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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100461
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100461.html
[近代史4] 「ロシア革命」を実行したユダヤ人とそれを支援したユダヤ人 中川隆
2. 中川隆[-8378] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:11:10 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[28]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html


 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
https://vpoint.jp/column/16017.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1025.html#c2

[近代史4] ロシア革命を支援したユダヤ金融資本 中川隆
3. 中川隆[-8377] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:12:08 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[29]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
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http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1110.html#c3

[近代史4] 帝政ロシアから大量のユダヤ移民がアメリカに逃げてきて共産主義者になっていった 中川隆
1. 中川隆[-8376] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:12:49 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[30]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
https://vpoint.jp/column/16017.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1214.html#c1

[近代史5] アメリカの共産主義者の実態はユダヤ移民 中川隆
2. 中川隆[-8375] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:13:30 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[31]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
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http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/366.html#c2

[近代史5] ネオコンとはトロツキスト共産主義のこと 中川隆
31. 中川隆[-8374] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:13:48 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[32]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
https://vpoint.jp/column/16017.html
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[近代史5] ロシア・ウクライナの歴史と現代史 中川隆
9. 中川隆[-8373] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:14:18 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[33]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
https://vpoint.jp/column/16017.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/472.html#c9

[近代史5] ロシア・ウクライナの歴史と現代史 中川隆
10. 中川隆[-8372] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:15:23 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[34]
【英文資料】ソルジェニーツィン氏が、最新歴史研究書のなかでロシア革命におけるユダヤ人の役割を総括
http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/753.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 4 月 26 日 22:15:26:

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/472.html#c10
[近代史4] ソルジェニーツィンの世界
ソルジェニーツィンの世界


ソルジェニーツィン死す
http://russia.hix05.com/history-1/history104.soldzenitsin.html

旧ソ連の反体制作家として知られるアレクサンドル・ソルジェニーツインが死んだ。89歳だった。「イヴァン・デニーソヴィッチの一日」、「ガン病棟」、「収容所群島」などの作品は、旧ソ連共産主義体制に潜む非人間性を暴いたものだが、同時に人間の普遍的な感情を描き出したものとして、世界の文学史上において特別の位置を占めるに値する。

こんなところから、ソルジェニーツインは20世紀ロシア文学の最高峰として、ロシア文学史上トルストイやドストエフスキーに匹敵する位置づけを付与されるとともに、スターリニズムの犠牲者としては、アンナ・アフマートヴァ、ヨシフ・マンデリシュターム、ボリス・パステルナークなどと比肩されてもいる。

筆者が始めてソルジェニーツインの作品をひもといたのは、学生時代に読んだ「イヴァン・デニーソヴィッチの一日」だ。それを読んだときの強烈な印象は今でも忘れていない。


この不思議な小説の中では、主人公シューコフの収容所での一日が淡々と綴られている。それは非人間的で、やるせなくなるような一日なのだが、そのやるせなさを生きるシューコフの意識には、今の一瞬をどうやって生きていこうかという、実際的な関心しかない。読者はそんなシューコフの意識の流れに知らず知らず引き込まれてしまう。

そして、いきなり衝撃的な結末がくる。シューコフは収容所でのつらい生活に不満を漏らすわけでもなく、今日一日を何とか無事にやり過ごせたことに、ささやかな満足さえ覚えるのである。


ソルジェニーツインの語り口はきわめて穏やかで、滑らかである。だから異常なことを語っているのに、読者はそれがごくありふれた日常的なことなのだと、錯覚しかねない。しかし彼の設定する終末は、その数行の文章で以て、先行するすべての文章に匹敵するような重みがある。

「ガン病棟」では、ガンに対する恐れや回復の希望について延々と語られたあとで、主人公は退院していくが、それは未来の明るさに通じているわけではない。主人公は退院に際して「心臓をわしづかみにされた」ような苦痛を感じさえする。その苦痛は、せっかく仲良くなった看護婦と別れなければならない悲しさかも知れず、あるいはこれから向かっていく未来がぼんやりとしたものでしかないことへの、不安なのかもしれない。作者はそのことを読者の想像力にゆだねて筆をおくのである。


「イヴァン・デニーソヴィッチの一日」はソルジェニーツィン自身の体験から生まれた作品だ。彼は1918年に、新生ソ連の最初の子として生まれ、少年時代と青年時代を通じて社会主義体制に忠実だった。それがあるきっかけで反体制のレッテルを貼られ、監獄と収容所での、長くて苦しい生活を送らざるを得なくされた。この作品の中で展開している世界は、ソルジェニーツィン自身が収容所の中で送った日々をそのまま映し出しているのだ。

ソルジェニーツィンが逮捕されたのは1945年だった。逮捕理由は、彼が友人に宛てて書いた手紙の中で、スターリンを「髭のオヤジ」と表現したからだった。逮捕されるや彼は、監獄と収容所とを転々とさせられた。最後にはカザフスタンのエキバストゥーズという収容所に入れられたが、そこが後に「一日」の舞台となる。

1953年には、ソルジェニーツィンの公式の刑期は終了したにかかわらず、彼は改めて「終身流刑」の判決を下され、コク・テレクという砂漠の町に配流された。だがそこで執筆の自由を得たソルジェニーツィンは、学校で物理学を教えながら、さまざまな作品を書き綴るようになった。


1956年にフルシチョフがスターリン批判を行うと、ソ連の社会主義体制にも光明が見えてきたと感じさせた。ソルジェニーツィンはもしかしたら、自分の作品が出版できるかもしれないと、一抹の希望を抱くようになった。

1962年に「一日」を書き終えたソルジェニーツィンは、それを友人のコペーレフに示した。コペーレフは収容所でのつらい毎日をともにした同士だった。

コペーレフはこの作品を是非出版したいと思い、関係者の間を奔走した。当時はまだ検閲制度が機能していたので、出版には共産党の承認が必要だった。コペーレフたちは、思い切ってフルシチョフに作品を読ませ、検閲をクリアしようとした。幸いなことにこれを読んだフルシチョフは感動して、出版にOKを出したのである。

こうして「一日」は1963年になって、「ノーヴィ・ミール」に掲載され、瞬く間に大反響を呼んだ。しかしそれに対する共産党アパラーチキからの反撃もすさまじかった。ソルジェニーツィンは裏切り者と罵られ、監視されるようになった。折からフルシチョフが失脚しブレジネフの時代になると、ソ連は再び息の詰まるような空気に包まれた。1969年には、作家として生きていくために必要な条件だった、作家協会会員資格を剥奪された。


1970年にノーベル賞を受賞したソルジェニーツィンは、ストックホルムから招待されたが、いったん国外に出ると二度と戻れないことを恐れて、辞退した。その代り受賞受諾演説を書いてストックホルムに送った。その中でソルジェニーツィンは次のように書いた。

「収容所の移転のさなか、囚人たちの隊列に混じって、夕方の厳しい寒さの中を、暗闇を通じて流れてくる光を見ながら、全世界に向かって叫びたい思いが、胸の中から湧き上がってくるのを感じた。もし世界が我々の声を聞いてくれるなら、そうしただろう。・・・作家や芸術家には、虚偽を打ち負かす力がある。」

その頃に畢生の大作「収容所群島」を書き上げたソルジェニーツィンは、その出版準備に取り掛かった。かれは原稿のコピーをパリとニューヨークの出版社に送ったが、まず先にソ連で出版することにこだわった。ところがKGBがソルジェニーツインの秘書エリザヴェータ・ヴォロニャンスカヤを査問して、秘匿していた原稿を押収し、それを苦にしたエリザヴェータが首吊り自殺するという事件が起こった。これがきっかけになってソルジェニーツィンは作品の海外発表に踏み切る。

強制収容所の存在やその実態を取り上げることは、ソ連においてはタブーだった。このタブーをあえて犯したソルジェニーツィンを共産党政権が見逃すはずはなかった。1974年、彼は逮捕されて、国外追放の処分を受けるのである。


ソルジェニーツインはアメリカ・ヴァーモント州の片田舎に居を構え、そこで再びロシアに戻れる日を夢みていたようだ。だから彼はアメリカというものに興味を持つことができなかったし、まして理解しようともしなかった。

そんなソルジェニーツィンを、アメリカは最初、人道主義のチャンピオンとして迎え入れたが、人々は次第に彼から遠ざかっていった。ソルジェニーツィンは物腰が尊大で、言うことといえばロシアの自慢とアメリカへの不平ばかりという噂が広がったのだ。

フォード大統領も最初はソルジェニーツィンを温かく迎え、彼との会談を設けようとまで思ったが、アメリカに対するソルジェニーツィンの否定的な見方を嫌って、取りやめたほどだ。

1978年ハーヴァード大学で行ったソルジェニーツィンの講演は、彼に対するアメリカ人の見方をさらにシビアなものにした。彼はその中で、アメリカの政治システムと社会慣習を手厳しく批判し、その反面ロシア社会の美質を説いてやまなかった。そのため聴衆の軽蔑を買い、アメリカの学生ではなく、ロシア人を相手に話しているようだと、揶揄された。

1993年、ソルジェニーツィンは18年余りに及ぶ亡命生活の末、ついにロシアに戻ることができた。その時に彼が最初にしたことは、ロシアの大地に膝まづいて接吻することだった。

最晩年のソルジェニーツィンはますますロシア中心主義に傾倒していった。その結果周りのロシア人からも理解されなくなった。当のソルジェニーツィンは同時代のロシア人たちを、伝統を放擲して西欧的な悪癖に染まりつつあると、罵ってやまなかったのである。

ソルジェニーツィンの反ユダヤ主義的傾向も云々されるようになった。彼は強制収容所の全貌を暴くといいながら、そこにいた囚人たちの大部分がユダヤ人であったことにはふれていない、というのだ。

こんなわけで、ソルジェニーツィンはその生涯の最後の数年間、世界から受け入れられない存在になってしまっていた。

恐らくソルジェニーツィンは、余りにも長く生き過ぎたのだろう。だが彼の壮年期の作品は、人類の歴史に大きな足跡を刻み続けるに違いない。

(参考)Solzhenitsyn, Literary Giant Who Defied Soviets, Dies at 89 By Michael Kaufman NYT

http://russia.hix05.com/history-1/history104.soldzenitsin.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html

[近代史4] ソルジェニーツィンの世界 中川隆
1. 中川隆[-8371] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:27:13 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[35]
ユダヤ民族とその「不愉快な事実」
  編集局  2014/4/19(土)  ウィーン発コンフィデンシャル|コラム 
https://vpoint.jp/column/16017.html

 1917年のロシア革命は人類史上初の社会主義革命だった。その革命の主導者、ウラジーミル・レーニン自身はロシア人だったが、彼の側近にはユダヤ系出身者が多数を占めていた。

 レーニンも厳密にいえば、母親がドイツユダヤ系だからユダヤ系ロシア人だ、ともいわれている。カール・マルクスもユダヤ系出身者だったことは良く知られている。すなわち、マルクス・レーニン主義と呼ばれる社会主義思想はユダヤ系出身者によって構築されたわけだ。スターリンがその後、多くのユダヤ人指導者を粛清したのはユダヤ人の影響を抹殺する狙いがあったという。

 興味深い点は、ユダヤ民族はロシア革命にユダヤ人が関与したという事実を否定してきたことだ。ノーベル文学賞受賞者のソルジェニーツィンは「200年生きて」という歴史書の中でボリシュヴィキ革命におけるユダヤ人の役割について書いている(200年とは1795年から1995年の間)。

 ソルジェニーツィン氏は「ユダヤ人は1917年革命の関与について否定し、『彼らは本当のユダヤ人ではなく、背教者(otshchepentsy)だった』と弁明する。ユダヤ人の主張を認めるなら、同じ論理でボリシュヴィキ革命を主導したロシア人は本当のロシア人ではなかったと主張できるはずだ」と書いている。
     
 冷戦後のロシアでもユダヤ系ロシア人の影響は少なくない。ソ連解体後、新興財団のオリガルヒ関係者にはユダヤ系が少なくない。代表的な人物はプーチン大統領の政敵だったミハイル・ホドルコフスキー氏だ。同氏は石油会社ユコス社元社長で昨年末、プーチン大統領から恩赦で釈放されたばかりだ。英国サッカーのプレミアリーグの「チェルシー」のオーナー、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏もユダヤ系だ(ホドルコフスキー氏の場合、父親がユダヤ人だが、母親はロシア人だ。母親がユダヤ系でない場合、正式にはユダヤ人とはいわず、ユダヤ人の父親を持っているロシア人ということになる)。

 ロシア革命とユダヤ民族の関係についてで当方の見解を少し述べる。

 ユダヤ人のイエスは2000年前、ユダヤ社会で指導的立場にあった聖職者や指導者から迫害され、十字架に処刑された。「復活のイエス」からキリスト教が誕生し、その教えは多くの殉教の歴史を経ながら古代ローマ帝国で公認宗教となった。しかし1054年にキリスト教は東西両教会に分裂(大シスマ)。現在のロシアには東方教会が伝達され、ロシア正教会が広がっていった。
 そして1917年、ロシアで唯物思想の無神論国家を目指す社会主義革命が発生した。その背後に、2000年前イエスを殺害したユダヤ民族の末裔たちの影響があった。

 イエスを殺害したユダヤ民族は“メシア殺害民族”という追及から逃れるためロシアで革命を支援し、無神論社会を構築していった。そしてロシア革命への関与を追及されると、「彼らは決して本当のユダヤ人ではなく、ユダヤの背教者だった」(ソルジェニーツィン)と突っぱねてきたわけだ。

(ウィーン在住)
https://vpoint.jp/column/16017.html


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【英文資料】ソルジェニーツィン氏が、最新歴史研究書のなかでロシア革命におけるユダヤ人の役割を総括
http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/753.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 4 月 26 日 22:15:26:
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html#c1

[近代史5] ロシア・ウクライナの歴史と現代史 中川隆
11. 中川隆[-8370] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:27:43 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[36]
ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/472.html#c11
[近代史4] ソルジェニーツィンの世界 中川隆
2. 中川隆[-8368] koaQ7Jey 2021年1月11日 11:43:20 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[38]
アレクサンドル・ソルジェニーツィン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3


アレクサンドル・イサーエヴィチ・ソルジェニーツィン(ロシア語:Александр Исаевич Солженицынアリクサーンドル・イサーイェヴィチュ・サルジニーツィン;ラテン文字転写の例:Alexandr Isaevich Solzhenitsyn、1918年12月11日 - 2008年8月3日[2])は、ソビエト連邦の作家、劇作家、歴史家。

1990年代ロシア再生の国外からの提言者である。

ロシア文字からそのままローマ字にするとAleksandr〜だが、英文ではAlexander〜と表記されることが多い。ソビエト連邦時代の強制収容所・グラグを世界に知らせた『収容所群島』や『イワン・デニーソヴィチの一日』を発表し、1970年にノーベル文学賞を受賞。1974年にソ連を追放されるも、1994年に帰国した。

ソルジェニーツィンの生涯は、彼の人生を左右した二つの価値観、つまり父譲りの愛国心と、母譲りのキリストへの信仰心に彩られている。愛国者として彼は大祖国戦争に従軍し、国外追放の身であってもロシアの再生を提言した。

信仰者としての彼は、ロシアが愛国心の方向を誤った時、断固神の基準に立って幾多の人生の試練に神の信仰によって立ち向かった。彼はノーベル文学賞よりも、宗教界のノーベル賞とされるテンプルトン賞が嬉しかったという。また国外追放後にソ連市民権が回復すると彼は喜んでロシアに帰還した。


生涯

アレクサンドル・ソルジェニーツィンは1918年にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、北カフカースのキスロヴォツク(現在のロシア、スタヴロポリ地方)で生まれる。

母親のタイシャ・ソルジェニーツィナ(旧姓シチェルバク)はウクライナ人で[3]、敬虔なクリスチャンであった。彼女の父親は卑賤の身から努力して成功を成し遂げ、コーカサス山脈北部の麓、クバン地域に大きな屋敷を構えた。第一次世界大戦の間、タイシャはモスクワで学んだ。彼女はそこでコサック出の帝政ロシア軍士官、イサーイ・ソルジェニーツィンと出会い結婚した。ソルジェニーツィンの両親や家族関係、家庭環境は『一九一四年八月』の第一章、『赤い車輪』などに描写されている。

1918年にタイシャはアレクサンドルを身ごもる。イサーイは義勇兵の砲兵士官としてドイツ戦線で戦ったが、妻の妊娠を確認してまもなく猟銃による事故のため死亡した。アレクサンドルは貧しい環境の中、未亡人となった母親とおばによって育てられた。その幼年期はロシア内戦によって占められた。1930年までに一家の家産はコルホーズとなった。後年ソルジェニーツィンは、母親は生き残るために夫が帝政ロシア軍士官であったことを秘密にしていたことを述懐している。母親は再婚せず、タイピスト兼速記者として働きながらソルジェニーツィンを教育し、その文学的、科学的な学識を励ました。彼女は敬虔なクリスチャンとしてソルジェニーツィンを育て上げ[4]、1944年に死去した[5]。

1936年初め頃までにソルジェニーツィンは第一次世界大戦およびロシア革命に関しての作品のコンセプトやキャラクターを考案していた。これらは結局『一九一四年八月』の幾つかの章に結実している。文学を学びたかったが地元には適当な大学が無く、倹しい家計も理由になりソルジェニーツィンはロストフ州立大学(en/ru))で数学を学び、同時期にモスクワ哲学・文学・歴史研究所(ru)の通信教育課程を修了している。また、後のモスクワ演劇界の大御所ザワツキー(ru)の下で俳優修行を始めたが、発声の問題で断念した。後年収容所の中で俳優を志願したが、それも実現しなかった。

大学在学中の1940年4月7日にソルジェニーツィンは化学専攻の学生であったナタリヤ・レシェトフスカヤと結婚した[6]。二人はソルジェニーツィンがグラグから釈放される前年の1952年に離婚したが、1957年に再婚[7]、そして1972年に再び離婚した。翌1973年にソルジェニーツィンは2番目の妻、数学者であったナタリヤ・スベトローバ(1939年生)と再婚した。二人の間には結婚前に息子がいた[8]。スベトローバとの間には3人の息子、ヤーモライ(1970年生)、イグナット(1972年生)、ステファン(1973年生)がいた[9]。大学卒業後はロストフの中学校で教員として数学を教えたが、1941年6月に大祖国戦争が開戦すると召集される。最初は輜重隊(しちょうたい)に編入されたが、数学のおかげで砲兵学校に転属し、誕生の半年前に戦死した父と同じ砲兵大尉として音源測距(英語版)を担当した[10]。彼はその戦功で勲章を二度受章している。

後年の一連の著作では第二次世界大戦における彼の年代記と共に、ソビエト体制の道徳的な基礎に対して募っていく疑念が記されることとなった[11]。

逮捕と収容

1945年2月、東プロイセンの前線でソルジェニーツィンは小学校時代の友人ニコライ・ヴィトケヴィッチ[12]へ送った手紙の中で、スターリンのことを「ホジャイン」(主人の意)「バラボス」(ヘブライ語で家の主人を意味するbaal ha-bayiθをイディッシュ語で表した物)と表し、暗にスターリン批判をしたとして逮捕された[13]。彼はソ連の刑法58条第10章「反ソプロパガンダ」および第11章「敵対的組織の設立」の容疑で起訴され[14]、モスクワのルビャンカ収容所に連行され査問を受けた。同年7月7日、ケーニヒスベルクでの欠席裁判で懲役8年を宣告された。これは当時刑法第58条に反した者に下されるごく一般的な判決であった[15]。

刑期の初めは幾つかの労働収容所での労働を強いられる。後に彼が「中期」と語った時期は囚人数学者としてシャラシュカと呼ばれる内務省国家保安局特殊研究所に収容され、ここでレフ・コペレフと出会う。コペレフは『煉獄のなかで』に登場するレフ・ルービンのモデルとなった人物であった。1950年にはカザフスタンのエキバストスに新設された政治犯専用の特別収容所に送られ、雑役工、石工、鋳工として3年間を送る。エキバストスでの経験は『イワン・デニーソヴィチの一日』執筆の基礎となった。仲間の政治犯の一人、イオン・モラルはソルジェニーツィンがエキバストスで自らの時間を執筆に費やしていたことを語っている[16]。エキバストス収容時に腫瘍を患い手術を受けたものの完治しなかった。

1953年3月、8年の刑期を終え1箇月が経ったとき、釈放されずにカザフスタン北東部への永久流刑が決定。当時の政治犯にとっては一般的な刑罰だった。同年末までに診断未確定であった癌が進行し死線を彷徨うが、翌年タシケントの癌病棟での治療が許可され、腫瘍の進行は小康状態となった。そこでの経験は『ガン病棟』の執筆の基礎となり、短編『右手』にも影響を与えている。投獄と追放の十年間でソルジェニーツィンはマルクス主義を放棄し、後年の人生に於ける哲学的、宗教的な立場を確立した。この転向は、100年前にフョードル・ドストエフスキーがシベリアでの流刑に於いて思想的変化を経験したのと幾つかの興味深い類似点が存在する。ソルジェニーツィンは獄中生活および強制労働の結果、徐々に哲学的志向のクリスチャンへと変化した[17][18]。彼は赤軍士官としての幾つかの行動を後悔し、強制収容所の囚人と自らを比較した。「私は大尉としての肩章と、炎に包まれた東プロイセンを進軍する私の中隊を覚えています。そして言いました『それで、我々はいくらか良かったか?』」彼の変化は『収容所群島』第4章の中に描写されている。また、この流刑の時期に紙やペンも無い状況で書かれた28の詩はソルジェニーツィンの知的、精神的な長期の旅を理解するための貴重な資料である。これら初期の未発表作品は1999年にロシア語で初めて発表され、2006年に英語で抜粋して発表された[19][20]。


出獄後

1956年、第20回共産党大会の秘密会議においてフルシチョフがスターリン批判の演説を行い、いわゆる「雪解け」時代に入る。国内では非スターリン化が推進され、粛清の犠牲者の名誉回復、言論他の取締り緩和により空気が一変した。ソルジェニーツィンは7月に流刑から解放され、無罪となった。リャザンに住み昼は中学校の物理・数学の教師として子どもたちに教え、夜は秘密裏に文筆活動に従事した。ノーベル文学賞受賞時の演説で彼は「1961年までの数年間ずっと、私は私の生涯が一行でも出版されないだろうと確信しただけでなく、これが明らかになることを恐れたため、親しい知人に私の作品を読ませる勇気もほとんどありませんでした。」と記した[1]。

1960年代、ソルジェニーツィンが『ガン病棟』を執筆していたのは公に知られていたが、同時に『収容所群島』も執筆していた。KGBはこのことを察知していた。最終的に42歳のときに彼はノーブイ・ミール誌の主幹であったアレクサンドル・トワルドフスキーと、『イワン・デニーソヴィチの一日』の原稿を持って連絡を取った。同作は編集され、ニキータ・フルシチョフ首相とトワルドフスキーの尽力で1962年に発表された。同作の出版を許可すべきかどうかについて、政治局の最高会議幹部会で聴取が行われたが、フルシチョフは出版を擁護し、露骨な承認を行なった。そしてフルシチョフは「スターリン主義者はあなた達各々にいる。私でさえスターリン主義者だ。我々はこの悪を根絶やしにしなければならない。」と語った[21]。本はすぐにベストセラーとなり、至る所で売り切れとなった。フルシチョフの在任中、『イワン・デニーソヴィチの一日』は他のソルジェニーツィンの短編3本と共にソ連の学校で教材として使用された。

『イワン・デニーソヴィチの一日』の発表により、ソ連の強制収容所に対する西側の関心が高まった。それは西側に与えたのと同じくらいの衝撃をソ連国内に与えた。その衝撃的なリアリズムと率直さだけで無く、1920年代からのソビエト文学に要求された政治的テーマの最大の一コマが、指導者に対する中傷のため「シベリア送り」になった非党員によって書かれたことと、その出版が公式に許可されたことで。その意味で、ソルジェニーツィンの本作の公表は「雪解け」の代表的な例であった。多くのソ連国民はそのことを実感したが、1964年にフルシチョフが失脚するとソ連における文化的雪解けは大きく後退し、「停滞の時代」と呼ばれたブレジネフの暗い時代が始まった。

迫害
ソルジェニーツィンは『ガン病棟』のソ連国内における公表のためトワルドフスキーの助けを得ようとしたが、失敗に終わった。公表のためには作家同盟の許可を得なければならなかった。作家同盟の何人かは作品を評価したものの、疑惑の声明と反体制的な皮肉が修正されない限り、公表は許可されなかった。(このエピソードは『仔牛が樫の木に角突いた』で詳述されている。)

彼の作品は直ちに発行停止となり、1965年までにKGBは彼の作品を押収した。その中には『煉獄のなかで』の原稿も含まれた。1966年1月に「新世界」誌に発表された短編『胴巻のザハール』が最後の作品となり、ソ連文学界から完全に締め出された。

KGBがモスクワでソルジェニーツィンの原稿を押収した後、1965年から67年の間に『収容所群島』の草稿はエストニアの友人宅で密かにタイプされた。ソルジェニーツィンはルビャンカの中で元エストニア文部大臣および弁護士のアーノルド・スージと親しくなった。タイプの完成後、ソルジェニーツィンのオリジナルの手書き原稿はソ連の崩壊までエストニアでスージの娘、エリ・スージの元で保管された[22][23]。

1967年5月、第4回作家同盟大会へ公開状を送付し、ソ連当局の検閲の廃止を公然と訴えた。当局は公開状を黙殺。以来、彼はことある毎に公開状を発表して当局と激しく対立した。翌1968年には国内で発表できなかった長編『ガン病棟』『煉獄の中で』等を海外で発表した。

1969年10月にソルジェニーツィンは反ソ的イデオロギー活動を理由として作家同盟から追放された。1970年にはノーベル文学賞を受賞するも、海外に出て市民権を剥奪されることを恐れたため授与式には出席できなかった。代わりにモスクワのスウェーデン大使館で授与式を実施するという提案がなされたが、スウェーデン政府はソ連との関係が悪化するのを懸念し、この提案を拒否した。ソルジェニーツィンは1974年に国外追放された後、賞を受け取った。

1973年3月、ロシア正教会のピーメン総主教に公開状を送り、無神論者に支配された正教会の体質を批判した。8月中旬には「ル・モンド」紙、「AP通信」記者との会見で「私が急死したと聞いたら、国家保安委員会の仕業だ」と衝撃的な発言を行う。

9月5日、『クレムリンへの手紙』で祖国の運命について全面的に論じたが、反響は梨のつぶてに終わった。翌6日、記者会見で国家保安委員会に『収容所群島』の草稿が押収され、尋問されていたエリザベータ・ヴォロニャンスカヤが釈放後首吊り自殺を遂げた旨を発表。この時点で西側への発表が決まる。

1973年暮 パリでソ連70年の国家的テロの歴史を明らかにした『収容所群島』第1巻を出版した為、ソ連当局から激しい非難を浴びた。『収容所群島』は1958年から67年の間にかけて執筆された。本作は3巻に分かれ、7つの章でソ連の捕虜収容所システムが描写されている。『収容所群島』は35カ国語で3000万部以上が発行された。ソルジェニーツィン自身の体験と、256名の元囚人[24]による証言、そして自身の調査による刑罰システムの歴史が元となっている。

1974年1月14日、「プラウダ」紙上に「裏切りへの道」と題するソルジェニーツィン批判の論文が発表される。これ以降ソ連のマスコミは一斉に非難攻撃を開始した。2月8日、ソ連検事局の出頭命令を拒否する。11日、「いかなる刑事裁判であろうとも、ロシア文学に対しても、そのただ一冊の書物に対しても、いかなるロシアの作家に対しても、権限を持たぬことを、あらかじめ声明する・・・・」とソ連当局を糾弾し、再度の出頭命令も拒否する。

この期間、ソルジェニーツィンはチェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって保護されたが、ロストロボーヴィチはそれにより苦境に陥り、結局自身も亡命することとなった。


西側での生活

1974年2月12日にソルジェニーツィンは逮捕され、レフォルトヴォ監獄に拘留される。翌13日、ソ連刑法第64条「国家反逆罪」でソ連市民権を剥奪後、8名の国家保安委員会職員の護送で行き先も告げられず飛行機に乗せられ、西ドイツのフランクフルトに国外追放され、ソ連の市民権を剥奪された。これは1929年のレフ・トロツキー以来のことであった。KGBは『収容所群島』の最初の部分の原稿を発見した。一週間足らずの間にエフゲニー・エフトゥシェンコはソルジェニーツィンを擁護したことへの報復に苦しむこととなった。アメリカの大使館付武官ウィリアム・オドムはソルジェニーツィンの著作や資料の大半をどうにかして入手したが、その中には作家同盟の会員証や、第二次世界大戦での功労章なども含まれた。ソルジェニーツィンは自身の伝記『Invisible Allies』(1995年)の中でオドムの働きに敬意を表した[25]。

西ドイツでソルジェニーツィンは、ケルンのハインリヒ・ベル宅で生活した。その後スイスのチューリッヒに移り住み、続いてスタンフォード大学の招きに応じ、アメリカ合衆国に移住した。フーヴァー研究所内のフーヴァー・タワー11階に滞在し、その後1976年9月にバーモント州キャベンディッシュに移住する。1978年にハーバード大学の名誉文学位が与えられ、6月8日には現代の西側世界に於ける唯物論を非難する講演を行った。

続く17年間でソルジェニーツィンはロシア革命からの歴史を描いた『赤い車輪』に取り組んだ。1992年までに4章が完成し、そのほかにもいくつかの短編を発表した。

1982年9月、密かに短期来日。1ヵ月にわたり日本各地を旅行。その後、台湾(中華民国)を訪問し帰米。翌1983年5月、過酷な運命を耐え抜いた正教徒としての神への信仰で宗教界のノーベル賞とも言える1983年度テンプルトン賞を受賞する。ロンドンでの授賞式では「現代の悲劇の原因はすべて我々が神を忘れたことにある」とキリスト者の立場で現代文明を鋭く批判した。

1985年3月11日、ソ連ではゴルバチョフ政権が誕生した。ゴルバチョフはブレジネフ政権以来の内外政策の行き詰まりと社会的停滞からの脱却を目指す路線を打ち出す。レーニン主義のリバイバル路線と言われる。1988年夏頃にはソ連の一部報道機関が近い将来彼の作品を発表、と伝える。1989年、イーブイ・ミール誌第1号に『収容所群島』の一部が掲載予定となったが、上層部の命令で突如中止になる。同年7月、当局は『収容所群島』の全面解禁に踏み切る決定を下す。抜粋がミール誌に連載予定となる。

1990年8月、大統領令によってソルジェニーツィンのソ連における市民権は回復した。『甦れ、わがロシアよ〜私なりの改革への提言』は9月18日付「コムソモリスカヤ・プラウダ」(共産青年同盟機関紙)2200万部と19日付「文学新聞」450万部の付録として発表され、合計2650万部という膨大な冊数となってソ連国民の白熱の議論を呼んだ。モスクワのインターファックス通信の報道では、国立世論センターがソ連各地で行った調査の結果、本文をソ連国民の38%が読んでおり、その60%が共感を示し14%が批判的だったという。

9月25日にはソ連最高会議でゴルバチョフ大統領が『甦れ、わがロシアよ〜私なりの改革への提言』を2回読んだと告白し、内容を絶賛した。

ロシアへの帰還

ソルジェニーツィンは1994年5月27日、亡命先の米国から合衆国国民となった妻のナタリアと共にロシア連邦に帰国した。プライバシーが尊重される米国で大歓迎を受けていたのだが、母国以外では全く寛げなかったという。息子達は合衆国に留まった(後に長男のヤーモライはロシアに戻り、モスクワで管理コンサルタント会社に勤務した)。その後ソルジェニーツィンは死去するまで妻と共にモスクワ西部郊外のダーチャに居住した。彼らの暮らしたダーチャはミハイル・スースロフやコンスタンティン・チェルネンコがかつて使用した物であった。

ソルジェニーツィンはウラジオストクからシベリア鉄道を使ってロシア地方各地を視察。エリツィンの急激な経済自由化政策と新自由主義経済の導入により疲弊した農村や都市を見回った。エリツィン大統領と面会した際に自分が見聞した地方の窮状を伝え、急速な経済自由化に警鐘を鳴らしたが、この提言は聞き入れられずソルジェニーツィンはエリツィンに失望する。伝統的なロシア文化の忠実な信奉者であったソルジェニーツィンは、ソ連崩壊後のロシアに対する幻滅を表し、ロシアの君主制の回復を求めた[26]。

1997年5月からロシア科学アカデミーの正会員(芸術院)に選出され、同年ソルジェニーツィン文学賞(賞金2万5千ドル)を創設する。


2000年にはプーチン大統領と面会している。プーチンに対してロシアの文化、言語、宗教を保護するよう訴えた。2007年6月13日にロシア文化勲章を受章、このことはプーチン路線を事実上「追認」したものと報道された。それに止まらず12月の下院選を前にしてドイツ紙・シュピーゲルの取材に答え、エリツィン前大統領を酷評するとともにプーチン大統領への明確な支持を表明。「打ちのめされ、国民も意気消沈したロシアを引き継ぎながら、徐々に善実に復活させた」とプーチンを絶賛した。

1994年の帰国後、彼は8本の短編、一連の小品または散文詩、西側での生活を綴った文章や多くの作品を発表した。

ソルジェニーツィンの息子は皆合衆国国民となった。次男のイグナットはピアニストおよび指揮者として成功した。


ソルジェニーツィンは2008年8月3日にモスクワの自宅で心不全のため死去した[27][28]。89歳没。葬儀は2008年8月6日の水曜日にドンスコイ修道院で行われ[29]、同日埋葬された[30]。ロシアおよび世界の要人が彼の死に弔意を表した[31]。


日本との関わり

日本への関心は、非常に深かった。1960年代末の東京新聞のインタビューによれば、山鹿素行の哲学に共鳴していたという。また、新藤兼人監督の「裸の島」に強烈な印象を受けたと同インタビューの中で述べている。シベリア抑留の経験を持ち、自作の翻訳を手がけた内村剛介と親交を持ち、1970年代には、テレビ朝日の番組「対談ドキュメント」で内村と対談した際、内村に対して「私たちは他人じゃない」と語り掛けている。また、上述のように、1982年には亡命先のアメリカから、どうしても日本を訪れたいと希望し、密かに訪問したが、結局滞在が気付かれ、講演を行なっている。ロシアに帰国した後は、NHKの小林和男と接点を持ったが、小林によれば、晩年のソルジェニーツィンは、テレビ出演の出演料を気にするような所もあり、小林を失望させている[32]。

北方領土問題については、ロシア政府に対し、北方領土を日本へ返還するよう主張した[33]。


正教

正教徒である。幼児洗礼を受け幼い頃は信仰深い母親の影響で宗教的雰囲気の中で育ったが、成長するにつれ確信的なマルクス・レーニン主義者となった。

しかし政治犯として逮捕され強制収容所での苦難と内省を経て、正教信仰に回帰した。

強制収容所体験によって宗教に回帰した例はソルジェニーツィンに限られる訳ではない。たとえばヴィクトール・フランクルの例をあげることができるように、その回帰の仕方も一様ではない。

その信仰は冤罪、強制労働、流刑、業病、国外追放などの人生の試練にもかかわらず保たれた。キリスト教を含む宗教が禁止されたソ連にあって迫害を恐れず、1973年3月にはロシア正教会のピーメン総主教あてに公開質問状を送り、無神論国家に支配され、国家に妥協するロシア正教会の体質を批判した。

1983年5月にはテンプルトン賞を受けロンドンでの授賞式に出席、「現代の悲劇はすべて我々が神を忘れたことに原因がある」とクリスチャンの立場で現代文明を批判した。

ソビエト連邦の崩壊後は、ソ連時代にロシア正教会が革命政府に対して行った妥協を「媚を売った」として厳しく批判する一方で、ロシア正教会が激しい迫害によって何万人という殉教者・犠牲を出し、瓦解の時期、屈辱、貧窮、略奪を乗り越え、物質的な窮乏にも関わらずソ連崩壊後に復興してきていることに対しては「心から敬服する」として賞賛。現状の教会の物質面での窮状を鑑みれば、信者はただ教会を批判していればいいというものではなく、「われわれ自身の無力さや卑小さを省みるべきである」とした[34]。

正教会と社会の関係については、カトリック、プロテスタント、イスラームが社会において積極的に活動しているのと同様に、正教会もロシアの社会においてしかるべき位置を占め、問題の山積する社会に生きる人間に強力な精神的支援をする必要があるとする一方で、それはロシアにある他の伝統的な宗教との衝突を招いたり、多宗教、多民族国家の一体性に亀裂を生じさせたりするものであってはならないとしている[35]。

また、正教会に対するマスコミの偏向報道(ネガティブキャンペーン)を「厚顔無恥」と批判した[36]。

ロシア人の文化は「帝国の強大さではなく、ほかならぬ正教への信仰によって」形作られてきたとし、ロシア人の団結の源として「人種ではなく精神」、それを揺るぎないものとしているのはロシア人の「心や慣習、行動のうちに残っている正教」であると述べ、人口、領土、国家体制が喪失されても、ロシア人にいつまでも残るものは「正教の信仰」と「そこから生まれる崇高な感情」であるとし、堕落した今日のロシアにおける精神的な支えとして正教を位置付けている[37]。

物質面や教会教育の未回復といった教会内部の問題についても指摘し懸念する一方で、主教・神品 (正教会の聖職)を取り巻く厳しく困難な状況によって、教会制度はさらに発展と洗練を遂げるとの希望を持ってもいる。教会が革命以前の姿に戻ることは否定しつつ、伝統をあくまで忠実に守りながら、新たな活動のあり方を求める提言を行った[38]。


ロシア再生に与えた影響

ゴルバチョフは1990年9月25日のソ連最高会議の席上で、「アレクサンドル・イサーエヴィチ」と尊敬を込めて呼び『甦れ、わがロシアよ 〜私なりの改革への提言』を2回読んだことを告白し、「彼は疑いもなく偉大な人物であり、この作品には非常に多くの興味深い見解、思想が盛り込まれている」と語ったという。実際、ゴルバチョフが共感し、ペレストロイカ政策に影響を与えた提言は次のとおりである。

「ソ連共産党政治綱領」(1990年2月5日)で、民族問題については分離独立も含めた民族自決の権利をうたったレーニン主義を再確認する点。彼の主要な提言はこの点にあった。

「ソ連邦内の自治共和国の地位をソ連邦構成共和国と同等とする法律」(1990年4月10日)でロシア連邦共和国内の自治共和国が主権独立宣言した場合、ロシア共和国はその宣言を認証する決まりになっていた点。カフカス出身の彼は「少数民族への言葉」の章で「北カフカスの山岳民族も、連邦離脱の損得勘定をするかもしれない」と提言していた。

「ソビエト連邦離脱法」(1990年4月30日)で、ソ連邦構成共和国がソ連を離脱するための3つの要件を規定した点。

「主権ソビエト共和国連邦」創設合意(1991年9月1日)で従来のソ連を崩壊させ、主権ソ連邦として甦りかけた点。

「チェチェン共和国連邦離脱宣言」(1991年11月)で、彼の地元の北カフカスから離脱しようとする旧自治共和国が出た点。

主権ソ連邦は甦らず、1991年12月31日深夜にソ連は消滅した。代わりにロシア連邦共和国が消滅して再生したロシア連邦は、ソルジェニーツィンの提言どおりのロシアではなかった。ロシア連邦の中で再び民族が捕われている。彼の地元のチェチェン共和国はかつてエリツィンに、今はプーチンに独立を妨げられたままである。

彼は「それぞれの民族は、たとえ最も小さなものであっても、神の意志によってこの世に生まれてきて、それぞれ独自性をもっているのである。ウラジーミル・ソロヴィヨフは、キリスト教の戒めをもじって、こう書いている。『自分の民族と同様に、他の民族を愛せよ』[39]」と書いた。これは、ロシア人の民族自決権を認めるなら、他の民族の自決権も認めるロシア連邦になるようにと願ってのものであった。

チェチェン分離独立運動に与えた影響

ロシア併合、スターリン時代の強制移住と民族浄化などで400年にわたってロシアに苦しめられてきたチェチェンの歴史を振り返ると、チェチェンの人々にとって北カフカス出身のソルジェニーツィンの国外からの提言は福音となった。そのため、ソルジェニーツィンがゴルバチョフに高く評価されロシアに帰国するに及んでチェチェン分離独立運動は高揚した[40]。

著書

『イワン・デニーソヴィチの一日』 Один день Ивана Денисовича 1962年
木村浩訳、新潮文庫、1963
小笠原豊樹訳、河出書房新社、1963
江川卓訳 毎日新聞社、1963 のち講談社文庫 
稲田定雄訳 角川文庫、1968 
染谷茂訳、岩波文庫、1971

消された男 小笠原豊樹訳 河出書房新社、1963

クレチェトフカ駅の出来事
小笠原豊樹訳 「新しいソビエトの文学」勁草書房、1968 
江川卓訳「世界文学全集」講談社、1970
水野忠夫訳「ノーベル賞文学全集」主婦の友社、1971

マトリョーナの家
小笠原豊樹訳 「新しいソビエトの文学」勁草書房、1968 
江川卓訳「世界文学全集」講談社、1970 のち新潮文庫 
水野忠夫訳「ノーベル賞文学全集」主婦の友社、1971

胴巻のザハール・十五の断章(小笠原豊樹訳)
江川卓訳「世界文学全集」講談社、1970 

公共のためには(江川卓,水野忠夫訳) 「新しいソビエトの文学」勁草書房、1968 
江川卓訳「世界文学全集」講談社、1970 のち新潮文庫 
水野忠夫訳「ノーベル賞文学全集」主婦の友社、1971

『煉獄のなかで』 В круге первом 1968年。邦題は意訳で、原題は「第一圏にて」
木村浩,松永緑弥訳.タイムライフインターナショナル,1969 新潮文庫。

『ガン病棟』 Раковый корпус 1968年-1969年。
小笠原豊樹訳 新潮社、1969 のち文庫

鹿とラーゲリの女 染谷茂,内村剛介訳 河出書房新社,1970.

The Red Wheel Красное колесо
第一部『一九一四年八月』 江川卓訳.新潮社,1972年.
『チューリヒのレーニン』 江川卓訳 新潮社,1977.3.
第一部『一九一四年八月』(22章)
第二部『一九一六年十一月』(38, 44, 45, 47, 48, 49, 50章)
第三部『一九一七年三月』(1, 2, 3章)
第二部『一九一六年十一月』(1985年)
第三部『一九一七年三月』(1989年)
第四部『一九一七年四月』(1991年)

クレムリンへの手紙 江川卓訳 新潮社,1974年

『収容所群島』 Архипелаг ГУЛАГ 1973年-1975年
木村浩訳.新潮社 1974-77 のち文庫

『仔牛が樫の木に角突いた』 Бодался теленок с дубом 1975年
仔牛が樫の木に角突いた ソルジェニーツイン自伝 染谷茂,原卓也訳.新潮社,1976 

『自由への警告』アメリカでの講演やBBCのインタビューなどを収録。染谷茂訳 新潮社、1977

日本よ何処へ行く ソルジェニーツィン滞日全記録 RFラジオ日本編.原書房,1983.3.

ソルジェニーツィン短篇集 木村浩編訳 1987.6.岩波文庫
(マトリョーナの家.クレチェトフカ駅の出来事.公共のためには.胴巻のザハール)

『甦れ、わがロシアよ〜私なりの改革への提言』木村浩訳 1990年、日本放送出版協会

『廃墟のなかのロシア』井桁貞義,上野理恵,坂庭淳史訳. Россия в обвале. Москва 1998年、草思社

ソルジェニーツィン・アルバム 江川卓訳 新潮社,1977.4.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html#c2

[近代史4] ソルジェニーツィンの世界 中川隆
3. 中川隆[-8367] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:02:52 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[39]
ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳
2010年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41


 この作品「イワンデ二ーソヴィチの一日」はアレクサンドル・イサエヴィッチ・ソルジェニーツィンの作品であり、この作品で彼は1962年11月にソ連文壇にデビューする。その内容はスターリンの大粛清時代に題材をとり、「反逆者」として逮捕され、25年のシベリア流刑の処分を受けたイワン・デニソヴィッチ・ショーロフの獄中での一日の生活を描いたものであり、その極限状態を収容所(ラーゲリ)の内と外において表現する。この作品を掲載した「ノーヴイ・ミール(新世界)」誌は空前の発行部数を誇り、のちに発行された単行本は70万部という驚異的な発行部数を記録した。さらにこれに続く一連の作品(「ガン病棟」、「煉獄の中で」、「1916年10月」)によって彼はノーベル文学賞を受賞し世界的文豪の栄誉を担ったのである。

 私はこの作品の内容を紹介する前にこの作品の背景にあるソ連の状況を述べていこうと思う。

 1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、その年の暮にはルーマニアのチャウシェスク独裁体制が民衆の怨嗟の中で打倒されチャウシェスク夫妻は銃殺された。同年夏のポーランドにおける「連帯(ワルサ議長)」主導政権の成立、1990年の東西ドイツの資本主義的統一によって拍車のかかった東欧「労働者国家圏」の雪崩を打った崩壊はソヴェート政権には衝撃的事件であったにもかかわらず、何もなしえず、そのソヴェート政権もゴルバチョフ、エリツィンによる民主化が進展し、1991年には最終的に崩壊した。それはまさに歴史を画する「革命的」大変動でありスターリンなきあとのスターリン体制の破産と崩壊を意味していた。

 このようにソ連、東欧の社会主義化は世界中の労働者、民衆の希望の星であったにもかかわらず無残な結果に終わったのである。

 その原因はどこにあったのであろうか?

 トロッキーはその著「裏切られた革命」の中で革命後のソ連社会を「過度期社会」と名付けている。それは「資本論」に反する革命(グラムシ)だったからである。マルクスは社会主義革命を高度に発展した資本主義国から移行するものと考えていた。だからトロッキーは遅れた資本主義国から社会主義化したソ連は長期にわたる過度期を経験したのちでなければ、真の社会主義に移行できないと考えたのである。この過度期を真の社会主義に導いていくものをプロレタリア独裁に求めたのである。そしてこのことが重要なのだがこの過度期を特徴づけるものとして、その進む先を、社会主義への進化の道か、その逆に資本主義への後退の道かの二つの可能性を示した。トロッキーは真の社会主義の道を「高度の労働生産性」と「世界同時革命」の二つの柱に求めていた。そしてレーニンも考えていたように西欧の資本主義国の革命の成功により、そこからの資金及び技術の援助によって、ロシア革命は成功に導かれると考えたのである。しかし、トロッキーはレーニンの死後スターリンとの路線論争に敗れメキシコに亡命する。後にスターリンによって送り込まれた刺客(=ラモン・メヂカル=トロッキーの秘書の恋人=映画ではアランドロンが演じていた)によって頭にピッケルを打ちこまれ惨殺される。

 スターリンは西欧先進資本主義国での革命が夢となった段階で、世界同時革命を幻想と考え、一国社会主義革命の総和としての世界革命を考えた。スターリンは一国社会主義革命という困難な課題を、それ以上に困難な課題(内外での敵対勢力との対決)を解決しつつ実現していかねばならなかったのである。この為には強固な指導体制をを必要とした。スターリンによる独裁体制は必然だったといえるであろう。強固な中央集権国家が生まれ、個人崇拝のもと絶対的権力が彼に付与されたのである。この権力は大粛清時代を通じてさらに強化された。

 スターリンにとっての課題は社会主義建設であって、それ以外の発展の道は考えられなかった。資源と労働を一つ(国家)に集中(社会主義的原始的蓄積)し、これを必要な部分に計画的に配分していく。これによって社会主義的工業化と農業の集団化を達成していかなければならなかった。しかしそれは経験則のない史上初の試みであり、試行錯誤の連続であった。その結果としての非効率的運営は経済の停滞を生み出した。NEP(新経済政策:一時的な資本主義的経営の容認)によって生まれ、育ってきた私企業者に工業においても、農業においても勝ることが出来なかった。ネップマンと呼ばれる豊かな私企業者が生まれ、貧農を雇用する富農層が生まれてきた。ここに一つの可能性が芽生えていた。それはこの私的経営者が資本家に転じていく道である。NEPでは国家に供出した残りの生産物を市場で売ることが許されていた。個人的利益を保証する制度は、生産者の労働意欲を高め、その総生産高を増大させたのである。NEPは純経済的に見れば成功を収めていた。この状況は「イワン・デニソヴィッチの一日」の中でも述べられている。コルホーズの停滞、そこで働く人のネップマンのところでのアルバイトをする状況が叙述されている。

 この時ソヴェート政権には二つの道が考えられていた。一つはいわゆる修正主義的道で、それを主張する学者には修正主義の理論的創始者と云われるドイツのベルンシュタインがおり。ソ連国内にはブハーリンがいた。共に過激な政策を排し、資本主義の利点を生かし、否定面を修正していこうというものである。資本主義社会は自由競争の社会であり、優勝劣敗の社会である。その結果、敗者が生まれる。それは資本主義社会の抱える構造的矛盾であり、敗者を自己責任に帰することはできない。そこで修正主義を国是とする国にとって必要なことは、優勝劣敗を放置するのではなく、いかに敗者を救済するかにあった。その方法として国家のとる政策は勝者から多くの税金を取り立て、これを敗者に配分するという福祉政策であり、極端な金持も、貧乏人もいない中間層を中心とした社会を作り、自由と平等を同時に実現していこうというものである。しかしこれを実現するためには経済の発展を必要とする。福祉政策には多くの財源が必要だからである。これは現在、北欧諸国(デンマーク。フィンランド)で行われている政策であり、本来的社会主義(正当)に対し民主社会主義(異端)と呼ばれている。日本の共産党、社民党はこれを目指している政党である。管理された資本主義を目指すのである。

 この種の考えはスターリン統治下においてもブハーリンに見られるように当然生まれていた。これ以外にも多様な考えがあり、一つの考えによって統一されてはいなかった。ブハーリンたちはNEPの結果生まれてきた豊かな私的経営者(ネップマン、富農)を保護育成し、そこから生まれる利潤を税金として一部吸収し、それを社会主義工業やソホーズ、コルホーズに投資し、徐々に社会主義化をしていく漸進的な道を考えていたのである。しかしこのような漸進的な道はスターリンによって資本主義への後退への道と退けられた。そして第2の道である全面的な社会主義的工業化と農業の集団化の道が選択されたのである。ネップマンや富農層は当然これに反発した。当然大きな混乱が生じた。穀物の供出が拒否され、武力衝突も起こった。スターリンはこれに対して武力制圧を行った。富農は逮捕されシベリア送りとなる。その財産は没収された。このような高圧的な政策は政権内部にも反発が生じた。しかし権力の中枢を握ったスターリンはこれらの反権力者に対しては容赦をしなかった。ことごとく逮捕され処刑された。政権内部にいたブハーリンも逮捕され銃殺刑に合う。スターリンの盟友でありライバルでもあったキーロフは暗殺される(この事実は「イワン・デニーソヴィッチの一日」の中でも述べられている)。大粛清時代が始まった。スターリンは自分に反対するものは政権内部の幹部、軍関係者等々政権を担当するものでも容赦をしなかった。自身の指導体制を脅かすと思われる人間はゲーペーウー(総合国家政治保安部)の後を継いだエヌ・ケー・ヴィ・デー(内部人民保安部)を使い、ことごとく逮捕し、後には裁判もなしに処刑した。そこにあったものは派閥争いであり、権力闘争であり、スターリンに気に入られようとする者たちの闘争でもあった。この大粛清は、路線闘争などという単純なものではなく、まさに食うか食われるかの争いであり、相手を食わねば自分が食われるという凄まじさであった。この大粛清はスターリンによってはじめられたにもかかわらず、後には自動的に動き出しスターリンの手を離れた感があった。このような政権内部の粛清とは別に「普通」の人々=労働者、農民、教師、司祭、音楽家、軍人、年金生活者、バレリーナ、乞食等が処刑された。密告が奨励され、子が親を、恋人を友人を、それぞれがそれぞれを密告した。そうすることが自身の安全を保つ方法だったのである。「娑婆じゃーマッチがないといただけで逮捕されるそうだ」、と「イワンデニーソヴィッチの一日」の中で囚人は言う。告発者が逆に告発され処刑に合った事件も述べられている。ラーゲリ内で密告者が殺された事件も書かれている。密告者は極端に嫌われてはいたが、それが正義と考えられていた。お互いがお互いを疑心暗鬼の目で見てだれも信用することのできない不幸な事態が、この時代を特徴づけていた。政治的ヒステリーの嵐が吹き荒れていた。

スターリン自身「私はもうおしまいだ、誰も信用できない。自分自身さえも」という言葉をフルシチョフとミコヤンに云ったということが伝えられている。スターリン自身、絶えず政敵からの暗殺の危機にさらされていた。未遂事件も報告されている。それ故、彼は多くの影武者を用意し、絶えず数人のボデイガードとともに行動し、執務室も幾つも用意し、そこを渡り歩き、その居場所を決して明らかにしなかったという。このように彼の心は決して休まることはなかったのである。そこには独裁者の抱える孤独がある。恐れられてはいても決して親しまれることの無い寂しさ、悲しさがそこにはあったに違いない。その意味では不幸な人間であったと言えよう。天寿を全うできたのが不思議なぐらいである(1879〜1953年 74歳没)。古くはシーザーが最近ではフセインが悲惨な最期を遂げている。大体において独裁者の末路は哀れである。この時代に抹殺された人の数は正確な統計資料がないので、確かなことは言えないが諸説があり、500万人程度の人間が抹殺されたり流刑に処せられたといわれている。

 この時代に抹殺された人の中には多くの外国人も含まれているが、その数、略歴については省略するが、その数は膨大なものがあり、ポーランド共産党中央委員のほぼ全員が処刑されたという資料もある。
 日本人に関して言えば、手に手を取り合って、ソ連に恋の逃避行を行った女優の岡田嘉子とその愛人演出家の杉本良吉は、不法入国ということもあり、当時の日本はソ連にとって潜在的な仮想敵国であったことから、スパイ容疑で逮捕され、岡田嘉子は10年にも及ぶ強制労働、杉本良吉は銃殺刑に合っている。そのほか共産党員の山本懸蔵、留学中の医師国崎定洞が処刑されている。ソ連社会主義に希望の光を見出しその社会で自らを生かしたいと望み、スパイなど考えたこともない純粋な人までもスターリンは抹殺したのである。そこにはスターリンの危機意識があり、その結果としての過剰反応があったといえよう。この時代はソ連の歴史に汚点を残す暗黒時代であった。この大粛清の時代の後社会的混乱と経済の停滞は長期にわたって続いた。さらに否定的要因として生まれたのがノーメンクラツーラという特権階層であり、彼らは官僚世界を生み出し労働者の上に君臨した。プロレタリア独裁ではなく、プロレタリアに対する独裁が生まれた。ソ連社会の崩壊は、上からのものであったが故に官僚社会は残った。しかしいずれにしてもロシア共和国(ソ連改め)はトロッキーが危惧し、ブハーリンが望んだ民主社会主義的道を選択したのである。今ロシア共和国はソ連時代を引き継ぎ、アメリカに次ぐ大国ではあるが、その内部には多くの矛盾を抱えており、安定していない。ロシアはどこへ行くのであろうか?

 ソルジェニーツィンはこの作品の中で宗教論、芸術論も展開している。社会主義ソ連においても宗教は人々の心に深く根付いていることを示し、さらに当時の芸術家が時の権力に迎合しているがこれは当時の状況下では仕方がなかったのだという元映画監督ツェーザリの意見に対して、「天才というのは、独裁者の趣味なんかで解釈を変えたりしない」とX-123番(収容所内では名前でなく番号で呼ばれていた)の口を借りてソルジェニーツィンは自身の意見を述べている。さらに「芸術とは何をではなくいかにじゃないですか?」という意見に対しては「いかにではなく何をだ」とX‐123は反論する。「如何に」は技術であって、「何を」はテーマである。これは当時の社会主義リアリズムにおける芸術論争を反映している。
 私は今までこの作品が成立した時代背景を中心に述べてきたが、これからはこの作品の内容を中心に述べていきたい。

 ソルジェニーツィン自身は、スターリンを批判した罪で逮捕され、8年間のシベリア流刑に処せられている。その流刑地は一つに限られておらず、その一つにカザフスタンのエキパストーゼにある政治犯のみを収容する特別収容所があった。ここでの実体験が「イワン・デニーソヴィッチの一日」に結実したのである。

 この作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」はイワン・デニーソヴィッチ・ショーロフというロシア農民のシベリアでの収容所(ラーゲリ)での一日、その起床から始まって、員数検査、現場作業、食事風景、点呼、就寝を、マロース(極寒)という劣悪環境の中で描き、それを通して大粛清時代=1935〜1939年)のソ連社会主義の過酷な現実を描いている。

 この作品の主人公ショーロフはドイツ戦の時にドイツの捕虜になり、そこから命がけで脱走し、森の中で友軍に助けられたのだが、「反逆罪」で捕えられ25年間の流刑に処せられた。誰もが何故と問うであろう。「反逆者」と「捕虜」の因果関係が分からないからである。その答えは次の叙述で明らかになる。「書類によるとショーロフの罪は祖国への裏切りということになっている。いや彼はそう自白までしたのだ。つまり、自分は祖国を裏切るために捕虜になり、ドイツ諜報部の任務を遂行して、帰還が許されたものである」と。そこにはあるものは自白への強要であり、それを拒否すれば死が待っていたのである。スターリン語録の中には次の言葉がある。「赤軍には捕虜は存在しない。存在するのは「反逆者」のみである」。反逆者にならないためには死しかない。日本にも「死しても虜囚の辱めを受けず」という言葉がある。沖縄での米軍との戦いにおいて、多くの民間人が降伏せず死を選んだというのも共通性を感じその非人間性には怒りを感じる。

 この作品を読んで思い出すのはドストエフスキーによって書かれた「死の家の記録」である。これもドストエフスキーの実体験をもとに書かれたものである。共にシベリアでの過酷なラーゲリ内での生活を描いたものであるが、ドストエフスキーの描くラーゲリ内での生活には笞刑5000回等という過酷さがある反面その生活の中にはおおらかさもある。囚人と村人の間には交流があり手作りの芝居を披露したり看守の目を盗んで(目こぼしを受けて:勿論賄賂を必要とする)ではあるが街の女との接触も出来る。ペットの飼育も出来る。囚人の手創りの品を村人に売り、小遣い稼ぎも出来る。看守の囚人を見る目は優しい。共に虐げられた民という共通意識があるからであろう。しかしこの作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」には、そんなおおらかさは一切ない。過酷な生活があるだけである。この作品を特徴づけているものの一つはマロース(極寒)である。ドストエフスキーの作品にはこの表現はない。気温はマイナス40度にもなる。「一本の木立ちもない荒野の上を風がヒューヒューと吹き荒れている。夏はからからに乾ききった風、冬は肌身を刺すマロースの風。この荒野には昔から一本の木立ちも生えたことはないのだ。まして、周りを鉄条網に囲まれた今はなおさらだ」要するに人間の住める環境ではないのだ。その作業とはどんなものだったのだろうか?「囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられる」何のために?勿論工業化のためである。工業化のための資材は運ばれなければならない。だから、鉄道は敷設されねばならないし、トラック輸送のためには道路も作られねばならない。中継地には駅も必要であろう。管理者の住居も建設されねばならない。シベリアには森林がある。木材資源があり、その他の天然資源も豊富である。それらは切り出され、発掘され運ばれなければならない。これらの労働に囚人は動員されたのである。その苛酷さは十分に想像できる。その苛酷さをこの作品は余すことなく描いている。そこにあるのはまさに奴隷労働である。体を温める十分な暖房も無く、身なしの粥のために、一本の煙草のために右往左往する。強靭な肉体と精神なくしては刑期を全うできない。全うするためには生活の知恵を必要とする。仕事の場において、食事の場において、休憩の場においてすらそれを必要とする。管理者に対する袖の下はそのひとつである。そこには生存競争があり、勝ち抜いていかねばならない。それと同時に、そこには同胞愛があり、協調があり、協力がある。生活の知恵を持たない元海軍中佐のヴィノフスキーにはショーロフは手を差し伸べる。

 終戦を控え、日ソ不可侵条約を破り満州(当時)に侵攻したソ連軍はそこに住む日本人の住民、軍人を捕虜として、シベリアに拉致し、そこで強制労働に従事させたがその生活環境はもっと苛酷なものであったであろう。その奴隷労働に耐えきれず多くの日本人は死に至った。中国での残留孤児の問題も生じている。

 第2に特徴づけられるものは、囚人の性格である。ドストエフスキーの描く囚人は一般の囚人である。しかしこの作品で描かれる囚人はいわゆる政治犯である。元官僚で娑婆では自動車を乗り回し威張り散らしていたおエラ方のなれの果てのフェチコーワを除けば、すべて心の自由を求め劣悪の条件下でも毅然として生きる人たちである。囚人の持つ暗さはない。心のプライドを失わず、与えられた苛酷な労働を神から与えられた使命と考え、それを喜びと感じている。そこには本来的な労働がある。労働に精を出し、汗をかくことによって、マロースの寒さを忘れる。仕事終了の合図があっても、ショーロフは立ち去ることなく、しばし立ち止まり、仕事の出来栄えを確かめる。まだこの腕もおいぼれていないと自画自賛する。そこには労働の喜びがある。本来的な労働とは生産者と対象との間の物質代謝であり、それによって生産者は精神の高揚を体験する。利潤を求める疎外された部分労働ではない。バプテスト信者のアリョウシャはショーロフに云う「人間には素晴らし者でも神様のお眼には卑しいことなんですから!精神的なことをお祈りしなければいけないんですよ」と。本来の労働の精神性を考えると神につながるものを感じる。

 いわれなき攻撃には反撃する「この毒虫め、貴様らが勝手に刑期を伸ばせる時代は終わったんだ。 今日が娑婆の見納めになるぜ」と看守のデールに班長のチューリンは言う。うしろには副班長のパウロがシャベルを高く振り上げている。他の連中もデールを睨めつけている。デールは震え上がる。引き下がる以外にない。そこには囚人の持つ卑屈さはない。スターリンに対する批判も公然と行われる。「ひげの親爺(スターリンの愛称)がお前らを憐れんでくれるだと!あいつはな血をわけた兄弟でも信じようとはしなかった奴だぞ、お前らみたいなどこの馬の骨か判らない野郎を憐れんでたまるかい」。ここには言論の自由がある。密告があっても保安部は取り上げない。囚人は怖いし、手続きは面倒だ。過酷な生活に苦しみ、右往左往しながらも、彼らは大切なもの=高潔な心を失っていない。

 登場人物を紹介する。


 ヴィノフスキー元海軍中佐 エリート育ちであるが故に生活の知恵を持ち合わせていない。英国に協力し、戦後英国の提督から記念品を贈られたためにラーゲリ入りする。英国はソ連と同じ連合国の一員なのになぜ?

 元映画監督ツェザリ・マルコーヴィチ しばしば芸術談義を戦わす不思議なインテリ。映画監督と云っても1本しか映画は撮っていない。反権力映画であろう。

 バプテスト信者のアリョーシャ:全てを神のおぼしめしと信じ現実を肯定している。「されどもしキリスト教徒としてならば、恥ずることなかれ、かえって、かかる運命(さだめ)の故に神をたたえよ」という福音書の言葉を絶えず唱えている。

 班長のチューリン:父親が富農であったため赤軍を追放され、後にラーゲリ入りする。囚人たちの信望は厚い。白髪の老人

 副班長パウロ:ドイツ戦での英雄

 官僚のなれの果て:フェチコーワ

等々ここでは紹介を省略した囚人たちを含めてソヴェート社会のあらゆる階層(農民、軍人、インテリ、オールドボリシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、元官僚等など)を代表する人物が織りなす人間模様がこの作品を彩っている。ソ連(当時)を代表する文芸誌「ノーブイミール(新世界)」の編集長トワルドフスキーは、この作品の「序にかえて」で次のように述べている。「作者は登場人物たちの運命に対して読者の心に哀傷と痛み引き起さざるを得ないが、その哀傷と痛みが、絶望的な打ちひしがれた感情とは少しも共通点がないという点に芸術家としての疑う余地のない勝利がある」と。ソルジェニーツィンは、この作品の中に登場する囚人たちの中に、いや、これらの人と同じ心を持つ人々の中にロシアの未来を託したのである。これらの何に対してもめげることのないロシアの大地に深く根を下した人々に栄光あれと叫びたい。これらの人がいる限りロシアの未来は明るいと信じたい。

ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4102132015

https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html#c3

[近代史4] ソルジェニーツィンの世界 中川隆
4. 中川隆[-8366] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:12:49 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[40]

One Day in the Life of Ivan Denisovich (1963)


イワン・デニーソヴィッチの一日


One Day in the Life of Ivan Denisovich (1970)








One Day in the Life of Ivan Denisovich






http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html#c4
[近代史4] 共産主義の時代 中川隆
34. 中川隆[-8365] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:32:27 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[41]
ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳
2010年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41

 この作品「イワンデ二ーソヴィチの一日」はアレクサンドル・イサエヴィッチ・ソルジェニーツィンの作品であり、この作品で彼は1962年11月にソ連文壇にデビューする。その内容はスターリンの大粛清時代に題材をとり、「反逆者」として逮捕され、25年のシベリア流刑の処分を受けたイワン・デニソヴィッチ・ショーロフの獄中での一日の生活を描いたものであり、その極限状態を収容所(ラーゲリ)の内と外において表現する。この作品を掲載した「ノーヴイ・ミール(新世界)」誌は空前の発行部数を誇り、のちに発行された単行本は70万部という驚異的な発行部数を記録した。さらにこれに続く一連の作品(「ガン病棟」、「煉獄の中で」、「1916年10月」)によって彼はノーベル文学賞を受賞し世界的文豪の栄誉を担ったのである。

 私はこの作品の内容を紹介する前にこの作品の背景にあるソ連の状況を述べていこうと思う。

 1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、その年の暮にはルーマニアのチャウシェスク独裁体制が民衆の怨嗟の中で打倒されチャウシェスク夫妻は銃殺された。同年夏のポーランドにおける「連帯(ワルサ議長)」主導政権の成立、1990年の東西ドイツの資本主義的統一によって拍車のかかった東欧「労働者国家圏」の雪崩を打った崩壊はソヴェート政権には衝撃的事件であったにもかかわらず、何もなしえず、そのソヴェート政権もゴルバチョフ、エリツィンによる民主化が進展し、1991年には最終的に崩壊した。それはまさに歴史を画する「革命的」大変動でありスターリンなきあとのスターリン体制の破産と崩壊を意味していた。

 このようにソ連、東欧の社会主義化は世界中の労働者、民衆の希望の星であったにもかかわらず無残な結果に終わったのである。

 その原因はどこにあったのであろうか?

 トロッキーはその著「裏切られた革命」の中で革命後のソ連社会を「過度期社会」と名付けている。それは「資本論」に反する革命(グラムシ)だったからである。マルクスは社会主義革命を高度に発展した資本主義国から移行するものと考えていた。だからトロッキーは遅れた資本主義国から社会主義化したソ連は長期にわたる過度期を経験したのちでなければ、真の社会主義に移行できないと考えたのである。この過度期を真の社会主義に導いていくものをプロレタリア独裁に求めたのである。そしてこのことが重要なのだがこの過度期を特徴づけるものとして、その進む先を、社会主義への進化の道か、その逆に資本主義への後退の道かの二つの可能性を示した。トロッキーは真の社会主義の道を「高度の労働生産性」と「世界同時革命」の二つの柱に求めていた。そしてレーニンも考えていたように西欧の資本主義国の革命の成功により、そこからの資金及び技術の援助によって、ロシア革命は成功に導かれると考えたのである。しかし、トロッキーはレーニンの死後スターリンとの路線論争に敗れメキシコに亡命する。後にスターリンによって送り込まれた刺客(=ラモン・メヂカル=トロッキーの秘書の恋人=映画ではアランドロンが演じていた)によって頭にピッケルを打ちこまれ惨殺される。

 スターリンは西欧先進資本主義国での革命が夢となった段階で、世界同時革命を幻想と考え、一国社会主義革命の総和としての世界革命を考えた。スターリンは一国社会主義革命という困難な課題を、それ以上に困難な課題(内外での敵対勢力との対決)を解決しつつ実現していかねばならなかったのである。この為には強固な指導体制をを必要とした。スターリンによる独裁体制は必然だったといえるであろう。強固な中央集権国家が生まれ、個人崇拝のもと絶対的権力が彼に付与されたのである。この権力は大粛清時代を通じてさらに強化された。

 スターリンにとっての課題は社会主義建設であって、それ以外の発展の道は考えられなかった。資源と労働を一つ(国家)に集中(社会主義的原始的蓄積)し、これを必要な部分に計画的に配分していく。これによって社会主義的工業化と農業の集団化を達成していかなければならなかった。しかしそれは経験則のない史上初の試みであり、試行錯誤の連続であった。その結果としての非効率的運営は経済の停滞を生み出した。NEP(新経済政策:一時的な資本主義的経営の容認)によって生まれ、育ってきた私企業者に工業においても、農業においても勝ることが出来なかった。ネップマンと呼ばれる豊かな私企業者が生まれ、貧農を雇用する富農層が生まれてきた。ここに一つの可能性が芽生えていた。それはこの私的経営者が資本家に転じていく道である。NEPでは国家に供出した残りの生産物を市場で売ることが許されていた。個人的利益を保証する制度は、生産者の労働意欲を高め、その総生産高を増大させたのである。NEPは純経済的に見れば成功を収めていた。この状況は「イワン・デニソヴィッチの一日」の中でも述べられている。コルホーズの停滞、そこで働く人のネップマンのところでのアルバイトをする状況が叙述されている。

 この時ソヴェート政権には二つの道が考えられていた。一つはいわゆる修正主義的道で、それを主張する学者には修正主義の理論的創始者と云われるドイツのベルンシュタインがおり。ソ連国内にはブハーリンがいた。共に過激な政策を排し、資本主義の利点を生かし、否定面を修正していこうというものである。資本主義社会は自由競争の社会であり、優勝劣敗の社会である。その結果、敗者が生まれる。それは資本主義社会の抱える構造的矛盾であり、敗者を自己責任に帰することはできない。そこで修正主義を国是とする国にとって必要なことは、優勝劣敗を放置するのではなく、いかに敗者を救済するかにあった。その方法として国家のとる政策は勝者から多くの税金を取り立て、これを敗者に配分するという福祉政策であり、極端な金持も、貧乏人もいない中間層を中心とした社会を作り、自由と平等を同時に実現していこうというものである。しかしこれを実現するためには経済の発展を必要とする。福祉政策には多くの財源が必要だからである。これは現在、北欧諸国(デンマーク。フィンランド)で行われている政策であり、本来的社会主義(正当)に対し民主社会主義(異端)と呼ばれている。日本の共産党、社民党はこれを目指している政党である。管理された資本主義を目指すのである。

 この種の考えはスターリン統治下においてもブハーリンに見られるように当然生まれていた。これ以外にも多様な考えがあり、一つの考えによって統一されてはいなかった。ブハーリンたちはNEPの結果生まれてきた豊かな私的経営者(ネップマン、富農)を保護育成し、そこから生まれる利潤を税金として一部吸収し、それを社会主義工業やソホーズ、コルホーズに投資し、徐々に社会主義化をしていく漸進的な道を考えていたのである。しかしこのような漸進的な道はスターリンによって資本主義への後退への道と退けられた。そして第2の道である全面的な社会主義的工業化と農業の集団化の道が選択されたのである。ネップマンや富農層は当然これに反発した。当然大きな混乱が生じた。穀物の供出が拒否され、武力衝突も起こった。スターリンはこれに対して武力制圧を行った。富農は逮捕されシベリア送りとなる。その財産は没収された。このような高圧的な政策は政権内部にも反発が生じた。しかし権力の中枢を握ったスターリンはこれらの反権力者に対しては容赦をしなかった。ことごとく逮捕され処刑された。政権内部にいたブハーリンも逮捕され銃殺刑に合う。スターリンの盟友でありライバルでもあったキーロフは暗殺される(この事実は「イワン・デニーソヴィッチの一日」の中でも述べられている)。大粛清時代が始まった。スターリンは自分に反対するものは政権内部の幹部、軍関係者等々政権を担当するものでも容赦をしなかった。自身の指導体制を脅かすと思われる人間はゲーペーウー(総合国家政治保安部)の後を継いだエヌ・ケー・ヴィ・デー(内部人民保安部)を使い、ことごとく逮捕し、後には裁判もなしに処刑した。そこにあったものは派閥争いであり、権力闘争であり、スターリンに気に入られようとする者たちの闘争でもあった。この大粛清は、路線闘争などという単純なものではなく、まさに食うか食われるかの争いであり、相手を食わねば自分が食われるという凄まじさであった。この大粛清はスターリンによってはじめられたにもかかわらず、後には自動的に動き出しスターリンの手を離れた感があった。このような政権内部の粛清とは別に「普通」の人々=労働者、農民、教師、司祭、音楽家、軍人、年金生活者、バレリーナ、乞食等が処刑された。密告が奨励され、子が親を、恋人を友人を、それぞれがそれぞれを密告した。そうすることが自身の安全を保つ方法だったのである。「娑婆じゃーマッチがないといただけで逮捕されるそうだ」、と「イワンデニーソヴィッチの一日」の中で囚人は言う。告発者が逆に告発され処刑に合った事件も述べられている。ラーゲリ内で密告者が殺された事件も書かれている。密告者は極端に嫌われてはいたが、それが正義と考えられていた。お互いがお互いを疑心暗鬼の目で見てだれも信用することのできない不幸な事態が、この時代を特徴づけていた。政治的ヒステリーの嵐が吹き荒れていた。

スターリン自身「私はもうおしまいだ、誰も信用できない。自分自身さえも」という言葉をフルシチョフとミコヤンに云ったということが伝えられている。スターリン自身、絶えず政敵からの暗殺の危機にさらされていた。未遂事件も報告されている。それ故、彼は多くの影武者を用意し、絶えず数人のボデイガードとともに行動し、執務室も幾つも用意し、そこを渡り歩き、その居場所を決して明らかにしなかったという。このように彼の心は決して休まることはなかったのである。そこには独裁者の抱える孤独がある。恐れられてはいても決して親しまれることの無い寂しさ、悲しさがそこにはあったに違いない。その意味では不幸な人間であったと言えよう。天寿を全うできたのが不思議なぐらいである(1879〜1953年 74歳没)。古くはシーザーが最近ではフセインが悲惨な最期を遂げている。大体において独裁者の末路は哀れである。この時代に抹殺された人の数は正確な統計資料がないので、確かなことは言えないが諸説があり、500万人程度の人間が抹殺されたり流刑に処せられたといわれている。

 この時代に抹殺された人の中には多くの外国人も含まれているが、その数、略歴については省略するが、その数は膨大なものがあり、ポーランド共産党中央委員のほぼ全員が処刑されたという資料もある。
 日本人に関して言えば、手に手を取り合って、ソ連に恋の逃避行を行った女優の岡田嘉子とその愛人演出家の杉本良吉は、不法入国ということもあり、当時の日本はソ連にとって潜在的な仮想敵国であったことから、スパイ容疑で逮捕され、岡田嘉子は10年にも及ぶ強制労働、杉本良吉は銃殺刑に合っている。そのほか共産党員の山本懸蔵、留学中の医師国崎定洞が処刑されている。ソ連社会主義に希望の光を見出しその社会で自らを生かしたいと望み、スパイなど考えたこともない純粋な人までもスターリンは抹殺したのである。そこにはスターリンの危機意識があり、その結果としての過剰反応があったといえよう。この時代はソ連の歴史に汚点を残す暗黒時代であった。この大粛清の時代の後社会的混乱と経済の停滞は長期にわたって続いた。さらに否定的要因として生まれたのがノーメンクラツーラという特権階層であり、彼らは官僚世界を生み出し労働者の上に君臨した。プロレタリア独裁ではなく、プロレタリアに対する独裁が生まれた。ソ連社会の崩壊は、上からのものであったが故に官僚社会は残った。しかしいずれにしてもロシア共和国(ソ連改め)はトロッキーが危惧し、ブハーリンが望んだ民主社会主義的道を選択したのである。今ロシア共和国はソ連時代を引き継ぎ、アメリカに次ぐ大国ではあるが、その内部には多くの矛盾を抱えており、安定していない。ロシアはどこへ行くのであろうか?

 ソルジェニーツィンはこの作品の中で宗教論、芸術論も展開している。社会主義ソ連においても宗教は人々の心に深く根付いていることを示し、さらに当時の芸術家が時の権力に迎合しているがこれは当時の状況下では仕方がなかったのだという元映画監督ツェーザリの意見に対して、「天才というのは、独裁者の趣味なんかで解釈を変えたりしない」とX-123番(収容所内では名前でなく番号で呼ばれていた)の口を借りてソルジェニーツィンは自身の意見を述べている。さらに「芸術とは何をではなくいかにじゃないですか?」という意見に対しては「いかにではなく何をだ」とX‐123は反論する。「如何に」は技術であって、「何を」はテーマである。これは当時の社会主義リアリズムにおける芸術論争を反映している。
 私は今までこの作品が成立した時代背景を中心に述べてきたが、これからはこの作品の内容を中心に述べていきたい。

 ソルジェニーツィン自身は、スターリンを批判した罪で逮捕され、8年間のシベリア流刑に処せられている。その流刑地は一つに限られておらず、その一つにカザフスタンのエキパストーゼにある政治犯のみを収容する特別収容所があった。ここでの実体験が「イワン・デニーソヴィッチの一日」に結実したのである。

 この作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」はイワン・デニーソヴィッチ・ショーロフというロシア農民のシベリアでの収容所(ラーゲリ)での一日、その起床から始まって、員数検査、現場作業、食事風景、点呼、就寝を、マロース(極寒)という劣悪環境の中で描き、それを通して大粛清時代=1935〜1939年)のソ連社会主義の過酷な現実を描いている。

 この作品の主人公ショーロフはドイツ戦の時にドイツの捕虜になり、そこから命がけで脱走し、森の中で友軍に助けられたのだが、「反逆罪」で捕えられ25年間の流刑に処せられた。誰もが何故と問うであろう。「反逆者」と「捕虜」の因果関係が分からないからである。その答えは次の叙述で明らかになる。「書類によるとショーロフの罪は祖国への裏切りということになっている。いや彼はそう自白までしたのだ。つまり、自分は祖国を裏切るために捕虜になり、ドイツ諜報部の任務を遂行して、帰還が許されたものである」と。そこにはあるものは自白への強要であり、それを拒否すれば死が待っていたのである。スターリン語録の中には次の言葉がある。「赤軍には捕虜は存在しない。存在するのは「反逆者」のみである」。反逆者にならないためには死しかない。日本にも「死しても虜囚の辱めを受けず」という言葉がある。沖縄での米軍との戦いにおいて、多くの民間人が降伏せず死を選んだというのも共通性を感じその非人間性には怒りを感じる。

 この作品を読んで思い出すのはドストエフスキーによって書かれた「死の家の記録」である。これもドストエフスキーの実体験をもとに書かれたものである。共にシベリアでの過酷なラーゲリ内での生活を描いたものであるが、ドストエフスキーの描くラーゲリ内での生活には笞刑5000回等という過酷さがある反面その生活の中にはおおらかさもある。囚人と村人の間には交流があり手作りの芝居を披露したり看守の目を盗んで(目こぼしを受けて:勿論賄賂を必要とする)ではあるが街の女との接触も出来る。ペットの飼育も出来る。囚人の手創りの品を村人に売り、小遣い稼ぎも出来る。看守の囚人を見る目は優しい。共に虐げられた民という共通意識があるからであろう。しかしこの作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」には、そんなおおらかさは一切ない。過酷な生活があるだけである。この作品を特徴づけているものの一つはマロース(極寒)である。ドストエフスキーの作品にはこの表現はない。気温はマイナス40度にもなる。「一本の木立ちもない荒野の上を風がヒューヒューと吹き荒れている。夏はからからに乾ききった風、冬は肌身を刺すマロースの風。この荒野には昔から一本の木立ちも生えたことはないのだ。まして、周りを鉄条網に囲まれた今はなおさらだ」要するに人間の住める環境ではないのだ。その作業とはどんなものだったのだろうか?「囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられる」何のために?勿論工業化のためである。工業化のための資材は運ばれなければならない。だから、鉄道は敷設されねばならないし、トラック輸送のためには道路も作られねばならない。中継地には駅も必要であろう。管理者の住居も建設されねばならない。シベリアには森林がある。木材資源があり、その他の天然資源も豊富である。それらは切り出され、発掘され運ばれなければならない。これらの労働に囚人は動員されたのである。その苛酷さは十分に想像できる。その苛酷さをこの作品は余すことなく描いている。そこにあるのはまさに奴隷労働である。体を温める十分な暖房も無く、身なしの粥のために、一本の煙草のために右往左往する。強靭な肉体と精神なくしては刑期を全うできない。全うするためには生活の知恵を必要とする。仕事の場において、食事の場において、休憩の場においてすらそれを必要とする。管理者に対する袖の下はそのひとつである。そこには生存競争があり、勝ち抜いていかねばならない。それと同時に、そこには同胞愛があり、協調があり、協力がある。生活の知恵を持たない元海軍中佐のヴィノフスキーにはショーロフは手を差し伸べる。

 終戦を控え、日ソ不可侵条約を破り満州(当時)に侵攻したソ連軍はそこに住む日本人の住民、軍人を捕虜として、シベリアに拉致し、そこで強制労働に従事させたがその生活環境はもっと苛酷なものであったであろう。その奴隷労働に耐えきれず多くの日本人は死に至った。中国での残留孤児の問題も生じている。

 第2に特徴づけられるものは、囚人の性格である。ドストエフスキーの描く囚人は一般の囚人である。しかしこの作品で描かれる囚人はいわゆる政治犯である。元官僚で娑婆では自動車を乗り回し威張り散らしていたおエラ方のなれの果てのフェチコーワを除けば、すべて心の自由を求め劣悪の条件下でも毅然として生きる人たちである。囚人の持つ暗さはない。心のプライドを失わず、与えられた苛酷な労働を神から与えられた使命と考え、それを喜びと感じている。そこには本来的な労働がある。労働に精を出し、汗をかくことによって、マロースの寒さを忘れる。仕事終了の合図があっても、ショーロフは立ち去ることなく、しばし立ち止まり、仕事の出来栄えを確かめる。まだこの腕もおいぼれていないと自画自賛する。そこには労働の喜びがある。本来的な労働とは生産者と対象との間の物質代謝であり、それによって生産者は精神の高揚を体験する。利潤を求める疎外された部分労働ではない。バプテスト信者のアリョウシャはショーロフに云う「人間には素晴らし者でも神様のお眼には卑しいことなんですから!精神的なことをお祈りしなければいけないんですよ」と。本来の労働の精神性を考えると神につながるものを感じる。

 いわれなき攻撃には反撃する「この毒虫め、貴様らが勝手に刑期を伸ばせる時代は終わったんだ。 今日が娑婆の見納めになるぜ」と看守のデールに班長のチューリンは言う。うしろには副班長のパウロがシャベルを高く振り上げている。他の連中もデールを睨めつけている。デールは震え上がる。引き下がる以外にない。そこには囚人の持つ卑屈さはない。スターリンに対する批判も公然と行われる。「ひげの親爺(スターリンの愛称)がお前らを憐れんでくれるだと!あいつはな血をわけた兄弟でも信じようとはしなかった奴だぞ、お前らみたいなどこの馬の骨か判らない野郎を憐れんでたまるかい」。ここには言論の自由がある。密告があっても保安部は取り上げない。囚人は怖いし、手続きは面倒だ。過酷な生活に苦しみ、右往左往しながらも、彼らは大切なもの=高潔な心を失っていない。

 登場人物を紹介する。


 ヴィノフスキー元海軍中佐 エリート育ちであるが故に生活の知恵を持ち合わせていない。英国に協力し、戦後英国の提督から記念品を贈られたためにラーゲリ入りする。英国はソ連と同じ連合国の一員なのになぜ?

 元映画監督ツェザリ・マルコーヴィチ しばしば芸術談義を戦わす不思議なインテリ。映画監督と云っても1本しか映画は撮っていない。反権力映画であろう。

 バプテスト信者のアリョーシャ:全てを神のおぼしめしと信じ現実を肯定している。「されどもしキリスト教徒としてならば、恥ずることなかれ、かえって、かかる運命(さだめ)の故に神をたたえよ」という福音書の言葉を絶えず唱えている。

 班長のチューリン:父親が富農であったため赤軍を追放され、後にラーゲリ入りする。囚人たちの信望は厚い。白髪の老人

 副班長パウロ:ドイツ戦での英雄

 官僚のなれの果て:フェチコーワ

等々ここでは紹介を省略した囚人たちを含めてソヴェート社会のあらゆる階層(農民、軍人、インテリ、オールドボリシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、元官僚等など)を代表する人物が織りなす人間模様がこの作品を彩っている。ソ連(当時)を代表する文芸誌「ノーブイミール(新世界)」の編集長トワルドフスキーは、この作品の「序にかえて」で次のように述べている。「作者は登場人物たちの運命に対して読者の心に哀傷と痛み引き起さざるを得ないが、その哀傷と痛みが、絶望的な打ちひしがれた感情とは少しも共通点がないという点に芸術家としての疑う余地のない勝利がある」と。ソルジェニーツィンは、この作品の中に登場する囚人たちの中に、いや、これらの人と同じ心を持つ人々の中にロシアの未来を託したのである。これらの何に対してもめげることのないロシアの大地に深く根を下した人々に栄光あれと叫びたい。これらの人がいる限りロシアの未来は明るいと信じたい。

ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4102132015

https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41


詳細は

ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/613.html#c34

[近代史3] ロシア革命とは何だったのか? 中川隆
8. 中川隆[-8364] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:32:54 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[42]
ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳
2010年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41

 この作品「イワンデ二ーソヴィチの一日」はアレクサンドル・イサエヴィッチ・ソルジェニーツィンの作品であり、この作品で彼は1962年11月にソ連文壇にデビューする。その内容はスターリンの大粛清時代に題材をとり、「反逆者」として逮捕され、25年のシベリア流刑の処分を受けたイワン・デニソヴィッチ・ショーロフの獄中での一日の生活を描いたものであり、その極限状態を収容所(ラーゲリ)の内と外において表現する。この作品を掲載した「ノーヴイ・ミール(新世界)」誌は空前の発行部数を誇り、のちに発行された単行本は70万部という驚異的な発行部数を記録した。さらにこれに続く一連の作品(「ガン病棟」、「煉獄の中で」、「1916年10月」)によって彼はノーベル文学賞を受賞し世界的文豪の栄誉を担ったのである。

 私はこの作品の内容を紹介する前にこの作品の背景にあるソ連の状況を述べていこうと思う。

 1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、その年の暮にはルーマニアのチャウシェスク独裁体制が民衆の怨嗟の中で打倒されチャウシェスク夫妻は銃殺された。同年夏のポーランドにおける「連帯(ワルサ議長)」主導政権の成立、1990年の東西ドイツの資本主義的統一によって拍車のかかった東欧「労働者国家圏」の雪崩を打った崩壊はソヴェート政権には衝撃的事件であったにもかかわらず、何もなしえず、そのソヴェート政権もゴルバチョフ、エリツィンによる民主化が進展し、1991年には最終的に崩壊した。それはまさに歴史を画する「革命的」大変動でありスターリンなきあとのスターリン体制の破産と崩壊を意味していた。

 このようにソ連、東欧の社会主義化は世界中の労働者、民衆の希望の星であったにもかかわらず無残な結果に終わったのである。

 その原因はどこにあったのであろうか?

 トロッキーはその著「裏切られた革命」の中で革命後のソ連社会を「過度期社会」と名付けている。それは「資本論」に反する革命(グラムシ)だったからである。マルクスは社会主義革命を高度に発展した資本主義国から移行するものと考えていた。だからトロッキーは遅れた資本主義国から社会主義化したソ連は長期にわたる過度期を経験したのちでなければ、真の社会主義に移行できないと考えたのである。この過度期を真の社会主義に導いていくものをプロレタリア独裁に求めたのである。そしてこのことが重要なのだがこの過度期を特徴づけるものとして、その進む先を、社会主義への進化の道か、その逆に資本主義への後退の道かの二つの可能性を示した。トロッキーは真の社会主義の道を「高度の労働生産性」と「世界同時革命」の二つの柱に求めていた。そしてレーニンも考えていたように西欧の資本主義国の革命の成功により、そこからの資金及び技術の援助によって、ロシア革命は成功に導かれると考えたのである。しかし、トロッキーはレーニンの死後スターリンとの路線論争に敗れメキシコに亡命する。後にスターリンによって送り込まれた刺客(=ラモン・メヂカル=トロッキーの秘書の恋人=映画ではアランドロンが演じていた)によって頭にピッケルを打ちこまれ惨殺される。

 スターリンは西欧先進資本主義国での革命が夢となった段階で、世界同時革命を幻想と考え、一国社会主義革命の総和としての世界革命を考えた。スターリンは一国社会主義革命という困難な課題を、それ以上に困難な課題(内外での敵対勢力との対決)を解決しつつ実現していかねばならなかったのである。この為には強固な指導体制をを必要とした。スターリンによる独裁体制は必然だったといえるであろう。強固な中央集権国家が生まれ、個人崇拝のもと絶対的権力が彼に付与されたのである。この権力は大粛清時代を通じてさらに強化された。

 スターリンにとっての課題は社会主義建設であって、それ以外の発展の道は考えられなかった。資源と労働を一つ(国家)に集中(社会主義的原始的蓄積)し、これを必要な部分に計画的に配分していく。これによって社会主義的工業化と農業の集団化を達成していかなければならなかった。しかしそれは経験則のない史上初の試みであり、試行錯誤の連続であった。その結果としての非効率的運営は経済の停滞を生み出した。NEP(新経済政策:一時的な資本主義的経営の容認)によって生まれ、育ってきた私企業者に工業においても、農業においても勝ることが出来なかった。ネップマンと呼ばれる豊かな私企業者が生まれ、貧農を雇用する富農層が生まれてきた。ここに一つの可能性が芽生えていた。それはこの私的経営者が資本家に転じていく道である。NEPでは国家に供出した残りの生産物を市場で売ることが許されていた。個人的利益を保証する制度は、生産者の労働意欲を高め、その総生産高を増大させたのである。NEPは純経済的に見れば成功を収めていた。この状況は「イワン・デニソヴィッチの一日」の中でも述べられている。コルホーズの停滞、そこで働く人のネップマンのところでのアルバイトをする状況が叙述されている。

 この時ソヴェート政権には二つの道が考えられていた。一つはいわゆる修正主義的道で、それを主張する学者には修正主義の理論的創始者と云われるドイツのベルンシュタインがおり。ソ連国内にはブハーリンがいた。共に過激な政策を排し、資本主義の利点を生かし、否定面を修正していこうというものである。資本主義社会は自由競争の社会であり、優勝劣敗の社会である。その結果、敗者が生まれる。それは資本主義社会の抱える構造的矛盾であり、敗者を自己責任に帰することはできない。そこで修正主義を国是とする国にとって必要なことは、優勝劣敗を放置するのではなく、いかに敗者を救済するかにあった。その方法として国家のとる政策は勝者から多くの税金を取り立て、これを敗者に配分するという福祉政策であり、極端な金持も、貧乏人もいない中間層を中心とした社会を作り、自由と平等を同時に実現していこうというものである。しかしこれを実現するためには経済の発展を必要とする。福祉政策には多くの財源が必要だからである。これは現在、北欧諸国(デンマーク。フィンランド)で行われている政策であり、本来的社会主義(正当)に対し民主社会主義(異端)と呼ばれている。日本の共産党、社民党はこれを目指している政党である。管理された資本主義を目指すのである。

 この種の考えはスターリン統治下においてもブハーリンに見られるように当然生まれていた。これ以外にも多様な考えがあり、一つの考えによって統一されてはいなかった。ブハーリンたちはNEPの結果生まれてきた豊かな私的経営者(ネップマン、富農)を保護育成し、そこから生まれる利潤を税金として一部吸収し、それを社会主義工業やソホーズ、コルホーズに投資し、徐々に社会主義化をしていく漸進的な道を考えていたのである。しかしこのような漸進的な道はスターリンによって資本主義への後退への道と退けられた。そして第2の道である全面的な社会主義的工業化と農業の集団化の道が選択されたのである。ネップマンや富農層は当然これに反発した。当然大きな混乱が生じた。穀物の供出が拒否され、武力衝突も起こった。スターリンはこれに対して武力制圧を行った。富農は逮捕されシベリア送りとなる。その財産は没収された。このような高圧的な政策は政権内部にも反発が生じた。しかし権力の中枢を握ったスターリンはこれらの反権力者に対しては容赦をしなかった。ことごとく逮捕され処刑された。政権内部にいたブハーリンも逮捕され銃殺刑に合う。スターリンの盟友でありライバルでもあったキーロフは暗殺される(この事実は「イワン・デニーソヴィッチの一日」の中でも述べられている)。大粛清時代が始まった。スターリンは自分に反対するものは政権内部の幹部、軍関係者等々政権を担当するものでも容赦をしなかった。自身の指導体制を脅かすと思われる人間はゲーペーウー(総合国家政治保安部)の後を継いだエヌ・ケー・ヴィ・デー(内部人民保安部)を使い、ことごとく逮捕し、後には裁判もなしに処刑した。そこにあったものは派閥争いであり、権力闘争であり、スターリンに気に入られようとする者たちの闘争でもあった。この大粛清は、路線闘争などという単純なものではなく、まさに食うか食われるかの争いであり、相手を食わねば自分が食われるという凄まじさであった。この大粛清はスターリンによってはじめられたにもかかわらず、後には自動的に動き出しスターリンの手を離れた感があった。このような政権内部の粛清とは別に「普通」の人々=労働者、農民、教師、司祭、音楽家、軍人、年金生活者、バレリーナ、乞食等が処刑された。密告が奨励され、子が親を、恋人を友人を、それぞれがそれぞれを密告した。そうすることが自身の安全を保つ方法だったのである。「娑婆じゃーマッチがないといただけで逮捕されるそうだ」、と「イワンデニーソヴィッチの一日」の中で囚人は言う。告発者が逆に告発され処刑に合った事件も述べられている。ラーゲリ内で密告者が殺された事件も書かれている。密告者は極端に嫌われてはいたが、それが正義と考えられていた。お互いがお互いを疑心暗鬼の目で見てだれも信用することのできない不幸な事態が、この時代を特徴づけていた。政治的ヒステリーの嵐が吹き荒れていた。

スターリン自身「私はもうおしまいだ、誰も信用できない。自分自身さえも」という言葉をフルシチョフとミコヤンに云ったということが伝えられている。スターリン自身、絶えず政敵からの暗殺の危機にさらされていた。未遂事件も報告されている。それ故、彼は多くの影武者を用意し、絶えず数人のボデイガードとともに行動し、執務室も幾つも用意し、そこを渡り歩き、その居場所を決して明らかにしなかったという。このように彼の心は決して休まることはなかったのである。そこには独裁者の抱える孤独がある。恐れられてはいても決して親しまれることの無い寂しさ、悲しさがそこにはあったに違いない。その意味では不幸な人間であったと言えよう。天寿を全うできたのが不思議なぐらいである(1879〜1953年 74歳没)。古くはシーザーが最近ではフセインが悲惨な最期を遂げている。大体において独裁者の末路は哀れである。この時代に抹殺された人の数は正確な統計資料がないので、確かなことは言えないが諸説があり、500万人程度の人間が抹殺されたり流刑に処せられたといわれている。

 この時代に抹殺された人の中には多くの外国人も含まれているが、その数、略歴については省略するが、その数は膨大なものがあり、ポーランド共産党中央委員のほぼ全員が処刑されたという資料もある。
 日本人に関して言えば、手に手を取り合って、ソ連に恋の逃避行を行った女優の岡田嘉子とその愛人演出家の杉本良吉は、不法入国ということもあり、当時の日本はソ連にとって潜在的な仮想敵国であったことから、スパイ容疑で逮捕され、岡田嘉子は10年にも及ぶ強制労働、杉本良吉は銃殺刑に合っている。そのほか共産党員の山本懸蔵、留学中の医師国崎定洞が処刑されている。ソ連社会主義に希望の光を見出しその社会で自らを生かしたいと望み、スパイなど考えたこともない純粋な人までもスターリンは抹殺したのである。そこにはスターリンの危機意識があり、その結果としての過剰反応があったといえよう。この時代はソ連の歴史に汚点を残す暗黒時代であった。この大粛清の時代の後社会的混乱と経済の停滞は長期にわたって続いた。さらに否定的要因として生まれたのがノーメンクラツーラという特権階層であり、彼らは官僚世界を生み出し労働者の上に君臨した。プロレタリア独裁ではなく、プロレタリアに対する独裁が生まれた。ソ連社会の崩壊は、上からのものであったが故に官僚社会は残った。しかしいずれにしてもロシア共和国(ソ連改め)はトロッキーが危惧し、ブハーリンが望んだ民主社会主義的道を選択したのである。今ロシア共和国はソ連時代を引き継ぎ、アメリカに次ぐ大国ではあるが、その内部には多くの矛盾を抱えており、安定していない。ロシアはどこへ行くのであろうか?

 ソルジェニーツィンはこの作品の中で宗教論、芸術論も展開している。社会主義ソ連においても宗教は人々の心に深く根付いていることを示し、さらに当時の芸術家が時の権力に迎合しているがこれは当時の状況下では仕方がなかったのだという元映画監督ツェーザリの意見に対して、「天才というのは、独裁者の趣味なんかで解釈を変えたりしない」とX-123番(収容所内では名前でなく番号で呼ばれていた)の口を借りてソルジェニーツィンは自身の意見を述べている。さらに「芸術とは何をではなくいかにじゃないですか?」という意見に対しては「いかにではなく何をだ」とX‐123は反論する。「如何に」は技術であって、「何を」はテーマである。これは当時の社会主義リアリズムにおける芸術論争を反映している。
 私は今までこの作品が成立した時代背景を中心に述べてきたが、これからはこの作品の内容を中心に述べていきたい。

 ソルジェニーツィン自身は、スターリンを批判した罪で逮捕され、8年間のシベリア流刑に処せられている。その流刑地は一つに限られておらず、その一つにカザフスタンのエキパストーゼにある政治犯のみを収容する特別収容所があった。ここでの実体験が「イワン・デニーソヴィッチの一日」に結実したのである。

 この作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」はイワン・デニーソヴィッチ・ショーロフというロシア農民のシベリアでの収容所(ラーゲリ)での一日、その起床から始まって、員数検査、現場作業、食事風景、点呼、就寝を、マロース(極寒)という劣悪環境の中で描き、それを通して大粛清時代=1935〜1939年)のソ連社会主義の過酷な現実を描いている。

 この作品の主人公ショーロフはドイツ戦の時にドイツの捕虜になり、そこから命がけで脱走し、森の中で友軍に助けられたのだが、「反逆罪」で捕えられ25年間の流刑に処せられた。誰もが何故と問うであろう。「反逆者」と「捕虜」の因果関係が分からないからである。その答えは次の叙述で明らかになる。「書類によるとショーロフの罪は祖国への裏切りということになっている。いや彼はそう自白までしたのだ。つまり、自分は祖国を裏切るために捕虜になり、ドイツ諜報部の任務を遂行して、帰還が許されたものである」と。そこにはあるものは自白への強要であり、それを拒否すれば死が待っていたのである。スターリン語録の中には次の言葉がある。「赤軍には捕虜は存在しない。存在するのは「反逆者」のみである」。反逆者にならないためには死しかない。日本にも「死しても虜囚の辱めを受けず」という言葉がある。沖縄での米軍との戦いにおいて、多くの民間人が降伏せず死を選んだというのも共通性を感じその非人間性には怒りを感じる。

 この作品を読んで思い出すのはドストエフスキーによって書かれた「死の家の記録」である。これもドストエフスキーの実体験をもとに書かれたものである。共にシベリアでの過酷なラーゲリ内での生活を描いたものであるが、ドストエフスキーの描くラーゲリ内での生活には笞刑5000回等という過酷さがある反面その生活の中にはおおらかさもある。囚人と村人の間には交流があり手作りの芝居を披露したり看守の目を盗んで(目こぼしを受けて:勿論賄賂を必要とする)ではあるが街の女との接触も出来る。ペットの飼育も出来る。囚人の手創りの品を村人に売り、小遣い稼ぎも出来る。看守の囚人を見る目は優しい。共に虐げられた民という共通意識があるからであろう。しかしこの作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」には、そんなおおらかさは一切ない。過酷な生活があるだけである。この作品を特徴づけているものの一つはマロース(極寒)である。ドストエフスキーの作品にはこの表現はない。気温はマイナス40度にもなる。「一本の木立ちもない荒野の上を風がヒューヒューと吹き荒れている。夏はからからに乾ききった風、冬は肌身を刺すマロースの風。この荒野には昔から一本の木立ちも生えたことはないのだ。まして、周りを鉄条網に囲まれた今はなおさらだ」要するに人間の住める環境ではないのだ。その作業とはどんなものだったのだろうか?「囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられる」何のために?勿論工業化のためである。工業化のための資材は運ばれなければならない。だから、鉄道は敷設されねばならないし、トラック輸送のためには道路も作られねばならない。中継地には駅も必要であろう。管理者の住居も建設されねばならない。シベリアには森林がある。木材資源があり、その他の天然資源も豊富である。それらは切り出され、発掘され運ばれなければならない。これらの労働に囚人は動員されたのである。その苛酷さは十分に想像できる。その苛酷さをこの作品は余すことなく描いている。そこにあるのはまさに奴隷労働である。体を温める十分な暖房も無く、身なしの粥のために、一本の煙草のために右往左往する。強靭な肉体と精神なくしては刑期を全うできない。全うするためには生活の知恵を必要とする。仕事の場において、食事の場において、休憩の場においてすらそれを必要とする。管理者に対する袖の下はそのひとつである。そこには生存競争があり、勝ち抜いていかねばならない。それと同時に、そこには同胞愛があり、協調があり、協力がある。生活の知恵を持たない元海軍中佐のヴィノフスキーにはショーロフは手を差し伸べる。

 終戦を控え、日ソ不可侵条約を破り満州(当時)に侵攻したソ連軍はそこに住む日本人の住民、軍人を捕虜として、シベリアに拉致し、そこで強制労働に従事させたがその生活環境はもっと苛酷なものであったであろう。その奴隷労働に耐えきれず多くの日本人は死に至った。中国での残留孤児の問題も生じている。

 第2に特徴づけられるものは、囚人の性格である。ドストエフスキーの描く囚人は一般の囚人である。しかしこの作品で描かれる囚人はいわゆる政治犯である。元官僚で娑婆では自動車を乗り回し威張り散らしていたおエラ方のなれの果てのフェチコーワを除けば、すべて心の自由を求め劣悪の条件下でも毅然として生きる人たちである。囚人の持つ暗さはない。心のプライドを失わず、与えられた苛酷な労働を神から与えられた使命と考え、それを喜びと感じている。そこには本来的な労働がある。労働に精を出し、汗をかくことによって、マロースの寒さを忘れる。仕事終了の合図があっても、ショーロフは立ち去ることなく、しばし立ち止まり、仕事の出来栄えを確かめる。まだこの腕もおいぼれていないと自画自賛する。そこには労働の喜びがある。本来的な労働とは生産者と対象との間の物質代謝であり、それによって生産者は精神の高揚を体験する。利潤を求める疎外された部分労働ではない。バプテスト信者のアリョウシャはショーロフに云う「人間には素晴らし者でも神様のお眼には卑しいことなんですから!精神的なことをお祈りしなければいけないんですよ」と。本来の労働の精神性を考えると神につながるものを感じる。

 いわれなき攻撃には反撃する「この毒虫め、貴様らが勝手に刑期を伸ばせる時代は終わったんだ。 今日が娑婆の見納めになるぜ」と看守のデールに班長のチューリンは言う。うしろには副班長のパウロがシャベルを高く振り上げている。他の連中もデールを睨めつけている。デールは震え上がる。引き下がる以外にない。そこには囚人の持つ卑屈さはない。スターリンに対する批判も公然と行われる。「ひげの親爺(スターリンの愛称)がお前らを憐れんでくれるだと!あいつはな血をわけた兄弟でも信じようとはしなかった奴だぞ、お前らみたいなどこの馬の骨か判らない野郎を憐れんでたまるかい」。ここには言論の自由がある。密告があっても保安部は取り上げない。囚人は怖いし、手続きは面倒だ。過酷な生活に苦しみ、右往左往しながらも、彼らは大切なもの=高潔な心を失っていない。

 登場人物を紹介する。


 ヴィノフスキー元海軍中佐 エリート育ちであるが故に生活の知恵を持ち合わせていない。英国に協力し、戦後英国の提督から記念品を贈られたためにラーゲリ入りする。英国はソ連と同じ連合国の一員なのになぜ?

 元映画監督ツェザリ・マルコーヴィチ しばしば芸術談義を戦わす不思議なインテリ。映画監督と云っても1本しか映画は撮っていない。反権力映画であろう。

 バプテスト信者のアリョーシャ:全てを神のおぼしめしと信じ現実を肯定している。「されどもしキリスト教徒としてならば、恥ずることなかれ、かえって、かかる運命(さだめ)の故に神をたたえよ」という福音書の言葉を絶えず唱えている。

 班長のチューリン:父親が富農であったため赤軍を追放され、後にラーゲリ入りする。囚人たちの信望は厚い。白髪の老人

 副班長パウロ:ドイツ戦での英雄

 官僚のなれの果て:フェチコーワ

等々ここでは紹介を省略した囚人たちを含めてソヴェート社会のあらゆる階層(農民、軍人、インテリ、オールドボリシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、元官僚等など)を代表する人物が織りなす人間模様がこの作品を彩っている。ソ連(当時)を代表する文芸誌「ノーブイミール(新世界)」の編集長トワルドフスキーは、この作品の「序にかえて」で次のように述べている。「作者は登場人物たちの運命に対して読者の心に哀傷と痛み引き起さざるを得ないが、その哀傷と痛みが、絶望的な打ちひしがれた感情とは少しも共通点がないという点に芸術家としての疑う余地のない勝利がある」と。ソルジェニーツィンは、この作品の中に登場する囚人たちの中に、いや、これらの人と同じ心を持つ人々の中にロシアの未来を託したのである。これらの何に対してもめげることのないロシアの大地に深く根を下した人々に栄光あれと叫びたい。これらの人がいる限りロシアの未来は明るいと信じたい。

ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4102132015

https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41


詳細は

ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/795.html#c8

[近代史5] 20世紀の自称共産主義とは一体何だったのか? 中川隆
3. 中川隆[-8363] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:33:20 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[43]
ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳
2010年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41

 この作品「イワンデ二ーソヴィチの一日」はアレクサンドル・イサエヴィッチ・ソルジェニーツィンの作品であり、この作品で彼は1962年11月にソ連文壇にデビューする。その内容はスターリンの大粛清時代に題材をとり、「反逆者」として逮捕され、25年のシベリア流刑の処分を受けたイワン・デニソヴィッチ・ショーロフの獄中での一日の生活を描いたものであり、その極限状態を収容所(ラーゲリ)の内と外において表現する。この作品を掲載した「ノーヴイ・ミール(新世界)」誌は空前の発行部数を誇り、のちに発行された単行本は70万部という驚異的な発行部数を記録した。さらにこれに続く一連の作品(「ガン病棟」、「煉獄の中で」、「1916年10月」)によって彼はノーベル文学賞を受賞し世界的文豪の栄誉を担ったのである。

 私はこの作品の内容を紹介する前にこの作品の背景にあるソ連の状況を述べていこうと思う。

 1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、その年の暮にはルーマニアのチャウシェスク独裁体制が民衆の怨嗟の中で打倒されチャウシェスク夫妻は銃殺された。同年夏のポーランドにおける「連帯(ワルサ議長)」主導政権の成立、1990年の東西ドイツの資本主義的統一によって拍車のかかった東欧「労働者国家圏」の雪崩を打った崩壊はソヴェート政権には衝撃的事件であったにもかかわらず、何もなしえず、そのソヴェート政権もゴルバチョフ、エリツィンによる民主化が進展し、1991年には最終的に崩壊した。それはまさに歴史を画する「革命的」大変動でありスターリンなきあとのスターリン体制の破産と崩壊を意味していた。

 このようにソ連、東欧の社会主義化は世界中の労働者、民衆の希望の星であったにもかかわらず無残な結果に終わったのである。

 その原因はどこにあったのであろうか?

 トロッキーはその著「裏切られた革命」の中で革命後のソ連社会を「過度期社会」と名付けている。それは「資本論」に反する革命(グラムシ)だったからである。マルクスは社会主義革命を高度に発展した資本主義国から移行するものと考えていた。だからトロッキーは遅れた資本主義国から社会主義化したソ連は長期にわたる過度期を経験したのちでなければ、真の社会主義に移行できないと考えたのである。この過度期を真の社会主義に導いていくものをプロレタリア独裁に求めたのである。そしてこのことが重要なのだがこの過度期を特徴づけるものとして、その進む先を、社会主義への進化の道か、その逆に資本主義への後退の道かの二つの可能性を示した。トロッキーは真の社会主義の道を「高度の労働生産性」と「世界同時革命」の二つの柱に求めていた。そしてレーニンも考えていたように西欧の資本主義国の革命の成功により、そこからの資金及び技術の援助によって、ロシア革命は成功に導かれると考えたのである。しかし、トロッキーはレーニンの死後スターリンとの路線論争に敗れメキシコに亡命する。後にスターリンによって送り込まれた刺客(=ラモン・メヂカル=トロッキーの秘書の恋人=映画ではアランドロンが演じていた)によって頭にピッケルを打ちこまれ惨殺される。

 スターリンは西欧先進資本主義国での革命が夢となった段階で、世界同時革命を幻想と考え、一国社会主義革命の総和としての世界革命を考えた。スターリンは一国社会主義革命という困難な課題を、それ以上に困難な課題(内外での敵対勢力との対決)を解決しつつ実現していかねばならなかったのである。この為には強固な指導体制をを必要とした。スターリンによる独裁体制は必然だったといえるであろう。強固な中央集権国家が生まれ、個人崇拝のもと絶対的権力が彼に付与されたのである。この権力は大粛清時代を通じてさらに強化された。

 スターリンにとっての課題は社会主義建設であって、それ以外の発展の道は考えられなかった。資源と労働を一つ(国家)に集中(社会主義的原始的蓄積)し、これを必要な部分に計画的に配分していく。これによって社会主義的工業化と農業の集団化を達成していかなければならなかった。しかしそれは経験則のない史上初の試みであり、試行錯誤の連続であった。その結果としての非効率的運営は経済の停滞を生み出した。NEP(新経済政策:一時的な資本主義的経営の容認)によって生まれ、育ってきた私企業者に工業においても、農業においても勝ることが出来なかった。ネップマンと呼ばれる豊かな私企業者が生まれ、貧農を雇用する富農層が生まれてきた。ここに一つの可能性が芽生えていた。それはこの私的経営者が資本家に転じていく道である。NEPでは国家に供出した残りの生産物を市場で売ることが許されていた。個人的利益を保証する制度は、生産者の労働意欲を高め、その総生産高を増大させたのである。NEPは純経済的に見れば成功を収めていた。この状況は「イワン・デニソヴィッチの一日」の中でも述べられている。コルホーズの停滞、そこで働く人のネップマンのところでのアルバイトをする状況が叙述されている。

 この時ソヴェート政権には二つの道が考えられていた。一つはいわゆる修正主義的道で、それを主張する学者には修正主義の理論的創始者と云われるドイツのベルンシュタインがおり。ソ連国内にはブハーリンがいた。共に過激な政策を排し、資本主義の利点を生かし、否定面を修正していこうというものである。資本主義社会は自由競争の社会であり、優勝劣敗の社会である。その結果、敗者が生まれる。それは資本主義社会の抱える構造的矛盾であり、敗者を自己責任に帰することはできない。そこで修正主義を国是とする国にとって必要なことは、優勝劣敗を放置するのではなく、いかに敗者を救済するかにあった。その方法として国家のとる政策は勝者から多くの税金を取り立て、これを敗者に配分するという福祉政策であり、極端な金持も、貧乏人もいない中間層を中心とした社会を作り、自由と平等を同時に実現していこうというものである。しかしこれを実現するためには経済の発展を必要とする。福祉政策には多くの財源が必要だからである。これは現在、北欧諸国(デンマーク。フィンランド)で行われている政策であり、本来的社会主義(正当)に対し民主社会主義(異端)と呼ばれている。日本の共産党、社民党はこれを目指している政党である。管理された資本主義を目指すのである。

 この種の考えはスターリン統治下においてもブハーリンに見られるように当然生まれていた。これ以外にも多様な考えがあり、一つの考えによって統一されてはいなかった。ブハーリンたちはNEPの結果生まれてきた豊かな私的経営者(ネップマン、富農)を保護育成し、そこから生まれる利潤を税金として一部吸収し、それを社会主義工業やソホーズ、コルホーズに投資し、徐々に社会主義化をしていく漸進的な道を考えていたのである。しかしこのような漸進的な道はスターリンによって資本主義への後退への道と退けられた。そして第2の道である全面的な社会主義的工業化と農業の集団化の道が選択されたのである。ネップマンや富農層は当然これに反発した。当然大きな混乱が生じた。穀物の供出が拒否され、武力衝突も起こった。スターリンはこれに対して武力制圧を行った。富農は逮捕されシベリア送りとなる。その財産は没収された。このような高圧的な政策は政権内部にも反発が生じた。しかし権力の中枢を握ったスターリンはこれらの反権力者に対しては容赦をしなかった。ことごとく逮捕され処刑された。政権内部にいたブハーリンも逮捕され銃殺刑に合う。スターリンの盟友でありライバルでもあったキーロフは暗殺される(この事実は「イワン・デニーソヴィッチの一日」の中でも述べられている)。大粛清時代が始まった。スターリンは自分に反対するものは政権内部の幹部、軍関係者等々政権を担当するものでも容赦をしなかった。自身の指導体制を脅かすと思われる人間はゲーペーウー(総合国家政治保安部)の後を継いだエヌ・ケー・ヴィ・デー(内部人民保安部)を使い、ことごとく逮捕し、後には裁判もなしに処刑した。そこにあったものは派閥争いであり、権力闘争であり、スターリンに気に入られようとする者たちの闘争でもあった。この大粛清は、路線闘争などという単純なものではなく、まさに食うか食われるかの争いであり、相手を食わねば自分が食われるという凄まじさであった。この大粛清はスターリンによってはじめられたにもかかわらず、後には自動的に動き出しスターリンの手を離れた感があった。このような政権内部の粛清とは別に「普通」の人々=労働者、農民、教師、司祭、音楽家、軍人、年金生活者、バレリーナ、乞食等が処刑された。密告が奨励され、子が親を、恋人を友人を、それぞれがそれぞれを密告した。そうすることが自身の安全を保つ方法だったのである。「娑婆じゃーマッチがないといただけで逮捕されるそうだ」、と「イワンデニーソヴィッチの一日」の中で囚人は言う。告発者が逆に告発され処刑に合った事件も述べられている。ラーゲリ内で密告者が殺された事件も書かれている。密告者は極端に嫌われてはいたが、それが正義と考えられていた。お互いがお互いを疑心暗鬼の目で見てだれも信用することのできない不幸な事態が、この時代を特徴づけていた。政治的ヒステリーの嵐が吹き荒れていた。

スターリン自身「私はもうおしまいだ、誰も信用できない。自分自身さえも」という言葉をフルシチョフとミコヤンに云ったということが伝えられている。スターリン自身、絶えず政敵からの暗殺の危機にさらされていた。未遂事件も報告されている。それ故、彼は多くの影武者を用意し、絶えず数人のボデイガードとともに行動し、執務室も幾つも用意し、そこを渡り歩き、その居場所を決して明らかにしなかったという。このように彼の心は決して休まることはなかったのである。そこには独裁者の抱える孤独がある。恐れられてはいても決して親しまれることの無い寂しさ、悲しさがそこにはあったに違いない。その意味では不幸な人間であったと言えよう。天寿を全うできたのが不思議なぐらいである(1879〜1953年 74歳没)。古くはシーザーが最近ではフセインが悲惨な最期を遂げている。大体において独裁者の末路は哀れである。この時代に抹殺された人の数は正確な統計資料がないので、確かなことは言えないが諸説があり、500万人程度の人間が抹殺されたり流刑に処せられたといわれている。

 この時代に抹殺された人の中には多くの外国人も含まれているが、その数、略歴については省略するが、その数は膨大なものがあり、ポーランド共産党中央委員のほぼ全員が処刑されたという資料もある。
 日本人に関して言えば、手に手を取り合って、ソ連に恋の逃避行を行った女優の岡田嘉子とその愛人演出家の杉本良吉は、不法入国ということもあり、当時の日本はソ連にとって潜在的な仮想敵国であったことから、スパイ容疑で逮捕され、岡田嘉子は10年にも及ぶ強制労働、杉本良吉は銃殺刑に合っている。そのほか共産党員の山本懸蔵、留学中の医師国崎定洞が処刑されている。ソ連社会主義に希望の光を見出しその社会で自らを生かしたいと望み、スパイなど考えたこともない純粋な人までもスターリンは抹殺したのである。そこにはスターリンの危機意識があり、その結果としての過剰反応があったといえよう。この時代はソ連の歴史に汚点を残す暗黒時代であった。この大粛清の時代の後社会的混乱と経済の停滞は長期にわたって続いた。さらに否定的要因として生まれたのがノーメンクラツーラという特権階層であり、彼らは官僚世界を生み出し労働者の上に君臨した。プロレタリア独裁ではなく、プロレタリアに対する独裁が生まれた。ソ連社会の崩壊は、上からのものであったが故に官僚社会は残った。しかしいずれにしてもロシア共和国(ソ連改め)はトロッキーが危惧し、ブハーリンが望んだ民主社会主義的道を選択したのである。今ロシア共和国はソ連時代を引き継ぎ、アメリカに次ぐ大国ではあるが、その内部には多くの矛盾を抱えており、安定していない。ロシアはどこへ行くのであろうか?

 ソルジェニーツィンはこの作品の中で宗教論、芸術論も展開している。社会主義ソ連においても宗教は人々の心に深く根付いていることを示し、さらに当時の芸術家が時の権力に迎合しているがこれは当時の状況下では仕方がなかったのだという元映画監督ツェーザリの意見に対して、「天才というのは、独裁者の趣味なんかで解釈を変えたりしない」とX-123番(収容所内では名前でなく番号で呼ばれていた)の口を借りてソルジェニーツィンは自身の意見を述べている。さらに「芸術とは何をではなくいかにじゃないですか?」という意見に対しては「いかにではなく何をだ」とX‐123は反論する。「如何に」は技術であって、「何を」はテーマである。これは当時の社会主義リアリズムにおける芸術論争を反映している。
 私は今までこの作品が成立した時代背景を中心に述べてきたが、これからはこの作品の内容を中心に述べていきたい。

 ソルジェニーツィン自身は、スターリンを批判した罪で逮捕され、8年間のシベリア流刑に処せられている。その流刑地は一つに限られておらず、その一つにカザフスタンのエキパストーゼにある政治犯のみを収容する特別収容所があった。ここでの実体験が「イワン・デニーソヴィッチの一日」に結実したのである。

 この作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」はイワン・デニーソヴィッチ・ショーロフというロシア農民のシベリアでの収容所(ラーゲリ)での一日、その起床から始まって、員数検査、現場作業、食事風景、点呼、就寝を、マロース(極寒)という劣悪環境の中で描き、それを通して大粛清時代=1935〜1939年)のソ連社会主義の過酷な現実を描いている。

 この作品の主人公ショーロフはドイツ戦の時にドイツの捕虜になり、そこから命がけで脱走し、森の中で友軍に助けられたのだが、「反逆罪」で捕えられ25年間の流刑に処せられた。誰もが何故と問うであろう。「反逆者」と「捕虜」の因果関係が分からないからである。その答えは次の叙述で明らかになる。「書類によるとショーロフの罪は祖国への裏切りということになっている。いや彼はそう自白までしたのだ。つまり、自分は祖国を裏切るために捕虜になり、ドイツ諜報部の任務を遂行して、帰還が許されたものである」と。そこにはあるものは自白への強要であり、それを拒否すれば死が待っていたのである。スターリン語録の中には次の言葉がある。「赤軍には捕虜は存在しない。存在するのは「反逆者」のみである」。反逆者にならないためには死しかない。日本にも「死しても虜囚の辱めを受けず」という言葉がある。沖縄での米軍との戦いにおいて、多くの民間人が降伏せず死を選んだというのも共通性を感じその非人間性には怒りを感じる。

 この作品を読んで思い出すのはドストエフスキーによって書かれた「死の家の記録」である。これもドストエフスキーの実体験をもとに書かれたものである。共にシベリアでの過酷なラーゲリ内での生活を描いたものであるが、ドストエフスキーの描くラーゲリ内での生活には笞刑5000回等という過酷さがある反面その生活の中にはおおらかさもある。囚人と村人の間には交流があり手作りの芝居を披露したり看守の目を盗んで(目こぼしを受けて:勿論賄賂を必要とする)ではあるが街の女との接触も出来る。ペットの飼育も出来る。囚人の手創りの品を村人に売り、小遣い稼ぎも出来る。看守の囚人を見る目は優しい。共に虐げられた民という共通意識があるからであろう。しかしこの作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」には、そんなおおらかさは一切ない。過酷な生活があるだけである。この作品を特徴づけているものの一つはマロース(極寒)である。ドストエフスキーの作品にはこの表現はない。気温はマイナス40度にもなる。「一本の木立ちもない荒野の上を風がヒューヒューと吹き荒れている。夏はからからに乾ききった風、冬は肌身を刺すマロースの風。この荒野には昔から一本の木立ちも生えたことはないのだ。まして、周りを鉄条網に囲まれた今はなおさらだ」要するに人間の住める環境ではないのだ。その作業とはどんなものだったのだろうか?「囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられる」何のために?勿論工業化のためである。工業化のための資材は運ばれなければならない。だから、鉄道は敷設されねばならないし、トラック輸送のためには道路も作られねばならない。中継地には駅も必要であろう。管理者の住居も建設されねばならない。シベリアには森林がある。木材資源があり、その他の天然資源も豊富である。それらは切り出され、発掘され運ばれなければならない。これらの労働に囚人は動員されたのである。その苛酷さは十分に想像できる。その苛酷さをこの作品は余すことなく描いている。そこにあるのはまさに奴隷労働である。体を温める十分な暖房も無く、身なしの粥のために、一本の煙草のために右往左往する。強靭な肉体と精神なくしては刑期を全うできない。全うするためには生活の知恵を必要とする。仕事の場において、食事の場において、休憩の場においてすらそれを必要とする。管理者に対する袖の下はそのひとつである。そこには生存競争があり、勝ち抜いていかねばならない。それと同時に、そこには同胞愛があり、協調があり、協力がある。生活の知恵を持たない元海軍中佐のヴィノフスキーにはショーロフは手を差し伸べる。

 終戦を控え、日ソ不可侵条約を破り満州(当時)に侵攻したソ連軍はそこに住む日本人の住民、軍人を捕虜として、シベリアに拉致し、そこで強制労働に従事させたがその生活環境はもっと苛酷なものであったであろう。その奴隷労働に耐えきれず多くの日本人は死に至った。中国での残留孤児の問題も生じている。

 第2に特徴づけられるものは、囚人の性格である。ドストエフスキーの描く囚人は一般の囚人である。しかしこの作品で描かれる囚人はいわゆる政治犯である。元官僚で娑婆では自動車を乗り回し威張り散らしていたおエラ方のなれの果てのフェチコーワを除けば、すべて心の自由を求め劣悪の条件下でも毅然として生きる人たちである。囚人の持つ暗さはない。心のプライドを失わず、与えられた苛酷な労働を神から与えられた使命と考え、それを喜びと感じている。そこには本来的な労働がある。労働に精を出し、汗をかくことによって、マロースの寒さを忘れる。仕事終了の合図があっても、ショーロフは立ち去ることなく、しばし立ち止まり、仕事の出来栄えを確かめる。まだこの腕もおいぼれていないと自画自賛する。そこには労働の喜びがある。本来的な労働とは生産者と対象との間の物質代謝であり、それによって生産者は精神の高揚を体験する。利潤を求める疎外された部分労働ではない。バプテスト信者のアリョウシャはショーロフに云う「人間には素晴らし者でも神様のお眼には卑しいことなんですから!精神的なことをお祈りしなければいけないんですよ」と。本来の労働の精神性を考えると神につながるものを感じる。

 いわれなき攻撃には反撃する「この毒虫め、貴様らが勝手に刑期を伸ばせる時代は終わったんだ。 今日が娑婆の見納めになるぜ」と看守のデールに班長のチューリンは言う。うしろには副班長のパウロがシャベルを高く振り上げている。他の連中もデールを睨めつけている。デールは震え上がる。引き下がる以外にない。そこには囚人の持つ卑屈さはない。スターリンに対する批判も公然と行われる。「ひげの親爺(スターリンの愛称)がお前らを憐れんでくれるだと!あいつはな血をわけた兄弟でも信じようとはしなかった奴だぞ、お前らみたいなどこの馬の骨か判らない野郎を憐れんでたまるかい」。ここには言論の自由がある。密告があっても保安部は取り上げない。囚人は怖いし、手続きは面倒だ。過酷な生活に苦しみ、右往左往しながらも、彼らは大切なもの=高潔な心を失っていない。

 登場人物を紹介する。


 ヴィノフスキー元海軍中佐 エリート育ちであるが故に生活の知恵を持ち合わせていない。英国に協力し、戦後英国の提督から記念品を贈られたためにラーゲリ入りする。英国はソ連と同じ連合国の一員なのになぜ?

 元映画監督ツェザリ・マルコーヴィチ しばしば芸術談義を戦わす不思議なインテリ。映画監督と云っても1本しか映画は撮っていない。反権力映画であろう。

 バプテスト信者のアリョーシャ:全てを神のおぼしめしと信じ現実を肯定している。「されどもしキリスト教徒としてならば、恥ずることなかれ、かえって、かかる運命(さだめ)の故に神をたたえよ」という福音書の言葉を絶えず唱えている。

 班長のチューリン:父親が富農であったため赤軍を追放され、後にラーゲリ入りする。囚人たちの信望は厚い。白髪の老人

 副班長パウロ:ドイツ戦での英雄

 官僚のなれの果て:フェチコーワ

等々ここでは紹介を省略した囚人たちを含めてソヴェート社会のあらゆる階層(農民、軍人、インテリ、オールドボリシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、元官僚等など)を代表する人物が織りなす人間模様がこの作品を彩っている。ソ連(当時)を代表する文芸誌「ノーブイミール(新世界)」の編集長トワルドフスキーは、この作品の「序にかえて」で次のように述べている。「作者は登場人物たちの運命に対して読者の心に哀傷と痛み引き起さざるを得ないが、その哀傷と痛みが、絶望的な打ちひしがれた感情とは少しも共通点がないという点に芸術家としての疑う余地のない勝利がある」と。ソルジェニーツィンは、この作品の中に登場する囚人たちの中に、いや、これらの人と同じ心を持つ人々の中にロシアの未来を託したのである。これらの何に対してもめげることのないロシアの大地に深く根を下した人々に栄光あれと叫びたい。これらの人がいる限りロシアの未来は明るいと信じたい。

ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4102132015

https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41


詳細は

ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/116.html#c3

[経世済民72] ロシアの若者の間でスターリンがじわじわ人気上昇中 中川隆
7. 中川隆[-8362] koaQ7Jey 2021年1月11日 12:34:11 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[44]
ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳
2010年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41

 この作品「イワンデ二ーソヴィチの一日」はアレクサンドル・イサエヴィッチ・ソルジェニーツィンの作品であり、この作品で彼は1962年11月にソ連文壇にデビューする。その内容はスターリンの大粛清時代に題材をとり、「反逆者」として逮捕され、25年のシベリア流刑の処分を受けたイワン・デニソヴィッチ・ショーロフの獄中での一日の生活を描いたものであり、その極限状態を収容所(ラーゲリ)の内と外において表現する。この作品を掲載した「ノーヴイ・ミール(新世界)」誌は空前の発行部数を誇り、のちに発行された単行本は70万部という驚異的な発行部数を記録した。さらにこれに続く一連の作品(「ガン病棟」、「煉獄の中で」、「1916年10月」)によって彼はノーベル文学賞を受賞し世界的文豪の栄誉を担ったのである。

 私はこの作品の内容を紹介する前にこの作品の背景にあるソ連の状況を述べていこうと思う。

 1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、その年の暮にはルーマニアのチャウシェスク独裁体制が民衆の怨嗟の中で打倒されチャウシェスク夫妻は銃殺された。同年夏のポーランドにおける「連帯(ワルサ議長)」主導政権の成立、1990年の東西ドイツの資本主義的統一によって拍車のかかった東欧「労働者国家圏」の雪崩を打った崩壊はソヴェート政権には衝撃的事件であったにもかかわらず、何もなしえず、そのソヴェート政権もゴルバチョフ、エリツィンによる民主化が進展し、1991年には最終的に崩壊した。それはまさに歴史を画する「革命的」大変動でありスターリンなきあとのスターリン体制の破産と崩壊を意味していた。

 このようにソ連、東欧の社会主義化は世界中の労働者、民衆の希望の星であったにもかかわらず無残な結果に終わったのである。

 その原因はどこにあったのであろうか?

 トロッキーはその著「裏切られた革命」の中で革命後のソ連社会を「過度期社会」と名付けている。それは「資本論」に反する革命(グラムシ)だったからである。マルクスは社会主義革命を高度に発展した資本主義国から移行するものと考えていた。だからトロッキーは遅れた資本主義国から社会主義化したソ連は長期にわたる過度期を経験したのちでなければ、真の社会主義に移行できないと考えたのである。この過度期を真の社会主義に導いていくものをプロレタリア独裁に求めたのである。そしてこのことが重要なのだがこの過度期を特徴づけるものとして、その進む先を、社会主義への進化の道か、その逆に資本主義への後退の道かの二つの可能性を示した。トロッキーは真の社会主義の道を「高度の労働生産性」と「世界同時革命」の二つの柱に求めていた。そしてレーニンも考えていたように西欧の資本主義国の革命の成功により、そこからの資金及び技術の援助によって、ロシア革命は成功に導かれると考えたのである。しかし、トロッキーはレーニンの死後スターリンとの路線論争に敗れメキシコに亡命する。後にスターリンによって送り込まれた刺客(=ラモン・メヂカル=トロッキーの秘書の恋人=映画ではアランドロンが演じていた)によって頭にピッケルを打ちこまれ惨殺される。

 スターリンは西欧先進資本主義国での革命が夢となった段階で、世界同時革命を幻想と考え、一国社会主義革命の総和としての世界革命を考えた。スターリンは一国社会主義革命という困難な課題を、それ以上に困難な課題(内外での敵対勢力との対決)を解決しつつ実現していかねばならなかったのである。この為には強固な指導体制をを必要とした。スターリンによる独裁体制は必然だったといえるであろう。強固な中央集権国家が生まれ、個人崇拝のもと絶対的権力が彼に付与されたのである。この権力は大粛清時代を通じてさらに強化された。

 スターリンにとっての課題は社会主義建設であって、それ以外の発展の道は考えられなかった。資源と労働を一つ(国家)に集中(社会主義的原始的蓄積)し、これを必要な部分に計画的に配分していく。これによって社会主義的工業化と農業の集団化を達成していかなければならなかった。しかしそれは経験則のない史上初の試みであり、試行錯誤の連続であった。その結果としての非効率的運営は経済の停滞を生み出した。NEP(新経済政策:一時的な資本主義的経営の容認)によって生まれ、育ってきた私企業者に工業においても、農業においても勝ることが出来なかった。ネップマンと呼ばれる豊かな私企業者が生まれ、貧農を雇用する富農層が生まれてきた。ここに一つの可能性が芽生えていた。それはこの私的経営者が資本家に転じていく道である。NEPでは国家に供出した残りの生産物を市場で売ることが許されていた。個人的利益を保証する制度は、生産者の労働意欲を高め、その総生産高を増大させたのである。NEPは純経済的に見れば成功を収めていた。この状況は「イワン・デニソヴィッチの一日」の中でも述べられている。コルホーズの停滞、そこで働く人のネップマンのところでのアルバイトをする状況が叙述されている。

 この時ソヴェート政権には二つの道が考えられていた。一つはいわゆる修正主義的道で、それを主張する学者には修正主義の理論的創始者と云われるドイツのベルンシュタインがおり。ソ連国内にはブハーリンがいた。共に過激な政策を排し、資本主義の利点を生かし、否定面を修正していこうというものである。資本主義社会は自由競争の社会であり、優勝劣敗の社会である。その結果、敗者が生まれる。それは資本主義社会の抱える構造的矛盾であり、敗者を自己責任に帰することはできない。そこで修正主義を国是とする国にとって必要なことは、優勝劣敗を放置するのではなく、いかに敗者を救済するかにあった。その方法として国家のとる政策は勝者から多くの税金を取り立て、これを敗者に配分するという福祉政策であり、極端な金持も、貧乏人もいない中間層を中心とした社会を作り、自由と平等を同時に実現していこうというものである。しかしこれを実現するためには経済の発展を必要とする。福祉政策には多くの財源が必要だからである。これは現在、北欧諸国(デンマーク。フィンランド)で行われている政策であり、本来的社会主義(正当)に対し民主社会主義(異端)と呼ばれている。日本の共産党、社民党はこれを目指している政党である。管理された資本主義を目指すのである。

 この種の考えはスターリン統治下においてもブハーリンに見られるように当然生まれていた。これ以外にも多様な考えがあり、一つの考えによって統一されてはいなかった。ブハーリンたちはNEPの結果生まれてきた豊かな私的経営者(ネップマン、富農)を保護育成し、そこから生まれる利潤を税金として一部吸収し、それを社会主義工業やソホーズ、コルホーズに投資し、徐々に社会主義化をしていく漸進的な道を考えていたのである。しかしこのような漸進的な道はスターリンによって資本主義への後退への道と退けられた。そして第2の道である全面的な社会主義的工業化と農業の集団化の道が選択されたのである。ネップマンや富農層は当然これに反発した。当然大きな混乱が生じた。穀物の供出が拒否され、武力衝突も起こった。スターリンはこれに対して武力制圧を行った。富農は逮捕されシベリア送りとなる。その財産は没収された。このような高圧的な政策は政権内部にも反発が生じた。しかし権力の中枢を握ったスターリンはこれらの反権力者に対しては容赦をしなかった。ことごとく逮捕され処刑された。政権内部にいたブハーリンも逮捕され銃殺刑に合う。スターリンの盟友でありライバルでもあったキーロフは暗殺される(この事実は「イワン・デニーソヴィッチの一日」の中でも述べられている)。大粛清時代が始まった。スターリンは自分に反対するものは政権内部の幹部、軍関係者等々政権を担当するものでも容赦をしなかった。自身の指導体制を脅かすと思われる人間はゲーペーウー(総合国家政治保安部)の後を継いだエヌ・ケー・ヴィ・デー(内部人民保安部)を使い、ことごとく逮捕し、後には裁判もなしに処刑した。そこにあったものは派閥争いであり、権力闘争であり、スターリンに気に入られようとする者たちの闘争でもあった。この大粛清は、路線闘争などという単純なものではなく、まさに食うか食われるかの争いであり、相手を食わねば自分が食われるという凄まじさであった。この大粛清はスターリンによってはじめられたにもかかわらず、後には自動的に動き出しスターリンの手を離れた感があった。このような政権内部の粛清とは別に「普通」の人々=労働者、農民、教師、司祭、音楽家、軍人、年金生活者、バレリーナ、乞食等が処刑された。密告が奨励され、子が親を、恋人を友人を、それぞれがそれぞれを密告した。そうすることが自身の安全を保つ方法だったのである。「娑婆じゃーマッチがないといただけで逮捕されるそうだ」、と「イワンデニーソヴィッチの一日」の中で囚人は言う。告発者が逆に告発され処刑に合った事件も述べられている。ラーゲリ内で密告者が殺された事件も書かれている。密告者は極端に嫌われてはいたが、それが正義と考えられていた。お互いがお互いを疑心暗鬼の目で見てだれも信用することのできない不幸な事態が、この時代を特徴づけていた。政治的ヒステリーの嵐が吹き荒れていた。

スターリン自身「私はもうおしまいだ、誰も信用できない。自分自身さえも」という言葉をフルシチョフとミコヤンに云ったということが伝えられている。スターリン自身、絶えず政敵からの暗殺の危機にさらされていた。未遂事件も報告されている。それ故、彼は多くの影武者を用意し、絶えず数人のボデイガードとともに行動し、執務室も幾つも用意し、そこを渡り歩き、その居場所を決して明らかにしなかったという。このように彼の心は決して休まることはなかったのである。そこには独裁者の抱える孤独がある。恐れられてはいても決して親しまれることの無い寂しさ、悲しさがそこにはあったに違いない。その意味では不幸な人間であったと言えよう。天寿を全うできたのが不思議なぐらいである(1879〜1953年 74歳没)。古くはシーザーが最近ではフセインが悲惨な最期を遂げている。大体において独裁者の末路は哀れである。この時代に抹殺された人の数は正確な統計資料がないので、確かなことは言えないが諸説があり、500万人程度の人間が抹殺されたり流刑に処せられたといわれている。

 この時代に抹殺された人の中には多くの外国人も含まれているが、その数、略歴については省略するが、その数は膨大なものがあり、ポーランド共産党中央委員のほぼ全員が処刑されたという資料もある。
 日本人に関して言えば、手に手を取り合って、ソ連に恋の逃避行を行った女優の岡田嘉子とその愛人演出家の杉本良吉は、不法入国ということもあり、当時の日本はソ連にとって潜在的な仮想敵国であったことから、スパイ容疑で逮捕され、岡田嘉子は10年にも及ぶ強制労働、杉本良吉は銃殺刑に合っている。そのほか共産党員の山本懸蔵、留学中の医師国崎定洞が処刑されている。ソ連社会主義に希望の光を見出しその社会で自らを生かしたいと望み、スパイなど考えたこともない純粋な人までもスターリンは抹殺したのである。そこにはスターリンの危機意識があり、その結果としての過剰反応があったといえよう。この時代はソ連の歴史に汚点を残す暗黒時代であった。この大粛清の時代の後社会的混乱と経済の停滞は長期にわたって続いた。さらに否定的要因として生まれたのがノーメンクラツーラという特権階層であり、彼らは官僚世界を生み出し労働者の上に君臨した。プロレタリア独裁ではなく、プロレタリアに対する独裁が生まれた。ソ連社会の崩壊は、上からのものであったが故に官僚社会は残った。しかしいずれにしてもロシア共和国(ソ連改め)はトロッキーが危惧し、ブハーリンが望んだ民主社会主義的道を選択したのである。今ロシア共和国はソ連時代を引き継ぎ、アメリカに次ぐ大国ではあるが、その内部には多くの矛盾を抱えており、安定していない。ロシアはどこへ行くのであろうか?

 ソルジェニーツィンはこの作品の中で宗教論、芸術論も展開している。社会主義ソ連においても宗教は人々の心に深く根付いていることを示し、さらに当時の芸術家が時の権力に迎合しているがこれは当時の状況下では仕方がなかったのだという元映画監督ツェーザリの意見に対して、「天才というのは、独裁者の趣味なんかで解釈を変えたりしない」とX-123番(収容所内では名前でなく番号で呼ばれていた)の口を借りてソルジェニーツィンは自身の意見を述べている。さらに「芸術とは何をではなくいかにじゃないですか?」という意見に対しては「いかにではなく何をだ」とX‐123は反論する。「如何に」は技術であって、「何を」はテーマである。これは当時の社会主義リアリズムにおける芸術論争を反映している。
 私は今までこの作品が成立した時代背景を中心に述べてきたが、これからはこの作品の内容を中心に述べていきたい。

 ソルジェニーツィン自身は、スターリンを批判した罪で逮捕され、8年間のシベリア流刑に処せられている。その流刑地は一つに限られておらず、その一つにカザフスタンのエキパストーゼにある政治犯のみを収容する特別収容所があった。ここでの実体験が「イワン・デニーソヴィッチの一日」に結実したのである。

 この作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」はイワン・デニーソヴィッチ・ショーロフというロシア農民のシベリアでの収容所(ラーゲリ)での一日、その起床から始まって、員数検査、現場作業、食事風景、点呼、就寝を、マロース(極寒)という劣悪環境の中で描き、それを通して大粛清時代=1935〜1939年)のソ連社会主義の過酷な現実を描いている。

 この作品の主人公ショーロフはドイツ戦の時にドイツの捕虜になり、そこから命がけで脱走し、森の中で友軍に助けられたのだが、「反逆罪」で捕えられ25年間の流刑に処せられた。誰もが何故と問うであろう。「反逆者」と「捕虜」の因果関係が分からないからである。その答えは次の叙述で明らかになる。「書類によるとショーロフの罪は祖国への裏切りということになっている。いや彼はそう自白までしたのだ。つまり、自分は祖国を裏切るために捕虜になり、ドイツ諜報部の任務を遂行して、帰還が許されたものである」と。そこにはあるものは自白への強要であり、それを拒否すれば死が待っていたのである。スターリン語録の中には次の言葉がある。「赤軍には捕虜は存在しない。存在するのは「反逆者」のみである」。反逆者にならないためには死しかない。日本にも「死しても虜囚の辱めを受けず」という言葉がある。沖縄での米軍との戦いにおいて、多くの民間人が降伏せず死を選んだというのも共通性を感じその非人間性には怒りを感じる。

 この作品を読んで思い出すのはドストエフスキーによって書かれた「死の家の記録」である。これもドストエフスキーの実体験をもとに書かれたものである。共にシベリアでの過酷なラーゲリ内での生活を描いたものであるが、ドストエフスキーの描くラーゲリ内での生活には笞刑5000回等という過酷さがある反面その生活の中にはおおらかさもある。囚人と村人の間には交流があり手作りの芝居を披露したり看守の目を盗んで(目こぼしを受けて:勿論賄賂を必要とする)ではあるが街の女との接触も出来る。ペットの飼育も出来る。囚人の手創りの品を村人に売り、小遣い稼ぎも出来る。看守の囚人を見る目は優しい。共に虐げられた民という共通意識があるからであろう。しかしこの作品「イワン・デニーソヴィッチの一日」には、そんなおおらかさは一切ない。過酷な生活があるだけである。この作品を特徴づけているものの一つはマロース(極寒)である。ドストエフスキーの作品にはこの表現はない。気温はマイナス40度にもなる。「一本の木立ちもない荒野の上を風がヒューヒューと吹き荒れている。夏はからからに乾ききった風、冬は肌身を刺すマロースの風。この荒野には昔から一本の木立ちも生えたことはないのだ。まして、周りを鉄条網に囲まれた今はなおさらだ」要するに人間の住める環境ではないのだ。その作業とはどんなものだったのだろうか?「囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられる」何のために?勿論工業化のためである。工業化のための資材は運ばれなければならない。だから、鉄道は敷設されねばならないし、トラック輸送のためには道路も作られねばならない。中継地には駅も必要であろう。管理者の住居も建設されねばならない。シベリアには森林がある。木材資源があり、その他の天然資源も豊富である。それらは切り出され、発掘され運ばれなければならない。これらの労働に囚人は動員されたのである。その苛酷さは十分に想像できる。その苛酷さをこの作品は余すことなく描いている。そこにあるのはまさに奴隷労働である。体を温める十分な暖房も無く、身なしの粥のために、一本の煙草のために右往左往する。強靭な肉体と精神なくしては刑期を全うできない。全うするためには生活の知恵を必要とする。仕事の場において、食事の場において、休憩の場においてすらそれを必要とする。管理者に対する袖の下はそのひとつである。そこには生存競争があり、勝ち抜いていかねばならない。それと同時に、そこには同胞愛があり、協調があり、協力がある。生活の知恵を持たない元海軍中佐のヴィノフスキーにはショーロフは手を差し伸べる。

 終戦を控え、日ソ不可侵条約を破り満州(当時)に侵攻したソ連軍はそこに住む日本人の住民、軍人を捕虜として、シベリアに拉致し、そこで強制労働に従事させたがその生活環境はもっと苛酷なものであったであろう。その奴隷労働に耐えきれず多くの日本人は死に至った。中国での残留孤児の問題も生じている。

 第2に特徴づけられるものは、囚人の性格である。ドストエフスキーの描く囚人は一般の囚人である。しかしこの作品で描かれる囚人はいわゆる政治犯である。元官僚で娑婆では自動車を乗り回し威張り散らしていたおエラ方のなれの果てのフェチコーワを除けば、すべて心の自由を求め劣悪の条件下でも毅然として生きる人たちである。囚人の持つ暗さはない。心のプライドを失わず、与えられた苛酷な労働を神から与えられた使命と考え、それを喜びと感じている。そこには本来的な労働がある。労働に精を出し、汗をかくことによって、マロースの寒さを忘れる。仕事終了の合図があっても、ショーロフは立ち去ることなく、しばし立ち止まり、仕事の出来栄えを確かめる。まだこの腕もおいぼれていないと自画自賛する。そこには労働の喜びがある。本来的な労働とは生産者と対象との間の物質代謝であり、それによって生産者は精神の高揚を体験する。利潤を求める疎外された部分労働ではない。バプテスト信者のアリョウシャはショーロフに云う「人間には素晴らし者でも神様のお眼には卑しいことなんですから!精神的なことをお祈りしなければいけないんですよ」と。本来の労働の精神性を考えると神につながるものを感じる。

 いわれなき攻撃には反撃する「この毒虫め、貴様らが勝手に刑期を伸ばせる時代は終わったんだ。 今日が娑婆の見納めになるぜ」と看守のデールに班長のチューリンは言う。うしろには副班長のパウロがシャベルを高く振り上げている。他の連中もデールを睨めつけている。デールは震え上がる。引き下がる以外にない。そこには囚人の持つ卑屈さはない。スターリンに対する批判も公然と行われる。「ひげの親爺(スターリンの愛称)がお前らを憐れんでくれるだと!あいつはな血をわけた兄弟でも信じようとはしなかった奴だぞ、お前らみたいなどこの馬の骨か判らない野郎を憐れんでたまるかい」。ここには言論の自由がある。密告があっても保安部は取り上げない。囚人は怖いし、手続きは面倒だ。過酷な生活に苦しみ、右往左往しながらも、彼らは大切なもの=高潔な心を失っていない。

 登場人物を紹介する。


 ヴィノフスキー元海軍中佐 エリート育ちであるが故に生活の知恵を持ち合わせていない。英国に協力し、戦後英国の提督から記念品を贈られたためにラーゲリ入りする。英国はソ連と同じ連合国の一員なのになぜ?

 元映画監督ツェザリ・マルコーヴィチ しばしば芸術談義を戦わす不思議なインテリ。映画監督と云っても1本しか映画は撮っていない。反権力映画であろう。

 バプテスト信者のアリョーシャ:全てを神のおぼしめしと信じ現実を肯定している。「されどもしキリスト教徒としてならば、恥ずることなかれ、かえって、かかる運命(さだめ)の故に神をたたえよ」という福音書の言葉を絶えず唱えている。

 班長のチューリン:父親が富農であったため赤軍を追放され、後にラーゲリ入りする。囚人たちの信望は厚い。白髪の老人

 副班長パウロ:ドイツ戦での英雄

 官僚のなれの果て:フェチコーワ

等々ここでは紹介を省略した囚人たちを含めてソヴェート社会のあらゆる階層(農民、軍人、インテリ、オールドボリシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、元官僚等など)を代表する人物が織りなす人間模様がこの作品を彩っている。ソ連(当時)を代表する文芸誌「ノーブイミール(新世界)」の編集長トワルドフスキーは、この作品の「序にかえて」で次のように述べている。「作者は登場人物たちの運命に対して読者の心に哀傷と痛み引き起さざるを得ないが、その哀傷と痛みが、絶望的な打ちひしがれた感情とは少しも共通点がないという点に芸術家としての疑う余地のない勝利がある」と。ソルジェニーツィンは、この作品の中に登場する囚人たちの中に、いや、これらの人と同じ心を持つ人々の中にロシアの未来を託したのである。これらの何に対してもめげることのないロシアの大地に深く根を下した人々に栄光あれと叫びたい。これらの人がいる限りロシアの未来は明るいと信じたい。

ソルジェニーツィン作「イワン・デニーソヴィッチの一日」木村浩訳 新潮文庫
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4102132015

https://blog.goo.ne.jp/moritake123-2007/e/0470876a9f8f529a113b18453c4c3b41


詳細は

ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/757.html#c7

[近代史4] 中国政府はコロナ発生原因の調査を必死に拒んでいる
中国政府はコロナ発生原因の調査を必死に拒んでいる


「中国一人勝ち」報道してたマスコミは何だったの?
2021/01/11





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1237.html

[近代史4] 中国政府はコロナ発生原因の調査を必死に拒んでいる 中川隆
1. 中川隆[-8361] koaQ7Jey 2021年1月11日 15:23:30 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[45]
河添恵子 : 習政権が必死に隠している武漢コロナ・ウイルスの発生源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/602.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1237.html#c1
[近代史4] 河添恵子 : 習政権が必死に隠している武漢コロナ・ウイルスの発生源 中川隆
34. 中川隆[-8360] koaQ7Jey 2021年1月11日 15:24:53 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[46]

01-11 「中国一人勝ち」報道してたマスコミは何だったの?
2021/01/11




http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/602.html#c34
[近代史5] CSIS _ 背景はヤバい奴らのガチバトル 中川隆
5. 中川隆[-8359] koaQ7Jey 2021年1月11日 16:17:51 : 3NBb5fpKfI : Y0tGbi83VmpNM2s=[47]
2018.06.05
最強のペンタゴン一族=ファルネーゼ一族 ジョージタウン大学とCSISの由来
https://golden-tamatama.com/blog-entry-farnese-family.html


さて、先日書いた続きです。

ところで地図をみたらバチカン市国ってやっぱり小っこいですね。
東京ディズニーランドか!

さて、以下、最近、シェアされてきた情報です。
なんでもあの白法王。フランシスコさんがタイーホされてしまうとか。
これ本当でしょうか?

6月21日フランシス法王が逮捕される
http://beforeitsnews.com/celebrities/2018/05/pope-francis-to-be-arrested-for-child-trafficking-homicide-2475400.html

イェーイ!6月21日にタイーホされるってよ。みんな元気してる?

って、愛嬌振りまいてる場合か!
まぁ、ガセネタかも知りませんが。

さて、バチカンの裏にいる貴族達の話の続きですが、
ちなみにこういう話はワタスの趣味で書いてるので気にしないように。

くほほ。
面白いですね~。
ワタスは面白楽しく書いてるのですが気分が悪くなる人は読まないように。

だいたいこういう奴らの話は、
職場の嫌な野郎とかクラスのいけ好かない野郎に目を向けるのと同じです。

そんな連中のことを色々調べたってなんの得にもなりません。
不愉快な野郎は放置。

悪魔の倒し方は実はひじょーーに単純です。
人に悪意を放つ人間は、放置すれば悪意が巡り戻って自滅してしまうのです。

これはネットにあった秀逸な漫画。


まさに量子力学ですね。
目を向けないと消え去ってしまうのです。

悪を怖がる必要はない。
そして倒そうとする必要もない。
ただ関わり合いにならなければ良いだけです。

こういうおバカな人達がいるんだな〜と知ってれば悪の釣りに引っかからなくて済むのです。

さて、日本人がバチカン、ローマカトリックで思い出すのがフランシスコザビエルさんですね。

ご存知の通り、ザビエルさんはイエズス会の宣教師ですた。

その昔、布教と言いつつ日本にやってきましたね。
でも、布教とは口先だけで、本当は日本を植民地化する先兵だったのでした。
教会と牧師ネットワークは最強の諜報組織サンタアリアンザなのでした。

日本は秀吉や家康がいち早く気づいて、キリスト教を全面禁止にして助かったのです。
あのままカトリック教徒が増えてればスペイン国王の命令で反乱を起こす兵隊に育っていたことでしょう。

ちなみに皆様はアメリカのジョージタウン大学はご存知でしょうか。

ジョージタウン大学
http://www.georgetown.edu/


学生数は、15,318人。
ワシントンD.C.の近郊、ジョージタウンに位置する。

1634年に起源を持ち、1789年1月23日ジョン・キャロル大司教によって創設された。アメリカ合衆国におけるカトリック教会及び、イエズス会創設の大学としては、最古の歴史を持つ。

この大学は、ローマカトリック、イエズス会が作ったのです。

なぜかアメリカの外交官、軍人のトップはこのジョージタウン大卒ばかりです。
以下、ジョージタウン大学卒の官僚リスト。大物ばかりです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Georgetown_University

ジョージ・テネット(911の時にCIA長官)ジョージタウン大学卒
デヴィッド・ペトレイアス(CIA長官)ジョージタウン大学で軍事奨学生プログラム履行
マイケル・モレル(CIA長官)ジョージタウン大学院生。
ジョン・オーウェン・ブレナン(CIA長官)ジョージタウン大学卒

ドナルド・ラムズフェルド(国防長官)一時期ジョージタウン大で学ぶ
ロバート・ゲーツ(国防長官) ジョージタウン大でPh.D
チャック・ヘーゲル(国防長官)ジョージタウン大で教授

フィリップビルデン (海軍長官) ジョージタウン大学卒
ジェーン・ホール・リュート (国土安全保障省副長官、サイバーセキュリティ評議会CEO) ジョージタウン大学卒
スティーヴン・マル (米国国務省長官) ジョージタウン大学卒
アン・E.ロンダーウ (国防大学代表) ジョージタウン大学卒
ウィリアム・D・サリヴァン (NATO米軍代表) ジョージタウン大学卒
ジェームズH.ウェッブ (米海軍長官) ジョージタウン大学卒

つぉぉ。海軍とか国防長官とか。NATO代表とか。
なんでジョージタウン大学卒ばっかなんだ?

そりゃ、この大学がイエズス会が作ったのだから当たり前です。

そしてジョージタウン大学の中に作られた最強のシンクタンクと言えばCSIS(戦略国際問題研究所)。
Wikipediaにちゃんと載ってますよね。

戦略国際問題研究所
http://ja.wikipedia.org/wiki/戦略国際問題研究所
戦略国際問題研究所(せんりゃくこくさいもんだいけんきゅうじょ、Center for Strategic and International Studies, CSIS)は、1962年に設立された超党派のシンクタンクである。アメリカ合衆国のワシントンD.C.に位置する。
・・全世界のシンクタンクをランク付けしたペンシルベニア大学によるレポートによれば、CSISは防衛・国家安全保障で世界第1位にランクされており・・

沿革
元々はイエズス会神父、エドマンド・アロイシウス・ウォルシュ(Edmund Aloysius Walsh、1885年10月10日 – 1956年10月31日)によって、1919年にジョージタウン大学内に、「エドマンド A. ウォルシュ外交学院」(Edmund A. Walsh School of Foreign Service、略称SFS)として創設された組織が改組されたものである。エドマンド・ウォルシュは地政学者カール・ハウスホーファーの弟子であり、その学問をアメリカに移植することを目的とした組織であった。

CSISについては、もう書くまでもないでしょう。
もうネットで調べれば散々書かれてるのでここでは詳しく書きません。

とにかく、アメリカを支配するジョージタウン大学とCSIS。
それはイエズス会が作ったのです。

さて、ではそのイエズス会を作ったのはどこのどいつでしょうか?

そう。それこそファルネーゼ一族なのですた。
イエズス会はイタリアのローマ時代から続く古い貴族ファルネーゼ一族によって作られたのですた。
16世紀頃のことです。
これはあまり知られてない事実です。

これはイタリア ローマ近くのカプラローラ地方のファルネーゼ宮殿です。Farnese.jpg
はりゃ?なんかどっかで見たような。。
d0123476_5175713.jpg
そう。
アメリカの国防総省は現代のファルネーゼの居城なのですた。

そこの兵隊を自分の大学で教育する。
そりゃ当たり前のことでしょう。

イエズス会というのは宗教組織ではなく元々軍事諜報組織なのです。
創設者で初代総長のイグナチオ・ロヨラさんは軍人です。

ファルネーゼ一族というのは最盛期は、パルマ公国という国を作っていました。
イタリア北部。そしてスイスの下にありました。

ファルネーゼ一族の紋章。



ファルネーゼ一族は古くはローマ教皇パウルス3世を輩出し、
その後は、スペイン・ブルボン王家になります。
つまりローマ教皇とスペイン国王の家系なのです。

以下は、美貌の誉れ高いクレーリア・ファルネーゼの肖像画
20091105054646.jpg
パラティーノの丘に残るファルネーゼ庭園 ( Horti Farnesiani )
20091105052006.jpg
カプラローラのファルネーゼ宮の螺旋階段
20090514000812.jpg
以下は最近のニュースです。

http://blogos.com/article/297471/

欧州の王室で受け継がれたダイヤ、予想上回る約7.4億円で落札
[ジュネーブ 15日 ロイター] – スイスのジュネーブで15日、欧州のロイヤルファミリーで約300年にわたり受け継がれてきた「ファルネーゼ・ブルー」と呼ばれるダイヤモンドが競売に掛けられ、予想落札価格を上回る670万スイスフラン(約7億4000万円)の値が付いた。
競売会社サザビーズは350万─500万フランで落札されると予想していた。

出品されたのは6.16カラットのダーク・グレーブルーのダイヤ。インド原産で、パルマ公の娘エリザベッタ・ファルネーゼがスペイン王フェリペ5世と結婚した際に贈られたもの。その後、7世代以上にわたり、スペイン、フランス、イタリア、オーストリアの王室で受け継がれた。

ファルネーゼ最盛期で有名なのがこのパルマ公です。

アレッサンドロ・ファルネーゼ (パルマ公)

20091105051810.jpg
アレッサンドロ・ファルネーゼ(Alessandro Farnese, 1545年8月27日 – 1592年12月3日)は、スペインの軍人、第3代パルマ公およびピアチェンツァ公(在位:1586年 – 1592年)。

その後、母がスペイン・ハプスブルク家の出身であることから、スペイン軍に就いて軍事的才能を発揮した。

ファルネーゼとは、ローマ教皇とスペイン国王一族。

ちなみに現代では、こういう上院議員がシレっと存在してます。

SenatorLarryFarnese
上院議員ラリー・ファルネーゼ。
2008年にペンシルベニア州上院に最初に選出され、第一次上院議員地区を代表するために2016年に第三期に再選されました。

という訳で、ロックフェラーやロスチャイルドが世界を牛耳ってるとかなんとか。
アホか。。

単なる金貸しとペンタゴンのどっちが上と思ってるんだ。

ロックふぇら、ロス茶などチンカス。
ペンタゴン=ファルネーゼがその気になれば一瞬で吹き飛ぶ単なる御用聞きなのです。

皆様はダミー情報に引っかかってるのですた。

ふー。
という訳で、一昔前ならおっかなくて書けなかった記事も書けるようになって良かった良かった。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-farnese-family.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/253.html#c5

[番外地8] 明治維新は c house n系の人たちの日本乗っ取り
明治維新は c house n系の人たちの日本乗っ取り
──安倍政権は極右だと言われていたんですが、中身は全然違ったんですね。
ジェームズ 媚中政権です。それを今井さん、二階さんが率先してやってきたんです。もともと二階さんは c house n 系で国内政治では c house n 利権と被差別利権をうまくマネージして第三者的存在として中国の利権を引っ張ってきたんです。
ですから、中国といえば二階さんと決まっていて、安倍政権では絶大な影響力を持っていたんです。今年4月予定されていた習近平の国賓級来日は、二階さんに対する恩返し的な意味合いが強かったのです。その一方で、都知事の小池(百合子)さんと裏でつながって彼女の国政復帰を画策したり、フィクサー的なことをずっとやってこれたのも中国のバックがあったためです。それは今井さんも同じで、やはり彼も c house n 系なんですよ。実は安倍政権というのは c house n 政権のA級戦犯的な人たちの集まりなんです。

──ちょっと待ってください。「 c house n 系」ってどういうことですか? 安倍さん、今井さん、二階さんって在日 c house n 人ということなんですか?

ジェームズ そういう意味ではありません。永田町における「 c house n 系」というのは李氏 c house n 時代の両班階級出身という意味です。以前、田布施の話をした時にも言いましたが、田布施は李氏 c house n の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏 c house n の王の末裔です。岸という名字も「李」を分解して木(き)と子(し)にしたから岸(きし)なんだという話をしたと思います。安倍さんは岸家の人なので、当然「 c house n 系」ですし、今井さんも安倍さんと遠い親戚なのでやはり「 c house n 系」。二階さんも同じく遠い祖先が李氏 c house n 系だったという区分けです。また、そういう人たちが集まったのが自民党の清和会です。清和会というのは、多くが「 c house n 系」の人々の集まりで、永田町では常識です。実際に、清和会の事務所は旧李王家邸で当時の赤坂プリンスホテルの一階にありました。李氏 c house n 最後の皇族であった李玖も清和会の支援を受け、2005年まで赤坂プリンスホテルで暮らしていました。

──えっ、そんなこと初めて聞いたんですが…。本当のことなんですか!? 

ジェームズ これはインターネットで検索したって出てきません。しかし、日本の支配者層にとっては常識中の常識です。安倍政権というのは、完全にお友達政権ですから、これまで以上に c house n 系の人々が集まっていて、21世紀の「両班政権」だったのです。国益や公益など一切無視で、「政治でビジネスをする」という、完全な拝金第一主義が安倍政権の正体でした。したがって、経済政策は単に一番儲かるという理由だけで中国寄りだったんです。だから、尖閣問題なんて最初からやる気なんかなかったんです。そういったところがいま対中政策で強行になっているアメリカにとっては我慢ならなかったわけです。

安倍首相はこのCSISのレポートが出てから急激に体調が悪化し始めるんですけど、それでも退陣する気なんかありませんでした。彼の意向としては11月のアメリカの大統領選挙まで粘ろうと。それでトランプが勝てば、さらに続行し、バイデンが勝てば、辞任して麻生(太郎)副総理に暫定的に首相を譲って、いまアメリカ側で評価が高まっている河野(太郎)防衛大臣を一旦、財務大臣にし、その後に首相にする、という流れだったはずです。
https://tocana.jp/2020/08/post_168418_entry_2.html

▲△▽▼


田布施システム

そもそも、あのあたりの土地は昔から地元ではc house n部落として知られています。といっても田布施だけが特別なのではありません。奈良平安の頃から瀬戸内海沿岸はc house n半島から渡ってきた人たちが多数移り住んできた土地なので、彼らの集落があっても別段珍しいことではないのです。彼らは皆、陶工であったり、刀鍛冶であったり、特殊技能を持った職人の集団として活躍していました。

まず、近代の半島を語る上で李氏c house nを理解しないといけません。李氏c house nは1392年から高麗の武将、李成桂が興した王朝で、中国冊封体制の下、王朝内で多くの内紛が起こっていました。いまの韓国を見ていてもわかると思いますが、選挙で負けた大統領は罪に問われてほとんどが監獄に放り込まれています。李氏c house n王朝時代はさらにそれが徹底されており、内紛で負けた派閥は殺されたのです。

 とはいえ、負けたほうも黙って手をこまねいているわけではありません。当然、逃亡を図るわけで、そのほとんどが海を渡って日本へと逃げてきていたのです。
彼ら政争に負けたc house nの人々は日本の瀬戸内海沿岸まで逃げてひとつの集落を作っていったのです。田布施はそういった町の一つでした。

c house nと明治維新の濃密なつながり

 岸家も佐藤家も田布施という町も、李氏c house n王朝の血を引く、とても由緒正しい人たちでした。

田布施からは伊藤博文、木戸幸一が出ており、さらに山口県そのものがかつての長州藩(正確には萩藩)です。明治維新を薩摩藩とともに推進した土地です。
 さらに、鹿児島にも田布施という町名が最近まで残っており(そこの出身者として小泉純一郎元首相がいます)、かつての肥後藩である佐賀県にも、字こそ違いますが多布施という土地があります。維新を引っ張った薩長土肥のうちの3つにタブセという名が絡んでいるのです。

 もっと言えば、維新後に薩摩藩で最も出世した大久保利通は鹿児島市高麗町の出身です。高麗という名が示すように大久保はc house n系の人である可能性が高く、少なくとも彼が生まれた土地はc house n集落でした。さらに言えば、維新を引っ張った薩摩の志士たちもほとんどが同じ町内に住んでいました。それも高麗町の隣の町です。

 このように明治維新とc house nは極めて親しい関係なのです。

 このことを皆さんはどう感じますか?

明治維新はc house n系の人々によるクーデターに感じてしまうのです。口さがないエージェントなんかはもっとハッキリ「明治維新はc house n系の人たちの日本乗っ取りなのに、なぜか、日本人は明治維新が好きだよね」と言います。
https://tocana.jp/2019/12/post_130392_entry_3.html 

▲△▽▼

明治天皇も昭和天皇も天皇家ではなく李氏 c house n の王族や両班階級の血筋だった?

故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

熊毛郡田布施町 (00:00:21)
大室寅之佑 (00:03:48)
明治天皇の秘密 (00:03:55)
大正天皇には、子種がない(00:18:39)
西園寺八郎 (00:19:26)
昭和天皇の秘密 (00:21:34)
昭和天皇の父親は、西園寺八郎 (00:22:01)
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/773.html

[番外地8] 三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は 中川隆
1. 中川隆[-8358] koaQ7Jey 2021年1月12日 07:22:26 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[1]
三橋貴明さんは完全に誤解していますが、金貨や銀貨も信用通貨であるのは変わりません。
政府が発行する金貨や銀貨の量を10倍にしたら金貨や銀貨の貨幣価値は1/10になります。
流通している金貨や銀貨の量が10倍になったら 金や銀の相場価格が1/10になるんですね。

デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
三橋さんは需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
MMTは政府に金を出させてボロ儲けしようとしている国際金融資本やアメリカ民主党が推進しています。
政府がいくら財政出動しても、その金は最終的にはすべて資本家の所に行ってしまい、労働者には残りません。
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話です。中央銀行には貨幣発行権があるので当たり前の事です。 MMTは理論といえる様なものではありません。

三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は

古典派経済学の貨幣の中立説
貨幣の中立説は貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。古典派経済学の中心的な命題のひとつであり、中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、国富の増大には貨幣量の拡大ではなく生産・供給能力の増強によるべきとした。
貨幣数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。
長期的には貨幣の中立性は成立し、金融政策は実体経済に影響を与えず、ただ名目変数を動かすだけであるという点では、新古典派経済学、マネタリスト、ニュー・ケインジアンの見解は一致している。

政府が国債を発行して貨幣を増やせば貨幣価値が下がって物価が上がるだけです。
同じ1万円でも国債発行する前の1万円の方が国債発行した後の1万円より実質価値が高いのです。
つまり、政府は国債発行する前の1万円の商品を国債発行した後の価値が下がった1万円札で買うという詐欺をしているのです。
貨幣発行で需要が増えるというのはこういう政府の詐欺に市場が気が付くまでに時間が掛かるからですね:

MMTは政府に金を出させて稼ごうとしている金融資本が推進しているんだよ
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話さ
中央銀行は貨幣発行権があるんだから当たり前だろ
MMTは理論といえるものじゃない

貨幣はいくらでも発行できるけど、貨幣発行量によって貨幣価値が変わるだけだからね
実際、日銀の異次元金融緩和で 1ドル70円から120円まで円の価値が暴落しただろ
貨幣量を増やせば貨幣価値が暴落するのが証明されてるんだ
そもそも金融緩和は江戸時代に金貨に含まれる純金を減らしたのと同じだろ
貨幣価値が下がるに決まってるんだよ
MMTとかは関係ない、単に貨幣を増やしてるだけだ
MMTというのは要するに、貨幣を大量発行して貨幣価値を下げ、政府負債を目減りさせるのが目的なのさ。
貨幣が完全に紙屑になって、政府負債もゼロになった所で新通貨を発行して金融をリセットするんだ

GHQが戦時国債を返したくないからやった意図的インフレ策と同じさ

日銀の異次元緩和で円は紙屑化している:

東京金(ゴールド)の上場以来の約38年間のロングチャート
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/long_chart.html

【日本のマネタリーベース、マネーストック(左軸、兆円)、貨幣乗数(右軸、倍)】
http://mtdata.jp/data_71.html#MBMS

以下は金価格。
このように実は昨年の7月頃からずーっと上がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000786.jpg

で、以下が金価格に換算した日経平均です。
実は、昨年9月から下がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000788.jpg

と言う訳で、庶民が気づかないうちに通貨は紙屑化しつつある。
たった今、ステルス紙屑化が進行中なのでした。

江戸時代の一両金貨に含まれる純金の量を半分に減らせば、一両で買える製品の量が半分になるのと同じさ。
円紙幣を倍に増やせば1万円で買えるゴールドや穀物やマクドナルドの量が半分になるに決まってるだろ。
三橋さんは消費者物価の事を誤解しているんだ。
旧来の消費者物価の計算では買うものの価値は考慮していないんだよ

100円ショップで売っている傘はすぐに壊れるけど、既に淘汰されて手に入らなくなった日本製の傘と同じ傘としてカウントされている。
野菜の値段が昔と同じだとしても、今買える野菜は水銀・鉛入り、農薬まみれの中国産だけだ。
中国の年収10万円の農民とおなじ物を食べさせられているんだ。

海外から安物の粗悪品が沢山入ってきて日本製の高品質のものと入れ替わったから、旧来の消費者物価の計算法が見当外れになっているんだよ。
昔と値段が同じでも買っているものの価値が下がっているんだ

中国からの安物粗悪品を使えない分野ではハイパーインフレになっているよ:
マイホームとマイカーと子供2人を維持するには20年間で1億円かかる

日本では昭和期にはちょっとした会社に就職すれば(もちろん正社員)、車や一戸建ての家を購入できました。

それが今新車と新築の家を持ち、結婚して子供2人を大学まで入れるには20年間で1億円が必要です。
内訳は高級車が年100万、新築住宅が4000万円、子供を1人大学まで入れるのに2000万円です。
これだけで最低年収手取り500万円が必要で、生活費も必要なので手取り700万円が必要になります。
サザエさん的な生活をするには年収税込み900万円は必要だが、これは一部上場の勝ち組社員の年収です。

要するにバブル崩壊以降は労働者が搾取されているから子供を作れなくなったんですね。
どうやって搾取しているかというと、国債の利子でマネーストックを増やして貨幣価値を下げるという手口です。貨幣価値が下がっても中国から安物製品が大量に入ってくればインフレだというのが認識できなくなる。

それで物価が上がっていないという事にされ賃金も30年間上げない。しかし実質賃金だけは下がって子供を大学に行かせる金が労働者には出せなくなっている。
これが少子化とデフレの原因です。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/753.html#c1

[番外地8] 三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は 中川隆
2. 中川隆[-8357] koaQ7Jey 2021年1月12日 07:31:22 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[2]
三橋貴明さんは完全に誤解していますが、金貨や銀貨も信用通貨であるのは変わりません。
政府が発行する金貨や銀貨の量を10倍にしたら物価は10倍になります。
それから、流通している金貨や銀貨の量が10倍になったら 金や銀の相場価値は1/10になります。

デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
三橋さんは需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
MMTは政府に金を出させてボロ儲けしようとしている国際金融資本やアメリカ民主党が推進しています。
政府がいくら財政出動しても、その金は最終的にはすべて資本家の所に行ってしまい、労働者には残りません。
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話です。中央銀行には貨幣発行権があるので当たり前の事です。 MMTは理論といえる様なものではありません。

三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は

古典派経済学の貨幣の中立説
貨幣の中立説は貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。古典派経済学の中心的な命題のひとつであり、中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、国富の増大には貨幣量の拡大ではなく生産・供給能力の増強によるべきとした。
貨幣数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。
長期的には貨幣の中立性は成立し、金融政策は実体経済に影響を与えず、ただ名目変数を動かすだけであるという点では、新古典派経済学、マネタリスト、ニュー・ケインジアンの見解は一致している。

政府が国債を発行して貨幣を増やせば貨幣価値が下がって物価が上がるだけです。
同じ1万円でも国債発行する前の1万円の方が国債発行した後の1万円より実質価値が高いのです。
つまり、政府は国債発行する前の1万円の商品を国債発行した後の価値が下がった1万円札で買うという詐欺をしているのです。
貨幣発行で需要が増えるというのはこういう政府の詐欺に市場が気が付くまでに時間が掛かるからですね:

MMTは政府に金を出させて稼ごうとしている金融資本が推進しているんだよ
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話さ
中央銀行は貨幣発行権があるんだから当たり前だろ
MMTは理論といえるものじゃない

貨幣はいくらでも発行できるけど、貨幣発行量によって貨幣価値が変わるだけだからね
実際、日銀の異次元金融緩和で 1ドル70円から120円まで円の価値が暴落しただろ
貨幣量を増やせば貨幣価値が暴落するのが証明されてるんだ
そもそも金融緩和は江戸時代に金貨に含まれる純金を減らしたのと同じだろ
貨幣価値が下がるに決まってるんだよ
MMTとかは関係ない、単に貨幣を増やしてるだけだ
MMTというのは要するに、貨幣を大量発行して貨幣価値を下げ、政府負債を目減りさせるのが目的なのさ。
貨幣が完全に紙屑になって、政府負債もゼロになった所で新通貨を発行して金融をリセットするんだ

GHQが戦時国債を返したくないからやった意図的インフレ策と同じさ

日銀の異次元緩和で円は紙屑化している:

東京金(ゴールド)の上場以来の約38年間のロングチャート
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/long_chart.html

【日本のマネタリーベース、マネーストック(左軸、兆円)、貨幣乗数(右軸、倍)】
http://mtdata.jp/data_71.html#MBMS

以下は金価格。
このように実は昨年の7月頃からずーっと上がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000786.jpg

で、以下が金価格に換算した日経平均です。
実は、昨年9月から下がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000788.jpg

と言う訳で、庶民が気づかないうちに通貨は紙屑化しつつある。
たった今、ステルス紙屑化が進行中なのでした。

江戸時代の一両金貨に含まれる純金の量を半分に減らせば、一両で買える製品の量が半分になるのと同じさ。
円紙幣を倍に増やせば1万円で買えるゴールドや穀物やマクドナルドの量が半分になるに決まってるだろ。
三橋さんは消費者物価の事を誤解しているんだ。
旧来の消費者物価の計算では買うものの価値は考慮していないんだよ

100円ショップで売っている傘はすぐに壊れるけど、既に淘汰されて手に入らなくなった日本製の傘と同じ傘としてカウントされている。
野菜の値段が昔と同じだとしても、今買える野菜は水銀・鉛入り、農薬まみれの中国産だけだ。
中国の年収10万円の農民とおなじ物を食べさせられているんだ。

海外から安物の粗悪品が沢山入ってきて日本製の高品質のものと入れ替わったから、旧来の消費者物価の計算法が見当外れになっているんだよ。
昔と値段が同じでも買っているものの価値が下がっているんだ

中国からの安物粗悪品を使えない分野ではハイパーインフレになっているよ:
マイホームとマイカーと子供2人を維持するには20年間で1億円かかる

日本では昭和期にはちょっとした会社に就職すれば(もちろん正社員)、車や一戸建ての家を購入できました。

それが今新車と新築の家を持ち、結婚して子供2人を大学まで入れるには20年間で1億円が必要です。
内訳は高級車が年100万、新築住宅が4000万円、子供を1人大学まで入れるのに2000万円です。
これだけで最低年収手取り500万円が必要で、生活費も必要なので手取り700万円が必要になります。
サザエさん的な生活をするには年収税込み900万円は必要だが、これは一部上場の勝ち組社員の年収です。

要するにバブル崩壊以降は労働者が搾取されているから子供を作れなくなったんですね。
どうやって搾取しているかというと、国債の利子でマネーストックを増やして貨幣価値を下げるという手口です。貨幣価値が下がっても中国から安物製品が大量に入ってくればインフレだというのが認識できなくなる。

それで物価が上がっていないという事にされ賃金も30年間上げない。しかし実質賃金だけは下がって子供を大学に行かせる金が労働者には出せなくなっている。
これが少子化とデフレの原因です。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/753.html#c2

[番外地8] 三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は 中川隆
3. 中川隆[-8356] koaQ7Jey 2021年1月12日 07:45:34 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[3]
三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです。
三橋貴明さんは完全に誤解していますが、金貨や銀貨も信用通貨であるのは変わりません。
流通している金貨や銀貨の量が10倍になったら 金や銀の相場価値は1/10になります。
従って、政府が発行する金貨や銀貨の量を10倍にしたら、金貨や銀貨の金銀含有量に関わらず物価は10倍になります。

デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
三橋さんは需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
MMTは政府に金を出させてボロ儲けしようとしている国際金融資本やアメリカ民主党が推進しています。
政府がいくら財政出動しても、その金は最終的にはすべて資本家の所に行ってしまい、労働者には残りません。
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話です。中央銀行には貨幣発行権があるので当たり前の事です。 MMTは理論といえる様なものではありません。

三橋さんの貨幣論は明らかに間違いです、正しい貨幣論は

古典派経済学の貨幣の中立説
貨幣の中立説は貨幣量の増減は物価にだけ影響を与え、生産活動や雇用の増減などには影響を与えないとする説。古典派経済学の中心的な命題のひとつであり、中立説によれば、貨幣は社会的な分業や効率性をもたらす以上の役割はない。経済活動の本質は物々交換であり貨幣はその仲介を行っているにすぎず、貨幣量の増減は貨幣錯覚による混乱をもたらすが国富・国民経済の観点では中立的であり、国富の増大には貨幣量の拡大ではなく生産・供給能力の増強によるべきとした。
貨幣数量説は貨幣の中立性を前提にしており、物価の乱高下は流通貨幣量の管理によって押さえ込むことができるとする。
長期的には貨幣の中立性は成立し、金融政策は実体経済に影響を与えず、ただ名目変数を動かすだけであるという点では、新古典派経済学、マネタリスト、ニュー・ケインジアンの見解は一致している。

政府が国債を発行して貨幣を増やせば貨幣価値が下がって物価が上がるだけです。
同じ1万円でも国債発行する前の1万円の方が国債発行した後の1万円より実質価値が高いのです。
つまり、政府は国債発行する前の1万円の商品を国債発行した後の価値が下がった1万円札で買うという詐欺をしているのです。
貨幣発行で需要が増えるというのはこういう政府の詐欺に市場が気が付くまでに時間が掛かるからですね:

MMTは政府に金を出させて稼ごうとしている金融資本が推進しているんだよ
MMTというのは単にいくら国債を発行してもいいというだけの話さ
中央銀行は貨幣発行権があるんだから当たり前だろ
MMTは理論といえるものじゃない

貨幣はいくらでも発行できるけど、貨幣発行量によって貨幣価値が変わるだけだからね
実際、日銀の異次元金融緩和で 1ドル70円から120円まで円の価値が暴落しただろ
貨幣量を増やせば貨幣価値が暴落するのが証明されてるんだ
そもそも金融緩和は江戸時代に金貨に含まれる純金を減らしたのと同じだろ
貨幣価値が下がるに決まってるんだよ
MMTとかは関係ない、単に貨幣を増やしてるだけだ
MMTというのは要するに、貨幣を大量発行して貨幣価値を下げ、政府負債を目減りさせるのが目的なのさ。
貨幣が完全に紙屑になって、政府負債もゼロになった所で新通貨を発行して金融をリセットするんだ

GHQが戦時国債を返したくないからやった意図的インフレ策と同じさ

日銀の異次元緩和で円は紙屑化している:

東京金(ゴールド)の上場以来の約38年間のロングチャート
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/long_chart.html

【日本のマネタリーベース、マネーストック(左軸、兆円)、貨幣乗数(右軸、倍)】
http://mtdata.jp/data_71.html#MBMS

以下は金価格。
このように実は昨年の7月頃からずーっと上がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000786.jpg

で、以下が金価格に換算した日経平均です。
実は、昨年9月から下がりっぱなし。

https://golden-tamatama.com/wp-content/uploads/2020/09/WS20200707AZCLOPUY000788.jpg

と言う訳で、庶民が気づかないうちに通貨は紙屑化しつつある。
たった今、ステルス紙屑化が進行中なのでした。

江戸時代の一両金貨に含まれる純金の量を半分に減らせば、一両で買える製品の量が半分になるのと同じさ。
円紙幣を倍に増やせば1万円で買えるゴールドや穀物やマクドナルドの量が半分になるに決まってるだろ。
三橋さんは消費者物価の事を誤解しているんだ。
旧来の消費者物価の計算では買うものの価値は考慮していないんだよ

100円ショップで売っている傘はすぐに壊れるけど、既に淘汰されて手に入らなくなった日本製の傘と同じ傘としてカウントされている。
野菜の値段が昔と同じだとしても、今買える野菜は水銀・鉛入り、農薬まみれの中国産だけだ。
中国の年収10万円の農民とおなじ物を食べさせられているんだ。

海外から安物の粗悪品が沢山入ってきて日本製の高品質のものと入れ替わったから、旧来の消費者物価の計算法が見当外れになっているんだよ。
昔と値段が同じでも買っているものの価値が下がっているんだ

中国からの安物粗悪品を使えない分野ではハイパーインフレになっているよ:
マイホームとマイカーと子供2人を維持するには20年間で1億円かかる

日本では昭和期にはちょっとした会社に就職すれば(もちろん正社員)、車や一戸建ての家を購入できました。

それが今新車と新築の家を持ち、結婚して子供2人を大学まで入れるには20年間で1億円が必要です。
内訳は高級車が年100万、新築住宅が4000万円、子供を1人大学まで入れるのに2000万円です。
これだけで最低年収手取り500万円が必要で、生活費も必要なので手取り700万円が必要になります。
サザエさん的な生活をするには年収税込み900万円は必要だが、これは一部上場の勝ち組社員の年収です。

要するにバブル崩壊以降は労働者が搾取されているから子供を作れなくなったんですね。
どうやって搾取しているかというと、国債の利子でマネーストックを増やして貨幣価値を下げるという手口です。貨幣価値が下がっても中国から安物製品が大量に入ってくればインフレだというのが認識できなくなる。

それで物価が上がっていないという事にされ賃金も30年間上げない。しかし実質賃金だけは下がって子供を大学に行かせる金が労働者には出せなくなっている。
これが少子化とデフレの原因です。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/753.html#c3

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
75. 中川隆[-8355] koaQ7Jey 2021年1月12日 09:03:07 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[4]

「音楽&オーディオ」の小部屋
今年のオーディオ展望 2021年01月04日 |
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72579e8e54e86bd4a76f69be2f2970c3

✰ スピーカー

これも今のところ特に欲しいと思うものは無い。4つのスピーカーとも満足度は「90点」以上でこれ以上欲張るとオーディオの神様から罰が当たりそうな気がしている(笑)。

ただ一つ、気になっているのが現在遊んでいる「AXIOM80」(復刻版)の方の有効活用だ。この稀代の名ユニットをうまく使わない手はないと踏んでいる。

クロスオーバーを150ヘルツあたりにし、その上を「AXIOM80」(復刻版)に持たせて、それ以下を「D123」(JBL)、あるいは「AXIOM150マークU」で駆動してみたい。

近いうちにぜひトライしようと、牙を研いでいる真っ最中(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72579e8e54e86bd4a76f69be2f2970c3

オーディオってどうしてこんなに楽しいんだろう! 2021年01月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a00021862d0def338a168a182225d46b


年頭にあたって搭載した「今年のオーディオ展望」で触れていたとおり、予備で保管していたAXIOM80(復刻版:以下「80」)活用の実験を試みたので記録しておこう。何がしかのご参考になれば幸いです。

今回のチャレンジのポイントになるのはネットワークである。

先月末に投稿したように「200〜4000ヘルツまではマグネットの違うSPユニットを混ぜ合わさない」がベースになっている。

もちろん80を「ARU」付きの箱に容れてフルレンジで鳴らすのが常套手段だが、これでは自分が望む低音はどうしても出てくれない。

そこで、それぞれ2台のアンプを駆使して200ヘルツ以下をJBLの「D123」(口径30センチ)で補おうという算段である。

レスポンスが早めの「D123」なら80のスピードとうまくマッチングできるかもという淡い期待感がある。

グッドマン(イギリス)とJBL(アメリカ)という「水と油」とされる組み合わせの2ウェイ方式でいい結果が出たら万歳ものだけどなあ(笑)。

となると、80を200ヘルツ(−6db/oct)以下でローカットするコンデンサーをどう調達するかという課題が浮上してくる。

もちろん、ネットワークに使うコンデンサーやコイルあるいはチャンデバなどは確実に音を悪くするので使わないのが一番いいものの、80を箱(ARU付き)に容れないで裸で(フルレンジで)鳴らすと、これまでの経験上確実に故障(ノイズ発生)するのだから始末に悪い。

そういうわけで必要悪としてコンデンサーを使ってローカットするしかない。

「クロスオーバーネットワーク早見表」によると80のインピーダンスが15Ωだから、200ヘルツあたりでローカットするには計算上「45μF(マイクロファラッド)」のコンデンサーが要る。

さて、こんな数値のコンデンサーは手元にないがどうしようか。

とりあえず、オーディオ仲間のNさん(大分市)に相談してみた。

「ああ、47μFのフランス製のコンデンサーならあるよ。」

「よろしかったら試してみたいので貸していただけませんか?」「いいよ!」と、話が成立。

47μFだと210ヘルツあたりでローカットできる計算になるのでピッタリ。

さっそくクルマで45分ほどの道をすっ飛ばして借り受けた。

想像以上に大きなコンデンサーだった。

さあ、道具は揃ったとばかり作業手順を反芻しながら次の日から作業に取り掛かった。

1 まずは「トライアクショム」(グッドマン)をバッフルごと外して2階の寝室へ運ぶ。代わりに「D123」(JBL:口径30センチ)を持って降りる。それほど広くもない寝室が次第にオーディオ機器に占領されているのを見るのはつらい(笑)。

以前は同居人から「オーディオ機器をいろんな部屋に持ち込まないで!」と口酸っぱく言われていたが、肝心のご本人の部屋にも趣味の「蘭」の花を沢山持ち込んでいるので文句を言える資格が無くなっているのはご愛嬌。これを「呉越同舟」というのかな?(笑)。

2 「D123」(バッフル付き)を共通のネジ穴(4か所)で箱に取りつける。次にムンドルフ(ドイツ)のコイルを使って「150ヘルツ」あたりでハイカットして結線する。これで低音域側は作業完了。

3 次に210ヘルツ以上を担当する80を裸(バッフル付き)のまま箱の上に載せて、プラス側のSPコードにコンデンサーを挿入する。もちろん両端はハンダ付け。

4 低音域側のハイカットが150ヘルツ、中高音域側のローカットが210ヘルツだが、このくらいの誤差はまったくの問題外で、2台のアンプ側のボリューム調整で何とでもなる。

両チャンネル合わせて1時間ほどで作業が完了した。

裸の80を駆動するには小出力の優しいアンプがいいだろうと、久しぶりに「171シングル」を引っ張り出した。

オール・ナス管で、前段管(左側)は「AC/HL=MH4」(英国マツダ:初期版)、出力管(中央)は「171」(トリタンフィラメント)、整流管(右側)は「OK−X213」(メッシュプレート)と、すべて1930年代前後の古典管で、持ち主が言うのも何だがオークションでもめったに手に入らない希少管ばかりである。

そして、低音域側(D123)の駆動は仲間から借りている「EL34のプッシュプル」である。

さあ、どんな音が飛び出すか胸をワクワクさせながら各機器をスイッチオンしてじっと耳を澄ました。

そして、極寒のなか紆余曲折を経ながらオーディオはどうしてこんなに楽しいんだろう!を実感することとなった(笑)。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a00021862d0def338a168a182225d46b


一の矢、二の矢、三の矢、そして四の矢を 2021年01月11日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/351b43127d8cbcee0519806648727640


前回からの続きです。

新年早々からのオーディオ実験だったが、予想どおり”すんなり”いかず紆余曲折をたどったすえの難産だった。

まるで今年(2021年)を暗示するかのようだったが、その一方では心ゆくまでオーディオを楽しませてもらったのはありがたい限り!

何しろボケ防止にも役に立つしねえ〜(笑)。

以下、顛末を記してみよう。

仲間から借り受けた「47μF」のコンデンサーを使用して200ヘルツあたりをローカットした「AXIOM80」(復刻版:以下「80」)だったが、ボリュームを控えめにして音出しをしてみると、さすがに初めから品のいい音が出た。低音域側の「D123」(JBL)との違和感もなく、なかなかいい線をいっている。

そこで調子に乗って、プリアンプのボリュームをグイッと上げた途端に中高音域にイヤな響きが乗ってきた。薄っぺらで耳障りのいかにも軽薄そうな音・・。

これはいかん!

さっそく手直しにかかった。まず「一の矢」としてネットワークに使ったフィルムコンデンサーに疑惑の眼を向けて手持ちのオイルコンデンサーと交換した。

左から「10μF」(サンガモ)、「22μF」(業務用)、「10μF」(ウェスタン)の3個をパラって「計42μF」にし、左右両チャンネルの「80」のSPコードのプラス線に挿入した。

これで聴いてみると見事に嫌な響きが消え失せたので大正解。せっかくお借りした良質のコンデンサーだったが、何せ「80」は個性が強すぎるし古いユニットなので相性の問題だろう。

次いで「二の矢」として疑惑の眼を「80」を駆動するアンプに向けた。

「171シングル」アンプは音色はとてもいいのだが裸の「80」を鳴らすにはやや非力で、プリアンプのボリュームを上げると歪みっぽい音になる。

ちなみに、オリジナルの80を箱に容れて鳴らすときにはまったくそういうことがないのでやはり箱の力は大きい。

そういうわけで、アンプを「WE300B」シングルに代えたところ、パワー的には申し分なかったが、いかにもレンジが広すぎて高音域がやたらに神経質になった。これだと長時間聴くには耳が疲れてくるのは必定。

そこで、「80」と同じイギリス勢同士の「PX25シングル」アンプに代えたところ、どうにか収まりがついた。WE300Bアンプに比べて、フォーカスの甘さが逆に良と出て神経質さが和らぎ、これなら長時間聴けそうだ。

そして、「三の矢」として「80」の前にマスクをさせてみた。例の「コロナ禍」で人間様にはマスクが必須となっているがオーディオも例外ではない(笑)。

細かい隙間が沢山ある綿みたいな「緩衝材」を適度の厚さに切ってカバーしてみたところ、音が幾分まろやかになってくれてこれで良しとしよう。

「聴きやすい音」の前には「見てくれ」なんてどうでもよろし。自分さえ良ければそれでいいんだから(笑)。

これで一応完了したと思って四日ほど聴いてみたが、そのうちもっと低音域の深々とした沈み込みが欲しいなあと欲が出てきた。

このままでは「普通の音」の域を出ないし、この歳になって今さら「普通の音」で満足しても仕方がないしねえ〜(笑)。

そこで思い切って低音域用のユニットJBLの「D123」からグッドマンの「AXIOM150マークU」(口径30センチ)に代えてみた。これが「第四の矢」だ!

重量級の大きなマグネットに惚れ惚れしますなあ!

入れ替えに要した時間は20分程度だったが、これで聴いてみるとさすがに同じグッドマン同士の組み合わせとあっていろんな細かな不満が見事に解消した。

奥行き感があり深々としたとても豊かなサウンド・・・、思わず目が潤んできた。たった150ヘルツ以下を受け持つユニットを代えるだけでこれほどサウンドが変わるのだから驚く。

初めからこの組み合わせにしておけばよかったが、その一方ではそのうち「D123」も試してみたいと思うのは必定なのでこれはこれで仕方がない。

ふ〜っ、とにもかくにも右往左往はしたけど、このサウンドは50年近いオーディオ歴の集大成の一つだと納得させるものがあって感慨もひとしおだった。

最後に一言。前回のブログでも述べたように「200〜4000ヘルツ」の間にマグネットの違うユニットを混ぜ合わさないようにすると「失敗の危険性が下がる」ことを再確認した。

言い換えると、どんな録音の音楽ソースに対してもそこそこ違和感がないようになることだけは申し添えておこう。

とはいえ、聴き込むにつれてどうかこれ以上「アラ」が見つかりませんようにと祈るのみだが(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/351b43127d8cbcee0519806648727640
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c75

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
3. 中川隆[-8354] koaQ7Jey 2021年1月12日 09:29:03 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[5]
右派SNS「パーラー」の排除加速 米ITの対応に批判も
2021/01/12


 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の支持者ら右派に人気の新興の交流サイト(SNS)「パーラー」について、米グーグルやアマゾン・コムなど米IT大手がサービス提供を相次いで打ち切った。暴力を助長するような投稿への対応が不十分だと問題視したためだ。反発するパーラーは11日、アマゾンを提訴。米ITの対応には識者らの間で批判もある。

 パーラーのサイトは11日からアクセスできなくなくなった。サイトのデータ保管や運営サービスを提供するアマゾンは同日までにサービスを打ち切るとパーラーに通達。増加する暴力的な投稿に適切に対処していないためだと説明した。

 トランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を受け、すでに米グーグルと米アップルが自社のアプリ配信市場からパーラーを削除した。アップルは「(パーラーが)問題を解決できるまで」アプリ提供を停止するとしている。

 一方、パーラーは11日、アマゾンの決定が不当だとして西部ワシントン州の連邦地裁に提訴。アマゾンは「政治的な憎しみに突き動かされた」として、サービス再開を求めた。これに先立ちパーラーのメイツ最高経営責任者(CEO)は「巨大ITが競争をつぶそうと共同攻撃を仕掛けた」と反発していた。

 議会襲撃事件をめぐっては、米短文投稿サイトのツイッターがトランプ氏のアカウントを永久凍結するなど、米IT大手が厳しい対応に動いている。ただ、これに対しては「深刻な過ちだ」(米共和党上院議員)などと批判も出ている。

 米メディアによるとパーラーは2018年創業。米大統領選で不正があったとするトランプ氏らの投稿管理を厳格化したツイッターやフェイスブックなど主要SNSに代わり、トランプ氏支持者らの間で人気が高まり、アプリ配信市場でダウンロードが急増した。
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8F%B3%E6%B4%BE%EF%BD%93%EF%BD%8E%EF%BD%93-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%81%AE%E6%8E%92%E9%99%A4%E5%8A%A0%E9%80%9F-%E7%B1%B3%EF%BD%89%EF%BD%94%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AB%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%82%82/ar-BB1cFlwP?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c3

[番外地7] youtube は偏向している 中川隆
1. 中川隆[-8353] koaQ7Jey 2021年1月12日 09:29:28 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[6]
右派SNS「パーラー」の排除加速 米ITの対応に批判も
2021/01/12


 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の支持者ら右派に人気の新興の交流サイト(SNS)「パーラー」について、米グーグルやアマゾン・コムなど米IT大手がサービス提供を相次いで打ち切った。暴力を助長するような投稿への対応が不十分だと問題視したためだ。反発するパーラーは11日、アマゾンを提訴。米ITの対応には識者らの間で批判もある。

 パーラーのサイトは11日からアクセスできなくなくなった。サイトのデータ保管や運営サービスを提供するアマゾンは同日までにサービスを打ち切るとパーラーに通達。増加する暴力的な投稿に適切に対処していないためだと説明した。

 トランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を受け、すでに米グーグルと米アップルが自社のアプリ配信市場からパーラーを削除した。アップルは「(パーラーが)問題を解決できるまで」アプリ提供を停止するとしている。

 一方、パーラーは11日、アマゾンの決定が不当だとして西部ワシントン州の連邦地裁に提訴。アマゾンは「政治的な憎しみに突き動かされた」として、サービス再開を求めた。これに先立ちパーラーのメイツ最高経営責任者(CEO)は「巨大ITが競争をつぶそうと共同攻撃を仕掛けた」と反発していた。

 議会襲撃事件をめぐっては、米短文投稿サイトのツイッターがトランプ氏のアカウントを永久凍結するなど、米IT大手が厳しい対応に動いている。ただ、これに対しては「深刻な過ちだ」(米共和党上院議員)などと批判も出ている。

 米メディアによるとパーラーは2018年創業。米大統領選で不正があったとするトランプ氏らの投稿管理を厳格化したツイッターやフェイスブックなど主要SNSに代わり、トランプ氏支持者らの間で人気が高まり、アプリ配信市場でダウンロードが急増した。
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8F%B3%E6%B4%BE%EF%BD%93%EF%BD%8E%EF%BD%93-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%81%AE%E6%8E%92%E9%99%A4%E5%8A%A0%E9%80%9F-%E7%B1%B3%EF%BD%89%EF%BD%94%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AB%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%82%82/ar-BB1cFlwP?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/555.html#c1

[近代史4] まるでエデンの園 アフリカ随一のホテル モロッコ・マラケシュの「La Mamounia」
まるでエデンの園 改装したアフリカ随一のホテル モロッコ・マラケシュの「La Mamounia」
仲山 今日子 2021/01/11
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%A7%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9C%92-%E6%94%B9%E8%A3%85%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%9A%8F%E4%B8%80%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-la-mamounia/ar-BB1cE3k0?ocid=msedgntp

© Forbes JAPAN 提供窓を開けると、アフリカの空の匂いがする。明け方の茜色の空のグラデーションの先に砂漠やサバンナが広がっているのを感じさせるのは、朝の鳥のさえずりのせいなのか。

アフリカ随一のホテルとの呼び声も高い、モロッコ・マラケシュの「La Mamounia(ラ・マムーニア)」。18世紀にスルタン(イスラム教における君主)が息子の結婚祝いに贈った庭園が元となるホテルは、王室との関わりが深く、今も100%モロッコの地元資本であり、重要事項の決定には国王の認可が必要とされている。

別名「グラン・デーム(貴婦人)」と言われるこの宮殿は、97年の歴史を刻む中で、英国のチャーチル元首相など数々のVIPに愛されてきた。その魅力は、700年もの時を刻むオリーブの古樹の並木、オレンジやジャスミンの花々が香る庭園、エキゾティックなサボテン、そしてそこに集まる鳥たちなど、自然を抱えるホテルとしての生き生きとした姿だ。

スパイスロードの終着地であるモロッコは、古くから手工業品を輸出し、その技でも知られる。扉や天井には、地元のアルチザンたちによる繊細な手描きや石膏細工で華麗な草花模様が施されている。

「快適さ」というラグジュアリー

そんな生命の輝きをまとう貴婦人は、これまでにも4回、その時代を代表する建築家が化粧直しを手掛けてきた。前回のリノベーションから約10年の時を経て、2020年、建築&デザインユニット、ジュアン・マンクのサンジット・マンク氏がレストランやサロン・ド・テ、バーなど、飲食店部分を中心に改装を行った。

「自分の役目は、『今』を加えて未来へと提示していくこと。美術館のように、静かすぎて過去に生きているヘリテージではなく、祖父母世代の記憶を受け継ぎつつも、生き生きとした建築にしたい」というマンク氏は、昨今のラグジュアリーのキーワードは”快適さ”であると話す。

「肩の力を抜いて自然体でいられるのが今のトレンド。ハイヒールでなく、快適なスニーカーで歩き回るように。でも、10万円以上する高価なスニーカーがあるように、快適であることが、ラグジュアリーでないというわけではない。『人が生きたいように生きられる』というのが今のラグジュアリーだ」

マンク氏は、パリの「アラン・デュカス・オー・プラザ・アテネ」など、数々のレストランのデザインも手がけている。そのうえで、「同じことが食にも当てはまる。より軽く、小さなポーション、そしてもちろん、快適であるということが重要だ」という。

そのマンク氏の言葉通り、これまでホテル内のレストランはモロッコ料理レストランの他、ミシュラン二つ星シェフが手がけるイタリアンとフレンチだったが、これをNYを拠点に世界でインターナショナルな料理を提供するジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏が手がけるカジュアルなスタイルのイタリア料理とアジア料理に一新した。

リニューアルにあたり、「イタリアン・バー」の軽食を含むメニューと館内のスイーツ全般を、ピエール・エルメ氏が監修することになった。

バー「ル・チャーチル」は、30年前からこのホテルの顧客でもあり、歴史をよく知るジャック・ネボ氏が創業したキャビアブランド「キャビアリ」の最高級キャビアが楽しめるシャンパン&キャビアバーに変身を遂げ、フレンチラグジュアリーを体現する。


今回新しくジュアン・マンクのデザインで生まれ変わったキャビア&シャンパンバー「ル ・チャーチル」。

ホテルの庭園、地元で獲れる食材で

環境への意識の向上、そしてその土地のものを食べたいという嗜好に合わせ、レストランで使う食材の8割以上がモロッコ産だ。さらにイスラム教が多い地元客への配慮から、肉はモロッコ産のハラールのものに限られる。

食材の仕入れを担当するフランス・ブルターニュ出身のヨアン・ベルナルド総料理長によると、例えば、牛肉はフランスのシャローレ牛と和牛の交配種をフランスから生きたまま取り寄せ、モロッコで肥育したものを使用する。魚は地中海と大西洋、2つの海を持つ恵まれた立地を生かし、日中水揚げされた魚が夕方に届く。冷凍や養殖の魚は使わず、海辺育ちのシェフも満足するクオリティの素材が使われている。

70人もの庭師が、広大な果樹園のみならず、敷地内にあるオーガニックの自家農園を丹精こめて手入れしている。朝食のジュースやお菓子、カクテルなどに柑橘類が幅広く使われている他、料理には、庭で採れたオリーブを絞ったオリーブオイルが添えられる。


身近に新鮮で良質な食材が揃う今の環境に非常に満足している、と語るベルナルド総料理長

ピエール・ジョエムGMが「ラグジュアリーとは、スペースだ」と目を細めるように、7ヘクタールもの敷地には700本のオレンジの木、200本のオリーブの木、5000の薔薇、21種類のサボテン、6種類の椰子の木が生い茂る。オレンジの木の下にはプールサイドにあるようなデッキチェアが配置され、昼寝やピクニックなど、の庭園で楽しめるゆったりとした時間は、まさに「エデンの園」を思わせる。そして、それはコロナ禍がもたらした新しい価値観とも合致する。

いまだ猛威をふるうコロナ対策の衛生管理も徹底している。ロビーの共有施設などは、スタッフが一日に何度も消毒をおこなっている姿を目にした。

ホテル内のレストランを出る時にマスクを忘れた場合、すぐさま銀のトレイに乗った新しいマスクがトングで手渡され、チェックインの際は荷物も消毒、一度使用した部屋は3日間以上あけてから次のゲストを入れるなど、先進国での衛生基準がきちんと守られている「安心感」も、新しい時代のラグジュアリーであるとも言えるだろう。

そんな安心を担保しつつ、10月にモロッコの他のラグジュアリーホテルに先んじて再開を決めた理由は、100年近くこの場所に根を下ろしたホテルとしての思いがあった。旧市街と新市街の境の交通至便な場所にあるLa Mamouniaは、古くからランドマークとして親しまれ、地元の人々の誇りでもあった。

「2018年に世界一のホテルに選ばれた時には、地元の人たちが旧市街の街中で踊って祝っていた」とジョエムGMは振り返る。コロナ禍でモロッコの産業の柱の一つである観光業が危機的な状況にある中、万全な安全対策をした上でホテルを再度開くことが、「モロッコは観光客を受け入れる準備ができている」と世界に知らしめ、街全体を活気づけると判断したのだ。

コロナ禍でも、ブランドを落とさないため、客室料金は下げず、代わりに無料のスパ・トリートメントやギフトをつけることで価値を上げ、首都ラバトやカサブランカなど、国内客の支持を得ているという。

縁のあるモロッコからアフリカ開拓へ

それに拍車をかけたのが、10月に新しくオープンしたヴォンゲリスティン氏の2つのレストランで、「週末などは国内の宿泊客だけで満席で、地元客を断らざるを得ないほど」の人気だ。

世界で39店舗を経営するヴォンゲリスティン氏は、仏アルザス地方出身。実は「モロッコは19歳の時に初めて訪れた海外」なのだという。すでに見習いとして料理の仕事についていた当時、徴兵制があったフランス海軍のボートに乗り、上官の食事提供をしていた。

カサブランカに上陸し、鮮やかな色彩やスパイスの香り、エキゾティックな建物に魅了され、市場で買い込んだハリッサ(唐辛子ペースト)やレモンの皮の塩漬けなどを使って、帰り道に上官の料理を作り、とても喜ばれたという。後にエキゾティックな味をフランス料理に取り入れたスタイルで知られるようになるが、そんな自身の原点となった場所なのだ。

今回アフリカに初めての店舗を持つことで、モロッコからさらに深くアフリカを知り、開拓していければと考えているそうだ。イタリア料理もアジア料理も、野菜も多く使う栄養バランスの良い食事なのが共通点。「人生には何事もバランスが大切。新しいラグジュアリーとは、そんなバランスを取り戻すことなのではないか」と語る。


コブミカンの葉など、東南アジアの味を取り入れたフュージョンスタイルの「アジアティーク」

3年前からLa Mamounia内にスイーツショップを構えているピエール・エルメ氏は、ヴォンゲリスティン氏と同郷で25年来の親友。今回レストランを共に作り上げるにあたって会話を重ねたことが、エルメ氏にとっても新境地の開拓につながった。

1年半前、NYにあるヴォンゲリスティン氏のヴィーガンレストラン「ABCv」を訪れたエルメ氏は、「ヴィーガンでもおいしいものが作れる」と感じ、2020年冬に初めてヴィーガンのクリスマスケーキを発売した。

新たなクリエイティブな機会

「コロナ禍で、人々はより一層環境に配慮した選択をするようになり、ヴィーガンを試してみたいと思う人が増えるだろう。おいしいことが大前提だし、ヴィーガンがスイーツの未来であるとまでは思わないが、クリエイティブな機会だと思う」として、卵白の代わりにヒヨコ豆を使ったヴィーガンマカロンも開発中だ。

世界的な健康志向の高まりから、砂糖やクリーム、バターを減らしながらも、同じおいしさが楽しめる、よりヘルシーなレシピにも取り組んでいる。La Mamouniaのショップの定番「タルトインフィニティ」も、味を変えず同じテクスチャーでカロリーを40%減らすレシピに変えるなど、「内側の変革」を始めている。

また、モロッコの女性たちから菓子の作り方を学び、「ガゼルの角」と呼ばれる地元の味を再構築したデザートを提供するほか、La Mamouniaにインスピレーションを受け、オレンジ、オレンジの花、レモン、蜂蜜を使ったケーキをパリの本店でも売り出すなど、アフリカでの展開はエルメ氏の新たなクリエーションに大いに影響を与えている。

美食という意味では、まだ未開の地という印象が強かったアフリカだが、豊かなモロッコの大地から、それは徐々に変わってくるのかもしれない。


エルメ氏の「ガゼルの角」。「イタリアン・バー」では、果樹園の緑を眺めながらデザートやハンバーガーなどの軽食が楽しめる。

農業と漁業に恵まれているモロッコは、人々が穏やかで、他のアフリカ諸国と比べると格段に治安が良いのも魅力だ。日本から見たら、決して経済的に豊かな暮らしとは言えないかもしれない。しかし、タクシーの運転手は「上を見始めたらキリがない。幸せなのは、家族と過ごす時間。自分の暮らしに満足している」と話していた。

コロナ禍で生気を失ったように見える灰色の都会の景色、部屋に閉じこもりがちな生活とは正反対に、ここには自然があり、鮮やかな色彩と、鳥や植物の命の輝きがある。こんな時期だからこそ、「いきいきと生きている」命の輝きを身にしみて感じた。

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%A7%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9C%92-%E6%94%B9%E8%A3%85%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%9A%8F%E4%B8%80%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-la-mamounia/ar-BB1cE3k0?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1238.html

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
4. 中川隆[-8352] koaQ7Jey 2021年1月12日 09:39:05 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[8]
トランプ支持者のSNSアプリ「Parler」削除後、一字違いの「Parlor」がApp Storeトップに浮上
2021/01/11 15:00
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%AF%E6%8C%81%E8%80%85%E3%81%AEsns%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-parler-%E5%89%8A%E9%99%A4%E5%BE%8C-%E4%B8%80%E5%AD%97%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AE-parlor-%E3%81%8Capp-store%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AB%E6%B5%AE%E4%B8%8A/ar-BB1cDNcp?ocid=msedgntp

米トランプ大統領(1月11日時点)の支持者が集まっていたSNS「Parler」のモバイルアプリはGoogleおよびアップルのアプリストアから削除されましたが、名前がよく似たアプリ「Parlor」が無料アプリのトップチャートに急上昇したことが話題となっています。

2018年に立ち上げられたParlerは「言論の自由を尊重する」とうたったとおりモデレーションをほとんどせず、過激な発言や陰謀論でTwitterのアカウントを停止された人々が流れ込み、特に昨年の大統領選本番の11月3日から8日までに100万回近くダウンロードされてGoogle Playストアのランキング1位に上り詰めたこともありました。

そして1月6日の米議会議事堂での暴動やTwitterやFacebookで暴力を扇動したアカウントが大量に削除されたことから、議事堂の再襲撃やペンス副大統領を害することを煽る発言など、さらに過激化が進むことに。そこでアップルおよびGoogleは24時間の猶予つきでモデレーションを改善するよう要求したもののParlerが応じなかったため、両社はアプリを削除したと推測されています。

それに加えてParlerが全てのサービスを運用しているAWSもサービス打ち切りを宣告しており、陰謀論者に愛されたSNSは存亡の危機に立たされているのが現状です。

あらゆるプラットフォームでParlerの終了が迫っているなか、なぜかApp StoreとGoogle Playストアの両方でトップ無料アプリの2位に「Parlor」という、一字違いのアプリが現われる事態が一時確認されました。「e」ではなく「o」ですが、発音すればどちらも「パーラー」です。


Parlorは、見知らぬ人々がさまざまなトピックをお話しできる「ソーシャルトーキングネットワーク」アプリです。10年以上前から公開されており、米調査会社Sensor Towerのデータによれば、2020年12月時点で4万回ダウンロードされており、控えめな存在だったようです。


評価とレビューでも明らかにParlerと勘違いしている向きもおられる模様です。トランプ氏本人もTwitterのアカウント永久凍結された直後に動きが全て封殺されており、自分専用のプラットフォーム構築も検討していると述べていましたが、AWS他のクラウドサービスプラットフォームに利用を断られるのかもしれません。

https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%AF%E6%8C%81%E8%80%85%E3%81%AEsns%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-parler-%E5%89%8A%E9%99%A4%E5%BE%8C-%E4%B8%80%E5%AD%97%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AE-parlor-%E3%81%8Capp-store%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AB%E6%B5%AE%E4%B8%8A/ar-BB1cDNcp?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c4

[リバイバル3] 昭和の日本のスピーカー・ユニットの音質はイギリスやドイツに劣らなかった 中川隆
27. 中川隆[-8351] koaQ7Jey 2021年1月12日 09:52:49 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[10]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
サブシステムも現在では不満がない 2021年01月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/37789324b86de7e16189ae5588ca11b6


サブシステムも現在では大きな不満はない。3つのSPシステムが有るが、どれも良く鳴っていると思う。

サンスイSP-2005等息子に聴かせたら「JBLサウンド」と勘違いしていた。

息子はRCAWフロントロード箱にD130×2発と中高域はオリンパスと同じユニットを使っている。ホーンはHL90(お化けホーン)を使用している。7年間私と一緒に「機器の音質比較」や「システム比較」、ケーブルの開発における比較試聴等をやっていた。だから、かなり耳は出来ている。その彼が「JBLサウンド」と間違うくらいSP-2005は良く鳴っている。

CORALのFLAT6も一般のラインケーブルからNo3グレードのケーブルに交換したら、激変的に歌いだした。内部配線のグレードを上げようとも考えていたが、そのままでも十分聴き答えが有る。

D208システムはもう少し低音の量感が欲しいと思う事は有るが、透き通った質感とシンバルのアタック音とか申し分なく、いつまでも聴いていられる質感になっている。

どのシステムも良くなってきているので、手を出せなくなってる。こうなるとオーディオ的には面白くない。触れなくなってしまう。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/37789324b86de7e16189ae5588ca11b6
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/953.html#c27

[番外地7] youtube は偏向している 中川隆
3. 中川隆[-8350] koaQ7Jey 2021年1月12日 10:36:03 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[11]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

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編集部
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/555.html#c3

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
5. 中川隆[-8349] koaQ7Jey 2021年1月12日 10:36:34 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[12]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

Parler (JamesSaito33)
https://parler.com/profile/JamesSaito33/posts

Telegram
https://t.me/JamesSaito33


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c5

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
28. 中川隆[-8348] koaQ7Jey 2021年1月12日 10:37:16 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[13]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

Parler (JamesSaito33)
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[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
81. 中川隆[-8347] koaQ7Jey 2021年1月12日 10:38:05 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[14]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

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http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c81

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
27. 中川隆[-8346] koaQ7Jey 2021年1月12日 11:00:29 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[15]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

Parler (JamesSaito33)
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http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c27

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
12. 中川隆[-8345] koaQ7Jey 2021年1月12日 11:01:21 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[16]
【速報】トランプはSNSだけでなく物理的に消される!?
米民主党の内部分裂、ファーストブラッド目前…ジェームズ斉藤が解説!
2021.01.11
https://tocana.jp/2021/01/post_194710_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──トランプ大統領のTwitterアカウントが停止されました! まだ大統領なのにメチャクチャじゃないですか!

ジェームズ メチャクチャだと思います。まず今日(1月8日)起こったことをまとめますと、最初にマイケル・フリンとシドニー・パウエルのアカウントをTwitterが停止しました。そのあとにトランプが停止を食らっています。チームトランプという選挙チームもアカウントが停止になっていますし、弁護士のリン・ウッドも停止になりました。トランプ個人を外すだけでなく、トランプ・ムーブメントもすべて抹殺されています。

──トランプ周辺の人たちも軒並み停止されていたんですね。暴動を煽るツイートをしたからトランプはアカウントを停止するってことでしたけど、完全に建前ですね。

ジェームズ そのとおりです。ただし、リン・ウッドは仕方ないかもしれませんね、「ペンスを殺せ」とか言ってましたから(苦笑)。しかし、マイケル・フリンは過激なことを言う人ではないですし、パウエルは暴力を助長するようなことではなくて、大統領令を発令せよとか、そういう程度だったんで、これは完全な言論統制ですね。民主党グローバリスト、ディープステート勢力が体制側となった証拠ですし、体制側になって、最初にやったことが情報空間における言論封鎖だったということです。ですから、この政権がどういう政権なのかが如実にわかるでしょう。一党独裁を確立できそうなので力の見せ所としていま立場が弱いトランプ支持者を痛めつけているんです。

──まさに共産党方式ですね

ジェームズ 中共方式そのものです。ついにアメリカが中共になりました。ですから、これは文化大革命の端緒になるかもしれません。少なくとも毛沢東がやったようにトランプ・ムーブメント、MAGAムーブメント(Make America Great Again)は徹底的に弾圧の対象になります。

──でも、それって古き良きアメリカの文化、自分たちの先祖が築いてきた文化も壊すことになりませんか?

ジェームズ だから、文革です。去年、フロイド事件のあとにコロンブスの像なんかを壊していましたけど、あれはアンティファとかBLMが反体制側として破壊工作をやっていましたが、これからは赤色テロが起きます。赤色テロとは極左政府が行うテロのことで、有名なのがスターリンが1930年代に行った大粛清と毛沢東の文革です。つまり、これから共産主義政権下に特有の大粛清と文革がアメリカで同時に起こるということで、そのさきがけが情報空間では始まったということになりますね。

──そうですね。いまはまだSNS内での抹殺ですけど、物理的な世界でも起きるんですか? 

ジェームズ 起きます。20日を過ぎたらトランプやトランプ関係者の逮捕が始まる可能性が十分にあります。ただし、元FBI長官のコミーは、「政権交代したあとでもトランプは逮捕しないほうがいい」といまになって言い出しています。

──えっ、コミーってゴリゴリの反トランプだったはずですが。

ジェームズ だから、彼は公平性を保っている自分を演出しているんです。「私はあの時反対した」とあとで言うための証拠作りです。彼は「保身ファースト」の人ですから(笑)。

──いまだからこそできる公平ポーズなんですね(苦笑)。ともかく、それほどバイデン側、ディープステート側は勝利に酔っているんですね。

ジェームズ と思います。ただし、トランプをTwitterから削除したのは大きなミスだと私は思っています。ひとつはトランプが殉教者のようになってトランプ支持者から聖人として崇められるようになるからです。もうひとつはトランプを消したことによって、ますますトランプ支持者が極右化過激化ゲリラ化する方向に向かいます。

 日本だとあまり考えられないと思いますが、トランプ支持者の中には命を賭けても国を取り戻すと思っている者が少なからずいます。しかも、トランプ支持者はもともと特殊部隊OBや軍事インテリジェンスのエージェントが多いのでゲリラ戦が得意なんです。地下に隠れて行動して例えば4年後に出てくる可能性はありますね。これが危険な流れなんです。

──本当の内戦になる可能性もあるんですか?

ジェームズ ゲリラ戦が内戦です。いまの内戦って昔のような軍事行動ではなく、低強度紛争なんです。要は、情報戦だったり、内乱部隊を組織したりです。で、ここで重要になってくるのが、民主党グローバリズム勢力の内部にもゲリラはいるということです。民主党は完全勝利だと思っているようですが、実は内部に爆弾を抱えています。

──つまり、すでに不満分子がいるってことですか?

ジェームズ います。たぶん、間違いなく割れると思います。というのも、これからの戦いはグローバリストたちによるグレート・リセットVSゲリラ側のグレート・アウェイクニング(大覚醒)の選択肢を迫られています。で、グレート・リセット側には民主党がつくんですが、大覚醒側には極右だけでなく、極左も加わる可能性があるんです。

──極左も来るんですか?

ジェームズ 極左は結局アンチ・エスタブリッシュメントなので体制側には回れないんです。彼ら彼女らはすぐに不満を言い出しますから、例えば、AOCみたいな極左はすぐに暴れだすでしょうね。

──AOCって、あの極左の筆頭のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスですか!? 日本でいう福島瑞穂みたいな人。

ジェームズ そうです。彼ら彼女らは最後は内部からグレート・リセット側の民主党エスタブリッシュメントを潰そうとすると思いますね。

──グレート・リセット側からも嫌われそうですし。

ジェームズ 嫌われるでしょうね。ですから、グレート・リセット側の戦略って危ういんですよ、実は。民主党も次の4年間、この勢いで行くかはわからないですね。極左と極右の両方を敵に回す可能性もあります。

──例えば、テキサス連合国みたいな形で合衆国が二分する可能性はどうなんですか?

ジェームズ 低いです。いまの選挙結果を見ると不正で民主党側が有力になっているので、分離までの意志決定の合意ができないと思います。州全体がまとまらないといけないので、すぐには分離の動きにはならないでしょう。しかし、トランプ支持者が地元レベルで力を蓄えて復帰を目指すとかはあります。思い出してほしいのはアメリカの1776年のアメリカ独立戦争。これは「大覚醒」した植民地アメリカ人が宗主国でグローバリストの大英帝国に仕掛けたゲリラ戦ですから。彼らはそれに勝利した国民です。遥かに強い大英帝国を相手に精神力で勝ちましたからね。しかも、マイケル・フリンたちはゲリラ戦、特に低強度紛争の専門家です。

──結局、特殊部隊系のやばい人たちがトランプ側に残ったことで分断よりもゲリラ化への流れがいまは強くなっているんですね。

ジェームズ それと民主党グローバリストたちの驕りですね。彼らは完全に勝ったと思っているのでやりたい放題です。不正がOKになったので選挙をすれば絶対に勝てますし、SNSも含めてメデイアも押さえたので相当浮かれていると思います。でも、だからこそ、彼らは間違ったんです。昔、ランボーという映画がありましたけど、ランボーの上官が言ってたはずです、「追い込んではいけないものを追い込んでしまった」と。

──おぉ、ファースト・ブラッド!

ジェームズ そうです。ファースト・ブラッドが始まります。実際、トランプの力の基盤は特殊部隊OBですから。彼らは元グリーンベレーがほとんどでベトナムではゲリラ戦ばかりやってきた人たちです。ランボーも元グリーンベレーですし、今回はランボーを止める役の上官のトラウトマン大佐=トランプまで追い込んでしまいましたから、グローバリスト側が思ってるほど簡単ではないと思いますよ。

──彼らが勝利で美酒に酔っている間に…。

ジェームズ 反撃の刃は研がれているはずです。

──いやあ、本当にそうなら面白いですけど(苦笑)。

ジェームズ あながち夢物語ではないと思いますよ(笑)。少なくとも今回のTwitterからの締め出しは民主党グローバリストたちの戦略ミスです。

──わかりました(笑)。ところで、バー元司法長官はどうしてるんですか?

ジェームズ 彼も裏切りました。フリンの側近で新CIA右派の重臣の方に聞いたら、「彼はCIAを優先した」と言っていました。彼はもともとCIA出身でブッシュ家のパシリで、ディープステートの利権にもしっかりと裏でつながっていたんです。12月の選挙人投票後、ついにそっちを優先したということですね。しかしやはり本物のCIAの要員だったので、12月以前からもディープステートの二重スパイとしてトランプ大統領を含む多くの者を完全に騙していました。何しろ、トランプとは1970年代からの付き合いで、当時から二重スパイをやり大統領を含む様々な人間を取り込んでいたことになります。この点は私も同業者なので、感服していますが、同時に「自分ファースト」的なCIAの人間の汚さに憤慨を覚えます。やはり近年CIA右派が内部分裂し、「任務ファースト」の特殊部隊OBと軍事インテリジェンス関係者主導の新CIA右派が台頭したのも、納得がいきます。

──実際、去年の末に司法が動いていればだいぶ変わったと思います。あれは大きな誤算でしたね。

ジェームズ 司法は失いましたが、特殊部隊OBと軍事インテリジェンスネットワークはまだトランプサイドなので、これがトランプ側についてるということは今回、政権交代でバイデンになるでしょうけど、下野して力を蓄えるということになります。西南戦争と同じですね。西郷隆盛が薩摩に戻って不平武士たちを組織して明治政府に歯向かうと。やはり、地下に潜り力を蓄えるには任務遂行のためなら何をも躊躇わない精神力が鍵です。実際、陸軍中野学校二俣分校出身で第二次世界大戦後30年間フィリピンでゲリラ戦を戦った小野田寛郎少尉が帰国後の記者会見で残置諜者として戦い続けた理由を問われ、「任務を遂行しただけです」と仰っていたのを思い出します。トランプ配下の特殊部隊OBや軍事インテリジェンス関係者はベトナム、アフガン、イラクの修羅場を潜り抜けてきた筋金入りの軍人で、今後右派のゲリラ戦において凄まじき原動力になると思います。

──いずれにせよ、もう一波乱、今年か、来年ぐらいにありそうですね。

ジェームズ そうです。追い詰めていけないものを追い詰めてしまいましたので(笑)。やはりグローバリストの正体は究極的には資本家で、「儲けファースト」なので軍事などど素人です。ましてや自己犠牲の精神など皆無です。ここが彼らの最大の弱点です。世界史の数あるゲリラ戦で、体制側が勝ったケースはほぼ皆無です。北ベトナムも物資等で相当優る米国に勝ちました。チェチェンもロシアを打ち負かし、プーチンが懐柔政策を取らざる得ない状況に追い込まれました。こういった例は枚挙にいとまがないです。ゲリラ戦をなめてはいけません。

──そうですね。期待したいです。もうひとつ、議会に突入した、角の男って捕まったんですか?

ジェームズ まだ捕まっていないですね。でも、角のヤツではなく、ジョン・サリバンという有名な極左のプロ市民がデモに参加していたことがわかりました。彼はBLMのデモで破壊工作をやっていたんですが、今回はトランプ支持者になりすましていたことがわかりました。しかも、彼はデモが終わったあと、1回捕まっているんですけど、すぐに釈放されています。

──警察もグルっぽいですね。

ジェームズ そうなんですよ。実際に議会突入時にわざわざドアを開けてデモ隊を誘導したのはワシントンDC首都警察ですから。(苦笑) 私もデモで実際に目撃しています。だから、ゲリラ戦しかないんですよ。(笑)

 最後にまたトランプのSNSの話に戻りますが、トランプはいま、ソーシャルメディアはGABに登録したようです。

──トランプ支持者の多いParlerじゃないんですね。

ジェームズ じゃないです。GABもParler同様に一切の制限ないのでそうした、というのもあっただろうし、あといまAppleが24時間以内にParlerが方針を変えないとAppストアから削除すると脅しています。すでにParler はGoogle Playからは削除されていて、Androidではもうダウンロードできなくなってます。(1/11日現在、アマゾンとアップルからパーラーは削除された)

──そういう話を聞くと、ソーシャルメディアも完全にグローバリスト側が牛耳ってしまったんだと実感しますね。

ジェームズ 牛耳っているんですけど、これからはFacebookとかTwitterのような中央集権的なものからParlerのような分散的なものにどんどん変わっていくと思います。これは普通のメディアの世界でも同じことで、昔だったらCNNとか中央のメディアしかなかったんですけど、ハフィントンポストというのが2000年代の末に出て公平性を無視して左翼の視点を提供するサイトとしてできたんです。それに対抗してできたのがブライトバードという右派のサイトです。ですから、2000年代の終わりから特定の視点を提供するニュースサイトが増えたんです。それでわかったことはCNNなどの主要メディアも特定の視点ででしか情報を提供していなかったってことです。自分から馬脚を現してしまったんです。同じことがいまSNSで起こり始めています。要は、TwitterとかFacebookも特定の視点しか許さないってことがわかってしまった、化けの皮が剥がれてしまった、ということです。今後ソーシャルメディアも分散化に歯止めがきかなくなります。ゲリラ戦では分散化は非常に重要で、反体制側に有利な状況をもたらします。そういう意味でも今回のトランプのアカウント停止は戦略レベルでのミスだと言えるでしょうね。

聞き手:中村カタブツ君

<告知>

今回のトランプ大統領の主要ソーシャルメディア追放を受け、私も来たる右派のゲリラ戦に備えるべくParlerのアカウントとTelegramのチャンネルを開設しました。実はこのような事態を想定して12月末に登録はしていました。やはり情報量が多く使いやすいのでTwitterをメインに使い続けますが、さすがに私のアカウントも危うくなってきました。今後はParlerとTelegramにもコンテンツを転載するだけでなく、Twitterでは発言できない内容を発信していこうと思います。この際、是非私のParlerアカウントとTelegramチャンネルをフォローしておいてください。

Parler (JamesSaito33)
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http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c12

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
6. 中川隆[-8344] koaQ7Jey 2021年1月12日 11:14:17 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[18]
2021.01.12XML
シリコンバレーの巨大企業による検閲は言論統制との戦いで転換点になる可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120000/


 ツイッターやフェイスブックはドナルド・トランプ米大統領の発言封印を決めた。ツイッターは一部の書き込みが削除されたとして決定を撤回したが、フェイスブックは利用を禁止し続けている。公的な色合いが濃いサービスを提供する私企業が大統領に対するサービスの提供を拒否しているわけだ。

 今回の場合、サービスの内容は言論に関わるもの。NSAの内部告発者である​エドワード・スノーデンは今回の出来事がデジタル時代における言論統制の戦いで転換点になると指摘​している。私的企業が独自の判断で言論を統制する時代に入ったのだ。言論の自由は民主主義の重要な柱のひとつであり、シリコンバレーの巨大企業が民主主義の根幹を揺るがす力を獲得したことを示している。

 トランプの言動を嫌う人はツイッターやフェイスブックの決定に喝采しているようだが、気に入らない言論を封じるという行為は民主主義の否定にほかならない。権力犯罪を公表してきたウィキリークスにアメリカの支配者は怒り、その象徴であるジュリアン・アッサンジを秘密裏に起訴、属国であるスウェーデンとイギリスを利用して逮捕、拘束している。

 今年1月4日にイギリスのバネッサ・バラツァー判事はアッサンジのアメリカへの引き渡しを認めない判決を出したが、その理由は健康的な問題や自殺の可能性。戦争犯罪を含む権力犯罪を明らかにすることは重罪だというアメリカ側の主張を認めている。これは国民の知る権利を否定する判断であり、ジャーナリズムに対する死刑宣告に等しい。この判断はツイッターやフェイスブックの決定とつながっている。

 かつて、日本では政府による露骨な言論への介入があった。2001年1月30日にNHKは「女性国際戦犯法廷」を題材にしたETV特集「問われる戦時性暴力」を放送したのだが、放送前日の29日にNHKの松尾武放送総局長(当時)と、国会対策担当の野島直樹・担当局長(同)らが中川昭一や安倍晋三に呼び出され、議員会館などで面会、放送内容を変えさせたのである。「強制性があったことを証明する証言や証拠がない」と信じていたらしい安倍は彼の考えに反する主張を封印したのだ。

 それに対し、東京高裁は、松尾放送総局長や野島国会担当局長が国会議員などと接触した「際、相手方から番組作りは公正・中立であるようにとの発言がなされた」ため、「松尾総局長らが相手方の発言を必要以上に重く受けとめ、その意図を忖度してできるだけ当たり障りのないような番組にすることを考えて試写に臨み、直接指示、修正を繰り返して改編が行われたものと認められる。」と2007年1月29日に言い渡している。

 言論統制にはカネもかかわってくる。例えば2008年11月、トヨタ自動車の相談役だった奥田碩は首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、「正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうか」と発言、マスコミの編集権に経営者が介入するやり方があるとも口にしている。

 カネの力を利用したマスコミのコントロールだが、暴力も効果的な手段だ。1987年5月3日に朝日新聞阪神支局が襲撃された事件の真相は不明だが、マスコミの報道姿勢に少なからぬ影響を与えた。

 日本の場合、何らかの方法で「空気」を作り出せば、マスコミ側が勝手に自主規制を始める。理想、理念、目標がないためなのか、彼らは雰囲気や空気を読み、成り行きに従って行動、自主規制や自主検閲を強化してきた。戦前も戦後も変化はない。現在は「新型コロナウイルス」という空気に合わせ、マスコミは恐怖を煽っている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c6

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
29. 中川隆[-8343] koaQ7Jey 2021年1月12日 11:14:42 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[19]
2021.01.12XML
シリコンバレーの巨大企業による検閲は言論統制との戦いで転換点になる可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120000/


 ツイッターやフェイスブックはドナルド・トランプ米大統領の発言封印を決めた。ツイッターは一部の書き込みが削除されたとして決定を撤回したが、フェイスブックは利用を禁止し続けている。公的な色合いが濃いサービスを提供する私企業が大統領に対するサービスの提供を拒否しているわけだ。

 今回の場合、サービスの内容は言論に関わるもの。NSAの内部告発者である​エドワード・スノーデンは今回の出来事がデジタル時代における言論統制の戦いで転換点になると指摘​している。私的企業が独自の判断で言論を統制する時代に入ったのだ。言論の自由は民主主義の重要な柱のひとつであり、シリコンバレーの巨大企業が民主主義の根幹を揺るがす力を獲得したことを示している。

 トランプの言動を嫌う人はツイッターやフェイスブックの決定に喝采しているようだが、気に入らない言論を封じるという行為は民主主義の否定にほかならない。権力犯罪を公表してきたウィキリークスにアメリカの支配者は怒り、その象徴であるジュリアン・アッサンジを秘密裏に起訴、属国であるスウェーデンとイギリスを利用して逮捕、拘束している。

 今年1月4日にイギリスのバネッサ・バラツァー判事はアッサンジのアメリカへの引き渡しを認めない判決を出したが、その理由は健康的な問題や自殺の可能性。戦争犯罪を含む権力犯罪を明らかにすることは重罪だというアメリカ側の主張を認めている。これは国民の知る権利を否定する判断であり、ジャーナリズムに対する死刑宣告に等しい。この判断はツイッターやフェイスブックの決定とつながっている。

 かつて、日本では政府による露骨な言論への介入があった。2001年1月30日にNHKは「女性国際戦犯法廷」を題材にしたETV特集「問われる戦時性暴力」を放送したのだが、放送前日の29日にNHKの松尾武放送総局長(当時)と、国会対策担当の野島直樹・担当局長(同)らが中川昭一や安倍晋三に呼び出され、議員会館などで面会、放送内容を変えさせたのである。「強制性があったことを証明する証言や証拠がない」と信じていたらしい安倍は彼の考えに反する主張を封印したのだ。

 それに対し、東京高裁は、松尾放送総局長や野島国会担当局長が国会議員などと接触した「際、相手方から番組作りは公正・中立であるようにとの発言がなされた」ため、「松尾総局長らが相手方の発言を必要以上に重く受けとめ、その意図を忖度してできるだけ当たり障りのないような番組にすることを考えて試写に臨み、直接指示、修正を繰り返して改編が行われたものと認められる。」と2007年1月29日に言い渡している。

 言論統制にはカネもかかわってくる。例えば2008年11月、トヨタ自動車の相談役だった奥田碩は首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、「正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうか」と発言、マスコミの編集権に経営者が介入するやり方があるとも口にしている。

 カネの力を利用したマスコミのコントロールだが、暴力も効果的な手段だ。1987年5月3日に朝日新聞阪神支局が襲撃された事件の真相は不明だが、マスコミの報道姿勢に少なからぬ影響を与えた。

 日本の場合、何らかの方法で「空気」を作り出せば、マスコミ側が勝手に自主規制を始める。理想、理念、目標がないためなのか、彼らは雰囲気や空気を読み、成り行きに従って行動、自主規制や自主検閲を強化してきた。戦前も戦後も変化はない。現在は「新型コロナウイルス」という空気に合わせ、マスコミは恐怖を煽っている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c29

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
82. 中川隆[-8342] koaQ7Jey 2021年1月12日 11:15:13 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[20]
2021.01.12XML
シリコンバレーの巨大企業による検閲は言論統制との戦いで転換点になる可能性
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 ツイッターやフェイスブックはドナルド・トランプ米大統領の発言封印を決めた。ツイッターは一部の書き込みが削除されたとして決定を撤回したが、フェイスブックは利用を禁止し続けている。公的な色合いが濃いサービスを提供する私企業が大統領に対するサービスの提供を拒否しているわけだ。

 今回の場合、サービスの内容は言論に関わるもの。NSAの内部告発者である​エドワード・スノーデンは今回の出来事がデジタル時代における言論統制の戦いで転換点になると指摘​している。私的企業が独自の判断で言論を統制する時代に入ったのだ。言論の自由は民主主義の重要な柱のひとつであり、シリコンバレーの巨大企業が民主主義の根幹を揺るがす力を獲得したことを示している。

 トランプの言動を嫌う人はツイッターやフェイスブックの決定に喝采しているようだが、気に入らない言論を封じるという行為は民主主義の否定にほかならない。権力犯罪を公表してきたウィキリークスにアメリカの支配者は怒り、その象徴であるジュリアン・アッサンジを秘密裏に起訴、属国であるスウェーデンとイギリスを利用して逮捕、拘束している。

 今年1月4日にイギリスのバネッサ・バラツァー判事はアッサンジのアメリカへの引き渡しを認めない判決を出したが、その理由は健康的な問題や自殺の可能性。戦争犯罪を含む権力犯罪を明らかにすることは重罪だというアメリカ側の主張を認めている。これは国民の知る権利を否定する判断であり、ジャーナリズムに対する死刑宣告に等しい。この判断はツイッターやフェイスブックの決定とつながっている。

 かつて、日本では政府による露骨な言論への介入があった。2001年1月30日にNHKは「女性国際戦犯法廷」を題材にしたETV特集「問われる戦時性暴力」を放送したのだが、放送前日の29日にNHKの松尾武放送総局長(当時)と、国会対策担当の野島直樹・担当局長(同)らが中川昭一や安倍晋三に呼び出され、議員会館などで面会、放送内容を変えさせたのである。「強制性があったことを証明する証言や証拠がない」と信じていたらしい安倍は彼の考えに反する主張を封印したのだ。

 それに対し、東京高裁は、松尾放送総局長や野島国会担当局長が国会議員などと接触した「際、相手方から番組作りは公正・中立であるようにとの発言がなされた」ため、「松尾総局長らが相手方の発言を必要以上に重く受けとめ、その意図を忖度してできるだけ当たり障りのないような番組にすることを考えて試写に臨み、直接指示、修正を繰り返して改編が行われたものと認められる。」と2007年1月29日に言い渡している。

 言論統制にはカネもかかわってくる。例えば2008年11月、トヨタ自動車の相談役だった奥田碩は首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、「正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうか」と発言、マスコミの編集権に経営者が介入するやり方があるとも口にしている。

 カネの力を利用したマスコミのコントロールだが、暴力も効果的な手段だ。1987年5月3日に朝日新聞阪神支局が襲撃された事件の真相は不明だが、マスコミの報道姿勢に少なからぬ影響を与えた。

 日本の場合、何らかの方法で「空気」を作り出せば、マスコミ側が勝手に自主規制を始める。理想、理念、目標がないためなのか、彼らは雰囲気や空気を読み、成り行きに従って行動、自主規制や自主検閲を強化してきた。戦前も戦後も変化はない。現在は「新型コロナウイルス」という空気に合わせ、マスコミは恐怖を煽っている。
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http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c82

[近代史4] アメリカ経済を動かしている経営陣の8割以上がユダヤ人、GAFAの経営者も、全員ユダヤ人 中川隆
2. 中川隆[-8341] koaQ7Jey 2021年1月12日 12:52:21 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[21]
世界を動かす“ユダヤ人”創業企業--次なるGAFAMを生み出すヒントは「イスラエル」に
寺田彼日(Aniwo Ltd. Founder & CEO)2019年10月15日
https://japan.cnet.com/article/35143822/


 Google創業者のラリー・ペイジ氏や、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏ーー。誰もが知る著名人だが、彼らに共通しているのはユダヤ系であるということだ。

 ここでは、5年前からイスラエルに拠点を置いて活動している筆者が、世界を動かすIT業界の巨人と、次期GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の座を狙うユニコーンスタートアップ郡を、ユダヤ人/イスラエル人という切り口で分析する。
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 ただし、特定民族および宗教に対する信奉や啓蒙をする目的は一切なく、ファクトベースで実行可能なビジネス戦略策定の方向性を提示することを目的としていることをご理解いただきたい。

世界的巨大企業とユダヤ人の関係
 一般的な定義として、人種を問わず(ユダヤ人の母親を持つ非異教徒および改宗した)ユダヤ教徒を「ユダヤ人」と呼び、全世界のユダヤ人人口は約1460万人(Jewish Virtual Library 2018)。その大半はイスラエルと米国に分布する。

 誰もが知る歴史上のユダヤ人を挙げるなら、イエス・キリストやアインシュタイン、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏、マクドナルド創業者のレイ・クロック氏など。ユダヤ系企業についてもゴールドマン・サックスやロスチャイルドなど枚挙に暇が無い。

 世界における時価総額トップ5 (2019年8月末時点) の企業は以下の通りとなっているが、この中でユダヤ人創業企業はAlphabet(Google親会社)とFacebookの2社。加えて、Microsoftの前CEOであるスティーブ・バルマー氏は創業初期からビジネスサイドの責任者として活躍し、現在も同社の筆頭株主となっている。

 また、Apple現会長のアーサー・D・レビンソン氏は、2000年から同社の取締役を務め、現在も経営に携わっていることから、GAFAMの5社中4社の創業および成長にユダヤ人が深く関わっていると言って差し支えないだろう。

キャプション
 Forbesの長者番付「THE RICHEST PEOPLE IN THE WORLD 2019」では、トップ10にOracle創業者のラリー・エリソン氏、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、Bloomberg創業者のマイケル・ブルームバーグ氏、Google創業者のラリー・ペイジ氏と、テクノロジー企業の創業者が名を連ね、トップ20の30%、トップ50の20%、トップ200の19%がユダヤ人という結果になっている。

 ちなみに、全世界のユダヤ人人口は世界人口の0.2%に満たず、米国への資本の偏りなどを差し引いても高い割合を示していると解釈できる。

ユダヤ人創業ユニコーンの実力
 シリコンバレーのPayPalマフィアに代表されるように、多くのタレントが同時期に特定の組織に集中し、その後の大きなムーブメントを生み出す現象が見られる。その系譜をユダヤ人という切り口で見ると興味深い事実が浮かび上がる。

 シリコンバレーのスタートアップ黎明期、まだベンチャーキャピタル(VC)が一般的ではなかった頃に、ニューヨーク出身のユダヤ人であるアーサー・ロック氏は、半導体メーカーFairchild Semiconductorの設立支援などを経て、1961年に最初期のVCであるDavis & Rockをサンフランシスコで設立。IntelやAppleの初期投資家となった。

キャプション
 1970年代以降、Oracle、Dell、SanDiskなどのWeb 1.0時代を牽引する世界的IT企業をユダヤ人が起ち上げ、1990年代末から2000年代のWeb 2.0時代の中心的な役割を果たすGoogle、Facebook、PayPal、Salesforceのような企業がそれに続く形で次々に生み出されたことが上図から見て取れる。

 また、ユダヤ人創業企業間で人材が動いている点も興味深い。例えば、20億9000万ドルの企業価値評価のFinTechユニコーンAffirmは、PayPalマフィアのCTOマックス・レヴチン氏が創業した。Salesforce創業者のマーク・ベニオフ氏はOracleで13年間マーケティング・営業に従事した後独立した。また、FacebookのCOOシェリル・サンドバーグ氏はGoogleでセールス部門を大きく成長させた実績を持ち、2007年にマーク・ザッカーバーグ氏と出会って引き抜かれた経緯がある。

 直近の例では、Facebookのブロックチェーン技術を用いたクリプトカレンシー「Libra」のウォレット開発を行うCalibra COOのトメール・バレル氏は、PayPal IsraelのGMや本社のExecutive VPを務めたイスラエル人であるのは知る人ぞ知るところである。

 このように、シリコンバレーにおけるユダヤ人の密なネットワークは、2010年代以降も脈々と引き継がれ、次世代のユニコーン創出に貢献している。2019年9月現在のイスラエル人創業ユニコーン企業一覧は以下の通りである。(WeWorkのバリュエーションについては直近調達ラウンドのもの)

出典:TechAviv (2019)

 領域的にはAIとFinTechが2大トレンドとなっている。また、日系投資家としてはソフトバンクが目立っており、WeWork、Compass、Lemonade、Cybereasonに大型出資を行っている。ユダヤ人という切り口で言えば、孫正義氏に多大な影響を与えた日本マクドナルド創業者の藤田田氏は、“銀座のユダヤ人”と呼ばれ「ユダヤの商法」の著者としても知られる点も興味深い。


次なるGAFAMを生み出すには
 ここまで、ユダヤ人が世界を変えるテック企業を次々と生み出してきたという事実を述べてきた。では、どうすれば次なるGAFAMを生み出せるのだろうか。最もシンプルな答えは、次のマーク・ザッカーバーグ氏やラリー・ペイジ氏を見つけ出すことだ。

 今日の時価総額世界ランキングを見ると、明らかにユダヤ人創業・経営企業に偏りが見られ、日本企業として最高位に位置するのはトヨタ自動車の43位。直近20年の傾向と今後のメガトレンドとしてのWeb 3.0への移行や、中国、インド、東南アジアの成長を鑑みると、日本国内に留まり事業を展開するよりも、事業拠点や創業者・経営者という“可変的パラメーター”を動かしにいくのが、汎用的かつ現実的な戦略と言えるだろう。
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 何より、成功するスタートアップに欠かせないのは「人」である。企業の成功確率を飛躍的に高めるのは優れた起業家、経営者、投資家であり、どんなに大きな組織も、結局は人間が経営判断、投資判断をして運営しているため、人にフォーカスするのは自然な流れと言えるだろう。

 以上を踏まえて、日本企業や日本人として、次なるGAFAMを生み出す確率を高めるにはどうすればいいか。そのヒントはイスラエルにあると筆者は考える。具体的には以下の3つの手法を挙げたい。

イスラエルでスタートアップに投資する
イスラエル人/ユダヤ人を経営に招く
イスラエルで教育を受ける
イスラエル
イスラエル エルサレムの街並み
1.イスラエルでスタートアップに投資する
 なぜ、イスラエルで投資すべきなのか。理由は、世界で成功しているユダヤ人創業のスタートアップの原点はイスラエルにあるからだ。イスラエル人創業のユニコーン企業の多くは、サンフランシスコかニューヨークに本社を置いているが、R&D拠点はイスラエルにあることが多く、創業者もイスラエルで生まれ育った、あるいは現地に家族が居るケースが大半である。

 その“根っこ”の部分に投資するのは、米国で成長した企業に投資するのとは訳が違う。実際、米国には多数の日系企業を含む、世界中の投資家が集まっており、日本人としての存在感を出しづらい。一方で、イスラエルでアクティブに投資する日系投資家はまだまだ少ないのが実情である。だからこそ、イスラエルに根を下ろし、現地のシード、アーリー期から投資することが、ユダヤ人の原点であるイスラエルのインナーサークルに入り込む近道と考える。

2.イスラエル人/ユダヤ人を経営に招く
 GAFAM規模の企業を作るには、ビジネスモデルと技術の両輪を高速で回転させる必要がある。そこにユダヤ人の頭脳は大きく貢献すると考えられる。金融、政治の世界でプレゼンスの高いユダヤ人を仲間に招けば、強固なビジネスモデル構築、ロビイングにも強い影響力を発揮するだろう。また、数理学、コンピュータサイエンスなどに長けたユダヤ人を巻き込むことで、プロプライエタリな技術をベースとした競争優位性の構築が可能になる。

3.イスラエルで教育を受ける
 もし、創業者としてスタートアップを起ち上げたいのであれば、イスラエルで教育を受けるというのも有効な戦略となるだろう。学ぶ内容もさることながら、多くのユダヤ人の仲間ができるというのが最も大きな利点だ。

 ここまで、やや突飛にも見える戦略の方向性を示してきたが、現代日本の社会システムや世界経済のトレンドを前提とすると、戦後日本で創業され世界中に価値を届けたソニー、ホンダ、アシックスのような企業が、これから日本から生まれる可能性は低いと言わざるを得ない。

 だからこそ、これまでとは全く異なる打ち手を試すべきだと筆者は考える。今を生きる日本人として、より良い未来を創造するために取り得る戦略を考え、ぜひ実行に移して欲しい。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1114.html#c2

[リバイバル3] 生より悪かったら、なんでオーディオやるの? _ 佐久間 駿 _ 失われた音を求めて 中川隆
29. 中川隆[-8340] koaQ7Jey 2021年1月12日 14:14:10 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[22]
チューブ・オーディオ・ラボ
コンコルド…佐久間氏のお話し        ・・・2020/11/18
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2020/15/concorde_2020.html


 先日、故 佐久間氏の奥様からお電話を頂き、誠文堂新光社から主人の本が出版されるとの事でした。

直熱管アンプ放浪記
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%9B%B4%E7%86%B1%E7%AE%A1%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97%E6%94%BE%E6%B5%AA%E8%A8%98&i=stripbooks&hvadid=335333377090&hvdev=c&jp-ad-ap=0&tag=asyuracom-22&ref=pd_sl_8kfdwvl41k_e


 随分ご無沙汰致しておりましたので、佐久間氏に最後にお目にか かった真空管オーディオフェアでの事やらコンコルドの近況やら 色々お話を伺うことが出来ました。
 一冊に纏まるとその内容に凄まじいモノがあります、色々な真空管 が使われていますが、MJデビューの2A3EQアンプの衝撃以来私には  50 83 801A がとても印象的でした。

 特に此の801A・・・私には特別な思い出があるのです。

オーディオフェア記事
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2020/15/concorde_2020.html

 真空管オーディオフェアでの最後のコラボとなりました記事が載っていました。
 未だお元気ならば・・・と悔やまれますが、ご冥福をお祈りいたします。


思い出の過去記事  佐久間氏登場


2014年10月オーディオフェア準備
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2014/Audiofair2014/fair2014.html

2014年10月オーディオフェア
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2014/Audiofair2014/fair2014_2.html

2015年5月のコンコルド その1
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/concorde_2015_05/concorde2015_05.html

2015年5月のコンコルド その2
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/concorde_2015_07/fair2015_2.html

2016年7月のコンコルド
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2016/Audiofair2016/fair2016_1.html

2016年10月オーディオフェア
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2016/Audiofair2016_2/fair2016_2.html


取り急ぎ、過去記事の抜粋です・・・懐かしさと寂しさがこみ上げてきます。

 まもなく2年・・・命日を迎えます。12月14日…

 合掌                kamimura
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html#c29

[番外地7] アンティーク真空管アンプの世界 中川隆
18. 中川隆[-8339] koaQ7Jey 2021年1月12日 14:15:16 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[23]
生より悪かったら、なんでオーディオやるの? _ 佐久間 駿 _ 失われた音を求めて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/541.html#c18
[近代史5] 真空管アンプの世界 中川隆
8. 中川隆[-8338] koaQ7Jey 2021年1月12日 14:15:43 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[24]
生より悪かったら、なんでオーディオやるの? _ 佐久間 駿 _ 失われた音を求めて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html#c8
[リバイバル3] 超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2 中川隆
32. 中川隆[-8337] koaQ7Jey 2021年1月12日 14:20:24 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[27]

チューブ・オーディオ・ラボ
オーダーアンプ作成『6FD7』・・・2020/9/20〜【9/25 完成】
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2020/13/2020_13.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html#c32
[近代史5] どこか遠くへ旅に出よう 中川隆
4. 中川隆[-8336] koaQ7Jey 2021年1月12日 15:43:23 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[29]
まるでエデンの園 アフリカ随一のホテル モロッコ・マラケシュの「La Mamounia」
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1238.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/418.html#c4
[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
7. 中川隆[-8335] koaQ7Jey 2021年1月12日 16:55:44 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[31]
< 暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
2021年01月12日 黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

自由を圧殺する巨大メディア

big tech 2Trump 09921

  かつて、高名な作家であるジョージ・オーウェル(George Orwell / 本名 : Eric Arthur Blair)は、1949年にあの『1984年』を発表した。この作品の中で、オーウェルは全体主義に基づくデストピア(dystopia / 暗黒社会)を描いていた。当時の“まともな人々”はソ連の暗い生活を指している、と分かっていたので、興味深く読んでいたそうだ。日本でも『1984年』は注目されており、ちょうど1984年になると、「転び左翼」の社会学者、清水幾太郎(しみず・いくたろう)が『ジョージ・オーウェル「1984年」への旅』を出版。その前(1983年)には、奇才の碩学、孤高の天才、と呼ばれる小室直樹が『日本の「1984」』を出版した。筆者も早速手に取り、貪るように読破したので、今でも当時の感動を覚えている。冷戦が終結し、ソ連時代が遠のくと、暴れ回っていた左翼分子も元気な頃を懐かしみ、こうした古書を手にすると、「俺も若い頃は理想に燃えていたよなぁ〜」と嘆いてしまう。

George Orwell 001(左 / ジョージ・オーウェル )
  しかし、全体主義は死んでいなかった。ベルリンの壁が壊され、ソ連が消滅して約30年。長いようで短く感じるけど、今、我々はアメリカ合衆国で全体主義社会の台頭を目の当たりにしている。Google傘下のYouTubeはもちろんのこと、フェイスブックやツイッター、アマゾンなども言論統制を一層強め、トランプ大統領の通信手段を奪ってしまった。一般人でも、大統領選挙における「不正」を言い立てる者は、容赦なくプラットフォームから追放し、アカウントを一時停止か永久凍結だ。さらに、ツイッターの言論封殺に嫌気が差し、新手の「パーラー(Parler)」に乗り換えても無駄である。巨大ハイテク企業(Big Tech)は、この動きにも敏感で、アマゾンやアップル社は、「パーラー」をアプリケーション・ストアーから削除し、アマゾンに至っては入念で、クラウドサービスの提供まで廃止する始末。もう、恐ろしくなる程の言論圧殺である。まさか、第21世紀のアメリカで、言論の自由が扼殺されるなんて、ショック !! 「1984年の世界」が蘇生するとは驚きだ。

  米国の保守派や日本の常識人は、主流メディアがその左翼偏向を隠しながらニュースを垂れ流し、御用学者を招いて更なる世論誘導を強化している、と判っている。だから、CNNやPBS、ABCといったテレビ局、ないしワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙といった世界的に有名な新聞社を信じない。いくら“高級”な記事を掲載しようとも、それを鵜呑みにせず、眉に唾を付けながら聞いている。ところが、日本の奥山真司(おくやま・まさし)や渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)といった有名言論人は、左翼メディアを批判しながらも主要メディアを信用し、やや保守的でも「右翼」と称される弱小メディアを嘲笑っていた。

  米国には優れた政治学者や科学技術者、文化人や作家が多少なりとも存在するが、大半の知識人は深紅か朱色に染まった左翼で、ちょっとマシな人々でさえ、高校や大学で左翼思想にかぶれているので、無意識のリベラル派となっている。しがって、高学歴のアメリカ人ほど、「あれっ !」と驚くようなリベラル派になっている。そりゃあ、小学生の頃から「人種差別やナショナリズムはいけません ! 白人だからといって自信を持っちゃダメ !」と誡められ、「黒人やアジア人を仲間と思いなさい !」と躾けられる。こうした調教に加え、多文化主義や多民族主義、文化相対主義にフェミニズム、平等思想と人権思想を徹底的に叩き込まれれば、良家の子弟でも赤くなるじゃないか。むしろ、倫理・道徳の高い中流階級者ほど熱心な左翼となってしまうのだ。

  名門大学に合格する優等生には、上層中流階級の白人が多い。彼らは一生懸命、与えられた教科書を学ぶから、無条件にリベラル思想の讃美者となってしまう。たとえ、判断力や洞察力が鋭くても、ハーバート・マルクーゼ(herbert Marcuse)やマックス・ホルクハイマー(Max Horkheimer)、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が垂れ流した害毒を知らないし、その直弟子や孫弟子が受け継いだ言説、さらに、こうした孫弟子の教え子が大学生に植え付ける文化破壊型のマルクス主義などに気づかない。名門校の卒業生となった御曹司や御令嬢は、旗幟鮮明な極左雑誌にはソッポを向くが、「ちょっと左に傾いたピンク・メディア」だと好んで耳を傾ける。とりわけ、エリート層の高額所得者や専門職に就くホワイトカラーは、保守派が支援するトランプ大統領が大嫌い。彼らがこの人気大統領を毛嫌いするのは、自分の社会的地位を守るためだ。おそらく、「トランプ支持者なんて、田舎に住む低学歴者や労働者だ ! 私達は高学歴のテクノクラート(専門技術職)で理性的なんだから、あんな下層白人と一緒にされたくない !」という心理がはたらいているからだろう。

左翼メディアを信頼する日本の「保守」系知識人

  今回の大統領選挙で、筆者はアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のインターネット番組、「InfoWars」に出演したスティーヴ・ピチェニック(Steve Piezenik)博士を紹介し、彼が明かした「特殊な透かしの入った投票用紙」に言及した。多くの日本人は「こんなのガセネタだ ! こんなヨタ話を信じる奴は底抜けの馬鹿だ!」と笑い飛ばした。確かに、アレックス・ジーンズは見るからに信用できない。しかし、ピチェニックの経歴や業績を考慮すれば、あながち「真っ赤な嘘」とは思えないぞ。(おそらく、数年後、こうした「囮捜査」の真相が明かされると思う。) 筆者は2016年前後から、ピチェニック博士の出演番組を観ていたので、彼が経験したエピソードやマスコミでは語られない裏話を興味深く聞いていた。

Steve Pieczenik 01Alex Jones 2


(左 : スティーヴ・ピチェニック / 右 : アレックス・ジョーンズ )

  ピチェニックは日本であまり知られていないが、彼は多彩な経歴を持つ人物だ。今は諜報活動に詳しい評論家となっているが、元々はハーバード大学のメディカル・スクールで学んだ精神科医であった。しかし、政治に興味が湧いたのか、MITで国際関係論を専攻し、博士号(PhD)を取得している。その後、アメリカ国務省に勤め始め、外政畑を歩くことに。共和党系のピチェニックは、ヘンリー・キッシンジャーやサイラス・ヴァンス、ジェイムズ・ベイカーといった国務長官のもとで国務次官補となり、対テロ作戦の専門家となった。特に、イランの人質事件では、拘束されたアメリカ人の解放に奔走したそうだ。

  退官した後の活躍もめざましく、ピチェニックは政治分析の評論家を務める傍ら、小説の分野にも進出し、有名作家のトム・クランシー(Thomas Leo Clancy, Jr.)に助言する協力者となっていた。日本の映画ファンなら、クランシー原作の大ヒット映画である『レッドオクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』を覚えているはずだ。また、ピチェニックは有名なシンクタンクである「CFR(外交評議会)」のメンバーになっていた。しかし、やがてCFRから排除される破目になった。たぶん、9/11テロの「陰謀」に気づき、ジョージ・W・ブッシュ大統領やディック・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官に加え、戦争を煽ったネオコンのユダヤ人を槍玉に挙げていたから、CFRを除名になったのだろう。やはり、ブッシュ家を批判する者は、「エスタブリッシュメント」から追放される運命なんだろう。とにかく、ピチェニックは日本の知識人が知らない情報をたくさん持っている。ゆえに、アメリカの政治や社会問題に関心のある日本人は彼の話を参考にすべきだ。筆者は奥山氏や渡瀬氏の「業績」や「学識」を詳しく知らないので、ハッキリと断定できないが、ピチェニックは彼らよりも「凄い」ぞ。

Vanessa Otero 001(左 / ヴァネッサ・オテロ)
  しかし、日本の保守界隈では奥山氏と渡瀬氏は大人気。何しろ、「高度な情報」を惜しげもなく教えてくれる大先生なんだから。彼らは低級な「InfoWars」に出演するピチェニックを「陰謀論者」呼ばわり。知的な国民はこんなヤバい番組を観ないで、もっと「高級なメディア」から国際情報を得るべき、と説教を垂れる。そこで、彼らが我々に提示したのが、「Ad Fontes Media社」による「メディア偏向チャート(Media Bias Chart)」。これは創設者のヴァネッサ・オテロ(Vanessa Otero)が作成した一覧表で、どのメディアがどのような姿勢を取っているのか、を図式化している。この表によれば、ジョーンズの「InfoWars」は、「ナンセンスな極右メディア」で、「公共(世間)に害をなす番組」であるらしい。

  確かに、司会者のジョーンズはいかがわしく、とても「知的」とは言えないが、時たま有益な専門家をゲスト招くので、一概に「馬鹿らしい」と却下できない。そもそも、こうした弱小メディアは収益性が乏しく、存続すら危ぶまれるので、「視聴者サービス」として刺戟的な陰謀論を取り上げる。こうでもしないと、小規模メディアは世間の注目を集めないし、広告から来る「儲け」が出ない。日経新聞なんかは、財務省のお役人様に媚びて「貴重な資料」を戴き、それをコッソリ要約して「独自の取材記事」にしているじゃないか。財務官僚御用達の「民間版官報」なんて恥ずかしい。NHKや朝日新聞と「差別化」を図る読売新聞や産経新聞だって変わりがなく、海外記事となれば、APや共同通信から貰った契約情報の「転載」じゃないか。

Media bias chart 04

(上 / メディア偏向チャート )

  奥山氏や渡瀬氏が独自の番組で紹介した「Medoa Bias Chart」によると、英国の「Daily Mail」や米国の「New York Post」、「Fox News」、「Daily Caller」、「The Braze」、「One American News」、「Breitbart」などは、極端な保守派メディアで、右に偏った姿勢を取り、不公平な解釈を施して記事を報道するそうだ。(2020年11月11日放送の「チャンネルくらら」を参照。) そして、“まとも”と思われる「The Washington Times」や「Washington Examiner」、「The American Conservative」でさえも、「かなり党派的な保守メディア(Hyper-Partisan Conservative)」と分類され、「気をつけて下さい !」との黄色信号がついている。

Media bias chart 02  一方、「Mother Jones」や「MSNBC」、「Vanity Fair」、「The Atlantic」、「The Nation」、「The New Yorker」、「Daily Beast」、「Slate」、「Vox」などは、「多少リベラルの党派性」を持つが、比較的フェアな意見を有し、信頼できる情報源であるらしい。さらに驚くのは、「左翼メディア」と思える「The Gaurdian」「The Washington Post」「The New York Times」「Politico」が「ややリベラル」で英国の「BBC」、仏国の「AFP」、米国公共放送の「PBS」、「NPR」、三大ネットワークの「ABC」や「NBC」と「CBS」、これに加え「Bloomberg」、「AP」、「Reuters(ロイター)」、「The Wall Street Journal」、「The Hill」、「Time」などは中道で、「バランスの取れた報道」を行っているそうだ。まともな日本人であれば、「えぇぇぇ〜、そうかなぁ〜」と首を傾げてしまうが、作者のオテロ氏は自信満々である。彼女は元々、パテント訴訟を専門とする弁護士で、ジャーナリズムに関しては素人だが、何となく香ばしい「左翼臭」が漂う人物だ。でも、渡瀬大先生が承認しているくらいだから、きっと「公平」に見た「正しい色分け」なんだろう。「InfoWars」なんかを観ている連中は、この渡瀬先生が仰るように、「ゴミ右翼」に傾倒する馬鹿、あるいは「ムー大陸発見」を信じるアホと思われちゃうぞ。

  何と言っても、渡瀬先生は米国政治の専門家だ。彼の選挙分析に間違いは無い。渡瀬先生は「次期大統領をバイデン !」と言い切り、2024年の大統領選挙では、「カマラ・ハリスが民衆党の代表候補となり、共和党からはニッキー・ヘイリーが出馬する」と述べていた。(2020年11月29日のYouTubeで放送された、「専務Tube」という番組の「A大統領ダービー」を参照。渡瀬氏は倉山満と一緒に四年後の大統領選挙について話していた。) いゃゃぁぁぁ〜、「アメリカ通」の渡瀬先生は、とにかく鋭い。もう四年後の世界まで予見できるんだから。

  でも、不思議なのは最近、渡瀬先生に活気が見られないことだ。どうしたんだろう? 風邪でも引いたのかなぁ? 「チャンネルくらら」で大統領選挙を避けているのは奇妙だ。彼が顧問を務める「参政党」の支持者は、ぜひ、YouTube番組で「次期バイデン政権」について解説するよう頼んでみては・・・。たぶん、支持者からのリクエストや要望があれば、「バイデン政権」が発足し、100日を過ぎた4月や5月頃の予想を話してくれるかも知れないぞ。もしかすると、今月末には「悪あがき」をしているトランプ「元大統領」が裁判に掛けられているかもね。ぜひ、渡瀬先生や奥山先生の御意見を訊いてみよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c7

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
30. 中川隆[-8334] koaQ7Jey 2021年1月12日 16:56:09 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[32]
< 暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
2021年01月12日 黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

自由を圧殺する巨大メディア

big tech 2Trump 09921

  かつて、高名な作家であるジョージ・オーウェル(George Orwell / 本名 : Eric Arthur Blair)は、1949年にあの『1984年』を発表した。この作品の中で、オーウェルは全体主義に基づくデストピア(dystopia / 暗黒社会)を描いていた。当時の“まともな人々”はソ連の暗い生活を指している、と分かっていたので、興味深く読んでいたそうだ。日本でも『1984年』は注目されており、ちょうど1984年になると、「転び左翼」の社会学者、清水幾太郎(しみず・いくたろう)が『ジョージ・オーウェル「1984年」への旅』を出版。その前(1983年)には、奇才の碩学、孤高の天才、と呼ばれる小室直樹が『日本の「1984」』を出版した。筆者も早速手に取り、貪るように読破したので、今でも当時の感動を覚えている。冷戦が終結し、ソ連時代が遠のくと、暴れ回っていた左翼分子も元気な頃を懐かしみ、こうした古書を手にすると、「俺も若い頃は理想に燃えていたよなぁ〜」と嘆いてしまう。

George Orwell 001(左 / ジョージ・オーウェル )
  しかし、全体主義は死んでいなかった。ベルリンの壁が壊され、ソ連が消滅して約30年。長いようで短く感じるけど、今、我々はアメリカ合衆国で全体主義社会の台頭を目の当たりにしている。Google傘下のYouTubeはもちろんのこと、フェイスブックやツイッター、アマゾンなども言論統制を一層強め、トランプ大統領の通信手段を奪ってしまった。一般人でも、大統領選挙における「不正」を言い立てる者は、容赦なくプラットフォームから追放し、アカウントを一時停止か永久凍結だ。さらに、ツイッターの言論封殺に嫌気が差し、新手の「パーラー(Parler)」に乗り換えても無駄である。巨大ハイテク企業(Big Tech)は、この動きにも敏感で、アマゾンやアップル社は、「パーラー」をアプリケーション・ストアーから削除し、アマゾンに至っては入念で、クラウドサービスの提供まで廃止する始末。もう、恐ろしくなる程の言論圧殺である。まさか、第21世紀のアメリカで、言論の自由が扼殺されるなんて、ショック !! 「1984年の世界」が蘇生するとは驚きだ。

  米国の保守派や日本の常識人は、主流メディアがその左翼偏向を隠しながらニュースを垂れ流し、御用学者を招いて更なる世論誘導を強化している、と判っている。だから、CNNやPBS、ABCといったテレビ局、ないしワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙といった世界的に有名な新聞社を信じない。いくら“高級”な記事を掲載しようとも、それを鵜呑みにせず、眉に唾を付けながら聞いている。ところが、日本の奥山真司(おくやま・まさし)や渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)といった有名言論人は、左翼メディアを批判しながらも主要メディアを信用し、やや保守的でも「右翼」と称される弱小メディアを嘲笑っていた。

  米国には優れた政治学者や科学技術者、文化人や作家が多少なりとも存在するが、大半の知識人は深紅か朱色に染まった左翼で、ちょっとマシな人々でさえ、高校や大学で左翼思想にかぶれているので、無意識のリベラル派となっている。しがって、高学歴のアメリカ人ほど、「あれっ !」と驚くようなリベラル派になっている。そりゃあ、小学生の頃から「人種差別やナショナリズムはいけません ! 白人だからといって自信を持っちゃダメ !」と誡められ、「黒人やアジア人を仲間と思いなさい !」と躾けられる。こうした調教に加え、多文化主義や多民族主義、文化相対主義にフェミニズム、平等思想と人権思想を徹底的に叩き込まれれば、良家の子弟でも赤くなるじゃないか。むしろ、倫理・道徳の高い中流階級者ほど熱心な左翼となってしまうのだ。

  名門大学に合格する優等生には、上層中流階級の白人が多い。彼らは一生懸命、与えられた教科書を学ぶから、無条件にリベラル思想の讃美者となってしまう。たとえ、判断力や洞察力が鋭くても、ハーバート・マルクーゼ(herbert Marcuse)やマックス・ホルクハイマー(Max Horkheimer)、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が垂れ流した害毒を知らないし、その直弟子や孫弟子が受け継いだ言説、さらに、こうした孫弟子の教え子が大学生に植え付ける文化破壊型のマルクス主義などに気づかない。名門校の卒業生となった御曹司や御令嬢は、旗幟鮮明な極左雑誌にはソッポを向くが、「ちょっと左に傾いたピンク・メディア」だと好んで耳を傾ける。とりわけ、エリート層の高額所得者や専門職に就くホワイトカラーは、保守派が支援するトランプ大統領が大嫌い。彼らがこの人気大統領を毛嫌いするのは、自分の社会的地位を守るためだ。おそらく、「トランプ支持者なんて、田舎に住む低学歴者や労働者だ ! 私達は高学歴のテクノクラート(専門技術職)で理性的なんだから、あんな下層白人と一緒にされたくない !」という心理がはたらいているからだろう。

左翼メディアを信頼する日本の「保守」系知識人

  今回の大統領選挙で、筆者はアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のインターネット番組、「InfoWars」に出演したスティーヴ・ピチェニック(Steve Piezenik)博士を紹介し、彼が明かした「特殊な透かしの入った投票用紙」に言及した。多くの日本人は「こんなのガセネタだ ! こんなヨタ話を信じる奴は底抜けの馬鹿だ!」と笑い飛ばした。確かに、アレックス・ジーンズは見るからに信用できない。しかし、ピチェニックの経歴や業績を考慮すれば、あながち「真っ赤な嘘」とは思えないぞ。(おそらく、数年後、こうした「囮捜査」の真相が明かされると思う。) 筆者は2016年前後から、ピチェニック博士の出演番組を観ていたので、彼が経験したエピソードやマスコミでは語られない裏話を興味深く聞いていた。

Steve Pieczenik 01Alex Jones 2


(左 : スティーヴ・ピチェニック / 右 : アレックス・ジョーンズ )

  ピチェニックは日本であまり知られていないが、彼は多彩な経歴を持つ人物だ。今は諜報活動に詳しい評論家となっているが、元々はハーバード大学のメディカル・スクールで学んだ精神科医であった。しかし、政治に興味が湧いたのか、MITで国際関係論を専攻し、博士号(PhD)を取得している。その後、アメリカ国務省に勤め始め、外政畑を歩くことに。共和党系のピチェニックは、ヘンリー・キッシンジャーやサイラス・ヴァンス、ジェイムズ・ベイカーといった国務長官のもとで国務次官補となり、対テロ作戦の専門家となった。特に、イランの人質事件では、拘束されたアメリカ人の解放に奔走したそうだ。

  退官した後の活躍もめざましく、ピチェニックは政治分析の評論家を務める傍ら、小説の分野にも進出し、有名作家のトム・クランシー(Thomas Leo Clancy, Jr.)に助言する協力者となっていた。日本の映画ファンなら、クランシー原作の大ヒット映画である『レッドオクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』を覚えているはずだ。また、ピチェニックは有名なシンクタンクである「CFR(外交評議会)」のメンバーになっていた。しかし、やがてCFRから排除される破目になった。たぶん、9/11テロの「陰謀」に気づき、ジョージ・W・ブッシュ大統領やディック・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官に加え、戦争を煽ったネオコンのユダヤ人を槍玉に挙げていたから、CFRを除名になったのだろう。やはり、ブッシュ家を批判する者は、「エスタブリッシュメント」から追放される運命なんだろう。とにかく、ピチェニックは日本の知識人が知らない情報をたくさん持っている。ゆえに、アメリカの政治や社会問題に関心のある日本人は彼の話を参考にすべきだ。筆者は奥山氏や渡瀬氏の「業績」や「学識」を詳しく知らないので、ハッキリと断定できないが、ピチェニックは彼らよりも「凄い」ぞ。

Vanessa Otero 001(左 / ヴァネッサ・オテロ)
  しかし、日本の保守界隈では奥山氏と渡瀬氏は大人気。何しろ、「高度な情報」を惜しげもなく教えてくれる大先生なんだから。彼らは低級な「InfoWars」に出演するピチェニックを「陰謀論者」呼ばわり。知的な国民はこんなヤバい番組を観ないで、もっと「高級なメディア」から国際情報を得るべき、と説教を垂れる。そこで、彼らが我々に提示したのが、「Ad Fontes Media社」による「メディア偏向チャート(Media Bias Chart)」。これは創設者のヴァネッサ・オテロ(Vanessa Otero)が作成した一覧表で、どのメディアがどのような姿勢を取っているのか、を図式化している。この表によれば、ジョーンズの「InfoWars」は、「ナンセンスな極右メディア」で、「公共(世間)に害をなす番組」であるらしい。

  確かに、司会者のジョーンズはいかがわしく、とても「知的」とは言えないが、時たま有益な専門家をゲスト招くので、一概に「馬鹿らしい」と却下できない。そもそも、こうした弱小メディアは収益性が乏しく、存続すら危ぶまれるので、「視聴者サービス」として刺戟的な陰謀論を取り上げる。こうでもしないと、小規模メディアは世間の注目を集めないし、広告から来る「儲け」が出ない。日経新聞なんかは、財務省のお役人様に媚びて「貴重な資料」を戴き、それをコッソリ要約して「独自の取材記事」にしているじゃないか。財務官僚御用達の「民間版官報」なんて恥ずかしい。NHKや朝日新聞と「差別化」を図る読売新聞や産経新聞だって変わりがなく、海外記事となれば、APや共同通信から貰った契約情報の「転載」じゃないか。

Media bias chart 04

(上 / メディア偏向チャート )

  奥山氏や渡瀬氏が独自の番組で紹介した「Medoa Bias Chart」によると、英国の「Daily Mail」や米国の「New York Post」、「Fox News」、「Daily Caller」、「The Braze」、「One American News」、「Breitbart」などは、極端な保守派メディアで、右に偏った姿勢を取り、不公平な解釈を施して記事を報道するそうだ。(2020年11月11日放送の「チャンネルくらら」を参照。) そして、“まとも”と思われる「The Washington Times」や「Washington Examiner」、「The American Conservative」でさえも、「かなり党派的な保守メディア(Hyper-Partisan Conservative)」と分類され、「気をつけて下さい !」との黄色信号がついている。

Media bias chart 02  一方、「Mother Jones」や「MSNBC」、「Vanity Fair」、「The Atlantic」、「The Nation」、「The New Yorker」、「Daily Beast」、「Slate」、「Vox」などは、「多少リベラルの党派性」を持つが、比較的フェアな意見を有し、信頼できる情報源であるらしい。さらに驚くのは、「左翼メディア」と思える「The Gaurdian」「The Washington Post」「The New York Times」「Politico」が「ややリベラル」で英国の「BBC」、仏国の「AFP」、米国公共放送の「PBS」、「NPR」、三大ネットワークの「ABC」や「NBC」と「CBS」、これに加え「Bloomberg」、「AP」、「Reuters(ロイター)」、「The Wall Street Journal」、「The Hill」、「Time」などは中道で、「バランスの取れた報道」を行っているそうだ。まともな日本人であれば、「えぇぇぇ〜、そうかなぁ〜」と首を傾げてしまうが、作者のオテロ氏は自信満々である。彼女は元々、パテント訴訟を専門とする弁護士で、ジャーナリズムに関しては素人だが、何となく香ばしい「左翼臭」が漂う人物だ。でも、渡瀬大先生が承認しているくらいだから、きっと「公平」に見た「正しい色分け」なんだろう。「InfoWars」なんかを観ている連中は、この渡瀬先生が仰るように、「ゴミ右翼」に傾倒する馬鹿、あるいは「ムー大陸発見」を信じるアホと思われちゃうぞ。

  何と言っても、渡瀬先生は米国政治の専門家だ。彼の選挙分析に間違いは無い。渡瀬先生は「次期大統領をバイデン !」と言い切り、2024年の大統領選挙では、「カマラ・ハリスが民衆党の代表候補となり、共和党からはニッキー・ヘイリーが出馬する」と述べていた。(2020年11月29日のYouTubeで放送された、「専務Tube」という番組の「A大統領ダービー」を参照。渡瀬氏は倉山満と一緒に四年後の大統領選挙について話していた。) いゃゃぁぁぁ〜、「アメリカ通」の渡瀬先生は、とにかく鋭い。もう四年後の世界まで予見できるんだから。

  でも、不思議なのは最近、渡瀬先生に活気が見られないことだ。どうしたんだろう? 風邪でも引いたのかなぁ? 「チャンネルくらら」で大統領選挙を避けているのは奇妙だ。彼が顧問を務める「参政党」の支持者は、ぜひ、YouTube番組で「次期バイデン政権」について解説するよう頼んでみては・・・。たぶん、支持者からのリクエストや要望があれば、「バイデン政権」が発足し、100日を過ぎた4月や5月頃の予想を話してくれるかも知れないぞ。もしかすると、今月末には「悪あがき」をしているトランプ「元大統領」が裁判に掛けられているかもね。ぜひ、渡瀬先生や奥山先生の御意見を訊いてみよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c30

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
83. 中川隆[-8333] koaQ7Jey 2021年1月12日 16:57:00 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[33]
< 暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
2021年01月12日 黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

自由を圧殺する巨大メディア

big tech 2Trump 09921

  かつて、高名な作家であるジョージ・オーウェル(George Orwell / 本名 : Eric Arthur Blair)は、1949年にあの『1984年』を発表した。この作品の中で、オーウェルは全体主義に基づくデストピア(dystopia / 暗黒社会)を描いていた。当時の“まともな人々”はソ連の暗い生活を指している、と分かっていたので、興味深く読んでいたそうだ。日本でも『1984年』は注目されており、ちょうど1984年になると、「転び左翼」の社会学者、清水幾太郎(しみず・いくたろう)が『ジョージ・オーウェル「1984年」への旅』を出版。その前(1983年)には、奇才の碩学、孤高の天才、と呼ばれる小室直樹が『日本の「1984」』を出版した。筆者も早速手に取り、貪るように読破したので、今でも当時の感動を覚えている。冷戦が終結し、ソ連時代が遠のくと、暴れ回っていた左翼分子も元気な頃を懐かしみ、こうした古書を手にすると、「俺も若い頃は理想に燃えていたよなぁ〜」と嘆いてしまう。

George Orwell 001(左 / ジョージ・オーウェル )
  しかし、全体主義は死んでいなかった。ベルリンの壁が壊され、ソ連が消滅して約30年。長いようで短く感じるけど、今、我々はアメリカ合衆国で全体主義社会の台頭を目の当たりにしている。Google傘下のYouTubeはもちろんのこと、フェイスブックやツイッター、アマゾンなども言論統制を一層強め、トランプ大統領の通信手段を奪ってしまった。一般人でも、大統領選挙における「不正」を言い立てる者は、容赦なくプラットフォームから追放し、アカウントを一時停止か永久凍結だ。さらに、ツイッターの言論封殺に嫌気が差し、新手の「パーラー(Parler)」に乗り換えても無駄である。巨大ハイテク企業(Big Tech)は、この動きにも敏感で、アマゾンやアップル社は、「パーラー」をアプリケーション・ストアーから削除し、アマゾンに至っては入念で、クラウドサービスの提供まで廃止する始末。もう、恐ろしくなる程の言論圧殺である。まさか、第21世紀のアメリカで、言論の自由が扼殺されるなんて、ショック !! 「1984年の世界」が蘇生するとは驚きだ。

  米国の保守派や日本の常識人は、主流メディアがその左翼偏向を隠しながらニュースを垂れ流し、御用学者を招いて更なる世論誘導を強化している、と判っている。だから、CNNやPBS、ABCといったテレビ局、ないしワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙といった世界的に有名な新聞社を信じない。いくら“高級”な記事を掲載しようとも、それを鵜呑みにせず、眉に唾を付けながら聞いている。ところが、日本の奥山真司(おくやま・まさし)や渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)といった有名言論人は、左翼メディアを批判しながらも主要メディアを信用し、やや保守的でも「右翼」と称される弱小メディアを嘲笑っていた。

  米国には優れた政治学者や科学技術者、文化人や作家が多少なりとも存在するが、大半の知識人は深紅か朱色に染まった左翼で、ちょっとマシな人々でさえ、高校や大学で左翼思想にかぶれているので、無意識のリベラル派となっている。しがって、高学歴のアメリカ人ほど、「あれっ !」と驚くようなリベラル派になっている。そりゃあ、小学生の頃から「人種差別やナショナリズムはいけません ! 白人だからといって自信を持っちゃダメ !」と誡められ、「黒人やアジア人を仲間と思いなさい !」と躾けられる。こうした調教に加え、多文化主義や多民族主義、文化相対主義にフェミニズム、平等思想と人権思想を徹底的に叩き込まれれば、良家の子弟でも赤くなるじゃないか。むしろ、倫理・道徳の高い中流階級者ほど熱心な左翼となってしまうのだ。

  名門大学に合格する優等生には、上層中流階級の白人が多い。彼らは一生懸命、与えられた教科書を学ぶから、無条件にリベラル思想の讃美者となってしまう。たとえ、判断力や洞察力が鋭くても、ハーバート・マルクーゼ(herbert Marcuse)やマックス・ホルクハイマー(Max Horkheimer)、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が垂れ流した害毒を知らないし、その直弟子や孫弟子が受け継いだ言説、さらに、こうした孫弟子の教え子が大学生に植え付ける文化破壊型のマルクス主義などに気づかない。名門校の卒業生となった御曹司や御令嬢は、旗幟鮮明な極左雑誌にはソッポを向くが、「ちょっと左に傾いたピンク・メディア」だと好んで耳を傾ける。とりわけ、エリート層の高額所得者や専門職に就くホワイトカラーは、保守派が支援するトランプ大統領が大嫌い。彼らがこの人気大統領を毛嫌いするのは、自分の社会的地位を守るためだ。おそらく、「トランプ支持者なんて、田舎に住む低学歴者や労働者だ ! 私達は高学歴のテクノクラート(専門技術職)で理性的なんだから、あんな下層白人と一緒にされたくない !」という心理がはたらいているからだろう。

左翼メディアを信頼する日本の「保守」系知識人

  今回の大統領選挙で、筆者はアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のインターネット番組、「InfoWars」に出演したスティーヴ・ピチェニック(Steve Piezenik)博士を紹介し、彼が明かした「特殊な透かしの入った投票用紙」に言及した。多くの日本人は「こんなのガセネタだ ! こんなヨタ話を信じる奴は底抜けの馬鹿だ!」と笑い飛ばした。確かに、アレックス・ジーンズは見るからに信用できない。しかし、ピチェニックの経歴や業績を考慮すれば、あながち「真っ赤な嘘」とは思えないぞ。(おそらく、数年後、こうした「囮捜査」の真相が明かされると思う。) 筆者は2016年前後から、ピチェニック博士の出演番組を観ていたので、彼が経験したエピソードやマスコミでは語られない裏話を興味深く聞いていた。

Steve Pieczenik 01Alex Jones 2


(左 : スティーヴ・ピチェニック / 右 : アレックス・ジョーンズ )

  ピチェニックは日本であまり知られていないが、彼は多彩な経歴を持つ人物だ。今は諜報活動に詳しい評論家となっているが、元々はハーバード大学のメディカル・スクールで学んだ精神科医であった。しかし、政治に興味が湧いたのか、MITで国際関係論を専攻し、博士号(PhD)を取得している。その後、アメリカ国務省に勤め始め、外政畑を歩くことに。共和党系のピチェニックは、ヘンリー・キッシンジャーやサイラス・ヴァンス、ジェイムズ・ベイカーといった国務長官のもとで国務次官補となり、対テロ作戦の専門家となった。特に、イランの人質事件では、拘束されたアメリカ人の解放に奔走したそうだ。

  退官した後の活躍もめざましく、ピチェニックは政治分析の評論家を務める傍ら、小説の分野にも進出し、有名作家のトム・クランシー(Thomas Leo Clancy, Jr.)に助言する協力者となっていた。日本の映画ファンなら、クランシー原作の大ヒット映画である『レッドオクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』を覚えているはずだ。また、ピチェニックは有名なシンクタンクである「CFR(外交評議会)」のメンバーになっていた。しかし、やがてCFRから排除される破目になった。たぶん、9/11テロの「陰謀」に気づき、ジョージ・W・ブッシュ大統領やディック・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官に加え、戦争を煽ったネオコンのユダヤ人を槍玉に挙げていたから、CFRを除名になったのだろう。やはり、ブッシュ家を批判する者は、「エスタブリッシュメント」から追放される運命なんだろう。とにかく、ピチェニックは日本の知識人が知らない情報をたくさん持っている。ゆえに、アメリカの政治や社会問題に関心のある日本人は彼の話を参考にすべきだ。筆者は奥山氏や渡瀬氏の「業績」や「学識」を詳しく知らないので、ハッキリと断定できないが、ピチェニックは彼らよりも「凄い」ぞ。

Vanessa Otero 001(左 / ヴァネッサ・オテロ)
  しかし、日本の保守界隈では奥山氏と渡瀬氏は大人気。何しろ、「高度な情報」を惜しげもなく教えてくれる大先生なんだから。彼らは低級な「InfoWars」に出演するピチェニックを「陰謀論者」呼ばわり。知的な国民はこんなヤバい番組を観ないで、もっと「高級なメディア」から国際情報を得るべき、と説教を垂れる。そこで、彼らが我々に提示したのが、「Ad Fontes Media社」による「メディア偏向チャート(Media Bias Chart)」。これは創設者のヴァネッサ・オテロ(Vanessa Otero)が作成した一覧表で、どのメディアがどのような姿勢を取っているのか、を図式化している。この表によれば、ジョーンズの「InfoWars」は、「ナンセンスな極右メディア」で、「公共(世間)に害をなす番組」であるらしい。

  確かに、司会者のジョーンズはいかがわしく、とても「知的」とは言えないが、時たま有益な専門家をゲスト招くので、一概に「馬鹿らしい」と却下できない。そもそも、こうした弱小メディアは収益性が乏しく、存続すら危ぶまれるので、「視聴者サービス」として刺戟的な陰謀論を取り上げる。こうでもしないと、小規模メディアは世間の注目を集めないし、広告から来る「儲け」が出ない。日経新聞なんかは、財務省のお役人様に媚びて「貴重な資料」を戴き、それをコッソリ要約して「独自の取材記事」にしているじゃないか。財務官僚御用達の「民間版官報」なんて恥ずかしい。NHKや朝日新聞と「差別化」を図る読売新聞や産経新聞だって変わりがなく、海外記事となれば、APや共同通信から貰った契約情報の「転載」じゃないか。

Media bias chart 04

(上 / メディア偏向チャート )

  奥山氏や渡瀬氏が独自の番組で紹介した「Medoa Bias Chart」によると、英国の「Daily Mail」や米国の「New York Post」、「Fox News」、「Daily Caller」、「The Braze」、「One American News」、「Breitbart」などは、極端な保守派メディアで、右に偏った姿勢を取り、不公平な解釈を施して記事を報道するそうだ。(2020年11月11日放送の「チャンネルくらら」を参照。) そして、“まとも”と思われる「The Washington Times」や「Washington Examiner」、「The American Conservative」でさえも、「かなり党派的な保守メディア(Hyper-Partisan Conservative)」と分類され、「気をつけて下さい !」との黄色信号がついている。

Media bias chart 02  一方、「Mother Jones」や「MSNBC」、「Vanity Fair」、「The Atlantic」、「The Nation」、「The New Yorker」、「Daily Beast」、「Slate」、「Vox」などは、「多少リベラルの党派性」を持つが、比較的フェアな意見を有し、信頼できる情報源であるらしい。さらに驚くのは、「左翼メディア」と思える「The Gaurdian」「The Washington Post」「The New York Times」「Politico」が「ややリベラル」で英国の「BBC」、仏国の「AFP」、米国公共放送の「PBS」、「NPR」、三大ネットワークの「ABC」や「NBC」と「CBS」、これに加え「Bloomberg」、「AP」、「Reuters(ロイター)」、「The Wall Street Journal」、「The Hill」、「Time」などは中道で、「バランスの取れた報道」を行っているそうだ。まともな日本人であれば、「えぇぇぇ〜、そうかなぁ〜」と首を傾げてしまうが、作者のオテロ氏は自信満々である。彼女は元々、パテント訴訟を専門とする弁護士で、ジャーナリズムに関しては素人だが、何となく香ばしい「左翼臭」が漂う人物だ。でも、渡瀬大先生が承認しているくらいだから、きっと「公平」に見た「正しい色分け」なんだろう。「InfoWars」なんかを観ている連中は、この渡瀬先生が仰るように、「ゴミ右翼」に傾倒する馬鹿、あるいは「ムー大陸発見」を信じるアホと思われちゃうぞ。

  何と言っても、渡瀬先生は米国政治の専門家だ。彼の選挙分析に間違いは無い。渡瀬先生は「次期大統領をバイデン !」と言い切り、2024年の大統領選挙では、「カマラ・ハリスが民衆党の代表候補となり、共和党からはニッキー・ヘイリーが出馬する」と述べていた。(2020年11月29日のYouTubeで放送された、「専務Tube」という番組の「A大統領ダービー」を参照。渡瀬氏は倉山満と一緒に四年後の大統領選挙について話していた。) いゃゃぁぁぁ〜、「アメリカ通」の渡瀬先生は、とにかく鋭い。もう四年後の世界まで予見できるんだから。

  でも、不思議なのは最近、渡瀬先生に活気が見られないことだ。どうしたんだろう? 風邪でも引いたのかなぁ? 「チャンネルくらら」で大統領選挙を避けているのは奇妙だ。彼が顧問を務める「参政党」の支持者は、ぜひ、YouTube番組で「次期バイデン政権」について解説するよう頼んでみては・・・。たぶん、支持者からのリクエストや要望があれば、「バイデン政権」が発足し、100日を過ぎた4月や5月頃の予想を話してくれるかも知れないぞ。もしかすると、今月末には「悪あがき」をしているトランプ「元大統領」が裁判に掛けられているかもね。ぜひ、渡瀬先生や奥山先生の御意見を訊いてみよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c83

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
28. 中川隆[-8332] koaQ7Jey 2021年1月12日 16:57:41 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[34]
< 暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
2021年01月12日 黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

自由を圧殺する巨大メディア

big tech 2Trump 09921

  かつて、高名な作家であるジョージ・オーウェル(George Orwell / 本名 : Eric Arthur Blair)は、1949年にあの『1984年』を発表した。この作品の中で、オーウェルは全体主義に基づくデストピア(dystopia / 暗黒社会)を描いていた。当時の“まともな人々”はソ連の暗い生活を指している、と分かっていたので、興味深く読んでいたそうだ。日本でも『1984年』は注目されており、ちょうど1984年になると、「転び左翼」の社会学者、清水幾太郎(しみず・いくたろう)が『ジョージ・オーウェル「1984年」への旅』を出版。その前(1983年)には、奇才の碩学、孤高の天才、と呼ばれる小室直樹が『日本の「1984」』を出版した。筆者も早速手に取り、貪るように読破したので、今でも当時の感動を覚えている。冷戦が終結し、ソ連時代が遠のくと、暴れ回っていた左翼分子も元気な頃を懐かしみ、こうした古書を手にすると、「俺も若い頃は理想に燃えていたよなぁ〜」と嘆いてしまう。

George Orwell 001(左 / ジョージ・オーウェル )
  しかし、全体主義は死んでいなかった。ベルリンの壁が壊され、ソ連が消滅して約30年。長いようで短く感じるけど、今、我々はアメリカ合衆国で全体主義社会の台頭を目の当たりにしている。Google傘下のYouTubeはもちろんのこと、フェイスブックやツイッター、アマゾンなども言論統制を一層強め、トランプ大統領の通信手段を奪ってしまった。一般人でも、大統領選挙における「不正」を言い立てる者は、容赦なくプラットフォームから追放し、アカウントを一時停止か永久凍結だ。さらに、ツイッターの言論封殺に嫌気が差し、新手の「パーラー(Parler)」に乗り換えても無駄である。巨大ハイテク企業(Big Tech)は、この動きにも敏感で、アマゾンやアップル社は、「パーラー」をアプリケーション・ストアーから削除し、アマゾンに至っては入念で、クラウドサービスの提供まで廃止する始末。もう、恐ろしくなる程の言論圧殺である。まさか、第21世紀のアメリカで、言論の自由が扼殺されるなんて、ショック !! 「1984年の世界」が蘇生するとは驚きだ。

  米国の保守派や日本の常識人は、主流メディアがその左翼偏向を隠しながらニュースを垂れ流し、御用学者を招いて更なる世論誘導を強化している、と判っている。だから、CNNやPBS、ABCといったテレビ局、ないしワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙といった世界的に有名な新聞社を信じない。いくら“高級”な記事を掲載しようとも、それを鵜呑みにせず、眉に唾を付けながら聞いている。ところが、日本の奥山真司(おくやま・まさし)や渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)といった有名言論人は、左翼メディアを批判しながらも主要メディアを信用し、やや保守的でも「右翼」と称される弱小メディアを嘲笑っていた。

  米国には優れた政治学者や科学技術者、文化人や作家が多少なりとも存在するが、大半の知識人は深紅か朱色に染まった左翼で、ちょっとマシな人々でさえ、高校や大学で左翼思想にかぶれているので、無意識のリベラル派となっている。しがって、高学歴のアメリカ人ほど、「あれっ !」と驚くようなリベラル派になっている。そりゃあ、小学生の頃から「人種差別やナショナリズムはいけません ! 白人だからといって自信を持っちゃダメ !」と誡められ、「黒人やアジア人を仲間と思いなさい !」と躾けられる。こうした調教に加え、多文化主義や多民族主義、文化相対主義にフェミニズム、平等思想と人権思想を徹底的に叩き込まれれば、良家の子弟でも赤くなるじゃないか。むしろ、倫理・道徳の高い中流階級者ほど熱心な左翼となってしまうのだ。

  名門大学に合格する優等生には、上層中流階級の白人が多い。彼らは一生懸命、与えられた教科書を学ぶから、無条件にリベラル思想の讃美者となってしまう。たとえ、判断力や洞察力が鋭くても、ハーバート・マルクーゼ(herbert Marcuse)やマックス・ホルクハイマー(Max Horkheimer)、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が垂れ流した害毒を知らないし、その直弟子や孫弟子が受け継いだ言説、さらに、こうした孫弟子の教え子が大学生に植え付ける文化破壊型のマルクス主義などに気づかない。名門校の卒業生となった御曹司や御令嬢は、旗幟鮮明な極左雑誌にはソッポを向くが、「ちょっと左に傾いたピンク・メディア」だと好んで耳を傾ける。とりわけ、エリート層の高額所得者や専門職に就くホワイトカラーは、保守派が支援するトランプ大統領が大嫌い。彼らがこの人気大統領を毛嫌いするのは、自分の社会的地位を守るためだ。おそらく、「トランプ支持者なんて、田舎に住む低学歴者や労働者だ ! 私達は高学歴のテクノクラート(専門技術職)で理性的なんだから、あんな下層白人と一緒にされたくない !」という心理がはたらいているからだろう。

左翼メディアを信頼する日本の「保守」系知識人

  今回の大統領選挙で、筆者はアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のインターネット番組、「InfoWars」に出演したスティーヴ・ピチェニック(Steve Piezenik)博士を紹介し、彼が明かした「特殊な透かしの入った投票用紙」に言及した。多くの日本人は「こんなのガセネタだ ! こんなヨタ話を信じる奴は底抜けの馬鹿だ!」と笑い飛ばした。確かに、アレックス・ジーンズは見るからに信用できない。しかし、ピチェニックの経歴や業績を考慮すれば、あながち「真っ赤な嘘」とは思えないぞ。(おそらく、数年後、こうした「囮捜査」の真相が明かされると思う。) 筆者は2016年前後から、ピチェニック博士の出演番組を観ていたので、彼が経験したエピソードやマスコミでは語られない裏話を興味深く聞いていた。

Steve Pieczenik 01Alex Jones 2


(左 : スティーヴ・ピチェニック / 右 : アレックス・ジョーンズ )

  ピチェニックは日本であまり知られていないが、彼は多彩な経歴を持つ人物だ。今は諜報活動に詳しい評論家となっているが、元々はハーバード大学のメディカル・スクールで学んだ精神科医であった。しかし、政治に興味が湧いたのか、MITで国際関係論を専攻し、博士号(PhD)を取得している。その後、アメリカ国務省に勤め始め、外政畑を歩くことに。共和党系のピチェニックは、ヘンリー・キッシンジャーやサイラス・ヴァンス、ジェイムズ・ベイカーといった国務長官のもとで国務次官補となり、対テロ作戦の専門家となった。特に、イランの人質事件では、拘束されたアメリカ人の解放に奔走したそうだ。

  退官した後の活躍もめざましく、ピチェニックは政治分析の評論家を務める傍ら、小説の分野にも進出し、有名作家のトム・クランシー(Thomas Leo Clancy, Jr.)に助言する協力者となっていた。日本の映画ファンなら、クランシー原作の大ヒット映画である『レッドオクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』を覚えているはずだ。また、ピチェニックは有名なシンクタンクである「CFR(外交評議会)」のメンバーになっていた。しかし、やがてCFRから排除される破目になった。たぶん、9/11テロの「陰謀」に気づき、ジョージ・W・ブッシュ大統領やディック・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官に加え、戦争を煽ったネオコンのユダヤ人を槍玉に挙げていたから、CFRを除名になったのだろう。やはり、ブッシュ家を批判する者は、「エスタブリッシュメント」から追放される運命なんだろう。とにかく、ピチェニックは日本の知識人が知らない情報をたくさん持っている。ゆえに、アメリカの政治や社会問題に関心のある日本人は彼の話を参考にすべきだ。筆者は奥山氏や渡瀬氏の「業績」や「学識」を詳しく知らないので、ハッキリと断定できないが、ピチェニックは彼らよりも「凄い」ぞ。

Vanessa Otero 001(左 / ヴァネッサ・オテロ)
  しかし、日本の保守界隈では奥山氏と渡瀬氏は大人気。何しろ、「高度な情報」を惜しげもなく教えてくれる大先生なんだから。彼らは低級な「InfoWars」に出演するピチェニックを「陰謀論者」呼ばわり。知的な国民はこんなヤバい番組を観ないで、もっと「高級なメディア」から国際情報を得るべき、と説教を垂れる。そこで、彼らが我々に提示したのが、「Ad Fontes Media社」による「メディア偏向チャート(Media Bias Chart)」。これは創設者のヴァネッサ・オテロ(Vanessa Otero)が作成した一覧表で、どのメディアがどのような姿勢を取っているのか、を図式化している。この表によれば、ジョーンズの「InfoWars」は、「ナンセンスな極右メディア」で、「公共(世間)に害をなす番組」であるらしい。

  確かに、司会者のジョーンズはいかがわしく、とても「知的」とは言えないが、時たま有益な専門家をゲスト招くので、一概に「馬鹿らしい」と却下できない。そもそも、こうした弱小メディアは収益性が乏しく、存続すら危ぶまれるので、「視聴者サービス」として刺戟的な陰謀論を取り上げる。こうでもしないと、小規模メディアは世間の注目を集めないし、広告から来る「儲け」が出ない。日経新聞なんかは、財務省のお役人様に媚びて「貴重な資料」を戴き、それをコッソリ要約して「独自の取材記事」にしているじゃないか。財務官僚御用達の「民間版官報」なんて恥ずかしい。NHKや朝日新聞と「差別化」を図る読売新聞や産経新聞だって変わりがなく、海外記事となれば、APや共同通信から貰った契約情報の「転載」じゃないか。

Media bias chart 04

(上 / メディア偏向チャート )

  奥山氏や渡瀬氏が独自の番組で紹介した「Medoa Bias Chart」によると、英国の「Daily Mail」や米国の「New York Post」、「Fox News」、「Daily Caller」、「The Braze」、「One American News」、「Breitbart」などは、極端な保守派メディアで、右に偏った姿勢を取り、不公平な解釈を施して記事を報道するそうだ。(2020年11月11日放送の「チャンネルくらら」を参照。) そして、“まとも”と思われる「The Washington Times」や「Washington Examiner」、「The American Conservative」でさえも、「かなり党派的な保守メディア(Hyper-Partisan Conservative)」と分類され、「気をつけて下さい !」との黄色信号がついている。

Media bias chart 02  一方、「Mother Jones」や「MSNBC」、「Vanity Fair」、「The Atlantic」、「The Nation」、「The New Yorker」、「Daily Beast」、「Slate」、「Vox」などは、「多少リベラルの党派性」を持つが、比較的フェアな意見を有し、信頼できる情報源であるらしい。さらに驚くのは、「左翼メディア」と思える「The Gaurdian」「The Washington Post」「The New York Times」「Politico」が「ややリベラル」で英国の「BBC」、仏国の「AFP」、米国公共放送の「PBS」、「NPR」、三大ネットワークの「ABC」や「NBC」と「CBS」、これに加え「Bloomberg」、「AP」、「Reuters(ロイター)」、「The Wall Street Journal」、「The Hill」、「Time」などは中道で、「バランスの取れた報道」を行っているそうだ。まともな日本人であれば、「えぇぇぇ〜、そうかなぁ〜」と首を傾げてしまうが、作者のオテロ氏は自信満々である。彼女は元々、パテント訴訟を専門とする弁護士で、ジャーナリズムに関しては素人だが、何となく香ばしい「左翼臭」が漂う人物だ。でも、渡瀬大先生が承認しているくらいだから、きっと「公平」に見た「正しい色分け」なんだろう。「InfoWars」なんかを観ている連中は、この渡瀬先生が仰るように、「ゴミ右翼」に傾倒する馬鹿、あるいは「ムー大陸発見」を信じるアホと思われちゃうぞ。

  何と言っても、渡瀬先生は米国政治の専門家だ。彼の選挙分析に間違いは無い。渡瀬先生は「次期大統領をバイデン !」と言い切り、2024年の大統領選挙では、「カマラ・ハリスが民衆党の代表候補となり、共和党からはニッキー・ヘイリーが出馬する」と述べていた。(2020年11月29日のYouTubeで放送された、「専務Tube」という番組の「A大統領ダービー」を参照。渡瀬氏は倉山満と一緒に四年後の大統領選挙について話していた。) いゃゃぁぁぁ〜、「アメリカ通」の渡瀬先生は、とにかく鋭い。もう四年後の世界まで予見できるんだから。

  でも、不思議なのは最近、渡瀬先生に活気が見られないことだ。どうしたんだろう? 風邪でも引いたのかなぁ? 「チャンネルくらら」で大統領選挙を避けているのは奇妙だ。彼が顧問を務める「参政党」の支持者は、ぜひ、YouTube番組で「次期バイデン政権」について解説するよう頼んでみては・・・。たぶん、支持者からのリクエストや要望があれば、「バイデン政権」が発足し、100日を過ぎた4月や5月頃の予想を話してくれるかも知れないぞ。もしかすると、今月末には「悪あがき」をしているトランプ「元大統領」が裁判に掛けられているかもね。ぜひ、渡瀬先生や奥山先生の御意見を訊いてみよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c28

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
13. 中川隆[-8331] koaQ7Jey 2021年1月12日 16:58:00 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[35]
< 暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
2021年01月12日 黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

自由を圧殺する巨大メディア

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  かつて、高名な作家であるジョージ・オーウェル(George Orwell / 本名 : Eric Arthur Blair)は、1949年にあの『1984年』を発表した。この作品の中で、オーウェルは全体主義に基づくデストピア(dystopia / 暗黒社会)を描いていた。当時の“まともな人々”はソ連の暗い生活を指している、と分かっていたので、興味深く読んでいたそうだ。日本でも『1984年』は注目されており、ちょうど1984年になると、「転び左翼」の社会学者、清水幾太郎(しみず・いくたろう)が『ジョージ・オーウェル「1984年」への旅』を出版。その前(1983年)には、奇才の碩学、孤高の天才、と呼ばれる小室直樹が『日本の「1984」』を出版した。筆者も早速手に取り、貪るように読破したので、今でも当時の感動を覚えている。冷戦が終結し、ソ連時代が遠のくと、暴れ回っていた左翼分子も元気な頃を懐かしみ、こうした古書を手にすると、「俺も若い頃は理想に燃えていたよなぁ〜」と嘆いてしまう。

George Orwell 001(左 / ジョージ・オーウェル )
  しかし、全体主義は死んでいなかった。ベルリンの壁が壊され、ソ連が消滅して約30年。長いようで短く感じるけど、今、我々はアメリカ合衆国で全体主義社会の台頭を目の当たりにしている。Google傘下のYouTubeはもちろんのこと、フェイスブックやツイッター、アマゾンなども言論統制を一層強め、トランプ大統領の通信手段を奪ってしまった。一般人でも、大統領選挙における「不正」を言い立てる者は、容赦なくプラットフォームから追放し、アカウントを一時停止か永久凍結だ。さらに、ツイッターの言論封殺に嫌気が差し、新手の「パーラー(Parler)」に乗り換えても無駄である。巨大ハイテク企業(Big Tech)は、この動きにも敏感で、アマゾンやアップル社は、「パーラー」をアプリケーション・ストアーから削除し、アマゾンに至っては入念で、クラウドサービスの提供まで廃止する始末。もう、恐ろしくなる程の言論圧殺である。まさか、第21世紀のアメリカで、言論の自由が扼殺されるなんて、ショック !! 「1984年の世界」が蘇生するとは驚きだ。

  米国の保守派や日本の常識人は、主流メディアがその左翼偏向を隠しながらニュースを垂れ流し、御用学者を招いて更なる世論誘導を強化している、と判っている。だから、CNNやPBS、ABCといったテレビ局、ないしワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙といった世界的に有名な新聞社を信じない。いくら“高級”な記事を掲載しようとも、それを鵜呑みにせず、眉に唾を付けながら聞いている。ところが、日本の奥山真司(おくやま・まさし)や渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)といった有名言論人は、左翼メディアを批判しながらも主要メディアを信用し、やや保守的でも「右翼」と称される弱小メディアを嘲笑っていた。

  米国には優れた政治学者や科学技術者、文化人や作家が多少なりとも存在するが、大半の知識人は深紅か朱色に染まった左翼で、ちょっとマシな人々でさえ、高校や大学で左翼思想にかぶれているので、無意識のリベラル派となっている。しがって、高学歴のアメリカ人ほど、「あれっ !」と驚くようなリベラル派になっている。そりゃあ、小学生の頃から「人種差別やナショナリズムはいけません ! 白人だからといって自信を持っちゃダメ !」と誡められ、「黒人やアジア人を仲間と思いなさい !」と躾けられる。こうした調教に加え、多文化主義や多民族主義、文化相対主義にフェミニズム、平等思想と人権思想を徹底的に叩き込まれれば、良家の子弟でも赤くなるじゃないか。むしろ、倫理・道徳の高い中流階級者ほど熱心な左翼となってしまうのだ。

  名門大学に合格する優等生には、上層中流階級の白人が多い。彼らは一生懸命、与えられた教科書を学ぶから、無条件にリベラル思想の讃美者となってしまう。たとえ、判断力や洞察力が鋭くても、ハーバート・マルクーゼ(herbert Marcuse)やマックス・ホルクハイマー(Max Horkheimer)、テオドール・アドルノ(Theodor Adorno)が垂れ流した害毒を知らないし、その直弟子や孫弟子が受け継いだ言説、さらに、こうした孫弟子の教え子が大学生に植え付ける文化破壊型のマルクス主義などに気づかない。名門校の卒業生となった御曹司や御令嬢は、旗幟鮮明な極左雑誌にはソッポを向くが、「ちょっと左に傾いたピンク・メディア」だと好んで耳を傾ける。とりわけ、エリート層の高額所得者や専門職に就くホワイトカラーは、保守派が支援するトランプ大統領が大嫌い。彼らがこの人気大統領を毛嫌いするのは、自分の社会的地位を守るためだ。おそらく、「トランプ支持者なんて、田舎に住む低学歴者や労働者だ ! 私達は高学歴のテクノクラート(専門技術職)で理性的なんだから、あんな下層白人と一緒にされたくない !」という心理がはたらいているからだろう。

左翼メディアを信頼する日本の「保守」系知識人

  今回の大統領選挙で、筆者はアレックス・ジョーンズ(Alex Jones)のインターネット番組、「InfoWars」に出演したスティーヴ・ピチェニック(Steve Piezenik)博士を紹介し、彼が明かした「特殊な透かしの入った投票用紙」に言及した。多くの日本人は「こんなのガセネタだ ! こんなヨタ話を信じる奴は底抜けの馬鹿だ!」と笑い飛ばした。確かに、アレックス・ジーンズは見るからに信用できない。しかし、ピチェニックの経歴や業績を考慮すれば、あながち「真っ赤な嘘」とは思えないぞ。(おそらく、数年後、こうした「囮捜査」の真相が明かされると思う。) 筆者は2016年前後から、ピチェニック博士の出演番組を観ていたので、彼が経験したエピソードやマスコミでは語られない裏話を興味深く聞いていた。

Steve Pieczenik 01Alex Jones 2


(左 : スティーヴ・ピチェニック / 右 : アレックス・ジョーンズ )

  ピチェニックは日本であまり知られていないが、彼は多彩な経歴を持つ人物だ。今は諜報活動に詳しい評論家となっているが、元々はハーバード大学のメディカル・スクールで学んだ精神科医であった。しかし、政治に興味が湧いたのか、MITで国際関係論を専攻し、博士号(PhD)を取得している。その後、アメリカ国務省に勤め始め、外政畑を歩くことに。共和党系のピチェニックは、ヘンリー・キッシンジャーやサイラス・ヴァンス、ジェイムズ・ベイカーといった国務長官のもとで国務次官補となり、対テロ作戦の専門家となった。特に、イランの人質事件では、拘束されたアメリカ人の解放に奔走したそうだ。

  退官した後の活躍もめざましく、ピチェニックは政治分析の評論家を務める傍ら、小説の分野にも進出し、有名作家のトム・クランシー(Thomas Leo Clancy, Jr.)に助言する協力者となっていた。日本の映画ファンなら、クランシー原作の大ヒット映画である『レッドオクトーバーを追え』や『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』を覚えているはずだ。また、ピチェニックは有名なシンクタンクである「CFR(外交評議会)」のメンバーになっていた。しかし、やがてCFRから排除される破目になった。たぶん、9/11テロの「陰謀」に気づき、ジョージ・W・ブッシュ大統領やディック・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官に加え、戦争を煽ったネオコンのユダヤ人を槍玉に挙げていたから、CFRを除名になったのだろう。やはり、ブッシュ家を批判する者は、「エスタブリッシュメント」から追放される運命なんだろう。とにかく、ピチェニックは日本の知識人が知らない情報をたくさん持っている。ゆえに、アメリカの政治や社会問題に関心のある日本人は彼の話を参考にすべきだ。筆者は奥山氏や渡瀬氏の「業績」や「学識」を詳しく知らないので、ハッキリと断定できないが、ピチェニックは彼らよりも「凄い」ぞ。

Vanessa Otero 001(左 / ヴァネッサ・オテロ)
  しかし、日本の保守界隈では奥山氏と渡瀬氏は大人気。何しろ、「高度な情報」を惜しげもなく教えてくれる大先生なんだから。彼らは低級な「InfoWars」に出演するピチェニックを「陰謀論者」呼ばわり。知的な国民はこんなヤバい番組を観ないで、もっと「高級なメディア」から国際情報を得るべき、と説教を垂れる。そこで、彼らが我々に提示したのが、「Ad Fontes Media社」による「メディア偏向チャート(Media Bias Chart)」。これは創設者のヴァネッサ・オテロ(Vanessa Otero)が作成した一覧表で、どのメディアがどのような姿勢を取っているのか、を図式化している。この表によれば、ジョーンズの「InfoWars」は、「ナンセンスな極右メディア」で、「公共(世間)に害をなす番組」であるらしい。

  確かに、司会者のジョーンズはいかがわしく、とても「知的」とは言えないが、時たま有益な専門家をゲスト招くので、一概に「馬鹿らしい」と却下できない。そもそも、こうした弱小メディアは収益性が乏しく、存続すら危ぶまれるので、「視聴者サービス」として刺戟的な陰謀論を取り上げる。こうでもしないと、小規模メディアは世間の注目を集めないし、広告から来る「儲け」が出ない。日経新聞なんかは、財務省のお役人様に媚びて「貴重な資料」を戴き、それをコッソリ要約して「独自の取材記事」にしているじゃないか。財務官僚御用達の「民間版官報」なんて恥ずかしい。NHKや朝日新聞と「差別化」を図る読売新聞や産経新聞だって変わりがなく、海外記事となれば、APや共同通信から貰った契約情報の「転載」じゃないか。

Media bias chart 04

(上 / メディア偏向チャート )

  奥山氏や渡瀬氏が独自の番組で紹介した「Medoa Bias Chart」によると、英国の「Daily Mail」や米国の「New York Post」、「Fox News」、「Daily Caller」、「The Braze」、「One American News」、「Breitbart」などは、極端な保守派メディアで、右に偏った姿勢を取り、不公平な解釈を施して記事を報道するそうだ。(2020年11月11日放送の「チャンネルくらら」を参照。) そして、“まとも”と思われる「The Washington Times」や「Washington Examiner」、「The American Conservative」でさえも、「かなり党派的な保守メディア(Hyper-Partisan Conservative)」と分類され、「気をつけて下さい !」との黄色信号がついている。

Media bias chart 02  一方、「Mother Jones」や「MSNBC」、「Vanity Fair」、「The Atlantic」、「The Nation」、「The New Yorker」、「Daily Beast」、「Slate」、「Vox」などは、「多少リベラルの党派性」を持つが、比較的フェアな意見を有し、信頼できる情報源であるらしい。さらに驚くのは、「左翼メディア」と思える「The Gaurdian」「The Washington Post」「The New York Times」「Politico」が「ややリベラル」で英国の「BBC」、仏国の「AFP」、米国公共放送の「PBS」、「NPR」、三大ネットワークの「ABC」や「NBC」と「CBS」、これに加え「Bloomberg」、「AP」、「Reuters(ロイター)」、「The Wall Street Journal」、「The Hill」、「Time」などは中道で、「バランスの取れた報道」を行っているそうだ。まともな日本人であれば、「えぇぇぇ〜、そうかなぁ〜」と首を傾げてしまうが、作者のオテロ氏は自信満々である。彼女は元々、パテント訴訟を専門とする弁護士で、ジャーナリズムに関しては素人だが、何となく香ばしい「左翼臭」が漂う人物だ。でも、渡瀬大先生が承認しているくらいだから、きっと「公平」に見た「正しい色分け」なんだろう。「InfoWars」なんかを観ている連中は、この渡瀬先生が仰るように、「ゴミ右翼」に傾倒する馬鹿、あるいは「ムー大陸発見」を信じるアホと思われちゃうぞ。

  何と言っても、渡瀬先生は米国政治の専門家だ。彼の選挙分析に間違いは無い。渡瀬先生は「次期大統領をバイデン !」と言い切り、2024年の大統領選挙では、「カマラ・ハリスが民衆党の代表候補となり、共和党からはニッキー・ヘイリーが出馬する」と述べていた。(2020年11月29日のYouTubeで放送された、「専務Tube」という番組の「A大統領ダービー」を参照。渡瀬氏は倉山満と一緒に四年後の大統領選挙について話していた。) いゃゃぁぁぁ〜、「アメリカ通」の渡瀬先生は、とにかく鋭い。もう四年後の世界まで予見できるんだから。

  でも、不思議なのは最近、渡瀬先生に活気が見られないことだ。どうしたんだろう? 風邪でも引いたのかなぁ? 「チャンネルくらら」で大統領選挙を避けているのは奇妙だ。彼が顧問を務める「参政党」の支持者は、ぜひ、YouTube番組で「次期バイデン政権」について解説するよう頼んでみては・・・。たぶん、支持者からのリクエストや要望があれば、「バイデン政権」が発足し、100日を過ぎた4月や5月頃の予想を話してくれるかも知れないぞ。もしかすると、今月末には「悪あがき」をしているトランプ「元大統領」が裁判に掛けられているかもね。ぜひ、渡瀬先生や奥山先生の御意見を訊いてみよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68838123.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c13

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
14. 中川隆[-8330] koaQ7Jey 2021年1月12日 17:43:13 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[36]
2021.01.12XML
ポール元米下院議員のフェイスブックがブロックされた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120001/


 ​フェイスブックがロン・ポール元米下院議員の新たなページ書き込みを一時的に規制​しているようだ。シリコンバレーによる検閲が強まっている。

 ロン・ポールは1997年1月から2013年1月まで下院議員を務め、アメリカによる他国への内政干渉、私的権力が支配するWTO(世界貿易機関)やFTA(自由貿易協定)に反対してきた。イラクに対する武力行使を下院は2002年10月に承認したが、この決議で共和党は賛成215、反対6、棄権2。ポールは反対したひとりだ。

 WEF(世界経済フォーラム)を創設したひとりのクラウス・シュワブは、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると主張している。シュワブも世界を直接統治しようとしている私的権力に属している人物。

 この勢力はTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)を推進していた。こうした協定に含まれているISDS(投資家対国家紛争解決)条項は、巨大企業のカネ儲けを阻むような法律や規制を政府や議会が作ることを事実上、禁止している。巨大企業のカネ儲けを阻むような法律や規制は賠償の対象になることになっていた。

 つまり、生産活動やサービスのルールを決め、労働条件、環境汚染、食糧の安全などに関する規制、あるいは健康保険や年金など社会保障の仕組みを決める最終的な権限を持つのは巨大資本になる。シュワブが言うところのリセットには、こうしたことも含まれているのだろう。

 私的権力が国を凌駕する力を持ち、政府を所有している状態をフランクリン・ルーズベルトはファシズムと定義した。1938年のこと。私的権力が民主的国家そのものより強大になることを人びとが許すなら民主主義は危機に陥ると警鐘を鳴らしたのだ。こうした体制を「近代農奴制」と呼ぶ人もいる。

 12月8日には「​バチカンを含む包括的資本主義会議​」が発足したが、この会議を創設するうえで中心的な役割を果たしたのはリン・フォレスター・ド・ロスチャイルド。ロンドンを拠点とするNMロスチャイルド銀行の取り仕切ってきたエベリン・ド・ロスチャイルドの3番目の妻だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120001/

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c14

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
29. 中川隆[-8329] koaQ7Jey 2021年1月12日 17:43:34 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[37]
2021.01.12XML
ポール元米下院議員のフェイスブックがブロックされた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120001/


 ​フェイスブックがロン・ポール元米下院議員の新たなページ書き込みを一時的に規制​しているようだ。シリコンバレーによる検閲が強まっている。

 ロン・ポールは1997年1月から2013年1月まで下院議員を務め、アメリカによる他国への内政干渉、私的権力が支配するWTO(世界貿易機関)やFTA(自由貿易協定)に反対してきた。イラクに対する武力行使を下院は2002年10月に承認したが、この決議で共和党は賛成215、反対6、棄権2。ポールは反対したひとりだ。

 WEF(世界経済フォーラム)を創設したひとりのクラウス・シュワブは、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると主張している。シュワブも世界を直接統治しようとしている私的権力に属している人物。

 この勢力はTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)を推進していた。こうした協定に含まれているISDS(投資家対国家紛争解決)条項は、巨大企業のカネ儲けを阻むような法律や規制を政府や議会が作ることを事実上、禁止している。巨大企業のカネ儲けを阻むような法律や規制は賠償の対象になることになっていた。

 つまり、生産活動やサービスのルールを決め、労働条件、環境汚染、食糧の安全などに関する規制、あるいは健康保険や年金など社会保障の仕組みを決める最終的な権限を持つのは巨大資本になる。シュワブが言うところのリセットには、こうしたことも含まれているのだろう。

 私的権力が国を凌駕する力を持ち、政府を所有している状態をフランクリン・ルーズベルトはファシズムと定義した。1938年のこと。私的権力が民主的国家そのものより強大になることを人びとが許すなら民主主義は危機に陥ると警鐘を鳴らしたのだ。こうした体制を「近代農奴制」と呼ぶ人もいる。

 12月8日には「​バチカンを含む包括的資本主義会議​」が発足したが、この会議を創設するうえで中心的な役割を果たしたのはリン・フォレスター・ド・ロスチャイルド。ロンドンを拠点とするNMロスチャイルド銀行の取り仕切ってきたエベリン・ド・ロスチャイルドの3番目の妻だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120001/

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[番外地8] 麻薬王 岸信介 中川隆
1. 中川隆[-8328] koaQ7Jey 2021年1月12日 18:14:07 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[38]
何も知らないみたいだけど、日本は満州でケシを植えて、chousen でアヘンやヘロインを製造して、東南アジアと中国で麻薬を売って儲けていたんだよ。 大東亜共栄圏というのは麻薬の市場の事だ:
麻薬王 岸信介 2020年11月18日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1314.html

 麻薬王といえば、中国・満州・ch ouse n で莫大な麻薬を密売し、巨額の利益を日本軍の戦費として調達したといわれる里見甫・二反長音蔵・岸信介があげられる。

岸信介とアヘン王の関係を追う〜密売で儲けた「数兆円」はどこに消えた? 魚住 昭
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49375

 安倍首相が心酔するおじいちゃん・岸信介の戦争犯罪! アヘン取引でブラックマネーを集め戦争を遂行 リテラ2015年8月16日
 https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_1396/

以下全文引用

 後世の歴史家たちはこの2015年という年をどう評価するだろう。「戦後70年」という節目の年に、先の大戦でA級戦犯の容疑がかけられた人物の孫が内閣総理大臣を務め、その孫は再び日本を"戦争のできる国"にしようとしていることを、だ。

 そう、今さら説明するまでもないが、安倍首相の母方の祖父は、昭和の妖怪と呼ばれた岸信介元首相だ。安倍首相は日ごろからこの祖父について、敬愛の思いを隠さず、"おじいちゃんコンプレックス"ともいえるほどの心酔ぶりを示している。

 安倍首相が集団的自衛権行使と改憲に向かってひた走っているのも、激しい反対の中、日米安保条約改定を断行したおじいちゃんを見習い、そしておじいちゃんのやり残した仕事をなしとげようとしていることが最大の動機になっているのは間違いない。

 だが、そのおじいちゃんは、戦後、内閣総理大臣をつとめただけの人物ではない。戦時中、東条英機首相(当時)率いる内閣の閣僚として戦争遂行の一翼を担い、一時は「A級戦犯」容疑者として拘留されていた戦争犯罪者でもある。

 いったい岸信介とはどんな人物だったのか。戦時中、何をしたのか。終戦から70年、もう一度、おさらいしてみよう。

 岸信介は日清戦争が終わった翌1896年、山口県に生まれた。元首相の佐藤栄作は実弟だ。兄弟の父は岸家の人だが長州藩士に連なる佐藤家の娘と結婚したため、佐藤家の分家の形で佐藤姓を名乗った。中学生のときに岸が父の実家である岸家に養子入りして、「岸信介」が誕生する。

 地元の高等小学校を卒業した後、名門岡山中学から山口中学に転校し、いずれも首席を続けた。東京帝国大学入学後も、後に民法学の大家となる我妻栄と首席を分け合う秀才ぶりだったという。
 卒業後の岸は商工省の革新官僚として統制経済(経済・産業を国家の統制下に置こうとする社会主義的政策)の旗手となるが、それは国粋主義を唱える大学の恩師、上杉慎吉と大アジア主義(日本を盟主とするアジア諸民族連帯の思想)の大川周明、国家社会主義の北一輝の強い影響だったと言われている。

 若手官僚として頭角を現した岸を一気に飛躍させたのが1936(昭和11)年に満州官僚へ転出したことだった。満州国という実験国家を自らの「作品」と呼び、実質的な最高首脳の一人としてソ連の計画経済を模した統制経済(産業開発5カ年計画)を強力に推進することになる。同時にそれは、岸が戦争に手を染めるきっかけにもなっていった。

 わずか3年の在任だったが岸は満州で3つの"財産"を手に入れている。統制経済による国家経営のノウハウ、東条英機(当時、関東憲兵隊司令官)を筆頭とする関東軍人脈、そして湯水のごとく使える金脈だ。岸に関する評伝、研究書は数多あるが、いずれも明確に指摘しているのが、後に東条英機を宰相にまで持ち上げたのは岸の資金力があったからだ、という事実だ。

〈のちに東京に帰った東条が陸軍次官、陸相、総理へと中央の階段を昇り詰めていくにつれ、今度は岸が集金力にものをいわせて、東条に莫大な政治献金をした〉(太田尚樹『満州裏史』講談社文庫)

 岸と東条は満州時代に公私に絆を深めていく。毎日新聞記者の岩見隆夫氏が書いた『昭和の妖怪 岸信介』(中公文庫)には、満州事情通の小坂正則の次のような証言が紹介されている。

「岸さんは日本に帰ってきてから、ずいぶんと東条さんのために政治資金をつくってやった。翼賛選挙でも莫大な選挙資金を必要とするのに、首相である東条さんはああいう男だからカネがない。そこで岸さんが鮎川に頼んだ。鮎川は日産の株を満州投資証券へ譲渡する時、七千万円、確かな数字ではないが、そのぐらいを浮かせて鮎川の財団である義済会にプールしてあった。このうち三千万円ほど抜いて岸さんに渡し、岸さんはこれを東条に回してやったりした」

 ここで出てくる「鮎川」というのは日本産業(日産)財閥の総帥で岸の遠縁に当たる長州出身の鮎川義介のことだ。岸は日産を満州に誘致し、南満州鉄道(満鉄)に対抗する満州重工業開発(満業)を設立させた。
 一方、当時の満鉄総裁は岸の母方の叔父に当たる松岡洋右(後の外相)で、このふたりが表向きのスポンサーだったと言われているが、実はそれだけでは説明がつかない。

 岸に長時間インタビューをした岸研究の第一人者、東京国際大学名誉教授の原彬久氏は『岸信介―権勢の政治家―』(岩波新書)でこう書いている。

 岸は同僚官吏はもとより、民間人、それもいわゆる満州浪人、無頼漢に至るまで彼のそばに来るものには惜しげもなくカネを与えていたといわれる〉

 資金の源は何だったのか。多くの研究者やジャーナリストが指摘するのがアヘン取引による利益である。
 当時の満州国は表向きはアヘン吸飲を禁じていたが、満州専売局を通して登録者に販売できるシステムを採っていた。事実上、野放しだ。にもかかわらず一方で売買が禁止されているため、価格は吊り上げ放題で、巨額の利益が上がる仕組みになっていた。

 満州を抑える関東軍はこの収入に目をつけ満州国の西隣りに接する中国熱河省へ侵略の兵を進めた(熱河作戦)。熱河にはアヘンの原料となるケシ畑が広がっていたからだ。「満州の背後を固める」というのは口実で、アヘンを求めての進軍だったというのである。消費地も満州国内だけでなく北京、上海、広東、厦門へと拡大していった。

 こうして得た莫大なアヘンマネーを岸ら首脳陣は、国家経営や戦争遂行、謀略工作に回す一方、一部を私的に着服していったという。

 近衛文磨の女婿で細川家の当主に当たる細川護貞氏(細川護煕元首相の父)が戦時中、裏の政治情報を日記の形で残していて、岸関連の書物にたびたび引用されている。1944(昭和19)年9月4日付の記述はきわめて示唆的だ。岸に関する部分を抜粋する。

〈岸は在任中、数千万円、少し誇大に云えば億を以って数える金を受け取りたる由、然もその参謀は皆鮎川(義介)にて、星野(直樹)も是に参画しあり。結局此の二人の利益配分がうまく行かぬことが、(東条)内閣瓦解の一つの原因であった〉(『細川日記』中央公論新社)

 星野直樹は大蔵省から満州に派遣された官僚で岸の上司に当たる人物だ。当時の数千万円といえば、いまの数百億円に匹敵する。これだけでも驚くが、同年10月16日付の箇所にはこんなことも書かれている。

〈朝、K君を訪問、談たまたま東条に及びたるに、彼は昨年中華航空にて現金を輸送せるを憲兵隊に挙げられたるも、直ちに重役以下釈放となりたることあり。是はその金が東条のものなりしを以ってなりとのことにて、以前より里見某なるアヘン密売者が、東条にしばしば金品を送りたるを知り居るも、おそらく是ならんと〉(同)

 要は、アヘン利権を巡って岸や東条を始めとする満州人脈が複雑に絡み合い、時には利益分配で揉め事も起きていたということである。そして、岸はそこから少なく見積もっても数千万円、"少し誇大にいえば"億単位のカネを手にしたというわけだ。

 ところで10月16日付の『細川日記』に出てくる「里見某」は、里見甫という元新聞記者で、中国に渡って里見機関という特務機関を率いていた。実態は、陸軍の依頼でアヘン取引を扱うブローカーだ。中国では「アヘン王」の異名で知られていた。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/691.html#c1

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった
>台湾原住民の祖先が尖閣諸島で住んでいたという事実は確認されていないはずです。それに対し、日本人が尖閣諸島に住んでいたことは確認されている事実です。

沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかったんだ。
それで沖縄の漁民は尖閣という島が有ることすら知らなかった。
従って、尖閣は台湾の領土に決まっているんだよ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
1. 中川隆[-8327] koaQ7Jey 2021年1月12日 19:17:05 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[39]
尖閣列島への渡海や移住の試みに失敗したというのは、一八九一(明治二十四)年ごろまでであったというが、一八九三(明治二十六)年には伊沢弥喜太氏が渡航したが、帰路台風に遭って福州に漂着している。伊沢氏は汽船で渡ったわけでなくサバニか伝馬船で渡ったものであろう。

 では、沖縄にはどんな船があったのか。

 マーラン船=これは中国から造船技術を学んで造られた船で、朝貢や海外貿易に使われた三本マストの帆船である。中国のジャンク船に似た船である。帆はガマを織ってつくったガマ帆であった。

 山原船=近代になってから、沖縄本島の北部の山原から木材や薪を運ぶために、マーラン船の小型のものが造られた。これが山原船である。一八七九年の廃藩置県後も山原船は国頭地方の住民にとって、唯一の交通機関、輸送手段であった。

 サバニ=これはくり船といわれる。一八九一(明治二十四)年までは、日本には動力付きの漁船は一隻もなかった。そして全国の漁船のうちくり船は二・一%で、沖縄には二、三一九隻のくり船があった(全国のくり船数は六、二五一隻)。糸満のサバニは船足は非常に速いが、ひっくりかえり易いものである。トカラのくり船は頑丈で安定していたが、そのかわり糸満のくり船のような操縦の軽快さを欠いていた(「九州・沖縄篇」『風土記日本』平凡社刊、九四〜一○七頁)。沖縄に石油発動機ができたのは一九一一(明治四十四)年ごろからである。

 フィリピン型漁船=長い棒を横に出して、船の安定を保つようにしたもの。

 和風型=沖縄本島以外の島々で、初めて沖縄本島などを巡航できる船を造ったのは宮古島である。これは本土から流れてきた船大工によて造られたもので、艫には舵もついており日本の帆柱をもっていた。宮古島から首里王朝へ朝貢船につかわれた(司馬遼太郎著『街道をゆく6』一三二〜三頁参照)。

 一八八二(明治十五)年以降、田代安定、赤堀廉蔵、笹森儀助氏らが沖縄探検をおこなっている。このうち田代安定氏は三回探検し、一八八五年に第二回目の探検をおこなったが、西表島から与那国島に渡るのに、サバニでは渡れなかった。やむなく彼は、西表から四〜五○キロメートルの波照間島に渡った。それにはサバニ二隻を横に並べて、これをくくりつけてようやく渡った。サバニでは、西表島から七○キロメートル離れた与那国には、渡れなかったのである。だから宮古、八重山などの先島諸島から百数十キロメートルも離れた魚釣島に、魚をとりにゆくのは非常に
困難であった。また蛋白源としての魚貝類は、苦労して魚釣島まで行かずとも、島の近辺でとることができた。五月から九月は扁南風が吹き、沖縄は台風の銀座である。そして十月から翌年四月までは「新北風」といわれる北東の季節風が吹く。とくに二月風廻といわれる一月、二月は海の荒れる季節である。

 司馬遼太郎氏の『街道をゆく6』(朝日新聞社刊)に与那国の「小さな魚市」というのがある。

 婦人が魚屋さんに「いくらですか」ときくと、若い主人は「一斤三百円です」と答えた。司馬氏が沖縄の一斤は何グラムかと聞いてたら「この魚四匹です」というおおらかな答えだった。だから何グラムかわからないが、一ぴき七五円であるということはたしかである。しかし、商売にしているのかといえばそうでない。この島では、竹富島もそうであるように、魚屋という独立の商業は存在しないのである。農家の者でも釣りに行って、余分に釣れれば臨時に魚屋になって、それを近所のひとに売ってやるという仕組みなのである。いかにもそれがのんきそうで、いい眺めだったという。また貝は海岸で子供が拾えるから、一家の働き手が半日仕事を休んで採りにゆかなければならぬようなしろものでなかった。

 司馬氏のこの見聞は、一九七四年のことである。何も危険をおかして魚をとりに、尖閣列島まででかける必要はない。これは今も昔もおなじである。


 一九六八年現在で、沖縄の一トン未満のくり船と一〜五トン級沿岸漁船との合計は、沖縄の全魚船数の九○%五〜五○トンの近海漁船は八%、五○トン以上のものは二%である。(『日本の文化地理』講談社刊、第一七巻二六六頁)。

 ところが魚釣島周辺は、台湾漁民にとっては大きな利害関係がある。一九五○年代の末ごろから台湾漁船の数が急激に増え、魚釣島周辺は台湾漁民の好漁場で、年間三、○○○隻の漁船が漁撈に従事しているという。台
湾漁民のうち、尖閣列島周辺に出漁しているのは宣蘭県の漁民がもっとも多く、宣蘭県にある一、三○○余隻のうち三○○余隻が操業していた。尖閣列島周辺での台湾の水揚量は、一九五八年で一万七、○○○トンであったという(一九六八年の沖縄全体の水揚量は三万三、四二三トン)。だから宣蘭県漁民にとっては、生活がかっている

わけである。台湾漁民は尖閣列島に夜間碇泊できなくなると、水揚げが激減することになるという。しかし最近でも沖縄から尖閣列島周辺に出漁する漁船はいない。奥原教授は日本が台湾を支配していた当時の台湾漁民の魚釣島周辺での漁撈は、国際法的には日本人としての行為であったといっている。しかし問題は、台湾漁民の方が
尖閣列島に深いつながりがあったということである。

 たしかに、尖閣列島周辺海域には魚が多い。黒潮にのって北上するカツオ、マグロ、カジキ等は、必ずこのあたりを通り、またサメ類、サバ、アジなどもいた。しかし尖閣列島は、琉球人にとって古来から明治になっても、小さなサバニで危険を冒し、何日もかけて、冷凍も発達していない時代に、魚とりにいかなければならない好漁場ではなかった。琉球人の生活にとって尖閣諸島は、あまり関係のない、まさに「夢の島」だったのである。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c1

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
2. 中川隆[-8326] koaQ7Jey 2021年1月12日 20:35:29 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[40]
違うよ、沖縄から尖閣は遠すぎて漁業では採算が取れないだけさ。
そもそも日本は北海道、本州、九州、四国とそれに付属する小島だけが領土だとされているんだから、台湾に付属する尖閣は領土では有りえない
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c2
[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
3. 中川隆[-8325] koaQ7Jey 2021年1月12日 21:17:22 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[41]
尖閣は石器時代からずっと台湾先住民の漁場だったんだよ。
西表島や石垣島も10世紀までは台湾先住民が住んでいた。
沖縄の人間は明治までは尖閣という島が有ることさえ知らなかったんだ。
尖閣は台湾先住民の領土で間違いない。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c3
[番外地8] 琉球人は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。
縄文人はアイヌ語を話していたんだよ。 日本語は chousen から入ってきた言葉だとわかっている。
琉球人は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。
10世紀に日本人が沖縄と西表島や石垣島を乗っ取ってから琉球語を使う様になったんだよ:

縄文文化の影響が強かった沖縄諸島に対し、先島諸島(宮古諸島・八重山諸島)ではかなり違った様相が見られる。縄文時代に当たる古い時期には、厚手平底の牛角状突起がある下田原(しもたばる)式土器などが見られる。

これらは縄文土器よりも台湾先史時代の土器との共通点が指摘されており、この時期には縄文文化と異なる東南アジア系の文化があったとも考えられる。その後約2500年前から先島諸島は無土器文化の時代に入るが、この時代もシャコガイを用いた貝斧など東南アジアとの関連性を示唆する遺物がみられる。

約800年前ごろになるとカムイヤキや鍋形土器などがみられるようになり、本島地方と近しい文化をもつようになる。


中山世鑑』を編纂した羽地朝秀は、摂政就任後の1673年3月の仕置書(令達及び意見を記し置きした書)で、琉球の人々の祖先は、かつて日本から渡来してきたのであり、また有形無形の名詞はよく通じるが、話し言葉が日本と相違しているのは、遠国のため交通が長い間途絶えていたからであると語り、王家の祖先だけでなく琉球の人々の祖先が日本からの渡来人であると述べている。

なお、最近の遺伝子の研究で沖縄県民と九州以北の本土住民とは、同じ祖先を持つことが明らかになっている。

高宮広士札幌大学教授が、沖縄の島々に人間が適応できたのは縄文中期後半から後期以降である為、10世紀から12世紀頃に農耕をする人々が九州から沖縄に移住したと指摘するように、近年の考古学などの研究も含めて南西諸島の住民の先祖は、九州南部から比較的新しい時期(10世紀前後)に南下して定住したものが主体であると推測されている。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/775.html

[番外地8] 琉球人は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。 中川隆
1. 中川隆[-8324] koaQ7Jey 2021年1月12日 22:18:24 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[42]
日本政府が台湾先住民を無視して勝手に、尖閣は無人島だから日本の領土にすると宣言しただけだろ。
沖縄が日本に返還された時に、尖閣も一緒に日本に移譲されて、周恩来と田中角栄が尖閣の領有権は後で話し合おうと先延ばししたので今の状況になったんだ。
それから、沖縄先住民の縄文人は10世紀に沖縄を乗っ取った日本人とは不倶戴天の仲で、ずっと憎みあっていたから、中国に朝貢して中国の属国になったんだ。それが中国が沖縄は中国の一部だと思っている背景だ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/775.html#c1
[番外地8] 琉球人は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。 中川隆
2. 中川隆[-8323] koaQ7Jey 2021年1月12日 22:22:31 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[43]
日本政府が台湾先住民を無視して勝手に、尖閣は無人島だから日本の領土にすると宣言しただけだろ。
沖縄が日本に返還された時に、尖閣も一緒に日本に移譲されて、周恩来と田中角栄が尖閣の領有権は後で話し合おうと先延ばししたので今の状況になったんだ。
それから、沖縄先住民の縄文人は10世紀に沖縄を乗っ取った日本人とは不倶戴天の仲で、ずっと憎みあっていたから、中国に朝貢して中国の属国にして貰ったんだ。それが中国が沖縄は中国の一部だと思っている背景だ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/775.html#c2
[番外地8] 元重症患者が語る“コロナの恐怖”と後遺症

コロナに罹患したら若い軽症者でも助からないというだけだよ:
元重症患者が語る“コロナの恐怖”と後遺症 2020/12/23
命を救う最後の砦「ECMO」による治療を受け、2か月もの間、意識がなかった男性。退院した今も、酸素ボンベが手放せず後遺症に苦しんでいました。新型コロナの重症化の恐ろしさを経験した男性が、いま伝えたいことは。

■手放せない酸素ボンベ 2か月がたった今でも

新型コロナウイルスに感染し、約4か月もの間、集中治療室に入院していた元重症患者の60代の男性。男性は10月に退院しましたが、退院から2か月がたった今でも背中のバッグの中には酸素ボンベがありました。心拍数を測定する機械も手放せない状態だといいます。 

「歩いていてちょっと息苦しいなと思ったら機械で数値を測って、 (数値が高ければ)これちょっと止まらないと、と。まだ数値をみながらですね。 先生たちも『早く歩くな』って。動いたら心臓と…酸素が…」 

男性は、息をきらしながら話します。

「退院後スーパーに行く時、徒歩5〜6分の距離なのに25分くらいかかりました」 

 
■苦痛に「死んだほうが…」

男性が体に異変を感じたのは、3月のことでした。その当時のことを、次のように語ります。

「『風邪だな』と思って病院に行って、4日くらい薬を飲んでましたが、 薬がなくなり病院に行こうと思ったら、体が起き上がらなくて。 救急車を呼んで、そのまま寝込んでしまい、それから記憶がありません」 

 
搬送されたのは、重症患者を受け入れる都内の病院。 人工呼吸器を使っても呼吸ができないほど肺が弱っていたため、 命を救う“最後の砦”人工肺ECMOによる治療を受けることになりました。 一般的に2週間ほどでECMOが外れる人が多い中、男性は約2か月という長期間の装着。 その間、意識がありませんでした。そして、目覚めたときには―― 

「天井が真っ白で、天国にいったのかな、と思ったら横に看護師さんがいて。 『これは病院だ。私は助かったんだ』と」 「パイプがいっぱいついているし、両手両足は縛られ、しゃべれないし動けない。 意思の疎通ができない上に、栄養をとるための鼻のパイプや胸に開けた穴がすごく痛くて。毎日痛い思いをした」 

 
会話ができるようになったのは7月、この頃も男性は、集中治療室に入院していたといいます。 

「息をするのがやっと。空気が吸えないっていうのがすごく苦しかった。 ちょっと動いただけで痰がつまり、水も飲めず、会話もできなくて意思の疎通がとれないとストレスもたまり、 こんなに苦しいなら死んだ方がいいって。 」 

その後、つらい治療を乗り越え、一般病棟でリハビリを開始。 約半年間という長い入院期間を終えて、ようやく退院することができました。

■ 深刻な後遺症 「太ももにずっと石を乗せている感じ」

入院前は飲食店に勤務していた男性。仕事への復帰を望んでいますが、 深刻な後遺症に悩まされています。 

「先生からは、酸素ボンベをつけておかないと酸素が少なくて倒れる可能性があると。 普通の人の肺が100%ならまだ70%くらいしか機能していない。だから歩いたりすれば呼吸は結構苦しくなる」 

男性は、影響があるのは肺だけではないと語ります。

「手がしびれている。両腕ですね。足の太ももにずっと石を乗せている感じ。 あと足の裏が、歩くと骨と肉が重なってすごく痛い。 体質も変わり、頭と顔にあせをすごくかく。今までそんなことはなかったんですが。 (できないことが)いっぱい、いっぱいありますよ。 どうやって生活していったらいいのかっていう状況。 来年になって治ってくれたらいいなと」 

  
新型コロナの重症化の恐ろしさを経験した男性が、いま、伝えたいこととは。 

「マスクとうがいと手洗いを家に帰ったら必ずする。 店に入ってもうがいできる状況ならうがいをする。家に帰ったら服を着替えて除菌する。本当に一人一人が気をつけないといけない。 先生曰く、助かったのは奇跡だからと。 実際に僕みたいに後遺症が残った人じゃないとわからないと思うんですよね。 それを僕は皆さんにわかってもらいたいというか。  コロナってこんなに恐ろしいんだなって」


▲△▽▼

退院半年、7割超に後遺症 武漢の患者、中国で研究結果
朝日新聞社 2021/01/12
 新型コロナウイルスの感染が最初に拡大した中国・武漢市の医師らでつくる研究チームが、拠点病院の患者約1700人の7割以上に退院から半年が経っても後遺症とみられる症状があったとの研究結果を英医学誌ランセット(電子版)に発表した。新型コロナをめぐっては、世界各地で後遺症が報告されている。

 発表は1月8日付。同市で最も早くから患者を受け入れた「金銀潭病院」の医師らが参加した研究チームは、昨年1月〜5月に退院した人を対象に、退院日からおよそ半年がたった時点で診察と身体検査、6分間の歩行テストを実施。結果が得られた約1700人のうち、何らかの症状があった人は76%に上った。

 最も多かったのは「倦怠(けんたい)感や筋力低下」(63%)で、「睡眠障害」(26%)、「不安やうつ」(23%)が続いた。こうした傾向は「SARS(重症急性呼吸器症候群)患者の追跡調査と一致する」としている。「脱毛」(22%)や「嗅覚(きゅうかく)異状」(11%)も比較的高い割合を示した。

 さらに約350人に肺機能の検査をしたところ、入院中に高機能機器による酸素吸入治療を受けた重症患者の56%は肺機能が低下していた。酸素吸入をしなかった人でも肺の機能低下は22%に上ったという。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/776.html

[近代史3] 松本清張 黒い樹海 (テレビ朝日 1997)
松本清張 黒い樹海 (テレビ朝日 1997)




原作 松本清張『黒い樹海』
脚本 橋本綾
監督 野村孝
音楽:岩間南平
エンディング 松田聖子「あなたのその胸に」
制作 テレビ朝日
放送期間 1997年11月29日
撮影協力:粟津温泉辻のや花乃庄、日本エアシステム、拓殖大学、宇部興産、三富村、京王帝都電鉄


「松本清張スペシャル・黒い樹海」。1997年11月29日、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」枠(21:00-22:51)にて放映。視聴率20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。


バス事故の発生は石川県の設定。


キャスト


笠原祥子:水野真紀 (文啓出版の総務部に勤務)
吉井栄二:鶴見辰吾 (「週刊文啓」編集部員)
笠原信子:余貴美子 (祥子の姉で雑誌「ルミエール」編集長)
町田知枝:あめくみちこ (「ルミエール」副編集長)
斉藤常子:春木みさよ (レストランの店員)
妹尾郁夫:火野正平 (翻訳家)
西脇満太郎:神田正輝 (大学教授で精神科医)
鶴巻完造:水橋和夫 (画家)
佐敷泊雲:横尾三郎 (生け花の家元)
高木利彦:加島潤 (建築家)
愛子:阿部朋子 (祥子の同僚)
理恵:西田もも子 (常子の友人)
遠山ミドリ:葉山レイコ (ピアニストで妹尾の婚約者)
祥子の上司:水島涼太
同僚:塙恵介
医師:石橋雅史
竹尾刑事:石丸謙二郎
浅井刑事:井上博一 (警視庁の刑事)
部下:渡辺成紀
小森英明、松田朗、川名莉子、松富まみ、村野友美



『黒い樹海』は、松本清張の長編推理小説。『婦人倶楽部』に連載され(1958年10月号 - 1960年6月号)、1960年6月に講談社から刊行された。後に電子書籍版も発売されている。


姉を喪った女性記者が、バス事故に端を発した連続殺人事件の謎を追跡するサスペンス・ミステリー。数ある松本清張の作品の中でも“旅情ミステリー”の傑作と評される作品[1]。バス事故の起こった踏切の場所は作中ではぼかされている。また、山梨県の波高島駅周辺に事件の手がかりとなる人物が居る設定となっている。


1960年に大映で映画化、また5度テレビドラマ化された。


あらすじ


祥子の姉・信子は、仙台へ旅に出たはずだったが、浜松市付近のバス事故で死んでいた。姉は自分の知らない誰かと一緒にバスに乗っていて、その人は事故が発生した途端、姉の傍らから逃げたのではないか…。祥子は姉の会社に転職し、姉の仕事上の交友関係からその人物を突き止めようとする。当初独りだった祥子の調査に協力者が現われ、頑なだった祥子の心の壁も徐々に開かれていくが、先回りする犯人によって、次々に周辺人物が殺されてしまう。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%81%84%E6%A8%B9%E6%B5%B7

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1041.html

[近代史5] テレビドラマ関係投稿集 中川隆
8. 中川隆[-8322] koaQ7Jey 2021年1月12日 23:20:50 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[45]
松本清張 黒い樹海 (テレビ朝日 1997)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1041.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/407.html#c8
[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
8. 中川隆[-8321] koaQ7Jey 2021年1月13日 10:54:56 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[2]
橋洋一チャンネル トランプTwitter凍結!今アメリカで起きているとんでもない事態
2021/01/12






http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c8
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
31. 中川隆[-8320] koaQ7Jey 2021年1月13日 10:55:49 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[3]
橋洋一チャンネル トランプTwitter凍結!今アメリカで起きているとんでもない事態
2021/01/12






http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c31
[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
84. 中川隆[-8319] koaQ7Jey 2021年1月13日 10:56:35 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[4]
橋洋一チャンネル トランプTwitter凍結!今アメリカで起きているとんでもない事態
2021/01/12






http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c84
[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
30. 中川隆[-8318] koaQ7Jey 2021年1月13日 10:57:33 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[5]
橋洋一チャンネル トランプTwitter凍結!今アメリカで起きているとんでもない事態
2021/01/12






http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c30
[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
15. 中川隆[-8317] koaQ7Jey 2021年1月13日 10:57:51 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[6]
橋洋一チャンネル トランプTwitter凍結!今アメリカで起きているとんでもない事態
2021/01/12






http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c15
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
32. 中川隆[-8316] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:22:19 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[8]
2021年01月10日
暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68841049.html


「不安」を隠しきれない有名議員
Joe Biden 62Trump 992

  1月6日は驚愕の一日であった。「トランプ支持者」に扮した左翼分子が連邦議事堂に突入し、我が物顔に暴れ回り、それに怯えた議員が醜態を曝して一時退避。こんな臆病者が軍事・外政を司るんだから、海兵隊や陸軍の将兵はさぞ落胆したことだろう。事件は更に過激さを増していた。あろうことか、暴徒の中にいたアシュリー・バビット(Ashli Babbitt)がドアをよじ登ろうとしたところ、警告を発したSPに首を撃たれ、その後まもなく死亡したからさあ大変。民衆党と反トランプの共和党員は、この流血事件と「支持者」の侵入を以て、トランプ大統領を激しく非難した。下院議長のナンシー・ペロシに至っては、目くじらを吊り上げてこの責任を追及し、「トランプ大統領を弾劾せよ !」と叫んでいた。議事堂の惨状は日本にも伝えられ、大手メディアは「トランプの大敗北 ! 支持者を扇動した罪は深い!」と大騒ぎ。共同通信社はもちろんのこと、時事通信社もこの騒擾を大々的に伝えていた。

  トランプ米大統領の支持者が6日、大統領選の結果確定に向けた上下両院合同会議が開かれていた連邦議会に乱入し、議事を妨害した前代未聞の事件は、「民主主義大国」の看板を失墜させ、世界に醜態をさらす結果となった。( 「『民主大国』世界に醜態=退任前のトランプ氏に罷免要求―米」、時事通信社、 2021年1月7日)
      

 トランプ米大統領支持者による米議会乱入は、政権移行の民主手続きを暴力で妨害した点で、米民主主義の歴史に大きな汚点を残した。トランプ氏はあおり続けた支持者の不満と怒りを自らの政治的願望に利用。世界を振り回した政権の破滅的な最後を印象付けた。(「トランプ氏、破滅的終幕=暴力に訴え米史に汚点―支持者、議会乱入」、時事通信社  2021年01月08日)

  時事通信社だからしょうがないけど、まぁ、如何にも左翼メディアが報道しそうな文章である。しかし、偏向報道は時事通信社ばかりでなく、テレビ朝日も負けてはいなかった。この真っ赤なテレビ局も厚顔無恥で、アメリカのニュースを垂れ流すだけ。「連邦議会がジョー・バイデンの当選を承認し、敗れたトランプ大統領は速やかな政権移行に協力するようです」と嘯(うそぶ)いていた。そして、トランプ大統領が次の選挙、すなわち「2024年の大統領選挙に出馬するかも」と匂わせている。テレ朝曰わく、


   「落胆するのは分かる。しかし、我々の旅は始まったばかりだ」とも述べ、うわさされている2024年大統領選挙への出馬をうかがわせる言葉で締めくくっています。これまでの強硬姿勢を一転させたビデオメッセージはトランプ大統領の罷免(ひめん)や辞任を求める声が与野党で高まるなかで出されました。自身の敗北を認めてアメリカの一致結束を呼び掛けることで自身への批判と孤立化を和らげる狙いがあるものとみられますが、どこまで厳しい批判の声が収まるかは不透明です。(「トランプ大統領が初“敗北宣言”政権移行に協力表明」 テレ朝news、2021年1月8日)

  「公正中立」と「客観報道」に努めるテレビ朝日のことだから、あるていど“確か”なんだろうけど、いったい誰が言った事に基づいて、こうした「噂」を伝えているのか? 是非とも「情報源」を開示してもらいたい。主流メディアの論説委員は、一般国民がトランプ大統領に有利なことを言えば、「それは根拠無き陰謀論だ !」と斥ける。だが、自分達の記事だと情報提供者の名前を明かさず、単に「政府関係者」とか「高級官僚」からの情報と述べるだけ。あたかも「正確な報道」であるかのように装っている。こんなのは週刊新潮や週刊文春の皇室報道と同じで、「宮内庁関係者」の“証言”とか“裏話”といったヨタ記事と変わりがない。トランプ大統領は本当に敗北を認め、ジョー・バイデンが「次の大統領」と明言したのか? もし、不明確なら、PBSやCBSのベテラン記者がホワイトハウスに行って、「どうなんですか?」と直接確かめればいいじゃないか?

  左巻きで有名な朝日新聞も、堂々と「憶測記事」を載せていた。

   トランプ米大統領は8日午前、自身のツイッターに投稿し、20日に首都ワシントンで行われるバイデン次期大統領の大統領就任式に出席しない意向を明らかにした。現職大統領は次期大統領の就任式に出席するのが慣例で、欠席は異例。ツイッターへの投稿でトランプ氏は「質問してきたすべての人たちへ。私は1月20日の大統領就任式に出席しない」と表明。昨年11月の大統領選後、トランプ氏は自身の敗北を受け入れず、次期政権への政権移行作業を妨害するなどしていたため、就任式に出席する可能性は低いとみられていたが、今回、公式に欠席を認めた。(「トランプ氏、大統領就任式の欠席表明 ツイッター投稿」、朝日新聞社、2021年01月09日)

  なるほど、トランプ大統領は今月に行われる大統領就任式には出ない、と呟いたが、それは「バイデン次期大統領の就任式」を意味しているのか? トランプ大統領は「ジョー・バイデンが大統領に選ばれた」と明言しなかったし、バイデンの「当選」を認める敗北宣言を口にはしなかった。ただ、「次の政権」と言っただけで、それが「バイデン政権」なのか、それとも「第二次トランプ政権」なのか、今のところまだ分からない。大手メディアはトランプ大統領の所在を知っているんだから、親しいジャーナリストが大統領本人か、息子のドナルド・ジュニア、もしくは娘のイヴァンカに電話すればいいじゃないか? 彼らのツイッターや携帯電話までもが遮断されているとは思えない。

Nancy Pelosi 22Kamala Harris 222Chuck Schumer 1

(左 : ナンシー・ペロシ / 中央 : カマラ・ハリス / 右 : チャック・シューマー )

  日本にもトランプ支持者が少なからずいるようで、一部の人々は「政権移行」という報道を聞いて自失呆然になっていた。とりわけ、熱心に応援しているトランプ・ファンは、「これでトランプも終わりだ !」と“しょげて”いる。しかし、本当にトランプ大統領はバイデンの「当選」を承認し、次の選挙に備えるつもりなのか? 「2024年の選挙へ向けた決意」なんて嘘だろう。もし、トランプ大統領が辞任を覚悟しているんなら、どうして民衆党の重鎮であるチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院議員やナンシー・ペロシ下院議長、“次期副大統領”のカマラ・ハリスが、トランプ大統領の行動を危惧しているのか? ("Pelosi calls for the removal of President Trump", The Mercury News, January 7, 2021.)

Carolyn Maloney 1Hakeem Jeffries 1James Raskin 1Adam Kinzinger 1


(左 : キャロリン・マローニー / ハキーム・ジェフリー / ジェイミー・ラスキン / 右 : アダム・キンジンガー )

   民衆党の下院議員であるキャロリン・マローニー(Carolyn Maloney)やハキーム・ジェフリー(Hakeem Jeffries)などが弾劾を口にするのは理解できるが、共和党内部にも反トランプ議員が実に多い。例えば、下院司法委員会の三人衆たるジェイミー・ラスキン(Jamie Raskin)やデイヴィッド・シシリン(David Cicilline)、テッド・リュー(Ted Lieu)に加え、前々から批判的なアダム・キンジンガー(Adam Kinzinger)、なども、合衆国憲法修正第25条を叫んでトランプ排除を求めていた。ホント、連邦議会には反トランプ議員が驚くほど多い。でも、あと「数日」で退任となるトランプ大統領を「弾劾すべし !」なんて意味があるのか? ペロシ議長は「トランプ憎し」で“やる気満々”だが、あと1週間で連邦議員の大半を説得し、厄介な弾劾手続きを進めるなんて無理だ。

Leon Panetta 01(左 / レオン・パネッタ )
  それにしても、「どうして」ペロシやシューマーが、そんなに焦るのか? それは彼らがトランプ大統領の「切り札」、すなわち大統領令による叛逆者の逮捕や叛乱法による軍事的解決を懸念しているからだろう。戦略論を語る地政学者の奥山真司は、「トランプの逆転劇なんて有り得ません!」と笑っていたが、クリントン政権で首席補佐官を務め、オバマ政権でCIA長官と国防長官を歴任したレオン・パネッタ(Leon Panetta)は違っていた。彼は「トランプ大統領が軍事的オプションを使って選挙結果を覆すんじゃないか」と危惧していた。(Mark Sullivan, "Leon Panetta : Yes, Trump may seek military help to hold on to power", Fast Company, January 5, 20221.)

  さすがに大胆な戒厳令はないと思うが、何らかの形で行われるトランプ大統領の軍事的行動に懸念を示す政府高官は意外と多く、上掲記事によれば、以前、国防長官を務めたアシュトン・カーター(Ashton Carter)やウィリアム・コーエン(William Cohen)、ロバート・ゲイツ(Robert Gates)、チャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)、ジェイムズ・マティス(James Mattis)、ウィリアム・ペリー(William Perry)、デック・チェイニー(Richard Cheney)、ドナルド・ラムズフェルド(Donald Rumsfeld)、マーク・エスパー(Mark Esper)などがパネッタに賛同していた。いやぁぁ〜、アメリカの元閣僚はアホ揃いだねぇぇ〜。こんな妄想で心配していると、戦略論の大家である奥山博士が、腹を抱えて笑っちゃうぞ ! 今、偉大なる奥山先生は「右翼の陰謀論」を否定するのに大忙しなんだから。

William Cohen 2Robert Gates 1Ashton Carter 1James Mattis 1

(左 : ウィリアム・コーエン / ロバート・ゲイツ / アシュトン・カーター / 右 : ジェイムズ・マティス )

  「トランプ大統領が最終手段を使うかも知れない !」とハラハラ・ドキドキしているのは、エスタブリッシュメントの議員や高官だけじゃない。通信業界大手のグーグルやツイッター、フェイスブックなども、「油断大敵」、「勝って兜の緒を締めよ !」と言い聞かせている。これらの巨大企業は、トランプ大統領のみならず、リン・ウッド弁護士のツイッターやフェイスブックのアカウントまで凍結したそうだ。もう、「これって、アメリカで起きた事なのか?」と耳を疑ってしまうが、ソーシャルメディアの独占企業は何に怯えているのか? なぜ徹底した「言論統制」に踏み込んだのか、そり理由を知りたい。(これじゃあ、アメリカ国民は天安門事件に関する自由な言論を弾圧した北京政府を笑えないぞ。)

  たぶん、反トランプの議員と民衆党に与した経営陣は、「退任」間際のトランプ大統領が、未だに持っている権力、すなわち最高執政官の命令権を“危険物”と見なしているのだろう。もし、何らかの軍事的オプションで逆転劇が起これば、再選されたトランプ大統領の報復は確実だ。おそらく、自由な言論を封殺するグーグルやアップル社などは、今まで享受してきた政府からの恩恵を部分的にでも手放す破目になるだろう。だから、何としてもトランプを抹殺せねばならない。

イタリアでの改竄操作

  現在、民衆党のバイデン陣営と闇組織が心配しているのは色々あるけど、その内の一つは、票の集計ソフトを使った「八百長」とその「仕組み」がバレることだろう。しかし、この「からくり」は徐々に白日の下に晒されるようになった。その発端となったのは、イタリア人のサイバー・セキュリティー専門家であるアルトゥロ・デリア(Arturo D'Elia)氏だ。以前、彼はイタリアのセサイバー・セキュリティー会社である「レオナルド社(Leonardo SpA)」に勤めていたIT技術者であった。一方、この「レオナルドSpA」は非常に有名な軍事テクノロジー会社で、イタリア政府とも契約を交わす防衛産業の大手である。

  一般の報道によれば、選挙不正に荷担したデリア氏は、ハッキングを行い戦闘機や軍用機の秘密データを盗んだという廉で逮捕されたことになっている。(Francesca Landini, "Data Theft at Defense Firm Leonardo Targeted Details of Military Aircraft : Arrest Warrant", Insurance Journal, December 23, 2020.) しかし、この逮捕劇は「レオナルド社」からの注意を逸らすために考えられた偽装工作である。なぜなら、この会社はイタリア政府と繋がっているので、デリア氏がトランプ陣営に協力していることがバレるとマズいからだ。アメリカの主流メディアは、デリア氏に関する特ダネを否定しようと躍起になっているが、デリア氏は代理人のアルフィオ・ドゥルソー(Alfio D'Urso)弁護士を通して、正式な宣誓供述書を提出している。したがって、彼の証言はいい加減なヨタ話ではない。この情報は「Nations In Action」を創設したマリア・ストローロ・ザック(Maria Strollo Zack)氏が、デビー・ジョージアトス(Debbie Georgatos)のYouTube番組『America Can We Talk?』で披露した裏話である。

Aruto D'Elia Document-1Maria Strollo Zack 002

(左 : アルトゥロ・デリアの宣誓供述書 / 右 : マリア・ストローロ・ザック )

  優秀なIT専門家のデリア氏は、在伊アメリカ大使館に勤務するシュテファン・セラフィニ(Stefan Serafini / 国務省の職員)から八百長工作を持ちかけられ、ペスカラ(Pescara)にあるレオナルド社のコンピューター・システムと軍事衛星を使い、選挙の投票結果を改竄したそうだ。この仕組みを簡単に言うと、アメリカのドミニオン投票機から投票データがドイツのフランクフルトに送信され、そこからイタリアのローマに転送されて選挙結果が“調理”される。その後、改竄されたデータは再びドイツを経由してアメリカへと返送される、という仕組みだ。この事情は元CIA上級職員であったブラッドリー・ジョンソン(Bradley Johnson)氏によって解説されていた。(前回のブログで紹介したロバード・デイヴィッド・スティール氏も、YouTubeの投稿動画で、この「イタリア工作」に言及していた。)

Bradley Johnson 22(左 / ブラッドリー・ジョンソン )
  ジョンソンの説明によれば、トランプ大統領の得票数があまりにも多かったので、フランクフルトだけでは処理できなかったそうである。そこで、ローマにデータを転送し、そこで改竄されたものがアメリカに返送されていたのである。これには面白いエピソードがあって、ミシガン州で真夜中にに集計作業が一時中断したのは、ローマでの改竄作業に時間が掛かったためである。トランプ人気があまりにも凄かったので、ちょっとした票の移動じゃ足りなかったんだろう。したがって、あの不人気なジョー・バイデンが、史上最高の8千万票を獲得した、なんて真っ赤な嘘。

  ザック氏が「イタリア・ケート(ItayGate)」と名付けた不正行為には、CIAやMI6の他に、イタリアの元首相であるマテオ・レンツィ(Matteo Renzi)やクラウディオ・グラジアノ(Claudio Grazinao)将軍も関与していたという。さらに、レンツィを誘ったバラク・オバマ元大統領も一枚噛んでいるようで、オバマはこの策略のためにアメリカの公金を流用したそうだ。もちろん、アメリカの主流メディアは「ファクト・チェック」とやらで、この話を「ガセネタ」と決めつけているが、デリア氏は国家情報長官のジョン・ラトクリフ(John Ratcliff)にも協力しているから、ザック氏の情報はかなり信憑性が高い。(例えば、偽情報と伝えていたのは全米で読まれている「USA Today」紙だ。Camille Caldera, "Fact check : Claims of electoral fraud in Rome, dubbed ItalyGate, are baseless", USA Today, January 8, 2021.)
  
Matteo Renzi & Obama 2Claudio Graziano 2

(左 : バラク・オバマと マテオ・レンツィ / 右 : クラウディオ・グラジアノ)

  この「イタリア製詐欺(Italian Job)」に気づいたザック氏は、内々にジョージア州のバリー・ロウダーミルク(Barry Loudermilk)下院議員やカルフォルニア州選出のデヴィン・ニューンズ(Devin Nunes)下院議員、テキサス州選出のロウリー・ゴマート(Louie Gohmert)下院議員にも伝えていたそうだ。もちろん、ルディー・ジュリアーニやシドニー・パウェル、リン・ウッドといったトランプ派の弁護士軍団にも伝えていたから、バイデン陣営の悪事は最初から「お見通し」であった。トランプ大統領には12月24日に報告し、この新情報を初めて聞いた大統領は相当喜んだそうである。「最高のクリスマス・プレゼント」を贈呈したマリアとスティーヴのザック夫妻は、トランプ大統領から大歓迎されたという。

Barry Loudermilk 1Devin Nunes 2Louie Gohmert 3


(左 : バリー・ロウダーミルク / 中央 : デヴィン・ニューンズ / 右 : ロウリー・ゴマート )

Brian Kemp 0443(左 / ブライアン・ケンプ )
  意外なのは、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事がマリア・ザック氏と協力関係にあった事だ。ケンプ知事は「不正選挙に加担した裏切者」と非難されていたが、実は影の協力者で、以前から行われたジョージア州における投票操作をどうにかしたいと思っていたらしい。そこで、どのような“からくり”で不正が実行されるのかを知るために、彼は敢えて“悪役”を演じることにした、というのだ。ザック氏はトランプ支持者から罵倒されるケンプ知事を気の毒に思っていたが、民衆党陣営による詐欺事件を把握するには堪えるしかない。もし、これが事実なら、「支那人の手先」と非難されたケンプ知事は、トランプ大統領を勝利に導いた偉大なる功労者ということになる。それにしても、トランプ大統領は大した役者だ。なぜなら、事前に「演技」を知っていたトランプ大統領は、八百長でケンプ知事を批判していたことになる。まぁ、「敵を欺くには先ず味方から」というから仕方がない。

  筆者は1月5日に行われるジョージア州での上院議員選挙を耳にした時、トランプ大統領がドミニオンの投票機器をそのまま使う事を黙認していたので、「何か変だ ! もしかしたら囮捜査があるのでは?」と勘ぐっていた。だって、いくらなんでも、二度目の不正選挙を黙認するなんておかしいじゃないか。案の定、この上院議員選挙でも、例の「バイデン・ジャンプ」や集計作業での「奇妙な減少」が起きた。これはトランプ陣営が軍事衛星を使ったデータ送信を確かめるために、敢えて「やらせた」民衆党の不正である。アメリカの犯罪摘発では、よく囮捜査が用いられるので、トランプ大統領がFBIの真似をして、わざと犯罪を実行させても不思議じゃない。

  日本の有名言論人や御用学者は、「もうバイデン次期大統領できまりだ ! トランプは退任後、えらい目に遭うぞ !」と喜んでいるが、悔し涙を流すのはジョー・バイデンとカマラ・ハリスの一味かも知れないぞ。これから、ドンドン重大な情報が公開されると思うが、筆者は「どんな情報が隠されるのか」という方に興味がある。例えば、トランプ陣営はBLMやアンティファに「間諜」を潜入させていないのか? 日本の戦国大名なら、敵陣の中にスパイを送り込むか、協力者を作るはずだが、トランプ大統領の側近は「極左分子」に扮した潜入捜査官を使っているのかも知れない。もし、事前に議事堂への乱入を知っていたら、本当に「計算通り」なんだろう。だが、死人が出ることまで予想していたのかどうかは分からない。数年後、幾人かのジャーナリストが全貌を記した本を出版しそうだが、どれくらい掘り下げることができるのか。もし、トランプ大統領の回顧録が出たら、アマゾンじゃない書店で直ぐ購入したいな。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68841049.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c32

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
85. 中川隆[-8315] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:22:53 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[9]
2021年01月10日
暴露されたイタリアでの秘密操作 ! / トランプの「敗北」を信じていない民衆党議員
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68841049.html


「不安」を隠しきれない有名議員
Joe Biden 62Trump 992

  1月6日は驚愕の一日であった。「トランプ支持者」に扮した左翼分子が連邦議事堂に突入し、我が物顔に暴れ回り、それに怯えた議員が醜態を曝して一時退避。こんな臆病者が軍事・外政を司るんだから、海兵隊や陸軍の将兵はさぞ落胆したことだろう。事件は更に過激さを増していた。あろうことか、暴徒の中にいたアシュリー・バビット(Ashli Babbitt)がドアをよじ登ろうとしたところ、警告を発したSPに首を撃たれ、その後まもなく死亡したからさあ大変。民衆党と反トランプの共和党員は、この流血事件と「支持者」の侵入を以て、トランプ大統領を激しく非難した。下院議長のナンシー・ペロシに至っては、目くじらを吊り上げてこの責任を追及し、「トランプ大統領を弾劾せよ !」と叫んでいた。議事堂の惨状は日本にも伝えられ、大手メディアは「トランプの大敗北 ! 支持者を扇動した罪は深い!」と大騒ぎ。共同通信社はもちろんのこと、時事通信社もこの騒擾を大々的に伝えていた。

  トランプ米大統領の支持者が6日、大統領選の結果確定に向けた上下両院合同会議が開かれていた連邦議会に乱入し、議事を妨害した前代未聞の事件は、「民主主義大国」の看板を失墜させ、世界に醜態をさらす結果となった。( 「『民主大国』世界に醜態=退任前のトランプ氏に罷免要求―米」、時事通信社、 2021年1月7日)
      

 トランプ米大統領支持者による米議会乱入は、政権移行の民主手続きを暴力で妨害した点で、米民主主義の歴史に大きな汚点を残した。トランプ氏はあおり続けた支持者の不満と怒りを自らの政治的願望に利用。世界を振り回した政権の破滅的な最後を印象付けた。(「トランプ氏、破滅的終幕=暴力に訴え米史に汚点―支持者、議会乱入」、時事通信社  2021年01月08日)

  時事通信社だからしょうがないけど、まぁ、如何にも左翼メディアが報道しそうな文章である。しかし、偏向報道は時事通信社ばかりでなく、テレビ朝日も負けてはいなかった。この真っ赤なテレビ局も厚顔無恥で、アメリカのニュースを垂れ流すだけ。「連邦議会がジョー・バイデンの当選を承認し、敗れたトランプ大統領は速やかな政権移行に協力するようです」と嘯(うそぶ)いていた。そして、トランプ大統領が次の選挙、すなわち「2024年の大統領選挙に出馬するかも」と匂わせている。テレ朝曰わく、


   「落胆するのは分かる。しかし、我々の旅は始まったばかりだ」とも述べ、うわさされている2024年大統領選挙への出馬をうかがわせる言葉で締めくくっています。これまでの強硬姿勢を一転させたビデオメッセージはトランプ大統領の罷免(ひめん)や辞任を求める声が与野党で高まるなかで出されました。自身の敗北を認めてアメリカの一致結束を呼び掛けることで自身への批判と孤立化を和らげる狙いがあるものとみられますが、どこまで厳しい批判の声が収まるかは不透明です。(「トランプ大統領が初“敗北宣言”政権移行に協力表明」 テレ朝news、2021年1月8日)

  「公正中立」と「客観報道」に努めるテレビ朝日のことだから、あるていど“確か”なんだろうけど、いったい誰が言った事に基づいて、こうした「噂」を伝えているのか? 是非とも「情報源」を開示してもらいたい。主流メディアの論説委員は、一般国民がトランプ大統領に有利なことを言えば、「それは根拠無き陰謀論だ !」と斥ける。だが、自分達の記事だと情報提供者の名前を明かさず、単に「政府関係者」とか「高級官僚」からの情報と述べるだけ。あたかも「正確な報道」であるかのように装っている。こんなのは週刊新潮や週刊文春の皇室報道と同じで、「宮内庁関係者」の“証言”とか“裏話”といったヨタ記事と変わりがない。トランプ大統領は本当に敗北を認め、ジョー・バイデンが「次の大統領」と明言したのか? もし、不明確なら、PBSやCBSのベテラン記者がホワイトハウスに行って、「どうなんですか?」と直接確かめればいいじゃないか?

  左巻きで有名な朝日新聞も、堂々と「憶測記事」を載せていた。

   トランプ米大統領は8日午前、自身のツイッターに投稿し、20日に首都ワシントンで行われるバイデン次期大統領の大統領就任式に出席しない意向を明らかにした。現職大統領は次期大統領の就任式に出席するのが慣例で、欠席は異例。ツイッターへの投稿でトランプ氏は「質問してきたすべての人たちへ。私は1月20日の大統領就任式に出席しない」と表明。昨年11月の大統領選後、トランプ氏は自身の敗北を受け入れず、次期政権への政権移行作業を妨害するなどしていたため、就任式に出席する可能性は低いとみられていたが、今回、公式に欠席を認めた。(「トランプ氏、大統領就任式の欠席表明 ツイッター投稿」、朝日新聞社、2021年01月09日)

  なるほど、トランプ大統領は今月に行われる大統領就任式には出ない、と呟いたが、それは「バイデン次期大統領の就任式」を意味しているのか? トランプ大統領は「ジョー・バイデンが大統領に選ばれた」と明言しなかったし、バイデンの「当選」を認める敗北宣言を口にはしなかった。ただ、「次の政権」と言っただけで、それが「バイデン政権」なのか、それとも「第二次トランプ政権」なのか、今のところまだ分からない。大手メディアはトランプ大統領の所在を知っているんだから、親しいジャーナリストが大統領本人か、息子のドナルド・ジュニア、もしくは娘のイヴァンカに電話すればいいじゃないか? 彼らのツイッターや携帯電話までもが遮断されているとは思えない。

Nancy Pelosi 22Kamala Harris 222Chuck Schumer 1

(左 : ナンシー・ペロシ / 中央 : カマラ・ハリス / 右 : チャック・シューマー )

  日本にもトランプ支持者が少なからずいるようで、一部の人々は「政権移行」という報道を聞いて自失呆然になっていた。とりわけ、熱心に応援しているトランプ・ファンは、「これでトランプも終わりだ !」と“しょげて”いる。しかし、本当にトランプ大統領はバイデンの「当選」を承認し、次の選挙に備えるつもりなのか? 「2024年の選挙へ向けた決意」なんて嘘だろう。もし、トランプ大統領が辞任を覚悟しているんなら、どうして民衆党の重鎮であるチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院議員やナンシー・ペロシ下院議長、“次期副大統領”のカマラ・ハリスが、トランプ大統領の行動を危惧しているのか? ("Pelosi calls for the removal of President Trump", The Mercury News, January 7, 2021.)

Carolyn Maloney 1Hakeem Jeffries 1James Raskin 1Adam Kinzinger 1


(左 : キャロリン・マローニー / ハキーム・ジェフリー / ジェイミー・ラスキン / 右 : アダム・キンジンガー )

   民衆党の下院議員であるキャロリン・マローニー(Carolyn Maloney)やハキーム・ジェフリー(Hakeem Jeffries)などが弾劾を口にするのは理解できるが、共和党内部にも反トランプ議員が実に多い。例えば、下院司法委員会の三人衆たるジェイミー・ラスキン(Jamie Raskin)やデイヴィッド・シシリン(David Cicilline)、テッド・リュー(Ted Lieu)に加え、前々から批判的なアダム・キンジンガー(Adam Kinzinger)、なども、合衆国憲法修正第25条を叫んでトランプ排除を求めていた。ホント、連邦議会には反トランプ議員が驚くほど多い。でも、あと「数日」で退任となるトランプ大統領を「弾劾すべし !」なんて意味があるのか? ペロシ議長は「トランプ憎し」で“やる気満々”だが、あと1週間で連邦議員の大半を説得し、厄介な弾劾手続きを進めるなんて無理だ。

Leon Panetta 01(左 / レオン・パネッタ )
  それにしても、「どうして」ペロシやシューマーが、そんなに焦るのか? それは彼らがトランプ大統領の「切り札」、すなわち大統領令による叛逆者の逮捕や叛乱法による軍事的解決を懸念しているからだろう。戦略論を語る地政学者の奥山真司は、「トランプの逆転劇なんて有り得ません!」と笑っていたが、クリントン政権で首席補佐官を務め、オバマ政権でCIA長官と国防長官を歴任したレオン・パネッタ(Leon Panetta)は違っていた。彼は「トランプ大統領が軍事的オプションを使って選挙結果を覆すんじゃないか」と危惧していた。(Mark Sullivan, "Leon Panetta : Yes, Trump may seek military help to hold on to power", Fast Company, January 5, 20221.)

  さすがに大胆な戒厳令はないと思うが、何らかの形で行われるトランプ大統領の軍事的行動に懸念を示す政府高官は意外と多く、上掲記事によれば、以前、国防長官を務めたアシュトン・カーター(Ashton Carter)やウィリアム・コーエン(William Cohen)、ロバート・ゲイツ(Robert Gates)、チャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)、ジェイムズ・マティス(James Mattis)、ウィリアム・ペリー(William Perry)、デック・チェイニー(Richard Cheney)、ドナルド・ラムズフェルド(Donald Rumsfeld)、マーク・エスパー(Mark Esper)などがパネッタに賛同していた。いやぁぁ〜、アメリカの元閣僚はアホ揃いだねぇぇ〜。こんな妄想で心配していると、戦略論の大家である奥山博士が、腹を抱えて笑っちゃうぞ ! 今、偉大なる奥山先生は「右翼の陰謀論」を否定するのに大忙しなんだから。

William Cohen 2Robert Gates 1Ashton Carter 1James Mattis 1

(左 : ウィリアム・コーエン / ロバート・ゲイツ / アシュトン・カーター / 右 : ジェイムズ・マティス )

  「トランプ大統領が最終手段を使うかも知れない !」とハラハラ・ドキドキしているのは、エスタブリッシュメントの議員や高官だけじゃない。通信業界大手のグーグルやツイッター、フェイスブックなども、「油断大敵」、「勝って兜の緒を締めよ !」と言い聞かせている。これらの巨大企業は、トランプ大統領のみならず、リン・ウッド弁護士のツイッターやフェイスブックのアカウントまで凍結したそうだ。もう、「これって、アメリカで起きた事なのか?」と耳を疑ってしまうが、ソーシャルメディアの独占企業は何に怯えているのか? なぜ徹底した「言論統制」に踏み込んだのか、そり理由を知りたい。(これじゃあ、アメリカ国民は天安門事件に関する自由な言論を弾圧した北京政府を笑えないぞ。)

  たぶん、反トランプの議員と民衆党に与した経営陣は、「退任」間際のトランプ大統領が、未だに持っている権力、すなわち最高執政官の命令権を“危険物”と見なしているのだろう。もし、何らかの軍事的オプションで逆転劇が起これば、再選されたトランプ大統領の報復は確実だ。おそらく、自由な言論を封殺するグーグルやアップル社などは、今まで享受してきた政府からの恩恵を部分的にでも手放す破目になるだろう。だから、何としてもトランプを抹殺せねばならない。

イタリアでの改竄操作

  現在、民衆党のバイデン陣営と闇組織が心配しているのは色々あるけど、その内の一つは、票の集計ソフトを使った「八百長」とその「仕組み」がバレることだろう。しかし、この「からくり」は徐々に白日の下に晒されるようになった。その発端となったのは、イタリア人のサイバー・セキュリティー専門家であるアルトゥロ・デリア(Arturo D'Elia)氏だ。以前、彼はイタリアのセサイバー・セキュリティー会社である「レオナルド社(Leonardo SpA)」に勤めていたIT技術者であった。一方、この「レオナルドSpA」は非常に有名な軍事テクノロジー会社で、イタリア政府とも契約を交わす防衛産業の大手である。

  一般の報道によれば、選挙不正に荷担したデリア氏は、ハッキングを行い戦闘機や軍用機の秘密データを盗んだという廉で逮捕されたことになっている。(Francesca Landini, "Data Theft at Defense Firm Leonardo Targeted Details of Military Aircraft : Arrest Warrant", Insurance Journal, December 23, 2020.) しかし、この逮捕劇は「レオナルド社」からの注意を逸らすために考えられた偽装工作である。なぜなら、この会社はイタリア政府と繋がっているので、デリア氏がトランプ陣営に協力していることがバレるとマズいからだ。アメリカの主流メディアは、デリア氏に関する特ダネを否定しようと躍起になっているが、デリア氏は代理人のアルフィオ・ドゥルソー(Alfio D'Urso)弁護士を通して、正式な宣誓供述書を提出している。したがって、彼の証言はいい加減なヨタ話ではない。この情報は「Nations In Action」を創設したマリア・ストローロ・ザック(Maria Strollo Zack)氏が、デビー・ジョージアトス(Debbie Georgatos)のYouTube番組『America Can We Talk?』で披露した裏話である。

Aruto D'Elia Document-1Maria Strollo Zack 002

(左 : アルトゥロ・デリアの宣誓供述書 / 右 : マリア・ストローロ・ザック )

  優秀なIT専門家のデリア氏は、在伊アメリカ大使館に勤務するシュテファン・セラフィニ(Stefan Serafini / 国務省の職員)から八百長工作を持ちかけられ、ペスカラ(Pescara)にあるレオナルド社のコンピューター・システムと軍事衛星を使い、選挙の投票結果を改竄したそうだ。この仕組みを簡単に言うと、アメリカのドミニオン投票機から投票データがドイツのフランクフルトに送信され、そこからイタリアのローマに転送されて選挙結果が“調理”される。その後、改竄されたデータは再びドイツを経由してアメリカへと返送される、という仕組みだ。この事情は元CIA上級職員であったブラッドリー・ジョンソン(Bradley Johnson)氏によって解説されていた。(前回のブログで紹介したロバード・デイヴィッド・スティール氏も、YouTubeの投稿動画で、この「イタリア工作」に言及していた。)

Bradley Johnson 22(左 / ブラッドリー・ジョンソン )
  ジョンソンの説明によれば、トランプ大統領の得票数があまりにも多かったので、フランクフルトだけでは処理できなかったそうである。そこで、ローマにデータを転送し、そこで改竄されたものがアメリカに返送されていたのである。これには面白いエピソードがあって、ミシガン州で真夜中にに集計作業が一時中断したのは、ローマでの改竄作業に時間が掛かったためである。トランプ人気があまりにも凄かったので、ちょっとした票の移動じゃ足りなかったんだろう。したがって、あの不人気なジョー・バイデンが、史上最高の8千万票を獲得した、なんて真っ赤な嘘。

  ザック氏が「イタリア・ケート(ItayGate)」と名付けた不正行為には、CIAやMI6の他に、イタリアの元首相であるマテオ・レンツィ(Matteo Renzi)やクラウディオ・グラジアノ(Claudio Grazinao)将軍も関与していたという。さらに、レンツィを誘ったバラク・オバマ元大統領も一枚噛んでいるようで、オバマはこの策略のためにアメリカの公金を流用したそうだ。もちろん、アメリカの主流メディアは「ファクト・チェック」とやらで、この話を「ガセネタ」と決めつけているが、デリア氏は国家情報長官のジョン・ラトクリフ(John Ratcliff)にも協力しているから、ザック氏の情報はかなり信憑性が高い。(例えば、偽情報と伝えていたのは全米で読まれている「USA Today」紙だ。Camille Caldera, "Fact check : Claims of electoral fraud in Rome, dubbed ItalyGate, are baseless", USA Today, January 8, 2021.)
  
Matteo Renzi & Obama 2Claudio Graziano 2

(左 : バラク・オバマと マテオ・レンツィ / 右 : クラウディオ・グラジアノ)

  この「イタリア製詐欺(Italian Job)」に気づいたザック氏は、内々にジョージア州のバリー・ロウダーミルク(Barry Loudermilk)下院議員やカルフォルニア州選出のデヴィン・ニューンズ(Devin Nunes)下院議員、テキサス州選出のロウリー・ゴマート(Louie Gohmert)下院議員にも伝えていたそうだ。もちろん、ルディー・ジュリアーニやシドニー・パウェル、リン・ウッドといったトランプ派の弁護士軍団にも伝えていたから、バイデン陣営の悪事は最初から「お見通し」であった。トランプ大統領には12月24日に報告し、この新情報を初めて聞いた大統領は相当喜んだそうである。「最高のクリスマス・プレゼント」を贈呈したマリアとスティーヴのザック夫妻は、トランプ大統領から大歓迎されたという。

Barry Loudermilk 1Devin Nunes 2Louie Gohmert 3


(左 : バリー・ロウダーミルク / 中央 : デヴィン・ニューンズ / 右 : ロウリー・ゴマート )

Brian Kemp 0443(左 / ブライアン・ケンプ )
  意外なのは、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事がマリア・ザック氏と協力関係にあった事だ。ケンプ知事は「不正選挙に加担した裏切者」と非難されていたが、実は影の協力者で、以前から行われたジョージア州における投票操作をどうにかしたいと思っていたらしい。そこで、どのような“からくり”で不正が実行されるのかを知るために、彼は敢えて“悪役”を演じることにした、というのだ。ザック氏はトランプ支持者から罵倒されるケンプ知事を気の毒に思っていたが、民衆党陣営による詐欺事件を把握するには堪えるしかない。もし、これが事実なら、「支那人の手先」と非難されたケンプ知事は、トランプ大統領を勝利に導いた偉大なる功労者ということになる。それにしても、トランプ大統領は大した役者だ。なぜなら、事前に「演技」を知っていたトランプ大統領は、八百長でケンプ知事を批判していたことになる。まぁ、「敵を欺くには先ず味方から」というから仕方がない。

  筆者は1月5日に行われるジョージア州での上院議員選挙を耳にした時、トランプ大統領がドミニオンの投票機器をそのまま使う事を黙認していたので、「何か変だ ! もしかしたら囮捜査があるのでは?」と勘ぐっていた。だって、いくらなんでも、二度目の不正選挙を黙認するなんておかしいじゃないか。案の定、この上院議員選挙でも、例の「バイデン・ジャンプ」や集計作業での「奇妙な減少」が起きた。これはトランプ陣営が軍事衛星を使ったデータ送信を確かめるために、敢えて「やらせた」民衆党の不正である。アメリカの犯罪摘発では、よく囮捜査が用いられるので、トランプ大統領がFBIの真似をして、わざと犯罪を実行させても不思議じゃない。

  日本の有名言論人や御用学者は、「もうバイデン次期大統領できまりだ ! トランプは退任後、えらい目に遭うぞ !」と喜んでいるが、悔し涙を流すのはジョー・バイデンとカマラ・ハリスの一味かも知れないぞ。これから、ドンドン重大な情報が公開されると思うが、筆者は「どんな情報が隠されるのか」という方に興味がある。例えば、トランプ陣営はBLMやアンティファに「間諜」を潜入させていないのか? 日本の戦国大名なら、敵陣の中にスパイを送り込むか、協力者を作るはずだが、トランプ大統領の側近は「極左分子」に扮した潜入捜査官を使っているのかも知れない。もし、事前に議事堂への乱入を知っていたら、本当に「計算通り」なんだろう。だが、死人が出ることまで予想していたのかどうかは分からない。数年後、幾人かのジャーナリストが全貌を記した本を出版しそうだが、どれくらい掘り下げることができるのか。もし、トランプ大統領の回顧録が出たら、アマゾンじゃない書店で直ぐ購入したいな。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68841049.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c85

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 菅義偉 中川隆
43. 中川隆[-8314] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:29:13 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[11]
文春オンライン
“切れ者の官房長官”じゃなかったの? 菅首相のコロナ対応がこんなにもお粗末な理由
「文藝春秋」編集部 2021/01/13


〈「みなさん、こんにちは。ガースーです」――インターネット番組でこう自己紹介する菅義偉首相の姿を見て“これが一国の宰相か”と、全身から力が抜ける思いがしました。安倍政権を官房長官としてあれだけ長く支えてきたのだから、推進する政策の是非は脇に置くとしても、少なくとも“カミソリのような切れ者”だったのではなかったのか、とこれまでの認識も裏切られました〉

「ニコニコ生放送」(昨年12月11日)での菅首相の挨拶に、こう“愕然とした”というのは、慶應義塾大学教授で政治学者の片山杜秀氏だ。

ちぐはぐなコロナ対応
 菅首相は、12月31日の時点でも「緊急事態宣言」に消極姿勢を見せていたが、わずか4日後の1月4日には前言を翻し、結局、発令に至った。

 しかし「緊急事態宣言」発令後も、「(中韓を含む11カ国・地域からの)ビジネス関係者の入国」は継続するという、ちぐはぐな対応をいまだに続けている。

 今回「飲食店」に時短営業を要請するにあたって、「飲食による感染リスク」をとくに強調する菅首相の言葉も、(みずから夜の会食を続けていただけに)あまりに説得力を欠いている。

 まさに“迷走”というほかなく、片山氏は「統治権力としてあまりにお粗末」だと指摘する。

菅首相 ©文藝春秋© 文春オンライン 菅首相 ©文藝春秋
〈例えば、政府として「5人以上の会食」を控えるよう呼びかけているにもかかわらず、「GoToの全国一斉停止」を発表した、まさに当日の夜に、菅首相みずから「8人での会食」に行ってしまう。本来、誰かが「まずいですよ」と言えば止められる話なのに、首相の周囲にそういうスタッフがいないわけです。権力中枢のあり方として由々しき問題です〉

〈さらに、西村康稔経済再生担当大臣が、「一律に5人以上は駄目だと申し上げているわけではない」と釈明すると、これまたその日のうちに、「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」と、菅首相自身がひっくり返してしまう〉

〈多岐にわたる行政機構の各部門を束ねる“調整力”こそ、権力の中枢たる首相官邸の“力量”であるはずです。にもかかわらず、驚くべきことに官邸の内部ですら、この程度の行動や発言を“調整”できていないのです。統治権力としてあまりにお粗末です。こんな官邸に危機管理などできるわけがありません〉

“見せかけの危機”と“本物の危機”
 だが、片山氏によれば、このような“迷走”は、菅政権からではなく、安倍政権から始まっていた。

〈安倍首相の辞任は、表向きは「健康上の理由」とされています。実際、本人のご体調の問題もあったのでしょう。しかし、安倍政権末期の一連の経緯を見ていると、結局のところ、コロナ危機を前にして、それまでのやり方が手詰まりになった。いわば“政権を放り出した”と思えてならないのです〉

〈ここに言う安倍政権の「それまでのやり方」とは、一言で言えば“平時の非常時化”です。つまり“平時”において“非常時”を煽る。ありもしない“危機”を演出して、その危機から国民を守っているように見せかける。現在を実際よりも深刻に見せて、未来に希望を先延ばしする。これが安倍政権の得意技で、これによって政権浮揚を図ってきたのです〉

〈それほどの危機でないような時に、Jアラート(ミサイル発射などに対する全国瞬時警報システム)を鳴らして“危機”を煽ってみたり、東京五輪や大阪万博を誘致して、未来に何か良いことがあるかのように見せる。それは一種の幻影にすぎません。しかし、そう疑われても、また次の幻影を見せればいい。安倍政権は、こういう演出を一生懸命にやって延命してきました〉

〈ところが、コロナ危機で、安倍政権は“本物の非常時”に直面することになります。こうして“見せかけの危機”を演出して長期政権を維持してきた安倍政権は、コロナという“本物の危機”に直面することで迷走し始めました〉

効果ゼロでも“とにかく何かやらなければいけない”
 “本物の危機”に追い詰められた安倍首相は、どのような行動に出たか。

〈象徴的だったのは、2020年2月27日に、安倍首相から唐突に発表された「全国一斉休校の要請」です。私はすぐに、東日本大震災後の当時の菅直人首相による「浜岡原発の停止要請」を思い出しました。トップダウンだと言えば、トップダウンですが、あまりに唐突。何の手続きも、何の科学的根拠も、何の法的根拠もない。事故を起こした福島第一原発にヘリコプターから水をかけたのと同じで、効果はほぼゼロなのに“とにかく何かやらなければいけない”というので動いただけ〉

“敵前逃亡”でうやむやにされたままの「政治責任」
〈結局、安倍政権は、コロナ危機にうまく対応できず、“平時の非常時化”という得意技も封印されることで終わりを迎えることになりました。にもかかわらず、8月末の辞任会見では、「あくまでも健康上の理由による辞任だ」として、みずからの“政治責任”について言及することを巧みに避けました。私には“敵前逃亡”にしか見えませんでした〉

〈このような形で安倍政権を引き継いだ菅政権は、実は“敗戦処理内閣”としての役割を担っています。ところが“安倍路線を継承すれば上手くいく”という表向きで菅政権はスタートしました。ここに私は、政治責任をうやむやにする不誠実さを感じるのです〉

 この他、安倍政権が推し進め、さらに菅政権では安倍政権以上に「官邸主導」が実現したことで、かえって「各省庁」「国会」「野党」さらには「自民党自身」に悪影響が及び、現在の混迷がよりいっそう深まっている、と指摘する片山杜秀氏「 菅『敗戦処理内閣』の自爆 」の全文は、「文藝春秋」2月号および「文藝春秋digital」に掲載されている。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2021年2月号)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%88%87%E3%82%8C%E8%80%85%E3%81%AE%E5%AE%98%E6%88%BF%E9%95%B7%E5%AE%98-%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE-%E8%8F%85%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%8C%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%8A%E7%B2%97%E6%9C%AB%E3%81%AA%E7%90%86%E7%94%B1/ar-BB1cHm6q?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1084.html#c43

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
33. 中川隆[-8313] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:41:07 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[13]
2021.01.12
ツイッターはトランプ支持派と見られるQAnon関連のアカウントを使用停止に
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120002/


 シリコンバレーの巨大企業による言論の検閲が進んでいる。​1月12日にツイッターは「QAnon」に関係していると見なされた7万以上のアカウントの使用を金曜日から停止​したと発表した。

 ​大統領選挙で使われた投票システムは投票数を誤魔化して選挙結果に影響を与えるエラーが意図的に組み込まれている​とミシガン州の裁判所が委託した調査で報告されているが、その前からドナルド・トランプの支持者はそのように主張していた。

 トランプ支持者はワシントンDCに乗り込んで抗議活動を展開した。その際、複数の警官に集団が誘導されているように見える映像が存在、警備側が抗議活動の参加者を建物への乱入を演出したのでないかと疑う人もいる。

 結局、数百人が上院の議場へなだれ込もうとし、女性がドアの前で警官に銃撃されて死亡するという出来事が引き起こされた。女性はドアを突破しようとしていたようには見えず、銃撃した警官は陰に隠れていた。銃撃の瞬間を撮影した動画をインターネット上で見ることが可能だが、それを見る限り、射殺しなければならない状況とは思えない。その女性のほか3名も死亡しているが、死因は不明だ。

 こうした出来事を理由として夜間外出禁止令を出したりツイッターのアカウントが使用停止になったりしているが、説得力に欠ける。人びとの外出を制限し、発言を封じ込めたいだけだろう。COVID-19(2019年-新型コロナウイルス感染症)の騒動で行っていることだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101120002/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c33

[近代史4] 火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出したオバマ大統領 中川隆
13. 中川隆[-8312] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:46:21 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[14]
2021.01.13
米国で戦争色の濃い陣容の政権が作られる中、言論統制が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/


 ジョシュ・ホーリー米上院議員は2020年の大統領選挙をテーマにした本を『巨大技術の専制』というタイトルでサイモン&シュスターから出す予定だったが、ここにきて​出版を拒否​されたようだ。ジョー・バイデンにとってマイナスになる情報は封じ込められているが、そうした検閲のひとつだと言えるだろう。

 その一方、ドナルド・トランプに対する罵詈雑言は許されている。ホワイトハウスの広報部長に指名された直後、ニューヨーカー誌のインタビューでドナルド・トランプ政権のメンバーを批判、その10日後に解任されたアンソニー・スカラムーチはその後、反トランプの立場を鮮明にし、トランプを刑務所へ入れろと叫んでいる。

 有力メディアやシリコンバレーの巨大企業に守られたバイデンは次期政府を好戦的な人物で固めつつある。戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与、国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンが就任する予定。

 情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務め、「血まみれジーナ」とも呼ばれているジーナ・ハスペルCIA長官と親しいと言われている。

 ヘインズは2013年8月から15年1月までCIA副長官、15年1月から17年1月まで国家安全保障副補佐官を務めているが、その間、2014年に上院外交委員会は違法な拘束や拷問に関する報告書を発表している。

 常識的に考えれば違法な拘束や拷問は良くないことだが、支配者の世界では違う。違法な拘束や拷問が行われていると内部告発した人びとは厳罰に処されたが、実行者は責任を問われていない。

 委員会の報告書もCIAからの圧力で大半が削除されたものだった。この委員会の委員長だったダイアン・ファインスタインによると、CIA長官を務めていたジョン・ブレナンがファインスタインのスタッフをスパイ、委員会の調査を監視するために上院のコンピュータをハッキングしていたという。

 ハッキングしたり拷問したCIAのオフィサーを処分しないと決定するうえで重要な役割を果たしたのはCIA副長官を務めていたヘインズ。バラク・オバマ大統領はドローン(無人機)を使った暗殺工作を行ったが、この工作でもヘインズは重要な役割を果たした。

 ここにきて注目されているのは国務省の人事。長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、​ウェンディー・シャーマンが副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定​だ。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したネオ・ナチを使ったクーデターを国務次官補として現場で指揮していた人物。このクーデターをホワイトハウスで指揮していたのがバイデンである。ヌランド本人もシオニストの一派であるネオコンに属しているが、夫のロバート・ケイガンもネオコンの大物として有名。

 ヌランドはCNASのCEOも務めているが、この団体には理事としてヘインズ、オバマ政権の国防次官で好戦派としても知られているミシェル・フローノイ、日本の軍事化政策とも関係の深いリチャード・アーミテージやカーク・キャンベルも含まれている。

 シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、彼女の弟子に当たるのがスーザン・ライスである。ビル・クリントン政権の第1期目はユーゴスラビアを軍事侵略しろという有力メディアの圧力を跳ね返し、外交的に問題を解決しようとしていた。

 そのクリントンはスキャンダルで追い詰められ、1997年1月に国務長官をウォーレン・クリストファーからオルブライトへ交代させた。前年の5月、オルブライトはテレビ番組「60ミニッツ」で国連によるイラクに対する経済戦争で約50万人の子どもが殺されていることについて聞かれ、「それだけの価値はある」と答えている。

 クリストファーは外交を優先する人物だったが、好戦的なオルブライトは1998年にユーゴスラビアの空爆支持を表明した。1999年にNATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃して建造物を破壊、多くの人を殺戮して国を解体した。この戦争からアメリカの軍事侵略は本格化したわけである。

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは宣言した。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。そのため、2020年の大統領選挙でどうしてもバイデンを勝たせる必要があった。実態はどうであれ、勝ったことにする必要があった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1137.html#c13

[近代史5] ネオコンの中核メンバー 中川隆
21. 中川隆[-8311] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:47:07 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[15]
2021.01.13
米国で戦争色の濃い陣容の政権が作られる中、言論統制が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/


 ジョシュ・ホーリー米上院議員は2020年の大統領選挙をテーマにした本を『巨大技術の専制』というタイトルでサイモン&シュスターから出す予定だったが、ここにきて​出版を拒否​されたようだ。ジョー・バイデンにとってマイナスになる情報は封じ込められているが、そうした検閲のひとつだと言えるだろう。

 その一方、ドナルド・トランプに対する罵詈雑言は許されている。ホワイトハウスの広報部長に指名された直後、ニューヨーカー誌のインタビューでドナルド・トランプ政権のメンバーを批判、その10日後に解任されたアンソニー・スカラムーチはその後、反トランプの立場を鮮明にし、トランプを刑務所へ入れろと叫んでいる。

 有力メディアやシリコンバレーの巨大企業に守られたバイデンは次期政府を好戦的な人物で固めつつある。戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与、国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンが就任する予定。

 情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務め、「血まみれジーナ」とも呼ばれているジーナ・ハスペルCIA長官と親しいと言われている。

 ヘインズは2013年8月から15年1月までCIA副長官、15年1月から17年1月まで国家安全保障副補佐官を務めているが、その間、2014年に上院外交委員会は違法な拘束や拷問に関する報告書を発表している。

 常識的に考えれば違法な拘束や拷問は良くないことだが、支配者の世界では違う。違法な拘束や拷問が行われていると内部告発した人びとは厳罰に処されたが、実行者は責任を問われていない。

 委員会の報告書もCIAからの圧力で大半が削除されたものだった。この委員会の委員長だったダイアン・ファインスタインによると、CIA長官を務めていたジョン・ブレナンがファインスタインのスタッフをスパイ、委員会の調査を監視するために上院のコンピュータをハッキングしていたという。

 ハッキングしたり拷問したCIAのオフィサーを処分しないと決定するうえで重要な役割を果たしたのはCIA副長官を務めていたヘインズ。バラク・オバマ大統領はドローン(無人機)を使った暗殺工作を行ったが、この工作でもヘインズは重要な役割を果たした。

 ここにきて注目されているのは国務省の人事。長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、​ウェンディー・シャーマンが副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定​だ。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したネオ・ナチを使ったクーデターを国務次官補として現場で指揮していた人物。このクーデターをホワイトハウスで指揮していたのがバイデンである。ヌランド本人もシオニストの一派であるネオコンに属しているが、夫のロバート・ケイガンもネオコンの大物として有名。

 ヌランドはCNASのCEOも務めているが、この団体には理事としてヘインズ、オバマ政権の国防次官で好戦派としても知られているミシェル・フローノイ、日本の軍事化政策とも関係の深いリチャード・アーミテージやカーク・キャンベルも含まれている。

 シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、彼女の弟子に当たるのがスーザン・ライスである。ビル・クリントン政権の第1期目はユーゴスラビアを軍事侵略しろという有力メディアの圧力を跳ね返し、外交的に問題を解決しようとしていた。

 そのクリントンはスキャンダルで追い詰められ、1997年1月に国務長官をウォーレン・クリストファーからオルブライトへ交代させた。前年の5月、オルブライトはテレビ番組「60ミニッツ」で国連によるイラクに対する経済戦争で約50万人の子どもが殺されていることについて聞かれ、「それだけの価値はある」と答えている。

 クリストファーは外交を優先する人物だったが、好戦的なオルブライトは1998年にユーゴスラビアの空爆支持を表明した。1999年にNATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃して建造物を破壊、多くの人を殺戮して国を解体した。この戦争からアメリカの軍事侵略は本格化したわけである。

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは宣言した。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。そのため、2020年の大統領選挙でどうしてもバイデンを勝たせる必要があった。実態はどうであれ、勝ったことにする必要があった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/262.html#c21

[近代史5] 軍産複合体 _ 戦争ビジネスの世界 中川隆
12. 中川隆[-8310] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:47:36 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[16]
2021.01.13
米国で戦争色の濃い陣容の政権が作られる中、言論統制が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/


 ジョシュ・ホーリー米上院議員は2020年の大統領選挙をテーマにした本を『巨大技術の専制』というタイトルでサイモン&シュスターから出す予定だったが、ここにきて​出版を拒否​されたようだ。ジョー・バイデンにとってマイナスになる情報は封じ込められているが、そうした検閲のひとつだと言えるだろう。

 その一方、ドナルド・トランプに対する罵詈雑言は許されている。ホワイトハウスの広報部長に指名された直後、ニューヨーカー誌のインタビューでドナルド・トランプ政権のメンバーを批判、その10日後に解任されたアンソニー・スカラムーチはその後、反トランプの立場を鮮明にし、トランプを刑務所へ入れろと叫んでいる。

 有力メディアやシリコンバレーの巨大企業に守られたバイデンは次期政府を好戦的な人物で固めつつある。戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与、国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンが就任する予定。

 情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務め、「血まみれジーナ」とも呼ばれているジーナ・ハスペルCIA長官と親しいと言われている。

 ヘインズは2013年8月から15年1月までCIA副長官、15年1月から17年1月まで国家安全保障副補佐官を務めているが、その間、2014年に上院外交委員会は違法な拘束や拷問に関する報告書を発表している。

 常識的に考えれば違法な拘束や拷問は良くないことだが、支配者の世界では違う。違法な拘束や拷問が行われていると内部告発した人びとは厳罰に処されたが、実行者は責任を問われていない。

 委員会の報告書もCIAからの圧力で大半が削除されたものだった。この委員会の委員長だったダイアン・ファインスタインによると、CIA長官を務めていたジョン・ブレナンがファインスタインのスタッフをスパイ、委員会の調査を監視するために上院のコンピュータをハッキングしていたという。

 ハッキングしたり拷問したCIAのオフィサーを処分しないと決定するうえで重要な役割を果たしたのはCIA副長官を務めていたヘインズ。バラク・オバマ大統領はドローン(無人機)を使った暗殺工作を行ったが、この工作でもヘインズは重要な役割を果たした。

 ここにきて注目されているのは国務省の人事。長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、​ウェンディー・シャーマンが副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定​だ。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したネオ・ナチを使ったクーデターを国務次官補として現場で指揮していた人物。このクーデターをホワイトハウスで指揮していたのがバイデンである。ヌランド本人もシオニストの一派であるネオコンに属しているが、夫のロバート・ケイガンもネオコンの大物として有名。

 ヌランドはCNASのCEOも務めているが、この団体には理事としてヘインズ、オバマ政権の国防次官で好戦派としても知られているミシェル・フローノイ、日本の軍事化政策とも関係の深いリチャード・アーミテージやカーク・キャンベルも含まれている。

 シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、彼女の弟子に当たるのがスーザン・ライスである。ビル・クリントン政権の第1期目はユーゴスラビアを軍事侵略しろという有力メディアの圧力を跳ね返し、外交的に問題を解決しようとしていた。

 そのクリントンはスキャンダルで追い詰められ、1997年1月に国務長官をウォーレン・クリストファーからオルブライトへ交代させた。前年の5月、オルブライトはテレビ番組「60ミニッツ」で国連によるイラクに対する経済戦争で約50万人の子どもが殺されていることについて聞かれ、「それだけの価値はある」と答えている。

 クリストファーは外交を優先する人物だったが、好戦的なオルブライトは1998年にユーゴスラビアの空爆支持を表明した。1999年にNATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃して建造物を破壊、多くの人を殺戮して国を解体した。この戦争からアメリカの軍事侵略は本格化したわけである。

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは宣言した。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。そのため、2020年の大統領選挙でどうしてもバイデンを勝たせる必要があった。実態はどうであれ、勝ったことにする必要があった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/314.html#c12

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
31. 中川隆[-8309] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:48:07 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[17]
2021.01.13
米国で戦争色の濃い陣容の政権が作られる中、言論統制が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/


 ジョシュ・ホーリー米上院議員は2020年の大統領選挙をテーマにした本を『巨大技術の専制』というタイトルでサイモン&シュスターから出す予定だったが、ここにきて​出版を拒否​されたようだ。ジョー・バイデンにとってマイナスになる情報は封じ込められているが、そうした検閲のひとつだと言えるだろう。

 その一方、ドナルド・トランプに対する罵詈雑言は許されている。ホワイトハウスの広報部長に指名された直後、ニューヨーカー誌のインタビューでドナルド・トランプ政権のメンバーを批判、その10日後に解任されたアンソニー・スカラムーチはその後、反トランプの立場を鮮明にし、トランプを刑務所へ入れろと叫んでいる。

 有力メディアやシリコンバレーの巨大企業に守られたバイデンは次期政府を好戦的な人物で固めつつある。戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与、国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンが就任する予定。

 情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務め、「血まみれジーナ」とも呼ばれているジーナ・ハスペルCIA長官と親しいと言われている。

 ヘインズは2013年8月から15年1月までCIA副長官、15年1月から17年1月まで国家安全保障副補佐官を務めているが、その間、2014年に上院外交委員会は違法な拘束や拷問に関する報告書を発表している。

 常識的に考えれば違法な拘束や拷問は良くないことだが、支配者の世界では違う。違法な拘束や拷問が行われていると内部告発した人びとは厳罰に処されたが、実行者は責任を問われていない。

 委員会の報告書もCIAからの圧力で大半が削除されたものだった。この委員会の委員長だったダイアン・ファインスタインによると、CIA長官を務めていたジョン・ブレナンがファインスタインのスタッフをスパイ、委員会の調査を監視するために上院のコンピュータをハッキングしていたという。

 ハッキングしたり拷問したCIAのオフィサーを処分しないと決定するうえで重要な役割を果たしたのはCIA副長官を務めていたヘインズ。バラク・オバマ大統領はドローン(無人機)を使った暗殺工作を行ったが、この工作でもヘインズは重要な役割を果たした。

 ここにきて注目されているのは国務省の人事。長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、​ウェンディー・シャーマンが副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定​だ。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したネオ・ナチを使ったクーデターを国務次官補として現場で指揮していた人物。このクーデターをホワイトハウスで指揮していたのがバイデンである。ヌランド本人もシオニストの一派であるネオコンに属しているが、夫のロバート・ケイガンもネオコンの大物として有名。

 ヌランドはCNASのCEOも務めているが、この団体には理事としてヘインズ、オバマ政権の国防次官で好戦派としても知られているミシェル・フローノイ、日本の軍事化政策とも関係の深いリチャード・アーミテージやカーク・キャンベルも含まれている。

 シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、彼女の弟子に当たるのがスーザン・ライスである。ビル・クリントン政権の第1期目はユーゴスラビアを軍事侵略しろという有力メディアの圧力を跳ね返し、外交的に問題を解決しようとしていた。

 そのクリントンはスキャンダルで追い詰められ、1997年1月に国務長官をウォーレン・クリストファーからオルブライトへ交代させた。前年の5月、オルブライトはテレビ番組「60ミニッツ」で国連によるイラクに対する経済戦争で約50万人の子どもが殺されていることについて聞かれ、「それだけの価値はある」と答えている。

 クリストファーは外交を優先する人物だったが、好戦的なオルブライトは1998年にユーゴスラビアの空爆支持を表明した。1999年にNATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃して建造物を破壊、多くの人を殺戮して国を解体した。この戦争からアメリカの軍事侵略は本格化したわけである。

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは宣言した。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。そのため、2020年の大統領選挙でどうしてもバイデンを勝たせる必要があった。実態はどうであれ、勝ったことにする必要があった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c31

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
16. 中川隆[-8308] koaQ7Jey 2021年1月13日 11:48:26 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[18]
2021.01.13
米国で戦争色の濃い陣容の政権が作られる中、言論統制が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/


 ジョシュ・ホーリー米上院議員は2020年の大統領選挙をテーマにした本を『巨大技術の専制』というタイトルでサイモン&シュスターから出す予定だったが、ここにきて​出版を拒否​されたようだ。ジョー・バイデンにとってマイナスになる情報は封じ込められているが、そうした検閲のひとつだと言えるだろう。

 その一方、ドナルド・トランプに対する罵詈雑言は許されている。ホワイトハウスの広報部長に指名された直後、ニューヨーカー誌のインタビューでドナルド・トランプ政権のメンバーを批判、その10日後に解任されたアンソニー・スカラムーチはその後、反トランプの立場を鮮明にし、トランプを刑務所へ入れろと叫んでいる。

 有力メディアやシリコンバレーの巨大企業に守られたバイデンは次期政府を好戦的な人物で固めつつある。戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与、国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンが就任する予定。

 情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務め、「血まみれジーナ」とも呼ばれているジーナ・ハスペルCIA長官と親しいと言われている。

 ヘインズは2013年8月から15年1月までCIA副長官、15年1月から17年1月まで国家安全保障副補佐官を務めているが、その間、2014年に上院外交委員会は違法な拘束や拷問に関する報告書を発表している。

 常識的に考えれば違法な拘束や拷問は良くないことだが、支配者の世界では違う。違法な拘束や拷問が行われていると内部告発した人びとは厳罰に処されたが、実行者は責任を問われていない。

 委員会の報告書もCIAからの圧力で大半が削除されたものだった。この委員会の委員長だったダイアン・ファインスタインによると、CIA長官を務めていたジョン・ブレナンがファインスタインのスタッフをスパイ、委員会の調査を監視するために上院のコンピュータをハッキングしていたという。

 ハッキングしたり拷問したCIAのオフィサーを処分しないと決定するうえで重要な役割を果たしたのはCIA副長官を務めていたヘインズ。バラク・オバマ大統領はドローン(無人機)を使った暗殺工作を行ったが、この工作でもヘインズは重要な役割を果たした。

 ここにきて注目されているのは国務省の人事。長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、​ウェンディー・シャーマンが副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定​だ。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したネオ・ナチを使ったクーデターを国務次官補として現場で指揮していた人物。このクーデターをホワイトハウスで指揮していたのがバイデンである。ヌランド本人もシオニストの一派であるネオコンに属しているが、夫のロバート・ケイガンもネオコンの大物として有名。

 ヌランドはCNASのCEOも務めているが、この団体には理事としてヘインズ、オバマ政権の国防次官で好戦派としても知られているミシェル・フローノイ、日本の軍事化政策とも関係の深いリチャード・アーミテージやカーク・キャンベルも含まれている。

 シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、彼女の弟子に当たるのがスーザン・ライスである。ビル・クリントン政権の第1期目はユーゴスラビアを軍事侵略しろという有力メディアの圧力を跳ね返し、外交的に問題を解決しようとしていた。

 そのクリントンはスキャンダルで追い詰められ、1997年1月に国務長官をウォーレン・クリストファーからオルブライトへ交代させた。前年の5月、オルブライトはテレビ番組「60ミニッツ」で国連によるイラクに対する経済戦争で約50万人の子どもが殺されていることについて聞かれ、「それだけの価値はある」と答えている。

 クリストファーは外交を優先する人物だったが、好戦的なオルブライトは1998年にユーゴスラビアの空爆支持を表明した。1999年にNATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃して建造物を破壊、多くの人を殺戮して国を解体した。この戦争からアメリカの軍事侵略は本格化したわけである。

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブは宣言した。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。そのため、2020年の大統領選挙でどうしてもバイデンを勝たせる必要があった。実態はどうであれ、勝ったことにする必要があった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101130000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c16

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
87. 中川隆[-8307] koaQ7Jey 2021年1月13日 12:11:02 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[19]
【トランプ速報】大逆転の最終シナリオを入手!反乱法発動で、就任式にどんでん返しか…ジェームズ斉藤!
2021.01.12
https://tocana.jp/2021/01/post_194775_entry.html

 現在、ワシントンD.C.にいるジェームズ斉藤から大統領就任関連の速報第3弾が届いた! 「1月10日の朝、起きるととんでもないものを目にした」というのだ。緊迫するアメリカの首都の今を緊急レポート!

ジェームズ 速報です。昨日(米国時間で9日土曜日)の夜、トランプ大統領が反乱法を発動したらしいんですよ。これは国内で動乱があった時に軍を動員して鎮圧させるのを正当化するものなんです。本当に発動されたかどうかは、私のトランプ政権関係者の人脈でも意見が別れ、現時点では様々な情報が交錯しています。しかし、反乱法をこのタイミングで発動するなら必ず秘密裏でやると思います。実際、ワシントンはこの週末で情勢が劇的に変化しました。今日(米国時間の日曜日)の朝、私が起きてホテルのエレベーターに乗ると迷彩服を着込んだ軍人たちがドサッと入ってきたんですよ。「なんだ、これ」と思ってロビーに降りたら軍人がバスに乗ってきてドンドン入ってきてチェックインしているんです。これは7日にライアン・マッカーシー米陸軍長官が「20日の大統領就任式の治安維持のために州兵を6200人集める」と発表した結果なんですが、目の当たりにすると異常なんですよ。なにしろ、私が泊まっているホテルはいま軍人だらけになっていますから。

──その件はインターネットでもいま話題になっていますね。「ワシントンが軍人だらけだ」と言ってTwitterにあげる人間がたくさんいます。その一方で、「就任式ではこのぐらいの警備は普通だ。俺も去年警備したからわかる」とか書いてる元軍人もいてよくわからないんですけど、実際はやっぱり異常なんですか?

ジェームズ 異常ですね。私も歴代の大統領就任式前後のワシントンの様子は実際に体験しているので知っています。その時期は警備も強化されますし、軍人も多くなりますが、今回は異常ですね。なにしろ、議会の周りだけでなく、ワシントンの街中でも普通に迷彩服を来た軍人がいるんですから。それもファーストフードの袋を持ったりして普通に歩いています。コンビニでも律儀に一般人の列に紛れ込んでレジを待っています。見た目、日本のGHQ統治時代を彷彿させる、「軍政下ワシントン」に完全になっているんですよ。(笑)


1、ワシントンのホテルでの写真。軍人が軍服姿でのんきに弁当を持ってエレベーターに乗り、自分の部屋に戻っている。

──銃とかも携帯しているんですか?

ジェームズ さすがにM-16みたいなものは持っていませんけど、ピストルは普通に携帯したままです。それがマックのポテトを食べながら歩いているんです。軍紀がバラバラで、これが大日本帝国陸軍だと即軍法会議に晒されるぐらいですね(笑)。


2、軍人がロビーとラウンジを完全に占拠し、作戦会議をしている。一般客は肩身の狭い思いをしている。一般市民に配慮ゼロの態度は通常ならば顰蹙ものだが、反乱法が発動されたのであれば納得できる。

──アメリカの首都とは思えないですね(笑)。

ジェームズ 思えないです。1月6日の暴動で警備を強化するというのはわかるんですよ。しかし、6200人って微妙な数なんですよ。というのも、現時点で16日、17日、19日、20日にミリシャ(民兵)による100万人規模のデモが計画されています。その治安に当たるというのであれば、6200人は少ないです。その一方で、6200人という数は、ワシントン首都警察の全警察官3900人よりも多いんです。首都警察はバウザーという民主党の黒人の市長が実権を握っているんで彼女の影響下にあるんですが、その首都警察よりも州兵は強力になっています。


──つまり、警備目的ではないかもしれないと。

ジェームズ そうです。そこでトランプが反乱法にサインしているんじゃないかという情報とリンクしてくるんです。この6200人を呼んだのは、州兵の最高指揮官である大統領の可能性が十分にあるんですよ。さらに、いまワシントン近郊の3つの飛行場レーガン空港とダレス空港、そしてメリーランド州のボルチモア空港がすべて軍のみが使える状態になっています。これはどういうことかというと、ワシントンD.C.がいま陸の孤島になっているということです。事実上の軍事占領の状態になってると思うんですよ(のちにバウザー市長は緊急事態宣言を連邦政府に対し要請し、トランプ大統領は即座に承認した)。


3、ワゴン車から大量に軍人が膨大な荷物を引っ下げて降りてくる。向かう先はホテルで、軍人が次から次へと普通にチェックインするという不思議な事態が延々と続く。

──そうですね。道路なんて6000人軍人がいれば塞ぐことは簡単でしょうしね。じゃあ、いまワシントンは極度の緊張状態なんですか?

ジェームズ ところがそうではありません。さきほどホテルにいた軍人とも話したんですが、就任式の警備に来ただけだと言ってましたし、街中も緊迫感はありません。ですから、気づかないうちに外堀を埋めている感じがしますね。で、これは未確認情報なのですが、いまペンス副大統領がワシントンにいないかもしれないんです。海外にいるらしいという、噂レベルの話があります。で、海外ではいまパキスタン、ドイツ、中国などで大停電が起きているんです。それが不正選挙のドミニオン関係の出来事だと囁かれています。さらに、今週か来週、不正選挙に関する証拠が出てくると言われています。

──いろんなものが20日に向けて一気に動いている感じですね。

ジェームズ そうなんですよ。ただし、噂レベルなので、結局、なにも出ない可能性も十分にあるのですが(笑)。普通ならこのような噂は私のトランプ政権関係者や新CIA右派の関係者に聞くとすぐわかりますが、おそらく今回はトランプ大統領のみぞ知る状態で、しかもTwitterなどの情報網が完全にシャットダウンされているので、本人から音沙汰もありません。そういう中で首都が事実上軍事占領されているんです。そして、いま議会ではトランプを蹴落とすために修正第25条に関する議論をしています。民主党の下院議長ペロシが陣頭指揮を取ってやってるんですけど、なぜ、いまこれをやるのかですよ。だって、普通に考えたってトランプの大統領職は1月20日の正午で終わりですよ。

──残り10日間ぐらいですよね。

ジェームズ その10日間のためにトランプを急いで蹴落とす理由はトランプが最後の手段を発動すると認識しているからです。それが反乱法であり、究極は戒厳令です。最初に言ったようにすでに反乱法は出ている可能性があります。可能性というのは、トランプにとって反乱法を発動したと公表するメリットがないからです。密かに発動して行動を起こせばいいだけなのです。

──反乱法が発動されるとどうなるんですか?

ジェームズ まず、国のトップが大統領ではなく、軍のトップになるんですよ。といっても軍のトップは大統領なので、トランプが最高指揮官になるんですが。ただし、権限は大統領よりも上になります。通常は議会と司法、大統領による三権分立ですが、反乱法が発動すると軍のトップつまりトランプは議会や司法よりも上に立つことができるんです。主要メディアとかではあまりニュースにしていませんが、トランプの側近たちがそういう情報をいま流しているんですよ、ソーシャルメディアで。

──もしかしたら着々と計画が進行しているかもしれないんですね。ちなみに、トランプはいまどうしているんですか?

ジェームズ トランプはいまホワイトハウスに籠もっています。実は就任式は議会でやらなければいけないというわけではありません。例えば、ケネディが殺された直後に副大統領のジョンソンが大統領になったんですけど、就任式は行われずに飛行機の中で宣誓をしたんです。トランプの計算では、選挙の大どんでん返しをやってホワイトハウスで就任式をやるという話もトランプ政権関係者からは聞いております。


,大量に物資が届けられ、ホテルのロビーが荷物置き場になっている。物資の量から持久戦が想定され、ホテルが後方支援の拠点と化した。ちなみにこのホテルは5つ星である。


──それをやると大統領が二人の南北朝時代っぽくなっちゃいそうですが(苦笑)。

ジェームズ それも画策しているらしいんですよ。もうアメリカはなんでもありになってきました(笑)。軍を使い始めたのが危険な兆候ですね。

──その最後の手段が戒厳令なんですね。

ジェームズ そうです。戒厳令では憲法を一時的に停止できるんで。特にヘイビアス・コーパスが停止できるんですね。ヘイビアス・コーパスというのは「裁判の過程を経ずには逮捕はできない」というものなんですが、憲法を停止するとこれも停止になって、裁判の手続きを経ずに身柄を拘束することができるようになるんです。実際、1861年の時にリンカーン大統領が戒厳令を出してヘイビアス・コーパスを停止したんですよ。それで南軍のスパイとみなされたものはことごとく逮捕されて投獄されたんです。州兵がここまでいるってことはたぶん、それを想定してる可能性が高いんですよ。ヘイビアス・コーパスが停止した状態で治安を保つためには軍人6000人以上が必要と判断して、いま事実上の軍事占領の状態になってる可能性がありますね。でなければ、6200人も軍を動員する必要はないと思うんですよ。


5,軍人が普通にファーストフード店から出てきて食べながら信号待ちをしている。軍紀はバラバラで、緊張感ゼロ。彼らは真の任務を伝えられていないかのようである。

──そうすると、16、17、19、20日のミリシャのデモには州兵はどういう対応をしそうですか?

ジェームズ 当然、治安維持のために州兵は来てるわけですから、そう動くはずなんですが、ここも少し変な話で、もともと民兵と州兵は仲間なんですよ。しかも、民兵は、日本人が考えるような文字通りの私兵や、武器を持って集まっただけのミリタリーオタクではないです。ちゃんと憲法で認められた勢力で、修正第2条に銃所持の権利と民兵に関する記述があるんです。アメリカ合衆国の自由を担保する勢力として認めると書いてあります。さらに、民兵の最高指揮官はトランプです。これも憲法に書いてあります。米国の建国の父は連邦政府の暴走を常に危惧し、全米に民兵ネットワークを張り巡らし、一般市民が常に中央政府に銃口を向けるような国を作りました。1776年の独立戦争で第一発を撃ったのも民兵です。組織的にも民兵の上部組織が州兵になっていますから、州兵が民兵を制圧するって、もともとおかしな構図で、派遣されている州兵はなんのためにきたのか、治安維持という目的だったら、「じゃあ何から守るのか」ってことですね。つまり、民兵の暴走から街を守るのか、民主党の暴走から国を守るのか、全然意味が違いますから。

──でも、民主党側だってミリシャと州兵のつながりはわかっているんですよね。

ジェームズ もちろんです。ですから、民主党側は非合法組織であるアンティファやBLM、そして合法組織であるワシントン首都警察で守る形になると思います。ただし、どうなるかはわかりません。いま情報が乱れ飛んでいて完全にいまアメリカの首都はカオスです。まあ、確かに例年、この時期のワシントンはカオス化するんですよ。4年前のトランプの第一期目の大統領就任式の時は、アンティファが暴れまわって街中を壊しまくってました。私も相当被害を受けました。あとはフェミニストが全米から100万人集まって行進もしていました。お陰で、警察が電波傍受をしまくり、スマホが全く使えない状態が何十時間も続きました。しかし、今回はそんなレベルではないです。軍人の数といい、ミリシャたちの数といい、いつどこで暴走が起こるか本当にわからない状態ですね。(この後ジェームズから「1月16日から起こるとされるミリシャのデモは、どの団体が組織しているかわからず、新CIA右派の間では極左の罠という認識がいま広まっている。これについては次回以降詳しく説明する」との緊急速報が入った)。

──わかりました。続報をお待ちしています!
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c87

[番外地8] デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません 中川隆
1. 中川隆[-8306] koaQ7Jey 2021年1月13日 15:10:28 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[21]
デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
MMT論者は需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
そもそも需要や供給で意味が有るのは農業・食品や日用品、自動車・家電製品、輸送・電力・ガス・水道、土木・建設、介護・病院・学校関係くらいです。 それ以外の需要や供給は有っても無くても大して変わらないので、需要・供給の数値には意味は有りません:
今は技術の進歩で、日本人の1/3が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
警察・防衛、司法・行政・政治を含めても、まともな意味の有る仕事をしているのは日本人の半分だけでしょう。
そもそも輸出品の供給力に対応する需要は海外の購買力なので、日本の内需を拡大しても輸出や日本への観光客が増える訳ではないのです。 言い換えると、日本人の 半分はやる仕事が無いんですね。少子化は意図的に進めるのが正しいのです。
政府が公共事業で需要を増やしたところで日本人の 半分がやっている、やってもやらなくても何も変わらないどうでもいい仕事の量が増える事はありません。その金は不動産や株式市場に流れてバブルを起こすだけです。起業するより不動産や多国籍の株を買った方がリスクが低いし儲かりますからね。
日本人の 半分 は、風俗、水商売、パチンコ、ヤクザとか、(スキー場・温泉宿・タクシー・ガソリンスタンド・コンビニ・回転寿司・ファミリーレストラン・ラーメン屋・飲み屋・調剤薬局・歯医者・弁護士・地方銀行・保険会社・証券会社みたいに既に適正数の何倍も店舗がある、やってもやらなくても何も変わらない労働生産性がゼロに近いサービス業をやって何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 半分がやる仕事ができるという訳ではないですね。
現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです:
(農業就業人口は引き続き減少・高齢化)
農業就業人口のうち基幹的農業従事者(*2)数は、186万2千人となり、前年に比べて18万9千人(9.2%)減少し、200万人を下回りました。 また、65歳以上の割合は59.1%と前年に比べて2ポイント低下したものの6割を占めており、平均年齢も66歳と高齢化が進んでいます。
MMT論者は緊縮財政を続けると日本の供給力が壊滅して開発途上国になると騒いでいますが、元々日本は供給力が増えすぎて困っているのです。 食料も電気製品も住居も土地も日本では有り余っています。 ただ、労働者の賃金が安くて世の中に有り余っているものを消費できないというだけです。デフレギャップを減らすには、終戦直後にGHQがやった様に、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせて労働者に再分配するしかありません。国債発行や公共事業をいくらやっても、増えた金はすべて資本家に持って行かれるだけで、労働者の実質賃金はどんどん下がっていきます。

日本の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。

セブンイレブン、業績好調なのに大量閉店の闇〜月収26万円で疲弊するオーナーたち=栫井駿介 2019年10月24日
https://www.mag2.com/p/money/798181

ラーメン店の倒産急増で過去最多を更新か…六角家本店が破産、幸楽苑は店舗大量閉鎖(Business Journal)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/812.html


安物・粗悪品の製造会社、アマゾンに対抗できない小売店、国債の利息でなんとか生きながらえている地方銀行、海外からの技術研修生を使わないとやっていけない会社、コンビニより多い歯科医院、外人留学生が居ないとやっていけない大学・専門学校、インバウンドで食べている旅館・観光会社、風俗等のヤクザのしのぎになっている仕事、パチンコ・IR

すべて日本の生産性を下げているだけの無意味・無駄な仕事です。

______

起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
起業しても10%以下しか継続できない
起業家の厳しい実態

10数年前から日本政府は起業を奨励していて、起業すれば必ず成功するかのようなキャンペーンをやっていました。

ブームに乗って実際に起業した人たちがどうなったか検証してみると、政府が振りまいた夢とは正反対の現実があった。

中小企業白書によると個人事業主として開業した人の約3割が、1年以内に廃業し、2年で約半数、10年後には88%が廃業しています。


個人ではなく会社を設立した場合、1年以内で6割が廃業(倒産)し、5年後には85%が廃業、10年後に残っているのは6%でした。

個人事業主より会社設立の方が、より速いペースで廃業しているのが分かります。
いわば人生のピークで勝負をかけて起業するのだが、統計からは例外を除いて失敗に終わっています。
「起業に成功する人、失敗する人」のような本は多く出ていますが、そもそも会社の数は足りているのです。


現在存在している会社だけで世の中は足りているのに、そこに割って入って仕事を奪うのが「起業」だと言えます。

既存の会社には目の敵にされるし、会社員として実績があっても、おそらく助けては貰えないでしょう。

それでも起業して数ヶ月の間は、会社員だった頃のツテやコネから仕事を得られる場合があるが、それも無くなります。


起業する人には何かアイディアがあり「これが世の中に必要とされる筈だ」というような構想があると思います。
ところが革新的なアイディアの99%は、短期間で社会から不要になる事が多いです。

インターネット関係の新しいアイディアは1年もたずに陳腐化してしまい、事業として続かない事が多いです。
日本政策金融公庫の調査で起業家の4割がが月商30万円未満だと発表されました。
月商はもちろん売上げであって、そこから様々な経費を差し引いたのが収入になります。

仮に月商の50%が利益になるとしても月収15万円未満な訳で、起業した人の家計が非常に苦しくなるのが分かります。
良く不動産ビジネスで「年商1億円」のように言う人が居ますが、不動産の利益は良くて年10%以下と言われています。
しかもこれは借金が無い場合なので、利子の支払いなどがあれば年商1億円でも「年収」は500万円以下かも知れません。
起業家の8割は1人で自宅で仕事をし、最近はネットで仕事をするネット企業家が増えています。
起業した人の多くは会社員時代より収入が減り、しかも労働時間が延びる傾向があります。
働いた分だけ収入になるのは、働かなければ収入がない事なので、特に時給に換算した収入が減少します。
会社では10人分の仕事を10人でやり、起業すると1人分の仕事を1人でやり、一見同じ事に思えるが効率が大幅に悪化します。
時代の波を乗り越えて10年後に事業を続けていられる人は、10%前後というわけです。

______

失業者には国が十分な金を出せばいいだけでしょう。
MMTでお金はいくらでも発行できます。
生活困窮者の生活費を国で出せばいいだけですね。
日本は世界一の金持ち国で対外資産が沢山あるので、日本人は大して働かなくても食べていけるのです。

貧困者を救済した為にインフレになったら資産家の資産が目減りして所得再分配になるし(インフレ税)
超円安になったら日本の輸出企業の一人勝ちで、海外の競合メーカーはすべて倒産するし
日本政府が貧困者にいくらお金をばら撒いても大企業や資本家の資産が減るだけです。
所得再分配するには累進課税では無理で、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせるしかないのです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/760.html#c1

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 3 _ 鴨ネギにされる日本人 中川隆
73. 中川隆[-8305] koaQ7Jey 2021年1月13日 18:13:16 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[24]
2021年のアジア海外移住事情〜タイ・フィリピン、リタイア生活の理想と現実とは=栗原将
2021年1月1日
https://www.mag2.com/p/money/1002382


新型コロナにより国をまたいだ移動制限が続いていますが、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。(『海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』栗原将)

フィリピンへの移住は無理? 2021年は準備・リサーチの期間

新型コロナ感染拡大の影響により、国をまたいだ移動制限が続いています。とはいえ、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。

今回は、新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。

タイについては、特別観光ビザの発給に加え、要求されている手続きを満たして入国許可を得られれば入国できる状況にありました(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。2020年末にかけてタイ国内でも感染拡大が見られますので、最新の状況は在タイ日本国大使館ほか公的機関の情報をご確認ください)。とはいえ、14日間の強制ホテル隔離があり、タイ入国には50万円以上の費用が掛かると考えるべきです。

またフィリピンは2020年12月現在、クオータビザ保有者、配偶者がフィリピン人ですでにSRRVや結婚ビザなどを保有している人、ビジネス関係で特別に政府から入国許可が出た人以外は、入国自体が認められていない状態です。

そして、ここからは今後の予測になりますが、フィリピンは2021年になっても相当厳しい入国制限が続き、これまで日本人の特権だったビザ無し入国は2021年中は不可、タイについても2021年
秋以降になる可能性が高いです。

いずれにしても、コロナ前のように、気軽に旅行できる状態ではないので、事実上、2021年は
海外移住の準備期間・リサーチ期間と考えておくのが妥当ですね。

新型コロナで見えてきた、タイとフィリピン両国の真実を語ります。

国内感染を封じ込めていたタイ、しかし…
タイは、台湾、ニュージーランドの次のレベルで国内感染を封じ込めており、2020年12月14日現在、タイ国内の移動制限もなく、外国人観光客向けの店は閑散としていますが、夜のお店も開いています(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。その後状況は一変、タイでも新型コロナウイルスの感染拡大が見られます)。

※参考:バンコク近郊で548人感染 抑え込み成功のタイで急増―新型コロナ:時事ドットコム(2020年12月20日配信)

国内感染をほぼ封じ込めているので、タイで暮らす人々の間では安心感が広がっており、マスク着用以外は、ほぼ、コロナ前と同様な生活となっていて、日本人の駐在員家族は年末年始、コロナ前なら日本帰国していたのが、タイの国内旅行をする感じです(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日)。

日本への帰国者が相次いでいるフィリピン
フィリピンの方ですが、世界最長のロックダウンと言われるほど、厳しい措置を講じたにもかかわらず、東南アジアでワーストをインドネシアと争うような状態です。

日本のような自粛要請ではなく、外出自体に規制が掛かっていましたので、大変不便な生活となり、僕の知り合いのフィリピン移住していた方、複数が日本に帰国しました。

フィリピンにいては、とてもじゃないが安心・快適な暮らしはできないと判断しての帰国です。

火事場の賄賂要求が横行しているフィリピン
また、知り合いのフィリピン在住者で結婚ビザ保有者の方より、イミグレーション職員から突然、15,000ペソ(3万円)の賄賂を要求され、応じなければ国外追放にする、と脅しを受けたとの報告がありました。

他にも、コンドミニアムの新規テナント入居に伴い、10万円の手数料を要求してきた管理事務所の話など、コロナによる減収を、立場が弱い外国人から埋め合わせようとする行為が目立ってきました。

この点は、タイとの非常に大きな違いで、タイでは、違法行為をしない限り、賄賂を要求されることはほとんどなくなっているのですが、フィリピンではそうはいきません。

フィリピンでは平時から、マニラ空港でスーツケースに銃弾を忍び込ませた上でX線検査をして、見逃す代わりに賄賂を要求することが問題になりましたが(結局、うやむやで終わりました)、コロナでさらにエスカレートしている印象です。

少しでも理不尽なことは許せないという方は、フィリピンは向きませんね。


移住で気になる生活費(食費・居住費・物価)
バンコクでもセブでも「月5万円」暮らすことは可能ですが、それはあくまで、ローカルレベルの生活です。今回はそうではなく、普通の日本人の平均的な暮らしぶりを想定します。

<タイ(バンコク):月20万円で快適生活>
1か月20万円(5万バーツ強)あれば、大きなストレスなく生活できると思います。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(7千円)、残金の約8万円は娯楽や予備費(居酒屋などでの飲酒代含む)という感じですね。

南国のタイにいると、暖房代がかからないなど電気代が非常に安い(1ユニット:4バーツ)です。ワンベッドルーム(35平米)に住んでいた僕の電気代の最高額は、約4,000円/月でした。これはフィリピンの4分の1ほどです。

<フィリピン(セブ):月5万円生活も可能だが…>
バンコクと同じく、1か月20万円(10万ペソ)か、あるいはもうちょっと少なくても生活できます。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(1.5万円)、残金の約6万円は娯楽や予備費です。

フィリピンの電気代は、日本よりも高いです。庶民の家にはエアコン・冷蔵庫・洗濯機がなかったりします。日本人移住者でも、節約派の人は現地の方と同じような生活をして1か月の生活費を5万円以下に抑えたりします。でも、普通の日本からの方は、まずムリですね。

あとは、僕自身のフィリピン生活経験からすると、エアコンが壊れるなどの問題が頻繁に起きて、予想外の出費が発生します。あとは賄賂も出費になります。

ですから、タイよりも予備費は重要になります。予算ぎりぎりで生活していると、何かあったら突然、苦しくなります。

食べ物は日本人の口に合う?
<タイ(バンコク):世界一旨くて安い!※筆者感想>
個人的独断では、庶民レベルの料理が世界一旨くて安いのがタイです。加えて、お米が主食で、ナンプラーという魚醬ベースの味付けが日本人になじみやすいです。

僕自身、タイではほとんど、タイ料理の外食で済ませています。相対的に高い日本食は、よほど食べたくなった時以外は行きません。「日本食いのち!」という人でもまったく心配ないのが、バンコクですね。無数の日本食レストランがあって、レベルも高いです。僕の場合、日本食ならば、自炊で鶏や豚肉と野菜を鍋にして、ポン酢しょうゆで食べるのが好きです。

あと、世界中の人が集まるバンコクですので、ステーキレストランや、イタリアン、フレンチ、アラブ料理などなど、食のバラエティは非常に広く、飽きることはありません。

食事の優先度が高い方は、絶対にバンコクですね。

<フィリピン(セブ):味に難あり?日本食が増えて割高に>
主食は米で、フィリピンの人たちは恐ろしいほど「ごはん」を食べます(若い女性でも、ごはん食べ放題レストランに通います)。しかし、日本人の方で、フィリピン料理がおいしいと言う人は極めて少ないですね…。個人的にも、特に屋台料理は、ちょっと食べられません(かなり、変わった味でも食べられる僕であってもです。

あと、ファストフード店が非常に多いのが特徴ですね。ジョリビー、KFC、マクドナルド、バーガーキングといったお店が、多いところですと50メートル歩けばあります。ですから、ファストフード、アメリカ系の食べ物が好きな人には、とても快適かと思います。

一方、僕の場合は、タイと比べたら、日本食の割合が圧倒的に増え、食費はタイの倍くらいに
なった時期もありました。タイもフィリピンも、ローカルフードなら1食150円くらいです。タイではそれで済ませられるのですが、フィリピンでは無理ですからね。あとは、野菜が高くて、苦しかったですね。ブロッコリーは最低300円、キャベツもそのくらいとかでしたので…。タイは野菜が激安なんで、ここも大きな違いですね。

大気汚染に要注意?タイ・フィリピンの気候は
バンコクもセブも、「年中夏」という感じで、あとは雨期と乾期に分かれるくらいです。

バンコクなら、雨期6月〜11月、乾期12月〜3月、暑期4月〜5月
セブなら、雨期6月〜10月、乾期11月〜5月

という感じです。両方とも乾期が観光のベストシーズンでもあり、湿度が低く過ごしやすいです。春は日本の夏よりも暑くなり、昼間の外出は控えた方がよいくらいですが、夏は日本より涼しいです。

なお、バンコクは冬場に「PM2.5濃度」が上昇し、健康への影響が懸念されるレベルになるときもあります。日本人学校が休校になったこともあったほど。喘息などの疾患をお持ちの方は、注意が必要です。

一方のセブでは、一般的なイメージと異なり、特にセブシティでは排気ガスまみれとなるところが多いです。リゾートエリアのマクタン島(セブ空港がある島)の海沿いのコンドミニアムならば、常に海風が心地よいです。セブにきてまで都会生活を希望する方は少ないと思いますが、住まい周りの空気の綺麗さは重要です。

いずれにしても、日本で生活していますと空気の綺麗さは当たり前ですが、タイやフィリピンの都会では、未だに黒煙をまき散らして走る自動車やバイクがたくさんあります。

タイ人の雰囲気は日本人に近い? 現地の暮らしぶり
<タイ(バンコク):注意すべきは治安よりも「交通事故」>
国民の大部分が仏教徒で、日本人とかなり近い雰囲気があります。周囲の人とあまり、トラブルを起こさない、言い争いをしないで穏やかな人が多いです。道路でも、クラクションを鳴らすことは少なく、道を譲りあうことも多いです。

治安は、日本人女性と小さなお子さんが昼間、街歩きできる位で、普通の生活をしていて怖い思いをすることはありません。

日本でよく報道されている反政府デモですが、日本人の多くが住んでいるスクムビット地区で行われたことはなく、また、事前にデモ会場が告知されるので、そこに近づかなければ、危険な目には遭いません。都市国家の香港とはまったく違います。

注意すべきなのは治安よりも、「交通事故の多さ」ですね。死亡事故は日本の10倍です。とにかく運転が荒い。安全第一ならば、パタヤなど遠出するときには、安心できる日系のレンタカー(運転手付き)サービス利用をおすすめします。

ローカル向けの乗り合いバンに慣れない日本人が乗ったら、具合が悪くなるか、怖くて仕方ない状態になるかもしれません。

<フィリピン(セブ):正直、治安は悪い>
現地の人は、陽気で人懐っこい印象です。英語が公用語なので、片言レベルの日本人の方でも、簡単なコミュニケーションがとりやすいのが、タイと比べた場合のメリットになります(タイは、英語できない人が多いです)。

一方、治安は、正直いって悪いです。日本人女性と小さなお子さんが、ダウンタウンを歩くのは危険です。あと、乗り合いのジープニーでは、スリや強盗に注意が必要。僕自身、携帯電話をすられた経験があります。

リタイアメント移住であれば、現地でトラブルに巻き込まれることはないでしょうが、ビジネスで紛争となり、殺害される日本人が毎年出ていますし、顧問弁護士が殺害されるケースもあります。

また運転マナーもタイと同様、良くないので注意が必要です。

土日・休日の過ごし方
<タイ(バンコク):タイマッサージ2時間で2,000円以下!>
日本よりもはるかに進んでいる大規模ショッピングモール(エムカルティエ、アイコン サイアムなど)で、ショッピング・食事・映画まで冷房が効いた室内で快適に楽しめます。また、タイ国内で楽しい旅行先が多数あります。ゴルフ好きなら毎週ゴルフですし、テニスやサッカーなどのクラブもたくさんあります。

旅行先は、日本人に有名なパタヤだけでなく、王室リゾートとして知られているホアヒン、ワイナリーもある高原リゾートのカオヤイなど、魅力的な観光地がたくさんあって、飽きることはありません。

一方で、特に遠出しなくても、ゆっくり過ごして、午後はタイマッサージを2時間みっちり受けても2,000円もしませんから、病みつきになる人が続出です。

<フィリピン(セブ):海好きならおすすめ!>
セブ移住する人の中で、ダイビング好きは多いですね。近くに綺麗な海がないバンコクとの大きな違いは、ここですね。ダイビング以外にもマリン・アクティビティが色々あるので、海好きな人には良いところです。

ショッピングはマニラほどは洗練されていませんが、アヤラなどのモールはあるので、必要なものは大体そろいます。

セブから近隣のボホール島などにボートが出ていますので、色々な島めぐりも楽しいです。

タイ・フィリピンの医療レベルは?
<タイ(バンコク):まったく心配なし!優れた病院がたくさんある>
まったく心配ないです。タイの医療レベルは高く、世界中からメディカルツーリズム目的に訪れる人がいるくらいです。

日本人居住区には、日本人向けサービスが充実しているサミティベート病院が有名ですし、他にもバンコク病院やバムルングラード病院など、優れた病院がたくさんあります。

一方で、歯科治療など、言葉の問題もあって、日本に帰国したときに集中して治療を受ける、という人も多いです。要は、急病の際には心配ないが、急がない治療、特に手術が発生する場合には、日本で保険治療を受けるのが良いです。

3か月に1度、日本に帰国するなら、クレジットカードの海外旅行傷害保険でほとんど全額カバーされます(これはフィリピンも同じです)。

<フィリピン(セブ):基礎疾患がある方は慎重に>
日本人デスクがある病院に近ければよいですが(セブ ドクターズ病院)、ローカル庶民レベルの病院となると、正直怖いです。

タイのように他国から医療目的でフィリピンに来る人はいません。医療レベルは低いのに、医療費は超高額だからです。ですから、基礎疾患がある方がフィリピン移住というのは、慎重に下調べする必要があります。ちょっとした病気で数百万円の請求とか、十分にあり得ますので。

僕個人の経験では、マニラのマカティ メディカルに常駐しているジャパン・ヘルプ・デスクさんには、さんざんお世話になりました。ここは、完全に日本クオリティの対応で、スタッフさんのご尽力に頭が下がる思いでした。

子どもの教育環境は十分か?
<タイ(バンコク):選択肢は多い。英語教育目的なら難あり>
日本人学校でもインターナショナルスクールでも選択肢は豊富で、インターだと欧米人の子弟の姿を電車などで見かけます。親の送り迎えなしで、ショッピングモールで買い物したりもできているので、それだけバンコクは治安が良いという証拠になりますね。

学校の充実さと治安は問題ないのですが、一方で、タイでは英語は公用語でないので、英語教育目的ならば、マレーシア移住の方がよろしいでしょうね。実際、同じ目的のご家庭はマレーシアが圧倒的に多いです。知り合いで、マレーシアの中学校から慶應ニューヨーク高に入学できた、という事例もありました。

<フィリピン(セブ):教育面では期待できない?>
英語教育という面では魅力ですが、治安の面と学校全般のクオリティは高くないので、まったくフィリピンと関わりない場合の教育移住は、正直おすすめしません。マレーシアの方がいいでしょうね。

コロナでほとんどの学校がオンライン授業となっていますが、正直なところ、フィリピンの教育への優先度は高くないです。かんたんな計算さえできない大人がたくさんいるのですが、それだけ教育水準が低いということです。

日本人にフィリピン不動産を売りたい業者は、「英語ができるから教育水準が高い」みたいなPRをします。しかし、英語以外の能力は非常に低いというのが実情です。

能力が高い医師や専門職は、外国に出てしまいがちです。

移住手続きの難易度
<タイ:ビザは取得しやすい>
ロングステイビザが取れる50歳未満の場合、タイランドエリートが最も容易に取れるビザですが、観光ビザという選択肢もあります。

家族の帯同有無や移住目的にもよりますが、ビザが取れないということはほとんど考えられません。裏金も不要です。

<フィリピン:賄賂での不法入国が問題化。コロナ禍で難易度上昇も>
SRRV(特別居住退職者ビザ)というリタイアメントビザが35歳以上ならば取得できるもので、私自身2014年に取得しました。しかし、現在は新規発給は停止となっています。

理由は、中国人の取得者が、リタイアメントビザなのにもかかわらず、オンラインカジノで大量に労働していたことが議会で批判され、見直しが行われているからです。

加えて、イミグレーションで大量の賄賂での不法入国が内部告発され、外国人の入国自体が厳しくなっているところに、コロナが発生していますので、移住というか、フィリピンへのビザなし入国自体、2021年中には無理では?という声もあるくらいです。

一方、既存のSRRV保有者であっても、フィリピン人配偶者がいなければ入国できない状態であり、正直なところ、ビザの意味ないのでは?という感じです。

タイでは、手続きは必要ですが、ビザの権利は維持されています。それと比べるとフィリピンは万事、制度は不安定で信頼性は低いです。

価値観や優先順位はそれぞれ。目的を持って移住を
様々な検討要素はありますが、“人”が関わるかかわるならば、それが最優先となりますね。

例えば、フィリピン人の彼女ができて、追いかけていくという場合。他の国と比較するのは無意味なわけで、フィリピンにどうやって移住するか?あるいは、移住自体が妥当なのか?を検討する必要があるということです。

また、逆に言えば、多少の不便とかがあっても、好きな人と一緒に過ごせるなら、それが幸せということもあります。

みなさん、それぞれの価値観や優先順位があると思います。それに従うのが一番、大事ですね。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/379.html#c73

[リバイバル3] 大雪の前に、どんな準備をしたらいいのか?気をつけるべきポイントは? 中川隆
8. 中川隆[-8304] koaQ7Jey 2021年1月13日 18:34:21 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[26]
 ああ、今年の冬は……
2021年01月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1371.html

 中津川に移住した2003年頃から2010年頃までの間は、冬になると毎日のように水道管(井戸水配管)がトラブルを起こして、「どんだけ金がかかるんじゃ!」と天を仰ぐ毎日だった。

 当時は、12月から3月くらいまで、毎日マイナス7〜10度程度には下がっていたから、名古屋あたりでの凍結に対する感覚と、中津川での感覚は、まるで異次元、遠い北海道あたりの、あるいは白川郷あたりの生活感覚を持ちだしてこないと、まったく対応できないことを思い知らされた。

 水道管の凍結対策としては、第一に、水道源から一番遠い蛇口をチョロ出ししておく。この加減が難しい。我が家は井戸水だから13度程度の水温があるので、ほとんどの場合は、チョロ出しより少ないポタポタ出しで対応できるのだが、これもマイナス5度くらいまでで、それより下がると、出した水がつららのようになって凍結してしまう。
 こうなると配管の損傷は免れないので、チョロ出しに水量を増やさねばならない。

 ちなみに、水道管が凍結損傷する気温の境目はマイナス4度である。天気予報で、マイナス4度まで下がらないとあっても、実は、気温予測はあまり信用できず、マイナス4度の予想だと、実際にはマイナス6度に下がるのが普通なので、もう氷点下の予報が出ているだけで、念のために凍結対策をしなければならない。

 マイナス6度の予報が出ていると、実際にはマイナス8度くらいまで下がるのが普通なので、対策をしなければ水道管は全滅する。真夜中の3時頃になると、あたかも爆発のような音がして、そのときは、凍結しているから何も起きないが、翌朝、気温が上がり始めると、もの凄い勢いで破損箇所から水が噴き出してくる。周囲には爆発した水道管の破片が散らばっている。
 これまで一晩で8カ所もの破損が起きたことがあった。

 これを予防するため、末端蛇口でチョロ出しをするのだが、それもマイナス8度くらいが限度で、マイナス10度以下に下がると、元栓を閉めて、末端蛇口を解放して水抜きをしなければ間に合わない。
 このとき、水道管内に水が残らないよう、想像力を働かせて工夫する。

 テープヒーターを巻いて通電してあっても、マイナス20度だと凍結するらしい。だから、北海道北部の人には、「チョロ出し」概念がない。必ず「水抜き」をするのだ。
 トイレなど、水を止められない場所では、大型の石油ランタンを燃焼させておけば、室内が0度以下に下がることはない。
 うちではトイレと風呂場にランタンを置いていて、他の蛇口ではチョロ出しになる。

 水抜きをしたとき、水道管の傾斜などの問題で、管内に水が残ると、それが凍結して破損する。
 だから水道配管は、設計段階で、完全な水抜きができるように高低差を思案して敷設しなければならない。なお、傾斜があっても末端蛇口を開けなければ水は抜けない。

 鉄管にすれば多少は強いが、凍結膨張率10%の前には、金属も歯が立たず、真夜中に爆発するのは同じだ。しかし、金属管の場合は、金属バルブが最初に凍結破損(亀裂破壊)することが多い。
 金属配管は、ねじ切りの手間などで高くつく(特にコーティング管)ので、当地のような凍結の多い地域では、わざと破損を前提に、自分で交換修理しやすい塩ビ管を使うのだ。
 塩ビ管の長所は、のこぎりで切断できて、接着剤でつけるだけという手軽さである。

 だから、寒冷地では、自分で補修しやすい塩ビ管を使うのが普通だ。修理を業者に頼んでいては、懐具合が持たない。
 塩ビ管には三種類あって、灰色・青色・赤色とあり、順番に強度や耐熱性が上がるが、いずれも凍結破損を免れることはできない。また使用できる接着剤も、それぞれ専用のものを使う必要があり、注意が必要だ。

 唯一、可塑率が10%あって凍結膨張率10%に対応できる素材として架橋ポリエチレン管がある。これなら、ほぼ凍結破損はないと思いたいが、実は、希に破損が起きる。
 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/blog/37246320/

 とりわけ北海道、信州内陸、飛騨清見などでは、残念だが、ポリエチレン管でも水抜きしなければ持たないそうだ。もちろん塩ビ管や鉄管より圧倒的に強靱だが。結局、マイナス20度以下では、架橋ポリエチレンでも可塑性が失われる可能性があるということだ。
 
 我が家では、いつ水道管が破損しても、すぐに対応できるよう、パイプやバルブやエルボなど補修部品を相当数備蓄している。凍結すればノコギリと糊で対応する。
 実は、今日も破損を修理していて、ブログが遅くなった。
 一番ありふれた破損として、エルボ付近で、接着剤がすっぽ抜けて水が漏れることだ。この場合は、すっぽ抜け部に糊を塗り直してはめるだけなので、簡単なはずだが、そうは問屋が卸してくれない。

 エルボにも亀裂が入っていて、結局、かなり広範囲を作り直さなければならない羽目になった。原因は、新しく作った洗濯機用配管の水抜きを忘れていたからだ。
 多くの場合は、手元にある部品で対応できなくて、ホームセンターに走ることになる。この時期は、ホームセンターでも品切れが多い。とりわけバルブが入手困難だ。

 修理頻度の少ない架橋ポリエチレン管に変えたいが、部品がもの凄く高い。塩ビ管部品の10倍〜20倍の価格なので、全部変えると金額的に躊躇してしまう。
 https://www.haikanbuhin.com/top/item/asp/cate.asp?s_cate4=12016

 2010年以降、昨年までは、ずっと冬期も温暖な日々が続き、当地が極寒の地であることさえ忘れてしまっていた。
 年に数回、マイナス7度になることもあったが、蛇口をポタポタだしにしておけば対応できたので、水抜きのことなど、頭に上らなくなっていた。
 だが、久しぶりに、いきなりマイナス10度が来た。

 これは、おそらく私が何度も指摘しているように、54基ある原発が、年間、琵琶湖を升にして4.5杯も7度高い温廃水を放出してきて、海水表面温度を上げることで、温暖化に大きな貢献してきたのだが、今年は、三基程度しか稼働していないので、本来の気温が戻ってきたと考えるのが合理的だ。

 もう一つは、太陽活動や火山活動の影響で、マウンダー極小期と呼ばれる小規模な氷河期が来ている可能性だ。
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/

 これが真実なら、温暖化など、とんでもないことで、炭酸ガス抑制の意味もなくなってしまう。原発温廃水は、地球気象の暴走を引き起こすだけだ。
 そもそも、メディアが原発温廃水問題をほとんど語らない異常性について気づいている人が、どれほどいるだろう?
 これは、国際原子力産業が、自分たちの利権を保全するため、アレバや電通のようなメディアコントロール企業を使って、原子力の致命的欠陥を隠蔽させているのである。

 いずれにせよ、今後は、かつてのような寒冷気象どころか、それ以上の超寒冷気象がやってくる可能性が大きい。マウンダー小氷期では、1700年前後の数十年間、テムズ川が完全凍結したそうだ。市民は、スケートを利用して移動していた。
 諏訪湖の御神渡が毎年復活するようだと、また昔のように、冬期の田んぼスケート場も復活するだろうから、子供たちにとっては楽しみだ。

 今朝も高峰湖遊歩道を歩いたが、この10年ほど、完全凍結は見なかった「チン湖」が完全凍結していた。我が家の防火バケツも5センチほどの厚みの氷が張っていた。
 向かいの池も完全凍結してるから、どこかでスケート靴を買ってこないと。

 毎晩、蛇口の水出し管理が大変になる。トイレや風呂にランタンを焚かないと。
 暖房費がかかって仕方がないな、私のような超低年金暮らしでは本当に大変だ。また薪ストーブに戻さないと。
 ただし、薪を確保するのに、軽トラが必要なので、これも金がかかる。薪割り機も買わなければならない。
 田舎暮らしの大変さが、全部復活してくるわけだ……。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1371.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1127.html#c8

[近代史4] 国産大豆は食べてはいけない 中川隆
1. 中川隆[-8303] koaQ7Jey 2021年1月13日 19:29:58 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[28]
「女性セブン」の納豆記事でメーカーが激怒 「営業妨害だ」「あまりにひどい」
2021/01/13


納豆メーカーの怒りをかった「NEWSポストセブン」の記事(現在、内容は修正されています)© AERA dot. 提供 納豆メーカーの怒りをかった「NEWSポストセブン」の記事(現在、内容は修正されています)

 小学館のオンラインニュースサイト「NEWSポストセブン」が配信した納豆に関する記事に、納豆メーカーが激怒している。専門家のコメントを不正確に伝え、納豆を製造する際、大豆に、消費者には分からない添加物や着色料を使っているかのような印象を与える内容になっていた。記事を見て不安を感じた消費者から問い合わせを受けた納豆メーカーは「営業妨害だ」と怒り心頭。コメントを出した専門家も「話した意図と違う、誤解を招く内容になってしまった。確認不足をおわびしたい」と陳謝した。 

*  *  *

 問題の記事は、NEWSポストセブンが配信した《納豆とヨーグルトに潜む危険性 極端に安いものには注意が必要》とのタイトルの記事だ。配信を受けた一部ポータルサイトではトップニュースとして扱われた。

 記事では冒頭で、

《いまだに特効薬のない新型コロナウイルスにおいて、自分の身を守るべく、免疫力を高めるために納豆やヨーグルトを食べる人も多いだろう。しかしこれらの健康食品にも添加物の魔の手は忍び寄る》

 と前置きしたうえで、食品添加物の問題に詳しい消費者問題研究所代表・垣田達哉氏の言葉をこう伝えている。

《特に、極端に安く売られている納豆には気をつけてほしい。発酵には時間と手間がかかるので、発酵時間を短くすることでコストを抑える場合がある。アミノ酸液で旨みを加えたり、着色料で色味を補って作っている商品も存在します。添付されているたれやからしにも注意してほしい。さまざまな添加物が含まれている可能性があり、なかには血糖値が急上昇して糖尿病や心臓病のリスクが上がる危険性があるものも。しかし、30平方センチメートル未満の小さい包装の食品には表示義務がなく、それらが入っていても知ることすらできません》

 このコメントで問題となったのは、《アミノ酸液で旨みを加えたり、着色料で色味を補って作っている商品も存在します》の部分だ。この後から、たれとからしに焦点を当てた話に変わるので、「アミノ酸で旨みを加え」たり、「着色料で色味を補って」いるのは、まるで納豆に使われている大豆であるかのように読める。

 実際、記事を読んだ消費者が大豆に何かが添加されていると思い込み、「大豆に変なものを使っているのか」などと不安の問い合わせを複数受けた納豆メーカーもあった。担当者は、

「大豆に着色したり、添加物を使うこと自体、あり得ない話です。一体、何色を付けたらおいしく見えるというのでしょうか。なぜわざわざこのような消費者を惑わせるような書き方をして、納豆のイメージをおとしめるのか。営業妨害としか言いようがない」

と憤る。別のメーカーの担当者も、

「最近は、たれやからしの添加物も天然由来のものが多くなっています。百歩譲って、それを『危険』というのは自由だとしても、大豆に何か細工をしているかのような誤解を招く記事は、あまりにひどい。なぜ突然、このような記事が出るのでしょうか」

 垣田氏に真意を確認したところ、昨年、「女性セブン」の取材を受けて答えた記事だが、インターネットに記事が配信されているのは知らなかったという。

「消費者に誤解を与えてしまう内容になってしまい、大変申し訳ないと思います」

 と陳謝したうえで、こう弁解した。

「私自身は取材に対し、たれとからしの添加物の話だけをしました。雑誌側が後からこの部分を書き加えたという形でしたが、確認の際に、どう読まれるかをもっとよくチェックしないといけなかったと思います。納豆の大豆に、消費者の知らない添加物や着色料が使われているということはまったくありません」

 一連の経緯について、小学館に問い合わせると、次のような回答があった。

「ご指摘ありがとうございます。誤解を招きかねない表現がありましたので、垣田達哉さんに確認の上、記事を一部修正いたしました」(女性セブン編集部)

 本サイトの確認後、記事は修正されている。

 ともあれ、納豆への要らぬ誤解は抱かなくてよさそうだ。(AERAdot.編集部)
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3-%E3%81%AE%E7%B4%8D%E8%B1%86%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%A7%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%8C%E6%BF%80%E6%80%92-%E5%96%B6%E6%A5%AD%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E3%81%A0-%E3%81%82%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%B2%E3%81%A9%E3%81%84/ar-BB1cIcBj?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/317.html#c1

[近代史4] 国産大豆は食べてはいけない 中川隆
2. 中川隆[-8302] koaQ7Jey 2021年1月13日 19:32:59 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[29]
納豆とヨーグルトに潜む危険性 極端に安いものには注意が必要
2021/01/12


添付されているたれやからしにも要注意(写真はイメージ)© NEWSポストセブン 提供 添付されているたれやからしにも要注意(写真はイメージ)
 いまだに特効薬のない新型コロナウイルスにおいて、自分の身を守るべく、免疫力を高めるために納豆やヨーグルトを食べる人も多いだろう。しかしこれらの健康食品にも添加物の魔の手は忍び寄る。

 消費者問題研究所代表の垣田達哉さんはこう言う。

「特に、極端に安く売られている納豆には気をつけてほしい。発酵には時間と手間がかかるので、発酵時間を短くすることでコストを抑える場合がある。添付されているたれやからしにも注意してほしい。アミノ酸液で旨みを加えたり、着色料で色味を補って作っている商品も存在します。さまざまな添加物が含まれている可能性があり、なかには血糖値が急上昇して糖尿病や心臓病のリスクが上がる危険性があるものも。しかし、30平方センチメートル未満の小さい包装の食品には表示義務がなく、それらが入っていても知ることすらできません」(垣田さん)

 ヨーグルトにも安全性が不確かな人工甘味料を使っているものがある。食品ジャーナリストの郡司和夫さんはこう警鐘を鳴らす。

「糖尿病や心臓病のリスクを上げる果糖ブドウ糖液糖や脳卒中との関連性が指摘されたアスパルテームなど、摂取して健康になるとは言いがたい甘味料もあり、ヨーグルトだからといってすべてが安全とはいえません」(郡司さん)

 トクホ(特定保健用食品)に指定され「内臓脂肪を減らす」とうたうお茶も要注意だ。

「2007年、カナダで高濃度茶カテキンのサプリメントで肝障害が報告されて同国で販売禁止になったほか、米国でも注意書きなしでは販売できないことになっています」(郡司さん)

 食品添加物とはみなされないが、海外では禁止されているにもかかわらず、私たちの口に入る危険物はほかにもある。

 日米貿易協定の発効により2020年1月から関税が安くなったアメリカ産牛肉。このほとんどが「肥育ホルモン剤」を使用して育てられているという現状がある。

 米ボストン在住の内科医・大西睦子さんが説明する。

「1950年代からアメリカでは肥育ホルモン剤としてエストロゲンなどの女性ホルモンを投与して牛を育てています。子牛の成長を早め、飼育コストを節減できるメリットがあるものの、ホルモン剤が残留した肉を食べた子供の性成熟を加速させたり、がんを誘発する懸念が拭えない。

 1970年代後半にはプエルトリコで幼い女の子の乳房がふくらんだり月経が起きるなどの異常な性的発育が続出し、原因とされたホルモン剤はアメリカでも禁止になりましたが、別のホルモン剤はいまだに使用されています。一方、こうした経緯からEUは1989年から肥育ホルモン剤使用牛肉が輸入禁止になりました。

 ところが、日本では国内飼育される牛は肥育ホルモン剤の使用を禁止しているのに、輸入される肉に関しては何も制限がないのです」

 EUが肥育ホルモン剤使用牛肉を輸入禁止にして、7年後には多くの国で乳がん死亡率が減った国もあったとの報告もある。そんな危険な牛肉が、日本にはどんどん入っているのだ。

「当のアメリカ人すらもその害が気がかりで、『ホルモンフリー』と表示された肉を選んで食べるようになっている。何も知らずに口にしているのは日本人だけかもしれません」(大西さん)

※女性セブン2021年1月21日号

追記/納豆の記述について、誤解を招きかねない表現がありましたので、一部修正いたしました。(1月13日17:20)
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%B4%8D%E8%B1%86%E3%81%A8%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AB%E6%BD%9C%E3%82%80%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7-%E6%A5%B5%E7%AB%AF%E3%81%AB%E5%AE%89%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81/ar-BB1cFJA5
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/317.html#c2

[番外地8] ロックダウンは補償が常識 オーストリア在住者に聞く 日本政府と対応に大きな差
橋洋一が絶対に言わない事実
ロックダウンは補償が常識 オーストリア在住者に聞く 日本政府と対応に大きな差
 新型コロナ感染が爆発的に拡大するなか、首都圏の1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)を対象に7日、再び緊急事態宣言が発出された。飲食店などに的を絞った今回の緊急事態宣言は、その効果が疑問視される一方で、政令改正によって知事が協力要請に従わない店舗名を公表でき、罰則(罰金等)などより強制力を付与する特措法改定案の国会提出が検討されている。しかし一貫して補償は乏しく、廃業・倒産が続出し、「これ以上時短要請に応じられない」と飲食店等から悲鳴が上がっている。世界的にみると、各国それぞれに事情は違うものの、少なくともロックダウンは国民への政府補償とセットでうち出されている。なかでも補償が充実しているといわれるオーストリアの支援策について、現地在住の画家・前田晴子氏と、ウィーンでカフェとバーの2店舗を営む飲食店店主に聞いた。



 ロックダウンという厳しい規制が課される一方、オーストリア政府はコロナが収束するまでのあいだ、ベーシックインカム式給付金、企業持続化給付金、家賃補助、消費税減税、所得税減税、年金配給額の増加などをうち出している。アーティスト、飲食店、商店、フリーランス・個人事業主、従業員、失業者、年金生活者、医師・看護師、子ども、会社・企業など幅広い業種に対して手厚い支援がおこなわれており、コロナ禍でも安心して生活ができているという。

飲食店には売上補償や固定費補助も

コロナ陽性者を迎えにきた救助隊。ロックダウン中、食料の買い出しと散歩は許可されている(前田晴子氏提供)

 日本国内でも「夜間の外出自粛」でもっとも影響を受けているのが飲食店だが、こちらもオーストリアではロックダウンを開始した昨年3月から8月まで、毎月1000ユーロ(約12万円)の補償が支給された。飲食店に向けた補償策は、


 @毎月1000ユーロ(約12万円)を3〜8月に支給。
 A11、12月のロックダウン時の売上補償。11月は前年度比で損失の80%、12月は前年度比で損失の50%を補償(11月はクリスマスボーナスを従業員に支払うため、その分補償割合が高い)。
 B固定費(家賃、光熱費など)を売上の損失割合に応じて支払う(前年比50%減であれば固定費補償も50%)。条件は売上が30%以上減少した店舗で、上限は1店舗当り8万ユーロ(約1013万円)。
 C従業員の休業・時短補償。40時間の労働時間が20時間になった場合、実質労働時間の20時間分を会社が負担し、失われた20時間分の給与の80〜90%を政府が負担。
 D従業員のチップ代を一人100ユーロ(約1万2500円)支給。
 Eロックダウン中に従業員バイトの解雇を禁止する解雇禁止令発令。
 F2020年9月〜2021年6月までの損失を70〜90%補償。売上が30%以上減少した店舗が受給対象(12月に新たに導入された補償)。


 ウィーン市内でカフェとバーを経営する個人事業主の女性の場合、2つの店舗の家賃が月額で4872・58ユーロ(税抜き)で、正社員1人、パートタイマー2人、アルバイト4人の人件費も家賃と同程度だという。
 昨年3月のロックダウンは突然のことでショックを受けたが、WKO(オーストリア経済商工会議所)からすぐにサポートのメールが入り、週末の2日間で電話とインターネットのシステムをつくりあげたという。当初は、無収入になった者に月額500ユーロを支給するという話だった。財源は国とWKOがプールしていたもので、事業の実施を国がWKOに委託した。その後、500ユーロ追加されることが決まり、月額1000ユーロになったという。昨年、政務局に報告した売上高の50%以上の収益損失がある月に1000ユーロが支給されるとのことで、女性の場合、3カ月分の支給を受けた。


 固定費(家賃、光熱費など)の補償は昨年5月20日から申請が開始された。公認会計士を通じて申請する仕組みのため、会計士が多忙で新規顧客をひき受けることができず申請が遅れるなどの状況はあったようだが、この補償で家主も未納だった家賃をカバーすることができたという。


 経営者の女性によると、当初、行政の腰は重かったが、WKOが事業者の代弁者として国に対し力強く交渉したことで、この支援策が勝ちとられたという。日本のハローワークに当たる雇用支援機関(AMS)からは、「給与の90%を支給するので従業員を解雇しないように」という連絡があったが、給与補償90%という話から女性は申請せず自腹を切って全額給与を支払い続けることができたという。また、社会保険費や電気代、電話代は12月末まで未払いでも強制執行をしないという連絡があったほか、家賃について国が「12月末まで未払いでも待ってほしい」という声明を出した(法律にはならなかった)。


 当初、ハローワークに当たる機関の給与補償はうまく機能せず、苦労した事業者も多かったというが、その後に組織全体を大掛かりに改善し、現在は機能しているといわれている。

 こうした補償が次々うち出されたことで、オーストリアの大手紙の報道によると2020年の破産は前年と比べて3分の1に減少している。このまま政府が補償し続けられるかどうかが鍵となるが、現在オーストリア政府は国民を守るという方針のもとで、必要な施策をうち出していることが住んでいて実感できるという。「オーストリアは弱者に優しい国だ」と両氏ともに話していた。


業種や世代に応じて直接給付や減税措置


 オーストリアのその他の業種に対する支援策を見てみると、


■フリーランス・個人事業主
 ・毎月1200〜3000ユーロを12カ月(約180万から450万円)支給。


■商店
 ・固定費(家賃、光熱費など)の補償。売上損失の割合に応じて支払い。
 ・前年度同月の売上を20〜80%補償(飲食店と違い、商品が長期間保存でき、破棄する必要がなく、ネット販売も普段から盛んな大型店などは補償が少ない)。
 ・従業員の休業・時短補償(飲食店と同じ)。
 ・新たな損失補償を昨年12月から導入(飲食店と同じ)。

通貨発行権持ちながら支援策乏しい日本

 各国それぞれに問題を抱え、補償が行き届いていない業種、雇用形態などは異なっており、簡単に比較することはできない。しかし、ロックダウンをおこなっている国の多くは、こうした補償策や検査体制などを同時にうち出しており、ドイツやイギリス、フランスなど各国の日本人在住者から、「毎月補償を受けとれている」といった発信がおこなわれている。ドイツでは政府の雇用プログラムによって、昨年12月の失業者は減少したと報じられている。


 日本では、基本的に当初から「補償はしない」という姿勢で、国民からの突き上げによって後手後手ながら、持続化給付金(100万〜200万円)、家賃支援給付金(6カ月分)、雇用調整助成金(休業手当分を国が補てん)、全国民への10万円定額給付などの支援策がおこなわれてきた。しかし不十分なため倒産・廃業が続出しており、社会福祉協議会が窓口となっている緊急小口(貸付)の申請なども急増している。今回、1都3県(今後、関西や東海地方にも拡大予定)の緊急事態宣言を受けて、時短要請に応じた店舗への協力金を1日あたり6万円とすることなどが決まったが、固定費の高い首都圏の飲食店では一日6万円では協力できないという声があいついでいるのが現状だ。


 国民に我慢をお願いするだけの「勝負の3週間」など、日本政府の新型コロナ対応が「政策」といえない現状にあることが、各国の対応との比較から改めて浮かび上がっている。国が動かないのなら、国民の側から大規模な財政出動を求める声を上げていくことが必須だ。やる気があればできることをオーストリアの実例は示している。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/777.html

[番外地8] 室伏謙一 コロナで困窮するあらゆる事業者への粗利補償を
これがまともな専門家の意見
室伏謙一 コロナで困窮するあらゆる事業者への粗利補償を![桜R3/1/13] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4xpgGcDvx-8

室伏謙一 菅政権が猛プッシュ?銀行法改正の闇 ウラの思惑、全て暴露します - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=I3Ce6_uDsS4
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/778.html

[番外地8] 秦氏は中国からの渡来人ではなくc house n からの渡来人だよ、DNA解析で長江系の c house n 人だと確定している。 中川隆
1. 中川隆[-8301] koaQ7Jey 2021年1月13日 20:38:56 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[30]
秦氏は中国からの渡来人ではなくc house n からの渡来人だよ、DNA解析で長江系の c house n 人だと確定している。
日本では昔から c house n 隠しをしていたんだよ。
弥生時代以降、倭国原住民と渡来人の人口比は「1対9.6」(埴原和郎説)になるほど、渡来人は圧倒的に増えた。しかし、倭国を変貌させたのは、百済の王族であった。


「白村江の戦い」で新羅に敗れた百済人は倭国へ亡命し、百済再興に夢を託した。倭国を日本と命名し、日本人として再出発したのである。渡来人は「c house n隠し」を始め、秦氏・漢氏などは先祖を中国系にしたという。「古事記」「日本書紀」では歴史を造作し、皇室側近がc house nと関係のある文書を焼失させた。

つまり、5〜8世紀ごろの渡来人は、c house n半島で生きられなくなって倭国へ渡った人々が多かったと言える。日本人が、c house nに対して野蛮な行為を働き続けたのは、「c house n人がc house n人の怨恨を晴らす」という潜在意識のためではないかと言われている。

国を捨て、旧来の言葉を日本語化し、c house n半島では生きられなくなって日本に渡った脱落者という認識は、本国のc house n人の間にかなり広く見られる。

c house n人が日本に渡って二世になると相当に変わり、三世代からは日本人化してしまうように、2000年前から渡来しはじめたc house n人の子孫たちは日本人化してしまい、自分たちの祖先は縄文時代の人々に始まる、と思っている者が多い。

____


単なる渡来民では、中国系や韓国系の人達は氏姓を称することも出来ない。投化(帰化)していないと戸籍に載らないし、租庸調の義務も生じないし、民を束ねる称号も得ることは無い。そもそも戸籍制度で最初に『王化の民』として戸籍に登録されたのは、帰化した秦氏、漢氏等で『秦人(はたひと)・漢人(あやひと)等、諸蕃(しょばん)より投化せる者を招集して、国群に安置し、戸籍に編貫す。秦人の戸数七千五十三戸、大蔵掾(おおくらのじょう)を以て、秦伴造(はたのとものみやつこ)となす」。』(日本書紀)とある。つまり弥生人の末裔より先に帰化民を優先登録したのだ。

その後、これらは制度化され、『化外人(帰化する前)』⇒『化内人(帰化人)』・・10年の据え置き期間・・⇒『調庸人(公民・平民)』⇒『天皇の民(王民)』となった。(賦役令)・・・後の時代には調庸人(海外の名)から王民(著名な氏姓)を得る為に活動する記録もある。

 単なる渡来人では、大和朝廷支配の日本では物乞いか夜盗になるしか無い。渡来なら日本に渡っただけで、c house n人・中国人のままなので、強制送還された渡来人の実例もあったが、帰化だと『申請手続き』が必須で、申請完了の場合、日本人になってしまう。

帰化には特典も様々にあり、戸令四十四化外奴婢条には、『凡化外奴婢。自来投国者。悉放為良。即附籍貫。本主雖先来投国。亦不得認。・・・』つまり、c house nとか中国で、奴隷身分であっても、日本に帰化したら、良民(公民・平民)の身分で登録しますよ、渡来民のままなら奴婢のままですよ、帰化しなさいという勧誘制度ですね。実際、主従の渡来者のうち、最初に帰化した主人に従う奴婢も、帰化の申請を行って賎民から良民となっている。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/741.html#c1

[番外地8] 日本語の起源は朝鮮半島にあり?方言の共通祖先を発見、東大 中川隆
2. 中川隆[-8300] koaQ7Jey 2021年1月13日 20:44:43 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[31]
日本人は c house n から縄文時代の終わりにアイヌ人(縄文人)が住む日本列島に移民して来たんだよ、アテルイはアイヌ人、秦氏は長江人だ:
日本語の起源は朝鮮半島にあり?方言の共通祖先を発見、東大
2011年5月5日 発信地:パリ/フランス
【5月5日 AFP】日本語の方言の多くは約2200年前に c house n 半島から移住してきた農民たちに由来することが、進化遺伝学の観点から明らかになったとする論文が、4日の学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。
 日本語は、世界の主要言語の中では唯一、起源をめぐって現在も激しい議論が戦わされている。

 主要な説は2つある。

1つ目は、定住が始まった3万年〜1万2000年前の石器時代文化に直接由来しているというもの。この時代は原始的な農業も一部で行われていたが、主に狩猟採集生活が営まれていた。アジア大陸からは紀元前200年ごろに人の流入があり、金属製の道具やコメ、農業技術がもたらされたが、言語発達にはほとんど影響を及ぼさなかったというのがこの説の主張だ。


 もう1つの説は、紀元前200年ごろのc house n 半島からの人の大量流入が日本の先住文化に非常に大きな影響を及ぼしたとするもので、先住民が大規模な移住を余儀なくされ、彼らの話していた言語もほとんどが置き換えられたと考える。最近の考古学上およびDNAの証拠は、いずれもこちらの説が有力であることを示している。

■方言の共通祖先の年代は?

 さらなる証拠を求めて、東京大学(University of Tokyo)の長谷川寿一(Toshikazu Hasegawa)教授とリー・ショーン(Sean Lee)氏は、数十の方言の年代をさかのぼり、共通祖先を見つけようと試みた。

 この手法はもともと進化生物学において、化石から採取したDNA断片から系統樹を作成し、数百万年前の祖先までさかのぼる目的で開発されたもの。リー氏によると、言語に適用することには異論もあるが、これまでの実験結果などから、言語には遺伝子のような特性があり、代々の継承を通じて進化することが推定されるという。

 2人は、体の部位、基本動詞、数字、代名詞などの主な210単語について、59方言でリストを作成。数千世代にわたり改変されていない、いわゆる「高度保存遺伝子」を見つけ出すのと同じ要領で、他の方言に影響されていない「変化耐性」を持つと思われる単語を選び出し、コンピューターでモデル化した。

 すると、これらの単語はすべて約2182年前の共通祖先に行き当たった。この年代は、c house n 半島から大量の渡来人が来た時代に当たる。

 リー氏は、農民の流入が始まった時期はこの時期より少し前の可能性があると指摘しつつ、「日本に流入した最初の農民たちが、日本人と日本語の起源に深い影響を及ぼした」と結論付けている
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/772.html#c2

[リバイバル3] 優良株の長期投資以外はすべてギャンブル 中川隆
30. 中川隆[-8299] koaQ7Jey 2021年1月13日 22:13:37 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[32]
コロナ拡大は株高要因。バブルの入口で投資初心者が勝てる唯一の道は?=栫井駿介
2021年1月13日
https://www.mag2.com/p/money/1007392


「コロナ=株高」の構図が見えるほど株式市場は好調です。バブルの入り口にいる今、私たちが忘れてはいけない投資の原則があります。(『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』栫井駿介)


緊急事態宣言でも株価上昇!もはや「コロナ=株高」の構図
年明け早々、株式市場は好調です。ダウ平均株価は早速史上最高値を更新、日経平均株価も今年の目安と言われる3万円に早くも届きそうな勢いです。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1007392#prettyPhoto/0/

アメリカではバイデン氏が正式に大統領に選出されました。1月20日に就任式を予定しており、ご祝儀相場の様相を呈しています。

また、米上院も民主党が多数派を握ることになりました。11月の大統領選時には、大統領・上院・下院の3つが民主党で揃う「トリプルブルー」になると増税不安によって株価は下がると懸念されていましたが、そうなったにもかかわらず株価は上昇しました。つくづく株価の解説はあてになりません。

相場を見ていると、もはやあらゆる材料がポジティブに捉えられているような雰囲気さえ漂います。日本では1都3県に再び緊急事態宣言が発出されましたが、株価はどこ吹く風です。コロナが広がる中での株高にはもはや慣れっこになってしまいそうです。

こうも株価の上昇が続くと、いつの間にか「コロナ=株高」の構図すら見えてきます。それもそのはずで、コロナが続く限りは金融緩和の終了はないでしょうから、金融市場にはお金が流れ続けることになります。投資家は「安心して」リスク資産にお金を投じることができるのです。


私たちはバブル相場の入り口に立っている
このような「金融相場」になってしまうと、経済状況・ファンダメンタルズは脇に追いやられます。「今すぐ上がりそうなもの」ばかりがもてはやされ、上昇が上昇を呼んで上がり続けるのです。

バブルではわけのわからないものほどよく上がる傾向があります。かつての「チューリップ・バブル」「南海泡沫事件」「ITバブル」を見ても明らかです。

そして、現代のバブルとして注目に値するのが「テスラ」「ビットコイン」でしょう。もともと異常値とも言える価格なのですが、年末から年始にかけてさらに急上昇しました。

局所的ではありますが、同じようなことがあちらこちらで起きつつあります。テスラもS&P500に採用され、さらに指数を押し上げる力を持つようになりました。指数が上がれば他の銘柄も連れ高しますから、それがやがて相場全体のバブルのきっかけとなり得ます。

私たちはいまバブルの入り口に立っているのです。

「バブルに乗れ!」が危険な理由

これから本格的なバブルが起こるとして、私たちはどう対処したら良いのでしょうか。

私は「バブルが起きるから、今は投資するな」と言っているわけではありません。むしろ、バブルで株価が上がるならそれにこしたことはありませんから、少なくとも何らかに投資しておくべきだと考えます。

問題はそこで何に投資するかということです。バブルを想定するなら、株価が短期間で上がる銘柄に投資したくなるでしょう。それこそ、ビットコインやテスラに投資しようということになります。

しかし、その発想は非常に危険です。

確かに、バブルで最も大きく上がるのは、すでに大きく上がっている銘柄であることは間違いありません。私の中でも、この1年がバブルになるとすれば、ランキング上位を占めるのはテスラやビットコインだと思います。

ところが、これはバブルが続くまでの話です。バブルはいつか弾けますから、やがてその逆回転が起こります。今回もその例外ではないでしょう。

例えば、テスラの時価総額はすでにトヨタの3倍あります。しかし、売上高は約10分の1にすぎません。製造業であり利益率が極端に高いということは考えにくいですから、これから売上高を10倍に伸ばしてやっと現在の3分の1が適正価格ということになります。まして自動車の世界市場が、スマートフォンのように爆発的に伸びるような事態は考えにくいでしょう。

すなわち、今の株価はこの現実から完全に目を背けた数値になっているのです。まさにマネーゲーム、金融緩和の下で踊っているということになるわけです。

世界のファンドマネージャーは「いつテスラを売るべきか?」ということを必死に思案しています。彼らはそのタイミングと常ににらめっこしていますから、売り始めると今度は雪崩を打ったように下落するでしょう。これはもはや想像の話ではなく、ほぼ確実に起こる未来の話です。

そうなった時に、あなたは適切に対処できるでしょうか。体よく売り抜けられれば良いと考えるかもしれませんが、そこで同じゲームを戦っているのは熟練のトレーダーたちです。彼らはあなたに株を売りつけると、一瞬でいなくなります。そうなると、株価はあっという間に信じられないほど値下がりするでしょう(米株にストップ安はありません)。

自分が熟練のトレーダーと自認していたり、そうなりたいと覚悟を決めた人でなければ、このゲームに参加するのはウサギがライオンの檻に放たれるようなものだと考えるべきです。株式市場とはそれほど恐ろしいところだと考えてください。

素人が投資で勝つ道
しかし、株式投資とは不思議なもので、そんな私たち素人にも勝てる道を用意してくれています。それは、「時間をかける」ということです。

多くの機関投資家は、1年や四半期での結果が求められますから、目の前の利益を優先します。だからこそ、すぐには儲からないところにはうまみが生まれるのです。

長い期間で見れば、株価は企業の価値に比例します。しかし、企業の価値は株価のように急に2倍になったり、半分になったりするものではありません。長い年月をかけて計画をして準備をし、いざ始めてから結果が出るまでにも何年もかかります。

機関投資家はそれにしぶとく付き合っていられません。しかし、私たちにはそれができます。なぜなら、私たちは四半期や1年での運用成績で判断される必要はないからです。むしろ、多くの人にとって投資は将来への備えですから、何年も先に最終的に増えていればそれで良いものです。

したがって、長期投資として私たちがやるべきことは、しっかりと価値=業績を伸ばし続けられる企業を見つけ、それをしたたかに買い、結果が出るまで持ち続けるということになります。ここには強力なライバルもいないので、多くの可能性が残っているのです。

いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続ける

ここまでテスラを悪者のように扱ってきましたが、決してテスラという会社が悪いわけではありません。むしろ、世の中で他に誰もできない理想を実現しようとしているとてつもない企業だと思っていますし、実績も残してきています。会社としての将来は明るいでしょう。

しかし、それと株価は別物です。株価はすでに実態から大きく乖離して、バブルになってしまいました。ここからどこまで上がるかはわかりませんが、もはやただのマネーゲームになってしまっています。

私たちが本当にやるべきことは、テスラの株価はこれほど上がる前に、その実力や理念に可能性を見出し、しぶとく調べてそこを買っておくことなのです。良い企業ほど、勢いがつけばどこまででも上がるので、そこでバブルの恩恵を大きく受けることができます。安く買っているので、当面の株価下落も恐れる必要はありません。

もっとも、誰よりも早く成長株を見つけ出すというのも容易ではありません。しかし、そんなあなたにも必ずチャンスがやってきます。それが、相場変動で株価が大きく下がったときです。この時に買えれば、最初に買った人たちからは出遅れたとしても、ボーナスステージの如く素晴らしい銘柄を安く買うことができるのです。この時には、ある程度材料の出揃った状態から銘柄を選ぶことができます。

普段は素晴らしい銘柄探しに勤しみ、株価が下がった時にしたたかに買い、あとは成長を見守る。株式投資はこれだけで良いのです。バフェットも以下のように言っています。

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます

テスラはさすがに難しかったかもしれませんが、私の責務も「将来大きく成長する成長株を探す」ということだと確信しています。2021年はこれまで以上に企業の成長性に着目し、相場が多少動いたくらいではびくともしない銘柄を見つけていきたいと思います。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html#c30

[リバイバル3] 資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている 中川隆
44. 中川隆[-8298] koaQ7Jey 2021年1月13日 22:14:11 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[33]
コロナ拡大は株高要因。バブルの入口で投資初心者が勝てる唯一の道は?=栫井駿介
2021年1月13日
https://www.mag2.com/p/money/1007392


「コロナ=株高」の構図が見えるほど株式市場は好調です。バブルの入り口にいる今、私たちが忘れてはいけない投資の原則があります。(『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』栫井駿介)


緊急事態宣言でも株価上昇!もはや「コロナ=株高」の構図
年明け早々、株式市場は好調です。ダウ平均株価は早速史上最高値を更新、日経平均株価も今年の目安と言われる3万円に早くも届きそうな勢いです。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1007392#prettyPhoto/0/

アメリカではバイデン氏が正式に大統領に選出されました。1月20日に就任式を予定しており、ご祝儀相場の様相を呈しています。

また、米上院も民主党が多数派を握ることになりました。11月の大統領選時には、大統領・上院・下院の3つが民主党で揃う「トリプルブルー」になると増税不安によって株価は下がると懸念されていましたが、そうなったにもかかわらず株価は上昇しました。つくづく株価の解説はあてになりません。

相場を見ていると、もはやあらゆる材料がポジティブに捉えられているような雰囲気さえ漂います。日本では1都3県に再び緊急事態宣言が発出されましたが、株価はどこ吹く風です。コロナが広がる中での株高にはもはや慣れっこになってしまいそうです。

こうも株価の上昇が続くと、いつの間にか「コロナ=株高」の構図すら見えてきます。それもそのはずで、コロナが続く限りは金融緩和の終了はないでしょうから、金融市場にはお金が流れ続けることになります。投資家は「安心して」リスク資産にお金を投じることができるのです。


私たちはバブル相場の入り口に立っている
このような「金融相場」になってしまうと、経済状況・ファンダメンタルズは脇に追いやられます。「今すぐ上がりそうなもの」ばかりがもてはやされ、上昇が上昇を呼んで上がり続けるのです。

バブルではわけのわからないものほどよく上がる傾向があります。かつての「チューリップ・バブル」「南海泡沫事件」「ITバブル」を見ても明らかです。

そして、現代のバブルとして注目に値するのが「テスラ」「ビットコイン」でしょう。もともと異常値とも言える価格なのですが、年末から年始にかけてさらに急上昇しました。

局所的ではありますが、同じようなことがあちらこちらで起きつつあります。テスラもS&P500に採用され、さらに指数を押し上げる力を持つようになりました。指数が上がれば他の銘柄も連れ高しますから、それがやがて相場全体のバブルのきっかけとなり得ます。

私たちはいまバブルの入り口に立っているのです。

「バブルに乗れ!」が危険な理由

これから本格的なバブルが起こるとして、私たちはどう対処したら良いのでしょうか。

私は「バブルが起きるから、今は投資するな」と言っているわけではありません。むしろ、バブルで株価が上がるならそれにこしたことはありませんから、少なくとも何らかに投資しておくべきだと考えます。

問題はそこで何に投資するかということです。バブルを想定するなら、株価が短期間で上がる銘柄に投資したくなるでしょう。それこそ、ビットコインやテスラに投資しようということになります。

しかし、その発想は非常に危険です。

確かに、バブルで最も大きく上がるのは、すでに大きく上がっている銘柄であることは間違いありません。私の中でも、この1年がバブルになるとすれば、ランキング上位を占めるのはテスラやビットコインだと思います。

ところが、これはバブルが続くまでの話です。バブルはいつか弾けますから、やがてその逆回転が起こります。今回もその例外ではないでしょう。

例えば、テスラの時価総額はすでにトヨタの3倍あります。しかし、売上高は約10分の1にすぎません。製造業であり利益率が極端に高いということは考えにくいですから、これから売上高を10倍に伸ばしてやっと現在の3分の1が適正価格ということになります。まして自動車の世界市場が、スマートフォンのように爆発的に伸びるような事態は考えにくいでしょう。

すなわち、今の株価はこの現実から完全に目を背けた数値になっているのです。まさにマネーゲーム、金融緩和の下で踊っているということになるわけです。

世界のファンドマネージャーは「いつテスラを売るべきか?」ということを必死に思案しています。彼らはそのタイミングと常ににらめっこしていますから、売り始めると今度は雪崩を打ったように下落するでしょう。これはもはや想像の話ではなく、ほぼ確実に起こる未来の話です。

そうなった時に、あなたは適切に対処できるでしょうか。体よく売り抜けられれば良いと考えるかもしれませんが、そこで同じゲームを戦っているのは熟練のトレーダーたちです。彼らはあなたに株を売りつけると、一瞬でいなくなります。そうなると、株価はあっという間に信じられないほど値下がりするでしょう(米株にストップ安はありません)。

自分が熟練のトレーダーと自認していたり、そうなりたいと覚悟を決めた人でなければ、このゲームに参加するのはウサギがライオンの檻に放たれるようなものだと考えるべきです。株式市場とはそれほど恐ろしいところだと考えてください。

素人が投資で勝つ道
しかし、株式投資とは不思議なもので、そんな私たち素人にも勝てる道を用意してくれています。それは、「時間をかける」ということです。

多くの機関投資家は、1年や四半期での結果が求められますから、目の前の利益を優先します。だからこそ、すぐには儲からないところにはうまみが生まれるのです。

長い期間で見れば、株価は企業の価値に比例します。しかし、企業の価値は株価のように急に2倍になったり、半分になったりするものではありません。長い年月をかけて計画をして準備をし、いざ始めてから結果が出るまでにも何年もかかります。

機関投資家はそれにしぶとく付き合っていられません。しかし、私たちにはそれができます。なぜなら、私たちは四半期や1年での運用成績で判断される必要はないからです。むしろ、多くの人にとって投資は将来への備えですから、何年も先に最終的に増えていればそれで良いものです。

したがって、長期投資として私たちがやるべきことは、しっかりと価値=業績を伸ばし続けられる企業を見つけ、それをしたたかに買い、結果が出るまで持ち続けるということになります。ここには強力なライバルもいないので、多くの可能性が残っているのです。

いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続ける

ここまでテスラを悪者のように扱ってきましたが、決してテスラという会社が悪いわけではありません。むしろ、世の中で他に誰もできない理想を実現しようとしているとてつもない企業だと思っていますし、実績も残してきています。会社としての将来は明るいでしょう。

しかし、それと株価は別物です。株価はすでに実態から大きく乖離して、バブルになってしまいました。ここからどこまで上がるかはわかりませんが、もはやただのマネーゲームになってしまっています。

私たちが本当にやるべきことは、テスラの株価はこれほど上がる前に、その実力や理念に可能性を見出し、しぶとく調べてそこを買っておくことなのです。良い企業ほど、勢いがつけばどこまででも上がるので、そこでバブルの恩恵を大きく受けることができます。安く買っているので、当面の株価下落も恐れる必要はありません。

もっとも、誰よりも早く成長株を見つけ出すというのも容易ではありません。しかし、そんなあなたにも必ずチャンスがやってきます。それが、相場変動で株価が大きく下がったときです。この時に買えれば、最初に買った人たちからは出遅れたとしても、ボーナスステージの如く素晴らしい銘柄を安く買うことができるのです。この時には、ある程度材料の出揃った状態から銘柄を選ぶことができます。

普段は素晴らしい銘柄探しに勤しみ、株価が下がった時にしたたかに買い、あとは成長を見守る。株式投資はこれだけで良いのです。バフェットも以下のように言っています。

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます

テスラはさすがに難しかったかもしれませんが、私の責務も「将来大きく成長する成長株を探す」ということだと確信しています。2021年はこれまで以上に企業の成長性に着目し、相場が多少動いたくらいではびくともしない銘柄を見つけていきたいと思います。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html#c44

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
358. 中川隆[-8297] koaQ7Jey 2021年1月13日 22:14:49 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[34]
コロナ拡大は株高要因。バブルの入口で投資初心者が勝てる唯一の道は?=栫井駿介
2021年1月13日
https://www.mag2.com/p/money/1007392


「コロナ=株高」の構図が見えるほど株式市場は好調です。バブルの入り口にいる今、私たちが忘れてはいけない投資の原則があります。(『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』栫井駿介)


緊急事態宣言でも株価上昇!もはや「コロナ=株高」の構図
年明け早々、株式市場は好調です。ダウ平均株価は早速史上最高値を更新、日経平均株価も今年の目安と言われる3万円に早くも届きそうな勢いです。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1007392#prettyPhoto/0/

アメリカではバイデン氏が正式に大統領に選出されました。1月20日に就任式を予定しており、ご祝儀相場の様相を呈しています。

また、米上院も民主党が多数派を握ることになりました。11月の大統領選時には、大統領・上院・下院の3つが民主党で揃う「トリプルブルー」になると増税不安によって株価は下がると懸念されていましたが、そうなったにもかかわらず株価は上昇しました。つくづく株価の解説はあてになりません。

相場を見ていると、もはやあらゆる材料がポジティブに捉えられているような雰囲気さえ漂います。日本では1都3県に再び緊急事態宣言が発出されましたが、株価はどこ吹く風です。コロナが広がる中での株高にはもはや慣れっこになってしまいそうです。

こうも株価の上昇が続くと、いつの間にか「コロナ=株高」の構図すら見えてきます。それもそのはずで、コロナが続く限りは金融緩和の終了はないでしょうから、金融市場にはお金が流れ続けることになります。投資家は「安心して」リスク資産にお金を投じることができるのです。


私たちはバブル相場の入り口に立っている
このような「金融相場」になってしまうと、経済状況・ファンダメンタルズは脇に追いやられます。「今すぐ上がりそうなもの」ばかりがもてはやされ、上昇が上昇を呼んで上がり続けるのです。

バブルではわけのわからないものほどよく上がる傾向があります。かつての「チューリップ・バブル」「南海泡沫事件」「ITバブル」を見ても明らかです。

そして、現代のバブルとして注目に値するのが「テスラ」「ビットコイン」でしょう。もともと異常値とも言える価格なのですが、年末から年始にかけてさらに急上昇しました。

局所的ではありますが、同じようなことがあちらこちらで起きつつあります。テスラもS&P500に採用され、さらに指数を押し上げる力を持つようになりました。指数が上がれば他の銘柄も連れ高しますから、それがやがて相場全体のバブルのきっかけとなり得ます。

私たちはいまバブルの入り口に立っているのです。

「バブルに乗れ!」が危険な理由

これから本格的なバブルが起こるとして、私たちはどう対処したら良いのでしょうか。

私は「バブルが起きるから、今は投資するな」と言っているわけではありません。むしろ、バブルで株価が上がるならそれにこしたことはありませんから、少なくとも何らかに投資しておくべきだと考えます。

問題はそこで何に投資するかということです。バブルを想定するなら、株価が短期間で上がる銘柄に投資したくなるでしょう。それこそ、ビットコインやテスラに投資しようということになります。

しかし、その発想は非常に危険です。

確かに、バブルで最も大きく上がるのは、すでに大きく上がっている銘柄であることは間違いありません。私の中でも、この1年がバブルになるとすれば、ランキング上位を占めるのはテスラやビットコインだと思います。

ところが、これはバブルが続くまでの話です。バブルはいつか弾けますから、やがてその逆回転が起こります。今回もその例外ではないでしょう。

例えば、テスラの時価総額はすでにトヨタの3倍あります。しかし、売上高は約10分の1にすぎません。製造業であり利益率が極端に高いということは考えにくいですから、これから売上高を10倍に伸ばしてやっと現在の3分の1が適正価格ということになります。まして自動車の世界市場が、スマートフォンのように爆発的に伸びるような事態は考えにくいでしょう。

すなわち、今の株価はこの現実から完全に目を背けた数値になっているのです。まさにマネーゲーム、金融緩和の下で踊っているということになるわけです。

世界のファンドマネージャーは「いつテスラを売るべきか?」ということを必死に思案しています。彼らはそのタイミングと常ににらめっこしていますから、売り始めると今度は雪崩を打ったように下落するでしょう。これはもはや想像の話ではなく、ほぼ確実に起こる未来の話です。

そうなった時に、あなたは適切に対処できるでしょうか。体よく売り抜けられれば良いと考えるかもしれませんが、そこで同じゲームを戦っているのは熟練のトレーダーたちです。彼らはあなたに株を売りつけると、一瞬でいなくなります。そうなると、株価はあっという間に信じられないほど値下がりするでしょう(米株にストップ安はありません)。

自分が熟練のトレーダーと自認していたり、そうなりたいと覚悟を決めた人でなければ、このゲームに参加するのはウサギがライオンの檻に放たれるようなものだと考えるべきです。株式市場とはそれほど恐ろしいところだと考えてください。

素人が投資で勝つ道
しかし、株式投資とは不思議なもので、そんな私たち素人にも勝てる道を用意してくれています。それは、「時間をかける」ということです。

多くの機関投資家は、1年や四半期での結果が求められますから、目の前の利益を優先します。だからこそ、すぐには儲からないところにはうまみが生まれるのです。

長い期間で見れば、株価は企業の価値に比例します。しかし、企業の価値は株価のように急に2倍になったり、半分になったりするものではありません。長い年月をかけて計画をして準備をし、いざ始めてから結果が出るまでにも何年もかかります。

機関投資家はそれにしぶとく付き合っていられません。しかし、私たちにはそれができます。なぜなら、私たちは四半期や1年での運用成績で判断される必要はないからです。むしろ、多くの人にとって投資は将来への備えですから、何年も先に最終的に増えていればそれで良いものです。

したがって、長期投資として私たちがやるべきことは、しっかりと価値=業績を伸ばし続けられる企業を見つけ、それをしたたかに買い、結果が出るまで持ち続けるということになります。ここには強力なライバルもいないので、多くの可能性が残っているのです。

いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続ける

ここまでテスラを悪者のように扱ってきましたが、決してテスラという会社が悪いわけではありません。むしろ、世の中で他に誰もできない理想を実現しようとしているとてつもない企業だと思っていますし、実績も残してきています。会社としての将来は明るいでしょう。

しかし、それと株価は別物です。株価はすでに実態から大きく乖離して、バブルになってしまいました。ここからどこまで上がるかはわかりませんが、もはやただのマネーゲームになってしまっています。

私たちが本当にやるべきことは、テスラの株価はこれほど上がる前に、その実力や理念に可能性を見出し、しぶとく調べてそこを買っておくことなのです。良い企業ほど、勢いがつけばどこまででも上がるので、そこでバブルの恩恵を大きく受けることができます。安く買っているので、当面の株価下落も恐れる必要はありません。

もっとも、誰よりも早く成長株を見つけ出すというのも容易ではありません。しかし、そんなあなたにも必ずチャンスがやってきます。それが、相場変動で株価が大きく下がったときです。この時に買えれば、最初に買った人たちからは出遅れたとしても、ボーナスステージの如く素晴らしい銘柄を安く買うことができるのです。この時には、ある程度材料の出揃った状態から銘柄を選ぶことができます。

普段は素晴らしい銘柄探しに勤しみ、株価が下がった時にしたたかに買い、あとは成長を見守る。株式投資はこれだけで良いのです。バフェットも以下のように言っています。

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます

テスラはさすがに難しかったかもしれませんが、私の責務も「将来大きく成長する成長株を探す」ということだと確信しています。2021年はこれまで以上に企業の成長性に着目し、相場が多少動いたくらいではびくともしない銘柄を見つけていきたいと思います。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c358

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
9. 中川隆[-8296] koaQ7Jey 2021年1月13日 22:26:35 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[36]
トランプ氏のチャンネル停止=ユーチューブ、暴力誘発を懸念
2021/01/13 18:01


 【シリコンバレー時事】米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は12日、暴力を誘発する懸念があるとして、トランプ大統領のチャンネルに同日投稿された動画を削除した。同時に違反警告を発し、新たな投稿を少なくとも1週間停止すると明らかにした。90日以内にさらに2回の警告が積み重なると、チャンネルは永久に削除される。

 トランプ氏は、ツイッターやフェイスブックのアカウントも停止されており、主要なソーシャルメディアを通じた発信が断たれた形だ。ユーチューブはまた、トランプ氏のチャンネル内の動画について、利用者がコメントを書き込む機能も期限を定めずに無効にした。 
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AE%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E5%81%9C%E6%AD%A2-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96-%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E8%AA%98%E7%99%BA%E3%82%92%E6%87%B8%E5%BF%B5/ar-BB1cI70R?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c9

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
10. 中川隆[-8295] koaQ7Jey 2021年1月14日 09:19:47 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[3]
メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題
2021年1月13日 GLOBALMACRORESEARCH


新型コロナウィルスの流行がもはや制御不能なものとなるなか、米国の政治は混乱を極めている。2020年の大統領選で敗北したドナルド・トランプ大統領は選挙結果を長らく否定していたが、最近ようやく政権移譲に同意した。

アメリカ議会乱入

一方で選挙結果を不当なものと考える一部の有権者が1月6日に米国議会に押し入り、有権者と警官の両方を含む複数の死者が出るなどいかにも米国らしい政治が続いている。

そうしている間にも米国では新型コロナの新規感染者が1日に20万人程度、死者が数千人程度の規模で確認されており、他にやるべきことがあるだろうと思うのだがそういうことは気にしないのがアメリカのやり方である。

このアメリカ議会乱入の後、Twitterなどの大手SNSサイトがトランプ氏のアカウントを停止するなどの措置を行なった。前々から感じていたことだが、TwitterやFacebookなどの会社は「何が社会に発信されるべきで、何が発信されるべきでないか」を決める権限があるようである。

元々は新聞社やテレビ局などがこの権限を自由に行使していた。そこにSNSが現れ、限られた企業ではなく人々が自由に意見を交換できるようになった結果、イギリスはEUを離脱し、アメリカではトランプ大統領が誕生した。

国民投票でEU離脱を選んだイギリス人の凄まじい精神力 (2016/6/24)
これが一部の政治家の気に入らなかったようである。トランプ氏が大統領選で勝利した後、一部の政治家によってSNS各社に影響力を行使すべきだという話し合いが持たれ、それは速やかに実行された。

Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏は当初は政治家らのこうした主張を馬鹿げたものだと一蹴していたが、ザッカーバーグ氏本人が議会に呼び出されるなど事態の深刻さを認識した後はSNS上のコンテンツを検閲することに同意することになり、Twitterなど各社も続くこととなった。政治家の圧力によってSNSが新聞社になったのである。

規制を主導したメルケル氏

こうしたいわゆる「インターネット規制」を主導した政治家の代表格がドイツのメルケル首相である。

中国化するEU: メルケル氏がインターネット規制を提案、議会が反ロシア系メディア決議を採択
しかしFinancial Timesなど各紙が報じているところによると、今回のトランプ氏のアカウント停止についてはメルケル氏は「言論の自由は重要で本質的な権利」であり、トランプ氏のアカウント停止は「問題だ」と主張、SNS大手の動きを批判した。

インターネット規制を主導していたメルケル氏に何があったのか? それはメルケル氏のコメントを全文読んでみると分かる。彼女はこう言ったのである。

言論の自由は重要で本質的な権利である。この権利は制限されることもあるが、それは法を元に議会によって決定されたフレイムワークによって決まるべきであり、ソーシャルメディア各社の決定によって決められるべきではない。

これを読者各位はどう思うだろうか? ドイツの与党であるキリスト教民主同盟を率いるメルケル首相は、当然ながら議会の一員である。

要するにメルケル氏は、「言論の自由の制限は自分たちによって決められるべきであり、彼らが決めるべきではない」と言ったのである。

ちなみにメルケル氏はドイツにおけるリベラル政治家の代表格である。リベラリズム(自由主義)とはなかなか面白い命名ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11906
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c10

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
11. 中川隆[-8294] koaQ7Jey 2021年1月14日 09:28:03 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[4]
フェイスブックは「相互監視社会」を作ってしまった。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/800.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c11
[リバイバル3] フェイスブックは「相互監視社会」を作ってしまった。 中川隆
7. 中川隆[-8293] koaQ7Jey 2021年1月14日 09:28:30 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[5]
YouTube の言論弾圧について
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/800.html#c7
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
34. 中川隆[-8292] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:01:02 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[8]
議事堂乱入でANTIFAの影を見抜いた日本人女性
小川 博司 2021/01/14



サンディエゴ在住のアシュリー・バビット氏は警官に撃たれて死亡した(写真:Abaca/アフロ)© JBpress 提供

 米東部時間1月12日午後、米国でこのところ視聴率を上げているエポックタイムズが、フリーで活動する日本人の女性ジャーナリスト、我那覇真子氏のインタビューを配信した。題名は「Video: Analysis of Ashli Babbit Video Suggests Coordinated Actions–Interview With Masako」で、12分13秒の彼女に対するインタビューだ。






 ちなみに、エポックタイムズは法輪功系のメディアで、極端かつ徹底した反中報道スタンスで知られる。最近はトランプ大統領を支持することで視聴者を増やしており、誤情報や陰謀論を拡散しているとリベラルメディアは批判している。そして、取材を受けた我那覇氏は「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表で、保守派のフリージャーナリストとして活動している人物だ。その点を理解した上で読んでいただきたい。

 結論を先取りすると、彼女は、1月6日にワシントンDCで起きたトランプサポーターらによる議事堂への乱入に関する複数のYouTubeを見ていてあることに気づいた。サンディエゴ在住の女性、アシュリー・バビット(Ashli Babbitt)氏が警官に撃たれる前、ある一人の黒人男性がパイプを持ったもう一人の男とドアのガラスを割っていた。その直後に警官が発砲して彼女は倒れた。我那覇さんは、一連の騒動の中で、この二人だけが、トランプサポーターとは異なる過激な行動をしていたと指摘している。そして、他の証拠と合わせると、この黒人男性は極左団体のANTIFA(反ファシスト)だという。

 我那覇氏によれば、バビット氏の命を救おうと救急救命士が搬送しようとしているにもかかわらず、この黒人男性は「彼女は死んだ」と叫び、デモ隊を興奮させた。ところが、この黒人男性はデモ隊を扇動した後、自分自身はデモ隊から離れ、近くの階段にいた複数の警官の後ろでリュックを背負って静かに立っていた。実際、撮影された映像はリンクで確認できる。

 確かに、他のYouTubeを見ても、バビット氏が撃たれた時に暴徒としてドアの窓を壊していたのはこの二人だけのようで、そのうちの一人がこの黒人男性、もう一人がパイプを持った男だった。この黒人男性は、その後、CNNに出演して当時の様子を話した(これも我那覇氏のインタビューにリンクに出てくる)。

日系メディアの駐在員は何をしている?
 日本の大手メディアは米国に駐在員を置いている。基本はワシントンDC、ニューヨーク、サンフランシスコ(シリコンバレーに近い)の三都市が中心だと思われるが、中には、他の都市に駐在している人もいる。また元駐在記者で、今はワシントンDCや西海岸に住んで独自の報道をしている人もいる。

 さらに、米国のシンクタンクや大学に研究員のような形で滞在している人がいることを考えれば、総計は100人を下らないだろう。現地採用の記者などもおり、米国から見た海外メディアとしては日系メディアはかなり手厚い体制を敷いていると評価できる。

 もっとも、彼らが真面目に仕事をしているのは当然ながら、メディア企業として米政府などとの関係があるため、今回のような混乱時に思い切った報道ができないという面がある。

 また以前、民主党大会への取材をしたいと頼んできたメディアがあったが、筆者が民主党関係者と話すと、その時は無条件にダメだった。環太平洋経済連携協定(TPP)の話で紹介をしようとした際に断られた経緯もある。単に忙しかっただけかもしれないが、日本のメディアは米政府にはあまり食い込めない事情があるらしい。

 実際、今回の大統領選挙でも、各州がメディアに公開した投票所に日本のメディアが取材していたという話は聞いていない。これも、ある駐在員に聞くと、取材依頼を出したが断られたとのことだった。

 さて、我那覇さんに話を戻すと、この時期にワシントンDCを一人で歩くのには勇気がいる。筆者の印象では、今のワシントンDCは、ニューヨークでいえばハーレムやブロンクスの雰囲気で、単純に危険の多い地域だ。その心意気自体が彼女のジャーナリスト魂に繋がっているのだろう。

 今回のデモ隊の議事堂乱入についても、短絡的に「暴動」と言い切らずに、つぶさにYouTubeにアップされた動画を分析したところに、他の日本メディアとの違いがあった。さすがに、1月6日当日の体当たり取材はできなくても、IT(情報技術)の発達した現在、多くの欧米ジャーナリストや民間人が写した動画を横並びで見れば、真実が見えてくるということもあるだろう。

沖縄での経験が物を言った今回の分析
 我那覇さんは沖縄出身で、これまでも地元メディアの記者として日本で「左翼」と呼ばれる人達の行動を見てきたと語っている。その結果、彼らの「分子」が普通の人達の中に混じり、暴動を扇動するというパターンを見つけたという。その分子は、その前からの動きを冷静に見ていれば、明らかに他の一般大衆とは違う動きをするとのことだ。

 そう言われてみると、議事堂で議場に入って議長席に座っているのはマスクをした黒人であった。また、乱入の様々なシーンでは、他の中高年の白人トランプサポーターとは違って、リュックを背負った若者が必ずと言っていいほど混じっている。

 また、我那覇さんのインタビュービデオを見た後に、YouTubeにアップされた複数のビデオを見ると、トランプサポーターの多くがマスクをしていない、またはマスクをしても顔の判別ができるのに対して、明らかに顔を隠している人々が混ざっている。

 地元警察などが、この分析に興味を持って行動をするかどうかは、今のところ不明である。暴徒と呼ぶ人々と一緒に写真撮影をしている警官もいる中、何が真実かを見つけるのは難しい。

 彼女のようなジャーナリストが多角的な観点で報じるようになると、いよいよ米国の政治報道も、ワシントンDCのシンクタンクや日本にいる研究者などへのコメントに依存するだけではなく、事実に基づいた議論ができるようになる。

 筆者の知る限り、台湾は30年以上前からそうしてきたし、中国もこの20年で急速に米国の事実を報道できるようになっている。韓国についても、ここ10年の米国への食い込みは著しく、日本人によく知られている複数のシンクタンクなども、韓国依存度を高めている。彼らのイベント情報の中に、この数年でも中国や韓国に関するものが多いのは、両国およびその企業から資金が出ているからだろう。

 米国は、今回の大統領選挙を経て大混乱時代が始まった。黒人だというだけで逮捕しないという動きや、コロナを理由に、中国人を批判する動きはもちろん、日韓も含めた東アジア人差別も生まれつつある。米国政治自体も、分断がなくなるどころか、むしろ拡大中だ。

 こうした現実を本社に縛られないフリーのジャーナリストとして、我那覇さんが今後も活躍することを祈りたいし、彼女の次を狙う日本人ジャーナリストが米国に増えることを期待したい。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A0%82%E4%B9%B1%E5%85%A5%E3%81%A7antifa%E3%81%AE%E5%BD%B1%E3%82%92%E8%A6%8B%E6%8A%9C%E3%81%84%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E5%A5%B3%E6%80%A7/ar-BB1cJkRT?ocid=msedgntp

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c34
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
35. 中川隆[-8291] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:11:18 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[10]
01-13 アメリカはなぜ中華系決済サービスを禁止したのか
2021/01/13





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c35
[近代史4] ペトロダラーシステム 中川隆
15. 中川隆[-8290] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:12:00 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[11]
01-13 アメリカはなぜ中華系決済サービスを禁止したのか
2021/01/13





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/822.html#c15
[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
12. 中川隆[-8289] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:23:33 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[13]
01-14 大手IT企業の性質がハッキリしてきた
2021/01/14





http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c12
[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
90. 中川隆[-8288] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:24:11 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[14]
01-14 大手IT企業の性質がハッキリしてきた
2021/01/14





http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c90
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
36. 中川隆[-8287] koaQ7Jey 2021年1月14日 10:24:48 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[15]
01-14 大手IT企業の性質がハッキリしてきた
2021/01/14





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c36
[番外地8] 平成天皇は、DNA鑑定されない様に、土葬を止めて火葬にするそうだけど
皇族のDNA鑑定を公表したら天皇制は即廃止になるよ。
平成天皇は、DNA鑑定されない様に、土葬を止めて火葬にするそうだけど、皇族は沢山いるからいずれ真実がわかってしまうな。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/779.html
[リバイバル3] 酒を飲むとバカになる 中川隆
48. 中川隆[-8286] koaQ7Jey 2021年1月14日 11:01:04 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[16]
2021年01月14日
アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏り
https://sicambre.at.webry.info/202101/article_18.html


 アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏りに関する研究(Xue et al., 2021)が公表されました。アルコール摂取量の増加はさまざまな病気のリスクを高める、と長い間考えられてきました。しかし、最近の研究で、アルコール摂取の遺伝的基盤は特定の疾患と負の相関があると明らかになり、疾患に対するアルコールの防御作用の可能性が示唆されました。この結果に対して考えられる説明の一つは、ある種の疾患の患者は、診断後にアルコール摂取量を変えたり、調査においてアルコール摂取量を不正確に申告したりする可能性がある、ということです。

 この研究は、イギリスバイオバンクの455607人のデータを用いて、不正確な自己申告や行動の変化がアルコール摂取に関する遺伝研究の結果に偏りを生じさせるのかどうか、調べました。その結果、不正確な自己申告や行動の変化を補正しなかった場合、アルコール摂取と2型糖尿病や高血圧症や鉄欠乏性貧血との間に負の遺伝的相関が見いだされました。しかし、不正確な自己報告や行動の変化を補正すると負の相関は認められなくなり、心血管疾患など8種類の疾患や総疾患数との正の相関が認められるようになりました。

 この結果は、行動形質の遺伝学的研究における潜在的な偏りについて研究者たちに注意を促すものであるとともに、その補正方法を示しています。しかし、この研究は、こうした偏りが必ずしも全ての集団や行動形質に当てはまるわけではない、とも指摘しています。人類のアルコール分解能力の起源に関しては、2100万〜1300万年前頃の人間・チンパンジー・ゴリラとオランウータンの最終共通祖先は効果的にエタノールを代謝できず、両者が分岐した後、1000万年前頃の人間・チンパンジー・ゴリラの共通祖先において、エタノールをずっと効率的に代謝できる変異が出現したのではないか、と推定されており(関連記事)、アルコール摂取と疾患の遺伝的関連については、進化的観点からも注目されます。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


遺伝学:アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏りを補正する

 アルコール摂取量などの自己申告に基づいた形質に関する遺伝学的研究は、不正確な申告や行動の変化によって偏りが生じている可能性のあることを報告する論文が、今週、Nature Communications に掲載される。この知見は、アルコール摂取と特定の疾患の相関に関する研究報告の矛盾を説明する上で役立つ可能性がある。

 アルコール摂取量の増加は、さまざまな病気のリスクを高めると長い間考えられてきた。しかし、最近の研究で、アルコール摂取の遺伝的基盤は、特定の疾患と負の相関があることが明らかになり、疾患に対するアルコールの防御作用の可能性が示唆された。この結果に対して考えられる説明の1つは、ある種の疾患の患者は、診断後にアルコール摂取量を変えたり、調査においてアルコール摂取量を不正確に申告したりする可能性がある、ということである。

 今回、Jian Yangたちは、英国バイオバンクの45万5607人のデータを用いて、不正確な自己申告や行動の変化がアルコール摂取に関する遺伝研究の結果に偏りを生じさせるかどうかを調べた。その結果、不正確な自己申告や行動の変化を補正しなかった場合、アルコール摂取と2型糖尿病、高血圧症、鉄欠乏性貧血との間に負の遺伝的相関が見いだされた。しかし不正確な自己報告や行動の変化を補正すると、負の相関は認められなくなり、心血管疾患など8種類の疾患や総疾患数との正の相関が認められるようになった。

 今回の研究結果は、行動形質の遺伝学的研究における潜在的な偏りについて研究者たちに注意を促すものであるとともに、それを補正する方法を示している。ただしYangたちは、この偏りが必ずしも全ての集団や行動形質に当てはまるわけではないと指摘している。


参考文献:
Xue A. et al.(2021): Genome-wide analyses of behavioural traits are subject to bias by misreports and longitudinal changes. Nature Communications, 12, 6450.
https://doi.org/10.1038/s41467-020-20237-6


https://sicambre.at.webry.info/202101/article_18.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/723.html#c48

[近代史4] 酒は飲んではいけない 中川隆
6. 中川隆[-8285] koaQ7Jey 2021年1月14日 11:02:16 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[17]

2021年01月14日
アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏り
https://sicambre.at.webry.info/202101/article_18.html


 アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏りに関する研究(Xue et al., 2021)が公表されました。アルコール摂取量の増加はさまざまな病気のリスクを高める、と長い間考えられてきました。しかし、最近の研究で、アルコール摂取の遺伝的基盤は特定の疾患と負の相関があると明らかになり、疾患に対するアルコールの防御作用の可能性が示唆されました。この結果に対して考えられる説明の一つは、ある種の疾患の患者は、診断後にアルコール摂取量を変えたり、調査においてアルコール摂取量を不正確に申告したりする可能性がある、ということです。

 この研究は、イギリスバイオバンクの455607人のデータを用いて、不正確な自己申告や行動の変化がアルコール摂取に関する遺伝研究の結果に偏りを生じさせるのかどうか、調べました。その結果、不正確な自己申告や行動の変化を補正しなかった場合、アルコール摂取と2型糖尿病や高血圧症や鉄欠乏性貧血との間に負の遺伝的相関が見いだされました。しかし、不正確な自己報告や行動の変化を補正すると負の相関は認められなくなり、心血管疾患など8種類の疾患や総疾患数との正の相関が認められるようになりました。

 この結果は、行動形質の遺伝学的研究における潜在的な偏りについて研究者たちに注意を促すものであるとともに、その補正方法を示しています。しかし、この研究は、こうした偏りが必ずしも全ての集団や行動形質に当てはまるわけではない、とも指摘しています。人類のアルコール分解能力の起源に関しては、2100万〜1300万年前頃の人間・チンパンジー・ゴリラとオランウータンの最終共通祖先は効果的にエタノールを代謝できず、両者が分岐した後、1000万年前頃の人間・チンパンジー・ゴリラの共通祖先において、エタノールをずっと効率的に代謝できる変異が出現したのではないか、と推定されており(関連記事)、アルコール摂取と疾患の遺伝的関連については、進化的観点からも注目されます。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


遺伝学:アルコール摂取と疾患の遺伝的関連の分析に生じる偏りを補正する

 アルコール摂取量などの自己申告に基づいた形質に関する遺伝学的研究は、不正確な申告や行動の変化によって偏りが生じている可能性のあることを報告する論文が、今週、Nature Communications に掲載される。この知見は、アルコール摂取と特定の疾患の相関に関する研究報告の矛盾を説明する上で役立つ可能性がある。

 アルコール摂取量の増加は、さまざまな病気のリスクを高めると長い間考えられてきた。しかし、最近の研究で、アルコール摂取の遺伝的基盤は、特定の疾患と負の相関があることが明らかになり、疾患に対するアルコールの防御作用の可能性が示唆された。この結果に対して考えられる説明の1つは、ある種の疾患の患者は、診断後にアルコール摂取量を変えたり、調査においてアルコール摂取量を不正確に申告したりする可能性がある、ということである。

 今回、Jian Yangたちは、英国バイオバンクの45万5607人のデータを用いて、不正確な自己申告や行動の変化がアルコール摂取に関する遺伝研究の結果に偏りを生じさせるかどうかを調べた。その結果、不正確な自己申告や行動の変化を補正しなかった場合、アルコール摂取と2型糖尿病、高血圧症、鉄欠乏性貧血との間に負の遺伝的相関が見いだされた。しかし不正確な自己報告や行動の変化を補正すると、負の相関は認められなくなり、心血管疾患など8種類の疾患や総疾患数との正の相関が認められるようになった。

 今回の研究結果は、行動形質の遺伝学的研究における潜在的な偏りについて研究者たちに注意を促すものであるとともに、それを補正する方法を示している。ただしYangたちは、この偏りが必ずしも全ての集団や行動形質に当てはまるわけではないと指摘している。


参考文献:
Xue A. et al.(2021): Genome-wide analyses of behavioural traits are subject to bias by misreports and longitudinal changes. Nature Communications, 12, 6450.
https://doi.org/10.1038/s41467-020-20237-6
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/330.html#c6

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
4. 中川隆[-8284] koaQ7Jey 2021年1月14日 12:31:17 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[18]
尖閣は台湾先住民の領土だよ、日本の領土では有りえない、右翼は尖閣の歴史を何も知らないだけだよ。
尖閣は石器時代からずっと台湾先住民の漁場だった。
西表島や石垣島も10世紀までは台湾先住民が住んでいた。
沖縄の人間は明治までは尖閣という島が有ることさえ知らなかったんだ。
そもそも日本は北海道、本州、九州、四国とそれに付属する小島だけが領土だとされているんだから、台湾に付属する尖閣は領土では有りえない。

元々、日本政府が台湾先住民を無視して勝手に、尖閣は無人島だから日本の領土にすると宣言しただけだろ。
沖縄が日本に返還された時に、尖閣も一緒に日本に移譲されて、周恩来と田中角栄が尖閣の領有権は後で話し合おうと先延ばししたので今の状況になったんだ。
それから、沖縄先住民の縄文人は10世紀に沖縄を乗っ取った日本人とは不倶戴天の仇で、ずっと憎みあっていたから、中国に朝貢して中国の属国にして貰ったんだ。それが中国が沖縄は中国の一部だと思っている背景だ。

▲△▽▼

沖縄先住民の縄文人はアイヌ語を話していたんだよ。 日本語は chousen から入ってきた言葉だとわかっている。
沖縄先住民は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。

10世紀に日本人が沖縄と西表島や石垣島を乗っ取ってから琉球語を使う様になったんだよ:

縄文文化の影響が強かった沖縄諸島に対し、先島諸島(宮古諸島・八重山諸島)ではかなり違った様相が見られる。縄文時代に当たる古い時期には、厚手平底の牛角状突起がある下田原(しもたばる)式土器などが見られる。

これらは縄文土器よりも台湾先史時代の土器との共通点が指摘されており、この時期には縄文文化と異なる東南アジア系の文化があったとも考えられる。その後約2500年前から先島諸島は無土器文化の時代に入るが、この時代もシャコガイを用いた貝斧など東南アジアとの関連性を示唆する遺物がみられる。

約800年前ごろになるとカムイヤキや鍋形土器などがみられるようになり、本島地方と近しい文化をもつようになる。


中山世鑑』を編纂した羽地朝秀は、摂政就任後の1673年3月の仕置書(令達及び意見を記し置きした書)で、琉球の人々の祖先は、かつて日本から渡来してきたのであり、また有形無形の名詞はよく通じるが、話し言葉が日本と相違しているのは、遠国のため交通が長い間途絶えていたからであると語り、王家の祖先だけでなく琉球の人々の祖先が日本からの渡来人であると述べている。

なお、最近の遺伝子の研究で沖縄県民と九州以北の本土住民とは、同じ祖先を持つことが明らかになっている。

高宮広士札幌大学教授が、沖縄の島々に人間が適応できたのは縄文中期後半から後期以降である為、10世紀から12世紀頃に農耕をする人々が九州から沖縄に移住したと指摘するように、近年の考古学などの研究も含めて南西諸島の住民の先祖は、九州南部から比較的新しい時期(10世紀前後)に南下して定住したものが主体であると推測されている。

▲△▽▼

沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかったんだ。
それで沖縄の漁民は尖閣という島が有ることすら知らなかった。
従って、尖閣は台湾の領土に決まっているんだよ。  


台湾漁民は尖閣列島に夜間碇泊できなくなると、水揚げが激減することになるという。しかし最近でも沖縄から尖閣列島周辺に出漁する漁船はいない。


 たしかに、尖閣列島周辺海域には魚が多い。黒潮にのって北上するカツオ、マグロ、カジキ等は、必ずこのあたりを通り、またサメ類、サバ、アジなどもいた。しかし尖閣列島は、琉球人にとって古来から明治になっても、小さなサバニで危険を冒し、何日もかけて、冷凍も発達していない時代に、魚とりにいかなければならない好漁場ではなかった。琉球人の生活にとって尖閣諸島は、あまり関係のない、まさに「夢の島」だったのである。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c4

[番外地8] 平成天皇は、DNA鑑定されない様に、土葬を止めて火葬にするそうだけど 中川隆
1. 中川隆[-8283] koaQ7Jey 2021年1月14日 12:38:00 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[19]
欧米の王室は全員DNA鑑定の結果を公開しているよ。
日本の天皇家だけ公表しないというのは真実がわかると困るからだよ。
明治天皇は李朝関係者なんだよ。 日本の天皇の血筋じゃない。
明治維新というのは日本を李朝に乗っ取られたんだよ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/779.html#c1
[近代史5]  「2日に1食が当たり前」働く女性の悲痛な声 コロナで解雇や雇い止め 中川隆
5. 中川隆[-8282] koaQ7Jey 2021年1月14日 12:54:37 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[20]
自殺者の増加と、命の危機にあっても生活保護を拒否する人の胸の内
ハフポスト日本版 2021/01/14
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%87%aa%e6%ae%ba%e8%80%85%e3%81%ae%e5%a2%97%e5%8a%a0%e3%81%a8%e3%80%81%e5%91%bd%e3%81%ae%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%82%e7%94%9f%e6%b4%bb%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%82%92%e6%8b%92%e5%90%a6%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%83%b8%e3%81%ae%e5%86%85/ar-BB1cJldH


怒涛の年末年始が終わったと思ったら、東京を中心とした一都三県は二度目の緊急事態宣言となった。

多くの飲食店が悲鳴を上げ、飲食の仕事にあぶれた人々は日雇い派遣に殺到し、そうなるとそれまで日雇い派遣で働いてきた人たちがシフトに入れなくなり、ネットカフェ生活も維持できなくなる。昨年3月から感染者が増えるたびに繰り返されてきたことだが、国にはそんな不安定層の現実はまったく見えていないようで、ここにはなんの手当てもない。

東京都は住まいがない人へのホテル提供を2月7日まで延長したが、当事者にどれほど届いているかも未知数だ。「新型コロナ災害緊急アクション」に届くSOSは、今回の緊急事態宣言前からかなり増えている。すでに野宿という人も多く、寒さが耐えられないという悲鳴に胸が痛む。支援者が駆けつけるが、同様の人は増えるばかりだ。

そんな中、年末年始に東京・大久保公園で開催された「年越し支援・コロナ被害相談村」の詳しいデータが出た。

前回の原稿で紹介したデータは閉村の日に発表したものだが、以下はその後、集計をして出たもの。

それによると、相談件数は12月29日、30日、1月2日の3日間で344件。男性280件、女性61件、不明・その他3件。外国人は24人。国籍はエチオピア、ベトナム、バングラデシュ、フィリピン、ミャンマーなど。3日間で合わせて約400セットの食料品が配布された。

相談者の年代別は、40代がもっとも多く22%。ついで50代21%。30代と60代がぞれぞれ16%。

相談の種類としては、もっとも多いのが「生活」で50%。ついで「食事」で19%。その次は「仕事」の13%、「住居」の9%が続く。

衝撃的だったのは「住まい」に関してのデータ。相談者のうち、住まいが「あり」と答えたのは47%。対して45%の人が「なし」と回答したのだ。

また、のちのフォローが必要と思われる75件のうち、電話がある人はわずか37件であることも判明した。ということは、すでに38人が携帯が止まっている状態。

「ここまで携帯が止まっている人が多いとは」。実行委員のメンバーも驚く数字だった。確かに、「新型コロナ災害緊急アクション」にSOSメールをくれる人々も約半数がすでに携帯が止まっているかもうすぐ止まるという状態。よってフリーWi-Fiのある場所でしか連絡がとれないことが支援の壁となり、本人にとっては携帯番号がないことが仕事や不動産契約の壁となってしまう。

そんなふうに携帯が止まり、すでに住まいを失い野宿生活、そして全財産も1000円を切っているのに、「生活保護だけは受けたくない」という人が多かったのもこの年末年始の特徴だった。前回も少し触れたが、そんな状態で使える制度は生活保護制度くらいしかないので提案するも、「生活保護だけは嫌だ」と頑なに首を横に振る人が多いのだ。時には「自分はそんな人間じゃない」と怒り出してしまう人もいる。

一方、それほど抵抗はないけれど、親や兄弟に知られるのが嫌だからと申請をためらう人もいる。生活保護を申請すると、「扶養照会」といって家族に連絡がいくのだ(虐待やDVがあったりするとされない。また、長いこと音信不通だったり、親が高齢だったりするケースもされない場合がある)。これが生活保護申請の大きな壁になっているのだが、では、「あなたの息子さん/親が生活保護の申請に来ているが面倒をみられないか」と言われて、どれほどの人が「面倒をみます」となっているのか。

ここに貴重な数字がある。困窮者支援に奔走する足立区区議会議員・おぐら修平氏によると、2019年、足立区で生活保護新規申請世帯は2275件。うち、扶養照会によって実際に扶養がなされたのはわずか7件で1%以下。照会したところでほとんどが「無理」と答えているのである。事務的な手間を考えても照会しないのが合理的ではないだろうか。

この扶養照会について、せめてコロナ禍だけでも省略するよう求めているのだが、今のところ変化はない。

もうひとつ、生活保護を忌避する理由として多いのは、「一度申請したことがあるが、相部屋のひどい施設に入れられたので逃げ出してきた、あんな思いだけはもう勘弁」というものだ。支援者が同行せずに路上から生活保護申請をした場合、劣悪な無料低額宿泊所など貧困ビジネスの施設に入れられてしまうことも多い。支援者が同行し、交渉すればそのような施設を回避してアパートに転宅する道筋をつけることができるのだが、一人で行くと、生活保護の「入り口」で、ある意味「地獄を見る」ようなことになってしまうのだ。

路上生活が長そうな人であまりにも生活保護を拒否する場合、話を聞くと大抵このような施設に入れられてしまった経験がある。公的福祉に繋がることによってひどい経験をし、それがトラウマになって公的福祉を拒絶する人々を大量に生み出しているなんて、それはセーフティネットとは到底言えない、まるでわざと「福祉なんてこりごり」という思いを刷り込んでいるかのようではないか。

さて、生活保護を拒む理由としてそれよりもダントツに多いのは、生活保護そのものへの抵抗感だ。

「生活保護を受けるくらいなら死んだ方がまし」「やっぱり、イメージが悪い」「抵抗がある」「なんとか生活保護だけは避けたい」

そんな言葉を聞くたびに、2012年、この国に吹き荒れた生活保護バッシングを思い出す。芸能人家族の生活保護利用を発端に自民党議員が繰り広げたバッシングだ。

あのバッシングは、今、住まいもお金もなく、3日食べていないなど「命の危機」にさらされている人たちに強固に作用し、当人を殺しかけている。そんな事実を、当時バッシングを主導した自民党議員はおそらく知りもしないだろう。

ちなみに、私たちも無差別に生活保護を勧めているわけではない。前回も書いたように、使える制度がそれくらいしかないから勧めているのだ。住まいがなければ仕事も見つからない。生活保護を利用すれば転宅費も出てアパート入居ができるから、まず安定した住まいを確保するために利用したらどうか、そうして働いて収入が上回れば保護を廃止すればいいのでは、と提案しているのだ。なぜなら、このまま放置すれば餓死する可能性が高いから。

もちろん、中にはそのような説得が功を奏して「申請します」となることもある。しかし、それでも首を縦に振らない人たち。「もう少し自力で頑張ってみます」「炊き出しをまわりながら、なんとか生活立て直します」。大きな荷物を持ち、疲れ果てた顔でそう言う人の姿を見るたびに、やっぱり浮かぶのは生活保護バッシングをした自民党議員たちの顔だ。「生活保護を恥と思わないことが問題」などの発言を繰り返した片山さつき氏、フルスペックの人権を否定するような発言をした世耕弘成氏。あなたたちの言説はコロナ禍の今、呪いの言葉となって困窮者たちを縛り、命を危険にさらしていますがどう思いますか? そう問いたくなってくるのは私だけではないだろう。

© ハフポスト日本版
しかし、怒ってばかりいても仕方ない。私が今望むのは、あの時、生活保護バッシングを繰り広げた議員たちが、今こそ当時の言説を否定してくれないかということだ。あの時はそう言ったけれど、コロナ禍は災害のようなものだから、困窮は決して本人だけのせいではないから、どうか恥などと思わずに生活保護を利用してください。バッシングをした人たちが率先して言ってくれたら。そう望むのはあまりにも愚かなことだろうか。しかし、それで救える命は確実にあるのだ。

この年末、厚労省は、「生活保護の申請は国民の権利です」と打ち出した。また、1月7日には全国に「生活保護申請をためらわせることがないように」という通知も出している。

しかし、それだけでは足りないのだと思う。「権利」と言われて響く人は、もうとっくに利用している。いくら権利と言われてもためらってしまう人たちを動かす言葉は、ある意味でこれまでのバッシングを超えるような力強いものだと思うのだ。それを私はいまだに発見できていないことが歯がゆい。生きる方向に、制度利用の方向に動かすほどの力のある言葉。

「今までたくさん税金払って支えてきたんだから、今度は〇〇さんが少しくらい支えてもらったっていいんじゃないんですか?」

年末年始、何度も口にした。少しだけ、気持ちが揺らぐ瞬間が垣間見えたけれど、彼ら彼女らのその後はわからない。携帯が止まっているから、連絡がとれない。

さて、そんなふうに生活保護について延々と書いてきたのは、昨年末、悲しい事件が相次いだからだ。

まずは11月28日、小田急線の玉川学園駅で、50代の娘と80代の母親が特急列車に飛び込んだ事件。親子は数年前からお金に困っていたようで、近隣住民にお金を借りていたという。駅の防犯カメラには、列車に飛び込む一時間ほど前から二人がホームを往復し、何度も飛び込もうとしてはためらう姿が記録されていた。

一方、12月11日には、大阪市港区マンションで40代の娘と60代の母親が遺体で発見されている。二人は餓死したとみられ、母親の体重はわずか30キロ。冷蔵庫は空で、水道やガスも止められ、所持金はわずか13円だった。親子は昨年春頃から困窮し、次第に追い詰められていったようだ。

どちらのケースも、生活保護を利用していれば命を失うことはなかったと思われる。なぜ、親子は特急列車に飛び込むほどに、そして餓死するまでに追い詰められたのか。公的福祉に助けを求められなかったのか。もし持ち家だったとしても、自分が住んでいて二千数百万円以下であれば問題ない(住宅ローンがある場合は別)。車があったとしても通勤や通院に必要と認められれば受けられる。

「福祉を利用すればよかったのに」。このような事件が起きた時だけ、一瞬そんな声が大きくなる。が、今の日本は「安心して生活保護が利用できる国」ではないとも思う。「受けたくない」という人の声を聞くと、「バッシングが怖い」「バレたらどんな目に遭うかわからない」というように、世間のバッシングへの恐怖も耳にする。もちろん、バッシングは2012年以前にもあった。しかし、08年から09年にかけての年越し派遣村ではそこまで抵抗が強くなかったことを思うと、やっぱりどうにも悔しいのだ。

さて、ここで前述した、コロナ相談村に訪れた人々のデータを振り返りたい。

私がもっとも驚いたのは、相談に訪れた女性が全体の18%だったことだ。

年越し派遣村の時は505人中、女性は5人。ということはわずか1%。それが2割近くにまで増えたのだ。この結果を受けて現在、女性に特化した支援体制を作ろうと女性たちで動き始めている。

緊急事態宣言は今のところ2月7日まで。状況はこれからさらに深刻になるだろう。なぜなら、貯蓄額によって困窮に至る時期に時差が出るだけの話で、これからさらに貯金が尽きる人が出てくるからだ。

その上、今年の年度末には大量の非正規解雇が起きるのではと言われている。3月末、次の危機が来る可能性があるのだ。

年末年始支援が終わったと思ったら、次は年度末に向けた支援の準備。その間にも、年末年始に出会った人々へのアフターフォローや役所への同行がある。もう一年近くこんなことをやっていると思うと、時々いつまで続くのかと怖くなる。

最後に。

私が生活保護バッシングについてしつこく書くのは、生活保護が必要なのにためらう人を増やすことは、自殺者を増やすことに繋がると思うからだ。

昨年4月、生活保護申請者は前年同月比で25%増となった。困窮者支援の現場感覚で言えば、それからコンスタントに増え続けることが予想されたものの、その後落ち着き、9月に2カ月ぶりに増加したが、それほど増えてはいない。

代わりに昨年後半から急増したのは自殺者だ。特に女性。

命を守るはずの政治が、弱い立場に追いやられた人々の命を奪うなんて、そんなこと、絶対にあってはいけないのだ。

(2021年01月13日の雨宮処凛がゆく!掲載記事「第545回:命の危機でも生活保護を拒む人たちと、増える自殺者。の巻(雨宮処凛)」より転載。)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%87%aa%e6%ae%ba%e8%80%85%e3%81%ae%e5%a2%97%e5%8a%a0%e3%81%a8%e3%80%81%e5%91%bd%e3%81%ae%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%82%e7%94%9f%e6%b4%bb%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%82%92%e6%8b%92%e5%90%a6%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%83%b8%e3%81%ae%e5%86%85/ar-BB1cJldH
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/318.html#c5

[番外地8] デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません 中川隆
2. 中川隆[-8281] koaQ7Jey 2021年1月14日 13:18:59 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[21]
デフレの原因は技術の進歩で潜在供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません:
MMT論者は需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
そもそも需要や供給で意味が有るのは農業・食品や日用品、自動車・家電製品、輸送・電力・ガス・水道、土木・建設、介護・病院・学校関係くらいです。 それ以外の需要や供給は有っても無くても大して変わらないので、需要・供給の数値には意味は有りません:
今は技術の進歩で、日本人の1/3が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
警察・防衛、司法・行政・政治を含めても、まともな意味の有る仕事をしているのは日本人の半分だけでしょう。
そもそも輸出品の供給力に対応する需要は海外の購買力なので、日本の内需を拡大しても輸出や日本への観光客が増える訳ではないのです。 言い換えると、日本人の 半分はやる仕事が無いんですね。少子化は意図的に進めるのが正しいのです。
政府が公共事業で需要を増やしたところで日本人の 半分がやっている、やってもやらなくても何も変わらないどうでもいい仕事の量が増える事はありません。その金は不動産や株式市場に流れてバブルを起こすだけです。起業するより不動産や多国籍の株を買った方がリスクが低いし儲かりますからね。
日本人の 半分 は、風俗、水商売、パチンコ、ヤクザとか、(スキー場・温泉宿・タクシー・ガソリンスタンド・コンビニ・回転寿司・ファミリーレストラン・ラーメン屋・飲み屋・調剤薬局・歯医者・弁護士・地方銀行・保険会社・証券会社みたいに既に適正数の何倍も店舗がある、やってもやらなくても何も変わらない労働生産性がゼロに近いサービス業をやって何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 半分がやる仕事ができるという訳ではないですね。
現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです:
(農業就業人口は引き続き減少・高齢化)
農業就業人口のうち基幹的農業従事者(*2)数は、186万2千人となり、前年に比べて18万9千人(9.2%)減少し、200万人を下回りました。 また、65歳以上の割合は59.1%と前年に比べて2ポイント低下したものの6割を占めており、平均年齢も66歳と高齢化が進んでいます。
MMT論者は緊縮財政を続けると日本の供給力が壊滅して開発途上国になると騒いでいますが、元々日本は供給力が増えすぎて困っているのです。 食料も電気製品も住居も土地も日本では有り余っています。 ただ、労働者の賃金が安くて世の中に有り余っているものを消費できないというだけです。デフレギャップを減らすには、終戦直後にGHQがやった様に、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせて労働者に再分配するしかありません。国債発行や公共事業をいくらやっても、増えた金はすべて資本家に持って行かれるだけで、労働者の実質賃金はどんどん下がっていきます。

日本の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。

セブンイレブン、業績好調なのに大量閉店の闇〜月収26万円で疲弊するオーナーたち=栫井駿介 2019年10月24日
https://www.mag2.com/p/money/798181

ラーメン店の倒産急増で過去最多を更新か…六角家本店が破産、幸楽苑は店舗大量閉鎖(Business Journal)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/812.html


安物・粗悪品の製造会社、アマゾンに対抗できない小売店、国債の利息でなんとか生きながらえている地方銀行、海外からの技術研修生を使わないとやっていけない会社、コンビニより多い歯科医院、外人留学生が居ないとやっていけない大学・専門学校、インバウンドで食べている旅館・観光会社、風俗等のヤクザのしのぎになっている仕事、パチンコ・IR

すべて日本の生産性を下げているだけの無意味・無駄な仕事です。

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起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
起業しても10%以下しか継続できない
起業家の厳しい実態

10数年前から日本政府は起業を奨励していて、起業すれば必ず成功するかのようなキャンペーンをやっていました。

ブームに乗って実際に起業した人たちがどうなったか検証してみると、政府が振りまいた夢とは正反対の現実があった。

中小企業白書によると個人事業主として開業した人の約3割が、1年以内に廃業し、2年で約半数、10年後には88%が廃業しています。


個人ではなく会社を設立した場合、1年以内で6割が廃業(倒産)し、5年後には85%が廃業、10年後に残っているのは6%でした。

個人事業主より会社設立の方が、より速いペースで廃業しているのが分かります。
いわば人生のピークで勝負をかけて起業するのだが、統計からは例外を除いて失敗に終わっています。
「起業に成功する人、失敗する人」のような本は多く出ていますが、そもそも会社の数は足りているのです。


現在存在している会社だけで世の中は足りているのに、そこに割って入って仕事を奪うのが「起業」だと言えます。
起業する人には何かアイディアがあり「これが世の中に必要とされる筈だ」というような構想があると思います。
ところが革新的なアイディアの99%は、短期間で社会から不要になる事が多いです。

インターネット関係の新しいアイディアは1年もたずに陳腐化してしまい、事業として続かない事が多いです。
日本政策金融公庫の調査で起業家の4割がが月商30万円未満だと発表されました。
月商はもちろん売上げであって、そこから様々な経費を差し引いたのが収入になります。

仮に月商の50%が利益になるとしても月収15万円未満な訳で、起業した人の家計が非常に苦しくなるのが分かります。
良く不動産ビジネスで「年商1億円」のように言う人が居ますが、不動産の利益は良くて年10%以下と言われています。
しかもこれは借金が無い場合なので、利子の支払いなどがあれば年商1億円でも「年収」は500万円以下かも知れません。
起業家の8割は1人で自宅で仕事をし、最近はネットで仕事をするネット企業家が増えています。
起業した人の多くは会社員時代より収入が減り、しかも労働時間が延びる傾向があります。
働いた分だけ収入になるのは、働かなければ収入がない事なので、特に時給に換算した収入が減少します。
会社では10人分の仕事を10人でやり、起業すると1人分の仕事を1人でやり、一見同じ事に思えるが効率が大幅に悪化します。
時代の波を乗り越えて10年後に事業を続けていられる人は、10%前後というわけです。

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失業者には国が十分な金を出せばいいだけでしょう。
MMTでお金はいくらでも発行できます。
生活困窮者の生活費を国で出せばいいだけですね。
日本は世界一の金持ち国で対外資産が沢山あるので、日本人は大して働かなくても食べていけるのです。

貧困者を救済した為にインフレになったら資産家の資産が目減りして所得再分配になるし(インフレ税)
超円安になったら日本の輸出企業の一人勝ちで、海外の競合メーカーはすべて倒産するし
日本政府が貧困者にいくらお金をばら撒いても大企業や資本家の資産が減るだけです。
所得再分配するには累進課税では無理で、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせるしかないのです。

大西 つねき 企業に金を貸し出す民間銀行はもうこの世に必要ない(Live配信2021/1/12) - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=a3y34SLGKlo
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/760.html#c2

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
91. 中川隆[-8280] koaQ7Jey 2021年1月14日 15:08:36 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[22]

2021年01月14日
奥山真司が「間抜け」な理由 / ピンボケ知識人の末路
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68843349.html

「リアリスト」地政学者が惚けている?
Nancy Pelosi 111mob 1


(左 : トランプ大統領を弾劾したいナンシー・ペロシ / 右 : 「野蛮人」に扮したジャック・アンジェリ )

  筆者は日本が誇る地政学者の奥山真司(おくやま・まさし)博士の言説を全面否定する者ではない。実際、彼が放送する『アメリカ通信』を観ることだってたまにある。しかし、今回の大統領選挙に関する彼の言説は、あまりにも稚拙でウンザリする点が多い。ただし、日本の一般国民にクラウゼヴィッツ(Carl P.G. von Clausewitz)の『戦争論』やジョン・ミアシャイマー(John J. Mearsheimer)博士の『大国政治の悲劇』を紹介し、地政学への関心を広めようとする奥山氏の姿勢には賛成する。

  奥山氏が大統領選挙について述べる様々な見解、トランプ大統領の得票数や不正投票に関する裁判、ドミニオン投票機への疑惑などについては意見が分かれるので、選挙が終わってみなければ適切な検討ができない。日本にいる我々には“ごく僅か”の情報しか入ってこないので、トランプ陣営やバイデンの民衆党が実際に何をやっていたのかを現時点で断定するのは軽率である。ただ、1月6日に起きた暴動に関する意見には納得できないので、ちょっと反論してみたい。 

  1月13日に放送された『アメリカ通信』の中で、奥山氏は「トランプ支持者」が連邦議事堂の内部に侵入し、乱暴狼藉をはたらいた、と非難した。まぁ、主流メディアの報道に感化された奥山氏だから仕方ないけど、確かに暴徒が議事堂内を暴れ回り、その映像が繰り返し世間に流れれば、「あぁ〜あ、トランプ支持者っていうのは、どうしようもない奴らだなぁ〜」と思ってしまう。しかし、この連中が全て「トランプ支持者」とは限らないし、中には本当のトランプ支持者もいるだろう。そして、「乱入」や「暴動」が好きだから侵入した者もいるはずだ。こうした暴徒を目にした奥山氏は、さしたる検証もなく、「もう、トランプ支持者というのは、いけませんねぇ〜」と溜息をつく。奥山先生は北歐の野蛮人みたいなコスチュームのジャック・エンジェリ(Jack Angeli / 本名 : Jacob Anthony Chansley)に言及したり、南軍旗を掲げて議事堂内を闊歩する「トランプ支持者」を紹介していた。リアリストの奥山氏にとり、南軍旗を持つ男の闊歩は「ショッキング」らしく、まるで北鮮国内で南鮮の太極旗が翻ったような光景に近いという。

Jake Angeli 111mobs 7


(左 : 議事堂を占拠した暴徒 / 右 : 南軍旗を掲げて闊歩する暴徒 )

  ちなみに、我が国でも様々な批判記事が紹介され、トランプ大統領に暴動の責任があるとの論調が強い。例えば、有名雑誌の『ローリング・ストーン』誌は、キム・ケリーの記事を掲載し、北歐神話の野蛮人に扮した白人至上主義者を糾弾し、ネオナチもどきのアンジェリを取り上げていた。(Kim Kelly, "Is the Q Anon Shaman From MAGA Capital Riot Covered in Neo-Nazi Imaginery ?", Rolling Stone, January 8, 2021.) この記事は日本語にも翻訳されたから、我が国の一般読者も「やっぱ、トランプ支持者って、気違いが多いのねぇ〜」と思ったはずだ。

Kim Kelly 01(左 / キム・ケリー )
  しかし、アメリカの正常なトランプ支持者は憤慨して、「何いってやがんだ ! あんなのと一緒にするな !」と激怒するだろう。日本の一般国民は雑誌の翻訳記事を読んでも、「どんな人物」が書いているのかを確かめないから、主流マスコミに丸め込まれることが少なくない。このケリーという執筆者は『birapatch』誌などに寄稿する極左分子で、過激派や労働組合を先導する人物だ。ゆえに、アメリカの主要メディアが重宝するのも当然で、彼女は『ニユーヨーク・タイムズ』を始め、『Teen Vogue』、『NPR』、『Guardian』に寄稿し、「VICE」傘下の雑誌『Noisey』で編集員を務めているそうだ。単純な日本人は『ローリング・ストーン』誌の論調を鵜呑みにするが、まともな日本人が彼女の素性を知った上で、この記事を読めば、「なるほどねぇ〜」と合点が行くだろう。

  話を戻す。『アメリカ通信』の常連視聴者で、長年の奥山ファンは、大先生の解説を聞いて「あれっ ! 何か変!」と思ったんじゃないか。なぜなら、「トランプ支持者」の暴徒が議事堂内部に侵入できたのは、現地警察の警備担当官が柵を外して中に入れたからだ。元ニューヨーク市警で署長を務めていたバーナード・ケリック(Bernard Kerik)氏は、集会の当日、ワシントンD.C.に赴き、トランプ大統領が演説を行った現場を目撃したそうだ。彼の話によると、現地の様子はとても和やかで、暴動のない普通の政治集会であったという。ところが、事件は別の場所で発生していた。トランプ大統領が演説を行っていたのは、ホワイトハウスの前にある広場で、そこから歩いて40分の場所に連邦議事堂がある。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、トランプ大統領の演説が終わったのが、午後1時12分頃で、暴徒が議事堂に乱入し始めたのが1時15分くらい。テッド・クルズ上院議員の議論が始まったのが、1時48分頃であったから、暴徒侵入は「絶妙なタイミング」であった。(Lauren Leatherby, Arielle Ray, Anjali Singhvi, Christiaan Triebert, Derek Watkins and Haley Willis, "How a Presidential Rally Turned Into a Capitol Rampage", The New York Times, January 12, 2021.)

Bernard Kerik 111(左 / バーナード・ケリック )
  もし、ニューヨーク・タイムズ紙の報道が正しければ、“まとも”な支持者は最後まで大統領の演説に耳を傾け、“スピーチに関心が無い”「支持者」が議事堂の前で警官隊と衝突していたことになる。しかも、驚くべき事に、警備を担当している数名の警察官が、あろうことかバリケード(防禦用の柵)を解放し、興奮する暴徒を導いてしまったのだ。これにはケリック氏もビックリ仰天。彼はスティーヴ・バノン(Steve Bannon)が司会を務める番組「ウォー・ルーム」に出演し、「こんな警備は有り得ない !」と呆れていた。確かに、そりゃそうだ。ニューヨークで開催される普通の集会でも、NYPDの警官は集まった民衆に目を光らせるのが鉄則。ましてや、首都の連邦議事堂を警備する人員となれば、ベテランの警察官が選抜され、いくら支持者が暴れようとも、汚い言葉で罵ろうとも、それを撥ねつけ、一歩も議事堂に近づけないようにするはずだ。

  ところが、この場面を記録した映像を目にして、ケリック氏は唖然とする。何しろ、暴徒を門前払いにするはずの警官が、逆に暴徒を導いていたんだから。ケリック氏は憶測を述べず、断定を避けていたが、「通常では有り得ない !」と語気を強めていた。ある報道によれば、現地の警察は事前に、警備員の増加を求めていたが、どうやら上院のミッチ・マコーネルと下院のナンシー・ペロシが却下したらしい。これまた不思議なことだが、彼らはさしたる根拠も無しに議事堂の「安全」を信じていたのである。一部のトランプ支持者と保守派のアメリカ人は、この両名を疑っており、「もしかしたら、暴徒の乱入を予め知っていたから、わざと警備を薄くしたんじゃないか?」と怪しんでいる。つまり、議会での討論を潰すために、暴徒を乱入させる計画を練っていた、というのだ。なるほど、こう考えれば、「なぜ事件の当日に議会を再開したのか?」が納得できる。もしかすると、民衆党の悪人どもは、死亡者が出た衝撃の昂奮が冷めないうちに、動揺した議員に意見を求め、疑惑解明の議論を封殺したのかも知れない。

  戦略論を語る奥山博士は言及しなかったが、筆者はトランプ陣営が事前に「暴徒乱入」を予想していた、あるいは「知っていた」可能性が高いと思っている。なぜなら、暴徒の乱入を予想していたから、トランプ大統領は“わざと”演説を長引かせ、善良な支持者が暴動に参加しないよう配慮した、と考えられるからだ。そして、トマス・マキナニー元空軍中将が言うように、軍の特殊部隊が暴徒に紛れ込み、「ペロシ議員らのラップトップ・パソコンを持ち去った」とすれば、トランプ陣営はこの目的の為に集会を呼びかけた、とも考えられる。日本の有名知識人は沈黙するが、本当にトランプ陣営は左翼勢力(「BLM」や「アンティファ」)に内通者を持っていなかったのか? 筆者がトランプ大統領の補佐官なら、左翼陣営の中に間諜や協力者を潜入させ、頭目どもが命じる行動計画や内部情報をリークさせる。闇組織の連中だって、ホワイトハウス内にスパイを配置していたんだから、トランプ陣営もそれに倣い、独自のスパイを送り込んでいても不思議じゃない。

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(左 : 議事堂によじ登る暴徒達 / 右 : 機動隊と激突した民衆)

  奥山氏や彼のファンは理解していと思うが、アメリカには馬鹿が異常に多く、何らかの集会を開けば暴動を目的とする部外者や、お祭り騒ぎを狙った連中が紛れ込んでも当たり前。だから、アメリカの中流階級に属する白人が、「あれはトランプのせいじゃない」と考えもおかしくはない。実際、避難しているのは左翼かぶれの国民だ。とにかく、アメリカには信じられない馬鹿がウヨウヨいる。例えば、人気ロック・バンドの「メタリカ(Metallica)」や「アヴェンジド・セヴンフォールド(Avenged Sevenfold)」のコンサートに行けば解るけど、バンドのメンバーが演奏しているのに、観客席(or野外会場)ではパフォーマンスそっちのけで、ファン同士が殴り合いの喧嘩をしている場面があるのだ。日本のコンサート会場では、ファンが整然とバンドの演奏を楽しみ、ギター・ソロをジッと見つめていることが多いから、ちょっと信じられない。ただ、こうした日本人の性質に歐米のミュージシャンは感動する。アメリカのファンは会場で馬鹿騒ぎをしているばかりで、せっかくの名演奏を見ていないからだ。

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(左 : 集会に集まった穏健なトランプ支持者 / 右 : 「暴民」と化した支持者)

  奥山氏も暴動を目的とする左派勢力の存在を認めているが、議事堂に乱入した暴徒の中に紛れている「アンティファ」は1%に満たない、と述べていた。なるほど、議事堂に流入した民衆の大半は「トランプ支持者」なのかも知れない。しかし、トランプ大統領が集会を呼びかけたから、支持者が議事堂内に侵入した、という論理はおかしい。日米の主流マスコミは、「トランプ大統領が暴漢どもを扇動した !」と非難するが、議事堂内に流れ込んだのは暴民どもの自発的行為で、主催者の責任じゃない。むしろ、暴徒を導いた警官の方に責任がある。そして、もっと非難されるべきなのは、これらの警官に「Goサイン」を出した上司であり、この命令系統を追求しないマスコミの方である。どうして、CBSやCNNの現地記者は、「誰が最終的な責任者で、誰がバリケードの解放を命じたのか?」を調査しないのか? 暴徒の誘導は現場の警官が勝手に判断した訳じゃないだろう。きっと、何らかの指令があったはずだ。でも、「戦略家」の奥山先生は、こうした「疑惑」を「疑問」に思わない。

Ashli Babbitt 003(左 / アシュリー・バビット)
  これに加え、何とも不可思議なのは、暴動により死亡した支持者の「死因」である。議事堂内で射殺されたアシュリー・バビット(Ashli Babbitt)は、なぜ警告射撃を受けず、即座に撃たれたのか? もしかしたら、闇組織の悪党は、死亡者を出して“ショッキングな事件”にしたかったんじゃないか? 「心臓発作」で亡くなったケヴィン・グリーソン(Kevin Greeson)や「卒中か発作」で亡くなったベンジャミン・フィリップス(Benjamin Philips)、暴動の際に踏みつけられて死亡したロザンヌ・ボイランド(Rosanne Boyland)の死因も奇妙である。(Jack Healy, "These Are the 5 People Who Dies in the Capitol Riot", The New York Times, January 11, 2021.) 「発作」で亡くなったグリーソンやフィリップスは、暴動のせいじゃなく、自分が招いた「過失」であの世行きなんじゃないか? ボイランドの方は、麻薬中毒からの復帰者だから、別の場所で悲惨な最期を遂げていても不思議じゃない。そもそも、進入禁止の建物に乱入し、その挙げ句に死亡したからといって、トランプ大統領の“せい”にするのは強引だろう。また、大勢の人に踏みつけられ、圧殺されたのもトランプ陣営の“せい”じゃなく、暴徒を引き入れた警官の責任である。

Kevin GreesonRosanne BoylandBenjamin Philips 1

(左 : ケヴィン・グリーソン / 中央 : ロザンヌ・ボイランド / 右 : ベンジャミン・フィリップス )

  「稀代の戦略家」である奥山先生でも気づかないんだろうが、悪党は馬鹿を利用して目的を達成しようとする。民衆党の首領達が、1月6日のトランプ集会を利用して、トランプのイメージ・ダウンの図ったとしてもおかしくはない。それには、「トランプ支持者」を装った左翼分子だけじゃなく、単純馬鹿の支持者を動員することも効果的だ。警備員がバリケードを開けてやれば、アホな支持者は国会見物の気分で議事堂の中に入るから、格好の「映像」を撮ることができる。もちろん、「トランプ支持者」に分した極左分子は、わざと派手な狼藉をはたらき、マスコミのカメラを惹き付けようとした。案の定、一般国民はテレビ画面で、トランプ支持の旗や南軍旗を靡かせた暴徒を目にして、「ほんと、嫌ねぇ〜、こういった白人右翼って。やっぱり、トランプ支持者というのはクズ供なんだわ !」と思った。一方、会場に駆けつけたトランプ支持者は、「あんな奴らは偽物だ ! どうせ、アンティファの連中だろう」と馬鹿にする。でも、奥山先生は「トランプ支持者」と判断し、トランプ大統領の落ち度だ、と譴責していた。

Jack Dorsey 2Liz Cheney 5

(左 : ジッャク・ドーシー / 右 : リズ・チェイニー)

  偉大なる奥山先生は、自信のツイッターに「トランプのツイッターが凍結されたのは当然だ」と書き込んだらしい。筆者はツイッターに興味が無いので、誰がどんな呟きをしたのか判らないけど、奥山氏に批判が殺到したそうだ。その結果、この呟きを削除したという。ツイッター社の最高責任者であるジッャク・ドーシー(Jack Dorsey)も、トランプのアカウントを永久凍結したのは「当然」という意見だから、奥山氏の判断も妥当なんだろう。何しろ、共和党下院議員のリズ・チェイニー(Elizabeth Lynne Cheney)でさえ、トランプ大統領の弾劾に賛成するくらいだから、トランプ批判は当然なのかも知れない。(チェイニー議員はデック・チェイニー元副大統領の娘。) しかし、ジョー・バイデンを次期大統領と公言する奥山氏の言論には、何となく同意できないし、彼の未来が明るいとも思えない。熱心なファンは引き続き彼の番組を視聴すると思うが、中には失望するファンもいるはずだ。まぁ、それでもタフな奥山先生だから、そんな離反など一切気にしないのかもね。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68843349.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c91

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
37. 中川隆[-8279] koaQ7Jey 2021年1月14日 15:09:04 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[23]

2021年01月14日
奥山真司が「間抜け」な理由 / ピンボケ知識人の末路
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68843349.html

「リアリスト」地政学者が惚けている?
Nancy Pelosi 111mob 1


(左 : トランプ大統領を弾劾したいナンシー・ペロシ / 右 : 「野蛮人」に扮したジャック・アンジェリ )

  筆者は日本が誇る地政学者の奥山真司(おくやま・まさし)博士の言説を全面否定する者ではない。実際、彼が放送する『アメリカ通信』を観ることだってたまにある。しかし、今回の大統領選挙に関する彼の言説は、あまりにも稚拙でウンザリする点が多い。ただし、日本の一般国民にクラウゼヴィッツ(Carl P.G. von Clausewitz)の『戦争論』やジョン・ミアシャイマー(John J. Mearsheimer)博士の『大国政治の悲劇』を紹介し、地政学への関心を広めようとする奥山氏の姿勢には賛成する。

  奥山氏が大統領選挙について述べる様々な見解、トランプ大統領の得票数や不正投票に関する裁判、ドミニオン投票機への疑惑などについては意見が分かれるので、選挙が終わってみなければ適切な検討ができない。日本にいる我々には“ごく僅か”の情報しか入ってこないので、トランプ陣営やバイデンの民衆党が実際に何をやっていたのかを現時点で断定するのは軽率である。ただ、1月6日に起きた暴動に関する意見には納得できないので、ちょっと反論してみたい。 

  1月13日に放送された『アメリカ通信』の中で、奥山氏は「トランプ支持者」が連邦議事堂の内部に侵入し、乱暴狼藉をはたらいた、と非難した。まぁ、主流メディアの報道に感化された奥山氏だから仕方ないけど、確かに暴徒が議事堂内を暴れ回り、その映像が繰り返し世間に流れれば、「あぁ〜あ、トランプ支持者っていうのは、どうしようもない奴らだなぁ〜」と思ってしまう。しかし、この連中が全て「トランプ支持者」とは限らないし、中には本当のトランプ支持者もいるだろう。そして、「乱入」や「暴動」が好きだから侵入した者もいるはずだ。こうした暴徒を目にした奥山氏は、さしたる検証もなく、「もう、トランプ支持者というのは、いけませんねぇ〜」と溜息をつく。奥山先生は北歐の野蛮人みたいなコスチュームのジャック・エンジェリ(Jack Angeli / 本名 : Jacob Anthony Chansley)に言及したり、南軍旗を掲げて議事堂内を闊歩する「トランプ支持者」を紹介していた。リアリストの奥山氏にとり、南軍旗を持つ男の闊歩は「ショッキング」らしく、まるで北鮮国内で南鮮の太極旗が翻ったような光景に近いという。

Jake Angeli 111mobs 7


(左 : 議事堂を占拠した暴徒 / 右 : 南軍旗を掲げて闊歩する暴徒 )

  ちなみに、我が国でも様々な批判記事が紹介され、トランプ大統領に暴動の責任があるとの論調が強い。例えば、有名雑誌の『ローリング・ストーン』誌は、キム・ケリーの記事を掲載し、北歐神話の野蛮人に扮した白人至上主義者を糾弾し、ネオナチもどきのアンジェリを取り上げていた。(Kim Kelly, "Is the Q Anon Shaman From MAGA Capital Riot Covered in Neo-Nazi Imaginery ?", Rolling Stone, January 8, 2021.) この記事は日本語にも翻訳されたから、我が国の一般読者も「やっぱ、トランプ支持者って、気違いが多いのねぇ〜」と思ったはずだ。

Kim Kelly 01(左 / キム・ケリー )
  しかし、アメリカの正常なトランプ支持者は憤慨して、「何いってやがんだ ! あんなのと一緒にするな !」と激怒するだろう。日本の一般国民は雑誌の翻訳記事を読んでも、「どんな人物」が書いているのかを確かめないから、主流マスコミに丸め込まれることが少なくない。このケリーという執筆者は『birapatch』誌などに寄稿する極左分子で、過激派や労働組合を先導する人物だ。ゆえに、アメリカの主要メディアが重宝するのも当然で、彼女は『ニユーヨーク・タイムズ』を始め、『Teen Vogue』、『NPR』、『Guardian』に寄稿し、「VICE」傘下の雑誌『Noisey』で編集員を務めているそうだ。単純な日本人は『ローリング・ストーン』誌の論調を鵜呑みにするが、まともな日本人が彼女の素性を知った上で、この記事を読めば、「なるほどねぇ〜」と合点が行くだろう。

  話を戻す。『アメリカ通信』の常連視聴者で、長年の奥山ファンは、大先生の解説を聞いて「あれっ ! 何か変!」と思ったんじゃないか。なぜなら、「トランプ支持者」の暴徒が議事堂内部に侵入できたのは、現地警察の警備担当官が柵を外して中に入れたからだ。元ニューヨーク市警で署長を務めていたバーナード・ケリック(Bernard Kerik)氏は、集会の当日、ワシントンD.C.に赴き、トランプ大統領が演説を行った現場を目撃したそうだ。彼の話によると、現地の様子はとても和やかで、暴動のない普通の政治集会であったという。ところが、事件は別の場所で発生していた。トランプ大統領が演説を行っていたのは、ホワイトハウスの前にある広場で、そこから歩いて40分の場所に連邦議事堂がある。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、トランプ大統領の演説が終わったのが、午後1時12分頃で、暴徒が議事堂に乱入し始めたのが1時15分くらい。テッド・クルズ上院議員の議論が始まったのが、1時48分頃であったから、暴徒侵入は「絶妙なタイミング」であった。(Lauren Leatherby, Arielle Ray, Anjali Singhvi, Christiaan Triebert, Derek Watkins and Haley Willis, "How a Presidential Rally Turned Into a Capitol Rampage", The New York Times, January 12, 2021.)

Bernard Kerik 111(左 / バーナード・ケリック )
  もし、ニューヨーク・タイムズ紙の報道が正しければ、“まとも”な支持者は最後まで大統領の演説に耳を傾け、“スピーチに関心が無い”「支持者」が議事堂の前で警官隊と衝突していたことになる。しかも、驚くべき事に、警備を担当している数名の警察官が、あろうことかバリケード(防禦用の柵)を解放し、興奮する暴徒を導いてしまったのだ。これにはケリック氏もビックリ仰天。彼はスティーヴ・バノン(Steve Bannon)が司会を務める番組「ウォー・ルーム」に出演し、「こんな警備は有り得ない !」と呆れていた。確かに、そりゃそうだ。ニューヨークで開催される普通の集会でも、NYPDの警官は集まった民衆に目を光らせるのが鉄則。ましてや、首都の連邦議事堂を警備する人員となれば、ベテランの警察官が選抜され、いくら支持者が暴れようとも、汚い言葉で罵ろうとも、それを撥ねつけ、一歩も議事堂に近づけないようにするはずだ。

  ところが、この場面を記録した映像を目にして、ケリック氏は唖然とする。何しろ、暴徒を門前払いにするはずの警官が、逆に暴徒を導いていたんだから。ケリック氏は憶測を述べず、断定を避けていたが、「通常では有り得ない !」と語気を強めていた。ある報道によれば、現地の警察は事前に、警備員の増加を求めていたが、どうやら上院のミッチ・マコーネルと下院のナンシー・ペロシが却下したらしい。これまた不思議なことだが、彼らはさしたる根拠も無しに議事堂の「安全」を信じていたのである。一部のトランプ支持者と保守派のアメリカ人は、この両名を疑っており、「もしかしたら、暴徒の乱入を予め知っていたから、わざと警備を薄くしたんじゃないか?」と怪しんでいる。つまり、議会での討論を潰すために、暴徒を乱入させる計画を練っていた、というのだ。なるほど、こう考えれば、「なぜ事件の当日に議会を再開したのか?」が納得できる。もしかすると、民衆党の悪人どもは、死亡者が出た衝撃の昂奮が冷めないうちに、動揺した議員に意見を求め、疑惑解明の議論を封殺したのかも知れない。

  戦略論を語る奥山博士は言及しなかったが、筆者はトランプ陣営が事前に「暴徒乱入」を予想していた、あるいは「知っていた」可能性が高いと思っている。なぜなら、暴徒の乱入を予想していたから、トランプ大統領は“わざと”演説を長引かせ、善良な支持者が暴動に参加しないよう配慮した、と考えられるからだ。そして、トマス・マキナニー元空軍中将が言うように、軍の特殊部隊が暴徒に紛れ込み、「ペロシ議員らのラップトップ・パソコンを持ち去った」とすれば、トランプ陣営はこの目的の為に集会を呼びかけた、とも考えられる。日本の有名知識人は沈黙するが、本当にトランプ陣営は左翼勢力(「BLM」や「アンティファ」)に内通者を持っていなかったのか? 筆者がトランプ大統領の補佐官なら、左翼陣営の中に間諜や協力者を潜入させ、頭目どもが命じる行動計画や内部情報をリークさせる。闇組織の連中だって、ホワイトハウス内にスパイを配置していたんだから、トランプ陣営もそれに倣い、独自のスパイを送り込んでいても不思議じゃない。

mobs 5mobs 15


(左 : 議事堂によじ登る暴徒達 / 右 : 機動隊と激突した民衆)

  奥山氏や彼のファンは理解していと思うが、アメリカには馬鹿が異常に多く、何らかの集会を開けば暴動を目的とする部外者や、お祭り騒ぎを狙った連中が紛れ込んでも当たり前。だから、アメリカの中流階級に属する白人が、「あれはトランプのせいじゃない」と考えもおかしくはない。実際、避難しているのは左翼かぶれの国民だ。とにかく、アメリカには信じられない馬鹿がウヨウヨいる。例えば、人気ロック・バンドの「メタリカ(Metallica)」や「アヴェンジド・セヴンフォールド(Avenged Sevenfold)」のコンサートに行けば解るけど、バンドのメンバーが演奏しているのに、観客席(or野外会場)ではパフォーマンスそっちのけで、ファン同士が殴り合いの喧嘩をしている場面があるのだ。日本のコンサート会場では、ファンが整然とバンドの演奏を楽しみ、ギター・ソロをジッと見つめていることが多いから、ちょっと信じられない。ただ、こうした日本人の性質に歐米のミュージシャンは感動する。アメリカのファンは会場で馬鹿騒ぎをしているばかりで、せっかくの名演奏を見ていないからだ。

Cat McGuiremobs 1


(左 : 集会に集まった穏健なトランプ支持者 / 右 : 「暴民」と化した支持者)

  奥山氏も暴動を目的とする左派勢力の存在を認めているが、議事堂に乱入した暴徒の中に紛れている「アンティファ」は1%に満たない、と述べていた。なるほど、議事堂に流入した民衆の大半は「トランプ支持者」なのかも知れない。しかし、トランプ大統領が集会を呼びかけたから、支持者が議事堂内に侵入した、という論理はおかしい。日米の主流マスコミは、「トランプ大統領が暴漢どもを扇動した !」と非難するが、議事堂内に流れ込んだのは暴民どもの自発的行為で、主催者の責任じゃない。むしろ、暴徒を導いた警官の方に責任がある。そして、もっと非難されるべきなのは、これらの警官に「Goサイン」を出した上司であり、この命令系統を追求しないマスコミの方である。どうして、CBSやCNNの現地記者は、「誰が最終的な責任者で、誰がバリケードの解放を命じたのか?」を調査しないのか? 暴徒の誘導は現場の警官が勝手に判断した訳じゃないだろう。きっと、何らかの指令があったはずだ。でも、「戦略家」の奥山先生は、こうした「疑惑」を「疑問」に思わない。

Ashli Babbitt 003(左 / アシュリー・バビット)
  これに加え、何とも不可思議なのは、暴動により死亡した支持者の「死因」である。議事堂内で射殺されたアシュリー・バビット(Ashli Babbitt)は、なぜ警告射撃を受けず、即座に撃たれたのか? もしかしたら、闇組織の悪党は、死亡者を出して“ショッキングな事件”にしたかったんじゃないか? 「心臓発作」で亡くなったケヴィン・グリーソン(Kevin Greeson)や「卒中か発作」で亡くなったベンジャミン・フィリップス(Benjamin Philips)、暴動の際に踏みつけられて死亡したロザンヌ・ボイランド(Rosanne Boyland)の死因も奇妙である。(Jack Healy, "These Are the 5 People Who Dies in the Capitol Riot", The New York Times, January 11, 2021.) 「発作」で亡くなったグリーソンやフィリップスは、暴動のせいじゃなく、自分が招いた「過失」であの世行きなんじゃないか? ボイランドの方は、麻薬中毒からの復帰者だから、別の場所で悲惨な最期を遂げていても不思議じゃない。そもそも、進入禁止の建物に乱入し、その挙げ句に死亡したからといって、トランプ大統領の“せい”にするのは強引だろう。また、大勢の人に踏みつけられ、圧殺されたのもトランプ陣営の“せい”じゃなく、暴徒を引き入れた警官の責任である。

Kevin GreesonRosanne BoylandBenjamin Philips 1

(左 : ケヴィン・グリーソン / 中央 : ロザンヌ・ボイランド / 右 : ベンジャミン・フィリップス )

  「稀代の戦略家」である奥山先生でも気づかないんだろうが、悪党は馬鹿を利用して目的を達成しようとする。民衆党の首領達が、1月6日のトランプ集会を利用して、トランプのイメージ・ダウンの図ったとしてもおかしくはない。それには、「トランプ支持者」を装った左翼分子だけじゃなく、単純馬鹿の支持者を動員することも効果的だ。警備員がバリケードを開けてやれば、アホな支持者は国会見物の気分で議事堂の中に入るから、格好の「映像」を撮ることができる。もちろん、「トランプ支持者」に分した極左分子は、わざと派手な狼藉をはたらき、マスコミのカメラを惹き付けようとした。案の定、一般国民はテレビ画面で、トランプ支持の旗や南軍旗を靡かせた暴徒を目にして、「ほんと、嫌ねぇ〜、こういった白人右翼って。やっぱり、トランプ支持者というのはクズ供なんだわ !」と思った。一方、会場に駆けつけたトランプ支持者は、「あんな奴らは偽物だ ! どうせ、アンティファの連中だろう」と馬鹿にする。でも、奥山先生は「トランプ支持者」と判断し、トランプ大統領の落ち度だ、と譴責していた。

Jack Dorsey 2Liz Cheney 5

(左 : ジッャク・ドーシー / 右 : リズ・チェイニー)

  偉大なる奥山先生は、自信のツイッターに「トランプのツイッターが凍結されたのは当然だ」と書き込んだらしい。筆者はツイッターに興味が無いので、誰がどんな呟きをしたのか判らないけど、奥山氏に批判が殺到したそうだ。その結果、この呟きを削除したという。ツイッター社の最高責任者であるジッャク・ドーシー(Jack Dorsey)も、トランプのアカウントを永久凍結したのは「当然」という意見だから、奥山氏の判断も妥当なんだろう。何しろ、共和党下院議員のリズ・チェイニー(Elizabeth Lynne Cheney)でさえ、トランプ大統領の弾劾に賛成するくらいだから、トランプ批判は当然なのかも知れない。(チェイニー議員はデック・チェイニー元副大統領の娘。) しかし、ジョー・バイデンを次期大統領と公言する奥山氏の言論には、何となく同意できないし、彼の未来が明るいとも思えない。熱心なファンは引き続き彼の番組を視聴すると思うが、中には失望するファンもいるはずだ。まぁ、それでもタフな奥山先生だから、そんな離反など一切気にしないのかもね。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68843349.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c37

[近代史3] 日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵 中川隆
40. 中川隆[-8278] koaQ7Jey 2021年1月14日 15:47:22 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[25]
 とうとう出た! 竹中平蔵の亡霊=菅義偉
2021年01月14日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1372.html


 菅義偉が、国民皆保険制度を見直すと口走った。

 菅義偉首相が国民皆保険の見直しに言及
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/suga-jimbo_jp_5ffedbf5c5b63642b700b0b5

 具体的に踏み込んだ発言をしたわけではないが、パンツの下に隠した汚い一物をポロリと見せたのは間違いない。
 菅義偉が竹中平蔵のダミー政権であることは広く知られているが、竹中平蔵は、国民皆保険制度を年金制度など社会福祉政策とともに廃止すべきだと、これまでも繰り返し発言してきた。

 政府による政策的福祉政策を廃止することで、市場原理だけに頼った制度に変えて、民間の金儲け競争原理に委ねるという意味だ。
 国民皆保険制度を廃止し、代わりに、民間(欧米)の保険会社による健保制度に切り替える。これで何が起きるかというと、現在、アメリカ社会で起きている、月々の掛け金が数十万円で、無保険だと骨折や盲腸の手術だけで600万円も支払わねばならない恐ろしい事態がやってくる。

 実際にアメリカでは、貧しい大衆は健保掛金も医療費も払えないので、ひどい病気になっても「根性を見せろ」(アメリカンガッツ)というアメリカ労働者常識に支配され、無理に仕事に出て命を落とす。
 新型コロナ禍で、アメリカが世界最大の被害を被っている本当の理由は、医療制度が金持ちのためだけに存在するからである。
 
  アメリカの、凄まじい医療マフィアの実態 2020年01月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-990.html

 アメリカの新型コロナウイルス、パンデミックの真相 2020年03月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1062.html

 これが新自由主義社会の理想であり、竹中平蔵の求める社会だ。民衆は「自助・共助」だけに委ね、「公助」なんて、とんでもない。政府は民衆のためにビタ一文出さない。
 病気になれば勝手に死ねばいいというのが竹中=菅の主張である。

  竹中平蔵が、はじめて政権中枢に入ったのは2000年代の小泉政権であるが、この男は、日本社会に「新自由主義」を展開した最初の強力な為政者となった。
 竹中平蔵が小泉政権下で何をやったのか? やろうとしていたのか? 以下の論文で分かる。

  ここでは、「竹中平蔵」の名前はまったく出てこないが、小泉政権における日本国民の福祉政策、労働者の雇用など基本的権利の剥奪政策を政権内で指図したのは、すべて竹中である。
 いいかえれば、小泉純一郎政権もまた、竹中平蔵のダミー政権であった。

 https://www.inhcc.org/jp/research/news/niki/data/20071210-niki-article.pdf
 以下一部抜粋引用
************************************************************

 小泉政権は1980年代以降続けてられてきた「世界一」厳しい医療費抑制政策をいっそう強め、その結果日本は、2004年には医療費水準は主要先進国(G7)中最低だが、患者負担は最高の国になった。

1 小泉政権の医療改革

(1) 小泉政権の医療改革の新しさ−新自由主義的改革の登場

2001年4月に発足した小泉政権の医療改革の新しさは、政府の公式の医療政策に初
めて、新自由主義的医療改革(医療分野への市場原理導入)方針が組み込まれことです
 医療・社会保障改革の3つのシナリオに伴い、1990年代までは一枚岩だった政府・体制の医療改革方針は次の2つに分裂しました。

 @アメリカ型社会と「小さな政府」を理想化し、医療分野にも市場原理を導入し、究極的には国民皆保険制度の解体をめざす新自由主義的改革シナリオ(内閣府の経済財政諮問会議民間議員と規制改革・民間開放推進会議、経済官庁・財界の一部が主導)、

 A現行の国民皆保険制度の大枠を維持しつつ、公的医療保険の給付範囲と水準を縮小し、医療保障制度を部分的「公私2階建て制度」に再編するシナリオ(厚生労働省が主導)。

 B国民皆保険制度を維持しつつ、公的医療費の総枠拡大を求めるシナリオ(医師会・医療団体が主張)を加えると、21世紀初頭の日本の医療改革には3つのシナリオがあることになります。私は、2000年以来、これを「医療・社会保障改革の3つのシナリオ」と呼んでいます

なお、私は「3つのシナリオ」説は、医療だけでなく社会保障制度全般(介護、年金、
雇用保険・労働衛生、社会福祉・生活保護等)の改革の分析枠組みとして用いることができると考えていますが、本稿では医療改革に分析対象を限定します。

 新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた3つの理由

 @日本の大企業と経済官庁(経済産業省等)が、経済不況からの脱出口の1つとして医療・福祉分野を21世紀の成長産業の1つと見なし、それへの参入を渇望しました。

 A経済・企業活動の国際化(グローバル化)とアメリカ経済の一人勝ちにより、アメリカ流の市場原理が経済分野で世界標準と見なされるようになり、この流れが医療・福祉分野にも波及してきました。

 B1996年に発生した旧厚生省(以下、厚生省と略す)の2大スキャンダル(薬害エイズ裁判での厚生省の組織的証拠隠しの発覚と岡光・彩グループの「福祉汚職」事件)により、厚生省を指導してきたエリート官僚が大きな打撃を受け、厚生省の政策立案・実施能力が大幅に弱体化しました。

(2) 新自由主義的医療改革の挫折とその理由

小泉政権の5年半(2001年4月〜2006年9月)、特に新自由主義的医療改革の是非をめぐって、政府・体制の内外で、激しい論争が続けられました。しかし、最終的には、「基本方針2001」に含まれていた3つの新自由主義的改革の全面実施は挫折し、以下のような、ごく限定的な部分実施で政府・体制内の妥協が成立しました。

 @株式会社の医療機関経営の全面解禁は否定され、政府が認可した「医療特区」で自由診療・高度医療に限定して解禁されましたが、新たに開設されたのは株式会社立診療所1か所だけです。
 A混合診療の全面解禁は否定され、「保険外併用療養費」導入により混合診療の部分解禁が行われましたが、実質的には従来の特定療養費制度とほとんど変わりません。
 B保険者と医療機関の直接契約は制度上は解禁されましたが、厳しい条件が付けられたため、直接契約はまったく行われていません。

 新自由主義的改革の全面実施が挫折した理由

 新自由主義的改革の全面実施が挫折した理由は、大きく分けると2つあります。
1つは経済的理由で、新自由主義的医療改革を行うと、企業の市場は拡大する反面、医療費(総医療費と公的医療費の両方)が急増し、医療費抑制という「国是」に反するからです。私はこれを「新自由主義的医療改革の本質的ジレンマ」と呼んでいます。

具体的には、高所得国における医療改革の経験と医療経済学の実証研究で、以下のことが確認されています。

@営利病院は非営利病院に比べて総医療費を増加させ、しかも医療の質が低い。
A混合診療を全面解禁するためには、私的医療保険を普及させることが不可欠ですが、私的医療保険は医療利用を誘発し、公的医療費・総医療費が増加します。
B保険者機能の強化により医療保険の事務管理費は増加します。

私は、厚生労働省がこの間、新自由主義的医療改革に頑強に反対し続けた最大の理由は、
この「新自由主義的医療改革の本質的ジレンマ」に気付いているからだと判断しています。
逆に、新自由主義派の官僚(内閣府や経済産業省に多い)や研究者は、このような国際的常識を知らず、市場メカニズムの導入により医療費(最低限、医療価格)を引き下げることが可能と単純素朴に考えています。

新自由主義的改革の全面実施が挫折したもう1つの理由は政治的理由で、どんな世論調
査でも、平等な医療を支持する国民が圧倒的多数を占めており、混合診療の支持は1〜2割に過ぎないことです。

これらに加えて、もう1つの政治的理由として、日本では、医師会・病院団体を中心としたすべての医療団体が、新自由主義的改革に一致して反対したことも見落とせません。実は私は、以前は、医療団体が新自由主義的改革に反対するのは「万国共通」だと思っていたのですが、それは誤りでした。

 日本のお隣の韓国の医療制度は、国民皆保険制度と民間医療機関主体の医療提供制度を持っているという点で日本と非常に似ているのですが、韓国の医師会・病院団体の幹部には、株式会社の医療機関経営(医療法人の株式会社化を含む)や民間保険を利用した保険外診療(日本流に言えば混合診療)の大幅拡大の支持者が少なくないのです。

 その背景としては、韓国の指導的医師の中にはアメリカ留学経験者が非常に多く、彼らはアメリカの「自由医療」への憧憬が非常に強いことがあげられるようです。このことは、私が拠点リーダーを務めている日本福祉大学21世紀COE研究プロジェクトの一環として行った日韓医療の比較研究で発見しました。

 新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた理由も希薄化

しかも、先述した「21世紀初頭に新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた理由」
は、いずれも、現在では、極めて弱くなっています。
@最近の日本経済の復調により、日本の大企業や経済官庁等の医療・福祉分野への参入
意欲は急速に低下しています。
Aアメリカでエンロンやワールドコムなどの超優良企業が粉飾決算や不正取引の発覚を契機にして次々倒産してからは、アメリカ型の企業統治、ひいてはアメリカ流の市場原理への信頼が低下しています。
 B厚生労働省も安倍政権になってから相当復権し、内閣府(経済財政諮問会議や規制改革会議)や経済官庁が医療政策の立案に介入するのは困難になっています。

***************************************************************

 以上は、20年近い前の、小泉政権が行った医療制度改革?への批判論文であるが、実は、小泉政権側の社会福祉廃止、総指揮官が竹中平蔵(経済財政政策担当大臣=当時)だった。
 当時のアメリカ新自由主義(共和党ブッシュ政権)では、政府による社会福祉、主に、健保・年金・介護などのサービスを廃止して、それを民営化し、競争原理に委ねることで、保険会社や介護・ホスピタル経営に、莫大な利益を生み出した。

 以下にリンクする、アメリカ企業CEO報酬ランキングでは、保険・金融企業が多数顔を出していて、アフラック保険のCEOは年収200億円を超えていた。
 一方で、アメリカ民衆が日本並みの健保サービスを利用しようとすると、月額20万円近い掛け金を支払わねばならなくなり、年収600万円以上でなければ健保を利用できない社会に変えた。

 https://toyokeizai.net/articles/-/54938?page=2

 竹中は、郵貯事業を破壊し、この既得権益にアメリカ保険業界を参入させた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E6%94%BF%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

 竹中平蔵の目指す日本社会は、健保と年金、その他の社会福祉を完全に廃止させて、民間業界を参入させ、市場原理に委ねることである。
 もし、日本に竹中健保改革が実現したなら、アメリカと同様に、月額掛け金が20万円近くなるのは確実で、やはり年収600万円を超えなければ加入できなくなる。

 そして、医療費に対する支援も失われることから、現在の数倍の医療費を直接支払うことになり、日本でも民間健保に入れない貧しい人々は、盲腸の手術600万円という環境のなかで、地獄のように苦しんで、誰からも見捨てられて自宅で死ぬことになる。
 https://www.kango-roo.com/work/1602/

 今回、冒頭に掲げた菅義偉の「国民皆保険見直し」発言は、こんな竹中平蔵路線に近づいたものである。


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1372.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html#c40

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
126. 中川隆[-8277] koaQ7Jey 2021年1月14日 15:47:43 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[26]
 とうとう出た! 竹中平蔵の亡霊=菅義偉
2021年01月14日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1372.html


 菅義偉が、国民皆保険制度を見直すと口走った。

 菅義偉首相が国民皆保険の見直しに言及
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/suga-jimbo_jp_5ffedbf5c5b63642b700b0b5

 具体的に踏み込んだ発言をしたわけではないが、パンツの下に隠した汚い一物をポロリと見せたのは間違いない。
 菅義偉が竹中平蔵のダミー政権であることは広く知られているが、竹中平蔵は、国民皆保険制度を年金制度など社会福祉政策とともに廃止すべきだと、これまでも繰り返し発言してきた。

 政府による政策的福祉政策を廃止することで、市場原理だけに頼った制度に変えて、民間の金儲け競争原理に委ねるという意味だ。
 国民皆保険制度を廃止し、代わりに、民間(欧米)の保険会社による健保制度に切り替える。これで何が起きるかというと、現在、アメリカ社会で起きている、月々の掛け金が数十万円で、無保険だと骨折や盲腸の手術だけで600万円も支払わねばならない恐ろしい事態がやってくる。

 実際にアメリカでは、貧しい大衆は健保掛金も医療費も払えないので、ひどい病気になっても「根性を見せろ」(アメリカンガッツ)というアメリカ労働者常識に支配され、無理に仕事に出て命を落とす。
 新型コロナ禍で、アメリカが世界最大の被害を被っている本当の理由は、医療制度が金持ちのためだけに存在するからである。
 
  アメリカの、凄まじい医療マフィアの実態 2020年01月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-990.html

 アメリカの新型コロナウイルス、パンデミックの真相 2020年03月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1062.html

 これが新自由主義社会の理想であり、竹中平蔵の求める社会だ。民衆は「自助・共助」だけに委ね、「公助」なんて、とんでもない。政府は民衆のためにビタ一文出さない。
 病気になれば勝手に死ねばいいというのが竹中=菅の主張である。

  竹中平蔵が、はじめて政権中枢に入ったのは2000年代の小泉政権であるが、この男は、日本社会に「新自由主義」を展開した最初の強力な為政者となった。
 竹中平蔵が小泉政権下で何をやったのか? やろうとしていたのか? 以下の論文で分かる。

  ここでは、「竹中平蔵」の名前はまったく出てこないが、小泉政権における日本国民の福祉政策、労働者の雇用など基本的権利の剥奪政策を政権内で指図したのは、すべて竹中である。
 いいかえれば、小泉純一郎政権もまた、竹中平蔵のダミー政権であった。

 https://www.inhcc.org/jp/research/news/niki/data/20071210-niki-article.pdf
 以下一部抜粋引用
************************************************************

 小泉政権は1980年代以降続けてられてきた「世界一」厳しい医療費抑制政策をいっそう強め、その結果日本は、2004年には医療費水準は主要先進国(G7)中最低だが、患者負担は最高の国になった。

1 小泉政権の医療改革

(1) 小泉政権の医療改革の新しさ−新自由主義的改革の登場

2001年4月に発足した小泉政権の医療改革の新しさは、政府の公式の医療政策に初
めて、新自由主義的医療改革(医療分野への市場原理導入)方針が組み込まれことです
 医療・社会保障改革の3つのシナリオに伴い、1990年代までは一枚岩だった政府・体制の医療改革方針は次の2つに分裂しました。

 @アメリカ型社会と「小さな政府」を理想化し、医療分野にも市場原理を導入し、究極的には国民皆保険制度の解体をめざす新自由主義的改革シナリオ(内閣府の経済財政諮問会議民間議員と規制改革・民間開放推進会議、経済官庁・財界の一部が主導)、

 A現行の国民皆保険制度の大枠を維持しつつ、公的医療保険の給付範囲と水準を縮小し、医療保障制度を部分的「公私2階建て制度」に再編するシナリオ(厚生労働省が主導)。

 B国民皆保険制度を維持しつつ、公的医療費の総枠拡大を求めるシナリオ(医師会・医療団体が主張)を加えると、21世紀初頭の日本の医療改革には3つのシナリオがあることになります。私は、2000年以来、これを「医療・社会保障改革の3つのシナリオ」と呼んでいます

なお、私は「3つのシナリオ」説は、医療だけでなく社会保障制度全般(介護、年金、
雇用保険・労働衛生、社会福祉・生活保護等)の改革の分析枠組みとして用いることができると考えていますが、本稿では医療改革に分析対象を限定します。

 新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた3つの理由

 @日本の大企業と経済官庁(経済産業省等)が、経済不況からの脱出口の1つとして医療・福祉分野を21世紀の成長産業の1つと見なし、それへの参入を渇望しました。

 A経済・企業活動の国際化(グローバル化)とアメリカ経済の一人勝ちにより、アメリカ流の市場原理が経済分野で世界標準と見なされるようになり、この流れが医療・福祉分野にも波及してきました。

 B1996年に発生した旧厚生省(以下、厚生省と略す)の2大スキャンダル(薬害エイズ裁判での厚生省の組織的証拠隠しの発覚と岡光・彩グループの「福祉汚職」事件)により、厚生省を指導してきたエリート官僚が大きな打撃を受け、厚生省の政策立案・実施能力が大幅に弱体化しました。

(2) 新自由主義的医療改革の挫折とその理由

小泉政権の5年半(2001年4月〜2006年9月)、特に新自由主義的医療改革の是非をめぐって、政府・体制の内外で、激しい論争が続けられました。しかし、最終的には、「基本方針2001」に含まれていた3つの新自由主義的改革の全面実施は挫折し、以下のような、ごく限定的な部分実施で政府・体制内の妥協が成立しました。

 @株式会社の医療機関経営の全面解禁は否定され、政府が認可した「医療特区」で自由診療・高度医療に限定して解禁されましたが、新たに開設されたのは株式会社立診療所1か所だけです。
 A混合診療の全面解禁は否定され、「保険外併用療養費」導入により混合診療の部分解禁が行われましたが、実質的には従来の特定療養費制度とほとんど変わりません。
 B保険者と医療機関の直接契約は制度上は解禁されましたが、厳しい条件が付けられたため、直接契約はまったく行われていません。

 新自由主義的改革の全面実施が挫折した理由

 新自由主義的改革の全面実施が挫折した理由は、大きく分けると2つあります。
1つは経済的理由で、新自由主義的医療改革を行うと、企業の市場は拡大する反面、医療費(総医療費と公的医療費の両方)が急増し、医療費抑制という「国是」に反するからです。私はこれを「新自由主義的医療改革の本質的ジレンマ」と呼んでいます。

具体的には、高所得国における医療改革の経験と医療経済学の実証研究で、以下のことが確認されています。

@営利病院は非営利病院に比べて総医療費を増加させ、しかも医療の質が低い。
A混合診療を全面解禁するためには、私的医療保険を普及させることが不可欠ですが、私的医療保険は医療利用を誘発し、公的医療費・総医療費が増加します。
B保険者機能の強化により医療保険の事務管理費は増加します。

私は、厚生労働省がこの間、新自由主義的医療改革に頑強に反対し続けた最大の理由は、
この「新自由主義的医療改革の本質的ジレンマ」に気付いているからだと判断しています。
逆に、新自由主義派の官僚(内閣府や経済産業省に多い)や研究者は、このような国際的常識を知らず、市場メカニズムの導入により医療費(最低限、医療価格)を引き下げることが可能と単純素朴に考えています。

新自由主義的改革の全面実施が挫折したもう1つの理由は政治的理由で、どんな世論調
査でも、平等な医療を支持する国民が圧倒的多数を占めており、混合診療の支持は1〜2割に過ぎないことです。

これらに加えて、もう1つの政治的理由として、日本では、医師会・病院団体を中心としたすべての医療団体が、新自由主義的改革に一致して反対したことも見落とせません。実は私は、以前は、医療団体が新自由主義的改革に反対するのは「万国共通」だと思っていたのですが、それは誤りでした。

 日本のお隣の韓国の医療制度は、国民皆保険制度と民間医療機関主体の医療提供制度を持っているという点で日本と非常に似ているのですが、韓国の医師会・病院団体の幹部には、株式会社の医療機関経営(医療法人の株式会社化を含む)や民間保険を利用した保険外診療(日本流に言えば混合診療)の大幅拡大の支持者が少なくないのです。

 その背景としては、韓国の指導的医師の中にはアメリカ留学経験者が非常に多く、彼らはアメリカの「自由医療」への憧憬が非常に強いことがあげられるようです。このことは、私が拠点リーダーを務めている日本福祉大学21世紀COE研究プロジェクトの一環として行った日韓医療の比較研究で発見しました。

 新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた理由も希薄化

しかも、先述した「21世紀初頭に新自由主義的医療改革シナリオが登場してきた理由」
は、いずれも、現在では、極めて弱くなっています。
@最近の日本経済の復調により、日本の大企業や経済官庁等の医療・福祉分野への参入
意欲は急速に低下しています。
Aアメリカでエンロンやワールドコムなどの超優良企業が粉飾決算や不正取引の発覚を契機にして次々倒産してからは、アメリカ型の企業統治、ひいてはアメリカ流の市場原理への信頼が低下しています。
 B厚生労働省も安倍政権になってから相当復権し、内閣府(経済財政諮問会議や規制改革会議)や経済官庁が医療政策の立案に介入するのは困難になっています。

***************************************************************

 以上は、20年近い前の、小泉政権が行った医療制度改革?への批判論文であるが、実は、小泉政権側の社会福祉廃止、総指揮官が竹中平蔵(経済財政政策担当大臣=当時)だった。
 当時のアメリカ新自由主義(共和党ブッシュ政権)では、政府による社会福祉、主に、健保・年金・介護などのサービスを廃止して、それを民営化し、競争原理に委ねることで、保険会社や介護・ホスピタル経営に、莫大な利益を生み出した。

 以下にリンクする、アメリカ企業CEO報酬ランキングでは、保険・金融企業が多数顔を出していて、アフラック保険のCEOは年収200億円を超えていた。
 一方で、アメリカ民衆が日本並みの健保サービスを利用しようとすると、月額20万円近い掛け金を支払わねばならなくなり、年収600万円以上でなければ健保を利用できない社会に変えた。

 https://toyokeizai.net/articles/-/54938?page=2

 竹中は、郵貯事業を破壊し、この既得権益にアメリカ保険業界を参入させた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E6%94%BF%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

 竹中平蔵の目指す日本社会は、健保と年金、その他の社会福祉を完全に廃止させて、民間業界を参入させ、市場原理に委ねることである。
 もし、日本に竹中健保改革が実現したなら、アメリカと同様に、月額掛け金が20万円近くなるのは確実で、やはり年収600万円を超えなければ加入できなくなる。

 そして、医療費に対する支援も失われることから、現在の数倍の医療費を直接支払うことになり、日本でも民間健保に入れない貧しい人々は、盲腸の手術600万円という環境のなかで、地獄のように苦しんで、誰からも見捨てられて自宅で死ぬことになる。
 https://www.kango-roo.com/work/1602/

 今回、冒頭に掲げた菅義偉の「国民皆保険見直し」発言は、こんな竹中平蔵路線に近づいたものである。


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1372.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c126

[番外地8] コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える
このオッサン、全然わかってないな。
◆コロナ患者受け入れ、民間病院は2割
 けがや病気の初期治療に当たる全国4255カ所の急性期病院でみると、公立病院は7割、公的病院は8割がコロナ患者を受け入れているが、民間病院は中小規模が多く、受け入れは2割ほどだ。
 民間で受け入れが進まない理由について、経営病院でクラスターを経験した平成医療福祉グループ代表の武久洋三医師は「コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える」と説明する。

公立病院はコロナ感染症に対して各地で大きな役割を果たしています。それができるのは勿論金銭的な心配(病院が倒産したり賞与が減ったりしない)がない事とガバナンスが効いている事でしょう。

カネの話になりますが、高次病院は1床1950万円の開設補助金が出るのに対し、われわれ中等症・軽症受け入れ病院は450万円です。
 高次機能病院はICUの1床あたり確か1日40万円だかの病床確保の保証金が出るのに対し、われわれは7.1万円です。

 これで高次機能病院の断った高齢患者に人工呼吸器やECMOなどの濃厚治療をやれというのも理不尽な気がします。

われわれ医療はコロナに敗北しました。感染症の治療でトリアージを持ち出すのはもはや敗北です。
 敗北の原因は一つではありませんが、「人材を含めた医療資源の有事における最適配分を迅速に行うシステムを持たなかった事」が最大の敗因だと思います。

 特措法の改正が18日からの国会で審議されますが、新型感染症の場合は全ての医師、看護師に感染症治療機関への応召義務を付けたらどうでしょう。
 例えば病院は常勤医師、看護師数の5%、地区医師会、看護協会も5%を応召される。応召に応じない場合は応召期間中は診療報酬の10%を天引きし、コロナ対策に納める。
 病院、医師会に属さず、組織されていない医師も応召期間中は診療報酬の10%をコロナ対策の為納める。

 同時に応召された医師、看護師は従来の給与に加え、5万円/勤務の危険手当を付与する。

 このような仕組みを作れば、2週間ローテーションくらいで医療従事者は新型感染症に対応できるのでは。
https://91683924.at.webry.info/202101/article_8.html
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/780.html

[番外地8] コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える 中川隆
1. 中川隆[-8276] koaQ7Jey 2021年1月14日 19:50:26 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[28]
このオッサン、全然わかってないな。
◆コロナ患者受け入れ、民間病院は2割
 けがや病気の初期治療に当たる全国4255カ所の急性期病院でみると、公立病院は7割、公的病院は8割がコロナ患者を受け入れているが、民間病院は中小規模が多く、受け入れは2割ほどだ。
 民間で受け入れが進まない理由について、経営病院でクラスターを経験した平成医療福祉グループ代表の武久洋三医師は「コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える」と説明する。
__________

我が国は、公的医療機関の割合が圧倒的に少ない。病床数は多いものの、政府は民間医療機関に、
「コロナ患者を受け入れよ」 と、指示する権限を持たない(法律がないのです)。
となると、
「全面的に補償をするので、コロナ患者を受け入れる体制にして欲しい」
 と、「財政支出」をするしかない。ところが、緊縮財政路線を貫き、挙句の果てに「使命感」からコロナ対応をした民間病院が、春以降に(コロナ患者が減り)苦境に陥ったのを放置した。
 結果、第三波によって、医療崩壊の懸念が出てきたというわけです。
_______

公立病院はコロナ感染症に対して各地で大きな役割を果たしています。それができるのは勿論金銭的な心配(病院が倒産したり賞与が減ったりしない)がない事とガバナンスが効いている事でしょう。

カネの話になりますが、高次病院は1床1950万円の開設補助金が出るのに対し、われわれ中等症・軽症受け入れ病院は450万円です。
 高次機能病院はICUの1床あたり確か1日40万円だかの病床確保の保証金が出るのに対し、われわれは7.1万円です。

 これで高次機能病院の断った高齢患者に人工呼吸器やECMOなどの濃厚治療をやれというのも理不尽な気がします。

われわれ医療はコロナに敗北しました。感染症の治療でトリアージを持ち出すのはもはや敗北です。
 敗北の原因は一つではありませんが、「人材を含めた医療資源の有事における最適配分を迅速に行うシステムを持たなかった事」が最大の敗因だと思います。

 特措法の改正が18日からの国会で審議されますが、新型感染症の場合は全ての医師、看護師に感染症治療機関への応召義務を付けたらどうでしょう。
 例えば病院は常勤医師、看護師数の5%、地区医師会、看護協会も5%を応召される。応召に応じない場合は応召期間中は診療報酬の10%を天引きし、コロナ対策に納める。
 病院、医師会に属さず、組織されていない医師も応召期間中は診療報酬の10%をコロナ対策の為納める。

 同時に応召された医師、看護師は従来の給与に加え、5万円/勤務の危険手当を付与する。

 このような仕組みを作れば、2週間ローテーションくらいで医療従事者は新型感染症に対応できるのでは。
https://91683924.at.webry.info/202101/article_8.html
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/780.html#c1

[番外地8] コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える 中川隆
2. 中川隆[-8275] koaQ7Jey 2021年1月14日 19:54:30 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[29]
このオッサン、全然わかってないな。
◆コロナ患者受け入れ、民間病院は2割
 けがや病気の初期治療に当たる全国4255カ所の急性期病院でみると、公立病院は7割、公的病院は8割がコロナ患者を受け入れているが、民間病院は中小規模が多く、受け入れは2割ほどだ。
 民間で受け入れが進まない理由について、経営病院でクラスターを経験した平成医療福祉グループ代表の武久洋三医師は「コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える」と説明する。
__________

我が国は、公的医療機関の割合が圧倒的に少ない。病床数は多いものの、政府は民間医療機関に、
「コロナ患者を受け入れよ」 と、指示する権限を持たない(法律がないのです)。

となると、
「全面的に補償をするので、コロナ患者を受け入れる体制にして欲しい」
 と、「財政支出」をするしかない。ところが、緊縮財政路線を貫き、挙句の果てに「使命感」からコロナ対応をした民間病院が、春以降に(コロナ患者が減り)苦境に陥ったのを放置した。

新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている病院は、専門病棟を設けねばならず、一般の入院を抑制。結果的に収入が減る。悲惨極まりない。

 結果、第三波によって、医療崩壊の懸念が出てきたというわけです。
_______

公立病院はコロナ感染症に対して各地で大きな役割を果たしています。それができるのは勿論金銭的な心配(病院が倒産したり賞与が減ったりしない)がない事とガバナンスが効いている事でしょう。

カネの話になりますが、高次病院は1床1950万円の開設補助金が出るのに対し、われわれ中等症・軽症受け入れ病院は450万円です。
 高次機能病院はICUの1床あたり確か1日40万円だかの病床確保の保証金が出るのに対し、われわれは7.1万円です。

 これで高次機能病院の断った高齢患者に人工呼吸器やECMOなどの濃厚治療をやれというのも理不尽な気がします。

われわれ医療はコロナに敗北しました。感染症の治療でトリアージを持ち出すのはもはや敗北です。
 敗北の原因は一つではありませんが、「人材を含めた医療資源の有事における最適配分を迅速に行うシステムを持たなかった事」が最大の敗因だと思います。

 特措法の改正が18日からの国会で審議されますが、新型感染症の場合は全ての医師、看護師に感染症治療機関への応召義務を付けたらどうでしょう。
 例えば病院は常勤医師、看護師数の5%、地区医師会、看護協会も5%を応召される。応召に応じない場合は応召期間中は診療報酬の10%を天引きし、コロナ対策に納める。
 病院、医師会に属さず、組織されていない医師も応召期間中は診療報酬の10%をコロナ対策の為納める。

 同時に応召された医師、看護師は従来の給与に加え、5万円/勤務の危険手当を付与する。

 このような仕組みを作れば、2週間ローテーションくらいで医療従事者は新型感染症に対応できるのでは。
https://91683924.at.webry.info/202101/article_8.html
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/780.html#c2

[番外地8] 明治天皇も昭和天皇も天皇家ではなく李氏 c house n の王族や両班階級の血筋だった
明治天皇も昭和天皇も天皇家ではなく李氏 c house n の王族や両班階級の血筋だった
故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

熊毛郡 田布施町 (00:00:21)
大室寅之佑 (00:03:48)
明治天皇の秘密 (00:03:55)
大正天皇には、子種がない(00:18:39)
西園寺八郎 (00:19:26)
昭和天皇の秘密 (00:21:34)
昭和天皇の父親は、西園寺八郎 (00:22:01)

田布施は李氏 c house n の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏c house n の王の末裔です。

永田町における「c house n 系」というのは李氏c house n時代の両班階級出身という意味です。以前、田布施の話をした時にも言いましたが、田布施は李氏c house nの王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏c house nの王の末裔です。岸という名字も「李」を分解して木(き)と子(し)にしたから岸(きし)なんだという話をしたと思います。安倍さんは岸家の人なので、当然「c house n系」ですし、今井さんも安倍さんと遠い親戚なのでやはり「c house n系」。二階さんも同じく遠い祖先が李氏c house n系だったという区分けです。また、そういう人たちが集まったのが自民党の清和会です。清和会というのは、多くが「c house n系」の人々の集まりで、永田町では常識です。実際に、清和会の事務所は旧李王家邸で当時の赤坂プリンスホテルの一階にありました。李氏c house n最後の皇族であった李玖も清和会の支援を受け、2005年まで赤坂プリンスホテルで暮らしていました。

これはインターネットで検索したって出てきません。しかし、日本の支配者層にとっては常識中の常識です。
https://tocana.jp/2020/08/post_168418_entry_2.html


▲△▽▼


田布施システム

そもそも、あのあたりの土地は昔から地元ではc house n部落として知られています。といっても田布施だけが特別なのではありません。奈良平安の頃から瀬戸内海沿岸はc house n半島から渡ってきた人たちが多数移り住んできた土地なので、彼らの集落があっても別段珍しいことではないのです。彼らは皆、陶工であったり、刀鍛冶であったり、特殊技能を持った職人の集団として活躍していました。

まず、近代の半島を語る上で李氏c house nを理解しないといけません。李氏c house nは1392年から高麗の武将、李成桂が興した王朝で、中国冊封体制の下、王朝内で多くの内紛が起こっていました。いまの韓国を見ていてもわかると思いますが、選挙で負けた大統領は罪に問われてほとんどが監獄に放り込まれています。李氏c house n王朝時代はさらにそれが徹底されており、内紛で負けた派閥は殺されたのです。

 とはいえ、負けたほうも黙って手をこまねいているわけではありません。当然、逃亡を図るわけで、そのほとんどが海を渡って日本へと逃げてきていたのです。
彼ら政争に負けたc house nの人々は日本の瀬戸内海沿岸まで逃げてひとつの集落を作っていったのです。田布施はそういった町の一つでした。

c house nと明治維新の濃密なつながり

 岸家も佐藤家も田布施という町も、李氏c house n王朝の血を引く、とても由緒正しい人たちでした。

田布施からは伊藤博文、木戸幸一が出ており、さらに山口県そのものがかつての長州藩(正確には萩藩)です。明治維新を薩摩藩とともに推進した土地です。
 さらに、鹿児島にも田布施という町名が最近まで残っており(そこの出身者として小泉純一郎元首相がいます)、かつての肥後藩である佐賀県にも、字こそ違いますが多布施という土地があります。維新を引っ張った薩長土肥のうちの3つにタブセという名が絡んでいるのです。

 もっと言えば、維新後に薩摩藩で最も出世した大久保利通は鹿児島市高麗町の出身です。高麗という名が示すように大久保はc house n系の人である可能性が高く、少なくとも彼が生まれた土地はc house n集落でした。さらに言えば、維新を引っ張った薩摩の志士たちもほとんどが同じ町内に住んでいました。それも高麗町の隣の町です。

 このように明治維新とc house nは極めて親しい関係なのです。

 このことを皆さんはどう感じますか?

明治維新はc house n系の人々によるクーデターに感じてしまうのです。口さがないエージェントなんかはもっとハッキリ「明治維新はc house n系の人たちの日本乗っ取りなのに、なぜか、日本人は明治維新が好きだよね」と言います。
https://tocana.jp/2019/12/post_130392_entry_3.html 


▲△▽▼

鬼塚英昭さんは本を沢山書いていて、その結論をビデオで紹介しているんですね:

鬼塚英昭さんの著書
https://www.amazon.co.jp/%E9%AC%BC%E5%A1%9A-%E8%8B%B1%E6%98%AD/e/B004LVD7MC/ref=dp_byline_cont_book_1

こういう話もありますが、マスコミではタブーになっています:

世間の噂
皇室がDNA公開を厳禁し、死後は火葬にする事にした理由

秋篠宮文仁  
みなさんこんにちは 

もう皆さんお気づきでしょうが、僕は今上天皇の息子ではありません
(顔立ちを見てもらえば一目瞭然だと思います)
その事で、父や兄や妹から随分ひどい虐めを受けました。
僕の父親は一体誰なんでしょう?(母は頑として口を割りません)
皆さんも一緒に探してください

「万世一系」  秋篠宮様の種は誰ですか?  美智子妃殿下様
https://www.youtube.com/watch?v=E4g5y1qq4Tw

[不倫]の美智子 「日本の皇室はイイカゲン」
https://www.youtube.com/watch?v=B1EbVre0prI

美智子の不倫  33333    美智子妃殿下
https://www.youtube.com/watch?v=0UikfbuWxg8

美智子妃殿下の「不倫と出産」
https://www.youtube.com/watch?v=pR7JHtPkKfk

美智子のおもてな し「趣味と実益」
https://www.youtube.com/watch?v=nYs_iBmyL6s

美智子皇后様の「不倫・出産・悪事・電動こけし事件」
https://www.youtube.com/watch?v=k_bXPvuWGzQ

80歳まで14年間侍従長を務めた「入江侍従長」
https://www.youtube.com/watch?v=MUqRHN9KV6k

「侍従長と美智子妃殿下」と どっちから誘ったの?
https://www.youtube.com/watch?v=jfLWtOZEj7w


ミテ子さんのカッコウ(鳥)疑惑はかなり前から一部で噂になっていましたが、もっと凄いのがありまして盗宮出産後も皇太子を騙して男性と密会していた。(たぶん婚活パーティーの仲間)それが昭和帝の怒りをかい死ぬようなリンチを受けた。

表面上は流産だが実は…喜久子妃の言葉が苛めの一つとして伝わっていますが、皇太子以外ミテ子にされた仕打ちは知っていた。

ミテ子はヒステリーで発狂して手の施しようがなく別荘に篭って落ち着くのを待った。

真相は…若くして二度と子を産めなくされたこと。

______

美智子様の実子は1人だけ??? 2013年3月4日月曜日

ベルギー大使館のパーティーに行った時に、
イスラエルから来ていたモサドのエージェントの日本人の奥さんが

「美智子様のお子様はお一人だけなのよ」

と自慢げに話していた。

その時に常陸宮夫妻も来ていたが

「彼、精神薄弱なの」

とも言っていた。よく観察してみたが、やはり彼女が言うように精神薄弱のようだ。


ふうーん、そういえば美智子様に似ているのは確かに秋篠宮の1人だけ。

なんたって、世界の秘密を握るモサドのエージェントだから、情報は本物の確立は高い。

ちょっと「美智子様の子供は一人だけ」とネットをサーフィンしてみたが、逆に出てきたのは、

「秋篠宮の父親が違う」

という驚きの情報だった。と言う事は、秋篠宮だけが美智子様の子供で、しかも、父親は天皇陛下ではないと言う話になる。  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/781.html

[番外地8] 日本人は半島の無文土器人の直系の子孫
最新の核DNA解析で
・アイヌは縄文人の直系の子孫
・日本人は半島の無文土器人の直系の子孫
だというのが証明されています。

縄文語はアイヌ語
日本語は半島の無文土器人の言葉
皇室や公家が平安時代まで使っていたのは百済語

というのがわかってきたんですね。

天皇、公家、身分が高い武士は一重瞼、面長顔の kan 民族だとわかってきました。
日本人は二重瞼で丸顔なんですね。北斎や歌麿の浮世絵に出て来る一重瞼で面長な上流階級の男女が渡来人です。

平安文化は百済系の文化、武士道は高句麗系の k an 民族の文化で、稲作民族の日本人の文化ではありません。

日本語は chousen 無文土器文化人の話していた言葉だった
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/geo/1596586891/l50

先行研究(Jinam et al. 2012)で発表された北海道アイヌの人々のデータなど日本列島周辺の人類集団との関係を分析したところ、本州縄文人であるIK002は、アイヌのクラスターに含まれた。
この結果は北海道縄文人の全ゲノム解析(Kanzawa-Kiriyama et al. 2019)と一致し、アイヌ民族が日本列島の住人として最も古い系統であると同時に東ユーラシア人の創始集団の直接の子孫の1つである可能性が高いことを示している。

2020/08/25
縄文人ゲノム解析から見えてきた東ユーラシアの人類史
覚張 隆史(金沢大学人間社会研究域附属 国際文化資源学研究センター 助教)
太田 博樹(生物科学専攻 教授)
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2020/6987/  

考古学「日本の先住民はアイヌ」
縄文人骨の特徴は、弥生時代に入り本州で失われていった。その一方で、北海道ではオホーツク文化の進入にもかかわらず近代まで維持された
https://www.sapmed.ac.jp/medm/7-30.html

言語学「日本の先住民はアイヌ」
東北北部にアイヌ語地名が多くのこっており、また北海道と同じ遺物が出る以上、東北地方にアイヌ語を話す人聞が居住していたことは否定出来ず、「蝦夷もある時代まではアイヌ語を使用していた」という考えを表明する
http://id.nii.ac.jp/1204/00000541/

・倭国大乱 → 畿内の縄文勢力を抹殺
・ヤマトタケルの東征 → 関東の縄文勢力を抹殺
・坂上田村麻呂の蝦夷征伐 → 東北の縄文勢力を抹殺
・北海道への和人大量入植 → 最後の縄文勢力を民族 jyouka

が、大まかな流れです。 今の日本で生き残っている縄文人はアイヌ人、琉球人、douwa buraku 民だけです。
douwa buraku 民は日本人との結婚を禁じられていたので純血のままです。

そもそも縄文人は日本全体で僅か10万人、西日本はほぼ無人、しかも山奥にしか住んでいなかったので日本人と混血なんかしないのですね。

▲△▽▼

天皇のルーツが渡来系である可能性は昔から指摘されています。

これは近代国家の枠組みから外れるために、社会一般にも研究者間でもある種のタブー、
として扱われていた事は、昭和の時代から存在していました。
例としては、天皇家の埋葬が土葬で、chousen 式の埋葬法で古墳と似て山のような
盛り土である事は知られています。
古い時代の古墳が調査禁止となっているのは、そこから物的証拠が出てくるからです。

民俗学的考古学的に調査を行った話としては、天皇のルーツはchousen 半島の38°線付近の

小さな集落に、風習がとても似た村があると指摘されていて、それらは紛争地帯である
ために容易に近づく事は出来ないだろう、同行した当時KCIA局員の話としては、
そうした天皇の由来について何らかの事情を知っていたらしく、意見を聞かれ
「知らない方が良いこともあるのだ」と答えたという研究者の話が伝わっています。

この話はあるメディアに流れました。  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/782.html

[近代史4] 政府が47都道府県を救うウラ技 地方債の日銀引受と地方交付税交付金の増額
藤井聡教授の提言 政府が47都道府県を救うウラ技 地方債の日銀引受と地方交付税交付金の増額(室伏謙一)
2021/01/14





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1239.html

[近代史4] 政府が47都道府県を救うウラ技 地方債の日銀引受と地方交付税交付金の増額 中川隆
1. 中川隆[-8274] koaQ7Jey 2021年1月14日 20:46:10 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[30]
山本太郎  東京都知事選挙に立候補 中川隆
山本太郎氏、15兆円調達の地方債は「日銀が買い取ることもさせないと」
2020年6月19日 スポーツ報知
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/163.html#c34

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1239.html#c1
[近代史5] GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い _ 貨幣価値が下がったから GDP も株価も名目値が上がっているだけ 中川隆
1. 中川隆[-8273] koaQ7Jey 2021年1月14日 20:58:55 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[32]
政府が47都道府県を救うウラ技 地方債の日銀引受と地方交付税交付金の増額
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1239.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/391.html#c1
[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
92. 中川隆[-8272] koaQ7Jey 2021年1月14日 22:12:15 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[33]
【ch桜北海道】怪しい宗教がうごめく米大統領選のデマに騙されるな![R3/1/14]






バイデン前副大統領、ペロシ下院議長らによる「クーデター」はあえなく失敗に終わった。関係者は「国家反逆罪」に問われて逮捕され、軍規に従って全員銃殺刑に処せられ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/79e7079d5c621f7c9d48b1d230969497
2021年01月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 米軍、米CIAに深く関係している軍事専門家からのトップ情報によると、「米軍最高司令官であるトランプ大統領は戒厳令を敷いた。国家反逆罪で逮捕されることを恐れていたペロシ下院議長は、自宅で隠れていたところを特殊部隊に逮捕された。それに続いて、デルタフォースが不正選挙に関与していたイタリアを襲撃、ジュゼッペ・コンテ首相がやられているとの一報。バイデン前副大統領は実は、新年早々に自宅を襲撃されており、地下からは手錠のついた肉片がたくさんみつかり、その地下からはトンネルが四方八方に広がっていたという。そのときにバイデン前副大統領は足にGPSをつけられた。ここまでしなければならないかったわけだが、トランプ大統領は、6日の下院議会の混乱の後は、テキサスの空軍基地に移動して、軍部に指揮を出していた。そして戒厳令となったようだ。今回の不正選挙によるクーデターは国家反逆罪であり、中国、イタリア、そしてスイスが絡んでいたとみられる。スイスからは遠隔操作で大統領選の票の入れ替えをやっていたことが判明したという。

しかもドイツで押さえたはずの証拠のサーバーのデーターが、誰のもとに渡っていたかが不明になっていた。しかも、そのデーターもほんの一部であったようだが、ここへきてわかったことは、大半のデーターはスイスで保管されていたという。この結果、バイデン前副大統領、ペロシ下院議長らによる「クーデター」はあえなく失敗に終わった。関係者は全員、「国家反逆罪」に問われて逮捕される。その結果、有罪判決が確定すれば、軍規に従って全員銃殺刑に処せられる。

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c92
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
38. 中川隆[-8271] koaQ7Jey 2021年1月14日 22:12:52 : cZVObf7oyo : R3ZOZks4NktXUWc=[34]
【ch桜北海道】怪しい宗教がうごめく米大統領選のデマに騙されるな![R3/1/14]






バイデン前副大統領、ペロシ下院議長らによる「クーデター」はあえなく失敗に終わった。関係者は「国家反逆罪」に問われて逮捕され、軍規に従って全員銃殺刑に処せられ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/79e7079d5c621f7c9d48b1d230969497
2021年01月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 米軍、米CIAに深く関係している軍事専門家からのトップ情報によると、「米軍最高司令官であるトランプ大統領は戒厳令を敷いた。国家反逆罪で逮捕されることを恐れていたペロシ下院議長は、自宅で隠れていたところを特殊部隊に逮捕された。それに続いて、デルタフォースが不正選挙に関与していたイタリアを襲撃、ジュゼッペ・コンテ首相がやられているとの一報。バイデン前副大統領は実は、新年早々に自宅を襲撃されており、地下からは手錠のついた肉片がたくさんみつかり、その地下からはトンネルが四方八方に広がっていたという。そのときにバイデン前副大統領は足にGPSをつけられた。ここまでしなければならないかったわけだが、トランプ大統領は、6日の下院議会の混乱の後は、テキサスの空軍基地に移動して、軍部に指揮を出していた。そして戒厳令となったようだ。今回の不正選挙によるクーデターは国家反逆罪であり、中国、イタリア、そしてスイスが絡んでいたとみられる。スイスからは遠隔操作で大統領選の票の入れ替えをやっていたことが判明したという。

しかもドイツで押さえたはずの証拠のサーバーのデーターが、誰のもとに渡っていたかが不明になっていた。しかも、そのデーターもほんの一部であったようだが、ここへきてわかったことは、大半のデーターはスイスで保管されていたという。この結果、バイデン前副大統領、ペロシ下院議長らによる「クーデター」はあえなく失敗に終わった。関係者は全員、「国家反逆罪」に問われて逮捕される。その結果、有罪判決が確定すれば、軍規に従って全員銃殺刑に処せられる。

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c38
[近代史5] ネオコンの中核メンバー 中川隆
22. 中川隆[-8270] koaQ7Jey 2021年1月15日 09:17:06 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[2]

2021.01.15
CIAの工作資金を流しているUSAIDの長官に好戦派のサマンサ・パワー
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150000/


 ジョー・バイデン政権のCIA長官としてウィリアム・バーンズを指名した。バラク・オバマ政権の国務長官は2013年2月にヒラリー・クリントンからジョン・ケリーに交代、新長官は国務副長官を務めていたウィリアム・バーンズと副大統領補佐官だったジェイク・サリバンらをイラン政府の代表と会談させ、ここからアメリカとイランの交渉は始まったと言われている。バーンズはアメリカとイランの交渉を象徴する人物だと言えるだろう。

 ドナルド・トランプ政権はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権の意向を受けてイランに対して厳しい姿勢で臨んできたが、そうした姿勢の変更があるかもしれない。

 しかし、オバマ、ヒラリー、バイデンらの背後にいるシオニストの一派、ネオコンは1980年代からイラクに続き、シリアとイランを壊滅させるとしてきた。バイデン政権がイランと友好的な関係を築くということは考えられない。イランは後回しにするということだろう。

 その直後、​1月13日にサマンサ・パワーがUSAID(米国国際開発庁)の長官に指名された​。この機関は非軍事の海外援助を行うとされているが、CIAの活動資金を流すことが重要な役割になっていることは広く知られている。

 USAIDのほか、CIAの資金はNED(民主主義のための国家基金)からNDI(国家民主国際問題研究所)、IRI(国際共和研究所)、CIPE(国際私企業センター)、国際労働連帯アメリカン・センター、そして手先の団体や人物へ流れていく。

 パワーはスーザン・ライスと同じように「人道」を口実にした侵略戦争を推進してきた。このふたりやヒラリー・クリントンはオバマ大統領に対し、リビア攻撃を強く迫ったことが知られている。

 オバマ大統領は中東や北アフリカへの侵略を正規軍ではなくムスリム同胞団やワッハーブ派を主力とする武装勢力を使って行うことを2010年8月に決め、PSD-11を出している。これを決めたチームの中にパワーも含まれている。「アラブの春」はこの計画に基づいて始まり、2011年春にはリビアとシリアで侵略戦争が本格化した。

 本ブログでも繰り返し書いてきたように、リビアやシリアで民主化勢力が暴力的に弾圧されていたとする話は嘘で、実際はアフリカを欧米から自立させようとしたことや石油資源が侵略の目的だった。現在、リビアは暴力が支配する破壊と殺戮の破綻国になっている。

 シリアでの戦争について、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は2012年6月の段階で「​もし、全ての人が真実を語るならば、シリアの平和は守られる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実からほど遠い。​」と指摘、シリア政府軍が戦っている相手が外国からやってきた戦闘員だということも報告していた。

 リビアでは、地上で戦うアル・カイダ系武装集団と空爆を行うNATO軍の連携が機能し、2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィは惨殺された。そして戦闘員や兵器/武器はリビアからシリアへ運ばれた。2012年からアメリカをはじめとする侵略国はシリアへの攻勢を強めるが、その際にシリア政府を悪魔化して描くプロパガンダも激しくなっていた。そのことをメルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は報告しているのだ。

 2012年5月にロシアの大統領がドミトリー・メドベージェフからウラジミル・プーチンへ交代したこともあり、NATO軍がシリアを攻撃することができない。そこで化学兵器話を西側の有力メディアは広め、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)を売り出し、その凶暴さを宣伝して軍事介入を正当化しようとした。そうした中、2013年7月にスーザン・ライスは国家安全保障補佐官に就任、サマンサ・パワーは国連大使になった。ライスの師にあたるマデリーン・オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、オバマの兄弟弟子にあたると言える。オルブライトの好戦性は本ブログでも繰り返し書いてきた。

 好戦的だという点はバイデンも同じで、自分の政権にもシリコンバレーの巨大企業や金融資本のほか、戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与している。

 国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンを就任させようとしている。情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務めた人物。​国務長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、ウェンディー・シャーマンが同省の副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定だ​。

 すでに本ブログでも書いたが、シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したクーデターを現場で指揮していた。当時は国務次官補だ。ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を使ったこのクーデターをホワイトハウスで指揮していたのが副大統領を務めていたバイデンである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/262.html#c22

[近代史5] 軍産複合体 _ 戦争ビジネスの世界 中川隆
13. 中川隆[-8269] koaQ7Jey 2021年1月15日 09:17:36 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[3]

2021.01.15
CIAの工作資金を流しているUSAIDの長官に好戦派のサマンサ・パワー
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 ジョー・バイデン政権のCIA長官としてウィリアム・バーンズを指名した。バラク・オバマ政権の国務長官は2013年2月にヒラリー・クリントンからジョン・ケリーに交代、新長官は国務副長官を務めていたウィリアム・バーンズと副大統領補佐官だったジェイク・サリバンらをイラン政府の代表と会談させ、ここからアメリカとイランの交渉は始まったと言われている。バーンズはアメリカとイランの交渉を象徴する人物だと言えるだろう。

 ドナルド・トランプ政権はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権の意向を受けてイランに対して厳しい姿勢で臨んできたが、そうした姿勢の変更があるかもしれない。

 しかし、オバマ、ヒラリー、バイデンらの背後にいるシオニストの一派、ネオコンは1980年代からイラクに続き、シリアとイランを壊滅させるとしてきた。バイデン政権がイランと友好的な関係を築くということは考えられない。イランは後回しにするということだろう。

 その直後、​1月13日にサマンサ・パワーがUSAID(米国国際開発庁)の長官に指名された​。この機関は非軍事の海外援助を行うとされているが、CIAの活動資金を流すことが重要な役割になっていることは広く知られている。

 USAIDのほか、CIAの資金はNED(民主主義のための国家基金)からNDI(国家民主国際問題研究所)、IRI(国際共和研究所)、CIPE(国際私企業センター)、国際労働連帯アメリカン・センター、そして手先の団体や人物へ流れていく。

 パワーはスーザン・ライスと同じように「人道」を口実にした侵略戦争を推進してきた。このふたりやヒラリー・クリントンはオバマ大統領に対し、リビア攻撃を強く迫ったことが知られている。

 オバマ大統領は中東や北アフリカへの侵略を正規軍ではなくムスリム同胞団やワッハーブ派を主力とする武装勢力を使って行うことを2010年8月に決め、PSD-11を出している。これを決めたチームの中にパワーも含まれている。「アラブの春」はこの計画に基づいて始まり、2011年春にはリビアとシリアで侵略戦争が本格化した。

 本ブログでも繰り返し書いてきたように、リビアやシリアで民主化勢力が暴力的に弾圧されていたとする話は嘘で、実際はアフリカを欧米から自立させようとしたことや石油資源が侵略の目的だった。現在、リビアは暴力が支配する破壊と殺戮の破綻国になっている。

 シリアでの戦争について、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は2012年6月の段階で「​もし、全ての人が真実を語るならば、シリアの平和は守られる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実からほど遠い。​」と指摘、シリア政府軍が戦っている相手が外国からやってきた戦闘員だということも報告していた。

 リビアでは、地上で戦うアル・カイダ系武装集団と空爆を行うNATO軍の連携が機能し、2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィは惨殺された。そして戦闘員や兵器/武器はリビアからシリアへ運ばれた。2012年からアメリカをはじめとする侵略国はシリアへの攻勢を強めるが、その際にシリア政府を悪魔化して描くプロパガンダも激しくなっていた。そのことをメルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は報告しているのだ。

 2012年5月にロシアの大統領がドミトリー・メドベージェフからウラジミル・プーチンへ交代したこともあり、NATO軍がシリアを攻撃することができない。そこで化学兵器話を西側の有力メディアは広め、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)を売り出し、その凶暴さを宣伝して軍事介入を正当化しようとした。そうした中、2013年7月にスーザン・ライスは国家安全保障補佐官に就任、サマンサ・パワーは国連大使になった。ライスの師にあたるマデリーン・オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、オバマの兄弟弟子にあたると言える。オルブライトの好戦性は本ブログでも繰り返し書いてきた。

 好戦的だという点はバイデンも同じで、自分の政権にもシリコンバレーの巨大企業や金融資本のほか、戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与している。

 国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンを就任させようとしている。情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務めた人物。​国務長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、ウェンディー・シャーマンが同省の副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定だ​。

 すでに本ブログでも書いたが、シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したクーデターを現場で指揮していた。当時は国務次官補だ。ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を使ったこのクーデターをホワイトハウスで指揮していたのが副大統領を務めていたバイデンである。

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[近代史5] 「アラブの春」とウクライナ動乱の背景 中川隆
10. 中川隆[-8268] koaQ7Jey 2021年1月15日 09:18:13 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[4]

2021.01.15
CIAの工作資金を流しているUSAIDの長官に好戦派のサマンサ・パワー
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150000/


 ジョー・バイデン政権のCIA長官としてウィリアム・バーンズを指名した。バラク・オバマ政権の国務長官は2013年2月にヒラリー・クリントンからジョン・ケリーに交代、新長官は国務副長官を務めていたウィリアム・バーンズと副大統領補佐官だったジェイク・サリバンらをイラン政府の代表と会談させ、ここからアメリカとイランの交渉は始まったと言われている。バーンズはアメリカとイランの交渉を象徴する人物だと言えるだろう。

 ドナルド・トランプ政権はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権の意向を受けてイランに対して厳しい姿勢で臨んできたが、そうした姿勢の変更があるかもしれない。

 しかし、オバマ、ヒラリー、バイデンらの背後にいるシオニストの一派、ネオコンは1980年代からイラクに続き、シリアとイランを壊滅させるとしてきた。バイデン政権がイランと友好的な関係を築くということは考えられない。イランは後回しにするということだろう。

 その直後、​1月13日にサマンサ・パワーがUSAID(米国国際開発庁)の長官に指名された​。この機関は非軍事の海外援助を行うとされているが、CIAの活動資金を流すことが重要な役割になっていることは広く知られている。

 USAIDのほか、CIAの資金はNED(民主主義のための国家基金)からNDI(国家民主国際問題研究所)、IRI(国際共和研究所)、CIPE(国際私企業センター)、国際労働連帯アメリカン・センター、そして手先の団体や人物へ流れていく。

 パワーはスーザン・ライスと同じように「人道」を口実にした侵略戦争を推進してきた。このふたりやヒラリー・クリントンはオバマ大統領に対し、リビア攻撃を強く迫ったことが知られている。

 オバマ大統領は中東や北アフリカへの侵略を正規軍ではなくムスリム同胞団やワッハーブ派を主力とする武装勢力を使って行うことを2010年8月に決め、PSD-11を出している。これを決めたチームの中にパワーも含まれている。「アラブの春」はこの計画に基づいて始まり、2011年春にはリビアとシリアで侵略戦争が本格化した。

 本ブログでも繰り返し書いてきたように、リビアやシリアで民主化勢力が暴力的に弾圧されていたとする話は嘘で、実際はアフリカを欧米から自立させようとしたことや石油資源が侵略の目的だった。現在、リビアは暴力が支配する破壊と殺戮の破綻国になっている。

 シリアでの戦争について、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は2012年6月の段階で「​もし、全ての人が真実を語るならば、シリアの平和は守られる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実からほど遠い。​」と指摘、シリア政府軍が戦っている相手が外国からやってきた戦闘員だということも報告していた。

 リビアでは、地上で戦うアル・カイダ系武装集団と空爆を行うNATO軍の連携が機能し、2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィは惨殺された。そして戦闘員や兵器/武器はリビアからシリアへ運ばれた。2012年からアメリカをはじめとする侵略国はシリアへの攻勢を強めるが、その際にシリア政府を悪魔化して描くプロパガンダも激しくなっていた。そのことをメルキト・ギリシャ典礼カトリック教会の聖職者は報告しているのだ。

 2012年5月にロシアの大統領がドミトリー・メドベージェフからウラジミル・プーチンへ交代したこともあり、NATO軍がシリアを攻撃することができない。そこで化学兵器話を西側の有力メディアは広め、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)を売り出し、その凶暴さを宣伝して軍事介入を正当化しようとした。そうした中、2013年7月にスーザン・ライスは国家安全保障補佐官に就任、サマンサ・パワーは国連大使になった。ライスの師にあたるマデリーン・オルブライトはズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、オバマの兄弟弟子にあたると言える。オルブライトの好戦性は本ブログでも繰り返し書いてきた。

 好戦的だという点はバイデンも同じで、自分の政権にもシリコンバレーの巨大企業や金融資本のほか、戦争ビジネスやネオコンと関係の深いCSIS(戦略国際問題研究所)やCNAS(新しいアメリカの安全保障センター)といったシンクタンクが次期政権の陣容や政策の決定に深く関与している。

 国防長官にはレイセオン重役で元米中央軍司令官のロイド・オースチンを就任させようとしている。情報長官に指名されたアブリル・ヘインズはバラク・オバマ政権でCIA副長官や国家安全保障副補佐官を務めた人物。​国務長官にはCSISのシニア・フェローだったアントニー・ブリンケンが決まり、ウェンディー・シャーマンが同省の副長官、ビクトリア・ヌランドが次官になる予定だ​。

 すでに本ブログでも書いたが、シャーマンが上級顧問を務めるオルブライト・ストーンブリッジ・グループはマデリーン・オルブライトが率いるビジネス戦略を提供する会社で、ヌランドも籍を置いていた。

 ヌランドは2013年から14年にかけてウクライナでバラク・オバマ政権が実行したクーデターを現場で指揮していた。当時は国務次官補だ。ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を使ったこのクーデターをホワイトハウスで指揮していたのが副大統領を務めていたバイデンである。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150000/

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/344.html#c10
[番外地8] コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える 中川隆
3. 中川隆[-8267] koaQ7Jey 2021年1月15日 09:56:47 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[5]
このオッサン、全然わかってないな。
◆コロナ患者受け入れ、民間病院は2割
 けがや病気の初期治療に当たる全国4255カ所の急性期病院でみると、公立病院は7割、公的病院は8割がコロナ患者を受け入れているが、民間病院は中小規模が多く、受け入れは2割ほどだ。
 民間で受け入れが進まない理由について、経営病院でクラスターを経験した平成医療福祉グループ代表の武久洋三医師は「コロナの患者さんを診るのは通常の何倍も手が掛かる上、他の手術や診療もできなくなり赤字になる。院内感染のリスクも抱える」と説明する。
__________

我が国は、公的医療機関の割合が圧倒的に少ない。病床数は多いものの、政府は民間医療機関に、
「コロナ患者を受け入れよ」 と、指示する権限を持たない(法律がないのです)。

となると、
「全面的に補償をするので、コロナ患者を受け入れる体制にして欲しい」
 と、「財政支出」をするしかない。ところが、緊縮財政路線を貫き、挙句の果てに「使命感」からコロナ対応をした民間病院が、春以降に(コロナ患者が減り)苦境に陥ったのを放置した。

新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れている病院は、専門病棟を設けねばならず、一般の入院を抑制。結果的に収入が減る。悲惨極まりない。
 結果、第三波によって、医療崩壊の懸念が出てきたというわけです。

医療機関で働いている医師や看護師、事務職の人たちは自分や家族の生活、人生があるんです。「政府のミスによる感染拡大」の尻拭いを「民間」の医療機関にさせたいんだったら、「損失、見込み利益喪失を含め、全額、補償する」とやらなければなりません。
_______

公立病院はコロナ感染症に対して各地で大きな役割を果たしています。それができるのは勿論金銭的な心配(病院が倒産したり賞与が減ったりしない)がない事とガバナンスが効いている事でしょう。

カネの話になりますが、高次病院は1床1950万円の開設補助金が出るのに対し、われわれ中等症・軽症受け入れ病院は450万円です。
 高次機能病院はICUの1床あたり確か1日40万円だかの病床確保の保証金が出るのに対し、われわれは7.1万円です。

 これで高次機能病院の断った高齢患者に人工呼吸器やECMOなどの濃厚治療をやれというのも理不尽な気がします。

われわれ医療はコロナに敗北しました。感染症の治療でトリアージを持ち出すのはもはや敗北です。
 敗北の原因は一つではありませんが、「人材を含めた医療資源の有事における最適配分を迅速に行うシステムを持たなかった事」が最大の敗因だと思います。

 特措法の改正が18日からの国会で審議されますが、新型感染症の場合は全ての医師、看護師に感染症治療機関への応召義務を付けたらどうでしょう。
 例えば病院は常勤医師、看護師数の5%、地区医師会、看護協会も5%を応召される。応召に応じない場合は応召期間中は診療報酬の10%を天引きし、コロナ対策に納める。
 病院、医師会に属さず、組織されていない医師も応召期間中は診療報酬の10%をコロナ対策の為納める。

 同時に応召された医師、看護師は従来の給与に加え、5万円/勤務の危険手当を付与する。

 このような仕組みを作れば、2週間ローテーションくらいで医療従事者は新型感染症に対応できるのでは。
https://91683924.at.webry.info/202101/article_8.html


http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/780.html#c3

[近代史4] 柳美里の世界
柳美里の世界

『JR上野駅公園口』 著・柳美里
書評・テレビ評2021年1月14日


https://www.amazon.co.jp/JR%E4%B8%8A%E9%87%8E%E9%A7%85%E5%85%AC%E5%9C%92%E5%8F%A3-%E6%9F%B3-%E7%BE%8E%E9%87%8C/dp/4309022650/ref=sr_1_2?dchild=1&hvadid=483654232477&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=jr%E4%B8%8A%E9%87%8E%E5%85%AC%E5%9C%92%E9%A7%85&qid=1610673965&sr=8-2&tag=yahhyd-22


 昨年11月、柳美里の小説『JR上野駅公園口』の英語版『Tokyo Ueno Station』(モーガン・ジャイルズ訳)が全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞した。アメリカで最も権威があるというこの賞に選ばれた日本の作家は、樋口一葉、多和田葉子以来3人目だという。このことを、コロナ禍の社会現実や東京五輪の虚しさと切り離して見ることはできない。

 『JR上野駅公園口』は、東日本大震災直後の2012年に発表したもので、福島県から出稼ぎで上京した主人公の男性がホームレスとなり自殺に追い込まれるまでを、戦後の日本社会のいびつさとかかわって描いている。バブル崩壊後、上野公園はブルーシートを覆った段ボールやベニヤでつくった「コヤ」で埋め尽くされていた。その住人の多くが集団就職や出稼ぎで上京し、上野駅を基点に郷里と往復してきた経験を持つ東北出身者であった。

 小説は主人公の方言をまじえた回想を軸に、周囲のホームレスの生活と交友、行きかう人々の様子を会話を通してリアルに描いている。レストランの閉店後に置かれた惣菜や、コンビニの裏に捨てられた賞味期限切れの弁当に頼るホームレスや、慈善団体の食事配給に道行く母娘も食べていく様子は、今と重なって見えてくる。

 主人公の男性は、福島県南相馬郡の寒村で戦前の貧困と戦後の食料難、借金取りからの逃避生活のなかで育った。農業だけではやっていけず、小名浜港を拠点にした大型船や北海道に出稼漁業をしたあと、両親と妻子5人を養うために単身上京し、64年東京オリンピックに向けた体育施設の建設現場で働いた。帰宅するのは盆と正月だけという20年の間に、長男を亡くし妻とも死別した。

 小説はそうした経緯を、野馬追や葬儀など郷土の文化や歴史の描写をまじえてたどっている。それを、昭和天皇の戦後の行幸、その皇太子(平成天皇)の結婚・出産にまつわる主人公の私的な体験、さらにはインテリのホームレスの話を介した東京大空襲や皇室と上野公園との深い由来とかかわって彫り深く浮かび上がらせている。

 東京大空襲では、上野公園に7800体もの遺体が運ばれた。上野公園(通称)の正式名称は「上野恩賜公園」である。空襲の後、昭和天皇が軍服姿で視察した「慶事」を記念してつけられた。戦後しばらくして民間有志によって、公園内に東京大空襲の慰霊碑「時忘れじの塔」が建てられた。慰霊碑を訪れる人の様子を垣間見ながら、都内には公立の戦災記念館や資料館が一つもないことにもふれている。

 小説で注目されている一つは、公園内に500人ほどいたホームレスが2020年東京オリンピックの誘致活動が始まったのを機に一掃される様子を、そうした文脈のなかで描いていることである。皇族が博物館や美術館を観覧する直前に、ホームレスを公園から追い出す「特別清掃」がおこなわれる。東京都は「山狩り」と呼ばれるこの強制退去を、オリンピック誘致のために1カ月で5回もおこなった。

 それは、厳しい冬の寒さのなかで強い雨が降りしきる中でも容赦ないものだった。追い出されたホームレスが戻ったときに見たものは、「立ち入り禁止」の看板と、新しく建てられた柵や花壇であった。小説は公園前をゆっくり進む「御料車」の天皇・皇后の仕草と表情を、主人公の眼差しで冷徹にとらえている。

 柳美里はこの小説の「単行本版 あとがき」で、当時のホームレスや東京への出稼ぎ体験者への取材を重ね、福島県の郷土史家などからも学びこの物語を構想したことを明らかにしている。東日本大震災以後、南相馬市に居住して本屋を経営しながら地域振興の活動に加わり、仮設住宅を訪ねて高齢者の話を聞くなかで創作を追究している。

 「この地に原発を誘致する以前は、一家の父親や息子たちが出稼ぎに行かなければ生計が成り立たない貧しい家庭が多かった、という話を何度も耳にしました。
 家を津波で流されたり、“警戒区域”内に家があるために避難生活を余儀なくされている方々の痛苦と、出稼ぎで郷里を離れているうちに帰るべき家を失くしてしまったホームレスの方々の痛苦がわたしの中で相対し、二者の痛苦を繋げる蝶番のような小説を書きたい――、と思いました」。

 私小説作家として芥川賞を受賞したあと生き方に苦しんできた柳美里は、このような突き動かされる思いからこの小説を書いた。そして、これからも「居場所のない人に寄り添う」立場から、他者から学び新たな文学の境地を開いていくことに希望を見出している。

https://www.chosyu-journal.jp/review/19813
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1240.html

[近代史4] 柳美里の世界 中川隆
1. 中川隆[-8266] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:30:12 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[6]
柳 美里(ゆう みり、유미리、1968年6月22日 - )は、在日韓国人の劇作家、小説家である。国籍は韓国。劇団「青春五月党」主宰。

神奈川県横浜市中区出身[1]。横浜共立学園高等学校中退。1993年、最少年で岸田國士戯曲賞を受賞後、1994年に小説家デビュー。1997年芥川賞受賞。

現在は福島県南相馬市在住。 家族は長男と内縁の夫。父親は元・釘師。母親は不動産会社を経営。

経歴

祖父は韓国密陽市で靴屋を営み、健脚で幻の東京五輪のマラソン選手候補であった。1968年6月22日、茨城県土浦市にて生まれる[2]。本名である柳美里という名前は、祖父が名前で苦労しないようにと命名した(「美里」の読み方は日本語、韓国語ともに「みり」と発音する)[3]。父は、祖父が経営するパチンコ店「旭御殿」に釘師として勤めていたが、祖父が韓国に帰国したため失職し、横浜市中区黄金町のパチンコ店「三益球殿」に再就職する。1歳を迎える前に横浜市に転居、以後横浜市で育つ。

横浜共立学園中学校を卒業、1983年に横浜共立学園高等学校に入学するもいじめに遭い、1年で退学し、翌年東由多加率いるミュージカル劇団東京キッドブラザースに最年少で入団。1986年、同劇団第9期研究生の卒業公演「ウィンターナイトドリーム」に出演する。8月、東京キッドブラザースのセカンドカンパニー「PAN and CIRCUS」旗揚げ公演「BILLY ビリィ BOY!」に役者として参加。地方公演(名古屋・大阪・京都・高松)に出演する[4]。

演出助手を経て、1987年に演劇ユニット「青春五月党」を旗揚げ。 1988年、『水の中の友へ』で劇作家・演出家としてデビューする。1993年、『魚の祭』で第37回岸田國士戯曲賞を最年少で受賞(宮沢章夫と同時受賞)。

1994年、処女小説「石に泳ぐ魚」を文芸誌『新潮』に発表し小説家としての活動を開始。『石に泳ぐ魚』は、顔に腫瘍を持つ実在の韓国人女性をモデルにしたことで、プライバシーを侵害されたとして訴訟問題に発展し、2002年に最高裁で出版差し止め判決が出された。判決を受け、国会図書館をはじめ『新潮』の該当部分を閲覧禁止にしている(詳細は石に泳ぐ魚を参照)。

1996年、『フルハウス』で第24回泉鏡花文学賞、第18回野間文芸新人賞を受賞。1997年、『家族シネマ』で第116回芥川賞を受賞。在日韓国人による芥川賞受賞は、韓国メディアをも賑わせた。2月に『家族シネマ』と『水辺のゆりかご』の出版を記念し、東京と横浜の4書店でサイン会が行われる予定だったが、「独立義勇軍」「新右翼」を名乗る男性から「サイン会を中止しろ。もし中止しなければ客に危害を加える」との脅迫電話が書店にかかり、二度目の電話で「爆弾を仕掛ける」とエスカレートしたため、出版社、書店、所轄の警察署が協議して急遽中止の決定がなされる。その後、記者会見を開き、版元である講談社と角川書店の話し合いの結果、次善の策として中止から4ヵ月後の6月11日に日本出版クラブ会館にて厳戒態勢の下、サイン会を開く[5]。これは日韓両国の新聞テレビで扱われたほか、『ル・モンド』『ニューヨーク・タイムズ』『BBCワールドニュース』などでも表現の自由が侵害されていると報じられている。またこの問題は新しい歴史教科書をつくる会の小林よしのり、西尾幹二、藤岡信勝らとの論争に発展した。

1999年、ラジオ番組『柳美里のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)が第36回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。 同年、『ゴールドラッシュ』で第3回木山捷平文学賞を受賞。酒鬼薔薇事件に触発されて描かれた作品として話題となった。2000年1月、長男誕生。6月にこれらの経緯を赤裸々に綴った自伝小説『命』を出版、同作品で翌年に第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。『命』はその後『生』『魂』『声』と書き継がれ4部作をなした。

2002年、朝日新聞夕刊と東亜日報の同時連載で、五輪マラソンランナーを目指していた祖父を題材にした作品『8月の果て』の連載を開始(2004年まで)。2003年、奥田美和子のプロデュースを担当(2005年まで)。この年福田和也、リリー・フランキー、坪内祐三と共に、文芸誌『en-taxi』を創刊。以後同誌に責任編集として携わる。なお福田和也とは一時激しく敵対していたが、その後和解[6]。『en-taxi』責任編集は2007年まで続けていたが、この年に発行された同誌19号で、ブログで批判的に見ていた演劇プロデュースユニット阿佐ヶ谷スパイダースの主宰、長塚圭史が特集されるに当たり降板する。

2007年、初の書下ろしとなる児童書『月へのぼったケンタロウくん』を出版。12月、『週刊現代』において『オンエア』連載開始。 『オンエア』は当初、ペンネームを「芥川龍」とした性別不明の芥川賞受賞作家の連載としてスタートしたが、これは週刊現代編集部の意向である。編集部としては覆面作家として注目を集める意図があった模様だが、ブログで連載を始める旨を早々に暴露してしまう。

2009年9月、前年に起こった自身の「虐待騒動」を扱った初ノンフィクション『ドキュメント「児童虐待」』を『G2』に発表。2010年5月、連載に書下ろしを加えた『ファミリー・シークレット』を上梓する。2011年5月11日には、長谷川博一とのカウンセリングを中心としたNHKスペシャル「虐待カウンセリング〜作家 柳美里・500日の記録〜」が放送される。

2011年3月11日に発生した東日本大震災を機に、福島県・宮城県・岩手県に通い始める。2012年3月16日から、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」にて「柳美里のふたりとひとり」のパーソナリティを務め、2018年3月23日の閉局までに約600人の話を聴く。2015年4月に鎌倉から南相馬に転居し、南相馬市在住作家としての生活を始める。2016年6月には転居してから初めてとなる『ねこのおうち』を出版する。

2017年4月、福島県立小高工業高等学校と福島県立小高商業高等学校において特別授業を受け持った縁で、南相馬市小高区で開校する福島県立小高産業技術高等学校の校歌の作詞を担当する。作曲は自身が依頼をした長渕剛が務める。

2017年7月2日、住民として何ができるだろうかと考え書店の開業を目指して南相馬市原町区から小高区に転居[7]、2018年4月9日に書店「フルハウス」を開店した[8]。

2017年12月には、アトリエ「La MaMa ODAKA」をオープンする[8]。

2018年、四半世紀ぶりに演劇ユニット「青春五月党」を復活させる。第63回岸田國士戯曲賞より選考委員を務める。

2019年、9月13日号『週刊ポスト』の記事について、Twitterで「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか? 想像出来ても、少数だから売れ行きには響かないと考えたのか? 売れれば、いいのか、何をしても。」[9]などと発言。 (一部で、内田樹、深沢潮らの発言と混同され、「小学館と仕事しないと言う」[10]などの記事も見られるが、そのような発言は無く、事実に反する。)

2020年、『JR上野駅公園口』の英訳版『Tokyo Ueno Station』が、TIME誌の2020年の必読書100選に選ばれ[11]、米国の文学賞である全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞した[12][13]。

人物
1996年以降は、小説・エッセイ、ブログなど執筆活動に専念し、演劇活動はしていなかったが(2007年から2008年にかけて「柳美里演劇カムバックサイト『青春五月党2007』」を連載している)、2018年に復活公演を行う。

戯曲、小説などは詩的だと評価され、また、詩的すぎると批判もされるが、司馬遼太郎は「研ぎ澄まされた文章」と評価している[14]。

2004年よりネットを通じて知り合った15歳年下の男性と同棲中。柳自身のブログにおいても「珍念」という名前で頻繁に登場している。

Twitterでロックンロール好きを公言し、甲本ヒロト、チバユウスケ、マキシマムザ亮君らの音楽を特に好んで聴いている。また、Shing02のライヴに足を運んだり、夏フェスにも頻繁に出向いている。またアイドル好きでもあり、前田敦子、島崎遥香、平手友梨奈らの名前を挙げている。

落語を日常的にCDで聴き、立川談春とは交流がある。

東由多加と柳美里
東由多加とは「東京キッドブラザース」入団後まもなくの16歳の頃から(東は当時39歳)約8年間同棲し、別れた後も東の死去まで交流があった。18歳の時、東由多加に「あなたは演じるより書きなさい」とアドバイスされ、以後は舞台女優としてではなく、劇作家として演劇に携わるようになった。既婚者である男性との間に長男を妊娠し、結局その男性と破局した際も東由多加はよき相談相手であった。

東が2000年4月に死去するまでの3ヶ月間、柳の長男を一緒に育てたが東の臨終には立ち会えなかった。東由多加の葬儀の際は葬儀委員長を務める。その際、「私のたった1人の師で、柳美里という作家を生み出した人。最期をみとれず悔しい」と語った。初の児童書であり、初の書下ろしである『月へのぼったケンタロウくん』は、2000年4月に死去した東由多加との「生まれてくる子どものために物語を残そう」という約束を叶えたものである。


略年譜

1968年 - 6月22日6時18分、茨城県土浦市にて生まれる[15]。
1972年 - 横浜市南区大岡に転居。
1973年 - 横浜市南区宮元町にある杉山神社幼稚園に入園。
1974年 - 横浜市立大岡小学校に入学。
1977年 - 横浜市西区境之谷に転居。横浜市立稲荷台小学校に転校。
1979年 - 父母別居に伴い、母と共に北鎌倉に転居。
1980年 - 横浜共立学園中学校に入学。
1983年 - 横浜共立学園高等学校に入学。1年で中途退学。
1984年 - 東由多加率いるミュージカル劇団東京キッドブラザースに最年少で入団。
1987年 - 演劇ユニット青春五月党を旗揚げ。
1988年 - 『水の中の友へ』で劇作家としてデビュー。
1993年 - 『魚の祭』で第37回岸田國士戯曲賞を最年少受賞(宮沢章夫と同時受賞)。
1994年 - 処女小説「石に泳ぐ魚」を文芸誌『新潮』に発表。
1996年 - 『フルハウス』で第24回泉鏡花文学賞、第18回野間文芸新人賞を受賞(鏡花賞は山田詠美、野間賞は角田光代と同時受賞)。
1997年 - 『家族シネマ』で第116回芥川龍之介賞を受賞(辻仁成と同時受賞)。
1997年 - 本人主演のドキュメンタリー『世界わが心の旅 祖父の幻のオリンピック〜韓国〜』(テレコムスタッフ)が第14回ATP賞を受賞。
1999年 - 『柳美里のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)が第36回ギャラクシー賞奨励賞を受賞。
1999年 - 『ゴールドラッシュ』で第3回木山捷平文学賞を受賞。
2000年 - 1月、長男誕生。
2001年 - 東京都渋谷区から鎌倉市に転居。『命』で第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。
2002年 - 新潮ドキュメント賞の選考委員を務める。
2002年 - 4月17日より朝日新聞夕刊にて、『8月の果て』の連載開始。
2003年 - 福田和也、リリー・フランキー、坪内祐三と共に、文芸誌『en-taxi』を創刊。以後同誌に責任編集として携わる。
2003年 - 奥田美和子のプロデュースを担当。
2004年 - 1月7日、公式サイト「La Valse de Miri」を開設。ブログ「名づけえぬものに触れて」を開始(-2005年7月7日)。
2004年 - 3月16日、朝日新聞夕刊連載『8月の果て』が「作者の構想がふくらみ、新聞連載による完結が不可能になったため」と、著者の意に反して打ち切りに遭う[16]。
2005年 - 奥田美和子のプロデュース業終了。
2007年 - 公式サイトにてブログ「柳美里の今日のできごと」を開始。
2007年 - 初の書下ろしとなる児童書『月へのぼったケンタロウくん』を出版。
2007年 - 『文藝』夏号で、特集が組まれる。
2007年 - 9月、『en-taxi』責任編集を降板。
2007年 - 12月、週刊現代において『オンエア』連載開始。
2008年 - 2月、「虐待」騒動が起こる。
2008年 - 3月、NHK「知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大」のナビゲーターを務める。
2008年 - 3月4日、「スタジオパークからこんにちは」に出演する。
2008年 - 10月15日-25日、朝鮮民主主義人民共和国を訪れる[17]。
2009年 - 9月、『G2』にて初ノンフィクション『ドキュメント「児童虐待」』を発表。
2011年 - 5月、NHKスペシャル「虐待カウンセリング〜作家 柳美里・500日の記録〜」が放送される。
2012年 - 2月、『G2』にてノンフィクション『警戒区域』を発表。
2012年 - 3月16日、南相馬災害FMにて「ふたりとひとり」が始まる。
2015年 - 4月、神奈川県鎌倉市から福島県南相馬市原町区へ転居。
2017年 - 4月、福島県立小高産業技術高等学校の作詞を担当。
2017年 - 7月、福島県南相馬市原町区から小高区へ転居。
2018年 - 4月9日、自宅を改装し本屋「フルハウス」を開店。
2018年 - 4月、『柳美里自選作品集』を刊行(全6巻)。
2018年 - 9月、四半世紀ぶりに青春五月党の復活公演を行う。
2019年 - 3月、岸田國士戯曲賞の選考委員を務める。
2020年 - 11月、『JR上野駅公園口』で全米図書賞翻訳部門受賞。

著書

小説
『フルハウス』文藝春秋、1996年
文春文庫、1999年 解説・山本直樹
『家族シネマ』講談社、1997年
講談社文庫、1999年 解説・鈴木光司
『水辺のゆりかご』角川書店、1997年
角川文庫、1999年 解説・林真理子
『タイル』文藝春秋、1997年
文春文庫、2000年 解説・三國連太郎
『ゴールドラッシュ』新潮社、1998年
新潮文庫、2001年 解説・川村二郎
『女学生の友』文藝春秋、1999年
文春文庫、2002年 解説・秋元康
『男』メディアファクトリー、2000年
新潮文庫、2002年 解説・中森明夫
『命』小学館、2000年
新潮文庫、2004年 解説・リリー・フランキー
『魂』小学館、2001年
新潮文庫、2004年 解説・福田和也
『ルージュ』角川書店、2001年
角川文庫、2003年 解説・槇村さとる
『生』小学館、2001年
新潮文庫、2004年 解説・町田康
『声』小学館、2002年
新潮文庫、2004年 解説・山折哲雄
『石に泳ぐ魚』新潮社、2002年
新潮文庫、2005年 解説・福田和也
『8月の果て』新潮社、2004年
新潮文庫、2007年 解説・許永中・高橋源一郎
『雨と夢のあとに』角川書店、2005年
角川文庫、2008年 解説・角田光代
『黒』扶桑社、2007年
『山手線内回り』河出書房新社、2007年
河出文庫『グッドバイ・ママ』(「JR高田馬場駅戸山口」を改稿、改題し文庫化)、2012年 解説・和合亮一
『オンエア』講談社、2009年
講談社文庫、2012年 解説・榎本正樹
『自殺の国』河出書房新社、2012年
河出文庫『まちあわせ』(改題し文庫化)、2016年 解説・瀧井朝世
『JR上野駅公園口』河出書房新社、2014年
河出文庫、2017年 解説・原武史
『우에노 역 공원 출구』2015(韓国版)
『Sortie parc, gare d'Ueno』Actes Sud Editions,2015(フランス版)
『Tokyo Ueno Station』Tilted Axis Press, 2019(英国版)
『Stacja Tokio Ueno』Wydawnictwo Uniwersytetu Jagiellońskiego, 2020(ポーランド版)
『Tokyo Ueno Station』Riverhead Books, 2020(米国版)
『ねこのおうち』河出書房新社、2016年
河出文庫、2019年6月 解説・武田砂鉄
『飼う人』文藝春秋、2017年

随筆
『家族の標本』 朝日新聞社、1995年4月
朝日文芸文庫、1997年8月 巻末エッセイ・久世光彦 ISBN 4022641568
角川文庫、1998年4月 解説・渡辺真理 ISBN 4043437021
『柳美里の「自殺」』 河出書房新社、1995年6月
『自殺』文春文庫、1999年12月 解説・原一男(文庫化に際し大幅に加筆、改題) ISBN 4167621029
『私語辞典』 朝日新聞社、1996年5月
角川文庫、1999年10月 解説・テリー伊藤 ISBN 4043437048
『窓のある書店から』 角川春樹事務所、1996年12月
ハルキ文庫、1999年5月 解説・川本三郎 ISBN 4894565285
『NOW and THEN 柳美里──柳美里による全作品解説+51の質問』 角川書店、1997年7月
『仮面の国』 新潮社、1998年4月
新潮文庫、2000年5月 解説・櫻井よしこ ISBN 410122921X
『言葉のレッスン』 朝日新聞社、1998年7月
角川文庫、2001年6月 解説・俵万智 ISBN 4043437064
『魚が見た夢』 新潮社、2000年10月
新潮文庫、2003年4月 解説・後藤繁雄 ISBN 4101229244
『言葉は静かに踊る』 新潮社、2001年3月
新潮文庫、2004年1月 解説・坪内祐三 ISBN 4101229279
『世界のひびわれと魂の空白を』 新潮社、2001年9月
『交換日記』 新潮社、2003年8月
『名づけえぬものに触れて』 日経BP社、2007年7月
『柳美里不幸全記録』新潮社、2007年11月 ISBN 9784104017096
『NHK知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大 穏やかにアウトロー』NHK出版、2008年2月
『貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記』双葉社、2015年3月
『人生にはやらなくていいことがある』ベスト新書、2016年12月
『国家への道順』河出書房新社、2017年
『南相馬メドレー』第三文明社、2020年

戯曲
『静物画』 而立書房、1991年11月
『向日葵の柩』 而立書房、1993年1月
『Green Bench』 河出書房新社、1994年3月
『グリーンベンチ』角川文庫、1998年12月 「向日葵の柩」を併録。解説・筒井康隆
『魚の祭』 白水社、1996年1月
角川文庫、1997年12月 「静物画」を併録。解説・斉藤由貴
『町の形見』河出書房新社、2018年11月(「静物画」「窓の外の結婚式」を併録)
「ある晴れた日に」(『喜劇悲劇』早川書房、2019年11月号)
ノンフィクション
『ファミリー・シークレット』講談社、2010年5月 文庫、2013年3月 解説・野村進
『ピョンヤンの夏休み わたしが見た「北朝鮮」』講談社、2011年12月
自選作品集
『柳美里自選作品集 第一巻 永在する死と生』ベストセラーズ、2018年4月
『柳美里自選作品集 第二巻 家族の再演』ベストセラーズ、2018年6月

対談・共著
現代洋子『おごってジャンケン隊(3)』小学館 、1999年10月1日
鈴木光司『天才たちのDNA―才能の謎に迫る』マガジンハウス、2001年
ビートたけし『頂上対談』新潮社、2001年10月
新潮文庫、2004年6月 ISBN 978-4101225289
『響くものと流れるもの──小説と批評の対話』(福田和也との共著)PHP研究所、2002年3月
西原理恵子『できるかなクアトロ』扶桑社、2007年4月 ISBN 978-4594053512
山田玲司『絶望に効くクスリ Vol.13』小学館、2008年6月 ISBN 978-4091513359
小松成美『信じるチカラ』ポプラ社、2007年12月 ISBN 978-4591100332
『宗教と現代がわかる本2008』(末木文美士との対談を収録)平凡社、2008年3月
いしいしんじ『うなぎのダンス』河出文庫、2008年10月 ISBN 9784309409283
赤塚不二夫『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』MF文庫ダ・ヴィンチ、2008年12月 ISBN 978-4840126250
坂本忠雄『文学の器』(江國香織との対談を収録)扶桑社、2009年8月 ISBN 978-4594060152
桐野夏生『対論集 発火点』文藝春秋、2009年9月 ISBN 978-4163717302
西原理恵子『西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編』新潮社、2009年9月 ISBN 978-4103019329
『柳美里対談集 沈黙より軽い言葉を発するなかれ』創出版、2012年8月 ISBN 978-4904795194
『私だけのふるさと 作家たちの原風景』岩波書店、2013年3月
『人はなぜ「いじめ」るのか―その病理とケアを考える』(山折哲雄との共著)シービーアール、2013年9月
『春の消息』(佐藤弘夫との共著)第三文明社、2017年
『沈黙の作法』(山折哲雄との共著)河出書房新社、2019年6月
東浩紀『新対話篇』ゲンロン、2020年5月(東浩紀、飴屋法水との鼎談)
児童書
『月へのぼったケンタロウくん』 ポプラ社、2007年4月
ポプラ文庫、2009年2月 解説・俵万智

その他
『いじめの時間』新潮文庫、2005年4月
「潮合い」を収録。
新潮社編『空を飛ぶ恋 ケータイがつなぐ28の物語』新潮文庫、2006年6月
「7時間35分」を収録。
集英社文庫編集部編『作家24人の名作鑑賞 私を変えたこの一冊』集英社文庫、2007年6月
「偉大なギャツビー/フィッツジェラルド」を収録。
江原啓之『もっと深くスピリチュアルを知るために』新潮文庫、2007年12月
「私のエハラ体験」を収録。
『29歳』日本経済新聞出版社、2008年11月
「パキラのコップ」を収録。
『掌篇歳時記 秋冬』講談社、2019年10月
「朔風払葉」を収録。

映像化された作品
『家族シネマ』監督 パク・チョルス
『女学生の友』
『ルージュ』NHKドラマ
『命』監督 篠原哲雄
『雨と夢のあとに』テレビ朝日系ドラマ

解説その他 執筆書籍

解説
中島みゆき『ジャパニーズ・スマイル』新潮文庫、1997年11月
太宰治『もの思う葦(平成10年度版)』角川文庫クラシックス、1999年6月
福田和也『日本人の目玉』ちくま学芸文庫、2005年6月 ISBN 4480089217
阿佐田哲也『麻雀放浪記4 番外篇』文春文庫、2007年11月 ISBN 9784167323073
前田司郎『愛でもない青春でもない旅立たない』講談社文庫、2009年10月 ISBN 978-4062764926

帯コメント
ラース・フォン・トリアー『ダンサー・イン・ザ・ダーク』角川書店 2000年
佐藤江梨子『気遣い喫茶』扶桑社、2003年9月 ISBN 4594041949
みうらひろこ『渚の午後――ふくしま浜通りから』コールサック社、2015年

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E7%BE%8E%E9%87%8C
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1240.html#c1

[近代史5] オーディオの音色はケーブルで殆ど決まってしまう 中川隆
5. 中川隆[-8264] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:37:20 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[8]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SN比が良いとはどんな事か? 2021年01月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a


音質アップの為に機器を入れ替える(上級化へ)事が一般的です。変える事でSN比が良くなり、「音質アップ」した様に感じる事がある。

そもそも、「SN比」が良くなると云う事はどんな事か? 「ベールを被った音」の「ベール」が数枚剥がれた・・・と云う様な事を経験されたはずだと思う。

自分流に「SN比が良くなる」と、「静寂感」が良くなる。機器によってSN比が良くなる事もあるが、それよりも「ケーブル」や「配線」による影響の方が大きい。本当にSN比が良くなると「ベール」が無くなり、「見通しの良い」音になる。

「ケーブル類」と云うと、「ラインケーブル」をまず挙げる方が多いと思うが、本当は「電源ケーブル」の影響の方がずぬけて大きい。ただし、2000Hrの鳴らし込みをしないと、本当の事は分からない。個人的には、すべての機器の「直出し電源ケーブル」を「インレット化」して、自作の特別な電源ケーブルを使う様にしている。

「電材」とも呼ばれる電線だが、良い電材を探し出すのは至難の業だ。国産のケーブル類も色々試したが、どれも「どんぐりの背比べ」で使い物にならない。ベルデンやWEの線も試したが、どんぐりの背比べ的で「革新的」とは言えない。「革新的な電材」を探す事が必要です。

同じケーブルを聴いても「革新的」な事に気付かない方のなんと多い事か?

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/417.html#c5

[リバイバル3] オーディオ機器の性能は「電源ケーブル」で決まる 中川隆
23. 中川隆[-8263] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:37:48 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[9]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SN比が良いとはどんな事か? 2021年01月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a


音質アップの為に機器を入れ替える(上級化へ)事が一般的です。変える事でSN比が良くなり、「音質アップ」した様に感じる事がある。

そもそも、「SN比」が良くなると云う事はどんな事か? 「ベールを被った音」の「ベール」が数枚剥がれた・・・と云う様な事を経験されたはずだと思う。

自分流に「SN比が良くなる」と、「静寂感」が良くなる。機器によってSN比が良くなる事もあるが、それよりも「ケーブル」や「配線」による影響の方が大きい。本当にSN比が良くなると「ベール」が無くなり、「見通しの良い」音になる。

「ケーブル類」と云うと、「ラインケーブル」をまず挙げる方が多いと思うが、本当は「電源ケーブル」の影響の方がずぬけて大きい。ただし、2000Hrの鳴らし込みをしないと、本当の事は分からない。個人的には、すべての機器の「直出し電源ケーブル」を「インレット化」して、自作の特別な電源ケーブルを使う様にしている。

「電材」とも呼ばれる電線だが、良い電材を探し出すのは至難の業だ。国産のケーブル類も色々試したが、どれも「どんぐりの背比べ」で使い物にならない。ベルデンやWEの線も試したが、どんぐりの背比べ的で「革新的」とは言えない。「革新的な電材」を探す事が必要です。

同じケーブルを聴いても「革新的」な事に気付かない方のなんと多い事か?

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1060.html#c23

[リバイバル3] ゴールドムンド _ その奇跡の音色の秘密 中川隆
14. 中川隆[-8262] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:38:03 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[10]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SN比が良いとはどんな事か? 2021年01月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a


音質アップの為に機器を入れ替える(上級化へ)事が一般的です。変える事でSN比が良くなり、「音質アップ」した様に感じる事がある。

そもそも、「SN比」が良くなると云う事はどんな事か? 「ベールを被った音」の「ベール」が数枚剥がれた・・・と云う様な事を経験されたはずだと思う。

自分流に「SN比が良くなる」と、「静寂感」が良くなる。機器によってSN比が良くなる事もあるが、それよりも「ケーブル」や「配線」による影響の方が大きい。本当にSN比が良くなると「ベール」が無くなり、「見通しの良い」音になる。

「ケーブル類」と云うと、「ラインケーブル」をまず挙げる方が多いと思うが、本当は「電源ケーブル」の影響の方がずぬけて大きい。ただし、2000Hrの鳴らし込みをしないと、本当の事は分からない。個人的には、すべての機器の「直出し電源ケーブル」を「インレット化」して、自作の特別な電源ケーブルを使う様にしている。

「電材」とも呼ばれる電線だが、良い電材を探し出すのは至難の業だ。国産のケーブル類も色々試したが、どれも「どんぐりの背比べ」で使い物にならない。ベルデンやWEの線も試したが、どんぐりの背比べ的で「革新的」とは言えない。「革新的な電材」を探す事が必要です。

同じケーブルを聴いても「革新的」な事に気付かない方のなんと多い事か?

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html#c14

[近代史4] 電源・電源ケーブルの世界 中川隆
10. 中川隆[-8261] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:38:39 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[11]
Mr.トレイルのオーディオ回り道
SN比が良いとはどんな事か? 2021年01月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a


音質アップの為に機器を入れ替える(上級化へ)事が一般的です。変える事でSN比が良くなり、「音質アップ」した様に感じる事がある。

そもそも、「SN比」が良くなると云う事はどんな事か? 「ベールを被った音」の「ベール」が数枚剥がれた・・・と云う様な事を経験されたはずだと思う。

自分流に「SN比が良くなる」と、「静寂感」が良くなる。機器によってSN比が良くなる事もあるが、それよりも「ケーブル」や「配線」による影響の方が大きい。本当にSN比が良くなると「ベール」が無くなり、「見通しの良い」音になる。

「ケーブル類」と云うと、「ラインケーブル」をまず挙げる方が多いと思うが、本当は「電源ケーブル」の影響の方がずぬけて大きい。ただし、2000Hrの鳴らし込みをしないと、本当の事は分からない。個人的には、すべての機器の「直出し電源ケーブル」を「インレット化」して、自作の特別な電源ケーブルを使う様にしている。

「電材」とも呼ばれる電線だが、良い電材を探し出すのは至難の業だ。国産のケーブル類も色々試したが、どれも「どんぐりの背比べ」で使い物にならない。ベルデンやWEの線も試したが、どんぐりの背比べ的で「革新的」とは言えない。「革新的な電材」を探す事が必要です。

同じケーブルを聴いても「革新的」な事に気付かない方のなんと多い事か?

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2eeadba6d18db3cbd42574dc0813561a
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/121.html#c10

[近代史5] YouTube の言論弾圧について 中川隆
13. 中川隆[-8260] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:43:41 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[13]
トランプ氏アカウント停止に見るTWITTERのダブルスタンダード
2021年1月14日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919

前回の記事で報じたが、1月6日の有権者による米国議会襲撃にトランプ大統領が影響を与えたとして、トランプ氏のTwitterアカウントが永久停止になった。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

トランプ氏はTwitter上で暴力を煽ったのだろうか? そこには議論があるが、過去にはトランプ氏を含む政治家たちが「暴力」を煽り、しかも何の問題にもならなかった事例が存在する。

2017年シリア爆撃

2017年4月7日、トランプ大統領率いるアメリカ軍はシリアに向けて59発のトマホークミサイルを打ち込んだ。

・トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由

アメリカの言い分では「シリア政府がシリア国内で化学兵器を使った証拠がある」ためだそうだが、西洋側のこうした事例に対する「証拠」はブッシュ大統領が「イラクが大量破壊兵器を保有している」と主張してイラクに攻め込んだイラク戦争を持ち出すまでもなく歴史的に信憑性が薄い以前に、そもそもシリアの件で大西洋を隔てたアメリカが中東まで出張してくる正当な理由がまったくない。

トランプ氏は当時、59発のトマホークミサイルを打ち込んだあと次のようにツイートしている。

米国と世界を代表する米軍の偉大な男女諸君、おめでとう! シリア爆撃はとてもうまくいった。

また、トランプ大統領が爆撃を決定する前には2016年の大統領選で敗北したヒラリー・クリントン氏が、こちらはソーシャルメディア上ではないがアメリカによるシリア攻撃を率先して煽り、トランプ氏が実行した後には「世界はより多くを行うべきだ」と更なる攻撃を世界中に呼びかけた。

今回の議会襲撃がトランプ氏のツイートによって煽動されたかだが、アカウントがサスペンドされているため確かな検証ができない。(これはこの種の検閲の最大の問題点である。)しかし当時のシリア爆撃と比べてみると、彼は流石に次のようには言っていないはずである。

米国を代表する偉大な有権者の男女諸君、おめでとう! 議会襲撃はとてもうまくいった。

しかし片方は検閲され、片方は検閲されない。

西洋人の奇妙なダブルスタンダード

筆者にはどうも理解できないのだが、アメリカ人にとって他人にミサイルを打ち込むことは「暴力」ではないのだろうか? この時、トランプ氏のTwitterアカウントは停止されなかったし、それが議論されることさえなかった。更に過激なクリントン氏の発言はテレビやソーシャルメディア上で拡散されたが、それらが検閲されることは一切なかった。それを今の状況と比べてほしい。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

アメリカにとって、「神聖な」米国議会に人が押し入ることは許せないことだが、中東人に向けてミサイルを打ち込むことは大した問題ではないということである。いかにも西洋らしい考え方ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/386.html#c13

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
93. 中川隆[-8259] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:44:16 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[14]
トランプ氏アカウント停止に見るTWITTERのダブルスタンダード
2021年1月14日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919

前回の記事で報じたが、1月6日の有権者による米国議会襲撃にトランプ大統領が影響を与えたとして、トランプ氏のTwitterアカウントが永久停止になった。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

トランプ氏はTwitter上で暴力を煽ったのだろうか? そこには議論があるが、過去にはトランプ氏を含む政治家たちが「暴力」を煽り、しかも何の問題にもならなかった事例が存在する。

2017年シリア爆撃

2017年4月7日、トランプ大統領率いるアメリカ軍はシリアに向けて59発のトマホークミサイルを打ち込んだ。

・トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由

アメリカの言い分では「シリア政府がシリア国内で化学兵器を使った証拠がある」ためだそうだが、西洋側のこうした事例に対する「証拠」はブッシュ大統領が「イラクが大量破壊兵器を保有している」と主張してイラクに攻め込んだイラク戦争を持ち出すまでもなく歴史的に信憑性が薄い以前に、そもそもシリアの件で大西洋を隔てたアメリカが中東まで出張してくる正当な理由がまったくない。

トランプ氏は当時、59発のトマホークミサイルを打ち込んだあと次のようにツイートしている。

米国と世界を代表する米軍の偉大な男女諸君、おめでとう! シリア爆撃はとてもうまくいった。

また、トランプ大統領が爆撃を決定する前には2016年の大統領選で敗北したヒラリー・クリントン氏が、こちらはソーシャルメディア上ではないがアメリカによるシリア攻撃を率先して煽り、トランプ氏が実行した後には「世界はより多くを行うべきだ」と更なる攻撃を世界中に呼びかけた。

今回の議会襲撃がトランプ氏のツイートによって煽動されたかだが、アカウントがサスペンドされているため確かな検証ができない。(これはこの種の検閲の最大の問題点である。)しかし当時のシリア爆撃と比べてみると、彼は流石に次のようには言っていないはずである。

米国を代表する偉大な有権者の男女諸君、おめでとう! 議会襲撃はとてもうまくいった。

しかし片方は検閲され、片方は検閲されない。

西洋人の奇妙なダブルスタンダード

筆者にはどうも理解できないのだが、アメリカ人にとって他人にミサイルを打ち込むことは「暴力」ではないのだろうか? この時、トランプ氏のTwitterアカウントは停止されなかったし、それが議論されることさえなかった。更に過激なクリントン氏の発言はテレビやソーシャルメディア上で拡散されたが、それらが検閲されることは一切なかった。それを今の状況と比べてほしい。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

アメリカにとって、「神聖な」米国議会に人が押し入ることは許せないことだが、中東人に向けてミサイルを打ち込むことは大した問題ではないということである。いかにも西洋らしい考え方ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c93

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
39. 中川隆[-8258] koaQ7Jey 2021年1月15日 10:44:48 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[15]
トランプ氏アカウント停止に見るTWITTERのダブルスタンダード
2021年1月14日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919

前回の記事で報じたが、1月6日の有権者による米国議会襲撃にトランプ大統領が影響を与えたとして、トランプ氏のTwitterアカウントが永久停止になった。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

トランプ氏はTwitter上で暴力を煽ったのだろうか? そこには議論があるが、過去にはトランプ氏を含む政治家たちが「暴力」を煽り、しかも何の問題にもならなかった事例が存在する。

2017年シリア爆撃

2017年4月7日、トランプ大統領率いるアメリカ軍はシリアに向けて59発のトマホークミサイルを打ち込んだ。

・トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由

アメリカの言い分では「シリア政府がシリア国内で化学兵器を使った証拠がある」ためだそうだが、西洋側のこうした事例に対する「証拠」はブッシュ大統領が「イラクが大量破壊兵器を保有している」と主張してイラクに攻め込んだイラク戦争を持ち出すまでもなく歴史的に信憑性が薄い以前に、そもそもシリアの件で大西洋を隔てたアメリカが中東まで出張してくる正当な理由がまったくない。

トランプ氏は当時、59発のトマホークミサイルを打ち込んだあと次のようにツイートしている。

米国と世界を代表する米軍の偉大な男女諸君、おめでとう! シリア爆撃はとてもうまくいった。

また、トランプ大統領が爆撃を決定する前には2016年の大統領選で敗北したヒラリー・クリントン氏が、こちらはソーシャルメディア上ではないがアメリカによるシリア攻撃を率先して煽り、トランプ氏が実行した後には「世界はより多くを行うべきだ」と更なる攻撃を世界中に呼びかけた。

今回の議会襲撃がトランプ氏のツイートによって煽動されたかだが、アカウントがサスペンドされているため確かな検証ができない。(これはこの種の検閲の最大の問題点である。)しかし当時のシリア爆撃と比べてみると、彼は流石に次のようには言っていないはずである。

米国を代表する偉大な有権者の男女諸君、おめでとう! 議会襲撃はとてもうまくいった。

しかし片方は検閲され、片方は検閲されない。

西洋人の奇妙なダブルスタンダード

筆者にはどうも理解できないのだが、アメリカ人にとって他人にミサイルを打ち込むことは「暴力」ではないのだろうか? この時、トランプ氏のTwitterアカウントは停止されなかったし、それが議論されることさえなかった。更に過激なクリントン氏の発言はテレビやソーシャルメディア上で拡散されたが、それらが検閲されることは一切なかった。それを今の状況と比べてほしい。

・メルケル首相: SNS大手のトランプ氏アカウント停止は問題

アメリカにとって、「神聖な」米国議会に人が押し入ることは許せないことだが、中東人に向けてミサイルを打ち込むことは大した問題ではないということである。いかにも西洋らしい考え方ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11919
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c39

[番外地8] 故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
天皇のための戦争
故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

昭和天皇が自身の秘密や財産を守るための戦争をした。完全に天皇が指揮していた。おまけに米国、スターリンそして西洋銀行家とも天皇が内通.
御文庫といって天皇の宮殿の地下深くに御文庫を作りそこに大本営を置いて天皇が参謀たちを集め図面を置いて毎日毎日、今度はここ行けここ行けと指図をするわけ
それを指図ができると東条英機が受けてですねやるわけですだから参謀たちが天皇を大参謀に、参謀たちが戦争計画を作り、それを東条に渡すわけです
東条英機は大文庫に、御文庫の中には入れないわけです他の連中もそういうシステムで戦争が進んでいく訳です

戦争はすべて八百長(00:38:51)
仕組まれた戦争 (00:15:35)
天皇のための戦争(00:25:02)
戦争というものは、必ずどこかで企みがあるものなんです (00:25:04)
昭和天皇だけが、日本のストーリを全部知っていた (0:26:01)
真珠湾攻撃も大事なところで手をぬく (00:26:28)
海軍は、2年分しか石油をもってない(00:27:24)
パナマ国籍の船ならば、攻撃できない (00:28:34)
天皇が内通していた(00:31:38)
スターリンに発したい情報をつたえる (00:32:45)
天皇一族は、ゾルゲを野放しにする (00:33:15)
終戦工作と白州次郎 (00:33:39)
ヨハンセングループ (00:34:17)
日本の最高機密が、翌日には電報で全部流れていく (00:35:16)
日本は戦争をするように仕組まれていたと考えると全て矛盾がなく納得ができるんです。 (00:35:30)
弟の公一に機密情報を流してソビエトに渡せと、ソビエトを安心させて南方政策を取る訳です。 (00:35:45)
火事場泥棒なんです。(00:36:15)
こじつけ無罪論(00:36:19)
明治天皇作とされる歌の真意 (00:37:05)
第二次世界大戦の総括をやっている(00:38:21)
戦争はすべて八百長(00:38:51)
戦争は継続しなければいけない (00:40:48)
天皇が被爆に加担した(00:42:23)
白洲次郎の秘密(00:44:17)
吉田茂の秘密(00:46:20)


▲△▽▼

東京裁判で東条英機は作戦はすべて昭和天皇一人で決めたと証言しています。

そして昭和天皇の戦争責任を証言しようとした近衛文麿の運命は
牛場友彦と松本重治が白洲次郎の汚れ仕事の仲間である。
尾崎秀実を朝飯会に入れた牛場友彦・松本重治・白洲次郎は、近衛文麿を排除すべく秘密工作もしている。

占領期になると三人は近衛を追い詰める工作をあれこれやる。
近衛の自殺は自殺という形の暗殺である。

前夜二人は白洲次郎に渡された青酸カリを持って近衛を訪問、
二時間余りも脅し強要して自殺させたのである。

山本五十六の真実D鬼塚英昭氏が発見した日本の秘密−2・26事件
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/700.html

終戦工作は白洲次郎という男が全部絡んできますけれど、これが終戦工作をやります。ヨハンセン・グループというのがやります。ヨハンセン・グループというのは、吉田反戦グループといいます。それでヨハンセンとなります。アメリカ人の暗号名です。「ヨハンセンから連絡があったか?」。ヨハンセンというのは吉田と樺山愛輔という貴族と、その中に連絡係りの白洲次郎がいます。彼らがグルーからも貰うし、別のルートからもデータを貰い、まだ御前会議で戦争を遣る最後の会議の時にも、御前会議が始まると次の日にはもう、グルーを通してアメリカの上層部に日本の最高機密が流れていくわけですよ。これが日本の現実なんです。ね。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/700.html

鬼塚 英昭の著書
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E9%AC%BC%E5%A1%9A-%E8%8B%B1%E6%98%AD/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E9%AC%BC%E5%A1%9A+%E8%8B%B1%E6%98%AD

▲△▽▼

天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元訳
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm  
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/783.html

[番外地8] 原爆の秘密〔国内編〕〜昭和天皇は知っていた』鬼塚英昭/成甲書房‘08年
アメリカのスパイだった昭和天皇が広島への原爆投下を決めた
原爆の秘密〔国内編〕〜昭和天皇は知っていた』鬼塚英昭/成甲書房‘08年
 の第一章から一部抜粋・要約

第一章 原爆投下計画と第二総軍の設立
<第二総軍設立の理由に迫る>
・私は第二総軍※1は最初から、すなわち鈴木内閣ができてから、終戦工作の一環としてつくられたものと思っている。終戦工作とは何か。簡単明瞭に書くならば、原爆誘導および処理のために、天皇が畑を呼びよせつくったものである、と書いておく。どうしてか。


 一、原爆投下情報を完全に知りながら、それを全部封印した。
 二、8月3日から6日にかけて。原爆投下予定地を中心に、大勢の人々を集めた。
 三。武器弾薬も食料もないのに、たくさんの兵を召集し、その兵たちを九州に送り込んだ。 
 ※1)本土を二分して東部を第一総軍(杉山元元帥)、西部を第二総軍(畑俊六
元帥)の担当とし、予想されるアメリカ軍の九州上陸オリンピック作戦に備えて
いた。第二総軍は広島に本拠を置いて、準備を進めていた。

・畑元帥と大屋中佐は、刻々と変更される投下日時の把握に追われていた。それで、大屋中佐はもう一つの傍受室をつくるのである。…大屋中佐は鯉城(広島城)の近くに女性の二世を20名ばかり集めて、ブロークン・イングリッシュを解読させていたのである。彼は、この情報を有末中将※2に伝え、有末中将は同部に所属する皇弟。三笠宮崇仁中佐に伝えていたのである。
 テニアンから刻々と入る情報で、「8月6日8時15分」の投下時刻を正確に知ると、畑元帥と大屋中佐は大衆動員を原爆中心地近くにかけ、大阪から鹿児島までの将校たちを8月6日午前8時(これは9時に変更される)に爆心地近くの陸軍の社交場。偕行社に集まれと司令官命令を出すのである。戦争終結に導くスペクタクル・ショーの演出をやってみせるのである。
・ゴードン・トマスとマックス・モーガン=ウィッツの『エラノ・ゲイ』(1980年)の続きを見よう。

  日本とマリアナ諸島との間には1時間の時差があるから−広島のほうがテニアン島 より1時間遅かった−そのラジオのテストが広島の時間で午後3時か4時頃行われる とすれば、モニターはその夜空襲があることを知り得た。モノターを傍受したテスト の回数で、空襲にやってくる敵機の数をおおよそつかむことができた。モニターはそ の報告を上司に渡し、上司はそれを通信司令室へ送り、そこから西日本全体の防空組 織へ情報が流された。それだけのことがわずか数分間でできた。

 畑元帥と大屋中佐がどれほどテニアン基地の情報を知り得る立場にあったかが、この文章を読めば理解できる。一つの謎、畑と大屋は他の誰にも知られたくない独自の情報網が必要ではなかったのか。それで鯉城近くに、わざわざ二世の女性を20人ばかり使った秘密の傍受室と応答室をつくった。そこで、テニアンにいる秘密室と直接に原爆情報のやりとりをした。
 第二総軍から情報が流されていたが、原爆の情報は中国軍管区に届いてはいない。原爆の情報はすべて、畑と大屋の二人で闇のうちに処理されたのである。どうしてか? 劇的な演出で、多くの広島市民に死んでもらうためである。スペクタクルが必要であった。
 スティムソン(陸軍長官)は天皇にそれを期待したのである。天皇の特命を受けた畑は、大屋を三笠宮と有末のもとから強引に呼び寄せ、演出を担当させたのである。
 原爆投下を事前に多くの人々が知っていたのである。どうして第二総軍においておや、である。
  ※2)戦後、謀略機関で働いた連中は、ほとんどが自由の身となり、権力と富を得  た。元参謀本部第二部長有末精三陸軍中将も例外ではなかった。「有末機関」をつ  くり、米軍に協力した。

<原爆投下予告を確かに聴いた人々>
 (要旨)〔ロンドンのBBC放送を中継した内容のインド・ニューデリー放送は、原爆開発、投下の情報も伝えていた。それを聞いてノートに書き移す仕事をしていた少年兵がいた。VOA放送を傍受した広島逓信局勤務の無線技師の証言もある。
 また、「伝単」という飛行機から大がかりに散布された宣伝ビラの中にも「8月5日」、広島を大空襲する」というのがあった。広島上空で撃ち落とされた捕虜になった米兵のなかにも「近いうちに広島が全滅するような爆弾が投下される。ここにいたら死ぬ」とおびえているものがいた。〕

・大屋中佐は間違いなく、「マリアナ諸島から来た上級将校(捕虜)」を手に入れた。そして情報を聞き出すと、彼らを特別の場所に隔離した。その情報は間違いなく畑元帥と共有し、そして有末中将のもとへ送られた。しかし、広島に原爆が落ちるという情報は一部の憲兵のみが知るだけで封印された。広島に原爆が落ちるよう準備するのが、大屋中佐、畑元帥に命じられた、“至高の人”からの“お頼み”であったからに他ならない。

・間違いなく広島の警察内部でも、原子爆弾の風評が広まっていたのである。もし、第二総軍の大屋角造中佐と畑俊六元帥に、アメリカの兵士が示したであろう、良心のひとかけらさえあれば、広島の惨劇も、そして長崎の惨劇も防ぎ得た可能性が大であったのだ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/784.html

[番外地8] 原爆の秘密〔国内編〕〜昭和天皇は知っていた』鬼塚英昭/成甲書房‘08年 中川隆
1. 中川隆[-8257] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:18:23 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[17]
昭和天皇が広島への原爆投下を決めた
原爆の秘密〔国内編〕〜昭和天皇は知っていた』鬼塚英昭/成甲書房‘08年
 の第一章から一部抜粋・要約

第一章 原爆投下計画と第二総軍の設立
<第二総軍設立の理由に迫る>
・私は第二総軍※1は最初から、すなわち鈴木内閣ができてから、終戦工作の一環としてつくられたものと思っている。終戦工作とは何か。簡単明瞭に書くならば、原爆誘導および処理のために、天皇が畑を呼びよせつくったものである、と書いておく。どうしてか。


 一、原爆投下情報を完全に知りながら、それを全部封印した。
 二、8月3日から6日にかけて。原爆投下予定地を中心に、大勢の人々を集めた。
 三。武器弾薬も食料もないのに、たくさんの兵を召集し、その兵たちを九州に送り込んだ。 
 ※1)本土を二分して東部を第一総軍(杉山元元帥)、西部を第二総軍(畑俊六
元帥)の担当とし、予想されるアメリカ軍の九州上陸オリンピック作戦に備えて
いた。第二総軍は広島に本拠を置いて、準備を進めていた。

・畑元帥と大屋中佐は、刻々と変更される投下日時の把握に追われていた。それで、大屋中佐はもう一つの傍受室をつくるのである。…大屋中佐は鯉城(広島城)の近くに女性の二世を20名ばかり集めて、ブロークン・イングリッシュを解読させていたのである。彼は、この情報を有末中将※2に伝え、有末中将は同部に所属する皇弟。三笠宮崇仁中佐に伝えていたのである。
 テニアンから刻々と入る情報で、「8月6日8時15分」の投下時刻を正確に知ると、畑元帥と大屋中佐は大衆動員を原爆中心地近くにかけ、大阪から鹿児島までの将校たちを8月6日午前8時(これは9時に変更される)に爆心地近くの陸軍の社交場。偕行社に集まれと司令官命令を出すのである。戦争終結に導くスペクタクル・ショーの演出をやってみせるのである。
・ゴードン・トマスとマックス・モーガン=ウィッツの『エラノ・ゲイ』(1980年)の続きを見よう。

  日本とマリアナ諸島との間には1時間の時差があるから−広島のほうがテニアン島 より1時間遅かった−そのラジオのテストが広島の時間で午後3時か4時頃行われる とすれば、モニターはその夜空襲があることを知り得た。モノターを傍受したテスト の回数で、空襲にやってくる敵機の数をおおよそつかむことができた。モニターはそ の報告を上司に渡し、上司はそれを通信司令室へ送り、そこから西日本全体の防空組 織へ情報が流された。それだけのことがわずか数分間でできた。

 畑元帥と大屋中佐がどれほどテニアン基地の情報を知り得る立場にあったかが、この文章を読めば理解できる。一つの謎、畑と大屋は他の誰にも知られたくない独自の情報網が必要ではなかったのか。それで鯉城近くに、わざわざ二世の女性を20人ばかり使った秘密の傍受室と応答室をつくった。そこで、テニアンにいる秘密室と直接に原爆情報のやりとりをした。
 第二総軍から情報が流されていたが、原爆の情報は中国軍管区に届いてはいない。原爆の情報はすべて、畑と大屋の二人で闇のうちに処理されたのである。どうしてか? 劇的な演出で、多くの広島市民に死んでもらうためである。スペクタクルが必要であった。
 スティムソン(陸軍長官)は天皇にそれを期待したのである。天皇の特命を受けた畑は、大屋を三笠宮と有末のもとから強引に呼び寄せ、演出を担当させたのである。
 原爆投下を事前に多くの人々が知っていたのである。どうして第二総軍においておや、である。
  ※2)戦後、謀略機関で働いた連中は、ほとんどが自由の身となり、権力と富を得  た。元参謀本部第二部長有末精三陸軍中将も例外ではなかった。「有末機関」をつ  くり、米軍に協力した。

<原爆投下予告を確かに聴いた人々>
 (要旨)〔ロンドンのBBC放送を中継した内容のインド・ニューデリー放送は、原爆開発、投下の情報も伝えていた。それを聞いてノートに書き移す仕事をしていた少年兵がいた。VOA放送を傍受した広島逓信局勤務の無線技師の証言もある。
 また、「伝単」という飛行機から大がかりに散布された宣伝ビラの中にも「8月5日」、広島を大空襲する」というのがあった。広島上空で撃ち落とされた捕虜になった米兵のなかにも「近いうちに広島が全滅するような爆弾が投下される。ここにいたら死ぬ」とおびえているものがいた。〕

・大屋中佐は間違いなく、「マリアナ諸島から来た上級将校(捕虜)」を手に入れた。そして情報を聞き出すと、彼らを特別の場所に隔離した。その情報は間違いなく畑元帥と共有し、そして有末中将のもとへ送られた。しかし、広島に原爆が落ちるという情報は一部の憲兵のみが知るだけで封印された。広島に原爆が落ちるよう準備するのが、大屋中佐、畑元帥に命じられた、“至高の人”からの“お頼み”であったからに他ならない。

・間違いなく広島の警察内部でも、原子爆弾の風評が広まっていたのである。もし、第二総軍の大屋角造中佐と畑俊六元帥に、アメリカの兵士が示したであろう、良心のひとかけらさえあれば、広島の惨劇も、そして長崎の惨劇も防ぎ得た可能性が大であったのだ。

▲△▽▼

天皇のための戦争
故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

昭和天皇が自身の秘密や財産を守るための戦争をした。完全に天皇が指揮していた。おまけに米国、スターリンそして西洋銀行家とも天皇が内通.

御文庫といって天皇の宮殿の地下深くに御文庫を作りそこに大本営を置いて天皇が参謀たちを集め図面を置いて毎日毎日、今度はここ行けここ行けと指図をするわけ
それを指図ができると東条英機が受けてですねやるわけですだから参謀たちが天皇を大参謀に、参謀たちが戦争計画を作り、それを東条に渡すわけです。
東条英機は大文庫に、御文庫の中には入れないわけです他の連中もそういうシステムで戦争が進んでいく訳です
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/784.html#c1

[近代史3] 731部隊と医療被曝 _ 無事に内地に帰還した731部隊員は何をやったのか? 中川隆
15. 中川隆[-8256] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:25:17 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[18]
731部隊の直系末裔、厚労省感染研が、PCR検査拡大を意図的に阻止して、パンデミックを引き起こした
2021年01月15日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1373.html

 1月14日現在の日本国内感染データ

 感染者数 30.4万 回復者数 22.9万 死亡者数 4,059
 https://hazard.yahoo.co.jp/article/covid19tokyo

 2018年のインフルエンザによる死亡者数は、厚生労働省、人口動態統計によると3325人
 新型コロナウイルスの致死率は、80歳以上では15%くらい、全年齢で平均してみても0.1%〜4%程度。季節性のインフルエンザの致死率は0.1%程度、2009年に流行した新型インフルエンザでも0.01%程度とされているため、新型コロナウイルスの致死率は高い。
 https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/

https://www.okino-clinic.com/blog/742/

 なぜ、このような、100年前のスペイン風邪に匹敵するほどの劇的なパンデミックになってしまったのか?
 個別の感染事情は大きく異なるにしても、数十万人の感染では「大数の法則」から、統計学上の意味が出てくる。つまり、感染を数学的に解析できることになる。

 感染状況に統計的解析を行った計算結果を公開する西浦教授
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210114/k10012813311000.html

 感染拡大の本当の理由を振り返ってみれば、数理的に、PCR検査の不備が浮かび上がってくる。感染拡大を阻止する武器として、PCR検査・マスク防御・三密回避などの方策があったが、これを意図的に抑制した勢力があったことが、パンデミックの最大の原因というしかない。

 それは、厚労省感染研である。新宿区戸山にある感染研の正体とは何か?

 http://jinkotsu731.web.fc2.com/hb-problem/index.htm

 以下一部引用
 
 1989年7月22日、新宿区戸山の国立予防衛生研究所建設現場から、ほとんどが頭骨と大腿骨という多数の人骨が発見された。
個体数35体
死後経過年数20年以上
犯罪と認められる加害の証跡なし
この結果を受けて厚生省は、管理責任を持つ新宿区からの身元確認などの調査要請に対し、人骨の速やかな焼却・埋葬を要求した。

 そこに陸軍軍医学校があった。「人骨」が発見された場所は、太平洋戦争終結の1945年まで陸軍軍医学校があった土地だ。
「満州事変」以後、石井四郎軍医はその軍医学校に関東軍防疫給水部(731部隊)を設立、生物兵器を開発、細菌戦を行なった。
 軍医学校や防疫研究室があった新宿戸山という場所は、「七三一部隊」をはじめとする戦時医学犯罪の拠点であった。

 土中経過年数は数10年から100年以下
個体数は100体以上(前頭骨だけで62体)性別は男性:女性=3:1、大部分が成人であるが、少なくとも一体の未成年者を含む
 モンゴロイド系の複数の人種が混在(一体だけモンゴロイドではないと思われるもの在り)
複数の頭骨にドリルによる穿孔、鋸断、破切などの人為的加工の痕跡(そのうちには脳外科手術の開頭術中耳炎の根治手術などに類似するものも)切創、刺創、銃創の痕跡。また四肢骨の鋸断したものあり
**************************************************************
 引用以上

 出土した遺骨は、戸山に本部を置く731部隊が、中国人・朝鮮人らを拉致して、生体人体実験で殺害したものと思われた。
 関係者に対して大規模な事情聴取が行われたが、誰一人として口を割った者はいなかった。言えば、誰一人戦犯として追及されていない731部隊の残酷な犯罪性を蒸し返すことになるからだ。

 731部隊と医療被曝 2019年06月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-769.html

 岡田晴恵教授の告発と731部隊 2020年03月02日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1048.html

 731部隊残党は、石井四郎大隊長が、米軍と人体実験の資料を引き渡すことと引き換えに戦争犯罪訴追を免れて帰国することができた。
 大半が医師資格を持った大所帯の731部隊員は、帰国後、そのまま医療関係にスライドした。

 行く先は、@厚生省医官 A六大学医学部教授 B政府系中枢病院幹部などであり、戦後医療体制の骨格を占めた。
 厚生省や六大学では、731部隊出身でなければ任命されないといわれていた。例えば、ロボトミー手術で有名な東大医学部教授=台浩は部隊員名簿に名前がある。名前がなくとも、長崎大=長瀧重信も部隊員だという強い噂があった。ちなみに師弟人脈に山下俊一や高村昇がいる。いずれも731部隊の非人道的発想そのままの人物だ。

 厚労省感染研の人脈も、長い時間の経過で直接人脈は失われているが、間接的な師弟関係で多くが731部隊の系譜を受け継いだ人々だといわれる。
 http://chihoujichi-center.jp/jichiro-fukuoka/main/kazetachinu/kaze-62.html

  https://blog.goo.ne.jp/chiharu196/e/e8f2d3c81702cdbeb92db95613a4bb12

 その感染研がPCR検査の拡大を止め、アビガン・イベルメクチンなどの治療薬の認可を妨げていた。
 フランスで勲章まで受けたPCR自動検査機械も、厚労省官僚に難癖を付けられ、いまだに認可されていない。
 http://www.pss.co.jp/information/pdf/20200917.pdf

 なぜ厚労省・感染研は、PCR検査拡大を否定し、全面ローラー検査を行って、未発症感染者を特定して隔離するという常識的で効果的な手法を拒否したのか?
 なぜ、「クラスター潰し」という無症状者を地下潜伏させてしまうような愚かな手法ばかりを用いたのか?

 児玉龍彦は、「官僚が最初に方針を誤ると、メンツだけを守ろうとして、最後まで誤った方針に拘泥し、事態を悪化させることしかできない。」
 と指摘している。

 PCR検査拡大抑制に対しては、世界の常識から厚労省幹部に激しい批判が加えられているが、厚労省側は、あらゆる官僚人脈を駆使して、それを正当化する屁理屈を宣伝してきた。
 以下の論文が、代表的なPCR検査抑制の屁理屈だ。
 https://diamond.jp/articles/-/234135?page=3

 ここで、何を言っているかというと、以下引用

「検査を意味なく渋っている」のではない。病状のない人にまで検査を乱発すると見逃しやぬれぎぬを続出させるだけだ。正しい絞り込みなしに検査したところでまともに感染者は見つからない。
 検査の数を増やせば増やすほど偽陰性・偽陽性が増える。仮に1000万人に広げるとしよう。すると先の図で示した通り、有病率が全体の90%と高くとも、最大で360万人の偽陰性者、つまり「本当は感染しているのに誤った陰性結果に安心して野に放たれる人」をつくり出すことになる。
************************************************************

 これが感染研を代表するPCR検査抑制の正当化屁理屈だが、「病状のない人にまで検査を乱発すると見逃しやぬれぎぬを続出させるだけだ。正しい絞り込みなしに検査したところでまともに感染者は見つからない。」
 これは、ひどいデマだ。厚労省・感染研側は、PCR検査の擬陽性率を1%以上と言ってきたが、これは真っ赤なウソだ。
 本当のPCR検査、精度は99.9%である。
 https://www.aireikai.jp/news/detail.php?seq=178

 現在、政府系の対策会議も、擬陽性1%説を撤回して0.1%と言い換えている。
 【厚労省は一貫して、PCR検査を抑制してきた。シンクタンク「アジア・パシフィック・イニシアティブ」(船橋洋一理事長)の調査により、政府中枢に対して「PCR検査は誤判定がある。検査しすぎると陰性なのに入院する人が増え、医療が崩壊する」と説明に回っていたことがわかっている。】

東アジアで1人負け、日本のコロナ対策が「非科学的」といわれる根拠
 https://diamond.jp/articles/-/258353?page=5

 つまり、厚労省官僚によるPCR検査抑制の根拠は、虚偽捏造データに基づいたものであり、真実性がない。ただ、自分たちのメンツを守るために、子供のように屁理屈を並べて正当化しているだけだ。

 これまで、くり返しブログに書いてきたが、「正しい感染抑制策」は一つしかなかった。
 それは、住民に大規模なPC検査をローラー作戦によって実施し、未症状感染者をあぶり出して、徹底的に隔離することだけだった。
 未症状者を放置して、「クラスター潰し」に奔走することは、科学的・数学的にまったく無意味なことであり、感染源、スプレッダーをあぶり出すことだけが感染拡大の唯一の手段だったのだ。

 これに対して「PCR検査を拡大実施すれば医療崩壊が起きる」という信じがたい、奇っ怪な屁理屈をタテに抵抗し、世界一有効な治療薬であるアビガン・イベルメクチンの認可を嫌がらせのように遅らせて、世界最優秀のお墨付きを得ているPCR自動化検査機材さえ認可を遅らせているのが、軽薄なメンツに拘泥した厚生官僚どもだ。

 彼らは、新型コロナ禍が一段落ついたとき、徹底的な検証のなかで、なぜそんな馬鹿げたデマをまき散らして、感染を拡大させてしまったのか、何か特別な理由があったのかを明らかにし、断罪しなければならない。
 これはフクイチ放射能汚染のなかで、住民の避難を妨害した、細野豪志や、安全デマを吹聴して住民避難を阻止し続けている山下隆一・高村昇・坪倉正治も同じだ。

 このコロナ禍を人為的に悪化させている厚労省幹部の発想は、岡田晴恵も告発している。それは、感染研が、ワクチンや治験薬に自分たちの利権を設定するため認可を遅らせ、PCRを阻止しているというものだった。

 こんな発想は、普通の医師にはできない。可能であるとすれば731部隊の末裔だけだろう。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1373.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/471.html#c15

[近代史5]  戦前、日本の代表的輸出品は生糸ではない。アヘンだった。(メディアが絶対に書かない裏話) 中川隆
8. 中川隆[-8255] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:31:03 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[19]
マスク着用を顧客に強要しようとしているHSBCは1865年に香港で設立された。

香港の中心である香港島は1842年、アヘン戦争で勝利したイギリスが南京条約で中国(清)から奪ったもの。そこにアロー戦争(第2次アヘン戦争)後の北京条約でイギリスが奪った九龍半島、そして1898年にイギリスが99年の期限で租借した新界が加えられて植民地として成立した。

 アヘン戦争は1840年から42年にかけて、第2次アヘン戦争は56年から60年にかけて行われたが、その背景にはアヘンの密輸があった。その当時、イギリスはインド産のアヘン、アメリカはトルコ産のアヘンを中国へ売りつけ、大儲けしている。

 麻薬取引で大儲けした会社のひとつが日本とも関係が深いジャーディン・マセソン。この会社は第2次アヘン戦争の終盤、1859年にふたりのエージェントを日本へ送り込んだ。ひとりは長崎へ渡ったトーマス・グラバーで、もうひとりは横浜のウィリアム・ケズウィック。ケズウィックの母方の祖母はジャーディン・マセソンを創設したひとりであるウィリアム・ジャーディンの姉だ。

 ウィリアム・ケズウィックは1862年に香港へ戻ってジャーディン・マセソンの共同経営者になり、80年から81年にかけては香港上海銀行の会長に就任、86年にはロンドンへ渡り、マセソン社の経営者になる。

 香港はイギリスの東部アジアにおける金融の拠点になるが、その金融はアヘン取引と深く関係していた。イギリスの金融資本が1970年代に作り上げたオフショア市場のネットワークに含まれているが、その一方でCIAの活動拠点としても使われてきた。

 そうした背景があるため、HSBCは今でも麻薬取引と関係が深い。その実態はアメリカ財務省のFinCEN(金融犯罪捜査網)が作成した報告書から垣間見ることができる。この報告書は秘密にされていたのだが、それを​ICIJ(調査ジャーナリスト国際協会)が公表​したのだ。FinCENは金融機関のマネーロンダリングではなく、​ICIJによる報告書の公表を犯罪行為だと非難​している。

 アメリカ財務省が隠したFinCENの報告書によると、マネーロンダリングなどの不正行為に手を染めているとされた金融機関はJPモルガン、HSBC、スタンダード・チャータード銀行、ドイツ銀行、ニューヨーク・メロン銀行だ。HSBCにとって麻薬取引業者よりマスクを着用しない人物の方が重罪なのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/361.html#c8

[近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
90. 中川隆[-8254] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:31:38 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[20]
マスク着用を顧客に強要しようとしているHSBCは1865年に香港で設立された。

香港の中心である香港島は1842年、アヘン戦争で勝利したイギリスが南京条約で中国(清)から奪ったもの。そこにアロー戦争(第2次アヘン戦争)後の北京条約でイギリスが奪った九龍半島、そして1898年にイギリスが99年の期限で租借した新界が加えられて植民地として成立した。

 アヘン戦争は1840年から42年にかけて、第2次アヘン戦争は56年から60年にかけて行われたが、その背景にはアヘンの密輸があった。その当時、イギリスはインド産のアヘン、アメリカはトルコ産のアヘンを中国へ売りつけ、大儲けしている。

 麻薬取引で大儲けした会社のひとつが日本とも関係が深いジャーディン・マセソン。この会社は第2次アヘン戦争の終盤、1859年にふたりのエージェントを日本へ送り込んだ。ひとりは長崎へ渡ったトーマス・グラバーで、もうひとりは横浜のウィリアム・ケズウィック。ケズウィックの母方の祖母はジャーディン・マセソンを創設したひとりであるウィリアム・ジャーディンの姉だ。

 ウィリアム・ケズウィックは1862年に香港へ戻ってジャーディン・マセソンの共同経営者になり、80年から81年にかけては香港上海銀行の会長に就任、86年にはロンドンへ渡り、マセソン社の経営者になる。

 香港はイギリスの東部アジアにおける金融の拠点になるが、その金融はアヘン取引と深く関係していた。イギリスの金融資本が1970年代に作り上げたオフショア市場のネットワークに含まれているが、その一方でCIAの活動拠点としても使われてきた。

 そうした背景があるため、HSBCは今でも麻薬取引と関係が深い。その実態はアメリカ財務省のFinCEN(金融犯罪捜査網)が作成した報告書から垣間見ることができる。この報告書は秘密にされていたのだが、それを​ICIJ(調査ジャーナリスト国際協会)が公表​したのだ。FinCENは金融機関のマネーロンダリングではなく、​ICIJによる報告書の公表を犯罪行為だと非難​している。

 アメリカ財務省が隠したFinCENの報告書によると、マネーロンダリングなどの不正行為に手を染めているとされた金融機関はJPモルガン、HSBC、スタンダード・チャータード銀行、ドイツ銀行、ニューヨーク・メロン銀行だ。HSBCにとって麻薬取引業者よりマスクを着用しない人物の方が重罪なのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c90

[近代史4] 麻薬王 岸信介 中川隆
5. 中川隆[-8253] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:32:09 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[21]
マスク着用を顧客に強要しようとしているHSBCは1865年に香港で設立された。

香港の中心である香港島は1842年、アヘン戦争で勝利したイギリスが南京条約で中国(清)から奪ったもの。そこにアロー戦争(第2次アヘン戦争)後の北京条約でイギリスが奪った九龍半島、そして1898年にイギリスが99年の期限で租借した新界が加えられて植民地として成立した。

 アヘン戦争は1840年から42年にかけて、第2次アヘン戦争は56年から60年にかけて行われたが、その背景にはアヘンの密輸があった。その当時、イギリスはインド産のアヘン、アメリカはトルコ産のアヘンを中国へ売りつけ、大儲けしている。

 麻薬取引で大儲けした会社のひとつが日本とも関係が深いジャーディン・マセソン。この会社は第2次アヘン戦争の終盤、1859年にふたりのエージェントを日本へ送り込んだ。ひとりは長崎へ渡ったトーマス・グラバーで、もうひとりは横浜のウィリアム・ケズウィック。ケズウィックの母方の祖母はジャーディン・マセソンを創設したひとりであるウィリアム・ジャーディンの姉だ。

 ウィリアム・ケズウィックは1862年に香港へ戻ってジャーディン・マセソンの共同経営者になり、80年から81年にかけては香港上海銀行の会長に就任、86年にはロンドンへ渡り、マセソン社の経営者になる。

 香港はイギリスの東部アジアにおける金融の拠点になるが、その金融はアヘン取引と深く関係していた。イギリスの金融資本が1970年代に作り上げたオフショア市場のネットワークに含まれているが、その一方でCIAの活動拠点としても使われてきた。

 そうした背景があるため、HSBCは今でも麻薬取引と関係が深い。その実態はアメリカ財務省のFinCEN(金融犯罪捜査網)が作成した報告書から垣間見ることができる。この報告書は秘密にされていたのだが、それを​ICIJ(調査ジャーナリスト国際協会)が公表​したのだ。FinCENは金融機関のマネーロンダリングではなく、​ICIJによる報告書の公表を犯罪行為だと非難​している。

 アメリカ財務省が隠したFinCENの報告書によると、マネーロンダリングなどの不正行為に手を染めているとされた金融機関はJPモルガン、HSBC、スタンダード・チャータード銀行、ドイツ銀行、ニューヨーク・メロン銀行だ。HSBCにとって麻薬取引業者よりマスクを着用しない人物の方が重罪なのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1170.html#c5

[近代史4] エリツィン大統領 中川隆
1. 中川隆[-8252] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:34:14 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[23]
今回のパンデミック騒動で富豪は資産を増やしているが、その富豪を代表するWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブはCOVID-19を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると宣言している。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。

 富豪の中でも特に経済の破綻が自分たちの利益に結びつく集団は金融資本の支配者たちだ。資産や技術を持つ企業を借金漬けにし、借金の形として乗っ取ることもできる。ボリス・エリツィン時代のロシアではクレムリンが私物化され、国民の資産が奪われていた。

 クレムリンを支配していたのはエリツィンの娘であるタチアナ。彼女の利権仲間であるアナトリー・チュバイスは1992年11月にエリツィンが経済政策の中心に据えた人物で、彼が手を組んでいたHIID(国際開発ハーバード研究所)はUSAIDからカネを得ていた。つまりCIAとつながっていた。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)

 ボリス・エリツィンは1996年からタチアナを個人的な顧問に据えていたが、2000年に彼女はウラジミル・プーチンから解雇される。彼女は2001年に再婚するが、相手はエリツィンの側近で広報担当だったバレンチン・ユマシェフ。この人物の娘であるポリナ・ユマシェバはオレグ・デリパスカと結婚していた。

 デリパスカはロシアのアルミニウム産業に君臨するイスラエル系オリガルヒで、ナット・ロスチャイルドから「アドバス」を受ける一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受けていたが、プーチンとの対決は避けた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1082.html#c1

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
32. 中川隆[-8251] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:34:41 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[24]
今回のパンデミック騒動で富豪は資産を増やしているが、その富豪を代表するWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブはCOVID-19を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると宣言している。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。

 富豪の中でも特に経済の破綻が自分たちの利益に結びつく集団は金融資本の支配者たちだ。資産や技術を持つ企業を借金漬けにし、借金の形として乗っ取ることもできる。ボリス・エリツィン時代のロシアではクレムリンが私物化され、国民の資産が奪われていた。

 クレムリンを支配していたのはエリツィンの娘であるタチアナ。彼女の利権仲間であるアナトリー・チュバイスは1992年11月にエリツィンが経済政策の中心に据えた人物で、彼が手を組んでいたHIID(国際開発ハーバード研究所)はUSAIDからカネを得ていた。つまりCIAとつながっていた。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)

 ボリス・エリツィンは1996年からタチアナを個人的な顧問に据えていたが、2000年に彼女はウラジミル・プーチンから解雇される。彼女は2001年に再婚するが、相手はエリツィンの側近で広報担当だったバレンチン・ユマシェフ。この人物の娘であるポリナ・ユマシェバはオレグ・デリパスカと結婚していた。

 デリパスカはロシアのアルミニウム産業に君臨するイスラエル系オリガルヒで、ナット・ロスチャイルドから「アドバス」を受ける一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受けていたが、プーチンとの対決は避けた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c32

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
17. 中川隆[-8250] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:35:00 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[25]
今回のパンデミック騒動で富豪は資産を増やしているが、その富豪を代表するWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブはCOVID-19を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると宣言している。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。

 富豪の中でも特に経済の破綻が自分たちの利益に結びつく集団は金融資本の支配者たちだ。資産や技術を持つ企業を借金漬けにし、借金の形として乗っ取ることもできる。ボリス・エリツィン時代のロシアではクレムリンが私物化され、国民の資産が奪われていた。

 クレムリンを支配していたのはエリツィンの娘であるタチアナ。彼女の利権仲間であるアナトリー・チュバイスは1992年11月にエリツィンが経済政策の中心に据えた人物で、彼が手を組んでいたHIID(国際開発ハーバード研究所)はUSAIDからカネを得ていた。つまりCIAとつながっていた。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)

 ボリス・エリツィンは1996年からタチアナを個人的な顧問に据えていたが、2000年に彼女はウラジミル・プーチンから解雇される。彼女は2001年に再婚するが、相手はエリツィンの側近で広報担当だったバレンチン・ユマシェフ。この人物の娘であるポリナ・ユマシェバはオレグ・デリパスカと結婚していた。

 デリパスカはロシアのアルミニウム産業に君臨するイスラエル系オリガルヒで、ナット・ロスチャイルドから「アドバス」を受ける一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受けていたが、プーチンとの対決は避けた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html#c17

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
174. 中川隆[-8249] koaQ7Jey 2021年1月15日 15:36:13 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[26]
今回のパンデミック騒動で富豪は資産を増やしているが、その富豪を代表するWEF(世界経済フォーラム)を創設したクラウス・シュワブはCOVID-19を利用して資本主義システムを大々的に「リセット」すると宣言している。リセットに成功したなら、世界は強大な私的権力が直接統治するシステム、つまりファシズム体制が世界を覆うことになる。

 富豪の中でも特に経済の破綻が自分たちの利益に結びつく集団は金融資本の支配者たちだ。資産や技術を持つ企業を借金漬けにし、借金の形として乗っ取ることもできる。ボリス・エリツィン時代のロシアではクレムリンが私物化され、国民の資産が奪われていた。

 クレムリンを支配していたのはエリツィンの娘であるタチアナ。彼女の利権仲間であるアナトリー・チュバイスは1992年11月にエリツィンが経済政策の中心に据えた人物で、彼が手を組んでいたHIID(国際開発ハーバード研究所)はUSAIDからカネを得ていた。つまりCIAとつながっていた。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)

 ボリス・エリツィンは1996年からタチアナを個人的な顧問に据えていたが、2000年に彼女はウラジミル・プーチンから解雇される。彼女は2001年に再婚するが、相手はエリツィンの側近で広報担当だったバレンチン・ユマシェフ。この人物の娘であるポリナ・ユマシェバはオレグ・デリパスカと結婚していた。

 デリパスカはロシアのアルミニウム産業に君臨するイスラエル系オリガルヒで、ナット・ロスチャイルドから「アドバス」を受ける一方、ロスチャイルド系の情報会社ディリジェンスの助けで世界銀行から融資を受けていたが、プーチンとの対決は避けた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202101150001/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c174

[近代史3] 松本清張 砂の器 (大映テレビ 1991)
松本清張 砂の器 (大映テレビ 1991)




原作 松本清張『砂の器』
脚本 竹山洋
監督 池広一夫
放送期間 1991年10月1日
撮影:椎塚彰
音楽:小六禮次郎
制作:大映テレビ


テレビ朝日系列で、1991年10月1日(20:02-22:24)に、「松本清張作家活動40年記念各局競作シリーズ」として製作(各局2作品の清張作品を創った)、放送されたテレビドラマ(全1回)。第9回ATP賞ベスト21番組選出作品。


本作では本浦千代吉はハンセン氏病患者ではなく、犯罪を犯して息子とともにお遍路を装って逃亡を続けていたが亀嵩に到着して意を決し駐在巡査だった三木謙一に自首した、という設定に改められている。


キャスト(1991年版)


今西栄太郎:田中邦衛
田所佐知子:国生さゆり
吉村弘:伊原剛志
成瀬リエ子:岡まゆみ
三木謙一:下條アトム
本浦千代吉:高橋長英
関川重雄:船越栄一郎
宮田邦郎:北詰友樹
三浦恵美子:矢代朝子
田所重喜:渥美國泰
クラブのママ:赤座美代子
桐原小十郎:奥村公延
捜査一課長:中尾彬
今西芳子:大空眞弓
和賀英良:佐藤浩市


『砂の器』(すなのうつわ)は、松本清張の長編推理小説。1960年5月17日から1961年4月20日にかけて『読売新聞』夕刊に連載され(全337回。連載時の挿絵は朝倉摂)、同年7月に光文社(カッパ・ノベルス)から刊行された。後に電子書籍版も発売されている。


東京都内、大田区蒲田駅の操車場で起きた、ある殺人事件を発端に、刑事の捜査と犯罪者の動静を描く長編小説。清張作品の中でも特に著名な一つ。ハンセン氏病を物語の背景としたことでも知られ、大きな話題を呼んだ。ミステリーとしては、方言周圏論に基く(東北訛りと「カメダ」という言葉が事件の手がかりとなる)設定が重要な鍵を握る、などの試みがなされている。


1974年に松竹で映画化、またTBS系列で2回、フジテレビ系列で3回、テレビ朝日系列で2回の7度テレビドラマ化され、その都度評判となった。


あらすじ


5月12日の早朝、国電蒲田操車場内で、男の殺害死体が発見された。前日の深夜、蒲田駅近くのトリスバーで、被害者と連れの客が話しこんでいたことが判明するが、被害者のほうは東北訛りのズーズー弁で話し、また二人はしきりと「カメダ」の名前を話題にしていたという。当初「カメダ」の手がかりは掴めなかったが、ベテラン刑事の今西栄太郎は、秋田県に「羽後亀田」の駅名があることに気づく。


付近に不審な男がうろついていたとの情報も得て、今西は若手刑事の吉村と共に周辺の調査に赴く。調査の結果は芳しいものではなかったが、帰途につこうとする二人は、近年話題の若手文化人集団「ヌーボー・グループ」のメンバーが、駅で人々に囲まれているのを目にする。「ヌーボー・グループ」はあらゆる既成の権威を否定し、マスコミの寵児となっていたが、メンバーの中心的存在の評論家・関川重雄の私生活には暗い影が射していた。他方、ミュジーク・コンクレート等の前衛音楽を手がける音楽家・和賀英良は、アメリカでその才能を認められ名声を高めることを構想していた。


殺人事件の捜査は行き詰まっていたが、養子の申し出から、被害者の氏名が「三木謙一」であることが判明する。養子の三木彰吉は岡山県在住であり、三木謙一が東北弁を使うはずがないと述べたため、今西は困惑するが、専門家の示唆を受け、実は島根県出雲地方は東北地方と似た方言を使用する地域であること(雲伯方言、出雲方言)を知り、島根県の地図から「亀嵩」の駅名を発見する。今西は亀嵩近辺に足を運び、被害者の過去から犯人像を掴もうとするが、被害者が好人物であったことを知るばかりで、有力な手がかりは得られないように思われた。


続いて第二・第三の殺人が発生し、事件の謎は深まっていくが、今西は吉村の協力を得つつ苦心の捜査を続ける。他方「ヌーボー・グループ」の人間関係にも微妙な変化が進んでいた。長い探索の末に、今西は犯人の過去を知る。


捜査はやがて、本浦秀夫という一人の男にたどり着く。秀夫は、石川県の寒村に生まれた。父・千代吉がハンセン病にかかったため母が去り、やがて村を追われ、やむなく父と巡礼(お遍路)姿で放浪の旅を続けていた。秀夫が7歳のときに父子は、島根県の亀嵩に到達し、当地駐在の善良な巡査・三木謙一に保護された。三木は千代吉を療養所に入れ、秀夫はとりあえず手元に置き、のちに篤志家の元へ養子縁組させる心づもりであった。しかし、秀夫はすぐに三木の元を逃げ出し姿を消した。


大阪まで逃れた秀夫は、おそらく誰かのもとで育てられた、あるいは奉公していたものと思われる。その後、大阪市浪速区付近が空襲に遭い、住民の戸籍が原本・副本ともに焼失した。当時18歳の秀夫は戸籍の焼失に乗じて、和賀英蔵・キミ子夫妻の長男・和賀英良として年齢も詐称し、新たな戸籍を作成していた。一連の殺人は和賀英良こと本浦秀夫が自身の過去を知る人間を消すためのものだったのである。



エピソード


雑誌『旅』1955年4月号に掲載されたエッセイ「ひとり旅」で、著者は以下のように記している。「備後落合というところに泊った(中略)。朝の一番で木次線で行くという五十歳ばかりの夫婦が寝もやらずに話し合っている。出雲の言葉は東北弁を聞いているようだった。その話声に聞き入っては眠りまた話し声に眼が醒めた。笑い声一つ交えず、めんめんと朝まで語りつづけている」。この経験が、のちに本作の着想に生かされたと推定されている[3]。


映画化が端緒となり、舞台となった亀嵩は注目を集めた。それを受けて記念碑が建立され、亀嵩観光文化協会と砂の器記念碑建設実行委員会は1983年10月23日に除幕式を行った。この記念碑は、亀嵩駅の東約3キロ、湯野神社の鳥居脇にある。裏側には、小説の冒頭部が刻まれている(詳細は外部リンク参照)。1992年に原作者が死去した際には、亀嵩で慰霊祭が行われた[4]。


小説中の登場人物の出雲地方の方言の記述に関しては、正確を期すため、読売新聞松江支局の依頼を通じて、亀嵩地域の方言の話者による校正が行われた。その際、亀嵩算盤合名会社の代表社員・若槻健吉も協力したが、この縁から、著者と若槻家の交流が始まった。上述の記念碑の、清張による文字の揮毫は、若槻家の客間で行われ、健吉の息子・慎治が上京した際には著者がひいきの店を案内するなど、付き合いが続いた[5]。


手がかりが「東北訛りのカメダ」という手法は、後に映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』にて、本作のオマージュとして使用された[6]。


本作を担当した読売新聞の編集者・山村亀二郎の回想によれば、本作はズーズー弁・超音波・犯人および刑事の心理を3本の柱として連載が始められた[7]。このうち超音波発生器の設定に関しては、映画では採用されず、以降の映像化作品でも省略されている。なお本作中で超音波発生器を利用する犯罪とその目的の設定は、海野十三が1931年に発表したSF的短編探偵小説「振動魔」に酷似している。


小説中の「ヌーボー・グループ」のモデルに関して、音楽評論家の小沼純一は、1951年に結成された実験工房(作曲家の武満徹などが参加)と推定している[8]。また、文芸評論家の郷原宏は、1958年頃から運動の始まった若い日本の会(作曲家の黛敏郎などが参加。正式な創立集会は1960年5月)がモデルと推定している[9]。


小説ラストの羽田空港の場面に関しては、場所の設定のため、編集者の山村と挿絵の朝倉摂が、3日にわたって空港を訪れ、取材を行った[7][10]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%99%A8

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1042.html

[近代史5] テレビドラマ関係投稿集 中川隆
9. 中川隆[-8248] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:08:12 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[27]
松本清張 砂の器 (大映テレビ 1991)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1042.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/407.html#c9
[近代史4] 松本清張(1909年12月21日 - 1992年 8月4日) 中川隆
2. 中川隆[-8247] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:08:56 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[28]
松本清張 砂の器 (大映テレビ 1991)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1042.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/196.html#c2
[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史
ユダヤ人の歴史と現代史


中近東の歴史と現代史
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/468.html

古代イスラエル王家の DNA はY-E1b1系統
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/794.html

1-11. ユダヤ人のY-DNA遺伝子は日本列島の構成成分となっているのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-11.htm

秦氏は本当にユダヤ人なのか?
「集合的無意識」という概念
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/414.html

ヘブライ語復活の奇跡から見える言語の大切さ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/938.html

▲△▽▼

アシュケナージ系ユダヤ人の起源
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/296.html

ユダヤ男性は白人美女が大好き、ユダヤ女は大嫌い _ アシュケナージ系ユダヤ人の母方の系統の起源はヨーロッパ女性だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/211.html

イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 10 この地球の悪魔文明の全体計画(グランド・デザイン)をつくるものたち
04. 2010年3月21日 「ハザール=東欧ユダヤ人」説を否定する  三鷹板吉
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/333.html

ユダヤ人がヨーロッパ人に嫌われる様になったのは白人女性を性奴隷としてイスラム教徒に売る商売で稼いでいた為
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/210.html

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マルクスがイギリスで共産主義を考えた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/891.html

高校生で人生がほぼ決まってしまうフランスの超学歴社会…日本人ははるかに幸せ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/962.html

上級国民/下級国民 _ 『持てる者』は“事実上の一夫多妻”、『持たざる者』は生涯独身
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/689.html

“独立”する富裕層  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/701.html

階級社会イギリスは、オーウェルの「1984年」監視社会を実現した、最初の国だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/889.html

欧州で増える貧困層 イギリスではフードバンク難民が100万人以上
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/803.html

シリコンヴァレーで加速する「カースト制度」の真実
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/609.html

新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html

社会主義はそんなに悪いか
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/702.html

マルクス経済学の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/915.html

マルクスの貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1119.html

ト・アペイロン 経済原論概説
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html

白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html

パリ・コミューンについて
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/890.html

革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/574.html

馬渕睦夫 ウイルソン大統領とフランクリン・ルーズベルト大統領は世界を共産化しようとしていた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/145.html

戦後の日本が世界で最も成功した社会主義国、理想の共産社会に近い一億総中流社会になった理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/353.html

GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html

共産主義の時代
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/613.html

マルクス史観はどこが間違っていたのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/775.html

帝政ロシアから大量のユダヤ移民がアメリカに逃げてきて共産主義者になっていった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1214.html

アメリカの共産主義者の実態はユダヤ移民
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/366.html

ロシア革命を支援したユダヤ金融資本
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1110.html

「ロシア革命」を実行したユダヤ人とそれを支援したユダヤ人
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1025.html

【英文資料】ソルジェニーツィン氏が、最新歴史研究書のなかでロシア革命におけるユダヤ人の役割を総括
http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/753.html

ソルジェニーツィンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1236.html

ロシア革命とは何だったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/795.html

ネオコンとはトロツキスト共産主義のこと
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/364.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
1. 中川隆[-8246] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:42:36 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[29]
新自由主義の教祖 ミルトン・フリードマン
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1150.html

新自由主義の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/916.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/268.html

ベーシックインカムは社会保障費を極小にする為の新自由主義的な制度
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/632.html

ネオコンの中核メンバー
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/262.html

軍産複合体 _ 戦争ビジネスの世界
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/314.html

CSIS _ 背景はヤバい奴らのガチバトル
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/253.html

キッシンジャーがやった事
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1109.html

火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出したオバマ大統領
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1137.html

ヒラリー・クリントン
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1090.html

世界を反米にした殺人鬼ヒラリー・クリントン
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/548.html

「アラブの春」とウクライナ動乱の背景
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/344.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c1

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
2. 中川隆[-8245] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:46:20 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[30]

独裁者列伝 _ アドルフ・ヒトラー
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/798.html

『ヒトラー思想』とは何か
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/347.html

「アドルフ・ヒトラー」は「ユダヤ人」ではなく何の変哲もない一般的な「オーストリア人」
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/634.html  

ヒトラーの共産主義との戦い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/638.html

関東大震災とJPモルガン
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/278.html

昭和天皇はウォール街のエージェントだったので、共産主義者のルーズベルト大統領と対立して対米戦争を起こした
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/614.html

ヨハンセンと呼ばれた男 戦後最大の裏切り者 吉田茂と白洲次郎
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1049.html

原爆投下が日本を救った_ ユダヤ人とトルーマンと昭和天皇に感謝
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/327.html

ユダヤ人のエージェントで強硬な反共だったウィンストン・チャーチル
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1036.html

チャーチルはソ連を核攻撃しようとしていた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1028.html

イスラエル建国
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1024.html

イスラエルは中東の対立を煽る為に作られた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/833.html

欧米の中東侵略の歴史
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/942.html

J・F・ケネディ-は東西冷戦体制を終わらせようとしたのでユダヤ金融資本に殺された
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1102.html

キッシンジャーがやった事
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1109.html

ロスチャイルドの番頭で殺人鬼だったジョージ・ソロス
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1194.html

ロスチャイルドのエージェントのソロスは反共・反中国だった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/215.html

イスラエル、過去2700人も暗殺? 制度化し首相決裁
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1217.html

アメリカ経済を動かしている経営陣の8割以上がユダヤ人、GAFAの経営者も、全員ユダヤ人
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1114.html

アメリカの上流階級の人間はユダヤ人の家族に囲まれている
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1108.html

ユダヤ人の「リベラル」思想とはどういうものか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/922.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c2

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
3. 中川隆[-8244] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:47:02 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[31]

ユダヤ人の宗教

旧約聖書はどこまで真実を伝えているのか?
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/325.html

西洋の達人が悟れない理由 _ 神様が人間を創った理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/385.html

ユダヤ教 _ 古代ユダヤ教の祭壇で、大麻の残存物が見つかる 2020年05月30日
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/365.html#c2

ヨブへの答え – 1988/3/11
C.G. ユング (著), 林 道義 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A8%E3%83%96%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%AD%94%E3%81%88-C-G-%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/4622012189

イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 10 この地球の悪魔文明の全体計画(グランド・デザイン)をつくるものたち
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/333.html

世界のエリートが「小児性愛(ペド)儀式」を行う理由を徹底解説!! 諜報関係者「ロリータは支配階級の重要な文化」
2019.09.06
https://tocana.jp/2019/09/post_111872_entry.html

続々と発覚するエリートの“小児性愛ペド事件”は、生贄儀式「モレク」と関連してた! エプスタインだけはない!
2019.11.26
https://tocana.jp/2019/11/post_125987_entry.html

ロリコン島・エプスタイン事件、日本一詳しい最新情報+トランプ!「欧米の超エリートは全員ペドの道を通る」某国諜報員が解説!
2020.08.05
https://tocana.jp/2020/08/post_165257_entry.html

【決定版】ロリコン虐待島「エプスタイン」の顧客リスト全公開! オバマの名も…日本一詳しい「エプスタイン陰謀論」解説
2020.07.07
https://tocana.jp/2020/07/post_162009_entry.html

米国防総省で5000人が極秘参加する“児童ポルノサークル”の深すぎる闇! 撮影者、入手経路、子供はどこから… 欧米エリートの本性
2020.06.24
https://tocana.jp/2020/06/post_160639_entry.html

近親相姦セックス魔ハンター・バイデンに人身売買の疑惑浮上! フィンガーレイク地区で消える子どもと秘密の地下道、続々暴露!
2020.11.05
https://tocana.jp/2020/11/post_181720_entry.html

【息子】ハンター・バイデンの猥褻セックス動画“不倫・近親相姦親子どんぶり”の真相! ペニスの大きさも異常で…某国諜報機関関係者が暴露
2020.10.28
https://tocana.jp/2020/10/post_180054_entry.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c3

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
4. 中川隆[-8243] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:48:38 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[32]
ユダヤ教とキリスト教

キリスト教とユング _ グノーシスってなに? 
http://www.j-phyco.com/category5/entry62.html

イエスの本当の教え
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/507.html

イエスが殺された本当の理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html

死後の世界、証明可能? _ イエスの父親の墓はライン川にある
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/508.html

元弟子が語るイエス教団「治療」の実態 _ 性を敵視する欧米の文化
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/605.html

▲△▽▼

キリスト教原理主義はユダヤ教の一種

旧約聖書とヨハネの默示録しか読まないキリスト教原理主義者はユダヤ教徒と区別が付かない

参考資料 _ ヨハネの默示録 (文語訳)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/903.html  

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html

異教徒は「人間」ではないので殺してもいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/798.html

内田樹 「なぜ人を殺してはいけないのか?」
2020-03-02 20世紀の倫理−ニーチェ、オルテガ、カミュ - 内田樹の研究室
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/520.html

平和よりも、もっと大切なものがある
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/339.html

キリスト教への信仰心が消える欧州 ムスリムも増加で変わる宗教地図
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/169.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c4

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8242] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:49:28 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[33]
アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html

命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html

意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html

平和主義者だったトランプがイラン革命防衛隊の精鋭組織コッズ部隊の司令官を殺害した理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/786.html

トランプはユダヤのエージェントでキリスト教原理主義のネオコンだった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/133.html

トランプはロスチャイルドのエージェントで反ロックフェラー(反ディープステート)
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/343.html

トランプの敵の正体。ディープ・ステート黒幕説の本当と嘘と中国の影=吉田繁治
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/403.html

アメリカではイスラエルを支持しなければ大統領になることは不可能
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/267.html

巨大資本を後ろ盾とする親イスラエルで戦争に賛成する政治家のみが許される米国
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/330.html 

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c5

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
6. 中川隆[-8241] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:50:51 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[34]

ユダヤ人は悪い
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/102.html

ユダヤ人の「リベラル」思想とはどういうものか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/922.html

ケネディは東西冷戦体制を終わらせようとしたのでユダヤ金融資本に殺された
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/126.html

GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html

原爆投下が日本を救った_ ユダヤ人とトルーマンと昭和天皇に感謝
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/327.html

アインシュタインの意外な正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/585.html

東海アマ イスラム国を作ったのは、イスラエルであること
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/896.html

▲△▽▼

日本よりも流動性の高いヨーロッパでも、一般人があまりにも異質なアフリカ人やユダヤ人を見れば、嫌な気持ちになるだろう。日本の知識人はユダヤ人を嫌った西歐人を非難するけど、第19世紀のユダヤ人なんて本当に不愉快な連中だった。たとえ裁判官や科学者になった人物がいたとはいえ、一般のユダヤ人はゲットーから抜け出た賤民と同じで、近づきたくはない。特に、社会主義やマルクス主義、無政府主義などに魅了されたユダヤ人を目にすれば、日本人だってゾッとするはずだ。
(左 : カール・ラデック / ゲンリフ・ヤゴーダ / イリヤ・エレンバーグ / 右 : ベラ・クン )

  例えば、カール・マルクスを始めとして、日本でもファンが多いレオン・トロツキー、如何にも下品な顔つきのカール・ラデック(Karl Radek)、メンシェビキの指導者であったユーリ・マルトフ(Julius Martov)、ソ連の秘密警察(NKVD)の初代長官を務めたゲンリフ・ヤゴーダ(Genrickh Yagoda)、ドイツ人の婦女子を輪姦せよと叫んだイリヤ・エレンバーグ(Ilya Ehrenberg)、テロリストのアイザック・シュタインバーグ(Isaac Steinberg)、ハンガリー人民共和国の首相になったマチヤス・ラーコシ(Mátyás Rakosi / Mátyás RosenfRosenfeld)、ハンガリー・ソビエト共和国の独裁者になったベラ・クン(Béla Kun)、放埒な性教育を推奨した変態のジョルジ・ルカーチ(György Lukács)、米国から追放された共産主義者の革命家エマ・ゴールドマン(Emma Goldman)、ブラジルの全体主義者であったウラジミール・ヘルツォーク(Vladimir Herzog)など、数え出したらキリがない。

呆れてしまうけど、ユダヤ人には共産主義者とか極左分子が非常に多い。でも、普通の日本人で真っ赤なユダヤ人を即座に列挙できる者は極僅かだろう。大抵の日本人は「ヤゴーダとかエレンバーグなんて聞いたことがないなぁ〜」と言うはずだ。それも、そのはず。学校で歴史を担当する教師が“意図的”に隠しているからだ。左翼教師の役目は共産主義者にとって「都合の悪い過去」を闇に葬ることで、赤色分子に対抗する健全な日本人を育成することではない。

(左 : マチヤス・ラーコシ / ジョルジ・ルカーチ / エマ・ゴールドマン / 右 : ウラジミール・ヘルツォーク )
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68804023.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c6

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
7. 中川隆[-8240] koaQ7Jey 2021年1月15日 16:51:36 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[35]
ユダヤ陰謀論

ユダヤ陰謀論 _ ジェームズ斉藤
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1168.html

ジェームズ斉藤のユダヤ陰謀論は何処がおかしいか?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/367.html

チャンネル桜関係者のアホ陰謀論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/620.html

ユダヤ陰謀論 _ 林千勝
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1167.html

林千勝の日米戦争の近衛文麿陰謀説 _ 昭和天皇の戦争主導を隠蔽するのが目的か
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/624.html

日本の右翼のバイブル _ 偽ユダヤ人のモルデカイ・モーゼが書いた 日本人に謝りたい
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/494.html  

これがチャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「ユダヤ陰謀史観」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/505.html

チャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「日銀と通貨発行権」の誤解について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/848.html

ユダヤ陰謀論 _ 馬渕睦夫
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/735.html

馬渕睦夫 世界を支配する者達が生み出した『中央銀行』という奇形
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/558.html

馬渕睦夫のユダヤ陰謀論はどこまで本当なのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/212.html

ディープステートとかいう馬渕睦夫のアホ陰謀論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/623.html

田中英道のユダヤ陰謀論はどこまで本当なのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/213.html

西洋美術史の専門家だった(?)田中英道は何時から頭がおかしくなったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/206.html

ユダヤ陰謀論 _ 宇野正美
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/733.html

ユダヤ陰謀論 _ マルクシズムの起源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/745.html

ユダヤ陰謀論 _ イルミナティの悪魔的な所業の謎をとく 
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/738.html

世紀の捏造? ”ガス室はなかった” は本当か?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/346.html

ユダヤ陰謀論 _ ユダヤ人の9割を占めるアシュケナジー・ユダヤ人はハザール人起源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/747.html

陰謀論の主役はなぜユダヤなのか ー 本当の支配者と新興ユダヤについて某国諜報機関関係者が徹底解説!
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1153.html

ユダヤ陰謀論の起源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1018.html

アメリカ経済を動かしている経営陣の8割以上がユダヤ人、GAFAの経営者も、全員ユダヤ人
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1115.html

ユダヤ陰謀論者は殆どがパラノイアか統合失調症患者だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/740.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c7

[近代史5] ユダヤ人の歴史と現代史 中川隆
8. 中川隆[-8239] koaQ7Jey 2021年1月15日 17:02:31 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[36]
アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html

米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/202.html

TPP賛歌 _ TPPは光の法なのです 信じなさい 唱えなさい 救われるでしょう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/204.html


日本のTPPへの加入によって地球の「アセンション」が始まろうとしています。


これから世界人類は、地球環境に優しい人口11億人を目指して、57億人が淘汰され地獄へと落ちて行きます。そして、残された行い正しい11億人だけが光の世界へと上昇できるのです。

TPPはメリットではありません

光の法なのです

信じなさい

唱えなさい

救われるでしょう


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/486.html#c8

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
40. 中川隆[-8238] koaQ7Jey 2021年1月15日 17:16:14 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[37]
>>34に追記

米議事堂乱入を煽ったのはBLMのメンバーと判明
小川 博司 2021/01/15



米議事堂占拠事件では警官が一人死亡した(写真:UPI/アフロ)© JBpress 提供


 本項は、1月14日付拙稿「議事堂乱入でANTIFAの影を見抜いた日本人女性」の続編である。事実のみをシンプルに掲載したい。




 米国東部時間1月14日、ブラック・ライブズ・マター(BLM)のアクティビストであるジョン・アール・サリバン氏が、議事堂乱入事件で告訴された。関係者の話では、首謀者の一人という容疑もあるらしい。彼は、2020年5月にミネアポリスで起きたフロイド事件後に「黒人の暴動」という活動組織を作り、そこのリーダーも務めているとのことだ。

 顔写真を見ると、サリバン容疑者は拙稿が取り上げた、我那覇真子氏がANTIFA(反ファシスト)ではないかと指摘していた男性だ。実際にはANTIFAではなくBLMで、その点については誤りだったが、過激な行動を取るという意味においては、一般の米国民からすればどちらも似たような存在である。何より、トランプ支持者とは異なる左派が暴動を煽ったという点は看過できない。

議事堂乱入の企てを知っていたFBI
 裁判所に提出された資料によると、彼は割られた窓から議事堂に入り、35歳のアシュリー・バビッド氏が警官に撃たれたところにも居合わせたと供述している。我那覇氏の指摘している点(彼女が撃たれたことを利用して周囲を煽った)はまだ逮捕容疑には入っていないようであるものの、地元警察によれば、議事堂内のカメラには「多くの人間がここにいる。さあ行こう、これが我々だ。我々は共に行動したのだ。我々はみな、歴史の中にある。ここを焼き払おう」と言った姿が映っていた他、議事堂内にいた警官隊に、「俺はナイフを持っている」「ふせろ、そうすれば安全だ」と言ったという話だ。

 サリバン容疑者は、FBIの取調べに対して、デモ隊が議事堂に乱入することを事前に知っていたと語っているようだ。ちなみに、米連邦捜査局(FBI)も1月6日のトランプ演説以前の段階で、議事堂乱入が企てられているとの情報を得ていたことを発表しており、それが地元警察への連絡不備で実際の議事堂乱入を許してしまったことも明らかになっている。

 AFPBBニュースが確認した写真に映っている人々はANTIFAでもBLMでもないのかもしれないが、BLMのメンバーは他にいたということだ。

 いずれにせよ、議会やメディアからテロリストと称される容疑者に、BLMのメンバーが入っていたことはこれで明らかになった。これを受けて、上院で開始される弾劾裁判はどうなるのだろうか。また真実は見えてくるのだろうか。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B1%B3%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A0%82%E4%B9%B1%E5%85%A5%E3%82%92%E7%85%BD%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AFblm%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%A8%E5%88%A4%E6%98%8E/ar-BB1cM12K?ocid=msedgntp

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c40
[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
94. 中川隆[-8237] koaQ7Jey 2021年1月15日 17:18:15 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[38]
>>89に追記

米議事堂乱入を煽ったのはBLMのメンバーと判明
小川 博司 2021/01/15



米議事堂占拠事件では警官が一人死亡した(写真:UPI/アフロ)© JBpress 提供


 本項は、1月14日付拙稿「議事堂乱入でANTIFAの影を見抜いた日本人女性」の続編である。事実のみをシンプルに掲載したい。




 米国東部時間1月14日、ブラック・ライブズ・マター(BLM)のアクティビストであるジョン・アール・サリバン氏が、議事堂乱入事件で告訴された。関係者の話では、首謀者の一人という容疑もあるらしい。彼は、2020年5月にミネアポリスで起きたフロイド事件後に「黒人の暴動」という活動組織を作り、そこのリーダーも務めているとのことだ。

 顔写真を見ると、サリバン容疑者は拙稿が取り上げた、我那覇真子氏がANTIFA(反ファシスト)ではないかと指摘していた男性だ。実際にはANTIFAではなくBLMで、その点については誤りだったが、過激な行動を取るという意味においては、一般の米国民からすればどちらも似たような存在である。何より、トランプ支持者とは異なる左派が暴動を煽ったという点は看過できない。

議事堂乱入の企てを知っていたFBI
 裁判所に提出された資料によると、彼は割られた窓から議事堂に入り、35歳のアシュリー・バビッド氏が警官に撃たれたところにも居合わせたと供述している。我那覇氏の指摘している点(彼女が撃たれたことを利用して周囲を煽った)はまだ逮捕容疑には入っていないようであるものの、地元警察によれば、議事堂内のカメラには「多くの人間がここにいる。さあ行こう、これが我々だ。我々は共に行動したのだ。我々はみな、歴史の中にある。ここを焼き払おう」と言った姿が映っていた他、議事堂内にいた警官隊に、「俺はナイフを持っている」「ふせろ、そうすれば安全だ」と言ったという話だ。

 サリバン容疑者は、FBIの取調べに対して、デモ隊が議事堂に乱入することを事前に知っていたと語っているようだ。ちなみに、米連邦捜査局(FBI)も1月6日のトランプ演説以前の段階で、議事堂乱入が企てられているとの情報を得ていたことを発表しており、それが地元警察への連絡不備で実際の議事堂乱入を許してしまったことも明らかになっている。

 AFPBBニュースが確認した写真に映っている人々はANTIFAでもBLMでもないのかもしれないが、BLMのメンバーは他にいたということだ。

 いずれにせよ、議会やメディアからテロリストと称される容疑者に、BLMのメンバーが入っていたことはこれで明らかになった。これを受けて、上院で開始される弾劾裁判はどうなるのだろうか。また真実は見えてくるのだろうか。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B1%B3%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%A0%82%E4%B9%B1%E5%85%A5%E3%82%92%E7%85%BD%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AFblm%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%A8%E5%88%A4%E6%98%8E/ar-BB1cM12K?ocid=msedgntp

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c94
[番外地8] 売春婦でも徴用工でも個人賠償権は残っています 中川隆
11. 中川隆[-8236] koaQ7Jey 2021年1月15日 19:47:44 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[39]
慰安婦でも徴用工でも個人賠償請求権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。

▲△▽▼

正論・チャンネル桜関係者の悪質な嘘 徴用工の強制連行は無かった、待遇も良かった
西岡力氏は、

@終戦時の在日XX人人口の八割が出稼ぎ目的で日本に来ていたこと、
A植民地時代のxxで人口が増加したことや、
Bxxからの不法渡航者が強制送還されていたこと

などを根拠に「強制連行」を否定していますが、この主張には問題があります。まず、

@「終戦時の在日xx人人口の八割が出稼ぎ目的で日本に来ていた」ですが、これは明らかにオカシナ主張です。というのも「在日xx人の全てが徴用工として来たわけないこと」は当然の前提です。そして、西岡氏自らが、終戦時の日本内地xx人人口うち二割が動員現場(徴用先)にいたことを統計的に指摘しています。

つまり、その二割の人々が今回の徴用工問題の焦点となっているのであり、その他の八割が焦点になっているわけではないのです。このオカシナ主張は、従軍慰安婦問題を論じるときに、「自らの意志で売春婦になった」論にも共通するものです。そして、

A「植民地時代のxxで人口が増加した」、B「xxからの不法渡航者が強制送還されていた」

の問題も同様に、徴用された方々の人権とは全く無関係の話です。いくらそうだったからと言って、徴用された人がいるという事実には全く関係のないことです。こういうのを議論のすり替えというのです。日本なxx半島に投資していたから、日本に侵略意思は無かった論とよく似ています。まとめこのように西岡氏の徴用工問題否定論は、従軍慰安婦問題否定論と非常に論旨がよく似ています。

1徴用工問題の裏に「朝日新聞」の存在を勝手に錯綜。(⇒慰安婦問題は「朝日新聞」の報道によって生まれた)

2「徴用」であるにも関わらず、言葉遊びで「強制連行」性を否定。(⇒慰安婦は売春婦のこと、性奴隷じゃないから「強制連行」性はない。)

3「在日xx人の八割が出稼ぎで日本に来た」「不法渡航者は強制送還した」と言って話をすり替えて、残り二割の徴用工問題を矮小化。(⇒「あいつらは売春婦で金儲けのために慰安婦になった」「ルール違反で呼び寄せられた慰安婦を親元に返した」)

というようにまとめられるでしょう。また別の論文・記事では、徴用工の待遇について「貯金もできた!」「幸せだった!」という論調も他で見られますが、それもまた「慰安婦は高給取りだった!」と同じ理論です。恐るべき理論の一致と見るべきか。徴用工がどれだけ悲惨であったのかは「花岡事件」を調べればよく解りますし、中国人徴用工四万人のうち七千人が亡くなった事実からも明らかでしょう。
(野添憲治『企業の戦争責任』社会評論社, 2009を参照)

▲△▽▼


慰安婦でも徴用工でも個人賠償権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。
儒教国家というのは社会差別を是とする社会で、被害者を救済する事は絶対にないからね。日本政府もそのことを十分承知した上で、賠償ではなく経済援助として金を払うという決断をしたんです。日本の政治家は k ankok u 政府からのキャシュバックが欲しかったんですね。
従って日本政府が個人に直接賠償金を支払わない限りは被害者は救済されません。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/229.html#c11

[番外地8] 日韓請求権協定について、政府は「両国間の請求権の問題は最終的かつ完全に解決した」とし、「日韓両国が国家として有している… 中川隆
8. 中川隆[-8235] koaQ7Jey 2021年1月15日 19:59:50 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[40]
慰安婦でも徴用工でも個人賠償請求権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。

▲△▽▼

日韓請求権協定に対する大法院(韓国の最高裁判所)の答えは、

日本政府の韓半島に対する不法な植民支配および侵略戦争の遂行と直結した日本企業の反人道的な不法行為を前提とする強制動員被害者の日本企業に対する慰謝料請求権」は日韓請求権協定がカバーする範囲外の問題であり、個人の請求権も国家の請求権も消滅していない

というものです。

日韓請求権協定について、日本政府も「両国間の請求権の問題は最終的かつ完全に解決した」とし、「日韓両国が国家として有している外交保護権を相互に放棄したことを確認する」ものではあるが、
「いわゆる個人の財産・請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたものではない」
との見解を明らかにしてきました。

 この立場は国会審議の中でも明確にしており、一九九一年八月二十七日参院予算委員会での清水澄子議員、同年十二月十三日参院予算委員会での上田耕一郎議員の質問に対し、柳井俊二条約局長(当時)が、

「日韓両国が国家として持っております外交保護権を相互に放棄したということでございます。したがいまして、いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません。日韓両国間で政府としてこれを外交保護権の行使として取り上げることはできない、こういう意味でございます」

「昭和四十年の日韓請求権・経済協力協定の二条一項におきましては、日韓両国及び両国国民間の財産・請求権の問題が完全かつ最終的に解決したことを確認しておりまして、またその第三項におきましては、いわゆる請求権放棄についても規定しているわけでございます。これらの規定は、両国国民間の財産・請求権問題につきましては、日韓両国が国家として有している外交保護権を相互に放棄したことを確認するものでございまして、いわゆる個人の財産・請求権そのものを国内法的な意味で消滅させるものではないということは今までも御答弁申し上げたとおりでございます。」

と答弁しています。

▲△▽▼


慰安婦でも徴用工でも個人賠償権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。
儒教国家というのは社会差別を是とする社会で、被害者を救済する事は絶対にないからね。日本政府もそのことを十分承知した上で、賠償ではなく経済援助として金を払うという決断をしたんです。日本の政治家は k ankok u 政府からのキャシュバックが欲しかったんですね。
従って日本政府が個人に直接賠償金を支払わない限りは被害者は救済されません。

日本が kankoku に出した金はすべて kankoku のインフラ整備に使われた。 日本政府も儒教国家が底辺の人間に金を出す事は有り得ないと良く知っていながら賠償ではなく経済援助として金を出したんだ。


kankoku にインフラ整備をさせて日本企業を kankoku で商売させたり、日本の政治家がキックバックを貰うのが目的だったんだよ。 日本政府は最初からkankokuの被害者に賠償する気なんか無かったんだ。
最初から賠償の要素はゼロで、単なる経済援助だったんだ

それから、MMT理論で日本政府は円を何千兆円でも直ぐに発行できる。
慰安婦賠償がわずか 総額10億円なんだから、賠償くらい簡単にできるんだよ。

円安になるけど、トヨタや輸出企業は円安でボロ儲けできるだろ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/723.html#c8

[番外地8] 売春婦でも徴用工でも個人賠償権は残っています 中川隆
12. 中川隆[-8234] koaQ7Jey 2021年1月15日 20:00:40 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[41]
慰安婦でも徴用工でも個人賠償請求権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。

▲△▽▼

日韓請求権協定に対する大法院(韓国の最高裁判所)の答えは、

日本政府の韓半島に対する不法な植民支配および侵略戦争の遂行と直結した日本企業の反人道的な不法行為を前提とする強制動員被害者の日本企業に対する慰謝料請求権」は日韓請求権協定がカバーする範囲外の問題であり、個人の請求権も国家の請求権も消滅していない

というものです。

日韓請求権協定について、日本政府も「両国間の請求権の問題は最終的かつ完全に解決した」とし、「日韓両国が国家として有している外交保護権を相互に放棄したことを確認する」ものではあるが、
「いわゆる個人の財産・請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたものではない」
との見解を明らかにしてきました。

 この立場は国会審議の中でも明確にしており、一九九一年八月二十七日参院予算委員会での清水澄子議員、同年十二月十三日参院予算委員会での上田耕一郎議員の質問に対し、柳井俊二条約局長(当時)が、

「日韓両国が国家として持っております外交保護権を相互に放棄したということでございます。したがいまして、いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません。日韓両国間で政府としてこれを外交保護権の行使として取り上げることはできない、こういう意味でございます」

「昭和四十年の日韓請求権・経済協力協定の二条一項におきましては、日韓両国及び両国国民間の財産・請求権の問題が完全かつ最終的に解決したことを確認しておりまして、またその第三項におきましては、いわゆる請求権放棄についても規定しているわけでございます。これらの規定は、両国国民間の財産・請求権問題につきましては、日韓両国が国家として有している外交保護権を相互に放棄したことを確認するものでございまして、いわゆる個人の財産・請求権そのものを国内法的な意味で消滅させるものではないということは今までも御答弁申し上げたとおりでございます。」

と答弁しています。

▲△▽▼


慰安婦でも徴用工でも個人賠償権は残っています。
日本政府がそういう日韓基本条約 を結んでしまったのが原因です。
そもそも日本政府は賠償金という言葉を避けたからこういう事態になったのですね。
儒教国家というのは社会差別を是とする社会で、被害者を救済する事は絶対にないからね。日本政府もそのことを十分承知した上で、賠償ではなく経済援助として金を払うという決断をしたんです。日本の政治家は k ankok u 政府からのキャシュバックが欲しかったんですね。
従って日本政府が個人に直接賠償金を支払わない限りは被害者は救済されません。

日本が kankoku に出した金はすべて kankoku のインフラ整備に使われた。 日本政府も儒教国家が底辺の人間に金を出す事は有り得ないと良く知っていながら賠償ではなく経済援助として金を出したんだ。


kankoku にインフラ整備をさせて日本企業を kankoku で商売させたり、日本の政治家がキックバックを貰うのが目的だったんだよ。 日本政府は最初からkankokuの被害者に賠償する気なんか無かったんだ。
最初から賠償の要素はゼロで、単なる経済援助だったんだ

それから、MMT理論で日本政府は円を何千兆円でも直ぐに発行できる。
慰安婦賠償がわずか 総額10億円なんだから、賠償くらい簡単にできるんだよ。

円安になるけど、トヨタや輸出企業は円安でボロ儲けできるだろ。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/229.html#c12

[近代史5] バイデン「フェイク票」上乗せの卑劣な手口と真犯人判明! 「死者の不在者投票」も… トランプ“戒厳令”発動で米内戦勃発へ!! 中川隆
95. 中川隆[-8233] koaQ7Jey 2021年1月15日 20:17:33 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[42]
【トランプ速報】20日までに“ラスト・クーデター”が勃発する!?
トランプ1人の決断で全てが決まる…大逆転劇のシナリオ(ジェームズ斉藤)
2021.01.15
https://tocana.jp/2021/01/post_195581_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

 いよいよ目前に迫った1月16日(日本時間では17日)のデモ! 実はこのデモはミリシャ(民兵)のフリをした極左のなりすましの模様で、トランプ派はまたもや極左にしてやられるのか!? そんな中、さらなる衝撃的ニュースが飛び込んできた! ジェームズ斉藤(@JamesSaito33)のワシントン現地速報第4弾!!

──ジェームズさん、まもなく16日(日本時間では17日)ですが、デモはどうなりそうですか?

ジェームズ デモですか。はい、おそらく実行されると思いますよ。

──えっ、いいんですか!? その日のデモは極左のなりすましなんですよね!?

ジェームズ そうです、フェイクです。ですから、ミリシャたちは「16日のデモには参加するな」というメッセージをすでに流しています。まあ、でも、それなりには集まるかもしれないですね。

──随分落ち着いてますが、なにか勝算があるんですか?

ジェームズ 勝算というよりも、いまのワシントンでは1月6日に行ったような大規模な暴動は現実的にムリじゃないかと思います。というのも、1月13日の時点でワシントンD.C.には2万人の州兵が集まっています。

議会前に用意された銃。これらはほんの一部だが、銃の数を見るとただの治安維持には見えない。

──2万人!? マッカーシー陸軍長官が指示したのは6200人だったじゃないですか。それがなんでいきなり3倍以上になっているんですか!?

ジェームズ きっかけはワシントン首都警察が民主党の議員たちにしたブリーフィングです。「17,19,20日に大規模なミリシャのデモが計画されている。ミリシャたちは民主党議員たちの議会入りを阻止するか、最悪の場合殺害することも考えられる。裏切った共和党議員も同じだ」と説明したんです。これで震え上がって民主党議員たちが州兵を呼び寄せて、現在2万人にまで膨れ上がってしまったんです。

──でも、2万人って多すぎませんか?

ジェームズ 多すぎです。2万人という数字は米軍がアフガンに展開していた数よりも多いですし、クリミアはロシア特殊部隊1000人規模で占領どころか併合までできました。

1月14日時点の米国議会。写っているのは州兵の中でも特殊部隊要員。2014年のウクライナ危機でロシア特殊部隊が覆面を被り大量に押しかけ占領をした場面を彷彿とさせる。

──確か、前回のレポートでジェームズさんは、州兵の指揮権は大統領が持つと言っていましたよね?

ジェームズ そうです。首都にいる2万人の州兵の指揮権は大統領にあります。

──ということは、もしかして民主党の議員たちは、墓穴を掘っていませんか?

ジェームズ そうです。この2万人はバイデンの就任式を暴徒から守ることが名目だと報道ではされていますが、本当にそうなのか、なんです。州兵の指揮権は大統領にあり、しかも、大統領は反乱法を発動する権限も持っています。もしも、20日までのどこかで大統領が反乱法を発動したら、州兵は首都を制圧するだけでなく、警察権も持ちます。ペロシなどの極左たちを一網打尽にすることも可能です。

──要は、トランプ大逆転劇の準備が着々と進んでいるということですよね?

ジェームズ そうなります。1月6日は極左にしてやられた可能性(トランプも歴代大統領の中でも特筆すべき謀略家なので、1月6日のデモが極左等の過激派に浸透され議会に突っ込むことはおそらく想定していたとは思います)がありますが、今回はトランプ派の仕掛けに極左が踊らされました。トランプ派たちが17,19,20日のミリシャのデモを大々的に宣伝したため、「自分ファースト」の民主党議員たちはパニックって我先に保身に走ったのです。

 しかし、デモが暴徒化するかどうかなんて、本当のところはわからないわけです。そもそも現時点では人数が足りず、交通規制も厳しすぎるのでデモ自体起こらずに終わるかもしれない状況です。その一方で、いま首都には2万人の州兵がいるんです。これだけが事実なんです。

米国議会内で待機中にピザを食べる州兵。彼らは議会内を24時間体制で警備。

──これは流れが再び、トランプ側に傾いてきたということですよね?

ジェームズ 間違いなくそうです。あとはトランプが決断するか、否かです。

──トランプもクーデターまがいのことを命じる根性があるか、どうかなんですね。

ジェームズ はい。世界の諜報機関もここまでの成り行きを血眼になって追ってきました。諜報超大国ロシアのプーチン大統領も先日、「トランプ大統領を支持する米国人は多数派である」と極めて正しい見解を述べています。一方、日本は茂木外務大臣が、同盟国である米国に関し「選挙結果を暴力で覆すことは許さない」と発言、親グローバリストで媚中の菅政権の正体と日本の諜報力の欠如を世界に堂々と表明しました。まさに世界の常識は日本の非常識です。

 いずれにせよ、ここまで来たら、これは大統領本人の決断なので、ロシアの対外諜報機関SVRやイスラエルのモサドも把握できません。当然CIAも蚊帳の外です。つまり、我々諜報員に出来ることはもはや、トランプ大統領の第一期目のフィナーレを最後まで固唾を呑んで見守るしかないです。

議会内で仮眠を取る州兵。民主党議員の事務所前でも寝ているので、ペロシ等も油断できない。

──ちなみに、それは16日にはもう起こりそうなんですか?

ジェームズ いえ。多分、20日までの間のどこかです。最有力が17日です。起こりうる謀略の可能性は2つです。1つめが、トランプが反乱法を正式に発動し、同時に戒厳令も発動するかもしれませんが、民主党の議員たちを逮捕する。2つめは、デモがかろうじて起こり、統制不能に陥り、やはりトランプが反乱法を発動する、というところです。いずれにせよ、今週末で何か起こりそうです。

 もしも、起こらずに普通にバイデンが大統領就任となると、トランプはおそらく右派からも見放されます。左派からはファシストと呼ばれ、右派からは裏切り者となります。ただし、本人の性格からそれだけは避けると判断しています。

 また、トランプがやすやすとバイデンに政権を渡した場合、右派が激怒し、全米規模でミリシャ主導の低強度紛争が行われる可能性も高いです。すでに右派の間では「アイダホ州等のロッキー山脈に籠もれ!」という意見が広がっています。まさにランボーのファーストブラッドの世界です。こうなるとトランプ自身及び政権関係者が右派による暗殺やテロの対象となります。その時は19世紀の南北戦争のような国内が二つに分断されるだけではなく、イラクやアフガニスタンのような血生臭い動乱が数年に渡り行われるでしょう。

──いずれにせよ、いよいよ正念場を迎えるわけですね。続報お待ちしております!

(聞き手:中村カタブツ君)

文=ジェームズ斉藤
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/359.html#c95

[近代史4] お好み焼きの作り方
お好み焼きの作り方



【材料(2枚分)】
・キャベツ:250g
・豚バラ薄切り肉:200g
・薄力粉:100g
・だし汁:150ml
・塩、しょうゆ:各少々
・卵:2個
・お好みソース、マヨネーズ、練りがらし:各適宜
・かつお節、青のり、紅生姜:各適宜


【ポイント】
粉もんやない。



お好み焼き - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8A%E5%A5%BD%E3%81%BF%E7%84%BC%E3%81%8D

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1241.html

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
5. 中川隆[-8232] koaQ7Jey 2021年1月15日 20:37:14 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[44]

サンフランシスコ平和条約
1951年9月、サンフランシスコ講和会議で締結された第二次世界大戦の連合国と日本の講和条約であり、日本に対する占領の終結と主権回復を認めた。1952年、4月28日に発効した。

領土の規定:日本は朝鮮の独立を承認、台湾・澎湖諸島、南樺太・千島列島を放棄する。
琉球諸島と小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれた。

尖閣は古来 台湾の領土だったのでアメリカが沖縄返還の際には尖閣を台湾に返還しなければいけなかった。
しかし、アメリカは分割統治政策として台湾と日本の関係を悪くする目的で、尖閣を日本に移譲してしまった。千島をソ連にやったのも日本とソ連の関係を悪化させる目的だった。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c5

[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
6. 中川隆[-8231] koaQ7Jey 2021年1月15日 20:54:53 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[45]
サンフランシスコ平和条約
1951年9月、サンフランシスコ講和会議で締結された第二次世界大戦の連合国と日本の講和条約であり、日本に対する占領の終結と主権回復を認めた。1952年、4月28日に発効した。

領土の規定:日本は朝鮮の独立を承認、台湾・澎湖諸島、南樺太・千島列島を放棄する。
琉球諸島と小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれた。

尖閣は古来 台湾の領土だったのでアメリカが沖縄返還の際には尖閣を台湾に返還しなければいけなかった。
しかし、アメリカは分割統治政策として台湾と日本の関係を悪くする目的で、尖閣を日本に移譲してしまった。千島をソ連にやったのも日本とソ連の関係を悪化させる目的だった。

そもそも尖閣は現在でも台湾先住民に必須な漁場なので、勝手に日本が占拠するのは許されない。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c6

[近代史4] かつおだし(だし汁)の取り方/作り方
かつおだし(だし汁)の取り方/作り方



昆布とかつお節を使った、和食の基本となるだしの取り方を紹介しています。水1Lに対して、昆布10g、かつお節10gでだし取りします(昆布とかつおを合わせることで”うまみの相乗効果”が生まれ、しっかり濃くて美味しいだしになってくれます)。


また、昆布とかつお節では、うまみ成分の最適な抽出時間や温度帯が違うので、それぞれ適した工程を取ることが大切です。


▼より詳しい説明はこちらから▼
https://www.sirogohan.com/recipe/dasi/

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1242.html

[近代史5] 食べてはいけない 中川隆
10. 中川隆[-8230] koaQ7Jey 2021年1月15日 21:21:09 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[46]
かつおだし(だし汁)の取り方/作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1242.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/425.html#c10
[番外地8] 沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかった 中川隆
7. 中川隆[-8229] koaQ7Jey 2021年1月16日 09:06:58 : rerJEANHFY : aXNjZy9RLkFCLk0=[1]
尖閣は台湾先住民の領土だよ、日本の領土では有りえない、右翼は尖閣の歴史を何も知らないだけだよ。
尖閣は石器時代からずっと台湾先住民の漁場だった。
西表島や石垣島も10世紀までは台湾先住民が住んでいた。
沖縄の人間は明治までは尖閣という島が有ることさえ知らなかったんだ。
そもそも日本は北海道、本州、九州、四国とそれに付属する小島だけが領土だとされているんだから、台湾に付属する尖閣は領土では有りえない。
元々、日本政府が台湾先住民を無視して勝手に、尖閣は無人島だから日本の領土にすると宣言しただけだろ。
沖縄が日本に返還された時に、尖閣も一緒に日本に移譲されて、周恩来と田中角栄が尖閣の領有権は後で話し合おうと先延ばししたので今の状況になったんだ。
それから、沖縄先住民の縄文人は10世紀に沖縄を乗っ取った日本人とは不倶戴天の仇で、ずっと憎みあっていたから、中国に朝貢して中国の属国にして貰ったんだ。それが中国が沖縄は中国の一部だと思っている背景だ。

▲△▽▼

沖縄先住民の縄文人はアイヌ語を話していたんだよ。 日本語は chousen から入ってきた言葉だとわかっている。
沖縄先住民は10世紀まではアイヌ語で話していた。 西表島や石垣島は台湾先住民の言葉で話していた。

10世紀に日本人が沖縄と西表島や石垣島を乗っ取ってから琉球語を使う様になったんだよ:

縄文文化の影響が強かった沖縄諸島に対し、先島諸島(宮古諸島・八重山諸島)ではかなり違った様相が見られる。縄文時代に当たる古い時期には、厚手平底の牛角状突起がある下田原(しもたばる)式土器などが見られる。

これらは縄文土器よりも台湾先史時代の土器との共通点が指摘されており、この時期には縄文文化と異なる東南アジア系の文化があったとも考えられる。その後約2500年前から先島諸島は無土器文化の時代に入るが、この時代もシャコガイを用いた貝斧など東南アジアとの関連性を示唆する遺物がみられる。

約800年前ごろになるとカムイヤキや鍋形土器などがみられるようになり、本島地方と近しい文化をもつようになる。


中山世鑑』を編纂した羽地朝秀は、摂政就任後の1673年3月の仕置書(令達及び意見を記し置きした書)で、琉球の人々の祖先は、かつて日本から渡来してきたのであり、また有形無形の名詞はよく通じるが、話し言葉が日本と相違しているのは、遠国のため交通が長い間途絶えていたからであると語り、王家の祖先だけでなく琉球の人々の祖先が日本からの渡来人であると述べている。

なお、最近の遺伝子の研究で沖縄県民と九州以北の本土住民とは、同じ祖先を持つことが明らかになっている。

高宮広士札幌大学教授が、沖縄の島々に人間が適応できたのは縄文中期後半から後期以降である為、10世紀から12世紀頃に農耕をする人々が九州から沖縄に移住したと指摘するように、近年の考古学などの研究も含めて南西諸島の住民の先祖は、九州南部から比較的新しい時期(10世紀前後)に南下して定住したものが主体であると推測されている。

▲△▽▼

沖縄から尖閣には江戸時代までの漁船では渡れなかった。 尖閣の漁場には台湾からしか行けなかったんだ。
それで沖縄の漁民は尖閣という島が有ることすら知らなかった。
従って、尖閣は台湾の領土に決まっているんだよ。  

台湾漁民は尖閣列島に夜間碇泊できなくなると、水揚げが激減することになるという。しかし最近でも沖縄から尖閣列島周辺に出漁する漁船はいない。

 たしかに、尖閣列島周辺海域には魚が多い。黒潮にのって北上するカツオ、マグロ、カジキ等は、必ずこのあたりを通り、またサメ類、サバ、アジなどもいた。しかし尖閣列島は、琉球人にとって古来から明治になっても、小さなサバニで危険を冒し、何日もかけて、冷凍も発達していない時代に、魚とりにいかなければならない好漁場ではなかった。琉球人の生活にとって尖閣諸島は、あまり関係のない、まさに「夢の島」だったのである。

▲△▽▼

サンフランシスコ平和条約
1951年9月、サンフランシスコ講和会議で締結された第二次世界大戦の連合国と日本の講和条約であり、日本に対する占領の終結と主権回復を認めた。1952年、4月28日に発効した。
領土の規定:日本は朝鮮の独立を承認、台湾・澎湖諸島、南樺太・千島列島を放棄する。
琉球諸島と小笠原諸島はアメリカの統治下に置かれた。

尖閣は古来 台湾の領土だったのでアメリカが沖縄返還の際には尖閣を台湾に返還しなければいけなかった。
しかし、アメリカは分割統治政策として台湾と日本の関係を悪くする目的で、尖閣を日本に移譲してしまった。千島をソ連にやったのも日本とソ連の関係を悪化させる目的だった。

そもそも尖閣は現在でも台湾先住民に必須な漁場なので、勝手に日本が占拠するのは許されない。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/774.html#c7

[近代史02] 今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』 中川隆
18. 中川隆[-8228] koaQ7Jey 2021年1月16日 09:35:10 : rerJEANHFY : aXNjZy9RLkFCLk0=[3]
負けが込んで追い詰められると、ギャンブラーはよりギャンブラーになっていく
2021.01.16
https://blackasia.net/?p=22103

ギャンブルには胴元がいてショバ代(手数料)も取られるのだから、参加者がみんな勝っていると胴元が破綻する。基本的に参加者は勝てない構図になっている。勝てても一時的なものであり、それは絶対ではない。にも関わらず、ギャンブルにのめり込む人間は一定数いる。彼らのほとんどは儲からない。それは彼らも薄々気づいている。では、どうして儲からないというのが分かってもギャンブルから離れないのか。(鈴木傾城)

そこは、「カネを稼ぐ場所」ではなく「カネを失う場所」

事業家が金持ちリストに載ることはあっても、ギャンブラーが金持ちリストに載ることは皆無だ。ギャンブルは、それが仮想通貨であれ、FX(為替証拠金取引)であれ、株式の信用取引であれ、かなりのリスクを負っており、なかなか勝てないようにできている。

競馬・競輪にしても、パチンコにしても、カジノにしても、「トータルで利益を出している者はひとりもいない」とよく言われる。「賭場に通う人間は、金持ちよりも貧困層の方が多い」とも言われる。

よくカジノに「超」がつくほどの金持ちがたくさん来ていることや、金持ちがむしろ貧困層よりもカジノ事業を誘致しようと必死になるのは、別に彼らはカジノで遊びたいと思っているわけではない。マネーロンダリングが本音だ。

彼らには表に出せないカネがある。そのカネをカジノで勝ったことにして表側に出す。カジノの経営者にリベートを払って、必ず自分が勝つ出来レース(八百長)を仕掛けるのである。

そうやって裏金をいつでもロンダリングするための仕掛けがカジノなのだ。だから、超金持ちがカジノに群がるのも別に奇異なことではない。彼らは決してギャンブラーではない。

通常、ギャンブルは「カネを稼ぐ場所」ではなく「カネを失う場所」なのである。プロのギャンブラーでさえも、トータルで見たら利益が出ていないというのであれば、素人がギャンブルに手を出してトータルで利益が得られると思う方がどうかしている。

ギャンブルは儲からない。

ブラックアジアでは有料会員を募集しています。よりディープな世界へお越し下さい。

脳を変容させるほどの「成功の快感」が刻まれる
ギャンブルでも0.1%くらいは常勝できる人間がいるかもしれない。世の中には何事にも例外がある。

しかし、99.9%は敗退を余儀なくされる。

ギャンブルには胴元がいてショバ代(手数料)も取られるのだから、参加者がみんな勝っていると胴元が破綻する。基本的に参加者は勝てない構図になっている。勝てても一時的なものであり、それは絶対ではない。

にも関わらず、ギャンブルにのめり込む人間は一定数いる。彼らのほとんどは儲からない。それは彼らも薄々気づいている。では、どうして儲からないというのが分かってもギャンブルから離れないのか。

それは、ギャンブラーの多くは全戦全敗ではなく、「何度か大穴を当てている」からである。その時の強烈な高揚感、脳を変容させるほどの「成功の快感」が刻まれて忘れられなくなってしまうのだ。

すべてのギャンブルはそうだ。パチンコでもそうだし、FX(為替証拠金取引)でも、そうだし、株の信用取引でもそうだが、99.9%の人間は無数の取引の中で「成功の快感」を得る。

100万円で10回取引して、1取引10万円ずつ賭けて90万円負けても1回が50万円の儲けだった場合、50万円を勝った「成功の快感」が刻み込まれ、90万円も負けていることは度外視される。

50万円勝っても90万円も負けているのであれば「やる価値はない」と思うのだが、50万円を買ったという「成功の快感」は、もはや正しい損得勘定よりも優先されるようになっていくのである。

それが「ギャンブルにのめり込む」という状態だ。

ギャンブラーはよりギャンブラーになっていく

ところで、この「成功の快感」がいくら強くても、ギャンブルにのめり込んで生活すら破綻しかねない状況に陥ると、もはや「成功の快感」では成し遂げ慣れないほどの不快感を味わうようになる。

「ギャンブルの損はギャンブルで取り返せ」
「相場の損は相場で取り返せ」

このような声に押されて、ギャンブラーはどんどん深みにはまる。ギャンブルから離れられないのに、どんどん苦境に落ちていく。そうなると、どうなるのか。

興味深いことに、ギャンブラーはよりギャンブラーになっていく。

ギャンブルから離れて真っ当になるとか、正業で地道に稼ごうと思うのではない。得した時の快感よりも損した時の不快感が深まっていくと、ギャンブラーはよりリスクの高い取引にのめり込むのだ。

これがギャンブラーが無意識に思う心理状態である。自分が追い詰められてどうしようもなくなった時、ギャンブラーはこのように考えるようになる。

「もう後がない。それなら、最後に大勝負に出てすべてを取り返そう」

損をすればするほど、追い詰められれば追い詰められるほど、リスクの高い選択をするのがギャンブラーであり、人間なのである。この最後の大勝負は確率から見るとどうなのだろうか。

何度も何度も勝負して、そこまで追い詰められてしまったのであれば、確率論から見ると最後の大勝負も負ける可能性は高い。勝てるかもしれないが、勝ってもまぐれでしかない。

実際には「大勝負に出てすべてを取り返そう」と考えている時点で勝負は負けているのだが、負けを認められないでいると最後に自爆することになる。そのような状況に追い込まれている人は、ギャンブラーとしての資質はない。

ひとりよがりな希望であり、夢想であり、願望

普通の人が、サラリーマンを40年続けて10億円を儲けることは確率としてゼロに近いところがある。しかし、ギャンブルで10億円を儲けることができる確率はゼロではない。確率は壮絶的なまでに低いのではないのだが、「ゼロではない」というところがギャンブラーを惹きつける。

大金が稼げる「可能性がある」というのがギャンブルの醍醐味なのだが、大金を稼げない確率の方が途方もなく高いというのがギャンブルの現実である。

宝くじの当たる確率は1000万分の1だとしても買う人がいるのは「大金を稼げる確率が低くてもゼロではない」という部分に賭けているのである。

以前、宝くじを買い続けている人から「宝くじは買わないと当たらないのだから、買わない方が馬鹿ですよね」と言われたことがあった。

宝くじを買わない私は「当たると思うなら貯金を全部はたいて宝くじを買ったらどうですか?」と言ったら「当たらなかったらどうするんですか?」と逆にいさめられた。「当たらないんですか?」と訊ねたら「そう簡単に当たりませんよ」と宝くじを買っている人が買ってない私に言うのだった。

当たらないと言うのであれば買わなければいいのだが、「ゼロではない」というところに心が揺れるのである。「当たるわけがないが、ひょっとして」と思ってやっているのが分かる。

この「ひょっとして」というものの正体は、ひとりよがりな希望であり、夢想であり、願望である。

人間は可能性が低くても「ひょっとして」という心理があれば、そこに望みを託してしまう性質がある。ギャンブラーはこの「ひょっとして」という思い込みがかなり強固に脳に刻み込まれてしまっている人であると言える。

この「ひょっとして」に寄りかかるのは、現実感を喪失する危険な一歩だ。ギャンブルにのめり込み、負けが込んでいる人がやがて現実感を見失っていくのは、そういうところにも理由がある。


『予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」(ダン・アリエリー)』
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