシアと違って、中国は表立ってシリアに味方しては来ませんでしたが、最近、中国も、アサド政権を支えるために、裏で大きく動きはじめていると言われるのも、このような情勢から見ると当然のこととも言えます。

 ですから、ヒラリー女史が「シリアに飛行禁止区域を!」と大声で叫び、「ロシアやシリアが言うことをきかないのであれば軍事力の行使もいとわない」と主張することは、世界大戦になることを意味します。

 この戦いは、NATO諸国やサウジなどの湾岸諸国と一緒になって、アメリカが、ロシア=シリア=イラン=中国といった勢力と、軍事力で戦うことになるからです。

 前回の論考で述べたことですが、イギリスの高級紙インデペンデントだけでなく、ヒラリー女史の自叙伝を書いたディアナ・ジョンストンなどが、イタリアの新聞インタビューで

「クリントン氏の大統領選の勝利は、第3次世界大戦の勃発も含め予想外の結果をもたらす可能性がある」

と語っているのも、このような背景をふまえてのことだと、私は理解しています。

    *

 ここで、もうひとつ考えておかねばならないことは、ロシアの軍事力はシリアにおける原理主義集団との戦いで明らかになったように、通常兵器ではアメリカ軍をはるかに凌駕しているということです。

 ですから、アメリカ軍がロシア軍や中国軍と戦って本気で勝つつもりならば、残されている手段は核兵器による先制攻撃しかありません。

 しかも集団的自衛権でアメリカに縛られることになった日本も、否応なしに、この核戦争に巻き込まれるかも知れません。

 しかし、いったん核戦争が起きれば、生き残れる国はほとんどないでしょう。今は、それほど深刻な事態なのです。

    *

 話が少し横道にそれたので、クリントン女史に話を戻します。

 ロシアはヒラリーの主張する「飛行禁止区域の設定」について、「シリアをリビアのように破壊して、再び大量の死傷者を出し、EU全土を更なる難民であふれさせようとするのか」と怒っているわけですが、このリビア内戦にヒラリーは、どのようにかかわっていたのでしょうか。

 2016年10月20日は、リビアの元首だったカダフィ大佐が、アルカイダの一派に惨殺されて5周年になる日でした。

 カダフィが殺されたとき、ヒラリー女史は国務長官として、NATO軍のリビア攻撃を指揮・監督する立場にいたのですが、カダフィ惨殺の報が届いたときCBSのインタビューの中で

「来た・見た・死んだ」"We came, We saw, He died"

と、身振り手振りをまじえて、嬉しげに言っています。

 この言葉は、共和制ローマの将軍カエサル(日本ではシーザーとして知られている)が言ったとされることば「来た・見た・勝った」をもじったものですが、その嬉しげに語っている映像がユーチューブに流れ、ヒラリー女史の冷酷さ・好戦性を浮き彫りにするものとなりました。

    *

 では、リビアとはどのような国で、カダフィとはどのような人物だったのでしょうか。

 元財務省高官(財務次官補)で、かつウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者だったポール・グレイグ・ロバーツ氏は、このカダフィ惨殺五周年の日に、自分のブログで、それを次のように書いています。

 「ムアマル・カダフィは、世界で最も進歩的な指導者だった。カダフィはリビアの石油の富をリビア国民のために使っていた。

 彼は宮殿ではなく、立派なテントではあるが、テントで暮らしており、アメリカ政府の中東同盟国であるサウジアラビアや産油首長国支配者一族につきものの、ヨーロッパ高級車や他のあらゆる身の回り品のコレクションを持っていなかった。

 リビアでは、教育・医療・電力は無料だった。ガソリンは事実上無料で、1リットル14セントで売られていた。子どもを産んだ女性は現金の助成金を貰い、カップルが結婚すると現金の助成金が貰えた。リビアの国営銀行は無利子で融資し、農民には無償で開業資金を供与した。」


*Hillary's War Crime
「ヒラリーの戦争犯罪」

    *

 ロバーツ氏はこれらの事実を、グローバル・リサーチという独立メディアに載せられた「リビア:知られては困る、カダフィに関する10の事実」という小論に依拠しながら書いているのですが、日本では全く紹介されていない事実ばかりです。

 このロバーツ氏が依拠した小論には、カダフィが計画していた世界最大の灌漑施設の地図も載せられていて、驚かされました。カダフィの言う「緑の革命」は単なる夢想ではなかったのです。

 しかし日本で紹介されているカダフィ像は、アメリカ政府から流れてきた情報にもとづいた「自分の国民を冷酷に支配する独裁者」という悪魔化されたものばかりでした。


*Global Research
"Libya: Ten Things About Gaddafi They Don't Want You to Know"
「リビア:知られては困るカダフィ10の事実」

    *

 では、上記のような理想国家をつくろうとしていたカダフィ政権を、なぜアメリカとNATOは倒そうとしたのでしょうか。それをロバーツ氏は、先の引用に続けて次のように書いています。

 「カダフィがアメリカ政府から自立していたことが彼の没落をもたらしたのだ。若い頃のカダフィの目標は、アラブを欧米の略奪に抵抗できる一つの連合に組織することだった。

 それが思うように進展しないことにいらだった彼は、汎アフリカ主義に向かい、アメリカのアフリカ軍に参加するのを拒否した。また彼は、ドルではなく金をもとにしたアフリカ統一通貨を導入ようとした。そうすればアフリカをアメリカの金融覇権から解放できるからだ。

 カダフィは、中国のエネルギー企業にリビアのエネルギー資源を開発させた。以前から地中海におけるロシアの存在に腹を立てていたアメリカ政府は、今や中国の存在にも向き合わねばならなくなった。だからアメリカ政府は結論を出した。カダフィは悪い連中と付き合っているので退陣させるべきだと。」

    *

 私は今まで、アメリカとNATO軍によるカダフィの追放は、リビアの石油が目当てだとばかり思ってきたのですが、実はもっと深い理由があったのです。「ドルによる世界支配」を維持し、「中国のアフリカ進出」を阻止することが、カダフィ追放の真の理由だったのです。

 では、何を口実に、どのような手段で、カダフィを追放するか。それがアメリカにとって次の問題になります。米軍が直接、アフリカに乗りだしてリビアを破壊するのでは、世界の世論はもちろんのこと、アフガン戦争やイラク戦争に嫌悪感が強くなっているアメリカの世論も賛成しないでしょう。ではどうするか。それをロバーツ氏は先のブログで次のように説明しています。

 「アメリカ政府はイスラム原理主義者を使って傭兵を編成し、シリアと同様、連中を『反政府派』と名付け、リビア政府にけしかけた。

 カダフィ軍が勝っていることが明らかになると、アメリカ政府は、初心(うぶ)で騙(だま)されやすいロシアと中国の政府を罠(わな)にかけ、国連でリビア領空に飛行禁止空域を設定することを認めさせた。それを実行するのはNATO軍だ。

 飛行禁止空域の口実は、カダフィによる民間人攻撃を防ぐためということだった。しかしそれは嘘だった。本当の理由は、主権国家のリビアが自分の領空を使えないようにして、傭兵と戦っている地上軍をリビア空軍が支援できないようにするためだった。

 ロシアと中国がこれに騙されて、安全保障理事会の議決で拒否権を行使しそこねると、今度はアメリカとNATO自身が、決議に違反してNATOの空軍力を用いてカダフィ軍を攻撃した。こうして戦局はCIAが組織した傭兵に有利になった。

 カダフィは捕らわれ惨殺された。それ以来、かつて繁栄し成功していた国家リビアは混乱・混沌の極みだ。それは、オバマ政権が望んでいたものだ。」

    *

 ところが今やイギリスでは議会による調査報告書が、「カダフィが欧米の覇権にとっての障害と見なされていたがゆえにリビアは破壊された」と明白に結論づけているのです。だからこそ、ロバーツ氏は上記のブログを次のように締めくくっているのでしょう。

 「注目すべきなのは、ニュルンベルク裁判をもとにした国際法では、彼女が有罪であることは明らかなのに、この戦争犯罪について、この「殺人婆」(killer bitch)に質問したマスコミは皆無だということだ。

 なぜなら、この戦争はヒラリーが国務長官の職に就いているときに、彼女の監督下で準備されたものだからだ。

 もうひとつ注目すべきなのは、この「殺人婆」を所有している巨大な政治力を持ったひと握りの集団オリガーキーと、連中の手先である「売女マスコミ」 (presstitute=press+prostitute)は、この戦犯を次期アメリカ大統領にするつもりだということだ。

 この「殺人婆」や「売女マスコミ」という言葉づかいのなかに、元アメリカ財務省高官だったロバーツ氏の憤りが伝わってくるような気がします。

 ヒラリー女史にたいする怒りもさることながら、ロバーツ氏の大きな怒りは、トランプ叩きに終始しているアメリカの大手マスコミにも向けられているのです。

 それにしても、実名で公けにしているブログなのに、よくぞここまで大胆に言い切れるものだと、その勇気に感心・感動しました。日本の元政府高官に、このようなひとはいるのでしょうか。私は寡聞にして知りません。

    *

 以上で「シリアに飛行禁止区域を!」と主張するヒラリー女史の冷酷さ・好戦性が少しは分かっていただけたかと思いますが、これだけでは、リビア空爆の残酷さや戦犯性が今少し伝わりにくいように思いますので、そのようすを物理化学者・藤永茂氏のブログ「私の闇の奥」から引用して紹介したいと思います。

 このブログの日付は「2011年8月31日」となっています。カダフィが惨殺されたのは10月20日ですから、そのことを念頭において読んでいただければと思います。

 「いま、リビアについての我々の関心は(好奇心は)、カダフィが何処でどのようにして捕まり、どのように処分されるかに釘付けにされているようですが、我々の本当の関心は、今回のリビア内戦でNATOが何をしたか、何をしているかに集中されるべきだと私は考えます。

カダフィの政府軍による大虐殺からリビア国民を守るという名目の下に開始されたNATOによるリビア空爆は、想像を絶する物凄さで行なわれました。8月23日のNATOの公式発表によると、過去5ヶ月間にNATO空軍機の出撃回数は2万回を超えました。1日あたり130回の物凄さです。

 対地攻撃を行なった戦闘爆撃機が1機に複数の爆弾や誘導ミサイルを搭載しているとすると、正確激烈な破壊力を持った数万の爆弾やミサイルがリビアの人々の上に降り注いだことになります。

 リビアの人口約650万人、人口的には福岡県と佐賀県を合わせた位の小国です。ミサイルの標的が戦車であれ、輸送車両、船舶であれ、カダフィの住宅であれ、放送局、大学であれ、無人ではない場合が普通でしょうから、多数の人間が殺傷されたに違いありません。8月上旬に、NATO空爆による死者2万という報道がちらりと流れたことがありましたが、あり得ない数字ではありません。

 しかも、NATOの反政府軍支援は空爆に限られたわけではありません。大型ヘリコプターなどによる兵器、弾薬、物資の補給も行なわれ、地上でも多数のNATOやCIAの要員が間接的に参戦した模様です。しかし、こうしたNATOの活動の具体的報道は殆ど完全な管制下にあります。

 これだけの規模の軍事暴力が、国際法的には全く合法性のないままで(UNの決議内容をはるかに超えて)、人口数百万の小独立国に襲いかかったのです。まことに言語道断の恐るべき前例が確立されました。カダフィと息子たちの今後の命運など、この暴虐行為の歴史的意義に較べれば、3面記事の値打ちしかありません。」

    *

 これを読んでいただければ、ロバーツ氏が先に、「注目すべきなのは、ニュルンベルク裁判をもとにした国際法では彼女が有罪であることは明らかなのに、この戦争犯罪について殺人婆(killer bitch)に質問したマスコミは皆無だということだ」と言っていたことの意味が、改めてよく理解できるのではないでしょうか。

 そして、満面に笑みを浮かべて「来た・見た・死んだ」と言ったヒラリー女史にたいして、ロバーツ氏が悪罵を投げつけたくなった理由も。

    *

 それにしても、藤永氏は1926年生まれですから、2016年11月の現在で、氏は90歳前後のはずです。

 九州大学やカナダのアルバータ大学で教鞭を執っていた一流の物理化学者でありながら、老体にむち打ちつつ、NHKや朝日新聞などの大手メディアが目をつむって通り過ぎている事実を掘り起こし、上記ブログを通じてそれを私たちに伝える仕事を続けておられます。

 唯々(ただただ)、頭が下がります。

    *

 ところでリビアの事態は、単にカダフィの惨殺に終わったわけではありませんでした。

 前述のとおり、この戦争は全土を瓦礫に変え、「リビアの民主化」どころか大量の死者と難民をうみだしただけでした。そしてリビアはいまだに混沌の極致にあります。

 そのうえ今度は、このような惨劇をシリアに輸出しようとしているのがヒラリー女史なのです。

 それは単に彼女が「シリアにも飛行禁止区域を!」と叫んでいるからだけではありません。リビアで使ったイスラム原理主義集団を、実際にシリアに輸出しようとしてきたのが、ヒラリー女史を外交政策の責任者とするアメリカだったからです。

 この間の事情を櫻井ジャーナル(2016年8月20日)は次のように伝えています。

 「カダフィ体制が倒された直後、リビアのベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その映像がユーチューブにアップロードされた。その事実をイギリスのデイリー・メイル紙でさえ、伝えている。リビアを侵略した軍隊は空がNATO軍、地上はアル・カイダ系のLIFG(リビア・イスラム戦闘団)だった。

 リビアを破壊した後、侵略軍はリビア軍の倉庫から武器/兵器を持ち出してトルコへ運んでいる。勿論、戦闘員も同じように移動した。調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、輸送の拠点になったのはベンガジにあるCIAの施設。輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたとも伝えられている。

 運び出された武器/兵器の中に化学兵器も含まれ、これをシリアで使い、政府軍に責任をなすりつけてNATO軍が直接、シリアへ軍事介入する口実にしようとしたと言われている。」

    *

 これを読むと、リビアから傭兵集団が兵器もろともトルコを経由してシリアに輸送されていることが分かります。しかも輸送の拠点になったのはベンガジにあるCIAの施設で、輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたというのですから、二重の驚きです。というよりも二重の犯罪と言うべきかも知れません。それはともかく、櫻井ジャーナルの説明は次のように続いています。

 「そうした武器や戦闘員の輸送をアメリカ国務省は黙認した。2009年1月から13年2月まで国務長官を務めたヒラリー・クリントンもこの工作を知っていたはず。

 しかも、クリントンの部下にあたるクリストファー・スティーブンス大使は2012年9月10日、CIAの武器輸送担当者と会談、その翌日には武器を輸送する海運会社の人間と会っている。勿論、武器はトルコ経由でシリアの侵略軍へ渡される手はずになっていた。

 その9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃されてスティーブンス大使が殺されている。リビア議会が首相を指名する前日だ。その2カ月後にCIA長官を辞めたデイビッド・ペトレイアスはヒラリーと緊密な関係にあることで知られ、このルートからもシリアでの工作を知らされていたはずだ。」

    *

 これを読むと、アメリカ大使館や領事館はCIAの拠点になっていることがよく分かります。日本のアメリカ大使館や領事館も同じ機能を果たしているのでしょうか。

 しかし、ここでもっと重大なのは、その領事館が襲撃されてスティーブンス大使が殺されていることです。ヒラリー国務長官が公的なメールサーバーを使わずハッカー攻撃に弱い私的メールを使ったことが、大使殺害につながったかもしれないのです。

 あるいは、うがった見方をすればこのような極秘事項を手配した人物だけに、それを外部に知られては困るから、密かにテロリスト=傭兵集団に頼んで大使を消してもらったのでしょうか。

 櫻井ジャーナルはこれについては何も述べていないのですが、この私の仮説が正しければ、これほど身の毛のよだつ話はないでしょう。櫻井氏は、これに続けて次のように述べているだけです。

 「クリントンは戦争犯罪人と言われても仕方のないようなことをしてきたわけだが、欧米の支配層はクリントンを支持してきた。投機家で体制転覆に多額の資金を提供してきたジョージ・ソロスも支援者のひとり。

 この支配層は軍事的に世界制覇を進めるだけでなく、巨大資本が国や国際機関を支配する仕組みを作り上げようとしている。それがTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、そしてTiSA(新サービス貿易協定)の3点セットだ。」

    *

 ヒラリー女史の好戦性、あるいはヒラリー女史が大統領になると、なぜ第3次世界大戦になる危険性があるかは、以上の説明で、かなり分かっていただけたのではないかと思います。

 しかし彼女の好戦的履歴は、このリビア爆撃にとどまるものではありません。

 とはいえ本稿もすでにかなり長くなってきていますので、以下ではその略歴だけを紹介して、この論考を閉じたいと思います。以下の引用は先の櫻井ジャーナル(同日付け)からのものです。

 「ウィキリークスによる電子メールのハッキング情報が続いている。今回は投機家で体制転覆に多額の資金を提供してきたジョージ・ソロスだ。

 彼がターゲット国の体制を転覆させるために使っているオープン・ソサエティ基金もハッキングされたという。そうした電子メールの中には、ソロスがヒラリー・クリントンに対してユーゴスラビア=アルバニア情勢に対する対処の仕方をアドバイスするものがある。そのメールが書かれたのは2011年1月24日で、国務長官だったクリントンはソロスのアドバイスに従って動いたようだ。

 ヒラリー・クリントンは夫が大統領だった1990年代、マデリーン・オルブライト(国連大使から国務長官)やビクトリア・ヌランド(国務副長官の首席補佐官)と連携して政権をユーゴスラビアに対する先制攻撃へと導いているが、その背後にソロスがいたということだろう。国務長官に就任したオルブライトが主導する形で1999年3月にNATO軍は偽情報で環境作りをしながらユーゴスラビアを先制攻撃、ひとつの国を破壊した。」

    *

 上記に登場するマデリーン・オルブライトとビクトリア・ヌランドという二人の女性は好戦的人物として有名ですが、この2人を、戦争にあまり乗り気ではなかった夫のビル・クリントンに紹介し強引に新しい国務長官や国務副長官の首席補佐官に据え付けたのも、ファーストレディだったヒラリー女史だったと言われています。

 ですから、彼女のタカ派ぶりは、ここでみごとに発揮されていると言えます。

 櫻井ジャーナルの叙述は、さらに次のように続いています。

 「2003年11月にはジョージア(グルジア)で「バラ革命」、04年から05年にかけてはウクライナで「オレンジ革命」があり、新自由主義体制になった。

当然、一部のグループが不正な手段で国民の財産を奪って莫大な富を築き、その後ろ盾になっていた西側の巨大資本も利益や利権を手にした。こうした「革命」でもソロスはスポンサーとしての役割を果たしていた。

 言うまでもなく両国の庶民は貧困化、そうした状況への怒りからソロスたち西側の富豪や巨大資本にとって好ましくない方向へ動いた。そこで仕掛けられたのがウクライナ首都キエフのクーデター。

2014年2月22日、ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を主力とするグループがビクトル・ヤヌコビッチ大統領を暴力的に排除している。そのクーデターを現場で指揮していたのがヌランド国務次官補だった。クリントンは2013年2月に国務長官を辞めているが、ヌランドは彼女の同志だ。」

    *

 私は「バラ革命」や「オレンジ革命」のニュースを聞いたとき、旧ソ連圏の東ヨーロッパで、新しい民衆運動が起きているものと信じていました。

 しかし今から考えると、実に巧妙に仕組まれた「偽の民衆革命」だったのです。これは一種のクーデターでした。

 しかも、このクーデターは東欧だけにとどまりませんでした。ヒラリー国務長官のもとで、クーデターは中米にまで飛び火していました。あの悪名高いブッシュ大統領ですら、やらなかったことです。以下の櫻井氏による説明は次のようになっています。

 「クリントンが長官に就任したのはバラク・オバマが大統領に就任した2009年1月のことだが、その年の6月にホンジュラスで実行されたクーデターでクリントンは黒幕的な役割を果たしたと言われている。約100名の兵士が大統領官邸を襲い、マヌエル・セラヤ大統領を拉致し、コスタ・リカへ連れ去っている。

 現地のアメリカ大使館は国務省に対し、クーデターは軍、最高裁、そして国会が仕組んだ陰謀であり、違法で憲法にも違反していると報告している。つまり、クーデター政権には正当性がないと明言した。

 このクーデター政権は翌2010年、最初の半年だけで約3000名を殺害したとも報告されている。そのクーデターの背後にクリントン長官がいたということだ。」

    *

 以上で櫻井ジャーナルからの引用を終えます。まだまだヒラリー女史の好戦性・冷酷さを示す事例に事欠かないのですが、長くなりすぎていますので、ひとまずここで筆をおきます。今のアメリカ情勢を理解する一助にしていただければ幸いです。

 ただ一つだけ付け加えておきたいことがあります。それはアメリカの民衆が、知れば知るほどヒラリー女史に嫌気がさしているのに、他方の大手メディアがトランプ叩きに終始しているという事実です。

 これでは、アメリカ民衆は「どちらがワルとして我慢できるか」という選択肢しか残されていないことになります。これはアメリカ史上、最悪の大統領選挙と言えるでしょう。

 ただ私たち日本人に一つだけメリットがあるとすれば、今までアメリカは理想の国、民主主義のモデル国だと思われていたのに、それは虚像に過ぎなかったことが、この選挙戦を通じて見えてきたことではないでしょうか。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hirarikurintontohadarekage.html



2016.11.18
米と露で新自由主義派が力を失いつつある兆候が見えるだけに、形勢逆転を狙って暴走の可能性


 アメリカの次期政権の閣僚人事をめぐり、共和党内で「内紛」が勃発していると伝えられている。これが事実なら、ビル・クリントン政権の終盤から始まった軍事侵略、ジョージ・W・ブッシュ政権から始まったファシズム化という「2本柱」の政策が何らかの形で変化する可能性があるだろう。

 勿論、ドナルド・トランプ次期大統領は支配層の一員であり、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と緊密な関係にあるカジノの経営者シェルドン・アデルソンを最大のスポンサーにしているわけで、フランクリン・ルーズベルトやジョン・F・ケネディのような政策を推進するはずはない。が、ヒラリー・クリントンならやりかねなかったロシアとの核戦争を避けることは期待できる。

 1991年12月にソ連が消滅して以来、ネオコン/シオニストをはじめとするアメリカの好戦派は脅して屈服させるという戦術を続けてきた。かつてのライバルだったソ連の残映であるロシアの大統領はアメリカ巨大資本の傀儡であるボリス・エリツィンが君臨、アメリカは唯一の超大国になったという判断だったようだ。

 そうした判断に基づき、1992年2月には国防総省のDPGという形で世界制覇プランを描き上げ、潜在的なライバルが実際のライバルに成長しないように手を打つことにする。そして1992年2月、国防総省のDPGという形で世界制覇プランが描かれた。

 潜在的なライバルが実際のライバルに成長しないように手を打つということで、潜在的ライバルと想定されたのは旧ソ連、西ヨーロッパ、東アジアの国々。エネルギー資源が存在する南西アジアも注目地域だと考えられている。

 旧ソ連から西ヨーロッパにかけての地域ではカラー革命で傀儡政権を樹立、ユーゴスラビアを先制攻撃で破壊したNATOは東へ向かって支配地域を広げ、ロシアとの国境は目と鼻の先。ミサイルを配備し、軍事的に圧力を加えている。

 欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の最高司令官だったウェズリー・クラークによると、1991年にポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)は、シリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしたという。実際、2003年にイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した。今でも破壊と殺戮は続いている。イラクを攻撃する際、アメリカ政府は「大量破壊兵器」を口実にしたが、これは嘘だった。

 2001年9月11日にアメリカで世界貿易センターや国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたてから10日後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国のリストが作成されている。いずれの国も9月11日の攻撃とは無関係。その国とは、イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランだ。

 イラクを攻撃する際にはアメリカ軍が乗り出しているが、その後、傭兵を使い始める。1970年代の終盤、ズビグネフ・ブレジンスキー国家安全保障担当補佐官が考えた作戦に基づいて編成されたサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団を中心とする武装勢力をソ連軍と戦う傭兵部隊として使い始める。

 イラクでの戦乱が続く中、2007年にシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌で、アメリカ(ネオコン)、イスラエル、サウジアラビアは手を組み、シリアやイランをターゲットにした秘密工作を開始、ヒズボラが拠点にしているレバノンを攻撃すると書いている。さらに、イランにもアメリカの特殊部隊JSOCが潜入して活動中だとされている。

 その秘密工作が顕在化したのが2011年春。北アフリカで発火した「アラブの春」だ。おそらく「プラハの春」をイメージとして取り入れたのだろうが、リビアやシリアではサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団、つまりアル・カイダ系武装集団を使った軍事侵略にほかならなかった。侵略の主体はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアだが、さらにフランス、イギリス、カタールといった国々が加わる。シリアではトルコやヨルダンも参加した。

 このシステムはリビアのムアンマル・アル・カダフィ政権が倒されるまでは機能したのだが、シリアで躓く。リビアでNATOとアル・カイダ系武装集団の連携が明白になり、シリアではロシアがNATOの軍事介入を止めたのである。

 本ブログでは何度も書いていうるように、2012年8月までにアメリカ軍の情報機関DIAはシリアの反政府軍がサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIを主力としているとホワイトハウスに報告、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとも伝えた。

 その当時、バラク・オバマ政権はバシャール・アル・アサド政権の打倒を最優先、「穏健派」を助けるとしてアル・カイダ系武装集団を支援していた。自分たちが侵略に使っている傭兵なわけで当然だが。

 アル・カイダ系武装集団のAQIにしろ、アル・ヌスラにしろ、ファテー・アル・シャム(レバント征服戦線)にしろ、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)にしろ、アメリカをはじめとする侵略勢力の傭兵にすぎないのだが、そうした傭兵部隊を危険だと考える人物がアメリカ軍の幹部や情報機関の内部に存在しているようだ。

 例えば、2011年10月から15年9月まで統合参謀本部議長を務めたマーティン・デンプシー大将や12年7月から14年8月までDIA局長を務めたマイケル・フリン中将はそうした軍人であり、ヒラリー・クリントン関連の電子メールをリークしたのはNSAの人間ではないかとも言われている。

 こうした人びと以外にも、ロシアとの核戦争も辞さないという狂気について行けないと考える人は増えているようだ。デンプシーの後任議長であるジョセフ・ダンフォードは交代当時、好戦派と見られていたのだが、クリントンらが主張していたシリアでの飛行禁止空域設定には消極的。ロシアとの核戦争に発展する可能性が強いからだ。

 かつて、日本では「関東軍の暴走」で破壊と殺戮の泥沼から抜け出せなくなった。現在のアメリカにも関東軍と似た軍事組織が存在する。NATOだ。NATOの暴走はありえる。

 フランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選で勝利した直後、JPモルガンをはじめとする巨大金融資本は反ニューディール派のクーデターを計画した。これは海兵隊のスメドリー・バトラー少将らの議会における証言で明らかにされた。現在の巨大資本が似たようなことを考えても不思議ではない。

 このクーデター計画が失敗に終わった後、ルーズベルトは第2次世界大戦の終盤までウォール街にメスを入れることができなかった。ドイツの降伏が確定的になってからメスを入れようと動き始めたようだが、1945年4月にルーズベルトは急死、巨大資本がホワイトハウスで主導権を奪還している。

 似た構造が現在のロシアにもある。アメリカの巨大資本とつながる新自由主義派が今でもロシアの経済部門を支配しているのだ。政府でも首相、金融相、経済開発相というポストをおさえていたのだが、アレクセイ・ウルカエフ経済開発相が逮捕され、ウラジミル・プーチン大統領によって解任された。この動きも西側支配層は恐れているだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611180000/


2016.11.20
傭兵部隊などを使って軍事侵略したり露と核戦争するべきでないとする人物を強硬派と呼ぶメディア

 ドナルド・トランプは主導権を維持しているようで、ヒラリー・クリントンを担いでいた勢力はカラー革命を目論んでいる可能性が高い。こうした勢力はトランプに「ネオ・ナチ」で白人至上主義者だというタグをつけ、ウラジミル・プーチン露大統領に対する敵視を隠していない。来年1月に予定されている大統領就任式を正常な形で行わせないようにしようという呼びかけもなされている。

 クリントンを大統領に就任させようとしていた富豪、例えばジョージ・ソロス、その息子のジョナサン・ソロス、あるいはトム・ステイアーたちは11月13日から3日間、ワシントンDCのマンダリン・オリエンタル・ホテルで非公開の会議を開いた。トランプ政権を乗っ取る動きも見られるが、今のところ成功していないようで、旧ソ連圏で実行されてきた「カラー革命」や中東/北アフリカで展開された「アラブの春」と同じことをアメリカでも目論んでいるようだ。

 ヒラリー・クリントンを担いでいた好戦派は1999年3月にNATO軍を使ってユーゴスラビアを先制攻撃、ひとつの国を破壊した。ビル・クリントン政権の2期目が始まった1997年1月に国務長官が戦争に消極的なウォーレン・クリストファーからズビグネフ・ブレジンスキーの教え子でヒラリー・クリントンと親しい好戦派のマデリーン・オルブライトに交代したことが攻撃の背景にある。

 この時に国防副長官の首席補佐官だったビクトリア・ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでクーデターを現場で指揮していた。クーデターが始動したのは2013年11月21日。キエフのユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)で約2000名の反ヤヌコビッチ派が集まったところから始まる。

 それから間もない12月13日、ヌランドは米国ウクライナ基金の大会で演説、ソ連が消滅した1991年からウクライナへ50億ドルを投資したと発言している。その際、彼女の背後には巨大石油企業シェブロンのマークが飾られていた。

 東部や南部で支持されて大統領に就任したビクトル・ヤヌコビッチの打倒をキエフ周辺の親EU派が目論んだのだが、EUは話し合いでの解決を模索する。そうした動きに怒ったのがヌランドで、ジェオフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使との電話会談で「EUなんかくそくらえ(F*ck the EU)」という言葉を口にしている。

 この発言は何者かが盗聴、2月4日にインターネット上へアップロードされて発覚した。その会話の中でふたりは「次期政権」の閣僚人事について話し合っていた。政権の打倒が見通されている。ヌランドが高く評価していたアルセニー・ヤツェニュクはクーデターの後、首相に就任した。

 その後、キエフはヌランド好みの暴力に支配される。広場ではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)のメンバーが棍棒、ナイフ、チェーンなどを手にしながら石や火炎瓶を投げ、ピストルやライフルで銃撃を始め、2月中旬には2500丁以上の銃が持ち込まれ、狙撃も始まった。

 それでもヤヌコビッチ大統領と反政府派の代表は一旦、平和協定の調印にこぎ着けるのだが、その直後に狙撃は激しくなり、「西側」の政府やメディアはヤヌコビッチ側が黒幕だと宣伝。そして23日の憲法を無視した解任につながる。

 その2日後にキエフ入りしたエストニアのウルマス・パエト外相は反ヤヌコビッチ派で医師団のリーダー格だったオルガ・ボルゴメツなどから聞き取り調査をする。その結果を26日にEUのキャサリン・アシュトン外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)へ電話で報告したのだが、それによるとスナイパーは反ヤヌコビッチ派の中にいるというものだった。

 「全ての証拠が示していることは、スナイパーに殺された人びと、つまり警官や街に出ていた人たち双方、そうした人びとを同じスナイパーが殺している。同じ筆跡、同じ銃弾。実際に何が起こったかを新連合(暫定政権)が調査したがらないほど、本当に当惑させるものだ。スナイパーの背後にいるのはヤヌコビッチでなく、新連合の誰かだというきわめて強い理解がある。」としたうえで、「新連合はもはや信用できない」としている。それに対し、アシュトンは「議会を機能させなければならない」と応じた。つまり、事実を隠して嘘を突き通せということだ。

 ウクライナをネオ・ナチが支配する3年前の春、リビアとシリアに対する侵略戦争が始まっている。その展開は本ブログで何度も書いてきたので、今回は割愛する。

 リビアでムアンマル・アル・カダフィ政権が倒された翌年、2012年8月にアメリカ軍の情報機関DIAはシリア情勢に関してホワイトハウスに報告している。その中で、シリア政府軍と戦っている武装集団はサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIが主力だとしている。西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとも伝えた。

 その報告では、アメリカ政府が方針を変えなければ、シリア東部にサラフ主義の支配地が作られるとDIAは予測していたが、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になる。

 AQIにしろ、アル・ヌスラにしろ、アル・カイダ系武装集団の主力メンバーはサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団で、その背後にはサウジアラビア王室が存在している。このサウジアラビアがアメリカやイスラエルと手を組み、サラフ主義者やムスリム同胞団を使ってシリアやイランの政権やヒズボラを倒そうとしているとシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌の2007年3月5日号に書いている。

 リビアでNATO軍とアル・カイダ系武装集団との連携が伝えられたが、その後に新たなタグとしてダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が登場してくる。そのダーイッシュを作る手助けをアメリカがしたと米空軍のトーマス・マッキナニー中将は2014年9月にテレビで発言した。

 また、その年にマーティン・デンプシー統合参謀本部議長(当時)はアラブの主要同盟国がダーイッシュに資金を提供していると議会で発言、同年10月にはジョー・バイデン米副大統領がハーバーバード大学で中東におけるアメリカの主要な同盟国がダーイッシュの背後にいると語り、2015年にはウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官もアメリカの友好国と同盟国がダーイッシュを作り上げたと述べている。

 トランプが安全保障担当補佐官に選んだマイケル・フリン中将は2012年7月から14年8月までDIA局長を務めていた。つまり、ダーイッシュの勢力拡大を予測していた報告が作成されたのはフリンが局長だった時代であり、オバマ政権とアル・カイダ系武装集団やダーイッシュとの関係を熟知しているはずだ。

 フリンはデンプシー大将と同じようにアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを危険であり、ロシアと連携すべきだと考えていた。今でも同じだろう。トランプの発言はそうした考え方と合致している。

 逆にクリントンの周辺はアル・カイダ系武装集団/ダーイッシュやネオ・ナチを手先として使って破壊と殺戮を繰り返し、ロシアや中国を屈服させようと軍事的な圧力と強めて核戦争の危険性を高めている。

 日本やアメリカのメディアなどではクリントンでなくトランプを強硬派だと表現する。クリントンの周辺にいる好戦派が手先として利用している武装集団に対する攻撃を強行する勢力だということなのだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611200000/


2016.11.23
米政府の政策はサラフ主義者の勢力を拡大させると警告してもフリンが反イスラムだとは言えない

 最近は知らないが、以前はカネ絡みの怪しげな仕事を始めるとき、ネズミ講やマルチ商法などの会員名簿を入手するところから始めていた。「被害者」の名簿が「顧客」の名簿になるのだ。それほど欲望の力は強く、何度でも騙されるということ。同じことが報道の世界でも起こっていて、何度でも騙される人が少なくない。いまだにアメリカの有力メディアを信仰しているのだ。

 かつて、西側の有力メディアは事実の中に嘘を混ぜて情報操作していたのだが、21世紀に入ると「報道」のほとんどが嘘になってしまった。日本のマスコミだけが「大本営発表」的なことを行っているわけではない。事実をチェックしていれば、そうしたことは誰でもわかるはずだ。

 西側の支配層が情報操作に力を入れてきたことは本ブログで何度も指摘してきた。ベトナム戦争で報道統制を強化しなければならないと考えた彼らは1970年代の後半から内部告発しにくい仕組みを作り、気骨ある記者や編集者を排除、その一方で規制緩和を進めてメディアを寡占化させた。

 ソ連が1991年12月に消滅した後、アメリカの支配層は残された「雑魚」を潰しにかかるのだが、その基本プランが1992年2月に国防総省のDPGとして作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリン。当時の国防長官はリチャード・チェイニー、次官がポール・ウォルフォウィッツ。そのウォルフォウィッツがネオコン仲間のI・ルイス・リビーやザルメイ・ハリルザドと一緒に書き上げたのだ。ちなみに安倍晋三や石原慎太郎のような日本の政治家を操っているのはリビーだと言われている。

 日本の政策もウォルフォウィッツ・ドクトリンに基づいて作られるようになるが、そのメッセンジャーとして働き、日本を戦争へと導いてきた人物がジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、パトリック・クローニンたちだ。

 アメリカの支配層は手始めに旧ソ連圏への影響力を強め、とりあえずユーゴスラビアを解体しようとする。そこで西側メディアは「人権」キャンペーンだ。侵略を破壊を正当化するために「人権」というタグ、御札を使っただけで、西側メディアが人権を尊重しているわけではない。このキャンペーンには広告会社が深く関与、偽情報を発信していたことは本ブログや拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』(三一書房)でも指摘した。

 当初、ビル・クリントン政権はこうしたキャンペーンに動かされなかったが、クリントン大統領自身がスキャンダルで攻撃されて手足を縛られたような状態になり、2期目には戦争へと向かう。その象徴が1997年1月から国務長官を務めることになったマデリーン・オルブライト。この人事はヒラリー・クリントンの働きかけで実現したとされている。

 ジョージ・W・ブッシュが大統領に就任した2001年の9月11日、ニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃され、人びとは思考停止状態になる。そうした状況を利用し、ネオコンは国内のファシズム化を推進、国外では侵略戦争を始める。

 ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官によると、9/11から10日後までにドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国リストが作成されていた。そこに載っていた国は、イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイラン。(3月、10月)

 9/11の際、ブッシュ・ジュニア政権は「アル・カイダ」が実行したと宣伝したが、その証拠は示されていない。それどころか内部犯行説が支持者を増やしているようだ。ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺と似た展開だ。アフガニスタンやイラクも9/11には無関係だった。

 そうしたこともあり、アメリカ政府はイラクを先制攻撃する口実として「大量破壊兵器」を持ち出し、すぐにでも核攻撃されるかのように宣伝していたが、これは攻撃前から嘘だと指摘されていた。

 その後、2011年2月にリビアで始まった戦争ではアメリカ/NATO、ペルシャ湾岸産油国、イスラエルがアル・カイダ系武装集団のLIFGと連携していることが明確になり、シリアでも次々と西側の政府や有力メディアが主張していた話が嘘だと判明していく。ウクライナのクーデターでも偽情報が流されていたことは本ブログでも繰り返し、書いてきた。

 侵略勢力はリビアを破壊して破綻国家にした後、シリアへの侵略戦争を続けている。その手先がアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だということは本ブログでも指摘してきた。そのメンバーにはチェチェンや新疆ウイグル自治区などから来ている人もいるが、主力はサラフ主義者やムスリム同胞団。

 バラク・オバマ政権や西側メディアはシリア侵略を正当化するため、侵略軍を民主化を求める人民軍として描く。これが嘘だということは現地からの情報ですぐに判明、現地を調査した東方カトリックの修道院長は反政府軍のサラフ主義者(ワッハーブ派)や外国人傭兵が実行したことを確認、その報告がローマ教皇庁系のメディアに掲載された。その中で、「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と語っている。

 侵略戦争が始まった翌年、2012年の8月にアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)はシリア情勢に関してオバマ政権へ報告しているが、その中でシリア政府軍と戦っている主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・ヌスラ)であり、西側、湾岸諸国、そしてトルコが支援していると書いている。アメリカ政府が方針を変えなければ、シリア東部にサラフ主義の支配地が作られるとも予測していた。DIAはアメリカ政府がサラフ主義者の勢力を拡大させてシリアを孤立させようとしていると見ている。この報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリンだ。

 DIAの予測はダーイッシュという形で現実になった。退役後、2015年8月にフリン中将はアル・ジャジーラの番組へ出演、司会者からサラフ主義者の勢力拡大を見通していたのになぜ阻止しなかったのかと詰問される。それに対し、自分たちの役割は正確な情報を提供することであり、政策を決定はバラク・オバマ大統領が行うのだとフリンは答えた。オバマ政権の決定がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。

 DIAが報告書を書いた2012年には、アメリカの情報機関や特殊部隊がヨルダンの北部に設置された秘密基地で戦闘員を軍事訓練、その中にはダーイッシュに参加する人も含まれていたとされている。

 そしてダーイッシュは2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にはモスルを制圧した。モスル制圧の際にトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねてパレード、その様子が撮影されて世界に配信されている。

 アメリカ軍はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人からの情報などでダーイッシュの動きを把握していたはず。当然、ダーイッシュの部隊が小型トラックでパレードしていることを知っていただろうが、何もしていない。多くの人びとにダーイッシュの存在を知らせたかったのではないかと疑惑を持つ人は少なくないだろう。

 こうした展開の中、フリンはオバマ政権と対立、2014年8月7日にDIA局長を辞め、退役している。ズビグネフ・ブレジンスキーが1970年代の終盤に編成、オバマ政権も育てたサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団を中心とする武装勢力を危険な存在だとマーチン・デンプシー統合参謀本部議長(2011年10月から15年9月)も認識、シーモア・ハーシュによると、デンプシーは2013年秋からアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに関する情報を独断でシリア政府へ伝え始めたという。デンプシーが議長を辞めた直後、ロシア軍はシリア政府の要請で空爆を始めている。

 オバマ政権はアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを手先として利用してきた。最近はアル・カイダ系武装勢力も「穏健派」扱いしているが、フリンはデンプシーと同じように、そうした武装集団を危険だと考えている。

 ナチスを批判する人を反ドイツと呼ぶことが間違いであるとの同様、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを敵視することが反イスラムを意味するわけでないことは言うまでもない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611230000/



2016.11.26
ダーイッシュを手先と考えるオバマやクリントンと対立していたフリンにイスラエル人脈が取り憑く

 今年のアメリカ大統領選挙で「有力候補」とされたのは民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプだった。有力メディアはクリントン優勢を伝えていたものの、選ばれたのはトランプ。権力内の力関係に変化が起こった可能性がある。

 この国では支配層につながる人物でなければ「有力候補」になることは困難で、両者ともそうした背景はある。クリントンはロッキード・マーチンの代理人とも呼ばれ、戦争ビジネスとは深い関係にある。夫のビル・クリントンだ大統領だった時には政府内へ引き込んだ友人にはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子だったマデリン・オルブライトやネオコンのビクトリア・ヌランド。後に側近中の側近と言われるようになるムスリム同胞団と緊密な関係にあるヒューマ・アベディンと知り合ったのもその時だった。

 また、投機家でソ連/ロシアの体制転覆を目論んできたジョージ・ソロスのハッキングされた2011年1月24日付けの電子メールによって、国務長官時代のヒラリー・クリントンがアルバニア情勢に関してソロスからアドバイスを受け、その通りに動いたことが判明している。ソロスは巨大金融資本の手先であり、そうした勢力からクリントンは操られていると言える。

 タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、トランプに対して最も多額の寄付をした人物はシェルドン・アデルソン。アメリカのラス・ベガスとペンシルベニア、東南アジアのマカオとシンガボールでカジノを経営、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と緊密な関係にある。第2位はロシア系ユダヤ移民の息子であるバーナード・マーカスだ。

 もっとも、クリントンにもユダヤ系の富豪から高額の寄付を受けている。上位5位まではユダヤ系だ。つまり、ドナルド・サスマン(2080万ドル)、JBとマリー・カトリン・プリッツカー(1500万ドル)、ハイムとチェリル・サバン(1250万ドル)、ジョージ・ソロス(1180万ドル)、そしてS・ダニエル・エイブラハム(960万ドル)だ。そのほかフィルムメーカーのスティーブン・スピルバーグ、ファッション・デザイナーのラルフ・ローレン、Facebookのダスティン・モスコビッツなども高額寄付者である。

 しかし、ロシア外務省の広報担当を務めているマリア・ザハロワは11月13日に放送された番組の中で、アメリカの大統領選挙でトランプが勝利した理由をユダヤ人の資金だと語っている。9月にニューヨークで会ったユダヤ系の人物から、自分たちはヒラリー・クリントンに寄付しているが、その倍をトランプに提供していることを明らかにしたというのだ。

 アデルソンと緊密な関係にあるネタニヤフの父親はポーランド生まれのベンシオン・ネタニヤフ。学生時代からゼエブ・ウラジミール・ジャボチンスキーの「修正主義シオニスト世界連合」で活動、後にジャボチンスキーの秘書になっている。1940年にジャボチンスキーは死亡したが、ベンシオンはその後もニューヨークで活動を続け、コーネル大学やヘブライ大学の名誉教授になった。ベンヤミンも父親と同じように、ジャボチンスキーの思想を受け継ぎ、「大イスラエル」を目指しているようだ。

 トランプ政権で安全保障担当補佐官に就任する予定のマイケル・フリン中将がDIA局長だった2012年8月、DIAは反シリア政府軍の主力がサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIで、西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとする報告書を作成している。

 つまり、アメリカの政府やメディアが言うところの「穏健派」などは存在しないということ。「穏健派」の支援とはサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団を中心とする武装勢力を支援することを意味し、その勢力はシリア東部にサラフ主義の支配地を作りあげるとDIAは予測していた。実際、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になっている。退役後、この問題をアル・ジャジーラの番組で問われたフリン中将は、ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策によると語っている。

 シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すとシリアはリビアのような破綻国家になり、「過激派」が支配するようになると懸念していたのはフリンだけでなく、統合参謀本部議長だったマーティン・デンプシーも含まれていた。

 こうした軍人のオバマ大統領に対する反抗は2013年に始まっているようだが、11年10月にアル・カイダ系武装集団のLIFGとNATOが連携してリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制を破壊、カダフィを惨殺した直後から武器や戦闘員をアメリカ政府はシリアへ移動させている。カダフィ殺害をCBSのインタビュー中に知らされたヒラリーは「来た、見た、死んだ」と口にし、喜んでいた。

 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュによると、輸送の拠点になったのはベンガジにあるCIAの施設。そうした事実をアメリカ国務省は黙認そ、輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたとも伝えられている。運び出された武器/兵器の中に化学兵器も含まれていたようだ。こうしたことをDIAは熟知していただろう。

 デンプシーらの反抗が始まる2013年の9月、ネタニヤフ首相の側近と言われているマイケル・オーレン駐米大使(当時)はアサド体制よりアル・カイダの方がましだとエルサレム・ポスト紙のインタビューで語っている。この時点ではイスラエル政府とデンプシーたちは対立関係にあった。

 オバマ大統領の方針と対立したフリンは2014年8月にDIA局長を辞めざるをえなくなって退役、デンプシーは15年9月に議長の座を降りた。シーモア・ハーシュによると、デンプシーは退役の直前、8月に自分がロシアのワレリー・ゲラシモフ参謀総長と接触していたことを明らかにしている。シリア政府ともパイプがあったようだが、デンプシーの退役でこのパイプはなくなり、その直後にロシア軍はシリア政府の要請の基づいて空爆を始めた。

 アメリカ軍の幹部には大まかに行って2種類のタイプが存在する。戦争ビジネスと結びつき、退役後に巨万の富を手に入れようとする人びとと、そうしたつながりを持とうとしない人びとだ。当然、富を求める軍人は支配層の意向に沿った言動をするわけだが、そういう軍人ばかりではない。デンプシーやフリンの背後にはそうした軍人や情報機関員が存在しているのだ。

 そのフリンは今年、「ラディカル・イスラムとその同盟者」との戦いをテーマにした本を出しているのだが、共著者であるマイケル・リディーンを問題にしている人もいる。この人物はイスラエルの情報機関と緊密な関係にあると言われ、1970年代の半ばにイタリアのイル・ジョルナレ・ヌオボ紙でジャーナリストとして働いていた際には「アカの脅威」を盛んに宣伝していた。

 当時、イタリアの情報機関SISMIのエージェントだったフランチェスコ・パチエンザとリディーンは親しくしていたが、そのパチエンザによると、リディーンもSISMIのエージェント。Z3という暗号名を持っていたという。1980年のアメリカ大統領選挙ではジミー・カーターの再選を阻止するため、盛んにスキャンダルを流していた。(Edward S. Herman & Noam Chomsky, "Manufacturing Consent," Pantheon, 1988)

 パチエンザは非公然結社P2と結びつき、グラディオと呼ばれるNATOの秘密部隊でも活動していた。1960年代から80年代にかけてグラディオは「極左」を装い、爆弾攻撃を繰り返していたことが知られている。この秘密部隊が存在することは1990年にイタリア政府も公式に認めている。

 トランプの周辺を取り巻くイスラエル人脈はアデルソン、ネタニヤフ、リディーンだけではない。娘のイバンカ・トランプが結婚したジャレド・クシュナーの父親は不動産デベロッパー、つまりドナルド・トランプの同業者だが、ニューヨーク・オブザーバー紙の所有者でもある。この新聞は親イスラエル派として有名だ。

 本ブログでは何度か指摘したが、イスラエルのネタニヤフ政権は今年に入ってアサド大統領を排除するという方針を止め、ロシアに接近しているように見える。その結果としてフリンともつながったのだろうが、イスラエル政府はデンプシーやフリンを取り込もうとしているとも考えられる。トランプが大統領に就任した後、ソロスたちはパープル革命を始める可能性があるが、政権内で対立が起こるかもしれない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611260000/



2016.11.30
シリア侵略計画が失敗に終わりそうで、戦争犯罪的な行為はサウジに責任が押しつけられる可能性

 シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すという計画は風前の灯火だと言えるだろう。シリア侵略勢力に属していた国々のうちイスラエルやトルコはすでにロシアへ接近、アメリカではロシアと手を組むべきだと主張するドナルド・トランプが次期大統領に選ばれている。バラク・オバマ米大統領やヒラリー・クリントンの周辺、あるいはサウジアラビアやカタールなどは窮地に陥った。中でもペルシャ湾岸の産油国は難しい局面に立たされたと言えるだろう。トランプの言動を考えると、サウジアラビアは2001年9月11日に実行された攻撃の責任が問われることも考えられる。

 シリア侵攻の背後にはアメリカ、イギリス、フランス、サウジアラビア、カタール、トルコ、イスラエルなどの国々が存在、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が手先として戦ってきた。こうした武装勢力の主力はサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団だ。

 ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、ネオコンのポール・ウォルフォウィッツがイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたのは1991年のこと。この年の1月16日にアメリカが主導する連合軍はイラクへ軍事侵攻、2月末に停戦するが、国防次官だったウォルフォウィッツはそれが気に入らなかった。

 ウォルフォウィッツたちネオコン/シオニストは1980年代からサダム・フセインを排除したがっていたのだが、ジョージ・H・W・ブッシュ政権はフセインを排除せずに戦闘を終結させてしまい、ネオコンを激怒させたのである。そしてウォルフォウィッツの発言につながった。

 1991年はソ連が消滅した年でもある。7月にイギリスのロンドンで開かれたG7の首脳会談で西側の首脳はソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領に対して新自由主義経済、いわゆる「ピノチェト・オプション」の実施を要求、それに難色を示したゴルバチョフは排除されることになる。

 言うまでもなく、ピノチェトとは1973年9月11日にチリで民主的政権をクーデターで倒したオーグスト・ピノチェトを指している。その軍事クーデターを操っていたのはヘンリー・キッシンジャーだ。

 クーデター後、ピノチェトはシカゴ大学のミルトン・フリードマン教授の「マネタリズム」に基づく政策を導入、大企業/富裕層を優遇する政策を実施した。その政策を実際に実行したのがシカゴ大学のフリードマン教授やアーノルド・ハーバーガー教授といった経済学者の弟子たち、いわゆる「シカゴ・ボーイズ」である。

 具体的な政策としては、賃金は引き下げ、労働者を保護する法律を廃止、労働組合を禁止、つまり労働環境を劣悪化、1979年には健康管理から年金、教育まで、全てを私有化しようと試みている。国有企業の私有化とは国民の資産を略奪することにほかならず、安倍晋三政権が執着しているTPP(環太平洋連携協定)と基本的に同じ。実際、安倍政権はその方向へ向かっている。

 西側支配層はゴルバチョフに替わる選択肢を持っていた。ボリス・エリツィンだ。1991年7月に彼はロシアの大統領に就任する。

 その一方、ゴルバチョフの政策をソ連解体の策謀と考えるグループは「国家非常事態委員会」を組織、8月に権力の奪還を狙うものの、失敗する。その目論見を利用して主導権をを奪うことに成功したのがエリツィン。1991年12月8日に彼はベラルーシにあるベロベーシの森で秘密会議を開き、国民に諮ることなくソ連からの離脱を決めた。いわゆる「ベロベーシ合意」だ。12月21日にはCIS(独立国家共同体)が発足、ソ連は消滅するのだが、この過程に国民の意思は反映されていない。

 会議に出席したのはロシアからエリツィン大統領とゲンナジー・ブルブリス国務大臣、ウクライナからレオニード・クラフチュク大統領とビトルド・フォキン首相、ベラルーシのソビエト最高会議で議長を務めていたスタニスラフ・シュシケビッチとバツァスラフ・ケビッチ首相。会議を主導したのはロシアのブルブリスだと言われている。

 ソ連の消滅によってアメリカの支配層はアメリカが唯一の超大国になり、その超大国を支配している自分たちが世界を支配するというストーリーを考える。そこで1992年2月に国防総省のDPGとして世界制覇プロジェクトを作成する。いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンで、旧ソ連圏だけでなく、西ヨーロッパ、東アジアなどの潜在的なライバルを潰し、膨大な資源を抱える西南アジアを支配しようと計画している。

 こうした計画はビル・クリントン政権で塩漬けになるが、本ブログで何度も書いているように、ヒラリー・クリントンが政権の内部に引き込んだマデリーン・オルブライトやビクトリア・ヌランドが軌道修正、つまり戦争へと導いていく。オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子であり、ヌランドはネオコンだ。

 ビル・クリントン政権が侵略戦争へ進み始めるのはオルブライトが国連大使から国務長官に異動した1997年1月が大きな節目だった。なお、ヌランドは国務副長官の首席補佐官を務めていた。

 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されると、ホワイトハウスでネオコンなど好戦派が主導権を握る。攻撃の10日後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国リストが作成され、そこにはイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランが載っていたとクラーク元欧州連合軍は語っている。

 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に書いたレポートによると、アメリカ/NATO、ペルシャ湾岸産油国(サウジアラビアやカタール)、イスラエルは遅くとも2007年にシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めていた。その手先はサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団だ。

 アル・カイダ系武装集団やダーイッシュが「独裁者に虐げられた人民」でないことはアメリカ支配層に属す人びとも認めている。例えば、2014年9月に空軍のトーマス・マッキナニー中将はアメリカがダーイッシュを作る手助けしたとテレビで発言、マーティン・デンプシー統合参謀本部議長(当時)はアラブの主要同盟国がダーイッシュに資金を提供していると議会で発言、同年10月にはジョー・バイデン米副大統領がハーバーバード大学で中東におけるアメリカの主要な同盟国がダーイッシュの背後にいると語り、2015年にはクラーク元欧州連合軍最高司令官もアメリカの友好国と同盟国がダーイッシュを作り上げたと述べている。

 そして2015年8月、マイケル・フリン元DIA局長はアル・ジャジーラの番組へ出演した際、ダーイッシュが勢力を拡大できたのはバラク・オバマ政権の政策があったからだと指摘している。言うまでもなく、フリンはドナルド・トランプ大統領の安全保障担当補佐官に内定している。オバマ大統領、そしてオバマ政権で国務長官を務めたヒラリー・クリントンにとって嫌な人事だろう。

 そうした中、サウジアラビアの責任を問う話が流された。例えば、今年1月には侵略戦争の旗振り役を演じてきたニューヨーク・タイムズ紙もサウジアラビアがシリアの反政府軍の資金源だとする記事を掲載した。9/11にサウジアラビアが関与しているという話も流れている。

 アメリカの支配層がイスラエルの責任を問うとは考え難く、サウジアラビアは全ての責任を押しつけられる可能性もある。が、そうなると世界有数の油田国が不安定化してしまう。目先の個人的な利益を優先、アメリカの好戦派に従ってきた日本の支配層は日本を東アジアで孤立させ、破滅の瀬戸際に立たせた。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201611300000/



2016.12.05
イスラエルからトルコへ大使が赴任、ネオコンが描いた中東を制圧する計画は崩壊しつつある

 イスラエルからトルコへエイタン・ナエーが大使として着任した。大使赴任は6年ぶりのことだ。6月下旬にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスラエルとの和解を発表、その発言が形になったといえるだろう。6月下旬にエルドアンはロシアのウラジミル・プーチン大統領に対し、ロシア軍機の撃墜を謝罪、7月13日にはトルコの首相がシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆している。

 現在、西側ではドナルド・トランプ政権がイランを攻撃するというような話が流れているのだが、イラン、イラク、シリアを殲滅すると1991年に話していたのはポール・ウォルフォウィッツ。当時、アメリカの国防次官だった。翌年の2月にウォルフォウィッツを中心にして、国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランが作成された。

 1993年1月から2001年1月までのビル・クリントン政権でネオコンはホワイトハウスの主導権を失い、政府内で活動していたのはヒラリー・クリントンが引き込んだ人びとだけだった。そこで、外部で提言をしているのだが、そのひとつが1996年の「決別」。作成したのはネオコンのグループで、中心はリチャード・パールだった。ここでもイラク、イラン、シリアは敵視されている。

 2000年にネオコン系シンクタンクのPNACはウォルフォウィッツ・ドクトリンをベースにして「アメリカ国防の再構築」を作り上げている。執筆人にはウォルフォウィッツのほか、ロバート・ケーガンやI・ルイス・リビーなどネオコンのメンバーが名を連ね、翌年から始まるジョージ・W・ブッシュ政権はその計画に沿った政策を実行した。

 2003年にアメリカ政府はイラクを先制攻撃、サダム・フセインを排除した。イラクに存在しないことを知っていた大量破壊兵器を口実に攻め込んだのである。1991年にウォルフォウィッツが口にしたことを実行したわけだ。

 21世紀に入るとロシアでウラジミル・プーチン大統領が国を食い物にしていた腐敗勢力(西側では民主派とか呼ばれた)の摘発を開始、少なからぬ富豪がロンドンやイスラエルへ逃れた。その結果、イスラエルはそうしたオリガルヒの大きな影響を受けるようになってしまう。そのオリガルヒはイギリスのロスチャイルドや投機家のジョージ・ソロスと深い関係にあり、そうした勢力の影響がイスラエルで強まったとも言えるだろう。

 アメリカではソロスやロスチャイルドと親しいことで知られているヒラリー・クリントンが2009年1月から13年2月まで国務長官を務めているが、その間、アル・カイダ系武装勢力など傭兵を使ってリビアやシリアを2011年春から侵略し、リビアでは2011年秋にムアンマル・アル・カダフィが殺害された。リビアは現在、破綻国家だ。

 2012年からアメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする侵略勢力は武器/兵器や戦闘員をシリアへ集中させる。シリアのバシャール・アル・アサド体制を倒した後はイランを潰す予定だったが、この計画はイスラエルの治安機関シン・ベトのユバル・ディスキン元長官や対外情報機関モサドのメーアー・ダガン元長官から反対されている。

 それでも2013年9月には駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンがバシャール・アル・アサド体制よりアル・カイダの方がましだと語っている。オーレンはベンヤミン・ネタニヤフ首相の側近で、この発言は首相の意思でもあると考えられた。その当時、アメリカではマーティン・デンプシー統合参謀本部議長やマイケル・フリンDIA局長はアル・カイダ系武装集団を危険だと考え、シリア政府と接触していたと言われている。

 モサドやシン・ベトはリクードと関係が深いはずで、本来ならネタニヤフ首相と対立することは考え難い。「元長官」でもそうだろう。対立が生じていたとするなら、そうした関係を壊すほどの存在がネタニヤフの背後にいたということだろう。今年に入り、その存在の力が弱まってきた可能性が高い。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612030001/





2016.12.13
シリアで政府軍と戦っているのはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュであり、反体制派はいない

 シリアで政府軍が戦っている相手に「反体制派」というタグをつけているマスコミが存在する。かつて、日本のアジア侵略を「大東亜共栄圏」を建設するためだと主張した人たちがいるが、それと同じようなものだ。

 リビアやシリアで体制転覆を目指して戦っている集団が「反体制派」でないことは戦闘が始まった2011年春の段階で指摘されていた。シーモア・ハーシュなどが何年も前から予告していたことが引き起こされたのだ。

 2012年8月にはアメリカ軍の情報機関DIAが反シリア政府軍の主力がサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIであり、そうした勢力を西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているとバラク・オバマ政権に報告している。その結果として、シリアの東部分にサラフ主義に支配された地域が作られるとも警告、それはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実のものになった。この報告書が書かれた当時のDIA局長がトランプ政権で安全保障担当補佐官に就任する予定のマイケル・フリン中将だ。

 こうした武装勢力の戦闘員は武器/兵器と同じようにシリアの外から入った。リビアのムハンマド・アル・カダフィ体制が倒された後、戦闘員や武器/兵器をアメリカなどはシリアへ移動させたが、その拠点になったのがベンガジのアメリカ領事館だったことは本ブログでも紹介した。そこが2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺された。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っている。

 サラフ主義から現在のタクフィール主義者は生まれた。この人びとはタクフィール(背教徒宣告)して人を殺す。2012年6月にエジプト大統領となったモハメド・モルシはシーア派へのタクフィールを許可、シリア侵略を後押しした。この許可はイラン侵略も視野に入っているのだろう。

 こうした侵略の背後にはネオコンの世界制覇戦略がある。ソ連消滅後、アメリカが唯一の超大国の超大国になり、その超大国を自分たちが支配していると認識した彼らは世界制覇プランを描き上げたのだ。1992年2月にポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)たちが作成したDPGの草稿がそのプラン。「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

 ソ連の消滅は西側支配層の傀儡だったボリス・エリツィンたちが仕掛けた。この事実は本ブログでも何度か指摘している。2度とソ連のようなライバルが出現しないように、彼らは旧ソ連圏のほか西ヨーロッパ、東アジアなどが成長しないような方策をとろうとし、力の基盤になるエネルギー源が地下に存在する西南アジアを支配しようと考えた。

 ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、DPGが作成される前の年にウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしていている。ソ連が消滅する前から彼らは世界制覇の野望を持っていたわけで、ソ連消滅はそうした野望を顕在化させることになった。

 しかし、このプランはジョージ・H・W・ブッシュ大統領が再選に失敗、ビル・クリントンが大統領に就任したことでお蔵入りになる。それを蔵から引きずり出したのがファースト・レディーだったヒラリー・クリントン。彼女と親しいマデリーン・オルブライトが国連大使から国務長官へ異動した1997年1月のことだ。そして1999年3月、NATOはユーゴスラビアを先制攻撃した。ちなみに、オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子。ヒラリーのもうひとりの友人、ビクトリア・ヌランドは当時、国務副長官の首席補佐官を務めていた。

 本ブログではすでに書いたことだが、ウォルフォウィッツをはじめとする好戦派はユーゴスラビアを破壊、解体するため、ウォルフォウィッツ・ドクトリンが作成された直後からプロパガンダを始めている。例えば、ニューズデイのボン支局長だったロイ・ガットマンは1992年8月、ボスニアで16歳の女性が3名のセルビア兵にレイプされたと書いているのだが、これは嘘だった。この嘘を広めた功績で、後に彼はピューリッツァー賞を受賞している。

 2003年3月にアメリカ政府が始めたイラクへ侵略戦争も嘘を広めることから始めた。この時は偽情報を発信する目的で国防総省の内部にOSP(特殊計画室)が作られた。その室長に選ばれたエイブラム・シュルスキーはシカゴ大学でウォルフォウィッツと同じ教授について博士号を取得している。ふたりはネオコン仲間だ。

 1990年代からアメリカの侵略戦争に広告会社が深く関与してくるようになったことも本ブログで書いてきた。偽情報の作成と流布は彼らにとって御手の物だ。そうした偽情報をアメリカなど西側の有力メディアは垂れ流し、アメリカの政府や議会はそうした嘘を暴くメディアやサイトに「偽報道」というタグをつけ、検閲しようとしている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612130001/


シリア的捏造:誰が、いかに、何のためにシリア紛争について偽情報を流しているのか? 2016年12月15日

インターネットの発達とともに、実際の情報とウソとの区別が、より難しくなってしまった。

スプートニクは、誰が何のために、シリアに関する偽情報を流しているのかを明らかにするため、複数の専門家に話を聞いた。

中東の安全保障問題の専門家でメディア分析を得意とするダニー・マッキー氏は、欧米マスコミによるシリア紛争の報道に対する自らの見解を示し、次のように指摘した-

「大量処刑や民間人への攻撃といった西側マスメディアが伝える情報のすべては、1枚の写真あるいはビデオによってさえ確認されていない。 プロパガンダ戦争が続いている。常にアレッポでは、それが特に激しかった。しかしシリア軍がこの町で勝利した事は、欧米マスメディアの主張の基盤を足元から崩し、彼らが作り出した民主主義リベラル勢力としてのシリアの穏健派在野勢力のイメージを木っ端みじんに吹き飛ばした。」

アレッポにおけるシリア政府軍に対する情報キャンペーンの枠内で、一部のマスコミそしてソーシャルネットワークの人気ページなどは、パレスチナ・ガザ地区の写真や、2014年2015年といった過去の写真を使い、それらを『平和に暮らす一般市民を迫害するアサド体制の獣のように残酷な軍隊』の行動ぶりを裏付けるアクチュアルな証拠として発表した。」

なお解放されたアレッポの実際の状況について、従軍記者のカメル・サカー氏は、次のようにレポートしている-

「私は、人々をテント村に移動させるための、よく組織された作業を目にした。必要不可欠なあらゆるもの、輸送手段、食料、薬品、負傷者に対する医療援助、それらはすべて提供されている。

多くの住民は、戦闘員が組織した食料の独占について証言した。それによって最も必要な物の値段が20倍にも高騰したという。

こうした事は、アレッポの状況に関する国連や人権団体すべての報告書が嘘であることを意味している。

国際的な人道組織は、アレッポの住民を全く助けていない。助けているのはシリア政府でありシリア軍であり、ロシアの軍人達だ。私自身、町に人道援助物資を運び込み、それを人々に分ける彼らのトラックを目にした。」
https://jp.sputniknews.com/politics/201612153138145/



 ロシアと中国とが強く結びつく原因を作ったのはバラク・オバマ政権。中国に対する挑発をオバマ政権も続けていたが、それ以上に中国を警戒させたのはウクライナ、リビア、シリアに対するアメリカの侵略行為だ。リビアの場合、中国が関係を強めていたアフリカを植民地化することが目的。
アフリカの自立で中心的な役割を果たしていたのがリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制だ。

そうした政策の一環として、カダフィはドル決済を止め、金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にしようとしていた。

 シリアでもリビアと基本的に同じことをアメリカ支配層は行っている。

シリアとリビアで違うことはロシアの対応。シリアではアメリカ/NATOが制空権を握ることを許していない。

 アメリカ軍の情報機関DIAは2012年8月に政府へ提出した報告書の中で、シリアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、オバマ政権が政策を変えなければシリア東部にサラフ主義の支配地ができると警告していた。アル・カイダ系武装集団の中心もサラフ主義者やムスリム同胞団であり、その背後にはサウジアラビアなどペルシャ湾岸の産油国が存在する。この報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリン中将。その予測はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になった。

 退役後の2015年8月、フリン中将はアル・ジャジーラの番組に出演、サラフ主義者の勢力拡大を見通していたのになぜ阻止しなかったのかと詰問する司会者に対し、自分たちの役割は正確な情報を提供することであり、政策を決定はバラク・オバマ大統領が行うのだと答えている。オバマ政権の決定した政策がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。

 シリアでの戦闘が進むにつれ、各国の特殊部隊やトルコ軍の将兵だけでなく、チェチェンなどカフカスの周辺や新疆ウイグル自治区などから戦闘員が入り込んでくる。中国にとってもシリア情勢は重要な問題になり、戦闘に関係していった。

 こうした軍事的な理由だけでなく、アメリカ主導で西側がロシアに仕掛けた経済戦争が切っ掛けになってロシアと中国は急速に関係を深めている。東アジア、東南アジアで中国の輸送ルートをアメリカは断ち切ろうと目論んでいるが、それもロシアと中国を接近させる一因になっている。ネオコンはロシアや中国を攻撃しているつもりで、アメリカの足下を崩している。

 こうした状況の中、ロシアに秋波を送り、中国に肘鉄砲を食わせても、この両国を引き裂くことはできないだろう。ロシアの経済分野ではアメリカ支配層に従属している人が少なくないようだが、ロシア全体を動かすほどの力はなくなっているように見える。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612230000/


2016.12.26
オバマ大統領は国防授権法の中に言論の自由を破壊する条項を入れ、ファシズム体制を強化して去る

バラク・オバマ大統領が12月23日に署名した2017年国防授権法(NDAA)には言論統制の強化を合法化する条項があり、アメリカはますますファシズム化が進むことになるだろう。アメリカ下院は政府や有力メディアが伝える「正しい報道」に反する「偽報道」を攻撃する手段になる法律を11月30日に可決、12月8日は上院が対偽情報プロパガンダ法を通過させている。ロシアや中国などからの「プロパガンダ」に対抗するアメリカの同盟国を助けることが上院を通過した法案の目的だが、それがNDAAに組み込まれたのだ。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、アメリカでオバマ政権や有力メディアが宣伝している「偽情報」や「偽報道」とは、自分たちにとって都合の悪い情報を意味しているにすぎない。自分たちが発信してきた「偽情報」や「偽報道」の効果がないことに慌て、言論統制を強化しようとしているにすぎない。

 1992年にネオコンは世界制覇のプロジェクトを作成、その翌年に大統領となったビル・クリントンはそのプロジェクトを始動させない。そこで有力メディアはユーゴスラビアを先制攻撃させるために偽情報を流しはじめ、99年にNATO軍はユーゴスラビアを全面攻撃した。その間、メディアはクリントン大統領をスキャンダルで攻撃している。

 ユーゴスラビアに関する偽報道を広める上で活躍したひとりがニューズデイのボン支局長だったロイ・ガットマン。ボスニアで16歳の女性が3名のセルビア兵にレイプされたと1992年8月に書いているのだが、これは嘘だったことが判明している。この嘘を広めた功績で、後に彼はピューリッツァー賞を受賞した。

 この人物、今年12月にも偽情報を記事にしている。ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を作ったのはシリア政府であり、「アル・カイダ」を操っているのはバシャール・アル・アサドだというのだ。この記事もすぐ嘘だとばれる代物だが、ピューリッツァー賞を信奉する人には効果があるかもしれない。

 ところで、クリントン政権がユーゴスラビアを軍事介入する方向へ舵を切るのは1997年1月のこと。ズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、ファースト・レディだったヒラリー・クリントンと親しいマデリン・オルブライトが国務長官に就任してからだ。

 イラクを先制攻撃する際に言われた大量破壊兵器が嘘だったことは後に発覚、その事実はジョージ・W・ブッシュ政権の閣僚も認めざるをえなくなっている。この時、イギリスのトニー・ブレア政権が侵略を正当化する偽情報の流布に果たした役割も判明している。

 リビアやシリアへの軍事介入を正当化するために宣伝された民衆弾圧も嘘。シリアの場合、アメリカなど西側は当初、シリア系イギリス人のダニー・デイエムが使ってシリア政府の弾圧を宣伝していたが、彼のグループが「シリア軍の攻撃」を演出する様子を移した部分を含む映像がインターネット上に流出、嘘が発覚した。次に化学兵器の使用を西側は主張したが、これも嘘がすぐに発覚する。

 ビル・クリントン政権、ジョージ・W・ブッシュ政権、バラク・オバマ政権、いずれも偽情報を流しながら世界に戦乱を広め、破壊と殺戮で人びとを苦しめてきた。その手先として偽報道を繰り返しているのが西側の有力メディアにほかならない。その嘘が余りにも露骨になって信じる人が減少、そこで言論統制の強化だ。

 第2次世界大戦が終わった直後からアメリカの支配層が組織的な報道コントロールを目論んでいたことは本ブログでも紹介した。いわゆるモッキンバードだ。その中心人物は戦争中から破壊活動を指揮していたウォール街の弁護士でもあるアレン・ダレス、その側近でやはりウォール街の弁護士だったフランク・ウィズナー、ダレスの側近で後にCIA長官になるリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだ。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 日本ではウォーターゲート事件でリチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだことから「言論の自由」を象徴するイコンとして崇められているワシントン・ポスト紙だが、情報操作に深く関与していたのだ。

 ウォーターゲート事件の取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンシュタイン記者は1977年に同紙を辞め、その直後に「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。それによると、400名以上のジャーナリストがCIAのために働き、1950年から66年にかけて、ニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供しているとCIAの高官は語ったという。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 1970年代の有力メディアには気骨のある記者や編集者がまだいたが、それでも情報機関にかなり浸食されていた。現在では露骨なプロパガンダ機関にすぎないのだが、それでもイコンとして扱いたがる人がいる。日本のマスコミは駄目だが、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙はすばらしいというわけだ。そうした西側メディア信奉者は国際情勢に目を向けたがらない。結局、日本の支配層を操るアメリカの支配層が描く幻影を受け入れることになる。


 言論統制の強化を後押しする記事をワシントン・ポスト紙が掲載したのは11月24日。政府や有力メディアが伝える「正しい報道」に反する「偽報道」を攻撃する手段になる法律が報道の2日前に下院へ提出され、30日に可決された。彼らはトランプを攻撃するだけでなく、巨大資本による支配システム、つまりファシズム化を実現するための体制を立て直そうとしている。そうした人びとが受け入れる幻影を流しているアメリカの有力メディアの「報道」に反する情報を封印しようというのが今回の法律だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612260000/



2016.12.30
有力メディアで情報操作できない米国が世界で孤立、オバマ大統領は真珠湾で安倍首相と同盟を宣伝

バラク・オバマ大統領はアメリカを孤立させてホワイトハウスを去ることになった。アジアの東側では属国だったはずのフィリピンが離反してベトナムも後を追い、西側ではアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を傭兵として利用した侵略戦争はシリアで破綻、ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を利用したクーデターで実権を握ったウクライナは破綻国家になっている。

 シリア情勢について12月20日にロシア、イラン、そしてトルコがモスクワで話し合っているが、アメリカは相手にされていない。これまでネオコン/シオニストなどアメリカの好戦派は停戦を手駒の態勢立て直しに利用するだけで、真剣に戦乱を終結させようとはしてこなかった。アル・カイダやダーイッシュを危険だと考える将軍たちが統合参謀本部から排除されただけでなく、問題を外交的に解決する姿勢を見せていたジョン・ケリー国務長官はオバマ大統領から無視されていた。ケリーの外交を露骨に妨害していたのがネオコンでヒラリー・クリントンと親しいビクトリア・ヌランド国務次官補だ。

 2014年2月4日の時点で政権転覆後の閣僚人事をめぐってヌランドはジェオフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使と電話で話し合っていたが、その中で彼女はがEUに対して「くそったれ」という言葉を浴びせた。外交を否定する流れの中でのことだ。そのヌランド、そしてヒラリーにズビグネフ・ブレジンスキーの弟子だと言われているオバマ大統領が引っ張られたのは当然かもしれない。

 ウクライナでヌランドと同じようにクーデターを煽っていたネオコンのジョン・マケイン上院議員は2013年5月、シリアへ違法入国して後にダーイッシュのトップとして登場するアブ・バクル・アル-バグダディと会っている。

 その3カ月後、シリアの首都ダマスカス近郊が化学兵器で攻撃され、西側の政府や有力メディアはシリア政府軍が使用したと宣伝、リビアと同じようにNATO軍が軍事介入する口実にしようとした。

 ところが、攻撃の直後にロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事も書かれた。

 すぐに現地を調査したキリスト教の聖職者マザー・アグネス・マリアムはいくつかの疑問を明らかにした。例えば、攻撃のあった午前1時15分から3時頃(現地時間)には寝ている人が多かったはずだが、犠牲者がパジャマを着ていないのはなぜなのか、家で寝ていたなら誰かを特定することは容易なはずであるにもかかわらず明確になっていないのはなぜなのか、家族で寝ていたなら子どもだけが並べられているのは不自然ではないのか、親、特に母親はどこにいるのか、子どもたちの並べ方が不自然ではないか、同じ「遺体」が使い回されているのはなぜか、遺体をどこに埋葬したのか、などだ。(PDF)

 12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。また、国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。

 また、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでダーイッシュが調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられていた。

 NATO軍の軍事侵攻が決定的であるかのように「報道」していた西側の有力メディアの宣伝がピークに達したのは9月3日。この日、地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されたのだ。このミサイル発射はロシアの早期警戒システムがすぐに探知、その事実が公表されるが、ミサイルは途中で海へ落下してしまう。

 シリア政府軍の残虐行為を口実にして本格的な軍事介入を目論んだアメリカ/NATOだが、これは失敗に終わった。その翌年、売り出してくるのがダーイッシュだ。2014年1月にファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にモスルを制圧したのだが、その際、トヨタ製小型トラック「ハイラックス」の新車を連ねた「パレード」を行い、その様子が世界に伝えられた。当然、アメリカの軍や情報機関は偵察衛星や無人機で監視、通信傍受や人間による情報活動などで情報を集め、武装集団の動きを知っていたはずだが、黙認している。

 西側の有力メディアを使って偽情報を流し、幻影を事実だと人びとに信じ込ませてから軍事侵略して破壊と殺戮を繰り広げるというパターンはシリアで挫折した。そのシナリオ作成にはアメリカの広告会社が関与しているのだろう。

 そうした作戦を破綻させる上で中心的な役割を果たしたのがロシア。そのロシアを攻撃するため、アメリカのオバマ政権や有力メディアは「偽報道」だとするキャンペーンを展開中だ。「リベラル」だとされ、「言論の自由」を象徴する存在だと日本では見なされているニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙も有力メディアに含まれている。

 日本の大手マスコミが支配層の宣伝機関にすぎず、信頼できないことは少なからぬ日本人が知るようになった。人びとの心を操る仕組みとして機能しなくなりつつあると言えるだろう。

 そうした中、日本のマスコミを罵倒した上で、ニューヨーク・タイムズ紙などアメリカの有力メディアを持ち上げる人たちがいる。そうしたアメリカの有力メディアが信頼されなくなっているのだが、日本ではそうした認識がまだ薄いようで、日本のマスコミに替わる情報操作の手段として利用されているようだ。

 しかし、アメリカでは有力メディアと手を組んでロシアを攻撃しているオバマ政権に対し、選挙にロシアが介入したとする証拠を見せろという要求が強まっているようだ。第2次世界大戦直後にイタリアで行われた選挙から始まり、アメリカ政府は外国の選挙へ頻繁に介入してきたわけで、オバマ大統領たちの主張は滑稽なのだが、自分たちが行ってきたことを相手が行っていると宣伝するのもアメリカが頻繁に使う手口だ。

 アメリカが孤立してきた一因は、こうした事実が広く知られるようになり、人びとが辟易していることにあるだろう。オバマ大統領は自分たちが孤立していないことをアピールする必要がある。安倍晋三首相はハワイの真珠湾を訪れ、「日米同盟」を宣伝したというが、それだけオバマ大統領が追い詰められているということでもあるのだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612300000/


2017.01.01
ロシアとトルコが主導してシリアの停戦が実現、その間にロシア大使が殺され、シリアで貯水池に毒

ロシアとトルコは12月29日にシリアにおける停戦で合意した。イランも合意文書の作成に参加、シリア政府や反シリア政府の7組織(戦闘員総数約6万人)も署名、国連もこの合意を認めたようだ。今月に入り、カタールはシリアへの侵略戦争から離脱、平和交渉にはエジプトも加わると見られている。

 しかし、アル・カイダ系武装集団(AQI、アル・ヌスラ、ファテー・アル・シャム/レバント征服戦線と名称を変更したが、その実態は同じ)やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は参加していないようだ。アメリカ、フランス、イギリス、サウジアラビアも停戦には参加していないが、そうした勢力が雇ってきたのがアル・カイダ系武装集団やダーイッシュである。

 停戦の話し合いが進んでいた12月19日にアンカラでトルコ駐在のアンドレイ・カルロフ露大使が射殺され、28日と29日にはダマスカスのロシア大使館が攻撃された。話し合いを妨害するつもりだったのだろうが、成功していない。その間、23日にオバマ大統領はシリアの「反対者」への武器供給を認める法律に署名した。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュに対する支援を次期政権に押しつけるということだろう。

 ロシア系のメディアRTによると、ダマスカスに給水している貯水池にディーゼル燃料や毒が混ぜられ、24日から使用できない状態になっているという。一方、アレッポではダーイッシュが水を止めた。この地域ではダーイッシュやアル・カイダ系武装集団を支援するためにアメリカを含むNATO諸国やイスラエルの情報機関員が活動してきたと言われている。シリアのバシャール・アル・アサド体制を倒すために侵略戦争を始めた国々の一部は離脱したが、残った勢力は形振り構わず、和平への道を破壊しようとしているようだ。

 これまで戦争を煽ってきたアメリカなど西側の有力メディアにとっても状況は厳しい。シリアに平和が訪れて調査が進めば、自分たちがアメリカ政府の宣伝を垂れ流してきたことも発覚してしまう。「本当のこと」を伝えず、「権力者の代弁」を繰り返すそうしたメディアを無批判に信じてきた、あるいは信じた振りをしてきた人びとも責任を免れない。

 自戒を込めて書くのだが、多くの人は自分が望む心地よい情報を信じたがる。目先の個人的な利益を考えれば、どのような体制であろうと体制派である方が得であり、体制派であることを正当化する情報を欲しがることになる。有力メディアの重要な仕事は、そうした情報を流すことにある。

 ところで、アメリカが中東に破壊と殺戮を広めたのは2003年にイラクを先制攻撃してから。その際、大量破壊兵器が口実に使われ、今にもアメリカが核攻撃されるかのような話が流された。当時からそうした情報が嘘だと指摘されていたが、今では決定的。嘘を発信していた人びとも嘘を認めている。が、アメリカ人の53%は発見されなかった大量破壊兵器がイラクにあったと今でも信じているらしい。有力メディアの偽報道はバカにできないようだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701010000/





1999年にアメリカのビル・クリントン政権はNATOを使ってユーゴスラビアを先制攻撃し、2001年9月11日の世界貿易センターや国防総省本部庁舎(ペンタゴン)に対する攻撃を利用してジョージ・W・ブッシュ政権はアフガニスタンやイラクを先制攻撃した。いずれも西側の有力メディアに偽情報を広めさせての侵略だった。
クリントン大統領は軍事介入に消極的。そのクリントンを攻撃するキャンペーンをネオコンや情報機関と関係の深い富豪は展開した。

ホワイトハウスでの影響力が弱まったネオコンは「民間人」としてイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対して強硬策を求める。

1996年にリチャード・パールを中心とするネオコンのグループは1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリン(DPGの草稿)をベースとする提言「決別」をネタニヤフ首相に対して送っている。

その中にはイラクのサダム・フセイン大統領排除も含まれていた。

この提言が送られた一因は、ネオコンがネタニヤフの政策に不満を抱いていたからだろう。

 そして1997年1月に国務長官がウォーレン・クリストファーからマデリーン・オルブライトへ交代した時から政権が好戦的になる。ちなみに、オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、その当時からヒラリー・クリントンと親しい。国務長官の交代はヒラリーが夫であるビルに求めたと言われている。そして1999年のユーゴスラビア攻撃につながった。

 ブッシュ・ジュニアの後、アメリカ大統領に就任したバラク・オバマはアメリカ軍の直接的な軍事介入は行わなかったが、2011年春からアル・カイダ系武装集団を使った侵略を始める。彼の師もオルブライトと同じようにブレジンスキー。そのブレジンスキーがジミー・カーター大統領の国家安全保障担当補佐官として1970年代の終盤に始めた手口をまねたとも言えそうだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701030000/


 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された後、アメリカでは国内のファシズム化が進み、国外では侵略戦争を始めた。その攻撃から10日後、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官はペンタゴンで、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺がイラク、シリア、イラン、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンを攻撃するプランを立てていると聞いたと語っている。こうした国々は9/11と無関係だ。そしてイラクが攻撃される。
 2003年3月にアメリカ主導の連合軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒しただけでなく、社会基盤を破壊し、100万人とも推計されている人びとを虐殺している。例えば、2006年10月に出されたイギリスのランセット誌によると、2003年3月から06年7月までの間に65万4965名以上のイラク人が死亡(Gilbert Burnham, Riyadh Lafta, Shannaon Doocy, Les Roberts, “Mortality after the 2003 invasion of Iraq”, The Lancet, October 11, 2006)、またイギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は2007年夏までに94万6000名から112万人、NGOのジャスト・フォーリン・ポリシーは133万9000人余りが殺されたとしている。

 この侵略戦争は2002年に始められる予定だったと言われている。当時の統合参謀本部で反対意見が多く、約1年間遅くなったという。大量破壊兵器の話が嘘だということは軍の内部でも常識、つまり戦争に大義はなく、作戦も無謀だったからだ。

 そうした状況の中、戦争を始めるために重要な役割を果たしたのがイギリスのトニー・ブレア政権。2002年9月に「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書、いわゆる「9月文書」を作成したのだ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅から45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 コリン・パウエル国務長官が絶賛したこの報告書は大学院生の論文を無断引用した代物だとされているが、別に執筆者がいる可能性もある。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄したことも明らかになった。

 ブレア政権はイラクが45分で大量破壊兵器を使用できると主張していたが、開戦から2カ月後にこの主張をBBCのアンドリュー・ギリガンがラジオ番組で否定する。さらに、彼はサンデー・オン・メール紙でアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したとも主張している。2004年10月に「45分話」が嘘だということを外務大臣のジャック・ストローも認めた。

 トニー・ブレア英首相は2002年3月の時点でアメリカによるイラク侵攻に参加することを決めていたことが今ではわかっている。パウエルが2002年3月28日に書いたメモの中で、ブレア首相はアメリカの軍事行動に加わると書かれていたのだ。このメモが書かれた1週間後、米英両国の首脳は会談している。イギリスはアメリカの好戦派にとって便利な同盟国だ。

 9/11の2年前、アメリカはNATOを使い、ユーゴスラビアを先制攻撃して破壊した。ユーゴスラビアに関しては1990年代の前半から攻撃を正当化するために偽報道が繰り返されていた。その時のキーワードは「人道」だ。

 ユーゴスラビアが攻撃された1999年、アメリカ陸軍の第4心理作戦群の隊員が2週間ほどCNN本部で活動している。アメリカ軍のトーマス・コリンズ少佐(当時)によると、派遣された隊員は放送局のスタッフと同じように働き、ニュースにも携わったという。(Trouw, 21 February 2000)この時からCNNは「戦意高揚」のための宣伝機関としての色彩を強めていく。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701120000/


2017.01.23
TBSがシリア大統領をインタビュー、日本にも主権国家へ内政干渉する権利はないと釘を刺される

TBSがシリアのバシャール・アル・アサド大統領にインタビューしたようだ。シリアでは今でも戦闘が続いているが、勿論、これを「内戦」と呼ぶことはできない。この戦乱に「大統領退陣を求める反体制派のデモ」など事実上、無関係である。本ブログでも再三にわたって指摘しているように、ネオコンのポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)がイラク、イラン、そしてシリアを殲滅すると口にしたのは1991年、26年前のことだ。

 サダム・フセイン体制を倒すため、アメリカがイラクを先制攻撃したのは2003年3月。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された後の好戦的な雰囲気を利用、大量破壊兵器という偽情報を広めながらのイラク侵略だった。

 2007年になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌にアメリカ、サウジアラビア、イスラエルが中東で秘密工作を始めていると書いている。シリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラがターゲットで、その手先はサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団。アル・カイダ系武装集団の主力でもあるが、「アル・カイダ」が9/11を実行したとジョージ・W・ブッシュ政権は宣伝していた。

 そして2011年春にリビアとシリアで戦乱が始まる。ハーシュが書いたように、その黒幕はアメリカ、サウジアラビア、イスラエルで、そこにフランス、イギリス、トルコ、カタールなどが加わった。

 NATOとアル・カイダ系武装集団が連携していることはリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒される過程で明確になった。2011年10月にアメリカなどがリビアの「レジーム・チェンジ」に成功した後、アメリカが武器/兵器と戦闘員をシリアへ移動させたことも明らかになっている。カダフィ体制が倒された直後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その実態を少なからぬ人が理解した。(YouTube、デイリー・メイル紙)

 この段階で9/11は「アル・カイダによるアメリカに対する攻撃」というストーリーは破綻しているのだが、勿論、西側の政府、有力メディア、リベラル派などはそうした事実を認めたがらない。

 リビアでカダフィ体制が倒されると、戦闘員は武器/兵器と一緒にトルコ経由でシリアへ入る。その拠点になったのはベンガジにあったCIAの施設で、アメリカの国務省は黙認していた。その際、マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだとも伝えられている。

 ベンガジにはアメリカの領事館があるのだが、そこが2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺された。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていたとされている。ということは、スティーブンスの上司にあたるクリントン長官も承知していた可能性が高い。2012年11月にCIA長官を辞めたデイビッド・ペトレイアスはヒラリー・クリントンと緊密な関係にある人物で、このルートからもシリアでの工作を知らされていたはずだ。

 アル・カイダ系武装集団から派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)はアメリカが監督する中で編成されたことをアサド大統領はTBSのインタビューで指摘し、デリゾールを攻撃しているダーイッシュをアメリカが止めようとしていないと語った。

 デリゾールでは昨年9月17日、攻勢の準備を進めていたシリア政府軍をアメリカ軍が主導する連合軍は2機のF-16戦闘機と2機のA-10対地攻撃機で攻撃、90名とも100名以上とも言われるの政府軍の兵士を殺し、28日には2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃して破壊、政府軍の進撃を止めようとした。17日のケースでは、空爆の7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、アメリカ軍はダーイッシュと連携していたと見られている。

 TBS側は西側の政府や有力メディアが繰り返してきた根拠のない話をシリア大統領にぶつけていただけで、中身のあるインタビューだったようには思えない。アサド大統領からは日本が侵略勢力側だと指摘され、主権国家であるシリアの内政に介入する権利はないと釘を刺されている。なお、シリアで消息を絶った安田純平については、拘束したアル・ヌスラ(アル・カイダ系武装集団)はトルコ政府の指揮下にあり、トルコに尋ねるべきだと答えている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701230000/


 キッシンジャーはネルソン・ロックフェラーと親しいことで知られているが、デイビッド・ロックフェラーと親しいズビグネフ・ブレジンスキーもアメリカが地球規模の帝国ではなくなったと認めるようになる。アメリカを唯一の超大国と位置づけ、潜在的なライバルを単独で先制攻撃するとした1992年2月のDPG(通称ウォルフォウィッツ・ドクトリン)を軌道修正しようとしているように見える。
 このドクトリンは名前の通り、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)が中心になって作成され、その後もネオコンの基本戦略になってきた。このウォルフォウィッツが1991年の段階で、シリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしたという。欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の最高司令官だったウェズリー・クラークがそのように話している。

 クラークによると、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたてから10日後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国のリストが作成され、イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランが載っていたという。

 2003年3月にジョージ・W・ブッシュ大統領は国防総省内の反対意見を押し切り、約1年遅れでイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した。その後も軍事作戦は続き、破壊と殺戮は今でも続いている。

 そして2007年、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌で、アメリカ(ネオコン)、イスラエル、サウジアラビアは手を組み、シリアやイランをターゲットにした秘密工作を開始、ヒズボラが拠点にしているレバノンを攻撃すると書いた。イランにもアメリカの特殊部隊JSOCが潜入して活動中だとしている。

 そうした秘密工作は「スンニ派過激派」つまりアル・カイダ系武装集団の勢力拡大につながるとハーシュは指摘するが、サウジアラビアなどは「スンニ派過激派」をイランよりましだとしている。少なくともその後にネオコンも同じ考え方をするようになった。

 ネオコンは1980年代からイラクのフセイン体制を倒すべきだと主張していたが、それはヨルダン、イラク、トルコの親イスラエル国帯を築いてイランとシリアを分断、両国を倒す、あるいは弱体化するためだった。ジョージ・H・W・ブッシュなど石油資本に近いグループはフセイン体制をペルシャ湾岸の産油国を守る防波堤と位置づけていたので、ロナルド・レーガン大統領の時代にはネオコンと対立している。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701310000/





2017.02.12
ネオコンのエイブラムズを国務副長官にする話は消えたようだが、トランプの娘のラインは残る

エリオット・エイブラムズを国務副長官にするという話はドナルド・トランプ大統領が拒否したようだ。前にも書いたようにエイブラムズはネオコンの中心グループに含まれている人物で、イラン・コントラ事件(イランへの武器密輸とニカラグアの反政府ゲリラに対する違法な支援)にも連座している。

 とりあえずネオコンの影響力がこれ以上強まることは避けられたが、影響を受けていないわけではない。トランプの娘、イバンカが結婚したジャレド・クシュナーはニューヨーク・オブザーバー紙を発行しているオブザーバー・メディアの創業者で、現在は大統領の顧問を務めている。ジャレドの父親であるチャールズもトランプやジャレドと同じ不動産開発業者で、現在は大統領の上級顧問だ。チャールズの両親はナチスによるユダヤ人迫害を経験しているとも言われている。こうした背景があるため、クシュナー親子は親イスラエルで、ネオコンに近いとも考えられる。

 ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の出現と勢力拡大をDIAが2012年の時点でバラク・オバマ政権に警告していたことは本ブログで紹介してきたが、その当時のDIA局長、マイケル・フリン中将は昨年、選挙キャンペーン中に「ラディカル・イスラムとその同盟者」との戦いをテーマにした本を出しているのだが、問題は共著者のマイケル・リディーン。この人物はイスラエルの情報機関と緊密な関係にあると言われ、1970年代の半ばにイタリアのイル・ジョルナレ・ヌオボ紙でジャーナリストとして働いていた際には「アカの脅威」を盛んに宣伝していた。

 当時、リディーンと親しくしていたイタリアの情報機関SISMIのフランチェスコ・パチエンザによると、リディーンもSISMIのエージェント。1980年のアメリカ大統領選挙ではジミー・カーターの再選を阻止するため、盛んにスキャンダルを流していた。パチエンザは非公然結社P2と結びつき、グラディオと呼ばれるNATOの秘密部隊でも活動していた。(Edward S. Herman & Noam Chomsky, "Manufacturing Consent," Pantheon, 1988)

 トランプ政権内でクシュナー親子を含む人びとはイランを敵だとしている。テロリズムの黒幕だというのだが、フリンはその黒幕がサウジアラビアだということを熟知しているはず。アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュのような存在を本気で潰すつもりなら、サウジアラビアを相手にしなければならないが、トランプを支える柱のひとつで石油産業もそれは受け入れられないだろう。

 イランを潰すとポール・ウォルフォウィッツは1991年の時点で口にしていた。その当時、国防次官だったウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを5年から10年で殲滅すると言っていたのだ。

 その年の1月16日にアメリカが主導する連合軍はイラクへ軍事侵攻、2月末に停戦するのだが、その際にサダム・フセインをジョージ・H・W・ブッシュ政権は排除しない。それが不満でウォルフォウィッツはそうした発言をしたようだが、その際、彼はアメリカが何をしてもソ連は動かないと信じることになる。

 ソ連消滅後、ウォルフォウィッツを含むネオコンはロシアに対して同じ見方をするようになる。「唯一の超大国」になったアメリカが軍事侵略してもロシアは傍観すると信じたのだ。それだけに、2015年9月末にロシア軍がシリアで空爆を始めたことがショックだっただろう。

 そうした思い込みに基づき、1992年2月には国防総省のDPG草案として世界制覇計画を作成した。ライバルだったソ連が消滅した後、残された雑魚を整理し、潜在的なライバルを潰すことを決めたのだ。これがいわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンである。

 2001年9月11日の攻撃を利用し、その攻撃とは無関係のイラクをジョージ・W・ブッシュ政権は先制攻撃、今度はフセインを排除した。当初、2002年には攻撃したかったようだが、統合参謀本部の反対で約1年間遅れたと言われている。

 イラク攻撃の口実に使われたのは「大量破壊兵器」。アメリカをはじめとする西側の有力メディアは攻撃を後押しする報道を続けたが、中でもニューヨーク・タイムズ紙のジュディス・ミラーは有名。偽報道を続け、イラク国土を破壊、約100万人とも言われるイラク人を殺す道を整備したのだ。

 2005年にミラーはニューヨーク・タイムズ紙を辞めてからFoxニューズで働き、政策研究マンハッタン研究所なるシンクタンクの特別研究員になるが、この研究所の共同創設者のひとりはウィリアム・ケイシー。1981年1月から87年1月にかけて、ロナルド・レーガン政権でCIA長官を務めた人物だ。

 その後、ミラーはニュマックスなるメディアで働くようになる。このメディアを創設したのはクリストファー・ルディーで、資金を提供したグループにはケイシーのほか、メロン財閥の中心的な存在で情報機関と密接な関係にあり、ビル・クリントン大統領を攻撃するキャンペーンのスポンサーでもあったリチャード・メロン・スケイフも含まれていた。ルディーはスケイフの下で働いていたことがある。

 ネオコンのネットワークは政府内だけでなく、議会、有力メディア、あるいはハリウッドにも張り巡らされ、その背後では巨大金融資本や戦争ビジネスが蠢いている。ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されて以降、この仕組みには向かった大統領はいない。

 コンドリーサ・ライス元国務長官はFOXニュースのインタビューで、控えめで穏やかに話すアメリカの言うことを聞く人はいないと語ったが、世界にはアメリカを快く思っていない人は少なくないということだ。各国の首脳たちはアメリカのカネに目が眩んでいるのか、暴力を恐れている。そうした中、公然とアメリカ支配層をロシアのウラジミル・プーチンは批判、ロシア軍の戦闘能力が高いことも見せつけた。アメリカ国内からプーチンと手を組もうと考える人が出てきても不思議ではない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702110001/



2017.03.02
世界制覇を今でも目指す米国の勢力はウクライナで攻勢を強め、シリアでの巻き返し図る(その1)

ロシアのビタリー・チュルキン国連大使が急死して8日後の2月28日、国際連合ではシリアに対する制裁を強化するように求める決議がロシアと中国の拒否権で阻止された。勿論、大使の死でびびるような2カ国ではない。この決議はアメリカ、イギリス、フランスが提出したもので、これらの国々はOPCW-UNの報告書を根拠に、2014年と15年にシリア政府軍が塩素を使用したと主張している。

 しかし、この報告書が示している根拠、証拠は信頼度の低いもの。その根拠薄弱な話を西側支配層の配下にある有力メディアがその中から都合の良い部分を都合良く解釈し、大声で叫んでいる。つまり、いつものパターンだ。

 シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すためにアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)をシリアへ侵入させ、破壊と殺戮を繰り広げてきた国はアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど。今回、決議を提出した3カ国も含まれている。

 1991年にポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はシリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしたと欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の元最高司令官、ウェズリー・クラークは語っているが、その中で最初に破壊されたのはイラク。大量破壊兵器という偽情報を有力メディアに広めさせ、2003年3月に配下の国々を従えて軍事侵略したのである。

 シリアでの戦闘は2011年3月に始まっている。リビアで似たことが始まった翌月のことだ。両国でも侵略勢力は偽情報の流布に力を入れてきた。そうした偽情報を発信していたひとつが2006年にイギリスで設立された「SOHR(シリア人権監視所)」。そこから出てくる話を西側のメディアや「人権擁護団体」は垂れ流してきた。

 SOHRは設立当時からCIAやイギリスの情報機関MI6が背後にいると指摘されていた。アメリカの反民主主義的な情報活動を内部告発したエドワード・スノーデンが所属していたブーズ・アレン・ハミルトン、プロパガンダ機関のラジオ・リバティが存在しているとも言われている。

 内部告発を支援しているWikiLeaksが公表した文書によると、SOHRが創設された頃からアメリカ国務省の「中東共同構想」はロサンゼルスを拠点とするNPOの「民主主義会議」を通じてシリアの反政府派へ資金を提供している。2005年から10年にかけて1200万ドルに達したようだ。

 こうした工作が始まった直後、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュは2007年3月5日付けニューヨーカー誌で、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの「三国同盟」がシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を開始した書き、その中心にはリチャード・チェイニー米副大統領、ネオコン/シオニストのエリオット・エイブラムズ国家安全保障問題担当次席補佐官、ザルメイ・ハリルザド、そしてバンダル・ビン・スルタンがいると書いている。

 ハーシュの記事に登場するバリ・ナスルはサウジアラビアについて「相当な金融資産があり、ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係がある」としたうえで、「サウジは最悪のイスラム過激派を動員することができた。一旦、その箱を開けて彼らを外へ出したなら、2度と戻すことはできない。」と語っている。

 このナスルはジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで、CFR(外交問題評議会)の終身メンバー、つまりアメリカ支配層の一員だ。そのナスルもムスリム同胞団やサラフ主義者、つまりアル・カイダ系武装集団を使う危険性を警告していた。

 2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィ自身は惨殺された。NATOの航空兵力とアル・カイダ系のLIFGの地上部隊が連携しての攻撃だった。政権が崩壊した直後にベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられたている。その映像はYouTubeにアップロードされ、デイリー・メイル紙も伝えていた。リビアでの任務が終わったアル・カイダ系武装集団の戦闘員は武器と一緒にシリアへ移動していく。

 その後のシリア情勢に関するホワイトハウス向けの報告書をアメリカ軍の情報機関DIAは2012年8月に作成している。その中で反シリア政府軍の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIであり、そうした勢力を西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているしていた。バラク・オバマ政権が主張するところの「穏健派」は事実上、存在しないとしているわけだ。

 また、オバマ政権が政策を変更しなかったならば、シリアの東部(ハサカやデリゾール)にはサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告、それはダーイッシュという形で現実のものになった。この報告書が書かれた当時のDIA局長がトランプ政権で安全保障担当補佐官に就任する予定のマイケル・フリン中将だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703010000/



2017.03.03
世界制覇を今でも目指す米国の勢力はウクライナで攻勢を強め、シリアでの巻き返し図る(その2)

DIAの報告書が作成される3カ月前、2012年5月にシリア北部ホムスで住民が虐殺され、西側の政府やメディアは政府軍が実行したと宣伝し始めるのだが、その話は矛盾点が多く、すぐに嘘だとばれてしまう。

 現地を調査した東方カトリックの修道院長は虐殺を実行したのは反政府軍のサラフ主義者や外国人傭兵だと報告、その内容はローマ教皇庁の通信社が伝えた。ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙も、キリスト教徒やスンニ派の国会議員の家族が犠牲になっていると伝えている。

 その修道院長は、「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と語っていた。

 この当時、西側の有力メディアが盛んに登場させていた情報源のひとりがシリア系イギリス人のダニー・デイエムなる人物。シリア政府の弾圧を訴え、外国勢力の介入を求める発言を続けていた。

 ところが、しばらくするとダニー・デイエムのグループが「シリア軍の攻撃」を演出する様子を移した部分を含む映像がインターネット上に流出してしまう。彼を使っていたメディアは反省するかと思いきや、そんなことを気にする様子は見られず、堂々とプロパガンダを続けている。つまり確信犯だ。

 デイエムの正体がばれ、ホムスでの虐殺を政府軍に押しつけることに失敗した侵略勢力は政府軍が化学兵器の使用したという宣伝を開始する。2013年3月にシリア政府は化学兵器を反政府軍が使ったと発表、それに対して反政府軍も政府軍が実行した主張する。

 これについてイスラエルのハーレツ紙は攻撃されたのがシリア政府軍の検問所であり、死亡したのはシリア軍の兵士だということから反政府軍が使ったと推測、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言した。

 その5カ月後、つまり2013年8月にダマスカスの近くで化学兵器が使われ、西側の政府や有力メディアはシリア政府が実行したと叫びはじめ、シリアに対する軍事侵攻を正当化しようと宣伝をはじめる。

 それに対し、攻撃の直後にロシアのチュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。

 それだけでなく、メディアも化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事を掲載、すぐに現地を調査したキリスト教の聖職者マザー・アグネス・マリアムはいくつかの疑問を明らかにしている。

 例えば、攻撃のあった午前1時15分から3時頃(現地時間)には寝ている人が多かったはずだが、犠牲者がパジャマを着ていないのはなぜか、家で寝ていたなら誰かを特定することは容易なはずであるにもかかわらず明確になっていないのはなぜか、家族で寝ていたなら子どもだけが並べられているのは不自然ではないのか、親、特に母親はどこにいるのか、子どもたちの並べ方が不自然ではないか、同じ「遺体」が使い回されているのはなぜか、遺体をどこに埋葬したのかといった疑問を発している。(PDF)

 12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。また、国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。

 また、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでダーイッシュが調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。

 その後、アメリカなどシリアのアサド政権を転覆させて傀儡体制を樹立させようしている国々は「化学兵器」に執着しているようだ。新たな侵略のシナリオを思いつかないのだろう。

 2015年9月30日にシリア政府の要請に基づいてロシア軍がシリアで空爆を始めると戦況は大きく変化、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュは崩壊寸前だと言われている。アサド体制の打倒を目的にしていたアメリカ軍などとは違い、ロシア軍は実際にそうした武装勢力を攻撃したからだ。司令部、戦闘部隊、兵器庫だけでなく兵站線を叩き、盗掘した石油を輸送するタンカーも破壊してきた。シリア侵略を目論んだ勢力は何が何でも戦争を継続したいはずだ。平和が訪れたなら、自分たちの行為を隠しきれなくなる。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703030000/




2017.03.12
14年前の3月に米軍は偽情報を口実にしてイラクを先制攻撃、中東/北アフリカを破壊と殺戮の地に

2003年、今から14年前の3月20日にアメリカ軍はイギリス軍などを引き連れてイラクを先制攻撃、中東から北アフリカにかけての地域を戦乱で破壊と殺戮の地にした。この地域に存在する自立した国を破壊しようという人びとは現在でも侵略戦争を続けている。

 2006年10月にイギリスの医学雑誌「ランセット」はジョンズ・ホプキンズ大学とアル・ムスタンシリヤ大学の共同研究による調査報告を掲載、それによると、2003年3月から2006年7月までの間に65万4965名以上のイラク人が死亡、そのうち60万1027名は暴力行為(要するに戦闘)が原因だという。イギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は2007年夏までに約100万人が殺されたという調査結果を公表している。

 イラク攻撃を推進していたのはネオコンと呼ばれる親イスラエル派で、その中心グループに属すポール・ウォルフォウィッツは1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしている。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官が2007年に語っている。(3月、10月)1991年当時、ウォルフォウィッツは国防次官を務めていた。

 1991年12月にはソ連が消滅、ネオコンたちはアメリカが「唯一の超大国」になったと思い込み、目前に「パクスアメリカーナ」の時代があると認識、自立した「雑魚」を潰しにかかる。その基本プランが1992年2月に国防総省で作成されたDPGの草案。いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。

 ソ連の消滅で世界は平和になると思った人びとは冷戦の構造を見誤っていたということである。武力による世界支配というアメリカ支配層の野望をソ連の存在が押さえ込んでいたのだ。実際、アメリカ支配層がソ連に圧勝できると考えたとき、全面核戦争の危機が高まった。そうした時期のひとつが1960年代の前半だ。

 アメリカの統合参謀本部(JCS)が1949年の段階に作成された研究報告で、ソ連の70都市へ133発の原爆を落とすということが書かれている。1954年にSAC(戦略空軍総司令部)が作成した計画では、1954年にSAC(戦略空軍総司令部)は600から750発の核爆弾をソ連に投下、118都市に住む住民の80%、つまり約6000万人を殺すことになっている。そして1957年初頭には、300発の核爆弾でソ連の100都市を破壊するという「ドロップショット作戦」が作成された。(Oliver Stone & Peter Kuznick, “The Untold History of the United States,” Gallery Books, 2012)

 テキサス大学のジェームズ・ガルブレイス教授によると、1960年10月から62年9月までJCS議長を務めたリーマン・レムニッツァーやSAC司令官だったカーティス・ルメイを含む好戦派は1963年の終わりに奇襲攻撃を実行する予定だったという。その頃になればアメリカはICBMを配備でき、しかもソ連は配備が間に合わないと見ていたのだ。そのために偽旗作戦のノースウッズも作成されたが、この目論見はジョン・F・ケネディ大統領によって阻止された。

 ウォルフォウィッツ・ドクトリンは2001年9月11日の攻撃で一気に動き出す。ネオコンの基本戦略はシリアとイランを分断することにあり、そのためにイラクのサダム・フセインを排除して親イスラエルの傀儡国家を成立させようとした。その口実に使われたのが大量破壊兵器。

 実際はそうした兵器をイラクが保有、あるいは開発している事実はなかったのだが、西側の政府や有力メディアは偽情報を盛んに流す。そうした中でもニューヨーク・タイムズ紙のジュディス・ミラー記者は目立った。その偽報道が露見すると彼女は同紙を2005年に辞めるが、07年には政策研究マンハッタン研究所へ迎え入れられ、08年にはFOXニューズに入る。2010年にはケイシーの家族やリチャード・メロン・スケイフという富豪が支援していたニューズマックスへ移籍した。また、偽報道の功績からか、CFR(外交問題評議会)のメンバーにもなっている。つまり、支配層から仲間として迎え入れられている。

 CFRが発行している雑誌、フォーリン・アフェアーの2006年3/4月号にアメリカはロシアや中国との核戦争で圧勝するとする論文が掲載された。これを書いたのはキール・リーバーとダリル・プレスで、ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できるとしている。アメリカの好戦派は1960年代と似た心理になっていたと言えるだろう。

 これに対し、ロシアはシリアで自分たちの軍事能力をアメリカに見せつけた。通常兵器での戦闘ならアメリカはロシアに負けると考える人は少なくない。歴史的に見てアメリカ軍が勝ったのは先住のインディアン、すでに国力が衰退していたラテン・アメリカのスペイン軍、そして日本くらいだろう。核兵器を手にして自分が世界の支配者になったと思ったようだが、ベトナムでもイラクでも勝てていない。シリアではアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)などワッハーブ派/サラフ主義者を主体とする集団、ウクライナではネオ・ナチを使って侵略戦争を繰り広げている。現在、ロシアや中国を軍事的に挑発しているが、通常兵器では勝てない以上、アメリカは核兵器に頼らざるをえない。2003年の先制攻撃によって、私たちはそうした世界に突入してしまった。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703120000/




55. 中川隆[7142] koaQ7Jey 2017年3月17日 18:56:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7613]

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2017.03.17
逃げ場を失ったダーイッシュの指揮官たちを米軍がヘリコプターで救出しているとイラン系メディア

 アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする国々がリビアやシリアで始めた侵略戦争の傭兵グループ、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は崩壊寸前にあるようだ。西側の有力メディア、「人権擁護団体」、あるいは国連などは侵略軍を攻撃しているシリア政府軍やロシア軍などを激しく批判しているが、戦況を変えることは難しいだろう。


 そうした中、アメリカ軍はイラクのモスルやシリアのデリゾールでダーイッシュの指揮官たちをヘリコプターで救出しているとイランのメディアは伝えている。ここにきて侵略軍は逃げ場を失っているので、そうせざるをえないのだろう。


 アル・カイダについてロビン・クック元英外相はCIAから軍事訓練を受けた「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイルだと説明している。アル・カイダはアラビア語で「ベース」を意味し、「データベース」の訳語としても使われているようだ。なお、クックはこの指摘をした翌月、保養先のスコットランドで心臓発作に襲われて死亡している。享年59歳だった。


 こうした訓練は1970年代の終盤にジミー・カーター政権の大統領補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーが考えた戦略に基づいて始められた。アフガニスタンの武装集団とCIAを結びつけたのはパキスタンの情報機関ISI。資金を提供し、サラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団を中心とする戦闘員を送り込んだのがサウジアラビア。アメリカはTOW対戦車ミサイルや携帯型のスティンガー対空ミサイルを提供、戦闘員を訓練していた。こうした構図の戦闘は1989年2月にソ連軍が撤退するまで続いた。


 2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された直後にジョージ・W・ブッシュ政権は証拠を示すことなく、アル・カイダという名前を「テロの象徴」として使い始める。その組織を率いているのがオサマ・ビン・ラディンだというのだが、この主張を嘘だとクック元英外相は2005年に指摘したわけだ。


 その翌年、フォーリン・アフェアーズ誌(CFR/外交問題評議会が発行)の3/4月号にロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できるとするキール・リーバーとダリル・プレスの論文が掲載された。ロシアや中国の反撃を恐れる必要はないという主張だ。当然、この論文はロシアや中国の人びとが読むことを念頭に置いて書かれたわけで、アメリカのすることの口出しするなという恫喝だったのだろう。


 その一方、2007年3月5日付けのニューヨーカー誌には、アメリカがイランとシリアを標的にした秘密工作を開始、イスラエルとサウジアラビアが参加していると調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが書いている。


 この工作を作成するにあたって中心的な役割を果たしたのはリチャード・チェイニー副大統領(当時。以下同じ)、ネオコンのエリオット・エイブラムズ国家安全保障問題担当次席補佐官、ザルメイ・ハリルザド、そしてサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン国家安全保障問題担当顧問(元アメリカ駐在大使、後に総合情報庁長官)だという。ビン・スルタンはアル・カイダ系武装集団を動かしていた人物だ。


 2007年には調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがニューヨーカー誌に興味深い記事を書いている。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めたというのだ。


 その記事の中で、ジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで外交問題評議会の終身メンバーでもあるバリ・ナスルの発言を引用している。「サウジは相当な金融資産があり、ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係がある」としたうえで、「サウジは最悪のイスラム過激派を動員することができた。一旦、その箱を開けて彼らを外へ出したなら、2度と戻すことはできない。」と指摘している。


 そのサウジアラビアの国王がアジア大陸の東岸に現れた意味は重い。彼らが見せびらかす札束の向こう側には地獄が存在している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703170000/



56. 中川隆[7296] koaQ7Jey 2017年3月23日 21:05:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7768]

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2017年03月17日 米メディアを支配しているのは。。。
非常に長い記事ですのでかなり端折りました。

この記事の重要な点は、CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきたということです。アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。

アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。

CIAと呼ばれる極悪犯罪組織がアメリカの諜報機関として世界中で様々な犯罪を行ってきたのです。CIAは諜報機関などと呼ばれるような集団ではなく、秘密の犯罪組織です。
http://www.thedailysheeple.com/american-corporate-msm-is-merged-with-cia-and-has-been-since-the-1950s_032017 


(概要)3月16日付け


1940年代後半から1950年代前半にかけて、CIAのオペレーション・モッキングバードと呼ばれる秘密プロジェクトムが実行に移されました。その目的は、アメリカのメディアを支配し影響力を与えることで米国民が入手する情報や評論の全てを操作・統制・支配できるようにするためです。


この秘密プロジェクトは国家安全保障会議で考案されフランク・ウィスナー氏によって実行に移されました。

ウィスナー氏はワシントン・ポストのフィリップ・グレアム氏をメディア界におけるプロジェクトのトップに任命しました。また1950年代前半にはウィスナー氏はニューヨーク・タイムズ、ニューズウィーク、CBSを含む多くのメディア関係者を支配するようになりました。

1953年から1961年までCIA長官を務めたアレン・ダレス氏は1951年にCIAに加わりオペレーション・モッキングバードの主要作戦部員となりました。


1953年以降、メディアを支配するプロジェクトはCIA長官のアレン・ダレン氏が監督することになりました。当時、CIAは既に25社以上の新聞社と通信社に影響力を与えていました。


このプロジェクトは現在まで続いています。

メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
報道を行ってきたということです。

CIAが完全に支配しているのは主要メディアだけではありません。彼等は芸能界も支配しています。

アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。


テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。


2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。

例えば、ロスアンゼルス・タイムズのリポーターも自分たちが書いた記事をCIAに確認(修正)してもらった後に報道します。

ペンタゴンも情報作戦行っています。2006年から、米軍の全部隊、師団、兵団は国内メディアを通して独自の心理作戦を実行してきました。このような軍事活動は、ラジオ局やニュース・ウェブサイトなどに資金を提供している国務省の報道キャンペーンと関連しています。

イギリスでは、国防省のDirectorate of Targeting and Information Operationsが、ベッドフォードシャーのDefence Intelligence and Security School の心理作戦のスペシャリストと連携してプロパガンダを行っています。

2013年に、CIAとワシントンポストの繋がりが明らかになりました。アマゾン及びワシントンポストのオーナーであるジェフ・ベゾフ氏はアマゾンのクラウド・テクノロジーのインフラに関してCIAと取引を行いました。つまりワシントンポストはCIAのプロパガンダのための報道を行っているのではないかと疑われるようになりました。

つい最近、トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏が辞任に追い込まれましたが、これもCIAがメディアを使って反フリン氏の情報操作を行った結果です。

全ての主要メディアがフリン氏を辞任に追い込むためにヒステリックな報道をしていました。

また、フリン氏の会話を最初にリークしたのはワシントンポストでした。ワシントンポストはCIAの命令通りに情報をリークするはけ口なのです。

さらにフリン氏に対する攻撃はトランプが大統領になる前から始まっていました。オバマ政権が残りわずかになったころ、CIAのブレナン長官とクラッパー国家情報長官が大統領選中にロシアがハッキングをして情報をリークしたと騒ぎ立て、フリン氏がロシアと繋がっていることは国の安全を脅かすものだとフリン氏を非難した人物です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52004444.html




57. 中川隆[7387] koaQ7Jey 2017年3月28日 11:56:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7865]

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2017.03.27
NATOがシチリア島を拠点として実施した艦隊演習「ダイナミック・マンタ」の目的は何か?(1)

NATOは地中海で艦隊演習「ダイナミック・マンタ2017」を3月14日から24日にかけて実施した。参加国はアメリカ(駆逐艦、潜水艦)のほか、カナダ(フリゲート艦)、フランス(駆逐艦、潜水艦)、ドイツ、ギリシャ(フリゲート艦、潜水艦)、イタリア(駆逐艦、潜水艦)、ノルウェー、スペイン(タンカー、フリゲート艦、潜水艦)、トルコ(フリゲート艦、潜水艦)、イギリス。水上の艦船が10隻、潜水艦が9隻、さらにP-8Aポセイドン(哨戒機)やヘリコプターも投入されたという。演習の拠点はシチリア島の東岸にあるカターニアのアウグスタ基地とシゴネラ基地だった。

言うまでもなく、シチリア島は地中海の真ん中にある要石的な存在であり、古代から戦争の舞台になってきた。北アフリカとヨーロッパをつなぐ中継地点であり、中東を睨む位置にもある。ここにきてロシア軍は中東での軍事的な存在感を強め、アメリカ/NATO、イスラエル、サウジアラビアなどの侵略戦争を妨害している。そうした動きも意識しているだろう。

2011年春にシリアやリビアで侵略戦争が始まり、同年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制はNATO軍とアル・カイダ系武装集団LIFGなどの連携で倒され、その際にカダフィは惨殺されている。そのことをCBSのインタビュー中に知らされたヒラリー・クリントンが「来た、見た、死んだ」と口にし、喜んぶ光景はインターネットで今でも見ることができる。

その直後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その映像がYouTubeにアップロードされ、イギリスのデイリー・メイル紙も伝えていているが、そのベンガジにあるCIAの施設を拠点にして戦闘員や武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運ばれている。輸送にはマークを消したNATOの輸送機が使われたともいう。

2012年になるとアメリカの情報機関や特殊部隊がヨルダンの北部に設置された秘密基地で戦闘員を軍事訓練、その少なくとも一部はダーイッシュに合流していると報道された。トルコと同じようにヨルダンにはシリアへの侵入ルートがあると言われている。

その年の5月にはシリアのホムスで住民が虐殺され、西側は政府側は実行したと宣伝しはじめるのだが、現地を調査した東方カトリックの修道院長も反政府軍のサラフ主義者や外国人傭兵が実行したと報告、「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と書いている。現地で宗教活動を続けてきたキリスト教の聖職者、マザー・アグネス・マリアムも外国からの干渉が事態を悪化させていると批判、ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙も、キリスト教徒やスンニ派の国会議員の家族が犠牲になっていると伝えていた。

そうした中、2012年8月にアメリカ軍の情報機関DIAは政府向けの報告書を作成した。反シリア政府軍の主力はサラフ主義者(ワッハーブ派)、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIであり、アル・ヌスラはAQIの別名だと指摘している。つまりバラク・オバマ政権が主張するような「穏健派」は存在しないということであり、そうした武装集団は西側、ペルシャ湾岸諸国、そしてトルコの支援を受けているともしている。さらに、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。CIAの工作を警告しているともとれる内容だ。

その報告書が出た翌月、2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺される。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。スティーブンスもCIAの秘密工作に加担していたわけだ。大使の上司にあたるクリントン国務長官(当時)も当然、知っていたはず。

当時のCIA長官、デイビッド・ペトレイアスはクリントン長官と近い関係にあり、この人脈からもクリントンは工作に関する情報を得ていた可能性が高いが、このペトレイアスは領事館襲撃の2カ月後、2012年11月にCIA長官を辞任した。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703270000/


2017.03.28
NATOがシチリア島を拠点として実施した艦隊演習「ダイナミック・マンタ」の目的は何か?(2)

2013年3月にシリア政府は反政府軍が化学兵器を使ったと発表、反政府軍も政府軍が実行した反論するのだが、これについてイスラエルのハーレツ紙は、攻撃されたのがシリア政府軍の検問所であり、死亡したのはシリア軍の兵士だということから反政府軍が使ったと推測している。また、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言していた。

8月になるとダマスカス郊外のゴータで政府軍が化学兵器を使ったアメリカ政府は宣伝し始めるのだが、ロシアのビタリー・チュルキン国連大使がアメリカ側の主張を否定する情報を国連で示し、報告書も提出している。

チュルキン対しが示した情報には、反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、毒ガス攻撃を受けたとされるゴータで着弾していることを示す文書や衛星写真が含まれていたようで、その後、国連内の雰囲気が大きく変化したという。

12月に調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍がサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があると指摘している。また、国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授は、化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないというのだ。シリア政府軍が化学兵器を使ったという口実でアメリカはシリアへ軍事侵攻しようと目論んだが、この口実は崩壊したわけだ。

2013年1月30日に行われた4機のイスラエル戦闘機がシリアを攻撃しているが、その8日前、アビブ・コチャビAMAN(イスラエルの軍情報部)司令官はワシントンで攻撃計画を説明、同じ時期にイスラエル政府は安全保障担当の顧問、ヤコフ・アミドロールをロシアへ派遣して攻撃を通告していたとも言われている。2013年5月や14年12月にはシリア領内で大きな爆発があった。まるで地震のような揺れがあり、「巨大な金色のキノコに見える炎」が目撃された。爆発の様子を撮影したCCDカメラに画素が輝く現象(シンチレーション)も見られた。

2013年8月下旬にはNATOもシリアを攻撃する姿勢も見せ、9月3日には地中海の中央から東へ向かって2発のミサイルが発射されている。ロシアの早期警戒システムはミサイル発射をすぐに探知、2発のミサイルは海中に落ちた。その直後、イスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だと発表したが、事前に周辺国へ通告されてはいない。ジャミングで落とされたのではないかとも見られている。アメリカがイランと交渉するポーズを見せるのはそれ以降で、同年11月のイラン核開発に関する中間合意につながっている。

その当時、アメリカ政府はシリア近くの基地にB52爆撃機の2航空団を配備し、5隻の駆逐艦、1隻の揚陸艦、そして紅海にいる空母ニミッツと3隻の軍艦などの艦船を地中海に配備していたが、それに対抗してロシア軍は「空母キラー」と呼ばれている巡洋艦のモスクワを中心に、フリゲート艦2隻、電子情報収集艦、揚陸艦5隻、コルベット艦2隻がシリアを守る形に配置したと報道されている。地中海にはアメリカ軍、ロシア軍、中国軍の艦船が集結し、軍事衝突に発展しても不思議ではない状況にあったのだ。

シリアに対する直接的な軍事侵攻に失敗したネオコンなどアメリカの好戦派はソチ・オリンピックに合わせ、ウクライナでクーデターを実行、2014年2月23日にビクトル・ヤヌコビッチ大統領を憲法を無視する形で解任している。

中東では2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言され、6月にはモスルを制圧。この集団はアル・カイダ系武装集団から派生、後にダーイッシュ、IS、ISIS、ISILとも呼ばれるようになる。DIAの警告が現実化したわけだ。

その際にトヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねてパレード、その後継を撮影した写真が世界規模で流れたが、それをアメリカ軍が黙認した。スパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報でアメリカの軍や情報機関は状況を把握していたはず。アメリカ政府を疑惑の目で見ている人は少なくない。

ダーイッシュによるモスル制圧から2カ月後の8月、サラフ主義者の支配国が出現する可能性を指摘した報告書が作成された当時のDIA局長、マイケル・フリン中将は退役に追い込まれた。

2011年10月から統合参謀本部議長を務めていたマーティン・デンプシー大将もアル・カイダ系武装集団などを危険視していたが、2015年9月25日に退役して好戦派が後釜にすわる。その3日後にロシアのウラジミル・プーチンが国連で演説、オバマ米大統領が自分たちに従えと威嚇したのに対し、プーチン露大統領は「自分がしでかしたことを理解しているのか?」とアメリカを公然と批判した。ロシアがシリアでアメリカの手先であるアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを空爆しはじめたのは演説の5日後だ。

この空爆でシリアの戦況は一変、政府軍が優位になり、侵略軍は崩壊寸前だ。アメリカは新たな戦闘集団を編成しようとしているとも言われているが、劣勢は否めない。そうしたロシア側の作戦の一環として昨年、ロシア海軍の重航空巡洋艦(空母)クズネツォフ提督を中心とする艦隊がシリア沖に派遣された。ロシア海軍は潜水艦を重視しているので、NATOによる今回の軍事演習が潜水艦をターゲットにしているのは必然だ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703280000/



58. 中川隆[7402] koaQ7Jey 2017年3月29日 08:24:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7881]

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地中海の東岸、エジプトからギリシャにかけての地域に大量の天然ガスが存在している。2009年に発見されたのだが、USGS(アメリカ地質調査所)の推定によると9兆8000億立方メートルの天然ガス、そして34億バーレルの原油が眠っているという。

シリアは1991年の時点でネオコンが殲滅すると宣言していた国であり、リビアはアフリカを自立させようとしていた国。

こうしたことから侵略され、リビアのムアンマル・アル・カダフィは倒されたのだが、この資源も「アラブの春」を引き起こした一因であり、イスラエルがガザ攻撃を激化させたのもそのためだと考える人もいる。


以前から、イスラエルにはシリアを経由し、トルコへパイプラインで運ぼうという計画がある。シリアのバシャール・アル・アサド体制がすぐに倒れていればイスラエルにとって問題はなかったのだろうが、ロシアの介入でその目論見は狂った。シリアの体制を転覆させるために送り込まれたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走している。新たな戦闘集団をCIAは編成しているとも言われているが、厳しい状況だ。アサド政権と話をつけるため、ロシア政府に接近したようにも見える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703270000/




59. 中川隆[7496] koaQ7Jey 2017年4月03日 16:51:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7980]

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2017.04.03
フリン中将は免責を条件に上下院の情報委員会で証言すると提案、秘密情報の発覚を議員は恐れる

免責を条件にマイケル・フリンは上院と下院の情報委員会で証言すると提案しているという。フリンは理由にならない理由で今年2月に国家安全保障担当補佐官を辞任、2014年8月にはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)をバシャール・アル・アサド政権を打倒するための手先として使っているバラク・オバマ政権と対立してDIA局長を解任されている人物だ。

フリンは退役後の2015年8月、アル・ジャジーラの番組に登場し、ダーイッシュが占領地を拡大できたのはオバマ政権の政策によると語っている。フリンがDIA局長だった2012年8月に作成されたDIAの報告書は、シリアで政府軍と戦っている勢力の中心をサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・ヌスラというタグをシリアでは使っていたが、実態はAQIと同じだとしている)、つまり「穏健派」は存在しないとしたうえで、オバマ政権の「穏健派支援」が続けば東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があると指摘していた。

この警告通り、2014年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言され、6月にダーイッシュはイラクのファルージャやモスルを制圧している。このとき、アメリカ軍はダーイッシュの制圧作戦、示威行進を黙認していた。ファルージャやモスルが制圧された2カ月後にフリンがDIA局長の職を解かれた理由は改めて言うまでもないだろう。

アル・ジャジーラの番組でフリンがオバマ政権の政策に触れることができたのは、2012年の報告書がすでに情報公開法に基づいて明らかにされ、秘密でなくなっていたからだ。職務上、機密情報を知りうる立場にある人物が機密情報を明らかにすることは禁じられている。

当然、フリンはオバマ、ヒラリー・クリントン、CIAなど情報機関などロシアとの関係を悪化させようとしている勢力にとって都合の悪い情報をまだ持っているはずだが、それらを口にすれば刑事罰が待っている。それがネオコンをはじめとする好戦派を守っているのだが、もしフリンが免責を認めえられたなら、アメリカの支配システムを揺るがす事態に発展しかねない。裏取引か脅しか、何らかの手を講じた上でなければ、上院や下院がフリンの提案を受け入れることはないだろう。議会は難しい決断を迫られていると見ている人もいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704030000/



60. 中川隆[7555] koaQ7Jey 2017年4月06日 13:54:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8040]

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偽ニュースと偽TV専門家に苦しめられているアメリカ
Wayne MADSEN 2017年4月3日 Strategic Culture Foundation
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/tv-0b0e.html
最近、アメリカ上院情報特別委員会が、一部、ロシアが2016年選挙中にアメリカ合州国に対する大規模な“偽ニュース”キャンペーンを始めたという非難に向けた聴聞会を行った。代替の外国ニュース情報源が、アメリカ国民に人気があるのは、ロサンゼルスとニューヨークに本社を構える“娯楽情報”産業が、膨大な量の“まやかしニュース”をアメリカで、24時間、7日間たれ流して、アメリカのニュース視聴者を“白痴化”した後の現象であることを指摘する必要がある。

ロシア・トゥディ(RT)、中国のCCTV、アル・ジャジーラ、中南米のテレスールや、イランのPress TVが、アメリカ合州国に登場するやいなや、環境に適応できないハリウッド・スター連中に関するすっきりなしの子供だましではなく、本当のニュースを報道することで、彼らはあっと言う間に人気を得た。2001年9月11日のテロ攻撃以降、多くのアメリカ人は、外国ニュースが、ペンタゴン、中央情報局(CIA)や外交問題評議会のレンズを通して浄化されているのにうんざりしていたのだ。

多くのアメリカ人が、テレビを、RTやアル・ジャジーラや他の国際衛星ニュース・ネットワークに切り替え始めるやいなや、ニュースを装ったプロパガンダを行うのになじみがある当時の国務長官ヒラリー・クリントンなどのアメリカ政治家や、マスコミ内の連中の傀儡連中がアメリカ人を狙った“外国プロパガンダ”に文句を言いはじめた。アメリカ諜報機関のニュース操作者連中から見れば、“外国プロパガンダ”という表現は、“ラテン語の“プロパガンダ”という言葉は、アメリカの奥地に住む白痴化されたアメリカ人が理解するには難しすぎるので、現在は偽ニュース”に変更されている。

ロシアとトランプ政権を一挙に悪者扱いするため、CIAと国家安全保障局は、何人かの元職員に、テレビ、ラジオやツィッターにうってでて、ロシア政府とのつながりとされるものと、2016年選挙運動中、ロシアが指揮する“偽ニュース”アラシやボットに頼っていたかどで、トランプをこき下ろすのを認めている。CIA、NSA、国家安全保障会議や他のアメリカ諜報機関が、元職員や退職者にマスコミへの出演を奨励しているのは、アメリカ諜報界の狙いを推進するためだ。CIAの現場工作員はウソをつくように訓練されているのだ。ところが、ロシア、トランプ、外国ロビイストや他の“悪魔連中”についてわめき散らす、こうした偽プロパガンダ流布者を出演させれば満足のアメリカ・マスコミは、この事実を無視している。

MS-NBCが、アメリカ海軍在職中の最高職位が上級上等兵曹だった人物を“アメリカの諜報専門家”としているのは最大の欺瞞だ。この人物はあらゆる諜報情報にアクセスできていたかのように振る舞っているが、NSAのアラビア語専門家としての現役軍務でも許可されていなかったはずだ。下士官兵で、将校ではない上級上等兵曹も、少なくともMS-NBCプロデューサーにとって、二つ星や三つ星将官と比肩するものだったのだ。これは商業マスコミで、軍や諜報分野におけるわずかな経験を持った人々がどれだけ不足しているかの一例に過ぎない。

CNNが雇っている別の諜報“専門家”は、2001年初め、CIA湾岸問題局からジョージ・W・ブッシュの国家安全保障会議に転任させられていた。ところがトランプ ホワイト・ハウスに対する“ロシアの影響力”を激しく非難して胸を叩いている“専門家”は、サウジアラビアや湾岸諸国の金が、2001年初めと中頃、後に9/11攻撃をすることとなったアルカイダ・テロリスト集団への資金提供に使われていたことを確かめることができなかった。

フォックス・ニューズは、CIA後の自慢できることは、ニューヨークを本拠とするホスト、ドン・アイマスやグレッグ・“オピー”ヒューズやアンソニー・カミア (“オピー & アンソニー”)などの“過激発言をする”ラジオディスクジョッキー番組出演だという元CIA作戦職員“専門家”を起用している。この元CIA職員は、トランプの“ロシア問題”を、すべて元国家安全保障顧問マイケル・フリンになすりつける主要な発言者で、フリン最大の“犯罪”は、以前のロビーイング関係に関して、マイク・ペンス副大統領に正直に言わなかったことだと主張している。こうした偽情報流布の専門家者の念頭にあるのは、ペンスのような元インディアナ州ラジオ・トークショーの不気味なホストにウソをつくのは“犯罪”と同類だということだけかも知れない。

マイケル・モレル代理CIA長官や、ジョン・マクラフリンやマイケル・ヘイデンCIA・NSA長官や、CIA総合弁護士ジョン・リゾを含む元アメリカ諜報機関高官連中は、テレビに進んで出演し、トランプや彼の幹部を、ロシアとの接触で嘲笑している。これは、アメリカ
諜報権力過去にはなかった政治問題化の新たな高まりを示している。トランプ ホワイト・ハウスに対する厳しい報復を呼びかける連中の出演を進んで受け入れるあらゆるテレビ局に押し寄せることで、こうした諜報機関の陰の権力構造メンバー連中は、アメリカ政権に対する“陰の政府”の陰謀という主張を産み出しているのだ。

これらやらせ諜報専門家の口から語られる“ロシア”、“中国”、“ロシア銀行”やトランプ ホワイト・ハウスの脅威にまつわる延々と続く呼吸亢進は、CIA、NSA、国家情報長官事務所や、アメリカ・サイバー軍内部の情報工作組織が指揮しているものだ。これら専門家に、CIA、NSAや他の機関に“買収されている”議員連中が加わったプロパガンダに過ぎない。この連中には下院情報特別委員会筆頭理事アダム・シフ下院議員、上院情報特別委員会院長のリチャード・バー上院議員、上院情報特別委員会有力メンバーのマーク・ウォーナー上院議員、アリゾナ州のジョン・マケイン上院議員、サウスカロライナ州のリンジー・グラハム上院議員、カリフォルニア州のダイアン・ファインスタイン上院議員やオレゴン州のロン・ワイデン上院議員などがいる。

60年以上のCIAの歴史は、CIA偽情報・プロパガンダ工作を推進するよう仕組まれたニュース操作の例に満ちていることからして、CIAが突然“偽ニュース”を懸念するように改宗したのはお笑い種だ。CIAのモッキンバード作戦は、偽情報を広めるため、主要アメリカ新聞、放送局や雑誌出版社内に、CIA諜報機関の出先を作り出すことが狙いだった。そうすることで、この機関が、イラン、グアテマラ、シリア、英領ギアナ、イラク、ラオス、トーゴ、南ベトナム、ブラジル、ボリビア、インドネシア、ドミニカ共和国、ガーナ、カンボジア、チリ、オーストラリア、チャド、スリナム、グレナダ、フィジー、ブルキナファソ、パナマ、ガンビア、ルワンダ、ハイチ、ネパール、タイ、ホンジュラス、パラグアイ、リビアやウクライナの政府を転覆させてきたのを隠蔽するため、CIAは偽ニュース記事を作り出した。ジョン・F・ケネディ大統領に対する1963年クーデターも、このリストに加えることが可能だ、ケネディ暗殺を共謀した連中の一部が関与した1972年ウォーターゲート作戦は最終的にリチャード・ニクソン大統領を退陣させるよう仕組まれていた。

アメリカの諜報社会は、アメリカ合州国で、もう一つのマッカーシー時代を画策しているのだ。1955年に、反共産主義運動家ロバート・ストラウスツ・ヒュープが設立した、CIAとつながっている海外政策調査研究所で現在働いている、新たに作り出された“サイバー・セキュリティー専門家”元であるFBI職員クリント・ワッツは、2016年選挙におけるロシアの“干渉”に関する最近の上院情報特別委員会聴聞会で最重要証人だった。ジョセフ・マッカーシー上院議員やストラウスツ・ヒュープの1950年代の反ロシア・プロパガンダをオウム返しにして、ワッツはこう主張した。“2015年末から2016年頭まで、ロシアの影響を受けた体制が、大統領選挙結果に影響を与えようとして、話題やメッセージを押し出し始めた . . . ロシアによる公然のマスコミ言論と、非公然のアラシは、クレムリンに対する敵対的見解を持った政界内両派の競争相手を脇に追いやることを狙っていた”。

ワッツは、上院情報特別委員会メンバーのマルコ・ルビオ上院議員に、ルビオもそうした標的の一つだったと言った。ワッツは、マイアミ男娼としてのルビオのいかがわしい過去や、彼とマイアミのオンライン・ゲイ・ポルノ写真商売人とのつながりは全てロシアの“あらし屋”による産物だと全国に信じさせようとしたのだ。だが、ルビオの汚点は、上院議員の自業自得で、“ロシア”や他の外国のせいにできるものではない。1963年夏、彼のキューバ人の父親が、ニューオリンズで、リー・ハーヴェイ・オズワルドと一緒に活動していたことに関して、決して率直とは言えないテキサス州選出のテッド・クルス上院議員にも同じことが言える。

要するに、トランプとロシア“偽ニュース”に関する議会調査と、商業マスコミによる過剰宣伝報道など、すべてたわごとだ。偽ニュースで、何か教訓を得たいのであれば、CIAや、モッキンバード作戦や、この機関の“壮大なワーリッツァー”プロパガンダが、たわ言を言って、しっぽを振るマスコミに与えていた歴史を何かお読み頂きたい。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2017/04/03/america-plagued-with-fake-news-and-fake-tv-experts.html







61. 中川隆[7563] koaQ7Jey 2017年4月06日 18:45:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8048]

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2017.04.06
またシリアで化学兵器が使われ、化学兵器を廃棄済みのシリア政府を西側は批判する合唱を始めた

シリアのイドリブで政府軍が化学兵器を使ったと西側の政府や有力メディアが再び叫んでいる。2013年にアメリカ/NATOは同じことを主張し、自らが軍事侵攻しようと目論んでいるが、このときは西側の嘘が明らかにされたこともあり、失敗に終わった。ここにきてドナルド・トランプ政権はネオコン色が強まっているが、それにともない、昔のシナリオを持ち出してきた可能性がある。

シリア政府は化学兵器の使用を否定、ロシア国防省は反政府軍の武器庫を通常の兵器で攻撃、その武器庫に保管されていた化学兵器が破壊されて環境中へ毒ガスが流れ出たと説明しているようだ。前回の化学兵器騒動の際、西側が侵略する口実をなくすため、ロシア政府が主導してシリア軍が保有していた化学兵器は全て処分した。現在、持っているのは反政府軍(アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ)。ムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、アメリカ/NATOなどがリビアからシリアへ化学兵器を持ち込んだほか、トルコが提供したとも言われている。

2013年の化学兵器使用は3月と8月の2回。3月はアレッポで使われ、シリア政府はすぐに調査を要請、西側の政府やメディアは政府軍が使ったと宣伝した。そのとき、アメリカのジョン・ケリー国務長官がイラン側との秘密交渉を始めている。そうした動きをネオコンたち好戦派は嫌っていた。

この攻撃について、イスラエルのハーレツ紙は状況から反政府軍が使ったと分析、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。

3月の攻撃に関する国連の調査が始まる中、8月21日にはダマスカスの郊外が化学兵器で攻撃された。例によって西側の政府やメディアはシリア政府軍が使ったと宣伝、NATOを軍事介入させようとするが、現地からそうした宣伝を否定する情報が流れていた。

今年2月20日に心臓発作で急死したロシアのビタリー・チュルキン国連大使は当時、アメリカ側の主張を否定する情報を国連で示して報告書も提出している。その中で反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾していることを示す文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。

そのほか、化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事も書かれ、10月に入ると「ロシア外交筋」からの情報として、ゴータで化学兵器を使ったのはサウジアラビアがヨルダン経由で送り込んだ秘密工作チームだという話が流れた。

12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。

また、こうした化学兵器の使用について、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)が調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。

今回も西側の政府やメディアはシリア政府が化学兵器を使用したと批判しているが、そうした宣伝記事を書いているひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンはアメリカがイランを先制攻撃する前、ジュディス・ミラーと一緒に原爆話を流していた人物。ミラーは現在、CFR(外交問題評議会)のメンバーであり、ゴードンは軍事担当記者として「活躍」している。ふたりともアメリカ支配層の覚えがめでたいようだ。ゴードンはウクライナの問題でもロシア軍が軍事侵攻したという偽情報を流している。

日本にはこうしたアメリカの有力メディアを有り難がっている人が今でもいるようだ。おそらく確信犯であるだろうマスコミはともかく、ほかの人びとはいい加減、目を覚ましてもらいたいものである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/



62. 中川隆[7577] koaQ7Jey 2017年4月07日 14:03:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8062]

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2017.04.07
バノンをNSCから排除したトランプ政権は親イスラエル派で固められ、ネオコンの好戦的戦略へ回帰


ドナルド・トランプ大統領は4月5日、首席戦略官のステファン・バノンをNSC(国家安全保障会議)から追い出した。メディアからは「極右」のタグをつけられていたが、そうしたタグが当てにならないことは言うまでもない。これまでバノンはグローバル化、つまり資本の移動制限をなくし、生産拠点を労働環境の劣悪、つまり生産コストが安い国々へ移動させてきた勢力を批判、こうした主張が支配層から嫌われる原因になっていた。「極右」というタグで何かを理解した気になるのは危険だ。

トランプ政権ではロシアとの関係正常化を訴えいてたマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官が2月13日に辞任、その一方でネオコンとの関係を強めているようだ。例えば、イスラエルと緊密な関係にあり、ロシアへの憎悪を剝き出しにしているニッキ・ハーレーを国連大使に据え、筋金入りの親イスラエル派でヨルダン川西岸への入植を支援してきたデイビッド・フリードマンをイスラエル駐在大使に指名した。

そうした中、シリアではイドリブで化学兵器が使われ、アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルといった国々は調査もしない段階でシリア政府を激しく罵倒、ハーレー大使は国連に対し、アメリカの命令に従わなければ単独行動に出ると脅した。これは1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリンの考え方だ。本ブログでも紹介したが、少し前に新たな戦闘集団をCIAは編成しているという話が流れていたが、そうした動きと今回の化学兵器の問題は関係しているかもしれない。

現在、流れている未確認情報によると、4月2日頃、トルコからシリアのハマへ向かった車列があり、そこには対戦車ミサイルTOWのほか、ガスマスクを含む化学戦用の防護服が積まれていたという。その途中、イドリブに立ち寄り、そこの武器庫に保管されていた化学兵器を積み込んでハマへ向かい、そこで使用する予定だったともされている。

ロシアの説明では、その武器庫をシリア軍が空爆したとしているが、シリア軍は爆発に自分たちは無関係だと主張、現場を飛んだ航空機は爆発後に派遣した偵察機だけだとしている。こうしたことも含め、詳しい調査が必要なのだが、アメリカなど西側の支配層としては、調査が進む前にシリア政府やロシア政府の悪いイメージを作り上げたいのだろう。

何か衝撃的な出来事が引き起こされ、調査しない段階で事件のシナリオを宣伝、人びとを守るという口実で軍事侵攻し、ターゲットになった国を破壊し、人びとを虐殺するということをアメリカの支配層は繰り返してきたが、今回もそうしたことを目論んでいるように見える。

ユーゴスラビア、南オセチア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナなど、アメリカの主張はいずれも嘘だということが後に判明している。判明した時には破壊と殺戮が進み、取り返しはつかない。そうしたことを経験しながらアメリカの新たな嘘に乗る責任は重い。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/


2017.04.07
アメリカの支配層は東アジアも中東も戦争で破壊と殺戮を繰り広げようとしている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/

ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。


イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/

2017.04.07
西側の政府や有力メディアが情報源にしているSOHRや白ヘルは米英情報機関やアル・カイダと連携
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/


シリアのイドリブで化学兵器が使われ、多くの住民が殺されたという話の出所は「西側御用達」の白ヘルと「SOHR(シリア人権監視所)」のようだ。白ヘルの責任者であるラエド・サレーはアメリカへの入国を拒否された人物で、創設者のジェームズ・ル・メジャーはイギリスの元軍人で、傭兵会社のブラックウォーター(後にXe、さらにアカデミへ名称変更)で働いていたことがあり、アメリカ政府やイギリス政府から資金が提供されている。


2016年4月27日、アメリカ国務省の副スポークスパーソンだったマーク・トナーは白ヘルがUSAIDから2300万ドル受け取っていることを認めている。またSOHRは2006年にイギリスで設立された小規模な「団体」で、設立当時からCIAやイギリスの情報機関MI6が背後にいると指摘されていた。この白ヘルがアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)と緊密な関係にあることも有名だ。(例えば、ココやココやココ)

白ヘルの「医療行為」に疑問を表明している医師もいる。もし生きている人間に行ったら殺してしまうようなことをしているというのだ。2013年の時にも言われたが、アメリカなどの支援を受けたアル・カイダ系武装集団は子どもを拉致、それを犠牲者に仕立て上げている疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/
ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。


イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/






63. 中川隆[7588] koaQ7Jey 2017年4月08日 00:00:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8075]

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2017.04.07
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/

シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。


3月中旬になると、アメリカ、イギリス、フランスが反アサド軍の戦闘員を集め、ヨルダンで訓練していると報道されているが、その直後の3月19日にアレッポで化学兵器が使用されたと言われている。

ところが、その5日後になるとイスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。それほど3月の偽旗作戦は稚拙だったということだ。

最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。


その間、ロシア政府はロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。このチュルキンは今年2月20日、心臓発作で急死している。

その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。


ハーシュのレポートによると、マーチン・デンプシー議長時代の統合雄参謀本部やマイケル・フリン局長時代のDIAはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を危険な存在だと認識、そうした勢力を支援していたオバマ政権と対立していたことも明らかにしている。そのフリンは2014年8月7日、デンプシーは15年9月25日に任を解かれた。

ネオコンなど好戦派は軍を押さえ込み、ロシアとの戦争へ驀進している。すでにアメリカはドルという基軸通貨を発行する特権で生きながらえている状態で、そのドルを支える仕組みに組み込まれているサウジアラビアは石油価格の下落や侵略戦争の泥沼化で財政は厳しい状況になっている。このまま進めばアメリカにしろサウジアラビアにしろ、支配システムが崩壊するのは時間の問題になっている。19世紀にイギリスは経済の破綻を中国への軍事侵略(アヘン戦争)で何とか乗り切ったが、アメリカも同じことを目論んでいるのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/


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