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[番外地8] 一億総中流社会を作ったのは共産主義者のGHQ, 一億総中流社会を壊したのがグローバリスト 中川隆
1. 中川隆[-8718] koaQ7Jey 2021年1月02日 07:41:39 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[1]
林千勝さんは実際の歴史を何も知らないね。 ウォール街も ファシストもロスチャイルド・ロックフェラーも新自由主義者やグローバリストも最初から強硬な反共・反ソだったよ。
日本を一億総中流社会にしたのはGHQの共産主義者やニューディーラー, 日本の一億総中流社会を壊して階級社会にしたのが新自由主義者・グローバリストなんだよ。そもそも日本陸軍や226事件を起こした青年は殆どが共産主義に近い思想を持っていたしね:
日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
ソ連・中共・東欧も含めた世界の国で中間層が部厚かったのは平成バブル崩壊までの日本だけです。
特に自称社会主義国のソ連や中共は極端な階級社会で、下の階級の人間は絶対に上に上がれない社会でした。
戦後の日本が理想の共産社会に近い一億総中流社会になったのは、終戦直後に GHQ が農地改革、意図的なインフレと預金封鎖、極端な累進課税で人為的に所得再分配をやった結果なのです。
何もやらなければ現在のアメリカみたいに、マルクスの預言通りの階級社会になるに決まっています。
平成バブル崩壊までの日本が世界で最も成功した社会主義国だと言われていたのは
すべて GHQ の共産化政策の結果なのです。
20年前まで大学関係者や学生が左翼とマルクス主義者ばかりだったのも GHQ の教育方針の結果でしょう。

ユダヤ国際金融資本と GHQ は日本を共産化しようとして農地改革と人為的インフレ生成・金融封鎖を行った

フランクリン・ルーズベルト大統領やニューディール派は親共産主義だったので、戦後の日本を階級か無い疑似共産社会にしようと計画していた。


それで平等主義的な日本国憲法を制定、

農地改革で地主の土地を取り上げて貧民にタダ同然で分配、
貧民が土地を買う金を出せる様に人為的なインフレを起こし
預金封鎖で資産家の資産を取り上げた

戦後の人為的なインフレはそういう背景で起こされた
 

 東京の小売物価は、全国平均と比べて高く推移する傾向があった。その東京の小売物価指数で見てさえ、1946年のピーク時のインフレ率は500%「程度」に過ぎない。


▲△▽▼
株も不動産も奪われる! 預金封鎖よりも怖い「財産税」の傾向と対策=東条雅彦 2016年9月25日
日本でも1946年に預金封鎖が実施された!

1946年2月17日、日本で預金封鎖、新円切り替えが実施されました。政府が発表したのは、前日の2月16日土曜日でした。
1946年の日本の預金封鎖も、2013年のキプロスと同様、事前に情報が漏れずに実施できた、預金封鎖の成功例となりました。

預金封鎖では引き出しが完全にできなくなるのではなく、引き出し額を大幅に制限されました。銀行預金からの新円での引き出し可能な月額は、世帯主で300円、世帯員は1人各100円でした。
預金封鎖と呼ぶより、「出金制限」と言う方が実態に沿っています。

1946年の国家公務員大卒初任給が540円だったので、現在の貨幣価値に換算すると、世帯主が11万円前後、世帯員が1人各4万円弱まで引き出せました。
そして、封鎖預金中に引き出されたお金は全て「新円」でした。このとき、1946年3月3日からは「旧円」の市場流通を停止すると、同時に発表されていました。

これが「新円切り替え」と呼ばれる政策で、その目的は市場でのお金の流通量を制限して、急激なインフレを抑止するためだとされていました。
ところが、国民は逆に3月3日までに旧円を使い切ろうとしたために、インフレが加速してしまいました。
インフレを抑制するという意味では、預金封鎖&新円切り替えは大失敗でした。しかし、実は、この預金封鎖の目的はインフレ抑制ではなかったことが明かされたのです。


69年後に明かされた預金封鎖「真の目的」とは?

2015年2月16日、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」にて、「『預金封鎖』もうひとつのねらい」という特集が組まれました。(※参考動画 – YouTube)

放送では、当時の大蔵大臣である渋沢敬三氏と、大蔵官僚である福田赳夫氏(後、総理大臣)の証言記録が公開されました。

福田氏:「通貨の封鎖は、大臣のお考えではインフレーションが急激に進みつつあるということで、ずっと早くから考えていられたのでございますか?」

渋沢大臣:「いや、そうではない。財産税の必要からきたんだ。まったく財産税を課税する必要からだった」

証言記録では、「インフレを抑制させるためですか?」という質問に対して、渋沢大臣は「そうではない(インフレ抑制ではない)」と明確に否定しています。

しかし、当時、政府は国民に向けてインフレ抑制のためだと説明していました。やむを得ないことですが、こういうことは往々にして起こります。

財産税を課税するには出金制限(預金封鎖)が必須だった

日本では1944年、日本国債の発行残高が国内総生産の2倍に達したために、償還が不可能となっていました。

1945年に第二次世界大戦が終わり、その翌年の1946年、政府は最後の手段、資産課税(財産税)で国債を償還する(借金を返済する)しか方法がなかったのです。

今、日本では「国債は国の借金ではなく政府の借金である」「国民は政府の債務者ではなく債権者だ」と主張する論者もいます。

残念ながら、それは俗論です。

政府が財政破綻した場合、国内の個人も法人も、政府に対して請求権はありません。一方、政府は国内の個人、法人への徴税権を持っています。このことは日本だけではなく全世界共通のことなので、俗論に惑わされずに、正確に把握しておくことが重要です。

結局、この預金封鎖(出金制限)は1948年6月まで続きました。2年以上も出金制限が続いたのです。銀行預金から出金を制限することが極めて重要でした。

1946年2月17日から約2週間後の3月3日に財産税が実施されます。それは、1946年3月3日午前0時における個人の財産全額を対象に課税するというものでした。

財産全額なので、銀行預金だけではなく、株式、不動産、ゴールド(金)等も含まれます。

いくら奪われたのか?「最高税率90%」財産税の中身
実際には、1500万円を超えた金額に90%、500万円を超えた金額に85%、300万円を超えた金額に75%…というように、段階的に課税されました。
http://www.mag2.com/p/money/23235
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/754.html#c1

[近代史5] クラシック音楽 _ 伝説の名演奏家 中川隆
24. 中川隆[-8717] koaQ7Jey 2021年1月02日 07:59:43 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[2]
ピアノ
ブラームス (1833年5月7日 - 1897年4月3日)自作自演 幻のピアノ録音 ノイズを取り除き現代に蘇る ♪
https://www.youtube.com/watch?v=yo6lY_ctavU&feature=emb_err_woyt
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/164.html#c1


オルガン
アルベルト・シュヴァイツァー名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/953.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/401.html#c24

[近代史5] 新自由主義の時代 中川隆
10. 2021年1月02日 08:52:28 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[3]
80年代に新自由主義政策の先鞭をつけたイギリスのサッチャーは「社会などというものはない」といってのけました。それは戦後のイギリスにおける福祉国家体制を解体していくにあたって、また鉄道や水道、電話、航空、石炭といった社会インフラを担ってきた国営企業を民営化して市場原理にゆだね、照応して労働法制の規制緩和、社会保障制度の縮小を進めるにあたって、徹底的な個人の自己責任を強調する新自由主義の哲学を象徴する言葉でした。露骨に翻訳すると、「社会にすがりつくのではなく、自己責任で生きていけ!」というものです。

 第二次大戦後の資本主義の相対的安定期が行き詰まりを迎えるなかで、80年代以後にレーガン、サッチャー、中曽根らが実行し、今日に至るも引き継がれてきた新自由主義――。それは人、モノ、カネの国境に縛られぬ往来や、多国籍金融資本による各国の規制にとらわれない金融活動を推進し、グローバリゼーションの要となってきました。各国で、公営だったものが民営へと切り替わり、公共性のともなう社会的機能がみなビジネスの具にされ、巨大な資本が暴利を貪る市場へと開放されてきました。水や食料(種子等)など、人々の生命に関わる分野も例外ではありませんでした。

 さらに、そうしたビジネスを展開しやすくするために、8時間労働の実現をはじめ、資本主義の登場以来、労働者が長年の闘いによって勝ち得てきた諸々の権利も規制緩和が進みました。米ソ二極構造が崩壊し、社会主義陣営も変異・変質して「資本主義の勝利」が叫ばれるなかで、対抗する政治勢力や労働者の拠るべき組織が弱体化したり崩壊していくこととセットで、巨大資本による遠慮を知らぬ社会の私物化が始まりました。

 日本国内を見てもいまや派遣労働という現代の奴隷制が横行し、そのもとで少子高齢化を迎えて労働力人口が縮小すると、今度はより安価な外国人労働者を引っ張ってくる始末です。社会全体の未来や展望、人間そのものの再生産、国家としての計画的な運営などお構いなしに、みな株主や資本の都合に社会を従え、その最上段に金融資本が君臨して主人公を気取っています。その結果、必然的に貧富の格差は増大してきました。

◇      ◇

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、こうした新自由主義のもとでは人々は生きていけないことを鮮明に映し出しました。経済活動が窒息し、世界中が混乱を極めて人、モノ、カネの往来が停滞することによって、各国では恐慌突入ともいえる局面があらわれました。失業や倒産、廃業の危機が連鎖するなかでしわ寄せは末端に押しつけられ、暮らしがままならないなかで自殺者の増大も深刻なものとなっています。すべての対応を自己責任にゆだねたからです。例えコロナに感染しなくとも、自粛によって誰しもが何らかの影響を被り、社会の構成員一人一人の困窮が回り回って社会全体に波及していく様を、この一年わたしたちは目の当たりにしてきました。

 そこで問われているのは、それこそ「社会」とは誰のために存在し、国家は誰のために機能しなければならないのかです。主人公をはき違えた社会運営を是正しないことには、世の中の圧倒的多数を占める人々の暮らしが成り立たないことは歴然としています。コロナ禍において自己責任にゆだねて人間の暮らしを脅かせば、最終的には社会の存立基盤そのものが揺らぐのも現実なのです。

 「社会」とは、人間が集まって生活を営む集団であり、その構成員たちが相互に連関しあいながら、それぞれの役割や専門的要職を果たすことで誰かを支え、また支えられて成り立っていることをコロナ禍は教えました。医師や看護師がいなければ医療をまともに受けられず、学校が機能しなければ子どもたちは学ぶこともできません。物流を担う運送・輸送労働者がいなければ食料や物資は社会の隅々に行き渡らず、コロナだからといって電気、ガス、水道といったライフラインが滞れば暮らしは成り立ちません。農業、漁業といっても生産者がいなければ人々は食事にもありつけません。街の飲食店がなければ食文化もつなぐことができず、居酒屋がなければほんの少しの憂さ晴らしや付き合い、親睦を深めることも叶いません。スーパーがなければ食料の買い出しもできません。まだまだあります。そのように、みんなの仕事がみんなのために機能し、社会生活が成り立っているのです。

 自粛という我慢に耐えるなかで、日頃から社会を縁の下で支えているエッセンシャルワーカーに光が当たりましたが、こうした一人一人の労働こそが、人間が集まって生活を営む集団、すなわち社会を支えていること、その力なしにはいかなる人間の集まりも存続しえないことを教えました。それぞれに存在価値があり、社会的有用性に応えることで一つのパーツとして機能していること、人と人とのつながりによって世の中は動き、協同の力が支えていることについて、改めて考えさせられるものがあります。社会の主人公は人間そのものであり、その人間の暮らしが疫病によって脅かされているならば、国家が当たり前の営みとしてしっかり補償や手当をすることが、回り回って社会を守ることにつながるはずです。

◇      ◇

 実社会は恐慌さながらでありながら、株価は異様なる高騰を続け、相変わらず金融界だけは雲の上でバブルに踊っています。リーマン・ショックを上回る景気後退に直面するや、各国の中央銀行が当時よりもさらに異次元の金融緩和を実施し、市場にマネーを注ぎ続けたからに他なりません。こうして実体経済との乖離は極限まで進み、金融資本主義のプレイヤーたちは国家や社会に思いっきり寄生しています。国家からドーピング注射を受けたマネーを独り占めして、握りしめて離さないのです。そのカネを社会全体の利益のために吐き出させるというのは、特に乱暴な話ではないはずです。

 新自由主義を代表する哲学を単純化すると「今だけ、カネだけ、自分だけ」という言葉に尽きますが、そうではなく、社会にとっての必要性、人々が暮らしていくために必要なことが第一に優先される社会にすること、国家がそのために機能するという当たり前の営みをとり戻すことが、コロナ後の社会の在り方に違いありません。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19656


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/268.html#c10

[近代史5] アメリカを中心とする資本主義体制が行き詰まって、支配システムの中心にいる人びとは体制のリセットを始めた 中川隆
22. 中川隆[-8716] koaQ7Jey 2021年1月02日 08:53:13 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[4]
80年代に新自由主義政策の先鞭をつけたイギリスのサッチャーは「社会などというものはない」といってのけました。それは戦後のイギリスにおける福祉国家体制を解体していくにあたって、また鉄道や水道、電話、航空、石炭といった社会インフラを担ってきた国営企業を民営化して市場原理にゆだね、照応して労働法制の規制緩和、社会保障制度の縮小を進めるにあたって、徹底的な個人の自己責任を強調する新自由主義の哲学を象徴する言葉でした。露骨に翻訳すると、「社会にすがりつくのではなく、自己責任で生きていけ!」というものです。

 第二次大戦後の資本主義の相対的安定期が行き詰まりを迎えるなかで、80年代以後にレーガン、サッチャー、中曽根らが実行し、今日に至るも引き継がれてきた新自由主義――。それは人、モノ、カネの国境に縛られぬ往来や、多国籍金融資本による各国の規制にとらわれない金融活動を推進し、グローバリゼーションの要となってきました。各国で、公営だったものが民営へと切り替わり、公共性のともなう社会的機能がみなビジネスの具にされ、巨大な資本が暴利を貪る市場へと開放されてきました。水や食料(種子等)など、人々の生命に関わる分野も例外ではありませんでした。

 さらに、そうしたビジネスを展開しやすくするために、8時間労働の実現をはじめ、資本主義の登場以来、労働者が長年の闘いによって勝ち得てきた諸々の権利も規制緩和が進みました。米ソ二極構造が崩壊し、社会主義陣営も変異・変質して「資本主義の勝利」が叫ばれるなかで、対抗する政治勢力や労働者の拠るべき組織が弱体化したり崩壊していくこととセットで、巨大資本による遠慮を知らぬ社会の私物化が始まりました。

 日本国内を見てもいまや派遣労働という現代の奴隷制が横行し、そのもとで少子高齢化を迎えて労働力人口が縮小すると、今度はより安価な外国人労働者を引っ張ってくる始末です。社会全体の未来や展望、人間そのものの再生産、国家としての計画的な運営などお構いなしに、みな株主や資本の都合に社会を従え、その最上段に金融資本が君臨して主人公を気取っています。その結果、必然的に貧富の格差は増大してきました。

◇      ◇

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、こうした新自由主義のもとでは人々は生きていけないことを鮮明に映し出しました。経済活動が窒息し、世界中が混乱を極めて人、モノ、カネの往来が停滞することによって、各国では恐慌突入ともいえる局面があらわれました。失業や倒産、廃業の危機が連鎖するなかでしわ寄せは末端に押しつけられ、暮らしがままならないなかで自殺者の増大も深刻なものとなっています。すべての対応を自己責任にゆだねたからです。例えコロナに感染しなくとも、自粛によって誰しもが何らかの影響を被り、社会の構成員一人一人の困窮が回り回って社会全体に波及していく様を、この一年わたしたちは目の当たりにしてきました。

 そこで問われているのは、それこそ「社会」とは誰のために存在し、国家は誰のために機能しなければならないのかです。主人公をはき違えた社会運営を是正しないことには、世の中の圧倒的多数を占める人々の暮らしが成り立たないことは歴然としています。コロナ禍において自己責任にゆだねて人間の暮らしを脅かせば、最終的には社会の存立基盤そのものが揺らぐのも現実なのです。

 「社会」とは、人間が集まって生活を営む集団であり、その構成員たちが相互に連関しあいながら、それぞれの役割や専門的要職を果たすことで誰かを支え、また支えられて成り立っていることをコロナ禍は教えました。医師や看護師がいなければ医療をまともに受けられず、学校が機能しなければ子どもたちは学ぶこともできません。物流を担う運送・輸送労働者がいなければ食料や物資は社会の隅々に行き渡らず、コロナだからといって電気、ガス、水道といったライフラインが滞れば暮らしは成り立ちません。農業、漁業といっても生産者がいなければ人々は食事にもありつけません。街の飲食店がなければ食文化もつなぐことができず、居酒屋がなければほんの少しの憂さ晴らしや付き合い、親睦を深めることも叶いません。スーパーがなければ食料の買い出しもできません。まだまだあります。そのように、みんなの仕事がみんなのために機能し、社会生活が成り立っているのです。

 自粛という我慢に耐えるなかで、日頃から社会を縁の下で支えているエッセンシャルワーカーに光が当たりましたが、こうした一人一人の労働こそが、人間が集まって生活を営む集団、すなわち社会を支えていること、その力なしにはいかなる人間の集まりも存続しえないことを教えました。それぞれに存在価値があり、社会的有用性に応えることで一つのパーツとして機能していること、人と人とのつながりによって世の中は動き、協同の力が支えていることについて、改めて考えさせられるものがあります。社会の主人公は人間そのものであり、その人間の暮らしが疫病によって脅かされているならば、国家が当たり前の営みとしてしっかり補償や手当をすることが、回り回って社会を守ることにつながるはずです。

◇      ◇

 実社会は恐慌さながらでありながら、株価は異様なる高騰を続け、相変わらず金融界だけは雲の上でバブルに踊っています。リーマン・ショックを上回る景気後退に直面するや、各国の中央銀行が当時よりもさらに異次元の金融緩和を実施し、市場にマネーを注ぎ続けたからに他なりません。こうして実体経済との乖離は極限まで進み、金融資本主義のプレイヤーたちは国家や社会に思いっきり寄生しています。国家からドーピング注射を受けたマネーを独り占めして、握りしめて離さないのです。そのカネを社会全体の利益のために吐き出させるというのは、特に乱暴な話ではないはずです。

 新自由主義を代表する哲学を単純化すると「今だけ、カネだけ、自分だけ」という言葉に尽きますが、そうではなく、社会にとっての必要性、人々が暮らしていくために必要なことが第一に優先される社会にすること、国家がそのために機能するという当たり前の営みをとり戻すことが、コロナ後の社会の在り方に違いありません。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19656


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/156.html#c22

[近代史5] 米国のカラー革命に資金を出している富豪はファシズム体制の樹立を目指している 中川隆
8. 中川隆[-8715] koaQ7Jey 2021年1月02日 08:53:55 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[5]
80年代に新自由主義政策の先鞭をつけたイギリスのサッチャーは「社会などというものはない」といってのけました。それは戦後のイギリスにおける福祉国家体制を解体していくにあたって、また鉄道や水道、電話、航空、石炭といった社会インフラを担ってきた国営企業を民営化して市場原理にゆだね、照応して労働法制の規制緩和、社会保障制度の縮小を進めるにあたって、徹底的な個人の自己責任を強調する新自由主義の哲学を象徴する言葉でした。露骨に翻訳すると、「社会にすがりつくのではなく、自己責任で生きていけ!」というものです。

 第二次大戦後の資本主義の相対的安定期が行き詰まりを迎えるなかで、80年代以後にレーガン、サッチャー、中曽根らが実行し、今日に至るも引き継がれてきた新自由主義――。それは人、モノ、カネの国境に縛られぬ往来や、多国籍金融資本による各国の規制にとらわれない金融活動を推進し、グローバリゼーションの要となってきました。各国で、公営だったものが民営へと切り替わり、公共性のともなう社会的機能がみなビジネスの具にされ、巨大な資本が暴利を貪る市場へと開放されてきました。水や食料(種子等)など、人々の生命に関わる分野も例外ではありませんでした。

 さらに、そうしたビジネスを展開しやすくするために、8時間労働の実現をはじめ、資本主義の登場以来、労働者が長年の闘いによって勝ち得てきた諸々の権利も規制緩和が進みました。米ソ二極構造が崩壊し、社会主義陣営も変異・変質して「資本主義の勝利」が叫ばれるなかで、対抗する政治勢力や労働者の拠るべき組織が弱体化したり崩壊していくこととセットで、巨大資本による遠慮を知らぬ社会の私物化が始まりました。

 日本国内を見てもいまや派遣労働という現代の奴隷制が横行し、そのもとで少子高齢化を迎えて労働力人口が縮小すると、今度はより安価な外国人労働者を引っ張ってくる始末です。社会全体の未来や展望、人間そのものの再生産、国家としての計画的な運営などお構いなしに、みな株主や資本の都合に社会を従え、その最上段に金融資本が君臨して主人公を気取っています。その結果、必然的に貧富の格差は増大してきました。

◇      ◇

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、こうした新自由主義のもとでは人々は生きていけないことを鮮明に映し出しました。経済活動が窒息し、世界中が混乱を極めて人、モノ、カネの往来が停滞することによって、各国では恐慌突入ともいえる局面があらわれました。失業や倒産、廃業の危機が連鎖するなかでしわ寄せは末端に押しつけられ、暮らしがままならないなかで自殺者の増大も深刻なものとなっています。すべての対応を自己責任にゆだねたからです。例えコロナに感染しなくとも、自粛によって誰しもが何らかの影響を被り、社会の構成員一人一人の困窮が回り回って社会全体に波及していく様を、この一年わたしたちは目の当たりにしてきました。

 そこで問われているのは、それこそ「社会」とは誰のために存在し、国家は誰のために機能しなければならないのかです。主人公をはき違えた社会運営を是正しないことには、世の中の圧倒的多数を占める人々の暮らしが成り立たないことは歴然としています。コロナ禍において自己責任にゆだねて人間の暮らしを脅かせば、最終的には社会の存立基盤そのものが揺らぐのも現実なのです。

 「社会」とは、人間が集まって生活を営む集団であり、その構成員たちが相互に連関しあいながら、それぞれの役割や専門的要職を果たすことで誰かを支え、また支えられて成り立っていることをコロナ禍は教えました。医師や看護師がいなければ医療をまともに受けられず、学校が機能しなければ子どもたちは学ぶこともできません。物流を担う運送・輸送労働者がいなければ食料や物資は社会の隅々に行き渡らず、コロナだからといって電気、ガス、水道といったライフラインが滞れば暮らしは成り立ちません。農業、漁業といっても生産者がいなければ人々は食事にもありつけません。街の飲食店がなければ食文化もつなぐことができず、居酒屋がなければほんの少しの憂さ晴らしや付き合い、親睦を深めることも叶いません。スーパーがなければ食料の買い出しもできません。まだまだあります。そのように、みんなの仕事がみんなのために機能し、社会生活が成り立っているのです。

 自粛という我慢に耐えるなかで、日頃から社会を縁の下で支えているエッセンシャルワーカーに光が当たりましたが、こうした一人一人の労働こそが、人間が集まって生活を営む集団、すなわち社会を支えていること、その力なしにはいかなる人間の集まりも存続しえないことを教えました。それぞれに存在価値があり、社会的有用性に応えることで一つのパーツとして機能していること、人と人とのつながりによって世の中は動き、協同の力が支えていることについて、改めて考えさせられるものがあります。社会の主人公は人間そのものであり、その人間の暮らしが疫病によって脅かされているならば、国家が当たり前の営みとしてしっかり補償や手当をすることが、回り回って社会を守ることにつながるはずです。

◇      ◇

 実社会は恐慌さながらでありながら、株価は異様なる高騰を続け、相変わらず金融界だけは雲の上でバブルに踊っています。リーマン・ショックを上回る景気後退に直面するや、各国の中央銀行が当時よりもさらに異次元の金融緩和を実施し、市場にマネーを注ぎ続けたからに他なりません。こうして実体経済との乖離は極限まで進み、金融資本主義のプレイヤーたちは国家や社会に思いっきり寄生しています。国家からドーピング注射を受けたマネーを独り占めして、握りしめて離さないのです。そのカネを社会全体の利益のために吐き出させるというのは、特に乱暴な話ではないはずです。

 新自由主義を代表する哲学を単純化すると「今だけ、カネだけ、自分だけ」という言葉に尽きますが、そうではなく、社会にとっての必要性、人々が暮らしていくために必要なことが第一に優先される社会にすること、国家がそのために機能するという当たり前の営みをとり戻すことが、コロナ後の社会の在り方に違いありません。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19656


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[番外地7] 日本政府は行政コスト削減のために、首都圏以外を無住の地にしようとしている 中川隆
27. 中川隆[-8714] koaQ7Jey 2021年1月02日 08:58:18 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[6]
命の源の食料とその源の種を守る取り組みを強化しよう 東京大学教授・鈴木宣弘
2021年1月2日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19666


 すずき・のぶひろ 1958年三重県生まれ。東京大学農学部卒業。農学博士。農林水産省、九州大学教授を経て、2006年より東京大学教授に就任。専門は農業経済学。日韓、日チリ、日モンゴル、日中韓、日コロンビアFTA産官学共同研究会委員などを歴任。『岩盤規制の大義』(農文協)、『悪夢の食卓 TPP批准・農協解体がもたらす未来』(KADOKAWA)、『亡国の漁業権開放 資源・地域・国境の崩壊』(筑波書房ブックレット・暮らしのなかの食と農)、『食の未来に向けて』(同)など著書多数。

◇−−−−−−−−−◇

方向性が間違っていた

 大手人材派遣会社のT会長はK県で「なぜ、こんなところに人が住むのか。早く引っ越せ。こんなところに無理して住んで農業をするから行政もやらなければならない。これを非効率というのだ。原野に戻せ」と言い、そうした発言を繰り返してきた。


 コロナ・ショックは、この方向性、すなわち、地域での暮らしを非効率として放棄し、東京や拠点都市に人口を集中させることを「効率的な社会のあり方」として推進する方向性が間違っていたことを改めて認識させた。都市部の過密な暮らしは人々を蝕む。

GoToトラベルをどう評価するか

 GoToトラベル事業を続けるべきかどうかが議論されているが、この議論には、経済社会の構造そのものをどう転換するか、という視点が欠如している。GoToトラベルは都市部の「三密」構造をそのままにして、感染を全国に広げて帰ってくるだけで、都市部の「三密」構造を転換するという視点がない。

危うい観光・外需頼み

 さらに根本的には、地域経済が観光や外需に過度に依存しないで回っていく循環構造を生み出すことが望まれるが、GoToトラベルは単なる観光であり、観光に依存した地域振興はそのままである。つまり、本質的には、都市人口集中という「三密」構造そのものを改め、地域を豊かにし、地域の中で経済が回る仕組みづくりを進めていく必要がある。


 地域の農林水産業が元気で地域の環境や文化が守られなくては、観光も成り立たない。ましてや、輸出5兆円が実現できるわけがない。足元を見ずに、観光だ、インバウンドだ、輸出だ、と騒ぐのは本末転倒だ。

核は農林漁業のはずだが〜命を守る食・農でなく儲けの道具としての食・農へ

 地域に働く場をつくり、生産したものを消費に結びつけて循環的な地域経済をつくるには、農林水産業が核になるはずである。政府が何に力を入れていくべきかは明らかだ。ところが、家族農業を「淘汰」して、オトモダチの流通大手企業などが虫食い的に儲けられることを意図したような制度改革が推し進められてきた。

 特に、中小農家については「つぶれても構わない」「むしろ農地が空けば大企業の農業参入に好都合」と考えてきたかのように思われる。結局は、政権を支えてくれる経済界のため、金儲けを手助けすることしか頭にないのではないか、と疑いたくなる。

 「種子法廃止→農業競争力強化支援法8条4項→種苗法改定」で、コメ麦大豆の公共の種事業をやめさせ、その知見を海外も含む民間企業へ譲渡せよと要請し、次に自家増殖を制限して、企業に渡った種を買わざるを得ない方向性がつくられてしまった。農家の権利を奪って企業利益の増大につなげようとするのは、他人の山を勝手に切ってバイオマス発電をして儲けは企業のものにし、漁民から漁業権を取り上げて企業が洋上風力発電で儲ける道具にするという農林漁業の一連の法律改定と同根である。

農林漁業を犠牲にして国民の命は守れない

 畜産などでもメガ・ギガファームと言われる超大規模経営はそれなりに増えているが、それ以外の農家で廃業・規模縮小が増え、全体の平均規模は拡大しても、やめた農家の減産をカバーしきれず、総生産の減少と地域の限界集落化が止まらない段階に入っている。

    

 特に、【表@】のとおり、飼料の海外依存度を考慮すると、牛肉の自給率は現状でも11%、このままだと2035年には2%、種の海外依存度を考慮すると、野菜の自給率は8%、2035年には3%と、驚くべき低水準に陥る可能性がある。このままでは地域コミュニティが維持できるわけがないし、地域の住民や国民に安全安心な食料を量的に確保することも到底できない。

 そもそも、農家の所得を1時間あたりに換算した時給【表A】は、コロナ・ショック以前の問題として、平均961円しかない。

   

 これは、自動車などの輸出のために農と食を差し出す貿易自由化が進められた結果でもある。【表B】のとおり、貿易自由化の進展と食料自給率の低下には明瞭な関係がある。農林漁業は貿易自由化も通じた一部企業の利益の犠牲とされ続けている。

  

 食料は国民の命を守る安全保障の要(かなめ)なのに、日本には、そのための国家戦略が欠如しており、自動車などの輸出を伸ばすために、農業を犠牲にするという短絡的な政策が採られてきた。農業を過保護だと国民に刷り込み、農業政策の議論をしようとすると、「農業保護はやめろ」という議論に矮小化して批判されてきた。

 農業を生贄にする展開を進めやすくするには、農業は過保護に守られて弱くなったのだから、規制改革や貿易自由化というショック療法が必要だ、という印象を国民に刷り込むのが都合がよい。この取組みは長年メディアを総動員して続けられ、残念ながら成功してしまっている。しかし、実態は、日本農業は世界的にも最も保護されていない。

 【表C】のとおり、欧州諸国では、農業所得の90〜100%が政府からの直接支払いの国もある。日本は30%前後で、オセアニアを除く先進国では最低水準だ。米国・カナダ・EUは最低価格を支えるために穀物や乳製品を政府が買い入れる仕組みを維持している。支持価格による政府買い入れを廃止したのは日本だけだ。

    

 近年は、農業犠牲の構図が強まった。官邸における各省のパワー・バランスが完全に崩れ、農水省の力が削がれ、経産省が官邸を「掌握」していた。筆者は「今は“経産省政権”ですから自分たちが所管する自動車(天下り先)の25%の追加関税や輸出数量制限は絶対に阻止したい。代わりに農業が犠牲になるのです」と2018年9月27日に某紙で日米交渉の構図を指摘した。

 新内閣では、経産省の影響力が低下したとも言われているが、残念ながら、大企業利益の徹底した追求の構造は内閣の交代でむしろ強化されようとしている。

 「地方は原野に戻せ」と連呼した先述のT氏と、中小企業社長の名目で、中小経営淘汰を進めているA氏が、内閣の参謀の2トップになっている。(「新モノプソニー論」という怪しげな理論が出されているが、まず、モノプソニー〈買手独占〉はオリゴプソニー〈買手寡占〉に変えるべきだし、企業による労働の買い叩き〈買手寡占〉が問題と言いながら、処方箋は大企業への一層の生産集中〈中小企業の優秀な労働力を低賃金で雇える構造の強化〉という完全な論理矛盾が展開されている。)

命の源の食料とその源の種を守る取組みを強化しよう

 日本の消費者は命の源の食料を、その源の種も含めて、量的にも質的にも確保するために、安全・安心な食料を提供してくれる国内の生産者との連携を強化すべきである。地域の多様な種を守り、活用し、循環させ、食文化の維持と食料の安全保障につなげるために、ジーンバンク、参加型認証システム、有機給食などの種の保存・利用活動を強化しよう。それらを支援し、育種家・種採り農家・栽培農家・消費者が共に繁栄できる公共的支援の枠組みが必要である。

 多様な農業経営が共存して地域が発展できるように、欧米のように、再生産に必要な価格・所得水準が確保できる差額補填を充実し、支持価格による政府の買入れの仕組みも復活させよう。「日本=過保護で衰退、欧米=競争で発展」は逆だったのだ。命、環境、地域、国土・国境を守る産業は、安全保障の要であり、国民全体で支えるのが世界の常識である。それを非常識とする日本が非常識だということに気づき、一人一人が行動を起こそう。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19666
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/522.html#c27

[リバイバル3] 水道料金「月額2万円」時代へ? 値上げと地域格差拡大の背景 中川隆
28. 2021年1月02日 12:00:14 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[7]
相次ぐ「ぼったくり」水回り修理、「マグネット型」も要注意…年始に困ったらどうすれば?
2021/01/02
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201230-OYT1T50113/


 「許すな!不当高額請求@兵庫」では、これまで悪質な水道工事業者の手口を紹介してきた。読売新聞の兵庫県の各総支局には、多くのメールや手紙が届いている。なかには「年始はどこに修理を頼めばいいのか」といった質問もあり、神戸市管工事業協同組合の高井豊司副理事長に対処法などを聞いた。(高木文一)

「年末年始でも24時間態勢でいるので、指定工事店に依頼して」と話す神戸市管工事業協同組合の高井副理事長(神戸市兵庫区で)

 ――組合に「高額請求」についての苦情や問い合わせはあるか


 インターネットやマグネット型の広告を見て、修理を依頼した人からの苦情が相次いでいる。組合に入っていない業者とのトラブルで、「トイレの便器を外したまま帰ったので何とかしてほしい」など、本当に専門業者なのか疑うものもあった。

 ――もし依頼した業者から法外な請求をされた場合は

 思いきって支払いを拒否してほしい。

 ――年始に水道トラブルが起きたときはどうしたらよいか

 「年始でも対応は変わらない。神戸市が開設する水道修繕受付センター(水まわりトラブルの総合窓口、0120・976・194)は24時間365日対応している。

 ――他の自治体は

 自治体の水道局や建設局が対応している。年末年始でも職員が待機しているところもあるので、最寄りの指定工事店を聞いてほしい。

 ――自分でできる応急処置は

 水は使えなくなるが、止水栓を閉めると漏水は防げる。止水栓がどこにあるかを確かめておき、トラブルに備えてほしい。

 ――焦らないためには

 家族が集まる年末年始にトラブルが起これば、普段よりも「早く修理したい」と焦る人もいるだろう。落ち着いて対処できるように、日頃から、どこに電話をしなければならないのか調べ、顔なじみの修理業者をつくってほしい。

「マグネット型」も注意 ネット不慣れ高齢者に多く
 多数のトラブルを引き起こしている神戸市の水道会社は、インターネットの「リスティング広告」以外に、郵便ポストなどに入れられる「マグネット型広告」も活用していた。

 昨年1月、水漏れになった神戸市垂水区の男性(74)は、冷蔵庫に貼っていた「24時間365日対応」「兵庫県の水道工事店」などと記載されたマグネット広告を見て、同社に修理を依頼。最終的に90万円を請求された。

 マグネットは、郵便ポストに入れられていたといい、「何かあるかも」と、捨てずに置いていた。

 県立消費生活総合センターによると、マグネット型広告に関するトラブルは、ネット環境に慣れていない高齢者に多いという。担当者は「いずれも大手業者が使う宣伝方法だが、問題の会社は巧みに利用した可能性がある。広告をうのみにしないで」と注意を呼び掛けている。読売新聞は、問題となっている神戸市の水道会社に取材を申し込んでいるが、29日夜までに回答はない。

 水道工事に関する高額請求問題について随時掲載します。情報やご意見、ご感想をお寄せください。神戸総局や県内各支局へ郵送かファクス、またはQRコードから。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201230-OYT1T50113/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/908.html#c28

[近代史5] 安倍麻生政権は非正規労働者を「いつでもクビにできる人間以下の生き物」として扱ってきた。 中川隆
2. 2021年1月02日 12:15:03 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[8]
労働裁判が働き手を素通りするとき。「日本型同一労働同一賃金」と貧困
ハーバー・ビジネス・オンライン 2021/01/02

 2020年、同一労働同一賃金、労働基本権、マタハラ問題と、働き手の根幹にかかわる労働事件をめぐる裁判所の判決が相次いだ。新型コロナの感染拡大で働き手の貧困化が深刻化する中、働き方を改善する判断が出るかどうかに期待が集まった。

 だが、それらは、働き手の現実を素通りし、靴の上から足をかくような乖離を感じさせた。裁判とはそういうもの、とも言えるかもしれない。だが、それらがなぜこれほど労働現場と離れてしまっているのか。コロナ禍で失業した働き手がこの1年で8万人近くにのぼったと報じられるいま、3回にわたって考えてみた。

非正規労働者には退職金も賞与も認められなかった

 2020年10月13日、メトロコマースと大阪医科薬科大学の労働契約法20条訴訟の最高裁判決が言い渡された。メトロコマースは契約社員が、大阪医科薬科大学は非正規職員が、正規との待遇格差是正を求めて起こした訴訟だったが、基本給は判断の対象にされず、非正規に初めて退職金(メトロ訴訟)と賞与(大阪医科薬科大)を認めた高裁判決も覆された。

 同月15日の郵政訴訟最高裁判決では、手当の格差是正を求めた原告の全面勝利となった。非正規職員に、年末年始勤務手当、扶養手当などを支給しないのは不合理である と認められたからだ。基本給や退職金は「仕事の対価」として会社の裁量権が強い一方、手当は働く上での経費的な性質が強く、裁量を主張しにくいことが明暗を分けた。

定年で痛感した「退職金ゼロ」の過酷

 正社員と同等にかかる費用に、非正社員ゆえに差が付けられるという不合理が正されたことは大きな前進だ。だが、これらの訴訟が注目されたのは、正規と同じ仕事を担い続けても貧困から抜け出せないような「仕事の対価のあり方」が、見過ごせないほど大きな歪みを生んでいたからではなかったのか。メトロコマース訴訟原告の一人、後呂良子さん(66)の体験は、その過酷さを浮かび上がらせる。

 後呂さんは、1年有期の契約を何度も更新し、正社員の平均勤続年数を上回る13年間、地下鉄売店の販売員として働き続けてきた。同じ売店販売員の正社員より所定内労働時間は15分長く、それでも月収は手取り13万円程度だった。その半分近くが家賃で消え、光熱費や食費などを払えばほとんど残らない。消費税が上がったときは食費を削るしかなく、栄養不足で仕事中に倒れたこともある。

 退職金はないのに契約更新の上限年齢は正社員と同じ65歳とされ、2020年3月に「定年」となって失職した。

 定期収入がなくなった退職後、前年分の収入を基準に社会保険料や住民税の請求がどっと来た。普通はここで退職金の出番となるが、それがない。たまたまコロナ禍で給付された10万円の特別定額給付金は、これらの支払いと家賃に消えた。低賃金で貯蓄できず、退職金もない。「その怖さを『定年』で痛感した」。

 
会社側の主観を優先

 高裁でいったんは認められた退職金は、なぜ最高裁では否定されたのか。

 高裁判決はメトロ訴訟で、退職金の「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」について、正社員の4分の1を支給するとした。だが最高裁判決は、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目した。

 大阪医科薬科大学でも、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目し、原告ら「アルバイト」と同じ短期雇用の契約社員には賞与を支給していた点については十分に説明しないまま、「不合理とまでは言えない」とした。

 仕事の実態より、目的という「会社側の主観」を優先したことになる。

 「正社員としての職務を遂行し得る人材」とされてしまえば、対象は正社員以外にあり得ず、「その確保・定着が目的」とされれば「やった仕事」は関係ない。非正社員がどんなに優れた功績を達成したとしても、支給対象にはならないわけだ。

基幹業務の同一性は無視

 また、今回は「小さな違い」を拡大し、「基本的な同一」は無視、という手法も特徴的だ。メトロ訴訟では、「代務業務」(休暇や欠勤で不在の働き手の補充)や「エリアマネージャー業務」は正社員だけの業務として非正社員とは職務内容が違うとされ、一方、「売店での販売」というもっとも基幹的な業務の同一性については考慮の外に置かれたからだ。

 配置転換の範囲についても、正社員は配置転換があるが非正社員は「勤務場所の変更」はあっても業務内容が変わらないから同一ではない、とされた。どこか「ご飯論法」を思い起こさせる言い回しだ。

 これらについてはさすがに、裁判官の一人から、「少数意見」が出た。売店業務に従事する正社員と非正社員の職務の内容や変更の範囲に「大きな相違はない」こと、退職金には「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」もあること、などから、高裁の4分の1支給は支持するという意見だった。

 政府の「働き方改革」は「同一労働同一賃金」を約束し、労契法20条をベースに「パートタイム有期雇用労働法」が4月から施行された。ここでは、違いの度合いに応じた「均衡待遇」に努めることがうたわれている。少数意見はここに配慮したともみられる。

 大阪医科薬科大学判決でも同様の読み替えが目立ち、加えて郵政訴訟では認められた有給の病気休暇も、「(原告の働き方は)長期雇用を前提とした勤務を予定しているものとはいい難い」として認められなかった。無給の病休をもらっても働き手はゆっくり療養できない。この制度を活用するには有給が極めて大切だが、そうした働き手の差し迫った必要性は顧みられなかった。 

「非正規は世帯主に扶養されている女性」という架空の想定

 今回の判決の大きな問題点は、日本の労働市場の問題点の解決をさらに遅らせてしまいかねないことだ。

 原告敗訴については、コロナ禍の下で企業の紛争増加に配慮したのではとの見方もあり、判決でも、事情によっては不合理ということもありうると断っている。非正規への退職金や賞与はなくていいとしたものではないことは確かだ。

 だが、会社の主観の重視の手法は、働き手の実態を覆い隠す機能を果たし、どんなに頑張っても待遇改善がない「身分としての非正規」を固定化しかねない。

 日本の非正規の極端な待遇の低さは、「非正規は世帯主の夫に扶養されている女性」だから、低賃金でもセーフティネットが弱くても困らない、という架空の想定から来ている。だが実際には、非正規女性のうち「配偶者」は57.5%にすぎず(2014年、総務省『統計Today No.97』)、「配偶者」だとしても、男性の賃金水準の低下の中、その収入が家計を支える度合いは大幅に増している。

 また、メトロ訴訟の法廷で会社側は「契約社員はセカンドキャリア」と主張し、原告らを「侮辱の上塗り」と激怒させた。原告らは、その仕事で生活を支え、販売業務の基幹労働力となってきたにもかかわらず、低賃金でも困らない引退後の働き手とされたからだ。

 本来の同一労働同一賃金には、このような特定の労働者への偏見を突き崩し、仕事の価値に見合った評価を獲得できる「差別是正装置」が必要だ。

ILO型職務評価システムと産業別労組

 欧米では、企業横断型の産業別労組を通じ、どの労働者でも同じ仕事は同じ値段でなければ売らないという抵抗線を張ることで、賃金の切り崩しを防いだ。

 また米国では1960年代に高揚した公民権運動などを背景に「女性やマイノリティの仕事は安くていい」とする賃金差別を防ぐため、第三者機関が職務を分析してその度合いを点数化することで異なる仕事の価値も比較できる「同一価値労働同一賃金」の手法が生み出された。それが欧州にも広がり、ILO推奨の職務分析評価として国際基準にもなっている。こうした点数化の仕組みがあれば、度合いの違いに沿った均衡待遇が容易になる。

 今回の判決での均衡待遇無視について、メトロ訴訟で被告側意見書を書いた大内伸哉・神戸大教授は、(1)労契法20条には仕事を定量化する規定がないため、度合いに応じて待遇を決める均衡待遇は難しく、(2)そんな中で、「均衡待遇の実現は司法でなく当事者が交渉で決めていくべきだとするのが最高裁のメッセージだ」(2020年11月12日付「日本経済新聞」)として、判決を評価している。

 だがここでは、非正社員は「当事者交渉」が難しいからこそ司法救済を求める、という基本的な事実が忘れられている。非正規は短期雇用であるため、交渉を求めたり労組を結成したりすると次の契約を打ち切られてしまうハンディがある。司法はそんな中で、最後の砦なのだ。

 とすれば、必要なことは、むしろILO型の国際的職務分析の導入を目指すことではないのか。日本でも2001年、男女賃金差別訴訟で専門家による客観的職務分析をもとに職務が異なる男女を比較し、原告女性が勝利した「京ガス事件」地裁判決の例もあり、不可能ではない。

 また、欧米の例からもわかるように、同一労働同一賃金は個別企業の枠を超えた産業別労組による横断的な賃金決定方式の方が実現しやすい。「当事者交渉」を進めたいなら、そうした労組の結成を後押しする手もある。ところがいま、そうした産別労組の労働基本権を抑圧するかのような判断が司法によって出されつつある。

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%81%8C%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%89%8B%E3%82%92%E7%B4%A0%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9E%8B%E5%90%8C%E4%B8%80%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%90%8C%E4%B8%80%E8%B3%83%E9%87%91-%E3%81%A8%E8%B2%A7%E5%9B%B0/ar-BB1cpeNT?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/181.html#c2

[近代史4] 日本の賃金実態 正規と非正規の格差は2倍 可処分所得では10倍の差 中川隆
2. 中川隆[-8713] koaQ7Jey 2021年1月02日 12:15:30 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[9]
労働裁判が働き手を素通りするとき。「日本型同一労働同一賃金」と貧困
ハーバー・ビジネス・オンライン 2021/01/02

 2020年、同一労働同一賃金、労働基本権、マタハラ問題と、働き手の根幹にかかわる労働事件をめぐる裁判所の判決が相次いだ。新型コロナの感染拡大で働き手の貧困化が深刻化する中、働き方を改善する判断が出るかどうかに期待が集まった。

 だが、それらは、働き手の現実を素通りし、靴の上から足をかくような乖離を感じさせた。裁判とはそういうもの、とも言えるかもしれない。だが、それらがなぜこれほど労働現場と離れてしまっているのか。コロナ禍で失業した働き手がこの1年で8万人近くにのぼったと報じられるいま、3回にわたって考えてみた。

非正規労働者には退職金も賞与も認められなかった

 2020年10月13日、メトロコマースと大阪医科薬科大学の労働契約法20条訴訟の最高裁判決が言い渡された。メトロコマースは契約社員が、大阪医科薬科大学は非正規職員が、正規との待遇格差是正を求めて起こした訴訟だったが、基本給は判断の対象にされず、非正規に初めて退職金(メトロ訴訟)と賞与(大阪医科薬科大)を認めた高裁判決も覆された。

 同月15日の郵政訴訟最高裁判決では、手当の格差是正を求めた原告の全面勝利となった。非正規職員に、年末年始勤務手当、扶養手当などを支給しないのは不合理である と認められたからだ。基本給や退職金は「仕事の対価」として会社の裁量権が強い一方、手当は働く上での経費的な性質が強く、裁量を主張しにくいことが明暗を分けた。

定年で痛感した「退職金ゼロ」の過酷

 正社員と同等にかかる費用に、非正社員ゆえに差が付けられるという不合理が正されたことは大きな前進だ。だが、これらの訴訟が注目されたのは、正規と同じ仕事を担い続けても貧困から抜け出せないような「仕事の対価のあり方」が、見過ごせないほど大きな歪みを生んでいたからではなかったのか。メトロコマース訴訟原告の一人、後呂良子さん(66)の体験は、その過酷さを浮かび上がらせる。

 後呂さんは、1年有期の契約を何度も更新し、正社員の平均勤続年数を上回る13年間、地下鉄売店の販売員として働き続けてきた。同じ売店販売員の正社員より所定内労働時間は15分長く、それでも月収は手取り13万円程度だった。その半分近くが家賃で消え、光熱費や食費などを払えばほとんど残らない。消費税が上がったときは食費を削るしかなく、栄養不足で仕事中に倒れたこともある。

 退職金はないのに契約更新の上限年齢は正社員と同じ65歳とされ、2020年3月に「定年」となって失職した。

 定期収入がなくなった退職後、前年分の収入を基準に社会保険料や住民税の請求がどっと来た。普通はここで退職金の出番となるが、それがない。たまたまコロナ禍で給付された10万円の特別定額給付金は、これらの支払いと家賃に消えた。低賃金で貯蓄できず、退職金もない。「その怖さを『定年』で痛感した」。

 
会社側の主観を優先

 高裁でいったんは認められた退職金は、なぜ最高裁では否定されたのか。

 高裁判決はメトロ訴訟で、退職金の「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」について、正社員の4分の1を支給するとした。だが最高裁判決は、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目した。

 大阪医科薬科大学でも、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目し、原告ら「アルバイト」と同じ短期雇用の契約社員には賞与を支給していた点については十分に説明しないまま、「不合理とまでは言えない」とした。

 仕事の実態より、目的という「会社側の主観」を優先したことになる。

 「正社員としての職務を遂行し得る人材」とされてしまえば、対象は正社員以外にあり得ず、「その確保・定着が目的」とされれば「やった仕事」は関係ない。非正社員がどんなに優れた功績を達成したとしても、支給対象にはならないわけだ。

基幹業務の同一性は無視

 また、今回は「小さな違い」を拡大し、「基本的な同一」は無視、という手法も特徴的だ。メトロ訴訟では、「代務業務」(休暇や欠勤で不在の働き手の補充)や「エリアマネージャー業務」は正社員だけの業務として非正社員とは職務内容が違うとされ、一方、「売店での販売」というもっとも基幹的な業務の同一性については考慮の外に置かれたからだ。

 配置転換の範囲についても、正社員は配置転換があるが非正社員は「勤務場所の変更」はあっても業務内容が変わらないから同一ではない、とされた。どこか「ご飯論法」を思い起こさせる言い回しだ。

 これらについてはさすがに、裁判官の一人から、「少数意見」が出た。売店業務に従事する正社員と非正社員の職務の内容や変更の範囲に「大きな相違はない」こと、退職金には「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」もあること、などから、高裁の4分の1支給は支持するという意見だった。

 政府の「働き方改革」は「同一労働同一賃金」を約束し、労契法20条をベースに「パートタイム有期雇用労働法」が4月から施行された。ここでは、違いの度合いに応じた「均衡待遇」に努めることがうたわれている。少数意見はここに配慮したともみられる。

 大阪医科薬科大学判決でも同様の読み替えが目立ち、加えて郵政訴訟では認められた有給の病気休暇も、「(原告の働き方は)長期雇用を前提とした勤務を予定しているものとはいい難い」として認められなかった。無給の病休をもらっても働き手はゆっくり療養できない。この制度を活用するには有給が極めて大切だが、そうした働き手の差し迫った必要性は顧みられなかった。 

「非正規は世帯主に扶養されている女性」という架空の想定

 今回の判決の大きな問題点は、日本の労働市場の問題点の解決をさらに遅らせてしまいかねないことだ。

 原告敗訴については、コロナ禍の下で企業の紛争増加に配慮したのではとの見方もあり、判決でも、事情によっては不合理ということもありうると断っている。非正規への退職金や賞与はなくていいとしたものではないことは確かだ。

 だが、会社の主観の重視の手法は、働き手の実態を覆い隠す機能を果たし、どんなに頑張っても待遇改善がない「身分としての非正規」を固定化しかねない。

 日本の非正規の極端な待遇の低さは、「非正規は世帯主の夫に扶養されている女性」だから、低賃金でもセーフティネットが弱くても困らない、という架空の想定から来ている。だが実際には、非正規女性のうち「配偶者」は57.5%にすぎず(2014年、総務省『統計Today No.97』)、「配偶者」だとしても、男性の賃金水準の低下の中、その収入が家計を支える度合いは大幅に増している。

 また、メトロ訴訟の法廷で会社側は「契約社員はセカンドキャリア」と主張し、原告らを「侮辱の上塗り」と激怒させた。原告らは、その仕事で生活を支え、販売業務の基幹労働力となってきたにもかかわらず、低賃金でも困らない引退後の働き手とされたからだ。

 本来の同一労働同一賃金には、このような特定の労働者への偏見を突き崩し、仕事の価値に見合った評価を獲得できる「差別是正装置」が必要だ。

ILO型職務評価システムと産業別労組

 欧米では、企業横断型の産業別労組を通じ、どの労働者でも同じ仕事は同じ値段でなければ売らないという抵抗線を張ることで、賃金の切り崩しを防いだ。

 また米国では1960年代に高揚した公民権運動などを背景に「女性やマイノリティの仕事は安くていい」とする賃金差別を防ぐため、第三者機関が職務を分析してその度合いを点数化することで異なる仕事の価値も比較できる「同一価値労働同一賃金」の手法が生み出された。それが欧州にも広がり、ILO推奨の職務分析評価として国際基準にもなっている。こうした点数化の仕組みがあれば、度合いの違いに沿った均衡待遇が容易になる。

 今回の判決での均衡待遇無視について、メトロ訴訟で被告側意見書を書いた大内伸哉・神戸大教授は、(1)労契法20条には仕事を定量化する規定がないため、度合いに応じて待遇を決める均衡待遇は難しく、(2)そんな中で、「均衡待遇の実現は司法でなく当事者が交渉で決めていくべきだとするのが最高裁のメッセージだ」(2020年11月12日付「日本経済新聞」)として、判決を評価している。

 だがここでは、非正社員は「当事者交渉」が難しいからこそ司法救済を求める、という基本的な事実が忘れられている。非正規は短期雇用であるため、交渉を求めたり労組を結成したりすると次の契約を打ち切られてしまうハンディがある。司法はそんな中で、最後の砦なのだ。

 とすれば、必要なことは、むしろILO型の国際的職務分析の導入を目指すことではないのか。日本でも2001年、男女賃金差別訴訟で専門家による客観的職務分析をもとに職務が異なる男女を比較し、原告女性が勝利した「京ガス事件」地裁判決の例もあり、不可能ではない。

 また、欧米の例からもわかるように、同一労働同一賃金は個別企業の枠を超えた産業別労組による横断的な賃金決定方式の方が実現しやすい。「当事者交渉」を進めたいなら、そうした労組の結成を後押しする手もある。ところがいま、そうした産別労組の労働基本権を抑圧するかのような判断が司法によって出されつつある。

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%81%8C%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%89%8B%E3%82%92%E7%B4%A0%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9E%8B%E5%90%8C%E4%B8%80%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%90%8C%E4%B8%80%E8%B3%83%E9%87%91-%E3%81%A8%E8%B2%A7%E5%9B%B0/ar-BB1cpeNT?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/889.html#c2

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
1. 中川隆[-8712] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:21:04 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[10]
ドイツの作家

カフカの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/372.html

ミヒャエル・エンデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/846.html

シルビオ・ゲゼルの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/922.html


オーストリアの作家
ホーフマンスタールの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/637.html

▲△▽▼

ドイツの思想家

マルクスがイギリスで共産主義を考えた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/891.html

グローバリズムというのはファシズムだった
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/117.html

新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html

マルクス史観はどこが間違っていたのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/775.html

マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html

ニーチェの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/335.html

アドルフ・ヒトラーの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/374.html

ミラン・クンデラ 『存在の耐えられない軽さ』_ 参考資料 _ 舊約聖書 傳道之書
『ツァラトゥストラ』重さの霊
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/550.html

サルはなぜサルか 1 _ 白人崇拝がタイ人を猿にした
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/396.html

なぜ人を殺してはいけないのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/426.html

ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/375.html

アインシュタインの意外な正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/585.html

▲△▽▼

スイスの心理学者
カール・グスタフ・ユングの世界

ヨブへの答え – 1988/3/11
C.G. ユング (著), 林 道義 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A8%E3%83%96%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%AD%94%E3%81%88-C-G-%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/4622012189

キリスト教とユング _ グノーシスってなに? 
http://www.j-phyco.com/category5/entry62.html

欧米人の恋愛は性的倒錯の一種
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/200.html

独占インタビュー 元弟子が語るイエス教団「治療」の実態!!
01. 中川隆 2010年7月11日 奇跡は奇跡では無かった話
ユングに易を伝えた宣教師・ヴィルヘルム
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/605.html#ctop

リヒアルト・ヴィルヘルムと易
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/606.html

他人には絶対に知られたくない秘密って沢山あるよ _ フロイトが妄想だと信じた近親相姦の話はすべて事実だった
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/418.html

オーディオ・オタクの性格 _ ユング性格学概説
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1044.html

秦氏は本当にユダヤ人なのか?
「集合的無意識」という概念
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/414.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c1

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
2. 中川隆[-8711] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:21:39 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[11]
オランダの画家

レンブラントの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/363.html

モンドリアンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/616.html


オーストリアの画家
エゴン・シーレの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/356.html

スイスの画家
パウル・クレーの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/357.html

▲△▽▼
▲△▽▼

ドイツの映画
ローベルト・ヴィーネ カリガリ博士 Das Cabinet des Dr. Caligari (1920年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/275.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c2

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
3. 中川隆[-8710] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:22:59 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[12]
ドイツ・オーストリアの作曲家

バッハ 『マタイ受難曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/827.html

バッハ シャコンヌを聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/438.html

YouTube で聴くシャコンヌの名盤
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/439.html

バッハ : ストコフスキー編曲集
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/925.html

▲△▽▼

『パッヘルベルのカノン』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/920.html

グルック オペラ 『オルフェオとエウリディーチェ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/833.html

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 交響曲 第100番ト長調「軍隊」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/877.html  

▲△▽▼

モーツァルト 魔笛 ・ドン・ジョヴァンニ を聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/559.html

モーツァルトで本当にいいのは 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」だけ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/815.html

モーツァルト 歌劇「魔笛」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/816.html

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/817.html

モーツァルト 『レクイエム』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/839.html

モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/975.html

クールな音楽家モーツァルト
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/820.html

ブルーノ・ワルター _ モーツァルトの名盤
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/832.html


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c3

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
4. 中川隆[-8709] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:23:36 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[13]

ベートーヴェンの真実 _ ベートーヴェンは何故お金に困る様になったのか?
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/569.html

ベートーベン ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 作品31−3 _ 何故この曲だけこんなに人気が有るのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/680.html

ベートーヴェン 『交響曲第9番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/838.html

ベートーヴェン 『交響曲第8番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/844.html

ベートーヴェン 『交響曲第7番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/845.html

ベートーヴェン 『交響曲第6番 田園』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/846.html

ベートーヴェン 『交響曲第5番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/841.html

ベートーヴェン 『交響曲第4番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/849.html

ベートーヴェン 『交響曲第3番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/843.html

ベートーヴェン 『交響曲第2番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/850.html

ベートーヴェン 『ミサ・ソレムニス』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/837.html

ベートーヴェン オペラ 『フィデリオ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/836.html

ベートーヴェン 『フィデリオ序曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/855.html

ベートーヴェン 『レオノーレ序曲 第2番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/853.html

ベートーヴェン 『レオノーレ序曲 第3番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/854.html

ベートーヴェン 『エグモント序曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/851.html

ベートーヴェン 『コリオラン序曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/852.html

▲△▽▼

ウェーバー オペラ 『魔弾の射手』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/834.htm

シューベルト 『未完成交響曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/856.html

シューベルト 『交響曲 ハ長調 D 944 』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/857.html

シューベルト 劇付随音楽 『ロザムンデ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/858.html

シューベルト 『軍隊行進曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/859.html

シューベルト 『弦楽五重奏曲 ハ長調 D956』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/860.html

▲△▽▼

メンデルスゾーン 交響曲 『スコットランド』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/894.html

ロベルト・シューマン 交響曲第4番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/895.html


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c4

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8708] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:24:11 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[14]

ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/811.html

ワーグナー 舞台祝典劇 「ニーベルングの指輪」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/812.html

ワーグナー 楽劇「パルジファル」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/813.html

ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/375.html

アドルフ・ヒトラーが愛したワーグナーのゲルマン神話の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/374.html#c1

▲△▽▼

ブルックナーの作品は日本の男のためにある _ 日本でのブルックナー人気は宇野功芳のカリスマ評論が唯一の原因
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/684.html

ドイツ人にしか理解できないブラームスが何故日本でこんなに人気が有るのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/681.html

ヨハネス・ブラームス 『4つの厳粛な歌』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/869.html

ヨハネス・ブラームス 『雨の歌 Regenlied ・ 余韻 Nachklang』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/870.html

ヨハネス・ブラームス 『5つの歌曲 Op.105-2 我が まどろみ はますます浅くなり』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/871.html

ブラームス 『ドイツ・レクイエム』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/840.html

ブラームス最晩年のクラリネット曲に秘められたメッセージとは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/434.html

ブルッフ 『スコットランド幻想曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/935.html

▲△▽▼

グスタフ・マーラー 『アダージェット』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/882.html

グスタフ・マーラー 『大地の歌』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/887.html

グスタフ・マーラー 交響曲第9番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/885.html

グスタフ・マーラー 交響曲第10番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/892.html

マーラー ピアノロールで自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/699.html

▲△▽▼

ヨハン・シュトラウス 2世 オペレッタ 『こうもり』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/879.html

ヨハン・シュトラウス 2世 『皇帝円舞曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/878.html

リヒャルト・シュトラウス 『薔薇の騎士』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/881.html

指揮者 リヒャルト・シュトラウス (1864年6月11日 - 1949年9月8日)_ 大作曲家が名指揮者だった時代
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/700.html


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c5

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
6. 中川隆[-8707] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:24:33 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[15]

アルノルト・シェーンベルク _ 最初期の『浄められた夜』は素晴らしかったのに何であんな風になっちゃったの?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/714.html

シェーンベルク 自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/698.html

ベルクのヴァイオリン協奏曲は何度聴いても理解不能なんだけど、本当にみんな感動してるの?(強い疑い)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/710.html

ピエール・ブーレーズ 「シェーンベルクは死んだ。ウェーベルン万歳」 _ 100年も前の作曲家 ウェーベルンが何故今でも現代音楽なのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/711.html

名指揮者 アントン・ウェーベルン、 ベルク ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」を指揮する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/702.html

ハンス・プフィッツナー Violin concerto opus 34
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/417.html  

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c6

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
7. 中川隆[-8706] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:25:05 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[16]
20世紀初めはこういう時代だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/612.html

世紀末のヨーロッパは芸術も文学も思想も爛熟し絶頂に達した時代
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/632.html

ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/375.html

アドルフ・ヒトラーが愛したワーグナーのゲルマン神話の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/374.html#c1

ウィーン・フィルはナチスに迎合してきた歴史をずっと隠し続けている
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/642.html

20世紀初めにはヴァイオリンも今とは比較にならない上品、甘美、哀切な音色で鳴っていた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/652.html

19世紀のピアノの音色は今より美しかった、ピアノは大きな音が出せればいいという物じゃない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/683.html

手廻し蓄音機 と Sogaphon で聴くSP録音の CD復刻盤
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/433.html

マーラー(1860年7月7日 - 1911年5月18日) ピアノロールで自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/699.html

指揮者 リヒャルト・シュトラウス (1864年6月11日 - 1949年9月8日)_ 大作曲家が名指揮者だった時代
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/700.html

シェーンベルク (1874年9月13日 - 1951年7月13日)自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/698.html

名指揮者 ウェーベルン(1883年12月3日 - 1945年9月15日)、 ベルク ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」を指揮する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/702.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c7

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
8. 中川隆[-8705] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:25:35 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[17]
ドイツ・オーストリアの指揮者

フランツ・シャルク (1863 – 1931)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/684.html

フェリックス・ワインガルトナー(1863年6月2日 - 1942年5月7日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/685.html

宇野功芳 ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)と我が音楽人生
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/529.html

宇野功芳の音盤棚 unauの無能日記
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1080.html

ブルーノ・ワルター _ モーツァルトの名盤
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/832.html

ユダヤ人は性格が悪い _ 大指揮者ブルーノ・ワルターの場合
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/640.html

ブルーノ・ワルター オペラ名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/295.html

カール・シューリヒト(1880年7月3日 - 1967年1月7日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/690.html

ヘルマン・アーベントロート(1883年1月19日 - 1956年5月29日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/689.html

オットー・クレンペラー(1885年5月14日 - 1973年7月6日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/691.html

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/118.html

フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) _ ベートーヴェン名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/162.html

作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?_宇野功芳 樂に寄す
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html

ナチス時代のフルトヴェングラーは一体何を考えていたのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/639.html

Wilhelm Furtwängler site by shin-p
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/

Kenichi Yamagishi's Web Site
http://classic.music.coocan.jp/index.htm

ハンス・クナッパーツブッシュ (1888年3月12日 - 1965年10月25日)研究
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/644.html

syuzo's Homepage,Kna-Club, ハンス・クナッパーツブッシュ研究
http://www.kna-club.com/

Hans Knappertsbusch Concert Records(English)Until 1940New!
http://kna-club.com/knawiki-en/

クナッパーツブッシュ (1888年3月12日 - 1965年10月25日)の生涯
http://kna-club.com/html/modules/knapedia/

クレメンス・クラウス(1893年3月31日 - 1954年5月16日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/692.html

カール・ベーム (1894年8月28日 - 1981年8月14日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/197.html

隠された履歴:第三帝国のカール・ベーム(1894年8月28日 - 1981年8月14日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/641.html

ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908年4月5日 - 1989年7月16日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/198.html
 
巨匠神話 だれがカラヤン (1908年4月5日 - 1989年7月16日)を帝王にしたのか
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/645.html

ギュンター・ヴァント (1912年1月7日 - 2002年2月14日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/217.html

クルト・ザンデルリング (1912年9月19日 - 2011年9月18日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/283.html

カルロス・クライバー (1930年7月3日 - 2004年7月13日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/234.html

▲△▽▼

オランダの指揮者

ウィレム・メンゲルベルク(1871年3月28日 - 1951年3月22日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/687.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c8

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
9. 中川隆[-8704] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:26:05 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[18]
ドイツ・オーストリアの室内管弦楽団

アドルフ・ブッシュ (1891年8月8日 - 1952年6月9日)室内管弦楽団
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/679.html

カール・ミュンヒンガー (1915年5月29日 - 1990年3月13日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/179.html

カール・リヒター(1926年10月15日 - 1981年2月15日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/178.html

ニコラウス・アーノンクール (1929年12月6日 - 2016年3月5日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/949.html

ウィーン八重奏団 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/231.html

▲△▽▼

オランダの室内管弦楽団
トン・コープマン (1944年10月12日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/239.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c9

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
10. 中川隆[-8703] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:26:35 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[19]
ドイツ・オーストリアのヴァイオリニスト

フリッツ・クライスラー(1875年2月2日 - 1962年1月29日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/667.html

アドルフ・ブッシュ (1891年8月8日 - 1952年6月9日) (協奏曲)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/680.html

アドルフ・ブッシュ (独奏曲)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/659.html

アドルフ・ブッシュ (室内楽)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/677.html

アンネ=ゾフィ・ムター (1963年6月29日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/151.html


▲△▽▼
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ドイツ・オーストリアの弦楽四重奏団

クリングラー弦楽四重奏団
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/662.html

ロゼ弦楽四重奏団
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/663.html

ブッシュ弦楽四重奏団
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/664.html

バリリ弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/212.html

ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/211.html

アルバン・ベルク弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/213.html

ハーゲン弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/216.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c10

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
11. 中川隆[-8702] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:27:05 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[20]
ドイツ・オーストリアのピアニスト

ブラームス (1833年5月7日 - 1897年4月3日)自作自演 幻のピアノ録音 ノイズを取り除き現代に蘇る ♪
https://www.youtube.com/watch?v=yo6lY_ctavU&feature=emb_err_woyt
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/164.html#c1

マーラー(1860年7月7日 - 1911年5月18日) ピアノロールで自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/699.html

アルトゥル・シュナーベル (1882年4月17日- 1951年8月15日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/184.html

エリー・ナイ (1882年9月27日 - 1968年3月31日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/299.html

ベーゼンドルファーを弾くヴィルヘルム・バックハウス(1884年3月26日 - 1969年7月5日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/706.html

エトヴィン・フィッシャー (1886年10月6日 - 1960年1月24日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/240.html

ヴァルター・ギーゼキング (1895年11月5日 - 1956年10月26日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/241.html

ヴィルヘルム・ケンプ (1895年11月25日 - 1991年5月23日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/242.html

ヴィルヘルム・ケンプは本当にベヒシュタインを弾いていたのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/707.html

▲△▽▼

ドイツのオルガニスト

アルベルト・シュヴァイツァー (1875年1月14日 - 1965年9月4日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/953.html

ヘルムート・ヴァルヒャ(1907年10月27日 – 1991年8月11日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/180.html

カール・リヒター (1926年10月15日 - 1981年2月15日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/237.html


オランダのチェンバリスト
グスタフ・レオンハルト (1928年5月30日 - 2012年1月16日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/235.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c11

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
12. 中川隆[-8701] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:27:41 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[21]
オーストリアのクラリネット奏者

レオポルト・ウラッハ (1902年2月17日 - 1956年5月7日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/167.html


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ドイツ・オーストリアの女性歌手

ロッテ・レーマン (1888年2月27日 - 1976年8月26日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/232.html

エリーザベト・シューマン (1888年6月13日 - 1952年4月23日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/919.html

エルナ・ベルガー (1900年10月19日 - 1990年6月14日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/918.html

エリーザベト・シュヴァルツコップ (1915年12月9日 - 2006年8月3日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/920.html

クリスタ・ルートヴィヒ (1928年3月16日 - )名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/928.html

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ドイツ・オーストリアの男性歌手

レオ・スレザーク (1873-1946) 名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/911.html

ハインリヒ・シュルスヌス (1888年8月6日 - 1952年6月18日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/912.html

ゲルハルト・ヒュッシュ (1901年2月2日 - 1984年11月21日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/913.html

ハンス・ホッター (1909年1月19日 - 2003年12月6日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/189.html

フィッシャー=ディースカウ (1925年5月28日 - 2012年5月18日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/914.html

ペーター・シュライアー (1935年7月29日 - 2019年12月25日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/940.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c12

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
13. 中川隆[-8700] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:28:10 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[22]
ドイツのオーディオ

ドイツの音とは何か?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/447.html

ドイツの音楽、ドイツの音、そして世界の音
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/433.html

ドイツのスピーカー
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/112.html

ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html

粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/456.html

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/479.html

超高性能で激安なシーメンス・コアキシャルスピーカーが音楽ファンに全然人気が無い理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/310.html

シーメンス・コアキシャルスピーカー _ 超高性能で激安なんだけど使いこなせるかな?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/943.html

ドイツの小型の家庭用安物スピーカーは何故あんなに音がいいのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/512.html

German Physiks 友の会
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1036.html 

3万円のドイツ製プロ用パワーアンプ thomann S-75mk2 と数百万円のハイエンドアンプとでは電源ケーブルを変えた位の差しか出ない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html

Burmester _ プレーヤー、アンプ、スピーカーはもちろん、、オーディオラックまで作ってしまう超高級セット・コンポーネント
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1028.html  

ドイツ OCTAVE社の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/946.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c13

[近代史5] 北欧の歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8699] koaQ7Jey 2021年1月02日 13:50:48 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[23]
>>2に追記

デンマークの歌手
ラウリッツ・メルヒオール (1890年3月20日 - 1973年3月19日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/926.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/473.html#c5

[近代史4] 同一労働同一賃金というのは、平均賃金以下の賃金しか払えない中小企業は市場から退場してもらうというもの 中川隆
1. 中川隆[-8698] koaQ7Jey 2021年1月02日 14:15:54 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[24]
2020年06月18日
政府の救済から漏れた非正規、日本経済の時限爆弾

安倍麻生政権は非正規労働者を「いつでもクビにできる人間以下の生き物」として扱ってきた。
その結果が6年間経済成長マイナス(世界の成長率と比較して)


正規と非正規の不況格差

厚生労働省によるとコロナ関連の失業者は6月12日時点で2万4660人、これはハローワークで給付申請や求職手続きした人数に過ぎない。

実際の失業者はこの10倍や100倍に達している可能性があるが、このうち約54%が非正規雇用だった。

非正規雇用は雇用保険の条件を満たしていない場合が多いので、把握できない非正規の割合はもっと高い筈です。


正社員は失業すると雇用保険を申請するが、非正規は「どうせ貰えない」ので申請せず統計から漏れるのです。

政府のやることはすべてこの調子で、コロナ対策の持続可給付金も高所得者にだけ有利な制度でした。

所得水準に関係なく「売上や収入が50%以上減少した者」にしたので、最初から低所得だった人が2割減少しても給付は受けれない。


一方で半減しても十分な収入があるのに、5割減の人は年100万円を受け取る事ができる。

正社員の平均給与は男性400万円前後だが、非正規は150万円から200万円以下が大半となっています。

非正規労働者が手取り年収200万円を超えるのはほとんど不可能で、企業にとって安い労働力なので何年働いても給料は増えません。

非正規を人間扱いしない日本政府と企業

最初に十分な収入があった人と、最初から足りない人を一律5割減で救済としたところに、コロナ支援の落とし穴がある。

政府はフリーターや個人事業主に、政策金融公庫などを通じて無利子融資をし、これで十分だとしている。

だが政策金融公庫など政府系融資はそもそも個人事業主は門前払いだし、フリーターなど門にすら入れてもらえない。


9割以上の個人は申請しても審査で落とされるので、救済にもなにもなっていません。

日本企業は非正規をいつでも解雇出来て法律を守らず雇用できる労働者と考えており、労働条件もない場合が多い。

実際には雇用しているのに雇用関係がないかのように偽装し、役所は見て見ぬふりをしている。


かなり前に某牛丼屋でバイトをしていた人が、風邪で休みたいと連絡したところ契約義務違反で賠償金を請求すると脅された。

ワンオペで有名になった某牛丼屋はバイトを個人事業者との請負契約のようにして、労働基準法を守っていませんでした。

某牛丼屋の社長は逮捕されることもなく今も優雅に暮らしていて、今もバイトは日本の法律の外で生きている。


安倍首相は毎年のように上場企業に「ボーナスや賃上げ」を要請してきたが、そんなのを受け取ってるのは全労働者の1割に過ぎません。

これのどこが法治国家で資本主義国だろうか

http://www.thutmosev.com/archives/83218123.html  

2. 中川隆[-8713] koaQ7Jey 2021年1月02日 12:15:30 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[9] 報告
▲△▽▼
労働裁判が働き手を素通りするとき。「日本型同一労働同一賃金」と貧困
ハーバー・ビジネス・オンライン 2021/01/02
 2020年、同一労働同一賃金、労働基本権、マタハラ問題と、働き手の根幹にかかわる労働事件をめぐる裁判所の判決が相次いだ。新型コロナの感染拡大で働き手の貧困化が深刻化する中、働き方を改善する判断が出るかどうかに期待が集まった。

 だが、それらは、働き手の現実を素通りし、靴の上から足をかくような乖離を感じさせた。裁判とはそういうもの、とも言えるかもしれない。だが、それらがなぜこれほど労働現場と離れてしまっているのか。コロナ禍で失業した働き手がこの1年で8万人近くにのぼったと報じられるいま、3回にわたって考えてみた。

非正規労働者には退職金も賞与も認められなかった

 2020年10月13日、メトロコマースと大阪医科薬科大学の労働契約法20条訴訟の最高裁判決が言い渡された。メトロコマースは契約社員が、大阪医科薬科大学は非正規職員が、正規との待遇格差是正を求めて起こした訴訟だったが、基本給は判断の対象にされず、非正規に初めて退職金(メトロ訴訟)と賞与(大阪医科薬科大)を認めた高裁判決も覆された。

 同月15日の郵政訴訟最高裁判決では、手当の格差是正を求めた原告の全面勝利となった。非正規職員に、年末年始勤務手当、扶養手当などを支給しないのは不合理である と認められたからだ。基本給や退職金は「仕事の対価」として会社の裁量権が強い一方、手当は働く上での経費的な性質が強く、裁量を主張しにくいことが明暗を分けた。

定年で痛感した「退職金ゼロ」の過酷

 正社員と同等にかかる費用に、非正社員ゆえに差が付けられるという不合理が正されたことは大きな前進だ。だが、これらの訴訟が注目されたのは、正規と同じ仕事を担い続けても貧困から抜け出せないような「仕事の対価のあり方」が、見過ごせないほど大きな歪みを生んでいたからではなかったのか。メトロコマース訴訟原告の一人、後呂良子さん(66)の体験は、その過酷さを浮かび上がらせる。

 後呂さんは、1年有期の契約を何度も更新し、正社員の平均勤続年数を上回る13年間、地下鉄売店の販売員として働き続けてきた。同じ売店販売員の正社員より所定内労働時間は15分長く、それでも月収は手取り13万円程度だった。その半分近くが家賃で消え、光熱費や食費などを払えばほとんど残らない。消費税が上がったときは食費を削るしかなく、栄養不足で仕事中に倒れたこともある。

 退職金はないのに契約更新の上限年齢は正社員と同じ65歳とされ、2020年3月に「定年」となって失職した。

 定期収入がなくなった退職後、前年分の収入を基準に社会保険料や住民税の請求がどっと来た。普通はここで退職金の出番となるが、それがない。たまたまコロナ禍で給付された10万円の特別定額給付金は、これらの支払いと家賃に消えた。低賃金で貯蓄できず、退職金もない。「その怖さを『定年』で痛感した」。

 
会社側の主観を優先

 高裁でいったんは認められた退職金は、なぜ最高裁では否定されたのか。

 高裁判決はメトロ訴訟で、退職金の「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」について、正社員の4分の1を支給するとした。だが最高裁判決は、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目した。

 大阪医科薬科大学でも、「正社員としての職務を遂行し得る人材の確保やその定着を図るなどの目的」に注目し、原告ら「アルバイト」と同じ短期雇用の契約社員には賞与を支給していた点については十分に説明しないまま、「不合理とまでは言えない」とした。

 仕事の実態より、目的という「会社側の主観」を優先したことになる。

 「正社員としての職務を遂行し得る人材」とされてしまえば、対象は正社員以外にあり得ず、「その確保・定着が目的」とされれば「やった仕事」は関係ない。非正社員がどんなに優れた功績を達成したとしても、支給対象にはならないわけだ。

基幹業務の同一性は無視

 また、今回は「小さな違い」を拡大し、「基本的な同一」は無視、という手法も特徴的だ。メトロ訴訟では、「代務業務」(休暇や欠勤で不在の働き手の補充)や「エリアマネージャー業務」は正社員だけの業務として非正社員とは職務内容が違うとされ、一方、「売店での販売」というもっとも基幹的な業務の同一性については考慮の外に置かれたからだ。

 配置転換の範囲についても、正社員は配置転換があるが非正社員は「勤務場所の変更」はあっても業務内容が変わらないから同一ではない、とされた。どこか「ご飯論法」を思い起こさせる言い回しだ。

 これらについてはさすがに、裁判官の一人から、「少数意見」が出た。売店業務に従事する正社員と非正社員の職務の内容や変更の範囲に「大きな相違はない」こと、退職金には「長年の勤務に対する功労報償の性格を有する部分」もあること、などから、高裁の4分の1支給は支持するという意見だった。

 政府の「働き方改革」は「同一労働同一賃金」を約束し、労契法20条をベースに「パートタイム有期雇用労働法」が4月から施行された。ここでは、違いの度合いに応じた「均衡待遇」に努めることがうたわれている。少数意見はここに配慮したともみられる。

 大阪医科薬科大学判決でも同様の読み替えが目立ち、加えて郵政訴訟では認められた有給の病気休暇も、「(原告の働き方は)長期雇用を前提とした勤務を予定しているものとはいい難い」として認められなかった。無給の病休をもらっても働き手はゆっくり療養できない。この制度を活用するには有給が極めて大切だが、そうした働き手の差し迫った必要性は顧みられなかった。 

「非正規は世帯主に扶養されている女性」という架空の想定

 今回の判決の大きな問題点は、日本の労働市場の問題点の解決をさらに遅らせてしまいかねないことだ。

 原告敗訴については、コロナ禍の下で企業の紛争増加に配慮したのではとの見方もあり、判決でも、事情によっては不合理ということもありうると断っている。非正規への退職金や賞与はなくていいとしたものではないことは確かだ。

 だが、会社の主観の重視の手法は、働き手の実態を覆い隠す機能を果たし、どんなに頑張っても待遇改善がない「身分としての非正規」を固定化しかねない。

 日本の非正規の極端な待遇の低さは、「非正規は世帯主の夫に扶養されている女性」だから、低賃金でもセーフティネットが弱くても困らない、という架空の想定から来ている。だが実際には、非正規女性のうち「配偶者」は57.5%にすぎず(2014年、総務省『統計Today No.97』)、「配偶者」だとしても、男性の賃金水準の低下の中、その収入が家計を支える度合いは大幅に増している。

 また、メトロ訴訟の法廷で会社側は「契約社員はセカンドキャリア」と主張し、原告らを「侮辱の上塗り」と激怒させた。原告らは、その仕事で生活を支え、販売業務の基幹労働力となってきたにもかかわらず、低賃金でも困らない引退後の働き手とされたからだ。

 本来の同一労働同一賃金には、このような特定の労働者への偏見を突き崩し、仕事の価値に見合った評価を獲得できる「差別是正装置」が必要だ。

ILO型職務評価システムと産業別労組

 欧米では、企業横断型の産業別労組を通じ、どの労働者でも同じ仕事は同じ値段でなければ売らないという抵抗線を張ることで、賃金の切り崩しを防いだ。

 また米国では1960年代に高揚した公民権運動などを背景に「女性やマイノリティの仕事は安くていい」とする賃金差別を防ぐため、第三者機関が職務を分析してその度合いを点数化することで異なる仕事の価値も比較できる「同一価値労働同一賃金」の手法が生み出された。それが欧州にも広がり、ILO推奨の職務分析評価として国際基準にもなっている。こうした点数化の仕組みがあれば、度合いの違いに沿った均衡待遇が容易になる。

 今回の判決での均衡待遇無視について、メトロ訴訟で被告側意見書を書いた大内伸哉・神戸大教授は、(1)労契法20条には仕事を定量化する規定がないため、度合いに応じて待遇を決める均衡待遇は難しく、(2)そんな中で、「均衡待遇の実現は司法でなく当事者が交渉で決めていくべきだとするのが最高裁のメッセージだ」(2020年11月12日付「日本経済新聞」)として、判決を評価している。

 だがここでは、非正社員は「当事者交渉」が難しいからこそ司法救済を求める、という基本的な事実が忘れられている。非正規は短期雇用であるため、交渉を求めたり労組を結成したりすると次の契約を打ち切られてしまうハンディがある。司法はそんな中で、最後の砦なのだ。

 とすれば、必要なことは、むしろILO型の国際的職務分析の導入を目指すことではないのか。日本でも2001年、男女賃金差別訴訟で専門家による客観的職務分析をもとに職務が異なる男女を比較し、原告女性が勝利した「京ガス事件」地裁判決の例もあり、不可能ではない。

 また、欧米の例からもわかるように、同一労働同一賃金は個別企業の枠を超えた産業別労組による横断的な賃金決定方式の方が実現しやすい。「当事者交渉」を進めたいなら、そうした労組の結成を後押しする手もある。ところがいま、そうした産別労組の労働基本権を抑圧するかのような判断が司法によって出されつつある。

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%81%8C%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%89%8B%E3%82%92%E7%B4%A0%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9E%8B%E5%90%8C%E4%B8%80%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%90%8C%E4%B8%80%E8%B3%83%E9%87%91-%E3%81%A8%E8%B2%A7%E5%9B%B0/ar-BB1cpeNT?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1124.html#c1

[近代史4] 新自由主義の世界 中川隆
2. 中川隆[-8697] koaQ7Jey 2021年1月02日 14:17:45 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[25]
80年代に新自由主義政策の先鞭をつけたイギリスのサッチャーは「社会などというものはない」といってのけました。それは戦後のイギリスにおける福祉国家体制を解体していくにあたって、また鉄道や水道、電話、航空、石炭といった社会インフラを担ってきた国営企業を民営化して市場原理にゆだね、照応して労働法制の規制緩和、社会保障制度の縮小を進めるにあたって、徹底的な個人の自己責任を強調する新自由主義の哲学を象徴する言葉でした。露骨に翻訳すると、「社会にすがりつくのではなく、自己責任で生きていけ!」というものです。
 第二次大戦後の資本主義の相対的安定期が行き詰まりを迎えるなかで、80年代以後にレーガン、サッチャー、中曽根らが実行し、今日に至るも引き継がれてきた新自由主義――。それは人、モノ、カネの国境に縛られぬ往来や、多国籍金融資本による各国の規制にとらわれない金融活動を推進し、グローバリゼーションの要となってきました。各国で、公営だったものが民営へと切り替わり、公共性のともなう社会的機能がみなビジネスの具にされ、巨大な資本が暴利を貪る市場へと開放されてきました。水や食料(種子等)など、人々の生命に関わる分野も例外ではありませんでした。

 さらに、そうしたビジネスを展開しやすくするために、8時間労働の実現をはじめ、資本主義の登場以来、労働者が長年の闘いによって勝ち得てきた諸々の権利も規制緩和が進みました。米ソ二極構造が崩壊し、社会主義陣営も変異・変質して「資本主義の勝利」が叫ばれるなかで、対抗する政治勢力や労働者の拠るべき組織が弱体化したり崩壊していくこととセットで、巨大資本による遠慮を知らぬ社会の私物化が始まりました。

 日本国内を見てもいまや派遣労働という現代の奴隷制が横行し、そのもとで少子高齢化を迎えて労働力人口が縮小すると、今度はより安価な外国人労働者を引っ張ってくる始末です。社会全体の未来や展望、人間そのものの再生産、国家としての計画的な運営などお構いなしに、みな株主や資本の都合に社会を従え、その最上段に金融資本が君臨して主人公を気取っています。その結果、必然的に貧富の格差は増大してきました。

◇      ◇

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、こうした新自由主義のもとでは人々は生きていけないことを鮮明に映し出しました。経済活動が窒息し、世界中が混乱を極めて人、モノ、カネの往来が停滞することによって、各国では恐慌突入ともいえる局面があらわれました。失業や倒産、廃業の危機が連鎖するなかでしわ寄せは末端に押しつけられ、暮らしがままならないなかで自殺者の増大も深刻なものとなっています。すべての対応を自己責任にゆだねたからです。例えコロナに感染しなくとも、自粛によって誰しもが何らかの影響を被り、社会の構成員一人一人の困窮が回り回って社会全体に波及していく様を、この一年わたしたちは目の当たりにしてきました。

 そこで問われているのは、それこそ「社会」とは誰のために存在し、国家は誰のために機能しなければならないのかです。主人公をはき違えた社会運営を是正しないことには、世の中の圧倒的多数を占める人々の暮らしが成り立たないことは歴然としています。コロナ禍において自己責任にゆだねて人間の暮らしを脅かせば、最終的には社会の存立基盤そのものが揺らぐのも現実なのです。

 「社会」とは、人間が集まって生活を営む集団であり、その構成員たちが相互に連関しあいながら、それぞれの役割や専門的要職を果たすことで誰かを支え、また支えられて成り立っていることをコロナ禍は教えました。医師や看護師がいなければ医療をまともに受けられず、学校が機能しなければ子どもたちは学ぶこともできません。物流を担う運送・輸送労働者がいなければ食料や物資は社会の隅々に行き渡らず、コロナだからといって電気、ガス、水道といったライフラインが滞れば暮らしは成り立ちません。農業、漁業といっても生産者がいなければ人々は食事にもありつけません。街の飲食店がなければ食文化もつなぐことができず、居酒屋がなければほんの少しの憂さ晴らしや付き合い、親睦を深めることも叶いません。スーパーがなければ食料の買い出しもできません。まだまだあります。そのように、みんなの仕事がみんなのために機能し、社会生活が成り立っているのです。

 自粛という我慢に耐えるなかで、日頃から社会を縁の下で支えているエッセンシャルワーカーに光が当たりましたが、こうした一人一人の労働こそが、人間が集まって生活を営む集団、すなわち社会を支えていること、その力なしにはいかなる人間の集まりも存続しえないことを教えました。それぞれに存在価値があり、社会的有用性に応えることで一つのパーツとして機能していること、人と人とのつながりによって世の中は動き、協同の力が支えていることについて、改めて考えさせられるものがあります。社会の主人公は人間そのものであり、その人間の暮らしが疫病によって脅かされているならば、国家が当たり前の営みとしてしっかり補償や手当をすることが、回り回って社会を守ることにつながるはずです。

◇      ◇

 実社会は恐慌さながらでありながら、株価は異様なる高騰を続け、相変わらず金融界だけは雲の上でバブルに踊っています。リーマン・ショックを上回る景気後退に直面するや、各国の中央銀行が当時よりもさらに異次元の金融緩和を実施し、市場にマネーを注ぎ続けたからに他なりません。こうして実体経済との乖離は極限まで進み、金融資本主義のプレイヤーたちは国家や社会に思いっきり寄生しています。国家からドーピング注射を受けたマネーを独り占めして、握りしめて離さないのです。そのカネを社会全体の利益のために吐き出させるというのは、特に乱暴な話ではないはずです。

 新自由主義を代表する哲学を単純化すると「今だけ、カネだけ、自分だけ」という言葉に尽きますが、そうではなく、社会にとっての必要性、人々が暮らしていくために必要なことが第一に優先される社会にすること、国家がそのために機能するという当たり前の営みをとり戻すことが、コロナ後の社会の在り方に違いありません。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19656
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/916.html#c2

[近代史5] オランダ・ドイツ・オーストリアの歴史と現代史 中川隆
14. 中川隆[-8696] koaQ7Jey 2021年1月02日 14:47:57 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[26]
オランダの画家

レンブラントの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/363.html

フィンセント・ファン・ゴッホの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/345.html

モンドリアンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/616.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/475.html#c14

[番外地7] フランソワ・エティエンヌ 名演集 中川隆
2. 2021年1月02日 17:19:57 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[27]
仏のクラリネットの名手エティエンヌのモーツァルト:クラリネット協奏曲/クラリネット五重奏曲
2018-04-05
https://blog.goo.ne.jp/lp_2010/e/26532b7f113956e8670c34ef49c9b7d7

モーツァルト:クラリネット協奏曲
        :クラリネット五重奏曲

クラリネット:フランソワ・エティエンヌ

指揮:モーリス・エウィット

管弦楽:エウィット室内管弦楽団

弦楽四重奏:ヴェーグ弦楽四重奏団

録音:1941年(クラリネット協奏曲)/1952年(クラリネット五重奏曲)

発売:1969年

LP:東芝音楽工業 AB‐8089

 クラリネットは、その音色が何か人々の郷愁を呼び覚まし、一度聴き始めるとなかなか忘れがたい印象をリスナーに与える管楽器だ。モーツアルトは交響曲でもクラリネットを巧みに取り入れ、効果を上げているが、クラリネットを使った協奏曲や室内楽でも傑作を残している(とは言え、モーツァルト自身はあまりクラリネットは好きではなかったという)。

それが今回のLPレコードのクラリネット協奏曲とクラリネット五重奏曲であり、現在に至るまで、それぞれを代表する名曲として、現在でもコンサートなどでもしばしば取り上げられている。そして、これまでこの2曲は数多く録音されてきたが、その原点とも言うべきものが、LPレコード初期に発売された、このフランスのクラリネットの名演奏家フランソワ・エティエンヌが遺した録音であった。

録音は、クラリネット協奏曲が1941年(SPレコード)、クラリネット五重奏曲が1952年と第二次世界大戦を跨いだ時期に当る。このためクラリネット協奏曲の音質は良いとは言えないものの、今聴いても鑑賞には差し支えはない。それより、演奏内容が極上の出来であり、聴いている間中、音質などは気にならない。

ジャック・ランスローなど、フランスはこれまで優れたクラリネット奏者を輩出してきたが、フランソワ・エティエンヌは、それらの元祖というか、象徴的存在であった。

聴いてみると、クラリネットをいとも軽快に演奏することに唖然とさせられる。クラリネット協奏曲はモーツァルトが死の2カ月前に作曲した曲だけに内容が深く、しかも諦観に満ちている。そんな曲を、エティエンヌのクラリネットは、七色の音色を巧みに使い分け、奥深い曲想を、明快にリスナーの前に提示してくれる。

モーツァルト:クラリネット協奏曲で、今もって、このエティエンヌの演奏を越える演奏は、あまり見当たらない。

クラリネット協奏曲の指揮のモーリス・エウィットは、有名なカペエ弦楽四重奏団草創期からのメンバーで、エウィット室内管弦楽団を組織した。一方、クラリネット五重奏曲は、1789年に作曲された曲で、モーツァルトの室内楽の中でも傑作として知られる作品。

ここでもエティエンヌの演奏は、溌剌としていて、清々しい感情が前面に出ている演奏を繰り広げ、聴いていて思わずうっとりとさせられるほどの出来栄えとなっている。ヴェーグ弦楽四重奏団は、ブタペスト音楽院の出身者たちによって結成され、1946年「ジュネーヴ国際コンクール」で優勝し、世界的に知られたカルテットであった。(LPC)

https://blog.goo.ne.jp/lp_2010/e/26532b7f113956e8670c34ef49c9b7d7
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/194.html#c2

[近代史5] クラシック音楽 _ 伝説の名演奏家 中川隆
25. 中川隆[-8695] koaQ7Jey 2021年1月02日 17:50:32 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[28]
>>2 に追記

フランスのヴァイオリニスト

現代の人にはほとんど忘れられたフランス楽派の巨匠ブーシュリ (29 March 1877 – 1 April 1962)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/544.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/401.html#c25

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
1. 中川隆[-8694] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:39:30 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[29]

世紀末のヨーロッパは芸術も文学も思想も爛熟し絶頂に達した時代
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/632.html

20世紀初めはこういう時代だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/612.html

第一次大戦がヨーロッパを変えた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/629.html

ヒトラー対フランスの民主主義 _ ドイツ軍が侵攻した日、フランス政府は有給休暇などを巡る対立で機能していなかった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/852.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c1

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
2. 中川隆[-8693] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:40:58 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[30]
フランスの作家
カミュの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/427.html


ベルギーの作家
メーテルリンクの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/636.html


▲△▽▼

フランスの映画

黒いオルフェ(1959) ORFEU NEGRO, BLACK ORPHEUS
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/612.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/261.html

クロード・ルルーシュ 『男と女』(Un homme et une femme)
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/142.html

世界を変えた映画 『エマニエル夫人』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/655.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/249.html

マリオ・バーヴァ 『白い肌に狂う鞭』 1963年 イタリア/フランス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/668.html

アントニオ・マルゲリーティ 『幽霊屋敷の蛇淫』 1964年 伊=仏
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/675.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c2

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
3. 中川隆[-8692] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:41:40 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[31]
フランスの美術

ドラクロワの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/360.html

ロダンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/361.html

セザンヌの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/362.html

ポール・ゴーギャンの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/346.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c3

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
4. 中川隆[-8691] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:42:21 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[32]
フランスの作曲家

クープラン ; チェロとピアノのための演奏会用小品
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/926.html

ベルリオーズ 『幻想交響曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/916.html

ビゼー 『カルメン』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/909.html

ビゼー 『アルルの女』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/910.html

サン=サーンス 『動物の謝肉祭 白鳥』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/911.html

ジュール・マスネ 『タイスの瞑想曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/951.html

マスネ 『エレジー』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/954.html

ガブリエル・フォーレ 『夢の中に』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/912.html

フォーレ自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/161.html#c1

ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」をもって現代音楽が始まった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/809.html

ドビュッシー 歌劇「ペレアスとメリザンド」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/819.html

ドビュッシー自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/160.html#c2

モーリス・ラヴェル 『亡き王女のためのパヴァーヌ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/897.html

ラヴェル 自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/703.html

ラヴェル 組曲「鏡」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/976.html

プーランク オーボエとピアノのためのソナタ FP185
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/924.html

メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/967.html

ピエール・ブーレーズ 「シェーンベルクは死んだ。ウェーベルン万歳」 _ 100年も前の作曲家 ウェーベルンが何故今でも現代音楽なのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/711.html

▲△▽▼

ベルギーの作曲家
セザール・フランク 『前奏曲・コラールとフーガ 』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/915.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c4

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8690] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:42:46 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[33]
20世紀初めにはヴァイオリンも今とは比較にならない上品、甘美、哀切な音色で鳴っていた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/652.html

19世紀のピアノの音色は今より美しかった、ピアノは大きな音が出せればいいという物じゃない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/683.html

清貧の音楽ファンには音楽はわからない _ フランス人だけがヤマハから美しい音色が出せる理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html

仏オペラ歌手、業界セクハラ「沈黙のおきて」破る 本番中の被害告発
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1018.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c5

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
6. 中川隆[-8689] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:43:19 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[34]
フランスの指揮者

ピエール・モントゥー(1875年4月4日 - 1964年7月1日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/693.html

デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880年9月17日 - 1965年2月14日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/695.html

シャルル・ミュンシュ(1891年9月26日 - 1968年11月6日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/697.html

ピエール・ブーレーズ(1925年3月26日 - 2016年1月5日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/177.html

▲△▽▼

ベルギーの指揮者
アンドレ・クリュイタンス (1905年3月26日 - 1967年6月3日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/944.html

スイスの指揮者

エルネスト・アンセルメ(1883年11月11日 - 1969年2月20日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/696.html

シャルル・エドゥアール・デュトワ(1936年10月7日 - ) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/192.html

▲△▽▼

フランスの室内管弦楽団

ジャン=フランソワ・パイヤール (1928年4月12日 - 2013年4月15日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/226.html

ベルギーの室内管弦楽団
ルネ・ヤーコプス (1946年10月30日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/182.html

スイスの室内管弦楽団
ミシェル・コルボ (1934年2月14日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/238.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c6

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
7. 中川隆[-8688] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:44:20 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[35]
フランスのヴァイオリニスト

現代の人にはほとんど忘れられたフランス楽派の巨匠ブーシュリ (29 March 1877 – 1 April 1962)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/544.html

ジャック・ティボー (1880年9月27日 - 1953年9月1日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/675.html

カザルス・トリオ (コルトー・カザルス・チボー)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/665.html

ジネット・ヌヴー (1919年8月11日 - 1949年10月28日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/169.html

クリスチャン・フェラス (1933年6月17日 - 1982年9月14日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/203.html

▲△▽▼

ベルギーのヴァイオリニスト
ウジェーヌ・イザイ(1858年7月16日 - 1931年5月12日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/672.html


▲△▽▼
▲△▽▼

フランスのチェリスト
ピエール・フルニエ (1906年6月24日 - 1986年1月8日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/946.html

フランスのハープ奏者
リリー・ラスキーヌ (1893年8月31日 - 1988年1月4日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/948.html

フランスのクラリネット奏者
フランソワ・エティエンヌ (1901 - 1970) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/194.html

▲△▽▼

フランスのフルート奏者

マルセル・モイーズ (1889年5月17日 - 1984年11月1日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/245.html

ジャン=ピエール・ランパル (1922年1月7日 - 2000年5月20日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/246.html

スイスのフルート奏者
オーレル・ニコレ (1926年1月22日 - 2016年1月29日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/930.html

▲△▽▼

スイスのオーボエ奏者
ハインツ・ホリガー (1939年5月21日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/931.html


▲△▽▼

スイスの歌手
シャルル・パンゼラ (1896年2月16日 – 1976年6月6日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/917.html


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c7

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
8. 中川隆[-8687] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:44:51 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[36]
フランスのピアニスト

クロード・ドビュッシー(1862年8月22日 - 1918年3月25日)自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/160.html#c2

ラヴェル (1875年3月7日 - 1937年12月28日)自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/703.html

アルフレッド・コルトー(1877年9月26日 - 1962年6月15日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/183.html

清貧の音楽ファンには音楽はわからない _ フランス人だけがヤマハから美しい音色が出せる理由 _ コルトー名演集
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c8
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c34

ヨウラ・ギュラー (1895 - 1980) を発見 _ 運命の出会い? それとも…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/433.html

サンソン・フランソワ (1924年5月18日 - 1970年10月22日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/937.html

エリック・ハイドシェック (1936年8月21日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/154.html

エレーヌ・グリモー (1969年11月7日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/150.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c8

[近代史5] ベルギー・フランス・スイスの歴史と現代史 中川隆
9. 中川隆[-8686] koaQ7Jey 2021年1月02日 18:45:51 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[37]
フランスとスイスのオーディオ


フランスの音を聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/863.html


▲△▽▼

スイスのスピーカー

Acustik-Lab Stella Opus | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12254678241.html?frm=theme

Acustik Lab Bolero Nuvo | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12231351022.html?frm=theme

Acustik-Lab Stella Harmony | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12228504869.html?frm=theme

▲△▽▼

スイスのアンプ

ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html

ゴールドムンドのトランジスターアンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/483.html

禁断のKRELL トランジスターアンプの記事
過去の使用歴 アンプ編 【最新版】|禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12071618740.html

プリアンプのナンバーワンは、
FM Acoustics FM155

パワーアンプのナンバーワンは、
FM Acoustics FM411

FM ACOUSTICSの記事(39件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html

GOLDMUNDの記事(6件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10082924104.html

フランス YBAのプリアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12243161564.html?frm=theme

YBA3α preamp mm
https://ameblo.jp/507576/entry-12198537970.html?frm=theme

YBA1α preamp mm 到着
https://ameblo.jp/507576/entry-12243627260.html?frm=theme

YBA1α preamp mm
https://ameblo.jp/507576/entry-12243994549.html?frm=theme

YBA1α preamp mmのメンテナンス♪
https://ameblo.jp/507576/entry-12247883827.html?frm=theme

YBA1α preamp mmのメンテナンス終了!
https://ameblo.jp/507576/entry-12248385662.html?frm=theme

OLD YBAの感想
https://ameblo.jp/507576/entry-12250113805.html?frm=theme

福井県 オーディオスペースコアさん訪問記♬ 禁断のKRELL 2019年08月10日
https://ameblo.jp/507576/entry-12503714818.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/476.html#c9

[近代史5] ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8685] koaQ7Jey 2021年1月02日 19:21:48 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[38]
ギリシャ・イタリアの演奏家


イタリアの指揮者
アルトゥーロ・トスカニーニ(1867年3月25日 - 1957年1月16日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/686.html


イタリアのヴァイオリニスト
ジョコンダ・デ・ヴィート (1907年7月26日 - 1994年10月14日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/205.html


▲△▽▼


イタリアのピアニスト

フェルッチョ・ブゾーニ (1866年4月1日 - 1924年7月27日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/333.html

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ (1920年1月5日 – 1995年6月12日 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/244.html


▲△▽▼


イタリアの歌手

エンリコ・カルーソー (1873年2月25日 - 1921年8月2日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/916.html

レナータ・テバルディ (1922年2月1日 - 2004年12月19日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/925.html

チェーザレ・シエピ (1923年2月10日-2010年7月5日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/915.html

ミレッラ・フレーニ (1935年2月27日 - 2020年2月9日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/922.html

ルチアーノ・パヴァロッティ (1935年10月12日 - 2007年9月6日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/943.html


▲△▽▼


ギリシャの歌手

マリア・カラス (1923年12月2日 - 1977年9月16日)名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/924.html

アグネス・バルツァ (1944年11月19日 - )名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/921.html


http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/469.html#c5

[近代史5] 東欧の歴史と現代史 中川隆
3. 中川隆[-8684] koaQ7Jey 2021年1月02日 19:45:44 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[39]
ルーマニアの演奏家

ルーマニアのヴァイオリニスト

ジョルジェ・エネスク (1881年8月19日 - 1955年5月4日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/670.html

ジョルジェ・エネスク 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/202.html

ローラ・ボベスコ (1921年 8月 9日 - 2003年 9月 4日) 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/171.html

▲△▽▼

ルーマニアのピアニスト

クララ・ハスキル (1895年1月7日 - 1960年12月7日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/935.html

ディヌ・リパッティ (1917年3月19日 - 1950年12月2日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/933.html

▲△▽▼

ルーマニアの歌手
イレアナ・コトルバシュ (1939年6月9日 - )名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/923.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/471.html#c3

[近代史5] 東欧の歴史と現代史 中川隆
4. 中川隆[-8683] koaQ7Jey 2021年1月02日 19:51:47 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[40]
ポーランドの演奏家

ポーランドのヴァイオリニスト

ブロニスラフ・フーベルマン(1882年12月19日 - 1947年6月15日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/666.html

ヘンリク・シェリング (1918年9月22日 - 1988年3月3日 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/204.html

▲△▽▼

ポーランドのピアニスト

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ (1860年11月18日 - 1941年6月29日) _ 才能はともかくオーラだけは凄い
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/432.html

クリスティアン・ツィマーマン名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/907.html

▲△▽▼

ポーランドのチェンバロ奏者
ワンダ・ランドフスカ名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/947.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/471.html#c4

[近代史5] 東欧の歴史と現代史 中川隆
5. 中川隆[-8682] koaQ7Jey 2021年1月02日 19:58:34 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[41]
ハンガリーの演奏家

ハンガリーの指揮者
ニキシュ (1855年10月12日 - 1922年1月23日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/688.html

▲△▽▼

ハンガリーのヴァイオリニスト

ヨーゼフ・ヨアヒム(1831年6月28日 - 1907年8月15日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/674.html

ヨーゼフ・シゲティ(1892年9月5日 - 1973年2月19日)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/669.html

ヨーゼフ・シゲティ 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/201.html

▲△▽▼

ハンガリーの弦楽四重奏団

レナー弦楽四重奏団
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/660.html

レナー弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/120.html

タカーチ弦楽四重奏団名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/215.html

▲△▽▼

ハンガリーのピアニスト

バルトーク(1881年3月25日 - 1945年9月26日)自作自演
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/154.html#c1

リリー・クラウス (1903年4月3日 - 1986年11月6日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/934.html

アンダ・ゲーザ (1921年11月19日 - 1976年6月14日)名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/152.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/471.html#c5

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
236. 中川隆[-8681] koaQ7Jey 2021年1月02日 20:28:28 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[42]
JR北海道・四国、経営破綻危機…救済に税金2千億円投入、JR東日本との経営統合論も
https://biz-journal.jp/2021/01/post_200237.html
2021.01.02 06:00 文=編集部 Business Journal


JR北海道の車両『スーパー北斗9号』(「Wikipedia」より/DAJF)

 JR北海道とJR四国の20年4〜9月期の連結決算は過去最大の赤字となった。JR北海道の最終赤字は149億円(前年同期は3億8800万円の赤字)。新型コロナウイルス感染拡大で旅客が低迷した。売上高にあたる営業収益は519億円で前年同期比39.2%減となった。JR四国の最終赤字は53億円(同12億円の黒字)。営業収益は115億円にとどまり、同54.4%の大幅な減収だ。鉄道のほかホテルの利用客が減ったことが響いた。

 両社は経営安定基金の運用益を営業外利益として計上することによって、これまで経常黒字を維持してきたが、両社とも赤字に転落した。国土交通省と北海道は20年12月12日、JR北の経営問題をめぐり鈴木直道知事や同社の島田修社長、北海道運輸局の加藤進局長らが参加する会議を北海道庁内で開いた。国交省の上原淳鉄道局長は「この2年間の措置をもう一歩進めたかたちで支援策の充実・強化を図っていきたい」と述べ、21年度以降も財政支援を続ける考えを表明した。

 国はJR北に年200億円規模の支援をしている。19、20年度で計400億円を支援した。20年度(21年3月末)で期限が切れるはずだったが、支援の期間や金額は今後調整し、年明けの通常国会に関連法案を提出する。会議にはオブザーバーとして同社が公的支援を前提に維持を検討する8区間の代表を務める道内8市の市長やJR貨物の真貝康一社長も出席した。鈴木知事が就任した19年以降、国やJR北がそろって経営問題を議論するのは初めてだった。

 人口の減少が全国の鉄道会社の収益を圧迫している。なかでもJR北が運営する23区間すべてが6年連続の営業赤字。鉄道からバスへの転換などで採算改善を急ぐ。そこに新型コロナウイルスの感染拡大が直撃し、旅行客は激減。JR北は存亡の危機に立たされた。

 JR四国は18区間のうち17区間で営業赤字。西牧世博社長は「閑散線区をどうするかという議論を始めざるを得ない」と述べ、不採算路線の存廃を含めて検討する必要性に言及。「5年以内に、『(議論を)始めませんか』との問いかけをする必要がある」とした。西牧社長は「未曽有の危機」との認識を示している。

 JR四国は今期中に5カ年の中期経営計画を公表する。経常黒字を目標としていた20年3月期が20億円の赤字となり、国交省から指導を受けたことを踏まえての中経である。同社は鉄道施設を沿線自治体などが保有する「上下分離方式」の導入の是非を含め、協議を進めている。JR四国は2011年度〜20年度の10年間で600億円の財政支援を受けている。

■「三島会社」の苦難

 JR九州の青柳俊彦社長は20年5月に初めて20線区の収支を公表した際に、「どうすれば鉄道網を維持できるのか、沿線自治体にも知恵を出してもらいたい」と強調した。赤字額をさらけ出すことで鉄道維持に向けた沿線自治体との議論の糸口を見つけたかったのだろう。

 実際にJR九州は豪雨被害で寸断された北九州市と大分県を結ぶ日田彦山線の一部区間にBRT(バス高速輸送システム)を導入することで合意した。BRTは東日本大震災の大津波で損傷した東北の一部路線の復旧に使われた。しかし、鉄路とバスでは運べる人数や利便性が大きく異なる。鉄路をなくす決断を地元の自治体や企業に納得してもらうことは容易ではなかった。それでも津波の被害を受けた地域は人口が大幅に減少し、鉄路を復旧しても採算が合う可能性は極めて低かったから実現した。

 JR九州はJR北、JR四国とは違って株式を上場している。鉄道以外の商業施設の運営やマンションの建設など不動産事業に活路を見いだそうとして、株式公開に踏み切った。上場企業になれば、株主の「もっと利益を」とのシビアな要求に応えなければならなくなる。

 JR北、JR九州、JR四国は「三島会社」と呼ばれる。「三島会社」はJR東日本、JR東海、JR西日本に比べて経営基盤が脆弱だ。赤字路線のバス路線への転換の問題はこの3社に限った話ではない。JR西日本は18年に広島県三次市と島根県江津市を結んでいた三江線を廃止し、バス転換した。廃線区間は108キロに及び、本州では最長のバス路線となった。

 経営が厳しいところにコロナ禍が追撃した。もはや「三島会社」にとって鉄道によるローカル線網維持が「聖域」ではなくなった。

 JR北とJR四国の破綻が現実味を帯びてきた。当面、両社の経営破綻を回避しなければならない。JR北は最終的にはJR東日本と経営統合するか、JR東日本の子会社としてスリム化を徹底して生き残りを図るしかないという議論もある。JR四国の受け皿はJR西日本が有力とみられているが、JR東海やJR九州に共同出資を仰ぎ新会社を設立し、JR西日本、東海、九州の連合体がJR四国を支えるという構図も考えられる。

「JR東日本、西日本にも、それぞれのお家の事情があり、すんなりと支援が決まることはない。上場しており、株主の目もあり、利益の相反は許されない。JR北、JR四国を支援することについては徹底的に反対するだろう」(運輸業界幹部)

 それでも倒産を回避することが国家的な命題なら協力せざるを得ないだろう。JR東海はリニア中央新幹線を開通させなければならないため、政府・自民党から強く要請されれば、なんらかの協力をすることになる。

■JR北に1200億円、JR四国に1000億円支援

 政府はJR北海道に2021年度からの3年で総額1302億円の支援を行う。政府が全面出資する独立法人、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が追加出資する。JR四国には5年間で、同じように1025億円を支援する。JR四国は老朽化した工場設備の投資や業務の効率化のためのデジタル投資に充当する。

 赤羽一嘉国土交通相が20年12月25日に支援を表明した。21年3月に期限を迎える旧国鉄債務処理法の改正案を1月召集の通常国会に提出する。2社は独立行政法人からの債務を、新たに発行する株式に振り替えるデット・エクイティ・スワップ(DES、債務の株式化)を行う。金融機関に支払う利子の補給と、あわせて財務のテコ入れをする。JR北の青函トンネル、JR四国の本四連絡橋の維持費用も鉄道機構が負担する。未上場のJR貨物についても3年間で138億円を無利子で融資する。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c236

[リバイバル3] 大阪 飛田遊郭 _ やり手ばばぁ がまだ現役でおわします  江戸時代みたい 中川隆
49. 2021年1月02日 20:32:10 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[43]
《大阪に残る“さいごの色街”》飛田新地に行った男の告白「日本に江戸時代が残っていた」「おねえさんは白い襦袢に着替えて……」
井上 理津子 2021/01/02

 知る人ぞ知る大阪市西成区の歓楽街「飛田新地」も2020年コロナ禍に見舞われた。

 飛田新地料理組合では4月から6月まで加盟店約160店を休業。2019年のG20大阪サミットの時期にも営業を自粛したが、長期休業は異例だ。現在ではコロナ対策をとりながら営業を再開しているが、コロナ以前の状況とは変わってしまったことも多いだろう。

 色街・飛田新地は秘密のベールに包まれた街ゆえにその窮状が大きく報じられることはないが、そこには懸命に生きる人々が確かに存在している。

 ノンフィクションライターの井上理津子氏は12年に渡ってこの街を取材し、2011年に上梓した名著「 さいごの色街 飛田 」(筑摩書房、現在は新潮文庫に収録)で彼らの姿を活写している。その一部を抜粋し、転載する(転載にあたり一部編集しています。年齢・肩書等は取材当時のまま)。(全4回の1回目)

飛田新地の通り。左右には女性が性的なサービスをする「料亭」が軒を連ねている 撮影/黒住周作©

◆◆◆

「ちょっとだけ上がって行ってえや。ハタチやで」
 男たちが歩いている。覗き込んでいる。曳き手のおばさんと何やらしゃべっている……。

 はじめのうち、正視できなかった光景が、通ううちに目を背けずに見ることができるようになってきた。

「おにいさん、遊んでって」

 に、聞こえないふりをする男。ちらっと見てかぶりを振り、通り過ぎる男もいる。しかし、圧倒的多数は足をとめる。1軒、2軒と通り過ぎた男も、何軒か先で必ず足をとめる。

「いや、また」

 と、上がり框にちょこんと座ったおねえさんに目をやる。何が、いやまたなのだ、と思いながら、耳を澄ます。

「ちょっとだけ上がって行ってえや。ハタチやで」

 ほんとかな。25でも30でもハタチと言うんじゃないの? と私は心の中で1人つっこむ。

「ほんまやで、正真正銘のハタチやで」と、曳き手のおばさんが重ねて言い、「なぁ」と相づちを求めると、胸の谷間が丸見えのピンクのドレスを着たおねえさんが上目遣いに微笑んで大きくうなずく。と、あやうく乳房まで見えそうになり、女の私ですらぞくっとする。ヌードより過激だ。

「なんぼ」

 男が訊くと、曳き手おばさんは男においでおいでをする。男が開け放たれた戸口の中に入る。おばさんは男とひそひそと話し、そして玄関先の壁を指差す。壁に、印刷された料金表があるのだ。おねえさんはずっと微笑み続けている。

 そこまでいくと、商談成立となり靴を脱いで上がる確率60%、不成立40%くらいだろうか。ネクタイもノーネクタイも、作業衣にズック靴の男もいる。

 通りをぐるぐると歩き回っているのは、アタッシュケースを持った銀行員風2人づれだ。尾行してみる。

「もうちょっと向こうまで行ってみようか」

「うん、いっぱい見てから決めよ」

 決めるって、モノじゃないよ生身の人間なんだよ。と言ってやりたいが、ぐっと我慢してテキの尾行を続ける。

「にいちゃん、にいちゃん……」

 と、曳き手おばさんから声がかかれど、彼らはなかなか入らない。でも、明らかに物色している。さすが銀行員、慎重なのか。2人一緒に10分近く歩き回った末、1人ずつ別々の店に吸い込まれていった。

ネクタイに作業服……飛田を行き交う”普通の男たち”
 なんとまあ、と私は思う。今どき、こんなところに来るのは、特殊な男だと思っていたのに、そうではなかった。いかにも恋人いません、独身です、相手がいなくて困っていますといった雰囲気の男などほとんどいない。相当な年配者や遊び人風がちらほら混ざっているものの、ほとんどは「教育費と住宅ローンかかえています」と顔に書いたような一般サラリーマンふう。そう、普通の男たちが往来しているのが飛田なのだ。

 とすると、私の周りの普通の男たちも、飛田のお客である可能性も高い。私はあの町で見た男たちの姿を知人に置き換えてみる。

 行きつ戻りつ歩いていた男は、ライター仲間のS君を彷佛させる。ハタチのおねえさんのところに入っていった男は、広告代理店のUさん風。あの銀行員風2人づれの1人は、ご近所のKさんのおつれあいにさも似たり。遊び人風ベルサーチ男は、建築家のOさんを思い起こす。

 つまり、仮に私の知り合いが飛田のお客だとしても、なんら不思議でないということだ。ならば、まず、そういう人を見つけだして聞いてみようと思った。女の客は上がれない「料亭」の中がどんな造りなのか、どんなシステムなのか、実際のところ料金はいくらなのかも聞きたい。

 聞きやすそうな男友達に次々と声をかけた。会う機会のない人にはメールをした。

「飛田の取材をしているんだけど、誰かあなたの知り合いで、飛田で遊んだことのある人知らない? 匿名でいいから、経験談を聞かせてくれる人を紹介して」と。

「あなた」は飛田で遊んだことがあるかとは聞かずに「あなたの知り合い」のことを聞くことにしたのは、親しき仲にも礼儀ありと思ったからだが、面白いことに、男友達たちは訊かれてもいないのに、まず「僕は」を語りだした。

 ちなみに、「僕は」の話は決まって、「飛田はすごいところ。最初に界隈を通った時、昔にタイムスリップしたような雰囲気にびっくり仰天した」という意味のことを言った上で、

「風俗は嫌いだ」

「恋愛のプロセスなしにイタしたいとは思わない」

 などと言うのだった。そう、みな、自分は風俗は苦手だ、飛田には行かないと申告するのである。特段「あなた」の意見を訊いていないのに。制度そのものを問う、「女性差別そのものじゃないですか」という発言は、20代後半から30代前半の3人から聞いた。

 ともあれ、そういった「僕は」と否定的な話をしたあと、必ずと言っていいほど、

「そういえば、あいつが飛田に行ったという話を聞いたことがあるなぁ。連絡してみようか」

 と相成る。ありがたい。そして、連絡をとってもらうと、かなりの確率で「話してもいいと言っている」という返事が返ってくる。こうして、意外に容易く、飛田フリークの男たちにヒアリングすることができた。

「疲れ切っている時って、そういう気分になる」
 最初に会ったのが、在阪のテレビ局に勤めるAさん(28歳=2001年当時。以下同じ)。友人が紹介してくれ、電話で連絡がついたその日、飛田の取材を始めるにあたって、匿名で体験話を聞きたいのですが、と切り出すと、

「よかったら1時間後、7時半に」

 と話は早かった。夜半からロケに出る、しばらく忙しくなるけど今なら時間をつくれますからとのことで、さっそく会うことができた。テレビ局内の喫茶ルームで会ったその人は、こういっちゃ何だがなかなかハンサムで、いかにも好青年。制作担当という仕事柄だろうか、聞きにくいことを聞いてもさほど躊躇せずに答えてくれた。

――初めて飛田に行ったのは?

「2年前です。徹夜の仕事が終わってめちゃめちゃ疲れていた時に、先輩2人に誘われたんですね。疲れ切っている時って、そういう気分になるじゃないですか」

――第一印象は?

「聞いてはいたけど、今の日本に江戸時代が残っていた。すごいカルチャーショックでした。ドキドキして……」

――どんなふうに店を決めたんですか。

「付近に車をとめ、心細いので先輩2人と一緒に物色しながら少し歩いてから、『1時間後に車のところで』と帰りの待ち合わせを決めて1人になったんです。最初は、“なにげに、ただ道を通っているだけです”の顔をして歩いたんですが、長髪で清潔感があり、すれていない、僕の好みのビジュアルの女の子が座っている店があったので、思いきって入りました」

 ウエイター氏がコーヒーを運んで来ると、しばらく話は中断する。隣席に聞こえないかと気にし、声をひそめながらも続けて答えてくれる。急な質問に、こんなふうに的を射た答え方をできる人はそういないと私は思う。

 以下、彼の言葉の要約である。

 靴を脱いで「料亭」に上がり、おねえさんに案内されて階段を上がって2階の部屋へ。

6畳〜8畳くらいの和室。女性が白い襦袢に着替えて……
 部屋は6畳〜8畳くらいの和室。雨戸が閉まっていて、午前中なのに薄暗い。敷き布団の上にミッキーマウスの絵柄のバスタオルが置いてあった。掛け布団はなく、ほかに室内にあったのは、ちゃぶ台と座布団2枚だけ。

「ちょっと待っといてくださいね」

 と、おねえさんはいったん退室したが、すぐにお茶と煎餅を持って部屋に戻って来た。黄色いドレスから白い襦袢に着替えていた。さすがプロ、着替えるのが早いなぁと妙なことに感心する。

「20分か30分か、どちらにします?」

 とおねえさん。とっさに「20分」と答える。先輩から「20分、1万5000円」(当時)と予め聞いていたからだ。じゃあ、とおねえさんがすぐに目覚まし時計を20分後にセットしたのにはちょっと驚いた。

「よく来られるんですか」

「いえ、初めてです」

「大阪の人ですか」

「そうです」

「今日、お仕事は?」

「ええまあ」

 聞き上手だなぁと思った。緊張を少しずつほぐしてくれる。広島か九州か、語尾に訛りを感じたが、出身を聞くのはタブーと思ってやめた。自分より少し上っぽい年齢も聞きたいが、印象を悪くしたくないのでこれも口をつぐむ。こちらからも何か話しかけなければ。

「勤めて、もう長いんですか」

「いえ、知り合いの紹介で来て、半年くらいです」

 ぷつんと話が途切れる。沈黙。

「じゃあ、時間がないから始めましょうか」

 おねえさんは、にっこりとそう言って、やおら襦袢の前をはだけにかかる。

 あ、自分も脱がなければ。

「あの〜、全部脱いでいいんですか」

と、へんてこな質問に、おねえさんは、

「はい、どうぞ」

 このあたりからは、さすがにこの人も話しづらそうな雰囲気になってきた。その後の行為とは、つまりそういうことだ。

飛田新地を形成する「かわい子ちゃん大通り」「青春通り」「年増大通り」《大阪に残る“さいごの色街”》 へ続く

(井上 理津子/Webオリジナル(特集班))
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B-%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AE%E8%89%B2%E8%A1%97-%E9%A3%9B%E7%94%B0%E6%96%B0%E5%9C%B0%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%91%8A%E7%99%BD-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%8C%E6%AE%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F-%E3%81%8A%E3%81%AD%E3%81%88%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E7%99%BD%E3%81%84%E8%A5%A6%E8%A2%A2%E3%81%AB%E7%9D%80%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%81%A6/ar-BB1cpAv4?ocid=msedgntp
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/328.html#c49

[近代史4] 御用学者列伝 _ 竹中平蔵 中川隆
24. 2021年1月02日 22:06:13 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[44]
竹中平蔵が財政均衡論否定さらにベーシックインカム提案?
全てはオレの金儲けのために!(三橋貴明)
2021/01/02








http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/727.html#c24
[近代史3] 日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵 中川隆
38. 中川隆[-8680] koaQ7Jey 2021年1月02日 22:07:07 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[45]
竹中平蔵が財政均衡論否定さらにベーシックインカム提案?
全てはオレの金儲けのために!(三橋貴明)
2021/01/02








http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html#c38
[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
124. 中川隆[-8679] koaQ7Jey 2021年1月02日 22:08:32 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[46]
竹中平蔵が財政均衡論否定さらにベーシックインカム提案?
全てはオレの金儲けのために!(三橋貴明)
2021/01/02








http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c124
[近代史4] 黒沢清 LOFT ロフト (日活 2005年) 中川隆
1. 中川隆[-8678] koaQ7Jey 2021年1月02日 23:53:45 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[47]
【第252回】『LOFT ロフト』(黒沢清/2006)
netfilms.jp 2015/10/19

 黒沢は2000年代に入り、『アカルイミライ』と『ドッペルゲンガー』の2本をほぼ同時に撮り終えた後、長編劇映画からおよそ2年半遠ざかる。その間に幾つかの野心溢れる短編とテレビ作品を残す。まずは『タイムスリップ』。翌年の2003年、刑事(デカ)まつりの一編として7分の短編を撮る。そして『アカルイミライ』の115分を新たに92分に編集し直したインターナショナル・ヴァージョンを公開。NHKの朗読紀行 にっぽんの名作の中の1篇『宮沢賢治 風の又三郎』を撮る。この現場では小泉今日子との出会いがあり、作曲家の大友良英とも出会っている。翌2004年、雑誌「Invitation」の確か1周年記念の企画として、浅野忠信主演で23分の短編を発表。当時「Invitation」の付録DVDに収録されていた。宝塚酒造に協賛を仰ぎ、お酒を呑む場面をPRとして入れた実験的な作品である。「Invitation」はその後残念ながら休刊している。

世界3大映画祭に招待され、カンヌでは国際批評家連盟賞を受賞したことのある黒沢も、2000年代に入り急速に変化していく映画業界の流れの中で苦戦していた。映画は果たして娯楽なのか?それとも芸術なのか?この議論は古今東西、あらゆるところで繰りかえされてきた問題だが、我々のように芸術性を尊ぶ連中がいる一方で、大ヒットする作品こそが映画なのだという流れもまた存在するのは紛れもない事実である。多くの投資家が参入し、映画はひょっとすると儲かるかもしれないということで出資者が続々集まってくる。資本主義としてはごく当たり前の流れの前で、なかなか長編劇映画が撮れない日々が続いた。

そんな黒沢に助け舟を出したのが、韓国のミロビジョンという会社だった。韓国映画よりもアート性の強い映画の製作・配給を手掛け、時には映画祭向けの作品を手掛けるこの会社から、ホラー映画としてヒットするものをという無言の圧力を感じつつ製作された。『LOFT』というタイトルは、もともとの脚本が倉庫のような屋根裏部屋のある家に越してきた主人公が、そこで死体を発見する物語から仮で名付けられていたのだが、実際には東京にはそんな場所がなかった。そこで黒沢はスランプの小説家が郊外の自然に囲まれた古い洋館に引っ越し、そこで1000年の眠りから醒めたミイラに遭遇するという物語に設定を大幅に変更する。そうして新しく出来た物語は、まるで『奴らは今夜もやって来た』や『スウィートホーム』の頃に立ち返ったかのような面白さに満ちている。

スランプに陥った芥川賞作家の春名礼子(中谷美紀)は、編集者・木島(西島秀俊)の勧めで、郊外の一軒家に引っ越すことになる。緑に囲まれた静かな環境に身をおいた礼子だったが、ある夜、一人の男がシートに包んだ人間のような物体を、向かいの建物に運び込む様子を目撃する。やがて礼子は、男は吉岡誠(豊川悦司)という大学教授で、1000年前のミイラを沼から引き上げたことを知る。

冒頭の床にもんどり打って倒れ、床を這いずり回る中谷美紀のショットがいつになく怖い。女はスランプというよりも、何か悪いものに取り憑かれているようにしか見えない。外出先でもつわりのような状態になり、その場に突っ伏して咳き込み続ける。彼女はストレスの多い都会での生活を捨て、郊外の森の中に居を求めるのである。そこは緑の森に囲まれた自然豊かな場所で、隣の家には誰も住んでいないらしい。彼女はこの自然の中で一人だけの生活を満喫するかに見えたが、夜、窓から目をやると停車した車の中から、男が人間の死体のようなものを運び出そうとしている。男の表情は見えないが、明らかに大柄で怪しい雰囲気を醸し出している。これは黒沢には珍しく、見ることと見られることの物語である。

その光景を見た瞬間から、主人公はこの男の行動を探り始める。一体何を運び込んだのか?何をするつもりなのか?磨りガラスの向こうに主人公のシルエットが一面に広がり、中から男もゆっくりとその磨りガラスに近づいていく。顔が見たいのに見えない、実体はあるのにその姿をなかなか拝むことが出来ないのは、自作『地獄の警備員』での表現の再来であろう。かつて『スウィートホーム』のエントリに、当初予定していた草稿には、古い洋館で幽霊を見た母親が、恐怖のあまり自殺してしまい、元いた幽霊と母親の幽霊の二者が幽霊として現れると書いた。結局、その草稿は資金が集まらずボツになったが、今作の安達祐実扮する幽霊とミイラの二重構造はまるでその頃の映画の断片を焼き直したようにも思えてくる。今作では『奴らは今夜もやって来た』に始まり、『スウィートホーム』や『地獄の警備員』に漂っていたクラシック・ホラーの佇まいが全開になっている。

やがて『ニンゲン合格』では感情をあまり表に出さない男を、これに続く『蟲たちの家』では妻に激しい束縛をする嫉妬深い夫を演じた西島秀俊の、爽やかな風貌の裏に隠されたとんでもない事実を目撃することになるのだが、それ以上に不可解なのは、いったい安達祐実は何度死に、何度蘇ってくるのかということである。そもそも安達祐実と1000年前のミイラとの接点や因果関係とはいったい何なのか?肝心なところがどうもはっきりとしない。

今作を無理矢理ジャンル映画の型にはめるとすれば、どこに収めるのが適当だろうか?一番多くの票が集まるのはおそらくホラー映画だろうが、途中の西島秀俊の優しい顔の裏に隠されたとんでもない事実を目撃するところは完全に猟奇ミステリーであり、中谷美紀と豊川悦司の見ることと見られることの関係性はラブ・ストーリーの要素さえ孕んでいる。そういう重層的な構造の揺らぎが物語を支えているのである。

思えばこれまでの黒沢映画において、ゆっくりとした動きというのはあまり見られなかった。森の中での彼らの振る舞いは常に全力疾走か、せいぜい早歩きであり、歩くことなどほとんどなかった。だが今作においてはヒロインである中谷美紀のゆっくりとした美しい歩き姿が何度も見える。豊川悦司も階段を駆け上がることなど一度もなく、そのゆっくりとした歩みは鈍重にさえ見える。物語の重層的な構造の中で、登場人物たちのこのゆったりとした動きは決してアクセントにはならず、どちらかと言えば映像に深く溶け込んでいくようにさえ見える。

クライマックス前に、彼らが乗り物に乗らないのも意外に思う。彼らは最初から橋の突端に立ち、まるで神の裁きを受けるような深刻さに包まれている。やがてゆっくりと引き上げられた木箱の中に、男が取り憑かれたイメージはどこにも入っていない。だからこそラスト・シーンの恐ろしい早さには心底肝を冷やした。それと共に、あぁやっぱりホラー映画だったのねという思いが浮かぶのである。

今作は35mmフィルムで撮られているが、原色の美しさの中でも特に青々とした緑の発色が際立っている。黒沢は今作で初めてカメラマンに芦澤明子を起用している。それによりロング・ショットの魅力や長回しの魔力は幾分後退したものの、明らかに色調が90年代の黒沢とはまったく違うベクトルに足を踏み出したように見える。おそらく黒沢は盟友・万田邦敏の『Unloved』の映像を観て、カメラマンを芦澤明子に決めたのだと思うが、これから先、『Seventh Code』や『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』をのぞく全ての作品で芦澤明子とコンビを組むことになる。それは新作『岸辺の旅』でも同様である。

https://note.com/compactdisco/n/n03a8900769e4
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[近代史5] 経済学の歴史、信用貨幣論、MMT 中川隆
1. 2021年1月03日 01:31:06 : WlRsmkTSXA : dXRtcGJHMUpmMVk=[48]
税金の無駄遣いという思い込み
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