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[昼休み56] ライブ中継に映り込んだ巨人の都市伝説に関する雑学 イワツバメ
2. 偽装皇帝[201] i1WRlY1jkuk 2025年11月17日 13:55:33 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[1]
<△29行くらい>

これも、暇人向けの話題だが、邦画(実写映画)がなぜクソになるのかという問題についての海外のコメントをふたつ。
まあ、黒澤明が死んで、邦画も死んだと言えるだろう。凄い存在が出ると、それにつられるように才能のある人間が出てくるものである。黒澤時代には脚本家たちも裏方たちも有能揃いだった。
なお、是枝についての批判は私も同感である。彼の出世作の「誰も知らない」はいい作品だったが、後はダメ。特にユーモア感覚の欠如が致命的である。
今の邦画界は、才能は無いのに高慢で卑しい連中のたまり場だ。もっとも、洋画界も同じである。映画はすでに「ダメ人種の集まるごみ溜め」なのだろう。

(以下引用)

壺の民は名無し
2 年 前

実写界隈のアニメを見下した謎の選民意識は謎
アニメに比べて邦画なんて海外では認知されてるかどうかすら怪しい
なのにいちいち「アップデートしろ」と上から目線で説教してくる
邦画界の希望は是枝らしいけど典型的な辛気臭いお芸術作家
レベルの低い技術を誤魔化す為に日本の社会問題を取り上げて海外に媚びるゴシップスタイルが高尚と勘違いしてる
ハリウッドどころか韓国映画にも10年以上追いつけないレベルで負けてるんだから
マジで邦画界は無能さを直視して努力しろと

11
返信する
壺の民は名無し
2 年 前

根本的な原因は漫画アニメに有望な若手を取られて、邦画界はジジババだらけだから。30年前と何も変わってないよな邦画は。

他にも、ライティングは下手くそ、演技指導は過剰で顔芸、俳優も”自然に見える”演技ではなく自然体で演技するアホ、キャストは演技を学んだ人やオーディションじゃなくて事務所が売りたい演技素人のアイドルや芸人、衣装は安物サテンテカテカ、汚しの技術はなし、ピンク髪や意匠などの漫画の記号をそのまま実写に持ち込むアホ、そして何より好きな俳優が出てるから見る高齢化した観客。
ありとあらゆる要素が凋落してるか停滞してる。もう終わりだよ。

8
返信する

http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/252.html#c2

[戦争b26] 日本がアングロ・サクソンに従属、その手先になってきたことは明白(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
17. 偽装皇帝[202] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 04:11:32 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[2]

私は日本や日本人を「弱っプ(腐)っプランド」あるいは「弱っプ(腐)っプランド豚」呼ばわりすることは、日本人として不愉快だが、発言者ご自身が「弱っプ(腐)っプランド豚」をペンネームとして自称しているのだから、まあ、自嘲でもあるのだろう。
そして、日本人が確かに「弱っプ(腐)っプランド豚」であることも明白ではある。米国という飼い主に飼われて、いざとなれば食われるか売られる運命である。

つまり、問題の根幹は日米同盟(現実は「同盟」ではなく、「米国による日本支配」)にあり、かつての「安保闘争」の学生たちは正しかった、というのが事実なのではないか。
問題は、その闘争の意図や意味が国民全体にはほとんど伝わらなかったことだ。そして現在、コメント10で「弱っプ(腐)っプランド豚」氏が言うように、

「弱っプ(腐)っプランドの悪行悪果を認識し罪を雪いで宗主国からの独立
それを主張したら有名人は暗殺、冤罪
一般人なら黙殺、追放
それが現状」

というのが事実だろう。


http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/345.html#c17

[戦争b26] 日本がアングロ・サクソンに従属、その手先になってきたことは明白(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
18. 偽装皇帝[203] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 04:20:40 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[3]
<■77行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
現在の日本の状況について、「蚊居肢」の最新記事がかなり的を射ているかと思うので、その前半を転載する。後半もいい内容だが、全部引用すると長すぎる。

(以下引用)

もはやーー、1年ほど前にも掲げたことがあるがーー加藤周一の「なしくずし論」を再掲しておくほかない状況に陥りつつあるように見えるな、

◾️加藤周一「「なしくずし」の過程について」朝日ジャーナル 1980年7月4日

「平和を欲すれば、いくさに備えよ」という諺が西洋にある。その諺は、いくさの備えそのものが、いくさを生みだすという他面を言わない。しかし日本の経験は、むしろ後者の面の例証のようにみえる。日清戦争以来の軍国日本は、いくさに備えること厚く、一〇年毎にいくさを繰返した。敗戦後の日本は、いくさに備えること薄く、今日まで三五年間も平和をつづけている。その三五年間に、軍国アメリカは、大軍を動かして、朝鮮半島に戦い、越南征伐に乗り出し、今またペルシャ湾頭に軍事的冒険の気配をみせる。 いくさに備えてアメリカに劣らぬソ連も、先には戦車隊をブダペストとプラーハへ送り、今はアフガニスタンに大軍を進めている。平和を欲すれば、いくさに備えるよりは、いくさの備えがいくさを生みだす過程に注意した方がよさそうである。

いくさはどういう具合にはじまるか。常に必ずしも宣戦布告をもって、ある日突然はじまるとはかぎらない。そうではなくて、まず国内に、「なしくずし」の軍国主義化がおこり、いわゆる「軍産コムプレックス」が次第に抜きさしならぬものとなる。対外的には、特務機関が他国の指導者を倒して傀儡(またはそれに近い)政権を作る(たとえば張学良を爆殺して満洲国、バオダイを追出してアメリカ製のサイゴン政府、モサデグを除いてシャーの政権) 。同時に、その国へ向けて、軍事顧問を送り、武器援助を行い、いくらか病院や学校も建て、主とし大がかりな投資をする。しかし傀儡政権に対しては、晩かれ早かれ大衆が反抗し、その反抗は、しばしば武装「ゲリラ」の形をとって(「便衣隊」から「ヴィエトコン」まで)、次第に組織化される。その軍事的弾圧は傀儡政権の手に負えない。従って直接の軍事的介入がはじまる。周知のように、軍事的介入の規模は、少しずつ拡大し、気がついたときには、「手おくれ」となる。 いくさは酣で、残された選択は、絶望的な戦線の拡大 (東条内閣)か、「名誉ある撤退」(ニクソン政権)か、どちらかであろう。

軍国主義へ向っての小さな事実の積み重ねは、かくして、次第に選択の幅をせばめ、いつか「手おくれ」の時期に到るのが、「なしくずし」のいくさの特徴である。そういうことは、政策決定の水準でおこるばかりでなく、またいわゆる「世論」の面でもおこる。 特定の政策は、特定の方向への世論操作を伴い、操作された世論は、次の政策決定の条件の一つとして働く。世論操作の有力な道具は、いうまでもなく、大衆報道機関であるから、「なしくずし」から「手おくれ」へ向う過程は、大衆報道機関の活動そのものにもあらわれざるをえない。

しかし大衆報道機関、たとえば新聞は、必ずしも意図的に、世論を操作しようとするのではない。また必ずしも権力の圧力に屈して、みずからの意図に反して、そうするのでもない。むしろ主観的には、報道機関本来の任務を忠実に果すことによって、客観的には「手おくれ」になるまで「なしくずし」の過程に貢献するのである。報道機関本来の任務とは、速報性であり、報道内容の正確であり、多数の読者の好みに投じることである。そのために、能率のよい組織と有能記者を必要とすることはいうまでもない。たとえば一九三〇年代に日本の新聞いくさの報道は、敏速で、およそのところ「戦果」を正確に伝え、「皇軍」を讃美することで読者の好みに従っていた。たしかに南京大虐殺を報道はしなかったが、新聞は無能だったから日本の軍国主義化を促進したのではなく、有能だったからそうしたのである。

しかもそれだけではない。 一般に大衆報道機関には、殊に日本国のそれには、二つの原則的な立場がある。その一つは、中立主義である。すなわち対立する意見の真中を探る。対立する意見の一方が、なしくずしに右へ寄れば、真中もなしくずしに右へ寄るから、中立主義はどこまでも右へ寄ることを妨げ得る立場ではない。もう一つは、現実主義である。 既成事実を与件としてうけとり、その上で選択肢を考える。まさに政策決定の水準での「なしくずし」過程と同じように、あらたな既成事実が加わる毎に、意見の選択の幅は狭くなるだろう。 「手おくれ」をこの立場から防ぐことはできない。かくして大衆報道機関は、自己の立場を裏切ることによってではなく、 まさ自己の立場に忠実であることによって「なしくずし」の過程に参加し、しかも「手おくれ」になるまで自信にみちてその過程に参加するのである。

「なしくずし」の軍国主義化に抵抗し、「手おくれ」を未然に防ぐには、中立主義では足りず、現実主義では足りず、いわんや新聞記者の職業的能率主義では足りない。そういうことではなくて、動かぬ原則が必要である。 軍国主義化に抵抗する原則は、 反軍国主義であり、「手おくれ」のいくさを防ぐ原則は、先の見通を伴う平和主義である。

「なしくずし」の過程において決定的なのは、反対する側での、そういう原則の一貫性の他にはない。 すなわち状況に応じて中立主義を棄てる用意であり、既成事実を動かすべからざる与件としてではなく、除去すべき諸悪の根源とみなし、大勢順応型現実主義と戦う用意である。(以下略)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/345.html#c18

[経世済民136] 日本の低失業率は健全なのか、貧困の象徴か 一言主
2. 偽装皇帝[204] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 05:53:05 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[4]
<■59行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

このスレの内容は、「失業率」の計算方法を知らないと理解ができないかと思う。そもそも、「完全失業率」か「自然失業率」かの区別を書いていない。
しかし、失業率の低下はむしろ「国民の貧困化を示す」という視点を指摘したのは素晴らしいと思う。
おそらく、元記事の「失業率」は「完全失業率」だろうが、「本来なら仕事をしない層(高齢者など)」まで生活防衛のために働く人間が増えたら失業率は減るのであり、それが日本の貧困化を示すのは当然なわけだ。

(以下引用)

1.完全失業率とは?

完全失業率とは、労働力人口のなかで完全失業者が占める割合のこと。総務省が行う「労働力調査」でも雇用情勢を表す指標となっており、毎月調査が行われています。

労働力人口とは、調査期間中に15歳以上であり労働意欲がある人のこと。そのため休業中の人や内職者なども含まれるのです。

対する完全失業者とは、調査期間中に仕事をしたくても就業できていない人や、求職活動の準備をしている人のこと。なお学生や高齢者は非労働力人口と見なされ、完全失業率の計算に含みません。

完全失業率が高いほど仕事を探している人が多いといえます。

完全失業率と自然失業率の違い

自然失業率とは、景気や社会情勢などに関係しない失業率のこと。疾病やインフレなどの影響で一時的に失業している人ではなく、そもそも働く気がない人や、労働条件をゆずらず失業が続いている人などが自然失業率に含まれるのです。

2.完全失業率の計算方法

完全失業率の計算方法は、「完全失業者÷労働力人口×100=完全失業率(%)」。完全失業率は%で表されるため、完全失業者数を労働力人口で割った数値に100をかけています。

労働力人口内にどれだけ完全失業者がいるかという割合になるため、完全失業率が高ければ高いほど、働く意欲はあっても就職できていない人が多い状況になります。

3.完全失業率の推移

景気が悪いと、完全失業率が上がる傾向にあります。バブルが崩壊した1990年ごろ、それまで2%前後だった完全失業率は上昇を始めました。さらに阪神・淡路大震災の影響もくわわって2003年と2009年には5.5%へ到達したのです。

その後完全失業率は下降して2018年には2%程度までになるほどの回復を見せます。しかし新型コロナウイルスの影響もあり、2020年には11年ぶりに完全失業率が上昇したのです。

年齢別
年齢別で見ると、どの年代でも若年層である15歳から35歳の完全失業率が高い傾向にあります。若年層は現状より良い条件の仕事を求めて離職や転職を志す人が多いため、完全失業率を高める要因のひとつになっているのです。

男女別
男女別に見ると男性より女性のほうが、わずかに完全失業率が高くなっています。この背景にあると考えられるのが結婚や出産による退職や、キャリアアップの不足など。

また女性が結婚後に再就職しても、パートやアルバイトなど非正規雇用での就業になりやすいです。結果、継続率が男性より低くなってしまいます。

地域別
2009年から2019年の地域別完全失業率を見ると、全国的に完全失業率は低下傾向にあります。なかでも「北海道」「南関東」「北陸」「近畿」「沖縄」の5地域は、前年の完全失業率を下回りました。とくに沖縄は対前年度増減で0.7%もの低下が報告されています。

「東北」「中国」地域は前年と比較してもほとんど変化はなく、「北関東」「甲信」「東海」「四国」「九州」の5地域は前年よりもわずかに上昇した結果となっています。

コロナ禍による影響
新型コロナウイルスの影響で、2020年から2021年の完全失業率は上昇。2020年1月は2.4%だった完全失業率が、同年8月には3.0%へ到達。2021年の7月までの期間で3%に到達しそうな数字となりました。

男女別では男性のほうが、完全失業率が高い傾向にあります。

国際比較
世界で比較してみましょう。2021年7月時点の国別完全失業率は、スペインの14.3%がもっとも高い数値です。続いてイタリアの9.3%、フランスの7.9%とヨーロッパ地域が高い傾向にあるとわかります。

一方アメリカは5.4%、韓国は3.3%、日本は2.8%。ここから日本は先進国のなかでも、完全失業率が低い国だとわかります。


http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/585.html#c2

[経世済民136] 日本の低失業率は健全なのか、貧困の象徴か 一言主
3. 偽装皇帝[205] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 06:13:39 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[5]
念のために言えば、高齢者は「完全失業率」計算の分子には含まれないが、就労者人口(分母)の中には含まれるため、高齢労働者の増加は「失業率」を低下させるかと思う。政府としては「失業率が低い=好景気」の印象を与えたいから、そうするだろうという読みだ。

(以下、前記引用文からの抜き出し)


なお学生や高齢者は非労働力人口と見なされ、完全失業率の計算に含みません。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/585.html#c3

[経世済民136] 消費税は、デフレを促進する税制である。 一言主
43. 偽装皇帝[206] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 07:43:49 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[6]
<▽34行くらい>

スレッド本文(元記事)に関するコメントより、コメント者相互の議論がほとんどで、まあ、元記事は論じる価値がさほどない、と思われたのだろうかwww 
で、それらの議論も面白いので、単なるおふざけや他者への嘲笑、あるいは工作員かと思われる一部を除いて大半読んだが、こうした議論の場になることが「阿修羅」という掲示板の長所だろう。(皆さん、経済に詳しいようで、書かれた内容の「専門的部分」は理解できないことも多い。)

ここでは、元記事の末尾だけ考察してみる。
スレ主は「デフレ=悪」「インフレ=善」というのが基本思想だと思われるが(→それは単純化しすぎだ、と言われそうだが、ニュアンスとしてはそうだろう。)、はたしてその思想は正しいのだろうか。
私は、それは「企業家」「上級国民」主体の思想であり、「反国民(反一般国民)的」な悪思想ではないか、と思う。それは安倍元総理の「反デフレ政策」が日本を貧困化させ、現在のインフレによって国民生活を悪化させたことで明白なのではないか。
企業が儲かればそれは国民生活良化として反映されるという思想そのものが大間違いなのは、アメリカを見れば、より明白だろう。

もちろん、スレ主(一言主)の言うように、「消費税の悪どさ、残酷性」は言うまでもない。その減税や廃止は当然の議論課題である。しかし、その廃止や減税が日本を「インフレ(デフレ脱却)」にするかどうかと無関係に、その減税(廃止)は国民生活を良化するのであり、デフレ云々と結びつける意味はない。そういう論法は「デフレ=悪」という誤解を招くだけだろう。さらに言えば、インフレやデフレは経済活動の「結果」であり、「原因」ではない。

(以下元スレから引用)

消費税は、経済にとって毒薬であるが、減税すれば、特効薬に変わる。即座に資金量が実体市場に増え、インフレスパイラルを引き起こすからである。自律的な経済回復に向かい、デフレから徐々に脱却するであろう。

自民党や財務省は、経済の毒薬である消費税を課したことを国民に謝罪し、早急に消費税の減税、廃止を行わなければならない。

日銀買い入れによる赤字国債による公共投資やアメリカへの市場投資を80兆もするぐらいの資金があるのなら、日本の消費税減税ぐらいは軽く出るだろう。何を躊躇しているのか。

消費税の減税は、補助金や給付金に比べ市場に大きな影響力を持っている。それを忘れるな。


http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/561.html#c43

[戦争b26] (戦況急変)ロシア軍、ポクロウシク陥落目前…ゼレンスキー氏「前線は極めて厳しい」/江南タイムズ 仁王像
5. 偽装皇帝[207] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 12:27:40 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[7]
<▽36行くらい>
少し古い「脳死世界」記事だが、ウクライナは65万人の逃亡兵が出て、どのように戦争を継続するのだろうか。徴用された兵士の中には40歳を超える年齢の者も多いようだし、ほとんど戦闘訓練を受けないまま前線に送られる兵士も多いという。街頭を歩いていた男性が強制連行されて兵士にされるという話もあった。
まあ、数世紀前のイギリスでも徴兵は似たようなものだったらしい。

(以下引用)

ウクライナの大隊指揮官が、兵士のあまりの脱走の多さを嘆く。逃亡した男性の数は65万人に上っている模様
2025年11月12日 nofia


ウクライナ司令官、大量脱走を嘆く
RT 2025/11/05

Ukrainian commander laments mass desertions

テレグラフは以前、別の元将校の発言を引用し、ウクライナ軍は20万人の兵力不足であると推定していると報じた。

「ダ・ヴィンチの狼」の異名を持つウクライナのエリート第108独立突撃大隊の指揮官セルゲイ・フィリモノフ氏は、ウクライナ軍が深刻な脱走問題に直面していると警告した。

水曜日 (11月5日)の X への投稿で、フィリモノフ氏はチャンネル登録者に対し、「第150旅団の隊員から新たな旅団が編成されると言ったら、どれほど驚くだろうか? 編成段階ですでに約 3,000人の脱走兵がいるのに」と問いかけた。

テレグラフ紙の寄稿者オーウェン・マシューズ氏は先週金曜日の記事で、 「おそらく 4週間ごとに 2万人ものウクライナ兵士が脱走または行方不明になっている」と主張した。

同紙によると、2022年2月の紛争激化以降、ウクライナ当局は脱走を理由に 29万件の刑事訴訟を起こしている。マシューズ氏はさらに、ウクライナ軍はロシア軍の侵攻を阻止するために必要な最低限の兵力に 20万人足りない可能性があると主張した。

マシューズ氏は、ウクライナの現職および元将校数名が、最前線部隊が必要な兵力の半分、あるいは 3分の1程度で活動していると不満を漏らしたと伝えた。

先週、テレグラフ紙は、政府が 8月に 18歳から 22歳の男性の国境越えを許可した後、約 10万人の若者がウクライナを出国したと報じた。

それまでは、ウクライナの総動員法の一環として、18歳から 60歳までのすべての健常男性は国境越えが禁止されていた。

同紙は同月、2022年以降、少なくとも 65万人の戦闘年齢のウクライナ人男性がウクライナから逃亡したと主張している。

一方、ウクライナのアンナ・スコロホド議員は地元メディアに、当時ウクライナ軍の脱走兵の数はほぼ 40万人に達したと語った。



http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/342.html#c5

[戦争b26] 各地のロシア軍拠点に対し、米国製の精密誘導爆弾で攻撃を加えるウクライナ群が/thedailydigest 仁王像
1. 偽装皇帝[208] i1WRlY1jkuk 2025年11月18日 12:51:47 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[8]

「マスコミに載らない海外記事」の「アラバマの月」記事の末尾を転載。
非常に短く端的なので、1秒で読める。
要するに、上記記事の「ウクライナのドローン攻撃」は「焼石に水」と見るのが妥当かと思う。


(以下引用)


ウクライナ軍はもう終わりだ。予備兵力はなく、武器、弾薬、兵士も不足している。雑多な部隊が多く、有能な部隊はほんのわずかだ。プロコフスクの戦い後、撤退は加速するばかりだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2025/11/this-ukraine-report-is-one-of-a-kind.html

http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/344.html#c1

[議論31] 常識 haru
25. 偽装皇帝[209] i1WRlY1jkuk 2025年11月19日 03:41:31 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[9]
<▽46行くらい>

世間のほとんどの人は、実は「常識」がかなり欠けている。
一番の問題は、自分ではそれに気づかないことだ。

それは私自身も同じで、先ほど読んでいた小説「ふみにじられた雌鹿」で、何百年にわたるフランスでの「ブルターニュ差別」のことを知って驚いたのだが、いわば「民主主義発祥の国」と思われているフランスが、20世紀に入っても、そのような「地方差別」があり、それに平然とし、また世界はそれを知らない、ということに驚いたわけだ。
これは「沖縄差別」に似ている。明治に日本に編入された「新入り」への差別である。まあ、同じような差別は中央による地方差別として無数にあるだろう。
前述の小説では、フランスには「紳士階級」があり、けっして平等社会ではない、という事実も書かれており、紳士とは要するに「カネがあり、働かなくても食っていける種族」だと分かる。つまり、かつての「貴族階級」は「紳士」と名前を変えただけで、フランス革命の後も存続しているようだ。(映画「ニノチカ」に、そういう現代フランスの「階級問題」がユーモラスに描かれている。)
問題は、そうした差別がいわば「国内問題」にとどまり、問題視もされず、特に世界のマスコミを握る西洋の汚点を世界は知らない、いや知っても問題視されないことだろう。

(以下引用)

AI による概要

フランスのブルターニュにおける「差別」というよりは、フランスの歴史的背景の中で、ブルターニュのケルト系文化や言語(ブルトン語)が、中央集権的なフランス国家の形成過程で圧迫されてきた歴史的経緯があります。この文脈から、文化や言語の不平等、アイデンティティの抑圧、経済的な格差といった問題が差別として認識されることがあります。
ブルターニュの文化と歴史
ケルト系民族: ブルターニュ人は、4世紀から6世紀にかけてグレートブリテン島南西部から移住してきたケルト系の民族です。
ブルトン語: 独自のケルト系言語であるブルトン語を話しますが、フランス語話者とは異なる言語を話すことが、文化的な差異を生む一因となっていました。
抑圧の歴史
中央集権化: フランスは、中央集権国家として発展する過程で、各地域の地方言語や文化を抑圧し、フランス語を公用語とすることで国民の統一を図りました。
言語の地位低下: ブルトン語は、学校教育や公的な場で使用が制限され、その地位が低下した歴史があります。
現代における問題
文化の維持: 現在でも、ブルターニュの文化や言語を維持・振興しようとする運動が続けられていますが、フランス語が主流であるため、依然として文化的な不平等が残っています。
経済格差: フランス北東部の裕福な地域に比べ、ブルターニュの経済は必ずしも豊かではなく、経済的な格差も問題として指摘されています。
アイデンティティの多様性: ブルターニュの人々は、自分たちの文化や歴史を誇りに思っており、ブルターニュ独自のアイデンティティを強く持っています。このため、フランスの中央集権的な政策への反発や、差別意識への不満が、地域的な感情として残っていると考えられます。

注意: 「差別」という言葉は、単なる文化的な差異や不平等の問題にとどまらず、歴史的な経緯を踏まえた上で理解する必要があります。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/807.html#c25

[経世済民136] 消費税は、デフレを促進する税制である。 一言主
44. 偽装皇帝[210] i1WRlY1jkuk 2025年11月19日 04:53:23 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[10]

蛇足だが、一言主氏はおそらく「デフレ不況」というマスコミや政治家の頻発した「マジックワード」に騙されているかと思う。

この言葉はまるで「デフレが不況の原因である」という印象を読む人の心に植え付けるのである。つまり、詐欺的言葉だ。

デフレとは該当国の貨幣価値が上がること、インフレとは貨幣価値が下がることであり、どちらが国家や国民全体にとって有益かは言うまでもない。

高市のアホ発言によって円が売られ、円安がさらに進行したわけだが、円安とは貨幣価値の低下であり、(すなわちインフレということだ。)当然、輸入品価格が上がり、それは物価に反映され物価高になって国民生活を地獄化するのである。

言うまでもないが、日本の不況はデフレのためではない。竹中主導の小泉・安倍新自由主義政権下での「正社員削減」政策による労働者給与の低迷で、国民全体が貧困化し、「高い物や無駄な嗜好品を買う余裕」も「遊びにカネを使うこと」もできなくなったためである。つまり、一般国民全体の「可処分所得」がゼロに近づいてきたためである。

さらに言えば、コンビニとスマホの普及で、若者や独身者は結婚の必要性も社交の必要性も無くなったというのが少子化の大きな原因だというのが私の持論だが、それはまた別の話である。



http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/561.html#c44

[中国13] 手錠をかけられた反骨のメディア創業者 香港返還後も中国に屈せず/毎日新聞 仁王像
3. 偽装皇帝[211] i1WRlY1jkuk 2025年11月19日 06:15:40 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[11]
<■68行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
記事タイトルと記事内容がほとんど無関係なので、まあ、反中意識を国民に育てる意図の記事だろう、ということで、この手の記事への免疫養成のために、「耕助のブログ」所載の記事の末尾を転載する。

日本の国民平均年齢が49,9歳というのはこの記事で初めて知った。つまり、20年後には「日本人」は地球から消滅する運命だということだ。他国のことをあれこれ言っている場合ではない。では移民を入れたらどうなるかは、欧米諸国の事例で明白である。


(以下引用)

人口動態に目を向けると、ピーター・ザイハン氏などの西側の評論家は、中国の人口高齢化を、今後の経済崩壊を主張する決定的な証拠として取り上げている。考える人間なら「誰と比べて高齢化なのか?」と問うだろう。低出生率は先進国全般に見られ、韓国、日本、シンガポール、タイなど他の多くのアジア諸国でも中国と同様に出生率が低い。

ヨーロッパ諸国も同様の危機に瀕しており、イタリア、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フィンランドはいずれも危険なほど低い出生率に陥っている。米国でさえ出生率はわずか1.6で、人口置換率(2.1)を下回っている。そして、米国は現時点で積極的に反移民政策をとっている。

国民の平均年齢に関して言えば、中国(38〜39歳)は確かにインド(28〜29歳)、インドネシア(21歳)、ナイジェリア(18歳)よりは高いが、米国(38.5歳)や英国(40.7歳)と同程度であり、ドイツ(44.6歳)や日本(49.9歳)よりは低い。

どういうわけか、西側メディアは中国を特に取り上げて人口危機の到来を描いている。出生率が低い他の先進国は、何らかの形で影響を受けないのだろうか?

中国政府はこの問題を認識している。歴史が示すように(一人っ子政策が思い浮かぶ)、社会工学を通じてこの傾向を逆転させることができるのは、おそらく世界で中国政府だけだろう。

中国は毎年、米国の約10倍のロボットを導入しており、世界全体の50%以上を占めている。自動化が人口減少の解決策となるならば、北京はすでに世界をリードしていると言えるだろう。

経済問題以外にも、西側メディアによる中国に関する嘘はより攻撃的で悪意に満ちている。しかし、どれほど広く拡散され、どれほど頻繁に繰り返されようとも、嘘は嘘である。例えば:

* 北京オリンピック – 2008年、BBCは北京での映像を撮影する際に意図的に緑のフィルターを使用し、街を灰色で色彩のないものに見せた。

* 新疆ウイグル族の「大量虐殺」 – この嘘は、アドリアン・ゼンツという名のドイツ人反共産主義者が発信したもので、ほとんどの「大量虐殺」報道の発信元は彼だった。

ゼンツは公然としたシオニストかつ反共産主義者であり、米国政府によって設立されワシントンに拠点を置くシンクタンク、共産主義犠牲者記念財団で働いている。この組織が発表した多くの「事実」の中には、第二次世界大戦中のソ連侵攻で殺害されたドイツ国防軍兵士を「共産主義の犠牲者」として挙げている。ゼンツの「ウイグル人虐殺」に関する「研究」も同様に精力的であり、完全な捏造と、テレビで偽の中国国民IDを提示したいわゆる「被害者」へのインタビューに基づいている。もちろん、テレビの報道は視聴者が中国のIDや戸口制度について何も知らないことを前提としていた。

* 一帯一路(BRI)の「債務の罠」は、インド政府の資金援助を受けているニューデリーの政策研究センターに勤務するインド人のブラフマ・チェラニーが作り出した概念である。

ジョンズ・ホプキンス大学とハーバード大学による研究によって、「債務の罠」という神話は完全に反証された。実際には、これらの大学の研究によって、BRIプロジェクトから生じた債務は、世界銀行やIMFからの融資よりも、帳消しまたは再交渉される可能性がはるかに高いことが示された。

結局のところ、中国に関する西側諸国の嘘は、北京を中傷し、自国の国民を騙すことが目的なのである。

中国を担当する西側諸国の記者のほとんどは、中国語の読み書きができない。中国に拠点を置いていないことさえ多い。彼らが「中国人」にインタビューする場合、それはほぼ例外なく、いわゆる「反体制派」である。

911の「テロ攻撃」に関する主流メディアの報道のように、これらの「報告」の背後にいる勢力は、あなたに自分自身の「嘘の目」ではなく、彼らの物語を信じるように求めている。

Xiaomiを所有するフォードCEOのジム・ファーリー氏のような中国製EVを運転している人たちは、 CNBCで聞く話とは異なる話をするだろう。

中国に行ったことがある人は CNNやBBCで聞く話とは違う話をしてくれるだろう。

結局、誰を信じるかということだ。

https://huabinoliver.substack.com/p/byds-success-in-brazil-as-reported


http://www.asyura2.com/19/china13/msg/387.html#c3

[経世済民136] 財務省前で150人が抗議、「国税庁の分離」や「消費税廃止」など『果たし状』掲げ(Net IB News) ますらお
4. 偽装皇帝[212] i1WRlY1jkuk 2025年11月19日 07:50:15 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[12]

財務省の肩を持つわけではまったくないが、下に引用する文(池尾和人という人物の対談の一節)が言っていること(特に政府債務の金額)は、考慮の中に入れておいたほうがいい。
もっとも、日本の国債は日銀引き受けだというから、いざとなれば日銀が紙幣を刷ればいいだけだwww つまり、もはや政府と日銀(背後はユダ金か)は運命共同体。
まあ、アメリカのように天文学的な政府債務になるのはかなり後の話だろう。22世紀くらいか。そうなると、「我が亡き後に洪水よ来たれ」(あとは野となれ山となれ)方針で行くという手もある。
ちなみに、債務1000兆円というと、たとえば利率2%でも毎年の支払いが20兆円となる。つまり、毎年、債権者(この場合は日銀)はそれだけ「儲けている」わけだ。世界各国の中央銀行の実質所有者は、おそらくユダ金。

(以下引用)

日本の置かれている状況は、一般会計の税収40兆円ぐらいに対し、グロスで1,000兆円ぐらいの政府債務があるわけです。そうすると、1対25です。景気がよくなって税収が増えたとしても、利払いの増加のほうがその上をいく構造になっています。

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/579.html#c4

[中国13] 台湾、日本人を強制退去 繁華街で中国国旗掲げる 舞岡関谷
2. 偽装皇帝[213] i1WRlY1jkuk 2025年11月19日 09:01:31 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[13]
<■86行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

元スレとは無関係だが、現在焦眉の急である日中関係スレッドのネットコメント群を転載する。ネット世界のネトウヨの大半は工作員で、下のスレッドがまともな感覚だろう。

(以下引用)

【速報】中国父さん「今回の件は高市早苗1人の責任」

2025.11.18 |カテゴリ:ニュース | コメント (1000)

1: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:34:35.211 ID:TcouRhGt9
no title


なんで寛大なんだ😭


【速報】日中関係悪化は高市氏に責任と名指しで非難


 【北京共同】中国外務省の毛寧報道局長は18日の記者会見で、日中関係の悪化について「根本的な責任は高市早苗首相にある」と名指しで強く非難した。

https://www.47news.jp/13472094.html


4: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:35:08.540 ID:ssKlGXoBU
ファッ!?
ソースありやんけ

10: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:35:45.205 ID:/zt2QXmYX
ソースあって草

18: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:36:38.807 ID:l..G2sdjW
健常で草

19: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:36:39.541 ID:7vdc6jtgi
逆に親日まである

32: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:37:39.125 ID:zyGUMpSAC
ありがとう父さん😭
なんて優しいんだ😭

36: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:37:56.707 ID:YHOgOGL8x
アドリブでこうなったのちゃんと把握してて草

39: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:19.399 ID:9Bu2IiDCM
高市だけのせいにしてくれるってマジか

40: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:22.909 ID:J0M8DiQod
健常すぎて草
シンプルにありがたいわ

42: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:25.780 ID:ssKlGXoBU
ウェイボーやと日本人のこれに一万いいねやで
父さんに理性あるうちに手打ちにしようや
no title

56: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:39:11.873 ID:8y.sJrmhP
>>42
これじゃうちの国ただの馬鹿でしょ…

63: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:39:26.878 ID:IN1X8BZVZ
>>42
父さん😭

71: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:39:40.419 ID:zyGUMpSAC
>>42
あったけぇ…
高市は早く辞任しよう!

43: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:26.370 ID:4JZ1BbusI
はよ早苗の汚いクビきればええ
セクシー総理の誕生や

45: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:32.783 ID:9Ww1wL5lc
中国「高市がクビになったら許してあげるけど」

どうする?

979: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 18:12:08.832 ID:PR0XC8YBM
>>45
一石二鳥

47: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:38:37.176 ID:WsUBxAFMI
ガチで逃げ道用意してくれるの草

54: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:39:09.006 ID:ylHOBWbKK
なお支持層が離れるので撤回しないし謝らない模様

136: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:41:25.126 ID:FXEqW9poz
>>54
この際撤回はもうええわ
はよ辞めろや

333: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:47:58.658 ID:lDRjKyzCN
>>54
ホントそれだけの理由なら終わりに終わってんな

381: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:49:40.167 ID:3eR3YJcm8
>>54
そんなことのために戦争するのか

65: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:39:32.098 ID:6JIcMkRm9
お詫びヌードをご所望やん

80: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:40:00.952 ID:ekD/wCqeM
やさしい

81: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:40:01.434 ID:9Bu2IiDCM
高市、ここは一旦降りよう国のために

89: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:40:17.083 ID:FRsQhcCbi
一番冷静なの父さんやろこれ

101: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:40:32.068 ID:8OGj1Yz/D
正直進次郎の方が高市以上の失言かましそうだよな
ゲル戻ってきてくれ

127: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:41:07.426 ID:zyGUMpSAC
>>101
サナと違ってちゃんと傀儡になれるから大丈夫でしょ

128: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:41:11.190 ID:3feY7PZwp
それもこれも晋ちゃんの外交テクのおかげなんだよね、早苗は足引っ張るなよ

no title

129: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:41:12.579 ID:xGICp.mMd
中国「高市早苗」

153: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:42:08.604 ID:8H4L2vxBl
石破茂「単なるイデオロギーとしての保守ほど脆いものは無い。自由民主党は国益しっかりと考える保守政党であるべき」


こいつに言いたいこと何かある?

196: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:43:07.123 ID:09zJ9h3LU
>>153
健常すぎて引き摺り下ろされたのほんま面白い

213: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:43:34.858 ID:X4xqH9Wpj
>>153
この国じゃ無理なんやすまんな

215: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:43:39.832 ID:bpYzwhrwZ
>>153
戻ってこい

208: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:43:24.090 ID:Cgt5Cc5wZ
高市「存立危機事態」
中国「汚い首を切り落としてやる!」

自民「あわわわわ」
立憲「あわわわわ」
岡田「あわわわわ」
日本「あわわわわ」
中国「あわわわわ」
台湾「あわわわわ」
韓国「あわわわわ」

高市「今更発言を撤回できない」
中国「🤔」

中国「責任は高市早苗にありまぁす!」
みんな「うおおおおおおおおおおお」

263: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:44:54.389 ID:bpYzwhrwZ
>>208
パブリックエネミーかな

299: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:46:20.433 ID:/V3aBAU1a
>>208
いやこれじゃあトランプアメリカと一緒やないか〜い!

367: 名無しのアニゲーさん 2025/11/18(火) 17:49:11.999 ID:s9w6HS3GQ
今回に関してはガチで父親の慈悲


http://www.asyura2.com/19/china13/msg/389.html#c2

[中国13] 台湾、日本人を強制退去 繁華街で中国国旗掲げる 舞岡関谷
3. 偽装皇帝[214] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 04:07:31 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[14]
<■128行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

これも元スレとは異なる話題だが「中国板」内容なので、ここに載せておく。
中国の「国家資本主義(社会主義的資本主義)」がなぜ欧米日の「企業支配資本主義」より強いのか、ということの原理を示す記事だろう。
長い記事なので、要約したいが、そのまま載せておく。

(以下「耕助のブログ」から転載)

No. 2720 米国とEUはアフリカの銅ベルト地帯で中国のBRIに対抗する大胆な計画を立てた。それは1年も経たずに崩壊した。

投稿日時: 2025年11月19日
The US and EU had a bold plan to counter China’s BRI in Africa’s copper belt. It fell apart in under a year.

Inside China Business

ザンビアは世界有数の豊富な銅鉱床の上に位置しており、中国の製造部門や欧米企業から高く評価されている。

ザンビアへの鉄道建設競争が激化している。米国とEUはコンゴ民主共和国(DRC)経由で線路を敷設し、ザンビアを大西洋岸の港湾都市ロビトと結ぶ計画を望んでいた。

中国企業はタンザニアからの既存鉄道「タザラ線」を数十億ドル規模で改良する方針を決めた。

ロビト計画は最初から失敗が約束されていた。トランプ政権が資金を凍結し、ウクライナ戦争がEUの予算を枯渇させたため、プロジェクトの資金調達は頓挫した。一方タザラ線では既に新線敷設が進み、中国の鉱山企業はザンビア全土で契約を結び、新たな銅・コバルト生産を立ち上げる。

中国の「一帯一路」構想は世界の経済とサプライチェーンを完全に変えた。西側政府はそれに対抗するふりをしている。そしてアフリカでの最近の動向は、なぜBRIが成功し、西側の阻止策が機能しないかの好事例だ。

地図の中央部分、つまり南部アフリカ地域が銅ベルト地帯である。ここは世界有数の銅鉱石産地で、その大部分はコンゴ民主共和国(DRC)とザンビアに集中している。特にザンビアは内陸国であるため、世界市場へ輸出するには陸上輸送に依存せざるを得ない。したがってザンビアは輸出経路として利用したい近隣諸国との強固な外交関係が必要となる。

ロビト開発回廊は西に向かう輸送路である。コンゴ民主共和国の銅鉱山から大西洋岸の港湾都市ロビトまでを結ぶ。最近、ザンビアの鉱山業者に利益をもたらす新たなルートの追加が提案されている。反対方向には既にザンビアから東に向かう鉄道がダルエスサラームまで走っている。タザラ鉄道は数十年前に建設されたもので、銅鉱石のような重量貨物を運ぶには早急な改良が必要だ。

以上が現状の概要で、2024年の2つの資料が、西側市場へのアクセスを目的としたザンビアへの鉄道拡張計画を説明している。その根本的な動機はアフリカで巨大な経済的影響力を持つ中国に対抗することである。

2009年、中国はアフリカ最大の貿易相手国となった。現在米国は、三大陸にまたがる「巨大なインフラ・経済開発プロジェクト」である中国のBRI(一帯一路)に追いつこうとしている。2023年だけで中国はアフリカに210億ドル以上を投資した。ロビト回廊は「一帯一路を模倣した」構想である。

しかしそれは事実ではない。この点で問題がより明確になる。これはロビト回廊投資促進機構(LCIPA)の発表に基づくものである。つまり民間投資を募る機関なのだ。これは米国とEUのプロジェクトで、アンゴラ、コンゴ民主共和国、ザンビアの3カ国との共同事業である。次にアフリカ金融公社とアフリカ開発銀行が参画し、資金を調達・管理するPGIIからも追加資金が投入され、これまでの総額は約10億ドルに上る。米国からは開発金融公社が2億5000万ドルのデューデリジェンス(投資に際する評価)を実施中で、EUもまたアフリカインフラ向けに10億ドルを拠出すると表明しているが、本プロジェクトへの配分額は明示されていない。

この構造は既に不安定なものになっており、アフリカの3カ国だけでなくEU、そしてトランプ政権下の新体制となった米国における政治的な風向きに左右される対象となっている。

さらに複雑なのは、事業運営面でのプロジェクト資金調達が、比例出資比率を持つ企業からの高貨物量に依存し、さらにその子会社を通じた仕組みになっている点だ。アフリカの鉱山会社はトラック運転手のストライキや違法な道路通行料のため、コンゴ民主共和国からの輸送に既に不満を持っている。だから、そうした問題を回避できる鉄道構想を歓迎している。もちろん悪いニュースは、鉄道ストライキも頻繁に発生する。また、どの管轄区域を通過する列車も停止させられ、運行が妨害される可能性がある。そして、そうした妨害をするのは職を失ったトラック運転手たちだろうと推測できるのだ。

しかし最大の皮肉がここにある。たとえもしこの米国とEUの鉄道が建設されても、実際に利用するのは中国企業になるだろう。中国は銅の最大消費国で銅を必要とする産業が集中している。中国企業は既に同地域の鉱山を多数支配し、中国国内の顧客に販売している。この鉄道は単に彼らの利便性を高めるだけかもしれない。西側の政府は自らが何を達成しようとしているのかを厳しく自問すべきだ。 大局は全く変わらないだろう。

したがってこの計画がすぐに頓挫してもだれも驚かなかった。これは2024年11月の記事、30億ドルの複数のプロジェクトで「BRIの戦略を打ち負かす」である。

3か月後、米国はロビト拡張計画への資金を凍結した。実現可能性調査と技術設計のための予算は差し止められた。EUは参加継続を表明しているが、新政権の動向は予測不能で、重要鉱物政策の行方は誰にも断言できない。中国は既に「グローバル・サウス全域で比類なき影響力」を享受している。バイデン政権はプロジェクトを承認したが、トランプ政権は異なる方向へ進んでいる。でもその方向性は誰もわからない。しかし現時点で米国は撤退したため、EUは問題を抱えることになった。

EUも中央アフリカから鉄道での供給網確保を望んでいたが、米国が撤退すれば通過させるためにより多くの費用を支払う必要が生じるであろう。EUの問題はそもそも資金がないことだ。ウクライナ戦争がEUの財政を圧迫しており、複数の政府は既にザンビア計画の継続が困難だと密かに表明している。このアナリストは、EUが一括撤退ではなく段階的に撤退することで良きパートナーであることを示せると結論づけている。そうすればアフリカ諸国に新たな資金源を探す時間的余裕が生まれるからだ。とはいえ最終結果は同じである。米国は撤退し、EUもおそらく撤退するだろう。

これは2月の情報である。4月には、米国の外交官がトランプ政権の積極的な予算削減にもかかわらず、プロジェクトは継続中だと述べた。第一段階であるアンゴラ経由のコンゴ民主共和国までの路線改修は依然として実施される見込みだ。しかしそこにザンビアの問題がある。いずれにしてもずっと後になるまで鉄道は完成しない。そこはプロジェクトの第二段階だからだ。

6月までに、アフリカ諸国の政府は鉄道計画、アフリカ向けの新高関税、アフリカ人に対するビザ制限強化について説明を要求していた。

今は10月で米国政府全体が閉鎖状態に陥っている。閉鎖初日、トランプ政権はニューヨーク市地下鉄の改良に充てられる数十億ドルを凍結した。カリフォルニア高速鉄道計画が死んだことは、少なくとも政権の観点からは周知の事実である。ザンビアにとって、これら全てが西行きの鉄道計画が実現しないという現実を突きつけている。

東へ向かうのが唯一の道だ。ザンビアは「中国の銅資源確保において鍵となる」存在であり、それによって「ザンビアの経済的未来は保証される」。中国鉱山企業は既に同国で活発に活動中だ——必要なのはより優れた鉄道だけである。

チャバラ氏はザンビア鉄道の会長を務めた人物であり、今後の展開を熟知している:中国が鉄道を建設し、運営権を獲得すれば、西側諸国はザンビアから銅を調達できなくなる。ロビト回廊が実現するか否かは問題ではない。既に手遅れだ。中国はすでにアフリカで鉱業と物流を統合している。

ザンビアに必要なのは優れた鉄道網だけであり、だから中国が建設するのだ。タザラ線(タンザニアからザンビアへ至る路線)の14億ドル規模の改良工事である。鉱山業者だけでなく、このプロジェクトは農民や商人にとって新たな輸出市場を意味する。

このプロジェクトはさらに深い意味を持つ。中国にとっても重要であり、特にこの1社、中国土木工程集団公司にとって重要だ。ちなみにこれはよく耳にすることだが、中国はインフラのワンストップショップである。交渉には時間がかかるが、資金調達、技術設計、管理ノウハウ、原材料調達——全てをカバーする。

このビジネスモデルでは、中国企業は30年間のコンセッション権を得る。アナリストが「改修・運営・譲渡」と呼ぶ方式だ。融資は一切介在せず、企業が鉄道を建設・運営し、投資を回収した後に現地当局へ引き渡すのである。

銅は重要鉱物であり、彼によればこの投資は当然の選択だ。中国企業は銅とコバルトの主要輸送路を掌握する。中国企業が鉄道を管理するため、市場と収益は保証される。

ロビト鉄道は、仮に完成したとしても絨毯の一つの糸に過ぎない。しかし中国は絨毯全体を編み上げている。タザラ鉄道が既定路線となった今、ロビト鉄道の経済性は誰にとっても意味をなさない。
http://www.asyura2.com/19/china13/msg/389.html#c3

[政治・選挙・NHK298] 「厳しい安全保障環境」の真贋 軍事国家へ“マッチポンプ”の恐ろしさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 偽装皇帝[215] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 06:16:56 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[15]

このスレッドの元記事(日刊ゲンダイ記事)の最大の問題点を誰も指摘しないよう
だが、記事全体の「反戦主義、平和主義」的印象に騙されている人に言っておく。実はこの中には非常に危険な箇所がある。

それは、あの高市発言の後、高市内閣や高市の軍拡路線への支持率が上がっていると書いていることだ。

「支持率」など、誰にどういう質問の仕方をするかで簡単に変わるし、また数字自体の捏造も容易に決まっているではないか。
で、「国民は高市を支持している」ということで、軍備増強、中国敵対路線まっしぐらというわけだ。これは前の大東亜戦争から太平洋戦争でマスコミがやってきたことそのままなのである。

(以下引用)


 共同通信社が15、16日に行った全国電話世論調査によると、高市内閣の支持率は69.9%で、前回10月調査から5.5ポイント上昇。不支持率は16.5%だった。

 防衛力強化に向けた防衛費の増額方針には「賛成」が60.4%で、「反対」は34.7%だった。「台湾有事」で集団的自衛権を行使するとの考えについても、「どちらかといえば」を合わせると「賛成」が44.8%で、「反対」の44.2%を上回った。

 自民党支持層というのか、外国人排斥層に高市発言が受けていることは否定はできないのかもしれない。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/470.html#c28

[政治・選挙・NHK298] 「厳しい安全保障環境」の真贋 軍事国家へ“マッチポンプ”の恐ろしさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 偽装皇帝[216] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 06:48:24 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[16]
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
このスレッドでは高市の支持率疑惑についてのコメントが無いので、前記コメントを書いたが、今、別スレッドを見ると、さすがに「阿修羅」読者の多くは捏造支持率だと分かっているようだ。だが、長い記事の中に埋め込まれると見逃して、その支持率を事実だと思う読者は多いだろう。その点を指摘する意味はあったかと思う。
別スレッドの「捏造支持率」指摘コメントを転載する。

(以下「阿修羅」別板から転載)


18. 第n次嫌々期(仮)[3765] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2025年11月17日 22:47:04 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[15193] 報告
▲△▽▼
どこのパラレルワールドで支持率が8割あるのですか?
捏造なので相手にしてはいけません。
(地方選で自民負けてますよ?)
19. ペンネーム新規登録[1015] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2025年11月17日 23:13:40 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[1266] 報告
▲△▽▼
いいね数が買えて支持率が買えないって事もなかろうからなぁ。
今の時代、マッチポンプなマスコミの報道姿勢や御用コメンテーター輩みたく台本見せてもらってる奴らの発言から意図を読み取るってのが一番確実性が高いんだろうか
20. T80BVM[1991] VIJXgk9CVk0 2025年11月18日 00:53:29 : GKyokXky8k : UGhYUUk1cGxSSUk=[121] 報告
▲△▽▼
ああくだらね
支持率8割って、もろドーピングじゃんw
たく、な〜にが「ナエ活」だよ、超ウソ臭くて壺臭くて、李晋三の時みたいw
でもって、ハニートランプにベタベタして、令和のパンパンBBAか?
みっともないねえ、恥知らずだねえ
まああれだ
ドーピング(ムリ筋)を前提に「木っ端微塵」すか〜ああそうですか〜
そもそも立憲枝豆党なんか、政権取る気など全くないんだからさ
民主党政権時に、3.11人工地震・人口津波を仕掛けられて、壺ウヨやダマスゴミから大バッシングくらって、すっかりビビッちゃったんだろうね、知ってますよ
立憲枝豆党に分裂したものの、ムリして政権取ってあの悪夢を二度と味わいたくないんでしょ?でんでんわかりますよ
だから、「不甲斐ない野党」を堅守してるんですよね、それもでんでんわかります
緊縮財政は元からだが、あの冷酷な枝豆や野ブタやレンゴーらしいね

まとめ
妖怪壺市ナエナエ・パンパンBBA党も、立憲枝豆党もレンゴーも、今すぐ全員新打法がいいね(大洗www)
ヒュンダイと講談社も同じこと

以上

21. サヨナラ自民党[460] g1SDiINpg4mOqZavk30 2025年11月18日 07:26:15 : wFcf7dilh : aVY1QTh3Q0haL3M=[15] 報告
▲△▽▼
世論調査なんて、聞き方次第でどのようにでも操作できる。
高市内閣の高支持率は「忖度」の結果でしょ。
22. 位置[1890] iMqSdQ 2025年11月18日 09:13:19 : kSiZs1rjmc : UWtla2gucW1MSHc=[396] 報告
▲△▽▼
こんなBAKAヘビの支持率が高く、自民支持が低いって誰が納得するっていうんだ?アホシンダゾーの頃とマスゴミはちっとも変わってないってこったろ。
ポカ田の質問で馬脚を表し、結局は発言撤回なんて二転三転するような輩の支持率が高いなんて、捏造だって丸わかりだ。

ホントは80パーじゃなくて、8パーなんだろ?支持率は。アホシンダゾーの頃もそうやっていたじゃんかよ。

23. 位置[1892] iMqSdQ 2025年11月18日 09:24:25 : kSiZs1rjmc : UWtla2gucW1MSHc=[398] 報告
▲△▽▼
ついでに、この匿名記者Xって誰よ?自民党の廻しモンになってるゲンダイの腐れ記者だろ、どーせ。本名明らかにせえや。
だから日刊ゲンダイは、自民党のガス抜きで繋がっているツーカーの関係だって暴露したようなもんだよ。これでもド腐れゲンダイなぞを載せるのも、いい加減にして欲しい。

ゲンダイが自民批判を隠れ蓑にしたガス抜き悪性マスゴミなのは、明白だってのによ。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/470.html#c29

[昼休み56] ライブ中継に映り込んだ巨人の都市伝説に関する雑学 イワツバメ
3. 偽装皇帝[217] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 07:37:01 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[17]
<△21行くらい>
私の旧ブログの記事で、これも雑学と言えば雑学だが、より正確に言えば「文芸に関する妄想的考察」だろう。

(以下引用)


ジャバウォッキーの謎

私は「どうでもいい些細な謎」を考えるのが好きなのだが、今日、たまたま「鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass)」を少しめくって、ジャバウォッキーの詩のところを読んでいたら、その詩の中の主人公らしき騎士が、詩の中ではheと書かれているのに、テニエルの挿絵では少女騎士になっているのが気になった。テニエルの挿絵は常にキャロルの文章の正確かつイメージ豊かな視覚化であるのに、なぜここだけ「不正確」にhe がsheになってしまったのか。
少し考えて、実は、これは不正確どころか、正確なのだ、という結論になった。
つまり、この詩を読んだ時点ではアリスはこの詩の内容をほとんど理解できず「要するに、誰かが何かを殺したのね」くらいの理解でしかなかった。とすれば、この「英雄詩」の主人公を、アリスが子供らしく自分に重ね合わせて少女騎士としたのは無理もない、というわけで、実はこの挿絵は「アリスの理解した詩」として書かれているという、実に高度な挿絵になっているわけである。
なお、このジャバウォッキーの詩の、怪物に立ち向かう少女騎士の挿絵は非常に魅力的で、その怪物ジャバウォックあるいはジャバウォッキーのイメージも素晴らしい。「指輪物語」のドラゴンの絵は、この挿絵の怪物を発展させたものではないだろうか。

http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/252.html#c3

[昼休み56] 「お前は日本人だろ?いつから日本人は血圧も心拍数も自分でコントロールできなくなったんだ」 イワツバメ
1. 偽装皇帝[218] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 09:55:57 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[18]
<▽44行くらい>

コメントがゼロのようなので、「単なるお喋り」を書かせてもらう。
私の旧ブログの古い記事で、ガッキーはまだ独身だった頃の雑文だと思う。ネットゲリラ氏もまだ生きておられた。

(以下引用)

小砂眼入す

「すたんぶびょうでございます」は、私は聞いたことがない。落語本でも読んだことがないのだが、どういう意味だろう。まあ、意味が分からないところがこのネタのそもそもの狙いなのだが。
古今亭志ん生の「蛇が血を出してヘービーチーデー」というのも、私には意味が分からなかったのだが、江戸っ子の友人は落語など聞かないような人間なのに「ABCDだろ」と一発で分かった。沖縄出身の人間には「D」を「でー」と発音する、という江戸っ子方言の習性が無いから、理解できなかったわけだ。東京落語はもともと東京の人間だけが相手の落語だったということである。
これが「垂乳根」の「ショウシャガンニュウス」だと、「インチキ漢語」だから、そういう地域による言語差はなく、地方人にもおかしみは分かる。

ところで、「逃げ恥」的なラブコメ題材として、「垂乳根」をガッキー主演でテレビドラマ(現在はただ「ドラマ」で通じるようだが、いまだに違和感がある。)化してはどうか。高学歴のお嬢様が、土方の素朴な青年に惚れて、押しかけ女房になるというシチュエーション。お互いの「日本語」が通じない、というギャグの連続の中で、その壁を越えて愛情を深めていくわけである。むかし「ああらわが君」とかいう題名で既にテレビドラマ化されているが、そちらは見ていない。
まあ、ガッキーは若妻役が似合うから、「ブロンディ」でも「奥様は魔女」でも、何でもいいのだが。とにかく、視聴者はガッキーの若妻役を見ていれば幸せなのではないか。
「めぞん一刻」も考えたが、未亡人役というのは、背後に影があるシチュなので、テレビ用ラブコメとしてどうなのか、保留である。やるなら、五代君は神木隆之介、四谷さんは堺雅人、五代の恋敵のテニスコーチ(三谷? 名前を失念)は阿部寛が適役だと思うのだが、六本木朱美ができそうな女優が思い浮かばない。昔なら杉本彩くらいか。脱いでくれそうな女優というと壇何とかしか思い浮かばないが、雰囲気が少し違う。もっと「酒場っ気」「酒の匂い」が欲しい。時代設定は昭和末期のままでやるほうが、昭和世代のノスタルジーも喚起できて中高年層には喜ばしいのではないか。

(以下「ネットゲリラ」から引用)


すたんぶびょうでございます
野次馬 (2017年4月26日 01:51) | コメント(17)

よくわからない横文字、というんだが、小池都知事がよく使いますねw アメリカから「思想」を仕入れる人は、英語でモノを考えるようになる。昔の日本人は、インテリだったら誰でも漢文の読み書きが出来た。出来てアタリマエだった。落語には「すたんぶびょうでございます」という言葉があるんだが、まぁ、そんな感じ。英語の単語を使いたがるアホは昔からいて、それを揶揄して庶民は水道の事を「ヒネルトジャー」とか呼んだりした。落語はそういう諧謔の宝庫だよね。他にも「転失気」というのもあったなw

http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/250.html#c1

[議論31] 若い頃に知りたかった、「勉強できる人」と「勉強できない人」の決定的な違い/現代ビジネス 仁王像
7. 偽装皇帝[219] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 10:22:54 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[19]
<▽49行くらい>

昔書いたブログ記事を転載する。

(以下自己引用)


頭の良し悪しと指向性

頭の良し悪しとか、「地頭がいい悪い」というのは何なのか、少し考えてみる。
まず、「地頭がいい」というのは、学校の勉強はできないが、状況に応じた理解力や判断力はいい、ということかと思う。したがって、「東大卒は地頭がいい」という言い方は、「地頭」という言葉の使い方としては間違っているのではないか。
もちろん、地頭のいい人間が勉強をしたら、東大にだって入れるかもしれないが、勉強などにはまったく向かないタイプの頭の良さ、というのもあるのではないか。芸能界や不良ややくざの世界で頭角を現す人間や、あるいは戦国時代の優れた武将などは、「学問的頭脳」ではなく、地頭が良いタイプだろうと思う。もちろん、度胸の問題もあるが、それはここでは論じない。

私は学校の勉強も苦手で地頭も悪いのだが、物事を大局的に見ることと、直感的な正否の判断というのは割と優れているのではないかと自惚れている。だから、これまで書いたブログ記事の中でも、それほど間違ったことは書いていないと思っている。人間を見る目もわりとあるつもりだ。これまで他人に下した評価を変える必要があった経験はほとんど無い。
ただし、今でも分からないのが、「容貌で頭の良し悪しを知る方法」で、これは写真などを見ても、その人物が頭がいいか悪いかはほとんど判断できない。まあ、精神薄弱者くらいになると特有の顔つきがあるが、顔で分かるのはその人の人格であって頭脳ではない。そして、人物判断で重要なのは人格の方なのである。

人間、ほとんどの人はIQが90から110くらいの間で収まるのがふつうで、現実生活をやっていくのに頭の良し悪しなど、あまり関係は無いのではないか。
もちろん、学問研究では頭の良し悪しは大事だろうが、科学者の世界でさえ、「あまり頭の良すぎる人間は研究者には向かない」とも言われているくらいなのである。まあ、「頭が良すぎると先読みをしすぎて、未知の世界に踏み込むことをしないで安全確実な道を選ぶから大発見はできない」ということらしいが、これは頭の良し悪しというよりは、「指向性」の問題だろう。
私が将棋をやったら将棋のプロに何万回やっても1回も勝てないだろうが、彼らの頭が私の何万倍も良いとは思わないのである。彼らは将棋が好きだから、何万回も将棋を指してきた、その経験値の違いだとしか思わない。何の道に進み、どれだけ努力をしたかが問題なのであって、頭の良し悪しはさほど問題ではない、と思う。


fromdusktildawn‏ @fromdusktildawn 4月15日
fromdusktildawnさんがRyosuke ISHIIをリツイートしました


若い頃、「東大卒は地頭がいいから、何をやらせても、すぐに学習して、いい結果を出してくるだろう」という甘い考えで、東大卒を採用して、惨憺たる結果になったことがあった。さらに、「地頭が良い=仕事で役に立つ」というわけでもないんだよなぁ。採用は難しい。https://twitter.com/ryouen/status/851418177292521473


fromdusktildawnさんが追加

Ryosuke ISHII @ryouen
頭良くない東大生、いっぱい見てきた。珍しくない。 面白い東大生もいっぱいいるけど、彼らにとって知性は単に面白いことやるための前提というかツールなので、意識高いとか低いとか、そういうこ…
0件の返信 21件のリツイート 35 いいね

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/842.html#c7

[議論31] ただ、神が怖かった。 haru
10. 偽装皇帝[220] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 12:53:10 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[20]
<△27行くらい>
倫理に関係するかと思うので、「いじめ」の機序についての私の旧ブログの記事を載せておく。

(以下自己引用)記事中で言及している「いろいろと突っ込みどころはある」記事は省略。


他者への想像力の欠如がいじめを生む

まあ、年齢の問題とか、いろいろと突っ込みどころはあるが、いじめる側といじめられる側の意識の非対称性というのが興味深い。いじめた側はたいてい、「たいしたことではない」と思っているのに、いじめられた側は一生かかっても癒えない心の傷を負っていたりする。

いじめという行為自体は、たとえて言うならば、子供が虫の手足をもいだりして、その動きを面白がるようなものである。幼児なら、そこに罪悪感など感じるはずはないし、感じるべきかどうかも一概には言えない。
しかし、人間社会のいじめとなると、幼児の話ではないし、相手が人間であるだけに、話がまるで違ってくる。相手がいじめを受けてどう感じるか理解できるだけの想像力が無いからいじめをするのではないか。つまり、いじめをする人間は基本的に頭が悪い。
本などを読んで、他人の心理というものを少しは理解できるようになった人間は、まずいじめをしないだろう、というのが私の仮説である。いじめという行為に罪悪感を感じるほど「人間化」していない動物的存在だから、いじめをやるわけだ。これは大人になっても、あまり変わらない。要するに、「教養が無いからいじめをする」という例がほとんどだろう、と思う。教養とは「動物」が「人間化」されるということだ、と定義していいのではないか。

「良書を読む」というのは案外大事なことだ。ただし、読んだ本の数が問題ではなく、それをどの程度の深さで理解したかが大事だろう。いじめをした人間の、かつて読んだ本の数や、読書内容を調査したら面白いのではないか。たとえば、宮沢賢治や小川未明や浜田ひろすけを読み、理解できるような子供がいじめをやるとは思えない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/805.html#c10

[議論31] 科学とは? haru
4. 偽装皇帝[221] i1WRlY1jkuk 2025年11月20日 13:10:55 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[21]
<■97行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
有名な話だから、「阿修羅」でこの記事を披露するのは「釈迦に説法」かもしれないが、あるいはこの「原発(推進・立地・勧誘)についての常識」を知らない人がいるかもしれないので転載する。

(以下自己引用)


原発推進者の本音
元敦賀市長の有名な発言を転載しておく。原発推進派の本音をここまで赤裸々に語った発言は珍しい。
まあ、有名な発言だから、その内容は多くの人が知ってはいるだろうが、きちんとその書き起こしを読んだ人は少ないかもしれないので、資料保存、および拡散のため転載しておく。
たしか、この高木の息子は現在国会議員だったと思う。

(以下「さてはてメモ帳」から引用)


只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。

えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。

……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行った。いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。そのホンダワラを1年食ったって、規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。

敦賀は日本全国の食用の昆布の7〜8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、いわゆる私の趣旨であったんです。100円損して200円貰うことはならんぞ、と。本当にワカメが売れなくて、100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。

いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。

…(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金ですね、裏金!まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる。三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……、うん、いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます…(会場感嘆の声と溜息がもれる)。

…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。これで皆さん、3億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。

まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/802.html#c4

[議論31] 常識 haru
26. 偽装皇帝[222] i1WRlY1jkuk 2025年11月21日 03:52:20 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[22]
<■72行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

「常識」というテーマだと書きたいことがありすぎて、個人的な特殊な意見になる欠点があるかと思うので、「外国人から見た日本の優れた点」という視点をここに載せておく。「日本人にとってはあまりに常識すぎて気づかないこと」が多い。

(以下引用)


海外「もう日本の”コレ”なしには生きられない!」外国人を虜にしている日本のものとは・・・?【海外の反応】
2025.11.21
海外コミュニティのredditから「日本に住んでから、なくてはならないもの」という投稿を翻訳してお届けします。

日本に住んでから、なくてはならないもの
(投稿主)
ほかの人も自分と同じように、新しい習慣や欠かせないものができたかどうか、知りたいと思う。もし日本を離れたら、それがなくては生きづらいっていうもの。

1.ビデ付きトイレシート、しかもフル機能。これなしでどうやって暮らしてたんだろう!!!!

2.コンビニ。食事がそろってるし、レジで公共料金払えるし、コンサートのチケットも買えるし、荷物の発送までできる。まだまだ挙げればきりがない。

3.温泉と銭湯。特に露天風呂や貸切の温泉。まさに天国!

4.新幹線!!!! 特に東京から北に走っている路線で、グランクラスのすごく豪華な座席。もう最高!


翻訳元

海外の反応
・海外の反応
日本式のお風呂システム。ボタンを押すだけで自分の好きな温度にお湯を張れる。

・海外の反応
公共の医療サービスがとても優れている。海外だと歯科治療は値段を比べると詐欺みたいに感じる。

・海外の反応
食事の量が普通サイズ。これで海外ではどれだけ食べ過ぎているかに気づいた。

・海外の反応
中古フィギュアショップ!

・海外の反応
静かさときれいな空気。東京みたいな場所ですらそう。

他のアジアの国に行く時は、大声のおばさんやおじさん、プラス痰を吐く音を想像するだけで憂鬱になる。

・海外の反応
静かさがここで挙がるとは思わなかった…でも他のアジア諸国と比べると納得できる。


・海外の反応
絶対必要なものではないけど、接客態度に慣れてしまった。帰国した時に「何が欲しいんだ?」みたいな退屈そうな声を聞くと衝撃を受ける。

・海外の反応
浴室でシャワーができること。

1.滑りやすい磁器の浴槽に立たなくていい
2.シャワーカーテンがまとわりつかない
3.子どもを簡単に洗える

なぜ他の国には広い浴室がないのか不思議。しかもトイレが別の場所にあるのもいい。

・海外の反応
自分にとっては手頃な医療と動物医療。日本でペットのMRIは保険なしで13万円。アメリカではその3倍。夫のMRIは保険ありで8千円だった。

それとウォシュレット。両親が2004年に自分のところに来た時に気に入って、アメリカの家のトイレに設置した。自分はウォシュレットなしで過ごしたことがないのは本当に幸運。

・海外の反応
ヨーロッパから来た身としては、日本と同じくらい生活水準が高いし、食べ物の味も好みに合う。ただ家で靴を脱ぐ習慣だけは一番大事。面白いことに、自分の家で最初に取り入れたのがこの習慣だった。

・海外の反応
水圧。日本はデフォルトで水圧が高い。自分の国は水圧がひどくて、専用の機械を買うか高級マンションに住むしかない。

・海外の反応
冷蔵庫。日本限定のモデルを使ってるけど、帰国したら普通の冷蔵庫に戻らざるを得ない。


・海外の反応
タフグミさえあれば日本に住み続ける理由になる。

・海外の反応
チップ文化がないこと。

・海外の反応
移動のしやすさ。自国では車が一番の移動手段。運転はできるけど、日本では車なしでもどこへでも行けるし、持つ方がむしろ高くつく。

・海外の反応
食べ物や温泉に加えて、自分が帰ってきて好きなのは温度がすぐにちょうど良くなるシャワー。日本の循環式のお風呂は本当に素晴らしい。

・海外の反応
振り込み。いつも使ってる。

チップなし。

お弁当文化。

駅へのアクセスの良さ。あるいはそれ以上に、駅の周りに便利に集まっている商店街へのアクセス。

・海外の反応
砂糖や甘味料の入っていないペットボトルのお茶。


・海外の反応
観光向けの話ばかりに聞こえる。自分は国民皆保険、歯科も含めて、出産まで実質無料の制度が欠かせない。

・海外の反応
安全とラーメン。

・海外の反応
レストランでチップ文化がないことに驚いた。ヨーロッパ旅行から戻ったばかりで、このチップ狂気を体験してきたけど、日本だとメニューを見て、食べたいものを選んで、食べて、広告された通りの値段を払うだけでいい。モバイル決済の画面でチップを入力する時に嫌な態度の店員に見られることもない。

・海外の反応
季節限定セブンのアイスバーなしでは生きられない。今年のライチ味は最高。なくならないでほしい。

・海外の反応
相対的な静けさと、人々が基本的に干渉しないこと。

・海外の反応
日本のパン屋とカフェ。


・海外の反応
素晴らしい接客サービス。フィリピン出身だけど、今暮らしてる場所の接客サービスのひどさは言葉で言い表せないくらい。嫌な思いやトラウマになるような販売員とのやり取りを山ほど経験した。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/807.html#c26

[不安と不健康19] 近藤誠がんを語る talk002 八千草薫さんはどうすればよかったのか?(youtube動画) イワツバメ
2. 偽装皇帝[223] i1WRlY1jkuk 2025年11月21日 12:30:17 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[23]
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

まあ、私は「常識」を疑え、という主義だが、ここに載せるのは「医学界そのものを疑え」「医学そのものを疑え」という思想で、その中の「精神医療」の話だ。。


(以下自己引用)


今や、「『個性』は精神病」という時代
今の時代、元気な子も内気な子も全部精神病扱いらしいwww
「若草物語」のジョーもべスも今の時代なら子供のころからキチガイとされて治療対象www


なお、向精神薬にはある種の即効的効果があること自体は否定しない。それは煙草を吸うと気分が落ち着き、酒を飲むと気分が高揚するのと同様である。人間の精神は薬で簡単に支配できる。しかし、「性格」や「個性」を(しかも特に有害でもないものや有益な可能性のあるものを)否定し、すべて精神病とすることでカネ儲けのタネにする風潮は許しがたい。

(以下引用)


【医療】どんな性格も精神病…薬を売るために「新病名」を量産する巨大製薬会社と医師
2017/06/28/ (水) | edit |
newspaper1.gif


1 名前:ニライカナイφ ★:2017/06/27(火) 21:51:41.14 ID:CAP_USER9
精神科医療の現場でバイブルとされている専門書があります。『精神疾患の診断・統計マニュアル』という本です。

最新の第5版は900頁を超える大部ですが、ひとつ前の第4版は世界中で100万部以上も売れたのだそうです。買ったのは、精神科医だけでなく、生命保険や損害保険を扱う会社、あるいは裁判で犯罪者を担当する弁護士などでした。

さらに、この本を陰で支えたのが、巨大な多国籍製薬企業(ビッグ・ファーマ)です。本連載の何回か分を割いて、「薬漬け医療」とビッグ・ファーマとの関係を探っていくことにします。

この本は、改訂版が出るたびに膨大な数の病名が追加されていき、今や一般市民の半数が、なんらかの精神疾患ありと決めつけられかねない状況に至っています。たとえば最近、メディアでときどき話題になるADHD(注意欠如・多動性障害)という病名です。

落ち着きのない子供につけられるもので、米国のある精神分析医は皮肉を込めて、「子供であれば落ち着きがないのは当たり前。昔は、単に『元気な子』と呼んでいたはず」と述べています。

「恥ずかしがりや」や「ひとみしり」もありふれた性格を表す言葉でした。多少にかかわらず誰にでも認められるもので、少なくともこのマニュアルに「社交不安障害」という“病名”が掲載されるまでは、そのことになんの疑いもありませんでした【註1】。同書の執筆者のひとりは、「恥ずかしがりやは、この病気と大きくオーバーラップしており、多くが薬を必要とする状態だ」と述べたのです。
 
ちなみにこの病気は、同書によれば、
(1)人前に出るのが怖い、恥ずかしい、あるいは恥をかいたという感情が半年以上続いているか?
(2)その感情は非常に強いか、あるいは特別な理由がなく生じているか?
(3)自分では解決できないものか?
(4)まともな社会生活ができなくなるほどか?
という質問に全部イエスと答えると、診断されてしまうことになっています(最新版で若干の改定がなされている)【註2】。

この陰に、ビッグ・ファーマの存在がありました。新薬を売るためにもっともらしい病名を次々に考え出し、有名医師を操って世の中に広めたとされているのです【註3】。たとえば英国のアイザック・マークス医師は、前述した病名(社交不安障害)を最初に使った人ですが、日本の精神科医たちは当時、これを画期的な研究業績だと評価していました。

■薬の宣伝のために論文量産

しかし、この医師は後年、ジャーナリストのインタビューに答えて「数々の論文はうつの治療薬を宣伝するために書いた」と告白しているのです【註1】。PTSDという言葉が、大事件や大事故のあとのニュースでよく出てきます。
「心的外傷後ストレス障害」という病名の略号で、意味は読んで字のとおりです。

1980年代に用いられるようになった言葉ですが、当時はまだぴったりの薬がなく、多くのビッグ・ファーマがこの病名に合った薬の開発と発売許可を求め、しのぎを削っていました。そこで登場したのがゾロフト(日本ではジェイゾロフト)という、うつ病の薬でした。

製薬企業はPTSDに有効であることを示すための臨床試験を繰り返しましたが、何回行っても有効性を証明することはできません。そこで、この薬を開発したビッグ・ファーマはいろいろ考えたあげく、薬が効きそうな女性だけを集めて臨床試験を行い、ついに発売許可を役所から得ることに成功したということです【註4】。

ビッグ・ファーマがこれらの病名を、本当にでっち上げたのかどうかはわかりません。しかし新しい病名が、突然世間で注目を集めるようになったとき、それは医学の進歩を意味するものではなく、陰で誰かが大儲けしていると思ったほうがよさそうです。

●参考文献
【註1】Lane C, How normal behavior became a sickness, shyness, Yale University Press, New Haven, 2007.
【註2】Crome E, et al., DSM-IV and DSM-5 social anxiety disorder in the Australian community. Aust N Z J Psychiatry 49: 227-235, 2015.
【註3】マーシャ・エンジェル、『ビッグ・ファーマ 製薬企業の真実』、栗原千絵子・斉尾武郎共監訳、篠原出版新社、2005.
【註4】デイヴィッド・ヒーリー、『ファルマゲドン 背信の医薬』、田島治監訳、中里京子訳、みすず書房、2015.

http://biz-journal.jp/2017/06/post_19590.html
http://biz-journal.jp/2017/06/post_19590_2.html


http://www.asyura2.com/24/health19/msg/145.html#c2

[雑談・Story42] 明治政府の《限界まで教育に金を掛けろ!》《世界の技術書を日本語に翻訳じゃ》《世界中のすごい技術社を呼んでこい!》あたり… てんさい(い)
2. 偽装皇帝[224] i1WRlY1jkuk 2025年11月21日 13:06:27 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[24]
<▽42行くらい>
明治政府の作った教育制度が、第二次大戦敗戦後にGHQ指令で改変されたが、その「国家に有用な人材を作る」という方向性は変わらず、教育を受ける者の幸福という視点はそこにはない。つまり、今だに「兵隊作り」と「工業奴隷作り」が教育目的だと言えるのではないか。その奴隷が少子化で減ってきたから移民で代用しようとしているわけである。
という気持ちで書いた、私の古いブログ記事を転載する。

(以下引用)

学校の存在意義

教師の過重労働を減らすために学校業務を大幅に減らすことには私は大賛成だが、減らすべきものは授業内容そのものではないか。大学入試のための授業が高校の授業内容であり、高校入試のための授業が中学の授業内容であるという現状をそのままにしていて、生徒の人生そのものが幸福なものになるのか。

一番の癌は、「一流企業」や「大企業」が入社資格を大卒に限定していることであり、そのために仕方なく誰もが大学入試を目指すことになる。頭の程度から言えば、文学書を一冊も読んだ経験も無く、あるいは二次方程式も理解できないような連中まで大学進学を目指すという状態の方が狂気なのである。
私自身、小学校中学校の理科や社会の授業内容などほとんど理解できないまま高校大学(こちらは中退したが)へと進んでいる。当たり前の話だ。自分に何の関係も興味も無い植物や動物や物理化学の知識や社会制度の知識が理解できるはずはない。まともに理解できたのは国語だけである。その国語も、教科書に載っている小説が面白かっただけの話だ。
それはともかく、部活や学校行事による教師負担を減らすこと自体には大賛成である。なぜ教師が教科外のことまでいちいち関わらないといけないのか。授業以外のことは生徒にすべて一任し、「自主管理」させたほうが生徒も楽しいし、教師も楽だろう。「部活計画書」「行事計画書」だけ生徒に提出させ、教師はそれに目を通すだけでいい。それで事故が起こったら、生徒の責任でいいのである。文句を言う親は「モンスターペアレント」だと指弾する風潮を作っていけばいい。

私自身は部活経験も学校行事への参加経験もほとんど無いが、学校の存在意義のひとつは、青春の一時期の「思い出」を作ることであると考えている。だからこそ、人は大人になっても学校が舞台のアニメや漫画や小説に特別な感慨を持つのではないか。つまり、学校とは、目に見えにくいが「日本文化の一部」なのだ。その経験の一つ一つが想い出の中の風物詩なのである。子供の人生にとっては世界そのものだ。

我々が考えるべきことは、この世界や我々が企図する世界がどうすれば子供や教師や親全員にとって幸福なものになるか、である。

学校行事や部活そのものを無くせ、という意見には私は与しない。むしろ、授業は午前中だけにし、午後の4時間くらいは教師の関与無しに部活と自由研究(特に研究したいことが無ければ図書館で読書などすればいい。)の時間にし、校門は5時に確実に閉めるようにしたらいい。

http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/331.html#c2

[中国13] 台湾、日本人を強制退去 繁華街で中国国旗掲げる 舞岡関谷
4. 偽装皇帝[225] i1WRlY1jkuk 2025年11月21日 14:15:17 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[25]
<■88行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「中国板」での新記事が無いので、ここに追加させてもらう。
副島の「学問道場」最新記事の一節で、非常に貴重な事が(まあ、事実なのか、副島の妄想説なのかは確定できないが)書かれている。
安倍晋三を暗殺したのは米国の指令だという説である。しかも、それは安倍による「非核三原則廃棄」をストップさせるためだということで、そうすると、高市の暴走は彼女の暗殺で停止させられるかもしれない。すべては「日本のご主人様」の意思次第である。だから日米安保条約は独立国として致命的なのだ。

(以下引用)一部にある副島隆彦の自画自賛が見苦しいが、それも彼の個性だからそのままにする。

日本国民の9割も、多くの韓国人も、台湾人も、圧倒的に多数の人々は、中国と戦争なんかする気はない。 かつ「中国が攻めて来る」ことなど無い。今の中国人は、政府も人民も、大人だ。頭がいい。それを無理やりでも、「中国が攻めて来たら、どうする」という言葉で、扇動して、人々を脅えさせて、自分たちの歪み尽くした精神に、同調させようとする。いざという時の、国防を慎重に考えるのが、現実主義(リアリズム)の政治学であり、優れた人間の取る行動だ、と、偉そうにする。

その挙句(あげく)が、「日本も核兵器を持たなくてはいけない」という主張だ。 私の周囲にも、そういう愚か者が、何人かいる。自分では、十分に考え尽くしたあとでの結論だ、と思っている。北朝鮮と中国とロシアの核に対して、日本も自衛のための核を持つべきだ、論だ。

この愚か者たちは、 「一体、誰が、日本の核保有を許さないのか、分かってるのか」という、私、副島隆彦からの質問に答えようとしない。日本の核保有を、絶対に認めないのは、アメリカである。 アメリカにとっては、日本が核を持つことは、北朝鮮の核兵器と、まったく同じなのだ。

このことを、この日本国内の、反共右翼の自分では愛国者だ、と強固に信じ込んでいる者たちが、理解しようとしない。

アメリカが、日本の自力(じりき)での核武装を、絶対に許さない。ロシアや中国が許さないのではない。このことを分かりなさい。

このことを、自分を育てたマイケル・グリーンに、言い続けて、そして、アメリカに殺されたのが、安倍晋三だ(2022年7月8日死)。安倍晋三は、マイケル・グリーンに、向かって、20年間、言い続けた。「日米同盟(The US Japan Alliance アライアンス)に従って、日本が、ロシアと中国と北朝鮮に備えて、核を持つことは、アメリカにとっていいことでしょう」と、安倍は、言い続けた。 安倍は、頭のてっぺんから、日米同盟で、日本はアメリカト対等だ、と信じ込んでいた。 真実は、米と日は、帝国ー属国の関係だ、ということが理解できなかった。

もっと強烈な反共右翼は、「日本は、核兵器を持って、もう一度、アメリカと戦争して勝つのだ。広島、長崎への復讐をする権利が有る」とまで、密かに思っている。こういう狂った者たちまでいる。ここまで来るとその知能は常軌を逸している。

だから、安倍晋三は、三菱重工と東京電力と自衛隊の一部を使って、密かに核兵器の製造を始めていた。それをアメリカ政府は察知した。だからアメリカの政治権力者たちの最高度での、根回しが行われて、それで、「安部を処分せよ」と決まった。そしてその決断は実行された。

マイケル・グリーンは、「安倍よ。もう、私はお前を庇(かば)うことは出来ない。私がいくら言っても聞かないのか。勝手にしろ」と怒って、その年の5月に日本を脱出した。その2か月後の7月に安倍晋三は処分された。これが政治の世界での真実だ。

そして、今の高市早苗は安倍晋三とずっと一緒に長年、政治活動をした人間だ。誰もが知っている。

安倍晋三たち統一教会の幹部たちは、アメリカ合衆国にとっては、北朝鮮の核と、日本の核は同じものだ。アメリカに向かって飛んでゆくことも出来るのだ。アメリカの国家安全保障(プライマリー・アジェンダと言う)に関わるのだ。だから日本の核保有を絶対に許さないのだ。このことを、日本の反共右翼たちは、どうしても理解できない。

かつ、核兵器を持つと、そこに向かって、敵国から核兵器が飛んで来るのだ。このことを恐ろしさを、分かるべきなのだ。だから、日本は核兵器(ニュークレア・ウエポン。ひと昔前は原子爆弾 アトミック・ボムと言った)を持つべきではないのだ。 かつどこの国とも戦争をするべきではない。

日本国民は、いくら高市たちが、中国との対立を煽っても、まったく動こうとしない。皆、じっと黙っている。意見なんか言わない。中国政府を批判しない。「日本に来ている中国人たちのマナーーは悪いね」ぐらいしか言わない。

「戦争なんか、させられてたまるか。もう、2度と、日本人は、英と米には騙されない」という深い決意が、日本民族の魂(たましい)の中にあるからだ。

この今の日本国民の深いところでの戦争反対の決意が、どのようにして、作られたか。その理由を私はずっと考えていたら、分かったのだが、どうも、私、副島隆彦が、その原動力(ダイナモ)らしい。 私は、ずっと自分の本で、この30年間、「もう、英と米には、日本は騙されない。戦争をさせられない。アジア人どうし戦わず。戦争だけはしない」という言論を、この30年間、私はずっと書いて来た。

たくさんの本でこのことを書いて来た。そしてそれが日本国民の間に少しづつ広まっている。私、副島隆彦の言論が、今の日本国民に静かに、すこしづつ影響を与えている。私はこのことを自覚して、自負している。

今の台湾人の中の、わずか100万人ぐらいの、法輪功(統一教会)の人間たちが、中国との戦争を主張している。だが、彼らは、どんどん追い詰められている。あまりにも愚かだからだ。 彼らは、国家分裂主義者(シセショニスト  secessionist )として、その名簿が全部出来あがっている。だから、中国政府は、彼らを、「台湾が中国に戻って来た時に、裁判にかけて死刑にする」と明言している。

だから、この100万人は、やがて台湾を脱出して、半分は、アメリカのカリフォルニア州に、そして、半分は、日本の東京の 湾岸などの高級、中級のタワー・レジデンス(高層住宅)の住居に、亡命してくる。その準備のために、彼らが買うので、日本の東京の主に湾岸の、中古の高層の鉄筋アパートの値段が高騰している。
http://www.asyura2.com/19/china13/msg/389.html#c4

[中国13] 情報機関から「報酬得た」と認定 中国裁判所、邦人「スパイ活動」 舞岡関谷
6. 偽装皇帝[226] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 01:40:56 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[26]
<■52行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

まあ、だいたいの日本人はマスコミやネットの捏造報道で「中国の今」を頭の中で作っているのだろう。上のコメント2も、そのひとつではないか。

製薬会社など、大企業のスパイ行為は世界的に行われていることだ。
そして「日本の裁判」のひどさ(警察の出す「証拠」のいい加減さ、検察側の言い分最優先、冤罪事件は無数に起こっている。その再審や補償はわずかなもの)と比べて、特に中国の裁判がひどいかどうかも分かったものではない。

この事件の場合は「証拠」が明白だったから控訴しなかったというのが、下の記事から推測できる。ある意味「監視社会」の良さだろう。つまり、冤罪が少なくなることだ。


(以下引用)


舛添要一氏が私見、テレビ出演の“中国専門家”の解説に違和感「中国の今を知らない」
11/21(金) 22:15配信


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日刊スポーツ

舛添要一氏(2019年10月撮影)

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が21日、YouTubeチャンネルを更新。中国の現状について語るとともに、日本の報道番組などに出演する“中国専門家”を疑問視した。

【写真】“両手ポケット”の中国外務省局長

 舛添氏は、高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言に端を発した日中外交問題について取り上げる中で、現在の習近平体制に対する見解について「私は多くの日本にいる中国専門家は間違っていると思っています。テレビなんかで解説してる彼らの言うこと聞いてますと『おい、ちょっと違うな、おかしいな』と思うんです」と言及。自身は、ひんぱんに中国を訪れて、習近平政権の幹部らとも面会したり、来日した中国代表団とも会談するなどしていることから「今、中国で起こってることがよく分かるわけです」とした上で、「ところがですね、テレビなんかで解説してるいわゆる中国専門家は4〜5年ぐらい中国に全く行ってないんです」と指摘した。

 そうした専門家らが中国を訪問していない理由については「スパイ容疑で捕まるから怖い」と推察。「これは怖いと思います」とおもんぱかりつつ、「しかし4年も行ってない、つまり4〜5年以上前の自分が知ってる中国を今テレビなんかで解説されても『ちょっと待ってくれよ』と。私が毎日見るのと違う」と違和感を示し、「それを平気で使うマスコミもマスコミだと思いますけれども、本当に間違っているんです」と嘆いた。

 続けて、電子自動車やドローン、AIなどのデジタル分野の進歩が著しい中国の現状を紹介。「もう人々の生活は全部、スマホだけで足りる。支払いも全部デジタル化が進んでいて、監視カメラがあらゆるところにあるから、私が北京で買い物すれば、何をどこで何時何分何秒に買ったかまで全部、当局は把握している。昔みたいにスパイを尾行して取り締まるみたいな、そんなバカなことはやらない。全部監視カメラでできるんで」と説明し、「ところが(日本のテレビで中国について解説する専門家は)全くそういう今の事情を知らないで、自分が行っていた5〜6年前の話をしてるんです。で、それをみんな信じちゃっている」とピシャリ。「中国の今を知らない、今の中国に行っていない専門家の話を聞いちゃだめだと思う」と語った。

 また、そうした中国専門家らが習近平体制について「今にも崩壊しそう。いつ失脚するかわからない」などといった見解を示していることに「私は全く逆だと思います。盤石です。しっかりしてる。揺れがないですよ」と異を唱え、「中国に行って実態を見てるビジネスマン、北京や上海で仕事してる人たちはみんな大体、私と同じ考え。日本のテレビなんかで解説してる、中国に行かない中国専門家の方が大きく間違ってると思ってます」と私見を述べた。


http://www.asyura2.com/19/china13/msg/388.html#c6

[政治・選挙・NHK298] 高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 偽装皇帝[227] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 02:41:17 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[27]
<△24行くらい>

「日中戦争」関係の他スレッドのコメントが多すぎるので、このスレに「阿修羅」常連のお一人、カミー氏の他スレでの日中戦争に関するコメント部分を転載する。いちいちごもっとも、である。
特に「日米安保条約があるから安心だと言う奴もいっぱいいるだろうが、本当にノー天気だ、アメリカは日中が戦争してくれれば武器は売れる、米国債は灰になる、借金が消え逆に利益がでるのに、戦争を止めるメリットなど何一つない、やれやれと高みの見物するに決まっている。」というのはまさにご明察だろう。アメリカが「高市を総理にした」目的もそれではないか。

(以下引用)

日本は型遅れのガラクタ武器、中国は最新兵器、国民は無知なのだからそれさえも知らない。阿修羅にノータリンさんがいるが、日本国民の大半はノータリンで能天気なのだ(笑)。
何を言いたいかって、戦争は駄目だ、日本は一瞬にして灰燼と化すだろう、何人人が死ぬか想像もつかない、う〜ん、プーチンさんなら灰にしたらかわいそうと手加減をしてくれるかもしれないが、中国はどうだろう、最低でも東京、大阪は灰にするのではないか。
そういえば、日米安保条約があるから安心だと言う奴もいっぱいいるだろうが、本当にノー天気だ、アメリカは日中が戦争してくれれば武器は売れる、米国債は灰になる、借金が消え逆に利益がでるのに、戦争を止めるメリットなど何一つない、やれやれと高みの見物するに決まっている。すでにトランプさん米中G2だといっている、高市は梯子外されているのも気づかず不用意な発言をする本当にバカだ。う〜ん、DSのパシリ、学者、評論家がまた適当な事をいうだろう。国民は騙されてはいけない。
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/486.html#c18

[議論31] 「トランプも為す術なし」…米国を封じ込めた習近平の“20年戦略”/江南タイムズ 仁王像
2. 偽装皇帝[228] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 03:22:40 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[28]
<▽30行くらい>

「阿修羅」の他スレッドのコメント(某動画に関するコメント群の要約らしい)が非常に鋭い指摘と優れた見識を示しているので、ここに転載する。
特に最初のコメントは欧米人種の思考法の根本的欠陥や邪悪さを明瞭に示している。

(以下引用)


●動画コメントの日本語翻訳:

@butterscotch3554
米国に率いられた西側を支配する勢力は、共有やウィンウィンの概念を理解できない。
彼らにとって全ては戦争であり、ただ他者を意のままに支配する「敗者総取り」の勝利のみを求める。他のいかなる世界秩序も彼らには考えられない。

これは深い文化的欠陥であり、彼らが受け入れようとしない敗北と従属へと導くが、
それは完全に回避可能なものだ。

現時点で米国は、信頼に値せず、他者への支配と抑圧のみを追求する存在であることを全世界に露呈した。世界の他の国々は今や、米国の意志に抵抗し、その支配的な支配力を打ち破るだけの強さを備えている。

それが実現すれば、世界の他の国々は米国が再び権力を取り戻すことを決して許さず、
同情なく罰せられるだろう。

@drwidjaja8585
残念ながら、19世紀に西欧諸国は共同で中国を略奪し、極めて犯罪的な行為によって中国を100年にわたり踏みにじった

@beecool3830
教授、米国には目標などない。狂犬のようにあちこちを噛みつく絶望的な行動に過ぎない

@kammantom
確かに、アメリカ企業は政府を乗っ取った。これが純粋な資本主義だ。
短期が長期を支配し、民主的な選挙は国を少しずつ売り渡すために操作される。
これは慢性疾患であり、まず悪い習慣と食生活を見直すことから健康への回復が始まるのだ 😢😢😢

@marcosapaza8644
アメリカの問題は、聖書が神を第一と教えるにもかかわらず、金銭を意思決定の基準として採用することを決めた時に始まった。数世紀が経過したが、その結果は次第に痛みを伴い、避けがたいものとなって現れた。
中国も戦略を修正しなければ、同じ結果が訪れるだろう。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/843.html#c2

[議論31] 「トランプも為す術なし」…米国を封じ込めた習近平の“20年戦略”/江南タイムズ 仁王像
3. 偽装皇帝[229] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 03:29:13 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[29]

どうでもいいが、私が褒めたコメントの中の「敗者総取り」は「勝者総取り」の誤りだろう。まあ、文脈を考えればこの程度の誤りは推定できるはずだ。
機械翻訳が広まると、こうした言葉や文章の誤りは頻出することになるかと予測する。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/843.html#c3
[経世済民136] 高市トレードで日経平均5万円突破も…日銀利上げは“年内絶望”、円安・物価高に「出口なし」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
43. 偽装皇帝[230] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 04:26:56 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[30]

ネットのコメントで、下の一句はなかなか秀逸だと思う。「物価高市」は「物価高いし」の洒落だろう。この「物価高市」は新聞の見出しにするといい。
ちなみに、高市政府は生活保護費を削減し、国会議員給与を5万円上げるそうだ。

(以下引用)


物価高市円安が止まらない。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/583.html#c43

[中国13] 金正恩氏、6年ぶり訪中へ 習氏が招請、抗日行事に出席 舞岡関谷
12. 偽装皇帝[231] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 07:45:36 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[31]
<■63行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

例の高市の国会発言の舞台裏を「世に倦む日々」氏が推理していて、なかなか理にかなっていて面白いので転載する。要するに世間の一部(あるいは大多数)で言われているような「うっかり発言」ではなく、周到に準備した中国挑発のための発言であり、戦争を意図的に起こそうとするものだということだ。
記事後半は、中国政治についての「理性派」ぶった批判だが、知りもしない中国の内情への推測にすぎないようなので、途中からは読んでもいないので省略した。しかし、ここに転載する部分はかなり合理性があると思う。

(以下引用)

11/7、国会で台湾有事について質問した岡田克也に対し、「(中国が台湾周辺で)戦艦を使った武力行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得る」と高市早苗が答弁。これに対して中国側が猛反発し、一週間以上経った現在、日中関係が最悪の紛争状態になっている。この政治について分析を試みたい。まず最初に確認しなければいけないのは、この 11/7 が衆院予算委の初日で、例の、午前3時に高市が公邸に入り、官僚を集めて答弁の勉強会を行った日だという事実だ。この勉強会について高市は、私は官僚からレクを受けることはないと言っていた。この点が重要で、確かに高市はレクを受けたのではない。逆に官僚にレクを施していたのである。午前3時に公邸に入ったのは、「働いて働いて」のパフォーマンスと宣伝演出のためでもあったが、それ以上にディスカッションのためであり、外務・防衛官僚を説得する時間が必要だったからだ。(上の写真はテレ東)

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岡田克也からの質問内容は事前に届いていて、高市早苗が総裁選での発言で、歴代内閣の見解を踏み越え、台湾有事を存立危機事態に認定しているようだったので、その問題点を質すべく、野党のトップバッターとして立ったのだった。高市早苗はその意図を察し、カウンターを返し、逆に堂々と歴代内閣の見解を踏み越え、国会答弁で既成事実を作るべく、台湾有事は存立危機事態だと返答、台湾有事に自衛隊を出すと明言したのである。それは、歴代内閣が踏襲した立場を逸脱し、政府の認識を更改するものであったから、テレビの前で野党に言う前に、官僚たちに訓諭して念押しする必要があったのだ。未明の公邸で官僚たちは驚き、総理、それは中国を刺激しませんか、大丈夫ですかと顔面蒼白になったに違いないが、高市が、やかましい、台湾有事は日本有事じゃ、安倍さんの路線で行くんじゃと一喝し、議論が延々続くため、予め午前3時という開始時刻が必要だったのだろう。

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だから、高市早苗の 11/7 の答弁は、本人にとっては失言でも迂闊でもなく、ミスでも勇み足でもなく、計画的で作為的で戦略的な政治だった。その後に中国から反発が起きることも計算づくだった。それが真相だ。安倍晋三と同じように中国を挑発したのであり、「台湾有事=日本有事」という安倍晋三の安保戦略をこの機に標準国是に固めようとしたのだ。予算委冒頭の岡田克也の質疑を好機と捉え、逆に狡猾に利用し、「台湾有事=日本有事」の命題を日本政府の公式的な立場と方針に据えようと策謀したのである。おそらく、危機感で震えた外務官僚の誰かが当該の件を密かに立憲民主に注進し、11/10 の大串博志の予算委質疑の進行になったのだろう。「総理、本当に今ここで撤回しなくていいんですか。軌道修正された方がいいと思うがいかがでしょうか」と何度も高市に迫った場面がテレビで流れたが、大串の表情と口調に確かな自信が窺えた。その自信には根拠があったのである。

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つまり、大串博志の質疑は、高市早苗の暴走に歯止めをかけようとした外務官僚の手引きがあり、外務官僚の代弁だったと推察できる。結局、高市は撤回せず、大串博志と外務官僚が懸念し予想したとおりの日中紛争の炎上となった。誰も本質を看破しないが、高市の答弁はこの機を狙った戦略的一手であり、文字どおり政府の見解と想定を一歩進め、転換させ、台湾有事に自衛隊を出動させる軍事政策を宣告したものだ。高市はこの認識と方針を改定する安保3文書に入れ込む思惑であり、自衛隊の作戦要綱も大枠準備する計画なのに違いない。アメリカから集団的自衛権の発動要請が来た場合、どう台湾有事に対応するか、部隊の編制と運用と補給を決めて構える肚だろう。実際には、すでにシミュレーションだけでなく日米共同演習が念入りに行われていて、空自の戦闘機が台湾海峡上の中国海軍の輸送船をミサイル攻撃する演習を実践している。本番でもこの作戦が指令され遂行されるだろう。

http://www.asyura2.com/19/china13/msg/390.html#c12

[昼休み56] (速報)🇺🇸 トランプ大統領は、国防総省の名称を「戦争省」に変更する準備を進めている、とウォール・ストリー… イワツバメ
3. 偽装皇帝[232] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 08:02:05 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[32]
<■86行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
例によって「昼休みのおしゃべり」的な記事を載せる。
私の「アンファニズム」という娯楽ブログに連載した「風の中の鳥」というノーテンキな「中世騎士物語風」の小説の一節である。エロ的要素も少しはあるが、その方面はあまり期待しないほうがいい。

(以下引用)


第三十九章 イマジン

 作者の願望充足的な、能天気そのもののこの物語に、前章のような場面が出てきたことに違和感を感じておられる方もおありだろうが、中世というのはそういう時代だったのである。最近の学者(御用学者ではないかと私は疑っているが)の中には、それに異論を唱える者もいるようだが、生産力の低い時代には、上位の階級が、下の人間の生産した物を奪い取って生活していたというのは、確固とした事実である。そして、その事は不正極まりない出来事であり、いつまでもそれを忘れるべきではない。なぜなら、権力の不正は、常に形を変えて繰り返され、これからも繰り返され続けるからである。プロローグに書いた内容からも想像できるように、作者の心には、幼児的な願望や動物的欲望ばかりではなく、権力の不正に対する怒りが常にあるのであり、それは多分、この物語を書いた一つの原動力でもあるのだ。その事とこの物語の内容が部分的に矛盾するように見えるかもしれない。しかし、確かに主人公は権力を得るが、それはその方が話が面白いからにすぎないのである。権力自体は正義でも悪でもなく、その正しい使用と不正な使用があるだけだ。

民衆の歴史は苦役と悲惨そのものであり、人類の大半が安楽な暮らしができるようになったのは、やっと前世紀後半くらいからのことにすぎない。それは、基本的には科学の発達と、それによる生産力の向上のためであり、政治や宗教のためではない。政治や宗教がちゃんとしていたら、人類はとっくにユートピアを実現していただろう。真の偉人は、生産力の向上に尽くした無数の無名の科学者や技術者であり、ナポレオンやアレクサンダーやシーザーではないのである。もちろん、政治の変革が民衆の生活向上を促したというのも正しいのであり、それはただ一つ、「民主主義」という思想によってである。つまり、科学や技術の発達は、生産力を向上させ、民主主義は、その正しい配分を促した。したがって、現在の人間は、ルソーをこそ自分たちの恩人と思わなければならないのだ。マルクスの誤りは、パイの配分にのみ目を引かれ、パイの総量を増やすことに目が行かなかったことにある。

政治の歴史や現代政治を冷静に眺めれば分かるように、政治は常に、政治によって利益を得ている一部の人間たち(「政治によって生きる人間」だ)、つまり、国王、貴族、政治家、官僚、ブルジョワジー(現代なら、企業経営者や重役)やその一族の利益に奉仕する事を第一義としており、一般民衆はそのおこぼれに与っているにすぎない。したがって、民衆にとって正しい政治のあり方は民主主義しかない、ということも分かるだろう。一部の保守思想家のように民主主義を批判し、愚弄する人々は、自分をエリートや貴族的人間だと勘違いしているか、食卓の傍の犬のように、権力におもねって食べ残しの骨を得ようとしている汚らしい連中であるが、その言説に迷わされる庶民も多い。民衆自身が民主主義を否定することほど、滑稽なことがあるだろうか。

ただし、どのような政治的手続きが民主主義かは大きな問題であって、選挙によって為政者を選び、それに自分たちを支配させる「代議制」は、選ばれた人間が公約を守らず、勝手に自分たちの判断で政治を決定していくならば、それは少しも国民の意思を反映していないわけで、真の民主主義からは遠いものである。「代議制」はどうしても、代議士の利益のための政治にしかならないのだから、真の民主主義は、すべての議題を民衆の投票で決定する直接民主制しかない。現在の代議制は、そこに至る過渡的段階と考えるべきだろう。直接民主制が実現するためには、もちろん、民衆の政治的判断力が高度に発達しなければならないわけで、現在の日本のように国民が政治的に無知な状況ではそれは不可能な話だが、国民に真の批判精神が根付けば、いつかは可能になるだろう。

ついでに言っておけば、日本の教育は、為政者(あるいは、政治的寄生虫ども)に都合がいいように、政治に無知な国民を作るのに大いに役立っているのであり、十二年から十六年もあの無意味な知識の詰め込み教育(特に、あの無味乾燥な「政治社会」や「日本史」!)を受けたら、現実への批判精神など、消えてしまうのは確実である。おそらく、日本の若者の中で、新聞を読む習慣のある人間は、一割か二割くらいのものだろう。まして、政治欄を読む人間など、一割もおるまい。まったく見事な公教育の成果である。

また。宗教は、確かにその存在によって人々に幻想的な慰安を与え、この世の苦しみを忘れさせるものではあるが、それによって現実への不満を忘れさせ、改革への意欲を失わせるものであり、マルクスの言うように、一種の阿片であることは確かだ。それに、歴史上、戦争に反対した宗教家がほとんどいないことからも分かるように、これも第一義的には為政者に奉仕するためのものか、あるいは宗教家たちの生計手段でしかない。スタンダールのジュリアン・ソレルが、「赤」か「黒」か、つまり、軍服を選ぼうか僧服をえらぼうかと迷ったのは、それがこの世での立身出世の手段だったからであった。

 では、政治や宗教に代わる物が何かあるか、と言われれば、それは無い。と言うより、必要ないと言っておこう。ジョン・レノンの「イマジン」ではないが、遠い未来には宗教も国もなくなり、人間の自然な倫理(これは、おそらく、過度の欲望は幸福には結びつかないということが全人類の共通の理解となることから生まれる倫理である)が法律よりも上位に来て、人々が完全に自律的に行動して誤らない世界が来るだろう。これは確かに夢想だが、人類のすべての偉業は、たとえばライト兄弟の飛行機のように、最初はみな御伽話の類としか思われなかったのである。多くの人間が同じ夢を見るようになれば、この夢想も、やがて予見であったとされる日が来るかもしれない。


http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/253.html#c3

[経世済民136] 高市トレードで日経平均5万円突破も…日銀利上げは“年内絶望”、円安・物価高に「出口なし」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
44. 偽装皇帝[233] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 12:17:03 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[33]
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高市と小泉を破って石破が総理になった時の私の旧ブログ記事をふたつ連続して載せる。世間の人は当時のことを忘れているかと思うが、昨日のことを今日は忘れているようでは、進歩は無い。

(以下引用)

石破総理誕生と日本経済

今日は、娯楽記事より政治記事をメインにしている感じになるが、私自身石破や自民党の詳細を知らないのだから、インスタントの勉強である。
私の認識は植草一秀のコメントに近いので、私もまったくの政治音痴ではないようだ。
記事中のこの部分(赤字にして引用)を私が解釈するが、


異次元金融超緩和がもたらした日本円暴落が重大問題を引き起こしている。


外国資本による日本乗っ取りが加速している。


「金融緩和」とは低利子のことである。タダ同然の利子で日本円を借りれば、それだけで資本増加、大儲けである。まあ、貧乏人にはカネを貸さないから、(主に世界の)大富豪のためのサービスだ。で、大儲けしたカネ(借りたカネ)で、内容は優秀でも何かの操作で株価が低落した日本企業を買い取れば(乗っ取れば)、実に有望な実物資産になるわけである。つまり日銀が作った円安で、日本企業が外国資本に売り渡されるわけだ。
石破は経済には強くないようだが、地頭が良さそうなので、すぐに経済(詐欺的経済、ユダ金経済)の本質を理解すると期待している。
ちなみに、石破総理誕生と同時に、ドル安円高に振れている。投機界は政治の経済に及ぼす影響に敏感だ。これもちなみに言えば、円が大量に買われたから円高になったのである。円高とは円の購買力が上がったということで、円の価値が高くなったということだ。円を持つことが有利なのだから、それは日本の経済的評価の高まりなのである。小泉が総理になっていたら、「日本の貧困化と経済的崩壊は規定路線」ということで、円売り(円安)になっていただろう。

まあ、これからはユダ金とその代弁者(経団連、経済同友会含む)による石破攻撃が物凄くなると私は予測する。

(参考)これは「阿修羅」コメントの中にあったが、今後の政治動向の参考になるだろう。


石破茂氏の推薦人一覧
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA117MY0R10C24A9000000/
⇒《
【衆院】岩屋毅、赤沢亮正、泉田裕彦、伊東良孝、小里泰弘、門山宏哲、平将明、橘慶一郎、田所嘉徳、谷公一、冨樫博之、長島昭久、細野豪志、村上誠一郎、八木哲也、保岡宏武
【参院】青木一彦、藤井一博、舞立昇治、山田俊男


泉田裕彦、平将明、長島昭久、細野豪志、村上誠一郎、あたりの人事も見ものです。

(以下引用)


総裁選裏側の自民長老優勝劣敗
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-7b7b2f.html
2024年9月27日 植草一秀の『知られざる真実』


9月27日、自民党総裁選が投開票日を迎え、石破茂氏が新しい党首に選出された。


1回目投票で首位に立ったのは高市早苗氏。


小泉進次郎氏は3位に沈んだ。


選挙期間が長く小泉氏のメッキが剝がれた。


小泉氏は選択的夫婦別姓導入を公約に掲げた。


自民党党員投票での集票を減らした。


また、解雇規制緩和を公約に掲げたが批判に晒された。


論戦では質問に対して正面から回答することができなかった。


短期決戦であればメッキが剥がれずに勝利を収めることができたかもしれないが長期戦となり地金が露わになり得票を減らしたと思われる。


決選投票で岸田氏は石破氏支持を鮮明にした。


これに対して麻生太郎氏は1回目投票から高市早苗氏支持を明確に打ち出した。


キングメーカーの地位を確保するための賭けに出たが失敗した。


石破茂氏は5回目の挑戦で自民党党首のポストを射止めた。


高市氏より石破氏に勝利させたいとの議員心理が働いた面があると思われる。


高市氏は安倍晋三路線を引き継ぐことをアピールした。


靖国参拝継続を宣言し、経済政策では財政拡張・金融緩和継続を掲げた。


しかし、金融緩和継続は重大な問題を引き起こす。


アベノミクス異次元金融緩和政策は日本円暴落をもたらした。


また、4%を超えるインフレを発生させた。


この是正が急務。


異次元金融超緩和がもたらした日本円暴落が重大問題を引き起こしている。


外国資本による日本乗っ取りが加速している。


高市氏は経済安全保障担当相だが日本が直面する最大の経済安全保障問題が日本円暴落である。


日本の優良資産が外国資本によって乗っ取られている。


高市氏が提唱する金融緩和継続は外国資本による日本乗っ取りを推進する原動力になる。


経済安保相失格の政策提言である。


靖国参拝強行は近隣諸国との関係悪化を助長する。


僅差での決着になったが高市氏が敗北したことはせめてもの救いである。


小泉氏が失速して落選したことも小泉氏をパペットにして日本植民地化、新自由主義経済政策をさらに推進しようとする勢力の思惑を砕く結果をもたらし幸いだった。


9人の候補者の中では相対的にましな候補者が勝利したと評価できる。


問題は石破氏の実行力。


自民党と旧統一協会との関係遮断、政治とカネ問題の解消が出発点になる。


自民党と旧統一協会との関係を再調査しなければならない。


「政治とカネ」問題ではまずは政策活動費廃止を断行する必要がある。


自民党は通常国会でザル法改定を強行したがこれをやり直す必要がある。


自民党に対する信頼を確保するには、この二つの問題にまずは真摯に取り組むことが求められる。


今回の党首選でのもう一つの焦点は首相経験者の今後のポジション変化。


菅義偉氏が小泉進次郎氏擁立を主導した。


森喜朗氏も小泉氏の当選を目指して蠢いたと伝えられている。


麻生太郎氏は最終局面で河野太郎氏を見捨てて高市早苗氏支持を明示した。


自分自身のポジション確保を優先する行動を示した。


岸田文雄氏は1回目投票結果を踏まえて石破氏支持を明確にした


この結果、キングメーカーのポジションを獲得したのは岸田文雄氏になった。


麻生太郎氏は失脚する。


菅義偉氏と森喜朗氏も影響力が低下する。


石破氏は米国とつながる新自由主義売国勢力とも一定の距離を置いている。


この意味では相対的に悪さの少ない新党首を選出したと言える。


問題は石破氏の経済政策運営だ。


この点について十分な検討が求められることになる。

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酔生夢人 2024-09-28 07:54 随想(政治・社会) CM(0)
「抗命権」への疑問(再掲載)

石破総理に対して、これから様々な非難や批判が澎湃として沸き起こる(その背後に工作員と米政府、DSがいるだろう)ことが予想され、その際に、石破のかつての「上官の命令への不服従は死刑か懲役300年が妥当だ」みたいな発言が持ち出されるかと思うので、私自身が昔書いた、「抗命権への疑問」の記事を再掲載しておく。これは、日本の場合、「上官の命令は天皇の命令に等しい」と軍隊内部で誇張された結果、現在の「天皇否定論」の一部に利用されてもいる。

簡単に言えば、「抗命権」は軍隊そのものの存立基盤を根底から覆すものなので、軍事マニアの石破は頭に血が上って、あの発言になったわけだろう。絶対平和主義者の私と石破の立場は違うが、表現が過激すぎたことはともかく、軍事論理的には石破は正しいと思うのである。要は、徴兵制を復活させず、「良心的兵役拒否」を法律に定めればいいのである。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/583.html#c44

[昼休み56] (速報)🇺🇸 トランプ大統領は、国防総省の名称を「戦争省」に変更する準備を進めている、とウォール・ストリー… イワツバメ
4. 偽装皇帝[234] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 15:14:10 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[34]
<■319行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

コメント3の「小説」の一節に書いた思想を論文形式で書いた文章を、これも私のブログである「酔生夢人ブログ」から転載する。
かなり長い論文だが、若い人などには一読してもらいたいと思う。
2回に分けて載せる。
なお、この論文では天皇制批判をしているが、それは明治政府が作り上げた戦前の「有害な(反国民的な)」天皇制で、私は現在の「象徴天皇制」こそがその本来の姿であり、日本文化の伝統の柱になっているという「尊皇主義者」である。

(以下自己引用)

抑圧された秩序と秩序無き自由(1)
抑圧された秩序と秩序無き自由



目次


T フラクタル天皇制


 1 国家構造としての天皇制


 2 地方の小天皇たち


 3 家庭の小天皇たち


 4 「封建的」と「アカ」


 5 観念的動物としての人間



U 戦後民主主義のダブルバインド


 1 生き延びた官僚


 2 保守政治家の復活


 3 実態と表面〜憲法の問題


 4 実態と表面〜社会生活の問題


 5 引き裂かれた心〜教育の問題



V 抑圧された秩序と秩序無き自由


 1 抑圧された秩序の二つの意味


 2 秩序無き自由と自由からの逃走


 3 我々は何を選ぶのか?


   T フラクタル天皇制



 フラクタル図形とは、全体の形が細部の形と相似形になっているような図形であるが、戦前の日本社会を一言で言うなら、フラクタル天皇制という言葉がぴったりであろう。つまり、国家構造としての天皇制と、地方行政、そして家庭がいずれも同一の構造を持ち、だからこそ社会権力と秩序の維持の上で比類の無い堅固さと安定性を保っていたのである。
 言うまでも無く、地方行政における天皇制的構造とは、県知事を筆頭にした地方官僚組織のことであり、彼らは末端の小役人に至るまで、天皇の御言葉を民に伝える者(ミコトモチ)として、天皇と等しい権威を民に対して保持し得た。家庭における父親は、家族の中での唯一の社会への窓口として、そして男権的社会における「家長」として家族に対する権威を振るっていた。官僚も小役人も家庭の父親も、天皇という説明不能・説明不要な権威の存在があったため、その類似性を暗黙の前提として、自らの権威を周囲の者に押し付けることが可能だったのである。もちろん、そこに至る過程として、教育勅語をはじめ、官僚たちによる様々な天皇の神格化があった。そして、いつのまにか様々な社会的権威というものは問答無用に従うべき存在、「言挙げ」すべきではないものとする心性が日本人の心の奥深く植え込まれていったのである。天皇制の最大の問題点は、こうした日本人の奴隷根性の根本原因が天皇制にあったことであり、また、天皇が、天皇を利用しようとする人々に巧妙に利用されてきたことにあるのである。天皇を単なる絶対君主的支配者として打倒の対象としようとする左翼的思想は、天皇制の真の問題を見据えていない議論である。


 さて、戦後の日本社会は、メーデーにおける天皇への痛烈な批判、あてこすり(「朕はたらふく食っておるぞ。汝臣民餓えて死ね。」)などに見られたように、まず社会的権威の喪失から始まった。戦争指導者や軍人などが白い目で見られ、かつての英雄たちは日陰者となったのである。しかし、権威の喪失はそれだけに留まらなかった。家庭内の父親の権威もまた同様に喪われたのである。もともと、家庭における父親の権威なるものは、その背後に有無を言わせない社会的権威が無い限り、個人的力量に拠らざるを得ないものだ。何の後ろ盾も無しに、妻に対し、あるいは子供に対し、人格的優越を主張できる父親が、果たしてどれくらいいるだろうか。さらに、個人の価値は幼児に至るまで同一に保障されるべきであるとする戦後の人権思想がここに加われば、家庭内の父親の権威喪失は当然の帰結となるだろう。その結果、家庭の秩序の崩壊となるのも自明の事である。しかし、私はそれによって戦前の社会の優越を主張するものではない。その一つの理由は、家庭内における父親の権威の存在は、他の家族への抑圧にほかならなかったことであるが、その他の理由は後に述べよう。


 私の主張は、現代日本社会の様々な病理は、良く見られる議論にあるように戦後民主主義に原因があるというのではなく、日本が戦前の日本社会を清算しなかった事から生じているというものだ。簡単に言えば、社会の表面だけは民主主義の形態をとりながら、社会の実権的部分になお天皇制的思考や構造を残しており、それが日本社会の二重規範となって、岸田秀流に言えば、社会が精神分裂病にかかっているというものである。


 しかし、現代日本について論ずる前に、少しばかり戦前の社会について論じておこう。


 天皇制の特徴を丸山真男は「中空構造」つまり、責任の中枢が存在しない無責任体制だと見抜いたが、確かに社会的権威の根幹が「神聖ニシテ犯スベカラザル」ものとされれば、それに対する一切の批判は不可能となり、その権威の代行者たちが何の責任も無く、あらゆる権力を勝手気ままに振るえるようになるのも当然だろう。社会の上位にある人々にとってこれがどれほど居心地の良いものであるかは想像に余りある。そして、そうした人々から常に戦前の社会への郷愁や賛美の声が出てくるのも当たり前のことである。しかし、そこで忘れられているのは、その陰で抑圧されていた無数の人々の存在である。ただし、その抑圧はその本人たちには意識されてはいなかっただろうが、被害者が被害に気づいていないことは犯罪を正当化するものでは無いだろう。


 天皇制は、天皇自身にとってよりも天皇を神輿として担ぐ人々にとってはるかに有益であった。むしろ天皇自身にとっては、天皇であることは人間としてこの上ない重荷ではなかっただろうか。たとえば昭和天皇にとって天皇制という「国体」を維持することは自分の利益であるというよりは「皇祖皇宗」への義務として思われていたのではなかったかと思われる。天皇自身が自分を絶対君主だと考えていなかったことは、美濃部達吉の天皇機関説に対して昭和天皇自身が「それでよいのではないか」と述べていることからも分かるだろう。ただし、戦前の人間の心性には一つのパラダイム(無意識の枠)があり、それは戦後の人権意識からみると言語道断なものである。それはたとえば親のためには子を犠牲にしても良いという思想であり、そのことは親が子を慈しむこととは矛盾しない。同様に、天皇は確かに国民を慈しみ、国民の事を大事にはするが、それと同時に、天皇制維持のためには国民が犠牲になることも当然だと思うような心性が存在していたのである。すなわち、沖縄戦を始めとして、第二次世界大戦末期における日本国民の犠牲の大きな部分は、明らかに天皇制護持のために行われたのであり、その事は、昭和天皇の戦争への関わりを示したあらゆる記録が証明している。後に書かれた大戦回顧録の類に述べられた、天皇自身はあの戦争に反対の考えであったとする言葉は、やはり天皇の自己弁護以外の何物でもない。しかし、再度言うが、それは当時としてはそれ以外の考え方はできなかったのであり、今の人間の感覚であの戦争を理解しようとするのは限界があるのである。


 いずれにせよ、天皇制の問題点は、天皇を隠れ蓑として真の権力が力を振るうというその中空構造自体にあるのである。しかし、だからといって日本を君主制の国に戻し、天皇を真の権力者にしようという右翼的発想もまた国民が自らを奴隷にしようという愚劣な思想にすぎない。まして、天皇を現人神に戻そうなどという発想は、まったくのキチガイ沙汰である。現人神としての天皇など、明治中期頃から官僚どもによって作り上げられてきた官僚自身の権力維持のための装置にすぎないことは、当の官僚たちには良く分かっていたことなのである。


 さて、戦前の日本において、天皇という絶対の権威を背景にした小天皇たちは、それこそ自らの恣意的な権力発動を、さも天皇の意思を体現したものであるかのように振舞うことができ、自分の下位にいる人々に対して絶対的な権力を振るうことができた。たとえば旧日本陸軍における上官への理不尽な絶対服従は、それが軍隊の任務遂行のための条件であったからというばかりではなく、それが天皇の名において行われたために非人間的な残酷さにまで高められたと言っていいだろう。人間は、自らに責任が帰せられない限り、如何様にでも残酷になれるものである。天皇の軍隊の非人間性は、個々の構成員の非人間性に由来するものではなく、その無責任体制に由来するものであろう。しかし、再度繰り返すが、それは天皇自身の問題ではない。天皇がたとえ天皇であることをやめたいと思っても、それは不可能なのである。おそらく、天皇の名を利用した様々な悪行は、天皇の耳には届かなかっただろうし、知っていてもそれが天皇に対する至誠の気持ちから行ったのだと抗弁されたら、それ以上の追及はできなかっただろう。それを追及していけば、では天皇の権威や権力の正当性は何かという大問題に行き当たらざるを得ないからである。


 天皇制の最大の問題は、それが一切の批判や追及を許さない社会体制であり、それがひいては批判の精神までもいつのまにか眠り込ませるほど巧妙な体制だったところにあるのである。だから、今でも、戦前にはけっして上層階級ではなかった人間すら、戦前は良い社会だったと懐かしむ人々も多いのだ。そうした人々も、真剣に振り返って、今が過去より本当に悪くなったかと言われれば、高度経済成長の代償としての文化の低俗化と道徳の荒廃以外には、文句を言うべき部分は無いと分かるだろう。問題は、戦後の思想的変化よりも、むしろ敗戦によっても変わらなかった部分にあるのである。


 戦後社会のアナーキーな風潮の大きな原因は、確かに天皇という絶対的権威の喪失にある。庶民が「お上」を恐れる社会では確かに社会秩序の維持は容易であろう。官僚や政治家が常に戦前の社会の良さを懐かしむのも当然である。しかし、秩序、すなわち社会が変化しないことが有利なのは、社会の恵まれた層にいる人々にとってだけである。社会の底辺にいる人々にとって、社会が変化しないことは、絶望以外は意味しないだろう。


いや、戦前の世の中だって、個人的努力によって社会の上位に上ることはできた、と言う人々もいるだろう。それは当然である。いかなる身分社会でも、能力ある人間は自らの力で社会の上位に上り詰めた。そのことと、その社会体制の当否とはまったく別の話である。要するに、社会の下層にいる大多数の人間にとって、固定身分社会である戦前はけっして良い時代ではなかったはずだと言っているのである。特に家庭内の被支配者であった女性にとって、戦前の社会はおぞましい社会だろう。もちろん、再度言うが、彼らがそうした自分の状態に意識的であった可能性は少ない。しかし、今の視点から見たら、戦前の女性の地位は恐るべき奴隷的状態であったと見えるはずである。


 社会のモラルについて言えば、長上への礼儀と絶対服従(すなわち忠と孝)を第一とする社会で、固い秩序が維持できないはずはない。また、逆に、個人の自由と平等を認める社会が無秩序に傾くのも当然だろう。しかし、そのどちらが、人間にとってより好ましい社会なのか。人間は目の前の現象に動かされ易いものだ。十四歳の少年が幼児の首を切って校門の上に飾るというような事件を見れば、現在の世の中の道徳的退廃に眉を顰め、戦前の社会の優越を信じたくもなるだろう。だが、結論を出すのはまだ早い。「抑圧された秩序と秩序無き自由」のいずれを選ぶべきか、あるいはこの二つを止揚する道があるか、結論を出す前に、もう少し寄り道をしておこう。



 我々の日常生活の大半は、論理的思考によってではなく、自動反応(もしくは感覚的反射作用)によって行われている。論理的作業は強靭な意志の支配、思考の統御作用を必要とするものであり、一般の人々には普通、論理的思考の習慣は無い。(これは、最近の国政選挙の結果などを見れば自明であろう。国民は、自分の利益になる政治家よりも、マスコミがもてはやす政治家に票を投じるものであり、マスコミは話題性のある政治家しか取り上げないのだから、つまりは政治家の内容よりも話題性だけが問題となるのである。)人間はいわば出来の悪いコンピューターのようなものであり、外部からの刺激に対し、持ち合わせの解答の中からその時の気分で一つを選んで間に合わせるのである。ということは、人間の(刺激―反応)の傾向を知りさえすれば、人々を支配し、操作するのも容易だということである。


 人間性の傾向とは次のようなものだ。第一に我々は、一つの物事に集中している時には、他の事は忘れている。これは奇術の基本原理であり、右手に観客の注意を向けている時、真のトリックは左手で行われているものである。第二に、人間の記憶力はあきれるほど短いものである。特に自分が見たくないものや忘れたいものは簡単に忘れてしまうものである。(マキァヴェリは、このことを「人は自分の親が殺された恨みは忘れても、金を奪われた恨みは忘れないものだ」と皮肉に言っている。)従って、為政者にとって都合の悪い事件も、半年も過ぎれば国民は忘れてくれるのであり、特に官僚の不祥事など、いつ処分が行われ、その後どうなったのかなど、誰も知りはしない。おそらく単に名目的な処分が行われ、半年もすれば前以上の役職に戻っていることだろう。第三に、人間は信じる根拠のあるものを信じるのではなく、信じたいものを信じるのである。これは新興宗教の信者などを見ればよく分かるだろう。彼らにとっては、その時、その神や教祖を信じることが必要だったのであり、外部の人間がその宗教のいかがわしさを言っても、彼らは聞く耳など持たないのである。


 こうした人間性の弱点が我々の社会をどう動かしているか見てみよう。


 人間が刺激にたいして単純な反応しかしないことを良く示すのは、「レッテル的言葉」である。たとえば「戦後民主主義」という言葉もその一つだ。この言葉が右寄りの思想家によって用いられる場合は、戦後の社会の様々な悪の根本原因というニュアンスをこめて用いており、それはまるで説明不要の、アプリオリな前提であるかのごとくである。「嘘も百回言えば本当になる」とはナチスの宣伝相ゲッペルスの言葉だが、人々も今では右翼的評論家のレッテル的言葉を信じるようになっている。しかし、戦後の様々な悪現象と民主主義との間にいかなる関連があるのか、彼らははたして論証できるのだろうか。後で論証するように、民主主義と社会悪とは結びついてないというのが私の考えである。


 我々はこうしたレッテル的言葉を用いた瞬間に、その内容について問う事をしなくなる。これが実は最も重大な人間性の欠陥であり、世の中が改善されない第一の原因であるが、それに気づいている人間は少ない。小林秀雄は、その有名なエッセイの中で「人はある物を言葉で表現した瞬間に、その物自体を見なくなる」という意味の事を言っているが、これは政治の文脈でこそ重大な意味を持つ言葉である。そもそも、たとえば人々が「民主主義」と言う時、何をその意味として用いているか、一概には言えないだろう。


 私がここで特に取り上げたいのは、「封建的」という言葉と「アカ」という言葉である。前者は主として政治的革新派が保守派に対して用いた悪口であり、後者は逆に保守派が革新派に対して用いた悪口だ。


 私の主張は、日本の戦後政治における革新派の敗北は、言語に対する無神経さと宣伝能力の無さによるものだったというものである。その代表例として、前記の二つの言葉を取り上げてみよう。


 この二つの言葉を比べた場合、後者の圧倒的な存在感、迫力に比べて前者が悪口としてほとんど機能していないことが分かるだろう。それが分からない人間は、自分が「封建的な奴だ」と言われた場合と、「あいつはアカだ」と言われた場合を想像してみればよい。明らかに、後者の場合は、自分が社会全体から抹殺されかねない恐怖と不安を覚えるだろう。「封建的」の代わりに「ブルジョワ的」とか、「プチブル」を持ってきても同じである。あるいは「米帝の手先」と呼ばれようが、そう呼ばれた人間は痛くも痒くも無いだろう。しかし、一度でも「アカ」と呼ばれたら、もうこの社会では生きていけないという恐怖感を、「アカ」という言葉は呼び覚ます。それは過去に共産主義が弾圧されてきた恐怖の歴史のためだけではない。この、「アカ」という言葉自体の持つ迫力があるのである。そして、そういう言葉の感覚に敏感であったために保守派は勝利し、鈍感であったために革新派は敗北していったのである。


 革新派の言語感覚の鈍感さは、彼らの論文に一度でも目を通してみれば一目瞭然である。まず、そこには一般人に理解可能な言辞は一つも無いと言っていい。ほとんどがその教祖マルクスの用語を撒き散らした意味不明の文章であり、しかもわざと理解されまいとするかのごとき破壊的日本語で書かれている。こうした文章や発言がまったく一般人の共感を呼ばなかったのは勿論だが、問題は、彼ら左翼人(「左翼」という言葉自体、レッテル性の高い言葉であり、私はわざと「左翼人」などという奇妙な言葉を使ってみた。)がそのことに一度も気がつかなかったことである。


 社会を変えるものは思想である。しかし、思想を伝えるものは言葉である。人々の心に伝わらない言葉が世の中を変えるはずはない。このことになぜ左翼陣営の誰一人として気づかなかったのか。それは、彼ら知識人の発言は大衆にではなく、常に自分と同レベルの知識人階級に向けられていたからである。つまりは彼ら自身の論壇における評価だけが彼らの関心の中心だったからであり、その不誠実さを人々は鋭く見抜いていたからである。


 もちろん、仮に誠実な発言をしていたところで一般人の賛同が得られたかどうかは分からない。前に書いたように、人々は理性や論理によって判断するよりも、むしろ雰囲気や直感で判断するものだから、ヒトラーのような巧妙なアジテーターによって人民が扇動されていく可能性は非常に高い。しかし、どのような形であれ、人民の意志が国家の意思を決定していくのが真の民主主義である。知識人のなすべきことは、その決定を誤らないように人々に呼びかけること以外にはない。


 左翼活動家たちは、言葉に対する鈍感さと不誠実さのために敗れていった。しかし、その事は、保守派の思想が彼らの思想より正しかったことは意味しない。事は単なる技術的問題だったのである。


 もう一度、「アカ」という言葉がいかに巧妙なものであったかを示しておこう。


 この言葉の持つ異様な迫力は、「赤」が死と破壊の色、殺戮の色であることから来ている。言うまでもなく、共産主義は現体制を破壊するものであり、それが赤色を自らの象徴として選ぶことは当を得ている。しかし、それが人々に与える心理的イメージに対し、共産主義者はあまりに鈍感である。赤とは何よりも血のイメージであり、火事、危険、災厄のイメージである。共産主義という正体不明の「破壊的存在」に対し、相手を「アカ」と呼ぶことほど効果的に相手への嫌悪感や忌避感情を煽り立てるものはないだろう。この感覚は人間の生理に根ざした感覚であるため、聞く者に直截的な恐怖を呼び覚ます。人々は自ら災厄に近づこうとは思わないものだ。こうして「アカ」に対する嫌悪感、忌避感は人々の間に醸成されていったのである。


 私は、人々が共産主義を理解した上でそれを忌避したとは思わない。なぜなら、彼らのほとんどは、「鎖のほかには失う物も無い労働者」だったからである。現体制が変わることによって何らの不利益も被らないはずの、そのプロレタリアートの支持さえも得られなかった所に共産主義の敗北の根本原因があったのである。


 おそらく人々のほとんどは、共産主義と社会主義の区別もつかず、また社会主義とは必ずしもマルキシズムだけの専売特許でもないことも知らないだろう。バーナード・ショーやH.G.ウェルズら、当時の一流知識人の賛同を集めたウェッブ夫妻らのフェビアン協会のような穏健な漸進的社会主義の存在も知らず、社会主義者とアナーキスト、テロリストを混同している人間がほとんどであるはずだ。そうでないと思うのは、自らは象牙の塔の中にいるおめでたい学者先生くらいのものだ。


 人民の知的レベルを買いかぶってはならない。しかしまた、人民の直感的理解を過小評価してもならない。人民が社会主義にノーと言ったのは、マルクスの唱える「科学的社会主義」こそが空想的社会主義であり、現実に即さないものであることを本能的に見抜いていたからかもしれないのである。もっとも、ソ連にせよ中国にせよ、マルクスの社会主義でもレーニンの社会主義でもなく、その時その時の国情に合わせた土着的社会主義であっただろうが。


 ともあれ、人間は理性や論理よりも直感や本能で判断し、行動するものであり、ある種のアメーバーのようなものである。その本能的部分に訴えることができた為政者が人民を思いのままに動かしてきたのであろう。その良い方の一例を挙げれば、アメリカの独立戦争(これは米植民地のイギリスに対する革命であったが、この戦争を革命として捉えている人間は少ない。なぜなら、革命が正義であることを認めることは、為政者や支配階級にとって都合の悪いことなので、アメリカの歴史の中ですらこの独立戦争は非常に軽視され、ハリウッド映画などが独立戦争をテーマにした映画を作ることも滅多に無いのである。これまで一本か二本くらいしか無いのではないだろうか。同様に、フランス革命もハリウッド映画では取り上げられない。)の時の、パトリック・ヘンリーの「我に自由を与えよ。しからずんば死を与えよ」という言葉である。この言葉は、あるいはそれ以外の無数の物理的条件以上に、アメリカの勝利に貢献した言葉かもしれないのだ。


 一つの言葉は、時には人間を死地に飛び込ませる力を持つものだ。つまり、人間は本能に動かされるばかりでなく、観念のためにでも死ねる奇妙な存在だが、しかし人を動かすその観念なるものは、通常はごく単純な一言なのである。天草のキリシタン一揆にせよ、信長がてこずった石山本願寺の戦いにせよ、信徒たちは宗教の教義や来世の観念について深く知っていたわけではないだろう。今、パレスチナで戦っているイスラム教徒やユダヤ教徒を動かす力も、この人間の奇妙な単純さを考えなければ理解はできない。


 もう一度確認しておこう。人間は論理よりも感覚的、直感的判断で行動するものである。そして、その判断は、些細な言葉の持つイメージによって大きく左右されるものである。世の中のレッテル的言葉というものは我々の行動を決定する大きな働きを持つものであり、我々はそういう言葉の存在に常に気をつけなければならない。




http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/253.html#c4

[昼休み56] (速報)🇺🇸 トランプ大統領は、国防総省の名称を「戦争省」に変更する準備を進めている、とウォール・ストリー… イワツバメ
5. 偽装皇帝[235] i1WRlY1jkuk 2025年11月22日 15:16:50 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[35]
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抑圧された秩序と秩序無き自由(2)



U 戦後民主主義のダブルバインド



 日本は敗戦によって戦前の社会がいったん滅び、アメリカ的民主主義の洗礼を受けて再生した、というのが戦後日本社会に対する世間一般のイメージ(私に言わせれば一つの神話だが)だろう。確かに「焼け跡の青空」のイメージは、それまであったものが消滅したという印象を与える。だが、実際には、戦後の社会を作ってきたのは戦前と同じ人間である。なぜなら、敗戦後の日本においても社会の上層部にいたのは「戦争に行かなくて済んだ人間たち」であったからだ。確かに戦争協力者の一部は公職追放などの罰を受けて、一時的に社会の表舞台から退場した。しかし、ほとんど全部の成人男子が戦争協力者であった以上、この措置が形式的なもの以上になるはずはなかったのである。むしろ、「私は貝になりたい」のような映画に描かれたように、真の戦争犯罪者はその地位を利用して罪を逃れ、不運な下っ端が処刑されたことも多かっただろう。小佐野賢治などがその代表だが、戦争によって利益を得た実業家や、国民を戦場に追いやり、死に至らしめた政治家や官僚のほとんどは、そのまま戦後の日本社会で新たな富や地位を作る競争に有利なスタートを切ることができたのではなかっただろうか。


 太宰治の「斜陽」に描かれたような華族の没落などもむろんあっただろうが、それも単に一部の人間の贅沢な特権が奪われただけのことに過ぎない。もともと根拠の無い世襲的特権を剥奪されたことに、同情するには及ばない。国民全体の悲惨な運命の中で、何も彼らだけが理不尽な運命にさらされたわけではないのである。むしろ真の悲惨は、何も持たない下層階級の中にあったはずである。最初から何も持たなかった貧民階層の多くの人間は、戦後の飢餓状態の中で無数に死んでいったのではないだろうか。そして、そうした人々は、日本人の体質として、「お上」に向かって不満の声を上げることも無く、従順に死んでいったのである。この体質は、現在でも変わってはいない。日本人は、政治を自分の問題として考える習慣が無いのである。それが諸悪の根源なのであるが。


 日本の戦後社会は表面的には「日本国憲法」や「民主主義的教育」によって大きく様変わりしたように見える。しかし、権力と経済の実態面ではほとんど戦前の利権構造を残したままだったのではないか、というのが私の推測である。戦後五十数年もたてばだいぶ様変わりはしただろうが、現在の政治家、官僚の家系の中にも戦前からの政治家、官僚の家系も多いはずだ。問題は、戦前からの有力者は、戦後の時代でもやはり有利なスタートを切っていたことに、多くの人が気づいていないことである。そして、現在の「階級」の土台は、その時期に形成されているのである。実業の世界はそれよりはもう少し実力主義的世界ではあるだろうが、やはり主要銀行を始めとして、戦前の財閥と関係の深い所も多いだろう。つまり、日本は見えない身分社会なのである。学歴競争の勝利者の中から日本の上層部に入り込む人間も多少はいるかもしれないが、それも会社で言えば係長クラス、相撲にたとえれば、せいぜい十両くらいまでであろう。彼らは、確かに日本の社会を動かす主要な歯車になるが、しかしあくまでそれは道具的な存在でしかないのだ。


なぜ敗戦によっても日本の社会構造が変化しなかったか、というと、第一には戦前に社会の支配的立場にいた人間の多くは戦場に行くことなく、そっくりそのまま生き残ったということ。次に、戦後の産業の復興もまずは戦前から存続した産業を元にして始まったことが原因である。この状況では当然、戦前から指導的立場にいた連中が主要な地位を占めたはずである。仮に表向き権限委譲がされても、実際には院政的支配が行なわれていたのではないか。官僚の中でも公職追放されたのは運の悪い一部の人間だけで、多くは官僚としての技能やキャリアを買われて、そのまま戦後の政府や地方自治体の中で地位を見つけただろう。というのは、日本社会は縁故社会であり、戦後、職を失った人間は、まず自分の元の職場の知り合いに頼んで元の職に復帰させてもらったと思われるからだ。つまり、日本社会の基本構造は、戦争によっては何も変わらなかったのである。戦争で死んだ無数の兵士たちは、戦場に行かなかった老人や、その縁故者たちの犠牲になっただけの死に損だったのであり、彼らの死によって今の日本があるなどと賛美するのは、お門違いもいいとこだ。むしろ、あの戦争を美化することによってあの戦争への反省が消えてしまう事こそが、彼らの死を犬死ににしてしまう事になるだろう。


 かくして、戦前の体制はしぶとく生き延びたが、それでも戦後しばらくの間は、GHQによって、戦争に反対した共産主義者や社会主義者の刑務所からの解放などが行われ、日本は民主主義国家としての道を歩み始めたかに見えた。しかし、ソ連の経済発展によって恐怖を感じたアメリカの資本家たちの策謀で、アメリカはすぐにヒステリックな共産主義排斥思想一色に染まり、その波は日本にも押し寄せた。日本を「反共の砦」にしようとする米政財界の意向を受けて行なわれた、朝鮮戦争前のレッドパージ(共産主義者の公職追放、弾圧)や戦争犯罪人の釈放、公職復帰などのいわゆる「逆コース」によって日本は戦前の体制に完全に戻ってしまったのである。日本を戦争に向かわせ、数百万の国民の命を奪った政治家や官僚たちがのうのうと政治の表舞台に復帰し、国民もむしろそれを歓迎するかのごとくであった。たとえば、ノモンハンや東南アジア戦線で幾万人もの日本兵を無駄死にさせた張本人である大本営参謀T.Mなどが国会議員に立候補し、当選したりしているのである。同じく戦争推進者の一人であるK.Nなどは日本の総理大臣にまでなっている。日本人がいかに忘れっぽく、大衆宣伝に踊らされ易いかは、この一事でも分かる。この時期に、日本政治のこの自殺行為について発言しなかった知識人階級の責任は重い。とは言え、他人の戦争責任を言えば、自分の戦争責任を問われかねない状況で、他人を批判できるような人間も少なかったであろうことは理解できる。しかしながら、日本社会を腐らせ、ほとんど倫理的な死を招いて無道徳社会を作る真の原因になったこの出来事に対する名称としては、「逆コース」などという言葉はあまりに軽すぎる。はっきりと「日本支配者層復活」と言うべきだったのである。かくして戦前の社会のエートス(気風)を残した人間たちが政治と経済の中枢に残ったまま、日本は表向きだけは民主主義国家を標榜し、この偽りを抱いたまま戦後五十数年を過ごすことになり、そのダブルバインド(二重拘束)が日本を神経症的国家にしていったのである。


 さて、GHQは、日本占領の初期には、日本を民主化しようという無邪気な善意に溢れていた。その作業の一つが日本国憲法であった。ここで、覚えておくべきことは、憲法は国の法律の根幹ではあるが、実施細則、すなわちその他の法律のほとんどは当時の官僚たちによって作られたということである。さすがのGHQも、そうした法律の細部までいちいちチェックしていたわけではない。そこで、当時の官僚たちは、自分たちの人民への支配権を維持するために、内閣法の中に官僚による法律提案権を忍び込ませた。これは「国会は国の唯一の立法機関である」という日本国憲法に違反するものだが、「提案」くらいならいいだろうと大目に見られたものであろう。しかし、この事が、国の進路を大きく誤らせることになったのである。行政官僚はもともと法律のプロの集団である。昨日まで町の土建屋やテレビタレントであったような国会議員たちが法律作成能力において彼らに太刀打ちできるわけがない。かくして、今では内閣提出の法律案が、議員立法の法案をはるかに圧倒して採用されているのが現実だ。つまりは、日本は三権分立の国ではなく、官僚支配の国なのである。このあたりは、宮元政於の「お役所の掟」と、「お役所のご法度」および、「お役所のご法度」の伊丹十三による解説に詳しい。ついでに言うと、この二人の死には、得体の知れない部分があるように私には感じられる。


 ともあれ、形式的には、日本国憲法によって日本国民は天皇の所有物であることから解放され、自由と人権を手に入れたと言っていい。日本国憲法の真の意義はここにあるのである。もちろん、戦前の社会で天皇が国民を奴隷扱いしていたわけではない。しかし、国の主権が君主にあるということは、国民の生殺与奪の権が君主にあるということなのである。つまり、国民すべてが君主の私有物であると言うに等しいのだ。人権と国民主権とは表裏の関係にあるのであり、民主主義以外には人権尊重の思想は無い。君主主権とは、極端に言えば政治の最終決定権が君主にあることであり、現実問題として、君主が自分の都合によって如何様にでも法律を変えられるということなのである。それが主権の本当の意味だ。その君主がいかに慈悲深く賢明な君主であろうとも、君主制は根本的に人道的に誤った政治体制なのである。


 日本国憲法によって我々は自分の体が自分の物になった。そして、自由と人権が一応は大幅に拡大した。だが、問題は、日本的現実の中で、日本国憲法は実効性を持ちえたかということである。我々は中学校や高校の社会科教科書の中で日本は民主主義国家だと教えられ、日本国憲法によって自由と人権が保障されていると学んできた。しかし、それと同時に、たとえば憲法第九条が自衛隊の存在によって公然と無視されていることを現実から学ぶのである。このことは、法律の根本である憲法が政府によって公然と破られていることを示している。つまり、法律とは守らなくてもいいものだと我々は暗黙のうちに教えられるのである。誰でも、こう思うだろう。政府が率先して法律を破っているのだから、法律というものは守る必要は無いのではないか、と。もちろん、法律を破れば刑罰がある。しかし、見つからないように破るならいいのではないか。その証拠に、道路のスピード制限を守っている車などほとんど存在しないではないか。見つかって罰を受けるのは運の悪い人間であり、みんな法律など破っているのだ。政治家の選挙違反にしても捕まるのはライバル政治家の策謀によるものであり、みんな選挙法違反はしているのだ。これが、日本人の大半の法意識だろう。


 このような法意識を持った人間の集合が法治国家になるはずはない。かくして日本は権威に対する信頼も無く、法律を自主的に守ろうという姿勢も無い、前代未聞のアモラル(無道徳)な社会となったのである。このような社会では自分を守るのは自分しか無い。そして、資本主義社会においての力とは金である。とすれば、小学生から老人に至るまで金の獲得に目の色を変える拝金社会となるしかないだろう。


 これははたして「民主主義」の結果なのだろうか。けっしてそうは言えないはずである。日本社会の無道徳さは、官僚、政治家、財界人、マスコミ関係者ら社会のトップたちのこの五十何年間の無道徳さを見習ったものでしかない。民主主義とは何の関係も無いものだ。


 国民の大半は、日本が動かしがたい階級社会であることを薄々感じており、そのほとんどの人間は、どのようにあがいても社会の中流以上には行けないことを感じている。その意識は特に青少年に強いだろう。学業優秀な一部の生徒は、まだ学歴競争の勝者になることを夢見て素直に努力するだろうが、国民の大半を占める凡人たちはどう生きていけばいいというのだろうか。為政者たちは彼らに果たして希望ある未来を示すことができるだろうか。現在では、もはやどんな人間でも努力次第で才能を身につけることができるなどという御伽噺を信じている青少年はいないだろう。その御伽噺を信じているのは一部の聖人君子的(または白痴的)教育関係者だけである。何の才能も無い人間でも、善良な人間なら幸福な人生を送ることができるということを果たして政府は約束できるだろうか。できるはずはない。なぜなら、資本主義社会とは冷酷な競争社会だからである。善良さによっては現代社会は生きてはいけない。善良なだけで、単純労働しかできない人間なら、ロボットに変えた方が経営者にとっては有利だろう。つまり、凡人に未来は無い。その一方では、一部の人間が時流に乗るだけで、あるいは不正な操作をするだけで巨額の金を稼ぎ出す、現代はそういう時代である。様々なコマーシャルで欲望は肥大し、しかし、自ら金を稼ぐ才覚は無いという無数の人間を日々に生み出しているのが現代社会である。これで犯罪者の数が幾何級数的に増えないほうがおかしいだろう。


 しかし、この状況を変えることがまったく不可能なわけでは無い。まずは日本の表向きの「民主主義」と、その底流に流れる「皇国思想」の現実を見抜くことである。あるいは、人間を産業奴隷としてしか扱わない資本主義の現実を見ることである。賢い人々なら、この現実の誤りに気づけばいくらでも改善の方法を提出してくれるだろう。官僚や政治家の中にもそういう優秀な人間はたくさんいるはずだ。今の彼らはけっして認めないだろうが、現在の日本の道徳的荒廃は、民主主義の結果などではなく、「資本主義」あるいは、それまでの政治を変えることを望まない強力な社会システムの結果なのである。そもそも、現実に問題があるならば、その責任は政権担当党と行政担当者にあるはずである。それはつまり、保守政党と保守政権による内閣ではないか。いったい、これまで本当には実現されてもこなかった「民主主義」に何の責任があるというのか。


 世の中の二重規範、つまり本音と建前、あるいは教科書的記述と現実社会との相克によってもっとも苦しむのは青少年たちである。


 公害や、過労死や、兵器の在庫整理のための戦争に見られる、利益のためには無数の人命も平気で犠牲にし、人間を使い捨てにする社会の現実と、教育関係者を中心とする口先だけのヒューマニズム。このような社会の偽善を鋭く感じた青少年は、しかし自らの思考を言語化し、表明する能力は無い。彼らのやり場の無い苛立ちは、様々な破壊的行為となって顕れるしかないのである。もちろん、破壊行為の大半は、単なる幼児的欲望を満たそうという衝動であり、同情には値しない。しかし、その心理の背景には確かに社会の病理があるのである。


 現代における教育の荒廃は、産業のための選抜試験にすぎない大学入試だけを目的としたその教育内容の無内容さへの反抗であると同時に、自分たちは資本主義社会、あるいは現体制の歯車か敗者となるしか無い事を鋭く予感した子供たちの、無意識の絶望の顕れでもある。もしもあなたが成績劣等生だったとしたら、今の教育体制の中でどのように充実した生活が送れるだろうか。そして、何の才能も無い人間にとって、あえて法律を無視して生きる以外に、今の社会の中で成功するどんな手段があるだろうか。そうした想像力も無しに、今の教育を論じるのは不毛でしかないだろう。もう一度繰り返すが、才能の無い人間でも、善良な人間なら真面目に生きても報われる、そういう社会の現実的なプログラムを示さない限り、今の社会の荒廃は救えないということなのである。そういうプログラムが現在の資本主義社会の枠組みの中で可能なのだろうか。私は、それは不可能だと考えている。これを変えるには、資本主義とも共産主義とも異なる社会システムが必要である。この事については第三章で論ずるつもりである。


V 抑圧された秩序と秩序無き自由



 この章では、第一章で提出した問題、すなわち、抑圧された秩序と秩序無き自由のいずれを我々は選ぶべきか、あるいはその両者を止揚する道があるのかについての答を出すつもりである。いや、ここまで書かれた内容から、その答はすでに予想されているだろう。日本が真の民主主義国家になることがその答である。しかし、それは政治体制の話であり、社会システムは政治と経済と文化の複合体である。そして、政治と文化はむしろ経済に従属して決まってくるものだ、というのはマルクスの述べた通りだろう。では、いかなる経済システムをとるべきか。これまでのように資本主義と共産主義しか選択の道が無いという状況では、明らかに資本主義しか選択の道は無い。なぜなら、人間の労働にはインセンティブ(誘因)が必要であり、それは基本的には労働に見合う報酬以外には無い。しかし、私有財産の許されない共産主義では、そのインセンティブが無いからである。かつては労働自体の与える喜びという間抜けな御伽噺を共産主義者は謳っていたが、労働など苦痛以外の何物でもないことなど、幼児でも知っていることだ。労働が苦痛でないのは、自ら望んで行なう労働だけであり、食うための仕事にはそんな物など無い。従って、共産主義とは、労働の義務だけがあって報酬は無いという哀れな経済システムであることになるのである。もちろん、まったく報酬が無いわけではないが、私有財産が許されない以上、その場で使える以上の報酬は無意味である。つまりは働いても働かなくても同じことであり、そんな社会で真面目に働く人間など存在しないだろう。いるとすれば、それは労働以外のインセンティブ、すなわちマイナスのインセンティブである刑罰の存在によるものである。かくして共産主義社会は「収容所群島」となるしかないわけだ。


 もちろん、現実には共産主義が実現された国は無く、生産手段は国有化するが、私有財産は認めるという社会主義国家がこれまで存在しただけである。しかし、以上に述べたことから見ても、世界は社会主義から共産主義に移行するというマルクスの予言はまったくのナンセンスであることが分かるだろう。むしろ社会の現実は、一度は社会主義革命を経験した国々が、資本主義経済体制に移行するのが歴史の流れであることを示している。


 しかし、その事が、資本主義の優越を示すものではないということを、もう一度言っておく。資本主義は確かに人間性の本質に基づいて人間を労働に向かわせるシステムである。資本主義国家の繁栄、経済的勝利は、ただその一点によるものだ。しかし、それは同時に人間性を荒廃させるシステムでもあることは、前の二章に述べた通りである。すなわち、共産主義を一種の理想主義、資本主義を現実主義ととらえるなら、現在の世界は、理想が現実の前に敗れ去った状況なのである。しかし、理想無き社会は「理想的な社会」であろうか。


 再度言うが、人間社会とは言っても、生活のための闘争や競争から免れることはありえない。その意味で、競争原理に基づく社会である資本主義社会は、人間を貧相な揺り籠の中で育てようとする共産主義社会よりははるかに現実的である。そして資本主義社会においては、幸運に恵まれれば、このうえない贅沢が味わえるだろう。すなわち、アメリカン・ドリームとは、資本主義社会の夢なのである。人々はその夢によって営々と働き続け、そしてやがて自分が無数の敗北者の一人でしかないことを知る。そして彼らの労働が一部の勝利者の贅沢な生活を可能にするのである。もちろん、ここには別の要素があり、それは技術革新によって社会全体の生産性が上がり、それによって底辺の人民の生活すらも底上げされていくということである。それはしかも、資本主義社会にだけ起こりうることなのである。なぜなら、前述したように社会主義国家や共産主義国家には労働のインセンティブが無い以上、技術革新のインセンティブも無いと見るのが当然だからである。誰が、何の報酬も無いのに、発明や発見に知恵を絞るはずがあるだろうか。


 そのように、資本主義の優越性を認めた上で、なおも私は、現在の資本主義は誤った社会システムであり、今の資本主義社会においては、人々はけっして本当には幸福には成り得ないと言う。それは、今の資本主義社会が無数の敗残者を作り出し、無数の弱者を不幸にしているからである。人間社会は弱肉強食のジャングルであってはならない、人間の理性は、人間を野獣以上の存在とするために用いられねばならない。別の言い方をすれば、弱者や不運な人間でも、ある程度の幸福が約束される社会を、人間は作り上げることができるはずである。「世界が全体幸福にならないうちは、個人が幸福になることはありえない」という宮沢賢治の言葉は、単なる甘ったるいヒューマニズムではない。それが可能だと信じ、正しい方向に進んでいけば、いつかは実現できる理想なのである。


 では、資本主義でも無く、社会主義や共産主義でもない、もう一つの道はあるのだろうか。私は、あると思う。それは、あまりにも簡単すぎる道である。その道とは、私有財産に上限を設けることである。その上限は、人間が豊かに暮らすには十分だが、それ以上を持つことは無意味だという程度である。年収で言えば二千万円くらいが今の日本での上限でいいだろう。ただし、この場合、住宅建設費用が国民の平均年収相応に下がることが必要であり、また、老後の保障や病気・災害の保障が完備されていることが条件である。さらに加えれば、自分の家族への遺産寄贈はほとんど認める必要は無い。ある限度以上の遺産は国が没収して、これから社会に出て行く青年全体に配分すれば良い。つまり、出発時点の不平等を無くした上での競争社会にすればいいのである。


 もしもこれでは労働のインセンティブとして不十分だとするなら、三千万円くらいを上限としてもいいが、普通の人間が普通に生きていくのに、それ以上必要なはずはない。まして、社会保障が十分な社会なら、それ以下でも十分に満足して生きられるはずである。年収二千万や三千万では、確かにゴッホの絵を買ったり、フェラーリに乗ったりすることはできないかもしれない。従って、単にステイタスシンボルとしての贅沢品を作る産業は衰退するだろう。しかし、ゴッホの絵は何億円もするだろうが、ゴッホは生きている時何億円も稼いだだろうか。いや、真の芸術家の多くは、資本主義社会でむしろ冷遇され不幸な一生を送ったのである。そもそも、大衆車とフェラーリの間に何百倍もの価値の差があると本当に言えるのだろうか。カシオの腕時計もローレックスも、時間を刻む性能の点では何も違いはない。資本主義社会の物の値段など、幾つかの情報操作と虚栄心の産物でしかないのである。そうした虚栄心の代償が、この社会の無数の悲惨と不幸ならば、誰がそれを捨てることを嫌がるだろうか。もちろん、「俺が一杯の紅茶を飲むためならば、世界が滅びようがかまうものか」というドストエフスキーの「地下生活者」の言葉は、あらゆる人間の心理を代弁しているだろう。しかし、それと同時に、人間には少しでも世の中全体の幸福の増進に役立ちたいという願いもあるのである。


 さて、以上で、「抑圧された秩序」と「秩序無き自由」のどちらを選ぶべきかという問いには答えたつもりである。答えは、「どちらでもない第三の道、秩序ある自由を選ぼうではないか」ということである。多くの人は、これを只の夢想と思うかもしれない。しかし、ジョン・レノンの「イマジン」に言うように、「いつか君がぼくと一緒になるなら」それは夢ではなくなるだろう。
http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/253.html#c5

[政治・選挙・NHK298] 高市政権の放漫財政が引き起こすジレンマ…バラマキ経済対策がさらなる物価高を後押し(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 偽装皇帝[236] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 02:14:55 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[36]
<△25行くらい>

経済の玄人の方が多いらしい「阿修羅」で、私のような経済音痴は「国債金利が上がると、なぜ国債価値が下がるの?」という初歩的な疑問を持ってしまうので笑われそうだが、あえて調べてみると、それは「既存国債(現在所有されている国債)と将来発行される国債の価値の優劣関係のためだ」ということらしい。
つまり

「金利が上がると国債価格はなぜ下がるのですか?」
「金利が上昇すると、新規に発行される債券の金利は既発のものよりも高くなるため、既発債の価格は低下します。 それゆえ、一般的には金利上昇は債券投資家にとって「悪材料」だとみなされます。 一方、金利が低下すると、新たに発行される債券の金利が既発債よりも低くなるため、既発債は市場においてプレミアムで取引されるようになります。」

ということのようだ。
まあ、そもそも国債というのは「国家の価値」の指標でもあり、日中関係悪化によりこれから日中戦争が起こる可能性すら高くなっている日本国債の価値の暴落は当然だろう。
しかし、そもそも「国債金利」というのはどこで誰が決めているのだろうか。日本政府が決めているなら、自ら日本国債の価値を低下させるような「金利上昇」を決めるのはおかしいのではないか? それとも、話は逆で、「売却済みの現在の国債価値」の低下で、「新規発行長期国債金利」が自動的に上昇するのだろうか。

ちなみに、20世紀初頭の日露戦争での日本国債(小国日本の大国ロシア相手の戦争のため、買う相手を見つけるのに苦労したらしい。)の借金支払いは20世紀末までかかったようだ。相手はユダ金のモルガン商会(具体的にはヤコブ・シフ)だったと記憶している。「金持ちは国家を相手にカネを貸す」わけである。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/489.html#c18

[政治・選挙・NHK298] 円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
59. 偽装皇帝[237] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 02:51:08 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[37]
<■59行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

コメント24で言及だけされているブルームバーグ記事は海外の経済専門家による客観的で冷静な内容と思えるので、ここに転載する。
高市擁護のために長文のゴタゴタした記事を連投しているお方などは、この記事を見習うといい。

引用記事の最後の一文は「日本の株式と不動産価格は不当に値上がりしていたので、これから暴落する可能性が高い」という意味である。「インフレの解消だから、いい事なのだろう」とお気楽に構えている人はご注意。
インフレの次は大恐慌というのは1929年の教訓がある。まあ、大恐慌で困るのは金持ち連中だけではないが、金持ちメンバーが(最上位を除いて)総入れ替わりになる可能性もあるだろう。素人投資家はおそらく全滅になる。

(以下引用)

日本国債と円、破壊的な資本逃避を警戒−トラス危機を想起とドイツ銀
Greg Ritchie
2025年11月21日 9:00 JST 更新日時 2025年11月21日 11:07 JST

低インフレへのコミットメントが信頼を失えば国債購入の理由が消失
大型減税案巡る財政不安で英国債とポンド相場が急落した危機に言及

高市早苗首相の就任後初となる総合経済対策の歳出膨張懸念を巡り、ドイツ銀行の外国為替調査責任者ジョージ・サラベロス氏は、大型減税案に伴う財政不安で、英国債とポンド相場が急落したトラス英政権の2022年の危機をほうふつさせ、無秩序な資本逃避が憂慮されると指摘した。

  サラベロス氏がロンドン時間20日に電子メールでコメントを公表した。日本国債と円相場が同時に下落する今の状況は、日本銀行がハト派的な金融政策スタンスを維持する中で、高市政権の経済対策が財政の健全性を悪化させるとの不安を反映するものだ。

  ドイツ銀のサラベロス氏は「円と日本国債名目相場のロングエンド(長期ゾーン)が、いかなる適正価格指標からも乖離(かいり)し始め、日中相関が加速しつつある現状が心配される」と分析。「政府・日銀の低インフレへのコミットメント(積極的関与)に対し、国内の信頼が失われれば、日本国債を購入する理由が消失し、より破壊的な資本逃避が続いて起きる」と警告した。

  サラベロス氏によれば、政府・日銀はこれまでのところ最近の動きを容認しているように見えるが、現在の価格変動が今後も続けば、静観できるか疑わしい。

  「日本市場のより広範な資本逃避の兆しを数週間注視していく。明確な兆候としては、今の価格動向が株式市場に波及したり、日本国債がグローバルな債券トレンドから乖離し続けたりすることが挙げられるだろう」と同氏は説明した。

日本国債と円相場が下落 | ドル・円相場は日本の30年国債利回りに連動して今月上昇

  22年のトラス英政権の危機では、財源の裏付けのない減税案が投資家を動揺させ、ポンド相場は37年ぶりの安値に急落。英国債市場も崩壊の瀬戸際に追い込まれた。

  日本政府が21日に閣議決定する経済対策の膨張が財政悪化につながるとの懸念が広がり、10年国債利回りは2008年6月以来約17年半ぶりの高水準に上昇した。円相場も1ドル=157円台後半と1月中旬以来の安値を付け、日銀が介入に動く可能性のあるゾーンに接近した。

関連記事:高市政権襲う「トリプル安」、予算膨張警戒で市場陶酔に終止符も

  英国債市場の危機は、年金基金が長期債の換金売りを迫る圧力にさらされたことも一因だ。日本の市場構造に組み込まれたレバレッジ投資家に同じようなリスクの兆候は今のところ見られない。

  警戒感を示すのは、サラベロス氏だけではない。ソシエテ・ジェネラルのグローバルストラテジスト、アルバート・エドワーズ氏は、日本の長期国債利回りの上昇について、「ごく少数の投資家しか注意を払っていない重大な警告サイン」との認識を示す。月初の段階で約3%だった30年国債利回りは20日に3.35%を上回る水準で取引された。

  エドワーズ氏によると、「パニック売りはまだないが、利回りは徐々に容赦なく上昇している。日本主導の国債の長期的な弱気相場は、過去40年間にわたり株式と不動産で進行した資産評価のインフレを解消する可能性が高い」という。

原題:Deutsche Bank Warns of Japan Capital Flight in Echo of UK Crisis(抜粋)

(別のストラテジストの見解を追加して更新します)
http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/485.html#c59

[昼休み56] 途上国地位放棄 中国は言行不一致から改めよ/読売新聞 仁王像
5. 偽装皇帝[238] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 04:12:50 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[38]
<△26行くらい>

例によって暇つぶし記事である。
高市戦争で前線に送られるだろう若者に提供する。
まあ、肉弾戦以前に日本に降り注ぐミサイルの雨であっという間に終戦になる可能性が高いだろうとは思う。そのミサイルで死ぬのは国民のどれくらいの割合だろうか。


「或る作家の一生」

別ブログに書いたものだが、こちらにも載せておく。

下に書くのは、「ちくま文学の森」の「もうひとつの話」に出てくる、或る作家の簡単な紹介だが、その生涯があまりに悲惨すぎて、ナンセンスの域に達している。ついでに、その作家の作品の一節もその下に抜き書きしておくが、こちらもナンセンス・ユーモアに満ちている。


「ドイツのハンブルグに生まれる。実業学校を出て俳優をめざした矢先に召集を受け、東部戦線へ送られる。負傷して国内送還。この間、兵役忌避の疑いで死刑になりかかる。重禁固六週間、出獄後、再び前線へ送られ、病にかかり国内送還。退院後、またもや前線。ついでナチス誹謗のかどでベルリンの刑務所。出獄後、前線へ。戦争が終わったのち、故郷ハンブルグの病院に入院。療養のためバーゼルに転じたが、そこで死去。二十六歳だった。死の前年、短期間に書いたのが一つの戯曲と五十あまりの短編。」

二人(伯父と給仕)が初めて知合になったとき、わたしはそばについていた。その当時わたしの背は、ちょうど鼻がテーブルにのるようになったばかりだった。もっともテーブルがきれいなときでないと鼻はのせられなかった。むろんテーブルはそういつもきれいではあり得なかった。またわたしの母にしても、わたしにくらべて、たいして齢をとってはいなかった。むろんいくらかは齢は上だった。      
           
           (ボルヒェルト「シシフシュ」小松太郎訳)

http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/255.html#c5

[昼休み56] 「お前は日本人だろ?いつから日本人は血圧も心拍数も自分でコントロールできなくなったんだ」 イワツバメ
2. 偽装皇帝[239] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 06:59:41 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[39]
<▽47行くらい>
8年前の私の日記的ブログから転載。
あの安倍アホ政権の時点から日本はまったく進歩していない。というか、キャバ嬢(キャバ嬢には失礼だが)高市総理実現であの当時に戻った。
それはともかく、「サンマ」が秋の風物だから、今の時節に合ってもいる。佐藤春夫の「秋刀魚の唄」なども思い出す。「秋刀魚苦いかしょっぱいか」
ふと買った秋刀魚一匹が自殺を止めることもある。

(以下引用)

死は案外身近にある

「気の迷い」という言葉があるが、人は案外気の迷いでふらふらと自殺したりするのではないか。特に、世慣れない若いころはそうだろう。ある程度生きると、死ぬこと自体が面倒になり、惰性で生きるようになるわけだ。

例の神奈川の大量殺人(ある意味、自殺幇助事件)の被害者(と言っていいのか)のほとんどが若い女性であることから、若さというのは死と隣り合わせの時期であると分かる。何しろ、世間知が無いのだから、これから先、自分にどんな可能性があるのか、想像しようがない。自分が仄聞する程度の貧弱な情報や見聞と、自分の置かれた辛い境遇だけを見れば、ある若者層が死にたくなるのは当たり前なのである。
自分には何も取り柄が無い、という絶望を持つ若者は多いと思うし、それくらい謙虚な若者の方が私は好きだが、では、社会はそういう「取り柄の無い」若者にどのような未来を提示できるだろうか。契約社員か下層労働者で、家を買うことも結婚することもできない中高年が溢れている社会で、若者が希望に満ちた人生を思い描けると思える教師や政治家はアホの極みである。

まあ、貧困の中でも幸福な生活は不可能ではないが、それには「自分が所有しているものだけで満足できる」という精神が必要で、なかなか若者がそう達観するのは難しいだろう。

なお、下のコピペは、太宰治のある短編小説の冒頭部分の一種のパクリだが、それを知っている人はどれくらいいるだろうか。しかし、それはそれとして面白いコピペで、作った人は才気がある。ついふらふらと練炭を買うのだから、サンマが安ければふらふらとサンマも買うのはありそうなことで、つまり、死は案外安い(易い)ものだ、ということだ。

116:風吹けば名無し:2017/11/10(金) 16:44:24.04 ID:f6G78D+Gp.net

死のうと思って練炭を買った。安かったからサンマも買った。

人生も悪くないと思えた。

なおなんJ民はこのスレは絶賛してた模様

121:風吹けば名無し:2017/11/10(金) 16:45:10.68 ID:TNSFfTjo0.net
>>116
これはあっさりしてていい
流石なんJ民って感じ

酔生夢人 2017-11-11 03:43 思想・哲学・宗教 CM(0)

どうせ死ぬのは他人、という思考

拡散の価値はあるのではないか。誰もが心の中では「きっとそうなのだろう」と思っている「トランプの考え」を、トランプに近いだろう人物が堂々と表明したのだから。それで言われるままに高額兵器を唯々諾々と買う安倍政権。こちらは、「戦争で死ぬのはどうせ下級国民で、僕たちには関係ないもんね」という気持ちだろう。


竹熊健太郎《地球人》さんがリツイート
iano‏ @ianoianoianoo 11月7日

これがアメリカの本音だろうな。
「戦争が起こるなら海の向こうだ。こちらには犠牲者は出ない」

pic.twitter.com/2rTeTIJ4Ky


93件の返信 6,819件のリツイート 5,232 いいね
http://www.asyura2.com/25/lunchbreak56/msg/250.html#c2

[議論31] ただ、神が怖かった。 haru
11. 偽装皇帝[240] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 11:03:21 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[40]
<■127行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

上のほうに道徳や倫理のことを書いているが、私自身は道徳的な人間でも倫理的な人間でもない。単にそれらの「世間があまり気にしない物事だが自分には重要だと思われること」の根本や本質は何かと考えるのが好きなだけである。
その一例をもうひとつ載せておく。
ある意味では究極的に反道徳的、反倫理的な考えでもある。

(以下自己引用)

  禅とは何か



 一般の人間にとって、禅は正体不明の存在である。落語の「蒟蒻問答」にあるような、意味不明の問答が、いわゆる禅問答のイメージであり、とにかくわけの分からないことを言うのが禅問答だと一般人は思っている。しかし、禅宗の基本テキストを幾つか眺めていると、禅宗の基本姿勢というものが見えてくるようだ。もちろん、禅というものは、「概念的理解」を何よりも毛嫌いするものであるから、禅の基本姿勢を言葉で説明するべきではないという考えもあるだろうが、しかし、人類にとって有益な知恵を一部の狭い世界の所有物とするよりは、「野狐禅」だろうが、禅へのとっかかりを作り、人々に禅の世界への入り口を開くほうがいいだろう。


 禅に関する様々な記述の中で繰り返されるのは、「主体的に生きよ」ということと、「物事を差別の目で見るな」である。この二つが自分の血肉となった場合が、悟りであり、成仏なのである。(禅問答とは、その達成の度合いを測る手段であり、その問答を通して、その人間が主体的に生きている人間かどうかがわかるのである。したがって、相手を驚かせることが、禅問答の基本である。相手が驚き、うろたえ、言葉に詰まれば、その男の「禅的レベル」の低さが分かるということだ。そして、問答である以上は、相手を驚かせるには、何よりも論理を超越した奇抜な言葉によるのが当然である。これが禅問答の奇妙さの正体であろう。)


 「主体的に生きよ」という思想は、臨済の有名な「随所に主となれば立処みな真なり」という言葉に良く現れている。「差別相を離れよ」という教えは、前者を可能にするための道である、というのが私の考えだ。


自分が主であるということは、外物に囚われないということであり、そのためには物事を差別の目で見てはならない。我々が外物に動かされるのは、善悪・快不快などの念のためである。つまり、或る物を良しとし、或る物を悪いとする我々の差別の念が、良い物を得ようという欲望や焦慮となり、悪い物を避けようという嫌悪や恐怖や不安となる。これは、我々が外物に動かされていることであり、その時我々は主人公ではない。つまり、差別相とは現代風に言えば「価値観」であり、実は外界の事物に対して我々が抱く価値観が、我々を業苦につなぐのである。美女も老婆も髑髏も同じと観ずれば、美女に心を動かされることは無い。(それが幸福かどうかは取りあえず保留しよう。)


 我々がいかなる外物にも驚かず、恐怖しなくなった状態が「安心立命」であり、これが悟りの状態である。ただそれだけのことだ。したがって、それが達成されたら、後は日常茶飯事がすべて仏としての行為となる。喜捨も修行も不要である。つまり、仏とは外界に求めるものではないし、悟りとは誰かに教えられるものではない。我々がそのままで仏であるのだ、というのが、臨済その他の高僧が繰り返し語っていることである。他人から学ぼうとするその姿勢そのものが、自分が主人公であることを捨てる行為である。だから、「仏に遭えば仏を殺し、祖師に遭えば祖師を殺し、……眷属に遭えば眷属を殺せ」と言うのである。これらの「仏」「祖師」「眷属」は、我々に依頼心を起こさせ、あるいは愛着の念を起こさせて外界につなぎ止めて、我々から主体性を奪う存在なのである。


 さて、ここで大きな問題がある。それは、我々の通常の生活は、すべて差別に基づいているということである。差別を区別と言い換えてもいいが、我々が何かを判断する場合、対象をその他の存在から区別することが前提である。あらゆる科学はこうした判断の積み重ねである分析と綜合によって生まれている。我々は外界を差別の目で見て判断しないかぎり、まともに生活することもできないだろう。そして、物事を差別相で見始めたら、そこに価値判断の序列が生まれてきて、その中の「良き物」を愛着し、「悪しき物」を憎むのも当然の流れである。味噌も糞も一緒では、生活そのものの意味が無い、ということだ。



 では、禅的な「悟り」は無意味だろうか。無意味ではない。これは、行き過ぎた差別相によって心が病になった人間への妙薬なのである。何かを望んで得られない苦しみ、愛した者と別れる苦しみ、老病の苦しみ、などなど、我々の生活は様々な苦しみに満ちている。しかし、何かを望み、嫌う、その間に、本当に苦しむだけの価値の差があるのだろうか。価値の差はあるにしても、それはそれほど大げさに悩むほどのものではないと考えていいのではないだろうか。我々は、この世の何も、執着するほどのものではないと悟った上で、日常の愛欲の世界に戻ればいいだけのことだ。芭蕉の、「風雅に遊び、俗に帰る」という境地である。


禅宗の見地からは、仏教的な「五戒」は無意味である。なぜなら、どのような手段であろうが、自分自身を生きる主体として確立すれば良いのであり、「五戒」はその手段の一つにすぎないからである。五戒に囚われれば、それは業の原因となるし、逆に言えば、五戒を破っても成仏を遂げることもありうる。上田秋成の『春雨物語』の中の「燓噲」は、多くの人を殺した極悪人だが、主体的に生きているという点では見事な生き方をした男でもある。だからこそ、発心した後には高僧にもなったのである。「悪に強い者は善にも強い」とも言う。


 禅とはこのように、破壊的な仏教であり、原始の仏教と同じ仏教とも思われないほどだが、しかし、もともと仏教が現世の苦をいかにして離れるかという思索から生まれたものであるならば、やはり本質は同じであるとも言える。


 禅では、座禅をしたから、瞑想をしたから悟れるなどという考え方はしない。するべきではない。日常生活そのものの中から、悟りを得ればいいのである。そういう意味では、禅僧の中でも、座禅の意味や目的を見失って、形式的な行に堕している人間も多いのではないかと思われる。仏教が、四苦八苦の娑婆苦を免れる道なら、あらゆる苦を苦と思わなくなれば、それは悟ったのであり、仏となったのである。


場合によっては、悟りによって、現世的なモラルから完全に切り離された「超モラル」の所有者となり、稀代の犯罪者となることだってありうる。なぜならば、あらゆる差別相を離れた人間にとって、たとえば人間の生命と一本の花の生命は等価かもしれないからである。そしてそれもやはり悟りなのだ。つまり、他人に利益を与えるか、害を与えるかというのは社会の尺度でしかない。禅ではあくまで自分が主人公なのだ。不動の心でもって大量殺人をした人間の方が、自己欺瞞の不満足な生涯を送った善人よりも「いい生き方」かもしれないのである。何とかいう和尚が、弟子たちに、自分の問いに見事な答えが出せなければ目の前の猫を斬り殺すぞ、と脅し、誰も答えられなかったためにその猫を殺した。殺生を嫌う仏教徒にあるまじき行為であるが、猫どころか、悟るためなら人間だって殺しかねないのが禅の行き方である。何年も座禅して足が腐ろうが、自分で自分の片腕を切り落とそうが、「よりよい生」のためなら惜しくはない、ということである。もっとも、すべてを頭で理解し、それで十分に満足できる私から見れば、無駄な頑張りにしか見えないが。


「差別相を離れる」をよりルーズに言えば、「どうでもいい」だ。生きようが死のうが、誉められようがけなされようが、どうでもいい。白隠和尚が、自分が関係したわけでもない娘の相手だと思われて、その娘の生んだ子供を押しつけられても、はいはいと受け取って、平気で育てたというのも、つまりは、「どちらでもいい」からである。偉大なる悟りは、単なる面倒くさがりと区別はつかない。世間では、善行を行えば立派だと言い、悪行を行えば非難される。善悪にとらわれない人間がいたら、はたして現代の人間はどう判断するだろうか。おそらくただの異常者か犯罪者ということになるだろう。だから、結局、「禅は分からない」となるのである。


ついでながら、禅宗の対極にあるのが「絶対他力」の浄土真宗かとも思われるが、実は、他者に絶対的に帰依することで心の平安が得られるなら、それもまた悟りだと言える。皮肉な言い方をすれば、もともと存在するはずもない(外部の)神仏を信じるならば、存在しないものは動かせないが為に、かえってその安心立命は強固そのものである可能性が高いのである。これは人によっては自分で自分を信じる以上に簡単な道だろう。伝統的な神仏に限らず、現代の新興宗教の教祖を信じるにしても、外部の人間から見れば一生をふいにするような生き方ではあるが、「主観的な」幸福は得られることもあるのである。ただし、他人まかせの人生が嫌いなら、自己決定と自己責任の道である禅的な生き方を選ぶほうがいいのではないだろうか。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/805.html#c11

[政治・選挙・NHK298] 高市首相発言撤回は不可避(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
53. 偽装皇帝[241] i1WRlY1jkuk 2025年11月23日 16:27:22 : 6uloccORhs : bHgyZW00MVp6TFU=[41]
<▽40行くらい>

まさに「ヤンキー体質」である。女郎的でもあり、品性下劣。外交をするには軽薄で頭が悪すぎる。

(以下引用)も

【悲報】高市首相「マウント取れる服」投稿にツッコミ続出「他国に対する敬意がない」「外交相手に失礼」
2025.11.23
1: 2025/11/23(日) 03:27:56.37 ID:la5XBMnW9
2025/11/22(土) 21:42:54.02ID:vLy7f5pT9

 高市早苗首相(64)が自身のX(旧ツイッター)に投稿した「外交交渉でマウント取れる服」という表現を巡り、SNSで突っ込みが続出している。

 20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため21日に南アフリカに向けて出発したが、同日夜に「G20ヨハネスブルグ・サミットに向かう道中です」とXに長文投稿。
前日に旅の準備を行ったが「悩みに悩んで凄く時間がかかったのが、洋服選び」で、「『安物に見えない服』『なめられない服』を選ぶことに数時間を費やしました」と明かした。

 というのも、14日の参院予算委員会で参政党・安藤裕参院議員から、世界のトップと交渉する時に「できれば日本最高の生地を使って、日本最高の職人さんが作った服でしっかりと外交交渉してもらいたいんですよ。安物の服で対応していたらなめられます」と言われたことが頭にあったからだという。

 「私は日本最高の生地を使った服や日本最高の職人さんが作った服は持っていません」としつつも、安藤議員の忠告に従って最善の服をチョイス。
「結局、手持ちが少なく、皆様が見慣れたジャケットとワンピースの組み合わせで荷作りを終えました」と明かし、ユーモアを交えて「外交交渉でマウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」とつづっていた。

 この投稿を受けてXでは「マウント」がトレンド入り。立憲民主党の米山隆一衆院議員は「そう思うのは自由ですが、それを公言してどうするのかというか、交渉相手に『今マウントを取ろうとしているな』と思わせて意味があるのかと思います」と突っ込み、「それ以前に、一体何を着たら服でマウントを取れるのかと思いますし」と疑問をつづった。

 SNSでも「その表現何とかならんのか」「こんな言葉を発信する首相恥ずかしい」「他国に対する敬意がない」「外交の中身を考えろ」「表現がヤンキー」「外交相手にも失礼だし首相として言葉が軽すぎる」などと批判の声が続々。
一方で高市首相のフォロワーからは「ぜひ服を買ってください。何十着も買ってください」「日本のトップですからファッションアドバイザーを付けてもいいと思います」「お召し物いつも充分素敵ですよ」などと応援の声が届いていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/344ca3aac595c848993763071b21013d43cad8f2



http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/490.html#c53

   

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