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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100054
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[リバイバル3] フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き 中川隆
22. 中川隆[-6334] koaQ7Jey 2017年10月11日 13:25:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

我々はどこから来たのか, 我々は何者か, 我々はどこへ行くのか

エデンの園からの追放というのは失楽園ではなく、牢獄からの解放という意味を持つ


神が存在するなら、人間は奴隷だ。人間は自由でありえるし、またそうでなければならない。結論として、神は存在していない。 - ミハイル・バクーニン

"Wenn Gott existiert, ist der Mensch ein Sklave; der Mensch kann und soll aber frei sein: folglich existiert Gott nicht." - Michail Bakunin


神がもし存在するなら、神を廃止しなければならない。- ミハイル・バクーニン

"If God would have existed, it would be necessary to abolish Him" --Mikhail Bakunin (On God and the State)
https://ja.wikiquote.org/wiki/%E7%A5%9E


世界の名著42 プルードン/バクーニン/クロポトキン
バクーニン「神と国家」(勝田吉太郎訳)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%91%97-53-%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4124006632/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1499303321&sr=1-1

でバクーニンが展開している聖書解釈というものは非常にユニークなものであって、

アダムとイブはサタンのお陰で神の専制支配から逃れることが出来た。

神は『知恵の木の実を食うべからず』と命じただけなのであるが、自由とは分割不可能なものなのであるゆえ、これは恐るべき専制政治の始まりに他ならない。もしもアダムとイブの両人がこの神の命令に従うのみであったならば、人類は最も屈辱的な奴隷状態に陥っていたことであろう。

しかしサタンの知恵によって勇気を振り絞ったアダムの行動によって、われわれは自由を得たのである。――バクーニンはこのように述べている。

彼は神の存在を認めているが、それでもサタンの知恵にくみしているが故に、無神論なのである。神を信じるものは、霊魂の不死を信じるが故に、反社会的であって、他者の存在を認める必要もなければしなければ、愛情を注ぐ必要もない。それ自身で完成された存在に、他者という不純な要素はいらないであろう。そうであるから、少なくとも、霊魂が不死ではないことは確かだという。

バクーニンは、無神論ではあるが、マルクスやエンゲルスとは異なって、自身では「霊魂の存在も自由意志も信じない唯物論者ないし現実主義者」などと語ってはいるが、実際にはプルードンのような観念論の立場であったといえる。彼は「神学は不条理」というが、逆にバクーニンの解説によって、サタンがなぜ天使でなければならなかったのかということがおぼろげながらに理解できて、この1872年の春に5日ばかりの間の暇の間に走り書きされたという手紙のような草稿を見ながら、古来数千年の昔に神学の体系を作り上げたヘブライの神官に賛歌を贈ることが出来た。

まあ、バクーニンのこの書物に関して言えば、興味を引かれるのは聖書解釈のほうで、残りの部分についてはあまり共感は持たなかった。ソクラテスとかプラトン、それともピタゴラスと言った人であれば、人間には宇宙との共鳴による「光の道」のような生き方が最高なのだと説くであろうが、そういった野のはこの種の本には載っていないのが残念だ。それはバクーニン自身も言っている。

「無知な大衆だけでなく、特権的な上流階級においても同様に、圧倒的な数の人間は、彼らの回りのすべての人が望み、考えることしか、望み、考えようとはしないのだ」。

「諸個人のこうした盲従、旧套墨守、いつ果てるとも知れない陳腐さ、反逆的な意思力の欠如、自発的な思考の欠如、これら一切合財が、人類史の発展に見られる嘆かわしい緩慢さを生み出す主要な原因なのだ」。

――と、そういうことであるから、宇宙との共鳴により、人は個人であるときにこそ他者と一体になれるなどとこのような場で説いても、誰にも通用しなかったのであろう。それとも時代のサイクルの問題で、この19世紀後半という時期は、宇宙との共鳴を感じ取ることの出来る人間が極端に少なかったのであろうか。

上のバクーニンの言葉は、ずっと昔、禅宗か何かの坊さんが引用していたものを読んで以来、ずっと頭に引っかかっていたが、原点はこんなところにあった。孤独を求める宗教人の必然的な隠遁生活というのは、バクーニンがいうような単純な動機から起こるものではないとか何とか、そういう内容であったように思う。

魂が不死なものである故に、宗教人は必然的に社会とは遠ざかるというバクーニンの論拠は、もちろん誤りである。しかし、現代では自発的な人間というのは、バクーニンの時代に比べてはるかに少ないであろう等ともいっていたように記憶している。

こういった大衆の無気力な態度を批判する人物は、何もヒトラーに限ったことではなく、古今ずいぶん多くの学者に指摘され続けてきた。しかし、バクーニンも、こんなにはっきりいうから落選したのではないかとも考えられる。しかし、これについては、獄中で

「そんなに大衆をあしざまに語っても選挙に悪影響は出ないのですか?」

と聞いた筆記者に、

「いや、あいつらは能無しだから問題はない」

とヒトラーが語ったもので、事実問題はなかった。

残念ながら、大衆は自由であるよりも支配されることを望んでいるようだ。

その方が決定的に楽だからのようである。
勘違いでもなんでもなく、本当に楽なのであるから、そちらを選ぶ。
将来どうなるかなどということは、たいてい考慮しない。

それで朝三暮四といったことが人間にもおこるということが観察される。

なるほど、一日のことであれば、人はサルを軽蔑することが出来るが、一年後のことになると、サルと同じだというのである。

利息ということを考えると、先にたくさんもらったほうが、確かに得ではあるが、社会全体の活力が落ちるほうを選ぶというのは、懸命だとはいえない行為だ。


バクーニンは、プルーストとは異なり、大変な行動派であったが、いつも行動はドン・キホーテ型であって、たいていは失敗に終わったらしい。

第一インターナショナルでも、19世紀の労働運動における一方の代表的指導者として、散々マルクスと対抗したが、ついに敗退した。民主主義的暴政について散々に説き、「いかなる独裁も、自己の永続化以外になんらの目的も持ちえない」といったが、ついに無駄であった。

アナーキストというものは、元来が個人主義で自由を重んじる人間であるからして、グループを作ったところで、結束力というものは、マルクス側にかなうはずもない。

どういう考えを持とうと自由であると主張するものにとって、他人の考えを否定することは非常に難しく、せいぜい批判段階で終わってしまったものと思う。
http://s.webry.info/sp/30932531.at.webry.info/201012/article_7.html

 バクーニンは、こう述べています。
そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。

彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。

彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。

そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである。


___


上条さんは、今日も静かに本を読んでいた。僕は、本を読んでいる彼女に話しかけた。

智樹「上条さん。こんにちは。」

一葉「・・・・・・こんにちは。」

 彼女は本から目を離し、僕を見た。

智樹「上条さん。この前、サクヤ姫とイワナガ姫の話をしたじゃないですか。そのことについて、社会思想を専門としている教授と話をしてみたんですよ。」

とも樹「教授・・・。誰でしょうか?」

一葉「知ってるでしょうか? 三宮教授って人なんですけど・・・。」

智樹「三宮教授・・・。それで、どのような話をされたのですか?」

 彼女が三宮教授を知っているかは分からなかったが、僕が教授と話した内容には興味を示してもらえたみたいだ。僕は、彼女の隣に座る。

智樹「サクヤ姫とイワナガ姫の話は、バナナ型神話と呼ばれているのはご存じですか?」

一葉「はい。知っています。」

 そう言って、彼女はにっこりと笑った。なんだ、知っていたのか。ちぇっ。

智樹「それで、バナナ型神話つながりで、『旧約聖書』の話とかもしたんですよ。」

一葉「エデンの園の話でしょうか?」

 僕は、かなり驚いた。

智樹「すごいですね。正解です。」

一葉「正解ですか。生命の樹と知恵の樹の話ですよね?」

智樹「・・・そうです。」

 僕は彼女の知性を侮っているつまりはなかったのだけれど、改めて感心した。彼女の知識の範囲は、かなり幅広いのかもしれない。
 ここは、彼女に三宮教授の意見を紹介してみることにしよう。

智樹「三宮教授と話して、面白いことを教えてもらったんですよ。」

一葉「アダムとイブの話ですか?」

智樹「そうです。アダムとイブは、ヘビにそそのかされて禁断の果実に手をつけるじゃないですか? でも、実はヘビは、嘘を吐いているわけではないんですよ。」

 彼女は、僕の目を見つめて黙ってしまった。僕は、彼女の反応をうかがった。しばらく反応がないので、続きを話すことにした。

智樹「えっと、神様は、知恵の樹の果実について、食べると死んでしまうとアダムとイブに言っているわけです。それに対してヘビは、食べても死なないこと、それに、食べると神のように善悪を知るようになることをイブに語るんです。それでイブは、その果実がおいしそうに思えてきて、アダムと一緒に食べてしまうんです。」

 彼女は静かに僕を見た。

一葉「つまり、嘘を吐いているのは神様で、ヘビは真実を述べているだけだと。」

 彼女は、この話の本質をずばりと言い当てた。

智樹「・・・そうです。なかなかに、面白いでしょう。」

一葉「はい。そうですね。」

 彼女は、うなずいた。

智樹「ヘビは、何を考えていたんでしょうね?」

 この質問を、僕は彼女にたずねてみたかったのだ。

一葉「ヘビは、実はサタンだったという解釈がありますね。」

智樹「サタン・・・。悪魔の王様でしたっけ?」

一葉「そうです。キリスト教では、神の敵対者です。」

 そう言うと、彼女は分厚い革製の手帳を取り出した。以前も、彼女は手帳に書かれている言葉を使って話していた。色々とメモっているんだっけか。彼女は、手帳をパラパラとめくって言った。

一葉「佳山くんは、アナーキストのバクーニンを知っていますか?」

智樹「・・・知りません…。アナーキスト…。上条さんは…。」

 僕が質問するより速く、彼女は答えた。

一葉「私自身は、アナーキズムはあまり好きではありません。」

 そう言って、にっこりと笑った。僕は、少しゾクっとした。彼女の笑顔の裏に、何かしらの強い意志が感じられた。

智樹「では、なぜ突然、バクーニン?」

 何か、変な返しになってしまった。

一葉「バクーニンの思想はあまり好きではないのですが、『神と国家』という著作に面白い意見があるのですよ。」

智樹「どのような意見でしょうか?」

 彼女は、手帳に眼を落とした。

一葉「バクーニンは、こう述べています。〈そこへ登場したのはサタン、あの永遠の反逆者であり、最初の自由思想家であり、世界の解放者である、あのサタンである。彼は、人間に対して、その無知であること、獣のように従順であることの恥ずかしさを教えた。彼は、人間に従順を捨てさせ、知恵の木の実を取って食べさせた。そうすることによって、サタンは人間を解放し、その額に自由と人間性という刻印を押したのである〉と。」

 僕は、彼女が何を言いたいのか分かった気がした。

智樹「なるほど。つまり、神様の言いつけを守っている間は、人間は神様の奴隷だったと。その奴隷の地位から人間を解放したのが、ヘビ。つまり、サタンだった、と。」

一葉「たいへん良くできました。」

 彼女は薄く微笑んだ。僕は嬉しくなる。

智樹「上条さんは、ヘビの役割をそう解釈しているのですね?」

一葉「物語を聴く者の思考によって、物語は異なった姿を見せます。神の加護を失ったと見るか、神の呪縛から解き放たれたと見るか。どちらも魅力的な考え方ですが、私は後者の方に、より共感を覚えます。」

 そう言う彼女は、僕には不思議な魅力をもって映る。
 話が一段落したと思って別れを告げようとしたとき、彼女の方から話題を振ってくれた。

一葉「ところで、生命の樹と知恵の樹の話をバナナ型神話と見なすのは、私には違和感があるのです。」

智樹「どういうことですか?」

一葉「聞きたいですか?」

智樹「是非。」

 彼女は薄く微笑んで、嬉しそうに語り出した。

一葉「アダムとイブの話をバナナ型神話として見たとき、生命の樹による永遠の命と、知恵の樹による善悪の知識の選択が問題となります。人間が、生命の樹の果実ではなく、知恵の樹の果実を選んだことにより、永遠の命を失い、その代わりに善悪の知識を得た・・・。」

智樹「そういう話ではないんですか?」

一葉「私は、違うことを考えています。」

智樹「どういうことでしょうか?」

一葉「神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実の方は、明確に禁止していなかったのです。ですから、生命の樹と知恵の樹の二者択一ではなかった可能性があるのです。」
 
 僕は驚いた。僕は、彼女と話をするため、その部分を読んで来たんだ。彼女は、当然ながら、突然振られた話のはずだ。それなのに、僕よりも深く話すことができている。僕は、彼女と僕の間にある隔たりの大きさをあらためて思い知った。

 彼女は、彼女の説を続ける。

一葉「原文の通りに読むなら、神は最初、知恵の樹の果実を取ることを禁止しており、生命の樹の果実を取ることは禁止していませんでした。そして、神は、アダムとイブが知恵の樹の果実を食べ、善悪を知る者となった後に、生命の樹の果実を食べることを恐れたのです。」

 僕は、彼女の言うことがまだ分からない。彼女は、何かを意図している。それが、まだ分からない。でも、彼女は何か重要なことを言おうとしていることは分かった。

 彼女は、静かに語り続ける。

一葉「最初、生命の樹の果実を食べることは、禁止されていませんでした。ということは、アダムとイブは、実は、生命の樹の果実を食べていたのではないでしょうか? 神は、善悪を知る前のアダムとイブを必要としていたのです。そのために、アダムとイブは生命の樹の果実を食べ、神のために永遠に生きるようになっていたのです。」

 僕は、彼女が恐ろしく感じられた。彼女は、僕の恐怖を知ってか知らずか、僕を見つめたまま話を続ける。

一葉「神は、知恵を付ける前のアダムとイブを愛していたのです。知恵をつけない限りで、神はアダムとイブを愛していたのです。しかし、アダムとイブが知恵をつけてしまったら、神はアダムとイブを今まで通りに愛することはできなくなってしまう。神は、知恵をつけたアダムとイブが、生命の樹の果実を食べ続けて、永遠の命で居続けることを許さなかったのです。

神は、アダムとイブをエデンの園から追い出しました。アダムとイブは、すなわち人間は、エデンの園を追放されて、必ず死ぬようになったのです。」

 僕は、おそるおそる話した。

智樹「でも、それはおかしいじゃないですか。それなら、神は、生命の樹は作っても、知恵の樹は作らなければよかったんじゃないですか?」

 彼女は、薄く微笑んだ。

一葉「神は、アダムとイブを愛していました。目の前に知恵を得る方法があるのに、それに手を出さずいる二人を。」

 彼女の声は、透き通っていた。

智樹「それなら、ヘビは・・・。」

一葉「ヘビがサタンであるかどうかは、私には分かりません。でも、もし私がヘビなら、同じ言葉を吐いたことでしょう。」

智樹「上条さんが、ヘビだったら・・・。」

一葉「神は、人間が善悪の知識と永遠の命を得ることを許しません。なぜなら、それは、人間が神になることだからです。神は、人間が愚かであることを楽しみ、神と同じ知性を持つことを憎むのです。生命の樹と知恵の樹が、互いに相反する性質を持つのなら、それは神の意図に由来します。」

智樹「それは・・・。」

一葉「自分と同じ知性を嫌う神、これは、人間性の顕著な特徴の一つです。」

 そう言って、彼女は微笑むのだ。
 僕は、ふと思ったことを口にした。

智樹「そういえば、ヘビ自身は、知恵の樹の実を食べていたのでしょうか?」

 そういった僕を、彼女は不思議そうに見詰めた。

一葉「それは、・・・・・・面白い視点ですね。」

 そう言って、彼女は静かに微笑んだ。
http://asread.info/archives/3101/6


何故、大部分のアナキストは無神論者なのか?

大部分のアナキストが無神論者、これは事実である。
アナキストは神という考えを拒絶し、あらゆる形態の宗教、特に組織宗教に敵対する。

今日、非宗教化された西欧諸国では、宗教は、社会の中でそれ以前に持っていた支配的立場を失っている。このために、多くの場合、アナキズムの戦闘的無神論は奇妙なものに思われてしまっている。しかし、宗教が持つネガティブな役割を理解すれば、リバータリアン無神論の重要性はハッキリとする。

アナキストが宗教という考えに異議を唱え、宗教反対論を宣伝することに時間を費やしているのは、宗教と宗教諸機関が持つ役割のためなのだ。

 何故、それ程までに多くのアナキストは無神論を受け入れているのだろうか?
最も単純な答えは次のようなものだ。

無神論はアナキズム思想の論理を拡大したものであるが故に、大部分のアナキストは無神論者なのである。

アナキズムが不当な権威の拒絶だとすれば、それはいわゆる最高権威・神の拒絶だということになる。

アナキズムが根差しているのは、理性・論理・科学的思考であって、宗教的思考ではない。

アナキストは、信奉者ではなく、懐疑者になることが多い。

大部分のアナキストは、教会は偽善まみれであり、聖書は矛盾・不合理・恐怖が充満した作り話だ、と見なしている。

聖書が女性の品位を貶めていることは周知の事実であり、その性差別主義は悪名高い。
しかし、男性にしてもほんの少しましに扱われているに過ぎない。

聖書の何処にも、人間が生・自由・幸福・尊厳・公平・自治の権利を生まれながらに持っていることを認めた箇所などない。

聖書では、人間は罪人・虫けら・奴隷である(比喩的にも文字通りにも、奴隷制を認めている)。神が全ての権利を持ち、人間は無価値なのだ。


 宗教の性質を考えれば、これは驚くべきことではない。
バクーニンは次のように上手く述べている。


 神という観念は、人間理性と正義の放棄を意味する。
それは、人間的自由を最も決定的に否定し、最終的に、理論的にも実践的にも人間の奴隷化を必ずやもたらすことになる。

 そこで、人間の奴隷化と堕落とを望まないのであれば、我々は、神学の神や形而上学の神のいずれにも、ほんの僅かな譲歩もできないし、すべきでもない。

この神秘的文字体系では、Aで始める者は、必ずやZで終わる。神を崇拝しようとする者は、その内容ついて子供じみた幻想を抱くことなく、自分の自由と人間性を大胆にも放棄しなければならないのである。


 神が存在するならば、人間は奴隷である。
さて、人間は自由になり得るし、ならねばならない。従って、神は存在しない。[God and the State, p. 25]


 大部分のアナキストにとって無神論が必要なのは、宗教の性質のためである。

バクーニンは次のように論じている。

『人間性が持つ雄大で、公正で、高潔で、美しいもの全てを神的だと公言することは、人間性それ自体ではそれを生み出すことができない−−つまり、人間に委ねられているから、人間の性質は悲惨で不正で低劣で醜悪なのだ−−とそれとなく認めることである。

このようにして、我々は、あらゆる宗教の本質−−言い換えれば、神性の偉大なる栄光のために人間性を非難すること−−に立ち戻るのである。』


従って、人間性と人間が持つ潜在的可能性のために正義を行うべく、アナキストは、神という有害な神話や神に付随する全てのことなどなくても物事を行うことができ、そして『人間の自由・尊厳・繁栄』のために、『強奪された能力を天国から救いだし、地上に戻すことこそ我々の義務だと信じているのだ。』[前掲書, p. 37 and p. 36]


 宗教は、人間性と人間の自由を理論的に堕落させるだけでなく、アナキストの観点からすればもっと実際的な諸問題を持っている。

まず第一に、宗教は不平等と抑圧の源泉であった。

例えば、キリスト信仰(イスラム教同様に)は、政治的・社会的支配力を持っているときには、常に抑圧勢力であった(神への直接的繋がりを自分が持っていると信じることこそ、権威主義社会を創造する確実な道なのである)。

教会は、ほぼ二千年にわたり、社会的抑圧を行い、大量殺戮をし、あらゆる圧制者を正当化する勢力であった。機会が与えられれば、教会は君主や独裁者と同じぐらい残酷に支配したのである。このことは驚くべきことではない。


神が全てであれば、現実世界と人間とは無である。

神が真実・正義・善・美・力・生であれば、人間は虚偽・不正・悪・醜・無能・死なのだ。

神が主人ならば、人間は奴隷である。

人間は、自分の努力で正義・真実・永遠の命を見つけることができず、神の黙示を通じてのみそれらを獲得できる。だが、黙示を述べる者は皆、告知者であろうと救世主であろうと予言者であろうと司祭であろうと立法者であろうと、神自身によって霊感を与えられたと言うのだ。

こうした人々は、人間性の聖なる指導者として救済の道を示すべく神自身に選ばれたということで、必ずや絶対的権力を行使する。万人はそうした人々に無制限の受動的服従をする義務を負う。なぜなら、聖なる理性に対抗する人間理性などなく、神の正義に対して地上の正義など適用されないからだ。[Bakunin, 前掲書, p. 24]

 キリスト教が寛容ある平和愛好のものに変わるのは、それが権力を持たないときのみであった。しかし、そうしたときであっても、権力者を擁護する役割を続けていた。アナキストが教会に敵対する第二の理由がこれである。

抑圧の源泉になっていないときも、教会は抑圧を正当化し、その継続を確かなものにしていたのだ。地上の権威が支配することを是認し、労働者にこの権威と闘うことは間違っていると教えることで、労働者階級を数世代に渡り奴隷にし続けていたのだ。

政治的(支配者たちは神の意志によって権力の座にいると主張する)にであれ、経済的(金持ちは神に褒美を与えられたのだ)にであれ、地上の支配者たちは天上の神から正統なものと見なされた。

聖書は服従を賞賛し、最大の美徳だと持ち上げている。
プロテスタント労働倫理のような最近の発明も、労働者の従属に寄与しているのだ。

 宗教が権力者の利権を助長するために利用されているということ、これは、歴史の大部分ですぐに見ることができる。

宗教は、抑圧される側を従順にし、天国でのご褒美を待つように説得することで、人生における自分の立場を謙虚に受け入れるように条件付ける。

エマ=ゴールドマンは次のように主張していた。

キリスト教(宗教一般もそうであるが)は『権威と富の体制にとって何ら危険なものを含んでいない。

自己否定と自己犠牲、懺悔と後悔を支持し、人類に押しつけられたあらゆる侮辱・あらゆる暴挙の面前では絶対的に何も行わないのだ。』[Red Emma Speaks, p. 234]


 第三に、宗教は常に社会の中の保守勢力だ、ということである。

これは驚くに値しない。宗教は現実世界の調査と分析にではなく、上から手渡された真実・幾つかの聖なる書物に含まれている真実を繰り返すことにその根拠を置いているからだ。

有神論は『思弁理論』であり、無神論は『実証科学』である。

『一方は理解を超えたものという極めて抽象的な雲に垂れ下がり、他方は大地にしっかりと根を下ろしている。人間が真に救済されようと望むのなら、人間が救わねばならないのは地上であって、天上ではない。』

従って、無神論は『人間精神の拡充と成長を表現しており』、一方有神論は『静的で固定している。』

『無神論が全力を尽くして闘っているのは、有神論の絶対主義・人間に対するその有害な影響・思想と行動を混乱させるその効果なのだ。』[Emma Goldman, 前掲書, p. 243, p. 245 and pp. 246-7]


 聖書は次のように述べている。

『その果によりて彼等を知るべし。』

私たちアナキストもこれに同意するが、教会とは異なり、この真実を宗教にも適用する。だからこそ、アナキストは概して無神論者なのだ。私たちは教会が果たしている破壊的役割を認識し、組織的一神教、特にキリスト教が人々に及ぼす有害な効果について認識している。エマ=ゴールドマンは次のように要約している。

宗教は『理性に対する無知の謀議、光に対する影の謀議、自立と自由に対する服従と隷属の謀議、強さと美しさを否定する謀議、生の享受と栄光を肯定することに対する謀議である。』(前掲書、240ページ)


 さて、教会の果実について考えたとき、アナキストは次のように論じる。

それを根絶し、新しい樹木を植えよう、理性と自由の樹木を植えよう、と。


 とは言うものの、アナキストは、宗教が重要な倫理思想や真実を含んでいることを否定しない。それどころか、宗教は、強力で愛情に満ちたコミュニティやグループの基盤になり得る。日常生活の疎外と抑圧から逃れる場所を提供し、万物が売り物になっている世界の中で行動を起こす指針を提供できる。

例えば、イエスやブッダの人生や教えの多くの側面は、私たちを鼓舞し、従うに値するものである。このことが真でなければ、宗教が単なる権力者の道具だったとすれば、宗教はとうの昔に拒絶されていたであろう。むしろ、宗教は二重の性質を持っているのであり、豊かな生活をおくるために必要な思想と権力護教論の双方を含んでいるのである。二重の性質を持っていない場合、抑圧された側は宗教を信奉せず、権力を持つ側は危険な異端だとしてその宗教を弾圧するであろう。

 実際、弾圧は、急進的メッセージを伝導していたあらゆるグループの運命であった。中世時代、数多くの革命的キリスト教運動と教派が、主流派の教会の確固たる支援を受けた地上の当局によって破壊された。

スペイン市民戦争中、カトリック教会はフランコのファシストを支持し、共和国支持者がフランコ賛同牧師を殺害したと非難していたが、その一方では、民主的に選ばれた政府を支持したバスクの牧師をフランコ軍が殺害したことには沈黙を保っていた(法王ヨハネ=パウロ二世は、死亡したフランコ賛同牧師を聖者に祭り上げようとしたが、共和国賛同の牧師については口を閉ざし続けていた)。

エル=サルバドルの大司教、オスカル=アルヌルフォ=ロメロは当初保守的だったが、政治的・経済的権力が民衆を搾取しているやり方を目にして、歯に衣着せぬ民衆擁護者になった。このために、彼は、1980年に右翼民兵組織によって暗殺された。これは、解放神学(社会主義思想とキリスト教的社会見解を融和させようとして福音書を急進的に解釈した)の支持者の多くに襲いかかった運命であった。

 また、アナキストが宗教に反対だからといって、宗教人が社会を改良すべく社会闘争に参画しないということを意味しているわけではない。全く違う。

宗教人は、教会ヒエラルキーのメンバーを含めて、1960年代の米国市民権運動で重要な役割を演じた。メキシコ革命中のサパティスタ農民軍内部には宗教的信念があったが、だからといって、アナキストが参加しないわけではなかった(事実、農民軍はアナキスト闘士リカルド=フロレス=マゴンの思想に強く影響されていたのだった)。

宗教の二重性質こそが、多くの民衆運動と民衆蜂起(特に農民の)とが宗教のレトリックを使っていた理由を説明してくれる。自分達の信念の良い側面を守り続けようとすることが、地上の不公正と闘うことを決意させたのである。

アナキストにとって大切なことは、不公正と闘おうとしているかどうかであって、人が神を信じているかどうかではない。私たちは、ただ、宗教の社会的役割は叛乱を挫くことであって、勇気づけることではない、と考えているだけなのである。

主流の司祭たちや右翼の司祭たちに比べて、急進的司祭はほんの一握りしかいない。このことが私たちの分析の妥当性を示しているのである。


 アナキストは、教会と従来の宗教が持つ考えに対し徹底的に敵意を抱く一方、民衆が、自分だけで、もしくはグループで、宗教的信念を実践することに異議を唱えはしない。ただし、その実践は他者の自由を侵害しない限りにおいてである。

例えば、人間を生け贄にしたり奴隷にしたりしなければならないカルト宗教は、アナキズム思想とは正反対のものであり、アナキストはそれに反対する。

しかし、平和的な信念システムは、アナキスト社会内部でも調和して存在することができる。

アナキズムの観点は、宗教は何にもまして私的な事柄だ、というものである−−

人々が何かを信じているとすれば、それはその人の事柄であり、他者にその考えを押しつけない限り、他人には関係ない。

私たちにできることは、その考えを議論し、その誤りを説得しようとすることだけである。


 終わりに記しておかねばならないが、私たちは、アナキストであるためには無神論でなければならない、などと述べているのではない。全く逆だ。

A.3.7 宗教的アナキストはいるのか?
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa3.html#seca37

で論じたように、神や何らかの宗教をしっかりと信奉しているアナキストもいる。

例えば、トルストイはリバータリアン思想を献身的なキリスト教信念と組み合わせていた。彼の思想は、プルードンの思想と共に、アナキストのドロシー=デイとピーター=モーリンが1933年に設立し、現在も活動しているカトリック労働者組織に影響を与えた。現代の反グローバリゼーション運動で活発に活動しているスターホークは、アナキスト活動家であると同時に主導的ペーガン(多神教徒)であるが、何の問題もない。

しかし、エマ=ゴールドマンが次のように述べているように、大部分のアナキストにとって、アナキズム思想は論理的に無神論を導く。

『神を否定することは、同時に人間を最も強く肯定することである。
人間を通じて、生・意図・美に永遠の賛同をするのである。』[Red Emma Speaks, p. 248]
http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/faqa25.html

「なぜ、神様は人間を創造したの?」

シュメール神話によれば、神様もまた、粘土をこねて人間を創った。

「なぜ、神様は人間を創造したの?」

というのが、キリスト教徒やイスラム教徒の親が、子供に質問されて返答に窮する素朴な疑問。

それに対して、世界最古の宗教・シュメール神話は、明快な回答を与えている。


「神々が働かなくてもよいように、労働者として人間は創造された」

と、シュメール神話の粘土板には明記されているのだ。


いわく、つらい農作業や、治水事業に従事していた神々からは、不平不満が絶えなかった。

「こんなに俺たちを働かせやがって、どういうつもりだ、コンチクショー」

と怒っていた。

原初の母なる女神・ナンムは、この事態を深く憂慮していたが、「神々の中でも、頭ひとつ抜けた知恵者」と評判のエンキ神は、そうともしらずに眠りこけていた。

あるとき、ナンム女神は、エンキ神をたたき起こして言った。

「息子よ、起きなさい。あなたの知恵を使って、神々がつらい仕事から解放されるように、身代わりをつくりなさい」。

             
母の言葉にあわてたエンキ神は、粘土をこねて人間を創った。

おかげで、神々に代わって人間が働くようになり、神々はめでたく労働から解放された。シュメール神話の最高神である天空の神アン(エンキの父)や、大気の神エンリル(エンキの兄)も、これには大喜び。神々は祝宴を開き、したたかにビールを痛飲して人類創造を祝った(シュメールは、ビールの発祥地でもある)。

このとき、ビールを飲んで酔っぱらった人類の始祖エンキは、地母神・ニンフルサグ(エンリルやエンキの異母妹)とともに、人間づくりの競争をした。


「広げた手を曲げることができない人間」や、
「排尿をガマンできない人間」、
「性器を持たない人間」、
「よろよろして立ち上がることができない人間」

など、いろんな人間が創られたという
(人権擁護団体が聞いたら、激怒しそうなエピソードですな・・・)。
http://blog.goo.ne.jp/konsaruseijin/e/20278c1470953be34e1163edce926967

『アルコーンの本質』 『ナグ・ハマディ文書』より


■3.「不滅性」の自己啓示とアダムの創造


 「不滅性」は下なる領域を眺め降ろした。両性具有のアルコーンたちは、水面に映ったその像を見て欲情するが、弱さのゆえにそれをつかむことができない。アルコーンたちは協議して、土の塵から人間を造り、「不滅性」がそれに近づいてくるようにと策略を立てる。彼らは、彼らの身体に似せて、また、水の中に現れた神の像に従って、一人の人間を造った。

サマエールは人間に息を吹き込み、それによって人間は心魂的なものとなるが、彼はいまだ立ち上がることができない。アルコーンたちは上なる神を欺こうとしてこれらのことを行ったが、これらすべてのことは実は、「万物の父」の意志によって生じたものであった。父からの「霊」が「アダマンティネーの地」(堅固な地、の意)から到来し、それによって人間は生ける者となり、アダムと名づけられた。
アルコーンたちは地のあらゆる獣と天の鳥を集め、アダムに名前をつけさせた。


■4.アダムの楽園への拘禁とエバの創造、「霊的な女」の到来


 アルコーンたちはアダムを拘束して楽園に閉じこめ、

「善と悪の知識の樹から食べてはならない。食べる日に必ず死ぬだろうから」

と告げた。次にアルコーンたちは、アダムの上に忘却をもたらし、アダムの脇腹を開いて、その肋骨を生ける女に変えた。そしてアダムの脇腹に、代わりの肉を詰めた。これによってアダムは心魂的なものとなってしまい、起き上がることができないが、「霊的な女」が到来し、アダムを立ち上がらせる。アダムは彼女を賛美した。


■6.「霊的な女」が蛇になって行なう啓示と楽園追放


 霊的な女は、蛇の、とはすなわち教示者の姿で、アダムとエバのところにやってきた。そして、知識の木から取って食べても

「決して死ぬことはない。なぜなら、彼がそうお前たちに命じたのも、妬んでいるからなのだ。むしろお前たちの目が開くことになるであろう。そして、お前たちは善と悪とを知る神々のようになるだろう」

と啓示する。これを聞いて二人は、知識の木の実を取って食べ、自分たちが「霊的なもの」を剥がれて裸であることに気づいた。アルコーンたちは二人が知識の木の実を食べたのを知り、蛇を呪って、アダムとエバを楽園から追放した。それは、彼らが生活の労苦に追われて、聖霊に心を配る時間の余裕がないようにするためであった。
http://gnosticthinking.nobody.jp/gnosismyth005.html

人類最初の女性 リリス( Lilith )


旧約聖書では、神によってアダムが土から生まれ、その次にイヴがアダムの肋骨から生まれたとされていますが、実はアダムと同様にリリスという土から生まれた女性がいて、アダムと結婚していました。

リリスは、アダムと同様に土から生まれたので、アダムとは対等な存在であるため、アダムとの性行為において、正常位によるアダムの支配的地位を拒否し、彼女は空を飛び、エデンの園を去り、紅海沿岸に住みつきます。


神はリリスを説得しますが、彼女は聞く耳を持たなかったので、罰としてリリスは下半身を蛇に変えられ、毎日おびただしい数の子供(リリン)を産み、そのうち100人を殺される運命を負うことになります。

彼女はこれに大変ショックを受け、海に身を投げて死んでしまいました。 


旧約聖書で、アダムとイヴが禁断の果実を食べるシーンがありますが、この2人をそそのかした蛇こそがリリスの化身なのであります。 これは、パリのノートルダム大聖堂にある彫刻にも、リリスが蛇として描かれていることからも分かるでしょう。
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1033.html


人間は大地母神によって泥から造られて、神々のために「これ(エデンの園)を耕させ、これを守らせ」るようにエデンに置かれた(『創世記』第2章 15節)。


なぜならば神々はたいそう怠惰で農耕をしようとせず、植え、穫り入れ、自分たちに捧げ物をする奴隷が欲しかったからである 。神々は奴隷たちが自分たちより偉くなって働こうとしなくなるのを恐れて、神々の持つ不死の秘密を決して彼らに知らせてはならないことを申し合わせた。エデンの神は、同僚の神々に向かって言った。


「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知る者となった」。

したがって彼は「命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」ので、ただちにエデンの園から追い出さなければならない
(『創世記』第3章 22節)。


蛇の教えは、人間を、生を征服し神のような存在にしたであろうに、これは神々elohimの意志に反することであった。

 『支配者たちの本質』Hypostasis of the Archonsは、蛇は女神のトーテムとしての姿であることを示している。蛇は明らかに、女神の創造した死ぬ運命を持った生物を憐れんで、永遠の生命に到達する方法を教示しようとした。

「女性の霊的原理が『教示者―蛇』の中に入り、蛇は彼らに教示して言う。


『あなたがたは死ぬことはないであろう。神がそう告げたのは、あなたがたを嫉妬したからである。それどころか、あなたの眼を大きく開きなさい。そうすれば、あなたは善悪を識別して神のようになるであろう』」。


そこで「傲岸な支配者(神)」は、蛇と女性を呪ったのである 。

 聖書の物語の現在の型は、太女神と蛇の本来の話を明らかに大幅に改定したものである。バビロニアの図像は、蛇にかしずかれ、人間に不死の食物を捧げている女神の姿を描いている。ピラミッド・テキストは、永遠なる生命の食物を提供したのは蛇であると述べている
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/serpent.html


 ユダヤ・キリスト教において、「この世の天国」とまで謳われたはずのエデンの園は、グノーシスにおいては造物主の牢獄として扱われる。そしてこの《善悪を知る木》の実を食すことを禁じたヤハウェは、先述したように造物主に割り当てられ、人間を無知のままにとどめおく、知識による救済の可能性を閉ざす存在となる。

逆にそれを食すことをそそのかした蛇は、ユダヤ・キリスト教においては人間に原罪を負わせたものとして、忌むべき存在とされていたが、グノーシスではそうではなく、至高神からの人間へ知識を授け、救済への道を開示する啓示的役割を担った聖なる存在へと変貌するのだ。

 忌むべき悪魔のような役割から、救済者として、あるいは啓示的存在としての役割へと一変した《蛇》は、人間が救済への道を切り開くための秘密の鍵を握る存在として、グノーシス主義において神聖視された。尻尾を銜えた円環状の蛇《ウロボロス》は、《完全なるもの》としての意味を含んでいる。

この救世主としての《蛇》は原初においてはソフィアとされた。
http://homepage3.nifty.com/kiraboshi2/Abraxas/Gnosis_intro4.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html#c22

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
468. 中川隆[-6333] koaQ7Jey 2017年10月11日 14:03:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

S氏の相場観 多くの個人投資家が分かっていないこと  10月11日 



アナリストの相場予想が強気一色になってきましたね。

先週までは19500円予想だったのですが、今週になったら21000円予想です。

まあ、既に20800円ですから、強気と言っても大した強気ではないので、特に警戒するほどではないのですが、先週までの弱気予想も手伝って、個人投資家は空売りを増やして来たのだと思うと、本当に残念です。

私の方針は何度も申し上げてきておりますが、あくまでも強気で「押したら買う」所謂押し目買いスタンスでありました。

怖ければ手放しても良いが、空売りだけはしてはいけない相場だと、何度も書いてきました。

「北朝鮮が・・・」とか「もう割安ではない」とか、株を売る理由を探せばいくつか見つかると言えますが「怖ければ手を空けておけば?」という程度であり、空売りで利益を得ようなどと考えるのは、明らかに行き過ぎだと思うのです。

この程度の恐怖で、しかもこの相場で売りで取ろうというのは、どう考えても安易な発想であると思うのです。

何度も書いてきておりますが、買いと、空売りは、単純に真逆の行いではないのです。

説明すると長くなりますし、今までも何度か書いてきている題材ですので、今日は精神面に絞って考えてみましょう。


買いとは、上昇に賭ける訳ですが、他の見方をすれば「発展」に賭けている訳です。

一方売りは、下落に賭ける訳ですが、他の見方をすれば「没落」に賭けている訳です。


両社の違いは述べるまでもありませんが「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」です。

一方は良いところを探し、一方は悪いところを探す訳です。


これは同じ人間の心で簡単に出来るものではありません。


異なる精神状態の売買を同時にこなすというのは、実は非常に難しいものであるのですが、これを多くの個人投資家が分かっていないのです。


正しい投資というのは、日々「買えるものはないか?」と探し続けるか「日々売るものはないか?」と探し続ける事なのです。

そう、私は空売りがダメだと言っているのではなく「マインドはどちらかにしなさいよ」と言っているのです。

おそらく、現時点でも空売りで取れると思います。

ただ、時期は早すぎるのではないかと思うのですよね。

売りでほぼ確実に取れる時は、自民党が勝利し、消費税増税が実行される時でしょう。

買い専門の私ですが、この時ばかりは売りも考えるかも知れません。

増税で、間違いなく個人消費が壊滅的ダメージを受けますので、流石にこれを売りで取らない手はありませんからね。

まあ、他の政策が上手く行って、個人消費がダメージを受けないとか、何か状況が変われば別ですけどね・・・。

さて、とにかく政治は酷いし、個人投資家の売買も酷いと思うのですが、考えを正せばちゃんとやって行けると思うのです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2645.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c468

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
469. 中川隆[-6332] koaQ7Jey 2017年10月11日 14:27:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ピンチはチャンス!「21世紀版ブラックマンデー」が近づいている=藤井まり子
2017年10月5日
http://www.mag2.com/p/money/314055

現状は1987年秋のブラックマンデー直前の状況に酷似しています。

なぜリスクが高いのに、調整しないのか?

9月に入ってから、日本金融村の一部では(まだ一部ですが…)、アメリカ株式市場について、「こんなにリスクが高まっているのに、よくもまぁアメリカ株は高値更新していますね〜」といった、「あきれ気味の言葉」が挨拶代わりになりつつあります。

アメリカ株式市場はもう9年近くも上昇トレンドにあり、さらに直近1年はほとんど調整らしい調整を経験していません。

なぜリスクが高いのに、調整しないのか?

それはおそらく、バブル崩壊を知らない「新しい世代」たちが、アルゴリズム(人工知能)を駆使して、条件反射的に「押し目買い」を続けているのだと思います。

なにやら、1987年のブラックマンデー時の「ポートフォリオ・インシュアランス」を彷彿とさせます。
http://www.mag2.com/p/money/314055

ジム・ロジャーズ氏: 26歳の若者は最高だ2017年9月24日

現在の相場状況で言えることは、若い投資家は株式市場の暴落を経験していないということである。2008年からもう十年近く上げ相場が続いている。そして上げ相場では、その経験のなさが武器になる。ロジャーズ氏は次のように言う。

相場ですべてが上手く行っている時、誰もが26歳の若者を必要とする。強気相場では26歳のトレーダー以上に素晴らしいものはない。特にバブルの時はそうだ。彼らは恐れ知らずだからだ。

彼らはたくさん儲ける。彼らは何故自分が儲けたのか理解していない。だから何故お金を失うのかも理解していない。何が起こったのかも分からないだろう。

経験があるということは良し悪しである。下げ相場を知らない投資家は、上げ相場で恐れることなく大金を賭けることが出来る。その代わり下げ相場で破産する。

事実、20代のトレーダーはリーマンショックさえ経験していない。2008年以降の上げ相場しか知らない、相場が上がることを当たり前だと思っているトレーダーが、投資銀行などのディーリングルームに座り、市場の大きな部分を占めていることには個人的にも危機感を感じている。

例えば、量的引き締めに対する反応が異常に遅かったことも、投資家が低金利に慣れすぎているからではないか。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/6858


要するに

欧米のプロの投資家は完全なアホだから何をやるかわからない。
それで相場はチャート理論通りには動かない。

それが アメリカ株がまだ上がり続けている理由なのですね。


NYダウ 長期 日本エリオット波動研究所
http://jewri.org/category/america/dow/



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c469

[リバイバル3] 新潟のリゾートマンション「ツインタワー石打」 管理組合前理事長が11億円着服 中川隆
11. 中川隆[-6331] koaQ7Jey 2017年10月11日 14:49:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

9割以上のマンションが「修繕積立金破綻」の危機、回避の秘策は
http://diamond.jp/articles/-/145205
2017.10.11 須藤桂一:株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士  ダイヤモンド・オンライン


「破綻」という嫌な響きの言葉が最近はよく使われる。もはやダイヤモンド・オンラインのカテゴリー“政治経済”の中だけには収まらない。分譲マンションに住む企業戦士諸氏は、プライベートでも「破綻」と戦わなければならないのだ。「破綻」をカテゴリー“ライフ”でお伝えするのは心苦しいが、現実を見ないわけにはいかない。

 それが“修繕積立金破綻”だ。

 私は、何年も前から修繕積立金破綻を警告してきたのだが、修繕積立金破綻のリアルは未だに実感していただけていないようだ。

 先月、 大規模修繕工事で、積立金の値上げや、一時金の徴収、果ては銀行借り入れまでさせて

“住民を食い物にする呆れた業界の実態(2017.9.8)”
http://diamond.jp/articles/-/141478

についてお伝えしたが、実は積立金破綻の芽は新築購入の時に既に存在していて、大規模修繕時に突然出てくるものではない。世にあるマンションの90%以上は、その先行きに<修繕積立金破綻>が待っている。それはつまり「長期修繕計画」という、マンションを長く維持していくために必要不可欠のロードマップ自体がフェイクだったということを意味する。

 しかし希望はある。出ている芽をなるべく大きくならないうちに摘めばいいのだ。適切な手を打てば、まだ間に合うケースがほとんどだ。まずは最近の管理組合総会議案書、議事録、長期修繕計画書を見直してみよう。

欠陥長期修繕計画
戦慄の実態

 仕事柄、多くのマンションの長期修繕計画を見てきたが、そのほとんどが同じ末路を辿ることが目に見えている。現在、資金は足りているものの20〜30年後には大幅な資金不足になることが確実なのだ。

 各戸で負担する修繕積立金を20年後には3〜5倍に値上げしなければ足りなくなるところばかり。稀には10倍近く値上げしなければ大規模修繕ができなくなるケースさえあった。私の目には滅茶苦茶に映るものがほとんどだ。値上げではなく、50万、100万といった一時金が計画されているところもある。さらには、値上げと一時金の両方を盛り込んだ、まさにダブルパンチな長期修繕計画も珍しくはないのだ。

 なぜ破綻が目に見える長期修繕計画が横行するのか?

 それは、購入者には知られたくない不都合な事実、業界の裏事情があるからだ。新築マンションの販売時は、マンション購入金額に付随する管理費などの費用は、販売のしやすさを考えればできるだけ抑えたい。

 そこで販売側は、売るだけの事を優先して、将来の大規模修繕工事の修繕費を考えず、低額の積立金を設定しているのだ。購入の数年後に突きつけられる値上げや一時金の要請を認識している購入者は皆無だ。管理費積立金の総額しか見ないから、そんな商売が成り立つ。これは無知に付け込んだ、計画倒産ならぬ「計画破綻」というほかない。30年後にマンション管理組合が破綻しても、販売会社は咎められない。管理会社にとっては逃げ出せばいいだけの泥舟だ。全ては住民の上にのしかかってくる。

 私が見るところ、今後30年間で修繕積立金を値上げせずに破綻しない健全な長期修繕計画を持っている管理組合は、全体のおよそ3%に過ぎない。

8年間で
修繕積立金が4倍に

 私が相談を受けた、一番ひどいと思われる例を紹介したい。築25年、約100uの広々としたマンションを購入した40代前半のご夫婦のケースだ。

 購入当時、月額の修繕積立金は1uあたり150円、ご夫婦の負担は約1万5000円だった。入居3年後、管理組合総会で1uあたり350円とする値上げ案が可決して3万5000円、さらにその5年後、1uあたり600円に値上げされた。

 物価の上昇がほとんどなかった8年間で修繕積立金は1万5000円から6万円になってしまったのだ。ご夫婦が毎月支払うのは、それに2万円の管理費を加えて8万円だ。100uの広さとはいえ築33年のマンション、それに加えて月8万円の固定費がかかる。売りに出しても買い手がつきにくく資産としての価値にも悪影響だ。

 これは決して他人事では済まされない。

 金額の多寡、深刻度の違いはあっても、冒頭で触れたように90%以上のマンションの長期修繕計画には問題があるのだ。そして修繕積立金破綻は家計を直撃する。40代のご夫婦ならまだ先の増収が見込めるだろうが、これがリタイアメントに近いタイミングでの購入であればどうか?月額3万5000円が8万円に跳ね上がれば、修繕積立金の前に家計が破綻してしまうだろう。

収入を増やすか?支出を減らすか?
品質を落とさず支出を減らす秘策

 この破綻をどうすれば回避することができるのか?

 単純な話だ。収入を増やすか支出を減らすかだ。値上げ、一時金、借り入れなどで収入を増やすことは、修繕積立金の破綻は回避できても、家計の負担は増大することになる。だから、収入を増やす方策は、住民にとっては最後の手段、使わないで済むなら使いたくない。

 一方、管理会社にしてみれば、収入増は大歓迎だが、支出を減らすことは売り上げの減少を意味する。支出減に熱心でないのは当然のことで、管理組合の方から積極的に働きかけなければ、そんなことには決してならない。支出にメスを入れなければ破綻は避けられない。それは長期修繕計画の見直しと、修繕積立金会計と管理費会計の健全化を意味する。

 長期修繕計画の見直しは非常に単純な話だ。大規模修繕工事のサイクルを伸ばすのだ。

 今お住まいのマンションの長期修繕計画書を開いてみよう。大規模修繕は何年周期で計画されているだろうか?現在、多くのマンションの長期修繕計画では12年周期としているところが多い。平成20年に国土交通省が策定した長期修繕計画作成ガイドラインのコメントとして「大規模修繕工事の周期が12年程度」とあることが根拠とされている。

 しかし、「12年『程度』」とあるように、これはあくまでもガイドラインで、個々のケースによって変わっていいものなのだ。中には、10年ごとが最適と宣伝している業者もある。ガイドライン策定からほぼ10年が経って実状も変わっている。

 最近では、一般社団法人「マンション大規模修繕協議会」が15年サイクルを提案している。単純に30年スパンで考えてみよう。10年サイクルなら3回、15年サイクルなら2回、この差は大きい。これだけでも住人の負担増と積立金破綻の両方を回避できるケースもあるだろう。

 無駄な支出は、総会議案書でも発見できる。細かいところからいえば、共用部分の電気料金、火災保険料などの見直しが必要だ。省エネ技術、電力自由化によって低減できる支出がある。LED化、契約先、契約内容の変更だ。火災保険の見直しについては改めて詳しくお伝えしたいと考えている。

 “削減の本丸”は管理委託費だ。

 販売時の管理委託費は長期修繕積立金とは逆で、多くの場合、多少なりとも販売会社に関係する管理会社のために詰めの甘い設定となっている。さらに競争原理は働いていないので、その金額に見合う管理がなされていない場合が多い。

 “あなたのマンションは管理会社の「カモ」にされていないか(2017.7.7)” で紹介させていただいたような「管理会社を変える」ことまでを視野に入れて競争原理を導入するなら、破綻回避どころか、数少ない健全な長期修繕計画を持つマンションとして生まれ変わることができる。

 ただし、単に安ければいいのではない、ということは忘れずに。品質を落としては意味がない。管理会社を維持するにしても、変えるにしても、重要なのは適正な金額で適正な管理がなされることだ。現状は、適正を上回る金額で、適正を下回る管理がなされている可能性が高い。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/611.html#c11

[リバイバル3] フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き 中川隆
23. 中川隆[-6330] koaQ7Jey 2017年10月11日 15:02:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

尼僧ヨアンナ(1961)
監督: イェジー・カヴァレロヴィチ
出演: ルチーナ・ウィンニッカ ミエチスワフ・ウォイト アンナ・チェピェレフスカ
https://fmovies.is/film/mother-joan-of-the-angels.kwylr/0o0qq3
https://www.cda.pl/video/138878713

 ポーランドを代表する作家イワシキェウィッチが、17世紀フランスの史実に基づいて書いた短編小説の映画化で、舞台はポーランド北方に置き換えられている。

辺境の尼僧院に赴任しようという司祭スリンは、そこを目前にして近くの宿屋に泊まる。客や従業員たちの間では、院の話題で持ち切りだ。尼僧たちは、院長ヨアンナを始めとして、みな悪魔にとりつかれ、情欲のままにふるまっている。スリンはその悪魔払いのため来たのだが、先任者は完全にヨアンナの魔性に狂って火刑に処されたのだ。彼は悪魔と対峙する前にすでに震えおののく。そして会ったヨアンナは、平常時は美しく淑やかだが、ひとたび、その魂が悪魔を呼べば獣のように肉の交わりを求めて這いずり回るのだ。

自分を、そしてヨアンナにも、鞭打ってその誘惑を振り払わせる苦行を強いるスリンだが(白い聖衣が干している選択部屋の隅と隅に分かれてのシンメトリックな構図)、次第に彼女らの内奥にある魂の真実の叫びが彼にも届き始める。そしてヨアンナの中の悪魔を自ら引き受ける事でしか、彼女を解放する術はないと信じたスリンは、彼女を抱いて悪魔と一体になり、罪のない従者と宿屋の下男を殺す。その血によって彼の内に封印された悪魔は、やがて彼に下される火あぶりの断罪に彼と共に昇天するであろう、そんな余韻の中に映画は終わる。

果たして、悪魔とは字義通りのそればかりでなく、たとえば、カソリック教義自体が内包する神や悪魔を弄ぶ矛盾、ナチの残虐行為からスターリン圧政に連なるポーランドの問題を意味する言葉でもあろう。東欧映画に共通する理詰めの放縦とでも呼びたいカメラの運動にも圧倒される、鬼才カワレロウィッチによる真の恐怖映画。主人公が自分とそっくりの顔をしたラビ(ユダヤの僧侶)に教えを請うシーンが印象的。


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カメラに頭を向けて腹ばいで床に倒れている男という奇妙な構図のショットから始まる本作は、全編にわたって空間の深さを意識した構図を用いており、カメラの動きもそれに追従している。また、文芸作品らしいリアリズムで、SFX一切無し(逆廻しも無し)なのだが、ここまで得体の知れない存在を感じさせるのは流石である。観客を惑わす編集や、フレーム・イン、妙なタイミングが満載で、楽しめる。

苦悩に満ちながらも、どこか笑っているように見えるヨアンナの演技が怖い。村人たちの方も病的に見えるが、彼らは単純に欲や愚かさ(俗世界)を示しているのだろう。モノクロの、時に非現実的な色彩が、ポーランド映画のもつシンプルな画面によってより象徴的に、そして無機的に働いて、極度に精神的な中世ヨーロッパの雰囲気を上手く表現していた。何と言うか、ベルイマンの簡潔な世界観を物語的にしたような作品だった。


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童貞僧スリンに出会って恋に落ち、生理が始まってしまったヨアンナが、その経血を壁に塗り、悪魔に取り憑かれた笑みをたたえる有名なシーンが忘れられない。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16926

修道院に悪魔祓いのために派遣されるスーリン神父は,その途中の宿屋で,怪しい噂を耳にする。修道女たちに悪魔が憑き,みな裸で踊り回るなど狂乱状態だ。とくに尼僧長のヨアンナには,いくつもの悪魔が住み着き,どんな悪魔祓いの儀式も功を奏さない。神父の前任者も,このヨアンナの妖気に惑わされ,狂い死んだのだという。

不安でいっぱいの神父が,修道院で実際に出会ったヨアンナは,普段は魅力的な瞳を持った淑やかな女性。しかし,いちど悪魔が乗り移ると,野獣のように唸り,呪いの言葉を吐き,ほかの修道女とともに荒れ狂うのだ。

はじめは,教理に則って,公開の悪魔祓いの儀式をおこなうスーリン神父だったが,全く効き目がないことを悟ると,密室でのヨアンナとの一対一の対決を試みる。そして次第にヨアンナの苦しみ,真実の声を知るにしたがい,自らがその悪魔の犠牲になるほかに,ヨアンナを救う道はないと知る。

ついにそのときは訪れ,ヨアンナと抱き合った神父は,体の中に悪魔たちが乗り移るのをはっきりと感じる。その後,すっかり普通に戻ったヨアンナに対し,悪魔を受け入れた神父は,内なる悪魔との戦いの中で疲れ果て狂乱。ヨアンナの肉体に戻ろうとする悪魔を自らの内に永遠に閉じこめるため,悪魔にすべてを売り渡す。悪魔は神父に従者ら二人の少年を殺害させ,ふたたびヨアンナも狂うが,しばらくののち元に戻り,その後は長く修道院長をつとめる....。

http://www.tomita.net/review/y980318.htm

この作品はケン・ラッセル監督が1971年に撮った「肉体の悪魔」のルーダン憑依事件の後日談と位置付けられる作品。

この作品自体は1960年に作られた作品なのでケン・ラッセルの作品とは全く関係ない。しかし、ルーダン事件で尼僧院長ジャンヌ(ポーランド語でヨアンヌ)がグランディエ(この作品ではガルニェツ)の魅力に惑わされ、尼僧院全体がいわゆる集団ヒステリー状態に陥る。グランディエが尼僧に悪魔を憑かせた張本人として火刑に処せられる。

この作品ではガルニェツ(グランディエ)の火刑の後の話として展開する。

ヨアンナは依然として悪魔に憑かれた状態で神父スーリンが悪魔祓いに向かう。尼僧院で神父たちが繰り広げる悪魔祓いの演出は最高。教会の石畳に十字架のように横たわる尼僧たちを上から見つめるように撮るシーンは幻想的というよりはサイケな感覚の方が合っていると思う。

そして、ヨアンナの尋問でヨアンナがブリッジの格好になり悪魔の声で応じるシーンはウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」の階段をブリッジで降りるシーンとして完全に活用されている。

悪魔憑きが女性の男性に対する愛情や情欲であることはストーリーが進む中で明らかにされていくが、スーリン神父自体もヨアンナに魅了されていき悪魔に憑かれるという展開は、何とも「性(サガ)」を表しているようで物悲しさもある。

ヨアンナを演じたルチーナ・ヴィニエッカは同監督の「夜行列車」に引き続き妖しい魅力を出しており最高だった。さすがイェジー・カバレロビッチ監督ストーリー展開も映像の表現力素晴らしく一気に観てしまう傑作だ。


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17世紀のフランスで起こった“ルーダンの悪魔憑き事件”。これを題材にした有名な映画が2作あります。本作「尼僧ヨアンナ」と「肉体の悪魔」です。

この2作の間には、大きな違いがあるのですが、まず時系列で考えた時、「ヨアンナ」は「肉体の悪魔」の後日譚と捉えることができる、という点があります。 といっても、安易に〔続編〕と呼ぶことはできません。

「尼僧ヨアンナ」の原作は“ルーダンの悪魔憑き事件”をポーランドの作家イヴァシュキェヴィッチが独自の解釈を交えて書いた小説です。例えていうと、「赤穂浪士事件」に対する「忠臣蔵」のようなもの。一方「肉体の悪魔」の原作は、オルダス・ハクスリーが綿密な取材をもとに執筆したノンフィクション。舞台や世界観、登場人物の名前も違います。例えば;


  『肉体の悪魔』        『尼僧ヨアンナ』

  地方都市ルーダン   →  ルーディン(映画ではポーランドの無名の寒村)

  修道院長ジャンヌ   →  ヨアンナ(ジャンヌのポーランド語読みですね)

  グランディエ司祭   →  ガルニェツ神父

  イエズス会士・スラン →  スーリン神父

 (スランは原作のみ登場)


「肉体の悪魔」は、グランディエ(ガルニェツ)が火刑にされたところで終わります。一方「尼僧ヨアンナ」は、ガルニェツの死後、新たな悪魔祓い士としてスーリン神父が来るところから物語が始まります。

「肉体の悪魔」はフランスの地方都市(しかもかなりアヴァンギャルドなセットデザイン)が舞台で、映画のタッチは極彩色のエログロ絵巻。


「尼僧ヨアンナ」は東欧的な世界観の荒涼とした風景の中、モノクロの美しい画面であくまで静謐に、狂気が描かれます。この両作品の世界観・イメージはあまりにもかけ離れすぎているので、即・続編と捉えるにはかなりの抵抗が感じられます。しかし、これは多元宇宙的な世界観の中で展開する“ルーダンの悪魔憑き事件”を様々な視点から視ている、と考えれば、これほど面白い比較鑑賞法はなく、この事件を元ネタにしたと言われる「エクソシスト」も“ルーダン事件”の時空を超えた一面(憑かれた少女がとるリアクションの数々や、退魔士の神父の交代劇、といった展開は“ルーダン”事件そっくり)と解釈すると、メチャクチャ面白い映画の楽しみ方ができる、と言えないでしょうか?


本作「尼僧ヨアンナ」の魅力は、イェジー・カワレロウィッチ監督の手腕による、まさにアート映画と呼ぶにふさわしい、ゾクリとする程美しい映像の数々だと思います。


荒野の真ん中にポツリと建つ、白い修道院の幻想的な風景。


楚々と登場した瞬間から、その静かな貌に宿した狂気のまなざし。

ヨアンナ演じるルチーナ・ヴィニエツカのこの演技力!


「肉体の悪魔」でせむしのジャンヌ僧長を演じたヴァネッサ・レッドグレーヴの怪演も鬼気迫るものがありましたが、ヨアンナの貌に突然悪魔が現出するシーンの表情など、本当にコワイです。名女優相譲らず、の感・無量です。


悪魔が“女の血をかきたてて”白亜の壁につける「血の手形」。

礼拝堂の床に、腕を広げてバタバタと倒れる尼僧たち・・・真っ白い十字架が累々と横たわっているようです。

悲しみと嘲りがめまぐるしく交錯する、美しきヨアンナの大写しの貌。

そして、映画のラストで、ヨアンナを救うためにスーリン神父がとった行動とは・・・。


この映画は「悪魔憑き」という設定を通して神や悪魔の存在、そして愛とは何なのか・・・といった哲学的なテーマを問いただしているように思えます。 「肉体の悪魔」では、悪魔の存在そのものの問いかけよりも、「悪魔憑き」を政治的な陰謀に利用する人間たち、またその権謀術数により運命が狂わされていく人々のドラマを描いた作品だった、といえそうです。 同じ題材を扱っても、作品というものはここまで変わるものなのですね。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0036SKPYY/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=B00005FW0M&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=0HJ33FGV1K0PYW9M5K1E


  かねてその評判は高いが、日本ではこれまで部分的引用でしか知られていなかった歴史人類学の大著、ミシェル・ド・セルトーの『ルーダンの憑依』(みすず書房 6500円+税)がはじめて全訳された。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%86%91%E4%BE%9D-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC/dp/4622073978


「ルーダンの憑依」は、十七世紀フランスの田舎町の女子修道院で起きた、歴史上もっとも有名な集団的悪魔憑き事件である。

十七人の修道女からなるウルスラ会修道院に、数週間前に亡くなった告解師の亡霊があらわれた。霊はしばらく修道女のベッドの脇で泣いた。別の亡霊が次の日真っ黒な球のかたちで修道院の食堂にあらわれ、二人の修道女を乱暴に地面に押し倒し、その肩に乗った。やがて修道女たちの肉体と精神に奇妙な変調があらわれ、次々に判断力を失い、全身がすさまじい痙攣に襲われた。

 教会の上層部は動転し、調査をした結果、この事件の犯人は悪魔だと判断した。「悪魔祓い」が専門僧の手で行われた。 悪魔に名を名乗るように命じると、「神の敵だ」という。悪魔にとりわけ狂った院長の体から出るように命じると、院長は暴れ回り、吼え、歯をきしらせ、奥歯が二本欠けた。 悪魔と何度か問答を重ねた末、悪魔を彼女の体内に入れたのは、ユルバン・グランディエという別の教会の司祭であると判明した。


「彼女たちは叫び、(略)グランディエを探そうとして、修道院の屋根に駆け上がり、また肌着だけで木の上に、それも枝の先の方までよじ登ったのです。そこで恐ろしい叫び声を上げながら、風や雨に耐え、何も食べずに四、五日も留まっていた」という。


 この悪魔憑き事件は、たちまちヨーロッパ中に知れ渡り、ルーダンの街に何千もの野次馬が押しかけた(修道女が教会の尖塔に上り宙を飛ぶなどのウワサが広まった)。野次馬は何日も泊りがけで狂える修道女を見物した。野次馬に見られながら、修道女は吼え叫び、土の上でころげまわり、足や手を組み合わせ、足の裏をくっつき合わせたりした。卑猥なようすで舌を出し、つばを吐き、冒涜的な言葉を吐きちらかした。ミサの最中に、足と頭のてっぺんだけで背面位の体を支え、その体勢で階段をかけ上がり祭壇の上で司祭の服を引きミサを妨害した。

 やがて、修道女たちには、一人に何人もの悪魔が乗り移って(多い人には九人も)いるとわかる(悪魔がそう告白する)。修道女たちとグランディエとの対決が行われ、グランディエがどう否認しても、彼が悪魔に使われている証拠が次々に出てきた。六人の悪魔とグランディエが署名した「契約書」すら出てきた(「神を否認して悪魔に仕え、できる限りの悪を尽くし、なろうことなら人間でなくなり悪魔になることを願う」)。グランディエは、ルイ十三世直々の指名による特別法廷で魔法使いとして裁かれた。一カ月余の審理を経て(書類の読み上げだけで十八日間を要し、喚問した証人は百人をこえた)、膨大な証拠(悪魔との契約書など)によって、火刑による死刑が宣告された。刑は一万人以上の見物客の前で執行された。


 裁判中に、修道院長と修道女の一人が、無実のグランディエを告発して罪におとし入れたと告白したが、その告白も、魔法使いの魔力を証明するものとされ何の影響力も及ぼさなかった。

 この異常な事件は、欧米では繰り返し検証の対象となり数々の論文や小説が書かれた。映画も(カヴァレロヴィチ「尼僧ヨアンナ」、ケン・ラッセル「肉体の悪魔」)作られ、オペラも(ペンデレツキ「ルーダンの悪魔」)作られている。 本書は、驚くほど浩瀚な資料によって、この事件の背景を深く深く掘りさげている。なるほど名著といわれるだけのことはある。

 この事件をもっと大きな構図で知るためには、ポール・ケーラス『悪魔の歴史』(青土社 2718円+税)をあわせ読むとよい。悪魔という観念が、どれほど人類の頭を狂わせてきたかがよくわかる。特に、宗教改革と反宗教改革の時代は最も、悪魔観念にとらわれていた時代で、カトリックもプロテスタントも互いに他を悪魔とみなしていた。ルーダンは実は宗教戦争の最前線で、ついこの間まで、両教徒が殺し合いを続けていた場所だった。

 今世界で一番悪魔の存在を信じている人が多いのはアメリカで、半数以上の人がそれを信じている(ハリウッドは悪魔映画でいっぱい)。かつてアメリカ人にとって悪魔はソ連であり共産主義だった。いまは何なのか。テロリストであり悪の枢軸国家だ。イスラム原理主義者もアメリカは悪魔の国と信じている。だから殺し合いがつづく。

http://blog.livedoor.jp/phoyipsnoons/archives/64959390.html

『肉体の悪魔』の原作はオルダス・ハクスレーの『ルーダンの悪魔』という歴史研究書。 『ルーダンの悪魔』はルイ14世時代のフランスの修道院で実際に起きた悪魔憑き事件を、20世紀の視点で冷静に分析した本。

 田舎町ルーダンにやって来たセクシーな司祭(オリバー・リード)は町中の女たちを熱狂させた。その熱狂は男子禁制の修道院内にも感染し、なかでも修道院長(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)は一度も会ったことのない司祭に恋焦がれ、彼に犯される淫夢を見るほどだった。

 ところが司祭は極秘にある女性と結婚してしまった。司祭のファンたちは嫉妬に狂い、精神の均衡を失う。 中央政府は、それが女性たちの性的欲求不満による集団ヒステリーだと知っていたが、権力を持ちすぎた司祭を葬るために政治的に利用する。 司祭が悪魔に魂を売って、修道女たちに悪魔を取り付かせたのだと。そして、政治ショーとしての悪魔祓いと魔女狩り裁判が始まる。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20090321


われわれ人類と悪魔との契約を記す文書で、今日まで遺されているものは数少ない。冒頭に掲げたユルバン・グランディエによる一書は、そのなかで最も明確に形を留めたものとされている。

このユルバン・グランディエなる人物は、十七世紀フランスを揺るがしたかの有名な「ルーダンの悪魔憑き」事件の被告であり、一六三四年に同市で火刑に処された札付きの放蕩司祭としてよく知られている。

 彼がサン=ピエール・デュ・マルシェの教区司祭に任命されたのは一六一七年、二十七歳のときであった。栄誉ある就任は彼の自尊心をしばし満たしたが、だからと云い、ひきかえにその美しい面貌を自然に朽ち果てるまで聴聞室の翳がりに埋れさせるつもりはまったくなかった。


 「いや聴罪司祭とは、その気になりさえすればあまたの女と一戦交えるのにこれほど都合のよい地位もあったものだ。まさしく俺にふさわしい、神が与えてくださった恩寵に違いない」


 という次第であり、以来、彼は自ら定めた勤行に忠実にはげむこととなった。のちの裁判が決めつけたような悪魔との取引こそなかったものの、それとは別に、彼は神のことなど識りはしなかったのである。

 この新任の司祭は、手始めとばかり、悔悛に訪れる娘たち次々とものにしていった。とりわけ王室顧問官の娘マドレーヌ・ド・ブルについては、その愛人関係を公けにして憚らなかったという。


 このようにしてグランディエは就任後の数年を思いのままに過ごしたのだが、やがて普通の女では飽き足らなくなってきたちょうどその折、一六ニ六年、同市にウルスラ会修道院が新設された。純潔の砦に集いし十七人の乙女たち――とりわけ「天使のジャンヌ」の誉れ高き院長ジャンヌ・デ・ザンジュのみずみずしい横顔は――さしもの女に食傷気味であったドン・ファンの裔にとっても、新たな意欲を掻き立てるに足るものであったらしい。それが司祭にあるまじき涜神行為になることなど、彼にとってはどうでもよいことであった。


 それにしても彼は、一体どのようにして院長のみか他の修道女たちをも芋蔓のごとく籠絡せしめたのだろうか。いかに名うてのプレイボーイといえど、たしかに悪魔に縋ったような話ではある。それゆえ彼がうまくやってのけた際には、いかなる手管を用いたのかは大いに人の怪しむところとなった。

 この一件はそれだけでは済まされなかった。さすがに聖ウルスラの美名を汚し、その験力をも侮ったとなれば、因果も来たりて誅槌を下すというもの。当初はグランディエに心底惚れ込み、修道院長の地位を譲り渡そうとさえしていたジャンヌであったが、グランディエを御するなどとうてい適わぬこと。頭を冷やして考えるならば、自分といい後輩たちといい、とんだ不始末をしでかしたものだ。このままでは世間の恥さらし、かくなるうえは すべてはグランディエと悪魔の謀りごとに帰してしまうのが上策であろう――というわけで彼女たちは、「悪魔憑き」のシナリオを描いた謀殺者らと利害の一致を見た。

 だが、グランディエの禍根はそれだけではない。誘惑者として中傷と非難を集めるかたわら、彼は政治家として、また著述家としても敵をつくることに余念がなかった。

 政治家としての彼は、聴聞を通じて地方要人の妻たちとのコネクションをつくりあげ、間接的に影響力を行使した。これは、ルーダンにもともといたカプチン会やカルメル派にとっては、あの学者面をした色男に女性告解者をことごとく奪われ、著しく影響を減退させられたかたちとなる。また当地のカルメル派の収入源であったノートル・ダム・ド・ルクヴランス(健康回復の祈祷を受ける聖母)というマリア像も、グランディエの嘲笑の餌食となり験力を失った。

 グランディエは執筆活動も精力的に行った。自由主義的な論文や風刺詩といったものに本領を発揮し、もう一つ機縁があったなら、同じイエズス会士であったルネ・デカルトやあるいは諧謔の思想家フォントネルのようなリベルタンとして名が挙がったかも知れないのだが、あくまでローカルな諷刺家に留まった彼は、当然の帰結として地元政治家や聖職者たちに疎まれる結果となった。

 総じて、彼は誘惑や挑発には長けていたが、保身のすべをまったく知らず、その子供のような無防備さゆえに、自ら火刑場の薪を積み上げていったのである。

 それでも、彼の著作のなかにはマドレーヌ・ド・ブルのために書かれたという『聖職者の妻帯権を求める訴状』といったものまで含まれているのを見るならば、この放蕩者にもそれなりのポリシー、内的な一貫性があったことを認めなければならない。

 「若い男性に禁欲を強いるということは、羊に向かって空を飛べと云っているようなものではないか? 羊を崖に追い立てたところ墜落して死んでしまったとしたら、その責任は羊ではなく牧者にあるのではないか? そのような馬鹿げた不可能事は信仰とは何の関係もない。

 読者諸賢よ、性欲、食欲、名誉欲といった欲望は、それが美辞麗句や欺瞞によって隠蔽されている時にこそ毀めるべきなのであって、それ自体は罪でないばかりか恥ずべきことですらない」

 してみれば、愛人との関係をとりたてて隠さなかったのも、彼なりの誠実さだったのかも知れない。とはいえ、彼の時代そして地位において、そんなことが理解されるはずもなかった。グランディエに対する共同体からの排除は、「魔女裁判」という最も陰惨なかたちで今しも始まらんとしていた。天使たちもまた沈黙のうちに彼の謀殺を許した。グランディエは、手遅れにならぬうちに自制を知る機会を、遂に得ることができなかった。

 ウルスラ会修道院の聴罪司祭であったミニョン神父が、最初の告発者となった。彼もまたグランディエと土地を争い、嘲笑を浴び、従姉妹を誘惑された、つまりはグランディエがつくった敵の一人であった。ルーダンで起こった悪魔憑きのすべては彼が仕組んだ芝居であったが、のちに同類の訴訟が積み上げられ、それは退け難いものとなった。

枢機卿リシュリューは彼の風刺文に恨みを抱いていたし、検察官は娘を孕まされた復讐をする絶好の機会であった。そのうえフランチェスコ会、カプチン会、そしてグランディエ自身の属するイエズス会の神父までもが告発者のリストに名を連ね、グランディエの甘言を信じたために悪魔に憑依され翻弄されたという、かつて彼に捨てられた女たちが次々と証言台に立ったのである。
http://www.geocities.jp/mezusinnou/kaie05.html


尼僧ヨアンナ / イエジー・カワレロウィッチ監督の最高に美しい白黒映画


1960年ポーランド映画。何度も見ているが、これほどの美しい白黒映画を知らない。見る度に新鮮な感動を覚える。全編、考えぬかれた構図がぴたっと決まっていて、そんなところからもこの映画美に引きずり込まれる。

中世のポーランド、辺境の寒村の旅籠にスリン神父(ミエチスワフ・ウォイト)が着くところから映画は始まる。村の尼僧院の僧院長のヨアンナ尼に悪魔が乗り移っている。スリン神父は彼女の悪魔払いのためにはるばるやって来た。スリン神父は僧院で生まれ育った女を知らない敬虔なキリスト教徒であることをみこまれたらしい。前の教区司祭が夜な夜な美しいヨアンナ尼の寝室に忍び込んだために、彼女の肉体に悪魔が乗り移ったと村人は噂している。


旅籠から見ると小高い丘の上にその僧院はあり、中間あたりに、前の教区司祭が火あぶりの刑に処せられた刑場が今も残っている。その横を通って、僧院についたスリン神父はヨアンナ尼と対面する。対話が進むにつれて、ついに悪魔が本性を表して、神父に挑発する言葉と石壁に血の手形を残してヨアンナ尼が立ち去っていく。この時の映像が様々に媒体に使われているので、目に焼き付いている。

二人は誰も入れない広い屋根裏部屋で、苦行を続けるうちに、通いあう心が芽生える。ついに、口づけをきっかけに悪魔はヨアンナ尼からスリン神父の肉体に乗り移る。神父はヨアンナ尼への愛ゆえに、悪魔を自分の肉体に留め置こうと決意する。ヨアンナ尼を救う道はそれしかないことを悟って、悪魔と取引をする。取引の条件は殺人の罪を犯すことだ。スリン神父は二人の村人を斧で殺害して、ヨアンナ尼を悪魔から救う。

途中、悪魔払いに自信を失って、ユダヤ教の司祭を訪れて助言を求める。 ここでユダヤ人司祭はキリスト教徒のユダヤ人迫害を持ち出して、話しは決裂する。このシーンもあって、この映画はキリスト教徒の自己分析の映画ではないかと思った。根底にはナチスドイツのホロコーストがあるのかも知れないが、作者は普遍的なレベルを問題としているように思えてしかたがない。というのも、今見ても鮮度を失っていないと感じるから。

http://page.sgy3.com/index.php?ID=1162


中世末期。ポーランドの小村にあるウルシュラ修道院の尼僧長「天使の」ヨアンナの身体には6体の悪魔が憑いていた。悪魔はときとしてヨアンナの意識をのっとり、彼女に悲鳴を上げさせ身体を操った。彼女のほかの尼僧たちにも悪魔は憑き、修道院内は悪魔憑きの病的な空気に深く包まれていた。事態を収拾するため教会から派遣されたスーリン神父はヨアンナに憑いた悪魔を祓う祓魔式に臨むことになる。

スーリンが修道院に向う途中で聞くヨアンナの噂は不穏だったが、実際に彼女と面会してみればそこには憔悴した一人の尼僧がいるだけだった。しかし面会が終わり、神父が十字を切ったとき彼女は豹変する。表情は一変して恐ろしい形相となり、魂の奥底まで覗き込むような凄まじい目つきで神父を睨みつける。彼女に憑いた悪魔が目覚めたのだ。悪魔は彼女の口を借りていうだろう、「そう簡単に俺をこのかわいい体から追い出せると思うなよ」と。

ヨアンナの祓魔式は公開される。興味本位で集まる野次馬たち。ヨアンナをはじめほかの尼僧たちに憑いた悪魔たちまでもが暴れだし、修道院内は狂気のるつぼと化して儀式は失敗に終わる。スーリンは公開をやめ、屋根裏の密室での祓魔式に切り替える。時間をかけ相手の話に耳を傾け、精神を落ち着かせる。これは現在でいうカウンセリング式の精神療法によく似ている。面会を重ね、ヨアンナの人となりを知るにつれ神父に募っていく彼女への思慕の念。何としてでもヨアンナを癒し、彼女を聖女にしたい。その思いが嵩じたために、予想外のおそろしい事態を招いてしまう。

この小説は実際にあった悪魔憑きの事件を著者がアレンジして小説としたもので悪魔に直面した神父が自らの信仰を自問し、女への愛情を自覚する内面探求の物語となっている。これは著者の文学の特徴であって訳者は巻末の解説で著者についてこう述べている:

イヴァシュキェヴィッチの小説は、ポーランド近代文学が自らの宿命とみなしてきた政治性、愛国憂国亡国の問題、祖国の蜂起や戦争をめぐる主題などをそれ自体として全面に押し出すことがほとんどない。時局に対応して、作者自ら政治的寓意を含ませるということもほとんどなかった。焦点をあてられるのは、常に、愛や死、歴史の無常、あるいは美の衝撃に直面した個人の内面劇であった。


きわめてショッキングな内容を扱ってはいるものの、この小説においてもっとも注目されるのは結局はスーリン神父の内面の問題であり、悪魔憑きの事件は彼にとっての契機としてあるに過ぎない。

悪魔とは何であるか。それは誰のなかにも棲んでおり、われわれを日々罪へと誘惑する囁きのことではないのか。ヨアンナは敬虔な尼僧だが、彼女も人間であって傲慢さと無縁ではない。その弱点を意識しすぎるあまりの狂気の発作、それこそが悪魔の正体ではなかったか。

かつてスーリンの前に祓魔式に臨んだ美男の神父は、尼僧たちの関心を惹きすぎたために断罪された。女だけの閉鎖的な空間で厳しい戒律に縛られて続く禁欲的な日々。それが若い女たちの自然な欲求を歪め、集団ヒステリーを引き起こしたとしても異常とは思えない、むしろ自然な反応だと管理人には思える。最初の祓魔式の恐ろしいような狂気のカオスも集団ヒステリーの場面と捉えられなくはない。

修道院をときどき抜け出しては村の庶民たちと他愛ない噂話に興じて憂さ晴らしをしていたある尼僧だけは、悪魔憑きと無縁な健康体でいるという設定に注目すれば、管理人と同じ見解を著者もこの事件に関してもっているように思える。それにしても最後に勝利したのは悪魔だったのか、人間だったのか。

http://epi-w.at.webry.info/201104/article_1.html

フロイト的抑圧の光景 / 「尼僧ヨアンナ」 イェジー・カヴァレロヴィチ


フロイトそのまんまに、まずは書いていこう。もともと人間の「性」は抑圧されている。

そうしないと、秩序はうまく保たれないからだ。宗教や法や政治というのは、そのような「性」を封じ込めて、それで社会全体がうまく機能するようにするためのものといってよい。

そういう抑圧のシステムの中では、男性の側から一方的にみると、この映画の冒頭の下卑た宿屋の主人のセリフにあるとおり、女性というのは聖女であると同時に淫らな存在である。社会的な禁忌を破るものはすなわち「悪」であるとするならば、そのような性的な存在である人というものは、映画の中でカトリックの僧侶の主人公と問答をするユダヤ教の僧侶の認識とおり、もともと悪を秘めているし、そもそもそれが前提となって世界は出来あがっているということになる。


さらに、性的な抑圧は、時にそれがうまく機能しないと、人間の精神に破綻をきたすこともある。フロイトは単刀直入に、精神病の病理を性に結びつけて考えた。


この映画は、カトリックの修道院が悪魔に獲りつかれているため、その修道院に派遣されてきた僧侶の破滅の物語。
悪魔につかれた尼僧ヨアンナに、悪魔払いの様々な努力をするが、そのうちに僧侶自体がその悪魔に取り付かれていくという筋書きなのだが、映画のテーマは、性的存在である人間の悲劇といったところかと思う。

映画の観方は様々でよいと思うが、共産主義体制の抑圧の風刺うんぬんはちょっとピントがずれていると思う。この映画の取り扱っているのは、もう少し人間の禁忌の起源に触れるようなものであろう。

単純といえば、単純。

宗教と性・・・そのまんまフロイトのテーマである。


荒涼としたポーランドの風景に、精神の破綻を来たした女性の悪魔劇が延々と続いていく。そして、性的なものから隔絶した存在であるべき僧侶が、尼僧との対峙を通じて、人間の暗い性の世界に落ち込んでいく様を、完璧なカメラワークと清みかえったモノトーンの画面の中でゆっくりとゆっくりと描写していく。

悪魔に憑かれる、すなわち精神に破綻を来たした尼僧たちが、躍動する女性としてむしろ魅力的にみえるのは自分だけではないはず。それはこの映画の監督の狙いだったと思う。

http://masterlow.blog74.fc2.com/blog-entry-165.html

「悪魔憑き」の現象という戦略 ―― 封印され得ない欲望系との折り合い


  1) 閉鎖系の空間状況下での修道女たちのストレスと、ガス抜きされねばならないという構造性


 この映画を今回観直していて、私の脳裏を過ぎったのは、ピーター・ミュラン監督の「マグダレンの祈り」(イギリス・アイルランド合作映画・2002年製作)の幾つかのシークエンスである。

 それは、アイルランド各地から「非行少女」を強制隔離して、「堕落したあなた方も、信仰を取り戻すでしょう」と言い放つ、シスター・ブリジッドの訓示によって開かれた「マグダレン修道院」の苛酷な物語であった。 「未来の修道女」を目指すことを強いられる「非行少女」たちの実話であるから、観ていて余計総毛だったものだ。 とりわけ、修道院のルールに背いた「未来の修道女」に対するシスターたちの「教育」は、彼女たちの若い自我を壊しかねないほどの陰惨さに満ちたものだった。


 洗濯場で全裸にされた娘たちを一列に並ばせて、シスターが吐き出す言葉の暴力は殆んどサディズムと言っていい。

 「オッパイが大きすぎる子がいるわね。

フランシスは意外ね。こんな貧弱なオッパイは見たことはないわ。乳首もないわ。
見た?普通じゃないわ。ハハハハ。

一番のぺチャパイはフランシスね。一番のデカパイは?・・・」


 シスターによって、「陰毛賞」という低俗なるネーミングによるヘイトスピーチが吐き出され、その対象となった「未来の修道女」は泣き出すばかりだった。


 このエピソードで瞭然とするように、「マグダレン修道院」では、シスターを頂点とする「権力関係」が形成されていて、ここに寄生する修道女たちの日頃の不満やストレスをガス抜きする手段として、「未来の修道女」に対する陰湿な虐めや暴力が日常化しているという現実があった。 いや寧ろ、「権力関係」を保持する「潤滑油」として、この類の暴力が常態化していたと言ってもいい。

 ここで重要なのは、修道女たちのストレスが、このような方法論によってガス抜きされねばならないという、その構造性そのものである。 そこでは、厳然たる「権力関係」が存在し、閉鎖系の空間状況を現出させていた。 そして「権力関係」を補完的に強化するシステムが殆んど万全であり、何よりも、「不道徳なる娘たち」を矯正するという大義名分があった。 そして、このような施設の存在を認知する社会的背景があり、そこに送り込まれた娘たちの親族の、堅固な協力体制が厳然と存在していたのである。

 以上の言及は、1996年に閉鎖されたアイルランドの修道院の実話についてのもの。 ここからは、本作の修道院のケースを見ていきたい。


 2)「悪魔憑き」の現象という戦略 ―― 封印され得ない欲望系との折り合い


 本作の時代背景は17世紀半ば。 場所は、ポーランドの寒村の尼僧院。

 映画を観る限り、この尼僧院には、「マグダレン修道院」のような堅固な「権力関係」が存在したとは思えないし、まして「未来の修道女」に対する陰湿な虐めや暴力が常態化していた訳ではない。 いや、それ故にこそと言うべきか、尼僧院内部の閉鎖的環境下で生活する尼僧たちにとって、色彩感の乏しい日々の累積の中でストックした、様々なストレスを解消する手立ては相当に限定的であっただろう。 しかし、その限定性は相対的なものだった。 そこが、「牢獄」の如き「マグダレン修道院」の閉塞性と分れていたのである。

 個々人の欲望系が、抑性的に処理される技術のみが求められる生活の日常性は、そこに特段の破綻を来たす事態が招来しなければ殆ど問題ないが、閉鎖的環境下で許容された自由の濃度が相対的に深かったならば、却って、個々人の欲望系の出し入れが恣意的になりやすく、抑性的に処理される技術のコントロールも困難になるであろう。


 「聖」の象徴としての尼僧院が建つ丘の下に、まるで対極の構図のように構える、「俗」の象徴としての木賃宿。 そこに通う僧院の門番の話によると、尼僧院では、夜間でも門を閉めないから出入り自由であり、肉食も自由であると言う。 即ち、尼僧院の尼僧の個々人の欲望系は、「絶対禁欲主義」の縛りから相対的に解放されていたのである。 まして、美しい女性の尼僧院長であるヨアンナの下で、先の「マグダレン修道院」のような堅固な「権力関係」が形成されていた訳ではなかった。 尼僧たちは、適度なガス抜きを愉悦していたのである。

 現に、「聖」の象徴としての尼僧院に暮らす一人の尼僧は、折に触れ、「俗」の象徴としての木賃宿に通っていて、世俗の話題を存分に共有していた。 そればかりか、木賃宿の色好みの亭主に酒を飲まされ、軽快なテンポで歌まで歌うのだ。

 
 「惚れる男がいなければ、私は一生尼暮らし」


 こんな歌を平気で歌う尼僧が、スリン神父に見つかり、退散するシーンは印象深いものだった。 なぜなら、後に男との駆け落ちに失敗ししたこの尼僧は、男に捨てられて嘆いていたが、ここまで徹底的なガス抜きを愉悦していたならば、もう本質的に、彼女は「俗」の住人であるとしか言えないからだ。 そして重要なことは、この尼僧が「悪魔憑き」に捕縛されていなかったという厳然たる事実である。


 「俗」の住人には、「悪魔憑き」という現象が無縁であったこと。 それこそが、本作の根柢にある主題に関わる由々しき現実なのだ。

 ともあれ、そんな環境下にあったからこそ、美男で若いガルニエツ神父が、尼僧院の門戸を開けて、夜毎に美しいヨアンナの寝室に忍び込むことが可能だったのだろう。

 「尼僧たちは、神父の訪問を享楽していた。悪魔に取り憑かれた尼たちは、人目も憚(はばか)らず、大声で喚き立てていたのです。会堂で例拝の間にも、淫らな行為をしていました」

 これは、スリン神父が土地の者から聞いた話。
 
 そのスリン神父が、ヨアンナとの関係形成の中で、本人から直接聞いた話がある。 既に、「悪魔憑き」によって隔離を余儀なくされていたヨアンナは、スリン神父に語っていた。


 「神よ、このあさましい私は何ものですか?私はただの尼です。父は公爵でしたが落ちぶれて、スモレンスク(注)にいるとのことですが、不明です。八つの悪魔に取り憑かれたのは、私の落ち度でしょうか」


(注)17世紀初頭のロシア・ポーランド戦争の「スモレンスク包囲戦」によって、ポーランド=リトアニア共和国に割譲された都市。現在は、ロシア連邦に帰属。


 スリン神父に語った、このヨアンナの言葉をみても分るように、彼女は恐らく、他の多くの修道女がそうであったように、「聖女」を目指す強い「宗教的使命感」によって尼僧になった訳ではない。

 普通の欲望と感情傾向を持った美しい女性の、その閉鎖的な日常性の中にあって、存分なまでに世俗に塗れた世界との比較において、己が欲望系を封印されることを余儀なくされたとき、「聖」の世界に殉じる者の非日常の時間の広がりに同化していくに足る、「最適適応戦略」の要請が内側から強迫的に突き上げて来た心的プロセスが仮定できるだろう。

 しかし、その強迫的な時間の空洞を埋めるような事態が出来する。 これが、美男で若いガルニエツ神父の振舞いであった。 夜毎にヨアンナの寝室に忍び込む時間の形成の本質は、例えそこに「禁断」の印が張り付いていたにしても、その行為自身が「男女の恋愛」か、それとも、「男女の性的関係」の愉悦以外の何ものでもなかったことは否定できないだろう。 「禁断」の閉鎖空間で男女の関係が作り出されたとき、何かが大きく変わっていく。

 変わっていったものは、ヨアンナが日常的に封印していた生々しい欲望系の情感世界である。 その中枢の感情が、性欲であると言っても間違いないだろう。 しかし、「禁断」の閉鎖空間での睦みが世間に知られるに至って、生々しい欲望系の情感世界の延長は人為的に遮断され、その反徳行為は最も厳しいペナルティを招来した。 ガルニエツ神父の火刑である。

 「ガルニエツ神父の火刑の前夜、尼さんたちは裸で庭を走り回って、神父の名を叫んでいたということだ」

 これは、「俗」の象徴としての木賃宿で拾われた言葉。 「悪魔憑き」の現象である。 この「悪魔憑き」の現象が尼僧院で本格的に出来したのは、それ以降である。 これが、尼僧ヨアンナを中心とした尼僧たちの、その欲望系の情感世界が人為的に遮断された結果、そこに出来した最悪の現象の真実の様態だった。

 
 欲望系の情感世界が封印された中枢の空間で、禁断の印を存分に解いてしまった尼僧たちの自我にとって、なお封印され得ない欲望系と折り合いをつけるには、「悪魔憑き」の現象という戦略以外になかったのである。 「事件」が発覚し、ガルニエツ神父の火刑によって、そこで展開されていた人間の欲望の自然な発動のラインが破壊された代償は、「最適適応戦略」を容易に手に入れられないアポリアの中で、既に限定的であったということだろう。


 3) 我が身を鞭打つ肉塊の炸裂にまで上り詰めて


 「これからお前と闘わねばならない。お前の縄張りだろうと、私は神の使いだ。私は善で、お前は悪だ」


 これは、「悪魔」に対するスリン神父の戦闘宣言。


 「悪魔が女の血を掻き立てて、壁に付けるのです」


 これは、スリン神父の参戦に対するヨアンナの、「悪魔憑き」の現象という戦略による意思表明。 かくて、二人の「実存」を賭けた心理戦争が開かれた。


 「神を敬えと言われても、私にはできないことです。地上のどんな力でも、私を束縛できない。私はいつも自由です。束縛など嫌です」


 このヨアンナの言葉には嘘はない。 「悪魔憑き」の現象という戦略によって、彼女は閉鎖空間で、なお自分の思いを繋ごうとするのだ。 そんな彼女の振舞いを目の当たりにした司教たちによって、「悪魔払い」の儀式を経て、彼女は束縛されるに至る。 ヨアンナの叫びが、白一色の人工空間の中で刻まれた。 隔離されたヨアンナの苦悩を引き受けようと、スリン神父の苦行が開かれた。


 「愛は悪を追い払います」


 スリン神父は、ヨアンナに語った。


 「汚辱に満ちた誇りを捨てなさい。あなたの苦しみを全て吐き出すのです」


 スリン神父の熱意が、ヨアンナに連射されていく。


 「八つの悪魔に取り憑かれたのは、私の落ち度でしょうか」とヨアンナ。

 「子供のように純真になればいいのです。神はきっと愛して下さる」とスリン神父。

 「もし悪魔が、あなたに乗り移ったら?」とヨアンナ。


 際どい会話が、二人の心理戦争の濃密な時間の内に捨てられていく。 濃密な時間の内に捨てられた二人の心理戦争は、まもなく、屋根裏部屋に籠って我が身を鞭打つ肉塊の炸裂にまで上り詰めていくのだ。 スリン神父の手を取るヨアンナが、そこにいた。 思わず、その手を突き放した神父は、

「あなたが悪魔だ」


と洩らしてしまった。 泣き崩れるヨアンナが、そこに置き去りにされた。

 4)「神学論争」を超えるドストエフスキー的な教理問答 ―― 迫るラビと、立ち竦む神父


 悪魔払いに自信を失ったスリン神父が、ユダヤ教のラビを訪れた。 そこで展開された、ドストエフスキー的な教理問答は、以下の通り。


 「あなたは、何を指して悪魔というのですか?
それは何処から来て、誰が作り出したものですか?」

とユダヤ教のラビ。

 「それは神です」とスリン神父。


 「悪魔が世界を創ったとしたら・・・

神がこの世界を創造されたとするならば、死や病気や戦争が起こるのは何故ですか?

何故、私たちユダヤ人が迫害を受け、何代にもわたって侵略と虐殺の恐怖に苦しむのか」


 「それは原罪です」


 「原罪だと言うのか。アダムとイヴの堕落です。人間は何度も堕落し、立ち直りもする。人の犯す全ての悪業は、決して悪魔のせいではないのだ。

最初の人間の堕落と、最初の天使の堕落です。

なぜ天使は、人間の女に巨人を生ませたのか。答えて下さい、神父」


 「天使は不可解な存在です」

 「ヨアンナを天使の尼僧と呼ぶが、ただの女に過ぎない。では、天使とは何ですか?」

 「神の使いです」

 「悪魔もそうだ。神の意志で人間の心に取り憑く」

 「それはどんな時に?」

 「悪魔を強く愛した時です」

 「悪魔を愛するとは?」

 「愛はこの世で起こる、あらゆる物事の基です」


 この会話には、少し説明が必要だ。

 本来、ユダヤ教では、「悪魔」とは「神の敵対者」というよりも、「サタン」の語源がヘブライ語で、間違いを犯した人間に罰を与える「天使」を指していて、寧ろ「神の僕(しもべ)」という役割を持っていた。 

ところが、「神は慈悲深い愛」と説くキリスト教の成立過程において、現実社会で出来する理不尽な死や、災厄や戦争、繰り返される人間による迫害や悪業の根源について的確な解答を提示せねばならなくなったとき、そこで作り出された観念の産物が「神に対する絶対敵対者」としての「悪魔」という概念だった。 このユダヤ教のラビは、キリスト教の敬虔な神父に対して、その辺りの本質的な疑問を投げかけたのである。


 元来、ユダヤ教では性衝動や性行為を自然なものと考えているから、「セックス」を不浄視していない。 従って、「性欲」に懊悩するヨアンナを、「ただの女」、即ち、普通の人間であると言い切ったのだ。 

詰まる所、「悪魔」とは、人間の心が作り出したものであると断じているのである。 このユダヤ教のラビの究極の発問への答えに窮するスリン神父が、そこに立ち竦んでいた。 本作の根源に迫る最も重要なシークエンスは、こうして閉じていった。


 5) 確信的な破戒僧の「覚悟の愛」を受容する尼僧 ―― その裸形の人格像の逢着点


 教理問答を経て、スリン神父の中で何かが変っていく。

 「あなたを助けます」

 彼はヨアンナに会いに行き、自分の思いを告げる。 鉄格子の内側に閉じ込められているヨアンナは、今やもう、自分の中で騒ぐ情感の揺動を隠そうとしない。 彼女は「悪魔」への愛を語るのだ。


 「私は悪魔が大好きで、悪魔に抱かれているとき、私はどんな運命でも甘受します。悪魔は最高の存在です」


 ヨアンナは、スリン神父にそう言い切ったのだ。 ヨアンナへの思いが変わらないスリン神父は、自然の成り行きで彼女に近づいて、口づけした。 自ら犯した行為に驚愕し、神父は走り去って行った。 それは、「悪魔」を自分の体内に取り憑くことを受容する行為でもあった。

 「何でもするから、私に取り憑いていろ」

 スリン神父の覚悟を括った言葉が捨てられた。 彼は「悪魔」に語ったのだ。 その後のスリン神父の行為の異常性は、紛れもなく確信犯の範疇にある者の選択的行動だった。 ヨアンナから「悪魔」を憑依させたスリン神父は、「悪魔」の命によって、斧を使って二人の村人を殺害したのだ。 「悪魔」との取引である。

 ヨアンナへの愛の、彼なりの答えであるが、神父の犯した行動は、それ以外に考えられない最も象徴的な行為だったと言える。 二人の男を殺害することは、彼にとって、「悪魔」を内側に憑依させることだからだ。 破戒僧となったスリン神父は、自分の思いを、一人の女を通してヨアンナに伝えた。

 「全て愛が、そうさせたのだ」

 これが、スリン神父のヨアンナへの伝言。 伝言を任せられた女こそ、駆け落ちをして男に捨てられた尼僧である。 「俗」の象徴としての木賃宿との往還という適度なガス抜きをすることで、彼女は「悪魔憑き」から解放されていたが、「聖」の象徴としての尼僧院の生活を完全否定する駆け落ちへの流れ方は、「悪魔」への屈服であるから、男に捨てられる運命を余儀なくされるという「象徴性」を被されていたと読むことも可能だろう。 「覚悟なき愛」の逃避行は自壊するということか。

 ともあれ、その尼僧を介して、スリン神父の「覚悟の愛」を受容するヨアンナの表情からは、映像を通して初めて開く裸形の人格像が露呈された。 彼女は嗚咽したのである。 確信的な破戒僧の、確信的な行為を受容した瞬間である。 「聖」なるものの「象徴性」が一切剥ぎ取られたとき、そこに胚胎した未知の「前線」は、欲望系の情感世界を封印せずに済む地平に辿り着いたと言える何かなのか。 少なくともそれは、ヘビーなモノクロの映像が訴えるものの根源に触れる何かであったに違いない。

 そのヘビーなモノクロの映像を貫流する基本的構図が、今更のように想起される。 緑なき小高い丘に聳(そび)える、「聖」なるものの象徴としての尼僧院と、それを俯瞰する、「俗」なるものの象徴としての木賃宿との対極の構図である。 そして、この構図の中間スポットに、ガルニエツ神父が火刑にされた処刑場の残滓が剥き出しになっているのだ。 同様に破戒僧であったガルニエツ神父は、「聖」と「俗」を自在に往還し、「聖」なるものの中枢に「欲望前線」を全開させてしまったのである。 この「前線」には、尼僧院長のヨアンナばかりか、他の尼僧たちも求めてアクセスしたに違いない。 「淫靡(いんび)なる忍びの行為」を突き抜けて、無秩序に稜線を広げた「欲望前線」での振舞いへのペナルティは、ガス抜きの範疇を逸脱した反徳行為として裁かれるに至った。 ガルニエツ神父には、「悪魔」、「悪魔憑き」、「悪魔祓い」などという観念のゲームの発想は、恐らく初めから存在していないのである。

 ところが、スリン神父の行為は、


「悪魔憑き」→「悪魔祓い」→「悪魔の憑依」

という流れの中で、殆ど確信的に遂行されたものだ。 「聖」なるものの「禁断」の閉鎖空間に閉じ込められて、懊悩を極めるヨアンナの裸形の自我に触れ合うことができるのは、その方法しかないと考えたのだろう。

 実話にはない、殺人まで犯した神父の振舞いを描き切った作り手の意図は、普通の欲望と感情傾向を持った女性が「欲望前線」に踏み入れたとき、最も厳しいペナルティによって人為的に遮断される運命から免れないシステムを相対化するには、「覚悟の愛」を身体化する表現なしに具現できないと考えたのかも知れない。

 人間としてあまりに自然な「男女の睦み=『性』」を、「悪魔」の仕業と読み替えることの「愚」の問題も含意させた、この厳しくも真摯な構築的映像は、人間の「欲望前線」の尖りを極端に嫌う全体主義へのシステムへの批判とも受け取れるが、映像を観る限り、精神医学の臨床治療の格好の素材にもなり得る、人間の根源的問題を巡る省察と問題提起という文脈で把握する方が、寧ろ自然であるように思える。 人間の普遍的問題をも網羅した、このような構築的映像こそ、私の最も好む表現世界である。

http://zilge.blogspot.com/2010/08/61.html

イタリア産尼僧映画の系譜


世の中には尼僧映画と呼ばれるジャンルがある。英語ではNunsploitationと呼ばれ、その人気はいまだに世界中で根強い。欧米では専門の研究書まで出版されているほどだ。 尼僧映画がブームとなったのは主に70年代。そのルーツはイエジー・カワレロウィッチ監督のポーランド映画『尼僧ヨアンナ』(60)とされているが、もちろんそれ以前から尼僧を題材にした映画はヨーロッパ各国で作られてきた。しかし、現在認知されている尼僧映画の定義と照らし合わせると、やはり『尼僧ヨアンナ』がこのジャンルの原点であると言って差し支えないだろう。

 その定義を一言で述べるならば“抑圧”。性的抑圧、社会的抑圧、精神的抑圧など、男性主導の父性社会で女性が受けてきた様々な抑圧を集約したものが尼僧映画なのである。『尼僧ヨアンナ』では教会から“悪魔憑き”と見なされた尼僧たちの集団ヒステリーを題材に、女子修道院という狭い世界へ閉じ込められた女性たちの苦悩と哀しみを描きながら、このような非人道的な抑圧を強いる権力や社会の偽善を痛烈に批判した。それはすなわち、社会主義国だった当時のポーランドにおける理不尽な圧政へ対する批判だったと言えよう。

 この『尼僧ヨアンナ』によって撒かれた種が、その後の世界的な左翼運動の高まりによって“尼僧映画”という1つのジャンルを生み出すに至ったとも考えられる。各国で物議を醸して話題となったケン・ラッセル監督の問題作『肉体の悪魔』(71)も、このジャンルの盛り上がりに多大な影響を与えた。

 ただ、必然的に登場人物の殆んどが女性で占められ、多分にセクシュアルな題材を取り扱っていることから、やがて低予算のポルノ映画として応用されるようになっていく。そのきっかけとなったのは、やはりポーランド出身のワレリアン・ボロズウィック監督による『修道女の悶え』(77)である。抑圧された生活を送る尼僧たちの赤裸々な性欲を描いたこの作品は、芸術的なアート映画であると同時に大胆な性描写を含むポルノ映画的な要素も併せ持っていた。結局、そのポルノ映画的な部分が世間の人々の関心を集め、この作品は欧米で大変な話題となり、柳の下のドジョウを狙う尼僧ポルノが続出することとなったのだ。
http://angeleyes.dee.cc/nunsploitation/nunsploitation.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html#c23

[政治・選挙・NHK233] 福島原発事故で、国と東電の責任を認める判決! あらためて言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ(リテラ) :原発板リンク  赤かぶ
3. 中川隆[-6329] koaQ7Jey 2017年10月11日 15:54:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
福島原発事故の主犯は枝野だろ:


日本を滅ぼした枝野幸男

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。

http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/781.html#c3

[原発・フッ素48] 福島原発事故で、国と東電の責任を認める判決! あらためて言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ(リテラ) 赤かぶ
3. 中川隆[-6328] koaQ7Jey 2017年10月11日 15:54:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
福島原発事故の主犯は枝野だろ:

日本を滅ぼした枝野幸男

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/794.html#c3

[リバイバル3] フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き 中川隆
24. 中川隆[-6327] koaQ7Jey 2017年10月11日 18:45:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>18 の続き


2015年09月23日 楽しいレイプはやめられない
難民を刺戟してはいけない社会
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68445796.html


有色人種の波に飲み込まれた西欧社会

  ブリテンとフランスは、もはや白人国家とは言い難い。

片田舎ではまだ白人が多数派かも知れないが、大都市圏では、アフリカやアジアからの移民が至る所に溢れている。彼らはまるで、故郷にいるかのようにくつろいで暮らしているのだ。

基本的に移民や難民というのは、財産や教養を持たない下層民であるから、当然すさんだ家庭が多い。しかも、ブリテン人やフランス人と肉体的に違うから、何時まで経ってもよそ者扱い。

移民の悪ガキどもは、学問に励んで国家に尽くすとか、マナーを身につけて紳士になる、なんて意識は千年経っても芽生えない。こんな連中が徒党を組んで街を闊歩すれば、自ずとやることは決まっている。道路の清掃活動じゃないぞ。道端を歩く女に声を掛けたり、絡んだりしてまとわりつくのだ。

フランスのパリから少し離れた處に「フォントネー・スー・ボア(Fontenay-sous-Bois)という街がある。そこへ「ニーナ」という7歳の少女が、両親の離婚がもとで引っ越してきた。それから月日が流れ彼女は16歳。母と弟の母子家庭で育ったニーナは、思いもよらぬ悲劇に見舞われることとなった。

  ある日の夕方である。ニーナは映画を見に行き、映画館から自宅に帰る途中、数名の不良少年に出くわした。ニーナが遭遇した下郎は彼女より少し年上で、酒を飲みマリファナを吸う街のゴロツキだ。

こういった連中は、いい女がいれば直ぐ声を掛ける。彼らは道を歩くニーナに目をつけ、リーダー格の男がニーナに近づき、彼女の首に手を回してきた。こうなりゃ、誰だって嫌な予感がする。絡まれたニーナの周りには、ロクでなしどもが群がってきて、彼女が逃げられないように取り囲んでいた。

馴れ馴れしいリーダー格の男は、ニーナに「沈む夕日が見てえなぁ」と言い寄り、彼女を近くの建物に連れて行こうとしたらしい。しかし、彼女はそれを断った。すると、リーダーの男は彼女の顔面を殴りつけた。

こうなれば、次にする事は明らかだ。ニーナはゴロツキどもの餌食となり、鬼畜のオモチャにされてしまう。彼女は膣や肛門にペニスをねじ込まれ、そのうえ彼らのペニスをしゃぶるよう命じられた。

こいつらは本当に哺乳類なのか? もし、人間のクズにランクがあれば、こいつらは最低の階級になるだろう。

  悪夢のような輪姦の翌日、ニーナは再び不良どもに強姦されることとなった。

彼女は他の不良どもが待ち受けるアパートメントに連れ込まれ、そこで殴られた挙げ句、彼らに凌辱されたのだ。その次の日も、ニーナは同じ生き地獄を味わう羽目に。

不良どもの一人は、泣き叫ぶ彼女を捕まえ、その胸元にタバコの火を押しつけたという。
恐怖の強姦を耐えたニーナが帰宅すると、不審に思った母親は、「どうしたの ?」と尋ねたらしい。しかし、ニーナは真相を話すわけにも行かず、何事も無かったかのように沈黙を守った。

それというのも、強姦魔は彼女に釘を刺していたのだ。もし、誰かに話せばアパートメントに放火し、弟や母親の命もないぞ、と脅していたのである。

驚くことに、ニーナは毎日のように強姦され、それが半年も続いたのだ。
しかも、餌食となった少女はニーナだけではない。ステファニーという16歳の少女も輪姦されていたのだ。彼女は毎日のように複数の男どもに弄(もてあそ)ばれていたという。つまり、獣慾の塊と化したゴロツキは、強姦のローテイションを組んでいたのだ。(Ondine Millot, Ils etaient au moins vingt-cinq. Certains me tenaient,d'autres rigolaient, Liberation, 16 Sept. 2012)

  では、ニーナとステファニーを輪姦した不良とは、いかなる者たちか?

フランスのマスコミは、犯人の素性を具体的に報道しないので、一般国民には見当がつかない。しかし、強姦集団の主犯格だけは分かっている。マハマドゥ・ドゥクーレ(Mahamadou Doucouré)というアフリカ人だ。

しかし、逮捕された18名の容疑者が、フランス国籍を持つ者なのか否かは定かでない。ただ、アフリカや中東アジアからやって来た移民、ないし移民家庭の子供という可能性は高い。

彼らは裁判にかけられても、一向に反省の色を見せず、彼女を「淫売だ。誰だった知っているさ。あれは、お遊びだったんだ」と詫びる様子もなかったという。

いずれにせよ、有色人のグスどもに10代の少女が毎日、汚いペニスで凌辱されたという事実は変わらない。有色移民を引き込んだ外人支援者は、幾人もの男に肌を汚された少女に何と言うのか?

彼女たちには「人権」以上の価値があるはずだ。しかし、「人権派」左翼が犯罪者の権利を擁護することはあっても、泣き崩れる被害者に謝罪することはない。これが「人権派」の正体である。

彼らに対して何を言っても無駄だろう。それでも、これだけは述べたい。ニーナは処女だった。赤い血が通っている者には、これで充分だろう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68445796.html

2017年05月06日 根こぎにされた国民 / 強力な君主の統治で栄えるフランス
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68643261.html


揺れ動くフランス国民

(左: エマニュエル・マクロン / 右: マリーヌ・ルペン)

  いよいよフランス大統領選挙の第二幕が近づいてきた。フランスの次期国家元首に選ばれるのは、リベラル・グローバリズムの権化たるエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)なのか、それともポピュリスト・ナショナリズムを掲げるマリーヌ・ル・ペン(Marine Le Pen)なのか、誰にも分からない。ただ、フランス国民は両極端の選択肢に直面しているようだ。

マクロン氏はEUへの残留に賛成で、国境を越えた資本や労働の自由を堅持したいと望んでいるらしい。如何にも、ゴールドマン・サックスとロスチャイルドの手先が口にしそうなセリフである。

一方、ル・ペン女史は「フランス第一主義」を叫んで、祖国の精神と文化を守ろうと訴えていた。彼女は父親から組織を禅譲されたが、国粋主義剝き出しの看板では一般受けしないと考えたのか、支持層を広げるために、女性の権利保護や失業対策、ユダヤ票への配慮などを盛り込んでいる。

ちなみに、国民戦線副党首であるルイ・アリオ(Louis Aliot)氏は、彼女の私的伴侶(パートナー)で、アルジェリア系ユダヤ人というから、ル・ペン家に纏わり付いていた反ユダヤ主義の印象を少しだけ緩和したようだ。

  マスコミの下馬評によれば、中道左派のマクロン氏が優勢で、大半の評論家は有権者の6割が彼に投票するだろうと考えられている。

対するル・ペン候補は、その過激思想の背景も相俟って、4割ほどの票しか獲得できないだろうと見られていた。

ただ、二回目の選挙でどの集団が分裂し、如何なる裏切り者が出るか分からないので、一概にル・ペン候補が不利とは言えまい。保守派のフランソワ・フィヨン(François Fillon)に投票し人がル・ペンに靡くかも知れないし、表面的には左翼のジャン・リュク・メランション(Jean-Luc Melanchon)を支持していた人でも、マクロンが嫌いという理由だけで彼女に投票するかも知れないのだ。さらに、マクロンが当てにした浮動票や無党派層の中に、投票所に行かない怠け者や白紙投票をするへそ曲がり、口先だけの支援者がいたりするから、思ったほどマクロン氏の票が伸びない場合だって考えられる。だから、決戦投票前に色々言っても、結局は「捕らぬ狸の皮算用」となってしまうのだ。

  日本人の我々にはどうでもいいんだけど、今回の選挙で特徴的なのは、両候補者を支持する人々の温度差である。

なるほど、マクロン氏は若くて知性的な経済通なんだろうけど、今ひとつパンチに欠けるというか、新鮮なのにインパクトの弱い候補者である。オランド大統領の経済閣僚を務めていたんだから、少しくらい社会党支持者の間で人気があってもよさそうなのに、「何が何でもマクロンに!」といったラヴ・コールが乏しいのだ。ちょっと醒めたフランス人だと、「あの野郎は自国の女(ル・ペン)を蹴って、他国の女(メルケル)にすがりつくつもりなんだ。まぁ、フランス女の尻より、ドイツ女の膝枕が好きなんだろうな。姐さん女房が好みだしねぇ」と冗談を言ったりする。

とにかく、フランス人の行動は予想できない。国家の政体だって、恐怖政治から独裁制、帝政が崩壊して王政復古になったと思ったら、帝政に逆戻り。戦争に敗れて再び共和政に戻るが、内紛が絶えず、第三、第四、第五共和政とクルクル変わって、猫の目だって一緒に廻って船酔いしそうだ。こんな移り気のフランス国民だから、マクロン氏だって気が気じゃない。


(左: ル・ペン / 右: メルケル首相 )

  他方、ル・ペン候補には熱心な支援者が結構いる。父親の代からの支援者に加え、野蛮な移民やイスラム教徒の流入で、国民戦線の支持者に鞍替えした人も多いという。

フランス人というのは、上から下の者まで偽善に満ちており、口では「自由、平等、博愛」と言うが、その実態は、自分が自由に振る舞い、平等なのは同じ階級の者で、明言せぬが白人のみ。

「博愛」といったところで、それは「同志」に向けられた限定的な友情で、へんてこりんな顔をした「部外者」や「外国人」は別。たとえ、レセプションで歓迎の抱擁をしても、大切な自宅には招かない。

ル・ペン氏の支持者は「極右」と評されるが、その用語が適切なのか、甚だ怪しい。

だって、フランスという国家を護ることが「右翼」なら、「よそ者」や「浮浪者」、「違法移民」を自宅から追い出す世帯主も「極右」になってしまう。

たいいち、左翼メディアの思考に従えば、好中球や好酸球といった白血球だって、異質な物を排除しようとする「保守派」で「攻撃的」な「極右」となってしまうじゃないか。


(写真 / 現代の多彩な「フランス人」)

  こうした奇妙な思考形態を持つ点では、日本人もフランス人と同じである。外人とか「見知らぬ者」を取り除いたり、突き放したりするのは、ごく自然な反応である。

例えば、家族だけてハワイ旅行や外食に出掛ける「家族主義者」は、ことごとく排他的で、自己中心的な人々である。もし、その辺をうろつく在日鮮人が「俺も一緒にハワイに行きたい」と頼んでも、「テメーなんかを連れて行くか、このドアホ !」と叱りつけるだろう。こういう馬鹿の処理には、鼻の孔(あな)に鉛筆を突き刺して、思いっきり引きずり回すのが一番だ。また、もしも不法移民の支那人が「ワタシも寿司を食いたいアルヨ!」とすがりつき、「お前たち、家族だけでご馳走を楽しむのは、日中友好に反するゾォ〜」と“いちゃもん”をつけてくるなら、洗濯機の中に放り込んで、図々しさを洗い流してやればいい。

「極右」というレッテルは、「極左」が常識人にこすりつける鼻糞と同じだ。
フランスの事情に詳しいとされる産経新聞の山口昌子などは、国民戦線の議員やそのメンバー、および非党員の支持者を「極右」と評するが、どんな立場からそう呼ぶのか明らかにはしないから、我々は注意して彼女の意見を聞いた方がいい。

この手の左巻きジャーナリストは、憧れの朝日新聞に入りたかったが、採用試験に落ちたので、しぶしぶ格下の産経新聞に入社したとも考えられるからだ。特別論説委員だった千野境子は更に酷いぞ。

力強い王様が大好きなガリア人

  現在のフランスは廃墟の上に建てられている。
元々フランスはゲルマン系のフランク族がガリア人と融合することで誕生した王国だ。
しかも、カエサルに征服されたケルト人は荘厳なローマ文明を吸収して、ガリア・ローマ人に大変身。貴族階級のガリア人たちはローマ化して、「カエサル」とか「ユリウス」、その後は「アウグストゥス」などのローマ人的名前をつけることが流行になっていた。

旧い名家に生まれた者でさえ、もうガリア人の祖先を自慢しなくなり、その代わり、「ヴィーナス」や「ヘラクレス」の子孫だ、と言い始めたんだから呆れてしまうじゃないか。

また、ガリア人の女を娶り、ケルト人たちと混淆するようになったフランク人貴族も、ゲルマン語をすっかり忘れて、母親が話すラテン語を喋っていたんだから、フランス人は本当にローマ人が好きだった。よくフランス人が「ローマ帝國の継承者」とか、「カトリック教会の長女」という言い方を口にするのも、こうした歴史があるからだろう。

  今の我々は共和政のフランスしか見ていないけど、かつてフランスは世襲王家を戴く君主国だった。右も左もフランス国民の多くは共和政を讃美し、何かにつけては「フランスの偉大さ(la grandure de la France)」を口にするが、その「偉大さ」も今では随分と霞んでいる。

日本人の子供だってクスクス笑って、「何これ?(Qu'est-ce que c'est?)」と馬鹿にするだろう。フランスの知識人は斜(はす)に構えて、王室が無い「共和国(res publica)」や大衆参加の「代議制民衆政体(démocratie représentative)」を自慢するけど、フランスが輝くのは「たいてい」と言っちゃなんだけど、絶対的とも言える王様がいるときだった。

イスラム教徒を駆逐したカール・マルテルを始めとして、ザクセン人を殺しまくったカール大帝(シャルルマーニュ)、プランタジネット家をフランスから追い出したフィリップ・オーギュスト、フランスの統一をもたらしたアンリ4世、領土拡張が趣味だったルイ14世、とフランス人は威厳に満ちた大様が大好きだった。

あのコルシカ生まれの砲兵将校ナポレオン・ボナパルトだって「フランスの英雄」なんだから。ロシア遠征で惨敗を喫しても、過去の戦歴に痺れてしまって、未だに讃美者がいるから困ってしまう。


(左: カール・マルテル / カール大帝 / フィリップ・オーギュスト / 右: ナポレオン・ボナパルト )

  大革命でフランスが共和政になったが、その指導者で一番の人気者といったらシャルル・ド・ゴール将軍を挙げる人が多い。今でも、タカ派や保守派に「ゴーリスト」を名乗る人は結構いて、豪胆な指導者のもとで「フランスの栄光」を取り戻そうとする。

結局、王様みたいな大統領とか国父と呼べる皇帝が欲しいんじゃないか。

民衆から選ばれた“ちんけ”なユダヤ人のサルコジとか、斜陽族の集まりと化した社会党の“死骸”オランドじぁ、“パッ”としないよねぇ〜。

国王ルイ14曰く、「フランス王は神と剣のみに由来する」そうだ。

いやぁ〜、すごい。さすが太陽王だけあって、神々しくて眩しい。
この王様は王太子への教訓として次のような言葉を述べたという。

  人々に王を与えたもの(神)は、人々が王を神の代理人として尊敬することを望まれ、王にのみ、人々の行為を吟味する権利を保留しておかれた。臣民として生まれた者は誰でも、無分別に服従することこそ、神の望まれるところなのである。
(ユベール・メチヴィエ 『ルイ14世』 前川貞次郎 訳 白水社 1959年 p.33)

  フランスは太古の昔から分裂傾向が激しく、ローマ帝國が瓦解した後、ガリアでは諸王国が乱立し、蛮族のモザイクになってしまったくらいだ。(アンドレ・モロワ 『フランス史』 上巻 平岡・他訳 新潮社 昭和31年 p.36) フランス人が懐かしむカロリング帝國は、比類無き強大な権力と卓越した政治手腕を持つカール大帝が君臨したからで、もしルイ16世のような王様が後継者になったら帝國の維持は絶対に無理だ。たぶん、敬虔で立派な騎士だったフィリップ3世(Philippe le Hardi)でも難しいだろう。

とにかく、フランスでは国王の家臣とか官僚が幅を利かせ、議会を開いても各人が好き勝手なことを言い出すから、討論は停滞して結論は出ない。グズな政治家や軍首脳のせいでフランスがドイツに占領され、亡命生活という苦い経験を味わったド・ゴール将軍は、議会政治の非効率性や因習的宿痾に嫌気が差していた。

フランスの命運を担う元首は、無責任な議員や気紛れな民衆から推戴されるのではなく、天命を受けて民を導く者でなければならない。フランスの英雄は投票用紙の束からでなく、ほとばしる愛国心と非凡な才能に突き動かされて自ら現れるのだ。


(左: ルイ14世 / 中央と右: シャルル・ド・ゴール )


  ド・ゴールは人民投票で選ばれたとはいえ、その気概は君主に近く、共和国大統領は分割できぬ国家権能を有する唯一の人物と見なしていた。彼は1964年1月31日にこう述べている。

  事実、大統領は我々の憲法によれば、国民の命運に責任を負うために、国民自身によって地位につけられた、国民の人物であります。・・・危急の場合、大統領はあらゆる必要な事を行う責任を取らねばならない。かかる大統領は明らかに、国家権限を保有し、代表すべき唯一の者であります。(フランソワ・モーリヤック 『ド・ゴール』 岡部正孝 訳 河出書房新社 昭和41年 p.215)

  フランスの存亡と自分の運命を結びつけるド・ゴールは、祖国の統治を担うのは自分しかいないと確信し、「私こそフランスだ!」と喝破していたそうだ。(上掲書 p.47) フランスを体現すると豪語した将軍は、君主制の伝統を尊重していたのか、数々の発言が王侯貴族風であった。民衆に媚びるオランド大統領の口からは、こんな言葉は出てこないだろう。いわんや、マクロン氏の口から出たら滑稽だ。もし、彼がド・ゴール将軍を真似て、こうした虚勢を吐いたら、フランス人の左翼でも「国際金融業者の下僕である!」の間違いじゃないのか、とせせら笑うだろう。大統領や首相といった最高行政官は、ローマの執政官みたいに威厳がなくちゃ格好悪いし、外国の手先とか根無し草のユダヤ人じゃ厭だよねぇ。

(左: ニコラ・サルコジとフランソワ・オランド / 右: 閲兵式でのド・ゴール将軍 )

  フランスの政治は複雑で不確定要素が多いから、筆者としてはマクロンが大勝するのか、ル・ペンが逆転するのか分からない。偉い学者や評論家によれば、マクロン候補がリードしているというから、たぶん彼が大統領に当選するんだろう。

もし、ル・ペン氏が僅差で勝利となれば、彼女のファンは大喜びで、世界中のマスコミは大騒ぎとなるに違いない。しかし、どちらが当選してもフランスは大揉めになるだろう。予想通りマクロン氏が大統領に就任すれば、閉塞感や暗い雰囲気が蔓延したままで既成の政治が行われるし、ル・ペンが選ばれても移民の群れを押し返す事は困難だから、支持者の失望が募るばかりだ。しかも、フランスのEU離脱となれば、EUそのものの存在が危うくなり、ドイツ主体の経済聯合になってしまうだろう。ただし、英国のテレザ・メイ首相にしたらその方がいい。

  オランドが去ってマクロンが大統領になるフランスって、何となく陰鬱で袋小路に入っているように見えるから、関係無い日本人でもフランス国民が哀れに思えてくる。

日本人は皇室があって本当に良かった。どんなに愚劣な宰相が選ばれても、国家元首は天皇陛下だから、ちょっとだけ救われた気分になる。フランス人は口が裂けても言わないだろうが、悠久の歴史を誇る皇室を目にすれば、「俺たちもブルボン王朝があったらなぁ」と私的につぶやくんじゃないか。でも、皮肉が得意な日本人だと、「大丈夫だよ。フランスには強いサッカー・チームがあるんだからさ!」と励ますだろう。今じゃ「フランスの栄光」なんてサッカーの国際試合にしかないんだから。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68643261.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html#c24

[リバイバル3] フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き 中川隆
25. 中川隆[-6326] koaQ7Jey 2017年10月11日 19:11:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年05月11日
サムライを演じたフランス人 / アラン・ドロンの祖国は今・・・
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68643909.html

「国民戦線」を支援した人気俳優

(写真 / アラン・ドロン )

  フランスで行われたマクロン対ル・ペンの一騎打ちは、「やはり!」と呟きたくなるような選挙結果であった。前者が投票数の約6割を獲得し、約4割弱ほど獲得した後者を破ったことになる。

こうなったのも、フランスの国民はドイツ人と同じくらい左翼教育に染まっており、多民族・多文化主義を金科玉条のように考えているからだ。

しかも、国民の大半が何らかの非西歐的な家系に属し、その先祖を辿れば外国人というケースが多い。異人種間結婚が普通で、ナショナル・アイデンティティーが十人十色という国家で、移民排斥を掲げるマリーヌ・ル・ペンが躍進し、決選投票にまで漕ぎ着けたんだから、負けたル・ペンの方が輝いていたと言えるんじゃないか。ただし、多数決原理の政治体制だから、彼女が負け犬であることには変わりがない。

  今のフランスを見ていると、一旦崩壊した国が如何に惨めであるかが判る。大革命で国家の心臓たる王室を撲滅し、王国を護って民衆を導く貴族まで殺しまくったフランス人には、恐怖政治と遠征での惨敗、政体の不安定さに、国威の低下という負のスパイラルが待っていた。かつてはカトリック教会の長女だっのに、今じゃ政教分離の「ライシテ(世俗化/laïcité)」で、教会には日曜でも閑古鳥が鳴いている始末。

売却されてディスコに変貌した教会はまだ良い方で、維持費が掛かって邪魔だから解体される教会があるという。ゾっとするけど、これがフランスの現状だ。

フランス人が自慢する「文化」は過去の遺物でしかない。

悲しいことに、フランスの基礎を築き、その骨格を育て、文化を熟成させた君主政が無くなると、残った廃墟にはヘドロのような文化が堆積し、そこに芽生えるのは左翼思想という雑草ばかり。

フランス人は怒るかも知れないが、日本人が憲政史を勉強する時に、國體を損ねた愚かな実例として挙がるのがフランスである。

フランスはやることなすこと、ことごとく駄目だった。
栄光あるフランス陸軍でさえ衰退し、外人部隊におんぶにだっこ。我が帝國陸軍と対峙したら仔犬も同然だったので、フランス人が悔しがるのも無理はない。
フランスはスペインと同じく、太陽が沈んだままの帝國になっていた。


(左: ブリジット・バルドー / 中央: アラン・ドロン / 右: マリーヌ・ル・ペン )

  今回の大統領選挙で特徴的だったのは、マクロン氏の抜擢より、国民戦線の健闘だった。

マスコミの報道だと、この政党の支持者には「ネオ・ナチ」もどきの若者や失業者、下層階級の労働者が多いとされているが、隠れファンとして、フランスの現状に危機感を覚える知識人や有名人が含まれている。

意外なことに、往年の映画スターであるブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)やアラン・ドロン(Alain Delon)が国民戦線支持を表明していたのだ。

今の中高校生は知らないと思うけど、バルドーは1960年代のフランスを代表するセックス・シンボルで、女優業だけではなく歌手としても活躍をしていた才女であった。藝能活動では第一線を退いたが、動物愛護活動では有名で、家畜の屠殺に反対してベジタリアンになったそうだ。そんなバルドーは国民戦線に共鳴し、マリーヌ・ル・ペンがフランスを救うのだ、と期待していたようで、この女性党首を21世紀のジャンヌ・ダルクに譬えていたという。
(David Chazan, Brigitte Bardot calls Marine Le Pen `modern Joan of Arc', The Telegraph, 22 August 2014)


(左: ジャン・マリ・ル・ペン / 中央: マーロン・ブランドー / 右: メル・ギブソン )

  アラン・ドロンも国民戦線の綱領を理解したようで、全面的に支持すると公言していた。ドロンはル・ペン親子が孤独な闘いを続けていたことに感銘を受け、もう彼らだけではない事を告げたのである。
(French legend Delon `supports' far-right, France 24, October 10, 2013)

有名人が「極左」政党を支援するのは普通だが、こうした「極右」政党を支持することには、かなりの覚悟を要する。

左翼に分類されるなら、社会党でもマルキスト団体でもいいし、アナーキストになっても許されるだろう。しかし、国家の歴史や伝統を重視する保守系政党になると風向きが変わってくる。とりわけ、祖国を異質な民族から守ろうとすれば、業界から“干される”危険性まで考えねばならない。

そう言えば以前、名優のマーロン・ブランドーが、CNNの「ラリー・キング・ライヴ」に出演し、ハリウッドがユダヤ人に支配されていると暴露した。というのも、彼は高齢で映画出演のオファーも無くなったから、“正直”に語ることができたのだ。

アル中だったメル・ギブソンみたいに、まだ現役生活を続けているのに、ユダヤ人を批判するなんて軽率である。案の定、総攻撃を食らって撃沈。実際、ギブソンは業界から村八分にされ、失意のどん底だった。彼は親しい友人のジョディー・フォスターやゲイリー・オールドマンの助太刀で、勝ち誇ったユダヤ人に詫びを入れたそうだ。本当にユダヤ人の懲罰は恐ろしい。


クールな殺し屋は日本人がモデル?

(左: と中央若い頃のドロン / 右: アランとナタリー・ドロン )


  平成の今と違って、昭和40年代や50年代、西歐だと1960年代から1970年代の頃、「人気者」と評された俳優や歌手は本当に凄かったし、追っかけファンも多くて熱狂的だった。しかし、携帯やパソコンが普及した現在では、八百長記事が横行し、本当に人気があるのか、実際にファンがいるのか、とにかく怪しい藝人でいっぱいだ。

ちょっと前、偶然にも朝のテレビ番組を観たところ、南鮮の「トゥワイス」という歌手グループが人気者になっているという話を聞いた。なんでも、日本の若者に多くのファンが居るそうだ。筆者は流行文化に疎いからよく解らないけど、そんな朝鮮人娘たちが人気者になっているとは思えない。(あくまでも筆者の勘だから、本当に高い人気を博しているのかも知れないよ。) ただ、フジテレビの番組だったから、眉唾物というか「宣伝」報道という側面が否めず、「ヤラセ」感が拭えなかったのも事実だ。渋谷の街頭では若い女の子達がキャーキャー騒いでいたが、何となく「仕込み」のファンじゃないかと疑ってしまった。なぜなら、よく詐欺師が「サクラ」の客を集めて一般人から大金を巻き上げることがあるからだ。

例えば、ペテン師が実際は500円の壺なのに、5万円とか50万円と吹っかけて、高級品と紹介する詐欺商法があるからだ。仕込み客が一斉に「安い!」と叫びながら、続々とその壺を購入すると、カモの一般客までが釣られて「私にも一つちょうだい!」と欲しがり、大金を渡してしまうことがある。フジテレビはこの手法を採っているのかも知れない。


  日本のテレビ局が持て囃す朝鮮人男優とは異なり、アラン・ドロンは日本でも本当にファンが多かった。昭和の頃だと、フランス映画というのはハリウッド映画とひと味違っていて、人間関係を濃厚に描く深みに特徴があったし、何処となく物悲しいフィナーレで幕を閉じる作品が多かった。アメリカの恋愛映画などはハッピー・エンドがほとんどで、最初から結末が予想できるから安心というか単純なものであった。

現在はフランスで制作されてもハリウッド映画みたいな作品が主流だから、フランス映画の独創性は皆無に等しく、フランス語を喋る役者が演じているだけの亜流フィルムといったことろだ。世界市場で売り込むためのグローバル商品と化したフランス映画なんて意味が無い。これなら英語が得意なフランス人は、米国へ行ってハリウッド・スターになった方が利口である。


(左と右: 映画でのアラン・ドロン / 右: マリー・ラフォレ)


  しかし、アラン・ドロンが出演したフランス映画には渋みがあった。彼の代表作である『太陽がいっぱい』は名作で、ハリウッドでもリメイク作品が制作されたほどだ。(筆者は子供の頃に本作を観て感動し、滅多に無いことだが、二、三回繰り返し観たことがある。) 粗筋を話すと以下の通り。

貧しい青年のトム・リプリー(ドロン)は、大富豪の息子で友人のフィリップと一緒にヨットに乗り込んだ。しかし、ちょっとした口論でフィリップを殺してしまい、死んだ友人の体をロープで巻いて海に投げ捨ててしまう。すると、リプリーは裕福な「元友人」になりすまし、フィリップの恋人であったマルジュ(マリー・ラフォレ)まで自分の女にしてしまったのだ。

まんまとフィリップにすり替わったリプリーは、浜辺で太陽を浴びながら幸福感に浸っていた。しかし、そこへ警察が現れたのである。運命の悪戯なのか、殺害したフィリップの遺体に巻いたロープが海中で船のスクリューに絡まっており、ヨットがマリーナに引き上げられた時、ロープの先に遺体が繋がっていたのだ。何も知らないリプリーは売店の女給に呼び出され、彼を待ち構える警官のもとへ向かうところでフィナーレとなる。観客だけが悲劇の逮捕を分かっているラストであった。

  ルネ・クレマン監督が手掛けた『太陽がいっぱい』は、1960年に公開された作品で、劇場でこの映画を観た日本人も多いだろう。たぶん、懐かしいと思う中高年の奥方もいるはずで、銀幕に映し出されるアラン・ドロンに見とれたという女性も多いんじゃないか。

当時、彼の評判は相当なもので、フランスを代表する人気俳優であった。後に彼が来日すると、「サクラ」を用意しなくても本物のファンが殺到し、映画雑誌の『スクリーン』などは、ドロン氏の特集を組んだ程である。フランス国内では「演技力が今ひとつだ」と貶す批評家もいたが、日本人女性はそんな悪口に耳を貸さず、サングラスをかけ、くわえ煙草のハンサム男優にぞっこんで、眺めるだけでも充分だった。それに、彼が出演した作品はある程度成功し、人々の記憶に残る映画であったから、運の良い役者とも言えるだろう。

例えば、チャールズ・ブロンソンと共演した『さらば友よ』とか『ボルサリーノ』、三船敏郎が共演者だった『レッド・サン』、ジャン・ギャバン(Jean Gabin)も出演した『地下室のメロディー』、レザー・スーツ姿のマリアンヌ・フェイスフル(Marianne E. Faithfull)が話題となった『あの胸にもう一度』などがある。


(左: チャールズ・ブロンソン / ジャン・ギャギン / アラン・ドロン / 右: マリアンヌ・フェイスフル)

  筆者としてはジプシーの悲哀を描いた『ル・ジタン(Le Gitan)』を推薦したいが、日本では一般的に『サムライ』の方が有名だろう。この映画でドロン氏は寡黙で律儀な殺し屋のジェフ・コステロを演じていた。このキャラクターは、実在したギャングのフランク・コステロ(Frank Costello)をモデルにしたという。

今のアクション・ドラマでは珍しいけど、主人公のジェフは無言のまま“いつもの”仕事に取りかかった。どんよりと曇った空からは雨が降りしきっている。トレンチコートを羽織って、中折帽(fedora)を被ったヒット・マンは、路上に駐めてある他人の車に乗り込む。銀幕には、雨が滴り落ちるフロント・ガラス越しに、ジェフの冷静な顔が映し出されているのだ。

彼は懐から鍵の束を取り出し、一つ一つハンドルの鍵穴へと差し込む。何本か試すうちに偶然にもエンジンがかかった。彼はゆっくりとクルマを運転し、さびれた街角のガレージへと消えて行く。ジェフがクルマから降りると、そこにはいかがわしい男が待っていて、即座にナンバー・プレートを付け替える。ジェフは馴染みの「修理屋」から何枚かの書類を受け取り、代わりに札束を無言で手渡す。余計な事を一切言わず、ジェフはその盗難車に戻り、何事も無かったかのようにガレージを後にするのだ。


  改めて自分の「所有物」となったクルマを運転するジェフは、ある建物へと向かっていた。彼が建物の玄関を通って、ある部屋を訪ねると、そこには女性の姿があった。彼を迎えたのは息を呑むほどの美女。すなわち、ジェフの情婦ジャーヌであった。彼は別の場所で「仕事(暗殺)」をするので、ジャーヌにアリバイを頼んでいたのである。

とまぁ、ドロンは口数の少ない冷静な殺し屋を演じているから、女性じゃなくても観ている者は彼の虜になってしまう。この映画は「ノアール・ギャング・スリラー(Noir gangster thriller)」と評される作品で、フィルムが微妙に青暗くなっており、独特の雰囲気を醸しだしていた。

低予算で作られる最近のTVドラマと比較すれば判るが、テレビで放送される刑事モノとかサスペンス劇場などは、電気屋で購入したビデオ・カメラで撮影された素人作品かと思ってしまう。子供の学芸会を親が録画するんなら解るが、いくら何でもプロの映画人が作ったドラマにしては貧弱すぎる。やはり、劇場で観る微かに暗い映像は格別である。しかも、どこか暗い影を秘める役者のドロンには、哀愁漂う暗殺者が良く似合っていたので、一層ドラマに磨きがかかっていた。


(左: レノー・ヴェルレー / 中央: 映画でのベッド・シーン / 右: ナタリー・ドロン )

  『サムライ』で注目すべきは、ジェフの情婦を演じていたナタリー・ドロン(Nathalie Delon)の存在である。彼女は実生活におけるアランの妻で、当時はまだ駆け出し女優だった。ナタリーが有名になったのは、翌年に制作された『個人教授(Le leçon particulière)』に出演してからだ。

この映画は筆者にとっても思い出深い作品で、まだ小学生だったけど、フランス人の哀しい恋愛劇に魅了されたものである。当時、ニコール・クロワジール(Nicole Croisille)が歌う『Where Did Our Summers Go』に感激したので、EP盤のレコードを買って毎日聞いていた。(レコードの針から伝わる、ちょっとした「雑音」が実にいい。ジャズも澄み切った音のCDより、ノイズの入ったレコード盤の方が「味」があったりするから不思議である。) この挿入歌を気に入ったのは、映画の最終場面と絶妙にマッチしていたからである。

  ちょっと物語を話すと、主人公のオリヴィエ(ルノー・ヴェルレー)は年上の女性フレデリク(ナタリー)と親しくなり、肉体関係まで持ってしまうが、彼女には中年男性の恋人フォンタナがいたのだ。二人は喧嘩して一時的に別れていたが、フレデリクの心はまだフォンタナの許(もと)にあった。それを察知したオリヴィエは、彼女が住む建物を訪れて帰ろうとした時、フォンタナに電話を掛け、フレデリクの居場所を教えたのである。

電話を切ったオリヴィエは建物から出て、外に駐めてあった電動自転車に跨がった。彼が不意にその建物を見上げると、部屋の窓越しにフレデリックが立っていて、無邪気に笑みを浮かべていたのだ。

フレデリクは「またね!」という軽い「さよなら」を口にしていたが、オリヴィエの深刻な別れには気づいていなかった。何事も無かったかのように去り行くオリヴィエ姿が痛ましい。愛する女性を諦めた表情は、観ている者にとっても辛かった。このラスト・シーンにクロワジールの歌声が響き渡るんだから、誰でも胸が締め付けられるような気持ちになるだろう。


(左: ニコール・クロワジール / 中央: 映画でのフレデリクとオリヴィエ / 右: ナタリー・ドロン )


日本女性が憧れたフランス人の色男

(写真 / 様々な時代のドロン)

  ハリウッド映画じゃないからメガ・ヒットにはならなかったが、『サムライ』は後の作品に影響を与えたそうで、ジョージ・クルーニーが孤高の殺し屋を演じた『ラスト・ターゲット(原題/ The American)』や、ライアン・ゴスリンがプロの逃がし屋に扮した『ドライヴ』などは、ジェフ・コステロをモデルにしていたそうだ。

それにしても、なぜドロン演じる殺し屋が「サムライ」なのかいまいちピンとこないが、監督のジャン・ピエール・メルヴィル(Jean Pierre Melville)が大のサムライ・ファンで、様々な武具や刀のコレクションを持っていたからだという。

フランス人の藝術家や知識人には、日本の武術や東洋の神秘に関心のある人がたまにいて、西洋の軍人とは本質的に違う日本の武人に興味を抱くそうだ。ただし、彼はユダヤ人で本名を「ジャン・ピエール・グランバック(Jean Pierre Grumbach)」というらしい。「メルヴィル」というラスト・ネームは、有名作家の「ハーマン・メルヴィル(Herman Melville)」から拝借したそうだ。


(左: ジョージ・クルーニー / 右: ライアン・ゴスリン )

  日本贔屓のユダヤ人は他にもいて、日本でも人気のある作家のアンドレ・モロワ(André Maurois)はフランス系ユダヤ人で、本名は「エミール・サロモン・ウィルヘルム・ヘルツォーク(Émile Salomon Wilhelm Herzog)」である。

ちなみに、『源氏物語』を英訳して話題になったアーサー・ウェイリー(Arthur Waley)もブリテン系ユダヤ人で、本名は「アーサー・デイヴィッド・シュロス(Arthur David Shloss)」という。

さらに言えば、日本の合気道を米国で広めたハリウッド・スターのスティーヴン・セガール(Steven Seagal)もユダヤ人で、彼の父親がロシア系ユダヤ人であったらしい。

元「メガデス」のギターリストであるマーティ・フリードマンは米国生まれだが、大学に入って日本語を勉強したらしく、我々と同じくらい流暢に日本語を話している。彼は日本に移り住んで活動を続けており、NHKの音楽番組では、世良公則と一緒に「銃爪(ひきがね)」を演奏していた。その時、あの有名なダグ・オードリッチ(Doug Aldrich)も参加していて、マーティーと共にリード・ギターを弾いていたから、何とも豪華な組み合わせだった。

とにかく、一見すると西歐人に見える日本通でも、実はユダヤ人だったという場合が多い。やはり、歐米諸国で不可思議な異国に興味を持つのは、根無し草のコスモポリタンなのかも知れない。


(左: ジャン・ピエール・メルヴィル / アンドレ・モロワ/ アーサー・ウェイリー / 右: マーティ・フリードマン )

  アラン・ドロンが出演した映画には、他にも興味深い作品があるけれど、彼の全盛期は1970年代までで、80年代に入ると、TVドラマくらいしか良いオファーがなかった。それでも、スターはスターで、何かと言えば話題にされるし、結構人気もあったから、日本のマツダと契約して「カペラ」の宣伝役となり、テレビ・コマーシャルにも出ていた。

ハンサム男優は歳を取っても魅力的で女にモテる。ナタリーと別れても女優のロミー・シュナイダー(Romy Schneider)と付き合っていたし、1987年にはオランダ人モデルのロザリー・ブレメン(Rosalie Breemen)と結婚した。彼女との間には、娘のアヌースカ(Anouchka)と息子のアラン・フェビアン(Alain-Fabien)をもうけている。特に、アヌースカは溺愛しているようだ。まぁ、年を取ってからの娘だからしょうがない。


(左: ロミー・シュナイダー / ロザリー・ブレメン / アヌースカ・ドロン / 右: アラン・フェビアン・ドロン)

  でも、アランにはもう一人箱入り娘がいるのだ。ナタリーとの間には息子のアンソニー(Anthony Delon)が生まれていて、彼にはアリソン・ル・ボルジ(Alysson Le Borges)という娘がいるので、アランにとっては孫娘になる。美しい娘と孫娘をもってアランには笑顔が絶えない。そりゃ、アリソンみたいな孫がいれば嬉しくなるのも当然だ。もし、アランが彼女を連れて街中でも歩けば、事情を知らない他人が、「アランの奴、また愛人でも作ったのか? それにしても、今度の女は随分と若いんじゃないか」と呆れるだろう。色男だと60歳や70歳になっても、若い娘が近寄ってくるから、本当に羨ましい。ただ、彼の家族を見て思うのは、女房を選ぶ時にはその人種や民族に配慮すべき、ということだ。


(左: 父のアランと娘のアヌースカ / 右: 孫娘のアリソン・ル・ボルジ )

  もし、アランが歌手のドナ・サマー(Donna Summer)やジャネット・ジャクソン(Jannet Jackson)、女優のガボレイ・シディベ(Gabourey Sidibe)やオクタヴィア・スペンサー(Octavia Spencer)などと結婚したら、アンソニーのような息子は生まれないし、アリソンのような孫娘さえ望めないだろう。

エルビス・プレスリーの孫娘として有名なライリー・キーオ(Riley Keough)だって、母親のリサ・マリーがマイケル・ジャクソンの精子で産んでいたら、あんな容姿にはならない。自分と同じ種族に生まれた子供や孫に囲まれたアラン・ドロンが、中東アジアや北アフリカの移民を歓迎しないのも当然だ。


(左: アリソン・ル・ボルジ / ライリー・キーオ / オクタヴィア・スペンサー / 右: ガボレイ・シディベ )

  かつてアラン・ドロンに夢中になった日本のご婦人たちも、結構な年齢になっているだろうが、それでもドロンの映画をDVDで再び観賞すれば、若い頃の情熱が蘇ってくるかも知れない。たぶん、本棚か押し入れに所蔵する映画のパンフレットなんかを取り出して、アラン・ドロンの写真を眺めたりするんじゃないか。映画好きの奥様達がデニーズなどに集まって、昔話に花を咲かせたら、あっと言う間に時間が過ぎてしまうだろう。一旦、中高年のオバちゃんたちが井戸端会議を始めると、何時間でも居坐り続けるから、支店長は困ってしまうけど、彼女たちはお構いなしだ。

  ケーキやパイを頬張りながら、「あぁ〜、私もアラン・ドロンみたいな相手と結婚していたらなぁ〜」と歎く。

  すると、そばにいる「元」お嬢様が「うちの亭主ときたら、定年退職してから、いつも家でゴロゴロしているんだから、もう嫌になっちゃう」と愚痴をこぼす。

  それに対し、プリンを食べる友人が「そうよねぇ〜。まったく邪魔なんだから。どっか行ってくれないかしら」と相槌を打つ。さらに追い打ちを掛けるように、もう一人のオバちゃんが、「やっぱり、男はハンサムでなきゃ。私も生まれ変わったら、二枚目と一緒になりたいなぁ」と溜息をつく。そして、「いい男がいたら、うちの旦那を捨てて、一緒に“ドロン”しちゃうかも!」と駄洒落を交えて現実不可能な夢を語り出す。

  日本のオバタリアンはロマンチストというか、図太い精神の持ち主というか、世界一タフな生き物である。こんな雑談がお開きになるのは、「あっ、ワンちゃんの散歩の時間だわ。もう帰らなくっちゃ!」というのが切っ掛けなんだから。そんな時、「旦那の夕飯は?」と聞きたくなるが、「冷凍庫にチャーハンがあるから!」という解答があるかも知れないので、何となく怖くなる。「俺もアラン・ドロンに生まれたかったなぁ」という亭主の小さなつぶやきが、やけに寂しい。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68643909.html
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[リバイバル3] フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き 中川隆
26. 中川隆[-6325] koaQ7Jey 2017年10月11日 19:54:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2015年01月22日
カイロになったパリ 中東アジアの都に住むガリア人

逆流してくるアラブ人

  バグダッド・イスタンブール・カイロの格安旅行を企画する代理店は、お客にパリかロンドン行きを勧めればいいだろう。ヨーロッパの大都市に行けば、大勢のアラブ人やアフリカ人に会えるばかりではなく、市場や街頭には黒や茶色の群衆が溢れ、イスラム教のモスクまで見物できる。ケルト系やゲルマン系のフランス女性など、コアラかパンダみたいな絶滅危惧種だから、今のうちに見学した方がいい。かつてフランス王国があった遺跡に住む現代フランス人は、どんな遺伝子が肉体に内臓されているのか分からないし、そもそも関心がないのだ。フランス白人かと思えば、トルコ人やシリア人の混血児だったりするのだ。

  フランス人の精神は異常で、オスマン・トルコがかつて瀕死の病人と呼ばれたように、今にちのフランス人は西歐世界の病人である。彼らは人種を考えると人種差別になるから人種別国勢調査を禁止する。宗教を公の場から排除することが共和政原理だ、と自慢している愚か者。こんなフランス人の自己識別(identity)とは、フランス国籍を所持して、フランスの法律に服している、といった簡単な属性でしかない。フランス国籍を取った支那人が、「ワタシー、フランス人、あるよー。オマエラ日本人ヨリ、エラいアルねぇー。」なんて日本人の前でぬかしたら、エッエェル塔の鉄製模型で半殺しにしたくなるだろう。朝鮮人が同じ事言ったら、その口にウジ虫入りのキムチを詰め込んでやる。

  遠方に住む日本人にとって、フランスで起きたイスラム過激派による殺傷テロは他人事であった。お煎餅食べながら茶の間で楽しむ娯楽である。しかし、日本人2名がイスラム国テロリストに拘束され、処刑されるかも知れない事態に陥り、日本政府が身代金を渡すのかどうかが、ちょっとだけ気になってきた。傭兵を軽く考えていた湯川遙菜はバカの標本だから、大金を出して救う価値はない。ジャーナリストの後藤健二さんは、危険を覚悟でイスラム国に赴いたプロだから、彼の家族も半ば諦めているだろう。安倍首相は絶対身代金をテロリストに渡してはならない。マスコミは安倍攻撃のいい機会だから、「見殺しだ」とわめいて安倍降ろしをしたいのだろう。身代金のプレゼントがテロ支援になるとは考えていない、無責任なマスコミに屈服する方が始末に悪いし、またもや国際的非難の的になる。

  しかし、何でフランスには、あんなに沢山の有色人種が住み着いているのか? 幾つかの理由が考えられる。まづフランス白人に、遺伝子を考慮した人種防衛観念が歴史的に希薄だったことが挙げられる。ローマ帝國の衣鉢を継ぐフランク王國を誇るガリア人は、国内に様々な人種や民族が流入してきても、フランス文化を愛すればフランス人と見なす傾向が強かった。言葉だってゲルマン系言語からラテン・ロマンス語に変えてしまい、民族の言語的伝統を切断したのである。これをドイツの哲人フィヒテが指摘した。次に、植民地をもつようになったのに、人種隔離政策や混血禁止制度を確立しなかったのである。性欲旺盛な独身男が、異人種の植民地に赴任したのだから、性的処理がどうなるかフランス政府は予測できたはずだ。現地人との混血児は、フランスと征服地を結合する接着剤となってしまう。現地女に産ませた子供を白人の父親が、祖国フランスに連れてくれば、故郷には異質な遺伝子をもったフランス国民が増えてしまうだろう。これでは、異民族がフランスに侵入したのと同じである。

  フランスに住むイスラム教徒は500万人とか600万人とか言われるが、正確な人口は実際わからない。マグレブ諸国(北アフリカなどの地域)からやって来たアラブ系イスラム教徒は、「ブール(Beur/Arabeの逆さ言葉)」と呼ばれ蔑まれている。アルジェリア移民2世で「同化またはフランス協会」の会長を務めた、ザイール・ケダードゥーシュ(Zaïr Kédadouche)は、大多数のフランス人はアルジェリア人やアラブ・イスラム教徒を嫌っていることを告白する。彼にとってショックだったのは、ユダヤ人やアフリカ黒人よりも、モロッコ人やチュニジア人が嫌われていて、一番の嫌われ者がアルジェリア人であった。( ミュリエル・ジョリヴセェ 『移民と現代フラセンス』 集英社2003年 p.32) 更に悪いのは、フランスに同化したように振る舞うアルジェリア人移民は、もうアルジェリアに戻れない。言葉や慣習、思考がフランス的になってしまい、祖国の同胞が異邦人になる。野暮ったい田舎者と交際するのが辛い。一方、アルジェリアの同胞はフランスで生まれ育った移民の子を裏切り者としか見なさず、イスラム教の教えに従わぬ背教者扱い。フランス化された同胞を見て「なに気取ってやがるんだ」と腹立たしくなる。フランスで「アラブの豚野郎」扱いなのに、祖国に戻ってきたら「白豚の奴隷」と思われる。こんな板挟みのムスリム移民はジッと我慢してフランスに居坐るか、イスラム過激派になってフランスに復讐するしかない。


  第三世界からの異人種で溢れるフランス人には、マグレブ地域からの有色移民に対する不満を募らせるフランス人が至るところにいる。たとえば、郵便局を退職したアンドレというフランス人(62歳)は、元ド・ゴール大統領支持者で、選挙ではル・ベン率いる国民戦線に投票していると公言する。アラブ人は昔から居たが、当時は小さくなっていたのに最近は違う。アラブのガキどもがゴロゴロいて、フランスにいるとは思えない。「多すぎる、あんまりだ !」以前は移民といえば、スペイン人かポルトガル人だった。アンドレは、アラブ人のように道に唾を吐いたり、エレベーターの中で小便を垂れたりしなかった、と語り憤りを隠さない。(p.44) アラブ系移民が多く住む地区で、アパートメントが小便臭かったり、異様に不潔だという話はフランスでよく聞く。昔から住むフランス白人は、有色移民の流入に激怒しているのだ。フランスに居坐る「サン・パピエ(入国・滞在許可書類が無い者)」も深刻な問題。フランスの移民・難民問題はもうメチャクチャで手の施しようがない。病膏肓(こうこう)に入る、とはこのことだ。筆者は色々な事件を調べたことがあるが、移民については一冊本が書けてしまう。日本で報道されていない無惨な事件が頻発しているのだ。(いずれ紹介したい。)

フランスの癌たるユダヤ人

  北アフリカや中東アジアといった植民地からの異人種流入は問題であるが、フランスには昔からユダヤ人が住み着いており、不治の病のように解決しない国内問題であった。ヨーロッパの悪性腫瘍とでも呼ぶべきユダヤ人は、迫害されても戻ってくるし、虐殺されてもまた増殖する、実にやっかいな異人種である。ヒトラーばかり悪者にされているが、ヨーロッパの歴史を振り返れば100回以上も各時代で迫害されていたのだ。レオン・ポリアコフの『反ユダヤ主義の歴史』を読めば分かるだろう。ユダヤ人の政治宣伝や洗脳によって、ユダヤ人に同情してる日本人や欧米人は本当に間抜けである。ユダヤ人が歐洲に寄生するのに、そこへ中東アジアからアラブ系イスラム教徒を輸入すれば、どんなことが起こるか火を見るより明らかだ。ヨーロッパ人は自ら故郷を中東アジアに変えてしまったのである。

  日本人には意外だが、ユダヤ人はフランス革命を称賛する。自分たちを迫害する異教徒なのに、なぜユダヤ人はその大混乱を支持するのかと言えば、キリスト教やヨーロッパ伝統を憎む革命家がユダヤ人をゲットーから開放したからだ。そしてキリスト教徒のフランス人と平等に扱おうとしたからである。フランスの革命家には、とんでもない輩(やから)が多かった。ダントン、マラー、ロベスピエール、サン=ジュストなどの過激派は有名だし、ジョセフ・フーシェなんていう蝮の警察長官までいたのだ。コルシカからきた田舎者の陸軍士官ナポレオンは、フランス人が大嫌いで、フランスの伝統文化を憎んでいた。こんな奴らだから、フランスの君主政を打倒し、貴族を惨殺する一方で、お金を貯め込んでいたユダヤ人を味方に付けて裏で支持を受けていた。カトリック教会の司祭なのにグレゴワール師は、熱心にユダヤ人を擁護していたのだ。怪しいだろう。フランスの政界には深い闇があり、日本人向けの歴史教科書には描かれていない。日本人の大学生でどれほどの者が、ヨーロッパでのユダヤ人に詳しいのか。ほんの僅かしかいないだろう。白痴化教育の結果である。

  フランスとアルジェリアの関係を述べると長くなるので、ここでは一つだけ指摘したい。フランスはアルジェリアを植民地にしたが、その現地人をフランス国民という同胞にするつもりはなかった。褐色のアラブ人なんか対等の仲間になり得ない。しかし、かの地のユダヤ人は違った。ナポレオン三世の政府はユダヤ人全体を帰化させる計画に取りかかったのである。普仏戦争後に暫定政府が成立し、司法大臣アドルフ・クレミュー(Adolphe Cémieux)たちが、「クレミュー令(Décret Cremiux)」を実施したのである。この法令により、アルジェリアのユダヤ人はフランス市民であると宣言され、彼らの社会的地位や個人的地位は、フランスの法律によって支配されたのである。この法令が制定されたのは、ドイツに敗北したことで、帝政が崩壊したことに原因があった。アルジェリアでイスラム教徒による反抗が生じ、何とかしなければならなかったのである。そこで、この不安定なアルジェリアで、フランス政府はユダヤ人を味方に付けようと思いついたのである。

  ユダヤ人指導者層も、アラブ人の慣習に染まるより、フランス人の文化に同化した方が利益があると考えた。だからパリのユダヤ人長老会は責任を持って、アルジェリアの同胞にフランスへの同化を促したのである。クレミュー法令により、パリの長老会(Consistoire Central)は、アルジェリアのラビ(ユダヤ教指導者)すべてを任命する法的権能が与えられたのである。(Hannah Arendt, “Why the Cremieux DecreeWas Abrogated”, Contemporary Jewish Record, Vol. 6, April 1943,p.117) ユダヤ人というのは、異国に寄生するためには妥協を厭わず、現実的譲歩をするからイスラム教徒より狡賢い。しかも、信仰を捨てて世俗的生活に浸ることを望むユダヤ人も結構多かったから、フランスの法律に従い、フランス文化を享受して暮らすことに苦痛はなかった。だらから、世俗化したりキリスト教徒に改宗したユダヤ人もいれば、宗教自体に反抗して社会主義者か不正夫主義者になったユダヤ人が、フランスにはゴマンといたのだ。

  フランスが異人種に寛容な国になれば、もうユダヤ人の楽園である。各界にユダヤ人が浸透し、重要な地位につき影響力を行使するのだ。フランスの政界を想い出してもらいたい。ユダヤ人初のフランス首相レオン・ブルムは戦前有名だったし、ユダヤ人らしく社会主義者だった。内務大臣だったジョルジュ・マンデル(Georges Mandel)は、その本名であるロスチャイルド姓(Louis Georrge Rothschild)が示す通りユダヤ人であった。アルジェリアのユダヤ人に特別な配慮を施したクレミューもユダヤ人であった。ヨーロッパ会議の議長を務めたシモーヌ・ヴェイユ(Simone Veil)も、その旧姓「ジェイコブ(Simone Annie Liline Jacob)」をみればユダヤ人と分かるだろう。IMF専務理事を務めたドミニク・シュトラス・カーン(Dominique Strass-Kahn)は、ホテルの女中に性的暴行補を加えた容疑で有名になったユダヤ人である。権力を持ったスケベ親爺の典型例であった。ハンガリーからのユダヤ人移民の息子ニコラ・サルコジなんか、B級ポルノ男優みたいな顔で気持ち悪かった。あんなユダヤ人を見たら日本人女性だって、ホルモンの分泌がおかしくなってしまうだろう。

  フランス人はユダヤ人をゲットーから解放するときに、そのまま全員パレスチナか北アフリカに追放すべきであった。啓蒙主義など気取らずに、異人種たる異教徒をスペイン人みたいに迫害して追い払えば、後々の災厄を未然に防ぐことが出来たのである。ユダヤ人は住み続けることが許されると、異質分子として排除されないために、多文化主義を主張し始め、フランス国民が一致団結せぬよう画策するのだ。フランス人がフランク人とガリア人の子孫であるとともに、キリスト教伝統を擁護するカール大帝の臣民で、ジャンヌ・ダルクを祖国の英雄とするフランス王国民だったことを抹殺しなければならない。過去を失った痴呆住民に落ちぶれたフランス人には、フランス文化の残骸しか誇れない。ユダヤ人との共存など気違いじみたことが普通になり、アラブ人や黒人の流入を阻止できないのだ。まったくの意気地無しになってしまった。こうした惨状を直視すれば、ジャン・マリ・ル・ペン(Jean-Marie Le Pen)前国民戦線党首は、極右政治家ではなく、重症のフランス人患者を治そうとした、まっとうな医者であることが分かる。


  愛国者のル・ペン前党首は、非ヨーロッパ世界からの異人種移民に対して反対するし、ユダヤ人のフランス支配に対しても異議を唱える。自由なフランスを守るため法的制裁を受けても怯まない。彼に対しては、フランスのみならず世界各地からも非難が雹(ひょう)のように降り、槍のような罵声が飛んでくる。フランス国内でもル・ペン氏への批判が激しい。たとえば、学者のミシェル・ヴィノック(Michel Winock)は、ル・ペン氏が発言したことに反発している。

  「私は自分の娘を自分の姪よりも愛する。しかし、自分の姪の方を近所の女子よりも愛する。そして、近所の女子を見知らぬ他人よりは愛し、見知らぬ他人の方を敵より愛する」

こうしたル・ペン氏の常識的信条を紹介して、ヴィノックは彼が集団的脅迫にとらわれて、世界に対して壁で仕切られた度し難い国民的「自我」をくりかえしているだけ、と嘲(あざけ)っているのだ。(『ナショナリズム・反ユダヤ主義・ファシズム』 川上勉・中谷猛 監訳 藤原書店1995年 p.59) ヴィノックはル・ペンを「道化役者」と呼び、彼の言葉に耳を貸す者は、ごく少数の頑固な狂信者にすぎない、とまで言い放っている。かつて日本人を侮辱したことで話題になったクレッソン(Édith Cresson)首相は、ル・ペン氏を「シルク・ストッキングを穿(は)いたル・ペン」と揶揄(やゆ)した。ナポレオンが外交官のタレーランを「絹のストッキングを穿いた糞」と評したことがある。クレッソンはこれを用いて侮辱したのだ。(Daniel Singer, Le Pen's Pal -- Blood and Soil, The Nation, December 23, 1991) いかにも日本人を「黄色い蟻(les fourmis jaunes)」と罵った女らしい。ル・ペン氏とは一体どんな人物か。彼は外人部隊に志願し、パラシュート部隊に属した勇敢なフランス人で、サルコジみたいな土地転がしの弁護士とは違う。しかも、恐れ知らずの政治家だったため、彼は暴漢に襲われ、左目の視力を失っている。極右呼ばわりされて、毛嫌いされているが、中々立派な紳士である。日本に来日したときは、靖國~社に参拝し、祖国のために戦い、散っていった英霊に敬意を表していたのである。韓国の政治家でこんな人物がいるのか? 日韓友好議員団は恥を知れ。

  ユダヤ人やアラブ人が混在するフランスは、もはやヨーロッパの中心でもないし、ローマ帝國の嫡男にしてカトリック教会の長女ではない。中東アジアに属するヨーロッパの飛び地、ユダヤ・アラブの別荘地になっているのだ。偉大な哲学者インマヌエル・カントが生まれたカリーニングラードが、ソ連軍に占領されて、ベルリンの壁崩壊後の現在もロシア領であるのと似ている。フランク人のガリアで、小さなメソポタミアのパレスナが誕生したのだ。この歐洲の中東都市でユダヤ人とアラブ人が血みどろの戦いを展開しているのである。盲目のフランス人に付ける薬はない。

  いずれ白い肌のパリジェンヌは、パリの守護聖人ジェネヴィーヴ(Sainte Geneviève)が誰なのかも分からなくなるだろう。移民に寛容なフランス人は、キリストの福音を忘れ、「アッラー、アクバル(偉大なり)」と唱えることの方が得意になるだろう。コーランがベスト・セラーになるんじゃないか。現代の情けないフランスには、ローマ人と戦ったウェルサンジェトリックス(Vercingetorix)も、サラセン人を撃退したカール・マルテルもいない。三色旗に三日月のマークでも追加されるのではないか。すでに、国旗の裏にはダヴィデの星がワッペンみたいに縫われているから、月のマークが刺繍されたって気にならないだろう。むかし代表的フランス女優と言えば、カトリーヌ・ドヌーヴだった。多くの日本人が彼女の美貌にうっとりしたものだ。しかし、将来はビヨンセかハル・ベリーみたいな浅黒いフランス人が代表的美女になっていだろう。しかも、チャドルをまとったムスリム女性だったりして。栄華を誇ったフランスの未来は暗い。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68302472.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html#c26

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
93. 中川隆[-6324] koaQ7Jey 2017年10月11日 20:50:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
詐欺師の嘘はもういいよ

これが真実


気になったので引用元論文を読んだら炭水化物はエネルギー摂取量の50-55%取るべきと書いてあったし、そもそも貧困国への栄養ガイドライン適用の話でした


2017-10-05
"「糖質制限」論争に幕?"で引用された論文は糖質制限を勧めてなどいない
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk


検証よみもの-食事法

先日、東洋経済オンラインで以下の記事を読みました。


「糖質制限」論争に幕?一流医学誌に衝撃論文
「炭水化物は危険、脂質は安全」の波紋
江部 康二 : 高雄病院理事長
http://toyokeizai.net/articles/-/190605


記事を読むと「医学系の一流ジャーナルであるLancetに」「糖質制限を肯定する”衝撃論文”が発表された」という主張です。 内容を疑わしく思い、Lancetに掲載された元論文を入手して読んでみたのでそれについて書きます。

これね。
www.ncbi.nlm.nih.gov

※論文の電子版は、大学等の研究機関に所属している場合はその大学が権利を購入していれば大学図書館等からアクセスできます。一般の利用者は個人でジャーナルに購読料を払って読むか、国立国会図書館で無償で入手できます。

結論としては「一流ジャーナルであるLancetに」「炭水化物の摂取量が多すぎると死亡率ないし心臓疾患の発生率が上がるという論文が発表された」は正しい情報だけど、「糖質制限を肯定する」の部分は完全なる虚偽です。消防署の方から来ました、レベルの話でちょっと本気でびびる。こんな話がオンラインとはいえ雑誌に載り、医師の個人名で発表されるんだな、情報社会こわい。

途上国の栄養ガイドラインについての話だよ

まず当該論文が何を明らかにするために、どんな調査をしたかをざっくり説明します。主に論文2ページ目の”Added value of this study”の欄から引用すると、
•現在の国際的な栄養ガイドラインでは「脂肪摂取量を少なくすること(カロリー摂取量の30%以下)」や、「飽和脂肪酸の摂取量をカロリー摂取量の10%以下にして、代わりに不飽和脂肪酸をとること」を勧めている
•これらのガイドラインが根拠としているデータは米国およびヨーローッパにおける調査データであるが、米国やヨーロッパでは栄養の過剰摂取に注意が払われている
•このガイドラインを、栄養失調が一般的であるような国(注:要は貧しい国)でもそのまま使えるかは疑問である

という話で、要は「貧しくて炭水化物摂取の割合が非常に高い国の人たちの栄養を考えるときに、食べ過ぎの欧米人のデータを使って『脂肪の摂取量を減らしましょう』と言うのは正しいの?明らかに炭水化物をとりすぎている人たちに対しては、脂肪の摂取等が勧められるべきだったりしないの?」というのがこのチームが明らかにしたいことです。それらを検証するために、東洋経済の記事でも書かれているように、5大陸18カ国13万人の膨大な食事データが調査されています。

引用原文


Current guidelines recommended a low fat diet (<30% of energy) and limiting saturated ratty acids to less than 10% of energy intake by replacing them with unsaturated fatty acids. The recommendation is based on findings from some American and European countries where nutrition excess is of concern. It is not clear whether this can be extrapolated to other countries where undernutrition is common. Moreover, North Americans and European populations consume a lower carbon hydrate diet than populations elsewhere most people consume very high carbohydrate diets mainly from refined sources.

で、調査の結果がどうだったかというと、こちらは9ページ以降の”Discussion”から引用すると、
•従来言われてきた「脂肪の総摂取量をカロリー摂取量の30%以下、飽和脂肪酸をカロリー摂取量の10%以下」という方針と反する結果が出た(注:脂肪の総摂取量、飽和脂肪酸の摂取量が高いグループで死亡率や心臓病の発生率が下がった)
•炭水化物の摂取量が多い人(注:カロリー摂取量の60%以上、その分、脂肪やタンパク質の摂取量が少ない)は、炭水化物を減らして脂肪の摂取を増やした方がメリットがある(注:死亡率が減る)と思われる
•われわれの調査の中で収入が少ない国、収入が中程度の国では非常に炭水化物の割合の高い食事(60%以上)が取られていて、特に白米や白いパンなどの精製された原料が多かったが、これら精製された原料は死亡率や心臓病の発生率を上げると従来の研究で示されている
•だから炭水化物の代わりに脂肪やタンパク質(注:炭水化物より高価)を取ることが可能な場合(経済的に可能で、かつ入手できる環境の場合に)においては、炭水化物を少なくしようという栄養指導が正しいと思われる

としています。(補足すると、食事に気を使っている人は他にも健康のための取り組みをしていのかもとか、炭水化物の摂取割合の高さはシンプルに貧しさを反映してしまっているのかも等も議論されています。)

引用原文


Our findings do not support the current recommendation to limit total fat intake to less than 30% of energy and saturated fat intake to less than 10% of energy. Individuals with high carbohydrate intake might benefit from a reduction in carbohydrate intake and increase in the consumption of fats. (中略) Moreover, our study most participants from low-income and middle-income countries consumed a very high carbohydrate diet ( at least 60% of energy), especially from refined sources ( such as white rice and white bread), which have been shown to be associated with increase risk of total mortality and cardiovascular events. Therefore, recommending lowering carbohydrate might be particularly applicable to such settings if replacement foods from fats and protein are available and affordable.

極端な糖質制限については論文中で明確に否定されている

さらに同じくDiscussionからですが、論文著者は極端な糖質制限について明確に否定しているので引用します。

•炭水化物の摂取量がカロリー摂取量の50%以下の場合に死亡率等が上がらなかったことは、極端に炭水化物の少ない食事が良いと示すものではない

•重要なことだが、一定量の炭水化物の摂取は運動による短期的なエネルギー需要を満たすために必要なので、ほどほどの炭水化物の摂取(カロリー摂取量の50-55%等)は、非常に高い摂取量や非常に低い摂取量より適切であると思われる

ちなみに日本人の平均がどれくらいかというと、厚労省の国民健康・栄養調査を見ると58-59%くらいです。なので、炭水化物を取りすぎの自覚がある人は少し控えて、その分、肉や脂肪からエネルギー摂取するというのは正しそうです。


www.mhlw.go.jp

引用原文


However, the absence of association between low carbohydrate intake (eg, <50% of energy) and health outcomes dose not provide support for very low carbohydrate diets. Importantly, a certain amount of carbohydrate is necessary to meet short-term energy demands during physical activity and so moderate intakes (eg, 50-55% of energy) are likely to be more appropriate than either very high or very low carbohydrate intakes.

で、そもそも論なんですけど、この論文を発表したチームと同じチームが同じタイミングでもう1報論文を出していて、それがこれ


www.ncbi.nlm.nih.gov

こっちは「果物、野菜、豆を食べると死亡率や心臓病の発生率が下がる」という話をしています。まあ炭水化物だよね。ちなみにこっちの結論は、これまで400gから800g/日の摂取が勧められてきたけどこれは貧しい国の人には結構大変な水準であり、われわれは375g/日で従来の研究同様に死亡率や心臓病発生率を下げる効果があることを示せたが、貧しい国の人々にとっては400g/日が375g/日にほんの少し減るだけで大きなインパクトがあるだろう、とかそういう話をしています。

ここまで読んでいただけるとわかると思うんですけど、東洋経済の記事を書いた医師は引用した論文を読んでいないか、読んでいて意図的に内容を捻じ曲げたか、論文を徹底的に誤読しているかのいずれかであると思われます。

第三者の視点では「肉と性格では」という指摘も

ついでにもう1つ、面白かったので同じLancetに掲載された第三者のこの研究に関するCommentを紹介しておくと


www.ncbi.nlm.nih.gov

こちらでは上記の2つの論文を出したPUREチーム(PURE: Prospective Urban Rural Epidemiology、例の18カ国13万件調査)の北米とヨーロッパ以外を含む大規模調査の功績を認めつつ、

•動物性食品(牛肉、羊肉、乳製品を含む)はPUREの調査した地域のほとんどにおいて、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪の主要な摂取源である

•飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪、動物性タンパク質の全てが死亡率と逆相関したということは、実際には単に「肉と乳製品の摂取量が生存率と相関する」というだけなのでは?

•この質問に答えるためには、PUREチームは動物性食品の種類別の摂取量と死亡率の関係を調査する必要がある

•微量栄養素の欠乏はPUREの調査対象の多くの国で重要な問題になっている

•動物性食品は亜鉛や吸収可能な鉄分、ビタミンK12、ビタミンB12を豊富に含むが、これらの摂取は炭水化物を多く摂取する国々では最適化されない(注:炭水化物の割合が多い分、動物性食品の割合が少ないため、十分に摂取できない)

•従って、栄養豊富な肉を食べることが1つ以上の栄養の欠乏をカバーした、とPUREの結果(飽和脂肪酸等の摂取量割合が高い群で死亡率が低減した)を説明できる可能性がある

という指摘等がされていて、要は「もっと細かく見ないと何とも言えないね」みたいな話がされています。

引用原文


Animal products (including beef, lamb, and dairy) are the major sources of saturated fatty acids and monounsaturated fatty acids in most populations studied in PURE. Since saturated fatty acids, monounsaturated fatty acids, and animal protein were all inversely associated with mortality, is the real finding simply that meat and dairy intakes were associated with increased survival? To answer this question, PURE team needs to complete a thorough analysis relating intakes of different animal products to mortality. Micronutrient malnutrition is an important problem in many of the countries included in PURE. Animal products are rich sources of zinc, bioavailable iron, vitamin K2, and vitamin B12, which might be suboptimal in populations consuming high carbohydrate diets. Therefore, one potential explanation for the PURE results is that nutrient-dense meats corrected one or more nutrient deficiencies.

それからちょっと面白かったのが、

•Conscientiousness(以下、真面目さと訳します*1)が長寿をもっともよく説明する因子である

•例えば日本では、真面目さが「高い」「中程度」「低い」で被験者を3群に分けたときに、「低い」群に比べて「高い」群は54%、「中程度」の群は50%死亡率が低かった調査がある

•真面目な人は健康に結びつく様々な行動をとる、例えば、医師の指示にしたがったり、薬をきちんと飲んだり、睡眠習慣が良かったり、アルコールや薬物の乱用をしない

•何より、真面目な人は食べるべきとされた食品を食べることがより多く、食べてはいけないとされた食品を食べることがより少ない

という話がされていて、栄養教育の進んだ国じゃないと真面目でも何食べていいかわかんないよねとか続くんだけど、長生きはパーソナリティ次第、というの結構面白い話だなと思いました。逆に考えると、トンデモ医療に遭遇したときにこういうタイプほど影響が大きいのかもしれない。

引用原文


Conscientiousness is among the best predictors of longevity. For example, in a Japanese population, highly and moderately conscientious individuals had 54% and 50% lower mortality, respectively, compared with the least conscientious tertile. Conscientious individuals exhibit numerous health-related behaviors ranging from adherence to physicians’ recommendations and medication regimens, to better sleep habits, to less alcohol and substance misuse. Importantly, conscientious individuals tend to eat more recommended foods and fewer restricted foods.

おわりに

ということで、Lancetに糖質制限を推奨する論文が出た、なんて情報は完全に虚偽でした。なんでこんなことするのかな、一般人は英語で書かれた学術論文なんて読みもしないだろうから簡単に騙されると思ってるのかな。ひどいよね。

f:id:shepherdess:20171005173551p:plain

ちなみにこれTipsですけど、健康本を書いてテレビに出たりして「アメリカの◯◯大学の最新の研究によって私の提唱する健康法が正しいと証明された」とかそれ系のことを言う医師は信用しないのが良いと思います。本当に人々の健康や長寿に貢献する圧倒的な健康法があったとして、ちゃんとした医師は

•健康法の実施結果のデータを取って

•論文にまとめてちゃんとした論文誌に発表して

•その健康法が世界のスタンダードになるようにする

と思うんです。だからそれを紹介する本を書いたときも「私が◯◯(論文誌)に発表した論文では・・・」と言う話をするはずで、そうでなく「最新のアメリカの研究では・・・」等と言うことは結局その健康法が「データで立証できない仮説止まりの話」ということではないでしょうか。

仮説を思いつくのは自由ですが、「臨床経験豊富な医師が思いついた仮説だから正しいだろう」「一般人が思いついた仮説だから誤りだろう」というスタンスは明確に誤りで、誰が思いつこうが検証されていない仮説は仮説であり、実証された事実とは異なるので、ただの仮説があたかも事実のように流布されるのはひどい話だなーと思います。以上です。
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk

エビデンスもなしに眉唾な内容の本を出している連中は、ちょっとでも都合の良さそうな論文が出てくると大はしゃぎするよな。

江部康二氏は二枚舌。糖質制限で総死亡が増える論文については「(それほど糖質は制限されていないから)糖質制限食の論文ではない」。じゃあこの論文だってそうじゃん。江部氏は近藤誠枠だと思っていたほうがいい。


じゃあ、何で日本人の寿命は長いんだよ。

その論文に日本人が入っていないこと、日本人の寿命が長いことから、日本人が糖質とりすぎで寿命縮んでるとは考えづらい気がする。もう少しデータがほしい。


参照されている論文のタイトルと要約では心臓血管の疾患/死についてだけ書かれているように読めた.人間は心臓血管疾患だけが原因で死ぬわけではないと思うのだが


糖質で6割って三食パスタ食うくらいのイメージだからな。この研究はむしろ普通の日替わり定食食っててもリスクは上がらないのを示してる。米・パン・麺でお腹を膨らしてるとリスクがあるって当たり前の話。


端的に言って、この記事を真に受けると大腸がんになるはず。慎重に原典を読むことが必須。とくに便通に自信がない人は注意を。

論文本文確認したが、一応炭水化物の過剰摂取と動物由来の脂肪の不足は貧困と結びついている可能性は否定できないってエクスキューズは入っているのな

これ貧しい人たちはどうしても炭水化物過剰食物繊維不足の食事になるというあたりの影響を排除できてないでしょ/現代の炭水化物摂取における問題は食物繊維不足でしょう


糖質というより炭水化物の塊のような食品は安い物が多いので、貧困でそういうものばかり食べている人が寿命が短くなっている可能性はないのだろうか

糖質制限がかえって死亡リスクを高めるという結論に関しては、前向きコホート研究でもメタ解析でもごろごろ研究あるみたいだけどなw 東洋経済ほんとにひでえわw


論文に対するこの記事は糖質制限派の方が肩入れして書いてる感じする。栄養素は毒物じゃないんだから、過剰に取らなければ危険なんてことないのに、ただ炭水化物は危険と書けば一般の方に誤解される。

炭水化物6割以上は死亡のリスク増っていうけど、食事摂取基準を基にすれば炭水化物の目安は全体の約6割だから、過剰摂取による弊害ってだけで、糖質制限を肯定するというよりバランスのいい食事がいいってだけなんじゃないの?
http://h.yea.tokyo/%E5%AD%A6%E3%81%B3/2017/10/08/%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90-%E8%AB%96%E4%BA%89%E3%81%AB%E5%B9%95-%E4%B8%80%E6%B5%81%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E8%AA%8C%E3%81%AB%E8%A1%9D%E6%92%83%E8%AB%96%E6%96%87-%E5%81%A5%E5%BA%B7-%E6%9D%B1.html

___________

炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇/Lancet
提供元:ケアネット公開日:2017/09/08

 炭水化物摂取量の多さは全死亡リスク上昇と、また総脂質および脂質の種類別の摂取は全死亡リスクの低下と関連する。さらに総脂質および脂質の種類は、心血管疾患(CVD)、心筋梗塞、CVD死と関連していないが、飽和脂質は脳卒中と逆相関していることが確認された。カナダ・マックマスター大学のMahshid Dehghan氏らが、5大陸18ヵ国で全死亡および心血管疾患への食事の影響を検証した大規模疫学前向きコホート研究(Prospective Urban Rural Epidemiology:PURE)の結果、報告した。主要栄養素とCVDや死亡との関連性については、これまでのデータのほとんどが栄養過剰の傾向にある欧州や北米の集団からのもので、他の集団にも当てはまるか不明であった。著者は、「今回の結果を踏まえ、世界的な食事ガイドラインを再検討すべきである」と提言している。Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載の報告。

18ヵ国の13万5千例以上を約7年半追跡

 研究グループは、2003年1月1日〜2013年3月31日に、高所得国(カナダ、スウェーデン、アラブ首長国連邦)、中所得国(アルゼンチン、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、イラン、マレーシア、パレスチナ自治区、ポーランド、南アフリカ、トルコ)、低所得国(バングラデシュ、インド、パキスタン、ジンバブエ)の計18の国・地域において、35〜70歳の13万5,335例を登録し、食事摂取量を食事摂取頻度調査票(FFQ)により調査した後、中央値7.4年(IQR:5.3〜9.3)追跡した。

 主要アウトカムは、全死亡(total mortality)および主要心血管イベント(致死的CVD、非致死的心筋梗塞、脳卒中、心不全)。副次アウトカムは、心筋梗塞、脳卒中、CVD死、非CVD死であった。

 炭水化物、脂質(総脂質と種類別[飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸])およびタンパク質の摂取量を、エネルギー比に基づき5分位で分類し、摂取量と各評価項目との関連について多変量Cox frailtyモデルを用いハザード比(HR)を算出した。


全死亡リスクは、炭水化物の摂取量が多いほど増加、逆に脂質では低下

 追跡期間中に、死亡が5,796例、主要心血管イベントの発生が4,784例記録された。炭水化物は、摂取量が多いほど全死亡リスクが高く、最低5分位群(エネルギー比中央値46.4%)に対する最高5分位群(同77.2%)のHRは1.28(95%信頼区間[CI]:1.12〜1.46、傾向のp=0.0001)であった。CVDまたはCVD死のリスクとの関連は確認されなかった。

 一方、脂質は総脂質および種類別のいずれも、摂取量が多いほど全死亡リスクは低かった。最低5分位群に対する最高5分位群のHRは、総脂質が0.77(95%CI:0.67〜0.87、傾向のp<0.0001)、飽和脂肪酸は0.86(95%CI:0.76〜0.99、傾向のp=0.0088)、一価不飽和脂肪酸は0.81(95%CI:0.71〜0.92、傾向のp<0.0001)、多価不飽和脂肪酸は0.80(95%CI:0.71〜0.89、傾向のp<0.0001))であった。

 また、飽和脂肪酸は、摂取量が多いほど脳卒中のリスクが低い関連が認められた(最高5分位群 vs.最低5分位群のHR:0.79、95%CI:0.64〜0.98、傾向のp=0.0498)。総脂質、飽和および不飽和脂肪酸の摂取量は、心筋梗塞またはCVD死のリスクと有意な関連はみられなかった。

 なお著者は、FFQは絶対的摂取量を測定した調査ではないことや、食事摂取量の調査がベースライン時のみで、またトランス脂肪酸の摂取量は未測定であることなどを研究の限界として挙げている。


http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c93

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
94. 中川隆[-6323] koaQ7Jey 2017年10月11日 21:00:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

上記を纏めると


東洋経済の記事を書いた医師 (江部康二 : 高雄病院理事長) は引用した論文を読んでいないか、読んでいて意図的に内容を捻じ曲げたか、論文を徹底的に誤読しているかのいずれかであると思われます。


結論としては

「一流ジャーナルであるLancetに」「炭水化物の摂取量が多すぎると死亡率ないし心臓疾患の発生率が上がるという論文が発表された」

は正しい情報だけど、

「糖質制限を肯定する」の部分は完全なる虚偽です。

消防署の方から来ました、レベルの話でちょっと本気でびびる。こんな話がオンラインとはいえ雑誌に載り、医師の個人名で発表されるんだな、情報社会こわい。

Lancetに糖質制限を推奨する論文が出た、なんて情報は完全に虚偽でした。なんでこんなことするのかな、一般人は英語で書かれた学術論文なんて読みもしないだろうから簡単に騙されると思ってるのかな。ひどいよね。
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk


つまり、糖質制限教の教祖 江部康二 高雄病院理事長 は詐欺師である事が証明されました。
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c94

[不安と不健康18] 炭水化物は危険、脂質は安全の波紋。一流医学雑誌に衝撃論文 BRIAN ENO
4. 中川隆[-6322] koaQ7Jey 2017年10月11日 21:03:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

気になったので引用元論文を読んだら炭水化物はエネルギー摂取量の50-55%取るべきと書いてあったし、そもそも貧困国への栄養ガイドライン適用の話でした


2017-10-05
"「糖質制限」論争に幕?"で引用された論文は糖質制限を勧めてなどいない
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk


検証よみもの-食事法

先日、東洋経済オンラインで以下の記事を読みました。


「糖質制限」論争に幕?一流医学誌に衝撃論文
「炭水化物は危険、脂質は安全」の波紋
江部 康二 : 高雄病院理事長
http://toyokeizai.net/articles/-/190605


記事を読むと「医学系の一流ジャーナルであるLancetに」「糖質制限を肯定する”衝撃論文”が発表された」という主張です。 内容を疑わしく思い、Lancetに掲載された元論文を入手して読んでみたのでそれについて書きます。

これね。
www.ncbi.nlm.nih.gov

※論文の電子版は、大学等の研究機関に所属している場合はその大学が権利を購入していれば大学図書館等からアクセスできます。一般の利用者は個人でジャーナルに購読料を払って読むか、国立国会図書館で無償で入手できます。

結論としては「一流ジャーナルであるLancetに」「炭水化物の摂取量が多すぎると死亡率ないし心臓疾患の発生率が上がるという論文が発表された」は正しい情報だけど、「糖質制限を肯定する」の部分は完全なる虚偽です。消防署の方から来ました、レベルの話でちょっと本気でびびる。こんな話がオンラインとはいえ雑誌に載り、医師の個人名で発表されるんだな、情報社会こわい。

途上国の栄養ガイドラインについての話だよ

まず当該論文が何を明らかにするために、どんな調査をしたかをざっくり説明します。主に論文2ページ目の”Added value of this study”の欄から引用すると、

•現在の国際的な栄養ガイドラインでは「脂肪摂取量を少なくすること(カロリー摂取量の30%以下)」や、「飽和脂肪酸の摂取量をカロリー摂取量の10%以下にして、代わりに不飽和脂肪酸をとること」を勧めている

•これらのガイドラインが根拠としているデータは米国およびヨーローッパにおける調査データであるが、米国やヨーロッパでは栄養の過剰摂取に注意が払われている

•このガイドラインを、栄養失調が一般的であるような国(注:要は貧しい国)でもそのまま使えるかは疑問である

という話で、要は「貧しくて炭水化物摂取の割合が非常に高い国の人たちの栄養を考えるときに、食べ過ぎの欧米人のデータを使って『脂肪の摂取量を減らしましょう』と言うのは正しいの?明らかに炭水化物をとりすぎている人たちに対しては、脂肪の摂取等が勧められるべきだったりしないの?」というのがこのチームが明らかにしたいことです。それらを検証するために、東洋経済の記事でも書かれているように、5大陸18カ国13万人の膨大な食事データが調査されています。

引用原文


Current guidelines recommended a low fat diet (<30% of energy) and limiting saturated ratty acids to less than 10% of energy intake by replacing them with unsaturated fatty acids. The recommendation is based on findings from some American and European countries where nutrition excess is of concern. It is not clear whether this can be extrapolated to other countries where undernutrition is common. Moreover, North Americans and European populations consume a lower carbon hydrate diet than populations elsewhere most people consume very high carbohydrate diets mainly from refined sources.

で、調査の結果がどうだったかというと、こちらは9ページ以降の”Discussion”から引用すると、

•従来言われてきた「脂肪の総摂取量をカロリー摂取量の30%以下、飽和脂肪酸をカロリー摂取量の10%以下」という方針と反する結果が出た(注:脂肪の総摂取量、飽和脂肪酸の摂取量が高いグループで死亡率や心臓病の発生率が下がった)

•炭水化物の摂取量が多い人(注:カロリー摂取量の60%以上、その分、脂肪やタンパク質の摂取量が少ない)は、炭水化物を減らして脂肪の摂取を増やした方がメリットがある(注:死亡率が減る)と思われる

•われわれの調査の中で収入が少ない国、収入が中程度の国では非常に炭水化物の割合の高い食事(60%以上)が取られていて、特に白米や白いパンなどの精製された原料が多かったが、これら精製された原料は死亡率や心臓病の発生率を上げると従来の研究で示されている

•だから炭水化物の代わりに脂肪やタンパク質(注:炭水化物より高価)を取ることが可能な場合(経済的に可能で、かつ入手できる環境の場合に)においては、炭水化物を少なくしようという栄養指導が正しいと思われる

としています。(補足すると、食事に気を使っている人は他にも健康のための取り組みをしていのかもとか、炭水化物の摂取割合の高さはシンプルに貧しさを反映してしまっているのかも等も議論されています。)

引用原文


Our findings do not support the current recommendation to limit total fat intake to less than 30% of energy and saturated fat intake to less than 10% of energy. Individuals with high carbohydrate intake might benefit from a reduction in carbohydrate intake and increase in the consumption of fats. (中略) Moreover, our study most participants from low-income and middle-income countries consumed a very high carbohydrate diet ( at least 60% of energy), especially from refined sources ( such as white rice and white bread), which have been shown to be associated with increase risk of total mortality and cardiovascular events. Therefore, recommending lowering carbohydrate might be particularly applicable to such settings if replacement foods from fats and protein are available and affordable.

極端な糖質制限については論文中で明確に否定されている

さらに同じくDiscussionからですが、論文著者は極端な糖質制限について明確に否定しているので引用します。

•炭水化物の摂取量がカロリー摂取量の50%以下の場合に死亡率等が上がらなかったことは、極端に炭水化物の少ない食事が良いと示すものではない

•重要なことだが、一定量の炭水化物の摂取は運動による短期的なエネルギー需要を満たすために必要なので、ほどほどの炭水化物の摂取(カロリー摂取量の50-55%等)は、非常に高い摂取量や非常に低い摂取量より適切であると思われる

ちなみに日本人の平均がどれくらいかというと、厚労省の国民健康・栄養調査を見ると58-59%くらいです。なので、炭水化物を取りすぎの自覚がある人は少し控えて、その分、肉や脂肪からエネルギー摂取するというのは正しそうです。


www.mhlw.go.jp

引用原文


However, the absence of association between low carbohydrate intake (eg, <50% of energy) and health outcomes dose not provide support for very low carbohydrate diets. Importantly, a certain amount of carbohydrate is necessary to meet short-term energy demands during physical activity and so moderate intakes (eg, 50-55% of energy) are likely to be more appropriate than either very high or very low carbohydrate intakes.

で、そもそも論なんですけど、この論文を発表したチームと同じチームが同じタイミングでもう1報論文を出していて、それがこれ


www.ncbi.nlm.nih.gov

こっちは「果物、野菜、豆を食べると死亡率や心臓病の発生率が下がる」という話をしています。まあ炭水化物だよね。ちなみにこっちの結論は、これまで400gから800g/日の摂取が勧められてきたけどこれは貧しい国の人には結構大変な水準であり、われわれは375g/日で従来の研究同様に死亡率や心臓病発生率を下げる効果があることを示せたが、貧しい国の人々にとっては400g/日が375g/日にほんの少し減るだけで大きなインパクトがあるだろう、とかそういう話をしています。

ここまで読んでいただけるとわかると思うんですけど、東洋経済の記事を書いた医師は引用した論文を読んでいないか、読んでいて意図的に内容を捻じ曲げたか、論文を徹底的に誤読しているかのいずれかであると思われます。

第三者の視点では「肉と性格では」という指摘も

ついでにもう1つ、面白かったので同じLancetに掲載された第三者のこの研究に関するCommentを紹介しておくと


www.ncbi.nlm.nih.gov

こちらでは上記の2つの論文を出したPUREチーム(PURE: Prospective Urban Rural Epidemiology、例の18カ国13万件調査)の北米とヨーロッパ以外を含む大規模調査の功績を認めつつ、

•動物性食品(牛肉、羊肉、乳製品を含む)はPUREの調査した地域のほとんどにおいて、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪の主要な摂取源である

•飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪、動物性タンパク質の全てが死亡率と逆相関したということは、実際には単に「肉と乳製品の摂取量が生存率と相関する」というだけなのでは?

•この質問に答えるためには、PUREチームは動物性食品の種類別の摂取量と死亡率の関係を調査する必要がある

•微量栄養素の欠乏はPUREの調査対象の多くの国で重要な問題になっている

•動物性食品は亜鉛や吸収可能な鉄分、ビタミンK12、ビタミンB12を豊富に含むが、これらの摂取は炭水化物を多く摂取する国々では最適化されない(注:炭水化物の割合が多い分、動物性食品の割合が少ないため、十分に摂取できない)

•従って、栄養豊富な肉を食べることが1つ以上の栄養の欠乏をカバーした、とPUREの結果(飽和脂肪酸等の摂取量割合が高い群で死亡率が低減した)を説明できる可能性がある

という指摘等がされていて、要は「もっと細かく見ないと何とも言えないね」みたいな話がされています。

引用原文


Animal products (including beef, lamb, and dairy) are the major sources of saturated fatty acids and monounsaturated fatty acids in most populations studied in PURE. Since saturated fatty acids, monounsaturated fatty acids, and animal protein were all inversely associated with mortality, is the real finding simply that meat and dairy intakes were associated with increased survival? To answer this question, PURE team needs to complete a thorough analysis relating intakes of different animal products to mortality. Micronutrient malnutrition is an important problem in many of the countries included in PURE. Animal products are rich sources of zinc, bioavailable iron, vitamin K2, and vitamin B12, which might be suboptimal in populations consuming high carbohydrate diets. Therefore, one potential explanation for the PURE results is that nutrient-dense meats corrected one or more nutrient deficiencies.

それからちょっと面白かったのが、

•Conscientiousness(以下、真面目さと訳します*1)が長寿をもっともよく説明する因子である

•例えば日本では、真面目さが「高い」「中程度」「低い」で被験者を3群に分けたときに、「低い」群に比べて「高い」群は54%、「中程度」の群は50%死亡率が低かった調査がある

•真面目な人は健康に結びつく様々な行動をとる、例えば、医師の指示にしたがったり、薬をきちんと飲んだり、睡眠習慣が良かったり、アルコールや薬物の乱用をしない

•何より、真面目な人は食べるべきとされた食品を食べることがより多く、食べてはいけないとされた食品を食べることがより少ない

という話がされていて、栄養教育の進んだ国じゃないと真面目でも何食べていいかわかんないよねとか続くんだけど、長生きはパーソナリティ次第、というの結構面白い話だなと思いました。逆に考えると、トンデモ医療に遭遇したときにこういうタイプほど影響が大きいのかもしれない。

引用原文


Conscientiousness is among the best predictors of longevity. For example, in a Japanese population, highly and moderately conscientious individuals had 54% and 50% lower mortality, respectively, compared with the least conscientious tertile. Conscientious individuals exhibit numerous health-related behaviors ranging from adherence to physicians’ recommendations and medication regimens, to better sleep habits, to less alcohol and substance misuse. Importantly, conscientious individuals tend to eat more recommended foods and fewer restricted foods.

おわりに

ということで、Lancetに糖質制限を推奨する論文が出た、なんて情報は完全に虚偽でした。なんでこんなことするのかな、一般人は英語で書かれた学術論文なんて読みもしないだろうから簡単に騙されると思ってるのかな。ひどいよね。

f:id:shepherdess:20171005173551p:plain

ちなみにこれTipsですけど、健康本を書いてテレビに出たりして「アメリカの◯◯大学の最新の研究によって私の提唱する健康法が正しいと証明された」とかそれ系のことを言う医師は信用しないのが良いと思います。本当に人々の健康や長寿に貢献する圧倒的な健康法があったとして、ちゃんとした医師は

•健康法の実施結果のデータを取って

•論文にまとめてちゃんとした論文誌に発表して

•その健康法が世界のスタンダードになるようにする

と思うんです。だからそれを紹介する本を書いたときも「私が◯◯(論文誌)に発表した論文では・・・」と言う話をするはずで、そうでなく「最新のアメリカの研究では・・・」等と言うことは結局その健康法が「データで立証できない仮説止まりの話」ということではないでしょうか。

仮説を思いつくのは自由ですが、「臨床経験豊富な医師が思いついた仮説だから正しいだろう」「一般人が思いついた仮説だから誤りだろう」というスタンスは明確に誤りで、誰が思いつこうが検証されていない仮説は仮説であり、実証された事実とは異なるので、ただの仮説があたかも事実のように流布されるのはひどい話だなーと思います。以上です。
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk


上記を纏めると

東洋経済の記事を書いた医師 (江部康二 : 高雄病院理事長) は引用した論文を読んでいないか、読んでいて意図的に内容を捻じ曲げたか、論文を徹底的に誤読しているかのいずれかであると思われます。


結論としては

「一流ジャーナルであるLancetに」「炭水化物の摂取量が多すぎると死亡率ないし心臓疾患の発生率が上がるという論文が発表された」

は正しい情報だけど、

「糖質制限を肯定する」の部分は完全なる虚偽です。

消防署の方から来ました、レベルの話でちょっと本気でびびる。こんな話がオンラインとはいえ雑誌に載り、医師の個人名で発表されるんだな、情報社会こわい。

Lancetに糖質制限を推奨する論文が出た、なんて情報は完全に虚偽でした。なんでこんなことするのかな、一般人は英語で書かれた学術論文なんて読みもしないだろうから簡単に騙されると思ってるのかな。ひどいよね。
http://oishiku-protein.hatenablog.com/entry/lancet_article_in_tk


つまり、糖質制限教の教祖 江部康二 高雄病院理事長 は詐欺師である事が証明されました。

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/582.html#c4

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
95. 中川隆[-6321] koaQ7Jey 2017年10月11日 21:14:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

詐欺師 江部康二に騙されないでね:


糖質制限食がダメな理由・・・・・古代人のミイラが語る・・・・
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html

糖質制限を何年も続けると廃人になる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/734.html

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c95

[不安と不健康18] 炭水化物は危険、脂質は安全の波紋。一流医学雑誌に衝撃論文 BRIAN ENO
5. 中川隆[-6320] koaQ7Jey 2017年10月11日 21:14:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

詐欺師 江部康二に騙されないでね:

糖質制限食がダメな理由・・・・・古代人のミイラが語る・・・・
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html

糖質制限を何年も続けると廃人になる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/734.html

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/582.html#c5

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
96. 中川隆[-6332] koaQ7Jey 2017年10月12日 08:33:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

糖質制限教の教祖 江部康二 高雄病院理事長 は嘘と改竄捏造の常習犯だった

スーパー糖質制限の嘘八百 2016/07/12
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-648.html


先日、糖質バカさんのブログを読んでいたら、聞き捨てならん、いや見捨てならんものを見つけてしまいました。

鳩山邦夫氏の訃報についてDr.糖尿モヤシ教祖が書いた記事のコメント欄がただひたすら凄かった
http://toshitsubaka.blog.fc2.com/blog-entry-179.html

この記事の中で引用しているモヤシ教祖のブログ記事、

鳩山邦夫氏の死去及び糖質制限食の有効性・安全性に関して。
http://toshitsubaka.blog.fc2.com/blog-entry-179.html

の中の、以下の記述です。


3)
@米国糖尿病学会は、2007年まで
 糖尿病の食事療法において 糖質制限食は推奨しないとしていました。

A2008年、「食事療法に関する声明2008」において、「減量が望まれる糖尿病患者には
 低カロリー食、もしくは低炭水化物食によるダイエットが推奨される」と、
 1年の期限付きで、糖質制限食の有効性を認める見解を記載しました。

B2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで
 糖質制限食の有効性を容認しました。

C2013年、「食事療法に関する声明2013」において期限や限定なしで、
 糖質制限食を容認しました。

(中略)

3)により、米国糖尿病学会が、6年間をかけて、肯定・否定含めて、様々な多数の研究論文を検証して、 糖質制限食を容認したプロセスがわかります。

つまり、米国糖尿病学会は、2013年、糖質制限食の有効性と安全性を正式に容認しました。

ここにおいて、日本糖尿病学会がどのような見解を出そうと世界的には、糖質制限食の有効性・安全性は担保されたと言え、この論争に関しては勝負はついたということです。

米国糖尿病学会のサイトを読んだことがある人なら、「よくもまぁ、こんな大嘘を堂々と書けるものだ。」と、あきれ返ることだと思います。
信者が阿呆なのを良いことに、デタラメ、捏造やりたい放題です。

このカルト教団がやっていることは、米国糖尿病学会が全体として何を言っているのか?ということには何の理解も関心もなく、ただ都合の良いように解釈できそうな文節を抜き出し、都合の良いように捏造解釈しているだけです。

考えようによっては、朝日新聞の捏造記事よりタチが悪いと言えます。

で、この嘘に関しては、過去記事においても度々指摘して来ましたが、いまだにこんな大嘘を垂れ流しているのは社会悪にしかなりませんから、今一度ハッキリさせておきましょう。

まず、

糖質制限の嘘八百!米国糖尿病学会は本当は何と言っているのか?
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-524.html


でも述べました様に、米国で「ローカーボ」と言うと、普通の食事から単に炭水化物量を減らすというだけで、スーパー糖質制限とはかなり違います。

カルト教団公式ブログによれば、スーパー糖質制限というのは、毎回の食事の糖質量(炭水化物量ではなく糖質量)を20g以内に抑え、総摂取カロリーの比率を「糖質12% 脂質56% タンパク質32% 」とするものらしいです。

無論、「飽和脂肪酸は素晴らしい!ケトン体万歳!」と、ブログ全般で書かれています。

米国でこの考えとほぼ同じものと言うと、「ケトジェニックダイエット」と呼びます。

とは言え、「ケトジェニックダイエット」と限定すると、米国糖尿病学会の公式サイトには、ただのひと言も出て来ませんから、ここで話が終わってしまいます(笑)

それだと、この記事が続きませんし、面白くもない結果になるので、ここは一つ、カルト側へのハンディキャップとして、その辺はうやむやにして話を続けます。
阿呆相手だと、ハンディもいちいちこちらが考えないといけないので大変なのです(笑)

では、まず最初に、

B2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで
 糖質制限食の有効性を容認しました。

という寝言を見てみましょう。

これは、米国糖尿病学会の Standards of Medical Care in Diabetes 2013 のMedical Nutrition Therapy(医学的栄養療法)のセクションのENERGY BALANCE, OVERWEIGHT, AND OBESITY(エネルギーバランス、過体重、肥満)の章に出て来ます。

原文では何と書いてあるかと言いますと、

For weight loss, either low-carbohydrate, low-fat calorie-restricted, or Mediterranean diets may be effective in the short-term (up to 2 years).
(体重減には、ローカーボ、低脂肪カロリー制限、地中海式ダイエットが2年までの短期間において効果的です。)

For patients on low-carbohydrate diets, monitor lipid profiles, renal function, and protein intake (in those with nephropathy) and adjust hypoglycemic therapy as needed.

そして次の文では、ローカーボダイエットを行う患者については、脂質プロファイル(総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値、中性脂肪値等)、タンパク質摂取量、腎機能を監視し、必要に応じて低血糖に対処する必要がある、と言っています。

更に同セクション、MACRONUTRIENTS IN DIABETES MANAGEMENT(糖尿病管理における主要栄養素)では、

Saturated fat intake should be <7% of total calories.

飽和脂肪酸摂取量は、総摂取カロリーの7%未満にすべきである。

と言っています。

飽和脂肪酸摂取量を総摂取カロリーの7%未満にして、総脂質摂取を56%にするなんてことは、普通の食事からは不可能ですから、米国糖尿病学会のガイドラインに従う限り、2013年の時点ではスーパー糖質制限など、お話になっていない訳です。

ちなみに、2型糖尿病の予防に関する推奨事項では、

定期的な運動とカロリー制限、脂肪摂取を控えることは2型糖尿病のリスクを減らします。

2型糖尿病リスクのある人は、14g/1000kcalの食物繊維摂取と、炭水化物摂取の半分を全粒穀物にすることを推奨します。

等と書かれています。

ほんじゃぁ、現在はどうなっているのかと言いますと、カルト教団によれば、米国糖尿病学会は期限や限定なしで糖質制限食を容認しているはずです。

Standards of Medical Care in Diabetes—2016
http://care.diabetesjournals.org/content/39/Supplement_1/S4

を見てみましょう。

糖質制限を容認どころか、ケトジェニックダイエットはおろか、「ローカーボ」の記述まで無くなってしまいました(笑)

これでは私も引用のしようがありません。

医学的栄養療法のセクションには何が書かれているかといいますと、「女性の1日のカロリー摂取量は1,200–1,500 kcal、男性は 1,500–1,800 kcalにした方がいいよ。」とか、炭水化物、脂肪、タンパク質、ナトリウムと、それぞれの栄養素について記述があります。

何が書かれているのかと言いますと、別段目新しいことはなく、「精製された炭水化物よりも全粒穀物の方がいいよ。」とか、「飽和脂肪酸摂取量を減らす。」(オメガ3等の必須脂肪酸摂取は推奨)等です。

ちなみに、「心疾患の予防」セクションでも「飽和脂肪酸を減らせ」と言っています。

こんなはずではないので、こうなったら米国糖尿病学会の糖尿病患者・一般人向けのサイトを見てみましょう。

米国糖尿病学会
http://www.diabetes.org/

とは言え、ここでもこんなことが書かれています。

The goal for people with and without diabetes is to eat less than 10% of calories from saturated fat.
For most people, eating this is about 20 grams of saturated fat per day.

糖尿病のあるなしに関わらず、飽和脂肪酸摂取量は総摂取カロリーの10%未満を目指すべきで、g換算すると、おおよそ1日に20g程度らしいです。

「7%未満」という2013年頃の記述に比べれば幾分緩和されましたが、それでもかなりキツイ数字です。

と言いますのも、一方で米国糖尿病学会はオメガ3系等の不飽和脂肪酸の摂取は推奨していますが、不飽和脂肪酸を多く含む食材にも飽和脂肪酸は含まれますから、注意していないと「総摂取カロリーの10%未満」は、なかなか守れないのです。
(例えば、1日の総摂取カロリーが1500kcalの人なら、1日の飽和脂肪酸摂取量は17g未満です。)

米国糖尿病学会の勧告に従い、スーパー糖質制限を行うとすれば、糖質12%、飽和脂肪酸10%で、残りの78%は何を食えばいいのでしょうか?(笑)

これでスーパー糖質制限を実際にやろうとすれば、1日2回茹でたササミ、1回は青魚、毎回オメガ3-6-9系の脂肪酸をガブ飲みするしかやり様がありません(笑)
間違っても牛肉、豚肉、加工肉など食えないです。

更に、カルト教団が「素晴らしい!」とオシッコちびっているケトン体については、米国糖尿病学会は何と言っているのでしょうか?

米国糖尿病学会はケトン体について何と言っているのか?
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-534.html

という記事の中でも紹介しました通り、米国糖尿病学会は、

Moderate or large amounts are a danger sign.
They upset the chemical balance of your blood and can poison the body.
Never exercise when your urine checks show moderate or large amounts of ketones and your blood glucose is high.
These are signs that your diabetes is out of control.
Talk to your doctor at once if your urine results show moderate or large amounts of ketones.

中程度、あるいは大量のケトン体は危険な兆候です。
それらは血液のケミカルバランスを狂わし、身体を害します。
尿中に中程度または大量のケトン体があり、高血糖の場合は運動を行ってはいけません。

これらは糖尿病が制御不能であることを意味します。
ケトン体が検出された場合は、直ちに主治医に相談して下さい。


と言っています。

つまり、カルト教団が喧伝する、

米国糖尿病学会は、2013年、糖質制限食の有効性と安全性を正式に容認しました。

ここにおいて、日本糖尿病学会がどのような見解を出そうと世界的には、糖質制限食の有効性・安全性は担保されたと言え、この論争に関しては勝負はついたということです。

というのは、真っ赤な嘘。

「勝負はついた」というのは、ある面、勝負はついたと言えますが(笑)、カルト教団がどんな大嘘をつこうとも、糖質制限の有効性・安全性を担保する糖尿病学会など世界のどこにも存在しませんし、ましてスーパー糖質制限を容認する糖尿病学会など世界のどこにも存在しません。

寝言は寝て言え、という話なのです。
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-648.html
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c96

[不安と不健康18] 炭水化物は危険、脂質は安全の波紋。一流医学雑誌に衝撃論文 BRIAN ENO
6. 中川隆[-6331] koaQ7Jey 2017年10月12日 08:34:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

糖質制限教の教祖 江部康二 高雄病院理事長 は嘘と改竄捏造の常習犯だった


スーパー糖質制限の嘘八百 2016/07/12
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-648.html


先日、糖質バカさんのブログを読んでいたら、聞き捨てならん、いや見捨てならんものを見つけてしまいました。

鳩山邦夫氏の訃報についてDr.糖尿モヤシ教祖が書いた記事のコメント欄がただひたすら凄かった
http://toshitsubaka.blog.fc2.com/blog-entry-179.html

この記事の中で引用しているモヤシ教祖のブログ記事、

鳩山邦夫氏の死去及び糖質制限食の有効性・安全性に関して。
http://toshitsubaka.blog.fc2.com/blog-entry-179.html

の中の、以下の記述です。


3)
@米国糖尿病学会は、2007年まで
 糖尿病の食事療法において 糖質制限食は推奨しないとしていました。

A2008年、「食事療法に関する声明2008」において、「減量が望まれる糖尿病患者には
 低カロリー食、もしくは低炭水化物食によるダイエットが推奨される」と、
 1年の期限付きで、糖質制限食の有効性を認める見解を記載しました。

B2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで
 糖質制限食の有効性を容認しました。

C2013年、「食事療法に関する声明2013」において期限や限定なしで、
 糖質制限食を容認しました。

(中略)

3)により、米国糖尿病学会が、6年間をかけて、肯定・否定含めて、様々な多数の研究論文を検証して、 糖質制限食を容認したプロセスがわかります。

つまり、米国糖尿病学会は、2013年、糖質制限食の有効性と安全性を正式に容認しました。

ここにおいて、日本糖尿病学会がどのような見解を出そうと世界的には、糖質制限食の有効性・安全性は担保されたと言え、この論争に関しては勝負はついたということです。


米国糖尿病学会のサイトを読んだことがある人なら、「よくもまぁ、こんな大嘘を堂々と書けるものだ。」と、あきれ返ることだと思います。
信者が阿呆なのを良いことに、デタラメ、捏造やりたい放題です。

このカルト教団がやっていることは、米国糖尿病学会が全体として何を言っているのか?ということには何の理解も関心もなく、ただ都合の良いように解釈できそうな文節を抜き出し、都合の良いように捏造解釈しているだけです。

考えようによっては、朝日新聞の捏造記事よりタチが悪いと言えます。

で、この嘘に関しては、過去記事においても度々指摘して来ましたが、いまだにこんな大嘘を垂れ流しているのは社会悪にしかなりませんから、今一度ハッキリさせておきましょう。

まず、

糖質制限の嘘八百!米国糖尿病学会は本当は何と言っているのか?
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-524.html


でも述べました様に、米国で「ローカーボ」と言うと、普通の食事から単に炭水化物量を減らすというだけで、スーパー糖質制限とはかなり違います。

カルト教団公式ブログによれば、スーパー糖質制限というのは、毎回の食事の糖質量(炭水化物量ではなく糖質量)を20g以内に抑え、総摂取カロリーの比率を「糖質12% 脂質56% タンパク質32% 」とするものらしいです。

無論、「飽和脂肪酸は素晴らしい!ケトン体万歳!」と、ブログ全般で書かれています。

米国でこの考えとほぼ同じものと言うと、「ケトジェニックダイエット」と呼びます。

とは言え、「ケトジェニックダイエット」と限定すると、米国糖尿病学会の公式サイトには、ただのひと言も出て来ませんから、ここで話が終わってしまいます(笑)

それだと、この記事が続きませんし、面白くもない結果になるので、ここは一つ、カルト側へのハンディキャップとして、その辺はうやむやにして話を続けます。
阿呆相手だと、ハンディもいちいちこちらが考えないといけないので大変なのです(笑)

では、まず最初に、

B2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで
 糖質制限食の有効性を容認しました。

という寝言を見てみましょう。

これは、米国糖尿病学会の Standards of Medical Care in Diabetes 2013 のMedical Nutrition Therapy(医学的栄養療法)のセクションのENERGY BALANCE, OVERWEIGHT, AND OBESITY(エネルギーバランス、過体重、肥満)の章に出て来ます。

原文では何と書いてあるかと言いますと、

For weight loss, either low-carbohydrate, low-fat calorie-restricted, or Mediterranean diets may be effective in the short-term (up to 2 years).
(体重減には、ローカーボ、低脂肪カロリー制限、地中海式ダイエットが2年までの短期間において効果的です。)

For patients on low-carbohydrate diets, monitor lipid profiles, renal function, and protein intake (in those with nephropathy) and adjust hypoglycemic therapy as needed.

そして次の文では、ローカーボダイエットを行う患者については、脂質プロファイル(総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値、中性脂肪値等)、タンパク質摂取量、腎機能を監視し、必要に応じて低血糖に対処する必要がある、と言っています。

更に同セクション、MACRONUTRIENTS IN DIABETES MANAGEMENT(糖尿病管理における主要栄養素)では、

Saturated fat intake should be <7% of total calories.

飽和脂肪酸摂取量は、総摂取カロリーの7%未満にすべきである。

と言っています。

飽和脂肪酸摂取量を総摂取カロリーの7%未満にして、総脂質摂取を56%にするなんてことは、普通の食事からは不可能ですから、米国糖尿病学会のガイドラインに従う限り、2013年の時点ではスーパー糖質制限など、お話になっていない訳です。

ちなみに、2型糖尿病の予防に関する推奨事項では、

定期的な運動とカロリー制限、脂肪摂取を控えることは2型糖尿病のリスクを減らします。

2型糖尿病リスクのある人は、14g/1000kcalの食物繊維摂取と、炭水化物摂取の半分を全粒穀物にすることを推奨します。

等と書かれています。

ほんじゃぁ、現在はどうなっているのかと言いますと、カルト教団によれば、米国糖尿病学会は期限や限定なしで糖質制限食を容認しているはずです。

Standards of Medical Care in Diabetes—2016
http://care.diabetesjournals.org/content/39/Supplement_1/S4

を見てみましょう。

糖質制限を容認どころか、ケトジェニックダイエットはおろか、「ローカーボ」の記述まで無くなってしまいました(笑)

これでは私も引用のしようがありません。

医学的栄養療法のセクションには何が書かれているかといいますと、「女性の1日のカロリー摂取量は1,200–1,500 kcal、男性は 1,500–1,800 kcalにした方がいいよ。」とか、炭水化物、脂肪、タンパク質、ナトリウムと、それぞれの栄養素について記述があります。

何が書かれているのかと言いますと、別段目新しいことはなく、「精製された炭水化物よりも全粒穀物の方がいいよ。」とか、「飽和脂肪酸摂取量を減らす。」(オメガ3等の必須脂肪酸摂取は推奨)等です。

ちなみに、「心疾患の予防」セクションでも「飽和脂肪酸を減らせ」と言っています。

こんなはずではないので、こうなったら米国糖尿病学会の糖尿病患者・一般人向けのサイトを見てみましょう。

米国糖尿病学会
http://www.diabetes.org/

とは言え、ここでもこんなことが書かれています。

The goal for people with and without diabetes is to eat less than 10% of calories from saturated fat.
For most people, eating this is about 20 grams of saturated fat per day.

糖尿病のあるなしに関わらず、飽和脂肪酸摂取量は総摂取カロリーの10%未満を目指すべきで、g換算すると、おおよそ1日に20g程度らしいです。

「7%未満」という2013年頃の記述に比べれば幾分緩和されましたが、それでもかなりキツイ数字です。

と言いますのも、一方で米国糖尿病学会はオメガ3系等の不飽和脂肪酸の摂取は推奨していますが、不飽和脂肪酸を多く含む食材にも飽和脂肪酸は含まれますから、注意していないと「総摂取カロリーの10%未満」は、なかなか守れないのです。
(例えば、1日の総摂取カロリーが1500kcalの人なら、1日の飽和脂肪酸摂取量は17g未満です。)

米国糖尿病学会の勧告に従い、スーパー糖質制限を行うとすれば、糖質12%、飽和脂肪酸10%で、残りの78%は何を食えばいいのでしょうか?(笑)

これでスーパー糖質制限を実際にやろうとすれば、1日2回茹でたササミ、1回は青魚、毎回オメガ3-6-9系の脂肪酸をガブ飲みするしかやり様がありません(笑)
間違っても牛肉、豚肉、加工肉など食えないです。

更に、カルト教団が「素晴らしい!」とオシッコちびっているケトン体については、米国糖尿病学会は何と言っているのでしょうか?

米国糖尿病学会はケトン体について何と言っているのか?
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-534.html

という記事の中でも紹介しました通り、米国糖尿病学会は、

Moderate or large amounts are a danger sign.
They upset the chemical balance of your blood and can poison the body.
Never exercise when your urine checks show moderate or large amounts of ketones and your blood glucose is high.
These are signs that your diabetes is out of control.
Talk to your doctor at once if your urine results show moderate or large amounts of ketones.

中程度、あるいは大量のケトン体は危険な兆候です。
それらは血液のケミカルバランスを狂わし、身体を害します。
尿中に中程度または大量のケトン体があり、高血糖の場合は運動を行ってはいけません。

これらは糖尿病が制御不能であることを意味します。
ケトン体が検出された場合は、直ちに主治医に相談して下さい。


と言っています。

つまり、カルト教団が喧伝する、

米国糖尿病学会は、2013年、糖質制限食の有効性と安全性を正式に容認しました。

ここにおいて、日本糖尿病学会がどのような見解を出そうと世界的には、糖質制限食の有効性・安全性は担保されたと言え、この論争に関しては勝負はついたということです。

というのは、真っ赤な嘘。

「勝負はついた」というのは、ある面、勝負はついたと言えますが(笑)、カルト教団がどんな大嘘をつこうとも、糖質制限の有効性・安全性を担保する糖尿病学会など世界のどこにも存在しませんし、ましてスーパー糖質制限を容認する糖尿病学会など世界のどこにも存在しません。

寝言は寝て言え、という話なのです。
http://ojyokoita.blog.fc2.com/blog-entry-648.html

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/582.html#c6

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
35. 中川隆[-6330] koaQ7Jey 2017年10月12日 08:44:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.12
露国は外務大臣も米主導軍の露軍に対する攻撃を批判、米国政府の反応によっては直接的な報復も
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710120000/

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は10月11日、アメリカ主導軍がシリアのロシア軍に対して血生臭い挑発を実行していると批判した。すでに同国の国防省は9月24日にアメリカ、クルド、ダーイッシュの連携を示す衛星写真を公表、アメリカ軍が制圧している地域からダーイッシュが攻撃したなら、そこをロシアは破壊すると宣言している。

またロシア国防省は10月11日、アメリカ主導軍がシリア南部へ侵入して建設したアル・タンフ基地がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を拠点に使っているとも批判した。アメリカ側はその基地でダーイッシュと戦う戦闘員を訓練しているとしているが、事実上、そうした集団が存在しないことは2012年8月の段階でアメリカ軍のDIA(国防情報局)が報告している事実だ。

ロシア軍がアメリカを厳しく批判する切っ掛けになる出来事が9月20日にあった。戦闘漸減ゾーンであるイドリブの州都を13日からパトロールしていたロシア軍憲兵29名の部隊を武装集団が戦車なども使って攻撃、包囲したのだが、その作戦はアメリカの特殊部隊が指揮していたと言われている。ロシア兵を拘束し、プロパガンダや脅しに利用するつもりだったと見られている。戦闘は数時間続き、その間にロシア軍の特殊部隊スペツナズが救援に駆けつけ、Su-25も空爆して攻撃してきた部隊は壊滅、約850名が死亡したという。

デリゾールでアメリカ主導軍の指揮下にある戦闘集団から再びシリア軍が攻撃されたなら反撃するとロシア軍は9月21日に発表、アメリカ軍とロシア軍の幹部との間で急遽、話し合いが持たれたと伝えられている。

その4日後、ロシア軍事顧問団の幹部、バレリー・アサポフ中将がふたりの大佐と一緒にダーイッシュ砲撃によってデリゾールで殺されたと発表された。このケースでもアメリカ側からダーイッシュへ詳しい情報が流れたと見られ、ロシアのセルゲイ・リャブコフ副外務大臣はアメリカに責任があると語っている。地中海にいるロシア軍の潜水艦は10月5日、カリバル(巡航ミサイル)10機をデリゾールへ向けて発射、ダーイッシュの拠点を破壊した。

ここにきてシリアのワリド・アル・ムアレム外相はアメリカ主導軍がシリアのインフラなどダーイッシュ以外の全てを破壊していると非難している。アメリカ軍がシリアのインフラを破壊、市民を殺してきたことは指摘されてきたこと。最近ではアメリカ、ダーイッシュ、クルドが連携している。

2011年3月にシリアで戦争が始まった直後から、政府軍と戦っている相手が外国の勢力に雇われた傭兵だということは知られていた。こうした実態をローマ教皇庁の通信社アージェンツィア・フィディースでは2012年6月の時点で、西側メディアの偽報道を非難する報告を掲載している。

その冒頭、現地を調査したフランス人主教は次のように語った:「全ての人が真実を語ったなら、シリアの平和は維持されただろう。戦闘が始まって1年を経たが、西が亜メディアの偽報道が押しつける光景は地上の事実からかけ離れている。」


この指摘はシリアにおける戦乱の本質を言い表している。この戦争はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力がサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を使った侵略にほかならないのだ。

侵略勢力はまずバシャール・アル・アサド大統領を排除して傀儡政権を樹立しようとして失敗、サラフィ主義者を使って国を分断しようとしたが、サラフィ主義者を中心とする武装集団は敗走、今はクルドを使おうとしている。今の流れはアメリカ軍とロシア軍との直接的な軍事衝突へと向かっている。最近の動きはロシアが腹をくくったということだ。脅せば屈するというネオコンやイスラエルの戦法は破綻するだろうが、それが世界の破滅につながるかもしれない。そのアメリカに従属しているのが日本だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710120000/
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c35

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
62. 中川隆[-6329] koaQ7Jey 2017年10月12日 09:50:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年10月12日【小浜逸郎】日本からはもうノーベル賞受賞者は出ない?
https://38news.jp/economy/11171

今年もノーベル賞が決まりました。

巷では、日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が
受賞したというので評判になっています。

それは結構なことですが、
残念ながら自然科学部門では、
日本人受賞者がいませんでした。

この数年、物理学賞、化学賞、医学・生理学賞で
矢継ぎ早に日本人が受賞してきました。
ところが今年はゼロ。

ちなみに自然科学部門以外のノーベル賞は、
受賞した方や団体には失礼ですが、
あまりその価値が信用できません。
人文系は基準があやふやだからです。
特に平和賞はいいかげんですね。
でも自然科学部門では、かなり信用がおけます。

ところで、21世紀に入ってからの日本人受賞者は
自然科学部門で16人もいます。
毎年一人の割合ですね。


http://bit.ly/2wKVLxq

この人たちの受賞時の年齢を調べてその平均を出してみました。
すると、68歳と出ました。

これから、いささか悲観的な予測を述べます。

どの分野であれ人間が一番活躍するのは、
30代から50代にかけてでしょう。

日本のノーベル賞受賞者の方たちが研究に一心に打ち込んだのも、
おそらくこの年代だったと思われます。
ですからこの方たちがわき目もふらずに、
寝る間も惜しんで研究に没頭したのは、
おおよそ1970年代から2000年代初頭くらいと
いうことになります。

もちろん受賞時の年齢には相当なばらつきがありますので、
若くして受賞し、いまなお活躍されている方もいます。
しかし平均的にはそうだと思うのです。

ところで言うまでもないことですが、
長年研究に没頭するには膨大な研究費が要ります。
企業研究の場合は応用研究ですから、
その費用は企業がもってくれるでしょう。

しかしノーベル賞を受賞するような研究は、
多くの場合、大学や研究所に身を置いた基礎研究です。
すると、研究費を大学の研究資金や政府の補助金に
頼ることになります。

先ほど述べた1970年代から2000年代初頭という時期は、
日本が今日のような深刻な不況に陥っていない時期で、
間には、一億総中流のバブル期もありました。

調べてみますと、それ以後の失われた二十年の間に、
科学技術研究費の総額はそれほど減っているわけではありません。
しかし文科省の「科学技術関係予算等に関する資料」(平成26年)の
「主要国等の政府負担研究費割合の推移」
および「主要国等の基礎研究費割合の推移」
というグラフを見てください。


http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/034/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2014/04/21/1347062_03.pdf

八十年代初頭から、前者は下がり気味、後者はずっと横ばいです。
しかも他の先進国と比べるとたいへん低いことがわかります(前者では最低)。

このことは、政府が、
国家的な基礎研究にろくに投資してこなかったことを意味します。
それでも好景気の時は、民間や大学の資金がある程度潤沢だったのでしょう。

上の資料は2013年までのものですが、
その後、消費増税などもあり、デフレが深刻化しました。
内閣府が出している「科学技術関係予算」という資料の、
「【参考】科学技術関係予算の推移」というグラフを見ますと、
安倍政権成立以降、この予算がさらに削られていることがわかります。


http://bit.ly/2ya9DDa

大学でも、すぐ実用に適さない研究はどんどん削られる傾向にあります。
こうした傾向が続く限り、もう今後日本からは、
自然科学部門でのノーベル賞受賞者は出ないのではないか。
そう危惧せざるを得ないのです。

筆者は去る9月18日にある情報に触れ、愕然としました。
ノーベル賞受賞者で京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥さんが、
「ご支援のお願い」として寄付を募っているのです。
それだけならさほど驚きませんが、何と次のように書かれていました。

「iPS細胞実用化までの長い道のりを走る弊所の教職員は、9割以上が非正規雇用です。
これは、研究所の財源のほとんどが期限付きであることによるものです。」

とっさに「財務省よ! 竹中よ!」と、怒りがこみ上げてきました。

単年度会計、短期決戦での利益最大化。
長期的な見通しや雇用の安定など知ったことではない。
ノーベル賞級の基礎研究までが、この風潮の犠牲となっているのです。

こういう状態がこのまま続くと、日本の科学技術は、
確実に世界に遅れを取ってしまうでしょう。

寄付に頼るというのはやむを得ない手段と言えますが、
そこにばかり依存してしまうようになるとしたら切ない話です。
国民経済の立場からは、政府の間違った経済政策に対して
もっともっと怒りの声を発するべきなのです。
https://38news.jp/economy/11171
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c62

[リバイバル3] 「外国人参政権」 を認めると沖縄が中国に編入される


なぜ「外国人参政権」を認めると、沖縄が中国に編入されるのか 2017.10.07 
by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』
http://www.mag2.com/p/news/287616

かねてから外交政策の観点から安倍政権支持を明言している無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係研究者・北野幸伯さんですが、希望の党の政策についても一部評価しているようです。

今回は、小池氏が「外国人参政権に反対でなければ希望の党には入党できない」と表明したことについて絶賛するとともに、その理由をわかりやすく解説しています。


小池さん、「外国人参政権反対」を踏み絵に

選挙戦盛り上がっています。私は、「外交が素晴らしい」ということで、安倍続投を願っています。しかし、安倍さんの政策をすべて支持しているわけではありません。

たとえば「消費税引き上げ」に反対しています。小池さんは、「消費税引き上げ凍結」を宣言している。この方面では、是非がんばっていただきたい。もう一つ、小池さん、こんなことを宣言しています。

毎日新聞10月3日から。


◇民進党からの入党希望者に、「政策協定書」署名を義務づけ

希望の党の小池百合子代表は「寛容な保守」「ダイバーシティー(多様性)社会」を掲げている。その一方、民進党からの入党希望者には、外国人への地方参政権の付与に反対する「政策協定書」への署名を義務づけた。

希望の党に入りたければ、「外国人参政権に反対でなければならない」そうです。毎日新聞は、この決定を批判しているわけですが、私は、「素晴らしいじゃないか!」と思います。皆さんはどうですか?


ある国に住む他民族は、独立を目指す

•コソボ
•南オセチア
•アプハジア
•クリミア
•クルド
•カタルーニャ

このリストは、何でしょうか? これは、(ゆっくり、何度も読んでください)

「ある国の特定の地域に、他民族が多数住んでいたので、分離、独立した、あるいは分離、独立を目指している例」

です。例を一つ一つ見てみましょう。

・コソボ

コソボは、セルビアの一部でした。しかし、アルバニア系住民が、圧倒的に多い。それでコソボは08年2月、セルビアからの独立を宣言しました。

・南オセチア

南オセチアは、ジョージア(旧グルジア)の一部。しかし、オセット人が約9割を占めている。1992年に住民投票が行われ、圧倒的多数で「独立派」が支持を得ました。しかし、「事実上の独立」を達成したのは08年8月のロシア―グルジア戦争後です。南オセチアを国家承認しているのは、ロシアを含む4か国だけ。それでも、「事実上の独立国家」である。

・アブハジア

アブハジアもジョージアの一部です。ここは、アブハジア人が、5割強を占めている。1994年に主権宣言しています。しかし、南オセチアを同じく、事実上の独立を達成したのは、08年8月のロシアーグルジア戦争後でした。アブハジアを承認している国は、ロシアを含む4か国だけ。

・クリミア

クリミアは、ウクライナの一部だった。ここは、ロシア系住民が6割を占めている。2014年3月に、住民投票が実施されます。97%がロシアへの帰属を望んだとされ、ロシアに併合されることになりました。

・クルド(イラク)

イラク北部のクルド自治区は、当然クルド人が大半を占めています。ここでは9月25日、「独立の是非」を問う住民投票が実施されました。9割が「独立を支持」ということで、緊張が高まっています。

・カタルーニャ

スペインのカタルーニャ州では10月1日、「独立の是非」を問う住民投票が実施されました。結果は、92%が独立支持。カタルーニャ州の人は、「俺たちはカタルーニャ人。スペイン人ではない!」と考えているのですね。スペインも、大混乱が予想されます。

外国人参政権付与で、沖縄は中国に吸収される

というわけで、「ある国のある地域に、他民族が密集して住んでいると、独立の機運が高まる」ことをご理解いただけるでしょう。例えば、外国人参政権が与えられたとしましょう。その後、どんな動きが懸念されるのでしょうか?

たとえば、中国が沖縄南部の〇〇市に狙いをつけます。そこに中国人労働者を集中して住まわせる。市の過半数は、「参政権を持つ中国人」になってしまいました。彼らは、「独立の是非」を問う住民投票を実施。圧倒的多数で独立が承認されました。日本政府は自衛隊を投入して、実力で独立を阻止しようとします。

すると中国政府は、「わが国の同胞が、日本軍国主義に大量虐殺されようとしている。これを座視することはできない! そもそも、日本には沖縄の領有権はない! 日本は、中国固有の領土である沖縄を長年不法占拠してきた。いまこそ、歴史の正義を取り戻す時だ!」と大軍を沖縄に送り込みます。かくして、沖縄は中国に編入されることになりました。

このシナリオ、「米軍は何やってたんだ!」と思いますね。確かに。ただ、長期的に見ると、米軍だっていつまでいるかわかりません。

「ある国のある地域に、他民族がたくさん住んでいると、独立を主張し始める」

これは、世界のあちこちで起こっている事実です。中国人が、ある地域に密集して住み、過半数を超えた。将来彼らが「独立」を主張することは十分ありえます。そこまでいかなくても、住民投票で次々と反日的政策を進めていくことでしょう。

私は、どの国の人も差別しません。しかし、「外国人参政権を与えるかどうか」は差別とは関係ありません。私はモスクワに27年間住んでいますが、もちろん参政権はありません。私は「外国人」なので、参政権がなくて当然なのです。そして、日本国内に住む外国人も、参政権がなくて当然なのです。

そういった意味で、「外国人参政権反対」を踏み絵にする小池さんの決定は素晴らしいと思います。
http://www.mag2.com/p/news/287616
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/769.html

[リバイバル3] 中川隆 _ アジア関係投稿リンク 中川隆
32. 中川隆[-6328] koaQ7Jey 2017年10月12日 10:11:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「外国人参政権」 を認めると沖縄が中国に編入される
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/769.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/465.html#c32
[不安と不健康18] 糖質制限と超高濃度ビタミンC点滴治療の癌治療の可能性! BRIAN ENO
20. 中川隆[-6327] koaQ7Jey 2017年10月12日 10:26:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>19
アメリカ人はジャンクフードばかり食べているから癌になる

ジャンクフードを止めて野菜や果物を食べれば癌が治るという話


アメリカ人には食べ物の味がわからない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/765.html


アメリカ人の超絶肥満の原因は ジャンクフード + コーラ・ジュース の糖分だった

【衝撃】 アメリカのデブが異次元すぎるwwwwww どうやったらここまで太れるんだよ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4537088.html
https://matome.naver.jp/odai/2137949022098247301


結論として

果物、白米ご飯、ライ麦を使った黒パン、本物のフランスパンだったら食べたいだけいくら食べても太らないし糖尿病にも癌にもならない


糖尿病になりたくなかったら


インスタントラーメン、ピザ、ハンバーガー、ドーナッツ、フライドポテト等のジャンクフード

フランスパン以外のパン、小麦を使った菓子

サラダ油を使ったフライ、天婦羅、カレー、シチュー、パスタ等の料理

マーガリン、マヨネーズ、コーヒーフレッシュ、アイスクリーム、ホイップクリームの様な植物油を入れているもの

缶コーヒー、ジュース、清涼飲料水


を一切食べなければいいのです。


http://www.asyura2.com/16/health18/msg/319.html#c20

[不安と不健康16] 牛乳はカルシウムを奪い骨を弱める。毒素をだし、血液を汚す。タバコの害どころではない。政治的圧力や宣伝攻勢で洗脳 てんさい(い)
79. 中川隆[-6329] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:05:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フランス人は朝昼晩 フランスパンと乳製品ばかり食べているけど、寿命は世界第二位だからね:


フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html


フランス人は一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


本当は世界第2位の長寿大国フランス 日本とは違う健康の秘訣とは? 2010年10月3日
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


日本とフランスの数少ない共通点。それは日本もフランスもともに世界に誇る「長寿大国」であるという点である。

2009年度のOECD社会指標調査によると、日本の平均寿命はOECD諸国中最も高く男性で79.0歳、女性で85.8歳。

フランスは日本に次ぐ世界第2位の長寿国であり、平均寿命は男性で77.3歳、女性で84.4歳である。(グラフ参照)


https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/

平均寿命の世界比較

栄養価の高い日本食一般に、日本人が長生きする理由として、日本人の食習慣が挙げられる。日本人は世界的にも、脂質が少ない健康的な食事をしていると知られているが、健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活が日本人の長寿の秘訣だと綴られている。確かに日本食には、豆類・海藻類・根菜類など欧米諸国ではあまり見かけない、栄養価の高い食品を日常的に摂取している。

また、日本は世界トップクラスの漁業国であることから、栄養価の高い魚介類を使った食事が多く、またそれに派生する商品(魚肉すり身製品など)が多いため、どんな料理にも栄養価の高い食品を手軽に加えることができる。

また、日本人の体格の小ささが長寿の秘訣であるという見方もある。例えば相撲取りは日常的に運動し、体格がよくいかにも健康そうに思われるが、晩年は病気をしやすく早死にするといわれている。大きな体を維持するためのカロリー摂取量が多く、肝臓などの臓器にも負担がかかりやすい。一般に、動物実験ではカロリー消費量が低い方が長生きすると言われるため、肥満率が韓国についで世界に2番目に低い日本人は長生きするという仮説が立てられるのだ。

では、体格も大きく、アルコール消費量・カロリー摂取量ともに世界第4位(2004年WHO調査)のフランスが、他の先進国に比べて長生きできるのはなぜだろうか?
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/

フランス食事情(1) 普段の食事
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランスの統計調査からも見える「普段の食事」をご紹介します。


前菜・メイン・チーズ・デザートにワイン…

フランス料理というと、フルコースの豪華な食事を思い浮かべ、フランス人は毎日そんな食事をして皆グルメだ!というイメージがあるかもしれません。

でも、このようなフランス料理を毎日食べている人は正直ほとんどいません。
いったいフランス人は普段、どのような食事をしているのでしょうか。


朝食

定番は甘い菓子パン

朝食の代表的なパンはクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(Viennoiserie=バターをたっぷり使った菓子パン)や、タルティン(Tartine)。
タルティンはバゲット(フランスパン)を食べやすい長さに切り、バターとジャムまたはハチミツなどを塗っただけのものです。

飲み物はカフェ・オ・レやコーヒー、紅茶。
また、朝食にシリアルを食べる人も多くいます。

甘い系の朝食が定番で、卵やベーコンを焼いたりする人はあまりいません。

■バターとジャムを塗ったタルティン。はちみつやチョコレートペーストを塗ったり好きな味で

昼食

夕食より重くなる傾向も


カフェやレストラン、学食で食べる人、ファストフードを利用する人、近くの店でサンドウィッチを買う、もしくは家から持参する人など、いろいろです。

就労している人でも、一旦自宅へ戻って昼食をとる人もいます。
ちなみに子どもも学校給食を全員が食べるわけではなく、家で食べてから再登校する児童も多くいます。

昼はサンドウィッチだけ、パスタだけ、サラダだけ、と単品で済ませる人がいる一方で、肉料理や魚料理を昼食でとる人が多く*1、どちらかというと夕食より重くなる傾向のようです。


といってもフルコースというわけではなく、メイン(主菜)に付け合せ(副菜)+デザートという感じです。

■町のサンドウィッチ屋。サンドウィッチのパンはバゲット、バターやマヨネーズはぬられていない。具はハム&チーズ、ツナ&野菜、チキン&卵などいろいろ。

■友人宅での昼ごはん。家庭料理は牛肉のグリルとじゃがいものグラタン。シンプルだが皆でいっしょに食べるのがいい

夕食

自宅で家族そろって


夕食はほとんどの人が自宅で家族といっしょにとります。

働いている女性が多いので、平日は簡単なものを準備する場合がほとんど。

パスタ、冷凍のピザ、スープ、キッシュ、ハム、テイクアウトの惣菜などの中から、簡単に出せるものが1品と、あればちょっとしたサラダを付ける程度です。

足りなければ、バゲットにチーズをのせてつまんだり。

デザートにはヨーグルトが多く、フロマージュブラン、プティスイス*2も定番です。


「誰かと一緒に」が大切

大体、普段の食事はこんな感じで意外なほど地味でシンプル。

たとえ食事の中身が簡素なものだったとしても、一人ではなく、必ず誰かと食べることを最も大切にするフランス人。
職場の机で一人で食べたり、時間の合間に食べたり、何かをしながら食べることを嫌い、皆で食卓を囲んで過ごす時間を楽しみます。

日本を始め、多くの国で食事の時間が短縮され、家族ととる時間が減っている中、フランス人の多くが現在も共有し変わらずにいる伝統的な食の習慣です。

*1  Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第二回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、食事別食品別消費の分布より 。
詳細はこちら→Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007

*2  プティスイス…フレッシュチーズの1種で味はフロマージュブランよりも濃厚。
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html

フランス食事情(2) 数字で見る食生活
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


統計調査からみえる、食生活のお国がらとは?


フランス版国民栄養調査(*1)をもとに、フランス人が毎日どんな食品を消費し、どのくらいの栄養を摂取しているか見てみましょう。

(フランス:18-79才、日本:20才以上の結果を比較。日本は平成23年国民健康・栄養調査より)


栄養素の摂取

エネルギー


●2,162Kcal
日本人の平均より300Kcal以上多い。

パティスリー(ケーキ・ペストリー類)から129Kcal摂取していて、最も消費量の多い食品であるパン(317Kcal)に次ぐ摂取エネルギーに。

フランスは美味しいパティスリーが充実してるから仕方がない…!?


3大栄養素からのエネルギー摂取割合

●炭水化物44%・たんぱく質17%・脂質39%
日本人の平均(炭水化物 56%、たんぱく質 15%、脂質 26%)と比べ脂質が多く、炭水化物が少ない。

フランスでの推奨量は、炭水化物 55%、たんぱく質 15%、脂質 30%。


カルシウム

●914mg (男性984mg 女性850mg)
18才以上の推奨量は900mg。
牛乳・乳製品からはおよそ 390mg、飲料水から 94mg、野菜から 48mgを摂取。

女性の摂取量はすべての年代で推奨量を下回っている。
特に、男女とも10代のカルシウム不足が深刻で、10-18才の推奨量は1,200mgであるが、 約800mgしか摂れていない。


日本の場合、20才以上のカルシウム摂取量は494mg。
推奨量と比較してみると、男女とも10代以降、すべての年代で不足している。
ミルク解体新書 第1回 カルシウム学

食品の摂取量

牛乳・乳製品の摂取量


●201g
日本人の2倍以上を摂取。牛乳 86g(*2)、チルド乳製品 82g(*3)、チーズ 33g。

牛乳は8割の人が朝食で摂っている。チルド乳製品は女性の方が多く摂取している。

チーズは男性の方が多く摂取しており、男女とも9割以上の人が食べていてる。
ほかに9割以上の人が食べている食品は、パン、野菜、肉、水。

■チーズ売り場のほんの一部。フランスの食卓には欠かせない。

魚の摂取量

●27g
日本人の1/3しか食べていない。
子どもの摂取量は18gだが、これは金曜日の給食に魚が出るおかげ。


魚の摂取量に伴い、ビタミンDの摂取量も少ない。
魚に次いで卵、チーズがビタミンDの摂取源。ビタミンDを強化した牛乳も売られている。

■魚の消費に日本のSUSHIも貢献?

肉の摂取量

●120g
畜肉だけなら50gで日本人とさほど変わらないが、ハムやソーセージなどの肉加工食品を合わせると1.5倍の摂取量に。

肉の種類は牛、豚、鶏のほか、仔牛、うさぎやジビエ(野鳥獣)も含まれる。

■スーパーマーケットで。生ハム、ソーセージ、パテなど、たくさんの肉加工品が並ぶ。

パンの摂取量

●115g
日本人の平均は33g。一方、米の消費量はフランス 25g、日本 319g。


パンはフランス人のほとんどが、朝、昼、夕と食べる食品。日本の主食「米」に匹敵する。

パンは炭水化物のほか、食物繊維、マグネシウム、マンガン、銅などの微量栄養素の摂取源にもなっている。

野菜の摂取量

●139g
日本人に比べ、100g以上少ない。野菜をほとんど食べない人も少なくない。

スーパーでは袋からだしてすぐ食べられるカットサラダが充実しているほか、冷凍や缶詰の野菜も多く利用されている。

■袋からだしてすぐ食べられるサラダ。レタス、ルッコラ、エンダイブなど種類も豊富。

食事を決めるのに大切だと考えることは?

この調査で、79%のフランス人が食事内容を決定する要因に”健康維持”を挙げてはいますが、食事のバランスは決してよいとはいえません。

肥満をはじめ、栄養摂取の過不足が要因の疾患が増加していることをうけ、社会問題健康省(Ministère des Affaires de Social et de la santé)による国民健康栄養プログラム(Programme National Nutrition Santé:PNNS)が2001年より促進されています。

*1 Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第2回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、

*2 牛乳、その他の乳、乳飲料、練乳、粉乳が含まれる

*3 発酵クリーム、ヨーグルト、フロマージュブラン、プティスイスが含まれる
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html

日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例 2011年4月9日
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/

環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!


1. ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。


2. 気が付けば肉ばかり

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。

3. 一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


4. 食後のデザートは欠かせません!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。


5. お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンル

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。


6. 朝は軽くいきましょう

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。


7. Tremper(トンペー)

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/



http://www.asyura2.com/13/health16/msg/629.html#c79

[不安と不健康16] 牛乳・チーズ・ヨーグルト、発がん性の危険 寿命短縮や骨折増加との調査結果も(Business Journal) 赤かぶ
8. 中川隆[-6328] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:07:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フランス人は朝昼晩 フランスパンと乳製品ばかり食べているけど、寿命は世界第二位だからね:

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html


フランス人は一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。

本当は世界第2位の長寿大国フランス 日本とは違う健康の秘訣とは? 2010年10月3日
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


日本とフランスの数少ない共通点。それは日本もフランスもともに世界に誇る「長寿大国」であるという点である。

2009年度のOECD社会指標調査によると、日本の平均寿命はOECD諸国中最も高く男性で79.0歳、女性で85.8歳。

フランスは日本に次ぐ世界第2位の長寿国であり、平均寿命は男性で77.3歳、女性で84.4歳である。(グラフ参照)


https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


平均寿命の世界比較

栄養価の高い日本食一般に、日本人が長生きする理由として、日本人の食習慣が挙げられる。日本人は世界的にも、脂質が少ない健康的な食事をしていると知られているが、健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活が日本人の長寿の秘訣だと綴られている。確かに日本食には、豆類・海藻類・根菜類など欧米諸国ではあまり見かけない、栄養価の高い食品を日常的に摂取している。

また、日本は世界トップクラスの漁業国であることから、栄養価の高い魚介類を使った食事が多く、またそれに派生する商品(魚肉すり身製品など)が多いため、どんな料理にも栄養価の高い食品を手軽に加えることができる。

また、日本人の体格の小ささが長寿の秘訣であるという見方もある。例えば相撲取りは日常的に運動し、体格がよくいかにも健康そうに思われるが、晩年は病気をしやすく早死にするといわれている。大きな体を維持するためのカロリー摂取量が多く、肝臓などの臓器にも負担がかかりやすい。一般に、動物実験ではカロリー消費量が低い方が長生きすると言われるため、肥満率が韓国についで世界に2番目に低い日本人は長生きするという仮説が立てられるのだ。

では、体格も大きく、アルコール消費量・カロリー摂取量ともに世界第4位(2004年WHO調査)のフランスが、他の先進国に比べて長生きできるのはなぜだろうか?
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


フランス食事情(1) 普段の食事
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランスの統計調査からも見える「普段の食事」をご紹介します。


前菜・メイン・チーズ・デザートにワイン…

フランス料理というと、フルコースの豪華な食事を思い浮かべ、フランス人は毎日そんな食事をして皆グルメだ!というイメージがあるかもしれません。

でも、このようなフランス料理を毎日食べている人は正直ほとんどいません。
いったいフランス人は普段、どのような食事をしているのでしょうか。


朝食

定番は甘い菓子パン

朝食の代表的なパンはクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(Viennoiserie=バターをたっぷり使った菓子パン)や、タルティン(Tartine)。
タルティンはバゲット(フランスパン)を食べやすい長さに切り、バターとジャムまたはハチミツなどを塗っただけのものです。

飲み物はカフェ・オ・レやコーヒー、紅茶。
また、朝食にシリアルを食べる人も多くいます。

甘い系の朝食が定番で、卵やベーコンを焼いたりする人はあまりいません。

■バターとジャムを塗ったタルティン。はちみつやチョコレートペーストを塗ったり好きな味で


昼食

夕食より重くなる傾向も


カフェやレストラン、学食で食べる人、ファストフードを利用する人、近くの店でサンドウィッチを買う、もしくは家から持参する人など、いろいろです。

就労している人でも、一旦自宅へ戻って昼食をとる人もいます。
ちなみに子どもも学校給食を全員が食べるわけではなく、家で食べてから再登校する児童も多くいます。

昼はサンドウィッチだけ、パスタだけ、サラダだけ、と単品で済ませる人がいる一方で、肉料理や魚料理を昼食でとる人が多く*1、どちらかというと夕食より重くなる傾向のようです。


といってもフルコースというわけではなく、メイン(主菜)に付け合せ(副菜)+デザートという感じです。

■町のサンドウィッチ屋。サンドウィッチのパンはバゲット、バターやマヨネーズはぬられていない。具はハム&チーズ、ツナ&野菜、チキン&卵などいろいろ。


■友人宅での昼ごはん。家庭料理は牛肉のグリルとじゃがいものグラタン。シンプルだが皆でいっしょに食べるのがいい


夕食

自宅で家族そろって


夕食はほとんどの人が自宅で家族といっしょにとります。

働いている女性が多いので、平日は簡単なものを準備する場合がほとんど。

パスタ、冷凍のピザ、スープ、キッシュ、ハム、テイクアウトの惣菜などの中から、簡単に出せるものが1品と、あればちょっとしたサラダを付ける程度です。

足りなければ、バゲットにチーズをのせてつまんだり。

デザートにはヨーグルトが多く、フロマージュブラン、プティスイス*2も定番です。


「誰かと一緒に」が大切

大体、普段の食事はこんな感じで意外なほど地味でシンプル。

たとえ食事の中身が簡素なものだったとしても、一人ではなく、必ず誰かと食べることを最も大切にするフランス人。
職場の机で一人で食べたり、時間の合間に食べたり、何かをしながら食べることを嫌い、皆で食卓を囲んで過ごす時間を楽しみます。

日本を始め、多くの国で食事の時間が短縮され、家族ととる時間が減っている中、フランス人の多くが現在も共有し変わらずにいる伝統的な食の習慣です。

*1  Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第二回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、食事別食品別消費の分布より 。
詳細はこちら→Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007

*2  プティスイス…フレッシュチーズの1種で味はフロマージュブランよりも濃厚。
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランス食事情(2) 数字で見る食生活
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


統計調査からみえる、食生活のお国がらとは?


フランス版国民栄養調査(*1)をもとに、フランス人が毎日どんな食品を消費し、どのくらいの栄養を摂取しているか見てみましょう。

(フランス:18-79才、日本:20才以上の結果を比較。日本は平成23年国民健康・栄養調査より)


栄養素の摂取

エネルギー


●2,162Kcal
日本人の平均より300Kcal以上多い。

パティスリー(ケーキ・ペストリー類)から129Kcal摂取していて、最も消費量の多い食品であるパン(317Kcal)に次ぐ摂取エネルギーに。

フランスは美味しいパティスリーが充実してるから仕方がない…!?


3大栄養素からのエネルギー摂取割合

●炭水化物44%・たんぱく質17%・脂質39%
日本人の平均(炭水化物 56%、たんぱく質 15%、脂質 26%)と比べ脂質が多く、炭水化物が少ない。

フランスでの推奨量は、炭水化物 55%、たんぱく質 15%、脂質 30%。

カルシウム

●914mg (男性984mg 女性850mg)
18才以上の推奨量は900mg。
牛乳・乳製品からはおよそ 390mg、飲料水から 94mg、野菜から 48mgを摂取。

女性の摂取量はすべての年代で推奨量を下回っている。
特に、男女とも10代のカルシウム不足が深刻で、10-18才の推奨量は1,200mgであるが、 約800mgしか摂れていない。


日本の場合、20才以上のカルシウム摂取量は494mg。
推奨量と比較してみると、男女とも10代以降、すべての年代で不足している。
ミルク解体新書 第1回 カルシウム学


食品の摂取量

牛乳・乳製品の摂取量


●201g
日本人の2倍以上を摂取。牛乳 86g(*2)、チルド乳製品 82g(*3)、チーズ 33g。

牛乳は8割の人が朝食で摂っている。チルド乳製品は女性の方が多く摂取している。

チーズは男性の方が多く摂取しており、男女とも9割以上の人が食べていてる。
ほかに9割以上の人が食べている食品は、パン、野菜、肉、水。

■チーズ売り場のほんの一部。フランスの食卓には欠かせない。


魚の摂取量

●27g
日本人の1/3しか食べていない。
子どもの摂取量は18gだが、これは金曜日の給食に魚が出るおかげ。


魚の摂取量に伴い、ビタミンDの摂取量も少ない。
魚に次いで卵、チーズがビタミンDの摂取源。ビタミンDを強化した牛乳も売られている。

■魚の消費に日本のSUSHIも貢献?


肉の摂取量

●120g
畜肉だけなら50gで日本人とさほど変わらないが、ハムやソーセージなどの肉加工食品を合わせると1.5倍の摂取量に。

肉の種類は牛、豚、鶏のほか、仔牛、うさぎやジビエ(野鳥獣)も含まれる。

■スーパーマーケットで。生ハム、ソーセージ、パテなど、たくさんの肉加工品が並ぶ。


パンの摂取量

●115g
日本人の平均は33g。一方、米の消費量はフランス 25g、日本 319g。


パンはフランス人のほとんどが、朝、昼、夕と食べる食品。日本の主食「米」に匹敵する。

パンは炭水化物のほか、食物繊維、マグネシウム、マンガン、銅などの微量栄養素の摂取源にもなっている。


野菜の摂取量

●139g
日本人に比べ、100g以上少ない。野菜をほとんど食べない人も少なくない。

スーパーでは袋からだしてすぐ食べられるカットサラダが充実しているほか、冷凍や缶詰の野菜も多く利用されている。

■袋からだしてすぐ食べられるサラダ。レタス、ルッコラ、エンダイブなど種類も豊富。


食事を決めるのに大切だと考えることは?

この調査で、79%のフランス人が食事内容を決定する要因に”健康維持”を挙げてはいますが、食事のバランスは決してよいとはいえません。


肥満をはじめ、栄養摂取の過不足が要因の疾患が増加していることをうけ、社会問題健康省(Ministère des Affaires de Social et de la santé)による国民健康栄養プログラム(Programme National Nutrition Santé:PNNS)が2001年より促進されています。


*1 Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第2回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、

*2 牛乳、その他の乳、乳飲料、練乳、粉乳が含まれる

*3 発酵クリーム、ヨーグルト、フロマージュブラン、プティスイスが含まれる
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例 2011年4月9日
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/


環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!


1. ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。


2. 気が付けば肉ばかり

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。


3. 一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


4. 食後のデザートは欠かせません!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。


5. お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンル

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。


6. 朝は軽くいきましょう

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。


7. Tremper(トンペー)

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/

http://www.asyura2.com/13/health16/msg/740.html#c8

[不安と不健康17] 牛乳は超危険!子供は絶対NG!がん・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞の恐れ(Business Journal) 赤かぶ
7. 中川隆[-6327] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:08:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フランス人は朝昼晩 フランスパンと乳製品ばかり食べているけど、寿命は世界第二位だからね:

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html


フランス人は一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。

本当は世界第2位の長寿大国フランス 日本とは違う健康の秘訣とは? 2010年10月3日
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


日本とフランスの数少ない共通点。それは日本もフランスもともに世界に誇る「長寿大国」であるという点である。

2009年度のOECD社会指標調査によると、日本の平均寿命はOECD諸国中最も高く男性で79.0歳、女性で85.8歳。

フランスは日本に次ぐ世界第2位の長寿国であり、平均寿命は男性で77.3歳、女性で84.4歳である。(グラフ参照)


https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


平均寿命の世界比較

栄養価の高い日本食一般に、日本人が長生きする理由として、日本人の食習慣が挙げられる。日本人は世界的にも、脂質が少ない健康的な食事をしていると知られているが、健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活が日本人の長寿の秘訣だと綴られている。確かに日本食には、豆類・海藻類・根菜類など欧米諸国ではあまり見かけない、栄養価の高い食品を日常的に摂取している。

また、日本は世界トップクラスの漁業国であることから、栄養価の高い魚介類を使った食事が多く、またそれに派生する商品(魚肉すり身製品など)が多いため、どんな料理にも栄養価の高い食品を手軽に加えることができる。

また、日本人の体格の小ささが長寿の秘訣であるという見方もある。例えば相撲取りは日常的に運動し、体格がよくいかにも健康そうに思われるが、晩年は病気をしやすく早死にするといわれている。大きな体を維持するためのカロリー摂取量が多く、肝臓などの臓器にも負担がかかりやすい。一般に、動物実験ではカロリー消費量が低い方が長生きすると言われるため、肥満率が韓国についで世界に2番目に低い日本人は長生きするという仮説が立てられるのだ。

では、体格も大きく、アルコール消費量・カロリー摂取量ともに世界第4位(2004年WHO調査)のフランスが、他の先進国に比べて長生きできるのはなぜだろうか?
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


フランス食事情(1) 普段の食事
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランスの統計調査からも見える「普段の食事」をご紹介します。


前菜・メイン・チーズ・デザートにワイン…

フランス料理というと、フルコースの豪華な食事を思い浮かべ、フランス人は毎日そんな食事をして皆グルメだ!というイメージがあるかもしれません。

でも、このようなフランス料理を毎日食べている人は正直ほとんどいません。
いったいフランス人は普段、どのような食事をしているのでしょうか。


朝食

定番は甘い菓子パン

朝食の代表的なパンはクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(Viennoiserie=バターをたっぷり使った菓子パン)や、タルティン(Tartine)。
タルティンはバゲット(フランスパン)を食べやすい長さに切り、バターとジャムまたはハチミツなどを塗っただけのものです。

飲み物はカフェ・オ・レやコーヒー、紅茶。
また、朝食にシリアルを食べる人も多くいます。

甘い系の朝食が定番で、卵やベーコンを焼いたりする人はあまりいません。

■バターとジャムを塗ったタルティン。はちみつやチョコレートペーストを塗ったり好きな味で


昼食

夕食より重くなる傾向も


カフェやレストラン、学食で食べる人、ファストフードを利用する人、近くの店でサンドウィッチを買う、もしくは家から持参する人など、いろいろです。

就労している人でも、一旦自宅へ戻って昼食をとる人もいます。
ちなみに子どもも学校給食を全員が食べるわけではなく、家で食べてから再登校する児童も多くいます。

昼はサンドウィッチだけ、パスタだけ、サラダだけ、と単品で済ませる人がいる一方で、肉料理や魚料理を昼食でとる人が多く*1、どちらかというと夕食より重くなる傾向のようです。


といってもフルコースというわけではなく、メイン(主菜)に付け合せ(副菜)+デザートという感じです。

■町のサンドウィッチ屋。サンドウィッチのパンはバゲット、バターやマヨネーズはぬられていない。具はハム&チーズ、ツナ&野菜、チキン&卵などいろいろ。


■友人宅での昼ごはん。家庭料理は牛肉のグリルとじゃがいものグラタン。シンプルだが皆でいっしょに食べるのがいい


夕食

自宅で家族そろって


夕食はほとんどの人が自宅で家族といっしょにとります。

働いている女性が多いので、平日は簡単なものを準備する場合がほとんど。

パスタ、冷凍のピザ、スープ、キッシュ、ハム、テイクアウトの惣菜などの中から、簡単に出せるものが1品と、あればちょっとしたサラダを付ける程度です。

足りなければ、バゲットにチーズをのせてつまんだり。

デザートにはヨーグルトが多く、フロマージュブラン、プティスイス*2も定番です。


「誰かと一緒に」が大切

大体、普段の食事はこんな感じで意外なほど地味でシンプル。

たとえ食事の中身が簡素なものだったとしても、一人ではなく、必ず誰かと食べることを最も大切にするフランス人。
職場の机で一人で食べたり、時間の合間に食べたり、何かをしながら食べることを嫌い、皆で食卓を囲んで過ごす時間を楽しみます。

日本を始め、多くの国で食事の時間が短縮され、家族ととる時間が減っている中、フランス人の多くが現在も共有し変わらずにいる伝統的な食の習慣です。

*1  Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第二回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、食事別食品別消費の分布より 。
詳細はこちら→Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007

*2  プティスイス…フレッシュチーズの1種で味はフロマージュブランよりも濃厚。
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランス食事情(2) 数字で見る食生活
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


統計調査からみえる、食生活のお国がらとは?


フランス版国民栄養調査(*1)をもとに、フランス人が毎日どんな食品を消費し、どのくらいの栄養を摂取しているか見てみましょう。

(フランス:18-79才、日本:20才以上の結果を比較。日本は平成23年国民健康・栄養調査より)


栄養素の摂取

エネルギー


●2,162Kcal
日本人の平均より300Kcal以上多い。

パティスリー(ケーキ・ペストリー類)から129Kcal摂取していて、最も消費量の多い食品であるパン(317Kcal)に次ぐ摂取エネルギーに。

フランスは美味しいパティスリーが充実してるから仕方がない…!?


3大栄養素からのエネルギー摂取割合

●炭水化物44%・たんぱく質17%・脂質39%
日本人の平均(炭水化物 56%、たんぱく質 15%、脂質 26%)と比べ脂質が多く、炭水化物が少ない。

フランスでの推奨量は、炭水化物 55%、たんぱく質 15%、脂質 30%。

カルシウム

●914mg (男性984mg 女性850mg)
18才以上の推奨量は900mg。
牛乳・乳製品からはおよそ 390mg、飲料水から 94mg、野菜から 48mgを摂取。

女性の摂取量はすべての年代で推奨量を下回っている。
特に、男女とも10代のカルシウム不足が深刻で、10-18才の推奨量は1,200mgであるが、 約800mgしか摂れていない。


日本の場合、20才以上のカルシウム摂取量は494mg。
推奨量と比較してみると、男女とも10代以降、すべての年代で不足している。
ミルク解体新書 第1回 カルシウム学


食品の摂取量

牛乳・乳製品の摂取量


●201g
日本人の2倍以上を摂取。牛乳 86g(*2)、チルド乳製品 82g(*3)、チーズ 33g。

牛乳は8割の人が朝食で摂っている。チルド乳製品は女性の方が多く摂取している。

チーズは男性の方が多く摂取しており、男女とも9割以上の人が食べていてる。
ほかに9割以上の人が食べている食品は、パン、野菜、肉、水。

■チーズ売り場のほんの一部。フランスの食卓には欠かせない。


魚の摂取量

●27g
日本人の1/3しか食べていない。
子どもの摂取量は18gだが、これは金曜日の給食に魚が出るおかげ。


魚の摂取量に伴い、ビタミンDの摂取量も少ない。
魚に次いで卵、チーズがビタミンDの摂取源。ビタミンDを強化した牛乳も売られている。

■魚の消費に日本のSUSHIも貢献?


肉の摂取量

●120g
畜肉だけなら50gで日本人とさほど変わらないが、ハムやソーセージなどの肉加工食品を合わせると1.5倍の摂取量に。

肉の種類は牛、豚、鶏のほか、仔牛、うさぎやジビエ(野鳥獣)も含まれる。

■スーパーマーケットで。生ハム、ソーセージ、パテなど、たくさんの肉加工品が並ぶ。


パンの摂取量

●115g
日本人の平均は33g。一方、米の消費量はフランス 25g、日本 319g。


パンはフランス人のほとんどが、朝、昼、夕と食べる食品。日本の主食「米」に匹敵する。

パンは炭水化物のほか、食物繊維、マグネシウム、マンガン、銅などの微量栄養素の摂取源にもなっている。


野菜の摂取量

●139g
日本人に比べ、100g以上少ない。野菜をほとんど食べない人も少なくない。

スーパーでは袋からだしてすぐ食べられるカットサラダが充実しているほか、冷凍や缶詰の野菜も多く利用されている。

■袋からだしてすぐ食べられるサラダ。レタス、ルッコラ、エンダイブなど種類も豊富。


食事を決めるのに大切だと考えることは?

この調査で、79%のフランス人が食事内容を決定する要因に”健康維持”を挙げてはいますが、食事のバランスは決してよいとはいえません。


肥満をはじめ、栄養摂取の過不足が要因の疾患が増加していることをうけ、社会問題健康省(Ministère des Affaires de Social et de la santé)による国民健康栄養プログラム(Programme National Nutrition Santé:PNNS)が2001年より促進されています。


*1 Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第2回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、

*2 牛乳、その他の乳、乳飲料、練乳、粉乳が含まれる

*3 発酵クリーム、ヨーグルト、フロマージュブラン、プティスイスが含まれる
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例 2011年4月9日
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/


環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!


1. ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。


2. 気が付けば肉ばかり

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。


3. 一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


4. 食後のデザートは欠かせません!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。


5. お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンル

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。


6. 朝は軽くいきましょう

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。


7. Tremper(トンペー)

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/

http://www.asyura2.com/15/health17/msg/523.html#c7

[不安と不健康17] 牛乳が乳がんを招く!? 予防学の権威がそのリスクを緊急提言(女性自身) 赤かぶ
2. 中川隆[-6326] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:09:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フランス人は朝昼晩 フランスパンと乳製品ばかり食べているけど、寿命は世界第二位だからね:

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html


フランス人は一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。

本当は世界第2位の長寿大国フランス 日本とは違う健康の秘訣とは? 2010年10月3日
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


日本とフランスの数少ない共通点。それは日本もフランスもともに世界に誇る「長寿大国」であるという点である。

2009年度のOECD社会指標調査によると、日本の平均寿命はOECD諸国中最も高く男性で79.0歳、女性で85.8歳。

フランスは日本に次ぐ世界第2位の長寿国であり、平均寿命は男性で77.3歳、女性で84.4歳である。(グラフ参照)


https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


平均寿命の世界比較

栄養価の高い日本食一般に、日本人が長生きする理由として、日本人の食習慣が挙げられる。日本人は世界的にも、脂質が少ない健康的な食事をしていると知られているが、健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活が日本人の長寿の秘訣だと綴られている。確かに日本食には、豆類・海藻類・根菜類など欧米諸国ではあまり見かけない、栄養価の高い食品を日常的に摂取している。

また、日本は世界トップクラスの漁業国であることから、栄養価の高い魚介類を使った食事が多く、またそれに派生する商品(魚肉すり身製品など)が多いため、どんな料理にも栄養価の高い食品を手軽に加えることができる。

また、日本人の体格の小ささが長寿の秘訣であるという見方もある。例えば相撲取りは日常的に運動し、体格がよくいかにも健康そうに思われるが、晩年は病気をしやすく早死にするといわれている。大きな体を維持するためのカロリー摂取量が多く、肝臓などの臓器にも負担がかかりやすい。一般に、動物実験ではカロリー消費量が低い方が長生きすると言われるため、肥満率が韓国についで世界に2番目に低い日本人は長生きするという仮説が立てられるのだ。

では、体格も大きく、アルコール消費量・カロリー摂取量ともに世界第4位(2004年WHO調査)のフランスが、他の先進国に比べて長生きできるのはなぜだろうか?
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


フランス食事情(1) 普段の食事
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランスの統計調査からも見える「普段の食事」をご紹介します。


前菜・メイン・チーズ・デザートにワイン…

フランス料理というと、フルコースの豪華な食事を思い浮かべ、フランス人は毎日そんな食事をして皆グルメだ!というイメージがあるかもしれません。

でも、このようなフランス料理を毎日食べている人は正直ほとんどいません。
いったいフランス人は普段、どのような食事をしているのでしょうか。


朝食

定番は甘い菓子パン

朝食の代表的なパンはクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(Viennoiserie=バターをたっぷり使った菓子パン)や、タルティン(Tartine)。
タルティンはバゲット(フランスパン)を食べやすい長さに切り、バターとジャムまたはハチミツなどを塗っただけのものです。

飲み物はカフェ・オ・レやコーヒー、紅茶。
また、朝食にシリアルを食べる人も多くいます。

甘い系の朝食が定番で、卵やベーコンを焼いたりする人はあまりいません。

■バターとジャムを塗ったタルティン。はちみつやチョコレートペーストを塗ったり好きな味で


昼食

夕食より重くなる傾向も


カフェやレストラン、学食で食べる人、ファストフードを利用する人、近くの店でサンドウィッチを買う、もしくは家から持参する人など、いろいろです。

就労している人でも、一旦自宅へ戻って昼食をとる人もいます。
ちなみに子どもも学校給食を全員が食べるわけではなく、家で食べてから再登校する児童も多くいます。

昼はサンドウィッチだけ、パスタだけ、サラダだけ、と単品で済ませる人がいる一方で、肉料理や魚料理を昼食でとる人が多く*1、どちらかというと夕食より重くなる傾向のようです。


といってもフルコースというわけではなく、メイン(主菜)に付け合せ(副菜)+デザートという感じです。

■町のサンドウィッチ屋。サンドウィッチのパンはバゲット、バターやマヨネーズはぬられていない。具はハム&チーズ、ツナ&野菜、チキン&卵などいろいろ。


■友人宅での昼ごはん。家庭料理は牛肉のグリルとじゃがいものグラタン。シンプルだが皆でいっしょに食べるのがいい


夕食

自宅で家族そろって


夕食はほとんどの人が自宅で家族といっしょにとります。

働いている女性が多いので、平日は簡単なものを準備する場合がほとんど。

パスタ、冷凍のピザ、スープ、キッシュ、ハム、テイクアウトの惣菜などの中から、簡単に出せるものが1品と、あればちょっとしたサラダを付ける程度です。

足りなければ、バゲットにチーズをのせてつまんだり。

デザートにはヨーグルトが多く、フロマージュブラン、プティスイス*2も定番です。


「誰かと一緒に」が大切

大体、普段の食事はこんな感じで意外なほど地味でシンプル。

たとえ食事の中身が簡素なものだったとしても、一人ではなく、必ず誰かと食べることを最も大切にするフランス人。
職場の机で一人で食べたり、時間の合間に食べたり、何かをしながら食べることを嫌い、皆で食卓を囲んで過ごす時間を楽しみます。

日本を始め、多くの国で食事の時間が短縮され、家族ととる時間が減っている中、フランス人の多くが現在も共有し変わらずにいる伝統的な食の習慣です。

*1  Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第二回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、食事別食品別消費の分布より 。
詳細はこちら→Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007

*2  プティスイス…フレッシュチーズの1種で味はフロマージュブランよりも濃厚。
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランス食事情(2) 数字で見る食生活
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


統計調査からみえる、食生活のお国がらとは?


フランス版国民栄養調査(*1)をもとに、フランス人が毎日どんな食品を消費し、どのくらいの栄養を摂取しているか見てみましょう。

(フランス:18-79才、日本:20才以上の結果を比較。日本は平成23年国民健康・栄養調査より)


栄養素の摂取

エネルギー


●2,162Kcal
日本人の平均より300Kcal以上多い。

パティスリー(ケーキ・ペストリー類)から129Kcal摂取していて、最も消費量の多い食品であるパン(317Kcal)に次ぐ摂取エネルギーに。

フランスは美味しいパティスリーが充実してるから仕方がない…!?


3大栄養素からのエネルギー摂取割合

●炭水化物44%・たんぱく質17%・脂質39%
日本人の平均(炭水化物 56%、たんぱく質 15%、脂質 26%)と比べ脂質が多く、炭水化物が少ない。

フランスでの推奨量は、炭水化物 55%、たんぱく質 15%、脂質 30%。

カルシウム

●914mg (男性984mg 女性850mg)
18才以上の推奨量は900mg。
牛乳・乳製品からはおよそ 390mg、飲料水から 94mg、野菜から 48mgを摂取。

女性の摂取量はすべての年代で推奨量を下回っている。
特に、男女とも10代のカルシウム不足が深刻で、10-18才の推奨量は1,200mgであるが、 約800mgしか摂れていない。


日本の場合、20才以上のカルシウム摂取量は494mg。
推奨量と比較してみると、男女とも10代以降、すべての年代で不足している。
ミルク解体新書 第1回 カルシウム学


食品の摂取量

牛乳・乳製品の摂取量


●201g
日本人の2倍以上を摂取。牛乳 86g(*2)、チルド乳製品 82g(*3)、チーズ 33g。

牛乳は8割の人が朝食で摂っている。チルド乳製品は女性の方が多く摂取している。

チーズは男性の方が多く摂取しており、男女とも9割以上の人が食べていてる。
ほかに9割以上の人が食べている食品は、パン、野菜、肉、水。

■チーズ売り場のほんの一部。フランスの食卓には欠かせない。


魚の摂取量

●27g
日本人の1/3しか食べていない。
子どもの摂取量は18gだが、これは金曜日の給食に魚が出るおかげ。


魚の摂取量に伴い、ビタミンDの摂取量も少ない。
魚に次いで卵、チーズがビタミンDの摂取源。ビタミンDを強化した牛乳も売られている。

■魚の消費に日本のSUSHIも貢献?


肉の摂取量

●120g
畜肉だけなら50gで日本人とさほど変わらないが、ハムやソーセージなどの肉加工食品を合わせると1.5倍の摂取量に。

肉の種類は牛、豚、鶏のほか、仔牛、うさぎやジビエ(野鳥獣)も含まれる。

■スーパーマーケットで。生ハム、ソーセージ、パテなど、たくさんの肉加工品が並ぶ。


パンの摂取量

●115g
日本人の平均は33g。一方、米の消費量はフランス 25g、日本 319g。


パンはフランス人のほとんどが、朝、昼、夕と食べる食品。日本の主食「米」に匹敵する。

パンは炭水化物のほか、食物繊維、マグネシウム、マンガン、銅などの微量栄養素の摂取源にもなっている。


野菜の摂取量

●139g
日本人に比べ、100g以上少ない。野菜をほとんど食べない人も少なくない。

スーパーでは袋からだしてすぐ食べられるカットサラダが充実しているほか、冷凍や缶詰の野菜も多く利用されている。

■袋からだしてすぐ食べられるサラダ。レタス、ルッコラ、エンダイブなど種類も豊富。


食事を決めるのに大切だと考えることは?

この調査で、79%のフランス人が食事内容を決定する要因に”健康維持”を挙げてはいますが、食事のバランスは決してよいとはいえません。


肥満をはじめ、栄養摂取の過不足が要因の疾患が増加していることをうけ、社会問題健康省(Ministère des Affaires de Social et de la santé)による国民健康栄養プログラム(Programme National Nutrition Santé:PNNS)が2001年より促進されています。


*1 Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第2回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、

*2 牛乳、その他の乳、乳飲料、練乳、粉乳が含まれる

*3 発酵クリーム、ヨーグルト、フロマージュブラン、プティスイスが含まれる
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例 2011年4月9日
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/


環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!


1. ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。


2. 気が付けば肉ばかり

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。


3. 一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


4. 食後のデザートは欠かせません!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。


5. お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンル

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。


6. 朝は軽くいきましょう

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。


7. Tremper(トンペー)

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/

http://www.asyura2.com/15/health17/msg/805.html#c2

[政治・選挙・NHK233] 国民の信頼に応えないマニフェストいらない/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6325] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:18:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

幹事長だった小沢のもとで作成されたマニフェストも、小沢自身によって破られる始末

「ガソリン値下げ隊」まで作り、ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに記載してまで当時幹事長だった小沢一郎が国民に約束したにもかかわらず、マニフェストは反故にされました。

なんと小沢自身が官邸に乗り込んで、ガソリン暫定税率維持を首相に押し込んだのです。


そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/820.html#c1

[政治・選挙・NHK233] 国民の信頼に応えないマニフェストいらない/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
2. 中川隆[-6324] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:21:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マニフェストを守る気が無い元民進党の議員がうごめいている限り、希望などどこにもない

民進党は日本最悪の政党であり、その議員もまた最悪のメンバーが揃っている。だから、このような人間どもをことごとく落とすのが選挙の大義である。


民進党が離党ドミノに見舞われて大混乱に陥っているのだが、この党が崩壊していくのは必然でもある。なぜなら、民進党はまったく日本の役に立たない政党であり、有害であり、危険だからだ。

民進党は自民党の邪魔しかしない政党である。

北朝鮮のミサイルが飛び交っている中で、まったくそれに関心を寄せず、安倍政権のやっていることを、ただ難癖を付けて真偽を邪魔するだけの存在だった。

政局について語っても、政策について語ることはない。つまり、政権を打倒して日本を混乱させることを狙っているだけであり、日本を良くすることは何も考えていない。

民進党は日本を良くするどころか、日本を破壊することを目論んでいた政党でもある。民主党時代に、何をやっていたのかを見ればそれが分かる。

(「4つの日本破壊工作」を執拗に仕掛けていた民主党政権)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/11/20141121T1548520900.html


村田蓮舫はどこの国の誰なのか今でも分からないが、民進党は最初から「二重国籍の容認」と「永住外国人への地方選挙権付与」を目指していた。

これで中国・韓国・北朝鮮のスパイが容易に日本の政治を乗っ取れるように画策していた。


民進党は日本のために活動をしているのではない

「多文化共生を取り入れろ」とわめいていたのも民進党であり、「大量移民を受け入れよ」と言っていたのも民進党である。

民進党の元代表である岡田克也は、EU(欧州連合)が大量移民で大混乱している最中の2016年に「多文化共生を取り入れろ」と言っていた。

「二重国籍の容認」「永住外国人への地方選挙権付与」「多文化共生の促進」「大量移民の受け入れ」をすべて実現したら何が待っているのか、誰でも分かる。

反日国家から大量の移民がやってきて、彼らが数にモノを言わせて自分たちの都合の良い政治家を送り出して、日本の政治を乗っ取り、国を乗っ取ることになる。

民進党はそれをすると言っていた政党なのである。日本人なのかどうかも分からない胡散臭い議員が、日本を破壊するための活動をしていたのだ。

日本のために政治をしているのではない。中国・韓国・北朝鮮のために政治をしている。それが民進党の議員の正体である。

北朝鮮がミサイルを撃って暴走している最中、「北朝鮮と対話しろ」「日本は北朝鮮を刺激するな」と言っていたのも民進党の議員である。

前原誠司は2017年8月29日、これだけ北朝鮮が暴走しているというのに、その最中にまるで他人事のように「北朝鮮とは対話を模索することもしなくてはいけない」と言って、圧力を重視する安倍政権を批判していた。

日本は北朝鮮に国民を拉致されて解決することもできず、ミサイルで国民が不安に駆られている。対話などまったく意味がないことはすでに何十年も前から分かっていることだ。

ここで圧力をかけて北朝鮮を変えていかないと、今度は核ミサイルで恫喝され続けることになる。

2017年9月13日、北朝鮮は日本を名指しして「日本列島の4つの島を、核爆弾で海中に沈めるべきだ」と威嚇したのではなかったか。

それなのに、「対話を模索」などと今ごろ言っているのが前原誠司という人間である。


前原誠司や蓮舫。薄気味悪い議員だらけの民進党

「外国人参政権」を臨み、「夫婦別姓」を賛同している前原誠司は韓国にも北朝鮮にも甘い男だ。

「日朝友好議連」に参加し、「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」にも参加している。

京都で焼肉屋を営む韓国人、チャン・オクプンという名の年配女性を大臣室のイスに座らせて記念撮影をしていたのも前原誠司だ。

前原誠司はこの女を「お母さん」と呼んでいるのだが、この女は北朝鮮の組織「朝鮮総連」に所属している女で「外国人参政権獲得運動」を進めていた。

さらに週刊文春は9月21日号で前原誠司が北朝鮮の接待係の女と観光地・妙香山で親密に身体を寄せ合って戯れている写真をスクープしている。

この男の裏側では常に韓国や北朝鮮の人間が顔を出す。

民主党時代から、前原誠司は北朝鮮のスパイではないかとも言われていたが、こんな男が民進党の代表をしているのだから、いかに危険なのか分かるはずだ。

この前原誠司が現在の民進党の代表をしているのだから、民進党がいかに胡散臭い政党なのか推して知るべしだ。

そもそも、前原誠司の前任の村田蓮舫からして、どこの人間なのか分からない薄気味悪い議員である。

村田蓮舫は自分の国籍の説明を二転三転させてうやむやにしたので、今でも日本人は村田蓮舫がどこの誰なのか分からないままだ。

インターネットでは『国籍喪失許可証7つの疑惑』が村田蓮舫に突きつけられているが、村田蓮舫はそれに答えようとしないし、マスコミもまったく報じない。

(村田蓮舫の『国籍喪失許可証7つの疑惑』を報じないマスコミ)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/07/blog-post.html


民進党に関わっていた人間を落とすことが重要だ

民主党は戦後最悪のマニフェスト詐欺政党であり、売国政党であり、反日政党でもあった。2009年から2012年までの3年間で、日本を大混乱させて国民に見捨てられた。

もはや民主党という名前では何もできないと思ったこの反日政党の議員たちは、2016年3月17日に名前を「民進党」に変えてネームロンダリングした。

民主党という名前が悪評にまみれて勝負できなくなったので、名前を変えて「自分たちは民進党で民主党は関係ない」というスタンスを取ったのである。

犯罪者がよくやる手口だ。いくつも名前を持っていて、ひとつの名前が都合悪くなったら別の名前に乗り換えていく。そして、「名前が違うから関係ない」と言い逃れる。

都合が悪くなったら、いつでも名前を捨てる。

こういう姑息でインチキなスタンスでやってきたのが民進党なので、ここの議員たちはいつでも同じことをする。

民主党という名前が駄目になって民進党にして、民進党というという名前が駄目になったらまた違う名前に鞍替えする。

次はどうするのか。民進党という名前で勝てないと考えた民進党の議員たちは、自分は民進党とは関係ないという顔をして別の名前の政党で立候補することになる。

たとえば、一部は「希望の党」みたいな名前の党に潜り込んで、民進党とは関係ないという顔をするし、他の一部は新しい何かの泡沫政党でも作って、やはり民進党とは関係ないような顔をして選挙に臨む。

犯罪者がいくらでも名前を使い捨てするように、民進党の議員たちも政党を使い捨てにして、議員報酬を貪り食って反日しながら生きていく。

民進党は日本最悪の政党であり、その議員もまた最悪のメンバーが揃っている。だから、このような人間どもをことごとく落とすのが選挙の大義である。

(次の選挙の大義は「反日の議員を絶対に落選させること」だ)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170925T1456020900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/820.html#c2

[不安と不健康15] 山崎製パン ためらわずに添加物をガンガン使う会社 ココで働け取材班 てんさい(い)
78. 中川隆[-6323] koaQ7Jey 2017年10月12日 11:26:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html


フランスパンはグルテンが少なく砂糖もショートニングを使わないので、いくら沢山食べても糖尿病にもグルテン由来の病気にもならない

フランスパンとは、小麦粉・塩・水・イーストのみで作られるフランスのパリ発祥のパンの総称。

バゲットやバタールがよく知られている。

本国フランスでは pain traditionnel (フランス語発音: [pɛ̃ tradisjɔnɛl] パン・トラディスィヨネル)と呼ばれているが、単にbaguette(バゲット)、あるいは他国の呼称に倣い pain français (フランス語発音: [pɛ̃ frɑ̃sɛ] パン・フランセ)と呼ぶこともある。

フランスでは土壌や気候の関係から、生産される小麦はグルテンの乏しいものが主であり、他国のパンのようにふっくらとしたものを作ることが難しかった。

そのためフランスでは粘り気の少ない生地を使ってのパン作りが求められ、結果として硬い外皮とサクサクした中身を持つ独特のパンが生まれた。

元々フランスパンはイースト菌のようなパン酵母を用いず、生地を一度に混ぜて直火焼きしたものであったため、焼き色は現在のようなキツネ色ではなくうす焦げたものであった。

フランスパンが現在のような形になったのは19世紀頃で、酵母菌や製粉技術などの向上によりこの頃から今日見られる多彩なフランスパンが作られるようになった。

フランスパンは、その硬さが大きな特徴である。基本的に生地には砂糖を使わないため、フランスパンはその片端だけを手に持ってもパンが中折れしないほどの硬度がある。英語で「クラスト」(crust)と呼ばれる外皮部分は煎餅のようにパリパリしており、フランスパンの独特の食感と香りを生み出している。また、卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴であり、それゆえに作り手の技術が味を左右するため、フランスパン作りはパン職人になる上での難関であるともいわれる。

硬く香りのよい外皮部分に比べ、中はやわらかい食感となっている。同じ生地・同じオーブンで作っても、バゲットは細長く皮の部分が多いために皮のパリパリ感や香りを重視する人に向き、丸いブールは中身が多く柔らかなパンを好む人あるいはサンドイッチに向き、バタールはバゲットより太いがブールのようには丸くないのでその中間である。

バゲット、バタール、ブール、パン・ド・カンパーニュ、シャンピニオン、エピ、クーペなどに代表される、いわゆるフランスパンは基本的に材料は小麦粉・パン酵母・塩・水・モルトだけで作る。

他のパンのように砂糖やバター、卵、乳製品、油類などは加えず単純な材料のみで作る。

小麦粉と塩と水だけではパン酵母の発酵がうまくいかないので、小麦粉のデンプンをモルトが糖化して酵母による発酵が進む。

フランスパンに使われる小麦粉は、一般のパンに使われる強力粉ではなく、グルテンが少なめの準強力粉もしくは中力粉である。

フランスと違い日本においては「もちもちした食感」のパンが好まれるため、大手パンメーカーが市販するフランスパンはグルテンの強い小麦素材を使用しながらグルテンの粘り気を利かせた製法を用いており、食感が「本家」のフランスパンよりももちもちして弾力の強いものとなっている。

それゆえ、おおむね日本大手メーカーで大量生産されるフランスパン(特にソフトフランスと銘うって売られているもの)は、フランス国内で食されるフランスパンとはまるで食感が異なり、外観こそバタールやパリジャンに似ているが、皮は柔らかく中身は噛み応えの強いものになっている。


製造例

小麦粉(フランスパン用準強力粉)、ドライイースト、食塩、モルトエキス、水。

⇒ミキシング(スパイラルミキサー L4"-M3" 捏ね上げ温度24℃)
⇒ 一次発酵(120分)
⇒ パンチ(ガス抜き)
⇒ 二次発酵(60分)
⇒ 分割
⇒ ベンチタイム
⇒ 成型
⇒ ホイロ発酵
⇒ 蒸気焼成(220度25分)

※発酵・ホイロは温度28℃・湿度75%


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%B3


半焼けバゲットが好まれるようなったフランス―嘆く職人も 2013 年 8 月 22 日
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640


 【パリ】パリ16区に店を持つパン職人、ドミニク・アンラク氏は毎日、約1500個ものバゲット(棒状で細めのフランスパン)を焼くが、その多くは自分で食べたいとは思わない仕上がりだ。

 客の大半は棚に並べられたバゲットを眺めると、焼き時間が最も短くて最も白いものを選んでいくという。そのため店で売るバゲットの90%は、完全に焼き上がる前にオーブンから取り出すそうだ。

 アンラク氏は「自分で食べるためなら、あと2、3分長く焼くけどね。でもこれは商品だから、客の好みに合わせるしかない」と話す。


半焼けのバゲットを探すには


 バゲットはフランス料理を象徴する食べ物の1つ。それが今、文化的危機にさらされている。独特な形とパリパリと硬い外皮で有名なバゲットが、パン生地を食べさせられているのではないかと錯覚しそうな生焼けパンになろうとしているのだ。

 パリのパン屋についてのブログ「Painrisien(パンリジアン)」を立ち上げたレミ・エルン氏によると、評価をした230店の80%では「顧客を満足させる」ために、ほとんどのバゲットを完全に焼き上げていないという。

 ただ、客が好む理由もたくさんあり、それは生焼けの半端なものではないようだ。例えば、フリーランス・リポーターのカミーユ・オジェ氏(30)にとって、十分に焼き上がったバゲットを食べるのは苦痛だ。「そのままかじって食べるには硬いし、歯茎や口蓋(こうがい)を痛める」ということだ。その点、焼き時間が短めのバゲットなら「歯が欠ける心配もない」そうだ。

 アンラク氏の店の常連というピュラ・ガルシアさんによると、十分に焼けたバゲットはすぐに風味が落ちるという。「焼き上がってから1時間以内に食べないと、1日たった古パンみたいな味になってしまう」とその欠点を指摘した。また、別の客の中には、家に持ち帰って暖め直すと味が良くなるという理由で、完全に焼き上がっていない「白いバゲット」を求める者も多い。

 細長いパンを見ればフランスを連想してしまうほど、バゲットとフランスは切り離せない関係だ。そのフランスでバゲットに対する国民の好みが変化している様子に憤慨する向きもある。


フランスで市民権を得つつある半焼けバゲット(左)
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640


 フランス人作家でパン愛好家でもあるジャン=フィリップ・ド・トナック氏は「硬さはフランスパンのトレードマーク。十分に焼き上がっていなければいけない」と主張する。

 米コーネル大学の歴史学教授でフランスパンに関する著書もあるスティーブン・カプラン氏は、バゲットの特徴的な歯ごたえと風味について、製パン過程の最終段階に起こるメラード効果という化学反応によって生み出されているという。この反応なしでは、バゲットは味がなくて、直観とは逆にかみづらい食べ物となってしまう。

 徐々に違う食べ物に変化していくバゲットの姿を目の当たりして、「フランスの偉大な国家遺産の1つが失われていく」とカプラン氏は嘆く。


 パン職人らによると、正しい時間で焼くことで、パンの内側の柔らかい部分(身)と外皮の間で風味の交流が生じるという。つまり、パリパリとしてカラメル化した外皮が柔らかくふわふわしたパンの身を包み込み、バゲット独特の歯ごたえと風味が絶妙なバランスで生まれるというわけだ。

 フランスでは1950年代からパンの消費が減少しているが、それでも生活必需品であることには変わりない。朝昼晩の食事のほとんどでパンを食べるフランス人も多く、ほとんどナイフとフォークの延長部分としてフランスの食卓に欠かせない存在と見なされている。フランスの生活環境調査研究センター(Crédoc)によると、フランス人の98%が毎日パンを食べているという。

 そして、パンの中でも特に人気のあるのがバゲット。パンの研究と促進をしているフランスの国立パン研究所によると、パンの総消費量の4分の3を占めているという。

 このような名誉な地位にあり、フランスの風景に溶け込んでいるバゲットだが、実は誕生してから1世紀もたっていない。

 現在のようなバゲットが作られるようになったのは1920年代。パン職人が午後10時から午前4時まで働くことを禁じた、当時の保護的な労働法の副産物と言える。この時間帯に仕事ができないと、それまで一般的だった丸型のパンを朝食時までに焼き上げることは不可能だ。そこで新たに考案したのが、製造時間を短縮できる細長いパンだった。フランス語で小さな棒を意味するバゲットは朝食に不可欠なものとして、フランス全土に急速に浸透していった。

 フランスの法律では、バゲットの材料は基本的には小麦粉と水、塩、イーストだけと定められているが、焼き時間については全く触れられていない。

 気候や湿度といった要素にも影響されるが、パン職人の間では、典型的なバゲットの焼き時間としては20〜25分が適当とされている。パリにある多くのパン屋で見かける色白でぐったりしたバゲットについて、カプラン氏はおそらく17分強しか焼かれていないのではないかとみている。

 アンラク氏の店がある16区は、官庁街であるとともに住人の大半が富裕層で、しかも美術館や19世紀の建物、印象的な街並みでも有名な地区だ。同氏はあと数分かければ理想的な焼き上がりになると思っても、そんな場所に住む客に失礼なことは言えないそうで、「このパン屋に来て忙しそうにパンを買っていく客に、説教をする時間なんてないしね」とあきらめている。


 ただ、頑固なパン屋もいる。


 細くて外皮が非常に硬いバゲットを焼くことで有名なパリのパン職人、フレデリック・ピシャール氏もその1人。「少なくとも、フランスではワインの味わい方なら誰でも知っているのに、パンの味わい方について教えてもらうことはない」とこぼす。それで顧客に対して定期的に仕事場を公開し、パンの製造過程や味わい方を教えているそうだ。

まずバゲットを縦に切って、パンの身の香りを楽しむ。切ったバゲットからは、木の実やレーズン、ドライ・アプリコットなどの香りがかすかに漂ってくることも多い。次に手触りを確かめてから、食べごろの大きさにちぎる。そして、ゆっくりとかんでゆく。これがバゲットの正しい味わい方だ。

 また、パリの南の位置する小さな町でパン屋を営むフランク・ドビュー氏は、可能な限り店に居て、穏やかに褐色のバゲットを奨めているという。焼き方の足りないパンを製造して客の要望に応えようする同業者については、勘違いしていると批判的であり、「客は最高の品を味わったことがないだけ。だから、客の味覚を鍛えるのがパン職人の役目だ」と語った。
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640

パン好き必見!
老けないための市販のパンを買う際の賢い選び方とは 2017/3/7

まず、パンとは本来固い食べものです。

パンは基本的に小麦などの粉類と水と塩とイーストによって作られます。

フランスパンが良い例ですね。

一般的なフランスパンはこれらの素材しか使いません。

ヨーロッパ諸国ではパンが主食なので、人々はこの固いパンを毎日食べているわけです。

しかし、何故か日本や他のアジア諸国ではパンは柔らかい方が良いという風潮があります。

スーパーなどで売られている食パンが良い例で、すっごいふわふわですよね。

昔ヤマザキが”ダブルソフト”というふわっふわがウリの食パンを販売して大ヒットしたことからも、日本ではパン=柔らかいというイメージがあります。

ただ、前述した4種類の材料では、そこまで柔らかいパンは作れません。

ではどうやってフワフワ感を作り出すのかというと、砂糖、油脂類、乳製品を入れます。

こういったものを添加することによって、口当たりのよい、ふわふわのパンが出来上がります。

小麦粉に砂糖と油と乳製品を加えると何が出来るかというと、ケーキやマフィンなどのお菓子ができます。

そう、日本のパンはお菓子化してしまっているんです。

実際ヨーロッパ諸国では砂糖が入っているパンは、基本的にお菓子と認識されています。

さらに市販のパンにはイーストフードや乳化剤に代表される食品添加物やマーガリンやショートニング等のトランス脂肪酸が満載です。

シェアトップのヤマザキにいたっては、臭素酸カリウムという発がん性物質も使われているので注意が必要です。

大手製パンメーカー4社ほどをざっと調べてみたんですが、どこの製パン会社も商品紹介はしていますが、原材料表示をネットに記載していませんでした。

唯一無添加をウリにしている敷島製パンが、メイン商品の”超熟”のみ原材料を公開しているのみ。

しかし親切な方がヤマザキ製食パンの原材料を載せてくれていました。

それを見ると、

ヤマザキ製食パンの原材料は

「小麦粉、糖類、卵、マーガリン、バター、脱脂粉乳、パン酵母、牛乳、食塩、発酵種、チーズ、乳清ミネラル、乳化剤、酢酸Na、イーストフード」

となっています。

因みに敷島製パン”超熟”の原材料は

「小麦粉、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢」

となっています。

一目瞭然です。ヤマザキの方が不要なものがたくさん入っていますね。

製パン業界もトップシェアの会社ほど、製品的には良くないものを作っています。

大手や大企業であればあるほど危険な産業とは?
http://lifestyleorganizer.net/food/aboutfoodcompany/

でも書いたように、どの食品でも負の構造は同じのようです。

では具体的にどういった商品を選んでいけばよいかを説明します。

  

前述したように本物のパンは小麦粉、水、塩、イーストのみで作られます。

しかし、日本で純粋にこの4つの原料で市販されているパンは殆ど無いと思います。

ここからそれぞれのパンによって甘味料、油脂類、乳製品、添加物が足されていきます。

まず、添加物と乳製品はパンには必要ありません(乳製品は、牛乳やスキムミルク(脱脂粉乳)が使われていることがあります)。

この二つは除外しましょう。

油脂類で最も最悪なのは、マーガリン、ショートニングです。この二つが使われている製品は買わないようにしてください。

(マーガリンやショートニングの危険性についてはこちら)

気づかぬうちに食べているかも!?トランス脂肪酸が含まれている意外な食品まとめ
http://lifestyleorganizer.net/food/abouttransfat/

無添加がウリの敷島製パンの”超熟”も、マーガリンが盲点ですね。

あとは、バター、大豆油やキャノーラ油などが油脂類として使われることが多いです。
(大豆油やキャノーラ油は植物油脂と記載されていることもあります)

これらもアンチエイジングのためには避けたい食品です。

パンによく入っている油脂類の中で唯一許してもいいのはエクストラバージンオリーブオイルくらいです。

正直オリーブオイルも入れなくてもいいのですが、買うものが無くなってしまうので一応良しとしましょう。

次に甘味料です。

最も目にするのは砂糖ですね。というか砂糖の入っていないパンを探すのは現代の日本ではかなり大変です。

砂糖こそが、フワフワのパンを作る秘密兵器なので、入れないと商売にならないのです。

特に市販のパンに使用されるのは、砂糖の中でも最も良くない白砂糖です。

砂糖が入っているパンは買わないようにしましょう。

パンに使われる甘味料の中で許せるのは、ハチミツです。

あとは日本ではほとんど見かけませんが、レーズンネクターなど果物の絞り汁で甘みをつけているパンも最高です。


最後に小麦粉についてです。

一般的なパンに使われる小麦粉は、真っ白に精製された精白小麦粉です。

精白小麦粉を使うとふっくらとしたパンに仕上がるため、日本人に好まれるパンになります。

精白小麦粉はエンプティーカロリーで、小麦の栄養素が完全に削ぎ落とされてしまった食品です。

精製食品について詳しくはこちらをご覧下さい。


白い食べ物は悪?美肌と老けない体を作るための主食の選び方
http://lifestyleorganizer.net/food/aboutrefinedfood/

よってアンチエイジングのためには避けたい食品ですが、日本で全粒粉100%のパンを探すのはかなり大変だと思います。

なので100歩譲って、全粒粉と精白小麦粉が両方使われているパンを選んでみてください。

出来れば原材料表示で全粒小麦粉の方が先にきているパンがベターです。(原材料表示は含有量が多いものから順に記載する必要があるため)

まとめ

★私たちが買うべき市販のパンの原材料表示★

「全粒小麦粉、水、精白小麦粉、(エクストラバージンオリーブオイル)、(ハチミツ)、塩、イースト」

こんな感じのパンを探してみてください。

ここに、胡桃やフラックスシードなどのナッツやシード類が入っていたらもっと最高だし、美味しさが数段アップします。

あとレーズンなどのドライフルーツが入っているパンも美味しいですね。

ドライフルーツの質に依りますが。

ただ、大手の製パンメーカーの商品にはまず無いので、普通のスーパーではなく自然食品店で探してみるのが良いと思います。

あとは個人経営のパン屋さんで素材にこだわっているところは作っているかもしれません。

どうしても上記のようなパンが見つからず、それでもパンが食べたい時には、フランスパンがベターです。

フランスパンは基本的には小麦粉、水、塩、イーストのみで、無駄な加工をされずに作られます。

精白小麦粉を使用しているのが痛いですが、無駄に砂糖や油脂類が混入されているよりははるかにマシです。

ただ、フランスパンも購入する際は念のため原材料チェックしてから購入してくださいね!

全粒粉で作られたパンは小麦の本当の味わいが感じられ、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がっていきます。

美味しくて体に負担をかけないものを選んで、パンライフをエンジョイしていきましょう!

これからのパン選びの参考になれば幸いです。

※オーガニック野菜をお手頃価格で入手したい場合はこちらの有機野菜宅配会社がオススメです。
http://lifestyleorganizer.net/food/howtochoosebread/

フランス人が本音でガブリ!「ここが変だよ日本のパン」
本場外国人がハマる本当にうまい店 2017/08/01
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/7444


フランスの食生活でに欠かせないパン。日本人よりも日常的に食べるからこそ、彼らのパンへのこだわりは並々ならぬモノがある。今回は、日本で暮らすフランス人3名に集まってもらい、本場のパン事情や日本のパンの味について、本音で語ってもらいました。

日本人が食べているのはパンではなかった!? フランス人が日本のパンを語り尽くす!

フランス人は“バゲット”と呼ばれる細長〜いパンを小脇に抱えて街を闊歩する。そんな印象を抱いている人も多いのでは? でも今日はガブリと本音で嚙みつきます!

日本人が普段食べるパンとフランスのパンは、味はもちろん、種類や嗜好(しこう)にどうやら大きな隔たりがあるらしい。私たちもなんとなくは感じていた日仏のパンの違いを、フランス人の方々に直撃……する前に、日本で味わえる本場のパンを買い出しに行きましょう!

\パンが主食の素敵な3人ぐみ!/

写真左から、銭湯ジャーナリストで、日本銭湯文化協会公認の銭湯大使として日本で活動するステファニーさん、日本人男性と結婚した来日7年目のアヌークさん、来日10年目の写真家ジョルディさん


フランス人に学ぶ「いいパン屋さんの条件」とは?

東京・三宿の「ブーランジェリー ボネダンヌ」は、在日フランス人のステファニーさん行きつけのパン屋さんだ。パリで5年半修行を積んだ同店オーナーシェフの荻原浩さんが作るパンに彼女はとりこになったという。

ボネダンヌ
住所世田谷区三宿1-28-1
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13158722/

「ブーランジェリー ボネダンヌ」の店内で早速、気になったパンを選ぶ3人。おいしそうなパンを前に会話が弾んで止まりません!

以来、ステファニーさんは、日本で暮らすフランス人の友人に荻原さんのお店を紹介しているそう。彼女の友人ジョルディさんもその一人。今回、初めて「ブーランジェリー ボネダンヌ」を訪れたアヌークさんを加えて、フランス流のパンの選び方を見せてもらった。


【フランス人の“いいパン屋さん”の条件】

1.営業開始は早朝からである
2.濃い茶色のパンが多く陳列されている
3.仏語を“正しく”使っている

同店は朝8時オープン。陳列するパンの色味は、全体的に茶色ければ茶色いほどフランス人をワクワクさせる


ジョルディさん
「ここは本当にいいお店だね。フランスで売ってるパンと変わらないモノが買えるんだ」

ステファニーさん
「フランスでは多くの家庭が、朝、その日に食べるパンを買いに行きます。焼き立てのパンを食べたいものなの。だから早朝6時からオープンするパン屋もあるんですよ」

アヌークさん
「毎朝、買いに行くよね」

ステファニーさん
「日本では早朝にパンを買いに出掛ける習慣はないのかもしれないけど、フランス人のパン生活に合わせるかのように、日本でも朝早くからお店を開けるっていうのは、焼き立てのパンを届けたいという職人の信念を感じるし、いいパン屋のひとつの基準になると思います。ヒロシも深夜から仕込みを始めるから全然寝てないよ〜(笑)」


黒板には、同店バゲットに具材を挟むサンドイッチと、スライスしたパンの上に色々な具材をのせたタルティーヌのメニューが。抜かりなく、チェック!

アヌークさん
「私は店内に並べてあるパンの種類を軽く眺めれば、直感的にいいパン屋さんかそうでないかが分かります。そこのパン職人がフランスでの修行経験のあるなしも分かってしまうの。感覚的なモノだから伝えにくいですけど……」


ステファニーさん
「だったら、パンの色味や焦げ具合をチェックするといいんじゃないかな。フランス人の好むパンは茶色が濃いんです」

アヌークさん
「そうね。日本のパンは私たちから見ると全体的に白っぽく見えます。ブリオッシュの焦げも物足りない気がします。もっと焦げてていい(笑)」


フランス語で「伝統」を意味する同店のバゲット「トラディション」(290円)。フランス産の小麦を100%使用し、深い香りも心地よい

――フランスの定番であるバゲットについてはどうですか?

ステファニーさん
「バゲットは塩加減が大事だと思う。お店によってはバゲットの塩味が足りないと感じることも多いです。日本人にはちょっと堅いと思うくらい外見はカリカリ、だけど中身は柔らかい食感のバゲットが私の理想です」

ジョルディさん
「家族の人数にもよりますが、フランスでは毎朝、約2〜3本のバゲットを買って、朝、昼、晩かけて、小分けにして食べているんです」

アヌークさん
「私の叔父さんは、朝食だけでバゲット1本を平気食べちゃう(笑)。フランスのおじさんたち、めっちゃ食べるの。私は子供の頃、バゲットにチョコレートを挟んで食べてました」

ステファニーさん
「懐かしいね。それ、私もやってた(笑)。日本でもそうだけど、よくバゲット1本買って帰るんだけだと、なぜか家に着いたらなくなってるの!」

ジョルディさん
「あるある(笑)。歩きながらバゲットを食べるのもフランス人なら普通のことだよね」

アヌークさん
「私も途中で食べちゃう派(笑)。だってアツアツの時に食べたいじゃない」


店名「ボネダンヌ」は「ロバの耳の帽子」という意。ドアには“pain au levain naturel”という文字も。「意味は天然酵母パン。期待感が膨らむフレーズよ!」(アヌークさん)

オーナーシェフの荻原さん(右)とは、ステファニーさんが考案したレモンカスタードを共同開発したこともある親しい間柄だという


ステファニーさん
「あと、看板にフランス語の店名が掲げてあるけど……ん? ちょっとフランス語の文法的にオカシイぞってなる日本のパン屋は結構多い。日本人に覚えてもらうためにあえてそういう表現にしてるのかもしれないですね」

ジョルディさん
「これもあるある(笑)。意味不明なフランス語を使うパン屋は、僕は素通りしちゃうね。まぁ、どうしても近くに他のパン屋が見つからない時なら、妥協して立ち寄るかもしれないけど」

アヌークさん
「『ブーランジェリー ボネダンヌ』は初めて来たけど、ドアの“rue Alphonse daudet(アルフォンス・ドデ通り)”の文字を見たとき、好印象を持ったわ。パリのこの地区で修行したんだなって想像ができたもの」
――看板などのフランス語を正しく使うパン屋には自然とフランス人が集まるんですね。となると、私たちはフランス人が多く集まる店を、パン屋を選ぶ時の参考にしたいです!

バゲットの入った紙袋を片手に街を歩くフレンチ・スタイル! 本場フランスではバゲットを裸で持って食べ歩くのも日常的な光景だとか。やっぱり、みなさん絵になります


フランス人によるピクニック座談会で日仏のパンを大いに語る!

左から、フランスのボルドー出身のジョルディさん、モンペリエ出身のアヌークさん、プロヴァンス出身のステファニーさん。皆さんピクニックは大好きだそうで「なぜここにワインがないの(笑)!?」と残念がる

日本人が親しんでいるパンから彼らの母国フランスのパン文化の奥深さまで、その真実と誤解を本音の座談会で解き明かします。


日本人のコンビニ感覚!フランスには100m間隔でパン屋が並ぶ

――みなさんの食生活にやはりパンは欠かせませんか?


ステファニーさん
「そうですね。フランスの家庭では朝、昼、晩、必ずパンがテーブルに並びます。日本人にとっての米(ごはん)と同じ感覚と言えます。主食ですね。だから日本に居ても、ちゃんとしたパンを食べたいと思ってパン屋を探しているの」

ジョルディさん
「肉料理と一緒に食べたり、野菜と一緒に食べたり、毎日食べるよ」


ステファニーさん
「ただ今は、ライフスタイルや食生活の変化で毎日三食必ずパンを食べるかといえばそうではない人もいます。特に若いフランス人はパンを頻繁に食べないから、フランス人といっても人それぞれということになると思う」


アヌークさん
「私の叔父さんは、毎日三食パンを食べるけどね(笑)」


「朝食なら紅茶、コーヒー、牛乳と合わせてパンを食べる。これは日本でも同じですよね。ただフランスではアイスコーヒーは積極的には飲まないね」(ジョルディさん)

――食卓にはどんなパンが並ぶのでしょうか?


ステファニーさん
「毎朝、近所のパン屋に焼きたてのバゲットを買いに行くんです」


アヌークさん
「街にパン屋がたくさんあるのよ。わかりやすく例えるなら、日本のコンビニのような感じかな。100メートル間隔でパン屋があるの」


ステファニーさん
「フランス人は特に“焼き立てのパン”にこだわっているかもしれません。ですので、トースターはあまり使いません」


ジョルディさん
「トースター? 僕は使わないね」


アヌークさん
「日が経ったパンをちょっと焼くためにトーストを使うことはあるけどね。私たちは焼き立てのパンをフレッシュなうちに食べるのが好きなの」


ステファニーさん
「そう、新鮮なパンが好き。日本で夫に買ったばかりのクロワッサンをトーストされたことがあったの。『何してるの!』って文句を言って、夫婦ゲンカになったこともあったわ(笑)」 


フランスでは、毎朝、バゲットを買いに行く習慣が根づいている。「夕食なら赤ワインを飲みながらバゲットをほおばりたいね」(ジョルディさん)

フランス人と日本人ではパンへの認識が違う!

写真右の細長いバゲットのみがフランス人にとってパンなのだ。他は菓子パンや焼き菓子の意味を持つ“ヴィエノワズリー”と呼ぶ

――「ブーランジェリー ボネダンヌ」で、それぞれ気になるパンを買ってもらいました。


アヌークさん
「待って! 日本人はこれをすべてパンだと思ってるのですか。それは違うよ。私たちがこの中でパンと呼ぶのはバゲットだけなの」


ジョルディさん
「そう。たくさんあるけど、パンはバゲットだけだね」
――そうなのですか! ではバゲット以外の商品がパンではないとすると?


アヌークさん
「サンドイッチ、タルティーヌ(スライスしたパンの上にいろいろな具材をのせたモノ)、そして“ヴィエノワズリー”という……日本語では菓子パンと呼ぶモノです」

ステファニーさん
「日本人はパンをお菓子(おやつ)としても食べてますが、フランス人にとってのパンは主食で食べるもの。おやつ感覚で食べる菓子パンは、パンではなくヴィエノワズリーなんです」


ジョルディさん
「甘いヴィエノワズリーは朝食で食べることもあるね」


ステファニーさん
「そう。朝食にヴィエノワズリーとあわせてバゲットも並ぶ。日本人はパンがいっぱいと思うでしょうけど、私たちはパンとヴィエノワズリー。それぞれ別の食品という認識です」


アヌークさん
「子供はヴィエノワズリーが大好物だよね。学校が終わって家に戻る午後4時くらいに、小腹が空いていたらヴィエノワズリーを食べるの」


「フランボワーズ、おいしいね!」と、アヌークさん。「ボネダンヌ」の「木いちごタルティーヌ」(280円)の程よい甘さに大満足!

――フランスではジャムやスプレッドをパンに塗りますよね。日本各地でも地域の特産品を使ったオリジナルのジャムを作っています。

ステファニーさん
「朝食ならパンにハチミツを塗って食べたり、フランスでもジャムやスプレッドをパンに塗って食べるのは日常的。バラの花のジャムなど、種類も多いです」


アヌークさん
「フランスは自家製ジャムを作る家庭が多いかも。私の叔父さんも自家製のグリオットチェリーのジャムを作っていたわ。あと、フランス人はフルーツをよく食べるので、キロ単位で購入するの。食べきれなかったフルーツをジャムにして使い切るなんてこともしています。アプリコットのジャムとか、ね」

日本のパンは甘い、甘すぎる……!

――日本のパンにはどんなイメージを持っていますか? 日本ではバゲットほど長さはなく、歯ごたえのあるパンを「フランスパン」という商品名で販売しているのですが。

ステファニーさん
「まず、日本独特の『フランパン』と言われてるパンは柔らかすぎます」


ジョルディさん
「日本のパンは申し訳ないけど安っぽく思えてしまうな。マーガリン、オイル、砂糖……使う素材がどれも安っぽいなって」


アヌークさん
「私も日本のパンはどれも柔らかいと感じます。あまりに柔らかすぎて日本のパンは苦手というフランス人も結構多いと思います」


ステファニーさん
「でもね、フランス人は堅いパンが好きってわけではないんです。外見はパリっと中身はしっとり。こんな繊細さを感じるパンが好きなんです」


アヌークさん
「食感は大事にしてるよね。口に含んだらコクを感じるような」


フランス人にとってフランスパンはバゲットであり、そこは絶対に譲れない。外はカリカリ、中は大きな穴があり、もちもちなのがおいしいバゲットだと力説

――クリームパンのような日本の菓子パンはどうですか?

ジョルディさん
「無理、無理! 僕はクリームの詰まったパンは苦手だね」


アヌークさん
「先ほどお話したように、フランスにも菓子パン、焼き菓子にあたるヴィエノワズリーがありますが、口当たりはどれも程よい甘さ。日本の菓子パンは甘すぎです」

在日フランス人が足繁く通う、ご贔屓パン屋 in TOKYOを紹介!

1.「ブーランジェリー ボネダンヌ」(三宿)


最寄り駅から離れた地域密着型のパン屋ながら、評判を聞きつけた遠方からのお客さんも多い

シンプルな具材をバゲットに挟んだサンドイッチ「ブリノア」(650円)。それぞれの素材が見事に引き立ち、歯ごたえも抜群

パリ14区のパン屋で腕を磨いた荻原浩シェフが2013年にオープン。天然酵母を使ってひと晩熟成させたバゲットの豊かな香りは、在日フランス人をも魅了する。バゲットにくるみとブリ―チーズを挟んだサンドイッチや、バターと自家製の木いちごのジャムをたっぷり塗った「木いちごタルティーヌ」(280円)は注文後の作り立てを提供する。

「夏のボストック」(240円)はじめ、焼き菓子類も充実


アヌークさん
「パンから焼き菓子までしっかりした味わいを感じられてどれもおいしかったわ。ウチの近所にこんなパン屋があればいいのに!」

2.「ル・グルニエ・ア・パン」(半蔵門)


ル・グルニエ・ア・パン
住所千代田区麹町1-8-8 グランドメゾン麹町 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13011374/


フランスに30店舗以上ある人気のパン屋。同店は、2016年に日本2号店となる「アトレ恵比寿店」もオープン

フランスに同名の本店を構え、2013年に日本国内第1号店として半蔵門・麹町エリアにオープン。本店のバゲットは、毎年パリで開催される「バゲット・コンクール」で2010年、2015年に二度も優勝した逸品。本場と変わらぬバゲットを日本でも味わえる。

フランス産の発酵バター100%使用した「クロワッサン」(259円)は、ほんのり甘く香り高い

「エクレール カフェ」「エクレール ショコラ」(各302円)。クリームとチョコレートの絶妙なハーモニー


ステファニーさん
「エクレアやタルトなどフランスの伝統の焼き菓子もとってもおいしいの! ベーコン入りのパン・シューがお気に入り」

「私の地元ではおいしいパンを表現する時、パンに耳をあて『パンが歌ってる〜』なんて言うの」と、アヌークさん


実は……日本のパンも好きよ!

――フランスの有名なパン屋を教えてください。

バゲットは手で一口サイズにちぎって、スプレッドを塗ったり、惣菜と一緒に食べたりする


ステファニーさん
「老舗の『PAUL(ポール)』(1889年にフランス北部のリールで創業)や、パリの人気店『MAISON KAYSER(メゾン・カイザー)』は有名です。この2店舗は、日本にもあちこちに支店があるので、知っている方も多いのではないでしょうか」


アヌークさん
「日本の有名な和菓子店『とらや』は、パリに『トラヤフランス』として出店しているよね。パリでもとても人気があって、実は私も『とらや』のアンパンが大好きなの! 日本で初めて本店に行った時は感動しちゃった」


ジョルディさん
「……僕はアンパンもダメなんだけど(苦笑)」


アヌークさん
「そうなの? 『木村屋』のアンパンも大好き!」


ジョルディさん
「僕も好きなのあるよ。『アルテリア・ベーカリー おいしいメロンパン』のメロンパン。本当においしかったね」


アヌークさん
「メロンパンおいしいよね! 日本に住んでるフランス人はみんなメロンパン好きになると思う」


ステファニーさん
「でも、アンパンもメロンパンもパンではないかな(苦笑)」


アヌークさん
「それは、しっかり言っておきたいね」


最後までフランスの方々が誇るパンへのこだわりを伝えてくれました。
みなさん、Grand merci!
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/7444



http://www.asyura2.com/09/health15/msg/423.html#c78

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
94. 中川隆[-6323] koaQ7Jey 2017年10月12日 12:27:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

国民をベーシックインカムで釣る希望の党「小池劇場」の三文芝居 2017.10.06
by 宮脇 睦『マスコミでは言えないこと』
http://www.mag2.com/p/news/287930

10月6日午前、記者会見で「衆院選公約・政策集」を発表した希望の党の代表・小池百合子氏。「ユリノミクス」を掲げ、安倍政権が成しえなかったとする経済格差の是正を、ベーシックインカムなど大胆な政策で解決すると表明しました。これを受け、無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』の著者でITジャーナリストの宮脇睦(みやわき・あつし)さんは「ベーシックインカムの政策ひとつ取っても、希望の党や小池氏の中身のなさがわかる」と厳しく批判しています。

ベーシックインカムと希望の党

小池百合子氏率いる「希望の党」が2017年10月6日午前9時より記者会見を開き、その政策を発表しました。「都民ファースト」のコピペに、脱原発など一部加筆で、その大半が「議論をすすめていく」というもの。

私はこう考えます。「議論してから政策を発表せよ」と。その代表が「ベーシックインカム」。まず、「ベーシックインカム」を1分で解説します。

ベーシックインカムの歴史は古くトマス・モアが1516年刊行した「ユートピア」にそのひな形があり、フリードリヒ・ハイエクやミルトン・フリードマンもその列にならびます。かつて米国のニクソン大統領が、真剣に導入を検討したこともあります。

ざっくりといえば、国民一人当たりに国家が毎月なり、毎年一定額の現金を支給するというもの。

超バラマキ政策ながら、一方で健康保険や年金、その他の公共福祉を停止します。


世界中各地で実験が行われ、それなりに良好な結果も得られており、これをポジティブにまとめたルトガー・ブレグマン著「隷属なき道」が世界中でベストセラーに。そして古くからあった概念「ベーシックインカム」に再び光が当てられます。

ここまでが「ベーシックインカム」の説明。絶望の党…もとい、希望の党の政策は、まるでこの本の「あらすじ」のようです。だから、ベーシックインカムの現実を理解していません。それについても1分でまとめてみます。


希望の党がパクッたと見られる、「隷属なき道」にあるベーシックインカムの大前提にはAIの普及があります。小池百合子希望の党代表は「AIによって仕事を奪われていく人のためにベーシックインカムの導入を検討する」と説明しました。小池百合子氏にあるのは政局と野望だけで、中身がないとは政界通がそろって口にすることですが、なるほど、AIひとつからもそれが透けて見えます。

ざっくりといえば、AIが人間の仕事を代替することにより生まれた余裕分をベーシックインカムとして還元するというものだからです。ベーシックインカムは失業保険でも生活保護でもありません。職業の有無、年令性別所得を問わず一律に支給するものです。

後藤祐一氏(前民進党)が「世界中で地域や対象を絞って実験されている(要旨)」と補足しますが、ならば財源もあり、島嶼も過疎も都会の地域も管轄する「東京都」こそが、その実験にもっとも相応しく、「都知事」の立場をフル活用すればできる政策を、国家レベルで取り組むとはまるで民主党政権時代の「社会実験」の再来です。

はい、ここまで。いかに彼らがベーシックインカムを理解していないかがわかることでしょう。これらのことは、先の本を斜め読みしただけでもわかるレベル。これが政策ならば、国会議員はテレビコメンテーターでも務まる仕事ということです。

テレビといえば、この夏、テレビ朝日「モーニングショー」のなかで、そのクレーム力に定評のある玉川徹テレビ朝日社員の「人工知能が仕事を奪う」という企画のなかで「ベーシックインカム」を取りあげていました。

そこに出演していた有識者は「古代ローマでは食事の支度などは奴隷がやり、ローマ市民は働かなかった。奴隷に替わるのがAIだ」と指摘します。

一種のAI万能論であり、テクノユートピア論という幻想である理由について、またまた1分で説明します。


AIはすでに「日本語変換ソフト」などで普及しており、今後は税理士、会計士など、一定の法則に従う業務を担うことになるでしょう。自動車の普及で飛脚がいなくなり、DTPの発展が写植屋をなくしたように、技術の発展により消えていく職業があるのは世の常です。一方でプログラマーに代表されるように、新しい技術とともに生まれる職業もあります。

ただし、AIはプログラムであり、様々な作業を道具の進化としてのアシストはしても、人間を完全に代替することは不可能です。それはAIではなく「ロボット」の出番となります。

また、古代ローマにおける奴隷には家庭教師や医師もいて、現代的価値観の「奴隷」とニュアンスが異なり「自分の人生を選択できる自由がない身分」のことで、当時のローマは「植民地経営」もしており、こうした諸事情をすっ飛ばしての例示は、理想論でなければ妄想に過ぎません。

AIに関するこの手の空論は実に多いのですが、それを政治家が鵜呑みにする粗忽さは、希望の党が持参金付きで受け入れる民進党の前身、民主党における「永田偽メール事件」を彷彿とさせます。

ところが、ここに小池百合子氏が、政策はなく中身がなくとも、政界渡り鳥として政界にあり続けた理由があります。最後にこの理由を1分で説明して本稿を結びます。

ベーシックインカムとはバラマキ政策で、民主党が政権交代したときの「高校無償化」や「子ども手当」と同じです。貰えるもなら貰いたいと考える庶民は多く、政策の違いは理解できなくても、目先の損得は計算できます。

政策を発表する小池百合子氏の発言は、キーワードを並べただけの空疎なものでしたが、マスコミはキーワードを拾い集めた「要約」を記事として報じます。そこに「ベーシックインカム」と未知の単語があれば、紙幅を割いて解説を余儀なくされます。

さらに、小池氏は会見で「AIからBI(ベーシックインカム)へ」とスローガンを語りました。「これを見出しにしなさいよ」というメッセージに飛びつくマスコミは多いことでしょう。実現のためのロードマップは一切示さず、マスコミにネタを提供する。これが「小池劇場」です。

マスコミの踊らせ方を知っていること。小池百合子という政治家の正体はマスコミといっても良いでしょう。

最後といいながら、「小池劇場」について少し補足しておきます。

新聞などの「報道」は建前上「ファクト(事実)」を報じることになっています。するといまだ世界中で結論が出ていない「実験」を失敗と断じて報じることはできません。そこで実現が怪しくても、政策として掲げた「事実」を伝えるしかできません。

都知事選挙や都議会議員選挙で、小池百合子氏がまざまざと見せつけた手口です。

そして発表内容と会見内容から見る限り、希望の党の政策は看板だけで、ハリボテというより「書割(かきわり)」。「書割」とは歌舞伎の背景を指し、立体的な構造物ではなく「絵」だけで表現でき、さらに分割して持ち運びも便利で、舞台ではお馴染みの大道具で、当然ながら実体は伴いません。

コピペに加筆ですから、立体によりそれらしく見せる「ハリボテ」より手抜きですが、書割があった事実をマスコミが報じ、その深い意味を考えもしない国民が、目先の利益でステージにかぶりつく。これが小池劇場です。
http://www.mag2.com/p/news/287930
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c94

[不安と不健康16] 小麦は食べるな すべて小麦が原因だった! てんさい(い)
33. 中川隆[-6322] koaQ7Jey 2017年10月12日 13:20:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

肉食ドイツ人がどうして健康維持されているか検証。
導き出された3種の食材。〜A黒パン〜  2016/01/15
http://eurofligtlouge.sakura.ne.jp/wpdatabase/2016/01/15/%e8%82%89%e9%a3%9f%e3%83%89%e3%82%a4%e3%83%84%e4%ba%ba%e3%81%8c%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%97%e3%81%a6%e5%81%a5%e5%ba%b7%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%8b%e6%a4%9c-2/

堅くて酸っぱい『黒パン』が多くのドイツ人の命を救ってきました

ドイツ黒パンRoggenbrotローゲンブロートライ麦

ドイツのパンと言えば
全粒粉やライ麦などを使った
『黒パン』が有名です。

西ヨーロッパでも北に位置するドイツは
昔は小麦が育ちにくかった土地です。

今でこそ小麦の品種改良が進み
寒いドイツでも小麦が
生産できるようになりましたが
昔は小麦のほかにも大麦やライ麦など
雑穀も栽培しなければ
食べていけなかったのです。

そして、収穫した小麦やライ麦も
全粒粉にしたり、
精度の低い精製にとどめたりして
少ない収穫でも嵩が出るようにしました。

そんな”貧乏食”だったドイツの黒パン。
そんな黒パンが昔のドイツ人の飢えを救っただけでなく
昔から今でも栄養や健康面でもドイツ人を支えているのです。


不毛な北の大地の象徴だった黒パン

ドイツ北の冬の大地
小麦が育たないというドイツの土地柄の
歴史的背景から生まれた黒パン。
ロッゲンブロート(Roggenbrot)と呼ばれ、
普通の白いパン(ヴァイツェンブロートWeizenbrot)と違い、
表面は堅く、味には酸味があります。

一般的には柔らかく甘みのある
白いパンの方がとっつきやすいですよね。
実際、世界的なパンのイメージは
白いパンの方が圧倒的です。

と、白パン優勢のこのご時世で
堅くて酸っぱい黒パンが
これまで生き残ってきた理由の一つに
実は栄養的に結構優れている
というのがあると思います。

昔は白いパンの方が上等で
黒いパンは貧しいパンという
イメージもありましたが
近年になってからは
その栄養価の高さから
見直されるようになりました。


こんなに高い「黒パン」の栄養価

野菜の種類が少ないドイツの食事。
ビタミンや食物繊維が不足して
病気にならないか心配になりますよね。

でも今日8000万人のドイツ人が
普通に生活できているのは、
この黒パンの活躍があると思われます。

寒冷で小麦の栽培に向かなかったドイツ。
長い歴史の中でライ麦の栽培が行われ、
ライ麦パンの文化が発達してきました。

ライ麦は小麦粉に比べて食物繊維が多く
ビタミン類とくにビタミンB群が多く含まれています。
またミネラルやカルシウムも豊富に含んでいます。

特に食物繊維に関しては
沢山の肉類が出てくるドイツ料理では
食物繊維が豊富なドイツの黒パンの方が
腸に負担が掛からず、消化に良いです。

これに関しては、キャベツに引き続き
黒パンの食物繊維もドイツ人の胃腸の健康を
守ってきたと言えます。

そしてビタミンB群が豊富、
特にビタミンB1やB2が小麦より多く、
脂肪の燃焼しエネルギーに変えてくれます。


最近話題の全粒粉やふすま粉、ナッツ類も入っています。

またドイツの黒パンには
全粒粉や精製度の低い小麦もよくつかわれます。
栄養的には全粒粉などもライ麦同様に
食物繊維、ビタミンB群、ミネラル分を豊富に含んでいます。
このためドイツの黒パンは多くの
食物繊維、ビタミンB群、ミネラルを含んでいると言えます。

そのため今日では健康食品やダイエット食品としても
ドイツの黒パンは注目されるようになりました。

またナッツ類が入っているパンもあって
これまた食物繊維やビタミンEなども豊富だそうです。
さらに良性の脂肪酸が多く、
悪玉コレステロールの抑制にも良いそうです。


ドイツ人に学ぶ健康法:毎日食べるパンをライ麦や全粒粉に

ドイツ朝ごはんライ麦パンRoggenbrot
http://eurofligtlouge.sakura.ne.jp/wpdatabase/wp-content/uploads/2016/01/ドイツ朝ごはんライ麦パンRoggenbrot.jpg

この様に、ドイツ人の健康は厳しい環境下で育つ
ライ麦や貴重な小麦の全粒粉によって
結果的に支えられてここまでやってきました。

長年ドイツに関しては

「野菜があんまり育たない土地で、どうやって生きいるんだろう?」
「みんな病気にならないの?」

なんて思って思っていましたが、このパン文化によって、少し疑問が解けました。

ドイツという国は、
民族的にはローマ時代には既にこの地に定住し
フランク族の大移動やフランク王国の分裂以降
その歴史と文化を深めていきました。

ドイツはジャガイモ料理のイメージが強いですが
ジャガイモは大航海時代以降に
アメリカ大陸から伝わったもので
歴史的にはパンよりも相当最近になって
ようやく登場してきます。

ジャガイモがヨーロッパに伝わって以降、
その栽培の容易さと味の良さ、
ビタミンCなどの栄養価が高い事から
ヨーロッパ大陸で爆発的に生産が増え
ドイツの人口を増大させるまでになります。

黒パンは小麦の品種改良が近年で進んだり
ジャガイモの栽培が広まるまでの1000年以上の間、
ドイツ料理の主食としてドイツ人を支えてきました。
そして、その歴史は今でも続いているのです。

その2000年にも及ぶ歴史の中で
築かれた文化というのは
やはり生き残るに値する理由があったのではないでしょうか?
(↑なんて、歴史ロマン番組的に終わってみたかったりする)

というわけで、
ドイツ滞在中は白パンよりも黒パン、
フランス滞在中も、普通のパンよりではなく
ライ麦や全粒粉が入ったカンパーニュを
優先的に食べて行こうと考えている今日この頃です。

肉食、小麦食が多く
食文化の違うヨーロッパでも、
今日も元気に強く生きる!
http://eurofligtlouge.sakura.ne.jp/wpdatabase/2016/01/15/%e8%82%89%e9%a3%9f%e3%83%89%e3%82%a4%e3%83%84%e4%ba%ba%e3%81%8c%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%97%e3%81%a6%e5%81%a5%e5%ba%b7%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%8b%e6%a4%9c-2/

古代小麦Emmer(Zweikorn)のパスタをゲット!!
Dゲノムグルテンを含まない健康食品!!必須アミノ酸など栄養価も高し!!  2016/01/29
http://eurofligtlouge.sakura.ne.jp/wpdatabase/2016/01/29/%e5%8f%a4%e4%bb%a3%e5%b0%8f%e9%ba%a6emmer%ef%bc%88zweikorn%ef%bc%89%e3%81%ae%e3%83%91%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%82%92%e3%82%b2%e3%83%83%e3%83%88-d%e3%82%b2%e3%83%8e%e3%83%a0%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%86/


最近話題の糖質制限。
しかし、かと言って炭水化物をやめることはできない!
そんな人も多いかと思います。
かくいう私もその一人。
しかし、そんなワタクシにピッタリのアイテムを発見しました!

そう、それが

古代小麦(Emmer/Zweikorn)のパスタ!!


ソルレオーネ ビオ オーガニック ブロンズダイス・フジッリ 500g(全粒粉エンマー小麦)
価格:842円(税込、送料別)
https://item.rakuten.co.jp/kenkoex/1030-7640164481180/?scid=af_pc_link_tbl&sc2id=af_101_0_0


フタツブ小麦Emmerのパスタ

↑真ん中の茶色いパスタの方です。右の白い方は普通のパスタ。
現在、ワタクシは炭水化物を食べるときは、
「なるべく黒い・茶色いもので取る」
という量ではなく質による糖質制限をしています。

パンはライ麦全粒粉のRoggenvollkornbrotを基本にし、
白いパンや白米、白い砂糖をなるべく食べないようにしています。


なのでパスタも、普通のパスタから、
全粒粉のパスタ(Pasta integrale)に切り替えようと
BIOマーケットで探していた時に
偶然ながら古代小麦のパスタを発見したのです!

再び現代に注目される「古代小麦」とは?

品種改良により大量生産が可能になった
現代の小麦の原種。
簡単に言うと、元々自然にあったのに近い小麦の品種です。

日本ではエンマ―小麦やフタツブコムギと呼ばれる古代小麦の一種。
中世ではすでに薬としての効果もあると言われており、
栄養価も非常に高く、胚芽などを除去しない分、
食物繊維は精製したお米の18倍にもなります。
エンマ―やスペルト(Spelt)といった古代小麦は
タンパク質も普通の小麦よりも良性なものが多く、
鶏卵よりも量が多いとも言われています。
さらに、シリカと呼ばれる薬になる成分もあり、
集中力や思考力を高め、美肌や髪の健康を保ちます。
ミネラルや酵素も含みます。

参照
http://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E7%A9%80%E7%89%A9-%E5%81%A5%E5%BA%B7%E7%9A%84%E3%81%A8%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B/4764684


マイペースに成長する古代小麦。大量生産出来ないから値段は高め。

小麦食文化真っ只中のドイツ。
全粒粉のパスタ(Pasta integrale)を探していたところ
たまたま小さなBIO食品屋さんにて発見。
出張中にパスタは食べたくなるので重宝します!
といっても、4.5€(約600円)もするから、
普通の3〜4倍も値段が高いですがね!

今の小麦は病気や冷害に強く、
また一房に付く種子の量も多く、
また化学農法に向くように改良されています。

「パンが1個100円で買える(欧州なら1個1€)」様になるためには、
このような大量生産に向く品種改良が欠かせなかったのです。


「糖質制限」が叫ばれる現代だからこそ、注目される古代小麦

とにかく糖分が体に悪いことが分かってきましたが、
かと言って明日から「炭水化物無し!」といわれましても
どだい無理な話。
炭水化物を”抜く”タイプの糖質制限は相当なストレスが掛かります。
(すでに一回挫折済)

というか、古代から今の今まで、
米や小麦が「主食」とされていたのに、
なぜそれらが急に「毒」となってしまったか。

ということで、
まずは白米から麦玄米ベースの雑穀米にしたり、
「量よりも質の糖質制限」を始めてみました。

しかしながら、年の半分は海外にいる生活。
麦玄米雑穀ごはんは年の半分も食べられません。

そこで、「小麦は食べるな」といわれる昨今ですが
ワタクシはドイツやフランスにいることが多いので
「小麦文化の真っ只中」で「質の糖質制限」を目指しています。

その中で発見した事柄二つあります。

@精製した小麦の製品でなくて、全粒粉のものを食べる
A大量生産された小麦の製品でなく、ライ麦や雑穀、古代小麦などを食べる


という事です。

@Aともに共通することは、
ビタミンBや食物繊維、ミネラルなどを
穀物によって取っている点です。

@については、精製した小麦やお米が現代に普及する過程で
多くに国でビタミン不足に陥り、脚気が大流行しました。
日本では江戸時代に白米が江戸から庶民に流通したため脚気が流行、
その為ビタミンB1が豊富に含まれる蕎麦が流行したと言われています。
いまでもその名残は、関東の蕎麦屋の数で現れていますね。

Aについては、大量生産された小麦と違い、
ライ麦や雑穀、古代小麦は多くのビタミンB群やたんぱく質を含みます。
また、全粒粉を使う場合なども多いので、食物繊維も多いです。

ちなみに、現在の小麦は
元来栄養価の28%もあったタンパク質が10%になり、
栄養価としては低くなっています。
また、血糖値が上がりやすく、
現代病を引き起こしやすくなる
Dゲノムのグルテンを含みます。
(※古代小麦にDゲノムはなし)


以上の理由で、明日からパスタは古代小麦or全粒粉に実験的切替え

という事で、古代小麦のパスタを使ってみることに。
古代小麦はエンマ―のほかにも、スペルト(ドイツではDinkel)などの品種もあるので
見かけたら是非とも使ってみたいと思います!

あと、白米から玄米麦雑穀へ
白い小麦パンから全粒粉のライ麦パンへ切り替えてから
かれこれ10日ほどたちますが、
食物繊維が多いのでお腹が調子が良くなっているのと
あとビタミンBが多いからか肌の調子が良好で
時々腰にできるアトピー性皮膚炎か蕁麻疹みたいなのが
この1週間くらい全然痒くなく好調です。
(睡眠時間が比較的取れてるのもありますが、)

これからも引き続き、
「黒いや茶色い穀物を食べて、質による糖質制限」
によってどんな効果があるか、
検証して結果をお伝えできればと思います!

今のところポッコリお腹が気になる31歳、
ベスト体重から10キロプラスの65キロです。

ストレスになる量的を糖質制限を極力せず
どこまで健康的な体になれるか、
いまから楽しみですね!
http://eurofligtlouge.sakura.ne.jp/wpdatabase/2016/01/29/%e5%8f%a4%e4%bb%a3%e5%b0%8f%e9%ba%a6emmer%ef%bc%88zweikorn%ef%bc%89%e3%81%ae%e3%83%91%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%82%92%e3%82%b2%e3%83%83%e3%83%88-d%e3%82%b2%e3%83%8e%e3%83%a0%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%86/


http://www.asyura2.com/13/health16/msg/137.html#c33

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
95. 中川隆[-6327] koaQ7Jey 2017年10月12日 14:44:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ネットがざわついた「ベーシックインカム」に希望はあるのか?
2017.10.11 by 中島聡『週刊 Life is beautiful』


小池百合子氏率いる新党「希望の党」が公約として掲げたことで、一気に現実味を帯びてきた「ベーシックインカム」。この制度に肯定的な見方を示しているメルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマー・中島聡さんは、まず「ベーシックインカムとは何か?」という基本を解説。さらに「希望の党」のこの制度に対する本気度についても考察しています。

AI がもたらす大失業時代のベーシックインカム

希望の党が、公約の一つとしてベーシックインカムを掲げました。票集めのためのリップサービスだとは思いますが、ベーシックインカムというアイデアそのものは、議論する価値のあるものなので、簡単に解説します。

ベーシックインカムが最近注目を集めている一番の理由は、グローバル化により拡大した(そして、AIの進化によりさらに広がる)貧富の差がもたらすだろう社会秩序の混乱と政治不安です。

米国で、トランプのようなとんでもない人物が大統領に選ばれてしまった一番の理由は、グローバル化のメリットを受けることが出来ずに衰退してしまった Rust Belt と呼ばれる旧工場地帯に大量にいる、現状に不満を持つ人々による支持です。トランプは、移民排除、メキシコ国境への壁の建設、中国に対する高い関税などの甘い言葉により、彼らの票(および彼らと同じような境遇にある人々の票)を大量に集めることに成功したからこそ大統領になれたのです。

現状に不満を持つ人々の怒りの矛先を、移民や異宗教の人々に向くように仕向けた上で票を集めるという手法は、アドルフ・ヒットラーが使った手法として有名ですが、その行き着く先が、ユダヤ人の大量虐殺であり、第二次世界大戦だったことは歴史が証明しています。

あんな不幸を2度と繰り返さないためには、ヒットラーのような人が票を集めて国の代表になってしまうことをなんとか阻止しなければならず、そのためにもっとも重要なことは、グローバル化やAI化によって大量に生み出される失業者対策なのです。

これまでの社会は、最低賃金、労働組合、解雇規制、失業保険、年金、生活保護、職業安定所などの仕組みで、労働者を守り、失業者を保護しようとして来ました。しかし、それらがどれも不十分であるだけでなく、不公平感も産み、やたらと政府を大きくしてしまうという弊害も持っていることが明らかになって来ました。

日本で、生活保護を受けながら毎日パチンコ屋に通っている人がいて、それを監視するために雇われた役人がいるとか、特定の人が生活保護を受けられるかどうかは(明確な基準ではなく)担当の役人の裁量次第で決まる、などはその弊害の良い例です。

ここ数年の AI の劇的な進化を見ると、「仕事のAI化」が社会にもたらすインパクトは、グローバル化とは比較にならないほどの大きなものであり、日本も含めた多くの先進国が近いうちに「大失業時代」に突入することは明確です。

そこで、その「大失業時代」の社会秩序の安定方法として最近注目を浴びて来たのがベーシックインカムなのです。

ベーシックインカムとは、ひとことで言えば、国民全員に、生きて行くのに最低限必要なお金(生活費)を毎年配布するという社会保障制度です。

お金持ちから失業者まで、満遍なくお金を配るというのがミソで、それにより、(特定の条件を満たした人たちだけが受けることができる)失業保険・生活保護・年金・介護保険・私立助成金・子供手当などを全廃し、役所の機能と政府の支出を大幅に削ることが可能になります。

それだけでなく、ベーシックインカムの導入と同時に、労働者を保護するための、最低賃金、労働組合、解雇規制、派遣法、職業安定所などシステムも全廃が可能になります(全廃してこそ、ベーシックインカムの導入の意味があります)。派遣社員と正社員の区別などなくなり、会社は必要に応じて、いつでも自由に解雇することが可能になります。

ベーシックインカムにより、人々は「生活費を稼ぐために働く」ことから解放され、「生きがい」や「より良い生活」のために働くようになる、というのがベーシックインカム支持者の意見です。その結果、今のように「過酷で給料が安い」仕事には人が集まらなくなり、過酷な仕事にはそれなりの高給が支払われるようになると主張しています。人々から「生活費を稼ぐためには働かなければならない」という弱みを取り除くことにより、労働市場に競争原理が働くようになる、という発想です。

ベーシックインカムだけで暮らして行くことを決めた人は、職探しなどせず、生活費の安い地方に移り住んでのんびりと生きて行くことも可能だし、今だとごく一部の人たちしか生活費を稼げていない、芸術家・音楽家・作家などの職業を選ぶことも容易になります。

このように、ベーシックインカムとは、社会保障だけでなく、雇用のあり方から、人々のライフスタイルまでを根本的に変える大改革なのです。ベーシックインカムを公約として掲げるのであれば、ベーシックインカムの導入と同時に何を廃止するのか、国の予算をどのくらい縮小するのか、財源はどうするのか、人々の労働意欲をどうやって維持するのか、などの根本的な議論が必要なのです。

さらに、大量に解雇されることになる役人達(及び大量に廃止される特別法人)からの必死の抵抗にあうことは目に見えているので、どうやって「ベーシックインカムは導入したものの、政府の大きさは変わらない」などの腰抜け政策にならないようにするかの綿密な戦略も必要です。

ちなみに、希望の党の公約にベーシックインカムを入れることを提案したのは、木内孝胤(たかたね)衆院議員だそうです(参照:希望の党「ベーシックインカム公約」発案者を直撃ー 実現可能性を検証した)。この記事を読む限り、希望の党の公約は「導入の検討をする」程度のものであり、党として明確なビジョンを持っているわけではないようです。
http://www.mag2.com/p/news/294962
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c95

[経世済民124] 日本でも激変…中国のモバイル決済サービスが世界の決済スタイルを根本的に覆す―中国紙 赤かぶ
1. 中川隆[-6326] koaQ7Jey 2017年10月12日 17:01:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
中国で爆発的に普及した「モバイル決済」、背景にニセ札社会


【中国】人間不信社会の中国で急増するモバイル決済が世界を破壊する

● 中国で急速に普及するモバイル決済、将来的にはクレジットカード決済を超える?─国連報告

中国ではいま、スマートフォンなどを使ったモバイル決済が猛烈に急増しています。韓国では、国慶節の連休に訪韓した中国人観光客による中国のモバイル決済サービス「アリペイ(支付宝)」での支払いが席巻していると報じられています。

● 中国のモバイル決済サービス、国慶節連休に韓国席巻、「サムスンペイ沈黙」と中国メディア

中国でこれほどまでにモバイル決済が流行した理由は、偽札の横行です。銀行には偽札鑑定機が置いてありますし、店でも支払いの際に店員がお札をチェックする光景が必ず見られます。それでもATMから偽札が出てきたといったニュースが尽きないのも中国です。たいてい100枚の人民元紙幣のうち、5〜6枚は偽札が混じっていると言われています。

中国人民元の偽札は、国内のマフィアが組織的に作成したもの、北朝鮮から流入したものなどさまざまですが、昨年は23歳の青年が1億6,000万円分の偽札を作り流通させたことが話題となりました。

● 23歳の青年が作った偽札1.6億円分が流通?

アリババのジャック・マーも「中国の偽物の品質は本物よりもいい」などと発言したほど、中国人は偽物づくりに長けているのです。台湾メディアは、中国人スパイは偽ドルを使用しているとも伝えています。

お札のみならず、偽造コインも中国では大量に流通しています。中国に自動販売機が広がらないのは、偽コインによる被害があるからです。かつて日本のバスや国際電話機において、中国や韓国の偽コインが大量に使用されたことが問題となったことがありましたが、先日のニュースでは、政府系バス会社の切符販売において、約2年間で700万円以上の偽コイン被害があったと報じられていました。

言うまでもなく、中国といえば昔から偽物大国として有名で、世界市場のニセモノの80%を占めているとされています。たとえば蒋介石が台湾に持ち逃げした紫禁城の財宝は、輸送途中で多くが偽物とすり替えられ、本物は海外に転売されたといわれています。そのため、台湾の故宮博物院の収蔵品にも多くの偽物が混じっているとされています。

そのような状況ですから、誰もお札を信用出来ないのです。だからほとんど偽札が流通しない日本について、中国では「世界で唯一、偽札がまったく流通していない国だ」と報じられています。中国では偽札鑑別機能付きの携帯やスマートフォンが人気ですが、日本人には思いもよらないものです。

● 日本は先進国で唯一じゃないか? 「偽札がまったく流通していない国」=中国

こうした背景から、お札を使用しないモバイル決済が中国では爆発的に進んだわけです。2016年の中国におけるモバイル決済額は約1,000兆円に達したとも言われています。

中国でよく使われているモバイル決済は、アリババ系の「アリペイ」と、テンセント(騰訊)系の「WeChatペイ」です。

日本をはじめ、世界でもチャイナ・マネーを取り込もうと、これらのモバイル決済を導入する国が増えています。

● 世界数十万社、中国人観光客向けモバイル決済サービスを導入

しかし、中国のモバイル決済には、さまざまな問題点があります。まず中国政府にとっては、こうした決済が中国人の資金移動の手段として使われるようになっている点です。

中国経済の減速と外貨不足懸念から、中国政府は海外への資金移動を制限していますが、モバイル決済は当局の金融監督を困難にすると指摘されています。そのため、マネーロンダリングの温床になると懸念されています。

むしろキャピタルフライトとマネーロンダリングのために、モバイル決済が大流行しているとも言えます。

そこで中国人民銀行はモバイル決済事業者と金融機関のあいだに「網聯」という組織を設立し、金融監督を強化する方策を打ち出しました。来年6月から、すべてのインターネット決済が「網聯」経由になるそうです。

そしてさらに大きな問題が、セキュリティです。ハッカー大国である中国では、モバイル決済にハッカーが侵入し、架空の取引を行う危険性が大きいでしょう。取引額が大きいだけに標的にされやすく、個人情報の流出なども危惧されます。

中国のモバイル決済はまだプリペイドカード方式に近く、モバイル決済機関はあらかじめ顧客から資金を集めて決済しています。そして取り扱っている業者の多くが非正規の金融機関だという点です。そのため、モバイル決済機関がもし危機に陥った場合、そこに預けた客の資金は保全されないという問題もあります。

● 中国のスマホ決済、急拡大に潜む危うさ

そのため「網聯」では、決済機関が顧客から集めた資金の一部を供託金としてプールして、もしものときに備えようとしていますが、現状ではまだまだ不十分です。

もしもハッカーが中国人の世界中でのモバイル決済に不正アクセスし、莫大な支払いが生じた場合、モバイル決済機関が破綻し、中国人顧客の資金も保全されず、さらには海外での支払いも麻痺します。そうなれば、世界的な金融危機の引き金になりかねません。

昨年、中国はサイバーセキュリティ法を導入しました。これは中国政府に対して、中国国内の個人、企業のすべての情報開示を命じるものですが、これは外国企業にも適用されており、企業のセキュリティに関するソースコードまでも中国当局に開示する必要が出てくるともいわれています。

企業にとってトップシークレットであるセキュリティの内容を中国政府に握られること自体がリスクですし、そこから外部に漏洩する可能性も大です。賄賂社会であり共産党幹部の腐敗が当たり前の中国では、「地獄の沙汰もカネ次第」だからです。

「上に政策あれば下に対策あり」の中国では、中国政府がセキュリティや個人・企業の情報を中国が管理すれば、その網から逃れるためのさまざまな新たなサービスが生まれてくるでしょう。そのいずれに加わっても、個人や企業にとってはリスクなのです。

http://www.asyura2.com/17/hasan124/msg/121.html#c1

[政治・選挙・NHK233] このまま安倍政権が続いても良いと考えている人へ質問します。(お役立ち情報の杜(もり)) 赤かぶ
2. 中川隆[-6334] koaQ7Jey 2017年10月13日 04:39:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。

 今回の総選挙は、与党が勝とうが、希望・維新が勝とうが、いずれにせよグローバリズム路線は強化されるという点で救いがありません。

逆に、奇跡的に共産・立憲民主が勝つような事態になると、防衛面の安全保障は大きく揺らぐことになります。


 というわけで、誰に投票しようが、どこに投票しようが、日本国民は不幸になります。具体的には、グローバル化疲れが進行し、社会が分断され、デフレが深刻化し、小国化が進むことになります。


米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選んだ民進党の厚顔無恥

前原誠司は野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。


前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/


そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


2009年から2012年まで小沢・鳩山と民主党が仕掛けていた異常なまでの円高によって日本の株価は低迷を余儀なくされていたが、これは安倍政権になってから是正されてやっと株価も上昇するようになり、日本は最悪期を脱した。

民主党政権が存在していなかったら異常な円高はなかったわけで、リーマン・ショックによる株価の落ち込みも早期に回復し、日本の景気も早い段階で立ち直っていたはずだ。

しかし、この小沢・鳩山と民主党政権の地獄の3年間で日本の雇用は大幅に失われ、活力も失われ、株価も回復せず、景気も落ち込んだままだった。

小沢・鳩山と民主党のせいで、中国や韓国に技術も国富も毟り取られ、国内の重要機関も乗っ取られ、日本という国の対外的な信頼も地位も失われ、日本は崩壊寸前となってしまっていた。

小沢・鳩山と民主党の「円高放置政策」が日本経済を駄目にした元凶だったのだが、売国政党である民主党がこの失策を日本国民に謝罪したことは一切ない。


日本の本来の国力以上に、円は強くなりすぎていた

ところで、円高については本来であれば1990年代のバブル崩壊時に是正されて然るべきだったが、そうならなかった。日本はバブル崩壊して国の実力が落ちたのだから、本来は円安になるべきだったのである。

にも関わらず、円だけはずっと円高を志向しており、日本の本来の国力以上に円は強くなりすぎていた。

だから、日本の輸出企業は海外で価格競争力を喪失し、中国や韓国に工場を作るしかなくなり、そのせいで雇用ばかりか技術も盗まれて、日本企業が一気に衰退するきっかけとなった。

中国・韓国の台頭は、日本企業の技術が盗み放題だった1990年代から2000年代に起きていた。

当時の日本企業は、国内に設備投資すれば円高で価格競争力に負け、国外に設備投資すれば技術を盗まれて価格競争力に負けるという状況に陥っていたのだ。

そのせいで日本の衰退は止まらなかったが、にも関わらず円高は加速していった。

円高で日本が苦しんでいると知った小沢と民主党政権は、日本破壊を成し遂げようとでも思ったのか、アクセルを踏んで円高に向かわせたのだった。

小沢・鳩山と民主党はマスコミでも円高誘導を行い、お抱えのジャーナリストには「円は50円になる」「円は10円になる」「円高で日本は復活する」と叫ばせて、日本の経営者を絶望させることさえもしていた。

日本の銀行や保険会社や郵政が、馬鹿のひとつ覚えのように日本国債を買い支えたので、それも円の下落を防いで円高を促す原因にもなった。

安倍政権によってやっと金融緩和が行われて円安になっていったが、これがなければ日本企業は完全に息の根を止められていたことになる。日本は間一髪で助かった


http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/843.html#c2

[政治・選挙・NHK233] 衆院選 安保法と憲法9条 さらなる逸脱を許すのか 朝日新聞衆院選 安保法と憲法9条 さらなる逸脱を許すのか(朝日新聞・社 gataro
1. 中川隆[-6335] koaQ7Jey 2017年10月13日 10:56:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

改憲を阻止しようとする反日工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある


日本には中国・韓国・北朝鮮のスパイが大量になだれ込んできているのだが、日本人はまったく危機感がない。まるで自国が侵食されても構わないと言わんばかりだ。

しかし、こうした工作員を放置していたら日本は国の内部から侵食されて崩壊していくことになる。

どこの国でも「他国のスパイ」や「国を裏切る者」は処刑の対象になる。これは、当然のことだ。中国もアメリカのスパイを片っ端から暗殺しているのだ。(日本にも大量の中国人工作員がなだれ込んでいる事実を知れ)

スパイを放逐、または処刑するのは当然だ。敵のスパイを放置しておくと、その組織や国の機密情報が相手に筒抜けになって、国家が存続の危機に陥るからである。

こうした危険人物が国の中に潜り込んでいると、国の重要な組織や国民の情報がすべて相手に渡って悪用されてしまう。

そのために「スパイ」「裏切り者」が発覚したら、絶対にしなければならないのは、一刻も早い処刑なのである。

処刑できないまま生かしていると、スキがあると判断されて次々と別のスパイが送り込まれて危機が拡大する。だから日本に潜り込んでいる反日の工作員は、中国がやっているようにしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。


スパイを潜り込ませるのは、最重要ミッション

中国・韓国・北朝鮮のスパイはどんどん日本の中枢に潜り込んで重要な機密情報を盗み出し、あるいは倒閣活動を行って日本を破壊していく。

マスコミがまったく真実を報道しなくなっているのを見ても分かる通り、今の日本は危機的な状況になっている。

だから、いかにスパイを手早く見付けることができるか、いかに裏切り者を手早く処刑することができるかがこれから重要になる。

中国・韓国・北朝鮮は明確に日本に対して敵対姿勢を剥き出しにしているのだから、いよいよこの「スパイ炙り出し」「スパイ処刑」が重要になっているのだ。

敵が明確にあって、その敵がスパイを放って来ているとき、「私はスパイです」と自己紹介して潜り込んで来る人間など、ひとりもいない。

これらのスパイは必ず組織に潜り込む中で、善良な人間に「なりすまし」を行う。さらに身分も詐称してカメレオンのように色を変えてしまう。

そして、日本の中枢組織に潜り込んで工作を行い、組織の中で裏切り者を量産して、最後に組織全体を自壊させてしまう。

スパイが組織に潜り込む過程では、偽名を使うこともあれば、身分の乗っ取り、すなわち背乗り(はいのり)をすることもある。

侵略のための裏工作が画策されている場合、そこではスポーツのようにフェアな戦いがなされることはまったくない。

戦う前から相手の組織の攪乱のために陰湿な情報戦が行われ、攪乱・内部破壊・機密情報へのアクセス、反乱の煽動が次々と行われていく。

破壊工作を実現化するため、スパイを相手の組織に潜り込ませるのは最重要ミッションなのである。

明確な敵が存在する国家には、必ず内部工作員が潜り込んで破壊工作を進めてくる。

こうした工作の方法がどのように行われるのかは、スイスの民間防衛でも簡単に触れられている。(日本政府も、日本版の『民間防衛』を早急に出版すべきだ )

侵略国は、「プロパガンダ工作を行い、スパイを潜り込ませ、破壊工作を計画し、テロを引き起こす」とそこには明確に書かれている。


「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」

侵略国がいかに内部攪乱で相手国を破壊するのかというのは、すでに体系化されている。政治、教育、報道、広告、経営、芸能、文学、映画、音楽、宗教、法曹、地方自治体の、あらゆる分野にスパイが入り込む。

深く入り込まれたら、もうその組織は自国にありながらも、他国の司令塔になる。

だからこそ、スパイが発覚したら、一刻も早く放逐し、内乱罪(内乱予備罪・内乱陰謀罪、内乱等幇助罪)で処刑することが重要になる。

首謀者は死刑だと明確に謳っているのだから、日本政府はそれを実行すべきなのだ。

侵略国からやってくるスパイは、自分がスパイであることを徹底的に隠して、いかにも信頼できるような身分・態度・肩書きを持って現れる。

スパイは、実生活で「偽名」を使う。
スパイは、実生活で「なりすまし」をする。
スパイは、実生活で「背乗り」をする。

だから、隣国と激しい緊張状態にある国であればあるほど、この3つ、「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」には、神経質なまでに注意を払っている。

自分の身の回りで、外国人のくせに「日本人のような名前」で生活しているような人間がいたら、それは信用できない存在の最たる者だ。

それは意図的に国籍を偽っていることであり、典型的な「なりすまし」である。日本人拉致に関わっていた辛光洙(シン・ガンス)という北朝鮮のスパイも日本では「立山富蔵」とか、もっともらしい名前で生活していた。

実際、スパイというのは、あたかもその国の人間になりすましてから、侵略者の意向に沿った工作活動を行っていく。これは、工作活動の中では非常にありふれた手口である。

ありふれているということは、そうやって「なりすまし」をしている人間が山ほどいるということに他ならない。


スパイが発覚したら公開処刑でいいのではないか?

「偽名」や「なりすまし」がすぐにバレると困ると考えている諸外国のスパイは、その国の誰かの戸籍を乗っ取って、人間を入れ替えるようなこともする。

これを「背乗り(はいのり)」という。

他人の戸籍を乗っ取り、他人になりすます。ある日、人間が入れ替わっている。その人の人生そのものが乗っ取られる。とても陰湿で危険な犯罪だ。(日本社会をひっくり返すようなインパクトを持つ闇とは何か)

朝日新聞が得意げに取り上げていた吉田清治という男も背乗り(はいのり)された人間ではないかと強く疑念を抱かれているのだが、こうしたケースはもっと追求されるべきだろう。

どこの国でも、こうして「相手国の国民」にすり替わって生きている危険極まりないスパイが存在する。

そして、このようなスパイは、国と国が対立したときには必ず現れる。だからこそスパイ防止法が重要であり、どこの国でもスパイは処刑の対象となる。

それなのに、日本は何をやっているのか。なぜ、この闇をいつまでも放置し続けるのか。

スパイが放置されたままであると、国や組織の中枢が乗っ取られ、組織全体が機能しなくなるのだから、相手がスパイだと発覚したときは迅速に処刑できる体制になっていなければならないのだ。

こうした原則が忘れられた国であればあるほど、戦争する前に自壊してしまうことになる。

相手国と激しい対立を抱えている国の多くでは、スパイは問答無用に処刑される。そして、しばしばそれは公開処刑にされる。日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。

中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。

仮に銃殺を取り入れるのであれば、きちんと頭部を吹き飛ばして延命しないようにする必要があるが、それを公開で粛々と行うことによってスパイを放逐できる。

いずれにしても、反日の工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。それをしないから、日本はスパイ天国になってしまっているのだ。

日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170906T1902380900.html


日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。

 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。


 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。

 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/


http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/856.html#c1

[政治・選挙・NHK234] 「菅、枝野氏は震災対応できなかった」 公明・山口代表、東北で立憲民主批判(産経新聞) JAXVN
2. 中川隆[-6335] koaQ7Jey 2017年10月14日 20:10:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
日本を滅ぼした枝野幸男

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/129.html#c2

[リバイバル3] 民進党が支持されなかった理由 中川隆
29. 中川隆[-6193] koaQ7Jey 2017年10月15日 17:24:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-10-13
民進党とその議員は「7つの欠如」で国家を破壊する存在だ


(日本人はもう一度「民主党・民進党」とその議員がいかに危険極まりない存在であったのかを改めて思い起こすべきだ。「7つの欠如」を見て欲しい。民進党を構成していた議員を当選させるというのは、とんでもないことである)

民進党という政党は中国・韓国・北朝鮮の工作員や売国奴の議員が集まっていた政党である。この政党の前身である「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。

民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは?

民主党は政権を担った3年間で、完全に信頼をなくした。

2012年8月、自民党はこの当時の民主党の政治がいかに劣悪なものであったのかを「民主党政権の検証」で総括しているのだが、そこでは「7つの欠如」が日本を混乱させたことを指摘している。

(民主党政権の検証 ー 迷走の3年を総括 ー)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

ここで指摘された民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは、以下のものだった。

(1)国家運営能力の欠如
(2)党運営能力の欠如
(3)経済運営能力の欠如
(4)危機運営能力の欠如
(5)予算運営能力の欠如
(6)情報管理能力の欠如
(7)外交能力の欠如

問題はそれだけではないのはもちろんだ。皇室の軽視、マニフェストの破綻、国民への説明の欠如、基本方針のブレ、年金問題と、民主党の欠陥は数え切れないものがあった。

さらに民主党は不祥事が続出していて、「総理の不祥事」「閣僚の不祥事」「民主党議員の不祥事」「不適切な人事」と次々と沸いて出てきていた。

鳩山由紀夫は献金を受けたとされる人物が故人だったというのが暴露されたのだが、それだけでなく母親から月に1500万円もお小遣いをもらって脱税していた。

菅直人は在日韓国人から献金を受け、領収書を提出しなかった。さらに北朝鮮関係団体に献金も行っていた。

野田佳彦も在日韓国人から献金を受けていた事実が発覚し、さらに選挙では民団の協力を受けていたことが分かっている。

日本人はこんな凄まじい政党に3年間も好き放題にさせていたのである。これはまさに「日本の国政史上、大きな汚点」と言うに相応しいものであり、日本国民にとって悪夢以外の何者でもなかった。


君が代は民主主義にふさわしくないと言った男

民進党という政党が存在すること自体が日本の不幸だ。そして、民主党の残党が民進党の議員として生き残っているのが日本の恐怖だ。

民主党は信頼を失って、今では名前を「民進党」に変えて「民主党と民進党は違う」と批判を交わそうとしている。しかし、売国政治屋がそのまま民進党に居ついているのだからその実態は何も変わっていない。

民進党は相変わらず売国政党のままだ。

民主党の時代、鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と言って、日本を中国・韓国・北朝鮮に売り飛ばす意向を隠そうともしなかった。

民進党の代表をしていた岡田克也も、さっさと外国人(中国・韓国・北朝鮮)に参政権を与えて日本を侵略しやすい国にしようとする「外国人参政権」を強力にぶち上げている。

この岡田克也こそが「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長であり、「特別永住者と一般永住者の地方議員および首長選挙における選挙権を認めるべき」と言っているのである。

岡田克也はまともな男ではない。「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」 という発言を見ても分かる通り、完全に特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)側の人間である。

「国歌・君が代は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」と言ったのも岡田克也だ。

民進党は激しい勢いで集団的自衛権を反対しているが、岡田克也はそもそも集団的自衛権どころか「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」と発言したこともある人間である。

中国・韓国・北朝鮮の工作員が日本を内部から乗っ取りやすくするために行っているのが「外国人参政権」であるとすると、日本を外部から乗っ取りやすくするのが「集団的自衛権反対」や「自衛隊の廃止」である。

あなたは、こんな人間が議員であることに恐怖を感じないだろうか。


民主党(民進党)は本当に「売国」を考えていた

「売国」とは文字通り「国を売り渡す」という意味があるのだが、民主党が売国政党であるというのは、本当にこの政党が「売国」を考えていたからである。

たとえば、民主党憲法調査会が2004年6月22日に提出した報告書を見れば、凄まじいことがかいてある。

(「創憲に向けて、憲法提言 中間報告 「法の支配」を確立し、国民の手に憲法を取り戻すために」)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

【第1小委員会総論】の「未来を展望し、前に向かって進む」の項目を見ると、このように書かれている。

21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。国家のあり方が求められているのであって、それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。

民主党が行おうとしていた「憲法改正法案」には、「国家主権の移譲」と明確に書かれている。特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)にべったりの人間が集まった議員たちが、日本国の主権を譲渡するというのだ。

民主党はこれと同時に「外国人参政権」やら「3000万人ステイ・1000万人移民」だとか「沖縄の独立・一国二制度」だとかを同時に進めていた。

こうした状況を総合的に判断すると、要するに中国・韓国・北朝鮮に日本の主権を委譲して、これらの国の植民地にしてしまおうと考えていたということだ。

民進党(旧・民主党)の議員たちは、本当にこのようなことを考えていたのだ。

「これを売国と言わずに何を売国というのか」と誰もが叫ぶほど見事なまでの売国政党である。この民進党が「防衛費は人を殺すための予算」と言う日本共産党と手を組んで選挙に臨んでいる。

日本人はもっと危機感を持って、この政党の壊滅を考えるべきではないだろうか。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党にそっくりそのまま内包されており、この危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。


自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党とその議員にそっくりそのまま内包されている。民進党という危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/762.html#c29

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 3 _ 鴨ネギにされる日本人 中川隆
52. 中川隆[-6192] koaQ7Jey 2017年10月15日 17:32:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

旅慣れた人も事件に巻き込まれるのは、人は見抜けないから

タイのパッポンやスクンビット界隈では、片足がない男が観光地で地面を這って物乞いをしていることがある。服はドロドロになって、顔面も泥にまみれている。

同情した多くの観光客がこの男が片手に持つカップに次々と金を恵んでいく。

しかしこの男は、物乞いの仕事が終わると物陰でズボンを脱ぎ、片足を縛っていた紐をほどいて両足で歩きながら帰路につく。本物もいるのだが、そうでない人間も混じっている。騙される旅人はとても多い。

インドでは死んだようにぐったりしている赤ん坊を抱えた母親が物乞いしているが、これも他人の赤ん坊を借りた物乞いビジネスである。やはり、ウブな旅人の多くは見抜けない。

タイやインドネシアではニセ警官が現れて、いろんな難癖をつけて観光客から金を奪い取る詐欺師も出てきている。旅慣れた旅人でさえ、見抜けないはずだ。

世界中どこでも犯罪が起きているのを見ても分かる通り、すべての国に私たちを騙す人間がうじゃうじゃと存在する。

アメリカでも、ヨーロッパでも、東南アジアでも、南アジアでも、中東でも、南米でも、それはまったく変わらない。そして現実的な話をすると、次から次と現れる新手の「騙し」を前にして、旅人は赤ん坊の手をひねるように騙される。

日本人がフィリピン人を使って日本人を殺す現実

私が今まで知り合ってきた人たちは、東南アジアのアンダーグラウンドにいる人々ばかりである。では、彼らの多くが悪人だったのかと言えば、まったくそうではない。

むしろ、一緒にいて気持ちの良い人たちも多かった。

インドは壮絶に貧困がひどい国で、世界でも最悪の悪人密集国かもしれない。では全員が悪人だったのかというと、まったくそうではない。

悪人も確かにいるのだが、信じられないほど優しく思いやりのある人もいる。

したがって、個人の資質を見るというのは、非常に重要なことであり、結局は最後に「その人」の性格が重要になっていく。国籍は重要ではない。

海外に出たら、どこの国でも同国人に頼りがちなのだが、実はその同国人が一番危なかったりすることも多い。

タイやフィリピンに在住する日本人の間では、「一番、気を付けなければならないのは同じ日本人だ」という教訓のようなものが出回っている。日本人が、日本人を騙す。

フィリピンは日本人が最も殺されている国なのだが、日本人を殺しているのは現地人でも、実際には日本人の依頼で殺していることが多い。

つまり、日本人がフィリピン人を使って日本人を殺しているのである。

2014年10月18日に鳥羽信介氏が殺害された事件も裏に日本人の存在があった。

(なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるか?)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20160513T0237450900.html

2017年にはブスアンガ島で2人の日本人がバラバラに殺害されて殺される事件があったが、この事件の裏側にも胡散臭い日本人が存在していた。

(長浜博之が完全否定するパラワン日本人バラバラ殺人の裏側)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170610T0239380900.html


「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けない

こうした現象は日本だけの話ではない。世界中どこでも同じで、韓国でも「海外に出たら、同じ韓国人に気を付けろ」と言われている。

フィリピンでは韓国人も大量に殺されているのだが、その事件の多くは韓国人がフィリピン人に殺害を依頼して同国人を殺しているのである。

ところで当のフィリピン人も、海外に出ると「現地の同国人に気をつけろ」が合言葉である。

フィリピンは出稼ぎをする人が多い国なのだが、出先では同国人同士が互いに騙したりしており、同じ民族だからと不用意に信じてはいけないと言い伝えられている。

「インド人もインド人に騙される」と言い、中国人も他人を信用できないので、同じ郷里や同じグループの者としか付き合わないようにしている。

つまり、同国人が海外で同国人に騙されるケースが山ほどあり、むしろあまりにも同国人を狙った犯罪が多いので、同国人が一番信用のならない人間になってしまっている。

同国人は言葉が通じるという安心感があって気を許しやすいのだが、それを狙われてしまう。

逆に、その国の見知らぬ人が心から助けてくれたり、好意を寄せてくれたりすることもあるわけで、そう考えると国籍や人種よりも、最後には目の前の人の「個人的な人間性」が重要になるというのが分かってくる。

ただ、ここに問題がある。

とてもではないが、目の前に現れた人が「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けないのである。

ほとんどの旅人はそうだと思うが、放浪していると実に様々な人々に声をかけられたり、予期せぬ出会いがあったりする。そして、そのたびに相手が信用できるのかできないのかを、直感や確率で導きださなければならない。

「見る目」を間違えると、不快なことになるし、トラブルも起きる。逆に、良い人を悪い人と間違えることもある。いったい、どうすれば良い人と悪い人を瞬間に区分けするのかというのは、旅人にとって非常に切実な問題である。


インドネシアのスラムにて。私はこの赤ん坊を抱いた青いシャツのインドネシア人を最初はまったく信用していなかった。しかし、彼は本当に誠実で優しい男で、私は彼を通してインドネシアの良さを知った。

彼は近所の子供たちにも好かれており、病気を抱えた少女も彼を頼りにしていた。貧しいスラムの共同体の中で、彼はとても頼りになる男だった。そんな男を私はずっと信頼しなかったのだが、それは逆のパターンも多かったからだ。


詐欺師は人を信用させるのが仕事だから印象が良い

私もずいぶん「裏のある人間を見抜けるかどうか」に取り組んできたが、結局はそれが不可能であることを悟った。

人の裏側は見抜けない。本当に演技のうまい詐欺師がやってきたら、それが良い人なのか良い人を演じる悪い人なのかは判別できないのである。

見栄えや立ち振る舞いや全体的な雰囲気や最初の印象のすべては、当てにならない。良い方にも悪い方にも騙される。薄々と何かを感じることもあるが、それも確証にならない。

考えてみれば当たり前の話なのだが、知的な悪人は最初のうちは、非常に好意的で友好的で柔和で物腰が柔らかい。

「なんて優しい人なんだろう」と思わせたり、感激させたりしてくれる。詐欺師は人を信用させるのが仕事だから、全力で演技をしてくる。だから、分からない。

プロがアプローチしてきた場合、その人間が悪人なのか善人なのかを見分けることは基本的には不可能だ。

とにかく旅行中は詐欺師に遭遇する確率が高い。彼らは「お金を落としましたよ」と、落としてもいない小銭をわざわざ優しい笑みと共に差し出してくれたりする。

「ここではお金を落としたら戻ってこないから気をつけて下さいね」と、こともあろうか詐欺師が優しく忠告してくれるのである。最後はともかく、最初はそうだ。

しかし良い人だと思っていた人が、徐々に、あるいは唐突に何かに誘導してくる。

「飲みに行きませんか?」「カラオケに行きませんか?」「家に来ませんか?」「安い店を知っているので一緒にどうですか?」「喉が乾きませんか?」

そのときに、はっと気がつくかどうかが勝負だ。もし全面的に相手を信じてしまったら、もう取り返しがつかない。

最後には有り金すべて巻き上げられて路上に転がっている。騙されて金を取られるくらいならまだいいが、レイプされたり、殺されたりする人も枚挙に暇がない。

どんな旅慣れた人でも、しばしば危険な目に遭う。2011年9月28日にはミャンマーで旅してきた女性が殺されたという事件もあったが、彼女は旅慣れた女性だった。

(ミャンマーで一人旅をしていた邦人女性が首を締められ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20111013T0037100900.html

ルーマニアでレイプされて殺された20歳の女性も、学生団体のNPOに所属して旅の知識のある女性だった。

(ルーマニアで残虐にレイプされて殺された20歳の日本女性)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120911T1859230900.html

エクアドルで新婚旅行中に殺された男性も、旅慣れていた。

(人見哲生。新婚旅行先のエクアドルで事件に巻き込まれ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20140108T0221270900.html

なぜ、旅慣れた人も事件に巻き込まれるのか。やはり、分からないからである。結局、最後に騙されても壊滅的な打撃を受けないようにするしかないのではないか。今も私はそう思っている。


フィリピン。空港を降りた瞬間、いろんな人が声をかけてくる。もちろん、その中には得体の知れない詐欺師のような男たちも多い。

フィリピンのスラム。いろいろ治安が悪く、気が抜けない場所ではある。

こうしたスラムにいると、やはりいろんな人たちが入れ替わり立ち替わり声をかけてくる。「カラオケに行かない?」「家に来ない?」と彼女たちは誘ってくる。信頼できるのかどうか、その場で判断しなければならない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171015T0332160900.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/379.html#c52

[リバイバル3] チェ・ゲバラ  世界を変えようとした男 中川隆
2. 中川隆[-6191] koaQ7Jey 2017年10月15日 17:54:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.10.15
50年前の10月9日にボリビアでゲバラを殺したCIAはゲバラが66年までいたコンゴでもクーデター


今から50年前、1967年10月9日にエルネスト・チェ・ゲバラがボリビアで殺された。その当時のボリビアを支配していたレネ・バリエントス・イ・オルトゥニョは1964年11月の軍事クーデターで実権を握った独裁者で、アメリカ大使としてボリビアにいたダグラス・ヘンダーソンからゲバラを処刑するように命令されていたと言われている。その当時、まで存在が認められていなかった電子情報機関のNSAはゲバラの動きを正確に把握していた。

ボリビアでゲバラに撃ち込む銃弾の位置も指示していたCIAのフェリックス・ロドリゲスはジョージ・H・W・ブッシュ(エール大学の学生だったときにCIAからリクルートされた可能性が高い)と親しく、ベトナム戦争ではCIAの秘密工作に参加していた。

その工作とは麻薬取引や住民皆殺し作戦とも言えるフェニックス・プログラムで、テッド・シャックレー、リチャード・シコード、リチャード・アーミテージなど1980年代に浮上したイラン・コントラ事件(イランへの武器密輸とニカラグアの反革命ゲリラに対する違法支援)で中心的な役割を果たした人物も含まれている。後に統合参謀本部議長や国務長官になったコリン・パウエルはフェニックス・プログラムの内部告発をもみ消す仕事をしていた。シャックレーもブッシュと親しい。

ゲバラは1966年11月にボリビアの首都ラパスへ入っているが、その前、1965年の初めからコンゴで活動していた。コンゴは金やコバルトなどを含む鉱物資源に恵まれた国で、ソシエテ・ジェネラル・ド・ベルジック系のユニオン・ミリエール(ユミコアへ名称変更)がウラニウム鉱石を採掘している。

1940年にドイツはウラニウム鉱石1200トンをユニオン・ミリエールから入手している。フランクリン・ルーズベルト米大統領が急死した1945年4月12日、アメリカ軍はドイツの施設でウラニウム鉱石約1100トンを発見してソ連軍の手が届かない場所へ運び去ったが、それはその一部だ。ルーズベルトはソ連を同盟国と考えていたので、急死しなければマンハッタン計画を推進していたグループにとって面倒なことになっただろう。(Simon Dustan & Gerrard Williams, “Grey Wolf,” Sterling, 2011)

ユニオン・ミリエールで重役を務めたことのあるラウンデル・セシル・パーマーはチャールズ・ハンブロと同じように、イギリスの破壊工作機関SOEの中心的な人物。ハンブロは銀行一族のメンバーで、マンハッタン計画にも関係していた。アメリカの情報活動や破壊活動はSOEやイギリスの対外情報機関MI6を師としている。

資源の宝庫、コンゴは1960年2月に独立し、6月の選挙でパトリス・ルムンバが初代首相に選ばれる。それを受け、コンゴ駐在アメリカ大使のクレアー・ティムバーレークはクーデターでルムンバを排除するように進言するが、同大使の下には後に国防長官となるフランク・カールッチがいた。ドワイト・アイゼンハワー大統領は同年8月にルムンバ排除の許可を出している。(David Talbot, “The Devil’s Chessboard,” HarperCollins, 2015)

アメリカ支配層に選ばれたモブツ・セセ・セコが9月にクーデターを成功させ、12月にルムンバは拘束された。1961年1月17日、ジョン・F・ケネディが大統領に就任する3日前にルムンバは刑務所から引き出されてベルギーのチャーター機に乗せられ、ルムンバの敵が支配する地域へ運ばれて死刑を言い渡され、アメリカやベルギーの情報機関とつながっている集団によって殴り殺された。1月26日にアレン・ダレスCIA長官はコンゴ情勢について新大統領に説明しているが、ルムンバ殺害について触れていない。(前掲書)

そのケネディ大統領は1963年11月22日に暗殺され、その2年後にゲバラはモブツが支配するコンゴへ入って活動を始めたわけだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710150000/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/715.html#c2

[リバイバル3] 民進党が支持されなかった理由 中川隆
30. 中川隆[-6190] koaQ7Jey 2017年10月15日 18:15:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

経済コラムマガジン 2017/10/16(959号)

北朝鮮の国営メディアと同じ


「報道をしない自由」を発揮

「(安倍総理は)勝手に早期解散するという独断を行った」「森友学園や加計学園を巡る問題で批判が高まり、支持率が急落した」「(安倍総理は)朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き・・・」。もちろんこれらは今回の解散・総選挙に関する記事である。誰でもこれらを朝日・毎日・東京といった左翼系新聞の記事と思うであろう。

ところがこれらは朝鮮中央通信の記事である。北朝鮮の国営メディアが日本の国政選挙に論評したのは、これが初めてという話である。今回の総選挙で、いかに北朝鮮は安倍政権が倒れることを強く願っているかが分る。


朝日・毎日・東京の各新聞が北朝鮮とどの程度の親密さなのか不明である。しかし朝鮮中央通信と朝日・毎日・東京の論調が全く同じであることに筆者は注目する。この記事は10月1日に日テレニュースが報じたものであるが、もちろん朝日・毎日・東京はこの記事を無視していると思われる。したがって日本の各テレビ局も取上げていないはずである(筆者も全局の番組となれば全てをチェックできない)。

このようなことを見ても今日の日本のマスコミの偏向ぶりがはっきりと分る。ところで13年の特定秘密保護法が審議されている時、間抜けなジャーナリスト達は「報道の自由が侵される」と騒いでいた。しかし日本マスコミは、重要であるが自分達に都合の悪い事柄を意図的に報道しないという卑怯な手段を用いる。つまり「報道の自由」と騒ぎながら、その裏で「報道をしない自由」を発揮している。


この日本のマスコミの姿勢がよく現れたのが加計問題の報道である。

17/8/28(第952号)「日本のテレビ局をBPOに告発」
http://www.adpweb.com/eco/eco952.html

などで述べたように、朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は、国会閉会中審査での前川前文科省事務次官の発言を全面的に否定する加戸守行前愛媛県知事の国会証言をほとんど取上げなかった。信じられないほどの不平等な扱いであった。この日本のマスコミの報道姿勢に憤りを感じたの筆者だけでなかったようである。民放テレビの中でも特に偏向ぶりが目立つTBSに、500名ほどの人々が抗議のため押掛けたという(このことも報道されていない)。

加戸前愛媛県知事の証言を全く掲載しなかったのが東京新聞である。これについて東京新聞の記者が、何故、加戸証言を全く掲載しないのか詰問されている。これに対してこの記者は「何を取上げて記事にするのかは私達の判断だ」とあきれた反論をしている。しかし読者が読みたいのは「真実」であり「本当のこと」である。新聞記者の思想・心情を反映した思い込みの記事ではない。

朝日・毎日も東京新聞と全く同じ報道姿勢である。自分達の報道方針にかなった物事だけを報道するという姿勢に徹している。このように朝日・毎日・東京の左翼三紙の報道姿勢は、中国や北朝鮮の国営メディアと全く同じである。いまだにかなりの人々が加計問題について真相が分らないと言っている。安倍総理やその周辺が何か隠していることがあると疑っている。しかし加戸証言でも分るように、問題は規制を死守する族議員とこれに加担してきた文科省である(国会で安倍総理を攻撃していたのは民進党の族議員・・玉木、桜井議員)。ところが日本のマスコミがこれらをほとんど報道せず真相を隠し続けている。人々の理解が進まないのが当たり前である。


しかし加計問題に関し、どれだけ日本のマスコミが本当のことを隠し続けても真相は人々の間に徐々に浸透している。次は、日本のマスコミが人々から信用されなくなる番である。朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は安倍一強体制を転覆するため、様々な情報工作を行ってきた。加計問題はその一つと筆者は認識している。

一方、マスコミは小池都知事を過剰に持上げた報道を続け、小池氏に安倍政権を倒させることを夢想していた。TBSなんかは「激動、小池劇場」という特集を、都議選まで何と毎朝放送していた。明らかに都議選への選挙干渉であった。まさにこれは小池都知事の「選挙はテレビがやってくれるのよ」発言(中山成彬氏が朝日新聞の取材に)を実証している。


ポイントは自民党の固い支持層の動向

安倍体制打倒を目的に異常な報道を続けてきた左翼三紙(朝日・毎日・東京)やテレビ局にとって、総選挙の序盤での各党の獲得議席の予想は大きなショックであったはずである。各報道機関の予想では、自民党の議席の議席は20〜30の減少に止まっている。これに対し大躍進を期待し日本のマスコミが持上げて来た希望の党は、60議席程度とまさに撃沈である。今度の総選挙での政権交代なんて冗談の極みになっている。

たしかに都民ファーストが大勝利を収め自民党が大惨敗を喫した都議選の延長線で総選挙を考えると、希望の党が候補者を立てればほとんどは当選すると思われた。だから前原民進党は、希望の党に合流したのである。ちょっと前まで、各テレビ局は政権交代のシミュレーションを連日放送していた。公示直前の週刊文春は「自民74議席減、希望の党101議席」といった記事を掲載している。政権交代に到らなくとも、安倍総理退陣が必至の選挙結果の予想である。


投票日はまだ先であるが、安倍政権の転覆を目論んできたマスコミの工作は「カラ騒ぎ」に終わりそうである。マスコミは既に戦犯探しを始めている。一つには小池都知事が立候補しなかったことを挙げ、もう一つは小池氏の「排除」発言である。結局、マスコミ人は自分達の浅はかさを絶対に認めない。

しかし先週号

17/10/9(第958号)「総選挙の結果の予想」」
http://www.adpweb.com/eco/eco958.html

で述べた通り、仮に小池氏が立候補し、また排除発言がなくとも総選挙の結果に大差はないと筆者は見る。筆者は、そもそも都議選の延長線で総選挙を考えることが大間違いと言いたい。


都議選の結果は、東京人の異常な投票行動によると筆者は指摘した。この異常な投票行動が、全国、あるいは地方に波及するはずはない。ところが浅はかなマスコミ人は、東京で起った現象は必ず全国に広がるといった完全に間違った観念を持っている。彼等は、地方の人々も東京の有権者のように簡単に操作できると思い込んでいるのである。

ポイントは自民党の固い支持層が、どう判断し、どのような投票行動を取るかである。この層はマスコミの影響を受けにくい。むしろ偏向している日本のマスコミ報道を、日頃から苦々しく思っている人が多い。加計問題でも真相を知っているか、もしくはマスコミ報道が怪しいと感じている。今回離れるとしたなら、前回、前々回の総選挙で自民党に投票した浮動層の一部と筆者は見ている。むしろ東京の自民党の固い支持層は、今度の総選挙では総じて自民党に投票すると見る。この層の人々の中には都議選なんかには興味がなく(国政選挙のみ関心がある)、都議選を棄権した者が多かったと筆者は思っている。


ネットの影響力は無視できない程度に大きくなっている。加計問題でも真相と思われる記事や文章がネットには流れている。夕刊フジのネット版(ZAKZAK)も全国で読むことができる。ほとんどのマスコミが情報工作している現状では、ネット情報がなければ本当に日本は中国・北朝鮮と同程度の暗黒国家になっていると思われる。

11月から日経新聞がかなり大きな値上げを行う。値上げでは新聞社がいつもカルテル行為を行っているので、おそらく他の新聞も値上げするのであろう。「加計問題」だけでなく、「日本の財政は危機的」といつも「嘘」をつく新聞が値上げするのである。

主要メディアの社員の平均給与はズバ抜けて高い。民放テレビの中で一番高いのは偏向著しいTBSで、平均給与が1,600万円を越えている。おそらく新聞社もかなり高いと思われる。筆者は、今回の値上げでどれだけの読者が離れるのか注目している。
http://www.adpweb.com/eco/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/762.html#c30

[政治・選挙・NHK234] 騙されるな!総選挙の争点はモリカケ疑惑だ!  赤かぶ
1. 中川隆[-6189] koaQ7Jey 2017年10月15日 18:21:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
モリカケ疑惑は北朝鮮・中国に指示されたマスコミの流したデマ


経済コラムマガジン 2017/10/16(959号)
北朝鮮の国営メディアと同じ


「報道をしない自由」を発揮

「(安倍総理は)勝手に早期解散するという独断を行った」「森友学園や加計学園を巡る問題で批判が高まり、支持率が急落した」「(安倍総理は)朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き・・・」。もちろんこれらは今回の解散・総選挙に関する記事である。誰でもこれらを朝日・毎日・東京といった左翼系新聞の記事と思うであろう。

ところがこれらは朝鮮中央通信の記事である。北朝鮮の国営メディアが日本の国政選挙に論評したのは、これが初めてという話である。今回の総選挙で、いかに北朝鮮は安倍政権が倒れることを強く願っているかが分る。


朝日・毎日・東京の各新聞が北朝鮮とどの程度の親密さなのか不明である。しかし朝鮮中央通信と朝日・毎日・東京の論調が全く同じであることに筆者は注目する。この記事は10月1日に日テレニュースが報じたものであるが、もちろん朝日・毎日・東京はこの記事を無視していると思われる。したがって日本の各テレビ局も取上げていないはずである(筆者も全局の番組となれば全てをチェックできない)。

このようなことを見ても今日の日本のマスコミの偏向ぶりがはっきりと分る。ところで13年の特定秘密保護法が審議されている時、間抜けなジャーナリスト達は「報道の自由が侵される」と騒いでいた。しかし日本マスコミは、重要であるが自分達に都合の悪い事柄を意図的に報道しないという卑怯な手段を用いる。つまり「報道の自由」と騒ぎながら、その裏で「報道をしない自由」を発揮している。


この日本のマスコミの姿勢がよく現れたのが加計問題の報道である。

17/8/28(第952号)「日本のテレビ局をBPOに告発」
http://www.adpweb.com/eco/eco952.html

などで述べたように、朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は、国会閉会中審査での前川前文科省事務次官の発言を全面的に否定する加戸守行前愛媛県知事の国会証言をほとんど取上げなかった。信じられないほどの不平等な扱いであった。この日本のマスコミの報道姿勢に憤りを感じたの筆者だけでなかったようである。民放テレビの中でも特に偏向ぶりが目立つTBSに、500名ほどの人々が抗議のため押掛けたという(このことも報道されていない)。

加戸前愛媛県知事の証言を全く掲載しなかったのが東京新聞である。これについて東京新聞の記者が、何故、加戸証言を全く掲載しないのか詰問されている。これに対してこの記者は「何を取上げて記事にするのかは私達の判断だ」とあきれた反論をしている。しかし読者が読みたいのは「真実」であり「本当のこと」である。新聞記者の思想・心情を反映した思い込みの記事ではない。

朝日・毎日も東京新聞と全く同じ報道姿勢である。自分達の報道方針にかなった物事だけを報道するという姿勢に徹している。このように朝日・毎日・東京の左翼三紙の報道姿勢は、中国や北朝鮮の国営メディアと全く同じである。いまだにかなりの人々が加計問題について真相が分らないと言っている。安倍総理やその周辺が何か隠していることがあると疑っている。しかし加戸証言でも分るように、問題は規制を死守する族議員とこれに加担してきた文科省である(国会で安倍総理を攻撃していたのは民進党の族議員・・玉木、桜井議員)。ところが日本のマスコミがこれらをほとんど報道せず真相を隠し続けている。人々の理解が進まないのが当たり前である。


しかし加計問題に関し、どれだけ日本のマスコミが本当のことを隠し続けても真相は人々の間に徐々に浸透している。次は、日本のマスコミが人々から信用されなくなる番である。朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は安倍一強体制を転覆するため、様々な情報工作を行ってきた。加計問題はその一つと筆者は認識している。

一方、マスコミは小池都知事を過剰に持上げた報道を続け、小池氏に安倍政権を倒させることを夢想していた。TBSなんかは「激動、小池劇場」という特集を、都議選まで何と毎朝放送していた。明らかに都議選への選挙干渉であった。まさにこれは小池都知事の「選挙はテレビがやってくれるのよ」発言(中山成彬氏が朝日新聞の取材に)を実証している。


ポイントは自民党の固い支持層の動向

安倍体制打倒を目的に異常な報道を続けてきた左翼三紙(朝日・毎日・東京)やテレビ局にとって、総選挙の序盤での各党の獲得議席の予想は大きなショックであったはずである。各報道機関の予想では、自民党の議席の議席は20〜30の減少に止まっている。これに対し大躍進を期待し日本のマスコミが持上げて来た希望の党は、60議席程度とまさに撃沈である。今度の総選挙での政権交代なんて冗談の極みになっている。

たしかに都民ファーストが大勝利を収め自民党が大惨敗を喫した都議選の延長線で総選挙を考えると、希望の党が候補者を立てればほとんどは当選すると思われた。だから前原民進党は、希望の党に合流したのである。ちょっと前まで、各テレビ局は政権交代のシミュレーションを連日放送していた。公示直前の週刊文春は「自民74議席減、希望の党101議席」といった記事を掲載している。政権交代に到らなくとも、安倍総理退陣が必至の選挙結果の予想である。


投票日はまだ先であるが、安倍政権の転覆を目論んできたマスコミの工作は「カラ騒ぎ」に終わりそうである。マスコミは既に戦犯探しを始めている。一つには小池都知事が立候補しなかったことを挙げ、もう一つは小池氏の「排除」発言である。結局、マスコミ人は自分達の浅はかさを絶対に認めない。

しかし先週号

17/10/9(第958号)「総選挙の結果の予想」」
http://www.adpweb.com/eco/eco958.html

で述べた通り、仮に小池氏が立候補し、また排除発言がなくとも総選挙の結果に大差はないと筆者は見る。筆者は、そもそも都議選の延長線で総選挙を考えることが大間違いと言いたい。


都議選の結果は、東京人の異常な投票行動によると筆者は指摘した。この異常な投票行動が、全国、あるいは地方に波及するはずはない。ところが浅はかなマスコミ人は、東京で起った現象は必ず全国に広がるといった完全に間違った観念を持っている。彼等は、地方の人々も東京の有権者のように簡単に操作できると思い込んでいるのである。

ポイントは自民党の固い支持層が、どう判断し、どのような投票行動を取るかである。この層はマスコミの影響を受けにくい。むしろ偏向している日本のマスコミ報道を、日頃から苦々しく思っている人が多い。加計問題でも真相を知っているか、もしくはマスコミ報道が怪しいと感じている。今回離れるとしたなら、前回、前々回の総選挙で自民党に投票した浮動層の一部と筆者は見ている。むしろ東京の自民党の固い支持層は、今度の総選挙では総じて自民党に投票すると見る。この層の人々の中には都議選なんかには興味がなく(国政選挙のみ関心がある)、都議選を棄権した者が多かったと筆者は思っている。


ネットの影響力は無視できない程度に大きくなっている。加計問題でも真相と思われる記事や文章がネットには流れている。夕刊フジのネット版(ZAKZAK)も全国で読むことができる。ほとんどのマスコミが情報工作している現状では、ネット情報がなければ本当に日本は中国・北朝鮮と同程度の暗黒国家になっていると思われる。

11月から日経新聞がかなり大きな値上げを行う。値上げでは新聞社がいつもカルテル行為を行っているので、おそらく他の新聞も値上げするのであろう。「加計問題」だけでなく、「日本の財政は危機的」といつも「嘘」をつく新聞が値上げするのである。

主要メディアの社員の平均給与はズバ抜けて高い。民放テレビの中で一番高いのは偏向著しいTBSで、平均給与が1,600万円を越えている。おそらく新聞社もかなり高いと思われる。筆者は、今回の値上げでどれだけの読者が離れるのか注目している。
http://www.adpweb.com/eco/

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/169.html#c1

[政治・選挙・NHK234] 国民よ、生き延びたければ枝野氏の主張に耳を傾けよ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6188] koaQ7Jey 2017年10月15日 19:07:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/170.html#c1

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
22. 中川隆[-6191] koaQ7Jey 2017年10月15日 19:48:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

SPユニットのネジ締め付けノウハウ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年10月15日


スピーカー周りの工作は音質の変化の度合いといい、奥の深さといいオーディオの究極の楽しみだと思っているが、惜しいことにエンクロージャーを含めて市販のスピーカーをそのまま使っている人が圧倒的に多い。

市販のスピーカーなんて営利を目的としたメーカー側のコストを優先した妥協の産物に過ぎないと思っているが、まあ、中途半端に取り組むのなら市販のものを使う方が無難であることは間違いない。

先日のブログ「AXIOM80の究極の使い方」(2017.10.10)で、主なテーマとなったSPユニットのネジ締めについて、メル友の「I」さんから次のようなメールが届いた。

「裸で鳴らす利点は、〇〇様が書かれている通りだと思いますが、表現を変えると、「ユニットの振動板を歪めないための方法」とも言えるかと感じています。

本格的に裸で鳴らしたことのない私が言うのも何ですが、オーディオ仲間のボロトレーン邸の13p励磁型フルレンジは、アルミのマスを背負い、フレームはバッフルに接していません。

氏が懇意にしているハヤシラボ
http://hayashilab.syuriken.jp/audio.htm
http://hayashilab.blog.shinobi.jp/Entry/1018/


のリファレンススピーカー(シーメンスのフルレンジ)は平面バッフルですが、やはりフレームはバッフルに接していません。

古くはオイロッパのバッフルへの取り付けも非接触ですし、ドイツヴィンテージフルレンジはガスケットを介して取り付けますが、締める強さは「落ちない程度に弱く」と、これは「ペンションすももの木」のオーナーの言です。

ユニットの振動板をストレスフリー状態に保つ方法が、フレームとバッフルの非接触すなわち裸なのかと・・・。どんなバッフルに取り付けても、フレームは歪み、振動板も歪むということでしょうか。

一方、JBLは強固なバッフルに強固に固定する手法です。それによりアタックの強さを確保しているような気がします。

もしかしたら、裸で駆動するということは”弦楽器のための究極の鳴らし方”なのかもしれませんね。」

以上の通りだったが、SPユニットのネジ締め一つとってみてもケースバイケースで、そのノウハウは果てしないようだ。

たとえばJBL(口径38センチ)の場合には思い当たる節があって、過去に締め付けたつもりの8か所のネジのうち2〜3所が緩んでしまい弱音のときにビビリ音が出たことがある.

あんなにガッチリとして強固なフレームなのにネジの締め方ひとつでコーン紙が歪むのかと驚いたが、明らかにJBLはネジをがっちり締め付けた方が良かった。

AXIOM80の場合は、「落ちない程度に弱く」均等に締めるのがコツだろうが、アタック音のときにビビらない程度に締める頃合いが実に難しそうだ。

ところで、市販のスピーカーの場合は故障しないことが大前提なので、きっとネジをガチガチに締め付けているに違いない。

長年我慢して根気よく鳴らし込んでいくと、だんだんと音が良くなってくる話をよく聞くが、理由の一つとして経年劣化で取り付けネジが程よく緩んできて「いい音」が出るのかもしれない(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/99fefad594d27c5280ae0158fffa401b
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c22

[リバイバル3] 廃墟と化した水上温泉 中川隆
53. 中川隆[-6190] koaQ7Jey 2017年10月16日 08:40:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国人が日本でスキーをやってみたいワケ
株式会社マックアース 執行役員・CEO室長 王芳氏
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10763


 連載第4回目はスキーリゾート、ゴルフ場、キャンプ場、自然学校、ホテルなどの再生を行うリゾート施設運営会社のマックアース。昨今、スキーやゴルフなどのスポーツを海外でやってみたいという中国人が増えているが、現場ではどのような需要があるのか。同社の執行役員・CEO室長の王芳氏に話を聞いた。

――全国各地にあらゆる業態のリゾート施設があるのですね。

王氏:主な施設はスキー場、ゴルフ場、キャンプ場、自然学校、ホテルなどで、弊社が買収し、傘下となったところと地元自治体から指定管理者として受託しているところが中心です。スキー場は26か所、グリーンリゾートは11か所、ゴルフ場は8か所、キャンプ場は4か所、ホテルは27か所ほどあります(2017年9月1日現在)。

 具体的には上級者向けの神立高原スキー場(新潟県)、日本一のファミリーパークを持つ黒姫高原スノーパーク(長野県)、スキーツアーコースができる鷲ヶ岳スキー場(岐阜県)、京都や琵琶湖の観光に便利な箱館山スキー場(滋賀県)、札幌や小樽観光に便利なスノークルーズオーンズ(北海道)など、全国各地に夏も冬も楽しめる、さまざまな施設を有しています。顧客は主に日本人ですが、最近は中国からの観光客も増えてきました。


北海道・小樽にあるスノークルーズオーンズ

――上海の友人が中国の東北部でスキーをした話を聞いたことがあるのですが、中国でもスキーはするのですね。

王氏:そうですね。東北部のハルピンや北京、新疆ウイグル自治区などでは雪が降りますので、スキー場がありますが、まだハード、ソフトの両面が整ったスキー場は少ないです。ハード面は急速によくなってきているのですが、ソフト面ではオペレーションの効率が悪いなど、問題点もあるようです。また中国のスキー場は大部分が機械による人工降雪に頼っており、雪質が硬いという特徴があります。

――そこで、わざわざ日本にスキーにやってくる中国人も増えてきていると……。

王氏:昨年(2016年)くらいから急速に増えてきました。弊社の中国での宣伝効果もあると思いますが、モノ消費からコト消費へと移行し、スキーを“体験”してみたいという中国人が現れ始めました。ヨーロッパに行く人もいますが、日本の場合、距離的に近い上に、日本の雪はパウダースノーといって雪質が非常にいい。スキー場の近くには温泉があることが多く、スキーと温泉、スキーとおいしい料理など、一石二鳥で楽しめるところが多いのが日本のスキー場の魅力だと思います。


スキーだけでなく雪遊びも人気がある

――中国でのスキーの特徴というのはあるのですか?

王氏:中国にはスキー場があるといっても、スキー人口はやっと1000万人を超えた程度で、多いとはいえません。スキーが好きだという人でも、1年に1度か2度しか行かない人がほとんどで、多くの人が初心者の段階にあるというのが特徴です。当然、スキーを指導するインストラクターのレベルもまだ高くはなく、中国にはスキー検定もありません。スキーウエアなどに凝る人はいますし、施設も新しく、急速によくなってきているのですが、1回あたりの価格は安いとはいえません。メンテナンスのやり方であるとか、オペレーションに関しては、まだまだ経験不足という面が否めないと思います。


――ということは、中国国内ではスキー場に満足できない人が日本にやってくるのですか?



マックアース執行役員CEO室長の王芳氏

王氏:そうですね。中国で少しずつスキー愛好者のサークルやクラブのようなものができ始めてきて、そういう人々が仲間と年末年始や春節の時期に、よいスキー場がある日本にやってくるようになりました。一般の方々は中国でも日本でもスキー場の場所もよくわからないですが、そういう方々は普通の日本旅行の中で1日だけ、スキーを少しだけ体験するツアーを組んだりしています。子どものスキーキャンプに関しても問い合わせが増えています。

――中国人のインバウンドに向けて、特別な取り組みも行っているのですか?

王氏:まだインバウンド事業は始まったばかりですので、特別なことはしていませんが、スキー1日+周辺観光をセットにしたプランや、子ども向け、初心者向けスキー教室、そば打ち体験なども一緒に行えるようなプランを中国の旅行代理店などと組んで販売しています。

 中国人はスキーをしたい人もいるのですが、スキーだけでなく、スノーモービルとか雪合戦とか、純粋に雪があるところで遊んでみたい、という人が多いんです。カッコいいスキーウエアを着て写真を撮ってSNSにアップしたい、とか。そういう潜在的な「雪のある日本」の需要も含めると、この分野にかなりの市場があると感じています。

――キャンプ場など、他の施設に関してはいかがですか?


黒姫高原は中国人にも大人気

王氏:キャンプ場、自然学校にも中国人の注目が集まっています。中国でもインターナショナルスクールなどに通っている子どもはそういうところに行ったことがあるのですが、一般の学校に通っている子どもは、まだキャンプや自然学校に行った経験があまりありません。弊社は裏磐梯、黒姫などに自然学校を持っており、アスレチックをしたり、自然の植物を観察したり、ラフティング、マウンテンバイク、ホタル観賞、星空観賞などのアクティビティのメニューが充実しています。また、カレーやピザを自分たちで手作りしたり、農作業をしたりなど、中国ではなかなかできない貴重な体験もできます。このような施設にも、中国からたくさんのお問い合わせをいただいています。

――確かに、中国では勉強以外に、このような活動が手軽にできる施設はまだ少ないですね。

王氏:日本では小学校や中学校の生徒がみんなでキャンプに行く経験があると思うのですが、中国ではまだ一部の人しか行けません。木登りをするという「日本では平凡な経験」も、中国ではとても珍しいことなのです。自然学校やキャンプは、中国人の親が一緒についてくることが多いです。子どものことが心配でついてくるのですね。ですので、子どもが自然学校に行っている間、ご両親も楽しめるよう、別の観光プランも用意しています。スキー場だけ、自然学校だけしか持っていないとこういうことは難しいので、春夏秋冬、大人も子どもも楽しめるさまざまな施設があることは弊社の強みだと思っています。

――スキーといい、自然学校といい、日本のスポーツや自然に関心が集まっているのですね。

王氏:はい。ゴルフに関しても、弊社のゴルフ場を利用して、中国人向けのゴルフスクールをやってみたいと思っています。また、グランピング(ホテル並みの施設やサービスを提供しながら行うキャンプのこと)にも取り組もうと、現在、本格的な設置に向けて動き出しているところです。

 日本の自然はとても美しいですし、日本の空気は本当においしい。中国は広いですが、一般の中国人がやったことのないスポーツはまだ案外たくさんあり、そういう面でも中国より進んでいる日本で中国人観光客を呼び込む余地は大きいと感じています。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c53

[政治・選挙・NHK234] 立憲民主党 枝野幸男代表「安倍政権の政治は権力ゲーム」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 中川隆[-6189] koaQ7Jey 2017年10月16日 08:45:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった
「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/200.html#c2

[政治・選挙・NHK234] <大阪駅前などで立憲民主旋風!> 雨でも、もの凄い支持者押し寄せ、盛り上がる!枝野代表演説に熱烈応援の拍手、拍手の嵐! 赤かぶ
2. 中川隆[-6188] koaQ7Jey 2017年10月16日 08:46:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/198.html#c2

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
82. 中川隆[-6189] koaQ7Jey 2017年10月16日 08:54:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

1960年代初期のSPのフラッグシップモデル - Mr.トレイルのオーディオ回り道

個人的にはスピーカーは1960年代初期のフラッグシップモデルで、家庭用のSPは完成の域に達したと思っている。その頃のフラッグシップSPにはどんなものが有るかと云うと、JBL:ハーツフィールド・パラゴン・オリンパス・ソブリン他 ALTEC:A5・A7・612(604E)他 タンノイ:オートグラフ他 ボザーク:B-410ムーリッシュ他 バイタボックス:CN191コーナーホーン EV(エレクトロボイス):パトリシアン他 マッキントッシュ等々・・・今でもマニア懸垂の大型SPの名器たちである。中には「高級家具」を思わせるモノも有る。

1960年頃と云うと今から60年前の商品である。それらを現在も使い続けていらっしゃる方もいる。その頃のフラッグシップモデルのSP達は、使い続けてさえ有れば「壊れない」モノが少なくない。現在の様に「ウレタンエッジ」は使っていない。

SPシステムの理想はその頃のSPに有る様に思う。片や最近のSPはプラスチック製のトールボーイ型のシステムが多い。金額はバカ高くても20p口径のユニットが使って有り、SPと云うより「調度品」と云った風情のモノが多い様に思う。時代の流れの中でスタイルも変わり、性能も変わってきたように思う。しかし、フラッグシップモデルのSPについては「退化」したと言わざるを得ないと自分は考える。

1960年代初期のフラッグシップSP達はそれぞれに強烈な音の特徴を持っていた。それは部屋も選ぶし、使い手のスキルも要求するものであったと思う。それらのSPは一度聴くと記憶に鮮明に残る印象が有る。例えばボザークのB410ムーリッシュは部屋を突き抜けて奥に立体的に広がる音の広がり方と、精緻な構築物を思わせる音の「建築物」を感じる。クラシックのオーケストラなど「演奏会」で聴いている様な感覚になる。

JBLハーツフィールドもオールドJBLの良いとこ取りをした様な爽快なサウンドを出してくれる。タンノイ:オートグラフもオーケストラの弦楽器奏者が増えた様に奏でてくれる。各SP共に「ある分野」をターゲットに開発されている様なので、その分野の音楽とマッチすればそのままで素晴らしい「音楽」を聴く事が出来る。

ただ良い事ばかりでもない。「万能型」ではない。どんなソースもSPの主張するサウンドで出してくる。聴く側がそのSPに寄り添う様な聴き方を求めて来る処が有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a36c7cd15b7ce4fe4f96d2db9647af18

アメリカと日本のオーディオ全盛時代 - Mr.トレイルのオーディオ回り道


アメリカのオーディオ全盛時代は1950〜1970年(20年間)ぐらいだと思う。その頃にマニア懸垂の名器(アンプ・SP・アナログプレーヤー)達が有ります。マランツ#7や8B・#9やマッキントッシュC22・MC275辺りの「管球アンプ」全盛の時代です。フラッグシップクラスのスピーカー達もこの20年の中で生まれています。私は生まれたばかりの赤ん坊から子供の時代です。

日本のオーディオ全盛時代は1970〜1990年(20年間)頃だと思います。こちらは「トランジスター化」された機器ばかりになって来ました。その中でも1980年代が全盛期のピークだったように思う。

ここで「オーディオ全盛時代」を取り上げたのは、その時代を知らない方が今後増え続けて行くと云う事。知っている方は既に60歳以上(実質的70代以上)の高齢になって来ています。

1978年から1985年頃の「オーディオ機器一覧」(SS社発行STEREO ガイドブック)を今でも持っていて、時々開いて見ます。この頃はSPユニットが単体で買えた時代でした。今では消滅してしまったメーカーも沢山有ります。

現在の40代・50代のオーディオマニアの方は、殆どオーディオ全盛時代を知らないで(子供時代に相当)オーディオをやっておられます。最近の20pウーハーを使った「トールボーイ型」が多くなって、昔の様に「38pウーハー」を使ったシステムなどは「中古品」でなければ聴く事が出来ません。当然新品販売のオーディオショップにはトールボーイ型のSPばかりになってしまっています。オーディオマニアと一口に言っても、生まれた時代によって「知見」が全く違うので、一様には論じられない。「良い音」の基準も変わって来ているのかな? 「良い音」の基準は不変では有ると思うが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3a01f3c4e90c8f19faa8c166d30ad714


今からメインシステムを作るとしたらスピーカーは・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/169171b2dc707b068be262fb5c7d9ee9


1960年代のフラッグシップSPシステムを選択するなら、JBL:ハーツフィールドを手に入れるだろう。1960年代初期のフラッグシップSPシステムを40年ほど前は、大きなオーディオショップに行けば聴くことが出来た。現在でも「オーディオ道場」に有るので珠に聴かせていただく事が有る。

JBLなら「パラゴン」がマニア懸垂のSPかも知れないが、あの独特のデザインとSPユニットの配置が気に入らない。中音ホーンが極端に内側に向いている処が「難点」だ。リスニングポジションが湾曲部におでこを付けて聴かないと、本来のステレオにならないからだ。

その点「ハーツフィールド」はコーナー型で(設置場所をコーナーに限定する必要はない)ステレオの理想形を持っているように思う。

このSPに今自分の持っているスキルとノウハウを注込めばかなり素晴らしいスピーカーシステムに出来ると思う。アンプ方式は必然的に3ウェイマルチアンプ方式になるだろう。現在のオリンパスシステムのSPシステムだけの交換で行ける。

この時代(1960年代)のフラッグSPには「低音を共鳴板を振動させて」低域を出すシステムが多い。CN191やクリプシュホーンも同じ様に「板材」を振動させて低域を出している。弦楽器のゴーイングなどは非常にリアルだ。

ただ、オリンパスに蜂の巣を載せたスタイルも悪くない。それで今でもメインで使っている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/169171b2dc707b068be262fb5c7d9ee9

JBLのSPユニットはプロ用とコンシュマー用ではどちらが性能は上とお思いかな? - Mr.トレイルのオーディオ回り道


1972年頃、JBL:#4320が販売されて「プロ用」ユニットを使ったSPシステムが手に入る様になった。その当時雑誌では「プロ用」と云う言葉で、「コンシュマー用」(民生用)とは「信頼度が違う」様な趣旨の記事が多かったように思う。当方もその言葉に騙されて「プロ用ユニットを使ったシステム」にあこがれた経験を持つ。

L-100を持っていたのに#4311に替えたい衝動に駆られたり、#4343を買って満足したりもした。後年、JBLの「コンシュマーユニット」と「プロ用ユニット」を同じグレードのモノ同士比較試聴した事が有る。

#375vs#2440、LE85vs#2420、LE15Avs#2215、#075vs#2405等の比較をしたが、結果は「コンシュマー用」の方が音数的にも質感的にも音質は上で有った。唯一プロ用で使えそうなのは#2405ツィーターだけで有った。#075も非常に捨て難い魅力が有る。#2405の高域の伸びとシンバルの音色で個人的には#2405を使っている。

プロ用ユニットは「周波数特性」を保証して有るが、コンシュマーユニットは周波数帯域の項が「空白」であった。他にはカタログ的には大きな差はなかった。

SS誌のS氏評論家も、#375から#2440に替えられた事が有ったが、わずか3ヶ月程で#375に戻っている。友人(2人)にも#2440を使っておられる方がいて、「#375の方が数段上ですよ」と教えたら、お二方共に直ぐに#375に変更されて、「こんなにも音質が違うのか?」と驚かれていた。

JBLの「プロ用ユニット」でも他社のユニットに比べたら遥かに高いポテンシャルを持っている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5529b99df8d7f74ef449dd55ea00b741



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c82

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
83. 中川隆[-6188] koaQ7Jey 2017年10月16日 09:43:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ウッドホーンの誘惑〜その1〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/248394898c5428aac6bdca119dc42892

オーディオ仲間のMさん(大分市)から「Kさんが素晴らしいウッドホーンを持ってますよ。昔、自作されたそうでテクニクスの大型ドライバー付きです。現在遊んでいるし、置き場所にも難儀されているようなので一度試聴してみませんか。」

「ウッドホーンですか・・・。チャレンジしてみるのも面白そうですね。」

「縮小期」に向かって進むはずなのに、舌の根も乾かないうちにこの有様だからまったくどうしようもない人間だ〜(笑)。

とはいえ、「まだ枯れるのは早過ぎる、もう一花咲かせてみたい。」という山っ気が心のどこかにあるのかもしれない。いずれにしろ、こちらから持ちかけた話ではないので首尾よくいくかどうかはその時点では半信半疑だった。

実はウッドホーンには苦い経験があった。

その昔、JBLの「375ドライバー + ウッドホーン」をメインに使ってマルチ・チャンネル・システムを試みたことがあり、しばし甘い夢を見させてもらったが長期的には失敗に終わり、375やウッドホーンがあっさりオークションの露と消えたのはまだ記憶に新しい。

敗因の第一はウェストミンスター独特のフロント・ホーンが邪魔して、どうしても低音域と中高音域とのユニットの繋がりが滑らかにいかなかったことにある。

とはいえ、今回は当時と状況が相当変わっている。何といっても「LCネットワーク」から「2ウェイ・チャンデバ」に変身しているし、駆動するアンプだってかなり質的に向上している。

スピーカーシステムの編成にあたり「LCネットワーク」がいいのか、「チャンデバ」がいいのか、いまだに論争があるところだが我が家の置かれた環境では明らかにチャンデバの方が好みである。

中低音域のスッキリ感というか明瞭さにその根拠があるが、そうはいっても実際にやってみなくちゃわからんというのが正直なところだ。

MさんとKさんが大型のウッドホーンを持参されたのはご連絡があってから数日後のことだった。

一目見て自作にもかかわらずその精巧なツクリに驚いたが、テクニクスのドライバーの大きさと重量にもビックリ。とても自分の腕力では無理なので加勢してもらってようやくウェストミンスターの上に載せた。

                           

なかなかピッタリ収まって、まるでわざわざ誂えたみたいだ。見かけ上では、まず合格(笑)。      

現在はチャンデバ3号機を使ってクロスオーバー「5000ヘルツ」の2ウェイで聴いているが、いくらなんでもこんな大きなホーンを5000ヘルツ以上で使っても意味がないので、とりあえずチャンデバ1号機に代えてクロス「500ヘルツ」で試聴することにした。

その後で、今度はチャンデバ2号機を使ってクロス2000ヘルツでも実験してみることにしよう。ウェストミンスターの箱はそもそもクロス1000ヘルツを前提にして作られているのでこちらの方がマッチングする可能性は高い。

アンプは「〜500ヘルツ」に「WE300Bシングル」をあてがい、「500ヘルツ〜」を小出力の「6SN7プッシュプル」を充ててみた。

さあ、いよいよ音出し〜。

一同、固唾を呑んで耳を澄ましたところ・・・・。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/248394898c5428aac6bdca119dc42892


ウッドホーンの誘惑〜その2〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/08098b497c5cc3a2131184109f4595e3

オーディオ仲間のご好意により「大型ドライバー+ウッドホーン」の試聴に恵まれたので、さっそく試すところまで記しておいた。

システムがガラリと変身したので結線が済んで最初の音出しのときには「いったいどんな音が飛び出してくるんだろう?」と、いやがうえでもハラハラドキドキする。これもオーディオの醍醐味のひとつ。

緊張の一瞬だが、一同固唾を呑んで(出てきた音に)耳を澄ましたところ、期せずして「なかなかいいじゃない!」と、声が上がった。

自分でも、一聴しただけで「これはいけそうだな。」と直感した。オーディオは多分に感覚の世界なので初印象はとても大切。ほら、「一目惚れ」という言葉もあることだし〜(笑)。

それからは本腰を入れてクラシックから歌謡曲まで次から次に聴いてみたが、音質に不自然さが無く何といっても500ヘルツ以上の情報量が飛躍的に増えた印象を受けたので、これまでのサウンドがいかに控え目に終始していたかがよく分かった。

万事控え目な人間には「おとなしいサウンド」が似合っているが、この辺でガラッと豹変するのも面白いかもしれない。まさに「君子豹変す」(笑)。

チャンデバ1号機が合格したことを一同確認してから、今度はチャンデバ2号機を使ってクロスオーバー2000ヘルツで聴いてみた。これもなかなか良かったが、自分にはちょっと音像がデカ過ぎるような印象を受けた。何だか歌手の口元が大きくなるような感じといえばいいのだろうか。

ウェストミンスターの箱はクロス1000ヘルツが前提なので、一緒に試聴していたMさんに「このチャンデバですが折角ですからクロス2000ヘルツを1000ヘルツに変更できませんかね?」

「ああ、できますよ。8か所ぐらいの素子を代えるだけで済みます。次回来たときにやってあげましょう。」

「助かります。是非、お願いします。」

クロス500ヘルツと1000ヘルツのチャンデバが2台あればその日の気分次第でずいぶん遊べそうだ。

いずれにしても、このウッドホーンには大きな将来性を感じたので「しばらくお借りしてじっくり聴いてみたいのですが・・・・」と、Kさんにお願いしたところ「いいですよ。しばらく聴いてみてください。」と、ご快諾を得た。

丁度昼食時になり、2時間ほどでお二人とも辞去されたので午後からは独りでさらに試聴を続けた。

今度はジャズで「ビッグ バンド」(カウント・ベイシー)を聴いたところ、明らかに高域不足であることが判明した。そりゃそうですよねえ、JBL「375」をツィーター無しで聴くようなもんだから〜。

クラシックやボーカルでは誤魔化しがきいてもジャズともなると、これはイケマセヌ。やはり試聴盤にジャズは絶対に欠かせない。

そこで、ためらうことなくJBL「D123」(口径30センチ)に使っていた「075」ツィーターを投入した。

このシステムを名実ともに我が家のフラッグシップ(旗艦)モデルにしようという決意の表れでもある(笑)。ただし置き場所ともなると、ウッドホーンの脇しかない。ほんとうは「縦一文字」がいいのだが・・・。

              

「マイカ・コンデンサー」を使ってローカットし、オーディオ戦線に投入した。接続はSPターミナルを使ってシンプルに締めて圧着するだけ。

すると「しめた、音に輝きが出てきたぞ!」

中小型システムにもいいところが沢山あって大好きだが、やはり大型システムでないと出せない音があることを改めて痛感した。

たとえば以前クラシカ・ジャパンで録画した「マーラーの4番」(ゲルギエフ指揮:於ロンドン・アルバートホール)を聴いて唖然とした。

          

ミニチュアの舞台から大きなコンサートホールに変身した印象で、何という雄大なスケール感だろう。やはりマーラーを聴くのなら「でっかい箱」の方が絶対いい。

けっしてローエンドまで伸びているわけではないが、音にゆとりがあるので何時間聴こうと耳が疲れず、このところ少なくとも(4番を)毎日2回以上は聴いているのだから世話はない(笑)。

さらに、もっと欲が出てきたので今度は駆動する2台のアンプを一新して我が家のエース級を投入した。

まず、500ヘルツ以下には低音域の質感が一番優れた「2A3シングル」(フランスのVISSEAUX)を起用し、中高音域にはとっておきの「171シングル」を持ってきた。

         

ところで、どんなシステムでも聴きこんでいくと何らかの欠点が見えてくるものだが、このシステムははたしてどうなんだろう。

実は、本日(14日)の時点で既に10日ほどが経過しているのだが、強いて言えばやや乾き気味の音になるのかなあ・・・。

ジャズばかり聴くのならまったく言うことなしだが、クラシックとなるともっと湿り気というかシットリ感が欲しい気もするが、贅沢をいえばきりがない。

Kさんによると久しぶりに電流を通したそうなのでドライバーのエージングを続けるともっと良くなるのかもしれない。

それはさておき、昔と比べて今回の3ウェイがうまくいった要因をいつものように「独断と偏見」にもとづき分析してみると、

1 「2ウェイ・チャンデバ + ツィーター」の編成がウェストミンスターにマッチしていた

2 中高音域に71系アンプを活用した

3 プリアンプ1号機(ムラードのECC83×6本)の活用

4 お借りしたウッドホーンとドライバーの性能がGOOD

といったところかな。
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ウッドホーンの誘惑〜その3〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
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メル友の「I」(東海地方)さんから次のようなメールが届いた。

「ウッドホーンのシステム、いいですね。かなり大型のホーンに見えます。ということは、250Hzカットオフの500Hzクロスで使用される設計でしょうか。

続編の時には、テクニクスのドライバーについても見せていただけると幸いです。業務用途のドライバーか、昔のハイエンドシステムのドライバーでしょうか。

いずれにしてもスピーカー絡みの記事は参考になりますし、本当に楽しいです。ありがとうございます。

ここのところ、4ウェイのシステムでクラシック音楽(ワンポイントマイク録音)の音場再生を試みていました。結果は、広く、深い音場感は得られるのですが・・・何か”腑”に落ちません。

以前から感じていることですが、ステレオ左右のスピーカーの後方に広がる音場はオーディオ独特のもので、コンサートホールでの響きはこのような音場感は出さない・・・ということです。

そう思ってしまうと、音場型のスピーカー配置で聴く音楽が遠くへ遠くへと行ってしまう、音量を上げても基本は変わらない。フォルテでも音が前に来ない。”腑”に落ちないのはこの辺のことか・・

そこで、音場の確認のためにコンサートに3回行ってきました。

私は地元のコンサートホールで最前列、後席、2階席等いろいろな席でクラシックを聴いてきましたが、最も好みに合うのが2階の前方席でした。

その2階最前列でも、音楽は目の前まで迫ってきます。

一方、コンサートホールでは、音場はステージの壁の後には広がりません。演奏者の遠近もオーディオほどは出ません。音はいい意味で混じりあってホール空間全体を満たします。

オーディオ黎明期から言われている「後方への音場」とは、オーディオ独自の再生芸術なのだと思います。

当方としては、この芸術を否定する気は全くありません。ただ、自分の好みでないことがわかってきただけのことです。

で、変更です。変更前にどんな置き方だったのかは省略します。

ユニットの向きを同一方向縦一列にしました。左右のSPはリスナーに向けました。

SPを置く位置は、左右の壁には近いのですが、後方の壁からは150p程離れています。(JBLの周りを空けておきたい。快調なJBLへの影響を排除)

この状態での音場です。

スピーカー後方の音場感は半分ほど残しながら、リスナー側への音場がぐんと広がりました。これなら”腑”に落ちます。コンサートのエネルギー感が出ています。

しばらくこの方向で調整してみます。では失礼いたします。ウッドホーンの誘惑〜その3〜待ってます!」

以上のような内容だったが、「I」さんの実体験に基づくご意見には随分考えさせられた。

実は、我が家の場合の「いい音」の条件というのは、まず音場がスピーカーの後方に広がってステージ(舞台)が出来ることが第一で、これに周波数レンジと分解能が「そこそこ」伴ってくれれば言うことなし。

これは、コンサートのエネルギー感を重視される「I」さんの考え方とはまるっきり違う。

したがって、もし「I」さんが我が家の音を聴かれたら、「コンサートホールではこんな音はしない」と、きっとガッカリされるに違いない。

あくまでもコンサートホールの音の再現を目指すのか、それとも家庭の中で独自のミニチュアの世界を目指すのか、この辺は、いいも悪いもなくオーディオに対する各自の求め方が違うとしか言いようがないが、どうやら滅多にコンサートに行きもしない独善的なクラシック音楽愛好家の虚構の世界の方が「分」が悪そうな気がしている。

何といっても多勢に無勢ですからね〜(笑)。

これは、当然このブログのスタイルにも及んでくる話で、いつも、くどいように「この内容は独断と偏見に基づいていますよ」と、繰り返しお断りしている理由の一つには、(ブログの内容に)普遍性を求められるとちょっと困ってしまうと思っているからである。

なお、ご要望があったテクニクスのドライバーの画像を紹介しておきます。大きさと重さはJBL375ドライバーとどっこいどっこいです。


         

以上、「I」さんのおかげで「ウッドホーンの誘惑〜その3〜」が登載できました。どうもありがとうございました。

次の取り組みは「〜その4〜」ですが、このウッドホーンと裸の「AXIOM80」(500ヘルツ〜:平面バッフル付き)との試聴比較を仲間と一緒にぜひやってみたいですね。

はたして「鬼が出るか蛇が出るか」〜(笑)。

最後になりましたが、ふと思い出しましたので某老舗のオーディオメーカーが掲げている「原音に近づく正しい音とは」を紹介しておきます。

これが、まさしく「I」さんが指摘された「オーディオ独自の再生芸術」なのかもしれませんね。

1 ボリュームを上げてもうるさくない音で会話が楽にできる。

2 音は前には出ない。後方に広がり自然に消える。

3 音像は左右後方に定位し、左右フラットに定位しない。

4 小さな音でも明瞭度が下がらない。

5 スピーカーの近くでも離れても後方でも音質、音圧の変化をあまり感じない(音は波紋である)

6 音は思っている程、迫力、パワー感のあるものではない。

7 試聴上、歪(物理特性ではない)が小さくなると音像が下がり、音階、楽器の音色が正しくなる。

8 長時間聴いても疲れない。連室でも音が邪魔にならない。
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ウッドホーンの誘惑〜その4〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
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先日、投稿した「ウッドホーンの誘惑〜その3〜」の続きです。

すでに、お忘れの方も多いと思うがこの表題の記事の後半に掲げておいた宿題がず〜っと気になっていた。

それは「テクニクスのドライバー VS AXIOM80(平面バッフル付き)」の聴き比べ。

先週、その機会がようやく巡ってきたので結果を記録しておこう。

もちろん独りでは心許ないので(笑)、いつものように仲間(二人)に来ていただいて、試聴しながら丁々発止のやり取りを行った。

具体的な実験の中味については画像を観る方が手っ取り早い。

             

ちょっと景色がゴチャゴチャしているので説明すると、一つのシステムを次のとおり二通りに使い分けしたもの。

1 3ウェイシステム「JBLのD130+テクニクスのドライバーホーン+JBL075ツィーター」

2 2ウェイシステム「JBLのD130+グッドマンAXIOM80」

はじめに1のシステムを試聴し、その後テクニクスのドライバーホーンを脇に押しやって、2のようにAXIOM80(平面バッフル付き)を載せてみたのがゴチャゴチャの理由だ。

実験の狙いは両者の優劣を決めるのではなく、それぞれプラス面とマイナス面があるので各自の意見を出し尽くそうというもので、最終的にどちらを取るかは(プラス面とマイナス面を差引きして)リスナーにお任せと相成る。

結論からいくと、1はジャズを聴くのであれば100点満点、クラシックを聴くのであれば80点ぐらい、一方、2はクラシックを聴くのであれば95点、ジャズを聴くのであれば85点ぐらいと議論が落ち着いた。

なかなか微妙な採点状況だ(笑)。

このうちハイライトは1の場合にジャズで100点、クラシックで80点と後者で大幅に点数を落としたことで、その一番の理由は「音の余韻が乏しい」ことに尽きた。

そりゃそうでしょう、音切れが早いのが特徴の金属のダイヤフラムを使ったユニットに音の余韻を求めるのは「比丘尼に求めるに陽物をもってするようなもの」(司馬遼太郎著「歳月」)だろう(笑)。

以下、いつものように独断と偏見を交えて勝手に言わせてもらうと、

クラシック音楽の鑑賞と余韻の表現力とは切っても切れない関係にあると思っている。

楽節の終わりなどでサウンドが空間のなかにス〜ッと消えていき、そこはかとなく漂う余韻と静寂に浸りつつ「ああ、いい音楽だなあ」と、一緒にその感興を楽しむところに音楽鑑賞の醍醐味がある。

余韻は教会やコンサートなどで天井や壁に当たって跳ね返ってきた間接音と、楽器からの直接音とが微妙に織り交じった音楽にはつきものだ。

その一方、ストリート・ジャズという言葉にもあるようにジャズは楽器から出た直接音を主体に楽しむ音楽であり、余韻なんてどこ吹く風だ。

そこで当然のごとく、問題が発生する。

音切れのいいダイヤフラムを使ったユニットはジャズでは抜群の威力を発揮するが、クラシックではそれが逆にマイナス面となって働く。「あちら立てれば、こちら立たず」で、今回がその端的な例となる。

一般的にリスナーを大雑把に分けるとすると「クラシック派」と「ジャズ派」、そして「どちらも聴く中間派」に分けられるが、自分のような、そこそこの「中間派」にとってはこれが一番困る(笑)。

もちろん「いいシステムともなるとクラシックもジャズも両方うまく鳴ってくれるはず」という根強い説もあるが、自分はこの説には与(くみ)しない。

「クラシックとジャズの両方を満足して再生できるシステムは難しい。」という思いが正直なところだ。一番いい例がタンノイさんのオートグラフで、これでジャズを聴こうなんて誰も思わないだろう。

この意見にはそれぞれに賛成、反対と分かれるだろうが、これまで「完璧なシステム」なるものをまだ聴いたことがないので現時点での断言は差し控えておこう。

まあ、そういうわけで本日は「テクニクスにするか、AXIOM80にするか」決定的な結論は出ず仕舞いで、むしろますます混迷の度が深まってしまった。

1で聴くジャズの爽快感はちょっと捨て難いし、それかといって我が家の場合、日常聴くのはクラシックが大半だしね〜。

オーディオを色分けして割り切るのはホントに難しい(笑)。
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管楽器の魅力 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年10月13日
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つい先日、メル友の「I」さん(東海地方)からお借りしたウィントン・マルサリスのCD「バロック デュオ」。

「トランペットってこんなに爽やかな楽器だったのか。開放的でブライトな響きの中に一抹の哀愁味を帯びているのがたまらなくいい。

それにクラシックでありながら、自由闊達で堅苦しいところがない。これがジャズトランペッターならではの持ち味だろうか。」と、たいへん月並みな言葉だがカルチャーショックとでもいうべき感覚に包まれながら連日耳を澄まして傾聴している。

あまりの素晴らしさに「I」さんからお借りしたCD盤をお返しするのが名残惜しくて、とうとうネットを通じて新しく購入してしまった(笑)。

これまで、クラシック主体に聴いてきたので「ヴァイオリンがうまく鳴ってくれないと絶対にダメ」というのが我が家の(オーディオの)ポリシーだったが、それがちょっと揺らいできてしまった。

管楽器の魅力をメチャ満喫したい!(笑)

一般的に楽器というのは、大雑把に分けると「こする音」「たたく音」「吹く音」に分類できると思う。

言わずもがなだろうが「こする音」というのは、ヴァイオリンに代表される弦楽器群、「たたく音」というのはピアノやティンパニーなどの打楽器群、「吹く音」というのは、管楽器群となる。

ちなみにピアノが打楽器なのか弦楽器なのかは諸説あるみたいだが、学術的には「有鍵弦打楽器」と称されているそうだ。

音楽ジャンルの視点からいくと、クラシックは「こする音」の割合が高いし、ジャズは「たたく音」と「吹く音」の割合が高い。

またもや「クラシック VS ジャズ」の様相を呈するわけだが、これらの「こする」「たたく」「吹く」音にまんべんなく対応できるオーディオシステムというのは残念なことにまだ無い。

もちろん、それはちょっとおこがましいけれどハイレベルでの再生という条件付きだが、たとえば「こする音」は得意だが「吹く音」には弱いとか、「たたく音」には強いが「こする音」は苦手といった調子。

その伝でいけば我が家のAXIOM80は「こする音」にはメチャ強いのだが「吹く音」となると悪くはないもののホーンス型ピーカーには一歩も二歩も及ばない。

その辺にポイントを絞って言及してみよう。

先日、近くにお住いのオーディオ仲間のYさんがお見えになったので、前述のマルサリスの「バロック デュオ」をテスト盤にして我が家のスピーカーを軒並み聴いていただいた。

目的はトランペットの響きをどのスピーカーがうまく出してくれるか、その一点に尽きる。

   

ざっと紹介しておくと、左から「AXIOM80」(最初期版)、「JBLのD123+ホーン型ツィーター」、「AXIOM150マークU+デッカのリボン型ツィーター」、「JBLのLE8T」(最初期版)そして奥に鎮座しているのが「JBLのD130+AXIOM80(裸)」(イン・ウェストミンスター)。

このうち、Yさんともども(トランペットが)ベストの鳴り方だと一致したのが画像左側から2番目の「JBLのD123+ホーン型ツィーター」だった。

今のところたいへんなお気に入りで、これまで50年近くオーディオをやってきたが、ようやく快心のシステムに巡り会えた気がしている。

我が家では日替わりメニューのようにシステムの組み合わせが変わるので、忘れないようにメモっておこう。

まずCDシステムはdCS(イギリス)のセットを使い、真空管式プリアンプ3号機(E180CC×6本)、パワーアンプはWE300Bシングル(1951年製オールド、前段管は171・トリタンフィラメント仕様、銅板シャーシ)。

肝心のスピーカーだが市販のネットワーク(高音域のボリューム調整付き)を使いクロスオーヴァーは1200ヘルツ(12db/oct)。

ちなみにエンクロージャーは自作で、底板に30センチ四方の穴を開けて目の詰まった金網を敷き、簡易的な「ARU」を施している。

< 〜1200ヘルツ >

JBLのD123(口径30センチ:16Ω初期型グレータイプ)ユニット

< 1200ヘルツ〜 >

テクニクスのホーン型ツィーター(EAS−25HH22)

これで聴くトランペットが爽快そのもので、さすがのAXIOM80といえどもホーンタイプの鳴り方にはとうてい及ぶべくもなかった。

「ホーンとはスピーカユニットの空振りを防ぐためのものと思うと一番理解しやすい。広い空間で大声をだしても声は届きにくいが、メガホンや手をホーン状にして声を出すとより遠くまで明瞭に声が届くのを人は経験上知っているだろう。ホーンスピーカーの原理もそれと全く同じで小さい口径で空振りしてしまう音波を能率よく空間に放射するためにある。」(ネット)とあったが、ホーンの威力に今更ながら感心した。

まあ、そういうわけで、わが家ではこれから弦楽器のときは「AXIOM80」、管楽器の時は「JBLのD123 +ホーン型ツィーター」、そして全体的にゆとりをもっておおらかに聴きたいときは「JBLのD130+裸のAXIOM80」(イン・ウェストミンスター)の出番となる。

スピーカーをいくつも使っていると、「どうしてそんなに必要なのか?移り気で腰が定まらない男だ。」などと眉をひそめる向きもあろうが、我が家のオーディオは「総合医といろんな専門医が分かれている総合病院みたいなものです」といえば、その辺のご理解の一助になるだろうか(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/061de497f2d30da753977486042ca33f
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c83

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
84. 中川隆[-6187] koaQ7Jey 2017年10月16日 09:49:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

SPユニットのネジ締め付けノウハウ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年10月15日


毎年のようにノーベル文学賞の候補に挙げられている作家の村上春樹さんだが今年も逃がしてしまった。残念!その村上さんが次のような言葉を残している。

「世の中には2種類の人間がいる。カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)を読んだ人間と、もう一つは読んでいない人間だ。」

この分類をオーディオに当てはめてみよう。

「オーディオ愛好家には2種類の人間がいる。市販のスピーカーをそのまま使う人間と、もう一つはそれを改造したり新たに製作する人間だ。」

スピーカー周りの工作は音質の変化の度合いといい、奥の深さといいオーディオの究極の楽しみだと思っているが、惜しいことにエンクロージャーを含めて市販のスピーカーをそのまま使っている人が圧倒的に多い。

市販のスピーカーなんて営利を目的としたメーカー側のコストを優先した妥協の産物に過ぎないと思っているが、まあ、中途半端に取り組むのなら市販のものを使う方が無難であることは間違いない。

いずれにしろ、「上から目線」の発言は不愉快だと言われそうだし、人それぞれなので無理強いはしない方がいいだろう(笑)。

さて、そういう方々には以下の話は無縁だと思うのでどうか読み飛ばしてほしい。

先日のブログ「AXIOM80の究極の使い方」(2017.10.10)で、主なテーマとなったSPユニットのネジ締めについて、メル友の「I」さんから次のようなメールが届いた。

「裸で鳴らす利点は、〇〇様が書かれている通りだと思いますが、表現を変えると、「ユニットの振動板を歪めないための方法」とも言えるかと感じています。

本格的に裸で鳴らしたことのない私が言うのも何ですが、オーディオ仲間のボロトレーン邸の13p励磁型フルレンジは、アルミのマスを背負い、フレームはバッフルに接していません。

氏が懇意にしているハヤシラボのリファレンススピーカー(シーメンスのフルレンジ)は平面バッフルですが、やはりフレームはバッフルに接していません。

古くはオイロッパのバッフルへの取り付けも非接触ですし、ドイツヴィンテージフルレンジはガスケットを介して取り付けますが、締める強さは「落ちない程度に弱く」と、これは「ペンションすももの木」のオーナーの言です。

ユニットの振動板をストレスフリー状態に保つ方法が、フレームとバッフルの非接触すなわち裸なのかと・・・。どんなバッフルに取り付けても、フレームは歪み、振動板も歪むということでしょうか。

一方、JBLは強固なバッフルに強固に固定する手法です。それによりアタックの強さを確保しているような気がします。

もしかしたら、裸で駆動するということは”弦楽器のための究極の鳴らし方”なのかもしれませんね。」

以上の通りだったが、SPユニットのネジ締め一つとってみてもケースバイケースで、そのノウハウは果てしないようだ。

たとえばJBL(口径38センチ)の場合には思い当たる節があって、過去に締め付けたつもりの8か所のネジのうち2〜3所が緩んでしまい弱音のときにビビリ音が出たことがある.

あんなにガッチリとして強固なフレームなのにネジの締め方ひとつでコーン紙が歪むのかと驚いたが、明らかにJBLはネジをがっちり締め付けた方が良かった。

AXIOM80の場合は、「落ちない程度に弱く」均等に締めるのがコツだろうが、アタック音のときにビビらない程度に締める頃合いが実に難しそうだ。

ところで、市販のスピーカーの場合は故障しないことが大前提なので、きっとネジをガチガチに締め付けているに違いない。

長年我慢して根気よく鳴らし込んでいくと、だんだんと音が良くなってくる話をよく聞くが、理由の一つとして経年劣化で取り付けネジが程よく緩んできて「いい音」が出るのかもしれない(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/99fefad594d27c5280ae0158fffa401b

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c84

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
65. 中川隆[-6186] koaQ7Jey 2017年10月16日 11:06:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

独占! 北朝鮮高官の証言「我々は日本海側の原発を狙う」 「ロケットマン」呼ばわりに激怒
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53135
2017.10.16 近藤 大介 『週刊現代』特別編集委員 現代ビジネス


日本政界の混乱の合間に、米朝がにわかに一触即発になってきた。北朝鮮の次なる一手は、太平洋上でのミサイル水爆実験だという。朝鮮労働党幹部の生々しい声を、独占でお伝えする。

「トランプは一線を超えた」

先月9月は、アメリカと北朝鮮の対立が最高潮に達した「悪夢の月」だった。

3日に北朝鮮が、6度目の核実験(水爆実験)を強行。15日には、北海道上空を通過する「火星12型」中距離弾道ミサイルを発射した。

こうした事態に、トランプ米大統領が19日の国連総会で、金正恩委員長を「ロケットマン」と呼び、「完全破壊する」と警告。2日後の21日には、今度は金正恩委員長が前例のない声明文を発表し、「超強硬的対抗措置」を予告した。

さらに、国連総会出席のためニューヨークを訪れた北朝鮮の李容浩外相が、「太平洋で水爆実験を行う」ことに言及――。


Photo by GettyImages 北朝鮮 李容浩外相

そんな中、本誌は北京と平壌を往復する人物に託す形で、朝鮮労働党幹部のホンネを聞いた。以下は、その一問一答である。

――エスカレートする一方の米朝対立だが、金正恩政権の内部では、アメリカとの対立の激化を、どう捉えているのか?

「これまでわれわれは、米帝(アメリカ)がわが国に対して、国連安保理を通じて、もしくは独自に経済制裁を科すたびに、怒りにかられてきた。だがそれでも、最後の一線は保ってきた。

だからこそ、8月(14日)に元帥様(金正恩委員長)が(朝鮮人民軍)戦略軍司令部を視察された際、『(アメリカの)行動をもう少し見守ることにしよう』と仰ったのだ。

だが、トランプが国連総会で行った、あの憎むべき演説で、すべてが変わった。あの演説は、わが国に対する『宣戦布告』に等しい。あの日を機に平壌は、もはや米帝との戦争しか道はないという雰囲気に一変した。

共和国(北朝鮮)の国民は、全員が準軍人と言ってもよく、戦争の準備は常に整っている。たとえ中国に逃亡する国民が少々いたとしても、その者たちは思想が固まっていない連中なので、勝手に出て行けばよい」

――具体的には、トランプ大統領の国連演説のどの部分が、北朝鮮をして「宣戦布告」と思わしめたのか。

「それは2点ある。第一に、元帥様の声明の通りだ。すなわち、『わが国の完全破壊という、歴代のどのアメリカ大統領の口からも聞いたことがない、前代未聞の無知蒙昧かつ狂人的な言葉を吐き続けた』ことだ。

もう一つは、(23日に)李容浩外相が国連総会の演説で述べたように、『わが国家の最高尊厳(金正恩委員長)を、ロケットになぞらえて冒涜した』ことだ。このような最高尊厳に対する冒涜も、これまで歴代のどのアメリカ大統領の口からも、聞いたことがない。

トランプは、わが国家及び国家の最高尊厳を、国連総会という世界最高の公の外交舞台で踏みにじったのだ。これは、それまでのようにトランプが、自分のオフィスで即興的に、周囲に向かって吐き捨てていたものとは、根本的に意味合いが異なる。まさにわが国に対する宣戦布告だ」

――それで北朝鮮としても、前代未聞の金正恩委員長の声明という形を取ったのか?

「あのトランプ発言を聞いて、怒り心頭に発した元帥様のご心情は、察して余りある。

それで元帥様は、直ちに最高幹部たちを招集して、トランプ演説に対抗する声明文の作成に取りかかった。草稿が完成してからも、元帥様ご本人が入念に推敲されたと聞いている」

――その声明文には、「われわれは史上最高の超強硬的対応措置の断行を、慎重に考慮していく」と書かれている。

金正恩委員長が言う「超強硬的対応措置」とは、具体的には何を意味するのか?

「それは李容浩外相が、(9月22日に)ニューヨークで発言しているではないか。『過去最大の水爆実験を太平洋上で行うことになる』と。李外相の発言の通りだ」

「水爆をロケットに載せる」

――水爆実験は、今年中に行うのか?

「すべては元帥様のお心次第だが、早期に実施するよう準備を進めている。これは、宣戦布告されたわが国のトランプへの報復であり、自衛の権利なのだ。

水爆は、ロケットに搭載して太平洋上に飛ばす。わが国が、核を搭載したロケットを長距離飛ばせることを、米帝と世界に示す。

この最大規模の水爆実験は、正々堂々と行う。わが国の然るべき場所にロケットの発射台を設けて、発射の準備を進める。(ロンドンにある)国際海事機関にも、ロケットを発射する期間と区域を、きちんと申告する」

――「太平洋上」とは、どこになるのか?8月9日、朝鮮中央通信は、「日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過して、グアムまで到達する中距離弾道ミサイル4発を、(アメリカ領)グアムに向けて発射する計画を立てる」と発表している。狙いはグアムなのか?

「われわれのロケット発射計画は、常に緻密な計算のもとに行われている。ロケットがグアムまで届くことは、すでに証明しているので、もう十分だろう。

われわれの目標は、アメリカ本土まで到達する核ロケットを、実戦配備することだ。だからこれから行う水爆実験は、ハワイとアメリカ西海岸を見定めた北太平洋に向けて発射する」

――ハワイやアメリカ本土を攻撃するつもりなのか?

「攻撃ではない。あくまでも、攻撃できる能力を示すための発射実験だ。

われわれは、米帝を攻撃したいのではなく、先軍政治(軍事最優先の政治)によって強盛大国(軍事大国)になったことを証明し、対等の立場で米帝と交渉したいのだ。

一連の実験は、米帝によるわが国の体制転覆や、米帝が言うところの『斬首作戦』(金正恩委員長の暗殺)を抑止するための手段だ」

――そうは言っても、北朝鮮がハワイや西海岸近くに水爆を搭載したICBM(大陸間弾道ミサイル)を撃ち込めば、アメリカは黙っていないだろう。そもそも発射前に、北朝鮮国内に設置された発射台を空爆する可能性がある。

「もしわが国のロケット発射台が米帝に空爆されたなら、即刻、米帝との全面戦争に打って出るまでだ。

まずは、ソウルを火の海にしてやる。無数の砲門がソウルを向いて国境付近に配備されていることを忘れてはならない。

続いて、南(韓国)や日本にある米軍基地を、一斉に攻撃する。

もちろん、米西海岸の大都市に向けても、ロケットを放つ。たとえ一発であっても、米大陸に届かせてやろうというのが、元帥様の一貫したお考えだ。

――日本に対しては、どこに狙いを定めているのか?

「第一に首都圏の横須賀基地、第二にわが国への攻撃に利用される在日米軍基地、そして第三に、日本海側に広がる原発だ。

日本が、全面的に米帝と一心同体だと言って加担するなら、われわれは日本を米帝の一部とみなし、日本にもミサイルの雨を降らせるだろう」

――北朝鮮が開戦したら、アメリカ軍が北朝鮮全土を一斉砲撃し、たちまち金正恩政権が消滅するのは確実だ。

「最終的な結末が、どうなるかは知らない。だがそうなる前に、全面的な反撃を行い、わが国の尊厳を世界に顕示する。

ともかく、トランプの国連演説によって、わが国の最高尊厳のメンツが汚されたのだ。

お返しに、われわれが誇り高くロケットの発射台を設置して、果たしてトランプが引き続き強気のホラを吹き続けられるかどうかを、見定めてやろうではないか」

「もう中ロにも止められない」

――このまま米朝の対立がエスカレートしていけば、北朝鮮と深い関係にある2大国、すなわち中国とロシアが、仲介に乗り出すのではないか。

「中ロの仲介は、さほど期待していない。

なぜなら、まずわが国と中国の習近平政権との関係は、将軍様(金正日総書記)と胡錦濤政権の蜜月時代とは隔世の感がある。

中国の国有銀行は最近、中国各地にあるわが国の大口預金を、何の予告もなく一斉に凍結してしまった。もしわが国が米帝と開戦したら、(中朝)軍事同盟を口実に、鴨緑江を渡って侵略してくるかもしれない。

そんな信用ならない国に、わが国の浮沈がかかった重要事を託せるはずもない。

また、ロシアのプーチン政権とは、このところ大変良好な関係を築いていて、プーチン大統領の年内の訪朝を、重ねて要請している。

だが問題は、ロシアと米帝との関係が悪いことだ。いまのロ米関係を考えると、やはりプーチン政権に調停役を求めるのは、荷が重いだろう。

その他、南(韓国)の文在寅政権は、話にならない。

日本の安倍晋三政権も同様だ。日本はかつて、米帝に追い詰められて米帝と戦争した過去があるというのに、いまや米帝の手先となって、わが国を圧殺しようとしている。日本はまったく歴史を教訓としていない。

ともかく、いま起こっている問題は、わが国と米帝とが、2国間で向かい合って解決していくしか方法はないのだ」

――1994年の第一次北朝鮮核危機の時は、最終盤でカーター元大統領が、クリントン大統領特使として訪朝し、間一髪で米朝開戦を回避した。

今回も、トランプ大統領が特使を派遣することは考えられるか?派遣するとしたら誰になるのか。

「平壌に特使が来るとしたら、おそらくティラーソン国務長官になるだろう。いまのトランプの周辺で、わが国が受け入れ可能な高官は、ティラーソンしか見当たらないからだ。

その際には、わが国はリ・スヨン外交委員長が中心になって、応対することになるだろう。

だが、これは米帝に強調しておきたいが、ティラーソンが平壌へ来るとしても、チャンスはたった一回だけだ」


Photo by GettyImages ティラーソン国務長官

――ティラーソン国務長官が訪朝した際には、北朝鮮はアメリカに何を求めるのか?

「求めることは、主に2点だ。

第一に、わが国を核保有国と認定すること。米帝やロシア、中国、フランス、イギリスのいわゆる5大国、それにインドやパキスタンまで核保有国と認められているのに、わが国だけダメというのは、どうしても納得できない。

わが国は自衛の手段として、どうあっても核保有国として生きていく。そのことを認めてもらわねばならない。

もう一点は、わが国と米帝とで、朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和協定を締結することだ。平和協定の締結に向けて当事者同士が行動を起こすことこそが、朝鮮半島の平和への早道なのだ」

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c65

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
66. 中川隆[-6185] koaQ7Jey 2017年10月16日 11:08:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
経済コラムマガジン 2017/10/16(959号)

北朝鮮の国営メディアと同じ

「報道をしない自由」を発揮

「(安倍総理は)勝手に早期解散するという独断を行った」「森友学園や加計学園を巡る問題で批判が高まり、支持率が急落した」「(安倍総理は)朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き・・・」。もちろんこれらは今回の解散・総選挙に関する記事である。誰でもこれらを朝日・毎日・東京といった左翼系新聞の記事と思うであろう。

ところがこれらは朝鮮中央通信の記事である。北朝鮮の国営メディアが日本の国政選挙に論評したのは、これが初めてという話である。今回の総選挙で、いかに北朝鮮は安倍政権が倒れることを強く願っているかが分る。


朝日・毎日・東京の各新聞が北朝鮮とどの程度の親密さなのか不明である。しかし朝鮮中央通信と朝日・毎日・東京の論調が全く同じであることに筆者は注目する。この記事は10月1日に日テレニュースが報じたものであるが、もちろん朝日・毎日・東京はこの記事を無視していると思われる。したがって日本の各テレビ局も取上げていないはずである(筆者も全局の番組となれば全てをチェックできない)。

このようなことを見ても今日の日本のマスコミの偏向ぶりがはっきりと分る。ところで13年の特定秘密保護法が審議されている時、間抜けなジャーナリスト達は「報道の自由が侵される」と騒いでいた。しかし日本マスコミは、重要であるが自分達に都合の悪い事柄を意図的に報道しないという卑怯な手段を用いる。つまり「報道の自由」と騒ぎながら、その裏で「報道をしない自由」を発揮している。


この日本のマスコミの姿勢がよく現れたのが加計問題の報道である。

17/8/28(第952号)「日本のテレビ局をBPOに告発」
http://www.adpweb.com/eco/eco952.html

などで述べたように、朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は、国会閉会中審査での前川前文科省事務次官の発言を全面的に否定する加戸守行前愛媛県知事の国会証言をほとんど取上げなかった。信じられないほどの不平等な扱いであった。この日本のマスコミの報道姿勢に憤りを感じたの筆者だけでなかったようである。民放テレビの中でも特に偏向ぶりが目立つTBSに、500名ほどの人々が抗議のため押掛けたという(このことも報道されていない)。

加戸前愛媛県知事の証言を全く掲載しなかったのが東京新聞である。これについて東京新聞の記者が、何故、加戸証言を全く掲載しないのか詰問されている。これに対してこの記者は「何を取上げて記事にするのかは私達の判断だ」とあきれた反論をしている。しかし読者が読みたいのは「真実」であり「本当のこと」である。新聞記者の思想・心情を反映した思い込みの記事ではない。

朝日・毎日も東京新聞と全く同じ報道姿勢である。自分達の報道方針にかなった物事だけを報道するという姿勢に徹している。このように朝日・毎日・東京の左翼三紙の報道姿勢は、中国や北朝鮮の国営メディアと全く同じである。いまだにかなりの人々が加計問題について真相が分らないと言っている。安倍総理やその周辺が何か隠していることがあると疑っている。しかし加戸証言でも分るように、問題は規制を死守する族議員とこれに加担してきた文科省である(国会で安倍総理を攻撃していたのは民進党の族議員・・玉木、桜井議員)。ところが日本のマスコミがこれらをほとんど報道せず真相を隠し続けている。人々の理解が進まないのが当たり前である。


しかし加計問題に関し、どれだけ日本のマスコミが本当のことを隠し続けても真相は人々の間に徐々に浸透している。次は、日本のマスコミが人々から信用されなくなる番である。朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は安倍一強体制を転覆するため、様々な情報工作を行ってきた。加計問題はその一つと筆者は認識している。

一方、マスコミは小池都知事を過剰に持上げた報道を続け、小池氏に安倍政権を倒させることを夢想していた。TBSなんかは「激動、小池劇場」という特集を、都議選まで何と毎朝放送していた。明らかに都議選への選挙干渉であった。まさにこれは小池都知事の「選挙はテレビがやってくれるのよ」発言(中山成彬氏が朝日新聞の取材に)を実証している。


ポイントは自民党の固い支持層の動向

安倍体制打倒を目的に異常な報道を続けてきた左翼三紙(朝日・毎日・東京)やテレビ局にとって、総選挙の序盤での各党の獲得議席の予想は大きなショックであったはずである。各報道機関の予想では、自民党の議席の議席は20〜30の減少に止まっている。これに対し大躍進を期待し日本のマスコミが持上げて来た希望の党は、60議席程度とまさに撃沈である。今度の総選挙での政権交代なんて冗談の極みになっている。

たしかに都民ファーストが大勝利を収め自民党が大惨敗を喫した都議選の延長線で総選挙を考えると、希望の党が候補者を立てればほとんどは当選すると思われた。だから前原民進党は、希望の党に合流したのである。ちょっと前まで、各テレビ局は政権交代のシミュレーションを連日放送していた。公示直前の週刊文春は「自民74議席減、希望の党101議席」といった記事を掲載している。政権交代に到らなくとも、安倍総理退陣が必至の選挙結果の予想である。


投票日はまだ先であるが、安倍政権の転覆を目論んできたマスコミの工作は「カラ騒ぎ」に終わりそうである。マスコミは既に戦犯探しを始めている。一つには小池都知事が立候補しなかったことを挙げ、もう一つは小池氏の「排除」発言である。結局、マスコミ人は自分達の浅はかさを絶対に認めない。

しかし先週号

17/10/9(第958号)「総選挙の結果の予想」」
http://www.adpweb.com/eco/eco958.html

で述べた通り、仮に小池氏が立候補し、また排除発言がなくとも総選挙の結果に大差はないと筆者は見る。筆者は、そもそも都議選の延長線で総選挙を考えることが大間違いと言いたい。


都議選の結果は、東京人の異常な投票行動によると筆者は指摘した。この異常な投票行動が、全国、あるいは地方に波及するはずはない。ところが浅はかなマスコミ人は、東京で起った現象は必ず全国に広がるといった完全に間違った観念を持っている。彼等は、地方の人々も東京の有権者のように簡単に操作できると思い込んでいるのである。

ポイントは自民党の固い支持層が、どう判断し、どのような投票行動を取るかである。この層はマスコミの影響を受けにくい。むしろ偏向している日本のマスコミ報道を、日頃から苦々しく思っている人が多い。加計問題でも真相を知っているか、もしくはマスコミ報道が怪しいと感じている。今回離れるとしたなら、前回、前々回の総選挙で自民党に投票した浮動層の一部と筆者は見ている。むしろ東京の自民党の固い支持層は、今度の総選挙では総じて自民党に投票すると見る。この層の人々の中には都議選なんかには興味がなく(国政選挙のみ関心がある)、都議選を棄権した者が多かったと筆者は思っている。


ネットの影響力は無視できない程度に大きくなっている。加計問題でも真相と思われる記事や文章がネットには流れている。夕刊フジのネット版(ZAKZAK)も全国で読むことができる。ほとんどのマスコミが情報工作している現状では、ネット情報がなければ本当に日本は中国・北朝鮮と同程度の暗黒国家になっていると思われる。

11月から日経新聞がかなり大きな値上げを行う。値上げでは新聞社がいつもカルテル行為を行っているので、おそらく他の新聞も値上げするのであろう。「加計問題」だけでなく、「日本の財政は危機的」といつも「嘘」をつく新聞が値上げするのである。

主要メディアの社員の平均給与はズバ抜けて高い。民放テレビの中で一番高いのは偏向著しいTBSで、平均給与が1,600万円を越えている。おそらく新聞社もかなり高いと思われる。筆者は、今回の値上げでどれだけの読者が離れるのか注目している。
http://www.adpweb.com/eco/

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c66

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
67. 中川隆[-6184] koaQ7Jey 2017年10月16日 11:09:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017-10-13
民進党とその議員は「7つの欠如」で国家を破壊する存在だ


(日本人はもう一度「民主党・民進党」とその議員がいかに危険極まりない存在であったのかを改めて思い起こすべきだ。「7つの欠如」を見て欲しい。民進党を構成していた議員を当選させるというのは、とんでもないことである)

民進党という政党は中国・韓国・北朝鮮の工作員や売国奴の議員が集まっていた政党である。この政党の前身である「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。


民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは?

民主党は政権を担った3年間で、完全に信頼をなくした。

2012年8月、自民党はこの当時の民主党の政治がいかに劣悪なものであったのかを「民主党政権の検証」で総括しているのだが、そこでは「7つの欠如」が日本を混乱させたことを指摘している。

(民主党政権の検証 ー 迷走の3年を総括 ー)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

ここで指摘された民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは、以下のものだった。

(1)国家運営能力の欠如
(2)党運営能力の欠如
(3)経済運営能力の欠如
(4)危機運営能力の欠如
(5)予算運営能力の欠如
(6)情報管理能力の欠如
(7)外交能力の欠如

問題はそれだけではないのはもちろんだ。皇室の軽視、マニフェストの破綻、国民への説明の欠如、基本方針のブレ、年金問題と、民主党の欠陥は数え切れないものがあった。

さらに民主党は不祥事が続出していて、「総理の不祥事」「閣僚の不祥事」「民主党議員の不祥事」「不適切な人事」と次々と沸いて出てきていた。

鳩山由紀夫は献金を受けたとされる人物が故人だったというのが暴露されたのだが、それだけでなく母親から月に1500万円もお小遣いをもらって脱税していた。

菅直人は在日韓国人から献金を受け、領収書を提出しなかった。さらに北朝鮮関係団体に献金も行っていた。

野田佳彦も在日韓国人から献金を受けていた事実が発覚し、さらに選挙では民団の協力を受けていたことが分かっている。

日本人はこんな凄まじい政党に3年間も好き放題にさせていたのである。これはまさに「日本の国政史上、大きな汚点」と言うに相応しいものであり、日本国民にとって悪夢以外の何者でもなかった。


君が代は民主主義にふさわしくないと言った男

民進党という政党が存在すること自体が日本の不幸だ。そして、民主党の残党が民進党の議員として生き残っているのが日本の恐怖だ。

民主党は信頼を失って、今では名前を「民進党」に変えて「民主党と民進党は違う」と批判を交わそうとしている。しかし、売国政治屋がそのまま民進党に居ついているのだからその実態は何も変わっていない。

民進党は相変わらず売国政党のままだ。

民主党の時代、鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と言って、日本を中国・韓国・北朝鮮に売り飛ばす意向を隠そうともしなかった。

民進党の代表をしていた岡田克也も、さっさと外国人(中国・韓国・北朝鮮)に参政権を与えて日本を侵略しやすい国にしようとする「外国人参政権」を強力にぶち上げている。

この岡田克也こそが「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長であり、「特別永住者と一般永住者の地方議員および首長選挙における選挙権を認めるべき」と言っているのである。

岡田克也はまともな男ではない。「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」 という発言を見ても分かる通り、完全に特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)側の人間である。

「国歌・君が代は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」と言ったのも岡田克也だ。

民進党は激しい勢いで集団的自衛権を反対しているが、岡田克也はそもそも集団的自衛権どころか「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」と発言したこともある人間である。

中国・韓国・北朝鮮の工作員が日本を内部から乗っ取りやすくするために行っているのが「外国人参政権」であるとすると、日本を外部から乗っ取りやすくするのが「集団的自衛権反対」や「自衛隊の廃止」である。

あなたは、こんな人間が議員であることに恐怖を感じないだろうか。


民主党(民進党)は本当に「売国」を考えていた

「売国」とは文字通り「国を売り渡す」という意味があるのだが、民主党が売国政党であるというのは、本当にこの政党が「売国」を考えていたからである。

たとえば、民主党憲法調査会が2004年6月22日に提出した報告書を見れば、凄まじいことがかいてある。

(「創憲に向けて、憲法提言 中間報告 「法の支配」を確立し、国民の手に憲法を取り戻すために」)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

【第1小委員会総論】の「未来を展望し、前に向かって進む」の項目を見ると、このように書かれている。


21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。国家のあり方が求められているのであって、それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。

民主党が行おうとしていた「憲法改正法案」には、「国家主権の移譲」と明確に書かれている。特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)にべったりの人間が集まった議員たちが、日本国の主権を譲渡するというのだ。

民主党はこれと同時に「外国人参政権」やら「3000万人ステイ・1000万人移民」だとか「沖縄の独立・一国二制度」だとかを同時に進めていた。

こうした状況を総合的に判断すると、要するに中国・韓国・北朝鮮に日本の主権を委譲して、これらの国の植民地にしてしまおうと考えていたということだ。

民進党(旧・民主党)の議員たちは、本当にこのようなことを考えていたのだ。

「これを売国と言わずに何を売国というのか」と誰もが叫ぶほど見事なまでの売国政党である。この民進党が「防衛費は人を殺すための予算」と言う日本共産党と手を組んで選挙に臨んでいる。

日本人はもっと危機感を持って、この政党の壊滅を考えるべきではないだろうか。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党にそっくりそのまま内包されており、この危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党とその議員にそっくりそのまま内包されている。民進党という危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c67

[政治・選挙・NHK234] 最新のJNN世論調査で 安倍政権の支持率が 48.7%に上昇   政党支持率も自民がダントツで32.8%(+0.4%)  真相の道
1. 中川隆[-6183] koaQ7Jey 2017年10月16日 11:10:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017-10-13
民進党とその議員は「7つの欠如」で国家を破壊する存在だ


(日本人はもう一度「民主党・民進党」とその議員がいかに危険極まりない存在であったのかを改めて思い起こすべきだ。「7つの欠如」を見て欲しい。民進党を構成していた議員を当選させるというのは、とんでもないことである)

民進党という政党は中国・韓国・北朝鮮の工作員や売国奴の議員が集まっていた政党である。この政党の前身である「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。


民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは?

民主党は政権を担った3年間で、完全に信頼をなくした。

2012年8月、自民党はこの当時の民主党の政治がいかに劣悪なものであったのかを「民主党政権の検証」で総括しているのだが、そこでは「7つの欠如」が日本を混乱させたことを指摘している。

(民主党政権の検証 ー 迷走の3年を総括 ー)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

ここで指摘された民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは、以下のものだった。

(1)国家運営能力の欠如
(2)党運営能力の欠如
(3)経済運営能力の欠如
(4)危機運営能力の欠如
(5)予算運営能力の欠如
(6)情報管理能力の欠如
(7)外交能力の欠如

問題はそれだけではないのはもちろんだ。皇室の軽視、マニフェストの破綻、国民への説明の欠如、基本方針のブレ、年金問題と、民主党の欠陥は数え切れないものがあった。

さらに民主党は不祥事が続出していて、「総理の不祥事」「閣僚の不祥事」「民主党議員の不祥事」「不適切な人事」と次々と沸いて出てきていた。

鳩山由紀夫は献金を受けたとされる人物が故人だったというのが暴露されたのだが、それだけでなく母親から月に1500万円もお小遣いをもらって脱税していた。

菅直人は在日韓国人から献金を受け、領収書を提出しなかった。さらに北朝鮮関係団体に献金も行っていた。

野田佳彦も在日韓国人から献金を受けていた事実が発覚し、さらに選挙では民団の協力を受けていたことが分かっている。

日本人はこんな凄まじい政党に3年間も好き放題にさせていたのである。これはまさに「日本の国政史上、大きな汚点」と言うに相応しいものであり、日本国民にとって悪夢以外の何者でもなかった。


君が代は民主主義にふさわしくないと言った男

民進党という政党が存在すること自体が日本の不幸だ。そして、民主党の残党が民進党の議員として生き残っているのが日本の恐怖だ。

民主党は信頼を失って、今では名前を「民進党」に変えて「民主党と民進党は違う」と批判を交わそうとしている。しかし、売国政治屋がそのまま民進党に居ついているのだからその実態は何も変わっていない。

民進党は相変わらず売国政党のままだ。

民主党の時代、鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と言って、日本を中国・韓国・北朝鮮に売り飛ばす意向を隠そうともしなかった。

民進党の代表をしていた岡田克也も、さっさと外国人(中国・韓国・北朝鮮)に参政権を与えて日本を侵略しやすい国にしようとする「外国人参政権」を強力にぶち上げている。

この岡田克也こそが「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長であり、「特別永住者と一般永住者の地方議員および首長選挙における選挙権を認めるべき」と言っているのである。

岡田克也はまともな男ではない。「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」 という発言を見ても分かる通り、完全に特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)側の人間である。

「国歌・君が代は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」と言ったのも岡田克也だ。

民進党は激しい勢いで集団的自衛権を反対しているが、岡田克也はそもそも集団的自衛権どころか「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」と発言したこともある人間である。

中国・韓国・北朝鮮の工作員が日本を内部から乗っ取りやすくするために行っているのが「外国人参政権」であるとすると、日本を外部から乗っ取りやすくするのが「集団的自衛権反対」や「自衛隊の廃止」である。

あなたは、こんな人間が議員であることに恐怖を感じないだろうか。


民主党(民進党)は本当に「売国」を考えていた

「売国」とは文字通り「国を売り渡す」という意味があるのだが、民主党が売国政党であるというのは、本当にこの政党が「売国」を考えていたからである。

たとえば、民主党憲法調査会が2004年6月22日に提出した報告書を見れば、凄まじいことがかいてある。

(「創憲に向けて、憲法提言 中間報告 「法の支配」を確立し、国民の手に憲法を取り戻すために」)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

【第1小委員会総論】の「未来を展望し、前に向かって進む」の項目を見ると、このように書かれている。


21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。国家のあり方が求められているのであって、それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。

民主党が行おうとしていた「憲法改正法案」には、「国家主権の移譲」と明確に書かれている。特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)にべったりの人間が集まった議員たちが、日本国の主権を譲渡するというのだ。

民主党はこれと同時に「外国人参政権」やら「3000万人ステイ・1000万人移民」だとか「沖縄の独立・一国二制度」だとかを同時に進めていた。

こうした状況を総合的に判断すると、要するに中国・韓国・北朝鮮に日本の主権を委譲して、これらの国の植民地にしてしまおうと考えていたということだ。

民進党(旧・民主党)の議員たちは、本当にこのようなことを考えていたのだ。

「これを売国と言わずに何を売国というのか」と誰もが叫ぶほど見事なまでの売国政党である。この民進党が「防衛費は人を殺すための予算」と言う日本共産党と手を組んで選挙に臨んでいる。

日本人はもっと危機感を持って、この政党の壊滅を考えるべきではないだろうか。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党にそっくりそのまま内包されており、この危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党とその議員にそっくりそのまま内包されている。民進党という危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/208.html#c1

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
68. 中川隆[-6182] koaQ7Jey 2017年10月16日 12:13:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年10月14日
焦点:北朝鮮が自賛する「国産装置」、兵器開発の立役者に
http://jp.reuters.com/article/north-korea-weapon-cnc-idJPKBN1CI0UD

James Pearson and Hyonhee Shin

[ソウル 12日 ロイター] - 北朝鮮で2009年に発表されたある曲のプロモーションビデオは、新しい国民的ヒーローをたたえる内容だった。のちに、それが謎に包まれた同国のミサイル・核プログラムの中心的存在であったことが、外部の専門家の知るところとなる。

そのヒーローとは、世界各地の工場で広く使われているコンピューター数値制御(CNC)装置である。

グレーで巨大な箱の様な形のCNC装置は、事前にプログラム化された数値情報に従い、自動車や携帯電話から家具や衣服に至るまで、あらゆるものの複雑な部品を製造するのに使われている。工作機械を操作する人間のオペレーターでは成し得ない精度が特徴だ。

北朝鮮では、国産技術とリバース・エンジニアリング(分解と解析)の組み合わせの成果で、こうした装置が今では兵器開発において極めて重要な役割を担うようになっている。これらの装置が、他国の技術支援や輸入に大きく依存せずに、金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党委員長が核爆弾とミサイル開発を推し進めることを可能にしている。

精密機器の取引を禁じる国際制裁を科されているにもかかわらず、CNC装置が、正恩氏のミサイル・核実験を加速させることに寄与していると、核兵器の専門家は指摘する。

「北朝鮮の遠心分離器や新型ミサイルは全て、CNCを使った工作機械によって作られた部品に依存している」と、米ミドルベリー国際大学院モントレー校東アジア不拡散プログラムディレクターのジェフリー・ルイス氏は指摘。「ミサイルと核兵器の製造において、欠かせない基礎技術となっている」

1996年以降、CNC装置は、軍事目的に転用可能な民間装置などの拡散防止を目的とした国際的な管理体制「ワッセナー・アレンジメント」に含まれている。北朝鮮はこの枠組みに参加していない。

CNC技術に対する北朝鮮の称賛ぶりは度を超している。2010年の朝鮮労働党創建65周年の式典では、オレンジと緑の蛍光色をまとった何百人ものダンサーたちがCNCをたたえる曲「突破せよ、最先端を」に合わせ、パフォーマンスを行った。

シンガポールで北朝鮮人向けにビジネス研修を行っている「チョソン・エクスチェンジ」によると、韓国で大ヒットした「江南(カンナム)スタイル」がリリースされた2012年、北朝鮮ではCNCの曲が全国のカラオケマシーンに入れられたという。同曲の公式ビデオは、青空に向かって上昇する北朝鮮の長距離ミサイルの映像で始まっている。

<最先端>

北朝鮮が高性能なミサイル・核兵器開発の一環として独自にCNC装置を開発し始めたのは1990年代初めとみられると、核専門家は指摘する。旧ソ連から輸入した装置を分解し、製造方法を学んだとみられる。

国産のCNC装置が初めて登場したのは1995年。労働党機関紙「労働新聞」に2009年に掲載された記事によると、当時の最高指導者であった正恩氏の父親の金正日(ジョンイル)総書記が同装置に「蓮河」というブランド名を与えた。国営メディアがCNCの技術に言及したのはこのときが初めてだった。

北朝鮮政府が国内産業を押し上げる全国キャンペーンを行うなか、CNC装置は2009年までにプロパガンダの主力となっていた。同年に2回目となる核実験と長距離ミサイル発射実験を実施後、制裁は強化された。

当時、CNC装置を使ってアルミニウム管を製造していたと思われる国内工場を正日氏が視察したことについて、軍縮専門家は懸念を示していた。アルミニウム管は核開発の遠心分離器に使用されかねないからだ。

「2010年ごろまでには、さまざまなタイプのCNC装置を製造する能力があったようだ」と、韓国に亡命するまで北朝鮮の首都、平壌にあるコンピューター技術大学で教壇に立っていた金恆光氏は言う。

だが、CNC装置を製造する朝鮮蓮河機械合営会社が、兵器開発を支援しているとして国連安全保障理事会の制裁リストに加えられたのは2013年だった。

そして、北朝鮮が独自にミサイルエンジンを製造する能力がある可能性が高いと米情報当局者がロイターに語ったのは、ついこの8月である。

金恆光氏は現在、北朝鮮が約1万5000機のCNC装置を所有していると推定する。同氏の試算は、北朝鮮国営メディアの報道や写真のほか、科学者や教授や工場作業員だった10人以上の脱北者へのインタビューに基づいている。

<大量生産>

北朝鮮政府は国産CNC装置について、自主性を唱える主体(チュチェ)思想の勝利とたたえたが、厳密にはそれは正しくない。

2016年8月、国営メディアは、スイスの重電大手ABBのロゴが入ったCNC装置を使用する工場を視察する正恩氏の写真を配信した。世界のCNC市場において、ABBは最大手の1つである。同社の装置がいつ、どのように北朝鮮に渡ったのかは定かではない。

ABBは、同社が北朝鮮に対する貿易制裁を全面的に順守しており、自社の装置が同国に渡らないようにしているとしたうえで、「それでも、自社製品の一部がわれわれのあずかり知らぬところで許可なく北朝鮮に転売されていた可能性は排除できない」と、ロイターの問い合わせに回答した。

国連安保理の北朝鮮制裁委員会が今年発表した報告書によると、中国の「滕州市科永達數控機床有限公司」が、北朝鮮の新たなCNCサプライヤーとなっていた。同社の営業担当者はロイターに対し、北朝鮮への販売は4年前に中止しており、現在は取引関係にないと述べた。

制裁下にあるにもかかわらず、CNC装置は北朝鮮内の製造拠点の至るところにあり、中国やロシア経由で持ち込まれた可能性があると、韓国科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)先任研究委員は指摘する。

最大の抜け道は、一部のCNC装置は軍民両用で利用できる機能があるため禁止されているものの、大半の装置は民需産業で利用できることだ。

「軍民両用が可能であることを考えると、他の目的で装置を輸入し、それを分解して利用することも可能だろう」との見方を李氏は示した。

CNCの歌はこのことを出だしのフレーズで強調している。

「それが何であろうと、全力で取り組めば、作れるプログラムはある」



http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c68

[原発・フッ素33] 僕が子供に牛乳を飲ませない7つの理由  なんとも恐ろしい日本の牛乳 私は豆乳ヨーグルトにトルコレーズン。 てんさい(い)
100. 中川隆[-6181] koaQ7Jey 2017年10月16日 13:23:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
フランス人は朝昼晩 フランスパンと乳製品ばかり食べているけど、寿命は世界第二位だからね:


フランス人は一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。

本当は世界第2位の長寿大国フランス 日本とは違う健康の秘訣とは? 2010年10月3日
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


日本とフランスの数少ない共通点。それは日本もフランスもともに世界に誇る「長寿大国」であるという点である。

2009年度のOECD社会指標調査によると、日本の平均寿命はOECD諸国中最も高く男性で79.0歳、女性で85.8歳。

フランスは日本に次ぐ世界第2位の長寿国であり、平均寿命は男性で77.3歳、女性で84.4歳である。(グラフ参照)


https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


平均寿命の世界比較

栄養価の高い日本食一般に、日本人が長生きする理由として、日本人の食習慣が挙げられる。日本人は世界的にも、脂質が少ない健康的な食事をしていると知られているが、健康ライフとスキンケアに関する米国のブログ「skincare.body-money.com」では、日本人の食生活が日本人の長寿の秘訣だと綴られている。確かに日本食には、豆類・海藻類・根菜類など欧米諸国ではあまり見かけない、栄養価の高い食品を日常的に摂取している。

また、日本は世界トップクラスの漁業国であることから、栄養価の高い魚介類を使った食事が多く、またそれに派生する商品(魚肉すり身製品など)が多いため、どんな料理にも栄養価の高い食品を手軽に加えることができる。

また、日本人の体格の小ささが長寿の秘訣であるという見方もある。例えば相撲取りは日常的に運動し、体格がよくいかにも健康そうに思われるが、晩年は病気をしやすく早死にするといわれている。大きな体を維持するためのカロリー摂取量が多く、肝臓などの臓器にも負担がかかりやすい。一般に、動物実験ではカロリー消費量が低い方が長生きすると言われるため、肥満率が韓国についで世界に2番目に低い日本人は長生きするという仮説が立てられるのだ。

では、体格も大きく、アルコール消費量・カロリー摂取量ともに世界第4位(2004年WHO調査)のフランスが、他の先進国に比べて長生きできるのはなぜだろうか?
https://www.madameriri.com/2010/10/03/%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%81%95%E3%81%86%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AE%E7%A7%98/


フランス食事情(1) 普段の食事
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランスの統計調査からも見える「普段の食事」をご紹介します。


前菜・メイン・チーズ・デザートにワイン…

フランス料理というと、フルコースの豪華な食事を思い浮かべ、フランス人は毎日そんな食事をして皆グルメだ!というイメージがあるかもしれません。

でも、このようなフランス料理を毎日食べている人は正直ほとんどいません。
いったいフランス人は普段、どのような食事をしているのでしょうか。


朝食

定番は甘い菓子パン

朝食の代表的なパンはクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのヴィエノワズリー(Viennoiserie=バターをたっぷり使った菓子パン)や、タルティン(Tartine)。
タルティンはバゲット(フランスパン)を食べやすい長さに切り、バターとジャムまたはハチミツなどを塗っただけのものです。

飲み物はカフェ・オ・レやコーヒー、紅茶。
また、朝食にシリアルを食べる人も多くいます。

甘い系の朝食が定番で、卵やベーコンを焼いたりする人はあまりいません。

■バターとジャムを塗ったタルティン。はちみつやチョコレートペーストを塗ったり好きな味で


昼食

夕食より重くなる傾向も


カフェやレストラン、学食で食べる人、ファストフードを利用する人、近くの店でサンドウィッチを買う、もしくは家から持参する人など、いろいろです。

就労している人でも、一旦自宅へ戻って昼食をとる人もいます。
ちなみに子どもも学校給食を全員が食べるわけではなく、家で食べてから再登校する児童も多くいます。

昼はサンドウィッチだけ、パスタだけ、サラダだけ、と単品で済ませる人がいる一方で、肉料理や魚料理を昼食でとる人が多く*1、どちらかというと夕食より重くなる傾向のようです。


といってもフルコースというわけではなく、メイン(主菜)に付け合せ(副菜)+デザートという感じです。

■町のサンドウィッチ屋。サンドウィッチのパンはバゲット、バターやマヨネーズはぬられていない。具はハム&チーズ、ツナ&野菜、チキン&卵などいろいろ。


■友人宅での昼ごはん。家庭料理は牛肉のグリルとじゃがいものグラタン。シンプルだが皆でいっしょに食べるのがいい


夕食

自宅で家族そろって


夕食はほとんどの人が自宅で家族といっしょにとります。

働いている女性が多いので、平日は簡単なものを準備する場合がほとんど。

パスタ、冷凍のピザ、スープ、キッシュ、ハム、テイクアウトの惣菜などの中から、簡単に出せるものが1品と、あればちょっとしたサラダを付ける程度です。

足りなければ、バゲットにチーズをのせてつまんだり。

デザートにはヨーグルトが多く、フロマージュブラン、プティスイス*2も定番です。


「誰かと一緒に」が大切

大体、普段の食事はこんな感じで意外なほど地味でシンプル。

たとえ食事の中身が簡素なものだったとしても、一人ではなく、必ず誰かと食べることを最も大切にするフランス人。
職場の机で一人で食べたり、時間の合間に食べたり、何かをしながら食べることを嫌い、皆で食卓を囲んで過ごす時間を楽しみます。

日本を始め、多くの国で食事の時間が短縮され、家族ととる時間が減っている中、フランス人の多くが現在も共有し変わらずにいる伝統的な食の習慣です。

*1  Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第二回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、食事別食品別消費の分布より 。
詳細はこちら→Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007

*2  プティスイス…フレッシュチーズの1種で味はフロマージュブランよりも濃厚。
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000g5ov.html


フランス食事情(2) 数字で見る食生活
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


統計調査からみえる、食生活のお国がらとは?


フランス版国民栄養調査(*1)をもとに、フランス人が毎日どんな食品を消費し、どのくらいの栄養を摂取しているか見てみましょう。

(フランス:18-79才、日本:20才以上の結果を比較。日本は平成23年国民健康・栄養調査より)


栄養素の摂取

エネルギー


●2,162Kcal
日本人の平均より300Kcal以上多い。

パティスリー(ケーキ・ペストリー類)から129Kcal摂取していて、最も消費量の多い食品であるパン(317Kcal)に次ぐ摂取エネルギーに。

フランスは美味しいパティスリーが充実してるから仕方がない…!?


3大栄養素からのエネルギー摂取割合

●炭水化物44%・たんぱく質17%・脂質39%
日本人の平均(炭水化物 56%、たんぱく質 15%、脂質 26%)と比べ脂質が多く、炭水化物が少ない。

フランスでの推奨量は、炭水化物 55%、たんぱく質 15%、脂質 30%。

カルシウム

●914mg (男性984mg 女性850mg)
18才以上の推奨量は900mg。
牛乳・乳製品からはおよそ 390mg、飲料水から 94mg、野菜から 48mgを摂取。

女性の摂取量はすべての年代で推奨量を下回っている。
特に、男女とも10代のカルシウム不足が深刻で、10-18才の推奨量は1,200mgであるが、 約800mgしか摂れていない。


日本の場合、20才以上のカルシウム摂取量は494mg。
推奨量と比較してみると、男女とも10代以降、すべての年代で不足している。
ミルク解体新書 第1回 カルシウム学


食品の摂取量

牛乳・乳製品の摂取量


●201g
日本人の2倍以上を摂取。牛乳 86g(*2)、チルド乳製品 82g(*3)、チーズ 33g。

牛乳は8割の人が朝食で摂っている。チルド乳製品は女性の方が多く摂取している。

チーズは男性の方が多く摂取しており、男女とも9割以上の人が食べていてる。
ほかに9割以上の人が食べている食品は、パン、野菜、肉、水。

■チーズ売り場のほんの一部。フランスの食卓には欠かせない。


魚の摂取量

●27g
日本人の1/3しか食べていない。
子どもの摂取量は18gだが、これは金曜日の給食に魚が出るおかげ。


魚の摂取量に伴い、ビタミンDの摂取量も少ない。
魚に次いで卵、チーズがビタミンDの摂取源。ビタミンDを強化した牛乳も売られている。

■魚の消費に日本のSUSHIも貢献?


肉の摂取量

●120g
畜肉だけなら50gで日本人とさほど変わらないが、ハムやソーセージなどの肉加工食品を合わせると1.5倍の摂取量に。

肉の種類は牛、豚、鶏のほか、仔牛、うさぎやジビエ(野鳥獣)も含まれる。

■スーパーマーケットで。生ハム、ソーセージ、パテなど、たくさんの肉加工品が並ぶ。


パンの摂取量

●115g
日本人の平均は33g。一方、米の消費量はフランス 25g、日本 319g。


パンはフランス人のほとんどが、朝、昼、夕と食べる食品。日本の主食「米」に匹敵する。

パンは炭水化物のほか、食物繊維、マグネシウム、マンガン、銅などの微量栄養素の摂取源にもなっている。


野菜の摂取量

●139g
日本人に比べ、100g以上少ない。野菜をほとんど食べない人も少なくない。

スーパーでは袋からだしてすぐ食べられるカットサラダが充実しているほか、冷凍や缶詰の野菜も多く利用されている。

■袋からだしてすぐ食べられるサラダ。レタス、ルッコラ、エンダイブなど種類も豊富。


食事を決めるのに大切だと考えることは?

この調査で、79%のフランス人が食事内容を決定する要因に”健康維持”を挙げてはいますが、食事のバランスは決してよいとはいえません。


肥満をはじめ、栄養摂取の過不足が要因の疾患が増加していることをうけ、社会問題健康省(Ministère des Affaires de Social et de la santé)による国民健康栄養プログラム(Programme National Nutrition Santé:PNNS)が2001年より促進されています。


*1 Individuelle Nationale des Consomations Alimentaires 2 -INCA 2 2006-2007−(第2回国民栄養調査)/Afssa(フランス食品衛生安全庁)、

*2 牛乳、その他の乳、乳飲料、練乳、粉乳が含まれる

*3 発酵クリーム、ヨーグルト、フロマージュブラン、プティスイスが含まれる
http://www.j-milk.jp/kenko/column/berohe000000h2er.html


日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例 2011年4月9日
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/


環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!


1. ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。


2. 気が付けば肉ばかり

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。


3. 一日中、乳製品ばかり

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。


4. 食後のデザートは欠かせません!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。


5. お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンル

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。


6. 朝は軽くいきましょう

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。


7. Tremper(トンペー)

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。
https://www.madameriri.com/2011/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%82%80%E3%81%A8%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%EF%BC%81/

詳細は

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html



http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/403.html#c100

[政治・選挙・NHK234] 18歳の高校生と大学生の皆さんへ  赤かぶ
1. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 14:24:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
マスコミと中国・朝鮮工作員の流す反政府デマに騙されないで下さい

日本のマスコミは北朝鮮の国営メディアと同じ


「報道をしない自由」を発揮

「(安倍総理は)勝手に早期解散するという独断を行った」「森友学園や加計学園を巡る問題で批判が高まり、支持率が急落した」「(安倍総理は)朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き・・・」。もちろんこれらは今回の解散・総選挙に関する記事である。誰でもこれらを朝日・毎日・東京といった左翼系新聞の記事と思うであろう。

ところがこれらは朝鮮中央通信の記事である。北朝鮮の国営メディアが日本の国政選挙に論評したのは、これが初めてという話である。今回の総選挙で、いかに北朝鮮は安倍政権が倒れることを強く願っているかが分る。


朝日・毎日・東京の各新聞が北朝鮮とどの程度の親密さなのか不明である。しかし朝鮮中央通信と朝日・毎日・東京の論調が全く同じであることに筆者は注目する。この記事は10月1日に日テレニュースが報じたものであるが、もちろん朝日・毎日・東京はこの記事を無視していると思われる。したがって日本の各テレビ局も取上げていないはずである(筆者も全局の番組となれば全てをチェックできない)。

このようなことを見ても今日の日本のマスコミの偏向ぶりがはっきりと分る。ところで13年の特定秘密保護法が審議されている時、間抜けなジャーナリスト達は「報道の自由が侵される」と騒いでいた。しかし日本マスコミは、重要であるが自分達に都合の悪い事柄を意図的に報道しないという卑怯な手段を用いる。つまり「報道の自由」と騒ぎながら、その裏で「報道をしない自由」を発揮している。


この日本のマスコミの姿勢がよく現れたのが加計問題の報道である。

17/8/28(第952号)「日本のテレビ局をBPOに告発」
http://www.adpweb.com/eco/eco952.html

などで述べたように、朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は、国会閉会中審査での前川前文科省事務次官の発言を全面的に否定する加戸守行前愛媛県知事の国会証言をほとんど取上げなかった。信じられないほどの不平等な扱いであった。この日本のマスコミの報道姿勢に憤りを感じたの筆者だけでなかったようである。民放テレビの中でも特に偏向ぶりが目立つTBSに、500名ほどの人々が抗議のため押掛けたという(このことも報道されていない)。

加戸前愛媛県知事の証言を全く掲載しなかったのが東京新聞である。これについて東京新聞の記者が、何故、加戸証言を全く掲載しないのか詰問されている。これに対してこの記者は「何を取上げて記事にするのかは私達の判断だ」とあきれた反論をしている。しかし読者が読みたいのは「真実」であり「本当のこと」である。新聞記者の思想・心情を反映した思い込みの記事ではない。

朝日・毎日も東京新聞と全く同じ報道姿勢である。自分達の報道方針にかなった物事だけを報道するという姿勢に徹している。このように朝日・毎日・東京の左翼三紙の報道姿勢は、中国や北朝鮮の国営メディアと全く同じである。いまだにかなりの人々が加計問題について真相が分らないと言っている。安倍総理やその周辺が何か隠していることがあると疑っている。しかし加戸証言でも分るように、問題は規制を死守する族議員とこれに加担してきた文科省である(国会で安倍総理を攻撃していたのは民進党の族議員・・玉木、桜井議員)。ところが日本のマスコミがこれらをほとんど報道せず真相を隠し続けている。人々の理解が進まないのが当たり前である。


しかし加計問題に関し、どれだけ日本のマスコミが本当のことを隠し続けても真相は人々の間に徐々に浸透している。次は、日本のマスコミが人々から信用されなくなる番である。朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は安倍一強体制を転覆するため、様々な情報工作を行ってきた。加計問題はその一つと筆者は認識している。

一方、マスコミは小池都知事を過剰に持上げた報道を続け、小池氏に安倍政権を倒させることを夢想していた。TBSなんかは「激動、小池劇場」という特集を、都議選まで何と毎朝放送していた。明らかに都議選への選挙干渉であった。まさにこれは小池都知事の「選挙はテレビがやってくれるのよ」発言(中山成彬氏が朝日新聞の取材に)を実証している。


ポイントは自民党の固い支持層の動向

安倍体制打倒を目的に異常な報道を続けてきた左翼三紙(朝日・毎日・東京)やテレビ局にとって、総選挙の序盤での各党の獲得議席の予想は大きなショックであったはずである。各報道機関の予想では、自民党の議席の議席は20〜30の減少に止まっている。これに対し大躍進を期待し日本のマスコミが持上げて来た希望の党は、60議席程度とまさに撃沈である。今度の総選挙での政権交代なんて冗談の極みになっている。

たしかに都民ファーストが大勝利を収め自民党が大惨敗を喫した都議選の延長線で総選挙を考えると、希望の党が候補者を立てればほとんどは当選すると思われた。だから前原民進党は、希望の党に合流したのである。ちょっと前まで、各テレビ局は政権交代のシミュレーションを連日放送していた。公示直前の週刊文春は「自民74議席減、希望の党101議席」といった記事を掲載している。政権交代に到らなくとも、安倍総理退陣が必至の選挙結果の予想である。


投票日はまだ先であるが、安倍政権の転覆を目論んできたマスコミの工作は「カラ騒ぎ」に終わりそうである。マスコミは既に戦犯探しを始めている。一つには小池都知事が立候補しなかったことを挙げ、もう一つは小池氏の「排除」発言である。結局、マスコミ人は自分達の浅はかさを絶対に認めない。

しかし先週号

17/10/9(第958号)「総選挙の結果の予想」」
http://www.adpweb.com/eco/eco958.html

で述べた通り、仮に小池氏が立候補し、また排除発言がなくとも総選挙の結果に大差はないと筆者は見る。筆者は、そもそも都議選の延長線で総選挙を考えることが大間違いと言いたい。


都議選の結果は、東京人の異常な投票行動によると筆者は指摘した。この異常な投票行動が、全国、あるいは地方に波及するはずはない。ところが浅はかなマスコミ人は、東京で起った現象は必ず全国に広がるといった完全に間違った観念を持っている。彼等は、地方の人々も東京の有権者のように簡単に操作できると思い込んでいるのである。

ポイントは自民党の固い支持層が、どう判断し、どのような投票行動を取るかである。この層はマスコミの影響を受けにくい。むしろ偏向している日本のマスコミ報道を、日頃から苦々しく思っている人が多い。加計問題でも真相を知っているか、もしくはマスコミ報道が怪しいと感じている。今回離れるとしたなら、前回、前々回の総選挙で自民党に投票した浮動層の一部と筆者は見ている。むしろ東京の自民党の固い支持層は、今度の総選挙では総じて自民党に投票すると見る。この層の人々の中には都議選なんかには興味がなく(国政選挙のみ関心がある)、都議選を棄権した者が多かったと筆者は思っている。


ネットの影響力は無視できない程度に大きくなっている。加計問題でも真相と思われる記事や文章がネットには流れている。夕刊フジのネット版(ZAKZAK)も全国で読むことができる。ほとんどのマスコミが情報工作している現状では、ネット情報がなければ本当に日本は中国・北朝鮮と同程度の暗黒国家になっていると思われる。

11月から日経新聞がかなり大きな値上げを行う。値上げでは新聞社がいつもカルテル行為を行っているので、おそらく他の新聞も値上げするのであろう。「加計問題」だけでなく、「日本の財政は危機的」といつも「嘘」をつく新聞が値上げするのである。

主要メディアの社員の平均給与はズバ抜けて高い。民放テレビの中で一番高いのは偏向著しいTBSで、平均給与が1,600万円を越えている。おそらく新聞社もかなり高いと思われる。筆者は、今回の値上げでどれだけの読者が離れるのか注目している。
http://www.adpweb.com/eco/


2017-10-13
民進党とその議員は「7つの欠如」で国家を破壊する存在だ


(日本人はもう一度「民主党・民進党」とその議員がいかに危険極まりない存在であったのかを改めて思い起こすべきだ。「7つの欠如」を見て欲しい。民進党を構成していた議員を当選させるというのは、とんでもないことである)

民進党という政党は中国・韓国・北朝鮮の工作員や売国奴の議員が集まっていた政党である。この政党の前身である「民主党」が政権を取った2009年から2012年まで、多くの人が本気で日本が崩壊すると懸念していた。

この当時、「日本は文化的にも経済的にも崩壊する」と思っていたのは一部の人間だけではない。すべての日本人が同じことを考えていた。

民主党政権が続くか、もしくは総選挙で再び日本人が民主党を選ぶのであれば、「日本を捨てる意志がある」と公言する人すらもいた。

実際にそうするかはともかく、その絶望的な気持ちはすべての日本人が共有していた。

日本が中国・韓国・北朝鮮の植民地のようになるのであれば、それはもう日本ではない。何としてでも民主党を止めたいという気持ちはすべての日本人の願いだった。

幸いにも2012年12月16日、自民党の安倍晋三氏はこの売国政党である民主党から政権を取り戻して、日本の崩壊をギリギリのところで回避した。

しかし、民主党の議員はまだ大量に生き残っているし、この生き残った議員が相変わらず日本の国益を損なう方向で動いて止まらない。


民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは?

民主党は政権を担った3年間で、完全に信頼をなくした。

2012年8月、自民党はこの当時の民主党の政治がいかに劣悪なものであったのかを「民主党政権の検証」で総括しているのだが、そこでは「7つの欠如」が日本を混乱させたことを指摘している。

(民主党政権の検証 ー 迷走の3年を総括 ー)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

ここで指摘された民主党政権の致命的な「7つの欠如」とは、以下のものだった。

(1)国家運営能力の欠如
(2)党運営能力の欠如
(3)経済運営能力の欠如
(4)危機運営能力の欠如
(5)予算運営能力の欠如
(6)情報管理能力の欠如
(7)外交能力の欠如

問題はそれだけではないのはもちろんだ。皇室の軽視、マニフェストの破綻、国民への説明の欠如、基本方針のブレ、年金問題と、民主党の欠陥は数え切れないものがあった。

さらに民主党は不祥事が続出していて、「総理の不祥事」「閣僚の不祥事」「民主党議員の不祥事」「不適切な人事」と次々と沸いて出てきていた。

鳩山由紀夫は献金を受けたとされる人物が故人だったというのが暴露されたのだが、それだけでなく母親から月に1500万円もお小遣いをもらって脱税していた。

菅直人は在日韓国人から献金を受け、領収書を提出しなかった。さらに北朝鮮関係団体に献金も行っていた。

野田佳彦も在日韓国人から献金を受けていた事実が発覚し、さらに選挙では民団の協力を受けていたことが分かっている。

日本人はこんな凄まじい政党に3年間も好き放題にさせていたのである。これはまさに「日本の国政史上、大きな汚点」と言うに相応しいものであり、日本国民にとって悪夢以外の何者でもなかった。


君が代は民主主義にふさわしくないと言った男

民進党という政党が存在すること自体が日本の不幸だ。そして、民主党の残党が民進党の議員として生き残っているのが日本の恐怖だ。

民主党は信頼を失って、今では名前を「民進党」に変えて「民主党と民進党は違う」と批判を交わそうとしている。しかし、売国政治屋がそのまま民進党に居ついているのだからその実態は何も変わっていない。

民進党は相変わらず売国政党のままだ。

民主党の時代、鳩山由紀夫は「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」と言って、日本を中国・韓国・北朝鮮に売り飛ばす意向を隠そうともしなかった。

民進党の代表をしていた岡田克也も、さっさと外国人(中国・韓国・北朝鮮)に参政権を与えて日本を侵略しやすい国にしようとする「外国人参政権」を強力にぶち上げている。

この岡田克也こそが「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長であり、「特別永住者と一般永住者の地方議員および首長選挙における選挙権を認めるべき」と言っているのである。

岡田克也はまともな男ではない。「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」 という発言を見ても分かる通り、完全に特定のアジア(中国・韓国・北朝鮮)側の人間である。

「国歌・君が代は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」と言ったのも岡田克也だ。

民進党は激しい勢いで集団的自衛権を反対しているが、岡田克也はそもそも集団的自衛権どころか「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」と発言したこともある人間である。

中国・韓国・北朝鮮の工作員が日本を内部から乗っ取りやすくするために行っているのが「外国人参政権」であるとすると、日本を外部から乗っ取りやすくするのが「集団的自衛権反対」や「自衛隊の廃止」である。

あなたは、こんな人間が議員であることに恐怖を感じないだろうか。


民主党(民進党)は本当に「売国」を考えていた

「売国」とは文字通り「国を売り渡す」という意味があるのだが、民主党が売国政党であるというのは、本当にこの政党が「売国」を考えていたからである。

たとえば、民主党憲法調査会が2004年6月22日に提出した報告書を見れば、凄まじいことがかいてある。

(「創憲に向けて、憲法提言 中間報告 「法の支配」を確立し、国民の手に憲法を取り戻すために」)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160709T1705350900.html

【第1小委員会総論】の「未来を展望し、前に向かって進む」の項目を見ると、このように書かれている。


21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。国家のあり方が求められているのであって、それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。

民主党が行おうとしていた「憲法改正法案」には、「国家主権の移譲」と明確に書かれている。特定アジア(中国・韓国・北朝鮮)にべったりの人間が集まった議員たちが、日本国の主権を譲渡するというのだ。

民主党はこれと同時に「外国人参政権」やら「3000万人ステイ・1000万人移民」だとか「沖縄の独立・一国二制度」だとかを同時に進めていた。

こうした状況を総合的に判断すると、要するに中国・韓国・北朝鮮に日本の主権を委譲して、これらの国の植民地にしてしまおうと考えていたということだ。

民進党(旧・民主党)の議員たちは、本当にこのようなことを考えていたのだ。

「これを売国と言わずに何を売国というのか」と誰もが叫ぶほど見事なまでの売国政党である。この民進党が「防衛費は人を殺すための予算」と言う日本共産党と手を組んで選挙に臨んでいる。

日本人はもっと危機感を持って、この政党の壊滅を考えるべきではないだろうか。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党にそっくりそのまま内包されており、この危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。

自民党が挙げた「7つの欠如」は今も民進党とその議員にそっくりそのまま内包されている。民進党という危険な政党と議員はこれからもずっと日本人を裏切り続ける。


http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/213.html#c1

[政治・選挙・NHK234] 18歳の高校生と大学生の皆さんへ  赤かぶ
3. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 14:53:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
将軍様が日本を焼け野原にしようとしているのに無抵抗で殺される気か?


北朝鮮高官の証言「我々は日本海側の原発を狙う」

――日本に対しては、どこに狙いを定めているのか?

「第一に首都圏の横須賀基地、第二にわが国への攻撃に利用される在日米軍基地、そして第三に、日本海側に広がる原発だ。

日本が、全面的に米帝と一心同体だと言って加担するなら、われわれは日本を米帝の一部とみなし、日本にもミサイルの雨を降らせるだろう」

――北朝鮮が開戦したら、アメリカ軍が北朝鮮全土を一斉砲撃し、たちまち金正恩政権が消滅するのは確実だ。

「最終的な結末が、どうなるかは知らない。だがそうなる前に、全面的な反撃を行い、わが国の尊厳を世界に顕示する。

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/213.html#c3

[政治・選挙・NHK234] みんなが言いたかったことを枝野が代弁してくれた!  赤かぶ
1. 中川隆[-6179] koaQ7Jey 2017年10月16日 14:59:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
日本を滅ぼした売国奴 枝野幸男に鉄槌を!!! _ 菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

菅、枝野、北沢が妨害しなければ原発事故は起きなかった

「炉心溶融はない」「放射能は漏れていない」「健康被害はない」と大嘘を付いていた枝野幸男
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-b5-6d/level4level4/folder/172944/49/29051549/img_0


福島原発の事故で、菅首相の指示で「炉心溶融」を2ヶ月間隠していたのが分かりました。

菅内閣は当時他にも、放射能漏れや、健康被害の可能性も隠していました


あの日責任者達は何をしていたのか

6月16日、2011年の福島原発事故でメルトダウン、(炉心溶融)の公表が2ヶ月遅れた問題で、調査報告書が出されました。

東京電力の依頼で調べていた弁護士らの第三者委員会が、2016年3月から調査していました。

福島第一原発は2011年3月11日の津波で冷却水用発電機が海水を被り、全電源停止に至りました。

翌3月12日には建屋が次々に、充満した水素で爆発し、冷却水の水位が下がって燃料棒が剥き出しになりました。

燃料棒は冷却水が循環する事で冷やされているが、水から露出すると高温になり、やがて自らの熱で溶け出します。

燃料棒が溶けて下に落ちる状態がメルトダウン(炉心溶融)で、原発事故で最も深刻な事態とされています。


福島原発では隔壁で仕切られた原子炉の中に溶けた燃料棒が溜まっていると考えられるが、チェルノブイリでは外部に放出されました。

この炉心溶融が事故当時秘密にされ、事故から2ヵ月後にようやく明らかにされました。

事故直後は放射能漏れも否定していて、枝野官房長官が「人体には影響が無い」と何度も強調していたのが印象的でした。


後に枝野官房長官は人体に影響があるのを知っていたと認めたが「ただちに影響がないとはとは言っていない」という名言を残しました。

枝野は炉心溶融も知っていたし、放射能漏れも知っていたが、同じような論法で言い逃れていました。

「炉心溶融は起きていない」と記者会見で何回も断言していたが、それも嘘でした。


「炉心溶融」を禁止したのは菅直人

調査報告書では事故3日後の3月14日に、記者会見中だった武藤副社長に広報担当者からメモが渡されていました。

メモには「炉心溶融」という言葉を使わないように、清水正孝社長からの手書きの指示が書かれていました。

清水社長から副社長には、炉心溶融を使ってはならないという、官邸からの指示があったと説明していました。


東京電力は「明確な定義がなく誤解を与えるので炉心溶融を使わなかった」という嘘の説明をしていました。

事故後の一部報道によると、東電の清水社長は地震の30分後に自衛隊幹部に電話を掛け「メルトダウンは避けられない」と助けを求めたとされています。

自衛隊の動きは素早く、必要な機材を大型ヘリで運んだり人員を投入する準備を始めました。


3月11日に清水社長は名古屋に居たので、東京で指示を出す為、自衛隊機に乗せて羽田に向いました。

だが枝野官房長官と北沢防衛長官の2人が「無断で自衛隊が動いているのは軍事クーデターだ」と大騒ぎして、着陸数分前に名古屋に引き返させました。

清水社長は翌日未明に陸路で東京に戻ったが、この間に貴重な10時間ほどが失われました。


枝野、北沢、菅の3人は自衛隊が東京電力と電話する事を禁止し、今後一切自衛隊は関わるなと命令しました。

自衛隊の支援を絶たれた東京電力は大混乱に陥ったが、冷却の為に海水を入れることと、水素ガスの放出が必要と判断しました。

燃料棒は水から出ると水素を放出するので、建屋に水素が充満しているのは、燃料棒が露出していると考えられました。


菅、枝野、北沢は「現場から逃げ出そうとした東電を止めた」などと大嘘をついて、全てを吉田所長のせいにした
94c1b802
引用:http://livedoor.blogimg.jp/kimito39/imgs/9/4/94c1b802.jpg


「なんだ、馬鹿野郎」

ここで菅直人首相は歴史に残る名言「ボクは原発の事は良く分かっている」と口にし、水素放出と海水注入の許可を出しませんでした。

菅首相は翌3月12日朝、ヘリコプターで原発を視察する為に、水素放出を禁じたといわれています。

首相の視察が終わった後でようやく水素放出が許可されたが、この頃には圧力が上がりすぎて弁が動かず、放出が不可能になっていました。


結局建屋は次々に爆発し、福島原発の吉田所長と東電本社の珍問答が延々と続けられます。

所長は海水注入の許可を求めたが東電本社は禁止し、禁止した理由は菅首相が「海水を入れたら爆発する」と主張したからとされている。

しかも菅首相は「自分が海水注入や水素放出を指示した事にしろ」と言って東電に責任をなすりつけ、「東電が東電が」と騒いでいました。


自分が東電の清水社長を名古屋に追い返しておきながら「東電の社長は連絡もしない」などと言っていました。

自衛隊についても自分が活動を禁止したのに、「自衛隊の動きが遅い」などいかにも自分が自衛隊を急がせているように装っていた。

アメリカ軍についても、核処理部隊の協力申し出が初日に来ていたのに「米軍は地震を利用して日本占領を目論んでいる」などと言っていました。


吉田所長は東電社長や菅首相の命令を無視して、無断で海水注入し、本当の核爆発だけは防止しました。

海水注入の是非を検討する会議では所長が菅首相に「なんだ、馬鹿野郎」と言ったとされています。


嘘だらけの閣僚達

その後も菅首相は「東電の吉田所長は原発を放棄して逃げ出そうとしたが、私が止めました」などと嘘八百を繰り返しました。

菅、枝野、北沢、海江田らの閣僚は次から次に事故対策を妨害し、例えば消防には最初福島入りを禁止していました。

だが次の瞬間には直ぐに現場入りするよう指示し、現場に入ったら「指示があるまで何もするな」といって活動を禁止しました。


だがそう言った次の瞬間には「なぜ早く原子炉を冷やさないんだ、さっさとやれ」と罵倒したりもしました。

要するに「自分のお陰で危機から救われた」という演出をしたいがために、テレビの前で自分が指示したかったのでした。

こういった行動が現場を大混乱に落しいれ、例えば菅首相は「ヘリで原子炉に水を撒け」と指示しました。


空から少量の水を撒いても、水は空中に拡散するだけで、作業を妨害しただけでした。

だが次の瞬間には、「消防車で原子炉に水を入れろ」とまるで自分が思いついたように指示していた。

果たして菅、枝野、北沢そして海江田らが閣僚でなかったら、原発は爆破しなかったのか、推測はできるが仮定にすぎない。


だがもし森首相や小泉首相や安倍首相であったら、大型ヘリで発電機やポンプを原発に輸送し、自衛隊は原子炉を冷却しようとしたでしょう。

最初から水素は放出され海水注入が行われたら、おそらく単なる放射能漏れで済んだでしょう。

その上でやっぱり水素が充満して爆発した可能性もあるが、その可能性はかなり低い。

なにより緊急時に最善を尽くさず、作業の妨害ばかりしていた閣僚らが、未だに罪を裁かれていないのは納得出来ないのではないか。
http://thutmose.blog.jp/archives/62021694.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/214.html#c1

[政治・選挙・NHK234] 18歳の高校生と大学生の皆さんへ  赤かぶ
6. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 15:13:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>5
これは悪質な嘘だな

日本が核武装すれば攻撃や侵略は受けなくなる

今のままだとイラクみたいな人間の住めない土地にされる

アメリカは自国を核攻撃されたくないから絶対に日本を助けてくれない
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/213.html#c6

[政治・選挙・NHK234] 18歳の高校生と大学生の皆さんへ  赤かぶ
10. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 16:27:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>8
そんな事したら自民党が大敗して消滅するからできる訳ないだろ

安部は日本をアメリカと戦争ができる普通の独立国にしたいだけさ:

改憲を目指す安部首相の本当の目的は日本がアメリカともう一度戦争できる まともな国にする事

北朝鮮の核実験とミサイル発射によって東アジアの軍事的情勢が緊張度を増している。「米朝もし戦わば」というようなシミュレーションを妙にうれしげに語っている専門家たちがいる。戦争が始まるというのがそんなにわくわくすることなのだろうか。日本の国土にミサイルが着弾して多くの死傷者が出たり、稼働中の原発が被弾したりするリスクを考えたら、石にかじりついても軍事的衝突を回避したいと望むのが「人情」だと思うけれども、そうではない人たちも日本人の中には多くいるということである。

安倍首相は北朝鮮への圧力の行使にはたいへん熱心だが、「全力を挙げて戦争を回避する」ということは口にしない。だから、国際社会からは「首相はほんとうに朝鮮半島情勢の鎮静化を望んでいるのか」について懸念が語られている。その懸念について誰も責任ある回答をしないようなので、私が海外の皆さんの懸念について、日本人を代表してお答えしたいと思う。

安倍首相は本気で「戦争をする気でいる」。だから、そのための環境づくりにたいへん熱心なのである。彼が続く内政面での失敗にもかかわらず、いまだに高い支持率を誇っているのは、彼の好戦的な構えを好感する有権者がそれだけ多いからである。

安倍晋三は身内を重用するために政治をしているわけではない。そもそもそのような利己的な人物に対して国内の極右勢力が熱狂的な支持を与えるということは考えればありえないことだ。

彼がめざしているのは「戦争ができる国」になることである。

彼の改憲への情熱も、独裁制への偏愛も、たかだか手段に過ぎない。彼の目的は「戦争ができる国」に日本を改造することにある。国家主権を持たぬ属国であるのも、国際社会から侮られているのもすべては「戦争」というカードを切ることができないからだと彼は考えている。そして、たいへんに心苦しいことであるけれど、この考え方には一理あるのである。だから、極右の人々は安倍首相に揺るがぬ支持を与えているのであるし、自民党や維新や民進党の議員たちがこまめに靖国神社に参拝してみせるのは、そうすれば「戦争ができる国になりたい」と(口には出さず)念じている人々の票が当てにできるということを知っているからである。

「戦争ができる国になりたい。戦争ができない国であるのは理不尽だ」というのは、ある意味で現実的な考え方である。というのも、現実に世界の大国は「戦争」カードを効果的に切ることによって、他国を侵略し、他国の国土を占拠し、他国民を殺傷し、それを通じて自国の国益を増大させるということを現にしており、それによって大国であり続けているからである。国連の安保理事会の常任理事国はどれも「そういうこと」をしてきた国である。だが、日本はそうふるまうことを禁じられている。東京裁判によって、サンフランシスコ講和条約によって、日本国憲法によって、「そういうこと」をすることを禁じられている。戦争に負けたことによって日本人は「戦争ができる権利」を失った。失ったこの権利は戦争に勝つことによってしか回復されない、そういう考え方をする日本人がいる。私たちが想像しているよりはるかに多くいる。でも、そう思っているだけで口にしない。だから匿名でネットで発信し、自民党やその他の極右政党に投票する。

重要なのは、彼らがそう思っていることをはっきりと口にしないことである。なぜ、彼らは「戦争ができる国になりたい。自国の国益を守るために他国を攻撃するのはすべての国に固有の権利のはずだ」と言い切れないのか。それはここでいう「他国」にアメリカも含まれているからである。

日本の極右がねじれているのは、はっきりと「アメリカを含むすべての国と好きな時に戦争を始める権利が欲しい」と言うことに対しては激しい禁圧がかかっているからである。その言葉を口にすることはアメリカの属国である現代日本においては指導層へのキャリアパスを放棄することを意味している。政界でも、官界でも、財界でも、学界でも、メディアの世界でも、出世したければ、脳内にどれほど好戦的な右翼思想を育んでいる人物でも「アメリカを含むすべての国と好きな時に戦争を始める権利が欲しい」ということは公言できない。したら「おしまい」だからである。

けれども、アメリカが日本から奪った「戦争する権利」はアメリカと戦争して勝つことによってしか奪還できないのは論理的には自明のことである。この自明の理を「一度として脳裏に浮かんだことがないアイディア」として抑圧し、対米従属技術を洗練させ、後はひたすら中国韓国を罵り、国内の「反日」を敵視することでキャリアを形成してきた日本の指導層の人々の言うことが、こと国家主権と戦争の話になると何を言っているのか分からないほどに支離滅裂になるのはそのせいなのである。

はっきり口に出して言えばいいのに、と私は思う。安倍首相は「戦争ができる国」になりたいだけではない。「アメリカとも、必要があれば戦争ができる国」になりたいのである。「思っているでしょう?」と訊いても必死で否定するだろうけれど、そう思っていると想定しないと彼の言動は説明できない。

彼は属国の統治者であり、あらゆる機会に宗主国アメリカに対する忠誠を誇示してみせるけれど、まさにそのアメリカが日本に「与えた」最高法規をあしざまに罵り、そこに書かれているアメリカの建国理念や統治原理に対して一片の敬意も示さない。彼はアメリカが自国の国益増大に資すると思えば、どのような非民主的で強権的な独裁者にも気前の良い支援を与えて来た歴史を知っている。朴正煕も、マルコスも、スハルトも、ピノチェトも(CIAの役に立つと判断されていた間は)ノリエガも、アメリカは支持した。今のアメリカの国益を最大限に配慮する限り、どれほどアメリカの建国理念や統治原理を憎んでいても、属国の支配者の地位は安泰であることを知っている。その地位を利用して、彼はまず「アメリカと一緒に戦争する権利」を手に入れた。まだ戦争そのものにはコミットしていないが、憲法違反である戦争参加を制度的には合法化することに成功したし、御用メディアと御用知識人たちを活用して、交戦は主権国にとって当然の権利だという「空気」を醸成し、山本七平のいう「感情の批准」をいま着々と進めている。

だから、ここまで来れば、彼の支持者たちは「次の一手」を期待している。それはまず「アメリカの許諾を得ずに勝手に戦争をする権利」であり、最終的には「アメリカとも戦争をする権利」を手に入れることである。

私がわからないのは、アメリカの国務省がこれくらいわかりやすい話についていつまでも「知らないふり」をしていることである。たぶん使える限り引っ張って、どこかで日本人の抑圧された対米憎悪の「びんの蓋」が外れる気配を見て取ったら「泣いて馬謖を切る」つもりでいるのだろうと思う。わが宗主国はその点では憎いほどにクールな国である。

というようなことを9月19日に書いたときには「時宜にかなった記事だ」と思っていたのだけれど、政局の前に吹き飛んでしまった。
テレビニュースが「面白い」時は、こういう原理的な分析は相手にされないのである。
でも、ここに書いたことは今もそのまま私の意見である。
http://blog.tatsuru.com/



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/213.html#c10

[政治・選挙・NHK234] 18歳の高校生と大学生の皆さんへ  赤かぶ
12. 中川隆[-6182] koaQ7Jey 2017年10月16日 18:41:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>11
だから核兵器を持つまでの辛抱さ

アメリカは核兵器を持つ国には絶対に逆らわないからね
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/213.html#c12

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
131. 中川隆[-6181] koaQ7Jey 2017年10月16日 19:14:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017-10-16
もう、東アジアの動乱は秒読みになっているのではないか?


2017年9月22日、アメリカ・サンフランシスコの中華街にあるセント・メリーズ公園で、慰安婦像の除幕式が行われた。

そして10月13日、今度はニューヨークの博物館で慰安婦像の除幕式が開催された。

このアメリカの慰安婦像の設置を進めているのは韓国系団体だが、その裏には中国系の反日団体「抗日連合会」も関わっていることでよく知られている。

この団体は、今度はアメリカの首都ワシントン州での慰安婦像の設置を狙っている。2015年12月28日の慰安婦問題日韓合意など無視して、まさにやりたい放題だ。

中国と韓国の反日勢力による凄まじいまでの日本蔑視活動、そして北朝鮮の工作員による日本侵食が止まらない。

最近はどんな鈍い日本人でも、私たちの国「日本」が中国・韓国・北朝鮮の反日国家の人間たちによって異様なまでに貶されていることに気がつくようになっている。

しかし、まだ「戦争を仕掛けられている」と言う人はいないし、「これは戦争だ」と考えている人もいない。単なる「国同士の一過性のいざこざ」としか思っていない人も多い。

本当に、その認識は正しいのだろうか。

紆余曲折があっても、民族憎悪の先にあるのは戦争

日本は「日韓合意」で不可逆的解決を狙ったが、それでもまったく問題は解決していないばかりか、事態はどんどん過激化している。

現状を見ても分かる通り、中国・韓国・北朝鮮のやっている反日政策は、一過性のいざこざで終わる問題ではない。

これからも反日言動は執拗に続き、エスカレートしていく。そして、いずれは深い対立と憎悪が暴力となって吹き出すことになるのは分かりきった話だ。

反日というのは「日本を憎む」ということである。反日国家はそれを「教育」によって行っている。いったん教育によって憎悪が植え付けられると、それは狂信と化す。集団洗脳の中でどんどん反日的な言動が高まっていく。

そしてどうなるのか。最後は血を見るまで納得できなくなっていくのである。憎悪は対立を呼び、対立は物理的な衝突となる。さらに大規模になると戦争を生む。

簡単に言うと、私たちは今「戦争への道」に突き進んでいるところなのだ。

ただし、実際に戦争になると自国が火の海になって国家崩壊につながる可能性も出てくるので一定の自制も生まれる。だから、反日的言動が頂点に達したからと言って、一気に戦争開始にはならない。

しかし、どんな紆余曲折があっても、民族憎悪の先にあるのは戦争だ。

いつどこで何が起きてどのような経緯を辿って戦争になるのかは、そんなことは何ひとつ分からない。

場合によって、日本には反日国家に対して軟弱な政権が誕生して、反日国家に脅されるがまま謝罪と賠償をして戦争を回避しようとするかもしれない。

しかし、ひとつ譲歩したらさらに次を狙ってくるのが中国・韓国・北朝鮮のやり方なのだから、日本がもはや譲歩しきれないところで戦争になる。

だから「戦争は起きない」と考えるよりも、「戦争は起きる」と考えて将来設計した方が、いざそうなったときに慌てなくても済む。


武力衝突のきっかけは、経済的な苦境である可能性

日本の政権が反日国家に迎合しようが、対立しようが、結果は同じだ。戦争は必ず起きる。

2009年から2012年まで政権の座にあった民主党は親中親韓だったが、皮肉なことに中韓との衝突が激しくなったのはこの民主党政権下においてだった。

日本を憎んでいるのだから、日本にどのような政権ができても日本を破壊する動きが止まるわけがない。

だから、今後どのような政党のどのような政権が日本に樹立しても、中国・韓国・北朝鮮が反日で動いている限り、日本では防御本能が働いて国防意識を高めていく。

それを中韓は「日本の右傾化」と判断する。そうすると、ますます反日言動が高まる。その結末が、実際の武力衝突になったとしても驚く方がどうかしている。むしろ、戦争が起きないと考える人の方が驚きだ。

武力衝突のきっかけになるのは、経済的な苦境である可能性が高い。経済情勢と武力衝突は、一見何の関連もないように見えるかもしれないが、猛烈に深い関連性がある。

(1)国家による経済失政は国民の生活を困窮化させる。
(2)国民は無策の国家に激しい不満を抱く。
(3)国家は国民の不満を意識的に日本にそらす。
(4)日本への憎しみが募り、武力衝突を求める。
(5)戦争になる。

中国では激しい格差がついに解消できないまま経済成長が鈍化していく事態になっている。韓国は日米中に見捨てられ、経済的安定を失って危険な状態になりつつある。北朝鮮はミサイル暴走で激しい経済制裁の最中だ。

そんな中で、反日国家すべてが政権維持の命綱にしているのが、まさに「反日」なのである。

すでにこれらの反日国家は教育の現場から日本を憎悪させる教育を長く続けており、放っておいても国民が勝手に反日言動をエスカレートさせる仕組みになっている。

だから、政府はただそれに乗っかるだけでいい。そうなると、国家公認の日本憎悪、日本叩きになるから、ますますそれが盛り上がる。


東アジアの動乱は秒読みになっているのではないか

一方の日本は、マスコミのほとんどが中国・韓国・北朝鮮の工作員に飲み込まれてしまったこともあって、この反日の動きはほとんど報道されることがなかった。

しかし日本人も反日と呼応するように、猛烈な勢いで反日国家に対する嫌悪が広まっていった。

竹島を実効支配し、捏造した慰安婦問題を世界に広め、慰安婦像を建てまくり、靖国参拝で騒ぎ立て、靖国神社を爆破しようとし、仏像を盗んで帰さず、日本の神社を破壊しに来て、軍艦島を地獄島と呼び、旭日旗を戦犯旗と呼び、日本海を東海と呼び変え、歴史教科書に介入し、日本の文化を何でも韓国起源で主張し、日韓合意を守らないような国に、日本人が好意を感じるわけがない。

日本人を拉致し、日本に向けてミサイルを飛ばし、日本に核ミサイルを落として海に沈めるとわめき立てるような国に好意を感じるわけがない。

尖閣諸島を自分たちのものであると勝手に自己主張し、沖縄を公然と侵略しようとするような国に好意を持つわけがない。

つまり、日本にも反日国家に対する激しい嫌悪の意識が芽生え、それが大きく育とうとしているのである。

中国と韓国、中国と北朝鮮、韓国と中国、韓国と北朝鮮も、反日では連帯できているが、実はそれぞれの民族感情は決して良いわけではなく、すべてにおいて対立を抱えている。

これによって、民族憎悪のすべてのピースがはまった。

あとは、どのようなきっかけでこの憎悪が暴発するのか、時期を待つばかりになっている。

最も崩壊に近いところにあるのは北朝鮮だ。アメリカと激しく対立するこの愚かな小国はあと数年で国家消滅している可能性が高くなってきている。

経済制裁が効いて自壊していくのか、それともアメリカに攻撃されて瓦礫の山になるのかは分からないが、国家破綻にまで追い込まれると「軍事的暴発」が起きても不思議ではない。

北朝鮮が崩壊するときは、必ずまわりを巻き込んでいく。これはとりもなおさず日本も動乱に巻き込まれることを意味している。日本が戦争を避けようと思っても無駄だ。巻き込まれるのである。

そもそも、「反日」という攻撃そのものが戦争であり、日本は今、公然と戦争を仕掛けられているという認識を持たなければならない。

日本はそれに対峙しなければならない時期に来ている。もう東アジアの動乱は秒読みになっているのではないか……。


反日国家は敵なのだ。敵が日本人を憎悪しており、日本はそれに対峙しなければならない時期に来ている。もう東アジアの動乱は秒読みになっているのではないか……。
http://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/10/20171016T1544330900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c131

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
96. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 19:30:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事

全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。

“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。

“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。

“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。

“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。

“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。

現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c96

[近代史02] サルはなぜサルか 1 _ 白人崇拝がタイ人を猿にした 中川隆
16. 中川隆[-6179] koaQ7Jey 2017年10月16日 19:31:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事


全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。

“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。

“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。

“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。

“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。

“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。

現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/396.html#c16

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
89. 中川隆[-6178] koaQ7Jey 2017年10月16日 19:32:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

東南アジア人と日本の高学歴女性は欧米人に洗脳され易い


東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事


全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。

“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。

“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。

“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。

“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。

“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。

現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c89

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
225. 中川隆[-6180] koaQ7Jey 2017年10月16日 21:35:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年10月14日
シェールガス・オイルの限界 東芝はまた1兆円損失

他は撤退や縮小したが、東芝はまたババを掴むと予想されている
引用:https://www.nikkei.com/content/pic/20140301/96958A9C889DE4E5E6E1E0E6E3E2E0E4E2E0E0E2E3E68A97E3E2E2E2-DSXBZO6744523026022014000001-PN1-9.jpg

シェールガス・オイルの限界

原油価格は1バレル50ドル前後の低迷が続いていて、世界の油田の多くが採算ラインギリギリとされています。

この状況を作り出したのは中国経済のバブル崩壊による需要減少と、原油の生産過剰でした。

2000年代には原油価格が上昇していたため、産油各国は揃って大増産し、自ら価格暴落を招きました。



この状況に追い討ちを掛けたのがアメリカが開発したシェール技術で、従来採掘できなかった原油を採掘可能になりました。

シェールは既に採掘した枯れた油井で、岩盤に染み込んだ原油を水圧で粉砕して採掘します。

技術と手間を掛けているので、「井戸を掘るだけで原油が噴出する」油井よりもコスト高になります。


だがシェール技術が実用化した頃は「既に場所が分かっていて、採掘が終わった油井」だけで採掘したので、従来の原油より低コストになりました。

これが誤解を生み、「シェールオイルは従来方法より低コストだ」という偽情報が広まりました。

シェールの油井は岩盤の隙間から抽出するので、従来の油井より寿命がかなり短く、数ヶ月から数年とされています。


初期に採掘した油井が枯れると予想通り、新たな油井を掘らねばならず、シェールオイルは通常原油よりコスト高になりました。

それでも中東からタンカーで運ぶ輸送費用や港湾・備蓄費用が不要なので、アメリカで使う分には安いです。

これをどう勘違いしたのか、「シェールは安いから日本に輸入しよう」と考えたのが東芝でした。

東芝がシェールガスで1兆円追加損失

2011年の福島原発事故ですべての原発が停止し、エネルギー不足懸念からシェールガスを輸入しようという機運が起きました。

東芝はテキサス州のLNG企業と2013年に、20年間にわたって毎年220万tのシェールガスを輸入する契約を締結しました。

東芝といえば米原発企業ウエスチングハウスを買収した際に「無制限の債務保証」をしたせいで7000億円の負債を抱えました。


一体なんで無制限の債務保証などしたのかと世間は呆れたが、シェールガスでも全く同じ事をしていました。

20年間毎年220万tのシェールガスを買うのは良いとして、市場価格ではなく固定価格で、損失は全額東芝側が負担する契約になっています。

東芝は今までガスや原油取引をした事はなく、それらは従来商社が担当していました。


大手商社はリスクが巨大すぎるとして尻込みした中で、門外漢の東芝が飛びついて、最大1兆円の損失を生む可能性があります。

原油価格が100ドル以上になれば逆に利益が出るでしょうが、20年以内に価格回復するか、誰にも分かりません。

奇怪なのは東芝の歴代社長や経営陣で、巨額債務保証や原油価格に社運を賭けるバクチ経営をしていました。


東芝の歴代社長を見ると、自ら事業を起こした起業家は1人もおらず、社内で権力闘争を勝ち抜いて社長になったパターンが多い。

熾烈な権力闘争を勝ち抜くため、ライバル達より目覚しい業績を上げるため、ノルマ主義や業績改ざん、損失隠蔽が幅を利かせた。

巨額損失も会計操作で隠蔽を繰り返した末、数千億円の債務保証を連発するようになった。
http://www.thutmosev.com/archives/73083183.html
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c225

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
80. 中川隆[-6179] koaQ7Jey 2017年10月16日 21:53:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(日経平均株価の上昇による損失拡大について)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

海外投資家はバブル崩壊後の1991年から累計で、取引所内取引を通じて現物株を86兆円も買い越している。すなわち、海外投資家は今より低い価格で86兆円も仕込んでいる。

国内から見れば、安値で海外投資家に株を86兆円も売り渡したことになる。

現時点での国内投資家の選択肢は、海外から高値で株を買い戻して巨額の損失を確定させるか、デフレ不況に戻すしか選択肢がない。あるいは、株は全部海外投資家に売り払って日本企業をすべて外資系にし、たとえどんなに高くとも配当金を毎年支払い続けるという選択肢もあるかもしれない。

いずれにしても、どうすれば巨額の損失を少しでも少なくすることができるかという選択の問題であり、過去の長期にわたる金融政策の誤りが導いた悲劇的な結末である。

ただ買い戻すならば、早めに買い戻す必要がある。現状でも日経平均株価が1000円上昇すると、国富と対外純資産を10兆円弱ずつ失うことになる。株式債務の含み損の拡大である。

2年半前の時点でアベノミクス相場開始以降の国富と対外純資産の損失は100兆円を超えていた。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

仮に、日経平均株価が3万円、4万円になった後で買い戻すと、国内投資家の損失と海外投資家の利益はとてつもなく巨額なものとなる。

かつてフィンランドで類似の現象が発生したことがある。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

株価が上がると利益は確実に増える。これは誰にでも理解できることであり、株価は安いよりも高い方が利益が大きい。しかし、利益だけではなく、同時に損失も発生することについては、ほとんど認識されていない。現在、日本の株式市場が置かれている大変深刻な状況を多くの人が認識し、どうすれば損失が一番少なくてすむのか議論くらいは始めることが必要だと思われる。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c80

[近代史02] 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3 スットン教
13. 中川隆[-6177] koaQ7Jey 2017年10月16日 21:54:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
31. 中川隆[-6178] koaQ7Jey 2017年10月16日 21:54:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(日経平均株価の上昇による損失拡大について)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html
海外投資家はバブル崩壊後の1991年から累計で、取引所内取引を通じて現物株を86兆円も買い越している。すなわち、海外投資家は今より低い価格で86兆円も仕込んでいる。

国内から見れば、安値で海外投資家に株を86兆円も売り渡したことになる。

現時点での国内投資家の選択肢は、海外から高値で株を買い戻して巨額の損失を確定させるか、デフレ不況に戻すしか選択肢がない。あるいは、株は全部海外投資家に売り払って日本企業をすべて外資系にし、たとえどんなに高くとも配当金を毎年支払い続けるという選択肢もあるかもしれない。

いずれにしても、どうすれば巨額の損失を少しでも少なくすることができるかという選択の問題であり、過去の長期にわたる金融政策の誤りが導いた悲劇的な結末である。

ただ買い戻すならば、早めに買い戻す必要がある。現状でも日経平均株価が1000円上昇すると、国富と対外純資産を10兆円弱ずつ失うことになる。株式債務の含み損の拡大である。

2年半前の時点でアベノミクス相場開始以降の国富と対外純資産の損失は100兆円を超えていた。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

仮に、日経平均株価が3万円、4万円になった後で買い戻すと、国内投資家の損失と海外投資家の利益はとてつもなく巨額なものとなる。

かつてフィンランドで類似の現象が発生したことがある。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

株価が上がると利益は確実に増える。これは誰にでも理解できることであり、株価は安いよりも高い方が利益が大きい。しかし、利益だけではなく、同時に損失も発生することについては、ほとんど認識されていない。現在、日本の株式市場が置かれている大変深刻な状況を多くの人が認識し、どうすれば損失が一番少なくてすむのか議論くらいは始めることが必要だと思われる。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html#c13

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
508. 中川隆[-6176] koaQ7Jey 2017年10月16日 21:55:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(日経平均株価の上昇による損失拡大について)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

海外投資家はバブル崩壊後の1991年から累計で、取引所内取引を通じて現物株を86兆円も買い越している。すなわち、海外投資家は今より低い価格で86兆円も仕込んでいる。

国内から見れば、安値で海外投資家に株を86兆円も売り渡したことになる。

現時点での国内投資家の選択肢は、海外から高値で株を買い戻して巨額の損失を確定させるか、デフレ不況に戻すしか選択肢がない。あるいは、株は全部海外投資家に売り払って日本企業をすべて外資系にし、たとえどんなに高くとも配当金を毎年支払い続けるという選択肢もあるかもしれない。

いずれにしても、どうすれば巨額の損失を少しでも少なくすることができるかという選択の問題であり、過去の長期にわたる金融政策の誤りが導いた悲劇的な結末である。

ただ買い戻すならば、早めに買い戻す必要がある。現状でも日経平均株価が1000円上昇すると、国富と対外純資産を10兆円弱ずつ失うことになる。株式債務の含み損の拡大である。

2年半前の時点でアベノミクス相場開始以降の国富と対外純資産の損失は100兆円を超えていた。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

仮に、日経平均株価が3万円、4万円になった後で買い戻すと、国内投資家の損失と海外投資家の利益はとてつもなく巨額なものとなる。

かつてフィンランドで類似の現象が発生したことがある。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

株価が上がると利益は確実に増える。これは誰にでも理解できることであり、株価は安いよりも高い方が利益が大きい。しかし、利益だけではなく、同時に損失も発生することについては、ほとんど認識されていない。現在、日本の株式市場が置かれている大変深刻な状況を多くの人が認識し、どうすれば損失が一番少なくてすむのか議論くらいは始めることが必要だと思われる。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c508

[政治・選挙・NHK234] 安倍支持の基盤は若者世代が定着!  赤かぶ
2. 中川隆[-6175] koaQ7Jey 2017年10月16日 22:48:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
今の若者は売国奴 枝野の偽善性が良くわかっているから安部支持なんだ


2016-03-17
民進党は名前が変わっただけで中身は何一つ変わっていない

2016年3月17日、民主党は名前を変えて「民進党」にすると報告した。

維新の党と合流した結果の党名変更だったが、民主党という名前ではもはや国民の誰も相手にしてくれないので、党名を変えるしかないという判断もあったようだ。

しかし、民主党が民進党になったからと言って中身が変わったわけでもない。これはただの「名前ロンダリング」であると、ますます評判が悪くなっている。

「名前ロンダリング」というのは、借金や保険金詐欺や国籍詐欺をする犯罪者が、本名を養子縁組や結婚で変更して、別人に成りすますものを言う。

前科を持つ人間もそうやって名前を変えることがある。名前を変えることによって、過去の犯罪を「なかったこと」にしてしまう。

民主党が民進党に変えたのもその類いであり、だから世間から「名前ロンダリングだ」と言われるのも無理もない。民主党が政権を担っていた2009年から2012年までの3年間、日本はこの民主党のせいで国家崩壊寸前にまで突き進んでいた。

日本人は絶対にこの3年間の地獄を忘れることはない。だから、民主党は名前を変えて「なかったこと」にしたいのである。


何もかも嘘だった民主党政権を国民は忘れていない

民主党は政権を担うことがでいるような人材がいるわけでもなく、また国益を追求する人間がいるわけでもない。

国益どころか、むしろ中国・韓国・北朝鮮の利権を拡大させて日本を貶める人間が揃っている政党であると言っても過言ではない。

たとえば、民主党の党首だった鳩山由紀夫は、今では誰が見ても反日と売国にまみれた政治家であったと認識されている。「日本列島は日本人だけのものじゃない」「国というものが何だかよく分からない」と言っていたのもこの男だ。

国が何か分からないと言う人間が党首であり、一時は首相の座にいたのだから、国が傾いて当然である。

アメリカもことさら鳩山由紀夫を嫌っていて「ルーピー」と仇名をつけたが、日本人も怒るどころかそれに同意して鳩山由紀夫を「ルーピー」と言い続けて来た。

菅直人はこのルーピーの上をいくルーピーであり、尖閣諸島沖漁船問題で中国にはひたすら弱腰で対処し、福島第一原発の事故で現場を混乱させ、首相の座に居座って政治・経済を不能にさせた。

野田佳彦は収束していない原発処理を「収束した」と平然と嘘をついて、しかも増税しないと言っていたマニフェストを破って増税に道筋をつけた嘘八百でできていた人間だった。

そもそも民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


民主党は破壊工作とニセの世論操作をする政党

民主党が危険な政党だったのかは、表側で見える活動ではなく、裏側で発動していた日本破壊工作に注目した方がむしろ鮮明になる。

民主党は政権を執っていた2009年から2012年の間、大きな4つの破壊工作を行っていた。その破壊工作が以下のものである。

(1)「政治」の背乗りを容易にする環境づくり
(2)「歴史」の背乗りを容易にする環境づくり
(3)「天皇」の背乗りを容易にする環境づくり
(4)「国籍」の背乗りを容易にする環境づくり

それがいったいどのようなものだったのかは、こちらに詳しく書いた。

(「4つの日本破壊工作」を執拗に仕掛けていた民主党政権)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/11/20141121T1548520900.html


要するに日本を中国や韓国に侵略させるための裏工作を着々と進めていたのが民主党だったのである。

民主党がこうした「工作」を仕掛ける政党であることは、今でも変わっていない。

たとえば、2014年に安倍首相が解散を決めたとき、民主党は青木大和という男を使って「どうして解散するんですか?」という一連のニセ・キャンペーンを仕掛けた。

「解散総選挙には意味がない。解散する意味が分からない」という世論操作を仕掛けて安倍首相や自民党にネガティブ・キャンペーンを仕掛けて自らが有利に立とうとした。

青木大和という男を小学生になりすまさせ、朝日新聞のようなマスコミと一緒になって大騒ぎし、世論を反自民・反安倍に誘導しようというのが2014年11月の民主党の工作だった。

しかし、青木大和のやり方はあまりにも稚拙だったので、それが「なりすまし」であることはすぐにバレて、民主党とマスコミは大恥をかいた。

(マスコミが仕掛ける偽のムーブメントを見抜けるだろうか?)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/11/20141124T1544500900.html


こんな存在価値のない政党に関わっている暇はない

民主党が政権を執っていた3年間、超円高と株安で日本経済はどん底に沈み、浮上するきっかけすらもなかった。

安倍政権になってからやっと円安転換し、日本の株式市場も上昇機運に乗って経済的混乱や政治的混乱から脱するようになった。

ところが、民主党の辻本清美という前科持ちの議員は、「株価は上がっていると喜ぶ人たちはいるけれど、なんだか『不気味』と『疑問や不安』を抱いている方は多いのでは」と言って、株価が上がるのを不気味と言い放っている。

こんな議員がいるのが民主党である。日本経済が復活していくのを気持ち悪いと言う人間なのだから、本当に日本の議員なのかといぶかってしまうレベルだ。

こうしたメンバーが誰ひとりとして責任を取らないで、今後は名前だけを「民進党」に変えたからと言って期待できるはずもない。

事実、NHKの調査でも、「あまり期待せず」が40%、「まったく期待せず」が29%であり、合計69%、早い話が約70%の日本人が民進党に期待しないと答えている。

70%が期待しないと言っているのだから、この「民進党」に未来があるわけがない。この政党は、民主党という名前だろうが、民進党という名前だろうが、国民に必要とされていない。

必要とされていないのだから、そもそも存在意義がない。日本の国益を損ね、日本の政治を混乱させるだけの存在しかないのに、存在意義があると考える方がどうかしている。

日本はまだまだ経済の回復途上にあり、国際的にも多くの難問が突きつけられており、決して安泰であるとは言えない状況にある。

こんな存在価値のない政党に関わっている暇はない。

新しい党名を「民進党」にした民主党。「あまり期待せず」が40%、「まったく期待せず」が29%であり、合計69%、早い話が約70%の日本人が民進党に期待しないと答えている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/03/20160317T1610100900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/226.html#c2

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
97. 中川隆[-6174] koaQ7Jey 2017年10月16日 22:54:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(日経平均株価の上昇による損失拡大について)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

海外投資家はバブル崩壊後の1991年から累計で、取引所内取引を通じて現物株を86兆円も買い越している。すなわち、海外投資家は今より低い価格で86兆円も仕込んでいる。

国内から見れば、安値で海外投資家に株を86兆円も売り渡したことになる。

現時点での国内投資家の選択肢は、海外から高値で株を買い戻して巨額の損失を確定させるか、デフレ不況に戻すしか選択肢がない。あるいは、株は全部海外投資家に売り払って日本企業をすべて外資系にし、たとえどんなに高くとも配当金を毎年支払い続けるという選択肢もあるかもしれない。

いずれにしても、どうすれば巨額の損失を少しでも少なくすることができるかという選択の問題であり、過去の長期にわたる金融政策の誤りが導いた悲劇的な結末である。

ただ買い戻すならば、早めに買い戻す必要がある。現状でも日経平均株価が1000円上昇すると、国富と対外純資産を10兆円弱ずつ失うことになる。株式債務の含み損の拡大である。

2年半前の時点でアベノミクス相場開始以降の国富と対外純資産の損失は100兆円を超えていた。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

仮に、日経平均株価が3万円、4万円になった後で買い戻すと、国内投資家の損失と海外投資家の利益はとてつもなく巨額なものとなる。

かつてフィンランドで類似の現象が発生したことがある。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

株価が上がると利益は確実に増える。これは誰にでも理解できることであり、株価は安いよりも高い方が利益が大きい。しかし、利益だけではなく、同時に損失も発生することについては、ほとんど認識されていない。現在、日本の株式市場が置かれている大変深刻な状況を多くの人が認識し、どうすれば損失が一番少なくてすむのか議論くらいは始めることが必要だと思われる。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c97

[昼休み52] 主要企業・銀行の殆どが外資に乗っ取られてるとこういう社会になる 富山誠
19. 中川隆[-6173] koaQ7Jey 2017年10月16日 22:55:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

(日経平均株価の上昇による損失拡大について)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

海外投資家はバブル崩壊後の1991年から累計で、取引所内取引を通じて現物株を86兆円も買い越している。すなわち、海外投資家は今より低い価格で86兆円も仕込んでいる。

国内から見れば、安値で海外投資家に株を86兆円も売り渡したことになる。

現時点での国内投資家の選択肢は、海外から高値で株を買い戻して巨額の損失を確定させるか、デフレ不況に戻すしか選択肢がない。あるいは、株は全部海外投資家に売り払って日本企業をすべて外資系にし、たとえどんなに高くとも配当金を毎年支払い続けるという選択肢もあるかもしれない。

いずれにしても、どうすれば巨額の損失を少しでも少なくすることができるかという選択の問題であり、過去の長期にわたる金融政策の誤りが導いた悲劇的な結末である。

ただ買い戻すならば、早めに買い戻す必要がある。現状でも日経平均株価が1000円上昇すると、国富と対外純資産を10兆円弱ずつ失うことになる。株式債務の含み損の拡大である。

2年半前の時点でアベノミクス相場開始以降の国富と対外純資産の損失は100兆円を超えていた。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-184.html

仮に、日経平均株価が3万円、4万円になった後で買い戻すと、国内投資家の損失と海外投資家の利益はとてつもなく巨額なものとなる。

かつてフィンランドで類似の現象が発生したことがある。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

株価が上がると利益は確実に増える。これは誰にでも理解できることであり、株価は安いよりも高い方が利益が大きい。しかし、利益だけではなく、同時に損失も発生することについては、ほとんど認識されていない。現在、日本の株式市場が置かれている大変深刻な状況を多くの人が認識し、どうすれば損失が一番少なくてすむのか議論くらいは始めることが必要だと思われる。
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-345.html

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html#c19

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
36. 中川隆[-6172] koaQ7Jey 2017年10月16日 23:00:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.16
シリアではデリゾールから東南へ広がる油田地帯をめぐる戦いが激化、ラッカから戦闘員が移動
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710160000/


アメリカはシリア侵略の手駒をクルドへ切り替え、戦闘の中心はデリゾール。その南東に広がる油田地帯を見据えての動きだ。クルドに制圧されつつあるラッカに残っていたダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の少なからぬ戦闘員はデリゾールへ移動していると見られている。

中東での報道によると、戦闘員たちはバスを連ねてラッカを脱出しているが、その車列をアメリカ/クルドは攻撃していない。イラクのモスルを脱出したダーイッシュなどの戦闘員がデリゾールへ向かう際にも同じ現象が起こった。ロシア国防相はアメリカ主導軍がラッカを絨毯爆撃して住民を殺し、インフラを破壊していると非難している。

ダーイッシュが売り出されたのは2014年前半のこと。1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にモスルを制圧している。その際にトヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった。

パレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、攻撃せずに静観していた。ダーイッシュ的な武装集団の勢力拡大を2012年8月の段階で警告していたマイケル・フリンDIA局長はそのときにバラク・オバマ政権から追い出されている。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力がシリアに対する侵略を始めたのは2011年3月。その前月に侵略戦争が始まったリビアでは同年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、カダフィは惨殺された。アメリカをはじめとする侵略勢力はシリアのバシャール・アル・アサドが逃げ出すことを期待したようだが、本人だけでなく、イギリス出身の妻アスマもシリアに残り、侵略軍と戦う姿勢を見せた。

カダフィ体制が倒された後、侵略勢力は戦闘員と武器/兵器をシリアへ運んでいる。その拠点になったのベンガジのアメリカ領事館だということは本ブログで何度も書いてきたので、今回は割愛する。また、今年7月にはアゼルバイジャン国営のシルク・ウェイ航空が外交貨物を装って武器/兵器を運んでいることが明らかにされた。アメリカのほか、バルカン諸国、イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ドイツ、デンマーク、スウェーデンなどが関係しているという。

この工作ではアメリカの特殊部隊が重要な役割を果たしているが、現在、アメリカ中央軍を率いているジョセフ・ボーテル司令官は特殊部隊の出身で、トルコのクーデター未遂では黒幕のひとりだとも言われている。

ダーイッシュを作り上げ、支援しているのがアメリカやその同盟国、友好国だということはアメリカの将軍だけでなく、前副大統領や元国務長官も認めている事実。そうした報告の人の中にはローマ教皇庁の司教も含まれている。ローマ教皇庁の通信社アージェンツィア・フィディースは2012年6月、現地を調査したフランス人司教の報告を掲載したが、その中で次のように指摘されている:「全ての人が真実を語ったなら、シリアの平和は維持されただろう。戦闘が始まって1年を経たが、西側メディアの偽報道が押しつける光景は地上の事実からかけ離れている。」


日本を含む西側の有力メディアがこうした事実を知らないことはないだろう。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c36

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
37. 中川隆[-6171] koaQ7Jey 2017年10月16日 23:10:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
仁王像氏の様な見当外れの事を言っている人はこうやって洗脳された:


東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事

全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。


“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。


“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。


“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。


“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。


“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。


現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c37

[番外地6] 何で今さら加藤氏逮捕?? 中川隆
8. 中川隆[-6174] koaQ7Jey 2017年10月17日 12:44:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


押し目待ちに押し目なし  10月17日 

北朝鮮よ頼むからミサイルを飛ばしてくれ。

日本列島を飛び越えて、あまり遠くないところに・・・。

邪な願いですが、実はこんな事を願っている投資家は多いのではないでしょうか?

実は私もその一人であったりするのですが、理由は相場が強すぎて押し目が全くないからです。(決して本心でミサイルを願っている訳ではないので、その点は悪しからず)

押し目待ちに押し目なしという相場格言がありますが、良く言ったものです。


自己中心的な話ですが、意外と同じ感覚の投資家は多いと思いますし、私よりも切実なのは空売り投資家でしょう。

売って踏まれて、売って踏まれてを繰り返し、もうどれ程の損を出したか知りませんが、そんなやり取りは20000円越えからずっと続いているのです。

まあ、それだけ強い相場だという事ですね。

本当に強い相場で、先週辺りからは強気転換して来た投資家も増えて来た様ですが、個人が総強気になっていないという事は、この相場はまだまだ続くと見るべきで、どこかで買っておかないと取りようがありません。

しかし、一応の救いはあります。

上昇が凄いのは日経平均絡みだけであり、多くの材料株は軟調ですし、中には崩壊するものまであります。

崩壊しているのは、先日の株価操作で逮捕されたグループが関係している銘柄などですが、当局は材料株から投資家を締め出して、225に投資を集中させたいのかな?と。

その昔、仕手株が乱舞し、個人投資家が優良株を見向きもしなかった時代がありまして、その時の仕手株の中心的存在だった加藤ロ氏を強引に逮捕し、別件の脱税ほう助で有罪にしたという事がありました。

結局、株価操作などでは立件できず、強引に他の罪をなすりつけるという、おぞましい行為でありましたが、その影響で仕手株は崩壊致しました。

その結果として、仕手株が得意な地場証券は大ダメージとなり、優良株が得意な大手証券が大儲けとなって行ったのですが、この逮捕劇に裏がないと思っている証券関係者は当時誰一人として居りませんでした。

権力とは酷いものだと思わされたものですが、ここから学んだのは、権力には決して逆らってはいけないという事でした。

まあ、今は仕手株が相場の中心ではないですし、今回の逮捕は随分前から内偵が進んでおりましたので、いずれはこうなるだろうと思っているところでありましたし、一部の銘柄を除いては影響は少ないと見ております。

一つ面白い現象としましては、この逮捕劇で司令塔を失った大口投資家が居る様で、新たにどこに資金を向けようかと画策している動きがある様です。

一連の銘柄はしょんぼりしている訳ですが、こうした資金はまた新たな相場を作るものと考えているところです。

今は日経平均ばかりの相場ですが、お休みしていた材料株も、そろそろ動きを本格化させて来るのではないかと思っているところです。

次は何処に資金が向かうのか、よく観察しながら、メンバーには良い情報を提供して行きたいと考えているところです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2649.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/670.html#c8

[リバイバル3] 中川隆 _ 相場関係投稿リンク 中川隆
12. 中川隆[-6173] koaQ7Jey 2017年10月17日 12:45:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

何で今さら加藤氏逮捕??
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/670.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/456.html#c12
[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
146. 中川隆[-6172] koaQ7Jey 2017年10月17日 14:24:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

千葉県の派遣労働者 描けぬ未来 「雇用改善」は遠い国のこと
2017年10月17日

 東京湾岸から近い千葉県船橋市の西船橋駅周辺は、派遣会社の営業所が目立つ。駅南口の通りは午前七時すぎになると、送迎バスを待つ労働者が列をなす。

 仕事を終えた人たちで再び喧噪(けんそう)が始まる午後六時。バスから降りてきた三浦昭寛さん(38)=神奈川県座間市=に声を掛けた。

 日給七千円。この日はレーンを流れるペットボトルや生活用品を商品ごとに振り分ける作業だった。「六千八百円の原付免許の更新料を払わないといけなくて…」。普段は派遣で週五日、神奈川県内の倉庫で携帯電話の部品の仕分けをしているが、給料日は一週間先。蓄えもなく、派遣会社に日雇いバイトの仕事を紹介してもらった。

 高校でいじめを受け、中退してから職を転々としてきた。「四、五年前に比べれば、時給は百円ほど上がったかな」。月の収入は十六万円ほどで生活はギリギリだ。

 人手不足なんだろうな、とは思う。別の派遣会社からは一週間を置かずに「働きませんか」と連絡が入る。外国人も増えてきた。それでも非正規から抜け出せない。

 三年近く付き合っている彼女との結婚を考え、昨秋、正社員の仕事を探した。飲食店や電機メーカーなど、六社の面接を受けたが、いずれも不採用。「企業は必要なときに安く働かせられる人がほしいだけ」と思い知らされた。

 非正規労働者が雇用の調整弁という状況は、今も変わらない。有効求人倍率一・五倍、戦後二番目の景気拡大…。与党の訴えもどこか遠い国のことのように感じるが、衆院選の投票には行くつもりだ。

 「すぐに金がほしいから」と話す男性(22)は、日雇いで働くようになって二年。衆院選投票日の翌日に誕生日を迎える。「同じ職場で働く四十、五十代を見ると、いつか自分も、と将来に不安は感じる。でも、今必要なのは明日を生きる金」。政治には期待しない。

 人通りが減った夜の八時前、男性が湾岸行きのバスを待っていた。六十四歳。十年前にリストラに遭った。再就職はかなわず、派遣で物流倉庫の夜勤を続ける。

 年金は月五万円にも満たない。重さ二十キロを超える家電製品を運ぶこともあり、「体中ガタガタだけど、生きるためには仕方がない」。いつまでこのまま働き続けるのか。見えない明日を憂い、つぶやいた。

 「今のままでは何も変わらない。どんなかたちでもいい、政治に変化を求めたい。選挙には行く」。この日も、朝五時までの作業が待っている。

<非正規労働者> 1999年の労働者派遣法改正で建設業や警備業など5業種を除くほぼ全業種が対象となり、派遣労働が広がった。2004年には5業種のうち製造業が派遣可能になった。リーマン・ショック後、不況で派遣労働者の契約を打ち切る「派遣切り」が相次ぎ、社会問題となった。その後も非正規労働者は増加し、06年の1678万人から16年は2023万人に。厚生労働省の調査によると、このうち希望しても正社員になれない人の割合は15・6%を占める。

(東京新聞)


東京湾岸行きのバスを待つ男性。派遣で夜勤の仕事を始めて10年がたつ=千葉県船橋市で


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c146

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
38. 中川隆[-6171] koaQ7Jey 2017年10月17日 14:35:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

立体的な音と二次元の音 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/28219624/


私が現在使っている装置は、5種類です。
五つの別な部屋で使っています。同じ部屋での両立はやはり難しいからです。

八月にDecolaがお嫁にいた後、淋しさはありますが、Troubadour80/TW3の音はより奥行きがでて朗々と鳴り始めました。昨日も仕事のついでに大山さんがよられて、この三次元の音をほとんどの方が聴いていないのは、残念だと言われました。そうなんですが、もともと三次元の音を求めていないと、この定位の良さを理解されない事もあるし、二次元の音の充実を求めておられる方には、異端の音ともとらえかねません。

この音を出すにはやはり努力も必要です。一番の条件はやはり部屋の中央にSPを出してくると言うことです。壁際に置いている限りは絶対に出ません。

現在、テレビ用に使っているT4は、床置き平行法で聞いているときは、後方のGRFがなっていると何人もの方に言われましたが、現在はただテレビから聞こえるだけです。これは仕方がありませんね。テレビの画面が横にある以上音が回折しませんから・・・と言いつつも、やはり気になったので、1センチぐらい前に出して、向きの微妙な調整も行ってみました。それだけでも良くなりましたが。


和室のユニコーンは、現在は横置きで、後ろの壁に対してほぼ並行です。左右の音量の微妙な調整をするため、右側のSPだけ、数ミリ内側を前に出しているだけです。縦置きや45度の時は、立体的な音が出ていましたが、やはり部屋が狭くなり使いにくいので、元の平行に戻しました。それでも、さすがに360度方向へ音が拡散するので、二次元ではなく立体的な音がしますが、限界もあります。


茅野の家のQuad ESL-57は完全に平行法ですから、二次元の音です。
この場合の二次元とは、左右と上下です。

上下方向はESL-57の上向きの傾斜角度によって、音が前面情報に放射されますので、音が広がり柔らかな、滋味深い音が部屋に広がっていきます。

不思議なのは、SPから離れてもほとんど音量が変わらないことです。

音が前後しか出ていないからでしょう。うまく調整するとSPの間の空間も振動板があるように鳴り始めます。低域が本当に豊かでバランスが良いのです。

オーケストラだけではなくヴォーカルでも、器楽曲でも振動板のところでなっているような音がします。ある意味、モノ的な安心感を持った音です。長い間高速を走ってきた後に聞くことが多いのですが、その晩も、翌日の安心して音に身を委ねられます。

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=28219624&i=201710%2F15%2F99%2Ff0108399_08560021.jpg


大阪にあるHartleyは現在一番聞けない音になっています。部屋が狭く間隔を広げられないので、持っているポテンシャルの半分も音を出していないでしょう。是枝アンプを持って行ってならしたいと思っていますが、車で行くチャンスがだんだん減ってきているのが残念です。音そのものは一番誠実で、素晴らしい音楽が鳴り響くからです。11月には、アンプを持って行って拡げて実験してみたと思っています。しかし、Hartleyが家で鳴っていたときは、二次元的な音の極地でした。一番の問題は中央の位置でしか聞けないことです。


コンサートホールで聞くような音を目指すとやはり三次元の音の方向に行きます。またスタジオ録音やモノラルでの録音を聞くならば、二次元で、音質を求める音の方向に行くと思います。これは、その人の求める方向であり、好き嫌いでもありますから、どちらが良いという事はありません。どちらが好きかと言うことですね。五つの音はそれぞれ個性的で違う音なのですが、それを調整している人が同じある限り、装置は違っても同じような音になるのも仕方がないことです。これらも、Decolaと同じように少しずつ減らしていかなければならないのですが・・・
http://tannoy.exblog.jp/28219624/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c38

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
38. 中川隆[-6170] koaQ7Jey 2017年10月17日 15:01:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカはシリアでサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする戦闘集団、つまりアル・カイダ系武装グループやダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使ってバシャール・アル・アサド体制の打倒を目指してきたが失敗、手先をクルドへ切り替えている。

こうした流れに危機感を強めているのがイスラエル。最近、住民投票を実施したイラクのクルドは1960年代からイスラエルの指揮下にあり、イラン、イラク、シリア、トルコをまたぐクルド国家を建設しようとしている。いわばイスラエルの「満州国」だ。

アメリカやイスラエルはクルドを利用して新たな戦争を始めようとしている可能性が高いが、この両国にはかつてのような圧倒的な軍事力はない。シリアでの戦闘でロシア軍の優位が明確になり、イスラエルが誇る戦車メルカバが対戦車兵器で破壊されていると報告されている。ヒズボラに戦争を仕掛けても勝てるとは限らないということだ。

つまり、中東での戦争はアメリカやイスラエルの思惑通りには進んでいない。そうした中、アメリカは東アジアでの軍事的な緊張を強めている。最大のターゲットは勿論、中国。この中国はロシアと手を組み、ドル離れを進めてきたが、それだけでなく新たな通貨システムの構築を目指している。

リチャード・ニクソン政権の時代には経済が破綻していたアメリカはその後、資金のコロガシで生き延びてきた。その中心的な仕組みがペトロダラーだと言うことは本ブログでも繰り返し書いてきた通り。金融規制の大幅な緩和もドル発行を可能にし、見かけ上の資産を膨らませて見せる仕掛けを作ることが目的だった。「富豪の力」は幻影にすぎないのだが、その幻影にひれ伏している人が少なくない。投機市場が膨張をやめたとき、相場は下方へ向かい、見かけ上の資産は急速に縮小して実態をさらけ出す。巨大な仕手戦の崩壊とも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710160000/
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c38

[不安と不健康15] コンビニ弁当やお握りは辞めた方がいいです。『拡散』 (カズちゃんのブログ)  赤かぶ
224. 中川隆[-6169] koaQ7Jey 2017年10月17日 16:08:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


10/17(火) 11:00配信

文春オンライン

週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


「週刊文春」誌上で展開した「中国猛毒食品キャンペーン」は、読者から大きな反響を呼びました。取材班の一人だった徳山大樹記者が近著 『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』 (奥野修司氏との共著、講談社文庫)で書ききれなかった「潜入取材」の内実を、衝撃的な写真とともに明かします。

◆◆◆

 まずは下の写真を見ていただきたい。トラックの荷台に積まれた緑色の物体は、ゴミじゃない。日本にも輸出される青菜の漬物だ。中国・四川省の漬物加工場に入ってきたこのトラックには、冷蔵設備はおろか、容器や袋などにも入れられず、荷台に直に置かれた漬物がうず高く積まれている。地面が濡れているのは、荷台から滴り落ちる青菜の汁のせいだ。

 あまりにも雑に扱われた青菜は、ここから6時間ほど離れた契約農家で一次加工され、二次加工を行う目的で運ばれてきたという。その後、再び野積みされ、輸出のために数時間かけて港まで運ぶと、加工場の警備員が説明してくれた。当時、四川省の気温は35度前後あったため、青菜からは鼻を突く異臭がたちこめていた。

 これは、2013年〜2014年にかけて「週刊文春」で「中国猛毒食品シリーズ」の現地取材をしていた際、私が目撃したものだ。今回は、日本向けに輸出されていることを確認した中国食品の中で、実際に見たひどい中国産漬物をいくつかご紹介したい。
.

加工場の中は「衛生面の問題から見せられない」

 潜入を試みたのは、漬物の一大産地・新繁の漬物加工場だ。四川省の省都・成都から車で1時間半ほどの場所にある。若い中国人運転手を手配して訪れた。

「当社は、青菜、ニンニク、しょうが、大根、ニンジンなどの漬物を作っています。常温で、16カ月持ちますよ。安全面に問題ありません。中国のCIQ(中国検査検疫局)の調査に合格していますから」

 事務所にいた国際市場部の担当女性は、愛想よく応対してくれた。日本との取引は中国のバイヤーが間に入り、「今回は青菜が何トン」など、必要に応じた量の漬物を納めるという。

「日本のどんな企業と取引しているか、バイヤーでないとわかりません。製品のパッキングの仕事は、日本企業とバイヤーで行います」

 新しい商談相手だと思ったのか、担当者は正直にこちらの質問に答えてくれた。

 ところが、加工場の中を視察したい旨を伝えると途端に笑顔が消え、「衛生面の問題から見せられない」と断られた。


事務所から外へ出ると、隣接する加工場の扉が開いていたので“見学”させてもらうことにした。工場内は広く、敷地の中央に縦が約10m、横が約2m、深さ4m弱の発酵槽が2つあった。他にも小さな発酵槽がいくつかある。

 写真はニンニクやしょうがを塩につけて一次発酵させているものだと教えてくれたが、見る限りどれがニンニクで、どれがしょうがなのか判然としなかった。しょうがは、中国産野菜の中で、最も輸入量が多い。貿易統計を見ると、2015年の中国産しょうがの輸入量は約2万トンだ。安価な回転寿司店や海鮮系の居酒屋などで、無料で提供される「ガリ」は、中国産しょうがで作られていると考えたほうがいいだろう。

 発酵槽の側で、初老の女性が2人働いていた。作業着は着ておらず、Tシャツにサンダル姿の女性もいた。聞くと、発酵させたニンニクの皮をむいて洗う作業をしているという。

 なんと、ニンニクは地べたに積まれ、汚れたプラスチック容器にスコップで入れられていた。

 別の発酵槽らしきものを覗くと、泥水のような茶色い液体に浸った多数の白い袋が見えた。どう見ても泥水にゴミ袋を放り投げたようにしか見えず、老女に尋ねてみた。
.

週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


「おばさん、この槽はゴミ置き場なの?」

「ゴミじゃないよ! ニンジンを漬けているのよ! それは泥水じゃなくて塩水だよ。もう何年も取り替えていないからそんな色なのよ。このあたりの伝統の漬け方なの」

 老女はそう笑ったが、にわかに信じられなかった。写真だと一目瞭然だが、誰がこれを見てニンジンの漬物だとわかるだろうか。同行していた中国人運転手が「これはゴミだよ。いつもこんなものを食べさせられていたのか」と絶句していた。

 よく見ると、袋は工業製品が入っていた麻袋を使いまわしたものだ。泥水はわずかに赤味を帯びており、ニンジンの色素が溶け出していた。

 青菜やニンジンの漬物は、安価な飲食チェーン店では、無料の付け合せで出されることが多い。あとは弁当チェーンやスーパーの弁当に入っている漬物も同様だ。国産と謳っていない限りは、そういった漬物の類は中国産の可能性が高いことを知っておいていただきたい。

腐ったマッシュルームの塩漬けを、素手で隠そうとしたスタッフ

 次に紹介するのは、マッシュルームの塩漬けだ。

 新繁から60kmほど離れたエリアに日本と長く取引している漬物会社があった。もう12年以上、名古屋の会社と取引をしていると、営業担当の女性が丁寧に説明してくれた。プラスチックの甕に入ったマッシュルームの塩漬けを見せてもらったところ、腐って黒くなっていたのだ。

 女性は慌てて、素手で黒いマッシュルームをつかみ、隠そうとしていたものの、商品を素手でかき回す時点で、人の口に入るものだという意識が低いと言わざるを得ない。日本人が持つ衛生観念からすると、非常識だ。しかし、悪徳中国人業者にとっては、お金にさえなれば、品質などどうでもいいのである。

 話している間にも、女性は腐ったマッシュルームを隠そうとして必死だった。

 こうして、炎天下にさらされながら、中国産マッシュルームは黒く腐ってゆく。これが、日本の外食チェーンで、パスタなどの洋食に使われているのかと思うと、寒気がした。

 日本には、こうしたどうやって作られたのかわからない中国産食品が今も入っている。厚生労働省の「輸入食品監視統計」(2016年度)によれば、日本は中国から野菜の漬物を最も多く輸入している。届出された中国産野菜漬物の数量は、9万9323トンで、検疫所などで実際に検査された量は5301トン。全体の約5%しかない。このうち、違反件数が3件。違反数量は12トンだった。

 一見、違反が少ないようにも見えるが、スルーされた約9万4000トンの中にこれまで見てきたような危険な漬物が入っていてもおかしくはない。2位の韓国は輸入量が1万4132トンと、数が圧倒的に違う。韓国からの輸入総量より、検査されていない中国産漬物のほうが多いことに驚く。

 わずか5%の中国産漬物の安全しか保証されていないのが、もう何年も変わっていないこの国の現状だ。それは、別の中国産食品にも同じことが言える。次回は、イカや白身魚のフライなど海産物製品の実態についてご紹介したい。

_____

中国の食品を信頼するのは危険です。ましてや日本や日本人を「敵である」と明確にしている国なのですから、日本向けの食料品がまともである保障などあるはずがありません。かつて安価な白ゴマを高価な黒ゴマに見せかけるために、有害なタールで着色したタール黒ゴマ事件がありましたが、何らの教訓も得ず国が率先して「着色政策」を推進しているのは残念です。魚や肉、松茸に鉛を入れて重量をごまかした事件もありました。

国は違いますが、同じ反日の国、韓国で生ゴミを素材にした餃子が問題となった際は、摘発された業者は「生ゴミを使った餃子は日本などに向けた輸出品だけなので、国内の消費者は安全である」と開き直ったほどです。
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html

現在中共が生産する野菜類の47.3%に危険な残留農薬が残存しているというデータがあるが、中共はとりわけこの危険性の高いものを主に日本へ向けて輸出している。

さらに中共ではそのほぼ全ての河や湖が工場から流された鉛や水銀入りの排水で汚染されており、中共産の野菜は全てこの水で育てられてもいる。

EUなどは残留農薬や有害物質が検出されると即座に全面禁輸措置を取るが、日本は中共に遠慮してなかなか禁輸に踏み切らないのだ。

この残留農薬には、きわめて発ガン性が高く20年以上前に国際的に使用禁止されたエンドリンやディルドリン、そしてシロアリ駆除薬なども検出されており中共産の野菜を食べることはまさに自殺行為なのだが、中共に媚びたい一心の日本政府が全面禁輸に踏み切れないことを良いことに、中共は今も大量の汚染野菜や汚染食品を日本に輸出している。

中共では工業化による環境汚染と健康被害の関連性を調査することさえも許可されておらず、英インデペンデント紙は中共でガン発生率が異常に上昇していることを指摘して、「(日本に対して)有毒排水で育てた野菜が大量に輸出されており、日本人のガン発生率も上昇していくであろう」と報じているものだ。

 また野菜のみならず寿司ネタとして中共から輸出されている養殖魚介類には、合成抗菌剤や抗生物質が大量に使用されており、中共の養殖ウナギからは水銀まで検出されている。

中共が工業廃液を垂れ流す沿岸でとれた天然魚介類もダイオキシンだらけで、中共からの輸入が急増して以降、日本人のダイオキシン総摂取量の過半は魚介類からの摂取となっている。

さらに中共産のハムやソーセージなんかは防腐剤代わりに安い殺虫剤が使用されており、病死した蓄肉も平気で使われている。

食品の漂白には化学肥料用の漂白剤が主に使われており、これらの大半が日本向けに輸出されていると言うことだ。

そして中共政府もまたそれを規制しようとすることはない。何故規制しないのか、その答えは明らかであり、つまり中共では日本人に毒まみれの食品を食べさせることもまた「愛国心」の発露なのだ。

そして自国民の健康など考慮しない拝金主義の日本企業が中共産の食品を多く輸入し、スーパーマーケットでもレストランでも安い価格で売られているが、命が惜しければ中共産の食品は決して口にしてはいけない
http://konn.seesaa.net/article/3821017.html

http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c224

[近代史02] 中国人も日本人が大好き 中川隆
16. 中川隆[-6168] koaQ7Jey 2017年10月17日 16:09:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編
10/17(火) 11:00配信 文春オンライン


「週刊文春」誌上で展開した「中国猛毒食品キャンペーン」は、読者から大きな反響を呼びました。取材班の一人だった徳山大樹記者が近著 『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』 (奥野修司氏との共著、講談社文庫)で書ききれなかった「潜入取材」の内実を、衝撃的な写真とともに明かします。

◆◆◆

 まずは下の写真を見ていただきたい。トラックの荷台に積まれた緑色の物体は、ゴミじゃない。日本にも輸出される青菜の漬物だ。中国・四川省の漬物加工場に入ってきたこのトラックには、冷蔵設備はおろか、容器や袋などにも入れられず、荷台に直に置かれた漬物がうず高く積まれている。地面が濡れているのは、荷台から滴り落ちる青菜の汁のせいだ。

 あまりにも雑に扱われた青菜は、ここから6時間ほど離れた契約農家で一次加工され、二次加工を行う目的で運ばれてきたという。その後、再び野積みされ、輸出のために数時間かけて港まで運ぶと、加工場の警備員が説明してくれた。当時、四川省の気温は35度前後あったため、青菜からは鼻を突く異臭がたちこめていた。

 これは、2013年〜2014年にかけて「週刊文春」で「中国猛毒食品シリーズ」の現地取材をしていた際、私が目撃したものだ。今回は、日本向けに輸出されていることを確認した中国食品の中で、実際に見たひどい中国産漬物をいくつかご紹介したい。
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加工場の中は「衛生面の問題から見せられない」

 潜入を試みたのは、漬物の一大産地・新繁の漬物加工場だ。四川省の省都・成都から車で1時間半ほどの場所にある。若い中国人運転手を手配して訪れた。

「当社は、青菜、ニンニク、しょうが、大根、ニンジンなどの漬物を作っています。常温で、16カ月持ちますよ。安全面に問題ありません。中国のCIQ(中国検査検疫局)の調査に合格していますから」

 事務所にいた国際市場部の担当女性は、愛想よく応対してくれた。日本との取引は中国のバイヤーが間に入り、「今回は青菜が何トン」など、必要に応じた量の漬物を納めるという。

「日本のどんな企業と取引しているか、バイヤーでないとわかりません。製品のパッキングの仕事は、日本企業とバイヤーで行います」

 新しい商談相手だと思ったのか、担当者は正直にこちらの質問に答えてくれた。

 ところが、加工場の中を視察したい旨を伝えると途端に笑顔が消え、「衛生面の問題から見せられない」と断られた。


事務所から外へ出ると、隣接する加工場の扉が開いていたので“見学”させてもらうことにした。工場内は広く、敷地の中央に縦が約10m、横が約2m、深さ4m弱の発酵槽が2つあった。他にも小さな発酵槽がいくつかある。

 写真はニンニクやしょうがを塩につけて一次発酵させているものだと教えてくれたが、見る限りどれがニンニクで、どれがしょうがなのか判然としなかった。しょうがは、中国産野菜の中で、最も輸入量が多い。貿易統計を見ると、2015年の中国産しょうがの輸入量は約2万トンだ。安価な回転寿司店や海鮮系の居酒屋などで、無料で提供される「ガリ」は、中国産しょうがで作られていると考えたほうがいいだろう。

 発酵槽の側で、初老の女性が2人働いていた。作業着は着ておらず、Tシャツにサンダル姿の女性もいた。聞くと、発酵させたニンニクの皮をむいて洗う作業をしているという。

 なんと、ニンニクは地べたに積まれ、汚れたプラスチック容器にスコップで入れられていた。

 別の発酵槽らしきものを覗くと、泥水のような茶色い液体に浸った多数の白い袋が見えた。どう見ても泥水にゴミ袋を放り投げたようにしか見えず、老女に尋ねてみた。
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週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品 #1漬物編


「おばさん、この槽はゴミ置き場なの?」

「ゴミじゃないよ! ニンジンを漬けているのよ! それは泥水じゃなくて塩水だよ。もう何年も取り替えていないからそんな色なのよ。このあたりの伝統の漬け方なの」

 老女はそう笑ったが、にわかに信じられなかった。写真だと一目瞭然だが、誰がこれを見てニンジンの漬物だとわかるだろうか。同行していた中国人運転手が「これはゴミだよ。いつもこんなものを食べさせられていたのか」と絶句していた。

 よく見ると、袋は工業製品が入っていた麻袋を使いまわしたものだ。泥水はわずかに赤味を帯びており、ニンジンの色素が溶け出していた。

 青菜やニンジンの漬物は、安価な飲食チェーン店では、無料の付け合せで出されることが多い。あとは弁当チェーンやスーパーの弁当に入っている漬物も同様だ。国産と謳っていない限りは、そういった漬物の類は中国産の可能性が高いことを知っておいていただきたい。

腐ったマッシュルームの塩漬けを、素手で隠そうとしたスタッフ

 次に紹介するのは、マッシュルームの塩漬けだ。

 新繁から60kmほど離れたエリアに日本と長く取引している漬物会社があった。もう12年以上、名古屋の会社と取引をしていると、営業担当の女性が丁寧に説明してくれた。プラスチックの甕に入ったマッシュルームの塩漬けを見せてもらったところ、腐って黒くなっていたのだ。

 女性は慌てて、素手で黒いマッシュルームをつかみ、隠そうとしていたものの、商品を素手でかき回す時点で、人の口に入るものだという意識が低いと言わざるを得ない。日本人が持つ衛生観念からすると、非常識だ。しかし、悪徳中国人業者にとっては、お金にさえなれば、品質などどうでもいいのである。

 話している間にも、女性は腐ったマッシュルームを隠そうとして必死だった。

 こうして、炎天下にさらされながら、中国産マッシュルームは黒く腐ってゆく。これが、日本の外食チェーンで、パスタなどの洋食に使われているのかと思うと、寒気がした。

 日本には、こうしたどうやって作られたのかわからない中国産食品が今も入っている。厚生労働省の「輸入食品監視統計」(2016年度)によれば、日本は中国から野菜の漬物を最も多く輸入している。届出された中国産野菜漬物の数量は、9万9323トンで、検疫所などで実際に検査された量は5301トン。全体の約5%しかない。このうち、違反件数が3件。違反数量は12トンだった。

 一見、違反が少ないようにも見えるが、スルーされた約9万4000トンの中にこれまで見てきたような危険な漬物が入っていてもおかしくはない。2位の韓国は輸入量が1万4132トンと、数が圧倒的に違う。韓国からの輸入総量より、検査されていない中国産漬物のほうが多いことに驚く。

 わずか5%の中国産漬物の安全しか保証されていないのが、もう何年も変わっていないこの国の現状だ。それは、別の中国産食品にも同じことが言える。次回は、イカや白身魚のフライなど海産物製品の実態についてご紹介したい。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/291.html#c16

[リバイバル3] キタキツネ物語の世界 中川隆
16. 中川隆[-6168] koaQ7Jey 2017年10月17日 21:39:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

≪キツネの出没に関するよくある質問≫

Q.キツネが出没した駆除してほしい

A.キツネは「鳥獣保護法」により、野生動物として保護の対象となっているため、原則、駆除ができるものでは有りません。
  キツネが寄り付いている原因の除去やキツネを寄せ付けない対策の実施が必要となります。


Q.キツネの糞を始末したい

A.キツネの糞には、エキノコックスの卵が含まれていることがあります。

  直接手で触れることの無いよう、割り箸・シャベルなどで扱い、30cm程の穴を掘り、人の手に触れることの無いようその中に埋めるなどの処理方法があります。

  割り箸は穴に一緒に捨てる。シャベルなど洗えるものは、流水でよく洗います。
  作業の際は使い捨て手袋、マスクを着用し、使用後はビニール袋に入れてからゴミとして処分してください。また、作業後は手をよく洗ってください。


Q.キツネが決まった場所に現れるため追い払いたい

A.餌となるものがあるなど、キツネに好まれる環境となっている可能性があります。

  生ゴミやコンポストなどが荒らされていないかなどキツネが寄り付いている原因を見つけて除去することや、木酢液などキツネが嫌がるものを撒く、キツネに向かって大きな音を立てて追い払うなどキツネを寄せ付けない対策の実施が必要となります。


Q.軒下などに巣をつくられた

A.巣の周りで大きな音を立てる、出入り口付近に木酢液を撒くなど、キツネが嫌がる環境を作ることで巣を放棄することがあります。


上記に関するお問い合わせ先

【各区保健センター健康・子ども課】
 中央保健センター (011-511-7227)札幌市中央区南3条西11丁目
 北保健センター  (011-757-1183)札幌市北区北25条西6丁目
 東保健センター  (011-711-3213)札幌市東区北10条東7丁目
 白石保健センター (011-862-1883)札幌市白石区南郷通1丁目南
 厚別保健センター (011-895-5921)札幌市厚別区厚別中央1条5丁目
 豊平保健センター (011-822-2478)札幌市豊平区平岸6条10丁目
 清田保健センター (011-889-2408)札幌市清田区平岡1条1丁目
 南保健センター  (011-581-5213)札幌市南区真駒内幸町1丁目
 西保健センター  (011-621-4247)札幌市西区琴似2条7丁目
 手稲保健センター (011-681-1211)札幌市手稲区前田1条11丁目
http://www.4894.city.sapporo.jp/cgi-bin/isDetail2.asp?sURL=file://FAQ/Daily/433444.xml

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/609.html#c16

[リバイバル3] キタキツネ物語の世界 中川隆
17. 中川隆[-6167] koaQ7Jey 2017年10月17日 21:43:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

エキノコックスについて教えてほしい。

《エキノコックスに関するよくある質問》

Q.エキノコックスとは?

A.エキノコックスは寄生虫の一種です。単包性と多包性の2種類があり、北海道のものは多包性のエキノコックスです。

  また、成虫と幼虫がいますが、成虫は主にキツネに、幼虫は野ネズミに寄生しています。

  成虫は卵をつくりますが、その卵が何らかの機会に人の口に入ると、腸で卵から幼虫となり、主に肝臓に寄生し、エキノコックス症という病気を引き起こします。


Q.エキノコックス症ってどんな病気?

A.エキノコックスが体内(主に肝臓)に寄生して起こる病気で、感染症法の四類感染症に指定されています。

  世界では、主に北半球の寒い地方に発生し、日本では北海道に多くみられる感染症です。

  感染率は他の病気に比べて高くないですが、感染してから自覚症状がでるまでに数年から十数年かかり、気がつかないうちに悪化してしまうことが多い病気です。

  【感染】
  ・卵が体内で幼虫になり寄生。

  【潜伏期】
  ・数年から十数年位の無症状の時期が続きます。
  ・肝機能は正常域。
  ・血清検査でしばしば陽性がでます。
  ・腹部超音波検査、CT検査等で肝臓に病巣が認められます。
  【進行期】

  ・5年から十数年位経過。
  ・初めのうち、肝機能は正常域です。
  ・肝腫大に伴う上腹部の膨満感や不快感等の不定症状がでます。 

  【完成期】
  ・肝機能の障害がおこります。
  ・腹部症状の増強、発熱、黄疸等の症状がでます。


Q.エキノコックス症の感染経路を教えてほしい

A.エキノコックスの卵が口に入ってしまった場合に感染することがあります。

  エキノコックスが寄生したキツネやその糞に直接さわったり、糞に汚染された山菜や泥水を口にすると感染の危険があります。

  人から人や、ブタや野ネズミから人に直接感染することはありません。


Q.エキノコックス症の感染予防方法を教えてほしい

A.エキノコックスの卵が口に入らないようにすることが大切です。人家の周囲にキツネを近づけないよう、生ゴミなどキツネの餌になるものの管理に気をつけましょう。

  また、井戸水にキツネの糞や汚染水が入らないように、ふたをするなど管理をしっかりしましょう。

  【予防のために大切なこと】
  ・外から帰ったら必ず手を洗いましょう。
  ・野山の果実や山菜などを口にする場合は、よく洗って十分加熱してから食べましょう。(100℃で1分間の加熱で死滅、-20℃ぐらいの低温では生存)
  ・生ゴミなどキツネの餌になるものはきちんと保管し処分しましょう。

  【予防のためにしてはダメなこと】
  ・キツネの餌になる残飯や生ごみを放置しないようにしましょう。(キツネを人家に近づけないために)
  ・キツネを餌付けしたり、呼び寄せたり、手で触れることは絶対にやめましょう。(キツネの体毛に卵がついていることがあります。)
  ・沢水や川水などの生水は、飲まないようにしましょう。
  ・犬が野ネズミをつかまえて食べないように、放し飼いは絶対にやめましょう。


Q.エキノコックス症は自覚症状がありますか?

A.エキノコックス症は、主に肝臓の病気なので、進行するにつれて肝機能障害に伴う疲れやすさ、上腹部、肝臓のあたりの不快感、黄疸などの症状を現わします。

  自覚症状が出るころには病気が悪化している可能性がありますので、健康診断で早めに発見することが大切です。

  【主な症状】
  ・疲れやすい
  ・黄疸
  ・上腹部、肝臓あたりの不快感
  ・上腹部の膨満感
  ・腹水、浮腫、発熱(進行後)


Q.エキノコックス症の治療方法は?

A.治療方法として薬物治療もありますが、現在のところ根治するためには、手術でエキノコックスがいる部位を切除するしかありません。

  エキノコックス症はなによりも早期に発見し、早期に治療を行うことが大切で、そのことにより完全に治すことができます。

  札幌市では各区保健センターで無料の検査を実施しています。
(※詳細は「エキノコックス症の検査はどこで受診できるの?」の項を参照。)


Q.エキノコックス症の検査はどこで受診できるの?

A.各区【保健センター】では、市民の方(小学生以上)を対象に無料で1次検診(血液検査)を実施しています。

  実施日、受付時間については受診希望区の【各区保健センター健康・子ども課】へご相談ください。

  1次検診結果が陽性だった場合には、2次検診で超音波診断や血液検査などの精密検査を実施します。


1次検診に関するお問い合わせ先

【各区保健センター健康・子ども課】
 中央保健センター (代表電話 011-511-7221)
 北保健センター  (代表電話 011-757-1181)
 東保健センター  (代表電話 011-711-3211)
 白石保健センター (代表電話 011-862-1881)
 厚別保健センター (代表電話 011-895-1881)
 豊平保健センター (代表電話 011-822-2400)
 清田保健センター (代表電話 011-889-2400)
 南保健センター  (代表電話 011-581-5211)
 西保健センター  (代表電話 011-621-4241)
 手稲保健センター (代表電話 011-681-1211)

1・2次検診に関するお問い合わせ先
【札幌市保健所感染症総合対策課】(電話 011-622-5199)


エキノコックスに関するお問い合わせ先
【札幌市保健所感染症総合対策課】(電話 011-622-5199)


飲料水に関するお問い合わせ先
【札幌市保健所環境衛生課】   (電話 011-622-5165)
http://www.4894.city.sapporo.jp/cgi-bin/isDetail2.asp?sURL=file://FAQ/Daily/1463.xml&sTYPE=link
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/609.html#c17

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
470. 中川隆[-6166] koaQ7Jey 2017年10月17日 21:52:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【日経平均】この後大きな下落があるという想定を変更できない理由 
2017年10月17日 日本エリオット波動研究所
http://jewri.org/post-2162/

日経平均は21000円を超えて21年ぶりの高値を更新している。

テクニカルアナリストをはじめ、市場関係者のコンセンサスは年内22000円以上だ。

それでもわたしが従来の想定を変更しない理由がある。決して意地になっているわけではない。

今回はその理由を説明しよう。

ます図1を見ていただきたい。

図1
http://jewri.org/post-2162/

これは16年のブリグジットから米大統領選挙を経て今年4月までの4時間足チャートだ。

多くのエリオット波動分析者はこのようにカウントしている。

すなわち、「1」の位置には赤字のパターンと青字のパターンがあるものの、全体を5波動のインパルスとカウントしている。

これらが本当にエリオット波動のルールを満たしているのか検証してみよう。

まずは、赤字「1」のパターンだ。

これは「1」のインパルスを次の図2ようにカウントするしかない。

図2
http://jewri.org/post-2162/

こうした場合「2」はどうカウントできるだろうか。

次の図3を見てもらいたい。

図3
http://jewri.org/post-2162/

四角で囲んだ部分が3波動のため、フラットにはカウント不可能で図3のように複合修正にするしかない。

しかし、この複合修正がおかしいことにすぐに気付く。

X波が大きすぎるのは許せる範囲だとしても、W波とY波がともにジグザグのダブルスリーは存在が許されていない。

かと言って、Y波の始点がW波の始点を超えておりダブルジグザグでもない。

つまり「2」の部分はフラットにも複合修正にもカウントできない ことが分かる。

したがって赤字「1」のカウントは成立しない。

では、青字「1」はどうだろうか。

この場合は次の図4のようなカウントが考えられる。

図4
http://jewri.org/post-2162/

「1」全体がリーディングダイアゴナルというカウントだ。

しかし、この場合、33333型のリーディングダイアゴナルという例外的なカウントを持ち出さなくてはいけない。

しかも、それがウエッジ型をしているとは言い難い。

つまり青字「1」もとてもメイン想定にできるカウントであるとは言えない。

では、ほかにカウントはない のだろうか。

そこでわたしがメインとして相応しいと考えるのが次の図5だ。

図5
http://jewri.org/post-2162/

このように「1」をオーソドックスなインパルス、「2」を拡大型トライアングルとカウントすれば全く問題はない。

ところがトライアンクルは通常2波には出ない。

トライアンクルが出現するのは、B波、4波、X波もしくはダブルスリーやトリプルスリーの最後だ。

この場合はB波がしっくりくる。そうしてできたカウントが図6である。

図6
http://jewri.org/post-2162/

このように16年年末までをA−B−Cのジグザグとカウントすると全てが整 合的になる。

そして、このジグザグが一回り大きなエンディングダイアゴナルの1波に見えているのだ。

ブリグジットから今年4月までをインパルスとカウントしている分析者はわたしが指摘した点に対する明確な反論をご提示願いたい。

その点がクリアにならない限り、このまま上に行くというカウントに整合性があるとは思えない。
http://jewri.org/post-2162/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c470

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
98. 中川隆[-6165] koaQ7Jey 2017年10月18日 07:58:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
京都、外国人観光客急増で地価高騰…北海道ニセコ、中国マネーの爆買いでバブルの様相
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20984.html
2017.10.18 文=編集部 Business Journal


 7月1日時点の都道府県地価(基準地価)で、京都など観光名所周辺の上昇が目立った。訪日外国人旅行者の増加が地価を押し上げた。

 京都府内の基準地価は、外国人観光客の急増による宿泊施設の需要の高まりを背景に、商業地の平均上昇率が前年比2.4ポイント増の5.7%と全国都道府県でトップとなった。上昇は4年連続で、上昇率はバブル崩壊後の最高を記録した。

 住宅地の上昇率トップは外国人の別荘需要が高い北海道の観光リゾート地ニセコがある倶知安町の28.6%増。前年に続いて全国1位だ。

 ニセコのパウダースノーを世界に知らしめたのは、オーストラリア人の口コミといわれている。粉状になっているパウダースノーは、最高の雪質とされる。そんなニセコでは、中国人が投資目的で多くの物件を所有している。

東京の湾岸部のタワーマンションが中国マネーに爆買いされたように、ニセコの不動産も中国マネーが買い漁った。ニセコの住宅地の上昇は、中国マネーによって引き起こされたものだ。彼らの目的は、長期保有ではない。不動産バブルがピークだと判断したら、即、売り逃げるだろう。

 そうなれば、平成の“不動産バブル”の崩壊とともにニセコの地価は下落することになる。

■訪日外国人の消費額は、国内の酒類市場以上

 観光庁は、訪日外国人数が9月15日時点で2000万人を突破したと発表した。過去最高を記録した16年(暦年)の2403万人を上回るハイペースだ。

 17年1〜8月までの累計は、前年比18%増の1891万人。昨年同期と比較して286万人増えた。中国が9%増の488万人、韓国が42%増の466万人、台湾が8%増の311万人、香港が25%増の151万人。これら4カ国・地域で全体の4分の3を占める。

 しかし、中国からの観光客は減ることになりそうだ。中国当局が一部の旅行会社に「日本への団体旅行を制限せよ」と通達したと報じられた。日本を訪れる中国人のうち4割が団体ツアーといわれており、その影響は小さくない。

 中国当局は資金流出を防ぐため、海外での消費を厳しく監視している。海外で購入した高額品の関税を引き上げたことで、中国人の爆買いがストップしたことは記憶に新しい。転売を目的とした高額品の大量購入が姿を消したため“中国人御用達”の店は閑古鳥が鳴いた。

 爆買いが一服し、1人当たりの支出は減少したが、訪日外国人は増え続けており、消費総額は増加した。リピーターは体験重視の「コト消費」と呼ばれるグルメ食べ歩きや、観光地や温泉地巡りを楽しんでいる。外国人が地方にも足を向けるようになり、宿泊施設や飲食店が増えて地価を押し上げた側面もある。

 16年の訪日外国人旅行消費額は、前年比8%増の3兆7476億円で過去最高となった。ビールなど酒類の国内市場規模3兆5738億円(16年度、矢野経済研究所調べ)を上回り、清涼飲料の3兆8787億円(16年、全国清涼飲料工業会調べ)に匹敵する。訪日外国人の需要は今や、巨大な産業となった。

 政府は20年の訪日外国人数の目標を4000万人に倍増させた。今は中国、韓国、台湾、香港からの旅行者が中心だが、他の東南アジア諸国や欧米など多様な国・地域からの集客が課題となる。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c98

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
471. 中川隆[-6164] koaQ7Jey 2017年10月18日 08:49:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>470 の解説をしておきます

日経平均株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000

あなたのトレード判断能力を大幅に鍛えるエリオット波動研究– 2017/7/16
一般社団法人日本エリオット波動研究所 (著) ¥ 3,024
https://www.amazon.co.jp/dp/4775991523/

日本エリオット波動研究所の日経平均のエリオット波動カウントは

リーマンショック後の安値 2008.10 : 6994 からプライマリ-波の上昇が始まり


プライマリ-波 @波ピーク 2010.04 : 11408

プライマリ-波 A波ボトム 2011.12.01 : 8135

プライマリ-波 B波ピーク 2015.06.24 : 20952

プライマリ-波 C波ボトム 2016.6.24 : 14864


現在はプライマリ-波 D波がエンディングダイアゴナルとして進行中


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c471

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
100. 中川隆[-6163] koaQ7Jey 2017年10月18日 10:54:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>97
>石器時代の狩猟採集生活で毎日走り回っていた人類にとって、糖質はめったに出会えないラッキー食材でした。そんな彼らが毎日糖質をしっかり食べないと筋肉が衰えるなどということはありません


ド素人の妄想はもういいよ
人類は元々果実食で糖質100%の食事しかしていない

現代の狩猟民族も食べ物の8割は根菜、木の実、果実で糖質ばかり食べている
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c100

[不安と不健康18] 糖質制限論争に幕?一流医学誌に衝撃論文 東洋経済オンライン BRIAN ENO
101. 中川隆[-6162] koaQ7Jey 2017年10月18日 10:56:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

糖質制限食がダメな理由・・・・・古代人のミイラが語る・・・・
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html

糖質制限を何年も続けると廃人になる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/734.html
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/583.html#c101

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
81. 中川隆[-6161] koaQ7Jey 2017年10月18日 13:11:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカに行った竹中平蔵はこうやって洗脳された


東南アジアにおける欧米プロパガンダ - 本物の“サクセス・ストーリー”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/--c05c.html
2017年10月16日 マスコミに載らない海外記事

全てが実にあつかましい形でおこなわれている。世界のこの場所にいない人々には、これほど‘完璧な’設計など到底想像できまい。

所属クラブに、私の場合はタイ外国人記者クラブ(FCCT)に入るやいなや、洗脳の長い腕が伸びて来る。

居心地の良い長椅子に座るとすぐ、しっかり世話をしてくれる。一体何を考え、考え方をいかに形成し、変更するか、指示され、命令されるのだ。

時折、中国における“腐敗と不品行”に関する映画を見せられる。とりわけフィリピンの反欧米大統領を中傷するような公開討論に参加するよう奨励される。

最近のことではあるが、中東、特にシリアも、注目を浴びるようになった。

もちろん、FCCTのような場所で提供されるほぼ全て、欧米の見解というか、より正確には保守派から‘リベラル’に至るまでの一連の欧米の見解だ。クラブはアジアでも東南アジアの中心にありながら、欧米の思考方法に熟達したごく少数のタイ人を除いて、きわめて少数のアジア人しか招かれない。あるいは、ダライ・ラマのような欧米の代理人、もちろん、このような人々は何時でも大歓迎だ! ‘反対側’の話をきくことなどあきらめて頂きたい- 中国本土からの共産主義思想家や作家、フィリピンの親ドゥテルテ派の学者や活動家のような講演者たちに出くわすことは決してない。

FCCTで見受けられるタイ人の大半は、実際、欧米主要マスコミの権威者に支援業務を提供する人々だ。通訳、フィクサー、ウエーターや数人の業務担当者だ。

ここは、アジア人が欧米人に、アジアに関して講義をする場ではない。ここは、欧米人がアジア人に、概して、どのように考えるべきか、とりわけ、自分たちの国について何を考えるべきかを教える場なのだ。

FCCTと同じ階の絨毯を敷いた狭い廊下の先には、BBC、NBCや、いくつかの他の主要欧米マスコミ事務所がある。バンコクの‘ペントハウス’マニヤー・センター・ビルディングは、実際、自給自足可能なプロパガンダ総合施設なのだ。

そして今晩、シリア国境からわずか数キロの場所で、約80,000人の難民を収容しているヨルダン’の巨大なザータリ難民キャンプに関する「サラーム・隣人」と題するアメリカ・ドキュメンタリー映画の無料上映(我々のような会員向けに)が行われる。

FCCTのビラには、あからさまに、こうある。“在バンコク・アメリカ大使館とアメリカ・フィルム・ショーケースの協力“

アメリカ大使館職員が映画を紹介する。(あからさまに)アメリカ国務省が後援している映画だ。

FCCTは混雑している。皆ビールを飲んでいる。冒頭のあらゆる演説に、人々は従順に拍手する。帝国の外務省が東南アジアでも最も重要な都市の外国人記者クラブで催しを主催する皮肉には誰も気がついてないように見える。冗談が飛び交うこともなく、風刺は皆無だ。欧米マスコミ連中は、きちんとしつけられている。オリバー・ストーンの“サルバドル”など期待してはならない - 全く違う時代のものなのだ。

生ぬるい当惑に満ちている。ここでは激烈なイデオロギー対決を目にすることは決してない。人は場所をわきまえている。彼らは、一体何を言うべきか、どう振る舞うべきかを十分承知している。しかし最も重要なのは、連中が何を書くべきかを知っていることだ。

*

映画は短く、わずか75分ほどで、実際はなから分かりきっていた。全く酷いというものではない。映画技法は立派で、おそらく、ごく僅かな事実しか提示していないせいで、事実上の間違いは非常に少ない。映画制作者たちは‘政治的に正しい’のだ。連中は時に、特に難民の子供たちとやりとりする際、感情を抑えきれず涙ぐむ。

“キャンプ住民は我々に心を開き、家も見せてくれた”などの陳腐なきまり文句に満ちている。

だがFCCTのあらゆる場所にあるモニター画面に冷ややかに規則的に現れる、いくつか当然予想できる場面もあった。たとえばこういうものだ。子供たちは暴力的な戦争ビデオ・ゲームで遊んでいる。ある子供が突然こう言う。


“ああ、これはアサド政権の旗だ… この人たちが僕に弾や武器をくれるんだ。”

ソフトで‘善意で’うまく撮影されたプロパガンダを吹き込まれたのだ。シリア戦争における欧米の重要で、恐ろしい役割に関して、一言たりとも発せられない。ザータリ難民んキャンプが、最も過激な親欧米、親湾岸諸国テロ組織の訓練キャンプの一つであることに一言も触れない。

映画が終わった後、Q/Aコーナーにも参加することにした。

アメリカ納税者の負担でタイまでやってきた二人の映画監督を、いささか皮肉に称賛した。私もケニヤ-ソマリア国境の悪名高い残虐なダダーブも含め、難民キャンプ内で何本か映画を撮ったと言った。そこで、私は単刀直入に聞いた。


“シリア難民は一方の側だけの話ししかすることが許されていないのはご存じですか? 私はザータリ難民キャンプを良く知っています。そこでは、イラクのクルド地域にあるシリア難民キャンプ同様、シリア人はふるいにかけられ、アサド大統領に反対だと言わない限り、対応してもらえず、支援を得られないのです。”

練達の欧米プロパガンダ制作者の当惑した顔が私をじっと見据えた。アメリカ大使館官僚連中は冷静さを保っている。連中はプロで、うろたえるようなことはまずない。

だがマスコミ連中は憤慨した。ロシア語なまりを誇張して、私が映画を制作している放送局の一つとして南米のテレスールの名前をあげた。よく言うよ。何と身の程知らず。非欧米人が、欧米の世論を形成する連中に、世界について説教を垂れるとは!

私はこう結論づけた。


“大半のシリア難民はシリア政府から逃れているのではありません。彼らは欧米や湾岸やあちこちの同盟諸国が始め、支持している戦争の恐怖から逃れているのです。”

沈黙は完璧になった。

すると、上流中産階級出身で、欧米で育ったことが明らかな現地タイ人の若い女性がマイクに近づき、可愛らしく笑いながら言った。


“ザータリ・キャンプを来年早々訪問したいと思います。中東については何も知らないので、なぜだかわかりませんが… 難民に何かできるかもしれませんね? 私は何かを学べるかも知れません?”

“何枚か自取りを撮影するかも”と私は思った。

すぐに私は気分が悪くなり、文字通り、そこから逃げ出した。

*

東南アジア丸ごとが、欧米や日本の親欧米プロパガンダという、きつい拘束衣に閉じ込められているのだ。とは言え主要マスコミや、連中が欧米プロパガンダを流布する手口が、拘束衣が機能する仕方の唯一の例というわけではない。

ほぼ全ての真面目な大手書店(少なくとも英語本を販売している店)は、日本の巨大書店、紀伊国屋に、既に‘打ち負かされている’。東南アジアにおいて、書籍販売における紀伊国屋は、食品小売りにおけるカルフールにあたる。インドネシア、マレーシア、タイとシンガポールで営業しており、店舗は上品で、洗練されている。だが何か売れ筋の本を買いたいのでない限り、棚に見る(見つからない)ものに失望し、衝撃さえ受けるかも知れない。

こうした書店で、ノーベル文学賞受賞者のスヴェトラーナ・アレクシェェヴィッチ作品などの何百冊もの酷い反ソ連プロパガンダ本を見つけられるのは言うまでもない。だがエレナ・ポニアトウスカのような偉大な代表的メキシコ人左翼作家の本を探そうとしても、一冊も見つからない! ジョゼ・サラマーゴ、ダリオ・フォのような(だが共産主義の)思想家やハロルド・ピンター(この作家三人全員ノーベル文学賞を受章しているが、政権には大いに嫌われている)の大半の作品をそこで見つけることなどあきらめていただきたい。運が良ければ彼らの著作の一冊か二冊は見つけられるかも知れないが、それ以上は無理だ。

おそらくベルトルト・ブレヒトの戯曲の一編や二編なら見つけられるかも知れない。私はバンコクで探して、一冊しか見つからなかった。ガリレオだ。

東南アジアの書店では、反中国、反共産主義プロパガンダなら“食べ放題”だが、莫言を除いて、本当に偉大な現代中国共産主義の小説家や詩人の本は一冊もない。

もちろん、何か“好ましからぬもの”を見つけ出そうなどしてはならない。「好ましからぬ」という表現で、私は、欧米がこの地域に植えつけ、支持している、宗教や、新植民地主義や君主制や、‘文化’といった言葉の陰に隠れていることが多い現地の封建構造などのあらゆるものに対する皮肉っぽい批判を意味している。

インドネシアでは状況は最も途方もない。スハルト退陣後、急激に増えたあらゆるまともな書店は文字通り消滅した。以後、紀伊国屋はジャカルタの商売を‘模様替えし’、現在は大衆小説や、若干のペンギン・クラシックや似たような主流作品しか売っていない。

ジャカルタのプラザ・スナヤンにある紀伊国屋のマーケティング担当者アリフがこう説明してくれた。


“棚の配列はシンガポール店と同じはずですが、ここでは、インドネシア人経営層が何を売るか決めます。”

確かに彼らは決めている! 想像通り、アドルフ・ヒトラー (インドネシアでは、非常に人気の高い歴史上の人物)や、彼の‘ベスト・セラー’ (少なくともジャカルタでは) “我が闘争”を含む多数の本だ。そのすぐ隣には、最低の反共産主義プロパガンダに満ちた棚がいくつかある。

国民洗脳の点で、インドネシアは、1965年以来、常に東南アジアの先達だ。

もちろん、もっぱら東南アジア言語の本を売る現地書店チェーンもあるとは言える。とはいえ、それは極めて限定されている。率直に言って、世界でも、この地域では、高品質翻訳の本という文化がなく 現地言語で刊行されている書籍の数は比較的少ない。最も傑出したインドネシア人小説家プラムディヤ・アナンタ・トゥールでさえ、マクシム・ゴリキーの“母”を、バハサ・インドネシアに翻訳する際(“イブンダ”)、作業に、元のロシア文章をスクロールしながら(彼はさほどロシア語は話せないと認めている)オランダ語訳と彼の‘直感’を使ったと私に告白したことがある。

*

何十年もの大変な努力で、欧米による東南アジアの知的洗脳は今やほぼ完成している。

洗脳は、学生に奨学金を支出し、インドネシア人、タイ人、マレーシア人や他の‘学者’や教授に条件付きの資金供与をして部分的に‘教育’によって行われている。

欧米プロパガンダは‘文化’を通しても‘首尾よく’流布されている。欧米‘文化センター’は、大半の地方都市で、‘高尚な芸術’を提供する(奇妙にも)唯一の場所であることが多いのだが、明らかに、ヨーロッパと北アメリカの帝国主義的狙い(最新小説“Aurora”で私が鮮やかに描写した通り)を推進している。

現地エリートは、ほぼ完全に外国の企業権益と政治権益にこびへつらっている。愛国心などただのはやり言葉にすぎず、何の実態もない。

欧米帝国主義に対するイデオロギー的、物理的反対から、東南アジアほど隔離されている場所は、世界に他にない。

欧米による完璧な洗脳の結果は壊滅的だ。巨大な東南アジアが、偉大な思想家、作家、映画監督や科学者を生み出すことができないのだ。タイ(重要な小説家チャート・コープチッティ)や、インドネシア(オーストラリア人の友人で画家のジョージ・バーチェットが、‘ディエゴ・リベラとピカソの現地版の爆発的融合’と表現するスハルト・ファシスト政権時代の元政治囚だった政治画家ジョコ・ペキック)は、ごく僅かな例外だ。

ナイジェリアからレバノン、イランからメキシコに至るまで、世界の他の貧しい、荒廃させられた、複雑な場所は、文字通り、大量の素晴らしい作家、映画監督や知識人を生み出している。

*

ベトナム (そして、ある程度は、ラオス)を除き、欧米は、全ての共産主義と社会主義的な考え方や国際主義を、文字通り根絶した。それは、大虐殺と粛清の画策によって、残忍に行われた。インドネシアだけで、何十万人、おそらく、何百万人もの左翼が、1965年のクーデター後に殺害された。東チモールでは、左翼FRETILIN運動が、ポルトガルからの独立を獲得し、公正で明快な選挙で、権力の座についた後、住民の30%が、スハルトの軍によって殺された。タイでは、共産主義者は、石油樽の中で、生きたまま焼かれた。マレーシア、シンガポールとフィリピンでは、共産主義者の殺害や失踪が起きた。

インドネシアを含む幾つかの国々で、‘共産主義イデオロギー’は依然、公式に禁止されている。

国際主義、反帝国主義や共産主義や知的追求が破壊された後、東南アジアには、外国から保守的な形の宗教や、大量消費主義、‘伝統的な家族の価値’や、グロテスクなほど極端な個人主義が注入された。

同時に、既に何年も、何十年も、この地域は、買春ツアーと、安く、安易な生き方を探し求めている多数の‘国外在住者’とで、有名、いや悪名まで高くなった。その過程で、彼らは現地‘文化’を形成し、この地域脱知性化してしまった。北京や東京は、磁石のように、無数の偉大な外国人学者、思想家や創造力ある人材を惹きつけているが、概して、東南アジアは、控えめに言っても、大いに異なる種類の外国人たちが殺到している。連中は、一体なぜここが居心地良いのだろう?年齢や功績と無関係に、白人だと言うだけで、東南アジアで享受できる‘大いなる尊敬’のおかげだ。この尊敬は、欧米文化は優れており、実際、世界最高だという何千回も繰り返される(大半は間接的に)明白なウソによる、現地人の洗脳に由来している。

ヨーロッパ人や北アメリカ人が、更に居心地がよくなるものがある。東南アジアでは、欧米プロパガンダによって広められるほぼ全ての基本原理、最もprimitive grain資本主義と右翼イデオロギーが歴史的に受け入れられ、大目に見られ、うやうやしく複製さえされている。


現地の学界の連中にとって、欧米(あるいは日本)のお墨付きだけが重要なのだ。その結果、東南アジアは、愛国的な自立思考が、実際一体どのように構成されるものかを忘れてしまったのだ。

大半の東南アジアの新聞は、遠い国々に‘海外特派員’を置いていない。彼らのほぼ全ての国際ニュース報道が、ロイター、AFPやAPなどの欧米主要通信社から直接送られている。それを通って、少なくとも、多少の異なる反対の情報が入り、大衆に影響を与えられるような抜け穴は、全くなさそうに見える。

バンコクやジャカルタやクアラルンプールの街頭で‘南-南’協力について質問をすると、相手はぽかんとする。何か新しい携帯電話用アプリかファスト・フード・レストラン・チェーンについて話をしているのではと思われるだろう。BRICSって何、石工?

書店は基本的に終わっており、商業映画は極めて入念に選ばれた(空虚であればあるほど良い)ハリウッド ‘ブロックバスター’や現地ホラー映画を提供している。

ジャワ歌舞劇の伝統的政治劇(ケトプラック)を含む、現地の芸術は最近は‘時代遅れ’、つまり、脇に追いやられ、全く意味のないものにされ、沈黙させられたのだ。

Scarce芸術映画クラブ、バンコクのリバー・シティーにある、アメリカやヨーロッパの文化施設 (“スポンサー”)ステッカーが玄関を飾っている。

リバー・シティー映画クラブ近くの画廊の一つにある行儀の悪い画商が、股から二基の醜悪なミサイルがぶら下がっているオバマの絵をつい最近無謀にも展示した。だが、どうやら、トルコ大使館が後援し、何人かの欧米外交官が出席する公式上映直前に挑発的な芸術作品を取り除くよう依頼されたようだ。“倉庫に一緒に行きましょう、ご覧にいれますよ”と、何か違法ポルノや麻薬の類をあっせんするかのように、彼は私にささやいた。

*

たぶん、“いかに物事がおこなわれるか”の最も分かりやすい例は、数年前にジャカルタのゲーテ・インスティテュート構内で私が出くわしたものだ。学芸員たちは、グダニスクでのある抗議行動中に、治安部隊が、抗議行動参加者に向けて発砲した際のポーランドの‘連帯’時代の何枚かの古い写真を展示することに決めたのだ。

展示は‘共産主義’が公然と禁じられ、1965年、アメリカが支援したクーデターの際、何百万人もが虐殺され、巨大な群島全体が、多国籍や現地の採掘や、伐採カルテルによって、取り返しがつかないほど略奪され破壊されたインドネシアの首都でぬけぬけと、開催された。悪夢のような超過激資本主義が、何十年間もインドネシアを支配し、破壊しているのに、ドイツがインドネシア国民に見せることにしたのはグダニスクなのだ!

何十年か昔、ポーランドで殺害された一握りの共産主義者が追悼され、インドネシア国民に紹介されるのだ。もちろんドイツの文化施設は、インドネシアの親欧米虐殺部隊による共産主義者の大量虐殺を追悼する展示をしようなどとは夢想だにしなかった。

*

今東南アジアの人々は、ロシアについて、ほとんど何も知らず、中国についても、ほとんど何も知らない(欧米の民衆扇動家連中が、民衆に知って欲しいと思っていること以外は)。南アフリカを含むアフリカはよその惑星にあり、中南米もそうだ。現地エリートだけが遠隔の地まで旅行する余裕があり、この連中は、欧米のご主人たちや、公式教義に忠実だ。彼らは決して真実をかたらず、決して偽情報に波風をたてることはない。

この地域の人々は、たいてい近隣諸国のことより、北アメリカのポピュラー音楽やヨーロッパのサッカーのことを良く知っている。東南アジアの貧しい人々は、公正で平等主義の社会を構築しようとしている中南米に関して、ほとんど無知のままにされている。彼らは、キューバ、ボリビア、ベネズエラやエクアドルについては、ほとんど何も知らない。

もちろん、東南アジアで、最近のアンゴラでのMPLA再選(アンゴラは、人類に対する欧米植民地主義犯罪と、新植民地的略奪の象徴の一つなので、世界にとって極めて重要な意味を持つ出来事)が論じられる可能性は全くない。東南アジアでは、キューバや、その国際主義についてや、欧米帝国主義に対し、今誇らしく、断固として立ち上がっている国々の連合についてさえ論議することは決してない。

中東についてはどうだろう? 話題は、パレスチナ問題のみに限定されており、それすら、大部分がイスラム教徒のインドネシアとマレーシアにおいてしか議論されていない。他の中東の‘つながり’は、余りに‘非宗教的’で、余りに‘社会主義者’だと非難されている、不自然に注入された、アサド大統領憎悪だ(もちろん、こうしたものは、こちらでは大変な‘犯罪’で、明らかに称賛にはならない)。

*

東南アジアでは、欧米が明らかに勝ち誇っている。欧米はこの巨大な(そして過去には多様だった)地域を、まんまと‘無力化し’、‘鎮定し’、洗脳し、知的に奴隷化した。

この状況が永遠に続かなければ、それも余り長時間続かなければ良いのだが。

フィリピンとベトナムは急速に正気を取り戻し、欧米の命令に従わない意思を固めつつある。

だが、インドネシアは、‘イスラム教を侮辱した’という全く不合理で異様な非難(非難が余りに奇怪なので、現地の言語学者たちすら彼の支持に回ったが、判決は‘政治的’で、公正とは無関係だった)で中傷され、投獄されたジャカルタの進歩的州知事‘アホック’に対する伝統的な形の‘法的クーデター’の後、大きな挫折を味わった。彼の本当の‘罪’はこうだ。アホックが、この依然絶望的なファシスト国家において、少なくとも多少は社会主義的な要素を導入しようとしたことなのだ。彼は倒れた。間もなく、他の人々が新たな試みをするかも知れない。

一方、中国もロシアも、この地域に本格的に入り込もうとしている。現地の‘最上流連中’は注視している。東南アジア・エリートの大半は、もちろん北ベトナムの人々を除いて、何世紀もずっと売り物だった。

反帝国主義連合が、より強力でより豊かになるにつれ、実際、近い将来、いくつかの東南アジア諸国トップの本格的な心変わりもあり得る。共産主義さえ、最終的には再度合法化される可能性があるが、多少の資金提供や奨学金や相当な助成金を広めるのに成功できたらの話に過ぎない。

もしそうなれば、バンコクFCCTでの画一的な論議も、最終的に、活気に満ちた多様なものとなり得よう。

もちろん、欧米はそういうことが起きるのを阻止すべく、全力を尽くすだろう。

アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、小説家、映画製作者で、調査ジャーナリスト。彼は数十ヶ国で、戦争や紛争を報道してきた。彼の新刊書、三冊には、革命小説“オーロラ”と、政治ノンフィクション・ベストラーの二冊 “帝国の嘘を暴く”と“欧米帝国主義と闘う”がある。他の著書は、ここで見ることができる。彼は、テレスールと、アル・マヤディーンTVに映画を制作している。ルワンダと、コンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー「ルワンダ・ギャンビット」を見る。中南米やオセアニアで暮らした後、ヴルチェクは現在、東アジアと中東に暮らし、世界中で働いている
neo.org/2017/09/23/western-propaganda-in-southeast-asia-a-true-success-story/

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c81

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
117. 中川隆[-6160] koaQ7Jey 2017年10月18日 13:18:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>33, >>51 に追記

10月16日、世界の富豪や権力者が租税回避地を利用している実態を暴露したパナマ文書報道に参加したジャーナリストが、自宅のある地中海のマルタで自動車爆弾により殺害された。写真は現場付近で捜査にあたる警察関係者ら(2017年 ロイター/Darrin Zammit Lupi)


パナマ文書報道に参加の記者暗殺 自動車に爆弾を仕掛けられ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8672.php
2017年10月17日(火)16時34分 ロイター


世界の富豪や権力者が租税回避地を利用している実態を暴露したパナマ文書報道に参加したジャーナリストが16日、自宅のある地中海のマルタで自動車爆弾により殺害された。

ダフネ・カルアナガリチアさん(53)は同国では調査報道で知られる著名なジャーナリスト。彼女が運営するブログは、政党を問わず政治家の汚職を追及し、高い支持を集めていた。

事件の30分前にもカルアナガリチアさんはブログを更新しており「あちこちに不正を行っている人たちがいる。事態は深刻だ」と書いていた。

地元住民によると、カルアナガリチアさんが自宅を出て、自分の車を運転していたところ、突然車両が爆発した。爆風で車体が道路の外へ吹き飛ばされるほどの威力だった。

同国のムスカット首相は「報道の自由に対する野蛮な攻撃」と事件を非難するとともに、米連邦捜査局(FBI)が捜査協力を申し出たことを明らかにした。

カルアナガリチアさんは今年ブログで、ムスカット首相の妻がパナマ企業の実質的なオーナーであり、同企業とアゼルバイジャンにある複数の銀行口座の間で多額の資金が動いていたと報じていた。首相は不正を否定するとともに、カルアナガリチアさんを提訴していた。

地元テレビ局はカルアナガリチアさんが2週間前、脅迫を受けたとして警察に被害届を提出していたと報じた。
______

僕は車に乗る時は必ずブレーキが利くか、何か異常が無いか調べてる

僕みたいに体制側の悪事を暴く投稿をしている人は気を付けてね
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c117

[議論31] 枝野党は日本の真のリベラル政党として発展していく可能性を見る。それを鼓舞すのはこの国の構成員である 仁王像
1. 中川隆[-6159] koaQ7Jey 2017年10月18日 13:22:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
仁王像氏みたいにリベラルの意味が全くわかってない人が阿修羅には多いね

大昔はともかく、現在では右翼・左翼・保守・リベラルの意味自体が変わってしまったからね


選挙対策で今は右翼気取りの小池百合子も本当はリベラルだよ

民進党内のリベラル派は希望の党への入党条件「外国人に対する地方参政権の付与に反対すること」だけが受け入れられなかったんだな

アホはリベラルを何かいいものだと誤解してるみたいだけど

リベラルというのは日本を中国人移民に乗っ取らせる事だ:


リベラル=新自由主義・グローバリスト、移民受け入れ推進派、反マルクス主義

右翼=移民受け入れ反対派、多文化共生反対派(欧米では反イスラム・反ユダヤ、日本では反中国・反朝鮮)

保守=改革をすべて否定する、反新自由主義・反グローバリズム、移民受け入れ反対派


中国共産党とロスチャイルドがリベラルの本家

竹中平蔵・橋下、安部、前原と小沢、自民党、維新、民進党と自由党は移民受け入れ推進派なのでリベラル

小池・希望の党はメンバーはグローバリストばかりだけど、現時点では選挙対策で移民受け入れや多文化共生に反対しているから一応疑似右翼

日本で保守勢力は日本共産党だけ
但し、日本共産党は反中国・反朝鮮ではないから右翼ではない


自称「リベラル(自由主義)」の枝野・小沢が目指すのは強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築で小池、安部、小泉と全く変わらない

前原誠司は野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。


「リベラル(自由主義)」を左翼や修正資本主義の意味で誤用しているのは日本くらいで、外国に行っても通じない。

それはさておき、その「ソフト化された左翼」の「リベラル」を好んで使っている人は結構多いのだ。戦前の共産党やその他の左翼思想家、自由思想家に対する弾圧の「後遺症」もあり、この国では「私は共産主義者(社会主義者)」だとか「左翼だ」とか言うと「暴力革命も辞さず」みたいなふうに受け取られかねない。つまり、何処か「非常識な人間だ」と思われたくないので、誰もあまりそのようには言いたくはないのだ。

だから欧州流の社会民主主義的な香りを漂わせるような気がする(実際には欧州でも「リベラル」は左翼の意味ではないらしいが)リベラルと言う言葉を使いたがる人は多い。

「私はリベラルです」というと「常識的な範囲で福祉の充実した社会を望む」というような良い意味になるとアホは思っている。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/536.html#c1

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
432. 中川隆[-6158] koaQ7Jey 2017年10月18日 13:42:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【1962年11月23日】 山谷で暴動 住民1000人以上が騒乱 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Xk53HPG7SaA

山谷ブルース 岡林信康 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yuPyhdzyGlI


山谷。かつてのドヤ街の光景から少子高齢化の未来が見える
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171017T0213500900.html


日本は少子高齢化を放置してきたので、地方からどんどん寂れてしまっている。人口は急激に減少して、地方の僻地どころか、地方都市そのものまで人口が消えてマンションや民家に空白が増えている。

地方のこの惨状は、実際に自分の目で見て見ると「本当に日本はこのままで大丈夫なのだろうか?」と背筋に冷たい汗が流れるような恐怖に駆られる。

以前、広島の人口減で消えていく村や、廃墟になりつつある民家の写真を紹介したことがあるが、私は「人が消える」ということに居心地の悪い不安を隠すことができなかった。

これは実際に、誰もいなくなった限界村などを歩けば誰もが同じ不安を持つはずだ。もう一度、この写真を見て欲しい。それは「地方の死」に他ならないのである。

(滅びゆく地方の光景。やがてそれは日本の致命傷になる)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20150519T1709040900.html

私は東南アジアの多くの地方都市や何もない郊外を、野良犬のようにほっつき歩いてきたが、東南アジアで同じような不安を感じたのはインドネシア・モロ島くらいだ。

(不気味なインドネシア・モロ島と、打ち捨てられた村の女性)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20121031T0451180900.html


しかし今、改めて考えると不気味だと思ったモロ島以上に、日本の地方都市は人が消えて薄気味悪くなってきている。

2025年、「ついに東京都も人口減少」に向かう

私は一時期、地方のどこかに家を買って隠遁したように生きていこうと思ったことがあったのだが、実際に地方を回って過疎と限界集落の現場を見て止めた。

私は都会生まれの都会育ちなので、電気・ガス・水道・インターネット等のインフラが使えなくなったら日常生活が送れないと客観的に思っている。

もし、地方に家を買ってそこが限りなく過疎になったら、インフラが維持できなくなってしまう。そうなったら、私にできることは何もない。

だから、私は地方に住むのはリスクを抱えると直感して、以後は東京から離れる気をなくした。

何かのSF映画では、しばしば人類が絶滅して数人の人間が生き残って廃墟の街を歩くような場面が出てくる。

日本はあたかもその人類滅亡以後の世界を地方に作り出しているかのように見える。子供が消え、老人ばかりになり、やがてその老人も消えていき、最後に日本人全体が縮小していく。

その、じわじわと迫り来る未来に対して日本人が危機感を覚えないのは、人口の大多数が都会に住んでいることと、少子高齢化の現象はじわりじわりと進むので切実な危機感を覚えられないからである。

熱湯に入れたカエルは驚いて飛び出すが、じわじわと温度を上げていくとカエルはそのまま茹でガエルになる。それと同じ現象が日本に起きている。

都会に住む私たちはこの人口減を「田舎だけの話だ」と他人事のように思っているのだが、どのみちあと8年もしたら「ついに東京都も人口減少」に向かう。

2025年の日本は3人に1人が65歳以上となり、少子高齢化を解決することは不可能になる。不動産価格も全体的に崩落していく。

(マネーボイス:日本発地獄行き。「念願のマイホームを買う」という幸せゲームの末路)
http://www.mag2.com/p/money/314207


過疎化の地区がアメーバのように広がっていく絶望

東京は、どのような光景になっていくのだろうか。ぼんやりと、そのように考えていた時、ふと私の脳裏に浮かんだのは、「山谷」だった。

かつてドヤ街として知られ、日本中から労働者が集まって溢れんばかりの熱気にむせ返っていた山谷は、今や人々が消え、労働者も高齢化していなくなり、東京でありながら誰も関心を寄せない淀んだ空気の街となっている。

そこには昼間歩いても車の往来も人の往来もほとんどない。老いた人たちが目立つが、その老いた人たちですら少ない。

数年前に山谷を歩いた時に私が感じたのは、「この街は死んでる」というものだった。

2025年の日本が超少子高齢化によって活気を失っていくのだとすると、どのような光景をイメージしたらいいのか、私はその手がかりを現在の山谷に持っている。

今のまま少子高齢化の波を止められないというのであれば、東京は2025年以後、まだら模様に人口が少ないところから、今の山谷のようになっていくはずだ。

すでに東京では、26市1群や東京圏の外側からゆっくりと過疎が始まっている。

多摩ニュータウンも歯が抜けたように人口が消えており、今後は八王子市域や稲城市域でも人口減少に悩まされるようになっていく。

場所によってはすでに首都圏の過疎化が始まっているのだが、やがては過疎化の地区がアメーバのように広がっていき、あちこちで「都市内限界集落」のような場所が生まれていくことになるだろう。

家やマンションは買わない方がいいというのは、自分の住んでいる地域が過疎化して今の山谷のようになってしまう可能性もあるからだ。

資産価値が落ちるかもしれないのに30年以上にも及ぶローンで人生を消費しても仕方がないし、自分の住んでいる街が駄目になったら、さっさと住みやすいところに逃げられる身軽さを保つ方がよほどいい。

つい先日、平日の昼間に山谷に寄った。今の山谷がかつての熱気などまったくなくなっていることを写真から雰囲気を感じて欲しい。


泪橋を南下した都道464号線。昼間なのに人通りも少ないし、通っている車もそれほどない。誰もこの地区には用がないようだ。

テナント募集も「FOR RENT」もずいぶん古くなっているのが分かる。誰も入らない。山谷ではもはや「FOR RENT」すらもあきらめて見捨てられた建物もたくさんある。

ゴミを捨てるなと看板が出ているのに、そこにわざわざゴミを捨てている。そのまわりは誰もいない。

自転車に乗った高齢層が危なっかしくフラフラと自転車で大通りを走っている。危なっかしくても大丈夫だ。この大通りに車はほとんど走っていない。

作業衣を売っている店もあるが、もう商売をあきらめた雰囲気もある。労働者は高齢化して、誰も作業衣を必要としていない。

コンビニがあったが、利用しているのはやはり高齢者である。まだそれほど気温は低くなかったが、かなりの厚着をしている。路上に長い人は、厚着の傾向が強い。

道の奧まで見渡せるが、人がほとんどいないのが分かるはずだ。本当にこのあたりは人がいない。

「年金生活者、生活保護、保証人不要」を謳うのは大阪のドヤ街である「あいりん地区」と同じだ。高齢層の年金や生活保護費を狙うのが貧困街の貧困ビジネスである。

孤独な高齢者が、収容されているアパートから出てどこかに歩いていく。

見捨てられた建物。二階のガラスが割れている。もう誰も住んでいないのが分かる。

ドヤのひとつ「トキワ」。かなりの老朽化した建物であるのが分かる。

教会も老朽化している。ドヤ街にこうした教会が多いのは、貧困層の救済の意味もあるが、布教のためでもある。

三三ハウスは、労働者ではなく安い宿に泊まりたい外国人のバックパッカーのための宿だ。

個室は2200円、ドミトリーは1250円となっている。無料Wi-Fiも使えることになっている。

杖をついて歩く高齢層の姿もあった。この日、街に子供の姿はまったく見なかった。

いったいいつの店なのだろうか。氷販売……。まるで昭和40年代にでもタイムスリップしたかのような看板だ。

山谷の商店街「いろは会」も、昼間だというのにほとんど誰もいない。99%の店が商売をあきらめて店を閉じている。


アーケードの中。まったく活気がないのが分かるはずだ。シャッター通りなので、買い物に来ても何も買えない。

ただ、すべての店が閉まっているわけではない。雑貨屋のような店が開いていた。この店もまた古めかしい昭和の雰囲気がぷんぷんしている。

アーケードは撤去されるようだ。工事は平成29年5月からと書かれているが、工事が始まっている気配はまったくない。工事までやる気がないのだろうか。

この商店街のシンボルである「あしたのジョー」の看板がある。もはやジョーがいた頃の山谷と今の山谷はまったく違う光景になっている。

古めかしい旅館(ドヤ)だが、今でも健在だ。

空室あり。高齢化した労働者はドヤからドヤへと渡り歩くのではなく、年金や生活保護費をもらいながら、ドヤをアパートのように使っている。

自動販売機は70円だった。

かつての山谷は、このような建物がたくさん建ち並んでいたのだろう。この家もガラスが割れて見捨てられている。

この家も見捨てられている。恐らく家主が亡くなって、そのまま放置されてしまっているのだろう。

こうした見捨てられた建物が山谷にはあちこちに建っている。このあたりは日本堤なので、台東区になるが、東京23区でも見捨てられる土地は見捨てられるということだ。

人がいるのかいないのか、開いているのかいないのか分からない旅館も多い。

ここもまったく人の気配がない。ふと、私はゴーストタウンでも歩いているのか、という気分にもなった。

全室冷暖房が完備されて一泊2000円。月にすると6万円だから、年金だけの高齢者には厳しいかもしれない。

冷暖房が完備されているというのは、旅館の売りになっているようだ。

この旅館は完備されているようには見えない。しかし、表の自転車の数で見ると、住民が多いように見える。

やはり、誰も歩いていない。

ここも誰も歩いていない。人がいないところを探して写しているわけではない。本当に人が歩いていない。

やっと人を見つけた。やはり老いた人で、ゆっくりと私を追い抜いて歩いていく。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171017T0213500900.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c432

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
433. 中川隆[-6157] koaQ7Jey 2017年10月18日 16:14:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本発地獄行き。「念願のマイホームを買う」という幸せゲームの末路=鈴木傾城
2017年10月5日


不動産デベロッパーが仕掛ける持ち家信仰に踊らされ、家を買いたいと思う日本人は多い。彼らはこの国の確定した未来から目を背けている。どういうことか

日本で持ち家が「財産」だった時代はとうの昔に終わっているのに


この国自体が「終わっている」

日本は世界で最も激しい少子高齢化に突き進んでいる国であり、人口が減少している国でもある。人口が減っているということは、「働き手」も減っているということだ。

「働き手」のことを生産年齢人口というが、15歳から64歳までの人口もバブル崩壊以後、じわじわと減少している。

日本は、1990年のバブル崩壊から国が壊れたままで直せない状況にあると言える。

それは、バブル崩壊以後、26年に渡ってバブル期の株価の頂点であった3万8915円を一度も超えることができなくなっていることや、銀座の地価1億2000万円をも超えられないことを見ても分かる。

少子高齢化の放置、人口減の放置こそが日本を蝕む最大のガンであると、何度も繰り返し警鐘が鳴らされていた。しかし、日本政府はまったく手を打たず、日本人も危機感を覚えることがなかった。

今のままで推移するのであれば、日本は立ち枯れすることになる。だから、客観的かつ合理的に考えるのであれば、「日本に長期投資する」というのは正しいことではない。

これは株式であっても不動産であっても然りだ。もちろん、すべての企業、すべての不動産がじり貧になるわけではないのだが、全般的に見るとかなり厳しい状況になるのは間違いない。

「郊外に夢のマイホーム」という悪夢

私も日本の株式はいくらか持っている。しかし、日本株を増額する予定はまったくない。

短期的に見れば、円安が進むのであれば日本企業の売上が上がって株価も上がるという局面が起きるので、今年あたりは日本株を買っておくのは無駄ではないかもしれない。

しかし長期的な視点で見ると、日本への長期投資とは、日本特有の少子高齢化リスクを背負うことを意味する。それよりも、資本主義の総本山であるアメリカの株式市場に投資しておいた方が間違いない。

現在の資本主義を動かしているのはアメリカだ。アメリカには自社株買いを行い、高い配当を出し、増配する超優良企業が山ほど存在する。日本の株式市場でそれを探すよりも、簡単でシンプルで分かりやすい。

日本に投資して良い環境というのは、爆発的に人口が増えて少子高齢化が解消する頃である。そのメドが経ってからでも遅くない。

それがいつ来るのか、本当に来るのかは分からないが、「日本を蝕む最大のガン」が治癒したら、その時こそ日本に全財産を投じるべきだろう。

私が心配しているのは、人口減が進む今になってもまだ日本の不動産にこだわる人が多くいるということだ。

不動産デベロッパーが仕掛けてくる「持ち家信仰」に踊らされ、「自分の家」を買いたいと思うのだ。自分の家を買っても良かったのは、バブル崩壊前までの話である。

今後はよほどのロケーションでもない限り、不動産はじりじりと値を下げていくばかりと化す。

住宅ローンに追われて人生の大半を借金返済のために生きるくらいなら、値段の付く今のうちに売っておいた方がいい。日本の不動産は財産にならない可能性がある。

特に郊外の新興住宅地の不動産は厳しいことになる。
「売れるはず」のその不動産は、絶対に売れない

日本で空き家率が増えるのは避けられない。

総務省統計局は2011年より人口が年間20万人規模で減少しているとしている。少子高齢化が解消できないので人口減が止まらないのである。

さらに、若い「働き手」の多くは都会に行くので、まずは地方から、村や町が成り立たないほどの人口減に見舞われている。

こうしたところでは今後も人口が増える見込みが立たないので、借り手も買い手も見つからない。その結果、どうなるのか。不動産価格は暴落することになる。

また、こうしたところでは商業施設も病院も撤退し、個人商店も一代限りで廃業するので、取り残された高齢者は買い物すらもできなくなってしまう。現在、こうした買い物すらもおぼつかない生活をしている人は全国で約700万人もいる。

そのため、残された高齢者もそこで暮らすことができなくなり、やがては施設に入っていく。

「スラム化」の波は首都圏にも

東京圏は大丈夫だと思っている人もいるかもしれないが、東京圏でも埼玉や千葉は人口減に向かっており、空き家率はどんどん増えている。

バブル期、千葉の郊外に作られた1億円以上の住宅が、今や3000万円でも買い手が付かず、居住者はいなくなったり老いたりして建物もバケモノ屋敷のようになってしまっているというのはよく知られている。

また、高度成長期にあちこちに作られた「ニュータウン」も老朽化して無残な姿をさらけ出している。こうしたところではバス通勤が必要なのだが、人口が減ればバスも本数を極度に減らすか廃業するしかなくなる。

かくして、日本全国の空き家数は820万戸となり、それが売るに売れない状態となってしまっている。売れるはずだった不動産が売れないのである。

自分の家をローンで買う必要はまったくない

このような状況を冷静に見つめたとき、今後の日本で不動産が財産であるという考え方は成り立たないと考えた方が早い。都心なら大丈夫といっても、大阪でさえ人口減に見舞われているのだから、一筋縄ではいかない。

現在でも820万戸の空きがあり、さらに不動産デベロッパーが馬鹿のようにマンションをあちこちに建てているので、状況はもっと悪化する。

大量に供給されるものは、価値が下がる。日本の不動産を買うというのは、その価値の下がるものを買うということに他ならない。

価値の下がるものを買うのは投資ではない。つまり、日本の不動産を買うというのは、もはや投資ではない可能性がある。それは一部に上がるものがあるとしても、全般的に見ると下を見るからである。

仮に自分が不動産を買った地域が過疎化してしまうと、どうなるのか。空き家率が30%を超えると、その地域はスラム化に向かって突き進むことになる。スラムの不動産の価値などゼロに等しい。

住宅は「財産」ではなく「消耗品」

不動産デベロッパーは今も不動産が財産のように喧伝して住宅を買わせている。しかし、「住宅は財産」という考えは、一刻も早く捨てるのが好ましい。

住宅は「消耗品」であると考えるべきだ。家は古くなるし、壊れるし、ひっきりなしに手入れが必要だ。

莫大な住宅ローンを背負って家を手に入れても、返し終わった頃には土地も建物も価値を失っている。

家はボロボロで再び多額の修繕費をかけなければならない目に遭う可能性も高い。それは自分の家だから逃れられない。それができないと家がスラム化していく。日本中がそうなっていこうとしているのである。

確定した悲惨な未来

少子高齢化と人口減を甘く見てはいけない。それは猛烈なスピードでやってきている。そんな中で、自分の家を莫大なローンをかけて買うというのは、非常に問題な時代になっているのだ。

家はもう財産ではない。やがてそれが「お荷物」になる前に清算しておいた方がいい。特に自分の家をローンで買う必要はまったくない。今の日本の状況で言うと、家は消耗品なのだから、使い捨てるのが正しい。
http://www.mag2.com/p/money/314207

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c433

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
509. 中川隆[-6157] koaQ7Jey 2017年10月18日 19:52:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.15【ブラックマンデー30年】
凶数は「7」 10年周期の危機…2017年は?
http://www.sankei.com/world/news/171015/wor1710150015-n1.html


 名付けて「大暴落紀行」。今月末、米ニューヨーク南端ウォール街に位置する金融博物館は、歴史愛好家を集めてニューヨーク証券取引所など地域一体を観光するツアーを組む。

 毎年恒例の行事で、いつも満員御礼である。第1回は1988年。87年10月19日に起きたニューヨーク証取における株価大暴落を回顧したのがきっかけだ。

 ■世界に暴落波及

 「ブラックマンデー(暗黒の月曜日)」と呼ばれるこの日、ダウ30種平均は23%も下落した。29年の大恐慌の引き金を引いた「ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)」を大きく上回る暴落で、日本を含めて世界中に波及した。

 「87年はウォール街に対する米国人の関心が高まった年」と大暴落紀行を率いる歴史家のジェームス・カプラン氏は説明する。

当時は米国とイランの対立という地政学リスクが高まっていたが、真犯人は違う。少ない資金で取引できる「先物」とコンピューターが売買する「自動化」という、80年代にウォール街で本格化した新技術が“ホシ”だった。

 多くの金融機関や投資家はこの技術に飛びつき、「ポートフォリオ・インシュアランス(運用資産への保険)」なる手法を編み出した。先物と自動化を組み合わせて、運用資産に損失が発生しそうになると自動的に先物を売り、損失を回避する仕組みである。

 問題は、参加者がそろって同じ手法を用いた点にある。行動パターンが同一だと、相場が一方向に振れやすくなる。87年はポートフォリオ・インシュアランスによる売りが売りを呼んだので、大暴落となった。

■新取引に「群集」

 「7」で終わる年は縁起が悪い−−。ウォール街には、こんな格言がある。87年を筆頭に、「アジア通貨危機」が起きた97年、金融危機の皮切りとなった「パリバ・ショック」が起きた2007年を指す。

 「キーワードは『群集』。新しい手法(取引)に参加者が群がると危機が起きる」。金融工学で知られる米ケポス・キャピタルのマーク・カーハート最高投資責任者は指摘する。

 1997年は発達を遂げたデリバティブと呼ばれる金融派生商品が、市場が未発達だった新興国で利用された。2007年にかけては不動産担保債権を金融商品として切り売りする証券化商品が粗製乱造された。

 実体経済の世界では、企業の設備投資の需給バランスが崩れることによって10年ごとに変動する中長期の景気循環がある。

金融の世界も似ており、「より高い利回りと効率性を追求→新しい技術を開発→投資家が群がる→売り材料が発生→一斉に反対取引→バブル崩壊」という構図が10年ごとにおきやすい。

 ちなみに、17年も7で終わる年である。株価は最高値を更新しているが、著名投資家らが警戒している金融商品がある。日本でも人気が高まっている「上場投資信託(ETF)」だ。

 ■「7」は格言?迷信?

 17年の米国ではETFが史上最高の資金流入を記録し、市場規模は過去10年で6倍の規模になった。対象とする市場全体の動きに連動し、低い手数料が魅力なのだが、上げ相場しか経験していない。借入金を利用したり、相場の逆に張るなどデリバティブのような亜流のETFも増えている。

 警戒されるのは、相場が乱高下した場合の流動性だ。規制の影響で金融機関が自己売買を減らしているぶんだけ市場には柔軟性が欠けている。

 今年も残り2カ月半。7の数字にこだわるウォール街の「げんかつぎ」は格言なのか、迷信なのかはまだ分からないが、「バブル崩壊まで群がる」という習性は昔のままである。

■「ウォール街」の1987年

 ブラックマンデー(暗黒の月曜日)が起きた1987年は、名優マイケル・ダグラスが演じる映画「ウォール街」が封切られた年でもあった。M&A(企業の合併・買収)ブームを演じた銀行家の「欲望」を描写した同映画は、米国中で人気を集めた。

 80年代のM&Aブーム、アジア通貨危機の起きた1990年代後半、米国の不動産市場の活況に沸いた2000年代。いずれもバブルの主犯格はウォール街なのだが、その背後にいるのはウォール街の「顧客」たる機関投資家である。

 ■債務担保証券の復活

 この夏、世界の金融界にニュースが駆け巡った。「債務担保証券(CDO)の発行が上向き始めた」というのである。

 CDOとは、住宅ローン担保証券(RMBS)と並んで、米金融危機の原因となったサブプライム・ローン(低所得者向けの住宅ローン)を組み込んだ証券化商品の代表格である。言うならば、金融危機の「下手人」だ。

 今回発行が増えているのは、欧州を中心とする融資債権を裏打ちにしたCDOだそうだ。リスクが伴う分だけ利回りが高くなる。

 証券化する投資銀行にとって、CDOの組成は社債といった従来のビジネスよりも利ざやが厚い。だからこそ、乱造されたのだが、危機後は下火だった。

 ここにきての復活はなぜか? 理由は投資家の資金運用難にある。

■低いままの米成長率

 9月20日、米連邦準備制度理事会(FRB)は2008年の金融危機後に導入した量的緩和策の終了を発表した。ゼロ金利政策は15年末から解除している。

 にもかかわらず、米国の成長率と物価上昇率は低位にとどまっており、米国の代表的な長期金利である10年物長期国債は2・3%前後で推移している。

 機関投資家と呼ばれる公的・企業年金は年7−8%で資金を運用する必要がある。背後にある受給者に対して年金や保険金を支払う約束をしているからだ。

 機関投資家は本来ならば安全資産で運用するのが理想なのだが、受給者に約束した利回りと国債といった安全資産の利回りには5−6%の差がある。

 この差を埋めるためには分散投資を進め、CDOといったリスク資産に手を出す必要が生まれる。

 80年代のM&Aブームでは企業買収の融資を証券化した手法が生まれた。金融危機前にはCDOやRMBSが横行した。こうした高利回りの「ハイテク金融商品」の最終的な買い手は、機関投資家だった。

 アジア通貨危機では、米ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)といった著名な投資会社が破綻した。これらの「ハイ・リスク投資」を支えていたのも機関投資家だ。

 ■元FRB議長の警鐘

 「金融緩和は危機対応の即効薬にはなったが、構造問題を解決することはできない」。87年から2006年までFRB議長を務めたアラン・グリーンスパン氏はここ数年来、こんな警鐘を鳴らしている。

過去5年間の米国の実質成長率(単純平均)は2%強と金融危機前の06年までの5年間の2・9%どころか、過去50年間の3%を下回る。

 一方で、米国社会は高齢化が進んでおり、社会福祉費用は増大の一途にある。高い利回りを約束している米国の公的年金の積み立て不足は3兆8千億ドル(約420兆円)にまで膨らんだ。

 機関投資家に低金利を甘受させ、運用リスクを取らせたくないのなら、「年金受給の減額」や「給付年齢の引き上げ」で年金負債を減らすのが手っ取り早い。

 だが、日本と同じように高齢者の一票が選挙を左右する「シルバー民主主義」は米国も同じ。「エンタイトルメント」を縮小することは一種のタブーだ。

 「エンタイトルメント(社会福祉などの受給制度)の拡大が米国社会の大きな問題」(グリーンスパン氏)という指摘はウォール街にも当てはまる。

 「出費」を制御できないからこそ、運用利回りを上げる格好で「入り」を無理に増やそうとする年金制度の代理人が銀行家。数々のバブルを引き起こし、資本主義の権化として悪役視されるウォール街だが、皮肉にも矛盾を抱える福祉国家の映し鏡なのである。(ニューヨーク 松浦肇)

     ◇

 上場投資信託(ETF) 株式指数など、対象とする市場全体に連動した金融商品で、上場しているため時価で売買できる。機関投資家だけでなく、個人の間でも人気。金融機関がより手数料を稼ぎたいこともあり、為替リスクを避けつつ海外に投資するなど複雑な仕組みのETFも増えている。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c509

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
510. 中川隆[-6156] koaQ7Jey 2017年10月18日 19:55:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

朝鮮半島上空を舞う「死の白鳥」と「黒い白鳥」
10月12日(木)10時38分配信 トレーダーズ・ウェブ


「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」(アラン)


 朝鮮半島情勢や衆議院選挙という不確定要因にも関わらず、米国と日本の株式市場では楽観的な見方が優勢となっており、NYダウは史上最高値を更新し続け、日経平均株価はアベノミクス相場の高値を更新している。しかし、外国為替市場ではやや悲観的で慎重な見方が優勢となっており、ドル円は112円付近で伸び悩む展開となっている。

 すなわち、株式市場の楽観主義は、朝鮮半島情勢は、飛来している「死の白鳥(swan of death)」と呼ばれる米戦略爆撃機B-1B「ランサー」(Lancer槍騎兵)が鎮静化してくれるという信頼感によるものである。そして、為替市場の悲観主義は、朝鮮半島で第2次朝鮮戦争という「ブラックスワン(black swan)」が飛来するのではないかという警戒感によるものである。


1. 株式市場の群衆の叡智
 
 『富・戦争・叡智』(バートン・ビッグス著:日本経済新聞出版社)によると、株式市場には、歴史の転換点を捉える驚異的な洞察力がある、とのことである。第2次世界大戦の戦況と連合国と枢軸国の株価推移を俯瞰すると、戦局の分岐点となる戦いの前に、戦勝国(アメリカとイギリス)の株式指数が大底を打ち、敗戦国(日本とドイツ)の株式指数が天井を打っており、株式市場だけが先見性を持ち戦争の勝敗を見通していたと結論付けている。

 アメリカのダウ・ジョーンズ工業株平均は、1942年5月8日、史上初の航空母艦による海戦となった「珊瑚海海戦」で、米空母部隊が日本の空母機動部隊に初めて損失を与えた日の一週間前に大底を付けて反転した。日本の株価指数も1942年に天井を付けて、下落トレンドに転じている。イギリスの株価指数は、1940年5月24日から6月4日までの「ダンケルクの戦い」で大底と打ち、ブリテンの戦いを前に反転している。ドイツの株価指数は、1941年末、ドイツ軍がモスクワ攻略を開始する前に天井を付け、1942年6月からの「スターリングラード攻防戦」の間に下落していった。

 日米株式市場の楽観的な先見性は、朝鮮半島では軍事的衝突は回避され、トランプ米大統領の税制改革案が米議会で採決され、衆議院選挙では与党が勝利してアベノミクスの継続を示唆している。


2. 為替市場に舞うブラックスワン

 24時間取引されている外国為替市場に君臨してきた投機筋は栄枯盛衰であり、中東の砂漠、チューリッヒの山奥、北京とモスクワの中銀の一室、ベルリンとシカゴの取引所、地中海のボート、ニューヨークの摩天楼から市場との戦いに明け暮れてきた。

現代マクロ経済学の基礎を築いた経済学者JMケインズは、「美人投票」に例えた株式市場での知性の投資ゲームで巨額の資産を築いた。しかしながら、外国為替市場での損失は、ケインズ伝説に影を落としている。ドイツが第1次世界大戦での敗戦で巨額の賠償金を要求されたことで、10倍のレバレッジを効かせて大量のマルク売り・ドル買いの為替投機に乗り出したが、思惑に反してマルクが上昇したことで損切りを余儀なくされ、自己破産の瀬戸際に追い込まれた。その後、ケインズの予想通りにドルは上昇し、マルクは暴落した。

 2017年10月の円相場は、朝鮮半島での米朝の軍事衝突、第2次朝鮮戦争という「ブラックスワン」に対する地政学リスク回避の円買いがやや優勢の展開となっており、為替市場の叡智・先見性という「鼎(かなえ)の軽重」が試されている。

山下
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20171012-00000053-dzh-fx

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c510

[政治・選挙・NHK234] 政党ではなく政治家に投票すべし ー小沢政権なるか アウトサイダー
1. 中川隆[-6155] koaQ7Jey 2017年10月18日 22:17:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


2009年から2012年まで小沢・鳩山と民主党が仕掛けていた異常なまでの円高によって日本の株価は低迷を余儀なくされていたが、これは安倍政権になってから是正されてやっと株価も上昇するようになり、日本は最悪期を脱した。

民主党政権が存在していなかったら異常な円高はなかったわけで、リーマン・ショックによる株価の落ち込みも早期に回復し、日本の景気も早い段階で立ち直っていたはずだ。

しかし、この小沢・鳩山と民主党政権の地獄の3年間で日本の雇用は大幅に失われ、活力も失われ、株価も回復せず、景気も落ち込んだままだった。

小沢・鳩山と民主党のせいで、中国や韓国に技術も国富も毟り取られ、国内の重要機関も乗っ取られ、日本という国の対外的な信頼も地位も失われ、日本は崩壊寸前となってしまっていた。

小沢・鳩山と民主党の「円高放置政策」が日本経済を駄目にした元凶だったのだが、売国政党である民主党がこの失策を日本国民に謝罪したことは一切ない。


日本の本来の国力以上に、円は強くなりすぎていた

ところで、円高については本来であれば1990年代のバブル崩壊時に是正されて然るべきだったが、そうならなかった。日本はバブル崩壊して国の実力が落ちたのだから、本来は円安になるべきだったのである。

にも関わらず、円だけはずっと円高を志向しており、日本の本来の国力以上に円は強くなりすぎていた。

だから、日本の輸出企業は海外で価格競争力を喪失し、中国や韓国に工場を作るしかなくなり、そのせいで雇用ばかりか技術も盗まれて、日本企業が一気に衰退するきっかけとなった。

中国・韓国の台頭は、日本企業の技術が盗み放題だった1990年代から2000年代に起きていた。

当時の日本企業は、国内に設備投資すれば円高で価格競争力に負け、国外に設備投資すれば技術を盗まれて価格競争力に負けるという状況に陥っていたのだ。

そのせいで日本の衰退は止まらなかったが、にも関わらず円高は加速していった。

円高で日本が苦しんでいると知った小沢と民主党政権は、日本破壊を成し遂げようとでも思ったのか、アクセルを踏んで円高に向かわせたのだった。

小沢・鳩山と民主党はマスコミでも円高誘導を行い、お抱えのジャーナリストには「円は50円になる」「円は10円になる」「円高で日本は復活する」と叫ばせて、日本の経営者を絶望させることさえもしていた。

日本の銀行や保険会社や郵政が、馬鹿のひとつ覚えのように日本国債を買い支えたので、それも円の下落を防いで円高を促す原因にもなった。

安倍政権によってやっと金融緩和が行われて円安になっていったが、これがなければ日本企業は完全に息の根を止められていたことになる。日本は間一髪で助かった
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/317.html#c1

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
41. 中川隆[-6154] koaQ7Jey 2017年10月18日 22:45:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年10月18日
テレビの偏向報道 偏向を自慢したテレビ朝日の過去


朝日の報道番組は必ず「善玉」「悪玉」に色分けし、視聴者が悪玉を憎むようにしてある。
誰が悪玉かはテレビが決めるので、こんなものを見ていると思考力が奪われる。
引用:https://pbs.twimg.com/media/CMX1acbVAAAt1mu.jpg

マスコミの偏向に不快感持つ人々

2017年10月22日投票の衆院選に向けて、マスコミの印象操作や組織的な選挙活動妨害が話題になっています。

有権者の多くがマスコミは嘘の情報を流していると感じ、偏向報道を感じ取っている。

最近の世論調査で多くの人が、テレビやネットに偽情報が流れていると感じる、と回答していた。



また衆院選報道でテレビ朝日とTBSが偏向報道を行っているとして、批判されています。

TBSでは9月25日「NEWS23」に安倍首相が出演したが、首相にはほとんど喋らせず、司会者らが「森友加計問題」を追求し続けた。

そしてスタッフがキャスターに指示する「2人でもりかけっ!」という音声をマイクが拾い、全国放送されました。


すると2人のキャスターは指示通り「2人でもりかけ」の話をしゃべり、用意していた「森友加計問題」の映像が放送されました。

またTBSでは安倍首相の街頭演説に必ず出現する10人ほどの「反安倍派」を必ずアップで写し、観衆全員が反対派であるかのように放送していました。

さらにTBS「サンデーモーニング」で在日韓国人教授らが、自民党に投票せず野党に投票するように呼びかけた。


TBS幹部から番組製作者に「自民と安倍を叩け」と指示しているとも言われており、おそらく事実なのでしょう。

もう一つのテレビ朝日は偏向が文化で、放送開始からずっと「非自民」を呼びかけています。

視聴者によるとテレビ朝日のモーニングショーや報道ステーションの衆院選報道は、内容の8割以上が自民党批判と安倍叩きだそうです。

久米宏と筑紫哲也の2大スター

テレビ朝日は1993年に自民党が下野したとき、「朝日が政権交代させた」と偏向報道を自慢していました。

特に久米宏のニュースステーションは特定政党への肩入れと批判を繰り返し、細川政権誕生に貢献した。


90年代初頭、連日自民党批判と野党称賛を繰り返すニュースステーションは、久米宏の軽妙な話術で大人気でした。

久米宏の話術はプロレス中継のように「善玉と悪玉」がはっきりしていて、番組を見ると「悪玉」の自民を憎むように仕組んでありました。

悪玉と戦う社会党や共産党は必ず正義側に位置づけられていて、特撮ヒーローのように扱われていました。


こうした甲斐あって1993年7月の衆院選で自民党は敗北し、細川護煕を総理大臣とする8党連立政権が誕生しました。

これがその後の日本の混乱と衰退を招いたのは、今では常識だが当時は素晴らしい事だと国民は思っていました。

久米宏や筑紫哲也といったニュース司会者は、巧妙に世論を誘導して「自民=悪」「野党=正義」と視聴者に植えつけました。


彼らは南京事件や従軍慰安婦の捏造でも重要な役割を果たし、感動的なストーリーなどで、これらを事実であるかのように視聴者に信じ込ませた。

久米や筑紫は「まだ日本の政治家には慰安婦や南京事件を否定する人がいます」「日本人として恥ずかしい限りです」と言って苦痛に歪む表情をするのが得意でした。

それを見た視聴者は「早く悪人の自民党を倒さなくては成らない」と必ず思うように、番組が仕立ててあった。


自民が圧勝すると、批判していたマスコミは称賛し、政権と癒着するから処罰されない
こんな事を繰り返しているから、マスゴミはゴミのまま改まらない
20171012-00010001-abemav-001-view
引用:https://lpt.c.yimg.jp/im_siggVqedg7BVqLQUaX7ucRY08w---x900-y503-q90-exp3h-pril/amd/20171012-00010001-abemav-001-view.jpg

偏向マスコミと癒着する自民党の問題

細川護煕が総理になった1993年9月21日、テレビ朝日の取締役報道局長の椿貞良が、日本民間放送連盟で次のような発言を行いました。

「自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしよう」(ウィキペディアより引用)と局内で偏向報道を指示した。

また自民党に「悪代官」の印象を植え付けて、自民党をイメージダウンさせようとも話し合った。


自民党と対立する細川護煕や武村正義には、アニメキャラクターを連想させ、良いイメージを植えつけた。

テレビ朝日の放送免許取り消しが検討されたが、むろん「テレビ朝日のおかげで」総理になった細川護煕や村山富一はテレビ朝日を保護した。

以来テレビ朝日、TBS、フジ、日テレ各社はその時々でネタを変えながら、特定政党と癒着して別な政党を叩いている。


始末が悪いのは自民党もマスコミと癒着して利用している事で、「安倍1強」や小泉人気の時はマスコミは調子良く自民党に癒着していました。

だから朝日やTBSの偏向報道は何度問題になっても改まらず、選挙で自民が勝ったら、自民党を持ち上げる偏向報道をする事で、帳消しにしています。

おそらく朝日とTBSは今回の衆院選で自民党が圧勝したら、今までの事など無かったかのうように自民と安倍首相を称賛し、政権に接近するでしょう。


自民党の側もマスコミを処罰せず、「代わりに自民党を褒めてくれよ」などと言ってさらに偏向報道を奨励しています。
http://www.thutmosev.com/archives/73148072.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c41

[近代史02] 白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程 中川隆
113. 中川隆[-6118] koaQ7Jey 2017年10月19日 07:38:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【衝撃】青い目の人間は、たった1人の共通祖先を持っていることが判明! 遺伝子HERC2の突然変異がもたらした神秘 2017.09.29
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html


 世界中にいる青い瞳を持つ人々は皆、6000年ほど前に黒海周辺で暮らしていた、たった一人の人間の子孫であることが判明したという。英紙「Independent」の記事に反響が広がっている。

■瞳の色はどうやって決まるのか?

 ご存じの通り、世界には日本でもおなじみの黒や茶色から青や緑など、さまざまな目の色をした人間がいる。目の色を決めるのはメラニン色素の割合といわれ、メラニンの量が多い順に、虹彩の色は黒、茶色、緑、青になる。

 本来、人間の瞳の色はブラウンのみだったというが、ある突然変異が原因で青い目を持つ人々が生まれるようになった。それはHERC2という遺伝子上の、ほんの一塩基に生じた変異である。HERC2遺伝子は色素生産に関わるOCA2遺伝子の調整役を担っている。OCA2は目や毛髪、皮膚のメラニン生産に関わっていることで知られている。アルビノ(先天性白皮症)の原因となる遺伝子の一つでもある。

 変異を持ったHERC2遺伝子はOCA2の働きを妨げ、虹彩にメラニンの黒い色素ができないようにし、瞳の色を青くする。ヨーロッパ系で青い瞳を持つ全ての人々は、このほんの一箇所の遺伝子変異を持っているという。

 そして驚くべきことに、この変異は1万〜6000年前に黒海周辺で生まれた、たった一人の人間に由来しているという。その人間こそ、青い瞳を持つ全ての人々の遠い遠い祖先なのだ。

■お酒の強さで祖先がわかる?

 さて、DNA上のたった一箇所の遺伝子変異が、見た目や体質に大きな影響を与えているケースは他にも多数ある。日本で有名なのは、2型アセドアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の例だろう。

 ALDH2は体内でアルコール代謝に関わっており、ほんの少しの遺伝子上の違いがアルコールに強いか弱いかを決めている。アルコールは肝臓で有毒なアセトアルデヒドに変化し、さらに分解されて無害な酢酸に変わる。ALDH2に遺伝子変異が起こっていると、アセトアルデヒドの分解に時間がかかる。ほんの少しお酒を飲んだだけで赤くなり、頭痛や吐き気などを催すのは、体内に生じたアセトアルデヒドの毒性によるものだ。

 お酒の飲めない、俗に言う下戸タイプの遺伝子変異を持つのは、日本人を含むアジア系の人種のみといわれており、白人や黒人はほぼ全員がアルコールに強い酒豪の遺伝子を持つ。逆に酒に弱くなる遺伝子変異は日本を含む東アジア地域で見られ、おそらくは2〜3万年ほど前に中国南部地域で生じたのではないかと推測されている。

ALDH2遺伝子変異の分布。円グラフ上で薄緑・緑色で示されているのが下戸の遺伝子を持つ人の割合。
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry_2.html


 酒の弱さは日本人の民族的特徴ともいわれている。遺伝子は両親から一つずつ伝えられるが、酒に弱い遺伝子を少なくとも一つ持つ日本人は全体のおよそ40%とされる。そして、日本人のおよそ5%は“下戸タイプ”の遺伝子しか持たないとされる。なお、そのような「真の下戸」は飲酒を楽しむことができない。酒で気持ち良くなるより先に、眠気や頭痛、吐き気などに襲われてしまうからだ。

 青い目や酒を受け付けない体質だけでなく、耳垢の乾湿や髪の毛の太さなども、たった一箇所の遺伝子変異がもたらした変化である。最近では遺伝子変異の地域的な分布や系統樹を追うと、その発祥の時代や場所がわかるようになってきた。体質や見た目から自分の祖先をたどり、その歩みを想像するのもまた一興である。
(吉井いつき)

参考:「Independent」、「Business Insider」、「Science Daily」、ほか
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c113

[不安と不健康15] コンビニ弁当やお握りは辞めた方がいいです。『拡散』 (カズちゃんのブログ)  赤かぶ
225. 中川隆[-6117] koaQ7Jey 2017年10月19日 08:01:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
ハムやソーセージ、赤い色の「正体」…強い発がん性の発色剤使用の商品も
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20999.html
2017.10.19 文=郡司和夫/食品ジャーナリスト Business Journal


 学校給食、老人施設給食、惣菜チェーンなどで食中毒が頻発し、死者まで出ています。こうしたなか、「保存料を使わないと食品が早く傷み、食中毒のリスクが高まる」との声が、添加物業界や一部の学者の間で高まっています。

 これほど消費者を愚弄した話はありません。食品添加物で食中毒が防げるなら、日本から食中毒はとっくに姿を消しているはずです。ところが、多くの加工食品に保存料、殺菌剤、酸化防止剤、pH調整剤等の食品添加物が使用されているにもかかわらず、食中毒の件数、患者数は一向に減少しません。衛生状態が非常に悪かった戦後の食中毒件数、患者数と現在を比較すると、ほとんど差はありません。食中毒発生件数の統計をとりだした1952年の発生件数は1190件・患者数2万8320人、2016年は1360件・2万3090人です。

 この事実は何を意味しているのでしょうか。保存料、殺菌剤などの食品添加物の使用が食中毒予防になっていないということです。

 埼玉、群馬両県でフレッシュコーポレーションが運営する惣菜「でりしゃす」系列店において、ポテトサラダなどを食べた人が相次いで腸管出血性大腸菌O−157に感染し、3歳の女の子が死亡しました。「でりしゃす」も含め、市販されている惣菜のポテトサラダには保存のために添加物のグリシン、pH調整剤、酸化防止剤(V.C.=アスコルビン酸)が、間違いなく添加されています。

 しかし、今、日本で猛威を振るっているO−157、ノロウイルス、サルモネラ菌を原因とする食中毒予防に対して、保存料はなんの効果もないのです。それどころか、殺菌剤を使用しているから食中毒は心配ないと油断し、コストのかかる食品製造工場の衛生管理はおざなりという食品メーカーが多いのが実態です。こうした油断や慢心があるから、いつまでたっても食中毒が減らないのです。

■食中毒を防ぐために添加物が必要というまやかし

 食品メーカーや添加物製造業者は、「保存料などの添加物は、食中毒を防ぐために必要不可欠」と、強調しています。

 たとえば、発がん性が指摘されているため使用が問題視されている亜硝酸塩は、ほんの少しの血液でも反応してきれいなピンク色に染めます。そのため、ハムやソーセージなどの食肉加工品、明太子などの魚卵製品に発色剤として使われています。この添加物は、食品業界では“魔法のクスリ”といわれています。どんな粗悪な原料でも、若干の赤血球が残っていれば、一様にきれいな赤みがかったピンク色にするからです。ハムやソーセージ、明太子のあの赤い色は、亜硝酸塩の添加なくして出せません。

 しかし、亜硝酸塩はアミン類に反応して、ニトロソ化合物という強烈な発がん物質を生み出すことがわかっています。アミン類は人間の胃の中にも存在している物質です。

 亜硝酸塩添加の目的が、ハムやソーセージ、明太子などを発色させることにあるのは明白なのに、大手食品メーカーや添加物業界は、食中毒を防ぐのが目的と言い張っています。確かに、亜硝酸塩は殺菌力があり、特にボツリヌス菌の増殖を抑える効果があります。しかし、発がん物質を使って食中毒の予防をして、なんの意味があるのでしょうか。消費者の健康を考えれば、亜硝酸塩はとても使えないはずです。

 最近は、数は少ないながら、亜硝酸塩を使っていないハムやソーセージ、明太子がスーパーなどでも販売されています。しかし、ボツリヌス菌食中毒など、これまで1件も起きていません。新鮮な原材料の使用と原材料にボツリヌス菌が付着しないよう食品工場での衛生管理を徹底して行っているからです。亜硝酸塩など使わなくても、ボツリヌス菌による食中毒は防げるのです。

 過去にも、食中毒を防ぐという名目で多くの危険な保存料や殺菌剤が使われてきました。そのなかには、後に発がん性や遺伝毒性などの危険性が確認されて使用禁止になったものも数多くあります。

 たとえば、ロダン酢酸エチル、メチルキフトキノン、ソルビン酸ナトリウム(ソルビン酸カリウムは使用されている)、パラオキシ安息香酸セカンダリーブチル、サリチル酸、ラウリルトリメチルアンモニウム-2,4,5-トリクロルフェノキサイド、AF2(フリールブラマイド)、コウジ酸などです。

 いずれの添加物も強力な殺菌力があり、保存効果が上がるということで、豆腐、練り製品、お酒など、広範な食品に使用されてきました。AF2などは、厚生省(当時)の官僚が毒性のデータを隠して審議をして、添加物に指定しました。しかし、9年後に国立遺伝学研究所のカイコの実験によって、AF2は3代目になって先天異常が出ることがわかり、1974年に使用禁止になりました。

 このAF2をもっとも摂取したのは、団塊の世代です。その3代目というと団塊の世代の孫の世代にあたります。もちろん、動物実験の結果が人間にも当てはまるとは限りませんが、食中毒の予防ということで、とんでもない添加物を食べさせられてきたことは確かです。そして、それは亜硝酸塩の使用にも明らかなように、今日も続いているのです。



http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c225

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
434. 中川隆[-6116] koaQ7Jey 2017年10月19日 08:39:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本はもはや“人口時限爆弾”、危機的な8つの兆候―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b193935-s0-c30.html
2017年10月18日(水) 5時50分


2017年10月15日、騰訊網は、日本が「人口の時限爆弾」と化していることを示す八つの兆候を挙げた米メディアの報道を伝えた。

記事は、米メディア・ビジネス・インサイダーの報道を引用。「日本は今、経済学者が指摘する人口の時限爆弾に対処している」としたうえで、日本が「時限爆弾」化している兆候を8点紹介した。

一つ目は、100歳の人口が約6万8000人に上り、対全人口比が世界のどの国よりも高くなっていること。

二つ目は、大人用紙おむつの販売数が、乳幼児用紙おむつの販売数を超えていることだ。

三つ目は、2016年の日本での出生数が過去117年で最低レベルに達したこと。1899年に現行の方法で統計を取り始めて以来初めて100万人を切るとともに、死亡者数も約130万人と低い水準になっているとした。

四つ目は、若い世代が自宅の高齢者を病院や介護施設に送り込んで事実上面倒を見るのを放棄していること。

五つ目は、刑務所が高齢者介護施設と化していること。日本では約5分の1の犯罪が高齢者によるもので、その多くは万引きである。高齢者の犯罪率が上昇するのに伴い、刑務所が事実上の高齢者施設になっている。看守たちの仕事が、高齢の受刑者の入浴などを補助することになっている、と記事は紹介した。

六つ目は、低い出生率で、これが続けば3776年8月12日には日本の人口がゼロになる計算だという。

七つ目は「もし40歳までに互いに結婚していなければ、私たち結婚しよう」という友達同士の会話が、日本では往々にして現実になること。

八つ目は「長時間労働による過労死が増えていること」を挙げている。いずれも人口問題に悩む日本の現状を表現したものだ。(翻訳・編集/川尻)

_____

>四つ目は、若い世代が自宅の高齢者を病院や介護施設に送り込んで事実上面倒を見るのを放棄していること。

最近は10万円で叩き売られている湯沢のリゾートマンションもそういう用途で買われていますね:

四つ目は、若い世代が自宅の高齢者を湯沢のリゾートマンションに送り込んで事実上面倒を見るのを放棄していること。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c434

[昼休み53] 中学で一番の美少女に毎朝精液を飲ませていた旭川女子中学生校内集団レイプ事件 中川隆
55. 中川隆[-6115] koaQ7Jey 2017年10月19日 08:50:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
千葉県人が上の地位に上がるにはこれ位の精神力が必要


豊田真由子氏、中学生に「ハゲー」と連呼されながら演説するメンタルの強さ
10/18(水) 5:03配信 週刊女性PRIME


スマホで写真を撮る通行人は多い


「私が何をやりたいか、厚生労働省出身でございますので、安心と安全の社会保障をつくってまいりたいと思います。子どもたちに笑顔を。高齢者の方に安心を。学校も医療も介護も、お世話をする方が幸せでなければ、よいケアやお世話や教育はできません。そんな働くみなさんの環境を整備していきたいと思います」

 50代の男性元秘書に対して「このハゲーっ!」と暴言を吐き、運転中に暴行を働いたなどとされる豊田真由子氏(43)が地元・埼玉の駅頭で声を張り上げていた。

 自民党を離党したため無所属となり、お詫び行脚をしながらの「どん底の選挙戦」(豊田氏)だ。

 東武東上線・志木駅で豊田氏とすれ違った高齢男性は、

「出馬するの? まあ、そのくらいの気概がないとだめだよ。頑張ってね」

 と背中を押すような声をかけた。騒動に嫌悪感を示すことはなかった。

 しかし、世間は甘くない。同駅ホームでスマホゲームをしていた男子中学生は演説を聞きながら、

「ハゲー、ハゲー」

 と画面から目をそらさずつぶやき続けていた。

 公示後初の演説では、

「私はここに戻ってから、怒られることばかりを覚悟して、お詫びに伺ったり駅に立ったりしておりました」

 と胸中を打ち明けている。

 選挙期間中、候補者は午後8時まで演説や遊説が認められている。ある夜7時半ごろ。閑静な住宅街に豊田氏の選挙カーがやってきた。すると路上にいた若い男性が、

「うるせぇ! 黙れーっ!」

 と大声で一喝。

 周辺住民はどうなることかと展開を見守ったという。

「豊田さんは一瞬黙ったものの、すぐ“お騒がせしております。謝罪にまいりました”とスピーチを続けたんです。“どんだけメンタル強いんだよ”と話題になりました」

 と近くの住民男性。

 やめろと言われても、謝罪をやめない。逆効果のような気もするけど……。

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/738.html#c55

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
147. 中川隆[-6114] koaQ7Jey 2017年10月19日 08:51:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
千葉県人が上の地位に上がるにはこれ位の精神力が必要

豊田真由子氏、中学生に「ハゲー」と連呼されながら演説するメンタルの強さ
10/18(水) 5:03配信 週刊女性PRIME


スマホで写真を撮る通行人は多い


「私が何をやりたいか、厚生労働省出身でございますので、安心と安全の社会保障をつくってまいりたいと思います。子どもたちに笑顔を。高齢者の方に安心を。学校も医療も介護も、お世話をする方が幸せでなければ、よいケアやお世話や教育はできません。そんな働くみなさんの環境を整備していきたいと思います」

 50代の男性元秘書に対して「このハゲーっ!」と暴言を吐き、運転中に暴行を働いたなどとされる豊田真由子氏(43)が地元・埼玉の駅頭で声を張り上げていた。

 自民党を離党したため無所属となり、お詫び行脚をしながらの「どん底の選挙戦」(豊田氏)だ。

 東武東上線・志木駅で豊田氏とすれ違った高齢男性は、

「出馬するの? まあ、そのくらいの気概がないとだめだよ。頑張ってね」

 と背中を押すような声をかけた。騒動に嫌悪感を示すことはなかった。

 しかし、世間は甘くない。同駅ホームでスマホゲームをしていた男子中学生は演説を聞きながら、

「ハゲー、ハゲー」

 と画面から目をそらさずつぶやき続けていた。

 公示後初の演説では、

「私はここに戻ってから、怒られることばかりを覚悟して、お詫びに伺ったり駅に立ったりしておりました」

 と胸中を打ち明けている。

 選挙期間中、候補者は午後8時まで演説や遊説が認められている。ある夜7時半ごろ。閑静な住宅街に豊田氏の選挙カーがやってきた。すると路上にいた若い男性が、

「うるせぇ! 黙れーっ!」

 と大声で一喝。

 周辺住民はどうなることかと展開を見守ったという。

「豊田さんは一瞬黙ったものの、すぐ“お騒がせしております。謝罪にまいりました”とスピーチを続けたんです。“どんだけメンタル強いんだよ”と話題になりました」

 と近くの住民男性。

 やめろと言われても、謝罪をやめない。逆効果のような気もするけど……。

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c147

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
39. 中川隆[-6113] koaQ7Jey 2017年10月19日 09:59:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

GRFのある部屋 2017年 10月 18日

茅野の家に着いたのは六時半でした。


仕方がないので、QUADのシステムに火を入れて、先日Catbossさんに直していただいた405のエージングを試みました。

雨の日の火が通るまでのESL57は、音がまとまりません。今日は雨ですから、コンデンサースピーカーの薄いフィルムが乾かないと音がしっかりとしてきません。我慢して聞いていると、だんだん音のフォルムがしっかりとしてくるのです。


アンプの音もエージングが進んでくるのが解ります。少し眠かった音が起きてくるのです。405に精密なヴォリュームをつけていただきました。

音量を合わせるのがオーディオでは一番重要なことです。どれだけのゲインでどのくらいの音量で聞くか、ここが一番大事ですね。鳴らしている音楽のイメージを自分で決めるからです。オーディオは音量を決めることがすべてと言っても良いでしょう。


そしてその音量をヴォリュームのどのあたりで聞くかもとても大事なことです。

11時前後のいちで適正な音量が出るように装置全体のゲインを決めます。
それはきわめて厳密な調整です。

音はどんどん良くなっていき、何時もながらこの装置があれば他はいらないと思いました。

結局、茅野でQUADの音を聞けたのだけが良かったと言うことになります。
今朝は、良い天気です。これから、東京方面に引き返します。
http://tannoy.exblog.jp/28224360/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c39

[リバイバル3] 管球アンプのブーンと云うノイズについて

管球アンプのブーンと云うノイズについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年10月19日

管球アンプを自作したり、使って有る処を訪ねてみると、「ブーン」と云うノイズが殆どの所で入っている。

私はこのノイズを出す事を許せない。音楽を楽しむのに邪魔だからだ。

大体ノイズが出る原因は5つ位に原因が有る。複合型ももちろん有る。


1)電源ケーブルでノイズを拾う・・・グレードの低い直出し電源ケーブル自体がノイズを拾う

2)内部配線がノイズを拾う・・・・内部配線のグレードが低いので配線自体がノイズを拾う

3)グランドラインに粗末な配線を使って有る・・・グランドラインにも信号は流れている

4)真空管ソケットと真空管のピンとの馴染みが取れていない・・・クリアランスが有る

5)真空管自体がノイズを発生させている・・・出来の悪い真空管では止まらない


以上がノイズの大きな原因だと自分の経験で知っている。

それぞれに対策が必要で、特に真空管自体がジーっというノイズを出すのはロシア製・中国製に多い。

真空管の場合は致命的だ。他の真空管に変えるべきだ。

手作りの時代の真空管は結構作りが良い。古典管と呼ばれるものはノイズが出ないか少ない傾向にある。合わせて長寿命だ。

キチンと理解し対策を摂ればノイズは皆無に出来るし、¥100万円超のTr型アンプに引けを取らないSN比の管球アンプも作れる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/55ccf03eae81ba7c1259060fea9393ba


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
108. 中川隆[-6112] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:05:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
管球アンプのブーンと云うノイズについて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c108
[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
21. 中川隆[-6111] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:25:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

真空管アンプの音質傾向雑感 2013年09月28日 MagicMusicさん
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3684/20130928/39354/

主要機器 Nov. 3, 2013
Sonus faber Elipsa Red 〜 First watt SIT-2 〜 Burmester 099 〜 Luxman D-08


真空管アンプの音に惚れ込んで導入を真剣に検討したものの
結局は気になる部分があって導入とはなりませんでしたが
参考になるかもということで一応書いておきます。
無論、聞く人によって印象は変わりますので試聴お勧めします。


かなり雑な表現になってしまいますが
トランジスターっぽい音と真空管らしい音ということで

Tr > OCTAVE >> McIntosh > EINSTEIN >> EAR > (UNISON RESEARCH) > Tube

のように感じました。欲しいと思える機種以外の型番は
あまりよく覚えてないのでブランド別の記載です。
機器を目の前にすれば音はよみがえってくるのですが
すいませんです。

マッキントッシュ(MC275のみ試聴) 含めて
右側にいくほど声やら弦楽器の色艶、音の陰影感に優れ
惚れ惚れする音を出してくれてました。


MC275はプリ管が端から順番にオレンジ色に灯り、
最後は全て緑色にパッと変わる様は
まさにイルミネーションファンタジーで一見の価値あり。
ヤバイです。
音質は音の凹凸が聞き取れるような独特の表現力で
思っていたほどカラッとした感じはせず、
高域方向のサラサラ感健在ですが
湿度感のようなものも感じ取れます。
弾む低音がソースによっては少々引きずるので
Elipsaとの相性はもう一息な部分がなきにしもあらず。

個人的趣向ではOCTAVEだけがピアノが透明感高く
右手がクリアーにコロコロコロと鳴り響いてくれて
McIntosh MC275もそこそこいけてました。

ユニゾンリサーチはプリメイン「Preludio」のみ。
試聴環境が悪くいまいち信憑性に欠けますが、
見た目よし、ソース限定で音よし、しかし、
若干故障率が高いようなことをちらほら耳にします。

EARは機種によって結構違う音がするので(値段に比例して?)
色々試聴してみるとおもしろいかもしれません。

EARとユニゾンリサーチは音が丸すぎですが
とても官能的で真空管ってこんな音がするのか〜
と思った次第です。


もし、導入するとなればEINSTEINか次点でOCTAVE。
OCTAVEは球交換の可能性が気になります。

今は手は届かないものの
EINSTEIN The Preamp & The Final cut
がとても気になってますので
Elipsaつなげてそのうち聴かせていただく予定です。

コメント

オクターブが絶対好いですよ 真空管もちゃんと選別だれた物が使われていて最新の技術で作りこまれています

マッキンのC-2200+MC2120は一年で三回も真空管とフューズが飛び嫌になりました。
byJAZZLAND at2013-09-29 06:03


オクターブなかなかいいですよネ!FMはもっとイイデスネ!!!
オクターブは品質もいいらしいです。
でも出るとこ出ててるんですが引くとこ引いて欲しいのにって感じなのでハリすぎる声、低域の押し出し傾向を弱めるように球をうまく選別して調整すればいけるかなと勝手に想像してます。デフォルト管は使わず保管です。

マッキンはハズレ引いちゃったんですかねぇ(・。・、)

高額でmade in Japanだと滅多に壊れないので私にも修理・保守が当たり前に思えない節があります。ドイツもよさげですね。同じ国でも地域によって日本以上に違いますが、やはり欧米の「モノ・品質の価値観」の違いを仕事でも感じてます。
byMagicMusic at2013-09-30 23:01


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c21

[リバイバル3] マッキントッシュ 中川隆
19. 中川隆[-6110] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:30:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

MagicMusicさん 2013年09月28日 真空管アンプの音質傾向雑感
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3684/20130928/39354/

主要機器 Nov. 3, 2013
Sonus faber Elipsa Red 〜 First watt SIT-2 〜 Burmester 099 〜 Luxman D-08


真空管アンプの音に惚れ込んで導入を真剣に検討したものの
結局は気になる部分があって導入とはなりませんでしたが
参考になるかもということで一応書いておきます。
無論、聞く人によって印象は変わりますので試聴お勧めします。


かなり雑な表現になってしまいますが
トランジスターっぽい音と真空管らしい音ということで

Tr > OCTAVE >> McIntosh > EINSTEIN >> EAR > (UNISON RESEARCH) > Tube

のように感じました。欲しいと思える機種以外の型番は
あまりよく覚えてないのでブランド別の記載です。
機器を目の前にすれば音はよみがえってくるのですが
すいませんです。

マッキントッシュ(MC275のみ試聴) 含めて
右側にいくほど声やら弦楽器の色艶、音の陰影感に優れ
惚れ惚れする音を出してくれてました。


MC275はプリ管が端から順番にオレンジ色に灯り、
最後は全て緑色にパッと変わる様は
まさにイルミネーションファンタジーで一見の価値あり。
ヤバイです。
音質は音の凹凸が聞き取れるような独特の表現力で
思っていたほどカラッとした感じはせず、
高域方向のサラサラ感健在ですが
湿度感のようなものも感じ取れます。
弾む低音がソースによっては少々引きずるので
Elipsaとの相性はもう一息な部分がなきにしもあらず。

個人的趣向ではOCTAVEだけがピアノが透明感高く
右手がクリアーにコロコロコロと鳴り響いてくれて
McIntosh MC275もそこそこいけてました。

ユニゾンリサーチはプリメイン「Preludio」のみ。
試聴環境が悪くいまいち信憑性に欠けますが、
見た目よし、ソース限定で音よし、しかし、
若干故障率が高いようなことをちらほら耳にします。

EARは機種によって結構違う音がするので(値段に比例して?)
色々試聴してみるとおもしろいかもしれません。

EARとユニゾンリサーチは音が丸すぎですが
とても官能的で真空管ってこんな音がするのか〜
と思った次第です。


もし、導入するとなればEINSTEINか次点でOCTAVE。
OCTAVEは球交換の可能性が気になります。

今は手は届かないものの
EINSTEIN The Preamp & The Final cut
がとても気になってますので
Elipsaつなげてそのうち聴かせていただく予定です。


コメント

オクターブが絶対好いですよ 真空管もちゃんと選別だれた物が使われていて最新の技術で作りこまれています

マッキンのC-2200+MC2120は一年で三回も真空管とフューズが飛び嫌になりました。
byJAZZLAND at2013-09-29 06:03

オクターブなかなかいいですよネ! FMはもっとイイデスネ!!!
オクターブは品質もいいらしいです。
でも出るとこ出ててるんですが引くとこ引いて欲しいのにって感じなのでハリすぎる声、低域の押し出し傾向を弱めるように球をうまく選別して調整すればいけるかなと勝手に想像してます。デフォルト管は使わず保管です。

マッキンはハズレ引いちゃったんですかねぇ(・。・、)

高額でmade in Japanだと滅多に壊れないので私にも修理・保守が当たり前に思えない節があります。ドイツもよさげですね。同じ国でも地域によって日本以上に違いますが、やはり欧米の「モノ・品質の価値観」の違いを仕事でも感じてます。
by MagicMusic at2013-09-30 23:01

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html#c19

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
511. 中川隆[-6109] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:39:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ブラックマンデーから30年 2017年10月18日

 明日はブラックマンデー(1987年10月19日)からちょうど30年目となります。NYダウがたった1日で508ドル(22.6%)も急落し、たちまち世界の株式市場も急落となりました。

 本誌を書き始めて約7年となりますが、まだブラックマンデーについて1度も書いたことがなかったため、ブラックマンデーに至った当時の背景を検証してみます。

 NYダウが1987年10月19日に急落したため、翌20日の日経平均も急落しました。前日の25746円(終値、以下同じ)から21910円まで3836円(14.9%)もの急落となりました。下落率、下落幅とも現在まで破られていません。

 昨日(2017年10月17日)の日経平均は11連騰中で21336円となりましたが、まだブラックマンデーで急落した水準より少し安いことになります。

 日経平均は1984年に10000円を突破したあとも上昇を続け、ブラックマンデーの少し前には26646円と、当時の史上最高値を記録していました。

 それでは当時のNYダウの水準はどうだったのでしょう?

 ブラックマンデーの前営業日の10月16日が2247ドルで、それが当日に508ドル(22.6%)下落して1739ドルとなりました。

 ケタを間違えているわけではありません。当時のNYダウは現在の10分の1以下でした。NYダウは30銘柄で構成されていますが、常に成長力のある銘柄に頻繁に入れ替えているため、米国株式市場全体より大きく上昇しているはずです。

 現在もNYダウを構成する30銘柄のうち、何と18銘柄がブラックマンデー後に構成銘柄となっています。さらに2銘柄がブラックマンデーのあった1987年に構成銘柄となっています。本年1月27日付け「祝2万ドル! NYダウ」にも書いてあります。

 そうは言ってもブラックマンデーからNYダウは10倍になり、日経平均はやっと当時の水準に追い着こうとしています。

 それではブラックマンデーに至った背景とは、何だったのでしょう? 

 1985年2月に1ドル=260円をこえた「行き過ぎたドル高」を、協調介入で強引に押し下げようとした同年9月22日のプラザ合意は劇的な効果がありました。問題はそこからドル安が止まらなくなってしまいました。
 
 そこで1987年2月のルーブル合意で「行き過ぎたドル安」を止めようとしましたが全く効果がなく、同年末には1ドル=120円になってしまいました。当時の米国は(現在もそうですが)大幅な貿易赤字と財政赤字を抱えていたのでドル安が止まらず、そこに猛烈なインフレと長期金利上昇が加わってしまいました。

 そうなると米国からの資本引き上げも加速し、ブラックマンデーまでの半年間で10年国債利回りが7%から10%まで上昇していました。まさに当時の米国は最悪の経済状況だったことになります。

 そうなると処方箋は、まず利上げでドル安とインフレを止めなければなりませんが、これ以上の景気後退も避けたい米国は、何と日本と西独(当時)に利下げを要請します。

 日本はそれに従って公定歩合を史上最低(当時)の2.5%まで引き下げましたが、西独は聞き入れません。それどころかインフレ回避のため1987年9月に利上げしてしまいました。つまりドル安を止めるためには米国も利上げしなければならなくなり、そこですでに下落に転じていた米国株が一気に崩れてしまいました。

 一方で日本株は急落翌日に2037円高となり、半年後の1988年4月には急落前の水準を回復していました。さらに日銀が1989年5月まで利上げを躊躇していたため(まだ米国の利下げ要請を守っていたため)猛烈なバブルとなり、日経平均も1989年の大納会に38915円の史上最高値となりました。

 この辺が振り返って考えるブラックマンデーの背景です。少なくとも現在の世界を取り巻く経済・金融情勢とは全く違うため、ブラックマンデー型の株価急落は考えられません。

 本誌は数週間前に日本株の中期見通しを数年ぶりに修正し、警戒レベルを引き上げるべきと考えていますが、その背景は「気になる材料が揃ってきたこと」と、「市場から弱気がほとんどいなくなったこと」と考えます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2106.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c511

[リバイバル3] 管球アンプのブーンと云うノイズについて 中川隆
1. 中川隆[-6108] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:50:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

情熱のオーディオ 吟醸電源 12/27/2003 (3/3/2006 改訂)
http://mikami.a.la9.jp/audio/noise1/noise1.htm

電源にまとわりつくノイズを退治する話

  現代に適したアンプ回路  


古い時代に設計されたアンプの回路を見ると、そのシンプルさに驚く。現代では、このような回路では、電源の影響で、音質の劣化が著しいだろう。私は、昔の回路設計が悪いとは思わない、むしろ現代の設計が見習うべきところも多いのではと思っている。私が申し上げているのは、おそらくは、20年前、さらにもっと以前は、オーディオ装置は、同じ装置であっても、もっといい音で鳴っていたに違いないということだ。


これは、AC電源の品質による。現代の家庭用の100Vの電源は、あまりにノイズで汚染されているのだ。特にディジタル装置から発せられるノイズの凄まじさには、おそろしいものがある。ACに乗った高周波のノイズは、電源トランスを貫通し、信号経路に混入し、混変調を発生させ、ひずみの元凶となる。電源雑音による音の違いは、システムのグレードが上がると顕著になる。時間帯により、音質に大きな違いがあるというのは、AC電源品質が時間により変わることが、音に反映しているということであり、システムのグレードがかなり高いという証拠でもある。
 
  真空管アンプがブームであるが、多くは古い時代の回路が基本になっている。これらの回路は、昔、AC電源が”清流”だったころに考案されたもので、当時は、問題なく優れたものだったが、現代の電源事情では、十分な性能を発揮できない。反面、現代に設計された、アンプでは現代の電源事情下で設計されてあり、電源の影響を考慮した回路化が成されている。そのため、昔の名器が、ソリッド・ステートのアンプの音に及ばないこともあり得るのだ。  


  AC電源の影響を受けにくいアンプ

 
私の製作した大星夜級のアンプでは、電源に重点を置いている。2A3PPアンプのB電源は、6段のパイ型フィルターで、高圧から、チョーク・インプット経由で所望のB電圧まで落としており、AC電源の影響を受けにくくなっているので、時間による音の違いは少ない。当初パイ型フィルターの段数と次第に増やしていったが、増やせば増やすほど、音質の向上がみられた。まるで、吟醸酒を造るために、精米歩合を上げて、米の外側を削って、糠としてどんどん捨てていくようなものである。4段までやった段階で、かなり良くなったが、夜9時近辺の時間帯では、やはり音質が劣化する。2003年12月の段階では、総段数6段、最終の3段は、左右独立になっている。当然電解コンデンサーは使用していない。このアンプの詳細は、別のところで述べることにする。(2003年12月に7段に変更、音質の向上より、バランスの取り直しの目的での変更)
 
  アンプの内側で、このような電源対策をしたが、これ以上段数を増やすよりは、AC電源側に、ノイズ・カット・トランスを入れて、アンプに入る前の対策を加えてはどうかと考えた。アンプの回路的には、真空管からは定電流に近いかたちに電源が見えているはずなので、ノイズ・カット・トランスを入れても飛躍的に良くはならないだろうと考えていた。下の写真は、ユニオン電機さんの 100V : 100V 500VAのノイズ・トランス。一次と二次が上下に別々に巻いてある。2000VAのものも購入したが、やはり容量には、重たいが、余裕があったほうが良い。
 
 

 
 
ところが、予想以上に大星夜性が向上したのである。回路理論の予測以上の音質の向上があったのだ、そこで徹底的にやるタイプの私は、ノイズ・トランスをもう一個作って、2段の構成にしてみた。結果は、驚くことにさらに大星夜性が向上したのである。ただし、私のメインアンプのほうは、それなりに追い込んであるので、バランスが若干崩れ、繊細な音にはなっていったが、音が弱くなるきらいが出てきた。ノイズ・トランスを使用する場合は、それを入れることを前提にした、システム・バランスを取る必要があるだろう。
 
 
古典回路とノイズ・トランス
 
  昔のウエスタン・エレクトリックのアンプや、その回路を元に設計されたアンプを使用している方も多いと思うが、これらの回路は、電源にノイズが少なかった時代の設計なので、現代の環境では、その実力を発揮していないだろうと思われる。現代の電源事情を考慮した、回路の設計が必要である。まずは、ノイズ・カット・トランスを(一段でよい)入れてみよう。電源は、清流でなければならない。
 
  2006年現在では、電鍵精機社、ユニオン電機社、サウンド社、ライン・ノイズ・フィルターなど、その他自作のものまで含めて十種類ものノイズ・フィルタリング機器を使用している。但し、あまり多段にフィルタリングをすると音が弱くなることもあるし、雑音も音としての役割があるので、本HPの音の謎のコラムも参照して戴きたい。   
http://mikami.a.la9.jp/audio/noise1/noise1.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html#c1

[政治・選挙・NHK234] 日本人はいつの間に変態になり下がったのか?  赤かぶ
3. 中川隆[-6107] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:00:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017年10月18日
テレビの偏向報道 偏向を自慢したテレビ朝日の過去


朝日の報道番組は必ず「善玉」「悪玉」に色分けし、視聴者が悪玉を憎むようにしてある。
誰が悪玉かはテレビが決めるので、こんなものを見ていると思考力が奪われる。
引用:https://pbs.twimg.com/media/CMX1acbVAAAt1mu.jpg


マスコミの偏向に不快感持つ人々

2017年10月22日投票の衆院選に向けて、マスコミの印象操作や組織的な選挙活動妨害が話題になっています。

有権者の多くがマスコミは嘘の情報を流していると感じ、偏向報道を感じ取っている。

最近の世論調査で多くの人が、テレビやネットに偽情報が流れていると感じる、と回答していた。

また衆院選報道でテレビ朝日とTBSが偏向報道を行っているとして、批判されています。

TBSでは9月25日「NEWS23」に安倍首相が出演したが、首相にはほとんど喋らせず、司会者らが「森友加計問題」を追求し続けた。

そしてスタッフがキャスターに指示する「2人でもりかけっ!」という音声をマイクが拾い、全国放送されました。


すると2人のキャスターは指示通り「2人でもりかけ」の話をしゃべり、用意していた「森友加計問題」の映像が放送されました。

またTBSでは安倍首相の街頭演説に必ず出現する10人ほどの「反安倍派」を必ずアップで写し、観衆全員が反対派であるかのように放送していました。

さらにTBS「サンデーモーニング」で在日韓国人教授らが、自民党に投票せず野党に投票するように呼びかけた。


TBS幹部から番組製作者に「自民と安倍を叩け」と指示しているとも言われており、おそらく事実なのでしょう。

もう一つのテレビ朝日は偏向が文化で、放送開始からずっと「非自民」を呼びかけています。

視聴者によるとテレビ朝日のモーニングショーや報道ステーションの衆院選報道は、内容の8割以上が自民党批判と安倍叩きだそうです。


久米宏と筑紫哲也の2大スター

テレビ朝日は1993年に自民党が下野したとき、「朝日が政権交代させた」と偏向報道を自慢していました。

特に久米宏のニュースステーションは特定政党への肩入れと批判を繰り返し、細川政権誕生に貢献した。


90年代初頭、連日自民党批判と野党称賛を繰り返すニュースステーションは、久米宏の軽妙な話術で大人気でした。

久米宏の話術はプロレス中継のように「善玉と悪玉」がはっきりしていて、番組を見ると「悪玉」の自民を憎むように仕組んでありました。

悪玉と戦う社会党や共産党は必ず正義側に位置づけられていて、特撮ヒーローのように扱われていました。


こうした甲斐あって1993年7月の衆院選で自民党は敗北し、細川護煕を総理大臣とする8党連立政権が誕生しました。

これがその後の日本の混乱と衰退を招いたのは、今では常識だが当時は素晴らしい事だと国民は思っていました。

久米宏や筑紫哲也といったニュース司会者は、巧妙に世論を誘導して「自民=悪」「野党=正義」と視聴者に植えつけました。


彼らは南京事件や従軍慰安婦の捏造でも重要な役割を果たし、感動的なストーリーなどで、これらを事実であるかのように視聴者に信じ込ませた。

久米や筑紫は「まだ日本の政治家には慰安婦や南京事件を否定する人がいます」「日本人として恥ずかしい限りです」と言って苦痛に歪む表情をするのが得意でした。

それを見た視聴者は「早く悪人の自民党を倒さなくては成らない」と必ず思うように、番組が仕立ててあった。


自民が圧勝すると、批判していたマスコミは称賛し、政権と癒着するから処罰されない
こんな事を繰り返しているから、マスゴミはゴミのまま改まらない
20171012-00010001-abemav-001-view
引用:https://lpt.c.yimg.jp/im_siggVqedg7BVqLQUaX7ucRY08w---x900-y503-q90-exp3h-pril/amd/20171012-00010001-abemav-001-view.jpg


偏向マスコミと癒着する自民党の問題

細川護煕が総理になった1993年9月21日、テレビ朝日の取締役報道局長の椿貞良が、日本民間放送連盟で次のような発言を行いました。

「自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしよう」(ウィキペディアより引用)と局内で偏向報道を指示した。

また自民党に「悪代官」の印象を植え付けて、自民党をイメージダウンさせようとも話し合った。


自民党と対立する細川護煕や武村正義には、アニメキャラクターを連想させ、良いイメージを植えつけた。

テレビ朝日の放送免許取り消しが検討されたが、むろん「テレビ朝日のおかげで」総理になった細川護煕や村山富一はテレビ朝日を保護した。

以来テレビ朝日、TBS、フジ、日テレ各社はその時々でネタを変えながら、特定政党と癒着して別な政党を叩いている。


始末が悪いのは自民党もマスコミと癒着して利用している事で、「安倍1強」や小泉人気の時はマスコミは調子良く自民党に癒着していました。

だから朝日やTBSの偏向報道は何度問題になっても改まらず、選挙で自民が勝ったら、自民党を持ち上げる偏向報道をする事で、帳消しにしています。

おそらく朝日とTBSは今回の衆院選で自民党が圧勝したら、今までの事など無かったかのうように自民と安倍首相を称賛し、政権に接近するでしょう。


自民党の側もマスコミを処罰せず、「代わりに自民党を褒めてくれよ」などと言ってさらに偏向報道を奨励しています。
http://www.thutmosev.com/archives/73148072.html

モリカケ疑惑は北朝鮮・中国に指示されたマスコミの流したデマ

経済コラムマガジン 2017/10/16(959号)
北朝鮮の国営メディアと同じ


「報道をしない自由」を発揮

「(安倍総理は)勝手に早期解散するという独断を行った」「森友学園や加計学園を巡る問題で批判が高まり、支持率が急落した」「(安倍総理は)朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き・・・」。もちろんこれらは今回の解散・総選挙に関する記事である。誰でもこれらを朝日・毎日・東京といった左翼系新聞の記事と思うであろう。

ところがこれらは朝鮮中央通信の記事である。北朝鮮の国営メディアが日本の国政選挙に論評したのは、これが初めてという話である。今回の総選挙で、いかに北朝鮮は安倍政権が倒れることを強く願っているかが分る。


朝日・毎日・東京の各新聞が北朝鮮とどの程度の親密さなのか不明である。しかし朝鮮中央通信と朝日・毎日・東京の論調が全く同じであることに筆者は注目する。この記事は10月1日に日テレニュースが報じたものであるが、もちろん朝日・毎日・東京はこの記事を無視していると思われる。したがって日本の各テレビ局も取上げていないはずである(筆者も全局の番組となれば全てをチェックできない)。

このようなことを見ても今日の日本のマスコミの偏向ぶりがはっきりと分る。ところで13年の特定秘密保護法が審議されている時、間抜けなジャーナリスト達は「報道の自由が侵される」と騒いでいた。しかし日本マスコミは、重要であるが自分達に都合の悪い事柄を意図的に報道しないという卑怯な手段を用いる。つまり「報道の自由」と騒ぎながら、その裏で「報道をしない自由」を発揮している。


この日本のマスコミの姿勢がよく現れたのが加計問題の報道である。

17/8/28(第952号)「日本のテレビ局をBPOに告発」
http://www.adpweb.com/eco/eco952.html

などで述べたように、朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は、国会閉会中審査での前川前文科省事務次官の発言を全面的に否定する加戸守行前愛媛県知事の国会証言をほとんど取上げなかった。信じられないほどの不平等な扱いであった。この日本のマスコミの報道姿勢に憤りを感じたの筆者だけでなかったようである。民放テレビの中でも特に偏向ぶりが目立つTBSに、500名ほどの人々が抗議のため押掛けたという(このことも報道されていない)。

加戸前愛媛県知事の証言を全く掲載しなかったのが東京新聞である。これについて東京新聞の記者が、何故、加戸証言を全く掲載しないのか詰問されている。これに対してこの記者は「何を取上げて記事にするのかは私達の判断だ」とあきれた反論をしている。しかし読者が読みたいのは「真実」であり「本当のこと」である。新聞記者の思想・心情を反映した思い込みの記事ではない。

朝日・毎日も東京新聞と全く同じ報道姿勢である。自分達の報道方針にかなった物事だけを報道するという姿勢に徹している。このように朝日・毎日・東京の左翼三紙の報道姿勢は、中国や北朝鮮の国営メディアと全く同じである。いまだにかなりの人々が加計問題について真相が分らないと言っている。安倍総理やその周辺が何か隠していることがあると疑っている。しかし加戸証言でも分るように、問題は規制を死守する族議員とこれに加担してきた文科省である(国会で安倍総理を攻撃していたのは民進党の族議員・・玉木、桜井議員)。ところが日本のマスコミがこれらをほとんど報道せず真相を隠し続けている。人々の理解が進まないのが当たり前である。


しかし加計問題に関し、どれだけ日本のマスコミが本当のことを隠し続けても真相は人々の間に徐々に浸透している。次は、日本のマスコミが人々から信用されなくなる番である。朝日・毎日・東京の三紙と各テレビ局は安倍一強体制を転覆するため、様々な情報工作を行ってきた。加計問題はその一つと筆者は認識している。

一方、マスコミは小池都知事を過剰に持上げた報道を続け、小池氏に安倍政権を倒させることを夢想していた。TBSなんかは「激動、小池劇場」という特集を、都議選まで何と毎朝放送していた。明らかに都議選への選挙干渉であった。まさにこれは小池都知事の「選挙はテレビがやってくれるのよ」発言(中山成彬氏が朝日新聞の取材に)を実証している。


ポイントは自民党の固い支持層の動向

安倍体制打倒を目的に異常な報道を続けてきた左翼三紙(朝日・毎日・東京)やテレビ局にとって、総選挙の序盤での各党の獲得議席の予想は大きなショックであったはずである。各報道機関の予想では、自民党の議席の議席は20〜30の減少に止まっている。これに対し大躍進を期待し日本のマスコミが持上げて来た希望の党は、60議席程度とまさに撃沈である。今度の総選挙での政権交代なんて冗談の極みになっている。

たしかに都民ファーストが大勝利を収め自民党が大惨敗を喫した都議選の延長線で総選挙を考えると、希望の党が候補者を立てればほとんどは当選すると思われた。だから前原民進党は、希望の党に合流したのである。ちょっと前まで、各テレビ局は政権交代のシミュレーションを連日放送していた。公示直前の週刊文春は「自民74議席減、希望の党101議席」といった記事を掲載している。政権交代に到らなくとも、安倍総理退陣が必至の選挙結果の予想である。


投票日はまだ先であるが、安倍政権の転覆を目論んできたマスコミの工作は「カラ騒ぎ」に終わりそうである。マスコミは既に戦犯探しを始めている。一つには小池都知事が立候補しなかったことを挙げ、もう一つは小池氏の「排除」発言である。結局、マスコミ人は自分達の浅はかさを絶対に認めない。

しかし先週号

17/10/9(第958号)「総選挙の結果の予想」」
http://www.adpweb.com/eco/eco958.html

で述べた通り、仮に小池氏が立候補し、また排除発言がなくとも総選挙の結果に大差はないと筆者は見る。筆者は、そもそも都議選の延長線で総選挙を考えることが大間違いと言いたい。


都議選の結果は、東京人の異常な投票行動によると筆者は指摘した。この異常な投票行動が、全国、あるいは地方に波及するはずはない。ところが浅はかなマスコミ人は、東京で起った現象は必ず全国に広がるといった完全に間違った観念を持っている。彼等は、地方の人々も東京の有権者のように簡単に操作できると思い込んでいるのである。

ポイントは自民党の固い支持層が、どう判断し、どのような投票行動を取るかである。この層はマスコミの影響を受けにくい。むしろ偏向している日本のマスコミ報道を、日頃から苦々しく思っている人が多い。加計問題でも真相を知っているか、もしくはマスコミ報道が怪しいと感じている。今回離れるとしたなら、前回、前々回の総選挙で自民党に投票した浮動層の一部と筆者は見ている。むしろ東京の自民党の固い支持層は、今度の総選挙では総じて自民党に投票すると見る。この層の人々の中には都議選なんかには興味がなく(国政選挙のみ関心がある)、都議選を棄権した者が多かったと筆者は思っている。


ネットの影響力は無視できない程度に大きくなっている。加計問題でも真相と思われる記事や文章がネットには流れている。夕刊フジのネット版(ZAKZAK)も全国で読むことができる。ほとんどのマスコミが情報工作している現状では、ネット情報がなければ本当に日本は中国・北朝鮮と同程度の暗黒国家になっていると思われる。

11月から日経新聞がかなり大きな値上げを行う。値上げでは新聞社がいつもカルテル行為を行っているので、おそらく他の新聞も値上げするのであろう。「加計問題」だけでなく、「日本の財政は危機的」といつも「嘘」をつく新聞が値上げするのである。

主要メディアの社員の平均給与はズバ抜けて高い。民放テレビの中で一番高いのは偏向著しいTBSで、平均給与が1,600万円を越えている。おそらく新聞社もかなり高いと思われる。筆者は、今回の値上げでどれだけの読者が離れるのか注目している。
http://www.adpweb.com/eco/



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/339.html#c3

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
512. 中川隆[-6106] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:11:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>日本株はブラックマンデーの急落翌日に2037円高となり、半年後の1988年4月には急落前の水準を回復していました。

>さらに日銀が1989年5月まで利上げを躊躇していたため(まだ米国の利下げ要請を守っていたため)猛烈なバブルとなり、日経平均も1989年の大納会に38915円の史上最高値となりました。

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。

 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。

 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。

 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。

 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。

 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。

 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。

 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。


ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。

 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。

 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。

 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。

1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。

 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。

 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。

 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。

 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。

 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。

 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。
 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。

ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c512

[近代史02] 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3 スットン教
14. 中川隆[-6105] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:19:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
32. 中川隆[-6106] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:19:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
ブラックマンデーから30年 2017年10月18日

 明日はブラックマンデー(1987年10月19日)からちょうど30年目となります。NYダウがたった1日で508ドル(22.6%)も急落し、たちまち世界の株式市場も急落となりました。

 本誌を書き始めて約7年となりますが、まだブラックマンデーについて1度も書いたことがなかったため、ブラックマンデーに至った当時の背景を検証してみます。

 NYダウが1987年10月19日に急落したため、翌20日の日経平均も急落しました。前日の25746円(終値、以下同じ)から21910円まで3836円(14.9%)もの急落となりました。下落率、下落幅とも現在まで破られていません。

 昨日(2017年10月17日)の日経平均は11連騰中で21336円となりましたが、まだブラックマンデーで急落した水準より少し安いことになります。

 日経平均は1984年に10000円を突破したあとも上昇を続け、ブラックマンデーの少し前には26646円と、当時の史上最高値を記録していました。

 それでは当時のNYダウの水準はどうだったのでしょう?

 ブラックマンデーの前営業日の10月16日が2247ドルで、それが当日に508ドル(22.6%)下落して1739ドルとなりました。

 ケタを間違えているわけではありません。当時のNYダウは現在の10分の1以下でした。NYダウは30銘柄で構成されていますが、常に成長力のある銘柄に頻繁に入れ替えているため、米国株式市場全体より大きく上昇しているはずです。

 現在もNYダウを構成する30銘柄のうち、何と18銘柄がブラックマンデー後に構成銘柄となっています。さらに2銘柄がブラックマンデーのあった1987年に構成銘柄となっています。本年1月27日付け「祝2万ドル! NYダウ」にも書いてあります。

 そうは言ってもブラックマンデーからNYダウは10倍になり、日経平均はやっと当時の水準に追い着こうとしています。

 それではブラックマンデーに至った背景とは、何だったのでしょう? 

 1985年2月に1ドル=260円をこえた「行き過ぎたドル高」を、協調介入で強引に押し下げようとした同年9月22日のプラザ合意は劇的な効果がありました。問題はそこからドル安が止まらなくなってしまいました。
 
 そこで1987年2月のルーブル合意で「行き過ぎたドル安」を止めようとしましたが全く効果がなく、同年末には1ドル=120円になってしまいました。当時の米国は(現在もそうですが)大幅な貿易赤字と財政赤字を抱えていたのでドル安が止まらず、そこに猛烈なインフレと長期金利上昇が加わってしまいました。

 そうなると米国からの資本引き上げも加速し、ブラックマンデーまでの半年間で10年国債利回りが7%から10%まで上昇していました。まさに当時の米国は最悪の経済状況だったことになります。

 そうなると処方箋は、まず利上げでドル安とインフレを止めなければなりませんが、これ以上の景気後退も避けたい米国は、何と日本と西独(当時)に利下げを要請します。

 日本はそれに従って公定歩合を史上最低(当時)の2.5%まで引き下げましたが、西独は聞き入れません。それどころかインフレ回避のため1987年9月に利上げしてしまいました。つまりドル安を止めるためには米国も利上げしなければならなくなり、そこですでに下落に転じていた米国株が一気に崩れてしまいました。

 一方で日本株は急落翌日に2037円高となり、半年後の1988年4月には急落前の水準を回復していました。さらに日銀が1989年5月まで利上げを躊躇していたため(まだ米国の利下げ要請を守っていたため)猛烈なバブルとなり、日経平均も1989年の大納会に38915円の史上最高値となりました。

 この辺が振り返って考えるブラックマンデーの背景です。少なくとも現在の世界を取り巻く経済・金融情勢とは全く違うため、ブラックマンデー型の株価急落は考えられません。

 本誌は数週間前に日本株の中期見通しを数年ぶりに修正し、警戒レベルを引き上げるべきと考えていますが、その背景は「気になる材料が揃ってきたこと」と、「市場から弱気がほとんどいなくなったこと」と考えます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2106.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html#c14

[近代史02] 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3 スットン教
15. 中川隆[-6103] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:21:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
33. 中川隆[-6104] koaQ7Jey 2017年10月19日 11:21:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
歴史は繰り返す _ 何度騙してもまだ騙せる日本人


>日本株はブラックマンデーの急落翌日に2037円高となり、半年後の1988年4月には急落前の水準を回復していました。
>さらに日銀が1989年5月まで利上げを躊躇していたため(まだ米国の利下げ要請を守っていたため)猛烈なバブルとなり、日経平均も1989年の大納会に38915円の史上最高値となりました。


1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。

 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然(しか)も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。

 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。

 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙(こうみょう)な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。

 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。

 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。


ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。「梃子(てこ)の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。

 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価(日本経済新聞社が、東京証券取引所一部上場の代表的な225銘柄について算出し、発表しているダウ式平均株価)が単純平均(相加平均のことで、算術平均ともいわれ、n個の数を加えた和をnで除して得る平均値のこと)で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬(またた)く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉(しゅうえん)を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括(くく)っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。

 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。


ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機(とき)だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。

 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。

 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。

 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」でした。

1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因(ちな)み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。

 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死(ひんし)の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。

 日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気(のんき)な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。

 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。

 デリバティブは説明の通り、現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄(ほんろう)の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。

 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。

 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰(こうとう)を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。
 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随(したが)い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。

ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
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[リバイバル3] 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか 中川隆
72. 中川隆[-6102] koaQ7Jey 2017年10月19日 12:35:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

他人の価値感に合わせても無駄なので我が道を行くのがいい


日本人は最近になってやっと「価値感の相違」は埋められないことがあると理解するようになった。文化の違いや性格の違いは時には克服できないこともある。

たとえば、誰かが詐欺で騙された場合、日本人は「騙す方が悪い」と思うが、中には「騙される方が悪い」と被害に遭った側を嘲笑する民族や性格の人がいる。

日本人は「宗教を盲信して殺し合うのは無意味だ」と思うが、中には「自分の神が冒涜されたら死ぬまで戦う」と毅然と宣言する民族や性格の人がいる。

同じ日本人の中にも「日本が培ってきた伝統や文化が何よりも大切」と思う人もいれば「日本の伝統や文化は捨ててグローバル化を受け入れる方が大切」と思う人もいる。

経済的にも、「したいことを何もしないで金を貯めるより今を楽しむ方が大切」と思う人もいれば「したいことを何でもするよりもきちんと貯金する方が大切」と思う人もいる。

こうした「価値感の相違」で対立した場合、どんなに時間をかけて話し合っても無駄なことが多い。価値感はすでにその人の無意識のレベルにまで落とし込まれており、話し合ったくらいで変えられないのが普通だからだ。

まして相手に「変えろ」と言われたら、よけいに変えられない。反発や怒りが先にくる。

「それが駄目だ」という文化では育っていない

少しでも海外に出たことがある人は、その短い体験だけでも身に染みて学ぶのは、価値感が違うと「いくら話しても溝が埋まらない」ということだ。

言葉が通じていなかったとか、誤解されて納得されたというのではなく、しっかりと事実確認をしたにも関わらず、分かってくれない。

たとえば、カンボジアで現地の女性とホテルにいたとき、彼女は果物のゴミを平気で床に投げ捨てた。あるいは、バラック小屋に住んでいる貧しいカンボジア女性と一緒にいたとき、彼女たちは平気で床にツバを吐き捨てた。

インドでもゴミはどこでも捨てるのが普通だし、駅のホームで列車が来るのを待っている女性が、線路に向かってツバを吐く姿も珍しくない。

私が好きだったスリランカの女性リーパは、煙草を吸い終わると、それを浴槽に投げ捨てていた。シャワーを浴びるときは、もちろん吸い殻を捨てた浴槽を使う。

(リーパ。ゲイランの街に立つ女の凶悪な目付きに惹かれた)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120425T0541360900.html

彼女たちにとってゴミは床に捨て、煙草は浴槽に捨て、ツバはどこでも好きに吐けるものだったのである。

煙草をところ構わず捨てるインドネシアの男も、食事中に口に入った骨の欠片をテーブルの下に吐き捨てる中国人も、ビニール袋を道路にポイ捨てするインド人も珍しくない。

それが良くないと言えば、私に配慮して恐らくその場では止めるだろうが、翌日には何事もなく煙草の吸い殻を捨て、口の中のものをテーブル脇に吐き捨てるだろう。

なぜなら、彼らは「それが駄目だという文化では育っていない」からだ。価値感が違っていて、彼らにとっては煙草の吸い殻を気軽に捨てられないことが変なのだ。

逆に日本人に、「ゴミをところ構わず捨ててもいい」「煙草の吸い殻も好きに捨てていい」「口の中のものも吐き捨てていい」と言っても、やらない人のほうが多いと思う。

なぜなら「それが駄目だという文化で育った」からだ。ゴミをところ構わず捨てる彼らの前では、それをしない私が異常なのである。


価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する

ゴミに対する感覚は、無限の「違い」のうちのひとつである。「価値感」というのは、こうした細かいところでひとつひとつ違っている。

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。

自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。

だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。

若者がいくら「今はこうだ」と言っても年配者は理解できないかもしれないし、逆に年配者がいくら「そんなことをしては駄目だ」と言っても若者には理解できない。

世代間の価値感のギャップは、年が10歳違えばまったく違うと言われている。好む音楽も、好むファッションも、別人種のように違ってしまっている。

タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。

そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。理解どころか、拒絶感の方が先に立って歩み寄れないのである。

スポーツが好きな人は、晴れた日に勉強している同級生が理解できない。目的があって勉強している人は、晴れているからと遊び呆けている同級生が理解できない。

自営業の人間は、人に使われて暮らしているサラリーマンが理解できないし、サラリーマンは生活が不安定な自営業の人間が理解できない。

男は女性が細かいことを気にするのが理解できないし、女性は男がすべてに大雑把なのが理解できない。価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する。

もし自分の人生の重要な部分で相手と価値感が違えば、自分も相手もそれが譲れないのであれば、いくら時間をかけてもうまくいかない可能性の方が高い。


自分の好きにやって理解されないほうが精神的に楽

価値感の違う相手を変えようと思っても変えられないことの方が多いし、無理に変えさせようとすると激しい対立や衝突を生む可能性もある。

それが相手によって大切な価値感である場合、それを変えさせるというのは相手のアイデンティティを崩壊させるも同然だからである。

だから、現実問題としては、「どうしても、価値感の違う人がいる」ことを受け入れるしかない。そうした人を変えられるとは思わないほうがいい。

イスラム原理主義の男に「女性の自由」をいくら説いても絶対に理解しないはずだ。逆に欧米の女性に「男尊女卑」を説いても絶対に理解しないはずだ。

互いに「そんなものを理解するくらいなら死ぬ」と言い出すはずだ。

価値感の相違というのは、そういうものなのだ。だから、世の中のすべての人の価値感が理解できると思ってはいけないし、逆に自分の価値感がすべての人に受け入れてもらえると思ってもいけない。

絶対に受け入れられない価値感を持つ人が世の中にはいるし、逆に自分の価値感を絶対に受け入れてくれない人もいる。

それが現実だ。

しかし、別に悩む必要はまったくない。今の価値感で特に日常生活に支障がない限りは、自分自身を変える必要はない。自分のやりたいようにすればいいし、自分が心地良いと思う考え方をすればいい。

相手がそれを受け入れてくれれば嬉しいことだし、受け入れてくれなければ、それはそれでいいと思うべきだ。

相手の価値感が納得できなければ去ればいいし、相手が自分の価値感を受け入れてくれなければ、受け入れてくれるところにいけばいい。そこに固執する理由はない。

自分の価値感が日常の社会的規範から逸脱していないのであれば、その範囲で自分が何をして、何を考えて、何を信じて、何を好きになってもいい。

理解してくれない人に理解してもらう必要はない。

相互理解に向かって努力するのは、徒労に終わる確率が高いし、難関度が高い。相手を変えるのも自分を変えるのも難しいのだから、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的でもある。

自分の居場所を見つけて好きにやればいい。つまり、我が道を行けばいいということだ。他人の価値感に合わせても無駄なのだから……。

最後にひとこと。

リーパはタバコ中毒で、浴槽にタバコの吸い殻を投げ入れて捨てていたが、私はやれやれと思いながら今でもリーパが懐かしいし、総合的に見て彼女に好感情を持ち続けている。彼女がとても好きだったし、今でも好きだ。


タトゥーをたくさん入れた女性。タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171019T0413070900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c72

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
435. 中川隆[-6101] koaQ7Jey 2017年10月19日 12:51:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
都会人が田舎には住めない理由


他人の価値感に合わせても無駄なので我が道を行くのがいい

日本人は最近になってやっと「価値感の相違」は埋められないことがあると理解するようになった。文化の違いや性格の違いは時には克服できないこともある。

たとえば、誰かが詐欺で騙された場合、日本人は「騙す方が悪い」と思うが、中には「騙される方が悪い」と被害に遭った側を嘲笑する民族や性格の人がいる。

日本人は「宗教を盲信して殺し合うのは無意味だ」と思うが、中には「自分の神が冒涜されたら死ぬまで戦う」と毅然と宣言する民族や性格の人がいる。

同じ日本人の中にも「日本が培ってきた伝統や文化が何よりも大切」と思う人もいれば「日本の伝統や文化は捨ててグローバル化を受け入れる方が大切」と思う人もいる。

経済的にも、「したいことを何もしないで金を貯めるより今を楽しむ方が大切」と思う人もいれば「したいことを何でもするよりもきちんと貯金する方が大切」と思う人もいる。

こうした「価値感の相違」で対立した場合、どんなに時間をかけて話し合っても無駄なことが多い。価値感はすでにその人の無意識のレベルにまで落とし込まれており、話し合ったくらいで変えられないのが普通だからだ。

まして相手に「変えろ」と言われたら、よけいに変えられない。反発や怒りが先にくる。


「それが駄目だ」という文化では育っていない

少しでも海外に出たことがある人は、その短い体験だけでも身に染みて学ぶのは、価値感が違うと「いくら話しても溝が埋まらない」ということだ。

言葉が通じていなかったとか、誤解されて納得されたというのではなく、しっかりと事実確認をしたにも関わらず、分かってくれない。

たとえば、カンボジアで現地の女性とホテルにいたとき、彼女は果物のゴミを平気で床に投げ捨てた。あるいは、バラック小屋に住んでいる貧しいカンボジア女性と一緒にいたとき、彼女たちは平気で床にツバを吐き捨てた。

インドでもゴミはどこでも捨てるのが普通だし、駅のホームで列車が来るのを待っている女性が、線路に向かってツバを吐く姿も珍しくない。

私が好きだったスリランカの女性リーパは、煙草を吸い終わると、それを浴槽に投げ捨てていた。シャワーを浴びるときは、もちろん吸い殻を捨てた浴槽を使う。

(リーパ。ゲイランの街に立つ女の凶悪な目付きに惹かれた)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120425T0541360900.html

彼女たちにとってゴミは床に捨て、煙草は浴槽に捨て、ツバはどこでも好きに吐けるものだったのである。

煙草をところ構わず捨てるインドネシアの男も、食事中に口に入った骨の欠片をテーブルの下に吐き捨てる中国人も、ビニール袋を道路にポイ捨てするインド人も珍しくない。

それが良くないと言えば、私に配慮して恐らくその場では止めるだろうが、翌日には何事もなく煙草の吸い殻を捨て、口の中のものをテーブル脇に吐き捨てるだろう。

なぜなら、彼らは「それが駄目だという文化では育っていない」からだ。価値感が違っていて、彼らにとっては煙草の吸い殻を気軽に捨てられないことが変なのだ。

逆に日本人に、「ゴミをところ構わず捨ててもいい」「煙草の吸い殻も好きに捨てていい」「口の中のものも吐き捨てていい」と言っても、やらない人のほうが多いと思う。

なぜなら「それが駄目だという文化で育った」からだ。ゴミをところ構わず捨てる彼らの前では、それをしない私が異常なのである。


価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する

ゴミに対する感覚は、無限の「違い」のうちのひとつである。「価値感」というのは、こうした細かいところでひとつひとつ違っている。

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。

自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。

だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。

若者がいくら「今はこうだ」と言っても年配者は理解できないかもしれないし、逆に年配者がいくら「そんなことをしては駄目だ」と言っても若者には理解できない。

世代間の価値感のギャップは、年が10歳違えばまったく違うと言われている。好む音楽も、好むファッションも、別人種のように違ってしまっている。

タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。

そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。理解どころか、拒絶感の方が先に立って歩み寄れないのである。

スポーツが好きな人は、晴れた日に勉強している同級生が理解できない。目的があって勉強している人は、晴れているからと遊び呆けている同級生が理解できない。

自営業の人間は、人に使われて暮らしているサラリーマンが理解できないし、サラリーマンは生活が不安定な自営業の人間が理解できない。

男は女性が細かいことを気にするのが理解できないし、女性は男がすべてに大雑把なのが理解できない。価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する。

もし自分の人生の重要な部分で相手と価値感が違えば、自分も相手もそれが譲れないのであれば、いくら時間をかけてもうまくいかない可能性の方が高い。


自分の好きにやって理解されないほうが精神的に楽

価値感の違う相手を変えようと思っても変えられないことの方が多いし、無理に変えさせようとすると激しい対立や衝突を生む可能性もある。

それが相手によって大切な価値感である場合、それを変えさせるというのは相手のアイデンティティを崩壊させるも同然だからである。

だから、現実問題としては、「どうしても、価値感の違う人がいる」ことを受け入れるしかない。そうした人を変えられるとは思わないほうがいい。

イスラム原理主義の男に「女性の自由」をいくら説いても絶対に理解しないはずだ。逆に欧米の女性に「男尊女卑」を説いても絶対に理解しないはずだ。

互いに「そんなものを理解するくらいなら死ぬ」と言い出すはずだ。

価値感の相違というのは、そういうものなのだ。だから、世の中のすべての人の価値感が理解できると思ってはいけないし、逆に自分の価値感がすべての人に受け入れてもらえると思ってもいけない。

絶対に受け入れられない価値感を持つ人が世の中にはいるし、逆に自分の価値感を絶対に受け入れてくれない人もいる。

それが現実だ。

しかし、別に悩む必要はまったくない。今の価値感で特に日常生活に支障がない限りは、自分自身を変える必要はない。自分のやりたいようにすればいいし、自分が心地良いと思う考え方をすればいい。

相手がそれを受け入れてくれれば嬉しいことだし、受け入れてくれなければ、それはそれでいいと思うべきだ。

相手の価値感が納得できなければ去ればいいし、相手が自分の価値感を受け入れてくれなければ、受け入れてくれるところにいけばいい。そこに固執する理由はない。

自分の価値感が日常の社会的規範から逸脱していないのであれば、その範囲で自分が何をして、何を考えて、何を信じて、何を好きになってもいい。

理解してくれない人に理解してもらう必要はない。

相互理解に向かって努力するのは、徒労に終わる確率が高いし、難関度が高い。相手を変えるのも自分を変えるのも難しいのだから、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的でもある。

自分の居場所を見つけて好きにやればいい。つまり、我が道を行けばいいということだ。他人の価値感に合わせても無駄なのだから……。

最後にひとこと。

リーパはタバコ中毒で、浴槽にタバコの吸い殻を投げ入れて捨てていたが、私はやれやれと思いながら今でもリーパが懐かしいし、総合的に見て彼女に好感情を持ち続けている。彼女がとても好きだったし、今でも好きだ。

タトゥーをたくさん入れた女性。タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171019T0413070900.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c435

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
148. 中川隆[-6100] koaQ7Jey 2017年10月19日 12:53:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

まともな人間が千葉県人とは互いに理解し合えない理由

他人の価値感に合わせても無駄なので我が道を行くのがいい

日本人は最近になってやっと「価値感の相違」は埋められないことがあると理解するようになった。文化の違いや性格の違いは時には克服できないこともある。

たとえば、誰かが詐欺で騙された場合、日本人は「騙す方が悪い」と思うが、中には「騙される方が悪い」と被害に遭った側を嘲笑する民族や性格の人がいる。

日本人は「宗教を盲信して殺し合うのは無意味だ」と思うが、中には「自分の神が冒涜されたら死ぬまで戦う」と毅然と宣言する民族や性格の人がいる。

同じ日本人の中にも「日本が培ってきた伝統や文化が何よりも大切」と思う人もいれば「日本の伝統や文化は捨ててグローバル化を受け入れる方が大切」と思う人もいる。

経済的にも、「したいことを何もしないで金を貯めるより今を楽しむ方が大切」と思う人もいれば「したいことを何でもするよりもきちんと貯金する方が大切」と思う人もいる。

こうした「価値感の相違」で対立した場合、どんなに時間をかけて話し合っても無駄なことが多い。価値感はすでにその人の無意識のレベルにまで落とし込まれており、話し合ったくらいで変えられないのが普通だからだ。

まして相手に「変えろ」と言われたら、よけいに変えられない。反発や怒りが先にくる。


「それが駄目だ」という文化では育っていない

少しでも海外に出たことがある人は、その短い体験だけでも身に染みて学ぶのは、価値感が違うと「いくら話しても溝が埋まらない」ということだ。

言葉が通じていなかったとか、誤解されて納得されたというのではなく、しっかりと事実確認をしたにも関わらず、分かってくれない。

たとえば、カンボジアで現地の女性とホテルにいたとき、彼女は果物のゴミを平気で床に投げ捨てた。あるいは、バラック小屋に住んでいる貧しいカンボジア女性と一緒にいたとき、彼女たちは平気で床にツバを吐き捨てた。

インドでもゴミはどこでも捨てるのが普通だし、駅のホームで列車が来るのを待っている女性が、線路に向かってツバを吐く姿も珍しくない。

私が好きだったスリランカの女性リーパは、煙草を吸い終わると、それを浴槽に投げ捨てていた。シャワーを浴びるときは、もちろん吸い殻を捨てた浴槽を使う。

(リーパ。ゲイランの街に立つ女の凶悪な目付きに惹かれた)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120425T0541360900.html

彼女たちにとってゴミは床に捨て、煙草は浴槽に捨て、ツバはどこでも好きに吐けるものだったのである。

煙草をところ構わず捨てるインドネシアの男も、食事中に口に入った骨の欠片をテーブルの下に吐き捨てる中国人も、ビニール袋を道路にポイ捨てするインド人も珍しくない。

それが良くないと言えば、私に配慮して恐らくその場では止めるだろうが、翌日には何事もなく煙草の吸い殻を捨て、口の中のものをテーブル脇に吐き捨てるだろう。

なぜなら、彼らは「それが駄目だという文化では育っていない」からだ。価値感が違っていて、彼らにとっては煙草の吸い殻を気軽に捨てられないことが変なのだ。

逆に日本人に、「ゴミをところ構わず捨ててもいい」「煙草の吸い殻も好きに捨てていい」「口の中のものも吐き捨てていい」と言っても、やらない人のほうが多いと思う。

なぜなら「それが駄目だという文化で育った」からだ。ゴミをところ構わず捨てる彼らの前では、それをしない私が異常なのである。


価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する

ゴミに対する感覚は、無限の「違い」のうちのひとつである。「価値感」というのは、こうした細かいところでひとつひとつ違っている。

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。

自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。

だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。

若者がいくら「今はこうだ」と言っても年配者は理解できないかもしれないし、逆に年配者がいくら「そんなことをしては駄目だ」と言っても若者には理解できない。

世代間の価値感のギャップは、年が10歳違えばまったく違うと言われている。好む音楽も、好むファッションも、別人種のように違ってしまっている。

タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。

そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。理解どころか、拒絶感の方が先に立って歩み寄れないのである。

スポーツが好きな人は、晴れた日に勉強している同級生が理解できない。目的があって勉強している人は、晴れているからと遊び呆けている同級生が理解できない。

自営業の人間は、人に使われて暮らしているサラリーマンが理解できないし、サラリーマンは生活が不安定な自営業の人間が理解できない。

男は女性が細かいことを気にするのが理解できないし、女性は男がすべてに大雑把なのが理解できない。価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する。

もし自分の人生の重要な部分で相手と価値感が違えば、自分も相手もそれが譲れないのであれば、いくら時間をかけてもうまくいかない可能性の方が高い。


自分の好きにやって理解されないほうが精神的に楽

価値感の違う相手を変えようと思っても変えられないことの方が多いし、無理に変えさせようとすると激しい対立や衝突を生む可能性もある。

それが相手によって大切な価値感である場合、それを変えさせるというのは相手のアイデンティティを崩壊させるも同然だからである。

だから、現実問題としては、「どうしても、価値感の違う人がいる」ことを受け入れるしかない。そうした人を変えられるとは思わないほうがいい。

イスラム原理主義の男に「女性の自由」をいくら説いても絶対に理解しないはずだ。逆に欧米の女性に「男尊女卑」を説いても絶対に理解しないはずだ。

互いに「そんなものを理解するくらいなら死ぬ」と言い出すはずだ。

価値感の相違というのは、そういうものなのだ。だから、世の中のすべての人の価値感が理解できると思ってはいけないし、逆に自分の価値感がすべての人に受け入れてもらえると思ってもいけない。

絶対に受け入れられない価値感を持つ人が世の中にはいるし、逆に自分の価値感を絶対に受け入れてくれない人もいる。

それが現実だ。

しかし、別に悩む必要はまったくない。今の価値感で特に日常生活に支障がない限りは、自分自身を変える必要はない。自分のやりたいようにすればいいし、自分が心地良いと思う考え方をすればいい。

相手がそれを受け入れてくれれば嬉しいことだし、受け入れてくれなければ、それはそれでいいと思うべきだ。

相手の価値感が納得できなければ去ればいいし、相手が自分の価値感を受け入れてくれなければ、受け入れてくれるところにいけばいい。そこに固執する理由はない。

自分の価値感が日常の社会的規範から逸脱していないのであれば、その範囲で自分が何をして、何を考えて、何を信じて、何を好きになってもいい。

理解してくれない人に理解してもらう必要はない。

相互理解に向かって努力するのは、徒労に終わる確率が高いし、難関度が高い。相手を変えるのも自分を変えるのも難しいのだから、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的でもある。

自分の居場所を見つけて好きにやればいい。つまり、我が道を行けばいいということだ。他人の価値感に合わせても無駄なのだから……。

最後にひとこと。

リーパはタバコ中毒で、浴槽にタバコの吸い殻を投げ入れて捨てていたが、私はやれやれと思いながら今でもリーパが懐かしいし、総合的に見て彼女に好感情を持ち続けている。彼女がとても好きだったし、今でも好きだ。

タトゥーをたくさん入れた女性。タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171019T0413070900.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c148

[昼休み53] 中学で一番の美少女に毎朝精液を飲ませていた旭川女子中学生校内集団レイプ事件 中川隆
56. 中川隆[-6099] koaQ7Jey 2017年10月19日 12:54:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

内地の人間と道産子が互いに理解し合えない理由


他人の価値感に合わせても無駄なので我が道を行くのがいい

日本人は最近になってやっと「価値感の相違」は埋められないことがあると理解するようになった。文化の違いや性格の違いは時には克服できないこともある。

たとえば、誰かが詐欺で騙された場合、日本人は「騙す方が悪い」と思うが、中には「騙される方が悪い」と被害に遭った側を嘲笑する民族や性格の人がいる。

日本人は「宗教を盲信して殺し合うのは無意味だ」と思うが、中には「自分の神が冒涜されたら死ぬまで戦う」と毅然と宣言する民族や性格の人がいる。

同じ日本人の中にも「日本が培ってきた伝統や文化が何よりも大切」と思う人もいれば「日本の伝統や文化は捨ててグローバル化を受け入れる方が大切」と思う人もいる。

経済的にも、「したいことを何もしないで金を貯めるより今を楽しむ方が大切」と思う人もいれば「したいことを何でもするよりもきちんと貯金する方が大切」と思う人もいる。

こうした「価値感の相違」で対立した場合、どんなに時間をかけて話し合っても無駄なことが多い。価値感はすでにその人の無意識のレベルにまで落とし込まれており、話し合ったくらいで変えられないのが普通だからだ。

まして相手に「変えろ」と言われたら、よけいに変えられない。反発や怒りが先にくる。


「それが駄目だ」という文化では育っていない

少しでも海外に出たことがある人は、その短い体験だけでも身に染みて学ぶのは、価値感が違うと「いくら話しても溝が埋まらない」ということだ。

言葉が通じていなかったとか、誤解されて納得されたというのではなく、しっかりと事実確認をしたにも関わらず、分かってくれない。

たとえば、カンボジアで現地の女性とホテルにいたとき、彼女は果物のゴミを平気で床に投げ捨てた。あるいは、バラック小屋に住んでいる貧しいカンボジア女性と一緒にいたとき、彼女たちは平気で床にツバを吐き捨てた。

インドでもゴミはどこでも捨てるのが普通だし、駅のホームで列車が来るのを待っている女性が、線路に向かってツバを吐く姿も珍しくない。

私が好きだったスリランカの女性リーパは、煙草を吸い終わると、それを浴槽に投げ捨てていた。シャワーを浴びるときは、もちろん吸い殻を捨てた浴槽を使う。

(リーパ。ゲイランの街に立つ女の凶悪な目付きに惹かれた)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120425T0541360900.html

彼女たちにとってゴミは床に捨て、煙草は浴槽に捨て、ツバはどこでも好きに吐けるものだったのである。

煙草をところ構わず捨てるインドネシアの男も、食事中に口に入った骨の欠片をテーブルの下に吐き捨てる中国人も、ビニール袋を道路にポイ捨てするインド人も珍しくない。

それが良くないと言えば、私に配慮して恐らくその場では止めるだろうが、翌日には何事もなく煙草の吸い殻を捨て、口の中のものをテーブル脇に吐き捨てるだろう。

なぜなら、彼らは「それが駄目だという文化では育っていない」からだ。価値感が違っていて、彼らにとっては煙草の吸い殻を気軽に捨てられないことが変なのだ。

逆に日本人に、「ゴミをところ構わず捨ててもいい」「煙草の吸い殻も好きに捨てていい」「口の中のものも吐き捨てていい」と言っても、やらない人のほうが多いと思う。

なぜなら「それが駄目だという文化で育った」からだ。ゴミをところ構わず捨てる彼らの前では、それをしない私が異常なのである。


価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する

ゴミに対する感覚は、無限の「違い」のうちのひとつである。「価値感」というのは、こうした細かいところでひとつひとつ違っている。

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。

自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。

だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。

若者がいくら「今はこうだ」と言っても年配者は理解できないかもしれないし、逆に年配者がいくら「そんなことをしては駄目だ」と言っても若者には理解できない。

世代間の価値感のギャップは、年が10歳違えばまったく違うと言われている。好む音楽も、好むファッションも、別人種のように違ってしまっている。

タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。

そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。理解どころか、拒絶感の方が先に立って歩み寄れないのである。

スポーツが好きな人は、晴れた日に勉強している同級生が理解できない。目的があって勉強している人は、晴れているからと遊び呆けている同級生が理解できない。

自営業の人間は、人に使われて暮らしているサラリーマンが理解できないし、サラリーマンは生活が不安定な自営業の人間が理解できない。

男は女性が細かいことを気にするのが理解できないし、女性は男がすべてに大雑把なのが理解できない。価値感の相違は、ありとあらゆる部分に存在する。

もし自分の人生の重要な部分で相手と価値感が違えば、自分も相手もそれが譲れないのであれば、いくら時間をかけてもうまくいかない可能性の方が高い。


自分の好きにやって理解されないほうが精神的に楽

価値感の違う相手を変えようと思っても変えられないことの方が多いし、無理に変えさせようとすると激しい対立や衝突を生む可能性もある。

それが相手によって大切な価値感である場合、それを変えさせるというのは相手のアイデンティティを崩壊させるも同然だからである。

だから、現実問題としては、「どうしても、価値感の違う人がいる」ことを受け入れるしかない。そうした人を変えられるとは思わないほうがいい。

イスラム原理主義の男に「女性の自由」をいくら説いても絶対に理解しないはずだ。逆に欧米の女性に「男尊女卑」を説いても絶対に理解しないはずだ。

互いに「そんなものを理解するくらいなら死ぬ」と言い出すはずだ。

価値感の相違というのは、そういうものなのだ。だから、世の中のすべての人の価値感が理解できると思ってはいけないし、逆に自分の価値感がすべての人に受け入れてもらえると思ってもいけない。

絶対に受け入れられない価値感を持つ人が世の中にはいるし、逆に自分の価値感を絶対に受け入れてくれない人もいる。

それが現実だ。

しかし、別に悩む必要はまったくない。今の価値感で特に日常生活に支障がない限りは、自分自身を変える必要はない。自分のやりたいようにすればいいし、自分が心地良いと思う考え方をすればいい。

相手がそれを受け入れてくれれば嬉しいことだし、受け入れてくれなければ、それはそれでいいと思うべきだ。

相手の価値感が納得できなければ去ればいいし、相手が自分の価値感を受け入れてくれなければ、受け入れてくれるところにいけばいい。そこに固執する理由はない。

自分の価値感が日常の社会的規範から逸脱していないのであれば、その範囲で自分が何をして、何を考えて、何を信じて、何を好きになってもいい。

理解してくれない人に理解してもらう必要はない。

相互理解に向かって努力するのは、徒労に終わる確率が高いし、難関度が高い。相手を変えるのも自分を変えるのも難しいのだから、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的でもある。

自分の居場所を見つけて好きにやればいい。つまり、我が道を行けばいいということだ。他人の価値感に合わせても無駄なのだから……。

最後にひとこと。

リーパはタバコ中毒で、浴槽にタバコの吸い殻を投げ入れて捨てていたが、私はやれやれと思いながら今でもリーパが懐かしいし、総合的に見て彼女に好感情を持ち続けている。彼女がとても好きだったし、今でも好きだ。


タトゥーをたくさん入れた女性。タトゥーやマリファナに関しても、ある人がどれだけ嫌悪しようと、ある人は「それがクールだ」と真逆の価値感であるかもしれない。そして、こうした価値感の相違は、どれだけ話しても溝が埋まらないことが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171019T0413070900.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/738.html#c56

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
39. 中川隆[-6098] koaQ7Jey 2017年10月19日 13:16:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.10.18
米国を後ろ盾とするクルド系武装集団が米国を後ろ盾とするダーイッシュからラッカを奪還した


アメリカを後ろ盾とするクルド系のSDFがラッカ北部の都市を完全に制圧したと発表、日本のマスコミはその話を垂れ流している。相変わらずの「大本営発表方式」である。ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は2013年3月にラッカを制圧、翌年1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言してラッカを「首都」に定めた。モスルを制圧し、トヨタ製の真新しい小型トラックのハイラックスを連ねた「パレード」を行ったのはその年の6月だ。

しつこく指摘するが、このパレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずである。それにもかかわらず攻撃せずに静観していた。

アメリカ政府はそうした動きを静観していただけでなく、ダーイッシュ的な武装集団の支配地域が作られるという警告は2012年8月の段階でDIA(国防情報局)から提出されている。当然、その情報をバラク・オバマ大統領も知っていたはずだ。そのときにDIA局長だったマイケル・フリン中将は2014年8月、ダーイッシュが売り出された直後に解任された。

こうした傭兵を使った侵略作戦を推進するため、2015年2月17日には戦争に消極的だったチャック・ヘイゲル国防長官が解任され、同年9月25日にはサラフィ主義者を中心とする武装勢力を危険視していたマーティン・デンプシー統合参謀本部議長が退任している。戦争体制が整備されたわけだが、その直後にロシア軍が介入してネオコンの計画は躓いている。

アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力のシリア侵略、バシャール・アル・アサド政権排除、傀儡体制の樹立というプランは風前の灯火である。本ブログでは何度も書いてきたように、最大の原因は2015年9月30日に始まったロシア軍の空爆だ。

ロシア軍はシリア政府の要請で軍事介入、アメリカ主導軍とは違い、本当にサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする戦闘集団、つまりアル・カイダ系武装グループやダーイッシュを攻撃して戦況を一変させてしまった。ジョン・ケリー前国務長官の言葉を借りると、方程式を変えてしまった。

サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を使ったシリア侵略に失敗したアメリカは、こうした勢力を自分たちが倒したかのような宣伝を展開している。第2次世界大戦でドイツ軍と戦い、勝ったのは米英だというおとぎ話を広めたのと同じ手口だ。

本ブログでは何度も書いてきたが、現在、シリアではデリゾールから東南へ延びる油田地帯の争奪戦になっている。アメリカを後ろ盾とするダーイッシュはアメリカを後ろ盾とするSDFの進軍に協力、石油関連施設への立ち入りを許しているが、シリア政府軍も迫っている。その油田地帯の戦いに参加するため、ラッカから戦闘員が移動していると見られている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710170000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c39

[リバイバル3] 管球アンプのブーンと云うノイズについて 中川隆
2. 中川隆[-6097] koaQ7Jey 2017年10月19日 13:31:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

情熱のオーディオ ノイズ除去装置を作る。導入する。 3/3/2006
http://mikami.a.la9.jp/audio/noise2/noise2.htm


ノイズ・カット・トランスを作ったり、システムに導入する話

 
ノイズを減らす装置
 
 
トランスというのは、一次側と二次側の巻線の太さと数の比で、電流と電圧を変換するものだ。出力トランスというのは、とても難しい。理由は、広い伝送周波数特性を実現しなければならないからだ。一次側と二次側をただ単純に二層に巻いただけでは、5KHzくらいまでしか周波数特性を得られない。20KHz迄伸ばそうと思うと、複数のサンドイッチ構造で、重ねて巻いていかなければならない。ここでひらめくと、逆に”特性を落とす”のは容易だということである。一次側の雑音成分を二次側に伝えないようにするには、高周波成分の雑音を二次側につたえないように巻くわけだから、どうしたら、周波数特性が落ちるかを考えればよい。

簡単な話では、一次コイルと二次コイルは、離して、別々に巻けばよい。このような巻き方で電源トランスを作ってくれれば、音質のよいトランスができるのに残念である。メーカーは、みんな重ねて巻いている。
 
  簡易ノイズ・トランスの試作
 
  ノイズ・カット・トランスは、結構いい値段がするので、余って、ころがっているトランジスタのメインアンプ用のトランスなどを工夫してノイズ・トランスの実験をしてみることができる。方法は、二次側のタップをシリーズにつないで、合計で一次と同じ電圧になればよい。注意すべきことは、巻き線の方向を同じに接続しないと電圧が加算されない点だ。シリーズにつないで電圧が下がるようであれば、線の巻き方向が逆になっているので、反対側とつなぎかえればいい。どのくらい電流がとれるかは、二次巻線の容量に依存するから、プリアンプでは1A、2A3PPのメインでは、5Aは欲しいところである。巻き線をシリーズに接続して電圧を稼ぐ場合でも、途中の巻き線に容量が少ないところがあると、その最低容量が全体の性能になり、容量が不足すると発熱したりして危険である。  

  下の写真は、ジャンクで1000円でころがっていたトランスで作ったノイズ・カット・トランス。二次側のタップをシリーズに接続して100Vの電圧が出るようにしてある。これがまた効果があり、暫く貸し出し先から戻ってこなかったくらいである。1000円程度で試せるならば、とても面白い。効果があれば、なおさら嬉しくなる。ノイズに関しては、非常の広い帯域に渡ってスペクトルが分散しているので、特定のフィルターで雑音をとりきることはできない。雑音吸収スペクトルの異なるものを何段か重ねて使用せざるを得ないのが実態である。ノイズの問題と理論はとても奥が深いので、専門のホームページを熟読することをお勧めする。  
 

 
  外部ノイズと内部ノイズ
 
  ノイズというとACラインから混入する外部ノイズは、すぐに気がつくが、使用しているオーディオ装置自身が発生しているノイズには、気づかないことが多い。実は、CDプレーヤーなどのディジタル機器は、盛大に雑音を発生しており、この雑音が共通のコンセントに差し込まれている他の機器に伝播する。ためしにアナログ・レコードをかけたりして、CDプレーヤーだけの電源を深夜にON/OFFしてみればよろしい。音がまったくかわらない場合は、とても高性能なCDプレーヤーか、システムがおっとりとしていて、その変化に反応しないか、お聴きなる方の人格が十分に陶冶されているかのいづれかであろう。LINN LP-12のプレーヤーのバルハラ電源でさえ起動時に若干ではあるがノイズを発生する。機器間にノイズ除去装置を入れて、内部で発生した雑音の他の装置への伝播を最小限に抑える必要がある。  
 http://mikami.a.la9.jp/audio/noise2/noise2.htm

 
 


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html#c2

[リバイバル3] 管球アンプのブーンと云うノイズについて 中川隆
3. 中川隆[-6096] koaQ7Jey 2017年10月19日 13:46:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オールドJBLでクラシックもJAZZも - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2008年04月27日


オールドJBLのユニットを使ったシステムでクラシックもJAZZの同時に楽しめるシステムを作っています。

クラシックもJAZZも両極端のサウンドが有りますが、(例えばチェンバロ独奏を観客席で楽しむ聴き方とど迫力のJAZZドラムスを眼前で浴びるような聴き方)を除いて、一般的な範囲での聴き方に対しては同じシステムで可能と思っています。

JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。

ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。

デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。

電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110やMC30,MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。

次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。

そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。

他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。

私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。

SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。

オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。

「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。

機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。

機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。

ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。

伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ba4845002b947f5f36eacb887d33e3c6?fm=entry_awp
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html#c3

[番外地7] 多文化共生とはレイプを放任する事 中川隆
1. 中川隆[-6095] koaQ7Jey 2017年10月19日 13:56:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
「白人少女1400人性的虐待」 異様な犯罪を常態化させた英移民社会の闇 2014.12.26
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/141226/wor14122620000001-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link

【世界衝撃事件】

 【ロンドン=内藤泰朗】英国で組織的な子供の性的虐待が、想像以上に深刻な問題となっていることが明らかになりつつある。英中部のロザラムで、1400人以上もの子供が長期にわたり組織的な性的虐待をパキスタン系の男たちに受けていた衝撃の事件が今年8月に発覚。移民国家、英国の多文化社会が抱える暗部が浮き彫りになった。事件は氷山の一角に過ぎないとの見方が強まっている。

 前代未聞の規模

 前代未聞の事件が起きたロザラムは、英国中部の工業都市シェフィールドから約10キロほど離れた、サウスヨークシャー州にある人口約26万の中規模の街だ。この10年で移民などの流入で人口が倍増した。それ以外は英国のどこにでもある地方の静かな街だった。

 それが今年8月26日、地元自治体の委託を受けた社会福祉専門家のアレクシス・ジェイ氏がまとめた調査報告書を公表すると、状況は一変した。

 報告書は、1997〜2013年までの16年間に、1400人以上の子供たちが性的虐待を受けていたとする内容だ。少女たちを狙った集団強姦や誘拐、人身売買などが行われていたことを明らかにした。

報告書の執筆者、ジェイ氏は「ロザラムで実際にどれほどの規模で子どもに対する性的搾取が行われていたのかは誰にも分からない」としつつ、「少なく見積もっても1400人の子供たちが搾取された」と言明。地元当局は虐待に関する報告があったのに対応を怠ったと非難した。

 恐怖とあきらめ

 報告書やその後の報道によると、パキスタン系の虐待者たちは性的な欲求を満たすため、さまざまな事情で家族と疎遠だったり、施設に入れられたりした主に白人の少女たちに接近。最初は贈り物を与え、安心させた後、酒や麻薬を与えて強姦、暴力を振って脅迫するというやり方で、少女たちを次々と支配下に置いていった。

 少女たちは、銃を突きつけられ、ガソリンをかけて火をつけると脅されたり、複数のアジア系の男たちに11歳の少女が暴力的に強姦されるのを見せられて「言うことを聞かなければ、お前も同じ目に合う」と脅迫されたりした。週に1度レイプされた子供や「逃げれば母親をレイプする」と脅された子供もいた。

 11歳のときから5、6年間にわたり性的な虐待を受けたサラさん(仮名)は、40〜50人の男たちから虐待を受けた。警察が通報を受け、虐待の現場に来たが、「私が裸でいるのに見ないふりをして出ていった。誰も言うことを聞いてはくれなかった」という。

恐怖はいつの間にか、あきらめに変わっていった。中には、拉致されてほかの都市に売り飛ばされ、組織的に少女売春を強要された子供たちもいた。

 「差別」と無責任

 なぜ、これほどの問題が長年にわたり表沙汰とならなかったのか−。

 2002〜06年にも3件の報告があった。だが、ロザラムのパキスタン系地方議員らが、問題を公にすれば人種差別をあおり、反移民など過激な政治勢力が台頭し地域社会の分裂を招くとして、問題の解決を妨げていたという。

 警察当局者は実際、人種差別だと批判されることを恐れていたと証言した。だが、それだけではなさそうだ。英メディアは、「地元当局が人種問題を避け、長年にわたり対応を怠ってきたことが問題を深刻化させた」と指摘する。

 報告書の公表を受け、地元議会の議長は辞任を表明した。だが、当局幹部らは前代未聞の事件が発覚しても処分を受けるどころか辞職の意思すらないことが判明し、世論は激怒。地元政府代表やサウスヨークシャー州警察トップはその後、世論の圧力で辞任を表明せざるを得なくなった。

 英メディアは、地元の当局幹部らの「無責任体質」「責任感の欠如」「不作為」が事件を根深いものにしたと批判している。

 性的虐待に遭った子供たちを対象にした24時間の電話ヘルプラインが設置されたのは、報告書の公表から3カ月半以上もたった12月中旬だった。当局の対応の遅さも、問題が常態化する遠因になった。

 ロザラムでは、白人の少女への虐待が問題となったが、パキスタン系が同じアジア系の少女たちに行う性的暴行は、表沙汰にはならず、泣き寝入りの場合がほとんどで、問題はより大きいとみられている。

 ロザラムから90キロほど離れたスキプトンという街のパキスタン系数百人が住む小さな地域で育ったルズワナ・バシールさんもその一人だった。

 隣人の性的虐待が始まったのは10歳のとき。恥ずかしくて誰にも言えなかったが、18歳でオックスフォード大学に入学し、家族から離れ生活するようになって転機が訪れた。

 優秀な成績で米国に留学、企業家となって10年後に帰省し、ほかの被害者と告発。虐待者の有罪判決を勝ち取ったが、小さな社会では疎んじられる存在となったのだ。

 しかし、バシールさんはこの経験を英紙に寄稿し、「恥の文化」を克服しないことには、犠牲者はなくならないと主張し、移民社会の変革を促した。

 英下院は今年11月、地域と地方行政委員会を開き、組織的な子供の性的虐待の問題について審議。

 「ロザラムの事件は例外的なものではなく、英国全土に広がっている問題だ」と結論づけ、未成年者の保護制度が「実態から乖離(かいり)している」として見直しを求める勧告を出した。

 しかし、少女たちが受けた心の傷を癒すことはできていない。


http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/298.html#c1

[昼休み53] 中学で一番の美少女に毎朝精液を飲ませていた旭川女子中学生校内集団レイプ事件 中川隆
57. 中川隆[-6094] koaQ7Jey 2017年10月19日 14:04:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

この旭川女子中学生校内集団レイプ事件に一番近いのはこれかな。

道産子はパキスタン人と民度が変わらないという事だね:


「白人少女1400人性的虐待」 異様な犯罪を常態化させた英移民社会の闇 2014.12.26
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/141226/wor14122620000001-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
【世界衝撃事件】

 【ロンドン=内藤泰朗】英国で組織的な子供の性的虐待が、想像以上に深刻な問題となっていることが明らかになりつつある。英中部のロザラムで、1400人以上もの子供が長期にわたり組織的な性的虐待をパキスタン系の男たちに受けていた衝撃の事件が今年8月に発覚。移民国家、英国の多文化社会が抱える暗部が浮き彫りになった。事件は氷山の一角に過ぎないとの見方が強まっている。

 前代未聞の規模

 前代未聞の事件が起きたロザラムは、英国中部の工業都市シェフィールドから約10キロほど離れた、サウスヨークシャー州にある人口約26万の中規模の街だ。この10年で移民などの流入で人口が倍増した。それ以外は英国のどこにでもある地方の静かな街だった。

 それが今年8月26日、地元自治体の委託を受けた社会福祉専門家のアレクシス・ジェイ氏がまとめた調査報告書を公表すると、状況は一変した。

 報告書は、1997〜2013年までの16年間に、1400人以上の子供たちが性的虐待を受けていたとする内容だ。少女たちを狙った集団強姦や誘拐、人身売買などが行われていたことを明らかにした。

報告書の執筆者、ジェイ氏は「ロザラムで実際にどれほどの規模で子どもに対する性的搾取が行われていたのかは誰にも分からない」としつつ、「少なく見積もっても1400人の子供たちが搾取された」と言明。地元当局は虐待に関する報告があったのに対応を怠ったと非難した。

 恐怖とあきらめ

 報告書やその後の報道によると、パキスタン系の虐待者たちは性的な欲求を満たすため、さまざまな事情で家族と疎遠だったり、施設に入れられたりした主に白人の少女たちに接近。最初は贈り物を与え、安心させた後、酒や麻薬を与えて強姦、暴力を振って脅迫するというやり方で、少女たちを次々と支配下に置いていった。

 少女たちは、銃を突きつけられ、ガソリンをかけて火をつけると脅されたり、複数のアジア系の男たちに11歳の少女が暴力的に強姦されるのを見せられて「言うことを聞かなければ、お前も同じ目に合う」と脅迫されたりした。週に1度レイプされた子供や「逃げれば母親をレイプする」と脅された子供もいた。

 11歳のときから5、6年間にわたり性的な虐待を受けたサラさん(仮名)は、40〜50人の男たちから虐待を受けた。警察が通報を受け、虐待の現場に来たが、「私が裸でいるのに見ないふりをして出ていった。誰も言うことを聞いてはくれなかった」という。

恐怖はいつの間にか、あきらめに変わっていった。中には、拉致されてほかの都市に売り飛ばされ、組織的に少女売春を強要された子供たちもいた。

 「差別」と無責任

 なぜ、これほどの問題が長年にわたり表沙汰とならなかったのか−。

 2002〜06年にも3件の報告があった。だが、ロザラムのパキスタン系地方議員らが、問題を公にすれば人種差別をあおり、反移民など過激な政治勢力が台頭し地域社会の分裂を招くとして、問題の解決を妨げていたという。

 警察当局者は実際、人種差別だと批判されることを恐れていたと証言した。だが、それだけではなさそうだ。英メディアは、「地元当局が人種問題を避け、長年にわたり対応を怠ってきたことが問題を深刻化させた」と指摘する。

 報告書の公表を受け、地元議会の議長は辞任を表明した。だが、当局幹部らは前代未聞の事件が発覚しても処分を受けるどころか辞職の意思すらないことが判明し、世論は激怒。地元政府代表やサウスヨークシャー州警察トップはその後、世論の圧力で辞任を表明せざるを得なくなった。

 英メディアは、地元の当局幹部らの「無責任体質」「責任感の欠如」「不作為」が事件を根深いものにしたと批判している。

 性的虐待に遭った子供たちを対象にした24時間の電話ヘルプラインが設置されたのは、報告書の公表から3カ月半以上もたった12月中旬だった。当局の対応の遅さも、問題が常態化する遠因になった。


 ロザラムでは、白人の少女への虐待が問題となったが、パキスタン系が同じアジア系の少女たちに行う性的暴行は、表沙汰にはならず、泣き寝入りの場合がほとんどで、問題はより大きいとみられている。

 ロザラムから90キロほど離れたスキプトンという街のパキスタン系数百人が住む小さな地域で育ったルズワナ・バシールさんもその一人だった。

 隣人の性的虐待が始まったのは10歳のとき。恥ずかしくて誰にも言えなかったが、18歳でオックスフォード大学に入学し、家族から離れ生活するようになって転機が訪れた。

 優秀な成績で米国に留学、企業家となって10年後に帰省し、ほかの被害者と告発。虐待者の有罪判決を勝ち取ったが、小さな社会では疎んじられる存在となったのだ。

 しかし、バシールさんはこの経験を英紙に寄稿し、「恥の文化」を克服しないことには、犠牲者はなくならないと主張し、移民社会の変革を促した。

 英下院は今年11月、地域と地方行政委員会を開き、組織的な子供の性的虐待の問題について審議。

 「ロザラムの事件は例外的なものではなく、英国全土に広がっている問題だ」と結論づけ、未成年者の保護制度が「実態から乖離(かいり)している」として見直しを求める勧告を出した。

 しかし、少女たちが受けた心の傷を癒すことはできていない。

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/738.html#c57

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