05. 2011年10月10日 00:00:08: mHY843J0vA
>有力企業連合体や金融家そして統治者は、低中所得者の経済条件をそこそこ考慮しなければ自らの命取りになるということを言いたかっただけです。
これは同感です。再分配と社会保障の充実という修正資本主義が生まれたため、共産主義とのシステム競争に勝つことができました。
現在は、主権国家間の競合と、先進国での労働者の既得権保護があるために、投資家やグローバル企業による裁定利益の発生を許し、
強欲な投資家によるバブルの発生を許すなど金融規制の緩い国家、規制などで公務員と既得権者などによる税金タダ乗りを許す
非効率な公共投資や社会保障を行う国家が世界レベルで淘汰され衰退しつつある状況です。
>相手などを選ぼうにも、それが思うように実現できず公的扶助もないまま非自主的ホームレスのような人々が増えれば、過酷で主の利益のためであっても生きていく条件がそこそこ保証される奴隷のほうがいいと思う人も出かねません。
これは古来、満足な豚と、不満足なソクラテスの、どちらを選ぶか?
などの哲学的な問題とも似ていますが
普通の人々は、自由と生存の2択を強制されれば、自由を捨てても生存を選ぶことになるでしょう
ただ収容を拒否する高齢ホームレスの存在や、死を覚悟して革命に参加する人々などは、かなり生存やQOLにおいて厳しい状況であっても、自由など信念を選ぶ人が多いことを示していますね。
日本の場合、経済とか豊かさとか家族が、イスラム教の神に近い価値を持っているので、人々は、生存よりも、その価値のために生きているとも言えます。
だから生存が十分保障されていても、人は容易に自殺します。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/533.html#c5