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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100363
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[環境・自然・天文板6] Nature 北極地方の異常な夏に海氷の融解が駄目押し  北極地方は悲鳴 熱波に見舞われていたアンカレジの気温は観測史上初めて… 鰤
1. 中川隆[-15232] koaQ7Jey 2019年12月03日 22:57:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2299]
2019年12月03日
10年後に温暖化が限界を超え、今世紀中に地球に人間が住めなくなる

国連会議では10年後に地球温暖化は臨界点に達すると報告されている

画像引用:IPCC「1.5℃特別報告書」の全く不都合な真実 | RealCrazyClimate https://realcrazyclimate.wordpress.com/

地球の臨界点とは

地球の環境サイクルは温暖化がある段階を超えると加速度的に進み、もはや後戻りできなくなる。

現在は人間が温暖化ガス排出を制限したり、森林や自然を保護すれば後戻りできるが、次の段階では不可能になる。

ナショナルジオグラフィックの記事(地球が「臨界点」超える危険性、気候科学者が警鐘)によるとそれはわずか10年後にやってくる。


温暖化や環境破壊が不可逆的つまり回復や後戻りが不可能になる臨界点は、従来ずっと後の時代と考えられてきた。

だが最近の研究では地球はすでに臨界点を超えつつあり、もしかしたらもう超えたのかも知れない。

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、もう1度か2度地球の平均気温が上昇すると臨界点を超える。


気候変動の30の項目のうち、わずか1度の気温上昇で9つの項目で臨界点を超えつつあると報告された。

2030年時点の地球の気温上昇を1.5度に抑えるには、co2排出量を毎年7.6%減らす必要があるが、現実は増え続けている。

これは2030年までに地球の気候が確実に臨界点を超えるのを意味し、ホットハウス・アース(温室地球)状態になる。


ホットアースになると両極の氷は完全に溶けて海面は9mも上昇し、地球の平均気温はさらに上昇する。

2040年代には2000年代より夏の最高気温が10度近く上昇する地域もでてきて、赤道直下では人が住めなくなるでしょう。

アマゾンなどの森林は失われ多くの場所は砂漠化し、大気組成そのものが変化してしまう。


10年後に地球環境の大変化が始まる

不可逆的な環境破壊による温暖化とは、例えば北極海の氷が解けて海面が露出すると海が熱を吸収してさらに温暖化してしまう。


南極でも同じで一度地表が露出すると、もしかしたら数万年は氷で覆われることがなくなる。

凍土が露出すると地中に閉じ込められていた温暖化ガスが放出され、さらに温暖化してしまう。


大陸中心部は雨が降りにくく砂漠化しやすいが、一度砂漠化するとやはり数万年は緑地にならず周囲を砂漠化させる。

大陸沿岸部の緑地は残るがそこは人間がコンクリートで固めてしまうので、僅かな緑地がさらに少なくなる。

海の温度が僅かに上昇すると、深海に低温で固体の状態で閉じ込められていた温暖化ガスが大気中に放出され、さらに温暖化が進行する。


最近ブラジルのアマゾンでは毎年北海道の半分の面積が森林火災で焼失している。

アフリカでは毎年日本列島2個分の面積が森林火災で焼失していて、すべて人間による放火が原因とみられている。

放火する事で自分の土地を増やし、農地や開発地に変えて金儲けをするのが目的で、政府も焼失した跡地を開発して加担している。


これで森林が吸収するco2が減少し酸素供給量が減るので、また温暖化が進行してしまう。

こうした加速度的な環境破壊を止めるには、人類の人口を短期間で急激に減らすくらいしか方法が無い。

地球が破壊されると人間が住めなくなり急激な人口減少が始まるので、今のうちに減らした方が良いのかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/81626269.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/793.html#c1

[環境・自然・天文板6] 《温暖化しないといけない地球》まず間違いなく殆どの人がこの珍現象を認識しておらず、誰も科学的に説明できないであろう事!… お天道様はお見通し
14. 中川隆[-15231] koaQ7Jey 2019年12月03日 22:57:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2298]
2019年12月03日
10年後に温暖化が限界を超え、今世紀中に地球に人間が住めなくなる

国連会議では10年後に地球温暖化は臨界点に達すると報告されている

画像引用:IPCC「1.5℃特別報告書」の全く不都合な真実 | RealCrazyClimate https://realcrazyclimate.wordpress.com/

地球の臨界点とは

地球の環境サイクルは温暖化がある段階を超えると加速度的に進み、もはや後戻りできなくなる。

現在は人間が温暖化ガス排出を制限したり、森林や自然を保護すれば後戻りできるが、次の段階では不可能になる。

ナショナルジオグラフィックの記事(地球が「臨界点」超える危険性、気候科学者が警鐘)によるとそれはわずか10年後にやってくる。


温暖化や環境破壊が不可逆的つまり回復や後戻りが不可能になる臨界点は、従来ずっと後の時代と考えられてきた。

だが最近の研究では地球はすでに臨界点を超えつつあり、もしかしたらもう超えたのかも知れない。

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、もう1度か2度地球の平均気温が上昇すると臨界点を超える。


気候変動の30の項目のうち、わずか1度の気温上昇で9つの項目で臨界点を超えつつあると報告された。

2030年時点の地球の気温上昇を1.5度に抑えるには、co2排出量を毎年7.6%減らす必要があるが、現実は増え続けている。

これは2030年までに地球の気候が確実に臨界点を超えるのを意味し、ホットハウス・アース(温室地球)状態になる。


ホットアースになると両極の氷は完全に溶けて海面は9mも上昇し、地球の平均気温はさらに上昇する。

2040年代には2000年代より夏の最高気温が10度近く上昇する地域もでてきて、赤道直下では人が住めなくなるでしょう。

アマゾンなどの森林は失われ多くの場所は砂漠化し、大気組成そのものが変化してしまう。


10年後に地球環境の大変化が始まる

不可逆的な環境破壊による温暖化とは、例えば北極海の氷が解けて海面が露出すると海が熱を吸収してさらに温暖化してしまう。


南極でも同じで一度地表が露出すると、もしかしたら数万年は氷で覆われることがなくなる。

凍土が露出すると地中に閉じ込められていた温暖化ガスが放出され、さらに温暖化してしまう。


大陸中心部は雨が降りにくく砂漠化しやすいが、一度砂漠化するとやはり数万年は緑地にならず周囲を砂漠化させる。

大陸沿岸部の緑地は残るがそこは人間がコンクリートで固めてしまうので、僅かな緑地がさらに少なくなる。

海の温度が僅かに上昇すると、深海に低温で固体の状態で閉じ込められていた温暖化ガスが大気中に放出され、さらに温暖化が進行する。


最近ブラジルのアマゾンでは毎年北海道の半分の面積が森林火災で焼失している。

アフリカでは毎年日本列島2個分の面積が森林火災で焼失していて、すべて人間による放火が原因とみられている。

放火する事で自分の土地を増やし、農地や開発地に変えて金儲けをするのが目的で、政府も焼失した跡地を開発して加担している。


これで森林が吸収するco2が減少し酸素供給量が減るので、また温暖化が進行してしまう。

こうした加速度的な環境破壊を止めるには、人類の人口を短期間で急激に減らすくらいしか方法が無い。

地球が破壊されると人間が住めなくなり急激な人口減少が始まるので、今のうちに減らした方が良いのかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/81626269.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/789.html#c14

[自然災害22] 2050年人類滅亡!? 豪シンクタンクの衝撃的な未来予測 食料生産量は大幅に減り、10億人以上が他の地域への移住 人類の文明… 鰤
17. 中川隆[-15230] koaQ7Jey 2019年12月03日 22:59:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2297]
2019年12月03日
10年後に温暖化が限界を超え、今世紀中に地球に人間が住めなくなる

国連会議では10年後に地球温暖化は臨界点に達すると報告されている

画像引用:IPCC「1.5℃特別報告書」の全く不都合な真実 | RealCrazyClimate https://realcrazyclimate.wordpress.com/

地球の臨界点とは

地球の環境サイクルは温暖化がある段階を超えると加速度的に進み、もはや後戻りできなくなる。

現在は人間が温暖化ガス排出を制限したり、森林や自然を保護すれば後戻りできるが、次の段階では不可能になる。

ナショナルジオグラフィックの記事(地球が「臨界点」超える危険性、気候科学者が警鐘)によるとそれはわずか10年後にやってくる。


温暖化や環境破壊が不可逆的つまり回復や後戻りが不可能になる臨界点は、従来ずっと後の時代と考えられてきた。

だが最近の研究では地球はすでに臨界点を超えつつあり、もしかしたらもう超えたのかも知れない。

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、もう1度か2度地球の平均気温が上昇すると臨界点を超える。


気候変動の30の項目のうち、わずか1度の気温上昇で9つの項目で臨界点を超えつつあると報告された。

2030年時点の地球の気温上昇を1.5度に抑えるには、co2排出量を毎年7.6%減らす必要があるが、現実は増え続けている。

これは2030年までに地球の気候が確実に臨界点を超えるのを意味し、ホットハウス・アース(温室地球)状態になる。


ホットアースになると両極の氷は完全に溶けて海面は9mも上昇し、地球の平均気温はさらに上昇する。

2040年代には2000年代より夏の最高気温が10度近く上昇する地域もでてきて、赤道直下では人が住めなくなるでしょう。

アマゾンなどの森林は失われ多くの場所は砂漠化し、大気組成そのものが変化してしまう。


10年後に地球環境の大変化が始まる

不可逆的な環境破壊による温暖化とは、例えば北極海の氷が解けて海面が露出すると海が熱を吸収してさらに温暖化してしまう。


南極でも同じで一度地表が露出すると、もしかしたら数万年は氷で覆われることがなくなる。

凍土が露出すると地中に閉じ込められていた温暖化ガスが放出され、さらに温暖化してしまう。


大陸中心部は雨が降りにくく砂漠化しやすいが、一度砂漠化するとやはり数万年は緑地にならず周囲を砂漠化させる。

大陸沿岸部の緑地は残るがそこは人間がコンクリートで固めてしまうので、僅かな緑地がさらに少なくなる。

海の温度が僅かに上昇すると、深海に低温で固体の状態で閉じ込められていた温暖化ガスが大気中に放出され、さらに温暖化が進行する。


最近ブラジルのアマゾンでは毎年北海道の半分の面積が森林火災で焼失している。

アフリカでは毎年日本列島2個分の面積が森林火災で焼失していて、すべて人間による放火が原因とみられている。

放火する事で自分の土地を増やし、農地や開発地に変えて金儲けをするのが目的で、政府も焼失した跡地を開発して加担している。


これで森林が吸収するco2が減少し酸素供給量が減るので、また温暖化が進行してしまう。

こうした加速度的な環境破壊を止めるには、人類の人口を短期間で急激に減らすくらいしか方法が無い。

地球が破壊されると人間が住めなくなり急激な人口減少が始まるので、今のうちに減らした方が良いのかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/81626269.html

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/784.html#c17

[自然災害22] 砂漠で多発する鉄砲水!温暖化が中東にもたらす脅威 米北東部など暴風雪、4000便超に影響 NYは非常事態宣言 よくある間違… 鰤
3. 中川隆[-15229] koaQ7Jey 2019年12月03日 22:59:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2296]
2019年12月03日
10年後に温暖化が限界を超え、今世紀中に地球に人間が住めなくなる

国連会議では10年後に地球温暖化は臨界点に達すると報告されている

画像引用:IPCC「1.5℃特別報告書」の全く不都合な真実 | RealCrazyClimate https://realcrazyclimate.wordpress.com/

地球の臨界点とは

地球の環境サイクルは温暖化がある段階を超えると加速度的に進み、もはや後戻りできなくなる。

現在は人間が温暖化ガス排出を制限したり、森林や自然を保護すれば後戻りできるが、次の段階では不可能になる。

ナショナルジオグラフィックの記事(地球が「臨界点」超える危険性、気候科学者が警鐘)によるとそれはわずか10年後にやってくる。


温暖化や環境破壊が不可逆的つまり回復や後戻りが不可能になる臨界点は、従来ずっと後の時代と考えられてきた。

だが最近の研究では地球はすでに臨界点を超えつつあり、もしかしたらもう超えたのかも知れない。

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、もう1度か2度地球の平均気温が上昇すると臨界点を超える。


気候変動の30の項目のうち、わずか1度の気温上昇で9つの項目で臨界点を超えつつあると報告された。

2030年時点の地球の気温上昇を1.5度に抑えるには、co2排出量を毎年7.6%減らす必要があるが、現実は増え続けている。

これは2030年までに地球の気候が確実に臨界点を超えるのを意味し、ホットハウス・アース(温室地球)状態になる。


ホットアースになると両極の氷は完全に溶けて海面は9mも上昇し、地球の平均気温はさらに上昇する。

2040年代には2000年代より夏の最高気温が10度近く上昇する地域もでてきて、赤道直下では人が住めなくなるでしょう。

アマゾンなどの森林は失われ多くの場所は砂漠化し、大気組成そのものが変化してしまう。


10年後に地球環境の大変化が始まる

不可逆的な環境破壊による温暖化とは、例えば北極海の氷が解けて海面が露出すると海が熱を吸収してさらに温暖化してしまう。


南極でも同じで一度地表が露出すると、もしかしたら数万年は氷で覆われることがなくなる。

凍土が露出すると地中に閉じ込められていた温暖化ガスが放出され、さらに温暖化してしまう。


大陸中心部は雨が降りにくく砂漠化しやすいが、一度砂漠化するとやはり数万年は緑地にならず周囲を砂漠化させる。

大陸沿岸部の緑地は残るがそこは人間がコンクリートで固めてしまうので、僅かな緑地がさらに少なくなる。

海の温度が僅かに上昇すると、深海に低温で固体の状態で閉じ込められていた温暖化ガスが大気中に放出され、さらに温暖化が進行する。


最近ブラジルのアマゾンでは毎年北海道の半分の面積が森林火災で焼失している。

アフリカでは毎年日本列島2個分の面積が森林火災で焼失していて、すべて人間による放火が原因とみられている。

放火する事で自分の土地を増やし、農地や開発地に変えて金儲けをするのが目的で、政府も焼失した跡地を開発して加担している。


これで森林が吸収するco2が減少し酸素供給量が減るので、また温暖化が進行してしまう。

こうした加速度的な環境破壊を止めるには、人類の人口を短期間で急激に減らすくらいしか方法が無い。

地球が破壊されると人間が住めなくなり急激な人口減少が始まるので、今のうちに減らした方が良いのかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/81626269.html

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/786.html#c3

[近代史3] 韓国のチキン屋 解雇されたサラリーマンが開業 中川隆
2. 中川隆[-15237] koaQ7Jey 2019年12月03日 23:04:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2304]

2019年12月03日
韓国人の半数近くが非正規労働 非合法住宅やバラックに住む人も多い


韓国人の半数近くが非正規労働で、非正規の賃金は正規の半額


画像引用:韓国の非正規職労働者の賃金が10年ぶりに“正規職の半分”を超えた : 経済 : hankyoreh japanhttp://japan.hani.co.kr/arti/economy/29222.html

下請け達のヘルコリア

韓国人は自分たちが置かれている苦境を表すのに、数年前からヘルコリアという造語を使っている。

若者の失業率は実質25%、国全体でも10%以上で一生まともな就職ができない人が多い。

大学新卒の就職内定率は10%以下で、多くの人は大学を出てから就職予備校に通って英語や技術の資格を取得する。



韓国最大の勝者はサムスンの社員になることだが、サムスンの平均採用年齢は30歳以上になっている。

平均退職年齢は45歳なので働けるのはたった15年だけ、これは即戦力を採用し使えなくなると解雇するサムスン流から来ている。

サムスンで45歳を過ぎて働けるのは部長級以上に昇進する人だが、超エリートと創業一族と取り巻けだけに限られている。


サムスンを辞めた人は中企業に就職するが、数年で解雇され小企業に、零細企業へと落ちていき、最後は露天商やアルバイトになる。

勝ち組ですらこの有様なので、大学卒でない人や、大学は出たものの就職に失敗した人は底辺生活になる。

韓国は建築法がいい加減なので半地下や屋上のプレハブに低家賃住宅で住んでいる人が多い。


あるいは考試院という浪人受験生用の低家賃住宅に住む人が数十万人に達している。

もっと下もありビニールハウスを改造したビニール住宅、鉄パイプとシートで自作したバラックもある。

こうした低家賃住居に住んで非正規労働で生きている韓国人が1割以上居ると考えられている。

考試院、こうした部屋に住む人が増えている


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画像引用:https://livedoor.sp.blogimg.jp/depolo-fight/imgs/f/3/f3ea3441.jpg


非正規労働者45%

韓国人労働者の3割が非正規労働者だが、残りの正社員も大企業の下請けや孫請けが多い。

2017年にサムスン重工業の巨済造船所でクレーンが倒れる事故があり、なくなった6人と負傷した25人全員が下請け労働者だった。

サムスン造船所で働く労働者の9割が下請け労働者で、他の造船所や工場も同じような状況にある。


この事故ではサムスンは責任を追及されず、遺族や負傷者にはサムスンを告訴しない誓約書と引き換えに慰謝料を支払ったという。

韓国の大企業は社員の非正規化や下請け化を進めていて、サムスンは年間100億円以上も、労災コストを削減した。

その実態は社員を下請けと非正規に置き換えて、事故があっても保証しないことでコストカットした。


韓国の有名財閥正社員の給与は日本と比べてもそこそこ良いが、下請けとなると半分も貰えれば好待遇と言える。

韓国には日本のような正社員制度がないので、正社員でないから非正規という明確な区別はできない。

日本の非正規は4割で韓国は約35%だが、区分の仕方によっては韓国は4割や5割以上になりえる。


韓国では常時雇用のフルタイム労働者と臨時雇用のパートタイムという分け方が一般的で、通常はパートタイムを非正規労働者と呼んでいる。

だが日本にもフルタイムのアルバイトや派遣や契約社員がいる訳で、韓国の実態は4割以上だと考えられる。

韓国の労働組合団体の定義によると45%が非正規労働者で、この方がヘルコリアの実態に近い。


非正規労働者の多くはサービス残業が常態化していて、何時間働いても基本給しか貰えないのが普通です。

ケガや病気は自分持ちでボーナスや保険や年金もなく貯金ゼロが大半の韓国の若者です。
http://www.thutmosev.com/archives/81629008.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/502.html#c2

[近代史3] 日本人と日本古来の文化を滅ぼそうとしているクリスチャンでグローバリストの天皇一族 _ 天皇は何人で何処から来たのか? 中川隆
53. 中川隆[-15236] koaQ7Jey 2019年12月04日 09:03:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2303]
皇室一家の宗教に関して気になる噂がある。なんと、天皇陛下と皇后陛下はキリスト教信者であるらしい。
それなのに皇室の神事を執り行っているという。しかも、ローマ法王はこの件を許可してるという。また、皇太子と雅子様も自らの宗教を明らかにしていないが、噂ではキリスト教という話だ。

皇太子はかねてから国事である行事を変えたいと言っている。神事をやりたくないのだろう。日本の皇室なのに、すっかりキリスト教にのっとられてしまったようだ。
http://homepage3.nifty.com/nonu/g02koe.htm

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/102.html#c53

[近代史3] イギリスが薩摩や長州を支援して徳川体制を倒した理由は日本人を使って中国内陸部を支配するためだった 中川隆
1. 中川隆[-15235] koaQ7Jey 2019年12月04日 09:04:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2302]

明治維新と日英同盟の背景

明治維新から現在に至るまで日本の支配構造は基本的に変化していない。その連続性を象徴する人物がウォール街の中枢から大使として日本へ派遣されていたジョセフ・グルーだ。第2次世界大戦の前、グルーが所属するウォール街は親ファシストで、ニューディール派を敵視していた。そのため、フランクリン・ルーズベルトが大統領に当選すると、クーデターを計画したわけだ。


 関東大震災以降、グルーと緊密な関係にあるJPモルガンが日本に大きな影響力を及ぼしていた。この巨大金融資本は親ファシズムだ。この問題と向き合わないようにするため、「軍国主義」というタグが使われているのではないだろうか。


 このJPモルガンはロスチャイルドから派生した。明治維新はそのロスチャイルドを含むイギリスの支配層から強い影響を受けていた。清(中国)を侵略するためにイギリスはアヘン戦争を仕掛けたのだが、本ブログでも指摘したように、大陸を支配するための戦力がなかった。イギリスが日本の軍備増強を支援した理由はそこにある。傭兵にしようとしたのだ。そして作り出されたのが天皇制官僚国家。これが日本の国体だ。


 イギリスの手先として日本は琉球を併合、台湾へ派兵、江華島で軍事的な挑発、日清戦争、日露戦争と大陸侵略を進めていく。モスクワが革命で揺れていたとはいえ、戦争が長引けば日露戦争で日本が勝つことは難しかった。そこで、棍棒外交で有名なシオドア・ルーズベルト米大統領が仲裁のために登場してくるわけである。


 日清戦争で日本が勝利した1895年、日本の三浦梧楼公使たちは朝鮮の閔妃(明成皇后)を含む3名の女性を惨殺した。その際、性的な陵辱を加えているのだが、筆者個人の経験では、そうした日本側の行為に憤っている韓国のエリートは今でもいる。なお、暗殺に加わった三浦公使たちを日本の裁判官は「証拠不十分」で無罪にしている。その後、三浦は枢密院顧問や宮中顧問官という要職につく。


 日本でどのような教育や宣伝がなされても、少なからぬ韓国人は日本に支配されていた時代を忘れてはいない。何かの切っ掛けで、そうした感情は噴出する。今回、韓国で日本製品の不買運動が始まっているようだが、当然の結果だ。


 元徴用工の問題も日本による支配の中で生じたのであり、安倍政権の言動はそうした感情を噴出させることが目的だったとしか思えない。安倍政権には中国との関係を破壊しようとした菅直人政権と同じものを感じる。


 ロシアや中国との関係を強める韓国を引き戻すために脅しているのかもしれない。日本に脅させ、アメリカが「白馬の騎士」として登場するつもりかもしれないが、安倍政権の行動は韓国の自立を促進、ロシアや中国へ追いやる可能性がある。そうしたことがロシアや中国でも起こった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201907170000/

▲△▽▼


かつて、中国から西アジアを経由して地中海へ至るシルク・ロードという交易ルートがあったが、物流の中心はやはり海運だった。その海路を支配することで勢力を伸ばした国のひとつがイギリスである。海路を支配するということは、自由な航行を許さないということでもある。


 その戦略を体系化したのがハルフォード・マッキンダーというイギリスの学者。1904年に世界制覇のため、ユーラシア大陸の沿岸地域を制圧して内陸部を締め上げていくという戦略を発表している。


 マッキンダーは世界を制覇するためにロシアを支配する必要があると考えた。ロシアには耕作地が広がり、19世紀には領内で油田が発見された資源国であり、国民の教育水準も高い。ロシアの南にある中国も古くから栄え、莫大な資産が蓄えられている。


 ロシアや中国を締め上げるため、マッキンダーは西ヨーロッパ、パレスチナ、サウジアラビア、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ内部三日月帯を、その外側に外部三日月地帯を想定した。


 内部三日月帯を海路でつなぐためにスエズ運河がイギリスにとっていかに重要かということは言うまでもないだろう。地中海からスエズ運河を通って紅海へ入り、そこからインド洋へ抜ける際に通過するアデン湾はアラビア半島の南端(イエメン)とアフリカの角(ソマリア)に挟まれている。


 マッキンダーが想定する内部三日月帯はアラビア半島を通過しているが、かつて、そこにイギリスの拠点はなかった。そしてイギリスはイスラエル(1948年)とサウジアラビア(1932年)を作る。その三日月帯の東端に日本はある。大陸を侵略する拠点として格好の場所だ。


 イギリスは19世紀から中国(清)を食い物にしようとしてきた。そして実行されたのが1840年に勃発したアヘン戦争と56年に始まった第2次アヘン戦争だ。


 前にも書いたことだが、アヘン戦争と第2次アヘン戦争でイギリスは勝利したものの、内陸部を支配する戦力がない。アヘン戦争に投入されたイギリス軍は5000名。7000名はインドの兵士だった。第2次アヘン戦争でイギリス軍は兵士の数を増やしたが、それでも1万3127名。フランスから7000名ほどが参加している。


 要するに、イギリスは戦力が圧倒的に不足している。そこで目をつけられたのが日本だ。明治維新はそうした側面から考える必要がある。ちなみに日清戦争で日本軍は24万人が投入された。明治維新以降、日本は大陸侵略の拠点であり、日本人はアングロ・サクソンの傭兵としての側面があるのだ。明治維新によって安藤昌益を生んだ徳川時代は終わり、大陸を侵略する天皇制の明治時代が始まる。


 イギリスがアヘン戦争を仕掛けたのは資本主義が破綻したからにほかならない。資本主義は富を循環させるのではなく集中させる。必然的に貧富の差が拡大し、経済は持続できない。そこで国外で略奪するしかないのだ。世界市場の形成、原料の入手と言えば聞こえは良いが、押し売りと略奪だ。押し売りの商品の中には麻薬も含まれている。


 今回のタンカー拿捕はアメリカが東シナ海や南シナ海で展開している軍事行動の性格も示している。中国などアメリカに楯突く国の海上輸送をいつでも断ち切れる体制を確立したいということだ。日本はその手先にされている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201907070000/

▲△▽▼


インドはロシアにとってもアメリカにとっても重要な国。アメリカ太平洋軍は2018年5月に名称をインド太平洋軍へ変更、インド洋から太平洋にかけての地域を統括して扱うようになった。太平洋の拠点は日本、インド洋の拠点はインド、ふたつをつなぐ役割をインドネシアが担うという。ディエゴ・ガルシア島も重要な役割を果たすことになる。

 ソ連が存在していた当時、インドはソ連、インドのライバルであるパキスタンは中国と結びついていたが、今、ロシアと中国は戦略的な同盟関係にあり、インドとパキスタンを接近させる力として働いている。


 アメリカと同じアングロ・サクソン系の国であるイギリスは19世紀からアジア大陸の東側を支配、略奪する拠点としてインドと日本を利用した。イギリスの後継国であるアメリカも同じだ。その戦略をまとめた理論をハルフォード・マッキンダーというイギリスの学者が1904年に発表している。今でもアメリカはこの戦略に基づいて動いているように見える。


 この理論はイギリス(アメリカ)が海洋を支配しているという前提で、ユーラシア大陸の周辺部を支配して内陸部、つまり中国やロシアを締め上げていくというもの。ヨーロッパの内陸国もターゲットだったのだが、ふたつの世界大戦で米英の支配下に入っている。NATOの役割のひとつはそのヨーロッパを支配することだ。


 フランスの大統領だったシャルル・ド・ゴールは1966年に自国軍をNATOの軍事機構から離脱させ、67年にはSHAPE(欧州連合軍最高司令部)をパリから追い出しているが、これはそうした事情を熟知していたからだろう。


 イギリスやアメリカの中国侵略が本格的に始まったのは19世紀のアヘン戦争からだが、イギリスが薩摩や長州を支援して徳川体制を倒して新体制を樹立、その新体制を支援した理由は中国の内陸部を支配するためだったようにしか思えない。


 そのアヘン戦争でイギリスが奪い取った地域のひとつが香港である。それ以来、ここはアジア侵略、麻薬取引、マネーロンダリングなどの拠点として利用されてきた。シティを中心とするタックス・ヘイブンのネットワークにも組み込まれている。


 明治時代、朝鮮はイギリスの侵略に加担しようとせず、日本の侵略を受けた。現在、朝鮮半島は北の朝鮮と南の韓国に分かれているが、朝鮮だけでなく韓国も中国やロシアに接近している。アメリカが朝鮮半島を支配することは難しい情勢だ。


 アメリカとしては日本支配を強めようとするだろうが、ボリス・エリツィン時代のロシア人と同じように、日本人は絞め殺されることになる。ロシアでは大多数の国民が貧困化、その一方で西側巨大資本の手先になった一部は巨万の富を手にしたわけだが、それこそが日本の「エリート」が望んでいることだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201909060000/

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アメリカでは19世紀に「泥棒男爵」と呼ばれる人びとが出現した。不公正な手段で財産を手に入れ、巨万の富を築いた人たちだ。石油業界を支配することになるジョン・D・ロックフェラー、金融帝国を築いたJ・P・モルガン、鉄鋼業界のアンドリュー・カーネギー、ヘンリー・クレイ・フリック、鉄道のエドワード・ヘンリー・ハリマン、金融や石油で財をなしたアンドリュー・W・メロンなどが含まれている。


 こうした人びとの権力が強大化する切っ掛けになった出来事が1913年12月にあった。連邦準備制度が創設され、連邦準備理事会が金融政策の樹立と遂行を監督、12の連邦準備銀行が政策を実行することになったのだ。このシステムを支配するのは富豪たちだ。


 連邦準備制度を作るための秘密会議が1910年11月にジョージア州のジキル島で開かれている。会議に参加したメンバーはクーン・ローブやJPモルガンの使用人やジョン・D・ロックフェラー・ジュニアの義父、つまりロスチャイルド、モルガン、ロックフェラーの代理人たちだった。こうした人びとがアメリカの通貨を発行する特権を持つことになる。


 こうした富豪が拠点にしている場所がウォール街やシティ。そこの住人に立ち向かった大統領もかつてはいた。フランクリン・ルーズベルトやジョン・F・ケネディたちだ。


 ルーズベルトは1932年の大統領選挙で勝利したのだが、その時にライバルだったハーバート・フーバーは現職の大統領。スタンフォード大学を卒業した後、鉱山技師としてアリゾナにあるロスチャイルドの鉱山で働いていた人物。政治家になってからはウォール街から支援を受けていた。


 そのフーバーとは違い、ルーズベルトは労働者の権利を認めてファシズムに反対するニューディール派を率いていた。そのルーズベルトをウォール街は嫌った。


 本ブログでは繰り返し書いてきたが、1933年から34年にかけてウォール街の大物たちはニューディール派を排除するためにクーデターを計画する。そのため、軍の内部で大きな影響力を持っていた海兵隊のスメドリー・バトラー退役少将を抱き込もうとするのだが、失敗してしまう。計画の内容はバトラー、そしてバトラーと親しかったジャーナリストが議会で証言、記録として残っている。


 クーデターで中心的な役割を果たしたのはJPモルガンだったとされているが、その総帥であるジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻のいとこ、ジョセフ・グルーは1932年に駐日大使として来日している。


 ちなみに、JPモルガンの共同経営者だったエドワード・ストーテスベリーと結婚したエバ・ロバーツ・クロムウェルの娘の夫はダグラス・マッカーサーである。


 グルーは皇族を含む日本の支配層に強力なネットワークを持つ人物で、特に松岡洋右と親しかった。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。


 日本軍が真珠湾を奇襲攻撃して日本とアメリカが戦争を始めてしばらくの間、グルーは日本に滞在。離日したのは1942年8月だが、その直前に彼がゴルフをした相手は岸信介だ。大戦後、日本の進む方向を決めたジャパン・ロビーの中心にもグルーはいた。グルーが親ファシスト勢力に属していたことを忘れてはならない。


 すでにアメリカでは強大な私的権力が国を上回る力を持っている。その結果、「権力の乱用と権利の侵害が常に同じ目標に向けて長期にわたって続き、人民を絶対的な専制の下に置こうとする意図が明らか」になっていると言える。


 2011年9月11日以降、アメリカでは国外での侵略戦争、国内での刑務所化が急速に進んでいる。アメリカの属国である日本もその後を追っている。そうした現状を見ながら、「それでもアメリカは民主主義国だ」とか「それでもアメリカの方がましだ」という「左翼」、「リベラル派」、「革新勢力」が日本にはいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201907030000/

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2019.09.01
日本がウォール街の属国になる切っ掛けになった関東大震災から96年


 今から96年前、1923年の9月1日午前11時58分に東京周辺は巨大地震に襲われた。被災者は340万人以上に及び、死者と行方不明者を合わせると10万5000名以上、損害総額は55億から100億円に達していたと言われている。


 その直前、8月24日に加藤友三郎首相が死亡、山本権兵衛が組閣している最中だったことから政府は機能していない。そうした中、水野錬太郎内相と赤池濃警視総監が震災対策の責任者になる。両者は朝鮮の独立運動を弾圧したコンビだ。


 1日の夕方になると「社会主義者や朝鮮人の放火が多い」、「朝鮮人が来襲して放火した」、「不逞鮮人が来襲して井戸への投毒・放火・強盗・強姦をする」といった流言蜚語が飛び交いはじめ、2日夜に警視庁は全国へ「不定鮮人取締」を打電して戒厳令も施行された。


 こうした雰囲気が社会に蔓延、少なからぬ朝鮮人が虐殺されている。どういうプロセスでこうした流言蜚語が広まったのかは不明だが、その結果として数千人の朝鮮人や中国人が殺されたと言われている。さらに社会主義者やアナーキストが虐殺されているが、そうした犠牲者のひとりがアナーキストの大杉栄だ。彼は妻の伊藤野枝や甥の橘宗一とともに憲兵大尉だった甘粕正彦に殺されたのである。地震当時、東京に住んでいた人の話では、焼き殺された朝鮮人もいたようだ。実行者は日本の庶民にほかならない。


 その時、千駄ヶ谷では伊藤圀夫という日本人が朝鮮人に間違われ、殺されそうになっている。伊藤は後に俳優や演出家として活躍することになるのだが、その時には「千駄ヶ谷のコリアン」をもじり、「千田是也」と名乗った。


 地震は日本の経済も揺るがした。そこで山本内閣の井上準之助蔵相は銀行や企業を救済するために債務の支払いを1カ月猶予し、「震災手形割引損失補償令」を公布している。すでに銀行が割り引いていた手形のうち、震災で決済ができなくなったものは日本銀行が再割引して銀行を救済するという内容だ。


 銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したために手形の総額は4億3000万円を上回る額になる。しかも銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。


 そこで復興資金を調達するため、日本政府は外債の発行を決断、それを引き受けることになったのがJPモルガン。この巨大金融機関と最も強く結びついていた日本人のひとりが井上準之助である。1920年に対中国借款の交渉をした際にこの巨大金融機関と親しくなったという。


 必然的にJPモルガンは日本に対して大きな影響力を持つようになり、緊縮財政と金本位制への復帰を求めてくる。1929年7月に誕生した浜口雄幸内閣がこの要求を実現、日本の経済状況を悪化させ、庶民は塗炭の苦しみをなめさせられることになった。その時の大蔵大臣は井上だ。


 JPモルガンは1932年から33年にかけての頃、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルト大統領を倒してファシズム体制を樹立する目的でクーデターを計画した。


 この計画はアメリカ海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラー退役少将が阻止、議会でクーデターについて詳しく証言している。そのバトラー少将によると、ウォール街は金本位制に執着していた。


 日本では金本位制へ復帰した結果、1932年1月までに総額4億4500万円の金が日本から流出、景気は悪化して失業者が急増、農村では娘が売られるなど一般民衆には耐え難い痛みをもたらすことになる。


 そうした政策の責任者である井上は「適者生存」、つまり強者総取りを信奉、失業対策に消極的で労働争議を激化させることになる。こうした社会的弱者を切り捨てる政府の政策に不満を持つ人間は増えていった。


 ルーズベルトを大統領にした選挙は1932年に実施されたが、その年にハーバート・フーバー大統領は駐日大使としてジョセフ・グルーを日本へ派遣する。この人物のいとこにあたるジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥の妻だ。


 グルーは日本の支配層に太いパイプがあり、秩父宮、近衛文麿、松平恒雄、徳川家達、幣原喜重郎、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていた。その中で最も親しくしていた人物は松岡洋右。1941年12月に日本軍がハワイの真珠湾を攻撃、翌年の8月にグルーは日本を離れるが、最後にゴルフをした相手は岸だった。ちなみに、松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。


 1932年に日本は「満州国」をでっち上げているが、そこで権勢を振るった「二キ三スケ」の中に松岡(スケ)と岸(スケ)は含まれている。そのほかのメンバーは東条英機(キ)、星野直樹(キ)、そして鮎川義介(スケ)だ。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいた。戦前レジームと戦後レジームはつながっている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201909010000/


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昭和天皇が戦後 日本軍を作らせなかった理由


東京を囲むように米軍基地がある。
横須賀に海軍もある。
東京に敵は攻めて来るか?
なら、東京周辺は、何のために?

天皇家を守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。

天皇一族は軍人によるクーデターや革命を極度の恐れているので、日本軍を持たないで米軍に皇居の近くに駐留して天皇一族を守ってもらいたいのですね:


革命とは市民のデモ行進が始まりかも知れないが、軍が革命側に寝返って初めて起きる。

2019年07月19日
香港革命がおそらく起きない理由 鍵を握る香港警察


革命には香港警察の中国裏切りが必要だが、中国人にそういうセンスがあるだろうか


画像引用:Hong Kong protesters weigh Bank of China 'stress test' after latest clashes | The Japan Times https://cdn.japantimes.2xx.jp/wp-content/uploads/2019/07/f-hkprotest-a-20190709-870x580.jpg

香港革命は起きるか

容疑者の本土引き渡し方案への反発から、香港で民主化デモが盛り上がっています。

市民数十万人が抗議デモを行ったほか、香港議会庁舎にデモ隊が突入したりしました。

香港警察は庁舎に突入した数十人を逮捕するなど、徐々に圧力を強めている。


デモ隊が庁舎に突入する前に警官隊が撤退しており、突入を誘って逮捕する口実を作ったとも言われている。

これは毛沢東の共産軍や蒋介石の国民党軍が日本軍に繰り返した戦術とうりふたつでした。

国民党軍は日本軍が近づくと市街地に火をつけて引き上げ「日本軍の犯行」と宣伝しました。


2014年の香港雨傘運動の時も同様に盛り上がったが、首謀者が拘束されるとあっけなく鎮静化しました。

1989年天安門事件の時もそうだったが、学生運動はリーダー格の学生が逮捕されるとひとたまりもない。

2019年の香港民主化運動はリーダーが存在せず、ネット上で運動を呼びかけて自主的に集まった。


中国政府としてはリーダーを逮捕して終わりという訳にはいかず、鎮圧に手こずっている。

ではこうした民主化運動で中国政府が民主化を認めたり、香港革命が起きるかというと望み薄です。


中国政府は一時的に妥協して容疑者引き渡し方案を撤回する事はあるでしょうが、後で名前を変えてこっそり成立させます。


フランス革命の有名なバスティーユ襲撃、本当の主役はデモ隊を見逃した警官隊と、国王を裏切ったフランス軍だった

画像引用:https://sistemaspoliticos.org/wp-content/uploads/2016/05/Prise_de_la_Bastille-20.24.04.jpg

革命は軍隊が寝返って起きる

世界中のあらゆる革命は市民のデモ行進などで起きた事になっているが、真実ではありません。

フランス革命の原因はルイ14世が革命を認めてしまった事と、フランス軍が裏切って革命派についたからでした。

ロシア革命もまったく同じで、ニコライ2世が革命派に譲歩を繰り返し、最後に軍が寝返った。


明治維新も同じで徳川慶喜は長州征伐以降譲歩を繰り返し、旗本百万騎が徳川を裏切った。

薩長軍が江戸を包囲した時、江戸城に集まった武士は500人だけで、全員が同心など下級武士だった。

清国が滅んで中華民国が成立した辛亥革命は、地方軍が反乱軍となり、孫文のもとに革命軍となって清国を倒した。


アメリカがイギリスの植民地から脱した独立戦争は、植民地軍がイギリス軍を倒したから実現した。

もしイギリス軍が植民地軍に勝っていたら、その後のアメリカ合衆国は誕生せず、今日のアメリカもなかった。

同様にロシア軍やフランス軍が裏切らず、革命軍を倒していたら今もロマノフ王朝やフランス王家は続いていたかも知れない。


つまり革命とは市民のデモ行進が始まりだったかも知れないが、軍が革命側に寝返って初めて起きる。

軍が王や国家に忠実なら革命は絶対に起きないので、いくらオウムや赤軍があばれても日本で革命は起きない。

香港には香港軍が存在せず、守備隊すらないのでこれだと革命が起きる可能性は小さい。


香港警察は民主主義に目覚めるか

もし香港で革命が起きるとしたら、東ドイツ崩壊の時のように警察が国家を裏切って市民側に味方した時です。

香港警察の指導部や警官たちが、急に民主主義に目覚めて市民を守るなどありえるのでしょうか?

中国人の役人にそうしたメンタリティがあるとは聞いたことがないし、強きを助けて弱きを叩くのが中国の伝統です。


例えばソ連邦が崩壊した時、共産軍の戦車部隊が市民のデモ隊と遭遇し、市民らは戦車の前に立ちふさがったり寝転んだりして戦車隊は停止しました。

90年の天安門事件でも同じことがあったが、中国共産軍の装甲車は天安門広場の学生約3000人の前で止まる事は無かった。

同じ事は2008年チベット騒乱でも2009年ウイグル騒乱でも起きていて、装甲車に立ちふさがる僧侶を共産軍と治安部隊は蹴散らした。


中国4000年の歴史で軍や警察が「市民のために国家と戦った」など一人も聞いたことがない。

もし香港警察が中国を裏切って市民側につき、香港革命が起きたら、日本人は中国人への認識を変えなくてはならない。

だがその可能性は宝くじで一等が当選するよりも低いでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/80437741.html#more.

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植民地のインドは商品を輸出しても、その見返りの代金は
ポンドでイギリスに蓄積され、デフレになり、不景気になった
2006年2月9日 アメリカの謎を解く 橋本裕の文学・人生日記帳


ブッシュ大統領が1月31日の一般教書演説で、「私は8800億ドルを減税し、国民に返却した。今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」と述べた。

 一方で、アメリカの経常赤字は05年が7900億ドル(93兆6940億円)、財政赤字も06年度は4230億ドル(約50兆2千億円)で過去最大、債務残高はすでに8兆ドル(約950兆円)を越えている。

 日本では、税制赤字を解消するために、増税をしなければならないと考えられているが、アメリカは逆である。減税をして国内消費を活性化し、景気をよくして税収をあげようとする。さらにアメリカの場合は戦争によって軍需景気を作りだしているわけだ。

 いずれにせよ、アメリカは消費大国。国も国民も借金をして消費を楽しんでいる。このアメリカの消費を助けているのが日本をはじめとするアジア諸国だ。とくに日本の貢献が大きい。日本は政府と民間が何百億ドルというアメリカ国債を買っている。

 先日、朝日新聞夕刊「経済気象台」に「米国のもう一つの謎」という文章が載った。経常収支の赤字が拡大しているにもかかわらず、ドル高が持続している謎について、それは借金国のアメリカが負債について支払う金利が「異常」に低いからだと書いている。これに反して、アメリカの対外資産は巨大な利益を手にしている。

 アメリカは莫大な借金をし、そしてその中から、わずかな一部を他国に貸している。そして不思議なことに、巨大な借金のための利払いよりも、わずかな海外資産の方が多くの利益を生み出しているというのだ。

 どうしてこんなマジックが可能なのか。それは日本がこの逆をしているからである。なぜ日本がこの分の悪い役回りを続けるのか、実はこれこそが本当の謎だということになる。

驚くべきことに、小さな対外資産から受け取る利子と配当が、大きな対外負債に支払う利子と配当を今日まで上回り続けている。家計にたとえると、収入を上回る買い物をして毎月赤字が続き、借金が膨らんでいる。ところが、多額の借金に支払う金利がゼロに近ければ、わずかばかり保有する預金などから受け取る利子の方が大きいという状態なのだ。これでは赤字をいくら出しても、借金さえできれば、後は何の憂いもなく買い物ができる


このうまい話に手放しで悪のりして、米国は経済収支赤字を続け、負債の増加に加速度がついている。この構図が最近話題になり、債権国が浮き足だっている。日本にその気配がないことが「謎」の源である


 実はアメリカのこの「うまい話」は、19世紀に繁栄した大英帝国をまねているだけだ。大英帝国の場合は、その繁栄の謎をとく鍵はインドをはじめとする植民地が持っていた。たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。

 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドもイギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。こうしてイギリスはどんどん発展した。

 一方植民地はどうなったか。たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。

 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。経済同友会元副代表幹事の三國陽夫さんは、「黒字亡国」(文春新書)にこう書いている。


輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。貸し出しなどに自由に使うことができる。

 日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。

 日本の黒字がドルとして流入したアメリカはどうなのか。ドルはアメリカの銀行から金融市場を経由して広く行き渡り、アメリカ経済の拡大のために投下されている。日本の黒字は結局、アメリカが垂れ流す赤字の穴埋めをし、しかもアメリカの景気の底上げに貢献しているのである。・・・

 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである


 幸い、最近この貿易構造がかわりつつある。日本の貿易相手国が中国をはじめとするアジアやヨーロッパにシフトしたことで、日本の対米黒字の割合が相対的に低下したからだ。こうして日本がデフレから解放されるチャンスがここから拡大した。

 しかし、問題はすでに厖大なドル建て資産をアメリカに持っていることだ。日本人の汗の結晶であるドル建て資産が、今後ドル安で何百兆と失われる可能性がある。こうした形で、アメリカは最終的に日本の資産を合法的に手に入れようとする。

「今後も減税を恒久化し、09年に財政赤字を半減する」というブッシュの一般教書の宣言は、これからも日本をはじめ、世界から資金を調達するという意思表示と読むべきなのだろう。
http://www.asyura2.com/0601/hasan45/msg/253.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/743.html#c1

[近代史3] アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか? 中川隆
3. 中川隆[-15234] koaQ7Jey 2019年12月04日 11:57:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2301]

2019年12月04日
アメリカの皆保険制度が失敗した理由は自由な選択肢


アメリカの保険制度には自由と選択肢があるが、これがとんでもない結果を起こした

引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201404/02/19/b0301119_10145832.jpg


医療・保険を開放してはならない

アメリカは以前日本に医療市場の開放を求めていて、今後も要求してくると考えられます。


医療・保険を自由化してアメリカに市場開放すると、日本人にメリットがあるのだろうか?


アメリカが不公正だと指摘していたのは日本の保険制度で、今も医療の自由化を要求しています。




アメリカがTPPに参加すれば、交換条件として混合診療を解禁するという推測も一時されていました。

日本では、健康保険が適用される「保険診療」と、「自由診療」を同時に行うのを禁止し、保険外治療を行うとすべて自費になります。

もし許可すると、金持ちは自由診療に、金持ちでは無い人が保険診療に分化し、保険制度が崩壊するからです。


考えて見て欲しいが年収が多い人も少ない人も、保険料免除されている人も年間の診療費は変わらない。

という事は金持ちが保険制度から離脱してしまうと、貧しい人の保険料を負担する人が居なくなってしまう。

日本は健康保険を全員強制、一律の価格統制をする事でこうした「保険ピラミッド」が崩壊しないようにしている。


ピラミッドの積まれた石の一段でも「自分にはメリットが無いので保険から抜けます」と離脱したら、制度は維持できない。

というのは保険制度から抜けたいのは金持ちであり、低所得者の医療費を払わされていると感じているし、実際そうなっている。

全国一律、同じ価格というのも重要で、例えば消毒薬でも何でも、幅を持たせて「選択肢」を与えたら、競争が起き敗者が生まれる。


金持ちは金持ち用の消毒薬を使い、貧しい人は貧困者用の消毒薬を使う事になったら、やはり制度は崩壊する。

これを実行に移したのがアメリカで、「自由な選択肢」のある保険制度を作ったら、病院や医師、医薬品まで全て細分化してしまった。


アメリカ医療の実体


アメリカの保険制度で現実に起こっている事は、「競争原理」や「選択肢」といった資本主義を加えた結果、病院は高額請求をするようになった。

「消毒に40万円」「夜中に起こされたから5割り増し」「点滴一回10万円」など何でもありです。

診療費が自由競争になり国民に選択肢が与えられると、こんな事になってしまう。

自由化して「選択肢」を与えられるのは病院側と金持ちだけで、一般人は病院の言いなりになるしかないのです。


同じ治療を受けても、保険適用前ですら日本の医療費はアメリカの半分であり、保険適用後は数倍の差がある。

例えばアメリカの救急車は有料であり、州や町によって料金がバラバラで100万円以上を請求する場合がある。


アメリカ映画でヘリコプターがかっこよく病人を輸送する場面が登場するが、あれも有料で1回につき数百万円を請求している。

だが真似をして導入した日本の救急ヘリコプターは無料であり、日本人は当たり前だと思っている。

アメリカではヘリコプターで運ばれたら破産し、命が助かってもホームレスになるのです。


ERというアメリカの医療ドラマが流行し、それを見た人が「アメリカの医療制度は素晴らしい」と言ったが、あんな治療を受けるのは金持ちだけで、一般の人があそこに運ばれたら請求書で破産します。

アメリカには日本の何十倍ものホームレスがいるが、破産した理由で最も多いのは医療費で、しかも半分は医療保険に入っていたのに高額請求され破産しました。


医療と保険に関する限り「自由」や「選択肢」は百害あって一利なしです。


もし自由化して良くなる人がいたら、それは病院の特別室に入るような大富豪だけです。


自由化したらアメリカの安い医薬品が入ってきて診療費が安くなるから良い、と考える人がいるでしょうが、これもとんでもない結果を生みます。

医薬品の価格が下がることは「デフレ」であり日本が30年間苦しんできた不治の病です。

一旦デフレに感染した産業は悉く崩壊して数年後には残骸になっています。


無敵を誇った日本の家電産業は今は存在すらしていませんが、医薬品産業が崩壊したらどうなるでしょうか?

日本の主要産業だった多くの業界が「デフレ」によって壊滅し、失業者が溢れました。

同じ光景が今度は病院や医薬品業界で起こったら、被害を受けるのは必ず低所得や一般の人で、日本の悪夢としか言いようがありません。


保険制度はあくまでも「全員一律、価格統制」で維持しているので、不満があるなら日本から出て行けば良いのです。


もし日本の医療や保険制度でアメリカのように自由の概念を持ち込んだら、結果は最悪のものになる。
http://www.thutmosev.com/archives/33937195.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html#c3

[近代史3] アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか? 中川隆
4. 中川隆[-15233] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:08:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2300]
「貧しいと、人は死ぬんですね」アメリカ合州国の医療費を知ったイギリス人が息をのむのをご覧あれ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-7a4f01.html
2019年12月 5日 マスコミに載らない海外記事


大半のイギリス人は、アメリカ医療費を文字通り想像できない。

スタッフ・ライター Eoin Higgins
2019年12月3日
Common Dream

 火曜日に公開されたビデオで、アメリカ合州国の高価な医療費に、イギリス人は信じられない思いと衝撃を表し、こうした法外な価格から国民を救っている、公的に資金供給され運営されているイギリス国民健康保険制度に感謝した。

 アメリカの営利医療制度では、ぜんそく吸入器が250ドルから300ドルすると聞いた後、若い女性がJoe Politicsインタビュアーに言う。「貧しいと、人は死ぬんですね」

 救急車搬送に対して、アメリカ人は2,500ドル請求されかねないと言われ、二人の男性は衝撃を受けたように見える。

 「本当?」と一人が尋ねる。「なぜ?」ともう一人が尋ねる。

 ビデオを見よう。


救急車出動依頼 2,500ドル。 出産 30,000ドル。

我々の健康保険は売り物ではない @realDonaldTrump pic.twitter.com/q9z4r6Ni6g
- PoliticsJOE (@PoliticsJOE_UK) 2019年12月3日

 「私は前にも言ったが、また言おう」と歴史家デイビッド・ウォルシュがTwitterで言った。「大半のイギリス人は、アメリカの医療費を文字通り想像できない。」

 12月12日の国政選挙で、左翼労働党と対立する与党保守党が、欧州連合離脱後、イギリス医療制度を、よりアメリカ方式に開放する計画だという11月下旬の報道後の、この四分ビデオの街頭インタビューだ。

 国民健康保険制度をアメリカに引き渡す可能性に関する報道を保守党党首ボリス・ジョンソンが否認しているのは、漏洩された無編集の451ページの貿易文書証拠に基づけば「ズタズタだ」と労働党党首ジェレミー・コービンは主張する。

 「ボリス・ジョンソンの下、国民健康保険制度は検討対象で、売りに出される証拠を我々は得た」とコービンが言った。「彼はそれを秘密に隠そうとしてきたが、今日それが暴露された。」

 「イギリス人はアメリカ医療制度の残酷さを理解できない」と進歩的ラジオ司会者ベンジャミン・ディクソンがTwitterで言った。「だが彼らが労働党に投票しなければ、国民健康保険制度がアメリカの医療ハゲタカに売り払われた後、思い知らされるだろう。」

イギリス人はアメリカ医療制度の残酷さを理解できない。だが彼らが労働党に投票しなければ、国民健康保険制度がアメリカ医療ハゲタカに売り払われた後、思い知らされるだろう。

映像は、@PoliticsJOE_UK pic.twitter.com/X9CYVTAd1M
- ベンジャミン・ディクソン(@BenjaminPDixon) 2019年12月3日

 このビデオは大西洋両側の人々に教訓を与えるように思える。だが筆者イーロン・グリーンはビデオがアメリカ、特に右派の人々に実際的影響を与えるか疑問に思っている。

 「アメリカの保守主義者は恥じ入らないのが問題です」とグリーンは言った。「彼らは医療に大金がかかり、貧しい人々が死ぬのが素晴らしいことだと思っているのです。」

 ニュー・リパブリック紙のアメリカで暮らすイギリス人記者リビー・ワトソンが、労働党に賛成投票するのがイギリスにとって唯一理非をわきまえた振る舞いだとTwitterで述べた。

 「ボリス・ジョンソンがアメリカ医療企業に国民健康保険制度を売り払いたがっているのを我々は知っていますが、それ以上に彼はいまいましい保守党員で、保守党員は国民健康保険制度が生き残るのを望んでいません。これまで十年をやってきたように、彼らは国民健康保険制度を締め殺したがっているのです」とワトソンは言った。

 国民健康保険制度は「文字通り、喜びが続く贈り物」だとインタビューされた一人の女性は言った。

 「私はどれほど気軽に無料医療を享受しているか気がつきませんでした」と救急車費用にあぜんとした若者が言った。

 「国民健康保険制度、皆さんの全ての大変な仕事にありがとう」と彼は言い足した。

 ニュー・リパブリック紙のワトソン記者は、イギリスで、人々にアメリカ医療制度を説明しようとする際、Joe Politicsのビデオは彼女に役立つと言った。

 ワトソンは言った「イギリスの人々に、私の保険がアメリカでどう機能するか説明する時は「ちょっと待って。保険料を支払って...次に実際に医者に行く時に、また支払うわけ」という具合です。」


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html#c4

[近代史3] 馬渕睦夫 : 山本太郎は反グローバリストを装って一般大衆を欺く極左の隠れグローバリスト 中川隆
66. 中川隆[-15232] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:29:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2299]

生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」



菅直人氏をはじめ革新系候補を多数プロデュースし「市民派選挙の神様」とうたわれる斎藤まさし氏。現在は、れいわ新選組・山本太郎氏の参謀とも噂され、過去には北朝鮮との繋がりも指摘されている氏の本意は何処にあるのか?来年の東京都知事選挙だけでなく、解散総選挙も予想される現在、水島がその人物像に迫ります!

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/559.html#c66
[近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
56. 中川隆[-15231] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:31:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2298]


生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」



菅直人氏をはじめ革新系候補を多数プロデュースし「市民派選挙の神様」とうたわれる斎藤まさし氏。現在は、れいわ新選組・山本太郎氏の参謀とも噂され、過去には北朝鮮との繋がりも指摘されている氏の本意は何処にあるのか?来年の東京都知事選挙だけでなく、解散総選挙も予想される現在、水島がその人物像に迫ります!

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c56
[近代史3] 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった 中川隆
139. 中川隆[-15230] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:32:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2297]


生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」



菅直人氏をはじめ革新系候補を多数プロデュースし「市民派選挙の神様」とうたわれる斎藤まさし氏。現在は、れいわ新選組・山本太郎氏の参謀とも噂され、過去には北朝鮮との繋がりも指摘されている氏の本意は何処にあるのか?来年の東京都知事選挙だけでなく、解散総選挙も予想される現在、水島がその人物像に迫ります!

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html#c139
[近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
14. 中川隆[-15229] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:33:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2296]

生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」



菅直人氏をはじめ革新系候補を多数プロデュースし「市民派選挙の神様」とうたわれる斎藤まさし氏。現在は、れいわ新選組・山本太郎氏の参謀とも噂され、過去には北朝鮮との繋がりも指摘されている氏の本意は何処にあるのか?来年の東京都知事選挙だけでなく、解散総選挙も予想される現在、水島がその人物像に迫ります!

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c14
[近代史3] 重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係 中川隆
15. 中川隆[-15228] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:36:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2295]

生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」 へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title


77 7

斎藤まさし先生や日本の左翼はマルクスの言う階級というのがどういうものなのか全くわからなかったのですね

斎藤まさし先生や日本の新左翼・日本共産党員の知能はマルクスを齧った18歳の大学生程度
水島総先生やチャンネル桜出演者の知能・思考力はマッカーサーが言った様に 13歳児程度
(社会主義者だったルーズベルトや 終戦後の日本を変えた共産主義者の GHQ幹部の知能を30歳とした場合だけど)

▲△▽▼

船は港を出る前に沈んだと
早すぎる伝令が火を止めにくる
私たちの船は 永く火の海を
沈みきれずに燃えている
きのう滝川と後藤が帰らなかったってね
今ごろ遠かろうね寒かろうね
誰かあたしのあの人を救けてよと
跣(はだし)の女が雨に泣く

中核派に恋人を殺された革マル派の歌姫 中島みゆきの歌「世情」(1978年4月10日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27227751

同棲した恋人の優しさに学生運動を止めたくなった早大生の歌 神田川 1973年9月20日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B7%9D

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) 動画
https://video.9tsu.com/videos/view?vid=101196

<再現>日本赤軍事件 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%EF%BC%9C%E5%86%8D%E7%8F%BE%EF%BC%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6


日本が戦後、世界で唯一成功した社会主義国になれた理由

昔、民青・共産党員や新左翼は階級闘争、階級闘争と騒いでいましたが、彼らには日本に階級なんか無かったというのがわからなかったんですね。

日本の階級を潰して一億総中流社会にしたのは GHQ なんです。民青・共産党員や新左翼は無知蒙昧で、階級社会というのがどういうものか知らないので、日本で階級闘争が起きる筈もないのがわからなかった。そもそも日本共産党や日本の労働組合は GHQ が合法化したのです。

終戦直後は大したインフレは起きなかったのに、その後預金封鎖になるまで物価が上がったのもGHQが日本の階級を破壊する為に物価操作したのが原因です。 円がその後安くなったのはアメリカの命令で戦時国債を踏み倒す為に意図的に紙幣をそれまでの何十倍も発行したからです

アメリカが日銀にやらせたのは、それまでの 1円札を100円札に名称変更して、戦時国債の額面だけは昔と同じままにしておいた。

戦後の農地解放と同じで、アメリカは地主の金を貧農・小作人に再分配させる為に円の額面を変えた。 だからハイパーインフレとは全く違う。

その結果、農民はすべて自民党支持層になって日本が共産化する可能性がなくなったたんだ。ドイツやジンバブエのハイパーインフレとは中身が全然違うよ
因みに、日本が一億総中流、世界で一番成功した社会主義国と言われる様になったのは

・GHQ の農地改革で富農の土地をインフレ前に強制買い取り、小作農にインフレ後にインフレ前の金額と同額(タダ同然)で売ってその金額だけ売主に渡した

・意図的なインフレと預金封鎖で富裕層の預金を没収
が原因

要するに、日本を共産化させない為にブルジョアジーの持つ農地と銀行預金・国債を没収してプロレタリアートに再分配した

一億総中流の無階級社会になったらもう共産革命を起こす必要がなくなるからね 損したのは預金を没収された資産家と農地改革で農地を昔の地価と同じ額面のままインフレで安くなった新円札で売らされた大地主だけ

農地を地主からタダ同然で買わせて貰った小作人は一気に土地持ちの資産家になって、それ以降自民党とアメリカの支持者になった
それが自民党一党独裁が今迄ずっと続いた理由


_______


77 7

斎藤まさし先生は なんちゃって革命家一座の座長 (自分では気付いていないけど)

重信房子がばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか不自然で
この親子も なんちゃって革命家一座の団員でスーチー型やダライラマ型
重信房子ってのは、戦前の大物≪右翼≫の娘だよ。
父親(重信末夫)は鹿児島県出身であり、戦前の右翼の血盟団のメンバーであり、四元義隆とは同郷の同志である。 要するに≪反体制がかっこいい≫というレベルの遺伝子の持ち主。
思想・信条は関係ない。
▲△▽▼
日本赤軍のテルアビブ空港襲撃事件が世界中に大きな衝撃の理由は

イスラエルとパレスチナの紛争に、全く利害関係を持たないはずの日本の極左組織が、命を掛けて参加した理由が分からないことである。 彼らは宗教的にイスラム教を信奉しているわけでもないし、命をかけるほどの利益があるわけでもない。従がって、イスラエルの空港に日本赤軍と称する組織が命がけの攻撃をする理由は、西洋人は勿論、中東の人々にも理解できなかった。何故、日本赤軍は、自分たちの命を犠牲にしてイスラエル空港を攻撃したのか? そしてそれに輪を掛けて理解できなかったことは、日本政府がこの襲撃事件に遺憾の意を表明して、犠牲者に100万ドルの賠償金を支払ったことである。

日本赤軍について少し。(ユダヤ悪を追求すると、な〜ぜ〜か、北朝鮮勢力から狙われますよ。)

1.よど号グループと日本赤軍は、提携している。よって、どちらも黒幕は、北朝鮮。ボスは、重信房子だった。(北朝鮮の日本の出店は、統一教会インチキ右翼が兼任。)日本の中の北朝鮮=オウム真理教と重信の間にもつながりがある。

2.重信の黒幕は、ユダヤ権力・勝共右翼の朝鮮人と見たほうが良さそうです。行政調査新聞 「重信房子は四元義隆と会っていた?」
米大統領選の当選者確定の日とされた昨年十一月八日午前、大阪府高槻市の路上で赤軍派の重信房子が逮捕され衝撃が流れた。ところがその後、重信が長期にわたり北京政府と密接な関係を持っていたことなどが明らかになってきている。さらに衝撃的な噂が流された。逮捕直前に重信房子が、四元義隆、後藤田正晴と会っていたというのだ。現実には、後藤田が重信と会った形跡はない。後藤田の秘書が会ったとも言われるが真偽は不明。いっぽう四元義隆は「逮捕前に重信房子に会ったか?」とのマスコミの質問に対し否定はしなかった。彼女は幼い頃にはしょっちゅう四元の膝の上で遊んでいたと言われる(ちなみに重信房子の父親は右翼・血盟団員)。山下太郎、田中清玄…。かつて日本から実力者たちが何人もアラブ世界に飛び、交流を高めわが国の政治経済に貢献した。重信房子もこうした流れの中でアラブに渡ったものであり、彼女が中東に飛ぶ際に岸信介(当時首相でCIA工作員)は当時のカネで500万円を手渡したと伝えられる。

3.重信は、アラブ・ゲリラの中心人物。重信の逮捕は、「あの」連中が計画している日本テロを「アラブゲリラによる重信奪還テロ」と思わせるため?日本でも、ビン・ラディンやアルカイダの名前が使われたインチキテロが行われるのか?(勿論、実際の犯行は、地下鉄サリン同様にCIAのユダヤ人と勝共・北朝鮮の朝鮮人。)

4.元赤軍派の塩見が、結局は、朝鮮系右翼とつるんでいるわけです。つまり、日本の半島系右翼は、北朝鮮の傀儡。総元締めは、ロックフェラーの手先と北朝鮮の出先を兼任する文鮮明ということです。
_____
重信末夫は、四元義隆を通じて佐々弘雄と友人関係にあった。
つまり重信房子は佐々淳行と昔から知り合いだった。連合赤軍のテロ事件は、警視庁や日本政府と組んだ茶番だった。
オメ-ラのやり方は、昔からキッタネーなぁ...?ハマスは、パレスチナをイスラエルが攻撃する口実作りの為に、被害が最小限のテロを行っている。ハマスは実はモサドが作り、支援している似非テロ組織。

その実体は日本の連合赤軍にそっくり。
__

あの安保闘争では、デモを指導していた全学連の上層部が、右翼の田中清玄やCIAから資金援助を受けていた。そして、彼らは後に米国に留学し、中曽根康弘の手先として自民党の御用学者となった(西部邁、香山健一、佐藤誠三郎など)。安保闘争はデモを指導していた学生がCIAに取り込まれ、ガス抜きに利用された(当時の岸信介首相は、CIA工作員)。 学生運動や極左運動では、凄惨なリンチやテロが相次いだ。だが当時の極左指導者も、裏では公安とツーカーだった。よど号事件では、犯人が北朝鮮(旧日本軍の残地諜者が建国した国)に亡命し、人質の一人が日野原重明(笹川人脈)だった(聖路加国際病院は戦時中は空襲に遭わなかったし、地下鉄サリン事件では被害者の搬送先となった)。重信房子は、父・重信末夫が右翼の大物で、四本義隆や佐々弘雄(佐々淳行の父)とつながりがあった。当時、数々の極左テロ事件の鎮圧を指導したのが佐々淳行と後藤田正晴だ(佐々と後藤田は、後に中曽根首相の側近となった)。冷戦期のグラディオ作戦の日本版が、日本の極左テロ事件だ(西欧で起きた数々の極左テロは、実は民衆の世論を反共へ誘導するためNATOが仕組んだもの、というのがグラディオ作戦)。

 安保闘争も、学生運動や極左テロも、オウム事件も、裏では支配層が巧妙に運動や組織をコントロールしていた。そして、これらの政治的事件の顛末は、日本人に「政治には無関心でいるのが無難」という意識を植えつける、悪影響をもたらした(それが、属国日本の支配層=米国の手先の狙いだったのだから)。


https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html#c15

[近代史3] 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった 中川隆
140. 中川隆[-15227] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:36:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2294]

生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」 へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title


77 7

斎藤まさし先生や日本の左翼はマルクスの言う階級というのがどういうものなのか全くわからなかったのですね

斎藤まさし先生や日本の新左翼・日本共産党員の知能はマルクスを齧った18歳の大学生程度
水島総先生やチャンネル桜出演者の知能・思考力はマッカーサーが言った様に 13歳児程度
(社会主義者だったルーズベルトや 終戦後の日本を変えた共産主義者の GHQ幹部の知能を30歳とした場合だけど)

▲△▽▼

船は港を出る前に沈んだと
早すぎる伝令が火を止めにくる
私たちの船は 永く火の海を
沈みきれずに燃えている
きのう滝川と後藤が帰らなかったってね
今ごろ遠かろうね寒かろうね
誰かあたしのあの人を救けてよと
跣(はだし)の女が雨に泣く

中核派に恋人を殺された革マル派の歌姫 中島みゆきの歌「世情」(1978年4月10日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27227751

同棲した恋人の優しさに学生運動を止めたくなった早大生の歌 神田川 1973年9月20日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B7%9D

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) 動画
https://video.9tsu.com/videos/view?vid=101196

<再現>日本赤軍事件 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%EF%BC%9C%E5%86%8D%E7%8F%BE%EF%BC%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6


日本が戦後、世界で唯一成功した社会主義国になれた理由

昔、民青・共産党員や新左翼は階級闘争、階級闘争と騒いでいましたが、彼らには日本に階級なんか無かったというのがわからなかったんですね。

日本の階級を潰して一億総中流社会にしたのは GHQ なんです。民青・共産党員や新左翼は無知蒙昧で、階級社会というのがどういうものか知らないので、日本で階級闘争が起きる筈もないのがわからなかった。そもそも日本共産党や日本の労働組合は GHQ が合法化したのです。

終戦直後は大したインフレは起きなかったのに、その後預金封鎖になるまで物価が上がったのもGHQが日本の階級を破壊する為に物価操作したのが原因です。 円がその後安くなったのはアメリカの命令で戦時国債を踏み倒す為に意図的に紙幣をそれまでの何十倍も発行したからです

アメリカが日銀にやらせたのは、それまでの 1円札を100円札に名称変更して、戦時国債の額面だけは昔と同じままにしておいた。

戦後の農地解放と同じで、アメリカは地主の金を貧農・小作人に再分配させる為に円の額面を変えた。 だからハイパーインフレとは全く違う。

その結果、農民はすべて自民党支持層になって日本が共産化する可能性がなくなったたんだ。ドイツやジンバブエのハイパーインフレとは中身が全然違うよ
因みに、日本が一億総中流、世界で一番成功した社会主義国と言われる様になったのは

・GHQ の農地改革で富農の土地をインフレ前に強制買い取り、小作農にインフレ後にインフレ前の金額と同額(タダ同然)で売ってその金額だけ売主に渡した

・意図的なインフレと預金封鎖で富裕層の預金を没収
が原因

要するに、日本を共産化させない為にブルジョアジーの持つ農地と銀行預金・国債を没収してプロレタリアートに再分配した

一億総中流の無階級社会になったらもう共産革命を起こす必要がなくなるからね 損したのは預金を没収された資産家と農地改革で農地を昔の地価と同じ額面のままインフレで安くなった新円札で売らされた大地主だけ

農地を地主からタダ同然で買わせて貰った小作人は一気に土地持ちの資産家になって、それ以降自民党とアメリカの支持者になった
それが自民党一党独裁が今迄ずっと続いた理由


_______


77 7

斎藤まさし先生は なんちゃって革命家一座の座長 (自分では気付いていないけど)

重信房子がばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか不自然で
この親子も なんちゃって革命家一座の団員でスーチー型やダライラマ型
重信房子ってのは、戦前の大物≪右翼≫の娘だよ。
父親(重信末夫)は鹿児島県出身であり、戦前の右翼の血盟団のメンバーであり、四元義隆とは同郷の同志である。 要するに≪反体制がかっこいい≫というレベルの遺伝子の持ち主。
思想・信条は関係ない。
▲△▽▼
日本赤軍のテルアビブ空港襲撃事件が世界中に大きな衝撃の理由は

イスラエルとパレスチナの紛争に、全く利害関係を持たないはずの日本の極左組織が、命を掛けて参加した理由が分からないことである。 彼らは宗教的にイスラム教を信奉しているわけでもないし、命をかけるほどの利益があるわけでもない。従がって、イスラエルの空港に日本赤軍と称する組織が命がけの攻撃をする理由は、西洋人は勿論、中東の人々にも理解できなかった。何故、日本赤軍は、自分たちの命を犠牲にしてイスラエル空港を攻撃したのか? そしてそれに輪を掛けて理解できなかったことは、日本政府がこの襲撃事件に遺憾の意を表明して、犠牲者に100万ドルの賠償金を支払ったことである。

日本赤軍について少し。(ユダヤ悪を追求すると、な〜ぜ〜か、北朝鮮勢力から狙われますよ。)

1.よど号グループと日本赤軍は、提携している。よって、どちらも黒幕は、北朝鮮。ボスは、重信房子だった。(北朝鮮の日本の出店は、統一教会インチキ右翼が兼任。)日本の中の北朝鮮=オウム真理教と重信の間にもつながりがある。

2.重信の黒幕は、ユダヤ権力・勝共右翼の朝鮮人と見たほうが良さそうです。行政調査新聞 「重信房子は四元義隆と会っていた?」
米大統領選の当選者確定の日とされた昨年十一月八日午前、大阪府高槻市の路上で赤軍派の重信房子が逮捕され衝撃が流れた。ところがその後、重信が長期にわたり北京政府と密接な関係を持っていたことなどが明らかになってきている。さらに衝撃的な噂が流された。逮捕直前に重信房子が、四元義隆、後藤田正晴と会っていたというのだ。現実には、後藤田が重信と会った形跡はない。後藤田の秘書が会ったとも言われるが真偽は不明。いっぽう四元義隆は「逮捕前に重信房子に会ったか?」とのマスコミの質問に対し否定はしなかった。彼女は幼い頃にはしょっちゅう四元の膝の上で遊んでいたと言われる(ちなみに重信房子の父親は右翼・血盟団員)。山下太郎、田中清玄…。かつて日本から実力者たちが何人もアラブ世界に飛び、交流を高めわが国の政治経済に貢献した。重信房子もこうした流れの中でアラブに渡ったものであり、彼女が中東に飛ぶ際に岸信介(当時首相でCIA工作員)は当時のカネで500万円を手渡したと伝えられる。

3.重信は、アラブ・ゲリラの中心人物。重信の逮捕は、「あの」連中が計画している日本テロを「アラブゲリラによる重信奪還テロ」と思わせるため?日本でも、ビン・ラディンやアルカイダの名前が使われたインチキテロが行われるのか?(勿論、実際の犯行は、地下鉄サリン同様にCIAのユダヤ人と勝共・北朝鮮の朝鮮人。)

4.元赤軍派の塩見が、結局は、朝鮮系右翼とつるんでいるわけです。つまり、日本の半島系右翼は、北朝鮮の傀儡。総元締めは、ロックフェラーの手先と北朝鮮の出先を兼任する文鮮明ということです。
_____
重信末夫は、四元義隆を通じて佐々弘雄と友人関係にあった。
つまり重信房子は佐々淳行と昔から知り合いだった。連合赤軍のテロ事件は、警視庁や日本政府と組んだ茶番だった。
オメ-ラのやり方は、昔からキッタネーなぁ...?ハマスは、パレスチナをイスラエルが攻撃する口実作りの為に、被害が最小限のテロを行っている。ハマスは実はモサドが作り、支援している似非テロ組織。

その実体は日本の連合赤軍にそっくり。
__

あの安保闘争では、デモを指導していた全学連の上層部が、右翼の田中清玄やCIAから資金援助を受けていた。そして、彼らは後に米国に留学し、中曽根康弘の手先として自民党の御用学者となった(西部邁、香山健一、佐藤誠三郎など)。安保闘争はデモを指導していた学生がCIAに取り込まれ、ガス抜きに利用された(当時の岸信介首相は、CIA工作員)。 学生運動や極左運動では、凄惨なリンチやテロが相次いだ。だが当時の極左指導者も、裏では公安とツーカーだった。よど号事件では、犯人が北朝鮮(旧日本軍の残地諜者が建国した国)に亡命し、人質の一人が日野原重明(笹川人脈)だった(聖路加国際病院は戦時中は空襲に遭わなかったし、地下鉄サリン事件では被害者の搬送先となった)。重信房子は、父・重信末夫が右翼の大物で、四本義隆や佐々弘雄(佐々淳行の父)とつながりがあった。当時、数々の極左テロ事件の鎮圧を指導したのが佐々淳行と後藤田正晴だ(佐々と後藤田は、後に中曽根首相の側近となった)。冷戦期のグラディオ作戦の日本版が、日本の極左テロ事件だ(西欧で起きた数々の極左テロは、実は民衆の世論を反共へ誘導するためNATOが仕組んだもの、というのがグラディオ作戦)。

 安保闘争も、学生運動や極左テロも、オウム事件も、裏では支配層が巧妙に運動や組織をコントロールしていた。そして、これらの政治的事件の顛末は、日本人に「政治には無関心でいるのが無難」という意識を植えつける、悪影響をもたらした(それが、属国日本の支配層=米国の手先の狙いだったのだから)。


https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html#c140

[近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
57. 中川隆[-15226] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:37:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2293]

生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」 へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title


77 7

斎藤まさし先生や日本の左翼はマルクスの言う階級というのがどういうものなのか全くわからなかったのですね

斎藤まさし先生や日本の新左翼・日本共産党員の知能はマルクスを齧った18歳の大学生程度
水島総先生やチャンネル桜出演者の知能・思考力はマッカーサーが言った様に 13歳児程度
(社会主義者だったルーズベルトや 終戦後の日本を変えた共産主義者の GHQ幹部の知能を30歳とした場合だけど)

▲△▽▼

船は港を出る前に沈んだと
早すぎる伝令が火を止めにくる
私たちの船は 永く火の海を
沈みきれずに燃えている
きのう滝川と後藤が帰らなかったってね
今ごろ遠かろうね寒かろうね
誰かあたしのあの人を救けてよと
跣(はだし)の女が雨に泣く

中核派に恋人を殺された革マル派の歌姫 中島みゆきの歌「世情」(1978年4月10日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27227751

同棲した恋人の優しさに学生運動を止めたくなった早大生の歌 神田川 1973年9月20日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B7%9D

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) 動画
https://video.9tsu.com/videos/view?vid=101196

<再現>日本赤軍事件 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%EF%BC%9C%E5%86%8D%E7%8F%BE%EF%BC%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6


日本が戦後、世界で唯一成功した社会主義国になれた理由

昔、民青・共産党員や新左翼は階級闘争、階級闘争と騒いでいましたが、彼らには日本に階級なんか無かったというのがわからなかったんですね。

日本の階級を潰して一億総中流社会にしたのは GHQ なんです。民青・共産党員や新左翼は無知蒙昧で、階級社会というのがどういうものか知らないので、日本で階級闘争が起きる筈もないのがわからなかった。そもそも日本共産党や日本の労働組合は GHQ が合法化したのです。

終戦直後は大したインフレは起きなかったのに、その後預金封鎖になるまで物価が上がったのもGHQが日本の階級を破壊する為に物価操作したのが原因です。 円がその後安くなったのはアメリカの命令で戦時国債を踏み倒す為に意図的に紙幣をそれまでの何十倍も発行したからです

アメリカが日銀にやらせたのは、それまでの 1円札を100円札に名称変更して、戦時国債の額面だけは昔と同じままにしておいた。

戦後の農地解放と同じで、アメリカは地主の金を貧農・小作人に再分配させる為に円の額面を変えた。 だからハイパーインフレとは全く違う。

その結果、農民はすべて自民党支持層になって日本が共産化する可能性がなくなったたんだ。ドイツやジンバブエのハイパーインフレとは中身が全然違うよ
因みに、日本が一億総中流、世界で一番成功した社会主義国と言われる様になったのは

・GHQ の農地改革で富農の土地をインフレ前に強制買い取り、小作農にインフレ後にインフレ前の金額と同額(タダ同然)で売ってその金額だけ売主に渡した

・意図的なインフレと預金封鎖で富裕層の預金を没収
が原因

要するに、日本を共産化させない為にブルジョアジーの持つ農地と銀行預金・国債を没収してプロレタリアートに再分配した

一億総中流の無階級社会になったらもう共産革命を起こす必要がなくなるからね 損したのは預金を没収された資産家と農地改革で農地を昔の地価と同じ額面のままインフレで安くなった新円札で売らされた大地主だけ

農地を地主からタダ同然で買わせて貰った小作人は一気に土地持ちの資産家になって、それ以降自民党とアメリカの支持者になった
それが自民党一党独裁が今迄ずっと続いた理由


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斎藤まさし先生は なんちゃって革命家一座の座長 (自分では気付いていないけど)

重信房子がばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか不自然で
この親子も なんちゃって革命家一座の団員でスーチー型やダライラマ型
重信房子ってのは、戦前の大物≪右翼≫の娘だよ。
父親(重信末夫)は鹿児島県出身であり、戦前の右翼の血盟団のメンバーであり、四元義隆とは同郷の同志である。 要するに≪反体制がかっこいい≫というレベルの遺伝子の持ち主。
思想・信条は関係ない。
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日本赤軍のテルアビブ空港襲撃事件が世界中に大きな衝撃の理由は

イスラエルとパレスチナの紛争に、全く利害関係を持たないはずの日本の極左組織が、命を掛けて参加した理由が分からないことである。 彼らは宗教的にイスラム教を信奉しているわけでもないし、命をかけるほどの利益があるわけでもない。従がって、イスラエルの空港に日本赤軍と称する組織が命がけの攻撃をする理由は、西洋人は勿論、中東の人々にも理解できなかった。何故、日本赤軍は、自分たちの命を犠牲にしてイスラエル空港を攻撃したのか? そしてそれに輪を掛けて理解できなかったことは、日本政府がこの襲撃事件に遺憾の意を表明して、犠牲者に100万ドルの賠償金を支払ったことである。

日本赤軍について少し。(ユダヤ悪を追求すると、な〜ぜ〜か、北朝鮮勢力から狙われますよ。)

1.よど号グループと日本赤軍は、提携している。よって、どちらも黒幕は、北朝鮮。ボスは、重信房子だった。(北朝鮮の日本の出店は、統一教会インチキ右翼が兼任。)日本の中の北朝鮮=オウム真理教と重信の間にもつながりがある。

2.重信の黒幕は、ユダヤ権力・勝共右翼の朝鮮人と見たほうが良さそうです。行政調査新聞 「重信房子は四元義隆と会っていた?」
米大統領選の当選者確定の日とされた昨年十一月八日午前、大阪府高槻市の路上で赤軍派の重信房子が逮捕され衝撃が流れた。ところがその後、重信が長期にわたり北京政府と密接な関係を持っていたことなどが明らかになってきている。さらに衝撃的な噂が流された。逮捕直前に重信房子が、四元義隆、後藤田正晴と会っていたというのだ。現実には、後藤田が重信と会った形跡はない。後藤田の秘書が会ったとも言われるが真偽は不明。いっぽう四元義隆は「逮捕前に重信房子に会ったか?」とのマスコミの質問に対し否定はしなかった。彼女は幼い頃にはしょっちゅう四元の膝の上で遊んでいたと言われる(ちなみに重信房子の父親は右翼・血盟団員)。山下太郎、田中清玄…。かつて日本から実力者たちが何人もアラブ世界に飛び、交流を高めわが国の政治経済に貢献した。重信房子もこうした流れの中でアラブに渡ったものであり、彼女が中東に飛ぶ際に岸信介(当時首相でCIA工作員)は当時のカネで500万円を手渡したと伝えられる。

3.重信は、アラブ・ゲリラの中心人物。重信の逮捕は、「あの」連中が計画している日本テロを「アラブゲリラによる重信奪還テロ」と思わせるため?日本でも、ビン・ラディンやアルカイダの名前が使われたインチキテロが行われるのか?(勿論、実際の犯行は、地下鉄サリン同様にCIAのユダヤ人と勝共・北朝鮮の朝鮮人。)

4.元赤軍派の塩見が、結局は、朝鮮系右翼とつるんでいるわけです。つまり、日本の半島系右翼は、北朝鮮の傀儡。総元締めは、ロックフェラーの手先と北朝鮮の出先を兼任する文鮮明ということです。
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重信末夫は、四元義隆を通じて佐々弘雄と友人関係にあった。
つまり重信房子は佐々淳行と昔から知り合いだった。連合赤軍のテロ事件は、警視庁や日本政府と組んだ茶番だった。
オメ-ラのやり方は、昔からキッタネーなぁ...?ハマスは、パレスチナをイスラエルが攻撃する口実作りの為に、被害が最小限のテロを行っている。ハマスは実はモサドが作り、支援している似非テロ組織。

その実体は日本の連合赤軍にそっくり。
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あの安保闘争では、デモを指導していた全学連の上層部が、右翼の田中清玄やCIAから資金援助を受けていた。そして、彼らは後に米国に留学し、中曽根康弘の手先として自民党の御用学者となった(西部邁、香山健一、佐藤誠三郎など)。安保闘争はデモを指導していた学生がCIAに取り込まれ、ガス抜きに利用された(当時の岸信介首相は、CIA工作員)。 学生運動や極左運動では、凄惨なリンチやテロが相次いだ。だが当時の極左指導者も、裏では公安とツーカーだった。よど号事件では、犯人が北朝鮮(旧日本軍の残地諜者が建国した国)に亡命し、人質の一人が日野原重明(笹川人脈)だった(聖路加国際病院は戦時中は空襲に遭わなかったし、地下鉄サリン事件では被害者の搬送先となった)。重信房子は、父・重信末夫が右翼の大物で、四本義隆や佐々弘雄(佐々淳行の父)とつながりがあった。当時、数々の極左テロ事件の鎮圧を指導したのが佐々淳行と後藤田正晴だ(佐々と後藤田は、後に中曽根首相の側近となった)。冷戦期のグラディオ作戦の日本版が、日本の極左テロ事件だ(西欧で起きた数々の極左テロは、実は民衆の世論を反共へ誘導するためNATOが仕組んだもの、というのがグラディオ作戦)。

 安保闘争も、学生運動や極左テロも、オウム事件も、裏では支配層が巧妙に運動や組織をコントロールしていた。そして、これらの政治的事件の顛末は、日本人に「政治には無関心でいるのが無難」という意識を植えつける、悪影響をもたらした(それが、属国日本の支配層=米国の手先の狙いだったのだから)。


https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c57

[近代史3] アイヌ人は先住民ではない、日本人は単一民族だというデマを撒き散らすチャンネル桜 中川隆
26. 中川隆[-15225] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:46:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2292]

【ch桜北海道】キャスター特別討論!「北海道が一番危ない!」[R1/10/1]



◆キャスター特別討論!「北海道が一番危ない!」

◇水島 総(一般社団法人 北海道歴史伝統文化環境保全機構理事・映画監督)
◇沢田 英一(一般社団法人 北海道歴史伝統文化環境保全機構理事)
◇本間奈々(国守衆北海道代表)
◇川田ただひさ(札幌市議会議員)

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【桜便り】違法アイヌ集団告発記者会見 [桜R1/12/5]


キャスター:水島総・水野久美

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/323.html#c26
[近代史3] アイヌ人は先住民ではない、日本人は単一民族だというデマを撒き散らすチャンネル桜 中川隆
27. 中川隆[-15224] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:49:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2291]

【ch桜北海道】キャスター特別討論!「北海道が一番危ない!」[R1/10/1] へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=61ofXH7g1Eo


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アイヌ人が仇敵の和人の勝手に作った法律に従う必要はない

明治以降、アイヌ人がどれ位日本人に迫害されてきたかを思い出せ
日本政府のアイヌ民族浄化政策でアイヌ語とアイヌ民族は滅ぼされた
和人に北海道をすべて乗っ取られ、鹿も鮭も捕獲できなくなった

これは本にもなったアイヌ語学者の浅井亨さんの講演
北方の古代文化 (1974年) 浅井亨 言語から見た地域集団

で有名になったのですが、日本政府は千島アイヌをシコタン島のアウシュビッツの様な収容所に押し込めて強制労働させた為に、若い男はすべて衰弱死し、千島アイヌは存続できなくなったのです。


中国が今ウイグルでやってるのと同じ事を日本政府は100年前にアイヌに対して行った
千島アイヌは日本政府の民族浄化政策で絶滅した

日本政府は千島アイヌを集めてシコタン島に強制移住させて、強制労働させてほぼ絶滅させた

更に沖縄戦の最前線に残った千島アイヌを送り込んで玉砕させた
それで千島アイヌは絶滅して、民族浄化は完了した

中国が今ウイグルでやってるのと同じ事を100年前にやっていたんだ

千島アイヌの強制移住による民族浄化

 移住後、生活の急変に加え風土の変化の為に、彼らの着島後、僅か20日も経たぬうち、3人の死者があり、更にその後も死亡者が続出し、これには彼らも愕然たらざるを得なかった。17年には6名、18年には11名、19年・2名、20年・17名、21年・10名の死亡者があり、出生11人を差し引くも33名の減少をきたし、ついに64名を数えるに過ぎなくなった。それは生活環境の急激な変化、ことに内地風に束縛された生活、肉食より穀食を主とした食物の急変等によるものであるとみられるが、移島当時は動物性食料の欠乏を補充する食物の貯蔵が少なく、冬期野菜類が切れて壊血病にかかり死亡したものとも言われている。事実そうであるとするならば、政府の不用意な強制移住がこの結果を招いたとも言えるであろう。

 明治18年2月22日付色丹戸長役場の日記を見ると、

「此の日土人等具情云、当島は如何にして斯く悪しき地なる哉。占守より当島へ着するや病症に罹る者陸続、加之(これにくわえ)死去する者実に多し。今暫く斯くの如き形勢続かば、アイヌの種尽きること年を越えず。畢竟(ひっきょう)是等の根元は、占守において極寒に至れば氷下に種々の魚類を捕らえ食す。故に死者の無きのみならず、患者も亦年中に幾度と屈指する位なり。然るに当島には患者皆々重く、軽症の者と言えば小児に至るまでなり。見よ一ヶ月に不相成(あいならざる)に死する者3名、実に不幸の極みとす−云々」

故に故郷占守島に帰還したいが、もしそれが不可能ならば得撫島にでも移りたいと嘆願している。

 根室から指呼の間にあるこの島に閉じ込められた彼らクリル人にとって、人口の減少は、この後も重い十字架として背負い続けなければならなかった。

アイヌ人が仇敵の和人の勝手に作った法律に従う必要はない
明治以降、アイヌ人がどれ位日本人に迫害されてきたかを思い出せ

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『なぜアイヌ人や琉球人や被差別XX民は北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか』

北海道も畿内も沖縄も最初はアイヌ語を話す先住の縄文人が住んでいたんですね。

畿内の縄文人は神武東征後に征服・虐殺され、運良く生き延びた縄文人が今の被差別xx民

沖縄の縄文人の子孫は10世紀に征服・虐殺され、運良く生き延びた縄文人の子孫が今の琉球人

北海道の縄文人の子孫は明治時代に征服・迫害され、運良く生き延びた縄文人の子孫が今のアイヌ人

半島人は日朝併合で米を日本に飢餓輸出され・農地をタダ同然で日本人に奪われ、日本に移住しないと食べていけなくなった

要するに、日本人に征服・虐殺・迫害された民族が団結しただけでしょう。チュチェ思想というのは単なる共闘のシンボルとして使っているだけで、思想の中身はどうでもいいのです。

北朝鮮は今の世界で悪の帝国アメリカを戦っている唯一の国なので、チュチェ思想を悪の帝国アメリカと闘う為の象徴として奉っただけでしょうね。


▲△▽▼

xx人が反日になった理由

1.飢餓輸出させた
2.農民の土地を奪った
3.日本に連れてきてタダ同然で強制労働させた
4.朝鮮の財産をすべて奪った
5.朝鮮女性を性奴隷にした

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「北海道が一番危ない!」ではなく「今も迫害されている最後の縄文人と死語になりつつある縄文語が一番危ない!」

アイヌは先住民で縄文人の最後の生き残り、日本人は半島からの渡来人で縄文人の子孫ではない、というのは学会の定説です。 このまま日本政府がアイヌ人の浄化を進めれば、渡来人の日本人が先住の縄文人と縄文語を完全に滅ぼす事になるのです。

縄文人の起源、2〜4万年前か 国立科学博物館がゲノム解析 2019/5/13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44722870T10C19A5CR8000/

東京でサンプルを取った本州の人々では縄文人のゲノムを約10%受け継ぐ一方、
北海道のアイヌの人たちでは割合が約7割、沖縄県の人たちで約3割だった。

国立科学博物館の神沢秀明研究員らは13日、縄文人の全ゲノム(遺伝情報)を解析し、
縄文人が大陸の集団からわかれた時期が今から約2万〜4万年前とみられることがわかったと発表した。

国立遺伝学研究所や東京大学などと共同で、礼文島(北海道)の船泊遺跡で発掘された縄文人女性の人骨の歯からDNAを取り出して解析した。
最先端の解析装置を使い、現代人のゲノム解析と同じ精度でDNA上の配列を特定した。
特定した配列を東アジアで現在暮らす人々の配列と比べた結果、
縄文人の祖先となる集団が東アジアの大陸に残った集団からわかれた時期が約3万8000年前から1万8000年前であることがわかった。

縄文人は日本列島に約1万6000年前から3000年前まで暮らしていたと考えられている。
3000年前以降は大陸から新たに弥生人が渡来し、日本列島に住む人々の多くで縄文人と弥生人以降のゲノムが交わったことがこれまで知られていた。

今回の解析では、国内の地域ごとに縄文人から現代人に受け継がれたゲノムの割合が大きく異なることもわかった。
東京でサンプルを取った本州の人々では縄文人のゲノムを約10%受け継ぐ一方、
北海道のアイヌの人たちでは割合が約7割、沖縄県の人たちで約3割だった。

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世界のあちこちの現代人ゲノムと比較したところ、福島県新地町の三貫地貝塚出土縄文人がもっとも近縁であったのは、東ユーラシアの現代人集団だった。さらにくわしく調べたところ、縄文人にもっとも近いのは、アイヌ人だった。この結果は、二重構造モデルを支持している。


ゲノムDNAでさぐる日本列島人の由来(斉藤) 交詢雑誌2019年11月搭載
http://www.yaponesian.jp/userfiles/koujyunzashi_NOV2019.pdf

これはちょっと複雑な系統ネットワークですが、沖縄から見ると九州が一番近いです。地理的にも当然です。

数字を見ていただくと、沖縄から見ると、九州が二八二三という数字で沖縄と東北、沖縄と近畿よりも小さい。これは当然予想されます。
ところが、その次は東北なんです。近畿のほうが地理的には近いのに、沖縄と東北のほうが三二八二とちょっと小さい。

これが驚きであります。あたかも北のアイヌの人々と沖縄の人々に共通性があったと同じように、今度は東北人と沖縄の人にちょっと共通性があることがわかったわけであります。

沖縄----------------------------九州----東北--近畿
https://i.imgur.com/uD4xj8i.png

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/323.html#c27

[近代史3] アイヌ人は先住民ではない、日本人は単一民族だというデマを撒き散らすチャンネル桜 中川隆
28. 中川隆[-15223] koaQ7Jey 2019年12月05日 12:56:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2290]
討論会 アイヌ新法はなぜ問題か? 札幌講演会 2019/11/30 にライブ配信


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/323.html#c28
[近代史3] アイヌ人は先住民ではない、日本人は単一民族だというデマを撒き散らすチャンネル桜 中川隆
29. 中川隆[-15222] koaQ7Jey 2019年12月05日 13:02:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2289]

討論会 アイヌ新法はなぜ問題か? 札幌講演会 2019/11/30 へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=9Ci0YUrdy8A


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日本政府のアイヌ民族浄化政策でアイヌ語とアイヌ民族は滅ぼされた

これは本にもなったアイヌ語学者の浅井亨さんの講演

北方の古代文化 (1974年) 浅井亨 言語から見た地域集団
https://www.amazon.co.jp/%E5%8C%97%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%8C%96-1974%E5%B9%B4-%E6%96%B0%E9%87%8E-%E7%9B%B4%E5%90%89/dp/B000J9G3KS

で有名になったのですが、日本政府は千島アイヌをシコタン島のアウシュビッツの様な収容所に押し込めて強制労働させた為に、若い男はすべて衰弱死し、千島アイヌは存続できなくなったのです。


中国が今ウイグルでやってるのと同じ事を日本政府は100年前にアイヌに対して行った
千島アイヌは日本政府の民族浄化政策で絶滅した

日本政府は千島アイヌを集めてシコタン島に強制移住させて、強制労働させてほぼ絶滅させた

更に沖縄戦の最前線に残った千島アイヌを送り込んで玉砕させた
それで千島アイヌは絶滅して、民族浄化は完了した

中国が今ウイグルでやってるのと同じ事を100年前にやっていたんだ

千島アイヌの強制移住による民族浄化

 移住後、生活の急変に加え風土の変化の為に、彼らの着島後、僅か20日も経たぬうち、3人の死者があり、更にその後も死亡者が続出し、これには彼らも愕然たらざるを得なかった。17年には6名、18年には11名、19年・2名、20年・17名、21年・10名の死亡者があり、出生11人を差し引くも33名の減少をきたし、ついに64名を数えるに過ぎなくなった。それは生活環境の急激な変化、ことに内地風に束縛された生活、肉食より穀食を主とした食物の急変等によるものであるとみられるが、移島当時は動物性食料の欠乏を補充する食物の貯蔵が少なく、冬期野菜類が切れて壊血病にかかり死亡したものとも言われている。事実そうであるとするならば、政府の不用意な強制移住がこの結果を招いたとも言えるであろう。

 明治18年2月22日付色丹戸長役場の日記を見ると、

「此の日土人等具情云、当島は如何にして斯く悪しき地なる哉。占守より当島へ着するや病症に罹る者陸続、加之(これにくわえ)死去する者実に多し。今暫く斯くの如き形勢続かば、アイヌの種尽きること年を越えず。畢竟(ひっきょう)是等の根元は、占守において極寒に至れば氷下に種々の魚類を捕らえ食す。故に死者の無きのみならず、患者も亦年中に幾度と屈指する位なり。然るに当島には患者皆々重く、軽症の者と言えば小児に至るまでなり。見よ一ヶ月に不相成(あいならざる)に死する者3名、実に不幸の極みとす−云々」

故に故郷占守島に帰還したいが、もしそれが不可能ならば得撫島にでも移りたいと嘆願している。

 根室から指呼の間にあるこの島に閉じ込められた彼らクリル人にとって、人口の減少は、この後も重い十字架として背負い続けなければならなかった。

アイヌ人が仇敵の和人の勝手に作った法律に従う必要はない
明治以降、アイヌ人がどれ位日本人に迫害されてきたかを思い出せ


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古是三春_篠原常一郎
悪意を感じますね。浅井亮、ですか?


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有名な言語学者だった浅井亨先生は疾うに亡くなっていますが、

アイヌの霊の世界 (小学館創造選書 56) – 1982/12 藤村 久和 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%81%AE%E9%9C%8A%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E5%89%B5%E9%80%A0%E9%81%B8%E6%9B%B8-56-%E8%97%A4%E6%9D%91-%E4%B9%85%E5%92%8C/dp/4098200562

でもアイヌ文化研究者の藤村 久和 さんが、日本の過去のアイヌ学者が如何にアイヌ人から貴重な文物を騙し取ったかを書いています。

アイヌ人が信用したアイヌ研究者は 浅井亨さんと 藤村 久和 さんの二人だけだったのですね。 それ以外は金田一京介、河野常吉、河野広道も含めて全員が詐欺師でした。

因みに、最新のDNA解析でアイヌ人が縄文人と遺伝子が一致するのがわかる遥か以前から、アイヌが縄文人に一番近いというのはすべての研究者の一致した意見でした:

アイヌ―シンポジウム その起源と文化形成 (1972年) 埴原 和郎 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E2%80%95%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0-%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%A8%E6%96%87%E5%8C%96%E5%BD%A2%E6%88%90-1972%E5%B9%B4-%E5%9F%B4%E5%8E%9F-%E5%92%8C%E9%83%8E/dp/B000J9H27Q

でも参加者全員がアイヌは縄文人の子孫だと言っています。

それからアイヌ語の地域差は津軽弁と秋田弁の違い程度で単なる方言差です。そもそもアメリカ・インディアンやニューギニア原住民の様な原始民族は狭い地域でも何百・何千もの言語に分かれています。

基本的に住んでいる川筋が違えば言葉が違うのが普通なのです。
アイヌ語の地域差を別言語だと考えている言語学者は一人もいません。

アイヌ語はツングース語ともニヴフ語とも全く違うので、アイヌ人がシベリアから来た可能性は完全にゼロです。
7世紀の蝦夷(エミシ)はアイヌ語を話していた
現代の東北のマタギの言葉もアイヌ語
島根や九州にはアイヌ語地名が沢山ある

日本語は系統的孤立言語の一つとされていますが、ユーラシア大陸圏における10近い系統的孤立言語の半数近くが日本列島とその周辺に集中している、と本論文は指摘します。日本語以外では、アイヌ語・アムール下流域と樺太のギリヤーク(ニヴフ)語・朝鮮語です。本論文は、こうした系統的孤立言語の系統関係を明らかにするには、伝統的な歴史・比較言語とは別の手法が必要になる、と指摘します。歴史言語学で用いられる、おもに形態素や語彙レベルの類似性に基づいて言語間の同系性を明らかにしようとする手法では、たどれる言語史の年代幅が5000〜6000年程度だからです。つまり、たとえば日本語とアイヌ語の共通祖語があったとしても、少なくとも6000年以上はさかのぼる、というわけです。

ユーラシア大陸圏の言語はまず内陸言語圏と太平洋沿岸言語圏に分類され、さらに太平洋沿岸圏を南方群(オーストリック大語族)と北方群(環日本海諸語)に分類します。系統的孤立言語とされる日本語・アイヌ語・ギリヤーク語・朝鮮語は北方群に分類されています。

アイヌ語は地域差が有っても一つの言語であるというのが言語学の定説です。

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自称専門家の的場光昭さんの学説はどこが間違っているか:

アイヌ民族が12世紀ごろ樺太から北海道に渡来した?

DNA解析により、アイヌ民族が12世紀ごろ樺太から北海道に渡来したのが判明!
北海道の縄文人には、アイヌ民族の特徴であるミトコンドリアDNAのハプログループYがない。
よって、アイヌ民族は北海道先住民族ではない

自称専門家の的場光昭さんの学説の根拠が何なのかというと、遺伝学的には、アイヌ民族の特徴であるミトコンドリアDNA(mtDNA)ハプログループY(Y1)が北海道の「縄文人」にはない、ということです。的場光昭さんのブログは、「北海道の縄文人とアイヌは全く関係ないと言える」と断定しています。以下、基本的には
近世アイヌ集団のミトコンドリアDNA(mtDNA)解析結果を報告した研究(Adachi et al., 2018)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/ajpa.23338
に依拠して述べていきます
 確かに、現代アイヌ人のmtDNAハプログループに占めるY1の比率は19.6%で、比較的高いと言えそうです。また、北海道の縄文人ではY1は確認されていません。上記ブログは、江戸時代以降の日本人にもmtDNAハプログループY1が見られるので、江戸時代以前に倭人が北海道に多数いた、と推測しています。しかし、Y1が現代の「本土日本人」に占める割合は0.5%程度で、Y1はオホーツク集団由来と推測されています(オホーツク集団では43.2%)。
 また、現代アイヌ人にも近世アイヌ人にもN9bやG1bといった北海道縄文人のmtDNAハプログループは継承されており、現代アイヌ人では25%以上、近世アイヌ人では30%弱となります(M7a2も含めると30.9%)。もちろん、これは基本的には母系遺伝となるmtDNAのハプログループなので、核DNA解析ではまた違った割合になるでしょうが、少なくとも母系において、現代および近世アイヌ人は遺伝的に北海道縄文人と一定以上のつながりがある、と言えるでしょう。
 そもそも、民族は遺伝的に定義できるわけではない、という観点が上記ブログには欠けています。任意の2集団間、もしくは特定の集団と他集団とを比較すると、遺伝的構成が異なるのは当然です。民族に関しても同様で、ある民族を他の民族と比較すると遺伝的構成は異なり、その民族に固有の遺伝的構成が見出されます。しかし、それは民族という区分を前提として見出される遺伝的構成の違いであって、遺伝的構成の違いが民族を定義できるわけではありません。アイヌ人を遺伝的に云々といった見解の多くでは、論理の倒錯が見られるように思います。
 前近代において民族という概念を適用して歴史を語ることには問題が多い、と私は考えていますが、民族が近代の「発明」ではなく、各集団によりその影響度が異なるとはいえ、前近代の歴史的条件を多分に継承していることは否定できないでしょう。その意味で、前近代において多様な民族的集団の存在を認めることには、一定以上の妥当性があると思います。民族の基本は共通の自己認識でしょうが、「客観的に」判断するとなると、文化の共通性となるでしょうから、文字資料のない時代にも、考古学的にある程度以上の水準で「民族的集団」の存在を認定することは可能です。
 そうした前近代の「民族的集団」の中には、民族は遺伝的に定義できる、といった単純素朴な観念が通用しない事例も報告されています。たとえばスキタイ人は遺伝的に、東方系がヤムナヤ(Yamnaya)文化集団と、西方系が中央アジア北東部からシベリア南部のアファナシェヴォ(Afanasievo)およびアンドロノヴォ(Andronovo)文化集団と近縁です青銅器時代のコーカサス地域のマイコープ(Maykop)文化集団は、山麓地域と草原地域とで遺伝的構成が明確に異なっており、遺伝的に異なる在来集団による共通の文化の形成・受容が想定されます もちろん、スキタイ人のようなユーラシア内陸部の遊牧民集団と、遊牧民が存在しなかったと言っても大過はないだろう日本列島の人類集団とを単純に比較できませんが、民族を遺伝的に定義することは基本的に間違っていると思います。民族はあくまでも文化的に定義された集団であり、任意の2集団間、もしくは特定の集団と他集団とを比較すると、必然的に遺伝的構成が異なる、というだけのことです。これを倒錯させて、遺伝的構成の違いから民族集団を定義することはできません。
 本題に戻すと、上記ブログでは、アイヌ民族が12世紀頃に樺太から北海道に南下してきてオホーツク集団を滅ぼした、と主張されています。その根拠となる、アイヌ民族は北海道縄文人と(遺伝的に)まったく関係ない、との見解が間違いであることは上述したので、それ話は終わりです。しかし、オホーツク文化が北海道から消えた後でも、北海道のアイヌ集団とシベリア先住民集団との間に遺伝的関係が継続していた可能性も指摘されていますので、これを過大評価というか歪めて解釈して、アイヌ人が12世紀頃に北海道に侵略してきた、との与太話が今後拡散されるかもしれません。しかし、オホーツク文化が北海道から消えた後のシベリア先住民集団の北海道集団への遺伝的影響は、母系ではせいぜい6.4%程度で、大きな影響があった可能性はきわめて低そうです。
 なお、上記ブログでは、平取町からは正倉院御物と同じ組成の奈良時代の青銅器が発見されており、奈良時代にすでに天皇の力が北海道にも及んでいた、と主張されています。平取町の青銅器の話についてはよく知りませんが、仮にそうだとして、アイヌが北海道の先住民族だという前提は物的証拠によって完全に覆されている、との評価は的外れでしょう。確かに、正倉院御物と同じ組成の青銅器が北海道にあることを、天皇の「力が及んでいた」と解釈することは、定義次第ではあるものの、できなくもありませんが(かなり無理筋ではありますが)、それを言うなら、弥生時代や古墳時代の「日本」には、もっと強く「中国」の「力が及んでいた」と解釈すべきでしょう。

平安時代の日本の知識層の領域観念(関連記事)

2018年08月29日 佐藤弘夫『「神国」日本 記紀から中世、そしてナショナリズムへ
からも、奈良時代の日本人には、北海道を「日本」に含めるような概念はなかっただろう、と思います。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/323.html#c29

[近代史3] アイヌ人は先住民ではない、日本人は単一民族だというデマを撒き散らすチャンネル桜 中川隆
30. 中川隆[-15221] koaQ7Jey 2019年12月05日 13:29:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2288]
【くにもり】反日アイヌから国を護る覚悟[桜R1/12/5]



出演:
 水島総(国守衆 評議会議長)
 本間奈々(国守衆 北海道代表)
 ゆう子(国守衆サポーター)
 えり(国守衆サポーター)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/323.html#c30
[政治・選挙・NHK267] 大往生で称賛記事があふれた中曽根康弘元首相の“犯罪” 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 中川隆[-15220] koaQ7Jey 2019年12月05日 16:06:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2287]
2017-05-21
「大勲位」元首相に中曽根康弘主計中尉の慰安所設営を思い出させてあげよう
https://vergil.hateblo.jp/entry/2017/05/21/105237
「大勲位」中曽根康弘が今月27日に99歳になるとかで、これを祝う会が開かれたそうだ。
27日に99歳を迎える中曽根康弘の白寿を祝う会が開かれ、安倍晋三ら約230人が集まった。 
読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆は、改憲をめぐり「いよいよ安倍内閣で実現の運びとなれば、中曽根さんにとって非常にハッピー」と述べた。https://t.co/Dxuap7P3i1
— BARA (@BARANEKO) 2017年5月15日


■ 慰安所設営を自慢していた中曽根康弘
岸信介や奥野誠亮もそうだったが、ロクでもない政治屋ほどしぶとく長生きするのにはうんざりだ。
それはともかく、中曽根といえば軍隊時代にインドネシアで慰安所設営に関与し、しかも自分でそれを自慢げに書いている[1]。
二十三歳で三千人の総指揮官
(略)
 まず私は、海兵団に兵隊をもらいにいき、部隊を編成した。また、呉の海軍建設部に集結しつつあった三千人の徴用工を組織する任務もあった。そして、必要な糧食、資材、弾薬、それに零戦や一式攻撃機を飛ばす莫大なガソリン、爆弾を調達して、これをわずか七日間に、四隻の輸送船に満載したのである。これはまさに大事業であった。
(略)
 われわれの船団が、第三の上陸地バリクパパンに進入したときのことである。そのとき突然、オランダ、イギリスの駆逐艦と潜水艦が襲撃してきた。(略)
 三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである。(略)
この本の出版は1978年だから、やがて日本軍性奴隷(いわゆる「従軍慰安婦」)制度が大問題になるなどとは思ってもみなかったのだろう。だから気軽に書いたわけだ。
■ 言い訳を否定する「第2設営班資料」
問題が大きくなり、この文章についても指摘されるようになると、自分の作った「慰安所」は強制売春施設ではない、と言い訳を始めた。2007年、外国特派員協会での記者会見では、「海軍の工員の休憩と娯楽の施設をつくってほしいということだったので作ってやった」と述べている[2]。
だが、2011年、民間団体「平和資料館・草の家」が、防衛省所蔵の資料から中曽根と同じ「第2設営班」の工営長だった海軍技師宮地米三氏のメモを発見したことで、この言い訳も成り立たなくなった[3]。
 資料には班の編成や装備、活動内容とともにバリクパパン(インドネシア・ボルネオ島)で飛行場整備が終わり、「氣荒くなり日本人同志けんか等起る」「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設氣持の緩和に非常に効果ありたり」(原文のママ)と書いています。バリクパパン上陸前の地図と上陸後、民家を接収し垣やトイレをつくり慰安所にした地図もあります。
 中曽根氏は『終りなき海軍』の本で「私は苦心して、慰安所をつくってやった」と書くなど慰安所建設は認めていました。しかし、外国特派員協会の記者会見でも「慰安所は軍人らが碁を打つなど休息所の目的で設置した」と、いわゆる「慰安婦」を置く慰安所設置は否定していました。
碁を打って休息するような施設を作るのに、どうして「土人女を集め」る必要があるのか?
最近では「もう記憶にない」とか言っているようだが、以下の資料[4]を見れば自分が何を作ったのか思い出せるのではないだろうか。
《第2設営班編成表》 主計長中曽根康弘の名がある

《設営後の状況》 主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設

《1942年3月11日》 慰安所(設営班)開設

《322基地(バリクパパン)地図》 設営班慰安所


[1] 松浦敬紀編 『終わりなき海軍』 文化放送開発センター出版部 1978年 P.91-98
[2] 廣川高史 『中曽根元首相:旧海軍時代に慰安所つくった記憶ない−慰安婦問題』 Bloomberg 2007.3.23
[3] 『「土人女を集め慰安所開設」 中曽根元首相関与示す資料 高知の団体発表』 しんぶん赤旗 2011.10.28
[4] 日本政府未認定の日本軍「慰安婦」関連公文書リスト#70 『海軍航空基地 第2設営班資料』 女たちの戦争と平和資料館Wam

https://vergil.hateblo.jp/entry/2017/05/21/105237


▲△▽▼

中曽根が設営した慰安所で性暴力を受けた被害者の証言
https://vergil.hateblo.jp/entry/2017/05/28/131932

中曽根「大勲位」元首相の慰安所関与を取り上げた前回記事に、こんなコメントがついた。
慰安所というのは売春のための施設でしょうか?そういうもと決めつけて資料を読んでいませんか?

慰安というのは日本語で何を意味していますか?例えば女性にお酌をしてもらってお酒を飲める場所は、慰安施設言い換えれば慰安所と言えますよね?
慰安は売春だけを指すものですか?
なら、そうであったという証拠をだすべきでしょう、できなければ下世話な想像しかできない阿呆のたわごとにすぎません
ひとつ下の「99」さんのコメントの画像を見ろ、としか言いようがないのだが、何の根拠もなく自らの願望を書き散らしていればいいのだからネトウヨは気楽なものである。
この画像の番組(TBS報道特集「インドネシアでの戦時性暴力」2015年7月25日放映)でも証言しているスハルティさんは、元参議院議員の吉川春子氏に、次のように具体的に中曽根の作った慰安所での経験を語っている[1]。
 私は東ジャワで生まれました。村長・副村長が私の家にきました。「各村長に日本軍から指示がでて、どういう女の子がいるか調査するように言われた」とのこと。そして、「壮年はロームシャ(労務者)に、青年はへイホ(兵補)に、女の子は遠いところで事務の仕事をさせる」と言われたので、二人でやってきたということでした。(略)一五歳の時でした。そこに集められた少女たちは、スラバヤ行きのトラック二台に乗せられました。そのとき母が、「おまえともう一度会えるのか、会えないのか」と叫びました。(ここでスハルティさんは涙をぬぐいました)
 スラバヤ港から船に乗せられて出航しましたが、一昼夜の後、船は連合軍から攻撃され撃沈しました。気がついたら木の机にしがみついていました。どれくらい漂流したかはわかりませんが、日本の軍艦に助けられてバイフアカン港に上陸しました。軍艦の上で身体検査をされて、オーケーが出た者から下船させられました。名前を呼ばれ、グループごとに別れました。私のグループは一八人でした。

 石油会社の幹部の住んでいるところに長屋があって、慰安所になりました。病院に連れてゆかれ、一八人の女性と身体検査を受けさせられました。小野という男が私を連れてゆき、彼から暴行を受けました。……中曽根のつくった長屋の慰安所に行くことになると小野に言われました。そこでは、五時間に五人に「奉仕」しなければなりませんでした。一人の男が三回犯す場合もありましたが、平均二回でした。夕方五時が 「労働」 の始まりです。
 連合軍がどんどん爆弾を落とし、中曽根の部隊は誰もいなくなりました。「今日からここで働かなくてもいい。別の町に行ってもいい。自分で選択してくれ」と言われましたので、「ジャワに返してほしい」と要求しました。戦争なので山の中を通って逃げました。
ついでに、上記の報道特集から、当時インドネシアで「慰安所」を体験した元日本兵の証言も紹介しておこう。
金平:軍の慰安所とかにね、何回かやっぱり行かれたんですよね? そのときの気持ちって、どういう気持ちだったんですか?
元日本兵:要するに突撃一番ですよ。なにしろ、男としての遊びだけですよ。公衆便所と似たような感じ。ただ公衆便所は、ついた朝顔のとこにふっかけるんだけど、見たこともない女性の服をこうしてやるわけだから(笑いながら)要するに、コンドームは必ずつけてですね。
金平:突撃一番っていうのは、軍から支給された?
元日本兵:支給してたんですよ。コンドームを。
このインドネシアのようなケースの場合、「慰安所」で行われていたのは売春などではなく、日本軍による未成年の少女たちの組織的監禁・強姦だろう。性病の心配のない処女を狙って集めたのだ。阿呆のたわごとはいい加減にしてほしい。

[1] 吉川春子 『アジアの花たちへ』 かもがわ出版 2008年 P.53-54

https://vergil.hateblo.jp/entry/2017/05/28/131932

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/821.html#c8

[近代史3] 日本の左翼は今でも地道な政治活動を続けている
日本の左翼は今でも地道な政治活動を続けている

2019年12月05日
地方議員で生き延びる左翼分子 / 国家破壊は地元から(後編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790018.html


札付きの極左議員が誕生した

  前編で話がだいぶ逸れたので、元に戻す。アメリカの左翼と同じく、日本でも左翼は地道な政治活動を続け、何年かかろうとも、現体制打倒の野心を捨てることはない。一般の保守派国民は国会議員ばかりに焦点を当てるが、地方議員にこそ危険な要素が隠れている。例えば、杉並区で区議会議員になった洞口朋子(ほらぐち・とみこ / 30歳)は、超A級の極左分子だ。彼女は今年(2019年)の区議会選挙に出馬し、第1位当選の6,003票には遠く及ばないが、3,275票を獲得し、定数48名の中で第18位となって当選を果たした。(安藤健二 「洞口朋子さん、杉並区議に初当選。中核派としてYouTubeなどに露出していた」、『ハッフィントン・ポスト』、2019年4月22日)

Horaguchi 1(左 / 洞口朋子 )
  ところが、この新人議員たる洞口朋子は、何と「中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)」の出身である。梅小鉢さんのモノマネじゃないけど、“安めぐみ”を真似て「へぇぇぇ〜」と驚いてしまうじゃないか。1960年代から70年代に学生運動をしていたオッちゃん、オバちゃんが聞けば、「あぁ、懐かしいなぁ〜」と呟いてしまうが、現在の大学生だと、「何っ、それ?」と訊いてしまうだろう。今の若者じゃ、「革マル派」と「中核派」の違いなど分からないし、「聞いたことがない」と答える人が大半だろう。「中核派」は二大新左翼の一つで、世界共産主義革命を実現するためには暴力行為も辞さない、バリバリの武闘派。信じられないけど、プロレタリアによる独裁政権を目指す。今時の女子高生だと、「プロレタリアって、渋谷にある外資系のお店?」って言いそうだけど、「プロレタリアート(proletariat)」なる用語は、「これといった財産を持たない賃金労働者階級の人間」を意味し、一般的には「無産階級」とも呼ばれている。要するに、「子供以外の財産を持たない貧乏人」のことで、資本家にこき使われる日傭い人夫に近い。
 
  1960年代から70年代と言えば、日本でも左翼の黄金期。小田実(おだ・まこと)なんか「ベ平連」を作って「ベトナム戦争反対 ! アメリカの帝国主義を打倒せよ!」と叫んでいた。歐米の反戦運動に刺戟を受けた日本人左翼は、成田闘争や沖縄返還闘争、東大安田講堂占拠、安保闘争、渋谷暴動事件をやらかして大はしゃぎ。常識人から見れば、愚劣なテロ行為に過ぎないが、やっている本人にしてみれば、生き甲斐となる革命闘争だった。スポーツでエネルギーを発散すればいいのに、極左集団というのはジムに通わず、街頭で暴れるのが大好き。1984年には「人民革命軍」が火炎放射器を持ち出し、自民党本部を襲撃して放火事件を起こした。1986年に東京サミットが開かれると、中核派の連中は迎賓館に迫撃砲を撃ち込む始末。これじゃあ、「東京」はベトナム風に「トンキン」と呼ばれてしまうだろう。現在でも中核派は約4,700名ほど存在するというが、その実態がどうなのか、一般国民の我々にはよく分からない。たぶん、ロシアや支那、北鮮の工作機関も「利用価値は無い」と考え、資金を提供せず見放しているんじゃないか。

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(左 : 街頭でアジ演説を行う左翼 / 右 : 機動隊と衝突する暴力学生 )

  それにしても、新人議員の洞口は筋金入りの極左だ。何しろ、本人自ら「職業革命家」で「中核派の活動家」と公表しているんだから凄い。彼女の父親も中核派だったというから、“世襲過激派”となる訳で、北鮮の金王朝と似ている。宮城県仙台市に生まれた左翼2世は、中学生だった2003年にイラク戦争に反対するデモ行進に参加したそうだ。中学生で既に「札付きのアカ」なんて、まるでチャウシェスクに忠誠を誓っていたルーマニアの子供みたい。(独裁者のニコライ・チャウシェスクが君臨していた時代、赤いスカーフを首に巻いた幼い子供達は、「母国の鷹<Soimii Patriei>」と呼ばれていた。今では懐かしいけど、これは『毛沢東語録』を掲げて「造反有理」を叫んでいた支那の紅衛兵と同じだ。「ぞうはんゆうり」を知りたい人は社会科の先生に訊いてね。日教組のベテラン教師になると、目を輝かせて教えてくれるから。) 法政大学に進むと「学生自治闘争」に熱中し、在学中の2010年、過激な左翼活動が原因で無期停学処分を受ける。懲りない左翼娘は、2015年、安保法制反対の旗を掲げて国会前に陣取った。さらに、YouTubeで「前進チャンネル」を作り、自らキャスターを務めていたというから、まさしく「職業左翼」だ。

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(左 : チャウシェスク時代のルーマニア人の子供達 / 右 : 紅衛兵の支那人 )

  中核派の「前進社」に属していた洞口氏にとって、左翼分子を取り締まる日本政府や国家権力を象徴する天皇制、さらに労働者を搾取する資本家は、打倒すべき巨悪の根源で、その手下となっている警察や公安は天敵に等しい。彼女は革命勢力を監視する公安当局を憎み、いつか権力を用いて潰してやろうと考えていたそうだ。警察機構に対する彼女の恨みは相当深く、実際、洞口氏は二度逮捕されている。(ただし、二回とも不起訴。) 世間の常識人は「一体、どんな家庭教育を受けたんだ?」と訝しむが、父親が中核派なんだから、大体の見当はつく。洞口氏の談話によれば、自宅で読むのは「朝日新聞」と「前進(中核派の機関紙)」であったという。笑っちゃうけど、「やっぱりねぇ〜」と納得が行く。(ちなみに、カール・マルクス以外で愛読するのは、松本清張の小説であるそうだ。さぁぁ〜すが、極左娘は娯楽作品も左巻きだ。ご存じの通り、清張は有名な共産党支持者。やはり、幼年時代が貧しく、印刷工になっても貧乏で、徴兵されれば一等兵。復員して朝日新聞に戻ってくるが、そこでも下働きの貧乏生活じゃぁ、グレちゃうよねぇ〜。) 反日思想に凝り固まった家庭だと、購読するのは濃厚な毒を含む『赤旗』か、その毒をやや薄めた『朝日新聞』と相場が決まっている。メディア業界では、『朝日新聞』が『しんぶん赤旗』の姉妹版というか、表だって共産党を支援できない家庭が購入する大衆版で、『毎日新聞』は朝日に追従する「豆新聞」となっている。ちなみに、『日本経済新聞』は、財務省御用達の民間版「官報」となっていた。

  洞口氏は小学生の時、書道教室に通っていたそうで、時折、家から新聞紙を持って行くことがあったという。ところがある日、彼女は何気なく『前進』を手に取ってしまい、そのまま教室に持って行ってしまったそうだ。そして、意識せずに先生が見ている前で新聞を広げたら、紙面には「天皇制粉砕」という文字が書かれていたから、さあ大変。書道の先生はびっくり仰天。先生は何とも言えず、ただ唸ってしまったそうだ。そりゃそうだろう。子供がもってくる新聞なのに、極左陣営の檄文が印刷されているんだから、死角からのブラジリアン・キックを喰らったような衝撃だ。保守的な先生だと「この子は・・・」と気まずくなるじゃないか。こんな洞口氏だが、少女時代には「将来、保育師になりたい」と思っていたそうだ。(櫻田進ノ介 「普通の子だった私が中核派になった理由」 BizSpa! 2019年7月4日) 誰にでも職業選択の自由はあるけど、彼女のような人物が保母を目指すなんて・・・。考えただけでも恐ろしい。

  左翼というのは他人の金銭(ゼニ)で生きるのがモットー。自分で汗水垂らし、自分の貯金で政治活動に邁進するなんて、ほとんどないし、もし居たとしてもごく稀だ。大抵の左翼は気楽な公務員を目指す。民間企業と違って、役所の採用試験や職場では、政治的思想や過去の素行が調査されることはない。一旦就職してしまえばねこっちのもの。クビになることは滅多にないし、たとえ残業があってもタンマリと手当がつく。上司から失敗や怠慢を咎められても、社会党や共産党、公明党の仲間が助けてくれるし、能無し職員を保護する法令や組織が整っているから心配無用。殺人や窃盗、痴漢などを犯さなければ、定年まで安泰で、退職すれば潤沢な恩給で悠々自適の老後を送ることができる。まさに役人天国、倒産無しの親方日の丸だ。

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(写真 / 労働デモに参加する労働者)

  生活に困った職業左翼は、今さら市役所に就職とは行かないが、地方議員なら少しは可能性が残っている。町や村の議員といっても、政治家になればちゃんと給料をもらえるし、革命の下準備にもなるから一石二鳥だ。「皇室撲滅」だって政治活動の一つだから、遠慮なく「日本を人民共和国にしまぁぁ〜す !」と公言できるし、既存の法律を変えたり、新たな法律を作ることで、間接的に皇室を締め上げることだって不可能じゃない。洞口氏は暴力革命を夢見ているが、現実の厳しさを分かっているので、表面的にはブラック企業の問題とか貧困女性の支援、労働環境の改善などを口にし、真っ赤な頭と腹黒い本性を隠す。政治家になれば、非課税の公金を貰いながら本当にやりたい裏稼業に専念できるし、一般人のときには持てなかった公権力を手にできるから、ワクワクするほど嬉しい。

 とりわけ、議員報酬は魅力的だ。当選前、職業革命家の洞口氏は、年収200万円以下のワーキング・プアであったという。それが、杉並区の区議会議員になった途端、月額59万9300円の給料が貰えるのだ。東京都の区議会議員が手にする平均年収は、730万円から965万円くらいだというが、杉並区は低い方で、23区中22位の低さになっている。一番高いのは江戸川区で、月額62万1000円で、次に足立区の61万9000円、三位は葛飾区の61万8000円となっている。(低所得者が多く住む地区なのに、議員報酬だけは一番高いなんて奇妙である。) こうした月収に加え、議員には政務活動費が支給され、年間約192万円が手渡されるそうだ。さらに、ボーナスが上乗せされるから、低賃金労働者上がりの左翼には堪らない。杉並区の議員だと、ボーナスは年間296万円くらい貰えるそうだ。

  左翼勢力にとって、デモクラシーは実に便利な政治体制である。庶民が平等に一票を有し、無責任のまま代議士を選ぶことができる。大衆参加政治ともなれば、多数派は平均以下の知能しか持たないし、選ばれる議員だって同じ知的水準だ。大衆は自分の行動がどんな結果を生み出すか分からないし、自分の投票が自分の損害に繋がる事さえ気づかない。例えば、冷戦時代に多くの労働者が社会党や共産党の口車に乗って、革新議員に投票していたけど、一般の支持者は自宅にミサイルが落ちてくるとか、会社が国有化され農奴のような生活になるとは思ってもみなかった。共産圏の一般国民なんか、ゾッとするような生活を強いられていた。例えば、たった一握りの肉を買うために、雪の中で長時間列に並び、棚に並んだ肉をやっと手にしたら、ドス黒く変色している、なんて珍しくない。ちょっとしたお金を稼ぐため、こっそりと裏売春をする女性だっていたのだ。

  日本の左翼支持者は本当に脳天気だった。例えば、「頑張ってぇぇ〜、おタカさぁぁ〜んと」支援した社会党の土井たか子が北鮮の協力者で、特殊工作員が日本の女子供を拉致しているとは知らなかったから、左翼議員は勤労者の味方だと思っていた。おそらく、被害者家族となった支持者の中には、まさか自分の子供が工作員に攫われるとは思っていなかったはずである。つまり、革新陣営を支持していた平民は、左翼議員がどんな思想を持っているのか、また、どんな外交を裏で行っているのか、全くと言ってもいいほど知らずに、目先の利益に釣られて投票していたのである。

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(左 : 赤ヘルの左翼分子 / 右 : 角材で機動隊に襲いかかる左翼)

  一般国民とは憐れなもので、無所属の地方議員や「れいわ新選組」を支援する事が自分達の利益になると思っている。本当は、知らないうちに税金を巻き上げられ、日本社会をメチャクチャにされるだけなのに、綺麗事を並べただけの公約を信じ、「自民党を懲らしめてやれ !」と拍手喝采だ。左翼議員は洞口氏のように、「ブラック企業はけしからん ! 労働環境を改善せよ ! 企業は賃金を上げろ! 若者の雇用を増やせ ! 安心できる生活を!」と叫ぶが、実際、彼らが庶民のために行動することはない。 左翼議員は自民党と同じく、低賃金で働くアジア人労働者を歓迎し、雑多な移民を増やして自分の支持者にしようと考えている。もし、アジア移民が増えれば、賃金の上昇はなく、それどころか時給は低く抑えられ、劣悪な労働環境もそのまま。悲惨な現状が維持され、日本人社員はアジア人並に降格し、社畜としてこき使われてしまうだろう。大卒の新入社員だって出世を望めず、「いつ首を切られるか」と不安な日々を送り、定年まで「ヒラ社員」のままだ。高い給料を求める日本人の若者は就職できず、アジア人並の待遇で我慢するしかない。もし、就職氷河期が10年も続けば、コンビニのバイトでも有り難く思えてしまうだろう。

  左翼議員というのは、民衆の生活水準を下げることで、革命勢力を増やそうとする。もし、一般労働者の生活が安定し、そこそこの財産を持つようになれば、誰もプロレタリア革命に振り向かない。それじゃ困る。「米よこせ !」と江戸城(宮城)に集結する貧民大衆が出現しなきゃ。絶望に打ちひしがれた人間こそ、マルキストが理想とする民衆だ。貧乏は誇りと理性を消失させ、兇暴な性格を生み出す。パンに飢えたパリの民衆は素晴らしい。ルイ16世とマリー・アントワネットを断頭台に送ったじゃないか。フランスはアナーキストやマルキストの鑑(かがみ)だ。でも、革命の指導者は豊かなブルジョア生活を楽しむ。赤い貴族はノーメンクラツゥーラ(特権階級)になりたい。赤ヘルを被った暴力学生だって、中年になれば余裕のある生活を送りたいし、不破哲三のように別荘を持ってみたいと考える。それなら、賄賂と献金で懐が温かくなる議員がいい。落選したって、議員年金が豊富なら、後の生活に困らないじゃないか。たとえ万年野党の議員だって、連続当選すれば辻元清美のように権力とお金を持てるし、裏で自民党と手を結べば、引退後の生活は安泰だ。案外、共産党議員の方が現状維持を望んでいるのかも知れない。資産を貯め込んだ左翼議員ほど、「プロレタリア革命反対! 私有財産を守れ! 警察は共産党を取り締まれ!」と叫んだりしてね。あの世で立川談志が笑っているぞ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790018.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/744.html

[近代史3] 日本の左翼は今でも地道な政治活動を続けている 中川隆
1. 中川隆[-15222] koaQ7Jey 2019年12月05日 16:32:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2288]
杉並区議に当選した中核派 洞口朋子 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B4%9E%E5%8F%A3%E6%9C%8B%E5%AD%90

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/744.html#c1
[近代史3] 日本の左翼は今でも地道な政治活動を続けている 中川隆
2. 中川隆[-15221] koaQ7Jey 2019年12月05日 16:35:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2287]
右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた


2018年3月31日
 あの安保闘争では、デモを指導していた全学連の上層部が、右翼の田中清玄やCIAから資金援助を受けていた。そして、彼らは後に米国に留学し、中曽根康弘の手先として自民党の御用学者となった(西部邁、香山健一、佐藤誠三郎など)。安保闘争はデモを指導していた学生がCIAに取り込まれ、ガス抜きに利用された(当時の岸信介首相は、CIA工作員)。

 学生運動や極左運動では、凄惨なリンチやテロが相次いだ。だが当時の極左指導者も、裏では公安とツーカーだった。よど号事件では、犯人が北朝鮮(旧日本軍の残地諜者が建国した国)に亡命し、人質の一人が日野原重明(笹川人脈)だった(聖路加国際病院は戦時中は空襲に遭わなかったし、地下鉄サリン事件では被害者の搬送先となった)。

重信房子は、父・重信末夫が右翼の大物で、四本義隆や佐々弘雄(佐々淳行の父)とつながりがあった。当時、数々の極左テロ事件の鎮圧を指導したのが佐々淳行と後藤田正晴だ(佐々と後藤田は、後に中曽根首相の側近となった)。冷戦期のグラディオ作戦の日本版が、日本の極左テロ事件だ(西欧で起きた数々の極左テロは、実は民衆の世論を反共へ誘導するためNATOが仕組んだもの、というのがグラディオ作戦)。

 オウム事件では、オウムは裏で統一教会や北朝鮮と関わりがあったが、当然、CIAの関与もあったはずだ(オウムが撒いたとされるサリンは、米軍製のサリンとなぜか成分が同じだ)。麻原は拘置所で薬漬けにされ、口封じされた。

 安保闘争も、学生運動や極左テロも、オウム事件も、裏では支配層が巧妙に運動や組織をコントロールしていた。そして、これらの政治的事件の顛末は、日本人に「政治には無関心でいるのが無難」という意識を植えつける、悪影響をもたらした(それが、属国日本の支配層=米国の手先の狙いだったのだから)。

https://johosokuhou.com/2018/03/30/2831/


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/744.html#c2

[近代史3] 香港デモが終わらない理由 & 香港デモの正体を見極めよ 中川隆
19. 中川隆[-15220] koaQ7Jey 2019年12月05日 17:08:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2286]
2019.12.05
香港をウクライナのネオ・ナチが訪問、反中国運動への連帯をアピール
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912050000/


 香港では学生と見られるグループが石や火炎瓶を投げ、建造物を破壊、交通機関を止め、中国系メディアのオフィスを襲撃し、洋弓で矢が射ると行った状況になった。そうした中、70歳の街路清掃人が投げられた石があたって死亡し、反中国派に抗議する57歳の男性、リャン・チーチャン(梁志祥?)が可燃性の液体をかけられ上に火をつけられて大火傷を負っている。

 火だるまになった男性は体の28%を火傷して入院。回復しつつあると言われているものの、10日にわたって意識がなかったという。男性に火をつけたのは20名余りの反中国派で、すぐに現場から逃走した。

 破壊活動は香港経済に大きなダメージを与え、市民からも支持されているいるようには見えないが、11月24日に実施された区議会選挙では、「民主化」を掲げる勢力が議席の約8割を獲得したという。この勢力と破壊活動を続ける学生は別だと認識しているのかもしれない。

 そうした香港にウクライナのネオ・ナチが現れ、話題になっている。ナチス、あるいは白人至上主義を誇示するような入れ墨をしたヨーロッパ系の人間がアジアに現れれば目立つ。にもかかわらずウクライナのネオ・ナチが香港を訪れ、その時の写真をインターネット上で公開しているということは、自分たちと香港の反中国運動が連携していると宣伝したいのかもしれない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912050000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/576.html#c19

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
164. 中川隆[-15219] koaQ7Jey 2019年12月05日 17:13:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2285]
2019.12.05
核戦争の危機を訴えながら、その原因には口をつぐむゴルバチョフ

 アメリカとロシアとの間で核戦争が始まる可能性が高まっていることを懸念する発言をミハイル・ゴルバチョフが西側の有力メディアに対して行っている。(​ココ​や​ココ​)

 軍事的な緊張が高まっていることは事実だが、その原因は脅せば屈するというアメリカ支配層の考え方にある。その相手が脅しに屈しない場合、脅しはエスカレートしていく。現在のロシアや中国がそうした相手で、ヒラリー・クリントンは脅しを全面核戦争まで引き上げていた。

 そこでロシアとの関係修復を訴えるドナルド・トランプが出てくるのだが、脅せば屈するという考え方を放棄しない勢力はトランプを潰しにかかった。ロシアとの関係修復という当初の方針を彼は捨てたように見える。

 何をしでかすかわからないと相手に思わせれば、自分たちが望む方向へ流れを持って行けるという「狂人理論」を最初に打ち出したのはリチャード・ニクソンだと見られている。

 ニクソンは1953年1月から61年1月までドワイト・アイゼンハワー政権の副大統領だった。大統領に就任して間もない段階でアイゼンハワー泥沼化していた朝鮮戦争を終わらせようとしたが、その際、新大統領は中国に対し、休戦に応じなければ核兵器を使うと伝えたとされている。実際、その年7月に休戦は実現した。(Daniel Ellsberg, “The Doomsday Machine,” Bloomsbury, 2017)

 このやり方をニクソンはベトナム戦争の際に使っている。北ベトナムに対する核攻撃の計画を1969年10月から11月の期間に作成したというのだが、このやり方を現在のアメリカ支配層、特にネオコンは信奉している。イスラエルの国防大臣などを務めたモシェ・ダヤンも似たような考え方の持ち主で、イスラエルは狂犬のようにならなければならないと口にしていたという。

 ゴルバチョフがソ連の大統領に就任する直前からジョージ・H・W・ブッシュやネオコンを含むアメリカの勢力は軍事的な緊張を高めていた。本ブログでも何度か書いたが、1980年代の前半にアメリカとソ連は全面核戦争の寸前まで行っている。アメリカの好戦派はソ連を核戦争で脅していたように見える。

 そうした圧力の中、牧歌的な欧米信奉者のゴルバチョフはソ連解体への道を歩き始め、1991年7月にはロンドンで開かれたG7首脳会談に参加している。呼び出されたと言うべきかもしれない。そこでゴルバチョフは新自由主義を導入するように言われたが、それが何を意味するかを理解した彼は拒否した。

 G7の翌月にソ連ではクーデター騒動があり、ゴルバチョフは失脚、西側の傀儡だったボリス・エリツィンが実権を握り、12月8日にソ連解体を勝手に決めている。

 そうした事態を想定していなかったソ連は対応できず、1990年代の惨状を招くことになった。国の資産は略奪され、大多数の国民は貧困化、貧富の差が拡大して街は犯罪が横行する。その一方でクレムリンの腐敗勢力と手を組んで巨万と富を手にした人たちが出現する。いわゆる「オリガルヒ」だ。

 そうしたソ連解体作業の中心にはジョージ・H・W・ブッシュなどCIA人脈と結びついたビクトル・チェブリコフをはじめとするKGB人脈が存在していたと言われている。クレムリンの腐敗勢力の中心にはエリツィンの娘であるタチアナがいた。

 ソ連の消滅でアメリカは唯一の超大国になったと考えたアメリカの好戦派は潜在的なライバルを潰し、資源国を制圧する戦争を始める。アメリカ支配層は誰に気兼ねすることなく侵略、破壊、略奪を実行できるようになったと考えたのだ。必然的に国連も無視するようになる。国連中心主義を打ち出していた細川護熙政権が潰されたのはそのためだ。

 勝利の喜びに酔いしれていたアメリカ好戦派に冷水を浴びせることになるのがロシアのウラジミル・プーチン。自分たちの操り人形だと考えていたプーチンが反旗を翻したのだ。そこでアメリカの支配層はロシア、そして中国を再び核戦争で脅している。核戦争の危機を本当に感じているなら、ゴルバチョフはアメリカを中心とする西側支配層を非難、対峙しなければならない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912050000/

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c164

[近代史3] 馬渕睦夫 : 山本太郎は反グローバリストを装って一般大衆を欺く極左の隠れグローバリスト 中川隆
67. 中川隆[-15218] koaQ7Jey 2019年12月05日 18:25:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2284]
生放送特番 「日本をどうする!?斎藤まさし氏と語る」 へのコメント
https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title

77 7

斎藤まさし先生や日本の左翼はマルクスの言う階級というのがどういうものなのか全くわからなかったのですね

斎藤まさし先生や日本の新左翼・日本共産党員の知能はマルクスを齧った18歳の大学生程度
水島総先生やチャンネル桜出演者の知能・思考力はマッカーサーが言った様に 13歳児程度
(社会主義者だったルーズベルトや 終戦後の日本を変えた共産主義者の GHQ幹部の知能を30歳とした場合だけど)

▲△▽▼

船は港を出る前に沈んだと
早すぎる伝令が火を止めにくる
私たちの船は 永く火の海を
沈みきれずに燃えている
きのう滝川と後藤が帰らなかったってね
今ごろ遠かろうね寒かろうね
誰かあたしのあの人を救けてよと
跣(はだし)の女が雨に泣く

中核派に恋人を殺された革マル派の歌姫 中島みゆきの歌「世情」(1978年4月10日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27227751

同棲した恋人の優しさに学生運動を止めたくなった早大生の歌 神田川 1973年9月20日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B7%9D

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) 動画
https://video.9tsu.com/videos/view?vid=101196

<再現>日本赤軍事件 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%EF%BC%9C%E5%86%8D%E7%8F%BE%EF%BC%9E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6


日本が戦後、世界で唯一成功した社会主義国になれた理由

昔、民青・共産党員や新左翼は階級闘争、階級闘争と騒いでいましたが、彼らには日本に階級なんか無かったというのがわからなかったんですね。

日本の階級を潰して一億総中流社会にしたのは GHQ なんです。民青・共産党員や新左翼は無知蒙昧で、階級社会というのがどういうものか知らないので、日本で階級闘争が起きる筈もないのがわからなかった。そもそも日本共産党や日本の労働組合は GHQ が合法化したのです。

終戦直後は大したインフレは起きなかったのに、その後預金封鎖になるまで物価が上がったのもGHQが日本の階級を破壊する為に物価操作したのが原因です。 円がその後安くなったのはアメリカの命令で戦時国債を踏み倒す為に意図的に紙幣をそれまでの何十倍も発行したからです

アメリカが日銀にやらせたのは、それまでの 1円札を100円札に名称変更して、戦時国債の額面だけは昔と同じままにしておいた。

戦後の農地解放と同じで、アメリカは地主の金を貧農・小作人に再分配させる為に円の額面を変えた。 だからハイパーインフレとは全く違う。

その結果、農民はすべて自民党支持層になって日本が共産化する可能性がなくなったたんだ。ドイツやジンバブエのハイパーインフレとは中身が全然違うよ
因みに、日本が一億総中流、世界で一番成功した社会主義国と言われる様になったのは

・GHQ の農地改革で富農の土地をインフレ前に強制買い取り、小作農にインフレ後にインフレ前の金額と同額(タダ同然)で売ってその金額だけ売主に渡した

・意図的なインフレと預金封鎖で富裕層の預金を没収
が原因

要するに、日本を共産化させない為にブルジョアジーの持つ農地と銀行預金・国債を没収してプロレタリアートに再分配した

一億総中流の無階級社会になったらもう共産革命を起こす必要がなくなるからね 損したのは預金を没収された資産家と農地改革で農地を昔の地価と同じ額面のままインフレで安くなった新円札で売らされた大地主だけ

農地を地主からタダ同然で買わせて貰った小作人は一気に土地持ちの資産家になって、それ以降自民党とアメリカの支持者になった
それが自民党一党独裁が今迄ずっと続いた理由


_______


77 7

斎藤まさし先生は なんちゃって革命家一座の座長 (自分では気付いていないけど)

重信房子がばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか不自然で
この親子も なんちゃって革命家一座の団員でスーチー型やダライラマ型
重信房子ってのは、戦前の大物≪右翼≫の娘だよ。
父親(重信末夫)は鹿児島県出身であり、戦前の右翼の血盟団のメンバーであり、四元義隆とは同郷の同志である。 要するに≪反体制がかっこいい≫というレベルの遺伝子の持ち主。
思想・信条は関係ない。
▲△▽▼
日本赤軍のテルアビブ空港襲撃事件が世界中に大きな衝撃の理由は

イスラエルとパレスチナの紛争に、全く利害関係を持たないはずの日本の極左組織が、命を掛けて参加した理由が分からないことである。 彼らは宗教的にイスラム教を信奉しているわけでもないし、命をかけるほどの利益があるわけでもない。従がって、イスラエルの空港に日本赤軍と称する組織が命がけの攻撃をする理由は、西洋人は勿論、中東の人々にも理解できなかった。何故、日本赤軍は、自分たちの命を犠牲にしてイスラエル空港を攻撃したのか? そしてそれに輪を掛けて理解できなかったことは、日本政府がこの襲撃事件に遺憾の意を表明して、犠牲者に100万ドルの賠償金を支払ったことである。

日本赤軍について少し。(ユダヤ悪を追求すると、な〜ぜ〜か、北朝鮮勢力から狙われますよ。)

1.よど号グループと日本赤軍は、提携している。よって、どちらも黒幕は、北朝鮮。ボスは、重信房子だった。(北朝鮮の日本の出店は、統一教会インチキ右翼が兼任。)日本の中の北朝鮮=オウム真理教と重信の間にもつながりがある。

2.重信の黒幕は、ユダヤ権力・勝共右翼の朝鮮人と見たほうが良さそうです。行政調査新聞 「重信房子は四元義隆と会っていた?」
米大統領選の当選者確定の日とされた昨年十一月八日午前、大阪府高槻市の路上で赤軍派の重信房子が逮捕され衝撃が流れた。ところがその後、重信が長期にわたり北京政府と密接な関係を持っていたことなどが明らかになってきている。さらに衝撃的な噂が流された。逮捕直前に重信房子が、四元義隆、後藤田正晴と会っていたというのだ。現実には、後藤田が重信と会った形跡はない。後藤田の秘書が会ったとも言われるが真偽は不明。いっぽう四元義隆は「逮捕前に重信房子に会ったか?」とのマスコミの質問に対し否定はしなかった。彼女は幼い頃にはしょっちゅう四元の膝の上で遊んでいたと言われる(ちなみに重信房子の父親は右翼・血盟団員)。山下太郎、田中清玄…。かつて日本から実力者たちが何人もアラブ世界に飛び、交流を高めわが国の政治経済に貢献した。重信房子もこうした流れの中でアラブに渡ったものであり、彼女が中東に飛ぶ際に岸信介(当時首相でCIA工作員)は当時のカネで500万円を手渡したと伝えられる。

3.重信は、アラブ・ゲリラの中心人物。重信の逮捕は、「あの」連中が計画している日本テロを「アラブゲリラによる重信奪還テロ」と思わせるため?日本でも、ビン・ラディンやアルカイダの名前が使われたインチキテロが行われるのか?(勿論、実際の犯行は、地下鉄サリン同様にCIAのユダヤ人と勝共・北朝鮮の朝鮮人。)

4.元赤軍派の塩見が、結局は、朝鮮系右翼とつるんでいるわけです。つまり、日本の半島系右翼は、北朝鮮の傀儡。総元締めは、ロックフェラーの手先と北朝鮮の出先を兼任する文鮮明ということです。
_____
重信末夫は、四元義隆を通じて佐々弘雄と友人関係にあった。
つまり重信房子は佐々淳行と昔から知り合いだった。連合赤軍のテロ事件は、警視庁や日本政府と組んだ茶番だった。
オメ-ラのやり方は、昔からキッタネーなぁ...?ハマスは、パレスチナをイスラエルが攻撃する口実作りの為に、被害が最小限のテロを行っている。ハマスは実はモサドが作り、支援している似非テロ組織。

その実体は日本の連合赤軍にそっくり。
__

あの安保闘争では、デモを指導していた全学連の上層部が、右翼の田中清玄やCIAから資金援助を受けていた。そして、彼らは後に米国に留学し、中曽根康弘の手先として自民党の御用学者となった(西部邁、香山健一、佐藤誠三郎など)。安保闘争はデモを指導していた学生がCIAに取り込まれ、ガス抜きに利用された(当時の岸信介首相は、CIA工作員)。 学生運動や極左運動では、凄惨なリンチやテロが相次いだ。だが当時の極左指導者も、裏では公安とツーカーだった。よど号事件では、犯人が北朝鮮(旧日本軍の残地諜者が建国した国)に亡命し、人質の一人が日野原重明(笹川人脈)だった(聖路加国際病院は戦時中は空襲に遭わなかったし、地下鉄サリン事件では被害者の搬送先となった)。重信房子は、父・重信末夫が右翼の大物で、四本義隆や佐々弘雄(佐々淳行の父)とつながりがあった。当時、数々の極左テロ事件の鎮圧を指導したのが佐々淳行と後藤田正晴だ(佐々と後藤田は、後に中曽根首相の側近となった)。冷戦期のグラディオ作戦の日本版が、日本の極左テロ事件だ(西欧で起きた数々の極左テロは、実は民衆の世論を反共へ誘導するためNATOが仕組んだもの、というのがグラディオ作戦)。

 安保闘争も、学生運動や極左テロも、オウム事件も、裏では支配層が巧妙に運動や組織をコントロールしていた。そして、これらの政治的事件の顛末は、日本人に「政治には無関心でいるのが無難」という意識を植えつける、悪影響をもたらした(それが、属国日本の支配層=米国の手先の狙いだったのだから)。

https://www.youtube.com/watch?v=aev9qQqSzAw&feature=emb_title

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/559.html#c67

[近代史3] 馬渕睦夫 : 山本太郎は反グローバリストを装って一般大衆を欺く極左の隠れグローバリスト 中川隆
68. 中川隆[-15217] koaQ7Jey 2019年12月05日 18:26:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2283]
2019年12月05日
地方議員で生き延びる左翼分子 / 国家破壊は地元から(後編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790018.html


札付きの極左議員が誕生した

  前編で話がだいぶ逸れたので、元に戻す。アメリカの左翼と同じく、日本でも左翼は地道な政治活動を続け、何年かかろうとも、現体制打倒の野心を捨てることはない。一般の保守派国民は国会議員ばかりに焦点を当てるが、地方議員にこそ危険な要素が隠れている。例えば、杉並区で区議会議員になった洞口朋子(ほらぐち・とみこ / 30歳)は、超A級の極左分子だ。彼女は今年(2019年)の区議会選挙に出馬し、第1位当選の6,003票には遠く及ばないが、3,275票を獲得し、定数48名の中で第18位となって当選を果たした。(安藤健二 「洞口朋子さん、杉並区議に初当選。中核派としてYouTubeなどに露出していた」、『ハッフィントン・ポスト』、2019年4月22日)

Horaguchi 1(左 / 洞口朋子 )
  ところが、この新人議員たる洞口朋子は、何と「中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)」の出身である。梅小鉢さんのモノマネじゃないけど、“安めぐみ”を真似て「へぇぇぇ〜」と驚いてしまうじゃないか。1960年代から70年代に学生運動をしていたオッちゃん、オバちゃんが聞けば、「あぁ、懐かしいなぁ〜」と呟いてしまうが、現在の大学生だと、「何っ、それ?」と訊いてしまうだろう。今の若者じゃ、「革マル派」と「中核派」の違いなど分からないし、「聞いたことがない」と答える人が大半だろう。「中核派」は二大新左翼の一つで、世界共産主義革命を実現するためには暴力行為も辞さない、バリバリの武闘派。信じられないけど、プロレタリアによる独裁政権を目指す。今時の女子高生だと、「プロレタリアって、渋谷にある外資系のお店?」って言いそうだけど、「プロレタリアート(proletariat)」なる用語は、「これといった財産を持たない賃金労働者階級の人間」を意味し、一般的には「無産階級」とも呼ばれている。要するに、「子供以外の財産を持たない貧乏人」のことで、資本家にこき使われる日傭い人夫に近い。
 
  1960年代から70年代と言えば、日本でも左翼の黄金期。小田実(おだ・まこと)なんか「ベ平連」を作って「ベトナム戦争反対 ! アメリカの帝国主義を打倒せよ!」と叫んでいた。歐米の反戦運動に刺戟を受けた日本人左翼は、成田闘争や沖縄返還闘争、東大安田講堂占拠、安保闘争、渋谷暴動事件をやらかして大はしゃぎ。常識人から見れば、愚劣なテロ行為に過ぎないが、やっている本人にしてみれば、生き甲斐となる革命闘争だった。スポーツでエネルギーを発散すればいいのに、極左集団というのはジムに通わず、街頭で暴れるのが大好き。1984年には「人民革命軍」が火炎放射器を持ち出し、自民党本部を襲撃して放火事件を起こした。1986年に東京サミットが開かれると、中核派の連中は迎賓館に迫撃砲を撃ち込む始末。これじゃあ、「東京」はベトナム風に「トンキン」と呼ばれてしまうだろう。現在でも中核派は約4,700名ほど存在するというが、その実態がどうなのか、一般国民の我々にはよく分からない。たぶん、ロシアや支那、北鮮の工作機関も「利用価値は無い」と考え、資金を提供せず見放しているんじゃないか。

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(左 : 街頭でアジ演説を行う左翼 / 右 : 機動隊と衝突する暴力学生 )

  それにしても、新人議員の洞口は筋金入りの極左だ。何しろ、本人自ら「職業革命家」で「中核派の活動家」と公表しているんだから凄い。彼女の父親も中核派だったというから、“世襲過激派”となる訳で、北鮮の金王朝と似ている。宮城県仙台市に生まれた左翼2世は、中学生だった2003年にイラク戦争に反対するデモ行進に参加したそうだ。中学生で既に「札付きのアカ」なんて、まるでチャウシェスクに忠誠を誓っていたルーマニアの子供みたい。(独裁者のニコライ・チャウシェスクが君臨していた時代、赤いスカーフを首に巻いた幼い子供達は、「母国の鷹」と呼ばれていた。今では懐かしいけど、これは『毛沢東語録』を掲げて「造反有理」を叫んでいた支那の紅衛兵と同じだ。「ぞうはんゆうり」を知りたい人は社会科の先生に訊いてね。日教組のベテラン教師になると、目を輝かせて教えてくれるから。) 法政大学に進むと「学生自治闘争」に熱中し、在学中の2010年、過激な左翼活動が原因で無期停学処分を受ける。懲りない左翼娘は、2015年、安保法制反対の旗を掲げて国会前に陣取った。さらに、YouTubeで「前進チャンネル」を作り、自らキャスターを務めていたというから、まさしく「職業左翼」だ。

Rumanian children 2Red Guards 3


(左 : チャウシェスク時代のルーマニア人の子供達 / 右 : 紅衛兵の支那人 )

  中核派の「前進社」に属していた洞口氏にとって、左翼分子を取り締まる日本政府や国家権力を象徴する天皇制、さらに労働者を搾取する資本家は、打倒すべき巨悪の根源で、その手下となっている警察や公安は天敵に等しい。彼女は革命勢力を監視する公安当局を憎み、いつか権力を用いて潰してやろうと考えていたそうだ。警察機構に対する彼女の恨みは相当深く、実際、洞口氏は二度逮捕されている。(ただし、二回とも不起訴。) 世間の常識人は「一体、どんな家庭教育を受けたんだ?」と訝しむが、父親が中核派なんだから、大体の見当はつく。洞口氏の談話によれば、自宅で読むのは「朝日新聞」と「前進(中核派の機関紙)」であったという。笑っちゃうけど、「やっぱりねぇ〜」と納得が行く。(ちなみに、カール・マルクス以外で愛読するのは、松本清張の小説であるそうだ。さぁぁ〜すが、極左娘は娯楽作品も左巻きだ。ご存じの通り、清張は有名な共産党支持者。やはり、幼年時代が貧しく、印刷工になっても貧乏で、徴兵されれば一等兵。復員して朝日新聞に戻ってくるが、そこでも下働きの貧乏生活じゃぁ、グレちゃうよねぇ〜。) 反日思想に凝り固まった家庭だと、購読するのは濃厚な毒を含む『赤旗』か、その毒をやや薄めた『朝日新聞』と相場が決まっている。メディア業界では、『朝日新聞』が『しんぶん赤旗』の姉妹版というか、表だって共産党を支援できない家庭が購入する大衆版で、『毎日新聞』は朝日に追従する「豆新聞」となっている。ちなみに、『日本経済新聞』は、財務省御用達の民間版「官報」となっていた。

  洞口氏は小学生の時、書道教室に通っていたそうで、時折、家から新聞紙を持って行くことがあったという。ところがある日、彼女は何気なく『前進』を手に取ってしまい、そのまま教室に持って行ってしまったそうだ。そして、意識せずに先生が見ている前で新聞を広げたら、紙面には「天皇制粉砕」という文字が書かれていたから、さあ大変。書道の先生はびっくり仰天。先生は何とも言えず、ただ唸ってしまったそうだ。そりゃそうだろう。子供がもってくる新聞なのに、極左陣営の檄文が印刷されているんだから、死角からのブラジリアン・キックを喰らったような衝撃だ。保守的な先生だと「この子は・・・」と気まずくなるじゃないか。こんな洞口氏だが、少女時代には「将来、保育師になりたい」と思っていたそうだ。(櫻田進ノ介 「普通の子だった私が中核派になった理由」 BizSpa! 2019年7月4日) 誰にでも職業選択の自由はあるけど、彼女のような人物が保母を目指すなんて・・・。考えただけでも恐ろしい。

  左翼というのは他人の金銭(ゼニ)で生きるのがモットー。自分で汗水垂らし、自分の貯金で政治活動に邁進するなんて、ほとんどないし、もし居たとしてもごく稀だ。大抵の左翼は気楽な公務員を目指す。民間企業と違って、役所の採用試験や職場では、政治的思想や過去の素行が調査されることはない。一旦就職してしまえばねこっちのもの。クビになることは滅多にないし、たとえ残業があってもタンマリと手当がつく。上司から失敗や怠慢を咎められても、社会党や共産党、公明党の仲間が助けてくれるし、能無し職員を保護する法令や組織が整っているから心配無用。殺人や窃盗、痴漢などを犯さなければ、定年まで安泰で、退職すれば潤沢な恩給で悠々自適の老後を送ることができる。まさに役人天国、倒産無しの親方日の丸だ。

Left wing 2left wing 3


(写真 / 労働デモに参加する労働者)

  生活に困った職業左翼は、今さら市役所に就職とは行かないが、地方議員なら少しは可能性が残っている。町や村の議員といっても、政治家になればちゃんと給料をもらえるし、革命の下準備にもなるから一石二鳥だ。「皇室撲滅」だって政治活動の一つだから、遠慮なく「日本を人民共和国にしまぁぁ〜す !」と公言できるし、既存の法律を変えたり、新たな法律を作ることで、間接的に皇室を締め上げることだって不可能じゃない。洞口氏は暴力革命を夢見ているが、現実の厳しさを分かっているので、表面的にはブラック企業の問題とか貧困女性の支援、労働環境の改善などを口にし、真っ赤な頭と腹黒い本性を隠す。政治家になれば、非課税の公金を貰いながら本当にやりたい裏稼業に専念できるし、一般人のときには持てなかった公権力を手にできるから、ワクワクするほど嬉しい。

 とりわけ、議員報酬は魅力的だ。当選前、職業革命家の洞口氏は、年収200万円以下のワーキング・プアであったという。それが、杉並区の区議会議員になった途端、月額59万9300円の給料が貰えるのだ。東京都の区議会議員が手にする平均年収は、730万円から965万円くらいだというが、杉並区は低い方で、23区中22位の低さになっている。一番高いのは江戸川区で、月額62万1000円で、次に足立区の61万9000円、三位は葛飾区の61万8000円となっている。(低所得者が多く住む地区なのに、議員報酬だけは一番高いなんて奇妙である。) こうした月収に加え、議員には政務活動費が支給され、年間約192万円が手渡されるそうだ。さらに、ボーナスが上乗せされるから、低賃金労働者上がりの左翼には堪らない。杉並区の議員だと、ボーナスは年間296万円くらい貰えるそうだ。

  左翼勢力にとって、デモクラシーは実に便利な政治体制である。庶民が平等に一票を有し、無責任のまま代議士を選ぶことができる。大衆参加政治ともなれば、多数派は平均以下の知能しか持たないし、選ばれる議員だって同じ知的水準だ。大衆は自分の行動がどんな結果を生み出すか分からないし、自分の投票が自分の損害に繋がる事さえ気づかない。例えば、冷戦時代に多くの労働者が社会党や共産党の口車に乗って、革新議員に投票していたけど、一般の支持者は自宅にミサイルが落ちてくるとか、会社が国有化され農奴のような生活になるとは思ってもみなかった。共産圏の一般国民なんか、ゾッとするような生活を強いられていた。例えば、たった一握りの肉を買うために、雪の中で長時間列に並び、棚に並んだ肉をやっと手にしたら、ドス黒く変色している、なんて珍しくない。ちょっとしたお金を稼ぐため、こっそりと裏売春をする女性だっていたのだ。

  日本の左翼支持者は本当に脳天気だった。例えば、「頑張ってぇぇ〜、おタカさぁぁ〜んと」支援した社会党の土井たか子が北鮮の協力者で、特殊工作員が日本の女子供を拉致しているとは知らなかったから、左翼議員は勤労者の味方だと思っていた。おそらく、被害者家族となった支持者の中には、まさか自分の子供が工作員に攫われるとは思っていなかったはずである。つまり、革新陣営を支持していた平民は、左翼議員がどんな思想を持っているのか、また、どんな外交を裏で行っているのか、全くと言ってもいいほど知らずに、目先の利益に釣られて投票していたのである。

Zengakuren 1Zengakuren 3


(左 : 赤ヘルの左翼分子 / 右 : 角材で機動隊に襲いかかる左翼)

  一般国民とは憐れなもので、無所属の地方議員や「れいわ新選組」を支援する事が自分達の利益になると思っている。本当は、知らないうちに税金を巻き上げられ、日本社会をメチャクチャにされるだけなのに、綺麗事を並べただけの公約を信じ、「自民党を懲らしめてやれ !」と拍手喝采だ。左翼議員は洞口氏のように、「ブラック企業はけしからん ! 労働環境を改善せよ ! 企業は賃金を上げろ! 若者の雇用を増やせ ! 安心できる生活を!」と叫ぶが、実際、彼らが庶民のために行動することはない。 左翼議員は自民党と同じく、低賃金で働くアジア人労働者を歓迎し、雑多な移民を増やして自分の支持者にしようと考えている。もし、アジア移民が増えれば、賃金の上昇はなく、それどころか時給は低く抑えられ、劣悪な労働環境もそのまま。悲惨な現状が維持され、日本人社員はアジア人並に降格し、社畜としてこき使われてしまうだろう。大卒の新入社員だって出世を望めず、「いつ首を切られるか」と不安な日々を送り、定年まで「ヒラ社員」のままだ。高い給料を求める日本人の若者は就職できず、アジア人並の待遇で我慢するしかない。もし、就職氷河期が10年も続けば、コンビニのバイトでも有り難く思えてしまうだろう。

  左翼議員というのは、民衆の生活水準を下げることで、革命勢力を増やそうとする。もし、一般労働者の生活が安定し、そこそこの財産を持つようになれば、誰もプロレタリア革命に振り向かない。それじゃ困る。「米よこせ !」と江戸城(宮城)に集結する貧民大衆が出現しなきゃ。絶望に打ちひしがれた人間こそ、マルキストが理想とする民衆だ。貧乏は誇りと理性を消失させ、兇暴な性格を生み出す。パンに飢えたパリの民衆は素晴らしい。ルイ16世とマリー・アントワネットを断頭台に送ったじゃないか。フランスはアナーキストやマルキストの鑑(かがみ)だ。でも、革命の指導者は豊かなブルジョア生活を楽しむ。赤い貴族はノーメンクラツゥーラ(特権階級)になりたい。赤ヘルを被った暴力学生だって、中年になれば余裕のある生活を送りたいし、不破哲三のように別荘を持ってみたいと考える。それなら、賄賂と献金で懐が温かくなる議員がいい。落選したって、議員年金が豊富なら、後の生活に困らないじゃないか。たとえ万年野党の議員だって、連続当選すれば辻元清美のように権力とお金を持てるし、裏で自民党と手を結べば、引退後の生活は安泰だ。案外、共産党議員の方が現状維持を望んでいるのかも知れない。資産を貯め込んだ左翼議員ほど、「プロレタリア革命反対! 私有財産を守れ! 警察は共産党を取り締まれ!」と叫んだりしてね。あの世で立川談志が笑っているぞ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790018.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/559.html#c68

[近代史3] 自称共産国家の中華人民共和国が世界史上最悪の階級社会になった理由 中川隆
22. 中川隆[-15216] koaQ7Jey 2019年12月05日 19:03:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2282]

2019年12月04日
中国の農業の実体 年収15万円 発展に取り残され衰退

発展する中国とは無縁の農村


引用:http://www.geocities.jp/torikai010/yunnan2004tokutokuFH000011.JPG


中国の経済発展は報道されるが、中国の農業について報道される事はほとんど無い。

大半の農民は成長とは無縁で、年収10万円から20万円程度で働いてる。

中国農業の衰退ぶり


中国経済は(表向きの数字では)年6%成長を続けているが、その一方で中国の農業は衰退の一途を辿っている。


長い間中国は消費する以上の農作物を生産する純輸出国だったが、今は農業輸入国に転落した。



中国では過去10年間に農業従事者の賃金が急騰し、年収3万円以下だったのが10万円以上になった。


2000年頃の農村年収は5万円以下だったのが2010年頃に年収10万円、現在は年収15万円以上になっていると推測されている。


推測されているというのは中国は都市住民との格差が縮まらないので、農民収入の統計を辞めてしまったからです。

経済が発展し人民元が高くなり人件費も高騰すると、中国の農作物は競争力を失い政府は補助金で農家を保護している。

経済協力開発機構(OECD)によると、中国は農家に数十兆円もの補助金を支出ししている。

世界の人口の5分の1は中国人だが、中国の農地面積は世界の10分の1に過ぎない。


中国は経済成長の為に農地を減らし、公害で汚染してきたから、農業が衰退するのは当たり前だった。

中国に最も好意的な人でさえ、中国の農業は躍進しているなどとは言わなくなった。

今日の中国人は欧米風の肉食を好むので、大量の牛や豚を飼育するために、大量の飼料を外国から輸入している。


農民の年収は10万円から20万円


経済成長の結果、農民は都会に出て農業以外の職業に就きたがるようになり、農業の労働者不足が深刻化している、

解決するには農家の年収を増やせば良いが、人件費が上昇すると、ただでさえ競争力が無い中国農業はさらに競争力を失う。

すると現在30兆円程度の農家補助金が、もっと増えてしまうでしょう。


中国農業の生産量は2000年代からの平均で年3.6%ずつ増加しているが、2009年を境に輸出より輸入の方が多くなった。

理由は家畜用のエサや工業用のトウモロコシなどで、アメリカから輸入するのも大半はブタ等の餌です。

過去20年で高騰したと指摘されている中国農民の収入は、一体いくらなのでしょうか?


中国政府によると2011年の中国全土の農民の平均年収は8万5千円(6900元)だった。

月給ではなく年収が8.5万円で、同じ2011年に中国人全員の平均年収は約55万円(42元)だった。

農業の収入は全職業平均の6分の1で、農民の収入の低さがわかる。


中国農村部の平均年収は都市部の1/3に過ぎないのだが、中でも農民の年収はさらに1/2に過ぎない。

因みに農民が都会に出て農業以外の職業に就くのは違法行為で、農民工として黙認されているが不法労働者でしかない。

どうした事か中国政府は毎年発表していた農民の年収を2012年からは発表するのを止めてしまいました。

その後どうなったのかは分からないのだが、8万円だった収入が急に数倍になったとは考えにくいので、現在でもせいぜい2倍程度でしょう。


中国農民の平均収入は15万円前後なのだが、山間部の貧農地域では3万円以下の場合も在る。


ウイグルやチベットや内蒙古などテロ防止のために意図的に貧しくしている地域も存在する。

ウイグル人は企業での就職や労働、出稼ぎを禁じられているので、農民の多くが極貧と思われます。

一方で北京や上海のような大消費地に近い農村では商業的成功者も現れ、富裕農村となっている。


日本のマスコミが取材して「中国の農村は素晴らしい」と褒めたたえるのは、必ずこうした富裕農村です。

中国人労働者全体の平均年収は70万円ほどだが農民の平均は15万円前後というのが実態です。
http://www.thutmosev.com/archives/34151580.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/354.html#c22

[近代史3] アメリカが No.2 になった国を潰した方法

アメリカが No.2 になった国を潰した方法


2019年12月05日
アメリカがやっているのは軍事負担で中国を滅ぼす戦略


国力が劣る国が軍事力で対抗すると、時間の経過とともに国が衰退します。

中国は今この過程にある


画像引用:【図解】日中の軍事力比較 写真1枚 国際ニュース:AFPBB Newshttps://www.afpbb.com/articles/-/3012566

スポーツカーと牛車の戦い

米中関係がギクシャクしていて、トランプの性格のせいだとかアメリカの貿易赤字が原因だと言われている。

だが歴史的に見るとアメリカは何度も同じことを繰り返していて、今まではアメリカが全勝してきました。

アメリカが初めて最大の大国になったのは第一次大戦後で、1920年代まではイギリスが最大でした。



意外な事ですがペリーが日本にやってきた1853年頃も、明治維新の1868年頃も日本の方が国力が大きかった。

1850年のアメリカの人口は2350万人で1900年に7600万人、1925年には1億1500万人に増えていました。

日本は1850年に3200万人、1900年に4500万人、1925年に6000万人なので1875年頃までに逆転されています。


アメリカの人口が急激に増えた理由は移民で、短期間に爆発的な人口増と経済成長を実現しました。

太平洋戦争開戦時には日本7300万人(内地)、アメリカ1億3200万人と人口差は1.8倍で、1人当たり経済力はもっと差があった。

第二次大戦前にアメリカでは個人がスポーツカーを所有して高速道路を速度無制限でぶっ飛ばしていました。


同じころ日本は牛で田畑を耕し、ゼロ戦も工場から飛行場まで牛車や荷車で運んでいました。

ドイツはもっと進んでいたが小国に過ぎず、イギリスやフランスとは戦えてもアメリカに勝てる規模ではなかった。

アメリカは規模と経済力のメリットを最大限生かし、日独に軍事力を使わせて疲弊させる戦略を取った。

日独とソ連の場合

日独と米英の経済力は5倍以上違ったので、同じ軍事費を使うと日独は米英の5倍消耗する。

軍事費を使った分民間経済が犠牲になり、戦艦大和を作るために国民は贅沢を禁じられるような事が起きる。

日独は罠にはまりどんどん軍事費を拡大し米英に迫ったが、分母の国力が最初から5倍違うのでこれは無理です。

日本は短期決戦にかけて開戦し一時は優勢になるが、時間の経過とともに国力の差が表れて最後は惨敗しました。


このように国力が大きく劣る国が、軍事力を肥大化させて大国と張り合ったら「スポーツカーと牛車の戦い」になりやすいです。


ドイツは一部の科学力でアメリカより勝っていたが、国力で大きく劣るため時間の経過とともに衰退しました。


次にこの戦略にはめられたのがソビエト連邦で、ソ連は第二次大戦まで極貧国家だったが、アメリカ側に加勢した事でアメリカから援助された。

アメリカの援助によって爆発的な軍事生産と経済成長が発生し、アメリカはめでたく日独に勝つことができた。


だがソ連は日独に変わってアメリカのライバルに浮上し、今度はアメリカはソ連を軍事費で破産させる事にした。


ソ連全盛期は1950年代から70年代で、70年代にはアメリカや西側陣営より共産陣営が優勢だった。

だがソ連や共産陣営の経済力はアメリカや西側陣営の5分の1であり、冷戦が長引くほど劣勢になった。


80年代末にはアフガン敗戦やチェルノブイリ事故や経済悪化で破綻が表面化し、1991年12月にソ連は崩壊した。

中国の場合、マーフィーの法則

ソ連とアメリカがベトナムで激戦を展開していた1970年代、アメリカはソ連を弱体化させるため中国を援助した。

改革開放や一国2制度は速く言えばアメリカの援助で中国が発展することで、中国は発展してソ連が崩壊したのはこのためでした。


ソ連崩壊後は中国がソ連に代わってアメリカのライバルになり、アメリカを倒して中国が超大国になると宣言した。


アメリカは日独やソ連にやったのと同じように、中国に軍事費を使わせて、いい気にさせておいて衰弱させる戦略を取った。

狙い通り中国はアメリカに対抗するべく軍事費を無限に拡大し、今ではアメリカ80兆円に対して、中国30兆円以上と推測されている。

中国のGDPは公称でアメリカの3分の1だが、実態は5分の1程度の可能性が高い。


5分の1の経済力でアメリカと同等の軍事力を保有するのは日独やソ連と同じで、時間が経つほど貧困化する。

中国は今、目を見張るような兵器を次々と配備しているが、日独の1930年代やソ連の1970年代と同じです。

10年後に日独は惨めな敗戦を迎え、ソ連は消えてなくなりました。


国力や経済力を超える軍事力を持って大国に立ち向かうのは、かなり無謀な戦略です。

こうした国力の裏付けがない軍事国家は、ある日を境に急激に衰退して滅びる事が多い。

それまでは全てがうまく行っていたのに、ある日を境にマーフィーの法則のようにすべてが悪い方向に進み、気づくと崩壊が目前に迫っています。
http://www.thutmosev.com/archives/81644818.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/745.html

[近代史3] ドイツ人にしか理解できないブラームスが何故日本でこんなに人気が有るのか? 中川隆
88. 中川隆[-15215] koaQ7Jey 2019年12月06日 10:59:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2280]

604名無しの笛の踊り2019/12/06(金) 10:07:14.82ID:fySE2EN/

ブラームスは演歌なんだよ
真面目に聴くのはアホ

605名無しの笛の踊り2019/12/06(金) 10:19:08.12ID:fySE2EN/

モーツァルトは女・子供向け
モーツァルトを聴く男はアホ

606名無しの笛の踊り2019/12/06(金) 10:22:06.33ID:fySE2EN/

そもそもエロイカ、運命、第九、ジュピター、新世界とか中高生しか聴かないだろ

俺が最後に第九を聴いてからもう20年は経つな

そんなの聴く年配のクラシックファンなんかいるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/681.html#c88

[近代史3] 朝鮮や中国からの徴用工が日本の職場でバタバタと死んでいった理由 中川隆
19. 中川隆[-15214] koaQ7Jey 2019年12月06日 11:15:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2279]
徴用工問題で日本の元外務官僚が「韓国に100%の理、日本に100%の非」「日韓対立は安倍政権に全責任」と断言する理由
https://lite-ra.com/2019/12/post-5127.html
2019.12.05 横田 一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」65 徴用工問題で日本の元外務官僚が「韓国に100%の理、日本に100%の非」 リテラ

    


 安倍首相が15日からのインド・中国歴訪で、約1年3カ月ぶりに日韓首脳会談を行う方向で調整していることが明らかになった。今度こそ、トップ同士がきちんと話し合いをして、関係を改善してもらいたいが、しかし、和解を求める韓国とは対照的に、安倍首相が「徴用工判決」問題を棚上げして、輸出規制を解除する公算は極めて低いと言わざるを得ない。

 韓国がGSOMIA破棄を中止にした際も、日本は米国の圧力で話し合いのテーブルにはついたものの、結局、安倍首相が「一切の妥協はしない」という姿勢を変えず、表向き「韓国側がWTOへの提訴中止し、日本側が担当省庁局長級対話の再開に応じる」という合意だけで終わった。

 この背景には、先の戦争を正当化することを何よりも優先する安倍首相の強固な歴史修正主義がある。安倍首相はもともと「徴用工」を戦争犯罪とは捉えておらず、だからこそ「徴用工問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みであり、韓国最高裁判決は国際法違反」という主張を繰り返しているのだ。

 しかも、問題なの日本のメディアや世論がこの安倍首相の姿勢を追従していることだ。安倍政権が対韓強硬外交に踏み切って以降、日本製品の不買運動拡大や訪日韓国人観光客激減で経済的損失を招く事態に陥っている。

 普通なら「国益毀損の経済音痴」「国賊紛いのダメ首相」といった批判が噴出しても不思議ではないが、まったくそんな声は聞こえてこない。「国際法違反状態の韓国に毅然とした姿勢を貫く安倍政権」という官邸発信のフェイクニュース(大本営発表)を大メディアが受け売り、大半の国民が鵜呑みにする状態が罷り通っている。

 しかし、そんな情報統制状態の中、「韓国には100%の理があり、日本には100%の非がある」「日韓関係悪化の全責任は安倍政権にある」と批判をしている元外務官僚がいる。外務省条約局国際協定課長、アジア局中国課長、イギリス国際戦略研究所研究員などを歴任した浅井基文氏だ。

 浅井氏は「日韓関係を破壊する安倍政権」と銘打った9月10日の緊急講演会(主催は重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京、村山談話を継承し発展させる会)で、いまだにテレビや大新聞がほとんど報じない「国際人権規約」(日本は1979年に批准)の存在を紹介、安倍首相の詐欺的手口をこう暴露した。

「(韓国を国際法違反状態と見なす)安倍政権の最大の論拠は『過去の個人の請求権、過去の朝鮮の人たちの日本に対する請求権は1965年の日韓請求権交渉で全て解決済み』というところにある。その主張が正しいのかどうかをまずはっきり踏まえないといけない。
 私も外務省で25年間飯を食ったこともあり、アジア局や条約局勤務が合計で9年間あったので、『過去の請求権問題は1965年の請求権協定で全て解決済』としてきた日本政府の主張は理解している。
 しかし国際人権法が確立することによって崩れたことを申し上げたい。もっと具体的に国際人権規約Bがあります。ここに加盟(署名)したのが1978年なのだが、私は1978年に条約局の国際協定課長という立場で、国際人権規約の国会承認を事務方の先頭に立っていたものだから、非常に愛着もあるが、今回の日韓問題を議論する時に誰もこの国際人権規約のことを言わない。これが私は非常におかしいと思う。国際人権規約は条約であり、憲法上も『条約は国内法に優先する』というふうになっている」

■日韓請求権協定から14年後の国際人権規約批准で「解決済み」の結論は崩れている

    
    講演する浅井基文氏(撮影・横田 一)

 その詐欺的手口を見破るカギは、安倍首相が戸黄門の印籠のように突きつける「1965年の日韓請求権協定」締結から14年後の1979年、国際人権規約が国会承認(批准)された歴史的事実に注目することだ。安倍首相は1978年以前なら通用したカビの生えた主張を、国際人権規約批准で崩れ去ったのにもかかわらず、正論であるかのように訴えて続けているということだ。

 このことを浅井氏はレジュメを使って説明していった。まず国際人権B規約の第2条3項には「この規約において認められる権利又は自由を侵害された者が、公的資格で行動する者によりその侵害が行われた場合にも、効果的な救済措置を受けることを確保すること」を義務づけるとあると指摘、「この規約において認められる権利又は自由を侵害された者」の「権利」や「自由」こそ、徴用工や従軍慰安婦に該当するとも指摘した。

 たしかに第7条には「何人も、拷問又は残虐な、非人道的な若しくは品位を傷つける取扱い若しくは刑罰を受けない」と書いてあり、また第8条には「何人も、奴隷の状態に置かれない。あらゆる形態の奴隷制度及び奴隷取引は、禁止する」(1項)、「何人も、隷属状態に置かれない」(2項)、「何人も、強制労働に服することを要求されない」(3項a)とあり、従軍慰安婦や徴用工に当たることが分かる。浅井氏はこう結論づけた。

「元従軍慰安婦の方々、徴用工の方々は日本国によって『効果的な救済措置』を講じるように要求する権利があることが明確にいえるのです」「まさに国際人権規約をはじめとする国際人権法ができてから、各国は過去の国が行った行為について謝罪し、補償をするということが行われるようになった。そういうことを考えると、やはり日本も従軍慰安婦や徴用工の皆さんに対して謝罪し、補償しなければいけないということが当然のこととして言えるのです」

 しかも外務省は、1991年8月27日の参議院予算委員会で「個人の請求権自体は消滅することはない」と答弁していた。その内容は、国が放棄したのは「国家の外交保護権」であり、「国と国との間でやりとりをする権利については放棄した」ということであって、「個人の請求権自体はそういう協定によっても消滅することはない」と結論づけるものだった。浅井氏は当時を「私が外務省にいた頃は(個人請求権が消滅しないことは)外務省の中で議論されてもいないことだった」と振り返った上で、今回の元徴用工裁判における韓国大法院(最高裁判所)判決を次のように全面的に支持した。

「それ(韓国大法院判決)は1991年の外務省の国会答弁から言っても、非常に正しいこと、抗弁できないことであって、認めなければいけないとことなのです」

 続いて浅井氏は、安倍政権(首相)が1991年の政府(外務省)答弁がまるでなかったかのように振る舞うことのおかしさも指摘した。

「非常におかしいことは、1991年に政府答弁をしているにもかかわらず、今回の問題が起きてからは、安倍政権はすっかりとだんまりを決め込んでいることが私は最も不誠実であり、許されないことだと思う。この点をしっかりと認識をすれば、韓国大法院の決定に対して日本政府が『1965年の日韓請求権協定で解決済だからおかしい』というのが、そもそもおかしいことになる」「国際人権規約の関連条項が、(それ以前の)『国が個人に代わって請求権を放棄できる』という伝統的な考え方をひっくり返したことが大きなポイントなのです。それなのに国際人権規約がどこかに行ってしまった。みんな『人権が大事だ』と言いながら国際人権規約があること自体をすっかり忘れていることは非常に遺憾なことだと思う」

 そして浅井氏は安倍政権の対韓強硬外交をこう一刀両断にした。

「韓国に対して居丈高に振る舞うことはいかなる理由でも許されない。『韓国には100%の理があり、日本には100%の非がある』ということを申し上げておきたい」

■外務省OBが語った、安倍首相の暴走を外務省が止められない理由

 講演後の質疑応答では、「国際人権規約の紹介は非常に重要な指摘だ」と切り出した報道関係者から、こうした対韓強行外交をめぐる外務省の対応について、以下のような質問があった。

「浅井さんは外務省のOBでいらっしゃいますよね? 同じ(外務省)条約局とか、このことについて職務として関わった公務員がいるはずですよね? 一番先にそういうことを言わないといけない人間(外務官僚)が沈黙している状況は、どうお考えになっているのか? つまり浅井さんたちの考えが後輩たちに引継がれなかったのか? 今の外務省の役人たちがなぜ政権の為政者たちに対して諌めたり、『こういうことだ』と(言わないのか)。知識もあるはずなのになぜできないのかと思うか?」

 この質問に対して、浅井氏は二つの要因をあげた。

「一つは、私が外務省にいた頃までの条約局長は今の天皇の奥さん(雅子妃)のお父さん、小和田(恆・ひさし・外務事務次官)さんまでは、いわゆる戦前世代なのです。戦争体験をはっきり意識した人たちだが、それ以降の『ポスト小和田』で非常に変わった。小和田さんまでの条約局と、それ以降ではガラッと質的に転換したことが事実としてあると思う。
 もう一つが外務省だけではなくて中央官庁すべてに共通することだが、要するに民主党政権の時に高級官僚の人事権を官邸に集中することをやった。それが見事に安倍政権によって利用されている。要するに高級官僚で『俺は出世したい』『上に立って仕事をしてみたい』という人は官邸の顔色をうかがわざるを得ない。官邸に楯突いた人は見事に外されている」

 続いて、浅井氏はメデイアの“大本営化”も、国際人権規約の存在を無視する安倍首相の世論操作(情報統制)を許す要因としてあげた。

「今、情報入手源は多様化している。しかし結局はマスメディアがこぞって政府の情報を垂れ流せば、ネット情報で逆のことを言う人がいるかも知れないが、やはりコンセンサスとしてはマスメディアが流す情報に集約されていく。これらも大きな問題だ」

 たしかに「アナクロニズム(時代遅れ)の歴史修正主義者」と呼ぶのがぴったりの安倍首相が「国益毀損の対韓強硬外交」「反日」などと批判されないのは、マスメデイアが安倍政権にとって不都合な真実である「国際人権規約」を過去の外務省答弁と共に報道しないからだ。

 これ以上、日韓関係の悪化や経済停滞を長引かせてはならない。日韓首脳会談を前に、マスコミは自らの報道姿勢を見直す必要があるのではないか。

(横田 一)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/134.html#c19

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
207. 中川隆[-15213] koaQ7Jey 2019年12月06日 11:48:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2278]
2019.12.06
日本軍の真珠湾攻撃から78年


 中国での戦争が泥沼化していた日本軍は1941年12月7日(ハワイ時間)、守りが堅いと言われていたハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。

 その直前、アメリカ政府は日本に対する石油の輸出を禁止していたと言われているが、フランクリン・ルーズベルト大統領はその当時、日本に対する石油の禁輸は「日本をインドシナへ駆り立てる」として消極的で、1937年より前の日本に対する石油輸出量は維持するとしていた。それに対して財務省は石油代金の支払い方法で日本に圧力を加えていたという。(岩間敏「戦争と石油(1)」石油・天然ガスレビュー、2006年1月)

 そうした中、日本軍はアメリカと戦争を始めたわけだが、その直前に行われた日本側の試算によると、アメリカと戦争を始めてから3年目には石油が不足すると見通されていた。ところが、石油がそのように劇的に不足することはなかったようだ。

 その当時、全世界における石油生産量の約半分はアメリカが占めていた。1941年6月にソ連へ向かって進撃を開始したドイツの場合、アメリカのスタンダード石油から石油の供給を受けている。日本とアメリカとの間で戦争が始まったことでドイツへ石油を直接売ることが難しくなったスタンダード石油はベネズエラにあった支社からスイス経由でドイツ占領下のフランスへ売り、そこからドイツへ運んでいたという。

 ドイツの戦争は1938年10月1日にチェコスロバキアのスデーテン地方を占領したときに始まるという見方がある。9月にドイツのミュンヘンでスデーテン地方の帰属を巡る英仏伊独の首脳会談が開かれ、ドイツへの割譲が認められることになったことにともなう動きだ。その時、ポーランド軍がチェシン・シレジアへ、またハンガリー軍がカルパティア・ルテニアへ侵攻してくる。ただ、この見方を採用するとポーランドを犠牲者として描くことが難しくなる。

 それに対し、ドイツを警戒していたソ連はイギリスやフランスに対し、ドイツとの国境線まで軍隊を派遣すると提案したのだが、受け入れられなかった。そうした対応が1939年8月23日の独ソ不可侵条約につながるという考え方もある。

 その年の5月11日にノモンハン付近で満州国警備隊と外モンゴル軍が交戦した。日本側は関東軍が陸軍省と参謀本部の方針を無視して戦闘を継続、外モンゴル軍との相互援助条約に基づいて派兵されたソ連軍と衝突する。8月下旬にはソ連軍の機械化部隊が攻勢、日本軍は大敗した。その頃、ドイツとソ連が不可侵条約を締結する。そして日本軍の目は東南アジアへ向く。

 1941年6月にドイツ軍約300万人は東へ向かって進撃を開始した。西部戦線に残った戦力は約90万人と言われている。西側は手薄になった。この非常識な作戦はアドフル・ヒトラーが主導したものだ。

 ヒトラーは不可解な命令を出すことがある。例えば、1940年5月下旬から6月上旬にかけてイギリス軍とフランス軍34万人がフランスの港町ダンケルクから撤退したが、その時、ドイツ軍に対して追撃を止めている。その命令がなければイギリス軍とフランス軍は壊滅していた可能性が高い。

 1941年12月に入る頃、ルーズベルト政権は日本軍がアメリカの利権にかかわる「どこか」を攻撃すると予想、マレー半島へ日本の艦船が近づいていることに注目している。その周辺を日本軍は狙っていると考えるのが常識的な見方だったが、実際は12月7日に真珠湾を奇襲攻撃したわけである。

 アメリカ軍やイギリス軍は太平洋で日本軍と戦ったが、ソ連へ攻め込んだドイツ軍とは戦っていない。そのドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入する。

 その段階ではドイツ軍が優勢だったが、11月になって戦況が一変した。ソ連軍が反撃に転じ、ドイツ軍25万人はソ連軍に完全包囲されてしまうのだ。1943年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏する。それまでアメリカやイギリスはソ連とドイツの戦いを傍観していた。

 スターリングラードでドイツ軍が敗北した後、アメリカとイギリスは慌て、1943年5月にワシントンDCで会談、7月にアメリカ軍とイギリス軍はシチリア島に上陸した。ハスキー計画である。ハリウッド映画で有名になったノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)は1944年6月だ。この際、ドイツ軍のアーウィン・ロンメルは有効な対応策を立てたが、ヒトラーに拒否されたという。ヒトラー暗殺が試みられたのはその翌月のことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912060000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c207

[近代史3] 篠原常一郎 ノモンハンの『真実』 中川隆
13. 中川隆[-15212] koaQ7Jey 2019年12月06日 11:48:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2277]
2019.12.06
日本軍の真珠湾攻撃から78年


 中国での戦争が泥沼化していた日本軍は1941年12月7日(ハワイ時間)、守りが堅いと言われていたハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。

 その直前、アメリカ政府は日本に対する石油の輸出を禁止していたと言われているが、フランクリン・ルーズベルト大統領はその当時、日本に対する石油の禁輸は「日本をインドシナへ駆り立てる」として消極的で、1937年より前の日本に対する石油輸出量は維持するとしていた。それに対して財務省は石油代金の支払い方法で日本に圧力を加えていたという。(岩間敏「戦争と石油(1)」石油・天然ガスレビュー、2006年1月)

 そうした中、日本軍はアメリカと戦争を始めたわけだが、その直前に行われた日本側の試算によると、アメリカと戦争を始めてから3年目には石油が不足すると見通されていた。ところが、石油がそのように劇的に不足することはなかったようだ。

 その当時、全世界における石油生産量の約半分はアメリカが占めていた。1941年6月にソ連へ向かって進撃を開始したドイツの場合、アメリカのスタンダード石油から石油の供給を受けている。日本とアメリカとの間で戦争が始まったことでドイツへ石油を直接売ることが難しくなったスタンダード石油はベネズエラにあった支社からスイス経由でドイツ占領下のフランスへ売り、そこからドイツへ運んでいたという。

 ドイツの戦争は1938年10月1日にチェコスロバキアのスデーテン地方を占領したときに始まるという見方がある。9月にドイツのミュンヘンでスデーテン地方の帰属を巡る英仏伊独の首脳会談が開かれ、ドイツへの割譲が認められることになったことにともなう動きだ。その時、ポーランド軍がチェシン・シレジアへ、またハンガリー軍がカルパティア・ルテニアへ侵攻してくる。ただ、この見方を採用するとポーランドを犠牲者として描くことが難しくなる。

 それに対し、ドイツを警戒していたソ連はイギリスやフランスに対し、ドイツとの国境線まで軍隊を派遣すると提案したのだが、受け入れられなかった。そうした対応が1939年8月23日の独ソ不可侵条約につながるという考え方もある。

 その年の5月11日にノモンハン付近で満州国警備隊と外モンゴル軍が交戦した。日本側は関東軍が陸軍省と参謀本部の方針を無視して戦闘を継続、外モンゴル軍との相互援助条約に基づいて派兵されたソ連軍と衝突する。8月下旬にはソ連軍の機械化部隊が攻勢、日本軍は大敗した。その頃、ドイツとソ連が不可侵条約を締結する。そして日本軍の目は東南アジアへ向く。

 1941年6月にドイツ軍約300万人は東へ向かって進撃を開始した。西部戦線に残った戦力は約90万人と言われている。西側は手薄になった。この非常識な作戦はアドフル・ヒトラーが主導したものだ。

 ヒトラーは不可解な命令を出すことがある。例えば、1940年5月下旬から6月上旬にかけてイギリス軍とフランス軍34万人がフランスの港町ダンケルクから撤退したが、その時、ドイツ軍に対して追撃を止めている。その命令がなければイギリス軍とフランス軍は壊滅していた可能性が高い。

 1941年12月に入る頃、ルーズベルト政権は日本軍がアメリカの利権にかかわる「どこか」を攻撃すると予想、マレー半島へ日本の艦船が近づいていることに注目している。その周辺を日本軍は狙っていると考えるのが常識的な見方だったが、実際は12月7日に真珠湾を奇襲攻撃したわけである。

 アメリカ軍やイギリス軍は太平洋で日本軍と戦ったが、ソ連へ攻め込んだドイツ軍とは戦っていない。そのドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入する。

 その段階ではドイツ軍が優勢だったが、11月になって戦況が一変した。ソ連軍が反撃に転じ、ドイツ軍25万人はソ連軍に完全包囲されてしまうのだ。1943年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏する。それまでアメリカやイギリスはソ連とドイツの戦いを傍観していた。

 スターリングラードでドイツ軍が敗北した後、アメリカとイギリスは慌て、1943年5月にワシントンDCで会談、7月にアメリカ軍とイギリス軍はシチリア島に上陸した。ハスキー計画である。ハリウッド映画で有名になったノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)は1944年6月だ。この際、ドイツ軍のアーウィン・ロンメルは有効な対応策を立てたが、ヒトラーに拒否されたという。ヒトラー暗殺が試みられたのはその翌月のことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912060000/
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[近代史3] ドイツ人を変えたヒトラー奇跡の演説 _ ヨーロッパの戦い こうして始まった!  中川隆
13. 中川隆[-15211] koaQ7Jey 2019年12月06日 11:50:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2276]
2019.12.06
日本軍の真珠湾攻撃から78年


 中国での戦争が泥沼化していた日本軍は1941年12月7日(ハワイ時間)、守りが堅いと言われていたハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。

 その直前、アメリカ政府は日本に対する石油の輸出を禁止していたと言われているが、フランクリン・ルーズベルト大統領はその当時、日本に対する石油の禁輸は「日本をインドシナへ駆り立てる」として消極的で、1937年より前の日本に対する石油輸出量は維持するとしていた。それに対して財務省は石油代金の支払い方法で日本に圧力を加えていたという。(岩間敏「戦争と石油(1)」石油・天然ガスレビュー、2006年1月)

 そうした中、日本軍はアメリカと戦争を始めたわけだが、その直前に行われた日本側の試算によると、アメリカと戦争を始めてから3年目には石油が不足すると見通されていた。ところが、石油がそのように劇的に不足することはなかったようだ。

 その当時、全世界における石油生産量の約半分はアメリカが占めていた。1941年6月にソ連へ向かって進撃を開始したドイツの場合、アメリカのスタンダード石油から石油の供給を受けている。日本とアメリカとの間で戦争が始まったことでドイツへ石油を直接売ることが難しくなったスタンダード石油はベネズエラにあった支社からスイス経由でドイツ占領下のフランスへ売り、そこからドイツへ運んでいたという。

 ドイツの戦争は1938年10月1日にチェコスロバキアのスデーテン地方を占領したときに始まるという見方がある。9月にドイツのミュンヘンでスデーテン地方の帰属を巡る英仏伊独の首脳会談が開かれ、ドイツへの割譲が認められることになったことにともなう動きだ。その時、ポーランド軍がチェシン・シレジアへ、またハンガリー軍がカルパティア・ルテニアへ侵攻してくる。ただ、この見方を採用するとポーランドを犠牲者として描くことが難しくなる。

 それに対し、ドイツを警戒していたソ連はイギリスやフランスに対し、ドイツとの国境線まで軍隊を派遣すると提案したのだが、受け入れられなかった。そうした対応が1939年8月23日の独ソ不可侵条約につながるという考え方もある。

 その年の5月11日にノモンハン付近で満州国警備隊と外モンゴル軍が交戦した。日本側は関東軍が陸軍省と参謀本部の方針を無視して戦闘を継続、外モンゴル軍との相互援助条約に基づいて派兵されたソ連軍と衝突する。8月下旬にはソ連軍の機械化部隊が攻勢、日本軍は大敗した。その頃、ドイツとソ連が不可侵条約を締結する。そして日本軍の目は東南アジアへ向く。

 1941年6月にドイツ軍約300万人は東へ向かって進撃を開始した。西部戦線に残った戦力は約90万人と言われている。西側は手薄になった。この非常識な作戦はアドフル・ヒトラーが主導したものだ。

 ヒトラーは不可解な命令を出すことがある。例えば、1940年5月下旬から6月上旬にかけてイギリス軍とフランス軍34万人がフランスの港町ダンケルクから撤退したが、その時、ドイツ軍に対して追撃を止めている。その命令がなければイギリス軍とフランス軍は壊滅していた可能性が高い。

 1941年12月に入る頃、ルーズベルト政権は日本軍がアメリカの利権にかかわる「どこか」を攻撃すると予想、マレー半島へ日本の艦船が近づいていることに注目している。その周辺を日本軍は狙っていると考えるのが常識的な見方だったが、実際は12月7日に真珠湾を奇襲攻撃したわけである。

 アメリカ軍やイギリス軍は太平洋で日本軍と戦ったが、ソ連へ攻め込んだドイツ軍とは戦っていない。そのドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入する。

 その段階ではドイツ軍が優勢だったが、11月になって戦況が一変した。ソ連軍が反撃に転じ、ドイツ軍25万人はソ連軍に完全包囲されてしまうのだ。1943年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏する。それまでアメリカやイギリスはソ連とドイツの戦いを傍観していた。

 スターリングラードでドイツ軍が敗北した後、アメリカとイギリスは慌て、1943年5月にワシントンDCで会談、7月にアメリカ軍とイギリス軍はシチリア島に上陸した。ハスキー計画である。ハリウッド映画で有名になったノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)は1944年6月だ。この際、ドイツ軍のアーウィン・ロンメルは有効な対応策を立てたが、ヒトラーに拒否されたという。ヒトラー暗殺が試みられたのはその翌月のことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912060000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/352.html#c13

[近代史3] アメリカの極秘文書が伝える天才ヒトラーの意外な素顔 中川隆
50. 中川隆[-15210] koaQ7Jey 2019年12月06日 11:50:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2275]
2019.12.06
日本軍の真珠湾攻撃から78年


 中国での戦争が泥沼化していた日本軍は1941年12月7日(ハワイ時間)、守りが堅いと言われていたハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。

 その直前、アメリカ政府は日本に対する石油の輸出を禁止していたと言われているが、フランクリン・ルーズベルト大統領はその当時、日本に対する石油の禁輸は「日本をインドシナへ駆り立てる」として消極的で、1937年より前の日本に対する石油輸出量は維持するとしていた。それに対して財務省は石油代金の支払い方法で日本に圧力を加えていたという。(岩間敏「戦争と石油(1)」石油・天然ガスレビュー、2006年1月)

 そうした中、日本軍はアメリカと戦争を始めたわけだが、その直前に行われた日本側の試算によると、アメリカと戦争を始めてから3年目には石油が不足すると見通されていた。ところが、石油がそのように劇的に不足することはなかったようだ。

 その当時、全世界における石油生産量の約半分はアメリカが占めていた。1941年6月にソ連へ向かって進撃を開始したドイツの場合、アメリカのスタンダード石油から石油の供給を受けている。日本とアメリカとの間で戦争が始まったことでドイツへ石油を直接売ることが難しくなったスタンダード石油はベネズエラにあった支社からスイス経由でドイツ占領下のフランスへ売り、そこからドイツへ運んでいたという。

 ドイツの戦争は1938年10月1日にチェコスロバキアのスデーテン地方を占領したときに始まるという見方がある。9月にドイツのミュンヘンでスデーテン地方の帰属を巡る英仏伊独の首脳会談が開かれ、ドイツへの割譲が認められることになったことにともなう動きだ。その時、ポーランド軍がチェシン・シレジアへ、またハンガリー軍がカルパティア・ルテニアへ侵攻してくる。ただ、この見方を採用するとポーランドを犠牲者として描くことが難しくなる。

 それに対し、ドイツを警戒していたソ連はイギリスやフランスに対し、ドイツとの国境線まで軍隊を派遣すると提案したのだが、受け入れられなかった。そうした対応が1939年8月23日の独ソ不可侵条約につながるという考え方もある。

 その年の5月11日にノモンハン付近で満州国警備隊と外モンゴル軍が交戦した。日本側は関東軍が陸軍省と参謀本部の方針を無視して戦闘を継続、外モンゴル軍との相互援助条約に基づいて派兵されたソ連軍と衝突する。8月下旬にはソ連軍の機械化部隊が攻勢、日本軍は大敗した。その頃、ドイツとソ連が不可侵条約を締結する。そして日本軍の目は東南アジアへ向く。

 1941年6月にドイツ軍約300万人は東へ向かって進撃を開始した。西部戦線に残った戦力は約90万人と言われている。西側は手薄になった。この非常識な作戦はアドフル・ヒトラーが主導したものだ。

 ヒトラーは不可解な命令を出すことがある。例えば、1940年5月下旬から6月上旬にかけてイギリス軍とフランス軍34万人がフランスの港町ダンケルクから撤退したが、その時、ドイツ軍に対して追撃を止めている。その命令がなければイギリス軍とフランス軍は壊滅していた可能性が高い。

 1941年12月に入る頃、ルーズベルト政権は日本軍がアメリカの利権にかかわる「どこか」を攻撃すると予想、マレー半島へ日本の艦船が近づいていることに注目している。その周辺を日本軍は狙っていると考えるのが常識的な見方だったが、実際は12月7日に真珠湾を奇襲攻撃したわけである。

 アメリカ軍やイギリス軍は太平洋で日本軍と戦ったが、ソ連へ攻め込んだドイツ軍とは戦っていない。そのドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入する。

 その段階ではドイツ軍が優勢だったが、11月になって戦況が一変した。ソ連軍が反撃に転じ、ドイツ軍25万人はソ連軍に完全包囲されてしまうのだ。1943年1月に生き残ったドイツの将兵9万1000名は降伏する。それまでアメリカやイギリスはソ連とドイツの戦いを傍観していた。

 スターリングラードでドイツ軍が敗北した後、アメリカとイギリスは慌て、1943年5月にワシントンDCで会談、7月にアメリカ軍とイギリス軍はシチリア島に上陸した。ハスキー計画である。ハリウッド映画で有名になったノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)は1944年6月だ。この際、ドイツ軍のアーウィン・ロンメルは有効な対応策を立てたが、ヒトラーに拒否されたという。ヒトラー暗殺が試みられたのはその翌月のことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912060000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/207.html#c50

[近代史3] ドイツ人にしか理解できないブラームスが何故日本でこんなに人気が有るのか? 中川隆
89. 中川隆[-15209] koaQ7Jey 2019年12月06日 12:10:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2274]

610名無しの笛の踊り2019/12/06(金) 11:58:54.67ID:fySE2EN/

モーツァルトよりハイドンの交響曲の方が名曲だよ
同一指揮者で聞き比べてみればすぐにわかる


Bruno Walter - VPO - Haydn Symphony #100 Military - 1st Mvt (1938) 再復刻
https://www.youtube.com/watch?v=inbLPp-5HHQ

Haydn - Symphony n°96 - Vienna - Walter
https://www.youtube.com/watch?v=6zGjzMITnfU

Haydn Symphony No. 86 (Bruno Walter, 1938)
https://www.youtube.com/watch?v=mshl5IJObRM

____

Mozart - Symphony n°38 - Vienna - Walter 1936
https://www.youtube.com/watch?v=n4-i__GGWw4

Mozart - Symphony n°41 - Vienna / Walter
https://www.youtube.com/watch?v=dCqNEnIY1k8

611名無しの笛の踊り2019/12/06(金) 12:04:57.60ID:fySE2EN/

モーツァルトやハイドンよりブラームスの交響曲の方が更に名曲だけどね

Brahms sinf n3 Bruno Walter
https://www.youtube.com/watch?v=TxYeiocnIok

Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68: IV. Allegro - Allegro ma non troppo Wiener Philharmoniker, Bruno Walter
https://www.youtube.com/watch?v=hmmwDb1hU1Y
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/681.html#c89

[近代史3] アジア東部集団の形成過程 中川隆
1. 中川隆[-15208] koaQ7Jey 2019年12月06日 12:33:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2273]

2019年12月06日
アジア人のゲノム
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_9.html


 アジア人のゲノムに関する研究(GenomeAsia100K Consortium., 2019)が公表されました。日本語の解説記事もあります。ヒトの遺伝学的研究ではこれまでのところ、非ヨーロッパ人のデータ不足によってゲノムデータセットにおける個体間多様性が制限されており、そのために全球的なヒト集団の大部分におけるその医学的意義も限定的なものになっています。この問題に取り組むためには、集団特異的な参照ゲノムデータセットに加え、多様な集団におけるゲノム規模関連解析が必要です。

 そこで本論文は、ゲノムアジア10万人計画の試験段階について報告しています。これには、アジア64ヶ国219集団の1739人の全ゲノム参照データセットが含まれています。本論文はこのデータセットを用いて、遺伝的変動・集団構造・疾患との関連・創始者効果についてのカタログを作成しました。また、アジアにはかなり大きな創始者集団が存在し、そうした集団から移住によって新たな集団が複数生じた、と明らかになり、これらの集団についてのさらなる研究が、稀な疾患に関連する遺伝子の特定に役立つ可能性が示唆されました。

 具体的には、検出されたゲノム変異のうち、非同義置換では23%が公的データベースに登録されていない新たな変異で、0.1%以上の頻度で検出された変異はおよそ195000個になりました。これらはアジアの特定の集団では比較的高い頻度で存在すると考えられ、今後はその医学的な意義の解明が期待されます。また、遺伝病の原因となる変異として公的データベースに登録されている変異の中には、ヨーロッパ系集団では稀である一方で、アジア系集団では高頻度である例も見つかり、これらは実際には遺伝病とは無関係である、と考えられました。さらに、各種の薬剤による副作用との関連が報告されている遺伝子変異の分布も調べられ、アジア諸集団の中でも顕著な集団差がある、と明らかになっています。これらのデータを基に、今後より大規模なアジア集団の全ゲノム塩基配列の解析が進み、ゲノム医学研究の推進に貢献する、と期待されます。

 人類進化との関連でも、興味深い知見が得られました。現生人類(Homo sapiens)とネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)やその近縁系統の種区分未定のホモ属であるデニソワ人(Denisovan)との交雑は、今ではよく知られています。ネアンデルタール人の遺伝的影響が出アフリカ系現代人の各地域集団においておおむね類似した割合で見られるのに対して、デニソワ人の遺伝的影響は、出アフリカ系現代人の各地域集団において顕著な差があり、ユーラシア西部集団では基本的に見られず、オセアニア系集団で顕著に高く、アジア南部・南東部・東部集団で低いながらも確認される、と報告されています(関連記事)。

 本論文でも、こうした以前からの知見と整合的な結果が得られました。本論文で対象とされた集団のうち、デニソワ人の遺伝的影響は、メラネシア集団とフィリピンのアエタ(Aeta)人で最も高く、中間的なのがフローレス島のアティ(Ati)人で、アジア南部・南東部・東部のほとんどの集団では低くなります(とはいえ、明らかに遺伝的影響を受けています)。アエタ人に関しては、追加のデニソワ人との交雑が推測されています。これは、今年(2019年)公表された研究(関連記事)と整合的です。

 アジア南部集団は、言語ではインド・ヨーロッパ語族と非インド・ヨーロッパ語族に、社会的もしくは文化的には、部族集団・低カースト集団・高カースト集団・パキスタン集団(インド・ヨーロッパ語族のみ)に分類され、デニソワ人の遺伝的影響に明らかな差が見られました。これは、デニソワ人の遺伝的影響を受けていないインド・ヨーロッパ語族がアジア南部に到来し、デニソワ人の遺伝的影響を受けている在来集団とさまざまな割合で混合したことを示唆し、現在の有力説と整合的です。

 インド・マレーシア・フィリピンのネグリート集団については、それぞれ他のネグリート集団よりも近隣集団の方と遺伝的に近縁で、濃い肌の色はおそらく環境適応で、共通祖先からの遺伝的継承ではない、と推測されています。ネグリート集団におけるデニソワ人の遺伝的影響の明らかな違いも、ネグリート集団を単系統群的に把握できないことを示している、と言えるでしょう。表現型から人類集団の系統関係・遺伝的近縁性を推測することには難しさもあり、ゲノム解析によりずっと正確な推測が可能になりました。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


ゲノミクス:ゲノムアジア100Kプロジェクトによりアジアでの遺伝学的発見が可能になる

Cover Story:アジア人のゲノム:ゲノムアジア100Kプロジェクトで得られた最初の参照データセット

 これまで、ヒトの遺伝学研究は主にヨーロッパ人に重点が置かれていて、そうした遺伝学的データセットに含まれる個体間多様性が制限されてきた。ゲノムアジア100Kプロジェクトは、そうしたギャップを埋めるのに大きな役割を果たすことを目的に、10万人のアジア人のゲノムの塩基配列解読と解析を計画している。今回ゲノムアジア100Kコンソーシアムは、このプロジェクトの試験段階で得られたデータ、すなわち、アジア全域の64か国の219のヒト集団に属する1739人から得られた全ゲノム参照データセットを報告している。著者たちは、このデータを用いて、遺伝的変動、集団構造、疾病関連性のカタログを作っている。また、アジアにはかなり大きな創始者集団が存在し、そうした集団から移住によって新たな集団が複数生じたことが明らかになり、これらの集団についてのさらなる研究が、まれな疾患に関連する遺伝子の特定に役立つ可能性が示唆された。


参考文献:
GenomeAsia100K Consortium.(2019): The GenomeAsia 100K Project enables genetic discoveries across Asia. Nature, 576, 7785, 106–111.
https://doi.org/10.1038/s41586-019-1793-z

https://sicambre.at.webry.info/201912/article_9.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/739.html#c1

[近代史3] アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか? 中川隆
5. 中川隆[-15207] koaQ7Jey 2019年12月06日 13:30:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2272]
2019.12.06
注目されている無残なアメリカの医療制度

 12月に入り、アメリカの無残な医療制度を取り上げた記事を目にした。
https://www.commondreams.org/news/2019/12/03/so-if-youre-poor-youre-dead-watch-these-brits-gasp-when-they-find-out-cost
https://www.awaragroup.com/blog/us-healthcare-system-in-crisis/


アメリカの医療制度が大きな問題を抱えていることは有名な話で、2007年に公開されたマイケル・ムーアのドキュメンタリー映画「SiCKO」でも描かれている。公教育と同じように、医療制度もアメリカでは破綻しているのだ。


 そうした中、バラク・オバマ政権が医療保険制度改革を打ち出すと、日本では「リベラル派」と見なされている「ジャーナリスト」はそれを褒めそやしていた。が、これは私企業の保険に加入することを国が罰金付きで強制した制度にすぎない。

 保険会社のカネ儲けにとっては改善かもしれないが、庶民にとっては改悪。医者にかかる必要のない健康な人や富裕層には問題が見えないかもしれないが、貧困層にとっては地獄。

 そのアメリカでは臓器の移植が進んでいる。広域暴力団の中で最大の山口組に属す​後藤組を率いていた後藤忠政(本名:忠正)が2000年から04年にかけてロサンゼルスにあるUCLAの医療センターで腎臓の移植手術を受けた​のもそのためだ。強大な犯罪組織の大物でも入国できるのがアメリカ。

 アメリカでは貧困層が血液や臓器を売っているようだが、密売も盛んなようだ。臓器密売は国際的なネットワークもあり、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で検察官を務めたカーラ・デル・ポンテの著作で(Chuck Sudetic, Carla Del Ponte, “La caccia: Io e i criminali di guerra,” Feltrinelli, 2008)、また​欧州評議会のPACE(議員会議)のメンバーだったディック・マーティの報告書​でも指摘されている。

 臓器移植が盛んな​イスラエルではパレスチナ人の「死体」から家族の承諾を得ずに臓器を取り出されている​。「新鮮な臓器」を調達するために殺しているという噂もある。こうした噂はアメリカでも流れているようだ。経済的に医療を受けられない人びとは富裕層にとって臓器ストックのようなものになりつつあるのかもしれない。

 世の中の出来事は全て神の予定に従って起こっているという教義を信じている人びとにとって、貧者の臓器を取り去って富者へ移植することも神の意志なのだろう。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912060000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html#c5

[リバイバル3] 真空管アンプについての よく有る誤解 中川隆
9. 中川隆[-15206] koaQ7Jey 2019年12月06日 13:56:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2271]


明日は明日の風が吹く - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年12月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b3bbb3cf9f82a6516f591a7c6df534e0


他愛ないことだがオーディオに関していつも迷うことが一つある。

それは自宅周辺のウォーキングに出かけるときに、真空管アンプのスイッチをオンのままにするか、それともオフにするかどうか。

何も電気代の心配をするのじゃなくて(笑)、アンプにとってダメージが少ない方を選択したいという思いからである。

   

スイッチの入り切りによる電圧変動が与える影響はアンプ自体にとって負担になるだろうし、その一方真空管は消耗品なので点灯時間が少なければ少ないほど寿命が延びる。

さあ、オンとオフのどちらを選択しようか。

何だか出かけるときのエアコンスイッチのオン・オフと似てますね(笑)。

雑誌で見かけた記事によると、1時間前後を目安にそれ以上家を空けるのならスイッチオフ、それ以内ならオンのままという内容だったが、アンプも似たようなものかな。

ちなみに、真空管に詳しい方によると、

「真空管、とりわけ古典管はあなたが想像している以上にタフですよ!寿命の心配をするよりもむしろエージング不足を心配したほうがいいと思います。ジャンジャン使って本来の能力を発揮させるべきです。」

そういえば、近代管については何度も球切れを経験したが、古典管に限っては球切れを滅多に経験したことが無いことに思い至った。

とりわけ「STC」(ロンドンウェスタン)については「ときには他の球と交換して楽しみたいのに故障しないので困るという悲鳴が上がっている」(販売業者談)というほどの丈夫さで知られている。

まあ取り越し苦労とはこのことかな〜。

(真空管を)使うだけ使ってダメになったときはその時に考えることにしよう。

名作「風と共に去りぬ」(原作:マーガレット・ミッチェル女史)のラストシーンでヒロインのスカーレット・オハラはこうつぶやく。

「明日は明日の風が吹く、何も先のことを思い煩うことはないわ!」

「Tomorrow is another day」

どうやら男性よりも女性の方が逞しいようですよ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b3bbb3cf9f82a6516f591a7c6df534e0
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/923.html#c9

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
217. 中川隆[-15205] koaQ7Jey 2019年12月06日 14:05:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2270]
海外で日本経済見直し論が復活、2020年は「アベノミクス第3弾」の開幕となるか=藤井まり子 2019年12月4日
https://www.mag2.com/p/money/850528


12月2日のアメリカ市場では、わずかですがドル安・ドル国債安(=長期金利の上昇)・株安の「トリプル安」が起きました。このまま続落してしまうのでしょうか?


2021年、日経平均は3万円へ?出遅れの日本株にチャンスあり

12月2日のアメリカ・マーケットは「ミニ・トリプル安」

12月2日のアメリカ市場では、ほんのわずかですが「トリプル安」が起きました(ダウが260ドル以上も下落すると「大幅続落か?」と勘違いしそうですが、わずか1.00%未満の下落です)。

「トリプル安」とは、こちらメルマガで繰り返しお伝えしておりますように、「ドル安・ドル国債安(=長期金利の上昇)・株安」です。

今までのアメリカ・マーケットでは、滅多なことには「トリプル安」は起きませんでしたが、「景気サイクル終盤」に入ったアメリカ株式市場では、12月2日型の「ミニトリプル安」は、今後はしょっちゅう起きることでしょう。

難しい話になりますが、今のアメリカの実体経済は、ダブルバインド(二重に縛られている)状態です。かたや「社債の金利(社債バブル)」に縛られている一方で、かたや「ドル国債の金利(国債バブル)」に縛られているのです。


すなわち、「ミニトリプル安」のメカニズムとは、「アメリカの株価が将来を楽観してイケイケになると、アメリカの長期金利(ドル国債の金利)が上昇、この長期金利の上昇が社債バブル(特に、BBB格の社債)に冷や水を浴びせて、それが、株価を下げてしまう」という「メカニズム」になっているのです。

こういった「ダブルバインドのメカニズム」が働いているので、2020年のアメリカ株は大きく下げることはないでしょうが、大きく上げることもないでしょう。

したがって、2020年以降は相対的に「日本株式市場の魅力(上昇余地の大きさ)」が見直されることでしょう。詳しくは、末章で解説。

とはいえ、グローバル規模での株式ブームは、社債バブルもドル国債バブルもまだまだ弾けない(スクイーズしない)ために、まだまだ2〜3年は継続しそうです。

今現在のグローバル規模の株式ブームは、登山で言えば「8合目」あたりか?


私たちは、向こう1〜2年、あるいは向こう2〜3年は、こういった「ミニトリプル安」が起きるたびに、上手に日本株を中心に「押し目買い」をしてゆけばよいのではないでしょうか。


上がりすぎた米・欧州株よりも、出遅れの日本株と新興国株に上昇余地?

2020年の日米欧では「金融と財政の一体化」政策がいよいよ本格化しそうです。

「金融と財政の一体化」と言えば、聞こえは良いですが、
     ↓  ↓  ↓
「大不況の中では中銀による金融緩和だけでも効果があったけど、景気がそこそこ回復してきたら、『中銀による金融緩和だけでは2%インフレ目標を達成して出口を模索する』ことはできそうもないことが証明されたので、2020年からは『金融緩和も継続しながら、そのうえで予防的な財政出動をも行って、引き続き景気を刺激して2%インフレを目指して出口をもう一度模索』してゆこう」ということです。

日本ではいよいよ2020年から「およそ10兆円規模のヘリマネ出動」となることでしょう。

アメリカでは、肝心のトランプ大統領の発言が二転三転するので、「対中国・関税棚上げ」が本当にマーケット期待通りに15日に棚上げされるかどうかは、確信を持てないところもまだありますが、たぶん、十中八九、トランプは12月15日に棚上げを発表することでしょう。

たとえ紆余曲折を経ても、2020年11月の大統領選挙を意識しているトランプ政権は、「対中関税の引き下げとゼロ撤廃」を断行して、アメリカ経済を刺激してくることでしょう。景気失速に苦しむ中国側も、米中貿易交渉ではアメリカになんらかの大幅譲歩をして来ざるを得ないはず。

日本の安倍自民党政権が10兆円ものヘリマネ出動を行えば、さらには、トランプ政権が対中関税を撤廃すれば、2020年以降のグローバル経済のファンダメンタルズは即座に改善してゆくことでしょう。


なぜならば、財政刺激策は、(効果が出るまで半年から1年もの時間がかかる金融緩和策とは違って、)即座に効いてくるものだからです。

「予防的な財政刺激策」がリセッション入りを回避、世界はプチ好況へ

先週までは、「大統領選挙までは向こう1年間なんとかアメリカ株高は維持されるものの、大統領選挙後はその反動で株価が大幅下落、アメリカ経済は『プチ不況入り』。その後、ヘリマネ出動で、世界は『この『プチ不況』から回復。「プチ好況」へ。』といったメインシナリオを描いていました。


ところが、このメインシナリオ、ここ一週間で、大きく様変わりしました!


ここ1週間くらいの間に、10兆円補正予算の動きが活発化

日米欧の政策担当者、特に日本の安倍晋三政権とユーロ圏のラガルド新ECB総裁、そしてトランプ政権は、当メルマガの予想をはるかに超えた「貪欲さ」を持っているようです。

日米欧の政治家たちは、悠長に「来るべき、2021年以降のプチ不況」に甘んじるつもりはなく、果敢に「プチ不況」を回避するために、2020年は「予防的な財政刺激策(悪い言葉を使えば、ヘリコプターマネー)」をびしばし発動する覚悟を決めてるようです。

2019年は、「予防的な利下げ」が世界経済を「プチ不況入り」「リセッション入り」から救いましたが、2020年は、「予防的な財政刺激策」が世界経済を「プチ不況入り」から救うことでしょう。

ですから、この「最後の一刷毛」は、2021年以降も継続することでしょう。

以下もうちょっと詳しく解説すると、ここ一週間で急きょ、日本国内では安倍晋三政権による「10兆円真水補正予算」への動きが活発化しています。

日本の政治家の間では、2019年の甚大災害が引き金になって、「国土強靭化」計画などの「10兆円補正予算」への動きが活発化しているのです。


こういった政治家の動きを邪魔しているのが、「まずは財政再建ありき」「増税と緊縮と不況が大好きな」日本財務省です。

反対勢力である日本財務省の動きを封じ込めるためにも、安倍政権は、年明けには解散総選挙へと打って出るのではないでしょうか?

2019年年初のダボス会議に安倍晋三氏が5年ぶりにわざわざ出席した理由が、やっと理解できました。
    ↓  ↓  ↓
安倍氏は、「政治的な立ち回りの必要性から、10%への消費税増税は断行するものの、その埋め合わせとして『ヘリマネ出動』する」ことを、当時のラガルドIMF専務理事に密約したのでしょう。

日米欧の「大型ヘリマネ出動」では、2020年の日本政府がまずは先鞭をつけるわけです。

IMFとしても、日本がヘリマネ出動して内需を刺激してくれさえすれば、日本の内需拡大で世界経済を中国に代わってけん引してくれれば、それで大助かりです。

IMFにしてみれば、日本の内需拡大のための財源が建設国債であろうが、赤字国債であろうが、日本国内の庶民が苦しむ消費税の大幅増税であろうが、どっちでも構わないところがあるわけです。


IMFとしては、日本財務省の顔も立てながら、安倍政権の顔も立てたいところ。安倍政権としても、日本財務省を敵に回さない範囲で、IMFの顔も立てないところ。そうすれば、日本財務相のIMFへの天下り先の確保が可能となり、日本財務省の顔も立ちます。


2020年からは「アベノミクス第三弾」が始まる

目下のところグローバルマーケットは、経済のファンダメンタルズから全く乖離した「狂乱の動き」をしています。

2020年は、「日本の安倍政権の大型補正予算」や「トランプ政権による対中国関税の引き下げ」などなど、日米欧で「低金利下での財政刺激策(日本と欧州ではヘリマネ)出動」となれば、実体経済(ファンダメンタルズ)も即座に上向いてきて、マーケットとファンダメンタルズとの乖離もやがて解消へと向かうことでしょう。

繰り返しになりますが、安倍政権は「真水10兆円規模の補正予算(=マイナス金利の中での財政出動。事実上のヘリコプターマネーの出動)」を発動する腹積もりのようです。

日本財務省などの財政再建派からの反対が強いようならば、年明け1月にも解散総選挙へ打って出て、民意に問うつもりのようです。

「真水10兆円規模の財政刺激策」は、巨大です。

これで、向こう2年くらいで日本の物価上昇率は2%水準を達成することでしょう。


日経平均も、向こう2年以内に3万円を目指す。2020年は、待ちに待った「アベノミックス第三弾」の始まりです!

「2012年秋からのアベノミックス第一弾」と「2014年のアベノミックス第二弾」から随分とお待たせしてしまいました。

が、今度こそ、2020年からは「アベノミックス第三弾」が始まることでしょう。

日米がばかすか「予防的な財政刺激策」を発動することで、2020年から2021年の世界経済は「プチ不況」を事前に回避して「プチ好況(にわか景気)」へ。

2021年あたりの世界経済は、ヘリマネの影響でかなり「浮かれた感じ」になるのではないのか?

ただし、この「プチ好況」では、遅かれ早かれ先進各国の物価や長期金利がコントロール不能となることでしょう。数年後(3〜4年後か、5〜6年後)には遅かれ早かれ「ドルが基軸通貨から滑り落ちる、トリプル安の大型不況」が訪れるのでないでしょうか。


それまではグローバル経済は、しばしの「にわか景気」に浮かれるのではないでしょうか?


海外では、いたるところで「日本経済見直し」論が復活!

11月27日のWSJ(ウォールストリートジャーナル)は、「日本経済はその危うい評判の割に好調だ。人口縮小に直面しているにもかかわらず、好調だ」と、「日本株への見直し」論を提唱しています。

※参考:「日本化」という妖怪、投資家は恐れるな〜日本経済は人口動態の割に好調で、金融市場は手堅い投資機会を提供〜‐THE WALL STREET JOUNAL.(2019年11月27日公開)
https://jp.wsj.com/articles/SB10889753074974684588504586042641648446016

このWSJ記事によれば、理由の1つに、日本では「労働者の生産性向上が非常にうまくいっている」点を挙げています。「労働1時間当たりの国内総生産(GDP)で計算した日本の労働生産性」は、2010年以降、なんとなんと、伸び率が他の先進7カ国(G7)を上回っているとのこと。G7平均が5.8%であるのに対して、日本は6.5%。しかも、日本は女性や65歳以上の高齢者を中心に労働参加率が上昇していて、労働人口も数百万人規模で増えているとのこと。

ここのところ、「日本の外需が弱いけれども、日本の内需は堅調」と云われているのも、こういった状態だからです。

さらに、WSJによれば、「日本の労働年齢人口(通常15〜64歳の人口を指す)1人当たりの実質GDP」は、2007年以降、他のG7諸国を上回るペースで成長しているとのこと。同期間の日本全般の1人当たりGDP伸び率は7.1%と、米国の9.4%と比べてさほど悪くはなく、英国の4.3%を上回っているとのこと。

「日本経済衰退」論の提唱者はしばしば、日本の国債利回りが低いかマイナスである点を強調しますが、WSJによれば、オランダとドイツの国債利回り曲線は全体的に日本のそれよりも低い水準で推移しているとのこと。スイスに至っては大幅に日本を下回っているとのこと。


株式についても、意外や意外、日本市場は過去10年、主要な投資可能国で2番目に高いパフォーマンスを示しているとのこと。利益伸び率は米国に匹敵。製造業などを中心に一部セクターでは日本企業のパフォーマンスが米国のライバル企業を上回っているとのこと。

WSJによれば、「日本経済は、一般に人々が弱いと思い込んでいるようには、弱くない、強い」ということです。

アメリカ株式市場で「天井感」が強くなってきた中、安倍自民党政権による「10兆円の真水」論が活発化しているのと並行して、こういった「日本経済見直し論」がいたるところで復活しています。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c217

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
241. 中川隆[-15204] koaQ7Jey 2019年12月06日 14:06:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2269]
海外で日本経済見直し論が復活、2020年は「アベノミクス第3弾」の開幕となるか=藤井まり子 2019年12月4日
https://www.mag2.com/p/money/850528

12月2日のアメリカ市場では、わずかですがドル安・ドル国債安(=長期金利の上昇)・株安の「トリプル安」が起きました。このまま続落してしまうのでしょうか?

2021年、日経平均は3万円へ?出遅れの日本株にチャンスあり

12月2日のアメリカ・マーケットは「ミニ・トリプル安」

12月2日のアメリカ市場では、ほんのわずかですが「トリプル安」が起きました(ダウが260ドル以上も下落すると「大幅続落か?」と勘違いしそうですが、わずか1.00%未満の下落です)。

「トリプル安」とは、こちらメルマガで繰り返しお伝えしておりますように、「ドル安・ドル国債安(=長期金利の上昇)・株安」です。

今までのアメリカ・マーケットでは、滅多なことには「トリプル安」は起きませんでしたが、「景気サイクル終盤」に入ったアメリカ株式市場では、12月2日型の「ミニトリプル安」は、今後はしょっちゅう起きることでしょう。

難しい話になりますが、今のアメリカの実体経済は、ダブルバインド(二重に縛られている)状態です。かたや「社債の金利(社債バブル)」に縛られている一方で、かたや「ドル国債の金利(国債バブル)」に縛られているのです。


すなわち、「ミニトリプル安」のメカニズムとは、「アメリカの株価が将来を楽観してイケイケになると、アメリカの長期金利(ドル国債の金利)が上昇、この長期金利の上昇が社債バブル(特に、BBB格の社債)に冷や水を浴びせて、それが、株価を下げてしまう」という「メカニズム」になっているのです。

こういった「ダブルバインドのメカニズム」が働いているので、2020年のアメリカ株は大きく下げることはないでしょうが、大きく上げることもないでしょう。

したがって、2020年以降は相対的に「日本株式市場の魅力(上昇余地の大きさ)」が見直されることでしょう。詳しくは、末章で解説。

とはいえ、グローバル規模での株式ブームは、社債バブルもドル国債バブルもまだまだ弾けない(スクイーズしない)ために、まだまだ2〜3年は継続しそうです。

今現在のグローバル規模の株式ブームは、登山で言えば「8合目」あたりか?


私たちは、向こう1〜2年、あるいは向こう2〜3年は、こういった「ミニトリプル安」が起きるたびに、上手に日本株を中心に「押し目買い」をしてゆけばよいのではないでしょうか。


上がりすぎた米・欧州株よりも、出遅れの日本株と新興国株に上昇余地?

2020年の日米欧では「金融と財政の一体化」政策がいよいよ本格化しそうです。

「金融と財政の一体化」と言えば、聞こえは良いですが、
     ↓  ↓  ↓
「大不況の中では中銀による金融緩和だけでも効果があったけど、景気がそこそこ回復してきたら、『中銀による金融緩和だけでは2%インフレ目標を達成して出口を模索する』ことはできそうもないことが証明されたので、2020年からは『金融緩和も継続しながら、そのうえで予防的な財政出動をも行って、引き続き景気を刺激して2%インフレを目指して出口をもう一度模索』してゆこう」ということです。


日本ではいよいよ2020年から「およそ10兆円規模のヘリマネ出動」となることでしょう。

アメリカでは、肝心のトランプ大統領の発言が二転三転するので、「対中国・関税棚上げ」が本当にマーケット期待通りに15日に棚上げされるかどうかは、確信を持てないところもまだありますが、たぶん、十中八九、トランプは12月15日に棚上げを発表することでしょう。

たとえ紆余曲折を経ても、2020年11月の大統領選挙を意識しているトランプ政権は、「対中関税の引き下げとゼロ撤廃」を断行して、アメリカ経済を刺激してくることでしょう。景気失速に苦しむ中国側も、米中貿易交渉ではアメリカになんらかの大幅譲歩をして来ざるを得ないはず。

日本の安倍自民党政権が10兆円ものヘリマネ出動を行えば、さらには、トランプ政権が対中関税を撤廃すれば、2020年以降のグローバル経済のファンダメンタルズは即座に改善してゆくことでしょう。


なぜならば、財政刺激策は、(効果が出るまで半年から1年もの時間がかかる金融緩和策とは違って、)即座に効いてくるものだからです。

「予防的な財政刺激策」がリセッション入りを回避、世界はプチ好況へ

先週までは、「大統領選挙までは向こう1年間なんとかアメリカ株高は維持されるものの、大統領選挙後はその反動で株価が大幅下落、アメリカ経済は『プチ不況入り』。その後、ヘリマネ出動で、世界は『この『プチ不況』から回復。「プチ好況」へ。』といったメインシナリオを描いていました。


ところが、このメインシナリオ、ここ一週間で、大きく様変わりしました!


ここ1週間くらいの間に、10兆円補正予算の動きが活発化

日米欧の政策担当者、特に日本の安倍晋三政権とユーロ圏のラガルド新ECB総裁、そしてトランプ政権は、当メルマガの予想をはるかに超えた「貪欲さ」を持っているようです。

日米欧の政治家たちは、悠長に「来るべき、2021年以降のプチ不況」に甘んじるつもりはなく、果敢に「プチ不況」を回避するために、2020年は「予防的な財政刺激策(悪い言葉を使えば、ヘリコプターマネー)」をびしばし発動する覚悟を決めてるようです。


2019年は、「予防的な利下げ」が世界経済を「プチ不況入り」「リセッション入り」から救いましたが、2020年は、「予防的な財政刺激策」が世界経済を「プチ不況入り」から救うことでしょう。

ですから、この「最後の一刷毛」は、2021年以降も継続することでしょう。

以下もうちょっと詳しく解説すると、ここ一週間で急きょ、日本国内では安倍晋三政権による「10兆円真水補正予算」への動きが活発化しています。

日本の政治家の間では、2019年の甚大災害が引き金になって、「国土強靭化」計画などの「10兆円補正予算」への動きが活発化しているのです。


こういった政治家の動きを邪魔しているのが、「まずは財政再建ありき」「増税と緊縮と不況が大好きな」日本財務省です。

反対勢力である日本財務省の動きを封じ込めるためにも、安倍政権は、年明けには解散総選挙へと打って出るのではないでしょうか?

2019年年初のダボス会議に安倍晋三氏が5年ぶりにわざわざ出席した理由が、やっと理解できました。
    ↓  ↓  ↓
安倍氏は、「政治的な立ち回りの必要性から、10%への消費税増税は断行するものの、その埋め合わせとして『ヘリマネ出動』する」ことを、当時のラガルドIMF専務理事に密約したのでしょう。

日米欧の「大型ヘリマネ出動」では、2020年の日本政府がまずは先鞭をつけるわけです。

IMFとしても、日本がヘリマネ出動して内需を刺激してくれさえすれば、日本の内需拡大で世界経済を中国に代わってけん引してくれれば、それで大助かりです。

IMFにしてみれば、日本の内需拡大のための財源が建設国債であろうが、赤字国債であろうが、日本国内の庶民が苦しむ消費税の大幅増税であろうが、どっちでも構わないところがあるわけです。


IMFとしては、日本財務省の顔も立てながら、安倍政権の顔も立てたいところ。安倍政権としても、日本財務省を敵に回さない範囲で、IMFの顔も立てないところ。そうすれば、日本財務相のIMFへの天下り先の確保が可能となり、日本財務省の顔も立ちます。


2020年からは「アベノミクス第三弾」が始まる

目下のところグローバルマーケットは、経済のファンダメンタルズから全く乖離した「狂乱の動き」をしています。

2020年は、「日本の安倍政権の大型補正予算」や「トランプ政権による対中国関税の引き下げ」などなど、日米欧で「低金利下での財政刺激策(日本と欧州ではヘリマネ)出動」となれば、実体経済(ファンダメンタルズ)も即座に上向いてきて、マーケットとファンダメンタルズとの乖離もやがて解消へと向かうことでしょう。


繰り返しになりますが、安倍政権は「真水10兆円規模の補正予算(=マイナス金利の中での財政出動。事実上のヘリコプターマネーの出動)」を発動する腹積もりのようです。

日本財務省などの財政再建派からの反対が強いようならば、年明け1月にも解散総選挙へ打って出て、民意に問うつもりのようです。

「真水10兆円規模の財政刺激策」は、巨大です。

これで、向こう2年くらいで日本の物価上昇率は2%水準を達成することでしょう。


日経平均も、向こう2年以内に3万円を目指す。2020年は、待ちに待った「アベノミックス第三弾」の始まりです!

「2012年秋からのアベノミックス第一弾」と「2014年のアベノミックス第二弾」から随分とお待たせしてしまいました。

が、今度こそ、2020年からは「アベノミックス第三弾」が始まることでしょう。

日米がばかすか「予防的な財政刺激策」を発動することで、2020年から2021年の世界経済は「プチ不況」を事前に回避して「プチ好況(にわか景気)」へ。

2021年あたりの世界経済は、ヘリマネの影響でかなり「浮かれた感じ」になるのではないのか?

ただし、この「プチ好況」では、遅かれ早かれ先進各国の物価や長期金利がコントロール不能となることでしょう。数年後(3〜4年後か、5〜6年後)には遅かれ早かれ「ドルが基軸通貨から滑り落ちる、トリプル安の大型不況」が訪れるのでないでしょうか。


それまではグローバル経済は、しばしの「にわか景気」に浮かれるのではないでしょうか?


海外では、いたるところで「日本経済見直し」論が復活!

11月27日のWSJ(ウォールストリートジャーナル)は、「日本経済はその危うい評判の割に好調だ。人口縮小に直面しているにもかかわらず、好調だ」と、「日本株への見直し」論を提唱しています。

※参考:「日本化」という妖怪、投資家は恐れるな〜日本経済は人口動態の割に好調で、金融市場は手堅い投資機会を提供〜‐THE WALL STREET JOUNAL.(2019年11月27日公開)
https://jp.wsj.com/articles/SB10889753074974684588504586042641648446016


このWSJ記事によれば、理由の1つに、日本では「労働者の生産性向上が非常にうまくいっている」点を挙げています。「労働1時間当たりの国内総生産(GDP)で計算した日本の労働生産性」は、2010年以降、なんとなんと、伸び率が他の先進7カ国(G7)を上回っているとのこと。G7平均が5.8%であるのに対して、日本は6.5%。しかも、日本は女性や65歳以上の高齢者を中心に労働参加率が上昇していて、労働人口も数百万人規模で増えているとのこと。

ここのところ、「日本の外需が弱いけれども、日本の内需は堅調」と云われているのも、こういった状態だからです。

さらに、WSJによれば、「日本の労働年齢人口(通常15〜64歳の人口を指す)1人当たりの実質GDP」は、2007年以降、他のG7諸国を上回るペースで成長しているとのこと。同期間の日本全般の1人当たりGDP伸び率は7.1%と、米国の9.4%と比べてさほど悪くはなく、英国の4.3%を上回っているとのこと。

「日本経済衰退」論の提唱者はしばしば、日本の国債利回りが低いかマイナスである点を強調しますが、WSJによれば、オランダとドイツの国債利回り曲線は全体的に日本のそれよりも低い水準で推移しているとのこと。スイスに至っては大幅に日本を下回っているとのこと。


株式についても、意外や意外、日本市場は過去10年、主要な投資可能国で2番目に高いパフォーマンスを示しているとのこと。利益伸び率は米国に匹敵。製造業などを中心に一部セクターでは日本企業のパフォーマンスが米国のライバル企業を上回っているとのこと。

WSJによれば、「日本経済は、一般に人々が弱いと思い込んでいるようには、弱くない、強い」ということです。

アメリカ株式市場で「天井感」が強くなってきた中、安倍自民党政権による「10兆円の真水」論が活発化しているのと並行して、こういった「日本経済見直し論」がいたるところで復活しています。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c241

[近代史3] かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代 中川隆
14. 中川隆[-15203] koaQ7Jey 2019年12月07日 15:51:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2268]
鬼束ちひろ なごり雪


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html#c14
[近代史3] かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代 中川隆
15. 中川隆[-15202] koaQ7Jey 2019年12月07日 15:54:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2267]
かぐや姫 なごり雪 2005


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html#c15
[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
51. 中川隆[-15201] koaQ7Jey 2019年12月07日 17:36:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2266]
2019.09.01
日本がウォール街の属国になる切っ掛けになった関東大震災から96年

 今から96年前、1923年の9月1日午前11時58分に東京周辺は巨大地震に襲われた。被災者は340万人以上に及び、死者と行方不明者を合わせると10万5000名以上、損害総額は55億から100億円に達していたと言われている。

 その直前、8月24日に加藤友三郎首相が死亡、山本権兵衛が組閣している最中だったことから政府は機能していない。そうした中、水野錬太郎内相と赤池濃警視総監が震災対策の責任者になる。両者は朝鮮の独立運動を弾圧したコンビだ。

 1日の夕方になると「社会主義者や朝鮮人の放火が多い」、「朝鮮人が来襲して放火した」、「不逞鮮人が来襲して井戸への投毒・放火・強盗・●姦をする」といった流言蜚語が飛び交いはじめ、2日夜に警視庁は全国へ「不定鮮人取締」を打電して戒厳令も施行された。

 こうした雰囲気が社会に蔓延、少なからぬ朝鮮人が虐殺されている。どういうプロセスでこうした流言蜚語が広まったのかは不明だが、その結果として数千人の朝鮮人や中国人が殺されたと言われている。さらに社会主義者やアナーキストが虐殺されているが、そうした犠牲者のひとりがアナーキストの大杉栄だ。彼は妻の伊藤野枝や甥の橘宗一とともに憲兵大尉だった甘粕正彦に殺されたのである。地震当時、東京に住んでいた人の話では、焼き殺された朝鮮人もいたようだ。実行者は日本の庶民にほかならない。

 その時、千駄ヶ谷では伊藤圀夫という日本人が朝鮮人に間違われ、殺されそうになっている。伊藤は後に俳優や演出家として活躍することになるのだが、その時には「千駄ヶ谷のコリアン」をもじり、「千田是也」と名乗った。

 地震は日本の経済も揺るがした。そこで山本内閣の井上準之助蔵相は銀行や企業を救済するために債務の支払いを1カ月猶予し、「震災手形割引損失補償令」を公布している。すでに銀行が割り引いていた手形のうち、震災で決済ができなくなったものは日本銀行が再割引して銀行を救済するという内容だ。

 銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したために手形の総額は4億3000万円を上回る額になる。しかも銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 そこで復興資金を調達するため、日本政府は外債の発行を決断、それを引き受けることになったのがJPモルガン。この巨大金融機関と最も強く結びついていた日本人のひとりが井上準之助である。1920年に対中国借款の交渉をした際にこの巨大金融機関と親しくなったという。

 必然的にJPモルガンは日本に対して大きな影響力を持つようになり、緊縮財政と金本位制への復帰を求めてくる。1929年7月に誕生した浜口雄幸内閣がこの要求を実現、日本の経済状況を悪化させ、庶民は塗炭の苦しみをなめさせられることになった。その時の大蔵大臣は井上だ。

 JPモルガンは1932年から33年にかけての頃、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルト大統領を倒してファシズム体制を樹立する目的でクーデターを計画した。

 この計画はアメリカ海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラー退役少将が阻止、議会でクーデターについて詳しく証言している。そのバトラー少将によると、ウォール街は金本位制に執着していた。

 日本では金本位制へ復帰した結果、1932年1月までに総額4億4500万円の金が日本から流出、景気は悪化して失業者が急増、農村では娘が売られるなど一般民衆には耐え難い痛みをもたらすことになる。

 そうした政策の責任者である井上は「適者生存」、つまり強者総取りを信奉、失業対策に消極的で労働争議を激化させることになる。こうした社会的弱者を切り捨てる政府の政策に不満を持つ人間は増えていった。

 ルーズベルトを大統領にした選挙は1932年に実施されたが、その年にハーバート・フーバー大統領は駐日大使としてジョセフ・グルーを日本へ派遣する。この人物のいとこにあたるジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥の妻だ。

 グルーは日本の支配層に太いパイプがあり、秩父宮、近衛文麿、松平恒雄、徳川家達、幣原喜重郎、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていた。その中で最も親しくしていた人物は松岡洋右。1941年12月に日本軍がハワイの真珠湾を攻撃、翌年の8月にグルーは日本を離れるが、最後にゴルフをした相手は岸だった。ちなみに、松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1932年に日本は「満州国」をでっち上げているが、そこで権勢を振るった「二キ三スケ」の中に松岡(スケ)と岸(スケ)は含まれている。そのほかのメンバーは東条英機(キ)、星野直樹(キ)、そして鮎川義介(スケ)だ。


 本ブログでは繰り返し書いてきたが、戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいた。戦前レジームと戦後レジームはつながっている。


(注)●は「強」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201909010000/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c51

[近代史02] <記憶>89年前、朝鮮人虐殺あった/関東大震災/牲者追悼式平和への決意(しんぶん赤旗) gataro
24. 中川隆[-15200] koaQ7Jey 2019年12月07日 17:36:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2265]
2019.09.01
日本がウォール街の属国になる切っ掛けになった関東大震災から96年

 今から96年前、1923年の9月1日午前11時58分に東京周辺は巨大地震に襲われた。被災者は340万人以上に及び、死者と行方不明者を合わせると10万5000名以上、損害総額は55億から100億円に達していたと言われている。

 その直前、8月24日に加藤友三郎首相が死亡、山本権兵衛が組閣している最中だったことから政府は機能していない。そうした中、水野錬太郎内相と赤池濃警視総監が震災対策の責任者になる。両者は朝鮮の独立運動を弾圧したコンビだ。

 1日の夕方になると「社会主義者や朝鮮人の放火が多い」、「朝鮮人が来襲して放火した」、「不逞鮮人が来襲して井戸への投毒・放火・強盗・●姦をする」といった流言蜚語が飛び交いはじめ、2日夜に警視庁は全国へ「不定鮮人取締」を打電して戒厳令も施行された。

 こうした雰囲気が社会に蔓延、少なからぬ朝鮮人が虐殺されている。どういうプロセスでこうした流言蜚語が広まったのかは不明だが、その結果として数千人の朝鮮人や中国人が殺されたと言われている。さらに社会主義者やアナーキストが虐殺されているが、そうした犠牲者のひとりがアナーキストの大杉栄だ。彼は妻の伊藤野枝や甥の橘宗一とともに憲兵大尉だった甘粕正彦に殺されたのである。地震当時、東京に住んでいた人の話では、焼き殺された朝鮮人もいたようだ。実行者は日本の庶民にほかならない。

 その時、千駄ヶ谷では伊藤圀夫という日本人が朝鮮人に間違われ、殺されそうになっている。伊藤は後に俳優や演出家として活躍することになるのだが、その時には「千駄ヶ谷のコリアン」をもじり、「千田是也」と名乗った。

 地震は日本の経済も揺るがした。そこで山本内閣の井上準之助蔵相は銀行や企業を救済するために債務の支払いを1カ月猶予し、「震災手形割引損失補償令」を公布している。すでに銀行が割り引いていた手形のうち、震災で決済ができなくなったものは日本銀行が再割引して銀行を救済するという内容だ。

 銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したために手形の総額は4億3000万円を上回る額になる。しかも銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 そこで復興資金を調達するため、日本政府は外債の発行を決断、それを引き受けることになったのがJPモルガン。この巨大金融機関と最も強く結びついていた日本人のひとりが井上準之助である。1920年に対中国借款の交渉をした際にこの巨大金融機関と親しくなったという。

 必然的にJPモルガンは日本に対して大きな影響力を持つようになり、緊縮財政と金本位制への復帰を求めてくる。1929年7月に誕生した浜口雄幸内閣がこの要求を実現、日本の経済状況を悪化させ、庶民は塗炭の苦しみをなめさせられることになった。その時の大蔵大臣は井上だ。

 JPモルガンは1932年から33年にかけての頃、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルト大統領を倒してファシズム体制を樹立する目的でクーデターを計画した。

 この計画はアメリカ海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラー退役少将が阻止、議会でクーデターについて詳しく証言している。そのバトラー少将によると、ウォール街は金本位制に執着していた。

 日本では金本位制へ復帰した結果、1932年1月までに総額4億4500万円の金が日本から流出、景気は悪化して失業者が急増、農村では娘が売られるなど一般民衆には耐え難い痛みをもたらすことになる。

 そうした政策の責任者である井上は「適者生存」、つまり強者総取りを信奉、失業対策に消極的で労働争議を激化させることになる。こうした社会的弱者を切り捨てる政府の政策に不満を持つ人間は増えていった。

 ルーズベルトを大統領にした選挙は1932年に実施されたが、その年にハーバート・フーバー大統領は駐日大使としてジョセフ・グルーを日本へ派遣する。この人物のいとこにあたるジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥の妻だ。

 グルーは日本の支配層に太いパイプがあり、秩父宮、近衛文麿、松平恒雄、徳川家達、幣原喜重郎、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていた。その中で最も親しくしていた人物は松岡洋右。1941年12月に日本軍がハワイの真珠湾を攻撃、翌年の8月にグルーは日本を離れるが、最後にゴルフをした相手は岸だった。ちなみに、松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1932年に日本は「満州国」をでっち上げているが、そこで権勢を振るった「二キ三スケ」の中に松岡(スケ)と岸(スケ)は含まれている。そのほかのメンバーは東条英機(キ)、星野直樹(キ)、そして鮎川義介(スケ)だ。


 本ブログでは繰り返し書いてきたが、戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいた。戦前レジームと戦後レジームはつながっている。


(注)●は「強」
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http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/707.html#c24

[近代史3] 関東大震災後の民衆(自警団)の手による朝鮮人虐殺 中川隆
9. 中川隆[-15199] koaQ7Jey 2019年12月07日 17:37:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2264]
2019.09.01
日本がウォール街の属国になる切っ掛けになった関東大震災から96年

 今から96年前、1923年の9月1日午前11時58分に東京周辺は巨大地震に襲われた。被災者は340万人以上に及び、死者と行方不明者を合わせると10万5000名以上、損害総額は55億から100億円に達していたと言われている。

 その直前、8月24日に加藤友三郎首相が死亡、山本権兵衛が組閣している最中だったことから政府は機能していない。そうした中、水野錬太郎内相と赤池濃警視総監が震災対策の責任者になる。両者は朝鮮の独立運動を弾圧したコンビだ。

 1日の夕方になると「社会主義者や朝鮮人の放火が多い」、「朝鮮人が来襲して放火した」、「不逞鮮人が来襲して井戸への投毒・放火・強盗・●姦をする」といった流言蜚語が飛び交いはじめ、2日夜に警視庁は全国へ「不定鮮人取締」を打電して戒厳令も施行された。

 こうした雰囲気が社会に蔓延、少なからぬ朝鮮人が虐殺されている。どういうプロセスでこうした流言蜚語が広まったのかは不明だが、その結果として数千人の朝鮮人や中国人が殺されたと言われている。さらに社会主義者やアナーキストが虐殺されているが、そうした犠牲者のひとりがアナーキストの大杉栄だ。彼は妻の伊藤野枝や甥の橘宗一とともに憲兵大尉だった甘粕正彦に殺されたのである。地震当時、東京に住んでいた人の話では、焼き殺された朝鮮人もいたようだ。実行者は日本の庶民にほかならない。

 その時、千駄ヶ谷では伊藤圀夫という日本人が朝鮮人に間違われ、殺されそうになっている。伊藤は後に俳優や演出家として活躍することになるのだが、その時には「千駄ヶ谷のコリアン」をもじり、「千田是也」と名乗った。

 地震は日本の経済も揺るがした。そこで山本内閣の井上準之助蔵相は銀行や企業を救済するために債務の支払いを1カ月猶予し、「震災手形割引損失補償令」を公布している。すでに銀行が割り引いていた手形のうち、震災で決済ができなくなったものは日本銀行が再割引して銀行を救済するという内容だ。

 銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したために手形の総額は4億3000万円を上回る額になる。しかも銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。

 そこで復興資金を調達するため、日本政府は外債の発行を決断、それを引き受けることになったのがJPモルガン。この巨大金融機関と最も強く結びついていた日本人のひとりが井上準之助である。1920年に対中国借款の交渉をした際にこの巨大金融機関と親しくなったという。

 必然的にJPモルガンは日本に対して大きな影響力を持つようになり、緊縮財政と金本位制への復帰を求めてくる。1929年7月に誕生した浜口雄幸内閣がこの要求を実現、日本の経済状況を悪化させ、庶民は塗炭の苦しみをなめさせられることになった。その時の大蔵大臣は井上だ。

 JPモルガンは1932年から33年にかけての頃、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルト大統領を倒してファシズム体制を樹立する目的でクーデターを計画した。

 この計画はアメリカ海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラー退役少将が阻止、議会でクーデターについて詳しく証言している。そのバトラー少将によると、ウォール街は金本位制に執着していた。

 日本では金本位制へ復帰した結果、1932年1月までに総額4億4500万円の金が日本から流出、景気は悪化して失業者が急増、農村では娘が売られるなど一般民衆には耐え難い痛みをもたらすことになる。

 そうした政策の責任者である井上は「適者生存」、つまり強者総取りを信奉、失業対策に消極的で労働争議を激化させることになる。こうした社会的弱者を切り捨てる政府の政策に不満を持つ人間は増えていった。

 ルーズベルトを大統領にした選挙は1932年に実施されたが、その年にハーバート・フーバー大統領は駐日大使としてジョセフ・グルーを日本へ派遣する。この人物のいとこにあたるジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥の妻だ。

 グルーは日本の支配層に太いパイプがあり、秩父宮、近衛文麿、松平恒雄、徳川家達、幣原喜重郎、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていた。その中で最も親しくしていた人物は松岡洋右。1941年12月に日本軍がハワイの真珠湾を攻撃、翌年の8月にグルーは日本を離れるが、最後にゴルフをした相手は岸だった。ちなみに、松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。

 1932年に日本は「満州国」をでっち上げているが、そこで権勢を振るった「二キ三スケ」の中に松岡(スケ)と岸(スケ)は含まれている。そのほかのメンバーは東条英機(キ)、星野直樹(キ)、そして鮎川義介(スケ)だ。


 本ブログでは繰り返し書いてきたが、戦後日本のあり方を決めたジャパン・ロビーの中心にはジョセフ・グルーがいた。戦前レジームと戦後レジームはつながっている。


(注)●は「強」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201909010000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/554.html#c9

[近代史3] プチエンジェル事件の深すぎる闇 中川隆
67. 中川隆[-15198] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:12:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2263]
2019.12.07
エプスタインが死んで4カ月を経た現在、彼の死も彼の犯罪も調査が進んでいない

 未成年の男女を欧米の有力者に提供する一方、その証拠を利用して脅し、コントロールしていたというジェフリー・エプスタインが拘留中に死亡したのは8月10日のことだったが、この死についても、彼が行ったとされる犯罪、その背後にある情報機関の工作、その情報機関を動かしている私的権力についての調査は進んでいない。

 エプスタインが死ぬ前日に同房者はほかへ移動、問題の瞬間における監視カメラの映像は利用できない状態で、彼が死んだ時に担当の看守ふたりは過労で居眠りしていたとされている。

 この説明が不自然だということもあり、口封じの為に殺されたと考える人は少なくない。シリアのバシャール・アル・アサド大統領も11月14日にロシアのテレビ局のインタビューで、エプスタインはアメリカやイギリスをはじめとする各国要人の秘密を知りすぎていたので殺されたと語っている。

 それに対し、アメリカの公式見解では自殺とされ、​ウィリアム・バー司法長官もその見解を支持​している。長官は存在しないはずの監視映像を調べたらしい。

 他殺だということになると実行犯は誰なのか、なぜ殺したのか、その背後関係はどうなっているのかといったことを調べざるをえなくなる。少なくとも報告しなければならない。現在、アメリカでは権力抗争が激しくなっているが、そうした調査は権力システムそのものを揺るがすことになる可能性が高く、避けたいだろう。

 エプスタインの死因がどうであれ、彼の行っていたことは調べねばならないのだが、その調査が真剣に行われるようにも見えない。すでにビル・クリントン、ドナルド・トランプ、イスラエルの首相だったエフード・バラク、ハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授、そしてイギリスのアンドリュー王子などの名前がエプスタインの「友人」として挙がっているのだが、それだけではないだろう。アサド大統領が言うように、アメリカやイギリスをはじめとする各国の要人だ。

 すでに本ブログでも書いたことだが、エプスタインは今回と同じ容疑で2005年に逮捕されている。少なくとも未成年者に対する性的な犯罪であり、人身売買とも言えることが行われてきた。重大な犯罪のように思えるが、処罰は軽かった。

 その時に事件を地方検事として担当したアレキサンダー・アコスタによると、​エプスタインは「情報機関に所属している」​ので放っておけと言われたという。

 エプシュタインだけでなく、彼の妻だったギスレイン・マクスウェル、そのの父親であるミラー・グループの総帥だったロバート・マクスウェルはイスラエルの情報機関のエージェントだったと言われている。

 その情報機関は「モサド」だと言われることが多いが、かつてイスラエル軍の情報機関の中枢にいたアリ・ベンメナシェによると、ロバート・マクスウェルはイスラエル軍の情報機関に所属、娘のギスレインやエプスタインも同じだという。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 このロバートは1960年代からイスラエルのために情報活動を続けていたと言われ、イラン・コントラ事件やソ連消滅の際にも名前が出てくる。そのロバートはソ連消滅の直前、1991年11月にカナリア諸島沖で死体となって発見された。

 若い女性や男性を提供し、その事実を恫喝に使うという仕組みはエプスタインの前から行われていた。前任者と考えられているのは赤狩り時代にFBIのJ・エドガー・フーバー長官とジョセフ・マッカーシの間に入っていた弁護士のロイ・コーン。立場はマッカーシーの法律顧問だった。後にトランプの顧問弁護士になる人物だ。

 コーンは禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールと「親子のように」緊密な関係にあり、犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチとも緊密な関係にあったとされている。

 ローゼンスティールの同業者で親しい間柄だったのがサミュエル・ブロンフマン。その息子であるエドガー・ブロンフマンもイスラエルの情報機関とつながっていた、あるいは動かす立場にあったと言われている。

 エプスタインの事件は強大な私的権力が世界を操る仕組みを暴く突破口になる可能性がある。フランクリン・ルーズベルトの定義によると、私的権力が世界を操るシステムはファシズムであり、民主化するためにはそのシステムの実態を暴き、破壊しなければならない。

 ​エプスタインの犯罪行為を3年前にアメリカのネットワーク局ABCは知っていた​ことが明らかにされている。アンドリュー王子やクリントンらとの関係を強要されていたという女性の告発を聞いていたのだ。その告発者は裏づけになる写真を持っていたという。その告発は握りつぶされた。私的権力が世界を操るシステムを揺るがすような「報道」は許されないのだ。

 ウォーターゲート事件で活躍したカール・バーンスタインは1977年にワシントン・ポスト紙を辞め、「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いた。ワシントン・ポスト紙では書けなかったということだろう。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 その記事によると、20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。また1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したとCIAの高官は語ったという。

 しかし、その後、有力メディアの所有者は一部に集中、プロパガンダ色は濃くなっている。2001年9月11日以降、そうした傾向は強まり、今では「報道」から事実を探し出すことが難しくなっている。

 偽情報を流しているわけだが、そうした実態を明らかにする情報を潰すことにも熱心だ。そうした作業を彼らは「ファクト・チェック」と呼ぶ。

 そうした有力メディアが封印してきたアメリカ支配層の悪行を明らかにしたウィキリークスは攻撃されてきた。その創設者のひとりであるジュリアン・アッサンジはイギリスで拘束され、重大犯罪の容疑者が収容されるベルマーシュ刑務所へ入れられている。その重罪犯罪とは、アメリカの支配層にとって都合の悪い情報を公表したことだ。

 その刑務所でアッサンジを尋問しているアメリカ人は国防総省、FBI、CIAに所属している人びとだと言われ、BZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されていると伝えられている。これを使うと幻覚を生じさせ、現実と幻覚を混乱させるほか、昏睡、物忘れなどを含む意識障害、あるいは運動失調症を引き起こすという。

 現在、アッサンジは法廷で自分の名前を言うこともままならない状態のようで、検察官がアメリカ大使館員の指示に従っている光景も見られたと報告されている。そうした状態のアッサンジを速やかに入院させるべきだとする嘆願書を80名以上の医師がイギリスの内務省に対して提出した。

 アメリカの支配システム下では、「言論の自由が危ない」というような脳天気なことを言っていられる状態ではない。むのたけじが「新聞・放送・出版・写真・広告の分野で働く800人の団体」が主催する講演会の冒頭で「ジャーナリズムはとうにくたばった」と語ったのは1991年のことだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/358.html#c67

[日本の事件17] プチエンジェル事件の真相
90. 中川隆[-15197] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:13:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2262]
2019.12.07
エプスタインが死んで4カ月を経た現在、彼の死も彼の犯罪も調査が進んでいない

 未成年の男女を欧米の有力者に提供する一方、その証拠を利用して脅し、コントロールしていたというジェフリー・エプスタインが拘留中に死亡したのは8月10日のことだったが、この死についても、彼が行ったとされる犯罪、その背後にある情報機関の工作、その情報機関を動かしている私的権力についての調査は進んでいない。

 エプスタインが死ぬ前日に同房者はほかへ移動、問題の瞬間における監視カメラの映像は利用できない状態で、彼が死んだ時に担当の看守ふたりは過労で居眠りしていたとされている。

 この説明が不自然だということもあり、口封じの為に殺されたと考える人は少なくない。シリアのバシャール・アル・アサド大統領も11月14日にロシアのテレビ局のインタビューで、エプスタインはアメリカやイギリスをはじめとする各国要人の秘密を知りすぎていたので殺されたと語っている。

 それに対し、アメリカの公式見解では自殺とされ、​ウィリアム・バー司法長官もその見解を支持​している。長官は存在しないはずの監視映像を調べたらしい。

 他殺だということになると実行犯は誰なのか、なぜ殺したのか、その背後関係はどうなっているのかといったことを調べざるをえなくなる。少なくとも報告しなければならない。現在、アメリカでは権力抗争が激しくなっているが、そうした調査は権力システムそのものを揺るがすことになる可能性が高く、避けたいだろう。

 エプスタインの死因がどうであれ、彼の行っていたことは調べねばならないのだが、その調査が真剣に行われるようにも見えない。すでにビル・クリントン、ドナルド・トランプ、イスラエルの首相だったエフード・バラク、ハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授、そしてイギリスのアンドリュー王子などの名前がエプスタインの「友人」として挙がっているのだが、それだけではないだろう。アサド大統領が言うように、アメリカやイギリスをはじめとする各国の要人だ。

 すでに本ブログでも書いたことだが、エプスタインは今回と同じ容疑で2005年に逮捕されている。少なくとも未成年者に対する性的な犯罪であり、人身売買とも言えることが行われてきた。重大な犯罪のように思えるが、処罰は軽かった。

 その時に事件を地方検事として担当したアレキサンダー・アコスタによると、​エプスタインは「情報機関に所属している」​ので放っておけと言われたという。

 エプシュタインだけでなく、彼の妻だったギスレイン・マクスウェル、そのの父親であるミラー・グループの総帥だったロバート・マクスウェルはイスラエルの情報機関のエージェントだったと言われている。

 その情報機関は「モサド」だと言われることが多いが、かつてイスラエル軍の情報機関の中枢にいたアリ・ベンメナシェによると、ロバート・マクスウェルはイスラエル軍の情報機関に所属、娘のギスレインやエプスタインも同じだという。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 このロバートは1960年代からイスラエルのために情報活動を続けていたと言われ、イラン・コントラ事件やソ連消滅の際にも名前が出てくる。そのロバートはソ連消滅の直前、1991年11月にカナリア諸島沖で死体となって発見された。

 若い女性や男性を提供し、その事実を恫喝に使うという仕組みはエプスタインの前から行われていた。前任者と考えられているのは赤狩り時代にFBIのJ・エドガー・フーバー長官とジョセフ・マッカーシの間に入っていた弁護士のロイ・コーン。立場はマッカーシーの法律顧問だった。後にトランプの顧問弁護士になる人物だ。

 コーンは禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールと「親子のように」緊密な関係にあり、犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチとも緊密な関係にあったとされている。

 ローゼンスティールの同業者で親しい間柄だったのがサミュエル・ブロンフマン。その息子であるエドガー・ブロンフマンもイスラエルの情報機関とつながっていた、あるいは動かす立場にあったと言われている。

 エプスタインの事件は強大な私的権力が世界を操る仕組みを暴く突破口になる可能性がある。フランクリン・ルーズベルトの定義によると、私的権力が世界を操るシステムはファシズムであり、民主化するためにはそのシステムの実態を暴き、破壊しなければならない。

 ​エプスタインの犯罪行為を3年前にアメリカのネットワーク局ABCは知っていた​ことが明らかにされている。アンドリュー王子やクリントンらとの関係を強要されていたという女性の告発を聞いていたのだ。その告発者は裏づけになる写真を持っていたという。その告発は握りつぶされた。私的権力が世界を操るシステムを揺るがすような「報道」は許されないのだ。

 ウォーターゲート事件で活躍したカール・バーンスタインは1977年にワシントン・ポスト紙を辞め、「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いた。ワシントン・ポスト紙では書けなかったということだろう。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 その記事によると、20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。また1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したとCIAの高官は語ったという。

 しかし、その後、有力メディアの所有者は一部に集中、プロパガンダ色は濃くなっている。2001年9月11日以降、そうした傾向は強まり、今では「報道」から事実を探し出すことが難しくなっている。

 偽情報を流しているわけだが、そうした実態を明らかにする情報を潰すことにも熱心だ。そうした作業を彼らは「ファクト・チェック」と呼ぶ。

 そうした有力メディアが封印してきたアメリカ支配層の悪行を明らかにしたウィキリークスは攻撃されてきた。その創設者のひとりであるジュリアン・アッサンジはイギリスで拘束され、重大犯罪の容疑者が収容されるベルマーシュ刑務所へ入れられている。その重罪犯罪とは、アメリカの支配層にとって都合の悪い情報を公表したことだ。

 その刑務所でアッサンジを尋問しているアメリカ人は国防総省、FBI、CIAに所属している人びとだと言われ、BZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されていると伝えられている。これを使うと幻覚を生じさせ、現実と幻覚を混乱させるほか、昏睡、物忘れなどを含む意識障害、あるいは運動失調症を引き起こすという。

 現在、アッサンジは法廷で自分の名前を言うこともままならない状態のようで、検察官がアメリカ大使館員の指示に従っている光景も見られたと報告されている。そうした状態のアッサンジを速やかに入院させるべきだとする嘆願書を80名以上の医師がイギリスの内務省に対して提出した。

 アメリカの支配システム下では、「言論の自由が危ない」というような脳天気なことを言っていられる状態ではない。むのたけじが「新聞・放送・出版・写真・広告の分野で働く800人の団体」が主催する講演会の冒頭で「ジャーナリズムはとうにくたばった」と語ったのは1991年のことだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/722.html#c90

[近代史3] プチエンジェル事件の顧客と噂されている秋篠宮・高円宮はロリコンなのか? 中川隆
52. 中川隆[-15196] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:14:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2261]
2019.12.07
エプスタインが死んで4カ月を経た現在、彼の死も彼の犯罪も調査が進んでいない

 未成年の男女を欧米の有力者に提供する一方、その証拠を利用して脅し、コントロールしていたというジェフリー・エプスタインが拘留中に死亡したのは8月10日のことだったが、この死についても、彼が行ったとされる犯罪、その背後にある情報機関の工作、その情報機関を動かしている私的権力についての調査は進んでいない。

 エプスタインが死ぬ前日に同房者はほかへ移動、問題の瞬間における監視カメラの映像は利用できない状態で、彼が死んだ時に担当の看守ふたりは過労で居眠りしていたとされている。

 この説明が不自然だということもあり、口封じの為に殺されたと考える人は少なくない。シリアのバシャール・アル・アサド大統領も11月14日にロシアのテレビ局のインタビューで、エプスタインはアメリカやイギリスをはじめとする各国要人の秘密を知りすぎていたので殺されたと語っている。

 それに対し、アメリカの公式見解では自殺とされ、​ウィリアム・バー司法長官もその見解を支持​している。長官は存在しないはずの監視映像を調べたらしい。

 他殺だということになると実行犯は誰なのか、なぜ殺したのか、その背後関係はどうなっているのかといったことを調べざるをえなくなる。少なくとも報告しなければならない。現在、アメリカでは権力抗争が激しくなっているが、そうした調査は権力システムそのものを揺るがすことになる可能性が高く、避けたいだろう。

 エプスタインの死因がどうであれ、彼の行っていたことは調べねばならないのだが、その調査が真剣に行われるようにも見えない。すでにビル・クリントン、ドナルド・トランプ、イスラエルの首相だったエフード・バラク、ハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授、そしてイギリスのアンドリュー王子などの名前がエプスタインの「友人」として挙がっているのだが、それだけではないだろう。アサド大統領が言うように、アメリカやイギリスをはじめとする各国の要人だ。

 すでに本ブログでも書いたことだが、エプスタインは今回と同じ容疑で2005年に逮捕されている。少なくとも未成年者に対する性的な犯罪であり、人身売買とも言えることが行われてきた。重大な犯罪のように思えるが、処罰は軽かった。

 その時に事件を地方検事として担当したアレキサンダー・アコスタによると、​エプスタインは「情報機関に所属している」​ので放っておけと言われたという。

 エプシュタインだけでなく、彼の妻だったギスレイン・マクスウェル、そのの父親であるミラー・グループの総帥だったロバート・マクスウェルはイスラエルの情報機関のエージェントだったと言われている。

 その情報機関は「モサド」だと言われることが多いが、かつてイスラエル軍の情報機関の中枢にいたアリ・ベンメナシェによると、ロバート・マクスウェルはイスラエル軍の情報機関に所属、娘のギスレインやエプスタインも同じだという。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 このロバートは1960年代からイスラエルのために情報活動を続けていたと言われ、イラン・コントラ事件やソ連消滅の際にも名前が出てくる。そのロバートはソ連消滅の直前、1991年11月にカナリア諸島沖で死体となって発見された。

 若い女性や男性を提供し、その事実を恫喝に使うという仕組みはエプスタインの前から行われていた。前任者と考えられているのは赤狩り時代にFBIのJ・エドガー・フーバー長官とジョセフ・マッカーシの間に入っていた弁護士のロイ・コーン。立場はマッカーシーの法律顧問だった。後にトランプの顧問弁護士になる人物だ。

 コーンは禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールと「親子のように」緊密な関係にあり、犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチとも緊密な関係にあったとされている。

 ローゼンスティールの同業者で親しい間柄だったのがサミュエル・ブロンフマン。その息子であるエドガー・ブロンフマンもイスラエルの情報機関とつながっていた、あるいは動かす立場にあったと言われている。

 エプスタインの事件は強大な私的権力が世界を操る仕組みを暴く突破口になる可能性がある。フランクリン・ルーズベルトの定義によると、私的権力が世界を操るシステムはファシズムであり、民主化するためにはそのシステムの実態を暴き、破壊しなければならない。

 ​エプスタインの犯罪行為を3年前にアメリカのネットワーク局ABCは知っていた​ことが明らかにされている。アンドリュー王子やクリントンらとの関係を強要されていたという女性の告発を聞いていたのだ。その告発者は裏づけになる写真を持っていたという。その告発は握りつぶされた。私的権力が世界を操るシステムを揺るがすような「報道」は許されないのだ。

 ウォーターゲート事件で活躍したカール・バーンスタインは1977年にワシントン・ポスト紙を辞め、「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いた。ワシントン・ポスト紙では書けなかったということだろう。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 その記事によると、20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。また1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したとCIAの高官は語ったという。

 しかし、その後、有力メディアの所有者は一部に集中、プロパガンダ色は濃くなっている。2001年9月11日以降、そうした傾向は強まり、今では「報道」から事実を探し出すことが難しくなっている。

 偽情報を流しているわけだが、そうした実態を明らかにする情報を潰すことにも熱心だ。そうした作業を彼らは「ファクト・チェック」と呼ぶ。

 そうした有力メディアが封印してきたアメリカ支配層の悪行を明らかにしたウィキリークスは攻撃されてきた。その創設者のひとりであるジュリアン・アッサンジはイギリスで拘束され、重大犯罪の容疑者が収容されるベルマーシュ刑務所へ入れられている。その重罪犯罪とは、アメリカの支配層にとって都合の悪い情報を公表したことだ。

 その刑務所でアッサンジを尋問しているアメリカ人は国防総省、FBI、CIAに所属している人びとだと言われ、BZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されていると伝えられている。これを使うと幻覚を生じさせ、現実と幻覚を混乱させるほか、昏睡、物忘れなどを含む意識障害、あるいは運動失調症を引き起こすという。

 現在、アッサンジは法廷で自分の名前を言うこともままならない状態のようで、検察官がアメリカ大使館員の指示に従っている光景も見られたと報告されている。そうした状態のアッサンジを速やかに入院させるべきだとする嘆願書を80名以上の医師がイギリスの内務省に対して提出した。

 アメリカの支配システム下では、「言論の自由が危ない」というような脳天気なことを言っていられる状態ではない。むのたけじが「新聞・放送・出版・写真・広告の分野で働く800人の団体」が主催する講演会の冒頭で「ジャーナリズムはとうにくたばった」と語ったのは1991年のことだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/362.html#c52

[近代史3] 飯島愛が殺された理由 _ ジャニーズ・プチエンジェル事件との関係 中川隆
18. 中川隆[-15198] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:29:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2263]
2019.12.07
エプスタインが死んで4カ月を経た現在、彼の死も彼の犯罪も調査が進んでいない

 未成年の男女を欧米の有力者に提供する一方、その証拠を利用して脅し、コントロールしていたというジェフリー・エプスタインが拘留中に死亡したのは8月10日のことだったが、この死についても、彼が行ったとされる犯罪、その背後にある情報機関の工作、その情報機関を動かしている私的権力についての調査は進んでいない。

 エプスタインが死ぬ前日に同房者はほかへ移動、問題の瞬間における監視カメラの映像は利用できない状態で、彼が死んだ時に担当の看守ふたりは過労で居眠りしていたとされている。

 この説明が不自然だということもあり、口封じの為に殺されたと考える人は少なくない。シリアのバシャール・アル・アサド大統領も11月14日にロシアのテレビ局のインタビューで、エプスタインはアメリカやイギリスをはじめとする各国要人の秘密を知りすぎていたので殺されたと語っている。

 それに対し、アメリカの公式見解では自殺とされ、​ウィリアム・バー司法長官もその見解を支持​している。長官は存在しないはずの監視映像を調べたらしい。

 他殺だということになると実行犯は誰なのか、なぜ殺したのか、その背後関係はどうなっているのかといったことを調べざるをえなくなる。少なくとも報告しなければならない。現在、アメリカでは権力抗争が激しくなっているが、そうした調査は権力システムそのものを揺るがすことになる可能性が高く、避けたいだろう。

 エプスタインの死因がどうであれ、彼の行っていたことは調べねばならないのだが、その調査が真剣に行われるようにも見えない。すでにビル・クリントン、ドナルド・トランプ、イスラエルの首相だったエフード・バラク、ハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授、そしてイギリスのアンドリュー王子などの名前がエプスタインの「友人」として挙がっているのだが、それだけではないだろう。アサド大統領が言うように、アメリカやイギリスをはじめとする各国の要人だ。

 すでに本ブログでも書いたことだが、エプスタインは今回と同じ容疑で2005年に逮捕されている。少なくとも未成年者に対する性的な犯罪であり、人身売買とも言えることが行われてきた。重大な犯罪のように思えるが、処罰は軽かった。

 その時に事件を地方検事として担当したアレキサンダー・アコスタによると、​エプスタインは「情報機関に所属している」​ので放っておけと言われたという。

 エプシュタインだけでなく、彼の妻だったギスレイン・マクスウェル、そのの父親であるミラー・グループの総帥だったロバート・マクスウェルはイスラエルの情報機関のエージェントだったと言われている。

 その情報機関は「モサド」だと言われることが多いが、かつてイスラエル軍の情報機関の中枢にいたアリ・ベンメナシェによると、ロバート・マクスウェルはイスラエル軍の情報機関に所属、娘のギスレインやエプスタインも同じだという。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 このロバートは1960年代からイスラエルのために情報活動を続けていたと言われ、イラン・コントラ事件やソ連消滅の際にも名前が出てくる。そのロバートはソ連消滅の直前、1991年11月にカナリア諸島沖で死体となって発見された。

 若い女性や男性を提供し、その事実を恫喝に使うという仕組みはエプスタインの前から行われていた。前任者と考えられているのは赤狩り時代にFBIのJ・エドガー・フーバー長官とジョセフ・マッカーシの間に入っていた弁護士のロイ・コーン。立場はマッカーシーの法律顧問だった。後にトランプの顧問弁護士になる人物だ。

 コーンは禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールと「親子のように」緊密な関係にあり、犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチとも緊密な関係にあったとされている。

 ローゼンスティールの同業者で親しい間柄だったのがサミュエル・ブロンフマン。その息子であるエドガー・ブロンフマンもイスラエルの情報機関とつながっていた、あるいは動かす立場にあったと言われている。

 エプスタインの事件は強大な私的権力が世界を操る仕組みを暴く突破口になる可能性がある。フランクリン・ルーズベルトの定義によると、私的権力が世界を操るシステムはファシズムであり、民主化するためにはそのシステムの実態を暴き、破壊しなければならない。

 ​エプスタインの犯罪行為を3年前にアメリカのネットワーク局ABCは知っていた​ことが明らかにされている。アンドリュー王子やクリントンらとの関係を強要されていたという女性の告発を聞いていたのだ。その告発者は裏づけになる写真を持っていたという。その告発は握りつぶされた。私的権力が世界を操るシステムを揺るがすような「報道」は許されないのだ。

 ウォーターゲート事件で活躍したカール・バーンスタインは1977年にワシントン・ポスト紙を辞め、「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いた。ワシントン・ポスト紙では書けなかったということだろう。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 その記事によると、20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。また1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したとCIAの高官は語ったという。

 しかし、その後、有力メディアの所有者は一部に集中、プロパガンダ色は濃くなっている。2001年9月11日以降、そうした傾向は強まり、今では「報道」から事実を探し出すことが難しくなっている。

 偽情報を流しているわけだが、そうした実態を明らかにする情報を潰すことにも熱心だ。そうした作業を彼らは「ファクト・チェック」と呼ぶ。

 そうした有力メディアが封印してきたアメリカ支配層の悪行を明らかにしたウィキリークスは攻撃されてきた。その創設者のひとりであるジュリアン・アッサンジはイギリスで拘束され、重大犯罪の容疑者が収容されるベルマーシュ刑務所へ入れられている。その重罪犯罪とは、アメリカの支配層にとって都合の悪い情報を公表したことだ。

 その刑務所でアッサンジを尋問しているアメリカ人は国防総省、FBI、CIAに所属している人びとだと言われ、BZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されていると伝えられている。これを使うと幻覚を生じさせ、現実と幻覚を混乱させるほか、昏睡、物忘れなどを含む意識障害、あるいは運動失調症を引き起こすという。

 現在、アッサンジは法廷で自分の名前を言うこともままならない状態のようで、検察官がアメリカ大使館員の指示に従っている光景も見られたと報告されている。そうした状態のアッサンジを速やかに入院させるべきだとする嘆願書を80名以上の医師がイギリスの内務省に対して提出した。

 アメリカの支配システム下では、「言論の自由が危ない」というような脳天気なことを言っていられる状態ではない。むのたけじが「新聞・放送・出版・写真・広告の分野で働く800人の団体」が主催する講演会の冒頭で「ジャーナリズムはとうにくたばった」と語ったのは1991年のことだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/720.html#c18

[近代史3] 天皇のY染色体ハプログループ 中川隆
6. 中川隆[-15197] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:38:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2262]

2019年12月07日
皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内久美子氏の認識はある意味で正しい
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_12.html


 「皇統の男系男子継承の深い意味」と題する竹内久美子氏の記事が公開され、それなりに話題になっているというか、嘲笑されているようです。とくに嘲笑の対象になっているのは、皇位継承を「日本の存亡に関わる問題」としているところのようですが、竹内氏の認識はある意味で正しいと思います。似たような認識として、「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言を最近取り上げたので(関連記事)、かなり重なってしまうのですが、改めて私見を整理するとともに、竹内氏の他の見解にも言及します。

 竹内氏は、女系天皇を認めれば「異質の王朝」を生むとして、男系男子による皇統の継承は、日本国の存亡に関わる問題である、との認識を示しています。似たような認識の「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言も含めて嘲笑する人は多いでしょうが、重要な論点が含まれており、一笑に付すようなものではない、と私は考えています。たとえば、網野善彦『日本の歴史第00巻 「日本」とは何か』(講談社、2000年)では、「日本」はヤマトを中心に成立した国家の国号で、王朝名だと指摘されています(P333)。また網野氏はかつて、一部の支配者が決めた「日本」という国号は国民の総意で変えられると述べて、日本が嫌いなら日本から出ていけ、という手紙・葉書が届いたそうです(同書P94)。

 現在の女性皇族が「(天皇の男系子孫ではない)民間人」と結婚し、その子供が天皇に即位した場合、これを「王朝交替」と解釈することは、人類史、とくにヨーロッパ史的観点からは無理のない定義と言えるでしょう。日本も含まれる漢字文化圏でも、後周のように異なる男系でも同一王朝という事例もあり、異なる男系での君主継承が王朝交替の第一義的条件ではないとしても、実質的には男系の交替と王朝交替がおおむね一致しています。また漢字文化圏では、王朝が替われば国号も変わります。

 このように、異なる文化圏の概念の組み合わせという側面もあり、強引なところも否定できませんが、「日本」という国号を王朝名、それまでとは異なる男系の天皇が誕生すれば「王朝交替」と考えれば、皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内氏の発言や、「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言に見られる認識は一笑に付すようなものではない、と私は考えています。日本は、漢字文化圏的枠組みでは少なくとも6世紀以降「王朝交替」はなかったと言えるので(関連記事)、漢字文化圏としては異例の長さで同じ国号が続いたことから(漢字表記で正式に「日本」とされたのは8世紀初頭)、「日本」はもう地理的名称として定着した感もありますが、原理的には変えられるものなのだ、と気づく契機になり得るという点で、皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内氏の認識は嘲笑されるべきではない、と私は考えています。

 もっとも、仮に今後日本で天皇制が廃止されたり、皇位の女系継承が容認され、女性皇族と天皇の男系子孫ではない夫との間の子供が即位したりするようなことがあっても、すでに定着した「日本」という国号を変える必要はまったくないと思いますし、もしそういう運動が起きたとしても、すでに長く定着した国号で愛着があるので、私は反対します。網野善彦氏は、「日本」は王朝名だと強調し、「日本」という枠組みで「(日本)列島」史を把握することに否定的ですが、そもそも「政治的」ではない「中立的な」地理的名称が世界にどれだけあるのかと考えれば、「アジア」や「朝鮮半島」や「中国大陸」という地名を採用しておきながら、ことさら「日本」を標的にすることには疑問が残ります。なお、網野氏は天皇号と日本国号の画期性を強調しますが、これにも疑問が残ります(関連記事)。

 ただ、竹内氏が皇位男系継承の根拠として、Y染色体の継承を挙げていることにはまったく同意できません。なお、竹内氏は「Yについては交差が起きず、父から息子へ、そのまた息子へといった男系で継承している限りまったく薄まることがない」と述べていますが、竹内氏は以前Twitterにて、Y染色体にも短いながら組換え領域があると述べていたように記憶しているので、この発言は一般読者向けに簡略化した説明なのでしょう。まあ、とても褒められたことではありませんが。

 それはさておき、皇位継承が話題になった小泉内閣の頃より、皇位男系継承の根拠としてY染色体を挙げるのは地雷に他ならない、と指摘されてきたように思うのですが、今年(2019年)久しぶりに天皇の生前退位があったためか、皇位継承問題への関心が高まる中で、Y染色体に基づく皇位男系継承論がネットでは支持を集めつつあるように思われるのは気がかりです。率直に言って、皇位男系継承支持者で、その根拠としてY染色体を持ち出す人は大間抜けだと思います。

 その最大の理由は、皇位継承のほとんどの期間において父子関係が遺伝的に保証されていたわけではない、ということです。つまり、系図上の父親と生物学的な父親とが異なっている(ペア外父性)可能性がある、というわけです。もちろん、現実には宮中においてそうした「間違い」が生じる危険性はかなり低いとは思います。ただ、皇位(大王位)の男系継承が6世紀半ば以降としても、すでに1400年以上経過しているわけで、どこかで1回「間違い」が起きた可能性は無視できるほど低いものではないと思います。

 この問題でよく言及されるのは『源氏物語』でしょうが、これはあくまでも創作であり、じっさいに「間違い」が起きた根拠にはできませんし、そうした「間違い」が起きる危険性はかなり低かったのかもしれません。ただ、皇后に仕えて後宮の事情に精通していただろう紫式部が『源氏物語』でわざわざ「間違い」を取り入れたのは、ある程度以上の現実性があったからではないか、とも考えられます。もっとも、『源氏物語』での「間違い」の結果でも、「初代天皇」と生物学的に父系でつながっていない天皇が即位したわけではありませんが。じっさい、「間違い」が起きていた可能性の高い事例も指摘されており、『源氏物語』の設定を単なる空想とも言い難いでしょう。

 それは、崇光天皇の皇太子に立てられた直仁親王が、公式には花園院の息子とされていたのに、実は光厳院の息子だった、という事例です(佐伯智広『皇位継承の中世史 血統をめぐる政治と内乱』P179〜180)。直仁親王が崇光天皇の皇太子に立てられたのは光厳院の意向で、花園院の甥の光厳院が親王時代に世話になった叔父に報いた、という美談として当時は受け取られたかもしれませんが、裏にはそうした事情があったわけです。なお、光厳院は院政を継続するために、直仁親王を皇太子に立てるさいに養子としています。もちろん、直仁親王が光厳院の実子だったのか否か、DNA鑑定がされたはずもなく断定できるわけではありませんが、少なくとも光厳院は直仁親王が実子だと確信していました。もっとも、直仁親王の事例にしても、『源氏物語』と同じく、「初代天皇」と生物学的に父系でつながっていない男性が天皇に即位する予定だったわけではありませんが。直仁親王は正平一統により皇太子を廃され即位できず、その子孫が即位することもありませんでした。

 具体的な「間違い」ではありませんが、状況証拠的な事例としては、江戸時代初期の猪熊事件があります。どの程度の確率で皇室において「間違い」があったのか、推定できる根拠はほぼ皆無ですが、14〜20世紀のネーデルラントの事例では、人口密度および社会階層がペア外父性率と相関している、と報告されています(関連記事)。人口密度が高く、社会階層が低いいほどペア外父性率は高い、というわけです。逆に、人口密度が低く、社会階層が高いとペア外父性率は低くなります。人口密度の低い地域の中流〜上流階級のペア外父性率は0.4〜0.5%と推定されています。

 皇室は、上流階級でもさらに特殊ではあるものの、人口密度の高い場所に居住し続けているという点や、直仁親王や猪熊事件の事例からは、ペア外父性率が0.4〜0.5%以上でも不思議ではないでしょう。仮に0.4%という割合を採用し、継体「天皇」を始祖と仮定した場合、今上天皇は北畠親房の云う「まことの継体(父系直系なので天皇ではない皇族も含みますが、この点に関しては議論もあるようです)」では54世(数え間違えているかもしれませんが)で、53回の父子継承となりますから、始祖とずっと父系でつながっている確率は約81%です。ペア外父性率が1%だった場合は、始祖とずっと父系でつながっている確率は約59%となります。もっとも、直仁親王の事例のように、ペア外父性でも皇族もしくは臣籍降下の氏族だった場合は、「初代天皇」のY染色体が継承されていることになるので、じっさいには確率はもっと上がるでしょうが。まあ、上述のように皇族におけるペア外父性率を推定するデータが皆無に近い状況ですから、まったく参考にならないお遊び程度の計算でしかありませんが。

 実際問題としては、持統天皇以降には火葬された天皇も多く、また飛鳥時代以前には天皇(大王)の陵墓も確実ではない場合がほとんどで、そもそも天皇陵とされている古墳の調査には制約が大きいので、天皇(大王)だったかもしれない人物のDNA解析は実質的に不可能です。また、仮にほぼ天皇と間違いない遺骸のDNA解析が技術的には可能だとしても、じっさいに解析して現代の皇族と比較するようなことを宮内庁、さらには政府が許可するとも思えません。その意味で、Y染色体を根拠とする皇位継承男系維持派も、その多くは、実質的にDNA解析は不可能だと考えて、無責任にY染色体を根拠としているのでしょう。しかし、皇位男系継承の根拠としてY染色体を持ち出せば、生物学的確実性が要求されるわけで、女系容認派や天皇制廃止派に付け入る隙を与えるだけの愚行だと思います。竹内氏は皇位男系継承の根拠としてY染色体を提示した草分け的な人物の一人だったようですから、愚論と言われて不満なのは当然かもしれません。

 少なくとも6世紀以降の皇位継承が男系を大前提としていたことは、例外がないことからも明らかです。称徳→光仁・称光→後花園・後桃園→光格といった事例のように、前天皇とは血縁関係の遠い人物が即位したことは歴史上何度かありますが、いずれにしても男系で皇統につながっています。また、皇后の在り様からも、8世紀初頭においてすでに、皇位継承が男系に限定されていた、と窺えます。皇后の条件は令においてとくに規定されていませんが(これは、天皇について令で規定されていないことと通じると思います)、妃の条件が内親王であることと、藤原氏出身の光明子を皇后に立てるさいの聖武天皇の勅の歯切れがきわめて悪いことから、皇后には皇族(内親王)が想定されていた、と考えるのが妥当でしょう。これは、6〜7世紀には皇后(大后)の即位が珍しくなかったからだと思います。その意味で、光明子が皇后に立てられたのは画期であり、これ以降、皇后が即位することはなくなります。皇族でなくとも皇后に立てられるという先例ができた以上、皇后を即位させるという選択肢がなくなったのでしょう。前近代において、皇位継承が男系であることは明文化されていないと思いますが、それは皇位男系継承が大前提・常識だったからと思います。

 皇位継承の根拠をY染色体とする言説は、女系容認派や天皇制廃止派に付け入る隙を与えるだけの愚行だと思いますが、それ以上の問題に発展しかねません。今後、男系維持派の大半?が主張するような、旧宮家の男系男子の皇族復帰にさいして(皇別摂家の男系子孫の皇族復帰を主張する人は、私の観測範囲では皆無に近いようです)、Y染色体根拠論に基づくと、Y染色体DNAの検査が必要となるからです。仮に、現在の男性皇族と旧宮家の男系男子とでY染色体ハプログループ(YHg)が大きく異なっていた場合(たとえば、YHg-DとYHg-O)、どちらが「正統」なのか、という点をめぐって議論になり、皇室の権威を傷つけてしまうことになりかねません。じっさい、外国の事例ですが、プランタジネット朝に始まる父系一族において、サマーセット家ではどこかで家系図とは異なる父系が入っている、と推測されています(関連記事)。今後、皇族が減少するなか、旧宮家の男系男子を皇族に復帰させるとしても、DNA検査は必要ない、と私は考えています。

 ただ、皇位男系継承維持派がY染色体を根拠として持ち出したことは理解もできます。現代日本社会において、皇位継承を男系に限定する根拠として、伝統だけを挙げても日本人の広い理解を得られない、との危機感が皇位男系継承維持派にはあるのでしょう。そこで、「科学的根拠」たるY染色体が提示されたわけですが、「科学的根拠」を採用してしまうところが、伝統維持や保守を自任していても、いかにも近代的だなあ、と思います。皇位男系継承派の中に、皇族における一夫多妻制を提案する人がほとんどいないことも、現代日本社会においてヨーロッパ発の近代がいかに深く浸透したのかを示しています。

 皇位男系継承維持派には保守主義者を自任している人が多いでしょうが、保守主義の本質の一つとして、(1000年以上にわたる)伝統宗教も含めて長きにわたる伝統・慣行は深い叡智に基づいているかもしれないので、安易に変革・廃止してはならない、という自制があると思います。その意味で、皇位男系継承維持派は、日本人の広範な支持を得るためには、男系継承がいかなる叡智に基づくのか説明しなければならなかった、と私は考えています。しかし実際には、少なからぬ人がY染色体論という「科学的根拠」に飛びついてしまい、これは皇位男系継承維持派の知的怠慢だと思います。まあ、上述のようにY染色体を根拠とする皇位男系継承維持論議は「科学的根拠」になるどころか、地雷でしかないのですが。

 少なからぬ皇位男系継承維持派は、男系継承をきわめて価値のあるものと主張しますが、高貴な地位の男系継承自体は、人類史において普遍的です。それが日本のように短くとも1400年以上という事例はきわめて例外的としても、たとえばフランスでは、革命期からナポレオン期を除いて、800年以上にわたってユーグ・カペー(Hugues Capet)の男系子孫が王位を継承しました。男系継承は人類進化と深く関連しており、その意味でも、何らかの叡智に基づいている可能性はあるかもしれません。ただ、私程度の見識では、説得力のある見解の提示はできませんが。

 私が男系継承と人類進化との深い関連を想定しているのは、人類はずっと父系に傾いた社会を形成していた、と考えているからです。現代人(Homo sapiens)も含む現生霊長類では母系社会の方が優勢ですが、現代人も含まれるその下位区分の現生類人猿(ヒト上科)では、現代人の一部を除いて非母系社会を形成します。これは、人類社会が、少なくとも現生類人猿との最終共通祖先の段階では、非母系社会を形成していた、と強く示唆します。さらに、現代人と最近縁の現生系統であるチンパンジー属(チンパンジーおよびボノボ)は父系社会を形成し、次に近縁な現生系統であるゴリラ属は、非単系もしくは無系と区分すべきかもしれませんが、一部の社会においては父親と息子が共存して配偶者を分け合い、互いに独占的な配偶関係を保ちながら集団を維持するという、父系的社会を形成しています(関連記事)。

 おそらく、現代人・チンパンジー属・ゴリラ属の最終共通祖先の時点で、父系にやや傾いた無系社会が形成されており、チンパンジー属系統ではその後に明確な父系社会が形成されたのだと思います。人類系統においても、現生人類ではない絶滅人類で父系社会を示唆する証拠が得られています(関連記事)。人類系統においては、父系に強く傾きつつも、所属集団を変えても出生集団への帰属意識を持ち続けるような双系的社会(関連記事)がじょじょに形成され、さらに配偶行動が柔軟になっていき、母系に傾いた社会も出現したのだと思います。おそらく人類史において、母系に傾いた社会の形成は父系に傾いた社会の出現よりもずっと新しいと思います。ただ、そうした変化が現生人類の形成過程と関連しているのか、それともさらにさかのぼるのか、現時点では不明ですし、将来も確証を得るのはきわめて困難でしょう。

 この観点からは、藤原氏が皇后を次々と輩出し、天皇の外戚となることで権力を掌握したことも、双系的社会に基づき、男系での皇位継承を大前提とする体制に順応したと解釈すべきで、母系社会であった証拠にはならない、と思います。藤原氏はあくまでも、娘を天皇もしくは皇位継承の有力者の「正妃」とすることで権力を掌握しようとしたのであって、自身が即位しようという具体的な動きは確認されていません。藤原氏出身の女性を母とする天皇は奈良時代以降多いのですが、これを母系的観点から解釈することも無理筋だと思います。藤原氏自身も父系的な氏族であり、藤原氏の娘は基本的に母系ではなく父系により高貴な出自を保証されているからです。なお、竹内氏は、「皇統の男系男子による継承は、かつては藤原氏などの国内の権力を排除するという意味があった」と述べていますが、父系継承が人類史において普遍的だったことを反映しているだけだと思います。じっさい、古代日本も双系的な社会だったので、藤原氏は娘を天皇(や皇太子)に嫁がせて権力を獲得(分掌と言うべきでしょうが)していったわけで、「藤原氏などの国内の権力を排除」できていませんし、その意図もなかった、と考えるべきでしょう。

 支配層の母系継承かもしれない事例としては、9〜12世紀の北アメリカ大陸のプエブロボニート(Pueblo Bonito)遺跡が挙げられていますが(関連記事)、それは古代日本の皇族・有力氏族の地位・財産継承とは大きく異なります。現在の通説のように、古代日本社会は基本的に双系的だったのでしょうが、それは現生人類の特徴でもあり、古代日本を母系社会から父系社会への過渡期と解釈するのは的外れでしょうし、そもそも人類社会は母系制から始まり、社会的発展により「原始的な」母系制から父系制へと移行する、という社会発展モデル自体が根本的に間違っているのでしょう。

 人類社会において父系(男系)的な継承が多いのは、それが長く基準だったからで、俗流唯物史観での想定とはまったく異なり、農耕開始以降に初めて出現したわけではない、というわけです。その意味で、確かに現代および記録上の人類社会では、父系的とは言えないような社会構造も見られるものの、それはアフリカから世界中への拡散を可能とした現生人類の柔軟性に起因し、「未開社会」に父系的ではなさそうな事例があることは、人類の「原始社会」が母系的だったことの証拠にはならない、と私は考えています。そもそも、「未開社会」も「文明社会」と同じ時間を過ごしてきたのであり、過去の社会構造を維持しているとは限らない、という視点を忘れるべきではないでしょう。

 たとえば、日本でもすっかり有名になったヤノマミ集団は、テレビ番組などで「1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている」と紹介されてきましたが、アマゾン地域は先コロンブス期において大規模に開発されており(関連記事)、ヤノマミの祖先集団もかつては現在とは大きく異なる社会を構成していたかもしれません。そうだとすると、1万年以上前の祖先集団の文化・風習をどの程度継承しているのか、疑問です。また、現代の「未開社会」は、完新世の農耕・牧畜社会、さらに産業革命以降の近代社会の圧迫を受けてきたわけで、更新世にはそうした社会は存在しなかった、という視点も重要となるでしょう。

 もちろん、長く基準だったからといって、それが「本質的」とは限りませんし、何よりも、仮に「本質的」あるいは「生得的」・「自然」だから守らねばならないと主張するならば、自然主義的誤謬に他なりません。現生人類は、双系的社会を築いたように、柔軟な行動を示す霊長類の中でも、きわめて柔軟性の高い種です。これは、『暴力の人類史』などでも指摘されているように(関連記事)、現生人類には相反するような複数の生得的性質と、状況に応じて行動を変えるような高度な認知能力が備わっているからでしょう。もちろん、他の動物にもそれは当てはまり、それ故に気候変動も含めて短期的および長期的な環境変化を生き延びてきたのでしょうが、現生人類ではそうした特徴がとくに強く発達したのだと思います。

 その意味で、皇位男系継承維持派からも一夫多妻制の提案すら躊躇われるような、すっかりヨーロッパ発の近代が浸透してしまった現代日本社会において、あくまでも皇位男系継承維持に拘るならば、単に伝統と主張したり、もっと突っ込んで、長きにわたる伝統・慣行は深い叡智に基づいているかもしれないので、安易に変革・廃止してはならない、と主張したりしても、それだけで広く支持を集めることは難しいでしょう。じっさい、そうした見解を述べる人もいましたが、あまり支持を集めていないように見えます。そのため、現生人類のさまざまな生得的性質と社会状況を踏まえた、説得力のある根拠(叡智)の提示が要求され、少なからぬ皇位男系継承維持派にとって、それがY染色体だったのでしょうが、上述のようにそれは地雷に他ならず、伝統だけを主張しておいた方がまだましだったように思います。その意味で、Y染色体を皇位男系継承維持の根拠とする人々は、(本心を隠した天皇制廃止論者や女系容認論者でなければ)大間抜けだと思います。

 なお、皇族が父系では「縄文人」系統との認識も見られますが、その確証はまだ得られていない、と言うべきでしょう(関連記事)。ただ、皇族が一部で言われている現代日本人では多数派のYHg-D1a2a(旧D1b1)である可能性は低くないように思います。YHg-D1a2(旧D1b)は「縄文人」由来と考えられており(関連記事)、現代日本人のうち本州・四国・九州を中心とする「本土」集団における「縄文人」の遺伝的影響は10〜20%程度と推定されているのに(関連記事)、YHg-D1a2の割合は35.34%になるからです。皇族に連なる父系集団は、武士になるなどして地方で父系を拡大する機会に恵まれていたましたから、ゲノム規模では弥生時代以降の渡来集団の影響力が圧倒的に高いとしても、皇族が父系では「縄文人」系統だとすると、「縄文人」系統のYHg-D1a2の強い影響力を説明できる、というわけです。ただ、皇族が本当にYHg-D1a2aか、まだ確証は得られていないでしょうし、何よりも、「縄文人」ではYHg-D1a2aはまだ確認されておらず、YHg-D1a2b(旧D1b2)しか確認されていません(関連記事)。これは、YHg-D1a2aが弥生時代以降に日本列島に到来した可能性を示唆します。ただ、YHgが分類されている「縄文人」はいずれも東日本の個体なので、西日本の「縄文人」がYHg-D1a2aで、皇族がその父系に属する可能性もじゅうぶんある、と思います。
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_12.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/584.html#c6

[近代史3] 「万世一系」の虚妄 _ 日本はなぜ「万世一系」を必要としたか 中川隆
16. 中川隆[-15196] koaQ7Jey 2019年12月07日 18:39:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2261]

2019年12月07日
皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内久美子氏の認識はある意味で正しい
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_12.html


 「皇統の男系男子継承の深い意味」と題する竹内久美子氏の記事が公開され、それなりに話題になっているというか、嘲笑されているようです。とくに嘲笑の対象になっているのは、皇位継承を「日本の存亡に関わる問題」としているところのようですが、竹内氏の認識はある意味で正しいと思います。似たような認識として、「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言を最近取り上げたので(関連記事)、かなり重なってしまうのですが、改めて私見を整理するとともに、竹内氏の他の見解にも言及します。

 竹内氏は、女系天皇を認めれば「異質の王朝」を生むとして、男系男子による皇統の継承は、日本国の存亡に関わる問題である、との認識を示しています。似たような認識の「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言も含めて嘲笑する人は多いでしょうが、重要な論点が含まれており、一笑に付すようなものではない、と私は考えています。たとえば、網野善彦『日本の歴史第00巻 「日本」とは何か』(講談社、2000年)では、「日本」はヤマトを中心に成立した国家の国号で、王朝名だと指摘されています(P333)。また網野氏はかつて、一部の支配者が決めた「日本」という国号は国民の総意で変えられると述べて、日本が嫌いなら日本から出ていけ、という手紙・葉書が届いたそうです(同書P94)。

 現在の女性皇族が「(天皇の男系子孫ではない)民間人」と結婚し、その子供が天皇に即位した場合、これを「王朝交替」と解釈することは、人類史、とくにヨーロッパ史的観点からは無理のない定義と言えるでしょう。日本も含まれる漢字文化圏でも、後周のように異なる男系でも同一王朝という事例もあり、異なる男系での君主継承が王朝交替の第一義的条件ではないとしても、実質的には男系の交替と王朝交替がおおむね一致しています。また漢字文化圏では、王朝が替われば国号も変わります。

 このように、異なる文化圏の概念の組み合わせという側面もあり、強引なところも否定できませんが、「日本」という国号を王朝名、それまでとは異なる男系の天皇が誕生すれば「王朝交替」と考えれば、皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内氏の発言や、「女系(他系)継承を認めたら、日本は、終わります」という発言に見られる認識は一笑に付すようなものではない、と私は考えています。日本は、漢字文化圏的枠組みでは少なくとも6世紀以降「王朝交替」はなかったと言えるので(関連記事)、漢字文化圏としては異例の長さで同じ国号が続いたことから(漢字表記で正式に「日本」とされたのは8世紀初頭)、「日本」はもう地理的名称として定着した感もありますが、原理的には変えられるものなのだ、と気づく契機になり得るという点で、皇位男系継承を「日本の存亡に関わる問題」とする竹内氏の認識は嘲笑されるべきではない、と私は考えています。

 もっとも、仮に今後日本で天皇制が廃止されたり、皇位の女系継承が容認され、女性皇族と天皇の男系子孫ではない夫との間の子供が即位したりするようなことがあっても、すでに定着した「日本」という国号を変える必要はまったくないと思いますし、もしそういう運動が起きたとしても、すでに長く定着した国号で愛着があるので、私は反対します。網野善彦氏は、「日本」は王朝名だと強調し、「日本」という枠組みで「(日本)列島」史を把握することに否定的ですが、そもそも「政治的」ではない「中立的な」地理的名称が世界にどれだけあるのかと考えれば、「アジア」や「朝鮮半島」や「中国大陸」という地名を採用しておきながら、ことさら「日本」を標的にすることには疑問が残ります。なお、網野氏は天皇号と日本国号の画期性を強調しますが、これにも疑問が残ります(関連記事)。

 ただ、竹内氏が皇位男系継承の根拠として、Y染色体の継承を挙げていることにはまったく同意できません。なお、竹内氏は「Yについては交差が起きず、父から息子へ、そのまた息子へといった男系で継承している限りまったく薄まることがない」と述べていますが、竹内氏は以前Twitterにて、Y染色体にも短いながら組換え領域があると述べていたように記憶しているので、この発言は一般読者向けに簡略化した説明なのでしょう。まあ、とても褒められたことではありませんが。

 それはさておき、皇位継承が話題になった小泉内閣の頃より、皇位男系継承の根拠としてY染色体を挙げるのは地雷に他ならない、と指摘されてきたように思うのですが、今年(2019年)久しぶりに天皇の生前退位があったためか、皇位継承問題への関心が高まる中で、Y染色体に基づく皇位男系継承論がネットでは支持を集めつつあるように思われるのは気がかりです。率直に言って、皇位男系継承支持者で、その根拠としてY染色体を持ち出す人は大間抜けだと思います。

 その最大の理由は、皇位継承のほとんどの期間において父子関係が遺伝的に保証されていたわけではない、ということです。つまり、系図上の父親と生物学的な父親とが異なっている(ペア外父性)可能性がある、というわけです。もちろん、現実には宮中においてそうした「間違い」が生じる危険性はかなり低いとは思います。ただ、皇位(大王位)の男系継承が6世紀半ば以降としても、すでに1400年以上経過しているわけで、どこかで1回「間違い」が起きた可能性は無視できるほど低いものではないと思います。

 この問題でよく言及されるのは『源氏物語』でしょうが、これはあくまでも創作であり、じっさいに「間違い」が起きた根拠にはできませんし、そうした「間違い」が起きる危険性はかなり低かったのかもしれません。ただ、皇后に仕えて後宮の事情に精通していただろう紫式部が『源氏物語』でわざわざ「間違い」を取り入れたのは、ある程度以上の現実性があったからではないか、とも考えられます。もっとも、『源氏物語』での「間違い」の結果でも、「初代天皇」と生物学的に父系でつながっていない天皇が即位したわけではありませんが。じっさい、「間違い」が起きていた可能性の高い事例も指摘されており、『源氏物語』の設定を単なる空想とも言い難いでしょう。

 それは、崇光天皇の皇太子に立てられた直仁親王が、公式には花園院の息子とされていたのに、実は光厳院の息子だった、という事例です(佐伯智広『皇位継承の中世史 血統をめぐる政治と内乱』P179〜180)。直仁親王が崇光天皇の皇太子に立てられたのは光厳院の意向で、花園院の甥の光厳院が親王時代に世話になった叔父に報いた、という美談として当時は受け取られたかもしれませんが、裏にはそうした事情があったわけです。なお、光厳院は院政を継続するために、直仁親王を皇太子に立てるさいに養子としています。もちろん、直仁親王が光厳院の実子だったのか否か、DNA鑑定がされたはずもなく断定できるわけではありませんが、少なくとも光厳院は直仁親王が実子だと確信していました。もっとも、直仁親王の事例にしても、『源氏物語』と同じく、「初代天皇」と生物学的に父系でつながっていない男性が天皇に即位する予定だったわけではありませんが。直仁親王は正平一統により皇太子を廃され即位できず、その子孫が即位することもありませんでした。

 具体的な「間違い」ではありませんが、状況証拠的な事例としては、江戸時代初期の猪熊事件があります。どの程度の確率で皇室において「間違い」があったのか、推定できる根拠はほぼ皆無ですが、14〜20世紀のネーデルラントの事例では、人口密度および社会階層がペア外父性率と相関している、と報告されています(関連記事)。人口密度が高く、社会階層が低いいほどペア外父性率は高い、というわけです。逆に、人口密度が低く、社会階層が高いとペア外父性率は低くなります。人口密度の低い地域の中流〜上流階級のペア外父性率は0.4〜0.5%と推定されています。

 皇室は、上流階級でもさらに特殊ではあるものの、人口密度の高い場所に居住し続けているという点や、直仁親王や猪熊事件の事例からは、ペア外父性率が0.4〜0.5%以上でも不思議ではないでしょう。仮に0.4%という割合を採用し、継体「天皇」を始祖と仮定した場合、今上天皇は北畠親房の云う「まことの継体(父系直系なので天皇ではない皇族も含みますが、この点に関しては議論もあるようです)」では54世(数え間違えているかもしれませんが)で、53回の父子継承となりますから、始祖とずっと父系でつながっている確率は約81%です。ペア外父性率が1%だった場合は、始祖とずっと父系でつながっている確率は約59%となります。もっとも、直仁親王の事例のように、ペア外父性でも皇族もしくは臣籍降下の氏族だった場合は、「初代天皇」のY染色体が継承されていることになるので、じっさいには確率はもっと上がるでしょうが。まあ、上述のように皇族におけるペア外父性率を推定するデータが皆無に近い状況ですから、まったく参考にならないお遊び程度の計算でしかありませんが。

 実際問題としては、持統天皇以降には火葬された天皇も多く、また飛鳥時代以前には天皇(大王)の陵墓も確実ではない場合がほとんどで、そもそも天皇陵とされている古墳の調査には制約が大きいので、天皇(大王)だったかもしれない人物のDNA解析は実質的に不可能です。また、仮にほぼ天皇と間違いない遺骸のDNA解析が技術的には可能だとしても、じっさいに解析して現代の皇族と比較するようなことを宮内庁、さらには政府が許可するとも思えません。その意味で、Y染色体を根拠とする皇位継承男系維持派も、その多くは、実質的にDNA解析は不可能だと考えて、無責任にY染色体を根拠としているのでしょう。しかし、皇位男系継承の根拠としてY染色体を持ち出せば、生物学的確実性が要求されるわけで、女系容認派や天皇制廃止派に付け入る隙を与えるだけの愚行だと思います。竹内氏は皇位男系継承の根拠としてY染色体を提示した草分け的な人物の一人だったようですから、愚論と言われて不満なのは当然かもしれません。

 少なくとも6世紀以降の皇位継承が男系を大前提としていたことは、例外がないことからも明らかです。称徳→光仁・称光→後花園・後桃園→光格といった事例のように、前天皇とは血縁関係の遠い人物が即位したことは歴史上何度かありますが、いずれにしても男系で皇統につながっています。また、皇后の在り様からも、8世紀初頭においてすでに、皇位継承が男系に限定されていた、と窺えます。皇后の条件は令においてとくに規定されていませんが(これは、天皇について令で規定されていないことと通じると思います)、妃の条件が内親王であることと、藤原氏出身の光明子を皇后に立てるさいの聖武天皇の勅の歯切れがきわめて悪いことから、皇后には皇族(内親王)が想定されていた、と考えるのが妥当でしょう。これは、6〜7世紀には皇后(大后)の即位が珍しくなかったからだと思います。その意味で、光明子が皇后に立てられたのは画期であり、これ以降、皇后が即位することはなくなります。皇族でなくとも皇后に立てられるという先例ができた以上、皇后を即位させるという選択肢がなくなったのでしょう。前近代において、皇位継承が男系であることは明文化されていないと思いますが、それは皇位男系継承が大前提・常識だったからと思います。

 皇位継承の根拠をY染色体とする言説は、女系容認派や天皇制廃止派に付け入る隙を与えるだけの愚行だと思いますが、それ以上の問題に発展しかねません。今後、男系維持派の大半?が主張するような、旧宮家の男系男子の皇族復帰にさいして(皇別摂家の男系子孫の皇族復帰を主張する人は、私の観測範囲では皆無に近いようです)、Y染色体根拠論に基づくと、Y染色体DNAの検査が必要となるからです。仮に、現在の男性皇族と旧宮家の男系男子とでY染色体ハプログループ(YHg)が大きく異なっていた場合(たとえば、YHg-DとYHg-O)、どちらが「正統」なのか、という点をめぐって議論になり、皇室の権威を傷つけてしまうことになりかねません。じっさい、外国の事例ですが、プランタジネット朝に始まる父系一族において、サマーセット家ではどこかで家系図とは異なる父系が入っている、と推測されています(関連記事)。今後、皇族が減少するなか、旧宮家の男系男子を皇族に復帰させるとしても、DNA検査は必要ない、と私は考えています。

 ただ、皇位男系継承維持派がY染色体を根拠として持ち出したことは理解もできます。現代日本社会において、皇位継承を男系に限定する根拠として、伝統だけを挙げても日本人の広い理解を得られない、との危機感が皇位男系継承維持派にはあるのでしょう。そこで、「科学的根拠」たるY染色体が提示されたわけですが、「科学的根拠」を採用してしまうところが、伝統維持や保守を自任していても、いかにも近代的だなあ、と思います。皇位男系継承派の中に、皇族における一夫多妻制を提案する人がほとんどいないことも、現代日本社会においてヨーロッパ発の近代がいかに深く浸透したのかを示しています。

 皇位男系継承維持派には保守主義者を自任している人が多いでしょうが、保守主義の本質の一つとして、(1000年以上にわたる)伝統宗教も含めて長きにわたる伝統・慣行は深い叡智に基づいているかもしれないので、安易に変革・廃止してはならない、という自制があると思います。その意味で、皇位男系継承維持派は、日本人の広範な支持を得るためには、男系継承がいかなる叡智に基づくのか説明しなければならなかった、と私は考えています。しかし実際には、少なからぬ人がY染色体論という「科学的根拠」に飛びついてしまい、これは皇位男系継承維持派の知的怠慢だと思います。まあ、上述のようにY染色体を根拠とする皇位男系継承維持論議は「科学的根拠」になるどころか、地雷でしかないのですが。

 少なからぬ皇位男系継承維持派は、男系継承をきわめて価値のあるものと主張しますが、高貴な地位の男系継承自体は、人類史において普遍的です。それが日本のように短くとも1400年以上という事例はきわめて例外的としても、たとえばフランスでは、革命期からナポレオン期を除いて、800年以上にわたってユーグ・カペー(Hugues Capet)の男系子孫が王位を継承しました。男系継承は人類進化と深く関連しており、その意味でも、何らかの叡智に基づいている可能性はあるかもしれません。ただ、私程度の見識では、説得力のある見解の提示はできませんが。

 私が男系継承と人類進化との深い関連を想定しているのは、人類はずっと父系に傾いた社会を形成していた、と考えているからです。現代人(Homo sapiens)も含む現生霊長類では母系社会の方が優勢ですが、現代人も含まれるその下位区分の現生類人猿(ヒト上科)では、現代人の一部を除いて非母系社会を形成します。これは、人類社会が、少なくとも現生類人猿との最終共通祖先の段階では、非母系社会を形成していた、と強く示唆します。さらに、現代人と最近縁の現生系統であるチンパンジー属(チンパンジーおよびボノボ)は父系社会を形成し、次に近縁な現生系統であるゴリラ属は、非単系もしくは無系と区分すべきかもしれませんが、一部の社会においては父親と息子が共存して配偶者を分け合い、互いに独占的な配偶関係を保ちながら集団を維持するという、父系的社会を形成しています(関連記事)。

 おそらく、現代人・チンパンジー属・ゴリラ属の最終共通祖先の時点で、父系にやや傾いた無系社会が形成されており、チンパンジー属系統ではその後に明確な父系社会が形成されたのだと思います。人類系統においても、現生人類ではない絶滅人類で父系社会を示唆する証拠が得られています(関連記事)。人類系統においては、父系に強く傾きつつも、所属集団を変えても出生集団への帰属意識を持ち続けるような双系的社会(関連記事)がじょじょに形成され、さらに配偶行動が柔軟になっていき、母系に傾いた社会も出現したのだと思います。おそらく人類史において、母系に傾いた社会の形成は父系に傾いた社会の出現よりもずっと新しいと思います。ただ、そうした変化が現生人類の形成過程と関連しているのか、それともさらにさかのぼるのか、現時点では不明ですし、将来も確証を得るのはきわめて困難でしょう。

 この観点からは、藤原氏が皇后を次々と輩出し、天皇の外戚となることで権力を掌握したことも、双系的社会に基づき、男系での皇位継承を大前提とする体制に順応したと解釈すべきで、母系社会であった証拠にはならない、と思います。藤原氏はあくまでも、娘を天皇もしくは皇位継承の有力者の「正妃」とすることで権力を掌握しようとしたのであって、自身が即位しようという具体的な動きは確認されていません。藤原氏出身の女性を母とする天皇は奈良時代以降多いのですが、これを母系的観点から解釈することも無理筋だと思います。藤原氏自身も父系的な氏族であり、藤原氏の娘は基本的に母系ではなく父系により高貴な出自を保証されているからです。なお、竹内氏は、「皇統の男系男子による継承は、かつては藤原氏などの国内の権力を排除するという意味があった」と述べていますが、父系継承が人類史において普遍的だったことを反映しているだけだと思います。じっさい、古代日本も双系的な社会だったので、藤原氏は娘を天皇(や皇太子)に嫁がせて権力を獲得(分掌と言うべきでしょうが)していったわけで、「藤原氏などの国内の権力を排除」できていませんし、その意図もなかった、と考えるべきでしょう。

 支配層の母系継承かもしれない事例としては、9〜12世紀の北アメリカ大陸のプエブロボニート(Pueblo Bonito)遺跡が挙げられていますが(関連記事)、それは古代日本の皇族・有力氏族の地位・財産継承とは大きく異なります。現在の通説のように、古代日本社会は基本的に双系的だったのでしょうが、それは現生人類の特徴でもあり、古代日本を母系社会から父系社会への過渡期と解釈するのは的外れでしょうし、そもそも人類社会は母系制から始まり、社会的発展により「原始的な」母系制から父系制へと移行する、という社会発展モデル自体が根本的に間違っているのでしょう。

 人類社会において父系(男系)的な継承が多いのは、それが長く基準だったからで、俗流唯物史観での想定とはまったく異なり、農耕開始以降に初めて出現したわけではない、というわけです。その意味で、確かに現代および記録上の人類社会では、父系的とは言えないような社会構造も見られるものの、それはアフリカから世界中への拡散を可能とした現生人類の柔軟性に起因し、「未開社会」に父系的ではなさそうな事例があることは、人類の「原始社会」が母系的だったことの証拠にはならない、と私は考えています。そもそも、「未開社会」も「文明社会」と同じ時間を過ごしてきたのであり、過去の社会構造を維持しているとは限らない、という視点を忘れるべきではないでしょう。

 たとえば、日本でもすっかり有名になったヤノマミ集団は、テレビ番組などで「1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている」と紹介されてきましたが、アマゾン地域は先コロンブス期において大規模に開発されており(関連記事)、ヤノマミの祖先集団もかつては現在とは大きく異なる社会を構成していたかもしれません。そうだとすると、1万年以上前の祖先集団の文化・風習をどの程度継承しているのか、疑問です。また、現代の「未開社会」は、完新世の農耕・牧畜社会、さらに産業革命以降の近代社会の圧迫を受けてきたわけで、更新世にはそうした社会は存在しなかった、という視点も重要となるでしょう。

 もちろん、長く基準だったからといって、それが「本質的」とは限りませんし、何よりも、仮に「本質的」あるいは「生得的」・「自然」だから守らねばならないと主張するならば、自然主義的誤謬に他なりません。現生人類は、双系的社会を築いたように、柔軟な行動を示す霊長類の中でも、きわめて柔軟性の高い種です。これは、『暴力の人類史』などでも指摘されているように(関連記事)、現生人類には相反するような複数の生得的性質と、状況に応じて行動を変えるような高度な認知能力が備わっているからでしょう。もちろん、他の動物にもそれは当てはまり、それ故に気候変動も含めて短期的および長期的な環境変化を生き延びてきたのでしょうが、現生人類ではそうした特徴がとくに強く発達したのだと思います。

 その意味で、皇位男系継承維持派からも一夫多妻制の提案すら躊躇われるような、すっかりヨーロッパ発の近代が浸透してしまった現代日本社会において、あくまでも皇位男系継承維持に拘るならば、単に伝統と主張したり、もっと突っ込んで、長きにわたる伝統・慣行は深い叡智に基づいているかもしれないので、安易に変革・廃止してはならない、と主張したりしても、それだけで広く支持を集めることは難しいでしょう。じっさい、そうした見解を述べる人もいましたが、あまり支持を集めていないように見えます。そのため、現生人類のさまざまな生得的性質と社会状況を踏まえた、説得力のある根拠(叡智)の提示が要求され、少なからぬ皇位男系継承維持派にとって、それがY染色体だったのでしょうが、上述のようにそれは地雷に他ならず、伝統だけを主張しておいた方がまだましだったように思います。その意味で、Y染色体を皇位男系継承維持の根拠とする人々は、(本心を隠した天皇制廃止論者や女系容認論者でなければ)大間抜けだと思います。

 なお、皇族が父系では「縄文人」系統との認識も見られますが、その確証はまだ得られていない、と言うべきでしょう(関連記事)。ただ、皇族が一部で言われている現代日本人では多数派のYHg-D1a2a(旧D1b1)である可能性は低くないように思います。YHg-D1a2(旧D1b)は「縄文人」由来と考えられており(関連記事)、現代日本人のうち本州・四国・九州を中心とする「本土」集団における「縄文人」の遺伝的影響は10〜20%程度と推定されているのに(関連記事)、YHg-D1a2の割合は35.34%になるからです。皇族に連なる父系集団は、武士になるなどして地方で父系を拡大する機会に恵まれていたましたから、ゲノム規模では弥生時代以降の渡来集団の影響力が圧倒的に高いとしても、皇族が父系では「縄文人」系統だとすると、「縄文人」系統のYHg-D1a2の強い影響力を説明できる、というわけです。ただ、皇族が本当にYHg-D1a2aか、まだ確証は得られていないでしょうし、何よりも、「縄文人」ではYHg-D1a2aはまだ確認されておらず、YHg-D1a2b(旧D1b2)しか確認されていません(関連記事)。これは、YHg-D1a2aが弥生時代以降に日本列島に到来した可能性を示唆します。ただ、YHgが分類されている「縄文人」はいずれも東日本の個体なので、西日本の「縄文人」がYHg-D1a2aで、皇族がその父系に属する可能性もじゅうぶんある、と思います。
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_12.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/411.html#c16

[リバイバル3] ムツゴロウの黒い噂 と 伝説の御蔵入りインタビューなど 中川隆
16. 中川隆[-15195] koaQ7Jey 2019年12月07日 20:33:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2260]

2019年12月07日
ムツゴロウさんの破産と復活 70歳過ぎて3億の負債を「背負わされた」


畑さんが「あのクソやろう」と言った男の名前は


引用:http://d2tu4pb4f28rzs.cloudfront.net/site_img/photo2/2014-07-03-011241.jpg


畑正憲は2014年頃、約3億円の借金を返済し終わり自由の身になったと報告していました。

ムツゴロウさんこと畑正憲氏は「東京ムツゴロウ動物王国」に関わっていなかったのだが、経営悪化した前の経営者は畑さんに借金を背負わせて、自分は逃げ出した。

それから10年間近く、他人の借金の為に働き続け、2014年にやっと返済した。


東京ムツゴロウ動物王国の破綻


東京都あきる野市の「東京ムツゴロウ動物王国」の運営会社「グローカル21」が2006年11月に破綻した。

北海道で33年間運営した「ムツゴロウ動物王国」を閉鎖し、2004年7月に東京へ移転した。


「グローカル21」は北海道の「ムツゴロウ動物王国」で働いていた人たちが行った事業で、畑正憲さんの弁によると「あんなクソみたいな奴らとは何の関係も無い」そうである。

「動物と触れ合うことの大切さを、東京の子どもたちにも知ってほしい」という触れ込みだったが、当時流行っていたテーマパークへの投機事業でした。


畑正憲氏は創設時なのか経営悪化時なのか、「動物王国」の実質的経営者らに頼まれて債務保証をした。


いわゆる連帯保証人、あるいは保証人になったようである。

「東京ムツゴロウ動物王国」の実体は、動物テーマパークという触れ込みなのに、動物は馬・犬それに猫が数匹居るだけという酷さで、一回訪れた人は2度と来ませんでした。

2005年9月頃には支払い不能に陥って、8億円の借金を畑正憲氏に背負わせて経営破たんしました。


「東京ムツゴロウ動物王国」では70人の従業員を雇っていたが、賃金未払いのまま解雇されました。

経営破たん後はどこかに消えた経営者に代わって畑正憲氏が経営を引き継いだのだが、敗戦処理の投手のように損な役割りでした。

その後「ムツゴロウ動物王国」は北海道に戻って、また昔のスタイルでやっているようです。


「グローカル21」が設立されたとき、畑正憲氏の信頼できる知人が取締役になるというので、経営権を同社に譲渡した。

2004年に畑正憲氏は動物王国から離れて引退し、後は後継者に任せて好きな事をやるつもりだったのかも知れません。

しかし僅か1年後に支払い不能、2年後に経営者が投げ出して、畑正憲氏は保証人として借金と後始末を押し付けられました。


外部からみると名前は「東京ムツゴロウ動物王国」なので、畑正憲氏が関わっているように見えていました。

1年目の来場者は約12万人。2年目は10万人で、3年目に閉鎖しました。

開園一年後には地主に支払う賃料と、従業員への給料が滞り始めていました。


この頃から畑正憲氏が関わり始め、私財で経費を立て替えたりもしていたようです。

2006年6月30日に地主のサマーランドから立ち退きを求められたため、畑正憲氏の個人事務所の「ムツプロ」が経営を引き継いで破綻処理を行いました。

2008年には経営を引き継いだ畑正憲氏が、従業員の給与未払いの件で書類送検された。


畑正憲氏に借金を背負わせた人物とは

「東京ムツゴロウ動物王国」は2007年11月25日に閉鎖し、元居た北海道の土地へ引っ越しました。

この費用も畑正憲氏が負担し借金になったと考えられる。

引っ越したのは犬113匹、猫41匹、馬10頭と資料には書かれている。


結局8億の負債のうち3億円以上が畑正憲氏個人の借金になった。

畑正憲氏は借金返済のために働く事になるのだが、3億もの債務を70歳過ぎた老人がどうやって返したのだろうか。

衛星放送のテレビ番組が毎週1回あったので、そこで定期収入があった。


また地上派テレビでもゲストや解説者など出れる番組は何でも出演したようです。

他には動物学校の講師や、イベント、トークショーなどいわゆる「営業」で各地を回った。


漫才師や芸人が全国を回って年収数千万とは良く聞くが、それを70歳から80歳の時にやった。


もっとも多い仕事は文筆業で、雑誌や新聞の依頼などでエッセイを書いたりするアレである。

文章だけでなくイラストも自分で書いて、それも稿料を貰っていたという。

ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースは、65歳で破産し無一文から始めたそうだが、それをも上回る高齢である。


その返済も2014年9月には終わった事が本人の言葉として報道された。

「僕がやったものじゃない。なのに、借金が全部こっちに来ちゃった。」


「僕は男だから、うちにいた人間が作った借金は全部責任を持ちます。」


「だいたい目処がつきました。今月くらいでなくなるようです。」と話している。

その「東京ムツゴロウ動物王国」の元もとの取締役は、今では雲隠れして名前すら出てこない。


ムツゴロウ動物王国が千葉に移転する計画の発端は、当時の新聞記事に残っている。


報知新聞2002年5月21日「ムツゴロウ動物王国が千葉移転へ」という記事では次のように書かれている。

『ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」の会長でもある松本和那衆院議員(63)以下省略

体験型レクリエーション施設として、乗馬や動物たちとのふれあいなどができるという。2500台収容できる駐車場の建設も予定しており、同社では年間100万人の入場者を見込んでいる。』


記事によると、「ムツゴロウ動物王国」の千葉移転計画はその会社が立案したとされていて、スタッフは巨大な儲け話に目が眩んで移転を決めたようです。


「東京ムツゴロウ動物王国」を設立した「畑正憲氏の信頼できる知人」の名前をマスコミが一切報道しない理由や、畑正憲氏が「あの野郎のせいで」と言う相手の名前も推測できる。


その人物は儲け話でムツゴロウ動物王国のスタッフや畑正憲氏を巻き添えにし、事業が失敗すると見るや逃げ出したようです。


(2015年06月の記事に加筆修正し再掲載しました)
http://www.thutmosev.com/archives/34836958.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/621.html#c16

[近代史3] 中島みゆき「世情」(1978年) _ 中島みゆき は何故 30歳以降 才能が完全に枯渇してしまったのか? 中川隆
64. 中川隆[-15194] koaQ7Jey 2019年12月07日 22:50:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2259]
時代 -ライヴ2010〜11- (東京国際フォーラムAより)


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/286.html#c64
[近代史3] ネットで名誉棄損で訴えられるのは「個人を名指し」「内容が虚偽」「損害を与えた」の3要素が揃っている時

2019年12月08日
SNSやまとめサイト原因の裁判が増加、リツイートで告訴も

訴えられるのは「個人を名指し」「内容が虚偽」「損害を与えた」の3要素が揃っている時


画像引用:あおり殴打で同乗女のデマ拡散 まとめサイトの「?」も法的措置の対象に - ライブドアニュースhttps://news.livedoor.com/article/detail/16956011/


SNS投稿やリツイートで告訴も

創成期は治外法権でやりたい放題だったインターネットも規制されたり告訴や逮捕される事が増えた。

最近話題になったのはある事件で「犯人」の顔写真と名前がSNSで拡散されたが、実は無関係な別人だったというものです。

「犯人画像」は10万回以上リツイートされて拡散し、名指しされた人はリツイートした市議を提訴し市議は辞職した。



10万人以上がリツイートした中で市議だけを提訴したのはおそらく実名投稿だからで、探す手間が省けます。

裁判で開示手続きをすれば本名を知ることが出来るが、裁判費用や手間や時間がかかります。

こんな理由で10万人の中から1人だけが狙い撃ちになり、彼は市議という職業を棒に振った。


ツイッターは文章を書きこんでリツイートされると簡単に拡散するので、特にこの手の出来事が多い。

別な例では2014年に禁止されている画像をリツイートした人が、公然陳列罪で書類送検されています。

熊本地震の時に「ライオンが逃げた」とツイートした人が業務妨害で逮捕されています。


これらのポイントはウソの情報で「個人」や「特定の団体」に損害を与えている事で、そうしたツイートは相手から告訴されたり逮捕される可能性があります。

相手が有名人で好戦的な場合は、一般人相手に開示請求や告訴する場合もあります。

例えば安倍首相や自民党の悪口を書いてもなにもありませんが、野党の小物ほど批判されると逆切れする人が多い。

ブログやまとめサイトの転載でも賠償命令

最近多いのが「まとめサイト」での告訴や裁判で、京アニ事件で関与を名指しされたNHKが告訴して開示請求しています。

NHKディレクターの実名を掲載し、事件に関与していると書き損害を受けたとしている。

ここでもポイントは「特定の個人」を名指しした事で、相手がNHKだと痛い代償を払う事になる。


せめて「NHK」に「疑いがある」だけで辞めておけば良かったが、個人を名指しして「共犯」などと書いたことで訴えられる要素を満たしてしまった。

記事を書いたのはまとめ管理人ではなく、他のサイト(5ちゃんねるなど)から無断掲載して、共犯などはコメントで読者が書いたものだった。

だが裁判所は「内容は虚偽で、NHKの関与を疑わせるタイトルをつけ、投稿内容を編集した」と管理人の責任を認定して情報開示を命じた。


同じようなパターンで保守系のまとめサイトが、在日フリーライターの出自を、罵詈雑言つきで掲載して訴えられて敗訴している。

これも他のサイトから転載した記事に読者がコメントをつけ、管理人はタイトルをつけて適当に編集したものでした。

これは大阪地裁で200万円の損害賠償命令が出され、まとめサイトに大きな影響を与えた。


自分が書いた記事ならもちろんだが、転載やコピペでも相手から告訴されて賠償命令が出る可能性があります。

ここまでのポイントはやはり「特定の団体や個人を名指し」「内容が虚偽」「相手に損害を与えている」を満たしています。

仮に内容が真実であっても名誉棄損は「名誉を棄損すること」なので、本当であっても名誉棄損になります。


「民主党のレ〇ホー」のように誰が見てもすぐ分かるような伏字をしても、裁判では通用しないようです。

ところがブログやまとめ記事は、なるべくスキャンダラスにショッキングに書かないとアクセス数が増えない傾向があります。

色々な人に配慮した記事は大体つまらなく、誰かを徹底的に叩くタイプの記事の方がアクセスを稼げるから、多くのまとめは過激路線に走ります。

2017年には「無添すし裁判」があり、ある人が匿名掲示板に「どこが無添加なのか」など疑問を書いたら企業から情報開示請求された。(個人情報が開示されると告訴される)


この裁判では訴えが却下されたが、企業のイメージを傷つける疑問を書いただけで告訴される可能性がある。


例えば「どこそこのパンは有害」「添加物だらけ」などの情報があふれているが、書いた人やコピペした人は全員告訴される可能性があります。
http://www.thutmosev.com/archives/81661148.html#more
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/746.html

[お知らせ・管理21] 阿修羅サイトがGoogleからとても嫌われた話 管理人さん
47. 中川隆[-15193] koaQ7Jey 2019年12月08日 08:35:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2258]
2019年12月08日
SNSやまとめサイト原因の裁判が増加、リツイートで告訴も

訴えられるのは「個人を名指し」「内容が虚偽」「損害を与えた」の3要素が揃っている時


画像引用:あおり殴打で同乗女のデマ拡散 まとめサイトの「?」も法的措置の対象に - ライブドアニュースhttps://news.livedoor.com/article/detail/16956011/


SNS投稿やリツイートで告訴も

創成期は治外法権でやりたい放題だったインターネットも規制されたり告訴や逮捕される事が増えた。

最近話題になったのはある事件で「犯人」の顔写真と名前がSNSで拡散されたが、実は無関係な別人だったというものです。

「犯人画像」は10万回以上リツイートされて拡散し、名指しされた人はリツイートした市議を提訴し市議は辞職した。



10万人以上がリツイートした中で市議だけを提訴したのはおそらく実名投稿だからで、探す手間が省けます。

裁判で開示手続きをすれば本名を知ることが出来るが、裁判費用や手間や時間がかかります。

こんな理由で10万人の中から1人だけが狙い撃ちになり、彼は市議という職業を棒に振った。


ツイッターは文章を書きこんでリツイートされると簡単に拡散するので、特にこの手の出来事が多い。

別な例では2014年に禁止されている画像をリツイートした人が、公然陳列罪で書類送検されています。

熊本地震の時に「ライオンが逃げた」とツイートした人が業務妨害で逮捕されています。


これらのポイントはウソの情報で「個人」や「特定の団体」に損害を与えている事で、そうしたツイートは相手から告訴されたり逮捕される可能性があります。

相手が有名人で好戦的な場合は、一般人相手に開示請求や告訴する場合もあります。

例えば安倍首相や自民党の悪口を書いてもなにもありませんが、野党の小物ほど批判されると逆切れする人が多い。

ブログやまとめサイトの転載でも賠償命令

最近多いのが「まとめサイト」での告訴や裁判で、京アニ事件で関与を名指しされたNHKが告訴して開示請求しています。

NHKディレクターの実名を掲載し、事件に関与していると書き損害を受けたとしている。

ここでもポイントは「特定の個人」を名指しした事で、相手がNHKだと痛い代償を払う事になる。


せめて「NHK」に「疑いがある」だけで辞めておけば良かったが、個人を名指しして「共犯」などと書いたことで訴えられる要素を満たしてしまった。

記事を書いたのはまとめ管理人ではなく、他のサイト(5ちゃんねるなど)から無断掲載して、共犯などはコメントで読者が書いたものだった。

だが裁判所は「内容は虚偽で、NHKの関与を疑わせるタイトルをつけ、投稿内容を編集した」と管理人の責任を認定して情報開示を命じた。


同じようなパターンで保守系のまとめサイトが、在日フリーライターの出自を、罵詈雑言つきで掲載して訴えられて敗訴している。

これも他のサイトから転載した記事に読者がコメントをつけ、管理人はタイトルをつけて適当に編集したものでした。

これは大阪地裁で200万円の損害賠償命令が出され、まとめサイトに大きな影響を与えた。


自分が書いた記事ならもちろんだが、転載やコピペでも相手から告訴されて賠償命令が出る可能性があります。

ここまでのポイントはやはり「特定の団体や個人を名指し」「内容が虚偽」「相手に損害を与えている」を満たしています。

仮に内容が真実であっても名誉棄損は「名誉を棄損すること」なので、本当であっても名誉棄損になります。


「民主党のレ〇ホー」のように誰が見てもすぐ分かるような伏字をしても、裁判では通用しないようです。

ところがブログやまとめ記事は、なるべくスキャンダラスにショッキングに書かないとアクセス数が増えない傾向があります。

色々な人に配慮した記事は大体つまらなく、誰かを徹底的に叩くタイプの記事の方がアクセスを稼げるから、多くのまとめは過激路線に走ります。

2017年には「無添すし裁判」があり、ある人が匿名掲示板に「どこが無添加なのか」など疑問を書いたら企業から情報開示請求された。(個人情報が開示されると告訴される)


この裁判では訴えが却下されたが、企業のイメージを傷つける疑問を書いただけで告訴される可能性がある。


例えば「どこそこのパンは有害」「添加物だらけ」などの情報があふれているが、書いた人やコピペした人は全員告訴される可能性があります。
http://www.thutmosev.com/archives/81661148.html#more
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/559.html#c47

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
277. 中川隆[-15192] koaQ7Jey 2019年12月08日 08:35:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2257]
2019年12月08日
SNSやまとめサイト原因の裁判が増加、リツイートで告訴も

訴えられるのは「個人を名指し」「内容が虚偽」「損害を与えた」の3要素が揃っている時


画像引用:あおり殴打で同乗女のデマ拡散 まとめサイトの「?」も法的措置の対象に - ライブドアニュースhttps://news.livedoor.com/article/detail/16956011/


SNS投稿やリツイートで告訴も

創成期は治外法権でやりたい放題だったインターネットも規制されたり告訴や逮捕される事が増えた。

最近話題になったのはある事件で「犯人」の顔写真と名前がSNSで拡散されたが、実は無関係な別人だったというものです。

「犯人画像」は10万回以上リツイートされて拡散し、名指しされた人はリツイートした市議を提訴し市議は辞職した。



10万人以上がリツイートした中で市議だけを提訴したのはおそらく実名投稿だからで、探す手間が省けます。

裁判で開示手続きをすれば本名を知ることが出来るが、裁判費用や手間や時間がかかります。

こんな理由で10万人の中から1人だけが狙い撃ちになり、彼は市議という職業を棒に振った。


ツイッターは文章を書きこんでリツイートされると簡単に拡散するので、特にこの手の出来事が多い。

別な例では2014年に禁止されている画像をリツイートした人が、公然陳列罪で書類送検されています。

熊本地震の時に「ライオンが逃げた」とツイートした人が業務妨害で逮捕されています。


これらのポイントはウソの情報で「個人」や「特定の団体」に損害を与えている事で、そうしたツイートは相手から告訴されたり逮捕される可能性があります。

相手が有名人で好戦的な場合は、一般人相手に開示請求や告訴する場合もあります。

例えば安倍首相や自民党の悪口を書いてもなにもありませんが、野党の小物ほど批判されると逆切れする人が多い。

ブログやまとめサイトの転載でも賠償命令

最近多いのが「まとめサイト」での告訴や裁判で、京アニ事件で関与を名指しされたNHKが告訴して開示請求しています。

NHKディレクターの実名を掲載し、事件に関与していると書き損害を受けたとしている。

ここでもポイントは「特定の個人」を名指しした事で、相手がNHKだと痛い代償を払う事になる。


せめて「NHK」に「疑いがある」だけで辞めておけば良かったが、個人を名指しして「共犯」などと書いたことで訴えられる要素を満たしてしまった。

記事を書いたのはまとめ管理人ではなく、他のサイト(5ちゃんねるなど)から無断掲載して、共犯などはコメントで読者が書いたものだった。

だが裁判所は「内容は虚偽で、NHKの関与を疑わせるタイトルをつけ、投稿内容を編集した」と管理人の責任を認定して情報開示を命じた。


同じようなパターンで保守系のまとめサイトが、在日フリーライターの出自を、罵詈雑言つきで掲載して訴えられて敗訴している。

これも他のサイトから転載した記事に読者がコメントをつけ、管理人はタイトルをつけて適当に編集したものでした。

これは大阪地裁で200万円の損害賠償命令が出され、まとめサイトに大きな影響を与えた。


自分が書いた記事ならもちろんだが、転載やコピペでも相手から告訴されて賠償命令が出る可能性があります。

ここまでのポイントはやはり「特定の団体や個人を名指し」「内容が虚偽」「相手に損害を与えている」を満たしています。

仮に内容が真実であっても名誉棄損は「名誉を棄損すること」なので、本当であっても名誉棄損になります。


「民主党のレ〇ホー」のように誰が見てもすぐ分かるような伏字をしても、裁判では通用しないようです。

ところがブログやまとめ記事は、なるべくスキャンダラスにショッキングに書かないとアクセス数が増えない傾向があります。

色々な人に配慮した記事は大体つまらなく、誰かを徹底的に叩くタイプの記事の方がアクセスを稼げるから、多くのまとめは過激路線に走ります。

2017年には「無添すし裁判」があり、ある人が匿名掲示板に「どこが無添加なのか」など疑問を書いたら企業から情報開示請求された。(個人情報が開示されると告訴される)


この裁判では訴えが却下されたが、企業のイメージを傷つける疑問を書いただけで告訴される可能性がある。


例えば「どこそこのパンは有害」「添加物だらけ」などの情報があふれているが、書いた人やコピペした人は全員告訴される可能性があります。
http://www.thutmosev.com/archives/81661148.html#more
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c277

[リバイバル3] 無痛で安らかに1分で確実に死ねる『サルコー(Sarco)』と名付けられたマシンが完成した 中川隆
45. 中川隆[-15191] koaQ7Jey 2019年12月08日 13:21:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2256]
借金や税金が払えなくなったらアジアでロングステイしよう


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。
借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。
また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。

2019年12月08日
東南アジアの放浪日本人たち 沈没からロングステイまで

現地に溶け込んで永住する人もいる


引用:http://133.242.209.187/wp-content/uploads/2010/03/01.jpg


タイなど東南アジアで住み着いて現地化する日本人は多い。

安宿に沈没する人、目的を持って旅をしたり、部屋を借りる人、老後を過ごす人など様々だ。


放浪から現地化

東南アジア各国には日本から出て行き現地で暮らす日本人が多く居る。


世界各国にこうした脱出日本人は存在するのだが、距離的な近さと南国のおおらかさ、後進国の気楽さから東南アジアが人気になっている。


格安で世界を旅行するバックパッカーブームがあり、日本に帰国せず現地に住むことを「沈没」と言うが、多くの沈没日本人が現地に溶け込んでいる。

中でも日本人に人気なのがタイのバンコクだったが、軍事政権になってからビザや滞在許可が厳しくなっている。

その土地が好きで住んでいる人も居るし、日本に居られなくなって逃げている人も居る。


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。

借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。


また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。


自分探しの旅行中に無気力になっていしまい、そのまま安宿に居着いてしまう人も多い。

タイのバンコク等ではこうした無気力化した日本人数十人が長期滞在するゲストハウスがいくつもある。


ゲストハウスは個室の無いザコ寝宿の事で、大抵は大部屋にベッドがいくつか置いてあり、ベッドの上だけが自分のスペースである。(最近はカプセルスタイルも多い)


雑多な人たちが大部屋でザコ寝するから盗難も起きるが、宿は一切面倒を見ないので、盗まれるほうが悪いらしい。

こうした宿のルールとしては、目的を持って日々を生きている人は何となく浮いてしまい、無気力なほど偉いとされている。


沈没組はほとんどホームレス寸前だったりするのだが、もう少しマシな理由で現地化しているロングステイヤーもいる。


「老後を生活費が安い東南アジアで過ごそう」などの広告を見かけますが、ああいったものに応募するような人たちです。

彼らは移住するためのある程度の資金を持っていて、日本より生活費が安いという理由で移住します。


だがテレビCMで紹介しているような豪華マンションやコンドミニアムを利用すれば、下手すると日本より高くなります。


タチの悪い日本人や現地業者もいるので、移住した先で破産した人も居ます。

それに多くの国では安い現地価格とは別に、外国人価格や日本人価格で契約させるので、思ったより高額な場合がある。

現地人並みに生活費や住居費を安くするには、現地語で情報を集めて契約しなければならないし、汚い市場で買い物しないといけない。


沈没費用はおいくら


タイのバンコクに居住し「外こもりのススメ」という著作を残した棚橋貴秀さん33歳は、海外移住の素晴らしさを発信していました。

ブログで日々の生活を書いたり、ネット投資をしたり、ガイド的な事をして結構楽しく暮らしていたようです。

惜しい事に2008年8月に、やはりバンコクに住んでいた知人の日本人に、金銭トラブルで襲撃されなくなりました。


こんな風に、沈没する日本人には危険な人やマトモじゃない人も多い。

沈没費用はマンションを借りたりすると、家賃と水道光熱費と食費、生活費で7万円から10万円以上とあまり安くは無い。


家賃は3万から5万以上と、比較して良いのか分からないが大阪西成の月3万円から5万円と同じくらいです。


大阪西成や東京の山谷など、ドヤ街の方が安く部屋を借りれる場合もあります。

むろん綺麗なマンションではなく現地人レベルで良ければ安いが、業者に任せると高級住宅を日本人価格であてがわれる。

前述の「ゲストハウス」となると1泊150バーツから200バーツくらいと激安で泊まれる。


最近の為替相場では300バーツが約1000円なので、1泊500円以下という事です。

1ヶ月泊まっても1万5000円、今は円安ですが1ドル100の時なら1ヶ月1万円以下になります。

食費は皿の上にご飯とオカズが乗っている日本で言う「牛丼」的なものは1食150円で食べる事が出来る。


滞在費用は観光したり動き回ると高くなり、何もしなければ安いので、沈没組は食事と散歩以外はベッドで転がっている。

目的地のある旅人は同じ安宿に居ても、次々に入れ替わっていく。


日本の生活に疲れたら気の済むまで、安宿でダラダラするのも、悪くないのかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/35385857.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/794.html#c45

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
36. 中川隆[-15190] koaQ7Jey 2019年12月08日 13:22:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2255]
借金や税金が払えなくなったらアジアでロングステイしよう


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。
借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。
また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。

2019年12月08日
東南アジアの放浪日本人たち 沈没からロングステイまで

現地に溶け込んで永住する人もいる


引用:http://133.242.209.187/wp-content/uploads/2010/03/01.jpg


タイなど東南アジアで住み着いて現地化する日本人は多い。

安宿に沈没する人、目的を持って旅をしたり、部屋を借りる人、老後を過ごす人など様々だ。


放浪から現地化

東南アジア各国には日本から出て行き現地で暮らす日本人が多く居る。


世界各国にこうした脱出日本人は存在するのだが、距離的な近さと南国のおおらかさ、後進国の気楽さから東南アジアが人気になっている。


格安で世界を旅行するバックパッカーブームがあり、日本に帰国せず現地に住むことを「沈没」と言うが、多くの沈没日本人が現地に溶け込んでいる。

中でも日本人に人気なのがタイのバンコクだったが、軍事政権になってからビザや滞在許可が厳しくなっている。

その土地が好きで住んでいる人も居るし、日本に居られなくなって逃げている人も居る。


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。

借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。


また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。


自分探しの旅行中に無気力になっていしまい、そのまま安宿に居着いてしまう人も多い。

タイのバンコク等ではこうした無気力化した日本人数十人が長期滞在するゲストハウスがいくつもある。


ゲストハウスは個室の無いザコ寝宿の事で、大抵は大部屋にベッドがいくつか置いてあり、ベッドの上だけが自分のスペースである。(最近はカプセルスタイルも多い)


雑多な人たちが大部屋でザコ寝するから盗難も起きるが、宿は一切面倒を見ないので、盗まれるほうが悪いらしい。

こうした宿のルールとしては、目的を持って日々を生きている人は何となく浮いてしまい、無気力なほど偉いとされている。


沈没組はほとんどホームレス寸前だったりするのだが、もう少しマシな理由で現地化しているロングステイヤーもいる。


「老後を生活費が安い東南アジアで過ごそう」などの広告を見かけますが、ああいったものに応募するような人たちです。

彼らは移住するためのある程度の資金を持っていて、日本より生活費が安いという理由で移住します。


だがテレビCMで紹介しているような豪華マンションやコンドミニアムを利用すれば、下手すると日本より高くなります。


タチの悪い日本人や現地業者もいるので、移住した先で破産した人も居ます。

それに多くの国では安い現地価格とは別に、外国人価格や日本人価格で契約させるので、思ったより高額な場合がある。

現地人並みに生活費や住居費を安くするには、現地語で情報を集めて契約しなければならないし、汚い市場で買い物しないといけない。


沈没費用はおいくら


タイのバンコクに居住し「外こもりのススメ」という著作を残した棚橋貴秀さん33歳は、海外移住の素晴らしさを発信していました。

ブログで日々の生活を書いたり、ネット投資をしたり、ガイド的な事をして結構楽しく暮らしていたようです。

惜しい事に2008年8月に、やはりバンコクに住んでいた知人の日本人に、金銭トラブルで襲撃されなくなりました。


こんな風に、沈没する日本人には危険な人やマトモじゃない人も多い。

沈没費用はマンションを借りたりすると、家賃と水道光熱費と食費、生活費で7万円から10万円以上とあまり安くは無い。


家賃は3万から5万以上と、比較して良いのか分からないが大阪西成の月3万円から5万円と同じくらいです。


大阪西成や東京の山谷など、ドヤ街の方が安く部屋を借りれる場合もあります。

むろん綺麗なマンションではなく現地人レベルで良ければ安いが、業者に任せると高級住宅を日本人価格であてがわれる。

前述の「ゲストハウス」となると1泊150バーツから200バーツくらいと激安で泊まれる。


最近の為替相場では300バーツが約1000円なので、1泊500円以下という事です。

1ヶ月泊まっても1万5000円、今は円安ですが1ドル100の時なら1ヶ月1万円以下になります。

食費は皿の上にご飯とオカズが乗っている日本で言う「牛丼」的なものは1食150円で食べる事が出来る。


滞在費用は観光したり動き回ると高くなり、何もしなければ安いので、沈没組は食事と散歩以外はベッドで転がっている。

目的地のある旅人は同じ安宿に居ても、次々に入れ替わっていく。


日本の生活に疲れたら気の済むまで、安宿でダラダラするのも、悪くないのかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/35385857.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c36

[近代史02] イリーナ・スルツカヤ _ Let it be 中川隆
15. 中川隆[-15189] koaQ7Jey 2019年12月08日 13:38:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2254]
2019.12.08
軍事的緊張を高め、ファシズム化を進める米支配層にとってレノンは邪魔だった

 今から39年前、1980年12月8日にジョン・レノンがマーク・チャップマンに射殺されたと言われている。銃撃時にチャップマンはレノンの右側にいたのだが、レノンは左から撃たれたとして、別の銃撃者がいたとする説を唱える人もいるのだ。銃撃後にチャップマンはその場から逃げようとせず、その場でJ・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいたという。(Lisa Pease, “A Lie Too Big To Fail,” Feral House 2018)

 当初、チャップマンはレノンのファンだとされたが、イギリスの弁護士でジャーナリストとしても活動していたフェント・ブレスラーによると、実際はトッド・ラングレンのファンで、福音主義(キリスト教原理主義)の信者だともいう。(ファントン・ブレスラー著、島田三蔵訳『誰がジョン・レノンを殺したのか?』音楽之友社、1990年)

 チャップマンはホノルルの銃砲点で38口径のリボルバーを購入した後、1980年11月にジョージア州アトランタで弾丸を受け取り、ニューヨークを経由してハワイへ戻り、シカゴで過ごしてから12月6日にニューヨークのラ・ガーディア空港へ到着、そのままYMCAのホステルへ入り、翌朝にはチェックアウトして別のホテルへ移動、そして8日の朝を迎えた。その間、チャップマンを誘導していたのがアトランタの保安官事務所で働いていたダナ・リーブス(ジーン・スコットという偽名を持つ)だと言われている。

 レノンが殺される前の月にはアメリカの次期大統領を決める投票があり、ロナルド・レーガンが勝利した。副大統領になったのは共和党の候補者選びでライバルだったジョージ・H・W・ブッシュ。CIAの好戦派はブッシュを支援していた。

 レーガンは1981年1月に大統領となるが、3月にジョン・ヒンクリーに銃撃された。この銃撃犯の兄、スコット・ヒンクリーは副大統領の息子であるニール・ブッシュの親友で、夕食をともにするほどの中だった。銃撃の日も食事をともにしていたという。レーガンが殺されたなら、言うまでもなく、副大統領のブッシュが大統領になる。

 本ブログでは何度か書いたが、この当時、世界情勢は緊迫していた。1970年代の終盤、ジミー・カーター大統領の国家安全保障補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーはソ連をターゲットにした秘密工作をアフガニスタンで開始、1979年12月にはNATO理事会がパーシング2ミサイル572基を1983年にNATO加盟国へ配備することを決定している。

 それに対し、核戦争を懸念する人びとは反戦/反核運動を始める。レノンが生きていればそうした運動に参加した可能性は小さくない。そうなると運動はさらに盛り上がったことだろう。レノンの死後、1981年10月に西ドイツのボンで開かれた反核集会には約30万人が集まったというが、レノンがいれば参加者はそれを遙かに上回っていたはずだ。

 すでに1980年10月にレノンは5年ぶりのシングル「スターティング・オーバー」を、また11月にはアルバム「ダブル・ファンタジー」をリリース、政治問題、社会問題に対しても行動を起こそうとしていた。つまり支配層に彼は警戒されていただろう。

 レーガン大統領は1982年にNSDD(国家安全保障決定指令)55を出して一種の戒厳令プロジェクトであるCOGを承認、憲法の機能を停止させる準備を始める。これは核戦争を前提にしたものだったが、1988年に大統領令12656が出され、その対象は「国家安全保障上の緊急事態」に変更された。つまり支配階級が国家安全保障上の緊急事態だと判断すれば憲法の機能を停止できるようになったのである。2001年9月11日の出来事がそれだと考えている人も少なくない。

 COGが承認された1982年、レーガン大統領はイギリス下院の本会議で「プロジェクト・デモクラシー」という用語を公の席で初めて使った。ベトナム戦争にしろ、ラテン・アメリカでの秘密工作にしろ、アメリカには「侵略」というイメージがついていた。そこで「民主主義」というタグをつけて侵略することにしたと言える。その後、「人道」や「自由」といったタグも使われるが、そのタグを受け入れ、飛びついた人は少なくない。

 1980年代にアメリカの支配層は支配システムを作り替えた。ファシズム化だ。COGにしろプロジェクト・デモクラシーにしろ、そうしたファシズム化の一環だが、そうした計画にとってレノンのようなスーパースターは邪魔だったはずだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/551.html#c15

[アジア13] 悪質な嘘は止めようね _ 吉田清治証言は虚構じゃない 中川隆
622. 中川隆[-15188] koaQ7Jey 2019年12月08日 17:21:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2253]
慰安婦の軍関与と強制性を示す公文書を内閣官房が保有していた! 共同の報道で明らかになった「青島総領事の報告書」(リテラ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/890.html
https://lite-ra.com/2019/12/post-5132.html
2019.12.08 慰安婦の軍直接関与と強制性を示す公文書を内閣官房が保有! リテラ

    

 戦中の日本軍をめぐる慰安婦問題で、軍の関与と強制性を示す新史料を共同通信がスクープした。6日の共同通信によれば、内閣官房が2017、2018年に新たに収集した23件の関連公文書のうち、在中国日本領事館の報告書に、こんな記述があったという。

「陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向」
「軍用車に便乗南下したる特殊婦女」

 同じく共同によれば、この「酌婦」や「特殊婦女」は、別の報告書内で「娼妓と同様」「醜業を強いられ」と説明され、慰安婦を指しているという。共同は「青島総領事の報告書」の一部画像を公開しているが、文書には「機密」と記されている。内容の全容は、この後明らかになっていくだろうが、軍が女性たちを強制的に慰安婦にしていたことを示す公文書であることは間違いないだろう。

 本サイトが政府関係者に取材したところ、従軍慰安婦関連公文書の収集を続けている内閣官房はこの新史料を把握しながら、公表していなかった。それを共同通信が独自ルートで入手したということらしい。これは、内閣官房が、慰安婦についての軍関与や強制性を否定したい安倍政権を忖度して“隠蔽”していたとしか考えられない。

 いずれにせよ、現在、報じられているセンテンスには「陸軍側は兵士70名に対し」「軍用車に便乗」とあり、公文書として軍の直接的な関与を示しているのは確定的。さらに、別の報告書には「醜業を強いられ」とあることから、女性たちを強制的に従軍慰安婦にした証拠となる。

 ところが、ネット上ではこの新史料報道に対しも、またぞろネトウヨたちがこんなふうに喚き立てている。

〈はい嘘。娼妓は遊女、醜業は売春を指します。慰安婦ではなく売春婦だったことの証拠です〉
〈売春婦がいたことは、事実ですが?〉
〈そりゃ領事館で働くエリート様から見れば売春婦は醜業だろうよ〉
〈この資料を素直に読めば、軍や政府は関与していないと受け取れる〉

 この期に及んで、慰安婦の軍関与を否定し、「単なる売春婦だった」などと嘯く頭の悪さはつくづく呆れる。そもそも、この新史料に限らず、日本軍が組織的に女性たちを慰安婦にしていたことは、これまでの史料や当時の軍関係者の証言からも明らかになっていることだ。

 たとえば、先日亡くなった海軍出身の中曽根康弘元首相は、自らの回想記のなかに、インドネシアで「苦心して、慰安所をつくってやった」ことを自慢話として書いている。また、陸軍出身の鹿内信隆・元産経新聞社長も「調弁する女の耐久度とか消耗度」のチェックなどを含む慰安所の設置方法を経理学校で教わったと語っている。これらの証言は防衛省などが保持する当時の軍の史料でも裏付けされている。つまり、慰安所と「慰安婦」が軍主導であった事実を示しているのだ。

 ネトウヨたちは「醜業」という言葉をとってきて「売春婦のことだ!」と理解できないことをほざいているが、軍関係者が当時、自分たちで慰安所をつくりながら、それを侮蔑的な言葉で表現していたことも、こうした数々の証言から明らかになっていることだ。たとえば前述の鹿内信隆氏は慰安所のことを「ピー屋」と呼び、軍内部での侮蔑的な言い回しを口にしていた。そうした言葉を根拠にいくら「売春婦」だと決めつけても、なんの説得力もない。

■産経グループの総帥も陸軍時代に「調弁する女の耐久度とか消耗度まで決めた」と自慢

 しかも、慰安所を「ピー屋」と呼んでいた鹿内は同時に、女性たちを戦場の性の道具にした慰安所が、軍の計画に基づいて実行されていたという事実もあからさまに明かしているのだ。元日経連会長である桜田武氏との対談集『いま明かす戦後秘史』(サンケイ出版/絶版)で、陸軍時代の思い出話としてこんなふうに述べている。

〈鹿内 (前略)軍隊でなけりゃありえないことだろうけど、戦地に行きますとピー屋が……。
 桜田 そう、慰安所の開設。
 鹿内 そうなんです。そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分……といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが「ピー屋設置要綱」というんで、これも経理学校で教わった。〉

 これは陸軍が慰安婦の調達に関与し、戦地の慰安所での時間や料金などの取り決めを作り、そのノウハウを軍の経理学校で士官に叩き込んでいた、ということを意味しているわけだが、本サイトでも以前検証したように、この鹿内氏の証言は、当時の軍関連史料からも裏付けられている。

 たとえば1941年に陸軍主計団記事発行部が発行した『初級作戦給養百題』は、いわば経理将校のための教科書だが、そこには「慰安所ノ設置」が任務として掲載されている。また、防衛省の防衛研究所が所蔵する史料「常州駐屯間内務規定」(1938年3月16日、独立攻城重砲兵第二大隊が作成)では、中国現地の〈慰安所使用規定〉として部隊ごとに使用する曜日が決められていたほか、〈使用時間ハ一人一時間ヲ限度トス〉とあり〈支那人 一円○○銭〉〈半島人 一円五十銭〉〈内地人 二円○○銭〉とされている。軍が慰安所をつくり、中国・朝鮮や現地の女性を「慰安婦」にしていたのは客観的にも議論の余地がないのだ。

 6日に共同通信がスクープした内閣官房収集の外務省公文書は、「陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向」「軍用車に便乗南下したる特殊婦女」という公開されている部分だけをみても、以前から判明していた軍による関与・管理の事実を補強している。さらに「醜業を強いられ」という表現からは、慰安婦たちを強制的にそうした状況に追いやっていたということをほかならぬ当局が認識していたことがはっきりと読み取れる。

 朝日新聞の吉田清治証言に関する報道の取り消し後、慰安婦問題をめぐっては、「軍関与も強制性もなかった」「ただの売春婦だった」という虚論が大手を振ってまかり通っている。それは、安倍首相を中心とした極右勢力が朝日バッシングを奇貨として、一気に歴史修正の動きを勢いづけたことが最大の要因だが、それに対し、しっかりと反証してこなかったマスコミにも責任がある。

 新史料については近日中の全容公開が待たれるが、今回の共同通信のスクープのように、メディア側が率先して情報を出したり、史料や証言を発掘していかねば、政府はいくらでも“不都合な真実”を隠蔽していくだろう。こと安倍政権下では、歴史問題においても報道機関の矜持が試されているのだ。

(編集部)


慰安婦「兵70人に1人」と記述 外務省文書、軍関与を補強
https://this.kiji.is/575662572528616545
2019/12/6 21:44 (JST)12/7 07:36 (JST) 共同通信


「陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向」との記述がある青島総領事の報告書

 旧日本軍の従軍慰安婦問題を巡り、関連する公文書の収集を続ける内閣官房が2017、18年度、新たに計23件を集めたことが6日、分かった。うち、在中国の日本領事館の報告書には「陸軍側は兵員70名に対し1名位の酌婦を要する意向」「軍用車に便乗南下したる特殊婦女」などの記述があった。「酌婦・特殊婦女」は別の報告書内で「娼妓と同様」「醜業を強いられ」と説明され、慰安婦を指している。専門家は「軍と外務省が国家ぐるみで慰安婦を送り込んでいたことがはっきり分かる」と指摘する。

 1993年の河野洋平官房長官談話が認定した「軍の関与」を補強する資料と位置付けられそうだ。

http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/822.html#c622

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
558. 中川隆[-15193] koaQ7Jey 2019年12月09日 10:19:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2258]

東海アマブログ  厳冬がやってくる 2019年12月08日

 今朝、当地はマイナス4度まで下がった。向かいの池が、今期初めて凍結した。
 半世紀前は、当地の農業池や田んぼは、どこでも冬になると水を張って、子供たちがスケートに興じたそうだ。
 この十数年は、子供の数が減ったので、スケートリンクも作らなくなった。
 12月後半は、だいたいマイナス7度くらいが普通で、ときどきマイナス10度以下になる。

 だいたい、無風でマイナス4度が、凍結の基準になる気温である。マイナス2度くらいまでは、凍結は冷風が吹いたときくらいだ。
 こんな気温の季節になると、どこの家主も水道管を守るために緊張を強いられる。
 マイナス7度くらいまで下がると、油断してると、真夜中に「ボン!」と音がして、朝見ると、見事に破裂している。鉄管や真鍮バルブも大きな亀裂が入り、真っ二つに割れて飛び散る。

 こうなると業者を呼んで、数万円以上の出費となる。
 私の場合は、しょっちゅうやるので、業者には頼まず、故意に、交換修理の簡単な塩ビ管にしておいて、自分で交換する。
 VP管という一番安い灰色の管と部品を購入して、破裂を前提に構成するのだ。それでも破裂があると、多くは1カ所ではすまず、これまで最大で7カ所というときがあった。修理は完全に一日仕事になる。

 もちろん凍結しないように、保温材料で被覆しているのだが、それが通用するのは、マイナス5度程度までで、マイナス7度以下では、保温材はあまり役立たない。
 今年は、多くの保温材について、通常のウレタンカバーをやめて発泡スチロールの厚さが3センチ以上あるパイプに変えた。

 これでも心配なので、バルブなどの大切な部品のある部位には、電気テープヒーターを巻いておくのだが、これは電気代がバカ高くついて悩みの種になる。
 数カ所で使うと、毎月の電気代が5000円を超えることがある。

 そこで、一番安く上がるのが、末端の蛇口を、ほんの少しだけ開けて、チョロ出しとかポタポタ出しにしておくことだ。

 ただし、これもチョロ出し状態のまま何度も氷の柱になって、水道管を見事に破裂させたことがある。

 おそらく、破裂修理に、1シーズンで1万円くらい使うような気がする。
 岐阜県のような内陸部の冬は、本当に凍結との戦いに明け暮れるのである。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-958.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c558

[昼休み52] 意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領 富山誠
107. 中川隆[-15192] koaQ7Jey 2019年12月09日 10:39:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2257]
2019.12.09
OPCWが報告書を米政府に都合良く改竄したとする記事を米週刊誌が掲載拒否
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/


 タレク・ハッダドというニューズウィークの記者が12月6日に辞職した。リークされたOPCW(化学兵器禁止機関)の手紙に関する記事の掲載を編集部に拒否されたことに抗議しての行動だ。


 ​本ブログでも書いた​ように、OPCWの幹部はシリアでの化学兵器使用に関する報告書を作成する際、アメリカ政府に都合よく調査結果を改竄していたことがウィキリークスが公表した電子メールなどで明らかになっている。


 その前には、化学物質が入っていた筒状の物体は航空機から投下されたのではなく、人の手で地面に置かれていたことを証拠は示していることがOPCWで専門家の中心的な存在であるイラン・ヘンダーソン名義の文書で判明していた。


 シリア政府軍がドゥーマで4月7日に化学兵器を使用したという話はSCD(シリア市民防衛/通称白いヘルメット)やアル・カイダ系武装集団のジャイシュ・アル・イスラムが流したもの。本ブログでは繰り返し書いてきたが、SCDは事実上、ジハード傭兵の医療部隊である。

 その当時、すでにシリア政府はロシア政府のアドバイスに従い、化学兵器を廃棄していた。つまりそうした種類の兵器を保有していなかったのである。現地を調べた西側のメディアも化学兵器をシリア政府が使ったとする話を否定する報道をしている。

 例えば、​イギリスのインディペンデント紙が派遣していたロバート・フィスク特派員​は攻撃があったとされる地域へ入り、治療に当たった医師らを取材、その際に患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難が原因で担ぎ込まれたという説明を受けている。毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないという。

 また、​アメリカのケーブル・テレビ局OANの記者​も現地を調査し、同じ内容の報告をしている。​ロシア系のRT​は西側の有力メディアが化学兵器の被害者だとして報道した子どもとその父親を取材、やはり化学兵器が使用されたという話を否定している。

 しかし、アメリカ、イギリス、フランス3カ国の軍隊は2018年4月、OPCWが調査を行う前にシリア政府が化学兵器を使用したとして100機以上の巡航ミサイルでシリアを攻撃しているのだ。

 この攻撃を正当化する話を流したSCDを創設したのはイギリスの元軍人で傭兵会社に所属したこともあるジェームズ・ル・ムズリエ。2000年に退役した後にオリーブ・グループという傭兵組織の特別プロジェクトの幹部になるが、この組織は後にアカデミ(ブラックウォーターとして創設)に吸収されている。その後コンサルタントの仕事を経てSCDをトルコで創設したのだが、この組織へはCIAからも資金が入っている。

 そのル・ムズリエは11月11日にトルコで死亡した。自宅のバルコニーから転落したとされているが、他殺説もある。その3日前にロシア外務省はル・ムズリエと「アル・カイダ」との関係を正確に説明するように求めていた。ロシア政府は彼がMI6の仕事をしていたともしている。そこで、何ものかによって口封じのために殺されたのではないかというわけだ。この人物が深く関係している化学兵器の話をアメリカの有力週刊誌は掲載を拒否したということである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c107

[近代史3] マスコミの偽情報 _ CIA は有力メディアを情報操作のために使っている 中川隆
31. 中川隆[-15191] koaQ7Jey 2019年12月09日 10:39:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2256]
2019.12.09
OPCWが報告書を米政府に都合良く改竄したとする記事を米週刊誌が掲載拒否
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/


 タレク・ハッダドというニューズウィークの記者が12月6日に辞職した。リークされたOPCW(化学兵器禁止機関)の手紙に関する記事の掲載を編集部に拒否されたことに抗議しての行動だ。


 ​本ブログでも書いた​ように、OPCWの幹部はシリアでの化学兵器使用に関する報告書を作成する際、アメリカ政府に都合よく調査結果を改竄していたことがウィキリークスが公表した電子メールなどで明らかになっている。


 その前には、化学物質が入っていた筒状の物体は航空機から投下されたのではなく、人の手で地面に置かれていたことを証拠は示していることがOPCWで専門家の中心的な存在であるイラン・ヘンダーソン名義の文書で判明していた。


 シリア政府軍がドゥーマで4月7日に化学兵器を使用したという話はSCD(シリア市民防衛/通称白いヘルメット)やアル・カイダ系武装集団のジャイシュ・アル・イスラムが流したもの。本ブログでは繰り返し書いてきたが、SCDは事実上、ジハード傭兵の医療部隊である。

 その当時、すでにシリア政府はロシア政府のアドバイスに従い、化学兵器を廃棄していた。つまりそうした種類の兵器を保有していなかったのである。現地を調べた西側のメディアも化学兵器をシリア政府が使ったとする話を否定する報道をしている。

 例えば、​イギリスのインディペンデント紙が派遣していたロバート・フィスク特派員​は攻撃があったとされる地域へ入り、治療に当たった医師らを取材、その際に患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難が原因で担ぎ込まれたという説明を受けている。毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないという。

 また、​アメリカのケーブル・テレビ局OANの記者​も現地を調査し、同じ内容の報告をしている。​ロシア系のRT​は西側の有力メディアが化学兵器の被害者だとして報道した子どもとその父親を取材、やはり化学兵器が使用されたという話を否定している。

 しかし、アメリカ、イギリス、フランス3カ国の軍隊は2018年4月、OPCWが調査を行う前にシリア政府が化学兵器を使用したとして100機以上の巡航ミサイルでシリアを攻撃しているのだ。

 この攻撃を正当化する話を流したSCDを創設したのはイギリスの元軍人で傭兵会社に所属したこともあるジェームズ・ル・ムズリエ。2000年に退役した後にオリーブ・グループという傭兵組織の特別プロジェクトの幹部になるが、この組織は後にアカデミ(ブラックウォーターとして創設)に吸収されている。その後コンサルタントの仕事を経てSCDをトルコで創設したのだが、この組織へはCIAからも資金が入っている。

 そのル・ムズリエは11月11日にトルコで死亡した。自宅のバルコニーから転落したとされているが、他殺説もある。その3日前にロシア外務省はル・ムズリエと「アル・カイダ」との関係を正確に説明するように求めていた。ロシア政府は彼がMI6の仕事をしていたともしている。そこで、何ものかによって口封じのために殺されたのではないかというわけだ。この人物が深く関係している化学兵器の話をアメリカの有力週刊誌は掲載を拒否したということである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/330.html#c31

[近代史3] マスコミは何時からフェイクニュースを流す様になったのか 中川隆
34. 中川隆[-15190] koaQ7Jey 2019年12月09日 10:40:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2255]
2019.12.09
OPCWが報告書を米政府に都合良く改竄したとする記事を米週刊誌が掲載拒否
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/


 タレク・ハッダドというニューズウィークの記者が12月6日に辞職した。リークされたOPCW(化学兵器禁止機関)の手紙に関する記事の掲載を編集部に拒否されたことに抗議しての行動だ。


 ​本ブログでも書いた​ように、OPCWの幹部はシリアでの化学兵器使用に関する報告書を作成する際、アメリカ政府に都合よく調査結果を改竄していたことがウィキリークスが公表した電子メールなどで明らかになっている。


 その前には、化学物質が入っていた筒状の物体は航空機から投下されたのではなく、人の手で地面に置かれていたことを証拠は示していることがOPCWで専門家の中心的な存在であるイラン・ヘンダーソン名義の文書で判明していた。


 シリア政府軍がドゥーマで4月7日に化学兵器を使用したという話はSCD(シリア市民防衛/通称白いヘルメット)やアル・カイダ系武装集団のジャイシュ・アル・イスラムが流したもの。本ブログでは繰り返し書いてきたが、SCDは事実上、ジハード傭兵の医療部隊である。

 その当時、すでにシリア政府はロシア政府のアドバイスに従い、化学兵器を廃棄していた。つまりそうした種類の兵器を保有していなかったのである。現地を調べた西側のメディアも化学兵器をシリア政府が使ったとする話を否定する報道をしている。

 例えば、​イギリスのインディペンデント紙が派遣していたロバート・フィスク特派員​は攻撃があったとされる地域へ入り、治療に当たった医師らを取材、その際に患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難が原因で担ぎ込まれたという説明を受けている。毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないという。

 また、​アメリカのケーブル・テレビ局OANの記者​も現地を調査し、同じ内容の報告をしている。​ロシア系のRT​は西側の有力メディアが化学兵器の被害者だとして報道した子どもとその父親を取材、やはり化学兵器が使用されたという話を否定している。

 しかし、アメリカ、イギリス、フランス3カ国の軍隊は2018年4月、OPCWが調査を行う前にシリア政府が化学兵器を使用したとして100機以上の巡航ミサイルでシリアを攻撃しているのだ。

 この攻撃を正当化する話を流したSCDを創設したのはイギリスの元軍人で傭兵会社に所属したこともあるジェームズ・ル・ムズリエ。2000年に退役した後にオリーブ・グループという傭兵組織の特別プロジェクトの幹部になるが、この組織は後にアカデミ(ブラックウォーターとして創設)に吸収されている。その後コンサルタントの仕事を経てSCDをトルコで創設したのだが、この組織へはCIAからも資金が入っている。

 そのル・ムズリエは11月11日にトルコで死亡した。自宅のバルコニーから転落したとされているが、他殺説もある。その3日前にロシア外務省はル・ムズリエと「アル・カイダ」との関係を正確に説明するように求めていた。ロシア政府は彼がMI6の仕事をしていたともしている。そこで、何ものかによって口封じのために殺されたのではないかというわけだ。この人物が深く関係している化学兵器の話をアメリカの有力週刊誌は掲載を拒否したということである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912090001/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/119.html#c34

[リバイバル3] 「マイ電柱」は効果が有るのか? 中川隆
33. 中川隆[-15189] koaQ7Jey 2019年12月09日 11:35:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2254]

花梨材の電源タップ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年12月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aa696d854e99e876981ce99b706c0b9f


オーディオは「材質」が変わると「サウンドも変わる」と云われています。それを地で行くのが写真の「花梨材の電源タップ」です。


一般的な金属やプラスチック製の電源タップと違い、木材特有の「まろやかな」質感が出てきます。木材の種類でも変わってくるだろうと思います。当該の「花梨材タップ」は愛知県のリンホフ工房で限定販売されていたものを手に入れ、オヤイデ製の壁コンにフルテックのインレット、内部配線は当方特製の銀線で作っています。


木材の電源タップですのでそれなりに火災防止の対策をしています。色々と工夫や素材を変えてみるのもオーディオの楽しみです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aa696d854e99e876981ce99b706c0b9f



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/759.html#c33

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
41. 中川隆[-15188] koaQ7Jey 2019年12月09日 11:35:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2253]

花梨材の電源タップ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年12月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aa696d854e99e876981ce99b706c0b9f


オーディオは「材質」が変わると「サウンドも変わる」と云われています。それを地で行くのが写真の「花梨材の電源タップ」です。


一般的な金属やプラスチック製の電源タップと違い、木材特有の「まろやかな」質感が出てきます。木材の種類でも変わってくるだろうと思います。当該の「花梨材タップ」は愛知県のリンホフ工房で限定販売されていたものを手に入れ、オヤイデ製の壁コンにフルテックのインレット、内部配線は当方特製の銀線で作っています。


木材の電源タップですのでそれなりに火災防止の対策をしています。色々と工夫や素材を変えてみるのもオーディオの楽しみです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aa696d854e99e876981ce99b706c0b9f



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c41

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
42. 中川隆[-15187] koaQ7Jey 2019年12月09日 11:40:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2252]
サブシステム用 最高峰RCAケーブル - Mr.トレイルのオーディオ回り道
2019年12月05日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0e9db4871edd672d12e20b5a78043f99

現在のサブシステム(2種)には、当方自作の「最高峰RCAケーブル」を使っています。上の写真の左側から一般のケーブル2種、ブルーカラーケーブルから右側に行くにしたがって自作品のグレード順に並べています。ブルーカラーケーブルでも音質は、一般のケーブルと比較すれば一聴でその差が歴然とします。最も右側が「最高峰RCAケーブル」になります。最高峰ケーブルと第2グレードのケーブルは「銀線のみ」で作っています。その太さが強烈です。CDの情報を全て取り出す為には、この太さが必要だからです。

最高峰ケーブルの1m仕様。プラグの太さも半端有りません。ソース機器やアンプのリア面の強度とRCAソケットの強度を要求します。チャチな作りの機器ではリアパネルやRCAソケットを破壊します。しっかりした作りの機器でないと使えません。


このケーブルを使った「豊潤なサウンド」を聴いてしまうと、他のケーブルは使えません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0e9db4871edd672d12e20b5a78043f99


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c42

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
107. 中川隆[-15186] koaQ7Jey 2019年12月09日 11:40:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2251]
サブシステム用 最高峰RCAケーブル - Mr.トレイルのオーディオ回り道
2019年12月05日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0e9db4871edd672d12e20b5a78043f99

現在のサブシステム(2種)には、当方自作の「最高峰RCAケーブル」を使っています。上の写真の左側から一般のケーブル2種、ブルーカラーケーブルから右側に行くにしたがって自作品のグレード順に並べています。ブルーカラーケーブルでも音質は、一般のケーブルと比較すれば一聴でその差が歴然とします。最も右側が「最高峰RCAケーブル」になります。最高峰ケーブルと第2グレードのケーブルは「銀線のみ」で作っています。その太さが強烈です。CDの情報を全て取り出す為には、この太さが必要だからです。

最高峰ケーブルの1m仕様。プラグの太さも半端有りません。ソース機器やアンプのリア面の強度とRCAソケットの強度を要求します。チャチな作りの機器ではリアパネルやRCAソケットを破壊します。しっかりした作りの機器でないと使えません。


このケーブルを使った「豊潤なサウンド」を聴いてしまうと、他のケーブルは使えません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0e9db4871edd672d12e20b5a78043f99


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c107

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
217. 中川隆[-15185] koaQ7Jey 2019年12月09日 14:33:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2250]

2019年12月09日
馬鹿になる日本人の子供 / 悪化する教育現場
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68791335.html

本当はPISAの結果より悪い?!

German choldren 2Germany school 20
(左 : 段々消えゆく従来のドイツ人家庭 / 右 : 多数派になりつつある「新ドイツ人家庭」)

  今月、世界各国の教育水準を測るPISA(国債学習到達度調査)の結果が公表され、日本の惨状が明らかになった。OECDは世界79ヶ国で、15歳の子供を対象に基礎的な試験を課した訳だが、日本人の子供は読解力で前回の8位から15位に転落し、数学的応用力でも後退したそうで、5位から6位となった。さらに、科学的応用力でも凋落したそうで、2位から5位に順位を落としたらしい。(2019年12月3日附『産経新聞』) この調査結果を受けて、文部科学省は読解力における子供の学力向上を検討すると述べた。

  「国語能力の低下」という一報を受けて、各マスコミはその原因を探るべく、大学や研究機関の“専門家”に意見を求めた。産経新聞は広島大学の難波博孝教授に見解を尋ね、意見を求められた難波教授は、考えられる要因を述べていた。難波教授によれば、先ず活字媒体に触れる機会が減ったためだという。社会のデジタル化が進み、本や新聞といった紙媒体を読む環境が失われ、そうした習慣すら無くなってしまったそうだ。デジタル機器が普及した現代では、紙の書籍に代わるタブレットやスマートフォンを使い、電子書籍を深く読む経験を積ませるべきなのに、日本の学校はそうした教育を行っていないから問題なのだ、という。

  また、家庭環境にも原因があるらしい。子供達はデジタル機器を持っていても、SNSやゲームといった消費的な使い方しか行わず、文章を熟読する事はないという。要するに、情報を流し読みするだけ。これでは「活字に触れる」とは言えず、何も頭に残らない。様々な情報を文中から探し、文章を組み立てて評価するといった読解力の訓練は、教えてあげないと身につかないそうだ。そして、子供達には頭に残るような「深読みする」といった“慣れ”も必要であるらしい。他の要因として考えられるのは、「テスト疲れ」であるという。調査対象となった高校一年生は「脱ゆとり教育」のせいで、様々な試験を課せられているから、学校の成績に関係ないPISAのテストに意欲を示さないそうだ。

  産経新聞は別の専門家にも尋ねており、国立情報学研究所の新井紀子教授によれば、インターネット上でのチャットが原因となっているそうで、短い文章のやりとりは読解力の向上とならず、生産的ではないらしい。だから、学校教育では長い文章のレポート作成に力を入れるべきだという。結局、読解力の低下は、デジタル機器に熱中するあまり、書物をじっくり読む習慣がなくなり、文章作成といえば、携帯電話でのチャットしかない、という現状が問題なんだろう。

  赤点学生だった筆者が教育問題を云々する資格は無いけど、難波教授や新井教授の分析は何となく“しっくり”こない。もちろん、スマートフォンやパソコンばかりに熱中する子供が馬鹿になるのは分かる。携帯電話をいじっている子供が検索するサイトなんて、大抵はゲーム関連か藝能ゴシップ欄の類いだ。まさか、電子タブロイドを見つめている子供が、最新科学の学術論文を呼んでいる、なんてことはないからねぇ〜。高校生の読解力とか文章作成能力が低下しているのは、読書不足という面が否めないが、根本的には学習意欲の低下に原因があるんじゃないか。もし、「たくさんの事を知りたい、教科書以外の事柄をもっと学びたい !」という欲求があれば、パソコンを開いて様々なサイトを見るだろう。インターネットが無い昭和の頃なら、ブラックホールとか化学物質の分子構造、人体の神経組織などを知りたいと思ったら、書店で参考書を探すか百科事典や図鑑を手に入れて調べるしかなかった。ところが、今ならネットで調べれば直ぐ分かるし、詳しく知りたいと思えば大学教授やキイエンス・ライターが説明する動画サイトもあるし、料金だって発生しないから結構お得だ。

  しかし学力低下の子供は、いくら重宝なデジタル機器を所持していても、アカデミックなサイトを開くことはない。なぜなら、彼らには知的な探究心が無いし、どこを、どう探したらいいのか、糸口さえ摑めないのだ。例えば、スマホやパソコンの液晶ディスプレイを見ていても、それがどんな仕組みで設計され、如何なる素材で製造されているのかに興味が無い。昔は小学生でも理科の実験セットを購入し、天体観測やトランジスタ・ラジオについて勉強したものだ。筆者が小学生の頃は、プラモデルで使うモーターを一つだけ分解し、その構造を調べることに興味があった。中学生になればマンガン(亜鉛・炭素)電池とリチウム電池の違いを理解できるようになるし、岩波書店の「ブルー・バックス」シリーズを調べれば、学校では習わない物理や化学、生物、数学の知識を得ることもできた。

  進学校を卒業した中高年の大人や理系の学生は笑ってしまうだろうが、筆者は子供の時、学習教材で買った磁石を使い、色々なモノに近づけて遊んだことがある。従兄弟からマイケル・ファラデーの単極誘導モーターや磁力、永久磁石、さらにはジャイロスコープの原理を教えてもらって、とても面白かったのを覚えている。(ちょっと理科に興味がある高校生ならファラデーの「アラゴの円盤」を聞いたことがあるんじゃないか。今はデジタル機器に置き換えられたけど、昔の一般住宅には積算電力計が設置されていて、東京電力のオバちゃんたちがやって来て、家庭の電力使用量を記録していたものである。 計器の中にはクルクル廻る円盤があったんだけど、今じゃ骨董品になっているのかなぁ〜。) ちなみに、東北大学の「金属素材研究所」は磁力の研究で世界的に有名だ。本田光太郎博士は一流の科学者で、知らない人がいないくらい。また、「インターメタリックス社」を創業した佐川眞人(さがわ・まさと)博士は、博士過程のとき下平三郎教授のもとで勉学に励み、金属素材研究所で研鑽を積んでいる。言うまでもなく、佐川博士はネオジム磁石を開発した第一人者。

Wander Johannes de Haast(左 : ウァンダー・ヨハネス・ド・ハース / 右 : アルバート・アインシュタイン )
  神童は別格だから、問題は凡庸な子供の方である。庶民のボンクラ息子は、アホらしい発想でもいいから何かに興味を持たねばならない。筆者は小学生の時、砂鉄や磁石を使って遊んでいたが、不思議なことに鉄板とか銅は磁石にくっつくのに、水銀みたいな液体は近づけても引き寄せられなかったので、「変だなぁ〜、やっぱり板状じゃないと無理なのかなぁ〜」と思ったものである。(今の子供でも『ターミネーター2』の液体金属マシーンT-1000を見れば、水銀が磁石にくっ附くと勘違いするはずだ。水銀は体温計を壊せば手に入るけど、よい子のみんなは危険だから絶対に真似しないでね。今は誰も使わないけど、昔「赤チン(Mercurochrome)」という塗り薬があって、メルブロミン液には殺菌作用のある有機水銀化合物が含まれている。劇薬は黴菌を殺すことに役立つという訳だ。) インテリ家庭の子供は鼻で笑ってしまうけど、学歴の無い親に育てられるとこんなものである。まさか、普通の親が「アインシュタイン・ド=ハース効果」に言及し、磁気の回転効果を説明したり、コイルを巻いて磁石を作るなんてことはしないだろう。ちなみに、「ド=ハース」というのは、ライデン出身の物理学者、ウァンダー・ヨハネス・ド・ハース(Wander Johannes de Haas)のこと。(もし、中学生のよい子が磁石に関して興味をもったら、理科の先生に尋ねてね。たぶん、図解を以て詳しく教えてくれるはずだから。)

  脱線したので元に戻す。PISA試験の惨状分析は専門家によってマチマチになってしまうけど、筆者は貧困家庭と崩壊家庭の増加に関連があるんじゃないか、と思っている。子供が自然や物質に興味を抱いたり、教科書の予習や復習を日課とするためには、ある程度、子供を監督する親に経済的な余裕がなければならず、親が日々の仕事に追われ、月給稼ぎで精一杯だと子供の教育どころじゃない。とりわけ母子家庭だと、親は帰宅して食事を作るのがやっとだ。(中には、ちゃんと立派な教育を施している賢母もいるけどね。) たとえ、子供の教育を気に掛けていても、「ちゃんと宿題をやってるの?」と説教するくらいで、知的な会話など一切無い。こうした家庭だと、子供は学校の宿題くらいはするけど、後は刺戟的だが受け身的なTVゲームに熱中したり、友達と携帯電話で長話、というのが関の山だ。読書といっても、週刊漫画やTVゲーム攻略法を手に取るくらいで、文学作品なんか埃(ほこり)を被っている。

Jews 334(左 / 伝統的民族文化を維持するユダヤ人)
  でも、家に“まとも”な本があればいい方で、ゴシップ雑誌や競馬新聞くらいしか読まない親だと、子供の知性を高める方法すら思いつかない。そもそも、自分が勉強したことがないので、知的な訓練は学校の先生か塾の講師に丸投げだ。途方に暮れた親から「先生お願いします !」と頼まれたって、教師は困ってしまうだろう。心の底で「私は神様じゃありません。本人次第です !」と呟きたくなる。そりゃそうだ。親の言うことを聞かない子供が、他人の言うことを聞くのか? 「出来ない子」には勉強より、先に“躾”が必要なのだ。ちゃんと落ち着いて、書物に目を通し、遅くてもいいから確実に内容を理解することが大切である。ユダヤ人に優秀な子供が多いのは、タルムード(Talmud)やミシュナー(Mishnah)を丹念に勉強する慣習が備わっているからで、彼らは何千年もこうした行動様式を守ってきた。だから、剣術や狩猟にしか熱中しないヨーロッパのキリスト教徒を凌駕することなんて朝飯前。ちなみに、「タルムード」とは簡単に言うと、口伝律法を集めた権威の書物で、「ミシュナー」は教訓や逸話などを交え、祈りや結婚、葬儀、律法などについて書かれた経典を編纂したものである。

  文部官僚は世間からの批判を躱(かわ)すために色々な政策を打ち出すが、実際の教育現場はPISAの結果より酷いんじゃないか。だいたい、“勉強の出来ない”子供に「ちゃんと勉強して成績を上げろ !」と命令したって糠に釘である。そもそも、自宅で勉強する習慣が無いし、勉強する目的すら分かっていないのだ。基礎学力に乏しく、嫌々ながら机に向かう子供が、1時間ないし2時間もじっと勉強する訳ないだろう。試験秀才の官僚や学者があれこれ提案しても、そんなのは所詮「優等生の模範解答」に過ぎない。彼らは実戦を経験しないで作戦を立てる軍官僚と同じだ。もし、“叩き上げの”中隊長が参戦本部の「大和魂を以て突撃せよ !」という命令を拝聴すれば、「アホか ! なら、お前が先陣を切って突っ込め !」と言いたくなる。授業の内容すら理解できない子供は、先生から「何か質問は?」と訊かれても、「自分がどこを分からないのか」、「どんな質問したらいいのか」という出発点でまごついてしまうのだ。土台となる基礎知識が無いから先生の説明を聞いてもチンプンカンプン。何しろ、以前の学習内容を咀嚼(そしゃく)していないから、授業を拝聴していても、単にお尻で椅子を暖めているだけ。劣等生は気がつくと小学校を卒業し、中学校で再び空虚な授業を受けている。こんな子供は一生、学問に目覚めることはない。

  とにかく、「出来ない子」には知的好奇心が欠落している。親とか友人から刺戟を受けない子供は、ただボケ〜とテレビを見ていたり、話題のゲームに没頭するくらいで、外国や宇宙に対して「なぜこうなんだろう?」という興味を持つことがない。教師が親切心から面白いエピソードを話しても、初歩的な教養が無いので、「ああ、そうか !」という“引っかかり”すら摑めないのだ。昔、小遣い稼ぎのため塾の講師とか家庭教師をやったことがあるんだけど、英語が苦手な生徒は数学や理科も駄目で、不思議な現象やミクロの世界を話しても目を輝かせることすらない。筆者は英語を担当していたけど、脱線して数学や物理のトリビアとか、西歐史のエピソードを混ぜることが多かった。少しでも好奇心の掘り起こしになればと思ったんだが、ポカ〜んと聞く子供を見て「駄目だこりゃ」と思ったことがある。仕事だから割り切って授業をこなしていたけど、練習問題を教えながら「英語なんて要らないよなぁ。それよりも先ず国語や国史を勉強した方がいいんじゃないか」と思うこともしばしばあった。

  ある時、雑談の中でコンピュータで使われる二進法やカラー・コードの話をしたので、ついでにプリテンの貨幣の話をしたことがある。でも、教えてやった子供は二進法どころか、十二進法すら理解できず、説明するのにもかなり苦労した。英語の授業ということで、「ポンド・スターリング(pound sterling)」を引き合いに出して、色々なエピソードを話してやったけど、反応はイマイチ。英語を習っている高校生だって、英米の度量衡を理解していない子が多かった。例えば、1ポンドは20シリングの価値があり、1シリング12ペンスだから、1ポンドは240ペンスと等しくなる(20×12=240)、と教えたら、「そうなんだぁ〜。でも、それって学校の試験に出るの?」といった反応がほとんど。 今の中学生や高校生でも、1ペニーとか2ペンス、20ペンス、50ペンスという貨幣単位を訊かれたら、どれくらいの価値なのか答えることはできまい。「1パイント(pint)入りの缶ジュース」とか、「3ガロン(gallon)のガソリン」 、「10オンス(ounce)のボクシング・グローブ」、「100エイカー(acre)の土地」と聞いたって、ピンとこないんだから、英会話なんて無理だろう。中学生が英国のアマゾンで本を買うことはないと思うけど、£40や£85の表示価格を見て、「安い」とか「ちょっと高いなぁ」と分かるようになれば、イギリス人と景気の話をするときに便利だ。

  まぁ、黒板で貨幣の説明をしただけじゃ分からないと思ったから、実物、すなわちブリテンの紙幣や硬貨とか、アメリカおよびカナダの通貨を見せてやったら、「へぇ〜、こんなお札とかコインなんだぁ〜」と結構興味を持ってくれたので嬉しかった。(やっぱり、お金には魔力がある。) たぶん、普通の子供だと歐米の紙幣や硬貨を手にすることはないから珍しかったのだろう。(紙幣の肖像画についても話そうと思ったが、ややこしくなるから止めることにした。第一、学校の西洋史なんか当てにならないから。) ちなみに、「スターリング」はエドワード1世の頃に鋳造された硬貨のデザインに由来するそうで、綴りは違うけど「ムクドリ(starling / スターリング)が元になったそうだ。他には、「強い」とか「固い」を意味する言葉であったから、という説もある。

  知的な会話の無い家庭で育ってしまうと、子供は様々なトリビアを話しても食いつかない。例えば、英国だと「12」という数はあちこちで目にする。1ダース(dozen)のビール・ケースには、12本のボトルが入っていて、1グロス(gross)になると12ダース分になるから、144本(12本×12ケース)のボトルが入っている計算になる。パソコン世代の子供達はトンボ鉛筆を使わなくなったけど、昔は12本入りのケース売りが当たり前だった。また、長さの単位でも十二進法が使われており、1フィートは12インチだし、暦の365日は30日で割れば約12となる。「十二進法」というのは便利な位取り記数法で、2人あるいは3人、4人、6人で食事をしたとき、難なく割り勘にできる。10進法の勘定だと、3人の時に端数が出て困ってしまう。二十進法も覚えておいて損は無い。スポーツで使う英単語の「スコアー(score)」は、「総計」とか「たくさん」という意味を持っているが、「20人とか20個」を意味する言葉でもある。一説では、羊の数を数える時に、「20」を底にする位取りであったからだという。たぶん、ヨーロッパ人は1から20までを数える、または板に刻むのが精一杯で、「20」匹も集まれば、「たくさんの羊がいる」という感覚になったんじゃないか。(以前、日本語は複数概念が無いから劣っていると仄めかした学者がいたけど、西歐の複数形なんて「2」以上を表しているだけ。「3つ」を越えれば「いっぱい」という頭になってしまうのだ。)

下層外人の到来でもっと悲惨になる学校

  文部科学省や教育学部の教授達は、「子供達の読解力が低下して大変だぁぁ〜」と志村けんみたいに騒いでいるが、これからの教育現場はもっと酷くなる。なぜなら、財界や政府が低賃金の移民労働者を招いているからだ。第19世紀から20世紀前半まで、イングランドやドイツは比較的、国民の人種的同一性が高かった。しかし、今では有色人種が雪崩れ込み、とてもゲルマン人の国家とは思えない雑居長屋と化している。ナチズムの前科で“もがき苦しむ”ドイツでは、国民の大半が罪悪史観で洗脳されてしまい、憐れなくらいのクルクルパーになっている。この弱みを察知したアラブ人やトルコ人、シリア人およびアフリカ人は大挙してドイツを目指し、豊かな異国生活をエンジョイしようと企んだ。この盲流を前にしたドイツ人は、銃を構えて追い払うどころか、逆に諸手を挙げて大歓迎。馬鹿に附ける薬は無い。

  日本でも注目された2015年には、約80万人の難民が押し寄せたんだから、普通のドイツ国民だって「右翼」になろうと思ってしまうじゃないか。(Carla Bleiker, 'How to integrate refugee kids in German school', Deutsche Welle, 15 October 2015) 最近の選挙で「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進しても不思議じゃない。本来なら、「ドイツはドイツ人(ゲルマン人とかチュートン人)の国」というのが常識で、キリスト教が主流なのも当然。いくらキリスト教徒とはいえ、黒人や中東アジア人が「私はドイツ人です」と自己紹介したら、普通の日本人は「えっ ! この人がドイツ人・・・・?」と驚く。でも、今ではアフリカ人やトルコ人の「ドイツ国民」なんて珍しくないし、白人みたいなアラブ系混血児や色黒のドイツ人がゴロゴロ居るから、別に驚くことではない。

Germany school 13Germany school 16


(左 : ドイツに定着した異民族の小学生 / 右 : ドイツの学校で学ぶ難民の子供 )

  豊かな先進国だから仕方ないけど、チュートン系のドイツ人は年々減少している。が、アフリカやアジアからやって来る移民は多産で、計画出産なんか考えず、ネズミのように家族を増やしているそうだ。2016年の国勢調査によると、子供を産む女性の種類と出生率に違いが生じているという。例えば、移民の家系を持たない女性が産む子供の数は平均して「1.2人」なのに、移民の家系に属する女性だと、平均して「1.4人」産むらしい。そして、こうしたグループの内、自身が移民である女性は平均して「1.6人」の子供を産むそうだ。("The Changing Face of the Country", Der Spiegel, April 19, 2018.) 要するに、ゲルマン系の白人女性は一生独身のままか、結婚しても子供を1人くらいしか産まないけど、移民の女性は2人以上の子供を産んでしまうということだ。労働移民としてのトルコ人でさえ問題なのに、さらに約140万人の難民を抱え込むなんて、ドイツ人は常軌を逸している。異人種が流入すれば混血児の数も増えるから、将来の“ドイツ人”は、ほとんどが混血児か、あるいはシリア人とかガンビア人、アフガン人の血統が主流の「ドイツ国民」になる可能性が高い。もし、両親とも移民出身者であれば、父親がクルド人で母親はアルバニア人とか、父親がモロッコ人のイスラム教徒で母親がエリトリア人のキリスト教徒というケースだって有り得る。

Mixed school 2Mixed Race class 111


(左 : 多民族社会となったドイツの現状 / 右 : 白人児童が少数派になった歐洲の学校)

  ドイツ人は「外人嫌悪(xenophobia)」の非難を受けると、仔犬のように怯えてしまうが、全部の外国人を嫌っている訳ではない。例えば、スウェーデンやイングランドから来た移民がドイツに住んでも迫害を受けるという事は滅多にないし、ネーデルラントやデンマークからの移民なんて外人の部類に入らない。ドイツ参謀本部のモルトケ参謀総長(Helmuth K. B. von Moltke)は、コペンハーゲンの士官学校を卒業し、「デンマーク」の軍人であったが、元々は北プロイセンから移住してきた軍人の息子だからドイツ人と変わりなかった。英国のヴィクトリア女王だって、普通のドレスに着替えてハノーヴァーの街中を歩けば、中流のドイツ人女性と間違われるだろう。夫のアルバート公はドイツ出身だから、コーブルクやザクセン、シュレスヴィヒ地方を旅行しても違和感は無い。また、幼児洗礼を受けたルター派教会からアングリカン教会に鞍替えしたってプリンスには変わりがなく、そんなのは些細なことだ。

Helmuth von Moltke 2Queen Victoria 2Prince Albert 1

(左 : ヘルムート・フォン・モルトケ / 中央 : ヴィクトリア女王 / 右 : アルバート公 )

人種的に近い移民なら、ドイツで住むことは難しくない。国境で線引きされたって、容姿が似たり寄ったりだから問題じゃないんだろう。実際、ズデーテン地方のゲルマン系チェコ人とかボヘミアに住むスロヴェニア人なんかドイツ人と見分けがつかない。例えば、筆者が好きなガブリエラ・グンチコヴァ(Gabriela Gunčikova)はチェコ人の歌手なんだが、ドイツの街中で見かけたら「別嬪のドイツ人」と思ってしまう。2016年、彼女はドイツのロック・バンド「プライマル・フィアー」のマット・シナーと一緒にコンサートを行ったことがあるが、ガブリエラが「ドイツ人歌手」と紹介されても違和感は無い。人気TVドラマ『ヴァイキングズ』に出演しているキャサリン・ウィニック(Kathryn Winnick)だって同じ事。彼女はウクライナ系カナダ人の役者だが、海賊の女戦士を演じてもサマになっているし、ドイツに移住したって「外人」に見えない。共演者のガイア・ウェイス(Gaia Weiss)なんかポーランド系フランス人なんだけど、フランクフルトやアルザスで見かけるような白人女性だ。もし、イギリス人と嘘をついても分からない英語力と容姿を持っている。

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(左 : マット・シナー / ガブリエラ・グンチコヴァ / ガイア・ウェイス / 右 : キャサリン・ウィニック )

  しかし、ユダヤ人となれば別。ウクライナ出身のユダヤ人といえば、サイモン・ヴィーゼンタール(Simon Wiesenthal)とか、元イスラエル首相のゴルダ・メイアー(Golda Meir)とモシェ・シャレット(Moshe Sharett)の二人が思い浮かぶ。だが、彼らはどんなにドイツ語が上手くても「ドイツ人」と思われない。日本人だって「偽装ドイツ人じゃないのか?」と勘ぐってしまうだろう。人類学者のフランツ・ボアズ(Franz Boas / ユダヤ人)に追従するユダヤ人は、「人種なんて社会的な構築物だ。容姿でユダヤ人とドイツ人の見分けなんかつかない」と豪語するが、セム種族の血が濃厚なユダヤ人はドイツ人に見えない。シオニズムの父、テオドール・ヘルツル(Theodor Herzl)だって、ウィーンに住んでいたけど、ゲルマン系オーストリア人には程遠い人物だった。彼は「自己嫌悪のユダヤ人」として有名で、同胞をパレスチナに導くためなら、財産を奪って移住に同意させるべき、と思っていたのだ。こんなユダヤ人がいたから、ヒトラーやヒムラーはシオニストの活動家と密約を結ぶことができたのである。

Golda Meir 2Simon Wiesenthal 1Franz Boas 1Theodor Herzl 1


(左 : ゴルダ・メイアー / サイモン・ヴィーゼンタール / フランツ・ボアズ / 右 : テオドール・ヘルツル)

  脱線したので話を戻す。大勢の難民を抱えてしまったドイツ政府は、異邦人に対する福祉や同化対策でテンテコ舞い。2017年には、住宅供給や語学教育などの公共プログラムで、140億ユーロの予算を組んだそうだ。("Germany's Ongoing Project to Westernize Its Refugees", Der Spiegel, May 12, 2017.) また、移民や難民が流入すると、ドイツ各地に異人種のゲットーが形成されてしまい、現地のドイツ人にとって脅威となる。例えば、ノルトライン・ウェストファリア州には移民や難民が密集してしまい、外人だらけの小学校が出現しているそうだ。ドイツの地理に詳しい人なら、デュッセルドルフやドルトムント、ドゥイスブルク、歴史的にも有名なアーヘン、ミュンスター、ケルンに移民が溢れていると知って驚愕するだろう。都市部や地方の小・中学校に、アラブ人やトルコ人、シリア人の子供が大挙すれば、算数や理科どころか、国語の授業だって成り立たない。ドゥイスブルクにあるマックスロー(Marxloh)では、中東アジア人やアフリカ人の「住民」が増えすぎてしまい、カトリック教会系の「ヘンリエッタシュトラーゼ小学校」では、何と児童の約95%が移民家庭の子供であるという。これと比べれば、神奈川県の「いちょう小学校」(横浜市飯田にある「多国籍学校」)なんて、たいした問題じゃない。

  ドイツにある学校の幾つかは、ドイツ語で授業を行うことすら困難な状態にある。昔から居るトルコ人だって中々同化しないのに、その上シリア人とかアフガン人、イラク人、エチオピア人が混ざるなんて悪夢だ。たとえ白人といっても、ルーマニア人やブルガリア人、スロヴェニア人、ボスニア人だと家庭の教育水準が低いから、普通の学問を授けようとしても大変だ。ジプシーなんて問題外で論外だ。ドイツ政府はドイツ語が不得意な子供のために余計な税金を使わねばならず、増税に喘ぐドイツ人は憤懣やるかたない。財政難のギリシア政府だって厭なのに、北アフリカの劣等種族なんてまっぴら御免だ。当事者である学校側も大変で、移民や難民の子供達を少しでも救うべく、アラビア語やトルコ語、ウルドゥー語を話す補助教員を動員しなければならないし、イスラム教に配慮した学校運営を考えねばならない。

Germany school 3Germany school 9

(左 : 左翼教育を受けるドイツ人の子供 / 右 : 「ドイツ国民」になるべく同化教育を受ける移民の子供)

  さらに、厭なのは人種問題が浮上することである。ドイツ人同士のイジメだって厄介なのに、ゲルマン人キリスト教徒vsアラブ人イスラム教徒の喧嘩となったら社会問題だ。教師からすれば、単なる「子供の諍い」なのに、民族対立にまで発展するから、PTAを巻き込んだスキャンダルになる。でも、子供と親の板挟みになった担任教師は、どうしていいのか分からない。ドイツ人の保護者からは「なんでウチの子が、あんな異邦人と一緒にされて、学力低下に苦しまなければならないの !」との抗議を受けるし、移民の親からは「あんなネオナチどもの言うことを聞くのか? やっぱり、ドイツ人は根っからの人種差別主義者だ !」と罵られる。歴史の授業になれば、もっと厄介で、教師はどちらの側にも与することはない。中立の歴史観なんて“つまらない”が、イスラム教徒の子供がいるから、一方的に「大トルコ戦争(Großer Türkenkrieg)で勝ったぞ !」と喜ぶことはタブーとなる。ドイツの学校なら、ドイツ人の過去を誇るようなカリキュラムにすべきだが、移民やユダヤ人に配慮した内容になると、中身が空洞の愛国心しか育たない。近現代史の授業が「懺悔の時間」になっているんだから、まともなドイツ人が激減し、左巻きのアホが増殖するのも当然だ。

Turkish immigrants 1Immigrants in Germany 5

(左 : ドイツに住みつくトルコ系の「ドイツ人」 / 右 : アフリカ諸国からやって来た難民)

  ドイツ政府は移民を同化させるため、学校教育で多民族・多文化主義を導入しているが、これはドイツ系児童の学力低下ばかりではなく、アイデンティティーの喪失や崩壊にも繋がっている。なぜなら、移民に配慮する教育方針というのは、ドイツ人の子供が持つはずの愛国心を削ぎ、根無し草の副作用を含んでいるからだ。本来なら、ドイツ人の若者は国家の礎となった祖先に感謝し、その文化的遺産を継承しようとする。ドイツ民族の伝統はゼニ・カネの問題じゃない。ところが、リベラル思想とか多様性礼賛の教育を受けた青年は、ナショナリズムと排外主義に過敏となり、ドイツ人だけで結束することは危険だ、と怯えてしまうのだ。移民国家になると、原住民が一方的に譲歩するようになり、自分達の文化や伝統を変質させることが「善」となる。そして、このような状態になると、祖国に住んでいても、段々「自分の国」と思えなくなるのだ。

  そういえば、ドイツ語には「家」や「郷里」を意味する「Heimat(ハイマット)」という言葉がある。これは「自分が属している家」というニュアンスを含んでいるらしい。日本では「何とか荘」と呼ぶべき長屋に、よく「ハイム」という横文字が附いているけど、たぶんドイツ風のイメージを作りたいからだろう。ドイツ人にとって「ハイマット」は「祖父の国(patria)」とか「先祖代々の土地(Vaterland)」といった言葉に近い。したがって、彼らが口にする「私の国(mein Heimat)」という表現は、「私と同じ種族が住む郷里」といった響きをもっている。今は解散してしまったけど、昔、ロック・バンドのモトリー・クルーが「ホーム・スウィート・ホーム」という曲を歌っていたが、「ホーム」という言葉には何か温かくホッとするような「懐かしさ」がある。

  しかし、異民族が流入してくると「ドイチュラント」はもはや麗しの「ハイマット」ではなく、雑居ビルのような「アパルトマン」になってしまうのだ。茶色のベルベル人や褐色のイラク人がウヨウヨしているドイツの街なんてゾッとするじゃないか。歴代の神聖ローマ皇帝が戴冠したアーヘンや聖人が眠るランスに、髭面のサラセン人がうろついていたら、スペインのグラナダみたいだ。ちなみに、筆者は「老人ホーム」という言葉に違和感がある。なぜなら、「養老院」は家族が暮らす温かい「ホーム」じゃなく、瀕死の老人が収容される「病院」や「姥(うば)捨て山」の一種であるからだ。なんでインテリやマスコミは日本語を使わず、西洋語で曖昧にしようとするのか。分かりやすい言葉にすると、何らかの不都合があるんだろうね。

Alaa Kassab 2(左 / 子供に英語を教えるアラア・カサブ )
  ブリテンやフランス、カナダ、オーストラリアと同じく、ドイツでも移民を受け容れようと躍起で、民族的多様性を肯定するカリキュラムが盛んになっている。本来、ドイツの公立学校は、“善きドイツ人”を育成する国民学校(volksschule)であるべきなのに、ゲルマン人の子供は異邦人みたいになっている。例えば、ポツダム大学は「難民教師プログラム(Refugee Teachers Programme)」を企画し、外国人の教師をテスト校に派遣して「移民の統合」を促進しようとした。このプログラムに参加したアラア・カサブ(Alaa Kassab)というシリア難民は、故郷のアレッポで英語を教えていたから、ドイツの子供にも“お得意”の英語を教えたいと張り切っていた。(Josie Le Blond, "German scheme eases refugee teachers back into class", UNHCR, 21 February 2018)

  普通の日本人なら、「イギリス人の先生がいいなぁ〜」と思ってしまうだろう。せっかくイングランドの言葉を勉強するんだから、せめてアングロ・サクソン系のアメリカ人やカナダ人でなきゃヤル気が起きない。大手英会話スクールなんか生徒集めに熱心だから、TV広告でブロンド女優のキャメロン・ディアスやスコット系男優のユワン・マクレガーを使っていた。実際に彼らが教えることはないけど、日本人はインド人やフィリピン人の教師より、西歐系の教師を選ぶことの方が多い。もし、ドテルテ大統領のような教師が英会話教室に現れたら、女子生徒は「えぇぇぇ〜、何でこんな先生なのぉぉ !!」と不満を爆発させてしまうだろう。中には「お金返して !!」と凄む生徒もいるはずだ。いくら教育学や言語学で博士号を取った講師でも、アジア人とかアフリカ人じゃ抗議の嵐となる。

Emily Blunt 2Katie McGrath 6Fiona Bruce 5Laura Trevelian 1


(左 : エミリー・ブラント /ケイティー・マクグラス / フィオナ・ブルース / 右 : ローラ・トレヴェリアン)

  理想を言えば、エミリー・ブラント(Emily Blunt)やケイティー・マクグラス(Katie McGrath)みたいなブリテン人がいいんだけど、実際はテレザ・メイ前首相とかヘレン・ミレン(Helen Mirren)みたいなオバちゃん先生が普通なんだよねぇ〜。だから、せめてBBCニューズのフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)やローラ・トレヴェリアン(Laura Trevelian)みたいな人を採用した方がいい。やはり、正しい英語を学びたい人は、美しいブリティッシュ・アクセントを話す教師を求めるものだ。ラップ音楽を好きな日本人は例外で、ブルックリンの黒人が話す英語じゃ勉強する気にならない。今の大学生なら黒人のタラジ・ヘンソン(Taraji Henson)やオプラ・ウィンフリー(Opra Winfrey)でも気にしないんだろうが、筆者の世代だと「勘弁してくれ」と言いたくなる。日本語を学ぶイギリス人なんてごく少数だろうが、もしロンドン大学で日本語を専攻したり、我が国の大学に留学するなイギリス人学生なら、朝鮮人やフィリピン人の日本語じゃなく、京都の魅力的な女性が話すアクセントや山の手の士族が話す日本語の方を好むだろう。

Helen Mirren 1Theresa May 1Opra Winfrey 4Taraji Henson 3


(左 : ヘレン・ミレン / テレザ・メイ / オプラ・ウィンフリー / 右 : タラジ・ヘンソン)

  脱線したので話を戻す。件(くだん)のアラア・カサブは意気揚々とドイツ人の子供に英語を教えていたが、授業を受ける子供はどう思っていたのか。彼女は補助教員の身分だけど、異国のドイツで生き甲斐を見つけることができて嬉しかったそうだ。彼女がどれくらいドイツ語をマスターしたのか分からないが、英語能力はヨーロッパへ脱出する勇気を与えてくれたそうで、ギリシア経由で密入国をする時に役立ったそうである。というのも、仲介者の船が密航の途中で何度もエンジン・トラブルを起こしてしまい、命の危険に晒されたからだ。しかし、ここで語学能力が助けとなった。彼女は英語を話すことができたので、船が遭難しそうになった時、携帯電話でボランティア活動家に連絡を取り、救難活動を求めることができたという。もし、アラビア語しか話せなかったら、助けを求めることができたのかどうか分からない。

  国連職員のドミニク・バーチによれば、難民が就職先を確保するのは、最も効果的な統合プロセスになるそうだ。しかし、子供を預けるドイツ人の親はどう考えているのか? まぁ、シリア難民が受け持つクラスだから、たぶん移民が混ざった公立学校で、生徒も労働者階級の子供が大半だろう。知識人階級や高度専門職の親なら、移民のいない名門私立学校に通わせているはずだ。こうしたエリート校では、シリア人が英語教師になることは先ずない。これは筆者の推測だけど、「モルモット」にされる白人児童は、知的雰囲気の無い一般家庭の出身者で、簡単な英会話を学んでいるだけなんじゃないか。冷酷な見方かも知れないけど、こうした小学校の「英語授業」は、移民や難民の職場を確保するために“わざと”作られた教室なのかも知れないぞ。

mixed race working place 1German girls 6


(左 : 素晴らしい多人種社会になったドイツ / 右 : 評価が下がるアーリア系のドイツ人)

  シリアやイラクからの難民なら、地元の低賃金工場でこき使われるのが普通だが、ホライトカラー職を求める難民がいるので、役所が無理やり「特別プログラム」を作り、そこに押し込んだとも考えられるのだ。また、こうした企画を実行するとマスコミ受けがいいし、「我々は積極的に多民族教育や同化政策に取り組んでいます !」との宣伝にもなる。無責任体制の役人やリベラル思考の教育委員会はそれでいいけど、“社会実験”の道具にされたドイツ人は堪ったもんじゃない。沢尻エリカのように「別に !」と言えればいいけど、大抵のドイツ人は腹が立つ。基礎学力を附ける初等教育なのに、こんな「お遊び授業」を実施されたんじゃ将来が台無しだ。ドイツ人の子供には、美しいドイツ語を学ばせ、愛国心と共に論理的思考を身につけることが第一。国家の支柱となる子供は、移民や難民の子供と隔離すべきで、同胞との絆を深める授業を行うべきである。異人種の子供にとって、ドイツ史など所詮「他人の過去」だから、愛国心など芽生えず、むしろ嫌悪感と無関心を増幅しているだけだ。

  日本政府は子供の学力向上を謳っているが、やっていることは真逆である。消費税は上げるのに、教育予算は増やさず、代わりに移民を増やして学力低下を目論む。支那やベトナム、フィリピン、タイ、マレーシアからの移民を許せば、必ず彼らは家族を引き連れてくる。たとえ、独身移民でも日本に定住すれば、故郷の家族(親兄弟姉妹・親戚)を呼び寄せるし、日本人と結婚すれば、何人もの混血児をもうけるだろう。低賃金で酷使できる外人なんて、大抵は下層階級のアジア人だから、子供の教育レベルなんて高くない。こうした外人家庭では両親の母国語が使われるので、子供の日本語は未熟なままだ。語彙が乏しく、学校の授業に追いつけない場合がほとんど。

Korean kids 1Filipina 12


(左 : 将来の日本を担う朝鮮系の子供 / 右 : 次世代の「日本人」を産むフィリピン人女性)

  担任教師だって本当に困ってしまうだろう。只でさえ、日々の雑用が詰まっているのに、その上さらに外人の面倒なんて冗談じゃない。異民族混合クラスでは、授業を成立させるだけで精一杯。知的好奇心の喚起なんて無理。自然科学の知識を身につけさせるとか、論理的思考の涵養なんて別次元の話である。日本語がおぼつかない子供を抱えるクラスでは、スムーズに授業が進まないから、日本人児童の学力水準まで下がってくる。日本の科学技術レベルは毎年低下しているのに、それを更に加速させるなんて正気の沙汰ではない。不安になった保護者は、余計なお金を払って塾に通わせるしかなく、家計の逼迫は目を覆うばかりだ。移民を招いた大企業の幹部は、高額な授業料をモノともせず、名門私立に我が子を通わせ、一安心。一報、移民を望まない庶民は、私立学校なんて高嶺の花だから、地元の底辺校(異民族混淆学校)で我慢するしかない。馬鹿らしいというか、本当に悲しくなるけど、これが現実だ。一番被害を受ける庶民は移民や難民の到来に無関心だから、悲惨な現実に直面するまで移民社会の恐ろしさを理解できない。今は読解力の低下を心配しているけど、いずれ国語問題なんかより、もっと深刻な民族問題に悩むことになるんだぞ。

  日本語の授業を「国語の時間」と呼んでいる日本人は幸せだ。近い将来、「国語って、どの言語?」と尋ねる子供が増えてくる。筆者には「国語って・・・日本語のことじゃないの?」とビックリする保護者の姿が目に浮かぶ。もし、普通の日本人が授業参観に訪れ、北京語や福建語、マレー語、朝鮮語、タガログ語、ペルシャ語、ウルドゥー語が飛び交う教室を見たら腰を抜かすんじゃないか。「ここ、シンガポールの学校?」と呟く母親が居てもおかしくないぞ。でも心配ご無用。日本の学校は国際化に熱心だから、いずれ英語が公用語になって日本語が選択科目になっているから !
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68791335.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c217

[近代史3] 日本や中国のバブルは簡単に崩壊するけれど、アメリカのバブルだけは絶対に崩壊しない理由 中川隆
41. 中川隆[-15187] koaQ7Jey 2019年12月09日 18:39:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2252]
【ノモンハン戦役】 A 1929年に始まった世界大恐慌


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/121.html#c41
[近代史3] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
30. 中川隆[-15186] koaQ7Jey 2019年12月09日 19:20:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2251]

日本の借金はいくらか

ところで日本の財務省は日本の公的債務を約1100兆円、GDP比200%超としている。

韓国の公的債務が約270兆円でGDP比159.7%だったとしても、何ら問題が無いように思える。

問題があるのは日本のほうで、日本の財務省は国の借金ではないものを「国の借金だ」と言い張って水増ししている。


財務省発表の1100兆円の政府債務の中身をチェックしてみます。

まず政府短期証券100兆円以上を国の借金に加えているが、これは為替介入をいつでもできるようにする準備金に過ぎません。

日本は為替介入をしていないので使っていないのですが、法律上3ヶ月ほどで借りては返す行為を繰り返している。


財政投融資残高150兆円以上は特殊法人への赤字補填や予算配分に使われました。

特殊法人の中には福祉や復興事業など公的な仕事もあるが、天下りに金をばら撒くだけの機関が多い。

大半は「国の事業」ではないので、これを全額政府債務にするのも間違いです。


建設国債残高約250兆円は道路建設などで使われました。

建設国債は高速道路料金や、ガソリン、自動車税などで支払う事になっており、政府債務ではありません。

例えばアメリカは道路建設費などを、政府債務に含めていません。


これらを引いて残った日本の「本当の政府の借金」は多く見て600兆円という所で、発表の半分程度しかありません。

このうち450兆円以上を日銀が保有していて、自分でお金を発行して自分で受け取るのを繰り返しています。

すると韓国政府の計算方法では、日本の現在の「政府の借金」は200兆円以下しかないです。
http://www.thutmosev.com/archives/35232300.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html#c30

[近代史3] 米国から購入する兵器は国債を発行して日銀が国債を買い取り、無料で購入する事になる 中川隆
5. 中川隆[-15185] koaQ7Jey 2019年12月09日 19:20:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2250]

日本の借金はいくらか

ところで日本の財務省は日本の公的債務を約1100兆円、GDP比200%超としている。

韓国の公的債務が約270兆円でGDP比159.7%だったとしても、何ら問題が無いように思える。

問題があるのは日本のほうで、日本の財務省は国の借金ではないものを「国の借金だ」と言い張って水増ししている。


財務省発表の1100兆円の政府債務の中身をチェックしてみます。

まず政府短期証券100兆円以上を国の借金に加えているが、これは為替介入をいつでもできるようにする準備金に過ぎません。

日本は為替介入をしていないので使っていないのですが、法律上3ヶ月ほどで借りては返す行為を繰り返している。


財政投融資残高150兆円以上は特殊法人への赤字補填や予算配分に使われました。

特殊法人の中には福祉や復興事業など公的な仕事もあるが、天下りに金をばら撒くだけの機関が多い。

大半は「国の事業」ではないので、これを全額政府債務にするのも間違いです。


建設国債残高約250兆円は道路建設などで使われました。

建設国債は高速道路料金や、ガソリン、自動車税などで支払う事になっており、政府債務ではありません。

例えばアメリカは道路建設費などを、政府債務に含めていません。


これらを引いて残った日本の「本当の政府の借金」は多く見て600兆円という所で、発表の半分程度しかありません。

このうち450兆円以上を日銀が保有していて、自分でお金を発行して自分で受け取るのを繰り返しています。

すると韓国政府の計算方法では、日本の現在の「政府の借金」は200兆円以下しかないです。
http://www.thutmosev.com/archives/35232300.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/593.html#c5

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
208. 中川隆[-15184] koaQ7Jey 2019年12月10日 01:01:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2249]

ヨハンセン=吉田茂は、日帝が付けたコードネーム、CIAのものではない 2015年11月11日
https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846


ネットでは、いか@さま情報が横溢している。

おいらの愚ブログは、価値判断、認識では、かなりキチガイではあるが、事実関係は、案外、まともである。

いや、事実関係だけは、まともにしようと心がけているつもりではある。

なぜなら、キチガイな価値判断、認識だけでは、誰も読まなくなるからである。

もちろん、事実に基づかない「事実」は、ちゃんと、暗示している。

そして、確かな事実を、奇を衒って、表すことがある。読み手のリテラシーを高く見積もっているのだ。

例えば、「石ころの半分は酸素であり、残りの半分以上はシリコンだ」!

そんなおいらの衒奇記事を引用してくれた御方(決して、保守でもなく、ましては、愚ブログのように、ウヨでもない)が、引用していた情報=吉田茂が「CIAのエージェント」;


https://twitter.com/matu923/status/664007377578930177

そして、そのソース;


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=309206&g=132108

そのソース:; http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b

いや、いや、全然、全くの事実誤認。

コードネーム・「ヨハンセン」は、大日本帝国陸軍の諜報機関が、吉田茂に付けたコードネーム。

CIAとコードネーム・ヨハンセンは、全く、関係ない。

⇒ 愚記事:大磯 「ヨハンセン」邸炎上、参照のこと。

   ⇒ ⇒ wikipediaも参照のこと; ヨハンセングループ

確かに、戦後ぬっぽんは対米従属下にある。 文書公開で、 愚民党 自由民主党は組織的にCIAから資金援助を受けたことがあることが判明している(google)。

でも、吉田茂や岸信介のCIAコードネームは、未だに、確認されていない。

(なお、CIAが名づけ親ではないが、コードネームが公知なのは、彼だ!)

CIAコードネームが確認されている有名人は、正力松太郎、緒方竹虎、賀屋興宣などである;

有馬哲夫、『CIAと戦後日本』より;


https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c208

[近代史3] 日本人と日本古来の文化を滅ぼそうとしているクリスチャンでグローバリストの天皇一族 _ 天皇は何人で何処から来たのか? 中川隆
54. 中川隆[-15183] koaQ7Jey 2019年12月10日 01:01:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2248]

ヨハンセン=吉田茂は、日帝が付けたコードネーム、CIAのものではない 2015年11月11日
https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846


ネットでは、いか@さま情報が横溢している。

おいらの愚ブログは、価値判断、認識では、かなりキチガイではあるが、事実関係は、案外、まともである。

いや、事実関係だけは、まともにしようと心がけているつもりではある。

なぜなら、キチガイな価値判断、認識だけでは、誰も読まなくなるからである。

もちろん、事実に基づかない「事実」は、ちゃんと、暗示している。

そして、確かな事実を、奇を衒って、表すことがある。読み手のリテラシーを高く見積もっているのだ。

例えば、「石ころの半分は酸素であり、残りの半分以上はシリコンだ」!

そんなおいらの衒奇記事を引用してくれた御方(決して、保守でもなく、ましては、愚ブログのように、ウヨでもない)が、引用していた情報=吉田茂が「CIAのエージェント」;


https://twitter.com/matu923/status/664007377578930177

そして、そのソース;


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=309206&g=132108

そのソース:; http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b

いや、いや、全然、全くの事実誤認。

コードネーム・「ヨハンセン」は、大日本帝国陸軍の諜報機関が、吉田茂に付けたコードネーム。

CIAとコードネーム・ヨハンセンは、全く、関係ない。

⇒ 愚記事:大磯 「ヨハンセン」邸炎上、参照のこと。

   ⇒ ⇒ wikipediaも参照のこと; ヨハンセングループ

確かに、戦後ぬっぽんは対米従属下にある。 文書公開で、 愚民党 自由民主党は組織的にCIAから資金援助を受けたことがあることが判明している(google)。

でも、吉田茂や岸信介のCIAコードネームは、未だに、確認されていない。

(なお、CIAが名づけ親ではないが、コードネームが公知なのは、彼だ!)

CIAコードネームが確認されている有名人は、正力松太郎、緒方竹虎、賀屋興宣などである;

有馬哲夫、『CIAと戦後日本』より;


https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/102.html#c54

[近代史02] 日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」、世界の真実の姿を求めて(海軍どころか外務省が既に腐敗していたようです) 小沢内閣待望論
11. 中川隆[-15182] koaQ7Jey 2019年12月10日 01:04:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2247]

ヨハンセン=吉田茂は、日帝が付けたコードネーム、CIAのものではない 2015年11月11日
https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846


ネットでは、いか@さま情報が横溢している。

おいらの愚ブログは、価値判断、認識では、かなりキチガイではあるが、事実関係は、案外、まともである。

いや、事実関係だけは、まともにしようと心がけているつもりではある。

なぜなら、キチガイな価値判断、認識だけでは、誰も読まなくなるからである。

もちろん、事実に基づかない「事実」は、ちゃんと、暗示している。

そして、確かな事実を、奇を衒って、表すことがある。読み手のリテラシーを高く見積もっているのだ。

例えば、「石ころの半分は酸素であり、残りの半分以上はシリコンだ」!

そんなおいらの衒奇記事を引用してくれた御方(決して、保守でもなく、ましては、愚ブログのように、ウヨでもない)が、引用していた情報=吉田茂が「CIAのエージェント」;


https://twitter.com/matu923/status/664007377578930177

そして、そのソース;


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=309206&g=132108

そのソース:; http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b

いや、いや、全然、全くの事実誤認。

コードネーム・「ヨハンセン」は、大日本帝国陸軍の諜報機関が、吉田茂に付けたコードネーム。

CIAとコードネーム・ヨハンセンは、全く、関係ない。

⇒ 愚記事:大磯 「ヨハンセン」邸炎上、参照のこと。

   ⇒ ⇒ wikipediaも参照のこと; ヨハンセングループ

確かに、戦後ぬっぽんは対米従属下にある。 文書公開で、 愚民党 自由民主党は組織的にCIAから資金援助を受けたことがあることが判明している(google)。

でも、吉田茂や岸信介のCIAコードネームは、未だに、確認されていない。

(なお、CIAが名づけ親ではないが、コードネームが公知なのは、彼だ!)

CIAコードネームが確認されている有名人は、正力松太郎、緒方竹虎、賀屋興宣などである;

有馬哲夫、『CIAと戦後日本』より;


https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/456.html#c11

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
209. 中川隆[-15181] koaQ7Jey 2019年12月10日 09:06:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2246]

イギリスが史上最悪の「ポン引き国家」であった事実と人類のドラッグ禍の歴史
2019.12.10
https://blackasia.net/?p=2741

阿片(あへん)が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。


人類は、ドラッグを撲滅することに失敗し続ける

芸能人がドラッグで逮捕されたら、「ドラッグは危険」だとか「ドラッグは撲滅させるべき」だと多くの人がしたり顔で口にするのだが、はっきり言うとドラッグを撲滅させることは無理だ。これは100%断言できる。

どんなに時代が変わっても、人はドラッグに取り憑かれる。ドラッグが人生を破滅させ、肉体を破滅させ、精神を崩壊させる。それに取り憑かれれば、最終的には精神的にも肉体的にも廃人同様になってしまう。

そんなことは誰でも知っている。しかし、人はそれを「終わり」にすることができない。人類は今までドラッグを捨てたことは一度もないし、これからもドラッグを撲滅することに失敗し続ける。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられないのだ。

かつて中国は、イギリスの東インド会社が持ち込んだ大量の阿片(あへん)で、国中
の人々が阿片中毒になった。この事実は歴史の教科書で覚えている人もいるかもしれない。

当時の中国は「清」の国だった。清はイギリスから大量に流れこんでくる阿片と、膨大に流出する銀(阿片の決済は銀で行われた)に業を煮やして、厳しい禁止令を出した。しかし、それでも阿片貿易は止まらなかった。

1839年、清は阿片の貿易を強硬に禁止して、イギリスはそれを不服として中国に戦争を挑んだ。これが阿片戦争だった。

ブラックアジアでは有料会員を募集しています。よりディープな世界へお越し下さい。

イギリスはドラッグで稼いでいた悪徳国家である

香港が中国に飲み込まれ、一国二制度は崩壊してしまうのではないかと世界は固唾を飲んで香港の行方を見つめている。私たちは中国共産党政権に「自由と民主主義の象徴」である香港を支配して欲しいとは思っていない。

香港の自由と民主主義は守られて欲しい。

ところで、この香港はなぜ中国とは「別の社会制度」になっているのか。なぜ香港は西側と通じる資本主義の拠点になっているのか。それは、香港はずっとイギリスの植民地だったからである。

では、イギリスはいかにして香港を植民地にしたのか。その裏側に「ドラッグを売りつけて非合法に儲ける暴力国家」としてのイギリスの姿があったことを私たちは忘れてはならない。

阿片が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。

清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。

阿片というドラッグを売りつけようとするイギリスに、それを阻止しようとする清。道徳的に考えると、清の方が正しい。しかし、イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。

そして、清は不平等条約を飲まされた。香港をイギリスに取られたのも、この戦争に負けてからである。

阿片を売りつけられ、国富の元である銀を吸い上げられ、戦争にも負け、以後の中国は「眠れる豚」になり、中国に残ったのは阿片中毒者だけだった。

誰がそんな惨めな状態に清を追いやったのか。イギリスだ。そうやって奪い取った香港が、今では自由と民主主義の象徴になって中国共産党政権と対峙しているのだから、何か歴史の皮肉を感じさせる。

今でこそイギリスは「紳士の国」とか偉そうに言っているのだが、ドラッグで史上空前の富を手に入れた国が「紳士の国」とは笑わせる。ドラッグで稼いでいた悪徳国家であったことは、歴史の教科書にきちんと記載しておくべきだ。

ちなみに、こんな歴史を抱えていてもイギリスは責められることはない。戦争に勝ったからだ。

1999年のカンボジアの売春地帯では何があったのか。実話を元に組み立てた小説、電子書籍『スワイパー1999』はこちらから

1933年というのは、人類にとって悪夢の年だった

阿片は英語でopium(オピウム)という。オピウムはケシの実から取れる樹脂を乾燥させたものであり、ケシが栽培できれば誰でも阿片を採取できる。阿片は「ケシさえ栽培できれば誰でも採れる」ものである。

この阿片文化は中国南部に下って行き、やがて東南アジアにも伝播してゆく。東南アジアの阿片文化は、中国からやってきて定着したものである。

さらに時代が変わると、その阿片が精錬されて結晶化し、ヘロインとして現在は世界を駆け巡るようになっていく。部外者にはあまりよく知られていないのだが、ヘロインは阿片をより純度を高めたものであり、阿片が元なのだ。

ヘロインがはじめて売られるようになったのは1898年だが、その頃に問題になっていたのはモルヒネだった。モルヒネと言えば、麻酔薬として今でも知らない人はいない薬だが、ここにヘロインが加わった。

さらには、コカインもまた同時期に開発されている。そして、トドメを刺すかのように、1933年にはベンゼドリン=覚醒剤が市販された。

ところで、この1933年とはどんな年だったのか。1933年は、ちょうどドイツでアドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任した劇的な年だった。

裏の世界ではヒトラーの首相就任とまったく同じ年に覚醒剤が生まれ、阿片・ヘロイン・モルヒネ・コカインという、今でも現役の「ドラッグの王者」がすべて姿を現していた。

もしかしたら1933年というのは、人類にとっては後(のち)に巨大な災厄を生み出す「悪夢の年」だったのかもしれない。

ヒトラーは第二次世界大戦を引き起こして人類の歴史に大きな禍根を残し、ドラッグは今でも人類を蝕む巨大な害悪としてそこにあり続けている。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

最貧国が売ることができる最大の輸出品こそがドラッグ

1990年代まで世界最大のドラッグ製造拠点は、タイ・ミャンマー・ラオス国境の「ゴールデン・トライアングル」だった。現在では、アフガニスタンが世界最大のヘロイン輸出国となっている。

アメリカ大陸では、ラテンアメリカのコカインがメキシコを中継点にしてどんどんアメリカに流れこんでいる。ドラッグ製造拠点は最貧国、ドラッグの消費拠点は先進国。ドラッグ・ビジネスは今も昔もグローバルな流れでビジネスが成立している。

北朝鮮が密かに覚醒剤やその原材料であるメタンフェタミンを精製して大量に日本に持ち込んでいるというのも同じ構図だ。最貧国が売ることができる最大の輸出品は、紛れもなくドラッグである。経済が破綻した国であればあるほど、ドラッグの輸出が重要な産業になる。

ある意味、諸悪の根源であるドラッグが拡散しているのは、すなわち国と国の「格差」が生み出しているとも言える。これは「貧困層が金持ちに売ることができる唯一の商品がドラッグ」という構図とまったく同じだ。

ドラッグは法が整っていない国で作って、先進国に高く売るというのが最もシステマチックで利益が高い。だから、そのように発展している。そうだとすれば、グローバル化がさらに進み、複雑怪奇に絡みあって暴走していく今後も、同じ災厄が続いていくということになる。

特に先進国に人々の視点では、常にドラッグを供給する貧困国側(アフガニスタンやメキシコ)が悪いということになる。

「アフガニスタンや、メキシコのせいで、先進国の若者が悲劇に巻き込まれている。やつらを何とかしろ」

誰のせいでドラッグが蔓延しているのかの問いに、先進国の人々は「それらを製造・密輸する後進国のせいだ」と答える。しかし、それを求めているのは先進国であり、裏をかえせば先進国の問題とも言える。

需要があれば供給がある。それは単純なビジネスの法則だ。ドラッグもまた例外ではない。先進国の人間が求めるからドラッグが蔓延しているという答え方もある。ドラッグに大金を払う人間がいる限り、それはなくなることはない。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられない。ドラッグを撲滅させることは無理だ。

『GHQ焚書図書開封10: 地球侵略の主役イギリス(西尾 幹二)』。大英帝国の繁栄はインドへの暴虐、シナの阿片禍で築き上げられた
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4198638527/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=asyuracom-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4198638527&linkId=9c36b9cf67181dece99c1e0595156758

https://blackasia.net/?p=2741
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c209

[近代史3] イギリスが薩摩や長州を支援して徳川体制を倒した理由は日本人を使って中国内陸部を支配するためだった 中川隆
2. 中川隆[-15180] koaQ7Jey 2019年12月10日 09:06:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2245]

イギリスが史上最悪の「ポン引き国家」であった事実と人類のドラッグ禍の歴史
2019.12.10
https://blackasia.net/?p=2741

阿片(あへん)が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。


人類は、ドラッグを撲滅することに失敗し続ける

芸能人がドラッグで逮捕されたら、「ドラッグは危険」だとか「ドラッグは撲滅させるべき」だと多くの人がしたり顔で口にするのだが、はっきり言うとドラッグを撲滅させることは無理だ。これは100%断言できる。

どんなに時代が変わっても、人はドラッグに取り憑かれる。ドラッグが人生を破滅させ、肉体を破滅させ、精神を崩壊させる。それに取り憑かれれば、最終的には精神的にも肉体的にも廃人同様になってしまう。

そんなことは誰でも知っている。しかし、人はそれを「終わり」にすることができない。人類は今までドラッグを捨てたことは一度もないし、これからもドラッグを撲滅することに失敗し続ける。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられないのだ。

かつて中国は、イギリスの東インド会社が持ち込んだ大量の阿片(あへん)で、国中
の人々が阿片中毒になった。この事実は歴史の教科書で覚えている人もいるかもしれない。

当時の中国は「清」の国だった。清はイギリスから大量に流れこんでくる阿片と、膨大に流出する銀(阿片の決済は銀で行われた)に業を煮やして、厳しい禁止令を出した。しかし、それでも阿片貿易は止まらなかった。

1839年、清は阿片の貿易を強硬に禁止して、イギリスはそれを不服として中国に戦争を挑んだ。これが阿片戦争だった。

ブラックアジアでは有料会員を募集しています。よりディープな世界へお越し下さい。

イギリスはドラッグで稼いでいた悪徳国家である

香港が中国に飲み込まれ、一国二制度は崩壊してしまうのではないかと世界は固唾を飲んで香港の行方を見つめている。私たちは中国共産党政権に「自由と民主主義の象徴」である香港を支配して欲しいとは思っていない。

香港の自由と民主主義は守られて欲しい。

ところで、この香港はなぜ中国とは「別の社会制度」になっているのか。なぜ香港は西側と通じる資本主義の拠点になっているのか。それは、香港はずっとイギリスの植民地だったからである。

では、イギリスはいかにして香港を植民地にしたのか。その裏側に「ドラッグを売りつけて非合法に儲ける暴力国家」としてのイギリスの姿があったことを私たちは忘れてはならない。

阿片が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。

清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。

阿片というドラッグを売りつけようとするイギリスに、それを阻止しようとする清。道徳的に考えると、清の方が正しい。しかし、イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。

そして、清は不平等条約を飲まされた。香港をイギリスに取られたのも、この戦争に負けてからである。

阿片を売りつけられ、国富の元である銀を吸い上げられ、戦争にも負け、以後の中国は「眠れる豚」になり、中国に残ったのは阿片中毒者だけだった。

誰がそんな惨めな状態に清を追いやったのか。イギリスだ。そうやって奪い取った香港が、今では自由と民主主義の象徴になって中国共産党政権と対峙しているのだから、何か歴史の皮肉を感じさせる。

今でこそイギリスは「紳士の国」とか偉そうに言っているのだが、ドラッグで史上空前の富を手に入れた国が「紳士の国」とは笑わせる。ドラッグで稼いでいた悪徳国家であったことは、歴史の教科書にきちんと記載しておくべきだ。

ちなみに、こんな歴史を抱えていてもイギリスは責められることはない。戦争に勝ったからだ。

1999年のカンボジアの売春地帯では何があったのか。実話を元に組み立てた小説、電子書籍『スワイパー1999』はこちらから

1933年というのは、人類にとって悪夢の年だった

阿片は英語でopium(オピウム)という。オピウムはケシの実から取れる樹脂を乾燥させたものであり、ケシが栽培できれば誰でも阿片を採取できる。阿片は「ケシさえ栽培できれば誰でも採れる」ものである。

この阿片文化は中国南部に下って行き、やがて東南アジアにも伝播してゆく。東南アジアの阿片文化は、中国からやってきて定着したものである。

さらに時代が変わると、その阿片が精錬されて結晶化し、ヘロインとして現在は世界を駆け巡るようになっていく。部外者にはあまりよく知られていないのだが、ヘロインは阿片をより純度を高めたものであり、阿片が元なのだ。

ヘロインがはじめて売られるようになったのは1898年だが、その頃に問題になっていたのはモルヒネだった。モルヒネと言えば、麻酔薬として今でも知らない人はいない薬だが、ここにヘロインが加わった。

さらには、コカインもまた同時期に開発されている。そして、トドメを刺すかのように、1933年にはベンゼドリン=覚醒剤が市販された。

ところで、この1933年とはどんな年だったのか。1933年は、ちょうどドイツでアドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任した劇的な年だった。

裏の世界ではヒトラーの首相就任とまったく同じ年に覚醒剤が生まれ、阿片・ヘロイン・モルヒネ・コカインという、今でも現役の「ドラッグの王者」がすべて姿を現していた。

もしかしたら1933年というのは、人類にとっては後(のち)に巨大な災厄を生み出す「悪夢の年」だったのかもしれない。

ヒトラーは第二次世界大戦を引き起こして人類の歴史に大きな禍根を残し、ドラッグは今でも人類を蝕む巨大な害悪としてそこにあり続けている。

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最貧国が売ることができる最大の輸出品こそがドラッグ

1990年代まで世界最大のドラッグ製造拠点は、タイ・ミャンマー・ラオス国境の「ゴールデン・トライアングル」だった。現在では、アフガニスタンが世界最大のヘロイン輸出国となっている。

アメリカ大陸では、ラテンアメリカのコカインがメキシコを中継点にしてどんどんアメリカに流れこんでいる。ドラッグ製造拠点は最貧国、ドラッグの消費拠点は先進国。ドラッグ・ビジネスは今も昔もグローバルな流れでビジネスが成立している。

北朝鮮が密かに覚醒剤やその原材料であるメタンフェタミンを精製して大量に日本に持ち込んでいるというのも同じ構図だ。最貧国が売ることができる最大の輸出品は、紛れもなくドラッグである。経済が破綻した国であればあるほど、ドラッグの輸出が重要な産業になる。

ある意味、諸悪の根源であるドラッグが拡散しているのは、すなわち国と国の「格差」が生み出しているとも言える。これは「貧困層が金持ちに売ることができる唯一の商品がドラッグ」という構図とまったく同じだ。

ドラッグは法が整っていない国で作って、先進国に高く売るというのが最もシステマチックで利益が高い。だから、そのように発展している。そうだとすれば、グローバル化がさらに進み、複雑怪奇に絡みあって暴走していく今後も、同じ災厄が続いていくということになる。

特に先進国に人々の視点では、常にドラッグを供給する貧困国側(アフガニスタンやメキシコ)が悪いということになる。

「アフガニスタンや、メキシコのせいで、先進国の若者が悲劇に巻き込まれている。やつらを何とかしろ」

誰のせいでドラッグが蔓延しているのかの問いに、先進国の人々は「それらを製造・密輸する後進国のせいだ」と答える。しかし、それを求めているのは先進国であり、裏をかえせば先進国の問題とも言える。

需要があれば供給がある。それは単純なビジネスの法則だ。ドラッグもまた例外ではない。先進国の人間が求めるからドラッグが蔓延しているという答え方もある。ドラッグに大金を払う人間がいる限り、それはなくなることはない。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられない。ドラッグを撲滅させることは無理だ。

『GHQ焚書図書開封10: 地球侵略の主役イギリス(西尾 幹二)』。大英帝国の繁栄はインドへの暴虐、シナの阿片禍で築き上げられた
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http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/743.html#c2

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
66. 中川隆[-15179] koaQ7Jey 2019年12月10日 09:07:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2244]

イギリスが史上最悪の「ポン引き国家」であった事実と人類のドラッグ禍の歴史
2019.12.10
https://blackasia.net/?p=2741

阿片(あへん)が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。


人類は、ドラッグを撲滅することに失敗し続ける

芸能人がドラッグで逮捕されたら、「ドラッグは危険」だとか「ドラッグは撲滅させるべき」だと多くの人がしたり顔で口にするのだが、はっきり言うとドラッグを撲滅させることは無理だ。これは100%断言できる。

どんなに時代が変わっても、人はドラッグに取り憑かれる。ドラッグが人生を破滅させ、肉体を破滅させ、精神を崩壊させる。それに取り憑かれれば、最終的には精神的にも肉体的にも廃人同様になってしまう。

そんなことは誰でも知っている。しかし、人はそれを「終わり」にすることができない。人類は今までドラッグを捨てたことは一度もないし、これからもドラッグを撲滅することに失敗し続ける。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられないのだ。

かつて中国は、イギリスの東インド会社が持ち込んだ大量の阿片(あへん)で、国中
の人々が阿片中毒になった。この事実は歴史の教科書で覚えている人もいるかもしれない。

当時の中国は「清」の国だった。清はイギリスから大量に流れこんでくる阿片と、膨大に流出する銀(阿片の決済は銀で行われた)に業を煮やして、厳しい禁止令を出した。しかし、それでも阿片貿易は止まらなかった。

1839年、清は阿片の貿易を強硬に禁止して、イギリスはそれを不服として中国に戦争を挑んだ。これが阿片戦争だった。

ブラックアジアでは有料会員を募集しています。よりディープな世界へお越し下さい。

イギリスはドラッグで稼いでいた悪徳国家である

香港が中国に飲み込まれ、一国二制度は崩壊してしまうのではないかと世界は固唾を飲んで香港の行方を見つめている。私たちは中国共産党政権に「自由と民主主義の象徴」である香港を支配して欲しいとは思っていない。

香港の自由と民主主義は守られて欲しい。

ところで、この香港はなぜ中国とは「別の社会制度」になっているのか。なぜ香港は西側と通じる資本主義の拠点になっているのか。それは、香港はずっとイギリスの植民地だったからである。

では、イギリスはいかにして香港を植民地にしたのか。その裏側に「ドラッグを売りつけて非合法に儲ける暴力国家」としてのイギリスの姿があったことを私たちは忘れてはならない。

阿片が国中に蔓延するのを防止しようとする清に対して、イギリスは強引にそれを認めさせようとしていた国家である。当時のイギリスは、まさに世界最大の「ポン引き国家」だった。

清という国家が国民を守るために阿片を禁止したら、それに難癖を付け「ドラッグを売らせろ」と言ってイギリスが戦争を仕掛けた。

阿片というドラッグを売りつけようとするイギリスに、それを阻止しようとする清。道徳的に考えると、清の方が正しい。しかし、イギリスは4000人もの軍隊を中国に送り込んで戦争に臨み、2年に及ぶ紆余曲折の戦いの結果、最終的に清を完全に屈服させた。

そして、清は不平等条約を飲まされた。香港をイギリスに取られたのも、この戦争に負けてからである。

阿片を売りつけられ、国富の元である銀を吸い上げられ、戦争にも負け、以後の中国は「眠れる豚」になり、中国に残ったのは阿片中毒者だけだった。

誰がそんな惨めな状態に清を追いやったのか。イギリスだ。そうやって奪い取った香港が、今では自由と民主主義の象徴になって中国共産党政権と対峙しているのだから、何か歴史の皮肉を感じさせる。

今でこそイギリスは「紳士の国」とか偉そうに言っているのだが、ドラッグで史上空前の富を手に入れた国が「紳士の国」とは笑わせる。ドラッグで稼いでいた悪徳国家であったことは、歴史の教科書にきちんと記載しておくべきだ。

ちなみに、こんな歴史を抱えていてもイギリスは責められることはない。戦争に勝ったからだ。

1999年のカンボジアの売春地帯では何があったのか。実話を元に組み立てた小説、電子書籍『スワイパー1999』はこちらから

1933年というのは、人類にとって悪夢の年だった

阿片は英語でopium(オピウム)という。オピウムはケシの実から取れる樹脂を乾燥させたものであり、ケシが栽培できれば誰でも阿片を採取できる。阿片は「ケシさえ栽培できれば誰でも採れる」ものである。

この阿片文化は中国南部に下って行き、やがて東南アジアにも伝播してゆく。東南アジアの阿片文化は、中国からやってきて定着したものである。

さらに時代が変わると、その阿片が精錬されて結晶化し、ヘロインとして現在は世界を駆け巡るようになっていく。部外者にはあまりよく知られていないのだが、ヘロインは阿片をより純度を高めたものであり、阿片が元なのだ。

ヘロインがはじめて売られるようになったのは1898年だが、その頃に問題になっていたのはモルヒネだった。モルヒネと言えば、麻酔薬として今でも知らない人はいない薬だが、ここにヘロインが加わった。

さらには、コカインもまた同時期に開発されている。そして、トドメを刺すかのように、1933年にはベンゼドリン=覚醒剤が市販された。

ところで、この1933年とはどんな年だったのか。1933年は、ちょうどドイツでアドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任した劇的な年だった。

裏の世界ではヒトラーの首相就任とまったく同じ年に覚醒剤が生まれ、阿片・ヘロイン・モルヒネ・コカインという、今でも現役の「ドラッグの王者」がすべて姿を現していた。

もしかしたら1933年というのは、人類にとっては後(のち)に巨大な災厄を生み出す「悪夢の年」だったのかもしれない。

ヒトラーは第二次世界大戦を引き起こして人類の歴史に大きな禍根を残し、ドラッグは今でも人類を蝕む巨大な害悪としてそこにあり続けている。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

最貧国が売ることができる最大の輸出品こそがドラッグ

1990年代まで世界最大のドラッグ製造拠点は、タイ・ミャンマー・ラオス国境の「ゴールデン・トライアングル」だった。現在では、アフガニスタンが世界最大のヘロイン輸出国となっている。

アメリカ大陸では、ラテンアメリカのコカインがメキシコを中継点にしてどんどんアメリカに流れこんでいる。ドラッグ製造拠点は最貧国、ドラッグの消費拠点は先進国。ドラッグ・ビジネスは今も昔もグローバルな流れでビジネスが成立している。

北朝鮮が密かに覚醒剤やその原材料であるメタンフェタミンを精製して大量に日本に持ち込んでいるというのも同じ構図だ。最貧国が売ることができる最大の輸出品は、紛れもなくドラッグである。経済が破綻した国であればあるほど、ドラッグの輸出が重要な産業になる。

ある意味、諸悪の根源であるドラッグが拡散しているのは、すなわち国と国の「格差」が生み出しているとも言える。これは「貧困層が金持ちに売ることができる唯一の商品がドラッグ」という構図とまったく同じだ。

ドラッグは法が整っていない国で作って、先進国に高く売るというのが最もシステマチックで利益が高い。だから、そのように発展している。そうだとすれば、グローバル化がさらに進み、複雑怪奇に絡みあって暴走していく今後も、同じ災厄が続いていくということになる。

特に先進国に人々の視点では、常にドラッグを供給する貧困国側(アフガニスタンやメキシコ)が悪いということになる。

「アフガニスタンや、メキシコのせいで、先進国の若者が悲劇に巻き込まれている。やつらを何とかしろ」

誰のせいでドラッグが蔓延しているのかの問いに、先進国の人々は「それらを製造・密輸する後進国のせいだ」と答える。しかし、それを求めているのは先進国であり、裏をかえせば先進国の問題とも言える。

需要があれば供給がある。それは単純なビジネスの法則だ。ドラッグもまた例外ではない。先進国の人間が求めるからドラッグが蔓延しているという答え方もある。ドラッグに大金を払う人間がいる限り、それはなくなることはない。

生物は快楽に弱い。ドラッグは快楽を約束する。快楽を求める人類は、必然的にドラッグから離れられない。ドラッグを撲滅させることは無理だ。

『GHQ焚書図書開封10: 地球侵略の主役イギリス(西尾 幹二)』。大英帝国の繁栄はインドへの暴虐、シナの阿片禍で築き上げられた
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4198638527/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=asyuracom-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4198638527&linkId=9c36b9cf67181dece99c1e0595156758

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[近代史3] みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂
みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂

世界の真実の姿を求めて!
日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-679.html

太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。

また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。

「吉田は1878年(明治11年)、土佐自由党草分けの一人、竹内綱の五男として東京に生まれた。幼児に横浜の富裕な貿易商、吉田健三の養子となり、東京帝国大学政治科を卒業後、外務省に入省した。大久保利通の次男、牧野伸顕伯爵の長女、雪子と結婚。天津総領事、奉天総領事、イタリア大使、イギリス大使を歴任した。

吉田茂は取り巻く人間を通して、ロスチャイルドの影響を受けていた。

吉田茂の養父である吉田 健三。
吉田 健三(吉田茂の養父)は帰国後、横浜に移って英国商社・ジャーディン・マセソン商会横浜支店長に就任。日本政府を相手に軍艦や武器、生糸の売買でめざましい業績をあげる。
ジャーディン・マセソン商会はロスチャイルド系であり、設立当初の主な業務は、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出。
富豪であった健三の急死後、わずか11歳の吉田茂に50万円(現在の六十億円に相当)もの莫大な遺産が残される。

そして吉田茂の妻となった牧野雪子。
牧野雪子はアリスを通じてモルガン=ロスチャイルドの洗脳教育を受けた。
在日大使ジョゼフの妻アリス・ペリー・グルーは、名前の示す通り「黒船ペリー」の末裔として日本・東京で育ち・教育を受けていた。アリスの「幼馴染」であり、華族女学院=学習院女子部時代から、常に、アリスと共に3人で行動し、アリスから世界経済・政治について「レクチャー」を受け、侵略者ペリーと、ロスチャイルド=モルガンの「情報操作教育=洗脳教育」を受けていたのが、クリスチャン・鍋島信子、と九条節子であった。九条節子は昭和天皇・裕仁の母であり、アリスの親友・鍋島信子の娘は秩父宮妃である。

このアリスの母の旧姓はキャボット。黒人奴隷売買と、麻薬売買で富を築いたキャボット一族である。

吉田茂は妻となった牧野雪子により、天皇ともつながりを持つようになる。
吉田茂ー牧野雪子ーキャボット=アリスー九条節子(昭和天皇・裕仁の母)=天皇

吉田もモルガン=ロスチャイルドに寵愛され、出世街道を上昇して行く。雪子は麻生太郎首相の祖母である。

麻生の正体                                                             
 太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」こと吉田茂は、今の自民党総裁選の本命=麻生太郎の祖父だった(鬼塚英昭「天皇のロザリオ」上p403、成甲書房)。
 その功績で、トルーマン米大統領と占領軍最高司令官Dマッカーサーの決定で、吉田茂が戦後最長の長期政権の首相になった。
 麻生一族は、明治期に天皇が50万人の日本女性を拉致・連行して欧州へ女郎として売り払った時の石炭会社と石炭船運行会社のオウナーだった。それで儲けた麻生の会社は資本蓄積して発展した(「オルタナティブ通信)。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%81%A5%E4%B8%89

吉田 健三(よしだ けんぞう、嘉永2年(1849年) - 明治22年(1889年))は日本の武士(福井藩士)、実業家。、昭和期の内閣総理大臣・吉田茂は養子、英文学者・吉田健一は孫に当たる。

1849年、越前福井藩士・渡辺謙七の長男として誕生する。のち、絶家していた渡辺家の一門・吉田家を再興した。1864年に脱藩して大坂で医学を、次いで長崎で英学を学んだ。1866年にはイギリス軍艦でイギリスへ密航し、2年間、同国に滞在して西洋の新知識を習得した。
1868年に帰国。一時は新潟に居住するが、のち横浜に移って英国商社・ジャーディン・マセソン商会横浜支店長に就任。日本政府を相手に軍艦や武器、生糸の売買でめざましい業績をあげる。さらに3年後に退社して独立し、慰労金(1万円)を元手に様々な事業を展開する。英学塾を皮切りに、翌1872年には東京日日新聞の経営に参画。さらには醤油の醸造業や電灯会社の設立、ビールやトタン、フランネルの輸入など、実業家としての頭角を顕して横浜有数の富豪に成長した。
自由民権運動の高まりを見せていた当時、健三は自由民権・国会開設派の牙城であった東京日日新聞の経営参画を通じ、板垣退助や後藤象二郎、竹内綱ら、自由党の面々と誼を通じて同党を経済的に支援した。特に竹内とは昵懇で、1878年の保安条例公布によって東京を追放された際、横浜の吉田邸に身を寄せている。1881年8月には、竹内の5男茂を養嗣子とする。
生来心身頑強だったが、1888年の父謙七の死去後に病を得、横浜にて急死した。享年40。
家族 [編集]

妻は、儒学者佐藤一斎の孫・士子(ことこ)である。茂が養嗣子となった理由について、実子に恵まれなかった健三が竹内に対し、当時懐妊していた竹内の妾が生んだ子が男ならば自分の養嗣子として貰い受ける約束をしていたから、といわれる。
備考 [編集]

富豪であった健三の死後、わずか11歳の茂に50万円(現在の六十億円に相当)もの莫大な遺産が残される。茂はこれを「吉田財閥」と自嘲気味に称してはいるが、やがて遺産の大半を蕩尽してしまう。莫大な遺産を一体何に蕩尽したのか、今もって不明である。
横浜太田町に構えた本邸の表門は、小男であった健三の背丈にあわせて造られていた。政府高官や実業家などの訪問客が出入りしたが、低い門構えであるため、門内で待ち構えている健三に対して自ずとお辞儀をする羽目になったという。
茂の幼年期の回想によれば、健三は日の出前に起床するや、家族や女中らをたたき起こして毎朝大掃除をするなど、エネルギッシュな一面をもっていたという。
狩猟が趣味で、自ら狩猟協会を立ち上げて副会長に就任している。因みに、会長には公爵近衛篤麿を擁立している。
大磯における初期の別荘族として知られる。国府本郷村(現在の大磯町内)の海浜沿いの広大な地所を徐々に買い増し、1万坪もの別荘を営んでいる。戦後「大磯」は、首相となった茂の代名詞となった。
信心深かった健三は、後年菩提寺として光明寺(神奈川県横浜市南区所在)を建立している。同寺の山号(吉上山)は健三と盟友であった上郎幸八の一字ずつと取って命名されている。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%BB%E3%82%BD%E3%83%B3


ジャーディン・マセソン

ジャーディン・マセソン(Jardine Matheson Holdings Limited, 怡和控股有限公司)は、香港にヘッドオフィスを置くイギリス系企業グループの持株会社。ロスチャイルド系であり、米誌フォーチュン誌の世界企業番付上位500社の企業ランキング「フォーチュン・グローバル500」では世界437位。

前身は東インド会社で、元は貿易商社。1832年、イギリス出身のイギリス東インド会社元船医で貿易商人のウィリアム・ジャーディンとジェームス・マセソンにより、中国の広州(沙面島)に設立された。中国語名は「怡和洋行」。
中国での拠点は1844年に上海の共同租界、外灘(バンド)の中山東一路27号に移し怡和洋行大楼と呼ばれた。この場所の当時の地番は1号であり、ジャーディン・マセソンが最初に外灘(バンド)にて土地を獲得した。(現在は外貿大楼と呼ばれ上海市対外貿易公司や上海市外貿局等が入るが、間もなくサックス・フィフス・アベニューの中国1号店となる予定。)
1841年に大英帝国の植民地の香港に本社を移転(現在登記上の本社はバミューダ諸島・ハミルトン))。170年たった今でも、アジアを基盤に世界最大級の国際コングロマリット(国際複合企業)として影響力を持っている。
設立当初の主な業務は、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出。同じロスチャイルド系の香港上海銀行(HSBC)は、ジャーディン・マセソンなどが香港で稼いだ資金をイギリス本国に送金するために設立された銀行である。
清とイギリスとの間で1840年から2年間にわたって行われたアヘン戦争に深く関わっている。アヘンの輸入を規制しようとする清朝政府とイギリスの争いが起こった際に、当時のアヘン商人の一つであるジャーディン・マセソン商会のロビー活動により、イギリス本国の国会は9 票という僅差で軍の派遣を決定した。陳舜臣の『阿片戦争』にも、ウィリアム・ジャーディンとジェームス・マセソンが登場人物として登場する。
香港が中国に返還されるまでは、イギリス植民地資本であるジャーディン・マセソンの役員や幹部らがイギリス植民地下の香港行政局(現在の行政会議 )の非官守(官職)議員として参加し、香港政庁の政策に影響力を行使していた。
日本での歴史 [編集]

日本では、幕末・明治期の重要人物であるトーマス・ブレーク・グラバーが長崎代理店として「グラバー商会」を設立。現在はグラバー園として公開されている。
幕末・明治の日本において、五代友厚(薩摩)、伊藤博文(長州)、坂本竜馬(海援隊)、岩崎弥太郎(三菱財閥)等を支援し、フランスに支援された徳川幕府打倒にも密接に絡んだたことで倒幕運動(明治維新)の黒幕としても知られる。
横浜(旧山下町居留地1番館、現山下町一番地)にも、1859年(安政6年)に上海支店にいたイギリス人ウィリアム・ケズィック(ウィリアム・ジャーディンの姉の子)が支店である「ジャーディン・マセソン商会」を設立。日本に進出した外資第1号としても知られる。 麻生太郎前首相の祖父である吉田茂の養父・吉田健三が一時期、同社横浜支店長を勤めていた。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=212394


『日本の政界をコントロールする、スコットランド貴族達』(オルタナティブ通信)リンクより転載します。
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19世紀、江戸幕末の日本で倒幕の武力闘争を開始した薩摩・長州に鉄砲・弾薬の購入資金を提供したモルガン財閥のJ・ピアポント・モルガンは、明治維新政府の「生みの親」として、その代理人トーマス・ラモントを使い、日本の三菱財閥、三井財閥の「育成に力を注いだ」。モルガン財閥は、ロスチャイルド一族の代理人であった。

ロスチャイルドの代理人として、米国で、ロックフェラー一族に資金を注ぎ込む「窓口」となって来たのが、このモルガンであった。

1930年代、日本が中国侵略を行う際、その資金提供を行っていたロスチャイルド=ロックフェラー・ブッシュ一族。その資金提供の「交渉窓口」であった在日アメリカ大使ジョセフ・グルーも、また、モルガン=ロスチャイルド財閥の一族であった。ジョセフの従兄妹ジェイン・ノートン・グルーは初代J・P・モルガンの後継者ジャック・モルガンの妻であった。

この在日大使ジョゼフの妻アリス・ペリー・グルーは、名前の示す通り「黒船ペリー」の末裔として日本・東京で育ち・教育を受けていた。アリスの「幼馴染」であり、華族女学院=学習院女子部時代から、常に、アリスと共に3人で行動し、アリスから世界経済・政治について「レクチャー」を受け、侵略者ペリーと、ロスチャイルド=モルガンの「情報操作教育=洗脳教育」を受けていたのが、クリスチャン・鍋島信子、と九条節子であった。九条節子は昭和天皇・裕仁の母であり、アリスの親友・鍋島信子の娘は秩父宮妃である。

このアリスの母の旧姓はキャボット。黒人奴隷売買と、麻薬売買で富を築いたキャボット一族である。

九条節子等を通じ、昭和天皇以降の、「天皇に対する思想教育・思想洗脳」を「担当」して来たのが、奴隷貿易・麻薬貿易業者キャボットと、世界帝国の指揮官ロスチャイルドである。

天皇は、ロスチャイルドによる日本人奴隷支配のための「先兵」に過ぎない。天皇は、ロスチャイルドの「出先機関」である。

アリスの夫ジョセフ・グルーも、ハーバート大学時代、学生新聞「クリムゾン」の編集に携わっていたが、同じサークル仲間の友人に、キャボットが創立資金を出した麻薬専売会社ラッセル社の中国支配人であったルーズベルト一族のフランクリン・ルーズベルト(後の大統領)が居た。

一方、モルガン=ロスチャイルド資金で、倒幕に成功した明治政府の中核=薩摩藩士・大久保利通の息子は牧野家に養子に入り牧野伸顕を名乗っていたが、その娘・牧野雪子(大久保利通の孫)は年離れの親友アリスに「事実上、師事」し、国際情勢・政治経済の「教育」を受ける。モルガン=ロスチャイルドの洗脳教育である。牧野雪子は吉田茂の妻となり、吉田もモルガン=ロスチャイルドに寵愛され、出世街道を上昇して行く。雪子は麻生太郎首相の祖母である。

このアリスという女性の出自、日本での教育・土着の仕方、そして「政治的動きの奇妙さ」は、明らかに幼児期から英才教育を受けた諜報・スパイの動きである。

麻生首相の麻生産業グループの親会社が、ロスチャイルドの船舶会社ラファルジュであると言う経済的実態関係だけでなく、こうして、キャボット=アリス=天皇・吉田茂夫妻=麻生首相へと、有色人種(黒人、アジア・日本人)奴隷支配の「帝王学の系譜」は「継承されて来た」。

なおキャボット一族の「直営」研究所が米国ブルッキングス研究所であり、かつてはナチス・ドイツの侵略戦争の「資金繰り」を担当した財務大臣ヒャルマール・シャハトを輩出している。

また、米国の通貨政策はブルッキングス研究所が作り、FRBが実行すると言われて来たが、このFRB議長を長年、務めてきたのがグリーンスパンである。グリーンスパン自身が経営し、その会長を務めるコンサルタント会社タウンゼンド・グリーンスパン社は、ブルッキングス研究所の下部機関として調査・研究に「従事」している。

グリーンスパンの「ボス」が、キャボット一族と「弁護士を共有」している事は先述した。

また長年、日本の内需拡大策(日本の富を米国買収に持って来るな、という通貨政策)として「日本の高速道路計画」を策定して来たのは、かつての日本道路公団では全く無く、このブルッキングス研究所=キャボット一族である。日本の財政赤字を拡大させる「無駄な公共事業の元凶=道路族」の、バックボーンは、ここにある。

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100301000210.html

吉田茂側近がCIAに情報を提供 早大教授が米公文書発見

 吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)が、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれ、自衛隊や内閣調査室の創設にかかわる内部情報を提供していたことを示す資料を3日までに、有馬哲夫早大教授(メディア研究)が米国立公文書館で発見した。日本の再軍備をめぐり、吉田元首相の側近までも巻き込んだ米国側の対日情報工作の一端を示しており、戦後の裏面史に光を当てる貴重な発見だ。

 有馬教授は同館で発見したCIAのコードネーム表、辰巳氏ら旧軍人に関する文書などを総合的に分析。「より強力な軍隊と情報機関の創設を願っていた旧軍人の辰巳氏は、外交交渉で日本に再軍備を迫っていた米国にCIAを通じて情報を流すことで、米国が吉田首相に軽武装路線からの転換を迫ることを期待していた」と指摘している。

 CIAの辰巳氏に関するファイル(52〜57年)では、辰巳氏は実名のほか「首相に近い情報提供者」「首相の助言者」「POLESTAR―5」とさまざまな名称で呼ばれ、「保安隊の人選」「自衛隊」「内閣調査室」などの「情報をCIAに与えた」と記されていた。

 辰巳氏は占領期、旧軍人による反共工作組織「河辺機関」の一員で、連合国軍総司令部(GHQ)の了解の下、新たな軍隊と情報機関の立案に参画していた。吉田は首相就任後、「河辺機関」のほとんどの旧軍人を遠ざける一方、辰巳氏を信頼し、50年の警察予備隊の幹部人選などを任せた。
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-679.html



▲△▽▼


真実は


ヨハンセン=吉田茂は、日帝が付けたコードネーム、CIAのものではない 2015年11月11日
https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846


ネットでは、いか@さま情報が横溢している。

おいらの愚ブログは、価値判断、認識では、かなりキチガイではあるが、事実関係は、案外、まともである。

いや、事実関係だけは、まともにしようと心がけているつもりではある。

なぜなら、キチガイな価値判断、認識だけでは、誰も読まなくなるからである。

もちろん、事実に基づかない「事実」は、ちゃんと、暗示している。

そして、確かな事実を、奇を衒って、表すことがある。読み手のリテラシーを高く見積もっているのだ。

例えば、「石ころの半分は酸素であり、残りの半分以上はシリコンだ」!

そんなおいらの衒奇記事を引用してくれた御方(決して、保守でもなく、ましては、愚ブログのように、ウヨでもない)が、引用していた情報=吉田茂が「CIAのエージェント」;


https://twitter.com/matu923/status/664007377578930177

そして、そのソース;


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=309206&g=132108

そのソース:; http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b

いや、いや、全然、全くの事実誤認。

コードネーム・「ヨハンセン」は、大日本帝国陸軍の諜報機関が、吉田茂に付けたコードネーム。

CIAとコードネーム・ヨハンセンは、全く、関係ない。

⇒ 愚記事:大磯 「ヨハンセン」邸炎上、参照のこと。

   ⇒ ⇒ wikipediaも参照のこと; ヨハンセングループ

確かに、戦後ぬっぽんは対米従属下にある。 文書公開で、 愚民党 自由民主党は組織的にCIAから資金援助を受けたことがあることが判明している(google)。

でも、吉田茂や岸信介のCIAコードネームは、未だに、確認されていない。

(なお、CIAが名づけ親ではないが、コードネームが公知なのは、彼だ!)

CIAコードネームが確認されている有名人は、正力松太郎、緒方竹虎、賀屋興宣などである;

有馬哲夫、『CIAと戦後日本』より;


https://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/c5ef37ee19cfd3c7f5c9757a1a00e846


▲△▽▼


ヨハンセングループとは、第二次世界大戦末期の日本で活動していた吉田茂(のちの首相)を中心とする戦争終結工作グループ。1945年4月に憲兵隊により検挙・逮捕された。


「ヨハンセン」とは、彼らを監視していた軍部・憲兵隊当局の符丁(暗号)で、このグループの中心と目された吉田茂を意味し、「吉田反戦」(よしだはんせん)の略とされる。このグループは主旨・参加者などが明確な組織として存在していたわけではなく、それゆえ範囲も曖昧である。

経緯

グループの形成

外務省退官(1939年)以降浪々の身であった吉田茂は、1941年12月の日米開戦以前から、「親英米派」として開戦の回避をはかり、開戦後も岳父の牧野伸顕(同じく親英米派の重臣の一人)や元首相の「コーゲン」[1]こと近衛文麿、外務次官時代の上司の「シーザー」こと幣原喜重郎や「ハリス」こと鳩山一郎らと連絡を取り、樺山愛輔(実業家)・原田熊雄(元・西園寺公望秘書)らとともに、東条内閣の倒閣運動や戦争の早期終結を目指す工作を進めていた(さらに米内光政らの海軍「穏健派」までそのネットワークはひろがっていたとされる)。しかし、当然このような動きは陸軍当局・憲兵隊からは反軍部工作(および米英への通牒工作)とみなされ、「ヨハンセングループ」という呼称で牧野・近衛らとともに厳重な監視を受けていた(当時、平河町の吉田本邸および大磯の別邸には男女3名のスパイが潜入し、諜報活動に従事していたが吉田はこれを察知していなかった)。


「近衛上奏文」への関与

1945年に入り敗色濃厚となった戦局を憂慮した昭和天皇が、首相経験者の重臣を次々に参内させるようになると、吉田は近衛文麿の参内を通じて天皇を戦争終結の方向に動かそうと考え、2月12日参内のため上京した近衛との協議の上、いわゆる「近衛上奏文」を作成した。当時、吉田および近衛は陸軍(特に統制派)を「親ソ」とみなしていたため、上奏文はこれ以上の軍部独裁と戦争が続くならば日本が共産主義化するであろうと予測し、「国体護持」のため一刻も早い軍部勢力一掃と戦争の終結を天皇に訴えるものであった。近衛は2月14日参内して天皇に拝謁しこの上奏を行ったが、その前日13日、吉田に上奏文の草稿を示し、牧野伸顕に内容を知らせるため写しを取るよう指示していた。
逮捕、そして釈放

しかしこの「写し」の存在は先述のスパイにより陸軍および憲兵隊当局に筒抜けになっており[2]、4月15日、東部憲兵隊司令部は近衛上奏文の内容流布および陸軍当局の「赤化」中傷などをもって陸軍刑法第99条違反(「造言飛語」罪)とみなし吉田を逮捕、同時に近衛の秘書である殖田俊吉とジャーナリストの「イワン」こと岩淵辰雄も逮捕され、近衛・原田らも取り調べを受けた。大谷敬二郎憲兵隊司令官は吉田らに続いて原田・樺山・小畑敏四郎さらには近衛・牧野の逮捕も狙っていたとされるが、実際には吉田らの逮捕を通じた、体制内「反戦平和派」への恫喝に止まるとみられている。

したがって「造言飛語」罪による吉田らの立件はかなり無理があったため、結局のところ憲兵隊は吉田ら3名の容疑を立証することができず、5月2日、阿南惟幾陸相の裁断により吉田は不起訴処分となった。彼はその後5月25日の空襲で代々木の陸軍刑務所が焼けたため、仮の陸軍刑務所となった八雲小学校に5日ほど収監されたのち釈放された。

歴史的評価

吉田茂は奉天総領事在任時代(1925年〜1927年)に満蒙分離など対中国強硬策を唱えるなど(対米英協調の枠内ではあったが)、必ずしも「反戦的」外交官ではなかったにもかかわらず、第二次世界大戦後、GHQから「穏健派」政治家として高く評価されていたのは、開戦以前の駐日アメリカ大使グルーとの親交のほか、ヨハンセングループ事件による逮捕が大きく作用していたと言われる。

なお、ヨハンセングループによる終戦工作の具体化は「近衛上奏文」作成への関与に止まっているのであり、戦後、吉田の反軍部的側面を強調する吉田支持者と、吉田(および近衛・牧野)らが米英と密通していた(実証のない「陰謀論」である)とする批判者の双方によって、その活動が実体よりも過度に誇張されている面も否定できない。

注釈
1.^ 当局による暗号名。以下同じ。
2.^ 陸軍の兵務局と軍務局で逮捕する案を出したが、小磯内閣の杉山元陸軍大臣は署名しなかった。小磯内閣が退陣して鈴木貫太郎内閣になって、阿南惟幾陸軍大臣が署名したという。

参考文献

原彬久 『吉田茂 - 尊皇の政治家 -』岩波新書、2005年 ISBN 4004309719

備考

細野不二彦の漫画作品『ヤミの乱破』(『イブニング』)では、敗戦直後の日本を舞台に、主人公のスパイ・桐三五に指令を下す人物として「ヨハンセン」が登場する。


関連項目

土曜ドラマスペシャル 白洲次郎:NHK制作のドラマ。ヨハンセングループによる終戦工作の描写がある。
黒いオーケストラ


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/747.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 皇室関係投稿リンク 中川隆
49. 中川隆[-15178] koaQ7Jey 2019年12月10日 10:00:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2243]
みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/747.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/458.html#c49
[近代史3] みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗… 中川隆
1. 中川隆[-15177] koaQ7Jey 2019年12月10日 10:09:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2242]


戦争に関する陰謀説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#

真珠湾攻撃についての陰謀説

太平洋戦争の始まりとなった大日本帝国海軍による真珠湾攻撃について、アメリカ政府は事前に察知していたが、参戦の大義を獲得する意図からそれを黙殺したとする説。アメリカ国民は戦争に不参加の票が多かったが、真珠湾攻撃を境に、戦争参戦の機運が高まった。
アメリカで何回世論調査をやっても、ヨーロッパの戦争には関わりたくないという意見が多数を占めたので、日本に参戦させることで口実を作ろうとしたとされる。「裏口参戦説」とも呼ばれる。


日中戦争・太平洋戦争突入はコミンテルンによる陰謀説

第二次世界大戦当時、日本が北進し対ソ戦に突入することを恐れたヨシフ・スターリンがコミンテルンなど国際的な共産ネットワークを使い、日本の目を対ソ戦から逸らすために日中戦争・太平洋戦争を仕組んだとする説(砕氷船理論、砕氷船 (スヴォーロフ))。コミンテルン陰謀説の主な主張は以下のとおり[48]。
張作霖爆殺事件の犯行はソ連工作員(張作霖爆殺事件ソ連特務機関犯行説)
盧溝橋事件の第一発は中国共産党の謀略[49][50]
日本側が最後通牒と受け取ったハル・ノートはコミンテルンに指示されたスパイ(情報提供者)のハリー・ホワイトが起草[51]
この陰謀説を主張した者としては田母神俊雄などがいる。

8.15宮城事件偽装クーデター説

第二次世界大戦終結時の宮城事件(きゅうじょうじけん)が偽装クーデターであるという陰謀説。
天皇に戦争責任が及ばないように実行されたとされる。[52]

原爆投下事前既知説

日本に原爆が投下されるという情報を天皇や軍部が予め知っており、投下を受けるためポツダム宣言の受諾を遅らせたという陰謀説。[52]
原子爆弾(原爆)は、米国軍部にとっては、第二次世界大戦終戦後、共産勢力に対して軍事的優位を示すものであり、また、同国のロックフェラー、メロン財閥、モルガン財閥、デュポン等巨大資本にとって新たなビジネスチャンスととらえられており、さらに、既に消費した開発費が無駄でなかったことを示すためにも、実際に使用しその効果をアピールすることが求められた。しかし、原爆の開発は遅々として進まず、プルトニウム型原爆の実験が成功したのは1945年7月16日であった(トリニティ実験)。まさに、ポツダムにおいて、日本への降伏勧告文が採択されようとしているときであり、機を逸すれば、原爆投下の機会を逃すとみた米国陸軍長官ヘンリー・スティムソンは、「ある筋」を通じて昭和天皇に働きかけ、ポツダム宣言の受諾を遅れさせた。この際、天皇や軍部の一部は、原爆の存在を知っていたというもの。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/747.html#c1

[近代史3] みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗… 中川隆
2. 中川隆[-15176] koaQ7Jey 2019年12月10日 10:39:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2241]
日本の真相3 天皇のための戦争・天皇は内通していた


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/747.html#c2
[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
210. 中川隆[-15175] koaQ7Jey 2019年12月10日 10:54:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2240]

日本の真相3 天皇のための戦争・天皇は内通していた


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c210
[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
67. 中川隆[-15174] koaQ7Jey 2019年12月10日 10:54:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2239]
日本の真相3 天皇のための戦争・天皇は内通していた


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c67
[近代史3] 日本人のルサンチマンは公務員に向かう 中川隆
4. 中川隆[-15173] koaQ7Jey 2019年12月10日 12:28:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2238]


2019年12月10日
【室伏謙一】レントシーカーの手口 ― 国有財産を狙え!


 先日、TBSテレビのお昼の番組「ひるおび!」にゲストコメンテーターとして出演してきました。その際のお題は、ご想像どおり「桜を見る会」疑惑。私は、公文書とはというお題と、公文書を扱う官僚とはというお題に関し話をしてきました。

 基本的に実態の解説だったので、番組で具体的に何を話したのかはさておき、意外と皆さんは官僚の実態を知らないなあというのが、私の得た所感です。(まあ知らないから私のような人間が解説していく必要があるわけですが。)

 その官僚、特にキャリア官僚はエリートとして羨望の眼差しで見られることがある一方、何かあれば批判の的にされ、集中砲火を浴びせられてきました。そうした公務員バッシングとも言える状況が最も強まったのが20数年前の官僚不祥事がマスコミを賑わせた頃。そしてそれは公務員制度改革へと引き継がれていったわけですが、その際に紛れ込んだ、関係ありそうで実は関係のない話があります。

 それは、公務員宿舎、いわゆる官舎問題です。官僚は官舎に格安で住んでけしからん、特に都心の一等地にある官舎は周辺の賃貸住宅相場に比べて著しく安い。これは官僚の特権以外の何ものでもない!といった批判が連日のように聞かれました。そして最終的にはそうした官舎は、緊急要員がその職にある時のみ居住できる、霞が関・永田町から至近距離のもの等を除いて、基本的に廃止されることになりました。

 廃止してどうしたかって、売却されました。財政健全化に資するよう(という名目で)、国有財産である官舎の跡地を売却し、売上を国庫に入れたわけです。なんとなくいい結果に終わったように思われるかもしれません。確かに、その後の話はほとんど話題にはされませんでした。

 しかし、売却先は、一部の例外を除いて不動産ディヴェロッパー。今や超高級マンション、いわゆる億ションが堂々と建っているところがほとんど。ちなみに私も都心の一等地と言われるところの官舎に役人時代の後半住んでいましたが、そこは珍しくマンションではなく、区の施設と大使館、国際機関代表部が建っています。また、アートスペースになっているところもあります。

 では、その官舎、その実態はどうだったかと言えば、私の経験からお話しすれば、都心の一等地の高級住宅のイメージとは遠く遠くかけ離れたもの。油断しているとなんでもかんでもカビてしまう様なオンボロ住宅で、仮に民間の賃貸住宅として貸し出したとしても、とても大枚を叩いて借りたい人が出てくるような代物ではありませんでした。(メディアに登場したのはごくごく一部の幹部用官舎で、そうしたものは端的に例外と言っていいでしょう。私の住んでいた官舎の敷地にも幹部用の建物がありましたが、外見からはとても上級幹部が住んでいる住宅には見えませんでした。低賃料の公営住宅には見えたかもしれませんが。)

 しかも、官舎の敷地は基本的には官舎の整備用に購入した土地ではありません。例えば私が住んでいた官舎の場合は、元は旗本の屋敷でした。それを明治新政府が接収し、その後は内閣統計局や研究所として上手に使いまわしてきた土地で、官舎として使用されるようになったのは戦後のことのようです。

 つまり、国が大事に、かつ上手に活用してきた国有財産ということであり、官舎もその用途の一つだったというわけです。官舎が都心にあろうと何の問題もないと思いますし、官舎は国が不動産事業、収益事業として住宅の用に供しているわけではありませんから、周辺の家賃相場と比べてどうのこうのという批判はそもそも当てはまりません。(官僚の給与は、同様に大変な仕事に比べて著しく安いですが、そのことは問題にされませんね。)

 官舎が霞が関・永田町から近い都心にあれば、緊急対応要員でなくとも、何か事が起きた時に短時間で駆けつけられますし、通勤交通費等も低額で済みます。つまり多くのメリットがあるのです。

 仮に、官舎をどこかに整理・統合するから、ある官舎の敷地が更地になるとしたとしても、別に売却する必要はなく、これまでのように別の用途に転用すればいいわけです。

 しかし、国はこうした国有財産をいとも簡単に売却してしまいました。一度売却してマンション等が建ってしまえば、再び入手することは極めて困難です。

 ではなぜそうした貴重な財産を売却してしまったのでしょうか。売却先を見ればすぐ想像が付きますね。すなわち、公務員制度改革や公務員バッシングに託つけて、都心でなかなか出ない規模の土地を手に入れよう、という意図が働いていたのではないか、ということです。まさに「改革」に託つけたレントシーカーの手口そのものではありませんか!

 まだまだ緊縮財政、財政健全化がなぜか叫ばれる中、様々な理由をつけて、理由というよりハッキリ言って難癖をつけて、国有財産が狙い撃ちにされることは今後も起きるでしょう。(そもそも財政健全化にまつわるエトセトラが嘘話で満ち満ちていますけど。)国有財産には貴重なインフラや権利、研究の成果等も含まれます。そうした時は思い出してください、その背景には必ずレントシーカーがいると。そして、「「○○改革」、「○○批判」はレントシーカーのためのもの。レントシーカーに貴重な国有財産を奪われてはいけない!レントシーカーから国有財産を守れ!」と声高に叫んでください、ネットで拡散してください。
https://38news.jp/politics/15050
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/713.html#c4

[近代史3] 日本円と日本の物価は異常に安過ぎる _ 1ドル=50円 が適正価格 中川隆
20. 中川隆[-15172] koaQ7Jey 2019年12月10日 13:00:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2237]

2019年12月10日
日米貿易協定2019年発効 輸入が増えるのは日本にとって良い事


日本に必要なのは内需を増やすことで、貿易は赤字で良い


画像引用:日米貿易協定|NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/special/tradeagreement-us/

日米貿易協定が発行

米通商代表部(USTR)は12月4日、トランプ大統領が日米貿易協定に12月第2週に署名すると発表しました。

署名によって協定は2020年1月1日から発行するが、今回発効するのは日米協定の第一段階だとしている。

トランプ政権はこの言い方を良く使っていて、中国に対しては第一段階の合意を巡って制裁合戦をしている。



日米第一段階合意は主に日本が米農業に市場開放することが中心で、日本側のメリットはあまりない。

トランプは貿易不均衡を非常に重視しているが、正直農産物をいくら輸入しても不均衡は改善されない。

日本の対米貿易黒字はは2018年に6.7%減の6兆5260億円、日本の対米輸出は約1400億ドル(約15兆円)となっている。


つまり日本から年15兆円輸出してアメリカからは8.5兆円輸入、このうち農産物輸入が約160億ドル(約1兆7000億円)を占めた。

日本は中東から大量の原油などを輸入しているので18年の貿易収支は1兆2033億円の赤字だった。

貿易と貿易外収支の合計である経常収支では、逆に19兆932億円の大幅黒字だった。


アメリカは経常赤字4884億7200万ドル(約54兆円)、貿易赤字は8787億200万ドル(約98兆4千億円)でどちらも急増し過去最大だった。

これを見るとアメリカは貿易外収支で3900億ドルの黒字で貿易赤字を補っている。

貿易外収支はトヨタの米国工場の売り上げや、ディズニーやマイクロソフトの日本での売り上げなどです。

貿易黒字は貧乏の象徴

古典的な経済学では黒字の日本が儲かって赤字のアメリカが損だが、実際は日本経済は倒産寸前で、アメリカは儲かっています。

先進国は国内市場が国際取引より遥かに大きいため、GDPの7割前後を内需が占めています。

日本は貿易依存度約29%でアメリカは約21%、反対に消費と住宅の内需が日本約60%、アメリカでは70%を占めています。


日本のような国では輸入するのは原材料が多く、完成品はせいぜいiPhoneとかになっています。

日本はiPhoneを輸入して国内でもっと高く販売し、通信料金やアプリ利用などで付加価値を発生させます。

するとiPhone輸入で支払った以上の価値が国内で生まれるので、貿易赤字でもGDPが成長します。


まして輸入品が原油とか牛肉だったら、輸入で支払う対価よりも国内で生まれる付加価値が何十倍も多い筈です。

先進国では経済が活発な国ほど国内需要が多く、自然に輸入額が増えて貿易赤字になります。

先進国で貿易黒字国なのは国内経済が弱く需要がないからで、貿易黒字は今や「貧乏の象徴」になっています。


試しに自分が思いつく欧米先進国の貿易を調べたら、ドイツと日本を除くほとんどが貿易赤字のはずです。

ドイツのやり方を否定はしないが、工業製品の輸出は一国だけで全世界の必要量を供給できてしまう。

「自動車立国」など世界に一つしか存在しえないので、ドイツはいずれその座を追われるでしょう。


競争が厳しい輸出立国の座を目指すより、ほとんどの先進国と同様に内需立国を目指す方がずっと楽です。
http://www.thutmosev.com/archives/81685461.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/189.html#c20

[近代史3] 輸出企業が日本を滅ぼす _ 輸出超過額と対外資産が増える程 日本人はどんどん貧しくなっていく 中川隆
13. 中川隆[-15171] koaQ7Jey 2019年12月10日 13:01:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2236]

2019年12月10日
日米貿易協定2019年発効 輸入が増えるのは日本にとって良い事


日本に必要なのは内需を増やすことで、貿易は赤字で良い


画像引用:日米貿易協定|NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/special/tradeagreement-us/

日米貿易協定が発行

米通商代表部(USTR)は12月4日、トランプ大統領が日米貿易協定に12月第2週に署名すると発表しました。

署名によって協定は2020年1月1日から発行するが、今回発効するのは日米協定の第一段階だとしている。

トランプ政権はこの言い方を良く使っていて、中国に対しては第一段階の合意を巡って制裁合戦をしている。



日米第一段階合意は主に日本が米農業に市場開放することが中心で、日本側のメリットはあまりない。

トランプは貿易不均衡を非常に重視しているが、正直農産物をいくら輸入しても不均衡は改善されない。

日本の対米貿易黒字はは2018年に6.7%減の6兆5260億円、日本の対米輸出は約1400億ドル(約15兆円)となっている。


つまり日本から年15兆円輸出してアメリカからは8.5兆円輸入、このうち農産物輸入が約160億ドル(約1兆7000億円)を占めた。

日本は中東から大量の原油などを輸入しているので18年の貿易収支は1兆2033億円の赤字だった。

貿易と貿易外収支の合計である経常収支では、逆に19兆932億円の大幅黒字だった。


アメリカは経常赤字4884億7200万ドル(約54兆円)、貿易赤字は8787億200万ドル(約98兆4千億円)でどちらも急増し過去最大だった。

これを見るとアメリカは貿易外収支で3900億ドルの黒字で貿易赤字を補っている。

貿易外収支はトヨタの米国工場の売り上げや、ディズニーやマイクロソフトの日本での売り上げなどです。

貿易黒字は貧乏の象徴

古典的な経済学では黒字の日本が儲かって赤字のアメリカが損だが、実際は日本経済は倒産寸前で、アメリカは儲かっています。

先進国は国内市場が国際取引より遥かに大きいため、GDPの7割前後を内需が占めています。

日本は貿易依存度約29%でアメリカは約21%、反対に消費と住宅の内需が日本約60%、アメリカでは70%を占めています。


日本のような国では輸入するのは原材料が多く、完成品はせいぜいiPhoneとかになっています。

日本はiPhoneを輸入して国内でもっと高く販売し、通信料金やアプリ利用などで付加価値を発生させます。

するとiPhone輸入で支払った以上の価値が国内で生まれるので、貿易赤字でもGDPが成長します。


まして輸入品が原油とか牛肉だったら、輸入で支払う対価よりも国内で生まれる付加価値が何十倍も多い筈です。

先進国では経済が活発な国ほど国内需要が多く、自然に輸入額が増えて貿易赤字になります。

先進国で貿易黒字国なのは国内経済が弱く需要がないからで、貿易黒字は今や「貧乏の象徴」になっています。


試しに自分が思いつく欧米先進国の貿易を調べたら、ドイツと日本を除くほとんどが貿易赤字のはずです。

ドイツのやり方を否定はしないが、工業製品の輸出は一国だけで全世界の必要量を供給できてしまう。

「自動車立国」など世界に一つしか存在しえないので、ドイツはいずれその座を追われるでしょう。


競争が厳しい輸出立国の座を目指すより、ほとんどの先進国と同様に内需立国を目指す方がずっと楽です。
http://www.thutmosev.com/archives/81685461.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/187.html#c13

[リバイバル3] 高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ JT 日本たばこ産業 (2914) 中川隆
12. 中川隆[-15170] koaQ7Jey 2019年12月10日 15:00:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2235]
産、JT、タケダの高配当3社の違いとは?配当の背景から考える、最適な投資スタンス=若林利明 2019年12月9日
https://www.mag2.com/p/money/856671


配当利回りでよく話題にのぼるタケダ、日産、JTの3社を取り上げてその株価の動きを比較しました。投資の検討には、高配当の背景を理解することが重要です。


利回りで見る銘柄と、それに対する投資家としての対応

2018年以降、3銘柄ともに日経平均を大幅に下回る

利回りで株価を見るケースで、しばしば話題となる銘柄としてタケダ、日産、JTの3社を取り上げてその株価の動きを比較しました。

2015年の3月を1として3か月ごとの変化率をプロットしました。市場平均を示すものとして日経平均を採用し同時期の変化を同様にプロットしました。

タケダ、日産、JTおよび日経平均の株価(2015年3月=1)2015年3月〜2019年9月
タケダ、日産、JTの配当利回り(2015年3月〜2019年3月)
https://www.mag2.com/p/money/856671

最初の驚きは、3社の株価がともに日経平均を大幅に下回る動きを示していることです特に2018年以降にその動きが明確になります。


配当実績の現実…配当事情がつくる高利回りを吟味

3社は高利回りと称されて社会的にも知名度の高い銘柄です。しかし高配当にはそれぞれの事情があり、その背景をしっかりと理解することが重要です。


タケダ、日産、JTの配当利回り(2015年3月〜2019年3月)
https://www.mag2.com/p/money/856671


※利回り計算は各会計年度3月末日の株価で当該期の支払い配当金額を除して算出しております。JTは12月決算ですので株価は3月末ですが、配当は今期の予想額です。

日産<7201>

2016年をピークに営業利益は2019年まで連続して下がっております。その間、増配を継続しております。親会社のルノーは43%の株式を保有する絶対的支配者とも言える存在です。そのルノーは、フランスの国営企業化しております。結果的にグループの稼ぎ頭の日産に最大限の配当を実現させてきたようです。日本人投資家がその高利回りを魅力的投資対象と感じたとすればそれは、この流れをうまく利用できたといことなります。

ゴーン体制崩壊後の新生日産が主体性を回復するとすれば、現在の収益力からすれば減配に繋がるのが自然です。結局、配当政策において日産が主体的行動がとることが出来なかったと言えるでしょう。株価はそれを嫌気して人気が薄れ下落していったと思われます。


そのプロセスの中でファンダメンタルに関係なく強引に増配した結果、利回りが注目されることになったのです。配当は本来的に、まず業績があって、さらに経営者の株主還元の意識が十分あって実現するものであります。その条件が整って初めて投資家に評価されるべきものです。株価は、その無理した姿が露呈するまでの間の限定的高利回り銘柄として存在したと言えます。

JT<2914>

33%保有する財務大臣が筆頭株主で、配当は国の歳入に組み込まれるようになっております。当社の業績に関して成長という切り口で見ると見劣りしますが、多角化をすすめしっかりと利益をあげております。利益の相当部分を配当に回すように仕組みが出来ているようです。

わずかですが、増配を継続してきました。おそらくは、大株主の方を向いた増配であったと思われます。しかし、成長というイメージも持ちづらく、人気離散状態のなか株価が下落してきたようです。しかし、株価下落、それも2,500円程度まで落ち込んでくると6%台の高利回りも視野に入ってきますので、純粋に利回り狙いの買いが入ってくるようです。筆頭株主の影響力が変わらない限り、高利回りを期待できる株価の位置が実現されれば、魅力ある銘柄であり続けると思われます。

タケダ<4052>

政策的保有株がなく配当政策の自由度は高いのですが、極めて特殊な配当政策を実施してきたようです。異常なまでに180円配当を実施し続けてきました。

それが何に起因するか分かりませんが、現在では利回りで買える有力銘柄の象徴のような存在です。最近、イギリスの製薬会社をM&Aによってグループ内に取り込みました。“高すぎる買い物”と国内外から多くの批判はありましたが、ともかくやり遂げました。

当然それに必要な資金の一部を自社株との等価交換によって捻出した形になりました。これだけの配当のヒストリーが定着した銘柄となると利回り水準の魅力度が株価維持に大きく貢献するような状態になります。つまり異常とも思える配当政策が株価形成に積極的に作用するようになり、結果としてM&Aを進める際の財務政策の重要な一面を果たすことになっているのです。

純粋な民間会社として自由な配当政策も含めて経営の自由度が高いことが上記、日産とJTとは異なります。将来的にも自力による成長が期待出来る事業資質を有しながら、株価の位置によっては高利回りを期待できる銘柄として投資家の関心が高い銘柄としてあり続けると思われます。ちなみに180円配当を前提とすると株価4,500円で4%配当となります。


これら3社は配当に関しては異質な実績かもしれませんが、その高利回り実現の背景を理解することにより、持続的に保有する銘柄、保有期間を限定して参加するタイプの銘柄といった内容理解が進めば、今後の利回り投資に役立つことになるはずです。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/976.html#c12

[近代史3] みんなが騙された悪質なデマ _ 「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗… 中川隆
3. 中川隆[-15169] koaQ7Jey 2019年12月10日 15:28:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2234]
日本の真相3 天皇のための戦争・天皇は内通していた - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eugXzHoKnes

天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元訳
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/747.html#c3

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
77. 中川隆[-15168] koaQ7Jey 2019年12月10日 15:33:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2233]

高校生逮捕がきっかけに 米軍属、ミュージシャン、事務員…いもづる式20人摘発 福岡から宅配便で大麻配送
琉球新報社 2019/12/10
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f%e9%80%ae%e6%8d%95%e3%81%8c%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%8b%e3%81%91%e3%81%ab-%e7%b1%b3%e8%bb%8d%e5%b1%9e%e3%80%81%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%80%81%e4%ba%8b%e5%8b%99%e5%93%a1%e2%80%a6%e3%81%84%e3%82%82%e3%81%a5%e3%82%8b%e5%bc%8f20%e4%ba%ba%e6%91%98%e7%99%ba-%e7%a6%8f%e5%b2%a1%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ae%85%e9%85%8d%e4%be%bf%e3%81%a7%e5%a4%a7%e9%ba%bb%e9%85%8d%e9%80%81/ar-BBY0KSF?ocid=ientp&fullscreen=true#image=1

 今年6月に高校生を含む少年10人が大麻取締法違反容疑で摘発され、沖縄県内に衝撃が広がった事件から半年後、再び大規模な摘発が明らかになった。発端は前回の事件で逮捕された当時高校生の少年がかばんに入れていた大麻だった。福岡県宇美町の元町議(42)から大麻を買っていた県内の米軍属の男(39)の息子が仕入れ先だった。息子の捜査から芋づる式に、元町議や軍属ら主犯格2人のほか、主に本島中部在の事務員や米軍属、自称ミュージシャン、運送業者ら県内の男女16人の摘発につながった。改めて大麻が県内にまん延している実態が浮かび上がった。

 県警や関係者によると、元町議は約15年前に県内で1年程度、飲食店を営んでいた。その際に知人を介して軍属の男と知り合った。大麻の売買は2017年から始まった。軍属の男が電話注文し、元町議へレターパックで現金を送った。現金到着を確認した元町議は福岡県筑紫野市の男(46)が栽培したとされる大麻を宅配便で送った。動機は金目当てだったとみられる。

 元町議と親交があった沖縄県内の知人は「薬物をやっている様子は全くなかった。寝耳に水でびっくりしている。ここ最近は沖縄に来たことはなかったと思う」と話した。

 元町議は宇美町議会に最年少で当選。議会を傍聴したことがある知人は「最年少ながらも、議会の生ぬるい状況を変えようという強い信念があったように見受けられる」とした。一方、関係者によると、元町議は福岡県内の知人に対して、大麻の栽培方法についてほのめかしていたこともあったという。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c77

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
70. 中川隆[-15167] koaQ7Jey 2019年12月10日 15:56:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2232]

さらばライオン、こんにちはドラゴン 2019年12月10日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270


QUAD2classicの中古購入品を、真空管を換えてリフレッシュする話。

整流管は、JJで問題ない感じだが、念のためオリジナルのSOVTEKも購入。
こいつは、製造年月が印字されているのがおもしろくて、オリジナルは2006年製造と判明。12年弱使用ぐらいだろうが、そこまでヘタっていないようなので、このアンプの使用状況もなんとなく推理できる。
音の違いはよくわからないので、落ち着いたら換えてみよう。

プリ管は、金メッキ脚のJJの高信頼管というのに替えたが、これもバタバタしてる間に替えたので、音の違いはそこまでわからない。
いずれオリジナルのサビサビのやつを戻してみるが、まあここは満足している。整流管よりは2〜3倍長持ちしそうなので、今後もう替えないかも。

出力管が大問題で、評判のいいゴールドライオンKT66が、派手で違和感のある音で発熱も大きかった。発熱については、英語のサイトで、ゴールドライオンのは注意が必要的な記事をみつけた。
オリジナルに戻すと落ち着く。
購入先のアムトランスが、オリジナルを測定してくれたが、プレート電流値がゴールドライオンの手元のものよりかなり低い値であることや、ペアマッチも取れていないことが判明。
経年劣化もあるだろうが、もともとちゃんと管理してないし、それでも鳴る設計なのかなという気がした。

アムトランス扱いのJJのKT66で、プレート電流値の低いものを推奨いただいたが、入荷が未定ということで、返品受けしていただいた。
ほんとうに誠実な商売をされていると、声を大きくして宣伝しておきたい。

別の店で、もともと気になっていたゴールデンドラゴンのKT66Retroを購入した。プレート電流値は音に関係ないと主張されたが、低めで揃えていただいた。
それもあるか、発熱はまったく問題なし。

中国製で、ネットでは、壊れたとかいう記事が幾つかあったので敬遠していたが、実際は、イギリスと日本でかなりしっかりと管理されているように思えた。
やはりネット情報はうのみにできない。私のやっている店でも、過去にひどい書き込みがあって危機に陥った。100件頑張っていても、ある時期運営が荒れて1件問題が出て、たまたまそういう書き込みをするタイプの人だったりすると、たちまちすべての意見のようになってしまう。

ドラゴンのものは、GEのKT66という、イギリスのオリジナルに似せてある。
QUAD2にも長らくこの形状で装着されてたはずで、実は相性抜群の純正というべきものである。
ルックスは、不安定な形状がオシャレだし、300Bのように頭部が透明なのもカッコイイ。
音も、オリジナルからの違和感もなく、純度が上がってスケールが少し出ている感じもある。
ゴールドライオンの、アメリカンな豪快さ、明るさでなく、本来の古典ブリティッシュな陰影や気品というものが出てきた。

そんなわけで、すべての真空管交換が終わり、満足いくかたちになっている。
JJのKT66が入荷されれば、遊びで入れてみてもよいかとか、ドラゴンの製造工場が火事ということなので、安ければストックで買うかとか思っているが、とりあえず問題ない。真空管の不安は大きかったが、いちど安定すると危なげない。

いろいろなパワーアンプを使ってきて、レヴィンソンの50キロ150万円に近いやつとか、純A級極めたやつとかもあったが、このQUAD2の暖かで濃厚な音色がダントツに気に入っている。モノラルアンプだが場所もあまりとらないし。
低音は、100Hz以下はサブウーファーになるので問題がない。トランジスタより中低音の肉付きが豊かな感じがあり、うちのシステムで長らく出なかったもの。
発熱の少ない夏用はまた考える。

真空管の音の世界、見た目も素晴らしい。先達のアドヴァイスのおかげで軌道に乗ることができた。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c70

[リバイバル3] 「マイ電柱」は効果が有るのか? 中川隆
34. 中川隆[-15166] koaQ7Jey 2019年12月10日 18:28:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2231]


電源ケーブルの重要性 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年12月10日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e515e2b277e867f4a9982c8ec79b503a

古いアンプを使おうとした場合、「電源ケーブル」の性能が低くて「ノイズ」を拾い、ドライブ力も限定されます。当然「音質」も低いレベルに留まります。

そこで、古いアンプを使う場合は「直出し電源ケーブル」を使わない様に、電源部を「インレット化」して良質の電源ケーブルを使える様にします。上の写真はエクスクルーシブ#C3プリアンプ。

こちらは#M4パワーアンプ。インレット化後です。プリとパワーアンプ共に同一のグレードの電源ケーブルを使う様にしました。

電源周りで忘れてはならないのは「ヒューズ」のグレード。上の写真はC3のガラス管ヒューズ(¥50円/本)をフルテックのブルーのオーディオグレードヒューズ(¥4000/本)に交換して使っている。

電源周りはインレット化とフーズ交換で完了。残るは信号ラインのRCAソケットの強度を上げ、しっかりしたRCAプラグが使える様にする。この状態にして、初めて良質のケーブルが使える様になる。この状態で「鳴らし込み」に入ると、従来までのC3+M4で出てくるサウンドの質が大幅に変わってくる。C3+M4の組み合わせから「潜在能力」を引き出して使います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e515e2b277e867f4a9982c8ec79b503a
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/759.html#c34

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
108. 中川隆[-15165] koaQ7Jey 2019年12月10日 18:28:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2230]


電源ケーブルの重要性 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年12月10日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e515e2b277e867f4a9982c8ec79b503a

古いアンプを使おうとした場合、「電源ケーブル」の性能が低くて「ノイズ」を拾い、ドライブ力も限定されます。当然「音質」も低いレベルに留まります。

そこで、古いアンプを使う場合は「直出し電源ケーブル」を使わない様に、電源部を「インレット化」して良質の電源ケーブルを使える様にします。上の写真はエクスクルーシブ#C3プリアンプ。

こちらは#M4パワーアンプ。インレット化後です。プリとパワーアンプ共に同一のグレードの電源ケーブルを使う様にしました。

電源周りで忘れてはならないのは「ヒューズ」のグレード。上の写真はC3のガラス管ヒューズ(¥50円/本)をフルテックのブルーのオーディオグレードヒューズ(¥4000/本)に交換して使っている。

電源周りはインレット化とフーズ交換で完了。残るは信号ラインのRCAソケットの強度を上げ、しっかりしたRCAプラグが使える様にする。この状態にして、初めて良質のケーブルが使える様になる。この状態で「鳴らし込み」に入ると、従来までのC3+M4で出てくるサウンドの質が大幅に変わってくる。C3+M4の組み合わせから「潜在能力」を引き出して使います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e515e2b277e867f4a9982c8ec79b503a
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c108

[近代史3] 安倍晋三は会う人ごとに「相手が望むこと」を言っている 中川隆
6. 中川隆[-15164] koaQ7Jey 2019年12月11日 06:08:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2229]
安倍首相は憲政史上最高の「お友達思い」と森永卓郎氏
12/9(月) 7:00配信


 在任期間では憲政史上最長となった安倍首相には、“大宰相”ならではの悪い癖がある。この総理は褒められると喜び、忖度されるのは大好きだが、厳しい批判には「オレは何も悪くない」と耳を塞いで聞こうとしない。国会で野党が質問すれば野次で返す。


 安倍政権の高い支持率を支える支持者も似ている。安倍批判をすべて「フェイク」と断じて聞く耳持たず、敵対する政治家、言論人をネットで激しく攻撃する。いつの間にかこの国には、権力への批判を許さない独裁国家にも似た空気が広がりつつある。


 ならば、褒めて褒めて褒めちぎろうではないか。そうすれば、褒められることが大好きな安倍首相にも、国民の本当の声、怒りや不満が届き、自分が“裸の王様”だと気づくかもしれない。そこで、経済アナリストの森永卓郎氏に安倍首相を讃えてもらった。


 * * *
 憲政史上、安倍さんほど友情に厚い総理大臣は他にいない。


 だってそうでしょう。メロン大臣の菅原一秀・前経産相と河井克行・前法相は菅義偉・官房長官の側近で安倍総理のお友達ではなかったからすぐにクビを切ったけど、萩生田光一・文科相は大学入試をあれほど混乱させたにもかかわらずお咎めなし。


 昔からお友達の大臣にはとくに優しかった。大臣にふさわしくなくてもお友達なら次々に大臣に出世させてあげる。そして不祥事で批判されても庇ってあげる。口利き問題の甘利明さん、防衛省をあれだけ混乱させた稲田朋美さんもギリギリまで守ろうとしたし、お友達ナンバーワンといわれる下村博文さんは、政治資金スキャンダルを批判され、新国立競技場の建て替え計画が白紙撤回されたのを機に自分から辞任を申し出た。それでも友達思いの安倍さんは慰留して辞任させなかった。


 もっと言えばモリ・カケもそう。お友達の大学に獣医学部作ってあげたし、総理と仲良くなるとタダ同然で土地が手に入った。


 稲田さんの例を見ても、彼女に防衛大臣の資質はないと国民誰しも思ったのに、安倍さんは国の安全保障より友達を大事にした。


 これほど友達思いの総理は将来も出てこないでしょう。安倍さんは小学校での道徳の教科化を成果として誇っていますが、ぜひその教科書に載せるべきだと思います。


※週刊ポスト2019年12月20・27日号

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/629.html#c6

[近代史3] 人類進化史 中川隆
33. 中川隆[-15163] koaQ7Jey 2019年12月11日 06:34:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2228]

2019年12月11日
ホモ属の出現過程
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_17.html


 現在では、ホモ属が280万年前頃に出現した、との見解が次第に浸透しつつあるように思います。その根拠は、エチオピアのアファール州のレディゲラル(Ledi-Geraru)調査区域で発見された、5個の歯の残っている左側の下顎(LD 350-1)です(関連記事)。この下顎化石には、華奢な大臼歯・対称的な小臼歯・均等な顎のように、ホモ属に見られる派生的な特徴と、傾斜した顎先のようなアファレンシス(Australopithecus afarensis)などのアウストラロピテクス属に見られる祖先的特徴とが混在していました。この下顎化石は既知のホモ属化石の最古のものよりも40万年ほど古く、最も新しいアファレンシス化石の約20万年後のものということになり、アウストラロピテクス属とホモ属との間隙を埋めるのではないか、ということで大いに注目されています。

 ただ、LD 350-1をホモ属と分類する傾向には問題があると思います。全体の形態は不明ですし、280万〜150万年前頃のアフリカには、ホモ属的特徴とアウストラロピテクス属的特徴の混在する人類化石が複数発見されているからです。その中には、南アフリカ共和国で発見された、ホモ属的特徴とアウストラロピテクス属的特徴の混在する195〜178万年前頃の人類化石群は、アウストラロピテクス・セディバ(Australopithecus sediba)も含まれます。LD 350-1がアウストラロピテクス属からホモ属への進化の過程を表す標本である可能性は高そうですが、ホモ属と分類することには慎重であるべきでしょう。

 首から下がほとんど現代人と変わらないような「真の」ホモ属が出現したのは200万〜180万年前頃のアフリカだと思われますが、それ以前、さらにはそれ以降も、ホモ属的な特徴とアウストラロピテクス属的な特徴の混在する人類遺骸が発見されており、これらの人類遺骸はアウストラロピテクス属ともホモ属とも分類されています。セディバはアウストラロピテクス属に分類された方ですが、分類に関して議論が続いているものの(関連記事)、アウストラロピテクス属的特徴も有するホモ属として、ハビリス(Homo habilis)という種区分が設定されています。ハビリスは240万年前頃から存在していたとされていますが、エレクトス(Homo erectus)が出現してからずっと後の144万年前頃までケニアで存在していた可能性も指摘されています(関連記事)。233万年前頃のハビリスと分類されている人類遺骸からは、ホモ属が当初より多様化していった可能性も指摘されています(関連記事)。

 300万〜200万年前頃の人類遺骸は少ないので、ホモ属の初期の進化状況は曖昧ですが、ホモ属的な派生的特徴が300万〜200万年前頃のアフリカ各地で異なる年代・場所・集団に出現し、比較的孤立していた複数集団間の交雑も含まれる複雑な移住・交流によりホモ属が形成されていった、とも想定できるように思います。近年、人類の出アフリカが200万年以上前までさかのぼることを示す証拠の報告が相次いでおり(関連記事)、現時点では248万年前頃までさかのぼります(関連記事)。ジョージア(グルジア)にあるドマニシ(Dmanisi)遺跡の事例(関連記事)から推測すると、おそらく、アウストラロピテクス属的特徴とホモ属的な特徴の混在する人類集団が、まずアフリカからユーラシアに拡散し、アジア東部にまで到達したのでしょう。ただ、そうしてユーラシア東部まで拡散した初期人類は、現代人の祖先ではなさそうですが。
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_17.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/581.html#c33

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
111. 中川隆[-15162] koaQ7Jey 2019年12月11日 08:48:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2227]
CD専用DACを制作してみよう 
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)2019/11/27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-525.html

世の識者(笑)の言葉を借りれば、もうじき円盤ソフトは姿を消し回転系のオーディオは私たちの目の前から消滅するんだそうな

神はいつの世にも存在するもので、1925年も1947年も1957年も1978年も新しいメディアが産まれる度に旧時代の遺物は消滅するから早く新しい宇宙船に乗ってここを脱出するのだ!と迷える仔羊達を煽り続けてきた

かの故菅野沖彦先生だって晩年こそは文化遺産を保護せよ。と唱えておられたが、若かりし頃「これからはLPの時代が来ると思って、手持ちのSPを全て処分」された経験があり。激しく後悔していることを雑誌「アナログ」の中の手記で告白されていた

このブログでもいくつか書いたようにハイレゾなるフォーマットもかじってみたが、如何にもこうにも新しい録音は長く聞き続けるのが少ないし、名盤のDSD化ファイルなどもいくつか所望してみたり法律が変わる前にリッピングしてあったある種のデータをLINN クライマックスDSで聞いたりしていた

結果   「本当にCDより優れているか?」に明確な答えはなかった
そこでですよ、実際のところCDってなんぼのもんよ?  ってことになって自分自身で納得するまで研究してみることにした、今回はその顛末です

私の家ではもう15年くらい EMT-981と言う骨董品の CDプレーヤを使っとります
これが音がいいのかどうかは知りませんが、他のどちらのCDプレーヤを聞かせて頂いてもこれと入れ替えてまでも・・・と言う気持ちにはならずに今日までズルズルときてしまった

そんな折、最近PHILIPSのLHH2000型を聞かせていただく機会があり、その飄々とした音の風景に心を奪われた
なんのことはなし、EMTよりもっと古い機種

スクリーンショット
https://blog-imgs-133.fc2.com/k/a/o/kaorin27/20191127013659d1e.png


もう、腹は決まりましたよ
PHILIPSの初期型スイングアームとTDA1540 または1541のセットで自分の思いの丈をぶつけた物を作ってみようじゃないか

ところが、ご存知の通り私はデジタル回路はカラキシです

まずは無明なりに自分が何を欲しているのか? 書き出してみると

・デジタル入力  AES & S/P-DIF
・アナログ出力   バランス   &   アンバランス
・クロック入力

たったこれだけの要件なのですが、市販の単体DACではどれかが欠けている
もっとも、業務用の物なら古くても新しくてもみんな付いてる
なるほど、考え方が違うんだなと分かる

幸いに数年前に企画物で上記の要件を満たした基盤が、本家PHILIPSの屋号を使える(恐らくはOEMの供給元)会社から出ていたので早速問い合わせたら、まだ入手可能という事   
内容も分からないまま・・・どの道聞いても能力不足で分からない・・・数枚発注した

それから、その基盤に指定された部品を探すのだが、石業界のすざましさを目の当たりにする
オリジナルのPHILIPS TDA1541A-S1なんてみんな偽物じゃん!   一眼見てみんなバッタモンかタイに製造が移った後の物

やっと4つ探した 、 けど、 値段が高くて目眩がした

次はDAIがありません
欧州時代に製造された7220B/Pなんて・・・根性で見つけた

さらにオペアンプですが、ここはモノラル構成なのでI/V変換に2個、ラインアンプに4個で合計6個必要です
全世界に向け、1980年代に作られたオリジナルPHILIPSのチップを探す旅に出る

並行して、ゲルマニウム・ダイオード、電源トランス、ヴィンテージのコンデンサー、同じく古い抵抗、パルス・トランス、適当な大きさで人前に出せる良質なシャーシなども探し回り

ただの気合と、ここまで来ちゃったらもう引き返せないという強迫観念に突き動かされて手当たり次第に買っていたら、この時点で予想していた部品予算を大きく超えてしまった(汗)

やばいなあ
3セットは作れそうだから、自分のを1個残して2個は買っていただければいいなあ・・・と

そのためにはしかし
EMT-981を超えて、明らかに必要とされる音を出さなければいけません


そんなこと出来るんかいな 
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-525.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c111

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
161. 中川隆[-15161] koaQ7Jey 2019年12月11日 09:07:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2226]


JBL 3大ホーンシステムについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年12月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345

100年以上前のRCA Wフロントロード箱(D130×2)にJBL#375+HL90の組み合わせ。ウーハーにLE15Aや2205×2等試しましたが、D130×2発のサウンドに決まり。音の波を肌で感じるサウンドが特徴。音を浴びる様な聴き方が出来ます。HL90ホーンはJBL純正の使い方でOK。音の深みとキレのあるサウンドが特徴。このホーンで聴くシンバル音は絶品です。現在は息子にお守りしてもらっています。

「蜂の巣ホーン」の名で有名なHL88。見た目ほど扱い易くはない。うまく鳴らすと蜂の巣ホーンを中心に「円形の放射パターン」を出してくる。現在の「音楽部屋」のメインスピーカーである。現在は狭い処に無理やり押し込んでいるのでホーンと壁の距離が取れない。早く左右に広い使い方をしたいと思っている。

自宅システムで使っているJBL:#375+HL89(ゴールドウィングホーン)。見た目ではJAZZを大音量で鳴らしている様に思われるかも知れないが、私はこのホーンから「弦楽器の質感」に拘って鳴らし込んでいる。下手に鳴らすとフィンのアルミの材質の音が出る。このホーンの設置はHL90と同じ原理でセットしています。#375ドライバーを空中に浮かして使用する事が大事です。


他にも#2350ホーンや木製ホーン、#2380ホーン等も使いましたが、#2350ホーンをうまく鳴らすと蜂の巣ホーンの様に円形の放射パターンの音の広がり方に出来る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d87140880ff34cbc0181558602703345
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c161

[近代史3] 中国人が反日になった理由 _ 満州開拓で日本人移住者は中国人農民の農地をただ同然で取り上げた
中国人が反日になった理由 _ 満州開拓で日本人移住者は中国人農民の農地をただ同然で取り上げた


【ノモンハン戦役】 D 満蒙開拓団


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/748.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 中国関係投稿リンク 中川隆
41. 中川隆[-15160] koaQ7Jey 2019年12月11日 20:02:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2225]
中国人が反日になった理由 _ 満州開拓で日本人移住者は中国人農民の農地をただ同然で取り上げた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/748.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/925.html#c41
[近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
58. 中川隆[-15159] koaQ7Jey 2019年12月11日 20:52:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2224]

2019年12月11日
環境少女グレタは中国の工作員だった 背後で操ったのは共産党


この演説は中国共産党支配下の法律事務所が書いた原稿を読んでいた


画像引用:https://livedoor.blogimg.jp/all_nations/imgs/f/4/f47116f6.jpg

中国を絶対に批判しない環境少女

2019年9月23日の国連地球温暖化サミットでデビューした「環境少女グレタ」は忽ち世界のメディアの人気者になった。

以来国際的な環境会議に出現し各国政府を批判したりデモ活動をしているが、資金源などで疑惑が持ち上がっている。

グレタを支援しているのが中国共産党であり、中国と対立する欧米に打撃を与えるために送り込まれたというものです。




そもそもグレタがどうして国連で演説できたのか、国連演説は誰にでもできるものではなく、選出過程は非公開です。

現在の国連では中国が大きな影響力を持っていて、演説者の選出も中国の意向が働いている。

良い例が国連人権委員で、日本の報告を行う委員は必ず反日活動家が任命されている。


それでいて人権委員を誰が選出したのか任命過程は非公開で、日本に来て左翼の意見だけを聞いて報告書を書いて金を稼いでいます。

欧米メディアによるとグレタの国連演説を準備したのはハウスフィールドLLP、アースジャスティスよいう2つの法律事務所だった。

グレタを含む16人の少年少女を選んだのも、演説原稿を用意したのも両法律事務所だった。


2つの法律事務所は世界的な環境訴訟を代行していて、日本や欧米諸国を訴える活動をしている。

日本の米軍普天間基地訴訟でも環境活動団体・生物多様性センター(CBD)と共に、ジュゴンの保護を口実に反基地闘争を支援していました。

米下院天然資源委員会は2018年、アースジャスティスが中国に好都合で、アメリカには不都合な事だけを扱っていると指摘した。

グレタと中国の不適切な関係

世界最大のco2排出国は中国だが、グレタは中国を一切批判せず、中国の100分の1しか輩出していない国を「悪魔」と罵っている。

世界一の河川汚染国も土壌汚染も食品汚染もすべて中国だが、グレタは中国には何の関心も示さない。

国連演説の場にグレタを指名した法律事務所アースジャスティスは沖縄で反基地闘争を支援し、世界で反米訴訟を支援していた。


アースジャスティスは辺野古埋め立て工事がジュゴンに悪影響及ぼすと法定御闘争を起こし、埋め立てを中止させようとしている。

米軍辺野古基地は中国が尖閣諸島や沖縄を攻撃した際に防止する役割を担い、中国にとって脅威になる。

アースジャスティスは中国に利益をもたらすように活動し、中国に不利益な国や団体を攻撃する役割を果たしている。


米下院天然自然委員会はアースジャスティスなどを外国人代理人に指名する検討をしており、指名されると米政府の監視対象になる。

つまり環境少女グレタは中国軍や共産党の為に沖縄米軍基地を防止する工作員の仲間で、彼らは中国軍による沖縄占領を目指している。

グレタが国際会議で演説できるよう支援していたのは環境保護団体、そのバックには中国系法律事務所があり、背後で中国共産党が操っている。


グレタは「地球のために戦う」と言うが、実際には中国からお金を貰い、中国に援助されて中国の為に戦っている。

グレタを支援しているもう一つの勢力は、中国と対極に位置するニューヨークの金融業界だと言われている。

環境保護を別な言葉でいうと「環境ビジネスに巨額マネーが流れる事」なので、金融業界にとっては美味しい話だ。

要は原発や石油産業の代わりに環境産業にお金が流れるだけであり、金融業界には儲かればどちらでも良い。

毛沢東の命令で日本の大学教授を工作員にし、教授は大学生を洗脳して反日暴動を起こさせた(60年安保)


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画像引用:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/storage.withnews.jp/2015/08/31/a/92/a922479c-l.jpeg


敵の中に「戦闘員」を養成する中国の戦い方

中国やソ連のような共産主義国は、敵対勢力に工作員を送り込んだり養成するのを重視してきました。

例えば戦後欧米では女性の権利や労働者の権利、さまざまな自由闘争が行われたが、始まりはソ連による思想攻撃でした。

ソ連はアメリカにダメージを与えるよう、夫婦、家族、男女、人種、社会階層などで対立を煽り、国力を弱めようとしました。


今も中国や韓国、北朝鮮のような敵対勢力は、日本で「家族、日本人、男女」などを引き裂いて対立を煽る活動をしています。

中国は敵国のマスコミや教育機関、政治家などを工作員に利用し、相手国内で対立を起こさせ内部崩壊させます。

これをやられて崩壊したのがダライ・ラマのチベットで、子供に反チベット思想を植え付けて、チベット人同士で戦わせました。


子供を教育して親と戦わせたり、チベット人ではなく中国人だと思い込むようにして、チベットを崩壊させました。

モンゴルでもウイグルでも満州でも同じことをし、民族絶滅に導いてきました。

最近オーストラリアやニュージーランドで、国会議員が実は2重国籍だったり外国のスパイだったという事件が相次いで発覚した。


こうした事はアメリカやカナダや欧州で活発に行われていて、中国からの移民を受け入れている国はカモになっている。

日本も例外ではなく、中国は左翼的な思想を持つ自民党の若手政治家に接近し利用しようとしている。

名古屋、大阪、川崎市など工作員が権力を得た地方自治体では、外国人ヘイト防止法が成立したり反日イベントが活発に行われている。


日本では1960年代に学生運動があり、全国の学生が反日暴動を起こしたが、元は中国の毛沢東が命令した日本赤化の一環でした。

中国は東大や京大教授をまず工作員にし、教授が学生を工作員にし、学生同士が共感しあって全国規模の反日暴動を起こすのに成功した。

そして今中国共産党の工作員として活動しているのが環境少女グレタなのでした。
http://www.thutmosev.com/archives/81694338.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c58

[近代史3] 沖縄 首里城火災 _ 琉球人は何をやっても いい加減、無責任で「ゆすりとごまかしの名人」 中川隆
78. 中川隆[-15158] koaQ7Jey 2019年12月11日 20:55:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2223]

2019年12月11日
沖縄経済の7割は米軍基地依存 県予算の大半は米軍と政府の補助金


引用:http://www.okinawainfo.net/slideshow/images/s-kichi01.jpg


沖縄県は「経済の大半は観光業で、基地に依存していない」と言っている。

だが現実には沖縄のGDPの7割は米軍基地であり、県予算のほとんどを米軍や日本政府が支出している。


米軍基地の経済貢献度

沖縄県は沖縄経済について「沖縄経済が基地に依存しているというのは誤りで、阻害要因となっている」と説明しています。


知事に限らずこうした意見を主張する人は沖縄だけでなく、内地の沖縄擁護派にも多い。



例えば沖縄県のホームページには次のように書かれています。

『(よくある質問)米軍基地と沖縄経済について
(問13)沖縄県の経済は米軍基地経済に大きく依存しているのではないですか。

○基地経済への依存度は、昭和47年の復帰直後の15.5%から平成23年度には4.9%と大幅に低下しています。

○米軍基地の返還が進展すれば、効果的な跡地利用による経済発展により、基地経済への依存度はさらに低下するものと考えています。
(答)〜中略〜

基地関連収入(軍用地料、軍雇用者所得、米軍等への財・サービスの提供)の県経済に占める割合(PDF:151KB) は、復帰直後である昭和47年の15.5%から平成23年度は、4.9%となり、その比重は大幅に低下しています。

また、過重な米軍基地の存在は、道路整備や計画的な都市づくり、産業用地の確保等、地域の振興開発を図る上で大きな制約となっており、今後、米軍再編による大幅な兵力削減や相当規模の基地返還が進めば、基地経済への依存度はさらに低下していくものと考えています。 』

沖縄県の経済に占める米軍基地の割合は4.9%なので、基地が無くなれば土地の有効利用と市街地の発展によって、経済が拡大するだろう。

米軍基地は沖縄経済を阻害しており、貢献していないと知事の演説どおりの事が書いてあります。


これが本当なら、なるほど米軍は沖縄経済に貢献していないし、出て行って貰えば沖縄は全国レベルまで経済成長するでしょう。

沖縄のGDPは約3.7兆円で沖縄県の予算は約7000億円ほどになっています。

沖縄県の説明では米軍関係の収入は約2000億円で、観光収入は4000億円に達している。

これが「米軍の経済貢献度は4.9%」の根拠になっています。


内訳は軍用地料880億、軍雇用員給与460億、軍関係消費500億などです。

ちょっと待ってくれと思うのは、米軍兵士や家族は基地の外で買い物したりしないのだろうか?


基地による公共工事や基地補助金が含まれていないし、兵士と家族の住宅の建設・維持費も含まれていない。


さらに住宅に使う設備一切も含まれて居ないし、米軍家族は外出も買い物もしない事になっている。

沖縄県が持ち出している一方の「観光収入」は4000億円が県の収入になるわけではなく、せいぜい300億円の税収しか産まない。


観光売上のうち県の税収は1割程度が相場で、平成16年の県の資料には観光消費4500億円に対して税収は298億円と記載されている。


対して米軍の経済貢献に挙げている軍用地料880億は、沖縄県の丸儲けであり、これだけで観光税収の総額以上になる。


沖縄の嘘


米軍家族が住む住宅や多くの設備を、沖縄県は米軍の経済貢献に計上していない。

それどころか、米軍関連の事業で、日本人や日本の事業者が工事などを行っても、米軍の経済貢献に計算していない。


沖縄県が「米軍の経済貢献」と認めているのは米軍の直接の発注と、軍人の直接支出のみです。


例えば米軍人一家が沖縄に住むため、4000万円の家が建てられ、米軍が月10万円の家賃を支払ったとします。

米軍が撤退しない限り空き家にならないので100%儲かる美味しい話です。

4000万円の家が建つまでには、大工や建設業者、資財、基礎工事、測量など多くの人々が関わり、金額以上の経済効果があると考えられます。


このうち沖縄県が経済貢献と認めるのは家賃の10万円だけなのです。

米軍住宅は4000戸以上存在し、そのどれもが数千万円の経済効果を産んだ筈だが、沖縄県は無かったことにしている。


沖縄県は、米軍が存在する事によって得られている国からの補助金も、米軍の経済効果に計算していない。


沖縄の道路には95%の補助金、学校整備では85%、公営住宅75%、水道75%、空港95%、港湾90%など沖縄の公共事業は平均90%が国の補助金です。

これは基地の見返りとして日本国すなわちヤマト人の税金から支出されている。

これで終わりではなく、辺野古の移設に関する補助金だけで、既に2000億円が支払われた。


これからも毎年数百億円の辺野古関連の補助金が支払われ、しかも移設を引き伸ばして延期するほど、貰える期間も長くなる。

さらに沖縄振興費という意味不明な名目で、年間3000億円以上が支払われる約束になっている。


「沖縄振興費って何だ?」と思うが、つまり米軍基地の見返りなのだが、体裁が悪いので振興費と呼んでいる。


まさか米兵が酔っ払って暴れる迷惑料とも書きにくいので、そうは書かないのです。

日本政府が支払っている沖縄への各種ばら撒き、米軍が沖縄に落とすお金を全てあわせると、優に毎年1兆円を超えている。


直接支出だけで1兆円を超える額が毎年支払われていて、経済波及効果を合わせれば2兆円が日米両政府から沖縄へもたらされている。


沖縄経済の70%以上が現実には米軍基地に依存しており、米軍に依存しないのは農業と観光だけです。

ヤマトの製造業は決して沖縄に工場を建てないし、IT企業が沖縄に拠点を置く事もないので、これは将来も変わらない。


もし沖縄から米軍基地が無くなれば、沖縄の一人当たり収入はフィリピン以下にまで低下するでしょう。

2019年に焼失した首里城は周辺の環境を含めて全額日本政府が支出し、ヤマトの税金で首里城を建てた。


戦前の首里城を建てたのも徳川幕府と薩摩藩で、木材はすべて薩摩から輸送したものでした。


その前の首里城も薩摩と幕府が支援して建てたもので、薩摩以前の首里城はずっと小規模なものでした。


このように観光資源の目玉商品である首里城やモノレールも、米軍基地の見返りとして日本政府が整備したのです。
http://www.thutmosev.com/archives/34974815.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/703.html#c78

[近代史3] 現代日本の新たな「道徳」 _ 「力のない人間は力のある人間を批判する権利がない」

「力のない人間は力のある人間を批判する権利がない」ということが現代日本の新たな「道徳」になった


内田樹「“桜を見る会”で他人行儀なメディアのやる気のなさに驚嘆する」
https://dot.asahi.com/aera/2019121000035.html?page=1
2019.12.11 07:00 内田樹 AERA 2019年12月16日号


 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。

*  *  *
「桜を見る会」の話を書く。私自身いい加減この話題にも飽きているのだが、まさに「国民がこの話題に飽きて、忘れること」を官邸が専一的にめざしている以上、その手に乗るわけにゆかない。

 この事件には現代日本社会の致命的欠陥がいくつも露出している。もちろん、どんな社会にも欠点はある。完全な社会など存在しない。けれども、その疾病を観察し、診断を下して、適切な治療を始めないと、生物の場合は、病が亢進(こうしん)して、やがて壊死(えし)が全身に及ぶ。社会も同じである。どこかに欠陥があるのは当たり前のことだが、それを放置し、致命的な疾患が全身に及ぶのを手をつかねてぼんやり眺めているのは異常である。そして、今の日本は異常である。

 メディアは相変わらず「野党が反発」とか「官邸、逃げ切りをはかる」とかまるで自然現象でも記述しているような他人行儀な筆法を採用しているが、中立性を偽装するのはもうやめて欲しい。ことは総理大臣が公選法違反、政治資金規正法違反の疑いをもたれているというレベルの話ではない。問題の真相を示すはずの公文書がことごとく廃棄され、疑惑の出来事について「ほんとうはそこで何があったのか」を誰も言うことができないという状況が官邸主導で創り出されたのである。メディアの「やる気のなさ」と、その「成果」としての内閣支持率の堅調ぶりに私は驚嘆する。

 ネットでは、富裕者を批判すると「そういうことは年収がそのレベルになってから言え」、有名ユーチューバーを批判すると「そういうことは再生数がそのレベルになってから言え」というタイプの冷笑が定型化している。どうやら「力のない人間は力のある人間を批判する権利がない」ということが現代日本の新たな「道徳」になったらしい。

 今日本では、「権力者はどんな不正を働いても、決して処罰されることがない」という「新しいルール」を多くの日本国民が黙って受け入れ始めている。私はこれを国家的危機だと思う。厳密に言えば、「国家の存亡にかかわる危機」として感じられない病的な鈍感さを国家的危機だと思う。このままでは日本社会はどこまで腐るかわからない。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/749.html

[昼休み54] 発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる 中川隆
67. 中川隆[-15157] koaQ7Jey 2019年12月12日 09:23:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2221]
いわんかな#30-1【地球温暖化問題を煽動した謎の人物】





収録日:2019年12月5日

出演:(左から順に)
日下公人(評論家)
塩見和子(日本太鼓連盟理事長)
馬渕睦夫(元外交官・駐ウクライナ大使)
渡辺惣樹(プロフィールは上部に)
堤堯(ジャーナリスト・元文藝春秋編集長)
福島香織(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
高山正之(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
志方俊之(軍事評論家・元陸将)

製作・著作:林原チャンネル

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html#c67
[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
218. 中川隆[-15156] koaQ7Jey 2019年12月12日 12:59:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2220]

2019 年 12 月 11 日 宮田 直彦 エリオット波動マーケット分析

2015年、トヨタ株はドル 円に先んじてピークアウトした

かつて、レポート「トヨタ株が教える日経平均の転換点」(2015 年 4 月 15 日付 で、トヨタ株が重要な高値を付けた可能性があり、相関の強い日経平均とドル 円の調整入りが近いだろう、と予想したことがある。

結果的にこの見方は正しかった。トヨタ株が上場来高値 (8,783 円 を付けたのは
15 年 3 月 24 日、ドル 円高値 (125.86 円は同年 6 月 5 日だった。トヨタ株はドル円に先行してピークアウトし、その後は共に大型トライアングルを形成していくことになる。

なおトヨタ株の高値から3 ヵ月後、 15 年6 月 24 日に日経平均は当時の天井 (20,952円 を付け、その後の 1 年間で 30% 近く下落した。

トヨタ株は大型トライアングルから上放れ

最近になって注目すべきは、トヨタ株が大型トライアングルから明確に上放れた
ことだ。
代表的な輸出株であるトヨタ株とドル円の動きは互いに強く影響し合っている。
過去 10 年でみたときの相関係数は0.95 と高く、株価の上げ下げのほとんどは円相場で説明できるよう にみえる。

トヨタ株はドル高・円安を先取りか

2015年のトヨタ株がドル 円のピークを暗示していたように、現在のトヨタ株の
動きはドル 円の動きを先取りしているのではないか。

そうであれば、ドル円も 2015 年以来の大型トライアングルからの上放れが近い
だろう。そして 2020 年には、ドル高・円安トレンドが鮮明になっていくと思われ
る。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c218

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
242. 中川隆[-15155] koaQ7Jey 2019年12月12日 12:59:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2219]

2019 年 12 月 11 日 宮田 直彦 エリオット波動マーケット分析

2015年、トヨタ株はドル 円に先んじてピークアウトした

かつて、レポート「トヨタ株が教える日経平均の転換点」(2015 年 4 月 15 日付 で、トヨタ株が重要な高値を付けた可能性があり、相関の強い日経平均とドル 円の調整入りが近いだろう、と予想したことがある。

結果的にこの見方は正しかった。トヨタ株が上場来高値 (8,783 円 を付けたのは
15 年 3 月 24 日、ドル 円高値 (125.86 円は同年 6 月 5 日だった。トヨタ株はドル円に先行してピークアウトし、その後は共に大型トライアングルを形成していくことになる。

なおトヨタ株の高値から3 ヵ月後、 15 年6 月 24 日に日経平均は当時の天井 (20,952円 を付け、その後の 1 年間で 30% 近く下落した。

トヨタ株は大型トライアングルから上放れ

最近になって注目すべきは、トヨタ株が大型トライアングルから明確に上放れた
ことだ。
代表的な輸出株であるトヨタ株とドル円の動きは互いに強く影響し合っている。
過去 10 年でみたときの相関係数は0.95 と高く、株価の上げ下げのほとんどは円相場で説明できるよう にみえる。

トヨタ株はドル高・円安を先取りか

2015年のトヨタ株がドル 円のピークを暗示していたように、現在のトヨタ株の
動きはドル 円の動きを先取りしているのではないか。

そうであれば、ドル円も 2015 年以来の大型トライアングルからの上放れが近い
だろう。そして 2020 年には、ドル高・円安トレンドが鮮明になっていくと思われ
る。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c242

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
243. 中川隆[-15154] koaQ7Jey 2019年12月12日 13:04:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2218]
2019 年 12 月 11 日 宮田 直彦 エリオット波動マーケット分析

日経平均の最大下値メドはPBR1 倍の水準

昨年末から今年を通じて、日経平均の PBR1 倍水準(2 万円処)の底堅さが改めて
印象付けられた。


アベノミクス相場の7 年間で日経平均が PBR1 倍を下回ったのは2 日しかない。
最初は2016 年2 月12 日(0.99 倍)であり、二回目は2018 年12 月25 日(0.99 倍)である。いずれも日経平均の重要な買い場だったことが確認できる。

ちなみに今年のPBR 最小値は8 月中の4 日間で記録した1.01 倍であり、それらは日経平均のラリーが始まった時点に重なる。

2020 年は日本株の「サード・オブ・サード」が本格化する年とみており、日経平均PBRも拡大していく公算が大きいだろう。

一方メインシナリオとは異なり、想定外の下げが起こった際においても、PBR1 倍(現在20,300~20,400 円)付近は日経平均の下限となりそうだ。

2020 年に日経平均は3 万円に(?)

2020 年の日本株相場は「サード・オブ・サード」の波動位置にふさわしく、持続的か
つダイナミックな強気相場となろう。

日経平均は2018 年高値を上抜いた後、26,747 円(89 年高値から08 年安値まで下落
幅に対する61.8%戻り)を試すだろう。この水準を2020 年の最小ターゲットとしたい。

ベストシナリオは、今から1 年後すなわち2020 年末頃に日経平均が30 年ぶりに
3 万円を回復するというものだ。これは現時点では「超強気シナリオ」にみえる。しかし波動構成上は、むしろノーマルな予想といえるものだ。はたしてどうなるか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c243

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
219. 中川隆[-15153] koaQ7Jey 2019年12月12日 13:04:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2217]
2019 年 12 月 11 日 宮田 直彦 エリオット波動マーケット分析

日経平均の最大下値メドはPBR1 倍の水準

昨年末から今年を通じて、日経平均の PBR1 倍水準(2 万円処)の底堅さが改めて
印象付けられた。


アベノミクス相場の7 年間で日経平均が PBR1 倍を下回ったのは2 日しかない。
最初は2016 年2 月12 日(0.99 倍)であり、二回目は2018 年12 月25 日(0.99 倍)である。いずれも日経平均の重要な買い場だったことが確認できる。

ちなみに今年のPBR 最小値は8 月中の4 日間で記録した1.01 倍であり、それらは日経平均のラリーが始まった時点に重なる。

2020 年は日本株の「サード・オブ・サード」が本格化する年とみており、日経平均PBRも拡大していく公算が大きいだろう。

一方メインシナリオとは異なり、想定外の下げが起こった際においても、PBR1 倍(現在20,300~20,400 円)付近は日経平均の下限となりそうだ。

2020 年に日経平均は3 万円に(?)

2020 年の日本株相場は「サード・オブ・サード」の波動位置にふさわしく、持続的か
つダイナミックな強気相場となろう。

日経平均は2018 年高値を上抜いた後、26,747 円(89 年高値から08 年安値まで下落
幅に対する61.8%戻り)を試すだろう。この水準を2020 年の最小ターゲットとしたい。

ベストシナリオは、今から1 年後すなわち2020 年末頃に日経平均が30 年ぶりに
3 万円を回復するというものだ。これは現時点では「超強気シナリオ」にみえる。しかし波動構成上は、むしろノーマルな予想といえるものだ。はたしてどうなるか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c219

[近代史02] 株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる 中川隆
9. 中川隆[-15152] koaQ7Jey 2019年12月12日 15:28:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2216]

2019年12月12日
投資の神様・バフェットの真似をしても損する理由

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです」と言うのだが


引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20140727/02/tomaatlas21/81/79/j/o0590040013015364240.jpg


バフェットは最も優秀で最も成功した投資家で、多くの投資指南では彼の手法を見習うべきだとされている。

だが日本人がバフェットと同じ事をしても、まず失敗する。

バフェットの必勝法と矛盾


世界で最も成功した投資家はアメリカ人のウォーレン・バフェットで、資産は5兆円とも言われている。


彼の投資法の信奉者は多く、投資の王道の一つとされている。


だがバフェットの投資法を模倣しても、投資家の9割の人は人生トータルでは投資で損をする。

正しい投資法を実行しているのに、どうして多くの人が負けるのか不思議な気がします。


バフェットの投資理論の多くは、第二次大戦後のアメリカでしか通用しないのだが、その理由をこれから説明します。


バフェットの成功は彼自身の優秀さや正しさ以外に、多くの偶然にも支えられていました。

バフェットの誕生日は1930年8月30日で第二次大戦が終わったとき、15歳の頃には投資を始めていました。


父親は地元では成功した株のディーラーで、州議会議員も勤めた名士でした。


アメリカの大恐慌は1929年10月24日に発生し、丁度バフェットガ生まれる1年前で、既に昔話になっていました。

大恐慌直前には1929年9月3日にダウ平均株価381ドルの史上最高値をつけていました。


ダウ平均株価は5年間で5倍に高騰し、あらゆる評論家や経済学者全員が「これからも株価は上昇する」と断言しました。


しかし最高値をつけた3年後の1932年7月8日にダウ工業株平均が41ドルと、ほぼ10分の1にまで下落してやっと大底を打った。

これが第二次世界大戦の原因になる世界不況を作った大暴落なのだが、第二次大戦前には、株の暴落は珍しくは無く、優秀な投資家は皆「空売り」で儲けていた。


世界恐慌までのアメリカは自由貿易主義、自由経済主義のような事を唱えていて「経済は放置すれば完全な状態に保たれる」と思われていた。


大恐慌が始まっても「市場の作用」によって自動的に立ち直ると考えられていたので、誰も何の対策もしませんでした。

こういう時代では明らかに、バフェットの投資法は通用しません。

そして日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況なのです。


恐れを知らない投資家


大恐慌の結果アメリカは「自由経済なんか嘘だ!」という事を学び、市場や経済を管理する「管理経済」に移行しました。

自由放任でうっちゃらかしから、管理して乱高下しないよう調整する事にしたのです。


この変化によって大戦後のアメリカでは株式相場は「必ず上がるもの」になり暴落は滅多に起きなくなり、しかも下落幅は戦前より小さくなりました。


「もう株の暴落を起こさない」のがアメリカ政府の政策であり公約になったのです。

この時颯爽と株式投資に参加したのが10代のバフェットでした。


バフェット以前にもアメリカには投資の天才が星のように存在しましたが、彼らは「株は暴落する」という考えを捨て切れませんでした。


日本でもバブル崩壊を体験した世代の投資家は、「土地は値下がりしない」と言われても信用しないと思います。

大恐慌では株が10分の1になった訳で、市場崩壊を目の当たりにした戦前投資家は、政府を信用しませんでした。

バフェットは戦前投資家とは違い、アメリカ政府を100%信用した上で投資しています。


「アメリカは永遠に世界のリーダーである」「株は暴落せず、永遠に値上がりし続ける」といった事がバフェット投資の前提になっています。

バフェットがもし15年か20年ほど早く生まれていたら、株を始めたころに大恐慌に遭遇してしまい、脳味噌を焼かれてしまったでしょう。


毎日毎日株価が下がり続け、3年後に10分の1になったら、彼も投資から手を引いて別な仕事をしたかも知れません。


戦前の投資家は大恐慌で脳を焼かれてしまい、株が暴落する恐怖から、値上がりした株を直ぐに手放しました。

バフェットは株が暴落するのを見た事が無いので、株を持ち続けました。


為替変動の影響が無いアメリカ


先ほど「日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況」だと書きました。

日本では第二次大戦後も、株は上がり続けるものではなく、定期的に暴落が起きています。

暴落の原因のほとんどは、為替変動やオイルショックなど外部の要因から来ています。


ところが世界で唯一、為替相場の影響を受けない国があり、機軸通貨のドルを発行しているアメリカです。

為替変動はドルに対して乱高下する事で打撃を受けるので、アメリカだけがドルに対して変動しません。

日経平均株価を見れば、円高で下がり円安で上昇するのがはっきり分かる。


投資家がいくら正しい判断をしても、円高になればまったく無意味で、株価は一律に下落していきます。

東北地震の後でドル円レートが70円台まで円高になりましたが、天変地異や世界経済危機の度に円高になるのも特徴的です。


アメリカでは9.11など悪いニュースがあればドル安になり、むしろ輸出では有利になるが、日本は円高になります。


日本の複雑怪奇な為替と株の市場では、バフェットの理論は残念ながら通用しません。

バフェットは良く講演で次のような言葉を話します。「株は一度も下がった事が在りません。保有し続ければ必ず儲かるのです。」

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです。さあ買いましょう。」

彼が日本人なら決してそう言わないでしょう。


成功した投資家の大半がアメリカ人


バフェットは年率22%のペースで資産を1949倍の6兆円に増やした。

バフェットの投資法の根幹になっているバリュー投資法は、価値のある会社を見つけたら、買って買ってとにかく買いまくる。


早く言えばこういう事で、マクドナルドやコカコーラが有名です。


コカコーラには価値があり、しかも割安だと判断したら、買い続けて株価が上がって資産が増える。

日本では通用しそうに無く、しかも日本人がアメリカの株を買っても、為替変動の影響を受けるので、日本株を買うのと同じリスクを負う。


バフェットが来日したとき「日本には永続的価値のある会社が1社もなかった」と言いましたが、コカコーラ方式では日本では存続し得ないのです。


世界の著名投資家のほとんどがアメリカ在住や出身者で、アメリカ人がいかに投資環境で恵まれているか分かる。

外国人がアメリカ人のように投資しても、基軸通貨ではないので、いつか為替でやられてしまう。

20世紀の世界三大投資家ソロス・バフェット・ロジャーズは3人ともアメリカで成功した人です。


「事業」ではなくいわゆる金転がしの意味の「投資」では、世界の著名投資家の9割までをアメリカ人が占めている。

大半はバフェットと同様に「買って買って買いまくった」結果資産を急増させた人たちです。


ジョージソロスは「ショート」つまり空売りで有名ですが、インタビューで「生涯通産で利益を上げたのはロングだけ」と言っています。


投資の魔王のようなソロスですら、アメリカ以外では通用しなかった可能性があるのです。

株を買って保有し、利益が出たらまた買い増すという方法は、アメリカ人にしか実行できません。


他の国の人が同じ方法を取っても、いつか為替変動や外部要因の暴落でやられてしまうでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/35127740.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html#c9

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
65. 中川隆[-15151] koaQ7Jey 2019年12月12日 15:29:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2215]

2019年12月12日
投資の神様・バフェットの真似をしても損する理由

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです」と言うのだが


引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20140727/02/tomaatlas21/81/79/j/o0590040013015364240.jpg


バフェットは最も優秀で最も成功した投資家で、多くの投資指南では彼の手法を見習うべきだとされている。

だが日本人がバフェットと同じ事をしても、まず失敗する。

バフェットの必勝法と矛盾


世界で最も成功した投資家はアメリカ人のウォーレン・バフェットで、資産は5兆円とも言われている。


彼の投資法の信奉者は多く、投資の王道の一つとされている。


だがバフェットの投資法を模倣しても、投資家の9割の人は人生トータルでは投資で損をする。

正しい投資法を実行しているのに、どうして多くの人が負けるのか不思議な気がします。


バフェットの投資理論の多くは、第二次大戦後のアメリカでしか通用しないのだが、その理由をこれから説明します。


バフェットの成功は彼自身の優秀さや正しさ以外に、多くの偶然にも支えられていました。

バフェットの誕生日は1930年8月30日で第二次大戦が終わったとき、15歳の頃には投資を始めていました。


父親は地元では成功した株のディーラーで、州議会議員も勤めた名士でした。


アメリカの大恐慌は1929年10月24日に発生し、丁度バフェットガ生まれる1年前で、既に昔話になっていました。

大恐慌直前には1929年9月3日にダウ平均株価381ドルの史上最高値をつけていました。


ダウ平均株価は5年間で5倍に高騰し、あらゆる評論家や経済学者全員が「これからも株価は上昇する」と断言しました。


しかし最高値をつけた3年後の1932年7月8日にダウ工業株平均が41ドルと、ほぼ10分の1にまで下落してやっと大底を打った。

これが第二次世界大戦の原因になる世界不況を作った大暴落なのだが、第二次大戦前には、株の暴落は珍しくは無く、優秀な投資家は皆「空売り」で儲けていた。


世界恐慌までのアメリカは自由貿易主義、自由経済主義のような事を唱えていて「経済は放置すれば完全な状態に保たれる」と思われていた。


大恐慌が始まっても「市場の作用」によって自動的に立ち直ると考えられていたので、誰も何の対策もしませんでした。

こういう時代では明らかに、バフェットの投資法は通用しません。

そして日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況なのです。


恐れを知らない投資家


大恐慌の結果アメリカは「自由経済なんか嘘だ!」という事を学び、市場や経済を管理する「管理経済」に移行しました。

自由放任でうっちゃらかしから、管理して乱高下しないよう調整する事にしたのです。


この変化によって大戦後のアメリカでは株式相場は「必ず上がるもの」になり暴落は滅多に起きなくなり、しかも下落幅は戦前より小さくなりました。


「もう株の暴落を起こさない」のがアメリカ政府の政策であり公約になったのです。

この時颯爽と株式投資に参加したのが10代のバフェットでした。


バフェット以前にもアメリカには投資の天才が星のように存在しましたが、彼らは「株は暴落する」という考えを捨て切れませんでした。


日本でもバブル崩壊を体験した世代の投資家は、「土地は値下がりしない」と言われても信用しないと思います。

大恐慌では株が10分の1になった訳で、市場崩壊を目の当たりにした戦前投資家は、政府を信用しませんでした。

バフェットは戦前投資家とは違い、アメリカ政府を100%信用した上で投資しています。


「アメリカは永遠に世界のリーダーである」「株は暴落せず、永遠に値上がりし続ける」といった事がバフェット投資の前提になっています。

バフェットがもし15年か20年ほど早く生まれていたら、株を始めたころに大恐慌に遭遇してしまい、脳味噌を焼かれてしまったでしょう。


毎日毎日株価が下がり続け、3年後に10分の1になったら、彼も投資から手を引いて別な仕事をしたかも知れません。


戦前の投資家は大恐慌で脳を焼かれてしまい、株が暴落する恐怖から、値上がりした株を直ぐに手放しました。

バフェットは株が暴落するのを見た事が無いので、株を持ち続けました。


為替変動の影響が無いアメリカ


先ほど「日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況」だと書きました。

日本では第二次大戦後も、株は上がり続けるものではなく、定期的に暴落が起きています。

暴落の原因のほとんどは、為替変動やオイルショックなど外部の要因から来ています。


ところが世界で唯一、為替相場の影響を受けない国があり、機軸通貨のドルを発行しているアメリカです。

為替変動はドルに対して乱高下する事で打撃を受けるので、アメリカだけがドルに対して変動しません。

日経平均株価を見れば、円高で下がり円安で上昇するのがはっきり分かる。


投資家がいくら正しい判断をしても、円高になればまったく無意味で、株価は一律に下落していきます。

東北地震の後でドル円レートが70円台まで円高になりましたが、天変地異や世界経済危機の度に円高になるのも特徴的です。


アメリカでは9.11など悪いニュースがあればドル安になり、むしろ輸出では有利になるが、日本は円高になります。


日本の複雑怪奇な為替と株の市場では、バフェットの理論は残念ながら通用しません。

バフェットは良く講演で次のような言葉を話します。「株は一度も下がった事が在りません。保有し続ければ必ず儲かるのです。」

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです。さあ買いましょう。」

彼が日本人なら決してそう言わないでしょう。


成功した投資家の大半がアメリカ人


バフェットは年率22%のペースで資産を1949倍の6兆円に増やした。

バフェットの投資法の根幹になっているバリュー投資法は、価値のある会社を見つけたら、買って買ってとにかく買いまくる。


早く言えばこういう事で、マクドナルドやコカコーラが有名です。


コカコーラには価値があり、しかも割安だと判断したら、買い続けて株価が上がって資産が増える。

日本では通用しそうに無く、しかも日本人がアメリカの株を買っても、為替変動の影響を受けるので、日本株を買うのと同じリスクを負う。


バフェットが来日したとき「日本には永続的価値のある会社が1社もなかった」と言いましたが、コカコーラ方式では日本では存続し得ないのです。


世界の著名投資家のほとんどがアメリカ在住や出身者で、アメリカ人がいかに投資環境で恵まれているか分かる。

外国人がアメリカ人のように投資しても、基軸通貨ではないので、いつか為替でやられてしまう。

20世紀の世界三大投資家ソロス・バフェット・ロジャーズは3人ともアメリカで成功した人です。


「事業」ではなくいわゆる金転がしの意味の「投資」では、世界の著名投資家の9割までをアメリカ人が占めている。

大半はバフェットと同様に「買って買って買いまくった」結果資産を急増させた人たちです。


ジョージソロスは「ショート」つまり空売りで有名ですが、インタビューで「生涯通産で利益を上げたのはロングだけ」と言っています。


投資の魔王のようなソロスですら、アメリカ以外では通用しなかった可能性があるのです。

株を買って保有し、利益が出たらまた買い増すという方法は、アメリカ人にしか実行できません。


他の国の人が同じ方法を取っても、いつか為替変動や外部要因の暴落でやられてしまうでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/35127740.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c65

[近代史3] 日本や中国のバブルは簡単に崩壊するけれど、アメリカのバブルだけは絶対に崩壊しない理由 中川隆
42. 中川隆[-15150] koaQ7Jey 2019年12月12日 15:31:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2214]

2019年12月12日
投資の神様・バフェットの真似をしても損する理由

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです」と言うのだが


引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20140727/02/tomaatlas21/81/79/j/o0590040013015364240.jpg


バフェットは最も優秀で最も成功した投資家で、多くの投資指南では彼の手法を見習うべきだとされている。

だが日本人がバフェットと同じ事をしても、まず失敗する。

バフェットの必勝法と矛盾


世界で最も成功した投資家はアメリカ人のウォーレン・バフェットで、資産は5兆円とも言われている。


彼の投資法の信奉者は多く、投資の王道の一つとされている。


だがバフェットの投資法を模倣しても、投資家の9割の人は人生トータルでは投資で損をする。

正しい投資法を実行しているのに、どうして多くの人が負けるのか不思議な気がします。


バフェットの投資理論の多くは、第二次大戦後のアメリカでしか通用しないのだが、その理由をこれから説明します。


バフェットの成功は彼自身の優秀さや正しさ以外に、多くの偶然にも支えられていました。

バフェットの誕生日は1930年8月30日で第二次大戦が終わったとき、15歳の頃には投資を始めていました。


父親は地元では成功した株のディーラーで、州議会議員も勤めた名士でした。


アメリカの大恐慌は1929年10月24日に発生し、丁度バフェットガ生まれる1年前で、既に昔話になっていました。

大恐慌直前には1929年9月3日にダウ平均株価381ドルの史上最高値をつけていました。


ダウ平均株価は5年間で5倍に高騰し、あらゆる評論家や経済学者全員が「これからも株価は上昇する」と断言しました。


しかし最高値をつけた3年後の1932年7月8日にダウ工業株平均が41ドルと、ほぼ10分の1にまで下落してやっと大底を打った。

これが第二次世界大戦の原因になる世界不況を作った大暴落なのだが、第二次大戦前には、株の暴落は珍しくは無く、優秀な投資家は皆「空売り」で儲けていた。


世界恐慌までのアメリカは自由貿易主義、自由経済主義のような事を唱えていて「経済は放置すれば完全な状態に保たれる」と思われていた。


大恐慌が始まっても「市場の作用」によって自動的に立ち直ると考えられていたので、誰も何の対策もしませんでした。

こういう時代では明らかに、バフェットの投資法は通用しません。

そして日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況なのです。


恐れを知らない投資家


大恐慌の結果アメリカは「自由経済なんか嘘だ!」という事を学び、市場や経済を管理する「管理経済」に移行しました。

自由放任でうっちゃらかしから、管理して乱高下しないよう調整する事にしたのです。


この変化によって大戦後のアメリカでは株式相場は「必ず上がるもの」になり暴落は滅多に起きなくなり、しかも下落幅は戦前より小さくなりました。


「もう株の暴落を起こさない」のがアメリカ政府の政策であり公約になったのです。

この時颯爽と株式投資に参加したのが10代のバフェットでした。


バフェット以前にもアメリカには投資の天才が星のように存在しましたが、彼らは「株は暴落する」という考えを捨て切れませんでした。


日本でもバブル崩壊を体験した世代の投資家は、「土地は値下がりしない」と言われても信用しないと思います。

大恐慌では株が10分の1になった訳で、市場崩壊を目の当たりにした戦前投資家は、政府を信用しませんでした。

バフェットは戦前投資家とは違い、アメリカ政府を100%信用した上で投資しています。


「アメリカは永遠に世界のリーダーである」「株は暴落せず、永遠に値上がりし続ける」といった事がバフェット投資の前提になっています。

バフェットがもし15年か20年ほど早く生まれていたら、株を始めたころに大恐慌に遭遇してしまい、脳味噌を焼かれてしまったでしょう。


毎日毎日株価が下がり続け、3年後に10分の1になったら、彼も投資から手を引いて別な仕事をしたかも知れません。


戦前の投資家は大恐慌で脳を焼かれてしまい、株が暴落する恐怖から、値上がりした株を直ぐに手放しました。

バフェットは株が暴落するのを見た事が無いので、株を持ち続けました。


為替変動の影響が無いアメリカ


先ほど「日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況」だと書きました。

日本では第二次大戦後も、株は上がり続けるものではなく、定期的に暴落が起きています。

暴落の原因のほとんどは、為替変動やオイルショックなど外部の要因から来ています。


ところが世界で唯一、為替相場の影響を受けない国があり、機軸通貨のドルを発行しているアメリカです。

為替変動はドルに対して乱高下する事で打撃を受けるので、アメリカだけがドルに対して変動しません。

日経平均株価を見れば、円高で下がり円安で上昇するのがはっきり分かる。


投資家がいくら正しい判断をしても、円高になればまったく無意味で、株価は一律に下落していきます。

東北地震の後でドル円レートが70円台まで円高になりましたが、天変地異や世界経済危機の度に円高になるのも特徴的です。


アメリカでは9.11など悪いニュースがあればドル安になり、むしろ輸出では有利になるが、日本は円高になります。


日本の複雑怪奇な為替と株の市場では、バフェットの理論は残念ながら通用しません。

バフェットは良く講演で次のような言葉を話します。「株は一度も下がった事が在りません。保有し続ければ必ず儲かるのです。」

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです。さあ買いましょう。」

彼が日本人なら決してそう言わないでしょう。


成功した投資家の大半がアメリカ人


バフェットは年率22%のペースで資産を1949倍の6兆円に増やした。

バフェットの投資法の根幹になっているバリュー投資法は、価値のある会社を見つけたら、買って買ってとにかく買いまくる。


早く言えばこういう事で、マクドナルドやコカコーラが有名です。


コカコーラには価値があり、しかも割安だと判断したら、買い続けて株価が上がって資産が増える。

日本では通用しそうに無く、しかも日本人がアメリカの株を買っても、為替変動の影響を受けるので、日本株を買うのと同じリスクを負う。


バフェットが来日したとき「日本には永続的価値のある会社が1社もなかった」と言いましたが、コカコーラ方式では日本では存続し得ないのです。


世界の著名投資家のほとんどがアメリカ在住や出身者で、アメリカ人がいかに投資環境で恵まれているか分かる。

外国人がアメリカ人のように投資しても、基軸通貨ではないので、いつか為替でやられてしまう。

20世紀の世界三大投資家ソロス・バフェット・ロジャーズは3人ともアメリカで成功した人です。


「事業」ではなくいわゆる金転がしの意味の「投資」では、世界の著名投資家の9割までをアメリカ人が占めている。

大半はバフェットと同様に「買って買って買いまくった」結果資産を急増させた人たちです。


ジョージソロスは「ショート」つまり空売りで有名ですが、インタビューで「生涯通産で利益を上げたのはロングだけ」と言っています。


投資の魔王のようなソロスですら、アメリカ以外では通用しなかった可能性があるのです。

株を買って保有し、利益が出たらまた買い増すという方法は、アメリカ人にしか実行できません。


他の国の人が同じ方法を取っても、いつか為替変動や外部要因の暴落でやられてしまうでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/35127740.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/121.html#c42

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
66. 中川隆[-15149] koaQ7Jey 2019年12月12日 15:35:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2213]
【ノモンハン戦役】 A 1929年に始まった世界大恐慌


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c66
[近代史3] 朝鮮人はいつも強者の後ろに隠れて悪事を働く


2019年12月12日
韓国の本性 ベトナム、対馬壱岐、ソ連で何をしたか

朝鮮軍はいつも強者の後ろに隠れて悪事を働く

ベトナム戦争に参加した韓国軍は戦闘からは逃げ回り、ベトナム人を襲撃しては略奪を働いた。


韓国人が知らない半島の歴史


韓国は慰安婦や徴用工で謝罪を要求したり、日本の経済開発を略奪と言ったりしているが、自国の戦争犯罪には触れようとしない。

公正な議論のためには朝鮮あるいは韓国の戦争犯罪の整理が必要なので、韓国のために列挙してみようと思う。


まず韓国以前の半島国家の始まりは秦の始皇帝が統一したひとつの地方であり、その前は燕が統治していました。



中国に存在する「広開土王碑(西暦414年)」には倭国は新羅と百済を臣従させたと書かれている。

宋の宋書倭国伝には438年、倭王が「使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事安東大将軍倭王」と名乗ったと書かれている。

また半島南部で5世紀後半から6世紀前半(西暦450年頃から550年頃)の前方後円墳が10数基発見されています。


こうした物的証拠から、史書にある神功皇后の三韓征伐や任那日本府は事実だったと考えられ、日本が半島南部を支配した時期があった。

だが7世紀以降は半島が唐などの冊封体制に組み込まれ、663年の白村江の戦いの敗戦によって、日本は半島の領土や支配権を失った。

668年には唐が高句麗を滅ぼして半島を統一し、676年に新羅がクーデターを起こして朝鮮半島の乗っ取りに成功した。


朝鮮半島の不幸の始まりは、自らの力で統一したのではなく、唐の一部として統一してもらい、主君を裏切って領土を盗み取った所にある。

この後も朝鮮半島の国家は、宗主国をコロコロと変えては裏切りや謀反を繰り返し、自分自身で半島を統一した事は一度も無かった。

1948年にはアメリカ軍に独立させてもらったし、日韓併合によって清の植民地から抜け出し、秀吉の朝鮮征伐からは明と清から守ってもらった。


朝鮮軍による戦争犯罪


最初に記録された戦争犯罪は元寇の時で、モンゴル帝国は造船技術や海軍を持たないことから、高麗に日本侵略を命じた。

秀吉や中大兄皇子の命令は拒否したくせに、朝鮮人はモンゴルや中国皇帝の命令には「承知しましたご主人様」と従って日本を侵略することにしました。

高麗はモンゴルの為に軍船数千隻を建造し、あわよくば日本を征服して自分の領土にしてやろうと思い、対馬や壱岐に襲い掛かってきた。


これらの島々に攻めて来たのは実際には朝鮮軍で、最初から村人や女子供を標的にし、手当たり次第おそいました。

元寇は2度在ったが、2度とも先鋒の侵略軍として朝鮮軍が対馬・壱岐に上陸し、放火や略奪を繰り返して大きな被害を出した。

それでいて朝鮮軍は、いざ北条や朝廷の命を受けた武士団が現れると、一目散に逃げ出してモンゴル軍の後ろに隠れた。


ここら辺が朝鮮人が中国やモンゴル、ロシアからも見下される理由であり、弱いものは虐めるが相手が強いと隠れてしまう。

朝鮮軍が襲うのはいつも子供や女性、農民、無抵抗な村人などで、敵の正規軍が現れると必ず逃げる。

このパターンは有史以来、何度も繰り返し再現され、ある時は中国軍の後ろに隠れ、アメリカ軍の後ろで悪事を働いたこともあった。


強者の後ろに隠れて悪事を働く


1950年に始まった朝鮮戦争では驚くべき事に北朝鮮による犠牲者より、韓国軍による犠牲者の方が多かった。

戦争が始まると韓国軍は「自国民にスパイが居る」と言って全土でスパイ狩りを行い、100万人以上が犠牲になりました。

対して北朝鮮の攻撃による南側犠牲者は67万人なので、韓国軍のスパイ狩りによる犠牲のほうが、ずっと多かったのです。


朝鮮戦争で北朝鮮や中国軍と戦ったのはアメリカ軍だけで、韓国軍は逃げ回り、自国民の「スパイ」を捕まえては弾圧していました。

朝鮮戦争からさかのぼること5年前に日本は連合軍に降伏し、朝鮮半島から撤退したが、この時にも重大な戦争犯罪を犯した。

日本軍は自分が早く本土に帰りたいがために、さっさと38度線の南側に移動して、北側や満州の日本人を捨てて逃げてきました。


北朝鮮にはソ連軍が進駐してきたが、北の朝鮮人は新しい支配者の機嫌を取るために、日本人の女を捕まえては、ソ連兵に差し出しました。

この手の話は復員者が書いた手記には頻繁に登場し、昨日まで日本軍や日本人にペコペコしていた朝鮮人が、日本人を襲撃して略奪行為を働いた。

朝鮮人はソ連の協力者になって、日本人から奪い取った食料や衣類、日本の女を差し出して地位や権力を得たのです。


ベトナム戦争では韓国軍は連合軍として出兵したが、ベトナムで韓国軍はソ連や北ベトナムと戦わず、逃げてばかりいました。

それでいてベトナムの村々を襲撃して、略奪を働いたりし、大勢の犠牲者を出していました。


ベトナムで韓国軍が行った犯罪行為は非常に多いが、自分の戦争犯罪を隠すために、彼らは熱心に「日本の戦争犯罪」をでっち上げるのです。

これがライダハン事件につながり、韓国軍がベトナム女性を襲って生まれた孤児が1万人以上存在する。


もちろん合意のもとにではなく強制的に、あるいは韓国軍が集団で襲い掛かるなどして被害に遭った。


クアンナム省ハミ村では1967年に村人165人に防空壕に入るよう命じて、手りゅう弾を投げ込んだ。

韓国軍は北ベトナム軍からは逃げ回り、村々を回ってこうした行為を繰り返していた。


そしてアメリカに対してはベトナム戦争に協力したとして見返りを要求し、その後の経済発展につなげた。
http://www.thutmosev.com/archives/74368447.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/750.html

[近代史3] 昭和天皇が2・26事件を起こさせた本当の理由 中川隆
8. 中川隆[-15148] koaQ7Jey 2019年12月12日 23:07:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2211]
【ノモンハン戦役】 H 226事件


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/578.html#c8
[近代史3] 1票の格差は是正するな、1票の格差はむしろ必要、 アメリカは70倍の格差 中川隆
1. 中川隆[-15147] koaQ7Jey 2019年12月13日 07:37:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2210]

2019年12月13日
1票の格差はあった方が良い 地域の公平に必要


1票の格差という考え方は日本にしかない

引用:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141102000250_comm.jpg


選挙の度に市民団体と左翼的なマスコミ、同調する裁判官が大騒ぎして「選挙は無効だ」と言っている。

一票の格差はあってはならないというが、地域間の公平に必要です。

一票の格差とは

2019年7月の参院選では1票の格差が最大3.00倍だったので、選挙無効を求めた16件の訴訟が起こされました。


このうち違憲判決が出たのは高松高裁と札幌高裁の2件で、他は合憲判決が出されました。

国政選挙では選挙のたびに格差が縮小していて、2014年までの参院選では兵庫と鳥取の格差が4.782倍で、衆議院では兵庫と宮城の格差が2.124倍だった。


その頃は衆参両院で格差が拡大し、格差2倍以上の選挙区は合わせて24に増加していました。

ところで格差が大きい事だけが報道され、なぜ格差は良くないのかは誰も踏み込まない。


日本は47都道府県に分かれており、人口最多は東京の1300万人、最小は鳥取県の57万人でした。


去年は日本全体で43万人の人口が減少し、しかも地方の過疎地から都市部への人口移動が進んでいる。

また東北や北海道は人口縮小が進んでいるのに、沖縄は逆に増加しているなど、地域間の不均衡が進んでいる。


その上広大な面積に人口が分散する北海道と、狭い土地に居住する東京などとの条件の違いが大きい。


この国で格差を解消しようとするなら、強制的に有権者を移住させるか、東京や兵庫の国会議員数を大幅に増やすしかありません。

あるいはいっその事、鳥取県と島根県を廃止するが合併するしかありません。

しかもこういう事をやったとしても人口の移動や変動で、また格差は拡大するでしょう。


ところで「一票の格差」がある事で誰かが困っているのでしょうか?


一票の格差とは、左翼裁判官の妄想


市民団体と裁判官は「一票の格差があってはならない」と絶叫しているが、わたしはあっても困りません。

衆議院小選挙区の議員定数は東京が最大の25で問題の兵庫は12、優遇されている筈の鳥取は2です。


25の東京や12の兵庫より、2の鳥取の方が人口当たりの政治権力が大きいというのは妄想に過ぎないのではないか。


鳥取の人口は東京の20分の1なので格差を無くすには東京20対鳥取1にすれば良いが、兵庫は560万人なので割り切れない。

格差ゼロにするには国会議員数を鳥取5人、東京を133人、兵庫を55人とでもするしかない。

しかしこれでもまた鳥取を5人にするか6人にするかで大きく変わってきます。


埒が明かないので、ここで見方を変えてみる事にします。

鳥取は人口当たりの国会議員数は多いが、絶対数が少ないので、国会で鳥取県人の意見はほとんど反映されない。


逆に東京は人口当たりの国会議員数は少ないが、絶対数が多いので、国会で東京都民の意見が反映されやすい。


テレビで東京都の新宿で聞いた意見が放送される事はあっても、鳥取砂丘でアンケートを取る事は絶対に無い。

人口が少ない地域に住む人ほど、地域の意見が国政に反映されないという「地域格差」問題があります。


地域格差を是正するためには、人口当たりの国会議員の数を過疎地では増やしてやるのが妥当で、格差でも何でもない。


一票の格差は調整機能として必要なものです。


アメリカの格差は70倍、国連13万倍

ここで日本以外の国に目を転じて「一票の格差が酷い国」を見てみます。

それはアメリカですが、意外な事に一票の格差という概念がありません。


アメリカの上院では地域ごとの発言権を公平にするため、各州2人の上院議員数になっています。


3800万人のカリフォルニア州と57万人のワイオミング州の議員数は同じで、格差は70倍以上になっている。

ワイオミング州は人口一人当たりの予算配分でも優遇されていて、小さな州ほど恵まれています。

日本の裁判官の論理ではワイオミング州は1人、カリフォルニア州は70人の議員数になるが、これのどこが「平等」なのか。


世界最悪の一票の格差を持つ機関は、これも意外な事に「国際連合」です。

人類の人口が72億人で中国13億人、アメリカ3.2億人、インド12億人。


3カ国で約30億人で人類の40%なので、一票の格差を無くすると3カ国で4割の議決権を得る必要があります。


中国だけで国連の2割弱の議決権を得るのだが、当然こんな事は認められていない。

人口1万人弱のツバルも13億人の中国も同じ1票しか持っていないので、一票の格差は13万倍です。


日本の裁判官に言わせると是正するべきとなるが、日本の裁判官の理想が実現した社会とは地獄ではないか。


一票の格差は裁判官の妄想に過ぎず、地域間の公平を保つ為に必要な事です。

鳥取の国会議員が1人か2人かの違いで、被害を受けてる人など本当に居るんでしょうか?
http://www.thutmosev.com/archives/35835871.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/697.html#c1

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
559. 中川隆[-15146] koaQ7Jey 2019年12月13日 08:01:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2209]

東海アマブログ どちらがトクか? 2019年12月12日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-962.html

 
 消費税10%は予想通り、凄まじい景気低迷を生み、どこの商店も、生活必需品以外は閑古鳥が鳴き、シャッター街を拡大させている。もう日本経済は「お前は、すでに死んでいる」状態だ。

 「ものが売れない……」
 当たり前だ、安倍自民党は、商業に10%もの罰金を科したのだから。

最低限、命を繋ぐレベルの購買に抑えて、演芸やスポーツなどの観戦もやめ、もちろん旅行も取りやめて、息を潜めるように安倍政権の倒壊を願っていても、何より、生活必需品による生活の圧迫も尋常ではない。

 生活費のうち、一番高くつくのが家賃である。これは千差万別で、地域ごとの標準的な比較が大変なのだが、とりあえず目についた1DK〜2K程度の家賃比較を見てみよう。

 https://blog-imgs-132.fc2.com/t/o/k/tokaiama/dottigatoku3.jpg
 

 ちなみに私の住む岐阜県は、「非常に安い」評価の4県=宮崎・愛媛・鳥取・岐阜に含まれていて、中津川駅付近の1LDK家賃は、徒歩圏内で5万円程度である。
 名古屋駅まで1時間10分程度なので、名古屋市内に通勤する人も多い。

 https://www.homes.co.jp/chintai/theme/14130/gifu/nakatsugawa-city/list/?&cmp_id=001_01005_0006081195&utm_content=001_01005_0006081195&utm_campaign=%5B%E8%B3%83%E8%B2%B8%5D200_NA_01cx&utm_medium=cpc&utm_source=google&gclid=CjwKCAiAxMLvBRBNEiwAKhr-nMKR1K_J_mcmwMOYPX45UTJJHjfxY6_Xj9Rrtit7frJdGrRz_J6PVhoCvDYQAvD_BwE

 私の住んでいるのは、駅から20Kmも離れた山間部で、リニア予定駅から一本道なのに、今でも実売坪単価で5000〜1万円程度だ。路線価は坪1000円である。
 私は、17年前に300坪の山林を購入し、100万円のキットハウスを自分で建てた。おかげで家賃はゼロ円だ。年金が月5万円以下なので、1DKアパートにも住めない。

https://blog-imgs-132.fc2.com/t/o/k/tokaiama/dottigatoku2.jpg


上のグラフは2011年の1K住宅のものだが、中津川でも名古屋でも、さほど変わりないような気がする。
https://home.adpark.co.jp/contents/yachinsoba/

 求人の多さと住まいの安さを基準に「生活のしやすさ」を考えると、名古屋圏がもっとも恵まれているように思われるが、金沢周辺も捨てがたい。

 今後、安倍政権が続く限り、日本経済が根底から崩壊するのは確実なので、阿鼻叫喚状態になる前に、一番、安全に安定的に生活できる居住地を考える必要がある。
 とりわけナチュラルな自然環境に憧れる人は、大都市はやめておくべきだ。やはり2000m級山岳の山麓に位置する中津川市のような環境を勧めたい。
 多少蓄えがあるなら、300万円も出せば上等な土地付き住宅が入手可能である。
 https://www.athome.co.jp/kodate/chuko/gifu/nakatsugawa-city/list/

 子供を大自然のなかで、のびのびと骨太に育てたいなら、地方の山岳環境は絶対条件だと思う。

 地方暮らしで問題になるのは、燃料代の高さだ。中津川市は、岐阜県内でも寒いことで知られるので、厳冬期の燃料代は高くつく。
 最近の省エネエアコンは、電気代が安いとはいうが、使ってみた印象では、灯油ファンヒータとどっこいどっこいだろう。
 同じ料金でも、エアコンはかなり寒く感じるので、小型ファンヒータや、こたつとの併用になってしまう。

 電気代は、一般的な利用法で、1〜2人暮らし、月に5000円前後と思えばよい。
 私の場合は、後に述べるが、トイレを自家処理しているので、曝気攪拌に使用する電気代が毎月3000円程度はかかっている。
 冬場、水道管電熱ヒーターを使用していると、毎月数千円はかかる。内陸部で夏場は相当に暑いので、エアコンも必需だ。今年は、月に3000円程度かかった。

 田舎暮らしが問題なのは、交通が不便であることと、プロパンガス代が高くつくことである。
 まず、東京ガスの料金表で、ガスボイラーとコンロで月20㎥使用とすると3500円程度。
 中津川市のプロパン料金は、基本1700円程度、㎥あたり490円と、ひどく高い。
 https://lpg-consumer.com/area-info/gifu.html?gclid=CjwKCAiAxMLvBRBNEiwAKhr-nJI8w1X-gcwZZWuGZvNIDaHfbuf4cdR6A6TWnrKEoRn3w_lDBm_OdxoCjiAQAvD_BwE

 同じく、月20㎥で、11500円にもなってしまう。東京ガスの三倍の価格である。
 これは、岐阜県プロパンガス協会が結託して暴利を貪っていると批判されるべきだろう。

 私は、十数年前に、持ち込みのプロパンガス充填が拒否されるようになったので、以来、カセットガスを利用している。
 カセットガスは、ブタンをプロパンに熱量換算して1本あたり124リットル程度なので、1㎥なら8本に相当する。
 価格は、3本270円(コメリ)なので、一本あたり90円。
 プロパンは、1㎥550円とすれば、ブタンカセットガス1本に換算すると69円程度。
 
 わずかにプロパン(1㎥550円として)が安いのだが、プロパン契約の場合は、使わなくとも基本料金1700円前後を徴収される。カセットガスは、自分で買ってセットした分だけだ。
 使用済みカセットは、空き缶と同じように金属クズで捨てられる。私の場合は、100本くらいまとめて、地域の資源ゴミ収集に出している。

 私のカセットガス使用量は、毎月15本程度だと思う。したがって、月に1350円前後、プロパンの基本料金より安いので、圧倒的にカセットが有利である。

 カセットコンロの使い心地だが、これまで16年で10台くらいは買った。高価な岩谷はさすがに故障しにくいが、安価なアイコンロを買ってしまうのでトラブルはある。
 最近では、アイコンロのバーナー部分が腐食してボロボロになったので、また懲りずにアイコンロに買い換えたが、今度は、大きく設計変更してあり、信頼性の高いものになっていた。非常に使いやすい安定性の高いものになっている。

 結論からいえば、今のところ、調理だけならカセットガスコンロが圧倒的に有利である。調理中にガスが切れてカセット交換をしたために味が落ちることは頻繁にあるが、深刻に捉えるような問題ではない。
 厳冬期、室温が低いときは、ガスの出が悪くて困ることもある。こんなときはカセットにお湯をかけておく。
 なお、カセットは、高価な岩谷製を買う必要はなく、安価なアイコンロや東邦で十分だ。大増税後は、一本あたり90円程度だ。

 私は風呂も自分で作った。20万円程度で売られていた小さな2畳半のログキットを購入して、自分で組立、灯油ボイラーも自分でセットした。
 現在のところ、プロパンが異常に高いので、灯油ボイラーの方がはるかに経済的である。ボイラーは、ノーリツの8万円程度のものを使っている。
 すでに16年以上使っているが、一度も故障したことはない。もっとも、そろそろ寿命になる頃なので、いつ更新時期が来るかとヒヤヒヤしている。

 灯油ボイラーは、屋外用の毎時4万Kを購入するのがいい。設置台を腐食しにくいアングルで自作する必要があるかもしれない。200リットルの大型灯油タンクを設置すれば、1シーズンに一回程度(二日に一回入浴)の給油ですむはずだ。(現在価格で1万5千円程度)
 DIYの好きな人なら容易に自分で設置可能である。

 水利は、上下水道とも、私は自家処理で、上水は深さ4mの浅井戸、下水は、EM処理して、全量を庭の畑に吸収させている。
 16年間一度もくみ取りしていないが、悪臭などの問題は一切ない。
 ただし、向かいの池か、浄化槽などからユスリカの大発生があり、今ではデミリン発泡錠が欠かせない。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-98.html

 井戸は、造園屋にユンボで掘ってもらうのが安く上がる。農業用の需要が多いので、どこの造園屋でもやってくれるだろう。
 今は、4mで30万円前後ではないだろうか?
 井戸屋に頼んだ場合は、深井戸で50万円程度は見ておく必要がある。私も、資金が入手できればNPOで取り組みたいと思っている。
 井戸ポンプの寿命は十数年程度だが、丁寧に使っていれば20年は持つはずだ。今は8万円程度だ。

 配管は、基幹配管を20ミリのVPにして土の中に20センチ以上埋める。枝配管は、十分な保温をして必ず水抜き栓を作っておき、マイナス10度になる前に、露出管の水を完全に抜けるようにしておく。

 中津川市の上下水道料金は、以下の通り。
  http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/page/050842.html
 http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/page/051997.html

 通常使用なら、月、上下で5000円以下ですむはずだが、名古屋市では、相当に安くて月、3000円程度を考えれば良い。これは自治体の規模=スケールメリットなので仕方がない。なお、東京と名古屋は、料金があまり変わらない。
  https://www.water.city.nagoya.jp/category/hayamihyou/1116.html
 https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/ryokin/hayami_23_08.html?area=23ku

 電気代だが、これは、全国で大きな差は出ていないはずだ。
 実は、太陽光パネルを購入して、自家発電を行うつもりだったが、予想外にバッテリーの劣化が早く、また整流ダイオードの問題で効率も悪かった。
 非常に高額のACDC変換器が、雨水の混入で破損し、自家発電はろくな成果もなく、ひど高いものについた。
 今では、非常用の1Kwガソリン発電機があるだけだ。私は、個人的な規模の自家発電は、とても推奨できない。

 私が、移住を前提に考える基準は、やはり家庭菜園=ダーチャが作れるかという視点だと思う。
 一反300坪の家庭菜園が確保できれば、ジャガイモだけで大人数人を食べさせることができる。個人で、一反の農地を確保するのは大変なので、気の知れた仲間数名で共同購入するのが良い。
 それに、一人では意欲が湧かない。数名でやってれば、あれこれワイワイ対話しながら文殊の知恵も湧き出すものだ。

 我が家にも80坪ほどの畑地を拓いたが、この数年、農薬を使わなかったせいか、病害虫が増えて、ウイルス病で収穫に大きな打撃があるし、オマケにイノシシなどの侵入で掘り返され、ひどい目に遭った。
 ま、耕運機代わりにはなるのだが。
 共同農場を作る場合、今では、農地の防護対策が欠かせない。最低限、鉄筋メッシュで周囲を覆って、小動物が入らないような対策も必要だ。

 我が家のウイルス病は、屎尿処理水を畑に全量流しているので、どうしても過湿になって、虫が湧きやすくなるせいだと思う。
 しかし、子供のいる家は、子供たちに自分の手で食料を生産する方法と自信を学ばせることが人生にとって最大の役に立つカリキュラムになるはずだ。
 私は、60年前の幼い時代に、学校で裁縫を教えてくれたことが、今でも役立っている。当時、教えられた農業や畜産の基礎知識(養鶏など)は人生の宝になっている。
 ぜひとも、子供たちを学習塾でなくダーチャで学ばせてもらいたいと私は願う。

 中津川市の場合、駅から遠い農地は、老齢化による耕作放棄地を探せば、恐ろしく安く入手できる可能性がある。坪単価数千円で農地が購入できるし、山寄りの過疎地ならば、農地転用も容易に許可される。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-962.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c559

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
214. 中川隆[-15145] koaQ7Jey 2019年12月13日 08:03:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2208]
東海アマブログ 中国・韓国による、日本国内の土地買収問題 2019年12月10日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-960.html

 中国人による、中国地方(広島県・島根県)の水源地帯、北海道の水資源地帯の大規模な買収、韓国人による対馬の買収問題は、すでに20年近くも前から指摘され、「国土簒奪」を想起させる規模にまで進んでいるにもかかわらず、自民党・日本政府は、対策らしい対策を一切放棄して、侵略的買収をされるがままに沈黙している。

 これは官僚や自民党の無策以上に、対策を行うべき国会議員まで買収が進んでいると考える必要がある。
 例えば「日韓議連」や安倍晋三周辺は、韓国統一教会と深い関わりを持ち、選挙や政治資金についての支援を統一教会から受けることと引き換えに、韓国人による日本国土買収を見て見ぬ振りをしているとしか思えない。

 多くの国が外国人の土地所有規制するが日本では野放し状態
 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/171204/soc1712040021-n1.html

 もう一つは、竹中平蔵ら売国奴による新自由主義=グローバルスタンダード思想の浸透により、日本国土の利権を外国人に開放(売り渡す)という政策が大規模に行われていることがある。
 それは、例えば、全国の水道管理権やゴミ処理権を外国企業に売り渡すというものだ。

売国奴どもが、日本の水道を国際金融資本に売り飛ばして、庶民の命綱を勝手に奪われること
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-954.html

https://biz-journal.jp/2018/12/post_26052.html


  外国人による日本の土地買収が激化 北海道や長崎、沖縄も
  https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E8%B2%B7%E5%8F%8E%E3%81%8C%E6%BF%80%E5%8C%96-%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%84%E9%95%B7%E5%B4%8E%E3%80%81%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%82/ar-BBRMYe0

 以下引用

 ◆外資に買い占められる北海道

 外国人による北海道の土地買収がとどまるところを知らない。

 農林水産省が昨年の4月27日、林野庁のホームページで公開した調査結果によれば、’17年1年間だけで外国資本に買われた森林面積は、53ha。東京ドーム12個分に相当する広さだ。

 それでも、この状況は今に始まったわけではなく、10年ほど前からすでに深刻な問題だったという。そう語るのは、外国人による土地・不動産買収の状況について、全国的な現地調査を行っている平野秀樹氏だ。農水省を皮切りに、国土庁、林野庁、環境省の官僚として、日本の国土保全に長年携わってきた人物である。

「林野庁の統計によると、’06年から’17年までに外資および外資系が買収した日本国内の森林総面積は5789ha。しかし、森林以外の土地売買については政府へ報告する義務がないため、実際どれくらいの面積の国土が外国人に買われているのか、データ自体がないのです」

 この5789haは、山手線内側面積の9割に相当する広さだが、これはあくまで氷山の一角というわけだ。

「当然、森林以外にもゴルフ場、ホテル、ソーラー発電用地、農地などもたくさん買われています。私の推計では、日本全国でおよそ10万ha(東京都の面積の半分弱)は外資系の掌中に収まっていると見ています」

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 特に北海道は、約1万5000haの土地が買収されているという。具体的な地域では、ニセコ(ニセコ町・倶知安町)、トマム(占冠村)、サホロ(新得町)などの人気リゾートや、国際交流が盛んな苫小牧市、釧路市周辺などが買われているようだ。

 外国人は、北海道の土地をどのような動機で買うのだろうか。平野氏は次のように分析する。

「日本政府はこれまで北海道のインフラ整備に何兆円を投じてきました。道路もエネルギー供給も水道も整っている土地ですから、たとえ過疎化・無人化が進んで日本人にとっては無価値になっても、外国人にとっては極めて割安となります。そこが彼らの目に魅力的に映っているようです。特に中国・香港系が積極的に動いており、投資目的で購入しているケースが大多数だと考えられます」

 近年、地価の上昇が著しいニセコでは、不動産オーナーの6割以上が中国・香港系なのだという。

 一方、北海道と同様に、これまで政策的に膨大なインフラ投資が行われてきた長崎県対馬でも、土地買収が刻一刻と進行している。外国資本による土地取得問題に詳しい、産経新聞社編集委員の宮本雅史氏はこう指摘する。

「対馬は韓国まで直線距離で50kmとかなり近いこともあり、韓国資本による土地や不動産の買収が急速に進んでいます。それに加えて最近では、中国資本が土地を買い始めているという噂が対馬の住民の間でささやかれています」

 また、宮本氏によると、沖縄に次いで琉球弧の二大拠点の一つで、現在陸上自衛隊の拡充計画を進める奄美大島や、尖閣諸島までわずか170kmしか離れていない沖縄県宮古島でも中国資本による土地買収が進行しているという。投資目的にはそぐわないような地域での事例も少なくないのだ。

 北海道や対馬、沖縄の離島など、買収されている理由はそれぞれ異なる。しかし、なぜ外国人の土地買収がこれほど激化しているのだろうか。平野氏はこう説明する。

「日本の土地・不動産は外国人でも買える上、登記が義務ではありません。諸外国ではあり得ないことですが、ここに根本的な問題があります。投資目的の外国人にとって、誰が買ったのかを秘匿できる日本の土地・不動産は、マネーロンダリングや資産隠しの手段としても使いやすいんです」

 つまり、所有者が誰なのか、行政も把握していないため、保有時の固定資産税、転売時の不動産取得税、所得税を支払っていない外国人は相当数いると予想される。日本人は真面目に税を納めている一方、外国人が未納で済んでいるとなれば、日本国民として到底納得できないところだ。
*******************************************************************

 引用以上

 中国は、1990年代の江沢民・李鵬政権時代に、帝国主義的な対外侵略、国土支配地域の拡大計画を示し、日本や台湾・フィリピン・インドネシア・豪州も支配地域に組み入れるという侵略計画を明らかにした。

 李鵬(当時首相)は、2020年までに、日本を乗っ取ると、当時の豪州首相に漏らしたことで、この計画が世界的に明るみに出たのだ。
 追記 正しくは、1995年に「20年後に日本は消えている」と豪首相に発言した。上は間違いです。m(_ _)m
 https://ameblo.jp/tachiagare-nihonjin/entry-10659672035.html

 このときに中国当局が計画したのが、第一列島線・第二列島線のラインで、将来、第二列島線の範囲内までは、すべて中国が支配する計画だった。この中には日本・フィリピン・豪州も含まれている。
 当時、アメリカに対し、太平洋諸国の二分割支配案まで持ちかけていたが、このことでアメリカは中国の驚異的な領土拡張野望に対し、決定的な警戒心を抱いたといわれる。

rihou2.jpg

 以下は、当時明らかにされた、日本列島支配計画図である。この地図を見ると、岐阜県・愛知県以西・以南は、中国政府の支配省になることが示されている。
 中国人は、日本人と見分けが難しいし、土地所有者が公開されているわけでもないので、いったい、どこが中国・韓国人に買収されたのか、実感として知る機会は少ない。

 しかし、北海道では、自衛隊基地の近くで中国人が買収した土地に、要塞のような家と、使用目的の不明な巨大なレーダーが設置され、出入りする人物が、まるで軍人風であるとのテレビ番組が放映されたことがあり、中国政府が代理人名義で買収した後に、自衛隊を監視するための軍事拠点を建設している疑いがある。
 ここまでくると、日本のCIAと呼ばれる内閣情報調査室が動いていないとおかしいが、この施設に対して、日本政府が何らかの関与を行ったとの情報は確認できない。

 rihou1.jpg


これが、決して夢物語ではなかったことが、その後、日本列島の水源地帯を中国政府の代理企業が大規模に買収を始めたことで明らかになった。
 中国は、主に安く購入できた水源地森林地帯を買いあさって中国人名義に換えた。直接、中国政府が買収するのではなく、マレーシアやシンガポールにペーパーカンパニーを作って買収させるという手口だった。
 
中韓の「日本買収」が止まらない これは武器を持たない戦争
 https://www.news-postseven.com/archives/20180109_640250.html

密かに進む外資による水源林の買収 資源保全、安全保障に無防備な土地制度
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/2059

中国人はなぜ日本の水源を買うのか? 水ジャーナリストに聞いてみた
  https://news.livedoor.com/article/detail/14608215/

 このリンク先によれば、中国人だけが買収した日本国土は2018年度までに6000ヘクタールを越えている。
  http://hrp-newsfile.jp/2019/3531/
 
 もはや中国領土! 北海道の土地、既に13%が中国人に買われていた
 https://www.youtube.com/watch?v=23E5gMYhaS4

 同じように、韓国人による対馬の買収も極めて深刻で、韓国では、竹島(独島)とともに対馬も韓国領土であるとの宣伝が大規模に行き渡り、対馬は、あたかも韓国領のように利用されている。

「対馬は韓国の領土だ!」と領有権主張 市議会が激怒、韓国の訪問団を拒否
 https://www.j-cast.com/2013/03/25171037.html?p=all

 竹島の次は・・・韓国が対馬の領有権を主張し始めた
  https://matome.naver.jp/odai/2134615707297222701

 対馬、島全体を韓国人が買い占め始めている…日本人の島民を雇う韓国人経営の店も
 https://biz-journal.jp/2018/11/post_25351.html

  対馬の危機! 韓国資本による土地買収で… 自衛隊増員“渇望”する島民の声
  https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190606/pol1906060002-n1.html

 すでに、韓国は、対馬における自衛隊基地に隣接した土地を買い占め、それを軍事拠点化する準備を完了しているといわれる。

 対馬をどうする気なのか ウオーク
  https://www.youtube.com/watch?v=7z60hVMi6To

 竹島に続いて対馬を領有する意思を満々に示している韓国だが、この計画は、文鮮明生存中の統一教会が、積極的に「日韓トンネル事業」を通じ、安倍晋三ら自民党保守系議員を選挙協力などで買収して行われてきた。
 日韓議員連は、超党派ではあるが、事実上、日本議員に対する工作組織である。
 日本政府が竹島における韓国人の土地買い占めに規制をかけない最大の理由は、日韓議連などで韓国側(統一教会)に議員が買収されているという現実によるものである。

  https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191102/pol1911020002-n1.html

  https://blog.goo.ne.jp/akamine_2015/e/b8a74073c8e9d8961c9a22d886691892

  https://shinjukuacc.com/20190910-04/

 こうした事態に対して、本来、日本国土を守る責務を負わされているはずの議員たちが、日本の領土を守るため行動する議員連盟というのを結成し、上に挙げた外国勢力による国土簒奪に対しても、行動を起こしているのだが……。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%A0%98%E5%9C%9F%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F

 これが、実は、統一教会から支援を受けた日韓議連系のメンバーがたくさん含まれていて、声は上がるが体は動かないという現実になっている。
 全体に右翼的なメンバーが目立つが、大半が、国際勝共連合=統一教会に支配された日本会議に所属していて、これで韓国の土地買収を阻止できるのか甚だ疑問である。

 そもそも国際法の概念では「相互主義」が原理であり、中国が、外国人の土地所有を拒否している以上、中国人による日本国土の買収も拒否しなければならない。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E6%B3%95

 それなのに、日本政府は、鳩山由紀夫・菅直人政権時代から、一切、相互主義を実現しようとせず、一方的な買収を容認してきた。
 これは、国土を守る義務を負っている日本国議員の、怠慢ではすまされない基本的な任務放棄である。

 まずは、日本に敵対し、侵略する意思を示している中国・韓国人による、日本国内の土地の買収は、ただちに拒否され、土地を没収し、時価相場による対価の保証をする必要がある。今ならば、たいした金額にはならない。
 外国人土地法を再度、確認し、政令を定める必要がある。これで外資による日本資産の浸食に法的な歯止めをかけることもできる。

 安倍晋三=竹中平蔵勢力は、口先だけで対馬の韓国人土地没収を臭わせているが、統一教会の支援で当選してきた安倍に、そんなことができるわけがない。
 対馬の買収は、故文鮮明による指示だったからだ。

 しかし、これを実現した勢力だけが、これから日本で圧倒的な支持を受けることになることが明らかだ。

 今、断固たる態度を示さないと、また竹島の二の舞になるし、中国の土地買収を通じた日本支配戦略を阻止することが不可能になってしまう。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-960.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c214

[近代史3] 馬渕睦夫 世界を支配する者達が生み出した『中央銀行』という奇形 中川隆
3. 中川隆[-15156] koaQ7Jey 2019年12月13日 10:52:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2210]
馬渕睦夫元大使への反論〜日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/558.html#c3
[近代史3] 馬渕睦夫のユダヤ陰謀論はどこまで本当なのか? 中川隆
39. 中川隆[-15155] koaQ7Jey 2019年12月13日 10:53:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2209]
馬渕睦夫元大使への反論〜日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/212.html#c39
[リバイバル3] 孫正義の詐欺の手口 中川隆
15. 中川隆[-15154] koaQ7Jey 2019年12月13日 16:17:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2208]
東海アマブログ 追い詰められた孫正義 2019年12月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-964.html

 ソフトバンクファンドが、次々に投資失敗を重ね、事業が立ちゆかないほどに追い詰められていることは、ネットでは常識的に語られていて、格付け会社からも、ジャンク認定を受けるようになり、もう倒産が時間の問題であるといわれている。

 https://group.softbank/corp/irinfo/stock/rating/

 S&P のBB+の格付けは、ジャンク級であることを意味し、投資不適格認定されている。
 唯一、日本のJCRだけがA-を付けているが、JCRは経産省官僚の天下りによって作られた格付け会社で、政治的な意図で格付けを定めている客観性のない会社である。

 やることなすこと、すべて裏目に出るソフトバンク もう時間だ…… (2019年11月20日)
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-940.html

 そもそも、ソフトバンクが大規模な失敗を始めた最初は、2013年、携帯電話会社スプリントの買収によるもので、おおむね2兆円の損失が起きているといわれる。
 https://biz-journal.jp/2018/05/post_23259.html

 今回明らかになったのは、ソフトバンクファンドが、ワグ・ラブズという「犬の散歩事業」を行う会社から投資を引き上げたというニュースである。
 https://jp.wsj.com/articles/SB11405409923491164573304586068520526624178

 https://www.youtube.com/watch?v=nsxDMDAjcko

 先に、ありふれた不動産賃貸事業にすぎないウイワーク問題で数兆円の損失が確実視されていて、この投資判断のミスがソフトバンクファンドに対する信任を一気に破壊している。これも、アダム・ニューマンという詐欺師に孫がコロリと欺されたことからだった。
 https://diamond.jp/articles/-/221433

 https://www.mag2.com/p/money/802891/3

 過去2年間の投資先で、安定して利益を計上している企業体は、ほとんど存在しない。
多くが奇妙な詐欺的商法を行っていることが明らかにされている。
 そもそも、孫正義がビジョンファンドを立ち上げた理念は、「AI事業への投資」だったはずだが、投資先に、それらしいAI事業は非常に少ない。
 実態は、タクシー配車とか、犬の散歩とか、賃貸不動産紹介とか、AIとは縁もゆかりもないものばかりだ。

 ソフトバンク、韓国での投資が失敗に終わる!クーパンという赤字会社に3,200億円突っ込んでいた事実が発覚、ウィーワークの二の舞か
 https://www.youtube.com/watch?v=loTEtYES_Kg

 ウーバー・ネット配車事業は、委託運転手が数千件もの強姦事件を起こして、企業体そのものの存続が不可能と評価されている。
 ウーバーで3000件の性的暴行 運転手と乗客関与(19/12/07)
 https://www.youtube.com/watch?v=-8dzscAu3C0

 ホテル・部屋貸し事業のOYOも、あまりにも杜撰な営業実態が、他の不動産業者から告発されるようになって、事業の将来性が否定されるようになった。
 
 正直ひどい!OYO LIFEの実情を暴露します【オーナー向け】
 https://www.youtube.com/watch?v=fgGR0xRGdX8

 OYO徹底解説、ソフトバンク倒産、続編。OYO life、オヨ、ビジョンファンド、赤字、LINE買収、合併、決算。
 https://www.youtube.com/watch?v=REIn_V_lkM4


 どうみても、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資選定に、大きな欠陥が存在していることを示しているが、これらの多くは、ゴールドマンサックスから流れた事業であると噂されている。
 もう投資選定・評価役員に、ソフトバンクを潰す目的のエージェントが入り込んでいるとしか思えないのだが、孫正義がゴールドマンサックスに盲目的に追従する理由は、実の娘がGSの正社員として採用されているからだともいわれる。

 これまで、孫正義の手がけた投資で、大成功といえるのは、アリババに対する出資くらいだろうが、この投資によって得た8兆円の利益の大半を失ってしまっている状況だ。
 https://president.jp/articles/-/18426

 ゴールドマンサックス社は、ファンドを自社の利権に利用するために、最初に、経営陣の身内を社員に引っ張り超好待遇を与えて、血縁を利用して腐った投資話を持ちかけ籠絡しているようだ。
 同じように、子供がGSの社員として採用されているのは、ユニクロの柳井正の息子、一海が知られている。  

 ソフトバンクは、今年、ファンド事業で、7000億円の赤字が出たと公表した。
 https://diamond.jp/articles/-/221422

 実態は、そんなものではないだろう。もし真実を公開すれば、ビジョンファンドに対する信任が崩壊してしまうから、適当に優しい数字を並べただけだろう。
 ソフトバンクの有利子負債は15兆円といわれるが、18兆円と評価する声もある。
 https://toushi-channel.com/stock-investment/softbank-debt/

 ただし、孫正義の個人資産が約2兆円あり、金利に充当できるから、見た目ほど深刻ではないとの意見もある。
 それは、借金総額が、公表通りの数字であった場合だが、現実には、数字の操作が含まれているのは確実である。

 問題は、もしもソフトバンクGが資金ショートでデフォルトでも起こしたなら、日本政府の代表的な株式指標銘柄であることから、日本経済に巨大な影響を及ぼすことになる。
 すでに、みずほを除く、銀行団は、ソフトバンクを救済しないと表明していて、デフォルトが一気に日本経済崩壊を招く可能性がある。

 これほどの事業規模だから、政府の救済が入ると考えるのが自然だが、実は、ソフトバンクは、自分の首を絞める最悪の脱税行為を行ってしまったので、「もはや救済に値しない企業」と政府に認定されていて、総務省は、ソフトバンクの倒産に備えて、関連事業をNTTに代行させるプロジェクトを発足させているといわれる。

 法人税を1円も払っていないソフトバンクを許していいのか!?
 https://www.youtube.com/watch?v=Q8BzZW7n53A

 ソフトバンクが利益1兆円でも法人税0円を財務省が対策へ!税法の抜け穴をふさぐ!
  https://www.youtube.com/watch?v=cwzC26lA30g

 この脱税事件を契機にして、孫正義が個人資産をタックスヘイブンに置いているとか、悪質な詐欺行為を働いたとか、たくさんの告発がネット上に出るようになった。
 https://www.youtube.com/watch?v=3Bklim1WKKw

https://www.youtube.com/watch?v=GKAf63dIL5U

 https://news.livedoor.com/article/detail/11570749/

 ここまで悪評が紛々と出てきて、1兆円の脱税まで指摘されているのに、これで政府が救済するとすれば、ドロドロに腐敗した安倍政権とはいえ、裏側で、ありえないような不正取引が行われていることを推測できる。
 こんなときに登場してくるのは、いつでも極悪人、竹中平蔵なので、動向を注視したい。

 孫正義は、窮地に陥ると起死回生の、あっと驚く手をひねりだしてくることで知られているが、今回も、韓国のラインとヤフーを統合させるという手を打った。

ヤフー・LINE「経営統合ショック」が業界にもたらす巨大インパクト
  https://www.businessinsider.jp/post-202618

  https://www.youtube.com/watch?v=D7DTyOo9ZJE

 圧倒的にヤフーの実力が勝っているにもかかわらず、五分五分の条件で対等合併することは、ソフトバング側の大きな焦りを物語っていると森永が指摘している。

 これが成功するとしても、ソフトバンクG全体の有利子負債18兆円=年間金利が、おそらく数兆円を補填できる利益を上げられる手駒にはなりえず、ビジョンファンドの投資先も、かつてのアリババのような打ち出の小槌は一社もない。
 https://jidounten-lab.com/w_svf-69

 ビジョンファンドの最大投資家、6兆円出資しているサウジのノコギリ王子もアブダビ国営ファンドも、もはや孫の第二第三ビジョンファンドの呼び掛けには応ぜず、国内の銀行群は、運命共同体であるミズホを除いて、ソフトバンクGへの救済を拒否する意思を示している。
 ここまで総スカンを食った事業家が、歴史上、生き延びることができた例はない。

 ソフトバンク倒産の裏話【借金17兆円は超ヤバい】日経平均株価の大暴落とみずほ銀行や三井住友銀行危機とウィーワーク
 https://www.youtube.com/watch?v=wUIGWyJ4ipg

 ソフトバンク倒産問題、MUFG融資拒否
 https://www.youtube.com/watch?v=AtZzIYPV3W8

 問題は、ソフトバンクG破綻の規模が、日本経済史上かつてない凄まじい大きさであるため、ドイツ銀行破綻とならんで、何が起きるのか、誰にも予想がつかないことである。
 いきなり、日本経済に20兆円規模の大穴が開くことになり、ソフトバンクのデフォルト連鎖が、想像もつかないほどの巨大な連鎖倒産を生む可能性がある。
 携帯電話事業は、町の小さな企業の生命線にも関わっていて、工事業者から、販売業者に至るまで数万以上の事業所が大きな影響を受ける。

 孫正義は、2兆円の預貯金資産を保有する日本最大の大金持ちだが、そんな資産でさえ、デフォルトが起きれば焼け石に水なのだ。
 したがって、倒産は日本株価を大暴落させるとともに、安倍晋三によって破壊された景気循環が根底から絶たれてしまう可能性もあることを、今の段階で、対策を十分に準備する必要があるだろう。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-964.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/965.html#c15

[近代史3] ソフトバンク 孫正義は日本人の敵 中川隆
16. 中川隆[-15153] koaQ7Jey 2019年12月13日 16:18:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2207]
東海アマブログ 追い詰められた孫正義 2019年12月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-964.html

 ソフトバンクファンドが、次々に投資失敗を重ね、事業が立ちゆかないほどに追い詰められていることは、ネットでは常識的に語られていて、格付け会社からも、ジャンク認定を受けるようになり、もう倒産が時間の問題であるといわれている。

 https://group.softbank/corp/irinfo/stock/rating/

 S&P のBB+の格付けは、ジャンク級であることを意味し、投資不適格認定されている。
 唯一、日本のJCRだけがA-を付けているが、JCRは経産省官僚の天下りによって作られた格付け会社で、政治的な意図で格付けを定めている客観性のない会社である。

 やることなすこと、すべて裏目に出るソフトバンク もう時間だ…… (2019年11月20日)
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-940.html

 そもそも、ソフトバンクが大規模な失敗を始めた最初は、2013年、携帯電話会社スプリントの買収によるもので、おおむね2兆円の損失が起きているといわれる。
 https://biz-journal.jp/2018/05/post_23259.html

 今回明らかになったのは、ソフトバンクファンドが、ワグ・ラブズという「犬の散歩事業」を行う会社から投資を引き上げたというニュースである。
 https://jp.wsj.com/articles/SB11405409923491164573304586068520526624178

 https://www.youtube.com/watch?v=nsxDMDAjcko

 先に、ありふれた不動産賃貸事業にすぎないウイワーク問題で数兆円の損失が確実視されていて、この投資判断のミスがソフトバンクファンドに対する信任を一気に破壊している。これも、アダム・ニューマンという詐欺師に孫がコロリと欺されたことからだった。
 https://diamond.jp/articles/-/221433

 https://www.mag2.com/p/money/802891/3

 過去2年間の投資先で、安定して利益を計上している企業体は、ほとんど存在しない。
多くが奇妙な詐欺的商法を行っていることが明らかにされている。
 そもそも、孫正義がビジョンファンドを立ち上げた理念は、「AI事業への投資」だったはずだが、投資先に、それらしいAI事業は非常に少ない。
 実態は、タクシー配車とか、犬の散歩とか、賃貸不動産紹介とか、AIとは縁もゆかりもないものばかりだ。

 ソフトバンク、韓国での投資が失敗に終わる!クーパンという赤字会社に3,200億円突っ込んでいた事実が発覚、ウィーワークの二の舞か
 https://www.youtube.com/watch?v=loTEtYES_Kg

 ウーバー・ネット配車事業は、委託運転手が数千件もの強姦事件を起こして、企業体そのものの存続が不可能と評価されている。
 ウーバーで3000件の性的暴行 運転手と乗客関与(19/12/07)
 https://www.youtube.com/watch?v=-8dzscAu3C0

 ホテル・部屋貸し事業のOYOも、あまりにも杜撰な営業実態が、他の不動産業者から告発されるようになって、事業の将来性が否定されるようになった。
 
 正直ひどい!OYO LIFEの実情を暴露します【オーナー向け】
 https://www.youtube.com/watch?v=fgGR0xRGdX8

 OYO徹底解説、ソフトバンク倒産、続編。OYO life、オヨ、ビジョンファンド、赤字、LINE買収、合併、決算。
 https://www.youtube.com/watch?v=REIn_V_lkM4


 どうみても、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資選定に、大きな欠陥が存在していることを示しているが、これらの多くは、ゴールドマンサックスから流れた事業であると噂されている。
 もう投資選定・評価役員に、ソフトバンクを潰す目的のエージェントが入り込んでいるとしか思えないのだが、孫正義がゴールドマンサックスに盲目的に追従する理由は、実の娘がGSの正社員として採用されているからだともいわれる。

 これまで、孫正義の手がけた投資で、大成功といえるのは、アリババに対する出資くらいだろうが、この投資によって得た8兆円の利益の大半を失ってしまっている状況だ。
 https://president.jp/articles/-/18426

 ゴールドマンサックス社は、ファンドを自社の利権に利用するために、最初に、経営陣の身内を社員に引っ張り超好待遇を与えて、血縁を利用して腐った投資話を持ちかけ籠絡しているようだ。
 同じように、子供がGSの社員として採用されているのは、ユニクロの柳井正の息子、一海が知られている。  

 ソフトバンクは、今年、ファンド事業で、7000億円の赤字が出たと公表した。
 https://diamond.jp/articles/-/221422

 実態は、そんなものではないだろう。もし真実を公開すれば、ビジョンファンドに対する信任が崩壊してしまうから、適当に優しい数字を並べただけだろう。
 ソフトバンクの有利子負債は15兆円といわれるが、18兆円と評価する声もある。
 https://toushi-channel.com/stock-investment/softbank-debt/

 ただし、孫正義の個人資産が約2兆円あり、金利に充当できるから、見た目ほど深刻ではないとの意見もある。
 それは、借金総額が、公表通りの数字であった場合だが、現実には、数字の操作が含まれているのは確実である。

 問題は、もしもソフトバンクGが資金ショートでデフォルトでも起こしたなら、日本政府の代表的な株式指標銘柄であることから、日本経済に巨大な影響を及ぼすことになる。
 すでに、みずほを除く、銀行団は、ソフトバンクを救済しないと表明していて、デフォルトが一気に日本経済崩壊を招く可能性がある。

 これほどの事業規模だから、政府の救済が入ると考えるのが自然だが、実は、ソフトバンクは、自分の首を絞める最悪の脱税行為を行ってしまったので、「もはや救済に値しない企業」と政府に認定されていて、総務省は、ソフトバンクの倒産に備えて、関連事業をNTTに代行させるプロジェクトを発足させているといわれる。

 法人税を1円も払っていないソフトバンクを許していいのか!?
 https://www.youtube.com/watch?v=Q8BzZW7n53A

 ソフトバンクが利益1兆円でも法人税0円を財務省が対策へ!税法の抜け穴をふさぐ!
  https://www.youtube.com/watch?v=cwzC26lA30g

 この脱税事件を契機にして、孫正義が個人資産をタックスヘイブンに置いているとか、悪質な詐欺行為を働いたとか、たくさんの告発がネット上に出るようになった。
 https://www.youtube.com/watch?v=3Bklim1WKKw

https://www.youtube.com/watch?v=GKAf63dIL5U

 https://news.livedoor.com/article/detail/11570749/

 ここまで悪評が紛々と出てきて、1兆円の脱税まで指摘されているのに、これで政府が救済するとすれば、ドロドロに腐敗した安倍政権とはいえ、裏側で、ありえないような不正取引が行われていることを推測できる。
 こんなときに登場してくるのは、いつでも極悪人、竹中平蔵なので、動向を注視したい。

 孫正義は、窮地に陥ると起死回生の、あっと驚く手をひねりだしてくることで知られているが、今回も、韓国のラインとヤフーを統合させるという手を打った。

ヤフー・LINE「経営統合ショック」が業界にもたらす巨大インパクト
  https://www.businessinsider.jp/post-202618

  https://www.youtube.com/watch?v=D7DTyOo9ZJE

 圧倒的にヤフーの実力が勝っているにもかかわらず、五分五分の条件で対等合併することは、ソフトバング側の大きな焦りを物語っていると森永が指摘している。

 これが成功するとしても、ソフトバンクG全体の有利子負債18兆円=年間金利が、おそらく数兆円を補填できる利益を上げられる手駒にはなりえず、ビジョンファンドの投資先も、かつてのアリババのような打ち出の小槌は一社もない。
 https://jidounten-lab.com/w_svf-69

 ビジョンファンドの最大投資家、6兆円出資しているサウジのノコギリ王子もアブダビ国営ファンドも、もはや孫の第二第三ビジョンファンドの呼び掛けには応ぜず、国内の銀行群は、運命共同体であるミズホを除いて、ソフトバンクGへの救済を拒否する意思を示している。
 ここまで総スカンを食った事業家が、歴史上、生き延びることができた例はない。

 ソフトバンク倒産の裏話【借金17兆円は超ヤバい】日経平均株価の大暴落とみずほ銀行や三井住友銀行危機とウィーワーク
 https://www.youtube.com/watch?v=wUIGWyJ4ipg

 ソフトバンク倒産問題、MUFG融資拒否
 https://www.youtube.com/watch?v=AtZzIYPV3W8

 問題は、ソフトバンクG破綻の規模が、日本経済史上かつてない凄まじい大きさであるため、ドイツ銀行破綻とならんで、何が起きるのか、誰にも予想がつかないことである。
 いきなり、日本経済に20兆円規模の大穴が開くことになり、ソフトバンクのデフォルト連鎖が、想像もつかないほどの巨大な連鎖倒産を生む可能性がある。
 携帯電話事業は、町の小さな企業の生命線にも関わっていて、工事業者から、販売業者に至るまで数万以上の事業所が大きな影響を受ける。

 孫正義は、2兆円の預貯金資産を保有する日本最大の大金持ちだが、そんな資産でさえ、デフォルトが起きれば焼け石に水なのだ。
 したがって、倒産は日本株価を大暴落させるとともに、安倍晋三によって破壊された景気循環が根底から絶たれてしまう可能性もあることを、今の段階で、対策を十分に準備する必要があるだろう。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-964.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/549.html#c16

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
220. 中川隆[-15152] koaQ7Jey 2019年12月13日 16:40:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2206]
不動産は株価から2年遅れて下落する…日本の土地がピークアウトするのは2022年頃=吉田繁治 2019年12月12日
https://www.mag2.com/p/money/859706


人口減少に起因して、日本の不動産価格は2022年以降明確に下落すると考えられます。その背景について、いくつかの法則など活用して詳しく解説していきます。

2020年代以降、わが国の不動産価格はどのように変化するか
ランチェスターの法則を活用して、地価と都市力の関係を探る

【都市力と人口集積、および地価】

近代都市の都市力は、「人口集積によるライリーの法則」で計算されていました。「都市力(=吸引力)は、近代化を表す人口数のおよそ2乗に比例する」というものです。

【ランチェスターの法則】
もともとは「戦力は、戦闘機の数の2乗に正比例する」というランチェスターの法則からきています。同じ性能の戦闘機がA軍20機、B軍15機で戦闘したとき、A軍の20機の比較戦力は400、B軍の15機の戦力は225になる。√(400-225)≒13である。20機側は13機(65%)が生き残って、15機側は全滅してきたという。
損害数はA軍7機:B軍15機です。戦国時代の武士の数でも、同じ法則が成り立っていました。武器の豊富な米国に、「精神力」で戦った日本軍が全滅した理由でした。
日本軍の幹部は、国民に「日本には不滅だった大和魂や神風がある」といい始めて、(戦争学では知っていたはずの)経験的・定量的なランチェスターの法則を無視したのです。最近の政府官僚の資料発掘では、天皇の言葉がなければ、政府は「戦闘力では全滅することが決まっている、本土決戦」の準備をしていたとするものが見つかっています。

1990年までの土地神話も、人口数と地価の定量的な関係は無視して「日本の土地は、どこまでも上がる」としていた点で、大和魂に似ている社会的な共同幻想でした。1990年代までは、土地を買わない経営者は馬鹿だと言われもいたのです。
金沢の地価の上昇を、都市力で計算
金沢には、46万人の人口に25万人/日の新幹線乗客が加わりました。往復の利用ですから、名寄せすれば1日に1/2の12.5万人です。従来の鉄道では、1/3の4.1万人でしたから、増加したのは8.4万人分です。平均1日滞在とすれば、国内インバウンドのように8.4万人の消費人口が加わっています。

以上は、居住者46万人の人口が54.4万人に増えたことと同じ、所得・消費効果です。「都市力のライリーの法則」では、(46万人の2乗=2,166):(54.4の2乗=2,959)…2959÷2166=都市力1.36倍

「ライリーの法則」からは、金沢市の地価は新幹線開通以前より36%以上上がることが、理論的な妥当値です。3年間、毎年10%以上は上がることが当然だったのです。

今後は、上がった価格に対する上昇なので、地価の上昇率は鈍っていくでしょう。新幹線の乗降客は、現在がピークと思われるからです。大きく増えること減ることもないという意味。

【不動産価格には粘着性がある】
地価と不動産は、統計の1年遅れと、「価格の粘着性(売買の変化が価格に反映するのに年数がかかる性格」と、超低金利があるので、ピークアウトは2022年頃からでしょう。
不動産価格に粘着性が高い理由は、売買取引が少なく、長期売買であることからです。株に比べた流通性(売買の回転率:上場株は1回転で260日)が低いからです。不動産の年間売買は14.3兆円あたりです(2016年:都市未来総合研究所)。回転率の高い地域でも、1年に1/50でしょう。もともと「不動」の資産です。
わが国の資産バブル崩壊のとき、全国の地価がピークアウトしたのは、株価が下がった1990年から2年遅れの1992年でした。1994年からは顕著に下がり、4年後の1998年が、多くの銀行が債務超過(時価資産<負債…自己資本のマイナス)になった、日本の金融危機でした。日銀はこの時期から、ゼロ金利政策にはいっていったのです。
銀行の自己資本が、時価のB/Sでマイナスになると、国民の信用は保っていても、銀行間の信用はなくなって、お互いの貸し借りができなくなり破産します。金融危機は、預金の引き出しより、レポ金融の金利高騰と、貸し借りの不能から起こります。

(注)金沢地区のREIT(不動産投信)があれば、その価格グラフでは、株に少し遅れますが、ほぼ6か月ずらせば、リアルタイムです。


生産年齢人口の減少と、都市力および地価
人口が減少するとき、ライリーの法則で示す都市力はどうなるか。減少率の2乗より、もっと大きく低下するでしょう。
既存の住宅が余って売り超になる環境では、住宅価格は大きく下がるからです。人口増で、建築供給力も増加して価格粘着性があると同時に、需要増以下に価格上昇は抑えられます。

生産年齢人口増のときは増加率の2乗に比例し、住宅以外の店舗も増え、オフィスも増えて、金沢のように不動産が上がります(ライリーの法則)。
生産年齢人口減のときは人口の減少率以上に、既存住宅の売り物件が増えて店舗、オフィス、公共投資も減って行き、既存住宅の価格下落は激しくなります。
数式で言えば、「(生産年齢人口の減少率の3倍)」くらいでしょうか。
日本全体の生産年齢人口は、2020年で7,341万人です。2060年は4,418万人です。国内消費は、生産年齢人口の総所得から、強制的に引かれる税と社会保険料(国民負担率42.8%:2019年)を引いた可処分所得から、お金を貯める貯蓄を引いたものに、移民とインバウンドの消費を加えたものです。消費税も当然、租税負担にはいります。
※参考:国民負担率(対国民所得比)の推移

つまり国内消費の未来は、移民またはインバウンド消費の急増がない限り、確定しています。消費税の増税の負の効果は、所得に対しては大きい。2014年に3%、2019年に2%上がりましたが、これで、実質所得は5%もマイナスしたのです(政府は、これを軽いものとして伝えています)。80%の世帯(4,000万世帯)の所得が減るなかで、5%のマイナスです。
ただし大きく言えば、生産年齢人口が4,418万に減った社会でも、広大な国カナダの生産年齢人口のまだ2倍です。日本が潰れると、案じる必要はない。人々の住宅が広くなります。レジャーを含み、生活は豊かになるでしょう。
もともと狭い国土の日本の人口は多すぎたので、狭い住居、狭い道路、混雑で、商店数と小さなオフィスも多く、「アジア的」でした。これが、シンガポール的ではなく、西欧的(特に、島国の英国的)になると考えておいて間違いはない。日本の40年後は、英国風でしょう。
人が減ると、人権への配慮が高まります。社会の集合的意識の変化が起こるからです。子供の虐待への激しい社会的憎悪、ブラック企業への非難は、子供が減ったことが根にあるものです。

1クラスに55人もいた時代は、いじめや教師の暴力があっても、本人の心理的な落ち込みは、今ほど深刻ではなかった。日本はお互いが1人1人を大切にする社会に向かっています。


わが国の生産年齢人口の減少は、1年平均で1.3%】
この条件の中でわが国では、年間平均で1年に1.3%、生産年齢人口が減少します(2020年〜2060年)。
住宅の購入では、金利と所得という条件があまり変わらない中では、
・人口が増えると増えて価格が上がり、
・減ると価格は下がります。
人口の絶対数は、地価の水準を決めますが、その増減は、地価の上昇・下降を決めるものでしょう。

以上が、生産年齢人口の増加とともに価格が上がり(1992年まで)、1995年からの減少とともに下がった住宅価格の意味です。
【総人口と生産年齢人口】
全年齢の人口では、2020年が1億2,410万人、40年後の2060年には8,674万人です。年率平均0.9%の減少。65歳以上が3,464万人と構成比が40%に増えるので、生産年齢の人口(15歳から64歳)だけでは1.3%減/年です(全国平均)。総人口×0.6≒生産年齢人口、です。
2060年は、10人のうち4人が65歳以上、15歳未満は0.9人、15歳から64歳が5.1人という、世界で初めての社会です。現在の出生数90万人/年(1年に200万人の出生だった団塊ジュニア(40歳が中心)の子供)では、これが変わらない。
全都市平均での1.3%/年の減少は、各都市の生産年齢人口減では「0.7%〜平均1.3%〜1.9%/年」に分布します。平均以下が50%、平均以上が50%です。
※参考:人口減少社会の到来−総務省

これからの地価の3カテゴリー
【第一類型:大都市(都市人口は80万人以上)】
生産年齢人口が、年平均で0.7%減少する、主に大都市の不動産価格:地価下落基準2.1%/年
年率平均2.1%の、地価下落が平均(分布は-4%〜0%)
【第二類型:中都市(都市人口は10万人以上〜80万人】
生産年齢人口が、年平均で1.3%減少する、中都市の不動産価格:地価下落基準3.9%/年
年率平均3.9%の、地価下落が平均(分布は-5%〜-3%)
【第三類型:小都市:都市人口10万人未満】
生産年齢人口が、年平均で1.9%減少する、小都市の不動産価格(中市部):地価下落指基準5.7%/年
年率平均5.7%の、地価下落が平均(分布は-7%〜-4%)
(注)郡部の郊外や田舎では、その地域にある、中核都市の地価下落の2倍くらいでしょう。
2019年時点の全国の地価は、「低金利+インバウンド増加」によるミニバブルでしょう。これは2020年までは、大都市部で続きます。

21年から怪しくなり、22年からは、はっきりした下落(上記3類型)に入るでしょう。2020年を起点に、わが国の地価は地域の生産年齢人口の増減による都市力の影響を直接に受けるでしょう。


これからの1人当たり所得という要素
わが国の正規雇用の平均年収は420万円(男性521万円、女性276万円)です。2012年からは、年率平均でほぼ1%上がっています。
所得の増加率が約1%で今後も同じなら、地価は上記のように各都市の生産年齢人口の減少に正比例して下がるでしょう。

人口80万人以上の大都市部平均で-2.1%、10万〜80万人未満の中都市部平均で-3.9%、10万未満の小都市平均で-5.7%と大きくなります。
【所得の長期増加期待が、3%や4%に上がると…】
2020年以降の1人当たり所得が長期で3%/年で上がるという期待になると、2%部分は地価の下落を2%少なくする要素になります。
生産年齢人口の傾向では大都市区分で、地価は年-2.1%の傾向であっても、所得増加の効果から、ほぼ0%で推移するということです。
4%の期待上昇に変わることができれば+3%で、1%の地価上昇期待です。(注)金融危機の時は、2年間くらい下がりますがその後は、リーンマン危機のあとのようにリバウンドします。

これは単年度の賃金上昇ではなく、長期的な期待での上昇率です。「これからさき、将来賃金は平均3%で上がる」という集合知での期待です。平均の3%は個人別には、5%〜1%の分布になります。
およそ2025年から、5GとAIの産業過程への効果的な利用が進めば、社員数は減る中で生産性は上がり、1人あたり平均賃金で3%から4%の上昇になる可能性はあります。(注)4%以上はない。
1人あたり賃金が4%上がると、日本の地価では大都市部+1%、中都市部-0.5%、小都市部-2.5%くらいになっていくでしょう。ここが、わが国経済が目指す、最大の可能性の要所です。地価は、経済に基礎になるものです。
東京と大阪の地価の、生産年齢人口仮説での検証
以上の、地価の決定要因としての「生産年齢人口仮説」が正しいかどうか、現在の東京都大阪府で調べます(基準地価:2019年)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
東京都の平均地価 343万円/坪  生産年齢人口894万人
大阪府の平均地価 118万円/坪  生産年齢人口522万人
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    地価比  2.9倍   生産年齢人口比 1.7倍
1.7の2乗は2.89です。生産年齢人口の2乗では、2.89倍になります。東京と大阪の地価の比は、上記のように2.9倍です。見事に比例しています。
この意味は、東京都の生産年齢人口が、大阪府の522万人(58%)に減ったときは、大阪府の現在の地価(平均118万円と1/3)に向かって、下がるということでもあります。
(注)ただし所得が1%より多く伸びた分と、金利上昇の修正が入ります。所得が3%(現状+2%)伸びても、ローン金利が3%(現状+2%)になると所得効果は金利上昇効果で相殺されます。
東京都の広さは2,188平方キロ、大阪府は1,899平方キロと、他の府県より狭く、人口の密度は類似して高い。これが、東京と大阪の地価(本稿では基準地価)が、生産年齢人口の2乗に完全に比例した理由です。
県単位では、東京・大阪より人口密度が低いところが多く、これらの県では県の平均地価と生産年齢人口を横比較した関係には、東京と大阪のような近い面積のような比例関係にはなりません。
(注)面積を全国一定にして、その地区の生産年齢人口の2乗で見れば、東京と大阪の地価に比例します。

ただし、その地域の地価の将来は、生産年齢の減少率の約3倍になることは変わりません。

東京の金融的な収益物件の価格上昇は大きい
住宅需要には、居住ではなく、金融収益を求める賃貸物件の需要も含まれています。2008年の賃貸物件は、全国で2,200万戸です。古いアパートには、空き家が多くなっていて、すでに410万戸(18.6%)が空き家と言われていました。1年間の貸家の新規供給は、約30万戸です。
総新築100万戸付近のうち、30%が貸家用と見ていいでしょう。厳密な区分はできません。買ったものを貸す個人需要があるからです。

住宅のストックでは、72.0%が持ち家、27.3%が貸家です。貸家の平均面積は、42.5平米(2010年代は51平米)、持ち家は122.6平米(同124平米)と約3倍の広さです。貸家には単身の住まいが多いからです。
子息への相続税への対策として、貸家を作る(または買う)人も多い。その貸家に親族以外の人が住んでいる場合の相続税の評価額は「家屋の固定資産税の評価額×30%」と、とても低いからです(大きな節税になります)。
(注)空室が一時的(1か月等)なときは、賃貸に含めてよい。
理由は、借りた人の居住権があるからとされていますが、政府のホンネは「貸家建設の促進」です。日本では1980年代まで、「住宅は足りず、狭い」とされてきたからです。これは事実でしたが、生産年齢人口が減った1995年のあと25年で「住宅数は余って、空き家が800万軒台(16%)」になっていますが、税制を作る国政の意識は追いついていません。

なお土地部分の固定資産税評価額は、基準地価とほぼおなじ公示地価の約70%です。建物部分は、建築費の約50〜70%です(3年ごとに自治体が改定)。(注)細かい規定があるので詳細は税理士に相談。
(注)2018年度の、新築住宅着工戸数は95万戸(前年比+0.7%)です。
タワーマンションが増えた原因は、相続税評価が低い税制にある
近年、東京や大阪では、高層のタワーマンションが多い。少し変に思うのが「高層の階」は、同じ広さでも1.5倍や2倍も高いことでしょう。単に、「見晴らしがいい」ことだけではない。実は、相続税の固定資産税の評価にカラクリがあります。
「タワーマンションの建物部分の相続税評価額は、固定資産税評価額をそのまま使います。タワーマンションの販売価格は下層階と上層階で大きな差がありますが、固定資産税評価額の取扱いは下層階と上層階であまり違いはありません」…不思議な規定ですね。高層部分を高く売る建築業と、高く買う富裕者に得をさせる税制です。
1.5億円で買った高層階と、7,000万円の下の階は、広さが同じなら固定資産税の評価額はほぼ同じになる…それを貸していれば、相続税評価はその30%です。
(注)正確には1階上がるごとに、評価額0.25%上がりますが、40階上でも10%高いだけなので、ほぼ同じと見ていい。1階の評価が3000万円なら41階は3300万円程度です。
つまり、高層階のタワーマンションの新築や中古を多く買って、貸家にしておくと、数十億円の資産なら、相続税がごく少なくて済みます。

(注)明らかに節税が目的と認定されると、税務署から否認されるケースもあるという。


東京圏の収益物件の価格は、約2倍に上がっている
以上のような税務的な事情から、今も金融収益が目的の「収益物件」の価格は、居住用住宅より上がり続けています。2019年も下落はしていません(統計データは約1年遅れです:データ:健美屋)。
地区  12年の価格  19年4−6月  指数
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
23区    1200     2242   186
一都三県  1000     1956   196
横浜市    750     1204   160
埼玉     600     1140   190
千葉     600     1017   170
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※参考:「 収益物件 市場動向 年間レポート 2018 」< 2018年1月〜12月期 >−健美家

東京圏(1都3県)では2012年に対し、19年の収益物件(賃貸用)は指数で196、約2倍に上がっています。最近の7年、毎年10%上がって、2019年には2倍です。東京圏だけが、高い上昇を続けています。
2013年4月からの異次元緩和とゼロ金利のインフレ効果は、東京圏の収益マンションに発現したのです。
3年で地価が30%以上上がった金沢も、あと4年続くと東京圏の収益マンションと同じ上昇率の2倍になりますが…どうでしょうか。北陸新幹線の大阪との開通(経済効果試算4.3兆円)は2030年がメドですが、公式には未定です。
大阪から金沢に、特急サンバーバードで行っても2.5時間で、東京に行く時間と同じです。それに、ローカル線のように揺れます。これが、1時間20分に短縮。名古屋より少し(20分)遠い感じです。

東京23区の居住用を含むマンションの1平米単価は、2007年が85.6万円(坪282万円)、2018年は113.8万円(375万円)が平均であり、32%のアップです。1年では3%上昇です。これは、住宅ローンの低金利効果だけと見ることができるでしょう。
建築単価アップの要因としては、2011年の東日本大震災後の建築特需から、工事単価が20万円/平米(2011年)から26万円/平米(2016年)と30%上がった要因が大きかった。
住宅需要の増加で上がったのではなく、作業員不足からの建築単価のアップで、販売価格が上がりました。一方では、住宅ローンの金利2.0%や1.5%から0.5%に下がったため、上がった30%部分の負担感の増加が少なく、住まい用物件も買われてきたのです。
東京の新築マンション(12.1万戸)の平均面積は、58.8平米と狭い。2LDKがやっとという広さです。ロンドンや香港のように、狭い。平均価格は6,068万円。世帯年収の7倍が、ローンを組んで生活ができる限度でしょうが、世帯年収で、6,068万円÷7=867万円が下限になります。
概略では、30代の夫婦でほぼ1,000万円の年収がないと、2,000万円くらいの頭金を父母から貰わない限り、子供ができ、生活の余裕をもった6,068万円のマンションは購入できない。
平均は6,000万円でも、渋谷区では同じ60平米くらいで1億円を超えます。文京区、目黒区、世田谷区で6,500万円、墨田区、板橋区、足立区、大田区では4,000万円〜5,000万円です。
東京都の世帯の所得分布は、700万円以下が76.6%、700万円から1,000万円未満が12.9%、1,000万円から1,500万円未満が7.1%、1,500万円以上が3.0%です。

住民のうち、世帯所得で上位10%の階層が買えるのが東京のマンション価格でしょう。
※参考:


これからの東京の不動産価格
東京は1945年(戦後)の349万人から、1962年には1,000万人を突破し、2020年には1,355万人のピーク人口へと一貫して増えています(東京都庁の報告書)。2015年から全国が人口減になっても、東京の人口は減らなかったのです。
しかし、2020年から様相を変えます。846万人の生産年齢人口が、2060年には568万人と67%に減るからです(33%減)。これから40年間、毎年平均1%、生産年齢人口が減っていく時期に突入し、逆向きなることはない(1-0.67のマイナス40乗≒1-0.99=0.01)。移民の大量流入がない限り、これです。

政治的な配慮の少ない公務員が多い東京都総務局の推計は、他の人口推計より低い。2012年からの内閣府は、経済予想やGDPの集計では0.*ポイントの政治的な配慮が多い(課長が行う鉛筆舐め)。
2013年の住宅ストック数は736万戸です。世帯数は650万世帯です。空き家は81.7万戸(総住宅の11.1%)です
これからは、があります。東京の住民も高齢化したからです。東京には、他の都市より70歳以上になった団塊の世代が多い。
早ければ、オリンピックが終わる20年夏から、はっきりと下がるかもしれない(人々の気分の低下)。選手村も空くからです(1万人が一時的に宿泊)。上がったホテル料金も急落します。増えたレストランの売上も減ります。

首都圏の新築マンション契約率は、64%〜70%台です(2016年〜2019年)。19年10月は、消費税の2%上げのあとのため、契約率が42.6%に急落しています。近畿圏(大阪府4,009万円)の落ち込みはわずかですが、東京圏は大きい。6,000万円はすでに、価格コンシャスであるべき水準に上がっているからです。
2022年からの東京都の不動産は、
(生産年齢人口-1%×3倍)+{所得効果(2%-1%)}+{住宅ローン金利効果(0.5%-0.5%)}=-3%+1%=-2%、の下落過程にはいるでしょう。
毎年2%ずつ下がって行くのが中央値であるということです。
価格が上がった金沢の不動産を皮切りに、以上のように考えました。自分の地域の、長期不動産価格の予想に以下の公式を使ってください。
(地域の生産年齢人口減少率*%×3倍)+{所得効果(*%-1%)}+{住宅ローン金利効果(0.5%-0.*%)}:*に数値を入れるだけです。
日本の住宅価格全体が、低金利効果の上にのっています。0.5%の住宅ローン金利(35年フラット)など、信じられますか?住宅ローン控除(ローン残の1%を、所得税から、10年間、マイナスできる:最大40万円×10年:確定申告)をいれれば、実は0.5%のローンは実質、約0.5%のマイナス金利です。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c220

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
267. 中川隆[-15151] koaQ7Jey 2019年12月13日 16:41:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2205]
不動産は株価から2年遅れて下落する…日本の土地がピークアウトするのは2022年頃=吉田繁治 2019年12月12日
https://www.mag2.com/p/money/859706

人口減少に起因して、日本の不動産価格は2022年以降明確に下落すると考えられます。その背景について、いくつかの法則など活用して詳しく解説していきます。


2020年代以降、わが国の不動産価格はどのように変化するか
ランチェスターの法則を活用して、地価と都市力の関係を探る

【都市力と人口集積、および地価】

近代都市の都市力は、「人口集積によるライリーの法則」で計算されていました。「都市力(=吸引力)は、近代化を表す人口数のおよそ2乗に比例する」というものです。

【ランチェスターの法則】
もともとは「戦力は、戦闘機の数の2乗に正比例する」というランチェスターの法則からきています。同じ性能の戦闘機がA軍20機、B軍15機で戦闘したとき、A軍の20機の比較戦力は400、B軍の15機の戦力は225になる。√(400-225)≒13である。20機側は13機(65%)が生き残って、15機側は全滅してきたという。
損害数はA軍7機:B軍15機です。戦国時代の武士の数でも、同じ法則が成り立っていました。武器の豊富な米国に、「精神力」で戦った日本軍が全滅した理由でした。
日本軍の幹部は、国民に「日本には不滅だった大和魂や神風がある」といい始めて、(戦争学では知っていたはずの)経験的・定量的なランチェスターの法則を無視したのです。最近の政府官僚の資料発掘では、天皇の言葉がなければ、政府は「戦闘力では全滅することが決まっている、本土決戦」の準備をしていたとするものが見つかっています。

1990年までの土地神話も、人口数と地価の定量的な関係は無視して「日本の土地は、どこまでも上がる」としていた点で、大和魂に似ている社会的な共同幻想でした。1990年代までは、土地を買わない経営者は馬鹿だと言われもいたのです。
金沢の地価の上昇を、都市力で計算
金沢には、46万人の人口に25万人/日の新幹線乗客が加わりました。往復の利用ですから、名寄せすれば1日に1/2の12.5万人です。従来の鉄道では、1/3の4.1万人でしたから、増加したのは8.4万人分です。平均1日滞在とすれば、国内インバウンドのように8.4万人の消費人口が加わっています。

以上は、居住者46万人の人口が54.4万人に増えたことと同じ、所得・消費効果です。「都市力のライリーの法則」では、(46万人の2乗=2,166):(54.4の2乗=2,959)…2959÷2166=都市力1.36倍

「ライリーの法則」からは、金沢市の地価は新幹線開通以前より36%以上上がることが、理論的な妥当値です。3年間、毎年10%以上は上がることが当然だったのです。

今後は、上がった価格に対する上昇なので、地価の上昇率は鈍っていくでしょう。新幹線の乗降客は、現在がピークと思われるからです。大きく増えること減ることもないという意味。

【不動産価格には粘着性がある】
地価と不動産は、統計の1年遅れと、「価格の粘着性(売買の変化が価格に反映するのに年数がかかる性格」と、超低金利があるので、ピークアウトは2022年頃からでしょう。
不動産価格に粘着性が高い理由は、売買取引が少なく、長期売買であることからです。株に比べた流通性(売買の回転率:上場株は1回転で260日)が低いからです。不動産の年間売買は14.3兆円あたりです(2016年:都市未来総合研究所)。回転率の高い地域でも、1年に1/50でしょう。もともと「不動」の資産です。
わが国の資産バブル崩壊のとき、全国の地価がピークアウトしたのは、株価が下がった1990年から2年遅れの1992年でした。1994年からは顕著に下がり、4年後の1998年が、多くの銀行が債務超過(時価資産<負債…自己資本のマイナス)になった、日本の金融危機でした。日銀はこの時期から、ゼロ金利政策にはいっていったのです。
銀行の自己資本が、時価のB/Sでマイナスになると、国民の信用は保っていても、銀行間の信用はなくなって、お互いの貸し借りができなくなり破産します。金融危機は、預金の引き出しより、レポ金融の金利高騰と、貸し借りの不能から起こります。

(注)金沢地区のREIT(不動産投信)があれば、その価格グラフでは、株に少し遅れますが、ほぼ6か月ずらせば、リアルタイムです。


生産年齢人口の減少と、都市力および地価
人口が減少するとき、ライリーの法則で示す都市力はどうなるか。減少率の2乗より、もっと大きく低下するでしょう。
既存の住宅が余って売り超になる環境では、住宅価格は大きく下がるからです。人口増で、建築供給力も増加して価格粘着性があると同時に、需要増以下に価格上昇は抑えられます。

生産年齢人口増のときは増加率の2乗に比例し、住宅以外の店舗も増え、オフィスも増えて、金沢のように不動産が上がります(ライリーの法則)。
生産年齢人口減のときは人口の減少率以上に、既存住宅の売り物件が増えて店舗、オフィス、公共投資も減って行き、既存住宅の価格下落は激しくなります。
数式で言えば、「(生産年齢人口の減少率の3倍)」くらいでしょうか。
日本全体の生産年齢人口は、2020年で7,341万人です。2060年は4,418万人です。国内消費は、生産年齢人口の総所得から、強制的に引かれる税と社会保険料(国民負担率42.8%:2019年)を引いた可処分所得から、お金を貯める貯蓄を引いたものに、移民とインバウンドの消費を加えたものです。消費税も当然、租税負担にはいります。
※参考:国民負担率(対国民所得比)の推移

つまり国内消費の未来は、移民またはインバウンド消費の急増がない限り、確定しています。消費税の増税の負の効果は、所得に対しては大きい。2014年に3%、2019年に2%上がりましたが、これで、実質所得は5%もマイナスしたのです(政府は、これを軽いものとして伝えています)。80%の世帯(4,000万世帯)の所得が減るなかで、5%のマイナスです。
ただし大きく言えば、生産年齢人口が4,418万に減った社会でも、広大な国カナダの生産年齢人口のまだ2倍です。日本が潰れると、案じる必要はない。人々の住宅が広くなります。レジャーを含み、生活は豊かになるでしょう。
もともと狭い国土の日本の人口は多すぎたので、狭い住居、狭い道路、混雑で、商店数と小さなオフィスも多く、「アジア的」でした。これが、シンガポール的ではなく、西欧的(特に、島国の英国的)になると考えておいて間違いはない。日本の40年後は、英国風でしょう。
人が減ると、人権への配慮が高まります。社会の集合的意識の変化が起こるからです。子供の虐待への激しい社会的憎悪、ブラック企業への非難は、子供が減ったことが根にあるものです。

1クラスに55人もいた時代は、いじめや教師の暴力があっても、本人の心理的な落ち込みは、今ほど深刻ではなかった。日本はお互いが1人1人を大切にする社会に向かっています。


わが国の生産年齢人口の減少は、1年平均で1.3%】
この条件の中でわが国では、年間平均で1年に1.3%、生産年齢人口が減少します(2020年〜2060年)。
住宅の購入では、金利と所得という条件があまり変わらない中では、
・人口が増えると増えて価格が上がり、
・減ると価格は下がります。
人口の絶対数は、地価の水準を決めますが、その増減は、地価の上昇・下降を決めるものでしょう。

以上が、生産年齢人口の増加とともに価格が上がり(1992年まで)、1995年からの減少とともに下がった住宅価格の意味です。
【総人口と生産年齢人口】
全年齢の人口では、2020年が1億2,410万人、40年後の2060年には8,674万人です。年率平均0.9%の減少。65歳以上が3,464万人と構成比が40%に増えるので、生産年齢の人口(15歳から64歳)だけでは1.3%減/年です(全国平均)。総人口×0.6≒生産年齢人口、です。
2060年は、10人のうち4人が65歳以上、15歳未満は0.9人、15歳から64歳が5.1人という、世界で初めての社会です。現在の出生数90万人/年(1年に200万人の出生だった団塊ジュニア(40歳が中心)の子供)では、これが変わらない。
全都市平均での1.3%/年の減少は、各都市の生産年齢人口減では「0.7%〜平均1.3%〜1.9%/年」に分布します。平均以下が50%、平均以上が50%です。
※参考:人口減少社会の到来−総務省

これからの地価の3カテゴリー
【第一類型:大都市(都市人口は80万人以上)】
生産年齢人口が、年平均で0.7%減少する、主に大都市の不動産価格:地価下落基準2.1%/年
年率平均2.1%の、地価下落が平均(分布は-4%〜0%)
【第二類型:中都市(都市人口は10万人以上〜80万人】
生産年齢人口が、年平均で1.3%減少する、中都市の不動産価格:地価下落基準3.9%/年
年率平均3.9%の、地価下落が平均(分布は-5%〜-3%)
【第三類型:小都市:都市人口10万人未満】
生産年齢人口が、年平均で1.9%減少する、小都市の不動産価格(中市部):地価下落指基準5.7%/年
年率平均5.7%の、地価下落が平均(分布は-7%〜-4%)
(注)郡部の郊外や田舎では、その地域にある、中核都市の地価下落の2倍くらいでしょう。
2019年時点の全国の地価は、「低金利+インバウンド増加」によるミニバブルでしょう。これは2020年までは、大都市部で続きます。

21年から怪しくなり、22年からは、はっきりした下落(上記3類型)に入るでしょう。2020年を起点に、わが国の地価は地域の生産年齢人口の増減による都市力の影響を直接に受けるでしょう。


これからの1人当たり所得という要素
わが国の正規雇用の平均年収は420万円(男性521万円、女性276万円)です。2012年からは、年率平均でほぼ1%上がっています。
所得の増加率が約1%で今後も同じなら、地価は上記のように各都市の生産年齢人口の減少に正比例して下がるでしょう。

人口80万人以上の大都市部平均で-2.1%、10万〜80万人未満の中都市部平均で-3.9%、10万未満の小都市平均で-5.7%と大きくなります。
【所得の長期増加期待が、3%や4%に上がると…】
2020年以降の1人当たり所得が長期で3%/年で上がるという期待になると、2%部分は地価の下落を2%少なくする要素になります。
生産年齢人口の傾向では大都市区分で、地価は年-2.1%の傾向であっても、所得増加の効果から、ほぼ0%で推移するということです。
4%の期待上昇に変わることができれば+3%で、1%の地価上昇期待です。(注)金融危機の時は、2年間くらい下がりますがその後は、リーンマン危機のあとのようにリバウンドします。

これは単年度の賃金上昇ではなく、長期的な期待での上昇率です。「これからさき、将来賃金は平均3%で上がる」という集合知での期待です。平均の3%は個人別には、5%〜1%の分布になります。
およそ2025年から、5GとAIの産業過程への効果的な利用が進めば、社員数は減る中で生産性は上がり、1人あたり平均賃金で3%から4%の上昇になる可能性はあります。(注)4%以上はない。
1人あたり賃金が4%上がると、日本の地価では大都市部+1%、中都市部-0.5%、小都市部-2.5%くらいになっていくでしょう。ここが、わが国経済が目指す、最大の可能性の要所です。地価は、経済に基礎になるものです。
東京と大阪の地価の、生産年齢人口仮説での検証
以上の、地価の決定要因としての「生産年齢人口仮説」が正しいかどうか、現在の東京都大阪府で調べます(基準地価:2019年)。
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東京都の平均地価 343万円/坪  生産年齢人口894万人
大阪府の平均地価 118万円/坪  生産年齢人口522万人
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    地価比  2.9倍   生産年齢人口比 1.7倍
1.7の2乗は2.89です。生産年齢人口の2乗では、2.89倍になります。東京と大阪の地価の比は、上記のように2.9倍です。見事に比例しています。
この意味は、東京都の生産年齢人口が、大阪府の522万人(58%)に減ったときは、大阪府の現在の地価(平均118万円と1/3)に向かって、下がるということでもあります。
(注)ただし所得が1%より多く伸びた分と、金利上昇の修正が入ります。所得が3%(現状+2%)伸びても、ローン金利が3%(現状+2%)になると所得効果は金利上昇効果で相殺されます。
東京都の広さは2,188平方キロ、大阪府は1,899平方キロと、他の府県より狭く、人口の密度は類似して高い。これが、東京と大阪の地価(本稿では基準地価)が、生産年齢人口の2乗に完全に比例した理由です。
県単位では、東京・大阪より人口密度が低いところが多く、これらの県では県の平均地価と生産年齢人口を横比較した関係には、東京と大阪のような近い面積のような比例関係にはなりません。
(注)面積を全国一定にして、その地区の生産年齢人口の2乗で見れば、東京と大阪の地価に比例します。

ただし、その地域の地価の将来は、生産年齢の減少率の約3倍になることは変わりません。

東京の金融的な収益物件の価格上昇は大きい
住宅需要には、居住ではなく、金融収益を求める賃貸物件の需要も含まれています。2008年の賃貸物件は、全国で2,200万戸です。古いアパートには、空き家が多くなっていて、すでに410万戸(18.6%)が空き家と言われていました。1年間の貸家の新規供給は、約30万戸です。
総新築100万戸付近のうち、30%が貸家用と見ていいでしょう。厳密な区分はできません。買ったものを貸す個人需要があるからです。

住宅のストックでは、72.0%が持ち家、27.3%が貸家です。貸家の平均面積は、42.5平米(2010年代は51平米)、持ち家は122.6平米(同124平米)と約3倍の広さです。貸家には単身の住まいが多いからです。
子息への相続税への対策として、貸家を作る(または買う)人も多い。その貸家に親族以外の人が住んでいる場合の相続税の評価額は「家屋の固定資産税の評価額×30%」と、とても低いからです(大きな節税になります)。
(注)空室が一時的(1か月等)なときは、賃貸に含めてよい。
理由は、借りた人の居住権があるからとされていますが、政府のホンネは「貸家建設の促進」です。日本では1980年代まで、「住宅は足りず、狭い」とされてきたからです。これは事実でしたが、生産年齢人口が減った1995年のあと25年で「住宅数は余って、空き家が800万軒台(16%)」になっていますが、税制を作る国政の意識は追いついていません。

なお土地部分の固定資産税評価額は、基準地価とほぼおなじ公示地価の約70%です。建物部分は、建築費の約50〜70%です(3年ごとに自治体が改定)。(注)細かい規定があるので詳細は税理士に相談。
(注)2018年度の、新築住宅着工戸数は95万戸(前年比+0.7%)です。
タワーマンションが増えた原因は、相続税評価が低い税制にある
近年、東京や大阪では、高層のタワーマンションが多い。少し変に思うのが「高層の階」は、同じ広さでも1.5倍や2倍も高いことでしょう。単に、「見晴らしがいい」ことだけではない。実は、相続税の固定資産税の評価にカラクリがあります。
「タワーマンションの建物部分の相続税評価額は、固定資産税評価額をそのまま使います。タワーマンションの販売価格は下層階と上層階で大きな差がありますが、固定資産税評価額の取扱いは下層階と上層階であまり違いはありません」…不思議な規定ですね。高層部分を高く売る建築業と、高く買う富裕者に得をさせる税制です。
1.5億円で買った高層階と、7,000万円の下の階は、広さが同じなら固定資産税の評価額はほぼ同じになる…それを貸していれば、相続税評価はその30%です。
(注)正確には1階上がるごとに、評価額0.25%上がりますが、40階上でも10%高いだけなので、ほぼ同じと見ていい。1階の評価が3000万円なら41階は3300万円程度です。
つまり、高層階のタワーマンションの新築や中古を多く買って、貸家にしておくと、数十億円の資産なら、相続税がごく少なくて済みます。

(注)明らかに節税が目的と認定されると、税務署から否認されるケースもあるという。


東京圏の収益物件の価格は、約2倍に上がっている
以上のような税務的な事情から、今も金融収益が目的の「収益物件」の価格は、居住用住宅より上がり続けています。2019年も下落はしていません(統計データは約1年遅れです:データ:健美屋)。
地区  12年の価格  19年4−6月  指数
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23区    1200     2242   186
一都三県  1000     1956   196
横浜市    750     1204   160
埼玉     600     1140   190
千葉     600     1017   170
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※参考:「 収益物件 市場動向 年間レポート 2018 」< 2018年1月〜12月期 >−健美家

東京圏(1都3県)では2012年に対し、19年の収益物件(賃貸用)は指数で196、約2倍に上がっています。最近の7年、毎年10%上がって、2019年には2倍です。東京圏だけが、高い上昇を続けています。
2013年4月からの異次元緩和とゼロ金利のインフレ効果は、東京圏の収益マンションに発現したのです。
3年で地価が30%以上上がった金沢も、あと4年続くと東京圏の収益マンションと同じ上昇率の2倍になりますが…どうでしょうか。北陸新幹線の大阪との開通(経済効果試算4.3兆円)は2030年がメドですが、公式には未定です。
大阪から金沢に、特急サンバーバードで行っても2.5時間で、東京に行く時間と同じです。それに、ローカル線のように揺れます。これが、1時間20分に短縮。名古屋より少し(20分)遠い感じです。

東京23区の居住用を含むマンションの1平米単価は、2007年が85.6万円(坪282万円)、2018年は113.8万円(375万円)が平均であり、32%のアップです。1年では3%上昇です。これは、住宅ローンの低金利効果だけと見ることができるでしょう。
建築単価アップの要因としては、2011年の東日本大震災後の建築特需から、工事単価が20万円/平米(2011年)から26万円/平米(2016年)と30%上がった要因が大きかった。
住宅需要の増加で上がったのではなく、作業員不足からの建築単価のアップで、販売価格が上がりました。一方では、住宅ローンの金利2.0%や1.5%から0.5%に下がったため、上がった30%部分の負担感の増加が少なく、住まい用物件も買われてきたのです。
東京の新築マンション(12.1万戸)の平均面積は、58.8平米と狭い。2LDKがやっとという広さです。ロンドンや香港のように、狭い。平均価格は6,068万円。世帯年収の7倍が、ローンを組んで生活ができる限度でしょうが、世帯年収で、6,068万円÷7=867万円が下限になります。
概略では、30代の夫婦でほぼ1,000万円の年収がないと、2,000万円くらいの頭金を父母から貰わない限り、子供ができ、生活の余裕をもった6,068万円のマンションは購入できない。
平均は6,000万円でも、渋谷区では同じ60平米くらいで1億円を超えます。文京区、目黒区、世田谷区で6,500万円、墨田区、板橋区、足立区、大田区では4,000万円〜5,000万円です。
東京都の世帯の所得分布は、700万円以下が76.6%、700万円から1,000万円未満が12.9%、1,000万円から1,500万円未満が7.1%、1,500万円以上が3.0%です。

住民のうち、世帯所得で上位10%の階層が買えるのが東京のマンション価格でしょう。
※参考:


これからの東京の不動産価格
東京は1945年(戦後)の349万人から、1962年には1,000万人を突破し、2020年には1,355万人のピーク人口へと一貫して増えています(東京都庁の報告書)。2015年から全国が人口減になっても、東京の人口は減らなかったのです。
しかし、2020年から様相を変えます。846万人の生産年齢人口が、2060年には568万人と67%に減るからです(33%減)。これから40年間、毎年平均1%、生産年齢人口が減っていく時期に突入し、逆向きなることはない(1-0.67のマイナス40乗≒1-0.99=0.01)。移民の大量流入がない限り、これです。

政治的な配慮の少ない公務員が多い東京都総務局の推計は、他の人口推計より低い。2012年からの内閣府は、経済予想やGDPの集計では0.*ポイントの政治的な配慮が多い(課長が行う鉛筆舐め)。
2013年の住宅ストック数は736万戸です。世帯数は650万世帯です。空き家は81.7万戸(総住宅の11.1%)です
これからは、があります。東京の住民も高齢化したからです。東京には、他の都市より70歳以上になった団塊の世代が多い。
早ければ、オリンピックが終わる20年夏から、はっきりと下がるかもしれない(人々の気分の低下)。選手村も空くからです(1万人が一時的に宿泊)。上がったホテル料金も急落します。増えたレストランの売上も減ります。

首都圏の新築マンション契約率は、64%〜70%台です(2016年〜2019年)。19年10月は、消費税の2%上げのあとのため、契約率が42.6%に急落しています。近畿圏(大阪府4,009万円)の落ち込みはわずかですが、東京圏は大きい。6,000万円はすでに、価格コンシャスであるべき水準に上がっているからです。
2022年からの東京都の不動産は、
(生産年齢人口-1%×3倍)+{所得効果(2%-1%)}+{住宅ローン金利効果(0.5%-0.5%)}=-3%+1%=-2%、の下落過程にはいるでしょう。
毎年2%ずつ下がって行くのが中央値であるということです。
価格が上がった金沢の不動産を皮切りに、以上のように考えました。自分の地域の、長期不動産価格の予想に以下の公式を使ってください。
(地域の生産年齢人口減少率*%×3倍)+{所得効果(*%-1%)}+{住宅ローン金利効果(0.5%-0.*%)}:*に数値を入れるだけです。
日本の住宅価格全体が、低金利効果の上にのっています。0.5%の住宅ローン金利(35年フラット)など、信じられますか?住宅ローン控除(ローン残の1%を、所得税から、10年間、マイナスできる:最大40万円×10年:確定申告)をいれれば、実は0.5%のローンは実質、約0.5%のマイナス金利です。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c267

[近代史3] シリコンバレーは軍事技術の研究拠点 起業精神ではなく軍事予算が作った

2019年12月13日
シリコンバレーは軍事拠点 起業精神ではなく軍事予算が作った


自由な学生達が自然に集まったわけではない

引用:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/ebiyann0701/20120723/20120723142512.jpg


最先端のIT産業が学生達の起業家精神によって、独りでに発展した街と言われているシリコンバレー。

始まりは日独との戦争に勝つ為の研究機関が設置された事だった。

第二次世界大戦を勝つための軍事拠点


シリコンバレーの歴史は1947年頃に、元々その場所にあったスタンフォード大学の出身者が、ヒューレット・パッカードなどを設立した事から自然に形成されたと説明されている。

だがこれは聞かれたくない事を隠すための「表向きの歴史」で、結果に過ぎない。


優秀な大学の周りに自然に先端企業が集まるなら、日本の大学の周囲にもそれなりの先端企業が集まっている筈だが、日本の大学の周りには安い定食屋しか無い。

1941年に日本が真珠湾を攻撃し、ドイツが対米宣戦布告してアメリカはドイツと戦争をする事になった。


欧州戦線ではイギリスとドイツが最新兵器のレーダーを使用した航空戦を展開していて、アメリカは遅れていました。


アメリカは同盟国のイギリスにB17爆撃機を提供してドイツ空爆にも参加したが、ドイツ軍のレーダー網を突破できなかった。

英米軍の非撃墜数は4万機にも達し、イギリスは今にもドイツに負けそうでした。

もしイギリスがドイツに負けると欧州統一国家が誕生し、次はアメリカに襲い掛かってきます。


米軍はドイツのレーダー網を無力化して爆撃する方法の研究を、ハーバード大学に依頼して「刻んだアルミホイルを撒く」という単純な答えを見つけた。

この時の研究所RRLの指揮をとっていた人物が、後にスタンフォード大学教授になり、教え子がヒューレット・パッカードを創設しました。


大学と研究所は米軍から多額の研究予算を獲得できるので、卒業者が創設した新興企業も周囲に集まって軍の予算を獲得しました。


これがシリコンバレーで、当時は企業が軍事技術の研究をすると75%の補助金が貰えたそうです。


次々に天才を輩出


第二次大戦以降のアメリカは大学に軍事予算を与えて軍事研究をしており、例えば原爆の研究も大学で行っている。

いくらの軍事予算を獲得できるかが大学の経営を左右するようになり、特に技術系大学は軍事研究を重視した。


軍事系大学としてはMITやハーバード、スタンフォード大などが特に有名です。


世界大戦が終わっても、すぐに朝鮮戦争が勃発し米ソ冷戦、ベトナム戦争、中東紛争と大学の飯の種は尽きませんでした。

1950年代から60年代にかけて、シリコンバレーにあるスタンフォード大学が軍事研究の中心になり、最も多額の予算を獲得しました。


すると大学のパートナーになろうとして、周囲には最先端の研究をする企業が集結し「シリコンバレー」と呼ばれるようになった。


この中に最初のコンピュータ企業となるヒューレット・パッカードも存在していた。

冷戦時代には核兵器、原潜、スパイ衛星、レーダーなどの開発に多額の軍事予算がばら撒かれました。


スタンフォード大は特に電子技術の基礎研究を得意としていて、これがIT技術やコンピューターになって開花した。


大学は学生による軍事企業の設立を奨励したので、多くの学生が電子技術関連の会社を作っては周囲で商売を始めた。

彼らにとっては日本の大学の周囲で定食屋を始めるくらい、自然な事だったのかも知れない。


宇宙開発もまた彼らに多額の予算を配分する事になり、アポロ計画では本格的なコンピュータが使用された。


アメリカでは普通の大学の学生が学費を稼ぐ為に核研究をしていたり、教授が弾道ミサイルの研究チームを率いたりしている。

後にヒューレット・パッカードでは、若き日のジョブズがアルバイトをする事になる。


一方シリコンバレー以前の最初の軍事研究機関を作ったハーバード大学にはビルゲイツという金持ちの天才が入学し、コンピュータに革命を起こす事になった。


学生達は軍隊が出すお金によって、無料で最先端の機器を扱えたほか、国家予算並みの予算をつぎ込む研究に参加していた。

シリコンバレーの天才達は生まれるべくして生まれたので「起業家精神」とかは関係ない。

後のIT産業の主役達の多くがこういう環境で育った。


軍隊がスポンサー


現在もアメリカは7500億ドルの軍事予算と200億ドル近いNASAの研究予算を使っている。

アメリカ軍の年間研究予算は700億ドル以上なので、NASAと合計で1000億ドル(10兆円以上)もの研究予算がある。


研究予算だけで日本の防衛予算の2倍であり、このうちかなりの金額が大学や先端企業、研究機関に配分される。


もし日本政府が年間3兆円や5兆円の最先端の軍事研究費をばらまいたら、筑波あたりにシリコンバレーが出来るかもしれない。

第二次大戦頃には研究費の75%を米軍が補助金で出していたが、現在は10%以下になっている。


それだけ民間部門が発展して軍隊との関わりは見えにくくなっています。


だが軍事予算という大金があって、そこに群がった大学と学生、そして企業がシリコンバレーを作った事実を、消すことは出来ない。

日本でも2000年頃から「IT立国」や「起業大国」が叫ばれてブームになったが、根付く事無く消え去りました。

ここでまた「日本人には起業家精神が足りない」というトンチンカンな批判が展開された。


だが日本にも戦後、トヨタ・日産・ホンダ・ヤマハ・マツダ・三菱などの自動車やバイク産業が一斉に起業した時期があった。

調べてみるとこれらの会社の技術者の多くは、旧日本軍で戦闘機や兵器の開発や製造に関わっていました。


軍隊では民間では許されないような「無駄な研究」が許されるし、途方も無い予算をつぎ込み大量生産を行う。


戦争では負けたが、戦後の高度成長期を迎えた時に、軍隊式の「起業家精神」が開花しました。

現在日本ではホンダや三菱や川崎が国の主導によって航空機製造に参入しようとしています。


開発中や計画中の国産航空機は、戦闘機・輸送機・哨戒機・小型旅客機・中型旅客機・ヘリ・無人機など各種に及ぶ。


どれも国が金を出して始めて可能になるものばかりで、民間に任せるだけでは無理なのです。


最先端の技術を持つ企業がある国は、例外なく国が最先端の軍事研究に金を出しています。
http://www.thutmosev.com/archives/35875803.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/751.html

[近代史3] 昭和天皇が2・26事件を起こさせた本当の理由 中川隆
9. 中川隆[-15150] koaQ7Jey 2019年12月13日 21:37:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2203]
【ノモンハン戦役】 I 226事件 消された真実


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/578.html#c9
[近代史3] 中国が東トルキスタン共和国(現ウイグル自治区)を乗っ取った手口 中川隆
29. 中川隆[-15149] koaQ7Jey 2019年12月13日 23:24:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2202]
【Front Japan 桜】ムカイダイス〜強制収容されたウイグル人たち[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/205.html#c29
[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
244. 中川隆[-15148] koaQ7Jey 2019年12月14日 08:39:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2201]
日経平均終値598円高、1年2カ月ぶり2万4000円台 2019/12/13

13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、年初来高値を更新した。
終値は前日比598円29銭(2.55%)高の2万4023円10銭となり、2018年10月3日(2万4110円)以来、約1年2カ月ぶりの高値水準となった。

上昇幅は今年最大で、18年12月27日(750円56銭)以来の大きさ。米中貿易問題や英下院総選挙に関して市場の懸念が後退する報道が相次ぎ、短期筋を中心に投資家が運用リスクをとる動きを強めた。


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平野憲一の株のお話 2019.12.14 せめぎあいの急所、見事な結果!
http://kasset.blog.fc2.com/


 週末13日のNY株。
 ダウは3.33ドル高の2万8135.38ドル、ナスダックも17.56ポイント高の8734.88と小幅続伸。ナスダック(S&P500も)は2日連続で史上最高値を更新しました。
 ダウは朝方150ドルあまり上げて過去最高値を上回りましたが、米中合意は報道段階と言う利益確定で100ドル安まである乱高下となりましたが、午前10時過ぎに中国政府が第1段階合意を正式に発表すると、プラス圏に戻りました。

 正式発表はほぼ予想通りでしたが、中国側のコメントが強気である事、既存の追加関税引き下げまで行ったことが米国側の譲歩と映る事、今後の第2段階合意までの道のりが不透明であることを考えると、米中貿易協議をめぐるこの段階までの株価上昇はひとまずここまでと考えられます。今後の協議で米中関係が再び緊張しかねないとの懸念があり、それがダウのあと30ドルで史上最高値に届かない引け値に現れています。

 日本株。
 この日がせめぎあいの急所と予想しましたが、これだけ見事な結果が出るとは、予想以上の展開でした。しかし、この動きは米中貿易協議の第1段階の妥結だけが原因ではないと申し上げたいと思います。なぜならダウは2日間で224ドルしか上げていないからです。

 12月のSQ値2万3895.88円は、11月の幻のSQ値2万3637.93円を抜き且つ幻にならず、その後2万4000円台に乗せました。これでSQ値は8月(前日終値比339.44円高)、9月(同221.48円高)、10月(同290.65円高)、11月(同307.61円高)12月(同407.17円高)となりました。

これは偶然ではなく、需給相場の上昇過程をファンダメンタルズ的思考法で攻めるファンドの実態が現れたものです。空売りファンドはもちろんの事、買い方ファンドも高いウエイトのヘッジ売りをしており、その機械的買い戻し処理を、流動性の高いSQ時に行っているためです。

この日本市場独特の強弱のバランスと貿易協議妥結の材料がコラボして起こした現象が、この日の世界最大の上げとなったわけです。

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騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

海外投資家とその他部門の売買動向
https://karauri.net/doukou/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c244

[近代史3] 天皇のY染色体ハプログループ 中川隆
7. 中川隆[-15147] koaQ7Jey 2019年12月14日 09:39:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2200]
【我那覇真子「おおきなわ」#100】
竹内久美子〜伝統と科学、皇統はなぜ男系継承でなければならないのか?[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/584.html#c7
[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
274. 中川隆[-15146] koaQ7Jey 2019年12月14日 09:40:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2199]
【我那覇真子「おおきなわ」#100】
竹内久美子〜伝統と科学、皇統はなぜ男系継承でなければならないのか?[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c274
[近代史3] DNA解析の限界/実は単品ではあまり役にたたないという話 中川隆
4. 中川隆[-15145] koaQ7Jey 2019年12月14日 09:41:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2198]
【我那覇真子「おおきなわ」#100】
竹内久美子〜伝統と科学、皇統はなぜ男系継承でなければならないのか?[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/430.html#c4
[近代史3] 天皇は兄弟相続するのが古くからの伝統 中川隆
30. 中川隆[-15144] koaQ7Jey 2019年12月14日 09:42:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2197]
【我那覇真子「おおきなわ」#100】
竹内久美子〜伝統と科学、皇統はなぜ男系継承でなければならないのか?[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/316.html#c30
[近代史3] 「万世一系」の虚妄 _ 日本はなぜ「万世一系」を必要としたか 中川隆
17. 中川隆[-15143] koaQ7Jey 2019年12月14日 09:43:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2196]
【我那覇真子「おおきなわ」#100】
竹内久美子〜伝統と科学、皇統はなぜ男系継承でなければならないのか?[桜R1/12/13]


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/411.html#c17
[近代史3] スコットランド人の遺伝的構造 中川隆
1. 中川隆[-15142] koaQ7Jey 2019年12月14日 10:27:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2195]

2019年12月14日
イギリスにおける移住と遺伝子の差との関連
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_22.html


 イギリスにおける移住と遺伝子の差との関連についての研究(Abdellaoui et al., 2019)が公表されました。イギリスでは、ヒトのDNAは先祖の違いを反映すると知られており、また人々が伝統的に生まれた土地に留まってあまり移動しないため、数世紀にわたって維持されてきました。しかし、DNAの構成が産業革命や後の移住などの国内移動によってどのように影響を受けているかについてはよく分かっていませんでした。

 この研究は、イギリスバイオバンクに登録されたヨーロッパ系の45万人以上を対象に、約120万の遺伝的変異を使って、多遺伝子スコア(特定の形質に関する人の遺伝的素因の推定値)を計算しました。その結果、解析した33の遺伝形質のうち、21の形質に明瞭な地域的偏りが認められました。また、参加者の多遺伝子スコアは、年長の遺伝的祖先の影響を取り除くと、遠くに住む他の参加者の多遺伝子スコアよりも、近隣に住む人々の多遺伝子スコアに近い、と明らかになりました。このパターンはとくに、学業達成度に関するスコアについて強く認められました。低学歴と関連する遺伝的変異は、炭鉱町などの経済的に苦しい地域でより多く認められました。この研究は、参加者が学業達成度に関して高い遺伝的素因を有している場合、貧しい地域を去っている可能性が高いのではないか、と示唆しています。

 さらにこの研究は、選択的な移動が、遺伝的変異だけでなく、究極的には投票傾向などの集団的な態度と一致する可能性のある、社会的および経済的な問題の地域への偏りと関連する可能性がある、と見いだしています。たとえば、選挙結果にみられる地域差は、地域の社会経済的状態、ならびに学業達成度と相関する遺伝的変異の両方と関連しています。社会的成層は、イギリスにおける遺伝的変異の地域分布に影響を及ぼしている可能性が高く、健康や不平等に関連する政策、さらには遺伝子と行動変化の関係に関する今後の研究に重要な意味を持つ、との結論をこの研究は提示しています。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


【遺伝学】英国における社会経済的要因による移住は遺伝子の差と関連する

 英国では、メンタルヘルス、個性、学業達成度などのさまざまな形質と関連する遺伝的変異が地域によって偏っていることを報告する論文が掲載される。この研究で、この傾向はおそらく祖先の違いによるものではなく、社会経済的に駆動された近年の移動によるものであると考えられることが示唆されている。

 英国では、ヒトのDNAは、先祖の違いを反映することが知られており、また人々が伝統的に生まれた土地に留まってあまり移動しないため、数世紀にわたって維持されてきた。しかし、DNAの構成が、産業革命や後の移住などの国内移動によってどのように影響を受けているかについてはよく分かっていなかった。

 今回、Abdel Abdellaouiの研究チームは、英国バイオバンクに登録されたヨーロッパ系の45万人以上を対象に、約120万の遺伝的変異を使って、多遺伝子スコア(特定の形質に関する人の遺伝的素因の推定値)を計算した。すると、解析した33の遺伝形質のうち、21の形質に明瞭な地域的な偏りが認められた。また、参加者の多遺伝子スコアは、(年長の遺伝的祖先の影響を取り除くと)、遠くに住む他の参加者の多遺伝子スコアよりも、近隣に住む人々の多遺伝子スコアに近いことが判明した。このパターンは特に、学業達成度に関するスコアについて強く認められた。低学歴と関連する遺伝的変異は、炭鉱町などの経済的に苦しい地域でより多く認められた。研究チームは、参加者が学業達成度に関して高い遺伝的素因を有している場合、貧しい地域を去っている可能性が高いのではないかと示唆している。

 さらに研究チームは、選択的な移動が、遺伝的変異だけでなく、(究極的には投票傾向などの集団的な態度と一致する可能性のある)社会的および経済的な問題の地域への偏りと関連する可能性があることを見いだしている。例えば、選挙結果にみられる地域差は、地域の社会経済的状態、ならびに学業達成度と相関する遺伝的変異の両方と関連している。

 社会的成層は、英国における遺伝的変異の地域分布に影響を及ぼしている可能性が高く、健康や不平等に関連する政策、さらには遺伝子と行動変化の関係に関する今後の研究に重要な意味を持つと、研究チームは結論している。


参考文献:
Abdellaoui A. et al.(2019): Genetic correlates of social stratification in Great Britain. Nature Human Behaviour, 3, 12, 1332–1342.
https://doi.org/10.1038/s41562-019-0757-5


https://sicambre.at.webry.info/201912/article_22.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/731.html#c1

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
37. 中川隆[-15141] koaQ7Jey 2019年12月14日 10:42:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2194]


【祝】タイが誇るあの「古式マッサージ」が、ユネスコの無形文化遺産に決定!2019.12.14
https://blackasia.net/?p=16200

タイの古式マッサージは「指圧」だけで行う一般的なマッサージとはまったく違っている。身体の関節、ツボ、筋肉、リンパをあらゆる形で刺激するもので、施術者の動きは医療であるのと同時に「芸術的」でもある。ユネスコは無形文化遺産に決定したその理由として、「芸術と科学、文化を兼ね備えた伝統医療」と述べているのだが、ここで言う「芸術」というのは、何度も何度もタイ古式マッサージの施術を受けた人間にとっては理解できるものであるはずだ。

それは、医療であるのと同時に「芸術的」でもある

2019年12月12日。ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、タイの古式マッサージを無形文化遺産に登録することを決定している。

タイの古式マッサージは「指圧」だけで行う一般的なマッサージとはまったく違っている。身体の関節、ツボ、筋肉、リンパをあらゆる形で刺激するもので、施術者の動きは医療であるのと同時に「芸術的」でもある。

ユネスコは無形文化遺産に決定したその理由として、「芸術と科学、文化を兼ね備えた伝統医療」と述べているのだが、ここで言う「芸術」というのは、何度も何度もタイ古式マッサージの施術を受けた人間にとっては理解できるものであるはずだ。

このユネスコの決定を歓迎したい。最近、タイの古式マッサージを受けていないことに気づいたが、近々また受けに行きたいと思う。

現地タイで受けることもできるが、日本でもタイ古式マッサージの訓練を受けたプロの施術士が大勢いるので、現地に行けない人でもインターネットで家の近くで店を探して受けることができる。

まだ受けたことのない人は是非受けてみて欲しい。ただし、初めて受ける人は指圧だけのマッサージと違って戸惑うこともあるだろう。そして、まだ若くて身体が柔軟だと、あまりマッサージの良さが分からないかもしれない。

かく言う私もそうだった。

私自身がタイ・マッサージを初めて受けたのは二十歳(はたち)の時だ。タイの方々を旅していたのだが、タイ南部の地方都市ハジャイに辿り着いた時、泊まっていたホテルの下がタイ古式マッサージ(タイ伝統マッサージ)の店だった。

店の前にいた中年の女性に「やっていかない?」と言われたのだが、タイのマッサージは「痛い」と聞いていたのでまったくやる気がなかった。しかし数日後、話のネタになるのであればと気を取り直してチャレンジしてみた。



やがてマッサージの「良さ」というのが見えてくる

無理な体位で身体をひねられたりツボを押されて激痛にうめいたり、なかなか「楽しい経験」ではあったが、それで身体が気持ちよかったかどうかと言われれば何とも言い難いものがあった。

マッサージというものが「なぜそんないいのか」が分からないまま、私はそれから10年近くもマッサージを受けなかった。

マッサージが初めて「効く」体験をしたのはカンボジアにいるときだ。北部バッタンバン州で船を乗る時に腰をひねってからずっと腰の痛みが取れなかったのだが、ある日プノンペンに日本式の按摩屋があるというので半信半疑で行ってみた。

そこで盲目のカンボジア人の男性にマッサージをしてもらったのだが、これが本当に心地良かった。痛みが治ったわけではないのだが、それよりもマッサージを受けることの心地良さに初めて開眼した。

ツボを押されるとき、筋肉の奥の知らなかった痛みを叩いてほぐされる時、これほど芯から心地良く感じるとは夢にも思わなかった。

日本人だから日式が効いたというわけではない。歳を取ってマッサージそのものが効く身体になっていたのだ。

人によるのだが、一般的な話をすると、マッサージは子供や若者がやっても気持ち良くないと言われている。くすぐったかったり、単に痛かったり、何も感じなかったりする場合が多い。

しかし、体力が落ちてきて、恒常的に身体が疲労を感じるようになると、やがてマッサージの「良さ」というのが見えてくる。

「芯から心地良い」というのは、それだけ疲れが溜まっているということなのだろう。若ければ何もしなくても自然に回復する疲れが、回復できなくなったという言い方もできる。





「覚えたくなる」という衝動は私にもよく分かる

カンボジアからタイに戻って改めて街を見回すと、バンコクにもあちこちにマッサージ屋があった。もちろん、いくつかは怪しげなマッサージ屋なのだが、「タイ古式マッサージ(Thai Traditional Massage)」と謳っているところはまともなところだ。

カンボジアでマッサージの心地良さに開眼してしまった私は、私はヤワラーで牙科(歯医者)の隣に仰々しい看板を掲げた古式マッサージ屋に入って個室でプロの施術を受けたのだが、もうすっかり病みつきになってしまっていた。

腰痛に関して言えば、日本に帰る頃にはすっかり腰痛もなくなっていたが、これはマッサージを受けたから治ったのか、それとも自然治癒したのかは分からない。

しかし、それ以降は、別に身体が痛くなくても、たまにマッサージの心地良さだけを味わいたいがために、タイ古式マッサージを受けるようにしている。

歩き回って足が棒のように張ったあとに受けるマッサージがまた格別で、マッサージを受けている時間が、非常に贅沢な時間を感じてしまう。

タイの古式マッサージの特徴は、身体をひねったりねじったりする際の、本人が痛みを感じるギリギリのところで止めて筋肉を伸ばすところにある。この苦痛を感じる前までのギリギリのところが心地良い。いや、今では痛みすら心地良いと感じるようになっている。

若い頃の「何がいいのか分からない」とは真逆の心境だ。あまりにも心地良すぎて、腕の良い施術士にかかると意識まで飛んでしまう。心地良い感情の中に落ちて、2時間どころか3時間ですらも「あっと言う間」と感じるくらいだ。

人によっては、あまりにも心地良いので自分が受けるだけでなく、その技を覚えたくなる人もいるほどである。

「覚えたくなる」という衝動は私にもよく分かる。タイ古式マッサージの施術者の動きは「芸術」だからだ。古式マッサージを覚えるというのは一種のタイ舞踊を覚えるのと同じニュアンスがそこにある。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

無形文化遺産の技を一度くらいは受けても損はない

タイの古式マッサージは筋肉や関節をリラックスさせるために施術者は自分の身体のすべてを動かし、指だけでなく、自らの膝や肘や足や体重を自由自在に使って流れるように術をかけていく。

マッサージを受ける被術者は、マッサージを受ける中で気が付けばいくつかのポーズになるように身体を動かされているのだが、こうした動きのひとつひとつはヨガのポーズに通じるものがあるという。

その理由は、このタイ古式マッサージの発祥がインドから来ており、インドの古代医学であるアーユルヴェーダの流れを汲んでいるからであると解説されている。

インドからタイに伝わったと言われているのは「2500年前」なのだが、2500年と言うと途方もない昔でもある。だからこそ「古式」なのだ。

この古式マッサージは今もタイではバンコク最古の寺院「ワット・ポー」で施術を学ぶことができるのだが、なぜ寺院で古式マッサージが学ぶことができるのかというと、そもそも2500年前にタイに古式マッサージを紹介したのが仏教の僧侶たちだったからでもある。

タイの人々の伝統になっている合掌(ワイ)もまた、古式マッサージの前に行われる挙動(ビヘイビア)のひとつであった。

仏教、古式マッサージ、合掌(ワイ)。

タイという国や文化を象徴するものがすべて絡み合って存在しているということが分かれば、ユネスコがタイの古式マッサージを無形文化遺産に登録することはとても自然なことであるのが分かるはずだ。

2500年前から続いているこの伝統的な「術(わざ)」である古式マッサージをまだ受けたことがないという人がいたら、それはもったいないことだ。無形文化遺産の技を一度くらいは受けても損はない。



『タイマッサージ・バイブル―ワットポースタイル(大槻 一博)』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4894229226/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=asyuracom-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4894229226&linkId=7904e8ab181505df13ab596bebba01f8


https://blackasia.net/?p=16200





http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c37
[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
109. 中川隆[-15140] koaQ7Jey 2019年12月14日 14:51:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2193]

「今年を振り返って」シリーズ〜第1弾〜 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年12月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/38fda91a4025122dca8ad4ef210db2c8

「今年を振り返って〜シリーズ〜」として時系列で音質向上効果の大きかったものを振り返ってみることにした。

まずは「第1弾」として登場するのが「PADのスピーカーケーブル」である。

通常、オーディオに対するイメージといえば音響を大きく左右する部屋の形状は別として、まずはスピーカーであり、次にアンプが来て最後にCDトラポやDACなどの前段機器の出番というところだろう。

これらに比べると各機器を接続するケーブル類は「異質=異端者」のような気がしてこれまでほとんど無関心だった。

なぜなら細かい「工夫の余地」があまり無いし、高級品ともなると法外なお値段で贅沢趣味のイメージが付いて回るから。

ところが、オーディオ仲間が持参した「純銀製SPケーブル」の音に腰を抜かさんばかりに驚いたのが昨年末のこと。

それからはいつものように「のぼせもん」(博多弁)になって、まっしぐら(笑)。

10年以上も倉庫に直し込んでいた「PURIST AUDIO DESIGN」(PAD)のSPケーブルが使いにくい「Yラグ端子」から「バナナプラグ」への変更によって見事に蘇ったのだ。

  

何しろ低音域の力強さに驚いた。

10年以上も前のこと、購入先のショップの担当が「PADは何と言っても低音の迫力です。」と言ってたが、そのとおり。

それかといって、中高音域の独特の艶にも背筋がゾクゾクっと来るほどでまったく不満なし。

こればかりは実際に聴いてもらわないと実感できそうもないのが何とももどかしい(笑)。

こんな優れものをよくもまあ10年以上も倉庫の中にほったらかしにて「馬鹿だなあ」と「口惜しさ半分」で自分の頭を小突いてやった(笑)。

それにしても「バナナプラグ」端子への交換作業を快く引き受けていただいたオーディオ仲間のKさん(大分市)には感謝の言葉しかない。

そのKさんにまたもや「あつかましい」お願いをした。

「我が家にはウェストミンスター用としてJBLのネットワークを使っていますがSP端子が実に貧弱なものが付いています。これをしっかりしたSPターミナルに交換できませんかね。するともう一組余ったPADのケーブルが使えるようになります。別府方面に来る用事がありましたら寄っていただけるとありがたいです。」

下記の画像がその見るからに古色蒼然としたJBLのネットワーク「LX80」だが(発売当時の定価は13万円ですぞ!)ご覧のようにまことに貧弱なSP端子が付いている。

これらをすべて「ちゃんとしたターミナル」に変えようという算段である。

      

スペース的にみてちょっと無理かもしれないが「ダメでもともと」の話である。

とにかく一組余った「PADのSPケーブル」(4本)を使いたい一心で思いついたアイデアである。
 
ところが、とても親切なKさんのこと、翌日になってわざわざお見えになっていただいたのでさっそく現物を検分してもらった。

「ああ、これなら出来そうですよ。以前にも取り扱ったことがあります。2日もあれば十分でしょう。」と持ち帰っていただいた。

あなうれし!

そして翌々日の9日(水)のこと、「完成したので持っていきます。」

   

見事な仕上がりで、これで貧弱なケーブル(銅の単線)を廃棄してバナナプラグ同士の抜き差しができる!

さっそく、PADのSPケーブルをパワーアンプのSP端子からネットワークの「INPUT端子」に繋いで試聴に移った。

パワーアンプはPX25シングルにしてみた。スピーカーはもちろん「ウェストミンスター」(改)。   

KさんともどもCD盤を数枚聴いてみたが、以前よりも音の密度というのか粒子が細かくなって音響空間が凄く豊かになっている。

これは素晴らしい!

何よりもごくわずかな改造賃だけで済んだのがビンボー人にはありがたい。

今年は幸先のいいスタートを切れてメチャ運が良さそうだ。

「実際、そのとおりでしたよ」とは本日(2019.12.14)現在の「後日談」です(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/38fda91a4025122dca8ad4ef210db2c8
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c109

[近代史3] 男尊女卑による女児選別堕胎で世界で初めて出生率1.0以下に突入した韓国
男尊女卑による女児選別堕胎で世界で初めて出生率1.0以下に突入した韓国

韓国、出生率0人台の衝撃。その背景にあるものとは?
ハーバー・ビジネス・オンライン 2019/12/14 ヌ

日本以上の少子化が襲っている韓国社会。 写真/topic_w5 / PIXTA(ピクスタ)© HARBOR BUSINESS Online 提供日本以上の少子化が襲っている韓国社会。

世界で初めて出生率1.0以下に突入した韓国

 日本における出生率の低下が問題されて久しい。

 人口を維持するための合計特殊出生率が2.07〜2.08とされているなか、厚生労働省が発表した2017年の出生率は1.43。2016年に続き2年連続で出生数は100万人を切った。

 その理由として挙げられるのが、晩婚化による高齢出産の増加や、経済状況を鑑みての出産の抑制。社会生活の価値が多様化しているなか、「結婚=出産」という固定概念が過去の遺物と化した状況も出生率の低下に影響している。

 しかしこの少子化の現状が、日本よりも数倍深刻なのが韓国だ。

 11月29日、韓国の統計庁の人口動向調査結果によれば、韓国における出生率は、世界で初めて1.0(合計特殊出生率0.98)を下回ったからだ。

韓国社会にも根強く残る女性差別

 韓国・中央日報の記事によれば、昨年の三半期(1/4年)の出生数は、前年を6687人下回る7万3793人となっており、このままだと、年間30万人を下回る数値となっている。

 統計庁長のカン氏によれば「出産と結婚をしないという傾向が加速度的に進行している」とし危機感を募らせている。

 韓国・ハンギョレ新聞の調査によれば、韓国の若者へのアンケートの結果、「結婚する気がある」と答えたのは、男性38%、女性30%であり、更に「子どもを産む計画がある」と答えたのは、男性34%、女性21%となっている。

 この背景には、2016年、女性嫌悪を動機として江南駅で発生した無差別殺人事件に代表される女性嫌悪犯罪が社会に蔓延し、それに反発する形で「#Metoo運動」が活性化したことが挙げられている。そこに端を発する、韓国社会におけるフェミニズム運動が、韓国の20代女性に圧倒的な支持を得た。

 同新聞が100人の青年に会って聞いた結果によれば、100人中80人は「韓国社会では男女が平等ではない」と答えており、女性50人のうち45人は、不平等を強く実感しているという。

 話は脱線するが、韓国で大ベストセラーとなり、日本でも翻訳出版されている「82年生、キム・ジヨン」のヒットは、このような社会背景があってのことだ。

「母のように生きたくはない。父と母は同じ夢を追う過程で出会い結婚したのに、母だけが、結婚したことを理由に夢を諦めざるを得なかった。だから母のように生きたくない。父のように生きたい」

「韓国では、結婚したら女性だけが死ぬまで奴隷のような生活を強いられる。どう考えても(結婚に)良いところがない。結婚した途端に会社を辞めなくてはいけない。国が出生率を高めたかったら、そこを変えなくちゃいけない」

 韓国の若者たちの声は深刻だ。

 しかし、韓国の出生率が0人台を叩き出したのには、より衝撃的な背景がある。

80〜90年代にあった「男児至上主義」の負の遺産

 現在20代〜30代の女性が生まれた1980年代〜90年代の人口統計を見るとその異様さが窺える。人口学的には、女児100人に対し、105〜107の男児が生まれるのが、自然性比であるのに、1980年代中盤から男児の出生数が急激に伸び始めるのだ。1990年の出生時の性比は、男児116.5となっており、地方都市に限れば、慶尚北道で130.7、大邱で129.7と異常な数値。ちなみに第3子以降の出生性比は男児が193.7まで跳ね上がる。

 韓国・国立中央医療院の崔アンナセンター長は、「当時の韓国社会では男児至上思想がはびこっていた。更に超音波検診の導入により、妊娠早期での性判別が可能となり、(夫婦、家族の意思による)女児に対する堕胎が実施された」と言う。

 この当時の女児選別堕胎が、現在の超低出産の引鉄となった。

 韓国で一番出産率の高い30歳、1988年生まれの人口統計を見ると、1982年85万人の出生数に対し、1988年は63万人と激減。たかが6年の間に20万人も出生数が減ったことになる。

「対岸の火事」で済ますのか? 

 女児選別堕胎による影響や、子を産み育てる世代の男女間非均等が、韓国が世界で初めて出生数0人台を記録した大きな要因だ。

 ちなみにこの男女不均等の出生数は1980年代中盤から2000年まで続く。

 韓国もとい朝鮮半島は古くから儒教の影響を大きく受けた国家である。

 儒教に根差す男性優位主義は、数百年ものあいだに社会に浸透し続けた。日本に比べ、韓国社会のジェンダー論争やフェミニズム思想が活発化されるのは、根深い男尊女卑思想の裏返しでもある。

 現在、韓国の人口は約5000万人。これが80年後の2100年には1800万人まで減少するとのデータもある。

 果たして、これは対岸の火事なのか。
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e9%9f%93%e5%9b%bd%e3%80%81%e5%87%ba%e7%94%9f%e7%8e%87%ef%bc%90%e4%ba%ba%e5%8f%b0%e3%81%ae%e8%a1%9d%e6%92%83%e3%80%82%e3%81%9d%e3%81%ae%e8%83%8c%e6%99%af%e3%81%ab%e3%81%82%e3%82%8b%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-AAK6Ozt?ocid=ientp
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/752.html

[近代史3] 馬渕睦夫のユダヤ陰謀論はどこまで本当なのか? 中川隆
40. 中川隆[-15139] koaQ7Jey 2019年12月14日 15:45:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2191]
ビルダーバーグ会議・ディープステート陰謀論をぶっ○○! 
日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子 倉山満【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/212.html#c40
[近代史3] ディープステートとは何か 中川隆
10. 中川隆[-15138] koaQ7Jey 2019年12月14日 15:46:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2190]
ビルダーバーグ会議・ディープステート陰謀論をぶっ○○! 
日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子 倉山満【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/416.html#c10
[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
56. 中川隆[-15137] koaQ7Jey 2019年12月14日 15:47:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2189]
ビルダーバーグ会議・ディープステート陰謀論をぶっ○○! 
日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子 倉山満【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c56
[近代史3] CIA が主催しているビルダーバーグ会議
ビルダーバーグ会議・ディープステート陰謀論をぶっ○○! 
日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 秋吉聡子 倉山満【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/753.html
[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
68. 中川隆[-15136] koaQ7Jey 2019年12月14日 19:07:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2187]
【ノモンハン戦役】 J 阿片


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c68
[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
245. 中川隆[-15135] koaQ7Jey 2019年12月15日 09:08:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2186]
平野憲一の株のお話 2019.12.15 今は勢いに付く時。
http://kasset.blog.fc2.com/


 12月のFOMCは、予想通り政策金利を現状のまま1.5%から1.75%の範囲に据え置くことに反対ゼロで決定しました。更に、FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)も、2020年は年間を通して金利据え置きを予想しています。また1部の意見では2021年になると年間で1〜2回の「利上げ」が予想されています。これは、3回の予防的利下げによって景気後退が食い止められ、その後1年に及ぶ緩やかな景気回復があり、2年目から金利上昇を伴う景気の比較的強い上昇過程に入ると言うFRBの勝利宣言でもあります。

 米国の株式市場から見れば、利下げと流動性供給による現在の需給相場が、来年1年かけて緩やかに業績相場に移行し、2021年には明確な業績相場が出現すると言う事を意味します。また、2020年は、米国においては大統領選、中国は建国70周年と言う節目の年で、世界の両大国に株価下落が許されないと言う事情もあります。

 日本における事情も偶然一致です。安倍政権第3期目のリミット2021年9月末までにアベノミクスの成果を出さなければならない事情があります。経済と政治は切っても切れない関係にありますので、株価予測に政治を持ち出すのはタブーでないと思い申し上げますが、安倍首相は臨時国会の閉幕を受けて先週9日に記者会見し、憲法改正について「必ずや、わたしの手で成し遂げていきたい」と強い決意を表明しました。安倍首相の最終目標は憲法改正です。二階幹事長は2024年までの4期目もあると言っていますが、これは3期と限定されるとレイムダック状態になる事を警戒したアドバルーンで、安倍首相は2021年に勝負をかけると思います(筆者観)。

 そのためには何が何でも2020年に景気を良くし、国民の支持率を上げなければなりません。折しも先週末の日銀短観大企業製造業景況判断指数はゼロ(先行きもゼロ)となり、アベノミクス1年目の2013年の状態に戻っています。これでは目的を達成できません。26兆円の経済対策はもちろんの事、赤字国債発行まで動員して何でもありの政策を打って来るでしょう。消費税増税で財務省の口をふさぎ、やりたい放題の財政政策の準備は整いました。今週、日銀金融政策決定会合がありますが、黒田日銀総裁の会見が注目されます。安倍首相と一心同体の黒田日銀総裁会見が見ものです。

 1年かけてゆっくり上昇すればよい米国と、何が何でもこの1年と言う日本。株価上昇率を比較すると、おのずと答えは後者となります。

 投資家の皆さんは、日本国民として色々意見はあると思いますが、株式投資家としてはこの流れにファンダメンタルズ的手法で立ち向かってなりません。今は勢いに付く時です。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c245

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
221. 中川隆[-15134] koaQ7Jey 2019年12月15日 09:08:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2185]
平野憲一の株のお話 2019.12.15 今は勢いに付く時。
http://kasset.blog.fc2.com/


 12月のFOMCは、予想通り政策金利を現状のまま1.5%から1.75%の範囲に据え置くことに反対ゼロで決定しました。更に、FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)も、2020年は年間を通して金利据え置きを予想しています。また1部の意見では2021年になると年間で1〜2回の「利上げ」が予想されています。これは、3回の予防的利下げによって景気後退が食い止められ、その後1年に及ぶ緩やかな景気回復があり、2年目から金利上昇を伴う景気の比較的強い上昇過程に入ると言うFRBの勝利宣言でもあります。

 米国の株式市場から見れば、利下げと流動性供給による現在の需給相場が、来年1年かけて緩やかに業績相場に移行し、2021年には明確な業績相場が出現すると言う事を意味します。また、2020年は、米国においては大統領選、中国は建国70周年と言う節目の年で、世界の両大国に株価下落が許されないと言う事情もあります。

 日本における事情も偶然一致です。安倍政権第3期目のリミット2021年9月末までにアベノミクスの成果を出さなければならない事情があります。経済と政治は切っても切れない関係にありますので、株価予測に政治を持ち出すのはタブーでないと思い申し上げますが、安倍首相は臨時国会の閉幕を受けて先週9日に記者会見し、憲法改正について「必ずや、わたしの手で成し遂げていきたい」と強い決意を表明しました。安倍首相の最終目標は憲法改正です。二階幹事長は2024年までの4期目もあると言っていますが、これは3期と限定されるとレイムダック状態になる事を警戒したアドバルーンで、安倍首相は2021年に勝負をかけると思います(筆者観)。

 そのためには何が何でも2020年に景気を良くし、国民の支持率を上げなければなりません。折しも先週末の日銀短観大企業製造業景況判断指数はゼロ(先行きもゼロ)となり、アベノミクス1年目の2013年の状態に戻っています。これでは目的を達成できません。26兆円の経済対策はもちろんの事、赤字国債発行まで動員して何でもありの政策を打って来るでしょう。消費税増税で財務省の口をふさぎ、やりたい放題の財政政策の準備は整いました。今週、日銀金融政策決定会合がありますが、黒田日銀総裁の会見が注目されます。安倍首相と一心同体の黒田日銀総裁会見が見ものです。

 1年かけてゆっくり上昇すればよい米国と、何が何でもこの1年と言う日本。株価上昇率を比較すると、おのずと答えは後者となります。

 投資家の皆さんは、日本国民として色々意見はあると思いますが、株式投資家としてはこの流れにファンダメンタルズ的手法で立ち向かってなりません。今は勢いに付く時です。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c221

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
165. 中川隆[-15133] koaQ7Jey 2019年12月15日 09:38:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2184]

「プーチンはグローバリズムと戦っているのか」
柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c165
[経世済民72] 脳動脈硬化症で晩節を汚した(?)レーニン _ 実際は若い時から… 中川隆
11. 中川隆[-15132] koaQ7Jey 2019年12月15日 15:09:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2183]

「○○狂レーニンの武器チェカー」柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/756.html#c11
[近代史02] レーニン対イギリス秘密情報部 ジャイルズ・ミルトン著 革命後の英ソのスパイ戦描く:革命政権の決定事項は英国に筒抜け あっしら
1. 中川隆[-15131] koaQ7Jey 2019年12月15日 15:10:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2182]

「○○狂レーニンの武器チェカー」柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/884.html#c1
[近代史3] 昭和天皇を震え上がらせた共産主義の恐怖とは
昭和天皇を震え上がらせた共産主義の恐怖とは


昭和天皇は共産革命を極端に恐れ、1928年から危険思想を持っていそうな人間を全員逮捕・拷問・強制自白させた:


【ノモンハン戦役】 @ 治安維持法 自由はこうして奪われた - YouTube動画



▲△▽▼



「○○狂レーニンの武器チェカー」柏原竜一 秋吉聡子【チャンネルくらら】


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/754.html

[番外地7] 「正義マン」とは
みんなに教えてあげてね

「正義マン」は放置すれば1か月くらいで飽きますが、相手をしてあげると泣いて喜んで4年も6年も「正義マン」を続けることでしょう。

「正義マン」とは

軽減税率、食料品の場合、お店で買って自宅で食べるといった場合には適用されますが、お店にイートインコーナーが併設されている場合にそこで食べていくといった場合には適用されず、10%の税率が課されることになっています。どちらになるのかは、支払い時に店員が確認し、それに対するお客さんの自己申告によるわけですが、持ち帰りと言っておいてやっぱりイートインコーナーで食べていくというお客さんも、当然中にはいるわけです。

こうしたお客さんを、ネット上では「イートイン脱税」と呼んで揶揄し、そうしたお客さんの行為を店員に知らせる「良心的」な人のことを「正義マン」と呼ぶようになっているようです。

 本来非難されるべき対象は、「イートイン脱税」をした人ではなく、2度もの増税を強行した現政権であり、財政健全化を金科玉条に、そうせざるを得ない状況に追い込んでいった財務省であり、先の参院選で増税反対を掲げられなかたどころか、緊縮脳、増税やむなし脳にいつまでも縛られている多くの野党のはずです。ところが重箱の隅をつつくかのように一般庶民を別の庶民が揶揄する。新たな分断が生じていると言ってもいいかと思いますが、そんな状況を創り出した財務省の増税推進プロパガンダは、皮肉をたっぷり込めて、お見事としか言いようがありませんね。それに「正義マン」って、その正義いずくにありや。単なる自己満足のための密告者ではありませんか。冷戦下の旧東側の密告者か、はたまたナチスドイツ占領下のフランスにおけるナチスへの密告者、「正義マン」なる連中はそれと同じだ、というレッテルを、剥がれないようにしっかりと貼ってあげましょう。

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/336.html

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
218. 中川隆[-15136] koaQ7Jey 2019年12月15日 18:43:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2185]
9時10分前を理解できない若手を生んだ日本語軽視のツケ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191120-60690903-business-soci
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00118/00049/

河合 薫 健康社会学者(Ph.D.) 2019年11月19日 全5372文字

 先日、講演会後の懇親会で、管理職が20代の社員たちの日本語能力に悩まされているという話で盛り上がった。

 「9時スタートの研修会なのに1分前にドサドサと入ってきて、5分、10分の遅刻は当たり前。なので『9時10分前には集合するように』と言ったら、キョトンとした顔をされてしまって。ま、まさかと思いつつ『8時50分に来るのよ』と念押ししたんです。そしたら、『あ、そういうこと』って。もう、わけが分かりません」

 こんな“珍事件”に面食らった上司たちの嘆きが、「これでもか!」というくらい飛び出したのである。

 確かに、私自身、店で領収書をもらおうとしたときに、「???」という事態に何度か出くわしたことがある。

【ケース1】
河合「領収書をお願いします」
店員「宛名はどうしますか?」
河合「上、でいいです」
店員「うえで、ですね!」←自信満々感満載
河合「……は、はい」
するとなんとその店員は宛名の部分に「上出」と書いた。

【ケース2】
河合「領収証お願いします」
店員「宛名はどうしたらいいですか?」←必死で丁寧に振る舞っている
河合「カタカナで、カワイ、でお願いします」
店員「カワイですね」←自信満々!
河合「(失笑)」

 ……どちらも20代。ケース1は「上様」を知らず、ケース2は普通は「カワイ、様ですね」とか「カワイ、様でございますね」となるのに、いきなりの呼び捨て。笑ってしまった。

 まぁ、これらは日本語の問題というより、常識の問題。つまり、こういう対応が気になるようになった私が年を食っただけのことだ。

■若者の国語力が下がっている

 一方、上司たちの「言葉が通じない」嘆きは日常の業務にかかわること。たとえ一つひとつはささいなことでも日々繰り返されるとストレスになる。

 というわけで今回は「言葉が通じないワケ」についてあれこれ考えてみようと思う。
 まずは冒頭の懇親会で聞いた“珍事件”から。

「部下に『そのタスクは結構、骨が折れるから覚悟しておけよ』って言ったら、『え? 肉体労働なんですか?』って返された。どうやら骨が折れるを骨折と間違えたようだ」

「社長に褒められた部下に、『現状に胡座(あぐら)をかいてると、後輩に追い越されるぞ!』って活を入れたらキョトンとされた。あぐらをかいて座ることだと思ったみたいです」

「送られてきたメールが一切改行されてないので『読みづらいから、項目ごとに改行しろ』と言ったら、『改行って何ですか?』と言われてあぜんとした」

「営業先で『お手やわらかにお願いしますよ』と言われ、会社に帰る途中で『あの人、やわらかいんですね。どうしたらやわらかくなるんですか?』と真顔で聞かれた」

「高齢のお客さんに取扱書の内容を説明するのに読み上げるだけだったので、分かりやすく自分の言葉で説明してあげてと伝えたが全く改善されず。理由を問いただしたら、取扱書の文章を理解できていなかった」

「分からない語彙があったらその都度辞書で調べるようにと、辞書を渡したら、引き方が分からないみたいで、異常に時間がかかった」

「英語で書かれた仕様書を翻訳させようとしたら、英和辞典に書かれている日本語の意味が分からないと突き返された」

「業務報告書を手書きで書かせているのだが、漢字の間違いが多すぎる。混乱を困乱。特にを得に。性格を生格……」

「消費税が2%上がるという、2%を理解させるのが大変だった」

 ……ふむ。どれもこれも嘘のようなホントの話。もちろん20代でも、日本語を巧みに使い、理解度も高く、文章力がある社員もいる。だが、上司たちは「日本語の能力が低下してる」と日々感じているのだという。

会話はできても文章理解力は低かった自分

 もっとも、漢字が書けないとか間違った漢字を使うとか、慣用句を知らないというのは、その都度学べばいいだけの話だ。問題は語彙力の乏しさからもたらされる日本語の読解力の低下だ。

 個人的な話で申し訳ないが、私自身、小学校4年から中1まで米国で暮らし、その間日本語の教育を受けていないので学生時代は壊滅的に語彙力が乏しかった。不思議なことに知ってる語彙が少なくとも日常的なおしゃべりに困ることはなかった。

 ところが、高校生になって現代国語の校内実力テストで、長文問題を何度読んでも理解できなかったのである。

 漢字が読めないとか、読めない字があるとか、そういったことじゃない。ちゃんと音読できるのに、意味が分からない。古文でもなければ漢文でもない。ただの現代文。なのに書いてあることが、ちっとも理解できなかった。生粋の日本人なのに、なぜか日本語が理解できない。漢字が読めないことを笑われても気にならなかったけど、日本語の文章が理解できないという現実はかなりショックだった。その結果私は文章を避けた。28歳でお天気の世界に入るまで、本を一切読まなくなってしまったのだ。

■会話はできても文章理解力は低かった自分

 実は同様のことは米国でも経験していて、英語の本を読めても日本語に訳せない。俗っぽくいうと、フィーリングでなんとなーく理解するものの、物語が描いている世界観や言葉に込められた深層構造を理解することができなかったのである。

 言語を習得するにはたくさん聞くだけじゃなく、たくさん読むことが必要不可欠で、言葉の運用力を高めるには語彙力が影響する。実際、 読書経験を重ねることで、語彙力が高まり、それが文章理解力の向上につながることは、国内外の調査から一貫して報告されている。

 米国人大学生を対象にした様々な調査では、小さい頃から本をたくさん読んでいる学生ほど、スペルの間違いが少なく文章を理解する力が高いとされているし、日本人大学生を対象した調査では、新聞や雑誌ではなく小説の読書量が強く影響することもわかっている(「大学生の読書経験と文章理解力の関係」澤崎宏一)。

 小説でつづられる母語の名文を繰り返し読んだ経験が、日常生活で身につく経験や情報と結びつくことで、文章を理解する力が高まっていくのである。

 デジタル世代の若者たちは、日々携帯メールやラインの送受信を繰り返しているので、日常的な会話量は半端なく多い。だが、おしゃべりは所詮おしゃべりでしかない上に、親密になればなるほどメールでの言葉は省略され、絵文字だけでもやりとりが可能になる。いわばメール版「あうんの呼吸」だ。

 フェースtoフェースなら、相手に伝わるまで言葉を脳内から振り絞ったりすることがあるが、デジタルの世界ではその必要もない。要するに、若い世代は圧倒的に語彙を増やす機会に乏しい社会に生きている。しかも、本を読む子供たちが激減しているという悲しい現実もある。

 平成28年度委託調査「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」(文部科学省)によると、不読率(1カ月で読んだ本の冊数が「0冊」と回答した生徒の割合)は、小学生が1割未満、中学生が約1〜2割、高校生が約3〜4割で、読書時間・読書冊数ともに、学年が上がるにつれて増加傾向にあることが分かった。

 また、「第54回学生生活実態調査の概要報告(2018年)」(全国大学生活協同組合連合会)では1日の読書時間が「0」と答えた学生は48.0%。17年の53.1%より減少したものの、半数近くの学生に読書習慣が全くない。

■小学生で本を読まないとそのまま大人になる

 この調査では、大学入学までの読書傾向も聞いているのだが、

小学校高学年では読書時間が30分以上だったと回答した人が54.1%いるが、高校になると33.0%に減少

小学校入学前から高校にかけて「全く読まなかった」人は、現在の読書時間も「0」が多く、特に高校時代に「全く読まなかった」人のうち現在も読書時間「0」の人が72.7%(全体平均48.0%)を占める。

小学校入学前と高校で120分と長時間読書している層は現在の読書時間も長い傾向がある

といった関係性も認められている。
https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html

 「学校の成績は国語力が9割」ともいわれるように、日本語の読解力、記述力は国語だけでなくすべての教科で必要な基礎となる能力だ。日本語の読解・記述力が不十分だと、数学の文章問題は理解できない。理論構成が支離滅裂な解答しかできない。思考力も想像力も、母語の運用能力に支えられている。

 そもそも言語は、単なるコミュニケーションのツールではない。言語と思考とは互いに結びついており、特に母語の役割は果てしなく大きい。

 母語により私たちは目に見えないものを概念として把握し知覚する。精神的な世界は言葉がないと成立しない。また、目の前に何か見えたとしても、その何かを示す言葉がないと、それを理解できない。

■語彙の豊かさが思考力や豊かな感情を育む

 例えば、日々暮らす場所であるという意味を「家」という語彙で概念化することで、形や色が違っても「家」と知覚することができる。性的ないやがらせをする行為を「セクハラ」という語彙で概念化することで、そういった行為が明確に意識され、「ああ、そういったことはやってはいけないんだ」と規範を学んでいく。

 つまるところ、言語で表せる範囲がその人の認識世界。語彙が豊富であればあるほど知識は広がり、感情の機微も、複雑な人間関係も理解でき、世界が広がり、創造力も高まっていくのである。

 英語教育にすったもんだ続きの文科省は、2003年3月31日に「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」を示し、そのなかの「英語教育改善のためのアクション」の6番目に「国語力の向上」を掲げている。

 具体的には、「英語の習得は母語である国語の能力が大きくかかわるものであり、英語によるコミュニケーション能力の育成のためには、その基礎として、国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成するとともに、伝え合う力を高めることが必要である」 と。

 ところが、これだけ日本語が理解できない大人が増えているのに、英語力の低さばかりに関心が集まり、揚げ句の果てに民間試験導入などどわけの分からない方向に進んでいる。

 実際には母語である日本語力の低下、具体的には語彙力の低下が背後にあり、それが英語力の低下につながっているのだ。

 大学関係者であれば学生に英和辞典を引かせる苦労を経験している人は少なくないはずだ。10年以上前に某新聞社が「日本人の日本語力の低下」について連載し、その中の珍事件が大学でちょっとした話題になった。

 ある大学で英文の講義で学生に「often」の意味を調べさせたところ、英和辞典に書かれていた「しばしば」という意味が理解できなかったのだ。当然ながら「頻繁に」という訳語も理解できない。そこで教師が、「よく〜する、ってことだ」と説明したところ、「よく、は『good』の意味」としてしか認識できない学生がいたというのである。

■興味あるテーマから次々と読む経験を増やす

  さて、と。ここまで書いたところで今回の問題をどう締めようか、考えあぐねている。つまり、コミュニケーションで悩むのは常にアクションを起こしている側なのに、コミュニケーションではアクションを起こされている側に「決定権」がある。いかにも不条理でコミュニケーションが永遠のテーマになるわけだ。

 ただ、日本語力の低い人でも、「誰が(主語)、何を(目的語)」をきちんと文章に加えた完全文にすると理解しやすくなるとされている。

 会話では主語が省略されがちなので、そのあたりを気をつけるだけでも少しは変わるはずだ。と同時に、部下が主語や目的語を省略している場合も、「誰か?何を?」と尋ねるだけでもすれ違いは防げる。めんどくさいかもしれないけど、試してみる価値はあると思う。

 そして、もし素直で殊勝な心を持ち合わせている部下なら、興味あることの本を読め!と勧めてください。

 というのも、長文が理解できなかった私がコラムやら本やらを書けているのは、お天気の世界に入り小学生向けのお天気図鑑を徹底的に読んだからだ。

 お天気図鑑を何度も何度も理解できるまで読んだら、次々といろんなお天気の本が読めるようになり、難しい物理式が書かれているものまで読めるようになった。健康社会学の世界に入ってからは、山のように論文を読みあさってきたし、それは今も続いている。

 その結果、語彙が増え、並行してインタビューを続けているので、自分の無意識の認知世界が意識化され、内部に宿る価値観やら考えを表現できるようになったと個人的には理解している。

 それでも……まだまだ日本語がおかしいという自覚がある。だからこそ「また書こう、書かなきゃ」というモチベーションにつながっている。日本語って……本当に難しい。
 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c218

[リバイバル3] 音楽はこういう部屋で聴きたい 中川隆
78. 中川隆[-15138] koaQ7Jey 2019年12月16日 11:18:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2187]
今日の夕方は見事な夕焼けが GRFのある部屋 2019年 12月 15日
https://tannoy.exblog.jp/30967678/


週末は、Hさんのお宅の音の調整に行ってきました。SPも部屋も作られた大山さんと、SPの微調整を続けています。SPの位置調整を行っているのですが、前後のSPを駆動しているバイアンプの音量調整も行わなければなりません。調整を詰めていきますと、空間が再現されていきます。最後は、一ミリ以下になっていきます。その様子を聴いていただいている皆さんには、ほんの少しだけしか動かしていないのに、音の世界、色彩ががらりと変わるのを実感していただいています。

本当に面白いですね。音場が再生されてくると、新たな面白さが生まれてきます。オーディオの楽しみというと、どんどん細かい方に行きがちですが、反対に全体像を表現し始めると、音楽のダイナミクスが現れてきます。まるでタイムラプスの写真で見えてくるような壮大な景色が、現れてくるのです。

https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30967678&i=201912%2F15%2F99%2Ff0108399_22360860.jpg

コンサートホールで収録されたステレオの音源には、そのホールに響いている音が収録されています。ステレオのマイクには、左右のマイクに届く音源からの距離の差の音量と、時間の差が収録されているのです。その音量差と時間差を正しく再現すると、元の音場が現れます。大事なのは、方向性が少なく波長の長い低音を正しく再現すると、元の音場でなっていた迫力ある音が出てくるのです。左右のSPで打ち消さない点を探ることが一番大事です。

私たちは、無指向性のSPが、その音場再生には向いていると思って実験を重ねてきました。音源が全方向に出ているのに、指向性のあるSPで再生していたのでは、文字通り片手落ちになるからです。音場再生型のアヴァロンやティールが行っていた、回折型のSPをより進化させたのが、私たちの実験しているDDDユニットに、前後方向に同位相で音を放射しているウーファーの組み合わせです。

先の横浜のGerman Physiksの会でも、皆さんに驚いていただいた様に、あのような大空間でも音が隅々まで届き、どの席で聴いていても音楽のバランスは崩れません。左右のSPの中央でないと、片方しか聞こえないと言うことは全くないからです。何度もお話ししていますが、通常の前面しかSPが向いていないSP、特にホーン型の場合は、壁際にSPを配置しないと音が痩せたり、バランスが整わなかったりします。45度に放射しているGRFや反射板で音を拡散しているParagonやDecolaは例外なのです。


ハートレーやQuadの平面SPがなぜ音楽が聴きやすいかと言えば、低音のバランスが実際の音楽に近いからです。低域は回折して音が鳴るためには、ある程度の部屋の大きさを必要とします。今回のH氏邸での実験は、私の部屋を模した構造ですが、前後の長さは、倍近くあります。そのために低域がはっきりとなりきり、音楽のエネルギーが楽々と出てきます。加えて、低域のSPも増強して、実験を重ねているのです。

今日の午後は、太陽温水器の点検で屋上にいました。五年ほど前に導入して、夏場は、ほとんどガスを使わなくてもお湯が間に合います。半年ほど前、別の業者に水道配管だけを別系統からやったとき、接合部分が弱く、そこから漏ったりして、ポンプに負担が掛かっていました。その配管をやり直して、オーバーホールを行ってもらいました。


四時を回ると日が落ち始め、四時半には陽は山の向こう側に沈みます。すると、空はあかね色に染まり富士山がシルエットで浮かび上がります。今日は特に美しい光景でした。夜明け頃は、北風が吹き荒れていましたが、夕方には風はやみ、暖かく感じたほどです。


だんだんと、無指向性のSPの調整もコツがつかめてきました。誰にでもできるようにまとめたら、日本中、いや世界中のどこにいても、そのコンサートホールに瞬間移動することでしょう。距離だけではなく録音されたその時間にタイムトラベルをします。昨日も、1985年のあの日に行ってきたのです。
https://tannoy.exblog.jp/30967678/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html#c78

[番外地7] 「正義マン」とは 中川隆
1. 中川隆[-15137] koaQ7Jey 2019年12月16日 15:28:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2186]
みんなに教えてあげてね

「正義マン」は放置すれば1か月くらいで飽きますが、相手をしてあげると泣いて喜んで4年も6年も「正義マン」を続けることでしょう。「正義マン」が喜ぶので「正義マン」に餌をあげないでください。

「正義マン」とは
軽減税率、食料品の場合、お店で買って自宅で食べるといった場合には適用されますが、お店にイートインコーナーが併設されている場合にそこで食べていくといった場合には適用されず、10%の税率が課されることになっています。どちらになるのかは、支払い時に店員が確認し、それに対するお客さんの自己申告によるわけですが、持ち帰りと言っておいてやっぱりイートインコーナーで食べていくというお客さんも、当然中にはいるわけです。

こうしたお客さんを、ネット上では「イートイン脱税」と呼んで揶揄し、そうしたお客さんの行為を店員に知らせる「良心的」な人のことを「正義マン」と呼ぶようになっているようです。

 本来非難されるべき対象は、「イートイン脱税」をした人ではなく、2度もの増税を強行した現政権であり、財政健全化を金科玉条に、そうせざるを得ない状況に追い込んでいった財務省であり、先の参院選で増税反対を掲げられなかたどころか、緊縮脳、増税やむなし脳にいつまでも縛られている多くの野党のはずです。ところが重箱の隅をつつくかのように一般庶民を別の庶民が揶揄する。新たな分断が生じていると言ってもいいかと思いますが、そんな状況を創り出した財務省の増税推進プロパガンダは、皮肉をたっぷり込めて、お見事としか言いようがありませんね。それに「正義マン」って、その正義いずくにありや。単なる自己満足のための密告者ではありませんか。冷戦下の旧東側の密告者か、はたまたナチスドイツ占領下のフランスにおけるナチスへの密告者、「正義マン」なる連中はそれと同じだ、というレッテルを、剥がれないようにしっかりと貼ってあげましょう。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/336.html#c1

[近代史3] 朝鮮は元々中国の属国 _ 韓国はアメリカではなく中国を選ぶ 中川隆
4. 中川隆[-15136] koaQ7Jey 2019年12月16日 18:14:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2185]

2019年12月16日
在韓米軍の足跡 韓国建国前史から半島撤退まで

最初の反米運動は1945年の「解放」直後から


引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Anti-Trusteeship_Campaign.jpg/640px-Anti-Trusteeship_Campaign.jpg


1945年9月8日から韓国(南朝鮮)を守ってきた米軍が、ついに撤退する日が近づいている。


文在演大統領側近の大統領補佐官は「韓米同盟を破棄して中国の同盟国になり守って貰えば良い」と驚きの発言をしています。


米軍撤退後の事は分からないが、朝鮮半島における米軍の歴史を振り返ります。

米軍の恩恵を受けた地域ほど米軍を憎む謎


韓国で2002年に女子中学生2人が在韓米軍の装甲車にひかれる事故があり、全国的な反米デモが巻き起こった。


半島人の特徴としてこういう時は、客観的に物事を考えず、アメリカを悪魔や侵略者として厳しく糾弾します。



1990年代にフィリピンやアジア、欧州から次々に米軍が撤退し、撤退ブームと言うべき状況があった。

特にフィリピンの場合は民衆が一斉蜂起して反米運動を起こし、米軍を追い出すというドラマチックな展開だった。


米軍が撤退したフィリピンは非武装中立国家になり、西側の領海の殆どを中国に占領されたが、それはずっと後の事である。


不思議な事に反米運動で米軍撤退を迫っているのは、フィリピン、沖縄、韓国と米軍無しでは成り立たない地域ばかりでした。

米軍に最も恩恵を受けた地域の住民ほど反米意識が強い。


日本本土、ドイツやイタリアなど、米軍が居なくても自力で守れそうな地域ではそれほどでも無い。


現実世界で米軍への依存が強いほど、それを認めたくないという意識が働くのかも知れない。

フィリピンは植民地時代からずっと米軍が駐留していたが、裏を返すとフィリピンは世界最強の軍隊から無料で守ってもらっていました。

沖縄も同じことで米軍が駐留している限り、最強の無料用心棒を雇っているのと同じなのです。


韓国などは朝鮮戦争で一度は負けて国土の95%を北に占領されたが、米軍に奪還してもらったのが現在の領土です。

こうした米軍依存の国や地域ほど「米軍は必要ない。米軍には迷惑している」と言いたがるのは不思議です。


日本軍の半島撤退


意外というか当然というか、米軍は1945年に朝鮮半島南部を占領していた日本軍から、朝鮮の統治を引き継いだ。

韓国という国が出来る前、既に在韓米軍は存在していて後から韓国と韓国軍が創設されました。


1945年8月9日にソ連が日ソ不可侵条約を破棄して日本に宣戦布告しきました。


対する満州や朝鮮の日本軍は局地戦をしながら後退し、最後に本土へ帰還する計画を立てた。

日本に帰還するには海を渡らねばならないが、アメリカの海上封鎖で海路を塞がれていました。


この帰還作戦は日本がアメリカに降伏し、海上封鎖が解かれ兵士と居留民は帰国し、入れ替わりに米軍が朝鮮に上陸する事に期待していた。


そうならない場合には朝鮮半島の日本軍はソ連には降伏せず、ソ連軍と決戦し玉砕する事になっていました。

ソ連参戦が8月9日で昭和天皇が降伏を決めたのが8月10日過ぎ、終戦の詔勅(玉音放送)が録音されたのは8月14日だった。


8月13日に中立国を通じてアメリカには15日の降伏が伝えられていて、14日には目立った戦闘はなく、15日の玉音放送をもって日本軍は停戦した。


8月6日に広島、8月9日に長崎原爆投下し、米軍機は8月15日にも東京を爆撃している。

まさに一日を争うタイミングで、数日遅れたらソ連軍が北海道や朝鮮南部に襲い掛かってくるのは確実でした。


この時日本にとって切羽詰った問題は、米軍機による民間人への空襲を止めさせる事、米軍によってソ連軍を食い止める事でした。


大本営と関東軍は米軍の到着が早ければソ連に占領されずに済み、日本は分割を免れやがてまた独立できると計算した。

米軍の到着が遅ければ満州と朝鮮の日本軍と民間人数百万人が玉砕し、北海道や東日本はソ連の領土になってしまうでしょう。


9月8日に最初の米軍が仁川に上陸するまでの約1ヶ月間、弱体化した日本軍守備隊は強大なソ連軍と38度線で対峙した。


ソ連軍が攻めてくればソウルは一日で陥落し、1週間で朝鮮半島全体を占領されただろうが、何故か最後まで攻めてこなかった。

この1ヶ月間の空白は物資と軍隊を欧州から輸送するためという意味もあったが、ソ連首脳は特攻や玉砕を恐れない日本軍が兵力以上に強いと思い込んでいた。


アメリカは日本軍と本土で戦えば100万人以上の犠牲が出ると試算したし、ソ連軍もそうした見方をした。


特攻・玉砕はソ連軍を恐れさせ、食い止めたという意味はあったのかも知れない。

米軍の上陸によって日本軍は海路で帰国することが出来、韓国の統治権を米軍に引き渡した。


朝鮮戦争の米軍


日本軍の停戦は1945年8月15日だが、米軍が朝鮮に上陸したのは9月8日だった。

9月9日に朝鮮総督府がアメリカ軍への降伏文書に署名し、朝鮮半島で第二次大戦が終わった。


日本は満州も米軍に占領してもらいたかったのだが、軍に余裕が無いという理由で拒否されている。


1945年9月7日、米軍は南朝鮮に軍政を宣言し、1982年まで戒厳令を敷いた。

因みに「サウス コリア」(南朝鮮)をそのまま英語の国名として現在も使用している。

9月11日には軍政庁を作って統治を始めたが、中身は朝鮮総督府の朝鮮人役人達だった。


1948年8月15日に朝鮮総督府を公式に韓国政府とし、大韓民国を建国した。

即ち現在の韓国政府は、朝鮮総督府を韓国人に入れ替えた組織である。


独立2年後の1950年、米軍への反発や朝鮮半島の軽視から、米軍は韓国から撤退してしまっていた。


1950年6月25日、北朝鮮は突如として国境線を突破し28日にソウルを占領した。

頼みのアメリカ軍は、韓国の反米活動で「出て行け」と言われたので、韓国ではなく日本に居た。


米軍は最初日本からの空爆でお茶を濁したが、国連軍を結集して日本で準備している間に、韓国の大半を北に占領されてしまっていた。


北朝鮮軍は朝鮮半島の最南端の釜山まで快進撃を続けたが、そこには日本からの補給を受けた米軍が陣取っており、ようやく止まった。

北朝鮮軍が釜山を包囲したのが8月15日ごろで、9月15日に米軍が仁川上陸作戦を決行した。


北朝鮮軍は補給線が延びきったところで強力な敵に遭遇し、背後から上陸されて挟撃され、絵に描いたような大敗を喫した。


連合軍は38度線を突破して、中朝国境まで北朝鮮軍を追い込んだ。

ソ連軍と中国軍は「参戦しない」と言いながら参戦し、アメリカ軍は中国軍によって再び38度線に追い返された。

司令官のマッカーサーは中国への原爆使用を要求したが、大統領は将軍を解任し、中国と取引して停戦した。

これが朝鮮戦争で、韓国人は99%までアメリカ軍のお陰で命拾いをした。


戦後の在韓米軍


アメリカ軍のお陰で国土を守った事から、韓国における米軍の権限は強大な物になった。

韓国人は米軍によって抑圧的な生活をさせられていると感じ、反発を強めていった。


韓国人は米軍に感謝するどころか、敵とみなして反対運動を再開しました。


韓国政府は日本に対してもそうしているように、国民の敵意をアメリカ軍に向けさせ、政権への不満の捌け口に利用しました。

例えば韓国軍と韓国政府は朝鮮戦争の期間中、100万人以上の韓国人を「スパイ」として粛清していた。


だが米軍がもっと少数の韓国人を、同様の容疑で処分した方を大々的に宣伝して、自らの犯行を隠しています。


米軍による犯罪や交通事故も、韓国政府の犯罪を隠すために煽っている側面が強い。

米軍向けの慰安婦問題も、韓国政府が怒りを米軍に向けさせる為に煽ったのだが、意に反して国民の怒りは韓国政府に向った。


韓国では政府が批判され国民が不満を持つたびに、日本と米国を「いけにえ」にする事で批判をかわしています。


また韓国では米軍の存在で北と対立しているとか、統一の障害になっているという批判もされている。

たしかに北朝鮮が韓国を統治するには米軍は障害になっていて、文在演は米軍撤退を強く望んでいます。

2016年には規模縮小という名目で、韓国から在韓米軍は撤退する事になっていました。


撤退後も空軍の一部と、少数の陸軍は残る事になっているが米韓連合軍の指揮権は韓国に移譲される予定でした。


だが北朝鮮によるミサイル発射や核開発危機があったので、韓国は急に「撤退するな」と言い先送りになった。


今度はまた韓国が「撤退しろ」と言い出していて、アメリカもいい加減うんざりしている。
http://www.thutmosev.com/archives/35719532.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/623.html#c4

[近代史3] 朝鮮戦争は八百長戦争だったのか? 中川隆
5. 中川隆[-15135] koaQ7Jey 2019年12月16日 18:15:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2184]

2019年12月16日
在韓米軍の足跡 韓国建国前史から半島撤退まで

最初の反米運動は1945年の「解放」直後から


引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Anti-Trusteeship_Campaign.jpg/640px-Anti-Trusteeship_Campaign.jpg


1945年9月8日から韓国(南朝鮮)を守ってきた米軍が、ついに撤退する日が近づいている。


文在演大統領側近の大統領補佐官は「韓米同盟を破棄して中国の同盟国になり守って貰えば良い」と驚きの発言をしています。


米軍撤退後の事は分からないが、朝鮮半島における米軍の歴史を振り返ります。

米軍の恩恵を受けた地域ほど米軍を憎む謎


韓国で2002年に女子中学生2人が在韓米軍の装甲車にひかれる事故があり、全国的な反米デモが巻き起こった。


半島人の特徴としてこういう時は、客観的に物事を考えず、アメリカを悪魔や侵略者として厳しく糾弾します。



1990年代にフィリピンやアジア、欧州から次々に米軍が撤退し、撤退ブームと言うべき状況があった。

特にフィリピンの場合は民衆が一斉蜂起して反米運動を起こし、米軍を追い出すというドラマチックな展開だった。


米軍が撤退したフィリピンは非武装中立国家になり、西側の領海の殆どを中国に占領されたが、それはずっと後の事である。


不思議な事に反米運動で米軍撤退を迫っているのは、フィリピン、沖縄、韓国と米軍無しでは成り立たない地域ばかりでした。

米軍に最も恩恵を受けた地域の住民ほど反米意識が強い。


日本本土、ドイツやイタリアなど、米軍が居なくても自力で守れそうな地域ではそれほどでも無い。


現実世界で米軍への依存が強いほど、それを認めたくないという意識が働くのかも知れない。

フィリピンは植民地時代からずっと米軍が駐留していたが、裏を返すとフィリピンは世界最強の軍隊から無料で守ってもらっていました。

沖縄も同じことで米軍が駐留している限り、最強の無料用心棒を雇っているのと同じなのです。


韓国などは朝鮮戦争で一度は負けて国土の95%を北に占領されたが、米軍に奪還してもらったのが現在の領土です。

こうした米軍依存の国や地域ほど「米軍は必要ない。米軍には迷惑している」と言いたがるのは不思議です。


日本軍の半島撤退


意外というか当然というか、米軍は1945年に朝鮮半島南部を占領していた日本軍から、朝鮮の統治を引き継いだ。

韓国という国が出来る前、既に在韓米軍は存在していて後から韓国と韓国軍が創設されました。


1945年8月9日にソ連が日ソ不可侵条約を破棄して日本に宣戦布告しきました。


対する満州や朝鮮の日本軍は局地戦をしながら後退し、最後に本土へ帰還する計画を立てた。

日本に帰還するには海を渡らねばならないが、アメリカの海上封鎖で海路を塞がれていました。


この帰還作戦は日本がアメリカに降伏し、海上封鎖が解かれ兵士と居留民は帰国し、入れ替わりに米軍が朝鮮に上陸する事に期待していた。


そうならない場合には朝鮮半島の日本軍はソ連には降伏せず、ソ連軍と決戦し玉砕する事になっていました。

ソ連参戦が8月9日で昭和天皇が降伏を決めたのが8月10日過ぎ、終戦の詔勅(玉音放送)が録音されたのは8月14日だった。


8月13日に中立国を通じてアメリカには15日の降伏が伝えられていて、14日には目立った戦闘はなく、15日の玉音放送をもって日本軍は停戦した。


8月6日に広島、8月9日に長崎原爆投下し、米軍機は8月15日にも東京を爆撃している。

まさに一日を争うタイミングで、数日遅れたらソ連軍が北海道や朝鮮南部に襲い掛かってくるのは確実でした。


この時日本にとって切羽詰った問題は、米軍機による民間人への空襲を止めさせる事、米軍によってソ連軍を食い止める事でした。


大本営と関東軍は米軍の到着が早ければソ連に占領されずに済み、日本は分割を免れやがてまた独立できると計算した。

米軍の到着が遅ければ満州と朝鮮の日本軍と民間人数百万人が玉砕し、北海道や東日本はソ連の領土になってしまうでしょう。


9月8日に最初の米軍が仁川に上陸するまでの約1ヶ月間、弱体化した日本軍守備隊は強大なソ連軍と38度線で対峙した。


ソ連軍が攻めてくればソウルは一日で陥落し、1週間で朝鮮半島全体を占領されただろうが、何故か最後まで攻めてこなかった。

この1ヶ月間の空白は物資と軍隊を欧州から輸送するためという意味もあったが、ソ連首脳は特攻や玉砕を恐れない日本軍が兵力以上に強いと思い込んでいた。


アメリカは日本軍と本土で戦えば100万人以上の犠牲が出ると試算したし、ソ連軍もそうした見方をした。


特攻・玉砕はソ連軍を恐れさせ、食い止めたという意味はあったのかも知れない。

米軍の上陸によって日本軍は海路で帰国することが出来、韓国の統治権を米軍に引き渡した。


朝鮮戦争の米軍


日本軍の停戦は1945年8月15日だが、米軍が朝鮮に上陸したのは9月8日だった。

9月9日に朝鮮総督府がアメリカ軍への降伏文書に署名し、朝鮮半島で第二次大戦が終わった。


日本は満州も米軍に占領してもらいたかったのだが、軍に余裕が無いという理由で拒否されている。


1945年9月7日、米軍は南朝鮮に軍政を宣言し、1982年まで戒厳令を敷いた。

因みに「サウス コリア」(南朝鮮)をそのまま英語の国名として現在も使用している。

9月11日には軍政庁を作って統治を始めたが、中身は朝鮮総督府の朝鮮人役人達だった。


1948年8月15日に朝鮮総督府を公式に韓国政府とし、大韓民国を建国した。

即ち現在の韓国政府は、朝鮮総督府を韓国人に入れ替えた組織である。


独立2年後の1950年、米軍への反発や朝鮮半島の軽視から、米軍は韓国から撤退してしまっていた。


1950年6月25日、北朝鮮は突如として国境線を突破し28日にソウルを占領した。

頼みのアメリカ軍は、韓国の反米活動で「出て行け」と言われたので、韓国ではなく日本に居た。


米軍は最初日本からの空爆でお茶を濁したが、国連軍を結集して日本で準備している間に、韓国の大半を北に占領されてしまっていた。


北朝鮮軍は朝鮮半島の最南端の釜山まで快進撃を続けたが、そこには日本からの補給を受けた米軍が陣取っており、ようやく止まった。

北朝鮮軍が釜山を包囲したのが8月15日ごろで、9月15日に米軍が仁川上陸作戦を決行した。


北朝鮮軍は補給線が延びきったところで強力な敵に遭遇し、背後から上陸されて挟撃され、絵に描いたような大敗を喫した。


連合軍は38度線を突破して、中朝国境まで北朝鮮軍を追い込んだ。

ソ連軍と中国軍は「参戦しない」と言いながら参戦し、アメリカ軍は中国軍によって再び38度線に追い返された。

司令官のマッカーサーは中国への原爆使用を要求したが、大統領は将軍を解任し、中国と取引して停戦した。

これが朝鮮戦争で、韓国人は99%までアメリカ軍のお陰で命拾いをした。


戦後の在韓米軍


アメリカ軍のお陰で国土を守った事から、韓国における米軍の権限は強大な物になった。

韓国人は米軍によって抑圧的な生活をさせられていると感じ、反発を強めていった。


韓国人は米軍に感謝するどころか、敵とみなして反対運動を再開しました。


韓国政府は日本に対してもそうしているように、国民の敵意をアメリカ軍に向けさせ、政権への不満の捌け口に利用しました。

例えば韓国軍と韓国政府は朝鮮戦争の期間中、100万人以上の韓国人を「スパイ」として粛清していた。


だが米軍がもっと少数の韓国人を、同様の容疑で処分した方を大々的に宣伝して、自らの犯行を隠しています。


米軍による犯罪や交通事故も、韓国政府の犯罪を隠すために煽っている側面が強い。

米軍向けの慰安婦問題も、韓国政府が怒りを米軍に向けさせる為に煽ったのだが、意に反して国民の怒りは韓国政府に向った。


韓国では政府が批判され国民が不満を持つたびに、日本と米国を「いけにえ」にする事で批判をかわしています。


また韓国では米軍の存在で北と対立しているとか、統一の障害になっているという批判もされている。

たしかに北朝鮮が韓国を統治するには米軍は障害になっていて、文在演は米軍撤退を強く望んでいます。

2016年には規模縮小という名目で、韓国から在韓米軍は撤退する事になっていました。


撤退後も空軍の一部と、少数の陸軍は残る事になっているが米韓連合軍の指揮権は韓国に移譲される予定でした。


だが北朝鮮によるミサイル発射や核開発危機があったので、韓国は急に「撤退するな」と言い先送りになった。


今度はまた韓国が「撤退しろ」と言い出していて、アメリカもいい加減うんざりしている。
http://www.thutmosev.com/archives/35719532.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/492.html#c5

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
211. 中川隆[-15134] koaQ7Jey 2019年12月16日 19:07:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2183]
2019年12月16日
在韓米軍の足跡 韓国建国前史から半島撤退まで


最初の反米運動は1945年の「解放」直後から


引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Anti-Trusteeship_Campaign.jpg/640px-Anti-Trusteeship_Campaign.jpg


1945年9月8日から韓国(南朝鮮)を守ってきた米軍が、ついに撤退する日が近づいている。


文在演大統領側近の大統領補佐官は「韓米同盟を破棄して中国の同盟国になり守って貰えば良い」と驚きの発言をしています。


米軍撤退後の事は分からないが、朝鮮半島における米軍の歴史を振り返ります。


米軍の恩恵を受けた地域ほど米軍を憎む謎


韓国で2002年に女子中学生2人が在韓米軍の装甲車にひかれる事故があり、全国的な反米デモが巻き起こった。


半島人の特徴としてこういう時は、客観的に物事を考えず、アメリカを悪魔や侵略者として厳しく糾弾します。

1990年代にフィリピンやアジア、欧州から次々に米軍が撤退し、撤退ブームと言うべき状況があった。

特にフィリピンの場合は民衆が一斉蜂起して反米運動を起こし、米軍を追い出すというドラマチックな展開だった。


米軍が撤退したフィリピンは非武装中立国家になり、西側の領海の殆どを中国に占領されたが、それはずっと後の事である。


不思議な事に反米運動で米軍撤退を迫っているのは、フィリピン、沖縄、韓国と米軍無しでは成り立たない地域ばかりでした。

米軍に最も恩恵を受けた地域の住民ほど反米意識が強い。


日本本土、ドイツやイタリアなど、米軍が居なくても自力で守れそうな地域ではそれほどでも無い。


現実世界で米軍への依存が強いほど、それを認めたくないという意識が働くのかも知れない。

フィリピンは植民地時代からずっと米軍が駐留していたが、裏を返すとフィリピンは世界最強の軍隊から無料で守ってもらっていました。

沖縄も同じことで米軍が駐留している限り、最強の無料用心棒を雇っているのと同じなのです。


韓国などは朝鮮戦争で一度は負けて国土の95%を北に占領されたが、米軍に奪還してもらったのが現在の領土です。

こうした米軍依存の国や地域ほど「米軍は必要ない。米軍には迷惑している」と言いたがるのは不思議です。

日本軍の半島撤退


意外というか当然というか、米軍は1945年に朝鮮半島南部を占領していた日本軍から、朝鮮の統治を引き継いだ。

韓国という国が出来る前、既に在韓米軍は存在していて後から韓国と韓国軍が創設されました。


1945年8月9日にソ連が日ソ不可侵条約を破棄して日本に宣戦布告しきました。


対する満州や朝鮮の日本軍は局地戦をしながら後退し、最後に本土へ帰還する計画を立てた。

日本に帰還するには海を渡らねばならないが、アメリカの海上封鎖で海路を塞がれていました。


この帰還作戦は日本がアメリカに降伏し、海上封鎖が解かれ兵士と居留民は帰国し、入れ替わりに米軍が朝鮮に上陸する事に期待していた。


そうならない場合には朝鮮半島の日本軍はソ連には降伏せず、ソ連軍と決戦し玉砕する事になっていました。

ソ連参戦が8月9日で昭和天皇が降伏を決めたのが8月10日過ぎ、終戦の詔勅(玉音放送)が録音されたのは8月14日だった。


8月13日に中立国を通じてアメリカには15日の降伏が伝えられていて、14日には目立った戦闘はなく、15日の玉音放送をもって日本軍は停戦した。


8月6日に広島、8月9日に長崎原爆投下し、米軍機は8月15日にも東京を爆撃している。

まさに一日を争うタイミングで、数日遅れたらソ連軍が北海道や朝鮮南部に襲い掛かってくるのは確実でした。


この時日本にとって切羽詰った問題は、米軍機による民間人への空襲を止めさせる事、米軍によってソ連軍を食い止める事でした。


大本営と関東軍は米軍の到着が早ければソ連に占領されずに済み、日本は分割を免れやがてまた独立できると計算した。

米軍の到着が遅ければ満州と朝鮮の日本軍と民間人数百万人が玉砕し、北海道や東日本はソ連の領土になってしまうでしょう。


9月8日に最初の米軍が仁川に上陸するまでの約1ヶ月間、弱体化した日本軍守備隊は強大なソ連軍と38度線で対峙した。


ソ連軍が攻めてくればソウルは一日で陥落し、1週間で朝鮮半島全体を占領されただろうが、何故か最後まで攻めてこなかった。

この1ヶ月間の空白は物資と軍隊を欧州から輸送するためという意味もあったが、ソ連首脳は特攻や玉砕を恐れない日本軍が兵力以上に強いと思い込んでいた。


アメリカは日本軍と本土で戦えば100万人以上の犠牲が出ると試算したし、ソ連軍もそうした見方をした。


特攻・玉砕はソ連軍を恐れさせ、食い止めたという意味はあったのかも知れない。

米軍の上陸によって日本軍は海路で帰国することが出来、韓国の統治権を米軍に引き渡した。

朝鮮戦争の米軍


日本軍の停戦は1945年8月15日だが、米軍が朝鮮に上陸したのは9月8日だった。

9月9日に朝鮮総督府がアメリカ軍への降伏文書に署名し、朝鮮半島で第二次大戦が終わった。


日本は満州も米軍に占領してもらいたかったのだが、軍に余裕が無いという理由で拒否されている。


1945年9月7日、米軍は南朝鮮に軍政を宣言し、1982年まで戒厳令を敷いた。

因みに「サウス コリア」(南朝鮮)をそのまま英語の国名として現在も使用している。

9月11日には軍政庁を作って統治を始めたが、中身は朝鮮総督府の朝鮮人役人達だった。


1948年8月15日に朝鮮総督府を公式に韓国政府とし、大韓民国を建国した。

即ち現在の韓国政府は、朝鮮総督府を韓国人に入れ替えた組織である。


独立2年後の1950年、米軍への反発や朝鮮半島の軽視から、米軍は韓国から撤退してしまっていた。


1950年6月25日、北朝鮮は突如として国境線を突破し28日にソウルを占領した。

頼みのアメリカ軍は、韓国の反米活動で「出て行け」と言われたので、韓国ではなく日本に居た。


米軍は最初日本からの空爆でお茶を濁したが、国連軍を結集して日本で準備している間に、韓国の大半を北に占領されてしまっていた。


北朝鮮軍は朝鮮半島の最南端の釜山まで快進撃を続けたが、そこには日本からの補給を受けた米軍が陣取っており、ようやく止まった。

北朝鮮軍が釜山を包囲したのが8月15日ごろで、9月15日に米軍が仁川上陸作戦を決行した。


北朝鮮軍は補給線が延びきったところで強力な敵に遭遇し、背後から上陸されて挟撃され、絵に描いたような大敗を喫した。


連合軍は38度線を突破して、中朝国境まで北朝鮮軍を追い込んだ。

ソ連軍と中国軍は「参戦しない」と言いながら参戦し、アメリカ軍は中国軍によって再び38度線に追い返された。

司令官のマッカーサーは中国への原爆使用を要求したが、大統領は将軍を解任し、中国と取引して停戦した。

これが朝鮮戦争で、韓国人は99%までアメリカ軍のお陰で命拾いをした。

戦後の在韓米軍


アメリカ軍のお陰で国土を守った事から、韓国における米軍の権限は強大な物になった。

韓国人は米軍によって抑圧的な生活をさせられていると感じ、反発を強めていった。


韓国人は米軍に感謝するどころか、敵とみなして反対運動を再開しました。


韓国政府は日本に対してもそうしているように、国民の敵意をアメリカ軍に向けさせ、政権への不満の捌け口に利用しました。

例えば韓国軍と韓国政府は朝鮮戦争の期間中、100万人以上の韓国人を「スパイ」として粛清していた。


だが米軍がもっと少数の韓国人を、同様の容疑で処分した方を大々的に宣伝して、自らの犯行を隠しています。


米軍による犯罪や交通事故も、韓国政府の犯罪を隠すために煽っている側面が強い。

米軍向けの慰安婦問題も、韓国政府が怒りを米軍に向けさせる為に煽ったのだが、意に反して国民の怒りは韓国政府に向った。


韓国では政府が批判され国民が不満を持つたびに、日本と米国を「いけにえ」にする事で批判をかわしています。


また韓国では米軍の存在で北と対立しているとか、統一の障害になっているという批判もされている。

たしかに北朝鮮が韓国を統治するには米軍は障害になっていて、文在演は米軍撤退を強く望んでいます。

2016年には規模縮小という名目で、韓国から在韓米軍は撤退する事になっていました。


撤退後も空軍の一部と、少数の陸軍は残る事になっているが米韓連合軍の指揮権は韓国に移譲される予定でした。


だが北朝鮮によるミサイル発射や核開発危機があったので、韓国は急に「撤退するな」と言い先送りになった。


今度はまた韓国が「撤退しろ」と言い出していて、アメリカもいい加減うんざりしている。
http://www.thutmosev.com/archives/35719532.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c211

[近代史3] 昭和天皇が2・26事件を起こさせた本当の理由 中川隆
10. 中川隆[-15133] koaQ7Jey 2019年12月16日 19:58:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2182]
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm


天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
http://tamekiyo.com/documents/ota_ryu/226.php

デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。
http://tamekiyo.com/documents/ota_ryu/226.php

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/578.html#c10

[近代史3] 昭和天皇が2・26事件を起こさせた本当の理由 中川隆
11. 中川隆[-15132] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:00:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2181]
>>10 のリンク訂正

天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
https://saiba.tistory.com/3133
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/578.html#c11

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
212. 中川隆[-15131] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:08:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2180]
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm


天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
https://saiba.tistory.com/3133


デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。
https://saiba.tistory.com/3133




http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c212

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
69. 中川隆[-15130] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:09:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2179]
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm


天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
https://saiba.tistory.com/3133


デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。
https://saiba.tistory.com/3133




http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c69

[近代史3] イギリスが薩摩や長州を支援して徳川体制を倒した理由は日本人を使って中国内陸部を支配するためだった 中川隆
3. 中川隆[-15129] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:11:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2178]
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm


天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
https://saiba.tistory.com/3133


デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。
https://saiba.tistory.com/3133




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/743.html#c3

[近代史3] 篠原常一郎 ノモンハンの『真実』 中川隆
14. 中川隆[-15128] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:18:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2177]
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元訳
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm

天皇の戦争責任を暴いたバーガミニをアメリカが抹殺した理由は?
https://saiba.tistory.com/3133


デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。
https://saiba.tistory.com/3133

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/724.html#c14

[近代史3] 昭和天皇が2・26事件を起こさせた本当の理由 中川隆
12. 中川隆[-15127] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:37:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2176]
二・二六事件 2014.02.13 by フジッコ
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48

真実を探すブログより引用

かなり確信に近い情報を見つけたので、メモも兼ねて紹介します。当ブログでは世界の裏事情と真実について、だれでも分かりやすいように少しずつ説明していますが、最終的には太田龍氏が述べているようなことに行き着きます。
ちなみに、彼が述べていることの大半は、それを示す資料などがあるので信憑性は高いです。もちろん、一般常識に染まっている人は無理に信じようとしなくても構いません。今は「こんな情報があるんだな」程度に思って、読んでみてください。


☆とある写真
URL http://www3.ocn.ne.jp/~sigikain/meijisyasin.html

☆太田龍 二・二六事件の真相、全面開示
URL http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/721.html
引用:
太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (1/14)
http://www.youtube.com/watch?v=bxpAeRC6rvQ


SuperObakeさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (2/14)
http://www.youtube.com/watch?v=H5ctMIV__js

SuperObakeさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (3/14)
http://www.youtube.com/watch?v=dHNX0N867qk

ultramarinewaterfallさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (4/14)
http://www.youtube.com/watch?v=qU6r9R-Epk4

orugondouさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (5/14)
http://www.youtube.com/watch?v=Z4YkACG9v48

waraukado27さんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、 全面開示 (6/14)
http://www.youtube.com/watch?v=3p0VzYhU_sg


02. BRIAN ENO 2013年2月24日 21:08:42 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
2・26事件の全容を知り、天皇の呪縛を解こう

故太田龍氏の公開講義の録音テープを関係者の方から頂いた。太田龍氏の遺志を汲み取り、これについては自由に広めてもらってよいということなので、今回は、その中から、二・二六事件に関するものを紹介したいと思う。

これは日本人にとって超弩級に重要な内容だが、太田龍氏の話は少々聞き取りにくい上に、内容が難しいときている。それで音声だけでは伝わりにくいと思っていたが、今般、有志の方のご協力により、全部を文字起こしし、わかりやすい画像と字幕にしてYouTubeにアップすることができた。


全部で2時間15分ある。以下に講義の要約、続いて文字起こし全文を掲載する。これに関する私の解説は後日リリースする予定である。

講義のポイント

アメリカが抹殺した理由は?

デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」 それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。


以下は、この講義の全編の文字起こしである。

70年以上に亘って日本国民に対して絶対的に隠蔽され続けてきた
2・26事件の真相、全面開示

太田龍

(週刊日本新聞)

2008年1月25日 日本義塾公開講義

バーガミニ『天皇の陰謀』の「新版への序文」に埋もれていた衝撃の事実

バーガミニの『天皇の陰謀』、最初の上下2巻の版じゃなくて、1983年に出た新書版・全7巻の第一巻の巻頭にバーガミニが「新版への序文」というのを書いている。このバーガミニの新版への序文は、私の判断では大変重要なんですけど、私の知る限りバーガミニの新版への序文を読んでその重要性に気がついて、ちゃんとコメントする、意見を発表するというか、注意を喚起するというか、そういう事をした人を私は誰も知りません。多分誰もやってないんじゃないですか。すごく重要ですよ。


バーガミニの全二巻本も今はとても手に入りにくい。新書版は更に手に入りにくい。この新書版は、私がよく読んだらかなり無断で削除してます、全二巻本からね。あんまり良い本でもない、熱心に読まれないかもしれないけども、バーガミニの「新版への序文」は新書版しか載ってないです。ほとんどまともに読まれてないんじゃないかと思う。それでコピーして差し上げたんです。

今日は「二・二六事件の真相の全体開示」ということをお話しします。ここにバーガミニの後編の32頁のコピーがあるでしょう。二・二六の青年将校達の決起趣意書がそのまま載せてあります。この決起趣意書というのは、バーガミニの本に説明してありますけど、青年将校の主な人達が自分で文章を作成したんでしょう。それを北一輝のところへ持っていったら、北一輝が文章に手を入れて、メリハリの効く語呂にしたと書いてあります。決起趣意書をお読みになったことありますか?

川島陸軍大臣が昭和天皇に謁見して天皇の前で決起趣意書を、青年将校はこういう趣旨で決起したようですと読み上げるわけですよ。読み上げたら裕仁がどう考えたかという事をバーガミニが書いています。

私が決起趣意書を読み上げてみます。これはすごく難しい字を使っていて、今の日本人にはサラサラなんて読めなくなっていると思うんです。私も一か所読めない字があります。辞典を引いて来ればよかったんですけど一か所は読めない字があります。意味はわかりますけれど。読んでみますね。

謹んで惟(おもんみ)るに我が神洲たるゆえんは、万世一系たる天皇陛下御統帥の下に、挙国一体生々化育(せいせいかいく)を遂げ、ついに八紘一宇を完うするの国体に存す。この国体の尊厳秀絶は、天祖肇国神武建国より明治維新を経てますます体制を整へ、今やまさに万方に向って開顕進展を遂ぐべきの秋なり。

しかるに頃來、遂に不逞凶悪の徒、簇出(そうしゅつ)して、私心我慾を恣(ほしいまま)にし、至尊絶対の尊厳を藐視(びょうし)し僭上(せんじょう)これ働き、万民の生々化育を阻害して塗炭の疾苦を呻吟(しんぎん)せしめ、したがって外侮外患(がいぶがいかん)、日を追うて激化す。

いわゆる元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等は、この国体破壞の元凶なり、ロンドン軍縮条約ならびに教育総監更迭における統帥権干犯、至尊兵馬大権の僭竊(せんせつ)を図りたる三月事件あるいは学匪、共匪、大逆教団等の、利害あい結んで陰謀至らざるなき等は最も著しき事例にて、その滔天(とうてん)の罪悪は流血憤怒、真に譬(たと)えがたきところなり。中岡、佐郷屋、血盟団の先駆捨身、五・一五事件の噴騰、相沢中佐の閃発となる、まことに故なきにあらず。しかも幾度か頸血を濺ぎ来たって今なお、いささかも懺悔反省なく、しかも依然として私権自欲におって・・・苟且(こうしょ)(これが分かんないんですねぇ、苟も且つっていうんですね)偸安(とうあん)を事とせり。露支英米との間、一触即発して祖宗遺垂のこの神洲を一擲(いってき)破滅に堕せしむるは火を睹(み)るよりも明かなり。

内外真に重大危急、今にして国体破壊の不義不臣を誅戮(ちゅうりく)し、稜威をさえぎり、御維新を阻止し来れる奸賊を芟除(さんじょ)するに非ずして皇謨(こうぼ)を一空せん。あたかも第一師団出動の大命煥発せられ、年来御維新翼贊を誓ひ殉死捨身の奉公を期し来りし帝都衞戍(えいじゅ)の我等同志は、まさに万里征途に上らんとしてしかも顧みて内の亡状に憂心転々禁ずる能はず。

君側の奸臣、軍賊を斬所(ざんじょ)して、彼の中枢を粉碎するは、我等の任として能く爲すべし。臣子たり股肱たるの絶対道を、今にして尽くさずんば、破滅沈淪を飜すに由なし。ここに同憂同志機を一にして蹶起し、奸賊を誅滅して大義を正し、国体の擁護開顕に肝腦をつくし、もって神洲赤子の微衷を献ぜんとす。皇祖皇宗の神霊、ねがわくば照覧冥助を垂れたまわんことを。

昭和十一年二月二十六日

っていうんですね。ここにバーガミニが説明してます。裕仁は黙ったままその趣意書に耳を傾けた、その激烈な言葉と軍人精神の勇敢な見せかけの背後に裕仁は彼の好戦的な全政策への完全な否認を読み取ることができた。ベールをかけた腹話的な言い方で反乱者たちは裕仁に請うてこれ以上の外征上の紛争の危険から手を引き、彼の勢力を内政改革と日本の伝統的な大和魂の保持に傾けるように求めていた、という風にバーガミニは説明しているんです。

バーガミニは、二・二六の決起趣意書と、それを裕仁が聞いてどう考えたかという事について、このように説明しているんですけど、こういう説明は、今まで日本人は全く聞いたことはないですよ。バーガミニの評価、説明は大変妥当な、非常に当たり前の説明だと私は思うんですね。

しかし、裕仁はそういう風に考えたけど、川島陸軍大臣、本庄侍従武官長、その他陸軍の中枢将官のほとんどは、こういう青年将校の決起に完全に同調、共鳴というか同情というか支持というか、そういう風な気分だったわけですね。そのことをバーガミニは事実に即してちゃんと説明しています。しかし、日本で今まで出版されている、公表されている、あるいはテレビ、その他等で言われている説明とは甚だしくギャップがあるわけですよ。それで、問題がどこにあるかをまず明確に設定しないとダメですよ。

これはバーガミニの英語の巻の上巻です。上巻と下巻があって、全一巻本というのもあります。日本の翻訳は1973年に出た、いいだもも訳の上下二巻、約1100頁少しなりますかね。バーガミニの本は、日本語で出たものとしてはもちろん、その前の英語で出たものとしても、明治以降の日本の歴史、とりわけ大正天皇以降、大正11年に裕仁が摂政になって以降、昭和天皇が日本の国家の中枢を握ったわけです。その昭和天皇の歴史の真相について、バーガミニの本が初めてそれを明らかに光を当てたんですよ。

この本がアメリカで出たら、凄い大ベストセラーになって色々な人が非常に高く評価した書評を書いたりしてるんです。ところが! これはよく熟読してくださいね。短い文章でしょう。83年の新版、新版というのは日本語の新書版が出るのでその序文を寄せたわけです。驚くべきことが書いてあります。

「天皇の陰謀が物書きとしての私の経歴をお終いにしてしまった」と言ってるんですよ。

これはビックリしませんか? 非常に私はビックリしましたよ、それを初めて知って。

この本が出た1971年以来、大ベストセラーになったんです。良く調べると、なんとこのバーガミニという人はアメリカの大学を出た後、ローズ奨学生になってオックスフォードに入学してます。ローズ奨学生のオックスフォード卒業生ですよ。これは欧米ではとてつもないエリートです。インサイダーの候補です。そういう人が、自分は日本に非常に縁が深いので昭和天皇の歴史を中心とした日本史を書いてみようという訳で、アメリカの有力な権力層から日本の多くのインサイダーへの紹介状を貰って、インタビューしたりして、本もたくさん買って、京都に住んで、京都の学生・卒業生とかを助手にして、非常に詳しい調査をして、日本のインサイダー、元将軍、元なんとかという人たちのインタビューをしたりして書いた本ですよ。これは凄い本だということで前途洋々かと思うと、とんでもない。この本を出したおかげで、自分の物書きとしての経歴がおしまいになったって言ってるんです。

内輪に見積もっても200万〜500万ドル。今のドルではなくて1970年代だからもう少し価値があったんじゃないでしょうか。200万〜500万ドルが、私を押さえつけておく賄賂ないしは監視料として使われたって言うんですよ。奇妙奇天烈な話じゃないですか? いかなる手段によるにせよ、その勘定、つまりお金は日本政府からは出ていないって言うんです。じゃあ誰がそのお金を出したんですか?

「とりわけエドウィン・O・ライシャワーが、私を押しつぶす大きな蝿叩きを作るために手を貸した」って言うんですよ。ライシャワーは、気の赴くままに合衆国の大学に与える贈り物を持っていたし、日本での訓練期間中に彼に借りを作ったCIAの手の者達の中核の献身を受けていたって言うんです。つまり、ライシャワーを中心とする、アメリカのまさしく権力エリートが、バーガーミニを著述家として葬り去るために全力を尽くしたわけです。賄賂ないし監視料というのは、バーガーミニの著述家としての活動の全てに渡って完全に抹殺するように米国の権力が総力を挙げて襲いかかったんですよ。奇妙奇天烈な話じゃあないですか?

本を5冊書いたけどね、出版社に持って行くと、すかさずその出版社に手がまわって、その賄賂ってわけで、これだけ金をやるからバーガーミニの本は出すな、どうのこうのって訳ですよ。アメリカの日本問題専門家は全部ライシャワーの息がかかってますからね。ライシャワーが命令して「あいつはもう一切相手にするな」って言うわけです。

そんな風にして、彼はあっという間に物書きから転落していくわけですよ。そうしてね、いまの私はマイクロコンピューターを売ったり、コンピューターのプログラムを作ったりすることで身を立てておりますって言うことになっちゃった。そして、彼は「私の愛国心は幻滅に帰した」、つまり、アメリカは自分の祖国と思っていたがとんでもない、自分が1冊の本を書いたが為に、アメリカという国家は自分に襲いかかって、自分を叩き潰そうと、もう叩き潰してしまった。愛国心ってのものは無くなったと、そう言ってますよ。

これは実に驚くべき序文ですよ。バーガーミニの本は、日本の天皇を中心とする体制にとっては、絶対あってはならない本だと考えるのは当然ですよ。ところが、日本ではなく、アメリカの国家権力そのものが、バーガーミニに襲いかかった。それはこの本が、米国つまりイルミナティにとって虎の尾を踏んだ、絶対隠蔽すべきタブー、隠蔽すべき秘密を、バーガーミニが白日の下にさらけ出してしまう。そういう悪い事をした、犯罪を犯したという評価ではないかと。従って、そういう扱いを彼は受けるわけですよ。

いいだももさんが翻訳者ですけど、いいだももさんがね、このバーガーミニの新版の序文を高く評価して、何かコメントしたかどうか、私は調べてないけど、少なくとも私は知りませんよ。

それで、アイリス・チャンという人が、すごく悪名をつけられてしまったTHE RAPE OF NANKING という本、アメリカで出たら日本の天皇教狂信者達が一斉に襲いかかって、あれはとてつもない出鱈目だインチキだ悪書だって言ってすごく悪評が充満して、一般の日本人はそういう悪評だけ耳に入っていて、本物の本は全く知らないっていうことが続いて、最近10年後に日本語訳が出ましたね。その日本語訳を読んだら、そのバーガーミニの本がいろいろ引用されてます。しかし、アイリス・チャンも、アメリカでも高名な偉い学者達はみんな、バーガーミニの本を否定してるっていう風に言ってるんです。だから、普通の人は理解不可能です。


何故そうなるのか? 日本の天皇教信者と日本の国家権力とその他、それに類する御用作者・御用学者・その他が、バーガーミニを否定するのは当然でしょう。しかし、なんでアメリカの権力がバーガーミニを葬り去ろうとするのですか。この本は全くのインチキだって否定するんですか。それはまさしく、昭和天皇が単に日本的存在であるだけではなくて、イルミナティ、サタニスト世界権力によって育成された、極めて有能な重要な貴重な傀儡である、イルミナティ、サタニスト世界権力の道具として裕仁は機能したし、ずっとこの本が出た当時もそうだし、今に至るまでそうである、ということの明確な証拠であると私は思います。そう評価することで、バーガーミニの本の重要性と、今それを再評価して日本人がちゃんと勉強する、消化することを始めるべき緊急な必要性があることが証明されると思います。

裕仁は別のことを考えていた

それで、私が読み上げた「蹶起趣意書」については、侍従武官長も、陸軍大将も、他の軍事参議官(まだ予備役になっていない現役の陸軍大将の全部か一部が天皇の軍事顧問の役割を果たすよう設定された職務。軍事参議官会議とは昭和天皇の諮問に答える)も、将官クラスも、ごく少数の非常に突拍子もないへんてこりんな軍人以外の、当時の日本の軍人・将校のほとんどが、この蹶起趣意書にすごく共感したわけです。

当時の日本の人口の6〜7割は農民ですけど、その農民は、第一次大戦後の軍が入ってきて、それから昭和4年(1929年)の世界経済大恐慌の前後からずっと続いてる、日本の経済恐慌の結果、農村は生きることも、死ぬこともできない様な塗炭の苦しみを味わってるわけですよ。兵隊はそういうところから出てくるんですから、将校はそれをひしひしと感じてるわけですよ。だから、多かれ少なかれ趣意書に書かれていることは、天皇の重臣などを殺したというのは、私利私欲、私的目的の為ではなく、こういう趣旨を掲げて、何とか変えてもらいたいと決起した志を酌むべきではないか、少なくとも天皇はその志を酌んで名誉を与えてもらいたいというのが、当時の(海軍は別ですけど)陸軍の首脳層のほぼ全員一致の考えです。

それでも、裕仁は全然問題にしないわけです。全然別の考えなんです。

バーガミニは、二・二六が起きた後、裕仁は単身、厳密に言えば一人じゃないですね、裕仁のそばにいた木戸幸一は、そのころ内大臣府秘書官長だった。二・二六で内大臣の斉藤実が殺されたでしょう。そのあと(1940年から)木戸幸一が内大臣になった。しかし木戸幸一1人じゃない。裕仁(昭和天皇)の摂政時代から、「十一会」という私的な結社を主宰してるんですよ、昭和天皇の顧問団。しかし、バーガーミニは、昭和天皇は単独で自分の考えを強行突破して、あらゆる反対、異論を押し潰して、いくつもの政治決戦に最終的に勝利したと評価してます。

それは全く正当な評価です。日本人は、そんな話はいまだかつて聴いたことがないですからね。だからね、それは非常に衝撃的な評価ですけど、バーガミニの本を最初から読んでいくと、当然そうなるとわかる。

薩摩と長州の宮中掌握

二・二六事件の当事者、関係者をあげていくと11項目ぐらいになる。決起趣意書については先程お話しました。二・二六事件の主役として、表面に出てくるのは4つの勢力なんです。昭和天皇、陸軍の北進派、陸軍の南進派、決起青年将校団の4つです。しかし現象面として挙げていくと、そう言えるという事であって、その現象では物事の本質は見えてこない。本質は何か、さかのぼって突き詰めていくと、落合莞爾さんが吉薗(よしぞの)周蔵〔上原勇作陸軍元帥の私的特務をしていた人物〕の手記について、今ニューリーダーに連載していることの画期的な意味、今まで日本人が全く知らされていない、気がついていない、極めて重要な根源的な近代日本の状況を知る為の要素があります。私も落合さんの連載を読んでいて気がついたんですけど、そもそも孝明天皇を弑逆(暗殺)した主役が長州なんです。公家の一部(岩倉、三条など)が共同謀議して実行したんでしょう。ところが、薩摩が長州と共同歩調をとらないと、それはうまくいかないんですよ。薩摩が孝明天皇を弑逆して大室寅之祐を天皇にすり替えて、イルミナティの傀儡として全く偽者の天皇をでっちあげて、それを本物の天皇として日本人に見せかけて、日本人をずっと騙して、その真相を絶対に秘密にする、そういうシステムを作る上に、薩摩と長州がその二つの主役だった事を私は既に色々なところで言ってます。

しかし薩摩は西郷隆盛が主たる人物。西郷隆盛は、イルミナティのコントロール下で彼らの傀儡となって日本を支配するというような生き方には、究極的にNOと言ったんです。NOと言ったのでフリーメーソンがイルミナティに西郷隆盛の排除を命令したんです。長州と薩摩も彼らの傀儡に対して。それが西南戦争です。西郷さんと一緒に薩摩の武士の約半分は殺されました。残った半分はどうなったかというと、そのすぐ後に大久保も殺されて、その為に、薩摩の力が弱くなって長州のひとり天下のように思われるわけです。

ところが、実はそうでもないんですね。その事を落合さんがずっと調べていって、重要な事実を発見しました。薩摩は英国と戦争をやって、長州は4カ国と戦争をやって、敗北したら掌を返すようにイルミナティの家来になるわけですよ。薩摩も長州も。そして薩摩藩は有能な青年武士をフリーメーソンのグラバーの手引きで英国に留学させた。長州ファイブと英国では言うようですが、その中の一人が伊藤博文です。それから井上(馨)。伊藤と井上は明治時代ずっとペアで日本を支配する。その他、その長州ファイブが、フリーメイソンと、フリーメーソンを上回る直系の長州政権内の決定的なワンワールドの支持の元に動く。これについては加治将一という人の本に割と詳しく書いてある。ところが薩摩も長州とほとんど同時に何人かの青年武士をロンドンに留学させている。そのほうもワンワールド・フリーメーソンに会っただろうと加治って人も言ってます。

しかし、落合っていう人が言うのには、西郷軍(西郷さんの陣営)が完全に潰された後、薩摩は長州に対して弱体化したかというと、そうではないんですね。西郷、大久保、吉井友実〔よしい・ともざね、1828〜1891年。西郷、大久保と同等クラスで、薩摩藩のナンバー3。フランスに留学してワンワールド・フリーメイソンに加入し、明治初期から宮中に入っていた。西郷、大久保なき後、ワンワールドの代理人として宮中を掌握〕の3人が主要な指導的人物と言われていて、その吉井というのが明治になって留学してフリーメーソンに加盟したと落合さんは言ってる。陸軍に入るけど留学して、そして宮中に入る。つまり、ワンワールド、フリーメーソンは宮中を完全に掌握する事を重要な政治課題として設定したと私は思います。

それから、松方正義〔まつかた・まさよし、1835〜1924年。薩摩藩。金融を掌握〕は有名な財政家・金融家ですけど、これもワンワールドでロスチャイルド直系の子分だと言ってます。従って薩摩はワンワールドを通じて西郷さん一派が完全に消えた後も金融を押さえ、宮中を押さえる。そういう風にしてワンワールドは長州の陸軍、薩摩の金融・宮中の勢力が二本立て、両建てで日本をコントロールしたと、私が要約するとなります。

これは私は気がつかなかった。その後、高島鞆之助〔たかしま・とものすけ、1844〜1916年〕という長州(薩摩の言い間違え)の有望というか有能な武士が、陸軍中将になるけど、やはり宮中に入るんです。高島鞆之助もヨーロッパに留学してフリーメーソンに加盟したと言うんです。薩摩の吉井と高島が、普通の歴史には全く出てこないけど、長州の陸軍、官僚と並んで同時にワンワールド、フリーメーソンの日本支配の極めて重要な陣営として機能してる、という事なんです。

私がここで何を言いたいかと言うと、大室寅之祐を擦り替えて天皇にはした。当然、京都で継続してきた日本の朝廷、天皇の系統とはまるで別物ですけど、別物であるにも関わらず、継続した天皇家の正統であると日本人に思わせないといけません。これは非常に難しい仕事ですよ。代々ずっと続いた天皇の正統な継承者であるというふうに日本国民に思わせるように、パフォーマンスというか、フリというか、演技というか、そういう風に作ると同時に、裏のほうでは国民に全く知られないところで宮中はワンワールドの司令通り忠実に動くように演出しなければならない。これは途轍もない難しい仕事ですよ。そういう場に際したのが、吉井と高島。薩摩の非常に有力な武士団の実力者です。

という事を、上原勇作〔うえはら・ゆうさく、1856〜1933年。薩摩藩。山県有朋と同時代の陸軍大将。吉井、高島のひいきで出世。やはりワンワールド〕を調べていた落合莞爾が気がついたという訳なんですね。そういう風に見ると今問題になってる事が凄くよく解る。そうして宮中を握るでしょう。そうすると出てきた現象はどうなるかというと、皇族の男子は全員原則として軍人になるべしというような規則にするんです。軍というのは、陸軍か海軍かのどちらか。従ってバーガミニは、明治、大正、昭和と皇族の表をずっと作って、追って行くわけです。驚いた事に日本には皇族がどうなっているかについて詳しい情報は全くない。変な話だが、わざとそうしてる。そこを調べて行くと、皇族の男子の軍人というのが、陸軍軍人、海軍軍人、ものすごくたくさんいる。そんな事は孝明天皇までの日本の天皇の伝統には存在しないです。

明治天皇がそんな事を考え出して、こういう風にしようなんて事はあり得ない。ワンワールドの司令を受けた宮中を完全に支配する力を得た、吉井、高島、そういう薩摩の藩閥勢力によって宮中がそういう風に作り変えられていった訳ですよ。陸軍軍人、海軍軍人らの皇族は、当然の事ながら英国、フランス、プロシア(ドイツ)、その他ヨーロッパの王室、陸軍・海軍の軍人のシステムをそっくり同じ様なものを作るわけですよ。
:引用終了
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/578.html#c12

[近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
213. 中川隆[-15126] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:37:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2175]
二・二六事件 2014.02.13 by フジッコ
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48

真実を探すブログより引用

かなり確信に近い情報を見つけたので、メモも兼ねて紹介します。当ブログでは世界の裏事情と真実について、だれでも分かりやすいように少しずつ説明していますが、最終的には太田龍氏が述べているようなことに行き着きます。
ちなみに、彼が述べていることの大半は、それを示す資料などがあるので信憑性は高いです。もちろん、一般常識に染まっている人は無理に信じようとしなくても構いません。今は「こんな情報があるんだな」程度に思って、読んでみてください。


☆とある写真
URL http://www3.ocn.ne.jp/~sigikain/meijisyasin.html

☆太田龍 二・二六事件の真相、全面開示
URL http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/721.html
引用:
太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (1/14)
http://www.youtube.com/watch?v=bxpAeRC6rvQ


SuperObakeさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (2/14)
http://www.youtube.com/watch?v=H5ctMIV__js

SuperObakeさんがアップロード


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (3/14)
http://www.youtube.com/watch?v=dHNX0N867qk

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太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (4/14)
http://www.youtube.com/watch?v=qU6r9R-Epk4

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太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (5/14)
http://www.youtube.com/watch?v=Z4YkACG9v48

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太田龍 二・二六事件の真相、 全面開示 (6/14)
http://www.youtube.com/watch?v=3p0VzYhU_sg


02. BRIAN ENO 2013年2月24日 21:08:42 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
2・26事件の全容を知り、天皇の呪縛を解こう

故太田龍氏の公開講義の録音テープを関係者の方から頂いた。太田龍氏の遺志を汲み取り、これについては自由に広めてもらってよいということなので、今回は、その中から、二・二六事件に関するものを紹介したいと思う。

これは日本人にとって超弩級に重要な内容だが、太田龍氏の話は少々聞き取りにくい上に、内容が難しいときている。それで音声だけでは伝わりにくいと思っていたが、今般、有志の方のご協力により、全部を文字起こしし、わかりやすい画像と字幕にしてYouTubeにアップすることができた。


全部で2時間15分ある。以下に講義の要約、続いて文字起こし全文を掲載する。これに関する私の解説は後日リリースする予定である。

講義のポイント

アメリカが抹殺した理由は?

デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」 それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。


以下は、この講義の全編の文字起こしである。

70年以上に亘って日本国民に対して絶対的に隠蔽され続けてきた
2・26事件の真相、全面開示

太田龍

(週刊日本新聞)

2008年1月25日 日本義塾公開講義

バーガミニ『天皇の陰謀』の「新版への序文」に埋もれていた衝撃の事実

バーガミニの『天皇の陰謀』、最初の上下2巻の版じゃなくて、1983年に出た新書版・全7巻の第一巻の巻頭にバーガミニが「新版への序文」というのを書いている。このバーガミニの新版への序文は、私の判断では大変重要なんですけど、私の知る限りバーガミニの新版への序文を読んでその重要性に気がついて、ちゃんとコメントする、意見を発表するというか、注意を喚起するというか、そういう事をした人を私は誰も知りません。多分誰もやってないんじゃないですか。すごく重要ですよ。


バーガミニの全二巻本も今はとても手に入りにくい。新書版は更に手に入りにくい。この新書版は、私がよく読んだらかなり無断で削除してます、全二巻本からね。あんまり良い本でもない、熱心に読まれないかもしれないけども、バーガミニの「新版への序文」は新書版しか載ってないです。ほとんどまともに読まれてないんじゃないかと思う。それでコピーして差し上げたんです。

今日は「二・二六事件の真相の全体開示」ということをお話しします。ここにバーガミニの後編の32頁のコピーがあるでしょう。二・二六の青年将校達の決起趣意書がそのまま載せてあります。この決起趣意書というのは、バーガミニの本に説明してありますけど、青年将校の主な人達が自分で文章を作成したんでしょう。それを北一輝のところへ持っていったら、北一輝が文章に手を入れて、メリハリの効く語呂にしたと書いてあります。決起趣意書をお読みになったことありますか?

川島陸軍大臣が昭和天皇に謁見して天皇の前で決起趣意書を、青年将校はこういう趣旨で決起したようですと読み上げるわけですよ。読み上げたら裕仁がどう考えたかという事をバーガミニが書いています。

私が決起趣意書を読み上げてみます。これはすごく難しい字を使っていて、今の日本人にはサラサラなんて読めなくなっていると思うんです。私も一か所読めない字があります。辞典を引いて来ればよかったんですけど一か所は読めない字があります。意味はわかりますけれど。読んでみますね。

謹んで惟(おもんみ)るに我が神洲たるゆえんは、万世一系たる天皇陛下御統帥の下に、挙国一体生々化育(せいせいかいく)を遂げ、ついに八紘一宇を完うするの国体に存す。この国体の尊厳秀絶は、天祖肇国神武建国より明治維新を経てますます体制を整へ、今やまさに万方に向って開顕進展を遂ぐべきの秋なり。

しかるに頃來、遂に不逞凶悪の徒、簇出(そうしゅつ)して、私心我慾を恣(ほしいまま)にし、至尊絶対の尊厳を藐視(びょうし)し僭上(せんじょう)これ働き、万民の生々化育を阻害して塗炭の疾苦を呻吟(しんぎん)せしめ、したがって外侮外患(がいぶがいかん)、日を追うて激化す。

いわゆる元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等は、この国体破壞の元凶なり、ロンドン軍縮条約ならびに教育総監更迭における統帥権干犯、至尊兵馬大権の僭竊(せんせつ)を図りたる三月事件あるいは学匪、共匪、大逆教団等の、利害あい結んで陰謀至らざるなき等は最も著しき事例にて、その滔天(とうてん)の罪悪は流血憤怒、真に譬(たと)えがたきところなり。中岡、佐郷屋、血盟団の先駆捨身、五・一五事件の噴騰、相沢中佐の閃発となる、まことに故なきにあらず。しかも幾度か頸血を濺ぎ来たって今なお、いささかも懺悔反省なく、しかも依然として私権自欲におって・・・苟且(こうしょ)(これが分かんないんですねぇ、苟も且つっていうんですね)偸安(とうあん)を事とせり。露支英米との間、一触即発して祖宗遺垂のこの神洲を一擲(いってき)破滅に堕せしむるは火を睹(み)るよりも明かなり。

内外真に重大危急、今にして国体破壊の不義不臣を誅戮(ちゅうりく)し、稜威をさえぎり、御維新を阻止し来れる奸賊を芟除(さんじょ)するに非ずして皇謨(こうぼ)を一空せん。あたかも第一師団出動の大命煥発せられ、年来御維新翼贊を誓ひ殉死捨身の奉公を期し来りし帝都衞戍(えいじゅ)の我等同志は、まさに万里征途に上らんとしてしかも顧みて内の亡状に憂心転々禁ずる能はず。

君側の奸臣、軍賊を斬所(ざんじょ)して、彼の中枢を粉碎するは、我等の任として能く爲すべし。臣子たり股肱たるの絶対道を、今にして尽くさずんば、破滅沈淪を飜すに由なし。ここに同憂同志機を一にして蹶起し、奸賊を誅滅して大義を正し、国体の擁護開顕に肝腦をつくし、もって神洲赤子の微衷を献ぜんとす。皇祖皇宗の神霊、ねがわくば照覧冥助を垂れたまわんことを。

昭和十一年二月二十六日

っていうんですね。ここにバーガミニが説明してます。裕仁は黙ったままその趣意書に耳を傾けた、その激烈な言葉と軍人精神の勇敢な見せかけの背後に裕仁は彼の好戦的な全政策への完全な否認を読み取ることができた。ベールをかけた腹話的な言い方で反乱者たちは裕仁に請うてこれ以上の外征上の紛争の危険から手を引き、彼の勢力を内政改革と日本の伝統的な大和魂の保持に傾けるように求めていた、という風にバーガミニは説明しているんです。

バーガミニは、二・二六の決起趣意書と、それを裕仁が聞いてどう考えたかという事について、このように説明しているんですけど、こういう説明は、今まで日本人は全く聞いたことはないですよ。バーガミニの評価、説明は大変妥当な、非常に当たり前の説明だと私は思うんですね。

しかし、裕仁はそういう風に考えたけど、川島陸軍大臣、本庄侍従武官長、その他陸軍の中枢将官のほとんどは、こういう青年将校の決起に完全に同調、共鳴というか同情というか支持というか、そういう風な気分だったわけですね。そのことをバーガミニは事実に即してちゃんと説明しています。しかし、日本で今まで出版されている、公表されている、あるいはテレビ、その他等で言われている説明とは甚だしくギャップがあるわけですよ。それで、問題がどこにあるかをまず明確に設定しないとダメですよ。

これはバーガミニの英語の巻の上巻です。上巻と下巻があって、全一巻本というのもあります。日本の翻訳は1973年に出た、いいだもも訳の上下二巻、約1100頁少しなりますかね。バーガミニの本は、日本語で出たものとしてはもちろん、その前の英語で出たものとしても、明治以降の日本の歴史、とりわけ大正天皇以降、大正11年に裕仁が摂政になって以降、昭和天皇が日本の国家の中枢を握ったわけです。その昭和天皇の歴史の真相について、バーガミニの本が初めてそれを明らかに光を当てたんですよ。

この本がアメリカで出たら、凄い大ベストセラーになって色々な人が非常に高く評価した書評を書いたりしてるんです。ところが! これはよく熟読してくださいね。短い文章でしょう。83年の新版、新版というのは日本語の新書版が出るのでその序文を寄せたわけです。驚くべきことが書いてあります。

「天皇の陰謀が物書きとしての私の経歴をお終いにしてしまった」と言ってるんですよ。

これはビックリしませんか? 非常に私はビックリしましたよ、それを初めて知って。

この本が出た1971年以来、大ベストセラーになったんです。良く調べると、なんとこのバーガミニという人はアメリカの大学を出た後、ローズ奨学生になってオックスフォードに入学してます。ローズ奨学生のオックスフォード卒業生ですよ。これは欧米ではとてつもないエリートです。インサイダーの候補です。そういう人が、自分は日本に非常に縁が深いので昭和天皇の歴史を中心とした日本史を書いてみようという訳で、アメリカの有力な権力層から日本の多くのインサイダーへの紹介状を貰って、インタビューしたりして、本もたくさん買って、京都に住んで、京都の学生・卒業生とかを助手にして、非常に詳しい調査をして、日本のインサイダー、元将軍、元なんとかという人たちのインタビューをしたりして書いた本ですよ。これは凄い本だということで前途洋々かと思うと、とんでもない。この本を出したおかげで、自分の物書きとしての経歴がおしまいになったって言ってるんです。

内輪に見積もっても200万〜500万ドル。今のドルではなくて1970年代だからもう少し価値があったんじゃないでしょうか。200万〜500万ドルが、私を押さえつけておく賄賂ないしは監視料として使われたって言うんですよ。奇妙奇天烈な話じゃないですか? いかなる手段によるにせよ、その勘定、つまりお金は日本政府からは出ていないって言うんです。じゃあ誰がそのお金を出したんですか?

「とりわけエドウィン・O・ライシャワーが、私を押しつぶす大きな蝿叩きを作るために手を貸した」って言うんですよ。ライシャワーは、気の赴くままに合衆国の大学に与える贈り物を持っていたし、日本での訓練期間中に彼に借りを作ったCIAの手の者達の中核の献身を受けていたって言うんです。つまり、ライシャワーを中心とする、アメリカのまさしく権力エリートが、バーガーミニを著述家として葬り去るために全力を尽くしたわけです。賄賂ないし監視料というのは、バーガーミニの著述家としての活動の全てに渡って完全に抹殺するように米国の権力が総力を挙げて襲いかかったんですよ。奇妙奇天烈な話じゃあないですか?

本を5冊書いたけどね、出版社に持って行くと、すかさずその出版社に手がまわって、その賄賂ってわけで、これだけ金をやるからバーガーミニの本は出すな、どうのこうのって訳ですよ。アメリカの日本問題専門家は全部ライシャワーの息がかかってますからね。ライシャワーが命令して「あいつはもう一切相手にするな」って言うわけです。

そんな風にして、彼はあっという間に物書きから転落していくわけですよ。そうしてね、いまの私はマイクロコンピューターを売ったり、コンピューターのプログラムを作ったりすることで身を立てておりますって言うことになっちゃった。そして、彼は「私の愛国心は幻滅に帰した」、つまり、アメリカは自分の祖国と思っていたがとんでもない、自分が1冊の本を書いたが為に、アメリカという国家は自分に襲いかかって、自分を叩き潰そうと、もう叩き潰してしまった。愛国心ってのものは無くなったと、そう言ってますよ。

これは実に驚くべき序文ですよ。バーガーミニの本は、日本の天皇を中心とする体制にとっては、絶対あってはならない本だと考えるのは当然ですよ。ところが、日本ではなく、アメリカの国家権力そのものが、バーガーミニに襲いかかった。それはこの本が、米国つまりイルミナティにとって虎の尾を踏んだ、絶対隠蔽すべきタブー、隠蔽すべき秘密を、バーガーミニが白日の下にさらけ出してしまう。そういう悪い事をした、犯罪を犯したという評価ではないかと。従って、そういう扱いを彼は受けるわけですよ。

いいだももさんが翻訳者ですけど、いいだももさんがね、このバーガーミニの新版の序文を高く評価して、何かコメントしたかどうか、私は調べてないけど、少なくとも私は知りませんよ。

それで、アイリス・チャンという人が、すごく悪名をつけられてしまったTHE RAPE OF NANKING という本、アメリカで出たら日本の天皇教狂信者達が一斉に襲いかかって、あれはとてつもない出鱈目だインチキだ悪書だって言ってすごく悪評が充満して、一般の日本人はそういう悪評だけ耳に入っていて、本物の本は全く知らないっていうことが続いて、最近10年後に日本語訳が出ましたね。その日本語訳を読んだら、そのバーガーミニの本がいろいろ引用されてます。しかし、アイリス・チャンも、アメリカでも高名な偉い学者達はみんな、バーガーミニの本を否定してるっていう風に言ってるんです。だから、普通の人は理解不可能です。


何故そうなるのか? 日本の天皇教信者と日本の国家権力とその他、それに類する御用作者・御用学者・その他が、バーガーミニを否定するのは当然でしょう。しかし、なんでアメリカの権力がバーガーミニを葬り去ろうとするのですか。この本は全くのインチキだって否定するんですか。それはまさしく、昭和天皇が単に日本的存在であるだけではなくて、イルミナティ、サタニスト世界権力によって育成された、極めて有能な重要な貴重な傀儡である、イルミナティ、サタニスト世界権力の道具として裕仁は機能したし、ずっとこの本が出た当時もそうだし、今に至るまでそうである、ということの明確な証拠であると私は思います。そう評価することで、バーガーミニの本の重要性と、今それを再評価して日本人がちゃんと勉強する、消化することを始めるべき緊急な必要性があることが証明されると思います。

裕仁は別のことを考えていた

それで、私が読み上げた「蹶起趣意書」については、侍従武官長も、陸軍大将も、他の軍事参議官(まだ予備役になっていない現役の陸軍大将の全部か一部が天皇の軍事顧問の役割を果たすよう設定された職務。軍事参議官会議とは昭和天皇の諮問に答える)も、将官クラスも、ごく少数の非常に突拍子もないへんてこりんな軍人以外の、当時の日本の軍人・将校のほとんどが、この蹶起趣意書にすごく共感したわけです。

当時の日本の人口の6〜7割は農民ですけど、その農民は、第一次大戦後の軍が入ってきて、それから昭和4年(1929年)の世界経済大恐慌の前後からずっと続いてる、日本の経済恐慌の結果、農村は生きることも、死ぬこともできない様な塗炭の苦しみを味わってるわけですよ。兵隊はそういうところから出てくるんですから、将校はそれをひしひしと感じてるわけですよ。だから、多かれ少なかれ趣意書に書かれていることは、天皇の重臣などを殺したというのは、私利私欲、私的目的の為ではなく、こういう趣旨を掲げて、何とか変えてもらいたいと決起した志を酌むべきではないか、少なくとも天皇はその志を酌んで名誉を与えてもらいたいというのが、当時の(海軍は別ですけど)陸軍の首脳層のほぼ全員一致の考えです。

それでも、裕仁は全然問題にしないわけです。全然別の考えなんです。

バーガミニは、二・二六が起きた後、裕仁は単身、厳密に言えば一人じゃないですね、裕仁のそばにいた木戸幸一は、そのころ内大臣府秘書官長だった。二・二六で内大臣の斉藤実が殺されたでしょう。そのあと(1940年から)木戸幸一が内大臣になった。しかし木戸幸一1人じゃない。裕仁(昭和天皇)の摂政時代から、「十一会」という私的な結社を主宰してるんですよ、昭和天皇の顧問団。しかし、バーガーミニは、昭和天皇は単独で自分の考えを強行突破して、あらゆる反対、異論を押し潰して、いくつもの政治決戦に最終的に勝利したと評価してます。

それは全く正当な評価です。日本人は、そんな話はいまだかつて聴いたことがないですからね。だからね、それは非常に衝撃的な評価ですけど、バーガミニの本を最初から読んでいくと、当然そうなるとわかる。

薩摩と長州の宮中掌握

二・二六事件の当事者、関係者をあげていくと11項目ぐらいになる。決起趣意書については先程お話しました。二・二六事件の主役として、表面に出てくるのは4つの勢力なんです。昭和天皇、陸軍の北進派、陸軍の南進派、決起青年将校団の4つです。しかし現象面として挙げていくと、そう言えるという事であって、その現象では物事の本質は見えてこない。本質は何か、さかのぼって突き詰めていくと、落合莞爾さんが吉薗(よしぞの)周蔵〔上原勇作陸軍元帥の私的特務をしていた人物〕の手記について、今ニューリーダーに連載していることの画期的な意味、今まで日本人が全く知らされていない、気がついていない、極めて重要な根源的な近代日本の状況を知る為の要素があります。私も落合さんの連載を読んでいて気がついたんですけど、そもそも孝明天皇を弑逆(暗殺)した主役が長州なんです。公家の一部(岩倉、三条など)が共同謀議して実行したんでしょう。ところが、薩摩が長州と共同歩調をとらないと、それはうまくいかないんですよ。薩摩が孝明天皇を弑逆して大室寅之祐を天皇にすり替えて、イルミナティの傀儡として全く偽者の天皇をでっちあげて、それを本物の天皇として日本人に見せかけて、日本人をずっと騙して、その真相を絶対に秘密にする、そういうシステムを作る上に、薩摩と長州がその二つの主役だった事を私は既に色々なところで言ってます。

しかし薩摩は西郷隆盛が主たる人物。西郷隆盛は、イルミナティのコントロール下で彼らの傀儡となって日本を支配するというような生き方には、究極的にNOと言ったんです。NOと言ったのでフリーメーソンがイルミナティに西郷隆盛の排除を命令したんです。長州と薩摩も彼らの傀儡に対して。それが西南戦争です。西郷さんと一緒に薩摩の武士の約半分は殺されました。残った半分はどうなったかというと、そのすぐ後に大久保も殺されて、その為に、薩摩の力が弱くなって長州のひとり天下のように思われるわけです。

ところが、実はそうでもないんですね。その事を落合さんがずっと調べていって、重要な事実を発見しました。薩摩は英国と戦争をやって、長州は4カ国と戦争をやって、敗北したら掌を返すようにイルミナティの家来になるわけですよ。薩摩も長州も。そして薩摩藩は有能な青年武士をフリーメーソンのグラバーの手引きで英国に留学させた。長州ファイブと英国では言うようですが、その中の一人が伊藤博文です。それから井上(馨)。伊藤と井上は明治時代ずっとペアで日本を支配する。その他、その長州ファイブが、フリーメイソンと、フリーメーソンを上回る直系の長州政権内の決定的なワンワールドの支持の元に動く。これについては加治将一という人の本に割と詳しく書いてある。ところが薩摩も長州とほとんど同時に何人かの青年武士をロンドンに留学させている。そのほうもワンワールド・フリーメーソンに会っただろうと加治って人も言ってます。

しかし、落合っていう人が言うのには、西郷軍(西郷さんの陣営)が完全に潰された後、薩摩は長州に対して弱体化したかというと、そうではないんですね。西郷、大久保、吉井友実〔よしい・ともざね、1828〜1891年。西郷、大久保と同等クラスで、薩摩藩のナンバー3。フランスに留学してワンワールド・フリーメイソンに加入し、明治初期から宮中に入っていた。西郷、大久保なき後、ワンワールドの代理人として宮中を掌握〕の3人が主要な指導的人物と言われていて、その吉井というのが明治になって留学してフリーメーソンに加盟したと落合さんは言ってる。陸軍に入るけど留学して、そして宮中に入る。つまり、ワンワールド、フリーメーソンは宮中を完全に掌握する事を重要な政治課題として設定したと私は思います。

それから、松方正義〔まつかた・まさよし、1835〜1924年。薩摩藩。金融を掌握〕は有名な財政家・金融家ですけど、これもワンワールドでロスチャイルド直系の子分だと言ってます。従って薩摩はワンワールドを通じて西郷さん一派が完全に消えた後も金融を押さえ、宮中を押さえる。そういう風にしてワンワールドは長州の陸軍、薩摩の金融・宮中の勢力が二本立て、両建てで日本をコントロールしたと、私が要約するとなります。

これは私は気がつかなかった。その後、高島鞆之助〔たかしま・とものすけ、1844〜1916年〕という長州(薩摩の言い間違え)の有望というか有能な武士が、陸軍中将になるけど、やはり宮中に入るんです。高島鞆之助もヨーロッパに留学してフリーメーソンに加盟したと言うんです。薩摩の吉井と高島が、普通の歴史には全く出てこないけど、長州の陸軍、官僚と並んで同時にワンワールド、フリーメーソンの日本支配の極めて重要な陣営として機能してる、という事なんです。

私がここで何を言いたいかと言うと、大室寅之祐を擦り替えて天皇にはした。当然、京都で継続してきた日本の朝廷、天皇の系統とはまるで別物ですけど、別物であるにも関わらず、継続した天皇家の正統であると日本人に思わせないといけません。これは非常に難しい仕事ですよ。代々ずっと続いた天皇の正統な継承者であるというふうに日本国民に思わせるように、パフォーマンスというか、フリというか、演技というか、そういう風に作ると同時に、裏のほうでは国民に全く知られないところで宮中はワンワールドの司令通り忠実に動くように演出しなければならない。これは途轍もない難しい仕事ですよ。そういう場に際したのが、吉井と高島。薩摩の非常に有力な武士団の実力者です。

という事を、上原勇作〔うえはら・ゆうさく、1856〜1933年。薩摩藩。山県有朋と同時代の陸軍大将。吉井、高島のひいきで出世。やはりワンワールド〕を調べていた落合莞爾が気がついたという訳なんですね。そういう風に見ると今問題になってる事が凄くよく解る。そうして宮中を握るでしょう。そうすると出てきた現象はどうなるかというと、皇族の男子は全員原則として軍人になるべしというような規則にするんです。軍というのは、陸軍か海軍かのどちらか。従ってバーガミニは、明治、大正、昭和と皇族の表をずっと作って、追って行くわけです。驚いた事に日本には皇族がどうなっているかについて詳しい情報は全くない。変な話だが、わざとそうしてる。そこを調べて行くと、皇族の男子の軍人というのが、陸軍軍人、海軍軍人、ものすごくたくさんいる。そんな事は孝明天皇までの日本の天皇の伝統には存在しないです。

明治天皇がそんな事を考え出して、こういう風にしようなんて事はあり得ない。ワンワールドの司令を受けた宮中を完全に支配する力を得た、吉井、高島、そういう薩摩の藩閥勢力によって宮中がそういう風に作り変えられていった訳ですよ。陸軍軍人、海軍軍人らの皇族は、当然の事ながら英国、フランス、プロシア(ドイツ)、その他ヨーロッパの王室、陸軍・海軍の軍人のシステムをそっくり同じ様なものを作るわけですよ。
:引用終了
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c213

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
70. 中川隆[-15125] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:39:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2174]
二・二六事件 2014.02.13 by フジッコ
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48

真実を探すブログより引用

かなり確信に近い情報を見つけたので、メモも兼ねて紹介します。当ブログでは世界の裏事情と真実について、だれでも分かりやすいように少しずつ説明していますが、最終的には太田龍氏が述べているようなことに行き着きます。
ちなみに、彼が述べていることの大半は、それを示す資料などがあるので信憑性は高いです。もちろん、一般常識に染まっている人は無理に信じようとしなくても構いません。今は「こんな情報があるんだな」程度に思って、読んでみてください。


☆とある写真
URL http://www3.ocn.ne.jp/~sigikain/meijisyasin.html

☆太田龍 二・二六事件の真相、全面開示
URL http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/721.html
引用:
太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (1/14)
http://www.youtube.com/watch?v=bxpAeRC6rvQ


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (2/14)
http://www.youtube.com/watch?v=H5ctMIV__js


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (3/14)
http://www.youtube.com/watch?v=dHNX0N867qk


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (4/14)
http://www.youtube.com/watch?v=qU6r9R-Epk4

太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (5/14)
http://www.youtube.com/watch?v=Z4YkACG9v48


太田龍 二・二六事件の真相、 全面開示 (6/14)
http://www.youtube.com/watch?v=3p0VzYhU_sg


02. BRIAN ENO 2013年2月24日 21:08:42 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
2・26事件の全容を知り、天皇の呪縛を解こう

故太田龍氏の公開講義の録音テープを関係者の方から頂いた。太田龍氏の遺志を汲み取り、これについては自由に広めてもらってよいということなので、今回は、その中から、二・二六事件に関するものを紹介したいと思う。

これは日本人にとって超弩級に重要な内容だが、太田龍氏の話は少々聞き取りにくい上に、内容が難しいときている。それで音声だけでは伝わりにくいと思っていたが、今般、有志の方のご協力により、全部を文字起こしし、わかりやすい画像と字幕にしてYouTubeにアップすることができた。


全部で2時間15分ある。以下に講義の要約、続いて文字起こし全文を掲載する。これに関する私の解説は後日リリースする予定である。

講義のポイント

アメリカが抹殺した理由は?

デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」 それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。


以下は、この講義の全編の文字起こしである。

70年以上に亘って日本国民に対して絶対的に隠蔽され続けてきた
2・26事件の真相、全面開示

太田龍

(週刊日本新聞)

2008年1月25日 日本義塾公開講義

バーガミニ『天皇の陰謀』の「新版への序文」に埋もれていた衝撃の事実

バーガミニの『天皇の陰謀』、最初の上下2巻の版じゃなくて、1983年に出た新書版・全7巻の第一巻の巻頭にバーガミニが「新版への序文」というのを書いている。このバーガミニの新版への序文は、私の判断では大変重要なんですけど、私の知る限りバーガミニの新版への序文を読んでその重要性に気がついて、ちゃんとコメントする、意見を発表するというか、注意を喚起するというか、そういう事をした人を私は誰も知りません。多分誰もやってないんじゃないですか。すごく重要ですよ。


バーガミニの全二巻本も今はとても手に入りにくい。新書版は更に手に入りにくい。この新書版は、私がよく読んだらかなり無断で削除してます、全二巻本からね。あんまり良い本でもない、熱心に読まれないかもしれないけども、バーガミニの「新版への序文」は新書版しか載ってないです。ほとんどまともに読まれてないんじゃないかと思う。それでコピーして差し上げたんです。

今日は「二・二六事件の真相の全体開示」ということをお話しします。ここにバーガミニの後編の32頁のコピーがあるでしょう。二・二六の青年将校達の決起趣意書がそのまま載せてあります。この決起趣意書というのは、バーガミニの本に説明してありますけど、青年将校の主な人達が自分で文章を作成したんでしょう。それを北一輝のところへ持っていったら、北一輝が文章に手を入れて、メリハリの効く語呂にしたと書いてあります。決起趣意書をお読みになったことありますか?

川島陸軍大臣が昭和天皇に謁見して天皇の前で決起趣意書を、青年将校はこういう趣旨で決起したようですと読み上げるわけですよ。読み上げたら裕仁がどう考えたかという事をバーガミニが書いています。

私が決起趣意書を読み上げてみます。これはすごく難しい字を使っていて、今の日本人にはサラサラなんて読めなくなっていると思うんです。私も一か所読めない字があります。辞典を引いて来ればよかったんですけど一か所は読めない字があります。意味はわかりますけれど。読んでみますね。

謹んで惟(おもんみ)るに我が神洲たるゆえんは、万世一系たる天皇陛下御統帥の下に、挙国一体生々化育(せいせいかいく)を遂げ、ついに八紘一宇を完うするの国体に存す。この国体の尊厳秀絶は、天祖肇国神武建国より明治維新を経てますます体制を整へ、今やまさに万方に向って開顕進展を遂ぐべきの秋なり。

しかるに頃來、遂に不逞凶悪の徒、簇出(そうしゅつ)して、私心我慾を恣(ほしいまま)にし、至尊絶対の尊厳を藐視(びょうし)し僭上(せんじょう)これ働き、万民の生々化育を阻害して塗炭の疾苦を呻吟(しんぎん)せしめ、したがって外侮外患(がいぶがいかん)、日を追うて激化す。

いわゆる元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等は、この国体破壞の元凶なり、ロンドン軍縮条約ならびに教育総監更迭における統帥権干犯、至尊兵馬大権の僭竊(せんせつ)を図りたる三月事件あるいは学匪、共匪、大逆教団等の、利害あい結んで陰謀至らざるなき等は最も著しき事例にて、その滔天(とうてん)の罪悪は流血憤怒、真に譬(たと)えがたきところなり。中岡、佐郷屋、血盟団の先駆捨身、五・一五事件の噴騰、相沢中佐の閃発となる、まことに故なきにあらず。しかも幾度か頸血を濺ぎ来たって今なお、いささかも懺悔反省なく、しかも依然として私権自欲におって・・・苟且(こうしょ)(これが分かんないんですねぇ、苟も且つっていうんですね)偸安(とうあん)を事とせり。露支英米との間、一触即発して祖宗遺垂のこの神洲を一擲(いってき)破滅に堕せしむるは火を睹(み)るよりも明かなり。

内外真に重大危急、今にして国体破壊の不義不臣を誅戮(ちゅうりく)し、稜威をさえぎり、御維新を阻止し来れる奸賊を芟除(さんじょ)するに非ずして皇謨(こうぼ)を一空せん。あたかも第一師団出動の大命煥発せられ、年来御維新翼贊を誓ひ殉死捨身の奉公を期し来りし帝都衞戍(えいじゅ)の我等同志は、まさに万里征途に上らんとしてしかも顧みて内の亡状に憂心転々禁ずる能はず。

君側の奸臣、軍賊を斬所(ざんじょ)して、彼の中枢を粉碎するは、我等の任として能く爲すべし。臣子たり股肱たるの絶対道を、今にして尽くさずんば、破滅沈淪を飜すに由なし。ここに同憂同志機を一にして蹶起し、奸賊を誅滅して大義を正し、国体の擁護開顕に肝腦をつくし、もって神洲赤子の微衷を献ぜんとす。皇祖皇宗の神霊、ねがわくば照覧冥助を垂れたまわんことを。

昭和十一年二月二十六日

っていうんですね。ここにバーガミニが説明してます。裕仁は黙ったままその趣意書に耳を傾けた、その激烈な言葉と軍人精神の勇敢な見せかけの背後に裕仁は彼の好戦的な全政策への完全な否認を読み取ることができた。ベールをかけた腹話的な言い方で反乱者たちは裕仁に請うてこれ以上の外征上の紛争の危険から手を引き、彼の勢力を内政改革と日本の伝統的な大和魂の保持に傾けるように求めていた、という風にバーガミニは説明しているんです。

バーガミニは、二・二六の決起趣意書と、それを裕仁が聞いてどう考えたかという事について、このように説明しているんですけど、こういう説明は、今まで日本人は全く聞いたことはないですよ。バーガミニの評価、説明は大変妥当な、非常に当たり前の説明だと私は思うんですね。

しかし、裕仁はそういう風に考えたけど、川島陸軍大臣、本庄侍従武官長、その他陸軍の中枢将官のほとんどは、こういう青年将校の決起に完全に同調、共鳴というか同情というか支持というか、そういう風な気分だったわけですね。そのことをバーガミニは事実に即してちゃんと説明しています。しかし、日本で今まで出版されている、公表されている、あるいはテレビ、その他等で言われている説明とは甚だしくギャップがあるわけですよ。それで、問題がどこにあるかをまず明確に設定しないとダメですよ。

これはバーガミニの英語の巻の上巻です。上巻と下巻があって、全一巻本というのもあります。日本の翻訳は1973年に出た、いいだもも訳の上下二巻、約1100頁少しなりますかね。バーガミニの本は、日本語で出たものとしてはもちろん、その前の英語で出たものとしても、明治以降の日本の歴史、とりわけ大正天皇以降、大正11年に裕仁が摂政になって以降、昭和天皇が日本の国家の中枢を握ったわけです。その昭和天皇の歴史の真相について、バーガミニの本が初めてそれを明らかに光を当てたんですよ。

この本がアメリカで出たら、凄い大ベストセラーになって色々な人が非常に高く評価した書評を書いたりしてるんです。ところが! これはよく熟読してくださいね。短い文章でしょう。83年の新版、新版というのは日本語の新書版が出るのでその序文を寄せたわけです。驚くべきことが書いてあります。

「天皇の陰謀が物書きとしての私の経歴をお終いにしてしまった」と言ってるんですよ。

これはビックリしませんか? 非常に私はビックリしましたよ、それを初めて知って。

この本が出た1971年以来、大ベストセラーになったんです。良く調べると、なんとこのバーガミニという人はアメリカの大学を出た後、ローズ奨学生になってオックスフォードに入学してます。ローズ奨学生のオックスフォード卒業生ですよ。これは欧米ではとてつもないエリートです。インサイダーの候補です。そういう人が、自分は日本に非常に縁が深いので昭和天皇の歴史を中心とした日本史を書いてみようという訳で、アメリカの有力な権力層から日本の多くのインサイダーへの紹介状を貰って、インタビューしたりして、本もたくさん買って、京都に住んで、京都の学生・卒業生とかを助手にして、非常に詳しい調査をして、日本のインサイダー、元将軍、元なんとかという人たちのインタビューをしたりして書いた本ですよ。これは凄い本だということで前途洋々かと思うと、とんでもない。この本を出したおかげで、自分の物書きとしての経歴がおしまいになったって言ってるんです。

内輪に見積もっても200万〜500万ドル。今のドルではなくて1970年代だからもう少し価値があったんじゃないでしょうか。200万〜500万ドルが、私を押さえつけておく賄賂ないしは監視料として使われたって言うんですよ。奇妙奇天烈な話じゃないですか? いかなる手段によるにせよ、その勘定、つまりお金は日本政府からは出ていないって言うんです。じゃあ誰がそのお金を出したんですか?

「とりわけエドウィン・O・ライシャワーが、私を押しつぶす大きな蝿叩きを作るために手を貸した」って言うんですよ。ライシャワーは、気の赴くままに合衆国の大学に与える贈り物を持っていたし、日本での訓練期間中に彼に借りを作ったCIAの手の者達の中核の献身を受けていたって言うんです。つまり、ライシャワーを中心とする、アメリカのまさしく権力エリートが、バーガーミニを著述家として葬り去るために全力を尽くしたわけです。賄賂ないし監視料というのは、バーガーミニの著述家としての活動の全てに渡って完全に抹殺するように米国の権力が総力を挙げて襲いかかったんですよ。奇妙奇天烈な話じゃあないですか?

本を5冊書いたけどね、出版社に持って行くと、すかさずその出版社に手がまわって、その賄賂ってわけで、これだけ金をやるからバーガーミニの本は出すな、どうのこうのって訳ですよ。アメリカの日本問題専門家は全部ライシャワーの息がかかってますからね。ライシャワーが命令して「あいつはもう一切相手にするな」って言うわけです。

そんな風にして、彼はあっという間に物書きから転落していくわけですよ。そうしてね、いまの私はマイクロコンピューターを売ったり、コンピューターのプログラムを作ったりすることで身を立てておりますって言うことになっちゃった。そして、彼は「私の愛国心は幻滅に帰した」、つまり、アメリカは自分の祖国と思っていたがとんでもない、自分が1冊の本を書いたが為に、アメリカという国家は自分に襲いかかって、自分を叩き潰そうと、もう叩き潰してしまった。愛国心ってのものは無くなったと、そう言ってますよ。

これは実に驚くべき序文ですよ。バーガーミニの本は、日本の天皇を中心とする体制にとっては、絶対あってはならない本だと考えるのは当然ですよ。ところが、日本ではなく、アメリカの国家権力そのものが、バーガーミニに襲いかかった。それはこの本が、米国つまりイルミナティにとって虎の尾を踏んだ、絶対隠蔽すべきタブー、隠蔽すべき秘密を、バーガーミニが白日の下にさらけ出してしまう。そういう悪い事をした、犯罪を犯したという評価ではないかと。従って、そういう扱いを彼は受けるわけですよ。

いいだももさんが翻訳者ですけど、いいだももさんがね、このバーガーミニの新版の序文を高く評価して、何かコメントしたかどうか、私は調べてないけど、少なくとも私は知りませんよ。

それで、アイリス・チャンという人が、すごく悪名をつけられてしまったTHE RAPE OF NANKING という本、アメリカで出たら日本の天皇教狂信者達が一斉に襲いかかって、あれはとてつもない出鱈目だインチキだ悪書だって言ってすごく悪評が充満して、一般の日本人はそういう悪評だけ耳に入っていて、本物の本は全く知らないっていうことが続いて、最近10年後に日本語訳が出ましたね。その日本語訳を読んだら、そのバーガーミニの本がいろいろ引用されてます。しかし、アイリス・チャンも、アメリカでも高名な偉い学者達はみんな、バーガーミニの本を否定してるっていう風に言ってるんです。だから、普通の人は理解不可能です。


何故そうなるのか? 日本の天皇教信者と日本の国家権力とその他、それに類する御用作者・御用学者・その他が、バーガーミニを否定するのは当然でしょう。しかし、なんでアメリカの権力がバーガーミニを葬り去ろうとするのですか。この本は全くのインチキだって否定するんですか。それはまさしく、昭和天皇が単に日本的存在であるだけではなくて、イルミナティ、サタニスト世界権力によって育成された、極めて有能な重要な貴重な傀儡である、イルミナティ、サタニスト世界権力の道具として裕仁は機能したし、ずっとこの本が出た当時もそうだし、今に至るまでそうである、ということの明確な証拠であると私は思います。そう評価することで、バーガーミニの本の重要性と、今それを再評価して日本人がちゃんと勉強する、消化することを始めるべき緊急な必要性があることが証明されると思います。

裕仁は別のことを考えていた

それで、私が読み上げた「蹶起趣意書」については、侍従武官長も、陸軍大将も、他の軍事参議官(まだ予備役になっていない現役の陸軍大将の全部か一部が天皇の軍事顧問の役割を果たすよう設定された職務。軍事参議官会議とは昭和天皇の諮問に答える)も、将官クラスも、ごく少数の非常に突拍子もないへんてこりんな軍人以外の、当時の日本の軍人・将校のほとんどが、この蹶起趣意書にすごく共感したわけです。

当時の日本の人口の6〜7割は農民ですけど、その農民は、第一次大戦後の軍が入ってきて、それから昭和4年(1929年)の世界経済大恐慌の前後からずっと続いてる、日本の経済恐慌の結果、農村は生きることも、死ぬこともできない様な塗炭の苦しみを味わってるわけですよ。兵隊はそういうところから出てくるんですから、将校はそれをひしひしと感じてるわけですよ。だから、多かれ少なかれ趣意書に書かれていることは、天皇の重臣などを殺したというのは、私利私欲、私的目的の為ではなく、こういう趣旨を掲げて、何とか変えてもらいたいと決起した志を酌むべきではないか、少なくとも天皇はその志を酌んで名誉を与えてもらいたいというのが、当時の(海軍は別ですけど)陸軍の首脳層のほぼ全員一致の考えです。

それでも、裕仁は全然問題にしないわけです。全然別の考えなんです。

バーガミニは、二・二六が起きた後、裕仁は単身、厳密に言えば一人じゃないですね、裕仁のそばにいた木戸幸一は、そのころ内大臣府秘書官長だった。二・二六で内大臣の斉藤実が殺されたでしょう。そのあと(1940年から)木戸幸一が内大臣になった。しかし木戸幸一1人じゃない。裕仁(昭和天皇)の摂政時代から、「十一会」という私的な結社を主宰してるんですよ、昭和天皇の顧問団。しかし、バーガーミニは、昭和天皇は単独で自分の考えを強行突破して、あらゆる反対、異論を押し潰して、いくつもの政治決戦に最終的に勝利したと評価してます。

それは全く正当な評価です。日本人は、そんな話はいまだかつて聴いたことがないですからね。だからね、それは非常に衝撃的な評価ですけど、バーガミニの本を最初から読んでいくと、当然そうなるとわかる。

薩摩と長州の宮中掌握

二・二六事件の当事者、関係者をあげていくと11項目ぐらいになる。決起趣意書については先程お話しました。二・二六事件の主役として、表面に出てくるのは4つの勢力なんです。昭和天皇、陸軍の北進派、陸軍の南進派、決起青年将校団の4つです。しかし現象面として挙げていくと、そう言えるという事であって、その現象では物事の本質は見えてこない。本質は何か、さかのぼって突き詰めていくと、落合莞爾さんが吉薗(よしぞの)周蔵〔上原勇作陸軍元帥の私的特務をしていた人物〕の手記について、今ニューリーダーに連載していることの画期的な意味、今まで日本人が全く知らされていない、気がついていない、極めて重要な根源的な近代日本の状況を知る為の要素があります。私も落合さんの連載を読んでいて気がついたんですけど、そもそも孝明天皇を弑逆(暗殺)した主役が長州なんです。公家の一部(岩倉、三条など)が共同謀議して実行したんでしょう。ところが、薩摩が長州と共同歩調をとらないと、それはうまくいかないんですよ。薩摩が孝明天皇を弑逆して大室寅之祐を天皇にすり替えて、イルミナティの傀儡として全く偽者の天皇をでっちあげて、それを本物の天皇として日本人に見せかけて、日本人をずっと騙して、その真相を絶対に秘密にする、そういうシステムを作る上に、薩摩と長州がその二つの主役だった事を私は既に色々なところで言ってます。

しかし薩摩は西郷隆盛が主たる人物。西郷隆盛は、イルミナティのコントロール下で彼らの傀儡となって日本を支配するというような生き方には、究極的にNOと言ったんです。NOと言ったのでフリーメーソンがイルミナティに西郷隆盛の排除を命令したんです。長州と薩摩も彼らの傀儡に対して。それが西南戦争です。西郷さんと一緒に薩摩の武士の約半分は殺されました。残った半分はどうなったかというと、そのすぐ後に大久保も殺されて、その為に、薩摩の力が弱くなって長州のひとり天下のように思われるわけです。

ところが、実はそうでもないんですね。その事を落合さんがずっと調べていって、重要な事実を発見しました。薩摩は英国と戦争をやって、長州は4カ国と戦争をやって、敗北したら掌を返すようにイルミナティの家来になるわけですよ。薩摩も長州も。そして薩摩藩は有能な青年武士をフリーメーソンのグラバーの手引きで英国に留学させた。長州ファイブと英国では言うようですが、その中の一人が伊藤博文です。それから井上(馨)。伊藤と井上は明治時代ずっとペアで日本を支配する。その他、その長州ファイブが、フリーメイソンと、フリーメーソンを上回る直系の長州政権内の決定的なワンワールドの支持の元に動く。これについては加治将一という人の本に割と詳しく書いてある。ところが薩摩も長州とほとんど同時に何人かの青年武士をロンドンに留学させている。そのほうもワンワールド・フリーメーソンに会っただろうと加治って人も言ってます。

しかし、落合っていう人が言うのには、西郷軍(西郷さんの陣営)が完全に潰された後、薩摩は長州に対して弱体化したかというと、そうではないんですね。西郷、大久保、吉井友実〔よしい・ともざね、1828〜1891年。西郷、大久保と同等クラスで、薩摩藩のナンバー3。フランスに留学してワンワールド・フリーメイソンに加入し、明治初期から宮中に入っていた。西郷、大久保なき後、ワンワールドの代理人として宮中を掌握〕の3人が主要な指導的人物と言われていて、その吉井というのが明治になって留学してフリーメーソンに加盟したと落合さんは言ってる。陸軍に入るけど留学して、そして宮中に入る。つまり、ワンワールド、フリーメーソンは宮中を完全に掌握する事を重要な政治課題として設定したと私は思います。

それから、松方正義〔まつかた・まさよし、1835〜1924年。薩摩藩。金融を掌握〕は有名な財政家・金融家ですけど、これもワンワールドでロスチャイルド直系の子分だと言ってます。従って薩摩はワンワールドを通じて西郷さん一派が完全に消えた後も金融を押さえ、宮中を押さえる。そういう風にしてワンワールドは長州の陸軍、薩摩の金融・宮中の勢力が二本立て、両建てで日本をコントロールしたと、私が要約するとなります。

これは私は気がつかなかった。その後、高島鞆之助〔たかしま・とものすけ、1844〜1916年〕という長州(薩摩の言い間違え)の有望というか有能な武士が、陸軍中将になるけど、やはり宮中に入るんです。高島鞆之助もヨーロッパに留学してフリーメーソンに加盟したと言うんです。薩摩の吉井と高島が、普通の歴史には全く出てこないけど、長州の陸軍、官僚と並んで同時にワンワールド、フリーメーソンの日本支配の極めて重要な陣営として機能してる、という事なんです。

私がここで何を言いたいかと言うと、大室寅之祐を擦り替えて天皇にはした。当然、京都で継続してきた日本の朝廷、天皇の系統とはまるで別物ですけど、別物であるにも関わらず、継続した天皇家の正統であると日本人に思わせないといけません。これは非常に難しい仕事ですよ。代々ずっと続いた天皇の正統な継承者であるというふうに日本国民に思わせるように、パフォーマンスというか、フリというか、演技というか、そういう風に作ると同時に、裏のほうでは国民に全く知られないところで宮中はワンワールドの司令通り忠実に動くように演出しなければならない。これは途轍もない難しい仕事ですよ。そういう場に際したのが、吉井と高島。薩摩の非常に有力な武士団の実力者です。

という事を、上原勇作〔うえはら・ゆうさく、1856〜1933年。薩摩藩。山県有朋と同時代の陸軍大将。吉井、高島のひいきで出世。やはりワンワールド〕を調べていた落合莞爾が気がついたという訳なんですね。そういう風に見ると今問題になってる事が凄くよく解る。そうして宮中を握るでしょう。そうすると出てきた現象はどうなるかというと、皇族の男子は全員原則として軍人になるべしというような規則にするんです。軍というのは、陸軍か海軍かのどちらか。従ってバーガミニは、明治、大正、昭和と皇族の表をずっと作って、追って行くわけです。驚いた事に日本には皇族がどうなっているかについて詳しい情報は全くない。変な話だが、わざとそうしてる。そこを調べて行くと、皇族の男子の軍人というのが、陸軍軍人、海軍軍人、ものすごくたくさんいる。そんな事は孝明天皇までの日本の天皇の伝統には存在しないです。

明治天皇がそんな事を考え出して、こういう風にしようなんて事はあり得ない。ワンワールドの司令を受けた宮中を完全に支配する力を得た、吉井、高島、そういう薩摩の藩閥勢力によって宮中がそういう風に作り変えられていった訳ですよ。陸軍軍人、海軍軍人らの皇族は、当然の事ながら英国、フランス、プロシア(ドイツ)、その他ヨーロッパの王室、陸軍・海軍の軍人のシステムをそっくり同じ様なものを作るわけですよ。
:引用終了
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c70

[近代史3] 篠原常一郎 ノモンハンの『真実』 中川隆
15. 中川隆[-15124] koaQ7Jey 2019年12月16日 20:40:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2173]
二・二六事件 2014.02.13 by フジッコ
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48

真実を探すブログより引用

かなり確信に近い情報を見つけたので、メモも兼ねて紹介します。当ブログでは世界の裏事情と真実について、だれでも分かりやすいように少しずつ説明していますが、最終的には太田龍氏が述べているようなことに行き着きます。
ちなみに、彼が述べていることの大半は、それを示す資料などがあるので信憑性は高いです。もちろん、一般常識に染まっている人は無理に信じようとしなくても構いません。今は「こんな情報があるんだな」程度に思って、読んでみてください。


☆とある写真
URL http://www3.ocn.ne.jp/~sigikain/meijisyasin.html

☆太田龍 二・二六事件の真相、全面開示
URL http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/721.html
引用:
太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (1/14)
http://www.youtube.com/watch?v=bxpAeRC6rvQ


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (2/14)
http://www.youtube.com/watch?v=H5ctMIV__js


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (3/14)
http://www.youtube.com/watch?v=dHNX0N867qk


太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (4/14)
http://www.youtube.com/watch?v=qU6r9R-Epk4

太田龍 二・二六事件の真相、全面開示 (5/14)
http://www.youtube.com/watch?v=Z4YkACG9v48


太田龍 二・二六事件の真相、 全面開示 (6/14)
http://www.youtube.com/watch?v=3p0VzYhU_sg


02. BRIAN ENO 2013年2月24日 21:08:42 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
2・26事件の全容を知り、天皇の呪縛を解こう

故太田龍氏の公開講義の録音テープを関係者の方から頂いた。太田龍氏の遺志を汲み取り、これについては自由に広めてもらってよいということなので、今回は、その中から、二・二六事件に関するものを紹介したいと思う。

これは日本人にとって超弩級に重要な内容だが、太田龍氏の話は少々聞き取りにくい上に、内容が難しいときている。それで音声だけでは伝わりにくいと思っていたが、今般、有志の方のご協力により、全部を文字起こしし、わかりやすい画像と字幕にしてYouTubeにアップすることができた。


全部で2時間15分ある。以下に講義の要約、続いて文字起こし全文を掲載する。これに関する私の解説は後日リリースする予定である。

講義のポイント

アメリカが抹殺した理由は?

デビッド・バーガミニ(David Bergamini 1928〜1983)は、アメリカでベストセラーになった1971年の著書『天皇の陰謀』の日本語版序文(ただし1983年発行の新書版のみ)で、「私はこの著作のせいで文筆活動を絶たれることになった」と書いている。この序文は、非常に重要だが、誰も指摘していない。バーガミニを抹殺するために、200〜500万ドルの賄賂・監視料が使われた。日本政府から出た資金ではない。エドウィン・ライシャワー駐日大使(妻は松方正義の孫・松方ハル)を中心とする米国エリート勢力だった。また、アメリカの主だった学者は、揃ってバーガミニをインチキ扱いしている(日本研究の権威だったライシャワーの影響力によるものだろう)。

バーガミニ本人は、昭和天皇・裕仁の戦争責任を暴いたつもりだった。したがって、日本から非難を受けることは想定していたが、祖国アメリカから称賛はされても、まさか攻撃を受けるとは思っていなかった。その結果、バーガミニは、愛国心を喪失したと書いている。

どうして天皇のことを暴くと、アメリカ国内の勢力から攻撃を受けるのか? それは、裕仁がイルミナティの養成したロボットであり、ザビエル以来の日本破壊の計画を完成する重要な役割を担っていたからである。裕仁は「平和を愛したが軍部に押し切られた無力な天皇」でなければならなかった。

二・二六の決起趣意書の真意は理解されているのか?

川島義之(陸軍大将)が裕仁の前で読み上げた二・二六の決起趣意書(北一輝が手を入れたという)をバーガミニは「外政上の紛争から手を引き、内政改革と日本の伝統保持に傾けるよう天皇に求めたもの」と評価している。これは妥当な解釈である。農村は困窮していた。本庄侍従武官長、陸軍中枢部も決起将校たちに同調的だった。日本の書籍やマスコミで一般的に理解されているものとは乖離がある。

今でも、官僚、政治家、企業が悪いと言われているが、基本的にはそれと同じ趣旨で、庶民の観点に立っている。決起将校たちは、天皇が庶民の味方だという根本的な勘違いしていた。庶民の味方であるわけがない裕仁は、徹底鎮圧を指示した。木戸幸一(きど・こういち、1889〜1977年。長州藩の木戸孝允=桂小五郎が大叔父)も徹底鎮圧を勧めた。

396年計画 1549.8.15-1945.8.15

こうして一般民衆を敵視し、権力者に操縦されるだけの天皇ロボットの歴史は、ザビエル来日の昔にまで遡る。ザビエルは、1549年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日)に、現在の鹿児島市祇園之洲町に来着した。

日本を訪問したザビエルは、「日本人は危険な存在である、最後の一人まで抹殺しなければならない」とイエズス会の本部に報告した。鎖国を経て、ペリーがやってきて、孝明天皇が暗殺されて以来、日本は麻痺状態。それ以降の天皇・日本政府はイルミナティの檻の中の実験動物のようなもの。

イルミナティは薩摩藩、長州藩に浸透した。西郷隆盛はイルミナティの傀儡になることを拒否したため、西南戦争で抹殺された。孝明天皇の暗殺、明治天皇のすり替えを経て、大正天皇の頃には、イルミナティの宮中浸透は完成していた。大正天皇も昭和天皇も、そうした環境で育ち、日本をイギリスやアメリカのような国家にすることを夢見ていた。

明治天皇は薩長の傀儡だった。間接的にはイルミナティの傀儡とも言えるが、それでも、少年時代は日本人として育っていたため、簡単には染まらなかった。西郷を殺すことにも本心では反対していた。それで死後に西郷の名誉回復もしている。日清戦争にも反対していたが、明治天皇の意志に反して、行われた。だから、明治天皇を単なるイルミナティの傀儡、国賊と言うべきではない。

大正天皇の不発クーデタ。大正天皇は精神を病んでいたといわれるが、西園寺は自分が仕えた4代(孝明〜昭和)の中で最も知性に優れていたと語っている。大正天皇はナポレオン、アレクサンダー大王を理想として日本を改造したかった。議会は廃止して天皇独裁にしたいと思っていた。日露戦争で莫大な外債を抱えていた。議会が予算を承認しないと困る。陸軍・海軍を増強して「帝国」にしたいのに障害になる。その天皇の考えに山県有朋は衝突した。

裕仁は大正天皇が不発に終わったクーデタを実行しようとした。立花隆の『天皇と東大』によると、上杉憲法学は議会の撲滅を主張していた。議会を大政翼賛会とし、日本を破壊するための軍国主義体制を整えるように「宮中」から指示をしていたのが裕仁である。日本を戦争に導くため、戦争反対派(皇道派)を一掃する「きっかけ」として利用されたのが二・二六事件だった。

イルミナティが日本を完全に抹殺するためには、自滅の軍事力を築く必要があった。そうしてイルミナティの軍隊で占領する必要があった。遠くイギリスから軍隊を派遣することはできない。ではどうやって抹殺したのか? エージェントを養成し、西洋のような国を目指すように仕向け、大きな軍隊を作り、戦争を起こさせて、自滅させるのだ。良識ある官僚、政治家、軍人ならば、そんなことは反対する。英米、中国、ソ連と世界のすべてを敵にするような戦争をするわけがない。その反対を押し切るためのエージェントが天皇だった。英米の言いなりになるアホをトップに据える必要があった。その仕掛けが、絶対的天皇主義。それが完成したのが二・二六の後。二・二六事件までは陸軍の圧倒的多数は中国大陸での戦争に反対していた。中国に100万の軍隊を展開しながら、太平洋でアメリカと戦うのは、自滅の戦争であることが子供でもわかる状態だった。だが、それに反対するのは、天皇が許さない。そういった仕組みが二・二六で完成した。

中国への戦争に反対していた真崎大将を二・二六事件の「黒幕」だとして刑務所に閉じ込めている間に、統制派は中国との戦争に火をつけた(1937年の盧溝橋事件)。こうして最後にイルミナティの日本滅亡計画(敗戦革命)を完了させるため、アメリカを相手に戦わせたのが「太平洋戦争(Pacific War=平和の戦争)」である。近年になって公開された米国政府文書により、アメリカがわざと真珠湾攻撃に日本を誘い出したことは明かになっている。開戦時、日本側では、内大臣の木戸幸一が中国からの撤兵反対、米国との対戦を主張して、米国の謀略に合わせていた。たが、木戸というより裕仁だ。近衛はその逆だった。終戦の半年前の昭和19年2月には「近衛上奏文」(「一億玉砕」はレーニンの「敗戦革命論」のための詞)で戦争に導いてきた軍人たち(共産主義に染まっていた)の一掃を勧めているが、裕仁はこれを無視し、特攻隊、本土空襲、原爆投下をまねいている。

太平洋戦争は、1941年12月8日(カトリックでは聖母の無原罪の御宿りの祭日)の真珠湾攻撃に始まり、1945年8月15日(カトリックの聖母被昇天の祝日。ザビエルの上陸記念日)の「終戦の詔勅(玉音放送)」で終わった。

裕仁の売国奴ぶりは終戦後も続く。吉田茂は、日米講和条約が成立すれば米軍は撤退するものだと思っていた。ところが、吉田茂の知らないところで昭和天皇が裏取引し、ダレス(ロックフェラー財団の有力者)と秘密交渉、米軍が無期限に日本に駐留することにさせた。沖縄は半永久的に米国の領土として認めるといったことをダレスに言っている。

「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」

皇道派の支持者だった山口富永(ひさなが)さんが昭和19年に陸軍に入隊するとき、真崎大将を訪ねて聞いた。「いま日本に天皇陛下はおられるのでしょうか?」 それに真崎大将は「226の将校もそれを嘆いて死んでいった」と答えている。その真崎大将も、宮中(裕仁)に抵抗することはできなかった。真崎大将の死後、その長男が裕仁の通訳を30年も務めた。この天皇の呪縛を超えない限り、日本人に未来はない。


以下は、この講義の全編の文字起こしである。

70年以上に亘って日本国民に対して絶対的に隠蔽され続けてきた
2・26事件の真相、全面開示

太田龍

(週刊日本新聞)

2008年1月25日 日本義塾公開講義

バーガミニ『天皇の陰謀』の「新版への序文」に埋もれていた衝撃の事実

バーガミニの『天皇の陰謀』、最初の上下2巻の版じゃなくて、1983年に出た新書版・全7巻の第一巻の巻頭にバーガミニが「新版への序文」というのを書いている。このバーガミニの新版への序文は、私の判断では大変重要なんですけど、私の知る限りバーガミニの新版への序文を読んでその重要性に気がついて、ちゃんとコメントする、意見を発表するというか、注意を喚起するというか、そういう事をした人を私は誰も知りません。多分誰もやってないんじゃないですか。すごく重要ですよ。


バーガミニの全二巻本も今はとても手に入りにくい。新書版は更に手に入りにくい。この新書版は、私がよく読んだらかなり無断で削除してます、全二巻本からね。あんまり良い本でもない、熱心に読まれないかもしれないけども、バーガミニの「新版への序文」は新書版しか載ってないです。ほとんどまともに読まれてないんじゃないかと思う。それでコピーして差し上げたんです。

今日は「二・二六事件の真相の全体開示」ということをお話しします。ここにバーガミニの後編の32頁のコピーがあるでしょう。二・二六の青年将校達の決起趣意書がそのまま載せてあります。この決起趣意書というのは、バーガミニの本に説明してありますけど、青年将校の主な人達が自分で文章を作成したんでしょう。それを北一輝のところへ持っていったら、北一輝が文章に手を入れて、メリハリの効く語呂にしたと書いてあります。決起趣意書をお読みになったことありますか?

川島陸軍大臣が昭和天皇に謁見して天皇の前で決起趣意書を、青年将校はこういう趣旨で決起したようですと読み上げるわけですよ。読み上げたら裕仁がどう考えたかという事をバーガミニが書いています。

私が決起趣意書を読み上げてみます。これはすごく難しい字を使っていて、今の日本人にはサラサラなんて読めなくなっていると思うんです。私も一か所読めない字があります。辞典を引いて来ればよかったんですけど一か所は読めない字があります。意味はわかりますけれど。読んでみますね。

謹んで惟(おもんみ)るに我が神洲たるゆえんは、万世一系たる天皇陛下御統帥の下に、挙国一体生々化育(せいせいかいく)を遂げ、ついに八紘一宇を完うするの国体に存す。この国体の尊厳秀絶は、天祖肇国神武建国より明治維新を経てますます体制を整へ、今やまさに万方に向って開顕進展を遂ぐべきの秋なり。

しかるに頃來、遂に不逞凶悪の徒、簇出(そうしゅつ)して、私心我慾を恣(ほしいまま)にし、至尊絶対の尊厳を藐視(びょうし)し僭上(せんじょう)これ働き、万民の生々化育を阻害して塗炭の疾苦を呻吟(しんぎん)せしめ、したがって外侮外患(がいぶがいかん)、日を追うて激化す。

いわゆる元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等は、この国体破壞の元凶なり、ロンドン軍縮条約ならびに教育総監更迭における統帥権干犯、至尊兵馬大権の僭竊(せんせつ)を図りたる三月事件あるいは学匪、共匪、大逆教団等の、利害あい結んで陰謀至らざるなき等は最も著しき事例にて、その滔天(とうてん)の罪悪は流血憤怒、真に譬(たと)えがたきところなり。中岡、佐郷屋、血盟団の先駆捨身、五・一五事件の噴騰、相沢中佐の閃発となる、まことに故なきにあらず。しかも幾度か頸血を濺ぎ来たって今なお、いささかも懺悔反省なく、しかも依然として私権自欲におって・・・苟且(こうしょ)(これが分かんないんですねぇ、苟も且つっていうんですね)偸安(とうあん)を事とせり。露支英米との間、一触即発して祖宗遺垂のこの神洲を一擲(いってき)破滅に堕せしむるは火を睹(み)るよりも明かなり。

内外真に重大危急、今にして国体破壊の不義不臣を誅戮(ちゅうりく)し、稜威をさえぎり、御維新を阻止し来れる奸賊を芟除(さんじょ)するに非ずして皇謨(こうぼ)を一空せん。あたかも第一師団出動の大命煥発せられ、年来御維新翼贊を誓ひ殉死捨身の奉公を期し来りし帝都衞戍(えいじゅ)の我等同志は、まさに万里征途に上らんとしてしかも顧みて内の亡状に憂心転々禁ずる能はず。

君側の奸臣、軍賊を斬所(ざんじょ)して、彼の中枢を粉碎するは、我等の任として能く爲すべし。臣子たり股肱たるの絶対道を、今にして尽くさずんば、破滅沈淪を飜すに由なし。ここに同憂同志機を一にして蹶起し、奸賊を誅滅して大義を正し、国体の擁護開顕に肝腦をつくし、もって神洲赤子の微衷を献ぜんとす。皇祖皇宗の神霊、ねがわくば照覧冥助を垂れたまわんことを。

昭和十一年二月二十六日

っていうんですね。ここにバーガミニが説明してます。裕仁は黙ったままその趣意書に耳を傾けた、その激烈な言葉と軍人精神の勇敢な見せかけの背後に裕仁は彼の好戦的な全政策への完全な否認を読み取ることができた。ベールをかけた腹話的な言い方で反乱者たちは裕仁に請うてこれ以上の外征上の紛争の危険から手を引き、彼の勢力を内政改革と日本の伝統的な大和魂の保持に傾けるように求めていた、という風にバーガミニは説明しているんです。

バーガミニは、二・二六の決起趣意書と、それを裕仁が聞いてどう考えたかという事について、このように説明しているんですけど、こういう説明は、今まで日本人は全く聞いたことはないですよ。バーガミニの評価、説明は大変妥当な、非常に当たり前の説明だと私は思うんですね。

しかし、裕仁はそういう風に考えたけど、川島陸軍大臣、本庄侍従武官長、その他陸軍の中枢将官のほとんどは、こういう青年将校の決起に完全に同調、共鳴というか同情というか支持というか、そういう風な気分だったわけですね。そのことをバーガミニは事実に即してちゃんと説明しています。しかし、日本で今まで出版されている、公表されている、あるいはテレビ、その他等で言われている説明とは甚だしくギャップがあるわけですよ。それで、問題がどこにあるかをまず明確に設定しないとダメですよ。

これはバーガミニの英語の巻の上巻です。上巻と下巻があって、全一巻本というのもあります。日本の翻訳は1973年に出た、いいだもも訳の上下二巻、約1100頁少しなりますかね。バーガミニの本は、日本語で出たものとしてはもちろん、その前の英語で出たものとしても、明治以降の日本の歴史、とりわけ大正天皇以降、大正11年に裕仁が摂政になって以降、昭和天皇が日本の国家の中枢を握ったわけです。その昭和天皇の歴史の真相について、バーガミニの本が初めてそれを明らかに光を当てたんですよ。

この本がアメリカで出たら、凄い大ベストセラーになって色々な人が非常に高く評価した書評を書いたりしてるんです。ところが! これはよく熟読してくださいね。短い文章でしょう。83年の新版、新版というのは日本語の新書版が出るのでその序文を寄せたわけです。驚くべきことが書いてあります。

「天皇の陰謀が物書きとしての私の経歴をお終いにしてしまった」と言ってるんですよ。

これはビックリしませんか? 非常に私はビックリしましたよ、それを初めて知って。

この本が出た1971年以来、大ベストセラーになったんです。良く調べると、なんとこのバーガミニという人はアメリカの大学を出た後、ローズ奨学生になってオックスフォードに入学してます。ローズ奨学生のオックスフォード卒業生ですよ。これは欧米ではとてつもないエリートです。インサイダーの候補です。そういう人が、自分は日本に非常に縁が深いので昭和天皇の歴史を中心とした日本史を書いてみようという訳で、アメリカの有力な権力層から日本の多くのインサイダーへの紹介状を貰って、インタビューしたりして、本もたくさん買って、京都に住んで、京都の学生・卒業生とかを助手にして、非常に詳しい調査をして、日本のインサイダー、元将軍、元なんとかという人たちのインタビューをしたりして書いた本ですよ。これは凄い本だということで前途洋々かと思うと、とんでもない。この本を出したおかげで、自分の物書きとしての経歴がおしまいになったって言ってるんです。

内輪に見積もっても200万〜500万ドル。今のドルではなくて1970年代だからもう少し価値があったんじゃないでしょうか。200万〜500万ドルが、私を押さえつけておく賄賂ないしは監視料として使われたって言うんですよ。奇妙奇天烈な話じゃないですか? いかなる手段によるにせよ、その勘定、つまりお金は日本政府からは出ていないって言うんです。じゃあ誰がそのお金を出したんですか?

「とりわけエドウィン・O・ライシャワーが、私を押しつぶす大きな蝿叩きを作るために手を貸した」って言うんですよ。ライシャワーは、気の赴くままに合衆国の大学に与える贈り物を持っていたし、日本での訓練期間中に彼に借りを作ったCIAの手の者達の中核の献身を受けていたって言うんです。つまり、ライシャワーを中心とする、アメリカのまさしく権力エリートが、バーガーミニを著述家として葬り去るために全力を尽くしたわけです。賄賂ないし監視料というのは、バーガーミニの著述家としての活動の全てに渡って完全に抹殺するように米国の権力が総力を挙げて襲いかかったんですよ。奇妙奇天烈な話じゃあないですか?

本を5冊書いたけどね、出版社に持って行くと、すかさずその出版社に手がまわって、その賄賂ってわけで、これだけ金をやるからバーガーミニの本は出すな、どうのこうのって訳ですよ。アメリカの日本問題専門家は全部ライシャワーの息がかかってますからね。ライシャワーが命令して「あいつはもう一切相手にするな」って言うわけです。

そんな風にして、彼はあっという間に物書きから転落していくわけですよ。そうしてね、いまの私はマイクロコンピューターを売ったり、コンピューターのプログラムを作ったりすることで身を立てておりますって言うことになっちゃった。そして、彼は「私の愛国心は幻滅に帰した」、つまり、アメリカは自分の祖国と思っていたがとんでもない、自分が1冊の本を書いたが為に、アメリカという国家は自分に襲いかかって、自分を叩き潰そうと、もう叩き潰してしまった。愛国心ってのものは無くなったと、そう言ってますよ。

これは実に驚くべき序文ですよ。バーガーミニの本は、日本の天皇を中心とする体制にとっては、絶対あってはならない本だと考えるのは当然ですよ。ところが、日本ではなく、アメリカの国家権力そのものが、バーガーミニに襲いかかった。それはこの本が、米国つまりイルミナティにとって虎の尾を踏んだ、絶対隠蔽すべきタブー、隠蔽すべき秘密を、バーガーミニが白日の下にさらけ出してしまう。そういう悪い事をした、犯罪を犯したという評価ではないかと。従って、そういう扱いを彼は受けるわけですよ。

いいだももさんが翻訳者ですけど、いいだももさんがね、このバーガーミニの新版の序文を高く評価して、何かコメントしたかどうか、私は調べてないけど、少なくとも私は知りませんよ。

それで、アイリス・チャンという人が、すごく悪名をつけられてしまったTHE RAPE OF NANKING という本、アメリカで出たら日本の天皇教狂信者達が一斉に襲いかかって、あれはとてつもない出鱈目だインチキだ悪書だって言ってすごく悪評が充満して、一般の日本人はそういう悪評だけ耳に入っていて、本物の本は全く知らないっていうことが続いて、最近10年後に日本語訳が出ましたね。その日本語訳を読んだら、そのバーガーミニの本がいろいろ引用されてます。しかし、アイリス・チャンも、アメリカでも高名な偉い学者達はみんな、バーガーミニの本を否定してるっていう風に言ってるんです。だから、普通の人は理解不可能です。


何故そうなるのか? 日本の天皇教信者と日本の国家権力とその他、それに類する御用作者・御用学者・その他が、バーガーミニを否定するのは当然でしょう。しかし、なんでアメリカの権力がバーガーミニを葬り去ろうとするのですか。この本は全くのインチキだって否定するんですか。それはまさしく、昭和天皇が単に日本的存在であるだけではなくて、イルミナティ、サタニスト世界権力によって育成された、極めて有能な重要な貴重な傀儡である、イルミナティ、サタニスト世界権力の道具として裕仁は機能したし、ずっとこの本が出た当時もそうだし、今に至るまでそうである、ということの明確な証拠であると私は思います。そう評価することで、バーガーミニの本の重要性と、今それを再評価して日本人がちゃんと勉強する、消化することを始めるべき緊急な必要性があることが証明されると思います。

裕仁は別のことを考えていた

それで、私が読み上げた「蹶起趣意書」については、侍従武官長も、陸軍大将も、他の軍事参議官(まだ予備役になっていない現役の陸軍大将の全部か一部が天皇の軍事顧問の役割を果たすよう設定された職務。軍事参議官会議とは昭和天皇の諮問に答える)も、将官クラスも、ごく少数の非常に突拍子もないへんてこりんな軍人以外の、当時の日本の軍人・将校のほとんどが、この蹶起趣意書にすごく共感したわけです。

当時の日本の人口の6〜7割は農民ですけど、その農民は、第一次大戦後の軍が入ってきて、それから昭和4年(1929年)の世界経済大恐慌の前後からずっと続いてる、日本の経済恐慌の結果、農村は生きることも、死ぬこともできない様な塗炭の苦しみを味わってるわけですよ。兵隊はそういうところから出てくるんですから、将校はそれをひしひしと感じてるわけですよ。だから、多かれ少なかれ趣意書に書かれていることは、天皇の重臣などを殺したというのは、私利私欲、私的目的の為ではなく、こういう趣旨を掲げて、何とか変えてもらいたいと決起した志を酌むべきではないか、少なくとも天皇はその志を酌んで名誉を与えてもらいたいというのが、当時の(海軍は別ですけど)陸軍の首脳層のほぼ全員一致の考えです。

それでも、裕仁は全然問題にしないわけです。全然別の考えなんです。

バーガミニは、二・二六が起きた後、裕仁は単身、厳密に言えば一人じゃないですね、裕仁のそばにいた木戸幸一は、そのころ内大臣府秘書官長だった。二・二六で内大臣の斉藤実が殺されたでしょう。そのあと(1940年から)木戸幸一が内大臣になった。しかし木戸幸一1人じゃない。裕仁(昭和天皇)の摂政時代から、「十一会」という私的な結社を主宰してるんですよ、昭和天皇の顧問団。しかし、バーガーミニは、昭和天皇は単独で自分の考えを強行突破して、あらゆる反対、異論を押し潰して、いくつもの政治決戦に最終的に勝利したと評価してます。

それは全く正当な評価です。日本人は、そんな話はいまだかつて聴いたことがないですからね。だからね、それは非常に衝撃的な評価ですけど、バーガミニの本を最初から読んでいくと、当然そうなるとわかる。

薩摩と長州の宮中掌握

二・二六事件の当事者、関係者をあげていくと11項目ぐらいになる。決起趣意書については先程お話しました。二・二六事件の主役として、表面に出てくるのは4つの勢力なんです。昭和天皇、陸軍の北進派、陸軍の南進派、決起青年将校団の4つです。しかし現象面として挙げていくと、そう言えるという事であって、その現象では物事の本質は見えてこない。本質は何か、さかのぼって突き詰めていくと、落合莞爾さんが吉薗(よしぞの)周蔵〔上原勇作陸軍元帥の私的特務をしていた人物〕の手記について、今ニューリーダーに連載していることの画期的な意味、今まで日本人が全く知らされていない、気がついていない、極めて重要な根源的な近代日本の状況を知る為の要素があります。私も落合さんの連載を読んでいて気がついたんですけど、そもそも孝明天皇を弑逆(暗殺)した主役が長州なんです。公家の一部(岩倉、三条など)が共同謀議して実行したんでしょう。ところが、薩摩が長州と共同歩調をとらないと、それはうまくいかないんですよ。薩摩が孝明天皇を弑逆して大室寅之祐を天皇にすり替えて、イルミナティの傀儡として全く偽者の天皇をでっちあげて、それを本物の天皇として日本人に見せかけて、日本人をずっと騙して、その真相を絶対に秘密にする、そういうシステムを作る上に、薩摩と長州がその二つの主役だった事を私は既に色々なところで言ってます。

しかし薩摩は西郷隆盛が主たる人物。西郷隆盛は、イルミナティのコントロール下で彼らの傀儡となって日本を支配するというような生き方には、究極的にNOと言ったんです。NOと言ったのでフリーメーソンがイルミナティに西郷隆盛の排除を命令したんです。長州と薩摩も彼らの傀儡に対して。それが西南戦争です。西郷さんと一緒に薩摩の武士の約半分は殺されました。残った半分はどうなったかというと、そのすぐ後に大久保も殺されて、その為に、薩摩の力が弱くなって長州のひとり天下のように思われるわけです。

ところが、実はそうでもないんですね。その事を落合さんがずっと調べていって、重要な事実を発見しました。薩摩は英国と戦争をやって、長州は4カ国と戦争をやって、敗北したら掌を返すようにイルミナティの家来になるわけですよ。薩摩も長州も。そして薩摩藩は有能な青年武士をフリーメーソンのグラバーの手引きで英国に留学させた。長州ファイブと英国では言うようですが、その中の一人が伊藤博文です。それから井上(馨)。伊藤と井上は明治時代ずっとペアで日本を支配する。その他、その長州ファイブが、フリーメイソンと、フリーメーソンを上回る直系の長州政権内の決定的なワンワールドの支持の元に動く。これについては加治将一という人の本に割と詳しく書いてある。ところが薩摩も長州とほとんど同時に何人かの青年武士をロンドンに留学させている。そのほうもワンワールド・フリーメーソンに会っただろうと加治って人も言ってます。

しかし、落合っていう人が言うのには、西郷軍(西郷さんの陣営)が完全に潰された後、薩摩は長州に対して弱体化したかというと、そうではないんですね。西郷、大久保、吉井友実〔よしい・ともざね、1828〜1891年。西郷、大久保と同等クラスで、薩摩藩のナンバー3。フランスに留学してワンワールド・フリーメイソンに加入し、明治初期から宮中に入っていた。西郷、大久保なき後、ワンワールドの代理人として宮中を掌握〕の3人が主要な指導的人物と言われていて、その吉井というのが明治になって留学してフリーメーソンに加盟したと落合さんは言ってる。陸軍に入るけど留学して、そして宮中に入る。つまり、ワンワールド、フリーメーソンは宮中を完全に掌握する事を重要な政治課題として設定したと私は思います。

それから、松方正義〔まつかた・まさよし、1835〜1924年。薩摩藩。金融を掌握〕は有名な財政家・金融家ですけど、これもワンワールドでロスチャイルド直系の子分だと言ってます。従って薩摩はワンワールドを通じて西郷さん一派が完全に消えた後も金融を押さえ、宮中を押さえる。そういう風にしてワンワールドは長州の陸軍、薩摩の金融・宮中の勢力が二本立て、両建てで日本をコントロールしたと、私が要約するとなります。

これは私は気がつかなかった。その後、高島鞆之助〔たかしま・とものすけ、1844〜1916年〕という長州(薩摩の言い間違え)の有望というか有能な武士が、陸軍中将になるけど、やはり宮中に入るんです。高島鞆之助もヨーロッパに留学してフリーメーソンに加盟したと言うんです。薩摩の吉井と高島が、普通の歴史には全く出てこないけど、長州の陸軍、官僚と並んで同時にワンワールド、フリーメーソンの日本支配の極めて重要な陣営として機能してる、という事なんです。

私がここで何を言いたいかと言うと、大室寅之祐を擦り替えて天皇にはした。当然、京都で継続してきた日本の朝廷、天皇の系統とはまるで別物ですけど、別物であるにも関わらず、継続した天皇家の正統であると日本人に思わせないといけません。これは非常に難しい仕事ですよ。代々ずっと続いた天皇の正統な継承者であるというふうに日本国民に思わせるように、パフォーマンスというか、フリというか、演技というか、そういう風に作ると同時に、裏のほうでは国民に全く知られないところで宮中はワンワールドの司令通り忠実に動くように演出しなければならない。これは途轍もない難しい仕事ですよ。そういう場に際したのが、吉井と高島。薩摩の非常に有力な武士団の実力者です。

という事を、上原勇作〔うえはら・ゆうさく、1856〜1933年。薩摩藩。山県有朋と同時代の陸軍大将。吉井、高島のひいきで出世。やはりワンワールド〕を調べていた落合莞爾が気がついたという訳なんですね。そういう風に見ると今問題になってる事が凄くよく解る。そうして宮中を握るでしょう。そうすると出てきた現象はどうなるかというと、皇族の男子は全員原則として軍人になるべしというような規則にするんです。軍というのは、陸軍か海軍かのどちらか。従ってバーガミニは、明治、大正、昭和と皇族の表をずっと作って、追って行くわけです。驚いた事に日本には皇族がどうなっているかについて詳しい情報は全くない。変な話だが、わざとそうしてる。そこを調べて行くと、皇族の男子の軍人というのが、陸軍軍人、海軍軍人、ものすごくたくさんいる。そんな事は孝明天皇までの日本の天皇の伝統には存在しないです。

明治天皇がそんな事を考え出して、こういう風にしようなんて事はあり得ない。ワンワールドの司令を受けた宮中を完全に支配する力を得た、吉井、高島、そういう薩摩の藩閥勢力によって宮中がそういう風に作り変えられていった訳ですよ。陸軍軍人、海軍軍人らの皇族は、当然の事ながら英国、フランス、プロシア(ドイツ)、その他ヨーロッパの王室、陸軍・海軍の軍人のシステムをそっくり同じ様なものを作るわけですよ。
:引用終了
http://tomoakii.jugem.jp/?eid=48
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/724.html#c15

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