66. トンチキ 2014年2月23日 00:01:58 : ccSBwiVlD2M.2 : UljKcW8cqQ
元レバノン大使の天木さん。2003年に当時の小泉純一郎総理大臣の外交姿勢を問う『さらば外務省! - 私は小泉首相と売国官僚を許さない -』を上梓され、私も読ませてもらいなかなか気骨のある人と思っていましたが、最近は「ヤキ」がまわったようですね。今回の彼のブログの内容が意味不明で当方よくわかりません。
中でも、
「慰安婦問題を否定する事は、米国にとってはレッドカードを出さぜるを得ない踏み越えてはならない一線だ。もしこの石原証言をきっかけに安倍首相が河野談話の見直しを始めるなら、その時こそオバマ政権は安倍首相を見限るだろう。 いや、その前に、女性の尊厳を傷つける安倍首相とは仕事をしたくないとキャロライン・ケネディ大使は帰国するだろう。」
のくだりが特に意味不明ですな。
河野談話のおかげでこれまで韓国にいい様に振り回されてきた日本です。例えばグレンデール市の慰安婦像の設置及び説明文が良い例です。今回予算委員会で石原参考人は「強制連行の確かな証拠もなく曖昧な証言をもとに作成された資料を基に当時の河野官房長官が談話を発表」したくだりを淡々と明確に証言されております。
いい加減な事実に基づいた河野談話を見直すことは、真実を明らかにするとともに我が国の国益にもかなう当然のことではないでしょうか。事実に基づかない談話を見直すことが何故女性の尊厳を傷つけることになるのかよくわかりませんな。日本維新の会の山田宏議員は「強制連行がもし事実であれば勿論その事実を認め、国として謝らないといけませんが・・」と断ったうえで石原参考人に質問し答弁を得た事も付記しておきます。



もう一つ、お話しすべき組織に、OTPOR!があります。OTPOR!は、2000年に、セルビアの出来事に関与した組織です。民主化推進の組織ではなく、実際は、ミロシェビッチと共に次点候補だったコシュトニツァが、どのみち勝っていたはずの2000年の選挙を押し退けた組織なのです。ところが、彼等は、第2回投票の実現を妨害したのです。そうして、彼等は基本的に政権転覆の条件を確立したのです。それがカラー革命でした。
そして後に、OTPOR!は、CANVASと呼ばれるコンサルタント会社になりました。多数の国々で実行されている非暴力的な形の活動をしているのです。CANVASのロゴは握り拳です。また、彼等はグルジアに関与しました。彼等は様々な旧ソ連共和国に関与しました。彼等はイランに関与しました。彼等はエジプトに関与しましたし、チュニジアにも。彼等は、いわゆる革命家集団にコンサルティング・サービスを提供しています。けれども、彼等は、一方で、フリーダム・ハウスや、国務省や、アメリカ議会やアメリカ諜報機関と密接につながっているアメリカの財団、全米民主主義基金に支援されています。つまり実質的に、CANVASは実際は、CANVASの研修プログラムを支援しているアメリカ諜報機関のコンサルティング部門として機能しているのです。
我々は今、いわゆるアラブの春の抗議運動のエジプト人指導者達が、ベオグラードで訓練されたことを知っています。彼等はOTPOR!に訓練されたのです。また、握り拳の印がエジプトでも使用されたのも、驚くべきことではありません。しかも、この印は多くの国で使用されています。グルジアの抵抗運動の名前の意味が“たくさんだ”というのは興味深いことです。そしてエジプトのキファヤ運動も、アラビア語で“たくさんだ”という意味です。ですから実際、いくつかの国で、同じ名前、同じロゴ、同じキャッチ・フレーズを目にすることになるのです。しかし、CANVASは、様々な国で、運動を支援する職業的コンサルタントとして機能しているのですから、これは決して偶然ではありません。
エジプトの場合で気がついたことですが、キファヤ、4月6日運動や、ムスリム同胞団で構成されている主要団体は、決して、湾岸戦争の真っただ中、1991年から、エジプトに押しつけられたIMFと世界銀行のマクロ経済改革、新自由主義的な思惑には、実際決して異議を申し立てません。私は偶然、まさにその瞬間にエジプトにいました。財務大臣の事務所にいたのです。そして改革が押しつけられました。そして、20年間にわたる期間、エジプトが、こうした破壊的なマクロ経済改革にさらされ、農業の破壊や公共部門の大量失業がおきました。
また、マスコミにもシリアで起きていることを報道する責任があります。そして、重機関銃で武装した抗議行動参加者がいるのであれば、彼等にはそれを認める責任があります。それは抗議運動ではなく、反乱なのですから。
















題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。