★阿修羅♪ > 中川隆 koaQ7Jey > 100307
 
g検索 koaQ7Jey   g検索 3bF/xW6Ehzs4I
 前へ
中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100307
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100307.html
[リバイバル3] 魔性の歌姫 Lowther 中川隆
9. 中川隆[-9834] koaQ7Jey 2019年6月06日 06:11:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2602]

487: ジークフリート :2019/02/23(土) 11:06:06 HOST:p315112-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

去年から使っているダイバーズウォッチが動かなくなり、中身を交換。
ソーラー系の初期不良かと思いきや、磁気が入ってました、とのこと。
他の時計もスピーカーには近づけないよう気はつけておりましたが、このソーラー時計がボロいだけなのか?
随分前から唾をつけているローサーPM4の導入も、こんなこともあろうかと躊躇しているのであります。


488: RW-2 :2019/02/23(土) 12:40:47 HOST:88.51.205.61.ap.yournet.ne.j

>前から唾をつけているローサーPM4の導入

4インチドライバー使ったマルチウェイの覇者がダブルコーンに行きつく。
イイ話しですね。オーディオの神髄! 075や2405の高域なんか目じゃない。

489: ジークフリート :2019/02/23(土) 14:44:55 HOST:KD106133162144.au-net.ne.jp

>>488 マルチウェイの覇者?

・・・ではないですよ。上手く鳴らせなかった敗者だと思いますよ。
ま、しかし・・・今のところ?行き着いたのはジョーダンワッツのモジュールユニット。(システムによっては、つまらない音だったりしますが)

冗談システムと言いながら、メインシステムよりこちらの方が本音の音かもしれません。

490: アラン・ドロン :2019/02/23(土) 15:17:40 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

ローサーはイギリスでしたか。
コーラルのベータ8と10がローサーの真似をして作ったと言う事ですが。

ローサーは高額でしたね。
買った事ないです。

491: ディラン :2019/02/25(月) 11:18:50 HOST:om126237010088.9.openmobile.ne.jp

ローサーPM4、強力なユニットですね。目の付け所がニクイです。
ユニットの磁力は本当に弱まってしまうのでしょうか?私は疑問視しています。


495: QS :2019/02/26(火) 17:30:08 HOST:dcm2-122-130-227-100.tky.mesh.ad.jp

>ローサー

70年代の英国製スピーカーの特集で酷評されてましたね。
そりゃ2way3wayと同列で評価されちゃあ一般論で敵いませんや。
フルレンシにはフルレンシ一発の世界も有ろうかと言うものです。

根凝流努で聴かせてもらったのが最初で最後ですかね。
発電所みたいなアンプ含めて特性なんてものが吹き飛ぶ勢いで鳴ってました。
その場の気迫ですね、気迫。
やわなオーディオ論の入る余地無しでした。

496: アラン・ドロン :2019/02/26(火) 17:44:18 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

較べるとしたら、コーラルフラットシリーズ、フォステクスFE-163.203
とかですね。
他の方式と較べるのはおかしいです。
同じダブルコーンでないと。

497: RW-2 :2019/02/26(火) 18:05:35 HOST:88.51.205.61.ap.yournet.ne.jp

>2way3wayと同列で評価されちゃ

そこいらのの2way3wayより生々しく音楽を奏でます。酷評した方々の感性が残念。


>較べるとしたら、コーラルフラットシリーズ、フォステクスFE-163.203

較べる?。見かけかな〜。コーンもエッジも磁気回路も全然別物。存在感もね。


500: アラン・ドロン :2019/02/27(水) 17:55:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

フォステクスのFE-163,203は安っぽいですね。友人宅で、163を
聞いた事があります。見た目、音共に、ぺけ。

コーラルフラット6マーク2はだいぶ前に持っていました。
これは、丁寧に作りこまれていて、コーン紙、センターキャップ、
ダブルコーン部分、フレームの後ろ側等、クロームメッキをしていて
綺麗です。
芸術品みたいです。音は、普通、それなりですが。


フラット10なら口径が大きくて音はアラが目立つと思います。
8までですかね。

懐かしき青春のフルレンジダブルコーンでした。
音など2の次です。


501: ジークフリート :2019/02/27(水) 19:33:35 HOST:p315112-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

往年の古レンヂ通は、ローサー派と80派に分かれるように思いますが、個人的にはどちらかと言うと今ならローサー派か?

ただ、ローサーがウレタンエッジじゃなかったら、とっくの昔から使ってたかもしれませんけど、古レンヂに限らずウレタンエッジのブツは避けたいし・・・去年入手した LE14cのランサロイエッヂでさえ、いつまで健全な状態でいてくれるか、心配で心配で。

ちなみに、この心配性は、昔#4343Bのエッヂが5年ももたなかった頃から発症しております。

502: 薬漬け :2019/02/27(水) 20:14:46 HOST:zaq7d04c00f.zaq.ne.jp

ウレタンエッジは日本の場合湿気に大きく左右されますね。
拙宅のウエストミンスターの3839もウレタンエッジですが、置いている部屋を年中通して低湿に
していると、前に交換したのが18年位前ですが、ビクともしていないように見えます。
その前は普通の日本家屋の和室に置いていたので、10年ほどで溶解しました。


503: ジークフリート :2019/02/27(水) 22:16:55 HOST:p315112-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

ミンスターのエッヂはHPDのエッヂのようなコーティングは無いのでしたかね?
HPDのエッヂ張り替えでは、フツーのウレタンに薄めた木工ボンドを塗るとよろしいてな話しもありますんで、ミンスターにも?

ま、しかし、ひとことにウレタンエッジといっても、寿命は一律ではないみたいですがね。


504: RW-2 :2019/02/27(水) 23:48:40 HOST:88.51.205.61.ap.yournet.ne.jp

>ウレタンエッジといっても、寿命は一律ではないみたいですがね

見かけがスポンジみたいなウレタンエッジ(ポリエステル系)はことごとく朽ちていきます。
松下が一時使ってたウレタンエッジはポリエーテル系だったのか?朽ちないので良かった
のですが何故か使用をやめちゃった。長寿命は困るのか、使用出来ない物質だったのか。

また朽ちるのはイヤだからとウレタンエッジからクロスエッジやゴム系やセーム皮とかに
変更する方も多いです。良し悪しは別として音が変わってしまうのは確かです。振動系の
質量が変わりますし、コーン紙のストロークの感度や挙動が変わりますでしょ。特に低域。

P-610も色んなエッジに張り替えられてますけど、あのヘナヘナなスポンジエッジじゃないと
P-610の音の覇気が出ないという方もいれば、セーム皮エッジこそプロトタイプに準じる真の
P-610の音なのだという方もいます。面白いですね。たかがエッジといえど奥が深いものです。

505: すってんてん(借金漬け) :2019/02/28(木) 03:11:03 HOST:zaqd37c5f22.zaq.ne.jp

>P-610も色んなエッジに張り替えられてますけど、あのヘナヘナなスポンジエッジじゃないと

でつね わかりまつ
オイラは、セーム皮も用意しますたが、結局、タミヤの模型用の両面テープ付のヘナヘナ・スポンジでリペア。
フルレンジ&高能率の味わいを満喫中・・・


506: アラン・ドロン :2019/02/28(木) 18:03:31 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

ウレタンはゴムのウレタンですね。これなら相当長持ちすると
思います。私のテク二クスSB-E100もゴムウレタンです。
発泡のポリウレタンが長持ちしないのです。テクニクスのF20シリーズ
です。

発泡ポリエチレンはそこそこ長持ちです。ダイヤトーンP-610のFやD
です。
セーム革は、茶色いのですか。鹿の皮というのがありますが、
実のところ、ウサギとかだそうです。
ダイヤトーンの単行本で読みました。

低音が出なくてもいいならクロスエッジですね。=布エッジ。


509: 前期 :2019/03/02(土) 11:05:58 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp
>>504
非力なユニットほどエッジの影響を受けやすいかもしれません。
プロトタイプはセーム側だったと言われても聴いたことないのでなんとも・・・
それにあの手のユニットの音は箱に影響されるところが大きいでせうから
自作派には遣り甲斐があるかもしれません。おっとスレチでした。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1483327089/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html#c9

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
71. 中川隆[-9833] koaQ7Jey 2019年6月06日 08:49:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2603]

スパークラー オーディオ CDP
http://sparkler-audio.com/portfolio/products_ja.html

17: ジークフリート :2017/01/22(日) 08:41:10 HOST: p352063-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

ディランさんが導入されたプレーヤーがクリアオーディオのどの機種かは存じませんけど、高価なものよりも音がイイ安価な装置も確かに存在します。

当方も、現在はたった13万円の安価なCDトランスポート(スパークラーオーディオ s503とs303A)を愛用しておりまして、コレ、今まで使ったエソテリックや47研よりもイイ音なんですよ。

人によっては値段からして安心感は得られないかもしれませんけど、値段じゃないんですよ。聴けばわかる。(当然ながら、分からない方も・・)

59: ディラン :2017/03/03(金) 23:55:59 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp

いよいよWADIA6の音飛びが頻繁に起こる様に為った。

ジークフリートさんの16ビット44.1KhZのトランスポート、コンバーターのお話を思い出した。

ワディア6を修理に出すかと思って居ましたがリッピングしたデータをCD規格で再生していて最初は高域に不足を感じていたのですが其の内32ビット、96000hZの音に違和感を感じ始めました。

全帯域のエネルギー感、実体感が不自然、CD規格の方が心地良いのです。
そうなるとワディアの音が何か疎ましく思う様になってしまった。
さらばWADIAに為りそうです。

60: ジークフリート :2017/03/04(土) 09:25:33 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉59

ディランさん、おはようございます。
CDプレーヤーの時代は終わろうとしていますが、メジャーレーベルはまだCD出していますし、買い込んだCDの中には愛聴盤もチラホラありますので、個人的には、まだCDプレーヤー無しというワケにはいかないナと思っています。(ハイレゾにも期待しておりませんが)

まともな音がするCDプレーヤーなんて現行品の中にあるのかどうか知りませんけど、とりあえず今使っている安価なCDトランスポート(ディランさんの新型カートリッジより安い!)で差し支え無く音楽が聴けていますので、有り難いなぁ〜と感じておりますよ。

61: ディラン :2017/03/04(土) 10:19:10 HOST:nptky203.jp-t.ne.jp
>>60
ジ−クさんお早うございます。
レコードのみと言う訳にも行きませんので。私は同じトランスポ−トのDAC付きで行こうかと思ってます。

今のプリがイタく気に行っておりますのでDAC付きプリに換える事が出来ずかと言って好きなDACを捜し当てる過程を想像するととてもそんな気にはなれません。

62: ジークフリート :2017/03/04(土) 14:55:39 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp
>>61
ディランさんもs503に替えられますか!

設計者自ら、注文受けてからコツコツ丁寧に作りますから一カ月くらいかかります。気長に待ってあげてくださいね。
エネルギッシュなアンプに似合うと思いますよ。


64: ディラン :2017/03/09(木) 21:42:21 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
ジークフリートさん、今晩は。

例のCDPをお願いしました。
10日位で送れるとの事で和紙ではなくグレーでお願いしました。
しかし乍ら、ワディアはバランス入力して居りましたのでレモ→RCA変換プラグが必要に為りました。
さて、どの様なCDの音に為るか楽しみです。

65: ジークフリート :2017/03/10(金) 00:12:54 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉64

ディランさん、こんばんは。
10日で発送とは速い!

それにしても・・・ディランさんの想定の範囲とは思いますが・・・当方が替えた際にはワディアよりもゲインが低くて線が細い音になになりまして、アナログ盤再生時とボリューム位置や音の勢いを揃えるのは簡単ではありませんでした。

66: ジークフリート :2017/03/10(金) 00:42:32 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉
>>65
あらら、ウトウトしながら書き込むとダメですねぇ。

(続き)ただし、同社のDACも、ゲイン高めのアンプと組み合わせれば、前記のようなことは気にならないハズでして・・・

>>62
エネルギッシュなアンプに似合うと思いますよ。・・・というのはそういう意味でございます。

67: ディラン :2017/03/10(金) 07:32:31 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
>>65, >>66
ジークフリートさん、お早う御座います。

新たな機器と言うのは過去の物と比較してあれこれと思うものですが時間が経って
色々試して最善の状態に以て行くものだと承知致しております。
CDに入っている音を素のまま出すシンプルな音にしたいと思います。

68: ジークフリート :2017/03/10(金) 13:47:29 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

>>67 音を素のまま出す

ディランさん、こんにちは。
へんに加工していないだけに、純度は高いと思いますよ。
ただ、それを邪魔しない環境が必要ですね。

(例のプレーヤーのオマケの電源コードは、信頼性の高いものに交換されることをお勧めします)


80: ディラン :2017/03/13(月) 22:46:30 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

今日、レモ→RCA変換プラグが来たのでWADIAとマランツ34を聴き比べて見たら、随分同じCDでも違うもんだな〜と改めて思いました。

マランツ34の音ってのはアナログライクと言いますがよく言ったもんだと思います。
WADIAの明晰さや鋭さは無いものの良く唄って楽しめます。

ディランのローリングサンダーレビューなんかは34の圧勝ですがマックスローチのドラムス・アン・リミティッドはWADIAか。

チェビダッケのチャイ4は優劣付け難し。敢えて言うならば34は底までの伸びが無い。しかし乍ら、どちらも良いのですね〜。

s503が如何か楽しみでは有ります。

82: ディラン :2017/03/14(火) 17:27:34 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
訂正を。
>マランツ34の音ってのはアナログライク

よく聴いて見るとそうではない、個性の強いCDPでは有りますが
アナログライクってのはアナログに対しての認識が違うんですね。
アナログはあんなに色は付いて無いですね。あくまでも当方のシステムではですが。

83: ジークフリート :2017/03/16(木) 23:24:01 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

〉アナログライク?

一つのシステムで、CDPとADPの音が違う場合(厳密には一致するワケないですが)、どちらを基本として全体をまとめるか?

キカイの個性を楽しむのが趣味の方は、CDPとADPがそれぞれ好き勝手にヤッてくれるほうが嬉しいんでしょうが、当方はほぼ同じ音でヤッてもらわなきゃ感じるのは違和感ばかり。

手段と目的が本末転倒にならぬよう、心がけたいものです。

84: ディラン :2017/03/18(土) 08:07:19 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、お早う御座います。
s503は週末には出荷出来るという事なので明日か明後日には来ます。
とても楽しみです。

最近は今更ですが音を味わうという事が出来る様に為りましたし
部屋に満ちる音空間(音像と音場)が広がり録音現場の再生を感じられます。幻影であれ時空を超えた世界。

システムが音を立てているが其れが無いというのが理想かなと思います。
オーディオに対する概念が随分かわったな〜と思います。
A5の時の安心感とは違うドキドキ感です。

事情があってカートリッジは未だに103、102なのですが近日中には・・・。

85: ジークフリート :2017/03/19(日) 14:43:18 HOST:KD182250246004.au-net.ne.jp
>>84
ディランさん、こんにちは。
DAC入りの s503 は聴いたことありませんが、同社の DAC はゲイン低めで線が細い傾向があると思いますので、組み合わせる装置でその辺りが上手く補完できるといいですね。

当方の、メインシステムではその辺りが難しいんですが、セカンドシステムでは上記のような傾向は全く関係ないレベルです。

後は、ディランさんのセンスに合うかどうか、とか?

87: ディラン :2017/03/19(日) 22:56:44 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
>>85ジークフリートさん、今晩は。
今日、新しいCDP着きました。

>同社のDACはゲイン低めで線が細い傾向→これは小生のシステムでは感じられませんです。

数枚のCDを聴いて最初の印象は怖いCDPだと思いました。鋭い、音が近い。
CDに寄って音色が違う。録音の粗が解る。

暫く立たないと評価は出来ないですが、求めて良かったと思うのは確かです。
ケーブルも選ぶようですね。
ジークフリートさん、有難う御座いました。

88: ディラン :2017/03/21(火) 15:35:26 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

昨日から新しいCDPを聴いて居りますが音がびり付きます。

16ビット、44.1Khzノ―オーバーサンプリングなので多少の鋭さ、粗が有ると
思って聴いて居りましたが、どうも可笑しいぞとユニットに近ずくとびりついて居ります。

何が原因なのか?他のCDPでは問題も無くPCからの音声も正常に鳴ります。不思議です。
メーカーに問い合わせて見ます。
小生が何か間違って居るのかも知れません。

89: ジークフリート :2017/03/22(水) 21:35:29 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp
>>88
ディランさん、こんばんは。
ノンオーバーサンプリングだからビリつくというのではないと思いますが、s303iの内蔵DACでは、別付けDAC(同社のノンオーバーサンプリング機)で聴くよりも幾らか粒子の粗さは感じます。

しかし、当方の経験では、導入後なんだか音がヘンだなと先ず感じるのは、オマケのチープな電源ケーブルの影響でして、他にも、インターコネクトの素性が露わになる・・・少なくともその辺りを解消しないと落ち着けませんでした。
それから、周波数のバランスが崩れ気味な場合に、低音が歪みっぽく聞こえる場合もありました。僅かなバランスの違いなんですがね。

因みに、当方のs503は、組み付けに不具合がありまして新品交換してもらったので、2台目なんですよ。

90: ディラン :2017/03/22(水) 23:03:11 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、今晩は。
症状を説明致しましたら

>今回の症状はほぼ理解しました。アナログ出入力のインピーダンス不整合により、
おそらくゲイン過剰になっているため音が割れると推定します。今回出荷したものから、音質改善のため新しいプッシュプル回路を採り入れましたが、
微調整が必要な反面、逆に輸送時の振動などで若干狂う可能性があるかもしれません。

との事で改修して下さるので送り返しました。


只、音の片鱗から良く為って帰って来るのが楽しみです。
ケーブル類に対する反応も過敏で面白そうです。

ADPが本命なもんで、普通に鳴ってくれれば良いんですが意外とよさげな期待が・・・。

91: ジークフリート :2017/03/25(土) 10:01:55 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

〉ADPが本命

アナログ派かデジタル派か、それとも両刀使いか・・・

ミュージックラバーの場合は、主に、聴きたい音楽がいつの時代のものかによって必然的に分かれるものと思いますが・・・アナログ復興ムードの割りには新しいLPの発売がまだ僅か。

一方では、ロクなCDプレーヤーが発売されなくなった今でも、メジャーレーベルは CDがメインで売っている。

その上、SACDだのハイレゾだの再生装置がまだ成熟していないものも増えて、落ち着いて取り組めるものはいったい何なのか?

今時、一般向けオーディオ店ではハイレゾとやらを勧められるみたいですけど、個人的にはSACDさえやる気がないので、時代遅れな自分を痛感。(気がつけば、お年寄りも結構ハイレゾやってるじゃない?てな感じ。)

C56ドリアン買いました。今度はオリンパスとハークネスも買います・・・とおっしゃる、最近オーディオ始めたお年寄りと知り合いました。
今まではB&Wとソニーでハイレゾを聴いていたんだとか。
オリンパス買ったら、ガラードかナンカ要るんじゃない?てな無責任なお節介をしておきましたが、果たして・・・

94: ディラン :2017/03/28(火) 21:40:04 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

今日改修された新しいCDPが帰って来ました。
安定し望んでいた音を奏でて居ります。

何かの呪縛から解放されたかのようにおおらかで自然。
ピンケーブルも一緒にお願いし電源ケーブルも持って居る物に致して居ります。
結構低域がグイグイ出るし、シンバルの響きも自然、弦も艶やかであります。

良いCDPに出逢えました。WADIAの替わりこう言う普通のCDPが欲しかった。

95: ディラン :2017/03/29(水) 13:54:27 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

>結構低域がグイグイ出るし、シンバルの響きも自然、弦も艶やかであります。


一夜明けて気が付いたのは余計な付帯音が無く、音が気にならなく音楽が聴ける事です。

96: ジークフリート :2017/03/29(水) 21:21:37 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉94.95

ディランさん、塚原さんの対応、早かったですねぇ。

フツウのCDプレーヤーのように高域がイガイガせず、情報量豊富でしょ?
低域がヘンに膨らまず、雰囲気がよく出るのも同社のCDプレーヤーの特筆すべきところですね。

97: ディラン :2017/03/29(水) 22:52:19 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、今晩は。

とても早かったし解かりやすく改修説明して頂きました。
いやいや、バーンインしつつあるのですがマサカのマサカです。
情報量は減ると思ってました。あれま〜ってなもんです。ADPと互角に?為りそうです。

世間、業界情報のいかがわしさが疎ましい。
VIVの秋元さん、スパークラーの塚原さん日本も捨てたものではない、否世界に誇れると思います。

何はともあれジークフリートさんには感謝感激です。ありがとうございます。

98: ジークフリート :2017/04/01(土) 08:42:01 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉97

ADPと互角に?

ディランさん、おはようございます。
聴きたい音楽を楽しむ際に、アナログだから・・・とか、CDだから・・・てな余計なことは意識したくないですねぇ。

ADPとCDP、甲乙つけ難い再生も不可能ではないと思いますよ。(ただ、グッドリプロダクションを考えると、CDの方は・・・)

273: ディラン :2018/03/08(木) 06:52:39 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

ジークフリートさんはもう御紹介頂いたCDPはお使いでは無いのでしょうかね。
私は例のCDPを至極気に入って居りますよ。
最近に為って上手く再生出来なかったハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団/マーラー5が楽しく聴ける様に為りました。

今まで高域のキツさや分解能に辟易していたのですがSPの設定で解決しました。
という事でウイルソンはお恥ずかしい話上手く鳴っていなかった様です。難しいSPですが少しずつ其の良さが解かって来ました。

2年以上経って此れですからね〜、下手ですよね。(笑)此れもジムランを入れて其の鳴り方の違いを聴いて気付きました。

274: ディラン :2018/03/08(木) 07:06:48 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

マジでパワーアンプを球に変えるか?とか、スーパーツイーターを載せるか等と考えていましたからね。
反響音の事は仕方が無いと諦めて居ましたが此れが問題でした。

275: ジークフリート :2018/03/08(木) 12:59:15 HOST:KD182249179016.au-net.ne.jp
>>273, >>274
ディランさん、お久しぶりです。

上記のマイクロメガは、あくまでもサブシステム用でして、スパークラーs503( DACなし)は今でもメインシステムの方で活躍していますヨ。

(マイクロメガと入れ替えたs303Aも、今は余ってますが、第三のシステム構築に・・?とか考えております。コレ、電源が別個体で、またそれなりの良さがあるんです。例えば、低域の余韻の消え方とか・・)

ディランさんのシステム6も、導入されて早くも2年ですか。
当方のATCは7年使っていますが、まだまだ、どんどん変わっていて、微妙な違いなのでしょうけど、本人にとっては大違い。一喜一憂の日々が続いております。(TADを使った20年間もそうでした)


309: ディラン :2018/06/06(水) 22:11:07 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

オーディオ機器と言うのは自然増殖するのでしょうか、何時の間にか増えすぎて居りました。

一気に減らしました。
JBLのL45,レヴィンソン26L,同25、20.5L、300Bモノ。

替わりにウィルソン6を鳴らしておるのはオクターブのHP300SEフォノ付き,RE290です。

CDOはスパークラー、ADPはクリア,VIVのアームにはZYX、クリアのアームにはテクニカのモノカート、モノ用フォノイコはクリア。

此れで CD, LP,パソコン音源を聴いて居ります。

ear1001は残りましたが真夏に290が使えれば放出するつもりです。
換えて良かったです、ウィルソン6を鳴らせてなかったと言うか鳴り方が違います。
ベタな言い方ですが感情の籠った鳴り方です。
音楽聴くのに楽しくナクッチャ意味がないです。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1483327089/

▲△▽▼

Sparkler Audio 製品情報(日本語)
http://sparkler-audio.com/portfolio/products_ja.html


____


model S503t ― DACなしモデル(CDトランスポート)〜あとからDACを追加可能
145,000円(税別)

model S503u ― DAC内蔵モデル(CDプレーヤー)〜ディジタル出力も装備
165,000円(税別)

コンパクトな大きさにノンオーバーサンプリングD/Aコンバータ(DAC)と電源部も内蔵した、一体型CDプレーヤーです。

内蔵DAC: Philips製16ビット・ノンオーバーサンプリング TDA1543
http://sparkler-audio.com/portfolio/S503_ja.html


____


model S504 "unison" 16ビット・ノンオーバーサンプリングDAC
65,000円(税別)


 電源部も内蔵したコンパクトな一体型DACです。DACからの電流信号は、非線形ひずみが原理的に発生しないカレントミラー方式により電流増幅することで、きわめて純度の高い、音楽的な力のある音質が特徴です。

同軸入力の他に USB、光ファイバー(TOSLINK)、I2S(DAI信号)のいずれかに対応したタイプをそれぞれ用意しています。

これ一台で電圧伝送と電流伝送いずれにも自動的に対応します。


model S504u "unison" ― 対応するインタフェースを指定


共通仕様

•D/Aコンバータ: Philips製16ビット・ノンオーバーサンプリング TDA1543
•対応レート:   32kHz, 44.1kHz, 48kHz
•リクロック:   ディスクリート構成の超低ジッター・クロック発振器による
•水晶振動子:   山梨の専門メーカーによる、ドリフト5〜7ppm以内の高精度水晶
•出力回路方式:  オペアンプ等は使用せず、バイポーラによる全ディスクリート構成の電流増幅型
•S/N 比:     96dB
•ライン出力(電圧出力):非平衡RCAピンジャック 2.0Vrms(0dB、10kΩ負荷時)
•ライン出力(電流出力):非平衡RCAピンジャック 5.5mAp-p, 受け側インピーダンス0Ωに対応
•シャーシ:    ステンレス(ヘアライン仕上げ)および上部アクリルパネル
•サイズ:     W200×H46×D100mm(突起物除く)
•重量:      本体 700g(電源ケーブル除く)
•付属品:     オリジナル電源ケーブル、マニュアル

model S504u for COAXIAL ― S/PDIF(同軸75Ω)対応
 〜CDを聴くならノンオーバーサンプリングがいちばん
•インタフェース: RCAピンジャック、S/PDIF(同軸75Ω)
•DAI:       Wolfson製WM8805レシーバー


model S504u for USB ― USB対応モデル
 〜パソコン上の音楽ファイルやインターネット上の音源を聴く
•インタフェース: USB 'B'タイプ・レセプタクル、セルフパワー動作
•DAI:       Burr Brown製PCM2706C USB-I2Sモード
http://sparkler-audio.com/portfolio/S504_ja.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c71

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
72. 中川隆[-9832] koaQ7Jey 2019年6月06日 08:58:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2604]

スパークラー・オーディオ株式会社(Sparkler Audio Inc.)

会社設立日 2013年2月1日

本社所在地 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町680番地3

電話番号 0556-48-8407

代表取締役 塚原 和俊(つかはら かずとし)


会社沿革

•2010年〜 株式会社四十七研究所(47 Laboratory)のFMチューナーを設計・開発。各種オーディオアンプ、CDプレーヤーを設計・開発。
四十七研究所の"47 Treasure"キット部門として発足。

•2011年12月 四十七研究所・山梨事業所として山梨県に移転。

•2013年2月 会社法人スパークラー・オーディオ株式会社を設立。

•2017年4月 本社オフィス・工場・展示試聴室を備え、南アルプス市へ移転。

•2017年4月 海外代理店が3拠点になる(北米地域、香港・アジア地域、ヨーロッパ地域)。

•2019年5月 山梨県富士川町に戻り、元電気店を改装して本社およびショウルームを設ける。

代表取締役・塚原和俊 略歴

•1958年 東京都葛飾区に生まれる。

•1999年以前

●東京理科大学理学部物理学科を卒業

●池上通信機株式会社に入社し、放送局向け音声・映像卓の開発に従事。

●ゲートアレイ設計CAD/HDL言語シミュレータなどを開発。

●Apple Macintosh用各種ソフトウェアを開発。

●PET/MRI/CTスキャンなどの医用画像処理ソフトウェア開発に従事。

•1999年〜2010年

●ソニー株式会社のDVD事業部およびオーディオ事業部で技術開発に従事。 おもにDVD/SA-CDプレーヤーの組込み制御ソフトウェアの開発に携わる。

•2010年〜2012年

●東京都江戸川区で個人事業主として発足。

●放射線医学総合研究所における放射線計測装置、高エネルギー物理学研究所の粒子加速器などに関する組込み制御システム設計およびソフトウェアの開発に携わる。

●コンサート録音用マイクロフォン、マイクアンプの開発を始める。

●仕事の関係で興味を持ち、音響機器の自作を楽しむ。

●株式会社四十七研究所にて製品開発に携わる。

•2013年〜
●山梨にスパークラー・オーディオ株式会社を設立する。
http://sparkler-audio.com/portfolio/profile_ja.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c72

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
73. 中川隆[-9831] koaQ7Jey 2019年6月06日 09:01:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2605]

音響機器のデザイン
スパークラー・オーディオ 塚原和俊
http://sparkler-audio.com/portfolio/technology_ja.html


「音」と「響き」について

 電子機器の設計では、必要な機能や性能を実現するために、可能な限り最新の技術を駆使します。ところが、オーディオ製品・音響機器の設計は、ある意味アプローチのしかたが電子機器のそれとは異なっています。音響機器の場合、技術の複雑さや機能の多さよりも、むしろ音の鮮度を重視します。音響機器にとってさらに重要なのは、電気臭い嫌な付帯音がせず、色付けや誇張が少ない、生演奏にできるだけ近い活き活きした自然な音空間、すなわち微妙な「響き」とダイナミックさを再現できるものでなければなりません。そのために音響機器の設計では、しばしば電子機器という立場を離れ、楽器をつくるのと同じ鋭敏な五感を必要とします。楽器の場合、その響きにたいしてつねに理想のイメージをいだき、雑音や不快な音を取り除くことによって、ひとつの作品として仕上げられていきます。確かに現代のオーディオ製品の多くは、「音」を追求しているかもしれませんが、「響き」をそのなかに体現していません。それだけでは人為的な再生装置であり、いつかリスナーは聴き飽きてきます。音響的、音楽的に追求されたオーディオは、電気振動やたんなる物理的な「音」だけではなく、媒体を越えて聴き手にある強い思いを呼び起こさせ、作曲家や演奏者の伝えたい音楽的な響きと、瞬くあいだに現れては消えゆくそのはかなさを感じさせることができます。それが心を癒すこともあれば、時には心に突き刺さるメッセージであっても。

音楽を呼び覚ます力

 オーディオ装置は、音楽を聴くための媒体としての役目を果たすために、たったひとつのことが要求されます。それは、人間の内なる意識の世界に「音楽を呼び覚ます」力を損なわないことです。音楽的なるものを損ない、改ざんし、ねじ曲げ、誇張することは、その役目から逸脱します。そのためにオーディオ装置は、可能な限りシンプルであり、音空間をつくる清涼な空気でなければなりません。なぜなら、完全無欠な性能の装置や部品というものは存在しないので、複雑にすればするほど、まるで何回もコピーを繰り返すように、不鮮明になり、不実になるからです。ですから、オーディオ装置にとって最も重要なテクノロジーは、音楽の鮮度を保ちつつ、必要最小限の方法でリスナーに届けることであり、それがすべてです。オーディオ装置に限って言えば、ミニマリズムという方向をめざすことには、正当な理由があります。いかに優れたテクノロジーによっても、ひとたび失われた音楽的な響きを取り戻すことができません。音楽的な立場に立てば、副作用の危険性が伴う複雑なテクノロジーの導入にたいして、つねに慎重な態度をとるべきであると考えます。

技術トピック


完全自社開発&ハンドメイド

小型パワーアンプの試作品

 弊社製品は、ハードウェアおよびソフトウェアのすべてにおいて自社開発によるハンドメイドで、外部への設計・開発の委託や、外注での製造・製作はおこなっておりません。取り扱う製品の細部に至るまで知り尽くした上で製品化し、つねに最新の技術と経験を活かした製品づくりをめざしており、さらに日々の改良に励んでいます。大量生産による効率的な市場供給と利潤の回収という恐るべき経済システムからは一線を画し、手づくりならではのきめ細かな製作により、ひとつひとつを「作品」としてていねいに仕上げるように心がけております。

超低ジッター・クロック発振回路

ディスクリートで組んだクロック発振回路

 スパークラー・オーディオは、変貌するディジタル・オーディオにたいして、ひとつの明確な見解をもっています。最近、いわゆる「ハイレゾ」と称するハイビット、ハイサンプリングのディジタル・オーディオの新しいフォーマットが流行しつつありますが、私たちはそのこと自体を否定するものではありません。しかし、CDフォーマットをはじめとする16ビットのオーディオデータは、アップサンプリングなどによって加工すべきでなく、ノンオーバーサンプリングと呼ばれるように、16ビットのままでアナログに変換すべきであると考えます。
 この主張には、確かな根拠があります。ハイサンプリングでは決まって256倍といった非常に高いクロック周波数を要求し、それがジッター(クロック信号の時間的なゆらぎ)を増大させ、焦点のぼけた、輪郭のはっきりしない音を作り上げる元凶でした。意外に思うかもしれませんが、現実世界のクロック信号はアナログそのものです。クロックが変わると音のピッチがそのまま変化します。その結果、オーバーサンプリングで再生された音は、音階が不明瞭になり、和音がハモらなくなります。また、トランスポート自体のクセ、伝送経路のノイズなどによっても、同じくジッターは増加します。それを解決するのは、低雑音トランジスタによるディスクリートのクロック発振回路です。これによりディジタル信号をリクロックすることで、ディジタル・オーディオ本来の性能を発揮します。弊社のディジタル・オーディオ製品は、その超低ジッター・クロック発振回路を全面的に採用しています。

ノンオーバーサンプリングはやはりいい

 何も加えない、何も引かない、ディジタルフィルタのないノンオーバーサンプリングは、音の立ち上がりにぼけやにじみがまったくありません。いっぽう、ノンオーバーサンプリングDACは、よりクリーンな電源を必要とします。アナログ回路からはノイズの多いレギュレータを廃し、よりクリーンな(約-20dB,1/10)電源をディスクリートで構成し、微細な音も正確に再現します。内蔵DACに供給する電源は、内部電源と外部電源を切り換えできます。これにより、外部バッテリー動作による、さらに静寂な音質でお楽しみになれます。

電気的な特性と音質との関係

電子回路はひとつの高速サーキットでもある

 これまでいくつものアンプを設計・試作するうちに、ふとあることに気づきました。それは、電気的な性能や安定性をねらって贅沢な回路にしたところで、試作品の歪み率や周波数特性が改善するものの、かならずしも音楽的な響きがよくなるとは限らないということです。それよりもむしろ、できるだけ簡素で増幅素子の少ない構成にし、これ以上はどれひとつ部品をけずってもアンプとして成立しないという、合理的でしかもぎりぎりの設計をすると、大抵はいい音で鳴ってくれます。シンプルであることの意義は、まさにここにあります。過剰な増幅段と負帰還、それを保護する発振防止回路、ダーリントン接続、並列接続などなど、理論的にはよさそうですが、現実的にはこうした「安全装置」が音楽信号の鮮度を殺します。おまけに、プリント基板に多くの部品がひしめくような実装では、それらが相互に干渉しあって頭で考えた理想から外れたところで動作していることさえあります。意外と当てになる目安として、増幅素子の数で音質が決まるといっても過言ではありません。
 自然界の生の音と、オーディオ装置を介した再生音との決定的な違いは、その「軽さ」にあると感じられます。自然界の音の媒体である空気は限りなく質量がゼロに近いため、どのような音の振動にも軽々と追従します。ところがオーディオ装置の再生音は、増幅素子にしても導線にしてもある慣性質量(イナーシャ)を持っているため、のっそりとしてワンテンポ遅れた音に鈍化します。これはちょうど、重い車体に大きなエンジンを積んだクルマよりも、軽トラックのほうが加速性能では優るのと同様です。オーディオ装置から出る音を自然界の生音に近づけるには、音楽信号を鈍化させる中途半端なテクノロジーという「足かせ」を徹底的に捨て去った、エネルギーの代謝のよい軽々と負荷をドライブできる簡素で「軽い」回路でなければなりません。
 シンプルにすることでただひとつ欠点を上げれば、部品点数が少ない分だけそれぞれのクセが出やすく、使用する部品をよく吟味する必要があることです。また、音楽信号がハンダづけや接点を通過する数も音質に影響するようで、特に端子の類いは曲者です。こうした点にとことんこだわり、新しく設計したアンプでは、従来のような太くて不細工なスピーカー端子を使うのをやめました。というのも、金属部分の多い箇所では、そこに電気的エネルギーをチャージするためにより多くの時間を要し、音楽信号の立ち上がりや立ち下がりに追従しなくなります。大きな金属は不可避的に一種のコンデンサの役目をし、エネルギーを滞留させます。同様にハンダづけも重要で、ハンダが多すぎると決まってキビキビしたスピード感が失われます。少ないエネルギーで素早く信号を伝達するには、プリント基板上の部品配置やパターンにも気を配り、モジュール間を最適な太さの導線で最短距離の配線をすることが大切です。

左右チャンネルの独立性とステレオ再生への影響

ヘッドフォンの標準プラグ

 最近注目されている、左右チャンネルのケーブルを分離したヘッドフォンを聴く機会があり、従来のものよりも顕著にその定位やステレオ感の拡がりを感じました。ご存知のように、ヘッドフォンのプラグにはふつう3つの端子しかありません。先端から左チャンネル、右チャンネル、共通のグラウンド(コールド)となっています。信号経路や電源ラインからこのような共通グラウンドをできるだけ減らすことで、ステレオ再生はさらに飛躍できることを予感しました。
 ステレオ再生の原点に立ち返って考えてみると、その立体的な描写は横方向の拡がりによる定位だけではなく、奥行き方向の遠近感までもがリアルに再現できなければなりません。それはちょうど両眼によって対象物の距離感をつかむのと同様で、焦点を合わせ、前後左右の微妙な位置関係までも正確に捉えるための位相や時間の精度を必要とします。ステレオ再生をこのような水準にまで高めるには、ステレオ装置の内部を左右対称に作るだけでは不十分です。そのためには、ディジタルソースの「源流」から左右に信号を振り分け、左右チャンネルが互いに干渉しないように完全に分離し、グラウンドをはじめ、シャシー、電源、D/Aコンバータ(DAC)、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーに至るまで、左右チャンネルの独立性と同一性を可能な限り保つようにシステムを構成します。
 そのようなシステムを構築する第一歩として、弊社ではCDトランスポートそのものに2つのディジタル出力を設け、その後に続く装置を完全に分離できるようにしました。もちろん共通のグラウンドを引き回さないように、ホット側とコールド側いずれも、2つのディジタル出力は電気的にアイソレート(絶縁)されています。上記のような理想的な状態を実践すべく、その後に続く装置として、DACを内蔵する2つのモノーラル・アンプで構成することで独立性を保ちます。さらに、それらの内部構造や部品の特性、ゲイン、ケーブルの長さなど、左右チャンネルを可能な限り同じ条件にします。これによって初めて、真の意味での完全な「デュアル・モノーラル構成」が実現します。

ノイズからの防御

ますます増える環境からのノイズ

 私たちオーディオ・リスナーは、科学技術の発達によるますます混沌とした人工的環境の中に生活しています。私たちの暮らしがテクノロジーで満たされて、あらゆるランプ(LED照明、蛍光灯など)、携帯電話、コンピュータやさまざまな技術的装置が私たちの周りにあり,それらは電磁気的なノイズをまき散らしています。当然ながら、多種多様な広帯域のノイズ源がオーディオ機器の周りにもあります。
 ところが、オーディオケーブルやシャシーは、いっぽうでとても効果的な無線周波数のアンテナにもなっています。オーディオ回路も、これらの高周波ノイズが混変調歪を引き起こし、クリアな信号を汚しています。そのことを皮肉って「雑音ラジオ」と言うことさえできます。もしも外来ノイズがなければ、オーディオ回路はより完全に理想的な状態で動作します。そこで弊社では、外部環境からの影響、共通インピーダンスと機器内部のパルスノイズを減らす方法を研究しています。このような視点に立ち、弊社は製品開発に取り組んでいます。

エンファシスCDへの対応

 初期のCDにはアナログレコードのようにエンファシス(高域強調)されたものがあり、それらの一部は現在でも市場に流通しています。ジャケットに記載がなくても、高域がきついと思われるCDはその可能性があります。そのようなエンファシスCDの再生はやはり、正しく元のフラットな特性に戻して聴きたいところです。S503やS507の内蔵DACでは、プリエンファシス処理されたトラックを自動的に認識し、アナログフィルタでディエンファシス処理します。

オールステンレス ― 頑丈な構造にこそ良質の音楽は宿る

 弊社製品の多くは、シャシーをはじめ、スペーサー、ボルト、ナットに至るまで、すべてステンレス鋼を採用しています。金属の中でも、硬質のステンレスは振動伝達速度(約5740m/秒)が速くなっています。シャシーに振動エネルギーを溜め込まず、振動の抜けを迅速におこなうことで、微細な音の表現力をさらに向上させました。また、ステンレスの電気抵抗(内部損失)は銅やアルミニウムのそれと比べて大きい(銅の約429倍)ため、機器内部や外部環境からの電磁ノイズを吸収し、熱として消費しやすいという利点もあります。このように、シャシーの材質も低雑音化に大きく寄与しています。

オーディオシステムの新しい展開 ― 電流伝送

 今日のオーディオシステムは、エレクトロニクスやコンピュータのさまざまな技術が採り入れられ、ますます多機能化、複雑化していますが、その基盤となる技術はすべて、電気回路の基本的な概念から出発しています。また、アナログ信号とディジタル信号の取り扱いや、それらを相互に変換する処理は、伝送・通信技術や情報工学の長年にわたる研究成果に基づいています。ひとたび立ち止まって、それらの基本から考え直すことで、さらによいものを生み出すことができるでしょう。より効率的で損失の少ない方法で信号をやりとりするには、電圧の変化よりも電流の変化として扱うほうが原理的に優れていることが、計測機器や電気通信などの分野では古くから知られています。オーディオシステムにおいても、最近になってようやく電流伝送の優位性が認められるようになりつつあり、従来の電圧伝送という考え方では限界のあったさまざまな点が大きく改善されています。
さらに詳しく
電圧伝送と電流伝送 ― 独自設計の電流増幅型バッファ方式

 アナログ出力をもつ弊社の製品はすべて、DACチップやカートリッジからの電流出力をそのまま電流増幅し、アナログ信号を直接得るという全く新しい構成で、インピーダンス0Ωの電流伝送に対応します。同じ電力を送るには、ドロップアウトが原理的に生じない「電流モード」が優位です。また、電圧伝送と電流伝送いずれにも自動的に対応し、きわめて純度の高い、音楽的な力のある音質に仕上げました。目の覚めるような領域に到達した電流伝送の音質は、一度聴いたら忘れられません。

オーディオ研究ノート


 オーディオ研究ノートの連載をはじめました。製品の研究開発で気づいたこと、さまざまな改良に取り組んだ内容をかいつまんで述べました。こうした日々の蓄積から、斬新な製品が生まれつつあります。どうぞご一読ください。
•第01号 ステレオの原理
•第02号 ステレオ再生装置に求められること
•第03号 小出力アンプがちょうどよい
•第04号 オーディオ機器とモノづくり
•第05号 ディジタルオーディオの要素技術
•第06号 小出力アンプの設計と試作
•第07号 TDA1543のパッシヴI/V変換
•第08号 クロックとジッターの話
•第09号 クロックを整える
•第10号 接点と音質の話
•第11号 プリント基板の簡単な作り方
•第12号 電圧伝送と電流伝送の話

http://sparkler-audio.com/portfolio/technology_ja.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c73

[近代史3] 日本のオーディオメーカー

日本のオーディオメーカー
https://jcmaetc.blogspot.com/p/blog-page.html


元々は自分が所有する機器が国内のガレージメーカー製が多く、気になる製品もガレージメーカ製のものが殆どであったことから国内「小規模・ガレージメーカー」の一覧を作ってみようと始めたページでしたが、この際なので「国内メーカーを網羅したページ」を作ることにしました(^ω^)

なお、アクセサリーのみのブランドは掲載していません。また、既に廃業しているメーカーも記録として残しています。


47 Laboratory(株式会社 四十七研究所)
http://www.47labs.co.jp/
超小型アンプで有名に。メカニカルで優れたデザイン。幅広い商品ラインナップ。

Accuphase(アキュフェーズ株式会社)
https://www.accuphase.co.jp
日本を代表するピュアオーディオの専業メーカー。高価格帯の家庭用及び業務用のオーディオ機器を製造販売。アフターサービスが充実しており、長期間の修理に対応。

A & C オーディオ
http://ac-audio.org
瑞々しく鮮烈で、それでいて豊潤な音、こだわりのデザインのオリジナル・スピーカーシステムを提供。

ADVANCE(アドバンス)
http://advance-audio.sakura.ne.jp/
音楽を愛する心と先進のテクノロジーとの融合をコンセプトに種種の製品を開発。
真空管アンプの音の良さをリーズナブルな価格でより多くの方々に。

AIT Labo
http://aitlabo.net/
記録時の時間軸に限りなく近く,極限までJITTERを低減した高音質 D/Aコンバーターで注目されている。

Amonet
http://www.amonet.co.jp/
潤音共生-人と空間と時間との関係を潤す音環境の創造が理念。フラットパネルスピーカーシステムを販売。(業務用音響機器も販売)

Analog Squared Paper
http://www.analog2p.com/
エーツーピージャパンは三重県鈴鹿にあるオーダーメイドの電子機器工房。オーディオ機器、楽器用機器、無線機器の企画提案・設計・製造・販売を行っている。

AudiFill(オーディフィル)
http://www.audifill.com/index.html
厳選した木材が奏でる、ピュアなサウンド。
技術に触れ、オーディオの醍醐味を堪能。

Audiodesign(オーディオデザイン)
http://www.audiodesign.co.jp/
優れた技術と感性によって、ハイエンド機器向けのセレクター、プリアンプ、パワーアンプ、ヘッドホンアンプ等のオリジナリティーあふれた製品を開発・製造・販売。

Audio-Lab Inc.(オーディオ・ラボ有限会社)
http://www.audiolabo.co.jp/
半導体アンプ,D/Aコンバーターを販売。特注オーディオ製品も受注。

AUDIO NOTE(株式会社オーディオ・ノート)
http://www.audionote.co.jp/jp/
生き生きとした音楽を忠実に,豊かな表現力を持って再生する。この永遠のテーマの追求こそが使命。天上の超高級ブランド。

audio-technica(株式会社オーディオテクニカ)
https://www.audio-technica.co.jp/
ブリヂストン美術館のスタッフとして、レコードコンサートの運営などをしていた松下秀雄氏が、レコードプレーヤー用カートリッジを製作販売するため1962年に創業。
独特な形状のマグネットを内蔵したVM型カートリッジで有名であったが、現在の主力はヘッドフォン、マイクロフォン。

Audio Tekne
http://www.audiotekne.com/
原音から掛け離れた製品が多くなった市場に,他に類のないコンサートの音を比較対象にして開発された,最も原音に近づけたオーディオ製品を提供。

Aurorasound(オーロラサウンド)
http://www.aurorasound.jp/
自らも趣味でギターを演奏するオーディオマニアが本当に自分が欲しいオーディオ機器を作るうちに,製品の開発と発表に至る。

Bakoon Products(バクーンプロダクツ株式会社)
http://www/bakoon-products.com/
SATRI回路のアンプで超有名。

Bell Wood Lansing(有限会社ベルウッドランシング)
http://www.bellwoodlansing.co.jp/
手作りでしか成し得ない、髪の毛ほどの太さの純銅線を手で撚ったリード線を使用し、音声信号への悪影響を回避。アーティストの気迫が伝わるようなサウンドを提供。

BIG TIME
http://www13.plala.or.jp/bigtime/
真空管ラジオの音に魅せられ、真空管アンプの制作を開始。

blanco(ブランコオーディオ)
http://www.blancoaudio.com/
美しい音,美しい造形にこだわるスピーカーブランド・常識や過去の成功例にとらわれることなく,真っ白なキャンパスから作品作りを始める。

BLUE BOX(ブルーボックス)
http://www.bluebox.jp.net/
音楽を聴き、楽しんだり、リラックスしたり自然と心に溶け込んでいく。そんな当たり前の事を前提にした『Musical Essence』ブランドのスピーカーを製作。

Cafe au label
http://www.cafeo.tv/2005/goods/sp103.htm
ミキシング・マスタリングエンジニアのための,点音源モニタースピーカーシステムを製造,販売。

CAS AUDIO(聖新陶芸株式会社)
http://cas-audio.com
難易度の高い陶器でのエンクロージャー作成を長年培った陶芸技術でクリア。世界最高の強度を持つ、陶器製エンクロージャーが完成。小さなハイエンドスピーカー。

CATTLEA(真空管アンプカトレア)
http://cattlea.jp/
山中湖にあるペンションすももの木のオーナーが,25年前から趣味で始めた自作アンプ製作。

CEC(有限会社エステック)
http://www.cec-web.co.jp/index.html
ベルトドライブ方式のCDプレーヤーで有名。
CEC株式会社として製品開発・販売を行っていましたが、現在は国内業務の全てが有限会社エステックに移管されています。

Concert Fidelity
http://www.concertfidelity.jp/
ほぼ海外のみで展開している高級ブランド。日本では名古屋市のサウンドジュリアが取り扱っている。

Crystal Audio
http://kouei-crs.pya.jp/
”より自然な音”を求めてひたすら開発、製作してる真空管オーディオ工房。

CS Port(CS ポート株式会社)
https://www.csport.audio/ja/
長年、培ってきたスイッチング電源の開発技術を背景として、卓越したノイズ処理技術と高精度・高リニアリティの部材および回路を使用した無帰還システムをキーテクノロジーとして、オーディオ製品を開発している。2014年設立。

DEER(株式会社ローヤル産業)
http://www.royalsangyo.co.jp/
一貫した社内制作にこだわり、高度な知識と最先端の技術で励磁型スピーカーを製造。

DENON(株式会社ディーアンドエムホールディングス)
http://www.denon.jp
株式会社ディーアンドエムホールディングスの音響機器のブランドのひとつ。日本初のレコード・蓄音器製造会社、および日本初の業務用録音機器製造会社を起源とするオーディオブランド。

DIASOUL(ダイヤソウル)
http://diasoul.co.jp/jp/
三菱電機でダイヤトーンスピーカーの開発をされていた寺本浩平氏が立ち上げたブランド。「パワード球面波マルチトゥイーター方式」のハイエンドスピーカーシステムを開発。

DIATONE(三菱電気エンジニアリング)
http://www.mee.co.jp/sales/acoustics/diatone/index.html
オーディオ・ビジュアル機器に用いられる三菱電気の登録商標。日本を代表するスピーカーブランド。同ブランドは1999年に一市場から姿を消したが、2005年に三菱電気エンジニアリング株式会社がハイエンド製品で同ブランドを復活。

DS Audio(株式会社デジタルストリーム)
http://www.ds-audio.biz/
ディスク評価用ピックアップの開発、製造会社としてスタートした同社が、その技術力を活かしてアナログディスク用の光カートリッジをリリース。

Egretta(エグレッタ)
http://www.egretta.jp/
ハイレゾ、無指向性スピーカー、Egretta(エグレッタ)ブランドを展開する広島のオーディオメーカー。

ESI エレシステム工業(有限会社エレシステム工業)
http://www.p-moose.jp/ESI/
ずば抜けた解像力を誇る,これまでに無い発想の「真直線可変トーンコントロールTTC」回路を開発。

ESOTERIC(エソテリック株式会社)
http://www.esoteric.jp/index.html
ティアック株式会社のハイエンドオーディオのブランドとして始まる。現在はティアック株式会社100%出資の企業として独立。日本を代表するハイエンドオーディオメーカーのひとつ。

FAL(株式会社ファル)
http://www.fal.gr.jp/
世界唯一のスピーカーシステム。理論上では平面スピーカーに行き着くと言われていた音の再現性を実現。

FIDELIX(有限会社フィデリックス )
http://www.fidelix.jp/
ハーモネーターで一躍有名になったメーカー。ホームページの製品紹介は理論的で,測定値を示しながら説明がなされている。

Fandanmental(ファンダメンタル株式会社)
http://www.fundamental.jp/index.html
NECでアンプ「A-10シリーズ」の後期に携わり、その後PHILIPSでCDプレーヤーの名機「LHHシリーズ」を設計、マランツプロ(marantz PROFESSIONAL)に移って業務用アンプ等を開発、そしてSOULNOTEを立ち上げた鈴木哲氏がSOULNOTEを離れ、立ち上げたブランド。

Fostex(フォスター電機株式会社)
http://www.fostex.jp
フォスター電機(株)のブランド名。高性能なスピーカーユニットにより自作派から強い支持を受ける。近年は完成品のスピーカーシステムやイヤホン・ヘッドフォン等も同ブランドで販売。

FPS
https://fpsinc.co.jp/
液晶ポリマー高分子フィルム振動膜上に多数のマイクロセルが並べることで理想的な平面波を創り出す、MCMA最新型平面波スピーカーを開発、販売している。

Fundamental(ファンダメンタル株式会社)
NEC、PHILIPS、marantz PROFESSIONAL、そしてSOULUNOTE でオリジナリティー溢れるオーディオ機器を開発してきた鈴木哲氏が興したブランド。
http://fundamental.jp/index.html


Glasstone(有限会社グラストーン)
http://www.glasstone.co.jp/
LSIロジック回路/マイコンなどのデジタル回路,ソフトウエア開発,アナログ回路,DAコンバーター。

G.T.Sound(有限会社 G.T.サウンド)
http://www.gt-sound.com
究極とも言えるスピーカーユニットを使用した2ウェイホーンシステムを展開。

HANIWA(クボテック株式会社)
http://kubotek.com/haniwa/
フリクエンシー・ドメインとタイムドメインの2つの特性を両立させた独自のF&T理論に基づくスピーカーシステム等を開発。

Harmonie(アルモニ)
http://harmonie.jp/
天然無垢材を使ったエンクロージャーが特徴の小型スピーカーシステムを主に販売。セミオーダー,受注生産品。

Hasehiro Audio
http://www.hasehiro.co.jp/
バックロードホーンのキット・完成品を製造販売。

HIRO ACOUSTIC LABORATORY(ヒロ音響研究所)
http://www.hiro-ac.com/index.html
「よい音を出すために、できることを全部やったらどんな製品ができ上がるのか?」狂気に近いこだわりで、一切の妥協を排したスピーカーシステムを開発。大型マシニングセンターで精密加工したオールアルミニウム合金のエンクロージャーが特徴。

HORA AUDIO
http://www.hora-audio.jp/index.html
バックロードホーンを現代の生活環境にフィットするように小型化するとともに様々な音楽ジャンルに対応できるよう「癖」を取り除いたスピーカー、"MONO"等を製作販売。

IKEDA sound Labs
この道50年のカートリッジの名匠”池田 勇”氏が音楽愛好家とオーディオ・ファイルに贈る究極のカートリッジとトーン・アーム。

JiMiNi
https://jimini.thebase.in/
手作業で作ったJiMiNi真空管アンプ、レストアした昭和のラジオ、手持ちの電子部品を販売。

JSP研究所
http://www.jsplab.jp/index.html
今まで聴く事の出来なかった未体験の重低音 (超低域の再生音) を表現する、極めてシンプルな構造の小型 (中型) 高性能スピーカーシステムの開発に成功。

K2Audio
http://www9.plala.or.jp/k2audio/
青森ヒバ」やOSMO社製の天然塗料を使用し、独自の「響きコントロール技術」にてエンクロージャーを製作。自然素材と「響き」にこだわる。

KIso Acoustic(キソアコースティック株式会社)
http://www.kisoacoustic.co.jp
高峰楽器とのコラボによるアコースティック楽器の構造を活かしたスピーカーを制作。薄く軽い木製キャビネットが溌剌とした音楽再生を実現。

KRIPTON(株式会社クリプトン)
http://www.kripton.jp
株式会社クリプトンのオーディオ部門。日本ビクターで「SX-3」を開発した渡邊勝氏が株式会社クリプトンに移籍しスピーカー製造が始まる。一貫して密閉型スピーカーを開発。

Leben
真空管アンプの専門ブランド。"メイド・イン・ジャパン"に拘り,実質的に適価で良いものを作る。

LIGNOaudio(株式会社メイモク・リグノ)
同社が得意とする木材加工技術を活かした木製無指向生スピーカーシステムを開発・販売。

Linear Technology(株式会社リニアテクノロジー)
http://www.lineartechnology.co.jp/
「絵画の世界における複製画の製作職人という立場と同じ立脚点に立つ、再生音楽の職人である」という思想のもと、「出来る限り録音に忠実な再生」を「高い技術力」によって5Wayのハイエンドスピーカーをはじめとする「世界に20年先んじた製品」を開発生産。

Linfof工房
http://www.freak-beat.net/linfof/
サウンドに拘る人の木工工房。木製エンクロージャーのフルレンジスピーカーシステム,ツイーター等を販売。

LUXMAN(ラックスマン株式会社)
http://www.luxman.co.jp
1925年大阪にあった錦水堂額縁店のラジオ部として創業。ラックストーンとして知られ、強いブランド力を持つ。

MACTONE(株式会社マックトン)
http://mactone.com
真空管アンプを製作。演奏会の興奮をそのままに。その前に立ちはだかる大きな壁に挑戦。

marantz(株式会社ディーアンドエムホールディングス)
http://www.marantz.jp/jp/Pages/Home.aspx
株式会社ディーアンドエムホールディングスの音響機器のブランドのひとつ。1953年にインダストリアルデザイナーで電気技術者のソウル・バーナード・マランツがアメリカで設立した「マランツ・カンパニー」からブランドを継承。

MEJOGRAN(メジャグラン)
http://www.mejogran.com/index.htm
個人で、フォノイコ、プリアンプ、チャンネルディバイダー、パワーアンプ、各種エフェクターを開発、販売している。

Micropure(マイクロピュア)
http://www.micropure.jp/
"微細"な音を限りなく"純粋"に。マイクロピュア技術に基づくスピーカーシステムを製作している。

Mi-Take(エムアイ テイク)
http://www.mi-take.biz/
主にヤフオクでリーズナブルな価格帯のDACキットを販売。

M's system(エムズシステム)
http://mssystem.co.jp/
円柱を横に倒して、その両端にユニットを取り付けた「波動」スピーカーシステムが有名ですね。

MUSICA(株式会社ムジカコーポレーション)
http://www.musika.jp/
商品をシリーズ展開。コンパクトさが特徴。

MusicaNote
http://www.musicanote.biz
1/10スケールのパラゴン型スマホ用プレーヤーや小型スピーカー制作キットを企画販売。

My sonic Lab(マイソニックラボ)
http://www.mysonic.jp
カートリッジ製作のプロフェッショナルが長年のコア材の研究を基に立ち上げたブランド。

NISSHA
http://www.nissha-labo.co.jp/
従来にない思い切った企画により,趣味のオーディオである音楽の本質にこだわった製品提供を目指す。

Nmode(株式会社リリック)
http://www.nmode.jp/
「感動の再生」が理念。幅広い製品ラインナップを誇る。1bit デジタルプリメインアンプで有名。

N'sound(有限会社ナイル)
http://www.n-sound.jp/
長年培った精密な金属加工技術のもと、高い意匠性を備え、オリジナリティある音色を奏でるエヌサウンドだけの金属エンクロージャー・スピーカーが誕生。

OJI Special(山陽化成有限会社)
http://www.ojispecial.jp/index.html
コンピューター,アナログ技術を駆使して高度なオリジナル商品,カスタム商品,カー用品をお届けする それが OJI Special。

ONKYO(オンキョー株式会社)
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/
1946年に設立された大阪電気音響社が源流。

PARC Audio(株式会社ドリームクリエーション)
http://www.parc-audio.com/
スピーカー製作用のパーツ,スピーカーキット,小型スピーカーの完成品を販売。

PSD(株式会社ピー・エス・ディー)
http://www.high-end.jp/
樺材の積層合板をNCルーターで削り出した非常に美しいスピーカーを製作。ハイエンド志向。オーダーメイドにも対応。

REQST(株式会社レクスト)
http://www.reqst.com/
レゾナンス・チップで有名。DAコンバーター,スピーカーシステムも製作。

REY AUDIO(有限会社レイオーディオ)
http://www.reyaudio.com/index.html
スタジオモニタースピーカー(KINOSHITA MONITOR)、モニ ター用パ ワーアンプ(Kinoshita-JMF)、フェーダーボックス、各種高音質ケーブルなどの製造、販売。レコーディングスタジオ、クラブ、リスニングルームなどの設計。

Rosenkranz(カイザーサウンド有限会社)
http://www.rosenkranz-jp.com/
歯と歯茎の構造をモチーフにしたインシューレーターで有名。世界で一番いい音を目指す。

ROTEL(ローテル株式会社)
http://www.rotel.co.jp/index.html
1961年創業。現在はB&Wの傘下にあり、中国の珠海に生産拠点を置き、多国籍チームのエンジニア集団が製品開発を行なっている。主なマーケットはイギリス、ヨーロッパそしてアメリカ。

Rr(アールアール)
http://www.rrltd.co.jp/
生演奏の感動を約束するフィールド型スピーカーシステム企画・製作・販売。躍動感のあふれる感動的な音楽再生を目指し、機器の開発や器材選定、システム構築を行っている。

SANSUI(株式会社ドウシシャ)
http://www.sansui-doshisha.jp/index.html
Bluetoothスピーカー、アンプ・スピーカー内蔵テレビ台、CDステレオシステムなどを企画販売。

SAYA Inc.(株式会社サヤ)
http://www.saya-audio.com/index.html
「ステレオ・ピュアオーディオ」、「マルチチャンネルAV」、「コンピュータ」の融合が「PURE SPEED」の目指す世界。

Schatzgräber(シャッツグレーバー)
http://www.schatz.co.jp/
新開発 DR 回路搭載。シンプルな設計による音質改善。手作りのチューニングシステム。

SDサウンド
http://sdsound.jp/index.html
真空管OTLアンプを主体に、自作キットから本格的仕様で作り上げた製品まで,多岐にわたる対応。

SFORZATO(株式会社スフォルツァート)
http://www.sfz.co.jp/
ハイエンドのネットワーク・トランスポート,ネットワーク・プレーヤー,マスター・クロック・ジェネレーターを製作。

SHELTER(有限会社シェルター)
http://www.shelter-audio.co.jp/
カートリッジ,ヘッドシェル,MCトランスを販売。特段の色づけが無いサウンドが特徴。

Si2 (Silicon Arts Next Class)
http://www.si2nextclass.jp/
海外で展開しているブランド。

S&K Audio
http://www.skaudio.jp/index.html
Windows PC 用のDSPやフォノイコラーザーなどのソフトウエア開発、Dante Network を採用したオーディオI/F、ICEPower モジュールを採用したパワーアンプなどを製造販売。

Softone(ソフトン)
http://softone.a.la9.jp/
ふっと気を休めて,好きな音楽に耳を傾ける時くらいは時代に流されない,懐かしく,優しい音を。

SOLUTION LABO R
http://solution-labo.main.jp/
富山県魚津市のスピーカー工房。長年の経験と研究で、小型でも豊かに響き、音楽信号を細部まで再現する「SLR方式」を考案。これまでのBOX方式では得られない「感動できる音」を追求。

Sonata工房
http://www.sonatasound.jp/
10人10色なお客様の要望に対応し,世界にひとつだけのスピーカーを製作することが使命。

SONY(ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社)
http://www.sony-videosound.co.jp
1946年創業の日本を代表する電気メーカーのひとつ。大手家電メーカーとしては珍しく、途絶えることなくピュアオーディオの製品を作り続けている。2015年10月1日にビデオ&オーディオ部門を分社化。

SOULNOTE(株式会社CSR)
「静特性」よりも「動特性」にこだわった設計手法で音源に込められた情報の全てを引き出す。
http://www.soulnote.co.jp/
http://www.kcsr.co.jp/soulnote.html

Soundfort
http://www.soundfort.jp/
根っからのオーディオ愛好家で、かつ電気・電子設計開発技術者として40年近い経験をもつ片山典之氏が2014年に立ち上げたオーディオブランド。目指すのは「正直な製品、納得のいく音、納得のいく価格」。

SOUND INNOVATION 飛びねこ
http://www.nexyzbb.ne.jp/~mazdaspeedaxela/
小型バスレフエンクロージャーから制作難易度の高いバックロードエンクロージャー、そして工作が苦手な方には完成品のスピーカーシステムもラインアップ!木目の綺麗なハンドメイドをあなたに!

Sparkler Audio(スパークラー・オーディオ株式会社)
http://sparkler-audio.com/portfolio/top_ja.html
電気臭い嫌な付帯音がせず,色付けや誇張が少ない,生演奏にできるだけ近い活き活きした自然な音空間,すなわち微妙な「響き」を再現できる機器の開発に取り組んでいる。

SPEC(スペック株式会社)
http://www.spec-corp.co.jp/
音と光と情報の分野で新しく独自性のある価値を創造し,お客様に感動を提供する企業を目指す。小型パワーアンプデバイスを新開発。

STAX(有限会社スタックス)
http://www.stax.co.jp/index-J.html
1938年に昭和光音工業(株)として創業。静電型のマイクロフォン、カートリッジ、スピーカー、ヘッドフォン等を製造販売してきたが、1996年に前身のスタックス工業(株)が倒産し、業務を(有)スタックスに移管してからは静電型ヘッドフォンと関連製品に特化している。

SUMTECH AUDIO(株式会社サムテック)
http://www.sum-tech.co.jp/audio/
エクスポネンシャルホーンタイプのスピーカーと真空管アンプキットを販売。

SUN AUDIO(サン・オーディオ)
http://www2.big.or.jp/~sunaudio/
タムラ製作所の協力のもと独自のハイ・コストパフォーマンストランスを開発。それを活用した真空管アンプの完成品・キットを販売。

TAD(Technical Audio Devices)
http://tad-labs.com/jp/
かってはパイオニアのプロフェッショナル向けオーディオ製品のブランド名であった。 2007年10月1日に株式会社テクニカルオーディオデバイセズラボラトリーズ設立。家庭用及び業務用超高級システムを製造販売。

TAKATSUKI(高槻電器工業株式会社)
https://www.takatsuki-denki.co.jp/index.html
高品位な真空管を製造、販売。また、その真空管を搭載したアンプを開発し、販売を開始している。

TAOC(アイシン高丘株式会社)
http://www.taoc.gr.jp
アイシン高丘株式会社のハイグレードオーディオのためのブランド。鋳鉄製品のトップメーカーとして長年培ってきた技術を活かし、スピーカーシステムやアクセサリーを開発。

TEAC(ティアック株式会社)
https://teac.jp/jp/
1953年、東京テレビ音響株式会社として東京都武蔵野市に設立。テープデッキ、殊に往年のオープンリール式テープレコーダーが高い人気を誇った。TEAC ブランドの他、民生用高級音響ブランドの ESOTERIC、業務用音響ブランドとして TASCAM を有する。

TechDAS(株式会社ステラ)
http://stella-inc.com/
10techdas/ 輸入商社ステラの自社ブランド。弩級ターンテーブルのAIR FORCEシリーズやMC型フォノカートリッジ、DAコンバーターなどをラインナップ。

TECHNICAL BRAIN(有限会社テクニカルブレーン)
http://www.technicalbrain.co.jp/
オーディオ機器のメンテナンス業務から発展。ド級アンプで有名。透明度の高い美しい音,入力信号をそのまま伝えるナチュラルな音。そしてなにより上品で上質な音を追求。

Technics(パナソニック株式会社)
http://jp.technics.com
パナソニック株式会社の音響機器向けブランド。2010年をもって一旦終息したが、2014年9月に再展開が発表され、日本では2015年2月より新製品が順次発売されている。

TECHNOCRAFT AUDIODESIGN(テクノクラフトオーディオデザイン)
http://www.technocraft-audiodesign.com/
ステレオの左右グラウンドを分離絶縁すればオーディオの音が自然の音になる事実を突き詰めてグラウンドアイソレーションオーディオを開発。

株式会社 Teragaki-Labo
http://www.teragaki-labo.co.jp/index.html
アナログプレーヤー「Σシリーズ」を開発した寺垣武氏が20年以上の開発期間を経て開発した従来の方式と異なる「寺垣スピーカー」を製造。

THERMOS(サーモス)
https://www.thermos.jp/
本来は、ポット・水筒等を製造販売する企業。魔法瓶の技術を応用した真空二重構造エンクロージャーのニアフィールドスピーカーを開発。

TOA株式会社
https://www.toa.co.jp/
業務用の音響機器とセキュリティ機器の専門メーカー。音響機器はPA/SR/拡声などの設備音響機器を製造する。

Tom's lab(トムズ・ラボ)
http://www.tomslab.jp/
ハイエンドスピーカーシステムを研究・開発・製造。技術性能の追求にとどまらず、使う人の感性にも訴える芸術性と創造性(Artistry and Creativity)あふれる製品づくりを目指している。

TRIODE(株式会社トライオード)
http://www.triode.co.jp/index.html
「低価格で魅力ある商品」をコンセプトに多くの製品をオーディオマーケットに投入。ローコストながら内外の高級パーツを使用し、音楽の魅力が伝わるトライオードサウンドを創出している。

TUBE WORKS (小坂井電子)
http://www.tubeworks.jp/
オリジナル管球アンプキット、完成販売。特注品の製作も。

UESUGI(有限会社上杉研究所)
http://www.uesugilab.co.jp/index.html
著名なオーディオ評論家でもあった故上杉佳郎氏が1971年に興した真空管アンプブランド。真空管全盛時代に製造された高品質真空管を活かした製品を作り続けている。

Venetor Sound
http://venetor-sound.com/
業務用オーディオの世界で業界標準となりつつあるオーディオ信号のリアルタイム伝送技術「Dante Network」に対応した製品から真空管アンプまでを開発・販売。

VENUS SOUND(ビーナスサウンド)
http://www2.wbs.ne.jp/~ampvenus/vframe001.htm
あきらめ切れないオーディオマニアが集まりガレージメーカーを起こし,安い機械で工夫をして信じられない音を出そうと奮闘努力中。

ViV laboratory 株式会社
http://www.vivaudiolab.com/
エッジレス・ダンパーレススピーカー,世界初のオイルフロート トーンアームで注目を浴びる。

WAVAC Audio Lav(有限会社タックリサーチ)
http://www.wavac.co.jp/
「光を聴く」をコンセプトにする真空管アンプを製作。

West river
http://west.river.jp.org
コレクタホロワ化されたオーディオアンプ。デジタルノイズの多い今に最適なパワーアンプ。

Woodpocket(ウッドポケット スピーカー工房)
http://www.woodpocket.jp/
主にオーダー手作りエンクロージャーの製作。

WOODWILL(ウッドウイル)
http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/
「Goodwill」と「Wood」を合わせた造語がWoodWill。樹を媒体として人と物の心が通じ合えるそんな思いを込めている。主にスピーカーシステムとスピーカーエンクロージャーの注文製作を行っている。

YAMAHA(ヤマハ株式会社)
http://jp.yamaha.com
世界最大の楽器メーカーでピュアオーディオでも長い歴史を持つ。一時期ピュアオーディオ分野からはほぼ撤退状態であったが近年復活。

Y's EPOCH
http://www.ys-epoch.com/
"コロンブスの卵"的発想の製品で「時代がかけ違えたボタンを元に戻す」。世界初のステレオ用センタースピーカーシステムを開発。

ZANDEN
http://www.zandenaudio.com/jp/
理念は第一に,空間表現も含めた高正確度音楽再生を実現すること。 第二に,何世代にも受け継がれ使い続けられる「所有するよろこび」「使いこなすよろこび」の持てる美しい製品をうみだすこと。

ZYX
http://www.zyx-audio.com/jp/
カートリッジメーカー。ZYXの名前の由来はZ(時間軸)Y(振幅)X(周波数)の3次元的要素の整合によるアナログオーディオ再生から来ている。

有限会社相島技研
http://www5b.biglobe.ne.jp/~a-ag/
ゲルマニウム・トランジスタ・アンプ,DAコンバーター等を製作,販売。

株式会社愛和
http://ntw-aiwa.co.jp/index.html
PC/Mac/iOSの音源からDSDを出力するPC-DSDトランスポーターや消磁信号によるサウンド・コンディショナーを製造販売。

アクアオーディオラボ(aqua-audiolab.)
http://www.aqua-audiolab.com/
長年に渡り、サンスイのオーディオアンプを開発してきた企画、開発の中枢メンバーで構成するラボ。山水アンプの修理は国内で販売されたモデル総てを対象とした修理、また、海外、国内の名器の修理、オーバーホールも受付けている。

アンプSHOP ミズナガ
http://www.mizunaga.jp/
カスタム(特注)真空管アンプの設計・製作、真空管アンプキットの販売、真空管アンプ修理その他のサービスを提供。聴いてみたかったアンプ回路や、試してみたかったプランを実現。

アンプ屋 工房ASAI
http://tec-asai.com/tec-asai_home/
パネル・シャシの刻印・彫刻・穴加工、T型定インピーダンスアッテネータ・パッシブプリアンプ・D級メインアンプキット、趣味のオーディオのお手伝い。

イシノラボ
http://www.ishinolab.com/
MASTERSブランドの製品を展開。古き良き時代のサウンドを実現するために,新技術・独自技術を開発。匠の技を惜しみなく投入。

逸品館(株式会社逸品館)
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/top.html
市販の製品に独自のノウハウに基づくチューニングを加え "AIRBOW" ブランドで販売。

エール音響
http://www17.ocn.ne.jp/~ale/
コンプレッションドライバーユニットで有名。老舗。超高級。

エルサウンド(株式会社エーワイ電子)
http://www.ay-denshi.com/elsound.html
完成されていた70年代初頭の音への回帰を目指し,国内自社工房でのクオリティの高い手作り製品を安価に提供。

逢瀬
http://ause-audio.com
日本の滝をイメージしたシリーズ名 "WATERFALL" で分離の良さに高音質の基準を置いた製品群を展開。自然の息吹、パフォーマーの息遣い、音楽の色濃い感動…数多にある喜びとの「逢瀬」を、今ここに。

オーディオ工房スギナガ
http://www.geocities.jp/audioks/newpage1.html
オリジナルアンプは職人による完全ハンドメイド。顧客との念密な打合せの上、仕様・概観等を決定。

オーディオロマネスク
http://www.audio-romanesque.com
生録音源を参考に製品を開発。

音工房Z
http://otokoubouz.com/
こだわりのスピーカー職人 大山美樹音氏が設計・製造・販売をてがけてているオリジナルオーディオブランド。

音の工房
http://otonokobo.jp/
なぜかホッとするこの安らぎ感、そしてびっくりするほど澄んだ音。国産の部品にこだわり、「made in JAPAN」の真空管アンプを真心込めて制作。

クオリティオーディオ工房
http://qcreate.jp/qa/
独自構造のZWBR方式ダブルバスレフスピーカーエンクロージャーと真空管ハイブリッドアンプ(開発中)を提供するためにこの工房を開設。

寿庵
http://kotobukian.net/
後面開放型に拘ったスピーカーシステムを製作。天然木の無垢材のみを使用。現在は特注した桜,松をユニットにより,使い分ける。求める音は,朝まで聴き続けたくなる音,酒が飲める音。

小林サウンド工房
http://edogawanavi.jp/shop/100062/
真空管アンプ製造・販売・修理。

ザ・キット屋(株式会社サンバレー)
http://www.kit-ya.jp
オリジナルの真空管アンプキットを中心に販売。

株式会社サン精工
http://omoi.sunseiko.co.jp/
オーディオスピーカーの常識を覆す金属製エンクロージャーの「Omoi」を製作。

真空管・アンプ工房SMG
http://www.shokokai.or.jp/28/2844311161/
もっと純粋な音,より美しい音を求めて,ただひらすら次々と真空管アンプ作りに専念して今日に至る。

真空管アンプ工房メイ
http://www.ononet.jp/~micky/
オーディオ用真空管よりも送信用真空管を主に使用し,ブースター型式の真空管アンプを中心に製作している。

スピーカー工房 blue*drop
http://korva.web.fc2.com/bluedrop/home.html
音楽家が 作品に込めた想いをより深くリスナーの心に届けるためによい音とは何か理想のスピーカーとは何かを追求し続ける。

スピーカーデザイン工房 iizima
http://www.iizima-sp.com
斬新なデザインと上質な音の再現の為、販売するスピーカーは全てハンドメイド。材質から内部のスピーカー機器までこだわった造りは「生音に近いよりよいサウンドを楽しんで頂くため」。

宗七音響(そうしちおんきょう)
http://so7.jp/products/a-01ua.html
ハードウェア、ソフトウェアの設計・製作で26年の実績を持つ有限会社ティ・エイ・エムと、日本のインターネット普及期から接続サービスを提供している株式会社TAMが新たにオーディオ事業を手掛けるために設立したブランド。小型フルレンジスピーカーや木製シャーシのプリメインアンプを製造販売。

高井工芸
http://www.highcraft.org/
箱根寄木細工デザインスピーカー専門店。

田口音響研究所株式会社
http://taguchi-onken.com/product.html
アルミハニカム平面振動板が特徴のハイエンドスピーカーを販売。

ちなオーディオ
http://www.audio.co.jp/
円柱状のスピーカーシステムの評価が高いみたいですね。沖縄のガレージメーカーです。

デイプラネット
http://day-pla.net/
タワミ振動を利用する点駆動スピーカー「ジャズマン」を開発・販売。

テクニカルサンヨー
http://ss5.inet-osaka.or.jp/~teksanyo/index.html
オーディオパーツ・DCアンプパーツの専門店。完成品アンプも販売。

手作り真空管アンプ工房 Valve's World
http://tomo.fine.to/
当工房のアンプビルダー がこれはと思う真空管・トランスなどを使い、 回路設計からシャーシの製作・組立・配線まで、 音楽を聴くための道具としての真空管アンプを 手づくりで 一台ごとに心を込めて製作。

有限会社出水電気
http://allion.jp/fast/index.html
FAST/ALLION ブランドのアンプを販売。FAST は販売総代理店。ALLIONは自社ブランド。

豊中オーディオ
http://www.toyonaka-audio.com/
ALTEC,VITAVOX,JBL のユニットを米松のエンクロージャに収めたスピーカーシステムを製作。

株式会社日本オーディオ
http://nipaudio.com/
オーディオコンサルタント業務40年の経験を活かし,測定器設計技術で裏付けしたオーディオ機器群を "Proxima" シリーズとして展開。

フォルテシモオーディオ(株式会社インターナショナル電子)
http://www.inter-d.com/audio-index.htm
真空管アンプ開発製造販売、オーディオパーツ販売、スピーカーセレクター、ラインセレクターの製作(特注)、真空管アンプの修理を行っている。

吉柴音響
http://www.yoshiba-audio.com/
伝え伝わる何かが持っているアンプを製作することが夢。配線は手配線、真空管を除くパーツはすべて日本製。組み立ても日本で行なっている。

吉本キャビネット株式会社
http://bearhorn.jp
手頃な価格で良質なサウンドを楽しめるスピーカーエンクロージャー「BearHone」を製造販売。完成品のほか組立キットも販売。

https://jcmaetc.blogspot.com/p/blog-page.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/466.html

[リバイバル3] スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC

スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC

model S503t ― DACなしモデル(CDトランスポート)〜あとからDACを追加可能
145,000円(税別)

model S503u ― DAC内蔵モデル(CDプレーヤー)〜ディジタル出力も装備
165,000円(税別)

コンパクトな大きさにノンオーバーサンプリングD/Aコンバータ(DAC)と電源部も内蔵した、一体型CDプレーヤーです。

内蔵DAC: Philips製16ビット・ノンオーバーサンプリング TDA1543
http://sparkler-audio.com/portfolio/S503_ja.html


____


model S504 "unison" 16ビット・ノンオーバーサンプリングDAC
65,000円(税別)


 電源部も内蔵したコンパクトな一体型DACです。DACからの電流信号は、非線形ひずみが原理的に発生しないカレントミラー方式により電流増幅することで、きわめて純度の高い、音楽的な力のある音質が特徴です。

同軸入力の他に USB、光ファイバー(TOSLINK)、I2S(DAI信号)のいずれかに対応したタイプをそれぞれ用意しています。

これ一台で電圧伝送と電流伝送いずれにも自動的に対応します。


model S504u "unison" ― 対応するインタフェースを指定


共通仕様

•D/Aコンバータ: Philips製16ビット・ノンオーバーサンプリング TDA1543
•対応レート:   32kHz, 44.1kHz, 48kHz
•リクロック:   ディスクリート構成の超低ジッター・クロック発振器による
•水晶振動子:   山梨の専門メーカーによる、ドリフト5〜7ppm以内の高精度水晶
•出力回路方式:  オペアンプ等は使用せず、バイポーラによる全ディスクリート構成の電流増幅型
•S/N 比:     96dB
•ライン出力(電圧出力):非平衡RCAピンジャック 2.0Vrms(0dB、10kΩ負荷時)
•ライン出力(電流出力):非平衡RCAピンジャック 5.5mAp-p, 受け側インピーダンス0Ωに対応
•シャーシ:    ステンレス(ヘアライン仕上げ)および上部アクリルパネル
•サイズ:     W200×H46×D100mm(突起物除く)
•重量:      本体 700g(電源ケーブル除く)
•付属品:     オリジナル電源ケーブル、マニュアル


model S504u for COAXIAL ― S/PDIF(同軸75Ω)対応
 〜CDを聴くならノンオーバーサンプリングがいちばん
•インタフェース: RCAピンジャック、S/PDIF(同軸75Ω)
•DAI:       Wolfson製WM8805レシーバー


model S504u for USB ― USB対応モデル
 〜パソコン上の音楽ファイルやインターネット上の音源を聴く
•インタフェース: USB 'B'タイプ・レセプタクル、セルフパワー動作
•DAI:       Burr Brown製PCM2706C USB-I2Sモード
http://sparkler-audio.com/portfolio/S504_ja.html


▲△▽▼


Sparkler Audio 製品情報(日本語)
http://sparkler-audio.com/portfolio/products_ja.html


▲△▽▼


スパークラー・オーディオ株式会社(Sparkler Audio Inc.)
http://sparkler-audio.com/index.html

電気臭い嫌な付帯音がせず,色付けや誇張が少ない,生演奏にできるだけ近い活き活きした自然な音空間,すなわち微妙な「響き」を再現できる機器の開発に取り組んでいる

会社設立日 2013年2月1日

本社所在地 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町680番地3

電話番号 0556-48-8407

代表取締役 塚原 和俊(つかはら かずとし)


会社沿革

•2010年〜 株式会社四十七研究所(47 Laboratory)のFMチューナーを設計・開発。各種オーディオアンプ、CDプレーヤーを設計・開発。
四十七研究所の"47 Treasure"キット部門として発足。

•2011年12月 四十七研究所・山梨事業所として山梨県に移転。

•2013年2月 会社法人スパークラー・オーディオ株式会社を設立。

•2017年4月 本社オフィス・工場・展示試聴室を備え、南アルプス市へ移転。

•2017年4月 海外代理店が3拠点になる(北米地域、香港・アジア地域、ヨーロッパ地域)。

•2019年5月 山梨県富士川町に戻り、元電気店を改装して本社およびショウルームを設ける。


代表取締役・塚原和俊 略歴

•1958年 東京都葛飾区に生まれる。


•1999年以前

●東京理科大学理学部物理学科を卒業

●池上通信機株式会社に入社し、放送局向け音声・映像卓の開発に従事。

●ゲートアレイ設計CAD/HDL言語シミュレータなどを開発。

●Apple Macintosh用各種ソフトウェアを開発。

●PET/MRI/CTスキャンなどの医用画像処理ソフトウェア開発に従事。


•1999年〜2010年

●ソニー株式会社のDVD事業部およびオーディオ事業部で技術開発に従事。 おもにDVD/SA-CDプレーヤーの組込み制御ソフトウェアの開発に携わる。


•2010年〜2012年

●東京都江戸川区で個人事業主として発足。

●放射線医学総合研究所における放射線計測装置、高エネルギー物理学研究所の粒子加速器などに関する組込み制御システム設計およびソフトウェアの開発に携わる。

●コンサート録音用マイクロフォン、マイクアンプの開発を始める。

●仕事の関係で興味を持ち、音響機器の自作を楽しむ。

●株式会社四十七研究所にて製品開発に携わる。


•2013年〜
●山梨にスパークラー・オーディオ株式会社を設立する。
http://sparkler-audio.com/portfolio/profile_ja.html


▲△▽▼


スパークラー・オーディオ 塚原和俊
オーディオ研究ノート


 オーディオ研究ノートの連載をはじめました。製品の研究開発で気づいたこと、さまざまな改良に取り組んだ内容をかいつまんで述べました。こうした日々の蓄積から、斬新な製品が生まれつつあります。どうぞご一読ください。


•第01号 ステレオの原理
•第02号 ステレオ再生装置に求められること
•第03号 小出力アンプがちょうどよい
•第04号 オーディオ機器とモノづくり
•第05号 ディジタルオーディオの要素技術
•第06号 小出力アンプの設計と試作
•第07号 TDA1543のパッシヴI/V変換
•第08号 クロックとジッターの話
•第09号 クロックを整える
•第10号 接点と音質の話
•第11号 プリント基板の簡単な作り方
•第12号 電圧伝送と電流伝送の話
http://sparkler-audio.com/portfolio/technology_ja.html

▲△▽▼
▲△▽▼


オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
高忠実度再生とグッドリプロダクション
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1483327089/


17: ジークフリート :2017/01/22(日) 08:41:10 HOST: p352063-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

ディランさんが導入されたプレーヤーがクリアオーディオのどの機種かは存じませんけど、高価なものよりも音がイイ安価な装置も確かに存在します。

当方も、現在はたった13万円の安価なCDトランスポート(スパークラーオーディオ s503とs303A)を愛用しておりまして、コレ、今まで使ったエソテリックや47研よりもイイ音なんですよ。

人によっては値段からして安心感は得られないかもしれませんけど、値段じゃないんですよ。聴けばわかる。(当然ながら、分からない方も・・)


59: ディラン :2017/03/03(金) 23:55:59 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp

いよいよWADIA6の音飛びが頻繁に起こる様に為った。

ジークフリートさんの16ビット44.1KhZのトランスポート、コンバーターのお話を思い出した。

ワディア6を修理に出すかと思って居ましたがリッピングしたデータをCD規格で再生していて最初は高域に不足を感じていたのですが其の内32ビット、96000hZの音に違和感を感じ始めました。

全帯域のエネルギー感、実体感が不自然、CD規格の方が心地良いのです。
そうなるとワディアの音が何か疎ましく思う様になってしまった。
さらばWADIAに為りそうです。


60: ジークフリート :2017/03/04(土) 09:25:33 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉59

ディランさん、おはようございます。
CDプレーヤーの時代は終わろうとしていますが、メジャーレーベルはまだCD出していますし、買い込んだCDの中には愛聴盤もチラホラありますので、個人的には、まだCDプレーヤー無しというワケにはいかないナと思っています。(ハイレゾにも期待しておりませんが)

まともな音がするCDプレーヤーなんて現行品の中にあるのかどうか知りませんけど、とりあえず今使っている安価なCDトランスポート(ディランさんの新型カートリッジより安い!)で差し支え無く音楽が聴けていますので、有り難いなぁ〜と感じておりますよ。


61: ディラン :2017/03/04(土) 10:19:10 HOST:nptky203.jp-t.ne.jp
>>60
ジ−クさんお早うございます。
レコードのみと言う訳にも行きませんので。私は同じトランスポ−トのDAC付きで行こうかと思ってます。

今のプリがイタく気に行っておりますのでDAC付きプリに換える事が出来ずかと言って好きなDACを捜し当てる過程を想像するととてもそんな気にはなれません。


62: ジークフリート :2017/03/04(土) 14:55:39 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp
>>61
ディランさんもs503に替えられますか!

設計者自ら、注文受けてからコツコツ丁寧に作りますから一カ月くらいかかります。気長に待ってあげてくださいね。
エネルギッシュなアンプに似合うと思いますよ。

64: ディラン :2017/03/09(木) 21:42:21 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
ジークフリートさん、今晩は。

例のCDPをお願いしました。
10日位で送れるとの事で和紙ではなくグレーでお願いしました。
しかし乍ら、ワディアはバランス入力して居りましたのでレモ→RCA変換プラグが必要に為りました。
さて、どの様なCDの音に為るか楽しみです。


65: ジークフリート :2017/03/10(金) 00:12:54 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉64

ディランさん、こんばんは。
10日で発送とは速い!

それにしても・・・ディランさんの想定の範囲とは思いますが・・・当方が替えた際にはワディアよりもゲインが低くて線が細い音になになりまして、アナログ盤再生時とボリューム位置や音の勢いを揃えるのは簡単ではありませんでした。


66: ジークフリート :2017/03/10(金) 00:42:32 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉
>>65 ↑
あらら、ウトウトしながら書き込むとダメですねぇ。

(続き)ただし、同社のDACも、ゲイン高めのアンプと組み合わせれば、前記のようなことは気にならないハズでして・・・

>>62
エネルギッシュなアンプに似合うと思いますよ。・・・というのはそういう意味でございます。


67: ディラン :2017/03/10(金) 07:32:31 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
>>65, >>66
ジークフリートさん、お早う御座います。

新たな機器と言うのは過去の物と比較してあれこれと思うものですが時間が経って
色々試して最善の状態に以て行くものだと承知致しております。
CDに入っている音を素のまま出すシンプルな音にしたいと思います。


68: ジークフリート :2017/03/10(金) 13:47:29 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

>>67 音を素のまま出す

ディランさん、こんにちは。
へんに加工していないだけに、純度は高いと思いますよ。
ただ、それを邪魔しない環境が必要ですね。

(例のプレーヤーのオマケの電源コードは、信頼性の高いものに交換されることをお勧めします)

80: ディラン :2017/03/13(月) 22:46:30 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

今日、レモ→RCA変換プラグが来たのでWADIAとマランツ34を聴き比べて見たら、随分同じCDでも違うもんだな〜と改めて思いました。

マランツ34の音ってのはアナログライクと言いますがよく言ったもんだと思います。
WADIAの明晰さや鋭さは無いものの良く唄って楽しめます。

ディランのローリングサンダーレビューなんかは34の圧勝ですがマックスローチのドラムス・アン・リミティッドはWADIAか。

チェビダッケのチャイ4は優劣付け難し。敢えて言うならば34は底までの伸びが無い。しかし乍ら、どちらも良いのですね〜。

s503が如何か楽しみでは有ります。

82: ディラン :2017/03/14(火) 17:27:34 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
訂正を。
>マランツ34の音ってのはアナログライク

よく聴いて見るとそうではない、個性の強いCDPでは有りますが
アナログライクってのはアナログに対しての認識が違うんですね。
アナログはあんなに色は付いて無いですね。あくまでも当方のシステムではですが。


83: ジークフリート :2017/03/16(木) 23:24:01 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

〉アナログライク?

一つのシステムで、CDPとADPの音が違う場合(厳密には一致するワケないですが)、どちらを基本として全体をまとめるか?

キカイの個性を楽しむのが趣味の方は、CDPとADPがそれぞれ好き勝手にヤッてくれるほうが嬉しいんでしょうが、当方はほぼ同じ音でヤッてもらわなきゃ感じるのは違和感ばかり。

手段と目的が本末転倒にならぬよう、心がけたいものです。


84: ディラン :2017/03/18(土) 08:07:19 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、お早う御座います。
s503は週末には出荷出来るという事なので明日か明後日には来ます。
とても楽しみです。

最近は今更ですが音を味わうという事が出来る様に為りましたし
部屋に満ちる音空間(音像と音場)が広がり録音現場の再生を感じられます。幻影であれ時空を超えた世界。

システムが音を立てているが其れが無いというのが理想かなと思います。
オーディオに対する概念が随分かわったな〜と思います。
A5の時の安心感とは違うドキドキ感です。

事情があってカートリッジは未だに103、102なのですが近日中には・・・。


85: ジークフリート :2017/03/19(日) 14:43:18 HOST:KD182250246004.au-net.ne.jp
>>84
ディランさん、こんにちは。
DAC入りの s503 は聴いたことありませんが、同社の DAC はゲイン低めで線が細い傾向があると思いますので、組み合わせる装置でその辺りが上手く補完できるといいですね。

当方の、メインシステムではその辺りが難しいんですが、セカンドシステムでは上記のような傾向は全く関係ないレベルです。

後は、ディランさんのセンスに合うかどうか、とか?

87: ディラン :2017/03/19(日) 22:56:44 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp
>>85ジークフリートさん、今晩は。
今日、新しいCDP着きました。

>同社のDACはゲイン低めで線が細い傾向→これは小生のシステムでは感じられませんです。

数枚のCDを聴いて最初の印象は怖いCDPだと思いました。鋭い、音が近い。
CDに寄って音色が違う。録音の粗が解る。

暫く立たないと評価は出来ないですが、求めて良かったと思うのは確かです。
ケーブルも選ぶようですね。
ジークフリートさん、有難う御座いました。


88: ディラン :2017/03/21(火) 15:35:26 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

昨日から新しいCDPを聴いて居りますが音がびり付きます。

16ビット、44.1Khzノ―オーバーサンプリングなので多少の鋭さ、粗が有ると
思って聴いて居りましたが、どうも可笑しいぞとユニットに近ずくとびりついて居ります。

何が原因なのか?他のCDPでは問題も無くPCからの音声も正常に鳴ります。不思議です。
メーカーに問い合わせて見ます。
小生が何か間違って居るのかも知れません。


89: ジークフリート :2017/03/22(水) 21:35:29 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp
>>88
ディランさん、こんばんは。
ノンオーバーサンプリングだからビリつくというのではないと思いますが、s303iの内蔵DACでは、別付けDAC(同社のノンオーバーサンプリング機)で聴くよりも幾らか粒子の粗さは感じます。

しかし、当方の経験では、導入後なんだか音がヘンだなと先ず感じるのは、オマケのチープな電源ケーブルの影響でして、他にも、インターコネクトの素性が露わになる・・・少なくともその辺りを解消しないと落ち着けませんでした。
それから、周波数のバランスが崩れ気味な場合に、低音が歪みっぽく聞こえる場合もありました。僅かなバランスの違いなんですがね。

因みに、当方のs503は、組み付けに不具合がありまして新品交換してもらったので、2台目なんですよ。


90: ディラン :2017/03/22(水) 23:03:11 HOST:FL1-211-135-251-170.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、今晩は。
症状を説明致しましたら

>今回の症状はほぼ理解しました。アナログ出入力のインピーダンス不整合により、
おそらくゲイン過剰になっているため音が割れると推定します。今回出荷したものから、音質改善のため新しいプッシュプル回路を採り入れましたが、
微調整が必要な反面、逆に輸送時の振動などで若干狂う可能性があるかもしれません。

との事で改修して下さるので送り返しました。


只、音の片鱗から良く為って帰って来るのが楽しみです。
ケーブル類に対する反応も過敏で面白そうです。

ADPが本命なもんで、普通に鳴ってくれれば良いんですが意外とよさげな期待が・・・。


91: ジークフリート :2017/03/25(土) 10:01:55 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

〉ADPが本命

アナログ派かデジタル派か、それとも両刀使いか・・・

ミュージックラバーの場合は、主に、聴きたい音楽がいつの時代のものかによって必然的に分かれるものと思いますが・・・アナログ復興ムードの割りには新しいLPの発売がまだ僅か。

一方では、ロクなCDプレーヤーが発売されなくなった今でも、メジャーレーベルは CDがメインで売っている。

その上、SACDだのハイレゾだの再生装置がまだ成熟していないものも増えて、落ち着いて取り組めるものはいったい何なのか?

今時、一般向けオーディオ店ではハイレゾとやらを勧められるみたいですけど、個人的にはSACDさえやる気がないので、時代遅れな自分を痛感。(気がつけば、お年寄りも結構ハイレゾやってるじゃない?てな感じ。)

C56ドリアン買いました。今度はオリンパスとハークネスも買います・・・とおっしゃる、最近オーディオ始めたお年寄りと知り合いました。
今まではB&Wとソニーでハイレゾを聴いていたんだとか。
オリンパス買ったら、ガラードかナンカ要るんじゃない?てな無責任なお節介をしておきましたが、果たして・・・


94: ディラン :2017/03/28(火) 21:40:04 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

今日改修された新しいCDPが帰って来ました。
安定し望んでいた音を奏でて居ります。

何かの呪縛から解放されたかのようにおおらかで自然。
ピンケーブルも一緒にお願いし電源ケーブルも持って居る物に致して居ります。
結構低域がグイグイ出るし、シンバルの響きも自然、弦も艶やかであります。

良いCDPに出逢えました。WADIAの替わりこう言う普通のCDPが欲しかった。


95: ディラン :2017/03/29(水) 13:54:27 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

>結構低域がグイグイ出るし、シンバルの響きも自然、弦も艶やかであります。


一夜明けて気が付いたのは余計な付帯音が無く、音が気にならなく音楽が聴ける事です。


96: ジークフリート :2017/03/29(水) 21:21:37 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉94.95

ディランさん、塚原さんの対応、早かったですねぇ。

フツウのCDプレーヤーのように高域がイガイガせず、情報量豊富でしょ?
低域がヘンに膨らまず、雰囲気がよく出るのも同社のCDプレーヤーの特筆すべきところですね。


97: ディラン :2017/03/29(水) 22:52:19 HOST:FL1-125-198-234-136.kyt.mesh.ad.jp

ジークフリートさん、今晩は。

とても早かったし解かりやすく改修説明して頂きました。
いやいや、バーンインしつつあるのですがマサカのマサカです。
情報量は減ると思ってました。あれま〜ってなもんです。ADPと互角に?為りそうです。

世間、業界情報のいかがわしさが疎ましい。
VIVの秋元さん、スパークラーの塚原さん日本も捨てたものではない、否世界に誇れると思います。

何はともあれジークフリートさんには感謝感激です。ありがとうございます。


98: ジークフリート :2017/04/01(土) 08:42:01 HOST:p352249-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉97

ADPと互角に?

ディランさん、おはようございます。
聴きたい音楽を楽しむ際に、アナログだから・・・とか、CDだから・・・てな余計なことは意識したくないですねぇ。

ADPとCDP、甲乙つけ難い再生も不可能ではないと思いますよ。(ただ、グッドリプロダクションを考えると、CDの方は・・・)


273: ディラン :2018/03/08(木) 06:52:39 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

ジークフリートさんはもう御紹介頂いたCDPはお使いでは無いのでしょうかね。
私は例のCDPを至極気に入って居りますよ。
最近に為って上手く再生出来なかったハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団/マーラー5が楽しく聴ける様に為りました。

今まで高域のキツさや分解能に辟易していたのですがSPの設定で解決しました。
という事でウイルソンはお恥ずかしい話上手く鳴っていなかった様です。難しいSPですが少しずつ其の良さが解かって来ました。

2年以上経って此れですからね〜、下手ですよね。(笑)此れもジムランを入れて其の鳴り方の違いを聴いて気付きました。


274: ディラン :2018/03/08(木) 07:06:48 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

マジでパワーアンプを球に変えるか?とか、スーパーツイーターを載せるか等と考えていましたからね。
反響音の事は仕方が無いと諦めて居ましたが此れが問題でした。


275: ジークフリート :2018/03/08(木) 12:59:15 HOST:KD182249179016.au-net.ne.jp
>>273, >>274
ディランさん、お久しぶりです。

上記のマイクロメガは、あくまでもサブシステム用でして、スパークラーs503( DACなし)は今でもメインシステムの方で活躍していますヨ。

(マイクロメガと入れ替えたs303Aも、今は余ってますが、第三のシステム構築に・・?とか考えております。コレ、電源が別個体で、またそれなりの良さがあるんです。例えば、低域の余韻の消え方とか・・)

ディランさんのシステム6も、導入されて早くも2年ですか。
当方のATCは7年使っていますが、まだまだ、どんどん変わっていて、微妙な違いなのでしょうけど、本人にとっては大違い。一喜一憂の日々が続いております。(TADを使った20年間もそうでした)


309: ディラン :2018/06/06(水) 22:11:07 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

オーディオ機器と言うのは自然増殖するのでしょうか、何時の間にか増えすぎて居りました。

一気に減らしました。
JBLのL45,レヴィンソン26L,同25、20.5L、300Bモノ。

替わりにウィルソン6を鳴らしておるのはオクターブのHP300SEフォノ付き,RE290です。

CDOはスパークラー、ADPはクリア,VIVのアームにはZYX、クリアのアームにはテクニカのモノカート、モノ用フォノイコはクリア。

此れで CD, LP,パソコン音源を聴いて居ります。

ear1001は残りましたが真夏に290が使えれば放出するつもりです。
換えて良かったです、ウィルソン6を鳴らせてなかったと言うか鳴り方が違います。
ベタな言い方ですが感情の籠った鳴り方です。
音楽聴くのに楽しくナクッチャ意味がないです。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1483327089/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html

[リバイバル3] スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC 中川隆
1. 中川隆[-9830] koaQ7Jey 2019年6月06日 09:37:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2608]

音響機器のデザイン
スパークラー・オーディオ 塚原和俊
http://sparkler-audio.com/portfolio/technology_ja.html


「音」と「響き」について

 電子機器の設計では、必要な機能や性能を実現するために、可能な限り最新の技術を駆使します。ところが、オーディオ製品・音響機器の設計は、ある意味アプローチのしかたが電子機器のそれとは異なっています。音響機器の場合、技術の複雑さや機能の多さよりも、むしろ音の鮮度を重視します。音響機器にとってさらに重要なのは、電気臭い嫌な付帯音がせず、色付けや誇張が少ない、生演奏にできるだけ近い活き活きした自然な音空間、すなわち微妙な「響き」とダイナミックさを再現できるものでなければなりません。そのために音響機器の設計では、しばしば電子機器という立場を離れ、楽器をつくるのと同じ鋭敏な五感を必要とします。楽器の場合、その響きにたいしてつねに理想のイメージをいだき、雑音や不快な音を取り除くことによって、ひとつの作品として仕上げられていきます。確かに現代のオーディオ製品の多くは、「音」を追求しているかもしれませんが、「響き」をそのなかに体現していません。それだけでは人為的な再生装置であり、いつかリスナーは聴き飽きてきます。音響的、音楽的に追求されたオーディオは、電気振動やたんなる物理的な「音」だけではなく、媒体を越えて聴き手にある強い思いを呼び起こさせ、作曲家や演奏者の伝えたい音楽的な響きと、瞬くあいだに現れては消えゆくそのはかなさを感じさせることができます。それが心を癒すこともあれば、時には心に突き刺さるメッセージであっても。

音楽を呼び覚ます力

 オーディオ装置は、音楽を聴くための媒体としての役目を果たすために、たったひとつのことが要求されます。それは、人間の内なる意識の世界に「音楽を呼び覚ます」力を損なわないことです。音楽的なるものを損ない、改ざんし、ねじ曲げ、誇張することは、その役目から逸脱します。そのためにオーディオ装置は、可能な限りシンプルであり、音空間をつくる清涼な空気でなければなりません。なぜなら、完全無欠な性能の装置や部品というものは存在しないので、複雑にすればするほど、まるで何回もコピーを繰り返すように、不鮮明になり、不実になるからです。ですから、オーディオ装置にとって最も重要なテクノロジーは、音楽の鮮度を保ちつつ、必要最小限の方法でリスナーに届けることであり、それがすべてです。オーディオ装置に限って言えば、ミニマリズムという方向をめざすことには、正当な理由があります。いかに優れたテクノロジーによっても、ひとたび失われた音楽的な響きを取り戻すことができません。音楽的な立場に立てば、副作用の危険性が伴う複雑なテクノロジーの導入にたいして、つねに慎重な態度をとるべきであると考えます。

技術トピック


完全自社開発&ハンドメイド

小型パワーアンプの試作品

 弊社製品は、ハードウェアおよびソフトウェアのすべてにおいて自社開発によるハンドメイドで、外部への設計・開発の委託や、外注での製造・製作はおこなっておりません。取り扱う製品の細部に至るまで知り尽くした上で製品化し、つねに最新の技術と経験を活かした製品づくりをめざしており、さらに日々の改良に励んでいます。大量生産による効率的な市場供給と利潤の回収という恐るべき経済システムからは一線を画し、手づくりならではのきめ細かな製作により、ひとつひとつを「作品」としてていねいに仕上げるように心がけております。

超低ジッター・クロック発振回路

ディスクリートで組んだクロック発振回路

 スパークラー・オーディオは、変貌するディジタル・オーディオにたいして、ひとつの明確な見解をもっています。最近、いわゆる「ハイレゾ」と称するハイビット、ハイサンプリングのディジタル・オーディオの新しいフォーマットが流行しつつありますが、私たちはそのこと自体を否定するものではありません。しかし、CDフォーマットをはじめとする16ビットのオーディオデータは、アップサンプリングなどによって加工すべきでなく、ノンオーバーサンプリングと呼ばれるように、16ビットのままでアナログに変換すべきであると考えます。
 この主張には、確かな根拠があります。ハイサンプリングでは決まって256倍といった非常に高いクロック周波数を要求し、それがジッター(クロック信号の時間的なゆらぎ)を増大させ、焦点のぼけた、輪郭のはっきりしない音を作り上げる元凶でした。意外に思うかもしれませんが、現実世界のクロック信号はアナログそのものです。クロックが変わると音のピッチがそのまま変化します。その結果、オーバーサンプリングで再生された音は、音階が不明瞭になり、和音がハモらなくなります。また、トランスポート自体のクセ、伝送経路のノイズなどによっても、同じくジッターは増加します。それを解決するのは、低雑音トランジスタによるディスクリートのクロック発振回路です。これによりディジタル信号をリクロックすることで、ディジタル・オーディオ本来の性能を発揮します。弊社のディジタル・オーディオ製品は、その超低ジッター・クロック発振回路を全面的に採用しています。

ノンオーバーサンプリングはやはりいい

 何も加えない、何も引かない、ディジタルフィルタのないノンオーバーサンプリングは、音の立ち上がりにぼけやにじみがまったくありません。いっぽう、ノンオーバーサンプリングDACは、よりクリーンな電源を必要とします。アナログ回路からはノイズの多いレギュレータを廃し、よりクリーンな(約-20dB,1/10)電源をディスクリートで構成し、微細な音も正確に再現します。内蔵DACに供給する電源は、内部電源と外部電源を切り換えできます。これにより、外部バッテリー動作による、さらに静寂な音質でお楽しみになれます。

電気的な特性と音質との関係

電子回路はひとつの高速サーキットでもある

 これまでいくつものアンプを設計・試作するうちに、ふとあることに気づきました。それは、電気的な性能や安定性をねらって贅沢な回路にしたところで、試作品の歪み率や周波数特性が改善するものの、かならずしも音楽的な響きがよくなるとは限らないということです。それよりもむしろ、できるだけ簡素で増幅素子の少ない構成にし、これ以上はどれひとつ部品をけずってもアンプとして成立しないという、合理的でしかもぎりぎりの設計をすると、大抵はいい音で鳴ってくれます。シンプルであることの意義は、まさにここにあります。過剰な増幅段と負帰還、それを保護する発振防止回路、ダーリントン接続、並列接続などなど、理論的にはよさそうですが、現実的にはこうした「安全装置」が音楽信号の鮮度を殺します。おまけに、プリント基板に多くの部品がひしめくような実装では、それらが相互に干渉しあって頭で考えた理想から外れたところで動作していることさえあります。意外と当てになる目安として、増幅素子の数で音質が決まるといっても過言ではありません。
 自然界の生の音と、オーディオ装置を介した再生音との決定的な違いは、その「軽さ」にあると感じられます。自然界の音の媒体である空気は限りなく質量がゼロに近いため、どのような音の振動にも軽々と追従します。ところがオーディオ装置の再生音は、増幅素子にしても導線にしてもある慣性質量(イナーシャ)を持っているため、のっそりとしてワンテンポ遅れた音に鈍化します。これはちょうど、重い車体に大きなエンジンを積んだクルマよりも、軽トラックのほうが加速性能では優るのと同様です。オーディオ装置から出る音を自然界の生音に近づけるには、音楽信号を鈍化させる中途半端なテクノロジーという「足かせ」を徹底的に捨て去った、エネルギーの代謝のよい軽々と負荷をドライブできる簡素で「軽い」回路でなければなりません。
 シンプルにすることでただひとつ欠点を上げれば、部品点数が少ない分だけそれぞれのクセが出やすく、使用する部品をよく吟味する必要があることです。また、音楽信号がハンダづけや接点を通過する数も音質に影響するようで、特に端子の類いは曲者です。こうした点にとことんこだわり、新しく設計したアンプでは、従来のような太くて不細工なスピーカー端子を使うのをやめました。というのも、金属部分の多い箇所では、そこに電気的エネルギーをチャージするためにより多くの時間を要し、音楽信号の立ち上がりや立ち下がりに追従しなくなります。大きな金属は不可避的に一種のコンデンサの役目をし、エネルギーを滞留させます。同様にハンダづけも重要で、ハンダが多すぎると決まってキビキビしたスピード感が失われます。少ないエネルギーで素早く信号を伝達するには、プリント基板上の部品配置やパターンにも気を配り、モジュール間を最適な太さの導線で最短距離の配線をすることが大切です。

左右チャンネルの独立性とステレオ再生への影響

ヘッドフォンの標準プラグ

 最近注目されている、左右チャンネルのケーブルを分離したヘッドフォンを聴く機会があり、従来のものよりも顕著にその定位やステレオ感の拡がりを感じました。ご存知のように、ヘッドフォンのプラグにはふつう3つの端子しかありません。先端から左チャンネル、右チャンネル、共通のグラウンド(コールド)となっています。信号経路や電源ラインからこのような共通グラウンドをできるだけ減らすことで、ステレオ再生はさらに飛躍できることを予感しました。
 ステレオ再生の原点に立ち返って考えてみると、その立体的な描写は横方向の拡がりによる定位だけではなく、奥行き方向の遠近感までもがリアルに再現できなければなりません。それはちょうど両眼によって対象物の距離感をつかむのと同様で、焦点を合わせ、前後左右の微妙な位置関係までも正確に捉えるための位相や時間の精度を必要とします。ステレオ再生をこのような水準にまで高めるには、ステレオ装置の内部を左右対称に作るだけでは不十分です。そのためには、ディジタルソースの「源流」から左右に信号を振り分け、左右チャンネルが互いに干渉しないように完全に分離し、グラウンドをはじめ、シャシー、電源、D/Aコンバータ(DAC)、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーに至るまで、左右チャンネルの独立性と同一性を可能な限り保つようにシステムを構成します。
 そのようなシステムを構築する第一歩として、弊社ではCDトランスポートそのものに2つのディジタル出力を設け、その後に続く装置を完全に分離できるようにしました。もちろん共通のグラウンドを引き回さないように、ホット側とコールド側いずれも、2つのディジタル出力は電気的にアイソレート(絶縁)されています。上記のような理想的な状態を実践すべく、その後に続く装置として、DACを内蔵する2つのモノーラル・アンプで構成することで独立性を保ちます。さらに、それらの内部構造や部品の特性、ゲイン、ケーブルの長さなど、左右チャンネルを可能な限り同じ条件にします。これによって初めて、真の意味での完全な「デュアル・モノーラル構成」が実現します。

ノイズからの防御

ますます増える環境からのノイズ

 私たちオーディオ・リスナーは、科学技術の発達によるますます混沌とした人工的環境の中に生活しています。私たちの暮らしがテクノロジーで満たされて、あらゆるランプ(LED照明、蛍光灯など)、携帯電話、コンピュータやさまざまな技術的装置が私たちの周りにあり,それらは電磁気的なノイズをまき散らしています。当然ながら、多種多様な広帯域のノイズ源がオーディオ機器の周りにもあります。
 ところが、オーディオケーブルやシャシーは、いっぽうでとても効果的な無線周波数のアンテナにもなっています。オーディオ回路も、これらの高周波ノイズが混変調歪を引き起こし、クリアな信号を汚しています。そのことを皮肉って「雑音ラジオ」と言うことさえできます。もしも外来ノイズがなければ、オーディオ回路はより完全に理想的な状態で動作します。そこで弊社では、外部環境からの影響、共通インピーダンスと機器内部のパルスノイズを減らす方法を研究しています。このような視点に立ち、弊社は製品開発に取り組んでいます。

エンファシスCDへの対応

 初期のCDにはアナログレコードのようにエンファシス(高域強調)されたものがあり、それらの一部は現在でも市場に流通しています。ジャケットに記載がなくても、高域がきついと思われるCDはその可能性があります。そのようなエンファシスCDの再生はやはり、正しく元のフラットな特性に戻して聴きたいところです。S503やS507の内蔵DACでは、プリエンファシス処理されたトラックを自動的に認識し、アナログフィルタでディエンファシス処理します。

オールステンレス ― 頑丈な構造にこそ良質の音楽は宿る

 弊社製品の多くは、シャシーをはじめ、スペーサー、ボルト、ナットに至るまで、すべてステンレス鋼を採用しています。金属の中でも、硬質のステンレスは振動伝達速度(約5740m/秒)が速くなっています。シャシーに振動エネルギーを溜め込まず、振動の抜けを迅速におこなうことで、微細な音の表現力をさらに向上させました。また、ステンレスの電気抵抗(内部損失)は銅やアルミニウムのそれと比べて大きい(銅の約429倍)ため、機器内部や外部環境からの電磁ノイズを吸収し、熱として消費しやすいという利点もあります。このように、シャシーの材質も低雑音化に大きく寄与しています。

オーディオシステムの新しい展開 ― 電流伝送

 今日のオーディオシステムは、エレクトロニクスやコンピュータのさまざまな技術が採り入れられ、ますます多機能化、複雑化していますが、その基盤となる技術はすべて、電気回路の基本的な概念から出発しています。また、アナログ信号とディジタル信号の取り扱いや、それらを相互に変換する処理は、伝送・通信技術や情報工学の長年にわたる研究成果に基づいています。ひとたび立ち止まって、それらの基本から考え直すことで、さらによいものを生み出すことができるでしょう。より効率的で損失の少ない方法で信号をやりとりするには、電圧の変化よりも電流の変化として扱うほうが原理的に優れていることが、計測機器や電気通信などの分野では古くから知られています。オーディオシステムにおいても、最近になってようやく電流伝送の優位性が認められるようになりつつあり、従来の電圧伝送という考え方では限界のあったさまざまな点が大きく改善されています。
さらに詳しく
電圧伝送と電流伝送 ― 独自設計の電流増幅型バッファ方式

 アナログ出力をもつ弊社の製品はすべて、DACチップやカートリッジからの電流出力をそのまま電流増幅し、アナログ信号を直接得るという全く新しい構成で、インピーダンス0Ωの電流伝送に対応します。同じ電力を送るには、ドロップアウトが原理的に生じない「電流モード」が優位です。また、電圧伝送と電流伝送いずれにも自動的に対応し、きわめて純度の高い、音楽的な力のある音質に仕上げました。目の覚めるような領域に到達した電流伝送の音質は、一度聴いたら忘れられません。

オーディオ研究ノート

 オーディオ研究ノートの連載をはじめました。製品の研究開発で気づいたこと、さまざまな改良に取り組んだ内容をかいつまんで述べました。こうした日々の蓄積から、斬新な製品が生まれつつあります。どうぞご一読ください。


•第01号 ステレオの原理
•第02号 ステレオ再生装置に求められること
•第03号 小出力アンプがちょうどよい
•第04号 オーディオ機器とモノづくり
•第05号 ディジタルオーディオの要素技術
•第06号 小出力アンプの設計と試作
•第07号 TDA1543のパッシヴI/V変換
•第08号 クロックとジッターの話
•第09号 クロックを整える
•第10号 接点と音質の話
•第11号 プリント基板の簡単な作り方
•第12号 電圧伝送と電流伝送の話

http://sparkler-audio.com/portfolio/technology_ja.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html#c1

[リバイバル3] スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC 中川隆
2. 中川隆[-9829] koaQ7Jey 2019年6月06日 09:52:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2609]

参考


粋音舎 TDA1541A 搭載 DAコンバーター SAA-DAC2
http://www.soundstage.jp/DAC.html


デジタルにも、再訪すべき時代があり、ヴィンテージと呼ぶに相応しい名品があります。

TDA1541は、当時のPhilips社が、デジタル・アナログ変換の基本に最も忠実に設計したチップです。

対応フォーマットは、16bit 44.1kHzのみのノーマルCD専用仕様。

このシンプルさが、余計な信号処理に起因するノイズや信号劣化からの解放を可能にします。


後代のチップは、多機能化とコスト削減のために高集積化を推し進め、どんどん音が悪くなって行きます。

一方、TDA1541には、メーカーが手慣れる前の贅沢な設計と誠実な製造努力が注ぎ込まれています。


超低ジッタークロックの搭載を始めとして、超低ESR電解コンデンサー、超低ノイズ抵抗等々、21世紀水準のハイグレードパーツで周囲を固めることにより、TDA1541Aの潜在力を最大限に引き出したのが本機です。


このDACを通るとき、お手持ちの全てのCDソフトが新たな輝きを得て生まれ変わります。

限られた音源のために高解像フォーマットへ移行するよりも、遥かに手軽で大きな感動を、お約束いたします。


本DAC製品は、アナログ部を全面リファインした新規モデル、SAA-DAC2となりました。


標準仕様

型式:SAA-DAC2

デジタル入力:RCA同軸

アナログ出力: RCAアンバランス

対応フォーマット:16bit, 44.1KHz

寸法:220×320×83mm(幅×奥行×高さ)

標準価格 \140,000円(税込)
http://www.soundstage.jp/DAC.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html#c2

[リバイバル3] スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC 中川隆
3. 中川隆[-9828] koaQ7Jey 2019年6月06日 09:55:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2610]

DACを考える 2015.11.30
http://ybn-okayama.jugem.jp/?eid=63


暫く前までは、ん倍オーバーサンプリングの何ビットとかを競い合うような宣伝文句ばかりでしたが、最近はオーバーサンプリングに関しての記述はあまり見なくなってきました、今では192K24ビットが当たり前で32ビットもチラホラ、オーバーサンプリングの表記の影の薄い事・・・・

外付けICは無くなって、DAC自体に標準で8倍が搭載されているので、DACメーカー名が前面に出て、一体何を基準にするのか?ICメーカーで判断しろという事なんでしょうか?もっとも回路はそのICメーカーの推奨回路をそのままなので、ある意味ではメーカー名で判断する事も確かかもしれません。

雑誌の記事を見るとオーバーサンプリングをさせないNOS-DAC(ノンオーバーサンプリングダック)の記事もチラホラ・・・
出始めの頃は、CDの音は耳に良くないとまで言われていましたが、それもこれもフィルターの問題からでした。

企業としては44.1kHzダイレクトのDACだとフィルター特性を確保しようとすれば、10KHzからダラ落ちになるし、甘くすれば最悪はトゥーイーターの破損も有り得るので、やはりフィルターは急峻とせざるを得なくなり、結果的につまらない音になる事なってしまいます。

そこで現れたのがオーバーサンプリング技法で(NECは第一世代の803から2倍を搭載し、他社の度肝を冷やした)オーバーサンプリングICを入れることで、帯域の確保は楽になって、フィルターもラフな物で十分となり、企業はその成果だけを前面に押し出したが、演算まるめ誤差から来る空気感的ものが無くなって、レコードの方が良く聞こえてしまったりして、いつの間にか、オーバーサンプリングが音質劣化の音楽知らずの根源のように思われていたようです。(録音現場も同じで、アップサンプラーを使えば何でも可能とばかりに、音楽知らずの編集者が増えた事も起因しています。技に溺れたということです)

(注意:今とは精度も速度もぜんぜん違うので、現行品との比較は出来ないです、過去の話です。)

オーバーサンプリングも精々2倍まででしょうか?自分はそう考えますが、NOSはチョッと怖いです。

DACの製作の打診が有って、ICを何にしようかと資料を眺めつつ、自作で出来る範疇でしかもDSDダイレクト(SACD)も繋げるようにとなると、種類も限定されてきます。

DACのモードをソフトで制御するタイプではどうしても通信制御にマイコンが必要になってしまい、自作としてはハード制御が可能なICを選択せざるを得ない、と考えています。

話は変わりますが、DSDとPCMの言葉が当たり前のように記述されていますが、DSDはPDMと書くべきでは?と自分なりに考えつつも、DSDが一人歩きしているのでそれも時代の流れかなぁ、と考えてますが、何と無く合点がいきません。

さて、自作が可能なハード制御のDACとなると、WofsonのWM8741か、BBのPCM1794に落ち着きました。

ソフト制御が出来るならば、ESSのES9018Sが、高評価を貰っています。値段の問題とその入手手段(資料自体の詳細は公表されてなく、代理店に書類提出が必要)に難点がありましたので、もし、顧客がES9018Sを指定するならば、既製品の基板を買って箱に収めるという事になります、が、それでは自分として面白く有りません。

SACDプレーヤーではデジタルデータは出ていません、稀に出て行く機種も有りますが、大半はPCM変換されているので正しいDSD(PDM)の復調を外部DACでは出来ない事になります。

では、どうするか、SACDプレーヤー自体から、DSD(PDM)信号を外部に取り出すための端子をつける必要が有ります。

PDM信号はL/Rの2線とビットクロックの3本が有れば復調出来ます。その際、CDのデータも取り出す事を考えれば、更に1本のクロックライン、とDSD/PCMのモード切替線があれば、DSD/PCM共に外部に出せます。
端子はHDMI端子とすれば、その規格からデータ、クロックを差動伝送は出来そうです。

個人的に好きなDACはフィリップスのTDA1541A、このDACの音が一番好きですが、残念ながらDSD(PDM)の復調は出来ませんので、依頼にはそぐわない事になります。

故長岡さんが、NECに作らせたCD−10の音は今でも忘れられない音です。

Wolfsonは買収されて、今はシーラスロジックからの供給ですが、シーラスロジックからは、いつの間にか見れなくなりましたが、閲覧は他でも出来るのでダウンロードしました。

WM8741の面白い所は、そのフィルター特性が切り替えできる事(3種)変わったところでは、出力が電流ではなく電圧で出ている事でした。BBのPCM1794は様々なページで製作記事も出ているし、作るなら一番楽では無いかと思えます。

来年の話になるでしょうが、WM8741を使ったDACの製作紹介が出来る事になるでしょう。もっとも、正式な依頼があればの話ですがね。いきなり本番仕様(L/R独立モノラル仕様)で材料を揃えるとそれなりのコストが掛かるので、お試し的な製作で実験はやってみます。(意外とこれが本番になったりして・・・)
http://ybn-okayama.jugem.jp/?eid=63

▲△▽▼

シロクマ TDC-2000 2017年12月23日
https://blog.goo.ne.jp/gikyusan/e/0af83bab6036eb8c93fa9c1f683f196d


戯休「今日はシロクマのUSB-DAC内蔵アンプ『TDC-2000』のお話をしましょう。」


TDC-2000 USB NOS-DAC デジタルアンプ 爽やかで自然な音のスピーカー タイムドメイン
https://www.shirokuma.co.jp/timedomain/product/TDC-2000N/

侍「シロクマの商品は何度か取り上げましたよね。 タイムドメイン関係のを扱ってて。」

戯休「そうそう。 タイムドメイン理論系の中で、筒系で小型の物を売ってくれてるから、有難い。」

旗本「本家は小型になると卵系だからな・・・。」

戯休「卵系は卵系で良さがあるけど、筒系は筒系の良さがあるわけで。 それについては俺如きが語るまでもないでしょう。」

侍「でも、今回はスピーカーではなくアンプなんですね。」

戯休「元々アクティブだけでなくパッシブタイプも売ってたから、アンプは取り扱ってはいたよ。 ただ、今回はUSB-DAC内蔵ということで、本家にもない仕様の商品になるね。」

旗本「ふむ・・・。 それも時代の流れということになるか・・・。」

戯休「開発についてはどういう流れかは判らんけど、まぁ本家の正規品みたいに思っていいと思うし、その意味では出来も期待していいんじゃなかろうか。」

侍「成程・・。 そうなると、シロクマのこれを買って、スピーカーはタイムドメイン本家の物、という事も可能になるわけですね。」

戯休「そだね。 Yoshii9もMk2になってから単品販売始めてるし、場合によってはそれも可能だね。」

旗本「値段差はあるのか? 多少であればそれを狙うのも悪くは無さそうだが。」

戯休「これが税抜78000円。 Yoshii9Mk2スピーカー単品が税抜250000円。 アンプとセットで税抜300000円。 税抜価格換算だと、差額28000円かな。」

侍「うーん・・・それだったら全然こっちの組合せでも悪くないような・・?」

戯休「気になるとするなら、Yoshii9Mk2のアンプ単品が税抜90000円することかなぁ・・。 セット割引なのか単品購入を割に合わなくしてるのかは判らないけど。」

旗本「可能性として、アンプ部分だけの比較であれば、純正に劣る可能性があるということか?」

戯休「こっちのほうがパワーは上回ってるんだけどね・・・。 個人的にはセット割引なんだと思うけど。」

侍「Yoshii9Mk2にも最初からこのアンプを組み合わせることが出来れば良いんですけどね。」

戯休「そういう流れはどこかで期待したいもんだね・・・。 で、ここからちょいと蛇足な話になるけど・・・このアンプ、USB NOS-DACという言葉が使われてもいるですよ。」

旗本「ぬ・・? USB-DAC位なら儂も判らんでもなくなったが、また横文字が加わっておるのか?」

戯休「NOSはノンオーバーサンプリングの略で、要は最近のDACみたいにオーバーサンプリング処理を行わないという意らしい。」

侍「あ、そういえばどこぞの高級プレーヤーにもありましたよね。 CD再生時にはハイレゾ非対応のCD専用チップで再生するとか。」

戯休「うん。 個人的にはそういうのは大好きなんだよね。 だから今回もそういう採用をされたのは実に歓迎すべき事なんだよ。」

旗本「CD相当の音源しか再生できぬという弱点はあるが・・・仕方がなかろうな。」

戯休「そうすることで余韻が生まれるとか空気感が正確に再現されたりするんだそうだけど・・・逆にもうどうしたらいいのか判らなくもなるよねぇ・・・。」

侍「余韻とか空気感って、オーバーサンプリングも含めたハイレゾ音源の常套句ですしね。 した方が良いのかしない方が良いのか、迷う部分はあります。」

戯休「CD音源に限った話として、それを最近のDACチップで手を加えるから拙いのであって、最初からハイレゾで録音されてて、それをそのまま再生する分には問題ない・・・と思えば良いんだろうか?」

旗本「うむ・・・。 どちらの言い分も満たすには、その解釈が真っ当だとは思うが・・。」

戯休「そうなると、各社の高級CDプレーヤーも、SACDやUSB-DACを考えなければ少し前のDACチップを使ったほうが良いってことになるのかなぁ・・・?」

侍「少し前のプレーヤーを愛好する方々は多いですし、それも否定は出来ませんね。」

戯休「・・・粋音舎さんのこういったDAC

TDA1541A搭載DAコンバーター SAA-DAC2
http://www.soundstage.jp/DAC.html


とか前から気になってtけど、こうなってくると更に存在感増すなぁ・・・。」


旗本「読み取るメカについては最近の機種のほうが正確故、それらと組み合わせる事で良い結果も出るやもしれぬな。」

戯休「CDそのものがハイレゾに劣っているというより、ハイレゾの土俵でCDを戦わせるから不利な条件で負ける・・・そんな話になるなら・・・・それはそれで面白いよね。」
https://blog.goo.ne.jp/gikyusan/e/0af83bab6036eb8c93fa9c1f683f196d

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html#c3

[リバイバル3] スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC 中川隆
4. 中川隆[-9827] koaQ7Jey 2019年6月06日 09:56:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2611]

「デジタル」との出会い
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf


前の独身時代、会社の同僚が ポータ ブルのCDプレ ーヤーを持ち込んできたの がCDとの初遭遇です。

当時 、ラジオ技術誌の紙上で、デジタルマスターと各種カートリッジ の試聴試験が行われ、ダイナベクター社のカラットシリーズの評価が最も高かった為、早速、価格の安い方のカラットルビーを購入し愛用しておりまして、ターンテーブル・トーンアームもそれなりのものを使用しておりましたが、CDからの音が、わたくしが満足していたレコードの音 とさほど遜色がなく、大変な衝撃を受けました。

その後ソニーのCDプレーヤーを購入し、CDプレーヤーから出る音に、それなり に満足したのですが、どういう訳か1カ月もするとCDの音がつまらなくなり、レコードに逆戻り。

その時は、原因も考えすらしなかったのですが、その後、ラジオ技術誌でフィデリックスの中川さんが開発した、「ハーモネーター」の紹介記事が載り、失われた 20KHz 以上の重要性を認識した次第。 詳細は後述


「ハーモネーター」の価格は当時9万円と高額であった為、購入するまでには至りませんでしたが。

その後、CD とは暫くお さらばしていましたが、オーディオユニオンに行った時、パイオニアにレガートリンクと言う失われた高音域を電気的に付加する回路のついたCDプレーヤーが有ると聞いて、「 PD HL5 」を思い切って購入。

ところが、 橋真梨子 のハスキー ボイスが、ハスキーを通り越して、歪だらけのザラツキボイス。弦の音もうるさ過 ぎて聴けやしない。

どうしたものかと、思い悩んでいたときに、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、サトームセンのオーディオフロアーの名物販売員だった茂木さん(現オーディオもてぎの社長)が、 エレプトン新潟精密社の高音域拡張機能を備えたDAコン
バータ「 FDA1241 」を一押ししており、更に、たまたま人間ドッグの待ち時間に立ち寄った千葉市のオーディオショップ「オンケン」でも「F DA1241 」とCECのCDトランスポート「 TL5100 」の 組み合わせ がベストとの話を受け、女房を拝み倒して購入。

結婚して以来、小遣い以外でオーディオ機器を購入したのは、この時が最初で最後
ところが、これが我がオーディオ人生の中で最大のがっかり。
橋真梨子も弦の音も、 「 PD HL5 」となんら変わらず。この日から、10数年に渡る、デジタル信号との長い長い闘いの日々が始まった訳です。


手始めに、PCM の理論も全く判らない人間が、秋葉原を彷徨い出会った海神無線で勧められるままに抵抗・ コンデンサー を購入し、無謀にも DAC やトランスポートの基板で使用の部品と交換。

効果は認められるが、目的には程遠く。その後、ネットの情報を頼りに DAC 基板の組み立てから始まり、 CMOS ・ DAC 等の IC チップをいじくりまわすようになり、ネット上で見つかった音質改良効果が有ると言う方法はオカルトめいた内容でも悉く試験。少しずつは良くなったかな。

劇的に改良効果をもたらしたのが、「ハーモネーター」を開発したフィデリ ックスのホームページの中で書かれた技術情報で見つけた2つの技術。


@一つは、「低ジッター水晶発振器」の情報中に書かれた、 FET を基準電圧とする 低雑 音 3 端子レギュレータで、雑音が通常の 3 端子レギュレータの数10分の 1 まで減 るとのこと。どうも、デジタルIC作動用の基準電圧を作る3端子レ
ギュレータ( 殆どのデジタル機器で使用)は雑音が多い為、どんなに供給電源をクリーン化しても、機器中で 3 端子レギュレータを使用する限り、電源由来の雑音は減らない為、ジッターも減らす事は出来ないようです。

これは効果が有りました。


Aもう一つは、 FET を使用したディスクリート水晶発振器

「低ジッター水晶発振器」の技術情報中には回路の詳細が書かれていなかった為、適 当に FET 使用の発振回路を見つけて、組んで見たところ甚だしい効果が有りました。

右図
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf


その後、中川さんの特許中の回路を見つけて組んでみると、更に改良効果あり
中川さんが測定したところでは、この手の水晶発振器の中では最もジッターが低い物の一つとの事
中川さんの技術力の高さが窺われる次第です。

2つとも部品代は数100 円で済む事から、大手メーカーの技術陣が中川さんレベルの開発を行ってくれていれば 、安価な CDプレーヤーでも、飛躍的な音質改良を行う事が出来たと思います。そうすれば、現在のオーディオ産業の衰退が少しでも防ぐ事が出来たのではないかと思うと、メーカーの技術者の怠慢に甚だしい憤りを感じる次第です。

※上記、2つの回路は MJ2016 年の 6月号に載っていますので、ご興味のある方はどうぞお試しを 。

尚、水晶発振器の回路は、特許申請されていますのでご注意を(特許技術の個人使用に違法性はありませんが)

先にも書きましたが、CD はジッターの問題以上の 20KHz 以上の超音波域をカットしたと言う致命的な欠陥が有ります。

テレビの番組で 2 回ほど
一つは「所さんの目がテン」、もう一つは番組名を忘れました

レコードと CD と聴き比べた際の脳波の違いを扱っていましたが、両番組とも、殆どの被験者はレコードを聴いた際にα波が発生するのに対し、同じ曲をCDで聴いた場合はβ波ばかりでα波は発生しないという結果でした。


20KHz 以上の超音波域が、 20KHz 以下の可聴帯域と連動して耳に入るとα波が発生するすると言う事 が、近年「ハイパーソニック・エフェクト 」と言う名で証明されています。

「ハイパーソニッ ク・エフェクト 」が得られる要因は

@ 20KHz 以上の超音波域が、 20KHz 以下の可聴領域と連動して出ている。

A 20KHz 以上の超音波域は、楽器の倍音である必要はなく、ランダムノイズで構わない。(レコードのスクラッチノイズ、テープのヒスノイズも効果が有るかもしれません)

※楽器で 20KHz 以上の倍音が出るのは、「チェンバロ」と「チター」のみで、他の楽器は、擦れた音とか、息漏れとか、楽器の倍音とは凡そかけ離れたランダムノイズが中心とのこと。

※「ハーモネーター」は超音波域として、熱雑音を使用しており、それを理由に「ハーモネーター」を否定される方がいますが、全くの的外れと言う事になります。


B 人間の耳は、構造的には 100kHz 以上の超音波域も感じる構造になっており、それが脳幹まで伝わり20KHz 以上の超音波域を感じてα波が発生するとのこと。

耳だけではなく、体全体で超音波域を感じているという説もあります。

※音として聞こえないのは、単に聴覚ネットワークが衰えた為で、脳はちゃんと感じているとの事。


C 最近の研究では、超音波域を聞くと、脳の老化も防げる とのこと。

※超音波域の倍音を含むチェンバロ
勿論生演奏のは、ピアノに比べ脳の活性化に効果が有るとの事

端的に言うと、

何らかの高音域拡張(補間)装置が無い場合は、
CD を聞いてもα波は出ない
CDを聴いても、レコードを聴いたときの様な感動は得られない

と言う事になります。

最近、ハイレゾが流行りだしたのは、これが原因です。


尚、経験上この手の装置を使う場合、充分なジッター対策を怠ると、単なる歪感増強装置になってしまいかねませんので注意が必要です。


※高音域拡張(補間)装置の例

フィデリックス ハーモネーター SH 20K (オークションで 2 万円以下で入手可)

ビクター K2 プロセッシング

パイオニア レガートリンクコンバージョン

テクニクス デジタルマスタープロセシング

新潟精密
フルエンシ DAC チップ( FN1241 FN1242A
ESOTERIC の X 30 や LUXMAN の D 80 で使用
PC オーディオ用再生ソ フト Frieve Audio


わたくし が在籍した会社の開発部門の人間に(食品の開発担当でオーディオの知識を持つ者はいません)に Frieve Audio を使用して、超音波域を付加した場合と、しない場合で聴き比べを行いましたが、 1 0人 が 10 人とも、超音波域を付加した方が、実際に音楽を聞いているような感じで良いとの答えでした。

※因みに、スピーカーはパソコンのUSB端子に直接接続するタイプのおもちゃの様なUSBスピーカーを使用しています
酒の席で、これもオーディオに縁のない連中に聴かせたところ、殆ど皆が超音波域を付加した方が生っぽくて良いとの答えでした。

*オーディオファンは、左脳で音楽を聴くきら いがあるとの事ですので、意外と違いが判らないという方が多かったりする恐れはあります。

アナログで聴いていたころは、アイデンのユニットとフォステックスのツィーターで充分満足していましたが、デジタルを音源にすると、音の濁りが気になり、何とかならないかと血迷い本来関係が無い筈のスピーカーの低音・中音・高音用の全
てのユニ ット を交換する事になり大変な出費となってしまいました。

アンプの部品も、金属皮膜かカーボン抵抗で間に合っていたものを高価な巻線抵抗に交換するなど、デジタルは全くの銭食い虫です。

今考えると、音の入口(DAC 周り) を改良すれば済んだ事ですが、当時は DAC の改良がどこまで出来るのか未知数で、ついついアンプ・スピーカーの方まで手を染めてしまった次第です。

アナログの時代は、安い装置でもそれなりの音が出てくれましたが。デジタルはジッター対策や高音域の補間対策を怠るとまともな音が出ないという、全くマニア泣かせの問題児で、メーカーもデジタルを世に送り込んだ以上、責任を持ってまともな音の出る機器を開発しろと叫びたい気持ちでいっぱいです。

「PC オーディオ」との出会い


秋葉原の「アポロ電子」と言う真空管販売店を訪れた際、店主が年配のお客さんと談笑しながら、こちらを向いて、

「デジタルは CDプレーヤーで聴くより、 iPad で聴いた方が音が良いよ」

と話し掛けてきました。


iPad や iPhone に全く縁のない わたくしには、何の事か意味も判らずポカンとして相槌を打つだけでしたが。

その後、PC オーディオなるものがボチボチと世の中に姿を見せるようになり 試
してみるかと USB の信号の一本を DAC のデジタル入力に繋いだのですが、当
然音は出ず見事に撃沈 。

調べてみると、 USB DAC なるもの が必要とのことで、キットを購入し、自作の DAC に組み込んで試聴。 CDプレーヤー独特の賑やかさが抑えられ、落ち着いた音が出て、ひょっとしたらと期待を抱かせました。

試聴に使用したパソコンは、物置に仕舞い込んだ 2000 年に購入した低スペック品。高スペックのPCを使用すれば、更に音が良くなるかと Core 2 Duo モデルをオークシ ョンで入手 。ところが、音がこもって 前に出てこない。またまた、オカルトめいた話になりますが、ネットで見るとどうもスペックの低い PC の方が音が良いという書き込みがボチボチと。


低スペックのノートパソコンは、オークションで 2,000 円程度で入手できるため、試験用に何台入手した事か。 やはり低スペックのパソコンの方が、音に躍動感が有るようです。

ネットを見ると、再生ソ フトでも音が変わると何種もの再生ソフト が紹介されており、何せ無料で再生ソフトが入手できる ので、色々 と試 しました。

OS は Windows より Mac の方が音が良い とか 、Linux は更に音が良いとか。

出張中に Linux の案内書を購入 もちろん自費で
恐る恐るネットのブログを参考にしながらインストール。それがなんと、インストールに成功しただけでなく、意外にも音出しにも成功。ほんと、良いおもちゃです。

Linux は Windows に比べ OS 自体が軽いせいか、音も快調。
何せ Linux の OS は無料で入手できますから、色々な OSを試す事が出来てそれはそれは楽しい事。

Linux には、マニアの間では一番音が良いとされる Voyage Mpd なる音楽再生に特化した超軽量の O S(他のパソコンでリモートコントロールして音を出すタイプ)などもあり、まるでカートリッジ を交換するような楽しみが有ります。

わたくしが試験した中では、 Puppy linux と言う超軽量タイプの OS (メモリに OS 自体をコピーして使用するので動作がきわめて速い)の音が一番良いかなという印象です。

Puppy linux を音楽用に特化した MpdPup なる OS の様に、 Voyage Mpd を遥かに超えたOS もあり、暇つぶしにはもってこいです。

USB DAC 本体も大分改良が進んで音の方も改善されて、 CDプレーヤーと比較しても甲乙つけがたく、音が落ち着いている分 PC オーディオの方が聴きやすいかなと言った印象です。

勿論、気分や ソース によって、 CD の方が好ましいと感じる時もあります。
この辺は、 カート リッジの交換と同じような感覚です。

PC で音楽再生をと言うと眉をひそめる向きもありますが、考えてみると、 CD プレーヤーは CD のデーターをその場で必死にエラーを補正しながら読み取りますが、PC は既に取り込んだ音楽ファイルのデジタルデーターを DAC に流し込むだけですから、無駄な労力を使わない分、余裕で再生が出来るのかもしれません。何せ CD 作成時はパソコンで音源を 編集するとの 事ですので、 PC オーディオは元来 CD プレーヤーと兄弟のような関係にあるのかもしれません。
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html#c4

[中国3] 衝撃 天安門事件の写真 なんと北京で公開される !!! 中国人ぼう然へ ・・・・・・・・・・2ch 木卯正一
13. 中川隆[-9826] koaQ7Jey 2019年6月06日 11:06:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2612]

天安門事件から三十年 - 天安門事件後、党中央では何が話し合われたか[R1-6-4] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=11LPd02pX1Y


キャスター:宮崎正弘・福島香織
■ 天安門事件から三十年
■ 天安門事件後、党中央では何が話し合われたか


コメント


charo41
福島香織、宮崎正弘さんの正確な情報大変ありがたいです。


長澤範子
どうしてこのような内容を地上はでは流してくれないのでしょうか。


re: Freedom
民主活動家の情報ネットワークの公開された資料では、

天安門事件で殺害された犠牲者総数は3万1978人とのことらしいです。
凄まじい大虐殺ですね。

この事件のたった4年後、NHK番組の「クローズアップ現代」では、

天安門事件で犠牲者はいなかったと報道しました。

強制的に受信料徴収して、ウソを垂れ流すNHKは解体するしかありません。


さわたりしゅう
天安門事件後に中国を救ったのは日本である。

天皇陛下の中国訪問を実現し、世界に先駆けて巨額援助を
再開した。
あの時、崩壊していればいまの侵略国家、中国の台頭はない。
また、今の沖縄や北海道、尖閣の惨状もなかった可能性も大
である。

たら・れば、はないのだが、あの時手を貸さなければ中国の
体制は崩壊していた可能性が高い。

日本はこれらを30年経った今、総括しなくてはならない。
間違っても関係改善などと欺瞞を口にするべきではない。

NHKや池上彰のように、天安門事件で犠牲者は319名しか
いなかったなどと寝とぼけたような中国擁護のフェイクを
言ってはならないと思う。

▲△▽▼

昨日のCh桜で坂東忠信氏@Japangard が面白いデータを出してくれた。
天安門事件の死者の内部資料での死者は総計31,978人。
https://matome.naver.jp/odai/2155960565152823101


2014年6月13日星期五
89年6月1-10日北京军队镇压处决人员统计 - 三万二千人
http://jasmineplaces.blogspot.com/2014/06/8961-10.html


作者:总参军官


以下的数字出于中共内部,时间为2004年1月11日,其本人已于2004年11月21日在北京被杀。其姓名不详,只知道是总参的高级官员。

1989年6月,在中国下达武力镇压的命令后,由于内部指挥问题导致在人民英雄纪念碑东侧与南侧镇压时误杀了混在示威人群中的近百位便衣人员。许多示威人员在被从纪念碑上清场并向东西长安街方向退散,但是为了斩草除根,避免类似的事件再次发生,消灭未来威胁统治的动力,对仍在现场的近四万人进行了血腥屠杀,由于解放军在人数上的安排,为了避免内部一些军队的不满,导致不同番号的部队协同镇压,线行推进,造成了千古奇冤。

被杀后的许多人员在死后,尸体被堆成小山,除一小部分被允许象征性摆放家属领回或认领外,大部分被强行火化,死无对证,天安门镇压地区随后进行了大规模的内部清洗及修复工作,清除血迹及弹痕,由于在镇压时采用分割方法,许多示威人员是被群体分割后以群为单位处决的,许多受伤人员后被补杀,这也就是为什么初期死亡人数很少的原因。许多离场的人员只见到小部死亡,大量受伤的情况,事实上在完全包围后,现场的人员均被处决,或被补杀,实际死亡人数远远高于人民的预期。

在中国军队内部有许多人保存有六四镇压的文字资料与影片及图片,甚至有许多远距离的天安门地区的镇压资料,或许在六四平反或中共垮台后,那些如日本法西斯 的南京大屠杀一样的血腥一幕会展现在国人面前,以下是在1989年10月12日总参统计的部份资料(不含受伤人员):


1989年6月1-10日 死亡总人数 31978人:


1、 其中学生(身份确认) 10974人

2、 普通人员(身份确认) 7992人

3、 不明人员(不予确认) 11865人


(2类3类人员含工人,农民,教授,医务人员,武警,公安人员,便衣警察,国家部委人员,离退休干部,僧尼,教会人士,外国人等)


被袭军队死亡(身份确认) 113人

军队内部误杀(身份确认) 197人

因伤过重死亡人数(医院) 837人


死亡地区:(以下含军人):

颐和园地区 12人

北京大学地区 17人

清华大学地区 23人

万寿路地区 39人

木樨地地区 11人

燕京饭店外 27人

民族饭店外 57人

西单地区 113人

西单至新华门地区 389人

人民大会堂北 271人(尸体堆群)

南长安街至南池子大街 933人(尸体堆群)

天安门广场人民大会堂一侧 3569人(大的尸体堆群)

天安门广场历史博物馆一侧 5781人(大的尸体堆群)

人民英雄纪念碑底南侧 2544人(大的尸体堆群)

人民英雄纪念碑底北侧 4633人(大的尸体堆群)

天安门广场长安街侧 9531人(大的尸体堆群)

金水桥 289人(尸体堆群)

午门 812人(尸体堆群)

前门大街 53人

崇文门地区 29人

北京饭店外 21人

建国门外 19人

二环建国门至朝阳门 33人

红庙地区 17人

进入居民宅及办公区处决 1918人

医院 837人


合计 31978人


许多人员被杀后尸体被集中,并由所在部队进行数字统计作为军队业绩的表现,许多外地及尸体破损的人员由于身份不详,无法确认。


在89年6月10日后被杀及逮捕的人员不详。


来源:《明镜新闻网》
http://jasmineplaces.blogspot.com/2014/06/8961-10.html



▲△▽▼


上の動画の中で触れられていますが、天皇の訪中はアメリカ政府からの要請でやった事です。


http://www.asyura2.com/12/china3/msg/600.html#c13

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
251. 中川隆[-9825] koaQ7Jey 2019年6月06日 11:34:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2614]

2019年06月06日
新築一戸建てに住み高級車に乗る人は破産予備軍

一戸建てやマンションに高級車を置いている人は、収入の5割を家と車に使い、破産リスクも背負っている


画像引用:https://wealth.nomu.com/files/topics/381_ext_01_0.jpg

リッチな破産予備軍の特徴

東京や大阪など大都市で、最近高級国産車や高級ドイツ車に乗っている人を多く見かけます。

住宅地の一戸建てにこうした高級車が止まっていると、金持ちそうだなあと思いますが、現実はどうでしょうか。

マイカーと一戸建て(分譲マンションでも良い)の維持費にいくらかかるか計算すると、背筋が寒くなるかも知れません。



まずマイカーですが、軽自動車でも年間50万、車両価格500万円以上の高級車では年間100万円かかります。

駐車場を借りる必要がない田舎で、中古の軽なら30万円程度で済むかも知れませが、自宅に止めても駐車場分の土地購入費を払った筈です。

次に自宅ですが平均的な住宅ローンは約2000万円で、総額で3000万円台が最も多いそうです。


3000万円の家を買って2000万円を35年ローンで借りると、金利1%でも毎月8万5000円で総額3550万円にもなります。

マイカーに100万円払って住宅ローンにも100万円払いますが、これで終わりではなく住宅には維持費もかかります。

固定資産税から家にふさわしい家具や家電、それに築年数が経つと修繕費用が増えていきます。


マンションなら購入しても積立金と管理費用があるので、ちょっとした物件なら年間50万円以上はかかるでしょう。

高級車と家だけで年250万円から300万円が永遠にかかるのですが、年収500万円だと「家・車」で5割も占めてしまいます。

望ましい家計支出は住居費3割、車は1割か2割とされているので、なんとかぎりぎりという所です。

車は世帯年収の1割、住居は2割が望ましい

家と車で世帯収入の5割を占める家庭には余裕がまったくない筈で、高級車と新築住宅にふさわしい服や見栄を張るための支出もしている筈です。

この状態で収入が下がったり病気になったり、不測の事態が起きたら、高い確率で破産一直線です。

高級車と家だけで年250万円以上使うには、最低でも手取り年収700万は欲しいですが、見たところそんな風には見えません。


では家と車は年収の何割なら十分な余裕が生まれるかというと、車に1割、家に2割なら安いと言えます。

年収500万円なら車50万・家100万、年収250万なら車25万・家50万が望ましいです。

年収250万の人でも原付バイクなら年25万で買えるし、家賃4万円は妥当なところでしょう。


なお日本の労働者で最も多い賃金(中央値)はパートやバイトを含めて250万円程度となっています。

自分は年収700万円あるから高級車と家持ちでも大丈夫だという人も、その年収を一生涯維持できる保証はありません。

年収一千万円あるからと1千万円の生活をしていると、リストラされて年収250万円になるかも知れません。


実際そういう人が増えていて、ますます高級車と一戸建て(分譲住宅)の組み合わせは破産予備軍になっています。
http://www.thutmosev.com/archives/80028542.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c251

[近代史3] 輸出企業が日本を滅ぼす _ 輸出超過額と対外資産が増える程 日本人はどんどん貧しくなっていく 中川隆
4. 中川隆[-9824] koaQ7Jey 2019年6月06日 11:41:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2615]

2019年06月06日
アメリカが輸入車に関税制裁、日本には輸出規制を求める


アメリカで販売される車の1割が日本からの輸入で、2割が現地生産の日本車

トランプは「もっと現地生産を増やせ」と要求している


画像引用:https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2017/11/20171117_suzuki4-3.jpg

トランプの輸入車関税

保護貿易主義を強めるトランプ米大統領は中国とメキシコに続いて自動車輸出国を問題にし始めた。

輸入車の増加は安全保障上の脅威だと発言し、最大25%の関税を検討していると言われている。

トランプ大統領は5月末に日本訪問したが、たいした議論もなく共同声明もないまま帰国した。



今まで日本は米大統領訪日には「お土産」を持たせるのが恒例だったが、今回はなかった。

最終日にF35を105機追加購入すると発表されたが、これは以前から決まっていた事だった。

米側は日本で7月末に国政選挙(おそらく衆参同日選挙)が行われるので、それまで待って欲しいという安倍首相の希望を受け入れたと考えられる。


待ったからには選挙明けには待たせた分の「見返り」を要求し、日本側は譲歩せざるを得ない。

報道によるとトランプは訪日の際に日本の自動車輸出自主規制を要求し、飲まないなら制裁関税を課すと示唆した。

あるいは米側の輸入車関税に対して、日本側が自主規制を提案し制裁関税を回避しようとしたのかも知れない。


日本車はアメリカで年間380万台を現地生産し170万台を輸出している。(2017年)

アメリカの年間自動車販売台数は1,727万台(2018年)なので、輸入された日本車の比率は10%程度となっている。

日本車全体のシェアは約3分の1(乗用車に限るともっと多い)で、米ビッグ3のシェアは2017年に合計5割を下回った。

日本車叩きではない

もっとも米ビッグ3は全て国内生産している訳ではなく、フォードはセダン型乗用車を国内で生産していない。

トランプは日本メーカーや米国メーカーを叩こうとしているのではなく、外国工場で生産した自動車に関税を掛けようとしている。

フォードやGMやクライスラーであっても、メキシコや中国で生産したら高額関税を課されるという事で、日本車叩きではない。


フォードやGMは米国内で大型車と国内販売が多い車種のみ生産し、小型車や少数しか売れない車を輸入する計画を立てていた。

アメリカでは1.5L以下に相当する車種は売れないが、一定の需要はあるのでメキシコや中国で生産し輸入していた。

それに25%の関税がかけられると、むしろ日本メーカーのシェアが増えてしまう気がします。


トランプの関税方針を見ると25%は「最大」であって、おそらく5%から段階的に上げるでしょう。

車の輸入価格が5%上がると米国産車に比べて割高になり、確かに国内製造の割合は増える。

それがアメリカの利益になるかは別問題で、アメリカは輸入によって自国以外の労働力を活用し経済成長してきた。


例えば中国の人件費は今もアメリカの10分の1ですが、中国人の代わりにアメリカ人が時給2ドルとかで働いたらアメリカ経済は悪化してしまう。

日本は貿易黒字で経常黒字だが30年不況が続いていて、輸出すればするほどGDPが減少しています。

「なぜだろう」と政治家や官僚は頭を抱えているが、東南アジアの人が時給2ドルで働く代わりに、日本人を低賃金で働かせていることになる。


輸出が増えると儲かるのは低賃金後進国の場合で、賃金の高い先進国で輸入を減らしたら、日本のように衰退してしまう。

中国やアジアから低賃金労働者が作ったものを輸入することで、アメリカは高賃金を維持できている。

トランプがやっている輸入制限は、最終的にアメリカ自身に打撃を与える可能性が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/80027837.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/187.html#c4

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
119. 中川隆[-9823] koaQ7Jey 2019年6月06日 12:40:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2616]



2: チョームビョン :2008/09/27(土) 22:16:48 HOST:p673625.tkyoea30.ap.so-net.ne.jp

CDP でおすすめはソニーの一番廉価なやつです。
クリスキットの桝谷さんも力説してました。

8: SAT-IN :2013/11/28(木) 20:58:14 HOST:s651201.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

桝谷氏とはクリスキットの桝谷英哉氏ですね。
2000年に鬼籍へ入られておられます。

9: SAT-IN :2013/11/28(木) 21:07:53 HOST:s651201.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

著書を読んだのは40年近く前だったかな…

ここを見て愛すべき人物像が浮かびました。
末期頃、用もないのに事務所のドアの前まで行ったのですが、入らなくてヨカッタかな。

10: くろねき :2013/11/28(木) 21:30:35 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp

あ〜、クリスキットの・・・
私も出会わなくて良かったかも。

11: アラン・ドロン :2013/11/29(金) 08:36:47 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

D/Aコンバーターのチップ自体は高い物ではなく、ネット販売で
見ましたが、1枚500円ですね。


桝谷英哉氏

偏屈者、思い込みの激しい者、そんな感じです。
特に、自分で物事を考えないで人の意見に右往左往して振り回される
人に対して、渇を入れるような人ですね。

彼の功績----物の理屈を考えよ。パワーアンプだけで定価100万円、
一体どんな計算をしたらそんな価格になるのか。
使用している半導体の数と種類、その他の原価計算をしても、そんな値段に
なるわけない----そういう事を教えてくれる人でした。

12: RW-2 :2013/11/29(金) 23:40:58 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp

>パワーアンプだけで定価100万円、一体どんな計算をしたらそんな価格になるのか

自作しない、できない輩はマークレビンソンのエンブレムだけにでも100万円払うでしょう。

10万円のユニットが付いたタンノイに100万。
50万円のユニットの付いたJBLに300万円。

歴史と思想を買うのです。オーディオとは科学や算数じゃありませんからそれで良いのです。


13: ジークフリート :2013/11/30(土) 02:50:40 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp

〉自作しない、出来ない輩

自分は自作できませんが・・・原価計算して音の良し悪しが判るワケじゃなし・・・物欲でオーディオやってる方なら原価や世評でブツを選べば満足かもしれませんけど、個人的には耳で選んでいるつもり。

まぁ、それにしても、オーディオやっているようでいて音がわからん輩の多いこと。

14: アラン・ドロン :2013/11/30(土) 08:21:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

タンノイも高いですね。高額商品の殆どは箱代ですね。
ユニットさえ手に入れれば、箱は自作で安く手に入りますが、
歴史と思想を買う人は、それでは満足出来ないのででしょうかね。

スピーカーは自作できますよ。そんなに難しくありません。
電機の知識も必要ないですし。少し調べれば、すぐに出来ます。

私も耳で選びたかったところですが、東京のコイズミ無線以外では
ユニット販売の物を試聴出来るところは、ないのでは?

自作品みたいなスピーカーをリサイクルショップで試聴して
気に入れば買う---それ位です。
それも、1年に一度位のごく一部の期間で一機種だけとかです。

15: くろねき :2013/11/30(土) 14:18:55 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp

皆さんこんにちは。

できるだけ原価率の高い製品を出すには、

 1.広告を一切出さない

 2.完成品は出さず、部品をバラで売る

 3.マニファクチュアつまり家内製手工業で生産

・・・といったところでしょうか。

大量生産すればするほど安くなる、というイメージがありますが実際のところ、
ある規模を超えると人件費とか流通経費、在庫管理の
経費などがかかって、その分が上乗せされるため、
製品単価としてはかえって高くなるんではないでしょうか。

おそらく、製品単価的に一番安くなる生産規模というのがあり、
タンノイもフォステクスもそれを超えているのでは?
研究開発の資金や、設備の減価償却費だって稼がなきゃなりませんし。

広告については、大メーカーだと存在証明という側面もあると思いますし、
そう簡単に無くせるものではないでしょうね。


16: アラン・ドロン :2013/12/01(日) 09:09:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

くろねきさんへ
鋭い洞察力です。私には考え付きません。

2006年に販売終了した、クリスキットがありますね。
あれは、半導体バラバラのパーツセットだから安く出来ると
桝谷氏がいっておりました。

最終価格は、パワーアンプのP-35V=初年度発売は1981年、
69300円でした。

ヘルパーに作ってもらって完成品として買うならプラス12000円
します。
ヘルパーとは、クリスコーポレーションと契約した、素人だけど、プロに近い
セミプロ=電気学部の大学生とか、アンプを作れる人達です。

なので、トータル価格は、81300円となります。

18: アラン・ドロン :2013/12/01(日) 12:34:42 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

>真空管ビルダーにお願いするという方法もありはするでしょうが

=真空管愛好者は、半導体アンプより良いと決め付けている人が多いみたいですね。
色々な記事を見ると。

しかし、真空管の回路は半導体よりはるかに簡単であります。

真空管ビルダーといっても、半導体アンプも作れて尚且つ真空管も
作ると言う人でなければ、レベルは高くないと思います。

17: 薬漬け :2013/12/01(日) 11:53:52 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp
>>12 >>13
ブランド信仰のある方はともかく、「その音」がどうしても欲しい人はそれを買うしか仕方がないでしょう。
RW-2さんのようなことができる方は世間では絶対的少数派と思いますよ。

通常は私のような(出来の悪いお前と比べるなと? ハイ。)自作とは縁遠い人間が機械を購うわけですから、
他に選択肢が無い限りは、ブランドであろうとなかろうとそれを選ぶ以外に手段がないのでは。
(近い音でもいいという事で真空管ビルダーにお願いするという方法もありはするでしょうが、凡そマニアと
言われる人はその“微妙な差”に拘っている訳ですから、何とも難しいのでは…。)

>>14
凡そ製品代の構成要素で一番高いのは人件費ではないでしょうか。箱などは人件費の塊ですからね。

最近のJBLのエンクロージャーを見ていると高級品でもちょっとガッカリするところもありますが、往年のパラゴンやハーツフィールドの箱を見れば、高いのも仕方ないという気分になります。

(ちなみにパラゴンの箱は日系二世の方が作っておられたような…。
父親は日本の指物大工で、

「お前の腕はアメリカだから通用しているんで、日本では通用すると思うなとつと怒られていた。そんな自分がパラゴンを作っているのだから、製作過程は『これでいいんだろうか』の連続だった」

との述懐を読んだことがあります。)

タンノイとて同じ。オートグラフでも GRF でも、オリジナルであれ国産であれ、正確にあの構造体にするためには相当な技量と時間を要します。安く出来る筈が無いと思います。

もしご自分一人で、質的にあれだけの仕事を出来るような方がおられたら、尊敬の念を抱きます。


19: RW-2 :2013/12/01(日) 13:41:01 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp

>パラゴンの箱は日系二世の方が作っておられたような

オートグラフの複雑に折りたたまれたホーンは図面無しで作っているというのは
すでに伝説ですね。コーン紙はドイツ/クルトミューラー製ですが、音で選んで
いるわけでは無くて、ドイツ製品の品質管理一定品質が決め手であったようです。


>正確にあの構造体にするためには相当な技量と時間・・・安く出来る筈が無い

ユニットさえ手に入れば箱は自作で安く手に入るなんていう高節方もおられる
ようですが、ま、オートグラフやパラゴンは無理。宮大工でもなきゃ造れんでしょ (略)


20: SAT-IN :2013/12/01(日) 14:05:35 HOST:s1151187.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

ハ○ズで交換式バッフル板用にとドーナツ状に切り抜いて貰ったら板代を遥かに越える手間賃でした。
人件費に関しては、自分が同じことを幾らで請け負うかと言う問題になりますと‥
まず、ジグソーが無い!(笑)


21: つづき :2013/12/01(日) 14:34:22 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp

>まず、ジグソーが無い!(笑)

ウーハーの円形の穴を開ける際に使いましたが実際やってみると難しかったです。
センターに木ネジを打ち、そこから針金でジグソーを固定して上手く円が切れる筈でしたが、
インサイドフォース?が働いて内側に切れ込んでしまうので綺麗に行かなかったです。
穴一つ開けるのにも必死でした。

22: RW-2 :2013/12/01(日) 14:41:09 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp

>ジグソーが無い!

丸穴を空けるだけならジグソー。小穴なら電動ドリルに取り付ける回転刃アタッチメントで
スッポリです。フランジを落しこむように段差を付けるにゃルーターが必要になります。
拙者もルーターまでは用意しておりませんので、その場合は知り合いの彫刻所に持参して
形成して貰っております。出来栄えを見ますとお金を払うだけの価値はありますからね〜。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1222515918/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c119

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
74. 中川隆[-9822] koaQ7Jey 2019年6月06日 13:21:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2617]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
CDプレ−ヤ−について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1222515918/

1: 悩人 :2008/09/27(土) 20:45:18 HOST:pl083.nas985.n-hiroshima.nttpc.ne.jp

現在ONKYOのC-777とDENONの1500AEとどちらにするか悩んでいます。
最終的には試聴して決めようとは思いますが、同じ価格帯で悩む
方も多いかと思いますので購入の際に比較検討されて最終的に
どちらかを選ばれた一番の要因など感想をお聞かせください。



2: チョームビョン :2008/09/27(土) 22:16:48 HOST:p673625.tkyoea30.ap.so-net.ne.jp

おすすめはソニーの一番廉価なやつです。クリスキットの桝谷さんも力説してました。

3: ビックリマスダ :2008/09/29(月) 17:35:32 HOST:p2248-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp

DENONは一番ソフトな音質と思います、ソニーだとハードディスクプレーヤーがお薦め、
私最近買いました。

4: アラン・ドロン :2013/11/28(木) 18:39:40 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

試聴して、後は、デザインで決めて良いと思います。

桝谷氏の発言ですが、彼が言うには、D/Aコンバーターは日本では
ソニーとデノンしか作っていないので、その2社が良いという事です。

しかし、D/Aコンバーターを作っていない他社も、良い物が沢山
ありますよ。

また、一番安いソニーの物を持っています。定価19800円の
1990年か1991年の発売ですが、ちょっと大人しい音で、
少し物足りません。

同じソニーで49800円の物もありますが、こちらの方が元気良く鳴り
質が高い感じです。1989年発売です。

以上の事を総合して考えると定価で4万円〜5万円当たりが
丁度良いような気がします。

5: 安南王子 :2013/11/28(木) 20:04:58 HOST:pkbo002-082.kcn.ne.jp

生産終了になりましたが
エレキットのCDプレイヤー
ポータブルのメカと真空管で良い音でしたね

6: くろねき :2013/11/28(木) 20:12:40 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp ↑それが最近の発言だとするならば、
桝谷なる人物はAKM(旭化成マイクロデバイス)を失念してますね。

また、量産自体は外部委託かもしれませんが、
オンキヨーも以前、VLCというオリジナルのD/A変換チップ
(その一部を独立させたのがVLSC回路)を開発、製品化しています。

意地悪なことを言えば、
例えば米アナログデバイセズなどは日本国内に工場があるようです。

7: くろねき :2013/11/28(木) 20:23:36 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp あ、ちょっと待った。
デノンはD/A変換チップ自体は作っていなかったような。

デノン(旧デンオン)が開発したのはALPHAプロセッサー。
D/A変換チップは昔からバーブラウンのものを使っていたかと。

また、その昔に開発したPCMレコーダーには、コンピューター用の援用でしょうか、
アナログデバイセズ社製のでっかいパッケージのチップが入っていたようです。

8: SAT-IN :2013/11/28(木) 20:58:14 HOST:s651201.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 桝谷氏とはクリスキットの桝谷英哉氏ですね。
2000年に鬼籍へ入られておられます。

9: SAT-IN :2013/11/28(木) 21:07:53 HOST:s651201.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 著書を読んだのは40年近く前だったかな…
ttp://www.racas.jp/otoracas/otoracas-02.htm
ここを見て愛すべき人物像が浮かびました。
末期頃、用もないのに事務所のドアの前まで行ったのですが、入らなくてヨカッタかな。

10: くろねき :2013/11/28(木) 21:30:35 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp あ〜、クリスキットの・・・
私も出会わなくて良かったかも。

>>6の書き込み失礼しました。


11: アラン・ドロン :2013/11/29(金) 08:36:47 HOST:softbank219168067040.bbtec.net >エレキットのCDプレイヤー
ポータブルのメカと真空管で良い音でしたね

=わが町の東急ハンズで、以前見ました。ディスクが回転している
のが見えました。
価格は19800円か29800円だったような。
今は、ハンズではオーディオ製品は皆無です。
周辺パーツもありません。

ソニーは、バーブラウンのD/Aコンバーター搭載のプレイヤーも
ありましたね。CDP-970ですが、持っていますよ。
1989年発売の古いものですが、良い音出します。
4年位前に1000円で買いました。

D/Aコンバーターのチップ自体は高い物ではなく、ネット販売で
見ましたが、1枚500円ですね。

桝谷英哉氏

偏屈者、思い込みの激しい者、そんな感じです。
特に、自分で物事を考えないで人の意見に右往左往して振り回される
人に対して、渇を入れるような人ですね。

彼の功績----物の理屈を考えよ。パワーアンプだけで定価100万円、
一体どんな計算をしたらそんな価格になるのか。
使用している半導体の数と種類、その他の原価計算をしても、そんな値段に
なるわけない----そういう事を教えてくれる人でした。

12: RW-2 :2013/11/29(金) 23:40:58 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp >パワーアンプだけで定価100万円、一体どんな計算をしたらそんな価格になるのか

自作しない、できない輩はマーク○ビンソンのエンブレムだけにでも100万円払うでしょう。
10万円のユニットが付いたタン○イに100万。50万円のユニットの付いたJ○Lに300万円。
歴史と思想を買うのです。オーディオとは科学や算数じゃありませんからそれで良いのです。

13: ジークフリート :2013/11/30(土) 02:50:40 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉自作しない、出来ない輩

自分は自作できませんが・・・原価計算して音の良し悪しが判るワケじゃなし・・・物欲でオーディオやってる方なら原価や世評でブツを選べば満足かもしれませんけど、個人的には耳で選んでいるつもり。

まぁ、それにしても、オーディオやっているようでいて音がわからん輩の多いこと。

14: アラン・ドロン :2013/11/30(土) 08:21:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net タンノイも高いですね。高額商品の殆どは箱代ですね。
ユニットさえ手に入れれば、箱は自作で安く手に入りますが、
歴史と思想を買う人は、それでは満足出来ないのででしょうかね。

スピーカーは自作できますよ。そんなに難しくありません。
電機の知識も必要ないですし。少し調べれば、すぐに出来ます。

私も耳で選びたかったところですが、東京のコイズミ無線以外では
ユニット販売の物を試聴出来るところは、ないのでは?

自作品みたいなスピーカーをリサイクルショップで試聴して
気に入れば買う---それ位です。
それも、1年に一度位のごく一部の期間で一機種だけとかです。

15: くろねき :2013/11/30(土) 14:18:55 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

できるだけ原価率の高い製品を出すには、

 1.広告を一切出さない

 2.完成品は出さず、部品をバラで売る

 3.マニファクチュアつまり家内製手工業で生産

・・・といったところでしょうか。

大量生産すればするほど安くなる、というイメージがありますが実際のところ、
ある規模を超えると人件費とか流通経費、在庫管理の
経費などがかかって、その分が上乗せされるため、
製品単価としてはかえって高くなるんではないでしょうか。

おそらく、製品単価的に一番安くなる生産規模というのがあり、
タンノイもフォステクスもそれを超えているのでは?
研究開発の資金や、設備の減価償却費だって稼がなきゃなりませんし。

広告については、大メーカーだと存在証明という側面もあると思いますし、
そう簡単に無くせるものではないでしょうね。

16: アラン・ドロン :2013/12/01(日) 09:09:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net くろねきさんへ

鋭い洞察力です。私には考え付きません。
2006年に販売終了した、クリスキットがありますね。
あれは、半導体バラバラのパーツセットだから安く出来ると
桝谷氏がいっておりました。

最終価格は、パワーアンプのP-35V=初年度発売は1981年、
69300円でした。

ヘルパーに作ってもらって完成品として買うならプラス12000円
します。
ヘルパーとは、クリスコーポレーションと契約した、素人だけど、プロに近い
セミプロ=電気学部の大学生とか、アンプを作れる人達です。

なので、トータル価格は、81300円となります。

17: 薬漬け :2013/12/01(日) 11:53:52 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp

>>12 

>>13

ブランド信仰のある方はともかく、「その音」がどうしても欲しい人はそれを買うしか仕方がないでしょう。
RW-2さんのようなことができる方は世間では絶対的少数派と思いますよ。
通常は私のような(出来の悪いお前と比べるなと? ハイ。)自作とは縁遠い人間が機械を購うわけですから、
他に選択肢が無い限りは、ブランドであろうとなかろうとそれを選ぶ以外に手段がないのでは。
(近い音でもいいという事で真空管ビルダーにお願いするという方法もありはするでしょうが、凡そマニアと
言われる人はその“微妙な差”に拘っている訳ですから、何とも難しいのでは…。)

>>14

凡そ製品代の構成要素で一番高いのは人件費ではないでしょうか。箱などは人件費の塊ですからね。
最近のJBLのエンクロージャーを見ていると高級品でもちょっとガッカリするところもありますが、往年の
パラゴンやハーツフィールドの箱を見れば、高いのも仕方ないという気分になります。
(ちなみにパラゴンの箱は日系二世の方が作っておられたような…。父親は日本の指物大工で、「お前の腕は
アメリカだから通用しているんで、日本では通用すると思うなとつと怒られていた。そんな自分がパラゴンを
作っているのだから、製作過程は『これでいいんだろうか』の連続だった」との述懐を読んだことがあります。)

タンノイとて同じ。オートグラフでもGRFでも、オリジナルであれ国産であれ、正確にあの構造体にする
ためには相当な技量と時間を要します。安く出来る筈が無いと思います。
もしご自分一人で、質的にあれだけの仕事を出来るような方がおられたら、尊敬の念を抱きます。

18: アラン・ドロン :2013/12/01(日) 12:34:42 HOST:softbank219168067040.bbtec.net >真空管ビルダーにお願いするという方法もありはするでしょうが

=真空管愛好者は、半導体アンプより良いと決め付けている人が
多いみたいですね。
色々な記事を見ると。
しかし、真空管の回路は半導体よりはるかに簡単であります。

真空管ビルダーといっても、半導体アンプも作れて尚且つ真空管も
作ると言う人でなければ、レベルは高くないと思います。

19: RW-2 :2013/12/01(日) 13:41:01 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp >パラゴンの箱は日系二世の方が作っておられたような

オートグラフの複雑に折りたたまれたホーンは図面無しで作っているというのは
すでに伝説ですね。コーン紙はドイツ/クルトミューラー製ですが、音で選んで
いるわけでは無くて、ドイツ製品の品質管理一定品質が決め手であったようです。


>正確にあの構造体にするためには相当な技量と時間・・・安く出来る筈が無い

ユニットさえ手に入れば箱は自作で安く手に入るなんていう高節方もおられる
ようですが、ま、オートグラフやパラゴンは無理。宮大工でもなきゃ造れんでしょ (略)

20: SAT-IN :2013/12/01(日) 14:05:35 HOST:s1151187.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ハ○ズで交換式バッフル板用にとドーナツ状に切り抜いて貰ったら板代を遥かに越える手間賃でした。
人件費に関しては、自分が同じことを幾らで請け負うかと言う問題になりますと‥
まず、ジグソーが無い!(笑)

あ、CDプレーヤーでしたね、これは機械メカの一部しか理解出来ません。

21: つづき :2013/12/01(日) 14:34:22 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp >まず、ジグソーが無い!(笑)

ウーハーの円形の穴を開ける際に使いましたが実際やってみると難しかったです。
センターに木ネジを打ち、そこから針金でジグソーを固定して上手く円が切れる筈でしたが、
インサイドフォース?が働いて内側に切れ込んでしまうので綺麗に行かなかったです。
穴一つ開けるのにも必死でした。

22: RW-2 :2013/12/01(日) 14:41:09 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp >ジグソーが無い!

丸穴を空けるだけならジグソー。小穴なら電動ドリルに取り付ける回転刃アタッチメントで
スッポリです。フランジを落しこむように段差を付けるにゃルーターが必要になります。
拙者もルーターまでは用意しておりませんので、その場合は知り合いの彫刻所に持参して
形成して貰っております。出来栄えを見ますとお金を払うだけの価値はありますからね〜。

23: 前期 :2013/12/01(日) 14:45:03 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp EMTが既にCDPの生産から撤退して二年経ちますが世界的にPUの部品などは
入手困難になりつつあるようです。
器用な人はパソコンのDVDドライブ・メカでも流用して自作できるでしょうが
デジタル音痴の小生などはお手上げです。
近未来はPC AUDIOに移行するのでしょう。

24: アラン・ドロン :2013/12/01(日) 18:39:00 HOST:softbank219168067040.bbtec.net つづきさまへ

ジグソーは昔持っていました。
使うのは簡単ですぞ。コンパスで円を書いてそれに沿って孔を空けるだけです。

まず、ジグソーの刃が入るように9ミリの木ネジビットという
きりみたいので小さい穴を開けます。

そこに刃先を入れて切るだけです。
僅かに大きめに切るのがいいでしょう。

ユニットが入らなかったら面倒で、少し広げなければなりませんからね。

25: くろねき :2013/12/01(日) 19:41:56 HOST:wb92proxy11.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

そういえば、小・中学校に電動ジグソーがありましたけど、
あまりうまく扱えなかったような。

先日テレビで見かけましたが、大きな木工所に行くと、
でっかいマシニング・センターで加工してたりしますね。

構造用合板を切削して、あっという間に複雑な形の部材の出来上がり。
おそらくCADで動かしてるんでしょうね。
CADだけだったら出来なくも無くも無いんだが(略)

26: AD :2013/12/02(月) 08:45:54 HOST:250.143.138.210.bf.2iij.net 「人間CAD」≒「指物師」なんでしょうが、最近腕利きの職人さんはいなくなりましたね。

27: つづき :2013/12/02(月) 08:59:23 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp 電動ジグソーは便利でいろいろ活用しています。例えば・・・
不要物を小さく切断してゴミ袋に入れてゴミの日に出す、を随分やりました。
刃を交換すると金属も切断できます。
ノコギリで切るより早いし楽なので助かります。

28: RW-2 :2013/12/02(月) 13:55:42 HOST:172.230.241.49.ap.yournet.ne.jp 板の曲線切りを得意とするのが押切りする電動ジグソーです。逆刃ですから他のモノを切ると跳ね上げ
て危険です。一般的なノコギリのように手に持って使うのは電動ノコギリ=ハンドソーとなります。

最近はハンドソーにもジグソーにも使えるモノもありますが使い辛い。二兎を追う者は一兎をも得ず。

29: つづき :2013/12/02(月) 18:00:20 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp わたしゃチェーンソーも持っています。振り回さないつもりだけど・・

30: SAT-IN :2013/12/02(月) 18:02:40 HOST:s1151187.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑
テキサス・チェーンソー ・まさか!?



31: RW-2 :2013/12/02(月) 21:49:32 HOST:49.241.230.172 トビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」。あれは怖かった。あの路線の最初で最後の
大傑作です。ハンドカメラによるブレブレドキュメンタリータッチの恐ろしさ!。

32: アラン・ドロン :2013/12/03(火) 08:46:25 HOST:softbank219168067040.bbtec.net あの映画は見ました。今から80年位前に実際に起こった事件です。
テキサス州ではありませんが。

農業を母親とやっていましたが、男が38歳のときに母が死去して
それから段々とおかしくなってきました。

最初は墓荒らしをやっていましたが、その内に生きている女性を
殺すようになりました。

昔はホラー映画をよく見ました。

33: D-150 :2013/12/03(火) 12:47:48 HOST:s233.ALPHA-w15.vectant.ne.jp 小生はホラーが怖い。
任侠映画のドスでブスッ!の場面も怖いから目を瞑ります。
残酷ものは大の苦手です。

小さい穴ならドリルに取りつけてあけるホールソーが高いけど便利。
コツは表半分くらい続いて裏から半分くらい切ると切り口が綺麗。

34: SAT-IN :2013/12/03(火) 14:34:37 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >残酷ものは大の苦手

当方は映画のスプラッターならじぇんじぇん平気なのに、リアル物は全く駄目です。

35: 。。。 :2013/12/03(火) 19:18:14 HOST:s1138249.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 「エル・トポ」「ホーリーマウンテン」でお馴染み?のアレハンドロ・ホドロフスキーの盟友に
フェルナンド・アラバールと言う映画監督がいることを知り、最近その方の「死よ、万歳」を
見ました。

グロいよ。。。

36: くろねき :2013/12/03(火) 19:36:20 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>フェルナンド・アラバール

劇作家から映画に進出した人みたいですね。
作品は他に「戦場のピクニック」「ゲルニカの木」など。

37: 。。。 :2013/12/03(火) 19:50:36 HOST:s1138249.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 「クレイジー・ホース」と言う作品もグロいですが、作り物と分かっていれば何ともない。でも(ry

38: SAT-IN :2013/12/03(火) 19:55:36 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp CDというよりDVDのスレになりつつ?・・・

ファンタジック・グロ・スプラッターなら「ヘルレイザー」がサイコー。
2もグロかったが、シリーズを重ねるごとにグロさを増し、後半はさすがにギブアップ。

39: RW-2 :2013/12/03(火) 23:17:12 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp スプラッター風情でも拙者のように「サイコ」から観てるオッサンは、
飲みに出た際、延々と語りますから集った舎弟は皆寝てます (略)

40: SAT-IN :2013/12/03(火) 23:39:15 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 日本人は何故かスプラッターやっても大して怖くないし面白くもないです。
ゾンビも似合わないし、顔立ちかな?
四谷怪談はスプラッターではないけど怖いし、「リング」みたいな撮り口が心理的な怖さで似合いますね。

41: RW-2 :2013/12/04(水) 00:07:15 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >「リング」

リングはナオミ・ワッツ版のほうが数倍良かったですね〜。やはりハリウッド。

42: 通りがかり :2013/12/04(水) 09:21:36 HOST:110-132-160-233.rev.home.ne.jp 質問させて下さい。
CDプレイヤー購入にまよって、友人宅であれこれ試聴(マランツの古いもの、
デノン、ティアックの最近のものなどあり)。それでSonyの実売5000円くらいの
DVDプレイヤーを試しにつないだら、音の鮮度がまったく比較にならないくらい良く、
レンジもバランスがとれて最高でした。友人も同意見で、頭を抱えていました。
この問題、どのように考えたらいいでしょうか?!
ご教示よろしくお願い致します。

43: アラン・ドロン :2013/12/04(水) 09:26:23 HOST:softbank219168067040.bbtec.net 映画スレッドになってしまっておりますね。

1969年のローズマリーの赤ちゃんが、ホラーの古典と言われていますが、
大分昔にレンタルビデオで観ましたが、面白くないです。

3時間近い映画です。

やはり、世界的なヒットは、1974年のエクソシストでしょう。
劇場で失神者続出と書かれていました。
主演のリンダ・ブレアは当時18歳、可愛かったですね。

その後、1977年にサスペリアがヒット、イタリアン・ホラーの
幕開けです。
監督はダリオ・アルジェントですが、独特の暗い雰囲気を演出するのが
上手いですね。

他にインフェルノ、フェノミナ=ジェニファー・コネリー主演---
も観ました。

44: 果報モン :2013/12/04(水) 09:58:03 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp

>>42

実売5,000円くらいのDVDをお勧めいたします。
おいどんは設置場所の関係で実売1,980円のナカクニ製も愛用中です。

もしCD臭さが耳につくようでしたら、ルヴォックスあたりをお勧めいたします。
若干お値段が・・・でつが。

45: RW-2 :2013/12/04(水) 10:08:13 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >音の鮮度がまったく比較にならないくらい良く

拙者もソニーの2万円台のCD/DVDプレーヤー使っております。セコハン店なら2000円。
昔の10〜20万円程度のCDプレーヤーよりはるかに良い音がします。良いDAC持ってる
御方はトランスポーターとして使えます。

46: 通りがかり :2013/12/04(水) 10:23:28 HOST:110-132-160-233.rev.home.ne.jp >44、45
レスポンスありがとうございました。やはり耳で決めてお使いなのですね。
DVDプレイヤーの方がCDプレイヤーより読み取り能力が高い、という俗説は本当なの
でしょうか。ティアックは新しい専用機でしたが、sonyのDVDプレイヤーの方が、
同系統で、ずっといい音でした。まぁ、100万のプレイヤーと比較試聴したわけでは
ないので、上には上があることは、当然分かっているのですが・・・・

47: フォルテ :2013/12/04(水) 10:33:44 HOST:hcccbcac939.bai.ne.jp

>>42
それはレーザーピックアップが新しくなったからだと思います。それにDA以降の技術的進歩も
ありますからね。ただ普及品は電磁シールドや制振対策などは十分ではないでしょうから、
それさえ気を付ければ良いと思いますね。


>>43
特異なHNの謎が解けましたね。アラン・ドロンさんはかなりな映画ファンのご様子ですね。
この板でDVD観てるのは私くらいなもんだと思っていたらそうではなさそうですね^^
昔からサウンドトラックの音は良かったですが、ディジタル化された今は更に迫力ある
音声が楽しめますね。

監督がどうとか、キャスティングがどうとかの薀蓄は語れませんが、単純にスパイものとか
SFものがすきですね。アンジェリーナ・ジョリーが好きですので彼女の作品もよく観ます

48: 前期 :2013/12/04(水) 11:25:21 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp やっとスレタイに戻ってきたようです。ご同慶のいたりです。
DVDメカを流用するのは正解じゃないでしょうか。どの道CDPは消えゆく運命
にあるようですし。

49: つづき :2013/12/04(水) 12:43:30 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp 私なら定価3万円ぐらいのCDプレーヤーを買います。

50: D-150 :2013/12/04(水) 14:09:22 HOST:s233.ALPHA-w15.vectant.ne.jp 2万円代前半のCDプレーヤーも10年以上使っていますが動作異常が全くない。
アナログ的な滑らかさで優しい音なのが好ましい。

メーカーも一時はラインナップが激減したので当時は価格順の音のヒエラルキーが
薄れたようだ。(当時はこのメーカーも似たような価格の2機種だけだった)
最近また復活しているようだが。

CDは高いから音が良いのではなくそれが普通でそこから順番に音を安っぽくしていた
のでは?と疑ってしまう。



51: 前期 :2013/12/04(水) 14:51:57 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp

>>50 D-150さん、オヒサです。
>順番に音を安っぽくしていた・・・・・

どうでしょうか、最初に世に出たCDP-101が天下の愚策だったと思います。
Philipsのほうがアナログに近いまともな音でしたが、ソニーのリニア方式
PUがいけなかったのか、それともわざとデジタルを強調した音作りにした
のか? お詳しい方に教えてもらいたいものです。

52: 前期 :2013/12/04(水) 14:53:31 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp ↑ 訂正: 愚策→愚作 orz

53: RW-2 :2013/12/04(水) 15:06:53 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ありゃワザとでしょね。ギスギスと角を立たせた音。それが解像度だと思わせたかった。
ソニーだけじゃなく第1世代は各社そんな感じでしたね。マニアからデジタル臭い音と
叩かれたので、某メーカーなんてせっかく良いパーツ使ってたのに、出力コンをケミコンに
変えて音を鈍らした (略)

で第2世代〜第3世代となるにつれてどんどん音がアナログ風に。そうなったらそうなったで
第1世代機の方が音に力があったという輩たち出現。スピーカーでもそうですが、時代時代で
評価が変わるのがオーディオ機械 (略)

54: くろねき :2013/12/04(水) 15:08:11 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

>>良いDAC持ってる
御方はトランスポーターとして使えます

最近はS/PDIF系に加え、HDMI入力を備えたDACユニットが出回り始めているほか、
SACDプレーヤーでもトランスポーターとしてHDMIで出力するものが出ており、
従来のi.LINK系がHDMI接続のものに置き換わるのでは、という観測もあるようです。

最近は廉価なDVDプレーヤーでもHDMI出力を備えたものがあり、
機材があればこれを活用して楽しむ手もありますね。
またHDMI接続は、ケーブルによる音質差も少ないようです。

55: 前期 :2013/12/04(水) 16:33:46 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp


>>53
おバカな小生はこれこそ「正しい」音だと信じ込みアナログの音をなんとか
CDP-101に近づけようと日夜無駄な努力に明け暮れました。挙句の果てに
ヤッパリ俺のアンプは駄目だなんて・・・・・

56: D-150 :2013/12/04(水) 17:33:43 HOST:s233.ALPHA-w15.vectant.ne.jp 昔の小生のアナログ装置はプレーヤーの調整が不十分で後工程でハッキリ、クッキリにデフォルメして
バランスがとれていた可能性が高い。
小生の場合はこれが原因で正しい音のCDからギスギス音が鳴ったと思っている。

57: フォルテ :2013/12/04(水) 18:24:10 HOST:hcccbcac939.bai.ne.jp

>>56
正しい音になったのはつい最近(10年くらい前から)のことでCDのデビュー当初の頃は
まさにギスギス音が多かったように思います。それはドンシャリのアナログマスターを
そのまんまディジタル化したからだと個人的には思っているんですけどね。

58: つづき :2013/12/04(水) 18:57:30 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp 私はCDの音が悪い、なんて思った事がないです。

59: 前期 :2013/12/04(水) 19:01:31 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp いろいろありましたが後になってマニア所有のMCD7000を聞かせてもらい
自分でもLHH500そしてB226を購入してCDっていい音してるじゃん! てな
ことに!?

60: SAT-IN :2013/12/04(水) 20:08:09 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp いまだに第一世代のSONYポータブルな小生に隙はなかった?!
迷ったのはPhilipsのポータブル、あれも良かった。(今激レア)

61: ジークフリート :2013/12/04(水) 23:28:05 HOST:111.234.98.210 CDの音は、90年頃から音が滑らかになってきた(エソテリックP2-/D2辺りから)と言われていて、同じ頃には64倍オーバーサンプリング相当のワディアが登場などなど・・90年代まではCDプレーヤーの意欲作がいろいろありましたねぇ。
2000年以降は、メーカーもやる気なく、売れ筋の無難路線をダラダラと。(頑張っても、CDプレーヤーの音の違いが分からないユーザーが少なくないから、頑張り甲斐がない)

CDプレーヤーの音の良し悪しは、結局、スピーカーやアンプといっしょで、如何に音が分かる人が一生懸命作ったかということでしょう。

62: SAT-IN :2013/12/05(木) 00:11:48 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ちょうど居間のTVの横にDVD-BDレコーダー(CD可)が置いてあり、その下が置場所に困ったカセットデッキです。
つまりカセットの上に只レコーダーが乗っているだけという構図。
今までCD再生能力を知りたくてもオーディオ小屋への移動が面倒、しかもレコーダーにヘッドホンジャックが無いので延び延びになってました。
明日カセットデッキを接続してヘッドホンアンプ代わりにしようと思います。
それで試聴して音が良ければ活用に期待が持てます。

63: 薬漬け :2013/12/05(木) 00:17:50 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp ルボックスB225を買ったのが、確か1985年。
当然ソフトが要るということで、レコードを持っていないもの、レコードと音比べをするためのものなど
若干量を買いました。

中にはコリン・ディヴィス=ACOの「火の鳥」(Philips)のようにトラックもインデックスもなし、42分
一気聴きといった豪快なCD(値段も四千円と豪快?!)もありましたが、総じていえることは、どのCDも
アナログ的な音を出して結構聴かせた、ということでした。

これは一つにはCDプレーヤーが、先発隊の惨状?を教訓にして、十分に吟味して市場に送り出されたこと。
(海外はそういう姿勢が一般的で好感が持てます。日本は往々にして生煮えを食わされますから)
いま一つは、いろいろと言われる草創期のCDですが、案外最初からその出来は良かったといえそうなことが
あげられるのではないか、と思っています。

当時、ルボックスB225を買うのは東京タワーのてっぺんから飛び降りるような度胸が必要でしたが、結局、
他に選択肢が無かったことが最終的な購入動機となりました。それほど他のCDPが惨憺たる状況だったと
言えたと思います。

64: 前期 :2013/12/05(木) 08:32:28 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp


>>63 薬漬けさん、おはようございます。

全くもって同感であります。
かつて欧州製の某CDPの音を日本の技術者に聞かせたら一言「歪が多い」と
言ったそうです。そういう感性の方が「極東の音」を演出していたのでしょう。
reVox B226もエエですぞ。メンテしやすいそのコンストラクションは測定器を
彷彿とさせます。日本製の機械には生産性こそ高いのでしょうがメンテなんか
どうでもいいようなものもあります。民族の違いですかね? ハテ。

65: 薬漬け :2013/12/05(木) 10:27:30 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp

>>64 前期さん、おはようございます。

昔の評論家の書籍で「JBLは歪を聴かせているだけ、タンノイは箱鳴りを聴かせているだけ」と
して、“一番いい音の”条件は無共振、無振動、堅固なこと、としたものがありました。
物理的に一番スペックのいいものが、いい音が「鳴るはずだ」ということなのでしょう。

「物理特性がいいオーディオ機器が良い音が鳴るとは限らないが、良い音の鳴るオーディオ機器に
物理特性の悪いものは無い」との碩学の言葉を大事にしたい気持ちです。

それにどこかに書きましたが、日本は「生演奏をレコード演奏で殆ど置き換えて、それで間に合っている
稀有な国」であり、基準たる生の音に触れる機会が圧倒的に少ない中での開発だということを、技術の
方々も再認識してほしいような気がします。

66: ジークフリート :2013/12/05(木) 12:46:16 HOST:KD182249240091.au-net.ne.jp しかし・・・音作りだけで勝負されても、CDプレーヤーは良くなって行かないと思いますよ。もう壁に突き当たってるでしょう。

CDプレーヤーのメカの部分にしても、DACにしても、あいかわらず問題点は解消されずに残っている。そんな辺りは上手く料理しても、味付けの上手さだけではどうにもなりませんねぇ。

67: RW-2 :2013/12/05(木) 13:17:32 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 機械の成熟はもう十分でしょね。CD媒体フォーマットの限界。
ですから20万円のオーディオ用CDPが2万円のDVD/CDPに負けたりもするんです。
どうでもイイところの付加価値に金掛けたシロモノと本質勝負での軍配か。

もっとも、CDフォーマットの限界と言ってはみたものの、SACDは瀕死、DVD-
AUDUOは滅亡。マニアと言えどCD以上の性能は要らないということでしょう。
30年に渡って集めてきたCDの方が大事。もっと良いCDP出さんかい!ってね (略)

68: RW-2 :2013/12/05(木) 13:22:05 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp DVD-AUDUOってなんなんだ〜 (略)

69: くろねき :2013/12/05(木) 15:24:53 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

10万〜30万円クラスのデジタルオーディオ製品を見てみると、
どうもCDプレーヤーではなくNASなどと呼ばれるものが多いみたいですね。
某Podの据え置き型・ネットワーク機能付きみたいなやつです。

某Pod類の高級版もあるようで、
最近は実売価格で12万円ほどするものが出ているようです。


それと最近はプレーヤーが無くても、
インターネット環境とちょっとしたAVアンプがあれば、
それで音楽聴けちゃうんですよね。

従前のネットラジオなどもありますが、
例えばソニーの「ミュージックアンリミテッド」など、
ストリーミング型音楽配信サービスというのがあって、
最近はこれの受信機能がAVアンプに内蔵されてるんです。

CDラックからではなく、どこかにあるサーバーからデータを引っ張ってくる。
料金定額制にて聴き放題。

そういえばマイクロコンポも、最近はHDD内蔵のネットワーク型が主流の模様。
とにかくいろいろ聴きあさりたい人は、こういうほうへ流れるでしょうね。

70: つづき :2013/12/05(木) 18:03:00 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp >CDラックからではなく、どこかにあるサーバーからデータを引っ張ってくる。
料金定額制にて聴き放題。

やり方が全然分かりません。時代に取り残されていますので・・(T_T)

71: 前期 :2013/12/05(木) 18:18:10 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp


>>69 くろねきさん、今晩は。

>どこかにあるサーバーからデータを・・・・・

昔のLPに比べればCDは場所を取らないとはいえ狭い家では増えすぎて棚の
スペースが足りないのが現実ですからネットワーク・オーディオというの
は魅力ありますね。問題は音質でいろいろなところで聞かせてもらうこと
がありますがイマイチな印象です。

72: くろねき :2013/12/05(木) 19:28:29 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>やり方が全然分かりません

まず、インターネットを契約します。
最近主流のFTTH(光ブロードバンド)回線が良いでしょう。

機器をレンタルするプランなら工事の人が来て、ブロードバンド・ルーターという、
ちょっとしたハードカバー本くらい(ACアダプター部含まず)の
大きさのある、軽〜い機器を設置してゆくでしょう。

あとはLANケーブルでルーターとネットワークオーディオ機器をつなぎ、
セットアップするだけ・・・実は「だけ」のところが山場だったり(笑)。
大きな量販店や専門店で購入し、セットアップもやってもらうのが良いかも?

LANケーブルをつなぐのが難しい場合は、無線LANを使う方法もあります。
ルーターが親機内蔵なら、子機を買ってセットアップするだけ・・・実は「だけ」の(略)

最近はいわゆるデジタル家電用に、4台ほどの機器を
まとめて接続できるLANハブ内蔵子機というものもあります。

73: くろねき :2013/12/05(木) 19:29:12 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp ☆前期さん☆
こんばんは。

ストリーミング配信だとデータ量というか
ビットレートが現状あまり取れないんでしょうね。

フォーマット的にCDより高品質の、いわゆるハイレゾ音源というものもありますが、
こちらはダウンロードしてHDDなどから再生するもののようですね。

74: くろねき :2013/12/05(木) 19:52:15 HOST:wb92proxy09.ezweb.ne.jp


>>70

>>72

あ、つづきさんはCATVのネットなのか・・・
通信速度次第ではつながるかもしれませんね。

ネットワークオーディオ機器も、接続自体はパソコンと変わりません。

75: SAT-IN :2013/12/05(木) 20:47:01 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp

>>62続き
ポータブルCD(D-Z555)と比べたらBDレコーダー(BD-W510)は普通に音楽を再生しますが、どうにも聞き惚れる要素に欠けますね。
何か足りないのです。
対するD-Z555のほうは軽過ぎず重過ぎず、柔らか過ぎず固過ぎず、バランスが取れています。
敢えて例えれば上質の真綿布団にくるまり、その感触を楽しむといった感じでしょうか。

あくまで井の中の蛙スタイルのイージーオーディオですが、それなりの違いが出るところに面白味かありました。

76: SAT-IN :2013/12/05(木) 21:03:16 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 久しぶりのポータブルCD稼働でトンだ間違いを・・・
ACアダプター9Vと6Vの間違いで差しても正常に動作せず。
この前OHしたばかりなのに何故?と暫し呆然でした。
気がついたけど行きがかり上、再点検と分解してごちゃごちゃしてるうちにフレキシブル基板にヒビが入って断線。
何とかジャンパー線を渡して修復しました。
こうなったら完全に逝かれるか、手頃な代役が見つかるまで使い倒す所存。

77: つづき :2013/12/05(木) 21:35:17 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp >最近はいわゆるデジタル家電用に、4台ほどの機器を
まとめて接続できるLANハブ内蔵子機というものもあります。

最近は知らない商品が多過ぎてわけが分かりません。
電器店へ行っても「これは何?何に使うの?」ってな物ばっかりです。
私は30年ぐらい置いていかれております。
とても付いていけません。(T_T)/~~~

78: くろねき :2013/12/05(木) 23:09:47 HOST:wb92proxy15.ezweb.ne.jp ☆SAT-INさん☆
どうもです。

レコーダーは、かつて某若向けグッズ雑誌にて、
普及モデルのDVDプレーヤーを音質最悪とディスられたことのある
T芝が2台あるんですけどね(笑)。
音質的にはどうでしょね。

ちなみにディスられたことにT芝技術陣がブチ切れて造り上げたのが、
オールステンレス筐体の50諭吉したDVDオーディオプレーヤー・・・
って、んなワケあるか(略)

79: SAT-IN :2013/12/05(木) 23:35:47 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp くろねきさん、こんばんは。
件のBDレコーダー、久しぶりに味の無い音を聴きました。
なんでしょうね?ちゃんとハッキリクッキリ音楽は出ているんですが・・・
けっきょくDVD・BDはともかくCDまで活用しようという虫のイイ話は挫折しました。

80: くろねき :2013/12/05(木) 23:58:44 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp ☆SAT-INさん☆

アナログステージが、というか全体に悪い意味でフツーなんでしょうね。

パナソニックDIGAの最高級モデルとかなら話は別でしょうが、
電源も別電源とかにはしてなさそうだし・・・。

外部にDACユニットをつなぐにも光デジタル出力のみ、
端子や出力回路の質が気になって・・・。

81: SAT-IN :2013/12/06(金) 00:11:59 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >アナログステージが、というか全体が
>悪い意味でフツー

でしょうね、くろねきさん。
ま、たまに味もそっ毛もない音に出くわして、これじゃ不味いだろ…と感じるか感じないかでオーディオ耳の確認出来るメリットはありますね。

とりあえず天板開けて覗くのは保証切れてからにしときます。(省)

82: つづき :2013/12/06(金) 09:05:56 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp 私もCDプレーヤーが壊れてすぐに買えなかったのでDVDレコーダーで
CDを聴いていた時期がありました。パナソニック製です。

音は良かったですが問題は2つありました。
ひとつは今CDの何曲目を演奏しているのかが分からない所。
(全てはTVの画面に表示されるので)

もうひとつは手持ちの2割ぐらいのCDが読み取り不能だった事です。
これはさすがに致命的で、専用のCDプレーヤーを買う気になりました。

83: 覗き人 :2013/12/06(金) 10:52:44 HOST:i60-35-213-64.s41.a017.ap.plala.or.jp 小生のCDプレーヤー(マランツ)、長く使っているのですが、壊れたらどうしよう!

小生の寿命と勝負かな?

84: SAT-IN :2013/12/06(金) 12:40:59 HOST:s635232.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑
CDプレーヤーのスペアは買えても寿命のスペアは売ってないですからね〜

85: ジークフリート :2015/07/26(日) 17:23:11 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 昨日比較試聴したCDトランスポート・・・比較した違いが、近頃CD再生で感じていた不満と一致したため、さっそく一つ発注。
このところ停滞していた我が家のCD再生にも新たな光明。
そろそろアナログを超えたいものですが、果たして・・・

86: 前期 :2015/07/26(日) 19:16:58 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp なぜか1年以上眠っていたスレが唐突に上がってきました。何か法則があるのかしら?

87: すってんてん(借金漬け) :2015/07/26(日) 19:31:57 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 光明池駅(こうみょういけえき)は大阪府堺市南区新檜尾台二丁にある泉北高速鉄道線の駅。

泉北高速下りで和歌山方面「中百舌鳥駅(鷺や舌きり雀ではナイ)」を3駅超えた、もう辟駅。
既に顔黒(西心斎橋アフリカ村)を超えており松。

88: RW-2 :2015/07/26(日) 23:42:17 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp 梅田、北新地、難波。下がって中百舌鳥。B級グルメ担当の拙者が地団駄。
しかたないので近所の居酒屋「半兵ヱ」で串焼き等々喰って雰囲気堪能 (略)

89: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 12:01:05 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >居酒屋「半兵ヱ」

神戸三宮「生田筋」、東急ハンズ近くにも、昭和レトロをコンセプトに↓
居酒屋「半兵ヱ」が有馬温泉。

終戦歌謡をBGMにサービスタイムの呑み放題プランでへべれけに・・・・・・

90: RW-2 :2015/07/27(月) 14:33:32 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >居酒屋「半兵ヱ」

モノクロテレビの中に力道山の雄姿。50年前にタイムスリップ。
キャベツをお皿に。ソースは2度付けせんよにね〜 (略)

91: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 17:46:01 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >モノクロテレビの中に力道山の雄姿。50年前にタイムスリップ。

シャン飲み屋も同じでつ。
童謡唱歌なんぞ(某姉妹除く)も流れており松。

92: アラン・ドロン :2015/07/27(月) 19:11:41 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
CDプレイヤーの音をけなす人がいます。逸品館という
ネットのページです。

何故でしょうかね。

93: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 19:41:49 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >モノクロテレビの中に力道山の雄姿。50年前にタイムスリップ。
>キャベツをお皿に。ソースは2度付けせんよにね〜 (略)

別板にウプしときますたでつ。
ヨロピク

94: ジークフリート :2015/07/27(月) 19:57:51 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉86 なぜかスレが〜唐突に〜何か法則があるのかしら?

こうやってスレを揺さぶると、案の定、何処にでも登場する出しゃばりの釣りが楽しめマス。

95: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 19:59:43 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >50年前にタイムスリップ。

60年前が正しい・・・・・多分!?

BGMは動揺昇華(天上界)でメロメロ

ア○はどこからくるかしら♪
あの山越えて川(神崎川)越えて♪
浪速の国から来るかしら♪
イエイエそうでは有馬温泉♪
それは備前の彼方から♪
○ホがくるくるア○が来る♪
大法螺♪ 大法螺♪

96: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 20:04:23 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >何処にでも登場する出しゃばりの釣りが楽しめマス。

有馬温泉の風物詩「マス釣り」でつね
ワカリ松。

大げさな説法???(撒き餌)もホドホドに・・・
入れ食い状態でガス。

97: ディラン :2015/07/27(月) 22:18:51 HOST:FL1-118-111-155-26.kyt.mesh.ad.jp 94
釣られました、ダボハゼです。

85
>そろそろアナログを超えたいものですが、果たして・・・

時としてその様に思う事も有りますが、針を落とした途端にヤッパ無理。
微塵に妄想は打ち砕かれます。

今日も、ふと入ったリサイクルショップでLPをゲット。
谷村新司の抱擁と棘、1枚100円。新品同様。抱擁には「いい日旅立ち」収録。

98: 前期 :2015/07/27(月) 23:08:42 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp

>>93

拝見しますた。レトロですねぇ。

99: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 23:19:09 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >そろそろアナログを超えたいものですが、果たして・・・

ワロタ、本気なら不憫・・・・・・・合掌!

>針を落とした途端にヤッパ無理。
微塵に妄想は打ち砕かれます。

当然の帰結。
ワカリ松。

100: ジークフリート :2015/07/27(月) 23:19:16 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉97
おっ、ハマチですねー。
ディランさん、ホントに今回辺りでCDの方が良くなるんじゃないかと思っておりますよ。(試聴結果からの期待。)
アナログに未だ劣るとすると、ジャケットのゲージツ性くらいかもしれません。

(しかし、近々「幻のカートリッジ 雅」の音を再現したカートリッジが発売される予定でして、もし手に入れば逆転か?)




101: RW-2 :2015/07/27(月) 23:29:25 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp ちゅうか、この人数で目の前キャベツだけちゅうのもまた凄し。はよ〜何か頼め〜。生5杯に
チューハイライムと電気ブランとホッピー。焼きはレバ、ハート、モツ、ネギ間を5本ずつ。
串カツ10本。たこ焼きとミックスピザとステックサラダ。あとコマイ、いやカンカイもね (略)

102: すってんてん(借金漬け) :2015/07/27(月) 23:38:51 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >拝見しますた。レトロですねぇ。

5〜6年昔Gナインチャマの大法螺の傾向と対策について
盛り上がっていた一コマでつ。

大笑談会になりますた。
「幻のアンポンタンGナイン(巨人ではナイ)の巻」

みんなでワロタ
(〃^∇^)o彡☆あははははっ
(〃^∇^)o彡☆ほははははっ

103: 前期 :2015/07/28(火) 12:06:22 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp

>>102

巨人軍は永遠に不滅でつ、ハイ。

104: すってんてん(借金漬け) :2015/07/28(火) 16:38:28 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ちゅか、この人数で目の前キャベツだけちゅうのもまた凄し。はよ〜何か頼め〜。

でつね
ワカリ松。
敵も然る者、アルバイト&パートが新米の為と、時間内制限で出し渋り・・・
その後、リピーターにはならずでつ。

阿漕な商人(あきんど)魂、こかれますた。

105: RW-2 :2015/07/29(水) 13:52:59 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >時間内制限で出し渋り

拙者連中は見栄はって頼みまくり手付かず多数残った。持ち帰ろうとして怒られた (略)

106: すってんてん(借金漬け) :2015/07/29(水) 15:01:49 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >拙者連中は見栄はって頼みまくり手付かず多数残った。持ち帰ろうとして怒られた (略)

でつか
わかりまつ。

へべれけ軍団は「半兵ヱ」には見栄張って「JAZZライブ」のあと立ち寄りますたでつ。
その後、午前様になるとはこのとき、知る由も無い・・・・・・・

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

107: D150 :2015/07/29(水) 18:07:50 HOST:s233.ALPHA-w15.vectant.ne.jp 昨日、東京駅の某おでん屋に入ったがハンペン(三角だから半分)420円
小さい竹輪240円、大根240円、卵220円。多分場所代が大半と。
流石は丸の内のサラリーマン(店内はサラリーマンが大半)、懐も大きいようで。

大阪駅近くの立ち飲み屋、おでん3個で300円(選べます)ビール(生)も
チュウハイ、焼酎(芋、麦)日本酒、その他オカズなんでも300円。
拙者のようなウマシカでもおでん三個と酒三杯でまだ1,200円、暗算だす。

土手焼きが美味い。

108: すってんてん(借金漬け) :2015/07/29(水) 19:41:52 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 成金&似非競れ部のオデオ愛好家(カッコだけ…多分!!?)
割烹もどきのお店(BGMはカクテルJAZZ)で「おでん」と大吟醸なんぞを嗜む。

ご大層な器に盛られたおでん&幻の?日本酒etcの写真を撮り早速、自分のブログに載せる。

わざわざ大金を使って顰蹙を買う!民度&教養&出生がワカリ松。

ほら ほら ほら
あなたの近くにも・・・・・・・・・・・・合掌!

109: 薬漬け :2015/07/30(木) 07:05:04 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp

>>107 D150さん、おはようございます。おひさですね。

システムは好調ですか。

110: アラン・ドロン :2015/08/01(土) 10:34:49 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
CDプレイヤーの話はないのですか。

111: デコポン :2015/08/01(土) 14:19:33 HOST:om126229051078.12.openmobile.ne.jp 大重善〇氏いわくCDは音楽を再生しない。1度こなごなに壊したのは二度と戻らない。(納得です。)

112: すってんてん(借金漬け) :2015/08/01(土) 22:40:48 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ↑
でつね
ワカリ松

エライ!

113: SAT-IN :2015/08/01(土) 23:06:16 HOST:s1734206.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp エリック・ドルフィーかと思ったら違うんですね。
ドルフィーは一期一会みたいなこと言ってました

114: すってんてん(借金漬け) :2015/08/01(土) 23:22:43 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp お昼のサービスランチ売り切れますた!でつね

ワカリ松。

115: アラン・ドロン :2015/08/02(日) 08:52:40 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
1982年にCDプレイヤーが登場した時には、夢のディスク、
虹色に光るディスクと、言われていたではありませんか。

あの時の感動は、今は何処に----。

116: フォルテ :2015/08/02(日) 12:20:16 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp

>>115
>あの時の感動は、今は何処に----

拙宅では未だに続いておりますよ。しかも日々新たな感動が!(^^)

117: すってんてん(借金漬け) :2015/08/02(日) 14:42:16 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >あの時の感動は、今は何処に----。

でつね
ワカリ松。

発売前にヤマハより借り受け
ズガーン!(;一_一)(;一_一)(;一_一)

あの頃からオデオブームが急降下・・・・・・
ヤッパシでガス。

118: RW-2 :2015/08/03(月) 10:58:21 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >あの時の感動は、今は何処に----。

192KHz24bit時代ですからね。CDはもう過去の遺物か。拙者はレーザーディスク
コレクターでもありましたがS-VHSやDVDに負けて収束したのと同じ感覚です。

昔の高級CDPですと曲順選曲やA〜B間(パッセージ)リピートなんかができますから
気分転換や楽器練習には役立ちます。テープ録音用ミュートまで装備されてました。

119: すってんてん(借金漬け) :2015/08/03(月) 17:57:26 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >拙宅では未だに続いておりますよ。しかも日々新たな感動が!(^^)

でつね
ワカリ松

別板に天敵!?ウプしときますたでつ。

(〃^∇^)o彡☆あははははっ有馬温泉
(〃^∇^)o彡☆ほははははっ湯郷温泉
(〃^∇^)o彡☆!!はははっ草津温泉で湯治がヨロピイかも?

120: 前期 :2015/08/03(月) 18:06:17 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp


>>119

拝見しますた。おリッチだすねぇ!
CDが悪いとは思いません、ソ〇ーが悪いのでつ。あのお粗末極まりない101
の音! あれこそモノホンだと嘯いた教祖さまたちを信じた自分がおバカですた。

121: くろねき :2015/08/03(月) 19:48:36 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>118
>A〜B間(パッセージ)リピート
>テープ録音用ミュート

↑普及価格品にもありましたよ。
うちにあったティアックのCDプレーヤーはいわゆるサンキュッパクラスでしたが、
A〜B間リピートと「オートスペース(=テープ録音用ミュート)」というのが付いてやした。

デリートプログラム(逆プログラム)にポーズプログラム、
キューロック(早送り/早戻ししっぱなし)なんて機能までありました。
タスカムやってるティアックならではだったのかも?

122: フォルテ :2015/08/03(月) 20:52:46 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp 方々のレスからお頭の○い方々には所詮CDによる高音質再生は無理だと言うのが
良く分かりますね。しかしLPのかったるくて隔靴掻痒気味の音こそCDに勝ると
お考えの(或いはLPに縋るしかない)諸兄はなにも無理する必要はありません。
そのままこの先何十年経とうが(生きてるかどうかは知りませんが^^)LPを
楽しまれたらよろしいのです。

ところで最近これはいけると思うCD(UCCG-3777/8)を手に入れましたが、このお安さで
この内容は実にお買い得だと思いますので、密かにCDを楽しまれている皆さんに
紹介させて頂きます。(^^)

123: でしべる :2015/08/03(月) 21:38:10 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp 信じる者は救われる?^^;

124: すってんてん(借金漬け) :2015/08/03(月) 21:53:28 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp

>>122
過分なるお褒めのお言葉「感謝感激雨霰も無い♪」(*^_^*

>何十年経とうが(生きてるかどうかは知りませんが^^)LPを
>楽しまれたらよろしいのです。

50年は担保しとりまつ。
のらりくらりと楽隠居♪(*^_^*

(〃^∇^)o彡☆あははははっ
(〃^∇^)o彡☆ほははははっ
(〃^∇^)o彡☆がははははっ
(〃^∇^)o彡☆!!ははははっ

神経衰弱&栄養失調気味のドン♪シャリ♪の
CDデジタル音も良かれかと・・・・・・・・合掌♪

ワーイッ♪ヘ(^ω^ヘ)(ノ^ω^)ノワーイッ♪・・・・・・でつ♪(*^_^*

125: くろねき :2015/08/03(月) 22:01:53 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp レコードがピックアップのカンチレバーの振動を
電気信号に変換しているのに対し、
CDプレーヤーは一種のトーンジェネレーターを
直に繋いだような構造と言えると思います。

でもよく考えてみると、物理的な振動を電気信号に
変換しているオーディオソースってレコードだけのような。
例えばテープデッキの場合、録音のときのマイクとか
スプリングリバーヴといったものはありますが、
再生に関しては物理的な振動というのは出てきません。
ラジオ(チューナー)に関してもそうです。

レコードとCDというより「レコードとそれ以外」なのでは、という気もします。
テープデッキやFM放送愛好家の人には、レコード再生に
こだわっている人がそんなにいないような気がするんです。

もしかしたら「溝を引っ掻いてる音」ということかもしれませんが、
メカニズムの違いにより音の出方のクセが違っていて、
CDプレーヤーを否定する一部のレコード愛好家の人には、
レコードの出音のクセに耳が過剰適応していて
CDプレーヤーの音に違和感を覚える人がいるのではないか?
ということのようにも思えます。
レコードの時代からPCMマスターが存在しますが、その弊害については
そういえばCDプレーヤーほどには言われていないようにも思います。

レコードから起こしたCDや、物理的振動に依らない仕組みの
レーザーターンテーブルの場合はどうか、といったところの検証が必要でしょうが、
もしかしたら音響カプラ(←死語)みたいなものを挿むと
CDもレコードっぽい音に?なんてことを妄想(略)

126: ジークフリート :2015/08/03(月) 22:35:28 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉122 UCCGー3777/8
リヒテルの演奏は部分的に入っているんですかね?

当方、最近はタワーレコードのヴィンテージコレクション(ドラティ、コルボ、ムジカ・アンティクワ・ケルンなど)シリーズのCDを漁っておりますよ。

127: フォルテ :2015/08/03(月) 22:55:14 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp


>>126
>リヒテルの演奏は部分的に入っているんですかね?

P協2番の全楽章ですね。1959年4月に録音されたものです。もうひとつADDがありますが、
それは1971年11月に録音された、アシュケナージの演奏による「パガニーニの主題による
狂詩曲」です。それ以外はDDDですね。

128: ジークフリート :2015/08/04(火) 22:25:14 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉125
CDプレーヤーを否定する一部のレコード愛好家の人には、レコードの出音に耳が過剰適応していて

誰が何で聴こうがカラスの勝手ですが、CD再生とアナログ再生双方を極めるレベルまで到達した人以外は、どちらかを否定するのはおこがましい限りですねぇ。

それも、適切な音質評価が出来てのお話し。

129: すってんてん(借金漬け) :2015/08/05(水) 00:16:58 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >CD再生とアナログ再生双方を極めるレベルまで到達した人以外は、どちらかを否定するのはおこがましい限りですねぇ。

>それも、適切な音質評価が出来てのお話し。

でつね
わかりまつ

俗にいふ「上から目線と云うやつでつね」(;一_一)
はじまりますた・・・・・おこがましいでつね(;一_一)

130: アラン・ドロン :2015/08/07(金) 18:11:54 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
逸品館は、CDプレイヤーの音に批判的ですね。しかし、今も販売
されているのか、判りませんが、以前、マランツのCDプレイヤーに
手を加えて、エアボウというのを、販売していました。

131: 前期 :2016/04/06(水) 11:39:06 HOST:h219-110-132-208.catv02.itscom.jp ときどき欲オクを覗きますがB226はジャンクでさえ高値で落札されてい松ね。
自分で修理できる人が多いということでしょう。工作員さんが言うやうに遺跡発掘も楽しいでつからね。

132: アラン・ドロン :2016/04/06(水) 17:26:13 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
どちらも否定できない。どちらも素晴らしい。それで宜しいですか。
操作が面倒だという人は、CDと言う事で。

133: SAT-IN :2016/04/06(水) 18:17:16 HOST:dcm1-119-243-118-13.tky.mesh.ad.jp どっちが良いてか、それほど難しいものでない限り、2つ有るなら2つともやりますよ。
それ以上のなんたらは荷が重くて遠慮しますが。

ある時は音楽ファン、ある時はオーディオファン、アナログファン、デジタルファン、なんてな区別無しで出物鳴り物大概ひっくるめてやっております。

134: 前期 :2016/04/06(水) 19:41:43 HOST:h219-110-132-208.catv02.itscom.jp ↑ ご同様でつ。

135: d150 :2016/04/11(月) 22:15:41 HOST:zaqdadc7814.zaq.ne.jp 日常的にCDもLPもFMも聴くけどそれぞれの音の優劣を気にしたことがない。
そんなん気にしてたらテレビやAMラジオなんかどうすんの。
優劣マニア様はテレビに向かって音が悪いとブツブツ言ってそうで気味が悪い。

136: くろねき :2016/04/11(月) 23:50:30 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp ↑ヘタなCDプレーヤーで聴くより、FMのほうが
音イイんじゃないかと思うときはありますね。
メディアの違いだけでは定まらないところがあると思いまつ。

137: 前期 :2016/04/12(火) 09:35:44 HOST:h219-110-132-208.catv02.itscom.jp

>>136
御意。

138: 玉の井(処方箋漬) :2016/09/01(木) 14:35:48 HOST:ai126144083115.33.access-internet.ne.jp みなさま、教えてください。
USB DACではないDACを製造しているメーカーをご教示ください。
ハイレゾではなく、使用中のCDPの機能向上を思案中です。
よろしくお願いいたします。

139: アラン・ドロン :2016/09/01(木) 17:22:45 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
日本では、デノンとソニーの2社と思います。
外国(どこの国かわかりませんが)では、バーブラウンというのが
あります。

140: RW-2 :2016/09/02(金) 15:28:01 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >USB DACではないDAC

ガレージメーカー(良い意味での小規模メーカー)のアルカディアやフィデリックスが
話題になってましたが未視聴。というかそこまでの熱意がもはやなくなって・・・。


>バーブラウンというのがあります

それはDACチップ(IC)のメーカーですね。TIとかESSとか旭化成エレクトロニクスとか。
製品の音はチップの差だけで決まるわけではなく、オペアンプやCRや電源や色々の
総合でしょう。

141: 玉の井(処方箋漬) :2016/09/02(金) 15:46:45 HOST:ai126144083115.33.access-internet.ne.jp

ドロンさん、RW-2さん、ありがとうございます。
先へ進めそうです。

142: 前期 :2016/09/03(土) 08:22:34 HOST:h219-110-134-057.catv02.itscom.jp

>製品の音は・・・・・ 色々の結合・・・

そうですね。そこが設計者の腕の見せ所でしょう。特にチップの中身をどれだけ深く理解しているかは大きい要素のような気がし松。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1222515918/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c74

[政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
3. 中川隆[-9821] koaQ7Jey 2019年6月06日 13:30:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2618]
天安門事件から三十年 - 天安門事件後、党中央では何が話し合われたか[R1-6-4] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=11LPd02pX1Y


キャスター:宮崎正弘・福島香織
■ 天安門事件から三十年
■ 天安門事件後、党中央では何が話し合われたか


コメント


charo41
福島香織、宮崎正弘さんの正確な情報大変ありがたいです。


長澤範子
どうしてこのような内容を地上はでは流してくれないのでしょうか。


re: Freedom
民主活動家の情報ネットワークの公開された資料では、

天安門事件で殺害された犠牲者総数は3万1978人とのことらしいです。
凄まじい大虐殺ですね。

この事件のたった4年後、NHK番組の「クローズアップ現代」では、

天安門事件で犠牲者はいなかったと報道しました。

強制的に受信料徴収して、ウソを垂れ流すNHKは解体するしかありません。

さわたりしゅう
天安門事件後に中国を救ったのは日本である。

天皇陛下の中国訪問を実現し、世界に先駆けて巨額援助を
再開した。
あの時、崩壊していればいまの侵略国家、中国の台頭はない。
また、今の沖縄や北海道、尖閣の惨状もなかった可能性も大
である。

たら・れば、はないのだが、あの時手を貸さなければ中国の
体制は崩壊していた可能性が高い。

日本はこれらを30年経った今、総括しなくてはならない。
間違っても関係改善などと欺瞞を口にするべきではない。

NHKや池上彰のように、天安門事件で犠牲者は319名しか
いなかったなどと寝とぼけたような中国擁護のフェイクを
言ってはならないと思う。


▲△▽▼


昨日のCh桜で坂東忠信氏@Japangard が面白いデータを出してくれた。
天安門事件の死者の内部資料での死者は総計31,978人。
https://matome.naver.jp/odai/2155960565152823101


2014年6月13日星期五
89年6月1-10日北京军队镇压处决人员统计 - 三万二千人
http://jasmineplaces.blogspot.com/2014/06/8961-10.html


作者:总参军官


以下的数字出于中共内部,时间为2004年1月11日,其本人已于2004年11月21日在北京被杀。其姓名不详,只知道是总参的高级官员。


1989年6月,在中国下达武力镇压的命令后,由于内部指挥问题导致在人民英雄纪念碑东侧与南侧镇压时误杀了混在示威人群中的近百位便衣人员。许多示威人员在被从纪念碑上清场并向东西长安街方向退散,但是为了斩草除根,避免类似的事件再次发生,消灭未来威胁统治的动力,对仍在现场的近四万人进行了血腥屠杀,由于解放军在人数上的安排,为了避免内部一些军队的不满,导致不同番号的部队协同镇压,线行推进,造成了千古奇冤。

被杀后的许多人员在死后,尸体被堆成小山,除一小部分被允许象征性摆放家属领回或认领外,大部分被强行火化,死无对证,天安门镇压地区随后进行了大规模的内部清洗及修复工作,清除血迹及弹痕,由于在镇压时采用分割方法,许多示威人员是被群体分割后以群为单位处决的,许多受伤人员后被补杀,这也就是为什么初期死亡人数很少的原因。许多离场的人员只见到小部死亡,大量受伤的情况,事实上在完全包围后,现场的人员均被处决,或被补杀,实际死亡人数远远高于人民的预期。


在中国军队内部有许多人保存有六四镇压的文字资料与影片及图片,甚至有许多远距离的天安门地区的镇压资料,或许在六四平反或中共垮台后,那些如日本法西斯 的南京大屠杀一样的血腥一幕会展现在国人面前,以下是在1989年10月12日总参统计的部份资料(不含受伤人员):


1989年6月1-10日 死亡总人数 31978人:


1、 其中学生(身份确认) 10974人

2、 普通人员(身份确认) 7992人

3、 不明人员(不予确认) 11865人


(2类3类人员含工人,农民,教授,医务人员,武警,公安人员,便衣警察,国家部委人员,离退休干部,僧尼,教会人士,外国人等)


被袭军队死亡(身份确认) 113人

军队内部误杀(身份确认) 197人

因伤过重死亡人数(医院) 837人


死亡地区:(以下含军人):

颐和园地区 12人

北京大学地区 17人

清华大学地区 23人

万寿路地区 39人

木樨地地区 11人

燕京饭店外 27人

民族饭店外 57人

西单地区 113人

西单至新华门地区 389人

人民大会堂北 271人(尸体堆群)

南长安街至南池子大街 933人(尸体堆群)

天安门广场人民大会堂一侧 3569人(大的尸体堆群)

天安门广场历史博物馆一侧 5781人(大的尸体堆群)

人民英雄纪念碑底南侧 2544人(大的尸体堆群)

人民英雄纪念碑底北侧 4633人(大的尸体堆群)

天安门广场长安街侧 9531人(大的尸体堆群)

金水桥 289人(尸体堆群)

午门 812人(尸体堆群)

前门大街 53人

崇文门地区 29人

北京饭店外 21人

建国门外 19人

二环建国门至朝阳门 33人

红庙地区 17人

进入居民宅及办公区处决 1918人

医院 837人


合计 31978人


许多人员被杀后尸体被集中,并由所在部队进行数字统计作为军队业绩的表现,许多外地及尸体破损的人员由于身份不详,无法确认。


在89年6月10日后被杀及逮捕的人员不详。


来源:《明镜新闻网》
http://jasmineplaces.blogspot.com/2014/06/8961-10.html

▲△▽▼

上の動画の中で触れられていますが、天皇の訪中はアメリカ政府からの要請でやった事です。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c3

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
134. 中川隆[-9823] koaQ7Jey 2019年6月06日 13:43:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2617]

最近疑問に感じる事、タンノイのSPを駆動するのは真空管が勝るが、一番相性の良い真空管は何れか? 2019年05月05日
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb


平成から令和に無事新しい年号になったが、個人的には全く変わりなく過ごしてます。

今回10日間の大型連休は日本民族として初めての長期的な休みであるが、高齢者には余り影響は

なく、強いて言えば何時もより大型店舗が混み合い高速の渋滞がニュースになるのが普段と違う程

度か?連休前半は予定した仕事で5月に入り身体を休めています。4月はオーバーワークで齢を感じ

る様になった。

こんな時にはWilhelm Richard Wagner,のParsifalを聴き直して見よう

『パルジファル』の題材となった聖杯伝説は、キリスト教に基づく伝説である。だが、『パルジフ

ァル』は、誘惑に負けたアンフォルタスの救済が、単に純潔というだけでは達成されず、共に苦し

んで知を得る愚者によってなされる、という「神託」の実現が物語の中核をなしており、キリスト

教的というより、むしろ独自の宗教色を示しているといえる。言わずと知れたフィリップス版のデ

ジタル化です。ワーグナーに関してはCDのありがたみを感じます。最終楽章の美しさはいうことあ

りません。

筆者が好きな本モーストリークラシックのバックナンバーのワグナーの真髄が見つかり早速注文す

る、この本は以外と参考になります。今回はバッハ特集で見直して見るには良い本だと思う。

最近不思議に思うは、何故五味康祐氏は数ある真空管アンプの中よりマッキントッシュを代表する

真空管ステレオパワーアンプ MC275定格出力:75W+75W(4/8/16Ω)150W(2/4/8Ω)を選

んだか?TANNOY Monitor 15"は能率悪いSPともおもわないが?TANNOYと言えばやはり、五味

康祐氏の話に触れないと、お座なりなの気分になる。これまで、氏は、原稿料を前借りしては、音

に心血を注いできた。その氏が、オートグラフの存在を知ったのは、確か、ヨーロッパ旅行のおり、

スイスの音キチ青年にカタログを見せられたのがきっかけであったらしい。帰国後、そのカタログ

の情報だけを頼りに、タンノイ社にエアメールで注文を出した。注文を受けたタンノイの担当者は、

さぞかし驚いたにちがいない。あの敗戦国の日本にそんな御仁がいようとは、と・・・。1964年

(昭和39)のことである。この年の秋から芸術新潮で「西方の音」の連載が始まった。そして氏のオ

ートグラフへの求道は、多くの信者を惹き寄せたのである。

そして購入された物は1964年にユニットには15inchの同軸2ウェイユニットが採用されており、

初期はMonitor Silverで、その後Monitor 15"(Monitor Red)、15" Monitor Goldと搭載ユニッ

トが変更されています。オートグラフも改良を加えた15"のMonitor Red第2世代の物のようです。

駆動するアンプはマッキントッシュを選び聴いていた様ですが、QUAD AD-22+U×2またはWE社

WE300Bを使用したシングルアンプはWE91Bなどより何故マッキントッシュを好んだのかが今も

不思議に感じます。タンノイ社の推奨ではアンプはQUADカートリッジはDECCAを推奨している、

何故たのメーカーを選んだのかが疑問である、出力は小さいがWE300BのWE91Bも当然候補に上

がると思うのだが、何故かMC275を使用したかが疑問です。

でも一つ納得出来るのはマッキントッシュが一番出力が大きく、オーケストラ演奏にも不満はない

が通常自分の部屋で聴くには2〜3Wで十分とおもうがオートグラフにはマッキントッシュが相性が

良かったのか不思議に思う。実は私もマッキントッシュのC-29を使用していましたが、私の目指す

音質とは違い2年程で終焉を迎えた。現在TANNOYオートグラフを300Bで鳴らしている方も多いよ

うですのでその辺りは解明してみたいですネ♪

因みに筆者ははAXIOM80 TANNOY(VLZ)で300Bのアンプで聴いていますが、粗満足しています

調べるとVLZにはQUAD AD-22+U×2が良いそうだが現在は程度の良い物は少ないようです。

以前音楽の友の社のおまけのプリメインアンプ2W☓2で聴いたときは音質は問題はないが、流石オ

ケのフォルテの部分は力不足を感じたが普通に聴くには全くストレスは感じなかった、もしKT-66

またKT-88が優れているなら今後の問題として考えていきたい?

今春号の管球王国はEL34の特集なので今回の答えが書かれているのかも知れない。早速注文し本日

到着した、後よく読んで見るつもりです。

又最近魔界より誘惑がある、現在筆者の手元にある松下製の6BM8を愛聴しているが、今回は松下

製輸出用製品があり、松下製品との違いは或るのか?の疑問から証拠にもなく、気になるコメント

に乗り初段管に使用の6BM8/PCL82を購入して見た。その中に下記のようなコメントがあった。

「この球は、AWAの自社生産品ではなく、製造元は「松下製」でして、 AWA社ブランドで販売さ

れたOEM品です。製造元が顧客(AWAのこと)の要望基準に沿って、生産した中からの、選別品の

ため、バラツキがすごく少ないようです。どの1本を抜き出してもピタリと入ってきます。」

勿論、新品のNOS管で一応測定データー付きです。

松下製は筆者も1セット持っているが輸入用と聞けば一応試聴したくなり、予備も含め2セットも

のを購入した。其のときにおまけにと言ってロシア製真空管 6F3P (6BM8) SVETLANA スベト

ラーナをいただくSvetlana真空管はロシアのサンクトペテルブルクにある世界最大級の電子管工

場で生産されています。

スヴェトラーナ工場は冷戦時代に世界最大級の出力を誇った送信管(ICBM探知OTHレーダー用送

信管 2.2MW)の製造実績があります。また、オーディオやギターアンプなどに使われているガラ

ス管の真空管は1928年から製造しています。スヴェトラーナ工場は世界の真空管メーカーの中で

最も大きいメーカーのひとつとして、かつ、技術力の高い工場として知られています。

1本しか無いので方チャンネルに交換して聴くが意外と良さそうである、だがこのプリ管は数多出回

っているので簡単に入手できるのが良い、将来1セット購入しても良く感じる・・・?正直ロシア、

支那製品には敬遠してきたが、見直さなければ成らない時代になったのかもしれないコピー物を作る

技術は低価格で安定してきたようだ。製品を良く吟味する事は肝心である。

ここで今回はOEM品松下製の試聴を試みる、エージングも全くしてないので音質は不明点も多いが、

オリジナル(松下製)が断然良い。実際は10日間程度使いエージングをしなければ評価は出来ない

が、全体的にはオリジナルに近い音なのが当初は微妙に高域の伸びが無いように聴こえる当然この

真空管と言う代物は同じ種類でも微妙に音色が変わる物なので五味康祐氏がナス管を沢山購入し入

れ替わり視聴して真空管を選んだというがまんざら嘘でも或るまい。

そしてOEM品に差し替え4日目は音質が変化してきた、勿論良い音に変化する・・・ピアノの立ち

上がり、ドラムの音、特に女性の声等は使うほど、紛れもなく松下製の音になった。勿論東芝管も

良いが松下管のダイナミックでなおかつ緻密な音に魅力を感じる。

当然先日購入したPSVANE 300B Hifi 真空管もエージングが進み300Bの本領発揮してきたようだ、

例えばピアノ演奏の音は研ぎ澄まされ透明度が増した、以前より数段上手く鳴る様になったBach:

Goldberg Variationsの最後のアリアでGlenn Gouldがゆったりと奏でる音に混じり、なにかつぶ

やきが?ハミングが聴こえ実にライブ感を味わえる、このあたりの表現が真空管の表現が良い。

連休も終盤に近く今回購入のAWA社ブランドの6BM8/PCL82を辛抱して聴き続け多少のエージング

効果が出た感じがするようになった、今後エージング効果が進めば益々期待はできそうである。

でもこれだけは言える、・・・・・

我が家のTANNOYは歌曲等人の声を聴くなら断然真空管が勝るようだ、ブラボー!

6 コメント


五味康祐氏 (WE22)2019-05-06 23:10:16
五味さんは91を知らなかったと思います。本人の実家は戦前、映画館を経営していてWEの555を使ったホーンシステムは聞いた記憶があるといっておりましたが、アンプ関係はほとんど知識がなかったと思います。

WEのアンプはレコード再生用には作られていないのと、当時はそれらはまったく一般的ではなかったようです。

WEが世に出だしたのは八島誠さんがS55年頃これらの紹介と販売を始め手からです。「MJの八島誠コレクション」参照。ラボにしてもサウンドインクにしても素人でしたのでそれらを家庭用として改造できる技術者の指導で徐々に浸透していきました。現在でもなかなかまともに使えているところは少ないようです。まして五味さんのころはまったく一般には知られてもおりませんし、仮に存在は知っていたとしてもそのままでは使えませんので不可能です。当然の帰結としてマッキンかマランツとなるでしょう。300Bは進駐軍の米人が小遣い稼ぎに持ち出して売っていたので決行早くに知られていました。300Aは戦前の2年足らずで生産停止したので知っている人はまれでした。

ありがとうございました、 (金ちゃん)2019-05-07 08:15:06
五味康祐氏の実家の事は本で知りましたが
300Bの事は知りませんでした。
でもクオードのアンプは当時から
有ったんでしょう、
まあ、当事者以外は解らないことなのでしょう。
参考になりました、今後共ご指導ください。

QUADU (WE22)2019-05-07 11:09:20
言葉足らずで失礼しました。おっしゃるとおり、QUADUは1953年に生産が開始され18年間名声を保ったクオードの主力で歴史的なアンプだったようです。

WE22さんありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-07 11:21:26

TANNOY指定は確かQUADUを提示してようです。

此の問題は本人で無いと解らないようです。
でも私はPSVANE 300Bで聴いていますが、
徐々に音が馴染んで行く様に感じます。


音しかわかりませんが (高井孝祐)2019-05-09 22:18:22
貴殿の仰るように私は音楽の分からない輩です、オリジナル91Bとレッドの入ったオートグラフの組合は知人が行っています。

WE91Bはご存知だと思いますが音を遠くへ飛ばすことを考慮して作られた劇場用アンプです、飛ばすために敢えてか、結果なのか私にはわかりませんがWE91Bではホールトーンと言われているコクのある重低音は出ません、パリンと輪郭のはっきりした音を力強く押し出しますこの辺が86などと大きく違う点だと思います。WEでも劇場用の91Bや86などと、124等のアンプでは音の傾向は全く違うと思います、タンノイのブラックは論外としてレッド以降の反応の鈍いユニットでホール感を出そうと思うと、シングルアンプではなくプッシュ駆動のクオード22やマッキン275やMC30、WEでは124等のアンプが似合うことは貴殿に音楽を知らないと言われた無知な私でも安易に想像できます、五味氏なら感覚でわかっておられたのではないでしょうか?
因みにタンノイモニターブラックとWE91Bの組み合わせが奏でるサウンドは私は素晴らしい音楽を奏でると感じました、

音楽のわからない私はWE91BとALL励磁ユニットで「音」を楽しんでいます。


コメントありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-10 11:03:03
素晴らしい組み合わせですね、

本物のWE91Bの音は未だ聴いたことありませんが、
以前展示されたSV-91Bを聴き確かに良い音で聞こえました。
現在の書斎には大型のSPはスペースの問題で据付られませんので
VLZを改良して聴いています。勿論ジャズも愛聴しましが
これでもオケもオペラも略満足して聴いています。
因みにSV-91Bを聴いたときのSPはアルテックでしたが
気持ちの良い音で鳴っていた記憶があります。
「角を矯めて牛を殺す」の例えのように
音楽を楽しみたいと思っています。
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c134

[リバイバル4] ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプ 中川隆
11. 中川隆[-9822] koaQ7Jey 2019年6月06日 14:40:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2618]

最近疑問に感じる事、タンノイのSPを駆動するのは真空管が勝るが、一番相性の良い真空管は何れか? 2019年05月05日
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb

最近不思議に思うは、何故五味康祐氏は数ある真空管アンプの中よりマッキントッシュを代表する真空管ステレオパワーアンプ MC275定格出力:75W+75W(4/8/16Ω)150W(2/4/8Ω)を選んだか?

TANNOY Monitor 15"は能率悪いSPともおもわないが?TANNOYと言えばやはり、五味康祐氏の話に触れないと、お座なりなの気分になる。

これまで、氏は、原稿料を前借りしては、音に心血を注いできた。その氏が、オートグラフの存在を知ったのは、確か、ヨーロッパ旅行のおり、スイスの音キチ青年にカタログを見せられたのがきっかけであったらしい。帰国後、そのカタログの情報だけを頼りに、タンノイ社にエアメールで注文を出した。注文を受けたタンノイの担当者は、さぞかし驚いたにちがいない。あの敗戦国の日本にそんな御仁がいようとは、と・・・。

1964年(昭和39)のことである。この年の秋から芸術新潮で「西方の音」の連載が始まった。そして氏のオートグラフへの求道は、多くの信者を惹き寄せたのである。


そして購入された物は1964年にユニットには15inchの同軸2ウェイユニットが採用されており、初期はMonitor Silverで、その後Monitor 15"(Monitor Red)、15" Monitor Goldと搭載ユニットが変更されています。オートグラフも改良を加えた15"のMonitor Red第2世代の物のようです。

駆動するアンプはマッキントッシュを選び聴いていた様ですが、QUAD AD-22+U×2またはWE社WE300Bを使用したシングルアンプは WE91B などより何故マッキントッシュを好んだのかが今も不思議に感じます。

タンノイ社の推奨ではアンプはQUADカートリッジはDECCAを推奨している、
何故他のメーカーを選んだのかが疑問である

出力は小さいがWE300BのWE91Bも当然候補に上がると思うのだが、何故かMC275を使用したかが疑問です。


でも一つ納得出来るのはマッキントッシュが一番出力が大きく、オーケストラ演奏にも不満はないが通常自分の部屋で聴くには2〜3Wで十分とおもうがオートグラフにはマッキントッシュが相性が良かったのか不思議に思う。実は私もマッキントッシュのC-29を使用していましたが、私の目指す音質とは違い2年程で終焉を迎えた。現在TANNOYオートグラフを300Bで鳴らしている方も多いようですのでその辺りは解明してみたいですネ♪


因みに筆者ははAXIOM80 TANNOY(VLZ)で300Bのアンプで聴いていますが、粗満足しています

調べるとVLZにはQUAD AD-22+U×2が良いそうだが現在は程度の良い物は少ないようです。

以前音楽の友の社のおまけのプリメインアンプ 2W☓2で聴いたときは音質は問題はないが、流石オケのフォルテの部分は力不足を感じたが普通に聴くには全くストレスは感じなかった、もしKT-66 またKT-88が優れているなら今後の問題として考えていきたい?

先日購入したPSVANE 300B Hifi 真空管もエージングが進み300Bの本領発揮してきたようだ、

例えばピアノ演奏の音は研ぎ澄まされ透明度が増した、以前より数段上手く鳴る様になったBach:

Goldberg Variationsの最後のアリアでGlenn Gouldがゆったりと奏でる音に混じり、なにかつぶ

やきが?ハミングが聴こえ実にライブ感を味わえる、このあたりの表現が真空管の表現が良い。

連休も終盤に近く今回購入のAWA社ブランドの6BM8/PCL82を辛抱して聴き続け多少のエージング効果が出た感じがするようになった、今後エージング効果が進めば益々期待はできそうである。

でもこれだけは言える、・・・・・

我が家のTANNOYは歌曲等人の声を聴くなら断然真空管が勝るようだ、ブラボー!


6 コメント

五味康祐氏 (WE22)2019-05-06 23:10:16

五味さんは 91 を知らなかったと思います。本人の実家は戦前、映画館を経営していてWEの555を使ったホーンシステムは聞いた記憶があるといっておりましたが、アンプ関係はほとんど知識がなかったと思います。

WEのアンプはレコード再生用には作られていないのと、当時はそれらはまったく一般的ではなかったようです。

WEが世に出だしたのは八島誠さんがS55年頃これらの紹介と販売を始め手からです。

「MJの八島誠コレクション」参照。


八島誠コレクション―日本一のヴィンテージオーディオ収集家 – 2006/6
MJ無線と実験編集部
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%AB%E5%B3%B6%E8%AA%A0%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E5%8F%8E%E9%9B%86%E5%AE%B6-MJ%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4416105029


内容(「BOOK」データベースより)
ウエスタンエレクトリック555レシーバーから15Aホーン、1086アンプ、技術資料、映画ポスター、アメリカの映画館を丸ごと購入する豪快な買い物、そのコレクションを紹介。

momomo 5つ星のうち5.0
WE研究 2011年11月12日
WE(ウエスタンエレクトリック)等ビンテージオーディオの収集家である矢島誠氏のコレクションを図録を中心に編集した本で、名前だけは、知っているが、実際に見たことのない人には、驚きの本であり、その内部まで見ることの出来る貴重な本であります。永久保存版にふさわしい図録集です。幻のWEサウンドを想像して下さい。究極のオーディオサウンドが、聞こえて来ませんか。WEマニアの方々にお勧めします。

______


ラボにしてもサウンドインクにしても素人でしたのでそれらを家庭用として改造できる技術者の指導で徐々に浸透していきました。現在でもなかなかまともに使えているところは少ないようです。まして五味さんのころはまったく一般には知られてもおりませんし、仮に存在は知っていたとしてもそのままでは使えませんので不可能です。当然の帰結としてマッキンかマランツとなるでしょう。300Bは進駐軍の米人が小遣い稼ぎに持ち出して売っていたので決行早くに知られていました。300Aは戦前の2年足らずで生産停止したので知っている人はまれでした。


ありがとうございました、 (金ちゃん)2019-05-07 08:15:06
五味康祐氏の実家の事は本で知りましたが
300Bの事は知りませんでした。
でもクオードのアンプは当時から
有ったんでしょう、
まあ、当事者以外は解らないことなのでしょう。
参考になりました、今後共ご指導ください。

QUADU (WE22)2019-05-07 11:09:20
言葉足らずで失礼しました。おっしゃるとおり、QUADUは1953年に生産が開始され18年間名声を保ったクオードの主力で歴史的なアンプだったようです。


WE22さんありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-07 11:21:26

TANNOY指定は確かQUADUを提示してようです。

此の問題は本人で無いと解らないようです。
でも私はPSVANE 300Bで聴いていますが、
徐々に音が馴染んで行く様に感じます。

音しかわかりませんが (高井孝祐)2019-05-09 22:18:22
貴殿の仰るように私は音楽の分からない輩です、オリジナル91Bとレッドの入ったオートグラフの組合は知人が行っています。

WE91Bはご存知だと思いますが音を遠くへ飛ばすことを考慮して作られた劇場用アンプです、飛ばすために敢えてか、結果なのか私にはわかりませんがWE91Bではホールトーンと言われているコクのある重低音は出ません、パリンと輪郭のはっきりした音を力強く押し出しますこの辺が86などと大きく違う点だと思います。WEでも劇場用の91Bや86などと、124等のアンプでは音の傾向は全く違うと思います、タンノイのブラックは論外としてレッド以降の反応の鈍いユニットでホール感を出そうと思うと、シングルアンプではなくプッシュ駆動のクオード22やマッキン275やMC30、WEでは124等のアンプが似合うことは貴殿に音楽を知らないと言われた無知な私でも安易に想像できます、五味氏なら感覚でわかっておられたのではないでしょうか?
因みにタンノイモニターブラックとWE91Bの組み合わせが奏でるサウンドは私は素晴らしい音楽を奏でると感じました、

音楽のわからない私はWE91BとALL励磁ユニットで「音」を楽しんでいます。

コメントありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-10 11:03:03
素晴らしい組み合わせですね、

本物のWE91Bの音は未だ聴いたことありませんが、
以前展示されたSV-91Bを聴き確かに良い音で聞こえました。
現在の書斎には大型のSPはスペースの問題で据付られませんので
VLZを改良して聴いています。勿論ジャズも愛聴しましが
これでもオケもオペラも略満足して聴いています。
因みにSV-91Bを聴いたときのSPはアルテックでしたが
気持ちの良い音で鳴っていた記憶があります。
「角を矯めて牛を殺す」の例えのように
音楽を楽しみたいと思っています。
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb

http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/107.html#c11

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
174. 中川隆[-9821] koaQ7Jey 2019年6月06日 14:41:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2619]

最近疑問に感じる事、タンノイのSPを駆動するのは真空管が勝るが、一番相性の良い真空管は何れか? 2019年05月05日
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb

最近不思議に思うは、何故五味康祐氏は数ある真空管アンプの中よりマッキントッシュを代表する真空管ステレオパワーアンプ MC275定格出力:75W+75W(4/8/16Ω)150W(2/4/8Ω)を選んだか?

TANNOY Monitor 15"は能率悪いSPともおもわないが?TANNOYと言えばやはり、五味康祐氏の話に触れないと、お座なりなの気分になる。

これまで、氏は、原稿料を前借りしては、音に心血を注いできた。その氏が、オートグラフの存在を知ったのは、確か、ヨーロッパ旅行のおり、スイスの音キチ青年にカタログを見せられたのがきっかけであったらしい。帰国後、そのカタログの情報だけを頼りに、タンノイ社にエアメールで注文を出した。注文を受けたタンノイの担当者は、さぞかし驚いたにちがいない。あの敗戦国の日本にそんな御仁がいようとは、と・・・。

1964年(昭和39)のことである。この年の秋から芸術新潮で「西方の音」の連載が始まった。そして氏のオートグラフへの求道は、多くの信者を惹き寄せたのである。


そして購入された物は1964年にユニットには15inchの同軸2ウェイユニットが採用されており、初期はMonitor Silverで、その後Monitor 15"(Monitor Red)、15" Monitor Goldと搭載ユニットが変更されています。オートグラフも改良を加えた15"のMonitor Red第2世代の物のようです。

駆動するアンプはマッキントッシュを選び聴いていた様ですが、QUAD AD-22+U×2またはWE社WE300Bを使用したシングルアンプは WE91B などより何故マッキントッシュを好んだのかが今も不思議に感じます。

タンノイ社の推奨ではアンプはQUADカートリッジはDECCAを推奨している、
何故他のメーカーを選んだのかが疑問である

出力は小さいがWE300BのWE91Bも当然候補に上がると思うのだが、何故かMC275を使用したかが疑問です。


でも一つ納得出来るのはマッキントッシュが一番出力が大きく、オーケストラ演奏にも不満はないが通常自分の部屋で聴くには2〜3Wで十分とおもうがオートグラフにはマッキントッシュが相性が良かったのか不思議に思う。実は私もマッキントッシュのC-29を使用していましたが、私の目指す音質とは違い2年程で終焉を迎えた。現在TANNOYオートグラフを300Bで鳴らしている方も多いようですのでその辺りは解明してみたいですネ♪


因みに筆者ははAXIOM80 TANNOY(VLZ)で300Bのアンプで聴いていますが、粗満足しています

調べるとVLZにはQUAD AD-22+U×2が良いそうだが現在は程度の良い物は少ないようです。

以前音楽の友の社のおまけのプリメインアンプ 2W☓2で聴いたときは音質は問題はないが、流石オケのフォルテの部分は力不足を感じたが普通に聴くには全くストレスは感じなかった、もしKT-66 またKT-88が優れているなら今後の問題として考えていきたい?


先日購入したPSVANE 300B Hifi 真空管もエージングが進み300Bの本領発揮してきたようだ、

例えばピアノ演奏の音は研ぎ澄まされ透明度が増した、以前より数段上手く鳴る様になったBach:

Goldberg Variationsの最後のアリアでGlenn Gouldがゆったりと奏でる音に混じり、なにかつぶ

やきが?ハミングが聴こえ実にライブ感を味わえる、このあたりの表現が真空管の表現が良い。

連休も終盤に近く今回購入のAWA社ブランドの6BM8/PCL82を辛抱して聴き続け多少のエージング効果が出た感じがするようになった、今後エージング効果が進めば益々期待はできそうである。

でもこれだけは言える、・・・・・

我が家のTANNOYは歌曲等人の声を聴くなら断然真空管が勝るようだ、ブラボー!

6 コメント


五味康祐氏 (WE22)2019-05-06 23:10:16

五味さんは 91 を知らなかったと思います。本人の実家は戦前、映画館を経営していてWEの555を使ったホーンシステムは聞いた記憶があるといっておりましたが、アンプ関係はほとんど知識がなかったと思います。

WEのアンプはレコード再生用には作られていないのと、当時はそれらはまったく一般的ではなかったようです。

WEが世に出だしたのは八島誠さんがS55年頃これらの紹介と販売を始め手からです。

「MJの八島誠コレクション」参照。


八島誠コレクション―日本一のヴィンテージオーディオ収集家 – 2006/6
MJ無線と実験編集部
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%AB%E5%B3%B6%E8%AA%A0%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E5%8F%8E%E9%9B%86%E5%AE%B6-MJ%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4416105029


内容(「BOOK」データベースより)
ウエスタンエレクトリック555レシーバーから15Aホーン、1086アンプ、技術資料、映画ポスター、アメリカの映画館を丸ごと購入する豪快な買い物、そのコレクションを紹介。


momomo 5つ星のうち5.0
WE研究 2011年11月12日
WE(ウエスタンエレクトリック)等ビンテージオーディオの収集家である矢島誠氏のコレクションを図録を中心に編集した本で、名前だけは、知っているが、実際に見たことのない人には、驚きの本であり、その内部まで見ることの出来る貴重な本であります。永久保存版にふさわしい図録集です。幻のWEサウンドを想像して下さい。究極のオーディオサウンドが、聞こえて来ませんか。WEマニアの方々にお勧めします。

______


ラボにしてもサウンドインクにしても素人でしたのでそれらを家庭用として改造できる技術者の指導で徐々に浸透していきました。現在でもなかなかまともに使えているところは少ないようです。まして五味さんのころはまったく一般には知られてもおりませんし、仮に存在は知っていたとしてもそのままでは使えませんので不可能です。当然の帰結としてマッキンかマランツとなるでしょう。300Bは進駐軍の米人が小遣い稼ぎに持ち出して売っていたので決行早くに知られていました。300Aは戦前の2年足らずで生産停止したので知っている人はまれでした。

ありがとうございました、 (金ちゃん)2019-05-07 08:15:06
五味康祐氏の実家の事は本で知りましたが
300Bの事は知りませんでした。
でもクオードのアンプは当時から
有ったんでしょう、
まあ、当事者以外は解らないことなのでしょう。
参考になりました、今後共ご指導ください。


QUADU (WE22)2019-05-07 11:09:20
言葉足らずで失礼しました。おっしゃるとおり、QUADUは1953年に生産が開始され18年間名声を保ったクオードの主力で歴史的なアンプだったようです。


WE22さんありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-07 11:21:26

TANNOY指定は確かQUADUを提示してようです。

此の問題は本人で無いと解らないようです。
でも私はPSVANE 300Bで聴いていますが、
徐々に音が馴染んで行く様に感じます。


音しかわかりませんが (高井孝祐)2019-05-09 22:18:22
貴殿の仰るように私は音楽の分からない輩です、オリジナル91Bとレッドの入ったオートグラフの組合は知人が行っています。

WE91Bはご存知だと思いますが音を遠くへ飛ばすことを考慮して作られた劇場用アンプです、飛ばすために敢えてか、結果なのか私にはわかりませんがWE91Bではホールトーンと言われているコクのある重低音は出ません、パリンと輪郭のはっきりした音を力強く押し出しますこの辺が86などと大きく違う点だと思います。WEでも劇場用の91Bや86などと、124等のアンプでは音の傾向は全く違うと思います、タンノイのブラックは論外としてレッド以降の反応の鈍いユニットでホール感を出そうと思うと、シングルアンプではなくプッシュ駆動のクオード22やマッキン275やMC30、WEでは124等のアンプが似合うことは貴殿に音楽を知らないと言われた無知な私でも安易に想像できます、五味氏なら感覚でわかっておられたのではないでしょうか?
因みにタンノイモニターブラックとWE91Bの組み合わせが奏でるサウンドは私は素晴らしい音楽を奏でると感じました、

音楽のわからない私はWE91BとALL励磁ユニットで「音」を楽しんでいます。


コメントありがとうございます。 (金ちゃん)2019-05-10 11:03:03
素晴らしい組み合わせですね、

本物のWE91Bの音は未だ聴いたことありませんが、
以前展示されたSV-91Bを聴き確かに良い音で聞こえました。
現在の書斎には大型のSPはスペースの問題で据付られませんので
VLZを改良して聴いています。勿論ジャズも愛聴しましが
これでもオケもオペラも略満足して聴いています。
因みにSV-91Bを聴いたときのSPはアルテックでしたが
気持ちの良い音で鳴っていた記憶があります。
「角を矯めて牛を殺す」の例えのように
音楽を楽しみたいと思っています。
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f9b4c644cda1475c83ae443b59a5eeeb

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c174

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
263. 中川隆[-9820] koaQ7Jey 2019年6月06日 14:49:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2620]

現在の中国には五毛党(1件当たり5毛<約6円>の報酬で、中国政府に有利な発言をネット上に書き込む世論工作員)や、「自乾五(自発的に政府擁護の論陣をネットで展開する中国ネットユーザー)」がいる。

義和団は清朝に反対する人々を「漢奸(売国奴)」と呼んだが、五毛党や自乾五も中国政府と異なる意見を持つ者を「漢奸」呼ばわりしている。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/548.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c263

[近代史3] ファーウェイ排除で世界に激震! 日本はどうなる? 中川隆
8. 中川隆[-9819] koaQ7Jey 2019年6月06日 14:56:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2621]
米中経済戦争の余波──習近平の権力基盤が早くも揺らぎ始めた
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12271.php
2019年6月5日(水)18時25分 長岡義博(本誌編集長) ニューズウィーク

<トランプの「マッドマン」戦略により、中国経済だけでなく、習政権の基盤にまで亀裂が入っている。それでもトランプが執拗に中国叩きの手を緩めない本当の理由とは>

前編「浙江省で既に小工場30%が倒産──米中経済戦争の勝者がアメリカである理由」に続き、元民主活動家で独自の中国評論で知られる陳破空(チェン・ポーコン)氏が、米中貿易摩擦の共産党政治への影響や、アヘン戦争に至る清朝とイギリスの交渉と、現在の米中交渉の類似性について分析。なぜトランプがこれまでのアメリカ大統領と違い執拗に中国を追い詰めるのか、その本質について語った。

――トランプほど中国に厳しい態度を取るアメリカ大統領はいなかった。習近平(シー・チンピン)はこれを予測していたのか。

予想できなかった。だから準備できなかった。中国政府にとって多くの意外なことがあったが、第1は2016年の大統領選挙でヒラリー(・クリントン)が勝ち、トランプが当選できないと思っていたこと。2つ目の間違いはトランプがただのビジネスマンであり、巨額の米中貿易があるから結局は中国に従うだろう、と考えていたことだ。

第3はトランプの行動が予測できないこと。5月3日に習近平は「後の責任は取る」と言って、妥結しかけていた150ページの協定文と「法改正の約束」を撤回した。しかし彼はトランプが癇癪を起こして2日後の5月5日に関税率を上げるとは予測できなかった。

古代中国には「天時、地利、人和(天の時、地の利、人の和)」ということわざがある。「天時」はチャンス、「地利」は地勢の有利さ、「人和」は人の配置。トランプ政権には3つの要素のすべてがそろっているが、中国にとってはまったく正反対の状況だ。

トランプの登場は習近平にとっては意外だったが、歴史的には必然だ。中国とアメリカの発展はまったく反対の方向を向いている。習近平は文革や毛沢東時代へと「後退」しようとしている。

――アメリカの学者の中には、今回の米中の衝突は「文明の衝突」ではない、という見方もある。

文明の衝突であり、制度の衝突であり、力量の衝突だ。「アメリカは長男、中国は二男だからアメリカは中国の台頭を許さない」という人がいる。それは副次的な問題だ。もし中国が民主国家ならそうはならない。アメリカは民主主義を核心とする世界文明の主流だが、中国共産党の文明とは一党独裁の党文化。ただしこれは中国伝統の文化とも、世界の文明とも違う奇妙な文化だ。両者のぶつかり合いが文明の衝突だ。

アメリカは多党政治で報道・言論の自由があり、司法が独立し、私有経済の条件が保障された制度の国だが、中国はそれとは反対だ。閉鎖的で、法治はなく人治のみがあり、外国企業の待遇も不平等。これが制度の衝突だ。

力量の衝突について言えば、中国のエネルギーは「負能量(マイナスエネルギー)」、アメリカは「正能量(プラスエネルギー)」の国だ。一方は人類に好影響を与えるが、もう一方は悪影響を与える。米中の争いは文明、制度、力量の「決闘」なのだ。

今回のアメリカと中国の交渉は清朝とイギリスの交渉と非常に似ている。1840年にアヘン戦争が開戦するまで、乾隆帝から始まったイギリスと清朝の貿易は清朝にとって黒字、イギリスにとって赤字の状態が続いた。イギリスは清朝のお茶やシルクを大量に購入したが、清朝は何も買うものがなかった。

(戦争が終わって1842年に)南京条約が結ばれるまでは、清朝がイギリスに対して不平等だったが、条約締結後はイギリスが清朝に対して不平等になった。

また、清朝には「扶清滅洋」を掲げた義和団という愛国主義団体があったが、現在の中国には五毛党(1件当たり5毛<約6円>の報酬で、中国政府に有利な発言をネット上に書き込む世論工作員)や、「自乾五(自発的に政府擁護の論陣をネットで展開する中国ネットユーザー)」がいる。義和団は清朝に反対する人々を「漢奸(売国奴)」と呼んだが、五毛党や自乾五も中国政府と異なる意見を持つ者を「漢奸」呼ばわりしている。

宗教弾圧も似ている。清朝と義和団はキリスト教の伝道師を殺害したが、現在の共産党はキリスト教の教会だけでなく、新疆ウイグル自治区のイスラム教モスクを破壊している。清朝はイギリスと条約を結んだあと、条約を反故にして戦争に至ることを繰り返したが、いったん合意に達しかけてそれを反故にする現在の中国の交渉はそれと同じだ。清朝は制度の改善を拒否したが、現在の共産党も制度の改善を拒否している。

――歴史を振り返ると、アメリカは中国を一貫して重視してきた。第二次大戦で日本と戦争をしたのは、中国を日本に渡したくなかったから、とも言える。であれば、米中はいつか「手打ち」をするのではないか。

イギリスは清朝政府から香港を租借したが、土地が欲しかったわけではなく、必要としたのはあくまで商人たちの居住地だった。イギリスが清朝に求めていたのは市場。清朝に土地を求めていたのはロシアだ。アメリカも土地ではなく、開放された市場と平等な貿易を求めていた。中国のネット民にこんな笑い話がある。「中国政府は現在アメリカを敵に、ロシアを友人にしているが、失った土地は友人の手から取り戻された」と(笑)。

ケ小平は1979年に党内の反対を押し切って訪米したが、その際「長い間観察した結果、アメリカの友人は豊かな国が多いが、敵は貧しい国が多い」と語った。以来、米中関係は共産党にとって最も重要な対外関係になった。だが現在、習近平は対米関係をうまく仕切れていないことで党内から批判されている。しかし彼には米中関係をうまく仕切る能力がない。

なぜか。現在の状況を乗り切るためには、変化に適応する必要がある。しかし、習近平と(ブレーンとされる)王滬寧(ワン・フーニン、共産党政治局常務委員)にはその能力がない。文革や毛沢東時代に戻ることを思想的武器にしている彼らには無理だ。改革すべきなのに改革せず、開放すべきなのに開放しない。当時の清朝と同じだ。

――米中の衝突は中国共産党の政局にどのような影響を与えるだろうか?

5月13日、3つの出来事があった。この日の夜、中国中央電視台(CCTV)のニュース番組『新聞聯播』は、中国が600億ドル分のアメリカからの輸入品に報復関税を掛けると発表した。この日、共産党はそれを決める政治局会議を開いたのだが、午前中には李克強(リー・コーチアン)首相が会議を開き、「大規模失業を発生させない最低ラインを死守する」という決議を公表していた。

その後に開かれた政治局会議は集団議決だったという。これ以前は習近平が1人で決定していたが、この日から集団議決に変わった。アメリカとの貿易交渉が頓挫したことの反省からだ。

李克強が言っていることは、習近平や王滬寧とは違う。習や王は、中国経済は力強く、恐れる必要はないと主張していた。李克強が会議を開いて「大規模失業を発生させない最低ラインを死守する」と決議したのは、おそらく大規模な失業の危機が迫っているからだ。両者のトーンは異なる。

習近平の権力は大きくそがれている。5月3日、習は(党内の圧力で)妥結しかけていた貿易協議を反故にした後、「将来発生する悪い結果について全て責任を持つ」と発言した。しかし、5月5日にトランプは関税を25%に上げた。政治局会議が集団議決に変わったのは、習が「責任」を取った結果だ。一方で、習は今回の集団議決への移行で肩の荷を下ろした、と見ることもできる。

習近平は多くの難題を抱えているが、これまでは取り沙汰されることのなかった後継者問題が浮上している。もし、習が20年間政権を握るなら、後継者としては胡錦濤(フー・チンタオ、前国家主席)の息子の胡海峰(フー・ハイフォン、現浙江省麗水市党委書記)が考えられた。しかし10年しかやらないとなると、その後継者は陳敏爾(チェン・ミンアル、重慶市党委書記)か陳全国(チェン・チュアンクオ、新疆ウイグル自治区党委書記)だ。

後継者問題が浮上している、ということが習の権力基盤が揺らいでいることを示している。権力が安定し、健康に問題がないならこのような話は出てこないからだ。

――米中首脳会談が行われる可能性がある大阪でのG20は両国にとって重要になる。

そうだ。しかしトランプは優勢だが、習近平はそうではない。なぜならトランプは(貿易協議で)妥結しても妥結しなくてもいいが、習近平は妥結するしか選択肢がないからだ。貿易戦争が本格化すれば、中国は耐えられない。

アメリカにとってはこれが最後の機会だ。ここで中国に勝たなければ、以後アメリカにはチャンスがなくなる。以前、中国のGDPはアメリカの4分の1だった。現在アメリカのGDPは中国の1.5倍でしかない。「やらなければ、やられる」なのだ。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/452.html#c8

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
24. 中川隆[-9818] koaQ7Jey 2019年6月06日 16:25:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2622]

スピーカーケーブルの被覆の仕方だけでも音は極端に変わる _ 2

ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア


アモルメットコア - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A2

Amormet アモルメットコア-中村製作所
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html


【楽天市場】ns アモルメット コアの通販
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ns+%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%B3%E3%82%A2/

Joshin web - アモルメット・コア 商品一覧|Yahoo!ショッピング
https://store.shopping.yahoo.co.jp/joshin/search.html?p=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%A2

オンラインショップ「ONTOMO Shop」 アモルメットコアシリーズ
https://ontomo-shop.com/?mode=cate&cbid=2092495&csid=8

_____


amazon.co.jp 日立金属 ファインメット
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00R5GWP2S/ref=s9_dcacsd_dcoop_bw_c_x_1_w


▲△▽▼


中村製作所のアモルメットコア。音の変化はファインメットに似ています 2016/10/8
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388

試聴会に参加してきました。
ノイズ除去効果はアモルメットコアの方が大きいようですが、
変化の方向性はファインメットと極めて似ている気がしました。

ナノ結晶材料ファインメット® ノイズ対策部品 日立金属株式会社
https://www.hitachi-metals.co.jp/products/elec/tel/p02_21.html

公式サイトの要所を抜粋します


中村製作所 アモルメットコア
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html

Amormet™(アモルメット)コアの使用箇所


コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。


音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。

信号系に使うのがメインで、DC系にも使えるコアのようです。

Amormet™(アモルメット)コアの大きさの選び方


必要以上に大きな物はコアが大きくてもノイズを防止する効果がかえって減少してしまうこともあります。

私はこの記述を初めて見ました。
今までは大きければ大きいほどいいと言われていた気がします。
フェライトコアですと大きい方が抵抗値が高くなっていました。

Amormet™(アモルメット)コアの使い方


大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。


1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。

コモンモードチョークとして使うために、
プラスマイナスのケーブルを2本一緒に通します。
ここはかなり注意されていました。

なお、私はファインメットコアで片方ずつ通す方法を採用しています。
この方法はノーマルモードチョークとして作用するようです。

ファインメットをテストしてみた。なんで音が良くなるの?これ

ファインメット 可飽和コア 4個 MP1006LF3T 全長6.4mm 直径11.4mm 穴径4.8mm 価格:\1,900 ...
2015-12-21 18:29


このあたりは村田製作所の説明が分かりやすいので
詳しいことを知りたい方はこちらをご覧ください。
http://www.murata.com/ja-jp/products/emc/emifil/knowhow/basic/chapter05-p1

中央付近の以下の2つの図が分かりやすいと思います。


【図5-2-8】ノーマルモードに対するフィルタの構成例
【図5-2-9】コモンモードに対するフィルタの基本構成

コアの種類の一部を抜粋しました

詳細は公式サイトをご覧ください。
こちらでは加工なしでそのままケーブルに通せそうな
大きさのコアを抜粋しています。
価格(税抜)
Amormet NS-221 Φ22.5±0.5 Φ10mm 12mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 3,200円
Amormet NS-285 Φ28±0.5 Φ14mm 13mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 7,800円

少し大きくなるだけで価格が異様に高くなります。
最近のケーブルは太いものが多いので、
出先で試したりする場合は大きいコアの方がいいかもしれません。

ハンダで自作できるなら、ケーブルが通る最低限の
大きさのものがいいようです。

で、肝心の音はどうなの?

ノイズ除去の効果はアモルメットの方がずっと上だと感じましたが、
その他の変化はファインメットに随分と似ています。
色が濃くなること、音楽が面白くなることがメリットで、
僅かに音が重く粘度が上がるのがデメリットでしょうか。

磁性体を使うと大体こんな感じになりますので、
このデメリットをどれだけ許容できるかがポイントになりそうです。
(多分、プリをお使いの方は気にならないと思います)

アモルファス合金を上手い具合に結晶化させたのがファインメットで、
アモルメットは「アモルファス+ファインメット」という感じで
名前をつけているように見えるのですが、うーむ。
使ってる素材はかなり近いのでしょうか。

アモルメットはファインメットと違って
信号線にも使えるのが最大のメリットだと思いますが、
コスト的な意味で使いすぎには注意した方がいいかもしれません。
確実に音質をよくしたいなら機材にお金を使う方がいいですから。

タップが随分と効果が大きかったです

アモルメットコアを3つ使った電源タップが同時に発売されているのですが、
こちらはノイズ測定器で目に見えてノイズが減っていました。
ただ、どういう作用が働いているのかいまいちよく分かりません。
(数値が300台から16になっていました)

Power Line Cleaner PLC-02 
http://ns-t.com/products/trans/nsit71.html

音は聴いていないので何とも言えませんが、
最近流行のあのノイズチェッカー、どこかで安く売っていないでしょうか。
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388
 




  拍手はせず、拍手一覧を見る



コメント



1. 中川隆[-12443] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:49:01: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]



▲△▽▼

話題のアモルメットを使ってみよう 林 正儀
https://ontomo-shop.com/?mode=f9


アモルメットコアは、前号福田氏の記事でオーディオ用ノイズフィルターの最先端として紹介されていた。

中村製作所が販売する、アモルファスの薄いテープを巻き、リング状のトロイダルに仕上げたものだ。これにケーブルを通すだけで、強力にノイズを減衰させ音質改善効果が目覚ましい。今回はステレオ誌の付録デジタルアンプ、LXA-OT3と付録スピーカーを取り上げ、さまざまなパターンで実験してみたが、効果は予想以上。信じられない現象が起きていたのだ。

まずアモルメットコアがどこに使えるかだが、ケーブルに装着して使うという大原則がある。乗せたり、側におくだけで……という使い方はないので要注意だ。ケーブルは中心の穴に+/−両方の電線が無理なく通る状態がベストである。この時コアの向きは自由。装着する場所も入口、出口、または中間でもOKなので、気楽に使えるはずだ。ただし+/−それぞれに1個ずつつけると音質的なデメリットが多くなる。


付録デジタルアンプ

デジタルアンプの性能が全開
音場のパースペクティブがアップした


▼ラインケーブル
アモルメットをつけるつけないで、再生音がどう変わるのか。それを聴くだけの簡単な比較である。曲はボーカル、オペラ、ジャズなどだ。まず、デジタルアンプだがこれはCDプレーヤー間のラインケーブルにて試した。ここではCDプレーヤー側にセット。プラグを通すだけなので一番簡単だ。高SN比で濁りが少なく、声の通りが明瞭になる。デジタルアンプらしいクリアさやきりっとした輪郭の立て方が、強調の少ない方向にシフト。抜けがよいと同時に硬さやキツさがほぐれる印象だ。上流の純度が上がることで、微細情報がぐんと増大。高域の解像度が強化され、音場のパースペクティブがアップした。自然なステージが現われるような変化だ。

キャプション01 


 RCAケーブルに装着する

キャプション02


 LXA-OT3の場合はリアがタイトなので
 プレーヤー側に装着

▼スピーカーケーブル
次にスピーカーケーブル対策だ。スピーカー側に+/−を束ねるように装着すると、これは力強いシマリをみせ、密度やエネルギー量がアップする。アンプにドライブ力がついてきたような積極的な鳴り方、アピールの仕方である。中〜低音域が充実して厚みが増すような変化だが、聴こえとしてはジャズにガッツが入り、音が前に出てブロー感が高まる。音像の彫りが深く、実在感も充分にリアルだ。

では1+1=2になるかどうか。ラインとスピーカーケーブルの両方にコアを入れると、音楽の生々しさが増して効果を高め合うような方向だが、体感的には2まではいかない。1.3〜1.4という感じである。それだけ最初のインパクトは強かった。

キャプション03


 ブックシェルフスピーカーの
 端子直前にセット。
 もちろんLXA-OT3側でもOKだ


▼電源ケーブル
デジタルアンプはACアダプターなので、ここではCDプレーヤーの電源ケーブルを対策する。いったんプラグをはずす作業が伴うので初心者にはちょっと面倒だ。そこで中村さんが用意した比較試聴用の3P電源ケーブル。コアなしとコアつきで比べることにした。

これも違いが大きい。ラインケーブル以上かもしれない。ノイズフロアが下がり、空間が澄む。と同時に起伏の少ない一本調子なボーカルから力強くかつダイナミズム豊富に、ぐっと情感が込もる感じだ。コントラストが高く、陰影のグラデーション表現が実に豊か。音のトルクや電源としての流量感やエナジーも、コアつきの方が明らかに勝った。

キャプション-04


 電源のIECコネクターに
 装着したものとしていないもの。
 電源ケーブルの場合は自作で
 対応するしかないが


PCデジタルノイズの排除の成果か
倍音や色彩感が豊かになった

次はPCオーディオの主役、USB-DACである。Macパソコンの音源をUSBケーブル経由でDACに入れて再生する。ここではCDプレーヤーに内蔵のDACを使うが、この環境ではかなりPCのデジタルノイズの影響を受けているはずだ。

キャプション05


 PCオーディオシステムでも確認した

キャプション06


 USB-Bタイプには対応する製品がある
       
だが実際に聴いてみると、アモルメットなしでもかなりレベルの高い音質が得られていた。ところがそこからもう1〜2段SN比や情報量がアップするから、コアの効果は大したものだ。フォーカスがピシッとする。高域レンジが伸び、倍音や色彩感が豊かになった。ステージがより立体的で、ファイル再生らしい精密なニュアンスが漂う感じだ。DAC性能が向上したかと思うほど嬉しい変化である。


付録スピーカー

今回一番といっていい効果
クラフトユーザーには特にオススメ

クラフトでもアモルメットの効果があるものなのか? 個人的にも興味津々。付録のユニットをM800バックロードホーンに納めた手作りシステムだが、素の状態で聴いてみるとそれなりだ。明るく元気のいいシステムだなと思うのだが、スピーカーケーブルにアモルメットを装着した途端、音の風景が一変する。アバレや濁りが収まるようにナチュラルなバランスとなり、その中にバックロードのよさが光っている。

ちょっと大人の雰囲気もある密度のしっかりとしたサウンドだ。女性ボーカルやバックバンドもステージ感豊かないい味を出してくれる。音の飛び出しと広がりも大きく、小型サイズらしからぬ雄大さが加わった。

コアをはずすと、元の音にすぐ戻るからコイツははずせない。つけはずしが実に簡単で、効果はご覧の通り驚きだ。今回一番といっていいサプライズ。クラフトユーザーには特にオススメであり、より多くのオーディオリスナーに使って欲しいレアな発明品だ。
https://ontomo-shop.com/?mode=f9



▲△▽▼

オーディオの新常識 アモルメット オーディオ評論家 福田雅光 2016/11/15
https://ontomo-shop.com/?mode=f8


中村製作所はピュアオーディオで納得できるグレードを要求して、次元を超えるトロイダルコアを探しあてた。特殊合金アモルファステープの積層巻きコア、アモルメットとして発売された。誕生したばかりのアモルメットを入手、どのような音質性能があるのかテストした。

アモルメットコア

オーディオ用に音質を重視したトロイダルコア(ノイズフィルター)が、中村製作所から発売された。これはオーディオ帯域で最適、効果的に作用し、また音質を劣化させるような副作用が発生しないように検討されている。一般電子機器用には多くの種類があるが、音質を重視して設計されたコアはアモルメットが世界的にみても初めてだろう。

アモルメットは、特殊鉄系合金アモルファスの厚さ0.2mmのテープ状。これを必要径に巻いて溶接固定、カバーを付け仕上げた。下の表のような各種サイズがあり、8月31日に発売された。


 オーディオ専用に開発された
 トロイダルコア

 エヌエス アモルメットコア
 問:中村製作所 Tel.042-759-7812


トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


各種ノイズフィルターの中でもっともシンプルな構造、ドーナツ形状のトロイダルコアにケーブルを通す方法がある。今回のフィルターもこのタイプだ。

そもそも、この簡単な方法がなぜ、ノイズを減衰させる効果を持つのだろう。使い方を書いてみると図1のようになる。ドーナツ状のコアをトロイダルと呼ぶ。このコアの性能が肝になるが、それはさておき、理論的な仕組みを考えてみる。

コアに+−2本のケーブルを通す。スピーカーケーブルや電源ケーブルなど。+には信号電流、−線はアース電流が流れる。さて、ケーブル内の2本の導体には外部ノイズが同相で等量乗ると考えられる。これはコモン(共通)モードノイズと呼ばれている。コアを電流が通過する時、トロイダルコアに磁束が発生。電流エネルギーが磁気エネルギーに変換されるが、ノイズは磁気損失として失われ、損失を受けない信号電流だけが純度を高めて通過する。簡単にいうとこんな仕組みだ。

トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


図1.トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


使い方による効果の違い

2本の+−ワイヤーにトロイダルコアを装着する方法は、図2のように1本ごとにコアを装着するデュアルコア。径の大きさを上げて2本のワイヤーをまとめて通過させるシングルコア。これを比較実験すると違いは大きい。

デュアルの問題は、透明度や低音の力はややプラスだが、高域の伸びが詰まる。抜けきりがよくない。帯域が狭くメリットは感じられない。うまく効いていない、あるいは効き過ぎているようだ。 シングルコアで使うと、S/N比が高く高域はすっきり伸びきり冴えている。輪郭をしっかり描き、解像度が高い。テストはスケルトン電源ボックス、コアはNSシリーズを使った。

トロイダルコアの使い方


図2.トロイダルコアの使い方


hr

NSシリーズとNSTシリーズの違い


装着の方法で大きな違いが発生、注意が必要であることがわかった。次はアモルメットコアにはNSシリーズと、NSTシリーズの2種類がある。これは、効果も音質も違いがある。NSは超ハイミュー材を採用した透磁率の高い高性能。やや透磁率の低い素材のNSTの音は多少あまくなる。したがって、最初に試してみるのはNSが薦められるが、メーカーは組み合わせる効果もあるというが、今回は試していない。

どのように応用できるのか
アモルメットコアをどこに、どう使うのか、これはパーツであるため、個人で応用を考える必要がある。+−2本のワイヤー、あるいはケーブル外径がトロイダルの内径に通過できることが条件。一般に挑戦できるのは切り売りスピーカーケーブルの端末部に使う方法。電源ケーブルを自作する人はプラグ、あるいはインレットプラグに装着すると効果は大きい。またRCAケーブルを自作する人も先にケーブルにコアを通し、プラグを装着することで可能。これも効果は大きい。できれば、ケーブルとコアの隙間は少ない方が有利と思うが、ラフな装着でも効果は確認できる。

hr

テストと結果からみる効果

1.スピーカーケーブル

テストに使ったケーブルは外径9φ、装着は送り先側。どこか一カ所であれば、この位置が効果的だ。コアは写真のようにシースを取り去った部分に付けた。すでに充分にS/N比、解像度が高く問題はないと思っていた。ところが、さらに音の純度を高め、すっきり冴えた高音が伸びきっている。解像度を繊細に音のコントラストを高め、中低音は輪郭をはっきり正確にする。これはもう外せない。遠くで聴いていても、その違いは明らかだ。


スピーカーケーブル


 スピーカーケーブルで使用した例。
 シースを取り去った+と−の線を
 まとめて通すと効果的だった

2.自作電源ケーブル

自作できる技術があれば、電源ケーブルのプラグ、あるいはインレットプラグ内に装着することは可能で、効果的だ。テストではプラグ内に装着。パワーアンプで試聴。
アモルメットを加えると、透明度、立ち上がるレスポンスに優れ大きな効果に驚く。やはり電源ケーブルは効く。力強く低域の伸びやエネルギーが強化され立体感が出る。歪感の減少、力と美しさ、音場は澄んで広い。低域は引き締まりパンチ力も強力。ボーカルは音像の彫りが深くなる。


電源ケーブルに使用 電源ケーブルに使用した例。
電源プラグのホットとコールドを
まとめて通し、プラグの中に収めた

《使用部品》
電源プラグ:明工社 ME2591¥1382(ニッケルメッキ、ホスピタルグレード)/L型インレットプラグ:フルテック FI‐12L(R)¥8856(ロジウムメッキ)/切り売り電源ケーブル:アコースティック・リヴァイヴ AC-Triple C4800¥4800/m(PC-TripleC導体2sq/アモルメット:NS‐145¥1200

3.壁コンセントの入力部

これは分電盤からオーディオグレードのFケーブルで引いた端子、壁コンセントに相当する部分。塩ビボックス内にアモルメットは装着できないため、ボックスの入り口に内径10φのNS‐221を使う。
装着後、音はすっきり中高域が冴えて抜けがよく歪感が減少。高域はよく伸びて爽やかにS/N比を高める。この経路はパワーアンプ専用になっているが、ビッグバンドジャズのような複雑な音色の重なりも明瞭に一音一音が分離。解像度は高くなるが、ニュアンスは柔らかい。暴れや混濁が少なくなる。
ただ、一般にこの部分にアモルメットを装着するのは、新築やリフォームの機会でないと無理がある。デジタルノイズメーターで使用後を調べると数値は100低くなった。


大型アモルメット

大型アモルメットコア内蔵 電源タップ
エヌエス PLC-02¥82,000
※限定100セット


hr

電源ボックス PLC‐02

大型アモルメットコア採用のコモンモードチョークコイル、ノーマルモード用チョークコイル2個で構成した強力ノイズフィルターを内蔵した電源ボックスが同時に発売された。アルミダイキャスト製シャーシ、明工社ホスピタルグレード・コンセント。
写真のデジタルノイズメーターで測定したノイズレベルを見て驚いた。リファレンス電源ボックス(自作)で何も接続していない状態は720、ノイズメーター内蔵スピーカーからかなりノイズも聞こえる。
ボックスをPLC‐02にすると数値は007と激減。ノイズも聞こえなくなる。測定はメーターの2P電源プラグをコンセントに差し込む方法。以上は機器へのケーブルは接続していない。
次に電源オフのパワーアンプを接続すると、093と上がる。電源をオンにすると148。アンプから出てくるノイズが加算されるが、これでもかなり少ない。この強力な効果はどのようにして得られるのか、興味深い。

hr

パワーアンプでの試聴

パワーアンプの電源ケーブルを接続、実際の使用環境で音質をテストした。高S/N比で濁りが少なく、すっきりしたきれいな輪郭表現、コントラストが高く解像度も一級のレベル。硬質感はなく適度ななめらかさを備える。高域まで繊細に伸びて帯域が広い。低音は力強くパワーは締まる。
この性能は大変魅力だ、価格を考えればコストパフォーマンスは高い。電源ボックスの脚も本格的なインシュレーターが装着されている。フィルター内蔵を嫌う人もこの音質は納得するだろう。

hr

試聴を終えて

アモルメットコアの性能、効果は経験したことのないものである。この種のコアはオーディオでは副作用も感じながらメリットを活用してきた経緯がある。アモルメットの優れているところは、効果の大きさと副作用の少なさだ。オーディオ用トロイダルコアとして一石を投じるものになる。これは開発賞を差し上げたい。


PLC-02使用前 ノイズ値720


 PLC-02使用前 ノイズ値720


PLC-02使用後 ノイズ値007


 PLC-02使用後 ノイズ値007
https://ontomo-shop.com/?mode=f8



▲△▽▼

効果があった「オーディオ・アクセサリー」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be


Yさんが「よろしかったら実験をしてみたいのですけどいいでしょうか」と、口調を改めて意を決したような眼差しで申し上げられた。

少し気圧(けお)されながらも「ハイ、いいですよ。」と気軽に応じたところ、ポケットからやおら取り出されたのが試聴用のCDとオーディオ・アクセサリーの小道具。

    

左側のCDが「T−TOC RECORDS」という会社が録音したCDで、この社長さんがオーディオマニアだそうで、「東京の電気は汚れているので茨城にスタジオをつくってそこで録音した。」という優秀録音。

そして、右側の白くて小さい穴の開いたもの(2個)は「アモルメット・コア」というオーディオ・アクセサリーで、何でもSPコード(プラス、マイナス一緒)に、これを通すとコモンモードノイズ(高周波)が除去されるのだという。

こういう小道具は眉唾ものであまり信用しない性質(たち)だし、コモンモードノイズの正確な意味もサッパリ分からないが、理論はさておき実証したうえで効果が上がればそれはそれで認めようというのが我がポリシー。

Yさんのたってのご要望で「ぜひアンプはWE300Bを、スピーカーは音の微細な変化に対応できるAXIOM80でお願いします。」

「ハイハイ、わかりました。」(笑)

    

はじめに従来通りのままで試聴し、音質を確認したうえで今度は「アモルメット・コア」にSPコードを通して聴いてみた。装着は実に簡単。

二人とも耳をそばだてて傾聴したところ、何と音が変わったのである!すっきり爽やかというのか、あきらかに透明感が向上したのには驚いた。

Yさんも「やはり変わりましたね。ベールが1枚も2枚も取れた感じです。このシステムだと如実にわかると思っていました。」と、感無量といった面持ち(笑)。

いやあ、こんな小道具がねえ・・・。参った、参った。

「これって、いくらするものですか?」「たしか〇千円ぐらいだったと思います。ネットでググってもらうとわかりますが。」「そうですか。」とさっそく面前でググってみたところ、サイズがいろいろあったが小さめだったのでお値段は超安かった。

「ここでお金を払いますので、このまま置いていってくださいよ。いいですね。」と無理を承知で言ったところ「仕方ありませんね・・。」(苦笑)。

Yさんがお帰りになった後で、我が家のSPコードにすべて装着しようとネットでさっそく注文して計8個ゲットした。

これでひとまず、気が収まって一件落着。

まったく「いい歳」をして、聞き分けのない子供みたいだ・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c24

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
135. 中川隆[-9817] koaQ7Jey 2019年6月06日 16:32:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2623]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
タンノイVLZと38年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1169287259/


1: V-LZ :2007/01/20(土) 19:00:59 ID:???

私は団塊の者です。今オーディオ熱が再度高まりつつある事を喜んでいます。
高校時代から秋葉に通いフォスターの103と出会い私の耳はエージングされ
もう少し大きいスピーカーを探してタンノイVLZに行き着きました。
その後バークレイもJBL4333Aなど持つていますが弦楽四重奏曲を聴くときは
VLZになります。本当に良好なときはBOXが浮き上がるかのようにきこえます。

ヴァイオリンの胴鳴りは何にも変えがたい音です。
バークレイではとても出ません。モニターSPの4333−Aでも出ないと言うことは
即ち本当の音色では無いのです。
しかし私はVLZのこの音色が好きなのです。
イ・ムジチの演奏会に行った時VLZの音を聞いたように思いました。
この様に音は想い込みにエージングされるのではないでしょうか?



2: ISHI :2007/01/21(日) 10:07:39 ID:RqAEa1fk

V-LZさんはじめまして。
私も団塊一員です。同じ頃に買ったのですが、改めて聴き直したのは50才過ぎて
からです。長男が自立して6畳部屋が空いたのでセットしました。もう1セット
はディナSP25+SWですが、どちらもMAINのように聴いてます。弦楽器は静電型SP
とばかり思って来たのにタンノイの音には固定観念が崩れてます。6畳板張り
横置きで部屋を鳴らしきる能力に感心するこの頃です。


3: V-LZ :2007/01/21(日) 11:50:10 ID:???

ISHIさん書き込み有り難う御座います。
私も長男が自立したところです。私も子供たちも鈴木メソードでヴァイオリンを
やらせて頂き(趣味的に)ました。長男が教室卒業旅行でザルツブルクとウイーンに
行きその感想を聞いたところ家は石作りで天井が高くなければよい音はしないね。
と言いました。彼はそのような家で演奏をしてエクスタシーを感じて帰りました。
その音色がVーLZには有ると思います。G線の低音も体で感じとれるまでにはなかなか
行き着きませんが時として感じます。私はイタリア四重奏団が特に好きでモーツアルトより
とバッハのピアノ(グレングールド)の平均律クラビア曲集などを聴いております。
スタンウエイとベーゼンドルファーの違いなども楽しんでおります。

4: 野菜大好き :2007/01/21(日) 21:45:15 ID:wvUz6h0o はじめまして。
私も団塊人間です。就職してから、VLZを聞くために会社が終わってからオーディオ店へよく通いました。
昨年、バークレーの中古を購入しましたが、弦の艶がなく直ぐ手ばなしてしまいました。
VLZでは低域がいまいちなので、バークレーならよいだろうと思ったわけですが、
低音は出ますが、弦の艶はやはり違いますね。
編成の大きな曲を聞くためにもう少し大きなVLZがあれば・・・と思っています。

5: V-LZ :2007/01/23(火) 19:44:36 ID:??? 野菜大好きさん書き込み有り難うございます。
私ももう少し大きなVLZをと25年ほど前に探したところ(幻のコーネッタ)在りました。
しかし、単にSPだけを取り出してフロントバックロードホーン箱にいれており、
これで低音も十分でるとの商品でした。
当時はキット販売でした。今は製品として有るようです。その前に幻のコーネッタの音を
聴いてみたいと思っております。かなり高額でしたので忘れておりました。
先日秋葉に久しぶりに行きました。管球アンプをあれこれ聴かせて頂いて参りました。
H.Oの社長さんと4時間もお付き合いさせて頂きタンノイの場合もJBLも昔のSPの方が
原料と作りが良かったと言っておりました。現に旧品と現在の商品の比較もして頂きなるほど
と思い帰りました。(貴方のVLZは今では宝物でなかなか中古でも出ないよ)と言われ気持ちよく
かえりました。しかしアンプのほうは、管球アンプも研究されているので希望を出せばどのようにもお作りします。
とおっしゃっていました。以前伊藤喜多雄氏の設計されたWE300Bのアンプを友人より借りて聴いた事がございます。
この音色が忘れられずに今泥沼にはまっております。同じ物が手に入りませんのでーーー。
そこに使われたトランスを作られた方が高齢の為に。
幻のコーネッタを使わなくても十分低音が出ておりました。

6: V-LZ :2007/02/01(木) 19:41:28 ID:??? 最近タンノイのスターリングが人気ですね。VLZ に比べて確かに低音が出るのですがボーッとしておりまして
私の好む低音とは少し異なり購入しません。アンプの組み合わせでどうにかなるのであれば試してみたいと思います。

7: 野菜好き :2007/02/02(金) 10:16:17 ID:QckNIOPQ 4〜5前ターンベリを購入しましたが、一応タンノイの音らしいのですが、音が硬くて1年間鳴らしましたが、うまく鳴らすことができなく、サヨナラしました。

8: 野菜好き :2007/02/02(金) 12:06:12 ID:QckNIOPQ 私、けっこうSPの浮気をしています。

9: ビックリマスダ :2007/02/02(金) 16:41:21 ID:lzosVT7U V-LZさん、このスピーカーは人気も有りますが、ユニットと箱の組み合わせも
色々有って音質も違います、それも面白いところですね。

10: ISHI :2007/02/02(金) 21:06:52 ID:m1JYSwa2 和室で使ってた時は言われるように低音不足感がありましたね。SWを追加すると
高域が足りなくなってAMPや線をいじってました。板張りの部屋にセットした途端
良く鳴りはじめVLZのみにしてます。もう一つの装置に比べると低音は出ていない
のに不足感はありませんので6畳に合ってると思われます。

11: V-LZ :2007/02/11(日) 18:22:27 ID:??? 私は日常で心浮き浮きの時やその反対のとき無性にVLZを聴きます。団塊時代の
方なら多分理解できると思いますが父や母をおくる経験をされて居ると思います。
夕焼けを見ながら西日の入る部屋で心に沁みる音楽を聴く事は本当に癒されました。
どの様な薬もこの比ではありませんでした。38年も浮気せずに暮らして居ると想い出
が多すぎてこの先どうなるか?

12: 野菜好き :2007/02/11(日) 20:14:53 ID:8q2N/nE2 38年間も・・・。頭がさがります。
それに比べて私なんか、すぐ気にいらなくてどれだけ機器を入れ替えたことやら。
60歳になり、何が原因かハッキリしませんがジャズを聞くようになりました。
ボーカルやPトリオが中心です。SPもJBLの中古を手に入れました。
浮気しないように大切に聞きたいと思います。
昔懐かしいサンスイの箱505JにD123と075を入れたSPです。

13: 名無しさんお腹いっぱい :2007/02/12(月) 23:54:48 ID:fVeGNdAA 漏れも38年とはいきませんが、
VLZはロンドンの工場が焼けたころから使ってますよ。
30年くらいでしょうかね?
いい買い物をしたとおもいます。

14: ビックリマスダ :2007/02/13(火) 10:07:38 ID:VuuC6AtU VLZ一つは欲しいですねー、もっても仲間も多いので結構聴いていますが、楽しめますね
パワー入れても頑張りますし、箱は破裂しそうに成りますが。

15: V-LZ :2007/02/13(火) 19:35:50 ID:??? 昔からVLZにこだわり過ぎて変人扱いされて居るのに好きな方が現れほっとしています。
今後VLZ クラブなる物を作りたいと思いますがどうでしょうか?
私の周りでVLZをラックスの管球アンプで鳴らしていた老人は天国に行き寂しい限りです。
VLZの話で温泉で1泊なんて出来たら最高なんですが---

16: 名無しさんお腹いっぱい :2007/02/14(水) 00:48:46 ID:fVeGNdAA VLZ仲間で温泉もよいですね〜。

わたし個人あまり忙しいわけでもないのですが、というか暇はあるのですが
仕事の関係上、拘束される時間がやや不定期断続的で成り行き任せのため、
計画を立ててもお会いできるのかが確実ではありません。

ということなので残念ですが、
当面の間掲示板でお会い出来るかとおもいます。m(._.)m

17: アーデン :2007/02/14(水) 22:02:50 ID:XZ5ElZcM タンノイにはオルトフォンと管球アンプが昔の定石でしたが、皆さんはどんなふうにCD再生しておられますか?

18: ビックリマスダ :2007/02/15(木) 11:50:21 ID:/PHdmb1. フルデジタルアンプにアナログを外したCDPです。私・・・

19: V-LZ :2007/02/18(日) 16:54:51 ID:/CS8D4n6 皆さん御存知の方がいれば教えて下さい。
ボックスの裏面についているロールオフなど2個のボリュームは厳密にはどの様な
役割なのかわかりません。高音と低音の強い弱いだけの調節だけなのか?
今になってこの質問かと笑われそうですが---

20: 名無しさんお腹いっぱい :2007/02/18(日) 19:03:38 ID:fVeGNdAA こんにちわ、トピ主様。先日は失礼しました。

さて、ロールオフなどに関してですが、
下のサイトに調整による周波数特性の変化がありました。
ttp://www.hilberink.nl/codehans/tannoy2.htm

21: ビックリマスダ :2007/02/19(月) 08:24:31 ID:IG8FvjJc V-LZ さん、現在のプレステージに付いている物は、エナジーとロールオフ
です、これはどちらもツイーターの調節です、エナジーはツイーターの全域を
調整します、ロールオフは一定の周波数から上を曲線的に上げ下げします。

22: V-LZ :2007/03/18(日) 16:23:18 ID:/CS8D4n6 タンノイVLZの音はよくイブシ銀の音とか枯れた音とか言われておりますが皆様はどの様にお思いでしょうか?
私が初めて聴いて感動したタンノイはアメリカンタンノイでしたが(サイズは同じくらいの物)当時の販売店では手に入らなくて
オリジナルタンノイVLZ にした経緯がありますが今になってオリジナルの方が正解だと思っております。
話に聞くとアメリカンタンノイはあまり成功しなかったようですね。でも私は今でも欲しいと思っています。
これは裏話でオリジナルタンノイはアンプを選ぶのでお金のない若者には無理であるとのことらしいのです。
アメリカンの方はトランジスターアンプでもOKとの事でした。又外観も格子柄で好きでした。
何方かアメリカンタンノイをお持ちの方おりませんか?

23: 角ゲツタ :2007/03/18(日) 17:33:36 ID:n2iQQvUs ゴールド入りのアメタンはあまり見ないね。
レツドの時が隆盛だったんじゃない。

後のスーパーレツドはアメ製だね。
アメタンは音が締まるがクラに関しては英製がいいね。

24: JBL :2007/03/18(日) 21:56:32 ID:lRhb9AlA 国によって多少の違いはありますが、アメリカでは絶対に肩書きだけでは通用しませんよ。
とても厳正なるオーディションが待っています。
「オレは○○のソリストだ」て言ったて笑われるだけです。

25: 角ゲツタ :2007/03/18(日) 22:13:14 ID:n2iQQvUs 元の出所は一緒なのに相手を見下してるとこあるね。

26: ぢゃんく王子 :2007/04/02(月) 22:05:33 ID:7nmp3qQY 所詮アメリカなんだ
野蛮人にタンノイは理解出来ない

27: 角ゲツタ :2007/04/03(火) 15:53:16 ID:oeBE0ht6 それでもアメリカにも知られてない良いSPが沢山あるよ。

先日手に入れたアズテツクと言う密閉の2ウェイ(デンバー)は
ウーファー、ツイター共コーンですが穏やかで密度がありクラもバツチし
パワーはどんどん入るし当然Jazzもお得意。

広い部屋の棚の上に置いて聞いてるがこれで十分だなって思うよ。

28: ビックリマスダ :2007/04/03(火) 17:39:00 ID:JQ59PZJc オートグラフ・プロってアメリカタンノイは聴いたこと有ります、15インチが二発
でかくて思い、音はおおらかでスケールがデカイ。日本に何セット有るのか?

29: V-LZ :2007/04/22(日) 16:48:47 HOST:server12.janis.or.jp 私は6年ほど前からV-LZ用にA社でプリメインアンプを特注して製作していただき
使用しております。可もなく不可もない状態でしてBGM用で聴いております。
たまに深夜フルボリュームにして聴きますが弦楽曲は鳥肌が立つくらい良い音がして
一人楽しんでおります。
最近管球アンプ(845+300B)を手に入れましたので近ヽつなごうと思います。
以前WE300で鳴らした音が懐かしくて忘れられない為WE300アンプを吟味して30年目にして
決心して購入しました。

30: 大昔のVLZ使い :2007/05/13(日) 18:10:36 HOST:softbank221080156008.bbtec.net 3LZオリジナルを8万円で25年前に購入し、10年近く使っていました
オケとピアノに不満を覚え、フォスのSW400?を左右2個接続(パッシブ)置き
その上に3LZを横置きしていました。

アンプは自作で、211S、2A3S、801AパラS等
211が一番パワー有るのだけど、一番小音量時最高
深夜に聴くホリガーのアルビノーニではスピーカーが消えて音が浮遊する
濃密さでは801AパラSの武末先生設計が最高

プリもマランツ型、マッキン型、CR型、当時市販品のSY-Λ88、C2a等色々聴きましたが
マッキンC22のホノイコのみでメインアンプへ接続で安定していました。

参LZ今でも欲しいけど、生活が苦しくて涙流して(本当です)売った記憶を思いだ出すのが辛くて・・・



31: V-LZ :2007/05/13(日) 19:00:37 HOST:server12.janis.or.jp 大昔のVLZ使い様
お金は天下の周り者。また直ぐに手に入ることをお祈りします。お仕事ガンバッテ下さい。
生きていれば何とかなります。
以前友人から借りて聴いたWE300B伊藤きたおさん製作の音が忘れられずに30年ーー
845シングルパワーアンプ(6SN7GT+300B+845CR結合)が手に入りマランツ7型プリアンプにて
聴き始めました。カートリッジデンオン103です。VLZが中に浮いたように感じこんなにも低音が出るSPか?
と思うほどバランスが整って聴こえています。

32: JBL :2007/06/13(水) 21:00:41 HOST:020214147058user.viplt.ne.jp VーLZ様
騙されたと思って針をデンオン103からオルトフォンのSPUに交換してみてください。

33: USAGI :2007/06/14(木) 11:03:42 HOST:usr167.g016.nabic.jp 横から失礼します。 騙されついでにSPUゴールドを針圧3.75gにして、ヴァーチカルアングルを微調整して試してみてください。
タンノイのスピーカーが喜びますよ。

34: 幸福の水先案内人 :2007/07/13(金) 13:56:31 HOST:61.196.220.131 ビックリマスダさま
アメリカン・タンノイ・オートグラフ・プロは我国には東京を中心に多分50SETは在るでしょう。
小生も、近々所有予定です。韓国や台湾、上海、香港にもかなり出回っていると推測します。
オリジナルGRF(RED入り)も欲しいナ〜・・・・

35: ビックリマスダ :2007/07/13(金) 14:40:43 HOST:p3102-ipad202niho.hiroshima.ocn.ne.jp そんなに有りますか?15インチが2発、どでかいスピーカーですよね。

36: 幸福の水先案内人 :2007/07/17(火) 12:14:01 HOST:61.196.220.131 ビックリマスダさま

小生、アメリカンタンノイ・オートグラフは関西で3SETは確認済みです。
ここ10年はオーディオは休業?していましたので、推測で50SETとみました。
名器の稀高い、英国のオリジナル・オートグラフと比べれば、こんなもんでしょう。
確かな根拠は定かで有りません。

37: iichi :2007/08/04(土) 23:49:23 ID:??? 一年程前、VLZの箱鳴りを抑えたエンクロージャーを製作依頼したと、書き込みしました。
やっと、完成したので、試聴してきました。
板厚25mm、タモ、集成材です。
低音が、引き締まって、良い感じに仕上がっておりました。

38: V-LZ :2007/08/19(日) 15:36:46 HOST:server12.janis.or.jp 最初V-LZを手に入れラックスCL-35(改)+ダイナコマークVでしばらく聴きました。
アナログPLも4〜5種類ほど取替えカートリッジもトランスもイコライザーアンプも数種試しましたが
満足できずに専門家に希望を入れて特別製作して頂きました。その後はトランス+イコライザーアンプは固定のままで
カートリッジのみでの変化を楽しんでいたのですがある時EMTのカートリッジの低音が気に入りましたがやはりEMTのPLで
聴いてこそその真価が楽しめるとの事でしたので諦めました。その後伊藤300Bアンプを友人が購入したのを半年借りまして聴きその時の音が
現在まで目指している音なんです。
タンノイV-LZでもこんなにも低音が響きその上にいぶし銀のごとき高音がバランスよく鳴るのかと驚いてしまいました。
伊藤300Bアンプはその後2年程してトランス職人が不在となり再度販売はされませんでしたので幻となりました。
あれから30年近くなりますが不思議なことに真空管アンプの再来となり喜ばしいことと思います。
尚V-LZのオリジナル箱は箱なりをも含めた音をアンプで合わせるとこに妙技があろうかとおもいます。
私の最初に欲しかったアメリカンは分厚い箱に入れアンプを選ばない(気難しくない)ようでした。

39: iichi :2007/08/20(月) 20:45:32 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp 言葉足らずなら、すいません。
箱なりの音の良さも、重々、認めております。
実際、オートグラフをC−22とMC−240で聴ける環境にありますから。

モニター・ゴールド・ユニットを、箱鳴りを抑えたアプローチで、どう鳴るか、
聴きたかったものですから。

これは、これで、タンノイの特徴を保ちつつ、モニター的な音も出て良いと思うのですが。

40: V-LZ :2007/08/26(日) 16:19:36 HOST:server12.janis.or.jp 箱鳴りを抑えて製作されたのがアメリカンタンノイではと思いますがーー
私が初めて聴いたタンノイで感激したのがこの音でした。ピアノコンチェルトでの
ピアノの音が際立って聴こえてとても快感を覚えたものです。今から43年も前ですが。

41: iichi :2007/08/28(火) 18:05:47 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp VLZの上に、ESSのハイルドライバーを乗せました。
フルレンジ1発のオリジナルな音を大切にしたかったので、迷いましたが、
試しに乗せて、どちらが良いか、聴き比べたら、俄然、あった方が良いです。
三味線や、琴の切れ込みが心地良いです。

42: V-LZ :2007/09/01(土) 18:26:15 HOST:server12.janis.or.jp iichiさま;貴重なご意見有り難うございます。私はギターとヴァイオリンの二重奏をこよなく愛しておりますので
試したいと思います。具体的にどの様に結線すればよいか教えて下さい。

43: iichi :2007/09/02(日) 08:34:40 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp ギター、バイオリンに、とても合うと思います。
試しということで、3uF(1uF×3)のコンデンサーをESSと直列にして、VLZのSP端子に並列につなぎました。
タンノイ側で、エネルギーレベルを1(MIN1位置)下げ、ロールオフを2(2位置)下げました。
アッテネーターは、必要ない様に思いますが、今度、箱の製作者や、オフ会仲間に聞いてもらって判断します。
以前、ダイヤトーン・DS−25Bの箱にスモール・ハイルとGAUSSをいれ、良い感じでした。
それで、グレート・ハイルとGAUSSにするつもりでしたが、必要なさそうです。

44: パルジファル :2007/09/02(日) 19:48:08 HOST:wacc3s4.ezweb.ne.jp お邪魔します。
当方も小柄な2ウェイ(ランサー101)を使っておりますが、広帯域化?は他のシステムで頑張って、こちらでは「これならではの中域」を追求しようという考えでオリジナルのまま調整を続けていますが、近頃は調整すればするほど他のシステムと似たような傾向になってしまって、ツイーターもハイパスフィルターも余ってるので試してみても良かったかも?などと何度か考えていた矢先にichii様の書き込みを見てしまいました。

ま、しかし、当方は、スピーカーの個性を活かす方向で、暫くはこのまま頑張ってみようと思います。

45: iichi :2007/09/03(月) 21:00:57 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp ランサー101、オフ会仲間で、使ってみえる人が居ますので、
色々なジャンルの曲を聞かしてもらいましたが、元気の良いスピーカーとしう印象でしたね。
名機だと思います。
自分好みの音にしてしまうか、SPの個性を活かすか難しいところですね。
ESS装着の試しで、鼓童のくゆらげという曲を聞きました。
前奏に自然音というか効果音が入ってるんですが、これが妙に生々しく聞こえてきました。
他の曲も色々、聴いてみたのですが、あった方が良いです。

46: パルジファル :2007/09/04(火) 08:25:48 HOST:wacc3s1.ezweb.ne.jp 実は、他の2ウェイシステムでも、+ツイーターの時期を経て3ウェイ化してますので、どのように変化するかだいたい予測がつくんですが、そうしますと益々似たもの同士になっちゃうな〜というのが敬遠している本音でして・・・

ところで、iichiさんのハーツフィールドは、075付きの3ウェイですか?

47: iichi :2007/09/05(水) 20:46:30 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp 2402を使用した3ウェイですよ。
サラン・ネット裏側、ホーンロードの補強用・桟の上に乗せてます。
聴取する耳の高さ位置となると、ここになりました。
ツィーターが、ウイングの上に置いてあるのを見かけます。
音の出る位置としては、縦に並びますが、この位置に耳を持ってこようとすると、相当高い椅子に座らないと合いません。

48: パルジファル :2007/09/05(水) 23:54:19 HOST:wacc1s4.ezweb.ne.jp そ〜ですか。3ウェイ化されたとなると、例のゴールドウイングの鳴き具合も調整しておられるのでしょうか。
高忠実度な方向に振るか、適度に味わいを残すか、悩ましいところです。

タンノイの場合も、同軸ユニットの高域側にどの程度フィルターをかけるか迷いそうですね。(そう言えば、4ウェイのシステムは短命でしたっけ?)

49: iichi :2007/09/06(木) 23:37:37 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp ゴールドウイング自体は、何もしておりませんが、何か良い手があるのでしょうか?

タンノイ側、ロール・オフは、こんな程度かなぐらいです。
(あまり厳密には、しておりません)
タンノイは、HPD、DCあたりまでのユニットしか知りませんので、、、。

50: パルジファル :2007/09/07(金) 08:17:05 HOST:wacc2s1.ezweb.ne.jp iichiさん。当方は、ツイーター代わりという意味でのゴールドウイングの「鳴き」が、ツイーター有りの場合、普通なら不要なのでは?ってことで、興味深いな〜と読ませていただいてるだけでして、何らかのノウハウを持っているワケではありません。
それにしても、iichiさんのシステムで、鳴きが幾分抑えられた?ブラックウイングになるとど〜なんだろ?って、益々興味深いですね。



51: HPD-315 :2007/09/19(水) 08:14:20 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp はじめまして、昨年キットの300Bシングルアンプを購入してタンノイにはまりました。30年前アルバイトでオーデイオ売り場でVLZの音が聞こえていました。忘れていた音でした。今は、自作の箱にHPD−315を入れて聴いています。VLZほしいですね。
今探しています。団塊ちょいあと世代です。JAZZに凝っていますが、タンノイ聴き始めモーツアルトだけは聴きこんでいます。それと、500枚のLPをもう一度聴きたいと思ってオーデイオを再開したのですが、今はCD一本です。趣味も考え方も変化するのですね。

52: iichi :2007/09/20(木) 19:53:08 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp 自分も、HPD−315とHPD−295を持ってますが、良いユニットだと思ってますよ。
VLZを狙うのも手ですが、その資金で、HPD−315を無垢の板で作った箱に入れたらどうでしょうか?
別物の鳴り方をすると思いますよ。

53: ビックリマスダ :2007/09/21(金) 14:11:17 HOST:p4065-ipad207niho.hiroshima.ocn.ne.jp HPD-315さんLP再生は楽しいですよ・・・CDP位の投資をすればCD以上の
音質で聴けるかも?

54: HPD-315 :2007/09/22(土) 07:51:51 HOST:ntszok171206.szok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp そうですか。やはり、箱鳴りですか。「ゴールド」「レッド」というのは魔法のようなものですね。決してHPDが気に入らないわけではないのですが。
上を見るときりがないですね。
LPは、挑戦しようとしましたが、イコライザー、針、ターンテーブル、やはりCDよりもお金がかかるような気がします。
しかし、今もっているLPの全てをCDに焼きなおす気力もありません。

55: 角ゲツタ :2007/09/22(土) 09:34:53 HOST:i60-34-206-75.s02.a020.ap.plala.or.jp >39
オリジナルの箱鳴りを抑える改造して聞いております
其のままでは忠実度ではとても耐えられません又吸音材も多すぎます
オペラなど真中は良いのですが左右はメガホンです、低域も少し明瞭アップ
古典的味わいは減りますがジャンルを問わず聞く事が出来ます
レンジは広くないけれど精密な再現力は相当あります(ちなみにシルバー)
京都の国産箱を使ったことがありますがやや剛直な方向です

56: HPD-315 :2007/09/24(月) 10:59:33 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp 今HPD-315にJBLの077を乗せています。ありあわせのネットワークなので5000Hzでカットしていますが、ツーイターの使い方教えていただけますか?
やはり高域不足の感があったので鳴らしてみると、低域から広域まで音が膨らんだような感じで気に入っています。
以前は、D-123と077で聴いていました。300Bシングルアンプにして期待しましたが、D-123はいまいちだったのです。

57: パルジファル :2007/09/24(月) 17:26:30 HOST:wacc1s2.ezweb.ne.jp 077に支配されるのをなるべく避けて、25Khz〜30Khz辺りでクロスさせてはいかがでしょうか。
カットした裾の部分のみをうっすらと乗せるって感じです。

58: HPD-315 :2007/09/26(水) 08:09:49 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp >57
ありがとうございます。HPDはせいぜい20Khzくらいまでかと思いましたが、25khzですか?
試してみます。

59: HPD-315 :2007/09/28(金) 16:25:32 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp ローカットフィルターは、コンデンサーをどのように選べばよいのでしょうか。
仮に15Khz、20khz、25khzの場合。全くしろうとなのでご教授ください。

60: ビックリマスダ :2007/09/28(金) 16:38:15 HOST:p4034-ipad212niho.hiroshima.ocn.ne.jp HPDはせいぜい20Khzくらいまでかと・・・私もそうだと思いますよ?クロスオーバーが
1kHzですから、ツイーターで1kHzから20kHzまで、カバーしてますから、いっぱいだと
思います・・・

61: ビックリマスダ :2007/09/28(金) 16:39:29 HOST:p4034-ipad212niho.hiroshima.ocn.ne.jp 10インチのスピーカーだとクロスはもう少し高いかも1.5kHz位か?

62: パルジファル :2007/09/28(金) 20:20:17 HOST:wacc2s2.ezweb.ne.jp >59

077も高域側上限は20Khz位までですから、HPD-315様の場合は当然ながら「広帯域化」が目的ではなく「周波数バランス」とか「質感」の改善が目的で077ツイーターを追加していらしゃるのではないかと、勝手な想像をしておりますが・・・

HPDの能率が100db弱?、077の能率が約105dbですから、20Khz超からコンデンサーで077の低域側をカットしますと、クロスオーバーを25Khzに設定するか30Khzは、ボリューム(全体の周波数バランス)の問題だけで、再生帯域の上限はさほど変わらないですから、後はカットアンドトライで適当なコンデンサーを選択されると良いのではないかと思います。

なので、もし周波数帯域を拡張されたい場合は、話しは全く別でして、077以外のツイーターをご検討なさる方が良いでしょう。

63: iichi :2007/09/28(金) 21:04:27 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp HPD−315さんは、HPD−315のエネルギー・レベルとロールオフは、どの位置にしておられますか?

64: HPD-315 :2007/09/29(土) 07:28:44 HOST:ntszok177130.szok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp ↑HPDを聴きだして半年です。当初高域の不足感がありましたのでいずれもMaxで設定しています。
正直、高域の音が分かりません。ギターやピアノ、バイオリンのきれいな音は明らかですが、シンバルや高域のインパクトが欲しいと思いましたので。
「両ねらい」は無理かも知れませんね。

65: パルジファル :2007/09/29(土) 08:48:08 HOST:wacc3s3.ezweb.ne.jp シンバルの音色がよく聴こえないということは、10Khz辺りから上に問題があるのではないでしょうか。
部屋の問題か、アンプの問題か、SPの問題か、先ずは原因を特定されることが改善への近道でしょうね。

「両ねらい」は、「バイオリンもシンバルも」という意味では可能だと思いますが、「装置の個性を活かしながら・・・」という意味ではナカナカ難しいところですね。

66: V-LZ :2007/09/29(土) 17:35:51 HOST:server12.janis.or.jp iichi様;タンノイのシルバー、レッド、ゴールド、HPD、のそれぞれの音の特徴は
どの様でしょうか?又タンノイの場合はサランネットも大変重要だと思いますがどうでしょうか?
ぶしつけの質問ですがーー。

67: iichi :2007/09/30(日) 05:57:29 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp >64
両方MAXですか。
自分もパルジファルさんと同意見で、システム自体に問題があるような?
(ちなみに、ロールオフは、ツマミ、左側が通常レベルで、右に1→2→3と回す程、5Kzあたりから、
 高域側が減衰していく率が高くなりますよ。 エネルギーレベルは、真ん中位置が通常ですよ。)

>66
自分は、シルバー、レッドは、使用した事がないので、分かりません。
又、ゴールドとHPDを並べて比較した事がないので、音の特徴は、良くわかりませんが
どちらもタンノイらしくて、良いスピーカーだと思います。
サランネットは、無い方が澄んだ様に聞こえますね。

先日、ESS + TANNOYを皆さんに聴いてもらいました。
(ロールオフ2、エネルギーレベルMIN2、コンデンサー3uF)
聴くソフトに寄って高域に角がある様に感じられましたが、その時は、音量を通常より上げてたので
自分の聴く音量なら問題なしとの判断でした。
自分を含めて7人になってしまい、試聴というより、雑談会で終わってしまった様な。
メンバーの中で、もっとじっくり聴いてみたいと言う方がおみえで、今日、聴いてもらいます

68: HPD-315 :2007/10/02(火) 18:24:18 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp >66
 シルバー、レッド、ゴールド 聴き比べたいですね。
 お店では、シルバー以外聴いたことありますが、やはりじっくりと聴かないと結局分かりませんでした。
○ノオーデイオで「プラチナ」を入れたGRFというのも聴かせてもらったんですが、どうでしょうか?
いろいろ聴きたくて、東京へ行くときには必ず秋葉原へ行きます。名古屋まで車で行ったこともあります。
オフ会なんぞあって聴けるといいかな、と思います。
何かのサイトで教えてくれた、長野県原村のMUsicaのオートグラフは最高だとか。

69: ビックリマスダ :2007/10/03(水) 15:59:29 HOST:p1009-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp HPD-315さん、それらの聴き比べは、大変難しいと思いますよ、同じ部屋での
聞き比べで無いと意味ないし、そうなるとVLZ位しか可能性が無いと思います
、これでもオリジナル箱、国産箱とか色々ですしね?MUsicaのオートグラフ聴いてみたい
ですねー。上手く鳴っているオートグラフは素晴らしいですよね・・・

70: 角ゲツタ :2007/10/03(水) 16:24:49 HOST:i220-109-71-11.s02.a020.ap.plala.or.jp 最近あちこちでハイエンドオーディオを売却
皆さん古典機器にお戻りになられるようで・・・・

71: ビックリマスダ :2007/10/03(水) 16:29:24 HOST:p1009-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp 角ゲツタさん、そうなんですかー、又ビンテージが高くなるかも?私も使ってみたい
けど、なかなか良い状態の物は少ないと聞いてますし、高いし・・・

72: 角ゲツタ :2007/10/03(水) 16:37:44 HOST:i220-109-71-11.s02.a020.ap.plala.or.jp そのような方々はすでにお持ちですから・・・・
アンプもスピーカーも50年以上前から確立されてます
最近のはSN比ばかり良くて実体感がないので飽きるのでしょう

73: ビックリマスダ :2007/10/03(水) 17:15:44 HOST:p1009-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp それとハイエンドでも、お金が有れば買えるけどビンテージはなかなか買えない、
所有する満足感も高いのでは無いでしょうか?

74: V-LZ :2007/10/06(土) 17:46:47 HOST:server12.janis.or.jp ビンテージは少々勉強しなければ買う結心がつきません。勉強を教えてくれる先輩が
徐々に少なくなり寂しい此の頃です。ボリュームをしぼった時のブーというハム音はこの機械は血がかよって居るかのごとき
暖かい感じがしてとても落ち着きます。

75: SX3NW :2007/10/06(土) 18:43:41 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp 就職してアパート住まいしていた頃、近所行き付けのレコードショップが店をたたむ
ことになりました。店のご主人が高齢となって後継ぎもいない。またレコードのCD化、
ビデオやレーザーディスク等の映像主体となってしまったのも原因らしかったです。
ということで外盤投売りセールに出動。

その際仲良しだったご主人が店内のSPを2本5万円で引き取ってくれないかと・・・
当時、ロータリーエンジン車の経費・維持費に大枚使っていたので5万円は大金。
それより幅60cm高さ1m以上もあるSP2箱なんて狭いアパートに持ち込め
ない。さらにブルースやロックにゃ似合わない地味なルックスのSPでした。

あとで勉強したらあれは古い古いレクタンギュラーヨーク・・・
JBLなら無理して背負ってでも奪取したでしょうが、タンノイにゃ興味がなかった。
あちゃ〜ぁぁぁ。モニターゴールド入ってたんや(惜)
後々、ネットに張られてたくすんだ金バッチ(ロゴ)思い出して何度も嗚咽(爆)

76: 素人 :2007/10/07(日) 23:14:22 HOST:proxy3102.docomo.ne.jp HPDですが、アキュE-305って合いますか?
ロックが聞きたくなりました。ご助言お願いします。

77: パルジファル :2007/10/08(月) 09:49:11 HOST:wacc1s5.ezweb.ne.jp 低音が膨らみ過ぎずハギレが良く、中域のエネルギーが充実したスピーカーを追加されるのが手っ取り早いのではないでしょうか。

78: iichi :2007/10/08(月) 14:18:14 HOST:p02b7cc.aicint01.ap.so-net.ne.jp HPDは、クラシックや女性ボーカル向きでないでしょうか。
自分は、ロックは、JBL4301や、ボーズの301Uで、聞いてました。

79: HPD-315 :2007/10/09(火) 19:14:59 HOST:ntszok188228.szok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp V−LZさん、ハムはなくならないのでしょうか?
確かに生きている鼓動のようですが、クラシックの静寂と怒涛のような音響の間でハムが気になるのです。
機械のことがまったくしろうとですが、アンプにボリュームを入れてもハムは消えません。
まったくの無音状態を保つのは無理なのでしょうか?

80: ビックリマスダ :2007/10/10(水) 11:51:14 HOST:p5010-ipad206niho.hiroshima.ocn.ne.jp SX3NW さん、ゴールド入りのレクタンが5万でしたかー?それは超残念ですねー
ユニットだけでも30万は下らないですぜ・・・

HPD-315 さん、そのハムってアンプからですよね?電源のノイズかアンプ自体が悪いのか?

81: SX3NW :2007/10/11(木) 01:54:19 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp げげっ・・・・ゴールド30万・・・(泣)
実はその後、レクタンと同じような体積のボザーク入手して部屋狭!

82: V-LZ :2007/10/11(木) 19:27:45 HOST:server12.janis.or.jp 79>私どもの経験ですとトランジスターのアンプが管球アンプに変わるときの時代を
経験した物ですからこのような表現をしました。それまでは常にブーっというハム音がしているのが普通で
無音のアンプはなかったと思います。トランジスターアンプの優れた点としてハム音のなさを
PRしていたとおもいます。20年程はトランジスターアンプ全盛でハム音などは論外でしたが此処に来て
再び管球アンプがチラホラと登場しております。ハム音も昔のアンプよりは静かですが気になる方は管球アンプは使えませんね?
ハム音がするのを承知して真空管の音の好みを優先して使用しております。
最近購入したデジタルアンプはぜんぜんハム音はしませんがなにか物足りなさを感じます。

83: 黄金のアンコール :2007/10/11(木) 20:11:56 HOST:x014116.ppp.asahi-net.or.jp 今の真空管アンプは、まともなものならハムが出るようなものは無いと思います。
素人の自作のアンプでも100dB位の高能率スピーカーに繋ぎ、深夜に至近距離
で聴いてハム音が気になるようであれば、私的には失格なアンプです。タンノイ
は能率90dB強ですから、ハムが気になるようであれば、今の真空管アンプであれ
ばやはりどこかおかしいと思います。

84: 角ゲツタ :2007/10/11(木) 22:38:14 HOST:i125-202-73-53.s02.a020.ap.plala.or.jp 残留ノイズはなかなか取れない・・・

聴感でバイアスを調整しながら音決めできれば一人前

85: 黄金のアンコール :2007/10/12(金) 09:01:41 HOST:softbank219048165034.bbtec.net 残留ノイズは、最低でも0.7mVまでに抑えたい。出来ることなら直熱管であっても
0.3mV台以下したいですし、現在の技術水準ではそれほど困難ではありません。こ
のくらいになれば、アルテックのような高能率スピーカーでも非常に静かです。

>聴感でバイアスを調整しながら音決めできれば一人前
一応、先にロードラインを引いて、設計に近似させたバイアスにするんですが、最後
は自分の耳で一番良くなるバイアスに追い込みます。でも、自分でアンプを設計して
作る人はみんなそういうふうにしていると思いますけど。

86: 角ゲツタ :2007/10/12(金) 10:10:28 HOST:i60-34-206-214.s02.a020.ap.plala.or.jp そうですか?
音の立つところが一ヶ所だけあるんですよ
ただし時々合わせ直さないとずれますが・・・

87: 黄金のアンコール :2007/10/12(金) 11:57:26 HOST:softbank219048165034.bbtec.net 私の知り合いのアンプビルダーが、そういうポイントの事をスィート・スポット
と言っています。厳密に合わせるとなると、同じ球でも特性の違いやメーカー、
製造時期の違いでも変ってきますし、時々あわせなおさなくてはいけない状態に
なる場合もあるでしょうね。

88: V-LZ :2007/10/13(土) 19:48:08 HOST:server12.janis.or.jp 大変貴重な御意見有り難うございます。スィート・スポットをさがすにはどの様にすれば
よいのか教えて下さい。ド素人なものでして!

89: 黄金のアンコール :2007/10/15(月) 10:50:38 HOST:softbank219048165034.bbtec.net スィート・スポットをさがすのは、基本的にアンプの設計者です。自己バイアスなら、
カソード抵抗やプレート抵抗を変えていき、音質の一番良くなるバイアスの深さやプ
レート負荷を見つけ出します。このポイントは机上での設計値どおりにならないこと
も多いですので、実際にヒアリングしながら試行錯誤するしかありません。

90: SX3NW :2007/10/15(月) 14:01:22 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp 小生はハムやノイズにゃあまり頓着してません。SPに耳傍立ててリップルが
出てるなんてほざく輩は球アンプなんざ使わなきゃイイんです(だははは)
もっとも程度の問題で試聴位置で聴こえたらたまりませんけどね(笑)

イントラ直3シングルですから無音というわけにはいかない。NF掛けりゃイイ
んでしょうが音がつまらなくなる。スウィートスポット?の件もAC電圧の変動も
あるからあまりシビアに追求するのも難しい・・・。
定電圧・定電流回路使うとまた平面的な音になるしねぇ。

電源も簡単なチョークインプットが躍動感ある音がするし。

91: 黄金のアンコール :2007/10/15(月) 14:38:38 HOST:softbank219048165034.bbtec.net 残留雑音ですが、
無帰還直熱三極管シングルでも、私のSG−50のアンプでは、Lch0.26mV 
Rch 0.35mVにおさまりました。このくらいだとアルテックでも非常に静か
ですし、タンノイ・スターリングだとスピーカーに耳をつけてもノイズは何も聴
こえません。フィラメントを直流点火して慎重にセオリーどおりのアースラインの
配線を行えば、B電源のコンデンサ容量がさほど大きくなくても現代のソリッドス
テートアンプと同等のノイズレベルには出来ます。私のSG−50の場合には、グ
リッドチョークを使っています。仮にイントラを使ったとしてもノイズレベルに関
しては一緒でしょう。

私のEL34三結シングルの場合、出力段のスィート・スポットは管の銘柄によって
大きく異なります。現状は、手持ちのムラード(xf1)のNOS球に合わせてあり、
プレート375V、カソード25V、プレート電流69mAとしてあります。ほとん
どテクニカル・マニュアルにある推奨動作例に近似していますが、プレート電流を今
と同じ69mAにした場合、現行の廉価球エレハモEL34使用の場合では、プレート
電圧を20V程度下げた355Vくらいでないとしっとりとした美しい響きが得られ
ません。ムラード(xf1)は今や希少でとんでもない価格になってしまっていますが、
アンプの動作点を変えずに1本¥1600程度のエレハモに交換した場合、音ががさつで
がっかりします。が、エレハモに合わせて動作点を変えてやると、実勢価格に10倍
以上の開きがあるほどの音質差はなく、かなり気持ちよく聴けるようになります。

真空管を差し換えれば音は変りますし、同じEL34でも良い音のする球、良くない
銘柄の球が出てきますが、評価の良くない球のスィート・スポットに合わせて比較する
と、その差がびっくりするほど縮まります。つまり差し換えたときの球の評価は、使用
したアンプ固有のものであり、他のアンプではそれほど差が出なかったり、違うアンプ
で比較した場合、評価が逆転する場合もあります。

92: SX3NW :2007/10/15(月) 15:26:49 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp 松下の6CA7/EL34を大量に持っていたんで買いませんでしたけど、昔はシーメンスでも
テレフンケンでも@1500円で山盛りに積んでありましたね。今じゃ陰形もない。
あっても無茶高い。VT62だって@2500円。今は@1万円ですからね〜。

先日試しにJJのEL84を6BQ5(3結pp)アンプに使ってみましたが十分使えました(嬉)

93: HPD-315 :2007/10/15(月) 19:00:55 HOST:202-41-211-170.dc.ctc.ad.jp ハムのこといろいろ勉強させていただきました。回路のことが分からないのでこれからこつこつ直せるところをやっていきます。
初任者はやたらと手を付けたがる、という傾向が自分を見ていて分かります。なかなかじっくり待てないです。
例を挙げると、プリをつけたらいい音になると思い安い管球プリを買ってしまい後悔しました。
なんやかやで10万円くらい使ってしまいました。(けっこう良いプリが買えたかも)

94: バークレー :2007/10/25(木) 18:03:28 HOST:i60-35-46-160.s02.a001.ap.plala.or.jp すみません。質問です。HPD385バークレーですが、
左右で音量が違います。ユニットは先日修理して戻ってきたのですが、
ネットワークの故障でしょうか?またユニットからネットーワークは
4ピンのコネクターでしたが、ネットーワークを外すのにスピーカーターミナル
からネットワークは4ピンになっていますか?お願い致します。

95: V-LZ :2008/06/08(日) 15:33:33 HOST:server121.janis.or.jp 94)メーカーで御相談ください。私もバークレーを持っておりましたが手放しました。
やはりタンノイの場合はV-LZまでがタンノイの音だとおもいます。

96: iichi :2008/06/09(月) 07:42:57 HOST:p026062.aicint01.ap.so-net.ne.jp 自分の経験からですが、思い込みで、スビーカーの故障と思ってて、実は、別場所だったりしますよ。
スビーカー、スビーカーコードなんかを、散々、いじったりしてたら、バワーアンプ以前の問題だったりして、、、。

97: 銀 :2008/06/10(火) 17:06:28 HOST:i220-109-7-254.s02.a020.ap.plala.or.jp
ネットワーク部品のハンダを再ハンダすると直る場合あり(低域も出るようになる)

98: Mechanical :2008/06/10(火) 17:44:37 HOST:softbank219056080051.bbtec.net >94
スピーカーが悪いのかどうか分からないのなら、
アンプのほうを変えてみてはどうですか?
スピーカーなんてそうスッ飛ぶものでもないし、中身を覗くのは難しいですから。
プレーヤーも変えたりして探るといいです。
結局スピーカーが原因ということもあるかもしれないですけど。

99: 冬の川 :2008/06/10(火) 20:05:03 HOST:p2065-ipbf01kanazawa.ishikawa.ocn.ne.jp スピーカーの端子とスピーカーコードの結合を、左右入れ替えてみても、音量差が逆転しなければ、スピーカーが原因でしょうね。

100: Mechanical :2008/06/10(火) 20:17:19 HOST:softbank219056080051.bbtec.net あ、その方法があったか。
全然気づかなかった…。




101: Mechanical :2008/06/10(火) 20:17:50 HOST:softbank219056080051.bbtec.net あ、その方法があったか。
全然気づかなかった…。

102: Mechanical :2008/06/10(火) 20:18:33 HOST:softbank219056080051.bbtec.net >101
すみません、間違えました。

103: V-LZ :2009/09/21(月) 14:48:34 HOST:server121.janis.or.jp 幻のコーネッタの情報をお持ちの方いませんか?お使いの方がいたらなお嬉しいのですが!

104: JBL :2009/09/21(月) 17:19:35 HOST:p4188-ipad13kanazawa.ishikawa.ocn.ne.jp 金沢市にある某オーディオ店にコーネッタありますよ。

105: ジークフリート :2009/09/21(月) 22:11:23 HOST:wb56proxy02.ezweb.ne.jp 「幻の」と言われながらコーネッタのタマ数が結構あるのは、本来HPD295A用にSS誌が企画した桜材のキットだったものを、箱のメーカーなんかが勝手に作った「コーネッタタイプ」が有るからなんでしょうね〜。

私の知り合いは、赤坂工芸社でVLZ用に米松合板のコーネッタタイプを作りました。
これにHPDなんか入れてもたぶん似合わんでしょうナ。

106: ii :2009/09/23(水) 02:08:45 HOST:p02666e.aicint01.ap.so-net.ne.jp コーネッタって、フロントロードになったタイプですね。
コーナーヨークは、よかったですか?
この辺、音の差が、どの様に、出てくるのですか?

107: ジークフリート :2009/09/26(土) 09:45:31 HOST:wb56proxy07.ezweb.ne.jp HPD295はゴールドやレッドより中域が薄いですから、そこへフロントロードをかけたのは上手いと思います。

iichiさんのタンノイもフロントロードが付いてますから、「飛び方」は似ているんじゃないでしょうか。

108: iichi :2009/09/28(月) 03:21:09 HOST:p02666e.aicint01.ap.so-net.ne.jp すいません。前のレス、名前、内容、チンプンカンプンで。
そうですか、中域の薄さをおぎなうには、良い方法ですよね。
自分のVLZは、左右にスリットを持つダブルバスレフです。
箱鳴りを極力、抑える方向で、25ミリ厚の無垢材を使用しております。

109: V-LZ :2009/10/11(日) 14:09:00 HOST:server121.janis.or.jp 私のV−LZはオリジナルですが少し加工してバイワイヤリング仕様にしてあります。
低音も不足なく出ておりますしバランスよく聴けていると思いますがアンプの性格をストレートの出しますので
特にパワーアンプは常に3種類接続しており聴くジャンルにより使い分けております。
プリもトランジスターと官球式2種接続しワンタッチセレクターで瞬時切り替えできる方式が完成し楽しんでおります。
V−LZのきめ細かい音は他では味わえないと思います。
コーネッタはSS誌で取り上げられまして(25年ほど前)ユニットを移し替えてのキット形式のものでこれならば
ジャンルにとらわれずにオールマイティーに聴けるのではと思っておりましたがどうなんでしょう?
明日コーネッタを聴けるチャンスに恵まれたので行こうとおもいます。
ちなみにTRパワーはマッキンMC-2300、球は211出力、と300B出力です。
もしかしてプリがポイントかもしれないと最近思っています。

110: 世直し奉行 :2009/10/11(日) 16:23:33 HOST:p1156-ipbfp701kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp ワンタッチセレクター、欲しい!Pアンプもそれ用に欲しい!!

拙者もプリが音質、音色のキメテ?キーポイントと常々思っています。

111: SATIN派 :2009/10/11(日) 17:33:59 HOST:br1031.jig.jp オーディオの不思議
接続機器を弄ってそれぞれに音作りしプリに通せば、その音はする。
プリを弄ってそれらを通せばプリの音がする。
球プリでメインが石でも球の良さは出る。
プリ(或は接続機器)が石でもメインが球なら球の良さが出る。
球プリで出力して石で録音再生しても球の良さは解る。

かといって必ずしも球だから良いわけでもない。

112: 世直し奉行 :2009/10/11(日) 18:09:02 HOST:p1156-ipbfp701kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp 納得!左様で御座います。全く同感、異議なし。薀蓄大変意義がありました・

113: V-LZ :2009/10/25(日) 17:06:09 HOST:server121.janis.or.jp コーネッタ風コーナー型SP聴いてまいりました。かなり大きく我が家では無理です。
これを導入するにはまず部屋の確保が必要になり今は諦めます。
その音は高音部はそのままに豊かな低音はV-LZではとても及ばずストレスを感じない音質でした。
これならばジャズも楽しめそうですがーーーアンプの性質もモロに出しそうなのでまずは空間(部屋)の確保ができなければ先に
進めません。

114: まるちゃん :2010/11/04(木) 18:55:26 HOST:p8146-ipngn1801marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp タンノイ使いの皆さんにお伺いします。
モニターゴールド時代のタンノイに標準で付いていた、もしくは使用していたスピーカーケーブルについて何か上方をお持ちのほうがあれば、ご教授いただけませんか?

115: ビックリマスダ :2010/11/05(金) 14:59:07 HOST:p1195-ipad207niho.hiroshima.ocn.ne.jp もうその時代も内部配線はバンデンハルではなかったでしょうか?
OFCにシルバーメッキした撚り線だと思います。

TFCに書き込んだほうが良いかも?

116: まるちゃん :2010/11/05(金) 20:30:50 HOST:p8146-ipngn1801marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp  ビックリマスダさん、ありがとうございます。
バンデンハルですか?この時代のケーブルを販売しているようなところはご存じないですか?

117: 大昔のVLZ使い :2012/08/21(火) 14:45:44 HOST:softbank126090224139.bbtec.net ご無沙汰して居ります

>>30で書きこした大昔の・・・です。

昨日の8/20偶然にもVLZ再入手しました
住居の前、道を挟んでリサイクル店のバックヤードが有ります
昨日は多くの荷物をトラックから降ろしていて、賑やかな声に窓から覗いて見ました

ピアノ椅子に、安オーディオラック、OTTOらしき3wayスピーカー
「ボロばっかりやなー」
暫らくしてトラックが出ると見覚えの有る6角形が2個
「まさか」と思い急いで3階から降りて見ると・・・正にタンノイ
それもVLZが付いているでは有りませんか、

箱は残念ながらコーネッタでは有りません
4Pコネクターをクリーニングの為にユニット外しました。

DC-R測った所LFは5,OΩと5,1Ω、HFは2本共に9,1Ω
HFのダイヤフラムはレッド時代の15Ωを継承しているのだろうか?
ご存知の方居られましたら御教授下さいませ。

購入金額は、ロングピース1カートン程
オーディオジャンク王様のHPに写真ウプしています。

118: たそがれ :2012/08/21(火) 21:55:54 HOST:FL1-118-110-104-100.myg.mesh.ad.jp ボロ儲けですね。もちろんネットワークも付いているかと思います。
ユニットいじってねいのがいいですねぇ〜
あの金色のカバーがきれいです。大事になされてください。
ちなみにユニットはモニターゴールドです。
VLZと言う似ていますが、華奢なユニットが別にあります。

119: 大昔のVLZ使い :2012/08/22(水) 20:17:27 HOST:softbank126090224139.bbtec.net たそがれ様
角フレームのゴールド、LSU/HF/VLZ/8です
ロールオフとエナジーのスイッチをフラックスクリーナーで洗浄後
接点には和光チタンOILを薄く塗布
シャフトとクリックボールには白色モリコートを塗布し、
接点の抵抗値を確認して本日の作業終了です。

お約束の25μFと8μFも発注しました。

120: 大昔のVLZ使い :2012/08/22(水) 20:31:35 HOST:softbank126090224139.bbtec.net このコーナー箱は大した音は出ないと思います
知人がAXIOM-80のARU付き箱で鳴らしていましたが、
VLZの魅力は薄れています(低音は出ますが)、
オリヂナルVLZの箱だけ出ないかなぁ〜

121: たそがれ :2012/08/22(水) 23:07:33 HOST:FL1-118-110-104-100.myg.mesh.ad.jp 整備お疲れ様です。
何かとジャンクは良い人の手に渡るようです。転売して儲けようと考えていると
人には渡りにくくなっているように思えます。

よく見ますと薄いアルミのフレームのVLZのようですね。
このユニットの注意点エッジが紙なのですり減っていたりひび割れがありましたら
早めにビスコロイド代替品等でお手当を!
光にかざしてみてください。

122: 大昔のVLZ使い :2012/08/23(木) 04:54:21 HOST:softbank126090224139.bbtec.net


>>121
おはようございます
還暦過ぎた5人が三交代勤務の職場ですので
休日でも今の時間に起きてしまいます(笑)。

ビスコロイド無塗布の独逸製ユニットのメンテナンスに
救急箱に合ったコロスキンを使った事が有ります。

LSU・・・の方はエッジ大丈夫なやうです
コーン紙を均等に押して見ましたが、異音も出ず2体共ストロークの手応えはOKで、
退色以外は問題無い「当たり」かと思います。

123: 大昔のVLZ使い :2012/08/23(木) 11:23:27 HOST:softbank126090224139.bbtec.net アルヌコ磁石の減磁が心配ですが・・・
某ショップでスカスカ音のランカスター(10吋GOLD)聴いただけに心配(--;;
数日中にネットワークのCが着きますので交換後に音出しします
硬質な音が出れば一安心ですが。

124: 大昔のVLZ使い :2012/08/23(木) 13:28:05 HOST:softbank126090224139.bbtec.net ランカスターは12吋でした(恥)

125: VーLZ :2012/08/26(日) 14:20:46 HOST:server121.janis.or.jp 大昔のVLZ使いさま
現役復帰おめでとうございます。
VLZの奥深さをお互いに楽しんでいきたいと思いますので何か特別の事が
あればお教えください。

126: 大昔のVLZ使い :2012/09/06(木) 15:22:33 HOST:softbank126090224139.bbtec.net 特別の情報でも無いのですが
ネットワークの25μFと8μFは高確率で不良です
無極性電解コンデンサーで欧州製、現在では性能維持まず無理
最初SOLENに8,1μFが有るので調べましたが在庫が有る店無し、
横浜ベイサイドネット オンラインショップで
デイトン8,2μFと25μF見付けました
4個で送料込み\3,690
25μはネットワークカバーにピタリ
あと1mm長くてもカバーが付きません。

127: RW-2 :2012/09/06(木) 18:09:08 HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp >>無極性電解コンデンサーで欧州製

タンノイは英国ですからプレッシー社製でしょか。40年経ってますから仰る通りまずアウトでしょね。

耐圧の高いフィルムコンを精々数V〜20V程度のSPネットワークに使いますと調子が出るまでに数年も
掛かかったり。アンプの電源部や球アンプのカソードにぶら下げて促進という荒業もあります (略)

128: 大昔のV・・・改名、ぢゃんく王子 :2012/09/14(金) 18:39:59 HOST:softbank126090224139.bbtec.net RW-2様
なるほど、思い付かない技
カソードパスコンに持って行ったら、その間は・・・・・
多分85歳位までは生きると思ふので、このまま(^^

思い掛けない音楽が琴線に触れるVLZ
歌謡曲でもぽっぷすでも。

129: 大昔のV・・・改名、ぢゃんく王子 :2012/09/14(金) 18:41:18 HOST:softbank126090224139.bbtec.net RW-2様
なるほど、思い付かない技
カソードパスコンに持って行ったら、その間は・・・・・
多分85歳位までは生きると思ふので、このまま(^^

思い掛けない音楽が琴線に触れるVLZ
歌謡曲でもぽっぷすでも。

130: RW-2 :2012/09/16(日) 11:36:13 HOST:126.114.150.220.ap.yournet.ne.jp 拙者には荒業テクが数多くあり、それらを駆使しますとHPDユニットでもレッドやゴールドの音が出せます (略)

131: 大昔の・・・・・ :2012/09/20(木) 19:09:50 HOST:softbank126090224139.bbtec.net ほんまかいな、そうかいな、え〜

132: 大昔の :2012/10/24(水) 10:13:36 HOST:softbank126090224139.bbtec.net RW-2様 「ほんまかいな・・・」このギャグはご存知?
そうで無ければ大変失礼しました(^^;

VLzが来て2ヶ月
昔、涙で手放したオリジナルエンクロージャの「スピーカーが消える浮遊感」
は有りませんが、益々音色に魅力を増す日々です。

133: RW-2 :2012/10/24(水) 10:54:29 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp >>ほんまかいな

コーン裏の補強リブをカッターで削ぎ、ロールエッジをフィックスドエッジに。
高域補正を外した単純なNWにします。よするにコーンストロークを抑え、かつ
コーンの分割振動をしやすいようにしツイーター帯にかぶせ中域を厚くします。

所有者の意向でエッジが朽ちたさいに荒業でいにしえ化処方しました。見事に
成功し所有者(球アンプ使用)も満足しています。拙者はHPDの方が好きなんですけどね(略)

134: 大昔の :2012/10/24(水) 13:48:36 HOST:softbank126090224139.bbtec.net むぅ〜ぅぅぅ

たしかにあのリブはエッジ張替えには難物ですね
リブを削除とは考えも及びませんでした。

VLzでDITTON66のような含みの有るボーカルが聴ければ・・・
ZARD、いずみちゃんファン(爆)

135: タノキチ :2015/07/26(日) 02:55:51 HOST:KD106158177201.ppp-bb.dion.ne.jp タンノイの3lz父の遺品にあるんですが いくら位で売れますかね?

136: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/15(金) 12:34:12 HOST:ai126174075011.26.access-internet.ne.jp
売るなんてもったいない。レストアして末永く使っていきましょう。
小さくて場所もとらないですし。

137: アラン・ドロン :2016/04/16(土) 17:21:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
お父様の遺品を売るなんて、止めたほうがいいと思います。
VLZをネットで見ました。中型位で、密閉型ですね。
改造するのは、いいと思いますが-----。
1970年代初頭の発売ですね。


RW-2さんのおっしゃるとおり、ネットで見るとコンデンサーは、
ぷれっしーと書いてありました。英語で。そしてTCCとも
書いてありました。緑色のコンデンサーでした。

中古市場でも見かけないですね。あまり売れなかったのでしょうか。

138: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/22(金) 10:34:27 HOST:ai126166165154.48.access-internet.ne.jp
いやあ、これは売れたでしょう。

139: 影なびく星 :2016/10/03(月) 10:32:34 HOST:ZL156116.ppp.dion.ne.jp 3LZ(レッド)をコーネッタで聴いております
苦節3年、求めていた音、再生が可能となりました

140: 玉の井(処方箋漬) :2016/10/04(火) 07:15:59 HOST:ai126170025225.41.access-internet.ne.jp クラシック or ジャズ or ALL

141: 影なびく星 :2016/10/07(金) 18:24:32 HOST:ZL156116.ppp.dion.ne.jp クラシックです

142: ジークフリート :2016/10/08(土) 17:50:13 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉139
「幻のコーネッタ」と呼ばれるくらいですから、まだモノホンにお目にかかったことが御座いませんが、想定のユニット(HPD295)は短期間使用したことがありまして、甘酸っぱい思い出?というか・・・
前にも書きましたが、どうも近所に潜伏しているらしいインペリアル工芸社製のコーネッタ(レッド入り)でもいいから早く出てこないかな?と長年待ち侘びているところです。

143: アラン・ドロン :2016/10/09(日) 08:30:46 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
アーデンが、近くのオフに置いてあります。

私としては、同軸型のユニットはどうも---

144: 影なびく星 :2016/10/09(日) 08:43:39 HOST:ZL156116.ppp.dion.ne.jp >142
一応ステレオサウンドオリジナルということで落札ました
確かに13層の合板ですが真偽のほどはわかりません
レッドの不具合にずいぶん泣かされました
結局レッド入りのSP(VLZ風)をさらに一セット落札して、ユニット
だけ流用しました
インペリアル工芸のコーネッタ、ゲットできるといいですね

145: ジークフリート :2016/10/09(日) 10:22:31 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉144

瀬川冬樹さんが設計に関わったSS誌オリジナルのコーネッタでしたらHPDユニット前提ですが、もちろんそんなことはご承知で、苦労も覚悟された上でのレッドユニット搭載と思います。
それが、3年で思いどおりに鳴らせるとは、影なびく星さんの努力の賜物でなのでしょうね。(既製品でも3年ではなかなか・・)

因みに当方は、ゲットするつもりはなくて(二組の装置で二部屋使っておりまして、新たな部屋でも確保出来ない限りスピーカーの増設は無理なので)、いままで聴いたオートグラフ(レッド・ゴールド)やGRF(シルバー)やVLZ(タンノイのオリジナルと称する硬い箱でレッド入り)などと、どう違うのかナ?という、野次馬根性のみで御座いまして、お恥ずかしい限り。

146: 影なびく星 :2016/10/10(月) 10:03:30 HOST:ZL156116.ppp.dion.ne.jp ジークフリートさん、ゲットではなく試聴が目的なんですね
失礼いたしました、コーネッタには随分苦労しましたし散財もしました
しかしそれだけの価値はありました、ただ私が勝手にいい音だと
騒いでいるでけで、ジークフリートさんがお聴きになれば、首をかしげる
こと必定かもしれません

147: ジークフリート :2016/10/10(月) 13:39:55 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉146
愛着あるスピーカーと出逢えて、イイ音で楽しく音楽が聴ける・・・もし、独り善がりだとしてもそれで十分幸せじゃないですか。(当方なんか、不幸にも、未だにコレゾ!と言えるようなスピーカーに出逢えていませんし、我が家でもイイ音だなぁ〜と思える瞬間はごく僅か。)

それにしても・・過去に聴いたVLZ(赤)は、硬くてちっちゃな箱に入っていたり、よくある?国産インキャビネットだったりで、カッチリ若しくは率直という印象でしたが・・・それが十分な容量の箱を得たらどれ程の深い陰影が聴けるのか?とか、一番に聴くとすればリヒターかアーノンクールか?とか・・・聴いてみたいもんですねぇ。

148: 玉の井(処方箋漬) :2016/10/11(火) 06:59:45 HOST:ai126244092139.61.access-internet.ne.jp >147 (当方なんか、不幸にも、未だにコレゾ!と言えるようなスピーカーに出逢えていませんし、我が家でもイイ音だなぁ〜と思える瞬間はごく僅か。)

 なんかいつも何かにつけて結論はそこに行くわけで、毎回毎回おもしろくありません。
 超マンネリ。
 少し発展性のある書き込みにしましょう。

149: 影なびく星 :2016/10/11(火) 11:13:29 HOST:ZL156116.ppp.dion.ne.jp >147
リヒター私も好きです、イートンも短期間聴いておりましたが、コーネッタは大きな箱
ですから再生にも少し余裕がでます、私はSN比、ワイドレンジ、やれ
高域が、中低域がなどとは無縁の人間ですからそれなりの音、音場が鳴っています
ジークフリートさん、可能であれば一度聴いてみてくださいな

150: ディラン :2016/10/12(水) 10:26:06 HOST:nptky302.jp-t.ne.jp VLZ国産箱入りは母に買ったのですが、お話を伺っているとマイスペースに持って来たく為ります。でもそうすれば箱が気になるのは必定なので我慢。確かに10インチは箱の容量や構造、材質で出音が大きく変わるのは他のユニットと同じでしょうしタンノイ同軸ならば更にと思います。
今はメインの方に係っきりですからその余裕は有りません。

151: センモニフェチ :2016/10/14(金) 08:44:02 HOST:113x32x15x182.ap113.ftth.ucom.ne.jp 箱はもういい固体がないよ。
手作りも無理。
しかしもし良品がてにはいるならVLZに100万はだしてもいい。
連絡乞う。

152: アラン・ドロン :2016/10/16(日) 09:00:00 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私は以前は自作派でした。

153: センモニフエチ :2016/10/18(火) 22:04:04 HOST:FLA1Aba192.fko.mesh.ad.jp HEY GUYS

151の書き込みは漏れの名前を騙ったニセ者です。
漏れはタンタルアロイの製品は触ったことも聴いたことも有りません。

COMING SOON。

154: アラン・ドロン :2016/10/20(木) 16:54:11 HOST:softbank219168067040.bbtec.net 字体の大きさが違いますね。

155: 初心者 :2017/10/29(日) 12:24:58 HOST:131.252.149.210.rev.vmobile.jp ゴールド入りタンノイ純正3lzインキャビネットについて、どなたかご存じでしたらお教え頂きたいことがあります。
前期、後期でスピーカー端子、ユニットのフランジ形状、ネットワークなどに違いが認められますが、キャビネットの材質、造りに変更あるでしょうか?
後期はバッフル、裏板が合板、それ以外はパーチクルボードというのは確認しました。
前期は全て合板という記述を見た記憶があるのです。
これだけ異なれば、前期もコレクションする価値があるのでは、と妄想しているタンノイ愛好家です。

156: 薬漬け :2017/10/29(日) 15:46:51 HOST:west23-p203.eaccess.hi-ho.ne.jp

>>155 初心者さん、はじめまして。

仰るところはよくわかります。
あいにく、私のIIILZも後期型なので参考にはならないのですが……。

ただ、レクタンギュラーヨークで何度か書いたのですが、このシリーズは前期と後期とでは
材質が異なります。
なのでIIILZも、モニターレッドがビルトインされていた時代まで遡ると「?」となるかも
知れませんね。

因みにSS誌16号でのIIILZ解説のところで、エンクロージャーは「ランバーコア使用」と
いう記載があります。これが全体を指しているのかどうかは不分明です。

あまりお力になれずにすみません。

157: アラン・ドロン :2017/10/29(日) 16:01:53 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私が20年位前まで、よく自作していた時に、ホームセンターで
買って、カットしてもらったのが、シナ・ランバーコア材でした。

これは、中の角材がぴったりくっついているかどうか判らないそうです。
確かな事は私にも判りませんが、隙間があると(ほんの何ミリかだと
思いますが)両方の突き板の厚み分しか板厚がないという事に
なりますね。

また、中の心材(角材)も軟らかく、あまりスピーカー用には適していない
そうです。

気乾比重は0.45近辺です。やはり、軟いです。

スピーカー用の箱としては、0.6から0.7位の間が良いそうです。
硬すぎず軟すぎず、重すぎず、軽すぎずです。

158: RW-2 :2017/10/29(日) 18:12:34 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp >後期はバッフル、裏板が合板、それ以外はパーチクルボード

初期モノで全パーチクルボードの物も見たことがあります。レッド入りもバッフル、裏板も
パーチクルボードのもあれば合板もあります。補強が入らない箱ですべて合板だと軽過ぎて
音のためにも良くないので、天地左右はパーチクルボードにしてるんじゃないでしょか。

もっとも海外製品は意外に無頓着で、あるものを使う、入手できたものを使うという大らか
さですからいろんなタイプがあったと思います。

>エンクロージャーは「ランバーコア使用」

パーチクルボードのことじゃないでしょか。チップボードとかホモゲンと書きたくなかった?
今、ランバーコアと聞いたらヤスモノのイメージしかありません。集成材とは別物ですからね。

159: 初心者 :2017/10/29(日) 19:48:16 HOST:115.208.49.163.rev.vmobile.jp 休日とはいえ、尊敬する皆様のご丁寧かつ迅速なレスに感激です。

薬漬けさま
まさに以前、薬漬けさまのレクタン前期後期の違いという文章拝見して、それなら10インチにも何かあるのではと考えました。

アランドロン様
古今を問わず、タンノイにランバーコア使用した実例があればお教えください。私にとっては新しい知見です。

RW2さま
当時は現代と異なり、タンノイは創業者が健在で個人商店、職人気質、品質管理も時代的におおらかで前期だからこうであると、確定は難しいというのが実態なのでしょうね。

結論はいずれにせよ、現代では失われた音楽性、物として真の価値を持ったスピーカーを私のような庶民ができる範囲で動体保存して、次世代に引き継げたらと思っています。高価で大型のは無理ですが、大好きなタンノイの10インチならと。
終活の一環ですかね。因みにls35aは皆集めているので、インフィニテシマルとか、ロイドに注目しております。

160: アラン・ドロン :2017/10/30(月) 17:10:14 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私は、判りませんです。
板の説明のみで、タンノイの事は殆ど知りません。

外国の物で尚且つ古い物が良いとは限りませんと思います。

161: 薬漬け :2017/10/30(月) 20:52:03 HOST:zaqdb72e5ad.zaq.ne.jp

>>159

いやはや、私の文章がきっかけとは恐れ入りました。
レクタンはある程度数を見てきましたので、ああいうことを書いたのですが、IIILZに関しては
あまり数にあたっていませんで、確たることが書けないのが残念です。

それにしても、半世紀以上も前に誕生して、未だに至高の音楽性を体験しうるまさに稀有な存在。
私も終活の際には心して引き継いで行こうと思います。

162: アラン・ドロン :2017/11/01(水) 16:49:46 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
初代のGRFメモリーが好きです。堂々たる風格です。

札幌市のオーディオ中古ショップのジャストフレンズにありました。
行った事はありませんが、ネット販売で見ました。

ペアで、432000円でした。もう、売れました。
金持ちがいるのですね。

163: 玉の井 :2017/11/02(木) 10:17:23 HOST:ai126170000100.41.access-internet.ne.jp
>>ペアで、432000円でした。もう、売れました。

中古ショップはいくらで仕入れているんでしょうかね。

一体50,000円がいいところでしょうか。いや30,000円かな。

164: アラン・ドロン :2017/11/02(木) 17:11:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そんなに安く仕入れているのですか。ぼろ儲けじゃないですか。
こんなに、仕入れ原価の安い商品はないですよね。
今は薄利多売の時代なのに。

上手く経営すれば、そのような事が出来るのでしょうね。

165: AD :2017/11/02(木) 21:22:53 HOST:210.227.19.67 一般的な商品は査定して買い取る場合、店頭販売予定価格の1割からよくて3割がいいところです。
業者間取引価格でも販売設定価格の5割までです。
買取商品がジャンク扱いをうけると販売設定価格の1000分の1なんてこともあります。
(ジャンク扱いをうけると・・・←ジャンクでなくても買い叩かれることがあります)
そのへんが、ぼろ儲けに感じるところなんでしょうね。
個人売買で仕入れて転売っつうことしたらぼろ儲けなのかもしれません。
でもお店の買い取りですからね。
保管やメンテ費用もあるでしょうし、いつ売れるかもわからないのですからぼろ儲けかは?ですね。

マニアックな商品になればなるほど、なかなか買い手が見つからないのでお店の買い取り価格はシブイです。
なのでオークションなどが流行るのでしょう。

166: アラン・ドロン :2017/11/03(金) 09:23:39 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そうですか。友人で、古物商の免許を取った人がいます。

もう、その人と会う事はないので、聴けないのでここで質問があります。

この免許を取ると開業したりする予定がなくても、物流センター
みたいなところがありますよね。そういうところに出入りして、物を安く
買えるのでしょうかね。

もし、買えるなら、リサイクルショップで物を買うより遥かに安く手に
出来ますが。

167: AD :2017/11/03(金) 13:29:03 HOST:210.227.19.69 ↑ できるみたいです。

私は古物商ではありませんのでよくはわかりませんが、古物商があると自動車税などが
格安になるそうです。開業するには古物商のカンサツ(プレート)が必要ですが自宅を
店舗として登録できるそうです。また、行商する届けをしていないと出先で売買行為が
できないとのことです。

リサイクルショップなどで買取りなどしてもらうときには店舗内を探してみてください。
必ず古物商のプレートがあるはずです。また、自宅に出張買取りに来てもらったときでも
怪しげな業者には古物商免許と行商用のカンサツの提示を求めてもいいのではと思います。
これは自動車を運転するとき運転免許証を携帯しなければならないのと同様のことです。

ただし、犯罪歴のある人や自宅が持ち家(例外はあるが)でないとか事務所を用意できない場合とか
これらの許可・免許は取得できません。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1169287259/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c135

[近代史3] 日本のオーディオメーカー 中川隆
1. 中川隆[-9816] koaQ7Jey 2019年6月06日 16:49:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2624]

1.日本のガレージメーカーのCDP・DAC


スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html

▲△▽▼


2.日本のガレージメーカーのスピーカー


粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/456.html

超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html

昭和の日本のスピーカー・ユニットの音質はイギリスやドイツに劣らなかった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/953.html

まるで細密画を思わせる奇跡の描写力 _ スタックスの静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

音は凶器 _ 僕が STAX を薦めない理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html

ソニー SS-R10 _ 史上最高の静電型スピーカーだったんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/950.html

最近のフォステクス FE の E/En は音が悪ですネ。 やはり、中国生産になったからでしょうか。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/951.html

ベストセラーになったモニタースピーカー ヤマハ NS-1000M の音は現代でも通用するのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/952.html

▲△▽▼


3. 日本のガレージメーカーのアンプ


コニサー (Lyra Connoisseur )
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/651.html

新潟県 南魚沼市 チューブ・オーディオ・ラボ _ マイナー出力管を使った廉価な真空管アンプ製作
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/459.html

超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html


超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html

山中湖 ペンション すももの木 真空管アンプ「カトレア」_ 三極管名管を使った交流点火シングルアンプ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/461.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html

一番音が良いパワーアンプは VT-52 シングルアンプ?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/440.html

究極の出力管 _ 伝説の DA100
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/441.html

DA30 はあらゆる点で PX25 や WE300B より優れているんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/446.html

英国の気品 PX4 シングルアンプ 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/443.html

今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html

サウンドパーツ 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html

ラックスマン LUXMAN MB-300
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/108.html

(300B 参考アンプ) ラックスマン 直流点火 無帰還シングルアンプ LUXMAN MQ-300
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/115.html

新藤ラボラトリー Western Electric 300B Single limited
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/109.html

上杉研究所 交流点火 無帰還 300B シングルアンプ U・BROS-300AH
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/121.html

オーディオテクネ _ オールトランス結合 無帰還 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/123.html

買ってはいけない 300B ダメ・アンプ _ SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) SV-91B
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/124.html



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/466.html#c1

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
136. 中川隆[-9815] koaQ7Jey 2019年6月06日 17:10:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2625]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
TANNOY Autograph
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1295264289/l50


1: サウンドオーディオ :2011/01/17(月) 20:38:09 HOST:p18188-ipngn100105osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

英国オリジナルの箱とそうでない箱の判別は可能でしょうか?
オリジナルの特徴など分かる方いらっしゃいましたら教えて下さい。



5: 哲人 :2011/01/18(火) 19:26:10 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp

サウンドオーディオさん
オリジナルのオートグラフをお探しなのでしょうか?
私、2年前に、ジークフリートさんのご紹介でオーナーのご自宅に聞きに行った
事があります。個人的には好みの音でした。
記憶が確かではないのですが、Monitor Silverではなかったかと思います。
Redだったかもしれません。
ただ、手に入れるにはそうとな金額が必要だと、その時案内してくれました
オーディオショップの方が言っておりました。
私も欲しいスピーカーではありますが、おき場所が現在ありません。
頭の中だけで想像しております。

6: ジークフリート :2011/01/18(火) 19:55:02 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp 哲人さん。あの時のオートグラフはモニターゴールド入りのオリジナルなんですョ。(そのうち手放すみたいです)

別の場所でレッド入りやGRFのシルバー入りも聴きましたが‥‥部屋や使い方でかなり違いが出ますから、オリジナルにこだわるより、もっと重要なことがあるかもしれませんねぇ。

7: サウンドオーディオ :2011/01/19(水) 20:31:44 HOST:p18188-ipngn100105osakachuo.osaka.ocn.ne.jp >>4 薬漬けさん
やはり確定するには少し難しいということですかね。
購入するにも確証なしでは悩みます。
英国箱オリジナルは台数的にもかなり少ないものですしね。
私の考えているそれはご指摘とおりのAutographなんですが、タグ、ロゴシール共にありますし。
箱に5桁のシリアルが入ってますが、それもやはり確証する決定的なものではないですしね。
やはり鑑定は難しいですか。。。

8: 薬漬け :2011/01/21(金) 09:49:54 HOST:zaq3a551983.zaq.ne.jp
>>7
所有者の方が分かっていて、かつタグとロゴシールが確認できておられるのでしたら、あとはできれば
その所有者の方に、購入当時の資料を見せていただくのが(できるのであれば)ベストでしょうね。
(ただオリジナルも古い物だけに「流れ者」であるケースも多く、当初資料は難しいケースが多いです。)
後は、私の場合でしたら「信じるものは救われる」式の考え方ですが、あまり人様にご推奨していいやら…?

9: 哲人 :2011/01/21(金) 12:40:50 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp ジークフリートさん
その節はお世話になりました。
オートグラフのオーナーはお元気でしょうか?
齢を重ね、好きなシステムを愛でる生活に、行く良くは私もと思ってしまいました。

また、機会がございましたら、お誘いいただければと思います。

10: ジークフリート :2011/01/21(金) 15:12:07 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp


>>9 哲人さん、こんにちは。

あの先生、お元気ですョ!
あの時の光悦が気に入らず、ずっとフォノカートリッヂを探されてたんですが、結局、私と同じものを選ばれまして、もう一度聴いてみたいもんですが‥‥次は、哲人さんのオートグラフが完成したら、聴かせていただきたいですね〜。

11: 哲人 :2011/01/21(金) 15:46:00 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp ジークフリートさん
オートグラフを手に入れるなんて滅相もございません。
人様のを聞かせていただくのが最高です。

オートグラフが完成<
で思い出したのですが、確かオートグラフの図面持っていますね。
35年ほど前、自作マニアの間で往年の名機を自作するのがはやり、
FMレコパルだったと思うのですが、特集で木取り図とかを全て載せて降りました。
その本は大切に保管しております。
いつか自分で作りたいと思っていたのですが。思い出してしまいました。

本気で自作してみようかな?

12: SAT-IN :2011/01/21(金) 17:29:33 HOST:re0204.pfst.jig.jp オートグラフ自作なら此処が参考になると思います。
ttp://shinshu.fm/MHz/44.04/

13: ジークフリート :2011/01/21(金) 22:21:16 HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp 哲人さん、こんばんは。材料が揃って、後は組み立てるだけとお聞きしていますから、楽しみにしてるんですョ〜。

ま、しかしパラゴン他が買えるくらいですから、モノホンオートグラフも買えるんじゃないですか?
ポケットマネーが寂しい場合は、会社の必要経費で!

でも、そろそろ「自分ちの音が最高!」て思えるようになるでしょう?

14: 哲人 :2011/01/22(土) 10:38:30 HOST:zaqb4dc08e8.zaq.ne.jp SAT−INさん
参考になりました。全て読んでしまいました。
ただ、1年以上かかりそうで、現状では手を付けることはかなり無理がありそうです。

ジークフリートさん
材料が揃って>はたぶんどなたかと間違えられていると思います。
オートグラフに興味はあるのですが、現状では物理的にも、金銭的にも無理があります。
最近、経理が厳しく、必要経費も削られていますし、監視の目が厳しいです。

僕の理想は、大型のシステムを、草原で鳴らすことですね。
建築の仕事をしていますと、リスニングルームの限界みたいなものを感じてしまい
何も無いだだっ広いところで聞くのが最高ではないかと思っています。

夢は夢として置いておいて、現状で十分満足しています。

15: ジークフリート :2011/01/22(土) 14:22:37 HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp >現状で十分‥

哲人さん、羨ましい!
当方なんか三流スピーカー使ってるせいか?人間が下品なのか?もっともっと‥と餓鬼みたいなもんです。

また良い機会でもありましたら、オリンパスかハーツフィールドでも聴きましょう。

16: SAT-IN :2011/01/22(土) 16:28:21 HOST:re0204.pfst.jig.jp 哲人さま
どう致しまして、ただ貼っただけですから…

けもの道もヨロシク^^と言いたいところですが道を踏み外さず王道を歩んで行って下さい。

17: 哲人 :2011/01/24(月) 17:42:20 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp 本日、Yahooオークションを見ましたら、オートグラフオリジナルが
出てますね。現在40万円ですが、どこまで上るか楽しみです。
当然私は買えません。

18: 薬漬け :2011/01/24(月) 18:39:35 HOST:west50-p214.eaccess.hi-ho.ne.jp RESERVE(最低制限価格)がかかっているから、そう簡単には落ちないのでは。
モニターゴールド仕様ですか…。

19: 哲人 :2011/01/26(水) 16:00:15 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp オートグラフをこんな値では落とせないだろうと高をくくり
150万円で入れてみたら、140万円で最高落札者になってしまいました。
最低制限価格も越えたみたいです。
まさかと思いますが落ちたらどうしよう。
今から置き場所を考え出しました。
結果を乞うご期待。後2日もありますし、300万円近くまで上ると思います。

20: ジークフリート :2011/01/26(水) 20:49:40 HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp 哲人さん。案外場所をとらないんじゃないですか?

壁や床の材質が肝心なところですがね。

21: 哲人 :2011/01/26(水) 21:17:21 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp ジークフリートさん
落ちたら落ちたで何とかします。
一時的に友人に預けるとか考えます。
壁や床等は本職ですので、問題なくできます。

でも、本当にこんな金額で落ちるんだろうか?
半信半疑です。
結果値が上ってホットするやらガッカリするやら。
現在自分自身と戦っております。

多分回りから白い目で見られるんだろうな。

手に入ったらベンツ売ります。

22: たそがれ :2011/01/26(水) 21:36:10 HOST:FLA1Aaj151.myg.mesh.ad.jp 140で最高入札者となって、150万で入れていると言うことは、149万まで
いたずら【吊り上げ】入札可能と言っているようなものです。
手の内は明かさない方がよろしいかと、思います。
書いてしまったので安全のため140万で再入札された方が賢明です。

23: 哲人 :2011/01/27(木) 08:04:52 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp たそがれさん
おかげさまで、150万円を越えました。
もう入札はしません。
本当にどこに置くか真剣に考えてしまいました。
今の自分には、手に余ってしまいます。

いろいろ悩んで楽しいひと時でした。

24: 哲人 :2011/01/27(木) 16:33:14 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp オークションのオートグラフ出品が取り消されて、再出品となりました。
今回の最低落札価格は600万円です。
これでは落札する人はいないのではと思われますね。
しばらく様子を見てみます。

真剣に考えて損した気分です。

25: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/08(金) 12:24:27 HOST:ai126174075011.26.access-internet.ne.jp
関東でオリジナルを聞けるお店・・・オーディオ屋さんではなく昔で言うところの名曲喫茶は
ありますでしょうか。シルバー、レッド、ゴールド関係なく。

26: アラン・ドロン :2016/04/08(金) 19:41:03 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
オフ札幌伏古店でオートグラフあります。972000円です。
馬鹿でかいです。買う人いるのかなです。

その他、JBL4343、4344マーク2、アルテックの同軸型の大きいの
(型番は見ませんでした。)

いつも、4344マーク2が鳴っております。

27: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/11(月) 10:33:57 HOST:ai126174075011.26.access-internet.ne.jp
ドロンさん

HP見ました。売り場は広そうですね。AGのユニットは何なのでしょうね。

28: アラン・ドロン :2016/04/11(月) 17:27:05 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
以前は、ひとつだけユニットが外されて裏面に伏せて(マグネット側)
が見えました。金色のフレームでしたが。

売り場は広いです。札幌では他店は、ブックオフ、若しくは、オフハウス
、ホビーオフ等とくっついていますが、伏古店は、ハードオフのみ
です。

なので、大型のスピーカーも余裕を持って置けます。
オフの中で日本一の広さかどうかは判りませんが。

多分、売り場のホームページは、新品ぽい店の置き方をした、大型の
スピーカーばかりのコーナーだと思います。

29: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/14(木) 10:47:18 HOST:ai126174075011.26.access-internet.ne.jp
オートグラフ、ヤフオ○に3点入ってますね。オリジナル箱はないですね。

30: アラン・ドロン :2016/04/14(木) 12:58:02 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ユートピアとかですか。

31: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/14(木) 15:40:39 HOST:ai126174075011.26.access-internet.ne.jp
ドロンさん

特に記載はないです。

オリジナルが出てくることはあるんでしょうか。
一度オリジナルに触れてみたいです。恐る恐る。

32: アラン・ドロン :2016/04/16(土) 08:42:04 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私には判らないですよ。間近で見てもオリジナルかそうでないか。
五味康祐氏のオートグラフは、今は、練馬区役所にあるそうですが。

あれは、間違いなくオリジナルですね。
年に2回、部屋を開放して鳴らしているそうです。

33: TM :2016/04/16(土) 16:41:29 HOST:191.206.170.210.ap.yournet.ne.jp 五味氏のオートグラフは石神井公園内のふるさと文化館分室で1回/月、試聴会を開いて
いる様です。練馬区役所のふるさと文化館で調べれば詳しい事が判ります。



34: 山間の自遊人 :2016/04/19(火) 21:04:09 HOST:fla01-120.wind.ne.jp 31、玉の井さん、水道橋駅近くの「マツシタハイファイ」で、ゴールドのオリジナルが置いてありました。(10日まで試聴出来ました)。
今は、レッド入りのオリジナルになった様です。HP&TEL情報、因みに価格は1千万とか!(ゴールドは640万で売れたそうな)。試聴も出来るし、許可を得れば触れるそうです。
参考までに。

35: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/20(水) 08:22:32 HOST:ai126166165154.48.access-internet.ne.jp
山間の自遊人さん、情報ありがとうございます。
ヘルニアの痺れが薄れてきたら早速触りに行ってきます。

36: 前期 :2016/04/20(水) 11:37:24 HOST:h219-110-132-208.catv02.itscom.jp オリジナルは聴いたことありませんが神戸瓦斯神田支店にあったレプリカは
一体この音のどこがイイの?という感じでした。まるで雑音拡大器。検聴に
は重宝したかもしれません。

37: すってんてん(借金漬け) :2016/04/20(水) 22:22:59 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp わかり松。

シルバー入りのブツでつね

38: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/21(木) 07:45:19 HOST:ai126166165154.48.access-internet.ne.jp
12inchRED入りコーナーランカスターなんていくらくらいするのでしょうね。

39: 前期 :2016/04/21(木) 10:32:51 HOST:h219-110-132-208.catv02.itscom.jp

>>37 すってんてんさん

よくご存じでアノ店潰れちゃいました。当方が何を言っても「これが本店
から指示されていることです」の一点張り。文字通り聞く耳持たずでした!

40: すってんてん(借金漬け) :2016/04/21(木) 15:10:14 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp ↑
御茶ノ水だけに・・・・・ヤッパシ

41: 古参 :2016/04/22(金) 01:11:25 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp オートグラフのオリジナルってそんなに人気があるんだ。
知らなかった。
知人が自宅の居間に普通に置いてあるので、数多あるクラシックスピーカーのひとつくらいの認識しかなかったけど。
みなさん、あの箱鳴りして濁った低音がゴリゴリする音が好きなんですかね。
現在の綺麗な間接音がたなびくハイファイなスピーカーとは対極だと思いますけどね。
何を聞いてもオートグラフ色に染めるところがあるので、それが好きな人には好適かも。
正確に言うと、間接音がたなびかないということはなく、ふわっと音は広がりますがそれ以上に他の要素があるということですか。
件の主は、これもやはりオリジナルの7を中心にマランツの真空管とスチューダーのAとリムドライブのEMTで揃えていますから、やはりブランド志向はあるんですけどね。
人それぞれです。

正直な話、オリジナルが気になる人は、オリジナルしかないと思いますね。
レプリカとは音が全く違いますよ。
良し悪しではなく。

42: 古参 :2016/04/22(金) 01:23:03 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp 大型スピーカーには共通事項かもしれないですが、
電源は、200Vのほうが良いですね。そこのオートグラフもそうでしたが。
海外のアンプならダイレクトに電源トランスに繋げられるので効率も良くなることでしょう。
オークグラフを聞いて自宅に戻ると古いJBLでもめっちゃハイファイに聞こえて困ります。
普段は、最新のものより線が太いなあと感じているのに。

43: すってんてん(借金漬け) :2016/04/22(金) 11:27:26 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >普段は、最新のものより線が太いなあと感じているのに。

わかり松。

最新のものは滋養失調、下半身デブでつね
色白の・・・・・・・

44: くろねき :2016/04/22(金) 11:44:31 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

>>42
> オートグラフのオリジナルってそんなに人気があるんだ

探してらっしゃる方もおいでかもしれませんが、
そういえばヴァイタボックスやボザークではそういう話はあまり聞かないような。

やはりあの同軸マルチウェイユニットが同時代のものの中では独特であり、
しかも現代まで受け継がれているものだからでしょうか。
原点を聴いて確かめる、というのもあると思います。
やはりオリジナルが珍重され、年代区分などについて
マニアックに研究されているJBLのパラゴンなども
こうしたところがあるのかもしれません。

薬漬けさんのように、よく整備されたオリジナルには中々行き当たらない、
というのも興味を掻き立てるのかもしれませんね。
格式というのはそういうものだとも言われます。

> ブランド志向

というより、骨董的価値観もあるのでは?

骨董というと生臭くなりますが、言い換えれば産業考古学的価値観というか。
崇拝に走るとおかしくなりますが、来た道を切り開いてきた存在への敬意というか。
それで泡銭つかんだりヘンなの掴まされたりということも
あるやもしれませんがそれはそれです。

機械が無いと始まらない趣味なので、そういう切り口もあって然るべきと思います。
ちなみにこの掲示板自体も、基本的にはそういう切り口だったりしまつ。
どうかひとつお忘れなきよう(略)

45: 古参 :2016/04/22(金) 20:28:07 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp >というより、骨董的価値観もあるのでは?

なんとか鑑定団の番組が大人気であるように、骨董というのは、薀蓄と一緒に珍重されるのは分かります。
そして法外な評価額が付けられると更に人気が高騰する。
ああいうのは、お小遣いでやりくりできる程度の値段が安いのは駄目なんですよね。
門外漢にとっては、掛け軸もブリキのおもちゃも理解できない世界ですが、彼らのプールに入っていると心地よいのでしょう。
たとえば、床柱。
これも薀蓄の塊で、日光杉の樹齢何百年のものが一本数百万します。
別のところに育った杉では駄目なんです。そして機械乾燥したものも駄目で、江戸川の水に10年漬けてヤニとりをしっかりしないといけない。
確かに、実際にその木を眺めると、確かに凄い気を発しているように気分になるので大切にしないといけないなと思います。

そういう意味で、アメリカ産の針葉樹の箱鳴りしやすい積層板で製作されたウェスタンエレクトリックや初期JBLの音は、
その箱で無いとオリジナルの音は出ないです。良し悪しではなく。
塗装やオイルフィニッシュもその当時の塗装で無いと音が変わってしまう。
きちんと丁寧に造ると返って強い癖が現れて、適度にルーズな納まりが良いことさえある。
パーティクルボードは一概に否定はできないものです。

海外の個性的なキャビネットは物凄く沢山あって、日本製の商品ように型番を消したらどのメーカーは分からないということは少ないくらい面白いですよね。
ただ、それらはそんなに法外な値段で取引されている訳ではなく、年式を考えると順当な印象を受けます。
日本国内だと特定のブランドに集中する傾向があるので、個人的には、ブローカーの見え透いた手には乗らないぞといつも思っているだけです。
海外で入手した数百円の品物がオークションに出すと物凄い値段になったりしているので。
そこまでしたくないな、といつも思いますね。
海外のオークションのほうがずっとリーズナブルな価格で調達できます。
今は、大陸の国の人たちの転売屋が凄いのでそうでもなくなりつつありますけどね。

46: d150 :2016/04/22(金) 23:37:57 HOST:zaqdadc7814.zaq.ne.jp 小生も瓦斯屋でレプリカを聴きましたが拙者の駄耳では辛い音でした。
音に潤いがない。 
知人の違う種類のオリジナルのタンノイ2機種は好ましい音に聞こえる。
楽器的な箱は凄く難しいと思った。

47: くろねき :2016/04/23(土) 00:19:46 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp そういえば、米国でホットロッドという特殊なクラシックカー趣味がありますが、
限界を知った上でどこまで鳴るか、という趣味的関心もあるのかもしれませんね。
タンノイをホットロッドにされてる訳じゃありませんが(汗)、
薬漬けさんのレスを拝見するとそう思います。

前にも書いたかもしれませんが、

>>44を書きながら
何とは無しに思い出していたのは、あれは小学校の頃だったか、
国語の教科書で読んだ「アクロポリスと石ころ」という随筆。

 book.asahi.com/reviews/reviewer/2011072700961.html

その収録書籍のレビュー↑。
実はつい先日、新装版が出たそうなので紹介してみますた。

内容はこうです。
ある美術家がギリシャ旅行の折、アクロポリスで拾ってきた石。
遠い昔、アクロポリスの一部を構成していたかもしれない石。
その石を手に取り眺めながら、遥か古代に想いを馳せる
日々が続いていたある日、書斎からその石が消えた。

なんと掃除に入った奥さんが、「何この汚らしい石」
と思って駐車場に棄てちゃったのだという。
「この馬鹿者が!」と激怒した美術家(随筆の筆者)、
駐車場の敷石の中にアクロポリスの石を探すも見つからない。
見つけようが無い。単なる石ころに紛れる大事な石。

しかし、そのときハタと気付いた。
考えてみれば、アクロポリスで拾ってきたあの石だって、
あくまでアクロポリスの一部を構成していた
“かもしれない”という程度の石なのであって、
当地にあってもそういう云われの無い“ただの石ころ”だったのかもしれない。
それを愛でて、やれギリシャの栄華よ、とか悦に入ってた自分って一体…?

そう思って内心苦笑したとき、駐車場の石が、
古代の歴史とかロマンとか大層なものをおっかぶせられていない
ただの石ころが、陽を浴びてイキイキと輝いて見えたとか。

拾った石ころとオデオでは直接比べられませんが、
「石ころを愛でるイタい人」にならないように注意したいでつし、
またこういう視点に立てば、マニア様が見向きもしない、
何のステータスも無いオデオ機器が実にイキイキして見えるかも?

48: 薬漬け :2016/04/23(土) 19:15:35 HOST:west61-p100.eaccess.hi-ho.ne.jp

>>41 >>あの箱鳴りして濁った低音がゴリゴリする音が好きなんですかね

おそらくですが…。そのオートグラフは「タガが外れている」まで行かずとも、筐体が相当くたびれて
いるのではないかと拝察します。

皆さんオートグラフは低域がダブダブで明瞭を欠くと思っておられる方が多いようですが、逆です。
低域はそれほどありませんので何らかのreinforce手段が必要ですし、然るべく鳴らした時の低域は
非常に明晰です。(上記の通り、元々がダブついていませんから)。低音楽器の音階は言うに及ばず、
気配までも余すところなく描写します。
比較するものがみな古い、ということであれば、オートグラフ・ミレニアムと比較するという手も
あります。完全に同一ではありませんが、バックロードと箱鳴りのミックスでタンノイはどういう音の
あり方(音そのものというより)を企図していたか、その片鱗には触れられると思います。

もし「箱鳴り=不明瞭」とお考えなら、ヴァイオリンとかを考えてみて下さい。あれなど「胴鳴り」の
塊であり、もしそれが不明瞭であるなら聴けたものではありません。
それに現在では振動を抑える一辺倒でなく、Kiso Acousticのように敢えて箱鳴りさせながら精緻な音を
演出するシステムも存在します。

ただ、ヴィンテージ・システムの場合は、時間の経過とともに何らかの措置が必要になるものです。
アンプは公知ですが、スピーカーエンクロージャーとてガチガチのシステムでない限り、一定の補正が
必要となる時期が来る場合はあります。
知人の方のオートグラフも、そういう時期に来ているのかも知れません。

49: 薬漬け :2016/04/23(土) 19:38:44 HOST:west61-p100.eaccess.hi-ho.ne.jp

>>47 くろねきさん、こんばんは。

そんなに大それた鳴らし方は、私にはできませんので、念のため…(汗)

それにしても、興味深いエッセイですね。例によりヘソまがりな誰かさんのこと(大汗)、ちょっと違う
視点で読ませていただきました。

やはり、「アクロポリスの石」であるかないかより、そう思えることにロマンを感じますね。
かつて大阪万博の時、米国パビリオンでは月の石を見ようと長蛇の列でしたが(エライ目に遭いました)、
あれとてそれ自体は何の変哲もない石。それが月から持って帰ったというだけであれほど注目された
訳ですが、それはやはりどこかに夢やロマンを感じさせるものがあったからでしょう。

オートグラフも、そういう意味では「作品」なのだと思います。ただの木材やビスが、一定の設計図の
もとに、かつ然るべき職人の手により組み上げられた時、それは素材を超越した存在となります。
そうなると、今度はオートグラフに使用された諸部品が気になったりする。こうした憧憬は、原対象に
よってア・ポステリオリにもたらされる普遍的現象だと思います。

むしろ、視点は「自分が純粋にそれに感動したか」どうかなのでしょう。そうであれば、それが例え
アクロポリスの石であっても、あるいは路傍の一つの石であっても、当人にはかけがえのない存在で
あるだろうと思います。その尺度はその人の内的な価値観に由来するものであり、傍が忖度する
ことでもないだろうと。
むしろ自分には興味がないのに、人の拾った石だからと気にして拾い直す愚は避けたいなと思います。
憧憬や感動は、どこまでも主体的なものなのですから。

50: 古参 :2016/04/23(土) 21:50:43 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp >然るべく鳴らした時の低域は非常に明晰です。

そこのオートグラフの低音は明瞭ですよ。
それで、「ゴリゴリ」という表現をしたつもりでしたが。(笑)
ことほど左様に、人が違うと受取り方・感受性は違うという例かもしれません。

確かに明瞭ですが、本来はない不必要な音が加わっているので更に硬い音に聞こえます。
余韻が加わってぼやけるとか、モコモコするということは無いわけです。
硬質な音なので。

かの長岡式のバックロードホーンも、私にはホーン臭い、音程の分からない硬質な音にしか聞こえないけれども、そうではないという人も沢山いました。
でも、確かにあれでSLの音を再生すると、すぐそばに蒸気機関車があたかもリアルに通過しているように聞こえる。
密閉型の低能率スピーカーでは逆立ちしても再生できないリアル感はありました。
そういう音が好きだ。と言われたらよく分かります。

逆にAR-3aのどんよりしたうす曇の暗ーい音で聞くバイオリンが良いといのも分かります。
低音が重く引きずるようになるのは当時のアンプの能力のせいですが、当時はそういうアンプしかなかったので、それで音つくりをしていたのでしょう。
JBLのフロントロードホーン、あるいはバックロードホーンもやっぱりホーン臭さが加わるので、音程が分かりやすいとは言いがたかったですね。
確かに渡辺さんの言うとおり、コントロールできていない音なのです。
だから悪いと言っている訳ではないですよ。
好むか好まないかだけです。
私はウェスタンエレクトリックのシアタースピーカーの音は好きですし、パラゴンの箱鳴りのような音のスピーカーも嫌いではないですよ。
しかし、そのどれもとてもでないですが、低音の音程の明瞭な音とは感じられないです。

ヴァイオリンの話を持ち出すのは、話をすり替えて論理を破綻させるだけなので、やめたほうが良いと思います。
ぜんぜん違うカテゴリーの話です。
本来は音というのは、音速で伝わって一秒間に300メートルの速度で広がるので、
今聞いている音は、部屋の反射音を何回も繰り返してスピーカーから出た音と合成された固有の音でしかないです。
床の響きや壁の響きも加わります。照明器具の反射音も加わります。
スピーカーの箱の単品の音「だけ」合成されると考えるのは片手落ちです。

51: くろねき :2016/04/23(土) 22:08:55 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 「本来はない」からといって一概に「不必要な音」と
断じられないのもこの趣味の奥深さですね。

> ヴァイオリンの話を持ち出すのは、話をすり替えて論理を破綻させるだけなので、やめたほうが良いと思います。
> ぜんぜん違うカテゴリーの話です。

↑ん???
何やらくの字の飛翔体が(略)

52: くろねき :2016/04/23(土) 22:23:14 HOST:wb92proxy05.ezweb.ne.jp そういえば、バイオリンの胴にユニットを仕込んだ
スピーカーシステムがありましたね。
数年前に発売されたものですが、やはりバイオリンの音が超リアルだったとか(略)

53: 古参 :2016/04/23(土) 23:25:21 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp >「本来はない」からといって一概に「不必要な音」と
断じられないのもこの趣味の奥深さですね。

奥深いかどうかは別として(笑)、不必要な音と考えていない人の方が多いでしょうね。
そうでなければ、古いビンテージ品のスピーカーユニットとか箱をコレクションする人はいないはずですし。
なんとか○○のように、「自分のところは正当だ、他のは邪教だ」と言って排除するから話が複雑になります。
でも、そういう○○教に入信している信者が一番多いのがオーディオの世界だと感じます。
特に紐系(笑)。
まあ、他のカテゴリーにもいっぱいありますが。

個人的に興味があっても未だ使ったことがないのが、Klipsch La Scala
40年前のスイングジャーナルのページのはじっこに広告が載っていて気になっていました。
音は、ホーン臭さ満開なんだろうけど、形が面白いのでとても気になっていましたね。

54: アラン・ドロン :2016/04/24(日) 08:51:15 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ただいま、ブックオフオンラインショップで、ステレオサウンド別冊
大型スピーカーの至宝U---があります。

1150円です。たまにしかありませんので、欲しい方はお早めに。
2016.4.24 8時50分現在 在庫有り。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1295264289/l50
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c136

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
137. 中川隆[-9814] koaQ7Jey 2019年6月06日 17:12:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2626]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
タンノイがフルレンジ・ファンに与える至福
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1116629073/l50


1: ホンホン :2005/05/21(土) 07:44:33 HOST:ACCA1Aad131.aic.mesh.ad.jp

永遠の老舗、JBLとタンノイ。

JBLに8インチ・フルレンジの名作LE-8T(H)があるのなら、タンノイにも使いやすい10インチの同軸2ウエイがあります。
こちらはフルレンジではありませんが、フルレンジ感覚で楽しめる名作です。

私は20代にLE-8T(H)に恋をしました。
今でも彼女とは別れていませんが、中年になり、10インチ・タンノイの落ち着いた魅力も分かる様になりました。
ここでは10インチ以下のタンノイ(同軸2ウエイ)を中心に語ってみませんか。
フルレンジ感覚で眺めたタンノイは、いつもとは違った世界を感じさせてくれるかもしれません。



2: 名無しさん :2005/05/21(土) 09:48:16 HOST:ACCA1Aae132.aic.mesh.ad.jp

タンノイには多くの求道者の方がいらっしゃいますが、肩の力を抜いてBGM的に音楽を聴くのにも、タンノイは案外合うのだと思います。一日中静かに背後で音楽を流していても、仕事に支障がでないのです。これはタンノイ独特の「遠くで鳴っている」という鳴り方のメリットだと思います。LE-8Tなどはもう少し演奏者までの距離感が近く感じますね。かぶりつきで楽しみたい時には嬉しいスピーカーです。

3: C40 :2005/05/21(土) 14:41:29 HOST:FLH1Aai154.oky.mesh.ad.jp  タンノイというと、昔は「いぶし銀」ともてはやされましたが、JBL派のワタクシにはどーも馴染めないところがありました。
 それは、低音の膨らみと、案外硬い高音域なんですが・・・最近「サンドリンガム」というプレステージシリーズ中で最も安価なシステムを聴いて、これなら導入しても何とかなるかな?という感触がありました。
 ナンダカ、高域が爽やかなんですよ。ま、これはタンノイ本来の同軸タイプとは違い、ホーンが付いてるとは言っても、バックプレッシャータイプのドライバーではない、ドームツイーターの前面にラッパが付いてるだけなので、これが爽やかさの原因だと思うのです。
 それにしても、この程度のサイズの方が、タンノイ特有のあの低音をどうにか自分なりにコントロールできるのではないかという甘い考えが頭をもたげてしまいまして、サブシステムとして導入するならちょうど良いかなあと考えています。

4: 名無しさん :2005/05/21(土) 21:57:02 HOST:ACCA1Aag183.aic.mesh.ad.jp 皆さんこんにちは。
C40さん、私はスターリングTwwを使っています。昔のタンノイに比べて、このモデルは中高域が優しいと感じて購入しました。しかし、もう何年にもなるのに、夜間静かにしか聴かないせいか、なかなかエージングが進みません。今でも毎年の様に少しずつ滑らかになっていくのが分かります。昔のタンノイは逆ドームタイプのツイーター振動板でしたが、今は殆んどのタンノイがドーム型の振動板のツイーターを採用しているので、ドーム型だから一律にダメだとはならないと思っています。タンノイを刺激無く鳴らすコツは、ソフトな質感で、中低域にエネルギーが集まっているアンプを使用することだと思います。高域まで冴え冴えと鳴る、ワイドでフラットな高分解能アンプでは高域がきつめに感じられるかもしれません。昔からタンノイとはマッキンとかラックスマンとかが相性が良いと言われていたのにはそんな理由があるのかもしれませんね。アンプを変えられないのならスピーカー・コードなどで音調がある程度調整できるかもしれませんね。最後に6BM8のシングル・アンプで聴くのも、昔のラジオの様なレトロな音がして面白いです。

5: フルレンジ好き :2005/05/29(日) 10:01:24 HOST:ACCA1Aad025.aic.mesh.ad.jp たとえば、過去に好きになった女性を想い出してみると、多くはタイプが似いていた、
なんて経験がありました。べつに意識して選んだわけでもないのに、気が付くと
そうなっていたのです。

「潜在意識」という言葉が有りますが、潜在意識の領域で、知らず知らずに、同じタイプの女性を選んでいたのだと思います。

それを思い出すと、タンノイの「スピーカーが一発」というシンプルなデザインに
好感をもっている人のうち何割かは、心のどこかで「フル・レンジを愛でる様な気分」を感じて
いるのではないかと思います。本人も気づかぬままに。

しかも、こちらは2ウエイなのでフル・レンジよりはワイドで、ホーン・ツイーターで
高域も繊細、また箱も豪華です。しかも最大15インチまで用意されています。

さらにタンノイって夜間に極小音量で聴いても低音が痩せないんですね。
ちゃんと低音、高音のバランスがとれていて、トーン・コントロールもいらないぐらいです。
また同軸ですから「各ユニットからバラバラに鳴って、音楽に成らない」、何てこともありません。これは貴重です。
フル・レンジの名作でも、極小音量では低音が出にくいものはあります。

ですから、ひそかにフル・レンジ・ファンの潜在意識をくすぐるのに充分な魅力にあふれています。

そんな事を想いながら、昨日の夜もビル・エヴァンスをタンノイで楽しみました。
タンノイで聴くジャズも良いものです。
ちょっと控えめで、憩いのひと時をじゃましませんから。

6: ジークフリート :2008/08/25(月) 16:48:09 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp 近頃、英国製フルレンジ+リアローディングホーンでクラシックにハマってしまいましたが、数ヶ月前にはオートグラフ赤入りやGRF銀入りのダブルパンチを食らい、JBL党でジャズファンの当方ですが、タンノイ党入りも時間の問題かも?と、ちょっとヤバイくなって参りました。

7: ビックリマスダ :2008/08/25(月) 17:54:02 HOST:p5023-ipad29niho.hiroshima.ocn.ne.jp まータンノイはフルレンジにツイーター付けた様な物と言った人もいました、
とくに12インチのレッドはウーハーはフルレンジです、高域のカットが無い。
これはボーカル向きかも?

8: ジークフリート :2008/08/26(火) 08:07:29 HOST:wb56proxy02.ezweb.ne.jp ウェストミンスターとターンベリーの使い分けも楽しそうですね。

9: ジークフリート :2008/09/06(土) 15:22:45 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp 名もないタンノイに出逢いました。
VLZ同様の箱(本国製)にHPD295入りです。名機マニアの知人に尋ねても、そんなの知らないと冷たいお言葉。

近頃ツルツルピカピカのスピーカーが多い中で、粗末な箱に入っているとなんだか身近に思えますが・・・音の方も、落ち着いた可もなく不可もなくといいましょうか、若干渋い高音域に明るめ中低音・・・ま、ヘンな癖も無さそうだし。ま、使ってるうちに面白くなるカモ?

10: ジークフリート :2008/09/08(月) 22:55:06 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp 私が確保したタンノイって、どうやら、74年に発売されて74年に製造中止になった、最後のVLZのようです。

しかし・・・かねてからレストア中だった、ちっちゃいJBLを放棄するはめに・・・。

ま、それにしてもタンノイファンには不人気なHPDユニット、その上ゴムエッジですから・・・どこまで楽しませてくれるのか?さほど期待はしておりませんが・・・田舎のボロ屋に淑女を受け入れる準備を急がねば。

11: Audrey :2008/09/09(火) 10:04:18 HOST:i220-108-217-176.s02.a013.ap.plala.or.jp ゴムエッジ?
HPDシリーズはウレタンエッジじゃなかったでしたっけ?

12: ジークフリート :2008/09/09(火) 22:04:36 HOST:wb56proxy18.ezweb.ne.jp HPDユニットのエッジは、当時「タノプラスサラウンド」と呼ばれた高分子系のものでしたが、ウレタンエッジみたいに経年劣化があったようですね。

JBLの黄金時代に「ランサプラス」や「ランサロイ」があったことをご存知の方は、この名称のダサさに思わずニンマリされるかもしれませんが・・・

13: ジークフリート :2008/09/13(土) 23:04:59 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp 薄汚れた10インチのタンノイが鳴り始めました。
背中のラベルには75年6月3日の記載あり、タンノイ本社火災後のものと判りました。
ヤワな端子板も塗りの剥げたエンブレムもプラスチック製、ユニットのフレームは荒削りで、作りが良いとはとても言えませんが、渋く優しい鳴り方が弦楽器を楽しませてくれます。

で、このオンボロスピーカーに何を期待したかと申しますと、ドイツものが上手く鳴らせるのではないかということ。特にワーグナーなんですが・・・
とりあえず聴いてみた「リング」のダイジェスト版は、まずまずの出来。
ついでに、今まで良いと思ったことのなかった17才のデュプレが弾く小品集も、やっと聴けるようになった気がします。

14: 名無し :2008/12/31(水) 19:38:07 HOST:P061198249094.ppp.prin.ne.jp ジークフリート様へ。10インチHPDを聴いていると装置にこだわることが馬鹿らしく感じるようになりませんか?自宅で圧迫感なく、ほどほどの音量で細かいことは気にせずに音楽を聴けばよいという悟り?の境地が見えてこないでしょうか?ちなみに私はクラシックは10インチHPDで、ジャズはケンウッドのシスコンのスピーカーにソニーの3万円台のアンプできいてますが、なんの不自由も感じません。

15: ジークフリート :2009/01/01(木) 00:44:46 HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp 名無し様。
残念ながら当方のHPD295はワケあって手放してしまいました。
「タンノイホール」?の音は心地よかったんですが・・・また良い条件でも整えば、もう一度挑戦したいナと思います。
従って?悟りの境地もまだまだで御座います。

16: iichi :2009/01/03(土) 23:57:24 HOST:p03f4ba.aicint01.ap.so-net.ne.jp ESSハイルドラバー + モニターゴールド(linfof製エンクロージャー)、これにて、1年前から、
変化無しです。今のところ、これ以上の音に巡り会っておりません。

17: ジークフリート :2009/01/04(日) 09:42:01 HOST:wb56proxy18.ezweb.ne.jp ハイルドライバーて、昔々聴いたような聴いてないような・・・
そういえば最近デッカのツイーター(スコーカー:アキショム80、ウーハー:アキショム301)を聴きましたが、フツーのリボンみたくペチャペチャせず、チョット感心しましたヨ。

18: iichi :2009/01/04(日) 10:09:16 HOST:p03f4ba.aicint01.ap.so-net.ne.jp 昔、2ウェイのamt1というスピーカーが、あったのを、ご記憶でないでしょうか?
その高域に使われていたユニットです。最近、同方式の小型が、エラックで採用されてますね。
興味おありの方は、「ess amt1」で、グーグルなどで、検索してみてください。

19: ジークフリート :2009/01/04(日) 13:56:49 HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp atm1、懐かしいですね〜。(懐かしいといえば、昨年セクエラのスピーカーに出逢った!現行品ですが。)

タンノイホールの響き?を残しながら、切れ込みの良いハイルドライバーの高域を乗っけるカンジですかね。面白そうです。

20: ハイル党 :2009/12/15(火) 22:02:44 HOST:cm065.cavy1.catvnet.ne.jp メインにモニターゴールド入りのランカスターとESSのLS-4を聴いています。(別々に)
ハイルドライバーは清々しく透明感が有っていいですね。
他のスピーカーからベールを1枚取った感じです。
iichiさん、タンノイとESSの結合はどうやってるんですか?

21: iichi :2009/12/16(水) 01:51:48 HOST:p03349e.aicint01.ap.so-net.ne.jp ハイル党さま
始めまして、よろしく、お願い致します。
モニターゴールドにESSを並列接続してます。
ハイル側は、10uFぐらいのコンデンサーをかませて、アッテネターで、出力を調整してます(おおよそ2kHz以下カット)。
で、モニターゴールド側の広域レベルを絞る方向で聞いてます。
最近、ハイルドライバーの後方に石板を立てて、後ろへ向かう音も反射させております。

22: ハイル党 :2009/12/16(水) 18:20:22 HOST:p3034-ipbfp405takamatu.kagawa.ocn.ne.jp iichi様、早速ありがとうございます。
なるほど、ツィーター的に使う訳ですか。
LS-4のツイーターならレベルは合うかも知れませんね。
LS-4から外すのももったいないので、もう一個ハイルドライバーを探しているところです。

23: ハーゲン :2009/12/16(水) 19:41:29 HOST:84.209.3.110.ap.yournet.ne.jp >ジークフリードさん
>特にワーグナーなんですが・・・
>「リング」のダイジェスト版は、まずまずの出来。

私はタンノイは自分で使ったことはないのですが、そうなんですか!!
ためしてみないといけないですね。(タンノイはVLZインキャビMRを
熟成しています。)

>iichiさん
え? ハイルドライバーと組み合わせるのですか!そりゃ考えていなかった
組み合わせです。

>昨年セクエラのスピーカーに出逢った!
あの7万5000ドルもするというリボンのシステムですか!?
今でもピラミッドのリボンツィータを持っています。Jordan-Wattsの
モジュールと組み合わせてみようかなともくろんでいます。

年が明けたらすぐに金環食に行かなくてはいけないし、トウキョウリング
の後半が始まるので忙しいのですが・・・・

24: iichi :2009/12/16(水) 22:00:41 HOST:p03349e.aicint01.ap.so-net.ne.jp もともと、弦関係の再生は、タンノイの得意とするところですよね。
ESSの採用で、さらに、つややかになる感じです。
大音量のド迫力も、おもしろいですが、深夜に、小音量で、音色を楽しむのも、良いものですね。

25: ジークフリート :2009/12/17(木) 00:08:43 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp ハーゲンさん、昔のセクエラのスピーカーは2ウェイの基本システムに上下を追加したものだったと思いますが、当方が出会ったと申しますのはその基本システムの現行品でして、日本には正規輸入されていないものの本国ではモデルチェンジしながらも生き延びているんですョ。

現在もリニアフェイズタイプで20cmウーハー+5cm紙ツイーターですがフロントバッフルに例の囲い?は無く、ユニットの性格からして真空管アンプで優しく駆動するのが良いみたいです。

27: 玉の井(処方箋漬け) :2016/04/20(水) 12:59:43 HOST:ai126166165154.48.access-internet.ne.jp

>>5 タンノイで聴くジャズも良いものです。
ちょっと控えめで、憩いのひと時をじゃましませんから。

最近ピアソラに嵌っているんですが、タンゴにも邪魔しませんよ。

28: すってんてん(借金漬け) :2016/04/20(水) 22:18:53 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >タンノイで聴くジャズも良いものです。

わかり松。

但し、スイング・ジャズまでに限定。

バップはJBL&アルテックが王道と鑑み松。

個人的戯言に付きNC/NRでお願いでつ。

29: アラン・ドロン :2016/04/21(木) 17:54:47 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
タンノイなら、アーデンが好きです。
マーク2は、一作目と、どの位音が違うのでしょうかね。

30: すってんてん(借金漬け) :2016/04/21(木) 18:54:50 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp 2000GTとカローラの差は有松。

31: アラン・ドロン :2016/04/23(土) 07:27:53 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
車の歴史を見ると、一部のスポーツカー、スペシャリティカーを
除いて、トヨタ車の圧勝となりました。

昔は、販売のトヨタ、技術の日産と言われていましたが、
これは、車自体は日産が良いと言っているようなものですね。

そんな事はなく、車種によりけりでしょうけど。

32: 古参 :2016/04/23(土) 08:39:47 HOST:i118-20-66-57.s61.a027.ap.plala.or.jp ずっと昔、行っていた学校に何故か映画論みたいな授業があった。
荻昌弘氏が講師で、学校の視聴覚室の左右に備品のアーデンが置いてあり、そのスピーカーがモニターだった。
途中で菅野沖彦氏とアーデンの話になったけど、さらっと流したので、どんな内容だったか思い出せない。
当時はまだ、4341が現役の頃で、オーディオ界は物凄く賑やかだった。
今から思うと、当時の国産アンプの力では、とても大型スピーカーの逆起電力に耐えられるものはなかったと思う。
どの大型スピーカーを聞いても低音を持続的にしっかりとは出せなかったし、密閉型だとなおさら。
トランジスタでもA型とかトランス出力を使った真空管アンプあたりで「ようやく」という感じに聞こえた印象だった。
そんな中で、教室のタンノイのアーデンは中庸という感じで悪くなかったように思ったけど、本当のところはどうだったか思い出せない。
80年代になってコアキシャルフルレンジのモニタースピーカーがタンノイから出ていて、買うか買うまいか迷っているうちにどうでも良くなってしまった。
仕事が忙しくてオーディオどころではなくなってしまったから。

33: くろねき :2016/04/23(土) 15:37:00 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

> 途中で菅野沖彦氏とアーデンの話になったけど

ステレオサウンド誌43号(1977年)に、
菅野沖彦氏によるアーデンのレビューが載っているようです。

その後のプレステージ・シリーズのレビューと似た論調で、
癖が無くなり穏やかになったがタンノイの風格がある、という評価でした。

 audiosharing.com/review/%3Fp%3D327

ステレオ別冊「あなたのステレオ設計 ’77」にも菅野氏のレビューがあり、
アーデンには往年の伝統が生きていて、豊かな格調高い音は
タンノイのそれである、と評価されています。

 audiosharing.com/review/%3Fp%3D4598

34: アラン・ドロン :2016/04/24(日) 09:00:04 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
アーデンは、良さそうですね。札幌市のジャストフレンズと言う
店舗を構えた中古店でも、マーク2がありました。

マーク2はユニットがHPD-385ではないですが。

箱のデザインも良いと思います。
独特の風格があります。音は、知らないですけれど。

35: 玉の井(処方箋漬け) :2016/05/11(水) 08:15:51 HOST:ai126249020062.22.access-internet.ne.jp
GrandSlamの平林直哉氏は現在もアーデンを現役で使用中だと本に書いて
ありましたね。

36: ディラン :2016/05/11(水) 09:43:32 HOST:nptky302.jp-t.ne.jp フルレンヂの至福と聞くと少しの痩せ我慢と潔い諦めを思ってしまいます。
しかし、最近は以前は不足していた上下も伸びたユニット、システムが出て来ている様ですが聴く機会はありません。
諦めと達観が至福に至る鍵かとぼんやり考えました。
フルレンヂの不足を補うのが500HZでクロスさせた2WAYと昔誰かが仰せでした。
タンノイ10インチの至福、未だ解りません。残念ながら。

37: アラン・ドロン :2016/05/14(土) 06:24:46 HOST:softbank219168067040.bbtec.net タンノイ10インチの至福、未だ解りません。残念ながら。

=25センチ口径が日本の家屋ではベストでしょうかね。
2ウエイで済みますし、クロスオーバー周波数も無理なくスムーズ
そうですが。

しかし、本格的な製品は昔から少ないですね。
安物的な位置づけしかしてこなかったのでしょうかね。

NS-1000M位の大きさの箱に60リットル位の箱に、
25センチ2ウエイ、又は、同軸型2ウエイを入れて聴く-----

これぞ至福の音ですか?

38: つづき :2016/05/29(日) 12:54:10 HOST:d-117-74-18-130.d-cable.katch.ne.jp >25センチ2ウエイ、又は、同軸型2ウエイを入れて聴く-----

25センチ2ウェイでは一番重要な中音域に不安が残ります。
やはりスコーカーを足して3ウェイにしたほうが良いと思います。
20センチなら2ウェイで良いと思いますが・・・個人の主観です
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1116629073/l50
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c137

[国際26] 内部告発を公表したアッサンジが起訴された後、メディアに対する取り締まり強化(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 中川隆[-9813] koaQ7Jey 2019年6月06日 19:09:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2627]
櫻井ジャーナルに騙されるな


櫻井ジャーナルの記事はすべて嘘八百のデマの可能性が高いです。
詐欺師 櫻井春彦に騙されない様に注意して下さい。

櫻井春彦は街で聞いた本当かどうか全くわからない噂話をそのまま垂れ流しているだけで、何一つ論証も調査もしていないので読む価値は無いのです。

そもそも櫻井春彦は論証した事が一度も無いのです。
文献学の基礎を知らないので文献批判の能力もゼロ
何がデマで、何が信頼度が高いかを全く判断できないのです。

従って、その噂話が本当かどうかに関わらず、櫻井春彦の書いたものは一切信用できません。
たまたまマグレで その噂話が本当だったとしても意味は無いのです。

櫻井春彦の無責任なデタラメぶりはこのデマ記事を見れば良くわかります:


櫻井春彦「天安門事件はデマだった」_ 櫻井ジャーナルは信用できるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/460.html


因みに、櫻井春彦が何時も言ってる様に

アメリカがソ連を核攻撃しようと計画していた

というのは絶対に有り得ないです。

そもそも、

ソ連は西側が援助してユダヤ人が建国した国だし
ソ連に核技術を指導したのはアメリカだし
ベトナム戦争の時もアメリカはソ連に資金援助していた。


そういう事情は、こういう講演を聞けば誰でも納得できます:


馬渕睦夫沖縄講演
「2019年の国難をどう乗り切るか」〜世界の情報操作と金融支配の本質を見抜く[H31-1-25] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=7cE_4kQATvc


林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[2019-5-24] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU  
 



▲△▽▼

櫻井春彦の詐欺の手口教えてあげる

櫻井春彦が聞いた元々の話
「長安街では軍による虐殺が行われたが、天安門広場での虐殺はなかった」


一方、櫻井春彦が櫻井ジャーナルに書いたのは
「天安門事件で虐殺はなかった」


櫻井春彦みたいなのを世間では詐欺師と言うんだろ


http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/549.html#c1

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
138. 中川隆[-9815] koaQ7Jey 2019年6月06日 19:53:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2625]

ヴィンテージ・タンノイ、PartU TANNOY IIILZを五味康祐氏が、語る?やはり球のアンプがいいのか? 2016年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/9a471ceaa1c816230340b02689b57f68


久しぶりに印旛沼の近くを通り、水際に近づいて撮影したが、顔の表情も可愛らしいですよ!

白鳥が遊ぶ姿を見つけ 200mmの望遠で撮ってみました。

此のレンズはかなり前からあるレンズで機能的には古さを感じますが、未だ現役です、笑!

意外と近づくも逃げずに遊んでいた。

ゆったり水に浮かぶ姿は良い感じに撮れます。優雅さも感じられます。スワンボートか?

そんな時に頭の中には白鳥が・・・・・・鳴っていました、笑!

やはりこの曲はチャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」指揮:ピエール・モントゥーが良いです。

チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より3曲 モントゥー指揮ロンドン響

そこで、今回は再度やはりタンノイのスピーカーの事については、

骨の髄まで追求した方の言葉を聴く事が一番のようです。

オーディオ巡礼より、

五味康祐曰く、「スピーカーの命はエンクロージァにある かつてヴァイオリニストの

W氏のお宅を訪れたとき、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタを聴かせてもらった

ことがある。そのあと、オーケストラを聴いてみたいと私は言い、メンデルスゾーンの

第四交響曲が鳴り出したが、 まことにどうもうまい具合に鳴る。

わが家で聴くオートグラフそっくりである。タンノイIIILZは何人か私の知人が持っ

ているし、聴いてきたが、これほどナイーブに鳴ったのを知らない。

「オリジナルですか?」とたずねた。そうだという。友人のは皆、和製のエンクロー

ジァにおさめたもので、箱の寸法など寸分違いはないのに、キャビネットがオリジナ

ルと国産とではこうまで音は変わるものか。スピーカーだけは、ユニットで買ったの

では意味がない。 エンクロージァごとオリジナルを購入すべきだと、かねて私自身は

強調してきたが、その当人が、 歴然たる音の違いに驚いたのだから世話はあるまい。

私は確信を持って言うが、スピーカーというものを別個に売るのは罪悪だ。

スピーカーだけを売るから世間の人はスピーカーを替えれば音が変わると思ってしまう。

スピーカーというのは要するに紙を振動させるものなので、キャビネットが音を鳴

らすのである。スピーカー・エンクロージァとはそういうものだ。 でも本当に、わ

が耳を疑うほどよい響きで鳴った。W氏にアンプは何かとたずねるとラックスのS

Q38Fだという。「タンノイIIILZとラックス38Fは、オーディオ誌のヒアリング

・テストでも折紙つきでした。黄金の組合わせでしょう」と傍から誰かが言った。黄

金の組合わせとはうまいこと言うもので、こういうキャッチフレーズには眉唾モノが

多く、めったに私は信じないことにしているが、この場合だけは別だ。なんとこころ

よい響きであろう。 家庭でレコードを楽しむのに、この程度以上の何が必要だろう、

と私は思った。友人宅のIIILZでは、 たとえばボリュームをあげると欠陥があらわ

れるが、Wさんのところのはそれがない。カートリッジはエンパイアの九九九VEだ

そうで、〈三位一体〉とでも称すべきか、じつに調和のとれた過不足のないよい音で

ある。 出費は一時、鑑賞は一生読者諸賢に言っておきたい。三十年にわたる私のオー

ディオ体験で、 タンノイIIILZとラックス38Fは、もっとも好ましい組合わせのひ

とつである、と。

音イジリを楽しむなら別だが、音楽を――家庭で、レコードによるそれを――楽しむなら、

何十万円もの高価なエンクロージァやアンプは必要ない。IIILZとラックス程度で十分だ。

ただし、 多少値は張ってもかならずキャビネットはオリジナルを購めるべきである。

出費は一時のものだが鑑賞は何年間もの歳月にわたるのだ。わずかな出費ではかえられぬ

豊かなものをあなたは入手するのである。だから各パーツの組合わせで、何を主体に考え

るべきかと問われたら、これも言いふるされた言葉だが、まずスピーカー・エンクロージ

ァに意を注ぎなさいと私はすすめる。経済事情のいかんを問わず、音を決定づけるものは

スピーカーである。スピーカー・エンクロージァだけは許されるかぎり、いいものを購め

なさい、と。」

昔は音楽愛好家も大変な苦労をしていたようです。情報は 「シュワンのカタログ」だけの

ようです。

西方の音の中にて、当時の日本では、クラシック音楽、ジャズなど(洋楽と呼ばれた)の

演奏家たちは失礼ながらまだあまりレベルが高くありませんでした。 また、海外の演奏家

たちの来日もそれほど多くなかった上にそれらのコンサートの入場料が当時の生活水準か

らは非常に高額だったので、一般の音楽ファンはそう簡単にはレベルの高い生演奏を聴く

ことはできませんでした。シュワンのカタログ それで当時の洋楽のファンたちは、LP

レコードを通して海外の演奏家の名演を聴くほかなかったのです。熱心な音楽ファンは、

海外のLPレコードカタログを調べて、お気に入りの演奏家のLPレコード「新譜」をレ

コード店経由で発注しました。前記のように五味がLPレコードを聴かせてもらった新潮

社の編集者齋藤十一氏は、このようにして海外のLPレコードを多数収集していたのでしょう。

当時の海外LPレコードカタログの代表が、五味のエッセイ集 『西方の音』 にも出てくる

「シュワンのカタログ」でした。 シュワンは世界各国で出版されましたが、当時日本では

アメリカで出版されたものが広く読まれていたようです。

筆者もヴィンテージ・タンノイTANNOY IIILZで音楽愛好家として泥沼にはまるつもりで

工夫します。カートリッジ等はやはり、一度聴きたいのはDECCAの針で聴きたいが、落ち

着けばオールド・オルトフォンGEで聴きたい、筆者所有のVLZ in Cabinetは8Ωになり石

のアンプでも対応するようです、アンプはやはり態度の良い真空管アンプも含め色々聴い

て見て考えましょうかね。五味先生はラックス38との相性を推奨しているようだが、拙宅

のタンノイはVLZ in Cabinet(Chevening)昔はMacintoshやラックスのMQ60のパワー

アンプで聴いてた筆者には、どうもあのMacintoshやラックスのウォームトーンが最近苦

手になり最近は違うアンプでテストしているが、石のアンプも使用できるため、今後色々

聴き比べて見ます。但しトランジスターアンプを使用する場合は左右チャンネルの相互干

渉を防ぐため、ダブルモノラルのような構成で出来ればモノラルで音出ししたのが色付け

の少ない自然な音を手にすることが出来るようです。

素直なパワーアンプの音を聴きたいため、プリアンプ接続は無く直接パワーアンプから音

出しします。 ブラボー!
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/9a471ceaa1c816230340b02689b57f68
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c138

[近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
11. 中川隆[-9814] koaQ7Jey 2019年6月06日 20:09:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2626]

東南アジアの土人の為に戦った日本兵なんか一人もいなかった

『パトリオット(The Patriot)』
監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ロバート・ロダット
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 カレブ・デシャネル
配給 コロンビア映画
公開 2000年6月28日


動画
https://www.nicovideo.jp/search/The%20PATRIOT%20%20%2F6?f_range=0&l_range=0&opt_md=&start=&end=

キャスト

ベンジャミン・マーティン メル・ギブソン
ガブリエル・マーティン ヒース・レジャー
マーガレット・マーティン ミカ・ブーレム
ウィリアム・マーティン ローガン・ラーマン
シャーロット・セルトン ジョエリー・リチャードソン
ハリー・バーウェル大佐 クリス・クーパー
コーンウォリス将軍 トム・ウィルキンソン
ウィリアム・タヴィントン大佐 ジェイソン・アイザックス


あらすじ

18世紀アメリカ。13植民地が次々とイギリス帝国に対する独立戦争に加わる中、ベンジャミン・マーティンが暮らすサウスカロライナ植民地も、開戦か恭順かの選択を迫られていた。

マーティンは、フレンチ・インディアン戦争の英雄であったが、家族を持った今は開戦に反対していた。一方でそんな父親に反発し、長男のガブリエルは大陸軍に志願して戦場へ赴き、次男のトーマスも従軍を希望していた。

しかし2年後、負傷したガブリエルが帰還する。それに伴ってマーティンの住む家のすぐそばまで迫った戦火は、ガブリエルを敵兵の囚われの身とし、トーマスを死に至らしめた。トーマスを失った怒りからマーティンは昔の本能を呼び起こし、ガブリエルを救出した後、再び戦場へと赴く。

そして旧友のバーウェル大佐を頼って大陸軍に就役し、民兵を組織してイギリス軍に襲撃を始める。その神出鬼没な戦い様から、イギリス軍から“ゴースト”の異名を受け、敵軍のタヴィントン大佐から追撃を受ける様になった彼とその仲間達は、さまざまな犠牲を払いながらもアメリカ独立の大義のために戦う。

そしてついに決戦の日が訪れ、マーティン率いる民兵隊は大陸軍の正式な一員と認められて参加。乱戦のさなか、マーティンは宿敵タヴィントン大佐と対峙する。

_____


『パトリオット(The Patriot)』で残酷なイギリス人を演じたユダヤ人 / 戦場に赴く愛国者(前編)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68766919.html


異人種が演じる英国軍人
Patriot 22patriot 8


  ハリウッド映画の中には優れた作品があるけど、時々トンデモない代物や駄作としか言い様がない失敗もある。さらに、感動と憤慨が入り交じった迷作もあるから、映画の評価というのは案外難しい。こうした作品の一つが、2000年に公開されたアメリカ映画の『パトリオット(The Patriot)』である。これはメル・ギブソン主演の映画なので、日本でもかなり観客が入ったはずだ。もちろん、他国でも観客が入ったから、興行的には成功だった。海外の評価はどうであれ、アメリカ人というのは愛国心を揺さぶるような映画を好む。とりわけ、勝利で幕を閉じる独立戦争だと万々歳。泥沼となったベトナム戦争には嫌な思い出が多いけど、遙か昔の独立革命ならギリシア神話みたいで好奇心が湧く。それに、大半のアメリカ人にとったら祖先の過去じゃなくて、馴染みのある「外国史」となるので、気軽に楽しむことができる。日本人はあまり意識しないけど、アメリカの「白人」といったって、家系を辿れば曾祖父が南イタリアの貧民だったり、曾祖母がポーランドの百姓とか、ギリシアの寒村から抜け出した労働者の祖父、ハンガリーから女中として渡ってきた祖母、と十人十色、ご先祖様も人それぞれだ。

  アメリカ人でも歴史に興味を持つ人はいるが、困った事に、青史を繙いて勉強する人より、映画を観て学ぶ人の方が圧倒的に多い。ハリウッドの時代劇には虚構と史実をごちゃ混ぜにした作品が多く、大筋では「歴史っぽい」が、所々に「フィクション」がちりばめられている。つまり、本当のような嘘が巧妙に織り込まれているということだ。したがって、映画を鵜呑みにすると、後で赤っ恥を掻くことになる。特に、日本軍による真珠湾攻撃とか、ナチス・ドイツによる虐殺などを扱った映画は、あくまでも「娯楽作品」と考えた方がよく、絶対に頭から信用しないことだ。

Michael Bay 1(左 / マイケル・ベイ)
例えば、ベン・アフレックが出演した『パール・ハーバー』は荒唐無稽な作品で、史実は無視。例えば、日本軍が機銃掃射を行い、民間人や病院を攻撃しているシーンは物議を醸した。だいたい、天皇陛下の帝国海軍が、そんな卑劣な真似をする訳ないじゃないか。(例えば、南雲中将が帰還して、昭和天皇に戦果をご報告したとしよう。その時、中将は「陛下、アメリカの女子供をぶっ殺してきました !」と言えるのか。もし、陛下のお叱りを受けたら切腹ものだぞ ! ) でも、監督のマイケル・ベイ(Michael Benjamin Bay)は気にしなかった。このユダヤ人監督にとったら、ナチスも日本も同じ穴の「悪魔」で、倫理道徳を踏みにじっても気にしない外道となっている。ちなみに、彼が手掛けた作品は日本でもヒットした。スティーブン・スピルバーグと一緒に作った『トランスフォーマー』シリーズや、ベン・アフレックとブルース・ウィルスが共演した『アルマゲドン』、2009年に制作された『13日の金曜日』、1作目のリメイクである『エルム街の悪夢』(2010年)などがある。

  アメリカの観客は『パトリオット』を気分良く鑑賞したが、イギリス人は快く思っていなかった。というのも、映画ではイギリス軍部隊を率いるウィリアム・タヴィントン(William Tavington)大佐が卑劣な悪役になっていたからだ。もちろん、この大佐は歴史上の人物ではない。おそらく、イギリス軍の連隊を率いていたバナスター・タールトン(Banastre Tarleton)をモデルにして設定されたキャラクターと思われる。彼はウィリアム・ハーコート大佐の部隊に属し、チャールストン占領にも加わっていた。タールトン大佐の評判が悪かったのは、彼が入植者のゲリラと闘い、呵責無い決断を下していたからだ。「ワックスホウズの虐殺」(1780年5月29日)で非難を浴びたのは、悪質なゲリラ兵を処分したことに由来する。しかし、彼が入植者の負傷兵や女子供を虐殺したという記録は無い。

Banastre Tarleton 1Jason Isaccs 3


(左 : バナスター・タールトン / 右 : ウィリアム・タヴィントン大佐)

  ところが、架空のタヴィントン大佐は、冷酷非情なイギリス人となっている。映画の中で、彼は主人公であるベンジャミン・マーティン(メル・ギブソン)の宿敵となっており、反抗的な入植者(アメリカ大陸で生まれ育ち、そこで人生を送るイギリス人)を“あっさり”と処刑したり、マーティンが所有する農園に火をつけたりするのだ。さらに、タヴィントンはマーティンの次男であるトマスをスパイの容疑で捕らえ、縛り首にしようとする。トマスが連行されると、父のベンジャミンは助け出そうとするが、運悪くトマスはタヴィントンによって撃たれてしまう。この冷酷なイギリス人指揮官の蛮行はまだ続く。彼は協力を拒む黒人たちを殺し、その兇行はウェイクフィールドの住民にも及んでいた。この村はマーティンたちゲリラ兵の拠点となっていたから、タヴィントンは村人達に容赦が無い。彼は教会に集まっていた人々に、マーティンの情報を教えるよう脅しをかけた。しかし、誰も応じなかったので彼らを始末することにしたのだ。(一人だけ情報提供者が名乗り出たが、タヴィントンは彼の話を聞くと「助命する」という約束を反故にした。)

  タヴィントン大佐は部下に命じて教会の扉を閉めさせる。大勢の村人たちは教会の中に閉じ込められ、誰も逃げ出すことはできない。反抗的な入植者を罰することに躊躇しないタヴィントンは、部下のウィルキンス大尉に教会を燃やすよう指示した。命令を受けた大尉は戸惑うが、情けを捨てて鬼となり、持っていた松明を建物に向かって投げつける。さらに、松明を手にしたイギリス兵が教会の周りを取り囲み、燃え上がった炎は教会を包み込む。聖堂の中では女達が泣き叫び、男達はたじろぐばかり。建物の外にまで悲鳴は轟(とどろ)く。絶叫を聞くウィルキンス大尉は自失呆然。恐ろしい殺戮を犯してしまったことに動揺しているようだ。しかし、イギリス兵は誰一人として中にいる村人を助けようとはしなかった。タヴィントン大佐はキャンプファイヤーでも終えたかのように現場を後にした。

Patriot church burning 2Patriot church burning 1

(左 : 放火された教会 / 右 : 教会を取り囲むイギリス軍)

Roland Emmerich 1(左 / ローランド・エメリッヒ )
  『パトリオット』を劇場で観たイギリス人はさぞ憤慨したことだろう。支那人じゃあるまいし、イギリス紳士に率いられる正規軍が、片っ端から無辜の民を焼き殺すなんてあり得ない。これは完全な作り話だ。たぶん、焼き討ちのシーンはナチスの蛮行を連想させるよう仕組んだものに違いない。監督のローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)は、1955年、ドイツのシュトットゥガルトで生まれたユダヤ人である。彼はオープン・ゲイ、すなわち世間に自分がゲイであると公表した同性愛者で、ついでに民衆党の熱心な支持者ときている。「進歩派」を気取るエメリッヒは、綺麗事を並べるヒラリー・クリントンのファンで、彼女が大統領選挙に出馬した時は、手弁当で資金集めに奔走したそうだ。こんな人物なら、ありもしない虐殺をでっちあげ、あたかも「史実」のように描くことなど朝飯前だろう。残酷なイギリス人を印象づけるには、ナチスをモデルにすればいい。しかし、ドイツ兵だってこんな虐殺はしないだろう。もし、ナチ党に反対するドイツ人がいても、同じ国民を焼き殺すなんてできない。女子供を焼き殺したのはイギリス軍の方で、ドレスデンの空爆を見れば明らかじゃないか。戦後のユダヤ人はナチスの殺戮を一方的に断罪するが、処刑されたり虐殺されたユダヤ人の中には、ドイツ兵を殺したゲリラやテロリスト、ゴロツキ、共産主義者などもいたから、一概にドイツ軍を責めることはできない。

  「野蛮なイギリス軍将兵」を描いた『パトリオット』は、ある意味、入植者を絶賛してアメリカ白人の「仲間」になろうとしたユダヤ人の作品とも言えるんじゃないか。なぜなら、エメリッヒ監督の他にもユダヤ人がいて、プロデューサーのマーク・ゴードン(Mark Gordon)やゲリー・レヴィンソン(Gary Levinsohn)、ディーン・デルヴィン(Dean Delvin)もユダヤ人だ。ゴードンは日本でもヒットしたTVドラマ『グレイズ・アナトミー』や『クリミナル・マインド』を手掛た大物プロデューサー。相棒のレヴィンソンは、第二次世界大戦を描いた映画『セイヴィング・プライベート・ライアン』やトム・クルーズ主演の『ジャク・リーチャー』を制作したやり手だ。アジア系に見えるデルヴィンは、母親がフィリピン人だけど、父親がユダヤ人という混血児。彼はエメリッヒとダッグを組んで大ヒット作の『インディペンデンス・デイ』とその続編『ID / リサージェンス』を世に送り出した。エメリッヒにはヒット作が多く、ジャン・クロード・ヴァンダム主演の『ユニヴァーサル・ソルジャー』とかハリウッド版『ゴジラ』、異常気象を描いた『ザ・デイ・アフター・トゥモーロー』などがある。

Mark Gordon 1Gary Levinson 1Dean Devlin 11
(左 : マーク・ゴードン / 中央 : ゲリー・レヴィンソン / 右 : ディーン・デルヴィン )

  ちなみに、タヴィントン大佐を演じたジェイソン・アイザックは、通常「イギリス人男優」と紹介されるが、実際は英国で生まれ育ったユダヤ人。彼の曾祖父はリヴァプールのユダヤ人・コミュニティーに住んでいたそうで、父親の代にロンドンへ移り住んだそうである。少年時代のジェイソンは、週に2回ほどユダヤ人学校に通っていたらしい。役者になったジェイソンは、ユダヤ人の出自には触れたくなかったそうである。当時の英国だと、まだユダヤ人に対する暗黙の嫌悪感が残っていたので、「ユダヤ人の役者」と思われたくなかったそうだ。ユダヤ人に疎い日本人だと、彼の容姿を見ただけではユダヤ人と気づくことはないだろう。たぶん、ほとんどの日本人はジェイソンを「イギリス人」と思ったはずだ。

  そう言えば、大ヒットシリーズの『ハリー・ポッター』でハリーを演じたダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliff)をユダヤ人と知らない日本人も結構多い。彼の父親アレンはプロテスタントのアイリス人であるが、母親のマーシャはロシア系ユダヤ人の家系に生まれたイギリス系ユダヤ人。ダニエルはあるインタビューの中で母親の血統に触れ、ユダヤ教の信仰心は持っていないけど、自分のアイデンティティーは「ユダヤ人」と断言していた。(Kevin Sessums, Dirty Harry, Daily Beast, January 26, 2009.) 異人種の家庭に生まれたダニエルだが、取材記者から英国のことを訊かれると、「イギリス人」であることをとても誇りにしていると答えていた。しかし、「自分は王党派(royalist)ではない」と釘を刺していた。なぜなら、英国の君主は英国が犯してきた過ちを象徴する人物だかであるという。つまり、イングランドの国王は「悪の象徴」という訳だ。ユダヤ人というのは、いくら愛国者を自称しても、心のどこかでイギリス人を憎んでいる。とにかく、「イギリス人」を強調するダニエルだが、君主政を斥け「共和政」を支持しているそうだ。また、ユダヤ人のダニエルは「差別」が嫌いなようで、社会的に差別される同性愛者を熱心に擁護している。

Jason Isaacs 1Daniel Radcliff 3Daniel Radcliff 5
(左 : 「タヴィントン」役のジェイソン・アイザック / 中央 : ダニエル・ラドクリフ / 右 : 『インペリウム』でのラドクリフ)

  イギリス人の観客はユダヤ人が残酷な“イギリス人”を演じた時、どのような感想をいだくのか? 普通なら、ユダヤ人俳優のジェイソン・アイザックが、イギリス人士官を演じるだけでも不愉快なのに、アングロ・アメリカ人を焼き殺すなんて、いくら映画でも承知できない。こんなのは反英プロパガンダじゃないか。でも、これはある意味、イギリス人にとって良かった。なぜなら、いつもドイツ軍を悪者にしているイギリス人が、ドイツ人の悔しさを理解できるからだ。一方、悪役を演じているアイザックには良心の痛みなど無いだろう。どうせ映画はフィクションだし、彼が演じている軍人は「異教徒のイギリス人」で、同胞のユダヤ人じゃない。ユダヤ人というのは、時たま悪党を演じるが、そのほとんどはユダヤ人の才能を発揮するマフィアとかグローバリストじゃなく、アメリカ人やヨーロッパ人の恥部を描き出す下郎である。ダニエル・ラドクリフは『インペリウム(Imperium)』という映画で「ネオ・ナチ」を演じたが、これはFBIの潜入捜査官というキャラクターであった。ユダヤ人の俳優は人種差別を行う白人を懲らしめるため、敢えて下劣な役を演じたりする。彼らは幼い頃からユダヤ人を毛嫌いする白人を肌で知っているので、レイシストの白人を演じさせたら天下一品だ。

  日本人は『パトリオット』を娯楽作品として楽しんでいたが、もし、日本版の『パトリオット』が作られたら大変なことになる。想像したくないけど、ユダヤ人が大東亜戦争の映画を作り、支那大陸やフィリピンで虐殺を行う日本軍を描いたらどうなるのか? ハリウッドのユダヤ人監督なら、どんな蛮行を捏造しても平気である。例えば、南京で100万の民間人を殺す日本兵とか、フィリピンに侵攻した日本兵による戦争犯罪など、いくらでも考えつく。目つきの鋭い日本兵が現地の女を強姦し、赤ん坊を銃剣で突き刺す場面とか、数名の老人を縄で束ね、ダイナマイトをくくりつけて吹き飛ばすとか、日本人では思いつかない残虐行為を創作できるのがユダヤ人だ。ハリウッドの脚本家や監督は、ショッキングな映像を客に見せつけて世間の話題を攫おうと考える。よく映画の始めに豪快なアクション・シーンを挿入するのは、客の度肝を抜くための「摑み」だ。「あっ!」と思うようなシーンがあれば、観客は銀幕にのめり込む。

  日本人の俳優ならいくら頼まれても、「狂気の帝国軍人」役なんて嫌だし、所属事務所がOKを出すことはないだろう。しかし、朝鮮系俳優なら「OK」を取れるかも知れない。彼らはハリウッド映画にデビューできるなら、どんな役だって構わないと考える。朝鮮系役者なら、「日本国内で燻るなんて御免だ ! オレはもっと広い世界に出て有名になり、脚光を浴びるんだ!」と鼻息を荒くしてもおかしくはない。彼らは日本国籍を持っていても、心は「朝鮮人」のままだ。朝鮮系の役者なら残虐な日本兵を演じても良心は痛まない。むしろ、役者魂をフル稼働させて、迫真のの演技を見せるだろう。そして、場合によっては、アメリカの映画制作者から「いゃあ〜、すごいねぇ !」と絶賛を受けるかも知れないぞ。

  一方、日本人の観客は、「何だ、あの朝鮮野郎 ! 柄の悪い朝鮮人を再現しているだけじゃないか !」と反撥するだろう。しかし、ハリウッドの制作者なら、もっと恐ろしい企画を持ち出す可能性もある。例えば、アジア侵略を裏で指図する昭和天皇といった虚構だ。アメリカ人からすれば、「エンペラー」と呼ばれる独裁者が膨張主義を掲げ、配下の軍人が遠征軍を派遣しても不思議ではない。彼らは学者を含めて日本の文献を読めないし、日本の歴史も勉強したことがないから、どんな空想でも適当に膨らますことができる。それにもし、日本人が抗議してくれば、「これはフィクションなので、我々の自由です」と反論すれば済む話だ。演技を褒められた朝鮮系俳優だって、世間から非難されれば、「いや〜、あれは指示された役柄なので・・・」と巧みに躱(かわ)せばよい。そもそも、ドキュメンタリー映画じゃないんだから、「何を作ろうが私の勝手でしょ」と言われて終わりだ。日本人からすれば腹立たしいけど、「藝術の自由」を楯にされると反論のしようがないので、矛を収めるしかない。

  『パトリオット』の筋書きには納得できない点もあるが、別の場面には素晴らしい演出があるので、後編でそのシーンを紹介したい。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68766919.html


____


『パトリアット』 娘の涙と父の勇気 / 戦場に赴く愛国者(後編)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68767023.html


「パパ、行かないで !」と懇願する娘
Skye McColeBartusiak 1Mel Gibson 5

(写真 / 『パトリアット』に出演したスカイ・マコール・バートシアクとメル・ギブソン)

  日本と同じく歐米でも、軍人は愛する者を守るために戦場へ赴く。しかし、武器を取る愛国者は、大切な家族のもとに戻る事ができるとは限らない。むしろ、愛する者を残して天に召されることが多い。『パトリオット』でもこの葛藤が描かれており、主人公のベンジャミン・マーティン(メル・ギブソン)は家族を残して決戦に挑もうとする。彼にはエリザベスという妻がいたが、七番目の子供であるスーザンを産んだ後、病に冒され亡くなってしまう。幼くして母を失った末娘のスーザンは言葉を発することができなくなり、彼女がやっと話したのは、英軍の襲撃を受けた後、兄のガブリエルに対して口を開いた時だ。まぁ、物心ついた頃から母親が居ないというのは、幼い子供にとって耐えがたいことであるから、スーザンが心を閉ざしたのも不思議ではない。

  妻を亡くし鰥(やもめ)となったベンジャミンは、七人の子供を抱えて農園を切り盛りする。しかし、英国に対する入植地の反撥は日増しに強まり、その嵐はマーティン一家が住むサウス・カロライナへも押し寄せてきた。しかし、ベンジャミンは積極的に武器を取ろうとしない。なぜなら、彼は以前フレンチ・インディアン戦争に参加し、恐ろしい体験をしたので、二度とあのような辛い目に遭うのは御免だと思っていたからだ。ところが、長男のガブリエル(ヒース・レジャー)は血気盛んな若者だから、入植地の仲間を救うべく腕まくりをしてやる気満々。喜んで地元の軍隊に入り、イギリス兵をやっつけようとする。

  最初は消極的だったベンジャミンも、息子が英軍に囚われたり殺されたりしたので、次第に植民地軍に加担するようになった。「ゴースト(The Ghost)」なる渾名を持つマーティンは、植民地軍の大佐となり、地元の民兵を率いてイギリス兵を倒してゆく。ある時、英軍が彼の農園にまで押し寄せたので、戦に備えるベンジャミンは亡き妻の妹であるシャーロット(ジョエリー・リチャードソン)に子供達を託すことにした。義理の妹であるシャーロットはベンジャミンに思いを寄せ、やがて彼の妻となる。

Patriot Gabriel Martin 1Joely Richardson 1Joely Richardson 3


(左 : 「ガブリエル」役のヒース・レジャー /  中央 : 「シャーロット」役のジョエリー・リチャードソン / 右 : ベンジャミン・マーティンとシャーロット )

  『パトリオット』のクライマックスは、両軍が激突する戦闘シーンにあるが、出征を前にした親子の愛情も見逃せないシーンである。特に、四歳になる末娘のスーザン(スカイ・マコール・バートシアク)が見せる表情が実にいい。入植地アメリカの独立を勝ち取るため、ベンジャミンは長男のガブリエルを伴って戦場に向かおうとする。新たな妻となったシャーロットの脇には、父を見送る子供達がずらりと並んでいた。「これが最後かも・・・」と思うベンジャミンは、愛すべき子供達一人一人に向かって別れを告げ、ギュッと抱きしめる。そして、シャーロットに後を託すベンジャミンは、彼女の唇にキスをした。これを見て、シャーロットに懐いている子供達には笑顔がこぼれた。

 次は、幼いスーザンの番だ。彼女の前に立ち、「グッバイ」と告げるベンジャミン。しかし、母親の死で口が利けなくなった少女は、人形を抱えたまま、険しい表情で父親を見つめている。それでも別れを告げようとするベンジャミンは、彼女の顔をのぞき込むように言葉を掛けた。ところが、スーザンは意外な反応を示す。いとしい娘を抱きしめようとするベンジャミンに対し、スーザンは後ずさりをして父を拒んだのだ。この態度に戸惑ったベンジャミンは無理強いをせず、微笑みを浮かべて諦めた。彼は馬に飛び乗り、息子のガブリエルと共に立ち去ろうとした。

Mel Gibson 2Skye McColeBartusiak 6


(写真 / 父と別れる「スーザン」を演じた スカイ・マコール・バートシアク)

  その時である。娘のスーザンは二、三歩前に出て、込み上げてくる感情を口にした。父と兄が遠ざかってしまうことに堪えきれぬスーザンは、勇気を振り絞って「パパ、行かないで !」と言葉を発し、泣きながら父の背中を追うように走り出した。この奇蹟の言葉を耳にしたベンジャミンは、すかさず馬を降り、娘のところに駆け寄る。彼は涙を流しながら走り寄る娘を固く抱きしめた。スーザンが「パハ、何処にも行かないで。約束して !」と懇願する姿を見れば、我々も胸が締め付けられ、自然と目頭が熱くなる。スーザンの顔をしっかりと見つめるベンジャミンは、「約束する。必ず帰ってくるから !」と言い聞かせた。「信じてくれるかい?」と父が問うと、スーザンは首を縦に振って答える。今まで喋ったことがないスーザンが話しただけでも嬉しいのに、彼女はその感情を素直に表した。ベンジャミンはどれ程喜んだことか。彼は何度も確認するようにスーザンを抱きしめた。

  娘を残して戦場に行かねばならぬ父親には、心臓が切り裂かれるほどの悲しみが押し寄せる。というのも、「もう二度とこの子に会えないんじゃないか・・・」という不安が頭をよぎるからだ。死への恐怖より別れの方が辛いこともある。しかし、軍人は祖国を守るため、家族のもとを去らねばならない。たとえ、子供達が孤児(みなしご)になろうとも、自分の生命を国家に捧げることが軍人の義務であり、子々孫々にまで語り継がれる名誉となるのだ。

祖国に殉じる自衛官と日本にぶらさがる帰化人

  こうしたシーンを見ても平和ボケの日本人にはピンと来ないかも知れないが、実際に戦闘を経験するアメリカの軍人には心に突き刺さるものがある。なぜなら、幼い子供を持つ海兵隊や陸軍の将兵は、「もしかしたら、自分も帰ることができないのでは・・・」という予想がリアリティーをもつからだ。事実、戦場ではさっきまで元気だった戦友が兇弾に倒れたり、爆発で命を失ってしまうことは珍しくない。敵の銃弾を喰らった戦友からは鮮血が止めどなく流れ出す。近くに居る仲間は彼を背負って現場を離れようとするが、敵の攻撃が激しくて自分も撃たれてしまう危険性さえある。それでも、戦友を見捨てることはできないから、必死で助けようとする。が、致命傷を負った兵士からは急激に生気が失われてゆく。衛生兵のところに連れて行く頃には、既に死亡しているという場合も少なくない。歴史教科書では、戦没者というのは「数」でしかないが、現実では一人一人が家族や友人を持つ「人間」である。ゆえに、たとえ一兵卒の死であっても、多くの人を不幸にするものだ。哀しいけど、戦場では1ドルもしない銃弾で一人の命が消えてまうから、実戦というのは誠に残酷なものである。戦争を決断する政治家は、自分の評判ばかり気にしないで、この「重み」を認識すべきだ。

  法的に「軍隊」が無い日本で、実戦を経験する者はほとんど居ないけど、少なくとも自衛官はちょっとくらい生死を考えたことがあるはずだ。たとえ、イラクやアフガニスタンに派遣されないとしても、訓練で実弾を使用する自衛官は、戦場で同じような弾が自分に向かって飛んでくると分かる。戦争では何が起きるか予測できないから、運が悪ければ百戦錬磨のベテラン軍曹でも即死となる。この現実を理解できれば、軍人となった者は、自分が何を守っているのか、真剣に考えるようになるだろう。大抵の軍人は「祖国を守るため」と答えるが、「どんな人間が住む国家なのか」という点にまで考えが及ぶ者は少ない。アメリカの海兵隊員や陸軍兵は星条旗ばかり見ているが、祖国の各地に住む「国民」を目にしたとき、どんなことを考えるのか? ちょっと頭のいい白人兵なら判るけど、「アメリカ国民」といってピンからキリまで様々である。南部の白人兵の中には現状に怒っている者がいて、彼らは街角にうろつく黒人やヒスパニック、金目当てでやって来たアジア移民、難民としてやってくるアフリカ人や中東のイスラム教徒などを「同胞」とは思っていないのだ。テキサスやジョージアに代々住んでいる白人は、自分たちの故郷と「仲間」を守るために軍人となったのであり、メキシコからネズミのようにやって来た密入国者のために闘っている訳じゃない。

fat American boys 1New American citizen 11

(左 : アメリカの軍人が守る子供たち / 右 : 新たに「アメリカ国民」となった移民)

  有事の際に命懸けで日本を守ろうとする自衛官は、いったい「誰のため」に闘おうとするのか? 現在の日本には、個人的な都合で帰化する在日朝鮮人や、福祉をもらうために来日する支那人、日本国籍をボーナスと考えるインドネシア人介護師、水商売で来日し、そのまま居着いてしまったフィリピン人、貧困から抜け出すためにやって来るベトナム人など大勢いる。我が国の自衛官は、こうした移民を守るために、自分の家族を犠牲にできるのか? もし、イラクやアフガニスタンへ派遣された自衛官がゲリラに殺されれば、その女房子供は深い悲しみに包まれるだろう。夫を亡くした妻は子供を抱えて戸惑うし、父親を突然失った息子や娘はショックのあまり呆然となる。戦場での死亡となれば、その遺体は挽肉のようになっている場合もあるので、幼い子供たちは父親の遺体を見ることはできまい。場合によるけど、子供達は実感の無いまま親の葬儀に参列し、言いようのない悲しみだけを背負って父を見送る破目になる。

  死亡率の高い陸自の兵卒は、自分の妻や子供に辛い思いをさせても、アジア系帰化人のために命を犠牲にできるのか? 愛する我が子が「父(てて)無し子」になるのに、国籍目当てでやって来た支那人は、快適な環境で子孫を増やす。愛国心に燃えた立派な自衛官が大量に死んでも、何百万もいるアジア系移民は一人も戦場で死ぬことはない。中には、北鮮の工作員や人民解放軍に協力する「忍び(スリーパー)」すらいるのだ。有事の際、戦場に赴く自衛官は、泣きじゃくる幼い娘に向かって「お国のためだから・・・」と言えるのか? もし、娘から「パパ、行かないで !」と懇願されたら、どんな自衛官だって涙が込み上げてくるだろう。しかし、国家に殉じることを誓った自衛官は、それを振り切らねばならない。そして、たとえ自信が無くても、「きっと帰ってくるから。約束だ。ママと一緒に待っていなさい」と言い聞かせるんじゃないのか。

Filipinos 6Chinese 113

(左 : フィリピンの子供たち / 右 : 日本にやって来る支那人)

  一方、日本に潜り込んだ朝鮮人や支那人、フィリピン人、タイ人、ベトナム人の親子は、ぬくぬくと日本で暮らし、老後まで安全に暮らすことができる。自衛官の何名かは遺体か、片輪、ダルマ(手足を無くした状態)で帰ってくるのに、「元移民」は最新医療で元気そのもの、心配なのは糖尿病とか腱鞘炎くらいだ。日本人は外人に対して気前が良すぎる。だいたい、ゼニ儲けや快適な環境を求めてやって来る支那人が、体を張って国家に尽くそうと考えるのか? 支那人からすれば、せっかく「より良い生活」を求めて来日したのに、戦争で命を失っては意味が無い。命と銭があっての幸せだ。そもそも、日本人のために命を懸ける支那人なんて、未だかつて見たことがない。

  戦後の日本人は手放して「デモクラシー」とやらを称讃しているが、民衆政治が機能するには、その構成員が戦闘員でなければならない。自分の命と直結するからこそ、公民は祖国の政治を真剣に考えるようになる訳で、「国防は他人に丸投げ」じゃ「パンとサーカス」だけを求めるローマ人と同じで、アリストテレスやプラトンが恐れた衆愚政治への転落だ。米国の属州と成り下がった日本では、一般国民に軍事・外政の興味は無く、誰が防衛大臣なのか知らない者が多い。岩屋毅と聞いたって「誰なの?」と尋ねる国民がほとんどで、大臣となった議員に如何なる国家哲学や軍事知識があるのか判らない。過去には田中直紀が防衛大臣になったけど、軍事を全く解っていない素人だった。単に真紀子の亭主というだけで、政治家としての資質なんかゼロ。民主党の一川保夫に至っては、安全保障の素人を自認し、軍事に無知な者が就任すれば、シヴィリアン・コントロールと思っていたのだ。嘘みたいな話だけど、これが日本の現状である。自民党の林芳正も、なんで大臣になれたのか疑問に思う人物で、キャバクラとかマッサージ店に関してなら少し解るが、国防に関しては素人以下。

Bruce Willis 1Monica Bellucci 5Taraji Henson 3Queen Latifah 3


(左 : ブルース・ウィルス / モニカ・ベルッチ / タラジ・ハンソン / 右 : クィーン・ラティファ)

  日本人は自分が戦闘員にならぬ限り、政治を真剣に考えることはないだろう。自分の命や家族を犠牲にしまでも守りたい日本とは、如何なる国家なのか? 選挙権を有する日本人は、生野区(大阪)や大泉町(群馬)、新宿、荒川区、西川口(埼玉)、北池袋、新大久保などを歩いてみるべきだ。こうした地区に住むアジア人を見た後で、自分の命を危険に晒そうと考える者は、いったい何名いるのか? そういえば、2003年に『ティアーズ・オブ・ザ・サン』というアクション映画があった。海軍特殊部隊のウォーターズ大尉(ブルース・ウィルス)は、紛争地帯となったナイジェリアからリーナ・ケンドリックス(モニカ・ヘルッチ)という女性医師を救出する任務を受けたけど、助ける人物が美女だから観客は納得したものだ。もし、救出すべき女性がウッピー・ゴールドバークとかタラジ・ハンソン、クィーン・ラティファじゃ任務をキャンセルしたくなる。命を懸けるなら、それ相応の貴婦人でないとねぇ〜。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68767023.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c11

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
80. 中川隆[-9813] koaQ7Jey 2019年6月06日 20:59:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2627]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板 スピーカーケーブル
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1121080635/


1: anny :2005/07/11(月) 20:17:15 HOST:i220-220-67-161.s02.a017.ap.plala.or.jp

SPケーブルにより音質がかなり影響あるとされていますが、懐古録ファンのみなさんはどんなケーブル仕様をされていますでしょうか。太い線には低音が細い線には中高音が良く乗るとAT社のHPに掲載されていますが、具体的にはどうなのでしょうか。また、良い情報や良くない事例がありましたら、ご教示いただけませんでしょうか。ちなみに私のSPケーブルは自作で、屋内配線Fケーブル2mm単心+多線ケーブルを合わせた複合にてつないでいます。低音がやや増したのと今まで聞こえにくかった小音もクリアになった感があります。



2: 信濃の山猿 :2005/07/11(月) 23:23:12 HOST:i220-221-206-196.s02.a020.ap.plala.or.jp

SPケーブルは3社程のオーデオメーカーのケーブルを使用しましたがSP付属のケーブル
が良くなかったのと、線材の硬いものは音が高域に寄るようです、ケーブルのシースの
部分は柔らかい物のほうが癖が少ないようです、理論的には色々あるみたいです、それ
と当たり前のことですが、ケーブルは短くて曲げ易く方向性とエージング効果があると
ゆうことです、私は電源用ケーブルに手を加えて使用しています、1mン万円のケーブル
でないと差をそれ程感じていません。

3: 音吉。 :2005/08/15(月) 22:32:52 HOST:FLA1Aby040.osk.mesh.ad.jp オーディオ機器にはそこそこ資金を注ぎ込んだけれど、SP
ケーブル(電線)に多くの資金を費やす気持ちにはどうもなれ
ないで今に至る。ずっと切り売りケーブル購入だが、今はそ
れほど高価でもない日立6N-LC/LC-OFCCLASS 1の6NSX-212Mを
各スピーカに2本使用しシングル接続している。かなり気に
入ってはいるが高価なメーカ製ケーブルもなぜか気になる。

4: 水谷 :2005/08/15(月) 23:49:04 HOST:253.126.150.220.ap.zero-isp.net 1m/300円の、ホームセンターで買った電力用3.5スケア4芯のキャブタイヤケーブルを使ってます。
線が細いと抵抗が増えて、電流の大きい低音が影響を受けるのではないかと…
端子に入る最大の太さのケーブルを使ってます。
アンプやスピーカーの交換に比べると、音の違いはずっと少ないと思います。
単線のFケーブルは、古いスピーカーの端子が壊れそうなくらい硬かったので使いませんでした。
何ヶ月かに一度、先端を切って新しい部分を出して使うので
SPケーブルは消耗品とみて、高価なケーブルは使う気にはなれません。
剥き出した銅線はアルコールなどで拭かない方が良いそうです。
酸化防止の膜が無くなっちゃって、すぐ表面が酸化して艶が無くなってしまうとか。

5: ホームセンターの名品 :2005/08/16(火) 05:33:40 HOST:ACCA1Aac022.aic.mesh.ad.jp インターホンの配線用に使う細い(被覆も含めて1本の直径が1ミリ程度)の安物の電線が、最高に音が良いとの話も有ります。安いから使っているのではなく、音が良いからだそうです。先入感では低音が出ないような気がしますが、出ると言う話です。私はまだ使ってはいませんが、どなたか試された方ありますか。戯れに実験しても安いものですので、機会を見つけて実験したいと思っています。また、どんな高価なケーブルでも同じですが、先端部分を頻繁に切って新しい部分を出して使わない事には、高価なケーブルも使う価値が半減すると思います。

6: 裁縫 :2005/08/16(火) 05:45:22 HOST:ACCA1Aab045.aic.mesh.ad.jp 昔、クリスタル・イヤホンの、糸の様に細いコードで、DS-251をドライブした事がある。
音はでる。さすがに苦しそうだったけど。
でも、一本が一ミリならクリスタル・イヤホンのコードに比べれば大口径と言っても良い。
後は音質次第。

7: K.S. :2005/08/16(火) 16:08:31 HOST:ZL059113.ppp.dion.ne.jp 細いのはインターホン用、太いのは14スケのアーシングケーブルまで試した事があります。
長さは50cmから30mのコードドラムまで試しました(30mの方が良いと言った人も何人か)。
私の場合はマルチなので帯域別にケーブルを変えていますが、低域以外は何使っても大差ありません。
経験的には全帯域で使うなら太すぎも細すぎも良くなさそうで、2スケ程度が丁度良いような気がします。
勿論、お使いのシステムや好みの音によって一概に言えない事は当然ですが・・・
また、機器変更のような大きな差は出るハズもないので(そう言うとアンプを変える以上に・・なんて言う人もいますが)
大金をつぎ込むのはどうかと思います。
スピーカー用だったら1m1000円も出せば十分では?

8: ワンダーソリトン :2005/08/19(金) 07:02:10 HOST:eaoska234250.adsl.ppp.infoweb.ne.jp 個人的には、ケーブル類では、スピーカーケーブルが一番、楽というか、
摩訶不思議な変化が少ないように感じています。
スピーカーの音質傾向にに合わせて、全体的に柔らかめなら、締めようとか、
太めなら、繊細にもっていこうとか、バランスを取ればなんとかなるような感じです。

その相性は、ケーブルの価格とあまり相関関係はなくて、
むしろ、ケーブルのキャラクターを判断するする方が、大事かと思います。
スピーカーがらみで、一概にこうとは言えませんので、
色々試されるほうがよいのではないでしょうか?

9: 携帯もau :2005/08/19(金) 18:28:41 HOST:p6286f0.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp おいら、こないだカナレの305ってケーブル買ってきた。売り切りされてて、
SPケーブルなのか分らんかったけど、見た目で購入(´д`;
�壓いで鳴らしたら普通に音出たし癖も無く音像が前に出てきて前使ってたのより
良くなった。
それにしてもカナレの305って何のケーブルなのやら・・・^^;

10: つばき :2005/08/19(金) 19:23:30 HOST:vip1.lcv.ne.jp 私もカナレ愛用してます。とにかく安くて良い。
カナレ 305なんてありましたっけ?

11: ユーザー :2005/08/19(金) 20:04:51 HOST:p5104-ipad89marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 水谷さん
キャブタイヤケーブルなら2芯のほうがいいですよ。4芯だと被膜が薄くなって
強度が下がってしまいます。キャブタイヤケーブルのいいところはがっちりした
つくりですから。

12: 無名大好 :2005/08/19(金) 20:35:41 HOST:ACCA1Aaf007.aic.mesh.ad.jp キャプタイヤじゃないけど、100V電源配線用の平行ビニールコードは音が悪かったな。むかし、となりの部屋まで、方チャンネルあたり15Mから20Mひっぱったことがあったけど、音に雑味を(ザラツキ)感じた。舌に何か不純物が残るんだ。芯線をむいてみても、銅に艶が無い。いかにも純度が低そうな銅だった。あれ以来、最低限、電源ケーブルは使うのをやめている。それ以外から選ぶが、ブランド品は買わない。安い無名の品を買うね。誰も名前を知らないものをネ。いくら安くても名のあるのは、ブランド信仰と安物買いのスケベ根性がどっちつかずに迷ってるみたいで、どうもね。

13: ユーザー :2005/08/19(金) 21:06:11 HOST:p5104-ipad89marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 無名大好さん
1m4〜500円のキャプタイヤなら4Nですよ。お勧めは秋葉のオヤイデで売ってるやつ(今も
あるかは?)。確かにブランド名だけで高いもの買うのは嫌ですね。もっとも最近は有名ブランド
でも安くていいものもありますよ。最近買ったAKGのイヤフォーンは3000円以下ですがなかなか
良い音出します。

14: 水谷 :2005/08/19(金) 21:35:24 HOST:174.126.150.220.ap.zero-isp.NET >11
うちでは4芯が標準です。
何故4芯かというと、スピーカーの端子にはそのまま太いケーブルが付くのですが。
アンプ側の端子が、2芯の太いのでは入らなくて、断面積を太くしようとすると。
先端を2つに分けて、A端子とB端子に入れて、A+Bで鳴らす事になる為
アンプ側の端子が小さいと言う理由で、結果的に4芯が必要なのです。

15: 携帯もau :2005/08/19(金) 23:47:23 HOST:pddea66.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp >>10
ケーブルに305って書いてあったもので^^;
L−2T2Sっすね。ただ切り売りだったのでスピーカーケーブルなのか何なのか
不明なんだけど、安くてそれでいていい音で鳴ってくれて世は満足じゃって感じですかねw

16: 貝の耳 :2005/08/20(土) 08:10:24 HOST:ACCA1Aad043.aic.mesh.ad.jp 疑問「いつも太い方が良いのか?」

「大は小を兼ねる」という言葉があるが、あれはウソだ。海に潜るシュノーケルを買うときに、筒の大小があるのに驚く。正確な表現ではないかも知れんが、あれは肺活量の大きい男性は大を買い、小さい女性は小を買うためにあるんだ。女性が大口径を買うとかえって息苦しいそうだ。なぜかと言うと、流体がパイプを流れる時にはストレスの少ない、流れやすい最適な口径と言うものがある。化学工学などで研究している分野だ。同様に電気も流体と考えると、低能率SPを馬鹿でかい音で鳴らしている人以外は、細いスピーカーケーブルが合うんじゃないかな。何でも太けりゃ良いというのは本当に正解なのか?

17: ダンボの耳 :2005/08/20(土) 09:43:03 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 貝の耳さん、話の例えがシュノーケルでは、何ともいえません。

太すぎず、細すぎずが良いでしょう。スピーカーケーブルに送電線を持ってくる人もいないでしょう。
あとは、好みと資金力で決めればよいでしょう。スピーカーケーブルにも、数百万円のものも存在するようです。金銀プラチナまであるようです。

18: 水谷 :2005/08/20(土) 10:03:33 HOST:174.126.150.220.ap.zero-isp.NET >スピーカーケーブルに送電線を持ってくる人もいないでしょう。
2年ほど前、バイクで走っていると
目の前に送電線(?)を1m位にカットしたモノを、山のように積んだトラックが…
「うわっ!アレ欲しい〜っ!」と思いましたが、1本の直径が1cm位(以上?)の
銅の棒が20本ほど撚ってあって、超極太の棒になってました…
「絶対、端子が破壊される…」と思ってあきらめました★
太すぎると機器が破壊されます、たぶんきっと。

19: つばき :2005/08/20(土) 10:05:02 HOST:vip1.lcv.ne.jp >15
編組シールドケーブルですね。マイクケーブルらしいです。
そうですね。私も安くて良い音だと思いますよ。

20: 冷凍マンモスの耳 :2005/08/20(土) 14:54:26 HOST:ACCA1Aae220.aic.mesh.ad.jp 私はオーディオを35年ぐらいやってます。
途中に数年間休眠してから、何年ぐらい前だろう、カムバックして、再びオーディを読み始めましたら、
「電源の極性合わせ」が盛んに紹介されていました。昔のオーディオ誌にはそんなものは存在しません。
休眠している間に「オーディオ界も病んでしまった」と思いました。
昔のオーディオ常識から言えば病的なほど細かい話だからです。
スピーカーケーブルで音が変わるなんていう事も昔は常識だったどうか定かではありません。
当然バイワイヤリングもありませんでした。
大型端子もありません。
こんなふうに「今日の常識が、明日の常識ではない」ことは35年間の年月から教わりました。
冗談では無く「スピーカーコードは太いほど良いのか」という疑問は、
新鮮で革新的だと思います。
それが明日の常識にならないと、誰が断言できるでしょうか。

21: リッツまん :2005/08/20(土) 15:13:50 HOST:ACCA1Aae042.aic.mesh.ad.jp そういえば、昔「リッツ線コード」なるものがありましたね。電気は直流の内はコードの断面を均等に流れます。しかし、交流になり周波数が高くなるとだんだんと表面を流れるようになります(表皮効果)。そして終には電波として空中に飛んで行きます。このとおり高域までよく流れるスピーカーコードが欲しいなら、コードは断面積よりも表面積が大きい方が良いのです。だから、絶縁した細いコードをたくさんまとめたリッツ線スピーカーコードが、音が良いと言われていた時代が有りました。私もリッツ線コードを使っていた事があります。理論通りなら高域特性の良いリッツ線は今のスーパーオーディオにぴったりです。でも、最近はあまり評判を聞きません。どうなっているんでしょう。もしも消滅していても、実験してみる価値はあったのだと思います。その積み重ねが今のオーディオ界を作っているはずだからです。
シュノーケルの話は大変良く分かります。新聞紙を丸めて筒を作って実験すれば、だれでも小難しい理論無しで物事には最適値が存在する事を知る事が出来ます。

22: うん? :2005/08/20(土) 17:43:24 HOST:p578012.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >何でも太けりゃ良いというのは本当に正解なのか?
誰もそんな事は言ってないと思います。
「太けりゃ良いと言うものではない」という常識は存在します。静電容量が増える為です。
>「電源の極性合わせ」
日本の電源は片側がアースされているので変わるのが普通のような気がしますが。
私自身は25年前ぐらいから知っていたような気がします。
>スピーカーケーブルで音が変わるなんていう事も昔は常識だったどうか定かではありません。
35年前でもそういう内容は紹介されていましたし、その為にオーディオ店には何種類かのスピーカ
ケーブルが置いてありました。
ただし現在ほど高価なケーブルはなかったですし種類も今ほど豊富ではありませんでしたが。
>「リッツ線コード」
今でもありますが別段「リッツ線コード!」と表立って表記しても特に目を惹かないので書いてない
だけと思います。

23: パラソル :2005/08/20(土) 20:57:07 HOST:ACCA1Aaa185.aic.mesh.ad.jp 「太けりゃ良いと言うものではない」というのは本当に現代の常識ですか?
皆さんは値段と評判が同程度なら、太いコードを買いませんか。
私なら買います。
それとも皆さんは、
「わが家のシステムには細いコードが合う」からと、
あえて細いのを買うのでしょうか。

24: プアーまん :2005/08/20(土) 21:03:57 HOST:ACCA1Aaa165.aic.mesh.ad.jp リッツ線コードが目を惹かないのはなぜでしょうか。理論に誤りが無ければ、いくら新素材が開発されても、リッツ構造にする事で、さらにその上の性能を発揮する事が出来るはずだから、永遠にトップを走り、けっして廃る事はないと思うのですが。

25: ユーザー :2005/08/21(日) 00:00:55 HOST:p5104-ipad89marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 水谷さん
私の昔使ってたサンスイAU−D707もSP端子の穴は小さくてSPケーブルを半分ずつ
分けてつないでました。後にグレードアップしたAU−AL907は3.5スケなら楽々
入りましたが。故長岡氏が4芯より2芯のほうがいいと仰ってたので。ご参考までに。

26: 水谷 :2005/08/21(日) 00:44:50 HOST:174.126.150.220.ap.zero-isp.NET


>>25
うちは最初2芯でしたが、結局4芯になりました。
極太の2芯が、近所で手に入らなかったもので…


>>24
今は同じ断面積で、表面積が2倍ある極薄平角線というのがあるそうです。
非常に高価だそうです★

基本的に表皮効果は、断面積が減少し、導体抵抗が増加すると共に
導体抵抗値に周波数依存性が生じるモノらしいので
抵抗さえ増やさなければ周波数依存性は出ないのかも???
結局は「太ければOK」なのかもしれません。

もしかするとメーカーは、高価な電線を売るために
わざわざ細いケーブルを作って、抵抗を作ってんのか?、とか思ってみたり。

表皮効果まで考えると、デジタルの高周波ノイズまで通したりしないか?とか
太いケーブルの静電容量で、高周波カットしてるのになぁ…とか
考え出すと辛いので、1m/300円でいいやと…、この値段でこの音なら十分。

単純に太ければ抵抗も低いですし、4芯にすればさらに半分に☆
4芯ならインダクタンスも減りますし☆、代わりにキャパシタンスは増えますが
可聴帯域のはるか上への影響ですから、高周波ノイズをカットしてくれる事はあっても
聴こえる高音をカットする事は無いかと…
個人的な好みで、高音よりも、低音の量感重視だったりします。

良く考えると、今のシステムになってからSPケーブル、ずっと変わって無いや…

27: うん? :2005/08/21(日) 03:16:34 HOST:p578047.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >リッツ線コードが目を惹かないのはなぜでしょうか。
目新しくないし取り立てて騒ぐほどの効果がないからだと思います。
表皮効果による信号減衰は、ケーブルの抵抗値がスピーカーのインピーダンスに
比べ十分に小さいため無視できます。

28: グチグチマン :2005/08/21(日) 05:48:44 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net SPコードで音質が驚くほど変化することはずっと昔に経験済みですし、その理論的裏づけは皆さんの
述べられている通りだと思います。(私の場合6m〜8m程度の長さ)
しかし、定性的にはそうですが、現実には定量化しなければ余り意味をなさないのでは、と思います。

アンプから50cmのコードで事足りるコードを100円/m程度の線と何万円とする線を繋ぎ変えてみて
その音質の変化がブラインドでわかる人ならば、スピーカー本体の中で結線されている極々細い単線まで
交換せねばなりますまい。

それが識別出来ない程度の耳の持ち主ならば(私デスガ)安心して経済的な価格の線を使えます。

去るオーディオショップの試聴会で、水道パイプの太さのケーブル(spが吊り下げられる強度有り)を
B&Wの小さなspに「ウンコラショッ!」と引っ張って来て繋いでおりましたが、
出てきた音は我が家のspの音よりショボイ!(個人的判定につき要注意!)

ケーブル抵抗値を問題とするのであれば、ネットワークに入っているL成分を無くすことが先決です。
spをアンプ直結で鳴らした音と、ネットワーク経由の音を比較すれが大抵のマニアは瞬時識別出来る筈です。
L成分が大きいspは駆動アンプのDファクターに大変影響を受けます。
低音が出なくて困っている方はD数値の小さい安価なアンプを使えば質は別にして量は得られます。
理由は定かではありませんが、これは高域の音質にも影響があります。

専門のspメーカーで従事したエンジニアさんに訊けばこの事は確かでしょう。
以上は私の少ない経験から感じたことです。
(ps:私はカナレの100円/m程度のコードで事足りて居ますが)

29: パラソル :2005/08/21(日) 06:22:07 HOST:ACCA1Aae197.aic.mesh.ad.jp 私は普通のラジカセで内部配線されたスピーカーコード(片チャンネルあたり約50センチ)を、戯れにPCOCCのコードに交換したことがあります。そうしたら音が激変しました。ビックリするぐらいクリアーになりました。クリアーになりすぎて、他のプアーな部分が(例えばチューナー部のクオリティーの低さ)露呈し、聴くに耐えない音になったため、慌てて元にもどしました。50センチの交換は想像を絶するほどの音の変化があります。

30: グチグチマン :2005/08/21(日) 07:04:58 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net クリアになって聞くにた得ない音というのはバランスが悪いからではないのでか?
普通はクリアになることはいい事ではありませんか?
バランスを崩しての話はこの場合論外と考えて頂けないですか(笑)
極端なはなし、3wayの高級機のウーファを外せば聴くに堪えない音になります。



31: 懐古マン :2005/08/21(日) 07:37:40 HOST:ACCA1Aab204.aic.mesh.ad.jp グチグチマンさん。
パラソルさんは「50センチの交換は想像を絶するほどの音の変化があります。」と結んでいます。
これはグチグチマンさんの「スピーカー本体の中で結線されている極々細い単線まで交換せねばなりますまい。」に同意した、
グチグチマンさんにエールを送る話だと思います。
それに対するお礼の言葉は?

それから単純にクリアになることを目指しているなら、
とっくに懐古的オーディオなどからは足を洗っています。
クリアだけじゃない味わいが有るから懐古的オーディオの価値が有るんですよ。
違う?

32: CD愛好家 :2005/08/21(日) 11:07:14 HOST:v066100.ppp.dion.ne.jp 「エージングも関係しますよ。」
おそらくターミナルとケーブルの接合部が”なじむ”のではないかと思いますが、
取替え直後には判断できないと感じた経験がありました。

ベルデン8470のことなのですが、交換直後は何の変哲もない普通の癖の無い音でしたが、
しばらくして本領を発揮したように克明な描写に変わってゆきました。
簡単に表現するとモニター用という感じで、現在はこれを使用中です。
見た目はショボク値段も安く、近隣のオーディオショップでも
相手にしていないケーブルなのですが・・・・(不思議)

33: うん? :2005/08/21(日) 19:08:24 HOST:pae202d.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >ベルデン8470
8470も良いですが9497もオススメです。

34: 山田たろう :2005/08/21(日) 19:17:11 HOST:ACCA1Aaf147.aic.mesh.ad.jp 私は人のHNにケチをつけられるほど美名の持ち主ではないが、
それでも君に忠告する。

「うん?」っていうのは、やめたほうがよいな。

偉そうにふんぞり返って、人をコバカニしている奴みたいだ。
ケンカを売るときならそれでいいかも知れんが、
そうでないときまで「うん?」でいいのか?

35: 信濃の山猿 :2005/08/21(日) 19:37:21 HOST:i58-93-2-184.s02.a020.ap.plala.or.jp 以前にもかきましたが、キャブタイヤの電力用のケーブルを使用していますが
ケーブルを床から浮かすような工夫をして好音質をえています、具体的には、
ナイロンパイルの付いたテープをケーブルにスパイラルに巻いて使用していま
す(SPケーブルは床の振動が以外と悪さをしているようです)

36: うん? :2005/08/21(日) 19:39:25 HOST:pae202d.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >人のHNにケチをつけられるほど美名の持ち主ではないが
そう思うんだったらやめたら?

37: 信濃の山猿 :2005/08/21(日) 20:48:35 HOST:i222-150-75-121.s02.a020.ap.plala.or.jp 世代間の受け取りかたの違いとも考えられますが、・・仲良くHNしましょう。

39: ひまじん :2005/08/22(月) 19:21:18 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 以前、リッツ線のスピーカーコードを使用したことがあります。引越ししているうちに紛失して無いのですが、音は自然で良かった記憶があります。特に高域が良く出るという様なことでもないようです。

現在は、5.5スケアのビニールの2芯のコード(KIV 1995 品川電線)です。秋葉原のオヤイデ電気で入手したものです。線の両端は、電気工事用のYラグ及び棒端子を圧着しています。最初は6mでしたが、3mで使用しています。
音の感想は、やはり自然で色付けの無いサウンドだと思います。安いですしお勧めします。
 
あと、オヤイデ電気では、リッツ線構造のOR800Advance(3mペア、¥52,500税込)が発売されているので、使いたいのですが、今の私には高価なので手が出ません。

40: グチグチマン :2005/08/24(水) 20:00:51 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net ひまじんさん、リッツ線のケーブルと言うのは効果有りそうですね。
ゆとりが出来たら一度は実験して見る価値はありそうです。

もっとも3mが¥50000はゆとり範囲を越えますから、無理でしょう(笑)。
spコード以前にやらねばな無い事も沢山有りますからネ。

41: パラソル :2005/08/24(水) 20:41:36 HOST:ACCA1Aab216.aic.mesh.ad.jp 懐古マン様、書き込みありがとうございました。
大変嬉しく思いました。
これからも宜しくお願いいたします。

ところで、ひまじん様、私も昔リッツ線を使っていました。アナログ時代です。
同時に5万ヘルツまでOKな、スーパー・ツイーターも使っていました。
リッツ線の音は癖が無く、サラリとした、淡白なものでした。
ひまじん様と同じ感想ですね。
でも、それは中高域にこれ見よがしな癖が無いということだと思いました。
ある時、昔大人気だったフォーク・グループの「かぐや姫」のライブLPをかけたところ、
部屋の空気感が一変するのを体験しました。
LP(そのLPだけでした。)のどこまでも伸びた高域が、
高域特性の優れたカートリッジと、TRアンプ、
それにリッツ線とスーパー・ツイーターで全開になったのでしょう。
目の前が開けるような音場感に包まれました。
良くある様なトーン・コントロールで高域をブーストしたのとは異次元の世界です。
ピークではなくて、フラットにどこまでも伸びきった高域の世界です。
あの時は、リッツ線の素性の良さを、まざまざと見せ付けられました。
羊の皮を着た狼とはあの事を言うのでしょう。
ちなにみ私のリッツ線は安いものでした。
昔のことで名前は忘れましたが。

42: アグネタ :2005/08/26(金) 16:18:42 HOST:p6efa80.tokyte00.ap.so-net.ne.jp


>>39

>>41
偶々使われたリッツ線ケーブルがそういう音をしただけと私なら理解します。
リッツ線ケーブルというと唯一無二に特定できるのなら別ですが。。。
お二方の書き込みはリッツ線ケーブルが全てそのような音になると


>>40 リッツ線のケーブルと言うのは効果有りそうですね。
という具合に誤解を生むと思われます。

43: CD愛好家 :2005/08/26(金) 19:31:44 HOST:v066100.ppp.dion.ne.jp >アグネタ さん
厳しいご指摘ですが、おっしゃるとおりと思います。
リッツ線の一言で全てを論じるのは誤解が生じますね。

44: 岩清水 :2005/08/26(金) 21:39:04 HOST:ACCA1Aac003.aic.mesh.ad.jp あれ、変ですね。

変な書き込みしますね。アグネタさんやCD愛好家さんは。

ここでは、みなさんご自分のケーブル自慢をしているだけじゃないんですか。
「キャプタイヤがいい音でますよ」と言ってる人や、
「インターホンのコードが良い人や」
「ビニールの2芯コードでも音がいいよ」と言っている人ばかりでしょ。

その中に「リッツ線が最高さ」と言っている人が混じってるだけじゃないですか。
何かいけませんか。

それともなんですか、
どなかた恨みでも有るんですか。
リッツ線信者に。
比較研究データでも提出しろと言うんですか。
ほかのケーブル使用者は関係ないんですか。

バカいってんじゃないよ。

いつからここのBBSは、そんな未熟なヒネクレ者が紛れ込むようになったんだ。

45: CD愛好家 :2005/08/26(金) 22:55:58 HOST:v066100.ppp.dion.ne.jp >バカいってんじゃないよ。

>いつからここのBBSは、そんな未熟なヒネクレ者が紛れ込むようになったんだ。

謹んでお詫び申し上げます。
ここのBBSは物事真相を追究する掲示板ではありませんでした。
みんなでわいわいやって楽しむのが目的のBBSでしたね。

ところで岩清水さんのお勧めは何かありませんか?
岩清水さんもリッツ線をお使いなんですか。

46: MJ4018 :2005/08/27(土) 00:34:31 HOST:i218-44-117-186.s02.a015.ap.plala.or.jp BBSとは難しいものですね。
特にオーディオという、ほとんど主観の上に成り立っているような世界におい
ては、様々な考えや意見が出てくるのはしかたない事かと思います。
従って、いろいろな書込みがあって当然ですし、それだから面白いといえるの
ではないでしょうか。
オーディオ懐古録はオーディオマニアにとって大変有意義な、且つ品のあるHP
だと思います。どんな意見を書き込んでもかまわないのは当然ですが、HPの品
位を損なわないような書込みであって欲しいものです。
オーディオ懐古録ファンとしては何とかチャンネルのようなBBSにはなって欲
しくありません。

47: 徒然草 :2005/08/27(土) 07:45:52 HOST:ACCA1Aae106.aic.mesh.ad.jp リッツ線の理論は分かりやすい。なんたって電波の存在を否定する人はいないからね。電波を認知するなら、電波として空中に飛び出す一歩手前の高域を沢山流すには、表面積が広い方が良いなんて、小学生でも分かる明快な話だ。その上、何十年も駆逐されることなく、認知され売られている。ウサンクサイ、オカルト・オーディオが現れては消える中で、これは筋金入りの本物の証だ。でも銅線の形状については音に関する50パーセント以下のファクターだと思う。後の50パーセント以上は銅線の材質と被覆だ。ちょっと横道にそれてスピーカーコードではなくピンコードの話をする。昔、何とかと言ったな。名前は忘れたけど、オーディオ用の紙テープみたいなものが売っていて、あれをピンコードに軽く巻くだけで音が変わる経験をした。粘着材は確かついていなかった。だから手を離すと取れちゃうんだけど、それでも巻くだけで音が劇的に変わる。好みの音にならなかったから棄てちゃったけど、被覆の厚さや素材の性質などが、想像できないほど大きな音質への影響があるということを、あの時学んだ。今でも断言できる。ピンコードは被服も命だ。ならば、スピーカーコードも被服も命じゃないのか? 材質や強度は重要事項だ。ピンコードほど微小信号を扱うわけじゃないから、影響は小さ目かもしれないが、それでも無視できないほどの大きな影響はあるはず。ところでいかにも頑丈そうなキャプタイヤの集中管理型被覆と、リッツ線のクドイほどの分散管理型被覆は、もしも材質が同じだとしたら、本当は強度的にどっちが上なんだ?

48: 徒然草 :2005/08/27(土) 07:49:21 HOST:ACCA1Aae106.aic.mesh.ad.jp 誤変換で「被覆」が「被服」になってる箇所が有るみたいだ。すみません。

49: C40 :2005/08/27(土) 08:13:54 HOST:FLH1Aaa002.oky.mesh.ad.jp  音がイイとか悪いとかご教示いただける際に、ナゼそうなのか・・・見る側からすると、当然のように疑問などが湧いてまいります。
 なので、そのあたりのことにはツッコましていただきませんと、なかなか理解しづらいんですよね。
 で、いろんな意見があるから面白い。・・・自分の考えと異なっていても、それはそれで人の勝手ですし、それを真に受けるかどうかもその人の勝手。
 いろんな考えの方が、それぞれ自由に主張しあえるBBSが望ましいですね。

50: 管理者 :2005/08/27(土) 10:17:35 HOST:239.51.215.220.ap.yournet.ne.jp みなさんが書かれているように趣味であるオーディオはいろいろな考え方で
楽しんでいいものですから,○か×かではなく,楽しく語り合えるといいですね。
音というある意味とらえどころのないものだけに,自由に楽しみましょう。
BBSでのマナーよろしくお願いします。



51: アグネタ :2005/08/28(日) 02:11:18 HOST:pfa4349.tokyte00.ap.so-net.ne.jp リッツ線は要するに表皮効果対策だと思うのですが、以下のようなデータを見ると
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
(長い文章ですが、(3)表皮効果 をご覧下さい)
この程度の違いでは、私の耳ではわからないんじゃないかなぁ〜という気がする
のです。
ついでに同ページには
>近接効果によるものでリッツ線を使ったからと言って高域の減衰は免れない
>ことに注意する必要があります。 
という事で「表皮効果」以外に「近接効果」も関係するらしいと脅かされます。
双方に対策を施したケーブルとなると
http://www.cfe.co.jp/analysis-plus/technology2.html
というのがあるのですが。。。高いねぇ〜(^^;

スレを立てられたannyさんの書き込みからは「ケーブル自慢に徹しろ」という
意図は感じられなかったので書き込ませていただきました。
ご了承下さい。

52: 未来志向 :2005/08/28(日) 06:17:41 HOST:ACCA1Aaa161.aic.mesh.ad.jp 「オーディオとは工学なり」は正解だ。
しかし、それだけでは片手落ちというもの。
もう片方は「オーディオとは人間なり」だ。
現代医学が、現代科学が人間を完全解明できない以上、オーディオもまた解明できない。

測定器では違いが出ないのに音が違う事が、今や常識だと言うことだけではない。
自分の感性と他人の感性を同じだと思う事自体が、そもそも決定的な誤解と偏見だ。
人間の聴感や体感は個人差があり、さらに未開発・未発見・未認定もあるはず。
従来の理論、測定結果をもって「だからありえない」という結論をだすのは、
人間の可能性の足を引っ張る古臭い、葬るべき思想だ。

53: 未認定 :2005/08/28(日) 08:22:34 HOST:ACCA1Aad029.aic.mesh.ad.jp こうやってBBSに書き込みをしたり、ネットサーフィンをしていたりして疲れを感じ、
不意に休憩をしたくなり、立ち上がってステレオのそばに移動し、アンプのスイッチを入れると、
その瞬間、窓の外を東海道新幹線が轟音と共に通過していく事があります。
「それが、なにか」と仰るかもしれませんが、今まで数え切れないぐらい同じ体験をしました。
オーディオマニアの皆さんならご承知でしょうが、アンプのスイッチを入れる瞬間というものは、耳を澄ませています。
音楽を聴く態勢を取り始めているのですが、その瞬間、新幹線が轟音を撒き散らしていくのですから、不快感が倍増されます。
どうして、毎回こんな不快な偶然が繰り返されるんだと思いました。
私は新幹線開業当時から現在の所に住んでいます。
昔を思い出してみると、こんな事がありました。
テレビの話です。開業当時のテレビは室内アンテナしかなく、映りは最悪でした。
さらに新幹線が通過する前後計2分間ぐらいだったと思いますが、新幹線の架線から出るノイズの影響を受け、
映像が全く見えなくなるほどに乱れてしまうのでした。
新幹線の接近をテレビの乱れから察知できたのです。
あの後何年かして屋外アンテナから給電するようになったので、新幹線が通っても映像が乱れる事はなくなりました。
それで、すっかり忘れていました。
しかし、新幹線が架線から給電する方式を変えていない以上、大きな電波ノイズを発して通過している事は変わっていないはずです。
ここで、疑問が浮かびます。室内アンテナのテレビを完全に麻痺させてしまうほどの強力な妨害電波を、人間は感じる無いのでしょうか。
脳細胞やその他全身の細胞は電波に無感覚なのでしょうか。
もしも、個人差は有るにしろ、人間は電波を感じることが出来るのだとしたら、このことも説明がつきます。
新幹線の接近する1分ぐらい前に、自分でも気づかぬほどの意味不明で小さな不快感を感じ、無意識の内に「一種の逃避行動」をとり、PCからステレオの側に移動する事も、
有り得るかもしれません。またPCが潜在意識の認識では「緊張のシンボル」であるとしたら、ステレオは「弛緩のシンボル」であるのかも知れません。
世の中に「胸騒ぎがした」とか「視線を感じた」などと言う事がありえるとしたら、
「電波を感じるかも知れない」と言う事も、無視できない事かも知れません。
もっとも、偶然で片付ければそれまでの話ですが。

54: グチグチマン :2005/08/28(日) 13:18:13 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net 未来志向さんのお考えに賛同する者です。

>測定器では違いが出ないのに音が違う事が、今や常識だと言うことだけではない。
 自分の感性と他人の感性を同じだと思う事自体が、そもそも決定的な誤解と偏見だ。
 人間の聴感や体感は個人差があり、さらに未開発・未発見・未認定もあるはず。

その個人差がどれくらいあるのか?は定量的には検証されていないだけ(と思う)かもしれませんね。
犬の聴力は実験的に調べられていますが、犬が聴いているであろう音の世界は体感する事は出来ません。
視力だとて5.0くらいまで見えると言う未開民族があるらしいですが、それが科学的実証が出来なければ
普通の我々は信じられないかも知れませんね。

私もオーディオとは直接関係ありませんが、ディスプレイの画面のチラツキに関して、検知力というか、
感じ方に大差がある事を経験したことがあります。
ある事務所に出張作業の際、PCの画面のチラツキが気になって作業が出来ない旨、フレッシュレートの周波数の
変更を要求しましたところ、私の要求の意味を5〜6人居たその場の誰もが理解できませんでした。
周波数を上げることで、難なく解決できたのですが、皆さん異口同音に「どう変わったのか、何も変化はしていない」
と言います。
どちらが正常、異常ということではなく、そういう「差」があるということですね。
(私は強度近視であるからか、どうか、わかりませんが)

オーディオにおいても、似たような現象に時に出くわし、人は同じではない事を痛感している次第です。

>「だからありえない」という結論

これはかなり(大多数=民主主義の)独善に陥る惧れを持っているかもしれませんね。

55: T-O :2005/08/28(日) 18:27:51 HOST:PPPa39.kanagawa-ip.dti.ne.jp 慣れというものは恐ろしいものです。
ディスプレイのチラツキと同じ経験を過去に経験しております。
九州に住んでおりまして時々関東へ研修に来る度に蛍光灯のちらつきが気になりました。
周りの人に聞いても「なんともないよ、お前変じゃないの?」でした。
60Hzから50Hzへの低くなる事へは我慢できなかったのでしょう。
ところが転勤で関東へ。十数年経った今ではなんともありません。
オーディオ、料理など定量化出来ない物については難しいですね。
あ、オーディオはまだ良いほうですね、繰り返しが何回でも出来ますから。

56: アグネタ :2005/08/29(月) 00:05:54 HOST:p57806b.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >従来の理論、測定結果をもって「だからありえない」という結論をだすのは、
>人間の可能性の足を引っ張る古臭い、葬るべき思想だ。

何を青筋立てているのですか?
>「だからありえない」という結論
別にそんな結論出してませんよ。

私は

>>51
>この程度の違いでは、私の耳ではわからないんじゃないかなぁ〜という気がする
>のです。
と書いただけです。
犬の如き超敏感なお耳をお持ちかもしれない未来志向さん、未認定さん、グチグチマンさん
達にもわからないなんて全く書いてません。
また、「だからありえない」なんて少しも書いてませんよ。

良いじゃないですか〜
たとえ非科学的であろうと自分が良いと思うケーブルをお使いになれば!

「私の耳ではわからないんじゃないかなぁ〜という気がする」と書いただけで
「人間の可能性の足を引っ張る古臭い、葬るべき思想だ。」と大上段に振り
かぶったご意見が3人も(?)の方から出るのですから(笑)
もうちょっと余裕を持って取り組まれた方が音にも良くありませんか?
「オーディオとは人間なり」なようですから。。。

57: グチグチマン :2005/08/29(月) 00:50:06 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net アグネタさん、何か誤解なさって居られるようですね。
折角良いHPを紹介され率直なご自身の意見を述べられている方に、(不快を感じるような)誤解をさされたままでは
申し訳ないと思い、もう一度カキコいたします。

私はお気に入りに採り込み、ゆっくり勉強しようという体勢にあっただけに、ビックリしました。
私も少々の変化には鈍感で、ハッキリ確認が取れることしか実行はしません。
感じる人には意味があり、感じない人には意味がないという一般論だけの積もりで言いましたまでで
他意はありませんし、貴殿に対するコメントはHPを熟読してからと思っていましたが・・・。

良い情報が得られれば、さて実験という私のスタンスです。
リッツ線はカートリッジ結線でかなりな結果を経験していますから、興味を抱いたと言う次第です。
科学は感情で会話しても余りよくないと思います。
私のカキコは貴殿を対象にしたモノではありませんので、誤解なきように願いたいですね。

58: ひまじん :2005/08/29(月) 01:52:28 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net スピーカーケーブルの話の本質から離れているようですが、議論が噛み合わないのは、オーディオ装置から出てくる音に基準が無いからです。
いわゆる、好みの音で逃げてしまうわけです。ここに、「原音」と言う基準を持ってくると多くのオーディオマニアは、反発をすると思います。原音など再生不可能である。趣味の世界だからどんな音が出ようが、個人の自由だ。
しかし、「原音」と言うと語弊があるかもしれませんので、言い換えれば「オーディオ装置及びケーブル類で色付けをしない。」という事です。
原音なら生演奏を聴けばよいと多くの方は言うでしょう。しかし、原音を知らずして何を基準にオーディオ装置を発展させて行けばよいのでしょうか。
 
スピーカーケーブルの問題も、原音=音に何も足さない何も引かないということになれば、リッツ線構造、絶縁物の違い、近接効果、表皮効果など何一つとして効果に矛盾がないと思います。明らかに、試聴した結果その効果は色付けの無い音、自然な音として聴き取ることが出来るのです。
ただ、市場にはケーブルによる音の色付けもあるのも事実です。そこに、好みの問題が出て来る訳です。
現状、このホームページに訪れる皆さんとの論争を避けるために、好みの音と言うしかないのが実際のところです。ネット以外には、共通の基準を持ち、共通の音の判断をする方もいます。

オーディオには、再生芸術と言う側面も否定しませんので、誤解の無いようにお願いします。私個人としては「原音探求」の立場を取らさせていただきますので、考えの相違と言う事でご理解していただきたいと思います。

59: アグネタ :2005/08/29(月) 23:06:06 HOST:p57809d.tokyte00.ap.so-net.ne.jp グチグチマンさん、お気遣いありがとうございます。
しかし測定値から来る考察を
>古臭い、葬るべき思想だ。
と断言されている方に「お考えに賛同する者です。」とやられているわけですからと誤解
されてもしかたがないかと思いますがいかがですか?

私が言いたいのは「妄信する前に立ち止まって考えよう」という事のみです。
ケーブルメーカはどこもそれなりの理論をぶち上げて
>明快な話だ。
とやってケーブルを売り出します。
しかし、本当にそうなのか?と一度は疑って見る必要があると思います。

今回は偶々リッツ線が標的になってしまいましたが、例えばそれはクライオジェニック等
でも同様です。
掲示板では書き込まないで読んでいるだけの方もおられます。
オーディオ初心者の方もおられるかもしれません。
そのような事を考慮すると「○×線は絶対だ!」という意見ばかりは良くないと私は思います。
可能であれば異論反論を全て机の上に並べてみるのがベストと考えます。

しかし、その上で「○×線は絶対だ!」「測定値なんか関係ない」と判断するのは個人の自由
です。
まずは、使われる方の精神衛生上納得できるかどうか?
これがナンバー1だと思いますよ。
ただし、それでも色々なデータ、理論は知っておくべきものです。
さして調査もしないで「小学生でも分かる明快な話だ。」のようにあたかも
既成事実のように書き込みをする事は否定します。

60: グチグチマン :2005/08/30(火) 00:19:45 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net こんばんは、また書かざるを得ないことになりましたね。
わかりました、そういう事だったのですか。

>>測定結果をもって「だからありえない」という結論をだすのは、・・・・・・

のくだりは、私は単純に、オーディオは科学だけれども、「測定結果だけでは結論ずけられない」と言わんとされたもの
と解釈したわけです。つまり、測定はある限定された属性の解明にはなっているが、それが全てとは言えない、と未来さんは
言いたかったものと受け取りました。

私は測定値、結果と言うものを大切にしています。(古い資料も溜まっています)
これは、唯一客観的に存在する資料だからです。
問題は、その資料から読み取れる意味付け、これが十分になされていないように思われますが、それは今後
徐々にではありましょうが、我々にも納得出来る域に深まって来ることでしょう。

>私が言いたいのは「妄信する前に立ち止まって考えよう」という事のみです。

私も同じです。
考えるということは、勉強もしなければいけない、と言うコトでもあるのでしょう?
貴殿の投稿をバイパスした形であったのは、ご紹介のHPをシッカリと拝見してからコメントをつけるべきと、貴殿の
ご意見には触れなかったのは先にも申し上げた通りです。
私もオーディオ歴は長い方ですが、アバウトな測定であっても、その中から確実な情報をさえ読み取れれば
やはり、オーディオ上の前進に役立ってきていますし、納得も出来ます。

そうして、意外なほど聴感に一致する事を知るにつけ、「なるほどそうか!」「そうだったのか!」と
納得する部分も少なくありませんでした。
ケーブルに関しても、トータルとしての効果は、ケーブル以外のほかの条件も多いに関与してきますので
単一な結論は出せませんでしょうが、ただ、セグメント単体としての物性を勉強し、理解しておくことは大切なことだと
考えています。
まあ、そういうハード面とは別に、受け取る人間の生理学的な違いも、バカにならないレベルで関わってくる、
そんな事を言いたかっただけです。

私は健常者とは違う耳(障害のある)なので、色々と普通の人では経験できないような事象に出くわして来ました。
それだからかどうかはわかりませんが、私のウチのオーディオ装置は(音は)、「話にならない音」と
さる、オーディオ専門店のオーナーから酷評されるということも、つい最近有りましたが、いかんせん、
片足の人は松葉杖か義足が必要なように、自分に合ったスタイルを追求する以外ないわけです。

余談が長くなりましたが、各人にとって、選択は様々でも仕方ないかなぁ、と感じております。

61: 一杯のかけそば :2005/08/30(火) 05:46:03 HOST:ACCA1Aad069.aic.mesh.ad.jp 未来志向さんは「オーディオは工学なり」は正解だ、と断言しています。
しかし、それだけでは片手落ちで、もう半分は「オーディオとは人間なり」と付け加えています。
つまり、未来志向さんはアグネタさんの言われた「工学」の部分の話に賛同されたのです。
賛同した上で、あと半分だけ自分の意見を追加されたのですよ。
でもアグネタさんは、100パーセント自分の意見に賛同する人以外の書き込みは、認めない人だったのですね。

62: 一杯のかけそば :2005/08/30(火) 06:39:44 HOST:ACCA1Aae102.aic.mesh.ad.jp さらに、未来志向さんの書き込みには、アグネタさん宛とはどこにも書かれていませんね。
何にしろ名指しを避けている人を、名指しで非難するのはマナー違反です。
さらに未来志向さんはアグネタさんの話に触発されて、一般論を語っている可能性も否定できません。

63: ひまじん :2005/08/30(火) 19:49:41 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net オーディオに対する考え方、感じ方は人それぞれ違うようです。歪の感じ方も人により違うようです。
あるオーディオ店での事ですが、そこの店のお勧めセットのデモ試聴をしました。私には、音が歪んでいる事がハッキリ聴き取れました。その店の店主には聴き取れないようでした。
私は、その事を話したところ店主は怒り出しました。オーディオ機器を販売する側の人でも、音に対する感じ方が鋭いとも限らないようです。特に歪みに対しては、相当な開きがあるようです。私には歪みですが、ある意味迫力があるように聴こえるのかもしれません。
歪みを感じるのは、歪みが無い原音を知っているからだと思います。原音を知らない者には歪みと感じられないようです。

もう一つ別の店の話ですが、その店は原音探求で有名なのですが、メーカーの営業マンが新製品のCDプレーヤーのデモに来ていました。常連客数名と私と店主が試聴しました。試聴の結果、全員悪い音と判断しましたが、営業マン二人には、音の違いが判らないようでした。結論としては、この店では売れないが、他の店では売れるのでそちらでデモするのが良いという事でした。
そして、最近そのCDプレーヤーが近所の店で中古で出ていたので、聴いたところ音が全く違い大変良い音でした。もと所有者は学校の先生で、ほとんどアナログレコードしか聴かない人で、CDでもアナログに近い音ということで買ったそうです。実はそのCDプレーヤーは50台限定生産したリファレンスと言うモデルでした。どうりで音が違うと思いました。

話が飛びますが、若いころ友人とジャズ喫茶に行きましたが、JBLのスピーカーが独特の歪み(サウンド)で鳴っていました。私にはウルサイ音と感じましたが、友人は魅力のある良い音と感じているようでした。そのことから、同じ音に対する感じ方も個人差があることを認識しました。どうやら、私の良い音と他の人の良い音は違うのだと言う事が分かりました。

スピーカーケーブルについてですが、あるショップオリジナルのリッツ線構造で絶縁物も帯電を抑えた大変自然な色付けの無いケーブルを貸し出して感想を聞いたそうです。ところが、音が悪いケーブルと評価する人がほとんどだったそうです。あとで分かったことですが、そのケーブルはあまりに自然な為に、アンプやプレーヤーの音の悪さを忠実に再生してしまったとの事でした。
一つのスピーカーケーブルを評価するにも、接続する機器により評価が全く違うようです。

そして、オーディオに対する取り組みについても、各個人異なっているようです。音楽のジャンル、生演奏を聴くか聴かないか、人生における音楽やオーディオの体験、さまざまな要素が絡み共通の音に対する判断が出来ないことも分かりました。
オーディオ機器は文明であり、音楽は文化である。なるほど、「オーディオは工学なり」「オーディオは人間なり」のお話も言葉を変えて表現されているのですね。
どうやら、自分のオーディオ感は必ずしも他の方のオーディオ感と違うと言う事を認識したしだいです。
意見が異なると言う事は、それぞれのオーディオ感も違うと言う事でしょう。意見が違うのは当然の事として理解しなければならないと思います。
今日のオーディオ市場に置いては、さまざまな製品が売り出され、供給する側と買う側の多様性があり市場として成り立っていることは明白です。多様性を認めなければならないようです。

各自の意見の相違があることを認めつつ、自分の考えを述べる必要があるのではないか、そう思う今日この頃です。

64: C40 :2005/08/31(水) 08:40:34 HOST:cf01.pref.okayama.jp   お邪魔します。 
 ひまじんさん、素朴な疑問がどーしても湧いてくるので、ひまじんさんの考え方についてご教示ください。(気が向いたらで結構です。)

1 「原音」をよくご存知の方ほど、オーディオ装置の再生音との隔たりや違和感、それに限界などをお感じになるのではないかと考えますが、ひまじんさんの場合はいかがでしょうか?
  それでも、再生音楽を楽しんでいらっしゃいますか? 

2 ひまじんさんが使用しておられる装置で、ほぼ「原音」と同様の再生音が得られているとお考えでしょうか?

3 現状のオーディオ装置から、聴感上はあまり分からないとしても、「歪み」や「色づけ」を皆無にすることは不可能と思いますが、「原音」を追求されるひまじんさんの場合は、どの程度許容可能なのでしょうか?
  また、許容できるものとそうでないものは、どうご判断なさるのでしょうか?

65: 名乗る気になれません :2005/08/31(水) 10:49:53 HOST:YahooBB218112014087.bbtec.net ひまじん氏の装置は以前の書き込みをみれば解る事ですが一応。
マランツのPM-80とCD-95です。PM-80aだったかな?

PM-80は終段MOSFETのA、B級手動切り替えアンプです。
出来の良いMOSFET機は大概原音より美音に聴こえる傾向がある一方、出来が悪い物は・・・
CD-95は良い感じにアナログに通じる所があるCDPですが原音とは程遠いです。

私は杜の都に棲む者で年一回数日間、世界のジャズプレーヤーの演奏をロハで堪能しておりますが、
自宅の装置をケヤキ並木の街路で演奏されるアルトサックスやベースと同じ音にしたいとは、思ったこともありません。

ひまじんさんにはJBLが五月蝿くてMOSFETが原音に聴こえるのでしょう。

結論としては解っているか解っていないかも含めて個々人の中にひとつずつ正解の世界が存在すると言う事です。
他者から見てどうかは関係ないのです。

66: ひまじん :2005/08/31(水) 20:59:49 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net C40さんの質問に対してどれほど納得していただけるか判りませんが、自分なりに答えを出して見たいと思います。

1 原音とオーディオ装置の音とは隔たりがありますが、なるべく少なくなるように機器に色付けの少ないものを集めております。例えとしてAとBというアンプを聴き比べなるべく色付けの少ない物を選択するようにしています。
再生音を楽しんでいるかという質問ですが、おそらく「原音」という言葉のイメージから音に集中し重箱の隅を突っつくような聴き方をしていると思うかも知れません。ジャンルはあまり限定してませんが、クラシックとジャズを中心に聴いております。一時は、むさぼる様にCDを買いあさり聴いていました。ソフトはアナログとCDを合わせると700枚ぐらいになると思います。
C40さんがどう思われているかはわかりませんが、音楽をオーディオ機器に限定せず生演奏も聴きに行き楽しんでおります。

2 私が使用している機器ですが、原音と同等の音がするかといえば、かけるソフトにもよりますが40〜70%ぐらいかもしれません。客観的な判断がされていないので、自己評価でしかないと思いますが、ホールの生演奏とその録音を比較した感じではかなりの再生音ではないかと自負しております。

3 どの程度「歪み」や「色つけ」に対して許容可能かとのことですが、数値では表せませんが、再生音に「うるささ」を感じるかそうでないかだと思います。聴いて拒絶する音は許容範囲外だと思います。あくまでも私個人の基準だと思います。

名乗る気になれませんさんの投稿に対してですが、MOSFETが原音に近いと私は書いた覚えがないのですが、PM−80がバイポーラトランジスターでPM−80aはMOSFETです。
おっしゃるように、MOSFETの方が、美音に聴こえるようですが、バイポーラトランジスターの方が色付けは少ないようです。両方のモデルを聴き比べた限りではその様な傾向があるようです。

JBLの音が五月蝿いと言うのでは無く、正確にはジャズ喫茶で鳴っていたスピーカーです。JBLのスタジオモニターを聴いた限りでは、五月蝿い音と思ったことはありませんが、誤解があるようです。

私の現行の機器ですが、古い機器(懐古な機器)を中心に構成しております。
ヤマハ YP−1000U、DENON DL−103、DENON AU−320、マランツ SA−8400 CD−95 CD−52、NEC CD−816、DENON PRA−2000、マランツ Sm−11、マランツ PM−80 PM−80a、ソニー SS−G7、B&W DM−601S3、スタックス SR−007 SRM−T1S SR−λシグネーチャー、ライントランス オーディオテクネ LT−8310 マランツ LT−1、などです。
ケーブル類はオーディオテクネ他、カーボンインシュレーターをスピーカーに使っています。
休眠状態の機器もありますが、手元に残した機器です。

スピーカーケーブルのスレッドから随分かけ離れてしまいましたが、私としては生演奏を彷彿させるような再生がしたいと思っています。メーカー製の機器を集めても、なるべく色付けの無い再生音(原音)を再現出来ないかと考えています。その意味は再生装置で音楽が楽しみたいと言う事です。
けして、音楽を忘れてオーディオ機器をいじくり回しているわけでは無いのです。あくまでもオーディオ機器は音楽を楽しむための道具です。音楽を聴きたいから機器で余計な音を付けたく無いのです。

67: 名乗る気になれません :2005/08/31(水) 21:46:58 HOST:YahooBB218112014087.bbtec.net ああ、そうですね、保存してるログを読み返すと上の掲示板で登場当初80と95の組み合わせが原音再生と発言してますね

ま、スルーできない此方が厨ということでw

68: C40 :2005/09/01(木) 08:34:58 HOST:cf01.pref.okayama.jp  ひまじんさん、お手数をおかけしました。
 我々の目指すところは(文字にすると)大きな距たりがありますが、やはり着地点は大差ないようですね。

 それから、JBLの話ですが・・・
 JBL党(ワタクシも含め)なら、JBL独特の音は承知のうえで使っていますし、使い方次第で如何様にも鳴ることも分かっていますから、「あそこのJBLは五月蠅かった」とお書きになっても、それは自然なことで、そういう意味での「誤解」は無いと思います。

69: グチグチマン :2005/09/01(木) 09:56:36 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net 生意気ですが、ひまじんさん、C40さんの真摯なカキコミに敬意を表したい気持ちです。
オーディオ道に情熱をかけ執念を燃やしてその道をつき進んでおられる方を拝見するにつけ
私自身、鼓舞されるところがあります。

理想とする頂上は到達出来ぬ頂きかも知れませんが、登り続けることに汗も流れましょうが
その高みに立って眺められる景色の感動も大きいモノがありますね。

私など、その財力からすれば、出来うることは限られておりまして、見るヒトから見れば児戯に等しいものかも知れません。
しかし、得られる悦びの質にそう違いはないのではないかと思っています。
あちこちでグチリながらも、可能な限り頑張ってみるつもりです。
また、貴重な経験、体験談を期待しています。

70: ひつまぶし :2005/09/01(木) 14:13:29 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net 「原音再生」って、ほんとムズかしいですよね。

ひまじんさんは、「原音(クラシックのコンサート)は実はそれほど明確に定位しない」と言いますが(この主張は他でもたまに見かける)、録音・編集で、多かれ少なかれ手を入れている一点を考えても、ホールで聞いた通りが「原音」というのは素朴すぎる気がします。
そこそこ定位する方こそ、音盤に入っているものを正確に再生した、「原音」という主張も成り立ちます。
ひまじんさん、それから録音技師の以前書き込みされた方(失礼、お名前を失念した)、いかがお考えでしょう。

また、ホール同様の距離で(例えば10m離れて)聴取されている方も、ほとんどおられますまい。
(ひまじんさん、いかがですか。)
コンサートホールだって、近くに寄れば、定位がはっきりします。
極端な話、指揮台では、目をつむっても、どこで楽器が鳴っているかすぐ分かります。
プロオケを振ったことはないので、確かなことは言いかねますが、おそらくプロでも。

揚げ足を取る積もりはないんです。
自分も、貴重な経験、体験談を期待しているのみです。(他の方も、宜しく。)

71: ひまじん :2005/09/01(木) 15:30:50 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net ひつまぶしさん、実はここ2,3日前から音像の定位に疑問を持っているのです。
パワーアンプのSm−11(200+200W/8Ω)の電源のケミコンに2.2μFのフィルムコンをパラってから定位がはっきりしているのです。
音像が以前より小さくなり、歌手の立ち位置まではっきりしてピンポイントで定位するのです。以前の音がボケていたのではっきりしなかったようです。

録音風景の写真を見ると、舞台にマイクを何本も立てて録音されているようです。生演奏を聴きに行くと聴衆はあまり前に座りたがらないで、中央あたりがベストポジションのようです。したがって、舞台の上と聴衆の位置の定位は違うと思われます。
客席で聴いている音像に近い定位を想定すると、ワンポイントマイク収録しか考えられないのです。ところが、現在はマルチマイク録音が全盛なので、ワンポイント収録はほとんど無いかもしれません。
ワンポイント録音といえば、テラークが有名ですが、パイプオルガンの録音はほとんどワンポイント録音らしいです。

もう少し検証しなければならないようです。最近、リビングステレオなるSACD盤が良いと話を聴くので古い録音に良いものがあるかもしれません。

72: ひつまぶし :2005/09/01(木) 17:15:15 HOST:133.60.50.113 ひまじんさん、議論の簡単化のために、仮に「ワンポイントマイク収録」としましょう。
そのマイク自身が、「理想的な」スピーカーであるとして、そこから発せられる音こそが「原音」なのではないでしょうか。
そんなものを、聴取したことありますか?
おそらくコンサートで聞いた音は、必ずしも原音ではなさそうだ、という所以です。
(ぶらふまんさん、理解に間違いがあれば正して下さい。また補足も。70でお願いした方は、ぶらふまんさんでした。)

さて、それでは、われわれはどう進むべきか。
考えるに、2つの道があろうと思います。
一つは、ホールでの実演(客席の音)に近づけること。
これは「原音再生」とは名乗ってはいけないだけで、立派な見識です。
もう一つは、あくまで原音にこだわること。
厳密な意味での「原音」は聞いたことなくても、想像することは可能です。
特に、録音技師の方なら、傾向や方向性をつかんでいるはず。
これを実演と加味して、それを追い求めることです。

いずれにしても、マニアの見果てぬ夢ですな。
ご意見、反論、お願いします。

73: MJ4018 :2005/09/01(木) 22:18:24 HOST:i60-34-217-76.s02.a015.ap.plala.or.jp 「原音再生」ということが話題の一つになっておりますが、「原音とは何ぞや
」ということが私の常々の疑問です。たとえばある楽団の演奏を考える時、そ
の楽団の奏でる音楽をどの位置で聴いた音が原音になるのでしょう。左右の位
置は考えず前後の位置のみで考えた場合でも楽団のすぐ前とかなり離れた場所
では聞こえる音自体かなり違うはずです。「音楽的にバランスの取れた位置の
音」という考え方もあるでしょうが、そのバランスと言うものも個々の好みに
よるものが大きいと思われます。従兄弟にサックスを演奏する人がいますが、
サックスの音も吹いている演奏者自身が聴いている音と、それを聴く人の音は
かなり違うと言っていた事を思い出します。そうすると楽器の音と言うのもど
の位置で聴いた音が「本当の音」なのでしょうか。
それらを考えると「原音」と言うものが私には特定できません。
さらに、レコードやCDというメディアを通して音楽を聴く場合はさらにわか
らなくなってきます。再生装置の評価をする場合、その再生装置がメディアに
記録されている音を忠実に再現しているかどうかをどのように判断するかです
。聴く者にとって「メディアに記録されている音」(あえて音楽と言いません
)自体がどのようなものか知る由もありません。記録されている音がわからな
い状況において、再生された音が記録されている音を忠実に再現しているかど
うかを判断することは不可能なことではないでしょうか。
楽団の音自体特定できない、レコーディングからメディアを作成する過程にお
いても故意もしくは結果的に何らかの変化を生じる、という状況で、「原音と
はなに」?というのが私の疑問です。従って私にとっての「原音再生」は、な
るべく多くのメディアにおいて一番「それらしく(イメージに合った)」聞こ
えることです。結局はスピーカーケーブルも含めて、アンプやスピーカーなど
、総合的に自分の好みの音を出すものを選ぶということにしかならないと思い
ます。それに、再生装置以上に個人の聴覚(ハード的にもソフト的にも)の差
が相当影響する世界なのではないでしょうか。

74: ひまじん :2005/09/02(金) 02:41:44 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 「原音再生」の意味は、再生機器(オーディオ機器)が、もとの音(原音)に何も足さない何も引かない(歪みを加えない)という事だと思います。
スピーカーとアンプ及びCDプレーヤーについて、原音再生とはどういうことか考えて見たいと思います。
1 スピーカーについて考えて見ますと、原音(生楽器の音)と比較して音質を評価したかと言う事です。ソニーのスピーカー SS−G7の開発段階に研究所にピアノ(スタインウェイの工場で響きの良い物を選んで空輸した。)を設置して演奏者に弾かせ、その音を技術者に聴かせて、技術者の耳を鍛えたそうです。まじかにある楽器の音を基準に音の検討をすれば、原音再生の出来るスピーカーが作れます。
もう一つ大事なことは、音像の問題です。マルチウェイのスピーカーでは、各スピーカーユニットの音像位置を合わせないと、各スピーカーユニットがバラバラに鳴って不自然な音になります。又、各ユニットの音圧を正しくレベル合せ出来ません。音像位置を合せますと、各ユニットが一つの音源となって、スピーカーの存在感がなくなり極自然な音になります。
2 アンプ及びCDプレーヤーについては、もとの音(ソフトの音)に余計な音(歪みや音色)を加えない事と特定の音を引かない(消滅させない)ことが必要だと思います。この評価においても生演奏の音(原音)を知りませんと出来ません。かけるソフトも検討する必要があります。クラシックを例に取りますと、同じタイトルのCD盤において直輸入盤と国内盤と多くの場合、音質が異なると言う事です。私どもは、直輸入盤をほとんど聴きます。国内盤は、低音と高音を強調した音が多く不自然です。すべてとは申し上げませんがその様な傾向があります。
この評価についても、生演奏(マイクを使わないクラシックなど)を基準にします。無線と実験に、アンプの記事を書かれている金田氏によりますと、「アンプの開発する時間の3分の2は生演奏を聴かないと良いアンプを設計出来ない。」と言ったそうです。

「原音」とつい私は言ってしまいますが、「正しい音」と言い換える方が判り易いかもしれません。すべては音楽を出来るだけそのまま聴きたいがためです。
好みは、作曲家、演奏家、指揮者、オーケストラ、楽器などにあるものです。ソフトは出来上がった時点で完成です。ソフトに機器により音色を加えてアレンジしますともとの音楽で無くなってしまいます。その様な考えで、オーディオを楽しんでいます。
ただ、現実は理想的な再生は一般的には大変困難です。好みの音を追求する方が一般的ですし、楽ですし満足がいく事が多いのではないでしょうか。今日のオーディオ市場にはほとんど「原音再生」をテーマに開発したオーディオ機器は無いかもしれません。

75: ひつまぶし :2005/09/02(金) 15:05:16 HOST:133.60.50.113 私の「原音」の定義・・・マイクロフォンを通して記録された音、です。
リスナーにとって、「メディアに記録されている音」しか基準になりえない。
「原音再生」とは、録音で粗悪なマイクを使用していれば、その粗悪さも厳密に再生されることです。

MJ4018さん、ありがとうございます。
仰る通り、原音を再生できているかなど、神のみぞ知ることです。
ただ、人間には想像力があります。
十分な知識と経験のある方ならある程度判断できると思うのですよ。
そして、到達不可能と諦めるのでなく(むろん不可能だからと好き勝手するのでもなく)、不可能を知りつつ、近づこうとする姿勢は、決して誤ったものではないと。

逆説的に聞こえるかもしれないが、懐古派にこそ、原音再生の可能性がある気がします。
特にスピーカーはそうで、再生能力が高さ(本音を言えば、今の売れ筋の能力の低さ・・・おい、まだまだメディアに(記録が)残ってるだろう)には驚きます。

自分としては、ホールの客席の音を第一にしたい。(あくまで「楽しく」)
ただ、頭の片隅には「原音」に対する配慮を置きたい。(どう収録されたか。)
それが優れた再生の道だと考えるからです。(自分のより高度な満足につながる。自分としては、「愉快」なだけでは「楽しく」ない。「不快」は「不快」として、はじめて「楽しい」)
これが、現時点の私のスタンスです。

幸いにも、演奏に接する機会は少なくないと思うのですが、いかんせん収録については皆無です。誤りは正して下さい。

76: グチグチマン :2005/09/02(金) 16:04:56 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net 異議なし!
粗悪とは言えないでしょうがマイクのカラーは出るようですね。

当地に何処の席で聴いても、一向に面白くない音楽専用ホールがあります。(よく響くが明瞭度がとても悪い)
ところが1〜2mの距離で収録した(マイク=ショップス)テープのプレイバックを聴くと
結構聴ける状態になっています。
余計なホールのアコースティックを拾っていない所為だと考えられます。

ホールも収録される音楽の大きな部分を当然ながら占めていますね。

77: ひつまぶし :2005/09/02(金) 17:01:34 HOST:133.60.50.113 議論のための議論になっていました・・・反省しております。

要するに、ホールで聞いた音のみを以って「理想の再生音」とするのは危険、ということです。
「ホールでは実はそれほど明確に定位しない」からと言って、定位をぼかす(のを良しとする)のは危険。
(良心的録音が、過度にあやふやな録音として再生される恐れあり。)
「ホールは耳当たりがよい」からと言って、音をことさらに丸めるのも危険。
(プロの技術の軽視ですよ。下手すると、表現の過激な、アマの方が良く聞こえてます。)
かといって、ノイズ的なものばかり大きく聞こえる「現代的スピーカー」は、もっと危険。・・・いかん,また話が逸れた。

むろん、演奏会に多く行くことに異論ありません。大賛成です。

最後に、グチグチマンさん、書き込みありがとうございます。
「ホールのアコースティックを拾っていない」は、悩ましいところに思います。
「ゼロ」なら再生すべきでない(というか出来ない)でしょうが、わずかに入っている場合、それも(補完などを使ってでも)再生したいというのは真っ当なマニアの心理でもあり、そうでないと言うのも正しいようで・・・因みに、自分は前者「寄り」ですね。

78: グチグチマン :2005/09/02(金) 17:47:02 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net すいません、拾って居ないと云っても程度問題なんですね。
全くと言う意味ではありません。
何でも、指向性の強めのマイクアレンジであったのでしょう。
昔、コロンビアでは無響室に近い様な室内楽が何枚か出ましたが、美しさとか潤いが少なく
よくはわかるのですが、楽しめない録音でした(ウイーン・コンチェルトハウスSQ)

前記録音は、適度な残響を加え(演奏者の要望)てCDの製盤に回されました。
録音の技術はかなり人間の感性によるところ多しと思います。
話がそれましたが・・・・。

79: C40 :2005/09/02(金) 18:50:21 HOST:cf01.pref.okayama.jp  大幅な脱線ついでに、もう少し脱線をお許しください。
 ワンポイントマイクの録音について話が出たので、書き込みさせていただきます。

 ワタクシもクラシックやジャズのワンポイント録音されたものを若干所有していますが、録音風景を写真や配置図などから見ますと、ワンポイント録音独特の楽器の配置になってますね。
 音が小さい楽器はマイクの近くに、音が大きいモノは遠くに、というように演奏会場とは全く配置が違う・・・それに、床の敷物とか、例えばピアノに分厚いカバーをかけたりというように、音響的にもずいぶん操作されている。
 ジャズトリオのバスドラムなんかは、他に比べ音圧が高すぎて、オフマイクというよりも、間接音程度しか入れられない。
 
 ですから、皆さんよくご存知のように、ワンポイント録音に限らず、よくあるスタジオ録音などでは、お客がいる演奏会なんかとは全く異なった「現場」で録音されている。
 それに、酷いのものは、マスターが継ぎ接ぎだらけで音像が大きくなったりゆらいだり・・・
 こんな「録音」からは、「生演奏」の再現なんてできるワケありませんね。

 でも、まあ、我々は初めっからそのつもりで聴いてますし・・・特にワタクシなんかは、「再生音楽」を耳で直接楽しんでるんじゃなく、どーも頭の中に浮かんでくる「イメージ」を楽しんでるみたいですから、「生演奏」と全く同じでなくても一向に構わないんですねー。マスターベーションみたいなもんですよ。
 極端なハナシ、美音が出て気持ち良けりゃそれで満足という・・・品位も節操もなんにも無い、お恥ずかしい次第でございます。難しい話よりは、先ず楽しみたいんです。
 バカなヤツだと、ご嘲笑ください。・・・でも、オーディオって楽しいもんですよ。

80: CD愛好家 :2005/09/02(金) 21:13:38 HOST:ZF240244.ppp.dion.ne.jp 「原音」というから、賛否両論、各人の思いがぶつかり合ってしまうのではないですか。
「リアルぽく聴こえる再生音」といえばそれなりに皆さん納得されるのでは。

81: ひつまぶし :2005/09/02(金) 23:48:20 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net いや、「原音」はどっか行ってしまいましたね。(コードの話は尚更。)
おもしろいので、もうちょっと続けましょう。(annyさん、申し訳ないが。)

グチグチマン氏「適度な残響を加え(演奏者の要望)てCDの製盤に回されました」は、さもありなん。
先に、「プロの技術の軽視ですよ」と書きましたが、実際プロの方に伺うと、できるだけ「丸めた」ものを所望される。
考えてみれば当たり前で、誰しも、キレイに写りたい訳ですな。

しかしですよ、ここは譲れないところですが、ハイフェッツはハイフェッツであってほしいし、ホロビッツはホロビッツでなければならないと、強く、半分願うような気持ちで、私は思うのですよ。
(固有名詞は、タトエバで、任意にご自分のお好きなものを入れて下さい。)
プロは多かれ少なかれ天才です。しかし、世紀の天才と同じというのでは、やはり技術の軽視。
普通の天才の技術にも賛辞を贈りつつ、世紀の天才への驚嘆とは、やはり厳然たる違いが出るし、また出すべきだと思いますよ。
(アラも、アバタも。)
正当な評価というものに、世の中、もう少し気をつかってもいい気がします。
それが、長い目では結局、プロ自身のためになると思います。

逆説として言いますが、「プロの演奏家の声を全面的に取り入れました」なんてオーディオは、信用しちゃダメですよ。

C40さん、ためになるお話、ありがとうございます。
後半部は、本気半分、冗句(警句)半分、ということで承りましたよ。

82: 水谷 :2005/09/03(土) 00:42:31 HOST:166.125.150.220.ap.zero-isp.net 原音再生は2chオーディオじゃ無理でしょうね。
録音現場の大きさや反響具合をデーターとしてソフトに入れておいて
そのデーターを使って、再生側でコンピューター処理して
複数のSPで擬似的に録音現場を再現する、鮮度重視の音源の音は近接録音で
楽器ごとにマルチchで録音、再生側でソフトに入れられた編集データーによって
音量をそれぞれ調節してミックス、反響具合を最終的に加味して
現場の雰囲気を再現する…、かなり大掛かりなシステムになりますが
将来的には出来そうな気もします。
でもここまでやっちゃうと、ソフトには録音直後の音しか入ってなくて
再生の時に編集作業をして再生をする事に…
逆に言えば、部屋の大きさに合わせた最適な反響設定も可能かも…
未来のオーディオディスクはこんな感じで…、でも普及はしないだろうなぁ…
音のデーターも完全に分離しているので、コピーガードも完全なんだがなぁ…
原音だけ入ってるオーディオ規格とか、どこか作らないかなぁ…
編集を客にやらせるのか〜!とか怒られそうだなぁ…

古い本のスピーカーケーブルの使い方で、+側を1本、−側を3本使うという
アース側3倍方式というのを読みました。
コンピューター用の60芯のケーブルを使うのとかも。
剥くのが大変そうです…

83: C40 :2005/09/03(土) 07:17:55 HOST:FLH1Aah119.oky.mesh.ad.jp  「音楽」って「女性の顔」と似ているかもしれませんね。
 スッピンのままで十分美しいのやそうでないのも・・・そうでない方はテキトーには化粧で直してもらわないと・・・
 しかし、「化粧」した顔は、薄暗いライトなら綺麗に見えても、明るい蛍光灯の下へ行くと化粧の粉っぽさがあからさまになって、その仮面をかぶったような顔に驚くことも。
 
 「音楽」も、どこまでもあからさまに聴きたいときもありますけど、汚いものは適度に綺麗に見せてくれた方がありがたいような気もしますネ。
 そうでないと、聴くに堪えない演奏や歌も少なくない・・・でも、最初っから化粧なしのつもりで演奏してもらえば、必死でやって上達してくれますかね?

84: グチグチマン :2005/09/03(土) 09:12:40 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net 言い得て妙!
スッピン美人は歪みが少なくなるほど綺麗に見えてくるし、そうで無いのは
ますます興醒め、御蔵入り盤が増えますワ。

85: 教訓 :2005/09/03(土) 10:19:14 HOST:ACCA1Aae227.aic.mesh.ad.jp スッピン美人は歪が少なくなるほど綺麗に見えてくるが、
毛穴まで見えて、恋が冷める事がある。

86: ひつまぶし :2005/09/03(土) 12:05:45 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net 自分は「原音派」ではないですよ。強いて言うなら「片隅に原音を」といったところ。
誤って認識されていそうなので、確認ですが。

水谷さん、
>…かなり大掛かりなシステムになりますが
>将来的には出来そうな気もします。
これって、程度問題はあるにしても、今の録音の話でないですか?
素人なもので、そこのところ、もそっと解説下さるとありがたいのですが。
因みに、オケの練習を録音しても、あれはアラを自分で気付くためのもの、まさに「ワンポイント録音」なんですよ。
(10年ほど前に引退しました。)

ところで、先に「技術」「技術」って言いましたが、「いや、音楽性が大事で、日本人にはそれが欠ける」と思う方も居られるかもしれませんね。
しかし、留学経験のあるプロの方に伺うと、だいたい皆さん「海外に行くと、上手い人が山ほどいる。日本にはこんなにいなかった」と仰ります。
音楽性と有機不可分に結びついた、高次元の「技術」となると、必ずしも日本人が強い訳ではないようです。

「化粧」は、否定しません。録音技術にも限界があり、スッピンの方こそ「生音」と程遠いでしょうから。
ただ、ここで言いたいのは、リスナー側で、さらに「丸める」のはどうか、ということです。
自ずと節度があるべきでは、と。

最後に、プロは尊敬してますよ。
だから、お嬢さんを、フルーティストでしたか、見事育上げられたひまじんさんは、ホント、すごいと思ってますよ。
ま、ネットまで来て、わが子自慢をするのは、かなりな親バカと見受けましたが・・・。
何はともあれ、仲良くしましょう。(アンタよく攻撃されてますが、他所で攻撃して、恨みを買っているのか?)

87: 水谷 :2005/09/03(土) 13:51:08 HOST:92.126.150.220.ap.zero-isp.net >ひつまぶしさん
>これって、程度問題はあるにしても、今の録音の話でないですか?

そうです、現在の技術でPC使って簡単に出来るDTMです。
YAMAHAの古いデジタルミキサーを触った事ありますが、ミキシングもエフェクトも
全てMIDIでコントロール可能でした、データー自体も小さいので
元になる音源をいかにしてマルチchに記録して、ディスクに入れるかだけ頑張れば
CD音質で自宅でデジタルミキシングして、エンジニア推奨の編集音質や
自宅の部屋にあった音質も、録音時そのままの生音も聴けるのではないかと…
プレイヤーの細かいコントロールもLANでPCと繋げば可能でしょうし。
DVDレコーダーのように、作業用のHDDをプレイヤーに内蔵するか
大容量メモリーを搭載すれば、可能ではないかと思ったんですが…どうかな…?

「未来のオーディオは、録音現場まで部屋にやってくる!」とかいうキャッチが使えるくらいの
モノでないとインパクトも薄いんじゃないかと…(音がいいだけじゃ売れなさそうだし…)

最近手に入れた、マイク1本ミキシング無しのCDの音が、とても鮮度の良い音だったので
そんな事を思って、書き込んでみました☆

88: C40 :2005/09/04(日) 07:25:12 HOST:FLH1Aao002.oky.mesh.ad.jp  ひつまぶしさんのおっしゃる「リスナー側で、さらに丸めるのはどうか 〜 おのずと節度があるべきでは。」
 これって、CDに入ってる音をなるべく忠実に聴くべきってことなんですかね?・・・好ましい演奏、好ましい録音であればそうですけどね。

 ただ、我々のようなマニア?や奇人変人?だけでなくいろんな人がいろんな楽しみ方ができるのもオーディオのいいところで、例えば今多い「癒されたい人」なんかですとより柔らかい音で聴きたい場合もありましょうし、反対にドンシャリ系派手好みの方もおられるでしょう。
 それから、最近良くある低音過多の録音・・・小口径スピーカーなどで聴かれるのを考慮して、ラージモニターをほとんど使わず、卓上ミニモニターをゴク小音量で鳴らして作られたようなCDも少なくない・・・こんなものは、もし聴かなきゃならんとしたらそのままじゃ聴きたくないですね。
 ですからワタクシも、例えばジャズの分野ですと・・・ビーナスレーベルのものなんか聴くとなると、トーンコントロールで低音を削りたい。

 かといって、録音の際使用された低性能モニターSPと同じものを使う気もしませんね。難しいところですよ。
 一時期よく使われたヤマハのNS10モニター(今じゃジェネレックの小型ですか)・・・どこがいいんだか?実際ワタクシも買って使ってみましたが、数日後にはもう知人にあげちゃいましたよ。
 我々のようなアブノーマルな装置で聴く人が少ないんだから、録音側も多数派に合わせて当然といえば当然のことなんですが、困ったもんですよ。
 ま、オーディオマニアぶっててもろくなスピーカー使ってない単なるメカマニアや、実はオーディオが「ファッション」程度でしかない人も結構いるようですから、しょうがないかも。

89: LUXMAN :2005/09/04(日) 09:53:59 HOST:ZK108086.ppp.dion.ne.jp 凄い!こんなに色んな事教えて頂けると思ってなかったので感激です。
皆さん有難うございます。
金子音響計測サービスさん は私の所からも遠くないので尋ねてみたいと思います。

K-04に付属で、LUXMANで録音したテープ、お掃除用の布、性能の測定表などが付いていて
ホント、当時は感動しました。(私には不釣合いなのではと思ってました。)
只、市販の良いテープを使って録音しても、付属のテープの様な音では録音は出来ませんでした。
私の調整が悪かったのか?付属のテープはもっと良い機材で録音されていたのか?謎です。
でも、メンテナンスして貰って復活したら、あの音になるんでしょうか?
kotsu000 さん、これってどうなんですか?

LUXMANのカセットデッキなんですが、当時LUXMANがカセットデッキメーカーを買収して
そこで作って貰っていたような話を聞いたことがあります。
(近年オーディオショップの人に聞いたんですがどんなもんでしょうか?)

憧れて、購入したK-04ですが、高級感が漂っているのですが、よく見るとボタンなどが安っぽかったり、
録音のスライドボリュームのところからシートがはみ出していたり、となんかチョッとガッカリする部分も。
でも、「これは、手作りで味があるじゃない。」と、何となくそこに愛着を感じたりしてました。

90: ひつまぶし :2005/09/04(日) 10:37:55 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net 水谷さん・・・要点は、
>録音現場の大きさや反響具合をデーターとしてソフトに入れておいて
>そのデーターを使って、再生側でコンピューター処理
にありましたか。誤読してました。
それならば、演奏前の調律音を使って、部屋設置のマイクによりフィードバック。データと照合するなんてのは、どうですか。
「ウィーンの響き・・・楽友協会が部屋にやってくる!」

その後、(「鮮度重視の音源の音は近接録音で楽器ごとにマルチchで録音・・・」)は、(程度問題はあるものの)今の録音の話ということでよろしいでしょうか?

C40さん、分かります。だから「節度」なんですよ。
「ビーナスレーベルのものなんか聴くとなると、トーンコントロールで低音を削りたい」は、まさに節度ある、良心的な再生です。
ただ、何でもかんでも、では、良心的な演奏、録音を外してしまうということです。良識派、C40さん向けではないです。

いろんな聴き方があるのは、否定しませんよ。
要は、こんな聴き方もあるのではということを、ひまじんさんの書き込みに乗じて、提案しただけです。
あまたある中の一つの考え方として、ご理解下さい。(ネットの発言は、そもそもそういうものですよね。)

しかし、話はそれますが、男のくせに「癒されたい」なんていうのは、自分としては、どうも気色悪い・・・。

91: 水谷 :2005/09/04(日) 17:08:44 HOST:79.126.150.220.ap.zero-isp.net >ひつまぶしさん
>それならば、演奏前の調律音を使って、部屋設置のマイクによりフィードバック。データと照合するなんてのは、どうですか。

いいですね、それ☆
録音現場で発生させた何種類かの基準信号と同じものを、自分の部屋で再生して
録音現場と同じ反響になるように、プレイヤー側で自動調節するとか。

>その後、(「鮮度重視の音源の音は近接録音で楽器ごとにマルチchで録音・・・」)は、(程度問題はあるものの)今の録音の話ということでよろしいでしょうか?
それで結構です☆、DTMもちょっとやった事あるので、マルチ録音には抵抗無いもので…
JAZZのベースとかは、マイク1本の録音だと、ちょっと迫力が足りないので
ベースに近よって、録音して欲しいなとか、思っちゃいます。(ブゥンブゥン唸って欲しい)

次世代DVDはかなりの大容量になるみたいなので、CD音質くらいならばマルチで入れても
容量的には問題無いはずですし、高性能な高速処理できるDSPチップさえ作れば
(編集現場と同じ性能で、チップを作るのは、とても難しいとは思いますが)
数倍速の先読み込みで、大容量メモリー上でミキシング処理して
音を出すとか出来そうな気がするんですが…(SACDの次はそのくらいやって欲しい)

「癒しの音」にはイロイロあるみたいで、爆音のハードロックが癒しだったり
静かなクラシックが癒しだったり…、人によって、その時によって、違うそうです。
うちの場合は、聞いてる途中に眠っちゃったりしたら
「あぁ癒しだったのね☆」と思ってます。
(いまだに、最後まで聞き続けた事の無いCDが何枚かあります…)

92: ひつまぶし :2005/09/05(月) 09:29:02 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net ホント、愉快な想像です。

さて、スピーカーコードの話ですが、特定の構造を推しているものを除くと、だいたい皆さん、高ければよいものではない、といったとこでしょうか。
自分はここで、同一メーカーでランクを上げても、却って悪いことが多々あるから注意せよ、と付加したいです。

メートル1000円で十分、と主張する「科学者の」ページがありましたが、あれはミスリーディングですよ。
いや、annyさんをはじめ、ここに書き込みされている上級者には良いんですが、この掲示板を読んでいるのはそういう方ばかりでないようで・・・。
600円、900円、1200円、・・・この辺の価格帯になると、メーカーもいろいろ「工夫」するようで、自分に言わせると「余計なことを」というのも散見するのが、この周辺と思います。
一例を挙げれば、ノイズ的なものばかり盛大で、肝心の、それより微小な余韻表現なんかが全部消えてたりする。(人為的に持ち上げられた、盛大な「余韻」はあるんですが。)
自分は、上級者は別にして、初心者に助言を頼まれたら、店がスピーカー販売時にサービスで付けているモノを聞いて、買いなさい、と言ってます。
これを基準として1年くらいは聴き込むことですよ。(くどいが、とくに自作派の方などに、こんな初歩的助言をしようというのではない。)

で、自分はどんなのを使っているかというと、現行、メートル10000円以上のモノです。(ジャンルに応じて使い分ける趣味はないので、それ以外お蔵入り。)
矛盾してませんよ。自分で納得できるものを探して、今のとこ、これに落ち着いたんです。
だいたい、常識で考えて、「質が悪くなることはあっても、良くなることがない」なんてモノ、あるでしょうか?
あるとすれば、(a)これが最高品質と、コンセンサスが存在し、(b)その最高品質に至る十分な(開発費も含めて安価な)技術も存在するモノ、だけでしょう。
コードは、この2条件を満たさないと思いますよ。良いものは、あるんです。

ま、コードごときに大枚はたくのが良識かどうか、というのは別問題ですが。
(本当は、この程度の値段は序の口なんで、あんまり叩ないで・・・。)

93: C40 :2005/09/09(金) 08:29:04 HOST:cf01.pref.okayama.jp  またもや脱線してしまいます、御免なさい。「癒される」話の続きです。

 最近、どーもワタクシ「癒されてる」ようで、とっても気持ちいいんですよ。
 15年ほど使った4インチ口径のホーンドライバーが、ようやく本調子になってきたようで、白人系ジャズボーカルとかバイオリンなどが、とろ〜りと密のように甘く濃厚に鳴って、カラダから力が抜けるようです。
 勿論、居眠りもしてしまいますが、どちらかというと・・・お漏らししそう。(やっぱり、年のせいですかね。)

 JBLの375ドライバーほど濃厚かつ芳しくはありませんが、若干似たような傾向の音も。

94: CD愛好家 :2005/09/09(金) 23:00:42 HOST:W231244.ppp.dion.ne.jp スピーカーケーブルについて考察しているこんなページを見つけました。
トピ主さんの質問の答えにはなっているかと思います。
私としては納得できないところもありますが、反論する根拠も無い状態です。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio005.htm#mark001

気になる人はどうぞ。

95: ひつまぶし :2005/09/10(土) 16:54:10 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net

新しいケーブルを買ってきて差し替えると


「音が激変した」「今まで聞いていた音は、何だったのだろう」

ということになるのだ。これまでの経験からすると、どんなに高価なケーブルも1年もすると例外なく

96: ひつまぶし :2005/09/10(土) 17:14:33 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net いや、失礼。(「書き込む」を押してしまった。95は、できれば削除します。)

まず、C40さん・・・思わず「お漏らし」とは、若いですな。
いやいや、恥ずかしがる必要はない。
芸術とは、元来、そういうものかもしれぬ。

次に、CD愛好家さん・・・
> 錆びてしまったプラグでまともな信号伝送など出来るわけがないから、新しいケーブルを買ってきて差し替えると
> 「音が激変した」「今まで聞いていた音は、何だったのだろう」
> ということになるのだ。これまでの経験からすると、どんなに高価なケーブルも1年もすると例外なく錆びてしまう。・・・
とあったが、要するに、音質変化のほどんど全ては、接点の劣化(錆び)などで説明される(あとは、取るに足らない部分と、主観・誤差)、という話だろうか?
ならば、何ヶ月か経ってから、もとのケーブルに戻してみれば分かる、というきわめて簡単な話に思える。
実際に、そういうことは何度も試したが、やはり、ダメなものはダメだったよ。

折角だから、CD愛好家さん、手際よく、皆に内容をお教え願えぬかの。

97: 水谷 :2005/09/10(土) 18:02:58 HOST:66.103.150.220.ap.yournet.ne.jp うちでは、ケーブルの接触部分や、端子の接触部分に
薄く接点用グリスを塗って、錆を防いでいます。
(液体だとケーブル内に染み込んだり、重力でいつのまにか無くなってしまうので駄目)
5年以上この方法でやってますが、今のところ、錆らしきものは発生していません。

金属部分には、ほんの僅か油分が必要なんだなと思います。
使ってる端子は電気が流れるためか、艶が無くなりませんが
放置して使っていない端子はすぐに艶が無くなります。
空気中のチリとか引っ付いて、湿気を吸って酸化しちゃうんでしょうか?

薄い油膜があれば、接触部分は圧力で油膜を突破するでしょうし
圧力が掛からない部分は、油膜が空気を遮断して、酸化を防いでくれるのだと思います。

98: パーマン :2005/09/10(土) 19:17:02 HOST:12.246.244.43.ap.inforyoma.or.jp 圧力がかかれば通電し圧力が加わらなければ通電しないと言うオイル系の製品があります。
液状ですがオイルにダイアモンドパウダーなどを混ぜ込んだモノです。
オーディオの他PCのCPUやPCIバス等にも利用可能な製品です。
混ぜ込む物質などの違いで数種類あります。

99: ひまじん :2005/09/10(土) 19:45:31 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 昨日、スピーカーケーブルを交換しました。以前の書き込みで、水谷さんが3.5スケアの4芯キャブタイヤケーブルを使っているとのことで、私もカナレ 4S12Fというプロ用4芯キャブタイヤスピーカーケーブルを使って見ることしました。
放送局、レコーディングスタジオ、映画館やコンサートホールで標準として使われている物だそうです。
芯線1本の導体は35本×0.32mm=2.81sq、ケーブル外径は11.6mmです。
これを、3m使い芯線2本を一組としてスターガットとして磁界を互いに打ち消すようにします。線の両端を圧着端子上げにして、さらに半田付けとして接点の確実性と酸化を防止して長期に安定した性能が維持できるようにしました。熱収縮チューブで仕上げ見栄えも良くしました。ただ、残念なことは5.5sq用のYラグおよび棒端子を使用したので、5.62sq(2.81×2=5.62sq)となり素線が数本はみ出したのが残念ですが、はみ出た素線も半田付けしておきました。
音は、色付けが無く、5.5sqビニール並行2芯よりさらに歪み感が少ないようです。磁界を打ち消すスターガットは効果があるようです。
ケーブル類を入れ替えたときは、すぐに判断せず、200時間ぐらい使用してからにします。通電することにより電子が流れ線材がエージングされ安定してくるようです。
安くて高性能のスピーカーケーブルを自作出来るのでお勧めしたいと思います。
なお、このカナレのケーブルには他にも太さのことなる線もありますので、もう少し細い物でも4芯のメリットは確実に出ると思います。入手方法はヤー●ーオークションのオーディオ機器のケーブルの項目より入手しました。

100: マリオ :2005/09/11(日) 20:44:17 HOST:pl165.nas922.kanazawa.nttpc.ne.jp わたしもカナレのSPケーブルを使っています。
それまではホームセンターで購入したキャプタイヤで鳴らしていましたが
カナレに替えて歪みが激減したことをご報告しておきます。

ラインケーブルはスーナーケーブルが今一番のお気に入りです。




101: CD愛好家 :2005/09/11(日) 22:21:38 HOST:W231244.ppp.dion.ne.jp カナレですか、良いですね。
その割に市場に出回っていないのが不思議です。

ケーブルでは音が変わらないと言う人も大勢いらっしゃると思うのですが、自分は変化を感じます。
まあ程度の問題かもしれません。
先に紹介したサイトはいろいろデータ−を集めたり、実験をしたり熱心な方のようで
参考までにリンクを張りました。他にもいろいろ考察されているようです。(評論マニアかな)
ケーブルの話は泥沼になりやすく余り好みませんのでこれにて失礼いたします。

102: アグネタ :2005/09/11(日) 22:34:42 HOST:p5780d0.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >放送局、レコーディングスタジオ、映画館やコンサートホールで標準として使われている物

これは他社と比較して「引っ張った場合に切れ難い」のが理由だそうです。

103: 水谷 :2005/09/11(日) 23:57:38 HOST:120.125.150.220.ap.zero-isp.net 三ヶ月ぶりに機器を全部引っ張り出して、ケーブル端子のクリーニングをしました。
スピーカーケーブルの末端や端子は、あまり汚れは無かったのですが
機器のラインケーブルの端子が、かなり汚れてました。

カナレのケーブルも欲しかったのですが、受注生産の4S14Fか4S18Fがオクに出てくるまで
待ってみようかなと思っているんですが、未だに見たことありません。
VCTの5.5sq買った方が早いかも…

今のVCT 3.5sq×4芯が、機器の端子の大きさ的に限界なので
太いケーブルが手に入ったら、接続に工夫が必要になるんですが…
VCT 3.5sq×4芯ケーブルは自作電源タップのケーブルにも使っていたりします。

これまでVCTの細いのから使ってきましたが、2sq×4芯以上太くなると
あんまり変化が無かったです、細いのはちょっと厚みが足りない感じでした。

104: ひまじん :2005/09/13(火) 13:07:08 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 私もVCTも使って見ようと思ったのですが、絶縁材料がビニールという所が引っ掛かるのです。
VCTは、本来電源用のため絶縁体に比誘電率の大きい軟質塩化ビニルを使用しているとのことで、これが音質に影響を及ぼすと思うのです。
カナレでは、ポリエチレンを使用しているので音質への影響が少ないと思われます。
実際、5.5sqビニール平行2芯とカナレ4S12Fと比較すると、カナレ4S12Fの方が音に雑味が無いというか素直で余計な音が付かないようです。4芯構造というのも音に良い影響を及ぼしていると思われます。

単に直流抵抗を考えた場合には断面積の大きい8sq、14sqが有利だと思いますが、高域特性を考えると考えてしまいます。それにアンプやスピーカーにどう太物を接続してよいやら考えてしまいます。
そうして考えますと、5.5sqが限界と考えています。電気工事用のYラグ及び棒端子であれば安価に手に入るので、もっぱらこれらを使っています。

そこで、サイズを落としカナレ4S11G(実行断面積4.3sq、OFC銅線使用)にYラグと棒端子を圧着して、さらに半田付けをしたものを使用して見ようかと考えていますが、断面積が少し小さくなることが気になるところです。
自論では、5.5sqの断面積は必要ではないかと考えています。OFCと断面積の減少がどう音に影響するか考えてしまうところです。

105: 水谷 :2005/09/13(火) 20:05:53 HOST:118.125.150.220.ap.zero-isp.net VCTは絶縁材料がビニールなので、ポリエチレンと比べて
静電容量が大きくなり、キャパシタンスが増加して高周波が低下しますが
2芯ケーブルに比べて、4芯ケーブルでもキャパシタンスが増加しますし
アンプの出力インピーダンスが十分小さければ、抵抗やインダクタンスに比べて
影響は非常に小さいと、「オーディオ常識のウソ・マコト」という本に書かれています。
影響があったとしても、500kHzとかギガHzとかの、聴こえない領域の影響になるので
問題は無いような気がしますが、確かに細身のOFCケーブルから
極太のVCTに交換すると、高域の引っ込んだ、まったりとした音に聴こえました。
(今思うと、芯線の断面積が増えたのが原因?)

VCTの最初の印象は「なんじゃこりゃ?、高音引っ込んだ?」でした。
3日ほど経つと、「こっちの音のほうが好みじゃん」となって来て
それ以来、厚み重視の音でいってます☆
高域はスピーカーセッティング等でどうにでも出来ますが
低音だけは出てくれないと、どうしようも無いので
うちでは、低音最優先、高音は広がりが出るくらい出ていればいい、という感じです。
声優さんの超音波ボイスで、アニソンを聴く事が多いので、これくらいが丁度いいです。
一時、ベースとかチューバとかの低音CDに興味がいったのも影響してます。

うちでは、3.5sq×4芯のケーブルですので、断面積は5.5sqを超える事になりまして
アンプの接続はA+Bで使うので、4芯をそれぞれの端子に繋いで
スピーカー端子には2本の芯線を端子の左右に当てて、接触面積を最大限取るようにしています。
(DS-505は端子の周りが囲われていて、芯線が外に出にくくなっていて、これがやりやすいです)
Yラグとかの端子を使うのもいいですが、個人的に芯線のまま繋ぐのが好きなので
芯線を少し減らして、余った分は折り返して熱収縮チューブで絶縁すればいいかも?
(切り落とすのはあまり良くないそうです)

それにしても、隣り合った芯線に交流を流すと、近接効果で、芯線が接近した箇所に集まって
高域の信号が流れるそうなんですが、そうすると、2芯に比べて
4芯だと、そういう高域が流れる箇所がもっと広くなるので
4芯の方が高音が強くならんかい?、とか思っちゃったりするのですが
実際に聴くと、4芯の方が高音は弱くなる感じが…
近接効果より断面積増加の方が勝つのかな?
オーディオは難しいです。

106: ひまじん :2005/09/13(火) 22:46:57 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 水谷さん、私もスピーカーケーブルを細いものから太いものに換えて感じたことは、やはり「高音引っ込んだ。」でした。
しかし、高音が引っ込んだといっても、測定器で測っても明確な違いが出るか分かりません。聴感と測定値が必ずしも一致するとは限らないようです。
例えば、オーディオ機器の歪みが0.01%以下とカタログ表示されていても、メーカーや機種による音の違いについては、人間の耳はかなり敏感に反応するようです。ある意味、聴覚は想像以上に鋭いものを持っているようです。測定器では違いが無さそうな歪みを人間は聴き分けているのではないか?。

多くのケーブルに対する考えは、測定器で違いがほとんど出ないか、違いが出ても可聴帯域のはるか高周波の話で違いが分からないと言うことでした。
しかし、実際は、聴覚は敏感にケーブルの違いを聴き分けているようです。絶縁材料の違い、表皮効果、近接効果、直流抵抗、インダクタンス、キャパシタンス、などは何らかの聴感に影響を及ぼしているのではないでしょうか。

高音に対する正しい判断は、「クロスオーバーが5kHz以上のスピーカーシステムの、ツィーターが鳴って聴こえるようでしたら疑問に思って下さい。但し、ツィーターは、高調波成分による雰囲気、音色を再現する為に必要である。なぜなら、楽譜の上では思っているほど高い音はありませんので、ツィーターが鳴って聴こえる様では鳴り過ぎと疑って下さい。ツィーターの鳴り過ぎは不自然な音の始まりです。」低音と中音について「同じような事が低音にもいえます。ピークのある低音域の音を聴いて、低音が豊かで伸びている、バスドラに迫力があると勘違い、中音域のふくらみを厚みがあって音楽性が豊かと勘違い、これは意外と気がつかないで、良い音と思い込まれている現象ではありませんか?」ということが真実かもしれません。
それらを理解した上で、掛けるソフトによってはバスドラやベースやシンバルを強調した録音も面白いと思います。ただ、オーディオ機器で低音を強調したり高音を強調したりすることはありません。あくまでも、オーディオ機器はフラットを原則にします。なぜなら、あらゆるジャンルの音楽をベストな状態で聴くには、オーディオ機器はフラットな特性である必要があると思います。

>「なんじゃこりゃ?高音引っ込んだ?」は、真実を語っているのではないでしょうか。正しい判断のようです。

107: グチグチマン :2005/09/13(火) 23:18:10 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net ひまじんさんともあろうお方が
>「クロスオーバーが5kHz以上のスピーカーシステムの、ツィーターが鳴って聴こえるようでしたら疑問に思って下さい。

これは皆さんに誤解を与えるのでは無いですか?
5kHzのクロスならば12dbスロープで2.5kHzは僅か12dbしかおちません。
それまでの音はもっと聞こえて当然なのでは?

また、Vnなど最低音の「G線」(レの音)(196Hz)を弾いても倍音は36次以上にも及び10次倍音(1960Hz)でも
基音よりも音圧レベルは高いほどです。
一度スペアナで再生音を測るとつぶさにわかりますが、2万ヘルツまで十分な音圧で出ています。
思えば弦楽器などは基音以上に、我々は倍音を多く聴いている事になります。

108: ひまじん :2005/09/14(水) 00:14:53 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net グチグチマンさん、誤解があるようですね。
私は、ツィーターが鳴っているように聴こえるようでしたら不自然という意味です。倍音が出てないとは申し上げておりません。
ですから、倍音(高調波成分)は雰囲気、音色を再現する為に必要であると言っているはずですが、高調波が出ていることとツィーターが鳴って聴こえる事とは別の話なのです。
 
もし、ツィーターがギャンギャン鳴って聴こえるようでしたら、機器を疑って下さい。CDプレーヤーやアンプにスピーカーケーブルを再検討して見てください。スピーカーがよっぽどおかしな特性で無い限り、スピーカーが悪いという事は少ないと思います。
ツィーターが鳴って聴こえるという事は歪みが多いからだと思います。楽器本来の基音と倍音に別の音を加えている可能性が高いです。

ただ、ツィーターがギャンギャン鳴る音が好みであると言うのなら話は別ですが、かつてCDプレーヤーでツィーターにシンバルがへばりついた様な鳴り方をしたのがありましたが、私は聴くに耐えられませんでした。

109: グチグチマン :2005/09/14(水) 00:54:54 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net >ツィーターが鳴って聴こえるという事は歪みが多いからだと思います。楽器本来の基音と倍音に別の音を加えている可能性が高いです。
は全くそのとおりと思います。

誤解でしたか?(笑)
私は自分の装置の音を言っている訳ではありません。
歪みは音を肥らせますね、何でもゴツイ音になる。刺激が欲しい人には受けるようですね。

110: 名無しさん :2005/09/14(水) 08:48:04 HOST:YahooBB219173240198.bbtec.net 「熱く」なっていますね。
107の、G線は「ソ」(レの音はD)です。
ちなみに、Vn.の弦は(低い方から)G,D,A,Eと並んでまして、3番目のAを442Hz(または440Hz)に合わせます。
一時の恥ですので、誰かが指摘しないとと思いまして、本筋と関係のない話をしました。

111: グチグチマン :2005/09/14(水) 08:56:16 HOST:YahooBB221094155026.bbtec.net 名無しさん、そのとおりです。
ミステイク。

112: 水谷 :2005/09/14(水) 23:04:06 HOST:107.124.150.220.ap.zero-isp.NET スピーカーケーブルの抵抗が大きいと、アンプによる制動が効きにくくなり
スピーカーのコーンが勝手に振動して歪が増えるといいますし。
スピーカーのインピーダンスが低域で盛り上がって、中域で引っ込んで
高域でまた持ち上がる特性のため、スピーカーケーブルの抵抗が大きいと
低音と高音が強調され、中音域が不足したドン・シャリの音になるそうです。

と言う事は、逆に考えて、出てきた音に中域の厚みがある場合
高域と低域の歪はドン・シャリの音よりも少ないと言う事になり
中域に厚みのある音は、全域で歪が少なくなる方向に改善されているのではないでしょうか?

スピーカーケーブルのインダクタンスやキャパシタンスを半分にしろと言っても
そう簡単には出来ませんが、スピーカーケーブルの抵抗だけは
断面積を倍にすれば抵抗は半分に、断面積を4倍にすれば1/4になりますので
スピーカーが出す歪という観点からは、スピーカーケーブルを単純に太くする事は
有効に働く事はあっても、悪影響は全く無いように思えます。
太過ぎで、重過ぎで、硬すぎで、端子さえ壊れなければ。

個人的には、ケーブルを太くする事による音の変化は
高域が変化するのではなく、中低域がハッキリする為に
高域が変化して聴こえるのではないかと思ってます。

それにしても、聴こえるかどうか判らないような
高い周波数での効果を唱えるケーブルが多いですが
低域の効果を重視したケーブルってあるんでしょうか?
太くすればいいだけなんで、あえてメーカーも対策しないんでしょうか?

113: アグネタ :2005/09/15(木) 03:16:55 HOST:p5780e1.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >低域の効果を重視したケーブル
そう言えば「締りのきいたガッツのある低音を出す」っていうのを謳ったケーブル
はあまり聞いた事ありませんね。
(理論的には説明できませんが、捻じってあるケーブルは低音が強力なような気がし
ます)

114: ひまじん :2005/09/15(木) 20:53:24 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net スピーカーケーブルで、「締まりのきいたガッツのある低音」ですか、太いケーブルなら直流抵抗が小さいのでDFが良くなり締まりは良くなりそうですが、ガッツの方はパワーアンプしだいだと思います。
低音の好みも聴くジャンルによるところが大きいかも知れません。一部のジャズとロックやフュージョン系は低音の量を要求すると思うのですが、クラシックやジャズのファンは量より質を重んじるようです。
ある方の話では、かの有名なバーチカルツインモニター(40センチウーファー×2、ウッドホーンの2ウェイ)を聴いて量ばかり多い低音でだめだと言ってました。クラシックやジャズファンに意外と軽い低音を望む人が多いようです。
軽い低音というのが難しく、重いコーン紙のウーファーだと大パワーのトランジスタアンプでドライブする必要があり重い低音になりがちです。軽い低音は、コーン紙も軽くユニット自体で制動が掛かり真空管アンプでドライブできるウーファーを用いるようです。
あるクラシックファンのマルチウェイスピーカーのウーファーはアルテック系(416−8B,515−○○,アルテックのコーン紙を使ったウーファー)を使っているようでした。某ジャズベーシストの家では、アルテックの3ウェイのオールホーンシステムで構成され、真空管アンプでドライブしているようです。
 
「締まりのきいたガッツのある低音」とは、JBL,TAD,ガウスなどのシステムや重い40cmクラスのウーファーを大パワートランジスタアンプでドライブしたときの低音でしょうか。スピーカーケーブルだけでは解決出来ない問題ではないでしょうか。

115: C40 :2005/09/15(木) 22:22:42 HOST:cf01.pref.okayama.jp  大口径ウーハーを駆動するのは、アンプのパワーの大小ではなく、ドライブ能力の高さによるものです。
 ですから、音量を上げなくても、ドライブ能力があればちゃんと良い低音は出ます。

 それから、大口径ウーハーの音が「締まりのない音」などとおっしゃる方は多いようですが、口径の小さいものと比較するとケタ違いのエネルギーを持っていますから環境の違いなどにも鋭い反応を示します。
 いい音を出そうとすると、かなりのウデと耳を要求されますから、その音を誤解しておられる方も少なくないでしょうね。
 特に、木下のバーチカルツインなんかは、一般家庭のような環境を想定して設計されていませんから、フツーの感覚では使いこなしは難しいでしょう。

 上手く使いこなせていないものをもって、その良し悪しを判断するような軽率な方も、残念ながら、少なくないですね。
 まあ、身ゼニを切って、本気で取り組んだ人でないとその良さはナカナカお判りにならないでしょう。

116: 山本 響 :2005/09/16(金) 00:27:16 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net C40様はどのようなシステムで、レイオーディオのバーチカルツインを鳴らしていらっしゃるのでしょうか。
私はとても買えませんが、一つの究極と考えています。どのようなアンプやCDPやアナログプレーヤーをお使いなのでしょうか。

117: アグネタ :2005/09/16(金) 01:24:43 HOST:p5780fb.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >スピーカーケーブルだけでは解決出来ない問題ではないでしょうか。
そんな事はわざわざ書かなくても皆さんは理解していると思ったのですが?

118: 名無しさん :2005/09/16(金) 01:53:35 HOST:YahooBB218112014034.bbtec.net


>>116


>>117
某掲示板同様のノリとお考えくださいw

119: C40 :2005/09/16(金) 08:32:10 HOST:cf01.pref.okayama.jp  山本様、ワタクシもレイオーディオはとても買えません。
 現在使用しておりますのは、次のとおりです。
 スピーカー:パイオニア エクスクルーシブ2402(ユニット:TAD1601aウーハー×1+4001ドライバー)+ET−703ツイーター
 アンプ:マッキントシュ C40+MC2600
 CDプレーヤー:ティアック エソテリックP−70VU+D−70VU
アナログプレーヤー:エクスクルーシブ P−3

 ところで、山本様は何をお使いですか?

120: 山本 響 :2005/09/16(金) 21:42:51 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 私のシステムは、パイオニアのシステムコンポです。お金を貯めて本格的なシステムを買いたいと思います。
C40様のシステムもスゴイです。バーチカルツインのちょうど上のウーファーが無いようなスピーカーですね。この方が使い易いかもしれません。

121: C40 :2005/09/17(土) 07:34:20 HOST:FLH1Aaj007.oky.mesh.ad.jp  山本様、ワタクシはNo.115で「かなりのウデと耳を要求されますから〜」などとエラそーなこと書いてしまいましたが、ワタクシ自身そのウデも耳も持ち合わせておりませんので、我家のハンパな装置でもナカナカ使いこなしが出来ません。
 大口径スピーカーには、以前使用していたJBL#4343B以来25年ほど取り組んでまいりましたが、最近ようやくその音を好みの方向に操作できるようになってきた気がします。
 このウデと耳の悪さ・・・おハズカシイ限りです。

122: ひまひま :2005/09/26(月) 20:58:47 HOST:76.net059086086.t-com.ne.jp 私の知人では、最近Fケーブル最高という事になっています。
どうせ安いと試す人が増えています。1.6位が使いやすいです。
軽いスーピカーには、下駄(別の線)をかませて使ってみて下さい。

123: マリオ :2005/09/27(火) 13:24:41 HOST:pl962.nas923.kanazawa.nttpc.ne.jp Fケーブルはわたしも試したことがあります。
もうれつな歪みが感じられました。
ちょい聞きではメリハリが付いたようにも感じますがそれが歪みです。

124: ひまひま :2005/09/27(火) 20:57:14 HOST:20.net059086088.t-com.ne.jp 当方、歪みを感じるほど聞いていませんがどんな感じですかね。ストレートな感じに思うのですがそう思う方が居るんですね。
ところで、何を聞いてそう感じたのですか教えて下さい。当方も聞いてみたいと思います。そこの処、宜しくお願いします。

125: マリオ :2005/09/27(火) 21:14:17 HOST:pl962.nas923.kanazawa.nttpc.ne.jp >ストレートな感じに思うのですが

それならそれで良いのではないですか。

>何を聞いてそう感じたのですか教えて下さい

Fケーブル

126: ひまひま :2005/09/27(火) 21:43:35 HOST:20.net059086088.t-com.ne.jp Fケーブルは単体で鳴るわけ無いですよね?使用した曲は、何ですか。
再現して確認したいと思います。今一度お教え願います。

127: マリオ :2005/09/27(火) 22:04:50 HOST:pl962.nas923.kanazawa.nttpc.ne.jp わたしの手持ちのソフト全般です。
使用機器については懐古録さんのリンクにある
アキュフェーズ同好会をクリックしてください。
わたしそこの管理人です。

128: 名無しさん :2005/09/27(火) 22:09:58 HOST:YahooBB218112014105.bbtec.net 今日こそはベルデンのケーブルの話を、と思いましたが楽しい展開にはなりそうもない気がするのでまた今度にしますw

129: ひまひま :2005/09/27(火) 22:56:50 HOST:20.net059086088.t-com.ne.jp 内のスピーカーシステムも何組も有り、その中の一台しかFケーブルは使用していません。
なかなか、じっくりと聞く機会少ないのですがそれは時間歪みのことですか、某英国の小型スピーカー
を別のシステムで鳴らしたとき、ユニットから鳴っている感覚がなく良いスピーカーだと思いました。
そんな感覚ですかね?

130: ひまひま :2005/09/27(火) 22:59:57 HOST:20.net059086088.t-com.ne.jp すいません、そんな感覚が良いスピーカーと私は最近思っています。
それから、すると歪んでいるですかね。

131: 鉄造 :2005/09/27(火) 23:05:31 HOST:YahooBB218179036044.bbtec.net Fケーブルは使ったことがないのですが、単芯ゆえに接触状態のよしあしが出るのではないでしょうか。

132: マリオ :2005/09/27(火) 23:27:29 HOST:pl962.nas923.kanazawa.nttpc.ne.jp ですから、最初に申し上げた通り
ご自分が良いとご判断されたのであればそれで良いではありませんか。
これ以上の議論は無駄です。

133: 名無しさん :2005/09/28(水) 00:30:41 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp Fケーブルはピンコードに使うものでしょ

134: 通りすがり :2005/09/28(水) 01:23:24 HOST:p5780f0.tokyte00.ap.so-net.ne.jp Fケーブルがそんなに良いのならスピーカ用のケーブルやピンケーブルは存在しない
と思いますけどね。

135: 鉄造 :2005/09/28(水) 04:57:12 HOST:YahooBB218179036044.bbtec.net やはり単線ゆえの使いづらさというものはあるでしょうね。
単線なので極端な曲げ伸ばしをするとミクロなクラックが入り、電力用途には問題なくとも
オーディオ的には問題になると思いますし。
それと先ほど申し上げた末端処理の問題。
しかしそれさえ承知していれば(例えばカシメ式のYラグを使うとか)、マリオ様のおっしゃる
ようなケーブル由来(あるいは接点由来)の酷い歪みなどは発生しないと思います。
Fケーブルは構造的にはしっかりしていますので。
個人的にはケーブル類の評価は接触状態のウェイトが大きいと思うので、再現性に問題があり
安易に肯定も否定も出来ないと思っています。

136: ひまひま :2005/09/28(水) 06:45:26 HOST:182.net220148120.t-com.ne.jp 鉄造さん、FケーブルでYラッグは試してないので一度試したいと思っています。
有り難うございました。

142: 名無しさん :2005/09/30(金) 19:01:42 HOST:v067124.ppp.dion.ne.jp まじめな話、ケーブルつまり電線は量産すればコストはグンと下がるが少量生産の場合かなり割高になります。
そしてオーディオ向けの場合は後者にあたります。
さらに、マニア向けにかなり中間マージンを流通段階でかけているらしく
値段と性能がかけ離れる代表みたいな商品なので
しっかりと性能と価格を見極める必要があると思います。

147: 名無しさん :2005/10/03(月) 02:36:51 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp


>>134
世の中、金はあるが耳悪い(実は頭が悪い)方が多いですから。まあ、そういう方々
がいらっしゃるからオーディオという産業が成り立つのですが。成金万歳。

148: 名無しさん :2005/10/03(月) 04:12:06 HOST:p6efa87.tokyte00.ap.so-net.ne.jp


>>147
世の中、金もないが耳も頭も悪い方もいらっしゃいます。
いや、頭が悪いから金もない。相関関係濃厚ですね。

>>142
確かに割高ではありますが、MITやPAD、クエストよりFケーブルが良いはずは
ありません。

149: 名無しさん :2005/10/03(月) 21:45:40 HOST:229.net059086086.t-com.ne.jp 私は何でも試してから、判断することが最前だと思います。多線径のケーブルは太くなると広域がものたりません。
そんなことも、色々試さないと判りません。tryこそすべてです。

150: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/04(火) 02:58:35 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp


>>148
MITやPAD、クエストも試しましたが、結局ピンケーブルはFケーブル、スピーカーコード
は5.5スケのキャブタイヤケーブルが最強と判断しました。

151: T-O :2005/10/04(火) 17:34:12 HOST:PPPa2295.kanagawa-ip.dti.ne.jp [結局ピンケーブルはFケーブル]
 とは 3Cや5Cの75Ω同軸ですよね? まさか*Dの50Ωでは無いですよね。
 屋内配線用のケーブルもFケーブルと言うようなので確認です。
 オーディオ用の小信号ではインピーダンスなどは関係無いのでしょうか?
 それとも 自分の聴感を信じなさい、という事でしょうか?
 私のピンケーブルは60%がカナレのGS−6、後は雑多な種類です。
 スピーカーケーブルは最安価格のOFCを使ってます。

152: 名無しさん :2005/10/06(木) 01:11:57 HOST:pfa432a.tokyte00.ap.so-net.ne.jp オーディオ歴35年のペテン師さんはFケーブルに適した機器をお使いという理解でよろしいと思います。

153: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/07(金) 02:14:08 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

>>152
一度、精神科に行ったほうがよろしいかと。耳鼻科にも。

154: 山口の勝 :2005/10/07(金) 04:04:30 HOST:asf-cable.c-able.ne.jp  昨日、バランスケーブルを買うついでに、スピーカーケーブルを見て店員さんに、
「これいくらですか。」と尋ねたところ、
「8万2,000円です」と言われ、すごすごと帰宅しました。
スピーカーケーブルって高い物なんですね。
 腹が立つこともあるでしょうが、穏やかにいきませんか?

155: ビックリマスダ :2005/10/07(金) 11:35:39 HOST:p4015-ipad28niho.hiroshima.ocn.ne.jp オーディオ歴35年のベテさんのアンプは何をお使いですか?球のアンプ使用の方は
コードにこだわらない人が多いと思いますが?

156: 名無しさん :2005/10/07(金) 18:55:14 HOST:210-160-195-185.withe.ne.jp


>>153
どうしてそういうことを言うの?
ご自身で使用されている機器には他のケーブルと比較してみて
>MITやPAD、クエストも試しましたが、結局ピンケーブルはFケーブル、スピーカーコード
>は5.5スケのキャブタイヤケーブルが最強と判断しました。
と判断されたのなら
>Fケーブルに適した機器をお使いという理解でよろしいと思います。
と言われて何がそんなにご不満なのでしょうか?
ご自身で言うのはいいが、人に言われると腹が立つということですか?
訳が分かりませぬ。

157: ひまひま :2005/10/07(金) 21:18:28 HOST:111.net219126108.t-com.ne.jp

>>156
どうしてそういうことを言うの?
決めつけるのは、辞めましょう。
なかなか判らないのが、ケーブルです。
いつも、試行錯誤でよろしいでないですか。
勘違いされている方もいってよいでないですか。
皆さんの日々精進が良いですね。
私は、何でも参考にさせていただきます。

158: 名無しさん :2005/10/07(金) 22:20:12 HOST:210-160-195-185.withe.ne.jp


>>157
何言っているか意味不明????

何を決めつけた?

むしろ、決めつけと言う点では150の
>MITやPAD、クエストも試しましたが、結局ピンケーブルはFケーブル、スピーカーコード
>は5.5スケのキャブタイヤケーブルが最強と判断しました。
この書き込みの方が決め付けに近いぞ。
これにしても決め付けではないが。

いったい何を言いたいのかさっぱりわからん????

159: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/08(土) 01:13:16 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp


>>155
サンスイの907mosLtdがメインです。他にヤマハc-2x,B-2x、なども使ってます。

160: ビックリマスダ :2005/10/08(土) 09:59:04 HOST:p2170-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp 有り難う御座いました、私の体験では真空管愛好家の方が比較的安価で普通のコードを
愛用されている方が多いので特性的に合うのかと思っています、コードも種類が多すぎて
価格もピンキリですよね、私は石のアンプと球と両方使っていますが、全てメルトーンに
統一しています、比較的安いし癖が無いと感じていてコードで苦労したくないので、よそ見しないように
しています・・・・福島の知り合いは真空管アンプには普通の家電用コードを使用しています、作者が
これが一番と言ったらしいですメーター数百円ですアンプは高いのだと思いますが・・・

161: ビックリマスダ :2005/10/08(土) 10:10:32 HOST:p2170-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp 名無しさんが一名なのか数名なのか?ハンドルネーム位は付けて下さいよ・・・
せめて名無し一号とか?

162: 名無しさん :2005/10/08(土) 10:35:39 HOST:ACCA1Aae094.aic.mesh.ad.jp 名無しは名無しでしょう。一号とか、二号とかつけたら、名有りになる。

163: ビックリマスダ :2005/10/08(土) 10:50:00 HOST:p2170-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp 名無しさんが一名なら良いのですが?複数名居ませんか?・・・・みな同じ人ですか

164: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/09(日) 01:53:43 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

>>158
むしろ、決めつけと言う点では150の
>MITやPAD、クエストも試しましたが、結局ピンケーブルはFケーブル、スピーカーコード
>は5.5スケのキャブタイヤケーブルが最強と判断しました。
この書き込みの方が決め付けに近いぞ。
耳の悪い人に文句は言われたくないものだ

165: 名無しさん :2005/10/09(日) 16:06:46 HOST:115.net220148116.t-com.ne.jp アンプもスーピカーも部屋も違うのに何故目くじらたてて怒りなさるのやら。
狙う音まで違うから、その人にとって最高の音で良いのでは無いですか。
それを、あげつらうのは辞めなさい。
条件が違えば、結果は違うそれだけです。

166: そうそう :2005/10/09(日) 19:21:40 HOST:p578059.tokyte00.ap.so-net.ne.jp 5.5スケのキャブタイヤケーブルが最強と判断された方は、アンプもスーピカーも部屋も
5.5スケのキャブタイヤケーブルに向いているという事。
これでいいじゃん!

167: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/10(月) 00:48:48 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp


>>160
サンスイの907mosは真空管アンプと通じるものがあります。安価で済むなら
ケーブルも安いほうがいいですね。その分、他の機器やソフトにお金をかけられ
ますから。

168: チェ好き :2005/10/10(月) 02:03:51 HOST:p578064.tokyte00.ap.so-net.ne.jp 他の機器やソフトに充分お金をかけて余裕があればやはり高価なケーブルはそれなりに音質UPします。

169: 888 :2005/10/10(月) 08:57:45 HOST:p6243-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp はじめまして、横やりをすいません。ケーブル、コード類は料理で言うところの個人単位で使う
調味料のようなモノで、みそ汁に七味唐辛子、肉に胡椒、秋刀魚に醤油ってな感じではないでしょ
うか?

170: ビックリマスダ :2005/10/11(火) 09:18:50 HOST:p4168-ipad203niho.hiroshima.ocn.ne.jp 機器やケーブル、相性も色々ですね、自分に合うからと言って人に合うとは限りません
よね、難しい物ですねー私はメルトーン一色ですピンクだらけです・・・
それと機器がどうこうもですが部屋が一番大事だと思いますが?部屋が良ければ、そこそこの
機器スピーカーなら満足できる音楽が聴けると思います・・・888さん私の体験では
調味料ほどの違いしか無いことも有りますがアンプを変えた位の変化をするコードも体験しています
ビックリでしたよ。

171: チェ好き :2005/10/11(火) 20:08:31 HOST:p6efab9.tokyte00.ap.so-net.ne.jp


>>170
私もアンプを変えた位の変化をするコードを体験しました。
ただし値段もアンプを買えるぐらいしました(^^;

172: 名無しさん :2005/10/11(火) 21:16:46 HOST:N111037.ppp.dion.ne.jp もしかしてチェ好きはコニタン4さんですか。
どちらも、ハイエンドオーディオ所有で書き込み内容が似ていますね。

173: 888 :2005/10/11(火) 22:07:41 HOST:p6243-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp 私の乏しい経験、及び、機器でその手の変化があったのは、ADプレーヤーでカートリッジ
のリッツ線を銅線から銀線に替えたときだけです。(好き嫌いは別にしてですが!)既に銀
線はどこかに消えてしまいましたが、ソース機器(音源)に近いケーブル、コード等が一番
違いが出るのではないでしょうか?それからすると、スピーカーケーブルは、やはり調味料
では?(もしかすると、純金線にすれば大きく変わるかも?でもそんなの買えないです!)

174: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/12(水) 02:04:24 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 最近は年のせいか、あまりハードにお金をかけたくないんですよね。別に金が
ないわけじゃないのですが。私のように10代から20代にかけてハイCPな器材
を見てきたものにとって、今は何でも高すぎますね、ケーブルを含めて。唯一あまり
値段の変わらないのはソフトくらいですか。それでも、20年くらい前はカットアウト
盤が300円くらいで買えて良かったんですがね。

175: チェ好き :2005/10/12(水) 21:41:04 HOST:p578011.tokyte00.ap.so-net.ne.jp

>>174 20年ぐらい前の300円は高かったんじゃないでしょうか?

176: チェ好き :2005/10/12(水) 21:52:12 HOST:p578011.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >やはり調味料?
賛成できかねます。
スピーカケーブルがなければ音が出ません。
調味料がなくても一応料理にはなります。

177: 名無しさん :2005/10/12(水) 21:55:53 HOST:N111037.ppp.dion.ne.jp  ケーブルやCDプレーヤによる「実際の変化分」は、
主観や物理的変動要素に比べて非常に小さく、人間が知覚できないレベルのものが多い。
ブラインドテストをすると確かに音が変わるが、繰り返すと傾向が出ない、
有意差が出てこないのは、「物理的変動要素」が、「実際の変化分」よりもずっと大きいためである。

178: 888 :2005/10/12(水) 23:12:40 HOST:p6243-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp H/Wを料理素材と考えれば、チェ好き様の言われる通りです。スピーカーケーブルがなければ
オーディオシステムとして機能はしません。しかし、再生される音楽が料理と考えていただけれ
ば、スピーカケーブルによる差異は大きい物なのでしょうか?
話は飛んじゃいますが、20年ほど昔の雑誌のことなのであまり良く覚えていないのですが、
「アンプをセパレートにして、出来るだけスピーカーケーブルは短くした方が良い」と言う記事
を読んだことがあります。(結局自分では実践出来ませんでしたが。)また、DIATONEのモニター
系スピーカーは、メインアンプを内蔵しています。(あくまで私の知っている限りです。そう言
えば、FOSTEXの最近のモニターもアキュのパワーを内蔵していましたっけ?)そう考えた場合、
長いスピーカーケーブルはどんなに良い物を使用しても、再生する音楽に良くないのではないで
しょうか?
わかる方がいらっしゃったらお教え下さい。

179: 名無しさん :2005/10/12(水) 23:49:10 HOST:N111037.ppp.dion.ne.jp スピーカーケーブルの場合、その違いのほとんどは、
インピーダンスと接触抵抗の差を聞いているに過ぎない。

180: ひまじん :2005/10/13(木) 00:57:46 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 888さん、いろんな方がスピーカーケーブルに対して発言されていますが、私はこう考えています。
「スピーカーケーブルで音が変わることを疑問に思って下さい。音が変わらないのが良いケーブルです。」
スピーカーケーブルがスパイスのように変化を楽しむ好みの音に変えるという流れとは、考え方が違います。

キャブタイヤケーブルの5.5スケアあたりが正解かもしれません。私は、5.5スケアのビニール並行コードを永らく使用していましたが、最近カナレ4S12という4芯キャブタイヤ形状に交換しています。
お金があれば、スピーカーケーブルよりソフトを買いたいです。

181: オーディオ歴35年のベテ :2005/10/13(木) 01:42:03 HOST:p6035-ipad52marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

>>175
ラーメン一杯くらいは食べられましたよ。当時の輸入盤(米盤LP)は1200〜2000円
くらいしました。

182: チェ好き :2005/10/13(木) 07:00:26 HOST:p5780af.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >「スピーカーケーブルで音が変わることを疑問に思って下さい。音が変わらないのが良いケーブルです。」
理解できない部分があります。
「変わらない」という判断は何を規準とするのでしょう?
例えば、AとBの二種類のスピーカケーブルがあったとして
AからBへスピーカケーブルを変更すると音が変わったとします。
この場合、変わったからBはだめなケーブルと判断するのでしょうか?
でも、Bの音が本当でAがだめな可能性もあります。
それとも少なくとも3種類以上を試せ、という事なのでしょうか?(この場合多数決?)
いずれにしても「変わらない」と判断するには明確で正しい基準が存在しないとこの説明は片手落ちに
思えます。

>お金があれば、スピーカーケーブルよりソフトを買いたいです。
当然、欲しいソフトは買いますよ。

>>178
英国のスピーカには、一定の長さ以上のケーブルを使用するように明記されているものがあります。
詳しい事を聞かれても覚えてませんけど。。。

>>181
ありがとうございます。
輸入盤がバカ高かったようですね。

183: チェ好き :2005/10/13(木) 07:19:12 HOST:p5780af.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >一定の長さ以上のケーブルを使用するように明記
すいません。変な書き方をしました。
一定の長さ以上のケーブルを使用した場合に良い結果が出るという事です。
http://www.naim-audio.com/download/man_ariva.pdf
の5.2 Connectionに書かれています。

184: ひまじん :2005/10/13(木) 08:21:00 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net チェさん、初めましてひまじんと申します。
変わらないと言うことは、「原音」に対してです。
一定以上の長さとは、何メートル以上の事でしょうか。また、どの様なケーブルを使うのでしょうか。
ダンピングファクター(DF)から考えても、矛盾するのですが?。
下記のアドレスをクリックして、「Q,スピーカケーブルはどれを選べばよいですか?」を参照下さい。

       http://www.canare.co.jp/faq/faq.html

185: ビックリマスダ :2005/10/13(木) 16:41:27 HOST:p1217-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp >「スピーカーケーブルで音が変わることを疑問に思って下さい。音が変わらないのが良いケーブルです。」
チェ好きさんと同じで私も理解できません、原音と同じ音がする?これまた難しいですよ・・・
好みも有るし、機器との相性も有るしですね・・・・コードはそれぞれ特徴と言うか癖が有りますから
その特徴を生かすためには、ある程度の長さが必要と私は思っています短ければ良いとは感じていません、私の友達たちも同じコードを
愛用していますが、1メートル以下は使用しません・・・・

186: ビックリマスダ :2005/10/13(木) 17:16:34 HOST:p1217-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp 追伸・・・1メートル以上はピンコードのことですSPコードだと3メートル以上
位です私の場合。この話は皆さんのオーディオルーム内のコードのはなしですから、
おのずと最長は10メートル位かと思いますが?

187: チェ好き :2005/10/13(木) 18:05:12 HOST:pfa437e.tokyte00.ap.so-net.ne.jp ひまじん様、わざわざ御挨拶いただき恐縮です。
>変わらないと言うことは、「原音」に対してです。
すいません。余計分からなくなりました。
要約すると「原音と変わらない音声を出す事ができるスピーカケーブルが良い」と
いう事でしょうか?
それともダンピングファクターのみ注視すれば適切なケーブルが選択できるという
事でしょうか?
加えて「原音」とはどのように規定されていますか?
この場合、ケーブルのお話ですから機器類は特に規定されていないわけですよね?
つまり、どのような機器類でもスピーカケーブルの選択が適切であれば「原音」を
再生できるとお考えなのでしょうか?

>一定以上の長さとは、何メートル以上の事でしょうか。また、どの様なケーブルを使うのでしょうか。
http://www.naim-audio.com/download/man_ariva.pdf
の5.2 Connectionに書かれています。
>ダンピングファクター(DF)から考えても、矛盾するのですが?。
知りません。原文を書いたのは私ではありませんから。

188: ひまじん :2005/10/13(木) 18:56:34 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net もとの音に何かの音色を加えたり、ある帯域の音を引いたりしなければ、安物で良いと思うのですが、いかがな物でしょうか。
長さに対しても常識的な長さにするわけで、問題無さそうです。

私は、語学が苦手なので原文で提示されても良く分からないのです。ですから、DFぐらいしか考えが及ばないわけです。訳文をお願いします。

189: 名無しさん :2005/10/13(木) 22:13:58 HOST:N111037.ppp.dion.ne.jp スピーカケーブルは、使う長さに合った太さのケーブルを買ってきて、
スズメッキ圧着端子を付けてしまえばオシマイである。
売り場に並ぶケーブルの太さが様々なのに、何の基準もないことについて、
疑問を持つ人も少なくないと思う。ケーブルは「太く短く」がよし言われているが、
「じゃあ、いくつならいいの?」といった、具体的な基準はなかった。
「1mあたり1スケア」を頭に入れておけば、何も迷うことはないはずだ。
同じ条件を満たしていれば、どんなケーブルを買っても結果は同じである

190: 888 :2005/10/13(木) 22:33:49 HOST:p6243-ipad36niho.hiroshima.ocn.ne.jp チェ好き様、ビックリマスダ様、ひまじん様、名無しさん様、いろいろな議論、回答ありがとう
ございます。申し訳ありませんが、ふと疑問に思ったのですが、オーディオがトーキーから発展
し、音楽再生の装置として今日に至るまで、「原音再生」と言われはじめたのは、いつ頃なので
しょうか?「原音再生」とすれば、ビックリマスダ様の様に指揮者としてタクトを振られた方な
ど原音に近いところで聞かれていらっしゃいますが、再生されるタノイの音楽は近いのでしょう
か?それとも、オーディオとは趣味の塊なので、再生する本人が気分良く聞ければいい物なので
しょうか。または、トーキーに戻り映像を中心に再生すべき物なのでしょうか?
すいません。SPケーブルからの話題から大きくはずれてしまいました。(私も同軸スピーカ
の愛用者(HPD385A)です。)

191: ひまじん :2005/10/13(木) 22:38:27 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net 名無しさんの話が案外まともかも知れない。
私の場合は、3mもあれば間に合うので、3スケアも有れば良く、5.5スケアは過剰品質と言う事かもしれない。
どうせ、私の場合は安物しか使わないので、もう一つカナレ4S11GというOFCで4.36スケアのケーブルで自作して見ようと思います。

スッキリ納得。

192: チェ好き :2005/10/13(木) 23:01:50 HOST:pae054c.tokyte00.ap.so-net.ne.jp そうでしょうか?
47研は、やけに細いケーブルを積極的に売り出してますし
http://www.47labs.co.jp/4708.html
他にも細いケーブルはあります。
>1mあたり1スケア
は、単に語呂がいい程度の目安だと思います。

888さん
答えは自分で決めて良いと思います。
そもそもソースには原音なんか入ってませんから

193: T−M :2005/10/14(金) 00:36:53 HOST:YahooBB220009068121.bbtec.net チェ好きは、BBS荒らしだよ。
まともに話聞いてはイカンゾ!
最後は、棄てゼリフ残してサヨウナラだよ。皆さん利口だからまともには相手にしないと思うけど。

194: ビックリマスダ :2005/10/14(金) 09:54:44 HOST:p1110-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp

>>190 【888さん】
原音再生と言う言葉は良くつかわれますよね?どれが原音なのか、これは難しいです
いつも原音を聴いていても、その録音の原音がどんな音だったのかは推測しか出来ません
よね・・・・私は自分が気持ち良く聴ければだれがどう言っても良いのは良いし、乗れない
音では、楽しくないです、原音を追求していないのだと思います。秋になって、最近調子良いです。

195: ビックリマスダ :2005/10/14(金) 10:30:06 HOST:p1110-ipad03niho.hiroshima.ocn.ne.jp


>>188
もとの音に何かの音色を加えたり、ある帯域の音を引いたりしなければ、安物で良いと?
これが理想のコードだと思っていますが、これが難しいのです、そのために沢山のコードが
有るのですよ、どのコードでも、歌い文句は何も足さない何も引かないだと思うのですが、
実際はそうでは無いと感じています私はコードで迷いたくないのでメルートーンで浮気しないように
心がけています、皆さんもコレと思ったコードで調整された方が良いのでは、そのコードが
安物でも高いものでも、それを基準に調整すれば良いのだと思います・・・

196: チェ好き :2005/10/14(金) 19:22:55 HOST:p5780cb.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >これが難しいのです
私もそう思います。
私自身は「アンプを変えた位の変化をするケーブル」が機器類の真価を発揮させると思い
統一する方向で動いていおります。

どのようなケーブルが適切かは、所有されている機器類にもよります。
敏感にケーブルの変更に反応する機器もあればそうでないものもあります。
私自身は、高価なケーブルはそれなりの対策がなされていると思っております。

また、海外製の高価な物でも直輸入すればそれほどでもありません。
だからと言って高値を付けている代理店に文句を言うつもりはありません。
原産国と同じ価格を付けていると商売になりませんから。
これは輸入販売をやってみると良く分かります。

197: 名無しさん :2005/10/15(土) 07:18:39 HOST:W231061.ppp.dion.ne.jp


>>192 紹介のページより
>オールマイティーな4708
>4708は、インターコネクト、デジタル、スピーカー、ビジュアルのいずれのケーブルに使用しても最高の性能を発揮します。

デジタル、ビジュアルは75オームのはず、オーディオに使うケーブルが全てが同じケーブルで良いとは、
じつにクダラン、ハッタリメーカーである。

こんなメーカーの言うことを信じると、
>高価なケーブルはそれなりの対策がなされていると思っております。
ということになる。

198: ビックリマスダ :2005/10/15(土) 08:49:44 HOST:p4217-ipad11niho.hiroshima.ocn.ne.jp わたしの場合は同じメルトーンでもそれぞれ太さは違いますしシールドも違います
大事だと思っているのは線の材質の統一です・・・以前はパワーコード、ピンコード、スピーカーコード
と別々のメーカーの物を使用していましたが、これを統一すると、私的に良かったです。

199: チェ好き :2005/10/16(日) 19:46:49 HOST:pae355c.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >デジタル、ビジュアルは75オームのはず
>それぞれ太さは違いますしシールドも違います
当然の事ですね〜(^^

200: ドナドナ :2005/11/15(火) 13:35:35 HOST:61-24-3-11.rev.home.ne.jp 友人にウエスタン信奉者が居て、バカにしておった。しかし半世紀以上前の
錫メッキ布巻線の細いやつを強要されてSPケーブルに使用してみたところ、
フラットかつ解像度アップで唖然とした。耳がおかしくなったのか。認めるの
は悔しいが。こういう経験をされた方ありますか。細いからいいのか、
あるいはWEの古代ワイアーの神話は現実なのか?!

201: ビックリマスダ :2005/11/15(火) 16:21:03 HOST:p1209-ipad13niho.hiroshima.ocn.ne.jp 私の知り合いにも居ますよ、こだわりですね、そのコードで音作りをして脇見をしないのが
良いと思いますねー私はメルトーンですが。高級なケーブルなら良い音がでるとは限りません
よね・・・・

202: ビックリマスダ :2005/11/15(火) 16:25:37 HOST:p1209-ipad13niho.hiroshima.ocn.ne.jp アメリカ製のメーター50万位のピンコードもバラしてみると中身はドイツ製の1000円
位の普通のOFCだったりするみたいです・・・・これが50万の値段がつくと、うんうん
素晴らしいと言うひとも居ると言うことは?1000円のコードでも良い物も有ると言うことですかね?

203: CD愛好家 :2005/11/15(火) 22:53:39 HOST:ZH232232.ppp.dion.ne.jp >202
完全なボッタクリじゃないですか!!
ウワサは聞いていますが本当に有るんですね。
普通に考えて50万円/mなんて「怪しい」と警戒すると思うのですが
ハイエンド志向の人ほど要注意ですな。
しかしそんなケーブルを買う人にとってはたいした出費ではないのでしょうね。

204: ドナドナ :2005/11/15(火) 23:24:13 HOST:61-24-3-11.rev.home.ne.jp >202/203
レスありがとうございます。ウーン、「そのコードで音作りをして脇見を
しないのが良いと思いますね」ですか。友人の軍門に下るのは悔しい。
しかし50万円どころか、ネット市場では、同種のWE単線ワイア−は、
500円/mくらいですから、これで済むなら安いものではありますね。
正直なところ、フラットさが気に入っていたカナレのSPケーブルや
ピンケーブル(WEワイア−使用のピンケーブルも試しました)ですら、
顔色なしなくらい見事にフラットで、音の鮮度が上がったのに
唖然としたのでした。24AWGほどのワイア−で、見た目はもう古新聞
をくくるひも、という感じなのですが・・・

205: ビックリマスダ :2005/11/16(水) 10:57:00 HOST:p2116-ipad01niho.hiroshima.ocn.ne.jp そのコードでフラットと感じられたのが一番と思いますです、数百円のコードが良いと
言う人も居ますからねー、それも本当と思いますねー、ハイエンドコードが良いと思った人も
それで良いでしょうね、ただし高く付きますが、そんなの気にしない人でしょうからね。
でも安いコードを持ち込んでその人のコードを撃沈するのは快感でしょうね・・・

206: ビックリマスダ :2005/11/16(水) 11:00:12 HOST:p2116-ipad01niho.hiroshima.ocn.ne.jp これがボッタクリとも言えませんね、色々いじくってあって、太さなんかヘビみたいに
太く成っていますから・・・・高級感有りますよ流石に50万ですから、中身は1000円
ですがね。

207: ハイエンドコード愛好家 :2005/11/17(木) 11:41:03 HOST:pfa4306.tokyte00.ap.so-net.ne.jp


>>203
たいした出費ではありません。
それよりも数百円のコードを接続すると高級機が汚れるような気がします。
>安いコードを持ち込んでその人のコードを撃沈するのは快感
従って安いコードは接続しません。

208: ビックリマスダ :2005/11/17(木) 11:58:49 HOST:p2117-ipad31niho.hiroshima.ocn.ne.jp そんなこと有りませんよ、貴方のコードも中身は同じかも知れませんよ?撃沈されるのは
嫌ですよね・・・・私の撃沈率は高いですよー本人がビックリですもの、だいたい何十万も
するコードが8000円のピンコードに負けるなよと言いたいです・・・・

209: 名無しさん :2005/11/17(木) 12:25:28 HOST:E210196236140.ec-userreverse.dion.ne.jp >208ビックリマスダさん
ハイエンドコード愛好家を相手にしないほうが良いですよ
普通の人とは違うようですから。

210: ほえほえ :2005/11/17(木) 12:39:00 HOST:167.105.151.202.cc9.ne.jp ビックリマスダさんへ
相手にする必要はありませんよ。
貴兄のオーディオ歴が「汚れるような気がします」。
類似のエピソードを一つ。
時はバブル崩壊後、自分が銀座の呉服屋にいた時の話です。
50万の帯がどうしても売れず、試しにそのうちの1本に150万の値札を付けたら即売し、結果完売することが出来ました(爆
あとは言わずもがなですな(核爆

211: ビックリマスダ :2005/11/17(木) 14:01:12 HOST:p6134-ipad29niho.hiroshima.ocn.ne.jp 名無しさん、ほえほえさん有り難うございます・・・最近動きが無いので淋しかったのです・・・

212: 適正価格推進派 :2005/11/17(木) 21:05:42 HOST:ZH232206.ppp.dion.ne.jp ハイエンドコード愛好家=コニタン4だな
100円ショップのケーブルでも100万円のケーブルも聴き分けられないんじゃないか。
だから接続しないわけよ。

オーディオはハイエンドでも耳がローエンド(笑)
まあ相手にしないこった。

213: 適正価格推進派 :2005/11/17(木) 21:38:43 HOST:ZH232206.ppp.dion.ne.jp 話を戻すが、ケーブルほど馬鹿らしいものは無い。
なぜか、それは適正価格で良質な物を販売しているメーカーがあるからだ。
懸命な読者ならお解かりだろう。アメリカにも日本にもある。

馬鹿なハイエンドマニアを相手に喰っているメーカーは所詮、いつまで経ってもガレージメーカー
、世界に通用するトップメーカーにはなれない。

214: WEは最高さ :2005/11/18(金) 04:15:41 HOST:ZH075176.ppp.dion.ne.jp ウェスタン神話は真実ですよ。私もそこにたどり着くまでキャブタイヤや純銀や、ありとあらゆる素材を試しましたが、すべてウェスタンに負けました。皆さんも在庫があるうちに買っておきましょう。ちなみにここで出てきた現行メーカーでは、カナレ、ベルデンが最も常識的かつ良心的だと思います。ハイエンド系では、オーディオクエストが一歩リードしているような気がします。

215: ドナドナ :2005/11/18(金) 08:58:16 HOST:61-24-3-11.rev.home.ne.jp >214
まいりましたねぇ。私もあれこれ散財したあげくに、結局素直なベルデン
とカナレに行き着いたのですが、それをあっさりWEのひものような
ワイア−に撃破されたわけです。まぁひもと言っても、とても緻密な
つくりで、可愛い色(笑)ですが。何なんでしょうかねぇ。あのすっぱり
としたフラットさと薄皮が何枚も剥げたような鮮度は。私が借りたのは、前
に書いたような錫メッキ単線ですが、214さん、他にWEのワイア−で
お薦めのタイプがありましたら、御教示下さい。

216: WEは最高さ :2005/11/19(土) 00:53:15 HOST:ZH070138.ppp.dion.ne.jp >215
WEの電線(あえてそう呼ばせていただきます)は、現在入手できるもので、一般的な撚り線では太さで20GAから12GAぐらいまであるようです。この中では18か16が一般的なようですが、12GAが太いといっても、現在の常識からすると、「こんなに細くて大丈夫か?」と不安になるくらいですから、どれを使うかは好みの問題だと思います。実勢価格でメーター500円程度ですから、全種買ってもさほど財布は痛みません。また、ドナドナさんがお使いになったメッキ単線は、かなりレアな部類と思います。非メッキの単線、エナメル線等もあるようですが、個人的には最初に挙げた「撚り線」で十分かと思います。さほどエージングしなくとも、使った瞬間に「実力差」がわかります。「電線」恐るべし。

217: 鰯の頭 :2005/11/19(土) 02:18:22 HOST:p578089.tokyte00.ap.so-net.ne.jp ハイエンドケーブルもWEの電線も鰯の頭も信心からのような気もしますけどね。
WEが最高ならなぜ現代の科学でWEの電線同等の物を作らないのですか?

218: WEは最高さ :2005/11/19(土) 03:02:35 HOST:ZH079205.ppp.dion.ne.jp >217
そんなことはメーカーに聞いてください。と言いたいところですが、基本的に電線造りはローテクであって、ハイテクではないからです。また、どんなに良い製品とわかっていてもコストがかかる割に需要がない、利幅が少ない製品が市場から消えるのは仕方のないことです。私個人のメインシステムはフライングモールをマルチで、YAMAHAのC-2aでコントロールしております。でもって、SPはB&W、「電線」はウェスタン。新旧混合ですが、さんざん試した結果であって、信心からでも理屈からでもありません。いいものはいい。それだけです。むしろ、半世紀前の製品でも最新機器に劣らないものがあったり、ハイエンドの中にも、価格相応の「違い」が感じられる製品があるからこそ、オーディオは奥深く、面白いのではないでしょうか。

219: ドナドナ :2005/11/19(土) 04:04:01 HOST:61-24-3-11.rev.home.ne.jp >216
レス、誠にありがとうございます。そういえば、貸してくれた友人は、WEの
電線(笑、そうとしか言い様がないですね)でもちょっと古めでレアだと言って
いました。メートル500円ではすまないかもしれませんね。ひとつ撚線の
方も試してみます。
>217
わたしも友人をイワシの頭信仰と笑っていたのですが、実際、216さんの
表現を使うと、これはもう全く「使った瞬間に「実力差」がわかる」というやつで
あわてて投稿した次第なのです。ちょっと試してみる価値はあります。しかし
なんでいつのまにか鰯の頭教の布教者のようになってしまったのであろうか。

220: ワンダーソリトン :2005/11/19(土) 08:26:19 HOST:eaoska269030.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >217
そうですね。WEは最高さサンと、同じで、説明するのがめんどくさいというか、WEなどのビンテージ線のよさは、わかっている人にはわかっているので、
こんな良いもの、あまり教えたくないというのも、本音かも。
なぜ、WEなどの”一部”のビンテージ線材が音質的に良いのか?昔のよくできた日本刀の金属的性質は、現代の工業技術をもっても、熟練手工的鋳造方法からしか、完全には再現できないことと似た理由かもしれません。
まだ、他にもワケがあると推測されますが、ご自分で体験して、勉強してとしか言えません。
ビンテージ線材は安易に使って、実力を発揮する時、しない時、それぞれなので、使い方も問題でしょうけれど、
ただ、WE線材などを使いこなしている方は、自分のシステムの中のケーブルを入れ替えただけの結果で判断するような人は少ないでしょうから、問題はないと思います。

221: 鰯の頭 :2005/11/20(日) 13:53:16 HOST:p57807a.tokyte00.ap.so-net.ne.jp >昔のよくできた日本刀の金属的性質は、現代の工業技術をもっても、
>熟練手工的鋳造方法からしか完全には再現できないことと似た理由かも
なるほど!深いですね〜
ドイツ軍は日本刀を分析して自軍の戦車の装甲にモリブデン鋼を混入させた。
東海楽器はオールドギブソンのバンジョーリムの成分を分析して成分上は
100%同一の物を作った。
どちらもオリジナルには及ばないものの名品として伝わっています。
考えてみるとこういう話は沢山ありそうです。
ご回答ありがとうございます。

222: ワンダーソリトン :2005/11/20(日) 23:17:31 HOST:eaoska211069.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >ドイツ軍は日本刀を分析して自軍の戦車の装甲にモリブデン鋼を混入させた。
東海楽器はオールドギブソンのバンジョーリムの成分を分析して成分上は
100%同一の物を作った。
 こちらこそ、勉強になります。
機会があったら、なるべく1950年以前のビンテージ線を試してみてください。ラインケーブルなら、ノンシ−ルド単線2芯構造なんて、お勧めです。

223: 鰯の頭 :2005/11/21(月) 02:14:03 HOST:p5780e1.tokyte00.ap.so-net.ne.jp 了解です!探してみます。
御教授ありがとうございます。
試してみる事ができたら感想を御報告したいと思います。

224: エルマア :2005/11/21(月) 02:19:48 HOST:61-24-3-11.rev.home.ne.jp 戦前のドイツの優秀レンズ(ライカやツァイスその他)を使われたことが
ある方はご存じのように、露光等条件がぴったり合えば、現代のどんなレンズ
よりもシャープで立体的な画像を作り、独特の生々しい空気感をもち、しかもカラー
フィルムがほとんど使われない時代なのに、現代のレンズよりも分厚く、
自然な発色で色が表現されます。これはサービスサイズの機械焼きつけ
でも一目瞭然です。WEのワイア−等もこれと同じようなものではない
でしょうか。本体(アンプ/カメラ)やソフト(SPレコード/フィルム)
がプリミティヴだった分、ローテクな手作業に頼る部分(ワイア−/レンズ)
で洗練を極めて補ったとも考えられます。時代とともにこの部分は忘れ
られ、切り捨てられたのでしょうね。

225: 鰯の頭 :2005/11/21(月) 02:38:14 HOST:p5780e1.tokyte00.ap.so-net.ne.jp 秋葉で売ってるんですね〜
早速行ってみます(^^

226: ビックリマスダ :2005/11/21(月) 09:10:47 HOST:p6051-ipad12niho.hiroshima.ocn.ne.jp ビンテージコードも良いと思うのですが私だったら、真空管アンプに高能率のアルテックか
タンノイのビンテージに使用したいですねー

227: nagatoki :2005/11/25(金) 20:04:39 HOST:ZH169163.ppp.dion.ne.jp 今回私もやふおくで
WE 絹巻エナメル線20GA 210cm×12本を1799円で落札しました。
ものすごく細いのですね。使用してみると音は、中高音が澄んでいて
生々しいです。静かになったといいますか、ボリウムを上げても
うるさくないです。信じられないが、ボーカルがすばらしいの一言です。
今まで聞いたのが、なんだったのかなーという感じです。
低域は少し薄い感じがします。やはり皆さんの言ったことが
本当だとわかりました。

228: KOKO :2005/11/28(月) 20:12:42 HOST:W231239.ppp.dion.ne.jp >nagatoki さん
WEで良い音を手に入れられて良かったですね。
どんなケーブルでも値段によらず自分のお気に入りが一番でしょう。

でも中には、ケーブルでは音が変わらない、電気的に理屈が通らない
という人もいらっしゃるようなのでいろいろですね。
もちろん私は変わると考えています。

229: 絹巻線 :2006/01/25(水) 23:50:07 HOST:ZL018043.ppp.dion.ne.jp どうもプラスチック製のコードは、プラスチックの音がすると言う事に気付きました。
考えてみれば、テストする素材以上にスピーカーが高性能でなけば気休め・独り善がりの議論に過ぎません。ランク的には、2段階でしょうか?。

230: am_fan :2006/01/26(木) 09:02:25 HOST:13.net220148180.t-com.ne.jp DA変換された信号を確実にspに伝える。そう言った意味でケーブルの重要
性は認識しているつもりですが、CPを考えると差ほどこだわる必要性も無い
物と思います。銅線のリッツ線に銀のコーティング(シールド加工)された3
万から7、8万円前後の商品が聴覚としての臨界点だと思います(もちろんア
ンプに接続されるケーブルもある程度の品質が要求されることが前提ですが、
、)。

231: 適正価格推進派 :2006/02/19(日) 21:35:56 HOST:ZF240221.ppp.dion.ne.jp >銅線のリッツ線に銀のコーティング(シールド加工)された3
>万から7、8万円前後の商品が聴覚としての臨界点だと思います

十分にこだわっていると思うがね、ところで
CDプレーヤーの出力インピーダンスには気を使っているのかな?
400オームも有れば十分に差が出る、いや音に癖が乗るといった方が良いかな。

WEのワイヤーは使ったことが無いが、皆さんのご意見を参考に一度使ってみようかな。
銅線なんて年数で劣化するような物ではないし・・・おっと絶縁被覆は劣化するか。

232: conny :2006/08/03(木) 13:03:03 HOST:tetkyo051218.tkyo.te.ftth2.ppp.infoweb.ne.jp 20年程前、大型汎用コンピューターのオペレーターをしてました。夜勤の時、
コンピューター用のケーブルがころがっていたので10m程しっけいして自宅の
スピーカーコードと取り替えてみたところ、みちがえるように音が良くなったことを
覚えてます。特に透明感が向上しました。

233: - :2006/09/28(木) 02:44:03 HOST:203.36.212.196 -

234: よこせ! :2007/09/23(日) 13:57:40 HOST:softbank218141163050.bbtec.net WEを入れると金額や外見でケーブルを語るひとが一様に阿呆に見えます。
このカタルシスを体験する為だけにWEを買う価値はあるのではないかと個人的に思います。

235: V-LZ :2007/09/23(日) 16:40:25 HOST:server12.janis.or.jp WE14GAを10システムの半分に使用していますが此れが最高とは思いません。
標準ではあるが趣味の世界は広くて深いものWEのケーブルは今品薄で価格が上昇しております。
これ以上上がれば私は買いません。

236: V-LZ :2007/10/07(日) 13:09:01 HOST:server12.janis.or.jp WEのケーブルの絶縁体は外部からの影響を受けにくくした素材だそうです。
高価な線は素材も色々ですが絶縁体にこだわりがあるように感じます。
私はそのひとつひとつが巡り合いで人生で言えば一期一会みたいに感じております。
WE信者みたいな人と巡り合い使いましたが自動車でいえばホルクスワーゲンみたいです。
いわゆる可もなく不可もない。この線を平均的な音として使用すれば正しい道が開けそうです。

237: 角ゲツタ :2007/10/08(月) 11:01:41 HOST:i210-164-162-96.s02.a020.ap.plala.or.jp WE等のビンテージケーブルはフルレンジ、古典2WAYスピーカーにこそ合う
現代の3WAY、4WAYにはそれぞれ指定されるケーブルがベストマッチされてる
良し悪しは別にして逆に使うと評価を誤る

238: デコポン :2011/11/29(火) 14:17:11 HOST:proxy30061.docomo.ne.jp ベルデンのスピーカーケーブルSTUDIO494Mk2でラインケーブルをさくせいへたな2〜3万円のケーブルにヒケをとらない様な気がします。

239: tomton :2011/12/07(水) 13:57:44 HOST:KD119107113050.au-net.ne.jp 色々なケーブル使ってきたけど、今使ってるのはモガミの2477。
2804と2477の中間のケーブルがあれば理想と思うけどモガミさん
は作ってくれそうもない。

240: tomton :2011/12/19(月) 05:47:38 HOST:KD211018042058.au-net.ne.jp モガミ2477を2804に置き換えると、音量が1から2db上がって聴こえるんだよね。
音が前に出る感じがするけど、音質が向上したかというと、そうでもない。

モガミ2804の長さを半分にしてクロス接続してみたろかと思っている。
加工の難しいケーブルだから素人には手におえない。

241: SX-3V :2012/06/03(日) 03:58:26 HOST:so7-1.cty-net.ne.jp 参考になると思われますサイトを載せておきます。

オーディオ苦楽部

h ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm

243: T.H :2013/05/14(火) 08:46:37 HOST:OFSfx-07p4-228.ppp11.odn.ad.jp タンノイのIIILZは、SP端子ではなくリード線?で出てるのですが
それが細い!

細く線が良いのは、低音が伸びてきれいな音がする場合もあって
それでいくならそういうのが良い場合も多いのです
JBLのスタジオモニターも中は、細い線だったりします

244: RW-2 :2013/05/14(火) 11:12:15 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >JBLのスタジオモニターも中は、細い線

鉄端子に細線。JBLの音作りですね。

245: V−LZ :2013/06/08(土) 18:14:48 HOST:server121.janis.or.jp 過去数十年にわたりSPケーブルをいろいろ試してきたが今はWE 16GAでおちついています。
しかし在庫が無くなると言いながらきりもなく販売されているのは?
V−LZも4333-Aもバランスよく鳴っているような気がします。
RCAコードもやっと好みに合うものを見つけて落ち着いたところです。

246: 薬漬け :2013/06/08(土) 23:27:06 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp WE 16GAは、現在出回っているのはレプリカが多いようですね。
尤ももともと保管分であっても、「WE」と表示されていないようですが。

16GAは、高域と低域のバランスが中庸な感じがしますね。

247: 球冷 :2013/06/09(日) 14:09:37 HOST:softbank220010227134.bbtec.net 銀メッキ線 ドイツ製安くて 良かったが もう無い

オルトフォン¥1000−mとか4芯のは如何でしょう?

248: RW-2 :2013/06/17(月) 14:57:53 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >「WE」と表示されていないようですが

元来WEが製造しているのではないからです。WEが下請け会社(ベルデン等数社)に
発注し納入された分がWEのリールに巻かれるだけです。

WEが凄いのは、線材のチョイスの仕方とレーシング技術です。なにも線材によって
音を作ってるわけではなくて規格有りきです。たとえばある仕様ゲージについては
1500V10A流して5分間火を吹かないってなことです。簡単に言えば耐久性です。

249: ジークフリート :2013/06/22(土) 10:05:32 HOST:211.159.1.110.ap.yournet.ne.jp 装置とセッティングがほぼ決まってきたところで、ケーブルにも再度こだわりたいところですが・・・フォノケーブル以外のインターコネクトとスピーカーケーブルの線材を統一するか?RCAプラグの部分は、プラグ無しで線材がRCA端子に直接接触させるか?もちろんシールド無しでしょ?などなど、アイデアは浮かぶものの・・・とりあえず、先立つもの無し!

250: 前期 :2013/06/22(土) 10:21:37 HOST:h220-215-132-031.catv02.itscom.jp 久しぶりに上がってきましたね、この話題。
Powered SP ならこう言う心配も不要になりますが現代のモニスピはそう言う
ものが主流のようです。
無論 PA システムではそうもいかないのかもしれませんが・・・・・

251: RW-2 :2013/06/22(土) 14:45:45 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp メーター100円のケーブルと1000円のケーブル。値段は10倍ですが低周波(オーディオ帯)での音の
差は1.01倍くらいでしょか (略)

100Kzで0.01dBの差とか、MHz帯でのクロストークやら電磁波混入やら電気結合ノイズやらを人間の
耳で聴き分けられるワケはなし。差を感じたとすれば端子接点部の接合状態。

ベルデンのツイストケーブルの有効性優位性を大々的に誇張している販売者もいますが、LANケー
ブルのコモンモード除去、電磁波減少仕様と目的が違います。長々と引回した際に上に重量物を
乗せられ引きずられたり、その物体の角でチギれたりしないことが重要なのであります。

252: くろねき :2013/06/22(土) 22:03:55 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


>>251 ☆RW-2さん☆こんばんは。

MHz帯またはGHz帯の電磁波はアンプのNFBが拾ってしまうことがあり、
特にソリッドステートのステレオアンプで回路動作に影響が・・・
という話があるみたいですね。

でもそれを気にするなら、そもそもそうでないアンプに
置き換えたほうが話が早かったり(笑)?

聴き分けられる保証は無いけど、無くせるものなら無くしたいし、
そのほうが気分的にも・・・みたいな?
まぁ「夢を売る」タイプの製品もあるって言いますからね。

それよりもっと単純な、直流抵抗や静電容量が結構違うそうですが、
こっちのほうが影響が大きいでしょうか。

253: くろねき :2013/06/22(土) 22:20:14 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp そういえば、手元にスピーカーケーブルがあるんですが・・・

ビクターSX-500付属品の、特製OFCコード。
あれは単売するとしたらいくらくらいのものなんでしょうか?
(ひらがなが続いた・笑)
いいところ500円/1メートルくらいのものか?

254: RW-2 :2013/06/22(土) 22:45:30 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >直流抵抗や静電容量が結構違う

5〜10mのケーブルを用意して抵抗値を測ってみてくださいまし。どれだけ
違いますでしょか。また静電容量はキャパシタンス。SPケーブルにはシー
ルド線は使いません。イコライザーアンプの配線では重要ですが。

特にマランツ#7とか。5cmばかり線材の如何で音が生きたり死んだり。
微電流のイコライザーアンプは腫れものに触るように敏感ですね。

255: RW-2 :2013/06/22(土) 22:56:42 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >500円/1メートルくらいのものか

1メートル150〜200円くらいでしょか。型番付単売品となると1メートル300円となります。

256: RW-2 :2013/06/22(土) 23:04:00 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >イコライザーアンプは腫れものに触るように

抵抗値ではなくてNFのキャパシタンスの噛ませ方で発振したり止めたりするわけで。
発振されりゃアウトですが、するかしないか極限状態がサイコーというギリギリを求める (略)

257: ジークフリート :2013/06/23(日) 07:48:21 HOST:211.159.1.110.ap.yournet.ne.jp とりあえず、スピーカーケーブルとして開発された単線系のものにXLRプラグが付いたインターコネクトを借りているんですが、クドイ夏風邪や諸々の用事があって、我が家では未だ試せず。

このケーブル。スピーカー用としては既に我が家で使っていたもので、あまり新鮮味はないのですが・・・スピーカー用としてもトライワイヤリングのところをウーハーとミッドレンヂだけしか使わなかったし、一番試したいのはRCA端子間なのにこれも未だ試していないし・・なので、再挑戦といったところ。

現在、各機器間のケーブルがまちまちなコトと、スピーカーケーブルは、エネルギー不足を感じた頃に低音が若干肥大するのが解っていながらエネルギー感を優先した、悔いの残る接続となっておりまして、エネルギー感は少々減退しようとも、更にスッキリと見通しよい音場の出現を期待して、徐々にでも改善して行きたいと、秘かに企てているところです。(このケーブル。1mペアがアンバランスで3万円、バランスで4.5万円という、今時ならお安い価格かもしれませんけど、そんなもん買うならチョットイイ装置でも買えるんじゃない?てなビミョウなお値段。なので、ヤっちゃった間が鈍るように徐々に、徐々に・・)

258: 球冷 :2013/06/23(日) 11:43:28 HOST:softbank220010227134.bbtec.net 1.25SQ付属 銅よじり線から
500/m の今は日本に売られていない 自動車屋にも有った
ドイツ製銀めっきケーブルにしたら
1.1倍は良くなった
この0.1は以前の付属ケーブルからは 出てこない音でした。
但し銀は錆びますから音質は劣化してゆきますね。

259: くろねき :2013/06/23(日) 16:56:31 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

ワンセグチューナー付属品の、透明な被覆のUSBケーブル。
シールドが緑青を吹いてしまい、すっかり緑色に。

ところが、同じような線材のシールドがある別のUSBケーブルや、
レコードプレーヤーの直出し線のシールド部分では、
そんなことはありませんでした。

もしかしたら線材自体違うのかもしれませんが、
線材の劣化には被覆の質が相当影響するんじゃないか?
という気がします。

そういえばテフロンコーティングなどを施した線材がありますが、
外気などによる劣化防止という観点からは、
ああいったもののほうが安心かもしれませんね。

260: D-150 :2013/06/25(火) 14:53:20 HOST:s233.ALPHA-w15.vectant.ne.jp 被覆の材質は影響しそうですね。

40年前、幹線道路近くの空気の悪い所に住んでいた頃はSPケーブルが直ぐに変色した。
所持していた透明被覆線で全てが真っ黒になったのがあった(見える)。
大気汚染の影響も大かも?

被覆ではないが、身近なところでケチャップやマヨネーズの容器素材は日本の大発明の
エバール(クラレ)がつかわれている。

261: RW-2 :2013/06/25(火) 15:54:51 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >真っ黒になったのがあった

線材は経年を考えるとスズメッキ撚り線が良いのでしょ。ベルデンはスズメッキ線です。ハンダのりも
良いですし。ただ、メッキ線は異種金属が介在するので音が悪いなどとのたまう輩も出てくる。
どうせアンプ出力端子やSPユニットの処に行けばハンダや平型端子でツナがるのですけどね (略)

音の変化が現れるとすれば線材の違いより被覆(シース)でしょね。柔らかいと線材をダンプしますし、
硬いと振動させます(小振動ではデドニングとして働きますが大振動ではデメとなる?)。科学的には
叩きノイズの差が音の変化となって現れる。もっとも2〜3m程度じゃ判らないと思いますけど。

262: ジークフリート :2013/06/25(火) 18:05:49 HOST:211.159.1.110.ap.yournet.ne.jp 透明若しくは半透明のある種の被覆を用いたケーブルは、ある日気がつくと導体が所々真っ黒(又は緑色)に変色していることがありますが、あの類いの被覆を被せるために?導体に付着しているネットリしたもの・・どうもアレが変色の原因みたいですね。
某社の昇圧トランス買ったらオマケに付いてきたフォノケーブルなんぞは、年数経つと緑色の汁が隙間から出てきて・・・うわっ、キモチわる〜。

263: 前期 :2013/06/25(火) 18:16:51 HOST:h220-215-132-031.catv02.itscom.jp

>>261
>スズメッキ撚り線が良い・・・・・

ベルデンに限らずアチャラの業務用線材に共通ですね。半田のノリがよろしい。
やはり戦勝国は一枚うわてです。

264: SAT-IN :2013/06/25(火) 20:21:59 HOST:s500041.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp リアルフォースを持つあちらだと電線といえど兵器の部類でしょうから、気合いが違うのかも。

265: RW-2 :2013/06/25(火) 21:03:23 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >あちらだと電線といえど兵器

昔、流出した基板を某所から入手しましたが、5mm厚ベーク基板、スズメッキ線でテフロン皮膜。
100μF以下はすべて銀ケース封入湿式タンタルコンデンサーでした。自作球アンプの配線材、
カソードパスコンに重宝。SDF物も右ならえですけどやや地味です。

266: SAT-IN :2013/06/25(火) 21:46:26 HOST:s1408158.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ベルデンは確か軍御用達でしたっけね。

267: ジークフリート :2013/06/25(火) 22:02:17 HOST:211.159.1.110.ap.yournet.ne.jp あまり誉めると、音が良いケーブルのように思われそうですねぇ。

268: RW-2 :2013/06/25(火) 22:41:08 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp 配線材のシースの色が綺麗なんですよね。7〜8色あるでしょ。硬さがまた宜しい。
曲げた形状をそのまま維持します。柔らかいと整えた形を維持できませんし、硬いと
戻ってしまいます。まったく絶妙です。国産品じゃそうはいかない。歴史でしょうね。

269: SAT-IN :2013/06/26(水) 08:37:17 HOST:s802204.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 一部手を入れたりすると線材のシナリは気になりますね。
別に誰が見る訳でもないのにです。
ああいうのを作為的に意識してクネクネする拙者なんかより場数を踏んだ人(女子工員さんとか?)がマニュアル通りチャッチャとやるほうが美しいように思います。

270: RW-2 :2013/06/26(水) 11:32:10 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp >線材のシナリ

伊藤先生が枝振りと称していました。あの緩やかな余裕ある配線は好きですね。あとあと
不都合があっても対処できます。○杉アンプのようにツッぱった配線にしますと音まで
ツッぱって潤いがないように聴こえます。鉄シャーシーだと良いのですがアルミシャーシー
だとたわむでしょ。すると配線材からラグ/ポストまでストレスが掛かってアブないのです (略)

271: n :2015/09/29(火) 22:37:51 HOST:FL1-119-242-155-230.tky.mesh.ad.jp age

272: すってんてん(借金漬け) :2015/09/29(火) 22:58:54 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >○杉アンプのようにツッぱった配線にしますと音まで
ツッぱって潤いがないように聴こえます。

ワカリ松。
ツッパッて潤いにかける音でつ。(BROS1、16、24を愛用中)
同傾向の神経衰弱なアキュよりも品がアリ松が・・・・・・・多分!?でつね

273: SAT-IN :2015/09/29(火) 23:17:13 HOST:pl139.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp ラ技で古典球アンプを発表しておられた新氏の配線具合は割りと好きなんですけど
人によってはヘタクソだと言う意見も有って美意識は人それぞれだなと思いました。
大量生産品の機器でも自然な(見える)枝振りが有って、女工さんがやったとしたら無作為の美とでも申しましょうか。
やろうとすると、これが案外出来ないのです。

274: RW-2 :2015/09/30(水) 03:10:05 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >新氏

先般、玉音放送をデジタルリマスタリングなさったのも新氏でしたね。

>大量生産品の機器でも

TRアンプが全盛になった頃のソニーさんの高級アンプのハーネスは神技だす。
あの束ね方。レーシングの巧さ匠さ。とてもああはできない。職人技でした。

275: 前期 :2015/09/30(水) 10:16:14 HOST:h220-215-129-102.catv02.itscom.jp 球アンプの配線は西部流とQuad流じゃ違い松ね。西部のそれはなぜか昔の電話
交換機に似ています。美的ではないかもしれませんが安定性とメンテのやりや
すさを優先しているのでしょう。そのpragmatsimに痺れ松ね。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1121080635/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c80

[近代史3] ドイツの音楽、ドイツの音、そして世界の音 中川隆
31. 中川隆[-9812] koaQ7Jey 2019年6月06日 21:34:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2628]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
TELEFUNKEN 欧州ビンテージスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/


1: あらい :2011/04/01(金) 07:59:04 HOST:p154.net219126028.tnc.ne.jp

会社としてのテレフンケン(Telefunken AG 、初期はTelefunken GmbH )は1903年5月27日に、シーメンスとAEGの合弁会社として
無線技術の為にベルリンで設立された。
後にシーメンスは独立した会社となる。

欧州のビンテージメーカとして、人気はあるものの
あまり知られてないところもあるメーカで一部のマニアには人気ある。
自分も、それほど知らないです。
このスレはあるべきでは。とおもっていました。
JBL,アルテック、タンノイなど、とは違った特徴のある欧州のオーデオを
書き込みましょう。



2: ジークフリート :2011/04/02(土) 12:19:49 HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp
>>1
テレフンケンのスピーカーは、4機種しか聴いたことがありませんが、「こんな安物で、なんでこんなマトモな音がするのか?」って感じで…流石、五味先生が感心しただけのことはあると思います。

私が使った2機種は、ユニットにテレフンケンのテの字も無いので、イソフォンかどこかのOEMかもしれません。

今所有している8インチ古レンヂは、金色のアルミダイキャストフレームにドルトムントのマグネット。
フレームは、バッフルから浮かせるようになっていたり、ダンパーの背圧抜きの穴があったりで、結構よく考えて作ったみたいです。

目下の課題は、この古レンヂの設置場所でして、後面開放箱の特徴を活かしながら、他のスピーカーの邪魔にならないように。

3: あらい :2011/04/02(土) 18:28:31 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp
無い袖は振れぬかと思ってましたが。
ジーフリークさんが使っていましたね。

自分は、JBL、アルテック、タンノイから、フルレンジの魅力に行き着き
イソフォンのラジオ楕円スピーカが、芯のある国産には無い特徴が気に入って
ジーメンス15m15d、ザクセン8吋、テレフンケン青L,をききくらべて
購入。
メンデフィールドからテレフンケン10吋となりました。
30年〜60年くらいのユニットは、テレフンケンの同じサイズでも色々とあり
蝶ダンパーの種類やセンターダンパー、フレーム構造で違った種類のものがあり
程度の差も結構あるようです。
テレフンケン8吋は、知り合いや山中湖す○もでも専用の後面開放フロント
ローデッドのボックスでも聴きました。

欧州ユニットで、これらのスピーカは共通したスピード感と分解能の高さ
でウエスタンやジャンセンのスピーカに共通するようなポテンシャル
を持っているのが特徴だと思います。
人気のせいで、値段も比べて安く手に入るのはありがたいと思ってます。
今ある、入手できるユニットではまたフィールドのユニットが結構多い
のも、得をするように思えますね。
シーメンスの11nはツイータを加えるだけで、全体の雰囲気がもてる
のは、フルレンジベースならではのメリットもあるように思えます。
自分のオリジナルなスピーカを作るの楽しみが、感じられるマニアックな
オーデオがこの手のビンテージではないかと思ったりもします。

4: あらい :2011/04/02(土) 19:03:45 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp >こんな安物は、言えてます。
でもジャンセンの8吋も、皆これはゴミ捨て場で落ちていても
不思議無いというか、だれも見向きせんで500円だなとか。
自分はみつければ拾ってかえりますが。

5: ジークフリート :2011/04/03(日) 09:02:04 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp テレフンケンで何を聴くか?ですが…今のところ、私んちでは、常設ではないので…たまにアンプに繋いで、テレフンケン〜テルデックのクラシックでも聴いてみようかナ?と考えております。
テルデックのCDでは、主に古楽器ものを揃えましたので、古楽器のフレッシュさと鋭さをちゃんと表現して欲しいところですが…8インチシングルコーンでは、ちとツライかナ?

6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp ttp://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

ペンションす○○の木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが
良い音でした。
他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。
このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。
今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。

7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp 因みに、ペンションす○○の木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。
大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。
ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパー○さんと知り合いみたいです。

8: ハーゲン :2011/04/03(日) 15:51:36 HOST:ksechttp131a.sec.nifty.com テエフンケンはスピーカーだけでなくエレクトロニクスも非常に良い
と思います。
某ドイツ物ショップでノイマンのW444StaとテレフンケンのW691(アクティブ
フェーダー)を聴き比べたところテレフンケンの良さを思い知りました。

9: あらい :2011/04/03(日) 16:38:11 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp む!!。。。そうです。
>某ドイツ物ショップ
VINTAGE ○○○Nですね。

ハーゲンさん
実は、来月にテレフンケンモノラルのフェーダ(ACTIVE)
を仕入れます。
シーメンスもあるようですが、知り合いからテレフンケンが良いといわれ
予約。
これの24V電源を作ります。
AZ-1の整流管を使って自作でやります。

音は鮮度よく、音圧もあって絶対これだと思ってました。

10: あらい :2011/04/03(日) 16:45:05 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp Telefunken W690 monoです。

電源は、110V位を24Vまで落として、チョークフィルター3段にして
ビンテージコンデンサーをレイアウトするのが味噌です。

11: ハーゲン :2011/04/06(水) 19:49:28 HOST:eaoska053208.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >VINTAGE ○○○Nです!

ノイマンのW444Staと(型番は忘れたけど)パラメトリックイコライザと
V473でヘッドフォンを聴くシステムにしようと思っています。
が、V473のピンアサインわからず困っています。
この手のものは電源でかなりとが変わるといってました。専用の電源を自作
するというのは考えになかったもので、シーメンスのスタジオ用のレクチ
ファイアを買ってしまいましたが、19インチラックででかい!
どうしたものかと思案しています。

12: あらい :2011/04/06(水) 23:20:36 HOST:p134.net219126024.tnc.ne.jp ハーゲンさん

19インチラックのSUPLLYはすごいですね。
アナログミキサーの安定化電源では?
タンガーの入ったウエスタンはオークションで出てましたね。

知り合いは、電源をAZ-1とセレンで比べて
自分は整流管のほうが良いと思いました。
電源の差は大きいです。
アンプを換えるほどと変わらない差があると思います。

13: ハーゲン :2011/04/08(金) 23:28:43 HOST:180.248.12.61.ap.yournet.ne.jp あらいさん
確かに電源はセレンがいいと言ってました(例のお店)。理由はよく
わかりませんでしたが・・・

以前はドイツのものはあまり日本では一般的ではありませんでしたが
今はいろんなものが入ってきていますね。

クラングフィルムやテレフンケン、EMT、ノイマンといった製品の優秀
さには舌を巻きますね。

例のお店でザクセンウェルケのフルレンジを聴きましたが、昔お金持ちの
家にあった高級ラジオの音を彷彿とさせるものでした。
ザクセンウェルケって旧東ドイツの物なんだそうですね。

14: あらい :2011/04/09(土) 00:25:21 HOST:p227.net219126023.tnc.ne.jp ハーゲンさん
ザクセンのフィールドは、励磁の電源値でかなり音が変わるといいますので
知り合いが持っていました7インチサイズ。
これのマグネットは前に聴いたことはありますが、20cmくらいの割りに
低音が出てくる感じでした。
RFT のフィールドもなかなか良いらしいです。
メンデも、元は高級ラジオですね。
ラジオのスピーカはモノラルでも、ユニットがシリーズに入っているので
抜き取りで数はとれるようですね。

励磁の電源でトランスを色々聴き比べてみて、USのトランスの差が結構あります。
チョークでもうなりやハムが出るのは、論外にして
それぞれ、比べると違いがでてくるのが分かります。
後は、整流管の種類がおおきいです。

大抵、おおがかりにすると巻き線抵抗で電圧を4割位おとすので
電熱ストーブみたいになる場合もあります。
そんなことは、当時やっていたかはわかりませんが(タンガーなどあるので)
まともに電気回路を組む人からは、意味の無い事に思えると思います。

ビンテーのお店のかたは、シンプルイズベストに音楽を楽しむ趣向なマニア
向けに考えてるようで
自分もこんな世界を、ずっとやってゆくと、そうなってくるように思えます。

15: あらい :2011/04/15(金) 21:46:53 HOST:p230.net219126026.tnc.ne.jp VINTAGE ○○○N

ここのところ、ソーラ電源でフェーダやCDPなどの電源をつくっているですね。
バッテリーで動かし、インバータを使うと言ってます。
どのくらい効果あるか興味あります。
自分も、車のバッテリーをひっぱってきて試そうと思います。
アクティブフェーダが24V 仕様なので、バッテリー2個を入手か。

16: あらい :2011/04/16(土) 13:27:57 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp 試しました。

VINTAGE ○○○Nのテレフンケンモノがとどき、
手持ちの4WDクラスの12Vバッテリーに繋ぐ。

元々24V12mA仕様なようですが、音は十分出ました。
これなら、電源を作るでもない感じします。

音厚いし、今までに聴こえてなかった音圧が増してよい。汗

試しに繋いだ9Vアダプタは、汎用品でイマイチ高音がうるさめになりますが
比べてバッテリーは静かに、パワー感があってリアルです。

17: あらい :2011/04/16(土) 13:57:47 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp バッテリーにしてSNが良いというのは
これの事ですね。
スピーカ変えたというか、カートリッジを上げたような音の出方です。
前に金田アンプのバッテリーは、固すぎでしたが
これは全くそんなことありませんね。
低音の音圧も一ランク上げたという感じに鳴ります。

18: ハーゲン :2011/04/16(土) 14:44:41 HOST:122x211x108x218.ap122.ftth.ucom.ne.jp 電源は難しそうですね。セレンがなぜいいのかもよくわからないのに
選択肢が増えてしまうと困ってしまいます。

以前のシステムはすべてアメリカ製のものだったのですが、このところ
取り替えるものはだんだんヨーロッパ製のものばかりになってきました。
それもオーディオでは古くからなじみのある英国製ではなくドイツ製の
ものが多いようです。私は車を運転しないのですが、オーディオ以外でも
ドイツ製品が多いように思います。
カメラ、望遠鏡、爪切り、シャープペン知らず知らずにドイツ製になって
きています。地味だけどいい製品が多いような気がします。
あんなに食べ物が不味い国なのにね・・・・(偏見かな?)

19: あらい :2011/04/17(日) 00:08:52 HOST:p086.net219126020.tnc.ne.jp ハーゲンさん、
ACTIVE FEDERでやるでしたら、バッテリーはお勧めです。

手間も、繋げば直ぐ聴けますし、充電のメンテはケアいりますが。
電流値もチェックできるようにします。
これで、AZ-1やトランスを入手したりしましたが必要ないかも。
別に、ACでセレンも仮に試す予定です(半導体のトランスで)
同じにテレフンケンのフェーダでセレンとAZ-1を切り替えて作った
人のを聴かせてもらったときは、抜けは整流管のほうがありました。

励磁で作ったものがかなり重たく、大きいのも考え物です。

食い物まずいですかね。。
意外にドイツワインもうまいとおもいますが。都会のベルリンではあまりうまい
ものは食えなかったですね。

20: あらい :2011/04/17(日) 16:13:55 HOST:p179.net219126045.tnc.ne.jp ACTIVE FEDERは、今日聴いていて。
ゲインがすごく高く、LPで聴くと誘導ハムを拾います。
バッテリーだからか?
励磁電源のEZ150が直熱管のように、振動を拾うのがわかる。
これは対策が必須。
アースだけではおさえられない。
指で、はじくとスピーカから音が出てきます。
フェーダのゲイン位置でもノイズの出方がかわる
ACも折角だから、作ってみることになりそう。

21: あらい :2011/04/18(月) 22:03:34 HOST:p176.net219126030.tnc.ne.jp 治った。。。

アンプとラインのアースと、プレーヤのモータシャーシのアースをとって
ぴたり止まりました。
ハムが無い状態でないと、やっぱ音が汚く聴こえる。。汗

22: ハーゲン :2011/04/19(火) 20:18:00 HOST:eaoska051196.adsl.ppp.infoweb.ne.jp 某オークションサイトを見ていたらオイロフォンのエンクロージャーなし
「ユニット14個とアンプ」というのが出ていたので思わず精進してし
まいました。オイロフォンは見たこともないので楽しみではあります。
日本には輸入されたことがあるのだろうか

23: あらい :2011/04/23(土) 21:39:42 HOST:p004.net219126047.tnc.ne.jp 今日、フェーダの電源
バッテリーとタムラのトロイダル2次30Vをセレン(シーメンス)で簡単に作り
聞き比べる。
ACの方が、パワー感はあるけど鮮度が落ちる。
ボーカルのリアルなニアンスや陰影はバッテリーが勝る。
バッテリーは12V(23mA)実測。
ACはスライダックで電圧調整して24Vとのききくらべの差はあるものの
バッテリーの音の出方の方が自分は気に入ってます。
これを24Vにして、後はAZ-1のチョーク3段と比べる予定。

24: あらい :2011/04/27(水) 21:05:34 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp バッテリーを元々あった12vのものから
今日、オークションで仕入れた、安いバッテリー12vに換えて6k円くらい
聞き比べる。(液補充が入らないタイプの物)
なんと、前の方がよい。(日赤三菱)2万位してたです。
なんなのと言う感じ。

2つ購入したので24vでフェーダ(仕様は24v)を比べても
前にあった、12vの方が良いと言う。

電流を調べてみようと思いますがなんで。。という感じです。
マイリマシタ。

25: あらい :2011/04/27(水) 21:25:21 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp 12vでは同じ電流値ですね。
24vで51mA

なにが最新カリューム合金なんか、大きさでプレートの差なのか
これでも電源の差があるなんて物量の差なのか。

26: あらい :2011/04/28(木) 21:47:55 HOST:p016.net220216008.tnc.ne.jp

旧バッテリー日石の物は
カルシウムバッテリーでプラスマイナス両方の極板にカルシウム合金を
使用したハイパワーな バッテリーです。

2個で1万円の新バッテリータイプは
アンチモンバッテリーでプラスマイナス極板にアンチモン合金が
使用している物。

やはりカルシウム合金が良いのでしょうか!

カーオーディオで調べてみるとパナソニックのカオスというバッテリーが
音が良いと言われているみたいです。

セレンも確かめてみました。
シーメンス300V200mAにタムラブライトシリーズ
2次30V
フェーダ負荷で18V

フェーダの定格は24V120mAまでとなってる様ですが
聴いた感じでは、18Vくらいが良いです。
これだったら、良質バッテリー12Vをモノで繋ぐがよいかと思いました。

1)旧バッテリー12V
2)セレン18V
3)新バッテリー12V
4)新バッテリー24V
の順位で音の感じを受けてます。

後は、整流管で確かめます。

27: あらい :2011/05/03(火) 22:07:29 HOST:p084.net219126023.tnc.ne.jp 今日は、電源をバッテリーとセレン2段チョークで作り
比べてます。
バッテリーは確かに高音の澄んだ音や静かに立ち上がる音の良さは、あると思いますが
低音の繋がり感というのが、イマイチかけるところがあるように思いました。
仲間で聞き比べてそういう意見も参考になり、

ACから平滑を十分に行うほうが、音楽的なここちよさというのがある様に思えてきました。
整流管を使うのがまだパーツが届かないので
早く試して比べたいところです。

一人でやっていると、わからない所を客観的に指摘された感じもあり
独りよがりになるのは、間違いと反省。
素直に考え直した、、と言うものです。

28: あらい :2011/05/06(金) 20:58:24 HOST:p006.net220216009.tnc.ne.jp 昨日、手持ちタムラのトランスでモノ電源のセレン仕様をつくりました。
セレンは、かなり熱がでてくるのには参りましたが
(これは有毒ガスがでるかも)
シリコンでも試してみるかな。
音は、モノラルにするとセパレーションと、低音の解像度がよくなり
しっかりした音に、なってきます。

電源セレンとチョークを分けて、整流管AZ-1と聞き比べするのが楽しみです。

29: あらい :2011/05/15(日) 11:05:50 HOST:p031.net219126026.tnc.ne.jp セレンで試して

目安として500mAの物ですと2倍〜3倍のトランス容量になります。
トランスは1Aか1.5A位がベストです。
その逆で500mA欲しい場合には2〜3倍のトランスを使わないと流れません。
上流のトランスの話と、セレンの下流のバランスも重要です。
セレンは逆電流に弱いので電流を出来るだけ抵抗なく流してあげる必要が有ります。

コンデンサインプットなのですが超低ESRの物
をパラって使用しております。チョークの場合は出来るだけ抵抗値の低い物を
使わないと逆電流にてセレンがやられてしまう場合も有るようです。

上流と下流のバランスが難しいようです。

30: あらい :2011/05/27(金) 23:51:16 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ACTIVE FEDERその後。
イーべにてやっと仕様のトランスペアUTC重量級を見つける。
これで、整流管AZ-1が使える。

セレンは4種類、耐電圧とMaの違うものを比べて
結構違いも出てくるようでした。
チョークはソーダーソン、ケニヨンがやはり音がよいです。
スタンカーはイマイチ、音が荒く
コンデンサーはフィルムとオイルで色々比べる。
自分はオイル系の方が深い感じでクリヤーなフィルムとは悩み。
コンデンサーインプットはすっきりとまとまっても、
なにか硬いという感じもあって基本チョークで平滑の電圧を半分くらい
抵抗で落とすやり方。
励磁電源と同じやり方がやはり良いようでう。



31: あらい :2011/06/11(土) 07:57:36 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今月のMJにビンテージJの記事
ソーラバッテリーが載るそうです。

自分はバッテリーは止めましたが
active-faderのセレンを今日ビンテージから別に電源をいれたので
聞き比べします。
シンプルに洗練された作りのもので、自分の3段チョーク電源との違いが
どうかまた報告。

32: 私の息子はEL34 :2011/06/11(土) 09:03:23 HOST:FLA1Abg225.fko.mesh.ad.jp テレフンケンのECC82/83を何十本か所有しています。
管底のダイヤマークの事を知り必死で調べたら1本も無くて
落ち込んだ遠い昔w。

33: あらい :2011/06/11(土) 10:31:48 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分はTESLAのECC83とE83CCを持っています。
フォノで比べると音は確かにE83CCの方が上だと思いました。
値段も高いです。
ECC83は、アンペレやムラドのロシアと同じ位のレベルだと思いましたが
国産東芝通測も同じ位だと思いました。

34: あらい :2011/06/11(土) 13:28:19 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp *ビンテージJと 自分の電源比較

一聴した印象、同じシーメンスセレン仕様でもだいぶ違いありました。
中は確認してませんが、電圧は24Vで同じ位のMa70〜80mA
フェーダはテレフンケンモノに電源は1つです。

ビンテージJの電源は、全体に落ち着いた、ボーカルもセンターに等身大
の大きさに聴こえ、SNが良い感じで音楽的にとても心地よい気がしました。
音のまとまり感は秀でていると思います。
HIFIな印象というか、破綻が無い。
自分のは、トランスと物量が3段チョークで解像度やレンジは伸びて聴こえ立体的に鳴る
様です。
比べて少しSN落ちているかという感じで傾向は
そのままな音です。
電源を今はスライダックをつけているので3箇所、規定電圧にあわせるまで
ハムが聞こえるのがチョークのそれぞれで電流が変わってゆくためかと思えます。
この辺り、コンデンサーインプットの量とレイアウトも効いて来るので
またカット&トライでやるしかないです。

ついでにビンテージJの電源に自分のチョーク3段を加えると
立体感は出てきますが、なにかバランスが取れてないように感じ
オリジナルのまとまり方を変えない方が音がやさしく、リアルに聴こえれば
良いのだなと思います。
パンチがあるわけではないですが、音のまとまりが美しいというか
何を聴いても落ち着いて聴けます。
この音が欧州系といえばそうかと思いますが、ビンテージの店主はケーブルや
コンデンサーもかなり検討したと言っていたので
間違いないのだと納得しました。

35: あらい :2011/06/12(日) 19:14:25 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp やっと届いた
電源トランスで、AZ-1の整流管電源を仮つくり
組み合わせる回路が完璧でなく
チョークインプットの場合の電圧が規定にでてませんが。
整流管の音は、良い感じします。
セレンのパワー感というかダンピングの効いたようなよさはありますが
整流管は、抜けの良い楽器の響き具合が自然かとおもいます。

電源の影響は出力管より、おおきいと思います。

36: あらい :2011/06/14(火) 00:07:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今日整流管仮組ですが、かなり良いと思います。
規定の24Vまで調整
セレンと比べ、こちらの方が音が立体的というかリアルに出てきます。
人の声や楽器の余韻が自然に聴こえ、心地よい。
AZ-1はEZ150 に比べてプリの電源に丁度収まる感じです。
UTCトランスが150vの350mAヒータが5V6A
で余裕があるせいもあると思います。
後はコンデンサーのレイアウトでチョーク3段のモノブロックで電源完成に
します。

37: あらい :2011/06/16(木) 21:45:47 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp AZ-1の真空管3種類を交換して比べてみました。
フィリップスのナスメッシュが一番良いです。
後は、テレフンケンメッシュと、バルボのメッシュでないNOSです。

セレンも、購入したビンテージ○インのと、自分のも比べました。

電圧は、同じ位でAZ-1はスライダックで少し調整していますが
同じ24Vで50mA程度でした。

AZ-1の比べ
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
3)バルボNOS

3)のAZ-1と自分のセレンが似たレベルでした。
○ジョインの電源は、音色の傾向が抜け良く聴こえ心地よいと思います。

ただ、ワイドさと言うのでしょうか、AZ-1の整流管の音色傾向に近い気がしますが
比べると、
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
の方が上に 聴こえます。


抵抗も要らない状態でならせそうです。
100Vで25V位、55mA程度です。

これで、決まりました。

38: あらい :2011/07/02(土) 10:50:05 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp Active-fader後は、ケーシングで完成です。
これが、重い。
パワーアンプ並みの電源20K位以上はあり、欲張りすぎか。

今日朝、他で借りているAMPEXマイクアンプ4CHビンテージ(値段不明
買うとイーべで1000jくらいと思います。
音の傾向が全然違い
USと欧州の違いか、ライブとスタジオの音傾向の違いといいますか。

厚みやボーカルの押し出しの感はAMPEX が特徴ありますが
余韻や情報量の多いさは、フェーダにあります。
温かい音はアンペックスで楽器よりなアナログな音
active-faderは鮮度があがり空気感というか、繊細な音まで表現されるのは
優る。音は硬くないPUREな音ですね

システムによって使い分けるほうが良いのかですが、AMPEXは捨てられない
魅力もあるようです。

39: あらい :2011/07/02(土) 10:58:45 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp どちらをとるかと言われれば

電源で自由に音が変えられる点のあるACTIVE-FADERです。
平滑をどうするかで、かなり音が変わり
全体の鮮度が優るのは、どうしてもそうなると思います。

40: あらい :2011/07/17(日) 15:58:41 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケン電源は、モノブロック正解でした。
シングルでは、負荷のせいもあるのですが音の厚みが違うほうがセパレーション
より出てきます。
音色は変わらずですが。
Vin○ageの電源は、バランスはよく音色も整っていますがダイナミックな
音はきれいに出る音だけでは無いようで
構成での絶対量で、自分のが勝ると思います。
電源の差は、やはりおおきい。
UTC電源&3段チョーク10H250mA 2段と150mAコンデンサーの初段4F&30F30F
特にチョークは銘柄の差は、コイルの巻き方や太さなのでしょう、
好みはソーダーソンで、後ケニヨン。スタン○ーはイマイチな
国産では絶対に得られない音がでます。

41: あらい :2011/08/04(木) 08:22:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンフェーダの電源モノがほぼ完成し
改めて、アンペックスのミキサー真空管アンプと比べてみました。
ほぼ互角と聴こえますが、鳴り方の違いがあり
この辺りは、好みが残ります。
USのライブレコーディングと欧州スタジオの差なのでしょうか

アンペックスはなかなか良い音で雰囲気を出します。
程度の良い物が入手しにくいアンペックスですが、借りているものは
かなり良いもので、手入れもしてありました。

情報量は比べれば少なめかなとおもいますが、音楽を心地よく出す
アンペックスは良いと思いました。
ヘッドアンプはプロスタジオで真空管の高価なものも聴いたこと
ありますが、傾向は音圧があってリアルに響いてくれるところだと
思います。
この差は、マイク&アウトプットトランスの影響があるのだとおもいました。
(アンペックス、4マイク2アウトトランス)

42: あらい :2011/08/07(日) 12:34:56 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 昨日、テレフンケン用のモノブロック
片方がおかしくなり、発振
色々チェックして、分からず迷宮入り状態。
最後にダメ押しでわかったのが、フィルムコンデンサーの絶縁不良
中古で持っていて屋根裏にほったらかしていたネットワークのものを使ったのが失敗。
今日は借りたノイマンフェーダと比べる。
どちらが良いでもない感じで、このみでしょう。
基本はactive faderの切れのある情報量な音でどちらでもOKだと思います。

やはり電源での違いで全く変わりました。

43: セスク :2011/08/16(火) 06:46:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ジーメンス手に入れました。これも良いですよ。ボーカルがバッチリ前に出てくるよ。テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

44: セスク :2011/08/16(火) 06:54:58 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ちなみに上の方でバッテリー電源が良いとあったのでやってみましたが。音が痩せてつまらない音でした。バッテリーの種類でも変わるのかな?GSユアサのバッテリーを使ってみました。
現在はセレン電源です。

45: あらい :2011/08/20(土) 23:42:09 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

テレフンケンとノイマンは、比べましたが
レベルは同じで、どちらも電源次第で音が変わります。
シーメンスは多少、派手目にでるけどバランスはテレフンケンが良いと
いう方が居ますが、自分は聴いてません。

整流管、セレン、バッテリーの順で
AZ-1でナスタイプのテレフンケンメッシュが一番良い音がしますね。
フィリップスは大雑把に感じます。

セレンは平面的な、音のダイナミックさは整流管仕様です。
特にモノブロックは、音がかなり自然に鳴ってくれますが、
電源の平滑化でまた音は変わります。

46: あらい :2011/08/20(土) 23:48:59 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp SNの点では、バッテリーも良いですが
音がやせるのは同じ意見で
パナソニックのカーオーデオ用のものがよいそうですが値段が高いので
自作でAC電源を作るほうが調整もできて面白いです。
セレンもシリコンよりはよいですが、半導体的な音なのは、避けられないと思います。

47: セスク :2011/08/21(日) 08:21:25 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様おはようございます。
セレンが音に深みもあってかなり良いと思っていましたが
真空管も良さそうですね。
AZ−1とはどんな整流管ですか?なぜAZ−1を選んだのかお聞かせください。

48: あらい :2011/08/21(日) 09:24:33 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp セクスさん、はじめまして。
AZ-1はテレフンケンです。
カソードの電圧を小タイプのモノで選んだからです。
5AR4なんかよりランクはやはり上です。
比べれば分かりますが、整流管は深みや立体感の表現力は音楽を
心地よく鳴らせます。
是非にお勧めします。

49: あらい :2011/08/21(日) 09:27:27 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンの管は、なかなか良いです。
EZ150でやってみたという人も居ますが、より音がしっかりするようですが
大掛かりになるのが気になります。
自分のは、旧掲示板に写真を載せています。

50: あらい :2011/08/21(日) 09:37:37 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 良いことばかりでなく、ビンテージ中古ペアで集めた
部品で、電源トランスUTCの片側が何故かハムがでて止まりません
叩くと治ったりしますが、
結局、特注で巻いてもらうことにし
ヒータも4V(AZ-1)5V 6.3Vをつけて後々の他の整流管を交換できる様に
注文。
AZ-1は、サイドソケットでソケットがぐらつきやすく注意が必要で
大抵は少し緩んで補修してあったりします。
フィラメントは、Vの字のメッシュが見た目も良いです。
カーボンのAZ-1は、音はイマイチ良くないです。



51: セスク :2011/08/22(月) 09:41:18 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp テレフンケンやバルボなど昔のラジオ用の整流管たくさんあるようなので研究してみたくなりました。
やはりメッシュがかっこいいですね。

52: セスク :2011/08/25(木) 06:54:00 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様
電源トランス特注とは、国産トランスメーカーに注文したのでしょうか?
そのような規格を作ってくれるところはありますか?教えてください。

53: あらい :2011/08/25(木) 07:52:27 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セクスさん
おはようございます。
ノグ○とか、カス○とか特注で巻いてもらえます。
タム○は高いです。
カス○でよく自分はヒータトランスとかやってもらってます。HPで確認してみては。

整流管は、かなり音変わるところだと思います。
出力管より楽しめますね。

54: セスク :2011/08/25(木) 09:49:44 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様ありがとうございます。しかしノグ○とか音はどうですか?UTCが凄すぎるので比べてしまいます。イーべなどで探してみようかと思います。

55: あらい :2011/08/25(木) 12:38:23 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 電源トランスは、まだ安心と思ってますが
仕様も、思うように設定できます。
海外ビンテージは保障は無く、1次が117とかアバウトに下げて考えるしかないです。
アウトプットでは、選びますが、逆にビンテージでf特が狭くなってしまうケース
もありそうですね。イーべはペアででていたりしているので、得な場合も多い
ですが、返品も可能なケースもありますね。
因みに、上で書いたUTCのトランスは配線の接触ミスでトランストラブルは無かった
です。
中には、負荷入れて電圧が出なくなる場合もあります。

56: あらい :2011/08/25(木) 12:41:18 HOST:fwgw.yamaha.co.jp セスクさんのセレンは、是非整流管をやってみる事をお勧めします。
仲間連中もやっぱ、整流管よね!と
同じ意見です。

57: セスク :2011/08/25(木) 18:24:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 整流管やってみたいです。トランスを探さないとダメですね。やはりチョークを入れ
π型フィルターでやるようですかね。チョークインプットが良いかコンデンサーインプットが良いか…楽しみです。

58: あらい :2011/08/25(木) 20:28:46 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1の場合、自分は75V の両波でチョーク3段でやってます。
他の方は、100V前後でやってるようです。
電流は60前後位流れるので3倍くらい電源トランス200mA以上の許容量があるほうが
良いです。
大きすぎても、音が返って雑になるような感じしますので
仮組でトライすると良いです。
チョークも、Ma200以上のでかいのを使ってます。
自分はソーダーソン、ケニヨンが抜けよくすっきりした音がすきです。

コンデンサーはオイルか、フィルム
ケーブルでの音も影響します。これは好みでブレンド程度。

59: あらい :2011/08/26(金) 22:56:08 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp  電源トランス
カス○無線、特注

 1次 0-100V-110V(E)
  2次 75V-0-75V 300mA 
   80V-0-80V    300mA 
     0-4V AC 3A 
     0-5V  AC 3A 
     0-6.3V  AC 3A
容量   138.9VA 
形状   O-BS500型
端子数 15端子 (1端子追加)
オプション 静電シールド(E)

これで特注しました。

これをUTC
Pri: 117vac
Sec: 3-4-5=1000vct 300ma
Sec: 6-7-8=150vct 350ma
Sec: 9-10-11= 5vct 3A
Sec: 12-13-14=5vct 3A
Sec: 15-16-17=6.3Vct
Sec: 18-19-20-21-22=6.3vct (term 20 is ct.) 6A

と比べてみます。

追って報告しますです。

60: セスク :2011/08/27(土) 08:58:54 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 4V 3Aではヒーター電圧が高く出そうですね…。

61: あらい :2011/08/27(土) 11:45:53 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1は、4Vですよ。

ヒータをそれぞれとったのは、他の整流管も試せるようにしました。
電流容量は2Aはあったほうが良いと思います。電流は負荷で60mA
EIコアとUTCはよくわかりませんがその音の差
トランスもプリでも、ある程度熱ロスもあるので、うなりなどハムをケアできる
サイズは必要だと思います。

62: セスク :2011/08/27(土) 19:24:09 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ-1の規格表を見ていたら、4V 1.1A となっていましたから、3Aでは電圧が高く出るのかなと思いました。私はアンプビルダーなので、ついそういうところに目が行ってしまいます。
まあ、ドロップ抵抗でも入れればいいのでしょうが…。
AZ−1手に入りそうです。自分も試してみます。

63: あらい :2011/08/27(土) 19:37:24 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セスクさん
出来上がったら是非、ご感想お願いします。
自分も、もう一組組む予定でいます。
AZ-1は、自分のでテレフンケンナスメッシュがよいです。

64: あらい :2011/08/27(土) 19:40:36 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ところで、スピーカは何をお使いでしょうか。

65: セスク :2011/08/27(土) 20:16:02 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp まあいろいろやりましたが現在は、ビンテージ物のフィリップス8インチです。

66: あらい :2011/08/27(土) 21:13:12 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp 8吋はメンデも前に使ってました。
フィリップス8インチは、聴いてないですが評判のよいユニットですね。
自分は、5吋アルペアと10吋テレフンケンです。

68: セスク :2011/08/31(水) 18:47:04 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp フィリップスにしか無い艶があります。お気に入りです。あと良かったのはRFTのフィールドかな。

69: あらい :2011/08/31(水) 19:11:26 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ビンテージは、艶感があってどうしても他にでないというモノがありますね。

電源は進んおられますか?
自分のは、ケーブルと電圧調整抵抗で聞き比べてます。
ケーブルは突っ込みたくは無いのですが、ハイエンドな抜けの良さなど影響が
でます。

70: あらい :2011/09/01(木) 20:51:26 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp セクスさん
フィリップスのメッシュは、音がおおらかで良い感じもあります。
自分はテレフンケンのナスがすきなのですが(これのSTは、ナスの方が良い)
直熱で他も試してみたいですね。

最近聴いてなかったCDで比べて、このactive-faderで情報量は勝り
自分のシステムも自分なりの進展がありました。
別に欧州であろうが、USであろうが関係ありません。
当時、回路のUS作りの欧州といわれていたのはなるほどと思いました。

次は国産、名前の無いようなカス○とがどれほど違いでるのか確かめます。
単純にトランスを換えるだけで試せるです。
タムラに関しては、セレンでしかみてないですが普通でした(セレンでのはなし)

71: セスク :2011/09/03(土) 07:02:19 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ1試しました。成功です。セレンより音に深みがあるのが確認できました。
電源トランスは余っていた国産を使い、チョークだけはUTCとWEを使いました。
AZ1はテレフンケンメッシュです。SNが悪いとも感じず、音は素晴らしいです。
最終段に可変抵抗を入れ、10V〜26Vまで調整できるようにしました。コンデンサーは様々なオイルコンのみ使いました。
(WE、ジーメンス、等余っていたので…。)こんなんで満足のいく電源になりました。

72: あらい :2011/09/03(土) 09:27:22 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp おはようございます。
よかったですね。
直熱のAZ-1は、自分も良い管だとおもいます。

自分は、今UTCの電源を仮組でカス○のトランスに繋いで聞き比べをやってます。
最終は、また落ち着いて報告しますが
電源トランスで音は変わりました。(仕様は2次 75V-0-75V 300mA とUTCは350mA)

電圧トランスがカス○(24Vで48mA)に対して、UTC (22Vで40mA)まで落ちます。
カス○のトランス極性を換えるとまた定位や音も変わります。
ファーストインプレで言えば
UTCですね。
チョークでも音は結構変わり選びますが、電源トランスも影響ありです。
音が、一見おとなしいようでもSNのよさか静かに余裕がある感じになります。
トーンのボトムエンドでバスドラムも下がってくれるようです。

73: あらい :2011/09/03(土) 09:56:19 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 自分の今まで試したところで言えば。

音に影響あるパーツは

1)電源トランス⇒これは初めに決めたものが足を引っ張りますので大事。
国産、ビンテージでの差もあります。
2)チョーク⇒3段くらい平滑、mAが足りないと音が延びない、SNで音の感じが変わる。
3)配線と線材⇒ばかにできません、ブレンドの音色は大事
4)コンデンサー⇒フィルム、オイルの差、電解の差もありますがあまりこだわらずにやる方が
良い。

74: あらい :2011/09/03(土) 11:47:25 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 国産特注カス○と、UTCの聴き比べ。

カス○は、ダイナミックレンジが広いのか情報量は多い感じにきこえます。
UTCは、比べてナローぎみなのかもしれませんが
比べて、聴きやすさはUTCで

丁度CDとLPの感じに似ているというか
ソース録音は同じでも、やはり延びきらないCDは機械的に出す音で
音楽性を出せないのと、サンプリングの狭さによる不自然さはCDに感じますね。
UTCは、ずっと聴いて飽きない感じします。
カス○はつかれる用におもえ、ボーカルのニアンスや余韻はUTCです。

この辺り、アンペックスのマイクプリに似た傾向がUTCにあると思いました。

国産の、ISOがカス○とにた感じを受けますね。
タムラは前にセレンでしか使える仕様でしかなく、比較はできませんが
国産はだいたい傾向は同じなところもある様に思ってます。
佐久間アンプなど、タムラを使わないと発振すると言うひともいますので
安定度は信頼できるものだと思います。

エージングでまた、仮配線状態なので正確ではないですが傾向はそうだと思っています。
以上です。

75: あらい :2011/09/04(日) 20:31:16 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、行きつけの音楽いろいろ録音までやる喫茶で
フェーダ一式を持ってゆき、丁度あったTRUE-SOINIC3台を鳴らしてみました。
USというより、欧州的な鳴り方は良いSPですが
フルレンジタイプの方が、自分はこのみです。
フェーダ電源は、皆(3人)の意見は、一皮向いた感じでパワーアンプ変えたくらい
変化があって良いと言う意見でした。

アンペックスMx10は、ALTEC409と鳴らすと本等にライブな感があり
パワーアンプがまた、6L6ppのミリタリー1950年
WE直系なアンプでした。
ちょいメンテが必要な歪に敏感なのは古いゲイン高い初段6SL7で構成して
居る為でしょう。
アンペックスのボリュームガリが普段より大きく聴こえる。
よくあるランドセルタイプより大きいくらいのWEやジャンセンアルテックを
鳴らしていた時期でしょう。409とはぴったりと嵌りました。
当時はこうして慰問してライブや映画演出していたものかと思います。
雰囲気があり、決して優秀でもないですが
音楽が楽しく聴こえました。

76: あらい :2011/09/07(水) 00:19:40 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、整流管を手持ち(WE705A)直熱のフィラメント
トリタンを試しに使ってみました。
音太い。熱は送信管ですが
フィラメントが5V/5A、
プレート耐圧30kV(ピーク)、プレート電流は375mA
プレートを500V程度、無負荷で70V 程度がでて
24Vをあわせて使う。

これは、良いような音圧あってAZ-1よりリアルに、はっきりとした音で
鳴るようです。

77: セスク :2011/10/01(土) 16:10:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツにはまだまだ知らない良いものがありそう。テレフンケン、ノイマン、ジーメンス以外でもっといい機器は無いのでしょうかね?

78: あらい :2011/10/02(日) 11:08:32 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp セスクさん
こんにちは。

他に探すしかないものかと思いますが、それを拘るなら
自分のシステムを思うように作る方が大事ではないですかね。
整流管1本でも音はかなり変わりますし、
自分は、そちらのオーデオ趣味の方が悩んで楽しい事に思えますね。

79: あらい :2011/10/02(日) 11:22:47 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp 今日、ノイマンW444のモノラルを組んで、前のテレフンケンW690と比べました。
傾向は違いありますが
ノイマンは、比べて出方が落ち着いた感じになってくれます。
テレフンケンは、解像度があるような前にでる音という印象でした。
細かくはかきませんが、
テレフンケンのSPの感じは同じに、でもフェーダもある様に聴こえます。

どちらもレベルは高く、後は電源のつくりでうまく作ればよいという
感じでした。

80: セスク :2011/10/03(月) 18:14:48 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツものは凄いものが多いですね。SPにしろフェーダーにしろ、アンプにしろ。
テレフンケンのアンプは究極らしいですね。そういう話を聞いています。でもとても高価で買えるようなものでもないですし、聞いたこともありませんが…。
自分は重箱の隅をつつくような趣味は嫌なんで、簡単に作ります。深みにはまると音楽が楽しめなくなってしまうからです。まあそれが楽しくてやっている方はそれでいいと思います。
ただ、人に勧める必要もないですが。

81: あらい :2011/10/03(月) 21:05:54 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp テレフンケンのアンプは究極なのか、自分も聴いたことありません。
高いですね。
スピーカと比べて、何故か高くて買えるお値段ではないです。
音より、独特なデザインが好きですね。

自分は、ブランドで買ってしまうのは反面反発を感じるタイプなので
(これも角でしょうか)
元々、欧州はイソフォンからの安いものから入ってます。
テレフンケンは8吋で聞き比べては、シーメンスの方が気に入りました。
その時は、ザクセンも比べてましたがRFTのフルレンジは聴いていません。

82: あらい :2011/10/03(月) 21:36:33 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp イーべで、会社の(この人はモノラルで聴くという)知り合いが
最近RFTか、ザクセンを入れたと訊いてます。
今度、聴いて見ますのでまたご報告。
自分の周りでは、何故かひねくれた?聴きかたをやってる人が増えてきた。

83: セスク :2011/10/04(火) 05:30:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp RFTのフィールドは布のダンパーが多いですが、アルニコの蝶ダンパーを見たことがあります。
当然ながら蝶ダンパーの方が音が良さそうなんですが、なぜフィールド型は布のダンパーが多いのか興味が湧いています。
RFTは布のダンパーでも音に深みがあり良いです。
テレフンケンなどはセンター紙ダンパーや蝶ダンパー、ザクセンは蝶ダンパーですね。

84: あらい :2011/10/04(火) 07:33:37 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp フィールドスピーカで書き込みすべきかもと思いますが、
以前書いたものです。(この方は、フィールドを色々経験した人)
ダンパーの差は自分にはよくわかりません。比べるほど数を聞き込んでない為

テレフンケン(またはジーメンス)の音の深みや厚みは、コーン紙が影響している
ようです。
1931〜38年は、厚く柔らかく、木目の荒いコーン紙。
1938〜42年は、少し薄く硬く、木目の荒いコーン紙。
1940〜49年は、少し薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
1950年以降は、薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
「コーン紙がパンパンに張っている」「コーン紙が硬い」「コーン紙が薄い」こ
とが良いコーン紙の定説になっています。
私自身もかつてはそう信じていました。
ところが、古いスピーカーをたくさん聴き、色々なフィールド電源を制作してみ
ると、全く逆であることが分かりました。
えー、逆って、アメリカン・スピーカーのコーン紙みたいだとイメージされてし
まいますが、コーン紙の粘りが全く違います。
30年代初期のコーン紙の音がやはり優れています。
音の明確さや静かさでは30年代後半が優れていますが、音楽性では30年代初期に
は敵いません。
1939年製の30センチを購入された方から、「音は良いんだけど、何かが足らな
い。トゥイーターを足したり20センチを足したりしてみたんだけど、なんか
シックリ来ない」という連絡がありました。
この方は、購入時にお友達と一緒に1ペアずつを購入し、39年製ペアと36年製ペ
アを購入しました。
購入する時に、「少し安い36年製の方が良いですよ」と話しているのですが、音
を聴き比べて39年製にしました。
39年製はハイファイで音が明確で静かですが、音の深みや厚みが38年以前と比べ
足りません。
私も友人も当初は39年製が最も優れていると思っていましたが、聴き込んでいく
内に38年以前のスピーカーが良いと感じるようになりました。
これを感じるようになると、音の薄さが突出して気になりだし、39年以降のス
ピーカーに興味が持てなくなりました。

85: セスク :2011/10/04(火) 10:07:02 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp テレフンケンの種類については聞いたことがあります。テレフンケンはなぜそのようなタイプの変更をしたのでしょうかね?
集める身になればとても迷うし、何が良いか自分の装置で聞いてみないとまったく眉唾でわからない世界ですね。
結局いろいろ集めて検証するとかしないとならないわけで、お金かかりますね。

86: あらい :2011/10/04(火) 13:47:35 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 聞きかじりですが。
理由はラジオです。

1930年代のテレフンケンでは、1年間に約100種類のラジオが生産されていました。
ジーメンスも30種類、AEGも10種類、のラジオを生産していて、スピーカーはテレフンケンから提供されていました。
そうすると、テレフンケンは、1年の間に100種類以上のスピーカーを生産していたことになります。
スピーカーのレベルの絶頂期である1932年〜1940年の間に、テレフンケンは1000種類以上のスピーカーを生産していました。
1つのラジオには1つのスピーカーしか入っていません。
しかも、同じ型番のラジオに、何種類ものスピーカーが設置されていることもあります。
型番は同じスピーカーでもフレームやマグネットカバーの形、あるいはコーン紙が異なるケースがたくさんあります。
1つ1つのスピーカーを丹誠込めてそれぞれの一流技術者が手作業で製造していたのですから、
当たり前のことかもしれません。

それで、ペアを組むのはかなりの数を持っていなければ出来ない事のようです。

87: セスク :2011/10/08(土) 15:36:20 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ところでテレフンケンなどビンテージのフィールドタイプは、平面バッフルが一番マッチするのでしょうか?
バッフルやエンクロージャーでも音が相当変わりそうです。当方RFTは平面バッフルに取り付けています。
低域も不足なく出ているように感じますし、質も良いと思います。

88: あらい :2011/11/12(土) 22:32:28 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケンW690モノは、自分は気に入って使ってます。
他にノイマンW444Aモノ(これもビンテージ)
このオリジナルの音は、結構違いあり。

ノイマンは低域よりなバランス感でHIFIなオーデオ的?な音で
テレフンケンは比べてリアルさな解像度を重視したつくりです。
好みはあると思いますが。
電源の作りこみでも変わりますが。
やはり、整流管仕様が好みです。
ノイマンは、トラブルでアンプ壊れてしまい、MTさんにお願いして
丁度スペースがある箇所に、ディスクリートでアンプを作って貰いました。
音は、解像度があがって、まるでテレフンケンなような音になり
満足、自分としてはですが
有難うございました。

89: あらい :2011/11/26(土) 08:02:13 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケン13cmフルレンジ、レアー物が手に入りました。
10吋励磁と合わせて
今まで使っていたジーメンス11nより解像度がよく、能率、パワーもあり
これに交換
11nは、ビンテージな可憐な音で気に入ってますが
(これしか出ない、ボーカルの余韻がだせる)
この13cmで密度といい、はまってしまいます。
ペア5万ほどしますが、後悔なし。
飽きればフルレンジで使えるし、暫く様子見。
11nは逆に、フルレンジ5吋スピーカで聴いてみることに。

90: あらい :2011/11/26(土) 08:04:38 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp //www.german-vintage-loudspeakers.com/navid.283/telefunken-ela-5-5-1270-full-range-driver-13-cm.htm

91: あらい :2011/12/04(日) 10:10:17 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 最近手に入れた、シーメンス励磁13cmツイータ。
これでまとめることにしました。
今年は、励磁で全て揃えるような格好になりました。

励磁のスピーカは、電源いのちなところがあり自分は楽しんでいます。
パーマネントは、ユニットを合わせて組み上げる楽しみですが
励磁は、電源やアンプと合わせて作ってゆく楽しみが増えます。
基本は整流管でどれを使うかによりますが、これも面白いです。

92: あらい :2011/12/04(日) 10:22:52 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 励磁スピーカの特徴は、音の立ち上がりや下がりが早く
励磁ツイータも同じ特徴で鳴ってくれ
鮮度がよく、奥行きも出てくるスピーカら鳴っている感がしないような
鳴り方になり、
電源の違いは、合わせて音色にも影響があるようです。
ユニットの違いもありますが、それ以上にその調整の方が違いが大きいと
思います。
ジャンルは問わず、何でもロックでもクラシック、演歌でも同じに聴ける
ように楽しめ音楽が聴けるシステムの方向には適したものだと思ってます。

93: あらい :2012/05/16(水) 23:32:37 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp ソロソロ、自分の電源が入れ替えあったので
TFKのフェーダ電源を作らなければならなくなりました。
メインのTFKは、水銀球の872を使用。

リビング5インチサイズに705Aを持ってきたため

使い慣れたAZ-1TFKを使い、USのチョーク電源&トランスパーツ類。
次に作るのは、前よりは小型にして3段のチョークでつくります。

その後は、励磁ツイータの電源も同じくらいの電圧なので流用可能。
スピーカに合わせて、電源を作ってゆきます。

94: あらい :2012/05/16(水) 23:45:17 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp AZ-1
TFK,PHILIPS,TRD,VALVOと使ってみて
何故かTFKのナス吊メッシュになってしまい
それでも電源はUSものという。
フェーダもノイマンよりTFKが好みに合って、そうなったといいますか。?
まあ関係ないか。

95: あらい :2012/05/18(金) 22:23:32 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp 改造して貰った、ノイマンのフェーダを
リビングのアンペックスと交換して聴いてみる(久しぶり)
DACとの愛称はインピーダンスがあってるようで、解像度は確かに良い感じ
これは電源をセレンから整流管にすればよさそうな感じだな。
解像度は、オペアンプでも勝るのは確か。。
こう、、聴いているとなにか疲れてくるのがなければ完璧かと。
やっぱりデジタルアンプ的だけど、電源とおもう。

96: あらい :2012/05/18(金) 22:37:45 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp やっぱり、アンペックスがよい。
人の声が抑揚でるし、メリハリも感じて人の声とわかりましたです。

97: あらい :2012/07/01(日) 20:44:41 HOST:p154.net112139153.tokai.or.jp フェーダTFKの電源
電源トランスから平滑回路を新規で作る。
サイズを小さくコンパクトにと考えても、平滑部のコンデンサーの容量
を削ると駄目で
チョークインプットをベースにして、仮組状態で聞き比べて決める。
電源の差は、音に影響してやはり大きく変わる。
これがコンデンサーインプットにすると整流管の寿命が縮まる以上に
音がつまらなくなる。
AZ−1 の個体差がこんなに違うかと思いますが、吊りのヒータ構造と
カーボンの違いは全く違う音で
AZ−1は古典球のよさがでるものでそれを生かすように作ってます。
24Vに合せて、できるだけ抵抗調整を避けて電圧を調整というのが
正解な様ですね。
アナログの魅力は、どうしても聞き込みながらと言うのが基本で現れてくる
のが面白いです。
同じにDACの電源を、アンプ(差動回路)で組むのと、半導体でやるものは
元の音声信号の情報を真空管だとロスしてしまうけど
半導体にないバランスで鳴ってくれるのはそのメリットなのかと思います。
同じにバッテリーでやってもその違いは出てきますが、
このあたりデジタルも基本がアナログで構成されると、思いました。
ハイレゾでいくらやっても、勝る16bitの録音もありますので
DACは情報量をまずは、ちゃんと出せるかが一線の違いだと思いますが
基本的なアナログがしっかりしてないと、薄いつまらない音で終わってしまいます。

98: あらい :2012/10/25(木) 22:51:45 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp そろそろ。
メインのTFKの電源を計画してゆきます。
WEトランスがどれほど励磁電源で威力出せるかですね。

99: D7 :2012/10/25(木) 23:50:14 HOST:PPPa814.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
WEのトランス届きました。
また、別途ebayで入れたKENYONのチョークと軍用ヒータートランスが到着しました。
結構重いので、ヘルスメーターで測ってみると既に12s!
あとチョーク4個、オイルコン6個、ローゼン2個入る予定です。
3段チョークでやりたいと思っていたので、やはり整流部分は一つでも、平滑部分は
L・Rを独立でやらないと、ぎっくり腰(この間やりました・・・)になりそうです。
370V・1.12Aという弩級トランス、使いきれるか自信が無いですが、期待できそうですね。
このような凄いものを送っていただき、感謝・感謝です。

100: あらい :2012/10/26(金) 07:41:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

それだけ揃えば、楽しみですね。
モノだしきっとすごいのができると思います。
出来れば終段の抵抗なしでゆけるといいですが。
分割はかならずやりましょう。30Kにはなります。




101: あらい :2012/10/30(火) 07:28:14 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

WEのチョーク(前に手持ちで軍用の測定器からひっぱりだしたもの)
チョークで、小励磁電源につけてみるとmAが小さく合いませんでした。
これをえらばないと、音が発揮できなくなりますね。
100mA以上ある軍用などが良いです。
計画のは、ツイータの24V励磁電源なので
今回のWEトランスは、2A3で使うかもしれません。

102: D7 :2012/11/01(木) 00:50:22 HOST:PPPa77.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WEのトランスを2A3で使うと豪華仕様になりますね。
自分の2A3はシャーシが小さ目なので、WEを使うとシャーシ交換載せ換えが必要です。
これは大手術になるので、WEトランスは初志貫徹でモノ×2の電源で行く予定です。
まだ手頃なチョークを捜し中で、完成は年内は難しいかな〜。。。

103: あらい :2012/11/01(木) 18:12:55 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp WEは、電源が良いです。
フィールド電源は直に音に効いてきますが、絶対的に違いが出るのは
トランスやチョークが大きいと思います。
コンデンサーは後でなんとかなりますから、交換や増しもできるから。
UTCの1KVAのトランスを使いその差は、特にリアルな低音にでて来ました。
比べないでもわかると思いますね。

104: あらい :2012/11/03(土) 20:54:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアに、いってきました。
SonusFaberを聴いて、なかなかなもんだと思います。
弦楽器がすばらしい。こういう厚みが出せるスピーカはパーマネントで
もモダンななかでは珍しいとおもいます。

JBLのD5000とか、その最近出ているフロアータイプJBL Project K2 S9800SE
はどう聞いてもインパクトがなく音がつまらないですね。
accuのアンプが良く使われていたけど、イマイチなんかフラットに伸びているだけ
で新鮮味無し。
QUADの新い静電スピーカ
ESL2805/ESL2905はあれはダメだとおもいます。
えらくひずんでwaltsu for debeuがクリップしていたが?なんで、こんなんけ?
というもの

説明員は、それがわかって、「CDが悪いとか?」うそつくな
静電は正直に音が出るので、ひずみまで再現しすぎる??とか
、「置き場所によって
システムの音は変わるものと考えてください?」
でたらめな説明には、閉口。直ぐに出る。

105: あらい :2012/11/03(土) 21:08:25 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその2

FOCALがやはりおいてあり、
かたつむりB&WのようなVIVID G2G3これは、なかなかです。
ただ、DEVIALETは、IFAショーで感じた音の傾向がデジタルDクラス
にあるようで、自分はDEVIALETはモニターとしてはすごいとは思いますが
あまり音楽が楽しめない感じに思えますね。

あとトピックスでは、DYNAUDIO Xeo2Gのワイヤレススピーカシステム
DACがESSのポーランド製とか、SONOS的なシステムでトラブルは少なく
LINAXサーバで直で鳴らしていた。
15万ほどのスピーカ&トランスミッターだが、結構まともに聴こえて
下手なハイレゾ抱くむ音よりよさそう。ESS DACが決めてな感じですね。
LINNもまけそう、コスト神話から比べて。

106: あらい :2012/11/03(土) 21:54:15 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその3

アヴァンギャルド聴いていて疲れてくる。低音がパワードのせいか
なにか低音がしっくりこない、○ホーンで組んでいても。
某JAZZ喫茶と同じ。
フォステは、国産の中で優秀だとおもいますが音は平明的な感じがしますね
アンプのせいかACCUもありだけど、
国産アイシンは、そんなもんな感じ
TRIADの845シングルは、ナローだけどスペンドールにあった雰囲気で交換は
持てました。ショーで聴く感じでなく家庭的な音。
NAGRA300&CDPシステムは、値段では当然な感じ、少し詰まったような感もありますが
おおらかさほしいかな。。

この手の高級オーデオの特徴は、中高の音で特に弦楽器やヴォーカルを聴いたときに
わかりますね。音像がしっかりリアルに出るかどうかの差と思いますが。
半導体アンプでもこのクラスでは真空管にないレンジの広さをうまく出せれば
文句は無いです。
DSDはこのクラスだと結構良い感じで、響き具合がソースから出てくる方が良い
と思います、スピーカでそれを出すとぼろ出るかも。。所謂つくった低音なのか。

107: D7 :2012/11/04(日) 21:14:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん

108: D7 :2012/11/04(日) 21:33:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん
↑すみません。書き込み前に「書き込む」を押してしまいました。

インターナショナルオーディオフェアで、WALTZ FOR DEBBYがクリップするSPなんてダメですね。
FOCALは、例の励磁ウーハーのものですね。
最近youtubeでも説明つきで出ていますね。
youtubeの映像では、例の小さな電源と壁掛けのデジタルアンプ?の様なものが
写りますが、実際の鳴り方は、モニター的とのことで少し残念な感じも(買えませんが・・・)
また、TRIADの845シングルがまずまずだったようですが、845は高音に癖があるそうですが
これはうまく鳴っていましたでしょうか。

109: あらい :2012/11/04(日) 22:07:49 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
WALTZ FOR DEBBYはそれでは、地下鉄の音が聞こえるかというと聴こえてなかった
ですから、低音と解像度が良いわけではないと思いました。
あのCDは、元がひずんでいるかはすぐわかるしピアノがあんなにひずんでいるはずない
と思って首かしげましたね。
説明する人も途中からボリューム下げたりしていたので、トラブルだと思いますが。
DEVIALETは、FOCALでは鳴らさずに音出してましたが音の感じがDクラスデジタルの
音を持っているようです。小さい電源というのは、リモコンの事だと思いますが
DEVIALETはDACのついたプリメインデジタルアンプのようです。
TRIADの845は聞いた感じ結構帯域は狭く、敢えてなのか。
ドライブが2A3みたいですね。
直熱2A3の音がかなり聴いていると思いますが、845は増幅している感じで
ドライブ管でかなり音は変わります。値段が高いです。
自分の持っていたのが、ハットオーデオppの845でモノラル×2でオークション11万位でした。
オケはこれくらいパワーあると余裕はあります。

110: D7 :2012/11/07(水) 23:24:43 HOST:PPPa755.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」が気になっていて、今日改めて聴いてみました。
2トラック目のWALTZ FOR DEBBY(take2)の6分53秒から終わりまで
拍手のバックにゴーという音が確かに聴こえますね。
(A12・小励磁・バックロード共に確認)
ビルエバンス大好きで良く聴いていてこの暗騒音は分かっていましたが、
録音機器のノイズかと思っていましたが、地下鉄の音とは知りませんでした。
その他の曲にも、地下鉄と思われる暗騒音のような音が入っていました。
なるほどこれは発見でした。
録音が1961年6月25日とありますが、そのころも結構頻繁に地下鉄が
走っていたことが分かりますね。
そういえば、自分の小励磁は1961年製造のようです。
同じ年に製造されたSPで、当時の卓越した演奏とたまたま走っていた
地下鉄の音を聴くのも洒落ています。

111: あらい :2012/11/08(木) 07:09:40 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
おはようございます。
ビルエバンスの地下鉄の音は、制作ソフトにリッピングして波形で
確かめましたが、片側にかなり低い音で入ってます。
解像度の良いシステムでないと聴こえません。
普通だと聴こえないと思いますが、
これが小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀だとおもいます。
国内版のもので、CDのみだと思いますが海外版は持ってませんが
ノイズをとってるようです。

112: ディラン :2012/11/08(木) 21:54:57 HOST:FL1-118-110-163-45.kyt.mesh.ad.jp WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」
今のA5では聴こえません。以前聴こえていた事が有りましたがどのソフトかシステムか覚えが
有りません。聴こえなくても宜しいでえーす。

113: 権○衛 :2012/11/08(木) 23:10:09 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
流石のお言葉、エライ!

因みに>たまたま走っていた地下鉄の音
たまたまではあーりません、定期的(時刻表で)に走っておりますでつ。

114: あらい :2012/11/08(木) 23:30:23 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp ディランさん
こんばんは。

音的に聴こえる解像度の事を言っているまでです。
別にそれが良いとはいってませんよ。
CDの国内版だけですが
かなり低い、音で普通際限ができないシステムが多くA5でもそうなのでしょう。

115: あらい :2012/11/08(木) 23:34:05 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 普通際限→再現。
ナローで音楽性のあるもので聴こえなくとも良いものはいっぱいありますね。

116: あらい :2012/11/08(木) 23:43:51 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 因みに、でようがない低音で
5吋のアルペア5のスピーカで聴こえたことがありましたが

833Aを放送設備等に使われた3極直熱真空管で3000V350W級で
それが聞こえたことはありました。

117: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:06:16 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ゴホン ゴホン♪
>音てきに聴こえる解像度の事を言っているまで・・・それが良いとは・・・

>小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀(良い?)だとおもいます。

矛盾でつね。些細な事でつが?ハイ。

雰囲気で聴くか、解像度で聴くか、スタンスの違いでつね。多分!?

どちらもOK牧場。♪(*^_^* 

両方ホスイ・・・わかります。 オデオ道楽「永遠の課題」でつね!? 多分。

118: あらい :2012/11/09(金) 00:11:18 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 、音的に優秀!!

じが読めませんか。

119: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:21:59 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ハイ ハイ

優秀の反対語は如何に???

キリッ!

日本語は奥が深い!でつ。ハイ!ハイ!!ハイ!!!でちゅ。

オデオも同じかも???  多分!? キリッ♪(*^_^*

120: あらい :2012/11/09(金) 00:26:19 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 酒を飲んで、勢いで自分におごる人もいれば
飲んでも、他人に迷惑はかけない
大人な方もいれば。。。笑

本性なのかわけのわからない、言葉を発する人は迷惑ですね。

121: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:27:32 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね!? キリッ(おまけ)

122: くろねき :2012/11/09(金) 04:13:17 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆あらいさん☆

いわゆる「サゲ投稿」(E-mailの欄にsageと入れる。
ちなみに私は基本サゲ投稿ですが、このレスも参照)にして、
このスレを11番目以降に沈めれば、この手のトラブルは回避できるかと。
書き込みと閲覧にひと手間かかるようになるのがちょっと厄介ですが・・・。

123: たそがれ :2012/11/09(金) 07:15:12 HOST:FL1-133-205-110-190.myg.mesh.ad.jp 基本的に1人、2人で投稿しているスレの場合サゲ進行が良いようです。
大勢の人が投稿して賑わっているところのトップに頻繁に出て来るので
目につくのです。11番目以降に沈めてからそこをブラウザのお気に入りに
登録すればあらいさんが頻繁に書き込んでいる3つのスレは簡単に呼び出せ
ます。お気にいりに登録しないと数百の中から探すのが大変になります。

124: あらい :2012/11/09(金) 07:35:08 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp くろねきさん
たそがれさん

ご忠告ありがとうございます。

次回のフィールド、1000オーバーからサゲ投稿にします。
実は、サイトで書いてもか若干で限られているものなのでいっその事
止めようかと考えていましたが
知り合いにも投函せずに、見ている人もいますし
フィールドのレスは特殊なオーデオかとおもいます。
いらぬトラブルは、ほかの方にも迷惑になるものですので観たい人のみ
限ればよいと自分も思います。

125: くろねき :2012/11/09(金) 16:57:28 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp >1000オーバーから・・・
いや、今からやってください、たった今から!次のレスから!
1スレにつきキャパ1000レスですよ、お忘れなく。

126: あらい :2012/11/09(金) 19:18:24 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp そこまで、強要されるのでしたら止めましょう
くろねきさん
PC、ネットワークオーデオも精通できるかたも限られるようですね。
D7さん、フィールドはホームページでやりましょう。

127: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:33:48 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね♪(*^_^*

128: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:36:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 追伸

「オーディオ懐古録」でつ。♪(*^_^*

129: D7 :2012/11/09(金) 21:18:14 HOST:PPPa3292.e11.eacc.dti.ne.jp みなさん、こんばんは。
先ほど出張から戻ってきて、懐古録を見てびっくりしました。
自分の投稿で不快な思いをされた方がいらっしゃいますので、
その点はお詫びします。

あらいさん
フィールドと言う面白い世界を味わう良いスレッドだと思っています。
少なくとも自分はこのスレが無かったら、新たな感動を得ることも無かったでしょう。
しかし、自分の投稿によりあらいさんにご迷惑をおかけしました。
思慮が足りず申し訳ありません。
重ねてお詫びします。

130: あらい :2012/11/10(土) 10:15:55 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
メールで送りましたが、とんでもないことです。
D7さんには全く非のない事です。
こちらこそ、ご迷惑をかけてしまいましたことをお詫びいたします。

どうか実になるオーデオを、お互い楽しみましょう。

133: 薬漬け :2012/11/29(木) 15:26:19 HOST:proxybg058.docomo.ne.jp カキコするタイミングを逸してましたが、そういえばテレフンケンのV69aアンプって、
どんな音がするんでしょうね?
(あの五味康祐氏もわざわざ聴きに渡欧しながら遂に聴けなかった代物のようですが。)

134: SAT-IN :2012/12/01(土) 01:14:07 HOST:s1408059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >渡欧しながら遂に聴けなかった
そのくだりは彼の国なら、さもありなんと思える内容ですね。
日本でも周辺機器・材料になると似たような対応も有りそうです。

135: RW-2 :2012/12/01(土) 04:07:23 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp V69aは前段に銀タンのような形のチャージバッテリー使ってませんでしたっけ?記憶違いかな。

136: SAT-IN :2012/12/01(土) 04:44:40 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ニッカドのような電池が有りました。MJのバックナンバーに記事あり。

137: SAT-IN :2012/12/01(土) 05:54:13 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑NEUMANN-WV2aだったかも知れない。

138: SAT-IN :2012/12/01(土) 12:28:57 HOST:s801119.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp やはりノイマンのWV2aでした、MJ1995年9月号に載っています。
初段EF804Sの自己バイアス用にノイマン印のニッカド電池が使われていました。
小生の記憶に有ったのがこれです。
V69aは確認出来ていません。

139: RW-2 :2012/12/01(土) 12:37:39 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp あ、ノイマンでしたか。戯言失礼。補足感謝です!

140: SAT-IN :2012/12/01(土) 16:08:11 HOST:s803211.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ノイマンと言ってもカッティングシステムに付随するEMT用イコライザーアンプで
実質Telefunken ですね。
V54、V87とか同じ系統ですが良く解りません。
この辺の機種になると解ったところで縁が無い訳でして・・・

ただその素っ気ない外観と内部構成にゲルマンの美を感じます。

141: エンリケ :2013/01/07(月) 09:03:22 HOST:FL1-125-198-154-192.szo.mesh.ad.jp telefunken W691というフェーダーを手に入れました。
これをプリにして使います。
正直言って・・・高級プリもこれには凌駕されるすばらしい音です。
これ使うともはや高いプリは要らないですね。
この手のアクティブフェーダーを使っている方いますか?
意見を聞きたいです。

142: ハーゲン :2013/01/08(火) 22:04:58 HOST:110.77.233.58 >エンリケさん
テレフンケンのフェーダーですか!素晴らしいものですね。私もノイマンとテレフンケンのアクティブフェーダーを聴き比べたことがありますが、ずいぶん音が違って驚きました。(テレフンケンのほうが好み)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/433.html#c31

[近代史3] 粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売い 中川隆
8. 中川隆[-9811] koaQ7Jey 2019年6月06日 21:35:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2629]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
TELEFUNKEN 欧州ビンテージスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/


1: あらい :2011/04/01(金) 07:59:04 HOST:p154.net219126028.tnc.ne.jp

会社としてのテレフンケン(Telefunken AG 、初期はTelefunken GmbH )は1903年5月27日に、シーメンスとAEGの合弁会社として
無線技術の為にベルリンで設立された。
後にシーメンスは独立した会社となる。

欧州のビンテージメーカとして、人気はあるものの
あまり知られてないところもあるメーカで一部のマニアには人気ある。
自分も、それほど知らないです。
このスレはあるべきでは。とおもっていました。
JBL,アルテック、タンノイなど、とは違った特徴のある欧州のオーデオを
書き込みましょう。



2: ジークフリート :2011/04/02(土) 12:19:49 HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp
>>1
テレフンケンのスピーカーは、4機種しか聴いたことがありませんが、「こんな安物で、なんでこんなマトモな音がするのか?」って感じで…流石、五味先生が感心しただけのことはあると思います。

私が使った2機種は、ユニットにテレフンケンのテの字も無いので、イソフォンかどこかのOEMかもしれません。

今所有している8インチ古レンヂは、金色のアルミダイキャストフレームにドルトムントのマグネット。
フレームは、バッフルから浮かせるようになっていたり、ダンパーの背圧抜きの穴があったりで、結構よく考えて作ったみたいです。

目下の課題は、この古レンヂの設置場所でして、後面開放箱の特徴を活かしながら、他のスピーカーの邪魔にならないように。

3: あらい :2011/04/02(土) 18:28:31 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp
無い袖は振れぬかと思ってましたが。
ジーフリークさんが使っていましたね。

自分は、JBL、アルテック、タンノイから、フルレンジの魅力に行き着き
イソフォンのラジオ楕円スピーカが、芯のある国産には無い特徴が気に入って
ジーメンス15m15d、ザクセン8吋、テレフンケン青L,をききくらべて
購入。
メンデフィールドからテレフンケン10吋となりました。
30年〜60年くらいのユニットは、テレフンケンの同じサイズでも色々とあり
蝶ダンパーの種類やセンターダンパー、フレーム構造で違った種類のものがあり
程度の差も結構あるようです。
テレフンケン8吋は、知り合いや山中湖す○もでも専用の後面開放フロント
ローデッドのボックスでも聴きました。

欧州ユニットで、これらのスピーカは共通したスピード感と分解能の高さ
でウエスタンやジャンセンのスピーカに共通するようなポテンシャル
を持っているのが特徴だと思います。
人気のせいで、値段も比べて安く手に入るのはありがたいと思ってます。
今ある、入手できるユニットではまたフィールドのユニットが結構多い
のも、得をするように思えますね。
シーメンスの11nはツイータを加えるだけで、全体の雰囲気がもてる
のは、フルレンジベースならではのメリットもあるように思えます。
自分のオリジナルなスピーカを作るの楽しみが、感じられるマニアックな
オーデオがこの手のビンテージではないかと思ったりもします。

4: あらい :2011/04/02(土) 19:03:45 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp >こんな安物は、言えてます。
でもジャンセンの8吋も、皆これはゴミ捨て場で落ちていても
不思議無いというか、だれも見向きせんで500円だなとか。
自分はみつければ拾ってかえりますが。

5: ジークフリート :2011/04/03(日) 09:02:04 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp テレフンケンで何を聴くか?ですが…今のところ、私んちでは、常設ではないので…たまにアンプに繋いで、テレフンケン〜テルデックのクラシックでも聴いてみようかナ?と考えております。
テルデックのCDでは、主に古楽器ものを揃えましたので、古楽器のフレッシュさと鋭さをちゃんと表現して欲しいところですが…8インチシングルコーンでは、ちとツライかナ?

6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp ttp://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

ペンションす○○の木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが
良い音でした。
他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。
このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。
今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。

7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp 因みに、ペンションす○○の木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。
大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。
ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパー○さんと知り合いみたいです。

8: ハーゲン :2011/04/03(日) 15:51:36 HOST:ksechttp131a.sec.nifty.com テエフンケンはスピーカーだけでなくエレクトロニクスも非常に良い
と思います。
某ドイツ物ショップでノイマンのW444StaとテレフンケンのW691(アクティブ
フェーダー)を聴き比べたところテレフンケンの良さを思い知りました。

9: あらい :2011/04/03(日) 16:38:11 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp む!!。。。そうです。
>某ドイツ物ショップ
VINTAGE ○○○Nですね。

ハーゲンさん
実は、来月にテレフンケンモノラルのフェーダ(ACTIVE)
を仕入れます。
シーメンスもあるようですが、知り合いからテレフンケンが良いといわれ
予約。
これの24V電源を作ります。
AZ-1の整流管を使って自作でやります。

音は鮮度よく、音圧もあって絶対これだと思ってました。

10: あらい :2011/04/03(日) 16:45:05 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp Telefunken W690 monoです。

電源は、110V位を24Vまで落として、チョークフィルター3段にして
ビンテージコンデンサーをレイアウトするのが味噌です。

11: ハーゲン :2011/04/06(水) 19:49:28 HOST:eaoska053208.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >VINTAGE ○○○Nです!

ノイマンのW444Staと(型番は忘れたけど)パラメトリックイコライザと
V473でヘッドフォンを聴くシステムにしようと思っています。
が、V473のピンアサインわからず困っています。
この手のものは電源でかなりとが変わるといってました。専用の電源を自作
するというのは考えになかったもので、シーメンスのスタジオ用のレクチ
ファイアを買ってしまいましたが、19インチラックででかい!
どうしたものかと思案しています。

12: あらい :2011/04/06(水) 23:20:36 HOST:p134.net219126024.tnc.ne.jp ハーゲンさん

19インチラックのSUPLLYはすごいですね。
アナログミキサーの安定化電源では?
タンガーの入ったウエスタンはオークションで出てましたね。

知り合いは、電源をAZ-1とセレンで比べて
自分は整流管のほうが良いと思いました。
電源の差は大きいです。
アンプを換えるほどと変わらない差があると思います。

13: ハーゲン :2011/04/08(金) 23:28:43 HOST:180.248.12.61.ap.yournet.ne.jp あらいさん
確かに電源はセレンがいいと言ってました(例のお店)。理由はよく
わかりませんでしたが・・・

以前はドイツのものはあまり日本では一般的ではありませんでしたが
今はいろんなものが入ってきていますね。

クラングフィルムやテレフンケン、EMT、ノイマンといった製品の優秀
さには舌を巻きますね。

例のお店でザクセンウェルケのフルレンジを聴きましたが、昔お金持ちの
家にあった高級ラジオの音を彷彿とさせるものでした。
ザクセンウェルケって旧東ドイツの物なんだそうですね。

14: あらい :2011/04/09(土) 00:25:21 HOST:p227.net219126023.tnc.ne.jp ハーゲンさん
ザクセンのフィールドは、励磁の電源値でかなり音が変わるといいますので
知り合いが持っていました7インチサイズ。
これのマグネットは前に聴いたことはありますが、20cmくらいの割りに
低音が出てくる感じでした。
RFT のフィールドもなかなか良いらしいです。
メンデも、元は高級ラジオですね。
ラジオのスピーカはモノラルでも、ユニットがシリーズに入っているので
抜き取りで数はとれるようですね。

励磁の電源でトランスを色々聴き比べてみて、USのトランスの差が結構あります。
チョークでもうなりやハムが出るのは、論外にして
それぞれ、比べると違いがでてくるのが分かります。
後は、整流管の種類がおおきいです。

大抵、おおがかりにすると巻き線抵抗で電圧を4割位おとすので
電熱ストーブみたいになる場合もあります。
そんなことは、当時やっていたかはわかりませんが(タンガーなどあるので)
まともに電気回路を組む人からは、意味の無い事に思えると思います。

ビンテーのお店のかたは、シンプルイズベストに音楽を楽しむ趣向なマニア
向けに考えてるようで
自分もこんな世界を、ずっとやってゆくと、そうなってくるように思えます。

15: あらい :2011/04/15(金) 21:46:53 HOST:p230.net219126026.tnc.ne.jp VINTAGE ○○○N

ここのところ、ソーラ電源でフェーダやCDPなどの電源をつくっているですね。
バッテリーで動かし、インバータを使うと言ってます。
どのくらい効果あるか興味あります。
自分も、車のバッテリーをひっぱってきて試そうと思います。
アクティブフェーダが24V 仕様なので、バッテリー2個を入手か。

16: あらい :2011/04/16(土) 13:27:57 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp 試しました。

VINTAGE ○○○Nのテレフンケンモノがとどき、
手持ちの4WDクラスの12Vバッテリーに繋ぐ。

元々24V12mA仕様なようですが、音は十分出ました。
これなら、電源を作るでもない感じします。

音厚いし、今までに聴こえてなかった音圧が増してよい。汗

試しに繋いだ9Vアダプタは、汎用品でイマイチ高音がうるさめになりますが
比べてバッテリーは静かに、パワー感があってリアルです。

17: あらい :2011/04/16(土) 13:57:47 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp バッテリーにしてSNが良いというのは
これの事ですね。
スピーカ変えたというか、カートリッジを上げたような音の出方です。
前に金田アンプのバッテリーは、固すぎでしたが
これは全くそんなことありませんね。
低音の音圧も一ランク上げたという感じに鳴ります。

18: ハーゲン :2011/04/16(土) 14:44:41 HOST:122x211x108x218.ap122.ftth.ucom.ne.jp 電源は難しそうですね。セレンがなぜいいのかもよくわからないのに
選択肢が増えてしまうと困ってしまいます。

以前のシステムはすべてアメリカ製のものだったのですが、このところ
取り替えるものはだんだんヨーロッパ製のものばかりになってきました。
それもオーディオでは古くからなじみのある英国製ではなくドイツ製の
ものが多いようです。私は車を運転しないのですが、オーディオ以外でも
ドイツ製品が多いように思います。
カメラ、望遠鏡、爪切り、シャープペン知らず知らずにドイツ製になって
きています。地味だけどいい製品が多いような気がします。
あんなに食べ物が不味い国なのにね・・・・(偏見かな?)

19: あらい :2011/04/17(日) 00:08:52 HOST:p086.net219126020.tnc.ne.jp ハーゲンさん、
ACTIVE FEDERでやるでしたら、バッテリーはお勧めです。

手間も、繋げば直ぐ聴けますし、充電のメンテはケアいりますが。
電流値もチェックできるようにします。
これで、AZ-1やトランスを入手したりしましたが必要ないかも。
別に、ACでセレンも仮に試す予定です(半導体のトランスで)
同じにテレフンケンのフェーダでセレンとAZ-1を切り替えて作った
人のを聴かせてもらったときは、抜けは整流管のほうがありました。

励磁で作ったものがかなり重たく、大きいのも考え物です。

食い物まずいですかね。。
意外にドイツワインもうまいとおもいますが。都会のベルリンではあまりうまい
ものは食えなかったですね。

20: あらい :2011/04/17(日) 16:13:55 HOST:p179.net219126045.tnc.ne.jp ACTIVE FEDERは、今日聴いていて。
ゲインがすごく高く、LPで聴くと誘導ハムを拾います。
バッテリーだからか?
励磁電源のEZ150が直熱管のように、振動を拾うのがわかる。
これは対策が必須。
アースだけではおさえられない。
指で、はじくとスピーカから音が出てきます。
フェーダのゲイン位置でもノイズの出方がかわる
ACも折角だから、作ってみることになりそう。

21: あらい :2011/04/18(月) 22:03:34 HOST:p176.net219126030.tnc.ne.jp 治った。。。

アンプとラインのアースと、プレーヤのモータシャーシのアースをとって
ぴたり止まりました。
ハムが無い状態でないと、やっぱ音が汚く聴こえる。。汗

22: ハーゲン :2011/04/19(火) 20:18:00 HOST:eaoska051196.adsl.ppp.infoweb.ne.jp 某オークションサイトを見ていたらオイロフォンのエンクロージャーなし
「ユニット14個とアンプ」というのが出ていたので思わず精進してし
まいました。オイロフォンは見たこともないので楽しみではあります。
日本には輸入されたことがあるのだろうか

23: あらい :2011/04/23(土) 21:39:42 HOST:p004.net219126047.tnc.ne.jp 今日、フェーダの電源
バッテリーとタムラのトロイダル2次30Vをセレン(シーメンス)で簡単に作り
聞き比べる。
ACの方が、パワー感はあるけど鮮度が落ちる。
ボーカルのリアルなニアンスや陰影はバッテリーが勝る。
バッテリーは12V(23mA)実測。
ACはスライダックで電圧調整して24Vとのききくらべの差はあるものの
バッテリーの音の出方の方が自分は気に入ってます。
これを24Vにして、後はAZ-1のチョーク3段と比べる予定。

24: あらい :2011/04/27(水) 21:05:34 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp バッテリーを元々あった12vのものから
今日、オークションで仕入れた、安いバッテリー12vに換えて6k円くらい
聞き比べる。(液補充が入らないタイプの物)
なんと、前の方がよい。(日赤三菱)2万位してたです。
なんなのと言う感じ。

2つ購入したので24vでフェーダ(仕様は24v)を比べても
前にあった、12vの方が良いと言う。

電流を調べてみようと思いますがなんで。。という感じです。
マイリマシタ。

25: あらい :2011/04/27(水) 21:25:21 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp 12vでは同じ電流値ですね。
24vで51mA

なにが最新カリューム合金なんか、大きさでプレートの差なのか
これでも電源の差があるなんて物量の差なのか。

26: あらい :2011/04/28(木) 21:47:55 HOST:p016.net220216008.tnc.ne.jp

旧バッテリー日石の物は
カルシウムバッテリーでプラスマイナス両方の極板にカルシウム合金を
使用したハイパワーな バッテリーです。

2個で1万円の新バッテリータイプは
アンチモンバッテリーでプラスマイナス極板にアンチモン合金が
使用している物。

やはりカルシウム合金が良いのでしょうか!

カーオーディオで調べてみるとパナソニックのカオスというバッテリーが
音が良いと言われているみたいです。

セレンも確かめてみました。
シーメンス300V200mAにタムラブライトシリーズ
2次30V
フェーダ負荷で18V

フェーダの定格は24V120mAまでとなってる様ですが
聴いた感じでは、18Vくらいが良いです。
これだったら、良質バッテリー12Vをモノで繋ぐがよいかと思いました。

1)旧バッテリー12V
2)セレン18V
3)新バッテリー12V
4)新バッテリー24V
の順位で音の感じを受けてます。

後は、整流管で確かめます。

27: あらい :2011/05/03(火) 22:07:29 HOST:p084.net219126023.tnc.ne.jp 今日は、電源をバッテリーとセレン2段チョークで作り
比べてます。
バッテリーは確かに高音の澄んだ音や静かに立ち上がる音の良さは、あると思いますが
低音の繋がり感というのが、イマイチかけるところがあるように思いました。
仲間で聞き比べてそういう意見も参考になり、

ACから平滑を十分に行うほうが、音楽的なここちよさというのがある様に思えてきました。
整流管を使うのがまだパーツが届かないので
早く試して比べたいところです。

一人でやっていると、わからない所を客観的に指摘された感じもあり
独りよがりになるのは、間違いと反省。
素直に考え直した、、と言うものです。

28: あらい :2011/05/06(金) 20:58:24 HOST:p006.net220216009.tnc.ne.jp 昨日、手持ちタムラのトランスでモノ電源のセレン仕様をつくりました。
セレンは、かなり熱がでてくるのには参りましたが
(これは有毒ガスがでるかも)
シリコンでも試してみるかな。
音は、モノラルにするとセパレーションと、低音の解像度がよくなり
しっかりした音に、なってきます。

電源セレンとチョークを分けて、整流管AZ-1と聞き比べするのが楽しみです。

29: あらい :2011/05/15(日) 11:05:50 HOST:p031.net219126026.tnc.ne.jp セレンで試して

目安として500mAの物ですと2倍〜3倍のトランス容量になります。
トランスは1Aか1.5A位がベストです。
その逆で500mA欲しい場合には2〜3倍のトランスを使わないと流れません。
上流のトランスの話と、セレンの下流のバランスも重要です。
セレンは逆電流に弱いので電流を出来るだけ抵抗なく流してあげる必要が有ります。

コンデンサインプットなのですが超低ESRの物
をパラって使用しております。チョークの場合は出来るだけ抵抗値の低い物を
使わないと逆電流にてセレンがやられてしまう場合も有るようです。

上流と下流のバランスが難しいようです。

30: あらい :2011/05/27(金) 23:51:16 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ACTIVE FEDERその後。
イーべにてやっと仕様のトランスペアUTC重量級を見つける。
これで、整流管AZ-1が使える。

セレンは4種類、耐電圧とMaの違うものを比べて
結構違いも出てくるようでした。
チョークはソーダーソン、ケニヨンがやはり音がよいです。
スタンカーはイマイチ、音が荒く
コンデンサーはフィルムとオイルで色々比べる。
自分はオイル系の方が深い感じでクリヤーなフィルムとは悩み。
コンデンサーインプットはすっきりとまとまっても、
なにか硬いという感じもあって基本チョークで平滑の電圧を半分くらい
抵抗で落とすやり方。
励磁電源と同じやり方がやはり良いようでう。



31: あらい :2011/06/11(土) 07:57:36 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今月のMJにビンテージJの記事
ソーラバッテリーが載るそうです。

自分はバッテリーは止めましたが
active-faderのセレンを今日ビンテージから別に電源をいれたので
聞き比べします。
シンプルに洗練された作りのもので、自分の3段チョーク電源との違いが
どうかまた報告。

32: 私の息子はEL34 :2011/06/11(土) 09:03:23 HOST:FLA1Abg225.fko.mesh.ad.jp テレフンケンのECC82/83を何十本か所有しています。
管底のダイヤマークの事を知り必死で調べたら1本も無くて
落ち込んだ遠い昔w。

33: あらい :2011/06/11(土) 10:31:48 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分はTESLAのECC83とE83CCを持っています。
フォノで比べると音は確かにE83CCの方が上だと思いました。
値段も高いです。
ECC83は、アンペレやムラドのロシアと同じ位のレベルだと思いましたが
国産東芝通測も同じ位だと思いました。

34: あらい :2011/06/11(土) 13:28:19 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp *ビンテージJと 自分の電源比較

一聴した印象、同じシーメンスセレン仕様でもだいぶ違いありました。
中は確認してませんが、電圧は24Vで同じ位のMa70〜80mA
フェーダはテレフンケンモノに電源は1つです。

ビンテージJの電源は、全体に落ち着いた、ボーカルもセンターに等身大
の大きさに聴こえ、SNが良い感じで音楽的にとても心地よい気がしました。
音のまとまり感は秀でていると思います。
HIFIな印象というか、破綻が無い。
自分のは、トランスと物量が3段チョークで解像度やレンジは伸びて聴こえ立体的に鳴る
様です。
比べて少しSN落ちているかという感じで傾向は
そのままな音です。
電源を今はスライダックをつけているので3箇所、規定電圧にあわせるまで
ハムが聞こえるのがチョークのそれぞれで電流が変わってゆくためかと思えます。
この辺り、コンデンサーインプットの量とレイアウトも効いて来るので
またカット&トライでやるしかないです。

ついでにビンテージJの電源に自分のチョーク3段を加えると
立体感は出てきますが、なにかバランスが取れてないように感じ
オリジナルのまとまり方を変えない方が音がやさしく、リアルに聴こえれば
良いのだなと思います。
パンチがあるわけではないですが、音のまとまりが美しいというか
何を聴いても落ち着いて聴けます。
この音が欧州系といえばそうかと思いますが、ビンテージの店主はケーブルや
コンデンサーもかなり検討したと言っていたので
間違いないのだと納得しました。

35: あらい :2011/06/12(日) 19:14:25 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp やっと届いた
電源トランスで、AZ-1の整流管電源を仮つくり
組み合わせる回路が完璧でなく
チョークインプットの場合の電圧が規定にでてませんが。
整流管の音は、良い感じします。
セレンのパワー感というかダンピングの効いたようなよさはありますが
整流管は、抜けの良い楽器の響き具合が自然かとおもいます。

電源の影響は出力管より、おおきいと思います。

36: あらい :2011/06/14(火) 00:07:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今日整流管仮組ですが、かなり良いと思います。
規定の24Vまで調整
セレンと比べ、こちらの方が音が立体的というかリアルに出てきます。
人の声や楽器の余韻が自然に聴こえ、心地よい。
AZ-1はEZ150 に比べてプリの電源に丁度収まる感じです。
UTCトランスが150vの350mAヒータが5V6A
で余裕があるせいもあると思います。
後はコンデンサーのレイアウトでチョーク3段のモノブロックで電源完成に
します。

37: あらい :2011/06/16(木) 21:45:47 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp AZ-1の真空管3種類を交換して比べてみました。
フィリップスのナスメッシュが一番良いです。
後は、テレフンケンメッシュと、バルボのメッシュでないNOSです。

セレンも、購入したビンテージ○インのと、自分のも比べました。

電圧は、同じ位でAZ-1はスライダックで少し調整していますが
同じ24Vで50mA程度でした。

AZ-1の比べ
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
3)バルボNOS

3)のAZ-1と自分のセレンが似たレベルでした。
○ジョインの電源は、音色の傾向が抜け良く聴こえ心地よいと思います。

ただ、ワイドさと言うのでしょうか、AZ-1の整流管の音色傾向に近い気がしますが
比べると、
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
の方が上に 聴こえます。


抵抗も要らない状態でならせそうです。
100Vで25V位、55mA程度です。

これで、決まりました。

38: あらい :2011/07/02(土) 10:50:05 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp Active-fader後は、ケーシングで完成です。
これが、重い。
パワーアンプ並みの電源20K位以上はあり、欲張りすぎか。

今日朝、他で借りているAMPEXマイクアンプ4CHビンテージ(値段不明
買うとイーべで1000jくらいと思います。
音の傾向が全然違い
USと欧州の違いか、ライブとスタジオの音傾向の違いといいますか。

厚みやボーカルの押し出しの感はAMPEX が特徴ありますが
余韻や情報量の多いさは、フェーダにあります。
温かい音はアンペックスで楽器よりなアナログな音
active-faderは鮮度があがり空気感というか、繊細な音まで表現されるのは
優る。音は硬くないPUREな音ですね

システムによって使い分けるほうが良いのかですが、AMPEXは捨てられない
魅力もあるようです。

39: あらい :2011/07/02(土) 10:58:45 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp どちらをとるかと言われれば

電源で自由に音が変えられる点のあるACTIVE-FADERです。
平滑をどうするかで、かなり音が変わり
全体の鮮度が優るのは、どうしてもそうなると思います。

40: あらい :2011/07/17(日) 15:58:41 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケン電源は、モノブロック正解でした。
シングルでは、負荷のせいもあるのですが音の厚みが違うほうがセパレーション
より出てきます。
音色は変わらずですが。
Vin○ageの電源は、バランスはよく音色も整っていますがダイナミックな
音はきれいに出る音だけでは無いようで
構成での絶対量で、自分のが勝ると思います。
電源の差は、やはりおおきい。
UTC電源&3段チョーク10H250mA 2段と150mAコンデンサーの初段4F&30F30F
特にチョークは銘柄の差は、コイルの巻き方や太さなのでしょう、
好みはソーダーソンで、後ケニヨン。スタン○ーはイマイチな
国産では絶対に得られない音がでます。

41: あらい :2011/08/04(木) 08:22:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンフェーダの電源モノがほぼ完成し
改めて、アンペックスのミキサー真空管アンプと比べてみました。
ほぼ互角と聴こえますが、鳴り方の違いがあり
この辺りは、好みが残ります。
USのライブレコーディングと欧州スタジオの差なのでしょうか

アンペックスはなかなか良い音で雰囲気を出します。
程度の良い物が入手しにくいアンペックスですが、借りているものは
かなり良いもので、手入れもしてありました。

情報量は比べれば少なめかなとおもいますが、音楽を心地よく出す
アンペックスは良いと思いました。
ヘッドアンプはプロスタジオで真空管の高価なものも聴いたこと
ありますが、傾向は音圧があってリアルに響いてくれるところだと
思います。
この差は、マイク&アウトプットトランスの影響があるのだとおもいました。
(アンペックス、4マイク2アウトトランス)

42: あらい :2011/08/07(日) 12:34:56 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 昨日、テレフンケン用のモノブロック
片方がおかしくなり、発振
色々チェックして、分からず迷宮入り状態。
最後にダメ押しでわかったのが、フィルムコンデンサーの絶縁不良
中古で持っていて屋根裏にほったらかしていたネットワークのものを使ったのが失敗。
今日は借りたノイマンフェーダと比べる。
どちらが良いでもない感じで、このみでしょう。
基本はactive faderの切れのある情報量な音でどちらでもOKだと思います。

やはり電源での違いで全く変わりました。

43: セスク :2011/08/16(火) 06:46:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ジーメンス手に入れました。これも良いですよ。ボーカルがバッチリ前に出てくるよ。テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

44: セスク :2011/08/16(火) 06:54:58 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ちなみに上の方でバッテリー電源が良いとあったのでやってみましたが。音が痩せてつまらない音でした。バッテリーの種類でも変わるのかな?GSユアサのバッテリーを使ってみました。
現在はセレン電源です。

45: あらい :2011/08/20(土) 23:42:09 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

テレフンケンとノイマンは、比べましたが
レベルは同じで、どちらも電源次第で音が変わります。
シーメンスは多少、派手目にでるけどバランスはテレフンケンが良いと
いう方が居ますが、自分は聴いてません。

整流管、セレン、バッテリーの順で
AZ-1でナスタイプのテレフンケンメッシュが一番良い音がしますね。
フィリップスは大雑把に感じます。

セレンは平面的な、音のダイナミックさは整流管仕様です。
特にモノブロックは、音がかなり自然に鳴ってくれますが、
電源の平滑化でまた音は変わります。

46: あらい :2011/08/20(土) 23:48:59 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp SNの点では、バッテリーも良いですが
音がやせるのは同じ意見で
パナソニックのカーオーデオ用のものがよいそうですが値段が高いので
自作でAC電源を作るほうが調整もできて面白いです。
セレンもシリコンよりはよいですが、半導体的な音なのは、避けられないと思います。

47: セスク :2011/08/21(日) 08:21:25 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様おはようございます。
セレンが音に深みもあってかなり良いと思っていましたが
真空管も良さそうですね。
AZ−1とはどんな整流管ですか?なぜAZ−1を選んだのかお聞かせください。

48: あらい :2011/08/21(日) 09:24:33 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp セクスさん、はじめまして。
AZ-1はテレフンケンです。
カソードの電圧を小タイプのモノで選んだからです。
5AR4なんかよりランクはやはり上です。
比べれば分かりますが、整流管は深みや立体感の表現力は音楽を
心地よく鳴らせます。
是非にお勧めします。

49: あらい :2011/08/21(日) 09:27:27 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンの管は、なかなか良いです。
EZ150でやってみたという人も居ますが、より音がしっかりするようですが
大掛かりになるのが気になります。
自分のは、旧掲示板に写真を載せています。

50: あらい :2011/08/21(日) 09:37:37 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 良いことばかりでなく、ビンテージ中古ペアで集めた
部品で、電源トランスUTCの片側が何故かハムがでて止まりません
叩くと治ったりしますが、
結局、特注で巻いてもらうことにし
ヒータも4V(AZ-1)5V 6.3Vをつけて後々の他の整流管を交換できる様に
注文。
AZ-1は、サイドソケットでソケットがぐらつきやすく注意が必要で
大抵は少し緩んで補修してあったりします。
フィラメントは、Vの字のメッシュが見た目も良いです。
カーボンのAZ-1は、音はイマイチ良くないです。



51: セスク :2011/08/22(月) 09:41:18 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp テレフンケンやバルボなど昔のラジオ用の整流管たくさんあるようなので研究してみたくなりました。
やはりメッシュがかっこいいですね。

52: セスク :2011/08/25(木) 06:54:00 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様
電源トランス特注とは、国産トランスメーカーに注文したのでしょうか?
そのような規格を作ってくれるところはありますか?教えてください。

53: あらい :2011/08/25(木) 07:52:27 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セクスさん
おはようございます。
ノグ○とか、カス○とか特注で巻いてもらえます。
タム○は高いです。
カス○でよく自分はヒータトランスとかやってもらってます。HPで確認してみては。

整流管は、かなり音変わるところだと思います。
出力管より楽しめますね。

54: セスク :2011/08/25(木) 09:49:44 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様ありがとうございます。しかしノグ○とか音はどうですか?UTCが凄すぎるので比べてしまいます。イーべなどで探してみようかと思います。

55: あらい :2011/08/25(木) 12:38:23 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 電源トランスは、まだ安心と思ってますが
仕様も、思うように設定できます。
海外ビンテージは保障は無く、1次が117とかアバウトに下げて考えるしかないです。
アウトプットでは、選びますが、逆にビンテージでf特が狭くなってしまうケース
もありそうですね。イーべはペアででていたりしているので、得な場合も多い
ですが、返品も可能なケースもありますね。
因みに、上で書いたUTCのトランスは配線の接触ミスでトランストラブルは無かった
です。
中には、負荷入れて電圧が出なくなる場合もあります。

56: あらい :2011/08/25(木) 12:41:18 HOST:fwgw.yamaha.co.jp セスクさんのセレンは、是非整流管をやってみる事をお勧めします。
仲間連中もやっぱ、整流管よね!と
同じ意見です。

57: セスク :2011/08/25(木) 18:24:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 整流管やってみたいです。トランスを探さないとダメですね。やはりチョークを入れ
π型フィルターでやるようですかね。チョークインプットが良いかコンデンサーインプットが良いか…楽しみです。

58: あらい :2011/08/25(木) 20:28:46 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1の場合、自分は75V の両波でチョーク3段でやってます。
他の方は、100V前後でやってるようです。
電流は60前後位流れるので3倍くらい電源トランス200mA以上の許容量があるほうが
良いです。
大きすぎても、音が返って雑になるような感じしますので
仮組でトライすると良いです。
チョークも、Ma200以上のでかいのを使ってます。
自分はソーダーソン、ケニヨンが抜けよくすっきりした音がすきです。

コンデンサーはオイルか、フィルム
ケーブルでの音も影響します。これは好みでブレンド程度。

59: あらい :2011/08/26(金) 22:56:08 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp  電源トランス
カス○無線、特注

 1次 0-100V-110V(E)
  2次 75V-0-75V 300mA 
   80V-0-80V    300mA 
     0-4V AC 3A 
     0-5V  AC 3A 
     0-6.3V  AC 3A
容量   138.9VA 
形状   O-BS500型
端子数 15端子 (1端子追加)
オプション 静電シールド(E)

これで特注しました。

これをUTC
Pri: 117vac
Sec: 3-4-5=1000vct 300ma
Sec: 6-7-8=150vct 350ma
Sec: 9-10-11= 5vct 3A
Sec: 12-13-14=5vct 3A
Sec: 15-16-17=6.3Vct
Sec: 18-19-20-21-22=6.3vct (term 20 is ct.) 6A

と比べてみます。

追って報告しますです。

60: セスク :2011/08/27(土) 08:58:54 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 4V 3Aではヒーター電圧が高く出そうですね…。

61: あらい :2011/08/27(土) 11:45:53 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1は、4Vですよ。

ヒータをそれぞれとったのは、他の整流管も試せるようにしました。
電流容量は2Aはあったほうが良いと思います。電流は負荷で60mA
EIコアとUTCはよくわかりませんがその音の差
トランスもプリでも、ある程度熱ロスもあるので、うなりなどハムをケアできる
サイズは必要だと思います。

62: セスク :2011/08/27(土) 19:24:09 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ-1の規格表を見ていたら、4V 1.1A となっていましたから、3Aでは電圧が高く出るのかなと思いました。私はアンプビルダーなので、ついそういうところに目が行ってしまいます。
まあ、ドロップ抵抗でも入れればいいのでしょうが…。
AZ−1手に入りそうです。自分も試してみます。

63: あらい :2011/08/27(土) 19:37:24 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セスクさん
出来上がったら是非、ご感想お願いします。
自分も、もう一組組む予定でいます。
AZ-1は、自分のでテレフンケンナスメッシュがよいです。

64: あらい :2011/08/27(土) 19:40:36 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ところで、スピーカは何をお使いでしょうか。

65: セスク :2011/08/27(土) 20:16:02 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp まあいろいろやりましたが現在は、ビンテージ物のフィリップス8インチです。

66: あらい :2011/08/27(土) 21:13:12 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp 8吋はメンデも前に使ってました。
フィリップス8インチは、聴いてないですが評判のよいユニットですね。
自分は、5吋アルペアと10吋テレフンケンです。

68: セスク :2011/08/31(水) 18:47:04 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp フィリップスにしか無い艶があります。お気に入りです。あと良かったのはRFTのフィールドかな。

69: あらい :2011/08/31(水) 19:11:26 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ビンテージは、艶感があってどうしても他にでないというモノがありますね。

電源は進んおられますか?
自分のは、ケーブルと電圧調整抵抗で聞き比べてます。
ケーブルは突っ込みたくは無いのですが、ハイエンドな抜けの良さなど影響が
でます。

70: あらい :2011/09/01(木) 20:51:26 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp セクスさん
フィリップスのメッシュは、音がおおらかで良い感じもあります。
自分はテレフンケンのナスがすきなのですが(これのSTは、ナスの方が良い)
直熱で他も試してみたいですね。

最近聴いてなかったCDで比べて、このactive-faderで情報量は勝り
自分のシステムも自分なりの進展がありました。
別に欧州であろうが、USであろうが関係ありません。
当時、回路のUS作りの欧州といわれていたのはなるほどと思いました。

次は国産、名前の無いようなカス○とがどれほど違いでるのか確かめます。
単純にトランスを換えるだけで試せるです。
タムラに関しては、セレンでしかみてないですが普通でした(セレンでのはなし)

71: セスク :2011/09/03(土) 07:02:19 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ1試しました。成功です。セレンより音に深みがあるのが確認できました。
電源トランスは余っていた国産を使い、チョークだけはUTCとWEを使いました。
AZ1はテレフンケンメッシュです。SNが悪いとも感じず、音は素晴らしいです。
最終段に可変抵抗を入れ、10V〜26Vまで調整できるようにしました。コンデンサーは様々なオイルコンのみ使いました。
(WE、ジーメンス、等余っていたので…。)こんなんで満足のいく電源になりました。

72: あらい :2011/09/03(土) 09:27:22 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp おはようございます。
よかったですね。
直熱のAZ-1は、自分も良い管だとおもいます。

自分は、今UTCの電源を仮組でカス○のトランスに繋いで聞き比べをやってます。
最終は、また落ち着いて報告しますが
電源トランスで音は変わりました。(仕様は2次 75V-0-75V 300mA とUTCは350mA)

電圧トランスがカス○(24Vで48mA)に対して、UTC (22Vで40mA)まで落ちます。
カス○のトランス極性を換えるとまた定位や音も変わります。
ファーストインプレで言えば
UTCですね。
チョークでも音は結構変わり選びますが、電源トランスも影響ありです。
音が、一見おとなしいようでもSNのよさか静かに余裕がある感じになります。
トーンのボトムエンドでバスドラムも下がってくれるようです。

73: あらい :2011/09/03(土) 09:56:19 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 自分の今まで試したところで言えば。

音に影響あるパーツは

1)電源トランス⇒これは初めに決めたものが足を引っ張りますので大事。
国産、ビンテージでの差もあります。
2)チョーク⇒3段くらい平滑、mAが足りないと音が延びない、SNで音の感じが変わる。
3)配線と線材⇒ばかにできません、ブレンドの音色は大事
4)コンデンサー⇒フィルム、オイルの差、電解の差もありますがあまりこだわらずにやる方が
良い。

74: あらい :2011/09/03(土) 11:47:25 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 国産特注カス○と、UTCの聴き比べ。

カス○は、ダイナミックレンジが広いのか情報量は多い感じにきこえます。
UTCは、比べてナローぎみなのかもしれませんが
比べて、聴きやすさはUTCで

丁度CDとLPの感じに似ているというか
ソース録音は同じでも、やはり延びきらないCDは機械的に出す音で
音楽性を出せないのと、サンプリングの狭さによる不自然さはCDに感じますね。
UTCは、ずっと聴いて飽きない感じします。
カス○はつかれる用におもえ、ボーカルのニアンスや余韻はUTCです。

この辺り、アンペックスのマイクプリに似た傾向がUTCにあると思いました。

国産の、ISOがカス○とにた感じを受けますね。
タムラは前にセレンでしか使える仕様でしかなく、比較はできませんが
国産はだいたい傾向は同じなところもある様に思ってます。
佐久間アンプなど、タムラを使わないと発振すると言うひともいますので
安定度は信頼できるものだと思います。

エージングでまた、仮配線状態なので正確ではないですが傾向はそうだと思っています。
以上です。

75: あらい :2011/09/04(日) 20:31:16 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、行きつけの音楽いろいろ録音までやる喫茶で
フェーダ一式を持ってゆき、丁度あったTRUE-SOINIC3台を鳴らしてみました。
USというより、欧州的な鳴り方は良いSPですが
フルレンジタイプの方が、自分はこのみです。
フェーダ電源は、皆(3人)の意見は、一皮向いた感じでパワーアンプ変えたくらい
変化があって良いと言う意見でした。

アンペックスMx10は、ALTEC409と鳴らすと本等にライブな感があり
パワーアンプがまた、6L6ppのミリタリー1950年
WE直系なアンプでした。
ちょいメンテが必要な歪に敏感なのは古いゲイン高い初段6SL7で構成して
居る為でしょう。
アンペックスのボリュームガリが普段より大きく聴こえる。
よくあるランドセルタイプより大きいくらいのWEやジャンセンアルテックを
鳴らしていた時期でしょう。409とはぴったりと嵌りました。
当時はこうして慰問してライブや映画演出していたものかと思います。
雰囲気があり、決して優秀でもないですが
音楽が楽しく聴こえました。

76: あらい :2011/09/07(水) 00:19:40 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、整流管を手持ち(WE705A)直熱のフィラメント
トリタンを試しに使ってみました。
音太い。熱は送信管ですが
フィラメントが5V/5A、
プレート耐圧30kV(ピーク)、プレート電流は375mA
プレートを500V程度、無負荷で70V 程度がでて
24Vをあわせて使う。

これは、良いような音圧あってAZ-1よりリアルに、はっきりとした音で
鳴るようです。

77: セスク :2011/10/01(土) 16:10:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツにはまだまだ知らない良いものがありそう。テレフンケン、ノイマン、ジーメンス以外でもっといい機器は無いのでしょうかね?

78: あらい :2011/10/02(日) 11:08:32 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp セスクさん
こんにちは。

他に探すしかないものかと思いますが、それを拘るなら
自分のシステムを思うように作る方が大事ではないですかね。
整流管1本でも音はかなり変わりますし、
自分は、そちらのオーデオ趣味の方が悩んで楽しい事に思えますね。

79: あらい :2011/10/02(日) 11:22:47 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp 今日、ノイマンW444のモノラルを組んで、前のテレフンケンW690と比べました。
傾向は違いありますが
ノイマンは、比べて出方が落ち着いた感じになってくれます。
テレフンケンは、解像度があるような前にでる音という印象でした。
細かくはかきませんが、
テレフンケンのSPの感じは同じに、でもフェーダもある様に聴こえます。

どちらもレベルは高く、後は電源のつくりでうまく作ればよいという
感じでした。

80: セスク :2011/10/03(月) 18:14:48 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツものは凄いものが多いですね。SPにしろフェーダーにしろ、アンプにしろ。
テレフンケンのアンプは究極らしいですね。そういう話を聞いています。でもとても高価で買えるようなものでもないですし、聞いたこともありませんが…。
自分は重箱の隅をつつくような趣味は嫌なんで、簡単に作ります。深みにはまると音楽が楽しめなくなってしまうからです。まあそれが楽しくてやっている方はそれでいいと思います。
ただ、人に勧める必要もないですが。

81: あらい :2011/10/03(月) 21:05:54 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp テレフンケンのアンプは究極なのか、自分も聴いたことありません。
高いですね。
スピーカと比べて、何故か高くて買えるお値段ではないです。
音より、独特なデザインが好きですね。

自分は、ブランドで買ってしまうのは反面反発を感じるタイプなので
(これも角でしょうか)
元々、欧州はイソフォンからの安いものから入ってます。
テレフンケンは8吋で聞き比べては、シーメンスの方が気に入りました。
その時は、ザクセンも比べてましたがRFTのフルレンジは聴いていません。

82: あらい :2011/10/03(月) 21:36:33 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp イーべで、会社の(この人はモノラルで聴くという)知り合いが
最近RFTか、ザクセンを入れたと訊いてます。
今度、聴いて見ますのでまたご報告。
自分の周りでは、何故かひねくれた?聴きかたをやってる人が増えてきた。

83: セスク :2011/10/04(火) 05:30:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp RFTのフィールドは布のダンパーが多いですが、アルニコの蝶ダンパーを見たことがあります。
当然ながら蝶ダンパーの方が音が良さそうなんですが、なぜフィールド型は布のダンパーが多いのか興味が湧いています。
RFTは布のダンパーでも音に深みがあり良いです。
テレフンケンなどはセンター紙ダンパーや蝶ダンパー、ザクセンは蝶ダンパーですね。

84: あらい :2011/10/04(火) 07:33:37 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp フィールドスピーカで書き込みすべきかもと思いますが、
以前書いたものです。(この方は、フィールドを色々経験した人)
ダンパーの差は自分にはよくわかりません。比べるほど数を聞き込んでない為

テレフンケン(またはジーメンス)の音の深みや厚みは、コーン紙が影響している
ようです。
1931〜38年は、厚く柔らかく、木目の荒いコーン紙。
1938〜42年は、少し薄く硬く、木目の荒いコーン紙。
1940〜49年は、少し薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
1950年以降は、薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
「コーン紙がパンパンに張っている」「コーン紙が硬い」「コーン紙が薄い」こ
とが良いコーン紙の定説になっています。
私自身もかつてはそう信じていました。
ところが、古いスピーカーをたくさん聴き、色々なフィールド電源を制作してみ
ると、全く逆であることが分かりました。
えー、逆って、アメリカン・スピーカーのコーン紙みたいだとイメージされてし
まいますが、コーン紙の粘りが全く違います。
30年代初期のコーン紙の音がやはり優れています。
音の明確さや静かさでは30年代後半が優れていますが、音楽性では30年代初期に
は敵いません。
1939年製の30センチを購入された方から、「音は良いんだけど、何かが足らな
い。トゥイーターを足したり20センチを足したりしてみたんだけど、なんか
シックリ来ない」という連絡がありました。
この方は、購入時にお友達と一緒に1ペアずつを購入し、39年製ペアと36年製ペ
アを購入しました。
購入する時に、「少し安い36年製の方が良いですよ」と話しているのですが、音
を聴き比べて39年製にしました。
39年製はハイファイで音が明確で静かですが、音の深みや厚みが38年以前と比べ
足りません。
私も友人も当初は39年製が最も優れていると思っていましたが、聴き込んでいく
内に38年以前のスピーカーが良いと感じるようになりました。
これを感じるようになると、音の薄さが突出して気になりだし、39年以降のス
ピーカーに興味が持てなくなりました。

85: セスク :2011/10/04(火) 10:07:02 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp テレフンケンの種類については聞いたことがあります。テレフンケンはなぜそのようなタイプの変更をしたのでしょうかね?
集める身になればとても迷うし、何が良いか自分の装置で聞いてみないとまったく眉唾でわからない世界ですね。
結局いろいろ集めて検証するとかしないとならないわけで、お金かかりますね。

86: あらい :2011/10/04(火) 13:47:35 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 聞きかじりですが。
理由はラジオです。

1930年代のテレフンケンでは、1年間に約100種類のラジオが生産されていました。
ジーメンスも30種類、AEGも10種類、のラジオを生産していて、スピーカーはテレフンケンから提供されていました。
そうすると、テレフンケンは、1年の間に100種類以上のスピーカーを生産していたことになります。
スピーカーのレベルの絶頂期である1932年〜1940年の間に、テレフンケンは1000種類以上のスピーカーを生産していました。
1つのラジオには1つのスピーカーしか入っていません。
しかも、同じ型番のラジオに、何種類ものスピーカーが設置されていることもあります。
型番は同じスピーカーでもフレームやマグネットカバーの形、あるいはコーン紙が異なるケースがたくさんあります。
1つ1つのスピーカーを丹誠込めてそれぞれの一流技術者が手作業で製造していたのですから、
当たり前のことかもしれません。

それで、ペアを組むのはかなりの数を持っていなければ出来ない事のようです。

87: セスク :2011/10/08(土) 15:36:20 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ところでテレフンケンなどビンテージのフィールドタイプは、平面バッフルが一番マッチするのでしょうか?
バッフルやエンクロージャーでも音が相当変わりそうです。当方RFTは平面バッフルに取り付けています。
低域も不足なく出ているように感じますし、質も良いと思います。

88: あらい :2011/11/12(土) 22:32:28 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケンW690モノは、自分は気に入って使ってます。
他にノイマンW444Aモノ(これもビンテージ)
このオリジナルの音は、結構違いあり。

ノイマンは低域よりなバランス感でHIFIなオーデオ的?な音で
テレフンケンは比べてリアルさな解像度を重視したつくりです。
好みはあると思いますが。
電源の作りこみでも変わりますが。
やはり、整流管仕様が好みです。
ノイマンは、トラブルでアンプ壊れてしまい、MTさんにお願いして
丁度スペースがある箇所に、ディスクリートでアンプを作って貰いました。
音は、解像度があがって、まるでテレフンケンなような音になり
満足、自分としてはですが
有難うございました。

89: あらい :2011/11/26(土) 08:02:13 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケン13cmフルレンジ、レアー物が手に入りました。
10吋励磁と合わせて
今まで使っていたジーメンス11nより解像度がよく、能率、パワーもあり
これに交換
11nは、ビンテージな可憐な音で気に入ってますが
(これしか出ない、ボーカルの余韻がだせる)
この13cmで密度といい、はまってしまいます。
ペア5万ほどしますが、後悔なし。
飽きればフルレンジで使えるし、暫く様子見。
11nは逆に、フルレンジ5吋スピーカで聴いてみることに。

90: あらい :2011/11/26(土) 08:04:38 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp //www.german-vintage-loudspeakers.com/navid.283/telefunken-ela-5-5-1270-full-range-driver-13-cm.htm

91: あらい :2011/12/04(日) 10:10:17 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 最近手に入れた、シーメンス励磁13cmツイータ。
これでまとめることにしました。
今年は、励磁で全て揃えるような格好になりました。

励磁のスピーカは、電源いのちなところがあり自分は楽しんでいます。
パーマネントは、ユニットを合わせて組み上げる楽しみですが
励磁は、電源やアンプと合わせて作ってゆく楽しみが増えます。
基本は整流管でどれを使うかによりますが、これも面白いです。

92: あらい :2011/12/04(日) 10:22:52 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 励磁スピーカの特徴は、音の立ち上がりや下がりが早く
励磁ツイータも同じ特徴で鳴ってくれ
鮮度がよく、奥行きも出てくるスピーカら鳴っている感がしないような
鳴り方になり、
電源の違いは、合わせて音色にも影響があるようです。
ユニットの違いもありますが、それ以上にその調整の方が違いが大きいと
思います。
ジャンルは問わず、何でもロックでもクラシック、演歌でも同じに聴ける
ように楽しめ音楽が聴けるシステムの方向には適したものだと思ってます。

93: あらい :2012/05/16(水) 23:32:37 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp ソロソロ、自分の電源が入れ替えあったので
TFKのフェーダ電源を作らなければならなくなりました。
メインのTFKは、水銀球の872を使用。

リビング5インチサイズに705Aを持ってきたため

使い慣れたAZ-1TFKを使い、USのチョーク電源&トランスパーツ類。
次に作るのは、前よりは小型にして3段のチョークでつくります。

その後は、励磁ツイータの電源も同じくらいの電圧なので流用可能。
スピーカに合わせて、電源を作ってゆきます。

94: あらい :2012/05/16(水) 23:45:17 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp AZ-1
TFK,PHILIPS,TRD,VALVOと使ってみて
何故かTFKのナス吊メッシュになってしまい
それでも電源はUSものという。
フェーダもノイマンよりTFKが好みに合って、そうなったといいますか。?
まあ関係ないか。

95: あらい :2012/05/18(金) 22:23:32 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp 改造して貰った、ノイマンのフェーダを
リビングのアンペックスと交換して聴いてみる(久しぶり)
DACとの愛称はインピーダンスがあってるようで、解像度は確かに良い感じ
これは電源をセレンから整流管にすればよさそうな感じだな。
解像度は、オペアンプでも勝るのは確か。。
こう、、聴いているとなにか疲れてくるのがなければ完璧かと。
やっぱりデジタルアンプ的だけど、電源とおもう。

96: あらい :2012/05/18(金) 22:37:45 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp やっぱり、アンペックスがよい。
人の声が抑揚でるし、メリハリも感じて人の声とわかりましたです。

97: あらい :2012/07/01(日) 20:44:41 HOST:p154.net112139153.tokai.or.jp フェーダTFKの電源
電源トランスから平滑回路を新規で作る。
サイズを小さくコンパクトにと考えても、平滑部のコンデンサーの容量
を削ると駄目で
チョークインプットをベースにして、仮組状態で聞き比べて決める。
電源の差は、音に影響してやはり大きく変わる。
これがコンデンサーインプットにすると整流管の寿命が縮まる以上に
音がつまらなくなる。
AZ−1 の個体差がこんなに違うかと思いますが、吊りのヒータ構造と
カーボンの違いは全く違う音で
AZ−1は古典球のよさがでるものでそれを生かすように作ってます。
24Vに合せて、できるだけ抵抗調整を避けて電圧を調整というのが
正解な様ですね。
アナログの魅力は、どうしても聞き込みながらと言うのが基本で現れてくる
のが面白いです。
同じにDACの電源を、アンプ(差動回路)で組むのと、半導体でやるものは
元の音声信号の情報を真空管だとロスしてしまうけど
半導体にないバランスで鳴ってくれるのはそのメリットなのかと思います。
同じにバッテリーでやってもその違いは出てきますが、
このあたりデジタルも基本がアナログで構成されると、思いました。
ハイレゾでいくらやっても、勝る16bitの録音もありますので
DACは情報量をまずは、ちゃんと出せるかが一線の違いだと思いますが
基本的なアナログがしっかりしてないと、薄いつまらない音で終わってしまいます。

98: あらい :2012/10/25(木) 22:51:45 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp そろそろ。
メインのTFKの電源を計画してゆきます。
WEトランスがどれほど励磁電源で威力出せるかですね。

99: D7 :2012/10/25(木) 23:50:14 HOST:PPPa814.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
WEのトランス届きました。
また、別途ebayで入れたKENYONのチョークと軍用ヒータートランスが到着しました。
結構重いので、ヘルスメーターで測ってみると既に12s!
あとチョーク4個、オイルコン6個、ローゼン2個入る予定です。
3段チョークでやりたいと思っていたので、やはり整流部分は一つでも、平滑部分は
L・Rを独立でやらないと、ぎっくり腰(この間やりました・・・)になりそうです。
370V・1.12Aという弩級トランス、使いきれるか自信が無いですが、期待できそうですね。
このような凄いものを送っていただき、感謝・感謝です。

100: あらい :2012/10/26(金) 07:41:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

それだけ揃えば、楽しみですね。
モノだしきっとすごいのができると思います。
出来れば終段の抵抗なしでゆけるといいですが。
分割はかならずやりましょう。30Kにはなります。




101: あらい :2012/10/30(火) 07:28:14 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

WEのチョーク(前に手持ちで軍用の測定器からひっぱりだしたもの)
チョークで、小励磁電源につけてみるとmAが小さく合いませんでした。
これをえらばないと、音が発揮できなくなりますね。
100mA以上ある軍用などが良いです。
計画のは、ツイータの24V励磁電源なので
今回のWEトランスは、2A3で使うかもしれません。

102: D7 :2012/11/01(木) 00:50:22 HOST:PPPa77.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WEのトランスを2A3で使うと豪華仕様になりますね。
自分の2A3はシャーシが小さ目なので、WEを使うとシャーシ交換載せ換えが必要です。
これは大手術になるので、WEトランスは初志貫徹でモノ×2の電源で行く予定です。
まだ手頃なチョークを捜し中で、完成は年内は難しいかな〜。。。

103: あらい :2012/11/01(木) 18:12:55 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp WEは、電源が良いです。
フィールド電源は直に音に効いてきますが、絶対的に違いが出るのは
トランスやチョークが大きいと思います。
コンデンサーは後でなんとかなりますから、交換や増しもできるから。
UTCの1KVAのトランスを使いその差は、特にリアルな低音にでて来ました。
比べないでもわかると思いますね。

104: あらい :2012/11/03(土) 20:54:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアに、いってきました。
SonusFaberを聴いて、なかなかなもんだと思います。
弦楽器がすばらしい。こういう厚みが出せるスピーカはパーマネントで
もモダンななかでは珍しいとおもいます。

JBLのD5000とか、その最近出ているフロアータイプJBL Project K2 S9800SE
はどう聞いてもインパクトがなく音がつまらないですね。
accuのアンプが良く使われていたけど、イマイチなんかフラットに伸びているだけ
で新鮮味無し。
QUADの新い静電スピーカ
ESL2805/ESL2905はあれはダメだとおもいます。
えらくひずんでwaltsu for debeuがクリップしていたが?なんで、こんなんけ?
というもの

説明員は、それがわかって、「CDが悪いとか?」うそつくな
静電は正直に音が出るので、ひずみまで再現しすぎる??とか
、「置き場所によって
システムの音は変わるものと考えてください?」
でたらめな説明には、閉口。直ぐに出る。

105: あらい :2012/11/03(土) 21:08:25 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその2

FOCALがやはりおいてあり、
かたつむりB&WのようなVIVID G2G3これは、なかなかです。
ただ、DEVIALETは、IFAショーで感じた音の傾向がデジタルDクラス
にあるようで、自分はDEVIALETはモニターとしてはすごいとは思いますが
あまり音楽が楽しめない感じに思えますね。

あとトピックスでは、DYNAUDIO Xeo2Gのワイヤレススピーカシステム
DACがESSのポーランド製とか、SONOS的なシステムでトラブルは少なく
LINAXサーバで直で鳴らしていた。
15万ほどのスピーカ&トランスミッターだが、結構まともに聴こえて
下手なハイレゾ抱くむ音よりよさそう。ESS DACが決めてな感じですね。
LINNもまけそう、コスト神話から比べて。

106: あらい :2012/11/03(土) 21:54:15 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその3

アヴァンギャルド聴いていて疲れてくる。低音がパワードのせいか
なにか低音がしっくりこない、○ホーンで組んでいても。
某JAZZ喫茶と同じ。
フォステは、国産の中で優秀だとおもいますが音は平明的な感じがしますね
アンプのせいかACCUもありだけど、
国産アイシンは、そんなもんな感じ
TRIADの845シングルは、ナローだけどスペンドールにあった雰囲気で交換は
持てました。ショーで聴く感じでなく家庭的な音。
NAGRA300&CDPシステムは、値段では当然な感じ、少し詰まったような感もありますが
おおらかさほしいかな。。

この手の高級オーデオの特徴は、中高の音で特に弦楽器やヴォーカルを聴いたときに
わかりますね。音像がしっかりリアルに出るかどうかの差と思いますが。
半導体アンプでもこのクラスでは真空管にないレンジの広さをうまく出せれば
文句は無いです。
DSDはこのクラスだと結構良い感じで、響き具合がソースから出てくる方が良い
と思います、スピーカでそれを出すとぼろ出るかも。。所謂つくった低音なのか。

107: D7 :2012/11/04(日) 21:14:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん

108: D7 :2012/11/04(日) 21:33:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん
↑すみません。書き込み前に「書き込む」を押してしまいました。

インターナショナルオーディオフェアで、WALTZ FOR DEBBYがクリップするSPなんてダメですね。
FOCALは、例の励磁ウーハーのものですね。
最近youtubeでも説明つきで出ていますね。
youtubeの映像では、例の小さな電源と壁掛けのデジタルアンプ?の様なものが
写りますが、実際の鳴り方は、モニター的とのことで少し残念な感じも(買えませんが・・・)
また、TRIADの845シングルがまずまずだったようですが、845は高音に癖があるそうですが
これはうまく鳴っていましたでしょうか。

109: あらい :2012/11/04(日) 22:07:49 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
WALTZ FOR DEBBYはそれでは、地下鉄の音が聞こえるかというと聴こえてなかった
ですから、低音と解像度が良いわけではないと思いました。
あのCDは、元がひずんでいるかはすぐわかるしピアノがあんなにひずんでいるはずない
と思って首かしげましたね。
説明する人も途中からボリューム下げたりしていたので、トラブルだと思いますが。
DEVIALETは、FOCALでは鳴らさずに音出してましたが音の感じがDクラスデジタルの
音を持っているようです。小さい電源というのは、リモコンの事だと思いますが
DEVIALETはDACのついたプリメインデジタルアンプのようです。
TRIADの845は聞いた感じ結構帯域は狭く、敢えてなのか。
ドライブが2A3みたいですね。
直熱2A3の音がかなり聴いていると思いますが、845は増幅している感じで
ドライブ管でかなり音は変わります。値段が高いです。
自分の持っていたのが、ハットオーデオppの845でモノラル×2でオークション11万位でした。
オケはこれくらいパワーあると余裕はあります。

110: D7 :2012/11/07(水) 23:24:43 HOST:PPPa755.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」が気になっていて、今日改めて聴いてみました。
2トラック目のWALTZ FOR DEBBY(take2)の6分53秒から終わりまで
拍手のバックにゴーという音が確かに聴こえますね。
(A12・小励磁・バックロード共に確認)
ビルエバンス大好きで良く聴いていてこの暗騒音は分かっていましたが、
録音機器のノイズかと思っていましたが、地下鉄の音とは知りませんでした。
その他の曲にも、地下鉄と思われる暗騒音のような音が入っていました。
なるほどこれは発見でした。
録音が1961年6月25日とありますが、そのころも結構頻繁に地下鉄が
走っていたことが分かりますね。
そういえば、自分の小励磁は1961年製造のようです。
同じ年に製造されたSPで、当時の卓越した演奏とたまたま走っていた
地下鉄の音を聴くのも洒落ています。

111: あらい :2012/11/08(木) 07:09:40 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
おはようございます。
ビルエバンスの地下鉄の音は、制作ソフトにリッピングして波形で
確かめましたが、片側にかなり低い音で入ってます。
解像度の良いシステムでないと聴こえません。
普通だと聴こえないと思いますが、
これが小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀だとおもいます。
国内版のもので、CDのみだと思いますが海外版は持ってませんが
ノイズをとってるようです。

112: ディラン :2012/11/08(木) 21:54:57 HOST:FL1-118-110-163-45.kyt.mesh.ad.jp WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」
今のA5では聴こえません。以前聴こえていた事が有りましたがどのソフトかシステムか覚えが
有りません。聴こえなくても宜しいでえーす。

113: 権○衛 :2012/11/08(木) 23:10:09 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
流石のお言葉、エライ!

因みに>たまたま走っていた地下鉄の音
たまたまではあーりません、定期的(時刻表で)に走っておりますでつ。

114: あらい :2012/11/08(木) 23:30:23 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp ディランさん
こんばんは。

音的に聴こえる解像度の事を言っているまでです。
別にそれが良いとはいってませんよ。
CDの国内版だけですが
かなり低い、音で普通際限ができないシステムが多くA5でもそうなのでしょう。

115: あらい :2012/11/08(木) 23:34:05 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 普通際限→再現。
ナローで音楽性のあるもので聴こえなくとも良いものはいっぱいありますね。

116: あらい :2012/11/08(木) 23:43:51 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 因みに、でようがない低音で
5吋のアルペア5のスピーカで聴こえたことがありましたが

833Aを放送設備等に使われた3極直熱真空管で3000V350W級で
それが聞こえたことはありました。

117: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:06:16 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ゴホン ゴホン♪
>音てきに聴こえる解像度の事を言っているまで・・・それが良いとは・・・

>小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀(良い?)だとおもいます。

矛盾でつね。些細な事でつが?ハイ。

雰囲気で聴くか、解像度で聴くか、スタンスの違いでつね。多分!?

どちらもOK牧場。♪(*^_^* 

両方ホスイ・・・わかります。 オデオ道楽「永遠の課題」でつね!? 多分。

118: あらい :2012/11/09(金) 00:11:18 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 、音的に優秀!!

じが読めませんか。

119: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:21:59 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ハイ ハイ

優秀の反対語は如何に???

キリッ!

日本語は奥が深い!でつ。ハイ!ハイ!!ハイ!!!でちゅ。

オデオも同じかも???  多分!? キリッ♪(*^_^*

120: あらい :2012/11/09(金) 00:26:19 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 酒を飲んで、勢いで自分におごる人もいれば
飲んでも、他人に迷惑はかけない
大人な方もいれば。。。笑

本性なのかわけのわからない、言葉を発する人は迷惑ですね。

121: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:27:32 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね!? キリッ(おまけ)

122: くろねき :2012/11/09(金) 04:13:17 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆あらいさん☆

いわゆる「サゲ投稿」(E-mailの欄にsageと入れる。
ちなみに私は基本サゲ投稿ですが、このレスも参照)にして、
このスレを11番目以降に沈めれば、この手のトラブルは回避できるかと。
書き込みと閲覧にひと手間かかるようになるのがちょっと厄介ですが・・・。

123: たそがれ :2012/11/09(金) 07:15:12 HOST:FL1-133-205-110-190.myg.mesh.ad.jp 基本的に1人、2人で投稿しているスレの場合サゲ進行が良いようです。
大勢の人が投稿して賑わっているところのトップに頻繁に出て来るので
目につくのです。11番目以降に沈めてからそこをブラウザのお気に入りに
登録すればあらいさんが頻繁に書き込んでいる3つのスレは簡単に呼び出せ
ます。お気にいりに登録しないと数百の中から探すのが大変になります。

124: あらい :2012/11/09(金) 07:35:08 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp くろねきさん
たそがれさん

ご忠告ありがとうございます。

次回のフィールド、1000オーバーからサゲ投稿にします。
実は、サイトで書いてもか若干で限られているものなのでいっその事
止めようかと考えていましたが
知り合いにも投函せずに、見ている人もいますし
フィールドのレスは特殊なオーデオかとおもいます。
いらぬトラブルは、ほかの方にも迷惑になるものですので観たい人のみ
限ればよいと自分も思います。

125: くろねき :2012/11/09(金) 16:57:28 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp >1000オーバーから・・・
いや、今からやってください、たった今から!次のレスから!
1スレにつきキャパ1000レスですよ、お忘れなく。

126: あらい :2012/11/09(金) 19:18:24 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp そこまで、強要されるのでしたら止めましょう
くろねきさん
PC、ネットワークオーデオも精通できるかたも限られるようですね。
D7さん、フィールドはホームページでやりましょう。

127: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:33:48 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね♪(*^_^*

128: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:36:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 追伸

「オーディオ懐古録」でつ。♪(*^_^*

129: D7 :2012/11/09(金) 21:18:14 HOST:PPPa3292.e11.eacc.dti.ne.jp みなさん、こんばんは。
先ほど出張から戻ってきて、懐古録を見てびっくりしました。
自分の投稿で不快な思いをされた方がいらっしゃいますので、
その点はお詫びします。

あらいさん
フィールドと言う面白い世界を味わう良いスレッドだと思っています。
少なくとも自分はこのスレが無かったら、新たな感動を得ることも無かったでしょう。
しかし、自分の投稿によりあらいさんにご迷惑をおかけしました。
思慮が足りず申し訳ありません。
重ねてお詫びします。

130: あらい :2012/11/10(土) 10:15:55 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
メールで送りましたが、とんでもないことです。
D7さんには全く非のない事です。
こちらこそ、ご迷惑をかけてしまいましたことをお詫びいたします。

どうか実になるオーデオを、お互い楽しみましょう。

133: 薬漬け :2012/11/29(木) 15:26:19 HOST:proxybg058.docomo.ne.jp カキコするタイミングを逸してましたが、そういえばテレフンケンのV69aアンプって、
どんな音がするんでしょうね?
(あの五味康祐氏もわざわざ聴きに渡欧しながら遂に聴けなかった代物のようですが。)

134: SAT-IN :2012/12/01(土) 01:14:07 HOST:s1408059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >渡欧しながら遂に聴けなかった
そのくだりは彼の国なら、さもありなんと思える内容ですね。
日本でも周辺機器・材料になると似たような対応も有りそうです。

135: RW-2 :2012/12/01(土) 04:07:23 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp V69aは前段に銀タンのような形のチャージバッテリー使ってませんでしたっけ?記憶違いかな。

136: SAT-IN :2012/12/01(土) 04:44:40 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ニッカドのような電池が有りました。MJのバックナンバーに記事あり。

137: SAT-IN :2012/12/01(土) 05:54:13 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑NEUMANN-WV2aだったかも知れない。

138: SAT-IN :2012/12/01(土) 12:28:57 HOST:s801119.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp やはりノイマンのWV2aでした、MJ1995年9月号に載っています。
初段EF804Sの自己バイアス用にノイマン印のニッカド電池が使われていました。
小生の記憶に有ったのがこれです。
V69aは確認出来ていません。

139: RW-2 :2012/12/01(土) 12:37:39 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp あ、ノイマンでしたか。戯言失礼。補足感謝です!

140: SAT-IN :2012/12/01(土) 16:08:11 HOST:s803211.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ノイマンと言ってもカッティングシステムに付随するEMT用イコライザーアンプで
実質Telefunken ですね。
V54、V87とか同じ系統ですが良く解りません。
この辺の機種になると解ったところで縁が無い訳でして・・・

ただその素っ気ない外観と内部構成にゲルマンの美を感じます。

141: エンリケ :2013/01/07(月) 09:03:22 HOST:FL1-125-198-154-192.szo.mesh.ad.jp telefunken W691というフェーダーを手に入れました。
これをプリにして使います。
正直言って・・・高級プリもこれには凌駕されるすばらしい音です。
これ使うともはや高いプリは要らないですね。
この手のアクティブフェーダーを使っている方いますか?
意見を聞きたいです。

142: ハーゲン :2013/01/08(火) 22:04:58 HOST:110.77.233.58 >エンリケさん
テレフンケンのフェーダーですか!素晴らしいものですね。私もノイマンとテレフンケンのアクティブフェーダーを聴き比べたことがありますが、ずいぶん音が違って驚きました。(テレフンケンのほうが好み)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/456.html#c8

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
32. 中川隆[-9810] koaQ7Jey 2019年6月06日 21:35:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2630]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
TELEFUNKEN 欧州ビンテージスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/


1: あらい :2011/04/01(金) 07:59:04 HOST:p154.net219126028.tnc.ne.jp

会社としてのテレフンケン(Telefunken AG 、初期はTelefunken GmbH )は1903年5月27日に、シーメンスとAEGの合弁会社として
無線技術の為にベルリンで設立された。
後にシーメンスは独立した会社となる。

欧州のビンテージメーカとして、人気はあるものの
あまり知られてないところもあるメーカで一部のマニアには人気ある。
自分も、それほど知らないです。
このスレはあるべきでは。とおもっていました。
JBL,アルテック、タンノイなど、とは違った特徴のある欧州のオーデオを
書き込みましょう。



2: ジークフリート :2011/04/02(土) 12:19:49 HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp
>>1
テレフンケンのスピーカーは、4機種しか聴いたことがありませんが、「こんな安物で、なんでこんなマトモな音がするのか?」って感じで…流石、五味先生が感心しただけのことはあると思います。

私が使った2機種は、ユニットにテレフンケンのテの字も無いので、イソフォンかどこかのOEMかもしれません。

今所有している8インチ古レンヂは、金色のアルミダイキャストフレームにドルトムントのマグネット。
フレームは、バッフルから浮かせるようになっていたり、ダンパーの背圧抜きの穴があったりで、結構よく考えて作ったみたいです。

目下の課題は、この古レンヂの設置場所でして、後面開放箱の特徴を活かしながら、他のスピーカーの邪魔にならないように。

3: あらい :2011/04/02(土) 18:28:31 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp
無い袖は振れぬかと思ってましたが。
ジーフリークさんが使っていましたね。

自分は、JBL、アルテック、タンノイから、フルレンジの魅力に行き着き
イソフォンのラジオ楕円スピーカが、芯のある国産には無い特徴が気に入って
ジーメンス15m15d、ザクセン8吋、テレフンケン青L,をききくらべて
購入。
メンデフィールドからテレフンケン10吋となりました。
30年〜60年くらいのユニットは、テレフンケンの同じサイズでも色々とあり
蝶ダンパーの種類やセンターダンパー、フレーム構造で違った種類のものがあり
程度の差も結構あるようです。
テレフンケン8吋は、知り合いや山中湖す○もでも専用の後面開放フロント
ローデッドのボックスでも聴きました。

欧州ユニットで、これらのスピーカは共通したスピード感と分解能の高さ
でウエスタンやジャンセンのスピーカに共通するようなポテンシャル
を持っているのが特徴だと思います。
人気のせいで、値段も比べて安く手に入るのはありがたいと思ってます。
今ある、入手できるユニットではまたフィールドのユニットが結構多い
のも、得をするように思えますね。
シーメンスの11nはツイータを加えるだけで、全体の雰囲気がもてる
のは、フルレンジベースならではのメリットもあるように思えます。
自分のオリジナルなスピーカを作るの楽しみが、感じられるマニアックな
オーデオがこの手のビンテージではないかと思ったりもします。

4: あらい :2011/04/02(土) 19:03:45 HOST:p042.net219126025.tnc.ne.jp >こんな安物は、言えてます。
でもジャンセンの8吋も、皆これはゴミ捨て場で落ちていても
不思議無いというか、だれも見向きせんで500円だなとか。
自分はみつければ拾ってかえりますが。

5: ジークフリート :2011/04/03(日) 09:02:04 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp テレフンケンで何を聴くか?ですが…今のところ、私んちでは、常設ではないので…たまにアンプに繋いで、テレフンケン〜テルデックのクラシックでも聴いてみようかナ?と考えております。
テルデックのCDでは、主に古楽器ものを揃えましたので、古楽器のフレッシュさと鋭さをちゃんと表現して欲しいところですが…8インチシングルコーンでは、ちとツライかナ?

6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp ttp://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

ペンションす○○の木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが
良い音でした。
他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。
このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。
今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。

7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp 因みに、ペンションす○○の木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。
大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。
ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパー○さんと知り合いみたいです。

8: ハーゲン :2011/04/03(日) 15:51:36 HOST:ksechttp131a.sec.nifty.com テエフンケンはスピーカーだけでなくエレクトロニクスも非常に良い
と思います。
某ドイツ物ショップでノイマンのW444StaとテレフンケンのW691(アクティブ
フェーダー)を聴き比べたところテレフンケンの良さを思い知りました。

9: あらい :2011/04/03(日) 16:38:11 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp む!!。。。そうです。
>某ドイツ物ショップ
VINTAGE ○○○Nですね。

ハーゲンさん
実は、来月にテレフンケンモノラルのフェーダ(ACTIVE)
を仕入れます。
シーメンスもあるようですが、知り合いからテレフンケンが良いといわれ
予約。
これの24V電源を作ります。
AZ-1の整流管を使って自作でやります。

音は鮮度よく、音圧もあって絶対これだと思ってました。

10: あらい :2011/04/03(日) 16:45:05 HOST:p068.net219126042.tnc.ne.jp Telefunken W690 monoです。

電源は、110V位を24Vまで落として、チョークフィルター3段にして
ビンテージコンデンサーをレイアウトするのが味噌です。

11: ハーゲン :2011/04/06(水) 19:49:28 HOST:eaoska053208.adsl.ppp.infoweb.ne.jp >VINTAGE ○○○Nです!

ノイマンのW444Staと(型番は忘れたけど)パラメトリックイコライザと
V473でヘッドフォンを聴くシステムにしようと思っています。
が、V473のピンアサインわからず困っています。
この手のものは電源でかなりとが変わるといってました。専用の電源を自作
するというのは考えになかったもので、シーメンスのスタジオ用のレクチ
ファイアを買ってしまいましたが、19インチラックででかい!
どうしたものかと思案しています。

12: あらい :2011/04/06(水) 23:20:36 HOST:p134.net219126024.tnc.ne.jp ハーゲンさん

19インチラックのSUPLLYはすごいですね。
アナログミキサーの安定化電源では?
タンガーの入ったウエスタンはオークションで出てましたね。

知り合いは、電源をAZ-1とセレンで比べて
自分は整流管のほうが良いと思いました。
電源の差は大きいです。
アンプを換えるほどと変わらない差があると思います。

13: ハーゲン :2011/04/08(金) 23:28:43 HOST:180.248.12.61.ap.yournet.ne.jp あらいさん
確かに電源はセレンがいいと言ってました(例のお店)。理由はよく
わかりませんでしたが・・・

以前はドイツのものはあまり日本では一般的ではありませんでしたが
今はいろんなものが入ってきていますね。

クラングフィルムやテレフンケン、EMT、ノイマンといった製品の優秀
さには舌を巻きますね。

例のお店でザクセンウェルケのフルレンジを聴きましたが、昔お金持ちの
家にあった高級ラジオの音を彷彿とさせるものでした。
ザクセンウェルケって旧東ドイツの物なんだそうですね。

14: あらい :2011/04/09(土) 00:25:21 HOST:p227.net219126023.tnc.ne.jp ハーゲンさん
ザクセンのフィールドは、励磁の電源値でかなり音が変わるといいますので
知り合いが持っていました7インチサイズ。
これのマグネットは前に聴いたことはありますが、20cmくらいの割りに
低音が出てくる感じでした。
RFT のフィールドもなかなか良いらしいです。
メンデも、元は高級ラジオですね。
ラジオのスピーカはモノラルでも、ユニットがシリーズに入っているので
抜き取りで数はとれるようですね。

励磁の電源でトランスを色々聴き比べてみて、USのトランスの差が結構あります。
チョークでもうなりやハムが出るのは、論外にして
それぞれ、比べると違いがでてくるのが分かります。
後は、整流管の種類がおおきいです。

大抵、おおがかりにすると巻き線抵抗で電圧を4割位おとすので
電熱ストーブみたいになる場合もあります。
そんなことは、当時やっていたかはわかりませんが(タンガーなどあるので)
まともに電気回路を組む人からは、意味の無い事に思えると思います。

ビンテーのお店のかたは、シンプルイズベストに音楽を楽しむ趣向なマニア
向けに考えてるようで
自分もこんな世界を、ずっとやってゆくと、そうなってくるように思えます。

15: あらい :2011/04/15(金) 21:46:53 HOST:p230.net219126026.tnc.ne.jp VINTAGE ○○○N

ここのところ、ソーラ電源でフェーダやCDPなどの電源をつくっているですね。
バッテリーで動かし、インバータを使うと言ってます。
どのくらい効果あるか興味あります。
自分も、車のバッテリーをひっぱってきて試そうと思います。
アクティブフェーダが24V 仕様なので、バッテリー2個を入手か。

16: あらい :2011/04/16(土) 13:27:57 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp 試しました。

VINTAGE ○○○Nのテレフンケンモノがとどき、
手持ちの4WDクラスの12Vバッテリーに繋ぐ。

元々24V12mA仕様なようですが、音は十分出ました。
これなら、電源を作るでもない感じします。

音厚いし、今までに聴こえてなかった音圧が増してよい。汗

試しに繋いだ9Vアダプタは、汎用品でイマイチ高音がうるさめになりますが
比べてバッテリーは静かに、パワー感があってリアルです。

17: あらい :2011/04/16(土) 13:57:47 HOST:p145.net219126040.tnc.ne.jp バッテリーにしてSNが良いというのは
これの事ですね。
スピーカ変えたというか、カートリッジを上げたような音の出方です。
前に金田アンプのバッテリーは、固すぎでしたが
これは全くそんなことありませんね。
低音の音圧も一ランク上げたという感じに鳴ります。

18: ハーゲン :2011/04/16(土) 14:44:41 HOST:122x211x108x218.ap122.ftth.ucom.ne.jp 電源は難しそうですね。セレンがなぜいいのかもよくわからないのに
選択肢が増えてしまうと困ってしまいます。

以前のシステムはすべてアメリカ製のものだったのですが、このところ
取り替えるものはだんだんヨーロッパ製のものばかりになってきました。
それもオーディオでは古くからなじみのある英国製ではなくドイツ製の
ものが多いようです。私は車を運転しないのですが、オーディオ以外でも
ドイツ製品が多いように思います。
カメラ、望遠鏡、爪切り、シャープペン知らず知らずにドイツ製になって
きています。地味だけどいい製品が多いような気がします。
あんなに食べ物が不味い国なのにね・・・・(偏見かな?)

19: あらい :2011/04/17(日) 00:08:52 HOST:p086.net219126020.tnc.ne.jp ハーゲンさん、
ACTIVE FEDERでやるでしたら、バッテリーはお勧めです。

手間も、繋げば直ぐ聴けますし、充電のメンテはケアいりますが。
電流値もチェックできるようにします。
これで、AZ-1やトランスを入手したりしましたが必要ないかも。
別に、ACでセレンも仮に試す予定です(半導体のトランスで)
同じにテレフンケンのフェーダでセレンとAZ-1を切り替えて作った
人のを聴かせてもらったときは、抜けは整流管のほうがありました。

励磁で作ったものがかなり重たく、大きいのも考え物です。

食い物まずいですかね。。
意外にドイツワインもうまいとおもいますが。都会のベルリンではあまりうまい
ものは食えなかったですね。

20: あらい :2011/04/17(日) 16:13:55 HOST:p179.net219126045.tnc.ne.jp ACTIVE FEDERは、今日聴いていて。
ゲインがすごく高く、LPで聴くと誘導ハムを拾います。
バッテリーだからか?
励磁電源のEZ150が直熱管のように、振動を拾うのがわかる。
これは対策が必須。
アースだけではおさえられない。
指で、はじくとスピーカから音が出てきます。
フェーダのゲイン位置でもノイズの出方がかわる
ACも折角だから、作ってみることになりそう。

21: あらい :2011/04/18(月) 22:03:34 HOST:p176.net219126030.tnc.ne.jp 治った。。。

アンプとラインのアースと、プレーヤのモータシャーシのアースをとって
ぴたり止まりました。
ハムが無い状態でないと、やっぱ音が汚く聴こえる。。汗

22: ハーゲン :2011/04/19(火) 20:18:00 HOST:eaoska051196.adsl.ppp.infoweb.ne.jp 某オークションサイトを見ていたらオイロフォンのエンクロージャーなし
「ユニット14個とアンプ」というのが出ていたので思わず精進してし
まいました。オイロフォンは見たこともないので楽しみではあります。
日本には輸入されたことがあるのだろうか

23: あらい :2011/04/23(土) 21:39:42 HOST:p004.net219126047.tnc.ne.jp 今日、フェーダの電源
バッテリーとタムラのトロイダル2次30Vをセレン(シーメンス)で簡単に作り
聞き比べる。
ACの方が、パワー感はあるけど鮮度が落ちる。
ボーカルのリアルなニアンスや陰影はバッテリーが勝る。
バッテリーは12V(23mA)実測。
ACはスライダックで電圧調整して24Vとのききくらべの差はあるものの
バッテリーの音の出方の方が自分は気に入ってます。
これを24Vにして、後はAZ-1のチョーク3段と比べる予定。

24: あらい :2011/04/27(水) 21:05:34 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp バッテリーを元々あった12vのものから
今日、オークションで仕入れた、安いバッテリー12vに換えて6k円くらい
聞き比べる。(液補充が入らないタイプの物)
なんと、前の方がよい。(日赤三菱)2万位してたです。
なんなのと言う感じ。

2つ購入したので24vでフェーダ(仕様は24v)を比べても
前にあった、12vの方が良いと言う。

電流を調べてみようと思いますがなんで。。という感じです。
マイリマシタ。

25: あらい :2011/04/27(水) 21:25:21 HOST:p054.net219126020.tnc.ne.jp 12vでは同じ電流値ですね。
24vで51mA

なにが最新カリューム合金なんか、大きさでプレートの差なのか
これでも電源の差があるなんて物量の差なのか。

26: あらい :2011/04/28(木) 21:47:55 HOST:p016.net220216008.tnc.ne.jp

旧バッテリー日石の物は
カルシウムバッテリーでプラスマイナス両方の極板にカルシウム合金を
使用したハイパワーな バッテリーです。

2個で1万円の新バッテリータイプは
アンチモンバッテリーでプラスマイナス極板にアンチモン合金が
使用している物。

やはりカルシウム合金が良いのでしょうか!

カーオーディオで調べてみるとパナソニックのカオスというバッテリーが
音が良いと言われているみたいです。

セレンも確かめてみました。
シーメンス300V200mAにタムラブライトシリーズ
2次30V
フェーダ負荷で18V

フェーダの定格は24V120mAまでとなってる様ですが
聴いた感じでは、18Vくらいが良いです。
これだったら、良質バッテリー12Vをモノで繋ぐがよいかと思いました。

1)旧バッテリー12V
2)セレン18V
3)新バッテリー12V
4)新バッテリー24V
の順位で音の感じを受けてます。

後は、整流管で確かめます。

27: あらい :2011/05/03(火) 22:07:29 HOST:p084.net219126023.tnc.ne.jp 今日は、電源をバッテリーとセレン2段チョークで作り
比べてます。
バッテリーは確かに高音の澄んだ音や静かに立ち上がる音の良さは、あると思いますが
低音の繋がり感というのが、イマイチかけるところがあるように思いました。
仲間で聞き比べてそういう意見も参考になり、

ACから平滑を十分に行うほうが、音楽的なここちよさというのがある様に思えてきました。
整流管を使うのがまだパーツが届かないので
早く試して比べたいところです。

一人でやっていると、わからない所を客観的に指摘された感じもあり
独りよがりになるのは、間違いと反省。
素直に考え直した、、と言うものです。

28: あらい :2011/05/06(金) 20:58:24 HOST:p006.net220216009.tnc.ne.jp 昨日、手持ちタムラのトランスでモノ電源のセレン仕様をつくりました。
セレンは、かなり熱がでてくるのには参りましたが
(これは有毒ガスがでるかも)
シリコンでも試してみるかな。
音は、モノラルにするとセパレーションと、低音の解像度がよくなり
しっかりした音に、なってきます。

電源セレンとチョークを分けて、整流管AZ-1と聞き比べするのが楽しみです。

29: あらい :2011/05/15(日) 11:05:50 HOST:p031.net219126026.tnc.ne.jp セレンで試して

目安として500mAの物ですと2倍〜3倍のトランス容量になります。
トランスは1Aか1.5A位がベストです。
その逆で500mA欲しい場合には2〜3倍のトランスを使わないと流れません。
上流のトランスの話と、セレンの下流のバランスも重要です。
セレンは逆電流に弱いので電流を出来るだけ抵抗なく流してあげる必要が有ります。

コンデンサインプットなのですが超低ESRの物
をパラって使用しております。チョークの場合は出来るだけ抵抗値の低い物を
使わないと逆電流にてセレンがやられてしまう場合も有るようです。

上流と下流のバランスが難しいようです。

30: あらい :2011/05/27(金) 23:51:16 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ACTIVE FEDERその後。
イーべにてやっと仕様のトランスペアUTC重量級を見つける。
これで、整流管AZ-1が使える。

セレンは4種類、耐電圧とMaの違うものを比べて
結構違いも出てくるようでした。
チョークはソーダーソン、ケニヨンがやはり音がよいです。
スタンカーはイマイチ、音が荒く
コンデンサーはフィルムとオイルで色々比べる。
自分はオイル系の方が深い感じでクリヤーなフィルムとは悩み。
コンデンサーインプットはすっきりとまとまっても、
なにか硬いという感じもあって基本チョークで平滑の電圧を半分くらい
抵抗で落とすやり方。
励磁電源と同じやり方がやはり良いようでう。



31: あらい :2011/06/11(土) 07:57:36 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今月のMJにビンテージJの記事
ソーラバッテリーが載るそうです。

自分はバッテリーは止めましたが
active-faderのセレンを今日ビンテージから別に電源をいれたので
聞き比べします。
シンプルに洗練された作りのもので、自分の3段チョーク電源との違いが
どうかまた報告。

32: 私の息子はEL34 :2011/06/11(土) 09:03:23 HOST:FLA1Abg225.fko.mesh.ad.jp テレフンケンのECC82/83を何十本か所有しています。
管底のダイヤマークの事を知り必死で調べたら1本も無くて
落ち込んだ遠い昔w。

33: あらい :2011/06/11(土) 10:31:48 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分はTESLAのECC83とE83CCを持っています。
フォノで比べると音は確かにE83CCの方が上だと思いました。
値段も高いです。
ECC83は、アンペレやムラドのロシアと同じ位のレベルだと思いましたが
国産東芝通測も同じ位だと思いました。

34: あらい :2011/06/11(土) 13:28:19 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp *ビンテージJと 自分の電源比較

一聴した印象、同じシーメンスセレン仕様でもだいぶ違いありました。
中は確認してませんが、電圧は24Vで同じ位のMa70〜80mA
フェーダはテレフンケンモノに電源は1つです。

ビンテージJの電源は、全体に落ち着いた、ボーカルもセンターに等身大
の大きさに聴こえ、SNが良い感じで音楽的にとても心地よい気がしました。
音のまとまり感は秀でていると思います。
HIFIな印象というか、破綻が無い。
自分のは、トランスと物量が3段チョークで解像度やレンジは伸びて聴こえ立体的に鳴る
様です。
比べて少しSN落ちているかという感じで傾向は
そのままな音です。
電源を今はスライダックをつけているので3箇所、規定電圧にあわせるまで
ハムが聞こえるのがチョークのそれぞれで電流が変わってゆくためかと思えます。
この辺り、コンデンサーインプットの量とレイアウトも効いて来るので
またカット&トライでやるしかないです。

ついでにビンテージJの電源に自分のチョーク3段を加えると
立体感は出てきますが、なにかバランスが取れてないように感じ
オリジナルのまとまり方を変えない方が音がやさしく、リアルに聴こえれば
良いのだなと思います。
パンチがあるわけではないですが、音のまとまりが美しいというか
何を聴いても落ち着いて聴けます。
この音が欧州系といえばそうかと思いますが、ビンテージの店主はケーブルや
コンデンサーもかなり検討したと言っていたので
間違いないのだと納得しました。

35: あらい :2011/06/12(日) 19:14:25 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp やっと届いた
電源トランスで、AZ-1の整流管電源を仮つくり
組み合わせる回路が完璧でなく
チョークインプットの場合の電圧が規定にでてませんが。
整流管の音は、良い感じします。
セレンのパワー感というかダンピングの効いたようなよさはありますが
整流管は、抜けの良い楽器の響き具合が自然かとおもいます。

電源の影響は出力管より、おおきいと思います。

36: あらい :2011/06/14(火) 00:07:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 今日整流管仮組ですが、かなり良いと思います。
規定の24Vまで調整
セレンと比べ、こちらの方が音が立体的というかリアルに出てきます。
人の声や楽器の余韻が自然に聴こえ、心地よい。
AZ-1はEZ150 に比べてプリの電源に丁度収まる感じです。
UTCトランスが150vの350mAヒータが5V6A
で余裕があるせいもあると思います。
後はコンデンサーのレイアウトでチョーク3段のモノブロックで電源完成に
します。

37: あらい :2011/06/16(木) 21:45:47 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp AZ-1の真空管3種類を交換して比べてみました。
フィリップスのナスメッシュが一番良いです。
後は、テレフンケンメッシュと、バルボのメッシュでないNOSです。

セレンも、購入したビンテージ○インのと、自分のも比べました。

電圧は、同じ位でAZ-1はスライダックで少し調整していますが
同じ24Vで50mA程度でした。

AZ-1の比べ
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
3)バルボNOS

3)のAZ-1と自分のセレンが似たレベルでした。
○ジョインの電源は、音色の傾向が抜け良く聴こえ心地よいと思います。

ただ、ワイドさと言うのでしょうか、AZ-1の整流管の音色傾向に近い気がしますが
比べると、
1)フィリップスのナスメッシュ
2)テレフンケンのメッシュ
の方が上に 聴こえます。


抵抗も要らない状態でならせそうです。
100Vで25V位、55mA程度です。

これで、決まりました。

38: あらい :2011/07/02(土) 10:50:05 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp Active-fader後は、ケーシングで完成です。
これが、重い。
パワーアンプ並みの電源20K位以上はあり、欲張りすぎか。

今日朝、他で借りているAMPEXマイクアンプ4CHビンテージ(値段不明
買うとイーべで1000jくらいと思います。
音の傾向が全然違い
USと欧州の違いか、ライブとスタジオの音傾向の違いといいますか。

厚みやボーカルの押し出しの感はAMPEX が特徴ありますが
余韻や情報量の多いさは、フェーダにあります。
温かい音はアンペックスで楽器よりなアナログな音
active-faderは鮮度があがり空気感というか、繊細な音まで表現されるのは
優る。音は硬くないPUREな音ですね

システムによって使い分けるほうが良いのかですが、AMPEXは捨てられない
魅力もあるようです。

39: あらい :2011/07/02(土) 10:58:45 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp どちらをとるかと言われれば

電源で自由に音が変えられる点のあるACTIVE-FADERです。
平滑をどうするかで、かなり音が変わり
全体の鮮度が優るのは、どうしてもそうなると思います。

40: あらい :2011/07/17(日) 15:58:41 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケン電源は、モノブロック正解でした。
シングルでは、負荷のせいもあるのですが音の厚みが違うほうがセパレーション
より出てきます。
音色は変わらずですが。
Vin○ageの電源は、バランスはよく音色も整っていますがダイナミックな
音はきれいに出る音だけでは無いようで
構成での絶対量で、自分のが勝ると思います。
電源の差は、やはりおおきい。
UTC電源&3段チョーク10H250mA 2段と150mAコンデンサーの初段4F&30F30F
特にチョークは銘柄の差は、コイルの巻き方や太さなのでしょう、
好みはソーダーソンで、後ケニヨン。スタン○ーはイマイチな
国産では絶対に得られない音がでます。

41: あらい :2011/08/04(木) 08:22:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンフェーダの電源モノがほぼ完成し
改めて、アンペックスのミキサー真空管アンプと比べてみました。
ほぼ互角と聴こえますが、鳴り方の違いがあり
この辺りは、好みが残ります。
USのライブレコーディングと欧州スタジオの差なのでしょうか

アンペックスはなかなか良い音で雰囲気を出します。
程度の良い物が入手しにくいアンペックスですが、借りているものは
かなり良いもので、手入れもしてありました。

情報量は比べれば少なめかなとおもいますが、音楽を心地よく出す
アンペックスは良いと思いました。
ヘッドアンプはプロスタジオで真空管の高価なものも聴いたこと
ありますが、傾向は音圧があってリアルに響いてくれるところだと
思います。
この差は、マイク&アウトプットトランスの影響があるのだとおもいました。
(アンペックス、4マイク2アウトトランス)

42: あらい :2011/08/07(日) 12:34:56 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 昨日、テレフンケン用のモノブロック
片方がおかしくなり、発振
色々チェックして、分からず迷宮入り状態。
最後にダメ押しでわかったのが、フィルムコンデンサーの絶縁不良
中古で持っていて屋根裏にほったらかしていたネットワークのものを使ったのが失敗。
今日は借りたノイマンフェーダと比べる。
どちらが良いでもない感じで、このみでしょう。
基本はactive faderの切れのある情報量な音でどちらでもOKだと思います。

やはり電源での違いで全く変わりました。

43: セスク :2011/08/16(火) 06:46:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ジーメンス手に入れました。これも良いですよ。ボーカルがバッチリ前に出てくるよ。テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

44: セスク :2011/08/16(火) 06:54:58 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp ちなみに上の方でバッテリー電源が良いとあったのでやってみましたが。音が痩せてつまらない音でした。バッテリーの種類でも変わるのかな?GSユアサのバッテリーを使ってみました。
現在はセレン電源です。

45: あらい :2011/08/20(土) 23:42:09 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >テレフンケンやノイマンと比べてどうなんだろう?

テレフンケンとノイマンは、比べましたが
レベルは同じで、どちらも電源次第で音が変わります。
シーメンスは多少、派手目にでるけどバランスはテレフンケンが良いと
いう方が居ますが、自分は聴いてません。

整流管、セレン、バッテリーの順で
AZ-1でナスタイプのテレフンケンメッシュが一番良い音がしますね。
フィリップスは大雑把に感じます。

セレンは平面的な、音のダイナミックさは整流管仕様です。
特にモノブロックは、音がかなり自然に鳴ってくれますが、
電源の平滑化でまた音は変わります。

46: あらい :2011/08/20(土) 23:48:59 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp SNの点では、バッテリーも良いですが
音がやせるのは同じ意見で
パナソニックのカーオーデオ用のものがよいそうですが値段が高いので
自作でAC電源を作るほうが調整もできて面白いです。
セレンもシリコンよりはよいですが、半導体的な音なのは、避けられないと思います。

47: セスク :2011/08/21(日) 08:21:25 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様おはようございます。
セレンが音に深みもあってかなり良いと思っていましたが
真空管も良さそうですね。
AZ−1とはどんな整流管ですか?なぜAZ−1を選んだのかお聞かせください。

48: あらい :2011/08/21(日) 09:24:33 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp セクスさん、はじめまして。
AZ-1はテレフンケンです。
カソードの電圧を小タイプのモノで選んだからです。
5AR4なんかよりランクはやはり上です。
比べれば分かりますが、整流管は深みや立体感の表現力は音楽を
心地よく鳴らせます。
是非にお勧めします。

49: あらい :2011/08/21(日) 09:27:27 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp テレフンケンの管は、なかなか良いです。
EZ150でやってみたという人も居ますが、より音がしっかりするようですが
大掛かりになるのが気になります。
自分のは、旧掲示板に写真を載せています。

50: あらい :2011/08/21(日) 09:37:37 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 良いことばかりでなく、ビンテージ中古ペアで集めた
部品で、電源トランスUTCの片側が何故かハムがでて止まりません
叩くと治ったりしますが、
結局、特注で巻いてもらうことにし
ヒータも4V(AZ-1)5V 6.3Vをつけて後々の他の整流管を交換できる様に
注文。
AZ-1は、サイドソケットでソケットがぐらつきやすく注意が必要で
大抵は少し緩んで補修してあったりします。
フィラメントは、Vの字のメッシュが見た目も良いです。
カーボンのAZ-1は、音はイマイチ良くないです。



51: セスク :2011/08/22(月) 09:41:18 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp テレフンケンやバルボなど昔のラジオ用の整流管たくさんあるようなので研究してみたくなりました。
やはりメッシュがかっこいいですね。

52: セスク :2011/08/25(木) 06:54:00 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様
電源トランス特注とは、国産トランスメーカーに注文したのでしょうか?
そのような規格を作ってくれるところはありますか?教えてください。

53: あらい :2011/08/25(木) 07:52:27 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セクスさん
おはようございます。
ノグ○とか、カス○とか特注で巻いてもらえます。
タム○は高いです。
カス○でよく自分はヒータトランスとかやってもらってます。HPで確認してみては。

整流管は、かなり音変わるところだと思います。
出力管より楽しめますね。

54: セスク :2011/08/25(木) 09:49:44 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp あらい様ありがとうございます。しかしノグ○とか音はどうですか?UTCが凄すぎるので比べてしまいます。イーべなどで探してみようかと思います。

55: あらい :2011/08/25(木) 12:38:23 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 電源トランスは、まだ安心と思ってますが
仕様も、思うように設定できます。
海外ビンテージは保障は無く、1次が117とかアバウトに下げて考えるしかないです。
アウトプットでは、選びますが、逆にビンテージでf特が狭くなってしまうケース
もありそうですね。イーべはペアででていたりしているので、得な場合も多い
ですが、返品も可能なケースもありますね。
因みに、上で書いたUTCのトランスは配線の接触ミスでトランストラブルは無かった
です。
中には、負荷入れて電圧が出なくなる場合もあります。

56: あらい :2011/08/25(木) 12:41:18 HOST:fwgw.yamaha.co.jp セスクさんのセレンは、是非整流管をやってみる事をお勧めします。
仲間連中もやっぱ、整流管よね!と
同じ意見です。

57: セスク :2011/08/25(木) 18:24:10 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 整流管やってみたいです。トランスを探さないとダメですね。やはりチョークを入れ
π型フィルターでやるようですかね。チョークインプットが良いかコンデンサーインプットが良いか…楽しみです。

58: あらい :2011/08/25(木) 20:28:46 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1の場合、自分は75V の両波でチョーク3段でやってます。
他の方は、100V前後でやってるようです。
電流は60前後位流れるので3倍くらい電源トランス200mA以上の許容量があるほうが
良いです。
大きすぎても、音が返って雑になるような感じしますので
仮組でトライすると良いです。
チョークも、Ma200以上のでかいのを使ってます。
自分はソーダーソン、ケニヨンが抜けよくすっきりした音がすきです。

コンデンサーはオイルか、フィルム
ケーブルでの音も影響します。これは好みでブレンド程度。

59: あらい :2011/08/26(金) 22:56:08 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp  電源トランス
カス○無線、特注

 1次 0-100V-110V(E)
  2次 75V-0-75V 300mA 
   80V-0-80V    300mA 
     0-4V AC 3A 
     0-5V  AC 3A 
     0-6.3V  AC 3A
容量   138.9VA 
形状   O-BS500型
端子数 15端子 (1端子追加)
オプション 静電シールド(E)

これで特注しました。

これをUTC
Pri: 117vac
Sec: 3-4-5=1000vct 300ma
Sec: 6-7-8=150vct 350ma
Sec: 9-10-11= 5vct 3A
Sec: 12-13-14=5vct 3A
Sec: 15-16-17=6.3Vct
Sec: 18-19-20-21-22=6.3vct (term 20 is ct.) 6A

と比べてみます。

追って報告しますです。

60: セスク :2011/08/27(土) 08:58:54 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp 4V 3Aではヒーター電圧が高く出そうですね…。

61: あらい :2011/08/27(土) 11:45:53 HOST:fwgw.yamaha.co.jp AZ-1は、4Vですよ。

ヒータをそれぞれとったのは、他の整流管も試せるようにしました。
電流容量は2Aはあったほうが良いと思います。電流は負荷で60mA
EIコアとUTCはよくわかりませんがその音の差
トランスもプリでも、ある程度熱ロスもあるので、うなりなどハムをケアできる
サイズは必要だと思います。

62: セスク :2011/08/27(土) 19:24:09 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ-1の規格表を見ていたら、4V 1.1A となっていましたから、3Aでは電圧が高く出るのかなと思いました。私はアンプビルダーなので、ついそういうところに目が行ってしまいます。
まあ、ドロップ抵抗でも入れればいいのでしょうが…。
AZ−1手に入りそうです。自分も試してみます。

63: あらい :2011/08/27(土) 19:37:24 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp セスクさん
出来上がったら是非、ご感想お願いします。
自分も、もう一組組む予定でいます。
AZ-1は、自分のでテレフンケンナスメッシュがよいです。

64: あらい :2011/08/27(土) 19:40:36 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ところで、スピーカは何をお使いでしょうか。

65: セスク :2011/08/27(土) 20:16:02 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp まあいろいろやりましたが現在は、ビンテージ物のフィリップス8インチです。

66: あらい :2011/08/27(土) 21:13:12 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp 8吋はメンデも前に使ってました。
フィリップス8インチは、聴いてないですが評判のよいユニットですね。
自分は、5吋アルペアと10吋テレフンケンです。

68: セスク :2011/08/31(水) 18:47:04 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp フィリップスにしか無い艶があります。お気に入りです。あと良かったのはRFTのフィールドかな。

69: あらい :2011/08/31(水) 19:11:26 HOST:p053.net112139230.tokai.or.jp ビンテージは、艶感があってどうしても他にでないというモノがありますね。

電源は進んおられますか?
自分のは、ケーブルと電圧調整抵抗で聞き比べてます。
ケーブルは突っ込みたくは無いのですが、ハイエンドな抜けの良さなど影響が
でます。

70: あらい :2011/09/01(木) 20:51:26 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp セクスさん
フィリップスのメッシュは、音がおおらかで良い感じもあります。
自分はテレフンケンのナスがすきなのですが(これのSTは、ナスの方が良い)
直熱で他も試してみたいですね。

最近聴いてなかったCDで比べて、このactive-faderで情報量は勝り
自分のシステムも自分なりの進展がありました。
別に欧州であろうが、USであろうが関係ありません。
当時、回路のUS作りの欧州といわれていたのはなるほどと思いました。

次は国産、名前の無いようなカス○とがどれほど違いでるのか確かめます。
単純にトランスを換えるだけで試せるです。
タムラに関しては、セレンでしかみてないですが普通でした(セレンでのはなし)

71: セスク :2011/09/03(土) 07:02:19 HOST:FL1-119-242-189-196.szo.mesh.ad.jp AZ1試しました。成功です。セレンより音に深みがあるのが確認できました。
電源トランスは余っていた国産を使い、チョークだけはUTCとWEを使いました。
AZ1はテレフンケンメッシュです。SNが悪いとも感じず、音は素晴らしいです。
最終段に可変抵抗を入れ、10V〜26Vまで調整できるようにしました。コンデンサーは様々なオイルコンのみ使いました。
(WE、ジーメンス、等余っていたので…。)こんなんで満足のいく電源になりました。

72: あらい :2011/09/03(土) 09:27:22 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp おはようございます。
よかったですね。
直熱のAZ-1は、自分も良い管だとおもいます。

自分は、今UTCの電源を仮組でカス○のトランスに繋いで聞き比べをやってます。
最終は、また落ち着いて報告しますが
電源トランスで音は変わりました。(仕様は2次 75V-0-75V 300mA とUTCは350mA)

電圧トランスがカス○(24Vで48mA)に対して、UTC (22Vで40mA)まで落ちます。
カス○のトランス極性を換えるとまた定位や音も変わります。
ファーストインプレで言えば
UTCですね。
チョークでも音は結構変わり選びますが、電源トランスも影響ありです。
音が、一見おとなしいようでもSNのよさか静かに余裕がある感じになります。
トーンのボトムエンドでバスドラムも下がってくれるようです。

73: あらい :2011/09/03(土) 09:56:19 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 自分の今まで試したところで言えば。

音に影響あるパーツは

1)電源トランス⇒これは初めに決めたものが足を引っ張りますので大事。
国産、ビンテージでの差もあります。
2)チョーク⇒3段くらい平滑、mAが足りないと音が延びない、SNで音の感じが変わる。
3)配線と線材⇒ばかにできません、ブレンドの音色は大事
4)コンデンサー⇒フィルム、オイルの差、電解の差もありますがあまりこだわらずにやる方が
良い。

74: あらい :2011/09/03(土) 11:47:25 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 国産特注カス○と、UTCの聴き比べ。

カス○は、ダイナミックレンジが広いのか情報量は多い感じにきこえます。
UTCは、比べてナローぎみなのかもしれませんが
比べて、聴きやすさはUTCで

丁度CDとLPの感じに似ているというか
ソース録音は同じでも、やはり延びきらないCDは機械的に出す音で
音楽性を出せないのと、サンプリングの狭さによる不自然さはCDに感じますね。
UTCは、ずっと聴いて飽きない感じします。
カス○はつかれる用におもえ、ボーカルのニアンスや余韻はUTCです。

この辺り、アンペックスのマイクプリに似た傾向がUTCにあると思いました。

国産の、ISOがカス○とにた感じを受けますね。
タムラは前にセレンでしか使える仕様でしかなく、比較はできませんが
国産はだいたい傾向は同じなところもある様に思ってます。
佐久間アンプなど、タムラを使わないと発振すると言うひともいますので
安定度は信頼できるものだと思います。

エージングでまた、仮配線状態なので正確ではないですが傾向はそうだと思っています。
以上です。

75: あらい :2011/09/04(日) 20:31:16 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、行きつけの音楽いろいろ録音までやる喫茶で
フェーダ一式を持ってゆき、丁度あったTRUE-SOINIC3台を鳴らしてみました。
USというより、欧州的な鳴り方は良いSPですが
フルレンジタイプの方が、自分はこのみです。
フェーダ電源は、皆(3人)の意見は、一皮向いた感じでパワーアンプ変えたくらい
変化があって良いと言う意見でした。

アンペックスMx10は、ALTEC409と鳴らすと本等にライブな感があり
パワーアンプがまた、6L6ppのミリタリー1950年
WE直系なアンプでした。
ちょいメンテが必要な歪に敏感なのは古いゲイン高い初段6SL7で構成して
居る為でしょう。
アンペックスのボリュームガリが普段より大きく聴こえる。
よくあるランドセルタイプより大きいくらいのWEやジャンセンアルテックを
鳴らしていた時期でしょう。409とはぴったりと嵌りました。
当時はこうして慰問してライブや映画演出していたものかと思います。
雰囲気があり、決して優秀でもないですが
音楽が楽しく聴こえました。

76: あらい :2011/09/07(水) 00:19:40 HOST:p036.net182021158.tokai.or.jp 今日、整流管を手持ち(WE705A)直熱のフィラメント
トリタンを試しに使ってみました。
音太い。熱は送信管ですが
フィラメントが5V/5A、
プレート耐圧30kV(ピーク)、プレート電流は375mA
プレートを500V程度、無負荷で70V 程度がでて
24Vをあわせて使う。

これは、良いような音圧あってAZ-1よりリアルに、はっきりとした音で
鳴るようです。

77: セスク :2011/10/01(土) 16:10:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツにはまだまだ知らない良いものがありそう。テレフンケン、ノイマン、ジーメンス以外でもっといい機器は無いのでしょうかね?

78: あらい :2011/10/02(日) 11:08:32 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp セスクさん
こんにちは。

他に探すしかないものかと思いますが、それを拘るなら
自分のシステムを思うように作る方が大事ではないですかね。
整流管1本でも音はかなり変わりますし、
自分は、そちらのオーデオ趣味の方が悩んで楽しい事に思えますね。

79: あらい :2011/10/02(日) 11:22:47 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp 今日、ノイマンW444のモノラルを組んで、前のテレフンケンW690と比べました。
傾向は違いありますが
ノイマンは、比べて出方が落ち着いた感じになってくれます。
テレフンケンは、解像度があるような前にでる音という印象でした。
細かくはかきませんが、
テレフンケンのSPの感じは同じに、でもフェーダもある様に聴こえます。

どちらもレベルは高く、後は電源のつくりでうまく作ればよいという
感じでした。

80: セスク :2011/10/03(月) 18:14:48 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ドイツものは凄いものが多いですね。SPにしろフェーダーにしろ、アンプにしろ。
テレフンケンのアンプは究極らしいですね。そういう話を聞いています。でもとても高価で買えるようなものでもないですし、聞いたこともありませんが…。
自分は重箱の隅をつつくような趣味は嫌なんで、簡単に作ります。深みにはまると音楽が楽しめなくなってしまうからです。まあそれが楽しくてやっている方はそれでいいと思います。
ただ、人に勧める必要もないですが。

81: あらい :2011/10/03(月) 21:05:54 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp テレフンケンのアンプは究極なのか、自分も聴いたことありません。
高いですね。
スピーカと比べて、何故か高くて買えるお値段ではないです。
音より、独特なデザインが好きですね。

自分は、ブランドで買ってしまうのは反面反発を感じるタイプなので
(これも角でしょうか)
元々、欧州はイソフォンからの安いものから入ってます。
テレフンケンは8吋で聞き比べては、シーメンスの方が気に入りました。
その時は、ザクセンも比べてましたがRFTのフルレンジは聴いていません。

82: あらい :2011/10/03(月) 21:36:33 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp イーべで、会社の(この人はモノラルで聴くという)知り合いが
最近RFTか、ザクセンを入れたと訊いてます。
今度、聴いて見ますのでまたご報告。
自分の周りでは、何故かひねくれた?聴きかたをやってる人が増えてきた。

83: セスク :2011/10/04(火) 05:30:26 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp RFTのフィールドは布のダンパーが多いですが、アルニコの蝶ダンパーを見たことがあります。
当然ながら蝶ダンパーの方が音が良さそうなんですが、なぜフィールド型は布のダンパーが多いのか興味が湧いています。
RFTは布のダンパーでも音に深みがあり良いです。
テレフンケンなどはセンター紙ダンパーや蝶ダンパー、ザクセンは蝶ダンパーですね。

84: あらい :2011/10/04(火) 07:33:37 HOST:p124.net112139151.tokai.or.jp フィールドスピーカで書き込みすべきかもと思いますが、
以前書いたものです。(この方は、フィールドを色々経験した人)
ダンパーの差は自分にはよくわかりません。比べるほど数を聞き込んでない為

テレフンケン(またはジーメンス)の音の深みや厚みは、コーン紙が影響している
ようです。
1931〜38年は、厚く柔らかく、木目の荒いコーン紙。
1938〜42年は、少し薄く硬く、木目の荒いコーン紙。
1940〜49年は、少し薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
1950年以降は、薄く硬く、木目の細かいコーン紙。
「コーン紙がパンパンに張っている」「コーン紙が硬い」「コーン紙が薄い」こ
とが良いコーン紙の定説になっています。
私自身もかつてはそう信じていました。
ところが、古いスピーカーをたくさん聴き、色々なフィールド電源を制作してみ
ると、全く逆であることが分かりました。
えー、逆って、アメリカン・スピーカーのコーン紙みたいだとイメージされてし
まいますが、コーン紙の粘りが全く違います。
30年代初期のコーン紙の音がやはり優れています。
音の明確さや静かさでは30年代後半が優れていますが、音楽性では30年代初期に
は敵いません。
1939年製の30センチを購入された方から、「音は良いんだけど、何かが足らな
い。トゥイーターを足したり20センチを足したりしてみたんだけど、なんか
シックリ来ない」という連絡がありました。
この方は、購入時にお友達と一緒に1ペアずつを購入し、39年製ペアと36年製ペ
アを購入しました。
購入する時に、「少し安い36年製の方が良いですよ」と話しているのですが、音
を聴き比べて39年製にしました。
39年製はハイファイで音が明確で静かですが、音の深みや厚みが38年以前と比べ
足りません。
私も友人も当初は39年製が最も優れていると思っていましたが、聴き込んでいく
内に38年以前のスピーカーが良いと感じるようになりました。
これを感じるようになると、音の薄さが突出して気になりだし、39年以降のス
ピーカーに興味が持てなくなりました。

85: セスク :2011/10/04(火) 10:07:02 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp テレフンケンの種類については聞いたことがあります。テレフンケンはなぜそのようなタイプの変更をしたのでしょうかね?
集める身になればとても迷うし、何が良いか自分の装置で聞いてみないとまったく眉唾でわからない世界ですね。
結局いろいろ集めて検証するとかしないとならないわけで、お金かかりますね。

86: あらい :2011/10/04(火) 13:47:35 HOST:fwgw.yamaha.co.jp 聞きかじりですが。
理由はラジオです。

1930年代のテレフンケンでは、1年間に約100種類のラジオが生産されていました。
ジーメンスも30種類、AEGも10種類、のラジオを生産していて、スピーカーはテレフンケンから提供されていました。
そうすると、テレフンケンは、1年の間に100種類以上のスピーカーを生産していたことになります。
スピーカーのレベルの絶頂期である1932年〜1940年の間に、テレフンケンは1000種類以上のスピーカーを生産していました。
1つのラジオには1つのスピーカーしか入っていません。
しかも、同じ型番のラジオに、何種類ものスピーカーが設置されていることもあります。
型番は同じスピーカーでもフレームやマグネットカバーの形、あるいはコーン紙が異なるケースがたくさんあります。
1つ1つのスピーカーを丹誠込めてそれぞれの一流技術者が手作業で製造していたのですから、
当たり前のことかもしれません。

それで、ペアを組むのはかなりの数を持っていなければ出来ない事のようです。

87: セスク :2011/10/08(土) 15:36:20 HOST:FLH1Adp169.szo.mesh.ad.jp ところでテレフンケンなどビンテージのフィールドタイプは、平面バッフルが一番マッチするのでしょうか?
バッフルやエンクロージャーでも音が相当変わりそうです。当方RFTは平面バッフルに取り付けています。
低域も不足なく出ているように感じますし、質も良いと思います。

88: あらい :2011/11/12(土) 22:32:28 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケンW690モノは、自分は気に入って使ってます。
他にノイマンW444Aモノ(これもビンテージ)
このオリジナルの音は、結構違いあり。

ノイマンは低域よりなバランス感でHIFIなオーデオ的?な音で
テレフンケンは比べてリアルさな解像度を重視したつくりです。
好みはあると思いますが。
電源の作りこみでも変わりますが。
やはり、整流管仕様が好みです。
ノイマンは、トラブルでアンプ壊れてしまい、MTさんにお願いして
丁度スペースがある箇所に、ディスクリートでアンプを作って貰いました。
音は、解像度があがって、まるでテレフンケンなような音になり
満足、自分としてはですが
有難うございました。

89: あらい :2011/11/26(土) 08:02:13 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp テレフンケン13cmフルレンジ、レアー物が手に入りました。
10吋励磁と合わせて
今まで使っていたジーメンス11nより解像度がよく、能率、パワーもあり
これに交換
11nは、ビンテージな可憐な音で気に入ってますが
(これしか出ない、ボーカルの余韻がだせる)
この13cmで密度といい、はまってしまいます。
ペア5万ほどしますが、後悔なし。
飽きればフルレンジで使えるし、暫く様子見。
11nは逆に、フルレンジ5吋スピーカで聴いてみることに。

90: あらい :2011/11/26(土) 08:04:38 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp //www.german-vintage-loudspeakers.com/navid.283/telefunken-ela-5-5-1270-full-range-driver-13-cm.htm

91: あらい :2011/12/04(日) 10:10:17 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 最近手に入れた、シーメンス励磁13cmツイータ。
これでまとめることにしました。
今年は、励磁で全て揃えるような格好になりました。

励磁のスピーカは、電源いのちなところがあり自分は楽しんでいます。
パーマネントは、ユニットを合わせて組み上げる楽しみですが
励磁は、電源やアンプと合わせて作ってゆく楽しみが増えます。
基本は整流管でどれを使うかによりますが、これも面白いです。

92: あらい :2011/12/04(日) 10:22:52 HOST:p066.net182021156.tokai.or.jp 励磁スピーカの特徴は、音の立ち上がりや下がりが早く
励磁ツイータも同じ特徴で鳴ってくれ
鮮度がよく、奥行きも出てくるスピーカら鳴っている感がしないような
鳴り方になり、
電源の違いは、合わせて音色にも影響があるようです。
ユニットの違いもありますが、それ以上にその調整の方が違いが大きいと
思います。
ジャンルは問わず、何でもロックでもクラシック、演歌でも同じに聴ける
ように楽しめ音楽が聴けるシステムの方向には適したものだと思ってます。

93: あらい :2012/05/16(水) 23:32:37 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp ソロソロ、自分の電源が入れ替えあったので
TFKのフェーダ電源を作らなければならなくなりました。
メインのTFKは、水銀球の872を使用。

リビング5インチサイズに705Aを持ってきたため

使い慣れたAZ-1TFKを使い、USのチョーク電源&トランスパーツ類。
次に作るのは、前よりは小型にして3段のチョークでつくります。

その後は、励磁ツイータの電源も同じくらいの電圧なので流用可能。
スピーカに合わせて、電源を作ってゆきます。

94: あらい :2012/05/16(水) 23:45:17 HOST:p231.net112139187.tokai.or.jp AZ-1
TFK,PHILIPS,TRD,VALVOと使ってみて
何故かTFKのナス吊メッシュになってしまい
それでも電源はUSものという。
フェーダもノイマンよりTFKが好みに合って、そうなったといいますか。?
まあ関係ないか。

95: あらい :2012/05/18(金) 22:23:32 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp 改造して貰った、ノイマンのフェーダを
リビングのアンペックスと交換して聴いてみる(久しぶり)
DACとの愛称はインピーダンスがあってるようで、解像度は確かに良い感じ
これは電源をセレンから整流管にすればよさそうな感じだな。
解像度は、オペアンプでも勝るのは確か。。
こう、、聴いているとなにか疲れてくるのがなければ完璧かと。
やっぱりデジタルアンプ的だけど、電源とおもう。

96: あらい :2012/05/18(金) 22:37:45 HOST:p180.net112139187.tokai.or.jp やっぱり、アンペックスがよい。
人の声が抑揚でるし、メリハリも感じて人の声とわかりましたです。

97: あらい :2012/07/01(日) 20:44:41 HOST:p154.net112139153.tokai.or.jp フェーダTFKの電源
電源トランスから平滑回路を新規で作る。
サイズを小さくコンパクトにと考えても、平滑部のコンデンサーの容量
を削ると駄目で
チョークインプットをベースにして、仮組状態で聞き比べて決める。
電源の差は、音に影響してやはり大きく変わる。
これがコンデンサーインプットにすると整流管の寿命が縮まる以上に
音がつまらなくなる。
AZ−1 の個体差がこんなに違うかと思いますが、吊りのヒータ構造と
カーボンの違いは全く違う音で
AZ−1は古典球のよさがでるものでそれを生かすように作ってます。
24Vに合せて、できるだけ抵抗調整を避けて電圧を調整というのが
正解な様ですね。
アナログの魅力は、どうしても聞き込みながらと言うのが基本で現れてくる
のが面白いです。
同じにDACの電源を、アンプ(差動回路)で組むのと、半導体でやるものは
元の音声信号の情報を真空管だとロスしてしまうけど
半導体にないバランスで鳴ってくれるのはそのメリットなのかと思います。
同じにバッテリーでやってもその違いは出てきますが、
このあたりデジタルも基本がアナログで構成されると、思いました。
ハイレゾでいくらやっても、勝る16bitの録音もありますので
DACは情報量をまずは、ちゃんと出せるかが一線の違いだと思いますが
基本的なアナログがしっかりしてないと、薄いつまらない音で終わってしまいます。

98: あらい :2012/10/25(木) 22:51:45 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp そろそろ。
メインのTFKの電源を計画してゆきます。
WEトランスがどれほど励磁電源で威力出せるかですね。

99: D7 :2012/10/25(木) 23:50:14 HOST:PPPa814.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
WEのトランス届きました。
また、別途ebayで入れたKENYONのチョークと軍用ヒータートランスが到着しました。
結構重いので、ヘルスメーターで測ってみると既に12s!
あとチョーク4個、オイルコン6個、ローゼン2個入る予定です。
3段チョークでやりたいと思っていたので、やはり整流部分は一つでも、平滑部分は
L・Rを独立でやらないと、ぎっくり腰(この間やりました・・・)になりそうです。
370V・1.12Aという弩級トランス、使いきれるか自信が無いですが、期待できそうですね。
このような凄いものを送っていただき、感謝・感謝です。

100: あらい :2012/10/26(金) 07:41:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

それだけ揃えば、楽しみですね。
モノだしきっとすごいのができると思います。
出来れば終段の抵抗なしでゆけるといいですが。
分割はかならずやりましょう。30Kにはなります。




101: あらい :2012/10/30(火) 07:28:14 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
おはようございます

WEのチョーク(前に手持ちで軍用の測定器からひっぱりだしたもの)
チョークで、小励磁電源につけてみるとmAが小さく合いませんでした。
これをえらばないと、音が発揮できなくなりますね。
100mA以上ある軍用などが良いです。
計画のは、ツイータの24V励磁電源なので
今回のWEトランスは、2A3で使うかもしれません。

102: D7 :2012/11/01(木) 00:50:22 HOST:PPPa77.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WEのトランスを2A3で使うと豪華仕様になりますね。
自分の2A3はシャーシが小さ目なので、WEを使うとシャーシ交換載せ換えが必要です。
これは大手術になるので、WEトランスは初志貫徹でモノ×2の電源で行く予定です。
まだ手頃なチョークを捜し中で、完成は年内は難しいかな〜。。。

103: あらい :2012/11/01(木) 18:12:55 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp WEは、電源が良いです。
フィールド電源は直に音に効いてきますが、絶対的に違いが出るのは
トランスやチョークが大きいと思います。
コンデンサーは後でなんとかなりますから、交換や増しもできるから。
UTCの1KVAのトランスを使いその差は、特にリアルな低音にでて来ました。
比べないでもわかると思いますね。

104: あらい :2012/11/03(土) 20:54:50 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアに、いってきました。
SonusFaberを聴いて、なかなかなもんだと思います。
弦楽器がすばらしい。こういう厚みが出せるスピーカはパーマネントで
もモダンななかでは珍しいとおもいます。

JBLのD5000とか、その最近出ているフロアータイプJBL Project K2 S9800SE
はどう聞いてもインパクトがなく音がつまらないですね。
accuのアンプが良く使われていたけど、イマイチなんかフラットに伸びているだけ
で新鮮味無し。
QUADの新い静電スピーカ
ESL2805/ESL2905はあれはダメだとおもいます。
えらくひずんでwaltsu for debeuがクリップしていたが?なんで、こんなんけ?
というもの

説明員は、それがわかって、「CDが悪いとか?」うそつくな
静電は正直に音が出るので、ひずみまで再現しすぎる??とか
、「置き場所によって
システムの音は変わるものと考えてください?」
でたらめな説明には、閉口。直ぐに出る。

105: あらい :2012/11/03(土) 21:08:25 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその2

FOCALがやはりおいてあり、
かたつむりB&WのようなVIVID G2G3これは、なかなかです。
ただ、DEVIALETは、IFAショーで感じた音の傾向がデジタルDクラス
にあるようで、自分はDEVIALETはモニターとしてはすごいとは思いますが
あまり音楽が楽しめない感じに思えますね。

あとトピックスでは、DYNAUDIO Xeo2Gのワイヤレススピーカシステム
DACがESSのポーランド製とか、SONOS的なシステムでトラブルは少なく
LINAXサーバで直で鳴らしていた。
15万ほどのスピーカ&トランスミッターだが、結構まともに聴こえて
下手なハイレゾ抱くむ音よりよさそう。ESS DACが決めてな感じですね。
LINNもまけそう、コスト神話から比べて。

106: あらい :2012/11/03(土) 21:54:15 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp インターナショナルオーディオフェアその3

アヴァンギャルド聴いていて疲れてくる。低音がパワードのせいか
なにか低音がしっくりこない、○ホーンで組んでいても。
某JAZZ喫茶と同じ。
フォステは、国産の中で優秀だとおもいますが音は平明的な感じがしますね
アンプのせいかACCUもありだけど、
国産アイシンは、そんなもんな感じ
TRIADの845シングルは、ナローだけどスペンドールにあった雰囲気で交換は
持てました。ショーで聴く感じでなく家庭的な音。
NAGRA300&CDPシステムは、値段では当然な感じ、少し詰まったような感もありますが
おおらかさほしいかな。。

この手の高級オーデオの特徴は、中高の音で特に弦楽器やヴォーカルを聴いたときに
わかりますね。音像がしっかりリアルに出るかどうかの差と思いますが。
半導体アンプでもこのクラスでは真空管にないレンジの広さをうまく出せれば
文句は無いです。
DSDはこのクラスだと結構良い感じで、響き具合がソースから出てくる方が良い
と思います、スピーカでそれを出すとぼろ出るかも。。所謂つくった低音なのか。

107: D7 :2012/11/04(日) 21:14:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん

108: D7 :2012/11/04(日) 21:33:53 HOST:PPPa3589.e11.eacc.dti.ne.jp あらいさん
↑すみません。書き込み前に「書き込む」を押してしまいました。

インターナショナルオーディオフェアで、WALTZ FOR DEBBYがクリップするSPなんてダメですね。
FOCALは、例の励磁ウーハーのものですね。
最近youtubeでも説明つきで出ていますね。
youtubeの映像では、例の小さな電源と壁掛けのデジタルアンプ?の様なものが
写りますが、実際の鳴り方は、モニター的とのことで少し残念な感じも(買えませんが・・・)
また、TRIADの845シングルがまずまずだったようですが、845は高音に癖があるそうですが
これはうまく鳴っていましたでしょうか。

109: あらい :2012/11/04(日) 22:07:49 HOST:p086.net112139133.tokai.or.jp D7さん
WALTZ FOR DEBBYはそれでは、地下鉄の音が聞こえるかというと聴こえてなかった
ですから、低音と解像度が良いわけではないと思いました。
あのCDは、元がひずんでいるかはすぐわかるしピアノがあんなにひずんでいるはずない
と思って首かしげましたね。
説明する人も途中からボリューム下げたりしていたので、トラブルだと思いますが。
DEVIALETは、FOCALでは鳴らさずに音出してましたが音の感じがDクラスデジタルの
音を持っているようです。小さい電源というのは、リモコンの事だと思いますが
DEVIALETはDACのついたプリメインデジタルアンプのようです。
TRIADの845は聞いた感じ結構帯域は狭く、敢えてなのか。
ドライブが2A3みたいですね。
直熱2A3の音がかなり聴いていると思いますが、845は増幅している感じで
ドライブ管でかなり音は変わります。値段が高いです。
自分の持っていたのが、ハットオーデオppの845でモノラル×2でオークション11万位でした。
オケはこれくらいパワーあると余裕はあります。

110: D7 :2012/11/07(水) 23:24:43 HOST:PPPa755.e14.eacc.dti.ne.jp あらいさん
こんばんは。
WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」が気になっていて、今日改めて聴いてみました。
2トラック目のWALTZ FOR DEBBY(take2)の6分53秒から終わりまで
拍手のバックにゴーという音が確かに聴こえますね。
(A12・小励磁・バックロード共に確認)
ビルエバンス大好きで良く聴いていてこの暗騒音は分かっていましたが、
録音機器のノイズかと思っていましたが、地下鉄の音とは知りませんでした。
その他の曲にも、地下鉄と思われる暗騒音のような音が入っていました。
なるほどこれは発見でした。
録音が1961年6月25日とありますが、そのころも結構頻繁に地下鉄が
走っていたことが分かりますね。
そういえば、自分の小励磁は1961年製造のようです。
同じ年に製造されたSPで、当時の卓越した演奏とたまたま走っていた
地下鉄の音を聴くのも洒落ています。

111: あらい :2012/11/08(木) 07:09:40 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
おはようございます。
ビルエバンスの地下鉄の音は、制作ソフトにリッピングして波形で
確かめましたが、片側にかなり低い音で入ってます。
解像度の良いシステムでないと聴こえません。
普通だと聴こえないと思いますが、
これが小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀だとおもいます。
国内版のもので、CDのみだと思いますが海外版は持ってませんが
ノイズをとってるようです。

112: ディラン :2012/11/08(木) 21:54:57 HOST:FL1-118-110-163-45.kyt.mesh.ad.jp WALTZ FOR DEBBYの「地下鉄の音」
今のA5では聴こえません。以前聴こえていた事が有りましたがどのソフトかシステムか覚えが
有りません。聴こえなくても宜しいでえーす。

113: 権○衛 :2012/11/08(木) 23:10:09 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
流石のお言葉、エライ!

因みに>たまたま走っていた地下鉄の音
たまたまではあーりません、定期的(時刻表で)に走っておりますでつ。

114: あらい :2012/11/08(木) 23:30:23 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp ディランさん
こんばんは。

音的に聴こえる解像度の事を言っているまでです。
別にそれが良いとはいってませんよ。
CDの国内版だけですが
かなり低い、音で普通際限ができないシステムが多くA5でもそうなのでしょう。

115: あらい :2012/11/08(木) 23:34:05 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 普通際限→再現。
ナローで音楽性のあるもので聴こえなくとも良いものはいっぱいありますね。

116: あらい :2012/11/08(木) 23:43:51 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 因みに、でようがない低音で
5吋のアルペア5のスピーカで聴こえたことがありましたが

833Aを放送設備等に使われた3極直熱真空管で3000V350W級で
それが聞こえたことはありました。

117: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:06:16 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ゴホン ゴホン♪
>音てきに聴こえる解像度の事を言っているまで・・・それが良いとは・・・

>小励磁で聴こえるというのは、音的に優秀(良い?)だとおもいます。

矛盾でつね。些細な事でつが?ハイ。

雰囲気で聴くか、解像度で聴くか、スタンスの違いでつね。多分!?

どちらもOK牧場。♪(*^_^* 

両方ホスイ・・・わかります。 オデオ道楽「永遠の課題」でつね!? 多分。

118: あらい :2012/11/09(金) 00:11:18 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 、音的に優秀!!

じが読めませんか。

119: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:21:59 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ハイ ハイ

優秀の反対語は如何に???

キリッ!

日本語は奥が深い!でつ。ハイ!ハイ!!ハイ!!!でちゅ。

オデオも同じかも???  多分!? キリッ♪(*^_^*

120: あらい :2012/11/09(金) 00:26:19 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp 酒を飲んで、勢いで自分におごる人もいれば
飲んでも、他人に迷惑はかけない
大人な方もいれば。。。笑

本性なのかわけのわからない、言葉を発する人は迷惑ですね。

121: 権○衛 :2012/11/09(金) 00:27:32 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね!? キリッ(おまけ)

122: くろねき :2012/11/09(金) 04:13:17 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆あらいさん☆

いわゆる「サゲ投稿」(E-mailの欄にsageと入れる。
ちなみに私は基本サゲ投稿ですが、このレスも参照)にして、
このスレを11番目以降に沈めれば、この手のトラブルは回避できるかと。
書き込みと閲覧にひと手間かかるようになるのがちょっと厄介ですが・・・。

123: たそがれ :2012/11/09(金) 07:15:12 HOST:FL1-133-205-110-190.myg.mesh.ad.jp 基本的に1人、2人で投稿しているスレの場合サゲ進行が良いようです。
大勢の人が投稿して賑わっているところのトップに頻繁に出て来るので
目につくのです。11番目以降に沈めてからそこをブラウザのお気に入りに
登録すればあらいさんが頻繁に書き込んでいる3つのスレは簡単に呼び出せ
ます。お気にいりに登録しないと数百の中から探すのが大変になります。

124: あらい :2012/11/09(金) 07:35:08 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp くろねきさん
たそがれさん

ご忠告ありがとうございます。

次回のフィールド、1000オーバーからサゲ投稿にします。
実は、サイトで書いてもか若干で限られているものなのでいっその事
止めようかと考えていましたが
知り合いにも投函せずに、見ている人もいますし
フィールドのレスは特殊なオーデオかとおもいます。
いらぬトラブルは、ほかの方にも迷惑になるものですので観たい人のみ
限ればよいと自分も思います。

125: くろねき :2012/11/09(金) 16:57:28 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp >1000オーバーから・・・
いや、今からやってください、たった今から!次のレスから!
1スレにつきキャパ1000レスですよ、お忘れなく。

126: あらい :2012/11/09(金) 19:18:24 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp そこまで、強要されるのでしたら止めましょう
くろねきさん
PC、ネットワークオーデオも精通できるかたも限られるようですね。
D7さん、フィールドはホームページでやりましょう。

127: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:33:48 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね♪(*^_^*

128: 権○衛 :2012/11/09(金) 20:36:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 追伸

「オーディオ懐古録」でつ。♪(*^_^*

129: D7 :2012/11/09(金) 21:18:14 HOST:PPPa3292.e11.eacc.dti.ne.jp みなさん、こんばんは。
先ほど出張から戻ってきて、懐古録を見てびっくりしました。
自分の投稿で不快な思いをされた方がいらっしゃいますので、
その点はお詫びします。

あらいさん
フィールドと言う面白い世界を味わう良いスレッドだと思っています。
少なくとも自分はこのスレが無かったら、新たな感動を得ることも無かったでしょう。
しかし、自分の投稿によりあらいさんにご迷惑をおかけしました。
思慮が足りず申し訳ありません。
重ねてお詫びします。

130: あらい :2012/11/10(土) 10:15:55 HOST:p106.net042127109.tokai.or.jp D7さん
メールで送りましたが、とんでもないことです。
D7さんには全く非のない事です。
こちらこそ、ご迷惑をかけてしまいましたことをお詫びいたします。

どうか実になるオーデオを、お互い楽しみましょう。

133: 薬漬け :2012/11/29(木) 15:26:19 HOST:proxybg058.docomo.ne.jp カキコするタイミングを逸してましたが、そういえばテレフンケンのV69aアンプって、
どんな音がするんでしょうね?
(あの五味康祐氏もわざわざ聴きに渡欧しながら遂に聴けなかった代物のようですが。)

134: SAT-IN :2012/12/01(土) 01:14:07 HOST:s1408059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >渡欧しながら遂に聴けなかった
そのくだりは彼の国なら、さもありなんと思える内容ですね。
日本でも周辺機器・材料になると似たような対応も有りそうです。

135: RW-2 :2012/12/01(土) 04:07:23 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp V69aは前段に銀タンのような形のチャージバッテリー使ってませんでしたっけ?記憶違いかな。

136: SAT-IN :2012/12/01(土) 04:44:40 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ニッカドのような電池が有りました。MJのバックナンバーに記事あり。

137: SAT-IN :2012/12/01(土) 05:54:13 HOST:s1111059.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑NEUMANN-WV2aだったかも知れない。

138: SAT-IN :2012/12/01(土) 12:28:57 HOST:s801119.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp やはりノイマンのWV2aでした、MJ1995年9月号に載っています。
初段EF804Sの自己バイアス用にノイマン印のニッカド電池が使われていました。
小生の記憶に有ったのがこれです。
V69aは確認出来ていません。

139: RW-2 :2012/12/01(土) 12:37:39 HOST:201.77.112.219.ap.yournet.ne.jp あ、ノイマンでしたか。戯言失礼。補足感謝です!

140: SAT-IN :2012/12/01(土) 16:08:11 HOST:s803211.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ノイマンと言ってもカッティングシステムに付随するEMT用イコライザーアンプで
実質Telefunken ですね。
V54、V87とか同じ系統ですが良く解りません。
この辺の機種になると解ったところで縁が無い訳でして・・・

ただその素っ気ない外観と内部構成にゲルマンの美を感じます。

141: エンリケ :2013/01/07(月) 09:03:22 HOST:FL1-125-198-154-192.szo.mesh.ad.jp telefunken W691というフェーダーを手に入れました。
これをプリにして使います。
正直言って・・・高級プリもこれには凌駕されるすばらしい音です。
これ使うともはや高いプリは要らないですね。
この手のアクティブフェーダーを使っている方いますか?
意見を聞きたいです。

142: ハーゲン :2013/01/08(火) 22:04:58 HOST:110.77.233.58 >エンリケさん
テレフンケンのフェーダーですか!素晴らしいものですね。私もノイマンとテレフンケンのアクティブフェーダーを聴き比べたことがありますが、ずいぶん音が違って驚きました。(テレフンケンのほうが好み)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c32

[近代史3] 林千勝の陰謀論を考える _ 日米戦争を策謀したのは昭和天皇か、近衛文麿か? 中川隆
12. 中川隆[-9809] koaQ7Jey 2019年6月06日 22:14:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2631]

【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY


2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。


<書籍『日米戦争を策謀したのは誰だ!』の詳細はこちら>
http://web-wac.co.jp/book/tankoubon/1471

<書籍『近衛文麿 野望と挫折』の詳細はこちら>
http://web-wac.co.jp/book/tankoubon/1307


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/457.html#c12

[近代史3] 林千勝の陰謀論を考える _ 日米戦争を策謀したのは昭和天皇か、近衛文麿か? 中川隆
13. 中川隆[-9808] koaQ7Jey 2019年6月06日 22:56:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2632]

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_1?adgrpid=55804967680&gclid=EAIaIQobChMItaX6yLa14gIV0yMrCh3pjQrQEAAYASAAEgL64_D_BwE&hvadid=338553691366&hvdev=c&hvlocphy=20638&hvnetw=g&hvpos=1t1&hvqmt=e&hvrand=11954628579617424625&hvtargid=aud-749138060566%3Akwd-332474106906&hydadcr=20838_10876703&jp-ad-ap=0&keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559826979&s=gateway&sr=8-1

内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


_____


カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


____

bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


____


オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/457.html#c13

[近代史3] すべてを捨てて逃げる _ 身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?

すべてを捨てて逃げる _ 身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?


◆30年暮らした内縁の妻が最後まで誰なのか分からないまま死んでしまった2018.12.17


2018年12月16日。西日本新聞でひとつの興味深い記事が載っていて、私はこの記事にとても深く惹かれた。30年連れ添った内縁の妻が「今となっては、誰だったのか分からない」というのである。

2018年10月。取り壊しが予定されていた福岡県大野城市内のアパートの一室で、白骨死体が見つかった。このアパートには74歳の夫と53歳の妻がひっそりと暮らしていたのだが、死んでいたのは53歳の妻の方だった。

遺体はすでに白骨化していたのだが、死亡届は出されておらず、男の姿はなかった。死体遺棄であった。遺体の状況から、死亡して一年以上は経っていたのは確実だった。

やがて男は逮捕されたのだが、取り調べの結果、異様な実態が明らかになっていった。男は内縁の妻が死んでも葬儀には出さず、ずっとアパートの一室のベッドに安置していたのである。消臭剤を撒いて臭いをごまかし、ずっと妻の遺体と一緒に暮らしていた。

男はずっとこのままの状態で一緒に暮らすつもりでいたのだろう。しかし、老朽化したアパートの取り壊しが決まり、出ていかなければならなくなった。夫は仕方なく妻の遺体を放置して逃げたのだった。

2年間、白骨化していく妻の遺体と一緒に暮らしていたというのも衝撃的なことなのだが、問題はそれだけでなかった。男は、内縁の妻が何者なのかを知らず30年間一緒に暮らしていたのである。
https://blackasia.net/?p=10587


▲△▽▼

身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?2019.06.07
https://blackasia.net/?p=13135

2018年に起きたありとあらゆる事件の中で、私が最も忘れがたく今でも気になっているのは、福岡県大野城市で起きた事件だ。

取り壊し寸前のボロボロのアパートに2年間放置された女性の遺体があって、70代の内縁の夫が逮捕されたのだが、この夫は妻が何者なのか知らなかった。

彼女は自分が誰なのかを夫にも言わず、病気になっても医者にもかからず、社会の底辺で、静かに、隠れるように生きていた。

(ブラックアジア:30年暮らした内縁の妻が最後まで誰なのか分からないまま死んでしまった)
https://blackasia.net/?p=10587


彼女は自分の身元を知られたくなかったから、重病を患っても病院に行くのを拒否した。そして53歳で亡くなった。

彼女は家庭があったはずなのだが完全に捨てていた。その家庭がどんなものだったのか、なぜ戻ろうとしないのか、なぜ捨てなければならなかったのか、彼女は何も語らないで消えた。

彼女は過去を抹殺したのだ。この執念と、もの哀しさを感じさせる生きざまに私は強くインパクトを受けて、今もずっと忘れられないでいる。(鈴木傾城)

「すべてを捨てて逃げてしまいたい」

日本での行方不明者の届け出は、ここ数年は8万件を超える状態で推移している。

年代別の推移を見ると、行方不明になるのは圧倒的に10代の男女である。事件に巻き込まれた不明者もいるが、この中には「家出」の不明者も多い。家出の場合、1週間から1ヶ月で帰ってくることもあるのだが、1年以上経っても帰ってこない不明者もいる。

当然、どこで何をしているのか分からない。

高齢者の行方不明も多いのだが、高齢者の場合は認知症が絡んでいるので事情が違う。高齢者の場合はどこかで保護されて、身元不明のまま施設に収容されているケースが多い。

20代も30代も40代も誰にも何も言わず消える人はいる。男性の方が多いのだが、女性も30%から40%を占める。女性の場合は、夫のDV(家庭内暴力)が原因で姿を消すのはよく知られている。

行方不明者がなぜそうなったのかは本人が見つからないので本当の原因は分からないのだが、自らの意志で消えてしまった人もいるということだ。

「すべてを捨てて逃げてしまいたい」
「過去から逃れたい」
「誰も知らないところで、はじめから第二の人生を送りたい」

そんな意志があったのだろうか。

消える意志を持ってしっかり準備して消える人もいるが、中には現金もそれほど持たず、身のまわり品も持ち出さず、誰にも何も言わず、携帯電話も持たず、まるで最初から存在しなかったかのように、ふっと居なくなる人もいる。

ところで、あなたが今から着の身着のまま、ほとんど現金を持たず、クレジットカードもキャッシュカードもスマートフォンもすべて捨てて、一切の身分証明書も持たずに、今から「家出」したとする。

誰にも何も言わず、住んでいる土地を黙って出て知らない場所に行く。過去を捨てて二度と戻らないつもりでいる。

あなたは、それを成し遂げることができるだろうか?

身分提示も必要ない日雇いの仕事

現金も大して持たずに家出したら、翌日からどうやって生きていけばいいのだろうか。現金が1万円や2万円くらいしかなければ、何もしなければ数日後にはもうホームレスになってしまう。

ホームレスとして生きるのであれば、それは1つの生き方ではあるが、多くの人はホームレスは避けたいはずだ。それは最後に堕ちる姿であって、最初から目指すものではないからだ。

泥棒や空き巣のような犯罪をするのでなければ、何はともあれ仕事を見つけなければならない。

もし、あなたがすぐに現金になるような仕事が欲しければどこに行くか。そもそも、身分証明書もなければ銀行口座もないような状況で仕事は見つけることができるのだろうか。

仮に、私が今この瞬間に人生のすべてを捨てて、福岡県大野城市の女性のように過去さえも消し去って、何も持たない状態でゼロから人生をスタートするとしたら、どうするだろうか。

今までの人生をすべて消し去って銀行口座も運転免許証も持たない人間ができる仕事などあるのだろうか。銀行口座も住所もないのであれば、身分提示を求められる今どきのネットカフェにも泊まれず、携帯電話の契約もできない。

私なら、東京を去ってすぐに大阪のドヤ街である「あいりん地区」に行く。身分提示も必要ない日雇いの仕事が路上で見付かるからだ。

東京の山谷や神奈川の寿町はすでに高齢者の福祉の街と化していて、ドヤはあるのだが仕事の斡旋が減っており手配師も相当数が消えた。日雇いの仕事は大阪の「あいりん地区」が手に入りやすい。

「あいりん地区」は、たまに大した用がなくてもぶらりと訪れることにしているのだが、今も朝の4時から5時にかけてワンボックスカーが何台も「西成あいりん総合センター」を囲むように止まっていて、日雇いの肉体労働の仕事が取れる。

仕事の内容は工事現場の補助、建設現場の解体、清掃業務、工事現場の交通整理、承認の梱包等だが、食事付きで一日働いて1万円にはなる。稼いだカネで、あいりん地区のどこかのドヤに潜り込めば、安いところで1泊500円からで生きていける。

厳しい生き方になってしまう

肉体労働は、相当に頑強な体力を持った人間でもキツい。そのため、普通のサラリーマンのように1ヶ月20日きちんと皆勤労働できるような状況にはなっていない。疲労が蓄積して動けない日も必ずある。

無理すれば身体を壊す。身体を壊したら保険証を持っていないので医者にもかかれない。そのため、肉体労働で働く場合は細心の注意が必要になってくるのだが、細心の注意は休息を十分に取ることでしか生まれない。

だから、あいりん地区で稼ぐとしたら1ヶ月12万円から15万円が日雇いの体力的な限度であると見た方がいい。しかし、それくらいの稼ぎがあれば、あいりん地区で延々と暮らすことが可能になる。

もし、身分証明書も銀行口座もないのにドヤの住民以上のものを目指すのであれば、違法の水商売や風俗の仕事をするしかない。

特に女性は、ドヤに潜り込んで日雇いで生きるのはなかなか難しいので、水商売か、風俗か、出会い系の売春でしのぐか、匿ってくれる男を捜すなどが主となるのは致し方がない。

通常、夜のビジネスは従業員も必ず顔写真入りの身分証明書が必要になる。つまり、運転免許証や、パスポートや、マイナンバー等が必要だ。しかし、違法の店はそうした身分証明書を提示しなくても潜り込める隙間がある。

男はホストやデリヘルの運転手やキャッチの仕事がある。女性は裏風俗の仕事で何か見つかる可能性がある。私がインタビューした女性の中には、身分証明書なしの女性がキャッチに相談して地方のソープランドに潜り込めたというのがあった。

日雇い以上のものを望むと、違法のグレーゾーンに入っていくのだが、それでも「まったく何も持たない状態で家出した場合」でも、社会の底辺では何とか生きていく手段がそれなりにあるのは間違いない。

ただ、どんな方法を取るにしても、今まで持っていた身分を捨てて新しい人生をひっそりと始めるのは、「身分証明」が絶対に必要な現代社会では厳しい生き方になってしまうのは間違いない。

福岡県大野城市で、内縁の夫にも何も言わないで静かに暮らし、誰にも過去を語ることなく死んでいった女性は、そんな世界で生きていたということだ。厳しい生き方だったに違いない。それでも彼女は過去を消したかったのだから、相当な十字架を抱えて生きていたのだろう。(written by 鈴木傾城)

今までの人生をすべて消し去って銀行口座も運転免許証も持たない人間ができる仕事は、あいりん地区が一番手に入れやすい。ただ、必ず手に入るわけでもないし、肉体労働は長くなればなるほど身体を痛めやすい。
https://blackasia.net/?p=13135
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/467.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 心理学、大脳生理学、文化人類学、文化関係投稿リンク 中川隆
78. 中川隆[-9807] koaQ7Jey 2019年6月07日 05:47:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2633]

長い旅に出て、過去を消して人生をリセットしよう
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/357.html


すべてを捨てて逃げる _ 身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/467.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/807.html#c78

[近代史3] 日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵 中川隆
7. 中川隆[-9806] koaQ7Jey 2019年6月07日 05:55:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2634]

国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影! 2019/06/06
https://85280384.at.webry.info/201906/article_61.html

 山本太郎が訴えている通り、次々に日本が壊されている。これもその一つ。

 国有林を大規模に伐採して販売する権利を民間業者に与えると安倍政府。

 木材が足りない中国への輸出はこの数年で60倍になった。

 ここに目を付けた輩が政権を動かした。ここでも売国奴、政商・竹中平蔵の影がちらつく。

 大資本が参入してバリバリと次々、切り倒したら、たちまちそこら中がハゲ山だ。

 その結果、私たちを待ち受けているのは豪雨に伴う山崩れ、がけ崩れ。山を濁流が滑り降り、ふもとの住宅地を飲み込んでしまう。広島の悲劇が記憶に新しい。

 安倍晋三はすっかり、忘れたようだ。彼はあの晩、赤坂の高級料理店で天ぷらに舌鼓を打っていた。総理の下に被害情報が次から次に寄せられる中で、飲食を楽しんでいた。

*************************
毎日新聞が警告した。

 全国の国有林を最長50年間、大規模に伐採・販売する権利を民間業者に与える改正国有林野管理経営法が、5日の参院本会議で、自民、公明両党や国民民主党などの賛成多数で成立した。立憲民主、共産両党などは反対した。

 安倍政権は国有林伐採を民間に大きく開放して林業の成長産業化を掲げるが、植え直し(再造林)の失敗による森林の荒廃や、中小業者が淘汰される懸念を残したまま、改正法は来年4月に施行される。

 改正法では明文化されず今後の運用に委ねられた部分が多い。

 5日の採決に先立つ反対討論で、共産党の紙智子氏は「数ヘクタールの再造林で苗木が育たない山があるのに、数百ヘクタールを伐採すれば山が荒廃しかねない」と強調した。

 立憲民主党の川田龍平氏は討論で「超長期のリスクを取るのは中小業者には不可能だ。特定企業のみに50年の権利を設定するのでは、という疑念がぬぐえない」と批判した。  (以上 毎日新聞)

**************************
ネットには素早くこんな反応があった。

アベ政権の改革は、特定の誰かが得できるようにできている。

「明文化されず今後の運用に委ねられた部分が多い」これが一番のクセモノ。
運用って誰がするのさ、アベ政権だよ。

これ、業者の選定方法が酷いですね。

入札でなく公募して、誰が「総合的に評価」して選定するんだよ?

具体的な基準もなく、政府の好きなようにされてしまう。

「植え直し」も酷い。「申し入れ」だけで強制力がない。

これでは、日本の山が荒れ放題になる。

なんたる売国法よ。これもまたあの竹中平蔵の仕業だ!
https://85280384.at.webry.info/201906/article_61.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html#c7

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
94. 中川隆[-9805] koaQ7Jey 2019年6月07日 05:55:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2635]

国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影! 2019/06/06
https://85280384.at.webry.info/201906/article_61.html

 山本太郎が訴えている通り、次々に日本が壊されている。これもその一つ。

 国有林を大規模に伐採して販売する権利を民間業者に与えると安倍政府。

 木材が足りない中国への輸出はこの数年で60倍になった。

 ここに目を付けた輩が政権を動かした。ここでも売国奴、政商・竹中平蔵の影がちらつく。

 大資本が参入してバリバリと次々、切り倒したら、たちまちそこら中がハゲ山だ。

 その結果、私たちを待ち受けているのは豪雨に伴う山崩れ、がけ崩れ。山を濁流が滑り降り、ふもとの住宅地を飲み込んでしまう。広島の悲劇が記憶に新しい。

 安倍晋三はすっかり、忘れたようだ。彼はあの晩、赤坂の高級料理店で天ぷらに舌鼓を打っていた。総理の下に被害情報が次から次に寄せられる中で、飲食を楽しんでいた。

*************************
毎日新聞が警告した。

 全国の国有林を最長50年間、大規模に伐採・販売する権利を民間業者に与える改正国有林野管理経営法が、5日の参院本会議で、自民、公明両党や国民民主党などの賛成多数で成立した。立憲民主、共産両党などは反対した。

 安倍政権は国有林伐採を民間に大きく開放して林業の成長産業化を掲げるが、植え直し(再造林)の失敗による森林の荒廃や、中小業者が淘汰される懸念を残したまま、改正法は来年4月に施行される。

 改正法では明文化されず今後の運用に委ねられた部分が多い。

 5日の採決に先立つ反対討論で、共産党の紙智子氏は「数ヘクタールの再造林で苗木が育たない山があるのに、数百ヘクタールを伐採すれば山が荒廃しかねない」と強調した。

 立憲民主党の川田龍平氏は討論で「超長期のリスクを取るのは中小業者には不可能だ。特定企業のみに50年の権利を設定するのでは、という疑念がぬぐえない」と批判した。  (以上 毎日新聞)

**************************
ネットには素早くこんな反応があった。

アベ政権の改革は、特定の誰かが得できるようにできている。

「明文化されず今後の運用に委ねられた部分が多い」これが一番のクセモノ。
運用って誰がするのさ、アベ政権だよ。

これ、業者の選定方法が酷いですね。

入札でなく公募して、誰が「総合的に評価」して選定するんだよ?

具体的な基準もなく、政府の好きなようにされてしまう。

「植え直し」も酷い。「申し入れ」だけで強制力がない。

これでは、日本の山が荒れ放題になる。

なんたる売国法よ。これもまたあの竹中平蔵の仕業だ!
https://85280384.at.webry.info/201906/article_61.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c94

[近代史3] 林千勝の陰謀論を考える _ 日米戦争を策謀したのは昭和天皇か、近衛文麿か? 中川隆
14. 中川隆[-9804] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:13:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2636]

近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。

カスタマーレビュー

オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。


これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。

kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。


プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。

話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。


織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。

himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/457.html#c14

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
53. 中川隆[-9803] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:22:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2637]

【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c53

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
54. 中川隆[-9802] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:23:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2638]

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D


内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。

プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


_____


カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


____

bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


____


オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c54

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
55. 中川隆[-9801] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:24:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2639]

近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D


内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。


これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。


kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。


プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。

織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。


himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c55

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
56. 中川隆[-9800] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:00:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2641]
日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3


内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!

____


カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。


読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。


himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。


面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。

ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。


シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c56

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
171. 中川隆[-9799] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:02:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2642]

【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。





▲△▽▼

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


_____


カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


____


bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


____


オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。




▲△▽▼

近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。

これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。

kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。

プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。


織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。

himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。


▲△▽▼



日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


____


カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。

読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。

himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。



面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。

シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c171

[近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
27. 中川隆[-9798] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:21:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2643]

林 千勝 日米戦争を策謀したのは誰だ!


【我那覇真子「おおきなわ」#70】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[桜R1-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E

【我那覇真子「おおきなわ」#71】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
戦争の黒幕「国際金融資本」とは?[桜R1-5-31] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU

司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)
ゲスト:林千勝(戦史研究家)


_____


【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c27

[近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
28. 中川隆[-9797] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:23:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2644]

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


_____


カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


____


bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


____


オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。



55. 中川隆[-9801] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:24:57: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2639] 報告
▲△▽▼

近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。

これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。

kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。

プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。


織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。

himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。



56. 中川隆[-9800] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:00:08: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2641] 報告
▲△▽▼

日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


____


カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。

読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。

himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。



面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。

シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c28

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 中川隆 koaQ7Jey > 100307  g検索 koaQ7Jey

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。