04月24日(日) N=18595(19013) です。 Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」、07:00の値です。 「最新7日間」では5942(7191)です。 「最新24時間」ではN=1196(1274)です。 「最新7日間」で、「東京都」はN=155(157)、「神奈川県」はN=214(202) です。「静岡県」は205(197)です。 「最新30日間」では、「東京都」はN=581(570)、「神奈川県」N=823(792)、「静岡県」1024(985)です。 http://www.emsc-csem.org/#2w で世界のM4以上地震の最新24時間の発生状況を見れますが、インド大陸の北上によりネパールあたりでM4以上の地震が4つ発生しています。この結果、中国大陸の台湾あたりの東側への押し出しが強まり、アムールプレートの南端が北東方向へ押されます。数日から数週間程度でこの影響が出てくると思います。 本日から、大きな地震が起こりそうな地域について、最新7日間の推移の表を作ります。 時刻は基本的に07:00頃のものです。 「最新7日間」 ==「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」 17日:3234ーーー0302−−0212−−−0169−−0122 18日:3597ーーー0243−−0191−−−0175−−0130 19日:4943ーーー0209−−0181−−−0168−−0129 20日:6231ーーー0186−−0177−−−0169−−0126 21日:6938ーーー0177−−0178−−−0179−−0142 22日:6466ーーー0175−−0171−−−0183−−0149 23日:4842ーーー0233−−0197−−−0202−−0157 24日:3238ーーー0276−−0205−−−0214−−0155 「最新30日間」 ==「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」 17日:***ーーー0000−−0921−−−0697−−0493 18日:***ーーー0000−−0932−−−0718−−0518 19日:5482ーーー1315−−0935−−−0721−−0523 20日:6752ーーー1308−−0943−−−0729−−0527 21日:7460ーーー1308−−0960−−−0750−−0546 22日:7596ーーー1319−−0962−−−0761−−0552 23日:6477ーーー1390−−0985−−−0792−−0570 24日:5446ーーー1444−−1024−−−0823−−0581 上の表で注意するべきは、一週間での変動の大きさです。「最新30日間」の表で、17日は「静岡県」で921、24日で1024で、約100変化しています。「最新7日間」では212が205で、7しか変化していません。この差が大きくなると、大きな地震が迫っていると見ていいと思います。 4月18日の分に書いたのと同じような熊本地震関連の数値で大きな変動があります。昨日23日14:00あたりと17:30あたりの間で、多分機器の感度の調整が再度行われ、感度が低められた様子です。 「最新7日間」 ====14:00=17:30 「熊本県」:4990ー3012 「宮崎県」:4536−2746 「福岡県」:4938−2972 「最新30日間」 ====14:00=17:30 「熊本県」:6995ー5104 「宮崎県」:6308−4595 「福岡県」:6734−4857 数時間でこれだけ大きな変動が起こることは不可能ですから、機器の感度が変更されたはずです。 こういったことについて、Hi−netへ質問を出したのですが、何かおかしな回答が来ました。 (*以下、回答のページから引用:) 回答1: 2016-04-19 17:24 +0900 (JST) 武田 信弘 様 : いつも防災科学技術研究所ホームページをご利用いただきありがとうございます。 こちらは、NIED 防災科学技術研究所 Hi-net 問い合わせ担当です。 「Hi-net自動処理震源マップ」につきましては、 原則として2日前まではHi-netによる自動処理震源(以下、Hi-net震源)、 それ以前は気象庁一元化処理震源(以下、気象庁震源)をデータとして作図して おります。 すなわち、「最新24時間」は常にHi-net震源のみをデータとしているのに対し て、「最新7日間」は2日前まではHi-net震源、3日前から7日前までは気象庁震源 をデータとしております。このため、「最新24時間」の地震数を7日分積算して も「最新7日間」とは一致しません。 ご理解のほど宜しくお願いいたします。 質問1: 武田 信弘 2016-04-18 11:15 +0900 (JST) いつも、Hi-net自動処理震源マップを見させていただいています。 熊本地震に関連して、N= の値の推移に不審な点があります。 「日本全国広域」の「最新24時間」のN= の値の推移は次のように表示されてきています。07:00の時刻のものです。 4月14日:300 4月15日:764 4月16日:1309 4月17日:1424 4月18日:1411 基本的に、この数が累積して「最新7日間」の値として反映されなければいけません。しかし、「日本全国広域」の「最新7日間」の値は次のように表示されてきているのです。07:00の値です。 4月14日:3584 4月15日:4202 4月16日:5154 4月17日:6328 4月18日:6472 何がおかしいかというと、17日から18日の差が小さすぎるのです。14日から15日の差は約700、その後、15日と16日の差は約1000、16日と17日の差も約1000、ところが、昨日と今日の差はたったの150あまりです。「最新24時間」で今朝1411と表示があり、熊本地震などの異常がない平常値がだいたい300なので、1100今朝までの増加分として「最新7日間」の値に累積しないといけないのです。これと同じ現象が、「最新7日間」、「最新30日間」の「熊本県」、「大分県」などにも出ています。 原因は多分今回の熊本地震関連の微小地震の感知基準を緩め、微小地震の多くをカウントしないようにしたからではないでしょうか。 「熊本県」の「最新7日間」の07:00(又は07:15)の値の推移は次の通りです。 4月14日:254 4月15日:727 4月16日:1806 4月17日:3219 4月18日:3663 実を言うと、昨夜19:00の値を記録してありました。それは3908でした。今朝の値が減少しているのです。熊本地震が14日午後に発生し、それ以来、活発な地震活動が継続しているのに、昨夜の値よりも今朝の値が減少することは100%あり得ません。 上に述べたことについて、原因が何かあるのでしょうか。熊本県内などの観測点機器の故障とかがあり得るとおもいますが、どうでしょうか。 (*以上引用終わり) どうも、論理が噛み合っていません。
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