4. 新共産主義クラブ[-10396] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2025年6月15日 07:52:39 : VngkEkwTYw :TOR aW1GMG9rWTZSYjY=[4]
Linux には、公開されているカーネルソースの中に、デバイスドライバを中心に、バイナリ・ブロブ(binary blob)と呼ばれる大量の解読不可能なバイナリコードが含まれていて、その中にバックドアとして使えるようなコードを忍び込ませることができることが潜在的な問題になっています。
フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation FSF)では、Linux Foundation が配布している通常の Linux Kernel とは別に、バイナリ・ブロブを完全に除去した、Linux-libre と呼ばれる Linux Kernel を配布しています。
GNU Guix の Linux Distribution には、Linux-libre の Linux Kernel が梱包されています。
◆ バイナリ・ブロブ
バイナリ・ブロブ(binary blob)とは、自由ソフトウェアコミュニティにおいて自由またはオープンソース(FOSS)なオペレーティングシステムのカーネルにロードされるオブジェクトファイルについて、公開されかつ利用可能なソースコードが存在しない場合のものを指す用語である[1]。
フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation FSF)はバイナリ・ブロブに対抗する為のキャンペーンを活発に行っている。
◆ Linux-libre
Linux-libre(リナックス・リブレ、[ˈlɪnəks ˈliːbrə])は、オペレーティングシステムカーネルで、Linuxカーネルの修正バージョンから続いているGNUプロジェクトのパッケージである[5]。
このプロジェクトの目的は、ソースコードを含まなかったり、ソースコードが難読化されていたり、プロプライエタリなライセンスの元にリリースされていたりするようなソフトウェアを全てLinuxカーネルから除去することで、完全に自由なカーネルを作ることである。
Linuxカーネルのうちソースコードがない部分はバイナリ・ブロブと呼ばれ、主にプロライエタリなファームウェアがそれに該当する。バイナリ・ブロブは通常再配布可能であるが、ユーザーによる改変や、リバースエンジニアリングは通常許可されていない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Linux-libre
◆ GNU Guix
Guix System(オペレーティングシステム)
GNU Shepherd initシステムとLinux-libreカーネルを利用しており[31][32]、GNU Hurdカーネルのサポートが開発中である[33]。